【2024クリスマスコフレ】「エボルブ」初のホリデーコフレはスキンケア&ヘアバンド・アイピローのセット

イギリス発のスキンケアブランド「エボルブ(EVOLVE)」は10月22日、ブランド初のホリデーコフレを発売する。ブランド内で人気のフェイスマスク“バイオレチノール ゴールドマスク”のほか、同日発売となる目元用美容液“ヒアルロンアイコンプレックス”をメインとしたセット2種を用意する。取り扱いは、ブランド公式サイトとビーオーガニック、スタイルデーブル、エシカルシーなど。

“ゴールドマスク ホリデーキット”(7150円)は、ゴールデンカラーが特徴のフェイスマスク“バイオレチノール ゴールドマスク”(30mL)と愛媛県・今治タオル製のヘアバンドをセットする。“バイオレチノール ゴールドマスク”は、植物由来のバイオレチノール類似物質やローズヒップオイルなどの整肌成分がエイジングサインにアプローチ。肌を滑らかに整えながら潤いを与え、艶やかなハリ肌へ導く。厚地でしっかりとした仕様のヘアバンドは、耳辺りまで隠れる幅広いサイズに仕上げた。

“アイリフレッシング ホリデーキット”(9130円)は、ロールオンタイプの目元用美容液“ヒアルロンアイコンプレックス”(10mL)に温冷両用のアイピローをセットする。“ヒアルロンアイコンプレックス”は、ヒアルロン酸の10倍の保湿力を持つというチュベローズ幹細胞に加え、キュウリエキスやヒアルロン酸、アロエベラエキスなどの保湿・整肌成分を配合。ハリ・艶・キメなどのエイジングサインにアプローチし、デリケートな目元を潤いで満たす。アイピローはレンジで温めて、冷蔵庫で冷やしてと2通りの使い方ができる。コットン100%の国産ガーゼを使用し、肌触りの良さを追求。ケアした後の目元を優しく癒やす。

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【2024クリスマスコフレ】「エボルブ」初のホリデーコフレはスキンケア&ヘアバンド・アイピローのセット

イギリス発のスキンケアブランド「エボルブ(EVOLVE)」は10月22日、ブランド初のホリデーコフレを発売する。ブランド内で人気のフェイスマスク“バイオレチノール ゴールドマスク”のほか、同日発売となる目元用美容液“ヒアルロンアイコンプレックス”をメインとしたセット2種を用意する。取り扱いは、ブランド公式サイトとビーオーガニック、スタイルデーブル、エシカルシーなど。

“ゴールドマスク ホリデーキット”(7150円)は、ゴールデンカラーが特徴のフェイスマスク“バイオレチノール ゴールドマスク”(30mL)と愛媛県・今治タオル製のヘアバンドをセットする。“バイオレチノール ゴールドマスク”は、植物由来のバイオレチノール類似物質やローズヒップオイルなどの整肌成分がエイジングサインにアプローチ。肌を滑らかに整えながら潤いを与え、艶やかなハリ肌へ導く。厚地でしっかりとした仕様のヘアバンドは、耳辺りまで隠れる幅広いサイズに仕上げた。

“アイリフレッシング ホリデーキット”(9130円)は、ロールオンタイプの目元用美容液“ヒアルロンアイコンプレックス”(10mL)に温冷両用のアイピローをセットする。“ヒアルロンアイコンプレックス”は、ヒアルロン酸の10倍の保湿力を持つというチュベローズ幹細胞に加え、キュウリエキスやヒアルロン酸、アロエベラエキスなどの保湿・整肌成分を配合。ハリ・艶・キメなどのエイジングサインにアプローチし、デリケートな目元を潤いで満たす。アイピローはレンジで温めて、冷蔵庫で冷やしてと2通りの使い方ができる。コットン100%の国産ガーゼを使用し、肌触りの良さを追求。ケアした後の目元を優しく癒やす。

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大丸松坂屋も1月2日を休業に 25年ぶり見直し

大丸松坂屋百貨店は25日、全国15店舗で2025年1月2日を休業にすると発表した。元日・2日の2日間を休業日とし、3日から初売りを行う。2日を休業日にするのは2000年以来25年ぶり。小売業の人手不足が深刻化する中、商習慣を見直し、従業員の満足度を高める。

コロナをきっかけにした働き方の見直しで、元日・2日の2日間を休業日とする動きが相次いでいる。松屋は24年から実施し、高島屋も25年から実施することを発表した。百貨店業態ではないが、丸井は23年から元日・2日・3日の3日間を休業にした。

福袋商戦と冬物のクリアランスセールが始まる1月2日の初売りは、これまで百貨店にとって年間で最も売上高が多い日だった。だが近年は福袋やセールの集客力が落ちる傾向にある。初売りが稼ぎどきであることに変わりはないが、従業員の働きやすさを優先した方が長期的に見てメリットになると判断した。

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エディが手掛けた「セリーヌ」のコスメライン始動 10月発売の1本の赤リップでスタート

「セリーヌ(CELINE)」による初のコスメライン“セリーヌ ボーテ(CELINE BEAUTE)”は10月16日、リップスティック“ルージュ・トリオンフ”(9020円)を発売する。エディ・スリマン(Hedi Slimane)=クリエイティブ・ディレクターが手掛け、メゾンのシグネチャー“トリオンフ”を刻印した。1色の赤リップからスタートし、来年1月に14色を追加した全15色のコレクション“ル・ルージュ・セリーヌ”を発売する。公式オンラインストアで取り扱い、順次「セリーヌ」の表参道店と銀座店で販売予定だ。

エディ=クリエイティブ・ディレクターがこだわったのは、発色と持ちの良さ、保湿力。サテンのような発色のレッドは肌にのせるとややピンク味がかり、肌なじみが良い。テクスチャーは滑らかで、ぼかすとふんわりとしたタッチに変化し、唇の縦じわにも自然になじむ。6時間以上の持続力(同社調べ)と、89%天然由来成分で保湿効果が高いことも特徴だ。開発には3年ほど費やし、リップのエッジは鋭すぎないラウンドカーブで塗りやすさにもこだわった。

リフィル(5830円)を詰め替え可能なゴールドのメタルケースはパフュームボトルから発展させた。18世紀後半のフランス風の古典主義や16世紀のゴールドジュエリーやアールデコの持つミニマリズムからインスピレーションを得たという。中央のリングには“LE ROUGE CELINE PARIS”と彫刻し、リップケースからは”CELINE“の文字がのぞく。リップカラーのほか、今後リップバームやリップブラシ、マスカラ、手鏡、かっさなど、ファッション視点のビューティツールを順次発売する。

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藤田ニコルによる「ピーチ・ジョン」の秋のビジュアル 新作はノンワイヤーでもくっきり谷間

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は24日、ミューズの藤田ニコルによる新ビジュアルを公開した。藤田は“ハートブラ”を着用。同ブランドは新ビジュアルの公開と同時に、新作の“自盛れノンワイヤーブラ”と“盛れるノンワイヤーブラ”をはじめ、“ハートブラ”を発売した。

“自盛れノンワイヤーブラ”は、“自盛れパネル”がバストを寄せてリフトアップし、ノンワイヤーでもくっきり谷間メイクをかなえる。分厚いパッドを使わず、どんなバストも気持ちよく馴染む設計で、伸縮性のある素材がバストだけでなく、背中まで360度サポートする。カラーは、ホワイト、アッシュピンク、ブラウン、ネイビー、ブラックの5色で価格は、ブラジャーが3900円、ショーツとソングが各1800円。

“盛れるノンワイヤーブラ”は、底厚のモールドカップでしっかり盛りバストを作るノンワイヤーブラ。レースをふんだんに使用した華やかなデザインが特徴だ。カラーは、ピンクベージュ、ローズピンク、ミント、ネイビー、チャコールの5色。価格はブラジャーが3300円、ショーツが1500円。“盛れるノンワイヤーブラキャミ”はホワイトとブラックの2色で、価格は3300円。

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藤田ニコルによる「ピーチ・ジョン」の秋のビジュアル 新作はノンワイヤーでもくっきり谷間

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は24日、ミューズの藤田ニコルによる新ビジュアルを公開した。藤田は“ハートブラ”を着用。同ブランドは新ビジュアルの公開と同時に、新作の“自盛れノンワイヤーブラ”と“盛れるノンワイヤーブラ”をはじめ、“ハートブラ”を発売した。

“自盛れノンワイヤーブラ”は、“自盛れパネル”がバストを寄せてリフトアップし、ノンワイヤーでもくっきり谷間メイクをかなえる。分厚いパッドを使わず、どんなバストも気持ちよく馴染む設計で、伸縮性のある素材がバストだけでなく、背中まで360度サポートする。カラーは、ホワイト、アッシュピンク、ブラウン、ネイビー、ブラックの5色で価格は、ブラジャーが3900円、ショーツとソングが各1800円。

“盛れるノンワイヤーブラ”は、底厚のモールドカップでしっかり盛りバストを作るノンワイヤーブラ。レースをふんだんに使用した華やかなデザインが特徴だ。カラーは、ピンクベージュ、ローズピンク、ミント、ネイビー、チャコールの5色。価格はブラジャーが3300円、ショーツが1500円。“盛れるノンワイヤーブラキャミ”はホワイトとブラックの2色で、価格は3300円。

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「ドルチェ&ガッバーナ」が中国の若手デザイナーを支援 9月のミラノコレで

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は、若手デザイナー支援プロジェクトの一環で中国出身のデザイナー、スーザン・ファン(Susan Fang)を支援する。2024年9月のミラノ・ファッション・ウイーク中にファンのファッションショーを自社スペースで開催予定。

2022年にスタートしたこのプロジェクトでは、過去に「ミス・ソヒ(MISS SOHEE)」のパク・ソヒ(Park Sohee)、「マティ・ボヴァン(MATTY BOVAN)」のマティ・ボヴァン、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴、「カロライン・ヴィット(KAROLINE VITTO)」のカロライン・ヴィット(Karoline Vitto)らを支援している。今回も素材提供からショー開催まで全面的に支援する。

 「ドルチェ&ガッバーナ」のステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)とドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)デザイナーは、「スーザンは、繊細でロマンチック、そして夢のようなデザインを通して、若々しいフレッシュなルックとともに、この職業に対する情熱を明確に伝えてくれる。私たちのサポートにより、ミラノへ彼女のクリエイティビティをもたらすことができるこの特別な機会をうれしく思う」とコメント。

ファンは「このようなアイコニックなメゾンが私のコレクションをサポートしてくれることを、とても幸運に感じる。中国とイタリアの豊かな文化的共通点を生かし、両国の伝統を称えるデザインと技術の要素を取り入れたとてもエキサイティングなコレクションを発表できることをも楽しみにしている」と語った。

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「ドルチェ&ガッバーナ」が中国の若手デザイナーを支援 9月のミラノコレで

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」は、若手デザイナー支援プロジェクトの一環で中国出身のデザイナー、スーザン・ファン(Susan Fang)を支援する。2024年9月のミラノ・ファッション・ウイーク中にファンのファッションショーを自社スペースで開催予定。

2022年にスタートしたこのプロジェクトでは、過去に「ミス・ソヒ(MISS SOHEE)」のパク・ソヒ(Park Sohee)、「マティ・ボヴァン(MATTY BOVAN)」のマティ・ボヴァン、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴、「カロライン・ヴィット(KAROLINE VITTO)」のカロライン・ヴィット(Karoline Vitto)らを支援している。今回も素材提供からショー開催まで全面的に支援する。

 「ドルチェ&ガッバーナ」のステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)とドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)デザイナーは、「スーザンは、繊細でロマンチック、そして夢のようなデザインを通して、若々しいフレッシュなルックとともに、この職業に対する情熱を明確に伝えてくれる。私たちのサポートにより、ミラノへ彼女のクリエイティビティをもたらすことができるこの特別な機会をうれしく思う」とコメント。

ファンは「このようなアイコニックなメゾンが私のコレクションをサポートしてくれることを、とても幸運に感じる。中国とイタリアの豊かな文化的共通点を生かし、両国の伝統を称えるデザインと技術の要素を取り入れたとてもエキサイティングなコレクションを発表できることをも楽しみにしている」と語った。

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ヤーマンがリフトケア特化型の美顔器“リフトロジー”発売 1分で引き締め効果実感

ヤーマンは8月5日、リフトケア特化型美顔器“リフトロジー”(全2品、3万9600円〜5万8300円)を楽天市場やアマゾン、ヤフー、家電量販店などで順次発売する。7つの湾曲電極を配置した手のひらサイズの形状で、半顔で1回1分を肌に当てることでリフトケアがかなう。7月25日からは直営店と公式ECサイトで先行販売する。

同社は「化粧品ではアプローチしずらいリフトケアがかなうのは美顔器ならでは機能である」(山﨑貴三代ヤーマン社長)とのことから、リフトケア特化型美顔器を提案する。これまで、顔に巻くだけでリフトケアがかなう“メディリフト”、顔に貼るだけの“デザインリフト”を手掛けてきたが、今回は顔に置くだけの“リフトロジー”を開発した。

“リフトロジー”は、リフト筋と呼ばれる大小頬骨筋にフィットする7つの湾曲電極を配置した立体的なヘッドが特徴。7つの湾曲電極は低周波と高周波EMSが出力し、顔の上をタッピングする刺激を与え機器を動かすことなく肌に置くだけで狙った筋肉にアプローチする。また、デュアルヒーター機能も搭載し、温めながら筋肉を刺激できる。

半顔1分でアラーム音が鳴り、2分で全顔のリフトケアが実現。フェイスモードのほか、二の腕や脇腹、ふくらはぎなどのケアもできるボディモードも備える。ラインアップはスタンダードモデル“リフトロジー”とEMSのパワーを約1.2倍強めた“リフトロジーSP”の2種を扱う。

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パリ五輪、注目ユニホームが出そろう 独創性が光るハイチやSNSで話題のモンゴルなど

パリオリンピック・パラリンピック開催を目前に控え、各国のユニホームや公式服が出そろった。それぞれの国の伝統や象徴をデザインに反映させたユニホームは、オリンピックにとって欠かせない要素の1つ。今回はLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)がプレミアム・パートナーとなっていることもあり、オリンピックとファッションの関係はますます強くなっているといえるだろう。ここでは、今大会で注目のユニホームなどをピックアップして紹介する。

