エイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)が「レイバン」初のクリエイティブディレクターに就任

「レイバン(RAY-BAN)」は、ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)をブランド初のクリエイティブディレクターに任命した。音楽とファッションの両業界でトレンドをリードする影響力で知られるロッキーは、クリエイティブプラットフォームの「レイバン ストゥディオス(Ray-Ban Studios)」にその独自のビジョンをもたらすことで、クリエイティブなプロジェクトを導き、ブランドのイメージとデザインの未来を形作っていく。

彼の最初のプロジェクトとして、「ザ・ブラックト・アウト コレクション(The Blacked Out Collection)」を発表。アイコンシリーズの“メガ(Mega)”コレクションを再デザインし、新しいレンズタイプを採用したコレクションで、4月に発売予定。

ロッキーが発表するのは、クラシックな要素に大胆でモダンな影響を融合させた革新的なフレーム。本コレクションでは、“メガ”シリーズにゴールドプレートのディテールと新開発のウルトラブラックレンズを取り入れた、伝統的なアイコニックスタイルが新たなスケールで登場。彼の参加はアイウエアのデザインにはとどまらず、音楽、ファッション、アートの導入に加え、キャンペーンのディレクションや「レイバン」ストアのリデザイン、音楽、ファッション、アートを融合させた新たな体験を作り出す。

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1位は、「ケイト」が“磁石のように”まぶたにぴたっと密着するスティックアイシャドウを発売|週間アクセスランキング TOP10(2月13〜19日)

1位は、「ケイト」が“磁石のように”まぶたにぴたっと密着するスティックアイシャドウを発売|週間アクセスランキング TOP10(2月13〜19日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、2月13日(木)〜2月19日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ケイト」が“磁石のように”まぶたにぴたっと密着するスティックアイシャドウを発売

02月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ケイト(KATE)」は2月22日、磁石で引き寄せられるように、まぶたにぴたっと密着するスティックタイプのアイシャドウ“マグネットスティックシャドウ”(限定4色、各1430円※編集部調べ)を数量限定で発売する。2月18日には、公式オンラインストアなどで先行販売を開始した。

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- 2位 -
【一粒万倍日】「グッチ」がピンクのミニ財布やヒグチユウコとコラボした日本限定の猫チャームを発売

02月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「グッチ(GUCCI)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」という3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、新作ウオレットやスモールレザーグッズを販売する。加えて、3月8日には日本限定のスペシャルアイテムとして、アーティストのヒグチユウコとコラボレーションした2種類の猫チャームを「グッチ」の一部店舗とオンラインショップで、数量限定で販売する。

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- 3位 -
中国で「アート(半永久)メイク」が急拡大、眉やチーク、さらにはファンデーションまで【ヒキタミワの「上海日記」】

02月17日公開 / 文・ヒキタミワ

 1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの「上海日記」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は中国でいま注目を集める「アートメイク」。日本でも眉などのワンポイントで広がりつつありますが、中国ではチークやノースシャドウ、さらにはファンデーションにも広がっています。

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- 4位 -
【一粒万倍日】「ロエベ」が日本限定デザインの財布を発売 3月10日は最強開運日

02月14日公開 / 文・WWD STAFF

 3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ寅の日のトリプルラッキーデーだ。

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- 5位 -
「パリ国際ランジェリー見本市」と素材展に99カ国約1万6000人が来場 セルフプレジャーグッズへの関心が高まる

 下着関連の見本市である「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」が1月18〜20日、フランス・パリのポルト ド ベルサイユ見本市会場で開催された。同展には、 下着や水着などを手掛ける220ブランドが出展し、2025-26年秋冬の新作を披露。出展ブランド数は減少したが、全体の37%が新規出展社だった。同じ会場で同時期開催の素材・資材メーカーの見本市「アンテルフィリエール・パリ(INTERFILIERE PARIS)」には180社が出展し、21%が新規出展。両展合わせると約30%が新規出展で、78%がフランス国外からの出展になった。

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- 6位 -
BUMP OF CHICKEN・直井由文、「TRIGGER」、「GR8」、「GEEKS RULE」の豪華コラボによるアニメ「キルラキル」Tシャツ制作の裏側を語る

02月19日公開 / 文・高山 敦

 「ギークス ルール(GEEKS RULE)」の最新作として、アニメーション作品「キルラキル」とのTシャツ(3型)とシルクスクリーンポスター(100部限定)が、2月22日から「グレイト(GR8)」で、24日から「ギークス ルール」で販売される。「キルラキル」は2013年にアニメーションスタジオ「TRIGGER(トリガー)」初のオリジナルTVアニメ作品として制作されたもので、今回放送時から大ファンで、いつかTシャツを作りたかったという直井の呼びかけにより、「TRIGGER」「グレイト」「ギークス ルール」がコラボレーションして、企画が実現した。本プロジェクトについて、発起人となったBUMP OF CHICKENのベーシスト直井由文と、「TRIGGER」の若林広海(クリエイティブプロデューサー)、「グレイト」の高橋善将(スペシャルプロジェクトマネージャー)、「ギークス ルール」の畠中一樹の4人に話を聞いた。

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- 7位 -
【一粒万倍日】「プラダ」は日本限定カラーの財布や革小物を発売 3月10日は最強開運日

02月18日公開 / 文・WWD STAFF

 3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。「プラダ(PRADA)」はこの最強開運日に向けて、二つ折りや三つ折り財布、フラグメントケース、カードケース、長財布などを用意。「プラダ」各店舗及び公式オンラインストアで順次販売中だ。

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- 8位 -
藤原ヒロシが見たナイキの反骨精神 “エア ジョーダン 1”が40周年イベント開催

 ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は2月12日、“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”の40周年を記念した関係者向けイベントを開催した。テーマは「UNBANNABLE(禁止できない)」。この言葉は、1985年当時のNBAが定めた「白の面積が一定以上あるシューズを着用する」というルールに反し、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)が“エア ジョーダン 1”を履くたびに毎試合5000ドルの罰金を科された出来事に由来している。その背景から、この黒と赤のシューズは「BANNED(禁止された)」という愛称で知られるようになった。東京・原宿の一角には、「ノーマリズムテキスタイル(NOMARHYTHM TEXTILE)」による布で覆われた特設会場が突如として姿を表した。左上には”ジャンプマン”のロゴ。赤、黒、白のテキスタイルは、「BANNED」のカラーリングだ。当日は、ブランドと縁の深い藤原ヒロシに加え、イベントのパートナーである「ノーマリズムテキスタイル」の野口真彩子デザイナーと佐々木拓真デザイナーが登壇。「ジョーダン ブランド」が歩んできた歴史を振り返りながら語り合うパネルトークが行われた。パネルトークの一部を抜粋する

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- 9位 -
「ユニクロ」が25年春夏コラボを発売 「コントワー・デ・コトニエ」と「プリンセス タム・タム」

02月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は3月7日、「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」「プリンセス タム・タム(PRINCESS TAM TAM)」とそれぞれコラボした2025年春夏コレクションを発売する。「ユニクロ」一部店舗と公式オンラインで販売する。

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- 10位 -
「エドウイン」が阪神タイガースとコラボ 球団のアイコニックなマークを施したジャケット2型を発売

02月18日公開 / 文・WWD STAFF

 オリジナル商品の企画・制作・販売を軸に、企業・組織のトータルブランディングを手掛けるヘソプロダクションは2月下旬、デニムブランドの「エドウイン(EDWIN)」と阪神タイガースがコラボレーションした“デニムジャケット”(丸虎/3万800円、HT/3万8500円)を発売する。関西の駅構内土産店舗やバラエティショップ、阪神タイガース公式オンラインショップ、チームショップアルプス、ほか阪神タイガース公式ショップで取り扱う。

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百貨店を食っちゃうぞ 大丸松坂屋の虎の子「アナザーアドレス」 牙磨き5年目

大丸松坂屋百貨店が運営するファッションレンタルのサブスクサービス「アナザーアドレス(ANOTHER ADDRESS)」が3月で5年目を迎える。サービススタート当初は、海外のデザイナーズブランドの服などがレンタルできる点に注目が集まったが、クリエイターに光を当てたり、業界のサステナビリティに一石を投じたりと、ファッションレンタルの枠を超えた広がりを見せている。

「アナザーアドレス」はこのほど、同サービス主催のファッションデザインコンテスト「ループアワード」の表彰式を東京・代々木第一体育館で実施した。レンタルを繰り返し、役目を終えた古着をリメイクした作品のできばえを、プロデザイナー部門と学生/アマチュア部門に分けて審査。総合グランプリと部門賞を表彰した。

表彰式の会場となった代々木第一体育館では、14〜16日にかけ、ファッションやアート、ライフスタイルなどの事業者やクリエイターなど約400組が出展する祭典「ニューエナジートウキョウ」が開催された。「アナザーアドレス」はブース出展も実施し、環境省に採択された衣類のアップサイクルプロジェクト「roop」やその成果のパネル展示、アパレル廃材を使用したアート作品の展示・制作体験コーナーなども設けた。

表彰式の前日、「これほど大掛かりのイベントは初めて。昨日は徹夜だった」と赤い目をこすっていた事業責任者の田端竜也氏。会場でサービスの展望を聞いた。

WWD:今回の取り組みの背景について。

田端竜也「アナザーアドレス」事業責任者(以下、田端):まず、このイベント自体で収益を上げるつもりは毛頭なく、あくまで「アナザーアドレス」の取り組み、その背景にあるパーパスの認知活動が目的です。

今回のイベントは、環境省によるカーボンニュートラルに向けた民間事業との連携プロジェクト「デコ活」の支援を受けています。“デコ活”はこれまでの“クールビズ”みたいにスーツを脱ぎなさい、エアコンの温度を下げなさい、とあれこれ指導するのではなく、「消費者が本当にいいと思って使った商品やサービスが、実は環境にもいいものだった」というような企業の取り組みを、国の補助金を使って支援するものです。

「アナザーアドレス」はその1号案件として採択されました。補助金のおかげで、今回のイベントは当社からの資金の持ち出しはなく開催できています。

WWD:なぜサステナビリティに力を入れるのか。

田端:サステナビリティは「アナザーアドレス」の後付けのコンセプトではなく、サービスの根幹です。僕たちの調査では、概算ではあるものの、「アナザーアドレス」の利用者は服を買う数が年間で13着減ったというデータがあります。もちろん、服の配送やクリーニングにはコストがかかりますが、それを差し引いても、1人あたり年間250kgのCO2排出抑制につながっている計算です。また数字には表れにくいですが、消費者の購買行動にもいい影響を与えているはず。安価な服を買ってすぐに捨てるのではなく、「長く使えるいい服を着る」という意識が広がっていると感じます。2年前には、レンタルで汚れた服を染め直したり、パッチワークしたりして販売する「リアドレス」というオリジナルブランドも始めましたが、お客さまからは非常にいい反応をいただけています。

ファッションレンタルの過渡期に
百貨店のバックボーンが生きる

WWD:ファッションレンタル市場も過渡期にある。

田端:市場の成熟につれ、サービスの選別・淘汰も進んでいるのは事実でしょう。有力レンタルサービスだった「エディスト クローゼット」も昨年サービスを終了してしまいました。その中で、改めて感じるわれわれの強みというのは、大丸松坂屋というバックボーンの存在です。

サービス立ち上げ当初は、ブランド側もファッションレンタルというサービスや仕組みに懐疑的で、「自分たちのブランドの価値が毀損するのでは」と及び腰でした。それでも、「大丸松坂屋さんなら」と信頼感から協力してくれたケースも多かったんです。それから、僕らはブランドから買い取った服をレンタルしているため、事業の拡大に伴う商品在庫・バリエーションの拡充には多額の資金が必要になります。百貨店の潤沢な資本力はすごく心強かったです。

正直、「百貨店のオールドファッションなイメージがサブスクサービスの足枷になるのでは」と懸念していました。「サブスクなんてやってどうなるんだ」と周りからあれこれ言わるだろうなとも。しかし今では会社が一番の理解者であり、応援者だと感じています。今回の「ループアワード」の審査員である宗森(耕ニ・大丸松坂屋百貨店社長)も、開催をとても楽しみにしてくれていました。

「助けられた」百貨店を
いつかは「助ける」存在に

WWD:課題は?

田端:イノベーター層やアーリーアダプター層、いわゆる時代の流れに敏感な人たちには、一定程度浸透してきたと実感しています。ただその先にあるキャズム(市場の溝)を超えて一般層に広げるには、まだまだ認知が足りない。オンライン完結型のサービスとして運営してきましたが、やはり画面越しだけでは伝わりきらない部分もあると感じています。だからこそ、今回のようなリアルイベントもそうですし、僕たち百貨店には「店舗」という強い武器があるのだから、オフラインでのアプローチにも積極的に取り組んでいきたいですね。

また、BtoBの領域にも可能性を感じています。ブライダル会社やイベントの企画会社などと提携し、結婚式場や客船のクルーズパーティなどで衣装のレンタルサービスが提供できれば、新たな利用シーン・顧客層の開拓につながると考えています。

WWD:展望は。

田端:現在の登録者数は25万人。実際の利用者数はこれより少ないですが、これまでに貸し出した服の総数はのべ430万着を超えています。ただ、事業としてはまだ赤字。この中期経営計画の期間(〜27年2月期)に、まずは単月黒字までもっていきたいと思っています。

2030年、あるいは2040年になるかもしれないですが、将来的に服を「買う」と「借りる」を使い分けるのが当たり前になった社会で、「アナザーアドレス」がファッションレンタルサービスの中で真っ先に思い浮かぶでありたい。大丸松坂屋の百貨店事業を「食っちゃうぞ」くらいの意気込みで事業を大きくする。さっきは「助けられた」と言っておいてなのですが(笑)。そしていつか、「アナザーアドレスがあってよかった」と言われるようになって、恩を返したいですね。

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韓国焼酎「チャミスル」の“ボトル型”リッププランパーが登場 マスカットやイチゴなどの全5種

化粧品や化粧雑貨などを企画販売する粧美堂は2月21日、韓国焼酎「チャミスル」のリッププランパー(全5種、各1320円)を、全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)で発売した。

同製品は本物の「チャミスル」ボトルをイメージしたリッププランパーで、唐辛子成分がぷっくりとしたボリュームのある唇に導く。穏やかなプランプ効果のある色付きのマスカット、ストロベリー、すもも、グレープフルーツの4種に加え、エキストラホットタイプのフレッシュを用意した。フレーバーに合った「チャミスル」の香り付きだ。

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「オサジ」が山名八幡宮とコラボ 約1300年前の碑に込められた思いへの共感から母子に向けた石けんを発売 

スキンケアブランド「オサジ(OSAJI)」は4月23日、母と子に向けた石けん“バーソープ ツナグ”(90g×2、3850円)を数量限定で発売する。「オサジ」高崎OPA店と東京グランスタ店、群馬県高崎市の山名八幡宮、山名八幡宮のオンライン授与所で扱う。

“バーソープ ツナグ”は、安産・子育ての神を司る山名八幡宮とのコラボレーションで誕生した。1点ずつを神社で祈祷し、購入した母子の縁がより深いものになるように祝詞を奏上している。

母子で使用できるように2つセットで販売する。グリセリンを配合して潤いを守りつつ、天然のミネラルを豊富に含んだレッドクレイでさっぱりとした洗い上がりを目指した。香りは国産ヒノキ木油を配合。全てに山名八幡宮のご祈祷証明書を同封している。

きっかけは「碑を知ってもらいたい」という思いから

今回のコラボレーションは、⼭名⼋幡宮が鎮座する⾼崎市⼭名町にある特別史跡“山上碑”の認知を広げ、碑の保存につなげたいという思いからスタートした。山名八幡宮の第27代宮司である高井俊一郎氏は「自分たちでも発信しているがなかなか広がりにくいところがある。『オサジ』とコラボすることでより波及できたらうれしい」と話す。

“山上碑”は約1300年前、長利という僧が母のために建てた日本最古の石碑だ。「オサジ」の開始も、茂田正和ブランドディレクターが皮膚疾患を抱えていた母を思い、自宅のキッチンで化粧品を作り始めたことがきっかけだった。「山上碑も母のためを思った碑であるし、山名八幡宮は安産の子育ての宮であるし、つながりがあると思った」(茂田ブランドディレクター)。

そういった背景から、「母を思うことができる」製品作りに着手した。「単なるギフトではない。それを渡し、自分も持つことで、離れていても母とのつながりを認識するきっかけになったら」という思いから、2つセットで1つずつ祈祷するスタイルを採用した。

茂田ブランドディレクターは、「日本の大事な文化を断たないようにしていくことが、日本の化粧品ブランドとして1つの使命だと考えている。神社もその1つとして欠かせない。今後も自分たちが手伝えることができたらうれしい」と話した。宮司の高井さんは「ただモノを買うのではなく、その背景も含めて購入する傾向が進んでいる今、神社やお寺などは日本のモノ作りと共にもっといろんな価値を生めるはず。垣根を越えて日本の産業や歴史を守っていきたい」とコメントした。

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「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”に日本限定ラベルが登場 一部店舗では印字のサービスも

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のフレグランス“レプリカ(REPLICA)”は、3月13日から“レプリカ オードトワレ”(100mL)“レプリカ キャンドル”“レプリカ ディフューザー”の購入者に対して、日本限定デザインのラベル“ブルーミング ゴールド”へ変更するサービスを実施する。

限定ラベル“ブルーミング ゴールド”は、散っていく桜の儚さと金継ぎで修復された器の永遠性という相反する美しさを表現した日本限定のデザインだ。

一部店舗ではラベルをパーソナライズするサービスも

また「メゾン マルジェラ」“レプリカ”フレグランス ストア表参道、キャットストリート、渋谷スクランブルスクエア、伊勢丹新宿本店、ニュウマン横浜、名古屋ラシック、ルクア大阪の7店舗では、ラベルの一部を希望のテキストにパーソナライズするサービスも実施。従来の白色のラベルもしくは、限定ラベル“ブルーミング ゴールド”のいずれかを選択し、好きな英数字を印字できる。

ホワイトとゴールドのコントラストが映える
ノベルティーのポーチ

限定ラベルの用意にともない、ブランドを象徴するカラーである白をベースにした“ブルーミング ゴールド"のオリジナルポーチをノベルティーとして数量限定でプレゼントする。同ノベルティーは、“レプリカ”の製品を税込2万7610円以上購入した人が対象となる。

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「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”に日本限定ラベルが登場 一部店舗では印字のサービスも

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のフレグランス“レプリカ(REPLICA)”は、3月13日から“レプリカ オードトワレ”(100mL)“レプリカ キャンドル”“レプリカ ディフューザー”の購入者に対して、日本限定デザインのラベル“ブルーミング ゴールド”へ変更するサービスを実施する。

限定ラベル“ブルーミング ゴールド”は、散っていく桜の儚さと金継ぎで修復された器の永遠性という相反する美しさを表現した日本限定のデザインだ。

一部店舗ではラベルをパーソナライズするサービスも

また「メゾン マルジェラ」“レプリカ”フレグランス ストア表参道、キャットストリート、渋谷スクランブルスクエア、伊勢丹新宿本店、ニュウマン横浜、名古屋ラシック、ルクア大阪の7店舗では、ラベルの一部を希望のテキストにパーソナライズするサービスも実施。従来の白色のラベルもしくは、限定ラベル“ブルーミング ゴールド”のいずれかを選択し、好きな英数字を印字できる。

ホワイトとゴールドのコントラストが映える
ノベルティーのポーチ

限定ラベルの用意にともない、ブランドを象徴するカラーである白をベースにした“ブルーミング ゴールド"のオリジナルポーチをノベルティーとして数量限定でプレゼントする。同ノベルティーは、“レプリカ”の製品を税込2万7610円以上購入した人が対象となる。

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ファミマの「コンビニエンスウェア」から春の新作 数量限定のジップアップジャケットや鮮やかなカラーの小物など

