フェイズ・クランはこれまで「アンチソーシャルソーシャルクラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)」「チャンピオン(CHAMPION)」「ウォーレン ロータス(WARREN LOTAS)」「リリカル レモネード(LYRICAL LEMONADE)」「シベリア ヒルズ(SIBERIA HILLS)」「ベアブリック(BE@RBRICK)」といったブランドやメディアとコラボレーションしている。
われわれは、ラグジュアリー業界で変化を提唱することにおいて、中心的な役割を担っていると自負している。世界に拠点を持つラグジュアリー・ブランドして、意味のある変化を起こすため、NGO団体や他社ブランド、そして政策立案者をつなぐユニークなポジションにある。数ある取り組みのうちファッション業界が特に注力している2つの団体である、国連のファッション業界気候行動憲章(Fashion Industry Charter for Climate Action)とファッション協定(THE FASHION PACT)においてメンバーとして活動している。これらの団体は、企業の幹部クラスと、サステナビリティやサプライチェーンの専門家を直接つなぎ、コラボレーションするための場を提供している。まさにこのような取り組みを行う必要があるのです。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
ニコラス:大きく変わった。昨年末にはウェブサイトをリニューアルして、音楽が聴けたり、ニュースレターにチャレンジしたりと、新しいコミュニケーションにトライしている。まだまだ小さなブランドだし、コロナの打撃は大きかったけど、「LVMHプライズ」(LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が主催するファッションアワード)のファイナリストに残ったり、今回のイベントをはじめ英国ファッション協議会(The British Fashion Council)からPR面でのサポートを受けたりと、ポジティブなこともあるよ。こうやってファンとつながるのもモチベーションにつながるし、前を見て服作りに取り組んでいる。
バラエティー・ドラッグ「ベースメイク」部門の新製品1位は「マキアージュ(MAQUILLAGE)」“ドラマティックパウダリー EX オークル10”と、「エテュセ(ETTUSAIS)」“フェイスエディション(スキンベース)フォーオイリースキン”が同率1位となった。「マキアージュ(MAQUILLAGE)」について、バイヤーは「ファンデ級にカバーしながら、ふんわり透明感を出せる」とコメント。「エテュセ(ETTUSAIS)」は、「塗ると密着しサラサラとした肌触り。マスク蒸れによるメイク崩れを気にする人から支持された」と評価した。3位は、「エトヴォス(ETVOS)」“ミネラルUVパウダー 2021ペールLV”と、「インテグレート(INTEGRATE)」“フラットスキンメーカー N”が同率となった。
「クレージュ(COURREGES)」は、アーティスティック・ディレクターのニコラ・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)が手掛ける初のメンズコレクションをデジタル形式で発表しました。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の各ウィメンズウエアで経験を積んだ彼にとって、メンズウエアの制作は初めて。テーマはウィメンズの続編として“I can feel your heartbeat - Part II(あなたの鼓動を感じる)”と名付け、映像も白い壁のセットの中を歩く、同じ内容です。最後に壁が倒れて外の自然風景が現れた瞬間は、抑制からの解放を表現しているようでした。ウィメンズのデビューコレクションが素晴らしかったので期待しすぎたのか、インパクトのあるルックは残念ながら見当たりませんでした。ウィメンズでは、構築的なデザインで直線と曲線を巧みに交差させる視覚的効果によってドラマチックに映りましたが、メンズではそのような印象はなく、ミニマルにまとめすぎかも。実物を見ると、シルエットやデザインに特徴を見つけられるのか?後日行く展示会場でしっかり見てきますね。
「クレージュ(COURREGES)」は、アーティスティック・ディレクターのニコラ・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)が手掛ける初のメンズコレクションをデジタル形式で発表しました。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の各ウィメンズウエアで経験を積んだ彼にとって、メンズウエアの制作は初めて。テーマはウィメンズの続編として“I can feel your heartbeat - Part II(あなたの鼓動を感じる)”と名付け、映像も白い壁のセットの中を歩く、同じ内容です。最後に壁が倒れて外の自然風景が現れた瞬間は、抑制からの解放を表現しているようでした。ウィメンズのデビューコレクションが素晴らしかったので期待しすぎたのか、インパクトのあるルックは残念ながら見当たりませんでした。ウィメンズでは、構築的なデザインで直線と曲線を巧みに交差させる視覚的効果によってドラマチックに映りましたが、メンズではそのような印象はなく、ミニマルにまとめすぎかも。実物を見ると、シルエットやデザインに特徴を見つけられるのか?後日行く展示会場でしっかり見てきますね。
