「ディオール」がトラヴィス・スコットとコラボ 2022年春夏メンズで

 「ディオール(DIOR)」は、日本時間6月25日21時30分にパリで発表する2022年春夏メンズ・コレクションで、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)とコラボレーションする。同ブランドが1人のミュージシャンと共同でフルコレクションを製作するのは初めて。

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターは現職に就任以降、アーティストのカウズ(KAWS)や空山基、ケニー・シャーフ(Kenny Scharf)やピーター・ドイグ(Peter Doig)、「ステューシー(STUSSY)」​創業者のショーン・ステューシー(Shawn Stussy)らとシーズンごとに協業。クチュールメゾンの卓越したテーラリング技術に、キムが敬愛するアーティストの感性が加わり、ユーモア溢れるエレガンスを披露してきた。

 今回協業するトラヴィス・スコットは、グラミー賞のノミネート経験もある、ヒップホップ界をけん引するアーティスト。これまで「ナイキ(NIKE)」などのブランドとの協業や、クリエイティブ集団のカクタス ジャック(Cactus Jack)のCEOを務めたり、若者の支援を目的とした団体を設立したりと、多方面で活躍している。

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「ディオール」がトラヴィス・スコットとコラボ 2022年春夏メンズで

 「ディオール(DIOR)」は、日本時間6月25日21時30分にパリで発表する2022年春夏メンズ・コレクションで、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)とコラボレーションする。同ブランドが1人のミュージシャンと共同でフルコレクションを製作するのは初めて。

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターは現職に就任以降、アーティストのカウズ(KAWS)や空山基、ケニー・シャーフ(Kenny Scharf)やピーター・ドイグ(Peter Doig)、「ステューシー(STUSSY)」​創業者のショーン・ステューシー(Shawn Stussy)らとシーズンごとに協業。クチュールメゾンの卓越したテーラリング技術に、キムが敬愛するアーティストの感性が加わり、ユーモア溢れるエレガンスを披露してきた。

 今回協業するトラヴィス・スコットは、グラミー賞のノミネート経験もある、ヒップホップ界をけん引するアーティスト。これまで「ナイキ(NIKE)」などのブランドとの協業や、クリエイティブ集団のカクタス ジャック(Cactus Jack)のCEOを務めたり、若者の支援を目的とした団体を設立したりと、多方面で活躍している。

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売れたアイテムを発表! ベースメイク1位は「マキアージュ」「エテュセ」「ラ ロッシュ ポゼ」 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」バラエティー・ドラッグストア 

 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 バラエティー・ドラッグ「ベースメイク」部門の新製品1位は「マキアージュ(MAQUILLAGE)」“ドラマティックパウダリー EX オークル10”と、「エテュセ(ETTUSAIS)」“フェイスエディション(スキンベース)フォーオイリースキン”が同率1位となった。「マキアージュ(MAQUILLAGE)」について、バイヤーは「ファンデ級にカバーしながら、ふんわり透明感を出せる」とコメント。「エテュセ(ETTUSAIS)」は、「塗ると密着しサラサラとした肌触り。マスク蒸れによるメイク崩れを気にする人から支持された」と評価した。3位は、「エトヴォス(ETVOS)」“ミネラルUVパウダー 2021ペールLV”と、「インテグレート(INTEGRATE)」“フラットスキンメーカー N”が同率となった。

 総合の1位は、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」“UVイデア XLプロテクショントーンアップ ローズ”が輝いた。「WWDビューティ ベストコスメ2020」では新製品として2位を獲得していたが、今期は総合で1位となり人気は不動に。「自然な仕上がりと立体感が出て優秀。テクニックフリーで使いやすい」と、バイヤーも太鼓判。2位は同じく「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップ”がランクイン。3位は「アンドビー(&BE)」“ファンシーラー”となった。(価格は全て税込)

新製品

1位 “ドラマティックパウダリー EX オークル10”

「マキアージュ」

 ムース生まれのパウダリー。気になる肌悩みをふんわりカバーしながら、透明感のある仕上がりに。くすみのなさ、粉っぽさのなさ、毛穴の目立たなさ、テカりのなさなど、「化粧もち」の良さにこだわった処方が特徴だ。2021年2月に、やや明るめの“オークル10”が加わり人気を集めた。<SPF25 ・ PA+++>(全8色、9.3g、レフィル各3300円、コンパクトケース 1100円)

1位 “フェイスエディション(スキンベース)フォーオイリースキン”

「エテュセ」

 軽いつけ心地の皮脂くずれ防止下地。肌に広げると瞬時になじみ、エアリーでサラサラの使用感が支持を得た。テカリ吸収パウダー、マットチェンジパウダーを配合しているため、皮脂によるテカリ、ファンデーションのよれなどを防ぎ、化粧くずれしにくい肌に。カラーは、肌に自然になじみながら毛穴やくすみをカバーするトーンアップピンク。<SPF35・PA++>(46g、1980円)

3位 “ミネラルUVパウダー 2021ペールLV”

「エトヴォス」

 ナチュラルに仕上がる、フィニッシングUVパウダー。くすみをカバーし透明感のある肌に導く新色“ペールラベンダー”が登場。紫外線やブルーライトなど、肌の乾燥の原因となる光ダメージに着目し、アフターサンケア成分として整肌成分のハマナ葉エキスとマタタビ果実エキスをプラス。保湿成分であるアミノ酸とヒアルロン酸、リピジュアでコーティングした高精製マイカを配合し、ピタッとフィットし肌の潤いをキープできる処方に。石けんオフできる。<SPF50・PA++++>(5g、3080円)

3位 “フラットスキンメーカー N”

「インテグレート」


総合

1位 “UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 敏感肌にも使えるUV下地。1本で、トーンアップ、日焼け止め、化粧下地に使えてマルチユース。肌表面に保護膜を作り、花粉、PM2.5等を含む大気中微粒子などの外的要因から肌を守る。光を乱反射する「トーンアップテクノロジー」を採用していて、くすみや色ムラなどをカバー。2020年に発売になったトーンアップ ローズは肌をワントーン明るく見せ、透明感と血色感を演出することから多くのファンを獲得した。<SPF50+・PA++++>(30mL、3740円)

2位 “UVイデア XL プロテクショントーンアップ”

「ラ ロッシュ ポゼ」

 2018年に発売以来、ベストコスメを75冠受賞しているベストセラー。トーンアップ、日焼け止め、化粧下地を兼ね備えた、敏感肌にも使えるUV下地。角層のバリア機能をサポートするターマルウォーターを配合しているのも特徴だ。プロテクショントーンアップは、無色タイプで、透明感と艶がアップ。明るい艶肌へと導く。<SPF50+・PA++++>(30mL、3740円)

3位 “ファンシーラー”

「アンドビー」

  人気ヘアメイクアップアーティスト河北裕介がプロデュースする「アンドビー」のファンデーションとコンシーラーを兼ねた“ファンシーラー”が3位に。コンシーラーのカバー力を持ち、ファンデーションのように軽く伸ばせて毛穴、色ムラをカバーする。明るめの肌に向けた新色“ライトベージュ&オレンジ”が加わり、人気を集めた。<SPF20・PA++>(全2種、各4g、各3850円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT :MISA KOTAKE

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パリメンズのリアルイベントは祝祭ムード 2022年春夏メンズコレ現地突撃リポートVol.4

 2022年春夏シーズンのコレクションサーキットが本格開幕した。ほぼデジタル発表だった前シーズンから世界の状況は少しずつ好転し始めており、リアルでのショーやプレゼンテーションを開催するブランドも増えた。パンデミックを経て街はどう変化し、ファッション・ウイークはどう進化しているのか。現地からリポートする。

 ボンジュ〜ル!ミラノでの取材を無事に終え、パリへと戻ってきました。飛行機への搭乗の際にPCRテスト陰性結果を提示して、機内ではマスクを着用し、安全に帰宅できましたよ。なんと偶然にも、8年前にニューヨークで一緒に仕事をしたことがあるイケメンモデルくんと機内で隣の席になり、ひさしぶりの再会に会話が弾む楽しい家路でした。イケメンとの会話で疲れが吹っ飛んだところで(笑)、ミラノに引き続きパリ・メンズ・ファッションウイークの“現突リポ(現地突撃リポート)”もフルパワーでお届けするので、お付き合いくださいませ。

6月22日 15:30 ウェールズ ボナー

 自宅で荷ほどきをしてから、今季のパリメンズのトップバッター「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」のデジタル発表をチェック。デザイナーのウェールズ・ボナーはデビュー時からストイックなクリエイションというイメージでしたが、2020-21年秋冬コレクションから肩の力が抜けてイイ感じ。彼女のルーツであるアフリカのエッセンスを、都会的なデイリーウエアに見事に融合させています。今季のコレクションテーマ“Volta Jazz(ヴォルタ ジャズ)”は、1960〜70年代に活躍したアフリカ系アメリカ人のミュージシャンが由来です。喜びに満ちた自由な精神を表現し、これまでで最もリラックスした印象で、旅の再開に向けて気分を盛り上げる今季のムードにもピッタリ。モロッコで作られたデニムに、ブルキナファソ(西アフリカの小国)の伝統的な手織りのステッチを施すなど、異文化のクラフトをさりげなく取り入れたバランスも絶妙です。20-21年秋冬から継続している「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションも、スポーティー&アーバンな雰囲気を継続していました。

6月22日 19:30 グラバロ

 「グラバロ(GRAVALOT)」は、ロンドンを拠点にするナイジェリア人デザイナーデュオのプリンス・コンリー(Prince Comrie)とオニエ・アヌナ(Onye Anuna)が2014年に立ち上げたブランドです。デジタル発表の映像は、ナイジェリアの田園をパープルのスーツを着た男性が歩く風景で始まり、ロンドンの立体駐車場にシーンが移ってランウエイショーがスタートします。コレクションはテーラリングにストリートスタイルを組み合わせた内容で、強い個性や新鮮さは特に見受けられません。「数年前のコレクションを見ているのかな」と思うくらい、なんだか古い……。赤いテーラードジャケットに白いタオルを掛けているルックからは、「元気ですかー」という声が聞こえてきそうでした(笑)。

