「イプサ」から肌に溶け込む新感覚のジェルフレグランス 気分に合わせた全6種の香り

「イプサ(IPSA)」は6月10日、肌に溶け込むように心地よく馴染むウォータリージェルテクスチャーの新感覚フレグランス“スキンフレグランスジェル”(全6種、各25mL、各4400円)を発売する。

1日を整えるスキンケア発想の新感覚フレグランス

“スキンフレグランスジェル”は、スキンケア発想のみずみずしいジェルテクスチャーで、場面を問わず手軽に香りを楽しめるフレグランス。リフレッシュしたいときにおすすめの“アウェイクシリーズ”(全3種)とリラックスしたいときにおすすめの”レストシリーズ”(全3種)の2つのシリーズで構成し、シーンに合わせ使い分けることで心も肌も満たされる1日をサポートする。

香り選びはその時の気分に合わせて選ぶことはもちろん、自分自身では気が付かない潜在的なストレスや感情などの気持ちを分析することで、その瞬間の気持ちに合った香り選びを実現する「イプサ」の“バランスケア測定”で最適の選択を導き出すこともできる。

パッケージデザインには、コンパクトなディスペンサー容器を採用。スリムなデザインで、さまざまなシーンで使用できるようにこだわった。

心と肌に寄り添う全6種の香り

“アウェイクシリーズ”(01~03)には、目覚めをイメージしたリフレッシュ感のある香りの香料と華やかなゼラニウム油を掛け合わせた爽やかな印象の香りを、“レストシリーズ”(04〜06)には、休息をイメージした安らかな香りに穏やかな香りのラベンダー油を合わせたリラックス感のある香りをラインアップする。

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「イプサ」から肌に溶け込む新感覚のジェルフレグランス 気分に合わせた全6種の香り

「イプサ(IPSA)」は6月10日、肌に溶け込むように心地よく馴染むウォータリージェルテクスチャーの新感覚フレグランス“スキンフレグランスジェル”(全6種、各25mL、各4400円)を発売する。

1日を整えるスキンケア発想の新感覚フレグランス

“スキンフレグランスジェル”は、スキンケア発想のみずみずしいジェルテクスチャーで、場面を問わず手軽に香りを楽しめるフレグランス。リフレッシュしたいときにおすすめの“アウェイクシリーズ”(全3種)とリラックスしたいときにおすすめの”レストシリーズ”(全3種)の2つのシリーズで構成し、シーンに合わせ使い分けることで心も肌も満たされる1日をサポートする。

香り選びはその時の気分に合わせて選ぶことはもちろん、自分自身では気が付かない潜在的なストレスや感情などの気持ちを分析することで、その瞬間の気持ちに合った香り選びを実現する「イプサ」の“バランスケア測定”で最適の選択を導き出すこともできる。

パッケージデザインには、コンパクトなディスペンサー容器を採用。スリムなデザインで、さまざまなシーンで使用できるようにこだわった。

心と肌に寄り添う全6種の香り

“アウェイクシリーズ”(01~03)には、目覚めをイメージしたリフレッシュ感のある香りの香料と華やかなゼラニウム油を掛け合わせた爽やかな印象の香りを、“レストシリーズ”(04〜06)には、休息をイメージした安らかな香りに穏やかな香りのラベンダー油を合わせたリラックス感のある香りをラインアップする。

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【スナップ】エレガンスに傾倒する「リック・オウエンス」信者 畏怖させる迫力を備えたメイクアップがカギに

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、2025-26年秋冬コレクションを現地時間3月6日にパリで発表した。ショー会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)には、マーメイドシルエットの優美なドレスなどをまとったゲストが来場し、同ブランドのエレガンスな側面を強調していた。ウエストラインが際立ち、裾は曲線を描いてふわりと広がる。しかし、普通のマーメイドシルエットの枠におさまらないのがリック信者。尖った肩や誇張されたビッグショルダー、ペイントが剥がれ落ちたような表面の加工など、他にはない独特のアウトラインと質感で奇妙な中にエレガンスが宿る装いを堂々と着こなしていた。

日本からはモデルの秋元梢が来場。LGBTQ+コミュニティーから支持されているアメリカ人シンガー、チャペル・ローン(Chappell Roan)も駆けつけた。顔面白塗りがデフォルトであるローンが奇抜には見えないほど、多くの来場者がウエアに調和するメイクアップを施し、不気味なカラーコンタクトレンズを着用して、ディストピアなムードを醸し出していた。

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【スナップ】エレガンスに傾倒する「リック・オウエンス」信者 畏怖させる迫力を備えたメイクアップがカギに

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、2025-26年秋冬コレクションを現地時間3月6日にパリで発表した。ショー会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)には、マーメイドシルエットの優美なドレスなどをまとったゲストが来場し、同ブランドのエレガンスな側面を強調していた。ウエストラインが際立ち、裾は曲線を描いてふわりと広がる。しかし、普通のマーメイドシルエットの枠におさまらないのがリック信者。尖った肩や誇張されたビッグショルダー、ペイントが剥がれ落ちたような表面の加工など、他にはない独特のアウトラインと質感で奇妙な中にエレガンスが宿る装いを堂々と着こなしていた。

日本からはモデルの秋元梢が来場。LGBTQ+コミュニティーから支持されているアメリカ人シンガー、チャペル・ローン(Chappell Roan)も駆けつけた。顔面白塗りがデフォルトであるローンが奇抜には見えないほど、多くの来場者がウエアに調和するメイクアップを施し、不気味なカラーコンタクトレンズを着用して、ディストピアなムードを醸し出していた。

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「塗り直し問題」への最適解なるか? 今年注目の“追い”UVケア

今年も猛暑が予想されており、日焼け止めのニーズはますます高まりそうだ。この日焼け止め、基本的には「2~3時間おきの塗り直し」が推奨されているのをご存じだろうか。SNSでは「現実的には難しい」「どうやって?」という声もある中、今シーズンは塗り直し問題への最適解となるようなアイテムが登場している。今回は“追い”UVケアの現在地について考えたい。

メイクの上からどうやって?
「日焼け止めの日中塗り直し」問題

日焼け止めの正しい使い方を、皮膚科医や化粧品会社の研究者に取材すると、必ずといっていいほど「2~3時間おきに塗り直してください」と推奨される。

年々UVケアのフィット感は向上しているとはいえ、どんなに優秀なウォータープルーフ(汗・水に強い)、スマッジプルーフ(こすれに強い)でも、夕方まで塗布直後のUV膜を維持するのは難しい。特に近年の猛暑環境下では、なおさらである。

作り手側にしてみれば、塗り直しはUV膜の維持に必要なことだろうけど、使い手側としては「メイクした顔に塗り直せといわれても、現実的にどうやって?」というのが、正直なところではないだろうか。これに関してはSNSでもさまざまな意見があり、「BA(美容部員)さんにどうするのか聞いたら『難しいですよね』と苦笑いされた」「UVパウダーを重ねているけど、結局焼けてしまう」など、現在のところ決定打には欠ける印象だ。

取材でどう塗り直すのか聞いてみると、「部分的にシートタイプのクレンジングで落として、塗り直してください」が模範解答のようである。これも仕事中に実践できるかといったら「難しいのでは?」と感じてしまう。

韓国コスメの影響も?“追い”UVケアアイテムの現在地

メイクの上に重ねて、紫外線防止効果を補完する“追い”UVケアの手段として、まずは前述のような「UVパウダー」がある。ルースパウダー自体が、ベースメイクの仕上げに使うものであり、違和感なく取り入れやすい点が魅力だろう。肌本来の艶を生かした、現在のベースメイクトレンドとも親和性が高い。

このような高SPF値のUVパウダーは、これまでミネラル粉体を得意とするオーガニック系のブランドが先行していた印象だ。しかし近年は猛暑の影響か、夏場に限定品として発売する大手メーカーも増えつつある。

もう1つは、韓国コスメの流行で注目された「スティック型UVケア」だ。持ち歩きやすく、メイクの上から重ねられる透明タイプで、若い世代を中心に支持されたアイテムである。ただし、製品によってはスティックが固めなものもあったこと。また「ファンデの上からスティック状のバームを重ねる」行為自体に、抵抗感を抱く人も一定数いるように思う。

これらのアイテムから“追い”UVケアに求められる要素が、いくつか浮かび上がってくる。まず何より、高SPF値を有していること。さらに、持ち歩き可能な形状であることや、メイクの上に重ねても崩れにくいことが挙げられる。特に、「メイクの上に重ねても“生理的に嫌じゃない感覚”であること」も意外と重要ではないだろうか。

2025年夏は“追い”UVケアが進化!

2025年春から初夏にかけて、メイクの上に重ねて使える“追い”UVケアアイテムが充実している。いずれも機能性や使用感が進化し、ドラッグストアを主戦場とするマス向けブランドに加え、百貨店などで展開する高級化粧品ブランドからも相次いで登場しているのが特徴だ。代表的なアイテムを紹介する。

潤いをふわりとまとう、「雪肌精」の塗り直し用UVミスト

コーセーの「雪肌精(SEKKISEI)」は、日焼け止めの「塗り直しの必要性」と「現実の手間」という課題に着目し、塗り直し専用アイテム“スキンケア UV エッセンス ミスト”を4月16日に限定発売する。同社初の直接肌に吹きかけられる処方を採用した2層タイプのUVケアだ。よく振ってからスプレーすると、きめ細かなミストがふわりと肌を包み、メイクのヨレを気にせず使える点がうれしい。美容成分を豊富に配合し、しっとり肌を整え、自然な艶をプラス。今回は限定品で登場するが、定番化を期待したい。

肌触り快適&フィット感優秀な、「アネッサ」のUVパウダー

「アネッサ(ANESSA)」が販売する“パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー”は、メイクの上から羽織らせる、パウダータイプのブラシ一体型日焼け止めだ。毛量たっぷりのブラシは肌触りがよく、肌の質感を生かしながら表面がサラサラに整う。UVケアのベストセラーであるアネッサらしく、SPF値、PA値、UV耐水性ともに優秀。紫外線散乱剤同士がくっつかず、均一なUV膜を形成するような処方を採用し、パウダーでありながら肌をしっかり守る働きも期待できる。

肌を滑らかに整える「クラランス」のUVスティック

「クラランス(CLARINS)」が4月25日に発売する“インビジブル サンケア スティック ハイプロテクション”は、テクスチャーがやわらかく、するすると肌の上をすべっていくのが特徴だ。透明感に優れ、メイクに重ねても艶のある自然な質感に仕上がる点が頼もしい。しっとり肌が整うため、日差しの強い屋外と、空調で乾燥する室内を行き来する人は重宝しそう。トロピカルな香りも心地よく「使い続けたい」と思える1品だ。

保湿力も優秀な「ニベア」のスプレー式ミルクミスト

「ニベア(NIVEA)」の“ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ミルクミスト”は、SPF値、PA値、UV耐水性全てここで紹介するアイテムの中では最も高いプロテクト効果を誇る。ミルクタイプでしっとり肌になじみ、白残りしないみずみずしい使い心地が印象的だ。ボディーには直接スプレーできるが、顔に塗布する場合は、1度手のひらに取って塗布することが推奨されている。スーパーウォータープルーフでありながら、石けんで落とせる点も魅力。

“追い”UVケアの「伸びしろ」に期待する理由

あらめて見回すと、今シーズンは色々な形状の“追い”UVケアが登場しており、実際試してみて「よくできているな」と感心する。ミストもスティックも、メイクの上に重ねることに抵抗が少ないテクスチャーで、仕上がりがナチュラルな点に驚いた。

一方で、「メイクの上からUVケア効果を補完する」というそもそもの目的に立ち戻ると、まだ「進化の伸びしろ」を感じるのも事実である。例えば、パウダーはもう少しシールド膜として肌を覆う感覚があったほうが安心で、ミルクやスティックはメイク崩れとしっとり感の両立に進化の余地があるのではないだろうか。

さらに、どの製品にも言えることだが「実際メイクに重ねてどのくらい紫外線防止効果が高まるか」の検証データがあったらより信頼感につながるのではないかと思う。

昨今は、猛暑対策として、クールな感触のアイテムが注目されているが、個人的には“追い”UVケアは、もっと注目されていいと感じている。日焼けと化粧崩れに悩むいち生活者として、今後の進化に心から期待したい。

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「アディダス オリジナルス」が新作“スーパースターII”を発売 トラックスーツも新たに登場

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月14日から、スニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)”とトラックスーツ“ファイヤーバード(FIREBIRD)”を取り上げ、グローバルキャンペーン“ジ オリジナル(THE ORIGINAL)”を開始する。

“ジ オリジナル”キャンペーン

“ジ オリジナル”キャンペーンは、音楽をテーマとし、カルチャーとのつながりに着目、1年を通して店頭イベントや音楽イベントなど、さまざまな企画を実施する。キャンペーンビジュアルは、ティボー・グレヴト(Thibaut Grevet)が撮影した。

スニーカー
“スーパースター II”

このほど新たに登場するスニーカー“スーパースター II(SUPERSTAR II)”(1万3750円〜)は、オリジナルのシルエットを復刻、パッド入りのシュータンと履き口、ラバーアウトソールのグリップ性によって快適な履き心地を目指した。加えて“トレイフォイルロゴ”が入ったシュージュエルが付属するものや、レザー、スエードのモデル、アッパーにポニーヘアやビーズをあしらったウィメンズモデルもラインアップする。

トラックスーツ
“ファイヤーバード”

トラックスーツ“ファイヤーバード”(トラックジャケット1万2100円〜、トラックパンツ1万1100円〜)は、光沢感あるポリエステル素材を採用、スタンドカラーを配し、上下ともにジップ開閉のポケットを備え、ゆとりあるフィット感に仕上げている。

“スーパースター II”および“ファイヤーバード”は、「アディダス(ADIDAS)」一部直営店および公式オンライン、公式アプリで取り扱う。

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「ザラ」が韓国「アンダーソンベル」とコラボ トリックアートやDIYを思わせるラインアップ

「ザラ(ZARA)」は3月21日、「アンダーソンベル(ANDERSSON BELL)」とのコラボアイテムを発売する。「ザラ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

レザージャケットやデニムトート、
“ビブラム”ソールのブーツなど

コラボアイテムは、トリックアートを思わせるトロンプルイユや、パッチワーク、手作り感のあるDIYスタイルなどを取り入れ制作。ラインアップは、トロンプルイユ加工を施したレザージャケットや、異なるチェック柄を組み合わせたコットンフランネルシャツ、パッチを組み合わせ、シルエットや質感を表現したニットアイテムやTシャツ、“Absolute Beginner”(絶対的な初心者の意)と配したTシャツ、メタル製のハトメを散りばめたウールパンツのほか、ギター型のミニバッグ、ダメージ加工を施したデニムトート、ビブラム(VIBRAM)のソールを配したミュールやブーツ、キーやギターピックを多数あしらったキーチェーンなどを販売する。

「アンダーソンベル」のキム・ドフン(Kim Dohun)=デザイナーは、「これまでとは異なるスタイル、リファレンス、美学など、自身に語りかけてくる文化的要素を探求するときに感じる、開放感とフレッシュさを皆さんに感じてほしい。まるで真っ白なキャンバスで何に対してもオープンで刺激的なフェーズにあるときのような。本コレクションでは、そんな“Beginner”のマインドセット、大胆不敵さと若さの完璧な融合を表現している」と語っている。

「アンダーソンベル」は、クリエイティブディレクターを務めるキム・ドフンが2014年に韓国で設立。ブランド名は、同氏がスウェーデン・ストックホルムへ旅し、スタイルとアパレルに対する考え方を学んだことから、スェーデンで一般的な姓とされる“ANDERSSON”、また韓国の仏教寺院で響く鐘の音から“BELL”を組み合わせた。

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「ジョンマスターオーガニック」丸型のミニコームにグリーン×ブルーの新色 森林が着想源

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は3月13日、いつでもヘアスタイルを整えられる丸型の“ラウンドミニコーム”(各2420円)から、森林を思わせるグリーン×ブルーの新色を発売した。

同製品は軽いアクリル樹脂の素材を使用したコームで、手のひらに収まる小さなサイズ感が特徴。歯の幅を髪が傷みにくく整えやすい絶妙なバランスにしている。前髪や後れ毛を整えるなどの細かな部分にも使用可能だ。

自然環境からインスパイアした新色の“フォレスト(forest)”は、木々の緑の間からのぞく木漏れ日と青空を表現した。

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「ジョンマスターオーガニック」丸型のミニコームにグリーン×ブルーの新色 森林が着想源

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は3月13日、いつでもヘアスタイルを整えられる丸型の“ラウンドミニコーム”(各2420円)から、森林を思わせるグリーン×ブルーの新色を発売した。

同製品は軽いアクリル樹脂の素材を使用したコームで、手のひらに収まる小さなサイズ感が特徴。歯の幅を髪が傷みにくく整えやすい絶妙なバランスにしている。前髪や後れ毛を整えるなどの細かな部分にも使用可能だ。

自然環境からインスパイアした新色の“フォレスト(forest)”は、木々の緑の間からのぞく木漏れ日と青空を表現した。

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【スナップ】TWICEモモやエイサップ・ロッキーらが来場 「ミュウミュウ」2025-26年秋冬コレクションアフターパーティー

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、フランス・パリ現地時間の3月11日、2025-26年秋冬コレクションのショーを発表したのち、ディナーとアフターパーティーをGIGIレストランで開催した。

会場には、ブランドのアンバサダーを務めるTWICEのモモやラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)、モデルの福島リラのほか、同ブランドのスタイリストを務めるロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova)、俳優のシドニー・スウィーニー(Sydney Sweeney)、ジョーイ・キング(Joey King)、モデルのバーバラ・パルヴィン(Barbara Palvin)、カミーユ・ロウ(Camille Rowe)、アーティストのセシル・B・エヴァンス(Cécile B. Evans)、ペトラ・コリンズ(Petra Collins)ら、さまざまな分野で活躍するゲストが現れた。

来場者スナップ一覧

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「マルニ」が三越銀座店で“マルニマーケット”を開催 新色のバッグやバンダナを先行販売

「マルニ(MARNI)」は3月19〜25日、三越銀座店本館1階ザ・ステージでポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。最新色のバッグやバンダナなどを先行販売する。新型および最新色などのバッグはそれぞれ発売日がことなる。詳細はホームページに記載している。

同ポップアップでは、先行販売色のアイテムを取りそろえている。“バンダナトート”(2万4200円)はウルトラマリンとアンティックローズを、“タタミ バケットバッグ”(2万4200円)はオーシャンとピンクキャンディをラインアップ。また“カラーブロッキングキャンバスバッグ”(2万9700円)はライトローズ、セレステ、ライトネイビーを用意。他にも“マルニマーケット”のアイコニックな“フィッシュバッグ”をひと回り小さくした“ミニ フィッシュバッグ”(4万6200円)が新登場するなど、同ポップアップならではのアイテムが並ぶ。

定番の“ハンモックバッグ”(3万3000円)とミニサイズの“ミニ ハンモック(2万9700円)”からは、先行販売カラーであるイリュージョンブルーが登場する。本アイテムはコロンビアの伝統的なハンモックからインスピレーションを得てデザインされたバッグで、“ミニバスケットバッグ”(3万800円)とともに、コロンビアの職人が編み上げており、さまざまな用途で使うことができる。さらに、ウルトラマリンとアンティックローズの“バンダナ”(4070円)も先行販売する。京都の染色工場の職人が手捺染という手法で染めている他、同ポップアップのロゴが入ったスリーブが付いている特別なアイテムだ。

イベント詳細

◾️マルニマーケット
日程:3月19〜25日
時間:10:00〜20:00
場所:三越銀座店 1階 ザ・ステージ
住所:東京都中央区銀座4-6-16
>特設サイト

アイテム一覧

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NYとロンドンのコレクションを取材して

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月10日号からの抜粋です)

本橋:お互い2度目のニューヨークコレ、ロンドンコレでした。噂には聞いていましたが、冬のNYは超寒くて、暖冬でコートが売れないなんていう日本とは別世界。防寒に必死でオシャレに気を遣っている余裕がない僕の横で、ニューヨーカーはさらっとウールコートを着こなしていて、驚きました。

木村:ロンドンは「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」や中堅の「チョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)」がショーを発表しないというので、始まる前から「オワコンなのでは?」「年1回、9月のみでいいのでは?」と言われていて、違う意味で“寒い”シーズンでした。

本橋:実際はどうでしたか?

木村:フタを開けてみたら、112ブランドがショーやプレゼンテーションなどを発表し、コンテンツは盛りだくさん。マスイユウさんをはじめ、現地ジャーナリストやバイヤーに取材して、注目の若手デザイナーを紹介するページを作りました。

Z世代に向けて振り切れるNY

本橋:いいですね。NYは新デザイナーを迎えた「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」に欧州のメディアも多数集まり、それがファッション・ウイーク全体に活気をもたらしていました。また、米国にはZ世代が多く、「コーチ(COACH)」もそこに向けて思い切ったメッセージのコレクションを発表していて、いいなと思いました。それとは別に、トランプ大統領就任への反発で、女性によりパワーを与えるようなスタイルの提案も目立ちました。自分たちの国の現状を捉えて、ファッションにできることを表現する――米国らしさが出ているのが印象的でした。

木村:私は今回ロンドンでいくつかショップを見ましたが、EU離脱で免税が効かないために観光客が少なく、買い物する人の姿が少なかったです。百貨店もそれほど実験的ではなく、全体的に政治・経済的に視点が内向きになってしまっているように感じました。小さいブランドにとっては店舗展開が難しく、ポップアップで販売するのが主流なようでした。でも、演劇みたいなプレゼンテーションなど、エンターテインメント性の高い演出がたくさんあって面白いのは、ロンドンならでは。政治も文化も色濃く反映されているのは、NYと一緒ですね。

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デムナが「グッチ」の新アーティスティック・ディレクターに就任へ 「バレンシアガ」での最後の仕事は7月のクチュールに

デムナ(Demna)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」を去り、「グッチ(GUCCI)」のアーティスティック・ディレクターに就任することが発表された。7月6日のクチュールショーをもって『バレンシアガ』での任期を終え、その直後に『グッチ』での仕事をスタートさせる予定だ。『グッチ』での初のコレクションを発表する時期は未定だが、強いクリエイティビティーによって「グッチ」を低迷から脱却させる使命を担う。

発表のために「グッチ」の親会社であるケリング(KERING)のパリ本社に呼び出された大勢の記者を前に、ステファノ・カンティーノ(Stefano Cantino)=グッチ最高経営責任者(CEO)は「デムナは『グッチ』に特別なものをもたらしてくれるだろう。今日のファッションを定義する彼の手法は極めてユニーク。これこそが『グッチ』にふさわしいものであり、グッチの未来に必要なものだ」とコメント。「デムナが同世代の中で最高のクリエイティブ・ディレクターであることは間違いない。彼は『バレンシアガ』のアーティスティック・ディレクター在任中、メゾンのアイデンティティーを、そしてもちろんメゾンのファッションの視点を再形成する能力を証明した」と続けた。

フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副CEOによると、デムナは「グッチ」で総合的な仕事に取り組むことになるという。また、「バレンシアガ」における彼の後継者に関する質問は一蹴した。

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「東京クリエイティブサロン 2025」が開幕 “ハラカド”拠点に10エリアで体験型イベント

国内最大級のファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン 2025(Tokyo Creative Salon 2025 以下、TCS 2025)」が3月13日に開幕した。6回目のテーマは、日本が誇る知恵や技術、そして美意識を「再発見し、再定義」することを目的とした「QUEST|さがそう~創造性・美意識の探求~」。前回に続き、丸の内と日本橋、銀座、有楽町、赤坂、渋谷、原宿、羽田、六本木、新宿の東京10のエリアで、東京のクリエイティブな魅力と出合えるさまざまなイベントを行う。会期は23日まで。

各エリアではデベロッパーや百貨店などが実行委員となり、独自のコンテンツ企画やイベントを開催する。“GINZA QUEST”をテーマにする銀座の松屋では、街を回遊する謎解きイベントや広島の山陽染工によるリバティプリントの抜染デニムのウインドーディスプレーなどを実施。日本橋高島屋S.C.では、初協賛する伊藤園と「有松鳴海絞り」の「スズサン(SUZUSAN)」によるお茶セミナーや「有松鳴海絞り」が体験できるワークショップを予定している。原宿エリアでは「アンリアレイジ オム 原宿」や「ビームス ウィメン 原宿」「ジャーナル スタンダード表参道レディース店」など20店舗をめぐるスタンプラリーを楽しむことができる。初参画する小田急SCディベロップメントは、3校の服飾学生が“新宿”をテーマにしたファッションショーイベント「新宿コレクション」を開催する予定だ。

今年のTCSは、東急プラザ原宿“ハラカド”の4階ハラッパに「クエストベース(QUEST BASE)」というメーン会場を設ける。各エリアのコンテンツ紹介や新進クリエイター発掘のコンテスト「TCS オープンコール2025」の受賞作品の展示、国内外のデザイナーやクリエイターによる地方創生や未来のクリエイティブに関するトークイベントを連日行う。また各エリアには、東京のクリエイティブなスポットの魅力を再発見できる「東京クエストガチャ」を設置。ウェブ検索やSNSでは知ることができない未体験をゲーム感覚で体験することができる。TCSの昨年の来場者はのべ120万人、今年は150万人を見込む。

13日のオープニングイベントでは、TCSの統括クリエイティブディレクターを務める齋藤精一パノラマティクス主宰が登壇した。「東京は世界のクリエイティブ都市として、注目度は高いものの、日本人がクリエイティビティに自信があるかと聞かれて『YES』と答える人は極めて低い。伝統工芸や先進的技術があふれる東京はクリエイティブ産業が盛んだ。その意識を高めるためにも日本中のコンテンツを集め、共創的に作り上げる都市型イベントとして位置付けたい」。

TCS実行委員会の廣内武会長は、「イベントは楽しくなければだめ。来場者にはもちろん、参加するクリエイターの皆さんにも楽しい気持ちでクリエイティブにのぞんでいることを発信してほしい。お手本は、知名度も集客力もある家具見本市の『ミラノサローネ』。TCSはまだ課題はあるが、東京を世界一のクリエイティブシティにすること掲げ、さらに盛り上げていきたい」と語った。

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ドナテラ・ヴェルサーチェ退任、30年に渡り兄のブランドを統括 後任は「ミュウミュウ」のディレクター

「ヴェルサーチェ(VERSACE)」は、ドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)がチーフ・ブランド・アンバサダーに就き、クリエイションはダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)がチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任すると発表した。2人は4月1日、それぞれの職務に就く。ドナテラはブランドの慈善事業などを担当する予定だ。

ダリオは直近まで「ミュウミュウ(MIU MIU)」のデザイン・ディレクターを務めていた。

「ヴェルサーチェ」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)のジョン・アイドル(John Idol)会長兼最高経営責任者は、「1997年以降、ドナテラはクリエイティブなビジョンでブランドを導き、カプリのグローバルな成功に貢献してくれた。今後も重要な役割を担い続けるだろう。一方、ダリオの参画がさらなる成功をもたらすことも信じている」とコメント。

ドナテラは、「次世代のデザイナーを讃えることが重要。ダリオの参画にワクワクしている。30年間私を支えてくれたデザインチームや関係者にも感謝したい。兄ジャンニ(Gianni)の伝説を継承できたことを心から誇りに思っている。今後もアンバサダーとして、『ヴェルサーチェ』最大の支援者であり続けたい」と話した。

ダリオは、「パワフルなブランドに参画できて光栄に思う。私のビジョンや知識で、今後の成長に貢献したい」と話した。

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始動から1年が経った「サシコギャルズ」 ブランドではなくプロジェクトとした真意

PROFILE: 藤原新/ムーンショット代表

藤原新/ムーンショット代表
PROFILE: (ふじわら・あらた)1978年8月16日、東京都新宿区生まれ。法政大学法学部卒業。法律に携わる仕事をしながら2010年に自身のブランド「イッシン(1sin)」をスタート。2012年4月に「デザインによる社会的課題の解決」を理念にムーンショット(MOONSHOT)を設立。16年に石橋真一郎をデザイナーとした「クオン(KUON)」を立ち上げ。ニューヨーク・ファッション・ウィークなどに参加。24年3月から「サシコギャルズ」を始動し、運営に携わる。

始動から1年が経った「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」は、日本だけでなく海外メディアにも注目され、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)から刺し子スニーカーがオーダーされるまでになった。2024年3月11日、存続の危機に陥っていた復興支援事業「大槌刺し子(大槌復興刺し子プロジェクト)」は、「サシコギャルズ」として新たにスタートした。発起人は、「クオン(KUON)」を運営するムーンショット(MOONSHOT)代表の藤原新。クラウドファンディング開始直後にインタビューを行った際、藤原は「ブランド化することが大事」と語っていた。しかし、今は違う思いを抱いている。なぜ世界に認知されたのか、どのような事業がビジネスとして育ってきたのか。立ち上げから現在に至るまで「サシコギャルズ」に何が起きたのか、藤原に聞いた。

「サシコギャルズ」が海を超えて知られるようになった背景

――始動から1年を経て、現在「サシコギャルズ」は「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」や「エッセンス(SSENSE)」など海外のメディアや企業からも取材されています。海外から注目されるようになったきっかけは?

