「ポーター」からシックなパープルの限定シリーズ“ピオーネ” 大阪店のリニューアル記念

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は3月20日、ポーター大阪をリニューアルオープンした。これを記念し、パープルカラーの“ピオーネ(PIONE)”シリーズを同店舗での完全数量限定で販売している。

“ピオーネ”シリーズは、“スクエア トート バッグ”(8万1400円)“ミニ ヘルメット バッグ”(6万1600円)“ツール バッグ”(6万6000円)“ロール バッグ”(6万3800円)、新型の“パーティー バッグ”(5万8300円)の計5型からなる。シックなパープルカラーをバッグの外側に、イエローカラーを内側に採用した。メーンにナイロンボンディング生地を使用し、ふっくらとした手触りに仕上げている。

ポーター大阪は、“ピオーネ”シリーズほか、ブランドの顔“タンカー(TANKER)”シリーズを充実したカラーバリエーションで用意。人気の“センシズ(SENSES)”シリーズもフルラインアップでそろえ、同シリーズの世界観を感じられるような体験コーナーも開設した。

◾︎ポーター大阪
時間:11:00〜21:00
定休日:不定休
場所:グランフロント大阪 ショップ&レストラン南館 3F
住所:大阪府大阪市北区大深町 4-20

“ピオーネ”シリーズ

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伊高級時計ブランド「パネライ」に新CEO 親会社リシュモンのウオッチ部門トップ

コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)は、傘下に持つパネライ(PANERAI)の新たな最高経営責任者(CEO)として、エマニュエル・ペラン(Emmanuel Perrin)=リシュモン ウオッチ部門責任者を任命した。4月1日付で就任し、ニコラ・ボス(Nicolas Bos)=リシュモンCEOの直属となる。

なお、同ブランドを2018年から率いてきたジャンマルク・ポントルエ(Jean-Marc Pontroue)CEOは、3月17日に自身のインスタグラムで退任を発表。その際、パネライはコメントを差し控えるとしていたが、今回の人事に伴い、同氏が4月1日付で退社することを明らかにした。

ペラン新CEOとポントルエCEOについて

ペラン新CEOは、リシュモンで33年にわたる経験を有している。同社が擁するヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)で9年近くキャリアを積み、10年に同じくリシュモン傘下のカルティエ(CARTIER)に加わった。さまざまな要職を歴任し、17年から現職。また、スイスの時計展示会「ウオッチズ & ワンダーズ(WATCHES & WONDERS)」の組織団体オート・オルロジュリー財団(Fondation de la Haute Horlogerie)のプレジデントも務めていた。

ポントルエCEOは、リシュモンで25年のキャリアを持つ。ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)のCEOを務めた後、18年に現職に就任した。同氏の今後については明らかになっていない。

パネライの歴史

パネライは、イタリア・フィレンツェで1860年に創業。時計の工房および販売店、専門学校を運営し、主にイタリアやエジプトの海軍に精密機器やテクニカルウオッチを提供していたが、1990年代から一般向け商品の製造および販売を開始した。97年にヴァンドーム・ラグジュアリー・グループ(VENDOME LUXURY GROUP、現リシュモン)が傘下に収めた。

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伊高級時計ブランド「パネライ」に新CEO 親会社リシュモンのウオッチ部門トップ

コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)は、傘下に持つパネライ(PANERAI)の新たな最高経営責任者(CEO)として、エマニュエル・ペラン(Emmanuel Perrin)=リシュモン ウオッチ部門責任者を任命した。4月1日付で就任し、ニコラ・ボス(Nicolas Bos)=リシュモンCEOの直属となる。

なお、同ブランドを2018年から率いてきたジャンマルク・ポントルエ(Jean-Marc Pontroue)CEOは、3月17日に自身のインスタグラムで退任を発表。その際、パネライはコメントを差し控えるとしていたが、今回の人事に伴い、同氏が4月1日付で退社することを明らかにした。

ペラン新CEOとポントルエCEOについて

ペラン新CEOは、リシュモンで33年にわたる経験を有している。同社が擁するヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)で9年近くキャリアを積み、10年に同じくリシュモン傘下のカルティエ(CARTIER)に加わった。さまざまな要職を歴任し、17年から現職。また、スイスの時計展示会「ウオッチズ & ワンダーズ(WATCHES & WONDERS)」の組織団体オート・オルロジュリー財団(Fondation de la Haute Horlogerie)のプレジデントも務めていた。

ポントルエCEOは、リシュモンで25年のキャリアを持つ。ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)のCEOを務めた後、18年に現職に就任した。同氏の今後については明らかになっていない。

パネライの歴史

パネライは、イタリア・フィレンツェで1860年に創業。時計の工房および販売店、専門学校を運営し、主にイタリアやエジプトの海軍に精密機器やテクニカルウオッチを提供していたが、1990年代から一般向け商品の製造および販売を開始した。97年にヴァンドーム・ラグジュアリー・グループ(VENDOME LUXURY GROUP、現リシュモン)が傘下に収めた。

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アルタビューティ通期決算は予想を下回る 新CEOは、「直面している課題は認識している」

大手化粧品小売店のアルタビューティ(ULTA BEAUTY)の2025年1月期決算は、売上高が前期比0.7%増の112億9500万ドル(約1兆6829億円)、営業利益が同6.7%減の15億6400万ドル(約2330億円)、純利益が同6.9%減の12億100万ドル(約1789億円)だった。同社は24年に初めてマーケットシェアを落とし、売上高は中期経営計画を下回っていると発表。一方で第4四半期の売上高はアナリストらの予測を上回ったため、株価は上昇した。25年1月に最高経営責任者(CEO)に就任したケシア・スティールマン(Kecia Steelman)は、激化する競争化での新戦略を発表した。

ケシア・スティールマンCEOによる新戦略

スティールマンCEOは、「我々が直面している課題は認識している。外的要因と内的要因によるものがある」といい、特に小売業者が新しいツールやプロセスを導入する際の課題を挙げる。「目の前のチャンスを確実につかむためには、これまでの運営方法を変えなければならないことは明らか。全てのアクションの中心にお客さまを据え、より迅速に行動し、戦略的に投資し、事業の最適化を図る」と述べる。より多くの独占製品を取り扱い、デジタル機能を最適化し、コストを削減することを目指す。

「第1にブランド構築やパーソナライゼーション、デジタル化の加速。第2にウェルネスや同社がキュレーションするECサイト『アルタビューティ マーケットプレース(ULTA BEAUTY MARKETPLACE)』、国際展開などを含む高成長が期待できる新規事業の拡大。第3に働き方を最適化し、優先課題に沿ってリーダーを戦略的に配置することで、将来に向けた基盤を再編成する」。ケリー・マホニー(Kelly Mahoney)を最高マーケティング責任者(CMO)に起用するなど、経営幹部の改革もすでに始めている。またモニカ・アルナウド(Monica Arnaudo)最高マーチャンダイジング責任者の退任に伴い、後任を探している。

本文中の円換算レート:1ドル=149円

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古着屋「ウェーバー」が「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とコラボ Tシャツとキーホルダー

古着屋「ウェーバー(WEBER)」はNetflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とのコラボレーションしたTシャツ(1万2100円)とキーホルダー(2200円)を発売する。3月29日から「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」で先行販売し、30日12:00から「ウェーバー」のオンラインストアで販売する。

Tシャツ

Tシャツは作品の時代設定とも重なる1980〜90年代にアメリカで多用されていたプリント技術をもとに、現代の技術で再構築した当時の風合いをよみがえらせた一品。今回は「ストレンジャー・シングス」のファーストシーズンのキービジュアルを採用し、プリントは大量生産に使われていたシルクスクリーンの製法を駆使して、劇画的に描かれたキャラクターのシリアスな表情をアメリカンラバー15版多色刷りで緻密に表現した。

パッケージも時代感を合わせ、昔懐かしいVHSビデオケースを模したレトロなデザイン。箱のひび割れや経年変化した表情もプリントで緻密に再現し、オブジェクトとしても存在感を発揮するデザインとなっている。

キーホルダー

また、Tシャツと連動した「Tシャツ」型キーホルダーも「ウェーバー」として初めて展開。Tシャツ同様に、キービジュアルを最大サイズでプリント。パッケージも時代感を合わせ、ひび割れや経年変化した表情もプリントで緻密に再現している。

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大谷翔平と村上隆が貢献 MLB東京シリーズでグッズ売り上げ約59億円を記録

3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催され、第1試合では、日本史上最多の視聴者数2500万人を記録した。これは2019年シリーズでの記録を1900万人以上上回り、2017年のワールドシリーズで行われたドジャース対ヒューストン・アストロズ第7試合の視聴者数2820万人に次ぐ記録だった。

しかし、記録を破ったのは視聴者数だけではない。デジタルスポーツプラットフォームを運営するファナティクスは3月20日(米現地時間)、東京シリーズにおけるファングッズやトレーディングカードの売り上げが4000万ドル(約59億円)を記録し、同社の最高売り上げを達成したイベントになったと報告した。同グッズは、ファナティクスが運営する東京のMLBオフィシャルストア、ニューヨークのMLBフラグシップストア、ロサンゼルスと東京で開催したポップアップストア、「トップス(TOPPS)」トレーディングカードポップアップストアで販売された。

ファナティクスによると、20万人を超えるファンが東京のMLBストアに来店し、東京ドームのメーンストアに設置した140台のレジスターが稼働するほど盛況したという。3月18日に行われた第1試合前には、2000人以上のファンが、19日に行われた第2試合前には、雪の中1000人以上が店舗前に列をなしたという。

3月8日に発売されたアーティストの村上隆による限定コレクションは、ファナティクス公式アプリで1時間以内に完売し、ほとんどのアイテムが販売開始から15分で売り切れた。40枚限定の桜デザインのユニホームには、購入のチャンスを求めて5000人のファンがファナティクスのサイトに殺到した。

ほか、同じく村上のデザインによる“「トップス」シリーズ1 ジャパンメガボックス”も人気で、日本の「トップス」オンラインストアでは、数時間で1万2000個以上が売れた。

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香水大手インターパルファムSAが仏フレグランス「グタール」を韓アモーレパシフィックから取得

香水大手インターパルファム(INTERPARFUMS)のヨーロッパを拠点とする子会社インターパルファムSA(INTERPARFUMS SA)はこのほど、仏フレグランスブランド「グタール(GOUTAL)」の知的財産権を韓国最大手ビューティ企業アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)から取得した。取得額は非公開。

2018年の全面刷新前は「アニック グタール(ANNICK GOUTAL)」という名で知られた同ブランドの運営は、アモーレパシフィックの子会社アモーレパシフィック・ヨーロッパ(AMOREPACIFIC EUROPE)がライセンス契約の下で一定期間継続する。インターパルファムSAは26年以降、同社とともにブランドを発展させていく予定。フィリップ・ベナカン(Philippe Benacin)=インターパルファムSA会長兼最高経営責任者(CEO)は、「『グタール』の買収は、ハイエンドフレグランスを含む製品ラインアップの拡大という当社の戦略を反映したもの」と説明する。現在の小売網や売上高の詳細は明らかにせず、「『グタール』の香水の年間売上高が過去には1000〜1200万ユーロ(約16〜19億円)に達していた」とだけ述べた。