6月23日 11:00 エゴンラボ

 パリコレ2日目に、フランス人デザイナーデュオ、フロレンタン・グレマレック(Florentin Glemarec)とケヴィン・ノンぺ(Kevin Nompeix)が手がける「エゴンラボ(EGONLAB.)」が4シーズン目となるコレクションをデジタルで発表しました。CGを多用したり、ホラー映画風に作り込んだりした過去2シーズンの奇抜な映像とは打って変わって、大型倉庫の中でランウエイショーを披露するというシンプルなもの。この意図は「服をしっかり見てほしい」という思いからだったようで、(なら最初から……)と心の中でツッコミかけたのですが、今季から「アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」と同じイタリアの工場で生産し、「テーラリングやシルエットにより力を入れたから」だと展示会場で語ってくれました。中世の騎士を着想源に、デミクチュールのコルセットドレスやキュロット、タペストリーを連想させるジャカード織りのトレンチコートをユニセックスで提案しています。シャツに描かれた龍のような絵は、彼らによるハンドペインティングです。剣を備え付けられるトートバッグは、「バゲットを挟むのに使ってよ」とのこと。日本ではアデライデ(ADELAIDE)とヌビアン(NUBIAN)で取り扱われいて、取引先は世界に15アカウントです。フロレンタンくん25歳、ケヴィンくん27歳のミレニアル世代のデュオは、「過去の遺産と現在、未来をつないで、品質の良いユニークなピースを作りたい」と今後の意気込みを語ってくれました。

6月23日 13:00 ジェイ ダブリュー アンダーソン

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON​)」のデジタル発表の映像は、クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がコレクションの概要を説明する映像でした。いつも思うんですが、アンダーソンさんの低音ボイスってめっちゃセクシーじゃないですか?話し方もめっちゃタイプ(笑)!そんな彼に萌えつつ、ZOOM取材を敢行。今は、出身国であるイギリスの文化や幼少期に思いを馳せて、ノスタルジックな気分のようです。「自分が誰なのか、どんな人間になりたいのか、性に目覚めて自己認識を深めるユースの時代がテーマの一つ。自分の部屋というプライベートな空間で、自己表現の方法としてドレスアップする若者をイメージしてルック撮影をしたんだ」と丁寧に説明してくれます。さらに「ブランドにとって“ユースフル”は常に主要なコンセプト。世界を動かしているのは若者なのだから、いつだって社会において重要な存在だ」とセクシーボイスで続けてくれました。ビーズのカーテンを使ったドレスや枕のドレスは、思春期の頃に誰もが経験した、“やりすぎたドレスアップ”の過ちを表現しています。

 今シーズンのメンズはビーチや旅をテーマにするブランドが多い中、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」は自宅内でルック撮影を行なっています。その意図が気になり、来年の春夏には人々がどんなライフスタイルを送り、何を着たいと思っているかを聞きました。「パンデミックが終息することはないと思う。もちろん外出やパーティーといった楽しみは戻ってくるだろうが、僕らは以前の生活に戻るのではなく、ウイルスを含むさまざまな問題と共に生き、前進して、新しい日常を送ることになるんじゃないかな。だからこそ僕は“個人のプライバシー”という考えに焦点を当てて、今季のコレクション制作とルック撮影を行った。来年もまだ自宅で過ごす時間が多いというメッセージを発信しているわけではないよ」。

 彼の思慮深い考えはいつも私の心に刺さり、考えさせられます。彼が言う“個人のプライバシー”とは物理的な空間ではなく、例え社会生活が元に戻っても“心の中にある自分だけの居場所”を指しているのだろうなと私は受け取りました。ユースをテーマにしたのも、パンデミックで多くの人が経験したであろう、自己との対峙から来ているのでしょう。彼のコレクションは毎シーズンこんな風に、彼の背景にある思想やメッセージが気になります。

6月23日 15:00 クレージュ

 「クレージュ(COURREGES)」は、アーティスティック・ディレクターのニコラ・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)が手掛ける初のメンズコレクションをデジタル形式で発表しました。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の各ウィメンズウエアで経験を積んだ彼にとって、メンズウエアの制作は初めて。テーマはウィメンズの続編として“I can feel your heartbeat - Part II(あなたの鼓動を感じる)”と名付け、映像も白い壁のセットの中を歩く、同じ内容です。最後に壁が倒れて外の自然風景が現れた瞬間は、抑制からの解放を表現しているようでした。ウィメンズのデビューコレクションが素晴らしかったので期待しすぎたのか、インパクトのあるルックは残念ながら見当たりませんでした。ウィメンズでは、構築的なデザインで直線と曲線を巧みに交差させる視覚的効果によってドラマチックに映りましたが、メンズではそのような印象はなく、ミニマルにまとめすぎかも。実物を見ると、シルエットやデザインに特徴を見つけられるのか?後日行く展示会場でしっかり見てきますね。

6月23日 19:30 イザベル マラン

 パリコレ2日目最後は「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」のイベントに参加しました。コレクション発表を記念したライブパフォーマンスです。会場は旧パリ証券取引所で、現在は大型展示会などのイベントスペースとして使用されている建物の屋外スペース。シャンパンやワインなどのドリンクと軽食が提供され、フランス系アメリカ人兄弟のミュージシャン、フォーリアル(Faux Real)によるライブが実施されました。音楽イベントへの参加は1年以上ぶりだし、久々に再会した業界の知人ともたくさん話しができて、ファッション・ウイークらしい華やかな光景が目の前に広がりました。同じ場所で同じ時間を共有するという、コロナ禍に最も恋しかったものを再び味わうことができて、感無量!「イザベルさん、イベントを開催してくれてありがとう」と心の中で思っていると、イザベルさんが近くの席で楽しそうにしているではありませんか!感謝の気持ちを直接伝えると最高の笑顔で応えてくれて、写真にもしっかり収めましたよ。ほかにもモデルのカロリーヌ・ド・メグレ(Caroline de Maigret)もキャッチ。ジャーナリストのマスイユウさんとは、ミラノぶりの再会でした(今回はしっかり写真を撮らせてもらいましたよ)。

本日のパン

 旅行でフランスに初めて来たとき、パンのあまりの美味しさに感動したのを鮮明に覚えています。日本でも美味しいバゲットやクロワッサンはあるけれど、本場のものは別格!ミラノから帰ってきたらすぐにパン屋に行き、“私的ご褒美パン”であるヴィエノワ・フイユテを購入しました。外側がパイ生地を意味するフイユテで、中がヴィエノワ(甘いコッペパンみたいなパン)になっているのは近所のパン屋のオリジナル。ハチミツがほんのり甘くてめちゃくちゃ美味しいんですが、カロリーが気になるので普段は食べない“ご褒美パン”なのです!「ミラノ取材無事に終わったから」って自分に言い聞かせてながら、ハチミツ味のパンにさらにハチミツかける“追いハチミツ”で食べちゃいました。地元大阪ではたこ焼き、イタリアではジェラート、フランスではパン。結局はベタが一番美味しいねんな〜。ってことで、パリコレの日記ではパンのご紹介をお楽しみにっ!しっかりカロリーを取ったので(取りすぎ?)、明日からも元気に取材へ行ってきます!

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パリメンズのリアルイベントは祝祭ムード 2022年春夏メンズコレ現地突撃リポートVol.4

 2022年春夏シーズンのコレクションサーキットが本格開幕した。ほぼデジタル発表だった前シーズンから世界の状況は少しずつ好転し始めており、リアルでのショーやプレゼンテーションを開催するブランドも増えた。パンデミックを経て街はどう変化し、ファッション・ウイークはどう進化しているのか。現地からリポートする。

 ボンジュ〜ル!ミラノでの取材を無事に終え、パリへと戻ってきました。飛行機への搭乗の際にPCRテスト陰性結果を提示して、機内ではマスクを着用し、安全に帰宅できましたよ。なんと偶然にも、8年前にニューヨークで一緒に仕事をしたことがあるイケメンモデルくんと機内で隣の席になり、ひさしぶりの再会に会話が弾む楽しい家路でした。イケメンとの会話で疲れが吹っ飛んだところで(笑)、ミラノに引き続きパリ・メンズ・ファッションウイークの“現突リポ(現地突撃リポート)”もフルパワーでお届けするので、お付き合いくださいませ。

6月22日 15:30 ウェールズ ボナー

 自宅で荷ほどきをしてから、今季のパリメンズのトップバッター「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」のデジタル発表をチェック。デザイナーのウェールズ・ボナーはデビュー時からストイックなクリエイションというイメージでしたが、2020-21年秋冬コレクションから肩の力が抜けてイイ感じ。彼女のルーツであるアフリカのエッセンスを、都会的なデイリーウエアに見事に融合させています。今季のコレクションテーマ“Volta Jazz(ヴォルタ ジャズ)”は、1960〜70年代に活躍したアフリカ系アメリカ人のミュージシャンが由来です。喜びに満ちた自由な精神を表現し、これまでで最もリラックスした印象で、旅の再開に向けて気分を盛り上げる今季のムードにもピッタリ。モロッコで作られたデニムに、ブルキナファソ(西アフリカの小国)の伝統的な手織りのステッチを施すなど、異文化のクラフトをさりげなく取り入れたバランスも絶妙です。20-21年秋冬から継続している「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションも、スポーティー&アーバンな雰囲気を継続していました。

6月22日 19:30 グラバロ

 「グラバロ(GRAVALOT)」は、ロンドンを拠点にするナイジェリア人デザイナーデュオのプリンス・コンリー(Prince Comrie)とオニエ・アヌナ(Onye Anuna)が2014年に立ち上げたブランドです。デジタル発表の映像は、ナイジェリアの田園をパープルのスーツを着た男性が歩く風景で始まり、ロンドンの立体駐車場にシーンが移ってランウエイショーがスタートします。コレクションはテーラリングにストリートスタイルを組み合わせた内容で、強い個性や新鮮さは特に見受けられません。「数年前のコレクションを見ているのかな」と思うくらい、なんだか古い……。赤いテーラードジャケットに白いタオルを掛けているルックからは、「元気ですかー」という声が聞こえてきそうでした(笑)。

