スパーティーの深山代表が描くリーダー像は「高い視座とビジネスの両輪を回せる人」【ネクストリーダー2021】

 スパーティーは日本初のパーソナライズヘアケアブランド「メデュラ(MEDULLA)」やパーソナライズスキンケアブランド「ホタル パーソナライズド(HOTARU PERSONALIZED)」などを展開し、日本の美容業界におけるパーソナライゼーションをけん引してきたビューティテック企業だ。「メデュラ」は2018年5月にローンチしてから約2年半で累計会員数30万人を突破(21年1月時点)するほど急成長。「メデュラ」で培ったノウハウを生かし、20年5月に「ホタル パーソナライズド」がデビューし、3週間で診断数1万人を記録した。19年12月には丸井グループやジンズホールディングスなどから6億円の資金調達を行い、体験型店舗やポップアップを全国の商業施設でオープンしてOMOを加速させてきた。自社ブランドに加え、パーソナライズドD2C事業のソリューションの提供も開始し、活躍の幅を広めている。そんなスパーティーの深山陽介代表を、業界を率いる次世代のリーダーをたたえる「WWD NEXT LEADERS 2021」のアドバイザーとして迎えた。深山代表が考える業界の課題や、これから業界をリードする人物像について聞いた。

WWD:今の美容業界を変えるには、何が必要と考えるか。

深山陽介スパーティー代表(以下、深山):新しいマーケティングの手法やプロダクトより、新しい仕組みこそ業界を変えると思う。それを今の時代成し遂げるには、やはりデジタルとの連携は必須。今の世の中は、ちょうどデジタル起点でリアルが再定義されていくタイミングにある。小売りで言うと、これからデジタルがますますリアル店舗のあり方を変えていくだろう。例えばナイキ(NIKE)は店舗数を大幅に減らして残った店舗を体験型店舗と位置付けたが、リアルをいわゆる“体験の場”としてとらえる仕組みや考え方が増えていくと思う。

また、ナイキのような大手は、歴史が長ければ長いほど古くから残る会社の仕組みや風習もあるだろうし、組織内のさまざまな勢力を押し切って変革をもたらすのはなかなか大変。とはいえ、コロナ禍だからこそ多少の痛みを伴っても、新しいことに挑戦する必要性を各社感じているはず。業界を変えるには、やはりその業界のトップ企業が変わらないといけない。業界リーダーの意識がどんどん変わっていって、アクションも変わっていくと業界全体も進化するし、われわれのようなスタートアップにも大きな影響を与える。だからベンチャーだけでなく、大手もこれからデジタル戦略を加速させると、日本の美容業界はもっと面白くなると思う。

そして何より大事なのは、開発した新たな仕組みが、関わる全てのプレイヤーを幸せにすること。仕組みのどこかに無理がかかっていると、一時期には良くとも、どうしても持続可能性がなくなる。消費者はもちろん、社内の人から取引先など外部の人まで、全員がハッピーな仕組みこそ業界を変えるだろう。

WWD:ファッションやビューティ企業も、最近関わる全ての人がウィンウィンの関係のエコシステムを築き始めている。

深山:そうでないと続かない、ということに気づき始めているのではないだろうか。とはいえ、日本はまだ遅れていると思う。海外では“エコ”とうたう製品やブランドは多くあるが、日本だとそこを強調しても売れなかったりする。それはおそらく、日本はベースとして幸せすぎる国で、みんな幸せに慣れきっているから。市場が高品質なもので溢れていて、それが手軽に安く手に入る。でも満たされているからこそ、人は社会に貢献したり、誰かのためになったり、慈善活動をしたくなるはずで、今後はこういった傾向が強くなると思う。

さらに言うと、これからテクノロジーがさらに進化して、AIやロボット技術も多様化すると、人間は今よりも暇になると予測する。そうなると、自分の人生の質を高められるものに対する消費の価値が上がる。それを形作るものとして、環境に良いもの、社会に貢献しているものがどんどん台頭するだろう。

WWD:そんな変革を率いる人はどんな人?

深山:個人的には、あまり正論ばかり言う人には心が引かれない。一方的に正論を言われても、人は動かない。例えばサステナビリティやフェムテックなど昨今あらゆるトピックスが話題になっているが、当たり前なことをそのまま言われるだけでは、いくら大事だと分かっていても、人はなかなか行動に移さない。いかにクリエイティブな方法で人を動かすせるパワーを持っているか。感動や楽しさで人の心を動かせるかが大事だと思う。

WWD:「メデュラ」や「ホタル パーソナライズド」でも、製品だけでなく付加価値として感動や楽しみを提供している。

深山:パーソナライズはあくまでも手段でしかなく、お客さまにとって一番は、悩まないで自分に合ったものが買えるということ。そのためパーソナライズを支える仕組みや細かなロジックの部分は(お客さまには)そこまで言わず、それより楽しい体験を提供できるように意識している。

WWD:スパーティーも事業を拡大し、チームも大きくなっているはず。これから会社のさらなる成長を率いるプレイヤーとして、どのような人材を求めるのか。

深山:まずは自身が楽しんでいて、仕組みや事業に誇りを持っている人。収益が第一義でなくなってる時代において、会社に所属する価値というのは、仲間で集まって、何か自分たちが心から楽しめる新しいことを成し遂げて、その誇りをみんなで共有できることなのではないだろうか。あとは、やはり素直で何でも吸収できるような人がいいな、と思う。結局、そういう人こそ周りを引っ張っていけるし、既存のプレイヤーに影響を与えられるだろう。

WWD:現状の美容業界の課題をどう見ているのか。

深山:やはり世界展開が大きな課題かと。日本の化粧品はまだまだ世界で戦えるし、日本独自の文化を発信する価値はあると信じている。特に今は韓国が国をあげてコンテンツや化粧品の輸出に注力していたり、中国も圧倒的にモノの質がよくなっていたりするので、これからどんどん成長すると思う。そうなるとますます日本の存在価値が下がる懸念がある。

それを変えるには、視座の高さと、ビジネスの両輪を回せるようにならないといけないだろう。社会的にはいいけれど、ビジネスとして成り立っていない事業もあれば、ものすごく儲かるけれど、社会的なイメージが悪い事業もある。今後日本のポジションを世界の中でも高めるためには、(社会的に)いいことをしてるだけでもダメだし、ビジネスとしてうまくいってるだけでもダメ。その両輪を回して世界を目指すくらいの視座の高さを持つような人に自分もなりたいし、そういう人たちがこれから台頭していけば、業界は大きく変わると思う。

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「YSL」の旗艦店1周年イベントにローラが登場 ジャパン サステナビリティアンバサダー就任を発表

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」は3 月26日、表参道ヒルズの旗艦店「イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラグシッップ ブティック」のオープン1周年を記念したトークインベントを行った。同店舗では3月26日〜4月30日まで、「YSL 表参道フ ラグシップ ブティック 1STアニバーサリー」を開催し、限定製品やサービスなどを展開する。イベントにはジャパン アンバサダーのローラが来場し、ブランド初のジャパン サステナビリティアンバサダーの兼任を発表した。

 同ブランドはSDGs活動として「地球環境への配慮」「肌への安全性」「女性支援」の3つを掲げている。モロッコに創設した製品に使用する植物を栽培する農園「ウリカ コミュニティ ガーデン」では現地女性の支援や持続可能な農法を取り入れるなど、サステナブルな取り組みに注力する。今回ジャパン サステナビリティアンバサダーにローラを迎え、持続可能な消費の提案や美しくなることで自信や生きる力を与えるエンパワーメント活動などを行い、サステナビリティに関する発信を強化する。ローラは「環境問題にはずっと関心を持っていて、サステナブルは愛だと思っています。自分が使用している物や食べ物、着ている物がどうやって作られているのか、その裏で働く人のことを考えることが愛につながると思います。よりサステナブルな社会に進んでいってほしい」とコメントした。今後のジャパン サステナビリティアンバサダーとしての活動について「学び続けていくのはもちろん、学ぶだけではなくアウトプットをしてみなさんにシェアし、楽しみながらサステナブルな活動を続けていきたい」と意気込みを語った。

 また、「YSL」は3月19日〜4月30日まで「サステナビリティ ウィーク」を開催し、使用済みパッケージが回収可能な店舗の拡大、リサイクル可能なレフィル商品やノーショッパーの推奨、記念イベントなどを行う。

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キーワードは“循環” サステナブルなヨガウエアから考える心地よさ

 旭化成と「WWDJAPAN.com」は3月7日、ライブ配信によるヨガイベントを実施した。「サステナブルなヨガウエアで健やかに 心地よさをつくるヒント」と題した今イベントには、ヨガインストラクターの渋木さやかさんとマッシュスタイルラボが手掛ける「エミ(EMMI)」の豊山YAMU陽子ディレクターが出演し、お気に入りのヨガウエアについて、そして自身の心地よさを作るルーティンなどを語るトークセッションとヨガレッスンを行なった。

ヘルシーな2人の
心と体の心地よさをつくる習慣

 渋木さんと豊山さんが着用したのは、ともに「サスティナレッチ」素材のヨガウエア。「サスティナレッチ」は、工場内で発生した廃棄する糸などを原料として再利用した旭化成のリサイクルストレッチファイバー「ロイカEF」にリサイクルナイロンを組み合わせた100%リサイクルのストレッチ素材を使用し、UVカット、吸水速乾、接触冷感といった機能を備えている。「生地を提供する旭化成アドバンスと『エミ』との共同開発によって生まれた『サスティナレッチ』は、サステナブルであることに加えて、ヨガの動きに最適なストレッチ性としなやかさが特徴です。“せっかくヨガをするなら環境にも良いものを”と手に取ってもらえたらうれしいですね」と豊山さん。渋木さんは、「(『サスティナレッチ』のウエアは)着ていて気持ち良く動きやすいんです。ヨガウエアって下着と同じように肌にとても近いもの。だからこそ、着心地の良さは魅力的ですね」と感想を語った。
 
 話題は、心地よさをつくるために日々大切にしていることについても。オンオフ問わずヨガウエアを着用していると話すのは豊山ディレクターだ。「“ヨガの中に生活を入れてしまおう”という感覚です。ウエアを常に身に着けることで、自分を動かしていこうという気持ちになるので、心も体も軽やかでいられる気がします」。渋木さんは、ポジティブなマインドを保つための心掛けを教えてくれた。「年齢を重ねたりヨガに出合ったことで、自分にとって何が心地よいのか、逆に心地よくないのかが分かるようになりました。若い頃は、友人や家族、恋人に“自分の機嫌を取ってもらう”という考えをしていたかもしれません。けれど、エネルギーは人からもらうものではなくて自分で作るものなんですよね。それは精神的な自立につながること。こうしたサステナブルな素材が使われた素敵なウエアを選ぶことも、自立した女性の選択のひとつだと感じます」。

“循環”がテーマのヨガレッスン

 「感情も体も“循環”させることが大切。滞らせずに流すことによって心身が整ってきます。それはサステナブルな考えにも通じると思うんです」と話すのは渋木さん。今回のヨガレッスンは、「サスティナレッチ」素材のウエアからインスプレーションを受けたものだという。「ウエアが持つ高いストレッチ性とサステナビリティにつながる“循環”をテーマに、骨盤周りをほぐして血流が良くなるようなプログラムを考えました。骨盤周辺に柔軟性を持たせることで呼吸も深くなり、自然と心も穏やかになるのを感じられると思います」。約30分のレッスンは、骨盤を中心に体全体にアプローチする充実の内容となった。「両腕を上げたら、肩甲骨でグレープフルーツをギュッと絞るように」といった分かりやすくてユーモアのある表現も渋木さんならではだ。

 ヨガをする時は“この瞬間を意識すること”が大切だという。「ポーズが正確にできているかどうかと鏡を気にするよりも、自分に意識を向けて心地よいかどうかを感じながらしっかりと呼吸を」と渋木さん。当日の内容はページ下部の動画でチェック。

ヨガを愛する「エミ ヨガ」
アンバサダーが語る
「サスティナレッチ」

 「何も着ていないような開放感がありながら、適度なストレッチが心地よく、ずれにくいのがお気に入り。まだまだオンラインレッスンが続く中ですが、外の空気を感じながら顔を合わせてヨガができる日が待ち遠しいですね」。(Yuri)「体のラインに沿うようにしっかりと伸びのある着圧を感じられる『サスティナレッチ』は、ヨガやフィットネスだけでなく日常でも楽に過ごせます。肌に吸い付くような心地よさをぜひ体験してほしいです」。(Kanaco)

トークセッションとヨガレッスン
の動画はこちら

PHOTOS:KENTA YOSHIZAWA
MOVIE CAMERA:NORICHIKA INOUE
HAIR & MAKEUP:FUYUMI KUBO(ROI)
SPECIAL THANKS:YES TOKYO STUDIO
問い合わせ先
旭化成 パフォーマンスプロダクツ事業本部
ロイカ営業部 テキスタイル担当
06-7636-3547

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「ボビイ ブラウン」初のアジア・ミューズにEXOのKAIが就任

 「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」はアジア地域における初のブランドミューズとしてK-POPグループ、EXOのKAIを起用した。ヒーロー製品“インテンシブ スキン セラム ファンデーション(SPF40/PA++++)”を皮切りに、今後メイクアップとスキンケアのキャンペーンビジュアルに登場する。

 KAIは「『ボビイ ブラウン』初のアジア・ミューズに就任でき、 夢のようです。ブランドが掲げる自然な美しさ、そして一人一人の個性や自信を大事にするというフィロソフィーは僕にぴったりだと思います。今回のパートナーシップを通して、自分の中の新しい部分を披露することはとてもうれしくエキサイティングなチャレンジですし、これからその姿をお見せするのが待ちきれません」とコメント。

 KAIは2012年にK-POPグループ、EXOのメンバーとしてデビューし、 現在別グループSuperMでも活動。特なスタイルの音楽や秀でたダンススキルを持つほか、ラグジュアリーブランドのショーにもたびたび招待され、ファッションアイコンとしても人気だ。

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「オンリーミネラル」から敏感肌向けスキンケア誕生

 ヤーマンは3月27日、ミネラルコスメ「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」から初のスキンケア「オンリーミネラル ヌード(ONLY MINERALS NUDE)」をバラエティーショップやオーガニックコスメのセレクトショップなどで販売する。クリーンビューティーのポリシーを持ち、肌への優しさを追求した敏感肌向けの5品(2091〜4364円)を扱う。

 同社は「14年間『オンリーミネラル』を展開する中で、敏感肌に悩む人は赤みやかゆみなど共通の悩みがあった。メイクアップでそれらをカバーすることをかなえてきたが、根本的な肌を強くするためにスキンケアを開発した」(ブランド担当者)という。

 敏感肌が増える原因を独自に考察する中で、続ける外的ストレスや肌のバリア機能の低下を抑えることで、ゆらぎにくく健康な肌をかなえるとし、研究を重ねた。そこで「オンリーミネラル ヌード」は、肌にとって不要な成分を極力排除した処方にこだわり、生態系や環境に配慮した原料・容器・資材選びを実現するクリーンビューティポリシーを貫く。天然精油をアイテムに合わせてブレンドし、気持ちの切り替えや癒やし効果も実現する。ボトルはイエローやトマトオレンジなどポップな色を採用し、視覚的にも毎日の手入れが楽しめる仕様とした。

 ラインアップは石けん、美容液、化粧水、ジェル、クリームの全5品。ヨモギとローズマリー、カモミール、ビタミンC誘導体を共通成分として配合した。さらにアイテムごとに、異なる成分を組み合わせ、手持ちのスキンケアに1品を取り入れるだけでも満足のいく仕上がりをかなえた。

 いずれも肌への摩擦を軽減するため、石けんは泡の弾力性、美容液や化粧水などはテクスチャーのとろみと伸びの良さを追求。中でもスターアイテムの石けんは簡単にもっちりとした泡が作れ、毛穴汚れを吸着して落とす。もう一つのスターアイテムである美容液はブースタータイプでとろみのあるテクスチャーで肌への浸透を促進する。
ブランド担当者は「敏感肌でも安心して使える攻めのスキンケアが完成した」と自信をのぞかせた。

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よしみち姉弟や野崎萌香も体験 「ロクシタン」が「春の開運パーツ占い」を実施中

 新しい出会いや環境が期待できる春は、肌や髪などのパーツケアで印象をアップし、新しい自分を発見するのにピッタリの季節だ。そこで「ロクシタン(L’OCCITANE)」は、ビューティ誌「ヴォーチェ(VOCE)」とコラボレーションし、この春、あなたにおすすめの印象アップパーツが占える「春の開運パーツ占い」を期間限定で実施中だ。ユーザーの回答次第で変化する診断結果に応じて、春におすすめのパーツケア製品を紹介する。

春の運勢やケアのヒントを教えてくれる
「春の開運パーツ占い」

 「春の開運パーツ占い」は、ファッション&占いエディターの青木良文が監修。スキンケアやメイクなどに関する質問に「YES」か「NO」と答えるだけで春の運勢や印象アップのヒント、パーツケアコスメなどが分かるパーソナル診断だ。「ロクシタン」のLINE公式アカウントをお友達登録し、「春の開運パーツ占い」とメッセージを送るだけで簡単にコンテンツが体験できる。

よしみち姉弟や野崎萌香も
始めている春の印象アップケア!

 忙しい朝でも、簡単に髪がまとまる"リペアリングヘアミルクセラム"は、乾燥やパサつきをケアして潤いに満ちた艶髪へと変え、自然由来のクリーンな香りで印象もアップ!今年のラッキーカラーのピンクが印象的なフレグランスは、フローラル調で春にぴったりな香りと好評だ。

春の印象アップをサポートする
パーツケアアイテム

 パーツケア製品に合わせて、2021年のラッキーカラーのピンクを想起させる、桜をはじめとした春の花々の香りを纏うことで運気アップも期待したい。またインスタグラムとツイッターでファッション&占いエディターの青木良文の個別鑑定も当たるハッシュタグキャンペーンも実施中だ。新生活に向けた第一歩として、「春の開運パーツ占い」を試してみては?

スマートフォンのみ対応

問い合わせ先
ロクシタンジャポン カスタマーサービス
0570-66-6940

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よしみち姉弟や野崎萌香も体験 「ロクシタン」が「春の開運パーツ占い」を実施中

 新しい出会いや環境が期待できる春は、肌や髪などのパーツケアで印象をアップし、新しい自分を発見するのにピッタリの季節だ。そこで「ロクシタン(L’OCCITANE)」は、ビューティ誌「ヴォーチェ(VOCE)」とコラボレーションし、この春、あなたにおすすめの印象アップパーツが占える「春の開運パーツ占い」を期間限定で実施中だ。ユーザーの回答次第で変化する診断結果に応じて、春におすすめのパーツケア製品を紹介する。

春の運勢やケアのヒントを教えてくれる
「春の開運パーツ占い」

 「春の開運パーツ占い」は、ファッション&占いエディターの青木良文が監修。スキンケアやメイクなどに関する質問に「YES」か「NO」と答えるだけで春の運勢や印象アップのヒント、パーツケアコスメなどが分かるパーソナル診断だ。「ロクシタン」のLINE公式アカウントをお友達登録し、「春の開運パーツ占い」とメッセージを送るだけで簡単にコンテンツが体験できる。

よしみち姉弟や野崎萌香も
始めている春の印象アップケア!

 忙しい朝でも、簡単に髪がまとまる"リペアリングヘアミルクセラム"は、乾燥やパサつきをケアして潤いに満ちた艶髪へと変え、自然由来のクリーンな香りで印象もアップ!今年のラッキーカラーのピンクが印象的なフレグランスは、フローラル調で春にぴったりな香りと好評だ。

春の印象アップをサポートする
パーツケアアイテム

 パーツケア製品に合わせて、2021年のラッキーカラーのピンクを想起させる、桜をはじめとした春の花々の香りを纏うことで運気アップも期待したい。またインスタグラムとツイッターでファッション&占いエディターの青木良文の個別鑑定も当たるハッシュタグキャンペーンも実施中だ。新生活に向けた第一歩として、「春の開運パーツ占い」を試してみては?

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イケア渋谷に「スウェーデンレストラン」がオープン サーモンやミートボールなど人気メニューを気軽に

 スウェーデン発「イケア(IKEA)」は4月21日、イケア渋谷の7階に「スウェーデンレストラン」をオープンする。郊外型店舗では、ショッピングの合間にレストランで食事やデザートを手頃な価格で提供しているが、都市型店舗では初の試みだ。同レストランは約390平方メートルで171席(コロナ対策でオープン時は100席程度稼働)で営業時間は11~20時。サーモンやミートボールのほか、植物由来の原料を使用したプラントボールなどサステナブルな人気メニューをそろえるほか、イケア渋谷の限定メニューも提供予定だ。

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インスタとコロナ禍が追い風のブリーチヘア、実は大人こそ挑戦すべき理由

 ここ数年、若年層を中心にブリーチヘアが流行している。原宿・表参道など流行の発信地だけでなく、銀座など大人の街や、新宿などのターミナル駅でも、明るい髪色の人とすれ違う機会が増えた(髪全体だけでなく、一部にハイライトを入れたり、部分的にブリーチしている人含め)。一体その背景には、どのような事情が隠されているのだろう?