藤原新ムーンショット代表(以下、藤原):ニューヨークを拠点に、ストリートウエアを中心としたカルチャーを発信する「ヒドゥン ニューヨーク(HIDDEN NY)」が、インスタグラムで「サシコギャルズ」のポストを紹介したことがきっかけだと思います。「ヒドゥン ニューヨーク」からの注目を受け、昨年末から今年にかけて反応が急速に広がり、関心が高まったように感じます。

――海外にまで反響が広がった要因として、刺し子スニーカーのインパクトが大きかったのでしょうか?

藤原:スニーカーは多くの人たちが興味ある分野です。トレンドの写鏡ともいえるアイテムに、日本の伝統技術である刺し子でカスタムしたことは、やはりインパクトが大きかったのではないでしょうか。でも、まずはストーリーです。

――ストーリーとは?

藤原:海外の方たちは、刺し子のスニーカーに興味を持ち、その背景を知ると驚きます。震災を経験した40代から80代の女性たちが手がけていることを知ると、「こんなママたちが?」と驚くんです。ハイプなスニーカーに超絶技巧の刺し子が施され、それを作っているのが彼女たちという意外性が、強いストーリーとなって大きな反響を生んだのだと思います。

――現在、どのような人たちに支持されていますか?

藤原:普通はブランドの支持層は1つだと思いますが、「サシコギャルズ」に関しては、3つの人たちに支持されています。まずはスニーカーなどハイプが好きな人たち。この人たちがおそらく35から40%ほど。同じ割合で、クラフトを好きな人たちが関心を持ってくれています。

――残りの20%から30%は?

藤原:いわゆるソーシャルビジネスやサステナビリティ、SDGsに関心のある人たちが占めています。もちろん、それらがクロスオーバーする層も多くいます。支持母体とまでは言えませんが、多様な層に受け入れられたことが、広がりを生んだ背景の1つではないでしょうか。

――さまざまな人たちが関心を持ち、そこからさらに枝分わかれして広がっていったんですね。

藤原:もう1つの大きな要因は、日本文化へのリスペクトです。海外の人たちは純粋に日本文化が大好きで、刺し子という伝統技術がスニーカーやぬいぐるみに取り入れられたことに、おもしろさを感じているのは間違いありません。ただ、それ以上に日本をもっと知りたい、尊敬しているという気持ちが想像以上に強いです。

――国内ではNHKにも取材されましたが、国内外から注目されている今の状況に職人のみなさんはどんな反応を?

藤原:素直に喜んでいます。ただ、全員が自分たちの状況を完全に把握しているわけではなく、「インスタを見ていると、外国の方からたくさんのコメントがあるな」と感じる職人もいれば、「サシコギャルズ」のマネジメントを担う職人のように、そうした状況を把握している人もいます。職人それぞれが様々に感じながら、多くのメディアに取材される機会が増え、自分たちの仕事が多くの人に喜ばれていることを実感して嬉しく思っていますし、驚いていますね。

――インスタグラム以外で、認知を広げるために行ったアプローチがあれば教えてください。特に効果的だった方法はなんでしょうか?

藤原:現在の職人の人数では刺し子スニーカーをたくさん作ることができないという事情もあったのですが、「ヒドゥン ニューヨーク」などが取り上げてくれた以降は、必要以上に情報を開示しませんでした。これが正しいのかはかわかりませんが、みなさんが興味をもってもらえる状態に維持していた面はあるかもしれません。

――情報が少ないとなると、自分でもどんどん調べたくなります。

藤原:そこで、メディアのみなさんが制作した記事が重要でした。綺麗な写真を撮影し、記事にしていただいたことで、興味を持ってくれた人たちがもっと詳しく知ることができる。そして、震災から始まったストーリーが明らかになります。

――自ら調べて知ることで、さらに興味が強くなります。

藤原:そうだと思います。同時に、フィジカルで会った人に熱意を持って語る。これがやっぱり大事なんですよね。関心を持ってもらえると話題にしてくれて、人から人へとさらに広がっていきます。すごくシンプルなことですが、直接伝えることの大切さを実感しました。

これからの柱になっていく二つの事業

――これまで取り組んできた国内外のプロジェクトで、特に印象的なものやエピソードは?

藤原:「ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)」の日本上陸30周年を記念したプロジェクトがおもしろかったです。 「ザ・コンランショップ」は、イギリス発祥の素晴らしい家具やグッズを扱う、世界最高峰のライフスタイルショップだと僕は思っています。そのプロジェクトの一つとして、イタリアの名作ソファ「マレンコ(MARENCO)」に「サシコギャルズ」が刺し子を加え、数量限定の受注生産で展開しました。さらに、ツールで有名な「Yチェア」にも職人たちの刺し子を施し、「ザ・コンランショップ」各店舗で販売するプロジェクトも実施しました。どちらも非常に面白い取り組みでしたね。

――刺し子スニーカーを主役にしたプロジェクトはありましたか?

藤原:昨年10月に香港で、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のサポートで開催したエキシビションも印象に残っています。初日に300〜400人ほどの人たちが来られて、みなさんが美術館のように展示された刺し子スニーカーを写真に撮ってくれ、オーダーが一瞬で埋まり抽選になったんです。その光景には、なにか熱狂のようなものを感じました。

――現在、「サシコギャルズ」の事業の柱は何でしょうか?やはりスニーカーのプロジェクトでしょうか?

藤原:「サシコギャルズ」を始めてからまだ1年しか経っていないので、ビジネスの観点から言ったらまだ先行投資の部類だと思います。プロダクト部門、もしくはサービス部門といったらいいのでしょうか、刺し子のカスタムサービスを通じた企業やブランドとのコラボレーション事業が一つの軸です。そしてもう一つの軸が文化発信事業と呼べるもので、刺し子というこの素晴らしい伝統技術を、企業やブランドと一緒にチームアップをして発信する事業になります。

――文化発信事業で現在取り組まれていることは?

藤原:詳細をまだお伝えすることはできないのですが、盛岡の歴史ある企業と、2026年に向けて東北を盛り上げるプロジェクトを進行中です。いわゆる「モノを作らない」という事業は、「サシコギャルズ」にとってこれから重要になってくるだろうと考えています。

――1年前に計画されたビジネスプランがあると思いますが、この1年で想定外だった出来事や驚いたことは?

藤原:もう驚きの連続ですよね。「想定の何倍ですか?」と聞かれたら「10倍」と答えます。現在、「サシコギャルズ」のインスタグラムはフォロワーが約6万7000人ですが、当初は5000人ぐらいになれば、すごいと考えていましたから。まさかジャスティン・ティンバーレイクさんから、刺し子スニーカーのオーダーが来るとは想像もしませんでした(笑)。

現在の課題を解決し、ブランドではなくプロジェクトに

――1年間進めてきた中で、現在課題と感じるものは何でしょうか?その課題に対してどんな解決策を考えていますか?

藤原:課題としては組織です。「サシコギャルズ」はもともと震災を契機に始まったもので、組織だって設立されたものではありません。今からビジネスとして担っていくには、組織運営に力を入れなくてはと考えています。特に大切なことは担い手のところです。

――人材の育成ということですか?

藤原:現在、職人は15人いますが、これがたとえば30人にまで増えれば実現できることも大きく変わってきます。担い手のところをちゃんと整備していきたいと考えていて、その一端が釜石商工高校との取り組みです。

――刺し子を体験した高校生たちはどんな反応を?

藤原:「就職が決まっていなかったら、やってみたかった」、「将来、刺し子をやりたい」と言う子たちもいましたし、学校からは来年以降も続けてほしいと言われています。「サシコギャルズ」に入りたいという人たちも多くて、担い手を育成しながら地場の人たちとも繋がっていきたいですね。今、全国の小学校で朝の5分間読書というものをやっていますが、たとえば朝の5分間に刺し子で手を動かす授業が実現できたら、すごく素敵なことなんじゃないかと思います。

――「サシコギャルズに入りたい」という声は、地元の大槌町から?

藤原:いえ、日本全国からです。ここで、「大槌刺し子」から「サシコギャルズ」に名前を変えたことが初めて活きてくるんです。僕らは大槌だけでやっているわけではありません。刺し子は大槌だけのものではないですし、隣町の釜石市の人たちも参加できるし、東京の人たちも「サシコギャルズ」には入れます。地域を限定しない「サシコギャルズ」という名前にしたことで、全国各地、様々な場所に組織として展開できます。

――広がりの可能性を考えたネーミングだったということですか?

藤原:やはり応援の幅を広げてもらうことは絶対大事だと思うんですよ。

――今後の新しいプロジェクト、新たに計画している刺し子アイテムは?

藤原:直近では、3月中に「東京クリエイティブサロン」でイベントを開催します。このイベントは、地域や民間企業と連携し、ファッションやアートなどのクリエイティブを発信するものです。今回は丸の内エリアで刺し子スニーカーの展示を行うほか、「サシコギャルズ」が実際に来場し、刺し子のワークショップも開催します。

――アイテム面での新プロジェクトはいかがですか?

藤原:当社のブランド「クオン」と「サシコギャルズ」初めての協業ライン「クオン アトリエ バイ エスジー(KUON Atelier by SG)」を3月15日に発表します。東日本大震災から14年間にわたり、「クオン」は大槌刺し子と共にモノづくりに取り組んできました。「サシコギャルズ」がスタートしてちょうど1年の節目になるこのタイミングで、「クオン」との正式な協業ラインを立ち上げられることは、1年間の活動が形になった証でもあり、感慨深いです。

――最後に、前回の取材と同じ質問をさせてください。常に新しさを求めるファッションと伝統技術の大槌刺し子を結びつけ、現代のプロダクトとして制作する際に重要視していることはなんですか?「サシコギャルズ」の始動から1年が経過し、この質問に対して今ならどう答えますか?

藤原:まだ1年しか経ってないという気持ちが正直あります。1年ぐらいで何かを成し遂げたことはないと思いますし、1年前とそんなに変わってないと思う一方で、僕らはやっぱり「モノを売るビジネス」ではないなと。

――1年前は「ブランド化することが大事」とおっしゃっていましたが、活動していく中で新しい発見があったのでしょうか?

藤原:ブランドといえば自分たちでモノを作る存在ですが、「サシコギャルズ」はやはり“人”が中心のプロジェクトだと思うようになりました。モノを作る人やブランドをリスペクトし、「サシコギャルズ」が持つ唯一無二のストーリーと、刺し子という素晴らしい伝統技術の力によって、依頼をくださった企業やブランド、個人の価値を高めていくこと。これこそが、僕たちの役割ではないかと。当社には、「クオン」のように服づくりを行うブランドもあり、モノづくりそのものを大切に思っています。「サシコギャルズ」は、そうしたブランドやクリエイターと共に、新しい価値を生み出していきたいです。

PHOTOS:DAIKI ENDO

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「ボンジュールレコード」が「エル・エル・ビーン」に別注したコンパクトなトートバック発売

ジュンが運営する「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は、アウトドアブランド「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」に別注したレコードトートバック(6600円)を、「ボンジュールレコード」代官山店および「ジャドール ジュン オンライン」で3月28日に発売する。また、3月14日からジャドール ジュン オンライン」で予約受付を開始する。

今回はグローサリー・トートの新型。別注ならではのポイントとして、通常のグローサリー・トートよりもコンパクトな、レコードバッグとしても使用可能なサイズ感となっている。内側には小さなポケットを施し、ハンドルは肩掛けでも手持ちでもバランスよく持てる長さに仕上げ、コンパクトながらも使い勝手の良さにこだわった。カラーは定番のオフホワイトと、春を意識したピンクの2色を展開する。

アイテム画像

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【スナップ】「プラダ」ガールは“ミスマッチ”で個性を発揮 レトロもフェミニンも自由自在

「プラダ(PRADA)」2025-26年秋冬コレクションのショー来場者は、同ブランドが提案する、時代もテイストも異なるアイテムを掛け合わせ、感性のままに楽しむ“ミスマッチ“なスタイリングで自己表現した。

ボトムスは、ミドル丈のスクールガール風のプリーツスカートやマイクロ丈のコンパクトなスカート、ビジューが敷き詰められた装飾的なスカートなど、スカートに多くの支持が集まった。合わせるベルトは、使い古した風合いのレザーにシルバーメタルの装飾が施されたタイプで、昨今のコレクションで存在感を放つピースでもある。バッグも、ベルトモチーフがあしらわれた、“バックル(Buckle)“が人気だった。スニーカーはほとんど見られず、ポインテッドトーのパンプスやスリングバックで、足元からフェミニニティーを醸し出す。1950〜60年代風のレトロなシルエットやアイテムを軸にしながら、ヒーローのキャラクターを連想させる色の組み合わせをカラータイツで取り入れたり、宇宙人風のユニークな形状のサングラスでアクセントを利かせたりと、一貫性のない組み合わせが特徴だ。同ブランドが重きを置く、個々の感性に委ねた無秩序な装いに、“人間らしさ“が表現されていた。

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【スナップ】「プラダ」ガールは“ミスマッチ”で個性を発揮 レトロもフェミニンも自由自在

「プラダ(PRADA)」2025-26年秋冬コレクションのショー来場者は、同ブランドが提案する、時代もテイストも異なるアイテムを掛け合わせ、感性のままに楽しむ“ミスマッチ“なスタイリングで自己表現した。

ボトムスは、ミドル丈のスクールガール風のプリーツスカートやマイクロ丈のコンパクトなスカート、ビジューが敷き詰められた装飾的なスカートなど、スカートに多くの支持が集まった。合わせるベルトは、使い古した風合いのレザーにシルバーメタルの装飾が施されたタイプで、昨今のコレクションで存在感を放つピースでもある。バッグも、ベルトモチーフがあしらわれた、“バックル(Buckle)“が人気だった。スニーカーはほとんど見られず、ポインテッドトーのパンプスやスリングバックで、足元からフェミニニティーを醸し出す。1950〜60年代風のレトロなシルエットやアイテムを軸にしながら、ヒーローのキャラクターを連想させる色の組み合わせをカラータイツで取り入れたり、宇宙人風のユニークな形状のサングラスでアクセントを利かせたりと、一貫性のない組み合わせが特徴だ。同ブランドが重きを置く、個々の感性に委ねた無秩序な装いに、“人間らしさ“が表現されていた。

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ローソンの「アンド バイ ロムアンド」から大人女性向けの新ライン 魅力を引き出す6品

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発するコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月28日、30代以上の大人女性向け新ライン“グレージュ(GREIGE)”をローンチする。全国のローソン店舗で販売する。

“グレージュ”では、大人女性が悩むくすみやシミなどの肌悩みをカバーするハイクオリティなベースメイクアイテムを中心に、上品で美しい肌をかなえるアイテムを展開する。

“日常の中の小さなご褒美”6アイテム

ファンデーションには、紫外線をカットしながらさらふわ生地のような肌へと導く“コンフォートベルベット プレスパウダーファンデーション” [SPF27・PA++](全2色、各1320円)と、乳液のようになめらかなテクスチャーで外側はさらっと内側はしっとりな肌をかなえる“メロウスキンリキッドファンデーション” [SPF38・PA++](全2色、各1320円)の2タイプを用意。

そのほか、乳液のような優しいテクスチャーの“メロウカバーコンシーラー” [SPF27・PA++](全2色、各880円)や、微細パールが油分を抑えながら輝くさらさら肌を演出する“コンフォートルースパウダー”(990円)、シアーな質感でしっとりと潤いを保つリップスティック“シアリーカラースティック”(全4色、各935円)、上品なパール入りの“メロウタッチシングルアイシャドウ”(全3色、各770円)をラインアップする。

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ローソンの「アンド バイ ロムアンド」から大人女性向けの新ライン 魅力を引き出す6品

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発するコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月28日、30代以上の大人女性向け新ライン“グレージュ(GREIGE)”をローンチする。全国のローソン店舗で販売する。

“グレージュ”では、大人女性が悩むくすみやシミなどの肌悩みをカバーするハイクオリティなベースメイクアイテムを中心に、上品で美しい肌をかなえるアイテムを展開する。

“日常の中の小さなご褒美”6アイテム

ファンデーションには、紫外線をカットしながらさらふわ生地のような肌へと導く“コンフォートベルベット プレスパウダーファンデーション” [SPF27・PA++](全2色、各1320円)と、乳液のようになめらかなテクスチャーで外側はさらっと内側はしっとりな肌をかなえる“メロウスキンリキッドファンデーション” [SPF38・PA++](全2色、各1320円)の2タイプを用意。

そのほか、乳液のような優しいテクスチャーの“メロウカバーコンシーラー” [SPF27・PA++](全2色、各880円)や、微細パールが油分を抑えながら輝くさらさら肌を演出する“コンフォートルースパウダー”(990円)、シアーな質感でしっとりと潤いを保つリップスティック“シアリーカラースティック”(全4色、各935円)、上品なパール入りの“メロウタッチシングルアイシャドウ”(全3色、各770円)をラインアップする。

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「アシックス」が“ゲルニンバス27”で皇居ランイベント開催 初心者中心に30人が参加

「アシックス(ASICS)」は3月8日、ランニングイベント「MEET YOUR COMFORT RUN 3.8 TOKYO in MARUNOUCHI」を開催した。ランニングシューズ“ゲルニンバス(GEL-NIMBUS)”シリーズの最新作“ゲルニンバス27”(2万900円)の発売に合わせたもので、ランニング初心者を中心とした約30人が参加。東京・丸の内の店舗「アシックスラン東京丸の内(ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI)」をスタートし、皇居周辺の約5キロメートルを“ゲルニンバス27”を履いて走った。

“ゲルニンバス”シリーズは、「アシックス」のランニングシューズの中でも特にクッション性を重視したモデルで、“NIMBUS”はラテン語で雲の意味。雲の上を走るような柔らかなクッション性と弾むような感覚を打ち出している。最新モデル“ゲルニンバス27”では、近年主流となっている厚底シューズの進化を反映し、ミッドソールに高分子素材を使用することで軽量性も確保。着地の安定感を向上し、膝や足首への負担を最小限に抑えるという。

「初心者にも最適なシューズ」

イベントでは参加者を二組に分け、アシックスのコーチ陣が先導。この日、午後には雪の予報が出るほどの寒さだったが、ランニングにはベストとも言えるコンディションだった。ランナーたちは“ゲルニンバス27”を試しながら、皇居周辺の景色を楽しみつつ快適なペースで走った。

小谷浩コーチは、「“ゲルニンバス27”はクッション性が高く足への負担が少ないため、初心者にも最適なシューズ。石畳のある皇居ランでもしっかりと安定感があり、着地の衝撃を和らげる」と説明する。池田美穂コーチも、「イベントには、普段は一人で走る方や初心者の方が多く参加してくれた。皇居ランの魅力は、景色を楽しみながら気軽に走れること。途中で立ち止まって写真を撮ることもできるため、ランニングと観光を兼ねた楽しみ方もある。ランニングは、一人でストイックに続けるだけのもので決してなく、みんなで楽しく続けられるスポーツ。イベントに参加することで、仲間と一緒に走る楽しさを感じてもらえたらうれしい」と語った。

走った後は交流会も開催

ランニング終了後は、丸の内にあるビストロ「ランプラント」に場所を移して交流会も開催。フードやドリンクを参加者に振る舞ったほか、プロカメラマンによるフォトブースでの写真撮影や、「アシックス」のランニングアクセサリーが当たるハズレなしのくじ引きも実施した。

渋谷区から参加したという30代女性は、「普段はゆっくり走る程度だが、初心者向けのランニングイベントだったので、自分でも参加できると思った。シューズの買い替えに迷っており、厚底シューズを試せたのも良かった。実際に履いてみると、クッション性が高く、長距離でも疲れにくそう」とコメント。また、皇居周辺に住んでいるという20代女性は、「ランニングは始めてからまだ2カ月。フランス・ボルドーで、ワインを飲みながら走る大会『メドックマラソン』のことを知り、それに参加するために始めた。普段から1人で皇居周辺を走っているが、イベントだと知らない人とも自然に話せるのが楽しい。ランニング仲間が増えたので、また次回も参加したい。1人では続けられないかもと思っていたが、こうしたイベントに参加することでモチベーションが上がる」と語った。練馬区から参加した40代夫婦は「昨年秋から夫婦でランニングを始めた。ランニングが習慣化してきたころに、膝に痛みを感じることが増え、クッション性の高いシューズを探していた」という。

「アシックスラン東京丸の内」では、定期的にランニングイベントを開催。4月6日には、今回のイベントを拡大した特別ランニングイベントの開催も予定している。

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P&Gジャパンが社長交代 木葉慎介シニアバイスプレジデントが就任

P&Gジャパンは、4月1日付でP&Gグループの木葉慎介・ファブリックケア 日本・韓国事業統括責任者 シニア バイスプレジデントが社長に就任することを発表した。現任のヴィリアム・トルスカ社長は、同日付けでP&Gグループ アジア太平洋・中東・アフリカ地域・エンタープライズマーケット グルーミング事業部のシニア バイスプレジデントに就任し、アラブ首長国連邦・ドバイ首長国に赴任する。

木場新社長は、1977年生まれの48歳。2001年にプロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク(現・P&Gジャパン)に入社し、主にマーケティング関連のキャリアを積んできた。20年にシニア バイスプレジデントに就任して以降、主力事業の1つであるファブリック&ホームケア事業をけん引している。

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「オン」と韓国発「ポスト アーカイブ ファクション」コラボ第3弾 3月19日発売

スイス発スポーツブランド「オン(ON)」は3月19日、韓国のファッションブランド「ポスト アーカイブ ファクション(POST ARCHIVE FACTION以下、PAF)」とのコラボレーションコレクション最新作“カレント フォーム 2.0+(CURRENT FORM 2.0+)”を自社ECサイトで発売する。20日からは、原宿・キャットストリートの「オン」直営店や、一部取り扱い店舗で販売する。

「オン」と「PAF」のコラボは、24年4月、10月に続く第3弾。「ランニングギアの機能性を日常に取り入れる」(ドンジュン・リム=PAFファウンダー)ことを意識したコラクションだ。シューズは、「オン」を代表するロードランニングシューズ“クラウドモンスター2(Cloudmonster 2)”を未来的にアレンジした“クラウドモンスター2 PAF”と、トレイルランニングシューズ“クラウドベンチャー ピーク(Cloudventure Peak)”をベースにした“クラウドベンチャー ピーク PAF”の2型。シューズとのトータルコーディネートを意識したハーフジップトップスやパンツもラインアップする。