アメリカ/「ラルフ ローレン」

フランス/「ベルルッティ」

フランス/ステファン・アシュプール

フランス/「ケンゾー」

モンゴル/「ミシェル&アマゾンカ」

ハイチ/「ステラ・ジーン」

日本/「アシックス」

カナダ/「ルルレモン」

イギリス/「ベンシャーマン」

オーストラリア/「スポーツクラフト」

オーストラリア/「アシックス」

オーストラリア/「スピード」

スイス/「オン」

アイルランド/ローラ・ウェーバー

スペイン/「ホマ」

ベルギー/「アレクサ フェアチャイルド」

シエラレオネ共和国/「ラブラム」

ウクライナ/「4F」

ブラジル/「リアチュエロ」

中国/「アンタ」

インド/「タルーン・タイリアーニ」

トルコ/「ワッコ」

ウガンダ/「IGCファッション」

ナイジェリア/「アクティブリー ブラック」

メダル授与ボランティア/「ルイ・ヴィトン」

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小嶋陽菜が「ハー リップ トゥ」で見据える10周年 「ファンを楽しませるのは私の生き方。ずっと変わらない」

PROFILE: 小嶋陽菜/heart relation代表取締役CCO

小嶋陽菜/heart relation代表取締役CCO
PROFILE: (こじま・はるな)1988年4月19日生まれ、埼玉県出身。2005年にアイドルグループAKB48のオープニングメンバーオーディションに合格。2017年にAKB48を卒業後、18年6月にブランド「ハー リップ トゥ」を所属する芸能事務所の中で開始。事業拡大に伴い、20年1月に新会社heart relationを立ち上げた。21年からビューティ、22年からランジェリーラインを手掛ける。22年2月から現職 PHOTO:KAZUSHI TOYOTA

小嶋陽菜が代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務めるハートリレーションの「ハー リップ トゥ(HER LIP TO)」が、設立から6年を迎えた。アパレルからビューティ、ランジェリーへとカテゴリーを広げ、昨年7月には東京・表参道に旗艦店をオープンするなど、ブランドの可能性を着実に広げている。直近の5月9〜15日に実施したルミネ新宿ルミネ2で実施したポップアップストアは、初日売り上げ2000万円超、期間中の売り上げが1億円を突破するなど、その勢いは衰えない。
いわゆる“タレント発”のブランドが短命に終わることも多い中、その枠組みにとどまらない推進力を生み出しているのは、小嶋の原点である「ファンを楽しませたい」というプロ意識。東京、大阪、福岡を巡回した6周年イベントで、小嶋にブランドの今後を聞いた。

WWD:まず、今回の6周年イベントについて聞きたい。
小嶋陽菜heart relation代表取締役CCO(以下、小嶋):
テーマは「サマーブティック」です。私自身、バケーション先で知らないブティックに立ち寄るのが毎回の楽しみ。現地での体験から着想を得た内装やディスプレイに仕上げました。今回は福岡と大阪でも実施しましたが、地方のお客さまの熱量は毎回高い。普段からECで購入してくださりながら楽しみにしてくださって、初日に(ポップアップに)来てくださる方もいらっしゃいます。地方での開催は輸送費やスタッフの調達など、コスト面で大変なところもありますが、これからもさまざまな場所で開催したいと思っています。

WWD:ポップアップストアと表参道の常設店、棲み分けはどう考えている?
小嶋:
ポップアップは新規のお客さまに知ってもらったり、気軽にショッピングができる場所。一方で、旗艦店の「ハウス オブ エルメ」は「ハー リップ トゥ」のブランドをずっと好きでいてくださっている皆さんに恩返しする場であり、彼女たちとのつながりをより強くしていく場所です。「クラブハーズ」という会員制のリワードプログラムを設けて、ロイヤリティーランクのお客さまにはスタイリングサービスを提供したりしています。ホリデーイベントのときには、商品の購入後にヘアセットを施してアフタヌーンティーにお招きするなど、1日をトータルでコーディネートしました。単に洋服を売るのではなく、「ハー リップ トゥ」を通じた体験で、よりお客さまに輝いてほしいと思っています。
ランジェリー(「ロジア バイ ハーリップトゥー」)やコスメ(「ハーリップトゥ ビューティ」)をやっているのも、女性をトータルでプロデュースしたいという思いがあるからです。ブランドスタートから6年が経ち、少しずつですけど形になってきたかなと思っています。

WWD:ハートリレーションの企業としての成長は?
小嶋:
社員は80人以上に増えました。最近はスタッフの成長をすごく実感しています。あるスタッフが「ハー リップ トゥ」のプレスとして雑誌に出る機会をいただいたり、各スタッフのSNSのフォロワーも伸びていたりと、私以外にも前に出てファンを作っている社員が増えてきたのがうれしいです。社員とは常にコミュニケーションを取るように心がけていて、SNSの発信でもキャプションの作り方から写真の撮り方まで細かくフィードバックしています。トレンドの動向などを情報交換する機会も定期的に設けています。

WWD:アパレル、ビューティ、ランジェリー。それぞれのブランドを運営する上で一貫していることは?
小嶋:
全てに共通しているのは、私が好きなもの、私が着たいと思うものをつくるということ。理想の女性になるために、自分を知ったり演出したりすることで好きになるというテーマは一貫しています。ビューティーは肌の質感や香りを演出するもので、ランジェリーは洋服を美しく着るために着用する、という位置付けですね。

WWD:ブランド6周年を迎えたが、ブランドがブレることはない?
小嶋:
デザイン面は常にアップデートしていますが、私が好きなテイストは変わらないので、ブランドとして軸がブレることは今までも、これからもないかなと思います。それは「エゴ」とは違います。自分の好きなものはブラさず、他者からの期待や視点はしっかり取り入れていく。そのバランス感覚は自分の長所なのかもしれません。

WWD:マンネリ化は感じない?
小嶋:
アパレルというカテゴリーに囚われずに、自分自身も楽しんでやれていると感じます。去年はブランド内でアイスクリームショップを実施したり、「クリスピークリームドーナツ」とコラボしてドーナツをイメージしたコレクションを出したり。そういったサプライズでお客さまも飽きずに楽しみ続けてくれていると思います。
私自身、元々サプライズが好きなんです。ファンを楽しませようとする精神がアイドル時代からあり、そういった意識を前提にしてブランドの取り組みを考えています。一方で当時も今も「次はこれをやったら面白いんじゃない?」というリクエストを周りからもらうことが多いです。常に「面白がられている」人でありたいですね。

WWD:「10周年」のブランドの姿は見えてきた?
小嶋:
「ハー リップ トゥ」をもっと長く続けたいという思いは年々強くなっています。「タレントのブランドは続かない」という世間のイメージは根強いです。長く続けることだけが正しいとは思わないのですが、こんなにすてきなスタッフとお客さまがいるのだから、できるだけ期待に応え続けたいという思いはあります。

WWD:今後の事業展開の構想は?
小嶋:
扱うカテゴリーが大幅に増えることはないと思うんですが、今の事業やファンのベースがあれば、「なんでもできる」という気がしています。年齢とともに自分の気分も変化するかもしれないし、よりデイリー使いしやすい商品をそろえた別ラインも作ってみたい。ただ洋服を販売するだけではなくて、その先の体験まで届けていきたいという思いは強いです。

WWD:アイドル時代から20年間走り続けている。立ち止まりたくはならない?。
小嶋:
思いません。ライフステージによって変化はあるかもしれないですが、仕事はし続けるかな。やっぱりファンを楽しませたい気持ちはアイドル時代からずっとコアにあって。それをやめることはないし、私の“生き方”としてずっと変わらないと思っています。

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小嶋陽菜が「ハー リップ トゥ」で見据える10周年 「ファンを楽しませるのは私の生き方。ずっと変わらない」

PROFILE: 小嶋陽菜/heart relation代表取締役CCO

小嶋陽菜/heart relation代表取締役CCO
PROFILE: (こじま・はるな)1988年4月19日生まれ、埼玉県出身。2005年にアイドルグループAKB48のオープニングメンバーオーディションに合格。2017年にAKB48を卒業後、18年6月にブランド「ハー リップ トゥ」を所属する芸能事務所の中で開始。事業拡大に伴い、20年1月に新会社heart relationを立ち上げた。21年からビューティ、22年からランジェリーラインを手掛ける。22年2月から現職 PHOTO:KAZUSHI TOYOTA

小嶋陽菜が代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務めるハートリレーションの「ハー リップ トゥ(HER LIP TO)」が、設立から6年を迎えた。アパレルからビューティ、ランジェリーへとカテゴリーを広げ、昨年7月には東京・表参道に旗艦店をオープンするなど、ブランドの可能性を着実に広げている。直近の5月9〜15日に実施したルミネ新宿ルミネ2で実施したポップアップストアは、初日売り上げ2000万円超、期間中の売り上げが1億円を突破するなど、その勢いは衰えない。
いわゆる“タレント発”のブランドが短命に終わることも多い中、その枠組みにとどまらない推進力を生み出しているのは、小嶋の原点である「ファンを楽しませたい」というプロ意識。東京、大阪、福岡を巡回した6周年イベントで、小嶋にブランドの今後を聞いた。

WWD:まず、今回の6周年イベントについて聞きたい。
小嶋陽菜heart relation代表取締役CCO(以下、小嶋):
テーマは「サマーブティック」です。私自身、バケーション先で知らないブティックに立ち寄るのが毎回の楽しみ。現地での体験から着想を得た内装やディスプレイに仕上げました。今回は福岡と大阪でも実施しましたが、地方のお客さまの熱量は毎回高い。普段からECで購入してくださりながら楽しみにしてくださって、初日に(ポップアップに)来てくださる方もいらっしゃいます。地方での開催は輸送費やスタッフの調達など、コスト面で大変なところもありますが、これからもさまざまな場所で開催したいと思っています。

WWD:ポップアップストアと表参道の常設店、棲み分けはどう考えている?
小嶋:
ポップアップは新規のお客さまに知ってもらったり、気軽にショッピングができる場所。一方で、旗艦店の「ハウス オブ エルメ」は「ハー リップ トゥ」のブランドをずっと好きでいてくださっている皆さんに恩返しする場であり、彼女たちとのつながりをより強くしていく場所です。「クラブハーズ」という会員制のリワードプログラムを設けて、ロイヤリティーランクのお客さまにはスタイリングサービスを提供したりしています。ホリデーイベントのときには、商品の購入後にヘアセットを施してアフタヌーンティーにお招きするなど、1日をトータルでコーディネートしました。単に洋服を売るのではなく、「ハー リップ トゥ」を通じた体験で、よりお客さまに輝いてほしいと思っています。
ランジェリー(「ロジア バイ ハーリップトゥー」)やコスメ(「ハーリップトゥ ビューティ」)をやっているのも、女性をトータルでプロデュースしたいという思いがあるからです。ブランドスタートから6年が経ち、少しずつですけど形になってきたかなと思っています。

WWD:ハートリレーションの企業としての成長は?
小嶋:
社員は80人以上に増えました。最近はスタッフの成長をすごく実感しています。あるスタッフが「ハー リップ トゥ」のプレスとして雑誌に出る機会をいただいたり、各スタッフのSNSのフォロワーも伸びていたりと、私以外にも前に出てファンを作っている社員が増えてきたのがうれしいです。社員とは常にコミュニケーションを取るように心がけていて、SNSの発信でもキャプションの作り方から写真の撮り方まで細かくフィードバックしています。トレンドの動向などを情報交換する機会も定期的に設けています。

WWD:アパレル、ビューティ、ランジェリー。それぞれのブランドを運営する上で一貫していることは?
小嶋:
全てに共通しているのは、私が好きなもの、私が着たいと思うものをつくるということ。理想の女性になるために、自分を知ったり演出したりすることで好きになるというテーマは一貫しています。ビューティーは肌の質感や香りを演出するもので、ランジェリーは洋服を美しく着るために着用する、という位置付けですね。

WWD:ブランド6周年を迎えたが、ブランドがブレることはない?
小嶋:
デザイン面は常にアップデートしていますが、私が好きなテイストは変わらないので、ブランドとして軸がブレることは今までも、これからもないかなと思います。それは「エゴ」とは違います。自分の好きなものはブラさず、他者からの期待や視点はしっかり取り入れていく。そのバランス感覚は自分の長所なのかもしれません。

WWD:マンネリ化は感じない?
小嶋:
アパレルというカテゴリーに囚われずに、自分自身も楽しんでやれていると感じます。去年はブランド内でアイスクリームショップを実施したり、「クリスピークリームドーナツ」とコラボしてドーナツをイメージしたコレクションを出したり。そういったサプライズでお客さまも飽きずに楽しみ続けてくれていると思います。
私自身、元々サプライズが好きなんです。ファンを楽しませようとする精神がアイドル時代からあり、そういった意識を前提にしてブランドの取り組みを考えています。一方で当時も今も「次はこれをやったら面白いんじゃない?」というリクエストを周りからもらうことが多いです。常に「面白がられている」人でありたいですね。

WWD:「10周年」のブランドの姿は見えてきた?
小嶋:
「ハー リップ トゥ」をもっと長く続けたいという思いは年々強くなっています。「タレントのブランドは続かない」という世間のイメージは根強いです。長く続けることだけが正しいとは思わないのですが、こんなにすてきなスタッフとお客さまがいるのだから、できるだけ期待に応え続けたいという思いはあります。

WWD:今後の事業展開の構想は?
小嶋:
扱うカテゴリーが大幅に増えることはないと思うんですが、今の事業やファンのベースがあれば、「なんでもできる」という気がしています。年齢とともに自分の気分も変化するかもしれないし、よりデイリー使いしやすい商品をそろえた別ラインも作ってみたい。ただ洋服を販売するだけではなくて、その先の体験まで届けていきたいという思いは強いです。

WWD:アイドル時代から20年間走り続けている。立ち止まりたくはならない?。
小嶋:
思いません。ライフステージによって変化はあるかもしれないですが、仕事はし続けるかな。やっぱりファンを楽しませたい気持ちはアイドル時代からずっとコアにあって。それをやめることはないし、私の“生き方”としてずっと変わらないと思っています。

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「オメガ」×「スウォッチ」再び 17時以降しか買えないムーンフェイズ搭載ウオッチ

「スウォッチ(SWATCH)」は8月1〜20日の期間、「オメガ(OMEGA)」とのコラボウオッチ“バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ スーパーブルームーンフェイズ(BIOCERAMIC MOONSWATCH MISSION TO THE SUPER BLUE MOONPHASE)”を販売する。スウォッチストア一部店舗で、各日17時以降に取り扱う。価格は4万6200円。なお購入は1人につき、1日1本限り。