ファミリーマートが展開する「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は、新作のウエアやシーズンカラーの小物、文具などを含む春の新作アイテムを2月25日から全国のファミリーマートで順次発売する。

2月25日発売 高機能素材を使用したカジュアルなセットアップ

25日からは数量限定のジップアップジャケット(3990円)とリラックス感のあるジョガーパンツ(2990円)を発売する。撥水、UVカット機能を備え、ストレッチの効く高機能素材を使用して製作した両アイテムは、着心地の良さが魅力。またジップアップジャケットは袖にギャザーを、ジョガーパンツにはウエストと裾にゴムを入れることでシルエットにメリハリをつけた。単体はもちろん、セットアップとしても着用できる。

サイズはMとLをそろえ、カラーは定番のブラックと今シーズンのテーマカラーであるブラウンの2色を用意する。

3月4日発売 春らしいシーズンカラーの小物

3月4日からは鮮やかなブルーを採用したソックス、ボクサーパンツ、タオルをリリースする。アイコニックなラインソックス(429円)とシンプルなショートソックス(429円)、ウエストゴム部分にジャカード織で“Convenience Wear”のロゴを入れたボクサーパンツ(880円)は抗菌防臭加工を施し、匂いにくい仕様に仕上げた。ソックスは22-25、25-28cmの2サイズを、ボクサーパンツはM、L、XLの3サイズを用意する。

タオルはハンカチ(660円)、フェイスタオル(1089円)、バスタオル(2189円)の3サイズをそろえる。柔らかい生地ながら高い吸水性を備えており、日常使いに便利だ。

3月11日発売 アウターTシャツから新色

11日にはファミリーマートのコーポレートカラーをボーダーで表現した長袖のアウターTシャツ(1998円)とブラウンカラーの半袖アウターTシャツ(1490円)を展開する。USAコットンを使用したアウターTシャツは、名前の通り1枚で着ても様になるデザインだ。

3月25日発売 文具ラインにポーチとマーカーが仲間入り

25日にはコクヨと共同開発した文具ラインにメッシュポーチ(790円)とマーカーセット(990円)が仲間入りする。メッシュポーチは入れたものが見えやすく、中には整理しやすいカラフルな仕切りがついた便利な仕様に。マーカーセットは、ラインマーキングと細かな文字書きが1本でかなう2ウエイ仕様で、使う人に前向きで優しい気持ちになってほしいという想いから生まれた“優しいきもちの色”の5色をセットにした。

発売中 雨具ラインから新作の晴雨兼用折り畳み傘

雨具ラインの新作として登場した晴雨兼用の折り畳み傘は現在発売中だ。表側の生地には防水・撥水加工、裏側には紫外線をカットするコーティングを施すことで晴れ、雨どちらでも高い機能性を発揮する。今回は、親骨の長さが短いミニタイプ(2215円)とスリムタイプ(2215円)を用意する。

共同開発にあたった落合宏理「ファセッタズム(FACETASM)」デザイナーは、今回の新作について「“ファミリーマートで洋服を買う文化”を作るために始まった『コンビニエンスウェア』が、3月で全国展開を開始して5年目を迎える。新たに始まる春の展開は、『コンビニエンスウェア』にとっても挑戦するシーズンとなった。25年春夏のテーマカラーをブラウンに設定し、アウターTシャツやジョガーパンツに加え、新作のジップアップジャケットを展開するほか、コーポレートカラーの長袖ボーダーシャツも登場し、トータルコーディネートの幅が広がる。また、新たに晴雨兼用を含めた雨具ラインを拡大する。昨年からスタートした文具ラインからも、コーポレートカラーのメッシュポーチや、好評いただいたマーカーセットからは"優しいきもちの色”をイメージしたアイテムを展開する。この後に続くラインアップもみなさまに『コンビニエンスウェア』の成長を感じていただけるアイテムが発表されるので楽しみにしていただきたい」とコメントした。

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「スターバックス」の桜コレクション第2弾 タンブラーやブランケットなど全23アイテム

「スターバックス(STARBUCKS)」は2月28日、各店舗で“サクラ2025コレクション”の第2弾グッズを発売する。25日はオンライン限定グッズも販売。第1弾コンセプトの日桜に続き、28日販売のコレクションは夕桜、25日販売開始のオンライン限定品は夜桜をコンセプトにした。

夕桜をコンセプトにしたコレクションは夕日に照らされた桜や夕暮れに咲く桜をイメージした。儚く、エレガントなデザインのステンレスボトルやタンブラー、マグ、グラスカップのほか、ボア素材の収納ポーチ付きブランケット、メッセージを添えて贈れるビバレッジカード、カップ型のメッセージギフトなど17アイテムを用意。夜桜をコンセプトに月夜に見る儚い桜を表現したオンライン限定アイテムは、ステンレスボトルやタンブラー、マグ、耐熱グラスの6品をそろえる。

「スターバックス」桜コレクション第2弾ラインアップ

2月28日発売アイテム一覧

2月25日発売オンライン限定アイテム一覧

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シンガーソングライター、ベンジャミン・クレメンタインが6月にブルーノート東京で初公演

シンガーソングライター、ベンジャミン・クレメンタイン(Benjamin Clementine)が最新アルバム「Sir Introvert and the Featherweights」を携え、6月3〜5日にブルーノート東京で公演を行う。ベンジャミンがブルーノート東京でライブをするのは今回が初となる。

ロンドンに生まれたベンジャミンは19歳でパリに移住。路上生活をしながらストリートライブを続けていたところを音楽関係者の目に留まり、2013年に1st EP「Cornerstone」を発表。同年、BBCの老舗音楽番組「Later With Jools Holland」での演奏が絶賛され一躍注目の存在に。15年にリリースしたデビューアルバム「At Least For Now」は、イギリス最高の音楽賞「マーキュリー・プライズ」の栄誉に輝いた。近年はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品「DUNE/デューン 砂の惑星」に出演するなど俳優としても活躍している。

チケットはJam Session会員先行で2月22日正午から予約販売を開始し、25日正午から一般ウェブ先行販売、3月4日正午からは一般電話販売を行う。

■ベンジャミン・クレメンタイン来日公演
公演日程:6月3、4、5日
1st show 開場 17:00 / 開演 18:00
2nd show 開場 19:45 / 開演 20:30
料金:9900円※サイドエリアL/R、カウンター以外の席は、別途シートチャージがかかる。
会場:ブルーノート東京
住所:東京都港区南青山6-3-16
https://www.bluenote.co.jp/jp/

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「オルビス」が創業以来初のクレンジングオイルを発売 日本初の超微粒子技術で毛穴汚れにアプローチ

「オルビス(ORBIS)」は5月20日、日本初の超微粒子技術で毛穴奥の汚れにアプローチするブランド初のオイルメイク落とし“オルビス ザ クレンジングオイル”(120mL、2200円/詰め替え用110mL、1980円)を発売する。「オルビス」公式オンラインショップ、全国の直営店舗で取り扱うほか、消費者との出合いを広げるためEC、ドラッグストア、バラエティーショップでの販売も行う。

近年はメイクアップ品の“落ちにくさ”が重要な購入動機になっているほか、メイク品のロングラスティング力は年々進化を遂げている。その一方でメイク落ちに付帯する肌悩みも増えるなど、消費者のニーズも多様化。1987年にオイルカットのスキンケアでスタートした「オルビス」だが、市場ニーズに応える形で創業以来初となるクレンジングオイルの開発に着手した。

ポーラ化成工業の研究により、汚れをはね返す水の膜が肉眼では見えない毛穴奥の汚れまで落とす超微粒子による新技術を開発し、製品に搭載している。

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「オルビス」が創業以来初のクレンジングオイルを発売 日本初の超微粒子技術で毛穴汚れにアプローチ

「オルビス(ORBIS)」は5月20日、日本初の超微粒子技術で毛穴奥の汚れにアプローチするブランド初のオイルメイク落とし“オルビス ザ クレンジングオイル”(120mL、2200円/詰め替え用110mL、1980円)を発売する。「オルビス」公式オンラインショップ、全国の直営店舗で取り扱うほか、消費者との出合いを広げるためEC、ドラッグストア、バラエティーショップでの販売も行う。

近年はメイクアップ品の“落ちにくさ”が重要な購入動機になっているほか、メイク品のロングラスティング力は年々進化を遂げている。その一方でメイク落ちに付帯する肌悩みも増えるなど、消費者のニーズも多様化。1987年にオイルカットのスキンケアでスタートした「オルビス」だが、市場ニーズに応える形で創業以来初となるクレンジングオイルの開発に着手した。

ポーラ化成工業の研究により、汚れをはね返す水の膜が肉眼では見えない毛穴奥の汚れまで落とす超微粒子による新技術を開発し、製品に搭載している。

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 「キス」から初のパフォーマンスライン 「オン」とのコラボシューズもラインアップ

「キス(KITH)」は、ブランド初のパフォーマンスライン“ケーテック スプリング 2025”コレクションと、数量限定で「オン(ON)」とのコラボシューズを発売した。「キス」全店舗および公式オンライン、公式アプリで取り扱う。

初のパフォーマンスライン
“ケーテック スプリング 2025”コレクション

本コレクションは、はっ水性のあるシワ加工ナイロン素材を用い、通気性のあるメッシュライニングを配したジャケットや、それぞれ吸湿速乾性のあるアクティブハニカム素材や、ナイロンブレンド素材、ストレッチ性のあるポリエステル素材を用いたTシャツのほか、アウターやインナー、パンツ、ショートパンツなど、パフォーマンスを考慮して設計したウエアのほか、キャップやバケットハットなども販売する。

「オン」コラボシューズ
シルエットを新たにデザイン

「オン」とのコラボシューズ“クラウドゾーン(CLOUDZONE)”は、アメリカ・ニューヨークのクイーンズ地区にあるランドマーク“クイーンズ・ユニスフィア(QUEENS UNISPHERE)”に着想を得て、「オン」が新たにシルエットをデザイン、サイドにそれぞれブランドロゴをあしらう。軽量アッパーにラバーアウトソールを採用、メンズとウィメンズをラインアップする。

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俳優・毎熊克哉が語る「演技の本質」と「心を動かす演技」

PROFILE: 毎熊克哉/俳優

PROFILE: (まいぐま・かつや):1987年生まれ、広島県出身。2016年公開の主演映画「ケンとカズ」で第71回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞、おおさかシネマフェスティバル2017 新人男優賞、第31回高崎映画祭 最優秀新進男優賞を受賞。近年は大河ドラマ「どうする家康」(23)、「光る君へ」(24)に出演するほか、映画では、「孤狼の血 LEVEL2」(21)や「愛なのに」(21)、「猫は逃げた」(21)、「妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-」(22)、「ビリーバーズ」(22)、「そして僕は途方に暮れる」(23)、「世界の終わりから」(23)などに出演。25年7月4日からは主演作「桐島です」も公開予定。

初主演作「ケンとカズ」(2016年)でさまざまな映画賞の主演男優賞を受賞して脚光を浴びた俳優の毎熊克哉。話題作への出演が続く中、最近では大河ドラマ「光る君」に出演。映画「東京ランドマーク」(24年)のプロデュースと配給を手掛けるなど幅広い分野で活動してきた。そんな中、最新主演作「初級演技レッスン」で演じるのは、廃工場で演技レッスンをする謎の男、蝶野穂積。蝶野からレッスンを受ける少年、野島一晟(岩田奏)。一晟の担任教師の平沢千歌子(大西礼芳)は、レッスンを通じて不思議な体験をする。初長編監督作「写真の女」(20年)が海外でも高い評価を受けた串田壮史監督が独特のタッチで登場人物たちの内面を浮かび上がらせていく。毎熊はこのユニークな作品にどんな風に挑んだのか。そして、演技に対する向き合い方について話を聞いた。

「初級演技レッスン」で蝶野を演じて

——「初級演技レッスン」は不思議な話ですね。現実と虚構、現在と過去、いろんな要素が複雑に絡み合いながら、3人の登場人物が抱えている葛藤を描き出していきます。

毎熊克哉(以下、毎熊):完成した映画を観るより、脚本で読んだ時の方が、もっと分からなかったかもしれません。脚本を読んだだけでは、一体、どういう映画になるのか予測不可能でした。でも、僕は串田監督の作品は前から拝見していて独自の映像表現に惹かれていたので、この物語の予測不可能なところに魅力を感じたんです。串田監督はどんな風に撮るんだろうってワクワクしていました。

——毎熊さんが演じた蝶野穂積は全身黒ずくめで、ロングコートを着て長髪という謎めいたキャラクターです。撮影に入る前に監督と役について何か話はされたのでしょうか。

毎熊:特にはしていないです。変に役作りはせずに謎の存在でいた方がいいと思いました。蝶野は死神かもしれないし、一晟や千歌子を導く存在なのかもしれない。謎があればあるほど観客が謎の部分を想像してくれると思いました。串田監督もそう思ったんじゃないでしょうか。

——蝶野は感情を外に出さず表情を変えません。そんな中で、毎熊さんのちょっとした仕草や歩き方、特に目の演技が印象的でした。

毎熊:隠せば隠すほど、隠しきれない一瞬が浮き立つ気がしていて。だから感情を極力出さない、というのは大事にしていました。僕は役者のくせに表情豊かなタイプではなくて、その代わりに目の変化だったりとか、そういった細かい演技が好きなんです。自分が映画を観ていて感動するのも、そういう一瞬を観た時なんですよね。だから、この作品に限らず、そういう演技は大事にしています。

呼吸の大切さ

——蝶野の演技レッスンを通じて、一晟や千歌子が抱いていた心のわだかまりがときほぐされていきます。まるで心理療法みたいだと思いました。

毎熊:確かにそうですね。「演じる」というのは、「役を作り上げる」というイメージが強いかもしれませんが、僕は自分の奥底に向かっていくことだと思っています。蝶野が2人に「ゆっくり呼吸をしなさい」と言いますが、呼吸というのはすごく大切なんです。日常会話をする時は呼吸が浅い。呼吸が浅いと動きも浅くなるし、集中力も弱い。だから演技をする前に呼吸を整えるのは重要で、発声の練習も滑舌よりも、まずは呼吸からなんです。身体をほぐすときもストレッチより先に呼吸を整える。呼吸を整えることで心と身体が繋がって演技も違ってくるんです。

——毎熊さんは役者をする前にダンスをされていたので、身体感覚に敏感なのかもしれないですね。

毎熊:ダンスでも呼吸のことは言われますね。呼吸がしっかりできていない状態で踊ると胃が痛くなる。身体が無理をしているんですね。ダンス以外の世界、例えば武道や音楽でも呼吸は大切なんじゃないかと思います。

——呼吸は全てに通じているんですね。蝶野、一晟、千歌子は、演技レッスンを通じて不思議な関係で結ばれていきます。そして、途中から素なのか演技なのか分からなくなっていく。そういう状態を毎熊さんをはじめ役者さんたちが実際に演じて、演技が何重にも重なっています。演じていていかがでした?

毎熊:僕以上に共演した2人の方が揺れ動いていたと思います。一晟は父親のことがあるし、千歌子も触れられたくないことがありますからね。特に千歌子とのシーンは難しかったです。映画の途中から蝶野と千歌子繋がりがあることが分かってくるじゃないですか。2人はお互いに自分を演じながらレッスンをしているんです。

——そんな3人が一緒に中華料理屋に入って食事をするシーンが心に残りました。3人それぞれが自分に欠けていたものを補い合っているようでもあり、家族のようにも見えました。

毎熊:僕もあのシーンは好きですね。気がついたら、3人はそれぞれ家族のように演じている。3人が一番いい演技をしている時なんだろうなって気がします。食事をした後、1人で去っていく蝶野の後ろ姿が寂しげなのも良いですよね。

人の心を動かす演技

——この映画は、演じることを通じて自分を発見する物語ですが、毎熊さん自身は、これまで受けた演技レッスンで印象に残っているものはありますか?

毎熊:演技の勉強を始めた時に千本ノック的な練習をやったんです。言われた演技をするんですけど、「違う。もう1回」って何度もやらされる。「こうしてみろ」という風に具体的なことは言ってくれないので、どうしたらいいのか分からなくなってパニックになるんですよ。頭が真っ白になって続けていると、突然、「それだ!」って言われるんです。その時に、これまでとは明らかに違うということが身体を通して分かりました。その経験は役者をやっていく上で大きかったですね。

——何が違ったのでしょうか?

毎熊:その違いを言葉にするのは難しいのですが、誰でも人に隠していること、見られたくないものがあると思うんですよ。それを人に見せるというのは裸になるより恥ずかしいことなんです。でも、演技を通じてそれを観た瞬間、人は感動する。要するに形で演技をするのではなく、心でやれということだと思います。方法を身につけるというか、心の扉を開けるということ。自分が役者を始めたばかりで技術がない時に、それが分かったのは良かったと思いますね。

——それにしても、人に見せたくないものを、毎回見せていくというのは大変なことだと思います。それでも役者を続けるというのは、得るものも大きいということなのでしょうか。

毎熊:そうですね。しんどいこともありますが、自分ではない誰かを演じることで、演技をしていなかったら出会えなかった自分の一面を発見できる。これまで目をそらしていたことにも向き合える。そうすることで自分が成長していくんです。それは演じることの豊かさだと思います。

——そういう話を伺うと、今回の映画のように役者ではない人たちも、演技を通じて自分が抱えていた問題と向き合えるかもしれませんね。

毎熊:演技はいろんなことに活用できると思います。子供たちとか会社勤めの方が演技のワークショップをやってみるのもいいんじゃないでしょうか。演技をというのは、役者に限らずみんな日頃からやっていることなんですよ。会社にいる時、家族といる時、恋人といる時、人はそれぞれ違う自分になっている。僕は役者を目指す人から演技について教えてほしいと頼まれても断っているんですよ。役者が役者に演技を教えるものではないと思うので。でも、別の仕事をしている人たちと一緒に、演技について深掘りしていくのは興味深いし、自分にも還元されるものが多い気がしますね。

——映画の中で思いがけないところでダンスシーンが出てきますが、ダンスを学んでいたことは、演技に何か影響を与えていますか?

毎熊:ダンサーは鏡をめちゃくちゃ見るんですよ。鏡で自分の動きを確認する。そこで大切なのは「フィルターをかけないこと」。人は勝手にフィルターで補正してしまうので、できている風に見えてしまうんですよね。でも、鏡をしっかり見て、そこに写っている自分を客観的に見るようにすることで、「あの人と同じ動きをしているのに、なぜ自分はかっこよくないんだろう」って気づく。それはちょっとした動きや、呼吸の置き方の違いなんですけど、そうやって客観的に自分の身体を見る訓練をしたのは、役者の仕事に役立っているかもしれませんね。

——これから役者を目指そうと思っている人、演技に興味を持った人に、こういうことを大切にした方がいい、というアドバイスはありますか?