原宿・キャットストリートの「オン」直営店では抽選販売を実施する。また、国内の卸先はアトモス、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、グレイト、ヘリンボーン、キス トウキョウ、ミタスニーカーズ、ヌビアン、リステア、ジ・エレファント。

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ユーグレナから機能特化型スキンケアブランド「コンク ラボ」誕生 第1弾はマイクロニードル美容液2種

ユーグレナは、エイジングケアブランド「コンク(CONC)」の姉妹ブランド「コンク ラボ(CONC LABO)」を立ち上げる。第1弾は“リッチショット”シリーズから、マイクロニードルを使用した美容液2種を3月15日に発売する。取り扱いは全国のバラエティーショップなど。3月17日から、楽天とYahoo!ショッピングでも販売する。

同社は「コンク」からノック注入型マイクロニードル美容液“リンクルインジェクション”を2023年6月に発売。同製品は販売開始5カ月で年度販売目標数約2倍を記録するヒット製品となった。好調の背景には、消費者の美容医療に対する興味や製品の使用実感、継続意向の高さがあると分析。加えて、近年、美容内科・美容皮膚科・美容外科などを利用するハードルが下がったことで、施術を受けた人は美容医療の効果維持のために高機能な“日常ケア”の化粧品を、施術を受けていない人は美容医療を意識した高機能な“スペシャルケア”の化粧品を求める傾向にあるという調査結果(※22年1月14~16日@cosmeのプロデュースメンバー1万290人を対象としたWEB調査「美容に関するアンケート」調べ)を受け、今回の製品を開発。“注入”のスペシャルケアをより身近に、高濃度成分を手軽に取り入れやすくすることで、いつものケアをアップデートする。

“リッチショット”シリーズは、注入型のマイクロニードルで肌に直接美容成分を届ける部分用美容液。毛穴やくすみをケアする高濃度ビタミンC配合の“コンク トリプルC リッチショット”と、ごわつきやハリにアプローチする高濃度コラーゲン・ペプチド配合の“コンク PCリッチショット”の2種を展開する。容量と価格はどちらも2.5mL、4378円。容器先端の針部を肌悩みの気になる部分に押し当てて尾部のボタンを1回ノックすることで、ニードルから染み出た美容液をピンポイントで肌に注入することができる。針部には、医療用マイクロニードルから着想した注入型マイクロニードルを採用。長さ200マイクロメートル、太さ100マイクロメートルの極細針で痛みを感じにくい構造だ。

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ユーグレナから機能特化型スキンケアブランド「コンク ラボ」誕生 第1弾はマイクロニードル美容液2種

ユーグレナは、エイジングケアブランド「コンク(CONC)」の姉妹ブランド「コンク ラボ(CONC LABO)」を立ち上げる。第1弾は“リッチショット”シリーズから、マイクロニードルを使用した美容液2種を3月15日に発売する。取り扱いは全国のバラエティーショップなど。3月17日から、楽天とYahoo!ショッピングでも販売する。

同社は「コンク」からノック注入型マイクロニードル美容液“リンクルインジェクション”を2023年6月に発売。同製品は販売開始5カ月で年度販売目標数約2倍を記録するヒット製品となった。好調の背景には、消費者の美容医療に対する興味や製品の使用実感、継続意向の高さがあると分析。加えて、近年、美容内科・美容皮膚科・美容外科などを利用するハードルが下がったことで、施術を受けた人は美容医療の効果維持のために高機能な“日常ケア”の化粧品を、施術を受けていない人は美容医療を意識した高機能な“スペシャルケア”の化粧品を求める傾向にあるという調査結果(※22年1月14~16日@cosmeのプロデュースメンバー1万290人を対象としたWEB調査「美容に関するアンケート」調べ)を受け、今回の製品を開発。“注入”のスペシャルケアをより身近に、高濃度成分を手軽に取り入れやすくすることで、いつものケアをアップデートする。

“リッチショット”シリーズは、注入型のマイクロニードルで肌に直接美容成分を届ける部分用美容液。毛穴やくすみをケアする高濃度ビタミンC配合の“コンク トリプルC リッチショット”と、ごわつきやハリにアプローチする高濃度コラーゲン・ペプチド配合の“コンク PCリッチショット”の2種を展開する。容量と価格はどちらも2.5mL、4378円。容器先端の針部を肌悩みの気になる部分に押し当てて尾部のボタンを1回ノックすることで、ニードルから染み出た美容液をピンポイントで肌に注入することができる。針部には、医療用マイクロニードルから着想した注入型マイクロニードルを採用。長さ200マイクロメートル、太さ100マイクロメートルの極細針で痛みを感じにくい構造だ。

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「GU」と「アンダーカバー」の新ライン“UG”が誕生! ローンチパーティーには高橋盾の娘ララや窪塚愛流が来場

「ジーユー(GU)」はこのほど、高橋盾デザイナーが手掛ける「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のチームとコラボレーションした新ライン“ユージー(UG)”を発表した。記念すべきファーストコレクション(全19型、590〜6990円)は3月14日に、セカンドコレクション(全8型、1990〜2990円)は4月18日に発売し、「ジーユー」全店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

「ジーユー」と「アンダーカバー」は、2021年から協業をスタート。これまでに4つのコレクションを展開してきたが、両者の共創を新たな次元に進化させるべく、「アンダーカバー」チームがデザインのみならず、フィッティングやキービジュアルの制作など、全ての工程に携わる“ユージー”が立ち上がった。新ラインのコンセプトは、“SILENT/NOISE”。日常のファッションにささやかな違和感やサプライズをもたらす遊びの効いたデザインや自由なスタイリングを、「ジーユー」の価格で提案していく。

ファーストコレクションは、“スウェT”やオープンカラーシャツ、ユーティリティパンツといった「ジーユー」の定番商品を再解釈した実用性の高いメンズアイテムで構成。どれも同コレクション内だけでなく、「ジーユー」のインラインとも合わせやすいデザインを意識したそうだ。

その中でも、オーバーサイズのジャケットとワイドシルエットのテーパードパンツのセットアップは、切りっ放しの袖口や縫いしろを表に出した背広など、「アンダーカバー」らしいエッジの効いたディテールを取り入れており、高橋デザイナーのお気に入りだという。また、牙のデザインを施したオリジナル柄のファングカモをはじめ、高橋デザイナーが描き下ろした架空のハンバーガーショップ「ノイズバーガーショップ」のグラフィックやアップルモチーフのイラストなど、ならではのデザインも注目だ。

「『アンダーカバー』では、私にしかできない強いデザインを目指している。一方で“ユージー”は、その『アンダーカバー』の強いデザインを日常着に溶け込ませるほどそぎ落としたもの。ほとんどの商品をユニセックスで着られることを意識して作っているので、女性もメンズと同じ雰囲気でカジュアルに着こなせるはず。新ラインということで、より多くの人々へ“ノイズの効いた日常着”が届くことを期待し、アイテムを着用することで日常に心地よい刺激が生まれたらうれしい」と高橋盾デザイナー。

発売記念パーティーには
多彩なゲストが来場

3月11日には、ファーストコレクションの発売を記念したレセプションパーティーが東京・表参道の「ギャラリー シーン(GALLERY SEEEN)」で開催された。Mars89らDJ陣がBGMを担当した会場には、ひと足先に本コレクションのアイテムを着用したモデルの柴田紗希や高橋アラン、お笑いトリオ四千頭身の都築拓紀、大阪発3ピースロックバンドのブランデー戦記、シンガーソングライターのidom、ビートメイカー兼プロデューサーのBIG-8など、関係者やインフルエンサーらゲストが多数来場。とりわけ目を引いたのは、全身“ユージー”コーデで姿を見せた高橋デザイナーの娘でモデルの高橋ララと、窪塚洋介の息子で俳優の窪塚愛流だ。高橋ララはキービジュアルを飾ったチュニックシャツにグリーンのソックスとデッキシューズを合わせ、窪塚愛流はユーティリティブルゾン&パンツにオーバーサイズジャケットを羽織る、華麗な着こなしを見せた。

なお3月23日まで、「ジーユー」マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店、渋谷店、銀座店では特別なウインドー装飾を展開している。

TEXT : RIKU OGAWA
問い合わせ先
ジーユーカスタマーセンタ―
0120-856-452

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「デュラン ランティンク」2025-26年秋冬コレクション

「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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ユニクロ「UT」がさまざまなジャンルとのコラボを予定 今春夏から新たにリラックスフィットが仲間入り

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、“あらゆる世代のあらゆるお客様に、グラフィックTシャツを楽しんでもらう”をテーマとする2025年の新キャンペーン“Live it up!This is UT!”をスタートする。

同キャンペーンでは、画家のパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の作品をはじめ、「ディズニー」「ピーナッツ」「サンリオ」などの人気キャラクターや、日本を代表するアニメ、ゲーム、相撲絵などをモチーフにしたデザイン、有名美術館とのコラボコレクションなど、さまざまなジャンルとの協業を予定する。

ボディーに新たなシルエットが登場

2025年春夏シーズンは、「UT」のボディーに“リラックスシルエット”が新たに仲間入りする。従来の“レギュラーフィット”と“オーバーサイズ”の間を取ったようなサイズ感で、ボックスシルエットが特徴だ。

コマーシャルには「UT」オリジナル楽曲を使用

同キャンペーンのウェブコマーシャルには、アーティストのAyumu Imazu(アユム イマヅ)が作詞、作曲を手掛けリリースした「UT」のオリジナル楽曲「LIVE IT UP!」を起用。同楽曲の作詞、作曲には「ユニクロ」のショップスタッフ経験もあるアーティスト、Furui Riho(フルイ リホ)も参加し、“グラフィックTシャツを着る楽しさ”を表現した。同コマーシャルは、全国の「ユニクロ」店舗および、公式オンラインストアで放送中だ。

制作秘話が詰まったオリジナルコンテンツも充実

「ユニクロ」は現在、2025年シーズンの立ち上がりを凝縮した雑誌「UT magazine 2025 SPRING SUMMER Vol.12」を全国の旗艦店で配布中だ。同冊子では「UT」と初のコラボレーションとなるフランス美術界の巨匠、アンリ・マティス(Henri Matisse)をメーンに特集したほか、藍師・染師BUAISOUの工房取材や、漫画「うずまき」「寄生獣」「ベルセルク」の作者らへのインタビューなども掲載。同冊子はオンラインマガジンとしても随時更新する。

また3月14日からは、約200ものデザインをラインアップしたカタログ「UTラインナップカタログ 2025 Spring」を全国の店舗で配布。さらにカタログに掲載しきれなかったフルラインアップは、公式オンラインストアで掲載する。同カタログの第2弾は、6月上旬ごろに配布予定だ。

「UT」のクリエイティブ・ディレクターを務める河村康輔は、今回のキャンペーンについて「グラフィックTシャツはその絵柄を知らなくても、グラフィックが可愛いとかかっこいいとか、自分の着たいものをその日、その時の気分でライトに楽しめるものだと思っている。2025年も自信をもって世界中からカルチャーを選び、Tシャツとして高い完成度のグラフィックを目指した。ぜひ自分の感性に刺さるグラフィックTシャツを選んでほしいと思っている」とコメントした。

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ユニクロ「UT」がさまざまなジャンルとのコラボを予定 今春夏から新たにリラックスフィットが仲間入り

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、“あらゆる世代のあらゆるお客様に、グラフィックTシャツを楽しんでもらう”をテーマとする2025年の新キャンペーン“Live it up!This is UT!”をスタートする。

同キャンペーンでは、画家のパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の作品をはじめ、「ディズニー」「ピーナッツ」「サンリオ」などの人気キャラクターや、日本を代表するアニメ、ゲーム、相撲絵などをモチーフにしたデザイン、有名美術館とのコラボコレクションなど、さまざまなジャンルとの協業を予定する。

ボディーに新たなシルエットが登場

2025年春夏シーズンは、「UT」のボディーに“リラックスシルエット”が新たに仲間入りする。従来の“レギュラーフィット”と“オーバーサイズ”の間を取ったようなサイズ感で、ボックスシルエットが特徴だ。

コマーシャルには「UT」オリジナル楽曲を使用

同キャンペーンのウェブコマーシャルには、アーティストのAyumu Imazu(アユム イマヅ)が作詞、作曲を手掛けリリースした「UT」のオリジナル楽曲「LIVE IT UP!」を起用。同楽曲の作詞、作曲には「ユニクロ」のショップスタッフ経験もあるアーティスト、Furui Riho(フルイ リホ)も参加し、“グラフィックTシャツを着る楽しさ”を表現した。同コマーシャルは、全国の「ユニクロ」店舗および、公式オンラインストアで放送中だ。

制作秘話が詰まったオリジナルコンテンツも充実

「ユニクロ」は現在、2025年シーズンの立ち上がりを凝縮した雑誌「UT magazine 2025 SPRING SUMMER Vol.12」を全国の旗艦店で配布中だ。同冊子では「UT」と初のコラボレーションとなるフランス美術界の巨匠、アンリ・マティス(Henri Matisse)をメーンに特集したほか、藍師・染師BUAISOUの工房取材や、漫画「うずまき」「寄生獣」「ベルセルク」の作者らへのインタビューなども掲載。同冊子はオンラインマガジンとしても随時更新する。

また3月14日からは、約200ものデザインをラインアップしたカタログ「UTラインナップカタログ 2025 Spring」を全国の店舗で配布。さらにカタログに掲載しきれなかったフルラインアップは、公式オンラインストアで掲載する。同カタログの第2弾は、6月上旬ごろに配布予定だ。

「UT」のクリエイティブ・ディレクターを務める河村康輔は、今回のキャンペーンについて「グラフィックTシャツはその絵柄を知らなくても、グラフィックが可愛いとかかっこいいとか、自分の着たいものをその日、その時の気分でライトに楽しめるものだと思っている。2025年も自信をもって世界中からカルチャーを選び、Tシャツとして高い完成度のグラフィックを目指した。ぜひ自分の感性に刺さるグラフィックTシャツを選んでほしいと思っている」とコメントした。

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「ロレアル パリ」がライムの香り漂うヘアオイルを復活&定番化

「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」は3月29日、ヘアオイルシリーズ“エクストラオーディナリーオイル”(100mL、2290円)から2022年に限定発売した“クリアライム”の香りを定番製品として発売する。

同製品は、つけた瞬間にライムとミントがふんわりと香り、動くたびに爽やかな香りが広がる。保湿成分で知られるセイヨウハッカ油とレモン果皮油のボタニカルオイル配合で、パサつく髪を1本ずつ保護し、軽やかな仕上がりをかなえる。タオルドライ後の髪はもちろん、スタイリングにも使用できる。

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「ロレアル パリ」がライムの香り漂うヘアオイルを復活&定番化

「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」は3月29日、ヘアオイルシリーズ“エクストラオーディナリーオイル”(100mL、2290円)から2022年に限定発売した“クリアライム”の香りを定番製品として発売する。

同製品は、つけた瞬間にライムとミントがふんわりと香り、動くたびに爽やかな香りが広がる。保湿成分で知られるセイヨウハッカ油とレモン果皮油のボタニカルオイル配合で、パサつく髪を1本ずつ保護し、軽やかな仕上がりをかなえる。タオルドライ後の髪はもちろん、スタイリングにも使用できる。

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「1%」の衝撃から、美容市場の正しい競争を考える

「配合率1%」──その表記を見て、思わず目を疑った。

ネイチャーラボのヘアケアブランド「マイブースターズ(MYBOOSTARS)」から、3月15日にヘマチン配合の新シリーズが発売されるという。シャンプー、トリートメント、ミストの3製品をそろえ、価格帯は1430〜1980円。驚いたのは、高級毛髪補修成分である「ヘマチン」の配合率と、それに全く釣り合わない価格の「安さ」だ。

シャンプーはヘマチン「1%」配合で400mL/1694円。この価格設定のスゴさを語る前に、まずヘマチンそのものについて解説したい。

「ヘマチン」には、毛髪の主成分「ケラチン」と結合してダメージを補修し、髪にハリ・コシを与え、キューティクルを整える働きがある。ただその調達方法が少々特殊で、動物の血液から精製・抽出する必要がある。調達コストが高く、それゆえ3000円以上クラスのサロン専売品に配合されることがほとんどだ。記者も、サロン専売品以外で「ヘマチン」が高配合されているヘアケア製品はあまり目にしないし、今回の「マイブースターズ」の新製品のように、1500円そこそこの製品においては皆無といっていい。

破格の価格設定を“検証”

以前、あるヘアケア製品の処方担当をしている研究員に、製品原料についてあれこれ質問したことがある。その際、高級な毛髪補修成分についても聞いたのだが、リピジュア(保湿)やフラーレン(抗酸化作用)と共に挙がったのが、ヘマチンだった。ヘマチンの業務用原料の市場価格について聞いてみると、バラツキはあるが、およそ「1000mLで20万円程度」とのことだった。

ここでは、彼の証言を基に【ヘマチン1mL=200円】として、「マイブースターズ」の価格設定を検証してみる。まず単純計算で、シャンプー(400mL)に表記通り1%の「ヘマチン」が配合されているとすると、「ヘマチン」は4mL。つまり先ほどの計算式に当てはめてみると、200(円)×4(mL)=800円。ヘマチンだけで、シャンプーの原価率は50%近くに達する。

「たった1%」と思われたかもしれないが、この数字にはそれだけのインパクトがあるのだ。

大量仕入れと処方の工夫で実現?

この時点ですでに製品化が現実的ではないように思われたが、さまざまな可能性を考えてみた。

一つ考えられるのは、廉価なヘマチンの大量仕入れによるコスト削減だ。ヘマチンは精製の度合いによって純度が変わり、純度が低いものほどリーズナブルになる。「マイブースターズ」では、比較的安価なものを使い、さらに仕入れのスケールメリットによって極限までコストを減らしているのかもしれない。また、他の成分の原価を抑え、何とかバランスをとっていることも考えられる。シャンプーの成分表を見てみると、例えば基材の洗浄成分には、ドラッグストア系シャンプーなどでよく見られる、比較的安価な成分であるオレフィン(C14-16)スルホン酸が使われている。

これらは、推測の域を出ない。ただそもそも、ヘアケア製品の適正な原価率は10〜30%と言われている。すでにヘマチンだけでこの基準を超えてしまいそうな中で、果たして帳尻を合わすことができるのだろうか……。疑問を抱えながらリリースを読み返していると、ヘマチンの配合率の部分に添えられた、小さな注釈が目に入った。

「化粧品原料(水、エタノール、ヘマチン、フェノキシエタノール)として」。

つまり、ヘマチンの配合率と思われた「1%」は、実は純粋なヘマチンではなく、水やエタノールなどと混ぜた「ヘマチン入り溶液」の配合率だったのだ。その溶液にはどのくらいの割合でヘマチンが含まれているかは、記載がない。

純粋なヘマチン配合率は不明も
完成度と市場拡大に期待

このことに、若干がっかりしてしまったのは否めない。ただ、「マイブースターズ」は既存の“ケラチン”や“コラーゲン”シリーズを使用してみて、価格以上の完成度の高さを感じたのも事実。だからこそ“ヘマチン”シリーズもぜひ使ってみたいと思っているし、その使用感には大いに期待している。また、「マイブースターズ」からヘマチン入りを大々的にうたうシャンプーが登場したことで、これまでサロン専売品などに限られていたヘマチン入りシャンプーがドラッグストア市場に広がり、新しい価値をもたらすかもしれない。

ただ「ヘマチン」の原価からして、ドラッグストアの商品にそこまで高配合率のものは望めないとも、消費者は知っておくべきだろう。これから、ヘマチンの濃度を競って「10%」や、それ以上の配合率をうたうものも、もしかしたら出てくるかもしれない(もちろん何かしらの注釈付きになるはず)。美容知識がなければ、そういった宣伝文句に踊らされてしまいかねないし、過度な期待をしてしまうと満足感は得られないだろう。

消費者のリテラシーを養い
健全な市場競争を

景品表示法では、「商品の品質や効果などを、実際よりも優れているように見せかける」ような“優良誤認表示”を禁止しているが、現実には、抵触スレスレと思われる攻めた宣伝文句も常套手段になっている。競合製品がインパクトのある数字を使ってきたら、それに対抗して、もっとインパクトのある数字を打ち出すしかない。それが例え、消費者が受けるであろう印象と、製品の内容が乖離していてもだ。

化粧品会社による誇大広告ギリギリのマーケティングと消費者のリテラシーの戦いは、SNSが普及して以降、ずっと続いてきた。有象無象のインフルエンサーが、誇大マーケティングに加担し、一方で専門家の指摘から炎上に繋がるケースもあった。消費者は、ただ振り回されるばかりだった。

誇大マーケティングの応酬を止めるには、消費者たちがそれらに惑わされないためのリテラシーを獲得するほかない。ただ、これは消費者だけの問題ではない。企業側も、いつまでも誇大マーケティング合戦を繰り広げていたら、ゆくゆくは美容業界全体の信用が失墜してしまう。

企業は短期的な売り上げを優先するのか、それとも業界の信頼を守るために正しい競争を選ぶのか。業界の健全な発展につなげていくためにも、長い目で見て、正しい美容のリテラシーを広げていく企業努力も必要だろう。

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「1%」の衝撃から、美容市場の正しい競争を考える

「配合率1%」──その表記を見て、思わず目を疑った。

ネイチャーラボのヘアケアブランド「マイブースターズ(MYBOOSTARS)」から、3月15日にヘマチン配合の新シリーズが発売されるという。シャンプー、トリートメント、ミストの3製品をそろえ、価格帯は1430〜1980円。驚いたのは、高級毛髪補修成分である「ヘマチン」の配合率と、それに全く釣り合わない価格の「安さ」だ。

シャンプーはヘマチン「1%」配合で400mL/1694円。この価格設定のスゴさを語る前に、まずヘマチンそのものについて解説したい。

「ヘマチン」には、毛髪の主成分「ケラチン」と結合してダメージを補修し、髪にハリ・コシを与え、キューティクルを整える働きがある。ただその調達方法が少々特殊で、動物の血液から精製・抽出する必要がある。調達コストが高く、それゆえ3000円以上クラスのサロン専売品に配合されることがほとんどだ。記者も、サロン専売品以外で「ヘマチン」が高配合されているヘアケア製品はあまり目にしないし、今回の「マイブースターズ」の新製品のように、1500円そこそこの製品においては皆無といっていい。

破格の価格設定を“検証”

以前、あるヘアケア製品の処方担当をしている研究員に、製品原料についてあれこれ質問したことがある。その際、高級な毛髪補修成分についても聞いたのだが、リピジュア(保湿)やフラーレン(抗酸化作用)と共に挙がったのが、ヘマチンだった。ヘマチンの業務用原料の市場価格について聞いてみると、バラツキはあるが、およそ「1000mLで20万円程度」とのことだった。

ここでは、彼の証言を基に【ヘマチン1mL=200円】として、「マイブースターズ」の価格設定を検証してみる。まず単純計算で、シャンプー(400mL)に表記通り1%の「ヘマチン」が配合されているとすると、「ヘマチン」は4mL。つまり先ほどの計算式に当てはめてみると、200(円)×4(mL)=800円。ヘマチンだけで、シャンプーの原価率は50%近くに達する。

「たった1%」と思われたかもしれないが、この数字にはそれだけのインパクトがあるのだ。

大量仕入れと処方の工夫で実現?