ムーンフェイズを搭載
青い月が満ち欠けを表示

同ウオッチは、晴れた日のビーチと、今年初となる8月20日のブルームーンをテーマとし、時間を計測するクロノグラフ機能に加え、月の満ち欠けを示すムーンフェイズを搭載。また平均速度を測るタキメーター機能も備え、3つのサブダイヤルを文字盤にあしらった“パンダダイヤル”を思わせるデザインに仕上げた。「オメガ」と「スウォッチ」のダブルネームを配したほか、背面には印象的な月のモチーフをあしらうなど、本コラボならではの意匠を施した。素材は、「スウォッチ」が特許を取得する、バイオセラミックで仕上げ、ベルクロストラップを配した。ビーチで太陽の日差しを浴び、足の指の間にまだ砂が残ったままの午後の遅い時間、かつ8 月1日から満月の日の8月20日まで、17時以降の“ブルーアワー”にのみ販売するという。

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「ミュアイス」の“さらさらフェイスパウダー”からピンク&ベージュの限定色が登場

美容系動画クリエイターのかわにしみきがプロデュースするコスメブランド「ミュアイス(MUICE)」は8月23日、さらさらなセミマット肌に仕上げるフェイスパウダー“ヨレンパウダー”(1045円)から、限定色のピンクとベージュを発売する。

同商品は肌にぴたっと密着し、⽑⽳をカバーしつつテカリもブロックするフェイスパウダーで、細やかな粉体のさらっとしたテクスチャーが特長だ。定番カラーのクリアな“さらポアカバー”は詰め替え用(10g、990円)も用意しており、本体を再利用可能だ。

限定カラーの“ピンク”は⾃然に⾎⾊感をプラスし、多幸感のある肌を演出する。“ナチュラルカバー”は⾚みや⾊むらを補正するベージュカラーで、滑らかな印象の肌に導く。それぞれ、容器やパフも限定デザインで登場する。

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羽生結弦が写真集2冊を同時発売 蜷川実花と4度目のタッグで11月1日に

朝日新聞出版は11月1日、プロフィギュアスケーター羽生結弦の写真集を2冊同時に発売する。オールモノクロの「羽生結弦写真集 Shin」と、オールカラーの「羽生結弦写真集 Gi」で、共に予価4400円。羽生と4度目のタッグとなる写真家・蜷川実花が、“心と技”をテーマに8つのシチュエーションで撮影したものだ。

「Shin」には羽生へのインタビューやファンからのQ&Aなどを、「Gi」にはインタビューに加えてプロ2年目のアイスショーの記録などを収録する。

羽生は「いろいろなセットを用意してもらったので、それぞれの世界観を楽しんでもらえたらうれしい。僕も一生懸命がんばった」とコメント。蜷川も、「今回も私の想像をはるかに超える表現を見せてもらった」と述べる。

商品詳細

◾️「羽生結弦写真集 Shin」(AERA特別編集)

ページ数:112ページ/オールモノクロ
判型:A4正寸(210×297mm) 
予価:4400円
発売日:11月1日

◾️「羽生結弦写真集 Gi」(AERA特別編集)

ページ数:112ページ/オールカラー
判型:A4正寸(210×297mm)
予価:4400円
発売日:11月1日

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羽生結弦が写真集2冊を同時発売 蜷川実花と4度目のタッグで11月1日に

朝日新聞出版は11月1日、プロフィギュアスケーター羽生結弦の写真集を2冊同時に発売する。オールモノクロの「羽生結弦写真集 Shin」と、オールカラーの「羽生結弦写真集 Gi」で、共に予価4400円。羽生と4度目のタッグとなる写真家・蜷川実花が、“心と技”をテーマに8つのシチュエーションで撮影したものだ。

「Shin」には羽生へのインタビューやファンからのQ&Aなどを、「Gi」にはインタビューに加えてプロ2年目のアイスショーの記録などを収録する。

羽生は「いろいろなセットを用意してもらったので、それぞれの世界観を楽しんでもらえたらうれしい。僕も一生懸命がんばった」とコメント。蜷川も、「今回も私の想像をはるかに超える表現を見せてもらった」と述べる。

商品詳細

◾️「羽生結弦写真集 Shin」(AERA特別編集)

ページ数:112ページ/オールモノクロ
判型:A4正寸(210×297mm) 
予価:4400円
発売日:11月1日

◾️「羽生結弦写真集 Gi」(AERA特別編集)

ページ数:112ページ/オールカラー
判型:A4正寸(210×297mm)
予価:4400円
発売日:11月1日

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「ブランパン」が“フィフティ ファゾムス”の新作発売 ハイテクセラミックで格別の美しさ

スイスの高級時計ブランド「ブランパン(BLANCPAIN)」が、ダイバーズウオッチ「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」シリーズの最新作 “フィフティ ファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ”のセラミックモデルを発売した。ストラップはセラミック製ブレスレット、NATOストラップ、セイルキャンバス製ストラップの3種類。価格はセラミックブレスレットが386万1000円、NATOとセイルキャンバスストラップは272万8000円。

最大の特徴は、最新技術によるハイテクセラミック製のケースとブレスレット。ステンレススチールの約5倍硬く、25%軽いハイテクセラミックは、傷がつきにくく、耐久性に優れた抗アレルギー性の新素材だ。加工に複雑で高度な技術を要するため、少数の職人がひとつずつ丁寧に仕上げている。

特に初採用のハイテクセラミック製のブレスレットには、優れた職人技が凝縮されている。ハイテクセラミック製のブレスレットは、その硬度が高いからこそ、パーツ同士が直接触れるとまれに割れや欠けが生じるが、特許取得済みのカム型ピンにより、パーツ同士が干渉しないのにスムーズで目の詰まった連結を実現。腕にピタリと沿う快適な着け心地と高い耐久性を両立した。

カレンダー機能も、マニュファクチュールとしての「ブランパン」の複雑機構への深い知見を体現する要素のひとつ。アニュアルカレンダーからパーペチュアルカレンダーまで、豊富な機能を展開する同ブランドは、今回の新作でも日付、曜日、月表示がそろうコンプリートカレンダーを搭載する。

「ブランパン」は1735年の創業以来、機能とデザインが融合した革新的な時計を作り続けてきた。なかでも有名なのが、プロダイバー向けに開発した本格派ダイバーズウオッチ「フィフティ ファゾムズ」だ。フランス海軍の依頼によって開発した同シリーズは、モダンダイバーズウオッチの先駆的存在として知られる。

その「フィフティ ファゾムズ」の系譜を継いで1956年に発表したのが「バスチカーフ」だ。深海探査船のバスチカーフに由来する同シリーズは、本格的なダイバーズとしての機能を備えつつ、上品で洗練された都会的なデザインで時計ファンのみならず広く愛されてきた。今回の最新作“フィフティファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ”で目をひくのは、ダイヤル中央下に搭載したムーンフェイズと、中心から放射線状に伸びるサンレイ仕上げ。見る角度や光の強さで表情が変わるダイヤルは、ともすれば無機質になりがちなセラミック時計にエレガントな高級感を付与し、ダイバーズウオッチに格別の美しさをもたらしている。

問い合わせ先
ブランパン ブティック 銀座
03-6254-7233

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「ブランパン」が“フィフティ ファゾムス”の新作発売 ハイテクセラミックで格別の美しさ

スイスの高級時計ブランド「ブランパン(BLANCPAIN)」が、ダイバーズウオッチ「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」シリーズの最新作 “フィフティ ファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ”のセラミックモデルを発売した。ストラップはセラミック製ブレスレット、NATOストラップ、セイルキャンバス製ストラップの3種類。価格はセラミックブレスレットが386万1000円、NATOとセイルキャンバスストラップは272万8000円。

最大の特徴は、最新技術によるハイテクセラミック製のケースとブレスレット。ステンレススチールの約5倍硬く、25%軽いハイテクセラミックは、傷がつきにくく、耐久性に優れた抗アレルギー性の新素材だ。加工に複雑で高度な技術を要するため、少数の職人がひとつずつ丁寧に仕上げている。

特に初採用のハイテクセラミック製のブレスレットには、優れた職人技が凝縮されている。ハイテクセラミック製のブレスレットは、その硬度が高いからこそ、パーツ同士が直接触れるとまれに割れや欠けが生じるが、特許取得済みのカム型ピンにより、パーツ同士が干渉しないのにスムーズで目の詰まった連結を実現。腕にピタリと沿う快適な着け心地と高い耐久性を両立した。

カレンダー機能も、マニュファクチュールとしての「ブランパン」の複雑機構への深い知見を体現する要素のひとつ。アニュアルカレンダーからパーペチュアルカレンダーまで、豊富な機能を展開する同ブランドは、今回の新作でも日付、曜日、月表示がそろうコンプリートカレンダーを搭載する。

「ブランパン」は1735年の創業以来、機能とデザインが融合した革新的な時計を作り続けてきた。なかでも有名なのが、プロダイバー向けに開発した本格派ダイバーズウオッチ「フィフティ ファゾムズ」だ。フランス海軍の依頼によって開発した同シリーズは、モダンダイバーズウオッチの先駆的存在として知られる。

その「フィフティ ファゾムズ」の系譜を継いで1956年に発表したのが「バスチカーフ」だ。深海探査船のバスチカーフに由来する同シリーズは、本格的なダイバーズとしての機能を備えつつ、上品で洗練された都会的なデザインで時計ファンのみならず広く愛されてきた。今回の最新作“フィフティファゾムス バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ”で目をひくのは、ダイヤル中央下に搭載したムーンフェイズと、中心から放射線状に伸びるサンレイ仕上げ。見る角度や光の強さで表情が変わるダイヤルは、ともすれば無機質になりがちなセラミック時計にエレガントな高級感を付与し、ダイバーズウオッチに格別の美しさをもたらしている。

問い合わせ先
ブランパン ブティック 銀座
03-6254-7233

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「ダムダム」が東京初の旗艦店を表参道にオープン 日本庭園風の石畳や漆塗りのカウンターで和モダンな空間に

日本発のクリーンビューティブランド「ダムダム(DAMDAM)」は7月26日、東京初の旗艦店を表参道にオープンする。同ブランドの旗艦店は京都、大阪に続いて国内3店舗目。ファウンダーのフィリップ・テリアン(Philippe Terrien)とジゼル・ゴー(Giselle Go)のこだわりを凝縮した店内には、植物由来を中心とした商品を陳列するほか、2人が日本全国を旅して出合った若きアーティストの作品を販売するミニスペースも設けている。

商品はスキンケアアイテムやシャンプー&コンディショナー、ボディーソープなどのフルラインアップを展開。ほか、1718年から続く老舗扇子屋の「白竹堂」とコラボレーションした扇子"オールグリーン扇子"(9900円)も販売する。扇面にブランドのキーカラーの1つである抹茶グリーンの和紙を使用し、親骨には「DAMDAM」のロゴをあしらった。オープンを記念し、7月26~28日の3日間限定で10%オフキャンペーンを実施するほか、8月1日からは1万円以上の購入者に数量限定でオリジナルポーチをプレゼントする。

店内の床は、日本庭園を思わせる石畳を敷き詰めた。シェルフには間伐材と和紙を用い、カウンターには深い藍色が印象的なカシューナッツ由来の漆(うるし)を使用するなど、日本の伝統美やブランドが考える"東京らしさ"をモダンに表現し随所にちりばめた。スタッフのユニホームは、「バガサオ(BAGASAO)」のデザイナーであるジョセフ・バガサオ(Joseph Bagasao)が手掛けた、庭師を思わせるデザインだ。

■「ダムダム」表参道店
オープン日:7月26日
時間:12:00~20:00 ※不定休
住所:東京都渋谷区神宮前4-9-5 1階

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「ザ・ノース・フェイス」、五輪ユニホームのCO2由来ポリエステルを使用したTシャツを一般にも販売

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」(以下、TNF)は、7月26日に開幕するパリオリンピックで、日米韓オーストリアの4カ国のクライミング代表選手団にユニホームを提供する。ゴールドウインとブランドホルダーの米VFコーポレーションによる共同開発で、日韓にはゴールドウインが提供、米国とオーストリアはVFコーポレーションが提供する。既に報道されている通り、ゴールドウインは日本選手団向けのウエアにはCO2由来のポリエステルを一部使用。同様に、CO2由来のポリエステルを一部使用したTシャツ(ユニセックス7000円、キッズ5500円)を、今夏一般販売する。

CO2由来のポリエステルは、ゴールドウインが三菱商事と組み、フィンランド、韓国、タイ、インドの化学メーカーやプラント建設の千代田化工建設などとのコンソーシアムで開発し、世界で初めて実用化したもの。「パイロットプラントで実験的に少量を生産している段階だが、高みを目指すアスリートたちの挑戦と、新素材開発という挑戦を重ね合わせ、生産数量が限られるオリンピックのユニホームとしてまずは実用化することにした」と「TNF」の広報担当者。

各国のユニホームは、アスリートのパフォーマンス向上のために、軽量性、しなやかさ、ストレッチ性を追求。デザインとしては、フロントにプリントした、その国を代表する山のグラフィックが印象的。日本は富士山、韓国はハラルサン、米国はデナリ、オーストリアグロースグロックナーをモチーフにしている。また、日本選手団向けは、古くから“勝色(かちいろ)”と言われる濃いネイビーを採用した。

「TNF」は、クライミングがオリンピックの正式競技となった東京大会でも日本選手団のユニホームを製作していた。パリ大会に出場する楢崎智亜選手もサポートしている。

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ニルヴァーナと「マーク ジェイコブス」の“スマイリーフェイス”裁判は和解で決着

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」を運営するマーク ジェイコブス インターナショナル(MARC JACOBS INTERNATIONAL 以下、MJI)が、ロックバンドのニルヴァーナ(NIRVANA)のアイコンともいえる、目が“X”の形をしたスマイリーフェイスのロゴの一部を変えて使用したことが著作権侵害だとして、2018年にニルヴァーナ側が提訴した件について、両者は和解することで合意した。訴訟提起から和解まで、6年が経過している。両者は今後、和解に向けた条件交渉に入る。

両者とも、メディアの取材には応じていない。

ニルヴァーナ側は、目が“X”の形をし、舌を出したスマイリーフェイスのデザインを使用していた。裁判の過程で、バンドの創設者でボーカルのカート・コバーン(Kurt Cobain)が1991年頃にロゴを作成したと主張している(コバーンはその3年後に死去)。