「グタール」とは

「アニック グタール」は、1981年にパリで誕生。“オーダドリアン”や“プチシェリー”などの香りでヒットし、パリのベルシャス通りに店舗を構えるなど、ニッチフレグランスのカテゴリーで地位を確立した。元ピアニストでモデルのアニック・グタール(Annick Goutal)創業者は、99年にがんで死去。アモーレパシフィックは2011年に投資会社スターウッド・キャピタル(STARWOOD CAPITAL)から同ブランドを買収した。母親が設立した会社のレガシーを継承するため、娘のカミーユ・グタール(Camille Goutal)は今後も運営に関わり続ける。

インターパルファムSAの24年度の業績

インターパルファムSAの24年度の通期売上高は前期比10%増の8億8000万ユーロ(約1425円)、純利益は同10%増の1億2900万ユーロ(約208円)だった。「コーチ(COACH)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」「ラコステ(LACOSTE)」「ランバン(LANVIN)」「モンクレール(MONCLER)」「モンブラン(MONTBLANC)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を含むフレグランスライセンスのほか、「ロシャス(ROCHAS)」ブランドなどを所有している。

本文中の円換算レート:1ユーロ=162円

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香水大手インターパルファムSAが仏フレグランス「グタール」を韓アモーレパシフィックから取得

香水大手インターパルファム(INTERPARFUMS)のヨーロッパを拠点とする子会社インターパルファムSA(INTERPARFUMS SA)はこのほど、仏フレグランスブランド「グタール(GOUTAL)」の知的財産権を韓国最大手ビューティ企業アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)から取得した。取得額は非公開。

2018年の全面刷新前は「アニック グタール(ANNICK GOUTAL)」という名で知られた同ブランドの運営は、アモーレパシフィックの子会社アモーレパシフィック・ヨーロッパ(AMOREPACIFIC EUROPE)がライセンス契約の下で一定期間継続する。インターパルファムSAは26年以降、同社とともにブランドを発展させていく予定。フィリップ・ベナカン(Philippe Benacin)=インターパルファムSA会長兼最高経営責任者(CEO)は、「『グタール』の買収は、ハイエンドフレグランスを含む製品ラインアップの拡大という当社の戦略を反映したもの」と説明する。現在の小売網や売上高の詳細は明らかにせず、「『グタール』の香水の年間売上高が過去には1000〜1200万ユーロ(約16〜19億円)に達していた」とだけ述べた。

「グタール」とは

「アニック グタール」は、1981年にパリで誕生。“オーダドリアン”や“プチシェリー”などの香りでヒットし、パリのベルシャス通りに店舗を構えるなど、ニッチフレグランスのカテゴリーで地位を確立した。元ピアニストでモデルのアニック・グタール(Annick Goutal)創業者は、99年にがんで死去。アモーレパシフィックは2011年に投資会社スターウッド・キャピタル(STARWOOD CAPITAL)から同ブランドを買収した。母親が設立した会社のレガシーを継承するため、娘のカミーユ・グタール(Camille Goutal)は今後も運営に関わり続ける。

インターパルファムSAの24年度の業績

インターパルファムSAの24年度の通期売上高は前期比10%増の8億8000万ユーロ(約1425円)、純利益は同10%増の1億2900万ユーロ(約208円)だった。「コーチ(COACH)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」「ラコステ(LACOSTE)」「ランバン(LANVIN)」「モンクレール(MONCLER)」「モンブラン(MONTBLANC)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を含むフレグランスライセンスのほか、「ロシャス(ROCHAS)」ブランドなどを所有している。

本文中の円換算レート:1ユーロ=162円

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香水大手インターパルファムSAが仏フレグランス「グタール」を韓アモーレパシフィックから取得

香水大手インターパルファム(INTERPARFUMS)のヨーロッパを拠点とする子会社インターパルファムSA(INTERPARFUMS SA)はこのほど、仏フレグランスブランド「グタール(GOUTAL)」の知的財産権を韓国最大手ビューティ企業アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)から取得した。取得額は非公開。

2018年の全面刷新前は「アニック グタール(ANNICK GOUTAL)」という名で知られた同ブランドの運営は、アモーレパシフィックの子会社アモーレパシフィック・ヨーロッパ(AMOREPACIFIC EUROPE)がライセンス契約の下で一定期間継続する。インターパルファムSAは26年以降、同社とともにブランドを発展させていく予定。フィリップ・ベナカン(Philippe Benacin)=インターパルファムSA会長兼最高経営責任者(CEO)は、「『グタール』の買収は、ハイエンドフレグランスを含む製品ラインアップの拡大という当社の戦略を反映したもの」と説明する。現在の小売網や売上高の詳細は明らかにせず、「『グタール』の香水の年間売上高が過去には1000〜1200万ユーロ(約16〜19億円)に達していた」とだけ述べた。

「グタール」とは

「アニック グタール」は、1981年にパリで誕生。“オーダドリアン”や“プチシェリー”などの香りでヒットし、パリのベルシャス通りに店舗を構えるなど、ニッチフレグランスのカテゴリーで地位を確立した。元ピアニストでモデルのアニック・グタール(Annick Goutal)創業者は、99年にがんで死去。アモーレパシフィックは2011年に投資会社スターウッド・キャピタル(STARWOOD CAPITAL)から同ブランドを買収した。母親が設立した会社のレガシーを継承するため、娘のカミーユ・グタール(Camille Goutal)は今後も運営に関わり続ける。

インターパルファムSAの24年度の業績

インターパルファムSAの24年度の通期売上高は前期比10%増の8億8000万ユーロ(約1425円)、純利益は同10%増の1億2900万ユーロ(約208円)だった。「コーチ(COACH)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」「ラコステ(LACOSTE)」「ランバン(LANVIN)」「モンクレール(MONCLER)」「モンブラン(MONTBLANC)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を含むフレグランスライセンスのほか、「ロシャス(ROCHAS)」ブランドなどを所有している。

本文中の円換算レート:1ユーロ=162円

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アップサイクルに悩み、漁網処理を体験、マーク・ジェイコブスを前にアガる【向千鶴サステナDが行く】

向千鶴「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターが取材を通じて出会った人、見つけた面白いことなどを日記形式でお届けします。人との出会いは新しい価値観との出会い。意見を交換し、自分の境界線をじわりじわりと広げてゆく毎日です。

釣り針を取り除きながら巨大な太平洋ゴミベルトを思う

「ヘリーハンセン」で漁網リサイクルレクチャー(1/27)

ゴールドウインのノルウェー発のアウトドアブランド「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は1月、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションし海洋問題をテーマに据えた日本限定コレクションを発売しました。この日はスタッフが集まり、コレクションの原料ともなっている廃棄漁網を原料にしたリサイクルナイロン「ミューロン(MURON)」や、海洋プラスチック問題について学んでおり便乗しちゃいました。

講師を務めたのは、「ミューロン」を開発した、アパレル資材を扱う商社モリトアパレルの船崎康洋サステナブルデザイン室室長代理です。我々が手を動かしたのは短時間、しかも触る漁網は洗浄済みです。実際のリサイクル現場はそれよりはるかに過酷で地道な作業でしょう。それでも実際に漁網から錆びた釣り針を黙々と取り除く作業を行うことで現実を少し体感できました。

皆さんは、日本とハワイの間に漂流している「太平洋プラスチックごみベルト」をご存じですか?その大きさは、日本列島4倍くらいだそう。そんな危機感を背景に開発と普及にいそしむ船崎さんには「WWDJAPNA」のポッドキャストにもご登場いただいております。この記事の下の関連記事リンクからぜひ聴いてください。我らながら面白くお話をうかがえています!

江戸創業の繊維商社で革新的なアイデアと出会う

豊島展示会(1/28)

創業天保12年の繊維商社、豊島の展示会で面白い企業の製品と出会いました。廃棄される化粧品の中身を染料としてリサイクルするモーンガータ(MANGATA)です。同社は今では大手化粧品企業とも協業していますが、その原点は家庭での化粧品の廃棄だったそう。使い切らずに放置しているアイシャドウパレットなど、ありますよね。私は正直、1~2年「使うかも」と放置した後に、最終的には罪悪感とともにゴミとして捨ててきました。モンガータは“マジックウォーター(企業秘密)”でそれらを染料にリサイクルし、画材などに生かしています。素晴らしい!歴史ある豊島が江戸時代からその歴史を積み上げているのも、こういった革新的なアイデアをいち早く取り上げる姿勢があるからなのだと思います。

自己表現出来る場があることは人を笑顔にする

ファッション軸のサーキュラー体験イベント「エコマキ」(1/31)

東急プラザ原宿「ハラカド」4階で1月31日から3日間、リペアやリメイクを柱としたサステナビリティ×ファッションのイベントが開催され、ワークショップや映画配信などさまざまな体験型コンテンツが用意されました。この集合写真が象徴していますが、実現させたのは「つながり」の力。約50ブランドが「よしやろう」と集りました。Free Standarが音頭をとり、東急不動産、東急不動産SCマネジメン、CYKLUSと開催にこぎつけました。

会場には10本歩けば知り合いとぶつかるくらい、サステナビリティに取り組む業界関係者が多かったのですが、印象的なのは彼らの笑顔。普段は「あれがうまくいかない」「これが大変だ」なんて課題の話をすることが多いのですが、ここではみんなよい笑顔で楽しそう。自分が信じること、手がけていることをきちんと表現出来る場があることが、これほど人を笑顔にするのか、と新鮮な気づきがありました。そういうポジティブな発露はきっと来場者に伝播しますよね。

東大を会場に「何をもって未来?」を熱弁

経産省「みらいのファッション人材育成プログラム」成果発表会(2/1)

経済産業省の補助事業「みらいのファッション人材育成プログラム」にメンターとして参加し、この日は最終発表会でした。東京大学大学院情報学環・福武ホールを会場に5組の採択事業者(MAI SUZKI、ワコール、メタクロシス、JR西日本SC開発、シンフラックス)が情熱的にプレゼンテーション。関係者の間では、「何をもってクリエイター?」に始まり、「何をもって未来?」へと議論が広がり、伴走する側も時々立ち止まり考えながらの10カ月でした。

Mr.好奇心。大好きなデザイナーを前にメロメロになる

マーク・ジェイコブスへインタビュー(2/10 )

19年ぶりに来日した大好きなデザイナー、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)へのインタビューが実現し、文字通りメロメロになりました(笑)。私がサステナビリティに力を入れているのはファッションが好きだから。特にマークのような才能あるデザイナーに輝き続けて欲しいから。その世界が持続可能であるためには、間違っていたところは変えよう、サステナビリティを前提とした産業へ変わろう、というスタンスで活動をしています。

2000年代にコレクションマガジン「ファッションニュース」を作っていたとき、マークがインタビューで話していた「僕は時代や未来を予測するのはあまり得意ではないので将来のことはわからない。僕にとって未来は今取り掛かっている作業を進めること」という言葉が大好き。この瞬間を享受して、目の前の場所、人、時間を慈しむ勤勉な姿勢に感化されました。