この時点ですでに製品化が現実的ではないように思われたが、さまざまな可能性を考えてみた。

一つ考えられるのは、廉価なヘマチンの大量仕入れによるコスト削減だ。ヘマチンは精製の度合いによって純度が変わり、純度が低いものほどリーズナブルになる。「マイブースターズ」では、比較的安価なものを使い、さらに仕入れのスケールメリットによって極限までコストを減らしているのかもしれない。また、他の成分の原価を抑え、何とかバランスをとっていることも考えられる。シャンプーの成分表を見てみると、例えば基材の洗浄成分には、ドラッグストア系シャンプーなどでよく見られる、比較的安価な成分であるオレフィン(C14-16)スルホン酸が使われている。

これらは、推測の域を出ない。ただそもそも、ヘアケア製品の適正な原価率は10〜30%と言われている。すでにヘマチンだけでこの基準を超えてしまいそうな中で、果たして帳尻を合わすことができるのだろうか……。疑問を抱えながらリリースを読み返していると、ヘマチンの配合率の部分に添えられた、小さな注釈が目に入った。

「化粧品原料(水、エタノール、ヘマチン、フェノキシエタノール)として」。

つまり、ヘマチンの配合率と思われた「1%」は、実は純粋なヘマチンではなく、水やエタノールなどと混ぜた「ヘマチン入り溶液」の配合率だったのだ。その溶液にはどのくらいの割合でヘマチンが含まれているかは、記載がない。

純粋なヘマチン配合率は不明も
完成度と市場拡大に期待

このことに、若干がっかりしてしまったのは否めない。ただ、「マイブースターズ」は既存の“ケラチン”や“コラーゲン”シリーズを使用してみて、価格以上の完成度の高さを感じたのも事実。だからこそ“ヘマチン”シリーズもぜひ使ってみたいと思っているし、その使用感には大いに期待している。また、「マイブースターズ」からヘマチン入りを大々的にうたうシャンプーが登場したことで、これまでサロン専売品などに限られていたヘマチン入りシャンプーがドラッグストア市場に広がり、新しい価値をもたらすかもしれない。

ただ「ヘマチン」の原価からして、ドラッグストアの商品にそこまで高配合率のものは望めないとも、消費者は知っておくべきだろう。これから、ヘマチンの濃度を競って「10%」や、それ以上の配合率をうたうものも、もしかしたら出てくるかもしれない(もちろん何かしらの注釈付きになるはず)。美容知識がなければ、そういった宣伝文句に踊らされてしまいかねないし、過度な期待をしてしまうと満足感は得られないだろう。

消費者のリテラシーを養い
健全な市場競争を

景品表示法では、「商品の品質や効果などを、実際よりも優れているように見せかける」ような“優良誤認表示”を禁止しているが、現実には、抵触スレスレと思われる攻めた宣伝文句も常套手段になっている。競合製品がインパクトのある数字を使ってきたら、それに対抗して、もっとインパクトのある数字を打ち出すしかない。それが例え、消費者が受けるであろう印象と、製品の内容が乖離していてもだ。

化粧品会社による誇大広告ギリギリのマーケティングと消費者のリテラシーの戦いは、SNSが普及して以降、ずっと続いてきた。有象無象のインフルエンサーが、誇大マーケティングに加担し、一方で専門家の指摘から炎上に繋がるケースもあった。消費者は、ただ振り回されるばかりだった。

誇大マーケティングの応酬を止めるには、消費者たちがそれらに惑わされないためのリテラシーを獲得するほかない。ただ、これは消費者だけの問題ではない。企業側も、いつまでも誇大マーケティング合戦を繰り広げていたら、ゆくゆくは美容業界全体の信用が失墜してしまう。

企業は短期的な売り上げを優先するのか、それとも業界の信頼を守るために正しい競争を選ぶのか。業界の健全な発展につなげていくためにも、長い目で見て、正しい美容のリテラシーを広げていく企業努力も必要だろう。

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「キス」×「サウス2ウエスト8」×「コロンビア」による特別なアウトドアコレクション

ニューヨーク発の「キス(KITH)」は、「サウス2ウエスト8(SOUTH2 WEST8)」、「コロンビア スポーツウエア(COLUMBIA SPORTSWEAR)」とのトリプルコラボレーションによる、アウトドアにインスパイアされた特別なコレクションを3月14日11時に発売する。本コレクションは「キス」全店舗およびオンラインストアで販売する。

今回のコラボでは、「キス」と「サウス2ウエスト」のシグネチャーシルエットに、「コロンビア」の実用性とアウトドア機能を融合させ、各アイテムにはコラボアートワークと、トリプルブランディングのデザインが施されている。

アウターウエア、シャツ、フリース、パンツ、ショーツなどのアパレルに加えて、キャップやハット、バッグ、ソックス、バンダナなども展開する。さらに、「コロンビア」の定番ハイキングブーツ“ニュートン リッジ”をアップデートし、シュータン、ヒール、インソールにブランドのロゴを配置した2種のエクスクルーシブなカラーをラインアップする。

LOOK

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「マリメッコ」が新作ウエアを発売 フラワープリントのワンピースやデニムジャケットなど

「マリメッコ(MARIMEKKO)」はフラワープリントのワンピースやデニムジャケットなどの新作ウエアを発売する。3月21日から全国の「マリメッコ」ストアおよびオンラインストアで順次販売する。

今回発表したコレクションでは、さまざまなフラワープリントのアイテムをラインアップ。アイコニックな“ウニッコ(Unikko)”柄のシャツ(6万1600円)やベスト(4万700円)をはじめ、日本人プリントデザイナー石本藤雄によるペレッナ(Perenna)のカットソー(3万800円)やワンピース(6万6000円)、さらに次世代のプリントデザイナーロッタ・マイヤ(Lotta Maija)による“スヴィキンップ(Suvikimppu) ”のワンピース(6万8200円)などを取りそろえている。

またデニムコレクション“マリメッコ マリデニム(Marimekko Maridenim)”ではデニムジャケット“ムーロス(Murros) ”の新作(6万8200円)と新型デニムショーツ“マルッシ(Marssi) ”(4万700円)を発売する。背面に大胆な“ウニッコ”とブランドロゴを配した“ムーロス”はインディゴとオフホワイトの2色を用意。全面に“ウニッコ”がデザインされた仕上がりが特徴的な“マルッシ”はクラシックな5ポケット仕様の新型ショーツだ。

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【スナップ】ワン・イーボー、コ・ミンシ、ヤン・ミーらが来場 「ロエベ」2025-26年秋冬コレクション

「ロエベ(LOEWE)」は3月10日、2025-26年秋冬コレクションをフランス・パリのオテル・ド・メゾンで発表した。

2025-26年秋冬コレクション
ワン・イーボーやコ・ミンシらが来場

「ロエベ」2025-26年秋冬コレクションは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が“アイデアのスクラップブック”のように構想、トロンプルイユや、歪んだ比率や量感など、アートやクラフトを通して表現した。

プレゼンテーション会場には、中国の俳優、歌手のワン・イーボーや、俳優のコ・ミンシ、俳優で歌手のヤン・ミー、俳優でミュージシャンのジェイミー・ドーナンらが来場した。

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キャサリン妃は赤で統一した華やかなコーディネートで出席 コモンウェールズデー式典

3月10日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典が行われ、ロイヤルファミリーがそろって出席した。

キャサリン妃の華やかな装い

洗練されたファッションで度々注目を集めるケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にあしらわれたリボンが印象的な赤いコートドレスを着用。小物にはコートと同じ色味の「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のポインテッドトゥシューズと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のクラッチバッグ、「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子を合わせた。

アクセサリーは、2022年に亡くなったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の日本製のパールのチョーカーと、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)のパールのピアスを選択。キャサリン妃は2人の遺したアイテムをしばしば身につけており、2024年11月に開催された戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance)には、ダイアナ妃のパールピアスを着用していた。

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キャサリン妃は赤で統一した華やかなコーディネートで出席 コモンウェールズデー式典

3月10日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典が行われ、ロイヤルファミリーがそろって出席した。

キャサリン妃の華やかな装い

洗練されたファッションで度々注目を集めるケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にあしらわれたリボンが印象的な赤いコートドレスを着用。小物にはコートと同じ色味の「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のポインテッドトゥシューズと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のクラッチバッグ、「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子を合わせた。

アクセサリーは、2022年に亡くなったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の日本製のパールのチョーカーと、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)のパールのピアスを選択。キャサリン妃は2人の遺したアイテムをしばしば身につけており、2024年11月に開催された戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance)には、ダイアナ妃のパールピアスを着用していた。

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キャサリン妃は赤で統一した華やかなコーディネートで出席 コモンウェールズデー式典

3月10日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典が行われ、ロイヤルファミリーがそろって出席した。

キャサリン妃の華やかな装い

洗練されたファッションで度々注目を集めるケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にあしらわれたリボンが印象的な赤いコートドレスを着用。小物にはコートと同じ色味の「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のポインテッドトゥシューズと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のクラッチバッグ、「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子を合わせた。

アクセサリーは、2022年に亡くなったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の日本製のパールのチョーカーと、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)のパールのピアスを選択。キャサリン妃は2人の遺したアイテムをしばしば身につけており、2024年11月に開催された戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance)には、ダイアナ妃のパールピアスを着用していた。

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King & Prince高橋海人が「トリデン」のアンバサダーに就任 CMを放映開始

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」はこのほど、King & Princeの高橋海人をアンバサダーに起用し、新CMの放映を開始した。14日以降順次、東京、大阪、名古屋、神戸、福岡などの都市部の主要駅や交差点のデジタルビジョンでもCMを放映。また、電車や駅構内にもブランドメッセージを展開する。同ブランドの日本公式輸入販売を手掛けるマルマンH&Bのチャン・キョンヨン=ビューティケア部 部長によれば、「秋には、高橋海人さんの清潔感や親しみやすさを反映した空間を作る構想もある」という。

高橋海人は、「スキンケアブランドのアンバサダーを務めるのは初めてで、かつ普段から愛用してきた『トリデン』のアンバサダーに起用されてとてもうれしいです。僕の肌は、嘘偽りなく『トリデン』製。保湿力は高いのに、ベタつかずさっぱりしたテクスチャーが『トリデン』の1番の魅力だと思います。つけていて自然体でいられる感覚がありますね。周りの人から肌の調子を褒められることも増えました」と話す。

新CM「肌に、うるおい、DIVEする。」篇で高橋海人は、日常から解き放たれ水の世界に飛び込むことで、ブランドを代表する美容液“ダイブイン セラム”(50mL、2420円)の特徴であるみずみずしさを表現。「撮影時は、スタッフが明るく温かい雰囲気で協力してくれてうれしかったです。ブランドのことをもっと好きになったし、愛を持って撮影に挑んだので、その愛が全面に出たと思います」と語る。

スキンケアについては、「乾燥肌なので保湿を意識しています。“ダイブイン セラム”はみずみずしい感覚が心地よくて、1日に何度も使っちゃうこともあります。『トリデン』が生活を力強く支えてくれていますね。日常的に使うことで、肌の質が上がる感覚を実感できると思います」と話す。CM内で披露した「虜になれ、水のちから」というセリフにちなみ、虜になってしまう人の特徴を問われると、「自分に自信を持っている人。笑顔を絶やさなかったり、ポジティブなマインドを持っていたり......それを人にも伝染させられる力を持っている人に引かれますね。身近にある、自分に自信をつけられるものがスキンケアだと思います。皆さんにも『トリデン』の製品を試してみてもらえたらうれしいですね。今後はアンバサダーとして、『トリデン』の魅力をたくさん発信していきたいです」と締めくくった。

「トリデン」とは

「トリデン」は、スコットランド・トリドンの生態系から着想を得て2015年12月に誕生した韓国発スキンケアブランド。「YOUR SKIN IS OUR PLANET」をコンセプトに、肌にも環境にも優しいスキンケア製品を開発する。外箱にはFSC認証紙を使用し、容器はリサイクル可能なデザインを採用するなど、SDGsの取り組みを進めている。ブランドを代表する美容液“ダイブイン セラム”は、韓国最大の美容アプリ「ファへ」のセラム部門で3年連続1位(19〜21年)を受賞。21年3月に日本に上陸した。

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King & Prince高橋海人が「トリデン」のアンバサダーに就任 CMを放映開始

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」はこのほど、King & Princeの高橋海人をアンバサダーに起用し、新CMの放映を開始した。14日以降順次、東京、大阪、名古屋、神戸、福岡などの都市部の主要駅や交差点のデジタルビジョンでもCMを放映。また、電車や駅構内にもブランドメッセージを展開する。同ブランドの日本公式輸入販売を手掛けるマルマンH&Bのチャン・キョンヨン=ビューティケア部 部長によれば、「秋には、高橋海人さんの清潔感や親しみやすさを反映した空間を作る構想もある」という。

高橋海人は、「スキンケアブランドのアンバサダーを務めるのは初めてで、かつ普段から愛用してきた『トリデン』のアンバサダーに起用されてとてもうれしいです。僕の肌は、嘘偽りなく『トリデン』製。保湿力は高いのに、ベタつかずさっぱりしたテクスチャーが『トリデン』の1番の魅力だと思います。つけていて自然体でいられる感覚がありますね。周りの人から肌の調子を褒められることも増えました」と話す。

新CM「肌に、うるおい、DIVEする。」篇で高橋海人は、日常から解き放たれ水の世界に飛び込むことで、ブランドを代表する美容液“ダイブイン セラム”(50mL、2420円)の特徴であるみずみずしさを表現。「撮影時は、スタッフが明るく温かい雰囲気で協力してくれてうれしかったです。ブランドのことをもっと好きになったし、愛を持って撮影に挑んだので、その愛が全面に出たと思います」と語る。

スキンケアについては、「乾燥肌なので保湿を意識しています。“ダイブイン セラム”はみずみずしい感覚が心地よくて、1日に何度も使っちゃうこともあります。『トリデン』が生活を力強く支えてくれていますね。日常的に使うことで、肌の質が上がる感覚を実感できると思います」と話す。CM内で披露した「虜になれ、水のちから」というセリフにちなみ、虜になってしまう人の特徴を問われると、「自分に自信を持っている人。笑顔を絶やさなかったり、ポジティブなマインドを持っていたり......それを人にも伝染させられる力を持っている人に引かれますね。身近にある、自分に自信をつけられるものがスキンケアだと思います。皆さんにも『トリデン』の製品を試してみてもらえたらうれしいですね。今後はアンバサダーとして、『トリデン』の魅力をたくさん発信していきたいです」と締めくくった。

「トリデン」とは

「トリデン」は、スコットランド・トリドンの生態系から着想を得て2015年12月に誕生した韓国発スキンケアブランド。「YOUR SKIN IS OUR PLANET」をコンセプトに、肌にも環境にも優しいスキンケア製品を開発する。外箱にはFSC認証紙を使用し、容器はリサイクル可能なデザインを採用するなど、SDGsの取り組みを進めている。ブランドを代表する美容液“ダイブイン セラム”は、韓国最大の美容アプリ「ファへ」のセラム部門で3年連続1位(19〜21年)を受賞。21年3月に日本に上陸した。

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King & Prince高橋海人が「トリデン」のアンバサダーに就任 CMを放映開始

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」はこのほど、King & Princeの高橋海人をアンバサダーに起用し、新CMの放映を開始した。14日以降順次、東京、大阪、名古屋、神戸、福岡などの都市部の主要駅や交差点のデジタルビジョンでもCMを放映。また、電車や駅構内にもブランドメッセージを展開する。同ブランドの日本公式輸入販売を手掛けるマルマンH&Bのチャン・キョンヨン=ビューティケア部 部長によれば、「秋には、高橋海人さんの清潔感や親しみやすさを反映した空間を作る構想もある」という。

高橋海人は、「スキンケアブランドのアンバサダーを務めるのは初めてで、かつ普段から愛用してきた『トリデン』のアンバサダーに起用されてとてもうれしいです。僕の肌は、嘘偽りなく『トリデン』製。保湿力は高いのに、ベタつかずさっぱりしたテクスチャーが『トリデン』の1番の魅力だと思います。つけていて自然体でいられる感覚がありますね。周りの人から肌の調子を褒められることも増えました」と話す。

新CM「肌に、うるおい、DIVEする。」篇で高橋海人は、日常から解き放たれ水の世界に飛び込むことで、ブランドを代表する美容液“ダイブイン セラム”(50mL、2420円)の特徴であるみずみずしさを表現。「撮影時は、スタッフが明るく温かい雰囲気で協力してくれてうれしかったです。ブランドのことをもっと好きになったし、愛を持って撮影に挑んだので、その愛が全面に出たと思います」と語る。

スキンケアについては、「乾燥肌なので保湿を意識しています。“ダイブイン セラム”はみずみずしい感覚が心地よくて、1日に何度も使っちゃうこともあります。『トリデン』が生活を力強く支えてくれていますね。日常的に使うことで、肌の質が上がる感覚を実感できると思います」と話す。CM内で披露した「虜になれ、水のちから」というセリフにちなみ、虜になってしまう人の特徴を問われると、「自分に自信を持っている人。笑顔を絶やさなかったり、ポジティブなマインドを持っていたり......それを人にも伝染させられる力を持っている人に引かれますね。身近にある、自分に自信をつけられるものがスキンケアだと思います。皆さんにも『トリデン』の製品を試してみてもらえたらうれしいですね。今後はアンバサダーとして、『トリデン』の魅力をたくさん発信していきたいです」と締めくくった。

「トリデン」とは

「トリデン」は、スコットランド・トリドンの生態系から着想を得て2015年12月に誕生した韓国発スキンケアブランド。「YOUR SKIN IS OUR PLANET」をコンセプトに、肌にも環境にも優しいスキンケア製品を開発する。外箱にはFSC認証紙を使用し、容器はリサイクル可能なデザインを採用するなど、SDGsの取り組みを進めている。ブランドを代表する美容液“ダイブイン セラム”は、韓国最大の美容アプリ「ファへ」のセラム部門で3年連続1位(19〜21年)を受賞。21年3月に日本に上陸した。

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「ポーター」が「ビュリー」創業者ラムダン・トゥアミのアウトドアブランドとコラボ

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は3月15日、ラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)が手掛けるアウトドアウエアブランド「ディ・ドライ・ベーグ(DIE DREI BERGE)」とコラボしたバックパック2型を発売する。公式ECでは取り扱わず、表参道店と新宿店のみで販売。表参道店は3月31日まで、コラボ記念イベントの会場になる。

コラボアイテムは、ハイキング用のバックパックをベースに、メーン生地には帆船の帆に用いていたキャンバス地、サイドポケットには魚網を採用するなど、海や山に着想したディテールを取り入れた。目を引くカラフルなステッチは、通常より太い糸を使用し、あえて無骨さを表現。一方、金具のパーツ類には本金メッキを施し、ラグジュアリー感も演出している。

コラボ記念イベントでは、バックパック2型ほか、日本初となる「ディ・ドライ・ベーグ」のオリジナルアイテムも販売する。

ラムダン・トゥアミは、人気美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」のディレクターやパリコレブランドのデザイナー、英国の老舗百貨店のバイヤーなどさまざまな顔を持つ。今回、バックパックの製作に至ったのは、スイスの山岳地帯でホテルも経営しているため。「ディ・ドライ・ベーグ」はクオリティーの担保を何よりも大切にし、素材から製造まで妥協しないモノ作りを徹底している。

◾️ディ・ドライ・ベーグ イン ザ ポーター ギャラリー1
日程:3月15~31日
時間:12:00~20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー1
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8

バックパック L

バックパック S

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「ワイズ」と「フラワーマウンテン」が初コラボ 素材にこだわった黒とアイボリーのサンダル

「ワイズ(Y'S)」は、2015年にスタートした日本のフットウエアブランド「フラワーマウンテン(FLOWER MOUNTAIN)」と初コラボレーションした“ワイズ × フラワーマウンテン プマプンク”(4万6200円)を3月26日に発売する。

今回は、「フラワーマウンテン」の“プマプンク(PUMA PUNKU)”をベースに、シュリンクレザー、ヘアオン、ナイロンといった素材で構成。デザインは、アッパー全体にもともと入っていたパンチング穴を省き、紐先や踵のゴムの種類の素材や仕様を変更。甲の中央に「Y's」「Flower MOUNTAIN」のダブルネームを、サイドには「Y's」ロゴが施されている。クッション性と弾力に優れたインソール、どのような場所でもグリップする軽量なグリップソールによる快適な履き心地を実現した。カラーはアイボリーとブラックの2色展開でサイズは23〜28cmを用意する。

全国発売に先立ち、3月19日から4月1日まで伊勢丹新宿店の本館3階でポップアップストアを展開。同ポップアップでは3月23日まで先行予約を受け付ける。

アイテム画像

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「ケイト」がうるうる目元を作るリキッドグリッターを発売 時間停止アイライナーも新たに登場

「ケイト(KATE)」は3月22日、きらめきを目元に添えるリキッドグリッター“ピンポイントドットスタンプ”(限定3色、各1540円※編集部調べ)を数量限定で発売する。3月18日から順次、店頭ウェブ展開を開始する。ほか、「時間停止ライナー」のキャッチコピーを掲げるアイライナー“スーパーラスティングライナー”(全4色、各1650円)と、秒速密着をキーワードに据えた“レアフィットジェルペンシルN”(新色2色、各1210円)の新色も同日に発売する。

高輝度なラメを点置きして潤んだ目元を演出

クリアで高輝度なラメを配合した“ピンポイントドットスタンプ”は、下まぶたに点置きすると一粒一粒の輝きが際立ち、潤んだ目元を印象づけるアイテムで、ラメをキャッチし点置きしやすいチップを備えた。まぶたにみずみずしく密着するほか、ラメが落ちにくいよう高密着ポリマーを配合。皮脂やこすれにも強く、ウオータープルーフ処方に仕上げた。カラーは淡いピンクが愛らしいピンクスパークと爽やかなきらめきを放つシュガーミント、肌にさりげなくなじむベージュスターの3色をラインアップする。

過酷な環境でも塗りたての色が持続するアイライナー

数量限定発売の“スーパーラスティングライナー”は時間が止まったかのように色が持続するラスティング力を強みとしたアイテムで、2つの被膜形成剤をブレンド独自のタイムレスポリマーなどの技術力により高い耐久性と高密着、高発色をかなえた。号泣想定試験や多量皮脂想定試験を行い、号泣や大汗、多量皮脂のほか、無意識の目こすりなどの耐久性も確認している。カラーは漆黒ブラック、ブラウンブラック、グレイッシュブラック、アッシュブラックの4色。目尻の跳ね上げやまつ毛の間の隙間も埋めやすい、ブランド独自の極細0.06mm筆にしている。

10秒で速乾し、号泣してもにじまず、こすっても落ちにくい耐久性を備えた“レアフィットジェルペンシルN”から数量限定で発売する新色は、肌なじみと陰影効果のあるディープグレージュとモーブブラウンを用意。引き算発想のブラックカラーがまぶたになじみ目元を引き締めて見せる。

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橋本愛、表現者としての覚悟——「自分のままで生きる」 現在地と未来への視線

PROFILE: 橋本愛/俳優

PROFILE: (はしもと・あい)1996年1月12日生まれ、熊本県出身。映画「告白」(2010)に出演し注目を浴び、映画「桐島、部活やめるってよ」(12)では、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。連続テレビ小説「あまちゃん」(13)でも話題となる。主な出演作品は、映画「熱のあとに」(24)、映画「劇場版 アナウンサーたちの戦争」(24)、映画「私にふさわしいホテル」(24)など。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(25)にも出演。独自の感性を生かしてファッション、コラム、書評などの連載を持ち幅広く活躍中。

今回のフォトシューティングでカメラの前に立った橋本愛は、フォトグラファーがシャッターを1回切ると、小走りでモニターの前に移動して一度だけチェックした。彼女が知りたかったのはおそらく、フォトグラファーがどのような世界観を持っているか、どのようなライティングやフレーミングをするか。その後はカメラの前で次々とポージングと表情を変えて、我々ギャラリーを魅了した。続けて行われたインタビューでは、主演映画「早乙女カナコの場合は」について、のんが主演した「私にふさわしいホテル」とのコラボレーションについて、これまでの10年とこれからの10年について、筆者が投げる質問に対して最適な言葉を探りながら感情を乗せて答えてくれた。写真撮影における身体表現と、インタビューにおける言語表現の双方において、この日の彼女の仕事ぶりはまさしくプロフェッショナルな表現者だった。以下のインタビューを読んでいただければ、その原動力が何であるのかを、きっとお分かりいただけるだろう。

「男性社会に対して女性がどう立ち向かっていくか」

——映画「早乙女カナコの場合は」に出演した経緯をお聞かせください。

橋本愛(以下、橋本):オファーをいただいたのはもう5年くらい前になりますが、“女性らしさ”というジェンダーロールにとらわれない、むしろとらわれているからこそ、そこから脱却しようとするカナコの闘志にすごく共感したことを覚えています。(原作者の)柚木麻子さんのファンだったこともあり、やりたいなと思いました。

——カナコが大学に入学した18歳から28歳までの10年間を演じる上で、大切にしたものとは。

橋本:カナコが忌避する“女性らしさ”って何だろう? と考えました。そして、カナコが体現する“男性性を感じるような振る舞い”みたいなものを、あまりステレオタイプな表現にしたくないなという気持ちもどこかにありました。大人になってからは、服装や雰囲気などの見た目が自分の求めていた強い女性像に変化していっても、中身が全く変わらないというところを意識しました。未熟なまま、子どものまま大人になっているというか、大人の“ガワ”をかぶっている感じというか。

——その不器用さや、サイズの合わない服を着ている感じのカナコがすごく好人物でしたし、かわいかったです。

橋本:うれしいです。

——橋本さんのインタビューでの発言や、ご自分で書かれる文章からは、自分自身がこの社会、もっと大きく言うと世界の一員だという自覚と責任が伝わってきます。自分が参加する作品が、それに触れる人にとって何らかのポジティブな影響を及ぼしたらいいなという思いがあるように見えるのですが、今回はいかがでしたか?

橋本:今回私の中には、男社会に対して女性がどう立ち向かっていくか、というテーマがありました。同じように、男社会というものが男性全員にとって生きやすい社会じゃないよねというところを、ある男性キャラクターを通して可視化させることができてすごくうれしかったですし、私にとってはそこが肝でした。矢崎(仁司)監督はそれを作品のメインテーマのように押し出すわけではなく、あくまで自然に、とおっしゃっていたので、心の内にずっと忍ばせながら演じることが個人的なテーマでした。

中川大志やのんとの演技

——共演者の方から得たもの、感じたことをお聞きしたいです。

橋本:ご一緒することが多かった(長津田役の)中川大志さんは、監督と密なやりとりを現場でされていて、それに背中を押される気持ちになりました。私も作品に対して「ちゃんと意見を言おう」といつも思っているけれど、毎回勇気を振り絞らないとなかなか言葉にできなくて。中川さんは割と世間話をするかのような温度感で、「ここ、こう思うんですよねー」というやりとりをされていて、「自分ももっと気負わずにやっていってもいいのかな」と思わせてくれました。お芝居も、「時間をかけて準備してきたんだろうな」というのがすごく伝わってきて。私も時間をかけないと演じられないタイプなので、そういう意味でも同志のように感じられる、心強い存在でした。

——本作にはのんさんが売れっ子作家役で2シーン出演し、のんさん主演の「私にふさわしいホテル」には、橋本さんがカリスマ書店員役で1シーン出演しています。この連動についてどう取り組みましたか?

橋本:当初は、柚木さんの原作をのんちゃんと私(の主演)でそれぞれ映画化して、バトンを渡すようなリレー形式でやろうというお話でした。それは面白い企画だし、柚木さんの作品が大好きですし、(「あまちゃん」から)10年以上が経った今ものんちゃんとの関係性によって何かが生まれるということが本当に奇跡のようで、すごくありがたいなと思いました。その後、カメオ出演みたいな形でお互いの作品に出演することが決まった記憶があって。それは遊び心として捉えていたし、のんちゃんと現場で再会できることもとてもうれしかったです。

——現場はどんな雰囲気で、橋本さんはどんな気分でしたか?

橋本:不思議な気分になりました(笑)。普通に考えたら「何度か共演したことのある共演者」で終わるはずが、周りの目線によって「何か特別な関係なのかも私たち!」という感覚に陥るというか。常にどういう会話をするのか、どういう空気感なのかを見られている感じがしました(笑)。そんなことはないかもしれないけど、「そうかも」という自意識が働くというか。

——お二人が一緒にいたら観察せずにはいられなくなる気持ち、分かります……!