ブレイクのきっかけは
「インスタ」と「コロナ禍」

 ミルボンが実施した、20代女性を対象にしたウェブ調査(フリージー調べ)によると、直近3年以内にブリーチを体験したことのある女性は約4割。またヘンケル ビューティケアの調査によると、2020年における国内美容室専売ブリーチ市場は前年同期比28.9%増、同じく国内リテール市場は同28.3%増。特にリテールのブリーチオンカラー市場は2年連続で約30%という伸張率を記録し、ブリーチが成長分野であることは間違いなさそうだ。

 「まず大前提として、日本人は心のどこかで“黒髪ではない違う髪色になりたい”欧米人風の髪色に憧れる気持ちが存在するように思います。そのうえで、ここ数年のブリーチの流行は“インスタグラム”の存在抜きには語れません」とは、ミルボン開発研究本部・シニアリサーチャーの長谷部未来研究員。

 インスタにアップするために自撮りをする際、髪は写る面積が大きい。そしてヘアカラーは、スタイルやアレンジに比べると、パッと見た時に“自己表現”しやすい。「インスタグラム上では海外のカラーデザインもリアルタイムで入ってきますし、一般の方がアップした写真は、より身近な存在として仕上がりをイメージしやすい面もあります」と、長谷部研究員。ハッシュタグ検索をしてみると、2021年3月20日現在「#外国人風カラー」は実に374万投稿、「#ハイトーンカラー」は146万投稿にのぼる。ひと昔前は、芸能人の写真や雑誌の切り抜きを手にサロンに来店する人が目立ったけれど、現在はインスタグラムを参考に「こんな髪になりたい」とリクエストする人が多いという。

 もうひとつ、ブリーチの流行に関与するのが、コロナ禍による「おこもり生活とマスク着用」だ。直接人と会う機会が減少し、メイクの機会が減ったこと。マスク着用中は「目元と髪」という限られたエリアでしかおしゃれを楽しめない。そこで「顔周りの印象を明るくするために、ポイントでハイライトを入れたり、耳の下だけブリーチする“イヤリングカラー”を取り入れる人が増えました。一方、年齢層が高い世代はサロンに通う頻度が減り“白髪染め”の手段としてブリーチを取り入れる方も一定数増加しています」(長谷部研究員)。この大人の女性とブリーチについては、詳しく後述したい。

ダメージはヘアカラー5回分!? ブリーチ毛に生じる独特の悩み

 ブリーチが流行して以来、世代に関係なく髪悩みにある種の変化が生じているという。長谷部研究員は、「消費者調査において、年目立つようになったのが“ゴワゴワする”“髪が硬くなる”というワードです。これまでもヘアカラー後に“パサつく”“毛先が傷む”という声はありましたが、“ゴワゴワ”はブリーチ毛特有のお悩みといえます」と話す。

 ヘアカラーもブリーチも、実は髪色を変える仕組み自体は大きく変わらない。酸性とアルカリ性の薬剤でキューティクルに隙間を作り、髪内部のメラニンを破壊して、黒から明るいトーンへと変えていく。では、何が違うのか?ヘアカラーの場合はメラニンを一部残して別の色に染めるが、ブリーチの目的はメラニンを強力に破壊する(欧米人のような明るいトーンになるまで)ことにある。その分髪へのダメージも大きくなるのは当然のこと。長谷部研究員は、「使用する薬剤やサロンの染め方によって一概にはいえませんが、大枠で考えるとブリーチ1回分のダメージは、ヘアカラー4~5回に相当します。ヘアカラーは主に、髪のタンパク質の間に張り巡らされたCMC(細胞膜複合体)にダメージを与えますが、ブリーチの場合は髪の約8割を占める“タンパク質そのもの”にダメージを与えます。髪内部からタンパク質が流出したり、髪に残ったタンパク質自体が変性した結果“ゴワゴワする”“硬くなる”という、特有の髪悩みが生じるのです」。

極度のダメージには、ブリーチ専用のケアが必要

 仮に部分的なハイライトを入れたとしても、ブリーチをした部分の髪が極度のダメージを受ける事実は変わらない。そこで注目したいのが、近年続々登場するブリーチ毛専用のホームケアや、髪のダメージを防ぎながら自宅でブリーチ可能な染毛剤だ。いずれもブリーチ毛特有の状態をミクロレベルで研究し、ダメージを防ぐべく、最新のテクノロジーを搭載している。

世界初、髪の「結合水」に注目したブリーチ用のホームケア

 ブリーチ毛は、なぜ硬くなるのかを分子レベルで研究した結果、誕生したのが「ミルボン(MILBON)」の“オージュア リペアリティ”シリーズだ。物質の「硬さ・柔らかさ」を決定づけるのは、分子の「動きやすさ」。髪のタンパク質は本来、水と結合しているおかげで動きやすいが、ブリーチ毛はタンパク質周囲の水が失われ、動きにくい状態であることを突き止めた。シリーズ全品にニーム葉エキスを配合し、髪のタンパク質に水を引き寄せ、やわらかくしなやかな状態へと導く。ブリーチ毛から失われたタンパク質を補い、髪内部を補修しながら、髪に残ったタンパク質をケアする「世界初の結合水に注目した画期的なヘアケア」である。ブリーチ特有のゴワゴワ感から解放し、しなやかな髪へと導いてくれる。

自宅で染めても傷まない!ボンディングテクノロジー搭載のブリーチ剤

 「ヘンケルビューティケア(HENKEL BEAUTYCARE)」のゴットゥービーから登場したのは、ヘアサロンで注目される「ボンディングテクノロジー」を応用した、ホームケア用ブリーチ剤だ。髪のタンパク質が分断されるのを防ぐべく、ブリーチ剤にはコハク酸を、トリートメント剤には塩化マグネシウムを配合。タンパク質同士の結合を守り、強化することで、ダメージを防ぎながら美しいハイトーンの髪へと導く。同シリーズには、ブリーチした髪に鮮やかな色を重ねる“カラークリーム”もラインナップ。乾いた髪に塗って10~20分程度置いたのち、洗い流してから通常のシャンプー・トリートメントを。1回でも美しい髪色に染まり、メイク感覚で鮮やかなカラーが楽しめる。

一時的な流行か、定着するかは「大人の女性への浸透」がカギ

 このように、ホームケア用のブリーチ剤や、専用のアフターケアが充実する今。若年層がメイク感覚で、明るい髪色に挑戦する気持ちは共感できる。その一方で、大人の女性の間では、まだまだブリーチに対して、一種のハードルがあるのも事実ではないだろうか。長谷部研究員は「大人の方にこそ、ぜひ挑戦して頂けたら」と語る。大人特有の「白髪」のお悩みに対して、ブリーチだからこそ叶う利点があるからだ。「髪を全部黒もしくはダークなブラウンに染めると、伸びてきた時にどうしても根元が目立ちます。これは白髪染めの永遠のテーマでもありました。髪全体のトーンを上げ、白髪の目立つエリアにブリーチでひと筋ハイライトを入れると、伸びた時にも周囲の髪となじんで、目立ちにくい効果があるんです」。

 ミルボンの調査によると、40代~60代女性がブリーチを始めるきっかけの1位は「白髪対策」。「サロンで薦められて」という回答も、同じく白髪染めの1つの方法として提案されたのではないかと推測できる。ブリーチで満足している点は「白髪が目立ちにくい」が50代で1位、60代で4位。40代以降では「若々しく見える」という声も目立った。

 長谷部研究員は、「コロナ渦では年齢層が高い方ほど、外出を控えサロンの利用頻度も減る傾向にありました。サロン側でも“髪が伸びても白髪が目立ちにくいスタイル”として、ブリーチを提案する機会が増えたようです。これは仕上がりが自然だったり、ダメージを少なく抑えられるようになったブリーチ用ヘアケア剤の進化も関係しています」と話す。

 実は身近な美容関係者(大人の女性)でも、ブリーチを取り入れている方が本当に増えた。皆さん口を揃えていたのは「やってみると、メンテナンスが本当に楽」ということだ。実際に髪の質感を見ると「いかにもブリーチ」という感じではなく、自然に地毛となじんで「これなら私にもできそう?」と思ってしまう。

 大人の女性は「最初の一歩」にハードルがあるけれど、「実際やってみると本当に楽」とい聞くと(忙しい女性ほど)かなり魅力的なはず。若年層が楽しむ鮮やかなカラーは一時的な流行かもしれないが、今後大人の女性たちに定着するとしたら、ブリーチ市場はさらに拡大していく可能性を秘めているのではないか。一連の取材を通して個人的にも興味津々であり、次回ヘアサロンに行く時にはぜひブリーチに挑戦してみようと思う。

宇野ナミコ:美容ライター。1972年静岡生まれ。日本大学芸術学部卒業後、女性誌の美容班アシスタントを経て独立。雑誌、広告、ウェブなどで美容の記事を執筆。スキンケアを中心に、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、美容医療まで担当分野は幅広く、美容のトレンドを発信する一方で丹念な取材をもとにしたインタビュー記事も手掛ける

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カゴメが日本一食べたいナポリタンを競う「カゴメ ナポリタンスタジアム2021」。メニュー投票を開始

 カゴメ株式会社 (代表取締役社長:山口聡、 本社:名古屋市)は、 日本一の"食べたい!"ナポリタンを決める「カゴメ ナポリタンスタジアム2021」で、ウエブによるメニュー投票を開始した。 エントリーした全209メニューの中から、 審査員による書類選考と実食選考を経て、 各エリア代表10メニューを選出。「日本一の"食べたい!"ナポリタンNo1決定戦」として...
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【家飲み】「マルゲリータ戦争勃発か?」コスパ最高、宅配ピザを揺さぶる冷凍ピザ「マルゲリータ」

 コロナ禍で宅配ピザ市場が伸長しているが実は、冷凍ピザ市場も盛り上げを見せている。なかでも、メーカー各社が力を入れているのがマルゲリータである。外食ではシンプルでありながら、ごまかしがきかない職人泣かせのメニューとも言われている。宅配ピザの影に隠れがちだが、冷凍ピザのクオリティが凄すぎる。
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NEW ARRIVALS: HENDERSON

こんにちは。

街には満開の桜が咲き誇り、春の訪れを感じる季節となりましたね。

軽装になるこの時期だからこそ、足元から季節感やトレンドを取り入れてアップデートしてみてはいかがでしょうか。

ドレスシューズからカジュアルなスニーカーまで幅広いバリエーションを一堂にご覧いただける、バーニーズ ニューヨークのメンズシューズコーナー。

本日はその中から、昨シーズンよりお取扱いをスタートした<ヘンダーソン>の新作シューズをご紹介します。

1 NEW ARRIVALS: HENDERSON

北イタリアのパドヴァで、1932年に創業したシューズファクトリー<ヘンダーソン>。

長年に渡って培われた職人技術は、いくつもの有名ブランドからオファーを受けるほど。

現在は自社ブランドである<ヘンダーソン>をメインに手掛け、ほとんどのOEM生産を断っているそうです。

 

2019年にオープンした新たなファクトリーは、まるで美術館のような外観。

2 NEW ARRIVALS: HENDERSON

シューズファクトリーとは思えないきれいさに驚きです。

内装も自然の光が差し込み、外との繋がりを感じられます。

3 NEW ARRIVALS: HENDERSON

「工場がただ単に生産するだけの箱であってはならない。職人達が高品質な製品をつくるために集中でき、刺激される場にしたい」と、現社長のジャンルイジ・バラッコさん(通称ルイジ)の想いが込められています。

 

<ヘンダーソン>のシューズにも、このファクトリーが反映されたようなクリーンなアイテムが揃っています。

ファーストシーズンよりアイコンモデルとして登場したのが、アッパーにディアスキン(鹿革)を使用したスニーカーです。

4 NEW ARRIVALS: HENDERSON

スニーカー(WHITE)¥58,300(税込)オンラインストアはこちらから>>>

スニーカー(BLACK)¥58,300(税込)オンラインストアはこちらから>>>

ディアスキンの主な産地としては、北アメリカとニュージランドがあげられます。

<ヘンダーソン>では世界で最も上質なキメ、やわらかさを持つといわれた北アメリカ産を使用しており、厳正に選び抜かれた革のみ使用しています。

スニーカーの特徴としては何といっても、“履き心地”。写真では伝わりづらいですが、他に類のない、もっちりとした肌ざわりで、履き馴染むごとに吸い付いてくるようなフィッティングが魅力です。

 

今シーズンは定番のレースアップタイプに加え、タッセルスリップオンシューズが登場。

5 NEW ARRIVALS: HENDERSON

スリップオンシューズ(BLACK・DARK GREEN)¥58,300(税込)オンラインストアはこちらから>>>

こちらもディアスキンを使用し、オフはもちろん、カジュアルなビジネススタイルにもマッチしてくれる一足。素材の持つ高級感がビジネスシーンでも品のあるスタイリングに仕上げてくれます。

 

さらに、昨今人気の高まっているグルカサンダルタイプのスニーカーもラインナップ。

6 NEW ARRIVALS: HENDERSON

スニーカー(BLACK・NAVY)¥55,000(税込)オンラインストアはこちらから>>>

初夏から夏場にかけてスタイリングのポイントにオススメです。

清涼感があるデザインで、指先が隠れることでカジュアル過ぎず上品にまとめてくれます。

少しリゾート感のあるスタイリングの足元に、サンダル代わりに素足で履いていただくのもおすすめです。

 

また全てのシューズにブランドオリジナルのシューホーンが付いています。

7 NEW ARRIVALS: HENDERSON

8 NEW ARRIVALS: HENDERSON

こちらはサステナビリティの一環で、レザーの余りを捨てることなく最大限活用する、という取り組みのもと、自社工場内で作られたもの。こういう細かいところにもブランドの気配りが感じられますよね。(※シューホーンのカラーはお選びいただけません。予めご了承ください。)

9 NEW ARRIVALS: HENDERSON

シンプルで上質という言葉がぴったりの<ヘンダーソン>。

ぜひ各店店頭・オンラインストアでご覧ください。

 

NEW ARRIVALS: HENDERSON

銀座本店B1 / 六本木店2F / 横浜店4F / 神戸店B1 / 福岡店B1 / オンラインストア

バーガーキング、ロゴを刷新。食べ物にない青色や光沢をなくす。

株式会社ビーケージャパンホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ダニエル・リー)が運営する「バーガーキング」が、3月26日(金)より順次、ロゴデザイン、メニュー、ブランドカラー、フォントなどのビジュアルアイデンティティをリニューアルさせる。
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【外食市場21年2月】飲酒業態29%。それでも時短は4月まで継続。

一般社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による 協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2021年2月度は、外食全体の売上は77.7%と、今年1月よりもさらに落ち込んでいる。特に飲酒業態にとって酒類提供の時間短縮は致命的で、「パブ・居酒屋」の売上は対前年比29.3%となった。
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「マメ クロゴウチ」が3月31日から伊勢丹でポップアップ 先行でオンライン販売も

 黒河内真衣子が手掛ける「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は3月31日~4月6日に、伊勢丹新宿本店3階のプロモーションスペースでポップアップショップを開く。それに先駆けて、一部商品は27日10時から伊勢丹オンラインストアで販売。店頭販売もコロナの感染拡大防止の観点から、初日(31日)の10~14時は事前抽選の当選者を優先的に案内する(事前抽選は24日17時に締め切り済み)。

 販売する21年春夏コレクションのテーマは“窓”。ステイホームを強いられた期間の黒河内の頭の中をのぞくような感覚のアイテムがそろう。今回のポップアップに合わせて、伊勢丹オンラインストアで既に完売していた伊勢丹限定商品のドレス2型、トップス1型を再度販売する(店頭のみ)ほか、テーラードジャケットで新たに限定商品も企画した。こちらは27日からオンラインで先行販売する。。ポップアップショップのキャンペーンビジュアルはソフィー イソガイ(Sophie Isogai)が撮影した。

■「MAME KUROGOUCHI」2021年春夏コレクション“WINDOW”POP-UP
期間:3月31日~4月6日
場所:伊勢丹新宿本店本館3階 センターパーク/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
販売方法の詳細はこちら

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花王が海南島免税に出店 数年かけて20店舗の展開を目指す

 花王は年4月1日、中国・海南島(海南省)の中心エリア三亜にある海旅免税城に化粧品コーナーをオープンし、同社のプレステージブランド「センサイ(SENSAI)」「エスト(EST)」を展開する。この出店を皮切りに、海南島およびその他エリアへの出店を進め、中国免税市場に本格参入する。

 中国の最南端にあるリゾート地の海南島は、2011年4月から離島免税政策により、中国人が国内で免税の買い物を楽しむことができる地域だ。20年7月から1人あたりの免税購入額の年間限度額が3万元から10万元に引き上げられ、対象品目も38種から45種に増加。化粧品、ファッション、宝石、お酒、スマートフォンをはじめとする電子製品など豊富な取り扱いでいま注目を集めているエリアだ。

 海南島では21年以降も大規模免税店が開設予定で今後さらなる成長が見込めることから、花王は海旅免税城でのオープン後も空港、市中などその他エリアを含め中国免税市場への出店を加速し、数年中に20店舗の展開を目指す。

 海旅免税城は、海南島の中心・三亜に位置する大型免税店。同社はプレステージの化粧品売り場に約40平方メートルのコーナーを設置し、極細線維が薄いベールを形成する“ファインファイバー テクノロジー”を搭載した「エスト バイオミメシス ヴェール」も販売。花王の最先端技術を紹介していく。

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マツキヨの人気PB「アルジェラン」が“巡り”をキーワードに刷新 オーガニックコスメを作りながら社会貢献を目指す

 カラーズが手がけるマツモトキヨシのプライベートブランド「アルジェラン(ARGELAN)」は、環境に配慮したモノ作りを推進する。社会貢献につながる国産資材を多用し、昨秋のスキンケアシリーズのリニューアルに続き、ヘア&ボディーケアシリーズを刷新した。

 ドラッグストアで流通する “マスオーガニックコスメ”である同ブランドは、これまでに1600万個(2020年10月時点)を販売。年間約40トンのオーガニック植物原料を使用し、数十億円の経済規模があるという。橋本宗樹カラーズ代表は、「2012年に“オーガニックコスメを日常に”という思いを胸に、日本発のオーガニックコスメブランド『アルジェラン』を立ち上げた。それが徐々に成長し、当初の目標が達成するにつれ、今度は果たすべき使命を考えるようになった」と話す。

 マスブランドにしかできないミッションとして、オーガニックコスメを作りながら社会貢献することを目指す。“巡り”をキーワードに、1.国産植物原料の活用による地方創生 2.容器や資材による環境破壊を防ぐ 3.使い心地と手ごろな価格にこだわる 4.髪にも肌にもエビデンスという4つのミッションを掲げ、解決策を打ち出しながら、優れたエビデンスを持つ化粧品作りを追求した。

 リニューアルにあたり国産植物原料を多く採用し、ボトルに植物由来のバイオプラスチックを取り入れた。また1と2のミッションによって社会を巡らせること実現するためにはたくさん作って植物原料を多く使用し、環境配慮型資材を選択する機会を増やすマスブランドであり続けることが重要と考え、オーガニックでありながらもテクスチャーや香りの持続性にこだわり、それが手軽にドラッグストアで入手できることを実現した。

 「アルジェラン」の製造を担当するケアリングジャパンの増田哲也常務は、「『アルジェラン』の製品が幅広く流通することが国産原料の大量購入につながる。すると地方にビジネスが生まれ、農家の暮らしが豊かになったり、耕作放棄地が有機農場に変わったりすることもある。地球環境を保護しながらみんながハッピーになるという良い循環につながる」と語る。大きな経済効果を持って生産者の思いをつないでいくことで、地球にも、社会にも、そして人にも優しい健康的な循環の創出を試みる。

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ドーバー ストリート マーケット7階に「ローズベーカリー銀座」が復活

 2020年11月28日から休業していた「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」7階のカフェ、「ローズベーカリー銀座」が、21年3月16日にリニューアルオープンした。引き続き、オーナーであるローズ・カッラリーニ(Rose Carrarini)のスピリットに基づき、オーガニック食材をふんだんに使ったヘルシーな料理を提供している。

 「ローズベーカリー」は02年にパリでスタート。銀座以外では現在パリに4店があり、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスの「ドーバー ストリート マーケット」内でも運営している。国内では、伊勢丹新宿本店内などの店舗が昨秋に閉店、同時に銀座店などが休業に入る際にファンを中心に残念がる声が広がっていた。

■「ローズベーカリー銀座」
場所:「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」7階
住所:東京都中央区銀座6-9-5ギンザコマツ西館7階
営業時間:11時~20時(ラストオーダー19時)

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マシューの「ジバンシィ」が初のスニーカーを発売 異素材ミックスのアッパーとクリアソール

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)が手掛けた初のスニーカー“GIV 1”を発売した。「ジバンシィ」直営店や公式オンラインストアで扱う。