MJIは、ニルヴァーナのスマイリーフェイスの目の部分を“M”と“J”に変更し、Tシャツやセーター、靴下などにあしらった商品を展開。これをニルヴァーナは「実質的に同一または非常に類似している」と主張した。MJIはニルヴァーナにそもそも権利がないことなどを主張し、ニルヴァーナの訴えに正当な理由はないと反論していた。

7月10日に両者は和解について合意し、和解条件の決定までには3週間の猶予が設けられている。公開されている裁判資料では、和解条件などは明らかにされていない。

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髙島屋のコスメ専門オンラインストア「ティービューティー」誕生 ラグジュアリーからオーガニックコスメまで180ブランドを集積

髙島屋は8月7日、コスメ専門オンラインストア 「ティービューティー(TBEAUT)」をスタートする。開始時はラグジュアリーブランドのコスメのほか、ナチュラル・ オーガニックコスメなど約 180 ブランドをそろえる。また、既存の店舗情報発信サイト「タカシマヤビューティー」と統合し、リアル店舗の情報発信も行い、利便性を高めていく。

同社はこれまで、百貨店ならではの品ぞろえとサービスを備えた「髙島屋オンラインストア」を運営していたが、さらなる利便性向上、新客獲得に向けて「ティービューティー」を開設する。「タイパ良く、楽しくお買いものしたい」という消費者のニーズに応え、事前に好みのブランドや店舗を登録することで関連した情報が入手できる「マイルーム」機能を導入する。検索機能も充実し、商品の特徴やトレンドなど、化粧品特有のキーワードによる商品の 検索や絞り込みが可能となる。既存のカテゴリ別ランキングに加え、年代別の人気ランキングを新設。各アイテムの機能性やカラー、テクスチャーなど、年代ごとに変化する 人気アイテムの情報を発信することで、一人一人に合った商品提案が可能となる。

「髙島屋オンラインストア」で購入する際は、約 6 割を占める「ギフト用途」に合わせた購入手順(のし・包装体裁など)があったが、化粧品購入者の約 9 割は自宅用のため、商品をカートに入れてから最短 2 タップで注文が完了しストレスフリーで買い物ができる仕様とした。

そのほか、従来は店舗とオンラインストアの情報はそれぞれのサイトで発信していたが、 「ティービューティー」に集約。ショート動画や 「ティービューティー」公式LINEアカウントも開設し、短時間で有益な情報を提供する。

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「ボス」が石油系由来の糸に代わるセルロース系フィラメント糸を使用したスニーカーを発表 

「ボス(BOSS)」は、セルロース系フィラメント糸「ハイキューアイオニーク(HeiQ AeoniQ)」を使用した“ザ チェンジ(THE CHANGE)スニーカー”を発表した。7月24日からオンラインショップで販売している。

「ハイキューアイオニーク」は、ポリエステルやポリアミドなどの石油系フィラメント糸に代わる革新的な繊維。2030年までにポリアミドとポリエステルの使用廃止を目標に掲げるヒューゴ ボス(HUGO BOSS)の中核ブランドとして、「ボス」は昨年発表したポロシャツ、オーバーコートなどの“ハイキューアイオニークスタイル”に続きこれを採用する。

“ザ チェンジ スニーカー”のシューレースとラベルには全て「ハイキューアイオニーク」糸を使用。アッパーにもこの最先端の繊維を85パーセント使用し、快適で丈夫な作りを実現している。耐久性や湿度管理を完備しながら、洗練されたスタイリッシュなデザインとなっている。

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「ボス」が石油系由来の糸に代わるセルロース系フィラメント糸を使用したスニーカーを発表 

「ボス(BOSS)」は、セルロース系フィラメント糸「ハイキューアイオニーク(HeiQ AeoniQ)」を使用した“ザ チェンジ(THE CHANGE)スニーカー”を発表した。7月24日からオンラインショップで販売している。

「ハイキューアイオニーク」は、ポリエステルやポリアミドなどの石油系フィラメント糸に代わる革新的な繊維。2030年までにポリアミドとポリエステルの使用廃止を目標に掲げるヒューゴ ボス(HUGO BOSS)の中核ブランドとして、「ボス」は昨年発表したポロシャツ、オーバーコートなどの“ハイキューアイオニークスタイル”に続きこれを採用する。

“ザ チェンジ スニーカー”のシューレースとラベルには全て「ハイキューアイオニーク」糸を使用。アッパーにもこの最先端の繊維を85パーセント使用し、快適で丈夫な作りを実現している。耐久性や湿度管理を完備しながら、洗練されたスタイリッシュなデザインとなっている。

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2024年パリオリンピック開会式について知っておくべき6つのトピック

日本時間7月27日午前2時半から開催予定の2024パリオリンピック開会式。主催者はこの開会式で、とてもオープンかつインクルーシブ、そして環境に配慮したフランスの姿を表現したいと考えている。若者の視聴者を増やそうと試みている国際オリンピック委員会は今回、新種目としてブレイキン(ブレイクダンス)やカイトボードといった若者向けの競技を導入。そして大会の世界観もZ世代にとってより親しみやすいものにすると言う。

現時点で、セーヌ河畔で行われる開会式には30万人以上の観客が集まり、さらに世界中で15億人が視聴すると予想されている。2024パリオリンピック委員会のトニー・エスタングエ(Tony Estanguet)会長は記者会見で、「今回の大会がこれまでの大会とは全く違うものであることを開会の夜から理解し、感じてもらいたい」とコメント。一体どんなパフォーマンスが行われるのか、現時点で明かされている情報を見ていこう。

TOPIC1:セーヌ川にボートが浮かぶ
映画のような開会式を想定

今回の開会式はスタジアムではなく、セーヌ川沿いで行われる。開会式がスタジアムで行われないのは初めてのことだ。大会に出場する約1万500人の選手を乗せた約100隻のボートがセーヌ川に沿って、アウステルリッツ橋からエッフェル塔の向かいの遊歩道・トロカデロへと進んでいく。この約6kmの道のりで、サン・ルイ島、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館などの名所を巡り、開会式の芸術監督であるトーマス・ジョリー(Thomas Jolly)が考案した12の情景を映画のように展開するのだ。「かつてマリー・アントワネット(Marie Antoinette)が収監されていた牢獄・コンシェルジュリーのような場所で繰り広げられた歴史的な出来事から、多様性に重点を置いた現代の表現まで、フランスの様々な側面を網羅したストーリーになる」とトーマス。「歴史が示すように、私達は多くのアイデアやイノベーションを世界に送り出してきた。そしてその結果、こうして世界がパリにやってきた。この偉大な人類の祝祭の物語を、セーヌ川が語る開会式となるだろう。それはとてもインクルーシブで多様性に富んだ物語だ。フランスにはさまざまな考え方があり、歴史の中で進化し続けてきたことを表現している」。

TOPIC2:開会1週間前にストライキ
不平等な待遇が問題に

セレモニーの詳細を秘匿するため、制作チームはパリの極秘アパートで作業し、パフォーマンスのリハーサルは倉庫で行った。

オリンピック開催が迫る今月17日、開会式に出演するダンサー3000人のうち約250人が、不平等な待遇に対してストライキを行った。ダンスディレクター、そして開会式の振付師であるモード・ル・プラデック(Maud Le Pladec)は、この問題についてダンサー労働組合と開会式のサービスプロバイダーであるパナーム24(Paname24)の間で引き続き交渉中だと語る。彼女は衣装監督のダフネ・ビュルキ(Daphne Burki)や音楽監督のヴィクトル・ル・マスネ(Victor Le Masne)に並び、開会式の制作に携わる中心的なクリエイターの1人だ。

TOPIC3:セーヌ川で生きる魚達にも配慮
自然美を活かし環境に配慮したパフォーマンス

トーマスは「全員にとって、全く新しいチャレンジだ。まず、このセーヌ川と全ての建造物をシミュレーションするソフトウエアを作った。このソフトウエアでは、太陽が昇ったり沈んだり、雨や嵐や虹を降らせることもできる」と語る。開会式の98%はその場で実施し、残り2%は事前録画されたものだそうだ。この録画は歴史的建造物の内部を視聴者に見せるためのものである。

開会式のディレクターであるティエリー・ルブール(Thierry Reboul)の監督の下、アイデアを現実にする責務を果たしたのはセットデザイナーのエマニュエル・ファーヴル(Emmanuelle Favre)だ。

トーマスは演出について「とても大変な仕事だった。パリの“リアル”――セーヌ川、そこに流れる水、風、空、遺産、岸壁、石、橋、船、全てを考慮に入れなければならなかった。そして、セーヌ川の魚達のことも考えなければいけない。常にセーヌ川の自然環境を尊重するよう注意した」と語る。開会式は現地時間で午後7時半から3時間半の予定で、日照時間の演出が鍵となる。トーマスは「パリに沈む夕日に勝る照明技師はいない」と語り、夕日を活かすことで環境負荷を減らすことを示唆した。

TOPIC4:コスチュームもCO2排出に配慮
LVMHの衣装クリエイションにも注目

今回の開会式では初めて、衣装もCO2排出に配慮してデザインされる。あるシーンではアップサイクルされた衣装のみがフィーチャーされることも明かされている。また、スポーツ大会のプレミアム・パートナーであるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」の衣装クリエイションにもスポットが当てられる。15人の新進デザイナーによるルック、そして開会式のコスチューム部門責任者であるオリヴィエ・ベリオ(Olivier Beriot)が監修するオリジナル・デザインだ。

パリ郊外にあるダフネの工房では、出演者約3000人全員のフィッティングを行った。「何時間にも及ぶ作業だ。何ヤードもの布が必要な衣装もある。あるシーンでは、およそ7マイル(約11キロ)ものリボンが必要だった」。

TOPIC5:追加種目ブレイキンを祝し、
フランスの多様なダンス文化を発信

振り付けを担当したル・プラデック=オルレアン国立振付センター所長は、開会式ではさまざまなダンススタイルが披露されると語った。「フランスのすべてのダンス文化を見せる機会だ。フランスはダンス発祥の地である」。さらに「私はコンテンポラリーダンスの代表だが、バレエ団とも仕事をしている。そしてブレイクダンスがオリンピック競技に加わったことを、いわゆる都会的なダンススタイルやクラブ遊びとともに祝福したいと思う」と続けた。

TOPIC6:人気スターらとコラボレーションした
音楽パフォーマンスを予定

開会式でフランスのシャンソン歌手であるエディット・ピアフ(Edith Piaf)の歌を披露すると噂になったフランス系イタリア人歌手のアヤ・ナカムラ(Aya Nakamura)は、人種差別的な侮辱の標的となった。彼女がフランスで最もストリーミングされているアーティストであるにも関わらず、彼女の音楽性がフランスを代表するものではないと一部のアンチテーゼ達が主張したのだ。

音楽監督のル・マスネ(Le Masne)は、エレクトロニック・デュオのジャスティス(Justice)、ウッドキッド(Woodkid)、ジュリエット・アルマネ(Juliette Armanet)などのアーティストと仕事をしてきた作曲家兼編曲家だ。フランス国立管弦楽団のようなシンフォニック・オーケストラやテクノのようなコンテンポラリーなジャンルも取り入れるだろうと語った。さらに国際的なスターを含む人気パフォーマー達も参加することをほのめかしたが、名前は明かしていない。「パリオリンピックは、フランスが世界を歓迎するイベントだ。フランス人だけではなく、できるだけ多くの人々に語りかけるべきイベントだと考えている」とコメントしている。

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オードリー・ヘップバーンも愛した「ジバンシイ」のフレグランス“ランテルディ”から新作

ジバンシイ(GIVENCHY)」は9月6日、ブランドを象徴する香水“ランテルディ”シリーズから新作“オーデパルファム インテンス アブソリュ”(35mL、1万3310円/50mL、1万7050円/80mL、2万350円)を発売する。

“オーデパルファム インテンス アブソリュ”は、オーデパルファムよりさらに濃厚な仕上がりが特徴。3人の調香師、ドミニク・ロピオン(Dominique Ropion)、アン・フリッポ(Anne Flipo)、ファニー・バル(Fanny Bal)が“ランテルディ”の香りに新しい風を吹かせた。同シリーズに共通の、エレガントでフェミニンなホワイトフラワーの香りに、アロマティックに広がる爽やかなラベンダーとカルダモン、活力あるネロリからなるフレッシュフラワーノートを加えた。ベチバーとパチュリ、タバコ、ラブダナム、ラム アブソリュートが余韻を残す。ボトルは、初代“ランテルディ”の象徴的なシルエットを想起させるデザイン。艶のあるブラックラッカー仕上げで、張り出したショルダー部分にスリムなエッジのカットを施し、マスキュリンな官能美を描き出した。中央には、ウィンドウを思わせるファセット加工を施した。

新しい広告フィルムには、2018年から“ランテルディ”のミューズを務める米俳優のルーニー・マーラ(Rooney Mara)が出演した。「プライドと偏見」や「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」などで知られるイギリスのジョー・ライト(Joe Wright)監督がメガホンを握り、探偵小説のダークな美学にインスパイアされた映画撮影手法“フィルム・ノワール”のスタイルで撮影した。ブランド創設以来、多くの俳優のドレスを手掛けてきた「ジバンシィ」と映画界との密接なつながりにちなんでいる。ミステリアスな雰囲気に包まれた地下の探検と、禁断のスリルの先にある自由への解放を表現した。

“ランテルディ”は1957年に誕生。ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)創設者から、俳優のオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)に捧げられた。この香りを気に入ったヘップバーンが「私以外は使ってはダメ」と言ったエピソードから、フランス語で「禁じられた」を意味する“ランテルディ”と名付けられた。同シリーズは、オードパルファンやオードトワレ、ヘアミルク、ボディーミルクなどをそろえている。

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「オークリー」が既存の型にはまらないヘッドウエアを発売 全世界100ピース限定

「オークリー(OAKLEY)」は9月にアイウエアとバラクラバスタイルを組み合わせた、型にはまらないヘッドウエア“オークリー ムーンヴェイル”を公式オンラインで発売する。“ムーンヴェイル”は全てにシリアルナンバーが施され、全世界100ピースの限定商品だ。

“ムーンヴェイル”

独自に開発した最新イノベーション“フィジオモルフィック ジオメトリー”により自由な形状のアイウエアデザインを可能にした。また漆黒のニットマントを採用し、リフレクターのラインを施した。レンズは“プリズム24K”と“プリズムローライト”の2種類の付け替えが可能で、明るさの環境の変化に順応できる機能性と「オークリー」の世界観を感じるアイテムだ。