6月23日 11:00 エゴンラボ

 パリコレ2日目に、フランス人デザイナーデュオ、フロレンタン・グレマレック(Florentin Glemarec)とケヴィン・ノンぺ(Kevin Nompeix)が手がける「エゴンラボ(EGONLAB.)」が4シーズン目となるコレクションをデジタルで発表しました。CGを多用したり、ホラー映画風に作り込んだりした過去2シーズンの奇抜な映像とは打って変わって、大型倉庫の中でランウエイショーを披露するというシンプルなもの。この意図は「服をしっかり見てほしい」という思いからだったようで、(なら最初から……)と心の中でツッコミかけたのですが、今季から「アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」と同じイタリアの工場で生産し、「テーラリングやシルエットにより力を入れたから」だと展示会場で語ってくれました。中世の騎士を着想源に、デミクチュールのコルセットドレスやキュロット、タペストリーを連想させるジャカード織りのトレンチコートをユニセックスで提案しています。シャツに描かれた龍のような絵は、彼らによるハンドペインティングです。剣を備え付けられるトートバッグは、「バゲットを挟むのに使ってよ」とのこと。日本ではアデライデ(ADELAIDE)とヌビアン(NUBIAN)で取り扱われいて、取引先は世界に15アカウントです。フロレンタンくん25歳、ケヴィンくん27歳のミレニアル世代のデュオは、「過去の遺産と現在、未来をつないで、品質の良いユニークなピースを作りたい」と今後の意気込みを語ってくれました。

6月23日 13:00 ジェイ ダブリュー アンダーソン

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON​)」のデジタル発表の映像は、クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がコレクションの概要を説明する映像でした。いつも思うんですが、アンダーソンさんの低音ボイスってめっちゃセクシーじゃないですか?話し方もめっちゃタイプ(笑)!そんな彼に萌えつつ、ZOOM取材を敢行。今は、出身国であるイギリスの文化や幼少期に思いを馳せて、ノスタルジックな気分のようです。「自分が誰なのか、どんな人間になりたいのか、性に目覚めて自己認識を深めるユースの時代がテーマの一つ。自分の部屋というプライベートな空間で、自己表現の方法としてドレスアップする若者をイメージしてルック撮影をしたんだ」と丁寧に説明してくれます。さらに「ブランドにとって“ユースフル”は常に主要なコンセプト。世界を動かしているのは若者なのだから、いつだって社会において重要な存在だ」とセクシーボイスで続けてくれました。ビーズのカーテンを使ったドレスや枕のドレスは、思春期の頃に誰もが経験した、“やりすぎたドレスアップ”の過ちを表現しています。

 今シーズンのメンズはビーチや旅をテーマにするブランドが多い中、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」は自宅内でルック撮影を行なっています。その意図が気になり、来年の春夏には人々がどんなライフスタイルを送り、何を着たいと思っているかを聞きました。「パンデミックが終息することはないと思う。もちろん外出やパーティーといった楽しみは戻ってくるだろうが、僕らは以前の生活に戻るのではなく、ウイルスを含むさまざまな問題と共に生き、前進して、新しい日常を送ることになるんじゃないかな。だからこそ僕は“個人のプライバシー”という考えに焦点を当てて、今季のコレクション制作とルック撮影を行った。来年もまだ自宅で過ごす時間が多いというメッセージを発信しているわけではないよ」。

 彼の思慮深い考えはいつも私の心に刺さり、考えさせられます。彼が言う“個人のプライバシー”とは物理的な空間ではなく、例え社会生活が元に戻っても“心の中にある自分だけの居場所”を指しているのだろうなと私は受け取りました。ユースをテーマにしたのも、パンデミックで多くの人が経験したであろう、自己との対峙から来ているのでしょう。彼のコレクションは毎シーズンこんな風に、彼の背景にある思想やメッセージが気になります。

6月23日 15:00 クレージュ

 「クレージュ(COURREGES)」は、アーティスティック・ディレクターのニコラ・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)が手掛ける初のメンズコレクションをデジタル形式で発表しました。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の各ウィメンズウエアで経験を積んだ彼にとって、メンズウエアの制作は初めて。テーマはウィメンズの続編として“I can feel your heartbeat - Part II(あなたの鼓動を感じる)”と名付け、映像も白い壁のセットの中を歩く、同じ内容です。最後に壁が倒れて外の自然風景が現れた瞬間は、抑制からの解放を表現しているようでした。ウィメンズのデビューコレクションが素晴らしかったので期待しすぎたのか、インパクトのあるルックは残念ながら見当たりませんでした。ウィメンズでは、構築的なデザインで直線と曲線を巧みに交差させる視覚的効果によってドラマチックに映りましたが、メンズではそのような印象はなく、ミニマルにまとめすぎかも。実物を見ると、シルエットやデザインに特徴を見つけられるのか?後日行く展示会場でしっかり見てきますね。

6月23日 19:30 イザベル マラン

 パリコレ2日目最後は「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」のイベントに参加しました。コレクション発表を記念したライブパフォーマンスです。会場は旧パリ証券取引所で、現在は大型展示会などのイベントスペースとして使用されている建物の屋外スペース。シャンパンやワインなどのドリンクと軽食が提供され、フランス系アメリカ人兄弟のミュージシャン、フォーリアル(Faux Real)によるライブが実施されました。音楽イベントへの参加は1年以上ぶりだし、久々に再会した業界の知人ともたくさん話しができて、ファッション・ウイークらしい華やかな光景が目の前に広がりました。同じ場所で同じ時間を共有するという、コロナ禍に最も恋しかったものを再び味わうことができて、感無量!「イザベルさん、イベントを開催してくれてありがとう」と心の中で思っていると、イザベルさんが近くの席で楽しそうにしているではありませんか!感謝の気持ちを直接伝えると最高の笑顔で応えてくれて、写真にもしっかり収めましたよ。ほかにもモデルのカロリーヌ・ド・メグレ(Caroline de Maigret)もキャッチ。ジャーナリストのマスイユウさんとは、ミラノぶりの再会でした(今回はしっかり写真を撮らせてもらいましたよ)。

本日のパン

 旅行でフランスに初めて来たとき、パンのあまりの美味しさに感動したのを鮮明に覚えています。日本でも美味しいバゲットやクロワッサンはあるけれど、本場のものは別格!ミラノから帰ってきたらすぐにパン屋に行き、“私的ご褒美パン”であるヴィエノワ・フイユテを購入しました。外側がパイ生地を意味するフイユテで、中がヴィエノワ(甘いコッペパンみたいなパン)になっているのは近所のパン屋のオリジナル。ハチミツがほんのり甘くてめちゃくちゃ美味しいんですが、カロリーが気になるので普段は食べない“ご褒美パン”なのです!「ミラノ取材無事に終わったから」って自分に言い聞かせてながら、ハチミツ味のパンにさらにハチミツかける“追いハチミツ”で食べちゃいました。地元大阪ではたこ焼き、イタリアではジェラート、フランスではパン。結局はベタが一番美味しいねんな〜。ってことで、パリコレの日記ではパンのご紹介をお楽しみにっ!しっかりカロリーを取ったので(取りすぎ?)、明日からも元気に取材へ行ってきます!

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スタバが都道府県別に考案した47通りのフラペチーノ発売 “大阪 めっちゃ くだもん”や“愛知 でらうみゃ あんこコーヒー”など

 スターバックスコーヒージャパンは、日本上陸25周年を記念して、47都道府県の地元スタッフが考案した“47JIMOTOフラペチーノ®”を全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)で6月30日に発売する。

 “47JIMOTOフラペチーノ®”は、47都道府県のスタッフがそれぞれの地域を象徴する山や海、特産品、食文化にインスピレーションを受け、見た目や味わい、商品名を地域ならではの視点から選んでいる。キャラメルとコーヒーを組み合わせた“東京 オリジン コーヒー ジェリー キャラメル フラペチーノ®”や、ミックスジュースのような味わいの“大阪 めっちゃ くだもん クリーム フラペチーノ®”、“愛知 でらうみゃ あんこコーヒー フラペチーノ®”、“福岡 八女茶やけん フラペチーノ®”などをラインアップする。

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「バーバリー」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「バーバリー(BURBERRY)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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佐藤ノアがプロデュースを公表 ウィゴーで人気のアクセサリーブランド「メルシーナ」

 10代の女子を中心に人気を集める佐藤ノアは、モデルやアーティストとして活動しながら「ウィゴー(WEGO)」のアクセサリーブランド「メルシーナ(MEL CINNA)」のプロデュースを手掛けている。2020年10月に始動した同ブランドは、新作を発売するとわずか1分で完売する商品も多く、人気商品は再販の問い合わせが後を立たないという。佐藤はこれまで、ブランドを純粋に好きになってほしいという思いから自身の名前を伏せて、同ブランドのプロデュースを行ってきたが、7月に伊勢丹新宿本店での初のポップアップ開催を控え、公表することを決めた。改めて、ブランドにかける思いを聞いた。

WWD:モデルやユーチューバー、アーティストなど、さまざまな分野で活動しているが、現在の肩書きは?

佐藤ノア(以下、佐藤):自分でもよく分からないんです。そもそも北海道でバンド活動をしていた延長でガールズバンドに誘われ、上京しました。経験していないこと全てに挑戦していたら、モデルや芸能の仕事も増え、いつの間にかに今の形になっていました。最近では芸能人と呼ばれることもありますが、自覚は全然ないです。でも、どの仕事も私が選んだものなので、肩書きは見ている人が勝手に決めてくれたらいい。

WWD:フォロワーが増え始めたきっかけは?

佐藤:何かがバズった訳ではなく、じわじわ増えていきました。フォロワーの8割程度は10〜20代の女の子。「#FR2」でモデルをしてからスニーカーヘッズの男の子たちも知ってくれました。アベマ(Abema)TVの「オオカミくんには騙されない」に出演して以降、主婦のファンも増えました。

WWD:「メルシーナ」では、今までなぜ名前を伏せていた?