 スニーカー“GIV 1”は、カーフレザーやメッシュ、TPUなどの異なるパーツを組み合わせたブラック、オフホワイト(各11万5000円)、クロコ型押し(12万円)の3種類を用意した。サイズは24〜30cm。軽量でクッション性のあるクリアソールを採用し、ブラックとホワイトにはグリーンゴールドを、クロコ型押しにはグロッシーブラックのカラーリングを用いている。アウトソールには、108個のラバーインジェクションを付けて安定感を与えたほか、「ジバンシィ」のアイコンである4Gエンブレムをサイドに配してストリートの要素をプラスした。

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「ラフ・シモンズ」2021-22年秋冬コレクション

 「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。

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「ジョウタロウ サイトウ」2021-22年秋冬東京コレクション

 「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」が2021-22年秋冬コレクションを東京で発表した。

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「SK-II」が映像作品の力で女性を支援する「SK-II STUDIO」を始動 第1弾は池江璃花子選手が登場

 グローバルスキンケアブランド「SK-II」はブランド初のフィルムスタジオ「SK-II STUDIO」を立ち上げ、一年にわたり現代女性が直面するさまざまなプレッシャーに立ち向かうコンテンツを発信する。世界で活躍する映像クリエイターやアニメーター、ミュージシャン、コンテンツクリエイターを起用し、映像や物語の力で世界の女性がプレッシャーから解き放たれ、自らの力で自身の運命を切り開くことを後押しする。

 これまでも「SK-II」は「運命を、変えよう。~#CHANGEDESTINY~」と掲げ、多くの女性が勇気を持って一歩を踏み出し、運命を変えることを応援してきた。中国の独身女性が抱えるプレッシャーを取り上げた「婚活マーケットを乗っとろう」、年齢に対する不安やプレッシャーを掘り下げた「期限なんてない」「タイムライン」など、グローバルキャンペーンを通じて”こうあるべき”という女性に課せられたプレッシャーに関する問題提起や、彼女らのストーリーや言葉を通じて多くの女性の背中を後押ししてきた。そんな中、昨年は新型コロナウイルスの影響で世界が一変し、女性を取り巻くあらゆるプレッシャーはこれまで以上に身近な問題となった。そこで「SK-II」は今こそ女性の挑戦へのサポートがさらに必要だと考え、彼女らに力強いエールを送るべく「SK-II STUDIO」を始動した。

第1弾作品は池江璃花子選手の
競技復帰までの道のりを描く

「センターレーン」は「SK-II STUDIO」特設サイトで公開する

 第1弾として、2019年2月に白血病の発症を公表した競泳・池江璃花子選手の競技復帰の軌跡を描いた作品「The Center Lane(センターレーン)」を3月29日に公開する。監督に是枝裕和氏を迎え、池江選手のストーリーを通して、運命がただの偶然ではなく、自らの選択によって切り開けるものであることを表現。同作品を皮切りに、今年中に計8作を公開する予定だ。また#CHANGEDESTINY資金を準備し、2021年の拠出額50万ドル(約5500万円)を上限として、「SK-II STUDIO」の動画作品の再生回数に応じて、運命を変えようと踏み出す女性の支援活動に拠出する

※参加団体は後日発表予定
※再生回数1回につき、1ドル(約110円)を拠出。

“#CHANGEDESTINYは
キャンペーンではなく
ブランドの存在意義”

 これまで「SK-II」では、あらゆる女性が自身で運命を切り開けるよう、「運命を、変えよう。~#CHANGEDESTINY~」というメッセージを発信してきた。さまざまなプロジェクトでブランドメッセージとして掲げてきたが、これは単なるキャンペーンではなく、ブランドそのものが存在する意義。新型コロナウイルスの感染拡大以来、世の女性はさらなるプレッシャーや不安、困難と向き合うことが増えている。そんな今こそ、われわれが声を上げて女性をサポートする必要があると感じている。

 「SK-II STUDIO」は、#CHANGEDESTINYの信念へのコミットメントをより具体的な形にしたものだ。このプロジェクトにコミットする専用チームを社内で立ち上げ、優秀なクリエイターを世界中から招いた。是枝監督が手掛けた第1弾作品は、池江選手が競技復帰にいたるまでの姿を描いたもので、数々の困難を乗り越えた彼女の変わりゆく心境や思いに迫った。私もそうだが、彼女の言葉や姿は多くの女性に力を与えるだろう。

 昨年、アスリートを起用しニューヨークのタイムズスクエアをジャックしたキャンペーンをはじめ、女性のプレッシャーや運命にまつわるプロジェクトを次々と立ち上げた。その反響は凄まじく、多くの女性が自身の体験や意見をSNS上で共有し、通常の広告キャンペーンとは比べられないほどの共感やエンゲージメントを生み出した。これを目の当たりにして、私は女性同士が支え合い、ともに前進して運命を変えていくことこそ、ブランドとして手助けすべきことだと学んだ。ブランドが力を貸すというのは違うと思っていて、女性には既に力がある。自身の力で運命を変えられるよう、女性に寄り添う存在でありたいと願っている。「SK-II STUDIO」ではさまざまな困難を乗り越えてきた等身大の女性のリアルなストーリーを発信し、少しでも多くの女性が運命を切り開く勇気を手に入れることを願う。

“今こそ女性が自ら運命を
切り開けるようにサポートしたい”

 今の世の中は、新型コロナウイルスの影響で誰もが経験したことのない状況にある。例えば育児をしながら子育てを在宅でしなければならなくなった女性も多くいるだろうし、彼女らが感じるプレッシャーはさらに強くなり、いろいろな決断を迫られているはず。そんな状況だからこそ「SK-II」は女性たちが自らの意志で運命を変えられるように応援する存在でありたいし、その思いは日々強まるばかりだ。社内でも、それを達成することに働く意味を見出している社員が増えているように感じる。
 
 完成した「センターレーン」を初めて観たときの感動は今でも忘れられない。池江選手の力強い生き様や精神力、前向きなスピリットに大きなパワーをもらった。それは同じ日本人だから、女性だから、というより、同じ人間として心を動かされたから。「SK-II STUDIO」を立ち上げたのも、そんな彼女をはじめ、多方面で活躍する女性のストーリーを世界中の女性に届けるため。未曾有の状況が続く中、これから1年かけて公開する8つの作品を通じて、多くの女性に希望やパワーを感じてほしい。

問い合わせ先
SK-II お客様相談室
0120-02-1325

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「シュウ ウエムラ」初のグローバル旗艦店が表参道に今春オープン 

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は4月16日、初のグローバル旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」を東京・表参道にオープンする。ブランド創始者の植村秀が愛用し、ブランドのアイコンでもある“メイクアップ ボックス"から着想を得た空間に、五感で楽しめる体験を提供する。場所は、藤原ヒロシがプロデュースを手掛けたスターバックス・コーヒー 表参道B-SIDE店の跡地。

 同店は、1983年に表参道に誕生した同ブランド初のビューティブティックへのオマージュとしてオープン。ストアデザインは黒いメイクアップボックスをイメージし、「シュウ ウエムラ」の芸術性を1.日本の熟練した職人技を継承し、一つ一つ手作業によって産み出された道具、2.ピグメントとテクスチャーに関する専門知識を駆使して作られたほかに類を見ない製品、3.アーティストの創造性と熟練した技術、の3つの柱でアピールする。そこで、4部屋からなる4つの体験を提供。ミレニアル世代に向けて自己表現を高めるようなインタラクティブな体験ができるコミュニケーションスペースなどを用意する。

 また、オープンを記念して、書道家の万美とコラボレーションを行い、ブランドのキーカラーである黒、赤、白の3色を使った「秀」の文字を描き表した作品を飾る。入り口には、黒と金色の筆書体で装飾を施した日本人形のコケシを同店のシンボル的存在として設置する。

 さらに、3つのサービスも用意。日本の着物や折り紙からインスパイアされたラッピングアイテムの中から自由にカスタマイズできるオリジナルラッピングサービス、刻印サービス、ブラシクリーニングサービス(同ブランド限定・2021年夏開始予定)を実施する。同店限定の商品では、筆書きによる「shu=秀」のシグネチャーが施されたフラッグシップコレクションとしてコケシやポーチ、バッグやマスクなどをラインアップする。さらに、同ブランドのインターナショナル アーティスティック ディレクターであるuchiideがデザインした3種の限定“プレミアム アイラッシュ”(税込・各1万1000円)もそろえる。

■シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス
オープン日:4月16日
時間:11:00~21:00
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-2 B-SIDE

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エドウインの新CM めるるに加えて霜降り明星が登場

 エドウインは、3月28日から放映する“エドウインジャージーズ(以下、ジャージーズ)”のテレビ・ウェブ向けCMの発表会を行った。2020年11月から同商品のCMに出演する“めるる”ことモデルの生見愛瑠に加えて、今回からお笑い芸人の霜降り明星が登場する。

 新CMでは、テレビ版で粗品(霜降り明星)がギター演奏を披露。「ラクすぎてエグい」などの“粗品節”も散りばめる。一方ウェブ版では、せいや(霜降り明星)が足つぼ師から施術を受け、痛みにのたうち回りながら“ジャージーズ”の伸縮性の高さを表現。また、めるるは“ジャージーズ”を使った11パターンのコーディネートを見せる。

 発表会に登場しためるるは、「私がモデルになったのは小学校4年生のとき。応募の際に送った写真でもジーンズをはいていた」とエピソードを話し、テレビCMに一瞬しか映らないせいやは、「新ネタだ」という歌とダンスで林史郎社長に次回のいっそうの露出を直訴した。

 “ジャージーズ”は2011年に販売を開始。見た目はジーンズながら、ジャージーのようなはき心地が特徴で、20年末にリニューアルを図っていた。エドウインは同シリーズの新作として、4月にウエストにドローコードを付けたアンクル丈の“イージーモデル”(9900円税込)を、4月中旬に軽量で冷感のある夏素材を使った“ジャージーズクール”を発売する。

「新ネタ」の歌とダンスで林史郎エドウイン社長にアピールする、せいや(霜降り明星)

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確かなサイエンスで透明感のある肌へ ポーラの「ホワイトショット」新美容液

 ポーラの最先端技術を凝縮した美白ブランド「ホワイトショット(WHITESHOT)」は2021年、ブライトニングを根本から再定義し、現代のストレスや環境を捉えた“ラディカル(根本的)”発想のブライトニングへと進化する。そして業界で初めて、一時的なくすみとは異なる定着した肌の濁りに着目した美容液“ホワイトショット CXS”1万6500円(税込)が3月1日に登場した。90年以上女性の肌を支え続け、さらに70年間にわたり美白研究を続けてきたポーラの知見から開発した肌の透明感や輝きをサポートする成分を配合。感触にこだわったとろみのある透明な美容液が肌のすみずみまでスピーディになじみ、澄みわたるような透明感のある肌に導く。

小林ひろ美・美容家が語る
“ホワイトショット CXS”への信頼

 「ホワイトショット」の美白美容液には多大なる信頼を寄せていますが、今回の新美容液にも脱帽。美白ケアはぬかりないはずなのになぜか濁る肌色の原因が血管にあったとは!血管に蓄積している老化色素にまでアプローチしてくれるので、肌の奥まで光が通るような、真の透明感をかなえてくれます。適度なとろみのあるテクスチャーが心地よく肌の奥へ引き込まれていき、ピタッと密着。パフォーマンスの高さを感じさせてくれます。肌のクオリティを確実にあげてくれるカンフル的美容液です。

ポーラ最新美白研究・5つのポイント

 業界初の美白理論を数々見出してきたポーラが今回着目したのは肌の濁り。これまでもメラニンや糖化によるくすみに着目してきたが、今回新たに、血管内の茶色い濁りに着目した。特に、血管に蓄積する老化色素“リポフスチン”は肌が茶色く濁ってしまう原因に。そこにメラニンの黒色と糖化の黄色が重なると頑固な濁りとなり、暗い肌色や色むらがある印象になるという。だからこそ、この3つの肌の濁り要因にアプローチすることが大事なのだ。

「ホワイトショット」初の
“美白×UV”クリーム登場

 ポーラは4月22日、「ホワイトショット」から初の日焼け止めも兼ね備えた日中用美白クリーム“ホワイトショット スキンプロテクター DX”6600円(税込)を発売する。紫外線やブルーライト、近赤外線、大気汚染から肌を守る強いUVカットと美白ケアを両立し、日中も透明感のある肌に。テクスチャーはみずみずしく伸び広がる“スプラッシュショット感触”で、ごわついた肌を柔らかく滑らかな肌に整える。

「ホワイトショット」と楽しむ
美白ライフを提案
新美容液プレゼントキャンペーンも

 ポーラと「WWDJAPAN.com」は3月12日にライブ配信を実施。小林ひろ美・美容家をゲストに迎え、美容のプロが肌の透明感を手に入れる秘訣を伝えたほか、“ホワイトショット CXS”で仕上げた美しい肌をさらに楽しむファッションも紹介。ポーラ担当者による商品のおすすめポイントや使い方など「ホワイトショット」と楽しむ透明感にあふれた美白ライフを提案した。

 新美容液の発売を記念して、今回は“ホワイトショット CXS”を抽選で10人にプレゼント。応募フォームにアクセスして、必要事項と簡易アンケートへの回答をご入力の上、ご応募ください。

ポーラ“ホワイトショット CXS”読者プレゼントキャンペーン問い合わせ窓口(村田)
whiteshot_present@infaspub.co.jp
PHOTO:HIROKI WATANABE[STILL], CHIE FUKAMI[MODEL]

問い合わせ先
ポーラお客さま相談室
0120-117111

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驚異のリフトアップ!?噂の電気バリブラシを使ってみた【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は小顔効果抜群の美容グッズ「電気バリブラシ」について。

SNSで爆発的に話題の美容グッズがある。それが「電気バリブラシ」だ。わずか10分で頭皮全体のむくみが解消されるだけでなく、たるみが引き上がりワンサイズ顔が小さくなるという。喜びの悲鳴と驚きの結果がネット上に飛び交い、“魔法のブラシ”とも評される電気バリブラシ。ほんまかいな。でも、とてつもなく気になる。早速、その実力を確かめてみた。

およそ20万円!その効果たるや

 頭皮を制するものは、あらゆる不調や悩みを制する。肌がたるんでくると、ついつい顔ばかり集中してケアしてしまうが、頭皮、侮るべからず。皮膚は1枚でつながっているから、頭皮を柔らかく保つことによって耳下腺リンパから老廃物を排出しやすくし、顔全体の新陳代謝を活性化。結果、たるみやむくみを予防できるというわけだ。そもそも頭頂部は帽状腱膜という筋膜で覆われている。筋肉がない分、血流が巡りにくく老廃物が溜まりやすいそう。頭部がこって栄養がスムーズに行き渡らなくなると、たるみやむくみのみならず、頭痛や肩こり、眼精疲労、さらには薄毛になったり白髪が増えたりする恐れがあるそうだ。ひええ。恐ろしや。

 ブラシの先端の金属部分から、500〜1000Hzの低周波が流れる電気バリブラシ。頭皮にあてるだけで筋膜に働きかけ、血流を良くし、老廃物の排出を促進。頭筋膜を緩めることで、むくみやたるみの改善も期待できる。さらに1秒間におよそ1000回振動し、毛を立たせる筋肉である立毛筋にアプローチ。毛根を活性化し、ヘタった髪の毛の立ち上がりを良くしてくれるそうだ。これだけでも「やるやん……!」と言いたくなるが、まだうれしい機能が搭載されている。それが、LED。青色のLEDは過剰な皮脂の抑制や肌表面の殺菌に、赤色のLEDはコラーゲンの生成を促し、ハリやコシを与えてくれるという。しかも、頭だけでなく、顔や首など全身に使えるなんて!決して安くはないけれど、これだけの効果があるのであれば、お値段以上の満足感が得られるのは間違いなさそう。せっかくなのでサロンで体験してみた。

歓喜あふれる仕上がり

 ブラシの先をあててみると、剣山で刺激されているような、ちくちくした痛み。我慢すれば何とか耐えられ…そう…?いや、痛い!(笑)。そんな時にはスプレーで頭皮を湿らせると、痛みがかなり和らぐ。顔も化粧水をバシャバシャつければ痛みなくケアできるので、メイク前がおすすめ。気になるところは動きを止めながら使うとピンポイントにアプローチできる。ほんのりちくちくした刺激を感じながらケアすること10分。ん?あれ?なんとなく引き締まってきたような。以下、結果がこちら。


 目が!開いた……!頬のたるみもキュッと上がって全体的に顔のバランスが良くなった感じが……!す、すごいぜ電気バリブラシ!!!!!むしろこんな顔で毎日過ごしていたのか。何事もなく接していてくれた皆さん、ありがとうございます。使用回数は1回10分を1日2回まで。これを毎日続けたら、1週間後、1カ月後、半年後にはどれだけ見た目年齢のタイムスリップができるのだろうか。家庭で使える美容グッズも、いよいよプロ仕様のレベルへ。持ち運び可能なので、いつでもどこでも簡単に頭皮ケア。とりあえず、清水の舞台から、いったん飛び降りる覚悟を決めたいと思う。目指せ!マイナス5歳顔!

名越涼/フリーアナウンサー。香港出身。福井と愛知のテレビ局アナウンサーを経て独立。司会やライター、セミナー講師、企画・プロデュースなど幅広く活躍するパラレルワーカー。趣味・特技は手作り発酵食、食文化研究、ヨガ(歴15年)eスポーツと農業にも精通

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春の“香り”に誘われて ニュウマン横浜で楽しむ豊かな一日

 2020年6月、横浜の新しいランドマークとして誕生した「ニュウマン横浜」。自分の価値観をもつ自立した大人の女性に向け、ファッションやビューティ、グルメなどジャンルを横断した計115テナントをそろえ、上質で本物、かつ時代を先取りした価値提案が感性を刺激する。また、「時間消費型」の商業施設をコンセプトとして掲げるように、ゆったりと時間を過ごせるような仕掛けや工夫が随所に散りばめられているのも特徴だ。陽気に誘われ、お出かけ気分が高まる季節がやってきた。この春はゆったりと時間が流れる「ニュウマン横浜」で一日を過ごしてみてはいかがだろうか。

開放的な空間とユニークな環境設計
滞在する楽しさを呼び起こす

 JR横浜駅西口直結のアクセスのよさも魅力の「ニュウマン横浜」。館内に入って周りを見渡せば、建築家・田根剛の環境デザインにより、世界の港に着想を得たタイルが館全体を彩り、ゆったりと広めにとられた通路は歩くだけでも楽しい。異なるフロアを行き来するたびに新鮮な印象を受けるが、これは“新しい自分と出会う”(1〜2階)“美が宿る”(3階)といったフロアごとに異なるコンセプトでショップ構成、空間設計がなされているからだ。
 1〜2階の一角には、気鋭のアーティストによる作品を展示する「ウォールストリートミュージアム」がある。定期的に入れ替わる作品群からは、その時だけの新鮮な驚きが得られ、買い物の合間にもちょっとした美術館気分を味わうことができる。
 「ニュウマン横浜」をめいっぱい楽しむなら、買い物だけではもったいない。6階には物販とレストランの複合エリア「2416マーケット」がある。名前は神奈川県の面積である2416㎢にちなんだもの。伝統工芸品の物販や採れたての食材を使ったレストランなど、神奈川ならではのモノ・コトを楽しめる。また、「ニュウマン横浜」の上位顧客のみ特典として利用ができる「ニュウマンラウンジ」も用意されている。

香りで新しい自分を演出する
充実のフレグランスショップ 

 この春は装いだけでなく、新しい香りをまとうことで、今までとは違う自分を演出したい。「ニュウマン横浜」には国内外の上質なビューティ&フレグランスブランドのショップがそろう。フィレンツェ発「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」に資生堂の「バウム(BAUM)」、パリの「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」、香りのセレクトショップ「ノーズショップ(NOSE SHOP)」、京都の老舗「薫玉堂」などバリエーションも豊かだ。

4月に新出店「ディプティック」
期間限定のフレグランスセットも

 4月には1階にパリ発のフレグランスメゾン「ディプティック」がオープンする。センティフォリアローズとダマスクローズのフレーバーが贅沢なハーモニーを奏でる香水“オードトワレ オー ローズ”(1万7000円)などベストセラーのほか、10種のフレグランスからお気に入りの3種(各7.5ml)をセレクトできる期間限定の特別セット“オード トワレ7.5ml3本セット”(7900円)を用意する。

PHOTO:SHUHEI SHINE

問い合わせ先
ニュウマン横浜 お客さま電話相談室
0120-045-088
(11:00~18:00)

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トリドールのポークフリー日式カレー店、シンガポールで3号店。ハラル認証が決め手。

株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:粟田 貴也)が、2月10日(水)に、シンガポールで展開する日本式カレー店「MONSTERCURRY(モンスターカレー)」の新業態である、豚肉を使用しないポークフリーカレー店「MONSTER PLANET(モンスタープラネット)」の3号店をオープンさせた。
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循環型ビジネス実現のためアダストリアが子会社設立 環境負荷を“見える化”する新ブランド