モテ:品質の高さと実用的なデザインだ。バッグの核となるレザーは、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)やケリング(KERING)に革を長年提供しているスペインのタナリー(革の製造業者)の、フルグレインカーフレザーを使っている。タナリーは、革のなめしと仕上げに関する専門知識と技巧で世界で名高い名門。上質な革がしなやかな曲線を描き、かつ耐久性や良質な手触り、構築的なデザインの立体感を実現させてくれる。生産は、最高品質な皮革製品の職人技術を伝統的に受け継ぐスペインの小さな街ウブリケで行なっている。「ポレーヌ」創設前に僕ら3人はこの街に9カ月滞在し、革の裁断や組み立てから、縫製、染色、刻印までの全工程を職人と相談しながら決めた。サヴォアフェール(匠の技)を誇る高品質なバッグでありながら、日常的な使いやすさに重きを置いており、ミニマルで他にはないデザインをコンセプトにしている。
“Close the Loop(クローズ ザ ループ)”は、ブランド起源であるロープに着目した取り組み。スイスのクライミングジムなど50以上の拠点に回収ボックスを設置し、5年前後使われたロープを回収。それらを分解・洗浄し、きれいなナイロン素材に生まれ変わらせ、新たなロープやアパレルなどになる。現在、アジアでの紡績パートナーなどを選定中で、決まり次第導入する。
“Close the Loop(クローズ ザ ループ)”は、ブランド起源であるロープに着目した取り組み。スイスのクライミングジムなど50以上の拠点に回収ボックスを設置し、5年前後使われたロープを回収。それらを分解・洗浄し、きれいなナイロン素材に生まれ変わらせ、新たなロープやアパレルなどになる。現在、アジアでの紡績パートナーなどを選定中で、決まり次第導入する。
3、“ビタミンCサスペンション23%+ヒアルロン酸2%(VITAMIN C SUSPENSION23%+HA SPHERES2%)”
水とシリコンを使用しない、23%のL-アスコルビン酸が含まれる高濃度なクリーム。パウダー状のビタミンCが入っているため、ザラッとした使用感。最初は結構ピリピリするので、スクワランなどと混ぜて使うのがオススメ。ビタミンCによる抗炎症や抗酸化作用が期待でき、翌朝目覚めたときの「トゥンッ」とした肌に心が躍ったアイテム。
アメリカ・ニューヨーク州のブルックリンで6月13日、トランスジェンダーの若者の権利啓発・保護を訴える「ブルックリン・リバレーション・マーチ2021(Brooklyn Liberation March 2021)」が開催された。参加者は白い洋服とマスクを着用して行進し、日々暴力や差別にさらされるトランスコミュニティーや、その中でも見落とされやすい若者・ブラック(黒人)のトランスジェンダーの人々に向けたメッセージを発信した。今年はコミュニティーへの継続的な暴力への抗議に加えて、反トランス的趣旨を含むアメリカの新しい法案を受けて全ての子どもや若者が安全に暮らせる社会を掲げ、1500人を超える人が集まった。
たかくら新産業の「メイド オブ オーガニクス(MADE OF ORGANICS)」が8月15日に発売するのは、有機 JAS 認証を得た“ブレスリフレッシュスプレー”。オーガニックのキシリトールやマヌカハニーエキスなど、天然の殺菌・消臭成分を配合し、口臭の原因にアプローチ。オーガニック配合率96.8%であること、そしてレモン&ミントの爽やかなフレーバーで、口の中に使用するアイテムとして安心感がある。ランチの後や、マスク着用が長時間にわたる場合、シュッと一吹きして、口内および気分をリフレッシュしたい。
“uka ブラックスタディ 1/L”“uka ブラックスタディ 2/L”“uka ブラックスタディ 3/L”“LIMI feu×uka Black Study Collection”“LIMI feu×uka Black Study Collection”“LIMI feu×uka Black Study Collection”“LIMI feu×uka Black Study Collection”「ウカ」の渡邉季穂代表(左)と「リミ フゥ」の山本里美デザイナー
向千鶴/編集統括:2015年から「WWDJAPAN」編集長を務め21年4月から現職。サステナビリティ・ディレクターを兼任し業界の明るい未来を目指して新分野の情報収拾とネットワーク作りに尽力中 (右)廣田悠子/コントリビューティング・エディター:海外コレクション、セレクトショップ、百貨店、シューズなどを担当し、2018年サステナビリティ分野を新設。業種業界を超えてサステナビリティを推進すべく21年6月に独立 ILLUSTRATION : UCA