毎熊:演技の仕方は人それぞれで、信じるものも違うし、全然違うタイプの演技でも感動する。演技に正解ってないと思うんです。だから、やり方を学ぶよりも、もっと本質的なものを大事にした方がいい。何に感動して、何にイライラして、何に笑うのか。自分の感情をしっかり知っておくことが大切だと思います。

——まず、自分自身としっかり向き合う。

毎熊:そうです。僕は役者をやる前、つまらない映画を何本か撮ったんです。なんで、こんなにつまらないんだろうと思ったら、全部自分が好きな映画のマネなんですよ。自分が本当に撮りたいものをカメラを通して見れていなかった。役者を目指すようになってからも、同じ壁にぶつかってしまって。自分がいいと思う「型」で映画を撮ったり、演技をしても面白いものはできないことに気づきました。「型」っていうのはいろいろとやっているうちに自然にできてくるものなんです。重要なのは自分にしっかり向き合うこと。自分を知ることが、一番感動するし、そうやってできたものが人の心を動かすんじゃないかと思います。

PHOTOS:MASASHI URA
STYLING:TAKAFUMI KAWASAKI
HAIR & MAKEUP:KANAKO HOSHINO

映画「初級演技レッスン」

■映画「初級演技レッスン」
2025年2月22日から渋谷ユーロスペース、MOVIX 川口ほか全国ロードショー
出演:毎熊克哉 大西礼芳 岩田奏
監督・脚本・編集:串田壮史
撮影監督:伴徹
音楽:MATTEO RUPERTO
制作プロダクション:Ippo/デジタル SKIP ステーション
制作協力:ピラミッドフィルム
製作:埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ
配給:インターフィルム
2024年/カラー/5.1ch/ビスタサイズ/90 分
© 2024 埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ
https://act-for-begi.com

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「カルバン・クライン」が25年春のキャンペーンにミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、へインを起用 NewJeans改めNJZのメンバー

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、2025年春のキャンペーンにNewJeans改めNJZのメンバー、ミンジ(Minji)、ハニ(Hanni)、ダニエル(Danielle)、ヘリン(Haerin)、へイン(Hyein)の5人を起用した。

2025年春のキャンペーン
メンバー5人が登場

キャンペーンは、オリバー・ハドリー・パーチ(Oliver Hadlee Pearch Pearch)が監督と撮影を務め、メンバー5人がデニムアイテムを身にまとい出演する。

「カルバン・クライン」の2025年春シーズンは、デニムジャケットやジーンズ、バミューダショーツを、「カルバン・クライン」のモノグラムロゴをレーザー加工で配したオールオーバープリントや、フィット感をアップデート、またウオッシュ加工で生まれ変わらせる。そのほかヴィンテージ風のロゴTシャツやストライプシャツ、ダークウオッシュデニムをラインアップする。

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「プーマ」が人気スニーカー“スピードキャット”のポップアップを渋谷で開催

「プーマ(PUMA)」は2月21~23日、人気スニーカー“スピードキャット(SPEEDCAT)”のポップアップイベントをレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)3階のギャラリー「サイ(SAI)」で開催している。

会場では、パイピングのディテールがアクセントになったモデルやレザー仕様の1足など、さまざまな“スピードキャット”に加え、1990年代後半から2000年代初頭に生産されていたミニバッグの復刻モデルを販売する。そして、購入したアイテムもしくは持参した“スピードキャット”をカスタマイズできるワークショップエリアも展開。シューレースの交換やチャームなどを用いて、自分だけの1点を仕上げることができる。

また、耐火レーシングシューズをルーツに持つ“スピードキャット”の世界観を体験できるフォトスポットを設置。ガソリンスタンドとモーテルを彷ふつとさせるこのセットは、それぞれ「プーマ」のグローバルアンバサダーを務めるデュア・リパ(Dua Lipa)とブラックピンク(BLACKPINK)のロゼ(ROSE)が登場するキャンペーンビジュアルを模したものだ。

なお、来場者には先着で“スピードキャット”のステッカーを無料配布するほか、23日15時からモデルのYUNON、クリエイティブ。ディレクターのAYAYAN、スタイリストのカトウリサをゲストに迎え、“スピードキャット”を取り入れたコーディネート提案や最新のファッショントレンドについてのトークショーを開催する。

■プーマ スピードキャット ポップアップ イベント
日程:2月21~23日
時間:21~22日 11:00~20:00/23日 11:00~19:00
場所:サイ
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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「プーマ」が人気スニーカー“スピードキャット”のポップアップを渋谷で開催

「プーマ(PUMA)」は2月21~23日、人気スニーカー“スピードキャット(SPEEDCAT)”のポップアップイベントをレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)3階のギャラリー「サイ(SAI)」で開催している。

会場では、パイピングのディテールがアクセントになったモデルやレザー仕様の1足など、さまざまな“スピードキャット”に加え、1990年代後半から2000年代初頭に生産されていたミニバッグの復刻モデルを販売する。そして、購入したアイテムもしくは持参した“スピードキャット”をカスタマイズできるワークショップエリアも展開。シューレースの交換やチャームなどを用いて、自分だけの1点を仕上げることができる。

また、耐火レーシングシューズをルーツに持つ“スピードキャット”の世界観を体験できるフォトスポットを設置。ガソリンスタンドとモーテルを彷ふつとさせるこのセットは、それぞれ「プーマ」のグローバルアンバサダーを務めるデュア・リパ(Dua Lipa)とブラックピンク(BLACKPINK)のロゼ(ROSE)が登場するキャンペーンビジュアルを模したものだ。

なお、来場者には先着で“スピードキャット”のステッカーを無料配布するほか、23日15時からモデルのYUNON、クリエイティブ。ディレクターのAYAYAN、スタイリストのカトウリサをゲストに迎え、“スピードキャット”を取り入れたコーディネート提案や最新のファッショントレンドについてのトークショーを開催する。

■プーマ スピードキャット ポップアップ イベント
日程:2月21~23日
時間:21~22日 11:00~20:00/23日 11:00~19:00
場所:サイ
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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【一粒万倍日】「ディオール」がクローバーをあしらった日本限定財布を発売 3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

「ディオール(DIOR)」はこの最強開運日に向けて、幸福のシンボルのクローバーを“カナージュ”にあしらった日本限定のウオレットなどを販売している。全国の「ディオール」店舗及び公式オンラインストアで取り扱う。

同アイテムは、迷信深いことで知られていた創設者のクリスチャン ディオール(Christian Dior)が常に身につけていたラッキーチャームにオマージュを捧げた。公式サイトでは、ジャパンアンバサダーを務める八木莉可子がラッキークローバーを探しながら、限定アイテムと過ごす様子を収録した動画も公開している。

アイテム一覧

ウィメンズ

メンズ

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【一粒万倍日】「ディオール」がクローバーをあしらった日本限定財布を発売 3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

「ディオール(DIOR)」はこの最強開運日に向けて、幸福のシンボルのクローバーを“カナージュ”にあしらった日本限定のウオレットなどを販売している。全国の「ディオール」店舗及び公式オンラインストアで取り扱う。

同アイテムは、迷信深いことで知られていた創設者のクリスチャン ディオール(Christian Dior)が常に身につけていたラッキーチャームにオマージュを捧げた。公式サイトでは、ジャパンアンバサダーを務める八木莉可子がラッキークローバーを探しながら、限定アイテムと過ごす様子を収録した動画も公開している。

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「バーバリー」のダニエル・リー、2月24日のファッションショーがラストに?

「バーバリー」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー PHOTO:FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

2月24日(現地時間)にロンドンで発表する2025-26年秋冬コレクションを最後に、「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー(Daniel Lee)がブランドを離れるのでは?というウワサが広がっている。業界筋は、ダニエルはすでに退社の準備を進めており、早ければ8月にも「バーバリー」を去るのでは?という。デザインチームも次の仕事探しを始めているとの話まで浮上。「バーバリー」はウワサに対して、コメントを発表していない。

ダニエル退任というウワサは、彼を起用したジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)前最高経営責任者が退任し、後任にジョシュア・シュルマンCEOが就いた昨夏以降、渦巻いている。エイクロイド前CEOは、ダニエルが生み出した“ザ・カセット”に代表される「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」でのバッグ&シューズでの成功を、ウエアの構成比率が高い「バーバリー」にも応用しようと試みたが、今のところ大きな成果は出ていない。

新CEOは、「過去数年は
不満が残る結果を残している」

対して後任のシュルマンCEOは、「バーバリー」はファッションショーを開くようなブランドではないと捉え、トレンチコートやスカーフなどに注力することでの再起を試みており、デザイン性の高いクリエイションが得意なダニエルとの方向性の違いを指摘する声が上がっていた。シュルマンCEOは昨年11月、過去数年の「バーバリー」に対して「コアビジネスから逸脱し、不満が残る結果を残している」と指摘。「モダンになりすぎたのではないか?(ダニエルが主導する)新しいスタイルコードは、顧客とは不釣り合いだ。近年のコレクションはニッチな美学に基づいた季節性の高い商材が多く、我々のコアだった普遍性が曖昧模糊になっている」と続けた。

さらに「コーチ(COACH)」や「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」での経験が豊かなシュルマンCEOは、現在トレンチコートは40万円前後という価格帯についても言及し、「価格、特にレザーグッズ(ダニエルが生み出したバッグは、30万〜50万円程度)は、我々のコアなバッグビジネスから乖離している。『バーバリー』は、少数の富裕層に傾倒しすぎた」とも分析。同社の直近の上半期決算によると、売上高が22%減少し、赤字を計上した。回復への道のりは、始まったばかりだ。

ダニエルはシュルマンCEOに対して、「アメリカンブランドでの経験が長い人物ならではのオプティミズム(楽観主義)には刺激を受けている」と話していたが、彼もまた昨今のデザイナー交代劇に巻き込まれる可能性が高いようだ。

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「バーバリー」のダニエル・リー、2月24日のファッションショーがラストに?

「バーバリー」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー PHOTO:FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

2月24日(現地時間)にロンドンで発表する2025-26年秋冬コレクションを最後に、「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー(Daniel Lee)がブランドを離れるのでは?というウワサが広がっている。業界筋は、ダニエルはすでに退社の準備を進めており、早ければ8月にも「バーバリー」を去るのでは?という。デザインチームも次の仕事探しを始めているとの話まで浮上。「バーバリー」はウワサに対して、コメントを発表していない。

ダニエル退任というウワサは、彼を起用したジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)前最高経営責任者が退任し、後任にジョシュア・シュルマンCEOが就いた昨夏以降、渦巻いている。エイクロイド前CEOは、ダニエルが生み出した“ザ・カセット”に代表される「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」でのバッグ&シューズでの成功を、ウエアの構成比率が高い「バーバリー」にも応用しようと試みたが、今のところ大きな成果は出ていない。

新CEOは、「過去数年は
不満が残る結果を残している」

対して後任のシュルマンCEOは、「バーバリー」はファッションショーを開くようなブランドではないと捉え、トレンチコートやスカーフなどに注力することでの再起を試みており、デザイン性の高いクリエイションが得意なダニエルとの方向性の違いを指摘する声が上がっていた。シュルマンCEOは昨年11月、過去数年の「バーバリー」に対して「コアビジネスから逸脱し、不満が残る結果を残している」と指摘。「モダンになりすぎたのではないか?(ダニエルが主導する)新しいスタイルコードは、顧客とは不釣り合いだ。近年のコレクションはニッチな美学に基づいた季節性の高い商材が多く、我々のコアだった普遍性が曖昧模糊になっている」と続けた。

さらに「コーチ(COACH)」や「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」での経験が豊かなシュルマンCEOは、現在トレンチコートは40万円前後という価格帯についても言及し、「価格、特にレザーグッズ(ダニエルが生み出したバッグは、30万〜50万円程度)は、我々のコアなバッグビジネスから乖離している。『バーバリー』は、少数の富裕層に傾倒しすぎた」とも分析。同社の直近の上半期決算によると、売上高が22%減少し、赤字を計上した。回復への道のりは、始まったばかりだ。

ダニエルはシュルマンCEOに対して、「アメリカンブランドでの経験が長い人物ならではのオプティミズム(楽観主義)には刺激を受けている」と話していたが、彼もまた昨今のデザイナー交代劇に巻き込まれる可能性が高いようだ。

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「アシックス」のランニングシューズ“ゲルニンバス”を高山都・直子姉妹が体験 “雲の上”の履き心地とは?

アシックスジャパン,ゲルニンバス27,GEL-NIMBUS 27,asics,高山都

まるで雲の上を走っているような感覚──。ランニングが好きな人も、まだ始めていない人も、このシューズを履けば、走る楽しさに気づくはずだ。アシックスジャパンは、クッション性と快適性を追求したランニングシューズ“ゲルニンバス(GEL-NIMBUS)”の最新モデル“ゲルニンバス27(GEL-NIMBUS 27)”を発売した。

1999年に誕生した“ゲルニンバス”は、「アシックス(ASICS)」のランニングシューズの中でも特にクッション性を重視したモデルであり、“NIMBUS”はラテン語で雲を意味する。その名の通り、足を通したときに感じるやわらかなクッション性と弾むような軽やかさは、まさに“雲の上を走るような履き心地”だ。エントリーモデルとしてもおすすめで、ランニング初心者から上級者まで、多くのランナーに支持されてきたロングセラーモデルである。

そんな“ゲルニンバス27”をモデル、エッセイスト、ディレクション業、俳優など幅広く活躍する高山都さんと、ビューティープロデューサーの妹・高山直子さんが体験した。

ランニングは無理せず楽しく。
みんなが快適に走れる一足

姉の都さんは2010年、仕事がきっかけでランニングを始め、15年以上の経験を持つ本格派だ。もともと運動が得意ではなかったが「自分にもできるかも」という思いから少しずつ距離を伸ばし、やがてフルマラソンを3時間41分で完走するまでに成長した。現在は旅先でもランニングを取り入れ、日常的に走ることを楽しんでいる。

「足を入れたとき、ふわっとしたクッションに包み込まれるような感覚がありました。まさに雲の上を走っているような心地よさ。クッション性と反発力のバランスが絶妙で、長時間走っても足への負担が少ないですね。ランニング初心者にとって、最初のシューズ選びはとても重要。足に優しく、安定感があることが大切ですが、このシューズは適度なクッション性と安定感を兼ね備えているので、無理なくランニングを楽しめると思います。明るいカラーを選ぶと、“走ろう!”というモチベーションも上がりますよね。ランニングは無理せず、楽しみながら続けることが大事。“ゲルニンバス27”は、とにかく快適に走れる一足。履くたびに、走る楽しさを実感できるシューズです」。

これなら“走れるかも”。
そんな気持ちにさせてくれる

一方、妹の直子さんはランニング初心者ながら、ピラティスやウォーキングを習慣化しており、健康意識の高いライフスタイルを送っている。

「とても軽く、足を入れたときに『これなら走れるかも』と思いました。普段ランニングをしない私でも、気持ちが前向きになります。足裏全体がクッションになっていて、しっかりと支えてくれるので、ランニングが苦手な人でも無理なく続けられそうです。カラーバリエーションが豊富で、普段使いしやすいカラーがあるのもうれしいですね。黒や白なら私服にも合わせやすく、普段履きとしても活躍しそうです。やっぱり“形から入る”って大事だと思います。このシューズを履くだけで『走れるかも』という気持ちになり、少しずつ距離を伸ばしていけば『意外といける!』と思えるはず。ランニングだけでなく、犬の散歩や長時間の立ち仕事のときにも履きたいです」。

姉妹のランニングルーツは母にあり

アシックスジャパン,ゲルニンバス27,GEL-NIMBUS 27,asics,高山都,高山直子

2人のランニングルーツには、フルマラソンを完走する実力を持つ母親の影響が大きい。幼いころから颯爽と走る母親の姿を見て育った2人にとって、ランニングは特別なスポーツではなく、日常の一部。そのため、都さんにとってランニングを本格的に始めることは、ごく自然な流れだった。日常的に体を動かすことに親しんできた直子さんにとっても、「走る」という行為は決して遠いものではない。“ゲルニンバス 27”は、それぞれのスタイルに寄り添い、ランニングをより楽しいものにしてくれる。

“ゲルニンバス27”が体験できる
ランイベントを開催

“ゲルニンバス27”は、さらなるクッション性と快適性を追求するため、ミッドソール全体を従来モデルより2mm厚く改良。環境に配慮したクッションフォーム材“エフエフブラストプラスエコ(FF BLAST PLUS ECO)”を採用し、軽量かつやわらかいクッション性を実現した。さらに、素材の約24%にはサトウキビ由来の再生可能資源を使用している。かかと部分には衝撃緩衝機能“ピュアゲル(PureGEL)”を搭載し、足への負担を軽減。アッパーには“エンジニアードメッシュ”を採用し、部位ごとに異なる編み方を施すことで通気性とフィット感を向上させた。アウターソールには、“ハイブリッドアシックスグリップ(HYBRID ASICSGRIP)”を採用し、優れたグリップ力と耐久性を両立している。

なお、そんな“ゲルニンバス27”を体験できるイベントが、3月8日に開催される。当日は、アシックスランニングクラブのコーチがストレッチから丁寧に指導し、参加者とともに近隣をランニング。走り方の基礎も楽しく学べる内容になるという。また、ランイベントの後には、参加者限定の交流会も予定されており、同じ趣味を持つ仲間と出会えるチャンスでもある。ランニング初心者や、運動イベントへの参加経験が無くても気軽に楽しめるので、「これからランニングを始めてみたい!」という人は、ぜひ応募してみてはいかがだろうか。

PHOTO(MODEL):SHUNGO TANAKA(MAETTICO)
PHOTO(STILL):KAZUNORI IGARASHI(WISH)
HAIR & MAKE:TOMOE(artifata)
EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
問い合わせ先
アシックスジャパン カスタマーサポート部
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/support/contact/products

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【一粒万倍日】「トリー バーチ」“籾一粒から何倍もの米が成る”表現で新作を公開 3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、“虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

「トリー バーチ(TORY BURCH)」はこの日に向け、サークルで縁取ったブランドロゴが特長の“ロビンソン”コレクションから、財布やカードケースの新色(ライトグラナイト、ティラミス、ワイルドマッシュルーム、ゴウアンサンド)を発売している。なお、“キラ”コレクションからは、幸運のモチーフであるクローバーをあしらった革小物やジュエリーなどが登場。「トリー バーチ」各店舗ほか、公式ECで取り扱っている。

新作アイテムを引き立たせるのは、生け花を取り入れた日本限定のクリエイティブビジュアルだ。どれも植物本来の形状を生かしつつ、シンプルで力強いアレンジメントに仕上げている。中でも、“キラ”コレクションの革小物のビジュアルは、「籾(もみ)一粒から一本の稲が育ち何倍もの米が収穫できる」という「一粒万倍日」本来の意味を表現した。

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【一粒万倍日】「トリー バーチ」“籾一粒から何倍もの米が成る”表現で新作を公開 3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、“虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

「トリー バーチ(TORY BURCH)」はこの日に向け、サークルで縁取ったブランドロゴが特長の“ロビンソン”コレクションから、財布やカードケースの新色(ライトグラナイト、ティラミス、ワイルドマッシュルーム、ゴウアンサンド)を発売している。なお、“キラ”コレクションからは、幸運のモチーフであるクローバーをあしらった革小物やジュエリーなどが登場。「トリー バーチ」各店舗ほか、公式ECで取り扱っている。

新作アイテムを引き立たせるのは、生け花を取り入れた日本限定のクリエイティブビジュアルだ。どれも植物本来の形状を生かしつつ、シンプルで力強いアレンジメントに仕上げている。中でも、“キラ”コレクションの革小物のビジュアルは、「籾(もみ)一粒から一本の稲が育ち何倍もの米が収穫できる」という「一粒万倍日」本来の意味を表現した。

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オンワードHD、グアムのゴルフ場2カ所を売却

オンワードホールディングスは21日、グアムで運営するゴルフ場2カ所を売却すると発表した。ゴルフ場「オンワードマンギラオグアム」と「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」を運営するグループ会社の2社の株式とその債権で、株式の譲渡価格が約27億円、債権の譲渡価格が約12億円。コロナ禍以降、2カ所ともに赤字から抜け出せていなかったためリゾート事業を営む米Sono Hospitality(本社ニュージャージー州)への売却を決めた。

「オンワードマンギラオグアム」は2006年から、「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」は05年からオンワードが運営してきた。オンワードHDは22年にグアム島で運営するホテルを星野リゾートに譲渡しており、今回のゴルフ場の譲渡によってグアム島でのリゾート事業から徹底する。

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オンワードHD、グアムのゴルフ場2カ所を売却

オンワードホールディングスは21日、グアムで運営するゴルフ場2カ所を売却すると発表した。ゴルフ場「オンワードマンギラオグアム」と「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」を運営するグループ会社の2社の株式とその債権で、株式の譲渡価格が約27億円、債権の譲渡価格が約12億円。コロナ禍以降、2カ所ともに赤字から抜け出せていなかったためリゾート事業を営む米Sono Hospitality(本社ニュージャージー州)への売却を決めた。

