今回は、8月17日の国内最大級の都市型フェス「サマーソニック 2024(SUMMER SONIC 2024)」で、来場者をスナップした。
この日の東京会場は台風一過ということもあり、終日日差しが強く、気温は37度まで上がった。
来場者に暑さ対策のアイテムや、フェスファッションのポイントなどを聞いた。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
今回は、8月17日の国内最大級の都市型フェス「サマーソニック 2024(SUMMER SONIC 2024)」で、来場者をスナップした。
この日の東京会場は台風一過ということもあり、終日日差しが強く、気温は37度まで上がった。
来場者に暑さ対策のアイテムや、フェスファッションのポイントなどを聞いた。
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1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、8月22日(木)〜8月28日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。
小嶋陽菜が代表を務めるハートリレーションのランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」は穿くだけでスタイルアップがかなう“パーフェクト ヒップ ガードル”(6500円)を発売する。9月4日からジェイアール名古屋タカシマヤで開催するポップアップストアで先行販売を行い、13日から公式オンラインストアで販売する。
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「デサント(DESCENTE)」は9月5日10時に、アドバイザリー契約を結ぶ、プロバレーボール選手の⽯川祐希とコラボしたアイテムを発売する。デサントストア オンラインでのみ取り扱う。
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アシックスが、神戸のアシックス本社、東京のアシックスジャパン本社、兵庫・尼崎のアシックスジャパン関西オフィスの3つを全て移転する。「さらなる飛躍を求め、新たなオフィス戦略のもと、“コミュニケーション”を介したイノベーション創出“を掲げてオープンでインクルーシブな企業を目指す」(発表資料から)。
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「コスメデコルテ(DECORTE)」は12月1日、アートディレクターのマルセル・ワンダース(Marcel Wanders)が手掛ける毎年恒例のフェイスパウダー“マルセル ワンダース コレクション コスメデコルテ フェイスパウダー XIV”(2万7500円)を数量限定で発売する。8月27日から店頭で、11月1日からは公式オンラインサイトで予約受け付けを開始する。
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1960年代の日本にアイビールックを流行させたヴァン・ジャケットは、70年代半ばに失速する。高度経済成長を経て国際化の機運が高まる時代に、代わってメンズスタイルのお手本として君臨したアイコンが、アラン・ドロンだった。
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「セザンヌ(CEZANNE)」は、唇の形を自在にデザインできる“影色リップメイカー”(全2色、各660円)や、柔らかな桃肌に仕上げる“シームレスカバーパウダー”(968円)、とろける使用感の“うるオフクレンジングバーム”(1089円)の3アイテムを8月26日から順次発売する。
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テレビプロデューサー佐久間宣行の新刊「ごきげんになる技術 キャリアも人間関係も好転する、ブレないメンタルの整え方」(集英社)には、仕事や人間関係の悩みにどう向き合えばよいのか、その対処法がロジカルかつ親身に書かれている。前職テレビ東京の社員時代には「毎日のように相談をうけていた」という佐久間は、多忙を極めるテレビ業界に身を置きながら、いかにして心身の健康を保つことができたのか。また、佐久間自身の仕事論についても掘り下げる。
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「リーバイス(LEVI’S)」は初となるバンドTコレクションを発表し、その第1弾としてイギリスのロックバンド、オアシス(Oasis)とのコラボTシャツを8月27日に発売する。一部の「リーバイス」ストアと公式オンラインストアで取り扱う。
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「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、9月6日にフルリニューアルして発売する“リップ カラー”(全15色、うち新6色、各8250円)のキャンペーンに、俳優のアンジェリーナ・ジョリーを起用した。キャンペーン画像と動画は9月3日に公開される。
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「ギャップ(GAP)」は、世界的なレジェンドアーティストたちとのコラボレーションTシャツ第3弾を8月27日に発売する。アイテムは全国の「ギャップ」ストアや公式オンラインストアで販売する。
> 記事の続きはこちらThe post 1位は、小嶋陽菜の「ロジア バイ ハーリップトゥ」からガードルが登場 名古屋でポップアップも|週間アクセスランキング TOP10(8月22〜28日) appeared first on WWDJAPAN.

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、8月22日(木)〜8月28日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。
小嶋陽菜が代表を務めるハートリレーションのランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」は穿くだけでスタイルアップがかなう“パーフェクト ヒップ ガードル”(6500円)を発売する。9月4日からジェイアール名古屋タカシマヤで開催するポップアップストアで先行販売を行い、13日から公式オンラインストアで販売する。
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「デサント(DESCENTE)」は9月5日10時に、アドバイザリー契約を結ぶ、プロバレーボール選手の⽯川祐希とコラボしたアイテムを発売する。デサントストア オンラインでのみ取り扱う。
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アシックスが、神戸のアシックス本社、東京のアシックスジャパン本社、兵庫・尼崎のアシックスジャパン関西オフィスの3つを全て移転する。「さらなる飛躍を求め、新たなオフィス戦略のもと、“コミュニケーション”を介したイノベーション創出“を掲げてオープンでインクルーシブな企業を目指す」(発表資料から)。
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「コスメデコルテ(DECORTE)」は12月1日、アートディレクターのマルセル・ワンダース(Marcel Wanders)が手掛ける毎年恒例のフェイスパウダー“マルセル ワンダース コレクション コスメデコルテ フェイスパウダー XIV”(2万7500円)を数量限定で発売する。8月27日から店頭で、11月1日からは公式オンラインサイトで予約受け付けを開始する。
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1960年代の日本にアイビールックを流行させたヴァン・ジャケットは、70年代半ばに失速する。高度経済成長を経て国際化の機運が高まる時代に、代わってメンズスタイルのお手本として君臨したアイコンが、アラン・ドロンだった。
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「セザンヌ(CEZANNE)」は、唇の形を自在にデザインできる“影色リップメイカー”(全2色、各660円)や、柔らかな桃肌に仕上げる“シームレスカバーパウダー”(968円)、とろける使用感の“うるオフクレンジングバーム”(1089円)の3アイテムを8月26日から順次発売する。
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テレビプロデューサー佐久間宣行の新刊「ごきげんになる技術 キャリアも人間関係も好転する、ブレないメンタルの整え方」(集英社)には、仕事や人間関係の悩みにどう向き合えばよいのか、その対処法がロジカルかつ親身に書かれている。前職テレビ東京の社員時代には「毎日のように相談をうけていた」という佐久間は、多忙を極めるテレビ業界に身を置きながら、いかにして心身の健康を保つことができたのか。また、佐久間自身の仕事論についても掘り下げる。
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「リーバイス(LEVI’S)」は初となるバンドTコレクションを発表し、その第1弾としてイギリスのロックバンド、オアシス(Oasis)とのコラボTシャツを8月27日に発売する。一部の「リーバイス」ストアと公式オンラインストアで取り扱う。
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「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、9月6日にフルリニューアルして発売する“リップ カラー”(全15色、うち新6色、各8250円)のキャンペーンに、俳優のアンジェリーナ・ジョリーを起用した。キャンペーン画像と動画は9月3日に公開される。
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「ギャップ(GAP)」は、世界的なレジェンドアーティストたちとのコラボレーションTシャツ第3弾を8月27日に発売する。アイテムは全国の「ギャップ」ストアや公式オンラインストアで販売する。
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「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®︎)」(以下、「ベイプ®︎」)は2025年春夏の展示会を東京・千駄ヶ谷にある「ベイプランド(BAPELAND)」で開催した。
「ベイプランド」はかつてデザインスタジオとして使用されていたアトリエで、ノーウェアが所有する貴重なアートコレクションやアーカイブアイテムなどが展示されている場所で、基本的には非公開の場所。今回、普段は入ることができない貴重な「ベイプランド」の様子をお伝えする。
1階の駐車場には、ノーウェアが所有する普段なかなか見ることができない貴重な車が止められている。
入り口には巨大なフューチュラ(FUTURA)の巨大フィギュアが天井から吊るされており、圧倒的な存在感を放っている。
入り口を抜けるとサングラスコレクションと「エイプヘッド」のオブジェ展示されている。
2階の和室では「ベイプ®︎」のハイエンドライン“ベイプブラック(BAPE BLACK)”の25年春夏コレクションの展示が行われている。またもう1つの部屋には、歴代のコラボベアブリックのコレクションが並べられている。
1階から地下1階への階段には、20周年の時にクリエイターがデザインした「エイプヘッド」の作品が展示されている。
地下1階では「ベイプ」の25年春夏コレクションの一部のアイテムと、貴重なアートコレクションやアーカイブアイテムが展示されている。
地下1階から地下2階へと続く階段にもアート作品が展示されている。
地下2階で「ベイプ」の25年春夏コレクションと「ベイプキッズ」やレディースアイテム、スニーカー“ベイプスタ”が展示されている。
The post 「ア ベイシング エイプ®」の秘密基地「ベイプランド」に潜入 25年春夏コレクション展示会レポート appeared first on WWDJAPAN.
「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®︎)」(以下、「ベイプ®︎」)は2025年春夏の展示会を東京・千駄ヶ谷にある「ベイプランド(BAPELAND)」で開催した。
「ベイプランド」はかつてデザインスタジオとして使用されていたアトリエで、ノーウェアが所有する貴重なアートコレクションやアーカイブアイテムなどが展示されている場所で、基本的には非公開の場所。今回、普段は入ることができない貴重な「ベイプランド」の様子をお伝えする。
1階の駐車場には、ノーウェアが所有する普段なかなか見ることができない貴重な車が止められている。
入り口には巨大なフューチュラ(FUTURA)の巨大フィギュアが天井から吊るされており、圧倒的な存在感を放っている。
入り口を抜けるとサングラスコレクションと「エイプヘッド」のオブジェ展示されている。
2階の和室では「ベイプ®︎」のハイエンドライン“ベイプブラック(BAPE BLACK)”の25年春夏コレクションの展示が行われている。またもう1つの部屋には、歴代のコラボベアブリックのコレクションが並べられている。
1階から地下1階への階段には、20周年の時にクリエイターがデザインした「エイプヘッド」の作品が展示されている。
地下1階では「ベイプ」の25年春夏コレクションの一部のアイテムと、貴重なアートコレクションやアーカイブアイテムが展示されている。
地下1階から地下2階へと続く階段にもアート作品が展示されている。
地下2階で「ベイプ」の25年春夏コレクションと「ベイプキッズ」やレディースアイテム、スニーカー“ベイプスタ”が展示されている。
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「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は9月3〜16日の期間、大阪・心斎橋パルコ1階で、“ヘブン ポップアップ ショップ”をオープンする。
同ポップアップでは、“ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)”のデビューシーズンからのアーカイブアイテムをそろえ、Tシャツ(1万450円)などのウエアや、ブレスレット(1万2100円)、ショルダーバッグ(2万8600円)のほか、国内初展開のブーツ(9万4600円)などをラインアップする。
■ヘブン ポップアップ ショップ
日程:9月3日〜16日
場所:心斎橋パルコ 1階 ザ ウィンドウ
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3
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「カナダグース(CANADA GOOSE)」は9月14日、銀座にフラッグシップストアをオープンする。それを記念し、写真家の二階堂ふみによる写真展“フミ ニカイドウ アンド ジ アート オブ クラフトマンシップ(FUMI NIKAIDO AND THE ART OF CRAFTSMANSHIP)”と、ブランドのヘリテージピースを紹介するアーカイブ展を9月14日〜10月10日まで開催する。
新店舗のストアコンセプトは、カナダの大地を感じるような“カナディアン ウォームス(CANADIAN WARMTH)”。店内にはラウンジスペースやバーカウンター、マイナス20度の環境でフィッティングが体験できる“コールドルーム”を完備する。
日本限定カプセルコレクションから、アイコニックな銀座限定カラーの新作アイテムを発売する。ラインアップは、上質なクラフト感のあるダウンアウター3型とTシャツ2型。合わせてウィメンズコレクションから、新色ピンククォーツカラーのベストを先行販売する。
写真展では、二階堂ふみによる「カナダグース」と銀座の職人たちのポートレートを展示する。本イベントのために撮り下ろした写真には、伝統と最先端がひしめきあう銀座という街で、変わりゆくものと変わらないものが美しく共存する様を収めた。被写体は歌舞伎役者の片岡千之助やバー・ルパンのバーテンダー開幾夫、雑誌「銀座百点」編集長の田辺夕子などが務めた。
日程:9月14日〜10月10日
時間:11:00〜19:30
場所:「カナダグース」銀座店
住所:東京都中央区銀座4-2-2
入場料:公式アプリのダウンロードで無料
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レッドカーペットやハリウッド、映画や音楽、ファッションの煌びやかな世界と大自然が共存する大都市ロサンゼルス。世界のエンターテイメントの発信地であるこの地へ、日本からさまざまなクリエイターが移住している。ロサンゼルスに移住して3年、スタイリスト歴23年の水嶋和恵が、ロサンゼルスで活躍する日本人クリエイターに成功の秘訣をインタビュー。多様な生き方を知り、人生やビジネスのヒントを探る。第2回はヘアスタイリストのYuichi Ishidaにロサンゼルスで築いたキャリアやワークライフバランスについて聞く。
水嶋:ヘアスタイリストになった経緯は?
Yuichi:姉が2人いるのですが、物心ついた時から彼女たちの髪をいじっていました。まるで2人の専属ヘアスタイリストのようでしたね。そこから、友達のヘアアレンジも増え、自分の中で当たり前だったヘアスタイリングが今の仕事につながっています。高校を卒業した18歳、専門学校か大学への進学、就職という選択肢の中で「自分は何が一番好きなのだろう」と自問し、当たり前のようにしてきたヘアに関することが好きで、苦にならないことに気づきました。ファッションも好きなので、ヘアとファッションに携わる仕事にひかれました。また、当時憧れていた先輩が美容師になったことにも影響を受けています。それまでは理容院通っていましたが、先輩の勤める美容院に行くとヘアサロンの煌びやかで、華やか、そして洗練された空間に大きく影響を受け、そんな場所で働きたいと思いました。そして美容学校へ入学、卒業をしました。
水嶋:その後、渡米するまでのキャリアは?
Yuichi:まず美容師として働き出した時、交換留学生が来ることがあり、初めて外国人とコミュニケーションをとりました。その際に、日本で教わったスタンダードなヘアスタイルを施すと、「ありがとう」の一言はあるものの、反応がイマイチだったんです。それがずっと引っかかっていて……。それから、海外のヘアスタイルを意識し始めました。海外では一人一人がとても個性的で、その個性が尊重されています。自分に出来ることがもっとあるのではないか?と思い、すぐに行動に起こし、米国にあるヘアサロンに雇って欲しいと片っ端から連絡をしたんです。そしてハワイに渡米することになりました。
水嶋:最初はハワイでキャリアスタートをされたのですね!ロサンゼルスに移住したきっかけは何ですか?
Yuichi:ロサンゼルスを選ぶチャンスがきたからです。ハワイのヘアサロンでサロンワークをしていたのですが、自分が想像していた”海外で働く自分”の像と少し違うと思っていました。日本でヘアスタイリストをしたとしても、ハワイでしていることと同じことが出来ると感じてしまったんです。そんな時、友人から「ロサンゼルスに行ってみたら?」と言われました。23歳の時でした。ロサンゼルスに移住したことがターニングポイントになったと思います。
水嶋:ロサンゼルスでは、具体的にどのような仕事をされていますか?
Yuichi:美容業界でさまざまなことに取り組んでおり、プロダクション(撮影現場)でのヘアスタイリストの仕事、美容室でのサロンワーク、また米国ではメジャーとされる“ハウス・コール”(出張ヘアスタイリスト)の依頼も受けています。ロサンゼルスはエンターテイメントの中心地。エンタメ業界で”ヘア”に関わるサービスが必要な場面で、それをクリエイトすることをしています。
水嶋:今までで特に印象的だった仕事について教えてください。
Yuichi:ローラさんや渡辺直美さん、冨永愛さん、米倉涼子さん、フワちゃん、ローランドさんをはじめ、エンターテイメントの地であるアメリカで活躍する日本人アーティストたちとの仕事には刺激を受けました。また、アーティストで歌手のリアーナ(Rihanna)さん、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)さんとの仕事はとても印象に残っています。彼女達はグローバルでもトップに君臨しているアーティストで、職場の雰囲気も洗練されていて、現場にいる一人一人が皆プロフェッショナル。そんな一流の現場に身を置けて良かったと思いますし、ミュージックビデオの撮影にしろ、雑誌の撮影にしろ、毎回鮮明に印象に残るプロジェクトです。リアーナさんのブランド「フェンティ(FENTY)」のチームとしてビューティやスキン、ヘアの撮影も手掛けています。
水嶋:今のポジションにたどり着くまで、どれくらいの時間がかかりましたか?
Yuichi:1年目からチャンスに恵まれたんです。ロサンゼルスに移住して、最初に働いたヘアサロンの顧客が、リアーナさんの担当メイクアップアーティストだったんです。その方がさまざまなプロジェクトに誘ってくださり、後にリアーナさんとの撮影に呼んでいただき、そのままチームの一員に。人と人との繋がりで今があります。とてもラッキーだったと思います。米国は、結果を出せば認めてもらえるし、受け入れてもらえます。魂で見てくれている。なので、働きがいがあると感じています。リアーナさんと初めて仕事をしたのがロサンゼルスに来てから4年ぐらいの時でした。2年ほどのパンデミックの時期を経て、またご一緒させていただいています。
水嶋:ロサンゼルスでは、どのようなライフスタイルを送っていますか?
Yuichi:チルです(笑)。ロサンゼルスは、天気が良く、自然がたくさんあり、過ごしやすいです。私のパーソナルなライフスタイルは凄くチルですが、対照的にワークスタイルは華やかなところに身を置き、何百人もの人々に会い、スピードが速いと感じています。仕事になるとすごく激しいですね。
水嶋:私も同様に感じています。周りの活躍される方々皆さん、穏やかでチルですが、仕事になるとプロフェッショナル。
Yuichi:チームになった時に一人でも何かがずれると、みんながずれてしまう。トップで活躍する人はそれを知っていて、プロフェッショナルな仕事をするからプレッシャーを感じている。だからその反面、プライベートでは自分の時間を大事にしていると思います。
水嶋:皆さん仕事とプライベートを良いバランスで楽しんでいるんですね!その部分が東京には無いように感じるのですが、どう思われますか?