 アダストリアは、ファッションにおける循環型ビジネスを目指すため、2020年11月に100%子会社のアドアーリンクを設立した。アドアーリンクの事業第1弾として、EC専業ブランド「オー・ゼロ・ユー(O0U)」を立ち上げ、3月31日から自社サイトで販売する。アダストリア本体もサステナブル経営を掲げているが、規模の大きさゆえスピード感を伴った決断や新規取り組みなどは難しい部分もある。「アドアーリンクが循環型ビジネス実現のための前衛的な挑戦を担い、スピーディーに具現化していく」と、杉田篤アドアーリンク社長は話す。

 「オー・ゼロ・ユー」では、環境に配慮した天然繊維や再生繊維を選ぶという素材のアプローチ、長く着られる汎用性の高いデザインという企画アプローチ、3DCGモデリング活用によるサンプル削減・完全受注生産の実現といったアプローチなどでサステナビリティを追求する。サステナビリティをうたうブランドは既に業界内に多いが、アドアーリンクではそこから一歩踏み込み、サステナビリティの“見える化”に取り組む。

 具体的には、アパレルの世界的な業界団体であるサステナブル・アパレル連合(SAC)に加盟し、SACが規定するサステナビリティ指標「ヒグ・インデックス(HIGG INDEX)」のスコアに基づいて、全商品で環境負荷を消費者に提示する。「環境に優しいとただ打ち出すのではなく、それを数値化して伝えていく」(杉田社長)のが狙い。SACに加盟している日本企業は、アドアーリンク以外ではファーストリテイリング、東レ、帝人、アシックス。

 同インデックスの中の素材面の指標(MSI=Material Sustainability Index)に基づき、全商品について二酸化炭素排出量と水使用量がどれだけ削減できたかを示す。また、温暖化、水不足、資源枯渇、水質汚染の4領域に対しどれだけ配慮できている素材を使った商品かを、3段階のマークで表示する。同インデックスには素材面の指標に加え、工場(サプライヤーレベルでの環境汚染状況評価)、ブランド(企業の労働条件)の計3つの指標があるが、「今後半年~1年の間に全取引先工場の開示も行い、工場のスコアも示していきたい」。

リペアやリユース事業にも参入予定

 「オー・ゼロ・ユー」では21年内のショールーミングストアの出店は視野にあるが、基本的には自社ECに販路を限定する。まずECでスタートし、反応を見て実店舗を出すという手法ではなく、「EC特化の収益構造を作る。家賃や人件費がかからない分、原価率を高めていく」。また、3DCGモデリングを活用することで、サンプル製作や写真撮影などの時間を短縮し、「既存の商習慣に左右されないスピーディーなサプライチェーンを再構築する。素材の手当ては先行して行っておき、これまで3~4カ月かかっていた生産リードタイムを15~20日に短縮する。一部は既にそれができている」。

 このように、アダストリア本体で従来行ってきた実店舗前提のビジネスとは異なる部分が多く、「ヒグ・インデックス」のスコア開示もEC上で行うことから、約1300万人の会員を抱えるアダストリア本体のECサイト「ドットエスティ(.ST)」内ではなく、「オー・ゼロ・ユー」単独ECサイトでの販売を決めた。

 商品は、シャツやシャツドレス、スエット、セットアップ、サロペットなど、シーズンやシーンを超えて着られるアイテムが中心。全40型のうち5型が3DCGモデリングによる完全受注生産商品だ。全体の1~2割はユニセックスとして打ち出し、より汎用性を高める。中心対象として狙うのは30〜40代。価格は全アイテムの平均が8000円前後で、Tシャツなどは3900円、最も高い商品でも1万5000円という。

 アドアーリンクでは今後、「オー・ゼロ・ユー」のようなEC専業(D2C)ブランド事業に加え、リペア、リメイク、リユースなどの事業にも取り組んでいくという。「売れ残り商品などを(染め替えなど)アップサイクルして売っていく」と共に、ゆくゆくは客からの古着の回収といったアクションにも踏み込む考えがある。

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落ち目のマルシェ、久々のヒット業態「餃子食堂マルケン」。二流立地にしか店がない弱みが強みに変わった

 「八剣伝」や「酔虎伝」で知られる居酒屋チェーン、マルシェ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役加藤 洋嗣氏)の餃子酒場業態「餃子食堂マルケン」が、30店舗目前のヒット業態となっている。先行する近似の「肉汁餃子のダンダダン」(株式会社NATTY SWANKY)と比較すると、マルシェの弱みがコロナで強みに変わっていることがわかる。
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NiziUとコーセーが2回目のタッグ メイク崩れ防止ミストの新ミューズに起用

 コーセーは、化粧崩れしにくくなるフィックスミスト“メイク キープ ミスト EX”の新ミューズにガールズグループ「NiziU(ニジュー)」を起用する。4月15日から新曲「I AM」をタイアップ曲として使用したTVCMを全国で順次オンエアする。

 “メイク キープ ミスト EX”は、累計300万本突破したフィックスミスト“メイク キープ ミスト”を3月16日にリニューアル発売したもの。ミストがより細かくなり、メイクの仕上げに一吹きするだけで化粧を崩れにくくする。持ち歩きしやすいトライアルサイズが3月16日に登場したほか、4月16日にはクールタイプの限定品を発売する予定。

 同社は、まつげ化粧料「カールキープマジック」の新ミューズにもNiziUを起用しており、今回は2度目のコラボレーションとなる。前回はCMタイアップ曲「Joyful」にのせた“まつ毛ダンス”を披露し、今CMでは「振って顔に吹きかけるだけでメイクがくずれない」という商品特長をメンバー9人がダンスで表現する。

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あさぎーにょの「ポピー」が原宿に初の路面店 ポップな世界観を体験できる場所

 ユーチューバーでアーティストのあさぎーにょが手掛けるファッションブランド「ポピー(POPPY)」は、初の路面店を3月26日に原宿にオープンする。当面の間感染予防策として完全予約制となる。SNSの総フォロワー数300万超のあさぎーにょはファッションブランドや音楽、映像制作などを通じて自身のポップな世界観を発信してきたが、その世界観に浸ることができる体験はSNS上では限界があると感じ、リアルな体験を提供できる店舗の立ち上げに至った。

 店舗の家具や什器の多くはハンドメイドで製作。店内に木や古時計を配置し、絵本の中に入ったような温かみを感じる空間を演出する。無邪気だった子どもの頃に戻るような体験を提供する。

 あさぎーにょはオープンに際し「『ポピー』の店舗は物語のように変化し続け、毎度新しい発見をしてもらえるように工夫をして待っています。これからも皆さんとともにワクワクを追い続けたいです」とコメントした。

 「ポピー」は2020年に「へんてこポップ(HENTECO POP)」から改称。「Embrace Your Wakuwaku(ワクワクを抱きしめよう)」というメッセージのもと、モダンブリティッシュカントリーをコンセプトにしたアイテムを提案する。ブランドはクリエイティブカンパニーのレインボーシェイクが運営する。

■「ポピー」原宿店
オープン日:3月26日
時間:11:00〜19:00
定休日:月〜木曜日
住所:東京都渋谷区神宮前6-6-5

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あさぎーにょの「ポピー」が原宿に初の路面店 ポップな世界観を体験できる場所

 ユーチューバーでアーティストのあさぎーにょが手掛けるファッションブランド「ポピー(POPPY)」は、初の路面店を3月26日に原宿にオープンする。当面の間感染予防策として完全予約制となる。SNSの総フォロワー数300万超のあさぎーにょはファッションブランドや音楽、映像制作などを通じて自身のポップな世界観を発信してきたが、その世界観に浸ることができる体験はSNS上では限界があると感じ、リアルな体験を提供できる店舗の立ち上げに至った。

 店舗の家具や什器の多くはハンドメイドで製作。店内に木や古時計を配置し、絵本の中に入ったような温かみを感じる空間を演出する。無邪気だった子どもの頃に戻るような体験を提供する。

 あさぎーにょはオープンに際し「『ポピー』の店舗は物語のように変化し続け、毎度新しい発見をしてもらえるように工夫をして待っています。これからも皆さんとともにワクワクを追い続けたいです」とコメントした。

 「ポピー」は2020年に「へんてこポップ(HENTECO POP)」から改称。「Embrace Your Wakuwaku(ワクワクを抱きしめよう)」というメッセージのもと、モダンブリティッシュカントリーをコンセプトにしたアイテムを提案する。ブランドはクリエイティブカンパニーのレインボーシェイクが運営する。

■「ポピー」原宿店
オープン日:3月26日
時間:11:00〜19:00
定休日:月〜木曜日
住所:東京都渋谷区神宮前6-6-5

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「プーマ」が「メゾン キツネ」とコラボ キャッチーなシューズとレトロなアパレル

 「プーマ(PUMA)」は「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」とコラボレーションしたアイテムを3月27日に発売する。両ブランドの一部店舗や公式オンラインストア、「ゾゾタウン」で取り扱う。

 アイテムはスポーティーなシューズやアパレル、バッグ、帽子など全41型の豊富なラインアップで、ビンテージライクなカラーパレットが特徴だ。

 シューズはラバー素材のマッドガード(泥除け)が印象的な“ラルフサンプソン(RALPHSAMPSON )”2型(1万7600円〜1万8700円税込、以下同)とシンプルな“ローマ(ROMA)”をベースにしたスニーカー(1万5400円)を用意。アパレルは Tシャツ(8250円)、フーディ(1万9250円)、トラックパンツ(1万9250円)、ミリタリージャケット(4万7580円)などをそろえる。

 「プーマ」の店舗と公式オンラインストア、「メゾン キツネ」店舗では同コレクションの購入者に特別ステッカーをプレゼントする。

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「トバリ」新作の香りは蜷川実花とコラボ シルバーのボトルで限定発売

 フレグランスブランド「トバリ(TOBARI)」は4月14日、蜷川実花とコラボレーションしたオードパルファンを数量限定で発売する。東京の“渋谷”、“新宿”、“青山”の3つの場所をテーマにした3種の新しい香り(50mL、各1万3500円)をラインアップ。公式オンラインストア、伊勢丹新宿店、三越伊勢丹の化粧品オンラインストア「ミーコ(MEECO)」では4月7日に先行発売する。

 「トバリ」がコロナ禍でブランドとしてできることを模索するなか、「香りは記憶を呼び起こす力を持っていると信じている。香りを通じて皆さんがそれぞれ思い出として持っている“素晴らしい記憶”を改めて思い出し、家族や友人、仲間たちと一緒に集える時が来るための明るいビジョンを持ってほしい」という思いに蜷川が共感し、今回のコラボに至ったという。

 蜷川は調香からパッケージデザインまでを監修し、“東京の記憶”を香りとビジュアルで表現した。ブランドのアイコニックな白いマットのボトルは、特別仕様としてシルバーのボトルを採用。蜷川がこれまで東京で撮影してきた写真をデザインした。

 1990年代の渋谷をイメージした“ユース ドリームス”は、マリーゴールドとチュベローズにハチミツを感じる甘さが特徴。アンバーやムスクをブレンドし官能的な香りを演出する。2020年の新宿をイメージした“アンカバード シティ オードパルファン”は、パチョリとシダーウッドのエキゾチックさに動物的なレザーノートとラム酒の香りを調香した。20年の青山イメージした“ルミナス ピープル”は、ベルガモットなどの柑橘系の香りにローズやジャスミン、スズランなどのブーケの香りをブレンド。“青山のクラブに集まったセレブリティ達の香り”を表現した。

 トバリは、日本人形づくりの家系を持ち、東京発のオーガニック・ナチュラルコスメメーカー、カラーズの代表も兼務する橋本宗樹氏が2017年に設立。パリの「コレット(COLETTE)」で先行販売した後、18年2月に日本でデビューした。社名・ブランド名は“覆い隠し秘める布”を意味する「帳(とばり)」から名付け、日本独特の「秘める美」を香りのコンセプトに掲げている。400年以上の歴史をもつ日本香堂社と協業し、日本古来の香りの歴史を紐解き、核となる香り「Hidden Japonism 834」を作りだした。ボトルや箱は、神聖な色といわれる白で統一。国内ではリステアやエストネーション、トゥモローランドなどのセレクトショップに加え、伊勢丹新宿本店1階のフレグランスコーナーで展開している。定番品では、スモーキーなフローラルノートが特徴のオードパルファンの“スモークフラワー”が1番人気だという。

 ファーストデビューでは荒木経惟がメインビジュアルを撮影し、2020年にはフォトグラファーの鈴木親とコラボした限定パッケージを販売した。

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スウォッチ グループ ジャパンがトップ人事を発表

 「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」などを擁する世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)の日本法人であるスウォッチ グループ ジャパンは、クリストフ・サビオ(Christophe Savioz)社長が退任して、ハイディ・シュ(Heidi Chu)氏が新社長に就く3月1日付のトップ人事を発表した。

 シュ新社長は、かつてスウォッチ グループ ジャパンで「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」事業部部長を務めた人物。約12年、同職にあったサビオ前社長はスイスに帰国し、本社で新たな任務にあたるという。

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伝説の番組「シザーズリーグ」を超えるか? 「エアー」がNo.1美容師を決めるバトル動画を配信

 エアーエンターテイメントが運営するヘアサロン「air(エアー)」と、テクノエイトが展開するヘアケアブランド「オッジィオット(OGGI OTTO)」がタッグを組み、美容業界の新たなエンターテインメントとして新番組「air'sリーグ~美の頂上決定戦~」を制作。毎週金曜日の18時に、同番組のユーチューブチャンネルで配信を開始した。

 同番組は全国に展開する「エアー」の中から、ナンバーワンの美容師を決める美容バトル番組。1999年頃に一大ブームメントとなった伝説の美容師対決番組「シザーズリーグ」を彷彿させる、全てがガチンコ勝負で行われる頂上決戦。優勝した美容師には賞金100万円が贈られる。

 出演者は各店舗から代表として選抜される若手美容師。“カリスマ”と呼ばれる有名美容師ではなく、あえて若手に注目し、技術だけでなく若者が思い描く夢や野望を伝えることで、美容業界の次世代を熱く盛り上げる。毎回、バトルの前にエントリー者のプライベートに迫るドキュメンタリードラマも流れるという凝りようだ。

 バトルは対戦テーマを“今の時代にささるヘアデザイン”とし、一般モデルを起用したビフォー&アフターで技術を競う。バトルの様子は毎週番組内で公開し、勝敗は視聴者による投票で決定。ユーチューブチャンネル内や、同サロンの公式インスタグラムから投票に参加することができる。

 また、視聴者の中から抽選で“「エアー」で使える施術券”や“「オッジィオット」製品セット”などの豪華プレゼントが当たる。

 岩田卓郎エアーエンターテイメント社長は、同番組について「世の中や美容業界を盛り上げるには、まずはわれわれが盛り上がらないといけない。『air'sリーグ~美の頂上決定戦~』がそのきっかけになればいいと思い企画した。皆さんを巻き込んで“真剣なエンタメ”を届けていきたい」と話す。

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伝説の番組「シザーズリーグ」を超えるか? 「エアー」がNo.1美容師を決めるバトル動画を配信

 エアーエンターテイメントが運営するヘアサロン「air(エアー)」と、テクノエイトが展開するヘアケアブランド「オッジィオット(OGGI OTTO)」がタッグを組み、美容業界の新たなエンターテインメントとして新番組「air'sリーグ~美の頂上決定戦~」を制作。毎週金曜日の18時に、同番組のユーチューブチャンネルで配信を開始した。

 同番組は全国に展開する「エアー」の中から、ナンバーワンの美容師を決める美容バトル番組。1999年頃に一大ブームメントとなった伝説の美容師対決番組「シザーズリーグ」を彷彿させる、全てがガチンコ勝負で行われる頂上決戦。優勝した美容師には賞金100万円が贈られる。

 出演者は各店舗から代表として選抜される若手美容師。“カリスマ”と呼ばれる有名美容師ではなく、あえて若手に注目し、技術だけでなく若者が思い描く夢や野望を伝えることで、美容業界の次世代を熱く盛り上げる。毎回、バトルの前にエントリー者のプライベートに迫るドキュメンタリードラマも流れるという凝りようだ。

 バトルは対戦テーマを“今の時代にささるヘアデザイン”とし、一般モデルを起用したビフォー&アフターで技術を競う。バトルの様子は毎週番組内で公開し、勝敗は視聴者による投票で決定。ユーチューブチャンネル内や、同サロンの公式インスタグラムから投票に参加することができる。

 また、視聴者の中から抽選で“「エアー」で使える施術券”や“「オッジィオット」製品セット”などの豪華プレゼントが当たる。

 岩田卓郎エアーエンターテイメント社長は、同番組について「世の中や美容業界を盛り上げるには、まずはわれわれが盛り上がらないといけない。『air'sリーグ~美の頂上決定戦~』がそのきっかけになればいいと思い企画した。皆さんを巻き込んで“真剣なエンタメ”を届けていきたい」と話す。

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2030年、ラグジュアリーの形はどうなっている? リセールやレンタル、“シンクフルエンサー”に注目

 コンサルティング会社のベイン&カンパニー(BAIN & COMPANY)と、持続可能な取り組みを積極的に行うラグジュアリーブランドにバタフライマーク認証を付与しているポジティブ ラグジュアリー(POSITIVE LUXURY)は3月10日、“LuxCo 2030:サステナブルなラグジュアリーの展望(LuxCo 2030: A Vision of Sustainable Luxury)”と題したリポートを公開。成功しているサステナブルなラグジュアリーブランドの2030年の様子を予測した。

 ベイン&カンパニーのマッテオ・カペッリーニ(Matteo Capellini)=アソシエイト・パートナーは、「ブランドがサステナビリティに取り組む上で最も難しいことの1つが、短期目標と長期目標の橋渡しを行って総合的に考えることだ。このリポートが、ブランドや経営者が行動を起こすきっかけになればいい」とコメントした。

 リポートは、以下の5つの戦略的要素から成る“サステナビリティ ・チャンピオン”こそが、各ブランドが取り入れるべき指標であるとしている。

1.ブランドの目的
2.成長性を売上高と切り離して考えること
3.100%透明かつ追跡可能なサプライチェーン
4.インクルーシブであること
5.サステナビリティを根本に据えた事業

 ラグジュアリーブランドが将来的に成長していく上で、思考の転換は必須だ。株主たちも成長性と売上高を切り離して考える必要があると認識しており、リポートでは「少ない方がより確実に豊かである」として、大量生産に頼らない成長を促している。

 同じ品質の製品を繰り返し生産することで利益を得る手法は、サステナビリティに逆行する。そこで、リセールやレンタルといった循環型ビジネスモデルを有効戦略として掲げることが重要となる。2030年には、ラグジュアリーブランドは自社商品をリセールすることで利益率を40%上げられるようになるという。同様に、リセールを行うだけで商品1つ当たりの売り上げも最大65%増える可能性があるとしている。

 一方で、レンタルビジネスも同様の利益を生み出すことができる。1点のラグジュアリー製品を貸し出すごとに商品1つ当たりの利益率は高まり、同時に高額な商品を購入することのできない新規顧客層の獲得にも繋がる。

 また、インクルーシブを持続可能なラグジュアリーの支柱とするためには、より多様性のある役員を選出することや、単にSNSで商品のPRを行うだけでなく、ブランドと顧客のパイプ役として、メッセージが顧客に響いていないことをブランド側に伝える役目を持つ “シンクフルエンサー(think-fluencers)”、つまり“考えるインフルエンサー”たちと提携することも重要だ。

 リポートでは、2030年に向けた“サステナブルな10年”はすでに始まっていると指摘した上で、1990年代半ばから2010年代初頭に生まれたZ世代の成長にも焦点を当てている。成人したZ世代は環境や社会にいい影響を与えるブランドを評価し、そうでないブランドからは離れていくとされている。新型コロナウイルスのパンデミックによって、こうした購買行動の変化に拍車がかかる形となった。

 また、意識の高い顧客向けに作成されたサプライチェーン・マップには、洋服やアクセサリーに使用されているすべての素材が細かく明記してあり、こうした取り組みはサプライチェーンの地域化、デジタル化、縦割り化などのトレンドを抑えた将来のビジョンとしても注目されている。そして、2030年には循環型ビジネスや使用済み製品の取り扱いに関する詳細な情報の提供も主流になると考えられている。

 また、かつて成功の指標とされていた財務実績は、現在ではサステナビリティに関する評価指標であるESGと合わせて見るべきものだとも考えられている。最近は財務上の利益が高すぎる場合、環境や社会に対する取り組みが引き合いに出されて詳しい調査が実施されており、英国の環境監査委員会(Environmental Audit Committee)が、英ファストファッション「ブーフー(BOOHOO)」に対して繰り返し調査を実施していることなどが例に挙げられる。

 今回のリポートでは、全体を通して“総合的”と言う言葉がキーワードとなっており、ベイン&カンパニーのクローディア・ダルピツィオ(Claudia D’Arpizio)=シニア・パートナーは、「ラグジュアリー業界におけるサステナビリティへの取り組みは、ブランドとしての目的とクリエイティブな展望を再定義することから始まる」とコメントしている。

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テレビ会議で使用できる男性向けARメイクフィルターを「シセイドウ メン」が導入 アイブロウやBBクリームも