“ムーンヴェイル”にはコンセプトのスケッチやブランドコンセプトムービー“フューチャージェネシス“の世界観を伝えるために特別に制作されたコミックブックが付属する。

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「オークリー」が既存の型にはまらないヘッドウエアを発売 全世界100ピース限定

「オークリー(OAKLEY)」は9月にアイウエアとバラクラバスタイルを組み合わせた、型にはまらないヘッドウエア“オークリー ムーンヴェイル”を公式オンラインで発売する。“ムーンヴェイル”は全てにシリアルナンバーが施され、全世界100ピースの限定商品だ。

“ムーンヴェイル”

独自に開発した最新イノベーション“フィジオモルフィック ジオメトリー”により自由な形状のアイウエアデザインを可能にした。また漆黒のニットマントを採用し、リフレクターのラインを施した。レンズは“プリズム24K”と“プリズムローライト”の2種類の付け替えが可能で、明るさの環境の変化に順応できる機能性と「オークリー」の世界観を感じるアイテムだ。

“ムーンヴェイル”にはコンセプトのスケッチやブランドコンセプトムービー“フューチャージェネシス“の世界観を伝えるために特別に制作されたコミックブックが付属する。

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五輪マークのタトゥーや愛国心に溢れたヘアメイクなど 過去のオリンピックを振り返り

オリンピックやパラリンピックは、アスリートたちが美を主張する場であり、その中には人々の記憶に長く残っているルックもある。米体操選手シモーネ・バイルズ(Simone Biles)は、目の周りにブルーのグリッターを施し、髪には愛国的な赤白青のリボンをつけて、2016年リオデジャネイロ大会の閉会式に登場した。20年の東京大会では、テニスの大坂なおみ選手の赤と白の長い三つ編みが印象的だった。

水泳選手のクリス・ジェイコブス(Chris Jacobs)は、1988年のソウル大会で金メダルを獲得した後、水着の下に隠れていた既存のタトゥーに小さな五輪マークのタトゥーを追加。その後、上腕二頭筋にさらに大きなタトゥーを入れ、「オリンピック・リング・タトゥーのゴッドファーザー」と呼ばれるようになった。射撃のモンゴルチームを率いるオンドラルバト・ラハグバ(Undralbat Lkhagva)監督は、20年の東京大会では髪を切り、オリンピック・リングの形と色に染めた。7月26日(現地時間)に開幕するパリオリンピック・パラリンピックではどのような美の表現が登場するのか注目だ。

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「ハリウッド ランチ マーケット」が「ゴジラ」と初コラボ Tシャツなど計7型

聖林公司が運営するハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET)(以下、HRM)は8月中旬、今年、70周年を迎える特撮怪獣映画「ゴジラ」とのコラボレーションアイテムを発売する。「HRM」、「ブルーブルー」の店舗で取り扱い、7月26日にセイリン オンラインショップで予約を開始する。

本コラボでは、「HRM」オリジナルの柔らかなボディーに、染み込みプリントを施しビンテージ風に仕上げたTシャツ、使い込むほどに柔らかく馴染むバンダナ、リサイクル糸を用いた肉厚なブラックデニムのトートバッグを用意する。デザインは、「昭和ゴジラ」シリーズをモチーフにレトロなタッチでゴジラをプリントした“レトロ”、アメリカ製のビンテージアイテムに着想を得たグラフィックデザインの“ハリウッド”、「ゴジラ」をシンプルにシルエットで表現した“シルエット”の3種で計7型をそろえる。

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【一粒万倍日】「アルマーニ」の3ブランドからメンズとウィメンズのウオレット6型

「アルマーニ(ARMANI)」は、 1.一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.母が子を育てるように天が人を慈しむ“母倉日”、4.大安の4つが重なる最強開運日の7月29日に向けて、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」、「A|X アルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)」からウィメンズとメンズのウオレットを発売中だ。

「ジョルジオ アルマーニ」のウィメンズはバッグのアイコンシリーズ“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”からマチ付きの内ポケット付きで財布としても使える“カードホルダー ラメレザー製”(W11.5×H8.5×D2.5cm、8万4700円 )を用意。ゴールドのラメレザーがマット仕上げで繊細な輝きを放つ。メンズからはウェーブモチーフを施した“二つ折りウォレット エンボスレザー製”(W12×H9.5×D2cm、6万8200円)でフロントにメタルのさりげないGAロゴをあしらい、しなやかなエンボスレザーを使用することでタイムレスなデザインに仕上げた。

「エンポリオ アルマーニ」のウィメンズはバッグのアイコンシリーズ“MyEA”から高い収納力を備え、機能性に優れた“MyEA フラップ付きウォレット ディアプリント”(W20×H12.5×D4cm、2万9700円)を用意。メンズはリアルレザーのような質感の“ウォレット 再生サフィアーノレザー製 イーグルプレート付き”(W10.5×H9×D1.5cm、2万2000円)で、耐久性に優れており、フロントのイーグルロゴがさりげなく彩りを添える。

「A|X アルマーニ エクスチェンジ」のウィメンズからはゴールドメタル製のロゴバックルが存在感を放ち、コンパクトながら機能面も充実している“A|Xロゴ ミニウォレット”(W11.5×H10.5×D1.5cm、1万3420円)。メンズからはエコレザー製で取り外し可能なストラップを備えた“AXロゴ ストラップ付き二つ折りウォレット(W9×H11×D2cm、1万6500円)”をラインアップする。

一粒万倍日は財布を買ったり、使い始めたり、プレゼントするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「アルマーニ」の3ブランドからメンズとウィメンズのウオレット6型

「アルマーニ(ARMANI)」は、 1.一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.母が子を育てるように天が人を慈しむ“母倉日”、4.大安の4つが重なる最強開運日の7月29日に向けて、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」、「A|X アルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)」からウィメンズとメンズのウオレットを発売中だ。

「ジョルジオ アルマーニ」のウィメンズはバッグのアイコンシリーズ“ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ”からマチ付きの内ポケット付きで財布としても使える“カードホルダー ラメレザー製”(W11.5×H8.5×D2.5cm、8万4700円 )を用意。ゴールドのラメレザーがマット仕上げで繊細な輝きを放つ。メンズからはウェーブモチーフを施した“二つ折りウォレット エンボスレザー製”(W12×H9.5×D2cm、6万8200円)でフロントにメタルのさりげないGAロゴをあしらい、しなやかなエンボスレザーを使用することでタイムレスなデザインに仕上げた。

「エンポリオ アルマーニ」のウィメンズはバッグのアイコンシリーズ“MyEA”から高い収納力を備え、機能性に優れた“MyEA フラップ付きウォレット ディアプリント”(W20×H12.5×D4cm、2万9700円)を用意。メンズはリアルレザーのような質感の“ウォレット 再生サフィアーノレザー製 イーグルプレート付き”(W10.5×H9×D1.5cm、2万2000円)で、耐久性に優れており、フロントのイーグルロゴがさりげなく彩りを添える。

「A|X アルマーニ エクスチェンジ」のウィメンズからはゴールドメタル製のロゴバックルが存在感を放ち、コンパクトながら機能面も充実している“A|Xロゴ ミニウォレット”(W11.5×H10.5×D1.5cm、1万3420円)。メンズからはエコレザー製で取り外し可能なストラップを備えた“AXロゴ ストラップ付き二つ折りウォレット(W9×H11×D2cm、1万6500円)”をラインアップする。

一粒万倍日は財布を買ったり、使い始めたり、プレゼントするのに適した日とされる。

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ディズニーと「フォーエバー21」がコラボ 人気キャラクターで彩るウエアや雑貨など

アダストリアが運営する「フォーエバー21(FOREVER 21)」は7月26日、ディズニーの「ミッキー&フレンズ」とのコラボアイテムを発売する。「フォーエバー21」の店舗および公式オンライン、アダストリアのECサイト、ドットエスティで販売する。

人気キャラクターのモチーフが随所に
全40型をラインアップ

コラボアイテムは、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックなどのキャラクターをモチーフとし、デニムジャケット(9390円)やハーフジップトップス(6490円)、パーカ(5990円)、ベースボールシャツ(7190円)、ベースボールTシャツ(4990円)、刺しゅうTシャツ(8289円)、ショートパンツ(5480円〜)、ネックレス(1290円)、トートバッグ(1690円)、ボディーバッグ(3890円)などをラインアップ。ウィメンズアイテム16型とメンズアイテム7型、雑貨17型の全40型を販売する。

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ディズニーと「フォーエバー21」がコラボ 人気キャラクターで彩るウエアや雑貨など

アダストリアが運営する「フォーエバー21(FOREVER 21)」は7月26日、ディズニーの「ミッキー&フレンズ」とのコラボアイテムを発売する。「フォーエバー21」の店舗および公式オンライン、アダストリアのECサイト、ドットエスティで販売する。

人気キャラクターのモチーフが随所に
全40型をラインアップ

コラボアイテムは、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックなどのキャラクターをモチーフとし、デニムジャケット(9390円)やハーフジップトップス(6490円)、パーカ(5990円)、ベースボールシャツ(7190円)、ベースボールTシャツ(4990円)、刺しゅうTシャツ(8289円)、ショートパンツ(5480円〜)、ネックレス(1290円)、トートバッグ(1690円)、ボディーバッグ(3890円)などをラインアップ。ウィメンズアイテム16型とメンズアイテム7型、雑貨17型の全40型を販売する。

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Da-iCE工藤大輝とスタイリスト熊谷隆志が語る「ファション愛と10周年、ZOZOコラボ」

PROFILE: 熊谷隆志/スタイリスト、クリエイティブ・ディレクター(左)と工藤大輝/Da-iCE

熊谷隆志/スタイリスト、クリエイティブ・ディレクター(左)と工藤大輝/Da-iCE
PROFILE: (くまがい・たかし)1990年代からトップスタイリストとして活躍。ブランドディレクション、フォトグラファー、内装空間や植栽のディレクションなども行っており、2018年から「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」をスタート PROFILE:(くどう・たいき)Da-iCEのパフォーマー兼リーダー。北海道出身。Da-iCEは4オクターブのツインボーカルの5人組アーティストで、メンバーはボーカルの大野雄大・花村想太と、パフォーマーの工藤大輝・岩岡徹・和田颯の5人。2011年1月17日に結成、14年1月15日にメジャーデビュー。20 年 11 月にリリースした『CITRUS』は、日本人男性ダンス&ボーカルグループ史上初のサブスク 1 億回再生を突破し、2021 年「第 63 回日本レコード大賞」を受賞。24 年にメジャーデビュー10 周年を迎え、4 月 17 日には最新シングル「I wonder」をリリース PHOTO:YUTA FUCHIKAMI

「ゾゾタウン」は、5 人組男性アーティスト「Da-iCE」のメジャーデビュー10 周年を記念したコラボレーション企画の第 2 弾として、世界で活躍するマルチ・アーティストのダニー・サングラ氏による描き下ろしイラストを 使用したアイテムを、8 月 2 日から「ゾゾタウン」限定で受注販売する。2つのコラボのディレクションを努めたスタイリストの熊谷隆志と、服好きで知られる「Da-iCE」のファッション番長である工藤大輝の対談をお届けする。

Da-iCEが「ゾゾタウン」とコラボレーションした理由

―メジャーデビュー10周年、おめでとうございます。

工藤大輝(以下、工藤):ありがとうございます。メジャーデビューしてからの10年は本当にあっという間だったでした。2017年に、Da-iCEの結成6年目の記念日に行った武道館公演がひとつのターニングポイントになったことは、みんなでよく話していて、振り返ってみると、解散していた可能性だってあったと思います。結果的に、メンバーみんなで楽しく活動しながら、こうして10周年を迎えられたのでとても嬉しいです。

―記念すべきタイミングで、ZOZOTOWNとのコラボレーション企画がスタートした。

工藤:10周年なので、いわゆる「グッズ」ではなく、自分たちがご一緒したい方とコラボしたり、みんなが欲しいものを形にするほうが良いのではないかという話をしていたので、今回は念願が叶ってとても素晴らしい機会でした。

―コラボ企画第一弾となる「Da-iCE × WIND AND SEA」は即完。制作はどのように進めた?

工藤:まさか憧れの熊谷さんと直接やり取りさせていただける日が来るなんて、想像もしていなかったので、打ち合わせの度に緊張していました。本当にありがとうございました。

熊谷隆志(以下、熊谷):工藤さんは洋服について、僕よりも多くのことを知っているんじゃないかと思うくらい詳しい(笑)。最初に会ってすぐに、「この人は本当の服好きだ」ということが分かった。知識の豊富さに加え、とにかく「服を着ること」をよく知っている。アパレルやファッション業界人と話しているような感じだった。なので、こちらも提案がしやすかったし、結果的にデザインは、無駄が削ぎ落とされたシンプルなものになったなあ。

工藤:ありがとうございます(笑)。両親とも服好きだった影響もあって、僕自身も子どもの頃から服が好きで、Da-iCEの前は渋谷の「アメリカンアパレル」で販売員をやっていました。服は衣装も含めて毎月かなり買っています。とはいえ、熊谷さんと一緒に洋服を作らせていただくということもあって、事前にけっこう準備もしました。

―特にこだわった点や、オススメのコーディネートはありますか?

工藤:セットアップのジップを、僕の好みでダブルジップにしてもらったんです。上までキュッと閉めるけど、下は少し開けて、中のレイヤーを見せる着こなしが、90年代のヒップホップの雰囲気があって好きなんです。踊っている時も、中の服やシルエットがきれいに見える。ここはこだわりました。

熊谷:実際にDa-iCEのメンバーに、今回のコラボアイテムを着てもらって、僕が撮影をしたときも、踊りが入るとまた洋服の雰囲気が違って見えた。服も一緒に動いてくれるというか。作った甲斐があったな、と。

ダニ―・サングラとコラボ!キュートな「Da-iCE」グラフィック誕生の裏側

―今回は、熊谷さん監修によるアーティスト・ダニー・サングラをパートナーに迎えた、第二弾コラボアイテムを発表した。キュートなグラフィックが誕生するまでの経緯は?

熊谷:まずは僕からDa-iCEの皆さんに、グラフィックアーティストを何名か提案して、皆さんが選んだのがダニー・サングラさんのアートワークだった。

工藤:どの方も超大物ばかりで、本当に素敵で悩みましたが、Da-iCEというグループの個性を考えた時に、一番相性が良さそうなのが、ダニー・サングラさんでした。

―グラフィックのデザインはどのように詰めていった?