Yuichi:LAならではかもしれませんね。東京は、仕事が終わった後にリラックス出来る空間を見つけるのが難しいかもしれませんね。カリフォルニアは自然が多いので、仕事が終わった後に、自分のリゾート地に戻れる感覚があります。
水嶋:直近ではどんなプロジェクトを手掛けていますか?
Yuichi:現在商品開発をしています。また、自分のヘアスタジオ「エム・クリエイティブズ(MCREATIVEZ)」をオープンしました。教育の場として、自分の思考を広めていけたらと思っています。フリーランスで活躍してきて、業界トップの方々とご一緒させていただき、もっと彼らと肩を並べられるトップのヘアスタイリスト、アーティストになっていきたいと思っています。
水嶋:ユーイチさんの思う”トップ”とは?
Yuichi:僕が描いているトップには限界がありません。仕事をする時は、プレッシャーがつきものだと思いますが、ある程度こなしてしまうとプレッシャーが無くなってしまい、当たり前になり成長が止まってしまう。常に成長を追い求めています。人とも話しながら自分をリマインディングすることが大事ですね。

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レッドカーペットやハリウッド、映画や音楽、ファッションの煌びやかな世界と大自然が共存する大都市ロサンゼルス。世界のエンターテイメントの発信地であるこの地へ、日本からさまざまなクリエイターが移住している。ロサンゼルスに移住して3年、スタイリスト歴23年の水嶋和恵が、ロサンゼルスで活躍する日本人クリエイターに成功の秘訣をインタビュー。多様な生き方を知り、人生やビジネスのヒントを探る。第2回はヘアスタイリストのYuichi Ishidaにロサンゼルスで築いたキャリアやワークライフバランスについて聞く。
水嶋:ヘアスタイリストになった経緯は?
Yuichi:姉が2人いるのですが、物心ついた時から彼女たちの髪をいじっていました。まるで2人の専属ヘアスタイリストのようでしたね。そこから、友達のヘアアレンジも増え、自分の中で当たり前だったヘアスタイリングが今の仕事につながっています。高校を卒業した18歳、専門学校か大学への進学、就職という選択肢の中で「自分は何が一番好きなのだろう」と自問し、当たり前のようにしてきたヘアに関することが好きで、苦にならないことに気づきました。ファッションも好きなので、ヘアとファッションに携わる仕事にひかれました。また、当時憧れていた先輩が美容師になったことにも影響を受けています。それまでは理容院通っていましたが、先輩の勤める美容院に行くとヘアサロンの煌びやかで、華やか、そして洗練された空間に大きく影響を受け、そんな場所で働きたいと思いました。そして美容学校へ入学、卒業をしました。
水嶋:その後、渡米するまでのキャリアは?
Yuichi:まず美容師として働き出した時、交換留学生が来ることがあり、初めて外国人とコミュニケーションをとりました。その際に、日本で教わったスタンダードなヘアスタイルを施すと、「ありがとう」の一言はあるものの、反応がイマイチだったんです。それがずっと引っかかっていて……。それから、海外のヘアスタイルを意識し始めました。海外では一人一人がとても個性的で、その個性が尊重されています。自分に出来ることがもっとあるのではないか?と思い、すぐに行動に起こし、米国にあるヘアサロンに雇って欲しいと片っ端から連絡をしたんです。そしてハワイに渡米することになりました。
水嶋:最初はハワイでキャリアスタートをされたのですね!ロサンゼルスに移住したきっかけは何ですか?
Yuichi:ロサンゼルスを選ぶチャンスがきたからです。ハワイのヘアサロンでサロンワークをしていたのですが、自分が想像していた”海外で働く自分”の像と少し違うと思っていました。日本でヘアスタイリストをしたとしても、ハワイでしていることと同じことが出来ると感じてしまったんです。そんな時、友人から「ロサンゼルスに行ってみたら?」と言われました。23歳の時でした。ロサンゼルスに移住したことがターニングポイントになったと思います。
水嶋:ロサンゼルスでは、具体的にどのような仕事をされていますか?
Yuichi:美容業界でさまざまなことに取り組んでおり、プロダクション(撮影現場)でのヘアスタイリストの仕事、美容室でのサロンワーク、また米国ではメジャーとされる“ハウス・コール”(出張ヘアスタイリスト)の依頼も受けています。ロサンゼルスはエンターテイメントの中心地。エンタメ業界で”ヘア”に関わるサービスが必要な場面で、それをクリエイトすることをしています。
水嶋:今までで特に印象的だった仕事について教えてください。
Yuichi:ローラさんや渡辺直美さん、冨永愛さん、米倉涼子さん、フワちゃん、ローランドさんをはじめ、エンターテイメントの地であるアメリカで活躍する日本人アーティストたちとの仕事には刺激を受けました。また、アーティストで歌手のリアーナ(Rihanna)さん、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)さんとの仕事はとても印象に残っています。彼女達はグローバルでもトップに君臨しているアーティストで、職場の雰囲気も洗練されていて、現場にいる一人一人が皆プロフェッショナル。そんな一流の現場に身を置けて良かったと思いますし、ミュージックビデオの撮影にしろ、雑誌の撮影にしろ、毎回鮮明に印象に残るプロジェクトです。リアーナさんのブランド「フェンティ(FENTY)」のチームとしてビューティやスキン、ヘアの撮影も手掛けています。
水嶋:今のポジションにたどり着くまで、どれくらいの時間がかかりましたか?
Yuichi:1年目からチャンスに恵まれたんです。ロサンゼルスに移住して、最初に働いたヘアサロンの顧客が、リアーナさんの担当メイクアップアーティストだったんです。その方がさまざまなプロジェクトに誘ってくださり、後にリアーナさんとの撮影に呼んでいただき、そのままチームの一員に。人と人との繋がりで今があります。とてもラッキーだったと思います。米国は、結果を出せば認めてもらえるし、受け入れてもらえます。魂で見てくれている。なので、働きがいがあると感じています。リアーナさんと初めて仕事をしたのがロサンゼルスに来てから4年ぐらいの時でした。2年ほどのパンデミックの時期を経て、またご一緒させていただいています。
水嶋:ロサンゼルスでは、どのようなライフスタイルを送っていますか?
Yuichi:チルです(笑)。ロサンゼルスは、天気が良く、自然がたくさんあり、過ごしやすいです。私のパーソナルなライフスタイルは凄くチルですが、対照的にワークスタイルは華やかなところに身を置き、何百人もの人々に会い、スピードが速いと感じています。仕事になるとすごく激しいですね。
水嶋:私も同様に感じています。周りの活躍される方々皆さん、穏やかでチルですが、仕事になるとプロフェッショナル。
Yuichi:チームになった時に一人でも何かがずれると、みんながずれてしまう。トップで活躍する人はそれを知っていて、プロフェッショナルな仕事をするからプレッシャーを感じている。だからその反面、プライベートでは自分の時間を大事にしていると思います。
水嶋:皆さん仕事とプライベートを良いバランスで楽しんでいるんですね!その部分が東京には無いように感じるのですが、どう思われますか?
Yuichi:LAならではかもしれませんね。東京は、仕事が終わった後にリラックス出来る空間を見つけるのが難しいかもしれませんね。カリフォルニアは自然が多いので、仕事が終わった後に、自分のリゾート地に戻れる感覚があります。
水嶋:直近ではどんなプロジェクトを手掛けていますか?
Yuichi:現在商品開発をしています。また、自分のヘアスタジオ「エム・クリエイティブズ(MCREATIVEZ)」をオープンしました。教育の場として、自分の思考を広めていけたらと思っています。フリーランスで活躍してきて、業界トップの方々とご一緒させていただき、もっと彼らと肩を並べられるトップのヘアスタイリスト、アーティストになっていきたいと思っています。
水嶋:ユーイチさんの思う”トップ”とは?
Yuichi:僕が描いているトップには限界がありません。仕事をする時は、プレッシャーがつきものだと思いますが、ある程度こなしてしまうとプレッシャーが無くなってしまい、当たり前になり成長が止まってしまう。常に成長を追い求めています。人とも話しながら自分をリマインディングすることが大事ですね。

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2025年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークは、日本ブランドなくして語れない。潤沢な予算を持つビッグメゾンと、スポンサー企業のバックアップがある国際的ブランドが公式スケジュールに並ぶ中、インディペンデントな日本人デザイナーによるブランドが、海外のメディア関係者と小売店のバイヤーの両方から高く評価されている。
少し前は“ハイプ(熱狂を誘う一時的な流行り)”という言葉が台頭し、今は“クワイエット・ラグジュアリー”がトレンドを超えて一つの美学として定着しつつある。この潮流に、日本ブランドの上質な生地と仕立て、ディテールにまで配慮された繊細な美意識がうまく合致しているのだろう。円安も後押しして、海外バイヤーにとって日本製品を買い付ける絶好のタイミングでもある。これまでは、ディテールにこだわりすぎて、その良さを伝えきれずに海外で苦戦した日本ブランドも少なくなかった。しかし、ここ数シーズンの日本ブランドのパリメンズでの評価は、トレンドに迎合するのではなく、自身の美学を貫き、真摯にモノづくりと向き合い続けた、過去の積み重ねによる一つの成果である。
また、規模の大小にかかわらず、ビジネスは結局のところ人と人との信頼関係で成り立っていることを考えると、綿密な正確さ、丁寧さ、きめ細やかさが、製品だけなく人間同士のコミュニケーションにも反映され、日本全体への信頼につながっているのだと想像できる。海外在住12年目を迎える筆者は、日常生活でもそれを感じるからだ。プレスやセールス、世界トップクラスの高い技術力を誇る生産者といった、ブランドを携わるすべての人を称えたい。そういった表には見えない人々の支えがあって、日本ブランドがパリという世界の舞台で存在感を示している。特に次世代を担う、中堅ブランドの躍進が目覚ましい。辛口ジャーナリストも褒めちぎる、海外メディアの日本の中堅ブランドへの講評を紹介する。
海外の主要な小売店のバイヤーと影響力のあるジャーナリストは、パリメンズ初日にショーを開催した「オーラリー(AURALEE)」に集結した。昨シーズンからプレゼンテーションの枠からショーへと変更し、知名度を飛躍的に向上させ、海外での日本ブランドの評価を一手に担っている印象だ。同ブランドを今季のベストブランドと評した仏新聞紙「ル・フィガロ(LE FIGARO)」ジャーナリストのマチュー・モルゲ・ズッコーニ(Matthieu Morge Zucconi)は、記事でその魅力について語っている。「ここにはファンタジーや壮大なスペクタクルはなく、ただ服があり、美しく、シンプルで、それゆえに非常に魅力的なのだ。服を着るのが好きな全ての男性の、執念のようなこだわりが詰まっている。パンツの前面にあるフラップ付きのチケットポケット、襟の堅さ、ジャケットの肩の配置、レザーボンバーのパッチポケット、必要以上に伸びたギンガムチェックの袖の端、堅苦しく見えないように少し結び目を解いたネクタイ。同じトーンのカラーやフレッシュバターのイエロー、パッと目を引くカーディナルレッド、地味じゃないスカイブルー、極上のインディゴ。これはファッションではなく、スタイルである。『オーラリー』ほど個性豊かにスタイルを作れる人はいない」。
「ヴォーグ・ランウエイ(VOGUE RUNWAY)」のホセ・クリアレス・ウンズエタ(Jose Criales-Uzueta)は、同ブランド最大の武器である生地に着目した。「岩井デザイナーがすべての生地を自社で生産しているのは有名だ。それが、このブランドがパリで繰り返し話題になる理由の一つである。今季は、最も予想外の繊維を夏用の生地に仕立てるのが挑戦だったという。そして彼は、柔らかくて洗えるカシミアでセーターを作り、薄手の軽量ウールのシャツを作ることに成功した。『オーラリー』を単なるスタイルの良さだけで片付けるのは安易すぎる。服のスタイリングと、ランウエイで披露される絶妙なニュアンスは、間違いなく魅力の一部だが、それを並外れたものにしているのは、服が作られる際の配慮にある」。
米「WWD」のアレックス・ウイン(Alex Wynn)は、「“クワイエット・ラグジュアリー”という形容詞が、岩井デザイナーが手掛ける『オーラリー』以上にふさわしいものはいない」と定義した。辛口ジャーナリストとして有名な「ファッション・ネットワーク(FASHION NETWORK)」のゴッドフリー・ディーニー(Godfrey Deeny)=国際編集長も、「パリでの2回目のショーは、岩井デザイナーの才能を証明するものであり、パリで最もクールなブランドの一つになろうとしている」と賞賛。「エレガント、またはリラックス、実用的またはフォーマル、本質的であると同時に洗練された『オーラリー』の服は、常に適切な場所に適切なタイミングで存在し、シンプルさにおいては完璧なように見える。ランウエイで私たちが見出したのは、日常生活とその美しさへの賛美である」と続けた。「オーラリー」の服は、素朴さの中に趣を感じさせ、風情のある情緒的な美しさが宿る。ファッション業界のトップに君臨し続けるメジャー級の日本ブランドとは異なる、一言では形容しがたい日本人らしい繊細な美意識が海外でも評価されている。注目度が上がればハードルは高くなるが、実績と経験のあるブランドだけに、次シーズンのショーにも期待できそうだ。
個人的に、海外メディアがどのようにリポートしたのか最も気になっていたのが「ダブレット(DOUBLET)」である。“推し活”というサブカルチャーに着想を得たコレクションだが、“推し”の翻訳だけでも難しい。“痛T”の意味、応援団長の変形学ラン、ゲストに配られた「指さして」などと書かれた応援ウチワまで、日本独特の“推し活”アイテムをどのように理解したのか、もしくはされなかったのか、興味があった。結論からいうと、ほとんどは理解されているようだ。ディテールはさておき、重要なのはユーモアとウィットに富んだクリエイションを通して、笑いを生み、幸せな気持ちを共有するという、井野将之デザイナーの意図が伝わっていることだ。
米「WWD」のマイルズ・ソーシャ(Miles Sacha)は、「井野デザイナーは皮肉的なスローガンを巧みに表現する才能がある」と評し、ショー会場周辺に集まるセレブリティーのファンを例に、時代の空気をコレクションに投影させたことを説明した。「レザーパンツとミリタリー風のハンサムなオーバーコートでショーが幕を開け、鋭い観察眼を持つ人々はそれが日本の男性応援団が着ているようなものだと見抜いた」と、長ランの応援団長ルックは理解されているようだ。
一方で、「ハイプビースト(HYPEBEAST)」のアンドレア・サカル(Andrea Sacal)は、「数ルックは謎に満ちている」と綴り、メタリックなポンポンをあしらったウールコートや、刺しゅう入りのチアリーダーのルックには首を傾げた。とはいえ、「遊び心を基本にしたスリル満点のブランド」と表現し、「今季の最終日をアニメにインスパイアされた楽しさ満載のファッション・フェスティバルで締めくくり、私たちを笑顔にしてくれた」と記した。ディーニーは「井野デザイナーは間違いなく独自の視点を持っている。大きなファッションステートメントではないかもしれないが、日本が今やメンズウエアを独占していることを示すグラフィカルなコレクションだった」と綴った。
海外メディアの中で最も正確に、細かくリポートしたのが「ヴォーグ・ランウエイ」のアシュリー・オガワ・クラーク(Ashley Ogawa Clarke)である。同氏は日本拠点なだけに、“推し活”を日本視点で理解しているようだ。痛車を例に挙げつつ“痛バッグ”や“痛ジャケット”を正しく説明し、そしてユーモアの陰に隠れがちな上質なカットやスパイバー(SPIBER)との協業による革新的な生地といった、ものづくりの側面についても触れている。「2018年に日本人デザイナーとして初めて『LVMHプライズ』グランプリを獲得したことから、“ファッション界最高のお笑いタレント”の地位を得た現在に至るまで、彼のサポーターチームとその歩みを支えてくれた人々への、デザイナーからの感謝の気持ちを表したものだった。バックステージでは、業界全体から集まった熱狂的な『ダブレット』のファンがデザイナーを祝福するために集まったほか、彼のショーを初めて見た数人もお祝いした。『ダブレット』のファン層の拡大は急速に続いている」と締めくくった。洋服を通して笑いを届ける井野デザイナーの進化は、まだまだ続きそうだ。
辛口なディーニーが絶賛していたのが森川拓野デザイナーの「ターク(TAAKK)」である。記事は「西洋のテーラリングと日本の威厳、そしてレースやギピュールなど、全く予想外の要素を結びつけた素晴らしいコレクション」という言葉から始まり、多彩な生地と緻密な装飾について賞賛した。続けて今季全体を振り返り、日本デザイナーの影響力について力説する。「『19世紀後半、日本は西洋の影響を強く受けて近代化に向かい、西洋の文化やライフスタイル、価値観を日常生活に取り入れました』と森川デザイナーは主張する。今日のヨーロッパの日本に対する評価は、中国との競争関係に比べてどれほど違うのか。そして、国際的にファッションに与える影響はどれほど違うのか。パリメンズがこれほどまでに異質だったことはめったにないが、最大の影響力を持つのは今や日本人デザイナーたちだ。山本耀司デザイナーや川久保玲デザイナー、渡辺淳弥デザイナー、そして新世代の阿部千登勢デザイナー、高橋盾デザイナー、そして何よりも森川デザイナー」と記した。
今回は紹介しきれなかった「キディル(KIDILL)」「M A S U」「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」「サルバム(SULVAM)」といった中堅ブランドも、パリメンズの公式スケジュールに名を連ね、世界を相手に堂々と戦っている。ショーの合間に、前シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」に参加したベテランジャーナリストのユージーン・ラブキン(Eugene Rabkin)に遭遇し、東コレの感想について聞くと「日本のデザイナーのレベルの高さに感動した」と話してくれた。パリメンズでの日本ブランドの躍進もあり、海外の業界関係者も間違いなく日本人デザイナーに注目している。今回紹介したデザイナーらを好例に、ひたむきにものづくりに取り組むブランドは、発表地がどこであれ、必ず実を結ぶ日が来るはずだ。感性を磨き、視野を広げ、チームと共に切磋琢磨し、デザイナーとして前進できるようエールを送りたい。
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モデルのemmaが文化服装学園時代の同級生スタイリスト・中村璃乃と共に手がけるアパレルブランド「イーアール(ER)」は、ブランド発足から3年目を迎えた。自己資金で会社(SiS)を立ち上げ、商品のデザインから生産管理、PRまでこなす彼女。モデル業の走りを緩めることなく、経営者としてのやりがいと大変さを感じている。
「イーアール」は8月31日と9月1日の2日間、2024年秋冬新作の受注会(一部商品は即売)を都内で初開催する。会場で、emmaにブランドの現在地と今後について話を聞いた。
WWD:ブランドを立ち上げたきっかけについて、改めて聞きたい。
emma:小さい頃からファッションに関わるモノ作りに携わりたいという思いがあり、でも何をしたらいいか分からなくて、とりあえず文化服装学園に入学しました。2年生のときにスカウトされてそのまま(雑誌「ヴィヴィ(VIVI)」専属の)モデルの道に進んだのですが、 学生時代はファッション流通科というファッションビジネスに特化した学科で学び、「自分のブランドを持ちたい」という思いは根っこにずっとありました。‘
「イーアール」の立ち上げを本格的に考え始めたのは、3年半ほど前でしょうか。それまでにモデル業の傍らでアパレルブランドとのコラボなどで服作りに関わらせていただくことはありましたが、それは「いいとこどり」をしているんじゃないかというギモンが、自分の中でずっとあったんです。
どういうことかというと、これは今となってより痛感しますが、服を作って売るまでに、どれだけの人が、どれだけの苦労をしているのかを知ることまで含め、「服を作る」ことなんじゃないかと思うんです。だから最初は誰の力も借りずに、モデル業で貯めてきたお金をはたいて、自己資金で会社を立ち上げようと決めました。
WWD:経営者として苦労することは?