橋本:そんな人はのんちゃん以外にいないので。作品(「あまちゃん」)の影響が本当に大きかったし、そんな作品に出会えることも一生に一度あるかないかだから、面白いな、うれしいな、という気分です。でも本人たちは毎回恥ずかしいというか、照れるというか。お互い(手で額の汗を拭うしぐさで)「汗々(あせあせ)」みたいな(笑)。

——(笑)。お二人は10年以上の関係になりますが、のんさんのお芝居に変化は感じましたか?

橋本:「私にふさわしいホテル」の撮影からこの作品にかけて、すごく変化を感じました。うまく説明できないんですけど、1秒間の24コマ分の感情が見えるというか、すごく細かく、高い解像度で刻まれているような気がしました。のんちゃんとのお芝居は私にとって、大きな感情やパッションがダイレクトに伝わってくるような経験だったんですけど、それは変わらないままに感情の解像度が高まっている気がして、面白いなと思いました。

10年を振り返って

——この映画の中で、カナコの先輩の「10年後の自分を想像する」という台詞が印象的でした。橋本さんは、今の自分を10年前に想像していましたか?

橋本:19歳の頃ですか? 全然です(笑)。

——当時の自分が今の自分を見たらどう思うと思いますか?

橋本:10代の頃は本当にカオスだったので、今の私を見たら「あ、整ったんだな」「整理整頓されたんだな」と思うかもしれないですね。

——整えることができたのはなぜでしょうか。

橋本:言葉をどんどん知って、考えて、ちゃんと行動に移してきたというのはあると思います。あと、あの……ちょっと重い話になるかもしれないですけど、当時は「人を愛する」ということがうまくできなかったんです。だから「こんなに愛せるようになったんだね」と、自分を祝福してあげるべきことかなと思います。

——人をうまく愛せなかったというのは、愛し方を間違っていた?

橋本:そうです。愛情はあったんですけど、人の気持ちが分からなくて、自分の気持ちにばかりフォーカスしてしまっていたんです。それに対して割と無自覚だったので、大きく言うと自分のことをずっと「疫病神」だと思っていましたし、「なんで生まれてきたんだろう」とも思っていました。自分が愛されていなかったわけではないけれど、自分の求める愛が手に入っていない実感がありました。そこで「愛されていないから愛し方が分からない」のではなくて、「愛されていないからこそ、(相手が)何が欲しいかが分かる。それをやればいいんだ」と発想を転換させてから変わりました。

——発想を転換するきっかけはありましたか?

橋本:本や映画には本当に助けられましたが、「エンドレス・ポエトリー」(2016年/アレハンドロ・ホドロフスキー監督)で触れた「与えられなかったからこそ与えるべきものが分かる」という思想は青天の霹靂でした。(息を呑み)「すごい!」と。そこから発想を転換させる癖がついていって、苦境が訪れてもそこから何を得られるのかとポジティブに考えられるようになり、すごく生きやすくなった気がします。

——お仕事にもポジティブな影響がありそうです。

橋本:もちろんあります。ものすごく。このお仕事は全てがプライベートと地続きで切り分けられないので、仕事にいい働きしかしていないと思います。逆にちょっとポジティブになり過ぎて、世界を(俯瞰で)見渡せなくなった瞬間もあったから、今はそれすらコントロールするように頑張っている感じです。

——ドラスティックな変化をした一方で、この10年間、ぶれずに大切にしてきたものはありますか?

橋本:それこそ「愛すること」はずっとテーマにやってきたけれど、それ以外はぶれまくってます(笑)。

海外への意欲と覚悟

——橋本さんはこの映画に描かれている“青春”や“大人”という言葉に対してどんなイメージを持たれていますか? 

橋本:大人に関しては、“責任”と“自由”だと思っています。青春に対しては、私は割りと“喪失”というイメージがすごく強くて。幼い頃から仕事をしてきたことでそういう時間を存分に過ごせなかったことは、一生涯の損失だと思ってしまっているから、その痛みもあります。でもね、大人になっても青春ってできるんですよね。なので、5年くらい前から友人と、毎年一度は旅行に行くようにして、自分で青春を新しく作っていっています。

——旅行=冒険=青春ですか?

橋本:旅行じゃなくてもいいんですけど、非日常や、密度の高い時間を過ごしていれば、それは青春になると思います。 でも、そういう意識で密度の高い日々を過ごすと全部青春になってしまって、逆にちょっと輝きで重たくなる気がして(笑)。私は割と、日々は穏やかにスカスカに過ごしたい人だから(笑)、年に一度のその旅行がメリハリになっています。あえて過ぎ去ってほしくない時間を自分で作って、青春を一個一個手作りしていく感覚です。

——これからの10年に対しては、どんなイメージを持っていますか?

橋本:39歳まで……(と少し考えてから)、基本的にカナコと同じように、将来設計しないタイプなんです。計画的に生きることが本当に苦手で。それでも漠然と、「日本以外の国でお仕事をする」というイメージは抱いています。そこに照準を合わせたら、全てのことに対してスケールが大きくなっていくだろうなと感じてきています。最終的に世界に行けなくても、そういうふうに生きているだけで全てがその方向に向かって進んでいくから、それは利用していいと思いますし、「アカデミー賞で登壇する」くらいのことを考えながら生きると楽しいですよね(笑)。

——いいですね。海外に意識を向け始めたきっかけがあったのでしょうか。

橋本:(24年の第37回)東京国際映画祭で、トニー・レオンさん、キアラ・マストロヤンニさん、ジョニー・トーさん、エニェディ・イルディコーさんといった錚々たる方々と(コンペティション部門の審査委員として)ご一緒したり、海外でドラマの撮影をしたりといった経験がすごく増えてきて、「あ、これ、たぶんそのままいくな」と思いました。自分が嫌だと思ったら止まるけど、行きたいからたぶんこのまま進んでいくと思うので、そこに対してちゃんと準備しなければと思っています。一番(必要なもの)はもちろん語学ですけど、それ以外でも、世界の人たちとの共通言語としてたくさんの作品を知らないといけないし、人権の問題や、社会や世界情勢などいろいろな問題を常にキャッチして生きていかないと会話ができないので、そういうこともずっと意識しています。

——海外ドラマの撮影現場は、日本と違いましたか?

橋本:全く違いました。最高でした。朝食の時間が確実に確保されていて、全部温かいごはんが出てくるんです。1日の最大労働時間が決まっていて、それ以上働いたらちゃんとその対価がみんなに支払われますし。日本との差を感じてちょっと落ち込みながらも、現状を見据えて少しずつでも進んでいかないとな、と思うきっかけになりました。

——語学の勉強は楽しいですか?

橋本:楽しいです。暗記力は全然ないですけど(笑)、言葉が好きなので。発音も楽しいです。ただ、あまり英語を勉強してこなかったので、中学の教科書英語から勉強しています。まだまだなんですけど、まずはやり続けることが大事かなと。

——お芝居以外でやりたいことはありますか?

橋本:たくさんあります! 歌と、踊りと。踊りはコンテンポラリー、ヒップホップ、日本舞踊と、いろいろな習い事に手を出していて。基本的に体を使うことが好きなんです。歌も楽器として体を使うし。そういう身体表現がすごく好きで、それはお芝居にも生かされると思っています。他の表現方法としても、何かクリエイティブなことをやっていけたらいいなあと思います。

——私は橋本さんが小説を発表する日を勝手に待っております。

橋本:えー!? (周りからもそう)言われたことはありますが、自分から物語は……あ! でも、映画を作りたいなとは思っています。なぜかというと、「人が裸にならなくても、キスしなくても、ラブシーンって撮れるよね」ということをやりたいから。「子どもも大人も誰一人として尊厳を傷つけられずに作品って作れるよね」ということを、いつか体現したいと思っています。

——関わり方のイメージは? プロデューサー、監督、それとも主演として引っ張る?

橋本:イメージはプロデューサーです。監督は場合によってはやりたいなと思っていて、主演は考えていないです。

——仕事をする上で大切にしていることはありますか。

橋本:身の回りにいる人たち、現場でご一緒するスタッフさんたちも全員ですけど、皆さんが心地よくいられるように、自分が佇まいとしてそれを体現することは常に意識しています。自分は昔から誤解されやすくて、ただ真剣にやっているだけで怒っているように見えたり、「怖い人」「冷徹な人」と思われることが多かったんです。真剣にやるときはやるんですけど、気が緩む瞬間やみんなで楽しんで面白がれる瞬間を、意識的に作っていくことが大事だなとは、前より強く思っています。

——「誤解されやすい」にもつながるかと思うのですが、橋本さんはキャリアをスタートさせた頃、広義な意味での“おじさんたち”が抱くファンタジーの容れ物にさせられていたように思うんです。

橋本:そういう時期もありました。

——でもここ数年は、今回のようにリアルな女性キャラクターを演じることが増えてきていますし、インタビューや「私の読書日記」(週刊文春)では自分の言葉で、深い部分を発信しています。この変化の背景には、橋本さんのものすごく強い意志があったのではないかなと思うのですが。

橋本:カナコが男社会に迎合しようとして、自分の中の女性らしさを排除しようとして生きていったように、私も自分に求められている「こうあるべき」というイメージに迎合しようと努力していた時期がありました。すぐに気付けなかったから、だいぶ長かったです。男社会に「なじまなきゃ」って。言葉を選ばずに言うと、おじさんたちと会話できるように頑張りました(苦笑)。中学生でも大人として扱われてしまうし、対価をもらっている労働者だから、責任を持ってやらなければいけない。でも、その意識も欠如していたし、自分は未熟だと思っていたから、身の回りの世界観に迎合しようと頑張っていたんです。すると、途中で無理がきてしまったし、それによって失われたものがたくさんありました。それは一番自分の大事な部分、それこそ“尊厳”といっていいところが失われた経験でした。しかも自分でそれに気付けなかったんです。映画は自分の全てを捧げるものだと思っていたから、そのときは失って当然だと思っていたんです。だけど「そうじゃない」と気づかせてくれた出会いもあって、徐々に矯正していったというか。「あ、私は私のままで生きていい」というかむしろ、「私のままで生きないと駄目だ」ということをやってきました。

——お話ししてくれてありがとうございます。ちなみに、ここ数年の作品選びや演じたいものに、自分の意思は反映されていますか?

橋本:それは今、一番改めているところなんです。脚本が出来上がっていないときもあるし、企画書だけでは見えないところもたくさんあるので、以前よりも本当に慎重に考えるようにしています。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI
STYLING:NAOMI SHIMIZU
HAIR&MAKEUP:ERI AKAMATSU(ESPER)

映画「早乙女カナコの場合は」

映画「早乙女カナコの場合は」
3月14日から全国公開
出演:橋本愛 
中川大志 山田杏奈
根矢涼香 久保田紗友 平井亜門/吉岡睦雄 草野康太
臼田あさ美
中村蒼
監督:矢崎仁司
原作:柚木麻子「早稲女、女、男」(祥伝社文庫刊)
脚本:朝西真砂 知愛 
音楽:田中拓人 
企画・プロデューサー:登山里紗 
配給: 日活/KDDI 
制作:SS工房 
企画協力:祥伝社 
2024/日本/DCP/2:1/5.1ch/119min 映倫区分:G
(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2024「早乙女カナコの場合は」製作委員会
https://www.saotomekanako-movie.com/

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「アディダス オリジナルス」×「ソング・フォー・ザ・ミュート」 “遊牧”をモチーフにアースカラーのコラボアイテム

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、「ソング・フォー・ザ・ミュート(SONG FOR THE MUTE)」とのコラボアイテムを発売した。「アディダス オリジナルス」一部店舗およびコンファームド(CONFIRMED)アプリ、アトモス(ATMOS)一部店舗、グレイト(GR8)、ヌビアン(NUBIAN)一部店舗で取り扱う。アパレルは、3月13日17時からコンファームドアプリで発売する。コラボスニーカーは、3月13日16時30分までコンファームドアプリで抽選を受け付けている。

「ソング・フォー・ザ・ミュート」コラボ
“スーパースター”やトラックスーツなど

コラボアイテムは、自然をオマージュ、遊牧生活に着想を得ている。ラインアップは、植物タンニンなめしのスエードやフルグレインレザーを用い、シェルトゥ部分にシューレースホールを追加、“STFM”ロゴを配し、つや消しマット仕上げを施したスニーカー“スーパースター 82(SUPERSTAR 82)”(2万2000円)、ヌバックのスエードやポニーヘアを用い、スエードとサテンのスリーストライプスをあしらったスニーカー“アディスタークッション(ADISTAR CUSHION)”(2万4200円)、ゴールドのパイピングを配したトラックジャケット(3万5200円)とトラックパンツ(2万3100円)、前面に大胆なデザインをあしらったセーター(1万8700円)、ウオッシュ加工を施し、テキストロゴを配したTシャツ(1万4300円)を販売する。

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ロート製薬からフェムケアブランド「ラビオーム」誕生 第1弾は乳酸菌に着目したデリケート部位用ソープ

ロート製薬は、デリケート部位の“ケア習慣”を提案するフェムケアブランド「ラビオーム(LABIOME)」を立ち上げる。第1弾として、潤いを守って洗う乳酸菌バリアケア発想のデリケート部位用洗浄剤“バリアビオソープ”(180mL、1320円/リフィル150mL、990円※編集部調べ)を3月15日に発売する。取り扱いは、全国のドラッグストアとロート公式EC。

同社の調査によると、20~40代女性のうち61.2%がデリケート部位のかゆみ、46.8%がニオイに悩んだことがあると回答。一方で、デリケート部位用の洗浄剤を使用していると答えた人は12%にとどまり、悩みを持ちながらもケアするという選択肢が浸透していない実態が明らかとなった(※同社調べ/2024年7月実施 デリケート部位に関する調査 N=1030)。20~30代女性の3人に1人が経験しているというVIO脱毛や出産回数の減少などによる生涯生理回数の増加(※厚生労働省/働く女性の心とからだの応援サイト「女性特有の健康課題」)、更年期の女性ホルモン変化による膣内の乳酸菌の減少といった背景から、デリケート部位のトラブルが起こりやすい現状にあるという。そこで、デリケート部位の悩みに対する選択肢を広げるとともにケアの習慣を作るべく、今回の製品開発に至った。

“バリアビオソープ”は、乳酸菌配合のデリケート部位用洗浄剤。乳酸発酵ヒアルロン酸や乳酸菌、ラビオエイドなどの保湿成分を配合するほか、デリケートな部位に優しい弱酸性、防腐剤フリーの処方を採用した。とろみのあるジェルが潤いを守りながら、ニオイや不快感の原因となる汚れをすっきり落とし、デリケート部位の肌環境を整える。清々しいフローラルの香りで気になるニオイをケアする。

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ユニクロ「UT」から「ポケモン」との新作コラボ“ポケモン スケッチ”が登場 メンズとキッズの全8型を用意

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン(POKEMON)」とコラボレーションした新作コレクション“ポケモン スケッチ”を発表した。3月24日から「ユニクロ」の公式オンラインストアと一部店舗で順次取り扱う。

“ポケモン スケッチ”は、その名の通り「ポケモン」の人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションだ。今回はメンズ4型とキッズ4型の全8型を用意し、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターをデザインしている。価格はメンズが1500円で、キッズが990円だ。

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音を立てなければ“盗める”イベント「盗-TOH-」を体験 成功するには?

TBSラジオ「脳盗」による音を立てなければ“盗める”体験型イベント「盗-TOH-」の第2弾が3月13日から16日までTBS赤坂BLITZスタジオで開催される。今回、開催に先立って、一足早く「盗-TOH-」を体験してきた。※同イベントは犯罪行為を推奨・容認するものではありません。

「盗-TOH-」のルールは60秒以内に、音を立てずにアイテムを持って帰れば、その商品がもらえるというもの。会場にはTBSラジオが保有する無数の高感度マイクが設置され、わずかな物音でも即退場となってしまうスリリングなルールとなっている。

今回は睡眠、玩具、麺、雑貨、本の5つのエリアにそれぞれテーマに沿ったアイテムが置かれているほか、思わぬところにもレアなアイテムがあるので、挑戦する人はよく観察してみてほしい。

筆者も挑戦したが、アイテムと取る際に音をたててしまい、あえなく失敗。参加した先行体験会では、9組が挑戦し、成功したのは1組だった。体験してみて、いくつか成功するために気付いた点をお伝えすると、まずは靴は脱いで参加した方が足音の対策にはなる。また、アイテムには基本的には鈴が付けられているが、中には鈴がついていないものもあり、それを選ぶことで成功しやすくなる。ただ、今回成功した人は鈴がついているアイテムを持ち帰っており、取る際に気をつければ、鈴付きでも持って帰れる。あと注意が必要なのは、時間内に帰ることだ。体験会でも2組が時間切れのためゴール間近で失敗となった。場内には時計も置かれているが、スタートすると音を立てないことに集中してしまって、時計を見る余裕がなくなるので、時間は意識するようにしよう。

本イベントの前売りチケットは完売してしまったものの、枠の追加や当日券も検討しているとのこと。気になる人は「脳盗」のSNSなどをチェック。失敗しても体験としては非常に楽しいので、ぜひ挑戦してみては。

■「盗-TOH-」第2弾
期間:2025年3月13~16日 
時間:平日(3月13、14日)13:00~20:00(最終入場19:30)、土日(3月15、16日)11:00~18:00(最終入場17:30)
会場:TBS赤坂BLITZスタジオ
料金:1人参加 1000円、2人参加 1800円(1人あたり900円)、3人参加 2400円(1人あたり800円)、4人参加 2800円(1人あたり700円)

ルール
・店内の商品は、自由に“盗め”ます
・音を出したら即退店をお願いします
・持ち帰れる商品数には制限があります
・参加人数は最小1名~最大4名
・グループでの参加では、協力が必要なサイズの商品にも挑戦可能です
・制限時間は60秒以内
・時間指定チケット制(事前予約制)
・グループ参加の場合、退場者(ゲーム失敗者)が出る前に、商品を獲得してゲームクリアをしている方がいれば、その商品は持ち帰ることができます。

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サッカー日本代表、公式グッズでファッション切り口の新ライン始動 宮本恒靖会長もモデルに 

日本サッカー協会(以下、JFA)は3月13日、2025年春夏の日本代表オリジナルオフィシャルグッズを発売する。注目は、今季から2つの新ラインを立ち上げること。特に、主にZ世代を対象にしたファッション感覚のアイテム群“イノセントライン”は「今回のハイライト」(発表資料から)と位置付ける注力商品だ。ファッションを切り口にサッカーファンの裾野を広げ、26年のワールドカップ(カナダ、メキシコ、米国で開催)の盛り上がりにつなげるのが狙い。

“イノセントライン”は、サッカーのゲームシャツをファッションとして取り入れる潮流 “ブロークコア”を意識し、ゲームシャツ(5500円)、スカーフ(3800円)、クロップトTシャツ(4600円)、キーチャームなどユニセックスの11型をラインアップ。“イノセントライン”と共に立ち上げる“デイリーライン”は、ビジネスシーンでの着用も意識したカジュアルウエアで、JFAの八咫烏(ヤタガラス)ロゴをワンポイントにしたポロシャツ(7700円)やカードケース(2000円)など8型をそろえる。

発売に合わせて、JFAとして初めてファッションメディアも集めた商品発表会を開催した。元日本代表キャプテンであり、現在はJFA会長の宮本恒靖氏もファッションショーにモデルとして登場。自身も戦った02年の日韓、06年のドイツワールドカップを振り返ると共に「今までサッカーを少し遠い存在だと感じていた人や、子どもたちにも新ラインをぜひ着てもらいたい。ゆくゆくは、街中にサッカーアイテムを身につけた人があふれるようになれば」とコメントした。

新ライン立ち上げについて、JFAの市川誠パートナー事業部商品事業グループ担当は、「JFAとしては日本代表のファンの属性を把握できているわけではない」と前置きをした上で、「Jリーグでいえば、リーグ発足(1991年)やドーハの悲劇(93年)、日韓ワールドカップ(2002年)などを経験してきた世代がファンの中心になっており、若い世代へのアプローチが課題となっている」と説明。「代表選のスタジアムで若い人たちを見ていると、ゲームシャツをおしゃれに着こなしている人が目立った。ファッションとしてのオフィシャルグッズ提案は今までJFAとしてやってこなかったが、『可能性があるならぜひやってみよう』と、宮本会長も背中を押してくれた」という。

日本代表が26年ワールドカップに出場できるかどうかは、早ければ3月20日に埼玉スタジアムで開催されるアジア最終予選バーレーン戦に勝つと決定する。JFAは、バーレーン戦や25日のサウジアラビア戦で“イノセントライン”を特設ブースでアピールする予定。また、“イノセントライン”は13日からJFAの公式ECで販売するほか、原宿や梅田のサッカーショップKAMO、スーパースポーツゼビオの一部店舗などで販売。“デイリーライン”は公式ECやスポーツ量販店、スポーツ専門店などで販売する。

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サッカー日本代表、公式グッズでファッション切り口の新ライン始動 宮本恒靖会長もモデルに 

日本サッカー協会(以下、JFA)は3月13日、2025年春夏の日本代表オリジナルオフィシャルグッズを発売する。注目は、今季から2つの新ラインを立ち上げること。特に、主にZ世代を対象にしたファッション感覚のアイテム群“イノセントライン”は「今回のハイライト」(発表資料から)と位置付ける注力商品だ。ファッションを切り口にサッカーファンの裾野を広げ、26年のワールドカップ(カナダ、メキシコ、米国で開催)の盛り上がりにつなげるのが狙い。

“イノセントライン”は、サッカーのゲームシャツをファッションとして取り入れる潮流 “ブロークコア”を意識し、ゲームシャツ(5500円)、スカーフ(3800円)、クロップトTシャツ(4600円)、キーチャームなどユニセックスの11型をラインアップ。“イノセントライン”と共に立ち上げる“デイリーライン”は、ビジネスシーンでの着用も意識したカジュアルウエアで、JFAの八咫烏(ヤタガラス)ロゴをワンポイントにしたポロシャツ(7700円)やカードケース(2000円)など8型をそろえる。

発売に合わせて、JFAとして初めてファッションメディアも集めた商品発表会を開催した。元日本代表キャプテンであり、現在はJFA会長の宮本恒靖氏もファッションショーにモデルとして登場。自身も戦った02年の日韓、06年のドイツワールドカップを振り返ると共に「今までサッカーを少し遠い存在だと感じていた人や、子どもたちにも新ラインをぜひ着てもらいたい。ゆくゆくは、街中にサッカーアイテムを身につけた人があふれるようになれば」とコメントした。

新ライン立ち上げについて、JFAの市川誠パートナー事業部商品事業グループ担当は、「JFAとしては日本代表のファンの属性を把握できているわけではない」と前置きをした上で、「Jリーグでいえば、リーグ発足(1991年)やドーハの悲劇(93年)、日韓ワールドカップ(2002年)などを経験してきた世代がファンの中心になっており、若い世代へのアプローチが課題となっている」と説明。「代表選のスタジアムで若い人たちを見ていると、ゲームシャツをおしゃれに着こなしている人が目立った。ファッションとしてのオフィシャルグッズ提案は今までJFAとしてやってこなかったが、『可能性があるならぜひやってみよう』と、宮本会長も背中を押してくれた」という。

日本代表が26年ワールドカップに出場できるかどうかは、早ければ3月20日に埼玉スタジアムで開催されるアジア最終予選バーレーン戦に勝つと決定する。JFAは、バーレーン戦や25日のサウジアラビア戦で“イノセントライン”を特設ブースでアピールする予定。また、“イノセントライン”は13日からJFAの公式ECで販売するほか、原宿や梅田のサッカーショップKAMO、スーパースポーツゼビオの一部店舗などで販売。“デイリーライン”は公式ECやスポーツ量販店、スポーツ専門店などで販売する。

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「シャネル」が3日間限定のポップアップを渋谷で開催 会場限定のチャームやポーチを用意

「シャネル(CHANEL)」は3月14〜16日、ポップアップイベント“ルージュ ココ プレイグラウンド”を渋谷で開催する。鏡を見ずにカジュアルに塗れる“ルージュ ココ”の世界観を体現。ゲームやビューティアドバイス、アイスクリームを楽しめる。

会場では、“ルージュ ココ”にインスパイアされた3つのゲームを用意。ゲームに挑戦すると、ステッカーをプレゼントする。 1つ目は、“ココ スウィング”。2人1組でそれぞれ“ルージュ ココ”を手に持ち、スウィングチェアに揺られながらお互いにリップを塗り合う写真を撮影できる。

2つ目の“ココ クロノ”は、1度に3人まで参加できるチャレンジ。“ルージュ ココ”のキャップを開けてリップを塗り合うジェスチャーをし、キャップを閉めるまでの時間が5秒に最も近かった人が勝者となる。

3つ目の“ココ ショー”は“ダブルC”を頭の上に乗せ、“ルージュ ココ”を塗る仕草をしながらモデルのように歩くゲーム。“ダブルC”を落とさないよう気を付けながらまっすぐランウエイを歩き、「シャネル」のファッションの世界を体験できる。

そのほかスケートボードに乗る様子を撮影できるフォトスポットや、アイスクリームスタンドも設置。また会場では、“ルージュ ココ”をはじめとするさまざまな製品を販売する。製品を1つ購入すると、リップスティックをモチーフにした限定チャームを先着でプレゼントする。また“ルージュ ココ”を2本購入すると、リップスティック2本用の限定ポーチ(3740円)を購入できる。

■ルージュ ココ プレイグラウンド
日程:3月14〜16日
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)
場所:MEDIA DEPARTMENT TOKYO
住所:東京都渋谷区宇田川町19-3
入場料:無料(シャネル フレグランス&ビューティ LINE公式アカウントの友だち追加が必要)
>“ルージュ ココ プレイグラウンド”公式サイト

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iHerbで買えるアメリカで話題の“グミサプリ”7選 美容、睡眠、健康のカテゴリ別に紹介

心身の健康を指す「ウェルビーイング」や体の中から美を助ける「インナービューティ」の発想は日本でも広く浸透。日本でも各社からさまざまな製品が発売されていますが、世界にはユニークな視点やアイテムも多数あります。サプリメント大国のアメリカで自然派・健康関連商品を取り扱う「iHerb(アイハーブ)」から、注目のグミサプリを中心としたアイテムを紹介します。毎日の美と健康に役立てて。

※このページで紹介している製品は成人用になります(一部を除く)

米国では約7割がサプリメントを摂取
「iHerb」で人気のアイテムは?