「オンワードマンギラオグアム」は2006年から、「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」は05年からオンワードが運営してきた。オンワードHDは22年にグアム島で運営するホテルを星野リゾートに譲渡しており、今回のゴルフ場の譲渡によってグアム島でのリゾート事業から徹底する。

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「グレムリン」モグワイに学ぶ美のルール 「アンドビー」がコラボUVミルクを限定発売

河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースする「アンドビー(&BE)」は3月8日、映画「グレムリン」とコラボレーションした日焼け止め“UVミルク”[SPF50+・PA++++ UV耐水性★★](全2色、各30g、各1760円)と“ウォータープルーフUVミルク”[SPF50+・PA++++ UV耐水性★★](60g、2420円)を発売する。作品に登場する謎の生命体、モグワイのギズモをパッケージに描き、モグワイの飼育ルールを紫外線対策や美容の注意点に当てはめた。

モグワイの生態にインスピレーションを受け実現

同コラボはモグワイの生態にインスピレーションを受けて実現。モグワイの飼育ルールを模した「明るい光を当てないこと」「たとえわずかでも水をかけないこと」「真夜中を過ぎたら絶対に食べ物を与えない」の3つを紹介し、SPF50+・PA++++の紫外線防御力、UV耐水性★★の“UVミルク”製品と健康的なライフスタイルをアピールする。

“UVミルク”は赤ちゃんや敏感肌でも使えるアイテムで、エモリエント成分と繊細パールを配合し、潤いのある艶肌を演出するカラーは素肌をトーンアップする白色のスタンダードと、CCクリームとしても使えるナチュラルベージュをそろえた。“ウォータープルーフUVミルク”は濃密な保湿力をかなえる6種のセラミドや、汗や皮脂にも強いロングラスティングポリマー、ソフトフォーカス力で肌の凹凸をふんわりと補正する網状のポリマーを採用している。

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「グレムリン」モグワイに学ぶ美のルール 「アンドビー」がコラボUVミルクを限定発売

河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースする「アンドビー(&BE)」は3月8日、映画「グレムリン」とコラボレーションした日焼け止め“UVミルク”[SPF50+・PA++++ UV耐水性★★](全2色、各30g、各1760円)と“ウォータープルーフUVミルク”[SPF50+・PA++++ UV耐水性★★](60g、2420円)を発売する。作品に登場する謎の生命体、モグワイのギズモをパッケージに描き、モグワイの飼育ルールを紫外線対策や美容の注意点に当てはめた。

モグワイの生態にインスピレーションを受け実現

同コラボはモグワイの生態にインスピレーションを受けて実現。モグワイの飼育ルールを模した「明るい光を当てないこと」「たとえわずかでも水をかけないこと」「真夜中を過ぎたら絶対に食べ物を与えない」の3つを紹介し、SPF50+・PA++++の紫外線防御力、UV耐水性★★の“UVミルク”製品と健康的なライフスタイルをアピールする。

“UVミルク”は赤ちゃんや敏感肌でも使えるアイテムで、エモリエント成分と繊細パールを配合し、潤いのある艶肌を演出するカラーは素肌をトーンアップする白色のスタンダードと、CCクリームとしても使えるナチュラルベージュをそろえた。“ウォータープルーフUVミルク”は濃密な保湿力をかなえる6種のセラミドや、汗や皮脂にも強いロングラスティングポリマー、ソフトフォーカス力で肌の凹凸をふんわりと補正する網状のポリマーを採用している。

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【スナップ】桜田通、窪塚洋介、大政絢らが来場  「タトラス」2025年春夏コレクションがスタート

「タトラス(TATRAS)」は、2025年春夏コレクションをローンチした。これに伴い2月17、18日に「タトラス」銀座店にゲストが来場した。

「タトラス」銀座店に
豪華ゲストが来場

2025年春夏コレクションは、「タトラス」を象徴するミリタリーやハイキングの要素に加え、1970年代のレトロスポーツに着想を得たデザインを掛け合わせた。

銀座店には、「タトラス」のアイテムを身に纏った桜田通や、窪塚洋介、大政絢、泉里香、谷まりあ、堀田茜、柳俊太郎、ヨンアらが来場した。

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【スナップ】桜田通、窪塚洋介、大政絢らが来場  「タトラス」2025年春夏コレクションがスタート

「タトラス(TATRAS)」は、2025年春夏コレクションをローンチした。これに伴い2月17、18日に「タトラス」銀座店にゲストが来場した。

「タトラス」銀座店に
豪華ゲストが来場

2025年春夏コレクションは、「タトラス」を象徴するミリタリーやハイキングの要素に加え、1970年代のレトロスポーツに着想を得たデザインを掛け合わせた。

銀座店には、「タトラス」のアイテムを身に纏った桜田通や、窪塚洋介、大政絢、泉里香、谷まりあ、堀田茜、柳俊太郎、ヨンアらが来場した。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」がウィメンズのウオレットを発売 国内限定アイテムも多数

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、ウィメンズのウオレットを発売する。「ルイ・ヴィトン」一部店舗および公式オンラインで販売、公式オンラインでは一部アイテムの先行予約を受け付けている。

ギンコイエローをまとう
国内限定ウオレット

ラインアップは、ギンコイエローをまとわせ、錠前と鍵を模したチャームを配した、型押しのあるエピ・レザーの“ジッピー・コインパース”(国内限定、9万3500円)、“モノグラム・アンプラント レザー”を用いた“ポルトフォイユ・リサ”(国内限定、11万4400円)と“ジッピー・ウォレット”(国内限定、16万6100円)、“ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ”(国内限定、11万7700円)を発売する。

国内限定ブルームカラーも
各種コンパクトウオレット

“モノグラム・アンプラント レザー”の“ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ”(9万9000円)、Sロックの留め具を配した“ポルトフォイユ・メティス コンパクト”(ブルームカラーのみ国内限定、15万7300円)、カーフレザーを用い、ヴィンテージライクなゴールドの錠前をあしらった“ポルトフォイユ・ロウキー・コンパクト”(ブルームカラーのみ国内限定、14万3000円)も販売する。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」がウィメンズのウオレットを発売 国内限定アイテムも多数

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、ウィメンズのウオレットを発売する。「ルイ・ヴィトン」一部店舗および公式オンラインで販売、公式オンラインでは一部アイテムの先行予約を受け付けている。

ギンコイエローをまとう
国内限定ウオレット

ラインアップは、ギンコイエローをまとわせ、錠前と鍵を模したチャームを配した、型押しのあるエピ・レザーの“ジッピー・コインパース”(国内限定、9万3500円)、“モノグラム・アンプラント レザー”を用いた“ポルトフォイユ・リサ”(国内限定、11万4400円)と“ジッピー・ウォレット”(国内限定、16万6100円)、“ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ”(国内限定、11万7700円)を発売する。

国内限定ブルームカラーも
各種コンパクトウオレット

“モノグラム・アンプラント レザー”の“ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ”(9万9000円)、Sロックの留め具を配した“ポルトフォイユ・メティス コンパクト”(ブルームカラーのみ国内限定、15万7300円)、カーフレザーを用い、ヴィンテージライクなゴールドの錠前をあしらった“ポルトフォイユ・ロウキー・コンパクト”(ブルームカラーのみ国内限定、14万3000円)も販売する。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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進化するクラシック ボストンに愛される「’47」の全て

MLBをはじめ、アメリカの4大プロスポーツリーグや900校以上の大学などとパートナー提携を結ぶ「’47(フォーティセブン)」。双子のアーサー&ヘンリー・ディアンジェロが1947年に創業し、現在もボストン・レッドソックスの球場内にショップを設けるなど、同チームと深い関わりを持つ。「‘47」の前身となる「ツインズ エンタープライズ」を設立してから、現在はスポーツとライフスタイルを融合させたブランドに成長し、アメリカの4大プロスポーツリーグに加え、900校以上の大学とパートナー提携を結ぶ。このように、ボストンの街とともに成長してきた「’47」のモノづくりやアイデンティティーなどを紹介する。

ボストンの街とともに成長してきた「’47」

1947年にフェンウェイパーク付近の路上で新聞や花を売ることから始まった「’47」は、創業者がトルーマン大統領時代に重要な文書を運ぶフリーダムトレインで古物販売を行った時、アメリカ国旗がプリントしたアイテムの人気ぶりから着想し、レッドソックスのロゴ入りピンやペナント販売を行ったことがスポーツライセンスビジネスの始まりだ。80年には、レッドソックス以外の球団の目に留まったことで全米の球場を巡り、オリジナル商品の販売をスタートさせた。以降、「’47」は成長を続け、現在は世界35カ国でキャップやアパレルの販売を行っている。

重要視する四つの“質”で
さらなる海外展開を進める

「’47」がライセンスビジネスを拡大する中で最も重視しているのは“質”だ。四つの“質”があり、一つ目は商品の質、二つ目にブランドへの愛。三つ目が「’47」の持つパートナーシップ、四つ目がサービスの質。「’47」は商品だけでなくサービスも重視しており、常に高いクオリティでのサービスを心掛けている。ファミリーで愛用されるブランドだからこそ、商品の質に加えて、幅広い価格帯を設定している。世界で最高品質の商品を提供するためにスタッフ全員が一丸となって一生懸命に働くことを“ハードワーク”と呼んでいて、この“ハードワーク”で勝利を掴むことができると考えている。

現在、アメリカでの認知は高いものの、次のステップはさらなる海外展開するためにブランディングをグローバルに強化すること。そのための成長スピードが課題と考える。世界中での「’47」の需要の高まりとファンの期待に応えるためのアプローチが急務だという。2025年には多くの新しい商品が日本のファンに届けられるだろう。

「’47」の代名詞 “クリーンナップ”誕生の
背景と他モデルの進化

1990年代、「ゲームハット」のバイザーを曲げたり、バッカラムを外したり、自分でカスタマイズした被り方が若者のトレンドだった。販売店からの要望で最初からビンテージ感のあるキャップを作り始めたことが「’47」の代名詞である“クリーンナップ”誕生のきっかけだ。綿ツイルを使用することで頭に馴染みやすく、経年変化も楽しめるキャップを作ろうと考えた。発売後は「’47」の一番人気モデルとなったが、2016年に“ダッドキャップ”が大きなトレンドになり、“クリーンナップ”の認知が拡大し、ファッション感度の高い女性も着用し始めた。20年に始まったパンデミックで多くのセレブリティが休日に「’47」を被っていたこともブランドの成長を後押しした。1つの転機と言っていいだろう。以降、世界的にアパレルブランドとの取引が増えていったように、毎シーズン顧客ニーズの把握を徹底し、素材やロゴ、パッチなどの組み合わせを変えることで、各々のパーソナリティに合うようなものづくりを徹底している。

ボストンとファンと「’47」

1947年の設立以来、ボストンの街と共に成長を続けてきた「’47」の愛用者は、老若男女、実にさまざま。ブランドが大切にしている“ファンとの信頼”を築けたのは、ボストンという都市にも理由があるはず。ボストンの街をあちこち巡りながら、その一端を考えてみよう!

PHOTOS:ATSUSHI KATSURAGI
問い合わせ先
OSM インターナショナル
0120-71-0047

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「新卒採用で負けないよう一気に勝負をかける」 初任給30万円を発表したパル小路社長

「新卒採用で負けないように、ここで一気に勝負をかける」。そう話すのはパルの小路順一社長だ。2026年4月から新卒(大学・大学院卒)の初任給を30万円に上げると発表した。現在は23万4000円のため6万6000円の増額となる。既存社員も足並みをそろえ、同額のベースアップを実施する。

新卒採用は圧倒的な売り手市場。金融やIT、製造業の大手企業では「初任給30万円」が珍しくなくなる中、アパレルや小売業の動きは鈍い。新卒初任給で30万円以上への賃上げを発表したのはファーストリテイリング、アシックスといった潤沢な資金を持つグローバル企業、あるいはTOKYO BASEなどに限られる。

パルはプチプラ雑貨「スリーコインズ」、婦人服「チャオパニックティピー」「ディスコート」「カスタネ」などを展開する。近年は「スリーコインズ」がけん引し、パルグループホールディングスの2025年2月期の売上高は5年前に比べて約1.6倍になる見通しで、収益性は大幅に上がっている。積極的な新規出店を進める上で「人への投資は欠かせない」と判断した。

背景には「われわれの業界自体に若い人が集まらなくなっている」という危機感がある。この数年は新卒採用枠を300人で設定してきたが、25年4月入社は260人にとどまった。内定辞退者が相次いだからだ。

パルは現場が強い。店頭の販売員がたくさんの優良顧客を持つ。また販売員がSNSを駆使してヒット商品を生み出すノウハウは同業他社が研究するほどだ。店舗の人手不足は競争力の低下に直結する。

賃上げに伴う人件費の増額は14億円程度になる見通し。小路社長は「当社にとっては結構デカい額だ。それでもパルは付加価値をつける業態でお客さまから支持されてきた会社だ。業界の中で頭一つ抜けた初任給を設け、優秀な人材をもっともっと集める」と話す。

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「新卒採用で負けないよう一気に勝負をかける」 初任給30万円を発表したパル小路社長

「新卒採用で負けないように、ここで一気に勝負をかける」。そう話すのはパルの小路順一社長だ。2026年4月から新卒(大学・大学院卒)の初任給を30万円に上げると発表した。現在は23万4000円のため6万6000円の増額となる。既存社員も足並みをそろえ、同額のベースアップを実施する。

新卒採用は圧倒的な売り手市場。金融やIT、製造業の大手企業では「初任給30万円」が珍しくなくなる中、アパレルや小売業の動きは鈍い。新卒初任給で30万円以上への賃上げを発表したのはファーストリテイリング、アシックスといった潤沢な資金を持つグローバル企業、あるいはTOKYO BASEなどに限られる。

パルはプチプラ雑貨「スリーコインズ」、婦人服「チャオパニックティピー」「ディスコート」「カスタネ」などを展開する。近年は「スリーコインズ」がけん引し、パルグループホールディングスの2025年2月期の売上高は5年前に比べて約1.6倍になる見通しで、収益性は大幅に上がっている。積極的な新規出店を進める上で「人への投資は欠かせない」と判断した。

背景には「われわれの業界自体に若い人が集まらなくなっている」という危機感がある。この数年は新卒採用枠を300人で設定してきたが、25年4月入社は260人にとどまった。内定辞退者が相次いだからだ。

パルは現場が強い。店頭の販売員がたくさんの優良顧客を持つ。また販売員がSNSを駆使してヒット商品を生み出すノウハウは同業他社が研究するほどだ。店舗の人手不足は競争力の低下に直結する。

賃上げに伴う人件費の増額は14億円程度になる見通し。小路社長は「当社にとっては結構デカい額だ。それでもパルは付加価値をつける業態でお客さまから支持されてきた会社だ。業界の中で頭一つ抜けた初任給を設け、優秀な人材をもっともっと集める」と話す。

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LVMHプライズ、25年度セミファイナリストに日本の「ソウシオオツキ」と「ピリングス」

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、12回目となる2025年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリスト20組を発表した。中には、セミファイナル2度目となる大月壮士デザイナーによる「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」、初選出となった村上亮太デザイナーによる「ピリングス(PILLINGS)」の日本2ブランドが名を連ねる。

「ソウシオオツキ」を手掛ける大月は、1990年千葉県生まれ。文化服装学院メンズウェア学科卒業後の15年に自身のメンズウエアブランドを立ち上げる。2年目となる16-17年秋冬の東京コレクション(現・楽天 ファッション ウィーク東京)で「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」などと、合同ショー“東京ニューエイジ”に参加。同年の「LVMHプライズ」のショートリストにノミネートされた。19年には「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」を受賞。23-24年秋冬の東コレに、7年ぶり2度目のショーを行い、新たな節目を迎えた。「ソウシオオツキ」のデザイン哲学は、大月の日本の古典芸能に対する興味から生まれている。細やかな職人技と熟練した仕立てによって、日本特有の伝統的アイデアをファッションに昇華させている。

「ピリングス」の村上は、1988年大阪府生まれ。上田安子服飾専門学校を卒業後、山縣良和が主宰する「ここのがっこう」でさらにファッションを学ぶ。山縣の「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」のアシスタントを経て、2014年春夏に母の村上千明とブランド「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」をスタート。16年春夏から東コレに参加。20年、ブランド名を「ピリングス」に変更し、単独で手掛け始める。ニッティング・デザインスクール「アミット(AMIT)」をスタート。21年に「東京ファッションアワード 2022」を受賞。24年3月、サザビーリーグと事業譲渡契約を締結した。「ピリングス」の原点はまさに母が作ってくれた手編みのセーター。同級生にからかわれながらも、セーターを愛用していた村上にとっては愛情深い意味を持ち、同じように心のこもったモノを作りたいとデザイナーとして決意した。またニットの職人やメーカーに敬意を表し、彼らが活躍できるような環境をつくることを目指している。

アフリカや中東のブランドが初選出

ファイナリストは欧米やアジアに加え、13年の創設以来初となるエジプトとガーナ、サウジアラビアを含む15カ国からのブランドが発表された。「ソウシオオツキ」に加え、シンシア・メルヘジ(Cynthia Merhej)による「ルネッサンス・ルネッサンス(RENAISSANCE RENAISSANCE)」も21年度に続き2度目の選出となっている。なお、今年度の応募数は2300通を超えるものの、2500通以上だった過去最多の前年度に比べると減少している。

25年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」のセミファイナリストのブランド名とデザイナー名、国籍は以下の通り。

「アランポール(ALAINPAUL)」/アラン・ポール、フランス
「オールイン(ALL-IN)」/ベンジャミン・バロン(Benjamin Barron)、アメリカ&ブロール・オーガスト・ヴェスタボ(Bror August Vestbo)、ノルウェー
「ボイェ・ドウ(BOYEDOE)」/デイビッド・ボイェ・ドウ・クシ(David Boye-Doe Kusi)、ガーナ
「フランチェスコ ムラノ(FRANCESCO MURANO)」/フランチェスコ・ムラノ、イタリア
「ジョシュ タフォヤ(JOSH TAFOYA)」/ジョシュ・タフォヤ、アメリカ
「ケーエムエル(KML)」/ アハマド・ハサン(Ahmed Hassan)、サウジアラビア
「メルート トールゲン(MERUERT TOLEGEN)」/メルート・トールゲン、アメリカ
「エムエフペン(MFPEN)」/シグルド・バンク(Sigurd Bank)、デンマーク
「ニクラス スコヴガード(NICKLAS SKOVGAARD)/ニクラス・スコヴガード、デンマーク
「ペナルティメイト(PENULTIMATE)」/シャン・ガオ(Xiang Gao)、中国
「ピリングス」/村上亮太、日本
「ルネッサンス・ルネッサンス」/シンシア・メルヘジ、レバノン
「シニード オドワイアー(SINEAD O’DWYER)」/ シニード・オドワイアー(Sinead O’Dwyer)、アイルランド
「ソウシオオツキ」/大月壮士、日本
「スティーブ オー スミス(STEVE O SMITH)」/スティーブ・オー・スミス、イギリス
「トル コーカー(TOLU COKER)」/トル・コーカー、イギリス
「トリシジュ(TORISHEJU)」/トリシジュ・ドゥミ(Torisheju Dumi)、イギリス
「ヤスミン マンスール(YASMIN MANSOUR)」/ヤスミン・マンスール、エジプト
「ヤングアンサン(YOUNG N SANG)」/イ・サンリム(Sang Lim Lee)&ホン・ヨンシン(Youngshin Hong)、韓国
「ゾマー(ZOMER)」/ダニアル・アイトゥガノフ(Danial Aitouganov)、オランダ

2回目の「サヴォアフェール賞」受賞者に期待

セミファイナリスト20組は、25-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク期間中の3月5〜6日にショールームでプレス関係者と審査員の前でプレゼンテーションを行い、8組がファイナリストとして選出される。またその中から、グランプリと準グランプリにあたる「カール・ラガーフェルド賞」、「サヴォアフェール賞」がそれぞれ選ばれる予定だ。また5〜9日には公式サイトから一般投票を受け付ける。