emma:やっぱり数字を扱うことが多いから、お金の計算だけでも初めはすごく苦労しました。ただ、文化(服装学園)のときにパターンやデザイン、色彩など服作りの素地になる知識だけでなく、アパレル業界の専門用語や商習慣についても学んでいたので、商談の理解の助けになったこともありました。学生時代、がんばって勉強していた自分をほめてあげたいです(笑)。
WWD:二足の草鞋を履くのは大変そうだ。
emma:モデルだけしていたときは、一つ一つの仕事を瞬発力でこなしていた感覚があったんです。ただ、経営はいかに継続させるかが大事じゃないですか。当たり前のようですが、モデルの仕事と経営では、仕事への向き合い方もエネルギーの使い方も全然違うんですよね。
「イーアール」の企画が大詰めになってくると、しんどい日もあります。朝からモデルの撮影があって、昼からは商談。合間のメイクをしたり落としたりしていただいている間に、iPadでビジネスメールを打っていることもあります。家に帰ったら新作のデザイン画を引いたり、ブランドのインスタの投稿について考えたり。どっちの仕事にも穴は開けたくないから、もう忙しくてカオス!って感じなんですけど、がんばって乗り切っています(笑)。
WWD:苦労も多い中、原動力は。
emma:根っこでは、私はやっぱりクリエイティブなことがするのが好きだし、「自分の服を作りたい」とずっと思ってきたから、今それを楽しめてやれていることかな。もちろん経営者としてもアパレルデザイナーとしても足りないことはまだまだあるから、そういうことは恥ずかしがらず、どんどん周りに聞いて、頼っていきたいです。芸能の仕事をしながら自分のブランドを持つ人が増えています。そういう人と切磋琢磨し、ときには道標にしていきたい。
WWD:ブランドの今後は。
emma:「イーアール」は、誰かのきっかけを作るブランドでありたいという思いを込めて作りました。私を通じて「イーアール」を知ってくれた人が、ファン同士でつながったり、ファッションの楽しさを知ってくれたり……。ブランドを立ち上げてまだ2年目とよちよち歩きですが、もっともっと輪を広げていきたいと思っています。
▪️ER 24AW COLLECTION 先行受注会&ポップアップストア
日時: 2024年8月31日(金) 、9月1日(月)10:00〜20:00(1日は最終入場19:30)
場所: THE PLUG (東京都渋谷区神宮前6丁目12−9)
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モデルのemmaが文化服装学園時代の同級生スタイリスト・中村璃乃と共に手がけるアパレルブランド「イーアール(ER)」は、ブランド発足から3年目を迎えた。自己資金で会社(SiS)を立ち上げ、商品のデザインから生産管理、PRまでこなす彼女。モデル業の走りを緩めることなく、経営者としてのやりがいと大変さを感じている。
「イーアール」は8月31日と9月1日の2日間、2024年秋冬新作の受注会(一部商品は即売)を都内で初開催する。会場で、emmaにブランドの現在地と今後について話を聞いた。
WWD:ブランドを立ち上げたきっかけについて、改めて聞きたい。
emma:小さい頃からファッションに関わるモノ作りに携わりたいという思いがあり、でも何をしたらいいか分からなくて、とりあえず文化服装学園に入学しました。2年生のときにスカウトされてそのまま(雑誌「ヴィヴィ(VIVI)」専属の)モデルの道に進んだのですが、 学生時代はファッション流通科というファッションビジネスに特化した学科で学び、「自分のブランドを持ちたい」という思いは根っこにずっとありました。‘
「イーアール」の立ち上げを本格的に考え始めたのは、3年半ほど前でしょうか。それまでにモデル業の傍らでアパレルブランドとのコラボなどで服作りに関わらせていただくことはありましたが、それは「いいとこどり」をしているんじゃないかというギモンが、自分の中でずっとあったんです。
どういうことかというと、これは今となってより痛感しますが、服を作って売るまでに、どれだけの人が、どれだけの苦労をしているのかを知ることまで含め、「服を作る」ことなんじゃないかと思うんです。だから最初は誰の力も借りずに、モデル業で貯めてきたお金をはたいて、自己資金で会社を立ち上げようと決めました。
WWD:経営者として苦労することは?
emma:やっぱり数字を扱うことが多いから、お金の計算だけでも初めはすごく苦労しました。ただ、文化(服装学園)のときにパターンやデザイン、色彩など服作りの素地になる知識だけでなく、アパレル業界の専門用語や商習慣についても学んでいたので、商談の理解の助けになったこともありました。学生時代、がんばって勉強していた自分をほめてあげたいです(笑)。
WWD:二足の草鞋を履くのは大変そうだ。
emma:モデルだけしていたときは、一つ一つの仕事を瞬発力でこなしていた感覚があったんです。ただ、経営はいかに継続させるかが大事じゃないですか。当たり前のようですが、モデルの仕事と経営では、仕事への向き合い方もエネルギーの使い方も全然違うんですよね。
「イーアール」の企画が大詰めになってくると、しんどい日もあります。朝からモデルの撮影があって、昼からは商談。合間のメイクをしたり落としたりしていただいている間に、iPadでビジネスメールを打っていることもあります。家に帰ったら新作のデザイン画を引いたり、ブランドのインスタの投稿について考えたり。どっちの仕事にも穴は開けたくないから、もう忙しくてカオス!って感じなんですけど、がんばって乗り切っています(笑)。
WWD:苦労も多い中、原動力は。
emma:根っこでは、私はやっぱりクリエイティブなことがするのが好きだし、「自分の服を作りたい」とずっと思ってきたから、今それを楽しめてやれていることかな。もちろん経営者としてもアパレルデザイナーとしても足りないことはまだまだあるから、そういうことは恥ずかしがらず、どんどん周りに聞いて、頼っていきたいです。芸能の仕事をしながら自分のブランドを持つ人が増えています。そういう人と切磋琢磨し、ときには道標にしていきたい。
WWD:ブランドの今後は。
emma:「イーアール」は、誰かのきっかけを作るブランドでありたいという思いを込めて作りました。私を通じて「イーアール」を知ってくれた人が、ファン同士でつながったり、ファッションの楽しさを知ってくれたり……。ブランドを立ち上げてまだ2年目とよちよち歩きですが、もっともっと輪を広げていきたいと思っています。
▪️ER 24AW COLLECTION 先行受注会&ポップアップストア
日時: 2024年8月31日(金) 、9月1日(月)10:00〜20:00(1日は最終入場19:30)
場所: THE PLUG (東京都渋谷区神宮前6丁目12−9)
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「プーマ(PUMA)」は8月30日、グローバルブランドアンバサダーのBLACKPINKのロゼ(ROSE)を起用した“リライト ザ クラシック(REWRITE THE CLASSICS)”キャンペーンの一環として、新作スニーカー“スピードキャット レザー”(1万4300円)を発売する。さらに、6月に発売した“スピードキャット オージー”(1万4300円)を再販する。プーマストア原宿キャットストリート、公式オンラインストア、公式アプリ、一部取扱い店舗などで販売する。
“スピードキャット オージー”の再販に合わせ公開した新キャンペーンビジュアルには、ソウルのビル群を背景に、クラシックな赤の“スピードキャット オージー”と「プーマ」のレーシングジャケットを着こなしたロゼが登場。彼女のスタイリッシュな姿を通じて、レーシングアイテムを現代のストリートスタイルに昇華した。
“スピードキャット”は、1980〜90年代にかけて F1グランプリのドライバーが履いていたレーシングシューズをベースに誕生したライフスタイルシューズだ。滑らかなラインと空気力学に基づいたデザインは、時代を超えて愛され続けている。
“スピードキャット レザー”は、“スピードキャット”の象徴的なシルエットを保ちつつ、洗練されたデザインが魅力だ。アッパーのホワイトレザーやシューズサイドのラインのアクセントカラー、つま先のプーマキャットの刺しゅうなどがミニマルな魅力を引き立てる。
“スピードキャット オージー”はスエード素材を使用し、つま先に“プーマキャット”の刺しゅうを、シュータンとフォームストリップの上にはゴールドのロゴをあしらった。
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ベア ジャパン(BE-A JAPAN)はフィッツコーポレーションとタッグを組み、経血やおりものなどのデリケート臭を消臭するアロマミスト“ベア アロマシューター”(全2種、各30mL、各2420円)を、12月7日に全国のバラエティショップやドラッグストアなどで発売する。現在、「ベア(BE-A)」、フィッツ、「フェムテック ラボ(FEMTECH LAB)」公式オンラインストアやロフト(LOFT)、「フェムテック ラボ」アトレ恵比寿店などで順次先行販売中だ。

“ベア アロマシューター”はショーツやナプキン等に吹きかけることで、経血臭、おりもの臭、汗臭などを約99%消臭する、デリケート臭ケアに特化したアイテムだ。ミストそのものに香水のような香調を取り入れることで、使うたびに良い香りを感じることができる。
“ベア アロマシューター フォー ピリオド”は生理日の匂いケアに優れた商品。機能性香料“ハーモナージュ香料”が良い香りに変換し、気になる匂いを目立たなくする。“ベア アロマシューター フォー デイリー リフレッシュ”は、おりものや汗臭などの日常の匂いケア用。香水のようにトップ・ミドル・ラストで構成した“ベルガモットグリーン”の香りが、気になる匂いをさりげなく消臭する。
アトレ恵比寿本館に8月29日~9月30日の期間、本商品をテスターとして設置する。場所は、4階女性用お手洗いバビロン側と5階女性用お手洗い靴下屋側だ。
新発売を記念し先着100人限定で、“ベア アロマシューター フォー ピリオド”か“ベア アロマシューター フォー デイリー リフレッシュ”のどちらか1本を、1500円(税込)で提供するSNSキャンペーンを行う。詳細は「ベア」公式オンラインサイトで確認できる。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、バッグの新ライン“ベル エアー(Bel Air)”を発売した。
同ラインは、ロサンゼルス州カリフォルニアにある日差しの強い丘陵地域ベル エアー地区にちなんで名付けられた。フロントにある2本の細いベルトとブランドロゴが刻印された金属製の留め具が特徴のシリーズ。ナチュラルスムースレザーとナッパラムスキンを使用し、表面はマットに仕上げることで素材の上質さをアピールする。
“ベル エアー キャリーオールバッグ”は、切り込みの入った3つのフラップをフロントに採用。フラップは上向きにしてベルトに通したり、広げて見せたりと様々なデザインで使用できる。
また同バッグのキャンペーンとしてブランドアンバサダーのイザベル・ユペール(Isabelle Huppert)、ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)、女優のナオミ・ワッツ(Naomi Watts)が“ベル エアー”バッグを持つビジュアルを公開した。
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「ディオール(DIOR)」は“ディオール プレステージ”シリーズのアイコン美容液“ユイル ド ローズ セラム”のリニューアルを記念し、“ディオール プレステージ ローズ ガーデン”を8月31日〜9月9日の期間、麻布台ヒルズで開催する。オープニングイベントには、中村アン、倉科カナ、山田優らが来場した。
会場には、「ディオール」のスキンケアのために生まれた唯一無二のバラ“グランヴィル ローズ”のパワーを感じることができる“ローズ ディスカバリーエリア”や光に満ちた美しい“ローズ ガーデン”のほか、新美容液をイメージしたフォトスポットやブティックを設置する。会場内の吹き抜けの大階段には、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の幼少期と関係が深い“ディオール ガーデン”を再現した。
さらに、“グランヴィル ローズ”のスキンケア効果を最新研究から紐解くブースも用意。ローズスキン分析に基づくおすすめの“ディオール プレステージ”商品を試すことができるほか、“ローズ バー”では、分析結果に合わせた3種のドリンクを楽しめる。
期間:8月31日〜9月9日
時間:11:00〜20:00(最終入場19:00)
場所:麻布台ヒルズ
住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー 33階、34階
入場:無料(予約制)
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「ブルガリ(BVLGARI)」は、楽器メーカーのフェンダー(FENDER)を代表するギター“ストラトキャスター”の誕生70周年を記念し、同社とコラボした限定ウオッチと、フェンダーのカスタムショップ製エレキギターを発売する。ウオッチは、世界1200本限定で、10月発売予定。そのうち140本を、8月30〜31日の期間、「ブルガリ」公式オンラインで、特別セット(ウオッチ本体、ギターケースを思わせる特注ケース、“ストラトキャスター”の歴史についての冊子)を140点限定で先行発売する。ともに価格は66万円。またギターは、世界70本限定で、旗艦店フェンダー フラッグシップ 東京、正規取扱店のフェンダーカスタムショップ ショーケースディーラーで、すでに受注を開始した。価格は74万8000円。詳細は公式サイトに記載する。
ウオッチ“ブルガリ アルミニウム GMT×フェンダー リミテッド エディション(BVLGARI ALUMINIUM GMT×FENDER LIMITED EDITION)”(66万円)は、“ストラトキャスター”のオリジナルカラーを配色。スイス製の機械式キャリバーを搭載し、チタン製の裏蓋にはダブルネームを配した。ギター“フェンダーカスタムショップ リミテッド エディション ブルガリ ストラトキャスター(FENDER CUSTOM SHOP LIMITED EDITION BVLGARI STRATOCASTER)”(74万8000円)は、1950年代中頃のフェンダー製品を思わせるラッカーフィニッシュや、クォーターソーンメイプルネックなど、“ストラトキャスター”の黄金時代を思わせる仕上がりにまとめた。
ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリ・グループ最高経営責任者(CEO)は本コラボについて、「時計と音楽の愛好家である私たちは、美学を超越した伝統、デザイン、そして革新を称えるコラボレーションを実現するためにフェンダーとタッグを組むのは必然的なことだったと言える。このコラボレーションは2つの象徴的なレガシーの融合だ。ウオッチ“ブルガリ アルミニウム GMT×フェンダー リミテッド エディション”は、精巧にチューニングされたギターのような精密機器だ。ミュージシャンや旅行家のダイナミックなライフスタイルを反映し、タイムゾーンを越えて時間を追跡できる高度なGMT機能を備えている。ブランドのアイコニックなアルミニウムとチタンのケースに収められたこの限定モデルは、時間と音のハーモニーに満ちた旅を象徴している」と語っている。
またジャスティン・ノーヴェル(Justin Norvell)=フェンダー製品開発最高責任者は、「フェンダーの“ストラトキャスター”は、過去70 年にわたり、音楽の進歩と音の探求の最前線に立ち続けており、この記念すべき年を祝うために、それぞれの分野で同様に豊かな歴史を持つブランドと提携したいと考えた。このような思いから、『ブルガリ』とのコラボレーションを発表できることは大変誇りに思う。時計も“ストラトキャスター”も共に素晴らしい仕上がりになっており、両ブランドのファンにご満足いただける作品になっている」と述べた。
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「ブルガリ(BVLGARI)」は、楽器メーカーのフェンダー(FENDER)を代表するギター“ストラトキャスター”の誕生70周年を記念し、同社とコラボした限定ウオッチと、フェンダーのカスタムショップ製エレキギターを発売する。ウオッチは、世界1200本限定で、10月発売予定。そのうち140本を、8月30〜31日の期間、「ブルガリ」公式オンラインで、特別セット(ウオッチ本体、ギターケースを思わせる特注ケース、“ストラトキャスター”の歴史についての冊子)を140点限定で先行発売する。ともに価格は66万円。またギターは、世界70本限定で、旗艦店フェンダー フラッグシップ 東京、正規取扱店のフェンダーカスタムショップ ショーケースディーラーで、すでに受注を開始した。価格は74万8000円。詳細は公式サイトに記載する。
ウオッチ“ブルガリ アルミニウム GMT×フェンダー リミテッド エディション(BVLGARI ALUMINIUM GMT×FENDER LIMITED EDITION)”(66万円)は、“ストラトキャスター”のオリジナルカラーを配色。スイス製の機械式キャリバーを搭載し、チタン製の裏蓋にはダブルネームを配した。ギター“フェンダーカスタムショップ リミテッド エディション ブルガリ ストラトキャスター(FENDER CUSTOM SHOP LIMITED EDITION BVLGARI STRATOCASTER)”(74万8000円)は、1950年代中頃のフェンダー製品を思わせるラッカーフィニッシュや、クォーターソーンメイプルネックなど、“ストラトキャスター”の黄金時代を思わせる仕上がりにまとめた。
ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリ・グループ最高経営責任者(CEO)は本コラボについて、「時計と音楽の愛好家である私たちは、美学を超越した伝統、デザイン、そして革新を称えるコラボレーションを実現するためにフェンダーとタッグを組むのは必然的なことだったと言える。このコラボレーションは2つの象徴的なレガシーの融合だ。ウオッチ“ブルガリ アルミニウム GMT×フェンダー リミテッド エディション”は、精巧にチューニングされたギターのような精密機器だ。ミュージシャンや旅行家のダイナミックなライフスタイルを反映し、タイムゾーンを越えて時間を追跡できる高度なGMT機能を備えている。ブランドのアイコニックなアルミニウムとチタンのケースに収められたこの限定モデルは、時間と音のハーモニーに満ちた旅を象徴している」と語っている。
またジャスティン・ノーヴェル(Justin Norvell)=フェンダー製品開発最高責任者は、「フェンダーの“ストラトキャスター”は、過去70 年にわたり、音楽の進歩と音の探求の最前線に立ち続けており、この記念すべき年を祝うために、それぞれの分野で同様に豊かな歴史を持つブランドと提携したいと考えた。このような思いから、『ブルガリ』とのコラボレーションを発表できることは大変誇りに思う。時計も“ストラトキャスター”も共に素晴らしい仕上がりになっており、両ブランドのファンにご満足いただける作品になっている」と述べた。