工藤:僕らのアルバムのタイトルや、自分たちのキーとなるワードを落とし込みました。実際にダニー・サングラさんとリモートで会話もさせていただきました。様々な高級メゾンの仕事をされているのにとても気さくで、素敵な方でした。いろんなグラフィックを作ってくださったので、まずアイテム数を絞るのに一苦労(笑)。ワークシャツはお気に入りで、今回のコラボがリリースされるのは秋口なので、ロンTとレイヤードして着回したりしても可愛い。

熊谷:ボトムスは、今日工藤さんがはかれているようなパンツと合わせたりしても可愛いよね。

―工藤さんは、おしゃれなDa-iCEのメンバーの中でも特に、ファッション好きとして知られている。

工藤:母が北海道のファッションの専門学校出身で、物心つく前から、いろんなジャンルの洋服を着せてもらっていて、僕も自然と好きになりました。ものづくりなども好きな母だったので、音楽の道に進むと言ったときも、反対されることはなく、好きにやったら良いと背中を押してもらえました。

熊谷:僕も母が美大出身だった影響で、毎日いろんな格好をしていました。家の中のカラーリングが、他の同世代の友達の家とは違う印象が幼心にあった。僕は南部鉄器という伝統工芸の家に生まれたので、後継という道から逃れるために、小さい頃からずっと、ファッションをやっていきたいという主張をしていた。「東京に行きたい、パリに行きたい」って(笑)。パリの専門学校を卒業して、ファッションの道に入って、今年で30周年目です。

―今回のコラボでやりとりする中で、熊谷さんから見えた工藤さんというアーティスト像は、どのような印象?

熊谷:一言でいうと「柔軟」。リズムに乗って生きているような身軽さがとても素敵だな、と。最近の僕は昔に比べると、フットワークが重くなってきている部分もあるので、今回のコラボで昔の気持ちを取り戻したような気にもなった。とても刺激を受けた。

工藤:恐縮です。このインタビュー前にご挨拶にうかがったときに、今日も熊谷さんは午前中ゴルフに行かれていたと聞いて、驚きました。僕よりも全然柔軟でフットワークが軽い(笑)。熊谷さんはゴルフのブランドもやられている。趣味とお仕事が結びついているんだなあ、とも感じました。

熊谷:趣味を仕事にしないとやる時間がないんですよ。

―工藤さんにとって、ファッションは趣味に分類されるんでしょうか?

工藤:難しいですね。Da-iCEのメンバーでいる以上、自分の好みだけではなく、グループのカラーに合わせたファッションに寄り添う必要があって。Da-iCEの衣装を探す時は、普段は行かないような少し尖ったショップに行ってみたり。Da-iCEはダンスボーカルグループなので元を辿るとヒップホップ。そのカルチャーを無視した服装でヒップホップを踊ると、説得力がなくなってしまう。そういったことも意識してスタイリングを選んでいるので、100%趣味とは言い切れないかも。

熊谷:ファレル・ウィリアムス以降は、スーツを着てもヒップホップって言われるようにもなったから、少し選択肢の幅は広がっているよね。

―やはり音楽とファッションは、根っこの部分で繋がっている?

熊谷:最近20代の子たちとよく一緒に仕事をする機会があって、最近、「熊谷さん、渋谷系ってかっこいいですよ」とかって言うんですよ(笑)。

工藤:漫画『NANA』も今めちゃくちゃ流行っていますよね、その流れからヴィヴィアン・ウエストウッドのORB ネックレスも再注目されていて。ORBが最初に流行っていた時代って、僕いくつだっけみたいな(笑)。

熊谷:僕も当時を知っているから話せるんです、20代の子とは。僕は彼ら・彼女らのご両親くらいの年齢なので、小さい頃に無意識に聞いていた音楽が潜在意識にあって、ファッションに影響を与えたりするんじゃないかな。あとは、今の古着屋さんに並んでいる洋服は、僕ら世代の人が出したものが多いから、自然と昔の流れが戻ってきたり。20年サイクルだしね、流行は。

工藤:今のダンスボーカルの流行りも90年代〜2000年代前半くらい。服装もB系で、ティンバーランドがまた流行っていたり。確かに自分も昔、履いていたなって(笑)。

―お二人の今のファッションのムードはいかがですか?

熊谷:10年前くらいにネイティブアメリカンの感じを取り入れていましたが、「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」をはじめたことで、ちょっとストリートな雰囲気にいってみたりもしていて。最近は、ネイティブっぽい感じと今のストリートをミックスさせた感じが好きかなあ。

工藤:僕は今年37歳になるんですけど、少し前までは大人っぽく見せたくて、きっちりした格好を好んで着てました。ドメスティックなブランドを取り入れた、綺麗めな格好みたいな。でも最近は、人からの見られ方はあまり気にしなくなってきたので、ストリートに寄る日もあったり、自由にファッションを楽しんでいます。今日は、熊谷さんのブランドの「ネサーンス(NAISSANCE)」のトップスをメインに合わせました。アクセサリーは、ヨーロッパのもので揃えている。僕は「ビオトープ(BIOTOP)」が好きでよく行くんですけど...

熊谷:「ビオトープ」はアパレル会社のジュンさんと僕で作ったんですよ。

工藤:えー!めちゃめちゃ行きますし、お世話になっています。大好きです!

2人が贈るファッションを楽しむ若い世代へのメッセージとは?

―それでは最後に、お二人のようにファッションを楽しむ若い世代に、メッセージをお願いします。

工藤:あまりSNSのアルゴリズムばかりに乗らないほうが良いんじゃない、と思っています。自分の好きなものの延長だけを追うのではなく、音楽やファッションは、冒険して、失敗を繰り返した先に、自分だけの発見があるから面白い。カルチャーもジャンルも異なるアイテムにチャレンジすることを、楽しんでもらいたいです。

熊谷:スマホとネットだけで買い物をしていた若い世代に最近、「ブーン(Boon)」や「ポパイ(POPEYE)」のバックナンバーを読んでみたりする子が増えてきた。ファッションのことを質問されると、なんでも教えちゃう。あと古着屋さんも今はすごく元気なので、おしゃれの入門が古着というのもありだと思う。工藤さんも言っていたように、いろいろ試して、どんどん新しい出会いに繋げていって欲しい。

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Da-iCE工藤大輝とスタイリスト熊谷隆志が語る「ファション愛と10周年、ZOZOコラボ」

PROFILE: 熊谷隆志/スタイリスト、クリエイティブ・ディレクター(左)と工藤大輝/Da-iCE

熊谷隆志/スタイリスト、クリエイティブ・ディレクター(左)と工藤大輝/Da-iCE
PROFILE: (くまがい・たかし)1990年代からトップスタイリストとして活躍。ブランドディレクション、フォトグラファー、内装空間や植栽のディレクションなども行っており、2018年から「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」をスタート PROFILE:(くどう・たいき)Da-iCEのパフォーマー兼リーダー。北海道出身。Da-iCEは4オクターブのツインボーカルの5人組アーティストで、メンバーはボーカルの大野雄大・花村想太と、パフォーマーの工藤大輝・岩岡徹・和田颯の5人。2011年1月17日に結成、14年1月15日にメジャーデビュー。20 年 11 月にリリースした『CITRUS』は、日本人男性ダンス&ボーカルグループ史上初のサブスク 1 億回再生を突破し、2021 年「第 63 回日本レコード大賞」を受賞。24 年にメジャーデビュー10 周年を迎え、4 月 17 日には最新シングル「I wonder」をリリース PHOTO:YUTA FUCHIKAMI

「ゾゾタウン」は、5 人組男性アーティスト「Da-iCE」のメジャーデビュー10 周年を記念したコラボレーション企画の第 2 弾として、世界で活躍するマルチ・アーティストのダニー・サングラ氏による描き下ろしイラストを 使用したアイテムを、8 月 2 日から「ゾゾタウン」限定で受注販売する。2つのコラボのディレクションを努めたスタイリストの熊谷隆志と、服好きで知られる「Da-iCE」のファッション番長である工藤大輝の対談をお届けする。

Da-iCEが「ゾゾタウン」とコラボレーションした理由

―メジャーデビュー10周年、おめでとうございます。

工藤大輝(以下、工藤):ありがとうございます。メジャーデビューしてからの10年は本当にあっという間だったでした。2017年に、Da-iCEの結成6年目の記念日に行った武道館公演がひとつのターニングポイントになったことは、みんなでよく話していて、振り返ってみると、解散していた可能性だってあったと思います。結果的に、メンバーみんなで楽しく活動しながら、こうして10周年を迎えられたのでとても嬉しいです。

―記念すべきタイミングで、ZOZOTOWNとのコラボレーション企画がスタートした。

工藤:10周年なので、いわゆる「グッズ」ではなく、自分たちがご一緒したい方とコラボしたり、みんなが欲しいものを形にするほうが良いのではないかという話をしていたので、今回は念願が叶ってとても素晴らしい機会でした。

―コラボ企画第一弾となる「Da-iCE × WIND AND SEA」は即完。制作はどのように進めた?

工藤:まさか憧れの熊谷さんと直接やり取りさせていただける日が来るなんて、想像もしていなかったので、打ち合わせの度に緊張していました。本当にありがとうございました。

熊谷隆志(以下、熊谷):工藤さんは洋服について、僕よりも多くのことを知っているんじゃないかと思うくらい詳しい(笑)。最初に会ってすぐに、「この人は本当の服好きだ」ということが分かった。知識の豊富さに加え、とにかく「服を着ること」をよく知っている。アパレルやファッション業界人と話しているような感じだった。なので、こちらも提案がしやすかったし、結果的にデザインは、無駄が削ぎ落とされたシンプルなものになったなあ。

工藤:ありがとうございます(笑)。両親とも服好きだった影響もあって、僕自身も子どもの頃から服が好きで、Da-iCEの前は渋谷の「アメリカンアパレル」で販売員をやっていました。服は衣装も含めて毎月かなり買っています。とはいえ、熊谷さんと一緒に洋服を作らせていただくということもあって、事前にけっこう準備もしました。

―特にこだわった点や、オススメのコーディネートはありますか?

工藤:セットアップのジップを、僕の好みでダブルジップにしてもらったんです。上までキュッと閉めるけど、下は少し開けて、中のレイヤーを見せる着こなしが、90年代のヒップホップの雰囲気があって好きなんです。踊っている時も、中の服やシルエットがきれいに見える。ここはこだわりました。

熊谷:実際にDa-iCEのメンバーに、今回のコラボアイテムを着てもらって、僕が撮影をしたときも、踊りが入るとまた洋服の雰囲気が違って見えた。服も一緒に動いてくれるというか。作った甲斐があったな、と。

ダニ―・サングラとコラボ!キュートな「Da-iCE」グラフィック誕生の裏側

―今回は、熊谷さん監修によるアーティスト・ダニー・サングラをパートナーに迎えた、第二弾コラボアイテムを発表した。キュートなグラフィックが誕生するまでの経緯は?

熊谷:まずは僕からDa-iCEの皆さんに、グラフィックアーティストを何名か提案して、皆さんが選んだのがダニー・サングラさんのアートワークだった。

工藤:どの方も超大物ばかりで、本当に素敵で悩みましたが、Da-iCEというグループの個性を考えた時に、一番相性が良さそうなのが、ダニー・サングラさんでした。

―グラフィックのデザインはどのように詰めていった?

工藤:僕らのアルバムのタイトルや、自分たちのキーとなるワードを落とし込みました。実際にダニー・サングラさんとリモートで会話もさせていただきました。様々な高級メゾンの仕事をされているのにとても気さくで、素敵な方でした。いろんなグラフィックを作ってくださったので、まずアイテム数を絞るのに一苦労(笑)。ワークシャツはお気に入りで、今回のコラボがリリースされるのは秋口なので、ロンTとレイヤードして着回したりしても可愛い。

熊谷:ボトムスは、今日工藤さんがはかれているようなパンツと合わせたりしても可愛いよね。

―工藤さんは、おしゃれなDa-iCEのメンバーの中でも特に、ファッション好きとして知られている。

工藤:母が北海道のファッションの専門学校出身で、物心つく前から、いろんなジャンルの洋服を着せてもらっていて、僕も自然と好きになりました。ものづくりなども好きな母だったので、音楽の道に進むと言ったときも、反対されることはなく、好きにやったら良いと背中を押してもらえました。

熊谷:僕も母が美大出身だった影響で、毎日いろんな格好をしていました。家の中のカラーリングが、他の同世代の友達の家とは違う印象が幼心にあった。僕は南部鉄器という伝統工芸の家に生まれたので、後継という道から逃れるために、小さい頃からずっと、ファッションをやっていきたいという主張をしていた。「東京に行きたい、パリに行きたい」って(笑)。パリの専門学校を卒業して、ファッションの道に入って、今年で30周年目です。

―今回のコラボでやりとりする中で、熊谷さんから見えた工藤さんというアーティスト像は、どのような印象?

熊谷:一言でいうと「柔軟」。リズムに乗って生きているような身軽さがとても素敵だな、と。最近の僕は昔に比べると、フットワークが重くなってきている部分もあるので、今回のコラボで昔の気持ちを取り戻したような気にもなった。とても刺激を受けた。

工藤:恐縮です。このインタビュー前にご挨拶にうかがったときに、今日も熊谷さんは午前中ゴルフに行かれていたと聞いて、驚きました。僕よりも全然柔軟でフットワークが軽い(笑)。熊谷さんはゴルフのブランドもやられている。趣味とお仕事が結びついているんだなあ、とも感じました。

熊谷:趣味を仕事にしないとやる時間がないんですよ。

―工藤さんにとって、ファッションは趣味に分類されるんでしょうか?

工藤:難しいですね。Da-iCEのメンバーでいる以上、自分の好みだけではなく、グループのカラーに合わせたファッションに寄り添う必要があって。Da-iCEの衣装を探す時は、普段は行かないような少し尖ったショップに行ってみたり。Da-iCEはダンスボーカルグループなので元を辿るとヒップホップ。そのカルチャーを無視した服装でヒップホップを踊ると、説得力がなくなってしまう。そういったことも意識してスタイリングを選んでいるので、100%趣味とは言い切れないかも。

熊谷:ファレル・ウィリアムス以降は、スーツを着てもヒップホップって言われるようにもなったから、少し選択肢の幅は広がっているよね。

―やはり音楽とファッションは、根っこの部分で繋がっている?