米国機能性食品業界団体であるカウンシル フォー レスポンシブル ニュートリション(Council for Responsible Nutrition)の調査によると、米国成人の74%が毎日サプリメントを摂取しているとか。ユーザー数の多さに比例して製品バリエーションも豊富で、SNSでの訴求やクチコミも熱心。その結果、さまざまなトレンドが生まれています。

特にグミは急成長のジャンルで、ビタミン・ミネラルサプリのカテゴリーで大人気。ほか、美容に直結するコラーゲンパウダーやサプリメントも根強い支持を集めています。その一例を紹介します。

【人気アイテム1】
「カリフォルニアゴールドニュートリション」
“コラーゲンアップ”
(容量:205g、価格:2732円)

「カリフォルニアゴールドニュートリション(CALIFORNIA GOLD NUTRITION)」はiHerbのプライベートブランドで、高品質な製品が手頃な価格で手に入ると好評です。“コラーゲンアップ”はコラーゲンペプチド、ヒアルロン酸、ビタミンCを配合した、美容と健康を助ける粉末状のサプリメント。プレーン味のためドリンクなどにさっと加えるなどして手軽に取り入れられます。スプーンですくう大容量タイプと個包装タイプの2種をラインアップしていて、ライフスタイルに合わせて選べる点も魅力です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

【人気アイテム2】
「ソラレー」
“高吸収性グリシン酸マグネシウム ベジカプセル”
(容量:120粒、価格:2793円)

1973年から50年以上米国で支持を集めている「ソラレー(SOLARAY)」。中でも人気の“ベジカプセル”は、健康のために必要な必須ミネラルのひとつマグネシウムの吸収サポートを目的としたサプリメントです。マグネシウムはナッツ類やほうれん草など緑色の葉物野菜に含まれていますが食事だけだとなかなか摂取しにくいもの。配合しているグリシン酸マグネシウム(ビスグリシン酸)は今注目の成分で、PMSやホルモンバランスの改善、骨の健康、ストレスの軽減など女性の悩みに良いとされています。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

アメリカで急成長中の“グミサプリ”
目的別で紹介

近年、世界で注目を集めているのがグミ状のサプリメントです。おやつ感覚で手軽に摂取できるほか、苦味や飲み込む際の苦痛がないぶん子どもでも取り入れやすい点が魅力。2019年にはユニリーバがグミサプリブランド「オリー(OLLY)」を買収したり、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)のサプリメントブランド「レム(LEMME)」がグミサプリを発売したりと各社も注目していて、日本でもグミにコラーゲンやビタミンなどを加えたグミがお菓子売り場を賑わせています。市場が大きいぶん、米国のグミサプリメントは目的別の訴求も積極的です。その中でも「美容」「安眠」「健康」の3カテゴリーから、おすすめの製品を紹介。おいしくても過剰摂取にならないよう1日の摂取量は守って。

美容

「カリフォルニアゴールドニュートリション」
“ビタミンC グミ”
(容量:90粒、価格:1639円)

ビタミンCはストレスで大量に消費していまうため、健康と美容の側面から大切にしたいもの。同製品は250mgのビタミンC(アスコルビン酸)とβ-カロチン100%のビタミンAも75mcgを配合しています。

▪️一言コメント

グミはオレンジフレーバーで、噛むごとに口の中がさっぱりするのでリフレッシュにも最適。ハードな噛みごたえも特徴です。摂取目安は1日3粒。1ヶ月2000円以下のコストパフォーマンスとポップなパッケージも魅力的。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「ネイチャーズウェイ」
“アライブ!女性用マルチビタミングミ”
(容量:60粒、価格:2030円)

女性の健康と美容にフォーカスした「ネイチャーズウェイ(NATURE'S WAY)」のマルチビタミングミ。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミンE、8種類のビタミンB群など16種類のビタミンを配合しているほか、葉酸やカルシウム、亜鉛など女性の美容と健康に欠かせない栄養素を配合。1日の摂取量となる2粒で、さまざまな栄養素を摂ることができます。爽やかなミックスベリー味。

▪️一言コメント

グリーンリーフマークでおなじみの同社は1969年に設立され、現在では1000種類以上のサプリメントを扱う大手企業。2025年にマルチビタミンラインの主要8製品を改良していて、抗酸化に着目し成分を強化しています。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

安眠

「フォース ファクター」
“ソムナピュア メラトニン グミ”
(容量:60粒、価格:1657円)

2009年にハーバード大学で設立された「フォース ファクター(FORCE FACTOR)」による、10年以上多くのファンを抱える“ソムナピュア”のグミサプリ。睡眠や覚醒のサイクルを調節するホルモンであるメラトニンを1粒5mg配合し、安眠や朝のスッキリとした目覚めをサポートします。大容量タイプの120粒入り(2450円)も用意。

▪️一言コメント

睡眠は世界でもニーズが高まっている市場ですが、経済協力開発機構(OECD)が33カ国を対象に行った睡眠時間調査(21年版)で最下位になった日本では特に気を配りたいジャンル。時間はもちろんこと“質”も重要です。同製品は依存性のないメラトニンを配合している点がポイント。就寝30~60分前に2粒の摂取が目安です。人工甘味料は不使用ですが、ベリーの甘さが感じられます。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「ナトロール」
“メラトニングミ”
(容量:90粒、価格:2102円)

睡眠サプリメントにいち早く着目し、米国でもっとも認知度のあるメラトニンブランドに成長した「ナトロール(NATROL)」のグミサプリ。配合しているメラトニンは初心者でも試しやすい1粒5mg。1回につき2粒の摂取を推奨しています。

▪️一言コメント

フレーバーはイチゴで、香料にもイチゴをはじめとした天然香料を使用。口にすると甘さが感じられます。グルテンフリー、人工香料、甘味料、保存料が不使用なほか、乳や卵、魚類、甲殻類、ナッツ類、小麦、酵母といったアレルギー物質も使われていない点もポイントです。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

健康

「チャプターワン」
“マグネシウムグミ”
(容量:75粒、価格:2129円)

ユーモラスなパッケージが目を引く、マグネシウムを配合した「チャプターワン(CHAPTER ONE)」のグミサプリ。ピーチ味のほか、アップル、ラズベリー、ラズベリーマンゴーの4種のフレーバーが用意されています。毎日2粒、食事時の摂取を推奨。

▪️一言コメント

「チャプター ワン」のグミラインは子どもが楽しく栄養を補完できるよう作られているため、緩やかにサプリメントライフをスタートさせたい人にも最適。子どもの咀嚼力を考えて作られているため柔らかな食感です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「ネイチャーズトゥルース」
“アップルサイダービネガー ビーガングミ”
(容量:75粒、
価格:2129円)

米国のドラッグストアで存在感を放つ「ネイチャーズトゥルース(NATURE'S TRUTH)」はグミサプリの扱いが多いブランドで、アップルサイダービネガー入りの製品も用意。同製品は1粒あたり200mgのアップルサイダービネガーを配合しています。1日3粒、食事前後の摂取を推奨。

▪️一言コメント

「リンゴ酢グミ」はティックトック(TikTok)の週平均ビューランキング(集計期間:2024年9〜10月)で10位にランクインするなど日本でも注目を集めているジャンル。リンゴ酢はお通じの改善や疲労回復、ダイエットなどで定期的に注目されますが、酸味の強さで離脱する人も。こちらは甘さを感じるフレーバーで、口にしやすい点が魅力です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「T-RQ」
“カルシウム+ビタミンD グミ”
(容量:30粒、価格:1360円)

グミサプリのパイオニアであるZANON社のブランド「T-RQ」。カルシウムとビタミンDを配合した同製品は、1日2粒の摂取で骨や筋肉の健康や免疫力アップ、メンタル安定に役立つビタミンDを25mcg、カルシウムを500mg取り入れることができます。

▪️一言コメント

1粒が大きく、噛みごたえがあって満腹感が得られるほか、1つのボトルにストロベリー、オレンジ、チェリーのフレーバーが入っていて、さまざまな味が楽しめます。インテリアになじむシンプルなパッケージも特徴です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

iHerbの基本情報

iHerbとは?

iHerbは自然派の健康関連商品を販売するオンラインショップで、アメリカ・カリフォルニア州で1996年に設立。サプリメントや化粧品、食品、日用品など、幅広い製品を取り扱っており、オーガニック製品の種類も豊富なため健康志向の高いユーザーが積極的に利用しています。

2024年には売上高が24億ドル(日本円で約3592億8358万円)を超え、過去最高記録を更新するなど絶好調。利用客は1240万人、注文は3700万件に達しました。これらの注文の約73%はリピーターによるもので、高い顧客ロイヤリティーを示しています。

送料は6000円以上の注文で無料

6000円以上の注文で配送料が無料になる点もポイント。ただし、注文金額が1万6000円を超えると関税やその他の税、手数料などがかかるため注意が必要です。

配送頻度も選べるお得な定期便

毎回の注文が5%オフになる定期便も用意しています。いつでも解約が可能で、商品の配達頻度も選択できるため、気に入った日用品などは定期便での購入がお得です。

セール&キャンペーン情報をチェック

買い物をする前に、まずはセール情報からチェックしてみましょう。iHerbでは年間を通じてほぼ毎日セールを実施しているため、ほしいアイテムが手頃な価格で手に入るかも!?メールアドレスを登録すれば、最新のセール情報を受け取ることもできます。

「WWDJAPAN.com」読者限定クーポン

今回は「WWDJAPAN.com」読者限定で、セール対象外の商品もお得になるクーポンを発行しました。期間は31日までで、精算をする際に下記のクーポンコードを入力すると22%オフが適用されます。お得にショッピングを楽しんで。

クーポンコード:WWD22
使用可能期間:3月31日まで

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります
商品の情報および価格は2025年3月10日現在のものです。為替により変動します。

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iHerbで買えるアメリカで話題の“グミサプリ”7選 美容、睡眠、健康のカテゴリ別に紹介

心身の健康を指す「ウェルビーイング」や体の中から美を助ける「インナービューティ」の発想は日本でも広く浸透。日本でも各社からさまざまな製品が発売されていますが、世界にはユニークな視点やアイテムも多数あります。サプリメント大国のアメリカで自然派・健康関連商品を取り扱う「iHerb(アイハーブ)」から、注目のグミサプリを中心としたアイテムを紹介します。毎日の美と健康に役立てて。

※このページで紹介している製品は成人用になります(一部を除く)

米国では約7割がサプリメントを摂取
「iHerb」で人気のアイテムは?

米国機能性食品業界団体であるカウンシル フォー レスポンシブル ニュートリション(Council for Responsible Nutrition)の調査によると、米国成人の74%が毎日サプリメントを摂取しているとか。ユーザー数の多さに比例して製品バリエーションも豊富で、SNSでの訴求やクチコミも熱心。その結果、さまざまなトレンドが生まれています。

特にグミは急成長のジャンルで、ビタミン・ミネラルサプリのカテゴリーで大人気。ほか、美容に直結するコラーゲンパウダーやサプリメントも根強い支持を集めています。その一例を紹介します。

【人気アイテム1】
「カリフォルニアゴールドニュートリション」
“コラーゲンアップ”
(容量:205g、価格:2732円)

「カリフォルニアゴールドニュートリション(CALIFORNIA GOLD NUTRITION)」はiHerbのプライベートブランドで、高品質な製品が手頃な価格で手に入ると好評です。“コラーゲンアップ”はコラーゲンペプチド、ヒアルロン酸、ビタミンCを配合した、美容と健康を助ける粉末状のサプリメント。プレーン味のためドリンクなどにさっと加えるなどして手軽に取り入れられます。スプーンですくう大容量タイプと個包装タイプの2種をラインアップしていて、ライフスタイルに合わせて選べる点も魅力です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

【人気アイテム2】
「ソラレー」
“高吸収性グリシン酸マグネシウム ベジカプセル”
(容量:120粒、価格:2793円)

1973年から50年以上米国で支持を集めている「ソラレー(SOLARAY)」。中でも人気の“ベジカプセル”は、健康のために必要な必須ミネラルのひとつマグネシウムの吸収サポートを目的としたサプリメントです。マグネシウムはナッツ類やほうれん草など緑色の葉物野菜に含まれていますが食事だけだとなかなか摂取しにくいもの。配合しているグリシン酸マグネシウム(ビスグリシン酸)は今注目の成分で、PMSやホルモンバランスの改善、骨の健康、ストレスの軽減など女性の悩みに良いとされています。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

アメリカで急成長中の“グミサプリ”
目的別で紹介

近年、世界で注目を集めているのがグミ状のサプリメントです。おやつ感覚で手軽に摂取できるほか、苦味や飲み込む際の苦痛がないぶん子どもでも取り入れやすい点が魅力。2019年にはユニリーバがグミサプリブランド「オリー(OLLY)」を買収したり、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)のサプリメントブランド「レム(LEMME)」がグミサプリを発売したりと各社も注目していて、日本でもグミにコラーゲンやビタミンなどを加えたグミがお菓子売り場を賑わせています。市場が大きいぶん、米国のグミサプリメントは目的別の訴求も積極的です。その中でも「美容」「安眠」「健康」の3カテゴリーから、おすすめの製品を紹介。おいしくても過剰摂取にならないよう1日の摂取量は守って。

美容

「カリフォルニアゴールドニュートリション」
“ビタミンC グミ”
(容量:90粒、価格:1639円)

ビタミンCはストレスで大量に消費していまうため、健康と美容の側面から大切にしたいもの。同製品は250mgのビタミンC(アスコルビン酸)とβ-カロチン100%のビタミンAも75mcgを配合しています。

▪️一言コメント

グミはオレンジフレーバーで、噛むごとに口の中がさっぱりするのでリフレッシュにも最適。ハードな噛みごたえも特徴です。摂取目安は1日3粒。1ヶ月2000円以下のコストパフォーマンスとポップなパッケージも魅力的。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「ネイチャーズウェイ」
“アライブ!女性用マルチビタミングミ”
(容量:60粒、価格:2030円)

女性の健康と美容にフォーカスした「ネイチャーズウェイ(NATURE'S WAY)」のマルチビタミングミ。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミンE、8種類のビタミンB群など16種類のビタミンを配合しているほか、葉酸やカルシウム、亜鉛など女性の美容と健康に欠かせない栄養素を配合。1日の摂取量となる2粒で、さまざまな栄養素を摂ることができます。爽やかなミックスベリー味。

▪️一言コメント

グリーンリーフマークでおなじみの同社は1969年に設立され、現在では1000種類以上のサプリメントを扱う大手企業。2025年にマルチビタミンラインの主要8製品を改良していて、抗酸化に着目し成分を強化しています。

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安眠

「フォース ファクター」
“ソムナピュア メラトニン グミ”
(容量:60粒、価格:1657円)

2009年にハーバード大学で設立された「フォース ファクター(FORCE FACTOR)」による、10年以上多くのファンを抱える“ソムナピュア”のグミサプリ。睡眠や覚醒のサイクルを調節するホルモンであるメラトニンを1粒5mg配合し、安眠や朝のスッキリとした目覚めをサポートします。大容量タイプの120粒入り(2450円)も用意。

▪️一言コメント

睡眠は世界でもニーズが高まっている市場ですが、経済協力開発機構(OECD)が33カ国を対象に行った睡眠時間調査(21年版)で最下位になった日本では特に気を配りたいジャンル。時間はもちろんこと“質”も重要です。同製品は依存性のないメラトニンを配合している点がポイント。就寝30~60分前に2粒の摂取が目安です。人工甘味料は不使用ですが、ベリーの甘さが感じられます。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「ナトロール」
“メラトニングミ”
(容量:90粒、価格:2102円)

睡眠サプリメントにいち早く着目し、米国でもっとも認知度のあるメラトニンブランドに成長した「ナトロール(NATROL)」のグミサプリ。配合しているメラトニンは初心者でも試しやすい1粒5mg。1回につき2粒の摂取を推奨しています。

▪️一言コメント

フレーバーはイチゴで、香料にもイチゴをはじめとした天然香料を使用。口にすると甘さが感じられます。グルテンフリー、人工香料、甘味料、保存料が不使用なほか、乳や卵、魚類、甲殻類、ナッツ類、小麦、酵母といったアレルギー物質も使われていない点もポイントです。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

健康

「チャプターワン」
“マグネシウムグミ”
(容量:75粒、価格:2129円)

ユーモラスなパッケージが目を引く、マグネシウムを配合した「チャプターワン(CHAPTER ONE)」のグミサプリ。ピーチ味のほか、アップル、ラズベリー、ラズベリーマンゴーの4種のフレーバーが用意されています。毎日2粒、食事時の摂取を推奨。

▪️一言コメント

「チャプター ワン」のグミラインは子どもが楽しく栄養を補完できるよう作られているため、緩やかにサプリメントライフをスタートさせたい人にも最適。子どもの咀嚼力を考えて作られているため柔らかな食感です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

「ネイチャーズトゥルース」
“アップルサイダービネガー ビーガングミ”
(容量:75粒、
価格:2129円)

米国のドラッグストアで存在感を放つ「ネイチャーズトゥルース(NATURE'S TRUTH)」はグミサプリの扱いが多いブランドで、アップルサイダービネガー入りの製品も用意。同製品は1粒あたり200mgのアップルサイダービネガーを配合しています。1日3粒、食事前後の摂取を推奨。

▪️一言コメント

「リンゴ酢グミ」はティックトック(TikTok)の週平均ビューランキング(集計期間:2024年9〜10月)で10位にランクインするなど日本でも注目を集めているジャンル。リンゴ酢はお通じの改善や疲労回復、ダイエットなどで定期的に注目されますが、酸味の強さで離脱する人も。こちらは甘さを感じるフレーバーで、口にしやすい点が魅力です。

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「T-RQ」
“カルシウム+ビタミンD グミ”
(容量:30粒、価格:1360円)

グミサプリのパイオニアであるZANON社のブランド「T-RQ」。カルシウムとビタミンDを配合した同製品は、1日2粒の摂取で骨や筋肉の健康や免疫力アップ、メンタル安定に役立つビタミンDを25mcg、カルシウムを500mg取り入れることができます。

▪️一言コメント

1粒が大きく、噛みごたえがあって満腹感が得られるほか、1つのボトルにストロベリー、オレンジ、チェリーのフレーバーが入っていて、さまざまな味が楽しめます。インテリアになじむシンプルなパッケージも特徴です。

「WWDJAPAN」に売り上げの一部が還元されることがあります

iHerbの基本情報

iHerbとは?

iHerbは自然派の健康関連商品を販売するオンラインショップで、アメリカ・カリフォルニア州で1996年に設立。サプリメントや化粧品、食品、日用品など、幅広い製品を取り扱っており、オーガニック製品の種類も豊富なため健康志向の高いユーザーが積極的に利用しています。

2024年には売上高が24億ドル(日本円で約3592億8358万円)を超え、過去最高記録を更新するなど絶好調。利用客は1240万人、注文は3700万件に達しました。これらの注文の約73%はリピーターによるもので、高い顧客ロイヤリティーを示しています。

送料は6000円以上の注文で無料

6000円以上の注文で配送料が無料になる点もポイント。ただし、注文金額が1万6000円を超えると関税やその他の税、手数料などがかかるため注意が必要です。

配送頻度も選べるお得な定期便

毎回の注文が5%オフになる定期便も用意しています。いつでも解約が可能で、商品の配達頻度も選択できるため、気に入った日用品などは定期便での購入がお得です。

セール&キャンペーン情報をチェック

買い物をする前に、まずはセール情報からチェックしてみましょう。iHerbでは年間を通じてほぼ毎日セールを実施しているため、ほしいアイテムが手頃な価格で手に入るかも!?メールアドレスを登録すれば、最新のセール情報を受け取ることもできます。

「WWDJAPAN.com」読者限定クーポン

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商品の情報および価格は2025年3月10日現在のものです。為替により変動します。

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「エルメス」が新リップスティックをパリで披露 着想源の貴重なアーカイブピースの展示や体験型イベントも開催

「エルメス(HERMES)」はビューティラインの誕生5周年を迎え、リップスティックの第2弾となる新作コレクション“ルージュ ブリヤン シルキー”(全14色、各9240円/レフィル、各6380円※レフィルは発売日未定)を3月12日に発売する。それに先駆けて、25-26年シーズンのパリ・ファッション・ウイーク会期中の3月5日に、「エルメス」パリ・セーヴル店で約40人のゲストを招いた親密なディナー会を開き、ムヌー・ドゥ・バズレール(Menehould de Bazelaire)=「エルメス」文化遺産部門ディレクターが“ルージュ ブリヤン シルキー”の着想源となったメゾンのアーカイブを紹介した。

「エルメス」のビューティラインは、2020年春にデビュー。最初のコレクションは、美しい唇のために生み出したリップスティック“ルージュ エルメス”だった。それからチークを中心とした“ローズ エルメス”、手を美しく保ち、魅せるためのハンドケアアイテム“レ マン エルメス”を発表。22年にグレゴリス・ピルピリス(Gregoris Pyrpylis)がビューティ部門クリエイティブ・ディレクターに着任して以降、ベースメイクからカラーコスメとバリエーションを広げ、シーズン毎にリミテッド・エディションを展開している。新作コレクション“ルージュ ブリヤン シルキー”は、ピルピリス=ビューティ部門クリエイティブ・ディレクターが手掛ける初めてのルージュだ。

レザーにヒントを得てマットとサテンを基調とした第1弾の“ルージュ エルメス”に対し、“ルージュ ブリヤン シルキー”はその名の通り、艶やかな輝き(ブリヤン)とシルクのように滑らかなつけ心地を特徴とする。この質感は、メゾンが1937年に発売した“スカーフ カレ”と呼ばれる正方形のスカーフのアーカイブピースから着想を得た。その中でも、約20年にわたりメゾンのシルクスカーフのデザインを手掛けたユーゴ・グリッカー(Hugo Grygkar)による、パリ最古の花市場へオマージュを捧げる作品が創造性を刺激したという。シルクツイルを素材にした花のイラスト部分は、手作業による二重織りでベルベットの立体的な構造となっている。天然由来のオイルやバターの原材料を85%配合したフォーミュラにより、シルクツイルとベルベットの滑らかで光沢のある質感を“ルージュ ブリヤン シルキー”に反映させた。

イメージソースは7万5000以上のシルクなど

“色彩を旅する”をテーマに、「エルメス」のビューティラインは7万5000以上のシルク、900以上のレザーの色見本をイメージソースにカラーパレットを構成する。定番の14色と2025年春の限定3色で発売する“ルージュ ブリヤン シルキー”は、メゾンを象徴する5色の赤系のカラーが基盤。ディナー会では、1988年にウインドーディスプレー用に作った、さまざまな色調の赤色を使った“スカーフ カレ”や、ブラウンとバーガンディーの中間あたりに位置するダークレッドの“ルージュH”に染めたアイコニックな“ケリー”バッグを披露した。このアーカイブピースは、“ケリー”バッグが誕生した30年代後半に製作した初期のモデルで、かつてオペラ歌手のリリー・ポンス(Lily Pons)が所有していたもの。当時は"サック ア クロア”の名で発表し、50年代半ばにモナコ公妃となった女優のグレース・ケリー(Grace Kelly)が愛用していたことから正式に現在の名称に改めた。

このほか、50年代に発表したビーズ刺繍を施したベルベットのグローブや、28年に誕生した同じくベルベットのポシェットに“ルージュ ブリヤン シルキー”はインスパイアされ、慎ましい輝きと滑らかな肌触りをリップスティックに落とし込んでいる。また、ビューティとメゾンのつながりの原点を示す作品としては、「エルメス」3代目エミール・エルメス(Emile Hermes)の個人的なコレクションであった、18世紀に作ったマザーオブパールに金細工をあしらった香水瓶などを紹介した。

イベントで楽しみながら新作を体感

パリ・セーヴル店で開催したディナー会の翌日には、“ルージュ ブリヤン シルキー”の発売を記念したイベントを、パリ造幣局だった建物で開催した。会場では、占い師によるカード占いを体験できる謎めいた空間を抜けた後、そのカードが鍵となって奥のドアへと進むことができ、ポップな色に溢れた異世界へとつながる演出。巨大な“ルージュ ブリヤン シルキー”のオブジェの中からパフォーマーが現れ、バレエを取り入れた軽快なダンスで同リップスティックの軽やかなつけ心地や生き生きとした鮮やかな色、弾けるみずみずしさを表現し、「エルメス」らしい体験型のイベントでゲストを楽しませた。メゾンに脈々と受け継がれるエスプリを反映した“ルージュ ブリヤン シルキー”は、表情に輝きを与えてユニークな個性を際立たせるリップスティックとして、「エルメス」ビューティラインの仲間入りを果たした。

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「エルメス」が新リップスティックをパリで披露 着想源の貴重なアーカイブピースの展示や体験型イベントも開催

「エルメス(HERMES)」はビューティラインの誕生5周年を迎え、リップスティックの第2弾となる新作コレクション“ルージュ ブリヤン シルキー”(全14色、各9240円/レフィル、各6380円※レフィルは発売日未定)を3月12日に発売する。それに先駆けて、25-26年シーズンのパリ・ファッション・ウイーク会期中の3月5日に、「エルメス」パリ・セーヴル店で約40人のゲストを招いた親密なディナー会を開き、ムヌー・ドゥ・バズレール(Menehould de Bazelaire)=「エルメス」文化遺産部門ディレクターが“ルージュ ブリヤン シルキー”の着想源となったメゾンのアーカイブを紹介した。