 資生堂(SHISEIDO)の男性向けプレステージコスメ「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」は3月22日、スナップチャット(SNAPCHAT)のカメラアプリ「スナップカメラ(SNAP CAMERA」を活用し、パソコンのオンライン会議ツールや動画プラットフォーム上で顔を認識してメンズコスメが試せるAR(拡張現実)フィルターを導入した。

 同サービスは、「シセイドウ メン」の“ヴァイブラント BBモイスチャライザー”“アイブロウ フィクサー デュオ”などのメイクアップアイテムの色や質感を自分の顔で楽しめるもの。ズーム(Zoom)などのオンライン会議や、メンズメイクに挑戦したい時なども気軽に試すことができる。

 同社は2020年8月にコロナ禍によるオンライン上のフェイストゥフェイスのコミュニケーションの機会拡大と、通信環境の改善やオープンリソースが活用できる環境を踏まえ、「スナップカメラ」のAR技術を利用した「テレビューティ(TELEBEAUTY)」を導入した。モニター上でメイクアイテムの塗布感や色・質感を再現する同社のノウハウを活かしたフィルターは、オンライン会議などのオフィシャルな場でも使える自然な仕上がりが好評で、公開から累計18万回以上利用されている。今回、メイクになじみのない男性もバーチャル上で手軽にメイクを楽しめるメンズメイクや最新トレンドメイクなどを加え、ARフィルターのラインナップを幅広く拡充した。

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「ミナ ペルホネン」の“小さなデパート” 第2弾が伊勢丹新宿本店でスタート 30カテゴリーが集結

 「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」の“小さなデパート” である「Dear Friend, Department」が3月24日、伊勢丹新宿本店6階催事場でスタートした。この取り組みは2018年3月に開催されたのに続く第2弾で、前回より会場を拡大。「衣食住遊知」をテーマに、ファッションから食まで、日々の暮らしを彩る約30カテゴリーのコラボレーションアイテムをはじめ、限定、先行アイテムなどをそろえる。一部の商品は三越伊勢丹オンラインストアでも販売するほか、三越伊勢丹定期宅配サービスの「イセタンドア」などでも取り扱いする。

 24日の内覧会で「ミナ ペルホネン」のデザイナーである皆川明は、「このデパートのコンセプトは、“大切な人を思う気持ち”。2年間、職人らとコツコツと積み上げてきたモノ作りを紹介する場だ。コロナ禍で暮らしが喜びの場であることを考えさせられた。作り手の喜びとそれを使う人の喜びを融合させることができれば」と述べている。

 会場は、バッグ、ウエア、アート&クラフツ、ファブリック、ホーム、キッチン、フードのコーナーで構成され、「ミナ ペルホネン」のファッションアイテムはもちろんのこと、「ポーター(PORTER)」「ムーンスター(MOON STAR)」「ジノリ1735 (GINORI 1735)」「ストウブ(STAUB)」「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」など衣食住にまつわる幅広いブランドとコラボしたアイテムを販売。今回は、新たに「スープストックトーキョー(SOUP STOK TOKYO)」とコラボし、皆川が監修したスープを味わえるイート・インコーナーが登場した。そこでは、皆川デザインのスープカップや冷凍スープのセットも販売。アート&クラフツのコーナーでは、陶芸家の安藤政信の器に皆川が一つ一つ絵付したものを展示販売する。

 皆川は、「イベントが開幕するにあたり、2年間の取り組みが終わると思うと感慨深い。ただ、これらのアイテムが使う人の喜びになればうれしい。“売る” “買う”というのは、瞬間でしかないが、その背後には、作る時間、そして、使う時間がある。だから、単なる消費ではなく、愛用してもらうことで、社会や人々の暮らしがより豊かで喜びに満ちたものにななれば」とコメント。今後のモノ作りのコラボレーションに関しては、「暮らしを軸に、これからもコラボレーションを続けていくつもりだ」と語った。

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「ダンヒル」の最新コレクションが「シルバーマガジン」に登場 「ギンザ シックス」のコンセプトストアも「伝統と革新の融合」

 3月19日発売の「シルバーマガジン(Silver Magazine)」に「ダンヒル(DUNHILL)」の2021年春夏コレクションを用いた最新エディトリアルが登場した。

 同コレクションは、英国のクラシックなテーラリングに和装のようなディテールを取り入れ、伝統と革新の融合を体現した。

 4月1日には期間限定のコンセプトストアを、東京・銀座の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」内にオープンする。ファサードや店内の壁面は、自転車のボディーパネルから塗装をはがした時に現れるレイヤー模様を表現したカラフルなオリジナルプリントで装飾し、明るくモダンな印象を演出した。アイコニックなローラガスライターに着想を得て、ホワイトウッドとメタル素材をアクセントに加えた。

 同店では、最新のウエアやブランドを代表するレザーグッズ、アクセサリーのほか、クリエイティブ・ディレクターのマーク・ウェストン(Mark Weston)が厳選したラグジュアリーなアイテムがそろう。またTシャツと新たなアイコン“ロック バッグ”の限定アイテムも販売する。5月には、フレグランスコレクション「アイコン(ICON)」から2つの香りを先行発売する予定だ。

 アンドリュー・マァグ(Andrew Maag)最高経営責任者は「最先端の流行をけん引する『ギンザ シックス』にコンセプトストアをオープンできることにとてもワクワクしている。この試みは、『ダンヒル』が伝統を重んじながら、今を感じさせるブランドであることを物語っているからだ」とコメントした。

問い合わせ先
ダンヒル
0120-914-675

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バロック「アズール バイ マウジー」が横浜に“攻め”の大型店 アフターコロナを見据えた村井社長の深謀遠慮

 バロックジャパンリミテッドの「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY、以下アズール)」は19日、横浜・みなとみらいの商業施設「みなとみらい東急スクエア」内に新店舗をオープンした。店舗面積は約460平方メートルで、首都圏店舗としては最大となる。

 店内にはメインラインの商品のほか、ワンマイルウエアの新ライン“ザ ホーム(THE HOME)”や大人の女性を意識したライン“クリー コンフォルト(CRIE CONFORTO)”などをラインアップ。売り場中央にはブランドのシグニチャーアイテムであるオリジナルジーンズをスキニータイプやダメージ入りタイプなどバリエーション豊富に用意し、「リーバイス(LEVI’S)」「エドウイン(EDWIN)」といった買い付けアイテムも並べた。

 ブランドのキーカラーである黒をテーマにしたポップアップスペース「ザ ブラック ワン」を設置するなど、世界観も色濃く打ち出す。オープン時のテーマは「ザ・ゲームズ」で、見た目がスタイリッシュかつ内容がユニークなテーブルゲームをセレクトして販売。そのほか、ジーンズをリサイクルして作ったバッグやクッションなどの限定商品コーナーや、什器に使用しているリサイクルガラスのインスタレーションなどもある。

 コロナ禍で他社の出店意欲が著しく減退する中、なぜ大型店の出店に踏み切ったのか。村井博之社長は横浜エリアについて「IRリゾートの誘致なども決まっており、商業地としてまだまだポテンシャルがある」とした上で、みなとみらい東急スクエア店を「アズール」の国内事業の再構築とグローバル展開を見据えた店舗のモデルケースとする考えだ。

 村井社長は「国内では若年世代(10〜20代)を中心に、衣料品への支出割合はどんどん減っている。われわれも単に服を作って売るのではなく、アニメなどのサブカルチャーと結びつけてブランドの魅力を作り出していく必要がある」と話す。そのカギになるのが、さまざまなコンテンツを集積できる大型店舗だ。コロナ禍で外資系のファストファッションの撤退が相次ぐ今の状況を「好機」と捉え、今回も「アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)」跡地に出店した。「この店舗(みなとみらい東急スクエア店)を皮切りに、世界観をしっかり見せられる店舗の出店に舵を切っていきたい。中部・関西・九州など地方に関しても、収益性の高い店舗を見極めてスクラップ&ビルトを進め、全体としては店舗面積を拡大していく」。

 同時に、中国を中心とした海外事業についても深謀遠慮を巡らす。「今は世界が(コロナ禍による渡航制限などで)“鎖国”している状況だが、状況が好転した際にすぐにアクションが取れるよう(出店を含めた)本格的な海外展開の準備を進める」。同社はコロナで日本のリアル店舗が閉鎖した4〜5月、先に消費が立ち直った中国に余剰在庫を送って正価販売し、値引きによる利益面でのダメージを軽減した。「海外での販売拠点を増やせば、こういった臨機応変な在庫配分の最適化がますます容易になる。グローバルな規模だからこそ実現できる、シーズンレスでサステナブルなビジネスを目指す」。現在、中国や北米を中心に海外事業では「マウジー(MOUSSY)」がけん引役だが、「今後は(グローバルで)『アズール』も重要な柱にしていきたい」と話す。

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宮永えいとら美容師が語る、男女兼用の「ヤーマン プロフェッショナル」光美容器の実力

 光美容器と美顔器などを多数開発・販売してきたヤーマンからサロン専売のハイパワーモデル、“レイボーテRフラッシュ ハイパー for Salon”(9万5000円)が誕生した。この一台でフラッシュによるムダ毛ケアから美顔器機能までこなせる優れもので、男女兼用で使用できるのも特徴だ。多機能を詰め込んだ一台の魅力を、スペシャリストたちに聞いた。

照射範囲や男女シェア…
美容師がほれ込むポイントは?

アタッチメントの付け替えで
全身を美しく

 マシンにはアタッチメントを4種付属し、マルチな機能を発揮する。ムダ毛ケアを行う“ローラーヘッド”は、従来品※1に比べて面積が約150%アップ、エステでも使われているランプを2本搭載してパワーも約180%アップした。照射スピードは大幅に向上し、全身をおよそ3分※2で処理できる。

 “LEDヘッド”は鼻の下や指、男性のひげなど細かな部分まで逃さずケアする。加えてエステサロンでも人気の紫色LED(赤色LED、青色LEDの同時照射)を搭載。ムダ毛ケアの光と同時に使用することも、紫色LEDだけを使用することもできる。さらに“VIヘッド”も搭載し、デリケートゾーンケアまで一台で完結できる。

 光を当ててほてった肌は、“クールヘッド”でケア。サロンケア同様に、冷やして毛穴を引き締める。

 照射回数は約90万発※3もあり、これほどの機能をシェアして使うことが可能だ。美顔器を開発してきたヤーマンらしい一台となっている。

※1 STA197Bとの比較
※2 個人差あり。各モードレベル1で両脇、両脚、両腕、両手指、両足指、へそ下をケアした場合
※3 ローラーヘッド、スポッドヘッド、VIヘッドの合計。シングルモードレベル1で算出

光美容器の優位性

 光にはさまざまな種類があり、波長(色)によって到達範囲に違いがあります。LEDやレーザーは単一波長(単色)で集中的に出力し、ピンポイントに効果を発揮します。対して光美容器は複数の波長(色)を同時に出力するので、広い範囲に効果を発揮でき、顔から体まで全身の肌悩みにおすすめできます。

手軽でスムーズなケアの
ポイントを動画でチェック


PHOTO:HIROKI WATANABE
TEXT:ANNA USUI
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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「第8回ファッション ワールド 東京 春」が開幕。初開催のサステナブルゾーンが活況

 合同展示会「第8回ファッション ワールド 東京 春」が23日に東京ビッグサイトで開幕し、初日は前回を上回る約5000人が来場した。同展はアパレル、バッグ、シューズ、生地・素材、OEMなど6つのゾーンで構成され250社が出展している。初開催となる「第1回 国際 サステナブル ファッション EXPO 春(以下、サステナブルEXPO)」は特に活況で、開場と同時に多くの業界関係者が訪れていた。

 サステナブルEXPOは豊島、瀧定名古屋、日鉄物産といった大手専門・複合総合商社を中心に副資材、アパレルメーカーなど100社が出展している。前回は一コーナーだったものを反響が大きかったため規模を拡大し独立させた。ファッション ワールド 東京の矢島大地事務局長は「“これを待っていた”という声を多くいただく。もはやサステナビリティはファッションビジネスになくてはならない存在だ」と話している。

 とはいえ来場者のサステナビリティへの知識や関心にはバラつきがあるため、集客の成否は展示の分かりやすさがカギを握る。豊島のように複数のサステナブル繊維・ブランドを扱う企業は広いスペースにそれらを一堂にそろえ、製品開発の背景や消費者への伝え方などを含めてわかりやすく展示することで来場者の関心を集めていた。また、手に取りやすいショッパーやハンガーといった副資材のブースも盛況だ。東京吉岡はネームタグや植物由来で生分解性があるプラスチックのショッパーのほか、10メートルから別注可能な100%再生ペットボトル糸のジャカード生地などを販売している。同社の髙岡勝宏代表取締役常務は「サステナビリティに関心があったがどこから初めていいかわからなかった方に気軽に手に取ってもらっている」と言う。

 同展でお披露目の企画やブランドも目立ち、ニチモウは廃棄予定のリンゴから作るフェイクレザー「アップルレザー」を発表した。中でもにぎわっていたのが三井物産アイ・ファッション、ソトー、吉田染工、貴志川工業、ループからなる「バナナ クロース」推進委員会のブースで、廃棄されるバナナの茎を使った繊維と製品を披露している。バナナの茎部分は年間約10億トンと言われており、その繊維と綿を混紡した糸はリネンのような質感だ。発起人のひとりであるM・Nパートナーズの新田守氏は、「バナナ繊維は繊維を採る目的で栽培する必要はなく、むしろ環境汚染につながる廃棄物が糸となる、循環型社会に貢献できる、夢のある繊維だ。”第5の天然繊維”に育てたい」と話す。三井物産アイ・ファッションの今井徳社長は、「特殊繊維は一過性のブームで終わりがち、そうしないためにも1企業の利害で独占するのではなく、その良さを共有できるメーカーや小売りとのオープンシステムで普及したい」と言う。

 会場内ではセミナーも数多く開かれており、感染対策として通常の半数の席数てしているが集客につながっている。同日朝一番には日本環境設計の岩元美智彦・取締役会長が循環型社会をテーマに講演を行い500人が聴講した。「サステナビリティへの熱は明らかに高まっている。昨年10月に政府が2050年カーボンニュートラル宣言を行ったことで、ファッション業界に本格的にスイッチが入ったようだ」と岩元会長。同社の衣料リサイクルブランド「ブリング(BRING)」にも連日問い合わせが入るという。「とはいえファッションとサステナビリティの関係はまだ始まったばかりで小さな点のような存在。まだまだこれからだ」。同展は3月25日まで開催している。

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「インティミッシミ」渋谷文化村通り店で出合うリー・イズミダのアート作品 生き生きとした花や植物をフィーチャー

 イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」の渋谷文化村通り店2階のアートスペースで、アーティストであるリー・イズミダ(Lee Izumida)の展覧会「プログレス」を開催している。気鋭のアートギャラリーである「シータグ(CTAG=CENTRAL TOKYO ARTS GALLERY)」とコラボした展示は、今回で3回目。イズミダのフレッシュで躍動感に溢れた作品を展示販売する。尚、作品の全ては「CTAG」がプロデュースしたアーティスト向け塗料“ストーク(STOKE)”を使用して描かれているので、その美しい色彩も楽しんでほしい。

 彼女は2019年から本格的にアーティストとしての活動をスタートし、アクリル画を中心に制作活動を行い、看板や宣伝美術、アパレルブランドとのコラボレーションなどを行っている。

 「プログレス」と題された展示に関してイズミダは「コロナ禍で絵を通して人を喜ばせたいという気持ちが強くなった。お婆ちゃんになるまで絵を描き続けることが夢だ」とコメント。チョウや蜂、花のモチーフを伸び伸びとした独特なタッチと色使いで描いた作品が並ぶ。全ての作品は購入可能だ。また、世界最高画質のインクジェットメディアとして知られるドイツのハーネミュレー社のアートペーパーを使用したイズミダ初の原画のタッチをそのまま楽しめるジグレープリント(サインと保証書付き)を数量限定で販売。また、「CTAG」がA&Ko(石川県加賀市)と展開する九谷焼プロジェクトである「TMHM│手間隙」のイズミダ作品も展示販売する。こちらも数量限定で販売。会期は4月上旬まで。

問い合わせ先
インティミッシミ 渋谷文化村通り店
03-3461-3655

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どこか「変態」を感じる「天狗」の新酒場「神田屋」。正統派を捨てて、個店的なニッチに踏み出す

 「テング酒場」などを展開するテンアライドが始めた新しい酒場業態「神田屋」が密かな話題となっている。現在、4店。経営危機に瀕しているテンアライドとしては、「天狗」のブランドを捨てて、多くのチャレンジをしている店。正統派酒場の代表格「天狗」らしくない「変態さ」満載で、ワクワクするのだ。
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「餃子酒場」はもう飽きた。これからは「夜市酒場」でしょ! コロナ解除下こそ、お客を惹きつけると確信できるワケ

 餃子や焼売など、中華の点心をメインにした酒場やバルが活況だが、料理とは別の要素でウリを出している飲食店も増えている。それは、台湾や香港の屋台をイメージしたような「夜市酒場」だ。どんな特徴があるのか、既存の点心酒場との違いは何か、そしてなぜ「夜市酒場」が増えているのかを考えると、コロナ解除で人出が増える時期に適した特徴があった。
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「トーガ」 × 「スピード」は水着素材のコートやTシャツなど シームレステープがアクセントに

 「トーガ(TOGA)」は、スイムウエアブランド「スピード(SPEEDO)」とコラボレーションしたTシャツやショーツを3月24日に発売する。同コラボのコートやドレスは「トーガ」直営店や公式オンラインストア、取り扱い店で既に販売中だ。

 両ブランドのコラボアイテムは全10型で、24日に発売するのは、ストレッチ性が高く肌触りのいい素材“ストレッチ ウーブン ソロテックス”のTシャツ(2万2000円、2万7000円)やショーツ(2万7000円、2万9000円)、両者のロゴを配したショルダーバッグ(1万3000円、1万8000円)、スイムパンツ(1万2000円、1万4000円)、スイムタンクトップ(2万1000円、2万4000円)だ。

 なお同日には、吉田カバンの「ポーター(PORTER)」とのコラボバッグ3型も発売する。「トーガ」らしいバンダナ柄を用いたパッカブル仕様のトートバッグ(4色、各4万4000円)、内・外ポケット付きのショルダーバッグ(3色、各5万4000円)、スマホが収納できるスクエア型バッグと「トーガ」のトライアングルケース付きのダブルミニバッグ(4色、各2万9000円)をラインアップする。

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「ネグレクトアダルトペイシェンツ」2021-22年秋冬東京コレクション

 「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」が2021-22年秋冬コレクションを東京で発表した。

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「サルバム」2021-22年秋冬東京コレクション

 「サルバム(SULVAM)」が2021-22年秋冬コレクションを東京で発表した。

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「めっちゃソマル」と話題! カラーシャンプー「ソマルカ」からオレンジが登場

 ホーユー プロフェッショナルカンパニーは4月9日、カラーヘアケアブランド「ソマルカ(SOMARCA)」から新色オレンジの“カラーシャンプー”(150mL、2000円)と“カラーチャージ”(130g、1800円、価格はともに編集部調べ)を発売する。

 「ソマルカ」はたっぷり泡立つ“カラーシャンプー”と、“カラーシャンプー”の後に使用して染まりをさらに高める“カラーチャージ”のダブル使いで色素を補充することで、サロンで染めた髪のカラーキープをかなえるホームケアブランド。

 一般的なカラーケアには「手の爪まで染まってしまった」という悩みも多いが、同ブランドでは長年ヘアカラーを追求してきたホーユーの知見を生かし、髪はしっかり染まっても爪は染まりにくい最適な色素バランスにこだわっている。

 2019年6月に誕生し、アッシュとパープル、ピンク、ブラウンの4色を展開していたが、暖色カラーへの人気の高まりを受け、新たにオレンジを発売するに至った。ハイトーンから中間色まで幅広い髪色で楽しめるよう、くすみを抑えた鮮やかな色みを実現。潤いを感じさせるジューシーなオレンジカラーになっている。

 特徴は“カラーシャンプー”と“カラーチャージ”のダブル使いにより、手軽で染まりやすいこと。特にビフォー&アフターが分かりやすいピンクは、SNS上で「めっちゃピンク!」「確実にソマル」などと話題になっていて、同様のトレンドカラーの新色としてオレンジへの期待が高まっている。

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自分のことが後回しになりがちな産前産後の女性向けヘア&ボディーケアブランド「ミー」

 タカラベルモントは、産前産後の女性に向けたヘア&ボディーケアブランド「ミー(M.I)」を産婦人科クリニックなどで4月1日に発売する。そのほかの販売チャネルは検討中だ。

 妊娠中・出産後の女性の中にはホルモンバランスの変化から、今までのヘアケアやボディーケアをそれまでのように使えない人がいることに着目。婦人科領域における事業知見とプロフェッショナル向け毛髪用化粧品の研究開発の知見を融合し開発した。

 ブランドコンセプトは “やさしく私をつくる。”。シャンプー、トリートメント、ボディーソープの3アイテム(3300〜4400円)を扱う。出産前後の女性の特徴的変化である肌や髪の乾燥・パサつきと匂いへの敏感さに着目し、ホホバ種子油やオリーブ果実油、ワサビノキ種子エキスといった植物由来成分を共通配合。しっかり洗いながらも肌と髪を優しくいたわる処方を追求した。香りはつわりの時期でも抵抗感が少ないとされる、ナチュラルで穏やかなマンダリンオレンジの精油を選んだ。

 「ミー」を手掛けたメディカル事業部はこれまで、産婦人科との関わりも多かったものの診察台や分娩台などの機器が中心で、化粧品の開発は今回が初めて。自身も妊娠中で開発の中核を担ったメディカル事業部マーケティング部の山本理奈さんは、「髪質の変化や、頭皮のかゆみ、匂いに敏感になったことなど、妊婦だからこそわかる変化や悩みがたくさんあった。体の変化に合うヘアケアがなく大好きだったバスタイムが憂鬱になり、ストレスまで感じるほどに。赤ちゃんが最優先で、自分のことは後回しになってしまう出産前後の女性たちの入浴時における悩みやストレスを軽減したい思いが商品開発のきっかけ」と話す。メディカル事業部が発足して約50年、産婦人科領域に進出して約42年が経ったが、今後は機器だけでなく女性のライフスタイルに寄り添うために産婦人科領域に向けたウィメンズヘルスケアに取り組むという。

 タカラベルモントは1921年に鋳物工場として創業。67年に医療分野に進出し、診察台やデンタルユニットなどを手がける。現在は化粧品や理美容機器などのサロン事業とデンタル、メディカル事業を中心に据える。2021年10月5日に創業100周年を迎えることからパーパス「美しい人生を、かなえよう。」を制定し、次の100年に向けて歩みを進めている。

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俳優の小沢仁志が眼鏡で「日本統一」? フォーナインズが初のタレントブランド生産

 眼鏡企業フォーナインズ(999.9)は、俳優のほか監督やプロデューサーとして活躍する小沢仁志の眼鏡ブランド「オザワ スペシャル(OZAWA SPECIAL)」を生産、発売した。

 フォーナインズが以前からオリジナルビデオシリーズ「日本統一」「疵と掟」「KYOTO BLACK」「CONFLICT」など小沢が出演する映画やドラマの眼鏡をたびたび手掛けていたことが縁で、今回のオリジナルブランド立ち上げに発展した。フォーナインズが、タレントの眼鏡ブランドを手掛けるのは初めて。

 「フォーナインズ」のショップがある伊勢丹新宿本店メンズ館8階のイセタンメンズ レジデンスで、3月31日までポップアップショップをオープン中だ。同店で顧客イベントを行った小沢に話を聞いた。

WWD:サングラスは、小沢氏のトレードマークだ。

小沢仁志(以下、小沢):サングラスは昔から好きで、中学生のころは新宿駅東口の近くにあった店で安価なサングラスを買っていました。今、40本ほど持っています。

WWD:出演作では、いつもサングラスを掛けている。

小沢:好きで掛けているのですが、撮影では照明の影響で目が真っ赤になるので、目を守るためにもサングラスが必要なのです。逆にサングラスをはずすと、皆さんは私が誰かわからなくなりますね(笑)。

WWD:フォーナインズとの眼鏡ブランド立ち上げのいきさつは?