そして昨年に「ヴォーグ(vogue)」が公開したムービー「A New York Day With Marc Jacobs and Jerry Saltz」で、アート評論家Jerry Saltzとの対話でマークは「まだやっていないこと、についてはわからない。突き動かしているのは好奇心。そして、好奇心には答えは必要ない。ただ存在するだけ」と話していて、その変わらないスタンスが嬉しかった。答えを求めすぎたり、将来を憂いすぎず、尽きない好奇心に突き動かされるままに、ただここに存在する一瞬一瞬を大切にする。自分もそうありたいです。

レンタル後にアップサイクルされる服という新ジャンル

大丸アップサイクルイベント「ループアワード」(2/15)

大丸松坂屋百貨店のファッションサブスクリプションサービス 「アナザーアドレス(ANOTHERADDRESS)」が主催するアップサイクルのコンテスト「ループアワード(roop Award)」に審査員として参加しました。アップサイクルは難しいです。「アップ」というからには、元の製品より価値が「アップ」してほしいですが、正直そうなっていない製品の方が多いのが現状だと思います。

でもこのコンテストは違いました。ちゃんとアップ、していました。価値は目に見えないものですから、「正しく」価値を積み上げてゆけるか否かは結局、手がける人の心持ちに始まり、それを維持するための仕組みづくりと実行力次第ですよね。審査するにあたり、実際に「アナザードレス」で服をレンタルしてみたことで、仕組みの背景には高度なデジタルの仕組みがあることなどがわかりました。DXとSXは切ってもきれない関係にあることを再確認したプロジェクトでもあります。

流行やトレンドはどうやって生まれるの?の難題に答える

J-WAVEで井桁弘恵さんのラジオ番組に出演(2/21)

モデルで女優の井桁弘恵さんのラジオ番組に呼んでいただき、ファッションをテーマに弾丸トークしました。「LOGISTEED TOMOLAB.〜TOMORROW LABORATORY」はJ-WAVE(81.3FM)で毎週土曜日 20:00〜20:54 にオンエア中。身の周りにある森羅万象をテーマにとり上げ、「ラボ」のチーフである井桁弘恵さんが、毎回フェロー(ゲスト)を迎えてさまざまな角度から話を進めるというコンセプトで、私のお題はもちろん、ファッションとサステナビリティ。流行やトレンドはどのように生まれて、変化してきたのか?などなど、聞き上手な井桁さんのリズムにすっかり乗っかり楽しく話しました。アーカイブはSpotifyなどのPod Castでも聴けるそうなのでぜひ!

JSFAなど業界3団体がアパレルのGHG測定・削減にエンジンかける

脱炭素に向けたガイドライン説明会(2/24)


業界3団体がタッグを組んで、アパレルの脱炭素に向けてグイっと一歩踏み出しました。ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)、⼀般社団法⼈⽇本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)および協同組合関⻄ファッション連合(KanFA)が連携して環境省の⽀援を受けてアパレル企業が脱炭素に向けてGHG測定・削減を推進するためのガイドラインを策定。この日開かれた説明会には100人を超える業界各社のサステナビリティ担当が集まりました。

利害関係がバチバチにある企業が集まり、活発に議論を交わし、GHG測定・削減の実践につながる道筋をつけた。これ、結構すごいことです。写真左のワールドの枝村さんをはじめアパレルの「品質管理室」の皆さんの奮闘が大きいようです。大事なことはこのガイドラインをちゃんと使うこと。日本には規制はまだありませんが、上場企業にスコープ3の算定義務化が課される日は間近で、2026年以降には「プライム市場上場企業ないしはその一部」への適用が検討されています。時間はもうあまりありません。

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アップサイクルに悩み、漁網処理を体験、マーク・ジェイコブスを前にアガる【向千鶴サステナDが行く】

向千鶴「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターが取材を通じて出会った人、見つけた面白いことなどを日記形式でお届けします。人との出会いは新しい価値観との出会い。意見を交換し、自分の境界線をじわりじわりと広げてゆく毎日です。

釣り針を取り除きながら巨大な太平洋ゴミベルトを思う

「ヘリーハンセン」で漁網リサイクルレクチャー(1/27)

ゴールドウインのノルウェー発のアウトドアブランド「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は1月、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションし海洋問題をテーマに据えた日本限定コレクションを発売しました。この日はスタッフが集まり、コレクションの原料ともなっている廃棄漁網を原料にしたリサイクルナイロン「ミューロン(MURON)」や、海洋プラスチック問題について学んでおり便乗しちゃいました。

講師を務めたのは、「ミューロン」を開発した、アパレル資材を扱う商社モリトアパレルの船崎康洋サステナブルデザイン室室長代理です。我々が手を動かしたのは短時間、しかも触る漁網は洗浄済みです。実際のリサイクル現場はそれよりはるかに過酷で地道な作業でしょう。それでも実際に漁網から錆びた釣り針を黙々と取り除く作業を行うことで現実を少し体感できました。

皆さんは、日本とハワイの間に漂流している「太平洋プラスチックごみベルト」をご存じですか?その大きさは、日本列島4倍くらいだそう。そんな危機感を背景に開発と普及にいそしむ船崎さんには「WWDJAPNA」のポッドキャストにもご登場いただいております。この記事の下の関連記事リンクからぜひ聴いてください。我らながら面白くお話をうかがえています!

江戸創業の繊維商社で革新的なアイデアと出会う

豊島展示会(1/28)

創業天保12年の繊維商社、豊島の展示会で面白い企業の製品と出会いました。廃棄される化粧品の中身を染料としてリサイクルするモーンガータ(MANGATA)です。同社は今では大手化粧品企業とも協業していますが、その原点は家庭での化粧品の廃棄だったそう。使い切らずに放置しているアイシャドウパレットなど、ありますよね。私は正直、1~2年「使うかも」と放置した後に、最終的には罪悪感とともにゴミとして捨ててきました。モンガータは“マジックウォーター(企業秘密)”でそれらを染料にリサイクルし、画材などに生かしています。素晴らしい!歴史ある豊島が江戸時代からその歴史を積み上げているのも、こういった革新的なアイデアをいち早く取り上げる姿勢があるからなのだと思います。

自己表現出来る場があることは人を笑顔にする

ファッション軸のサーキュラー体験イベント「エコマキ」(1/31)

東急プラザ原宿「ハラカド」4階で1月31日から3日間、リペアやリメイクを柱としたサステナビリティ×ファッションのイベントが開催され、ワークショップや映画配信などさまざまな体験型コンテンツが用意されました。この集合写真が象徴していますが、実現させたのは「つながり」の力。約50ブランドが「よしやろう」と集りました。Free Standarが音頭をとり、東急不動産、東急不動産SCマネジメン、CYKLUSと開催にこぎつけました。

会場には10本歩けば知り合いとぶつかるくらい、サステナビリティに取り組む業界関係者が多かったのですが、印象的なのは彼らの笑顔。普段は「あれがうまくいかない」「これが大変だ」なんて課題の話をすることが多いのですが、ここではみんなよい笑顔で楽しそう。自分が信じること、手がけていることをきちんと表現出来る場があることが、これほど人を笑顔にするのか、と新鮮な気づきがありました。そういうポジティブな発露はきっと来場者に伝播しますよね。

東大を会場に「何をもって未来?」を熱弁

経産省「みらいのファッション人材育成プログラム」成果発表会(2/1)

経済産業省の補助事業「みらいのファッション人材育成プログラム」にメンターとして参加し、この日は最終発表会でした。東京大学大学院情報学環・福武ホールを会場に5組の採択事業者(MAI SUZKI、ワコール、メタクロシス、JR西日本SC開発、シンフラックス)が情熱的にプレゼンテーション。関係者の間では、「何をもってクリエイター?」に始まり、「何をもって未来?」へと議論が広がり、伴走する側も時々立ち止まり考えながらの10カ月でした。

Mr.好奇心。大好きなデザイナーを前にメロメロになる

マーク・ジェイコブスへインタビュー(2/10 )

19年ぶりに来日した大好きなデザイナー、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)へのインタビューが実現し、文字通りメロメロになりました(笑)。私がサステナビリティに力を入れているのはファッションが好きだから。特にマークのような才能あるデザイナーに輝き続けて欲しいから。その世界が持続可能であるためには、間違っていたところは変えよう、サステナビリティを前提とした産業へ変わろう、というスタンスで活動をしています。

2000年代にコレクションマガジン「ファッションニュース」を作っていたとき、マークがインタビューで話していた「僕は時代や未来を予測するのはあまり得意ではないので将来のことはわからない。僕にとって未来は今取り掛かっている作業を進めること」という言葉が大好き。この瞬間を享受して、目の前の場所、人、時間を慈しむ勤勉な姿勢に感化されました。

そして昨年に「ヴォーグ(vogue)」が公開したムービー「A New York Day With Marc Jacobs and Jerry Saltz」で、アート評論家Jerry Saltzとの対話でマークは「まだやっていないこと、についてはわからない。突き動かしているのは好奇心。そして、好奇心には答えは必要ない。ただ存在するだけ」と話していて、その変わらないスタンスが嬉しかった。答えを求めすぎたり、将来を憂いすぎず、尽きない好奇心に突き動かされるままに、ただここに存在する一瞬一瞬を大切にする。自分もそうありたいです。

レンタル後にアップサイクルされる服という新ジャンル

大丸アップサイクルイベント「ループアワード」(2/15)

大丸松坂屋百貨店のファッションサブスクリプションサービス 「アナザーアドレス(ANOTHERADDRESS)」が主催するアップサイクルのコンテスト「ループアワード(roop Award)」に審査員として参加しました。アップサイクルは難しいです。「アップ」というからには、元の製品より価値が「アップ」してほしいですが、正直そうなっていない製品の方が多いのが現状だと思います。

でもこのコンテストは違いました。ちゃんとアップ、していました。価値は目に見えないものですから、「正しく」価値を積み上げてゆけるか否かは結局、手がける人の心持ちに始まり、それを維持するための仕組みづくりと実行力次第ですよね。審査するにあたり、実際に「アナザードレス」で服をレンタルしてみたことで、仕組みの背景には高度なデジタルの仕組みがあることなどがわかりました。DXとSXは切ってもきれない関係にあることを再確認したプロジェクトでもあります。

流行やトレンドはどうやって生まれるの?の難題に答える

J-WAVEで井桁弘恵さんのラジオ番組に出演(2/21)

モデルで女優の井桁弘恵さんのラジオ番組に呼んでいただき、ファッションをテーマに弾丸トークしました。「LOGISTEED TOMOLAB.〜TOMORROW LABORATORY」はJ-WAVE(81.3FM)で毎週土曜日 20:00〜20:54 にオンエア中。身の周りにある森羅万象をテーマにとり上げ、「ラボ」のチーフである井桁弘恵さんが、毎回フェロー(ゲスト)を迎えてさまざまな角度から話を進めるというコンセプトで、私のお題はもちろん、ファッションとサステナビリティ。流行やトレンドはどのように生まれて、変化してきたのか?などなど、聞き上手な井桁さんのリズムにすっかり乗っかり楽しく話しました。アーカイブはSpotifyなどのPod Castでも聴けるそうなのでぜひ!