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アメリカのシカゴでは近年、新しい世代によるロック・シーンが活気を見せている。10代や20代の若者たちが主催する手作りのショーが盛んに行われ、ZINEやビジュアル・アートなど音楽以外のさまざまなカルチャーを巻き込むかたちでクリエイティブな活動が称揚されている。そのホームグラウンドになっているのが、「Hallogallo」というプロジェクト/コミュニティー。そして、その「Hallogallo」を代表する1組が、今回「フジロック」で初来日を飾った、ボーカリスト/ギタリストのニコ・カペタン(Niko Kapetan)とドラマーのベイリー・ミンゼンバーガー(Bailey Minzenberger)によるデュオ、フリコ(Friko)だ。ニコ・カペタンが語る。「僕たちの周りでは、音楽とアートがお互いに影響し合っていて、みんなフラットにつながっている。シカゴって、そういうコラボレーションが旺盛なところなんだ」。
今年2月にリリースしたデビュー・アルバム「Where we've been, Where we go from here」が多くのメディアで賞賛を得て、また日本でもApple Musicの総合チャートで最高10位を記録するなど、一躍“時のアーティスト”になった感もあるフリコ。今や北米インディー・ロックのブライテスト・ホープとして期待を集める2人に、深い造詣と愛情に満ちた音楽観、シカゴのコミュニティー、そしてファッションやソーイングなど身の回りのアートを通じたDIYの哲学について初来日したタイミングで話を聞いた。
——デビュー・アルバムがリリースされてこの半年間は、目まぐるしい時間の流れだったと思いますが、振り返ってどうですか。
ニコ・カペタン(以下、ニコ):最高だったよ。あっという間に時間が過ぎちゃったけど、いろんなところをツアーして、たくさんライブできたしね。新しい曲もたくさん書くことができた。僕らの音楽をみんながこんなに喜んでくれて、本当にうれしいよ。特に日本は、ずっと来たかった国だったし、「フジロック」で演奏できるなんて夢みたいだよ。
——日本でライブをやるのは特別なことだったんですね。
ニコ:うん、夢がかなったなんてレベルじゃなくて、もはやシュールというか(笑)。だって、まさかこんなことになるとは思ってなかったから。アメリカの中西部を回るんじゃなくて、世界中をツアーすることになるなんてね。だから(明後日の「フジロック」のステージのことで)今から緊張しているんだ(笑)。
——そういえば、最近のライブではザ・キュアーの「In Between Days」のカバーをやってますね。あの曲って、恋人との修羅場を歌ったような曲だけど——。
ニコ:大好きな曲なんだ(笑)。2人とも大好き。たぶん、キュアーで一番好きな曲かもしれない。あの曲って、いつごろの曲なんだろう? そういえば去年、シカゴの「Riot Fest」でキュアーのライブを観たんだ。彼らのサウンドは今でも全然色あせてなくて、とても素晴らしかった。そして、彼らがどれだけたくさんのヒット曲を持ってるかってあらためて気付かされたよ(笑)。スミス VS ザ・キュアー――なんて言ったら怒られるかもしれないけど、僕にとってはキュアーが圧倒的に上なんだ。一日中、彼らの音楽に浸っていたいくらい。心が満たされるというか、キュアーの音楽には僕にとって特別な何かがあるんだ。それに、ロバート・スミスはモリッシーよりずっといい人だと思うし(笑)。
ベイリー・ミンゼンバーガー(以下、ベイリー):私自身は正直、キュアーのことはそんなに詳しくなくて。だから、キュアーのことはほとんどニコに教えてもらったようなもので、彼が勧めてくる曲を聴いていたら全部好きになっちゃった、って感じかな。
——ニコにとって、キュアーの魅力、ロバート・スミスというソングライターの魅力はどんなところですか。
ニコ:どの曲も本当にいい曲だよね。とてもドラマチックで、エモーショナルなメロディーがたまらない。でもそれだけじゃなくて、ロバート・スミスはとても正直な人で、どの曲も自分の言葉で心の奥底から歌っているというのが伝わってくる。それが曲として機能しているというか。彼はとてもユニークな人で、音楽もファッションも全てがクールだった。父が家でよくレコードをかけていて、それで僕も自然とキュアーが好きになったんだと思う。
——カバーといえばもう1曲、エリオット・スミスの「Ballad of Big Nothing」も最近のライブでやられていて。ドラッグを手放せない薬物中毒者の人生を辛らつに綴った曲で、個人的にはジュリアン・ベイカーのカバーも印象深い一曲なんですけど。
ニコ:実は正直いうと、この曲を初めて聴いた時は、歌詞のことは全く気にしてなかったんだ。メロディーに完全にやられてしまって。ただ、あの曲はエリオット・スミスの曲の中で最初に衝撃を受けた曲の1つだった。まさに“凝縮されたポップ・ソング”で、ヴァースとコーラスが繰り返されるシンプルな構成なのに、奥深くて、ものすごい中毒性があった。エリオット・スミスの曲は歌詞が暗いものが多かったけど、この曲をカバーするときは、歌詞のことよりも曲全体の雰囲気を大切にしたいって思ったんだ。
ベイリー:メロディーが素晴らしいよね。本当に美しい曲。それに、この曲をフルバンドで演奏すると、音が立体的に膨らんで、音楽のエネルギーが感じられる。演奏していてとても楽しいんです。
——フリコにとって、エリオット・スミスはキーと言えるアーティストですよね?
ニコ:そう感じてもらえているんだったらうれしいよ。だって僕自身、エリオット・スミスは大好きなアーティストの1人だからね。エリオット・スミスは、ハッピーなサウンドにヘビーな歌詞を乗せるのが得意なアーティストだった。明るい感じの曲調なのに、歌詞が心の奥底をえぐるような感じで。僕はビートルズが大好きだった少年で、でも大人になるにつれてビートルズだけでは物足りなくなり、 もっと心の奥底にある複雑な感情を表現した音楽が欲しくなった。エリオット・スミスは、ビートルズのポップな要素と、自分の内面の闇を融合させたような音楽を作っていて、とてもユニークだったし、そこにすごく惹かれたんだ。
——デビューアルバムについて、リリースから時間がたってみて気付いたことや、理解が深まったようなことはありますか。
ベイリー:実は今、演奏の仕方をあらためて見直しているところで。去年も今年もライブずくめだから、体力的な面も考えなきゃいけないなと思っています。去年はライブ中に手が痛くなって、ドラムスティックの持ち方がどんどん変わってしまって。最初はリラックスして持っていたのに、最後の方は限界になって、(スティックを)落とさないことだけを考えて力任せに握っている、というようなことがあって。だから最近は、健康的な方法でプレーすることを考えて、体のケアを怠らないようにしています。そうしたら、音楽表現の幅が広がったというか、テクニックに縛られずに曲の中で遊べるようになって、演奏の仕方もいろいろ試せるようになって。もっと自由に音楽と向き合えるようになったし、それに気付けたのは大きなことでした。
ニコ:僕はいつもステージに立つと、つい力みすぎちゃうんだ。特にボーカルは無理に声を出そうとしてしまって。声帯に負担をかけることになるし、そうすると音も硬くなってしまう。だから、歌い方にもっとニュアンスを出したいって思っている。ただ叫び続けるんじゃなくて、もっと繊細な表現を心がけたいなって。
ベイリー:あと、歌詞の捉え方が、ライブを重ねるごとに深まったような気がする。同じ曲を何度も演奏するから、自分自身でもじっくり聴く機会が増えて。そうすると、同じ歌詞でも毎回違う部分に共感したり、毎回違う感情が湧き上がってくるようになった。曲全体を意識して聴くことで、新たな発見があったり、より深い理解が得られるようになった気がする。
ニコ:毎回違うといえば、ベイリーのドラムも毎回聴くたびに新しい発見がある。本当にクレイジーだよ。どうやって出してるんだろう?って(笑)。あの独特のグルーブ感は、彼女の個性そのものだと思う。「フジロック」で新曲を演奏するんだけど、どんな新しいドラム・パターンを披露してくれるのか、今からワクワクする。ライブで聴いたら最高にエキサイティングだと思うよ。
——そういえば、デビューアルバムに影響を与えたアーティストとして、フィリップ・グラスを挙げていましたね。フィリップ・グラスの音楽のどんなところに魅力を感じますか。
ニコ:彼は間違いなく、ロックやオルタナティブ・ミュージックに最も影響を与えたクラシックの作曲家の1人だと思う。彼は1970年代からニューヨークのロック・シーンに関わっていたしね。アフリカのリズムを取り入れたポリリズムや、不協和音の多用といった斬新な手法を取り入れることで、当時のクラシック音楽の常識を覆すような音楽を彼は作っていた。リズムとメロディーを自由に組み合わせて、全く新しい音楽を生み出すアプローチは、他のジャンルのミュージシャンにも影響を与えて、音楽全体を大きく変えたと思う。常にヒップで、大衆的なペルソナを持ちながら、それでいて本格的なクラシック音楽を作曲していたところが、彼の魅力だったんじゃないかな。
ベイリー:彼の音楽の「反復」の使い方は、本当に興味深いなって思う。2人でよく話しているんだけど、最近はもっと長時間じっくりと聴けるような、深みのある音楽を探求してみたいと思っていて——ただ、聴いている方が退屈に感じてしまうんじゃないか、って不安もあるんだけど。でも、フィリップ・グラスの音楽って、聴くたびに新しい発見があって、飽きるどころか、まるで曼荼羅を見つめるように奥深くて瞑想的な空間に引き込まれていくような感覚がある。あれって本当にすごいし、クールだと思う。
ニコ:大学生だった時に「Glass works」(81年)をよく聴いていたんだ。大学には1年しか通わなかったけど、あの1年間は僕にとってとても強烈で、思い出深い1年だったんだ。だから、あのレコードを聴くと今でもエモーショナルになってしまうんだよね。
——フリコと現代音楽やミニマル・ミュージックって、一見するとすぐには結びつかない印象がありますけど……。
ニコ:次のアルバムでは、そうした音楽からの影響をもっと詰め込みたいと思ってる。でも確かに、1枚目のアルバムはミニマルじゃないよね(笑)。というのも、それは僕自身の音楽的なルーツと大きく関係していて。僕は高校生のころからデヴィッド・ボウイに夢中で、彼が全てだったから。だから1枚目のレコードには、さまざまな種類のサウンドが詰まっていて、あらゆる感情のスペクトラムを音楽で表現したかったんだ。ストレートなパンク・バンドであり、シンガー・ソングライターであるような、自由に何でもやりたかった。立ち止まって考えるんじゃなくて、とにかく前に進んでいく。それが僕らのスタイルなんだ。それってつまり、僕らがどうやって物事に対して向き合い、何を選択して、どう生きていくか、ということの表れでもあると思うんだ。
ベイリー:いずれはアンビエントやインストゥルメンタルのアルバムを作ってみたい。それは、私たちが音楽を通じて表現したいもう1つの側面であり、探求したい新たな領域だから。実はアンビエント・ミュージックの制作にトライしてみたことがあって、いつか本格的なアルバムとして完成させたいと思っているんです。
——英米のインディー・ロックから、ビートルズやボウイのようなレジェンド、さらには今話してくれたクラシックやミニマル・ミュージックまで、さまざまな音楽から影響を受けてきたことを公言している2人ですが、中でも自分が意識的に音楽を聴くようになるきっかけとなったアーティストは誰になりますか。
ベイリー:私が楽器を始めたころ、一番最初にハマったのがパラモアとミーウィズアウトユーだった。でも、もっと大きくなってからハイエイタス・カイヨーテに出会って、音楽の世界観がガラリと変わった。特にドラムを叩くようになって、彼らの音楽を自分の手で表現したくてしょうがなかった。まだ勉強中だったから全然うまくなかったけど、ハイエイタス・カイヨーテの曲を聴きながらドラムを練習した日々は楽しかったな。
——ちなみに、パラモアはどんなところに惹かれたんですか。
ベイリー:感覚的なものだったと思う。初めて聴いた時、とにかくその音楽に強く惹かれて。それに当時、ポップ・パンク・シーンで女性がフロントマンを務めるバンドはそれほど一般的ではなかった。彼女たちはキャリアを通じて今に至るまで、常に自分の音楽を貫いていて、自分たちが「正しい」と思うことをやってきた。女性がフロントマンを務めるロック・バンドというのは本当にインスピレーションになったし、すごく勇気をもらえました。
それに、彼女(ヘイリー・ウィリアムス)はとても若かった。パラモアが最初のレコードを発表した時、彼女はまだ15歳か16歳だったと思う。そんな若いのに、あんなに力強く、エモーショナルな音楽を作り出すことができるなんて本当にすごいなって衝撃を受けて。私が初めてパラモアを聴いたのは、確か9歳か10歳の時で、年齢も近かったし、それが彼女たちに共感できた理由でもあったと思う。彼女たちは、若くして自分の夢を追い求め、音楽を通じて自分たちの声を力強く発信していた。すごく刺激的だったし、そんな彼女たちの姿を見て、私も音楽をやりたいって思ったんです。
——パラモアといえば特にヘイリー・ウィリアムスは、自分たちがいるパンク/エモのコミュニティーが、ジェンダーや肌の色の違いを超えて、誰にとっても開かれたセーフ・プレイスになるようアクションを起こしてきたことでも知られています。そうしたオピニオン・リーダー的な部分も、彼女に共感を寄せる理由としてありますか。
ベイリー:うん。コミュニティーを作り上げていく上で重要なのは、誰もが安全だと感じられる場所にすることだと思う。そして、安全な空間を作るためにどうすればいいのかを、みんなと話し合うことが大切。だから、その価値観に共感してくれる人に来てほしい。音楽って、感情を揺さぶるものだから、みんなが安全に楽しめるように、その意義や目的をはっきりと伝えることがとても大事だと思う。フリコのショーも、そんな場所であってほしいし、みんなが安心して楽しめて、お互いを助け合えるような空気を作りたいと思っています。
——ところで、ニコがアンビエント・ミュージックを聴くようになったきっかけって、何だったんですか。
ニコ:どうだったかな? 高校生のころ、友達と小さなグループを作って、好きな音楽をシェアしてたんだ。そこで聴いたブライアン・イーノが、僕らをアンビエント・ミュージックの世界に連れていってくれた感じかな。彼はその手の音楽のパイオニアみたいな存在だったしね。子供の頃に好きだった音楽とは全然違って、すごく静かで落ち着く感じに惹かれたんだ。独特なハーモニーが感じられて、音色もとても美しくて。
そして、最高のアンビエント・ミュージックの90%は、日本のアンビエント・アーティストによるものだと思う。最近もコンピレーション盤みたいなのをよく聴いているよ。タイトルは「カンキョーオンガク(Kankyō Ongaku:Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990)」だったかな。あのレコードが大好きなんだ。あの独特な雰囲気は、言葉では言い表せない。自然の音や環境音を巧みに取り入れていて、まるで風景画を見ているような感覚になるというか。その手の音楽は中学生のころから聴き込んでいて、久石譲や坂本龍一とか、そういう系統のものを夢中になって聴いていたんだ。フィリップ・グラスと同じような流れでね。そうした日本の音楽にも、似たような静けさを感じるんだ。メロディーとハーモニーが絶妙に組み合わさっていて、音色も素晴らしい。とてもクールで、モダンなクラシック音楽だよね。それに心が落ち着くから、高校のころは勉強する時によく聴いてたよ(笑)。集中できるしね。
——インディー・ロックが盛り上がっている今のシカゴのDIYシーンでは、音楽と音楽以外のアートが密接につながっていて、それがシーンの大きな原動力になっていると聞きました。
ニコ:そうだね。特にビジュアル・アートとの結びつきが強いと思う。若いアーティストが多いのも特徴的だよね。そこはもしかしたら、世代間の違いなのかもしれない。実際、僕たちの周りにはビジュアル・アートが好きな友人がたくさんいて、お互いに影響し合っている感じなんだ。音楽をやってる人はアートに興味を持つし、アートをやってる人は音楽が必要になる。ミュージックビデオの撮影を頼まれたりもする。「Hallogallo」が象徴的だけど、そんな感じでみんなつながっているんだ。シカゴはみんながフラットで、肩の力が入ってないというか。ロサンゼルスみたいに派手なところだと、どうしてもギラギラした雰囲気になっちゃうけど(笑)、シカゴはそんなことないよね。
ベイリー:シカゴの人ってみんな、一緒に何かがしたいって気持ちが強いんです。ステージの上だろうが、地下室だろうが、レコーディング中だろうが関係なく、とにかく一緒に音楽を作りたい。だからシカゴでは、友達が街に遊びに来ると、すぐにスタジオに集まってセッションしたりする。その場で曲を覚えて、即興で曲を演奏したり、ライブ中にゲストを呼んで一緒に演奏したり。だから今度出るNewport Folk Festivalでも、オースティンの友人をステージに呼んで、一緒にペダルスティールを弾いてもらう予定なんです。シカゴには、例えばV.V. Lightbodyみたいなマルチな才能を持った人がたくさんいる。彼女はソングライターなんだけど、フルートもすごく上手で。だからいろんなセッションに参加して、みんなと一緒に音楽を楽しんでる。シカゴって、そういうことが日常的に起こっている場所なんです。
——ちなみに、2人は音楽以外に打ち込んでいるアートって何かありますか。
ベイリー:最近は裁縫にハマってて。キルトとかエプロンとか作ってる。あと、木を削ったり絵を描いたりするのも好き。それに妹が陶芸家で、シカゴに陶芸スタジオを持っていて。彼女の陶芸教室で教えてもらって、ろくろを回したりしたこともあります。自分で作った作品でご飯を食べたり、飲んだりできるってすごいことだと思う。実用的なアートって面白いし、自分でデザインしたものが形になるってとてもうれしい。音楽って、録音しないと形に残らないけど、アート作品は形として残るから、また違う楽しみがある。何かを想像して、それを自分の手で形にする――それがすごく楽しいんです。
ニコ:家に帰ったら、音楽以外のことにもっと時間を使いたいなって思ってるんだ。僕はいつも音楽のことばかりだから。それに、僕らマーチャンダイズはいつも友達と一緒に作っていて。だからコラボするのが好きなんだよね。僕は絵を描くのが得意じゃないから、ベイリーみたいに、何かを作るための根気がないのかも(笑)。裁縫とか、すごいなって思う。
ベイリー:楽しいからやった方がいいよ。それに裁縫って、音楽と意外な共通点があることに気付いたり。例えば、キルト作りで最初に苦労したのは、パターンを考えたり、布を裁断したりする準備段階だった。いざ縫い始めると、あとはひたすら縫うだけだから、その前の準備の大切さを実感した。それって、音楽で曲を作るのも一緒だと思う。レコーディングに入る前にしっかり曲の構成を考えたり、アレンジを練ったりすることが大切。裁縫も音楽も、完成させるためには、忍耐強さや全体を見通す力が求められると思う。
——そういえば、7インチの「Crimson to Chrome」のアートワークに飾られている靴の刺しゅうって、ベイリーの作品?