「エルメス」のビューティラインは、2020年春にデビュー。最初のコレクションは、美しい唇のために生み出したリップスティック“ルージュ エルメス”だった。それからチークを中心とした“ローズ エルメス”、手を美しく保ち、魅せるためのハンドケアアイテム“レ マン エルメス”を発表。22年にグレゴリス・ピルピリス(Gregoris Pyrpylis)がビューティ部門クリエイティブ・ディレクターに着任して以降、ベースメイクからカラーコスメとバリエーションを広げ、シーズン毎にリミテッド・エディションを展開している。新作コレクション“ルージュ ブリヤン シルキー”は、ピルピリス=ビューティ部門クリエイティブ・ディレクターが手掛ける初めてのルージュだ。

レザーにヒントを得てマットとサテンを基調とした第1弾の“ルージュ エルメス”に対し、“ルージュ ブリヤン シルキー”はその名の通り、艶やかな輝き(ブリヤン)とシルクのように滑らかなつけ心地を特徴とする。この質感は、メゾンが1937年に発売した“スカーフ カレ”と呼ばれる正方形のスカーフのアーカイブピースから着想を得た。その中でも、約20年にわたりメゾンのシルクスカーフのデザインを手掛けたユーゴ・グリッカー(Hugo Grygkar)による、パリ最古の花市場へオマージュを捧げる作品が創造性を刺激したという。シルクツイルを素材にした花のイラスト部分は、手作業による二重織りでベルベットの立体的な構造となっている。天然由来のオイルやバターの原材料を85%配合したフォーミュラにより、シルクツイルとベルベットの滑らかで光沢のある質感を“ルージュ ブリヤン シルキー”に反映させた。

イメージソースは7万5000以上のシルクなど

“色彩を旅する”をテーマに、「エルメス」のビューティラインは7万5000以上のシルク、900以上のレザーの色見本をイメージソースにカラーパレットを構成する。定番の14色と2025年春の限定3色で発売する“ルージュ ブリヤン シルキー”は、メゾンを象徴する5色の赤系のカラーが基盤。ディナー会では、1988年にウインドーディスプレー用に作った、さまざまな色調の赤色を使った“スカーフ カレ”や、ブラウンとバーガンディーの中間あたりに位置するダークレッドの“ルージュH”に染めたアイコニックな“ケリー”バッグを披露した。このアーカイブピースは、“ケリー”バッグが誕生した30年代後半に製作した初期のモデルで、かつてオペラ歌手のリリー・ポンス(Lily Pons)が所有していたもの。当時は"サック ア クロア”の名で発表し、50年代半ばにモナコ公妃となった女優のグレース・ケリー(Grace Kelly)が愛用していたことから正式に現在の名称に改めた。

このほか、50年代に発表したビーズ刺繍を施したベルベットのグローブや、28年に誕生した同じくベルベットのポシェットに“ルージュ ブリヤン シルキー”はインスパイアされ、慎ましい輝きと滑らかな肌触りをリップスティックに落とし込んでいる。また、ビューティとメゾンのつながりの原点を示す作品としては、「エルメス」3代目エミール・エルメス(Emile Hermes)の個人的なコレクションであった、18世紀に作ったマザーオブパールに金細工をあしらった香水瓶などを紹介した。

イベントで楽しみながら新作を体感

パリ・セーヴル店で開催したディナー会の翌日には、“ルージュ ブリヤン シルキー”の発売を記念したイベントを、パリ造幣局だった建物で開催した。会場では、占い師によるカード占いを体験できる謎めいた空間を抜けた後、そのカードが鍵となって奥のドアへと進むことができ、ポップな色に溢れた異世界へとつながる演出。巨大な“ルージュ ブリヤン シルキー”のオブジェの中からパフォーマーが現れ、バレエを取り入れた軽快なダンスで同リップスティックの軽やかなつけ心地や生き生きとした鮮やかな色、弾けるみずみずしさを表現し、「エルメス」らしい体験型のイベントでゲストを楽しませた。メゾンに脈々と受け継がれるエスプリを反映した“ルージュ ブリヤン シルキー”は、表情に輝きを与えてユニークな個性を際立たせるリップスティックとして、「エルメス」ビューティラインの仲間入りを果たした。

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「ザ・ロウ」の“お家仕様“スタイリングから「ステラ マッカートニー」のビジネスウーマンまで 25-26年秋冬パリコレ日記vol.2

今季のパリ・ファッション・ウイークは天候に恵まれ、昼間は汗ばむほどの暖かさ。雨で寒いよりは良いのですが、朝晩は割と冷えるので朝から晩まで取材でホテルに戻れない日は着るものに困ります。今回の日記では、家で過ごす感覚をコレクションに取り入れたコージーな「ザ・ロウ」や、オフィスを舞台に大胆なワーキングウーマンのスタイルを見せた「ステラ マッカートニー」などのショーが行われた3日目の模様をお届け!

まるでパーティーのように
紙吹雪舞う「クレージュ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝は「クレージュ(COURREGES)」からスタートです。床が呼吸するように膨らんだり、モデルが歩くとひび割れたりと、毎回ユニークな仕掛けを用意する「クレージュ」ですが、今回はカラフルな紙吹雪。それがヒラヒラと舞う空間をモデルが歩くという演出で、ミニマルな世界観の中で祝祭感あふれるショーを見せてくれました。その背景にあるデザイナーの思いやコレクションの詳細は、下記の記事でご覧ください。

絨毯に座り込んで、「ザ・ロウ」の
お家スタイリングに感動

村上要「WWDJAPAN」編集長:「ザ・ロウ(THE ROW)」はいつも通り、スマホなどでの撮影とSNS投稿はNG。目の前の洋服に集中しながら、世界観を体感して欲しいとの願いからです。加えて今シーズンは、座席がありません(笑)。案内された部屋には、招かれた人数には足りないソファがいくつか。遅れて来た人は、窓辺に腰掛けたり、立ち見だったり。私はかなり遅かったので、絨毯の上に座りました(笑)。まるで自宅に招かれた友人の気分です(笑)。

そんな気分が、今回のコレクションの理解には役立ちました。あぁ、絨毯に座ってヨカッタ。

私、結構口を酸っぱくして主張し続けていますが(笑)、「ザ・ロウ」ってクワイエット・ラグジュアリーじゃないですからね。むしろ既成概念とかを逸脱した、自由奔放なアティチュードこそブランドの魅力。それを最高級の素材で試しちゃう大胆さに注目して欲しいと思っています。

今シーズンは、まさにそんなアティチュードが大爆発!モデルは全員、タイツを履いてはいるものの靴を履かず、時にはそのタイツをマフラー代わりに首に巻き付けています(笑)。まぁそれは小手先のテクニックかもしれないけれど、その後も最高級の素材で作った、今回は少し意表を突かれた構築的なシルエットの洋服を、ちゃんとコーディネートはしているけれど、“お家仕様“の実にリラックスしたスタイリングで見せてくれました。ニットドレスの上から袖の形をしたロングマフラーを巻いたり、ソルト&ペッパーのウールコートはバスローブのように軽く羽織ったり、Vネックのプルオーバーとして再解釈したジャケットを被ってみたり。「衝撃」ではないけれど「斬新」なスタイリングと会場の雰囲気が見事にマッチしています。

「カサブランカ」は、日本流の
「カイゼン」でブラッシュアップ

村上:「カサブランカ(CASABLANCA)」の招待状は、ナゾなキャラクターの人形と一緒に届きました。キャラの名前は、「カイゼン」。日本のことを思って生み出したオリジナルキャラだそうです。

ショー会場に入ると、そこにはカタカナで「カサブランカ」と書かれた“のれん“がありました。となるとインスピレーション源は当然、日本ですよね?

コレクションは、なんでも取り込んで自由にミックスする日本人の感覚を表現。ラペルのない着物合わせのジャケットを軸に、フォーマルなスタイルを提案します。途中、なぜかのスノーウエアが登場したのも、我々のスタイリングセンスを高く評価しているからなのかな?融合するまでの様を表現したようなマーブル模様、ドレスにワンポイントであしらった“カワイイ“リボンも、シャラフ・タジェル(Charaf Tajer)創業者兼クリエイティブ・ディレクター流の日本の解釈なのでしょう。

いつも以上に洗練されたムードなのは、「カイゼン」というアイデアの賜物。改善、つまりアップデートは、「カサブランカ」のスタイルをストリートだけじゃないものにアップデートしつつ、それぞれの完成度も高めました。特攻服を着想源にしたロングジャケットさえ結構美しい仕上がりで、そんなに驚かない自分に驚きました(笑)。ポロシャツには、小紋柄や縦縞模様など、伝統的な和柄をのせました。

エフォートレスに進化する
「デルヴォー」のアイコンバッグ

藪野:「デルヴォー(DELVAUX)」のプレゼンテーションは、ブランドを代表するバッグ“ブリヨン“誕生の歴史を振り返る展示からスタート。時は1958年、第二次世界大戦後初の万国博覧会がベルギー・ブリュッセルで開かれました。その中にあったフィリップス(PHILIPS)館のグラフィカルな建築から着想を得て、同年に生み出されたそうです。そんな象徴的なデザインに今季、新作として柔らかなレザーでクタッとしたシェイプに仕上げた“ブリヨン テンポ“が加わりました。2サイズあるのですが、大きい方はフラップを背面に倒してカジュアル&エフォートレスに持てるデザイン。一方、小さい方はフラップを背面に倒すことはできないですが、ショルダーストラップが付属しています。

そして、飼い葉桶をイメージした“パン“にも新スタイルが登場。付属する2本のチェーンストラップとレザーストラップを自由に組み合わせて、好みやシーンによって異なる持ち方を楽しめるのは特徴です。

新生「ドリス」で感じた
創業者同様の服への愛

村上:今シーズンのパリ・ファッション・ウイークにおけるニュースは、3つのブランドにおける3人の新クリエイティブ・ディレクターのコレクションです。先陣を切ったのは、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」。内部昇格したジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)は、創業デザイナーのドリス同様、昔の衣装から現代の装いまで、あらゆる洋服に愛を持っている人であることがヒシヒシと伝わるコレクションでした。詳しくは、下記の記事をご覧ください。

期待の若手「ジュリ ケーゲル」は
遊び心を交えてビジネスルックを解釈

藪野:パリコレでは、公式スケジュールでプレゼンテーション枠となっているブランドも、実際はほとんどショー形式での発表に変えてしまうので、どうしてもスケジュールがバッティングしてしまいます。ということで、今回は「セシリー バンセン」を諦めて、1月に注目若手デザイナー連載で取材した「ジュリ ケーゲル(JULIE KEGELS)」へ。プレゼン枠ながら、古いコンサートホールを使って小規模なショーを2回開催しました。

ランウエイになった円形の舞台の真ん中には、ル・コルビジェ(Le Corbusier)のデザインを想起させるレザーのソファ。そこに無造作に置かれたシャツやセーター、ジーンズを下着姿のモデルが着るところからショーが始まりました。今季は、パワースーツなど1980年代のビジネススタイルを軸に、家の中に見られる要素をミックス。ソファに用いられるボタンタフティングのデザインを用いたクロップドトップスやドレス、舞台に飾られたソファをプリントしたドレス、本物のベニヤ板で作ったガウンに木目プリントを施したスーツやブラウス、毛布を巻き付けたようなスカート、大きなクッション風のクラッチバッグなど、ジュリらしい遊び心を感じるデザインがそろいます。

そして、ラストルックにはファーストルックと全く同じコーディネートが登場。ただ、今度は全ての服が一体になっていて、背中に走るファスナーを開ければワンタッチで脱げる仕様というサプライズを用意しました。これが何を意味するのかは正直わからずでしたが、楽しいショーでした。

ランニングベストで
花の記憶を辿る「セシリー バンセン」

村上:私は、「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」のファッションショーへ。スーパーキュートなワンピースが魅力のブランドですが、序盤のドレスは今まで以上にラブリー。繊細なチュールを多用し、ベビーピンク一色でまとめました。常々インスピレーションの源となっている花を着想しながら、今シーズンは花の生涯や記憶まで想像。だからこそ満開のベビーピンクから始まったコレクションは、木々のブラウン、地中の奥深くを思わせるブラック、そして一筋の光のように差し込んだホワイトへと変化していきます。

そこにランニングベストに代表される、スポーツやアウトドアのムードも加えました。特にブラウンやブラックのパートでは、ランニングベストの他、ダウンやシャカシャカブルゾン、フリースなども加えて、自然と共生するアウトドアムードを高めます。グレーのパートでは、フランネル素材やリブ編みのニットなども登場。「セシリー バンセン」らしいスタイルの幅はどんどん広がっています。

力強くセンシュアルな
「ステラ」流ビジネスウーマン

藪野:バスに揺られながら遠路はるばるやってきたのは、パリ北西部の17区にある近代的なビル。ここが「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」の会場です。エントランスにはフロア案内があり、ショーはどうやら「ステラ・コープ(STELLA CORP)」のオフィスで開かれるよう。他の階には、「イノベーション・ラボ」や「ビーガン・キッチン」があり、いかにもステラらしい会社の設定になっています。

オフィスという舞台からも分かるように、今季はビジネスウーマンのためにデイタイムからイブニングまでの大胆なワードローブを提案しました。テーラリングからニットやドレスまで、デザインを特徴付けるのは幅広のパワーショルダー。そこにレースやドレープ、ブラカップ、絞ったウエストなどでセンシュアリティーやフェミニニティーを加えています。

また、「ステラ・コープ」の設定はエキゾチックスキンに代わる素材を開発するイノベーション企業ということで、パターンは爬虫類柄が中心。ビスコースサテンやジャージーにスネークプリントを施したほか、菌糸体をベースとするビーガン素材「YATAY M」でスネークスキンやオーストリッチの風合いを表現しています。そんな今季のウエアは100% クルエルティフリー素材で作られていて、96%が環境に配慮した素材を用いているそう。これは先シーズンと比べて5%高く、ステラはブレることなく自分の信じる道を突き進んでいます。

村上:以前「CFCL」から聞いたことがありますが、環境に配慮した素材の使用比率を高めるには、同じ素材を継続的に用い続けることが欠かせないそう。そうしないと、環境配慮素材の使用比率は上げられないのだそうです。そんな理由もあって、「CFCL」はニットにこだわり続けているんでしょうね。

「ステラ マッカートニー」も、事情は同じでしょう。ベースとなる素材は使い続け、一方で新たな環境配慮素材をプラスしているのではないか?と想像します。そう考えると、毎シーズン激変しないスタイルも理解できそうですよね。素材の特性を生かすデザインがあるはずなので、「ステラ マッカートニー」は、パワースーツだったり、開放的なドレスだったりを提案し続けるのではないか?って思います。そこに、どんな新しいスパイスを加えるのか?それが今回は、爬虫類のパターンだったんじゃないかな?一度、デザインプロセスを聞いてみたいですね。

「アクネ ストゥディオズ」が探求する
北欧の自然と都会のコントラスト

藪野:「ステラ マッカートニー」終了後は、南部の14区にあるパリ天文台で開かれる「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のショーへ。今季のイメージは、北欧にルーツを持ちながらも、都会のダイナミックなエネルギーの中を生きる女性。人工的な都市のスカイラインとデザインデュオ Front(フロント)によるスウェーデンの自然に着想を得た織物のスカルプチャーが配置された空間の中で、2つの異なる世界のコントラストを探求しました。

今季は、素材感から柄までテディベアがカギ。例えば、人工ファーやシアリング、起毛感のあるニットでその柔らかな風合いを表現したり、小さなテディベアのシルエットをドットのように並べたり、シアードレスに愛らしいクマを大胆に乗せたり。マスキュリンなテーラードジャケットからファーリーなドレスやボディースーツにまでに見られる丸く盛り上がった肩のラインも、まるでテディベアの可動する腕のシルエットからヒントを得たようです。

また、デザインディテールではボウ(リボン)やスカーフを多用。ボウタイをあしらったり、前身頃にリボンをくねくねあしらったりしたドレスから、大きなボウを飾ったニットベスト、シワ加工を施したレザーのボウブラウス、ウエアと一体化したスカーフを首に巻いて背中に垂らしたドレスまでが登場しました。

ハイダー・アッカーマンが描く
「トム フォード」の官能性

村上:さぁ、2つ目の新デザイナーによるコレクションは、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)の「トム フォード(TOM FORD)」。このニュースを聞いた時、私は「え⁉︎マジで⁉︎」と思ったものですが、蓋を開けてみると、ちゃんと官能的な「トム フォード」でした。詳細は、こちらの記事でご覧ください。

ドラマチックでありながら優しい
「バルマン」の新章

藪野:本日最後は、「バルマン(BALMAIN)」です。会場は、街の北東部19区にあるヴィレット・グランド・ホール。今季は、本当に街外れの会場が多いです。

「バルマン」と言えば、特にここ数年はパワフルなショルダーラインや豪華絢爛な装飾、アートのような大胆なモチーフ使いが目立ち、リアリティーとは少し離れていた印象でしたが、今季は着る人を優しく包み込むイメージ。大きなラペルを配したテーラードからファージャケット、ブルゾンまで包み込むような丸みのあるシルエットのオーバーサイズアウターと温かみのあるニットが目白押しです。ソフトでエフォートレスな雰囲気を醸し出しつつ、ポケットに手を突っ込みポリュームたっぷりの袖をたわませることで、ドラマチックなシルエットを描いています。

そんな今季のコレクションを、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)は「単なる新作ではなく、『バルマン』の新たな時代の幕開けを告げるもの」と宣言。「『バルマン』ウーマンは、自分探しの新たな旅に出る。彼女は依然として大胆で力強く魅惑的な存在だが、そのセンシュアリティーはこれまでとは異なるアプローチで表現されている」と語ります。女性たちを「ストリートからサバンナまでを旅するモダンな探求者」と表現し、ユーティリティー感のあるディテールやアニマル柄を取り入れながら、新たなスタイルを打ち出しました。

また、今回は音楽もエンヤ(Enya)の「ボーディシア」のリミックスやケイト・ブッシュ(Kate Bush)の「嵐が丘」などで、その優しい歌声は今季の雰囲気ともリンク。朝から晩まで東西南北を行ったり来たりして疲れた体が少し癒されました。

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環境問題への意識が再熱したきっかけはグレタさん 【モデル、俳優、監督の岡本多緒】

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。今週は「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴がサステナビリティ担当記者の皆合友紀子とともにお届けします。

今週のゲストはモデル、俳優、監督、そしてアウターブランド「アボード・オブ・スノー」共同クリエイティブ・ディレクター兼サステイナビリティ・アンバサダーを務める岡本多緒さんをお迎えして、表現者としてのキャリアや海外での活躍、そして環境問題への意識が高まったきっかけなどについてお話しいただきます。

ゲストプロフィール

岡本多緒(おかもと・たお)2006年に渡仏し、数々のトップメゾン・雑誌等で世界のトップモデル“TAO”として活躍。13年に映画「ウルヴァリン:SAMURAI」で俳優デビューを果たし、ハリウッド作品を中心に数々の話題作に出演。これまでに映画監督として2本の短編作品を手掛ける。多岐にわたる活動の傍ら、環境問題や動物の権利について発信するポッドキャスト番組「Emerald Practices」のホストを務める他、動物と地球に大きな敬意を込めたアウターブランド「アボード・オブ・スノー」を手掛ける



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【スナップ】降りしきる雪をも溶かす 「ケイト」の“パワー・ドレッシング”なゲストたち

キャサリン・ホルスタイン(Catherine Holstein)が手がける「ケイト(KHAITE)」の2025-26年秋冬コレクションがニューヨーク・ファッション・ウイーク中に行われた。

迫力のあるシルエットのコートやスーチング、レザーやファー素材などパワー・ドレッシングが際立ったショー。当日は雪ということもあり、事実としてレザーアウターが実用的でもあった。ゲストたちはアウターで主役級のファーコートを一点投入し、ラグジュアリー感を際立たせる着こなしも目立つ。基本はモノトーンで揃えつつも、アウターの下にはシアー素材やヌーディーな肌見せアイテムを仕込むなど、軽さを加え、コントラストの妙を見せた。

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ザ・リッツ・カールトン京都が桜一色に! 限定グルメやカクテル、サイクリングツアーなど

ザ・リッツ・カールトン京都は、桜をテーマとした、季節限定プログラムを開始した。春の訪れを感じさせる桜をモチーフに、季節限定グルメやスイーツのほか、サイクリングツアーなどアクティビティーも用意する。

日本料理 水暉

日本料理 水暉は3月19日〜4月16日の期間、春が旬の食材をそろえたランチ限定コース“TANCHO”(1万2000円、サービス料込み)を提供、桜色に染まったスパークリングティーもそろえる。

ザ・ロビーラウンジ

ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)が手掛けるアフタヌーンティーセット(7500円、サービス料込み)は、トンカ豆やレモン、グリオットチェリーを用い、桜の花を表現したケーキ“ジャルダン ジャポネ”を用意。桜風味のスコーンとともに楽しめる。3月20日〜4月16日まで販売。

ピエール・エルメ・パリ・ブティック

ピエール・エルメ・パリ・ブティックは3月20日〜4月16日の期間、アフタヌーンティーをテイクアウトで楽しめる“テイクアウト アフタヌーンティー”から、春の風味を感じるボックスセット(5940円、サービス料別)を1日10セット限定で販売する。

シェフズ・テーブル バイ カツヒト イノウエ

シェフズ・テーブル バイ カツヒト イノウエは2月下旬〜3月下旬(予定)の期間、桜の装飾で彩られた店内で、季節を区分した“七十二候”をテーマに、旬の食材を使った料理(3万5000円、サービス料込み)を提供する。

ザ・バー

ザ・バーは3月10日〜4月15日の期間、クラシックカクテルに桜の華やかさを掛け合わせた“桜 潜む ジンフィズ”(3400円、サービス料込み)、“桜 纏う サゼラック” (3400円、サービス料込み)、“桜 薫る アールグレイ マティーニ”(3400円、サービス料込み)を用意する。

宿泊者限定
ミニチュア和傘づくり

3月15日〜4月15日の期間、京和傘を手掛ける、日吉屋の桜デザインを配したミニチュア和傘づくりを実施。参加費は1万3000円。

宿泊者限定
サイクリングツアー

4月1〜10日(予定)の期間、東山エリアの蹴上インクラインから南禅寺前、哲学の道、吉田神社横、鴨川沿いを午前6時30分から、約1時間半かけてサイクリングツアーを実施する。参加費は無料。

各詳細は、公式サイトに記載する。

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ザ・リッツ・カールトン京都が桜一色に! 限定グルメやカクテル、サイクリングツアーなど

ザ・リッツ・カールトン京都は、桜をテーマとした、季節限定プログラムを開始した。春の訪れを感じさせる桜をモチーフに、季節限定グルメやスイーツのほか、サイクリングツアーなどアクティビティーも用意する。

日本料理 水暉

日本料理 水暉は3月19日〜4月16日の期間、春が旬の食材をそろえたランチ限定コース“TANCHO”(1万2000円、サービス料込み)を提供、桜色に染まったスパークリングティーもそろえる。

ザ・ロビーラウンジ

ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)が手掛けるアフタヌーンティーセット(7500円、サービス料込み)は、トンカ豆やレモン、グリオットチェリーを用い、桜の花を表現したケーキ“ジャルダン ジャポネ”を用意。桜風味のスコーンとともに楽しめる。3月20日〜4月16日まで販売。

ピエール・エルメ・パリ・ブティック

ピエール・エルメ・パリ・ブティックは3月20日〜4月16日の期間、アフタヌーンティーをテイクアウトで楽しめる“テイクアウト アフタヌーンティー”から、春の風味を感じるボックスセット(5940円、サービス料別)を1日10セット限定で販売する。

シェフズ・テーブル バイ カツヒト イノウエ

シェフズ・テーブル バイ カツヒト イノウエは2月下旬〜3月下旬(予定)の期間、桜の装飾で彩られた店内で、季節を区分した“七十二候”をテーマに、旬の食材を使った料理(3万5000円、サービス料込み)を提供する。

ザ・バー

ザ・バーは3月10日〜4月15日の期間、クラシックカクテルに桜の華やかさを掛け合わせた“桜 潜む ジンフィズ”(3400円、サービス料込み)、“桜 纏う サゼラック” (3400円、サービス料込み)、“桜 薫る アールグレイ マティーニ”(3400円、サービス料込み)を用意する。

宿泊者限定
ミニチュア和傘づくり

3月15日〜4月15日の期間、京和傘を手掛ける、日吉屋の桜デザインを配したミニチュア和傘づくりを実施。参加費は1万3000円。

宿泊者限定
サイクリングツアー

4月1〜10日(予定)の期間、東山エリアの蹴上インクラインから南禅寺前、哲学の道、吉田神社横、鴨川沿いを午前6時30分から、約1時間半かけてサイクリングツアーを実施する。参加費は無料。

各詳細は、公式サイトに記載する。

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「オサジ」の新キャンペーンビジュアルにKARAの知英が登場 オードトワレを刷新

「オサジ(OSAJI)」は3月26日、オードトワレをリニューアルし発売する。“記憶のアンソロジー”をテーマに、記憶の中にある“どこかで見た景色”をイメージした5つの香りをラインアップする。再出発に合わせ、イメージモデルに韓国のガールズグループKARAの知英(ジヨン)を起用。“香りの向こうのまだ見ぬ私に”というメッセージを込めたキャンペーンビジュアルとムービーを公開中だ。