JSFAなど業界3団体がアパレルのGHG測定・削減にエンジンかける

脱炭素に向けたガイドライン説明会(2/24)


業界3団体がタッグを組んで、アパレルの脱炭素に向けてグイっと一歩踏み出しました。ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)、⼀般社団法⼈⽇本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)および協同組合関⻄ファッション連合(KanFA)が連携して環境省の⽀援を受けてアパレル企業が脱炭素に向けてGHG測定・削減を推進するためのガイドラインを策定。この日開かれた説明会には100人を超える業界各社のサステナビリティ担当が集まりました。

利害関係がバチバチにある企業が集まり、活発に議論を交わし、GHG測定・削減の実践につながる道筋をつけた。これ、結構すごいことです。写真左のワールドの枝村さんをはじめアパレルの「品質管理室」の皆さんの奮闘が大きいようです。大事なことはこのガイドラインをちゃんと使うこと。日本には規制はまだありませんが、上場企業にスコープ3の算定義務化が課される日は間近で、2026年以降には「プライム市場上場企業ないしはその一部」への適用が検討されています。時間はもうあまりありません。

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アップサイクルに悩み、漁網処理を体験、マーク・ジェイコブスを前にアガる【向千鶴サステナDが行く】

向千鶴「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターが取材を通じて出会った人、見つけた面白いことなどを日記形式でお届けします。人との出会いは新しい価値観との出会い。意見を交換し、自分の境界線をじわりじわりと広げてゆく毎日です。

釣り針を取り除きながら巨大な太平洋ゴミベルトを思う

「ヘリーハンセン」で漁網リサイクルレクチャー(1/27)

ゴールドウインのノルウェー発のアウトドアブランド「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は1月、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションし海洋問題をテーマに据えた日本限定コレクションを発売しました。この日はスタッフが集まり、コレクションの原料ともなっている廃棄漁網を原料にしたリサイクルナイロン「ミューロン(MURON)」や、海洋プラスチック問題について学んでおり便乗しちゃいました。

講師を務めたのは、「ミューロン」を開発した、アパレル資材を扱う商社モリトアパレルの船崎康洋サステナブルデザイン室室長代理です。我々が手を動かしたのは短時間、しかも触る漁網は洗浄済みです。実際のリサイクル現場はそれよりはるかに過酷で地道な作業でしょう。それでも実際に漁網から錆びた釣り針を黙々と取り除く作業を行うことで現実を少し体感できました。

皆さんは、日本とハワイの間に漂流している「太平洋プラスチックごみベルト」をご存じですか?その大きさは、日本列島4倍くらいだそう。そんな危機感を背景に開発と普及にいそしむ船崎さんには「WWDJAPNA」のポッドキャストにもご登場いただいております。この記事の下の関連記事リンクからぜひ聴いてください。我らながら面白くお話をうかがえています!

江戸創業の繊維商社で革新的なアイデアと出会う

豊島展示会(1/28)

創業天保12年の繊維商社、豊島の展示会で面白い企業の製品と出会いました。廃棄される化粧品の中身を染料としてリサイクルするモーンガータ(MANGATA)です。同社は今では大手化粧品企業とも協業していますが、その原点は家庭での化粧品の廃棄だったそう。使い切らずに放置しているアイシャドウパレットなど、ありますよね。私は正直、1~2年「使うかも」と放置した後に、最終的には罪悪感とともにゴミとして捨ててきました。モンガータは“マジックウォーター(企業秘密)”でそれらを染料にリサイクルし、画材などに生かしています。素晴らしい!歴史ある豊島が江戸時代からその歴史を積み上げているのも、こういった革新的なアイデアをいち早く取り上げる姿勢があるからなのだと思います。

自己表現出来る場があることは人を笑顔にする

ファッション軸のサーキュラー体験イベント「エコマキ」(1/31)

東急プラザ原宿「ハラカド」4階で1月31日から3日間、リペアやリメイクを柱としたサステナビリティ×ファッションのイベントが開催され、ワークショップや映画配信などさまざまな体験型コンテンツが用意されました。この集合写真が象徴していますが、実現させたのは「つながり」の力。約50ブランドが「よしやろう」と集りました。Free Standarが音頭をとり、東急不動産、東急不動産SCマネジメン、CYKLUSと開催にこぎつけました。

会場には10本歩けば知り合いとぶつかるくらい、サステナビリティに取り組む業界関係者が多かったのですが、印象的なのは彼らの笑顔。普段は「あれがうまくいかない」「これが大変だ」なんて課題の話をすることが多いのですが、ここではみんなよい笑顔で楽しそう。自分が信じること、手がけていることをきちんと表現出来る場があることが、これほど人を笑顔にするのか、と新鮮な気づきがありました。そういうポジティブな発露はきっと来場者に伝播しますよね。

東大を会場に「何をもって未来?」を熱弁

経産省「みらいのファッション人材育成プログラム」成果発表会(2/1)

経済産業省の補助事業「みらいのファッション人材育成プログラム」にメンターとして参加し、この日は最終発表会でした。東京大学大学院情報学環・福武ホールを会場に5組の採択事業者(MAI SUZKI、ワコール、メタクロシス、JR西日本SC開発、シンフラックス)が情熱的にプレゼンテーション。関係者の間では、「何をもってクリエイター?」に始まり、「何をもって未来?」へと議論が広がり、伴走する側も時々立ち止まり考えながらの10カ月でした。

Mr.好奇心。大好きなデザイナーを前にメロメロになる

マーク・ジェイコブスへインタビュー(2/10 )

19年ぶりに来日した大好きなデザイナー、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)へのインタビューが実現し、文字通りメロメロになりました(笑)。私がサステナビリティに力を入れているのはファッションが好きだから。特にマークのような才能あるデザイナーに輝き続けて欲しいから。その世界が持続可能であるためには、間違っていたところは変えよう、サステナビリティを前提とした産業へ変わろう、というスタンスで活動をしています。

2000年代にコレクションマガジン「ファッションニュース」を作っていたとき、マークがインタビューで話していた「僕は時代や未来を予測するのはあまり得意ではないので将来のことはわからない。僕にとって未来は今取り掛かっている作業を進めること」という言葉が大好き。この瞬間を享受して、目の前の場所、人、時間を慈しむ勤勉な姿勢に感化されました。

そして昨年に「ヴォーグ(vogue)」が公開したムービー「A New York Day With Marc Jacobs and Jerry Saltz」で、アート評論家Jerry Saltzとの対話でマークは「まだやっていないこと、についてはわからない。突き動かしているのは好奇心。そして、好奇心には答えは必要ない。ただ存在するだけ」と話していて、その変わらないスタンスが嬉しかった。答えを求めすぎたり、将来を憂いすぎず、尽きない好奇心に突き動かされるままに、ただここに存在する一瞬一瞬を大切にする。自分もそうありたいです。

レンタル後にアップサイクルされる服という新ジャンル

大丸アップサイクルイベント「ループアワード」(2/15)

大丸松坂屋百貨店のファッションサブスクリプションサービス 「アナザーアドレス(ANOTHERADDRESS)」が主催するアップサイクルのコンテスト「ループアワード(roop Award)」に審査員として参加しました。アップサイクルは難しいです。「アップ」というからには、元の製品より価値が「アップ」してほしいですが、正直そうなっていない製品の方が多いのが現状だと思います。

でもこのコンテストは違いました。ちゃんとアップ、していました。価値は目に見えないものですから、「正しく」価値を積み上げてゆけるか否かは結局、手がける人の心持ちに始まり、それを維持するための仕組みづくりと実行力次第ですよね。審査するにあたり、実際に「アナザードレス」で服をレンタルしてみたことで、仕組みの背景には高度なデジタルの仕組みがあることなどがわかりました。DXとSXは切ってもきれない関係にあることを再確認したプロジェクトでもあります。

流行やトレンドはどうやって生まれるの?の難題に答える

J-WAVEで井桁弘恵さんのラジオ番組に出演(2/21)

モデルで女優の井桁弘恵さんのラジオ番組に呼んでいただき、ファッションをテーマに弾丸トークしました。「LOGISTEED TOMOLAB.〜TOMORROW LABORATORY」はJ-WAVE(81.3FM)で毎週土曜日 20:00〜20:54 にオンエア中。身の周りにある森羅万象をテーマにとり上げ、「ラボ」のチーフである井桁弘恵さんが、毎回フェロー(ゲスト)を迎えてさまざまな角度から話を進めるというコンセプトで、私のお題はもちろん、ファッションとサステナビリティ。流行やトレンドはどのように生まれて、変化してきたのか?などなど、聞き上手な井桁さんのリズムにすっかり乗っかり楽しく話しました。アーカイブはSpotifyなどのPod Castでも聴けるそうなのでぜひ!

JSFAなど業界3団体がアパレルのGHG測定・削減にエンジンかける

脱炭素に向けたガイドライン説明会(2/24)


業界3団体がタッグを組んで、アパレルの脱炭素に向けてグイっと一歩踏み出しました。ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)、⼀般社団法⼈⽇本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)および協同組合関⻄ファッション連合(KanFA)が連携して環境省の⽀援を受けてアパレル企業が脱炭素に向けてGHG測定・削減を推進するためのガイドラインを策定。この日開かれた説明会には100人を超える業界各社のサステナビリティ担当が集まりました。

利害関係がバチバチにある企業が集まり、活発に議論を交わし、GHG測定・削減の実践につながる道筋をつけた。これ、結構すごいことです。写真左のワールドの枝村さんをはじめアパレルの「品質管理室」の皆さんの奮闘が大きいようです。大事なことはこのガイドラインをちゃんと使うこと。日本には規制はまだありませんが、上場企業にスコープ3の算定義務化が課される日は間近で、2026年以降には「プライム市場上場企業ないしはその一部」への適用が検討されています。時間はもうあまりありません。

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「キス」から桜のグラフィックTシャツ アイスクリームバーで限定メニューも販売

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ サクラ(TREATS SAKURA)”コレクションと題し、Tシャツと限定メニューを発売した。

グラフィックTシャツ

Tシャツは、桜の枝が垂れ下がり、水面に“KITH TREATS”と配したグラフィックをデザイン。「キス」東京店および大阪店で取り扱う。

限定アイスとラテ
4月6日まで販売

限定メニューは、バニラアイスクリームに白ごま、さくらかりんとう、ブラウンライスシリアルをブレンドし、さくらの塩漬けと麩菓子を乗せた“ザ ブロッサム(THE BLOSSOM)”(スワール1210円、ミルクシェイク1320円)と、さくらの香りと練乳の甘さが楽しめる“サクラ ラテ(SAKURA LATTE)”(770円)を用意する。「キス トリーツ」東京店および大阪店で販売する。

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「キス」から桜のグラフィックTシャツ アイスクリームバーで限定メニューも販売

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ サクラ(TREATS SAKURA)”コレクションと題し、Tシャツと限定メニューを発売した。

グラフィックTシャツ

Tシャツは、桜の枝が垂れ下がり、水面に“KITH TREATS”と配したグラフィックをデザイン。「キス」東京店および大阪店で取り扱う。

限定アイスとラテ
4月6日まで販売

限定メニューは、バニラアイスクリームに白ごま、さくらかりんとう、ブラウンライスシリアルをブレンドし、さくらの塩漬けと麩菓子を乗せた“ザ ブロッサム(THE BLOSSOM)”(スワール1210円、ミルクシェイク1320円)と、さくらの香りと練乳の甘さが楽しめる“サクラ ラテ(SAKURA LATTE)”(770円)を用意する。「キス トリーツ」東京店および大阪店で販売する。