グランプリ受賞者は賞金40万ユーロ(約6300万円)のほか、サステナブルな商品開発やコミュニケーション技術、著作権、企業法務、マーケティングや生産・財務管理などについて、LVMHチームによる指導を受けることができる。「カール・ラガーフェルド賞」と「サヴォアフェール賞」の受賞者は、それぞれ賞金20万ユーロ(約3100万円)とLVMHチームによる1年間のメンターシップを受ける権利を獲得する。

デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者は、「テーラリングへの新たな可能性に加え、ハンドクラフトによる装飾や大胆なオケージョンドレススタイルなど、世界中の新進デザイナーが発揮する魅力あふれるデザインが多く見られた。チャレンジする精神や審美眼を高く評価したい。また、2回目となる『サヴォアフェール賞』と同じ、クラフツマンシップや革新性、持続可能性の重要性を捉えた視点にも期待している」と語った。

「LVMHプライズ」は同グランプリに加え、3月30日までファッションスクール卒業生を対象とした作品を募集している。3人が表彰される予定で、それぞれの受賞者と学校に1万ユーロ(約150万円)と、LVMHグループが擁するメゾンのデザインスタジオで1年間働く権利が授与される。

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【2025年春コスメ】「ジョンマスターオーガニック」から桜の香りのボディーアイテム 春先のゆらぎ肌にアプローチ

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は2月27日、桜の香りの“S&Sボディウォッシュ サクラ”(236mL、3190円)と“S&Sボディミルク サクラ”(236mL、3960円)を数量限定で発売する。なお、同日から2製品をセットした限定キット“サクラ ボディケアセット”(7150円)を発売する。

2製品とも、ソメイヨシノ葉エキスとサトザクラ花エキスの保湿成分2種を共通配合する。桜の香りは100%自然由来成分で調香し、桜餅を思わせるパウダリーなトンカビーンズをアクセントに、ダマスクローズやゼラニウムなどを組み合わせて表現した。ふわりと立ち上る甘く柔らかな桜の香りとともに、春先の紫外線や寒暖差による乾燥など、季節の変わり目のゆらぎやすい肌にアプローチする。

“S&Sボディウォッシュ サクラ”は、ゆらぎ肌を潤しながら洗うボディーウォッシュ。ソープナッツエキスなど自然由来の穏やかな洗浄成分に加え、潤いを与える植物エキスや美容エキスを配合する。密度の細かい豊かな泡が摩擦による肌刺激を抑え、しっとり滑らかに洗い上げる。“S&Sボディミルク サクラ”は、ゆらぎ肌を潤いで守るボディーミルク。植物エキスやマカデミア種子油、ホホバ種子油、シア脂などが保湿と保護をかなえ、デリケートに傾きがちな肌を健やかに保つ。

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「ナオキ タキザワ」創設20周年 TGC2025ファッションショーの招待参加を発表

「ナオキ タキザワ(NAOKI TAKIZAWA)」は3月1日に国立代々木競技場第一体育館で開催する「第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション2025 SPRING / SUMMER(以下、東京ガールズコレクション)」に招待参加することを発表した。

「ナオキ タキザワ」
2025-26年秋冬コレクション

2025-26年秋冬コレクションは、前シーズンに引き続き“デザイナーズ アスレチック ウエア(DESIGNERʼS ATHLETIC WEAR)”をテーマとし、ジッパーでシルエットが変化するパーカやスエット、アスレチック素材のスポーツドレス、ジッパー装着方法“エアリーストリング(AIRYSTRING)”を用いたアイテムなどをラインアップする。冬のトレーニングやアウトドアアクティビティーを考慮し、新素材を開発、コレクションに採用した。2025年春夏コレクションは2月下旬、同秋冬コレクションは8月上旬から、「ナオキ タキザワ」代官山店および公式オンラインで販売する。「ナオキ タキザワ」は、2025年にブランド創設20周年を迎えるにあたり、24年に新たなコンセプトで再スタートを切った。

「東京ガールズコレクション」に
招待参加を決定

「東京ガールズコレクション」は、2025年で20周年、今回で第40回目を迎える。“共創 - co creation・co-produce-”をテーマに、「ナオキ タキザワ」コレクションとモデルやアーティストの共演を予定する。

■第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション2025 SPRING / SUMMER
日程:3月1日
時間:開場12:00/開演14:00/終演21:00(予定)
場所:国立代々木競技場 第一体育館
住所:東京都渋谷区神南2-1-1

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「サンローラン リヴ・ドロワ」パリ店地下に日本食レストラン「スシ パーク パリ」をオープン

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)監修のライフスタイル・プロダクトライン“サンローラン リヴ・ドロワ(SAINT LAURENT RIVE DROITE)”パリ店を大規模リニューアルオープンした。改装に伴い、地下に日本食レストラン「スシ パーク パリ(Sushi Park Paris)」を新設。レストランのオープンは2月21日(現地時間)を予定している。

「スシ パーク パリ」は、シェフのピーター・パーク(Peter Park)が2006年にロサンゼルスにオープンした日本食レストラン。パリの店舗では、アイコニックな“おまかせ”料理を楽しむことができる。

今回のリニューアルは、2024年に開店した書店「バビロン(BABYLONE)」などを含む「サンローラン」のグローバル展開拡大プロジェクトの一環として行われたもの。高級レストランを「サンローラン」の洗練された雰囲気と統合させることで、より上品な空間を生み出すことを目指した。来年には、更なるプロジェクトの始動を予定している。

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「フジロック ’25」の第1弾アーティストが出演日別で60組発表 フレッド・アゲインやヴルフペック、ヴァンパイア・ウィークエンドなど

7月25〜27日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」の第1弾アーティストが出演日と合わせて60組が発表された。

ヘッドライナーは、7月25日が現在のUKダンスミュージックシーンの最重要アーティストで初来日となるフレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)、26日がこちらも初来日となる現代最高峰のファンクバンド、ヴルフペック(VULFPECK)、27日は3年ぶりとなるヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が務める。

そのほか、フォー・テット(FOUR TET)やジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)、ハイム(HAIM)、山下達郎、Suchmos、Vaundy、BRAHMAN、坂本慎太郎、Creepy Nuts、RADWIMPSなどが出演する。

7月25日第1弾出演アーティスト(17組)

・フレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)
・Suchmos
・Vaundy
・エズラ・コレクティヴ(EZRA COLLECTIVE)、
・HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER、
・OK GO
・ティコ(TYCHO)
・ANSWER TO REMEMBER
・BRAHMAN
・KIRINJI
・マーシン(MARCIN)
・エムドゥ・モクター(MDOU MOCTAR)
・おとぼけビ〜バ〜
・パーラー・グリーンズ(PARLOR GREENS)
・坂本慎太郎
・TOMOO
・トリプルファイヤー

7月26日第1弾出演アーティスト(23組)

・ヴルフペック(VULFPECK)
・フォー・テット(FOUR TET)
・山下達郎
・バリー・キャント・スウィム(BARRY CAN'T SWIM)
・EGO-WRAPPIN'
・ジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)
・サンボマスター
・バーミングタイガー(BALMING TIGER)
・カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)
・コンフィデンスマン(CONFIDENCE MAN)
・downy
・フェイ・ウェブスター(FAYE WEBSTER)
・JJJ
・jo0ji
・君島大空 合奏形態
・mei ehara
・ニュー・ダッド(NEWDAD)
・NIGHT TEMPO
・踊ってばかりの国
・ザ・パンチュラス(THE PANTURAS)
・離婚伝説
・THE SKA FLAMES
・STUTS (Band Set)

7月27日第1弾出演アーティスト(20組)

・ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)
・ハイム(HAIM)
・RADWIMPS
・羊文学
・ザ・ハイヴス(THE HIVES)
・Creepy Nuts
・DYGL
・イングリッシュ・ティーチャー(ENGLISH TEACHER)
・ギャラクティックフィーチャリング ジェリー・ジョセフ(GALACTIC Featuring Jelly Joseph)
・グレーバウアーズ&ザ ホッジポッジ(GRACE BOWERS & THE HODGE PODGE)
・JAKE SHIMABUKURO BAND
・kanekoayano
・まらしぃ
・MONO NO AWARE
・Ovall
・ロイエル・オーティス(ROYEL OTIS)
・佐野元春 & THE COYOTE BAND
・She Her Her Hers
・シリカゲル(SILICA GEL)
・T字路s

詳しいラインアップはこちらから
https://www.fujirockfestival.com/artist/index

■FUJI ROCK FESTIVAL'25
日程:2025年7月25〜27日
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com

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「フジロック ’25」の第1弾アーティストが出演日別で60組発表 フレッド・アゲインやヴルフペック、ヴァンパイア・ウィークエンドなど

7月25〜27日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」の第1弾アーティストが出演日と合わせて60組が発表された。

ヘッドライナーは、7月25日が現在のUKダンスミュージックシーンの最重要アーティストで初来日となるフレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)、26日がこちらも初来日となる現代最高峰のファンクバンド、ヴルフペック(VULFPECK)、27日は3年ぶりとなるヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が務める。

そのほか、フォー・テット(FOUR TET)やジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)、ハイム(HAIM)、山下達郎、Suchmos、Vaundy、BRAHMAN、坂本慎太郎、Creepy Nuts、RADWIMPSなどが出演する。

7月25日第1弾出演アーティスト(17組)

・フレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)
・Suchmos
・Vaundy
・エズラ・コレクティヴ(EZRA COLLECTIVE)、
・HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER、
・OK GO
・ティコ(TYCHO)
・ANSWER TO REMEMBER
・BRAHMAN
・KIRINJI
・マーシン(MARCIN)
・エムドゥ・モクター(MDOU MOCTAR)
・おとぼけビ〜バ〜
・パーラー・グリーンズ(PARLOR GREENS)
・坂本慎太郎
・TOMOO
・トリプルファイヤー

7月26日第1弾出演アーティスト(23組)

・ヴルフペック(VULFPECK)
・フォー・テット(FOUR TET)
・山下達郎
・バリー・キャント・スウィム(BARRY CAN'T SWIM)
・EGO-WRAPPIN'
・ジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)
・サンボマスター
・バーミングタイガー(BALMING TIGER)
・カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)
・コンフィデンスマン(CONFIDENCE MAN)
・downy
・フェイ・ウェブスター(FAYE WEBSTER)
・JJJ
・jo0ji
・君島大空 合奏形態
・mei ehara
・ニュー・ダッド(NEWDAD)
・NIGHT TEMPO
・踊ってばかりの国
・ザ・パンチュラス(THE PANTURAS)
・離婚伝説
・THE SKA FLAMES
・STUTS (Band Set)

7月27日第1弾出演アーティスト(20組)

・ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)
・ハイム(HAIM)
・RADWIMPS
・羊文学
・ザ・ハイヴス(THE HIVES)
・Creepy Nuts
・DYGL
・イングリッシュ・ティーチャー(ENGLISH TEACHER)
・ギャラクティックフィーチャリング ジェリー・ジョセフ(GALACTIC Featuring Jelly Joseph)
・グレーバウアーズ&ザ ホッジポッジ(GRACE BOWERS & THE HODGE PODGE)
・JAKE SHIMABUKURO BAND
・kanekoayano
・まらしぃ
・MONO NO AWARE
・Ovall
・ロイエル・オーティス(ROYEL OTIS)
・佐野元春 & THE COYOTE BAND
・She Her Her Hers
・シリカゲル(SILICA GEL)
・T字路s

詳しいラインアップはこちらから
https://www.fujirockfestival.com/artist/index

■FUJI ROCK FESTIVAL'25
日程:2025年7月25〜27日
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com

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TOKYO BASEが原宿・表参道に新たに旗艦店とスーベニアショップ オープン記念アイテムも

TOKYO BASEは3月1日、セレクトショップ、ステュディオス(STUDIOUS)のグローバル旗艦店ステュディオス トウキョウ(STUDIOUS TOKYO)と、新業態のスーベニアショップのグッド エディション(GOOD EDITION)を原宿・表参道エリアにオープンする。

グローバル旗艦店
ステュディオス トウキョウ

ステュディオス トウキョウの内装は、建築家の谷尻誠、吉田愛らの建築設計事務所サポーズデザインオフィス(SUPPOSE DESIGN OFFICE)が手掛け、茶室のフィッティングルームや、金屏風をモチーフとしたファサードをしつらえた。新規取り扱いブランドとして、メンズで「カラー(KOLOR)」「ニューマニュアル(NEW MANUAL)」「ユリウス(JULIUS)」、メンズとウィメンズで「シーエフシーエル(CFCL)」、そのほか「アンブッシュ(AMBUSH)」「アイヴァン(EYEVAN)」のアイテムもラインアップする。またオープンを記念し、ステュディオス トウキョウと「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の別注ジャケット(6万6000円)と、別注コーチジャケット(6万6000円)、別注パンツ(4万7300円)も発売する。グローバル旗艦店は、中国と香港、アメリカに続き日本初出店となる。

スーベニアショップ
グッド エディション

グッド エディションは、東京をはじめ日本のカルチャーやファッションをモダンにアウトプットすることをテーマに、ウエアや小物、ギフトなどの商品を販売する。内装は、建築家の神谷修平による一級建築設計事務所カミヤアーキテクツが手掛け、左官壁や金屏風などのモチーフを掛け合わせている。オープンを記念し、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーと、「ホワイトマウンテニアリング」の相澤陽介デザイナー、「ニードルズ(NEEDLES)」の清水慶三デザイナーの私物やサンプル生地を用い、アーティストの清水葵が手掛ける「エークラフト(ACRAFT)」に別注した1点物の特注だるま(16万5000円)、イラストレーターのSHOGO SEKINEに依頼したトートバッグ(4400円)とタンブラー(4400円)、「ヘインズ(HANES)」のパックT(6600円)、別注カラーの「ヒューマンロボット(HUMAN ROBOT)」オリジナルキャラクター“PAN DEAD”(6480円)などを販売する。

◾︎ステュディオス トウキョウ表参道/グッド エディション原宿
オープン日:共に3月1日
住所:東京都渋谷区神宮前4-28-6/東京都渋谷区神宮前4-27-2

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【元カスタマーズデイライト社長の中村氏が倒産から再生の真相を”激白”】 「ドタキャンされたうえにクビにされた」中村氏独占インタビュー

【記事のポイント】 ●カスタマーズディライトは1月にダインビタグループへと社名変更。小山前社長は追放されて、カスタマーズデイライト出身の田中氏が社長に就任。中村氏退任後に再興した新会社も波乱の連続。
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【元カスタマーズデイライト社長の中村氏が倒産から再生の真相を”激白”】 「ドタキャンされたうえにクビにされた」中村氏独占インタビュー

【記事のポイント】 ●カスタマーズディライトは1月にダインビタグループへと社名変更。小山前社長は追放されて、カスタマーズデイライト出身の田中氏が社長に就任。中村氏退任後に再興した新会社も波乱の連続。
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京都独自の藍染め「京藍」の復活と継承に挑む松﨑陸 「ヴァレクストラ」と協業も

偶然ニューヨークで出合った藍染めに惹かれ、染色の修業先で見つけた文献から「歴史をさかのぼると日本で最も品質の高い藍を作っていたのは京都で、その産地が偶然にも地元の洛西であることを知った」という松﨑陸。約100年前に滅びた京藍復活のため900坪の畑を借りて、当時の栽培方法で京都原種の藍の栽培から取り組む。アート作品の販売、工房でのワークショップ、Tシャツなどの製品の制作・販売で生計を立て、2024年には大丸松坂屋百貨店が掲げる地域共栄活動「think LOCAL」の一環として、「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」の京都祇園店開店に合わせてコラボレーションを行うなど、活動の場を広げている。

PROFILE: 松﨑陸/京藍染師・アーティスト

松﨑陸/京藍染師・アーティスト
PROFILE: (まつざき・りく)1990年京都市洛西生まれ。大学で経営学を専攻。22歳の時にニューヨークで“ジャパンブルー”に出合い藍染作家を目指すことを決意。2015年野村シルク博物館で養蚕、手織り、和装を学ぶ。17年染司よしおか五代当主吉岡幸雄氏に師事。18年正倉院宝物復元に携わる。20年約900坪の畑を借りて京藍の栽培を開始。21年染司よしおか独立。22年京都市西京区大原野に工房を開く。23年妙心寺桂春院で個展を開催し、作品「京藍壁観図」を奉納。24年「ヴァレクストラ」や「カンサイヤマモト」とのコラボレーション製品を発表

古い文献から「京都の藍染めが最も優れていた」ことを知る

WWD:京都独自の藍染め「京藍」に出合ったきっかけは。

松﨑:染色工房「染司よしおか」で修業中に先生(吉岡幸雄氏)が、歴史を知ることや本物を見ることが大切だと言い続けてくれたことが大きい。工房にある文献を調べ始めると藍の栽培は安土・桃山時代に京都から兵庫、そして淡路、徳島に伝えられたと書かれていた。自分が取り組みたいと思っていた藍染めのルーツが地元京都にあることを知り胸が高鳴った。別の江戸後期の文献では、京都が質の高い藍を作り続けていたと書かれていた。さらに調べると、1700年に松尾芭蕉の弟子である服部嵐雪が江戸中期に江戸から京都へ上がったときの句に出合った。「嶋原の外も染るや藍畠」。京都の嶋原(洛中)の外は染まるほどに藍畑だらけだったという内容で、1712年発行の日本百科事典には「日本の藍は京都の洛外のものが最も優れていて、次に兵庫県の播磨が良い。次に徳島と淡路産」と記されていた。京都の藍が高品質だったことが歴史から読み解くことができた。

WWD:「京藍」の復活に取り組むに至った経緯は。

松﨑:松﨑家の家紋のルーツが岐阜の土岐氏にあり、土岐氏は水色の旗に家紋を入れて戦に出ていた。当時水色の藍を作れるのは京都だけだったことを考えるともしかしたら先祖は京藍を使っていたのではないか?と考え始めると胸が高鳴った。

また、236年前(1789年)に「京藍」を再興しようと命がけで活動した阿波屋宇兵衛の存在を知り、熱くなった。彼は当時徳島でさかんな藍の栽培方法(肥料に魚を使っていたこと)を口外すると処刑されると知っていたのに、京都に持ち帰り再興を目指してのちに処刑された人。京藍にまつわるさまざまな歴史を知り、復活させたいと強く思うようになった。

WWD:種は残っていたのか。

松﨑:日本の藍には10の品種があり、種は徳島県が保護していた。京都の原種を譲ってもらった。

WWD:「京藍」は他の藍と何が違うのか。

松﨑:栽培方法と色が違う。京都の藍はかつて「水藍」と呼ばれ水田で栽培していて、色も淡い。今の藍染めは紺色が主流だけど、当時の藍染めは淡い色が上品とされていてランクが高かった。淡い藍は染めむらが出やすいため難しいとされていたからではないか。

WWD:職人ではなくアーティストと名乗る理由は。

松﨑:僕の目的は「京藍」を復活させて次世代に残すこと。職人として活動をして「京藍」を残すことができるのか?「京藍」が残る可能性の一つが美術館や博物館に永久保存されること。アートとして京藍の痕跡を残すことができないか考えた。もちろん僕はクラフトマンだけど、職人よりもアーティストと名乗る方が強気で世界と戦えるんじゃないかと。かつては日本の職人の高い技術が安く買われるということもあったと思うから。日本が誇れるものは伝統工芸であり分かりやすいアイデンティティ、これを武器に日本人は世界と戦うべきだと思うし、伝統工芸の職人がこうなったらいいなという成功例になりたい。「わからせますよ」という気持ちだ。

WWD:「ヴァレクストラ」とのコラボはどのようにして始まったか。

松﨑:祇園の新店舗開店の際に京都の伝統工芸職人と協業した製品を作るために、京都の丹後ちりめんや提灯など何軒かの職人の工房を訪ねたうちの1軒だったと聞く。デザインチームが工房に来たときは、活動の説明をしたり「染めた生地が買えるのか」といった質問を受けつつ、その場で結論は出せないのでいったんイタリアに持ち帰るとなった。その時に「ダブルネームならやるスタンスだ」と伝えた。せっかく訪ねてきてくれたのだからと徒歩20分のところにある春日大社の第一の分社で784年に建立された大原野神社に行こうと誘い、境内にあるそば屋「そば切りこごろ」でそばを食べた。「そば切りこごろ」からは出汁がら(魚節)をいただいて藍畑の肥料に使っている。その一カ月後に「ぜひやりたい」とメールが届いた。僕のインスタグラムに公開している作品の中から希望がいくつか上がり、方向性を決めていった。

WWD:コラボ製品は「KYOAI」と発信されていた。

松﨑:実は当初は“ジャパンブルー”“インディゴ”など別の言葉を入れたいと話があったけれど、「KYOAI」にして欲しいとこちらから依頼した。僕は「京藍」を残したくて活動しているからそれがとても重要だった。

WWD:工房開設から3年。活動に広がりが出てきた。

松﨑:計算してやっていない。市場がどうではなく、発表した作品が当たれば市場にマッチしたのかと理解しているところだ。

WWD:現在の課題は。

松﨑:僕自身、お金に興味を持つことが必要だと感じている。その時々で作りたいものを作れたら個人的にはいいと思っているところがあるから。一方で工房が手狭になってきたし、今はアーティストのシェアギャラリー「大原野スタジオギャラリー」を活動拠点にしているが、作品を展示して藍染めができる単独の工房を構えたいと考えている。それには少なくとも3000万円が必要になる。水にこだわりたいから井戸も掘りたい。900坪の藍畑も一人で取り組んでいる。年を取ると畑仕事は難しくなるだろうし、人を雇わなければいけない時期に来たとも感じている。

WWD:洛西地区は京都市内にあっても少し町中から離れて、わざわざ立地でもある。地域文化として「京藍」を打ち出すような取り組みにも力を入れるのか。

松﨑:少しずつ巻き込み始めている。例えば、洛西高校の先生が新聞で紹介された僕の記事に共感してくれ、高校の生徒が「京藍」の畑の手伝いに来てくれるようになった。近所のネギ農家は今年から京藍を育て始める。まずは300坪から始めると聞いた。工房の候補地は近くでいい場所を見つけた。工房ができれば人に来てもらいやすくなるし、知ってもらえる機会が増える。

WWD:今、妙心寺塔頭養徳院の奉納する戸帳の制作に取り組んでいるとか。

松﨑:現在改修工事をしていて来年2月に完成する予定だ。戸帳を作りたいという話をいただき、これまでの養徳院の戸帳について調べた。すると直近では化学染料を使っていたが、260年前のものは藍染めや茜染めを用いた赤黄藍緑白の5色の織物でできていた。この先何百年も色褪せずに残る戸帳になるよう、700年前の藍染めを含め太古の方法を模索しているところだ。

WWD:今後取り組んでいくことは?