小沢:作品で使用するサングラスを探すためにあちこちの眼鏡店を回ったのですが、しっくりくるものがなかなか見つかりませんでした。幅が狭くて、私に合うサイズが少ない。海外に行ったときに買うことが多かったのですが、フォーナインズと出合い、機能的なレンズも合わせてカスタマイズしていただいたことで大変助かりました。

WWD:「オザワ スペシャル」の掛け心地は?

小沢:軽くて、とても楽です。私が昔から掛けているクラシックなサングラスと比べて、デザインは新しく進化している。サーモントやブロータイプなどバリエーションが豊かで、私が要望した以上の商品に仕上がっています。「フォーナインズ」は、プライベートでも10本ほど持っています。(フォーナインズが製造と日本における販売代理店業務を行っているドイツの眼鏡ブランド)「ウルフギャング プロクシュ(WOLFGANG PROKSCH)」の派手なデザインも好きです。

WWD:ポップアップショップで、お客さまと一緒に眼鏡選びをした感想は?

小沢:いかつい私がファンと触れ合う機会はほとんどありませんでしたので、貴重な経験となりました。それも伊勢丹で実現できたことをうれしく思っています。

 今後、「日本統一」シリーズの続編や制作中の劇場版のほか、4月16日にU-NEXTで先行配信される「列島制覇」などで「オザワ スペシャル」が使用される。

 また、小沢の共演者で同イベントに同行した俳優の山口祥行も「フォーナインズ」愛用者だ。「サングラスは、体の一部になっています。私は撮影でサングラスをよく壊すので、100円ショップのものを使っていたことがありますが、『フォーナインズ』を掛けるようになってから壊さなくなりました。特殊なレンズを使用しているので、撮影時の反射も気になりません」。

 フォーナインズの飯村祐一社長は「小沢氏とは4~5年前にある会で知り合い、当社のイベントにも参加いただいたことがある。強い存在感がある小沢氏にぴったりのクオリティーが高い作品ができたと思う」と語った。

 「オザワ スペシャル」は、フォーナインズの一部取扱店や、小沢仁志公認オフィシャルサイト「小沢会」で販売される。価格は3万4000~3万6000円。

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ラルフ ローレンが米国で“定額レンタル”サービスを開始 変化する消費動向に合わせて

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)によるウィメンズブランド「ローレン ラルフ ローレン」が、レンタルとサブスクリプションサービス「ザ・ローレン・ルック(The Lauren Look)」を開始する。BtoB向けにレンタル事業の管理から必要なテクノロジーなどを提供するカースル(CaaStle)と提携を結んだ。ラルフ ローレンが商品を提供し、カースルは衣類のクリーニングや配送管理を行う。同サービスはブランド公式サイトからアクセス可能で、北米限定だ。

 レンタルは月額125ドル(約1万3500円)からで、ドレスからトップス、ジャケットなど幅広いカテゴリーのアイテムを600種以上そろえた。5月までに新たに170アイテムを追加する予定だ。また、サイズインクルーシブのメンバーシップもある。ユーザーが選んだお気に入りのアイテムからキュレートした4着をまず発送し、着用期間後は割引価格で販売、または新たなアイテムと交換手続きを行う。割引は基本的に30%前後を目安とするが、アイテムの種類やシーズンによって異なるという。ウェブサイトではアイテムの紹介に加えて、スタイリストによる着回しのアドバイスも提供する。送料とクリーニング費用は無料だ。

 レンタル回数に上限を設け、それに達したアイテムは貧困状態にある人々に洋服を提供する非営利団体「デリバリーイング・グッド(Delivering Good)」に寄付する。購入して数回しか着用されない洋服の使用期間を延長して無駄を減らすことに加えて、使用後のプログラムも導入することで、洋服の循環性を高める取り組みだ。デイビッド・ローレン(David Lauren)=ラルフ ローレン チーフ・イノベーション・オフィサーおよび取締役副会長は、「『ザ・ローレン・ルック』は、共有経済(シェアリング・エコノミー)への関心の高まりに注目し、洋服の消費についてこれまでにない視点を加える。新しい消費モデルの探究につながる」とコメント。

 同氏はまた、新しい顧客層の呼び込みにも意欲的だ。「レンタルに興味を持っているのは、若者が中心だ。コレクションから購入する金銭的余裕を持ちづらい層なので、需要が合うはず。これまではCDや映画を所有し、車も気軽に購入していた。しかし現代のオンデマンドおよびレンタル事業はビジネスの在り方に影響を与え、カルチャーを変えてきた。若者は今、頻繁に自分が何者であるかについて考え、アイデンティティーを変化させている。そういうときにレンタルは、自由を与えてくれる。ものを持たなくなった層にアプローチする有効な手段だ」と語った。

 洋服のオンラインレンタル市場は、2019年に12億6000万ドル(約1300億円)に達し、25年までに20億8000万ドル(約2200億円)に拡大すると予想されている。環境に優しい購買を意識し、ものを所有する傾向が薄いミレニアル世代の中でも、細かく変わるファッショントレンドに対応するための手段としても需要が高まっている。ほかにも、「ヴィンス(VINCE)」「レベッカ テイラー(REBECCA TAYLOR)」「ニコル ミラー(NICOLE MILLER)」、グウィニー・ビー(GWYNNIE BEE)、ブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)、アン テイラー(ANN TAYLOR)といったブランドや企業がレンタル事業に取り組んでいる。

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弁護士・学者・元裁判官によるファッションロー専門チームが誕生 炎上しないためのガイドライン策定やロビイングに取り組む

 近年、ファッション業界の法律問題を総称する“ファッションロー”という言葉が少しずつ浸透してきている。ファッションロー分野を得意とする小松隼也弁護士と海老澤美幸弁護士が所属する三村小松山縣法律事務所は2021年1月、ファッションローに特化した専門チーム“ファッションロー・ユニット”を結成。その狙いや目的を聞いた。

――三村小松山縣法律事務所は小松隼也弁護士と海老澤美幸弁護士が所属しているから、もともと“ファッションローに強い法律事務所”という認識だった。ユニットを結成することで何が変わったのか。

小松隼也弁護士(以下、小松):私と海老澤さんが同じ事務所に所属しているということが意外と知られていなかったので、それをきちんと打ち出すことは狙いの一つです。また、同じ事務所の中にファッションロー案件に対応できる心強いメンバーがほかにも複数いるということを十分にアピールできていなかったので、きちんと打ち出していこうと考えました。

海老澤美幸弁護士(以下、海老澤):ファッションロー案件をやるときには、必要に応じて三村さん(三村量一弁護士)や玉井さん(玉井克哉教授兼弁護士)に相談したり、塩川さん(塩川泰子弁護士)とも連携していましたが、それを強みとして外部に打ち出せていませんでした。三村さんは“プリーツ・プリーズ事件”(=「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」の商品の模倣品裁判)を裁判長として担当した人ですし、玉井さんはファッション分野で頻繁に問題となる不正競争防止法2条1項3号の立法に関与しています。塩川さんは海外との交渉案件に強い弁護士です。そこに今年の1月から中内(中内康裕弁護士)さんが加わってくれました。

――弁護士だけでなく、ファッション業界の問題に詳しい元裁判官や学者の視点も踏まえたアドバイスはクライアントにとっても有益だろう。

小松:何かトラブルが起きたときにブランドを守るために必要な権利を取得していなかった、といったことがファッション業界ではよくあります。企業やブランドが無駄な資金や労力をかけないためにも、ゴールを設定してそこから必要な権利は何かを逆算していくための戦略を立てるときに、三村さんの元裁判官としての経験や玉井さんの学者としての意見はとても参考になります。弁護士も私と海老澤さんに加えて塩川さんが参画したことで、海外との交渉案件への対応力がさらに強化できました。塩川さんは海外案件のほかに、芸能関係の案件も多く手掛けています。

塩川泰子弁護士(以下、塩川):アーティストの契約のチェックやインフルエンサーの動画の内容を法律の観点からチェックしています。また、動画をアップした後に問題が発生した場合の対応などのご相談も多いです。

――語学が堪能で海外案件に対応できる弁護士はどの法律事務所にとっても貴重な存在だ。中内康裕弁護士が21年1月に大手法律事務所から移籍したのはファッションローを専門にしたかったから?

中内康裕弁護士(以下、中内):私が就職活動していたときには、“ファッションロー”という言葉はまだ浸透していなかったこともあり、その軸で就職先を探していませんでしたが、弁護士として働くにつれて自分の好きな業界のために弁護士として仕事をしたいと思ったのが出発点です。

――中内弁護士はバンタンデザイン研究所に通っていると聞いた。

中内:大手法律事務所に入って2年目のときに社会人コースに通い始めて今も継続中です。そこではバターンの勉強などをしていて、今日は自分でパターン引いて、自分で作ったシャツを着てきました。ファッションが好きで弁護士としてかかわっていきたい気持ちがあったので、同じロースクール出身の海老澤さんにコンタクトを取りました。そこから海老澤さんと小松さんが主宰しているファッション関係者のための法律相談窓口「fashionlaw.tokyo」を手伝う中で、業界内にはリーガルサポートを求める声が多いことを知りました。

――中内弁護士が最近注目しているファッションローのトピックは?

中内:自分の氏名をブランド名として商標登録することが難しくなっている問題に注目しています。デザイナー目線で考えたときに、自分の名前でブランドを立ち上げられないのはかなりデメリットだと思いますし、ファッション関連の学生と話しても自分の名前でブランド出したいと強く思っている人もいるので、この問題は深刻だと感じています。

――ファッションロー・ユニットとして取り組んでいきたいことや、力を入れていることは?

小松:ロビイング(官公庁がルールや法律を作る前に、業界としてのニーズを吸い上げて伝えること)活動に力を入れたいです。ファッション業界はロビイングが弱いという課題があり、ロビイング活動をしていると民間企業から声が上がっても学者の意見書や裁判所の考えが出ることは少ないと感じます。当事務所のファッションロー・ユニットには裁判所の視点を三村さん、学者としての意見を玉井さんがカバーできますし、実務の声は小松・海老澤・塩川・中内で取りまとめられます。ロビイングに対応できるチームがいる法律事務所だということは、今回のユニット結成で打ち出せたと思います。

塩川:日本は分野に限らずロビイングが得意ではないと感じます。制定されて困るルールができる前に業界の実情や希望を伝えることが重要で、法が制定される前であれば「自主的に業界のガイドラインを作るから法で規制する必要はないよね」と交渉する余地もあります。官公庁側は企業が意見を出すことに対して決して門戸を閉ざしているわけではないですし、企業側としても官公庁が法改正の方向性を検討しているタイミングで、正常な経済取引まで規制されないように意見を伝えていく必要があります。

小松:今動き出そうとしているのは、サステナブルなサプライチェーンを作ることができた企業に国が助成金を出すことで、業界としてサステナブルを推進する取り組みです。業界独自に取り組もうと思っても、なかなか重い腰が上がらないこともあるので国のサポートを得られるような仕組みを作ろうとしています。われわれは複数のファッション関連企業と環境省の間に入って、意見のすり合わせをしていきたいと思います。

海老澤:そのほかにも昨年は文化の盗用の問題やジェンダー、人種差別による炎上事件が多かったですが、文化の盗用の問題については業界のガイドライン策定にも取り組んでいきたいと考えています。文化の盗用ははっきりとした線引きが難しい問題なので、企業は炎上を必要以上に恐れるあまり、表現に対して消極的になっています。こうした状況を打開するためにも業界が自主的にルールを作ることで企業は安心して創作活動を行うことができると考えています。ファッションロー・ユニットには実務家、裁判官、学者がそろっているので、それぞれの視点を生かしてルールを検討し、業界関係者と対話を重ね、業界のスタンダードを作っていけたらいいなと思います。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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パリ上陸で話題の「キス」と「ドーバー」新店を調査 “ポストコレット”有力候補

 2021-22年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウイーク開催直前に、パリに2つのショップがオープンしました。2月26日にオープンしたのは、ロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)が手掛ける「キス(KITH)」です。11年にニューヨークで創業すると、ブルックリンやマイアミ、ロンドン、ロサンゼルスに出店し、初のインターナショナル旗艦店として「キス トウキョウ」を昨年7月にミヤシタパークに開きました。パリの旗艦店は凱旋門から近く、17世紀にホテルとして開業した建物を改築。3階建てで総面積1万6000平方メートルと「キス」最大の規模で、東京の店よりも約2倍の広さを誇ります。メンズとウィメンズのスニーカーやウエア、下着、アクセサリー、小物、キッズウエアをそろえる物販スペースと、レストランのサデルズ(SADELLE ’S)、シリアルバーのキス トリーツ(KITH TREATS)も構えています。

優れた空間演出とMD

 フランスの衛生基準規則に従い、店内の混雑を避けるために来店はオンラインでの事前予約制です。エントランスには大理石の床と、ドーム型の天井には“エア マックス 1(AIR MAX 1)”がずらりと飾られた圧巻の光景が広がります。1階はレストランとシリアルバーの飲食スペースと、リビングルームのような空間で雑誌やオブジェを販売しています。地下が航空機のキャビンを模した展示用スペース(私が店舗を訪れた時は閉鎖中)で、2階が商品が豊富に並ぶメインフロアです。スニーカーのセレクトは「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(ADIDAS)」、「ニューバランス(NEW BALANCE)」など他店舗と同じ王道で、コラボレーションアイテムは「アディダス」の“ガゼル クラシック コレクション(GAZELLE CLASIC COLLECTION)”、「コンバース」の“チャックテイラー 70(CHUCK TAYLOR 70)”、「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」の“アリゾナ(ARIZONA)”と“ボストン(BOSTON)”がありました。「ナイキ」とのパリ店限定シューズ”エアフォース1 ロウ パリ(AIR FORCE1 LOW PARIS)”は、トリコロールカラーのスウッシュやシュータンタグがあしらわれたデザイン。ただし即完売だったそうで、店舗にはディスプレイ用しか残っていませんでした。

 メンズウエアはオリジナルブランドのほかに「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「ルード(RHUDE)」、「モンクレール(MONCLER)」、「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」がセレクトされています。財布やサングラスの小物コーナーには「サンローラン(SAINT LAUREN)」や「グッチ(GUCCI)」などのメゾンブランドもそろえ、ウィメンズは「ヘロン プレストン(HERON PRESTON)」や「アンブッシュ(AMBUSH)」といったニューガーズグループ(NEW GURADS GROUP)系のウエアが並んでいました。

 1階は吹き抜けで開放感のあるレストランや、空間をぜいたくに使った広々とした陳列で、まるでラグジュアリーブランドの店舗のような上質空間。ショップスタッフは、フランスでは珍しくとても丁寧な接客で(笑)、かつてコレット(COLETTE)で働いていたスタッフも数名勤めているのだとか。来店客は20代前半かさらに下の世代の男性が多く、ほとんどがショッピングバッグを持っていたので購買意欲は高いようです。コレット閉店後はパリに複数のコンセプトストアがオープンし“ポストコレット”の座を狙っていますが、私は「キス」が有力候補だと思います。ウィメンズのウエアは少ないものの、優れたマーチャンダイジングと空間作りの上手さに可能性を感じました。地元客と、今後戻ってくるであろう観光客とでどのようにコミュニティを形成し、店舗を成長させていくのか、とても楽しみです。

“リトル”でも中身は濃厚

 もう一つの新店は、2月27日にオープンした「ドーバー ストリート リトル マーケット(DOVER STREET LITTLE MARKET)」です。かつてのトレーディング ミュージアム パリ(TRADING MUSEUM PARIS)跡地で、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」旗艦店の向かいに位置します。こじんまりした店内では、ドーバー ストリート マーケットが支援する7ブランドが取り扱われています。今季パリコレに初参加した「ウェインサント(WEINSANTO)」やアラバマ出身デザイナーによるニューヨーク発の「ヴァケラ(VAQUERA)」、カリフォルニア発の「ERL」、ベルリン拠点のDJが手掛ける「ハニー ファッキン ディジョン(HONEY FUCKING DIJON)」、シンガポールのデザイン集団「ユース イン バラクラバ(YOUTHS IN BALACLAVA)」、メキシコの「リベラル ユース ミニストリー(LIBERAL YOUTH MINISTRY)」、そしてモスクワの「ラスベート(RASSVET)」です。若手ブランドらしいエネルギーが感じられるスペースになっていて、洋服一着ずつを興味津々に見ているとあっという間に時間が過ぎていました。店舗規模は小さくとも、ほかのドーバー同様に新しい発見やアイデアを与えてくれそうです。

 同店のオープンから数日後、米「WWD」はドーバーが商業と文化を融合した新たなコミュニティスペースをパリにオープン予定だと報じ、話題になりました。場所はマレ地区の17世紀に建てられた個人邸宅で、約3万5000平方メートルという敷地の物件と賃貸契約を結んだとのこと。詳しい内容は明かされていませんが、物販フロアのほかに、イベントなどさまざまなプロジェクトが実施可能なスペースを設け、文化を育んでいきたいのだとか。パリではほかにもLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が所有する老舗百貨店「サマリテーヌ(La Samaritaine)」が4月末に開業を予定しており、2024年のパリオリンピック開催を前に、商業施設やホテルのオープンラッシュが続きそうです。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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デリーゴジャパン新社長がコロナ禍の就任 眼鏡ビジネスを立て直す秘策は?

 イタリアの大手眼鏡メーカー、デリーゴ(DE RIGO)の日本法人デリーゴジャパンの新社長に3月1日付で沖本晴彦氏が就任した。

 沖本氏はニコン・エシロールの出身。同社の先輩である羽中田政樹・前社長のオファーを受け、昨年10月に副社長としてデリーゴジャパンに入社した。眼鏡業界における約30年のキャリアの中で、レンズ、フレーム、サングラス、眼鏡機器など一通りのビジネスを手掛け、国内営業はもとよりアメリカやアジアの事業拡大にも携わるなど豊富な経験とネットワークの持ち主だ。

 デリーゴジャパンの柱はハウスブランド「ポリス(POLICE)」を始め、「ショパール(CHOPARD)」「フルラ(FURLA)」「エスカーダ(ESCADA)」などのブランドビジネス。日本はデリーゴ全体の売り上げの6%を占める重要な市場ながら、2020年12月期はコロナの影響でイタリア本社と同様に20%以上の減収だった。厳しい商況の中で新体制の船出となったが、どのような成長戦略を描いているのか。リニューアルした同社のショールームで話を聞いた。

WWD:眼鏡事業のマネージングは久しぶりだ。

沖本晴彦デリーゴジャパン社長(以下、沖本):約10年ぶりです。レンズ事業と勝手が違いますが、違和感は全くありません。トップとして全責任を負うことへの新鮮さを感じています。

WWD:市場環境はどう変化している?