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「キス」から桜のグラフィックTシャツ アイスクリームバーで限定メニューも販売

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、“トリーツ サクラ(TREATS SAKURA)”コレクションと題し、Tシャツと限定メニューを発売した。

グラフィックTシャツ

Tシャツは、桜の枝が垂れ下がり、水面に“KITH TREATS”と配したグラフィックをデザイン。「キス」東京店および大阪店で取り扱う。

限定アイスとラテ
4月6日まで販売

限定メニューは、バニラアイスクリームに白ごま、さくらかりんとう、ブラウンライスシリアルをブレンドし、さくらの塩漬けと麩菓子を乗せた“ザ ブロッサム(THE BLOSSOM)”(スワール1210円、ミルクシェイク1320円)と、さくらの香りと練乳の甘さが楽しめる“サクラ ラテ(SAKURA LATTE)”(770円)を用意する。「キス トリーツ」東京店および大阪店で販売する。

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ジェシーが「アンダーアーマ」のアンバサダーに就任 キャンペーンで鍛えた肉体を披露

「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」は、ジェシー(JESSE)をブランドキャンペーンアンバサダーに起用した“UAベースレイヤー(UA BASELAYER)”とスタイルウエアライン“UAスポーツウエア(UA SPORTSWEAR)”の新作ビジュアルを公開した。今回のビジュアルはフォトグラファーのRKが撮影した。

ジェシーは、「アンダーアーマー」と同じ1996年に生まれ、常にハイクオリティなパフォーマンスを追求し、独自の存在感を放ちながら多方面で活躍していて、「アンダーアーマー」の目指す新たなブランドイメージを体現していることから今回の起用に至ったという。

ジェシーはアンバサダー就任について、「同じ年に生まれ、ともに年を重ねてきた『アンダーアーマー』のアンバサダーに就任できてとても光栄です。『アンダーアーマー』のブランドコンセプトは、その時に一度きりのリアルでパワフルなパフォーマンスが求められる世界にいる僕にとって、そばで一緒に戦ってくれるような気持ちにしてくれます。『UA BASELAYER』はダンスや演技の練習の時、まさに“パフォーマンスを最大化” してくれる存在で、スタイルウエアラインの『UA SPORTSWEAR』は日常使いができて、オフの時も気持ちを前向きにさせてくれます。今回お話をいただいて、撮影に向けて今までよりも負荷の高い筋トレで体をより鍛えました。進化したジェシーをぜひみてもらえたらうれしいです。何かに向かって挑戦するとき、進化をもたらせるような力を与えられるよう、『アンダーアーマー』の新たな一面を切り拓いていきたいと思います」とコメントする。

また、イメージムービーも公開され、ブランドウェブサイトやソーシャルメディアで展開。テレビCMの放映や屋外広告、店頭プロモーションも実施する。

「UA BASELAYER -進化をもたらす-」編

「アンダーアーマー」の原点である“UAベースレイヤー”。「進化をもたらす」をテーマに、「アンダーアーマー」の新たな歴史を作りあげるこれからの決意を表現したムービー“UAベースレイヤー”を纏い、トレーニングに向けて準備をするジェシーを、新しい自分への進化を目指す決意と重ね、ブランドの新たな歴史のスタートの象徴とする。

「UA SPORTSWEAR -SURVIVE THE CITY-」編

アスリートの日常に寄り添うスタイルウエア“UAスポーツウエア”は、新生「アンダーアーマー」の象徴的なライン。「SURVIVE THE CITY」をテーマに、自分らしいスタイルに身を包み自分の信じた道を進む姿をまとめたムービー。日々変化する東京の街をさまようように、だが信念を持って進むジェシーが、日常のスタイルウエアに力強く踏み込む「アンダーアーマー」のこれからの決意を表現する。

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親子のデザインが共演した「ヨウジヤマモト」、現代アートのようにう既成概念を覆す「イッセイ ミヤケ」 25-26年秋冬パリコレ日記vol.4

パリコレも中盤に突入しました。中盤からはResee(ショー後の展示)のアポも増えてくるので、スケジュール調整が難航します。ただ、今日は街の中心部で開催されるショーやプレゼンテーションが多くて一安心。サラ・バートン(Sarah Burton)が手掛ける新生「ジバンシィ(GIVENCHY)」から「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ケンゾー(KENZO)」のショーの模様をお届けします。

舞台は歴史あるブラッスリー
パリジャンの日常を感じる「アミ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:本日は「アミ(AMI)」からスタート。メンズ・ファッション・ウイークで男女ショーを行っている「アミ」は今回、歴史あるブラッスリーのル・グラン・コルベールでプレスデーを開催しました。中は、“まさにパリ!“といった雰囲気で、日常に根差した上質なパリジャンスタイルを打ち出すブランドにぴったりです。ニュアンスのあるパステルやニュートラルカラーを軸にしたリラックス感あるシルエットが特徴のルックをまとったモデルたちは、自由で気ままな精神を体現。コーヒーやオレンジジュースを飲みながら談笑していて、和やかなムードでした。

日本では2月まで開催されていた表参道のポップアップショップが大盛況だったことも記憶に新しい「アミ」ですが、パリではマレ地区に新しい旗艦店をオープン。その広さは600平方メートルあり、幅広いアイテムがそろいます。ただ、目的を持って訪れる店ではなく「この辺りを散歩している人のリアルな日常生活の一部になる」ことが、創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)の目指す形だそう。そんな考えは、「アミ」のスタイルにも通じていて好感が持てます。

“オバさんブランド“から脱却
「レオナール」は一本足打法も改善

村上要「WWDJAPAN」編集長:「レオナール(LEONARD)」は、「シティ ノマド」がテーマ。林立するビルを砂漠と捉え、そんな空間に生命感や清らかさをもたらす花々と戯れたコレクションを発表しました。クィーン・オブ・フラワーなバラの花をキーモチーフに選び、大胆にプリント。シルクのドレスのみならず、キルティングのシャツブルゾンやジャージーにラミネート加工を施したコートなどにも加えました。20ルックあまりのコンパクトなコレクションでしたが、だんだん“オバさま“ブランドとかドレスの一本足打法から脱却しつつあり、今後が楽しみです。

成長を見せる「ロシーン ピアース」
「ポレーヌ」とのコラボバッグも

藪野:その頃、僕はドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS、DSMP)が支援する「ロシーン ピアース(ROISIN PIERCE)」のミニショーが開かれるアイルランド大使館へ。2020年に設立された同ブランドは、故郷のアイルランドで受け継がれるクロシェ、レース、スモッキングなどクラフト感のある手仕事をふんだんに取り入れた、詩的でロマンチックなスタイルが魅力。今季はその世界観やクラフトへの愛を大切にしながらも、よりリアリティーを感じるウエアラブルなアイテムも増え、DSMPによる支援の成果を感じます。「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」や「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」に続くフェミニン&ロマンチックなブランドとして確立されるか、注目です。

また、今シーズンはパリの人気バッグブランド「ポレーヌ(POLENE)」とコラボしたバッグも登場しました。「ポレーヌ」にとっても、ファッションブランドとのコラボは初めての試み。ロシーンのビジョンを映し出すリボン風の装飾が、ボックスやボール型などクリーンなシェイプのバッグを飾ります。凝っている分、通常の「ポレーヌ」のバッグより高くなりそうで生産数も少なそうですが、「ポレーヌ」の新たな一面も垣間見えました。

ピンチを救ってくれた
「ジバンシィ」をまとう女神

藪野:さて、本日の目玉である新生「ジバンシィ」のお時間です。サラ・バートン(Sarah Burton)のこだわりが詰まったコレクションの詳細は、下記の記事をご覧ください。

ここでは、取材のこぼれ話を一つ。今回ショーが行われたのは、「ジバンシィ」が1959年からメゾンの本拠地としているジョルジュ・サンク通りのサロンでした。われわれの座席は3階、バックステージは1階だったので、ショー終了後はサラの囲み取材のためにダッシュで1階へ。しかーし、現地のPRとセキュリティーにバックステージの入口で止められ、埒があきません。もう入るのは無理かも……と思っていたら、サラに挨拶するために下りてきたアンバサダーの菜々緒さんを発見。さらっと入って行っちゃったと思ったら、中から我々のことを招き入れてくれました。まさに救いの女神!! おかげで、しっかりサラの話を聞くことをでき、コレクションへの理解も深まりました。菜々緒さん、ありがとうございました!

新作はヘビとハートをミックス

藪野:次は、「ブルガリ(BVRGARI)」の新作バッグの展示会へ。メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)がレザーグッズ&アクセサリーのクリエイティブ・ディレクターに就任してから、ジュエラーとしての背景や創業の地であるローマの歴史を独自の視点で解釈したバッグが提案されていますが、今季は象徴的なヘビのモチーフをハンドルに用いた“セルペンティ クオーレ1968”が新登場。ハンドルとボディで描くハートシェイプがユニークで、愛らしいアイテムに仕上がっていました。

まるでコンテンポラリーアート
「イッセイ ミヤケ」が探求する新たな美意識

藪野:「イッセイ ミヤケ」のテーマは、「 [N]either [N]or」。形態や質感、意味合いが相反する二つの物事を結びつけ、「どちらかである(either or)、どちらでもない(neither nor)」という曖昧さの表現を試みました。ショーは、オーストリア人アーティストのエルヴィン・ヴルム(Erwin Wurm)の代表作の一つである「1分間の彫刻(One Minute Sculptures)」のコンセプトを基にしたパフォーマンスからスタート。ショーが始まる前から会場にいたパフォーマーたちが、全身を“衣服“の中に入れて固まることで“彫刻“になりました。

コレクションを手掛ける近藤悟史さんは、そんなヴルムの作品から学んだ「見慣れたものを意外で独創的な方法で見せれば、見え方が変わり、見方が新しくなる」というアプローチを、服作りに反映。曖昧さや違和感の先にある新たな美意識を探りました。その表現には、多彩なアイデアが見られます。例えば、ニットの写真をプリントしたシンプルなドレスを披露した後に、その被写体となったねじれたシルエットのニットドレスを見せたり、ジャケットやシャツの下に合わせたシャツはボタンの留め方で前身頃が袖に変形したり、腕を通す位置を変えることでで中心をずらしたり。「どんなものでも体を通せば衣服になるか?」という問いから紙袋風のトップスを作り、ストライプ柄の生地はプリーツを加えることで錯覚を生み出します。また、柔らかいはずのニットはプレス加工を施すことでパリッとした硬さを表現し、構築的なシルエットを描きました。カラフルで遊び心を感じる服からなるショーは、まるで既成概念に覆すコンテンポラリーアートの展覧会のよう。今季もコンセプチュアルな表現ではありましたが、この数シーズンより自由に楽しみながらクリエイションに取り組んでいる印象を受けました。そんな「楽しい」というムードは「イッセイ ミヤケ」にとって大切な要素。今後も、素材や造形を探求しつつ楽しさを感じられるコレクションに期待です。