松﨑:1300年前の職人と戦いたい。日本で最古の藍染めは正倉院宝物館に所蔵されている縹縷(はなだのる)で、752年の大仏開眼会で用いられたものだった。これが1300年前に染められたのに色褪せていないんですよ。この時代の染色技術が最もすばらしかったのではないかと考えるようになった。江戸時代の技法は試したが色が褪せるし、さらに染色法を掘り下げると、蒅(すくも、藍の葉を乾燥させ発酵・熟成させてたい肥化したもの)が登場したのは約700年前の室町時代で、当時の技法は色がキレイで堅牢度が高かった。今室町からさらに奈良まで遡ろうと取り組んでいる。すると奈良時代はまだ蒅がなかった時代だとわかった。奈良時代の染色方法について仮説を立てて検証を繰り返しているところだ。世界に目を向けると約6500年前の藍染工房の遺跡が見つかっていたり、4000年前のエジプトのミイラには藍染めした布が巻かれていた。藍染めの歴史はとても長くて面白い。

WWD:奈良時代に奈良で藍染めが行われていたということ?

松﨑:飛鳥時代に中国から日本へ藍が運ばれたようで、647年に制定された日本の官位「七色十三階冠」が664年に改定されたときに月草が藍に変わっていた。ということは、藍の国内栽培に成功したのがこの時期なのではないか。であれば厳密には飛鳥、奈良を経てるので日本の藍の始まりは奈良となるが、僕が調べた中では奈良には藍の文献や記述が見当たらない。もちろんこの頃の史料は焼失していることが多いから本当のところはわからないが。また「源氏物語」を読むに色彩豊かな感性と技術が成熟したのは平安時代と予測している。なので僕は"藍の産業としての始まりは京都"と考えている。

藍染めから「京藍」復活に至るまで

WWD:そもそも藍に着目したきっかけは?

松﨑:やりたいことを探しに訪れたニューヨークで“ジャパンブルー”と呼ばれる青い服を見た。帰国後にテレビで見た藍染め特集で、世界では藍染めがジャパンブルーと呼ばれていることを知り、やってみようと思い立った。やるなら日本一のところでやりたいと考えた。京都で200年続く染色工房「染司よしおか」の五代当主の吉岡幸雄氏に弟子入りを志願したけど断られた。何度も足を運んでいるとある日、『愛媛にある野村シルク博物館で2年間学んでくれば考える』と言われて、やるしかないと思い愛媛に向かった。夜間はコンビニでアルバイトをしながら、養蚕から手織り和裁、藍や紅花の栽培までを学び染色の基礎を身に付けた。京都に帰ってくるたびに忘れ去られないように「弟子入りはまだか」と工房を訪ねたが、「2年はがんばれ」と言われ、とにかくがんばった。

2年が経ち『よしおか』での修業が始まるわけだけど、染色技術だけではなく、原稿校正や公演準備など幅広い業務に携わった。けれど、藍染めだけは触らせてもらえなかった。藍染めは藍を発酵させてから染めるので、発酵に失敗すると染められなくなるという理由は理解できるけど、どうしても藍染めがしたかった。だから自宅の風呂場にバケツを突っ込んで始めた。工房の番頭さんに聞いたことを試してみるけどこれがなかなか発酵しない。バケツ1つ分の藍を買うと給料の半分が飛び、発酵しないと捨てるしかないただの茶色い水。半年くらい経った頃、表面が青くなり布を入れたら青く染まった。微生物が働き発酵したら布が染まるというプロセスを目の当たりにしてここからはまった。工房で最初から教えてもらっていたらここまで興味が深くならなかったと思う。生活を賭けて身銭を切り続けたからこそここまではまったんだと思う。

WWD:「染司よしおか」を3年10カ月で辞めて独立した。

松﨑:先生がされていることの歴史の深さを学ぶには5年はかかると思っていたが、3年目に先生が亡くなった。このペースでやっていたら到底先生に追いつくことができないと思い、飛び出すべきだと考えてその一年後に辞めた。その頃には京都の藍を復活させようと決めていた。

The post 京都独自の藍染め「京藍」の復活と継承に挑む松﨑陸 「ヴァレクストラ」と協業も appeared first on WWDJAPAN.

京都独自の藍染め「京藍」の復活と継承に挑む松﨑陸 「ヴァレクストラ」と協業も

偶然ニューヨークで出合った藍染めに惹かれ、染色の修業先で見つけた文献から「歴史をさかのぼると日本で最も品質の高い藍を作っていたのは京都で、その産地が偶然にも地元の洛西であることを知った」という松﨑陸。約100年前に滅びた京藍復活のため900坪の畑を借りて、当時の栽培方法で京都原種の藍の栽培から取り組む。アート作品の販売、工房でのワークショップ、Tシャツなどの製品の制作・販売で生計を立て、2024年には大丸松坂屋百貨店が掲げる地域共栄活動「think LOCAL」の一環として、「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」の京都祇園店開店に合わせてコラボレーションを行うなど、活動の場を広げている。

PROFILE: 松﨑陸/京藍染師・アーティスト

松﨑陸/京藍染師・アーティスト
PROFILE: (まつざき・りく)1990年京都市洛西生まれ。大学で経営学を専攻。22歳の時にニューヨークで“ジャパンブルー”に出合い藍染作家を目指すことを決意。2015年野村シルク博物館で養蚕、手織り、和装を学ぶ。17年染司よしおか五代当主吉岡幸雄氏に師事。18年正倉院宝物復元に携わる。20年約900坪の畑を借りて京藍の栽培を開始。21年染司よしおか独立。22年京都市西京区大原野に工房を開く。23年妙心寺桂春院で個展を開催し、作品「京藍壁観図」を奉納。24年「ヴァレクストラ」や「カンサイヤマモト」とのコラボレーション製品を発表

古い文献から「京都の藍染めが最も優れていた」ことを知る

WWD:京都独自の藍染め「京藍」に出合ったきっかけは。

松﨑:染色工房「染司よしおか」で修業中に先生(吉岡幸雄氏)が、歴史を知ることや本物を見ることが大切だと言い続けてくれたことが大きい。工房にある文献を調べ始めると藍の栽培は安土・桃山時代に京都から兵庫、そして淡路、徳島に伝えられたと書かれていた。自分が取り組みたいと思っていた藍染めのルーツが地元京都にあることを知り胸が高鳴った。別の江戸後期の文献では、京都が質の高い藍を作り続けていたと書かれていた。さらに調べると、1700年に松尾芭蕉の弟子である服部嵐雪が江戸中期に江戸から京都へ上がったときの句に出合った。「嶋原の外も染るや藍畠」。京都の嶋原(洛中)の外は染まるほどに藍畑だらけだったという内容で、1712年発行の日本百科事典には「日本の藍は京都の洛外のものが最も優れていて、次に兵庫県の播磨が良い。次に徳島と淡路産」と記されていた。京都の藍が高品質だったことが歴史から読み解くことができた。

WWD:「京藍」の復活に取り組むに至った経緯は。

松﨑:松﨑家の家紋のルーツが岐阜の土岐氏にあり、土岐氏は水色の旗に家紋を入れて戦に出ていた。当時水色の藍を作れるのは京都だけだったことを考えるともしかしたら先祖は京藍を使っていたのではないか?と考え始めると胸が高鳴った。

また、236年前(1789年)に「京藍」を再興しようと命がけで活動した阿波屋宇兵衛の存在を知り、熱くなった。彼は当時徳島でさかんな藍の栽培方法(肥料に魚を使っていたこと)を口外すると処刑されると知っていたのに、京都に持ち帰り再興を目指してのちに処刑された人。京藍にまつわるさまざまな歴史を知り、復活させたいと強く思うようになった。

WWD:種は残っていたのか。

松﨑:日本の藍には10の品種があり、種は徳島県が保護していた。京都の原種を譲ってもらった。

WWD:「京藍」は他の藍と何が違うのか。

松﨑:栽培方法と色が違う。京都の藍はかつて「水藍」と呼ばれ水田で栽培していて、色も淡い。今の藍染めは紺色が主流だけど、当時の藍染めは淡い色が上品とされていてランクが高かった。淡い藍は染めむらが出やすいため難しいとされていたからではないか。

WWD:職人ではなくアーティストと名乗る理由は。

松﨑:僕の目的は「京藍」を復活させて次世代に残すこと。職人として活動をして「京藍」を残すことができるのか?「京藍」が残る可能性の一つが美術館や博物館に永久保存されること。アートとして京藍の痕跡を残すことができないか考えた。もちろん僕はクラフトマンだけど、職人よりもアーティストと名乗る方が強気で世界と戦えるんじゃないかと。かつては日本の職人の高い技術が安く買われるということもあったと思うから。日本が誇れるものは伝統工芸であり分かりやすいアイデンティティ、これを武器に日本人は世界と戦うべきだと思うし、伝統工芸の職人がこうなったらいいなという成功例になりたい。「わからせますよ」という気持ちだ。

WWD:「ヴァレクストラ」とのコラボはどのようにして始まったか。

松﨑:祇園の新店舗開店の際に京都の伝統工芸職人と協業した製品を作るために、京都の丹後ちりめんや提灯など何軒かの職人の工房を訪ねたうちの1軒だったと聞く。デザインチームが工房に来たときは、活動の説明をしたり「染めた生地が買えるのか」といった質問を受けつつ、その場で結論は出せないのでいったんイタリアに持ち帰るとなった。その時に「ダブルネームならやるスタンスだ」と伝えた。せっかく訪ねてきてくれたのだからと徒歩20分のところにある春日大社の第一の分社で784年に建立された大原野神社に行こうと誘い、境内にあるそば屋「そば切りこごろ」でそばを食べた。「そば切りこごろ」からは出汁がら(魚節)をいただいて藍畑の肥料に使っている。その一カ月後に「ぜひやりたい」とメールが届いた。僕のインスタグラムに公開している作品の中から希望がいくつか上がり、方向性を決めていった。

WWD:コラボ製品は「KYOAI」と発信されていた。

松﨑:実は当初は“ジャパンブルー”“インディゴ”など別の言葉を入れたいと話があったけれど、「KYOAI」にして欲しいとこちらから依頼した。僕は「京藍」を残したくて活動しているからそれがとても重要だった。

WWD:工房開設から3年。活動に広がりが出てきた。

松﨑:計算してやっていない。市場がどうではなく、発表した作品が当たれば市場にマッチしたのかと理解しているところだ。

WWD:現在の課題は。

松﨑:僕自身、お金に興味を持つことが必要だと感じている。その時々で作りたいものを作れたら個人的にはいいと思っているところがあるから。一方で工房が手狭になってきたし、今はアーティストのシェアギャラリー「大原野スタジオギャラリー」を活動拠点にしているが、作品を展示して藍染めができる単独の工房を構えたいと考えている。それには少なくとも3000万円が必要になる。水にこだわりたいから井戸も掘りたい。900坪の藍畑も一人で取り組んでいる。年を取ると畑仕事は難しくなるだろうし、人を雇わなければいけない時期に来たとも感じている。

WWD:洛西地区は京都市内にあっても少し町中から離れて、わざわざ立地でもある。地域文化として「京藍」を打ち出すような取り組みにも力を入れるのか。

松﨑:少しずつ巻き込み始めている。例えば、洛西高校の先生が新聞で紹介された僕の記事に共感してくれ、高校の生徒が「京藍」の畑の手伝いに来てくれるようになった。近所のネギ農家は今年から京藍を育て始める。まずは300坪から始めると聞いた。工房の候補地は近くでいい場所を見つけた。工房ができれば人に来てもらいやすくなるし、知ってもらえる機会が増える。

WWD:今、妙心寺塔頭養徳院の奉納する戸帳の制作に取り組んでいるとか。

松﨑:現在改修工事をしていて来年2月に完成する予定だ。戸帳を作りたいという話をいただき、これまでの養徳院の戸帳について調べた。すると直近では化学染料を使っていたが、260年前のものは藍染めや茜染めを用いた赤黄藍緑白の5色の織物でできていた。この先何百年も色褪せずに残る戸帳になるよう、700年前の藍染めを含め太古の方法を模索しているところだ。

WWD:今後取り組んでいくことは?

松﨑:1300年前の職人と戦いたい。日本で最古の藍染めは正倉院宝物館に所蔵されている縹縷(はなだのる)で、752年の大仏開眼会で用いられたものだった。これが1300年前に染められたのに色褪せていないんですよ。この時代の染色技術が最もすばらしかったのではないかと考えるようになった。江戸時代の技法は試したが色が褪せるし、さらに染色法を掘り下げると、蒅(すくも、藍の葉を乾燥させ発酵・熟成させてたい肥化したもの)が登場したのは約700年前の室町時代で、当時の技法は色がキレイで堅牢度が高かった。今室町からさらに奈良まで遡ろうと取り組んでいる。すると奈良時代はまだ蒅がなかった時代だとわかった。奈良時代の染色方法について仮説を立てて検証を繰り返しているところだ。世界に目を向けると約6500年前の藍染工房の遺跡が見つかっていたり、4000年前のエジプトのミイラには藍染めした布が巻かれていた。藍染めの歴史はとても長くて面白い。

WWD:奈良時代に奈良で藍染めが行われていたということ?

松﨑:飛鳥時代に中国から日本へ藍が運ばれたようで、647年に制定された日本の官位「七色十三階冠」が664年に改定されたときに月草が藍に変わっていた。ということは、藍の国内栽培に成功したのがこの時期なのではないか。であれば厳密には飛鳥、奈良を経てるので日本の藍の始まりは奈良となるが、僕が調べた中では奈良には藍の文献や記述が見当たらない。もちろんこの頃の史料は焼失していることが多いから本当のところはわからないが。また「源氏物語」を読むに色彩豊かな感性と技術が成熟したのは平安時代と予測している。なので僕は"藍の産業としての始まりは京都"と考えている。

藍染めから「京藍」復活に至るまで

WWD:そもそも藍に着目したきっかけは?

松﨑:やりたいことを探しに訪れたニューヨークで“ジャパンブルー”と呼ばれる青い服を見た。帰国後にテレビで見た藍染め特集で、世界では藍染めがジャパンブルーと呼ばれていることを知り、やってみようと思い立った。やるなら日本一のところでやりたいと考えた。京都で200年続く染色工房「染司よしおか」の五代当主の吉岡幸雄氏に弟子入りを志願したけど断られた。何度も足を運んでいるとある日、『愛媛にある野村シルク博物館で2年間学んでくれば考える』と言われて、やるしかないと思い愛媛に向かった。夜間はコンビニでアルバイトをしながら、養蚕から手織り和裁、藍や紅花の栽培までを学び染色の基礎を身に付けた。京都に帰ってくるたびに忘れ去られないように「弟子入りはまだか」と工房を訪ねたが、「2年はがんばれ」と言われ、とにかくがんばった。

2年が経ち『よしおか』での修業が始まるわけだけど、染色技術だけではなく、原稿校正や公演準備など幅広い業務に携わった。けれど、藍染めだけは触らせてもらえなかった。藍染めは藍を発酵させてから染めるので、発酵に失敗すると染められなくなるという理由は理解できるけど、どうしても藍染めがしたかった。だから自宅の風呂場にバケツを突っ込んで始めた。工房の番頭さんに聞いたことを試してみるけどこれがなかなか発酵しない。バケツ1つ分の藍を買うと給料の半分が飛び、発酵しないと捨てるしかないただの茶色い水。半年くらい経った頃、表面が青くなり布を入れたら青く染まった。微生物が働き発酵したら布が染まるというプロセスを目の当たりにしてここからはまった。工房で最初から教えてもらっていたらここまで興味が深くならなかったと思う。生活を賭けて身銭を切り続けたからこそここまではまったんだと思う。

WWD:「染司よしおか」を3年10カ月で辞めて独立した。

松﨑:先生がされていることの歴史の深さを学ぶには5年はかかると思っていたが、3年目に先生が亡くなった。このペースでやっていたら到底先生に追いつくことができないと思い、飛び出すべきだと考えてその一年後に辞めた。その頃には京都の藍を復活させようと決めていた。

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ワークマン × EXILE TAKAHIROの新ブランド「ゼロステージ」がローンチ 3月5日発売

ワークマンは、LDH JAPANとのコラボプロジェクト“エグザイル × ワークマン(EXILE × WORKMAN)”からボーカルのTAKAHIROが監修、モデルを務めるワークウエアブランド「ゼロステージ(ZERO-STAGE)」をローンチする。3月5日から全国のワークマン、ワークマン プラスの店舗および、公式オンラインストアで販売する。

同ブランドは “「GO TO STAGE」仕事場というステージを楽しみ、輝き、さらに高みへと昇る人へ。”をコンセプトに掲げ、スタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えたアイテムを展開。今回は、長袖ジャケット、長袖シャツ、半袖ワークシャツ、カーゴパンツ、スラックスの夏物ワークウエア5型に加えて、トラックパーカ、半袖Tシャツ、トラックジョガーパンツのカジュアルウエアをオンライン限定でラインアップする。

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ワークマン × EXILE TAKAHIROの新ブランド「ゼロステージ」がローンチ 3月5日発売