佐藤:「メルシーナ」は、制作チームのメンバーや工場の方々と一緒に作り上げるものなので、私の理想や夢が果たしてどの程度実現できるのかが最初は想像できませんでした。時間をかけて「佐藤ノア」という人物像を作り上げてきた分、名前を出すべきか悩んでいたんです。「佐藤ノア」で活動する時は、周りのニーズも意識していますが、「メルシーナ」は私が好きなものだけを詰め込みたかった。私が好きなものをみんなが好きになってくれるのかという不安もありました。でもファンだけには、「フィナンシェ」というクローズドのオンラインコミュニティーで公表していました。

WWD:公表したのは、実際の売れ行きが自信になったから?

佐藤:そうですね。私が好きなものは「やっぱりみんな好きなんじゃん」って(笑)。チームのメンバーと信頼関係が築けたことも大きかったです。「メルシーナ」では私の好きなものしか出したくないので、一つ一つかなり時間をかけて作っています。サンプルを5、6回作り直してもらったものもあります。みんな私のこだわりに最後まで付き合ってくれると分かり、名前を公表することを決めました。

WWD:コンセプトの「自身愛」とは?

佐藤:武装です。「メルシーナ」のアクセサリーは女の子にとってお守りでもあるし、攻撃でもある。女の子って面倒くさい努力をすることで、自分を愛せる生き物だと思うんです。アクセサリーはなくても生きていけるますが、「メルシーナ」を付けることで、自分を愛せたり、特別だと思えたりするようなアイテムを提案したい。

WWD:デザインの着想源は?

佐藤:街の景色や友達が発した言葉、音符など、形のないものをアクセサリーにしたらどうなるんだろうと考えています。それからアイテム一つ一つにストーリーを考え、「こんな女の子に、こんな気分になってほしい」というメッセージを込めて作り上げます。あくまで私が好きなこと10割なんですが、カラーなどはファンにヒアリングすることもあります。新作は毎月5アイテムのペースで制作していますが、趣味みたいな感覚ですね。

WWD:今後の目標は?

佐藤:人の生活に潜り込みたい。移動中の音楽も、アクセサリーも、布団もバスタオルも私が作ったものになっていたら面白い。佐藤ノアを知らない人の生活にまで、いつの間にか入り込んでいるのが理想です。

■「メルシーナ」ポップアップ
日程:7月21〜27日
場所:伊勢丹新宿本店本館2階EAST-Park
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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売れたアイテムを発表! スキンケア1位は「デュオ」と「VT」「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」バラエティー・ドラッグストア

 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 バラエティー・ドラッグストア「スキンケア」部門の新製品1位は「デュオ(DUO)」“ザ・クレンジングバーム ブラックリペア”となった。バイヤーは「発売するや否や、クリアを抜いて上位になった。男性にもオススメ」と話す。2位は「ハク(HAKU)」“メラノフォーカスZ”、3位は「オバジ(OBAGI)」“C25セラム ネオ”となった。

 総合1位は「VT」“シカデイリースージングマスク”。「コロナ禍の肌荒れ需要にマッチした」とバイヤー。2位は「dプログラム(D PROGRAM)」“アレルバリア ミスト N”、同率2位に「ハク(HAKU)」“メラノフォーカスZ”、「タカミ(TAKAMI)」“スキンピール”がランクインした。(価格は全て税込)

新製品

1位 “ザ・クレンジングバーム ブラックリペア”

「デュオ」

 黒ずみ毛穴、ザラつき、皮脂テカリのケアにフォーカスしたクレンジングバーム。6種の発酵エキスが肌の表面をほぐし、DUO独自配合オイルが角栓の皮脂へアプローチ。オイルとなじんだ皮脂汚れは、備長炭を微粒子化した「ブラックパウダー」と活性炭がしっかり吸着。洗い上がりの肌は8種の発酵成分と2種の美容成分が肌をケアする。W洗顔不要で時短であることも好調の要因だ。(90g、3960円)

2位 “メラノフォーカスZ”

「ハク」

 「ハク(HAKU)」の新美白美容液。「ハク」は、日本で初めて美白有効成分4MSKとm-トラネキサム酸の2種の美白有効成分の同時配合に成功し、05年のブランド誕生から人気を博す。新製品は「Zカット複合体」という整肌・保湿成分を配合し、潤いを与え、肌環境を整える。シミの根本原因に働きかけ、メラニンの生成を抑えて、シミ・そばかすを防ぐ。【医薬部外品】(45g、1万1000円)

3位 “C25セラム ネオ”

「オバジ」

 3月にリニューアルした美容液。ピュアビタミンC濃度25%と、ブランド史上最高濃度を実現した。乾燥小ジワ、くすみ、毛穴、キメ、ハリといった大人の肌悩みに総合的にアプローチ。潤って毛穴の目立たない、艶のある肌に導くと注目を集めた。(12mL、1万1000円)


総合

1位 “シカデイリースージングマスク”

「VT」

 乾燥して乾いた肌の水分と鎮静を図り、荒れた肌のキメを整えるフェイシャルマスク。0.25mmの薄さのシートが肌にぴったりフィット。人気のツボクサエキスを整肌成分として配合し、肌荒れに悩む人の保湿ケアとしても評価が高かった。1枚ずつ取り出し使うティッシュタイプなので衛生的。(30枚入り、2420円)

2位 “アレルバリア ミスト N”

「dプログラム」

 花粉・ほこりなどの微粒子汚れ、乾燥から肌を守る敏感肌用化粧水。肌をプロテクトするオイル層と潤いを与える化粧水層が混ざり合い、みずみずしい肌へと導く。素肌の保湿だけでなく、メイクの仕上げや化粧直しにも使える。フィニッシングスプレーとして使用すれば、皮脂崩れを防ぎ、化粧持ちアップも期待できると人気だ。(57mL、1650円)

2位 “メラノフォーカスZ”

「ハク」

 新製品2位の「ハク」“メラノフォーカスZ”が、総合でも2位を獲得。美白カテゴリーでは常にベストコスメを受賞する「ハク」シリーズの主力製品として高い評価を得ている。シミの根本原因に働きかけ、メララニンの生成を抑えて、シミ・そばかすを防御、潤いに満ちた透明感のある肌へ導く。無香料、アレルギーテスト済み、ニキビのもとになりにくい処方だ。【医薬部外品】(45g、1万1000円)

2位 “スキンピール”

「タカミ」

 「タカミの青い瓶」で親しまれる、ロングセラー角質美容水。角層のすみずみまで有用成分を届け、肌の生まれ変わるサイクルにアプローチ。使い方は洗顔と化粧水の間にプラスワンするだけ。水のようなテクスチャーで穏やかに肌に浸透。他のアイテムの邪魔にならず、いつものスキンケアに足せるのも魅力。(30mL、5280円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT :MISA KOTAKE

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「M・A・C」が超特急のシークレットイベントを開催 メイクアップカードのプレゼントも

 「M・A・C」はこのほど、音楽グループの超特急とコラボレーションした最新カラーメイクキャンペーン“SPARKLE COLOURS”を公開した。公式サイトでは1990年代のホームドラマをイメージしたビジュアルが披露され、全国直営店では限定ムービーを公開中だ。

 超特急とのコラボレーションを記念して、スペシャルキャンペーンを実施。7月21日までの期間中、「M・A・C」公式オンラインショップで対象製品を含め税込9900円以上の購入者を対象に、抽選で900人を超特急メンバー5人が出演するシークレットオンラインイベントに招待する。イベントは8月7日17:00〜17:40に「Zoom」上で開催予定。参加者から質問を募集し、メンバーから直接回答してもらう機会を設けるほか、“SPARKLE COLOURS”の撮影秘話やメイクのティップスなどを紹介する。

 また、公式オンラインショップおよび全国の直営店で対象製品を含む税込4400円以上の購入者には、超特急メンバーのメイクアップカードをプレゼント。オンラインショップでの購入者にはメンバー全員が集合したメイクカードを、全国直営店での購入者にはメンバーのソロショットのメイクカードをプレゼントする。メイクカードはなくなり次第終了する。

 対象製品は、“ラブ ミー リキッド リップカラー”(全20色、各税込4290円)、“ダズルシャドウ”(全16色、同3190円)、“グロー プレイ ブラッシュ”(全11色、同3850円)の3つ。

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「M・A・C」が超特急のシークレットイベントを開催 メイクアップカードのプレゼントも

 「M・A・C」はこのほど、音楽グループの超特急とコラボレーションした最新カラーメイクキャンペーン“SPARKLE COLOURS”を公開した。公式サイトでは1990年代のホームドラマをイメージしたビジュアルが披露され、全国直営店では限定ムービーを公開中だ。

 超特急とのコラボレーションを記念して、スペシャルキャンペーンを実施。7月21日までの期間中、「M・A・C」公式オンラインショップで対象製品を含め税込9900円以上の購入者を対象に、抽選で900人を超特急メンバー5人が出演するシークレットオンラインイベントに招待する。イベントは8月7日17:00〜17:40に「Zoom」上で開催予定。参加者から質問を募集し、メンバーから直接回答してもらう機会を設けるほか、“SPARKLE COLOURS”の撮影秘話やメイクのティップスなどを紹介する。

 また、公式オンラインショップおよび全国の直営店で対象製品を含む税込4400円以上の購入者には、超特急メンバーのメイクアップカードをプレゼント。オンラインショップでの購入者にはメンバー全員が集合したメイクカードを、全国直営店での購入者にはメンバーのソロショットのメイクカードをプレゼントする。メイクカードはなくなり次第終了する。

 対象製品は、“ラブ ミー リキッド リップカラー”(全20色、各税込4290円)、“ダズルシャドウ”(全16色、同3190円)、“グロー プレイ ブラッシュ”(全11色、同3850円)の3つ。

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「ヴィヴィアン」が80歳の誕生日に初のコレクションブック 40年の歴史を1300 ルックで振り返る