「イッセイ ミヤケ」の後は、DSMPが支援を始めたブランド「マティエール フィカル(MAITERES FECALES)」のショーへ!と思っていたのですが、まさかの公式バスが行き先を間違うという致命的なミスで間に合わず。次のアポがあったので、気を取り直して移動しました。

「ニナ リッチ」は大幅な進歩
次は、スタイルコードの再定義

ハリス・リード(Harris Reed)による「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は、いくらか進歩したように見えました。ダイバーシティーと個性の表出に主眼を置いたドレスたちは「リアル」とは呼び難かったし、「で、本人が手掛ける『ハリス リード』とは何が違うの!?」という印象でしたが、そこからはだいぶ脱却したように思えます。

今シーズンは、写真家ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)のモノクロ写真にインスピレーションを得たと言います。ゆえに若干イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やトム・フォード(Tom Ford)っぽい印象もありますが(笑)、ピンストライプのスーツにシルクサテンのランジェリードレス、ミニドレスのように着こなすベルベットのジャケット、そしてフェイクファーのストールなどで、グラマラスでリッチ、フェミニンとマスキュリンが交差する世界を作り上げました。

ただ、この「カッコいいカンジ」って、「ニナ リッチ」っぽいのかな?確かに他のメゾンに比べ、「ニナ リッチ」って確固たるスタイルやアイデンティティが存在していないので悩ましいところだし、ゆえにハリスは自由にスタイルコードを再定義できるのかもしれませんが、それでもコレが正解なのか?は懐疑的。やっぱり、もう少しフェミニンやエレガントな路線ではないでしょうか?ジャケットで言えば、今シーズンのようにロング丈のピークドラペルをミニドレス感覚で着るのではなく、ショールカラーのコンパクト丈をロングパンツやドレスと合わせるカンジなのかな?リッチなジュエルトーンよりは、ホワイトを中心とする淡い色合いな印象もあります。

ピーター・コッピング(Peter Copping)の「ランバン(LANVIN)」、そしてサラ・バートン(Sarah Burton)の「ジバンシィ(GIVENCHY)」が相次いでメゾンのスタイルコードに再度焦点を当て、現代に蘇らせました。こうしたベテランに比べると、ハリスの「ニナ リッチ」はまだ少し“独りよがり“感が強いように思えます。

「ケンゾー」はNIGO以外の視点を
“恋するウサギ“のカワイイ路線

「ケンゾー(KENZO)」は、8年ぶりにウィメンズの単独ショーを開催しました。正直ウィメンズの経験が乏しいNIGOさんを補完すべく、ブランドはデザインチームを強化。ウィメンズ担当のデザイン・ディレクターを迎え入れたそうです。「これからはウィメンズも頑張ります!」という意気込みを発表、ということなのでしょう。

コレクションは、ジャパニーズ“カワイイ“なポップの世界をベースに、高田賢三さんによる1979年のスケッチからイメージを膨らませた“恋するウサギ“を打ち出しました。NIGOさんの私物というサヴィル・ロウのジャケットには、チュールで作った楊柳パンツ。ストラップを肩から外して下に垂らしたスリップドレスやネグリジェのようなボトムスにクロップド丈の手編み風ニットを合わせるなど、確かにこれまでのウィメンズとは違うガーリーな世界観が広がります。そこに着物合わせのジャケットや、アーカイブの水着から拝借したというフローラルプリントを加えました。MA-1風のブルゾンや、キャップや「KENZO」バックルのベルト、腰履きするデニム、そしてウサギのモコモコサンダルなど、NIGOさんらしさも覗きます。

和洋折衷なスタイルや「木綿の詩人」と評された高田賢三さんの世界観と比べると、まだまだ違和感はあります。LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のブランドの中では“アフォーダブル・ラグジュアリー“でしょうが、このテイストを、それなりの価格で提案して「売れるのかな?」と思ってしまうのも正直なところです。でもNIGOさんのテイストから脱却できなかった、そして拡大するにはメンズと違い脱却する必要もあったウィメンズに別の世界観を付与するというアイデア自体は賛成です。これからどんなウィメンズが出てくるのか?楽しみにしましょう。

思いやりを感じる「ヨウジヤマモト」
娘が手掛ける「リミ フゥ」のルックも登場

藪野:「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、おなじみのパリ市庁舎でショーを開催しました。今季のクリエイションの背景にあるのは、「冬のためのコレクションだから、見ている人が寒そうに感じないようなものを着るのがいい」という考え。そのため、異なる素材を重ねたり、交差させたり、結んでだりといった手法を生かして作った温かみのあるウールやレザーのコートやドレスが充実しています。色はもちろん黒が中心ですが、アクセントカラーとして鮮やかな紫を取り入れているのが新鮮でした。

また、今季は娘の山本里美さんが手掛ける「リミ フゥ(LIMI FEU)」のルックも8体登場。耀司さんのイズムを感じさせつつも、レザーのコルセットやドレーピングを取り入れたよりシンプルなルックを提案しました。ショーの中での意外な親子共演の理由について耀司さんは「私はとても疲れたので、おそらく近い将来、彼女が私の代わりをすることになるだろう」と米「WWD」に説明。メンズ・ウィメンズ合わせてパリで年4回コレクション発表を行っているまだまだ精力的な耀司さんですが、ブランドのこれからについてもしっかり考えているようです。定年のないデザイナーにとって、いつ第一線を退くかというのは難しい判断。ですが。ちゃんと後継者がいるということは、然るべきが来た時に安心して決断を下せるために大切ですね。

そして最後には、里美さんの手がけた紫のドレスを着たモデルが2人登場した後、耀司さんによる黒のリバーシブルコートを着た6人のモデルが順にランウエイを闊歩。2人1組となって中央で立ち止まりコートを脱ぎ、裏返して鮮やかな紫で彩られたコートをお互い着せ合いました。そんな演出は1月のメンズショーでも見られたもの。思いやりの表現とも取れるフィナーレに、会場は大きな拍手と温かな空気で包まれました。

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親子のデザインが共演した「ヨウジヤマモト」、現代アートのようにう既成概念を覆す「イッセイ ミヤケ」 25-26年秋冬パリコレ日記vol.4

パリコレも中盤に突入しました。中盤からはResee(ショー後の展示)のアポも増えてくるので、スケジュール調整が難航します。ただ、今日は街の中心部で開催されるショーやプレゼンテーションが多くて一安心。サラ・バートン(Sarah Burton)が手掛ける新生「ジバンシィ(GIVENCHY)」から「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ケンゾー(KENZO)」のショーの模様をお届けします。

舞台は歴史あるブラッスリー
パリジャンの日常を感じる「アミ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:本日は「アミ(AMI)」からスタート。メンズ・ファッション・ウイークで男女ショーを行っている「アミ」は今回、歴史あるブラッスリーのル・グラン・コルベールでプレスデーを開催しました。中は、“まさにパリ!“といった雰囲気で、日常に根差した上質なパリジャンスタイルを打ち出すブランドにぴったりです。ニュアンスのあるパステルやニュートラルカラーを軸にしたリラックス感あるシルエットが特徴のルックをまとったモデルたちは、自由で気ままな精神を体現。コーヒーやオレンジジュースを飲みながら談笑していて、和やかなムードでした。

日本では2月まで開催されていた表参道のポップアップショップが大盛況だったことも記憶に新しい「アミ」ですが、パリではマレ地区に新しい旗艦店をオープン。その広さは600平方メートルあり、幅広いアイテムがそろいます。ただ、目的を持って訪れる店ではなく「この辺りを散歩している人のリアルな日常生活の一部になる」ことが、創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)の目指す形だそう。そんな考えは、「アミ」のスタイルにも通じていて好感が持てます。

“オバさんブランド“から脱却
「レオナール」は一本足打法も改善

村上要「WWDJAPAN」編集長:「レオナール(LEONARD)」は、「シティ ノマド」がテーマ。林立するビルを砂漠と捉え、そんな空間に生命感や清らかさをもたらす花々と戯れたコレクションを発表しました。クィーン・オブ・フラワーなバラの花をキーモチーフに選び、大胆にプリント。シルクのドレスのみならず、キルティングのシャツブルゾンやジャージーにラミネート加工を施したコートなどにも加えました。20ルックあまりのコンパクトなコレクションでしたが、だんだん“オバさま“ブランドとかドレスの一本足打法から脱却しつつあり、今後が楽しみです。

成長を見せる「ロシーン ピアース」
「ポレーヌ」とのコラボバッグも

藪野:その頃、僕はドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS、DSMP)が支援する「ロシーン ピアース(ROISIN PIERCE)」のミニショーが開かれるアイルランド大使館へ。2020年に設立された同ブランドは、故郷のアイルランドで受け継がれるクロシェ、レース、スモッキングなどクラフト感のある手仕事をふんだんに取り入れた、詩的でロマンチックなスタイルが魅力。今季はその世界観やクラフトへの愛を大切にしながらも、よりリアリティーを感じるウエアラブルなアイテムも増え、DSMPによる支援の成果を感じます。「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」や「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」に続くフェミニン&ロマンチックなブランドとして確立されるか、注目です。

また、今シーズンはパリの人気バッグブランド「ポレーヌ(POLENE)」とコラボしたバッグも登場しました。「ポレーヌ」にとっても、ファッションブランドとのコラボは初めての試み。ロシーンのビジョンを映し出すリボン風の装飾が、ボックスやボール型などクリーンなシェイプのバッグを飾ります。凝っている分、通常の「ポレーヌ」のバッグより高くなりそうで生産数も少なそうですが、「ポレーヌ」の新たな一面も垣間見えました。

ピンチを救ってくれた
「ジバンシィ」をまとう女神

藪野:さて、本日の目玉である新生「ジバンシィ」のお時間です。サラ・バートン(Sarah Burton)のこだわりが詰まったコレクションの詳細は、下記の記事をご覧ください。

ここでは、取材のこぼれ話を一つ。今回ショーが行われたのは、「ジバンシィ」が1959年からメゾンの本拠地としているジョルジュ・サンク通りのサロンでした。われわれの座席は3階、バックステージは1階だったので、ショー終了後はサラの囲み取材のためにダッシュで1階へ。しかーし、現地のPRとセキュリティーにバックステージの入口で止められ、埒があきません。もう入るのは無理かも……と思っていたら、サラに挨拶するために下りてきたアンバサダーの菜々緒さんを発見。さらっと入って行っちゃったと思ったら、中から我々のことを招き入れてくれました。まさに救いの女神!! おかげで、しっかりサラの話を聞くことをでき、コレクションへの理解も深まりました。菜々緒さん、ありがとうございました!