沖本:かつて大手眼鏡メーカーが海外ブランドのライセンス事業で興隆を極めていた時代が終わり、「ジンズ(JINS)」や「ゾフ(ZOFF)」など新勢力の台頭を受けて、眼鏡専門店も強みを生かしたハウスブランドにますます力を入れているのが現在です。ブランドビジネスが縮小しています。

WWD:今の売り上げの推移は?

沖本:1月、2月は苦戦が続いていますが、「ポリス」や「フルラ」の2万円代の商品は健闘しました。全般的に高価格帯の売れ行きが鈍いようです。

WWD:新体制の下、どんな戦略を練っている?

沖本:技術畑出身の羽中田氏が築いた経営基盤をしっかりと受け継ぎながら、営業畑出身の私らしい成長戦略を描いています。まず着手しているのは、営業の組織改革です。ポイントはデジタルを駆使しながら、マネージメントやマーケティングを連動して市場とコミュニケートしていくしくみを変えること。そして、各カテゴリーでナンバーワンのブランドを育てることです。2番手、3番手ではシェアが取れない。

WWD:ナンバーワンになるための具体策は?

沖本:差別化しかありません。全体の売り上げの半数近くを占める主力の「ポリス」は、従来のモデルに加え、ワンランク上の質の高い日本製品を発売します。日本のユーザーに合わせて特別に開発されたコレクションです。さらに、若い世代に向けた企画も検討中です。各ターゲットに特化した商品提案を進めます。

WWD:ブランドポートフォリオも増えている。

沖本:日本における独占販売代理契約を結んだドイツの「ローデンストック(RODENSTOCK)」と「ポルシェデザイン(PORSCHE DESIGN)」に加え、「トゥミ(TUMI)」を販売します。100年以上の歴史を持つ「ローデンストック」は、日本でもシニア層を中心に根強い人気がある。コアな愛用者を大切にしながら、どのようにファンの幅を広げていくのかが課題です。「ポリス」や「ローデンストック」は、今後も成長の可能性を秘めています。

 ミケーレ・アラクリ(Michele Aracri)=デリーゴCEOは日本のビジネスについて、「沖本氏が積み上げてきた営業実績と、デリーゴジャパンのチーム力を融合させて日本市場におけるさらなる成長を確信しています。沖本氏とは、ハウスブランド強化の重要性について意見を交わしました。『ポリス』はまだ成長できるポテンシャルがあり、さらなる拡大を目指すという共通認識を持っています。また『ローデンストック』とのパートナーシップのおかげで、ミドル&ハイセグメントのブランドを取り扱う眼鏡小売り店との取引も増えている。新たな気持ちで、2021年を出発できました」とコメントした。

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グローバルダイニング訴訟争点。非協力店は2千店もあるのに同社だけ? SNS拡散は許されないのか?

株式会社グローバルダイニング(本社:東京都港区、代表取締役社長:長谷川 耕造)が、東京都が新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく時短営業の命令を行ったことは違法だとして、都に損害賠償を求め、3月22日に東京地裁に提訴した。
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「この発想、実にオモシロイ」。5坪、ワンオペ、利益60万円。日本初の「コンビニバー」は、飲食業の救世主となるのか?

 250種類以上のお酒やオールドボトルを手頃な価格で楽しめるスタンディングバー「お酒の美術館」を展開する株式会社のぶちゃんマン(本社:京都府京都市、代表取締役:滝下信夫)が、コンビニ内の一区画を出店場所に選んだ「コンビニバー」の新規出店を強化している。「コンビニ内でバー?」、実はこれ、あるコンビニオーナーの声から生まれたサービスである。
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「クロックス」を変えるマーケティングの達人に聞く 「週末、近くのコンビニに行くための靴でありたい」 

 万人受けする履き心地と手入れのしやすさで、子どもから大人までが履く、穴のあいたサンダル「クロックス(CROCS)」。かつては決して“オシャレ”とは言い難かったこのサンダルも世界規模で見ると、ここ最近は欧米を中心に、ラグジュアリーブランドやセレブリティーなどとの大胆で自由度の高いコラボレーションが目立っている。こういった流れに遅ればせながら、クロックス・ジャパンは、これまでに「リーバイス(LEVI'S)」や「アディダス(ADIDAS)」のマーケティング戦略で手腕を振るった出倉成昌氏を招へいし、大きなリブランディングを図る。生まれ変わる「クロックス」の展望を聞いた。

WWD:これまでの「クロックス」をどのようなブランドだったと捉えている?

出倉成昌クロックス・ジャパンマーケティング部 部長:「クロックス」は2002年にボートシューズブランドとしてアメリカで生まれた。日本に上陸したのは恐らく05年で、その翌年には大ヒットした。恐らくみなさんが「クロックス」と聞いて思い浮かべるであろうサンダルは、“クロッグ”というカテゴリーに分類される。「クロックス」がクロッグの市場を新しく作ったという意味では、フットウエア界に多大な影響を与えたブランドだ。ただ、それにより類似品が多く出回ってしまったのも事実で、クロッグの中で価格競争が始まった。定価5000円の「クロックス」に対し安価な商品が次々と出てきて、その価格競争に負けて大きく低迷期に入った。そこから少し経って、クロッグ以外のフットウエアを発売したが、幅広く展開したことが結果的にブランドとしての差別化をどんどん不明瞭にしてしまった。一方で多くの日本の家庭には、それが「クロックス」だったかは別として、一足はあるので認知度は高い。

WWD:海外では米「コンプレックスコン(ComplexCon)」への出展やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)とのコラボが記憶に新しい。日本ではどうか?

出倉:「クロックス」のトレンドの流れでいくと日本は間違いなく遅れている。アメリカでは14~15年に大きなリブランディングが行われた。その後、17年の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」とのコラボを筆頭に、ヨーロッパではラグジュアリー領域、アメリカではストリート領域にブランドを露出していったことで、明らかに日本よりも早く復活した。

WWD:日本市場の「クロックス」に対して、どのような課題を感じているか?

出倉:正直たくさんあるが、まず、そもそもこれまではブランドとしての体を成していなかった。カテゴリーの中ではアイコン的な存在かも知れないが、まだ“クロッグ=クロックス”というレベルではない。「クロックス」を選んでもらうための付加価値や理由を明確に定義し、圧倒的なポジショニングを確立したい。認知の質も課題で、パーセプション(ブランドの印象)に関しては、かなり注意深く見ていく必要がある。クロッグの履き心地や使い勝手の良さに価値を感じて愛用くださっている人はもちろん大切にしながら、ブランドとしてはファッションやスタイルの文脈も持たせたい。その上で印象的なものにしていくことがこの先のブランドの成長を左右する。特にZ世代への訴求が重要になってくる。

WWD:その上でブランドとして何を発信していくか?

出倉:ブランドメッセージとして「COME AS YOU ARE」を掲げている。これは等身大の背中を押すようなブランドでありたいという意味。“履いたそのままでいい”“作り込まなくていい”というのは、数あるフットウエアブランドの中でも稀有なスタンスだと思う。自分なりの一足を表現してもらうツールとして、“ジビッツ”(クロッグをカスタムできるパーツ)を提案し、パーソナライズすることで自分の“好き”を表現してもらい、ブランドとしてその価値観を尊重したい。そういったことがリブランディングする上ですごく重要になるだろう。

WWD:現在の取扱先は?

出倉:広げ過ぎたものを刷新中なので具体的な数は追えていないが、ブランドとしてベストなプレゼンテーションができる売り場と、売り上げを作るための売り場を精査しているところ。自分たちが売りたいお客さまに、自分たちが売りたい値段でしっかり売る方針に変わりつつある。

WWD:改めて「クロックス」の強みは?

出倉:圧倒的な履き心地だ。もともとボートシューズ向けに作られていた背景もあるので、濡れた地面でも滑りにくい。手入れも簡単なので、汚れも洗い流せるし、機能面は非常に高い。医療従事者や飲食店向けの、プロシリーズ「クロックス アット ワーク」もある。それに加えてジビッツ。これらの強みをこれから“本物化”させていく。

WWD:具体的な施策は?

出倉:まずは驚かせた上で喜んでもらえるようなアクティベーションをどんどん仕掛ける。例えば、年明けに発売したタイダイ柄のコレクションでは、とんだ林蘭さんをキャンペーンビジュアルに起用し彼女の私服に合わせたビジュアルを公開した。これまでになかった見せ方を試していきたい。もう一つは、Z世代に向けた認知度の強化だ。感度の高いお客さまと相性の良い小売店と組み、首都圏を中心としたキャンペーンを打つ。コラボレーションも武器になる。過去に「ケンタッキー」とコラボした際には実際のサンダルにフライドチキンの香りを仕込んだり、ニコール・マクラフリン(Nicole McLaughlin)とのコラボではライトやコンパス、バンジーコードなど、キャンプで使える小物をクロッグ全体に装着したりした。自由度は非常に高い。

WWD:改めて、これからの「クロックス」をどう変えていく?

出倉:冒頭で話した数ある問題点を全て突破しなければならないが、まず、ブランドのポジションニングをはっきりさせたい。「クロックス」は過去にアメリカで“アグリー(醜い)”と揶揄されることがあったり、最近では“Love to Hate”みたいな言葉も使われている。だったらそういったブランドになろう、と。嫌われないように無理してコミュニケーションするのではなく、好きだけど嫌い、ちょっと憎たらしい、どこかツッコミたくなるようなブランドになりたい。例えば一般的な女性が平日にハイヒールなどの綺麗な靴を履いて勤務されているとする。「クロックス」はハイヒールと勝負したいわけではなく、週末のなんでもないときに、スッピンで近くのコンビニに行くためにサラッと履いてもらえるような靴。そのときの靴は間違いなく「クロックス」であって欲しい。「クロックス」にしかできない強みはきっとそこだと思うので、その価値を伝えていきたい。

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成功ばかりではない。赤字もあった。「牛角」創業者・西山氏、第2の創業から8年の道のり

 「牛角」創業者で、「焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーション(DI)グループの総帥、西山知義氏がレインズ売却後、再び会社を立ち上げて、8年。海外を含めてグループ全体で300店近くを展開するが、すべてが順調だったわけではない。話題が先行しがちなDIグループの実際の姿。
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「ユーチューブ」のショートムービー機能、アメリカでも試験運用開始

 グーグル(GOOGLE)傘下のユーチューブ(YOUTUBE)は、1分程度の短尺動画を扱うショート(Shorts)の試験運用をアメリカで開始した。2020年9月からインド限定で試験運用していたが、今後数週間のうちに同機能のベータ版を段階的に公開し、全米で使用できるようにする。

 ショート動画では、複数の動画のつなぎ合わせや音楽の使用、動画スピードの調整に加えて、文章の挿入や他の動画を音源として使用することができる。ユーチューブに投稿された動画を音源化する機能も開始する予定で、ミュージックビデオや新曲を公開するプラットフォームとして音楽業界と深いつながりを持つユーチューブの特性を生かす。視聴者はショート動画をパソコンではトップページから、スマートフォンでは特設タブからそれぞれ閲覧可能となる。特設タブではティックトック(Tiktok)やインスタグラムのリール(Reels)のように、縦スワイプで流れるように動画が見られる。

 トッド・シャーマン(Todd Sherman)=プロダクト・リードは、「ショート動画を投稿するインドのチャンネル数は、12月の初めからから3倍以上増えている。世界中からショート動画を閲覧する人も増えてきた。3月現在、ショートプレーヤーでの再生が1日あたり65億回を超えている」とコメント。新たにアメリカでの試用を開始することで、「ユニバーサル・ミュージック・グループ(UNIVERSAL MUSIC GROUP)やソニー・ミュージック・エンターテインメント(SONY MUSIC ENTERTAINMENT)、ワーナー・ミュージック・グループ(WARNER MUSIC GROUP)など250を超えるレーベルによる幅広い“音楽カタログ”がそろう」と、ユーチューブの強みを示唆した。

 ショート動画の導入によってクリエイターたちによるメインの動画から逸脱させるのではなく、連携できるプラットフォームへの発展を目指している。ショート動画に使用する音楽をコンテンツのためとしてだけでなく、視聴者がショート動画をきっかけに音源に関心を持ち、クリエイターやアーティスト、フルアルバムについて知っていくような環境を構築する。現段階では利用方法や表示に関する疑問がインターネット上に溢れており、ユーチューバーにとってもショート動画の視聴時間が総再生時間に反映されないという点が混乱を招いている。しかし新機能はティーザー動画に似た性質を持っており、今後詳細が詰まるにつれてインフルエンサーや企業にとって有効な宣伝ツールとなる可能性を持つ。

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「ユーチューブ」のショートムービー機能、アメリカでも試験運用開始

 グーグル(GOOGLE)傘下のユーチューブ(YOUTUBE)は、1分程度の短尺動画を扱うショート(Shorts)の試験運用をアメリカで開始した。2020年9月からインド限定で試験運用していたが、今後数週間のうちに同機能のベータ版を段階的に公開し、全米で使用できるようにする。

 ショート動画では、複数の動画のつなぎ合わせや音楽の使用、動画スピードの調整に加えて、文章の挿入や他の動画を音源として使用することができる。ユーチューブに投稿された動画を音源化する機能も開始する予定で、ミュージックビデオや新曲を公開するプラットフォームとして音楽業界と深いつながりを持つユーチューブの特性を生かす。視聴者はショート動画をパソコンではトップページから、スマートフォンでは特設タブからそれぞれ閲覧可能となる。特設タブではティックトック(Tiktok)やインスタグラムのリール(Reels)のように、縦スワイプで流れるように動画が見られる。

 トッド・シャーマン(Todd Sherman)=プロダクト・リードは、「ショート動画を投稿するインドのチャンネル数は、12月の初めからから3倍以上増えている。世界中からショート動画を閲覧する人も増えてきた。3月現在、ショートプレーヤーでの再生が1日あたり65億回を超えている」とコメント。新たにアメリカでの試用を開始することで、「ユニバーサル・ミュージック・グループ(UNIVERSAL MUSIC GROUP)やソニー・ミュージック・エンターテインメント(SONY MUSIC ENTERTAINMENT)、ワーナー・ミュージック・グループ(WARNER MUSIC GROUP)など250を超えるレーベルによる幅広い“音楽カタログ”がそろう」と、ユーチューブの強みを示唆した。

 ショート動画の導入によってクリエイターたちによるメインの動画から逸脱させるのではなく、連携できるプラットフォームへの発展を目指している。ショート動画に使用する音楽をコンテンツのためとしてだけでなく、視聴者がショート動画をきっかけに音源に関心を持ち、クリエイターやアーティスト、フルアルバムについて知っていくような環境を構築する。現段階では利用方法や表示に関する疑問がインターネット上に溢れており、ユーチューバーにとってもショート動画の視聴時間が総再生時間に反映されないという点が混乱を招いている。しかし新機能はティーザー動画に似た性質を持っており、今後詳細が詰まるにつれてインフルエンサーや企業にとって有効な宣伝ツールとなる可能性を持つ。

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「アルマーニ / リストランテ」が廃棄予定の食材を使ったコースメニューを開始

 ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)がプロデュースする東京・銀座のファインダイニングイタリアン「アルマーニ / リストランテ(ARMANI / RISTORANTE)」は、フードロス食材を使ったコースメニューをランチとディナーで3月23日から開始する。全7皿で、価格は1万円(税込、サービス料別)。

 同コースメニューは、フードロス問題を解決すべく2020年に設立されたフードロスバンク(FOOD LOSS BANK)の協力で実現。味に問題はないが、形が不ぞろい、傷、規格外のサイズといった理由や、新型コロナウイルスの影響で出荷先を失い廃棄予定だった食材を、神奈川県や愛媛県など各地から調達してメニューに取り入れた。柑橘類のアミューズやカンパチを使ったパスタ、カカオのデザートなど、フードロス食材の個性を生かしたイタリアンが堪能できる。

 なお、農林水産省および環境省が公表した食品ロスの「平成29年度推計」によると、日本は年間612万トンを廃棄しており、これは飢餓に苦しむ人々への世界の食糧援助量の約1.6倍に相当する。

■アルマーニ / リストランテ
時間:ランチ 11:30〜15:00(LO 14:00)、ディナー 18:00〜23:00(LO 20:30)
住所:東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ 銀座タワー 10・11階

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7ORDERと写真家・浅田政志が語る「ファッションと写真」

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人組の男性ユニットの7ORDER(セブンオーダー)が、3月5日〜29日まで池袋パルコの「パルコファクトリー」で、写真家の浅田政志が撮り下ろした写真を展示した展覧会を行っている。2019年5月に始動後、今年1月にはメジャーレーベルでデビュー。ファッション、音楽、演劇、アートなど、それぞれのメンバーの多彩なキャラクターが支持を集める、注目のアーティストグループだ。写真家の浅田と、メンバーで楽曲などを手がける真田とファッション好きで知られる森田に話を聞いた。

WWD:7ORDERを撮影した経緯は?

浅田政志(以下、浅田):パルコから展覧会のために撮影してほしい、というオファーを貰ったからです。これまでもいろいろな人を撮って来ましたが、7ORDERの人たちはみんな性格が良くて、気を使わずに楽しく撮れました。

真田佑馬(以下、真田):実は僕らの方から、浅田さんに撮っていただきたいとリクエストを出したんです。浅田さんの写真集「浅田家」で、ご家族が消防士に扮した写真がとても印象に残っていて、せっかくの機会なのでほぼダメ元でリクエストをさせていただいたんです。なので引き受けていただいた時点で、僕らはすごく嬉しくて。だから撮影のときは、ずっと「こんな風に撮ってもらえるんだスゲー」という感じでした。今回は土木作業員と侍に扮した“七人のサムライ”というコスプレの撮影もあったのですが、その日はガチガチに緊張してて、その日のことはほとんど覚えておらず(笑)。

森田美勇人(以下、森田):そうそう。でも、1月13日の日本武道館のライブツアー風景を撮っていただいた写真を見たときにはすげー感動しました。写真がすっごく温かいんですよ。ツアーの写真はライブ中だけでなくバックステージにも入っていただきました。これまで、こういった生の姿をあまり撮られたことなかったので、「あーこんな感じだったっけ?こんな感じだったのか」と。武道館ライブが1月13日で、展覧会が3月5日からだったので、実際にちゃんとライブ写真を見たのは展覧会の会場でだったんです。なので展覧会の会場で初めて見て、余計に感動しました。ファンを始め、ぜひ色んな方々に見ていただきたいです。

浅田:武道館ライブは大変でした(笑)。当初ツアーの撮影は予定に入ってなかったのですが、新型コロナで展覧会の開催時期が延びて、ツアーの日も撮影に入れたんです。当日はツアー撮影のフォトグラファーと一緒にバズーカーみたいな超望遠のレンズを持って撮影に入りました。けどライブは動きも激しいし、7人をきちんと撮らないとというプレッシャーもあって。ただ、土方と侍はステージをこちらで作って、という感じでしたが、ライブは逆に文字通り彼らのステージなので、どう伝えるかは撮影の前に考えました。でも、その上で「そのままを撮ろう」と。

真田:いろんな僕らを浅田さんに撮影いただけて、それをいろんな方に見ていただけるなんて本当に夢みたいです。

7ORDER、ファッションを語る

WWD:代表作の「浅田家」など、自らの家族をテーマにした写真を撮られてきた浅田さんですが、「ケイスケカンダ(KEISUKE KANDA)」でファッションシューティングも手掛けています。もし7ORDERでファッションシューティングするとしたら、どう撮りますか?

浅田:ファッションシューティングはそれほど積極的にしているわけではないですが、7ORDERとならやってもいいですよ。うーん。そうだな、ハイブランドのスーツを着てもらうのはどうでしょう?

真田:はい!ぜひやりたいです!というか、浅田さんに撮っていただけるなら、なんでもやります!

WWD:7ORDERとして、やりたいファッションシューティングは?