ベイリー:いや、あれはニコのパートナーが刺しゅうしたもので。
ニコ:実は今回、彼女も今日本に来ていて。彼女が刺しゅうしたんだ。
——あの、爪先に星の模様が入った靴は、何がモチーフになっているんですか。
ニコ:あれは、昔いつもステージで履いていた靴なんだ。今はもう履いていないんだけどね。あの曲は歌詞に靴が出てくるし、ライブでも靴を踏みつけたりするパフォーマンスをしたこともあって。だからあの靴をアートワークに使うのがしっくりくると思ったんだよね。あの靴は僕にとって特別な一足なんだ。
ベイリー:マーカーで星を描いたピンクのドレスシューズだよね? あれ、カッコよかったな。6足くらい買ってなかった?
ニコ:あの靴、気に入ってるからたくさん持ってるんだ(笑)。またステージで履くつもりだから、大事に保管してるんだよ。
——その「Crimson to Chrome」しかり、デビュー・アルバムのアートワークもそうですが、ハンドメイド的な温かみって、フリコの音楽とも重なる感覚だなって思っていて。
ニコ:そうそう、僕らはああいうアートワークが大好きなんだ。ホースガールとか、僕らがシカゴでよく一緒に演奏しているバンドの作品のアートワークを、友人のイーライ・シュミット(Eli Schmitt)がたくさん手がけていて。彼が、ヘムロック(hemlock)というバンドをやっている友人のキャロライナ・シャーフ(Carolina Chauffe)とコラボして、あのアルバムのジャケットを作ったんだ。あのジャケットに使った画像は、もともと「National Geographic」みたいな雑誌に載っていた鎖の写真だったんだけど、著作権の関係で使えなくてね。それで、イーライがオリジナルのデザインに作り替えてくれたんだ。
——裁縫や靴の話題が出ましたが、関連してファッションのこだわりがあったら教えてください。
ニコ:何だろう? 自分に合ったスタイルでいたい、ってことかな。自分が今いる場所で心地よく過ごしたい、というか。例えば、僕はステージ衣装にこだわりがあるから、音楽の雰囲気を損なわないように、自分にとってしっくりくるものを選んでる。でも、ベイリーみたいにカジュアルな格好もカッコいいと思うし。それに明日、日本のデニムを買いに行くんだよね。楽しみだな。
ベイリー:私たちは高価なブランド服とかよりも、自分が気に入ったものを着る方が好き。個人的には古着屋で買った服が多いかな。最近、シャツの袖をカットして着てるんだけど、すごく楽で気に入ってる。いちいち袖をまくるのが嫌になっちゃって(笑)。ちなみに、今履いているパンツはシカゴのユニクロで買ったものなんだけど、体にフィットしたパンツを履くと本当に快適で。服って、その人の個性を出すためのツールだと思うし、自分とのつながりを感じられるものなら何だっていい。
自分に似合う服を着ると、自信が持てるし、気分も上がる。それに髪型だってそう。髪を短くしたら、顔周りがすっきりして、新しい自分になった気がした。ネックレスやイヤリングもそうだし、ひとつのジュエリーが洋服を引き締めるってとても素敵なことだと思う。服って、日々変化していくものだから、そこがファッションの面白いところだと思う。
ニコ:一度気に入った服を見つけると、それをずっと着てることが多いかな。昔、リーバイスの店員に勧められたベルボトムみたいな形のジーンズがあるんだけど、もうほかのジーンズは履けないくらい気に入ってる。同じ形のものを2本買って、ヘビロテしてるよ。自分に合う服って、それを見つけるのが難しいから、一度見つけたら大切に着たいって思うんだ。それにファッションって、音楽とかエンターテインメントの世界と似てる部分があると思うんだ。深く追求すればするほど、新しい発見があるし、思わぬ出会いもある。普段出会えないような人ともつながれるかもしれない。ファッションを通して、もっといろんな人と知り合いたいよね。
——ちなみに、ベイリーは服を作ったりはしないんですか。
ベイリー:実は最近、服作りに興味があっていろいろ試してるんだけど、まだ外に着ていけるようなものはできてなくて。服って、毛布みたいにただ体にかぶせるだけじゃなくて、動いたりする体にフィットさせなきゃいけないから、思った以上に難しい。
ニコ:でも、今着てるの、すごくいいじゃん。
ベイリー:ありがとう(笑)。でも、まだまだかな。もっと研究したいんだけど、なかなかうまくいかないんだよね。
ニコ:じゃあ、自分のファッション・ブランドを立ち上げてみたら? カットオフ専門の(笑)。
ベイリー:いいかも(笑)。
PHOTOS:TAKUROH TOYAMA
■FRIKO JAPAN TOUR 2024
チケットは発売中
大阪公演
公演日:11月19日
会場:梅田クラブクアトロ
時間:18時30分開場、19時30分開演
料金:(前売り)7500円
東京公演
公演日:11月21日
会場:神田スクエアホール
時間:(開場)18時30分、(開演)19時30分
料金:(前売り)7500円
https://smash-jpn.com/live/?id=4236
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「ネイルズインク(NAILS INC)」は10月9日、45秒で乾く“45 セカンド スピーディ”に新3色(各14mL、各2750円)を追加する。また30日、ヒョウ柄に着想を得た3色セット“ランウェイ レディ ネイルポリッシュ キット”(14mL×3色、6600円)を限定発売する。
“45 セカンド スピーディ”に登場するのは、ドラマティックなきらめきと艶で、何気ない日常を少し特別な日へと昇華させるカラーコレクション。大小さまざまのカラフルなグリッターが万華鏡のように表情を変える“パレーディング アラウンド オン プリムローズ ヒル”と、オニキスのような深さと透明感を併せ持ったピュアブラック“ケンブリッジ コールズ マイ ネーム”、プリズムのような光が透明感と幸福感を演出するシェルピンクパール“キーピング イット リアル イン ケンジントン”をそろえる。
“ランウェイ レディ ネイルポリッシュ キット”は、秋冬のワードローブを引き立て、その日の装いに合わせて楽しめるビンテージ感溢れる暖色のセット。サテンのように滑らかで上品な光沢感を持つサテンローズグレー“ヌード アンド トレンディング”と、上質なウールを彷彿させるリッチで暖かなトープグレー“コール イット クチュール”、ブロンズパールの温かな光が爪先を彩るディープブラウンシマー“オール アウト インフルエンスド”の3色を詰め込んだ。保湿効果の高いスーパーフードであるケールを配合し、健やかな爪へと導く。
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ジョージアの首都トビリシで、第2回「カルチャー・ウイーク・トビリシ(CULTURE WEEK TBILISI)」が開催された。同イベントは、15年にスタートした「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」発起人のソフィア・ツコニア(Sofia Tchkonia)が、昨年11月に新たに始めたイベントだ。ジョージアの文化芸術に焦点を当てたプログラムで構成し、旧コカ・コーラ工場をメイン会場に、国内外のアーティスト13人の写真や陶芸、映像作品を展示した。
ファッションでは、8ブランドがメイン会場や市内のレストラン、廃墟となった建物で、ショーやプレゼンテーションを行った。初日には「ジョージアン・ナショナル・バレエ&オーケストラ・スクシビリ(Georgian National Ballet & Orchestra Sukhishvili)」が、伝統楽器を使ったオーケストラの演奏と、バレエのパフォーマンスを披露した。同イベントは文化振興に積極的な同国大統領のサロメ・ズラビシュヴィリ(Salome Zourabichvili)も好意的で、イベント参加者であるアーティストや、国外からのゲストを公邸に招待する特別プログラムも設けた。また、最終日に開いた「ジョージアン・フィルハーモニー管弦楽団(Georgian Philharmonic Orchestra)」とオペラ歌手アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(Anita Rachvelishvili)のコンサートには大統領自身も出席した。
ファッション・ウイークとは毛色の異なるイベント内容だったため、国外ゲストとして美術館の学芸員や芸術関連のキュレーター、アートディレクターらが参加し、日本からは藤原ヒロシが来場した。ローカルのゲストは、テクノミュージックが盛んなトビリシらしいアンダーグラウンドな雰囲気と、この街の出身である「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナ(Demna)=クリエイティブ・ディレクターを彷彿とさせるストリートスタイルが現在も主流だ。1980〜90年代の古着をミックスし、足元はスニーカーを合わせるのが定番だ。
イベント期間中のジョージアでは、外国から資金の提供を受けている団体を規制する法案に反対する、大規模なデモが1カ月近く行われていた。デモ参加前に同イベントに来場した23歳のナタリアは、古着マーケットで購入したミリタリーウエアと、家族から譲り受けたアイテムを組み合わせた服装で、ジョージアの国旗を掲げていた。「デモに参加する日は、汚れたり、破れてしまってもいい服装を身に着けます。1カ月前からデモに参加しており、戦闘服が日常着になりました。民主主義が守られるまでは、これが私のファッションです」と話した。
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ジョージアの首都トビリシで、第2回「カルチャー・ウイーク・トビリシ(CULTURE WEEK TBILISI)」が開催された。同イベントは、15年にスタートした「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」発起人のソフィア・ツコニア(Sofia Tchkonia)が、昨年11月に新たに始めたイベントだ。ジョージアの文化芸術に焦点を当てたプログラムで構成し、旧コカ・コーラ工場をメイン会場に、国内外のアーティスト13人の写真や陶芸、映像作品を展示した。
ファッションでは、8ブランドがメイン会場や市内のレストラン、廃墟となった建物で、ショーやプレゼンテーションを行った。初日には「ジョージアン・ナショナル・バレエ&オーケストラ・スクシビリ(Georgian National Ballet & Orchestra Sukhishvili)」が、伝統楽器を使ったオーケストラの演奏と、バレエのパフォーマンスを披露した。同イベントは文化振興に積極的な同国大統領のサロメ・ズラビシュヴィリ(Salome Zourabichvili)も好意的で、イベント参加者であるアーティストや、国外からのゲストを公邸に招待する特別プログラムも設けた。また、最終日に開いた「ジョージアン・フィルハーモニー管弦楽団(Georgian Philharmonic Orchestra)」とオペラ歌手アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(Anita Rachvelishvili)のコンサートには大統領自身も出席した。
ファッション・ウイークとは毛色の異なるイベント内容だったため、国外ゲストとして美術館の学芸員や芸術関連のキュレーター、アートディレクターらが参加し、日本からは藤原ヒロシが来場した。ローカルのゲストは、テクノミュージックが盛んなトビリシらしいアンダーグラウンドな雰囲気と、この街の出身である「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナ(Demna)=クリエイティブ・ディレクターを彷彿とさせるストリートスタイルが現在も主流だ。1980〜90年代の古着をミックスし、足元はスニーカーを合わせるのが定番だ。
イベント期間中のジョージアでは、外国から資金の提供を受けている団体を規制する法案に反対する、大規模なデモが1カ月近く行われていた。デモ参加前に同イベントに来場した23歳のナタリアは、古着マーケットで購入したミリタリーウエアと、家族から譲り受けたアイテムを組み合わせた服装で、ジョージアの国旗を掲げていた。「デモに参加する日は、汚れたり、破れてしまってもいい服装を身に着けます。1カ月前からデモに参加しており、戦闘服が日常着になりました。民主主義が守られるまでは、これが私のファッションです」と話した。
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「ジーユー(GU)」は9月13日、ゲーム作品「星のカービィ」とのコラボアイテムを発売する。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。
コラボアイテムは、カービィが住む“プププランド”への旅行をテーマとし、ウィメンズからメンズ、キッズアイテムまでラインアップする。ウィメンズは、乗り物“ワープスター”を配したカーディガン(3990円)や、“PUPUPULAND”と大きくあしらったパーカ(2990円)、ホテルのアメニティを思わせるサテン地のパジャマ(3990円)、ポーチ(1990円)などを販売する。メンズは、ホテルのエンブレムをイメージした、ワッペン付きカーディガン(3990円)、ゲーム内の“夢の泉”を観光名所に見立てた、お土産風のスエット(2990円)、総柄のアンダーウエア(590円)、ソックス(390円)などを制作。またキッズアイテムは、カービィの顔を配したスエット(1990円)や、ウィメンズとそろいの“PUPUPULAND”パーカ(2290円)などを発売する。
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ニューヨーク発のスニーカーショップで、オリジナルブランドも展開する「キス(KITH)」のロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」とコラボレーションし、“スーツ・プロジェクト”を手掛けることを自身のインスタグラムで明らかにした。同氏によれば、「ジョルジオ アルマーニ」がほかのブランドと組んでコレクションを作るのは、1975年の創業以来初めてだという。
ファイグ=クリエイティブ・ディレクターは、「(ジョルジオ・)アルマーニ氏を“アイコン”と呼ぶのは、過小評価というものだろう。クリエイティブとして、そして起業家として、彼は私の北極星だ。彼のファッションに関する視点により、世界中の人々は装いに対する意識を変えた。自身のブランドを立ち上げ、帝国を築き、49年後の今もそれを100%コントロールしている。彼が設定した、信じられないほど高い水準に到達するべく、私は日々努力を続けている」と敬意を込めて投稿。
プロジェクトの経緯については、「1年以上前、ジョルジオとスーツのプロジェクトについて会話を始めた。1975年(の創業)以来、『ジョルジオ アルマーニ』はコレクションを作るにあたり、ほかのブランドと手を組んだことはない。私は、『キス』をその初めてのブランドにしたいと思った。4年にわたってスーツを手掛けてきたので、最高峰のブランドと協業し、ユニークな視点を提供する準備が整ったと感じたのだ。その後、コラボプロジェクトについてアイデアを共有してほしいとミラノに招かれたチームと私は、非常に真剣に取り組んだ。ただアイデアを羅列したり、プレゼンテーションを行ったりするのではなく、チームと共に本を作ることにした。光栄なことに、私はこの本をアルマーニ氏に渡し、『キス & ジョルジオ アルマーニ』の可能性について説明する機会に恵まれた。そして今日、この夢が現実となったことを伝えられることを誇らしく思う。私たちを信頼し、この機会を与えてくれたアルマーニ氏に感謝する。また、実現に向けてサポートしてくれたチームにも感謝。『キス & ジョルジオ アルマーニ』、近日中に発表」と説明した。
詳細については、9月2日以降に発表があると見られている。
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ニューヨーク発のスニーカーショップで、オリジナルブランドも展開する「キス(KITH)」のロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」とコラボレーションし、“スーツ・プロジェクト”を手掛けることを自身のインスタグラムで明らかにした。同氏によれば、「ジョルジオ アルマーニ」がほかのブランドと組んでコレクションを作るのは、1975年の創業以来初めてだという。
ファイグ=クリエイティブ・ディレクターは、「(ジョルジオ・)アルマーニ氏を“アイコン”と呼ぶのは、過小評価というものだろう。クリエイティブとして、そして起業家として、彼は私の北極星だ。彼のファッションに関する視点により、世界中の人々は装いに対する意識を変えた。自身のブランドを立ち上げ、帝国を築き、49年後の今もそれを100%コントロールしている。彼が設定した、信じられないほど高い水準に到達するべく、私は日々努力を続けている」と敬意を込めて投稿。
プロジェクトの経緯については、「1年以上前、ジョルジオとスーツのプロジェクトについて会話を始めた。1975年(の創業)以来、『ジョルジオ アルマーニ』はコレクションを作るにあたり、ほかのブランドと手を組んだことはない。私は、『キス』をその初めてのブランドにしたいと思った。4年にわたってスーツを手掛けてきたので、最高峰のブランドと協業し、ユニークな視点を提供する準備が整ったと感じたのだ。その後、コラボプロジェクトについてアイデアを共有してほしいとミラノに招かれたチームと私は、非常に真剣に取り組んだ。ただアイデアを羅列したり、プレゼンテーションを行ったりするのではなく、チームと共に本を作ることにした。光栄なことに、私はこの本をアルマーニ氏に渡し、『キス & ジョルジオ アルマーニ』の可能性について説明する機会に恵まれた。そして今日、この夢が現実となったことを伝えられることを誇らしく思う。私たちを信頼し、この機会を与えてくれたアルマーニ氏に感謝する。また、実現に向けてサポートしてくれたチームにも感謝。『キス & ジョルジオ アルマーニ』、近日中に発表」と説明した。
詳細については、9月2日以降に発表があると見られている。
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美容機器部門ではMTG「リファ(REFA)」の勢いが止まらず、ついに5連覇を達成した。ただ、これまでずっとドライヤーが1位だったのに対し、今回は初めてヘアアイロンがNo.1に。ヘアカラーのトレンドがベージュやブラウン系などベーシックな色になった一方で、顔周りのデザインで遊ぶサロンユーザーが増えている。そうした流れを反映した結果、アイロンが浮上したと思われる。2位は、同じく「リファ」の“ビューテック ドライヤースマート ダブル”が受賞。3位には、「ダイソン(DYSON)」の“スーパーソニック r ヘアドライヤー”がランクインした。“ブランド史上最軽量、最小、高機能”をうたう商品で、その扱いやすさが評価された。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