新作はヘビとハートをミックス

藪野:次は、「ブルガリ(BVRGARI)」の新作バッグの展示会へ。メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)がレザーグッズ&アクセサリーのクリエイティブ・ディレクターに就任してから、ジュエラーとしての背景や創業の地であるローマの歴史を独自の視点で解釈したバッグが提案されていますが、今季は象徴的なヘビのモチーフをハンドルに用いた“セルペンティ クオーレ1968”が新登場。ハンドルとボディで描くハートシェイプがユニークで、愛らしいアイテムに仕上がっていました。

まるでコンテンポラリーアート
「イッセイ ミヤケ」が探求する新たな美意識

藪野:「イッセイ ミヤケ」のテーマは、「 [N]either [N]or」。形態や質感、意味合いが相反する二つの物事を結びつけ、「どちらかである(either or)、どちらでもない(neither nor)」という曖昧さの表現を試みました。ショーは、オーストリア人アーティストのエルヴィン・ヴルム(Erwin Wurm)の代表作の一つである「1分間の彫刻(One Minute Sculptures)」のコンセプトを基にしたパフォーマンスからスタート。ショーが始まる前から会場にいたパフォーマーたちが、全身を“衣服“の中に入れて固まることで“彫刻“になりました。

コレクションを手掛ける近藤悟史さんは、そんなヴルムの作品から学んだ「見慣れたものを意外で独創的な方法で見せれば、見え方が変わり、見方が新しくなる」というアプローチを、服作りに反映。曖昧さや違和感の先にある新たな美意識を探りました。その表現には、多彩なアイデアが見られます。例えば、ニットの写真をプリントしたシンプルなドレスを披露した後に、その被写体となったねじれたシルエットのニットドレスを見せたり、ジャケットやシャツの下に合わせたシャツはボタンの留め方で前身頃が袖に変形したり、腕を通す位置を変えることでで中心をずらしたり。「どんなものでも体を通せば衣服になるか?」という問いから紙袋風のトップスを作り、ストライプ柄の生地はプリーツを加えることで錯覚を生み出します。また、柔らかいはずのニットはプレス加工を施すことでパリッとした硬さを表現し、構築的なシルエットを描きました。カラフルで遊び心を感じる服からなるショーは、まるで既成概念に覆すコンテンポラリーアートの展覧会のよう。今季もコンセプチュアルな表現ではありましたが、この数シーズンより自由に楽しみながらクリエイションに取り組んでいる印象を受けました。そんな「楽しい」というムードは「イッセイ ミヤケ」にとって大切な要素。今後も、素材や造形を探求しつつ楽しさを感じられるコレクションに期待です。

「イッセイ ミヤケ」の後は、DSMPが支援を始めたブランド「マティエール フィカル(MAITERES FECALES)」のショーへ!と思っていたのですが、まさかの公式バスが行き先を間違うという致命的なミスで間に合わず。次のアポがあったので、気を取り直して移動しました。

「ニナ リッチ」は大幅な進歩
次は、スタイルコードの再定義

ハリス・リード(Harris Reed)による「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は、いくらか進歩したように見えました。ダイバーシティーと個性の表出に主眼を置いたドレスたちは「リアル」とは呼び難かったし、「で、本人が手掛ける『ハリス リード』とは何が違うの!?」という印象でしたが、そこからはだいぶ脱却したように思えます。

今シーズンは、写真家ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)のモノクロ写真にインスピレーションを得たと言います。ゆえに若干イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やトム・フォード(Tom Ford)っぽい印象もありますが(笑)、ピンストライプのスーツにシルクサテンのランジェリードレス、ミニドレスのように着こなすベルベットのジャケット、そしてフェイクファーのストールなどで、グラマラスでリッチ、フェミニンとマスキュリンが交差する世界を作り上げました。

ただ、この「カッコいいカンジ」って、「ニナ リッチ」っぽいのかな?確かに他のメゾンに比べ、「ニナ リッチ」って確固たるスタイルやアイデンティティが存在していないので悩ましいところだし、ゆえにハリスは自由にスタイルコードを再定義できるのかもしれませんが、それでもコレが正解なのか?は懐疑的。やっぱり、もう少しフェミニンやエレガントな路線ではないでしょうか?ジャケットで言えば、今シーズンのようにロング丈のピークドラペルをミニドレス感覚で着るのではなく、ショールカラーのコンパクト丈をロングパンツやドレスと合わせるカンジなのかな?リッチなジュエルトーンよりは、ホワイトを中心とする淡い色合いな印象もあります。

ピーター・コッピング(Peter Copping)の「ランバン(LANVIN)」、そしてサラ・バートン(Sarah Burton)の「ジバンシィ(GIVENCHY)」が相次いでメゾンのスタイルコードに再度焦点を当て、現代に蘇らせました。こうしたベテランに比べると、ハリスの「ニナ リッチ」はまだ少し“独りよがり“感が強いように思えます。

「ケンゾー」はNIGO以外の視点を
“恋するウサギ“のカワイイ路線

「ケンゾー(KENZO)」は、8年ぶりにウィメンズの単独ショーを開催しました。正直ウィメンズの経験が乏しいNIGOさんを補完すべく、ブランドはデザインチームを強化。ウィメンズ担当のデザイン・ディレクターを迎え入れたそうです。「これからはウィメンズも頑張ります!」という意気込みを発表、ということなのでしょう。

コレクションは、ジャパニーズ“カワイイ“なポップの世界をベースに、高田賢三さんによる1979年のスケッチからイメージを膨らませた“恋するウサギ“を打ち出しました。NIGOさんの私物というサヴィル・ロウのジャケットには、チュールで作った楊柳パンツ。ストラップを肩から外して下に垂らしたスリップドレスやネグリジェのようなボトムスにクロップド丈の手編み風ニットを合わせるなど、確かにこれまでのウィメンズとは違うガーリーな世界観が広がります。そこに着物合わせのジャケットや、アーカイブの水着から拝借したというフローラルプリントを加えました。MA-1風のブルゾンや、キャップや「KENZO」バックルのベルト、腰履きするデニム、そしてウサギのモコモコサンダルなど、NIGOさんらしさも覗きます。

和洋折衷なスタイルや「木綿の詩人」と評された高田賢三さんの世界観と比べると、まだまだ違和感はあります。LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のブランドの中では“アフォーダブル・ラグジュアリー“でしょうが、このテイストを、それなりの価格で提案して「売れるのかな?」と思ってしまうのも正直なところです。でもNIGOさんのテイストから脱却できなかった、そして拡大するにはメンズと違い脱却する必要もあったウィメンズに別の世界観を付与するというアイデア自体は賛成です。これからどんなウィメンズが出てくるのか?楽しみにしましょう。

思いやりを感じる「ヨウジヤマモト」
娘が手掛ける「リミ フゥ」のルックも登場

藪野:「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、おなじみのパリ市庁舎でショーを開催しました。今季のクリエイションの背景にあるのは、「冬のためのコレクションだから、見ている人が寒そうに感じないようなものを着るのがいい」という考え。そのため、異なる素材を重ねたり、交差させたり、結んでだりといった手法を生かして作った温かみのあるウールやレザーのコートやドレスが充実しています。色はもちろん黒が中心ですが、アクセントカラーとして鮮やかな紫を取り入れているのが新鮮でした。

また、今季は娘の山本里美さんが手掛ける「リミ フゥ(LIMI FEU)」のルックも8体登場。耀司さんのイズムを感じさせつつも、レザーのコルセットやドレーピングを取り入れたよりシンプルなルックを提案しました。ショーの中での意外な親子共演の理由について耀司さんは「私はとても疲れたので、おそらく近い将来、彼女が私の代わりをすることになるだろう」と米「WWD」に説明。メンズ・ウィメンズ合わせてパリで年4回コレクション発表を行っているまだまだ精力的な耀司さんですが、ブランドのこれからについてもしっかり考えているようです。定年のないデザイナーにとって、いつ第一線を退くかというのは難しい判断。ですが。ちゃんと後継者がいるということは、然るべきが来た時に安心して決断を下せるために大切ですね。

そして最後には、里美さんの手がけた紫のドレスを着たモデルが2人登場した後、耀司さんによる黒のリバーシブルコートを着た6人のモデルが順にランウエイを闊歩。2人1組となって中央で立ち止まりコートを脱ぎ、裏返して鮮やかな紫で彩られたコートをお互い着せ合いました。そんな演出は1月のメンズショーでも見られたもの。思いやりの表現とも取れるフィナーレに、会場は大きな拍手と温かな空気で包まれました。

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「コスメデコルテ」最高峰ライン“AQ”からフローラスムスクのフレグランスヘアミスト登場

「コスメデコルテ(DECORTE)」は5月16日、ブランドの最高峰ライン“AQ”から、美を巡らせ、高めるフレグランスシリーズから新たにヘアミスト “パフュームド ヘアミスト”(30mL、7700円)を発売する。

“パフュームド ヘアミスト”は美しさを呼び覚ます心のメカニズムに着目し、“肌・感度”を磨くアプローチを追求する“AQ”が、独自の皮膚科学研究と総合美容理論を香りの領域へと昇華させた、フローラルムスクのフレグランスヘアミスト。優雅なフローラルな香りが柔らかに広がる様子をイメージし、ときと共に花が美しく開いていく姿や、香りが移り変わる変化の様子を重ね合わせて表現した。

トップは爽やかで生き生きとしたシトラス、みずみずしい金香木、パウダリーな甘さのある月下美人、ラグジュアリーな白檀が気品と華やかさが漂い、ラストはあたたかく柔らかなウッディーとムスクが包み込むように重なる。キューティクルの補修や上品な艶をまとわせるための厳選された美容成分をぜいたくに配合し、潤いに満ちた魅力的な髪へと導く。

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「アシックス スポーツスタイル」のスニーカー“ゲル NYC”からモノトーン調の新色が登場 

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、スニーカー“ゲル NYC(GEL-NYC)”の新色を3月28日に発売する。価格は1万8700円で、「アシックス スポーツスタイル」の直営店のほか、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」と、虎ノ門ヒルズ内のフットウエア専門店「ヘリンボーン フットウェア(HERRINGBONE FOOTWEAR)」のみで取り扱う。なお現在、「ミタスニーカーズ」と「ヘリンボーン フットウェア」の公式サイトでは、予約販売を受け付け中だ。

“ゲル NYC”は、ストリートブランド「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」を手掛けるアンジェロ・バク(Angelo Baque)と「アシックス スポーツスタイル」が共同開発し、2023年に誕生したばかりのスニーカーだ。00年代初頭に展開されていた“ゲル ニンバス 3(GEL-NIMBUS 3)”のアッパー構造と、ランニングシューズ“ゲル キュムラス 16(GEL-CUMULUS 16)”のソールユニットに加え、随所に01年発売の“ゲル MC プラス 5(GEL-MC PLUS V)”のディテールを落とし込むことで、新旧のハイブリッドなデザインを特徴としている。

今作は、アッパーをブラックのナイロンメッシュとグレーのスエードで構成し、そこにブラック×ホワイトのソールユニットをドッキングすることで、全体的にモノトーン調の1足に仕上げた。

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「アシックス スポーツスタイル」のスニーカー“ゲル NYC”からモノトーン調の新色が登場 

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、スニーカー“ゲル NYC(GEL-NYC)”の新色を3月28日に発売する。価格は1万8700円で、「アシックス スポーツスタイル」の直営店のほか、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」と、虎ノ門ヒルズ内のフットウエア専門店「ヘリンボーン フットウェア(HERRINGBONE FOOTWEAR)」のみで取り扱う。なお現在、「ミタスニーカーズ」と「ヘリンボーン フットウェア」の公式サイトでは、予約販売を受け付け中だ。