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENE WESTWOOD以下、ヴィヴィアン)」は、デザイナーの80歳の誕生日に合わせて、初のコレクションブック“ヴィヴィアン・ウエストウッド・キャットウォーク”(税込3万1900円)を6月24日に青山店やECサイトなどで発売した。

 同著は、1981年のデビューから現在に至るまでの70回以上のウィメンズ・コレクション1300 ルックのほか、デザイナー自身が世界のトップモデルのスタイリングを行う写真などを収録している。またファッションジャーナリストのアレクサンダー・フューリー(Alexander Fury)によるコレクション解説や、デザイナー自身による伝記も掲載。

 装丁には、1993年秋冬コレクションのピンクとブルーのタータンチェック“MacAndreas”生地を使用した。生地はスコットランドのロキャロンによって生産され、国家認定機関であるスコティッシュ・タータン登記所に登録されている。

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「エルメネジルド ゼニア」の圧倒的軽やかさの真意 2022年春夏はパンデミックからの解放を祝福

 「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」は6月18日に2022年春夏コレクションをデジタル形式で発表した。“THE (RE) SET”と題した前シーズンからの続編として、今季は”THE (NEW) SET”と銘打った。 映像は、迷路に閉じ込められて混乱する様子から始まる。入り組んだ建物と広大な自然を行き来しながら徐々に自分を再発見し、最後は美しいディナーで仲間との再会を果たすという、パンデミックからの解放を表現している。「私たち全員が心の中に閉じ込められ、内面に自分だけの場所と感情を作り上げた。それを客観的に捉えることで少しずつ本来の自分を取り戻し、私たちは以前にも増して自由を得たとを感じられるのだ」と、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック・ディレクターは映像について説明した。昨今の人々の変化を見て「着る人に、自由と快適さを与えるコレクションが必要だ」と考えたという。

「予期せぬ繊維にたどり着いた」

 今シーズンは、1940〜50年代のワークウエアの実用性と、仕立ての技術を融合したアウターが豊富だった。着物風ジャケットやロングダスターコートは、体の動きに柔軟に適応する平面裁断で仕立てている。深いポケットが付いたワークジャケットとチョアコートにはドローストリングが内側に隠さており、サイズ感を2サイズ幅で変えられる機能性をプラス。ジャケットの袖やワイドレッグパンツの裾には、ほつれを防ぐためにゴムで加熱処理を施すなど、ディテールも抜かりない。これらのアイテムはウールやリネン、コットン、ジャガード、紙のように薄いレザーを用いており、芯地や余分な構造を除くことで圧倒的な軽さと流動性を実現した。「自由と快適さを手に入れるには、軽量性が不可欠だ。絶え間ない素材への探求によって、リネンやシルクなど、これまで予期していなかった繊維にたどり着いた」とサルトリは語った。個々の軽さにこだわった今季を最も象徴するのが、ウオッシュ加工を施したシルクや、フェザーライトのナイロンによるブレザー、レザーのような光沢を放つウールのサマーコートだ。軽量性を備えたウエアが着る人の動きによって一層の自由を手にする一方で、美しいシェイプと端正なディテールによって、フォーマルという軸はぶらさない。パッドが入ったスリッパやトートバッグ、クラッチバッグとハンドバッグの2wayで持てるこれらアクセサリーにはペーパーレザーを使用し、軽さと耐久性を兼ね備える。

 カラーがカルサイト、ミネラルグリーン、サイプレスといった淡いトーンで構成されているのは、着る人のクローゼットの中にすでにある服との合わせやすさを考慮したからだ。「新しい物ではなく、すでに所有している物に目を向け、季節ごとに選択肢を増やして個人のスタイルを拡張していく方法を考えた。全ての根底にあるのは、コンフォートとエフォートレスだ」とサルトリは述べる。合理的に計算されたテーラリング、特徴的な色彩と質感がフォーマルを緩やかに崩してエフォートレスなルックを完成させる。現代のニーズに合わせて新たなテーラリングが再構築された”THE (NEW) SET”のコレクションは、隔離時代から解放されつつある人々の自由な感覚と呼応していくだろう。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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再上陸した米アメリカンイーグルの下着ブランド「エアリー」 22年内に実店舗出店の考えも

 米アメリカンイーグル アウトフィッターズによるインナーウエアやアクティブウエアのブランド「エアリー(AERIE)」は6月24日、日本再上陸に合わせてお披露目イベント“エアリーハウス”を行った。6月17日から自社ECで日本向けに販売を始めており、2022年中に日本で実店舗出店の考えもあるという。

 「エアリー」は日本ではカジュアルブランド「アメリカンイーグル アウトフィッターズ(AMERICAN EAGLE OUTFITTERS以下、AEO)」の一部店舗でコーナー展開していたが、日本で「AEO」の運営を手掛けていた青山商事が19年に事業撤退を決め、日本の全店とECを閉鎖していた。今回の再上陸は本国が直接手掛けており、日本のECで注文された商品は香港の物流センターから出荷されるという。

 「AEO」も20年に日本向けECを再ローンチし、販売を再開している。22年中に「エアリー」が日本出店を目指す際に、単独店になるのか「AEO」との複合店になるのかなどは未定。

 “エアリーハウス”では、モデルのメロディー洋子氏によるヨガセッションをライブ配信。その他、ビジュアル撮影などを行った。

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「セルジュ・ルタンス」からふくよかで新鮮なプルメリア香る新作が登場

 「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」は6月21日、“コレクションノワール”シリーズから新作のフレグランス“ラドントゥーズアンカジェ(La Dompteuse Encagge)”(50mL、税込1万4300円/100mL、税込2万2000円)を発売した。南国の花のプルメリアをメインに、アーモンドやイランイランを組み合わせた優しく幻想的な香りだ。

「檻の中の調教師」を描写

 マルチクリエイターのセルジュ・ルタンス(Serge Lutens)が新作のために描いたストーリーは、「檻の中の調教師」。個性やクリエイティビティー、自由が“檻”の中に閉じ込められ、社会の枠に調和させられることへの皮肉を表現した。自由がなく社会の規範を強いられることは窮屈であると同時に、気付かぬ間に“閉じ込められている”ことは、ときには愉快でもあることを香りで綴った。

南国のプルメリアを主役にした香り

 檻の中のストーリーを表現するためにルタンスが用いたのは、南国に咲く花、フランジパニ(プルメリア)だ。温暖な南国をほうふつとさせる白い花のプルメリアが放つ、新鮮でふくよかな香りを閉じ込め、光と闇とのバランスを操った。そんなフレッシュな花に添えたのは、濃厚な甘さを持つエキゾチックなイランイランと、温かみと優しい甘さを醸し出すアーモンドだ。明るいプルメリアと官能的なイランイラン、甘いアーモンドが奏でるのは、豊さと新鮮さ、闇のバランスを見つけた個性的な香りだ。

色の魔術師、セルジュ・ルタンスによる
宝石のような香り

 「セルジュ・ルタンス」の“コレクションノワール”シリーズは、モダンで強い存在感を放つ20種の香りをラインアップ。“色の魔術師”と呼ばれるルタンスならではのセンスで、20の異なるストーリーを表現する、まるで宝石のような鮮やかな色で染め上げたフレグランスだ。ルタンスが1992年、資生堂のために初めて作ったフレグランス“フェミニテデュボワ(木のフェミニティ)”や壮麗でスパイシーなバラの香りの“ラフィーユドゥベルラン(ベルリンの少女)”など、歴史に残る名香を多数そろえ、世界中のファンを引きつける。

“コレクションノワール”
人気8種を試せるセット

 そんな“コレクションノワール”から、人気の8種をお得に試せる“ディスカバリーセット”(8種×4mL、税込8800円)が登場。色鮮やかで個性豊かな香りを集め、まるで香りの宝石箱のような特別感のあるセットだ。“フィスドゥジョワ(喜びの申し子)”ラフィーユドゥベルラン(ベルリンの少女)”“アンブルスュルタン(アンバーの王)”“フルールドランジェ(オレンジの花)”“アンボワバニール(バニラの木)”“ニュイドゥセロファン(セロファンの夜)”“フェミニテデュボワ(木のフェミニティ)”“ロルフェリン(灰の乙女)”と、ブランドを代表する8つの香りをラインアップ。ギフトやブランドの世界観を手軽に、幅広く体験したい人にオススメだ。

問い合わせ先
セルジュ・ルタンス 銀座
03-5537-7813

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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仏レザーバッグ「ポレーヌ」は店舗営業日激減でも売り上げ倍増 好調の日本にも出店へ

 フランスでは度重なるロックダウンによって多くの中小企業が苦境を迎えているが、パリ発のレザーグッズブランド「ポレーヌ(POLENE)」は好調だ。アイテムはバッグ14型(2万〜6万円)と、財布やコインケース(5000円〜2万円)など。販路は自社ECとパリの旗艦店のみで、卸は行っていない。売り上げの8割を海外が占め、昨年10月には日本版ECを開設。予想を超える売れ行きで、全体の売上高を大きく押し上げたという。昨年は実店舗の営業日が4分の1に激減したものの、売上高は倍増した。

 同ブランドはフランス人3兄妹が2016年に立ち上げ、5型のバッグからスタート。自社ECと20平方メートルほどの小さな店で売り始めると、口コミと地道なマーケティング活動によって売り上げを徐々に伸ばしていった。現在は、スペインのアトリエとパリの本社を合わせて100人超の従業員数を抱えるまでに成長。20年8月には売り場面積130平方メートルの物件に旗艦店を拡張移転し、今後はニューヨークと東京への出店準備を進めている。共同創設者で36歳のアントワーヌ・モテ(Antoine Mothay)に、ビジネス成長の要因やブランド理念、今後の展望についてを聞いた。なお、彼らの曽祖父はフレンチカジュアルを代表するブランド「セント ジェームス(SAINT JAMES)」の創設者である。

王道のPR戦略だからこそ際立った品質

ーーブランド立ち上げの経緯は?