独自のカーボンレイヤープレートが特徴のストレートアイロン。水・熱・圧をコントロールし、ダメージを与えずに髪のうねりを整え、美しいストレートヘアをキープする。マイルドに熱を伝えることで、ヘアカラーの色落ちを抑える。アンケートの回答には、「『リファ』のアイロンは注目度が高いので、新商品が登場すると必ず注目してもらえる」「仕上がりが他のアイロンとぜんぜん違うので、一度使うと興味を持ってもらえる」といった声があった。(全3色、各2万3000円)
広がる風で早く楽に、美しい仕上がりをかなえるドライヤー。内蔵センサーが環境温度を感知し、頭皮と毛先にとってダメージにならない最適な温度を作り出す。風速・風圧をコントロールし髪を乱さず、優しい風でありながら速乾を実現する。アンケートの回答には、「髪がパサつかず、しっとりと乾く」といった声があった。(全3色、各4万円)
過度な熱によるダメージを防ぎ、速乾性と優れた操作性、シルキータッチな仕上がりをかなえるドライヤー。熱を均一に気流に伝えることで、スタイリングの精度を高め、まとまりのある髪に仕上げる。小型・軽量でありながら高出力なヒーターテクノロジーを搭載。小型化・軽量化により後頭部や手が届きにくい部分も楽に乾かせるような操作性と快適性を実現した。アンケートの回答には、「形状が特殊なので、サロンで使っていると『それ何ですか?』と聞いてもらえ、そこから会話が発展する」といった声があった。(全3色、各5万9000円)
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最近の市場の動きに「ストレートパーマ需要の高まり」を感じ、今回から新設したパーマ部門。初代1位に輝いたのは、アリミノの「クオライン(QUOLINE)」。同ブランドをはじめ、ランクインしたブランドに共通しているのは、医薬部外品とコスメラインを有し、後者は柔らかく自然に仕上げることができること。“伸ばす”“カールさせる”という本来の操作性と同等に、仕上がりの質感にこだわった処方は必須のようだ。2位はアリミノの「コスメカール(COSME CURL)」、3位はミルボンの「ネオリシオ(NEO LISCIO)」が受賞した。「ネオリシオ」は、ブリーチをした人の「髪がうねったり広がったりして傷んで見えてしまう」という悩みを解決するために生まれた酸性ストレート商材。トリートメントとストレートパーマの中間のようなイメージで、髪の広がりなどを抑えてきれいに見せる。
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

くせ毛の個性にアプローチし、しなやかなヘアラインに導く。ストレートやホット系カール、毛先のダメージに対応するラインアップをそろえる。熱ケア成分配合で熱変性による髪の硬化を抑え、潤いをキープし、柔らかい質感の仕上がりをかなえる。アンケートの回答には、「髪に対するダメージを抑えながら施術ができ、種類が豊富なのでいろいろな髪質に対応しやすい」「柔らかく、自然な質感に仕上がる」といった声があった。
潤いと多彩なカールニュアンスを表現するカーリングローション。保湿・コンディショニング成分を抱え込みながら弾力のあるカールを形成し、キープする。アルカリ度を約40%カットすることで、髪への負担を最小レベルに抑えた。アンケートの回答には、「お客さまが求める仕上がりの、微妙なニュアンスの違いにも対応できる」といった声があった。
幅広い素材に対応しストレートのベースを作る。ローダメージ・ミドルダメージ毛、エイジング毛、ハイダメージ毛と髪の状態に合わせてベースを整え、自由なデザインをかなえる。アンケートの回答には、「髪を収まりやすくする際、“長持ちするトリートメント”の感覚で使っている」といった声があった。
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最近の市場の動きに「ストレートパーマ需要の高まり」を感じ、今回から新設したパーマ部門。初代1位に輝いたのは、アリミノの「クオライン(QUOLINE)」。同ブランドをはじめ、ランクインしたブランドに共通しているのは、医薬部外品とコスメラインを有し、後者は柔らかく自然に仕上げることができること。“伸ばす”“カールさせる”という本来の操作性と同等に、仕上がりの質感にこだわった処方は必須のようだ。2位はアリミノの「コスメカール(COSME CURL)」、3位はミルボンの「ネオリシオ(NEO LISCIO)」が受賞した。「ネオリシオ」は、ブリーチをした人の「髪がうねったり広がったりして傷んで見えてしまう」という悩みを解決するために生まれた酸性ストレート商材。トリートメントとストレートパーマの中間のようなイメージで、髪の広がりなどを抑えてきれいに見せる。
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

くせ毛の個性にアプローチし、しなやかなヘアラインに導く。ストレートやホット系カール、毛先のダメージに対応するラインアップをそろえる。熱ケア成分配合で熱変性による髪の硬化を抑え、潤いをキープし、柔らかい質感の仕上がりをかなえる。アンケートの回答には、「髪に対するダメージを抑えながら施術ができ、種類が豊富なのでいろいろな髪質に対応しやすい」「柔らかく、自然な質感に仕上がる」といった声があった。
潤いと多彩なカールニュアンスを表現するカーリングローション。保湿・コンディショニング成分を抱え込みながら弾力のあるカールを形成し、キープする。アルカリ度を約40%カットすることで、髪への負担を最小レベルに抑えた。アンケートの回答には、「お客さまが求める仕上がりの、微妙なニュアンスの違いにも対応できる」といった声があった。
幅広い素材に対応しストレートのベースを作る。ローダメージ・ミドルダメージ毛、エイジング毛、ハイダメージ毛と髪の状態に合わせてベースを整え、自由なデザインをかなえる。アンケートの回答には、「髪を収まりやすくする際、“長持ちするトリートメント”の感覚で使っている」といった声があった。
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「ニューエラ(NEW ERA)」は、芸人としてだけでなく芸術家としても高い評価を集める野性爆弾のくっきー!と初となるコラボコレクションを9月4日に発売する。
今回発売される全12アイテムには、「ニューエラ」を着想源にくっきー!が描き下ろした3種のアートワークをフィーチャー。吉本興業に所属するタレントと「ニューエラ」のコラボレーションでは初となる、Tシャツも4モデルラインアップする。
本コレクションは、「ニューエラ」の直営店とオンラインストア、吉本興業のオンラインストアや各劇場で販売する予定だ。
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多くのアパレル・小売り企業にとって、全国の販売員をSNSと結びつけ、機動的かつ効果的な販促&エンゲージメント施策を実施することは非常に重要度の高い経営課題になっています。今回は、そうした「販売員のDX」を実現し、高い成果を上げているアダストリアとパルのデジタル担当役員と、多数のフォロワーを抱える「スーパー販売員」という最重要キーマン5人が集結します。自社のECプラットフォーム「ドットエスティ(.st)」を会員数1820万人まで成長させて2024年3月期に売上高・利益ともに過去最高を更新したアダストリア、快進撃を続ける「スリーコインズ(3COINS)」を擁するパル、注目の両企業はいかにして業績全体を左右する「販売員DX」をどう実現したのか。
アダストリアからは自社のECプラットフォーム「ドットエスティ(.st)」のキーマンの一人である田中順一・執行役員兼マーケティング本部長とインスタグラムのフォロワー数25万超のインフルエンサーとして活動するバヤコ(@byk_gw)さんの2人が登場。パルからもデジタル施策のキーパーソンである堀田覚パル取締役専務執行役員と、快進撃を続け「スリーコインズ(スリコ)」のスーパー販売員でインスタのフォロワー数26万のjunkoさん(@3coins_junko)とサトウさん(@3coins_sato)が登壇します。戦略や育成術、施策だけでなく、根幹となる考え方も含めて、キーマンたちが自ら解説します。
・販売員のこれからを考えているマネジメント層、ブランド責任者
・OMOの責任者、ECディレクター、SNSやマーケティング・宣伝の責任者
・販売員を束ねる部長・マネージャー、SV、店長
・DXの責任者&担当者
ECやSNSといった新しいツールや仕組みが登場し、リアル店舗の役割や位置づけは大きく変わりました。ただ、多くのアパレル小売り企業にとって、販売員が顧客との「最強かつ最大」の接点であることは変わりません。全国の販売員を、ECやSNSとうまく連動・連携させ、「販売員のDX」を実現することが業績全体を左右することにもなるのです。絶好調のアダストリアとパルは、いかにこうしたことを実現できたのか。全国に店舗網を持つファッション&ビューティ分野の「シン・王道」の勝ちパターンについて解説します。

アルバイト販売員から、フォロワー数25万人超のインフルエンサーへ。自称アダストリア所属ファッション芸人こと「バヤコ」さんのキャリアの軌跡とは?「ドットエスティ」を会員数1820万人に引き上げたアダストリアのDX施策のキーマンである田中順一・執行役員兼マーケティング本部長が、バヤコさんを誕生させたアダストリア流の人材育成術&SNS支援策を語ります。加えてアパレル販売員のネクストキャリア、バヤコさん本人によるインスタグラム運用術まで、アパレル小売業がアップデートさせたい「販売員の育成術」に迫ります。

快進撃を続け、パルグループ全体の成長を牽引するまでになった「スリーコインズ」。その原動力の一つが、インスタグラムのフォロワー数26万人超のjunkoさんを筆頭にした、数万〜10万超えのフォロワー数を持つ現場のスーパー販売員たちの存在です。販売員の着こなしやキャラクターでファンをつけやすいファッションとは異なる「雑貨」で、いかにファン層を増やし、「スリコ」の成長につなげてきたのか。こうした販売員のデジタル戦略から、AI接客やメタバースなど新しいテクノロジーを貪欲に取り入れてきたパルのデジタル施策のキーマンである堀田覚・取締役専務執行役員をモデレーターに、junkoさんとスリコのSNS責任者であるサトウさんに、デジタルを巧みに取り入れた「スーパー販売員2.0」の育成術と戦略に迫ります。

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

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「ジバンシィ(GIVENCHY)」は米国・ポートランドのアウトドアシューズメーカー、ボグス(BOGS)とコラボした防水ブーツを発売した。
レースアップブーツ(11万2200円)とスリッポンタイプのチェルシーブーツ(9万3500円)を用意し、カラーはいずれもデザートとブラックの2色展開だ。
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美容室向けヘアケアメーカーのデミ コスメティクスは、毛髪科学と向き合い続ける「フローディア(FLOWDIA)」から“真っ直ぐに、叶える”をコンセプトにした新ライン「フローディアモア(FLOWDIA MORE)」を発売した。「フローディア」史上最高峰の補修力を持つホームケアアイテム、マルチに補修するシステムトリートメントシリーズ、クセ・うねりにしっかり作用するストレートシリーズをそろえる。
コロナ禍を経てデザインを求めると同時にヘアケアへの熱が高まり、見た目や手触りが良く、クセやうねりのないまとまりやすい髪の毛、つまりは美髪を求める女性が増加。「髪質改善」や「システムトリートメント」「酸性ストレート」といったキーワードへの注目度が高まっている。
そんなニーズに多角的に応えるべく、「フローディアモア」は髪の毛を美しく見せるストレートをもヘアケアの一環として組み込み、一人ひとりの悩みに寄り添った最適解を美容師とともに提案する。
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「フローディアモア」のホームケアアイテムは過度なダメージやエイジングにより、コンディションが悪くなった髪の内部と外部を余すことなくケアし、健やかでやわらかな艶髪へ導く。シャンプー・トリートメントは細毛・軟毛、パサつく髪の毛を毛先までハリコシのあるしなやかな艶髪に仕上げる「リペアコンクシルキー」と、太毛・硬毛、まとまらない髪の毛をうるおいのあるなめらかな状態に整える「リペアコンクメルティー」の2タイプを用意する。
アウトバスにはダメージで弱く扱いにくくなった髪の毛を補修する“リペアコンク ミスト”をラインナップ。「フローディアモア」のシャンプー・トリートメントと併用し、“リペアコンク ミスト”を塗布してから180℃のアイロンでワンスルーして仕上げることで、しなやかな髪に。均一に塗布できるロング噴霧スプレーによって、セルフケアでもムラのない仕上がりがかなうのもこだわりだ。
さらにダメージによって損なわれたキューティクルを集中補修する2ステップの反応型ヘアマスクもとりそろえ、髪質やダメージレベル、なりたい仕上がりに合わせて顧客にぴったりのホームケアを美容師が提案することができる。
自由なデザインの幅が広がる一方で、複雑化するダメージ履歴に対応するため、「フローディアモア」のシステムトリートメントシリーズはマルチな補修力を追求した。ダメージ空洞を選択的に補修する「バルネイドシステム」など「フローディア」従来のテクノロジーに加え、レブリン酸、モアプレックス※1による結合ケアや、髪本来の撥水性を保つ「サーチリペア※1」など6つのケアソリューションを搭載毛髪強度を上げ、つるっとなめらかな髪へと仕上げる。
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「フローディアモア」最大の特徴ともいえるストレートシリーズは、ヘアケアブランド発ならではの補修力と、必要な所に必要なだけ作用する軟化成分の配合バランスがこだわり。システムトリートメントでは対応が難しかったクセ・うねりにも対応し、理想の髪の実現幅を広げる。
酸性ストレートの軟化成分は、従来成分のチオグリコール酸とシステアミン、双方の良さを兼ね備える適正作用の「チオグリコール酸システアミン」を配合※1。ダメージを抑えながらクセにしっかりと作用し、自然なストレートスタイルを実現する。また毛髪の芯に向かって軟化作用がおだやかになる「グラデーション作用」※1によって酸性領域でもしっかりとクセ・うねりにアプローチしながら、質感の良い仕上がりを目指す。
そのほか、処理剤レベルの補修成分「マルチケラチン※1」や熱を味方につける「ヒートリアクトシルク※1・※2・※3」を採用し、髪の強度を守りながら、いつまでも触れていたくなるような艶髪をかなえる。
「フローディアモア」シリーズの開発に携わった畠山亮介「Lian」代表は、独自の理論と経験値から導き出したストレートのメソッドで、顧客はもちろんヘアサロン業界内で美容師から支持を集めている。
畠山代表は「ストレートは難しい施術であり、特化型美容師の仕事と思われがち。しかし、日々のサロンワークにはさまざまな技術が必要だ。1つの技術に特化するよりも、誰にでも対応ができて、難しくなくシンプルに施術できるほうが価値が高い」と話し、自身が理想とする薬剤を目指したという。
ストレートシリーズでは、最新の還元剤「チオグリコール酸システアミン」と「チオグリセリン」の2つを用いることで、優しい薬剤でありながら強いクセを伸ばすことを可能にしたという。これにより施術時に自身で薬剤を調整する必要がなくなり、薬剤により仕上がりのブレの低減にもつながる。また3種の中性液・酸性液を用意し、複雑だと思われがちな中性域・酸性域の薬剤選定をシンプルにしつつ、掛け合わせることで幅広い髪質やクセに対応できるように設計したという。
畠山代表は最近のニーズとして、「実は縮毛矯正をかけている方でも、毛先は巻いていることが多い。ストレートはトレンドではあるが、ストレートの先に華やかなカールを望んでいるのだと捉えている。まっすぐにすることだけが正解ではなく、ヘアカラーやパーマを同時に楽しめたり、美容師にすら悟られることのない自然なストレートの提案を意識している」と分析する。
またサロンワークではくせ毛であってもストレートをかけるほどでもない場もあるという。そんなときに、「フローディアモア」のストレートシリーズとトリートメントシリーズを掛け合わせることで、その場しのぎではない顧客が求める仕上がりに応えることができるという。「『フローディアモア』によって、本当の意味での“髪質改善”がかなう。ストレートの施術は水分をコントロールすることだ。『フローディア』のブランドイメージとしてみずみずしさや、柔らかさが髪の毛に宿るイメージがあるので、とてもマッチしている。ホームケアアイテムにもレブリン酸などが配合されており、まさに最上級のシリーズといえる」と畠山代表は語る。「フローディアモア」導入特典として、公開されている畠山代表のスペシャルムービーもぜひチェックしてほしい。
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美容室向けヘアケアメーカーのデミ コスメティクスは、毛髪科学と向き合い続ける「フローディア(FLOWDIA)」から“真っ直ぐに、叶える”をコンセプトにした新ライン「フローディアモア(FLOWDIA MORE)」を発売した。「フローディア」史上最高峰の補修力を持つホームケアアイテム、マルチに補修するシステムトリートメントシリーズ、クセ・うねりにしっかり作用するストレートシリーズをそろえる。
コロナ禍を経てデザインを求めると同時にヘアケアへの熱が高まり、見た目や手触りが良く、クセやうねりのないまとまりやすい髪の毛、つまりは美髪を求める女性が増加。「髪質改善」や「システムトリートメント」「酸性ストレート」といったキーワードへの注目度が高まっている。
そんなニーズに多角的に応えるべく、「フローディアモア」は髪の毛を美しく見せるストレートをもヘアケアの一環として組み込み、一人ひとりの悩みに寄り添った最適解を美容師とともに提案する。
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「フローディアモア」のホームケアアイテムは過度なダメージやエイジングにより、コンディションが悪くなった髪の内部と外部を余すことなくケアし、健やかでやわらかな艶髪へ導く。シャンプー・トリートメントは細毛・軟毛、パサつく髪の毛を毛先までハリコシのあるしなやかな艶髪に仕上げる「リペアコンクシルキー」と、太毛・硬毛、まとまらない髪の毛をうるおいのあるなめらかな状態に整える「リペアコンクメルティー」の2タイプを用意する。
アウトバスにはダメージで弱く扱いにくくなった髪の毛を補修する“リペアコンク ミスト”をラインナップ。「フローディアモア」のシャンプー・トリートメントと併用し、“リペアコンク ミスト”を塗布してから180℃のアイロンでワンスルーして仕上げることで、しなやかな髪に。均一に塗布できるロング噴霧スプレーによって、セルフケアでもムラのない仕上がりがかなうのもこだわりだ。