ワークマンは、LDH JAPANとのコラボプロジェクト“エグザイル × ワークマン(EXILE × WORKMAN)”からボーカルのTAKAHIROが監修、モデルを務めるワークウエアブランド「ゼロステージ(ZERO-STAGE)」をローンチする。3月5日から全国のワークマン、ワークマン プラスの店舗および、公式オンラインストアで販売する。

同ブランドは “「GO TO STAGE」仕事場というステージを楽しみ、輝き、さらに高みへと昇る人へ。”をコンセプトに掲げ、スタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えたアイテムを展開。今回は、長袖ジャケット、長袖シャツ、半袖ワークシャツ、カーゴパンツ、スラックスの夏物ワークウエア5型に加えて、トラックパーカ、半袖Tシャツ、トラックジョガーパンツのカジュアルウエアをオンライン限定でラインアップする。

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「ファセッタズム」と「今治タオル」がコラボ テーラードジャケットとアノラックを用意

落合宏理デザイナーが手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」は、「今治タオル」とコラボレーションした2型のアパレルを2月22日発売する。「ファセッタズム」の公式オンラインストアをはじめ、青山店と心斎橋店などで取り扱う。

今回のコラボでは、「今治タオル」との協業により生まれたブランケット素材を採用し、染色した糸を極厚に織り上げた後に表面のみパイルをカットし、ベルベットのような質感に仕上げたテーラードジャケットとアノラックを用意した。両アイテムとも、オレンジからブルーに変わるグラデーションをジャガード織りで表現したラディアンスカラーと、2色の糸を使用することで奥行きを持たせたパープルカラーを展開する。

価格は、ラディアンスカラーのテーラードジャケットが10万7800円、パープルカラーのテーラードジャケットが9万3500円、アノラックが8万8000円だ。

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バレエの世界からファッションに転向 「体と筋肉の延長」として服をデザインするアラン・ポール【連載 注目若手デザイナーへの10の質問】

海外ファッション・ウイークを現地取材するWWDJAPANは毎シーズン、今後が楽しみな若手デザイナーに出会う。本連載では毎回、まだベールに包まれた新たな才能1組にフォーカス。10の質問を通して、ブランド設立の背景やクリエイションに対する考えから生い立ち、ファッションに目覚めたきっかけ、現在のライフスタイルといったパーソナルな部分までを掘り下げる。

今回フォーカスするのは、2023年に自身の名を冠したブランドを夫のルイス・フィリップ(Luis Philippe)と共に立ち上げたアラン・ポール(Alain Paul)だ。1989年に香港で生まれたアランは、97年に家族でフランスに移住した後、コンテンポラリーバレエの経験を積みながら育った。新たな自己表現の方法を探るため、18歳からはパリでファッションデザインを学び、2014年から「ヴェトモン(VETEMENTS)」に初期メンバーとして参画。18年から4年間は、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が率いていた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズチームに在籍していた。

そして23年10月、パリ・ファッション・ウイーク期間中に歴史あるシャトレ座で「アランポール(ALAINPAUL)」として初のショーを開催。デビューシーズンから、米百貨店バーグドルフ グッドマン(BERGDORF GOODMAN)や香港のジョイス(JOYCE)など有力店が買い付けた。3シーズン目となる25年春夏にはパリコレの公式スケジュール入りを果たし、卸先も約25アカウントまで増加。今年度の「LVMHプライズ(LVMH PRIZE)」ではセミファイナリストにも残っており、着実な成長を見せている。そのクリエイションの核となるのは、バレエダンサーとしてのバックグラウンド。「服は体と筋肉の延長」という考えからダンサーの着こなしや自由な動きから得たアイデアを現代的なワードローブに落とし込むアランの素顔とは?

1:出身は?どんな幼少期や学生時代を過ごしましたか?

私が生まれたのは香港ですが、父はフランス人、母はデンマーク系ブラジル人。この文化の融合は、私のアイデンティティーとクリエイティブな感性を形成するに大きな影響を与えたと思います。8歳まで香港の活気あふれるカルチャーの中で過ごした後、1997年に家族で南フランスに移住し、著名なマルセイユ国立高等ダンス学校に入りました。そうして幼い頃の自分の原動力になったバレエは、自己表現のための方法をもたらし、そこから芸術的な感性や世界観を作り上げていきました。

幼い頃の私は好奇心旺盛かつクリエイティブで、視覚的あるいは身体的に自分を表現できるもの全てに強い関心を抱いていました。そして学生時代には、スケッチをしたり、想像上のパフォーマンスのために振り付けを考えたりという芸術と動きの相互作用への探求心が強まっていきました。それが、今のクリエイティブな仕事の核になっています。

2:ファッションに関心をもった原体験やデザイナーを志したきっかけは?

ファッションに関する最初の思い出は、バレエの練習に励んでいた学生時代まで遡ります。私が興味を惹かれたのは、衣装がどのようにパフォーマンスを変化させ、動きに深みと感情をもたらすかということ。友人たちとパフォーマンス用の衣装のスタイリングを試し始めたのがきっかけで、服がどのように感覚やムードを形作るかを理解するようになりました。そして、ファッションはアイデンティティーや動き、感情についてのストーリーを語るためのツールだと気づいたとき、私はファッションに夢中になったんです。

3:自分のブランドを立ち上げようと決めた理由は?

自分のブランドを立ち上げることは、パリでファッションを学んでいた頃からの夢でした。設立されたばかりの「ヴェトモン」でデムナ(Demna)と一緒に仕事をする機会に恵まれ、そこで独立系ブランドがどのように機能し、アイデンティティーを構築していくのかなど、多くのことを学びましたね。その後、「ルイ・ヴィトン」のヴァージル・アブローの下でラグジュアリーなコレクションへの理解を深めるとともに、デザイナーとしてどれほど自由かつオープンでいられるかということを目の当たりにしました。クリエイティブ・ディレクターとして自分が表現したいことを何年も考えていた私は、自分に大きな影響を与えた2つの経験を経て、2023年にコマーシャル・ディレクターと務める夫のルイスと一緒にブランドを立ち上げることを決意。「アランポール」は、私自身のバレエの経験とデザインへの情熱を融合させるクリエイティブな自由を与えてくれました。

4:学生時代から過去に働いたブランドまで、これまでの経験で一番心に残っている教えや今に生かされている学びは?

バレエの経験から体得したのは、規律とレジリエンス(困難をしなやかに乗り越え回復する力)の大切さ。デムナと過ごした時間の中では、脱構築の術とデザインを通したストーリーテリングの力を発見しました。そして、ヴァージルからはインクルーシビティー(包摂性)やクリエイションにおいて大胆不敵であること、そして限界を押し広げることの大切さを学びましたね。これら全ての経験が、自分の心の声に忠実でありながら、コンセプチュアルな革新性とウエアラビリティーとのバランスを取ることを教えてくれました。

5:デザイナーとしての自分の強みや、クリエイションにおいて大切にしていることは?

私のアプローチは、まるで人間の体の周りに服を振り付けるかのようにデザインに取り組み、服から感情を生み出すこと。着る人に服を通して自己表現のためのアティチュードを与えられるのが、自分の強みだと思っています。「アランポール」では、全てのアイテムにタイムレスな価値を持たせるとともに丁寧に仕上げることで、クラフツマンシップとサステナビリティを大切にしています。

6:活動拠点として、今暮らしている街は?その中でお気に入りのスポットは?

現在は、ブランドの拠点でもあるパリに住んでいます。歴史と現代性が融合したパリは、私にとって無限のインスピレーション源なんです。なかでもお気に入りの場所は、コンテンポラリーバレエやパフォーマンスアート、インスタレーションなどの素晴らしいプログラムが行われるシャトレ座とシャイヨー宮。落ち着いた庭園と彫刻があるロダン美術館も大好きです。

7:ファッション以外で興味のあることや趣味は?

ライブパフォーマンスを観たり、振り付けを探求したりと、私はダンスと舞台芸術に深いつながりを持っています。自由時間には、新しい展覧会や大好きな書店を訪れることも多いですね。また時間が許せば、異国への旅に出ます。新しい文化を体験することは、私にとっての真の情熱であり、クリエイティブな仕事に欠かせません。

8:理想の休日の過ごし方は?

パリでの休日であれば、朝は家で穏やかに過ごして自分自身を充電し、午後は街を歩き、ギャラリーや展覧会を訪れてインスピレーションを得ます。夜は、マース・カニングハム(Merce Cunningham)やピナ・バウシュ(Pina Bausch)のバレエなど、いつも私に安らぎを与えてくれる素晴らしいパフォーマンスを見るのが理想的。そして、私にとってエネルギーやインスピレーションの源である楽しいパーティーに参加して、最高の気分で1日を締めくくります。

9:自分にとっての1番の宝物は?

最も大切な宝物は、香港での幼少期とマルセイユ国立高等ダンス学校での思い出です。そんな形成期のおかげで、自分が歩む道を築くことができ、今でも毎日私を導き続けている規律を身につけることができたと感じています。

10:これから叶えたい夢は?

私の夢は、「アランポール」がコアバリューに忠実でありながら、グローバルかつサステナブルに発展すること。ファッションを単なる衣服としてだけでなく芸術表現やアイデンティティーの自由として捉えるためのきっかけを人々に与えるようなレガシーを確立することが目標です。

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金子恵治がビンテージディレクターの河田新平と共に新ブランド「ファウンダ」をスタート

バイヤーの金子恵治が、ビンテージディレクターの河田新平と共に新ブランド「ファウンダ(FOUNDOUR))」を立ち上げたことを発表した。2025年春夏がファーストシーズンとなり、2月22日から大阪のセレクトショップ、イマジン(IMA:ZINE)とパブリック(PUBLIC)をはじめ、福岡のサンベロシティー(SUNVELOCITY)、韓国・ソウルのア ドレッサー(A DRESSER)などで取り扱いをスタートし、3月1日に「ファウンダ」の公式オンラインストアでも発売開始する。

「ファウンダ」は、“探し出す(FOUND)”と“チーム(OUR)”を組み合わせた造語だ。金子氏いわく、ビンテージを中心とした過去のアーカイブからアイテムをピックアップし、そこからアイデアを膨らませてパタンナーや工場などのチームと形にすることで、単なるビンテージのレプリカではない“スタイリングの物語を発見する服”を目指すという。

ファーストコレクションでは、街仕様にアレンジした南極観測隊のアノラックや、ポリエステル100%の生地でつくったダブルフェイスの後付けパーカ、MA-1の生地で仕立てたベイカーパンツなど、アメリカンビンテージにモダンな感性を加えた18型をラインアップする。

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「キャンメイク」“マシュマロフィニッシュパウダー”がミニサイズで登場 8色アイパレットの新色イチゴカラーも

「キャンメイク(CANMAKE)」は3月下旬、ブランド誕生40周年を記念し、定番のフェイスパウダー“マシュマロフィニッシュパウダー”のミニサイズ[SPF50・PA+++](全4色、各880円)を発売する。ほか、8色アイシャドウパレット“プティパレットアイズ”(1078円)の新色なども登場する。

“マシュマロフィニッシュパウダー”

“マシュマロフィニッシュパウダー”は、マシュマロ肌のようなふわふわマットな仕上がりが特徴の仕上げ用パウダーで、2011年に発売しブランドを代表するロングセラーアイテムとして成長した。持ち歩きに便利なミニサイズは選べる4色展開。毛穴や肌の凹凸をカバーし、ふんわりとした柔らかな肌に仕上げる。

“プティパレットアイズ”

定番のアイパレット“プティパレットアイズ”(1078円)には、ジューシーなピンク系の新色“ストロベリーペシェ”が仲間入り。マットやパール、ラメの3つの質感を組み合わせることで、熱を帯びたセンシュアルな目元を表現する。

“ラメマニア”

新商品の“ラメマニア”(各770円)は、全色に高輝度の「銀被覆パール」を配合した2色アイシャドウで、発光しているかのような強い輝きを放つ。多色の大粒パールと小粒パールを混ぜ、濡れたような艶感を与える。カラーは肌に溶け込むような黄みピンク系“アプリコットピューレ”と、透明感が出る青みピンク系“ピンクプードル”の2種。

“ファンデーションカラーズ”

爪をきれいに見せるネイルポリッシュ“ファンデーションカラーズ”(各396円)からは、新色のモーヴトープと、限定のクリーミーベージュが登場する。

商品一覧

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「キャンメイク」“マシュマロフィニッシュパウダー”がミニサイズで登場 8色アイパレットの新色イチゴカラーも

「キャンメイク(CANMAKE)」は3月下旬、ブランド誕生40周年を記念し、定番のフェイスパウダー“マシュマロフィニッシュパウダー”のミニサイズ[SPF50・PA+++](全4色、各880円)を発売する。ほか、8色アイシャドウパレット“プティパレットアイズ”(1078円)の新色なども登場する。

“マシュマロフィニッシュパウダー”

“マシュマロフィニッシュパウダー”は、マシュマロ肌のようなふわふわマットな仕上がりが特徴の仕上げ用パウダーで、2011年に発売しブランドを代表するロングセラーアイテムとして成長した。持ち歩きに便利なミニサイズは選べる4色展開。毛穴や肌の凹凸をカバーし、ふんわりとした柔らかな肌に仕上げる。

“プティパレットアイズ”

定番のアイパレット“プティパレットアイズ”(1078円)には、ジューシーなピンク系の新色“ストロベリーペシェ”が仲間入り。マットやパール、ラメの3つの質感を組み合わせることで、熱を帯びたセンシュアルな目元を表現する。

“ラメマニア”

新商品の“ラメマニア”(各770円)は、全色に高輝度の「銀被覆パール」を配合した2色アイシャドウで、発光しているかのような強い輝きを放つ。多色の大粒パールと小粒パールを混ぜ、濡れたような艶感を与える。カラーは肌に溶け込むような黄みピンク系“アプリコットピューレ”と、透明感が出る青みピンク系“ピンクプードル”の2種。

“ファンデーションカラーズ”

爪をきれいに見せるネイルポリッシュ“ファンデーションカラーズ”(各396円)からは、新色のモーヴトープと、限定のクリーミーベージュが登場する。

商品一覧

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「ニューバランス」とジョー・フレッシュグッズのコラボモデル エイジド加工で自然に色褪せ風に

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2月28日、アメリカ・シカゴ出身のクリエイティブディレクター、ジョー・フレッシュグッズ(Joe Freshgoods)とコラボレーションしたスニーカー“「エイジド ウェル」 992(「Aged Well」 992)”を発売する。サイズは23.0〜29.0、30.0cmをそろえ、価格は4万6200円。コンセプトストア「ティーハウス ニューバランス」および、「ニューバランス」の一部店舗、公式オンラインストアで扱う。

5年の歳月をエイジド加工で表現したコラボモデル

両者のタッグは過去5年間にわたって継続しており、これまでに20足ものフットウエアを手掛けてきた。今回は、両者初のコラボモデル“「ノー エモーションズ アー エモーションズ」 992(「No Emotions Are Emotions」 992)” に着想し、柔らかなピンクカラーにエイジド加工を施すことで、日光によって自然に色褪せたスニーカーを想起させるデザインに仕上げた。アッパーには5つの異なるシェードを組み合わせグラデーションを描いた。

ジョー・フレッシュグッズは同モデルの発売について「このキャンペーンとコレクションを通じて、私の人生の中でも特に成長を遂げた素晴らしい1章をリアルに描き出したかった。『ニューバランス』との5年間の関係、その浮き沈み、そして何よりもスニーカーカルチャーに残してきた影響をしっかりと伝えたかった」と述べた。

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「ニューバランス」とジョー・フレッシュグッズのコラボモデル エイジド加工で自然に色褪せ風に

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2月28日、アメリカ・シカゴ出身のクリエイティブディレクター、ジョー・フレッシュグッズ(Joe Freshgoods)とコラボレーションしたスニーカー“「エイジド ウェル」 992(「Aged Well」 992)”を発売する。サイズは23.0〜29.0、30.0cmをそろえ、価格は4万6200円。コンセプトストア「ティーハウス ニューバランス」および、「ニューバランス」の一部店舗、公式オンラインストアで扱う。

5年の歳月をエイジド加工で表現したコラボモデル

両者のタッグは過去5年間にわたって継続しており、これまでに20足ものフットウエアを手掛けてきた。今回は、両者初のコラボモデル“「ノー エモーションズ アー エモーションズ」 992(「No Emotions Are Emotions」 992)” に着想し、柔らかなピンクカラーにエイジド加工を施すことで、日光によって自然に色褪せたスニーカーを想起させるデザインに仕上げた。アッパーには5つの異なるシェードを組み合わせグラデーションを描いた。

ジョー・フレッシュグッズは同モデルの発売について「このキャンペーンとコレクションを通じて、私の人生の中でも特に成長を遂げた素晴らしい1章をリアルに描き出したかった。『ニューバランス』との5年間の関係、その浮き沈み、そして何よりもスニーカーカルチャーに残してきた影響をしっかりと伝えたかった」と述べた。

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バーチャルアイドルの“星街すいせい”が「コンバース」とコラボ アーティストを表現した“オールスター”

「コンバース(CONVERSE)」は2月22日、バーチャルアイドルの“星街すいせい”との初コラボスニーカーを発売する。エービーシー・マート(ABCマート)一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

“星街すいせい”コラボ
“オールスター”2型を制作

コラボスニーカーは、“オールスター ハイ(ALL STAR HI)”(1万3200円)と“オールスター OX(ALL STAR OX)”(1万1000円)をラインアップする。“オールスター ハイ”は、アッパーに“星街すいせい”の楽曲のジャケットデザインを敷き詰めた。オールスター OX“は、同氏がホロライブグループの0期生であることにちなみ、“hololive generation 0”と、デビュー日を表す“20180322”をトゥキャップに印字、かかとのヒールテープには、彗星をイメージした星の刺しゅうをあしらう。ともにタン部分の裏側に、ライブのスタッフパスとアーティストのサインを思わせるデザイン、インソールにアーティスト名を配し、アウトソールには宇宙をテーマにクリアラバーを用いた。

“星街すいせい”は、カバー社が運営するホロライブ所属のバーチャルアイドル。2018年3月22日にデビュー、25年2月に初の日本武道館公演「Hoshimachi Suisei 日本武道館 Live “SuperNova”」を開催した。

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バーチャルアイドルの“星街すいせい”が「コンバース」とコラボ アーティストを表現した“オールスター”

「コンバース(CONVERSE)」は2月22日、バーチャルアイドルの“星街すいせい”との初コラボスニーカーを発売する。エービーシー・マート(ABCマート)一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

“星街すいせい”コラボ
“オールスター”2型を制作

コラボスニーカーは、“オールスター ハイ(ALL STAR HI)”(1万3200円)と“オールスター OX(ALL STAR OX)”(1万1000円)をラインアップする。“オールスター ハイ”は、アッパーに“星街すいせい”の楽曲のジャケットデザインを敷き詰めた。オールスター OX“は、同氏がホロライブグループの0期生であることにちなみ、“hololive generation 0”と、デビュー日を表す“20180322”をトゥキャップに印字、かかとのヒールテープには、彗星をイメージした星の刺しゅうをあしらう。ともにタン部分の裏側に、ライブのスタッフパスとアーティストのサインを思わせるデザイン、インソールにアーティスト名を配し、アウトソールには宇宙をテーマにクリアラバーを用いた。

“星街すいせい”は、カバー社が運営するホロライブ所属のバーチャルアイドル。2018年3月22日にデビュー、25年2月に初の日本武道館公演「Hoshimachi Suisei 日本武道館 Live “SuperNova”」を開催した。

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伊勢丹新宿本店がビューティーの新イベントを開催 プレミアムスキンケアをテーマに26ブランドが集結

伊勢丹新宿本店は3月20〜25日、プレミアムスキンケアにフォーカスした新イベント「イセタン ビューティー ウィーク 2025」を開催する。イベント限定も含めた26ブランドが集結し、気軽に試せる環境を整えながら、顔や手元での体験に加え、肌測定機などを導入。美容に精通した顧客が楽しめる仕掛けを提供する。