アントワーヌ・モテ「ポレーヌ」共同創設者(以下、モテ):僕ら兄妹はファッションに興味があったし、曽祖父が「セント ジェームス」でファミリービジネス(事業はすでに売却済み)を行っていたので、そこから継承したノウハウを生かしたかった。フランスには長い歴史を持つラグジュアリーブランドはたくさんあるが、実用性と高品質にこだわり、なおかつ手が届きやすい価格帯であれば勝算はあると考えた。

ーー3兄妹のそれぞれの役割は?

モテ:兄は生産管理とデザインを管轄し、生産地であるスペインのアトリエとのやり取りを担っている。僕はビジネススクール出身なのでファイナンスと撮影やPRなどのコミュニケーションを、妹は主にECサイトの管理を担当している。それぞれに役割はあるものの、全ての情報を共有できているし、ファミリー企業ならではの連携は常に意識している。

ーーブランドの理念や強みとは?

モテ:品質の高さと実用的なデザインだ。バッグの核となるレザーは、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)やケリング(KERING)に革を長年提供しているスペインのタナリー(革の製造業者)の、フルグレインカーフレザーを使っている。タナリーは、革のなめしと仕上げに関する専門知識と技巧で世界で名高い名門。上質な革がしなやかな曲線を描き、かつ耐久性や良質な手触り、構築的なデザインの立体感を実現させてくれる。生産は、最高品質な皮革製品の職人技術を伝統的に受け継ぐスペインの小さな街ウブリケで行なっている。「ポレーヌ」創設前に僕ら3人はこの街に9カ月滞在し、革の裁断や組み立てから、縫製、染色、刻印までの全工程を職人と相談しながら決めた。サヴォアフェール(匠の技)を誇る高品質なバッグでありながら、日常的な使いやすさに重きを置いており、ミニマルで他にはないデザインをコンセプトにしている。

ーーどのようなPR活動を行なっている?

モテ:創設時は兄妹3人だけだったので、雑誌記事の掲載やインスタグラムの広告、インフルエンサーへのギフティングをPRとして行なった。ギフティングといっても広告費を渡したわけではなく、SNS投稿するかどうかは今でも彼らに委ねている。その手法が顧客からの信頼につながったのか、ブランド立ち上げ後から急成長し、小さなスペースの旗艦店はたくさんの来店客でいっぱいになった。特に変わった手法を用いているわけではなく、口コミでの反響が大きかったのでPRのやり方は今でも変えていない。良い製品を作ることが売り上げにつながると自信になったので、PRやマーケティングよりもデザインと生産に予算をかけている。

ーービジネスが軌道に乗るまでに大きな転機はあった?

モテ:特に転機と呼べるものはなく、地道にコツコツ積み重ねてきただけだ。ここまで成長できたのは、事業を自社で完結しているからこそ実現できた品質と価格帯だろう。現在100名ほどの従業員が在籍し、7割は提携しているスペインの生産工場から近い倉庫兼オフィスで品質管理と配送業務を、3割はパリの本社でデザインとPR、マーケティングなどを行なっている。

日本人PRの熱意がきっかけで日本進出へ

ーー人気商品は?

モテ:“ナンバーワン(Number One)”と、小さいサイズの“ナンバーワン ナノ(Number One Nano)”がトップ3の常連だ。創設時に発表した5型のうち、“ナンバーワン”だけがヒット品番としてブランドの顔になった。フルグレインカーフレザーに加えてクロコ型押し、スムースレザーなど、カラーバリエーションを増やして、現在も不動のベストセラーである。昨年発表したショルダーストラップ付きのハンドバッグで、丸みのある柔らかな曲線を描くクラシックな“ナンバーナイン(Number Nine)”もトップ3に入る勢いで売れている。日本では、彫刻のような形状の“ナンバーエイト(Number Eight)”が売れており、アジア全体ではアクセサリー感覚で持てるミニサイズのバッグが好調だ。顧客全体の20%は2回以上購入したリピーターというデータもある。

ーー日本市場に参入したきっかけは?

モテ:現在日本市場を担当するPRは日本人女性で、面接時に彼女が「日本で必ず人気になる」と熱弁してくれたこと。日本出身で、フランスのファッション企業でPRをしていた彼女の言葉には説得力があった。日本版のECサイトを開設すると、日本のメディアでの露出はほとんどなかったのに、予想以上の売り上げを記録した。品質に対して非常にこだわりの強い日本で受け入れられたのはとてもうれしいこと。今後は雑誌とのタイアップや、インフルエンサーへのギフティングでPRを強化していきたい。

ーー卸を行う予定はある?

モテ:一切ない。全ての事業を社内で行うことが、ブランドのDNAだから。兄妹で運営しているから“ファミリー”というだけでなく、会社全体が家族と考えてファミリービジネスを継続するつもりだ。品質と価格、デザインに顧客の声をフィードバックできるのは、全て自社で完結しているからこそ。ニューヨークと東京に開く予定の旗艦店も、全て社内で事業を行う。

ーー旗艦店について立地や規模など、現在決定していることはある?

モテ:まずはニューヨークのソーホーに、約350平方メートルの路面店を来年には開く予定。東京は表参道エリアを検討しており、日本への渡航が許されれば可能な限り早く現地で決めたい。創業からデジタルに注力してきたため、コロナ禍でも売り上げを伸ばすことができたが、実店舗も必要不可欠だ。商品に触れられて、ブランドの世界観を体験し、コミュニティーの一員であることを感じてもらえる場にしたい。

ーー今後、バッグ以外の商品を展開する予定はある?

モテ:ジュエリーを発表する予定。レザーグッズでもメタルパーツは美しさを引き立たせる大切な役割があり、高い宝飾技術が求められる。バッグのディテールにもサヴォアフェールを感じてもらえるが、職人の技術をより一層生かしたジュエリーを提供したい。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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伝統と革新の「マムート」 “氷河と共に”の実現へ

 1862年にロープメーカーとしてスイスで誕生した「マムート(MAMMUT)」は、アパレルからフットウエア、クライミング用のハードウエアなど、アウトドアブランドの中でも幅広い商品をそろえ、約40の国と地域で扱われている。「マムート」は早くから環境に配慮したビジネスデザインを行っており、18年には“CLEAN PRODUCTION(クリーンプロダクション)”、“ANIMAL WELFARE(動物福祉)”、“REDUCED FOOTPRINT(フットプリントの削減)”、“ETHICAL PRODUCTION(エシカルな労働環境)”という4つの取り組みの頭文字をとったプロジェクト“WE CARE”を始動。そして今年から、脱炭素社会を目指す団体「プロテクト アワー ウィンター(Protect Our Winters以下、POW)」とパートナーシップ契約を締結。“Together for Glaciers(氷河と共に)”を掲げ、2050年までに“ネットゼロ”(温室効果ガスの排出量・吸収量・除去量の合計値がゼロ)の実現に挑む。

“WE CARE”プロジェクト
これまでの実績

 “WE CARE”では、すでに多くの実績がある。“クリーン プロダクション”では、資源の生産性や消費者の安全性などの観点から、生産ライン全体を整備する“bluesignシステム”を採用。25年までにアパレル、寝袋、ロープなどの分野で、同ガイドラインに沿ったプロダクトを90%以上まで引き上げる見込みだ。“アニマル ウェルフェア”では、古い寝具などから回収したリサイクルダウンと、生きている鳥や強制給餌された鳥の羽毛を禁止する“レスポンシブル ダウン スタンダード(RDS)”認証の羽毛を積極的に使用。羊毛も、環境管理された農場で適正に処理されたものだけが認定される“レスポンシブル ウール スタンダード
(RWS)”の認証素材を取り入れており、25年までにアパレルは同認証素材の使用率100%を目指す。“フットプリント”(地球温暖化への影響をCO2排出量に換算した指標)の削減では、ペットボトルを中心にリサイクルした素材を活用。有害な科学物質を使用せず、繊維の段階から染色する“ソリューションダイ”の割合も増やしている。

 「マムート」は、工場に従事する労働者の生活向上を目指す検査機関「フェア ウェア ファンデーション(FWF)」に初めて加盟したアウトドアブランドでもある。厳しい基準をクリアした認定工場とだけ取り引きし、労働管理システムの導入や定期的な監査・工場訪問などにより、エシカルな労働環境整備にも注力している。

CO2排出量ゼロは夢ではない

 CSRに対する消費者の感度は非常に高くなっています。地球温暖化への関心の高まりや、2013年に起きたバングラデシュの首都ダッカ近郊で起きた縫製工場の崩落などを発端に、ファッションビジネスの“ダークサイド”が浮かび上がったためです。企業は、自分たちの事業が環境にもたらす影響を客観視し、ビジネスを変えていかなければなりません。われわれの独自性は大きく2つ。1つは、創業から160年近い歴史で培った、商品のクオリティーと耐久性の高さです。長く使えて簡単に修理できる製品は、その時点でサステナブルです。2つ目は、長い歴史がありながら、チャレンジングな企業姿勢であること。われわれは、レーザー接合を採用し、縫い目をなくした“レーザーヒューズドダウンジャケット”を世界で初めて導入するなど、常に革新的な技術を採用してきました。今後は持続可能なイノベーションにもっと焦点を当てていきます。
 今年4月にはPOWとパートナーシップ契約を締結し、25年までのネット ゼロ(温室効果ガスの排出ゼロ)を掲げました。業界全体やPOWなどのパートナー企業との動きを活発化すれば、不可能ではありません。これらのシステムをバリューチェーン全体に広め、ミッションを達成します。

ロープに新たな命を吹き込む
“Close the Loop”って?