森田:ぼくらはなんでもチャレンジしたいと思っていて、あまり仕事でスーツを着る機会がないので、そういった意味でもぜひハイブランドのスーツを着る撮影というのはやってみたいです。特に僕はファッションが好きなので、ぜひいろいろなブランドやファッションの仕事に挑戦したいと思っています。

WWD:「グラウンドY」とコラボレーションするなど、森田さんはファッション好きとして知られていますが、ファッション遍歴を教えてください。

森田:母がファッション好きだったので、小学生のころからよく古着屋に連れて行ってもらっていて、服も自分で選んでいました。僕自身は超平凡な中学生だったんですが、そのころから自分で服は選んで買っていました。母はもともと服が好きな上に、けっこうファッションの好みがあって、それからずれたりすると、かなり直接的なダメ出しをしてくるんですよ。性格的にもズバッと言うタイプなので。高校生にときにビンテージにはまって、当時はよく原宿の「ベルベルジン」や高円寺の「サファリ」などに通ってました。稼いだお金の有り金をはたいてボロボロのビッグEやビンテージの”チャックテイラー”を買っては、母を激怒させていました。

WWD:自分で稼いだお金で買ったので、それほど怒らなくてもとは思いますが。

森田:母親的には、高校生の僕には身の丈に合わない値段と、見た目のユーズド感が気に入らなかったんです。今でも古着っぽい服を着ていると母に、「そんな格好で仕事に行って大丈夫なのか?」みたいなことを言われます。基本的に母は「きれいめ」ファッション派なんです。

WWD:最近はどういった服やお店に?

森田:それが最近は全然服を買わなくなったんですよ。でも最近好きなのは、今日も着ている「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」や「レディメイド(READYMADE)」です。

WWD:他には?

森田:滅茶苦茶ハマっているのは浅草の「ザ・スリーラバーズ(THE THREE ROBBERS)」です。僕が知っている限りでは会員制のお店で、いつも事前に予約して行っています。

WWD:ちなみにメルカリなどはやらないんですか?服好きあるあるですが、昔買った服が家に入り切らず、フリマアプリを使う人は多いですが。

森田:僕はメルカリ、やったことないです。基本的に、小学生のときに買った服も取っておくタイプです。今でも中学生くらいのころに着ていたスヌーピーのTシャツが取っています。もうスヌーピーの絵柄がボロボロになって流石に着れなくなったので、今は部屋に飾ってますね。そんな感じなので、将来古着屋さんをやれるくらい実家は服でパンパンです。

WWD:では真田さんはどんなファッションを?

真田:っていうか森田くんの後は話しづらいっす(笑)。森田くんの服好きはメンバー内でも有名で、誰とは言いませんが、森田が中学生のときに着ていた服をもらって着ているメンバーもいるくらいです。でもいいんです。僕は逆に、今年は「記号的ファッション」を打ち出していく、つまりは全面的にブランドの名前に頼ったファッションをきちんと世の中に発信していくと決めたんです!

WWD:では推しのブランドは?

真田:「マルニ(MARNI)」と「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」です。

森田:真田くんはすごいっすよ。僕は「アクネ」金太郎飴って呼んでいるんですが、「アクネ」ロゴがデカデカと載ったジャケットを脱ぐと、下からまたロゴがそこら中についた「アクネ」のニットを着ていて、パンツも「アクネ」のロゴ祭りみたいな。「マルニ」の日は全身「マルニ」で、極めつけは「マルニ」ってロゴの入ったケースカードを首から下げてるんで。でも、真田くんの色使いとか服の組み合わせ方のセンスは僕は好きだし、かなりいいと思います。

真田:まあ僕はロゴをどこまで使いこなすかってことに全力を尽くしてますんで。

WWD:ちなみにお二人のよく行くショッピングスポットは?

森田:あまり詳細は言いたくないのですが、基本的に浅草の「スリーラバーズ」のような特定のお店を巡回する感じです。

WWD:伊勢丹メンズ館みたいなファッションの定番スポットには行かないんでしょうか?

森田:あまり行かないですね。

真田:マジ?伊勢丹メンズ館行かないの?なんで?ファッション好きの聖地じゃん!俺なんて暇さえあれば行ってて、トイレがどの時間にどこのフロアが空いているまで把握してるよ。

WWD:そんな真田さんのファッションの原点は?

真田:言われてみれば、小学校のころにメチャクチャ流行った「ロアー」「ロエン」のミッキーのパーカーですね。そのときに胸を撃ち抜かれて、こんな自分が出来上がったのかもしれません。

WWD:浅田さんは、服はどうでしょう?

浅田:「ケイスケカンダ」「カナタ(KA NA TA)」の撮影をしているので、その服が多いですね。知っている人から服を買いたくなるんです。あとは妻が選んでいます。もともとファッションブランドのプレスをやっているので、似合う服を選びたくなるみたいで。「ケイスケカンダ」はアイコニックなシリーズの一つに、“刺し子”のアイテムがあるのですが、地方の撮影のときなんかは、おばちゃんにそれを見て話しかけられたりします。コミュニケーションを誘発する服っていう感じが好きです。

WWD:最後に一言。

森田:インスタのハッシュタグじゃないですが、「#オシャレな人とつながりたい」っす。オシャレな人ってどこで出会ってるんですかね?前によくメンバーと三茶で飲んでときに、超オシャレな人をよく見て、あー俺もこの人たちとファッションとか服について話したいって思ってました。今後はもっとファッションの仕事を増やしていきたいと思っています。

■WE ARE 7ORDER IN PARCO
日程:3月5日〜29日
時間:11:00〜20:00
定休日:なし
場所:池袋パルコ7F「パルコファクトリー」
入場料:一般 1000円 *小学生以下無料、新型コロナウイルス対策のため、日時指定の前売券入場制

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「バーバリー」が六本木ヒルズに国内初の合同型ストア メンズ、ウィメンズ、チルドレンズがそろう

 「バーバリー(BURBERRY)」は、3月28日にメンズとウィメンズ、チルドレンズのアイテムを揃えた国内初の店舗を東京・六本木ヒルズにオープンする。

 オープンを記念し、それぞれのカテゴリーから店舗限定アイテムを発売する。ウィメンズはコットンキャンバス素材のバケットバッグ(14万円)、メンズはトレンチコートからインスパイアされたパーカ(44万円)、チルドレンズはキャップ(3万1000円)とスニーカー(3万1000円)を用意した。

 また、大人用または子ども用のヘリテージトレンチコートを購入した際、ボタンを好きなものに変更できるサービスを4月11日まで無料で提供する。

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「ティファニー」を代表するジュエリーデザイナーのエルサ・ペレッティが永眠

 「ティファニー(TIFFANY & CO)」を代表するジュエリーデザイナーのエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)が3月18日、スペイン・バルセロナ郊外の村で死去した。80歳だった。彼女はスペインでモデルとして活動後、米ニューヨークに拠点を移し、ファッションデザイナーのロイ・ホルストン(Roy Halston)のミューズ的な存在になった。「ホルストン」などのジュエリーを手がけた後、ホルストンの紹介で1974年に「ティファニー」に入社。卓越した職人でもあったペレッティは50年以上にわたり、有機的で官能的なフォームのジュエリーで業界に革新をもたらしてきた。

 また彼女は、父への献身として「ナンド・アンド・エルサ・ペレッティ」という財団法人を創設し、環境や社会福祉、人権保護、芸術や文化の継承を援助する活動を行っていた。優れたクリエイターとして多くのデザイナーに影響を与えただけでなく、その人徳の高さから業界関係者や友人から彼女の死を惜しむ声が絶えない。

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「ノワール ケイ ニノミヤ」の圧倒的に異質な存在感 ステンレスで仕立てた白ユリドレス

 二宮啓が手掛ける「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」は3月22日、2021-22年秋冬コレクションを東京・南青山のコム デ ギャルソン本社で発表した。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のショー後、同会場で披露した。客席の周辺には無数の白ユリが飾られ、甘く濃厚な香りが会場を包んでいた。これはコラボレーションを継続するフラワーアーティストの東信(あずままこと)によるものだ。

ステンレスの繊維で仕立てた立体的なドレス群

 暗転してショーがスタートすると、点滅するライトがランウエイを照らす。ファーストルックは、ハリネズミのようなトゲで体を覆った身頃に、シルバーの骨組みが見える立体的なシースルースカート。シルバーの針がライトによってキラリと光る。「ノワール ケイ ニノミヤ」と言えば、立体的な装飾や、従来洋服には使われない素材を用いたアプローチが持ち味だが、今季題材にしたのはステンレスの繊維だ。

 ショーの中盤では、ステンレスの針はレザードレスやライダースジャケットの表面に付くことで個々の強さが増していく。さらに袖や襟元のフリルの縁に施したり、スタッズのように装飾したり、ステンレスの繊維でジャケットやスカートを編み立てたりと、さまざまな手法で用いた。ラストには無数のユリの花を束ねたような形のドレスが登場。「ユリをモチーフにした訳ではないが、形として近いものができた」と二宮デザイナーは話すが、これもステンレスの繊維を薄く削ってチュールと合わせたもので、ユリの有機的な曲線が再現されていた。

“冷たい要素と尖ったもので構成”

 二宮デザイナーは「今回はシンプルで強いモノを、ステンレスを使って表現した」と話す。「今までは硬質な素材と甘い要素など、相反する要素の対比で表現することが多かったが、今回はあえて甘さを入れずに冷たい要素と尖ったもので構成し、純粋にきれいなものを作りたかった」。会場に白ユリを飾った理由を尋ねると「来場者に、会場でしか感じられないものを用意したかった。ユリはシンプルだが、強い匂いや意味を持つ」と話していた。白ユリの花言葉は「純潔」と「威厳」。「ノワール ケイ ニノミヤ」は驚きの発想で美しいものを生み出そうとするピュアな創造性と、ストイックさも感じられる。想像の域を超えたクリエイションは、極めて異質で強い。

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「推し時計、燃ゆ」 愛称を付けて機械式を愛でるOLのインスタ生活に密着

 「推し時計、燃ゆ」2回目のゲストは、都内の金融機関に勤める秘書兼総務のゆうさん(30代)だ。絵に描いたようなキラキラOLライフを送りながら、メンズライクな時計ばかりをインスタグラム(INSTAGRAM)にアップしている。謎多き生態に迫るべく、ゆうさんの半日に密着した。

WWD:平日昼過ぎの待ち合わせですが、午前中は仕事だったんですか?

ゆう:はい。有給で午後休を取りました。実は、これが私の一番好きな時間の過ごし方なんです。午前中に仕事を終わらせて、週末だと混み合ってしまうイベントに参加したり、お気に入りのカフェでまったりしたりが至福のひとときなんです。

WWD:今日のプランを教えてください。

ゆう:桜の開花発表があったので、六本木さくら坂まで散歩してみようと思います。

WWD:なかなか高めのヒール靴を履いてらっしゃいますが大丈夫ですか?

ゆう:もう慣れっこです(笑)。あ、でもバッグには替えのフラットシューズも入っています。散歩が好きで何時間も歩くこともあります。気になるお店があったら、ふらっと入れるのもいいですよね。

WWD:そんな散策のお供は?

ゆう:「オメガ(OMEGA)」の“シーマスター プラネットオーシャン”です。私は“ゆきちゃん”と名前も付けています(笑)。

WWD:“ゆきちゃん”?

ゆう:2年前の冬に購入したんですが、そのときの広告ビジュアルが雪の中でたたずんでいるもので、「素敵!」って思ったんです。それにダイヤルもベゼルもベルトも真っ白なので。これが私にとって初めての高級時計になりました。

WWD:冬にダイバーズ、さらに女性がファーストウオッチでダイバーズ、いずれもなかなかに珍しい例ですね?

ゆう:私もダイバーズウオッチを選ぶとは思ってもいませんでした(笑)。もともとフェミニンなものが好きで、時計にも全く興味がなかったんです。働く金融業界もコンサバティブで、時計を熱く語るような人はいません。一方で、時計には“大人の必須アイテム”というイメージを持っていて、“いつか定番の良いものを”とは考えていました。数年前に、年齢的にも仕事的にも一つ節目を迎えるタイミングがあったので、記念に時計を買おうと検討し始めました。当初は、女性ファッション誌で“いい女のマストアイテム”として紹介される「カルティエ(CARTIER)」の“タンク”など、きゃしゃで女性らしいものを候補にしていたんですが、せっかくだしいろいろ見てみようと時計好きの弟に相談しました。それぞれのブランドの歴史や長所を教えてもらい、実機をタッチ&フィールしているうちに、どんどん時計の世界に引き込まれてしまって……。およそ1年がかりで決めたのが“ゆきちゃん”なんです。約70万円とOLにとっては高額な買い物でしたが、時計はきちんと手入れをすれば何十年も使えます。一生の相棒になるかもしれない時計を選ぶにあたって、「きれいだね」と言ってもらえる憧れ系より、「なぜその時計を選んだの?」と思わず聞きたくなるようなストーリー性のあるものに魅力を感じました。

WWD:実際に相棒と2年ほど過ごしてみて、どうですか?

ゆう:気負わずがんがん使えるタフさが気に入っています。600m防水なので着用したままでも海に飛び込めちゃいますし、機械式時計にとってパソコンやスマートフォンの磁気は天敵ですが、“ゆきちゃん”は高い耐磁性を持つので安心です。パーツが摩耗しづらく、オーバーホールが少なくて済む点もいいですね。本当に心強い子で、おばあちゃんになっても着けていたいです!

WWD:さて、桜を愛でたあとの予定は?

ゆう:赤坂の「虎屋菓寮」まで足を延ばして、季節の生菓子を堪能しようかと。雰囲気もとても良くて、抹茶もいただけるんです。

WWD:時計も2本目に着け替えて、インスタ用撮影再開ですね。

ゆう:「ショパール(CHOPARD)」の“アルパイン イーグル”は、2020年9月に2本目の相棒として迎え入れました。友人の付き添いで何げなく試着してしまったが最後、完全にひと目ぼれでした(笑)。その後、調べていくうちに、オーナー家のショイフレ3代の時計への思いや、4年の歳月をかけて開発したこだわりの素材などに感銘を受け、ますます夢中に。約120万円と“ゆきちゃん”を上回る買い物になりましたが、よりスマートな印象で、使えるシーンも多く重宝しています。ちなみに、この子の名前は“ゆきまるくん”です。アルプスの雪山にインスピレーションを受けた時計であることと、“ゆきちゃん”の兄弟であることから命名しました(笑)。

WWD:最近のインスタ投稿は、もっぱら“ゆきまるくん”ですね。

ゆう:時計ファンの間で話題のモデルなんですが、まだ投稿が少なく、購入を検討している方の参考になればと、こちらがメインになっています。ありがたいことに、「投稿を見て購入しました!」という声も何件かいただいています。

WWD:ゆうさんにとって時計とは?

ゆう:“スイッチを押してくれるもの”です。それぞれにそういう存在ってあると思うんですが、時計は小さくて、いつでも身に着けていられるのがいいですね。仕事で落ち込んだときも、ぱっと目を手元に向ければ時計があります。文字盤や針の仕上げにうっとり心癒やされるのはもちろん、小さなケースの中に精密機械が搭載されていて、私が悩んで立ち止まっている間も動き続けている……。そんなことを考えていると、「よし!また頑張ろう」と力が湧いてくるんです。耳を当てると聞こえる、規則的なカチカチという音にもリラックスできます。“なんでもない1日も、大好きな相棒となら豊かになる”、そんな存在ですね。

<「推し時計、燃ゆ」とは?>
「推し、燃ゆ」が芥川賞を受賞し、“推し活”が豊かな生き方につながるとの認識が広まっている。そこで元来、推しの要素が強い時計の世界で、さまざまな人に“推し時計があることで得られる幸福感”や“そもそも、なぜ推しているのか?”などを聞き、時計の持つ“時間を知る”以上の価値について探る企画。

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「推し時計、燃ゆ」 愛称を付けて機械式を愛でるOLのインスタ生活に密着

 「推し時計、燃ゆ」2回目のゲストは、都内の金融機関に勤める秘書兼総務のゆうさん(30代)だ。絵に描いたようなキラキラOLライフを送りながら、メンズライクな時計ばかりをインスタグラム(INSTAGRAM)にアップしている。謎多き生態に迫るべく、ゆうさんの半日に密着した。

WWD:平日昼過ぎの待ち合わせですが、午前中は仕事だったんですか?

ゆう:はい。有給で午後休を取りました。実は、これが私の一番好きな時間の過ごし方なんです。午前中に仕事を終わらせて、週末だと混み合ってしまうイベントに参加したり、お気に入りのカフェでまったりしたりが至福のひとときなんです。

WWD:今日のプランを教えてください。

ゆう:桜の開花発表があったので、六本木さくら坂まで散歩してみようと思います。

WWD:なかなか高めのヒール靴を履いてらっしゃいますが大丈夫ですか?

ゆう:もう慣れっこです(笑)。あ、でもバッグには替えのフラットシューズも入っています。散歩が好きで何時間も歩くこともあります。気になるお店があったら、ふらっと入れるのもいいですよね。

WWD:そんな散策のお供は?

ゆう:「オメガ(OMEGA)」の“シーマスター プラネットオーシャン”です。私は“ゆきちゃん”と名前も付けています(笑)。

WWD:“ゆきちゃん”?

ゆう:2年前の冬に購入したんですが、そのときの広告ビジュアルが雪の中でたたずんでいるもので、「素敵!」って思ったんです。それにダイヤルもベゼルもベルトも真っ白なので。これが私にとって初めての高級時計になりました。

WWD:冬にダイバーズ、さらに女性がファーストウオッチでダイバーズ、いずれもなかなかに珍しい例ですね?

ゆう:私もダイバーズウオッチを選ぶとは思ってもいませんでした(笑)。もともとフェミニンなものが好きで、時計にも全く興味がなかったんです。働く金融業界もコンサバティブで、時計を熱く語るような人はいません。一方で、時計には“大人の必須アイテム”というイメージを持っていて、“いつか定番の良いものを”とは考えていました。数年前に、年齢的にも仕事的にも一つ節目を迎えるタイミングがあったので、記念に時計を買おうと検討し始めました。当初は、女性ファッション誌で“いい女のマストアイテム”として紹介される「カルティエ(CARTIER)」の“タンク”など、きゃしゃで女性らしいものを候補にしていたんですが、せっかくだしいろいろ見てみようと時計好きの弟に相談しました。それぞれのブランドの歴史や長所を教えてもらい、実機をタッチ&フィールしているうちに、どんどん時計の世界に引き込まれてしまって……。およそ1年がかりで決めたのが“ゆきちゃん”なんです。約70万円とOLにとっては高額な買い物でしたが、時計はきちんと手入れをすれば何十年も使えます。一生の相棒になるかもしれない時計を選ぶにあたって、「きれいだね」と言ってもらえる憧れ系より、「なぜその時計を選んだの?」と思わず聞きたくなるようなストーリー性のあるものに魅力を感じました。

WWD:実際に相棒と2年ほど過ごしてみて、どうですか?

ゆう:気負わずがんがん使えるタフさが気に入っています。600m防水なので着用したままでも海に飛び込めちゃいますし、機械式時計にとってパソコンやスマートフォンの磁気は天敵ですが、“ゆきちゃん”は高い耐磁性を持つので安心です。パーツが摩耗しづらく、オーバーホールが少なくて済む点もいいですね。本当に心強い子で、おばあちゃんになっても着けていたいです!

WWD:さて、桜を愛でたあとの予定は?

ゆう:赤坂の「虎屋菓寮」まで足を延ばして、季節の生菓子を堪能しようかと。雰囲気もとても良くて、抹茶もいただけるんです。

WWD:時計も2本目に着け替えて、インスタ用撮影再開ですね。

ゆう:「ショパール(CHOPARD)」の“アルパイン イーグル”は、2020年9月に2本目の相棒として迎え入れました。友人の付き添いで何げなく試着してしまったが最後、完全にひと目ぼれでした(笑)。その後、調べていくうちに、オーナー家のショイフレ3代の時計への思いや、4年の歳月をかけて開発したこだわりの素材などに感銘を受け、ますます夢中に。約120万円と“ゆきちゃん”を上回る買い物になりましたが、よりスマートな印象で、使えるシーンも多く重宝しています。ちなみに、この子の名前は“ゆきまるくん”です。アルプスの雪山にインスピレーションを受けた時計であることと、“ゆきちゃん”の兄弟であることから命名しました(笑)。

WWD:最近のインスタ投稿は、もっぱら“ゆきまるくん”ですね。

ゆう:時計ファンの間で話題のモデルなんですが、まだ投稿が少なく、購入を検討している方の参考になればと、こちらがメインになっています。ありがたいことに、「投稿を見て購入しました!」という声も何件かいただいています。

WWD:ゆうさんにとって時計とは?

ゆう:“スイッチを押してくれるもの”です。それぞれにそういう存在ってあると思うんですが、時計は小さくて、いつでも身に着けていられるのがいいですね。仕事で落ち込んだときも、ぱっと目を手元に向ければ時計があります。文字盤や針の仕上げにうっとり心癒やされるのはもちろん、小さなケースの中に精密機械が搭載されていて、私が悩んで立ち止まっている間も動き続けている……。そんなことを考えていると、「よし!また頑張ろう」と力が湧いてくるんです。耳を当てると聞こえる、規則的なカチカチという音にもリラックスできます。“なんでもない1日も、大好きな相棒となら豊かになる”、そんな存在ですね。

<「推し時計、燃ゆ」とは?>
「推し、燃ゆ」が芥川賞を受賞し、“推し活”が豊かな生き方につながるとの認識が広まっている。そこで元来、推しの要素が強い時計の世界で、さまざまな人に“推し時計があることで得られる幸福感”や“そもそも、なぜ推しているのか?”などを聞き、時計の持つ“時間を知る”以上の価値について探る企画。

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