さらにダメージによって損なわれたキューティクルを集中補修する2ステップの反応型ヘアマスクもとりそろえ、髪質やダメージレベル、なりたい仕上がりに合わせて顧客にぴったりのホームケアを美容師が提案することができる。
自由なデザインの幅が広がる一方で、複雑化するダメージ履歴に対応するため、「フローディアモア」のシステムトリートメントシリーズはマルチな補修力を追求した。ダメージ空洞を選択的に補修する「バルネイドシステム」など「フローディア」従来のテクノロジーに加え、レブリン酸、モアプレックス※1による結合ケアや、髪本来の撥水性を保つ「サーチリペア※1」など6つのケアソリューションを搭載毛髪強度を上げ、つるっとなめらかな髪へと仕上げる。
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「フローディアモア」最大の特徴ともいえるストレートシリーズは、ヘアケアブランド発ならではの補修力と、必要な所に必要なだけ作用する軟化成分の配合バランスがこだわり。システムトリートメントでは対応が難しかったクセ・うねりにも対応し、理想の髪の実現幅を広げる。
酸性ストレートの軟化成分は、従来成分のチオグリコール酸とシステアミン、双方の良さを兼ね備える適正作用の「チオグリコール酸システアミン」を配合※1。ダメージを抑えながらクセにしっかりと作用し、自然なストレートスタイルを実現する。また毛髪の芯に向かって軟化作用がおだやかになる「グラデーション作用」※1によって酸性領域でもしっかりとクセ・うねりにアプローチしながら、質感の良い仕上がりを目指す。
そのほか、処理剤レベルの補修成分「マルチケラチン※1」や熱を味方につける「ヒートリアクトシルク※1・※2・※3」を採用し、髪の強度を守りながら、いつまでも触れていたくなるような艶髪をかなえる。
「フローディアモア」シリーズの開発に携わった畠山亮介「Lian」代表は、独自の理論と経験値から導き出したストレートのメソッドで、顧客はもちろんヘアサロン業界内で美容師から支持を集めている。
畠山代表は「ストレートは難しい施術であり、特化型美容師の仕事と思われがち。しかし、日々のサロンワークにはさまざまな技術が必要だ。1つの技術に特化するよりも、誰にでも対応ができて、難しくなくシンプルに施術できるほうが価値が高い」と話し、自身が理想とする薬剤を目指したという。
ストレートシリーズでは、最新の還元剤「チオグリコール酸システアミン」と「チオグリセリン」の2つを用いることで、優しい薬剤でありながら強いクセを伸ばすことを可能にしたという。これにより施術時に自身で薬剤を調整する必要がなくなり、薬剤により仕上がりのブレの低減にもつながる。また3種の中性液・酸性液を用意し、複雑だと思われがちな中性域・酸性域の薬剤選定をシンプルにしつつ、掛け合わせることで幅広い髪質やクセに対応できるように設計したという。
畠山代表は最近のニーズとして、「実は縮毛矯正をかけている方でも、毛先は巻いていることが多い。ストレートはトレンドではあるが、ストレートの先に華やかなカールを望んでいるのだと捉えている。まっすぐにすることだけが正解ではなく、ヘアカラーやパーマを同時に楽しめたり、美容師にすら悟られることのない自然なストレートの提案を意識している」と分析する。
またサロンワークではくせ毛であってもストレートをかけるほどでもない場もあるという。そんなときに、「フローディアモア」のストレートシリーズとトリートメントシリーズを掛け合わせることで、その場しのぎではない顧客が求める仕上がりに応えることができるという。「『フローディアモア』によって、本当の意味での“髪質改善”がかなう。ストレートの施術は水分をコントロールすることだ。『フローディア』のブランドイメージとしてみずみずしさや、柔らかさが髪の毛に宿るイメージがあるので、とてもマッチしている。ホームケアアイテムにもレブリン酸などが配合されており、まさに最上級のシリーズといえる」と畠山代表は語る。「フローディアモア」導入特典として、公開されている畠山代表のスペシャルムービーもぜひチェックしてほしい。
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「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE VON FURSTENBERG)」は、2024年末までに、ブランドのグローバル事業を再び内製化することを発表した。
同ブランドのデザイン、生産、マーケティング、流通を含むグローバルなオペレーションは、20年末から香港のグラメル・トレーディング(GLAMEL TRADING)が手掛けているが、デザインを承認する権利は創業デザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグが保有している。なお、手続きの完了後、グラメル・トレーディングは中国における商品流通のみを担うという。
23年10月に現職としてDVFに加わったグラツィアーノ・デ・ボニ(Graziano de Boni)最高経営責任者は、就任直後から事業再編に着手。「『ダイアン フォン ファステンバーグ』は、アイコニックなラップドレスだけでなく、ファブリックやプリントの豊かなアーカイブがあり、幅広い年齢層の顧客と誠実でパーソナルな関係性を築いている。ブランドの未来に向けてビジネスモデルを再構築するにあたり、デザインのコントロールを取り戻すことは重要な第一歩だ」と語った。
フォン・ファステンバーグ創業デザイナーは、「過去の豊かなレガシーに敬意を表し、現代の美的感覚を深く理解しているグラツィアーノによる新たなブランド戦略を推進するにあたり、オペレーションを再び自社で行う必要があった。20年末からグローバル事業を担ってくれたグラメルに心から感謝している」と述べた。
「ダイアン フォン ファステンバーグ」は、1972年にニューヨークで設立。70年代に発表したカシュクールデザインのラップドレスが一世を風靡した。現在はドレスに加えて、カジュアルウエア、スポーツウエア、スイムウエアなどを手掛けている。
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コラーゲンパウダーで知られるネスレ ヘルスサイエンス(NESTLE HEALTH SCIENCE)傘下の「バイタルプロテインズ(VITAL PROTEINS)」はこのほど、髪の健康をかなえるサプリメント“ヘアコンプレックス”(323gで16日分、30ドル=約4300円)を発売した。コラーゲンペプチドをベースにした無味のパウダーで、健康で豊かな髪の促進が期待できる。発売を記念して、セレブリティヘアスタイリストのジェン・アトキン(Jen Atkins)がアンバサダーに就任した。
“ヘアコンプレックス”には、コラーゲンペプチドと“ルストリバ・ヘアコンプレックス”(L-アルギニンとイノシトール、ケイ酸カリウム、ビオチン酸マグネシウムからなる)を配合し、より太く健康な髪の促進が期待できる。全ての髪質に使用可能。溶けやすい無味の粉末なので、どのような飲み物にも加えられる。
ヘアケアブランド「ウェイ(OUAI)」とヘアツールブランド「メイン(MANE)を設立したアトキンにとってこのパートナーシップは、同氏の髪の健康に対する情熱と顧客やフォロワーのニーズに合致した。アトキンは、「いつも髪のルーティーンや健康、より良い髪を手に入れる方法について説いている」と話す。インスタグラムやTikTokでは、「絡まりやすくなった」「髪質が年々変化している」といった悩み相談が多いという。同氏は、スキンケアと同じように髪も積極的にケアすることを勧めている。
パウダードリンク剤形は、最近の“セクシー・ウォーター”ブームにうまく合致している。“セクシー・ウォーター”とは、TikTokのコンテンツクリエイター、ケリー・ストラニック(Kelly Stranick、@kellygracemae)による造語で、フレッシュな果物や野菜、パウダー状のサプリメントを加えた水のこと。「朝にこれを飲むことで、水分補給がよりロマンチックで楽しいものになる」と同氏は語っている。
アトキンは同商品に関する教育的コンテンツを作成予定だというが、百聞は一見にしかずだ。「私の母がストレスのせいで髪のボリュームがなくなってきたので、母に試してもらっている。SNSでは、母の髪がどう改善しているかを写真とともに公開している」と話す。薄毛やパサつきなどの髪の悩みは、更年期障害やストレス、化学的ダメージなど、さまざまな要因によって引き起こされるが、アトキンは“ヘアコンプレックス”から始め、定期的にヘアカットをし、トリートメントマスクやヘアオイルで毛先のケアをすることを推奨する。
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「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、フレグランス“ソレイユ ネージュ”から待望のパルファムが登場するのを記念し、「雪を照らす太陽のきらめき」の香りをイメージした特別な限定カラーコレクションを11月8日に限定発売する。また発売に先駆けて11月1日から店頭予約を開始する。
本コレクションは、リップグロス、アイシャドウ、チーク&ハイライトの限定品を展開する。
“ソレイユ ネージュ グロス リュクス”(8250円)は、7月に定番化した“グロス リュクス”から新雪を照らす太陽をイメージしてきらめくプラチナフレーク入りの限定色が登場する。カラーは、“16S セレスティアル”、“17S ピーク フラッシュ”、“18S ピナクル”の3色で、空気のように軽やかな付け心地で、透明感あふれる艶めきを唇に与える。美容オイルを配合したぜいたくなリキッドバームが唇に潤いを与え、ふっくら柔らかな質感で一層魅惑的な唇をかなえる。1本でもリップスティックに重ねても使える、艶やかで発色のよい、潤いたっぷりのリップグロスだ。
アイシャドウ“ソレイユ アイ カラー クォード”(1万2980円)の限定色“01S ブラック ダイヤモンド”のインスピレーション源は、世界中のセレブが訪れるフランスのラグジュアリースキ―リゾート。そんな目的地で厳かに雪を照らす太陽のきらめきをアイパレットに閉じ込めた。スモーキーなマットカラーと濡れたような艶感をかなえるシマーカラーから構成されるパレット。すりガラスのように透け感のあるシマーカラーは重ね付けも可能で、まぶたの品格を引き上げる。
“ソレイユ ネージュ ブラッシュ ハイライト デュオ”(1万1550円)からは限定色“01S ハイ アルティチュード”が登場。冬の太陽に映える、ラグジュアリーな艶感を宿し、顔の立体感を際立たせ、品格と大人の透明感をプラスする。
また、コレクションのインスピレーション源となった“ソレイユ ネージュ パルファム”(50mL、5万9400円)は11月1日発売で、10月25日より店頭予約を開始する。ただ濃度を高めただけでなく、オードパルファムよりさらに純度の高い原料を厳選し、より精度高く、雪を照らす太陽のリュクスなきらめきを香りで再現した。
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「リーバイス(LEVI'S)」は、カナダのデザインスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」との第2弾となるコラボレーションアイテムを発売する。9月6日から「リーバイス」の原宿フラッグシップストアと公式オンラインストアで取り扱う。
ウォッシュ加工でライトトーンに仕上げたコラボ第1弾に続き、今回はダークウォッシュのデニムに焦点を当てたカプセルコレクションだ。“501’93 ジーンズ”は、時の経過とともに着る人の身体と動きにフィットするよう形成された生地“リーバイス シュリンク トゥ フィット(Levi’s Shrink-to-Fit)”デニムを使用している。それぞれグレー・ストーンウォッシュ、ダークグレー・ストーンウォッシュ、ブラック・オーバーダイのウォッシュ加工を施した3型(各3万8500円)を用意する。
そのほかにもウォッシュ加工を施した、ブラックとホワイトのビンテージのバンド T シャツに着想を得たグラフィック T シャツ(各1万3200円)や、両ブランドのロゴやタブをあしらったブラックのスエードキャップ(1万9800円)、スエードベルト(1万6500円)など計10アイテムからなるコレクションだ。
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「アミ パリス(AMI PARIS)」はブランドの“f.AMI.ly(ファミリー)”で、K-POPガールズグループTWICE(トゥワイス)のメンバーであるジヒョ(JIHYO)を起用した2024年秋冬シーズンのキャンペーンを公開した。
パリで行われた撮影でジヒョは、テーラードジャケットやブラックドレス、ポインテッドトゥレースアップシューズなど、今季の「アミ パリス」を象徴するアイテムを着用する。
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昨年秋にデビューしたヘアケアブランド「モロッカンビューティ(MOROCCAN BEAUTY)」。豊富な保湿成分を含む美容オイルとして人気のアルガンオイルをキー成分に採用し、毛先までしっとりと艶やかにまとまる使用感で支持を集めている。そんな「モロッカンビューティ」から、髪の4大悩みに対応しうねり髪を科学する“ハイドロリペアシリーズ”が新たに登場する。8月28日から全国のロフト、プラザにて一部先行販売をスタートし、9月30日からは全国のドラッグストアで順次発売する。
「モロッカンビューティ」は美容大国モロッコ産のアルガンオイル※2や、貯水力や保湿力に優れたモロッコ産の美髪成分※3を厳選して配合。オーロラのように美しく輝く艶髪をかなえる“モロッカングロス処方”を採用し、日々のダメージはもちろん、熱、紫外線、カラー、乾燥などによって蓄積した深刻な髪のダメージをケアする。
加えて“ハイドロリペアシリーズ”では、水分保持力に優れたハイドロコラーゲン※1と、髪と同じタンパク質からできたPPT補修成分※4をプラス。潤いを補って、水分バランスをコントロールすることで、毛先までみずみずしくまとまる美髪へと導く。
ドライヤーやアイロンなどの熱から髪を保護すると同時に、熱を味方につけて髪に皮膜を形成し、ダメージケアする“ヒートアクティブ補修”も搭載。仕上げにドライヤーの冷風を髪に当てることで、指通り良くまとまる髪に整え、輝くような艶感を与える。さらにキューティクルの密着補修をかなえてヘアカラーの色持ちをサポートし、新シリーズでは「うねり・広がり・ゴワつき・カラーの色落ち※5」といった髪の4大悩みを徹底的にケアする。
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“ハイドロリペアシリーズ”はシャンプー、トリートメント、ヘアオイルの3品をラインナップ。“モロッカンビューティ ハイドロリペア シャンプー”(430mL、税込1595円)はハイドロコラーゲン※1とPPT系洗浄成分※6でダメージをケアしながら汚れを落とし、“同 ハイドロリペア ヘアトリートメント”(430mL、税込1595円)はダメージケアと同時にうねりを抑えみずみずしくまとまる髪へと導く。洗髪後の髪を乾かす前にぴったりの“同 ヘアオイル”(100mL、税込1650円)は、さらさらとしたテクスチャーでなじみが良く、髪の芯まで浸透して補修する。そのほか、気軽に試せる限定キットや“1DAY トライアル”も用意する。
「モロッカンビューティ」は“ハイドロリペアシリーズ”が加わり、お悩みや髪質、なりたい仕上がりで2つのシリーズから選ぶことが可能に。“ハイドロリペアシリーズ”はみずみずしくしっとりとした仕上がりで、細毛や軟毛に対応し、広がりやうねり、ゴワつき、パサつきといったお悩みをケアする。対して、発売以来人気の“ディープモイストシリーズ”は、髪の乾燥に着目。毛先までしっとりまとまって艶やかな髪へと導くしっとりと重めの仕上がりで、毛量が多め、パーマやカラーによるハイダメージが気になるという人におすすめ。シリーズの拡充によって多様化する消費者のヘアケアニーズに応える。
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ブルガリ ジャパンのヴィンセント・ライネス(Vincent Reynes)社長が8月31日に退任し、9月1日、フランス発ジュエラーであるフレッド本国の最高経営責任者(CEO)に就任する。ライネス氏は、20年以上ブルガリの英国や中東、アフリカ地域のトップを務めた経歴がある。
「ブルガリ(BVLGARI)」と「フレッド(FRED)」は、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下。「フレッド」は今年1月にチャールズ・レオン(Charles Leung)前フレッドCEOが同グループ傘下の「ショーメ(CHAUMET)」のCEOに就任した後も、暫定的に任務を兼任していた。
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「エクソソーム」という言葉を耳にする機会が増えている。国立研究開発法人日本医療研究開発機構が「エクソソーム製剤の品質管理戦略構築に関する研究」を研究開発課題として採択するなど、産業化に向けた動きも始まっている。美容業界でも注目度は高い。今回は「エクソソーム」と、エクソソームを豊富に含む「幹細胞培養上清液」について紐解く。
美容家・君島十和子氏がプロデュースする「FTC」のまつ毛美容液“FFアイラッシュセラム クリスタリュクスEX”(4mL、5500円)や、 10月1日に発売される「ファブール(FAVEUR)」のアイ&リフトケア美容液“ニードルアイ&リップリフトクリームCC”(15g、9980円)のキー成分はヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソームだ。「ルルルン(LULULUN)」 “ルルルン ハイドラ EX マスク”(7枚、880円/28枚、2640円)は、日本製ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソームをキー成分とし、オンラインショップでは欠品になるほどの人気ぶり。
「ベルアージュ(BELAGE)」も、唇の縦ジワ対策美容液“ベルアージュ リペアリップ ∞”(15g、7700円)に、ヒト脂肪由来間葉系細胞エクソソームを搭載する。同商品をハリウッドと共同開発した、セルソース主席研究主幹・大西和夫によれば「幹細胞は、皮膚や血液など私たちの体をつくるさまざまな細胞に変化する。これまで、幹細胞の機能として考えられていた細胞を修復させるパワーは、実は幹細胞が放出する微細な粒子『エクソソーム』による働きだと判明し、注目を集めている」とコメント。大西氏によれば、エクソソームとは、「細胞が分泌する直径約100nm(ナノメートル/10億分の1メートル)前後という非常に小さなカプセル状の物質のこと」と説明する。