熊谷:最近20代の子たちとよく一緒に仕事をする機会があって、最近、「熊谷さん、渋谷系ってかっこいいですよ」とかって言うんですよ(笑)。

工藤:漫画『NANA』も今めちゃくちゃ流行っていますよね、その流れからヴィヴィアン・ウエストウッドのORB ネックレスも再注目されていて。ORBが最初に流行っていた時代って、僕いくつだっけみたいな(笑)。

熊谷:僕も当時を知っているから話せるんです、20代の子とは。僕は彼ら・彼女らのご両親くらいの年齢なので、小さい頃に無意識に聞いていた音楽が潜在意識にあって、ファッションに影響を与えたりするんじゃないかな。あとは、今の古着屋さんに並んでいる洋服は、僕ら世代の人が出したものが多いから、自然と昔の流れが戻ってきたり。20年サイクルだしね、流行は。

工藤:今のダンスボーカルの流行りも90年代〜2000年代前半くらい。服装もB系で、ティンバーランドがまた流行っていたり。確かに自分も昔、履いていたなって(笑)。

―お二人の今のファッションのムードはいかがですか?

熊谷:10年前くらいにネイティブアメリカンの感じを取り入れていましたが、「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」をはじめたことで、ちょっとストリートな雰囲気にいってみたりもしていて。最近は、ネイティブっぽい感じと今のストリートをミックスさせた感じが好きかなあ。

工藤:僕は今年37歳になるんですけど、少し前までは大人っぽく見せたくて、きっちりした格好を好んで着てました。ドメスティックなブランドを取り入れた、綺麗めな格好みたいな。でも最近は、人からの見られ方はあまり気にしなくなってきたので、ストリートに寄る日もあったり、自由にファッションを楽しんでいます。今日は、熊谷さんのブランドの「ネサーンス(NAISSANCE)」のトップスをメインに合わせました。アクセサリーは、ヨーロッパのもので揃えている。僕は「ビオトープ(BIOTOP)」が好きでよく行くんですけど...

熊谷:「ビオトープ」はアパレル会社のジュンさんと僕で作ったんですよ。

工藤:えー!めちゃめちゃ行きますし、お世話になっています。大好きです!

2人が贈るファッションを楽しむ若い世代へのメッセージとは?

―それでは最後に、お二人のようにファッションを楽しむ若い世代に、メッセージをお願いします。

工藤:あまりSNSのアルゴリズムばかりに乗らないほうが良いんじゃない、と思っています。自分の好きなものの延長だけを追うのではなく、音楽やファッションは、冒険して、失敗を繰り返した先に、自分だけの発見があるから面白い。カルチャーもジャンルも異なるアイテムにチャレンジすることを、楽しんでもらいたいです。

熊谷:スマホとネットだけで買い物をしていた若い世代に最近、「ブーン(Boon)」や「ポパイ(POPEYE)」のバックナンバーを読んでみたりする子が増えてきた。ファッションのことを質問されると、なんでも教えちゃう。あと古着屋さんも今はすごく元気なので、おしゃれの入門が古着というのもありだと思う。工藤さんも言っていたように、いろいろ試して、どんどん新しい出会いに繋げていって欲しい。

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「ナイキ」と「コンバース」が模倣品販売で100人以上を相手取り提訴

ナイキ(NIKE)が擁する「ナイキ」と「コンバース(CONVERSE)」は6月、100人以上を相手に、模倣品の宣伝および販売のためにナイキが保有する商標を「意図的かつ無許可で違法に使用」したとして訴訟を提起した。ナイキによると、訴えた人物の多くが中国やマレーシアなど、米国外に在住もしくは運営拠点を置いているという。

訴状によると、過去12カ月間で米国の消費者に対して「ナイキ」または「コンバース」の模倣品を宣伝または販売していた98のウェブサイトと267のソーシャルメディアアカウントを特定したと主張。ナイキの調査員がこれらのサイトから製品を購入し、それらが偽物であることを確認したという。侵害された商標の例として、「ナイキ」の“スウッシュ”や「コンバース」の“チャックテイラー”に使用される“オールスター”ロゴなどが含まる。

この訴訟は、スニーカーブランドやマーケットプレイスが模倣品の増加傾向を受けてとっている対応策の一例だ。スニーカーやストリートウエアのリセールマーケットプレイス「ストックX(STOCK X)」が出した「ブランドプロテクション&カスタマートラスト報告書」によると、2016年のサービス開始以来、専門家が5500万点以上の商品を検証し、6億ドル(約942億円)以上に相当する要件を満たさない商品を排除。排除した商品のうちの13%(8000万ドル、約125億円相当)は偽物と疑われたスニーカーだったという。

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「スック」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催 新2色チークの刻印サービスを初実施

「スック(SUQQU)」は7月31日〜8月6日、伊勢丹新宿本店で2024年秋コレクションのポップアップイベントを開催する。ブランド初となるチークへの刻印サービスを実施するほか、9月に発売する新商品の先行販売などを行う。

同イベントの目玉は、新商品のチーク“ブラーリング カラー ブラッシュ”(全7種うち限定1色、各6600円)を購入すると実施できる刻印サービスだ。名前やメッセージを刻み、自分だけのオリジナルチークが完成する。また、9月に発売するアイブロウコレクションの一部先行販売や、ブランド最高峰の化粧下地“ザ プライマー”[SPF15・PA+](30g、1万1000円)の先行サンプリング、事前予約制のメイクレッスンなども用意。さらに、1万9800円以上の購入者には、数量限定でオリジナルの吾妻袋(あずまぶくろ)を贈呈する。

■スック 2024 秋 カラーコレクション ポップアップイベント
日程:7月31日~8月6日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 化粧品/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「スック」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催 新2色チークの刻印サービスを初実施

「スック(SUQQU)」は7月31日〜8月6日、伊勢丹新宿本店で2024年秋コレクションのポップアップイベントを開催する。ブランド初となるチークへの刻印サービスを実施するほか、9月に発売する新商品の先行販売などを行う。

同イベントの目玉は、新商品のチーク“ブラーリング カラー ブラッシュ”(全7種うち限定1色、各6600円)を購入すると実施できる刻印サービスだ。名前やメッセージを刻み、自分だけのオリジナルチークが完成する。また、9月に発売するアイブロウコレクションの一部先行販売や、ブランド最高峰の化粧下地“ザ プライマー”[SPF15・PA+](30g、1万1000円)の先行サンプリング、事前予約制のメイクレッスンなども用意。さらに、1万9800円以上の購入者には、数量限定でオリジナルの吾妻袋(あずまぶくろ)を贈呈する。

■スック 2024 秋 カラーコレクション ポップアップイベント
日程:7月31日~8月6日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 化粧品/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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【早割受付中】接客の心構えからビジネス拡張のヒントまで 盛り上がる富裕層ビジネスの捉え方&取り組み方を学ぶ

まだまだ増える!?
富裕層との出会い方、出迎え方、そして、もてなし方を学ぶ

二極化が進む日本では、「次世代富裕層」や「若年富裕層」と呼ばれる消費者が増加しています。彼らの獲得に成功している百貨店やラグジュアリー・ブランドは、インバウンド消費も重なり、過去最高の売上高を記録。日本のアパレルブランドも、「次世代富裕層」の日常服や、彼らに次ぐアッパーミドルを捉えようとする上質なモノ作りを志向しています。そこで「WWDJAPAN」は、先行企業と共に「次世代富裕層」との出会い方、出迎え方、そして「おもてなし」の方法までを考えるセミナーを開催します。「次世代富裕層」は、どんな価値観を持っているのか?だからこそ、接客はどうすべきなのか?などを考えながら、「次世代富裕層」とのエンゲージメントを高めることで新たなビジネスを創造するヒントを探ります。

このような人におすすめ

・今、「次世代富裕層」と関わっているVIP・VICカスタマー担当者
・これから「次世代富裕層」を出迎えたいと考えている小売店責任者
・「次世代富裕層」やアッパーミドルに向けたモノ作りを進めている企画担当者
・ファッション業界らしい「次世代富裕層」ビジネスの拡張法を知りたい異業種の皆さん

 

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください。
早割クーポンコード【V2HGXLT8】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください。

 


プログラム

【Session#1】11:00~11:20(20分)

ファッション&ビューティ業界が定義する
「次世代富裕層」と最新ビジネス動向

最初のパートでは、「次世代富裕層」の獲得にいち早く成功した、ラグジュアリー・ブランドと百貨店を取材する「WWDJAPAN」の担当記者が登壇し、「そもそも業界は、次世代富裕層をどんな人たちと捉えているのか?」「彼らは、昔の世代とどう違うのか?」「だからこそ、どんな接客を望んでいるのか?」「ブランドは、何を、どうアピールすることで彼らの支持を得ているのか?」などをおさらいします。また、国内アパレルやビューティ企業など、百貨店やラグジュアリー・ブランドに続いて次世代富裕層の開拓を目指す企業の動向もお伝えします。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
スピーカー:林 芳樹/WWDJAPANビジネスデスク
【Session#2】11:20~12:00(40分)

売上高1000億円突破の松屋に聞く、国内外の次世代富裕層の姿

セッション2では、国内外の「次世代富裕層」の獲得に成功している松屋銀座本店の服部延弘副店長にご登壇いただきます。昨年度、史上初めて売上高が1000億円を突破した松屋銀座本店は、上顧客向けイベントの「松美会」を筆頭に、宝飾・時計売り場の増床、高級冷食など、さまざまな「次世代富裕層」戦略に挑戦。今後はDXを通して、リアルのみならずデジタルでも「次世代富裕層」とのコミュニケーションを深めます。また、店内にイスラム教徒向けの礼拝室を設置するなど、「次世代富裕層」戦略を海外顧客にも広げようとしています。服部副店長には、来店する顧客の特徴から、出迎え方、そして、各店への接客におけるマインドセットの啓蒙や成功体験の共有などを伺います。

ゲストスピーカー:服部 延弘/株式会社松屋 銀座本店 副店長 兼 マーケティング担当
PROFILE:(はっとり・のぶひろ)1993年4月入社。紳士部門の営業、MD、販売促進等を経て2024年3月、新設されたマーケティング部門を統括する担当副店長に就任。傘下に顧客戦略部と外商部を配置し顧客基盤の拡大と深耕を一層推進し、CRM(顧客関係管理)の強化を図る。
スピーカー:林 芳樹/WWDJAPANビジネスデスク
【Session#3】12:00~12:40(40分)

「次世代富裕層」と経済圏を築いた「レオン」に学ぶビジネス拡張術

セッション3では、「次世代富裕層」も数多い読者との接点を増やし、「レオン経済圏」とも呼べる独自のマーケットを築いた「レオン」の石井洋編集長と同編集部メディアビジネスチームのメンバーにお話を伺います。「ラグジュアリーな世界観の中に、エンターテインメントと『モテたい』という本音を持ち込んで、楽しんでいただく」という「レオン経済圏」とは、どのような人たちで構成されているのでしょう?また、ECの「買えるレオン」を皮切りに、会員コミュニティーの「クラブ レオン」、そしてシンボリックなイベントまで、「レオン」らしく「次世代富裕層」ビジネスをどのように拡張しているのか?を伺います。

ゲストスピーカー:石井 洋/LEON/LEON.JP 編集長 
PROFILE:(いしい・ひろし)1974年、福島県生まれ。フリーランスのエディター兼ライターとして多岐に渡り活躍後、2001年「レオン」に参画。現在は「レオン」及びオフィシャルウェブサイト「LEON.JP」の編集長を兼任し、オフィシャルECサイト「買えるLEON」、SNSアカウント、LEON初の会員コミュニティー「Club LEON」といったアカウントを統括する
ゲストスピーカー:LEON編集部メディアビジネスチームより2名 
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

【Extra】12:45 ~13:30 (45分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 


インフォメーション

日時

2024年8月20日(火)11:00〜13:30
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※会場とオンラインの同時開催となります。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。
※オンライン受講の視聴用URLは、受講前日と当日に、お申し込み時に入力いただいたメールアドレスにお送りします。入力にお間違いがないようご注意ください。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※オンライン受講はOneStreamでの配信を予定しています。視聴環境をご確認ください。

会場

渋谷キャスト スペース
東京都渋谷区渋谷1-23-21

募集人数

会場:先着50名
オンライン:100名

募集期間

7/24(水)〜8/19(月)12:00まで
【早割10%OFFキャンペーン】
7/31(水)までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:V2HGXLT8

受講料金

一般価格:16,500円14,850円早割10%OFF
スタンダードプラン:
11,550円 30%OFF
ライトプラン:14,850円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください。
早割クーポンコード【V2HGXLT8】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください。

複数人分を購入希望の方はこちら

 

特典

7月22日発行「“個”が主役の百貨店特集2024

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

当日、会場、オンラインともに受講できない方は、アーカイブ受講もご用意しております。

ご契約いただくと、全社員が「WWDJAPAN」のセミナーを受講できる法人プラン。

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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【早割受付中】接客の心構えからビジネス拡張のヒントまで 盛り上がる富裕層ビジネスの捉え方&取り組み方を学ぶ

まだまだ増える!?
富裕層との出会い方、出迎え方、そして、もてなし方を学ぶ

二極化が進む日本では、「次世代富裕層」や「若年富裕層」と呼ばれる消費者が増加しています。彼らの獲得に成功している百貨店やラグジュアリー・ブランドは、インバウンド消費も重なり、過去最高の売上高を記録。日本のアパレルブランドも、「次世代富裕層」の日常服や、彼らに次ぐアッパーミドルを捉えようとする上質なモノ作りを志向しています。そこで「WWDJAPAN」は、先行企業と共に「次世代富裕層」との出会い方、出迎え方、そして「おもてなし」の方法までを考えるセミナーを開催します。「次世代富裕層」は、どんな価値観を持っているのか?だからこそ、接客はどうすべきなのか?などを考えながら、「次世代富裕層」とのエンゲージメントを高めることで新たなビジネスを創造するヒントを探ります。

このような人におすすめ

・今、「次世代富裕層」と関わっているVIP・VICカスタマー担当者
・これから「次世代富裕層」を出迎えたいと考えている小売店責任者
・「次世代富裕層」やアッパーミドルに向けたモノ作りを進めている企画担当者
・ファッション業界らしい「次世代富裕層」ビジネスの拡張法を知りたい異業種の皆さん

 

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プログラム

【Session#1】11:00~11:20(20分)