 “Close the Loop(クローズ ザ ループ)”は、ブランド起源であるロープに着目した取り組み。スイスのクライミングジムなど50以上の拠点に回収ボックスを設置し、5年前後使われたロープを回収。それらを分解・洗浄し、きれいなナイロン素材に生まれ変わらせ、新たなロープやアパレルなどになる。現在、アジアでの紡績パートナーなどを選定中で、決まり次第導入する。

問い合わせ先
マムート スポーツグループジャパン
03-5413-8597

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伝統と革新の「マムート」 “氷河と共に”の実現へ

 1862年にロープメーカーとしてスイスで誕生した「マムート(MAMMUT)」は、アパレルからフットウエア、クライミング用のハードウエアなど、アウトドアブランドの中でも幅広い商品をそろえ、約40の国と地域で扱われている。「マムート」は早くから環境に配慮したビジネスデザインを行っており、18年には“CLEAN PRODUCTION(クリーンプロダクション)”、“ANIMAL WELFARE(動物福祉)”、“REDUCED FOOTPRINT(フットプリントの削減)”、“ETHICAL PRODUCTION(エシカルな労働環境)”という4つの取り組みの頭文字をとったプロジェクト“WE CARE”を始動。そして今年から、脱炭素社会を目指す団体「プロテクト アワー ウィンター(Protect Our Winters以下、POW)」とパートナーシップ契約を締結。“Together for Glaciers(氷河と共に)”を掲げ、2050年までに“ネットゼロ”(温室効果ガスの排出量・吸収量・除去量の合計値がゼロ)の実現に挑む。

“WE CARE”プロジェクト
これまでの実績

 “WE CARE”では、すでに多くの実績がある。“クリーン プロダクション”では、資源の生産性や消費者の安全性などの観点から、生産ライン全体を整備する“bluesignシステム”を採用。25年までにアパレル、寝袋、ロープなどの分野で、同ガイドラインに沿ったプロダクトを90%以上まで引き上げる見込みだ。“アニマル ウェルフェア”では、古い寝具などから回収したリサイクルダウンと、生きている鳥や強制給餌された鳥の羽毛を禁止する“レスポンシブル ダウン スタンダード(RDS)”認証の羽毛を積極的に使用。羊毛も、環境管理された農場で適正に処理されたものだけが認定される“レスポンシブル ウール スタンダード
(RWS)”の認証素材を取り入れており、25年までにアパレルは同認証素材の使用率100%を目指す。“フットプリント”(地球温暖化への影響をCO2排出量に換算した指標)の削減では、ペットボトルを中心にリサイクルした素材を活用。有害な科学物質を使用せず、繊維の段階から染色する“ソリューションダイ”の割合も増やしている。

 「マムート」は、工場に従事する労働者の生活向上を目指す検査機関「フェア ウェア ファンデーション(FWF)」に初めて加盟したアウトドアブランドでもある。厳しい基準をクリアした認定工場とだけ取り引きし、労働管理システムの導入や定期的な監査・工場訪問などにより、エシカルな労働環境整備にも注力している。

CO2排出量ゼロは夢ではない

 CSRに対する消費者の感度は非常に高くなっています。地球温暖化への関心の高まりや、2013年に起きたバングラデシュの首都ダッカ近郊で起きた縫製工場の崩落などを発端に、ファッションビジネスの“ダークサイド”が浮かび上がったためです。企業は、自分たちの事業が環境にもたらす影響を客観視し、ビジネスを変えていかなければなりません。われわれの独自性は大きく2つ。1つは、創業から160年近い歴史で培った、商品のクオリティーと耐久性の高さです。長く使えて簡単に修理できる製品は、その時点でサステナブルです。2つ目は、長い歴史がありながら、チャレンジングな企業姿勢であること。われわれは、レーザー接合を採用し、縫い目をなくした“レーザーヒューズドダウンジャケット”を世界で初めて導入するなど、常に革新的な技術を採用してきました。今後は持続可能なイノベーションにもっと焦点を当てていきます。
 今年4月にはPOWとパートナーシップ契約を締結し、25年までのネット ゼロ(温室効果ガスの排出ゼロ)を掲げました。業界全体やPOWなどのパートナー企業との動きを活発化すれば、不可能ではありません。これらのシステムをバリューチェーン全体に広め、ミッションを達成します。

ロープに新たな命を吹き込む
“Close the Loop”って?

 “Close the Loop(クローズ ザ ループ)”は、ブランド起源であるロープに着目した取り組み。スイスのクライミングジムなど50以上の拠点に回収ボックスを設置し、5年前後使われたロープを回収。それらを分解・洗浄し、きれいなナイロン素材に生まれ変わらせ、新たなロープやアパレルなどになる。現在、アジアでの紡績パートナーなどを選定中で、決まり次第導入する。

問い合わせ先
マムート スポーツグループジャパン
03-5413-8597

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クリニックレベルの効果!?「ジ オーディナリー」で攻めのスキンケア【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は世界中の美容オタクをとりこにするプチプラスキンケア「ジ オーディナリー」について。

 SNSで最新のスキンケアを探しているときによく登場し、気になっていたブランドがあった。それが、カナダ発の「ジ オーディナリー(THE ORDINARY)」。成分主義でストイックな処方、それでいてプチプラ。世界中の美容オタクをとりこにしてきた実力派スキンケアブランドだ。自分に必要と感じる成分を選んで使用できることから“美容の玄人向け”とも呼ばれるこのシリーズ。これは試してみるっきゃないわ……!と、使い始めて1カ月経過した今を、ここに報告する。

プチプラなのに、すごい実力

 SNSでバズリ、海外では絶大なる人気を誇る「ジ オーディナリー」(日本は未上陸)。一つ一つの濃度が高いゆえ、複数アイテムを使うときの順番や併用不可の組み合わせなど使用には注意が必要で、ある程度の美容知識と経験のある人向きとされている。が、きちんと決められた方法さえ守れば「あ、これ、すごいわ」を体感でき、その実感の早さにも驚くだろう。かくいう私がそれ。この1カ月、着実に肌触りが変化しているのに感動する日々。今回は、「美白」と「たるみ」をキーワードに選んだアイテムを紹介しよう。

毛穴きゅっ&もっちもち

 まずは朝のスキンケアから。洗顔後はまず1〜3の美容液を使い、クリームでしっかり保湿。日焼け止めは必ず使用すること。

1、“ビュッフェ(BUFFET)”
 「ジ オーディナリー」の中で人気No.1を誇るアイテム。数種類のペプチドを配合した総合美容液で、シワやたるみの改善、コラーゲンの生成を促すことが期待できる成分がたっぷり、およそ25%という高濃度で配合されている。使い続けるうちに肌がふんわり、お気に入りの1本。

2、“ナイアシンアミド10%+ 亜鉛1%(NIACINAMIDE10%+ZINC1%”
 完売続出の人気アイテム。ナイアシンアミドはビタミンB3が含まれていて、毛穴の引き締めや肌の血行を促す作用に期待。すっと肌になじみ、もちっとした肌触りに。

3、“アルファアルブチン2%+ヒアルロン酸(ALPHA ARUBUTIN2%+HA)”
 アルファアルブチンはハイドロキノンの一種。色素沈着の抑制作用、肌のトーンの改善に。日本では1%が標準だが、その2倍のアルブチンが含まれる高濃度の美容液。

目覚めたときのぷるん、ツヤっ

 続いて夜のスキンケア。翌朝目覚めるのが楽しみになる、ビタミンCを中心にしたラインアップ!

1、“エチル化アスコルビン酸15%溶液(ETHYLATED ASCORBIC ACID15%SOLUTION)”
 ビタミンC誘導体の一つ。従来のビタミンC誘導体とは違い、皮内代謝しなくても効果を発揮できるのが特長。水を含まない溶液で、肌につけた瞬間ほんのり温かく感じる。

2、“アルファアルブチン2%+ヒアルロン酸(ALPHA ARUBUTIN2%+HA)”
 併用不可でないため、夜も使用。

3、“ビタミンCサスペンション23%+ヒアルロン酸2%(VITAMIN C SUSPENSION23%+HA SPHERES2%)”
 水とシリコンを使用しない、23%のL-アスコルビン酸が含まれる高濃度なクリーム。パウダー状のビタミンCが入っているため、ザラッとした使用感。最初は結構ピリピリするので、スクワランなどと混ぜて使うのがオススメ。ビタミンCによる抗炎症や抗酸化作用が期待でき、翌朝目覚めたときの「トゥンッ」とした肌に心が躍ったアイテム。

4、“100%植物由来のスクワラン(100% PLANT-DERIVED SQUALANE)”
 エコサート認証済みの100%純粋なスクワラン。肌の保湿効果をはじめ、皮膚を柔らかく保ち、バリア機能を高める働きが期待できる。サラサラしていて使いやすく、とってもしっとり。併用不可なしなので使いやすさ◎。

 併用不可の組み合わせなどについては「ジ オーディナリー」を展開するデシエムのホームページでチェックしてみてほしい。成分がかなりアグレッシブに凝縮されているので、パッチテストを行ってから使うと安心。暑さと梅雨でダルダルになりがちな今こそ、攻めのスキンケアで“目覚める”ような体験を、ぜひ。


名越涼/フリーアナウンサー。香港出身。福井と愛知のテレビ局アナウンサーを経て独立。司会やライター、セミナー講師、企画・プロデュースなど幅広く活躍するパラレルワーカー。趣味・特技は手作り発酵食、食文化研究、ヨガ(歴15年)eスポーツと農業にも精通

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「メゾン マルジェラ」から日本の抹茶をイメージした癒しの香りが仲間入り

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」“レプリカ”フレグランスに新作の“マッチャメディテーション”(10mL、3850円/30mL、8800円/100mL、1万7600円 全て税込価格)が仲間入りした。“レプリカ”フレグランスコレクションはさまざまな“記憶”や“シーン”をイメージしたコンセプトで、新作は日本の抹茶に着想を得ている。

 製品名の“マッチャ(抹茶)メディテーション(瞑想)”とあるように、若々しいふくよかな抹茶の香りが誘う瞑想のひと時を再現。明るく穏やかな午後、自分と向き合う静かで平和な時間に温かい抹茶椀で滑らかな泡を啜る。ゆっくりとした時間の流れに身をゆだね、五感が目覚める“禅”の体験を香りで表現している。トップノートにはベルガモット、マンダリン、グリーンティー、ミドルノートにはオレンジフラワー、ジャスミン、抹茶、ベースノートにはベンゾイン、モス、ホワイトチョコレートをブレンド。優雅な抹茶の渋みを甘いホワイトチョコレートのまろやかな香りで包み込んだ、穏やかな香りだ。