記憶とリンクした5つの香り

全ての香りに共通して設定したテーマは“前置詞”。前置詞は時間や空間を切り取る言葉であり、香りは時間や空間の記憶とリンクするもの。選ぶ香りによって異なる雰囲気や気分を纏うことができるように、関係性をつなぎ、ニュアンスを演出する役割を担う“前置詞”のイメージを香りに落とし込んだ。サイズは全て45mLで、価格は各6600円。

“オサジ オードトワレ at”

“オサジ オードトワレ at”は、“真夜中の引力”がテーマ。シダーウッドの静寂に、妖艶なアンバーとムスク、ジュニパーベリーの躍動感が合わさり、未知の感覚へと誘う。

“オサジ オードトワレ of”

“オサジ オードトワレ of”は”雨が上がる“をテーマに、グレープフルーツにルバーブの清々しい酸味とフェイジョアや月桃のトロピカルなアクセントを追加。爽やかな希望を感じる香りに仕上げた。

“オサジ オードトワレ in”

“オサジ オードトワレ in”は“陽の中”をイメージし、白く柔らかなコットンに清潔感のあるラベンダーとチェリーを合わせた予想外の組み合わせで構成。ムスク、アンブレット、ヘリオトロープのまろやかな甘みを楽しめる。

“オサジ オードトワレ for”

“オサジ オードトワレ for”は、“焦がれ“をイメージした自然の雄大さを感じさせる香り。力強いベチバーを主役に、サンダルウッド、シダーウッド、サイプレスからなる重層的なウッディアコードを楽しめる。

“オサジ オードトワレ over”

“オサジ オードトワレ over”のテーマは“記憶の先”。落ち着きのある藺草の香りと、清らかなネロリ、ウードの奥深くダークな甘さにほうじ茶を忍ばせた、スモーキーでどこか懐かしい香りとなっている。

さらに、オードトワレのトライアルサイズ5つをセットにした“オサジ オードトワレ プレポジション”(各4.5mL×5種、6600円)もラインアップする。

ポップアップ開催

オードトワレのリニューアル発売を記念し3月25〜31日の期間、渋谷パルコでポップアップイベントを開催する。

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「フェンディ」がタロアウト描き下ろしLINEスタンプを期間限定で配布 コラボコレクション記念

「フェンディ(FENDI)」は日本のキャラクターアーティスト、タロアウト(tarout)とのコラボレーションコレクション“シルヴィア・アンド・ザ・バゲット”のローンチを記念し、3月13日午後からLINEスタンプを配布する。

全8種類で構成するLINEスタンプは、全てタロアウトが特別に描き下ろしたもの。アクセサリー及びメンズウエア部門のアーティスティック・ディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)をモチーフにしたチャーミングなデザインとなっている。「フェンディ」公式LINEアカウントを友だち追加し、アンケートに答えると期間限定でダウンロードできる。

さらにコレクションのローンチに合わせ3月13〜16日の期間、「パラッツォ フェンディ」表参道でポップインを開催する。会場には本コレクションのアイテムを一堂にそろえるほか、タロアウトがデザインを手掛けたフォトスナップブースで写真撮影を楽しめる。

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紙吹雪舞い上がる「クレージュ」 祝祭感あふれるショーで混沌とした時代に高揚感をもたらす

「クレージュ(COURREGES)」の2025-26年秋冬コレクションの会場は、いつも通り天井から自然光が差し込む真っ白な四角い空間。毎シーズン、中央には舞台美術ディレクターのレミー・ブリエール(Remy Briere)がニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)と共に手がけたコレクションのテーマとリンクする仕掛けが用意されているが、今回は赤、ピンク、銀、水色のカラフルな紙吹雪が敷き詰められている。

コレクションの出発点となったのは、アーティストのダン・コーレン(Dan Colen)による宙に舞う紙吹雪を描いた作品集「Moments Like This」。「作品を見た時にアンドレ・クレージュ(Andre Courreges)の楽観主義を思い起こすとともに、幸せや高揚感を感じて楽観的な気分を取り戻せた」と話すニコラスは、その中に描かれたストリーマー(クラッカーやパーティー装飾などに使うリボン)からデザインの着想を得た。

ファーストルックは、そんな長いリボンのような1枚のスカーフを首や胴体に巻くようにして仕立てたミニドレス。その後も、身頃と一体化した生地で首を覆ったデザインや布を巻きつけて斜めにトレーンを垂らしたトラペーズスカートのシルエットがポイントになる。「クレージュ」らしいミニマルな世界観とスタイルの中で、毎シーズン新しい表現を生み出す視点には驚かされる。

そしてニコラスらしいアイデアを感じるのは、着方を変えられるデザイン。Tシャツ風のトップスやキャミドレスはサイドシームにファスナーやボタン開閉を設られていて、そこに腕を通し、本来腕を通す部分には首を入れ着ることで、ドレープが生まれるようになっている。また、ここ数シーズン提案しているフロントパネルのみで作られたように見えるシアートップスは、大きなオーストリッチフェザーでアップデート。ラストに登場した白い長方形の布を体に巻いたようなドレスは、1964年のアーカイブから着想を得たものだ。

ショー中、モデルたちは紙吹雪が宙に舞う中を歩いていく。今回は、そんな祝祭感あふれる演出だけでなく、服にもカラフルな色が取り入れられていた。バックステージでニコラスは「アンドレはかつてインタビューで『外の世界がグレーだから色に取り入れた』と語っていた。そんなシンプルなメッセージはとても大切で、今の世界にも当てはまること。プレイフルかつベルギー人らしいミニマルな方法で取り組んだ」とコメント。そして「パーティーは昔から多くの人にとって安心できる場所であり、社会が大きく変化している時代にパーティーは人々を一つに結びつける。これまでにないほど今、セレブレーションは重要だと思う」と語った。

ショー終了後の会場は、紙吹雪が地面に散らばり、まるでパーティーが明けた後のよう。それは儚い光景でもあるが、ショーを通してニコラスのメッセージはしっかりと伝わった。

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「リファ」が美容液を浴びるシャワーヘッドと冷却機能付き脱毛器を発売 製品開発を加速し、機器やコスメを融合した提案を強化

ビューティブランド「リファ」は、製品ラインアップの拡充を進めている。「革新的なテクノロジーを通じてお客さまの体も心も時間も人生も生きること全てを美しくしていく」という“ビューテック”のコンセプトのもと、開発を加速する。

2025年春夏は
3つの美容アイテムが登場

4月16日、うねりを整えて美しいストレートヘアに仕上げるヘアアイロン“リファパワーストレートアイロン プロ”(全2色、各3万3000円)と、“リファロック”シリーズからスタイリングミルク“リファストレートロック”(100g、2800円)を発売する。

「美容液を全身に浴びる」
シャワーヘッド

25年7月頃に発売予定のシャワーヘッド“ファインバブル ヴェール”(3万3000円)のコンセプトは「美容液を全身に浴びる」。美容成分配合のカートリッジ“ヴェールカートリッジ”(3000円)を装着してコスメレバーをオンにすることで、“美容液シャワー”を浴びることができる仕様にした。

“ヴェールカートリッジ”には、潤いを抱え込む成分“モイストコネクト”、バリア機能を整える“アミノリペア&トリセラミド”、スキンケア成分を引き込む“シロキクラゲエキス”を配合した。水の表面張力を低下させるファインバブルが美容成分の浸透をサポートする。入浴後の過乾燥を防ぐ、タオルの摩擦ダメージを防ぐ、後に使用する化粧水やボディークリームの浸透をサポートする、などの効果が期待できる。

ファインバブルは、毛穴に入るサイズでありながら適切な浮力も兼ね備えているため、水の力だけで肌の汚れを優しく落とし、肌を潤す効果も期待できる。ミスト、ジェット、ピュアストレート、ストレートの4つのモードを搭載し、直感的にモードを切り替えられるスライドレバー式を採用した。

「リファ」を展開するMTGの加藤寿恵執行役員BEAUTYマーケティング本部長は、「今回のシャワーヘッドは2013年に発売したマクロバブルと美容液の発生がかなう“オーブル”の進化版で、機器とコスメの融合をかなえた製品。美容液を全身に浴びることができ、プレミアムなシャワー体験が実現する」とコメント。

史上最高パワーでも刺激はマイルドに
冷却機能付きの脱毛器

3月5日に発売した光脱毛器“エピダブル クール”(12万1000円)は、ブランド史上最高出力を実現しながらも独自の“Gentle IPL”技術と冷却機能を搭載し、ハイパワーと肌への刺激の低減を両立させた脱毛器だ。

発光体のランプとエネルギーをチャージするコンデンサーをダブルにして出力パワーを高めた。光の照射時間を0.0001秒単位で調整する独自の“Gentle IPL”技術で、トータルのエネルギー量を変えずに一瞬のエネルギー量を小さくすることが可能になり、脱毛効果を維持しながら肌への刺激をマイルドにした。さらに照射面が約10℃になる“アイストーニングシステム”を搭載して痛みを和らげたケアをかなえる。

美肌ケアに特化した長い波長を集中的に照射できる美肌ケア用アタッチメントも付属。肌の深部に届く長い波長を集中的に照射することで、コラーゲンを産生する繊維芽細胞を活性化し、ターンオーバーを促進する。

アタッチメントなしの場合は3つのモード選択が可能。照射面にある肌色センサーが肌の色を読み取り、照射レベル5段階が自動で調整される。手に馴染むサロン仕様のL型ハンドピースで、照射しにくい二の腕や太ももの裏などもストレスなくケアできるようにした。ポイントケア用アタッチメントにも冷却機能を搭載し、細かい部分のケアも快適にかなえる。

加藤執行役員は「どれか一つの製品を使用していただくだけでなく、組み合わせることで実現できる美しさがあると思っている。今後は商材を組み合わせた製品開発の強化やライン使いの推奨で、人生をトータルで美しくする提案を強化していきたい」と意気込む。

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パク・ソジュンやワン・イーボーら豪華セレブが来場 「シャネル」2025-26年秋冬コレクション

「シャネル(CHANEL)」は3月11日(パリ現地時間)、グラン パレで2025-26年秋冬コレクションを発表した。

会場には、メゾンのアンバサダーを務める俳優のパク・ソジュン(Park Seo Jun)やワン・イーボー(Wang Yibo)、ウィットニー・ピーク(Whitney Peak)ら数々のセレブリティーが来場。メゾンが大切にしてきたボウタイ、リボン、パール、花.などのモチーフを再解釈した最新コレクションを楽しんだ。

来場者スナップ一覧

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ユナイテッドアローズ、新広告に「若手歌舞伎役者」を起用した理由 仕掛け人に聞く

ユナイテッドアローズ(UA)は、次世代に向けたコミュニケーションの第2弾を2月末から開始した。今回は“光”をテーマに、歌舞伎役者の片岡千之助氏(25)と現代アーティストの森本啓太氏(35)を起用。昨年秋の第1弾に続き、若い世代へのアプローチを強める。仕掛け人である松本真哉・執行役員チーフクリエイティブオフィサー(CCO)は「(第1弾以上に)明確に若い人たちに向けたメッセージを意識した」と話す。

同社は2026年3月期を最終年度にした中期経営計画の柱の一つとして「企業ブランドのリブランディング」を掲げた。1989年の創業から36年が過ぎ、顧客の高齢化が課題として浮上する。UAに対してロイヤリティの高い40代の主要顧客を大切にしつつ、20代の次世代顧客との接点を増やす。近年は新規ブランド開発においても「アティセッション(ATTISESSION)」「シテン(CITEN)」などの若い世代に向けた業態を強化している。4月からは韓国で若い世代の支持を集めるアパレルと雑貨のセレクトショップ「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」の国内展開もスタートする。

松本CCOは「若い世代の支持はファッション企業としての生命線。コンサバな大人のファッションに代表される一面的なUAではなく、年齢もテイストも様々な多面的なUAの魅力を伝えたい」と新しいコミュニケーションの意義を語る。

第1弾は“異次元リミックス”をテーマに中条あゆみ、原口沙輔、リカちゃん、ABEchanが手掛けたオリジナル3DCGキャラクターを起用し、UAの企業イメージを覆すカオスなビジュアルで話題を集めた。第2弾はUA本来の美意識を新鮮なフレッシュなキャストと演出で表現した。幻想的で不思議な魅力を持つ森本さんの作品世界に、若手の歌舞伎役者として注目を集める千之助さんをキャスティングした。着物をまとい、凛としたたたずまいの千之助さん。UAの服を着て絵画の中の人物になる千之助さん。いずれも“光”の演出でユニークなビジュアルに仕上がっている。

松本CCOは撮影現場では千之助さんの落差に驚いたという。「カジュアルな普段着で撮影現場に現れた千之助さんは、本当に今どきの若者といった雰囲気で、実年齢よりも若く見えるくらいでした。でも和服に着替えて、舞を踊っていただくと、その場の空気がピンと張り詰める。一瞬で撮影現場が彼に支配されたのです。森本さんの表現と相俟って、想像以上のものが完成しました」。

すでに雑誌やデジタル広告での露出がされており、主要ターミナルでの大型広告も計画している。「企業ブランドのリブランディング」は一朝一夕で達成できるものではないが、「“UAが変わろうとしている”というメッセージは届いているのではないか」と手応えを感じている。

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「ボッテガ・ヴェネタ」からカエルをモチーフにしたジュエリーが登場 

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が、2025年春夏コレクションでカエルをモチーフにしたジュエリーを発売した。

自由、跳躍、変身のシンボルであるカエルが、エナメル加工やゴールドに仕上げられら、ピアスや指輪、ネックレス、ブローチとなって登場。一部の商品ではパールと組み合わせており、パールは世界の淡水パールの75%を生産する中国の東海岸原産の最高級バロックパールを使用している。

ピアス

指輪

ネックレス

ブローチ

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短い春のアウター異変 三陽商会の高級トレンチコートも「袖なし」に

春が短くなり、春物衣料品の実売も短期決戦となる中で、春コートの主役だったトレンチコートに異変が起きている。

三陽商会のコート専業ブランド「サンヨーコート(SANYOCOAT)」は、素材と縫製にこだわった日本製“100年コート”から、初のジレタイプの新商品“100年コート トレンチジレモデル”を3月上旬に発売した。「サンヨーコート」を展開する6店舗、同社公式EC「サンヨー オンラインストア」などで取り扱っている。

“100年コート トレンチジレモデル”は、本格的なトレンチコートの特徴を残しつつ、カジュアルな着こなしもできるバランスを追求した。中空糸を織り交ぜた独自開発の生地を採用し、既存の“100年コート”の生地と比較して約30%軽量化。さらにエポレット(肩章)をはじめとする仕様を省くことで、軽さと着やすさを両立し、春から初夏にコートの代わりに気軽に羽織れるよう、軽やかに仕上げた。生産は他の“100年コート”同様に、コート専業56年の自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」(青森県七戸町)で仕立てている。

短期決戦の春へ
コート戦略を最適化

三陽商会は、気候変動と実需型の消費者ニーズに対応するため、昨春夏から新たな商品開発・販売計画を推進している。春物の需要期間については、従来の3カ月(3〜5月)から2カ月(3〜4月)へと考え方を改め、短期決戦のコート戦略を展開する。春物コートの生産数は全社で抑制する一方、ジレ、ショートコート、ブルゾンといった羽織りアイテムの品揃えを強化。軽量素材の採用や仕様の見直しによる商品自体の軽量化も進めている。

ショート丈の好評受け開発

昨秋冬には、温暖化傾向を踏まえて、“100年コート”初のショート丈モデル(9万9000円)を投入。当初の計画を上回る販売実績となるなど好評だった。これに手応えを得て、今春のジレモデル開発に至ったという。

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【スナップ】三吉彩花、千葉雄喜、THE BOYZジュヨンらが来場 「バレンシアガ」2025-26年秋冬コレクション

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、フランス・パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。

日本から三吉彩花、千葉雄喜、
Kemioらが来場

会場には、三吉彩花や千葉雄喜、Kemio、THE BOYZのジュヨン(Juyeon)、キム・ソヒョン(Kim Seohyung)、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)、ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)、ルカ・サバト(Luka Sabbat)、ミカ・シュナイダー(Mika Schneider)、ロメオ・ベッカム(Romeo Beckham)、タイラ・バンクス(Tyra Banks)らが来場した。

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「ヴィクター&ロルフ」が10年ぶりにプレタポルテ復活 ドレスやデニムなど17型を今秋発売

オートクチュールを中心とする「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」は、2025年秋冬シーズンから、10年ぶりにプレタポルテを復活する。

同ブランドは、1993年にデザイナーのヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)とロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)が設立。コンセプチュアルかつアバンギャルドな作風で知られ、98年春夏シーズンからパリでオートクチュール・コレクションを発表してきたが、2000年からはプレタポルテに注力するべくオートクチュールを休止。08年には、「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」を擁するOTBの傘下となった。その後、13-14年秋冬シーズンからオートクチュールを復活し、15-16年秋冬シーズンを最後にプレタポルテを終了した。

デザイナーデュオのコメント

ヴィクターとロルフのデザイナーデュオは、「10年間の休止期間を経たことにより、人々の生活の一部となるプレタポルテで、クチュール・コレクションで発表しているようなアイデアを表現することの自由さを感じるようになった。30年以上にわたって開発してきた私たちのクチュール・コレクションの“ビジュアル言語”は、特定の顧客層に訴えかけるものだ。プレタポルテでは、私たちのアイデアを、願わくばより幅広いオーディエンスに届けるべく新たな言語を探したい」と語った。なお、OTBは今年2月、2人との契約を5年延長することを発表している。

「マッキントッシュ」とコラボしたアウターも

2人によれば、プレタポルテに正式に復活する今回のコレクションは、ブランドの02年春夏、03-04年秋冬、23年春夏オートクチュール・コレクションが着想源だという。ブランドコードである目を引くボリューム感やレイヤード、華やかなリボンやフリル飾りを再解釈し、ドレス、バルーンシルエットのパンツ、レイヤードのタンクトップ、デニムなど17型に落とし込んだ。色味はニュートラルカラーを中心に、ダークベリー、ミントグリーン、スカイブルーで鮮やかさをプラスしている。また、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」とコラボレーションしたアウターも発表する。販売はブランドの公式オンラインストアのほか、厳選した小売店でも取り扱う。価格帯は、ドレスが990~2000ユーロ(約15万~32万円)の予定。

パリコレに合わせて春と秋に新作発表

今回のコレクションを収めたルックブックは、さまざまなアイテムが日常に溶け込む様子を捉えるべく、パリのストリートで撮影した。今後、新作アイテムはパリ・ファッション・ウイークの時期に合わせた3月と9月に発売する予定だという。

「ヴィクター&ロルフ」は現在、オートクチュールに加えて、ブライダル・コレクションの「ヴィクター&ロルフ マリアージュ(VIKTOR&ROLF MARIAGE)」とアイウエアの「ヴィクター&ロルフ ヴィジョン(VIKTOR&ROLF VISON)」のほか、ロレアル(L'OREAL)と提携したフレグランス事業を展開している。

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NYコレを席巻した“パワー・ドレッシング”の象徴「ケイト」 時代を超えた美学を、しなやかに研ぎ澄ませて

3月10日発売の「特集 ニューヨーク&ロンドンコレクション2025-26年秋冬」では、NYファッション・ウイークの一大トピックとして“パワー・ドレッシング”をピックアップした。ドナルド・トランプ大統領の、女性の権利を抑圧するようなスタンスに対する、デザイナーたちの意思表明とも言えるものだ。

そんなNYファッション・ウイークの中でも、数年前からイット・ブランドとして注目を集めているのがキャサリン・ホルスタイン(Catherine Holstein)が手がける「ケイト(KHAITE)」だ。レザーやテーラードを軸としたパワフルなスタイルに、絶妙なバランスでフェミニンさを加えたデザインが特徴。今季はそのクリエイションの着実な進化とともに、まさにパワー・ドレッシングを感じさせるコレクションだった。

2025-26年秋冬コレクションの会場となったのは、パーク・アベニュー・アーモリー。黄色味がかった円形の高架型のランウエイが設置され、その周囲に座席が配置された。今シーズン、キャサリンは彼女のヒーローでもある故デイヴィッド・リンチへのオマージュをコレクションに込めた。建築家グリフィン・フレイゼンがデザインした黄色いランウェイは、リンチが生涯忘れることがなかった「オズの魔法使い」へのオマージュでもあった。コレクションノートには次のような記述があった。「(中略)時を超えて影響を与え続ける要素が新たな組み合わせによって再構築され、魅惑的な形で蘇る(中略)」。リンチは、今もこれからも、キャサリンに影響を与え続けるのだろう。

強さとしなやかさの融合

ランウェイに登場したのは、時代に縛られない魅力を理解し、再構築したアイテムたち。ファーストルックに現れたルーズシルエットの濃紺デニムをはじめ、レザーのライダースジャケット、パワーショルダーのオーバーサイズジャケットなど、大人のためのリアルクローズがランウェイに次々と登場した。レパード柄のアイテム、スーパーニーハイブーツ、レザーコートなど、パワー・ドレッシングを基軸におきながらも、ブランケットステッチが施されたシルク、ボンディング加工のクレープサテン、トスカーナシアリング、ナイフプリーツのシルクツイルなどが、シルエットに女性らしいしなやかさを添えた。

ニットには実験的アプローチ
多層に重なる時代の美学

今季はニットに実験的なアプローチが加えられ、豊かな表情を見せた。ローゲージのざっくりとしたニット、フリンジ状や着古した風合いに処理したニットドレスは存在感があり、レザーと合わせることで柔と剛のコントラストを生み出した。コルセットはレザー素材の柔らかなフォルムで、フェミニンさを感じさせる。ブランドの象徴であるレザーも、手作業でのエイジングやファーとのコンビネーションで新たな進化を遂げた。一方でチョコレートやトフィーブラウン、鮮やかな赤が織り交ぜられたカラーパレットで、NYらしさも感じさせた。

エドワード朝の荘重なスタイルから60年代のモッズ、80年代のパワーファーまで。多くの時代の美学が凝縮された56ルックは、「ケイト」のネクストステージを予感させるコレクションだった。

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ミズノが部活動の地域移行支援コンソーシアムに参画 「少子化も進み、部活動に危機感」

教員の労働超過などが問題となる中で、学校部活動を地域や企業に委ねる動きが進みつつある。2024年9月に、スポーツデータバンク、三井住友海上火災保険、日本郵政の3社は、部活動の地域連携・地域移行を支援する「ブカツ・サポート・コンソーシアム」を立ち上げた。この度、同コンソーシアムに、ミズノなど4社が会員企業として参画した。

「ミズノのビジネスにとって、特に国内では部活動は非常に重要な位置を占める。しかし近年は少子化も著しく、危機感を覚えている。社内で部活動支援のためのプロジェクトも立ち上げてきたが、自社だけでは(指導者不足や財源確保、活動場所確保などの)この大きな課題に対応できない」と、ミズノの長沼秀一執行役員は参画意図についてコメント。ミズノの売上高2297億円(24年3月期)のうち、国内売上高は約61%。「そのうちの3〜4割が部活動関連の売り上げ」という。「部活動が行われなくなり、子どもたちが多様なスポーツを経験する機会がなくなってしまうことが一番問題。アスリートなどとして飛躍する可能性を秘めた人の芽をつんでしまうことになる」。

ミズノはコンソーシアムを通じ、具体的には、①スポーツ用品の販売、②所属アスリートやOB・OGらによる指導者向け研修やスポーツ体験イベントの企画、③自治体などから依頼されて管理運営を行っているスポーツ施設の活用検討、の3軸で自治体を支援する。特に、本業と直結する①については、「これまでもチームユニホームの製作などを手掛けてきたが、デザイン面などをサポートして、手間なくユニホーム等の発注ができる仕組みを新たに立ち上げる」。②については、既に社内で所属アスリートらがバレーボールやサッカー、水泳など各種スポーツを指導する“ビクトリークリニック”を実施しており、その仕組みを応用する。

今回、ミズノ以外でコンソーシアムに参画した企業は、スポーツクラブ運営などを行うルネサンス、フィットネススクールや各種運動クラブ向けのデジタルソリューションを提供しているhacomono、教育・文化交流事業にも注力するTOPPANホールディングスの4社。各社、自社の得意とする領域を生かし、自治体をサポートする。

「ブカツ・サポート・コンソーシアム」では24年9月の設立直後に、沖縄県教育委員会との連携協定を発表し、同県の宜野湾市や宜野座村など6自治体で実証を重ねている。その中で、宜野座村ではコンソーシアムのメニューを使って「JSPO公認スポーツコーチングリーダー」資格を取得した郵便局社員が、バドミントンの地域クラブの指導者として活動するなどしているという。「3月中に、他にもいくつかの自治体との連携協定の締結を予定する。また、将来的には運動部だけでなく、文化部の活動にもコンソーシアムの対象を広げていく」(石塚大輔スポーツデータバンク社長)。

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【スナップ】BLACKPINKリサや清原果耶らが来場 「ルイ・ヴィトン」2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月11日(日本時間)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=アーティスティック・ディレクターによる2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクションを発表した。

フランス・パリの会場には、アンバサダーを務めるブラック(BLACKPINK)のリサ(LISA)や俳優のエマ・ストーン(Emma Stone)、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)、チョン・ジヒョン(Jun Ji-Hyun)らが来場。日本からは俳優の清原果耶や穂志もえか、中田英寿ら豪華ゲストが参加し、最新のコレクションを楽しんだ。

来場者スナップ一覧

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【スナップ】BLACKPINKリサや清原果耶らが来場 「ルイ・ヴィトン」2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月11日(日本時間)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=アーティスティック・ディレクターによる2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクションを発表した。

フランス・パリの会場には、アンバサダーを務めるブラック(BLACKPINK)のリサ(LISA)や俳優のエマ・ストーン(Emma Stone)、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)、チョン・ジヒョン(Jun Ji-Hyun)らが来場。日本からは俳優の清原果耶や穂志もえか、中田英寿ら豪華ゲストが参加し、最新のコレクションを楽しんだ。

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