ファッション&ビューティ業界が定義する
「次世代富裕層」と最新ビジネス動向

最初のパートでは、「次世代富裕層」の獲得にいち早く成功した、ラグジュアリー・ブランドと百貨店を取材する「WWDJAPAN」の担当記者が登壇し、「そもそも業界は、次世代富裕層をどんな人たちと捉えているのか?」「彼らは、昔の世代とどう違うのか?」「だからこそ、どんな接客を望んでいるのか?」「ブランドは、何を、どうアピールすることで彼らの支持を得ているのか?」などをおさらいします。また、国内アパレルやビューティ企業など、百貨店やラグジュアリー・ブランドに続いて次世代富裕層の開拓を目指す企業の動向もお伝えします。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
スピーカー:林 芳樹/WWDJAPANビジネスデスク
【Session#2】11:20~12:00(40分)

売上高1000億円突破の松屋に聞く、国内外の次世代富裕層の姿

セッション2では、国内外の「次世代富裕層」の獲得に成功している松屋銀座本店の服部延弘副店長にご登壇いただきます。昨年度、史上初めて売上高が1000億円を突破した松屋銀座本店は、上顧客向けイベントの「松美会」を筆頭に、宝飾・時計売り場の増床、高級冷食など、さまざまな「次世代富裕層」戦略に挑戦。今後はDXを通して、リアルのみならずデジタルでも「次世代富裕層」とのコミュニケーションを深めます。また、店内にイスラム教徒向けの礼拝室を設置するなど、「次世代富裕層」戦略を海外顧客にも広げようとしています。服部副店長には、来店する顧客の特徴から、出迎え方、そして、各店への接客におけるマインドセットの啓蒙や成功体験の共有などを伺います。

ゲストスピーカー:服部 延弘/株式会社松屋 銀座本店 副店長 兼 マーケティング担当
PROFILE:(はっとり・のぶひろ)1993年4月入社。紳士部門の営業、MD、販売促進等を経て2024年3月、新設されたマーケティング部門を統括する担当副店長に就任。傘下に顧客戦略部と外商部を配置し顧客基盤の拡大と深耕を一層推進し、CRM(顧客関係管理)の強化を図る。
スピーカー:林 芳樹/WWDJAPANビジネスデスク
【Session#3】12:00~12:40(40分)

「次世代富裕層」と経済圏を築いた「レオン」に学ぶビジネス拡張術

セッション3では、「次世代富裕層」も数多い読者との接点を増やし、「レオン経済圏」とも呼べる独自のマーケットを築いた「レオン」の石井洋編集長と同編集部メディアビジネスチームのメンバーにお話を伺います。「ラグジュアリーな世界観の中に、エンターテインメントと『モテたい』という本音を持ち込んで、楽しんでいただく」という「レオン経済圏」とは、どのような人たちで構成されているのでしょう?また、ECの「買えるレオン」を皮切りに、会員コミュニティーの「クラブ レオン」、そしてシンボリックなイベントまで、「レオン」らしく「次世代富裕層」ビジネスをどのように拡張しているのか?を伺います。

ゲストスピーカー:石井 洋/LEON/LEON.JP 編集長 
PROFILE:(いしい・ひろし)1974年、福島県生まれ。フリーランスのエディター兼ライターとして多岐に渡り活躍後、2001年「レオン」に参画。現在は「レオン」及びオフィシャルウェブサイト「LEON.JP」の編集長を兼任し、オフィシャルECサイト「買えるLEON」、SNSアカウント、LEON初の会員コミュニティー「Club LEON」といったアカウントを統括する
ゲストスピーカー:LEON編集部メディアビジネスチームより2名 
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

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ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 


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日時

2024年8月20日(火)11:00〜13:30
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※会場とオンラインの同時開催となります。
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※オンライン受講はOneStreamでの配信を予定しています。視聴環境をご確認ください。

会場

渋谷キャスト スペース
東京都渋谷区渋谷1-23-21

募集人数

会場:先着50名
オンライン:100名

募集期間

7/24(水)〜8/19(月)12:00まで
【早割10%OFFキャンペーン】
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受講料金

一般価格:16,500円14,850円早割10%OFF
スタンダードプラン:
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特典

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注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
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とんだ林蘭が「シングス ザット マター」とコラボしたコレクション 代官山でポップアップも

「シングス ザット マター(THINGS THAT MATTER)」はアーティストのとんだ林蘭とコラボしたコレクションを発表した。7月26〜29日に代官山のカーブストア(CARV STORE)でポップアップも開催する。

「シングス ザット マター」の遊び心溢れる、エッジを利かせたバランスの良いファッションととんだ林蘭が得意とするポップでかわいいビジュアル、どこか毒っ気を感じさせる両者の感覚が合ったことで今回のコラボが実現。とんだ林蘭がメキシコで旅をした際の記憶をモチーフにしたグラフィックを、アイテムに落とし込んだ。世界観あふれるビジュアルはとんだ林蘭本人が撮影を担当した。

コレクションビジュアル

光沢のあるサテンのジャージの“レース ビスチェ”(3万1900円)や“レース ブラウス”(3万4100円)、“レース パンツ”(3万5200円)は8月19日までの受注生産販売。ほかにとんだ林蘭が手掛けた手書きのロゴのハートがポイントの“ハート クロップド Tシャツ“(1万4300円)や“ハート Tシャツ”(1万2100円)、“トート バッグ”(1100円)、はっ水加工の“スカーフ”(8800円)を用意する。アクセサリーはチャームが取り外せるクリア素材の“モバイル ハンド チャーム”(7700円)や“モバイル チャーム”(8800円)、同じデザインでシルバー素材の“モバイル ハンド チャーム”(8800円)や“モバイル チャーム”(9900円)をラインアップする。

実際にコラボアイテムを見られるポップアップではコラボアイテム以外にも「シングス ザット マター」の新作アイテムや雑貨を販売。購入した人にオリジナルのグラフィックを施したモバイルアクセサリーのフォンタブを数量限定でプレゼントする。

ポップアップイベント詳細

◼︎ポップアップイベント イン カーブ ストア

日程:7月26〜29日
時間:12:00〜19:00
場所:カーブ ストア
住所:東京都渋谷区猿楽町10-8

アイテム詳細

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【スナップ】「マックス アンド コー」のポップアップにマギー、西内まりや、古畑星夏が来場

「マックス アンド コー(MAX&CO.)」は7月19〜21日、渋谷パルコでポップアップイベントを開催し、会場にはマギー、西内まりや、古畑星夏が来場した。

同イベントは“アンド コラボレーション(&CO.LLABORATION)”シリーズの“ブラ ブラ ブラ(BLA BLA BLA)”コレクションの発売を記念したもの。ゲストらは、新進気鋭のアーティスト、ピエトロ・テルツィーニ(Pietro Terzini)が掲げる“着用できるミーム”がテーマのワードローブをまとい、フォトブースなど、アイロニーとユーモアに満ちたコレクションの陽気なスピリットを楽しんだ。

“ブラ ブラ ブラ”コレクション は、“Out of Office”(オフィス不在)、“Brr So Windy”(ブルブルッ、風が強い)、“Don’t Be Squared”(堅苦しいことは言うな)など皮肉とウィットに富んだ文言を手書き風にデザインしたブレザーやカーディガン、トートバッグなどをラインアップする。また、コレクション初のインテリアアイテムとなるフラワーベースやブランケットもそろえる。「マックス アンド コー」店舗と公式オンラインストアで取扱中だ。

来場者スナップ一覧

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「マーク ジェイコブス」三越銀座店で先行発売のポップアップ バッグに愛犬を描くイベントも実施

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は7月31日〜8月6日の期間、三越銀座店本館3階で、“フォール 2024 ポップアップ ショップ”をオープンする。またバッグに愛犬の似顔絵を描くイベント“ペット ポートレート(PET PORTRAIT)”第3弾も実施する。

テーマは“パーティー アニマル”
多数アイテムを先行発売

同ポップアップは、「マーク ジェイコブス」2024-25年秋コレクションのテーマ“パーティー アニマル”から、1980年代のパンクやグラムスタイルを思わせるバッグをはじめ、「マーク ジェイコブス」2015年リゾートコレクションのシューズ“マウス フラット”に着想を得た“キャット バレリーナ”などをラインアップ。多数のアイテムを先行発売する。

バッグに愛犬の似顔絵
イベント“ペット ポートレート”

イベント“ペット ポートレート”は、バッグ“ザ レザー トート バッグ”のミディアムサイズとラージサイズの購入者を対象とし、愛犬の写真をもとに似顔絵をバッグに描く。8月2日にイラストレーターの星陽子が来場するほか、4日までの期間、店頭にて写真での受注も受付け、枠が埋まり次第終了する。ペイント料金は無料。詳細は公式サイトに記載する。

■“フォール 2024 ポップアップ ショップ”
日程:7月31日〜8月6日(ライブペイントは8月2日)
場所:「マーク ジェイコブス」三越銀座店
住所:東京都中央区銀座4-6-16 3階

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「マーク ジェイコブス」三越銀座店で先行発売のポップアップ バッグに愛犬を描くイベントも実施

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は7月31日〜8月6日の期間、三越銀座店本館3階で、“フォール 2024 ポップアップ ショップ”をオープンする。またバッグに愛犬の似顔絵を描くイベント“ペット ポートレート(PET PORTRAIT)”第3弾も実施する。

テーマは“パーティー アニマル”
多数アイテムを先行発売

同ポップアップは、「マーク ジェイコブス」2024-25年秋コレクションのテーマ“パーティー アニマル”から、1980年代のパンクやグラムスタイルを思わせるバッグをはじめ、「マーク ジェイコブス」2015年リゾートコレクションのシューズ“マウス フラット”に着想を得た“キャット バレリーナ”などをラインアップ。多数のアイテムを先行発売する。

バッグに愛犬の似顔絵
イベント“ペット ポートレート”

イベント“ペット ポートレート”は、バッグ“ザ レザー トート バッグ”のミディアムサイズとラージサイズの購入者を対象とし、愛犬の写真をもとに似顔絵をバッグに描く。8月2日にイラストレーターの星陽子が来場するほか、4日までの期間、店頭にて写真での受注も受付け、枠が埋まり次第終了する。ペイント料金は無料。詳細は公式サイトに記載する。

■“フォール 2024 ポップアップ ショップ”
日程:7月31日〜8月6日(ライブペイントは8月2日)
場所:「マーク ジェイコブス」三越銀座店
住所:東京都中央区銀座4-6-16 3階

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「ハップアール」からつるんと透明感のある素肌に導く“微つぶ”洗顔パウダー

美白高機能歯みがき剤「アパガード(APAGARD)」を手掛けるサンギは7月25日、スキンケアブランド「ハップアール(HAP+R)」から毛穴汚れにアプローチする洗顔パウダー“パウダーウォッシュ”(50g、2420円)を発売する。サンギ公式ECで取り扱う。

きめ細やかな泡につぶつぶ感をほんのりと感じる“微つぶ”な使い心地が特徴で、つるんと透明感のある素肌に導く。ブランド独自成分のスキンケア用アパタイト「アパリン」と、洗浄成分2種が酸化した皮脂や余分な皮脂、古い角質など毛穴汚れの原因を吸着。毛穴の黒ずみやざらつき、べたつきが気になる肌にアプローチする。

なお、同日からモデル・俳優のモトーラ世理奈を起用したウェブCMを公開するほか、サンプリングキャンペーンを実施。抽選で1万人に“パウダーウォッシュ”(1回分0.5g)のサンプルと、モトーラ世理奈の撮り下ろしカットが掲載されたオリジナルリーフレットをプレゼントする。

「ハップアール」は、2018年誕生のスキンケアブランド。“すっぴんは、愛しいのだ。”をコンセプトに掲げる。リン酸カルシウムの一種で歯と骨の主成分である「ハイドロキシアパタイト」をスキンケア用に応用した「アパリン」を全商品に配合。酸化した皮脂や古い角質を狙って落とす“選択吸着機能”が特徴の洗顔やクレンジングを展開している。22年に、アパリンをスクラブ粒子化して配合した“超つぶつぶ”の“フェイススクラブ”を発売。肌のざらつきがケアでき、メイクのノリが良くなるアイテムとして人気を評している。24年、ブランドのイメージキャラクターにモトーラ世理奈を起用した。

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君島十和子のメイクブランド「TWC」誕生 欧米市場進出も視野に

元女優で美容家の君島十和子が監修する化粧品を扱うFTCは9月2日、コスメブランド「FTC」誕生20周年を迎え、グローバル展開を視野に入れたメイクアップブランド「TWK」(全3品、5830〜6380円)を立ち上げる。表参道の直営店と公式ECサイトで販売し、2025年をめどに欧米進出を視野に入れる。

君島十和子FTCクリエイティブディレクターは「ブランドを20年間手がける中で、SNSによる情報の激化、流通の進化、消費行動の活発化など化粧品業界も大きく変化した。その中で一筋の光になったのは海外のお客さまとの出会い。『FTC』の商品や感性をストレートに受け止め、高く評価してくれた」という。「FTC」はスキンケアアイテムを中心に展開することから、「世代や国境を超えたポジティブな美しさを楽しんでもらえるメイクブランド『TWK』を開発した」。

スタート時はマスカラとマスカラベース、下地の3品を展開する。マスカラ“シン ピュアブラック マスカラ”(5940円)は、「FTC」で21年に誕生し120万本以上販売するカールアップ&カールキープ力が長時間続くマスカラ“ザ・トワコイズム マスカラ カール パーフェクション”のノウハウを投入。海外市場を見据えてカーボンフリー処方を採用しながら、艶と深みのある黒色を実現した。ナチュラルフラーレンやスイゼンジノリなど10種類の植物由来成分の配合や、カーボンブラックやパラペン、アルコールなど12種類のフリー処方など、肌へのやさしさも追求した。

“シン マスカラベース”(5830円)は、植物性ワックスと天然シアバターで軽量、速乾を実現。月桃葉エキスやウメ果実エキスなど6種類の植物由来成分、マスカラ同様に12種類のフリー処方を採用する。ビーガン処方でもある。“フューチャースキンベース クリスタリュクス”SPF50・PA++++(6380円)は、3種類のパウダーをブレンドした光セレクトヴェール処方を採用した下地。毛穴やしみ、シワなどエイジングサインをケアする。ナチュラルフラーレンやゴールデンシルクエキスなどスキンケア成分もふんだんに配合した。

今後は、25年までにアイゾーンアイテムを中心に10商品程度投入する。「まずは国内のお客さまにアプローチし、新客を取り込みたい。その後、ヨーロッパでの展開を視野に入れる」(君島明FTC社長)と意欲を燃やす。

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