2025年春メイクのトレンド「素肌感」や「ナチュラルな仕上がり」を踏まえ、テーマは「スキンケアで叶える、新しい私。」を掲げる。26ブランドのうち6割は売り場に常設していないブランドをそろえる。独ドクターズスキンケアブランド「アウグスティヌスバーダー(AUGUSTINUS BADER)」、シルク主原料のスキンケアブランド「アーダンシルク(ADAN SILK)」「エヴィドンス ドゥ ボーテ(EVIDENS DE BEAUTÉ)」「グライセル(GLYCEL)」「クリスティーナ(CHRISTINA)」「ザ・ギンザ(THE GINZA)」「スイスパーフェクション(SWISS PERFECTION)」「セルキュア(CELL CURE)」「ビオロジックルシェルシュ(BIOLOGIQUE RECHERCHE)」「リポシー(LYPO-C)」など。

各ブランドのセミナーやトークショーをはじめ、トリートメント、カウンセリング、体験会などを開催。「ヴァルモン(VALMONT)」のセミナーにはヘアメイクアップアーティストの高橋里帆氏、「エヴィドンス ドゥ ボーテ」のセミナーには中村江里子氏、「SK-ll」では研究開発員などが登壇する。

幅広い年代で好調なスキンケアカテゴリー

同店のスキンケアカテゴリーの売り上げは、直近2年で1.5倍に伸長した。ボリューム層の30〜50代はもちろん、若年層も「現状のフレッシュな肌を大切にしたい」という未来への自己投資としての需要があり、20代前半の顧客の売り上げも直近2年で2.5倍に拡大している。

若年層の需要の特徴は「使い分け」だという。入月雅子・伊勢丹新宿店本店 化粧品MD部 バイヤーは「特別な日のためのスペシャルケアとしてプレミアムスキンケアへの関心も高まっている。深い接客が求められるスキンケアは、百貨店顧客との親和性が高い」と期待を寄せる。

「イセタン ビューティー ウィーク」は今後、スキンケア以外にもその時々の話題となるビューティーを発信していく方針だ。

■「イセタン ビューティー ウィーク 2025~スキンケアで叶える、新しい私~」
日程:3月20〜25日(19日はエムアイカード会員の特別招待日)
時間:10時〜20時(最終日は18時に終了)
場所:伊勢丹新宿店本館6階 催物場

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伊勢丹新宿本店がビューティーの新イベントを開催 プレミアムスキンケアをテーマに26ブランドが集結

伊勢丹新宿本店は3月20〜25日、プレミアムスキンケアにフォーカスした新イベント「イセタン ビューティー ウィーク 2025」を開催する。イベント限定も含めた26ブランドが集結し、気軽に試せる環境を整えながら、顔や手元での体験に加え、肌測定機などを導入。美容に精通した顧客が楽しめる仕掛けを提供する。

2025年春メイクのトレンド「素肌感」や「ナチュラルな仕上がり」を踏まえ、テーマは「スキンケアで叶える、新しい私。」を掲げる。26ブランドのうち6割は売り場に常設していないブランドをそろえる。独ドクターズスキンケアブランド「アウグスティヌスバーダー(AUGUSTINUS BADER)」、シルク主原料のスキンケアブランド「アーダンシルク(ADAN SILK)」「エヴィドンス ドゥ ボーテ(EVIDENS DE BEAUTÉ)」「グライセル(GLYCEL)」「クリスティーナ(CHRISTINA)」「ザ・ギンザ(THE GINZA)」「スイスパーフェクション(SWISS PERFECTION)」「セルキュア(CELL CURE)」「ビオロジックルシェルシュ(BIOLOGIQUE RECHERCHE)」「リポシー(LYPO-C)」など。

各ブランドのセミナーやトークショーをはじめ、トリートメント、カウンセリング、体験会などを開催。「ヴァルモン(VALMONT)」のセミナーにはヘアメイクアップアーティストの高橋里帆氏、「エヴィドンス ドゥ ボーテ」のセミナーには中村江里子氏、「SK-ll」では研究開発員などが登壇する。

幅広い年代で好調なスキンケアカテゴリー

同店のスキンケアカテゴリーの売り上げは、直近2年で1.5倍に伸長した。ボリューム層の30〜50代はもちろん、若年層も「現状のフレッシュな肌を大切にしたい」という未来への自己投資としての需要があり、20代前半の顧客の売り上げも直近2年で2.5倍に拡大している。

若年層の需要の特徴は「使い分け」だという。入月雅子・伊勢丹新宿店本店 化粧品MD部 バイヤーは「特別な日のためのスペシャルケアとしてプレミアムスキンケアへの関心も高まっている。深い接客が求められるスキンケアは、百貨店顧客との親和性が高い」と期待を寄せる。

「イセタン ビューティー ウィーク」は今後、スキンケア以外にもその時々の話題となるビューティーを発信していく方針だ。

■「イセタン ビューティー ウィーク 2025~スキンケアで叶える、新しい私~」
日程:3月20〜25日(19日はエムアイカード会員の特別招待日)
時間:10時〜20時(最終日は18時に終了)
場所:伊勢丹新宿店本館6階 催物場

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【2025年夏コスメ】「アディクション」は夏の情景を描写した単色シャドウやチークなどの限定色を発売

Addiction

「アディクション(ADDICTION)」は4月11日、2025年夏コレクション“HARMONIOUS SYNERGY”を発売する。夏の情景を描写したような色彩を取りそろえ、煌めきと深みをひとつにした限定色の単色アイシャドウ、ブラッシュ、アイライナーなど全5種をラインアップ。予約は、3月28日に受け付けを開始する。

単色の“ザ アイシャドウ プリズム”(各2530円)から、夏の情景からインスピレーションを得た限定8色が登場。角度によって複数の色に変化し、動くたびに揺れる多彩なパールを高配合した。パウダーとゲルが溶け合ったフォーミュラで、肌に吸い付くようにフィットする。カラーはバイオレットがきらめくライトピンクや、繊細なゴールドやグリーンが輝くライトゴールド、涼しげな表情を作るミントブルーなどをラインアップする。

“ザ ブラッシュ ニュアンサー”(各3300円)はチークに重ねるだけでニュアンスチェンジができるアイテムで、大粒のパールを取り入れたパープルシルバーと、グリーンパールが潜む陽光のペールオレンジは夏にぴったりの限定色だ。軽やかなニュアンスで夏の頬に光と立体感を重ね、チークのトップコートとしても、ハイライトとしても使用できる。

単色アイシャドウやチークをセットして自分だけのアイ&フェイスパレットを作れる“ザ コンパクト ケース”(1320〜1870円)は、水面を表現した限定の2種を、シアーな質感で、繊細なラインも大胆な表現も思いのままに描ける“ザ リキッド アイライナー パール”(各3300円)は限定4色を用意した。生き生きとした艶を唇にプラスする“リップ オイル プランパー”(3300円)の新色、ウォームホワイトも発売する。

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【2025年夏コスメ】「アディクション」は夏の情景を描写した単色シャドウやチークなどの限定色を発売

Addiction

「アディクション(ADDICTION)」は4月11日、2025年夏コレクション“HARMONIOUS SYNERGY”を発売する。夏の情景を描写したような色彩を取りそろえ、煌めきと深みをひとつにした限定色の単色アイシャドウ、ブラッシュ、アイライナーなど全5種をラインアップ。予約は、3月28日に受け付けを開始する。

単色の“ザ アイシャドウ プリズム”(各2530円)から、夏の情景からインスピレーションを得た限定8色が登場。角度によって複数の色に変化し、動くたびに揺れる多彩なパールを高配合した。パウダーとゲルが溶け合ったフォーミュラで、肌に吸い付くようにフィットする。カラーはバイオレットがきらめくライトピンクや、繊細なゴールドやグリーンが輝くライトゴールド、涼しげな表情を作るミントブルーなどをラインアップする。

“ザ ブラッシュ ニュアンサー”(各3300円)はチークに重ねるだけでニュアンスチェンジができるアイテムで、大粒のパールを取り入れたパープルシルバーと、グリーンパールが潜む陽光のペールオレンジは夏にぴったりの限定色だ。軽やかなニュアンスで夏の頬に光と立体感を重ね、チークのトップコートとしても、ハイライトとしても使用できる。

単色アイシャドウやチークをセットして自分だけのアイ&フェイスパレットを作れる“ザ コンパクト ケース”(1320〜1870円)は、水面を表現した限定の2種を、シアーな質感で、繊細なラインも大胆な表現も思いのままに描ける“ザ リキッド アイライナー パール”(各3300円)は限定4色を用意した。生き生きとした艶を唇にプラスする“リップ オイル プランパー”(3300円)の新色、ウォームホワイトも発売する。

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ファミマが韓国コスメ「ヒンス」と協業した狙いは? 「ハナバイヒンス」から考えるコンビニコスメの差別化

ファミリーマートは韓国のコスメブランド「ヒンス(HINCE)」と協業し、姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」を3月14日に全国のファミリーマート限定で発売する。全ての製品は「ヒンス」のクオリティーをそのままに、ミニサイズで展開することで手頃な価格で購入できる。

「ハナバイヒンス」を立ち上げた理由

「ヒンス」は2019年1月に韓国で誕生した韓国発のメイクアップブランドで、“ムード ナラティヴ(Mood-Narrative)”をコンセプトに個々の魅力を引き出すことを目指す。東京や名古屋といった日本国内にも直営店を持ち、販路を拡大している。コア年齢層は20代後半〜30代で、価格帯は2000〜4000円前後。中価格帯のいわゆる“ミドルコスメ”という位置付けが正しいだろう。

そんな「ヒンス」の洗練されたアイテムをコンビニで楽しめるのが、「ハナバイヒンス」だ。価格は全て税込2000円以下で、「ヒンス」に憧れを抱いていた若者でも手に取りやすい価格に設定している。ファミリーマートの「若者がコンビニに足を運ぶきっかけを作りたい」という思いと、「ヒンス」の「日本での認知度を高め、より多くの人に『ヒンス』の世界観を体験してもらいたい」という双方の思いが合致し、今回の共同開発が実現した。

しかし、他社ではすでに韓国のコスメブランドとコラボレーションしたコンビニコスメが存在している。このコンビニコスメの勢いはすさまじく、各社が試行錯誤し、しのぎを削っている。「ハナバイヒンス」は他社のブランドとどう差別化するのか。

これについて、島田奈奈ファミリーマート商品本部長は「後発になってしまったが、『ヒンス』という一番良いブランドとタッグを組めた。数ある韓国コスメブランドの中でも、上質かつ上品なブランドイメージが日本の消費者に合っているなと感じ、これが他社との差別化になる。また、『ヒンス』はSNSの活用もとても上手で、SNSを通じて若者にファミリーマートに足を運んでもらえると思った」と述べ、商品企画を担当した上村朋美 商品本部 CW・雑貨部 CW・雑貨グループは「透明感のある絶妙な色味で、塗り重ねると好みの色になるように調整してるため、メイク初心者でも上級者でも満足する製品にこだわった」と続けた。

上村氏に「ハナバイヒンス」の注目アイテムも聞いた。濡れたような艶感を演出する“シャインハイライターバーム”(全2色、各990円)を挙げ、「『ヒンス』の人気商品“トゥルーディメンションラディアンスバーム”をドーム型にしたアイテムで、ポーチに収納しやすいサイズ感が特徴。990円という価格もトライしやすい」と紹介した。

テスターがないコンビニコスメ、どう乗り切る?

コンビニコスメといえばテスターがないため、購入をためらう声も多い。実際、SNSでは「試せないから買いにくい」「上手く使いこなせるか心配」などの声が散見される。化粧品を店頭で購入する際は、タッチアップしてから、手元に色を出してみてから購入に至る人が多いだろう。

そこでファミリーマートは各店に導入する陳列什器を工夫し、色味と実際に使用したイメージ写真を見やすく掲出。テスターが置けない分、紙什器のデザインで“魅せる”という点にはこだわったそうで、上村氏は「お客さまが見てわかりやすい売場作りを工夫した」という。また、大画面のデジタルサイネージがある約1万店で、メイクイメージや商品ラインアップをアピールしたオリジナルの訴求動画を放映する。

ファミリーマートの化粧品全体の売り上げは、コロナ禍の2021年度に約7割まで落ち込んだが、22年度以降は順調に回復。25年度は、10〜20代に向けた「ハナバイヒンス」の立ち上げによって対前年比120%以上を見込む。化粧品カテゴリーは10〜20代向けの「ハナバイヒンス」、20〜30代にアプローチしたスキンケアアイテムが主軸の「ミティア オーガニック(MITEA ORGANIC)」、40代以上に訴求するベースメイク中心の「メディア(MEDIA)」の3ブランドを主軸に、オリジナルを含めた企画品なども投入しながら売り上げ拡大を目指す。

商品一覧

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地方セレクトはめちゃくちゃ面白い!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月17日号からの抜粋です)

利川:昨年に引き続き、2回目となった地方セレクト特集です。私は石川県小松市の「フェートン(PHAETON)」に行ってきました。「セールを行わずプロパーで売り切る誠実な店」ということで取材しましたが、オーナーは空間の10%にしか商品を並べないように徹底していて、“無”に近い状態を維持することでパワーを最大化するそうです。“気”をよくするためのルールであり、「服だけでなく空気を含めて売っている」と語っていたのが印象的でした。隣接する会員制紅茶専門店「ティートン」の屋上に縄文時代の巨大な溶岩や伊勢神宮の石が置いてあるなど、驚きの連続。でも、取材後はなんだか心がすがすがしくなり、多くの人が通いたくなる気持ちが分かりました。

横山:僕は沖縄で6軒回ったのですが、オーナーだけでなく、販売員も個が立っていました。沖縄に7店を構える「ワンダーキューブ(WONDERCUBE)」の、那覇から車で30分ほどの距離にある浦添市の「パルコシティ」2階の店舗を取材しましたが、店長は副業でDJをしていて、西麻布でDJをして、朝飛行機で那覇空港に着いて、店に直行するような生活をしているんです。そして、「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「リック・オウエンス(RICK OWENS)」を販売しているのですが、郊外型SCなので、明らかに客層と合っていないんです。でも、売れている。そもそも「客層」なんて考えていなくて、売りたいから売る。SNSで発信して集客できるようになったのは大きいですね。

利川:「フェートン」も、インスタグラムのストーリーズで不定期にアップする会員募集の投稿を見た人だけが紅茶店「ティートン」の会員になれるなど、コミュニケーションツールとして大事にしているようでした。「それくらいウチの情報にアンテナを張ってくれる人と “両思い”になりたい」と話していたのが面白かったです。

長い夏対策を考えるなら沖縄で!

横山:ビジネスのヒントもたくさんありました。沖縄は年中暖かいから、高くてもいいTシャツやカットソーが売れるんです。良いものは早くから売れるそうです。長い夏対策を考えるのにいいと思いました。アパレルのMDは沖縄に行くのがオススメです!

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「YSL」の“ラブシャイン”にオイルグロスが誕生 ガラスのような艶感とボリュームをプラス

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は4月4日、リップシリーズ“ラブシャイン”からオイルグロスタイプの“ラブシャイン オイルグロス”(限定3色、各4950円)を発売する。3月26日から表参道の旗艦店と公式オンラインサイトで先行販売を行う。

ラベンダーからフレンチピンクまで
キュートなカラー3色を用意

オイルグロスの同製品は、シロップのような発色とガラスのような艶、ぷるんとした質感が魅力。ヒアルロン酸を配合しているほか約97%オイルイン フォーミュラで仕上げ、1日中唇をケアする。カラーは透明感を引き出すラベンダー色の“サンダ スティーラー”、アイコニックなフレンチピンクシェードの“ラッキー ムーンストーン”、落ち着きのある“カルフォルニア サンシャイン ”で、パッケージはシルバーカラーのYSLカサンドラロゴをあしらいスタイリッシュに仕上げている。

艶やかとろ〜りなラインアップ

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「YSL」の“ラブシャイン”にオイルグロスが誕生 ガラスのような艶感とボリュームをプラス

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は4月4日、リップシリーズ“ラブシャイン”からオイルグロスタイプの“ラブシャイン オイルグロス”(限定3色、各4950円)を発売する。3月26日から表参道の旗艦店と公式オンラインサイトで先行販売を行う。

ラベンダーからフレンチピンクまで
キュートなカラー3色を用意

オイルグロスの同製品は、シロップのような発色とガラスのような艶、ぷるんとした質感が魅力。ヒアルロン酸を配合しているほか約97%オイルイン フォーミュラで仕上げ、1日中唇をケアする。カラーは透明感を引き出すラベンダー色の“サンダ スティーラー”、アイコニックなフレンチピンクシェードの“ラッキー ムーンストーン”、落ち着きのある“カルフォルニア サンシャイン ”で、パッケージはシルバーカラーのYSLカサンドラロゴをあしらいスタイリッシュに仕上げている。

艶やかとろ〜りなラインアップ

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「シャネル」がアイコンリップ“ルージュ ココ”をリニューアル ケア効果を進化させた全20色

「シャネル(CHANEL)」は3月21日、リップスティック“ルージュ ココ”(全20色、各6270円)をリニューアル発売する。14日に公式ECと一部店舗で先行発売する。シェードは、若手メイクアップアーティストのコミュニティー「コメット コレクティヴ(COMETES COLLECTIVE)」とシャネル メークアップ クリエイティブ ストゥディオが共同でデザインした。

処方にはイドゥラ ペプチド コンプレックスとカメリア セラミドを採用し、自然由来成分を80%以上配合。唇の潤いを長時間保ち、より進化したケア効果を発揮する。艶やかな輝きのあるルミナスサテン仕上げで、発色を長時間キープする。どんなスキントーンにも似合う全20色をそろえる。

「コメット コレクティヴ」とは

「コメット コレクティヴ」は、シャネル メークアップ クリエイティブ ストゥディオと共に「シャネル」のビューティを創造する新世代のアーティストコミュニティー。初期メンバーに選ばれたのは、スペイン出身のアミィ・ドラマ(Ammy Drammeh)とベルギー出身のセシル・パラヴィナ(Cecile Paravina)、中国出身のヴァレンティナ・リー(Valentina Lee)の3人だ。2022年10月に始動し、リーが考案した春コレクションを24年3月に限定発売して本格デビューした。それぞれの異なるバックグラウンドや感性を掛け合わせ、タイムレスな製品を開発する。

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「シャネル」がアイコンリップ“ルージュ ココ”をリニューアル ケア効果を進化させた全20色

「シャネル(CHANEL)」は3月21日、リップスティック“ルージュ ココ”(全20色、各6270円)をリニューアル発売する。14日に公式ECと一部店舗で先行発売する。シェードは、若手メイクアップアーティストのコミュニティー「コメット コレクティヴ(COMETES COLLECTIVE)」とシャネル メークアップ クリエイティブ ストゥディオが共同でデザインした。

処方にはイドゥラ ペプチド コンプレックスとカメリア セラミドを採用し、自然由来成分を80%以上配合。唇の潤いを長時間保ち、より進化したケア効果を発揮する。艶やかな輝きのあるルミナスサテン仕上げで、発色を長時間キープする。どんなスキントーンにも似合う全20色をそろえる。

「コメット コレクティヴ」とは

「コメット コレクティヴ」は、シャネル メークアップ クリエイティブ ストゥディオと共に「シャネル」のビューティを創造する新世代のアーティストコミュニティー。初期メンバーに選ばれたのは、スペイン出身のアミィ・ドラマ(Ammy Drammeh)とベルギー出身のセシル・パラヴィナ(Cecile Paravina)、中国出身のヴァレンティナ・リー(Valentina Lee)の3人だ。2022年10月に始動し、リーが考案した春コレクションを24年3月に限定発売して本格デビューした。それぞれの異なるバックグラウンドや感性を掛け合わせ、タイムレスな製品を開発する。

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