 また全13種類ある”レプリカ”フレグランスコレクションで人気ナンバーワンなのが、“レイジーサンデー モーニング”だ。イタリア・フローレンスの清々しく晴れた日曜の朝をイメージし、スズランとアイリス、ホワイトムスクが透明感のある香りを奏でる。洗い立てのリネンのシーツが滑らかに肌を包み込む、フレッシュでゆっくりとした落ち着きのひと時をほうふつとさせ、デビュー以来年齢や性別問わず幅広くから人気のベストセラーだ。

 "レプリカ”フレグランスコレクションは12月31日まで表参道ヒルズで開催中のポップアップストアに加え、阪急うめだ本店2階「HANKYU BEAUTY フレグランス」、アットコスメ トーキョー、イセタン ミラー ルミネ新宿店、全国の「メゾン マルジェラ」直営店舗、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」直営店舗で購入が可能だ。オンラインではアットコスメショッピングのほか、「HANKYU BEAUTY ONLINE」で全てのサイズを販売している。

問い合わせ先
メゾン マルジェラ フレグランス
03-6911-8413

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「アーカー」創業者の福王寺朱美が宝石や鉱物で描く禅の世界

 ジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」の創業者である福王寺朱美が6月4日、東京・表参道で個展を行った。テーマは「フューチャー ゼン(未来の禅)」。会場には水晶や宝石で作られたアート作品や枯山水を展示し、テーマの世界観を表したショートフィルムを上映した。「アーカー」で長年ジュエリーのクリエイションに携わってきた福王寺に、これらアート作品に込めた思いを聞いた。

WWD:宝石を使用してアート作品を作ろうと思ったきっかけは?

福王寺朱美(以下、福王寺):宝石鑑定士の資格を持っていて、ジュエリーブランドに携わってきたため水晶や鉱物が身近にあった。それらの美しさをよく知っているし、その美しさを作品で表現できればと思った。石を使って、より美しいものを作りたいと思った。作品を通して、自分が考えていることや、今後やっていきたいことを伝えたいという思いもある。

WWD:テーマを「フューチャー ゼン」にしたのは?

福王寺:禅というと宗教的だと思われるかもしれないが、「未来の禅」とは、宗教や国境がない解放された世界のこと。苦しかったときに座禅に行ったことがある。毎日瞑想し、辿り着いたのが平和な心だった。感謝の気持ちや大切なこと、純粋な幸せ、それらの本質を色とりどりの鉱物で表現できたらと思った。石には崇高な力があるし、水晶は気持ちを浄化してくれる。作品を通して、それらを共有したい。

WWD:蒔絵作家の箱瀬淳一とコラボレーションしようと思ったきっかけは?

福王寺:以前もコラボレーションをしたことがあったし、日本の伝統工芸である蒔絵を取り入れることで、国境を超えた日本の素晴らしさを伝えたかった。蒔絵の工房を探していたときに辿りついたのが箱瀬先生の工房だった。先生と何度も話をして少しずつ形にしていった。

職人と二人三脚で作りあげる作品

WWD:制作のプロセスは?一番苦労した点は?

福王寺:イメージを描いて、職人と二人三脚で作り上げていった。職人に初めてのチャレンジをたくさんしてもらった。私の思いを伝えて一生懸命頑張って完成したときは職人から「最高の仕事をありがとう」と言われ感動した。苦労したのは、水晶に蒔絵を施すとき。石の屈折率など考えなければならなかった。箱瀬先生に「キャンバスの裏に絵を描いて、表から見えるように」と難題を出したり……。彼から「不思議な空間に立つオベリスクのようで興味深い」と言われたときはとてもうれしかった。

WWD:これらの作品を見る人に何を感じて欲しいか?

福王寺:魂を込めてつくったので、一人一人、自分の中にある純粋さ、崇高さを感じて欲しい。心が洗われたり、幸せを感じてもらえたり、笑顔になってもらえるとうれしい。

WWD:これからチャレンジしたいことは?

福王寺:建築家をはじめさまざまな人とコラボレーションして自分の美術家としての世界観を広げて行けたらと思う。ジュエリーブランドの経営者は卒業したので、ただ美しいものを追求して作っていきたい。

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“エロ”を封印して上品に 今季のクロップドトップスの着こなし方

 夏の装いに軽やかさを添えるクロップド丈のトップスは、ヘルシーにお腹をチラ見せできる使いやすいアイテムとして、じわじわと浸透中です。トップスの裾周りがすっきりと映り、着やせ効果も引き出せます。ハイウエストのボトムスとも好相性。カジュアルな印象を持たれがちですが、この夏はセクシーさを遠ざけた“大人使い”が広がる気配です。

 「シャネル(CHANEL)」は巻きスカートを合わせて、節度を保った装いに仕上げました。ハイネックのトップスの上からジャケットをカーディガン風に重ね、ウエスト周りの見え加減を調節。セットアップをイエロー系でまとめ、肌見せゾーンの印象を弱めています。今回は、クロップドトップスを大人っぽく上品に着こなす“技あり”コーディネートをランウエイルックから集めてみました。

ボリュームあるシルエットでめりはりを強調

 ウエスト周りの素肌がわずかにのぞく“チラ腹見せ”は、クロップドトップスで生かしたい演出。着こなしのポイントは控えめな露出。やりすぎは禁物です。ボリュームのあるシルエットはウエストの細さを際立たせてくれます。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のクロップドトップスは、“袖コンシャス”なデザインが視線を引き寄せ、ウエストとのボリュームの落差を強調。鮮やかなマルチカラーがトップスの存在感を強めています。ワイドパンツと合わせることで、ウエストのくびれをさらに引き立てた、好バランスのめりはりスタイリングに仕上がりました。太ベルトが、素肌の露出をカムフラージュする小技も効いています。

甘いボリューム袖にきらめきパンツで視線を分散

 トップスにロマンチックなムードを宿らせるスタイリングも、腹見せの印象を弱める効果が期待できます。目を引く素材やインパクトのある色使いでボトムスを前面に押し出すのも、クロップドトップスと好相性のコーディネートです。

 「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」のクロップドトップスの裾の短さが目立たない理由は、袖にあり。肩口が盛り上がったパフスリーブと、細く絞った袖先の極端なボリュームの落差が、トップスの裾から視線をそらす効果を発揮しました。ボトムスに選んだのは、トレンドアイテムに浮上してきたハイウエストのサスペンダー付きパンツ。まばゆいメタリックが70年代ムードをまとい、チラ腹見せの印象をセーブしています。裾をロールアップするのも、ウエストから目をそらす効果を生む小技です。

ノーブルなスリーピースで品格あるチラ見せ

 全体をノーブルにまとめる装いは、多少のウエスト露出まで上品に見せてくれます。色を統一するワントーンのスタイリングなら、着用シーンも広がりそうです。

 真っ白なワントーンの装いに仕上げたのは「フェンディ(FENDI)」。Vネックのクロップドトップスは、凜々しくすがすがしい印象です。ジャケットとパンツで構成するホワイトルックに、大人仕様の適度な肌見せがフレッシュでスタイリッシュなイメージを添えました。Vネックの内側に沿うネックレスのアレンジも参考にしたいです。パンツのウエストを斜めに傾け、リラクシングな雰囲気も引き出しています。

ゆるシルエットで、健康的にチラ腹見せ

 腹見せで気になるのは、望まないセクシーさが出てしまうこと。体のラインを強調しないスタイリングに仕上げれば、むしろ健康的な見え具合に整います。ポイントは体の線を見せない“ゆるシルエット”です。

 マルチカラーの「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は、ネオンカラーやくすみ色をミックスした複雑な色味がウエストから目を引き離す効果を発揮。ハイネックとロングスリーブも視線を散らしてくれます。体の線を拾わないシルエットがセクシーなムードを封印。爽やかなホワイトパンツもマルチカラーのトップスを引き立てています。

リュクス×カジュアルでこなれた着映えに

 ネックゾーンが詰まったタイプのトップスは、視線を引き上げてくれるのでクロップド丈が目立ちにくくなります。腕や脚などウエスト以外の素肌を大胆に露出するのも、ウエストから視線をそらす効果が期待できるテクニックです。

 「バルマン(BALMAIN)」のハイネックは、メタリックの生地がきらめいて、リュクスな印象。実はクロップド丈なのですが、光る生地のおかげでトップスに視線が行き、わずかなお腹見せはほとんど目立ちません。さらに、正面に施したあでやかなドレープで気品をまとわせました。ボトムスは、あえてデニムの膝上丈のパンツでコーディネート。“リュクス×カジュアル”の掛け算で、こなれた着映えに整えました。

 クロップドトップスの着こなしで心がけたいのは、ウエストゾーンを強調しないさりげなさ。やりすぎないさじ加減が肝心です。ここが1980年代の振り切った肌見せとは違う点です。羽織物でさりげなくカムフラージュしたり、首元・腕を隠してみたりといった、節度を保つアレンジが有効です。ハイウエストボトムスを選んで、ウエストゾーンをすっきり見せるのも今どきの合わせ方。上手に操れば、健やかさと着やせをダブルで得られるので、この夏はクロップドトップスを取り入れてみては。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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店舗流通ネット、焼肉「ふたご」と投資型FC加盟者を募集。金を出すのみで、運営はふたごにお任せ。

店舗リースの店舗流通ネット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:戸所 岳大)が、「大阪焼肉・ホルモン ふたご」(国内79店舗・海外5店舗)を展開する株式会社FTG Company(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:李 純哲)と新しい投資型・フランチャイズモデルの提供を始める。
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「この男の創出力は関西一だよ。ホンマすごいわ。」オーブ佐野氏が仕掛けたのはアフターコロナを見据えたナンパスポットだった

 "オマール海老のつかみ捕り"で、一躍注目を集める存在となった佐野知成氏(株式会社orb代表取締役)が、緊急事態宣言が解除された6月21日(月)、本拠地の大阪・福島で8店舗となる「蒸っ酒 ぽっぽ」をオープンさせた。今回のお店も奇抜なアイデアが随所に盛り込まれており、この男の創出力には毎々、感心させられる。福島にナンパスポットの新名所が誕生した。
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