エクソソームは、幹細胞を培養するときにできる上澄み液「幹細胞培養上清液」に多く含まれる。“エクソソーム(幹細胞培養上清液)”(1回、10万5000円)を展開する、東京美容クリニック表参道本院・山村菜実医師は「幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出し滅菌などを行った液体の上澄み液『幹細胞培養上清液』に、エクソソームをはじめ、多くの生理活性物質が含まれている。このため、幹細胞培養上清液を『エクソソーム』と称するクリニックもある。エクソソームは、エイジング、ニキビ、しわなど幅広い悩みにアプローチする。当院では、さまざまな美容医療を経験された40代から50代の顧客が、たるみ毛穴、シワなどを理由に施術を受けるケースが多い。エクソソーム注射は、頬やおでこに注入することが多く、1カ月おきを目安に施術を受けることができる」。
神宮外苑ウーマンライフクリニック・伊沢博美医師は「エクソソームは、細胞間のコミュニケーションを促進する。抗炎症、免疫調整といった特性を持ち、炎症性疾患の治療にも有望とされている。汎用性が高い一方で、懸念点もある。一般消費者からは、高品質の製剤が見分けにくい点だ。現時点では、エクソソームの製造・収集方法の標準化が規定されていない。また、体内での半減期が短いため、持続的な効果を得るためには頻繁な投与が必要になる可能性がある」とコメント。
一言で「幹細胞培養上清液」といっても、元となる幹細胞の由来によって特長が異なる。「一般的に、臍帯由来はフレッシュな幹細胞で、エクソソーム含有量が多いといわれている。肌のターンオーバーが促され、幅広い美容効果が期待できるが、臍帯由来の幹細胞培養上清液の国内生産は数社で少ない。脂肪由来は、比較的価格を抑えられるメリットがある。歯髄由来も乳歯を使うので、臍帯由来同様にエクソソームを豊富に含んでいる」と山村菜実医師。
伊沢博美医師は、「臍帯由来は、高い再生能力で知られ、アンチエイジングに関連する成長因子を豊富に含んでいる。脂肪由来は、抗炎症、皮膚再生、コラーゲン生成促進に、乳歯髄由来は、神経の再生や抗炎症に用いられることが多い。当院では、日本では希少な月経血幹細胞治療を行っている。自家月経血幹細胞とは、いわゆる生理で排出される血の中に含まれる幹細胞のこと。2020年に、再生医療等安全性確保法下で、日本初となる『卵巣機能低下に対する自家月経血由来幹細胞の静脈投与』が受理され、現在まで治療を提供している。美容分野だけでなく不妊治療でも貢献が期待されている」と話す。
2022年2月に上野ナツヒと乙黒えりが設立した「リユー(RE/U)」は乳歯由来の幹細胞培養上清液“ビーナ(BYINA)”をキーとする。伊勢丹新宿本店で、今年開催したポップアップストア(1月31日~2月6日)は、催事として過去最高の売り上げを記録したという。
上野ナツヒ「リユー」ブランドマネージャーは「幹細胞培養上清液には、肌を健やかに保つために重要な5000種類のたんぱく質、1mLあたり50億個のエクソソームを豊富に含む。幹細胞培養上清液“ビーナ(BYINA)”は、疾患のない10歳の日本女児の乳歯幹細胞由来で、提携ラボで培養されている。各製品の濃度も明示するなど、トレーサビリティを実現し情報開示も積極的に行っている。こうした企業姿勢も、アイテムを選ぶ基準になり得る」とコメント。また、幹細胞培養上清液に含まれるサイトカインやエクソソームなどの生理活性物質は、20℃の常温で徐々に活性を失うとされ、「リユー」では全製品を冷凍便で配送し、開封後も冷蔵保管を推奨する。
エクソソーム人気は、ヘアサロンでも広がっている。「カキモトアームズ(KAKIMOTO ARMS)」は、“ヒト幹細胞上清液・エクソソーム頭皮スパ”(約75分、ブロー料金込、3万3000円/AZABUDAI HILLS店3万6000円)を展開する。同メニューでは、日本初の美容皮膚科と言われる石井クリニックが9月24日に発売する「イシイクリニックビューティラボ(ISHII CLINIC BEAUTY LAB.)」“ヒト幹細胞上清FD(美容液)”(0.5mL×2本、2万4750円)を、エレクトロポレーションで導入する。
村上智美「カキモトアームズ」セラピストチーフは、「エビデンスや品質管理が不透明なものが多いが、『カキモトアームズ』では品質の高いエクソソームにこだわっている。“ヒト幹細胞上清液・エクソソーム頭皮スパ”は、美容感度が高く、メディカルグレードの美容を求める30代から60代前後の顧客に支持されている。麻布台ヒルズ店では、7月末時点で新規予約が2か月先まで埋まっており、目標に対して+30%以上となった」と好調ぶりを明かす。
ヘッドスパに、ヒト幹細胞上清液・エクソソームを取り入れるメリットに関しては、「主に4つある。まず、頭皮のターンオーバーを整え健やかな状態へと導く。次に、肌の真皮層にある繊維芽細胞の活性化が期待でき、頭皮の弾力アップに。3つめは、毛髪の再生をサポートする成分を毛根に届け、発毛や育毛を促す。4つめに、抗炎症、免疫調整作用、血管再生抗炎症により頭皮のトラブルを予防する働きだ。髪のエイジングサインに悩まれていた顧客から、髪質の向上、ボリュームアップ、薄毛改善などを感じられた、とポジティブな感想を多くいただいている」。
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「プーマ(PUMA)」は9月6日、映画「ハリー・ポッター」シリーズに着想を得た“スチューウィー スリー ハリーポッター(STEWIE 3 HARRY POTTER)”コレクションを発売する。「プーマ」公式オンライン、同公式アプリ、その他一部取り扱い店などで販売する。
同コレクションは、「プーマ」のグローバル契約選手、ブレアナ・ステュアート(Breanna Stewart)とコラボしたバスケットボールシューズ(1万9800円)とキャップ(6600円)をラインアップする。シューズは、アッパーに魔法を思わせる意匠を凝らし、グリップ力のある、高摩耗性アウトソールや、二重構造の軽量クッションで機能性に配慮。またキャップは、稲妻のようなデザインを施し、前立て部分に“HP”の文字を配した。
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「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」はブランド30周年を記念し、K-POPボーイズグループのエンハイプン(ENHYPEN)による、新作ルームウェアのビジュアルムービーを公開した。アイテムは、全国の店舗と公式オンラインストア、ゾゾタウンなどで販売中だ。
“ピーチ・ジョン ウィズ エンハイプン”キャンペーン第3弾となる今回は、メンバーたちの日常生活に入り込んだような感覚になれるスペシャル動画を用意した。ムービー内には、各メンバーからのメッセージも収められている。特設サイトで未公開ビジュアルやメイキングを公開中だ。
秋の新作“コットン混ワンポイントシャツパジャマ”(全3種、各5800円)は、ゆったりしたシルエットで着心地にこだわった。デザインはドッグ、キャット、くまの3種類で、ポケットにはオリジナルのプレート付きだ。
さらに発売を記念し、「ピーチ・ジョン」の公式Xアカウントをフォローし投稿をリポストすると、抽選でエンハイプンメンバーのチェキが合計7人に当たるキャンペーンを行う。
エンハイプンは、2020年に韓国の超大型オーディションプロジェクト“アイランド(I-LAND)”から誕生した7人組のグローバルボーイズグループ。今年7月にリリースした最新アルバム「ロマンス アントールド(ROMANCE : UNTOLD)」は、グループ通算2作目のダブルミリオンセラーを記録した。
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「ディオール(DIOR)」は8月27日、ディオール ビューティー ジェイアール 京都伊勢丹店を日本最大級の店舗としてリニューアルオープンした。“ニュールック”をコンセプトに掲げ、「ディオール」が1号店をオープンしたパリ・モンテーニュ通り30番地に息づくエスプリにインスパイアされ、メゾンのサヴォアフェールを体現する。同店のオープンを祝い、ブランドのアンバサダーを務める新木優子と高橋藍が来場した。
ラグジュアリーで温かみのある明るいブティックはフレグランスとビューティの商品をより際立たせ、「ディオール」のクチュールエッセンスも映し出す。大理石と繊細なファブリックが特徴の空間デザインだ。
カウンセリングやタッチアップをゆったりできる広めのカウンターを設置。「ディオール」の最新ランウェイショーを映し出すスクリーンで囲んだメイクアップエリアでは、アイシャドウやリップスティックなど、シーズンごとの最新のトータルルックを紹介する。新木は、「メゾンのアンバサダーであるアーニャやジスのメイクルックを再現できるアイテムがそれぞれのルックごとにディスプレイされていて、ほかの店舗では見たことがなくとても新鮮でした。こんなメイク楽しそうだな、挑戦してみたいなと思わせてくれる、遊び心溢れる店内でした」とコメントを寄せた。
フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=パフューム クリエイションディレクターによるオート パフューマリー エリアは、クチュリエ パフューマーでもあったムッシュ・ディオール(Monsieur Dior)から着想を得た。フローラルからアンバーまで20種類以上の香水をラインアップし、フレグランス スペシャリストのカウンセリングにより自分だけの香りを見つけられる。高橋は、「カウンセリングを受けることで、新しい提案をいただき、今まで自分では発見できなかった香りの世界を知ることができました。香水だけではなく、日々の生活を彩ってくれるキャンドルとの出合いもあり、早速自宅で香りを楽しんでみようと思います」と述べた。
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アーティストとして、現代のポップアイコンとして認知度を拡大し続けている、あのの初となる写真展が、伊勢丹新宿本館2階のセンターパーク ザ・ステージ#2で9月11日から17日まで開催される。入場は無料。
本展は、あのの5年ぶりの写真集「あの在処」(小学館)が9月4日に発売されるのを記念して開催され、写真集未掲載の作品を含む43種類の作品を展示販売する。写真集の撮影は、あのとは以前から交流のある写真家の川島小鳥が担当する。また、写真集、写真展の会場のデザインは、川島小鳥と多くの作品を手掛けている祖父江慎が行う。写真展では、写真集の写真を使用したTシャツ、トートバッグの販売も行う。
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「アディクション(ADDICTION)」は11月1日、“ザ クリーミー スティック アイシャドウ”(全6色、2970円)を発売する。予約開始は10月25日。ラインを引くと自然な陰影を演出し、指でぼかせば奥行きのあるグラデーションが素早く完成するアイテムだ。
全6色のカラーは、クリスタルピンクの“001 Crush onMe”、コーラルピンクの“002 Last Touch”、ダスティローズの“003 Sweet Venom”、サンドベージュの“004 Sand Lucky”、レッドコッパーの“005 Get Lucky”、オリーブブラウンの“006 Smoky Topaz”。肌馴染みの良いカラーからモダンなカラーまでラインアップする。
やわらかく滑らかな描き心地で、ラスティング処方により塗布時の状態が持続する。塗布時はぼかしやすく、時間が経過すると密着する設計により、思い通りに仕上がる。アルコール、鉱物油、パラペン、グルテンフリーで無香料だ。
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毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事はWWDJAPAN2024年8月26日号からの抜粋です)
五十君:恒例となってきたゴルフ特集です。コロナ禍でゴルフを始めた人が多く、ギアやウエアはすでにそろっているため、直近の物販がやや落ち着いているのは想定内。ただ、ゴルフ場や練習場は盛況なところも多いです。一気に盛り上がった分、盛り下がっていてもおかしくないと思っていましたが、コロナがゴルフ市場活性化のいい契機になり、それが続いているようです。
小池:子どもをサッカーの練習場に送って行くと、隣のゴルフレッスンは早朝でも常に満員ですよ。キャンプと一緒で、体験してみて好きになった人は少なからずいるし、昔からのゴルフ好きは変わらずいるしで、“ゴルフ2.0”的な状況ですよね。
五十君:「クワイエット ゴルフ(QUIET GOLF)」を日本でライセンス展開する赤松亮さんは「中高の部活の同窓会みたいな感じでゴルフに行く」と言っていたり、アルペンのゴルフ部門の岡本眞一郎商品本部副本部長が「息子は野球部時代の友だちとゴルフに行っている」と語っていたり。若い層にもコミュニケーションツールとしてゴルフはしっかり浸透しているようです。
小池:野球やテニス、サッカーをやるには人数が必要ですが、打ちっぱなしは1人で好きな時間に行けるし、最近はラウンドも最低2人から回れるみたいです。オールシーズン、年を取ってもできるからゴルフは一生の趣味にできるスポーツなんですよね。
五十君:アメリカで人気の「トップゴルフ」はお酒を飲みながら、ボウリングやカラオケのノリで、みんなで楽しめるゴルフ施設です。今回、「ロイヤルグリーン水戸」を取材しましたが、ドッグランやカフェ、ショップを併設し、イベントもたくさんやっていて、エンターテインメントとしてゴルフ練習場を楽しんでもらおうとさまざまな工夫を凝らしていました。取材しようとコンタクトしたら、ファッション業界で経験を積んだ男性が企画役で運営に参加していて驚きましたし、久々に再会できました。ファッション業界的な見せ方やノウハウを注入しているんですよね。ファッション業界は、ゴルフシーン向けにアパレルやアクセサリーを企画するというだけでなく、そういうソフト面からも関わっていけると思いました。
小池:確かにファッションって幅広いですから、ゴルフのプレーそのものを楽しませるアイデアも出てくるといいですね!
The post “ゴルフバブル”は弾けたかもしれないが appeared first on WWDJAPAN.
毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事はWWDJAPAN2024年8月26日号からの抜粋です)
五十君:恒例となってきたゴルフ特集です。コロナ禍でゴルフを始めた人が多く、ギアやウエアはすでにそろっているため、直近の物販がやや落ち着いているのは想定内。ただ、ゴルフ場や練習場は盛況なところも多いです。一気に盛り上がった分、盛り下がっていてもおかしくないと思っていましたが、コロナがゴルフ市場活性化のいい契機になり、それが続いているようです。
小池:子どもをサッカーの練習場に送って行くと、隣のゴルフレッスンは早朝でも常に満員ですよ。キャンプと一緒で、体験してみて好きになった人は少なからずいるし、昔からのゴルフ好きは変わらずいるしで、“ゴルフ2.0”的な状況ですよね。
五十君:「クワイエット ゴルフ(QUIET GOLF)」を日本でライセンス展開する赤松亮さんは「中高の部活の同窓会みたいな感じでゴルフに行く」と言っていたり、アルペンのゴルフ部門の岡本眞一郎商品本部副本部長が「息子は野球部時代の友だちとゴルフに行っている」と語っていたり。若い層にもコミュニケーションツールとしてゴルフはしっかり浸透しているようです。
小池:野球やテニス、サッカーをやるには人数が必要ですが、打ちっぱなしは1人で好きな時間に行けるし、最近はラウンドも最低2人から回れるみたいです。オールシーズン、年を取ってもできるからゴルフは一生の趣味にできるスポーツなんですよね。
五十君:アメリカで人気の「トップゴルフ」はお酒を飲みながら、ボウリングやカラオケのノリで、みんなで楽しめるゴルフ施設です。今回、「ロイヤルグリーン水戸」を取材しましたが、ドッグランやカフェ、ショップを併設し、イベントもたくさんやっていて、エンターテインメントとしてゴルフ練習場を楽しんでもらおうとさまざまな工夫を凝らしていました。取材しようとコンタクトしたら、ファッション業界で経験を積んだ男性が企画役で運営に参加していて驚きましたし、久々に再会できました。ファッション業界的な見せ方やノウハウを注入しているんですよね。ファッション業界は、ゴルフシーン向けにアパレルやアクセサリーを企画するというだけでなく、そういうソフト面からも関わっていけると思いました。
小池:確かにファッションって幅広いですから、ゴルフのプレーそのものを楽しませるアイデアも出てくるといいですね!
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「ディースクエアード(DSQUARED2)」は9月4日、新カプセルコレクション“アイコン ニュー ジェネレーション(ICON NEW GENERATION)”をローンチする。これを記念し9月4日から10月3日まで、銀座のディースクエアード東京でポップアップストアを開催する。同コレクションは9月4日から、全国の直営店と「ディースクエアード」取り扱い店舗でも販売する。
“アイコン ニュー ジェネレーション”は、斜めにデザインしたロゴと造形的でオーバーサイズなシルエットが特徴だ。メンズは、パーカ(17万7100円)やハーフパンツ(10万1200円)などを、ウィメンズはクロップド丈のジャケット(19万300円)やカーブジーンズ(13万2000円)などを展開する。さらに、ユニセックスで使えるバックパックやベルトバッグ、ミトン、バケットハット、フードハット、ロゴ入りベルトなどもラインアップする。
ポップアップストアでは、限定アイテム“ディースクエアード東京 限定メンズパーカ”(26万7300円)を販売する。
日程:9月4日~10月3日
時間:12:00〜20:00(土日のみ11:00〜20:00)
場所:ディースクエアード東京
住所:東京都中央区銀座 5-3-13
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「ディースクエアード(DSQUARED2)」は9月4日、新カプセルコレクション“アイコン ニュー ジェネレーション(ICON NEW GENERATION)”をローンチする。これを記念し9月4日から10月3日まで、銀座のディースクエアード東京でポップアップストアを開催する。同コレクションは9月4日から、全国の直営店と「ディースクエアード」取り扱い店舗でも販売する。
“アイコン ニュー ジェネレーション”は、斜めにデザインしたロゴと造形的でオーバーサイズなシルエットが特徴だ。メンズは、パーカ(17万7100円)やハーフパンツ(10万1200円)などを、ウィメンズはクロップド丈のジャケット(19万300円)やカーブジーンズ(13万2000円)などを展開する。さらに、ユニセックスで使えるバックパックやベルトバッグ、ミトン、バケットハット、フードハット、ロゴ入りベルトなどもラインアップする。
ポップアップストアでは、限定アイテム“ディースクエアード東京 限定メンズパーカ”(26万7300円)を販売する。
日程:9月4日~10月3日
時間:12:00〜20:00(土日のみ11:00〜20:00)
場所:ディースクエアード東京
住所:東京都中央区銀座 5-3-13
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