“ゲル NYC”は、ストリートブランド「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」を手掛けるアンジェロ・バク(Angelo Baque)と「アシックス スポーツスタイル」が共同開発し、2023年に誕生したばかりのスニーカーだ。00年代初頭に展開されていた“ゲル ニンバス 3(GEL-NIMBUS 3)”のアッパー構造と、ランニングシューズ“ゲル キュムラス 16(GEL-CUMULUS 16)”のソールユニットに加え、随所に01年発売の“ゲル MC プラス 5(GEL-MC PLUS V)”のディテールを落とし込むことで、新旧のハイブリッドなデザインを特徴としている。

今作は、アッパーをブラックのナイロンメッシュとグレーのスエードで構成し、そこにブラック×ホワイトのソールユニットをドッキングすることで、全体的にモノトーン調の1足に仕上げた。

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「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

ファーストシーズンに続き、“Play in Style”をテーマに掲げ、「組み合わせ自由で遊び心あふれるコーディネートを楽しめる」(発表資料から)ラインアップを追求した。「ブリティッシュガーデンにインスピレーションを得た本シーズンは、鮮やかな花柄のパターンなどがコレクション全体のアクセントになっている」「ファーストシーズンに比べ、実用性を高めることにも注力した。本コレクションだけでも何通りにも着こなしが楽しめるが、お客さま自身のワードローブと合わせた際にも着回しやすいと思っていただける丈やシルエットを追求した」と、ロック・ファンはコメントしている。

ウィメンズは、オリジナルの小花柄プリントのスモッキングワンピースや立体的なフリルが特徴のシャツ、ショート丈トレンチコートなどのウエアのほか、そろいの小花柄バケットハットやボリューミーなクロッグシューズ、ソックスなど雑貨も充実。メンズはユーティリティーショーツやニットポロなどをそろえ、ウィメンズ、メンズの枠を超えてレイヤードが楽しめる。

全国の「ジーユー」店舗と公式ECで販売する。価格帯は590〜4990円で、ウエアはXS〜3XLまでを展開(XS、XXL、3XLはECのみで販売)、シューズは23〜29センチ(29センチはECのみで販売)。コラボレーション商品の発売に先駆けて、3月24日から「ジーユー」の銀座店、マロニエゲート銀座店、渋谷点、名古屋ゲートタワー店では、ウィンドーディスプレーで特別装飾を実施する。また、マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店では先行展示も4月3日まで行う。

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「ジーユー」が「ロク」との2シーズン目のコラボを4月4日発売 メンズも仲間入り

「ジーユー(GU)」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」とのコラボレーションコレクションを発売する。2024年10月に発売したファーストシーズンに続く2シーズン目のコラボとなり、ウィメンズ14型に加え、今季はメンズ5型もそろえる。

ファーストシーズンに続き、“Play in Style”をテーマに掲げ、「組み合わせ自由で遊び心あふれるコーディネートを楽しめる」(発表資料から)ラインアップを追求した。「ブリティッシュガーデンにインスピレーションを得た本シーズンは、鮮やかな花柄のパターンなどがコレクション全体のアクセントになっている」「ファーストシーズンに比べ、実用性を高めることにも注力した。本コレクションだけでも何通りにも着こなしが楽しめるが、お客さま自身のワードローブと合わせた際にも着回しやすいと思っていただける丈やシルエットを追求した」と、ロック・ファンはコメントしている。

ウィメンズは、オリジナルの小花柄プリントのスモッキングワンピースや立体的なフリルが特徴のシャツ、ショート丈トレンチコートなどのウエアのほか、そろいの小花柄バケットハットやボリューミーなクロッグシューズ、ソックスなど雑貨も充実。メンズはユーティリティーショーツやニットポロなどをそろえ、ウィメンズ、メンズの枠を超えてレイヤードが楽しめる。

全国の「ジーユー」店舗と公式ECで販売する。価格帯は590〜4990円で、ウエアはXS〜3XLまでを展開(XS、XXL、3XLはECのみで販売)、シューズは23〜29センチ(29センチはECのみで販売)。コラボレーション商品の発売に先駆けて、3月24日から「ジーユー」の銀座店、マロニエゲート銀座店、渋谷点、名古屋ゲートタワー店では、ウィンドーディスプレーで特別装飾を実施する。また、マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店では先行展示も4月3日まで行う。

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スノーボードの「バートン」が“子どもの体験格差”に一石 教えているのは「滑り方ではなく、人生」

ジェイク・バートン(Jake Burton)が1977年に創業したバートン(BURTON)は、北京冬季五輪金メダリストの平野歩夢選手とも契約するスノーボードの大手メーカーであり、スノーボードを世に広めてきたオリジネイターだ。同社は2019年にいち早くBコープ認証を取得するなど、気候変動や持続可能な成長といった社会課題に対する意識の高さでも知られるが、より良い社会を目指し、チル(CHILL)という活動を通じて子どもたちの支援にも力を入れている。児童養護施設などの子どもたちにスノーボードをはじめとしたスポーツの機会を提供し、社会とつながるきっかけを提供するというもの。ジェイクの配偶者であり、バートンのオーナー兼会長ドナ・カーペンター(Donna Carpenter)、チルCEOのベン・クラーク(Ben Clark)、チル ジャパンの小倉一男代表理事に、チルの活動について聞いた。

WWD:1995年にジェイクとドナでチルを立ち上げた。どのような考えからだったのか。

ドナ・カーペンター バートン オーナー兼会長(以下、ドナ):1977年に「バートン」を立ち上げて、以来スノーボードのビジネスをしてきました。その中で、スノーボードに恩返しがしたいと考えるようになったんです。恩返しの方法はいろいろありますが、何より、「バートン」を支えてきてくれた若い人や子どもたちにフォーカスしたかった。スノーボードがこの世にまだ存在しなかった時代に、彼らがわれわれの製品に興味を持ってくれて、裏山に持って行って遊んでくれたことで、スノーボードが始まったわけですから。それで、(金銭面や家庭の事情などの)環境的な要因でスノーボードをすることができなかったり、人生に何か困難を抱えていたりする若い人たちに、スノーボードをする機会を提供できればと思い、チルの活動を始めたんです。

彼らにスノーボードを教える中で、私たちは滑り方を教えているだけじゃない、スノーボードを通して、人生を教えているんだと気付きました。滑っていると転ぶこともありますよね。でも、立ち上がってまた挑戦する。その繰り返しの中で、人生にたとえ何か困難があっても、それを乗り越えて、自分で自分の人生を導いていけると伝えられると感じたんです。活動を始めてすぐ、「このプログラムを是非うちの街でもやってほしい」といった声も舞い込むようになり、ニーズの高さも感じました。現在、チルではスノーボードのほか、スケートボードやサーフィンなどの体験機会も提供しています。それらを通して、彼らの健全な成長を支援するのが目的です。チルの活動は9カ国24都市に広がっています。

WWD:チルの活動もその1つとして、バートンは社会をより良くすることに対する意識が高い企業だと常々感じる。それはどういった考えからか。

ドナ:生前ジェイクとよく、“トリプルボトムライン”について話しました。企業活動を経済、社会、環境の3側面から評価する考え方です。企業の成功とは何かを考えたとき、もちろんその1つは利益率ですが、人や社会に対して良い影響を与え、スノーボードをするコミュニティーや環境を守っていくこと。これら3つがそろって、初めて成功だとわれわれは考えています。バートンは1人1人の人生をより良い方向に変えていくことをミッションの1つに掲げています。アウトドアの業界やコミュニティーをより開かれた、公平なものにしていきたい。例えば米国では、有色人種や先住民の方たちはスノーボードにアクセスしづらいという課題があります。どんな人でも、どんな環境にあってもチャレンジできる環境を整えようとしています。

チル卒業生は世界で3万人

WWD:確かにスノースポーツは欧米の、中でも白人のものというイメージは根強い。

ドナ:開かれたアウトドアコミュニティーを目指し、バートンでは有色人種の方たちを積極的に採用していますし、チルのプログラムでも彼らを支援しています。バートンとして、有色人種や先住民の方たちが、スノーボードコミュニティーに参画する際にどんなハードルを感じるか、どうすればそれを減らせるかといったことを自らディスカッションする“カルチャーシフター”というイベントも行っています。いま、スノーボードでは特に中南米の方の参加率が上がってきていますが、われわれのこうした取り組みも反映されていると思います。

ベン・クラーク チルCEO(以下、ベン):アウトドア業界をより開かれたものにしていくためには、チルに参加した人が成長して、自身のキャリアを考えるようになったときに、アウトドア業界にはどんな仕事があるのかをイメージできることも大事ですよね。それで、チルではアウトドア関連職種の職場見学や、職業体験の機会も設けています。チルの卒業生は世界で既に3万人いて、彼らを組織することも今進めています。卒業生は子どもたちにとってのロールモデルになりますから。人生で目標となるような存在ができれば、勇気がもらえます。卒業生が互いに高め合えたり、仲良くなって余暇に一緒にスノーボードに行ったりできるような環境を整えることが、長い目で見てアウトドアコミュニティーをより良いものにしていくと思っています。

WWD:チル卒業生で、バートンで働いている人もいるのか。

ドナ:店頭でも本社でも、かなりの数の卒業生が働いています。

ベン:バートンのアンバサダーを務めているチル卒業生もいます。彼は11歳でウガンダから母親とアメリカにやってきて、チルでスノーボードを体験して、スノーボードが大好きになった。現在はアンバサダーを務めながら、次の夢としてスノーボーダーを助ける医者を目指し勉強しています。彼もチルのイベントで自身のことを子どもたちに話してくれるんですが、人生にはさまざまな可能性や未来があるんだと子どもたちが気づくきっかけになっています。

WWD:チルでは、子どもたちに無料でスノーボードや各種スポーツの機会を提供しているが、財源はどのように確保しているのか。

ドナ:バートンは利益の中から毎年一定の割合をチルに寄付しています。また、事務などのバックオフィスはバートンとチルとで共有しています。子どもたちにスノーボードを体験してもらう際に使うギアやウエアは、バートンから提供しています。

ベン:補足すると、米国でも日本でも、チルは独立したNPO法人です。財源の30%はバートンから、残りは個人や企業の寄付によって成り立っています。寄付はお金だけでなく、例えば北米ならベイルスキーリゾート、日本なら富士見パノラマリゾートなどは、リフト券やゲレンデでの食事の提供といった形でもサポートしてくれています。チルに年間で集まる寄付額(上記リフト券や食事提供などは含まない金額)は米国で約400万ドル(約5億8800万円)です。スノーボードを教えている点に共感してくださる寄付者もいますし、若者の支援プログラムとして価値を見出してくださる人もいます。イベント当日にボランティアとして関わってくださる支援者もいます。寄付や支援をしてくださる方たちに支えられて、チルがあります。

小倉一男チル ジャパン代表理事(以下、小倉):バートンのスタッフの協力も大きいです。彼らはイベントごとに、参加する子どもたちのサイズに合わせてギアやウエアを準備して、スキー場に送って、イベント後にはウエアやギアをメンテナンスして、といった大変な作業を担ってくれています。

「自分はスノーボーダーだ!
と自信を持ってもらいたい」

WWD:チル ジャパンはどのようにスタートしたのか。小倉代表理事はバートン ジャパンの初代社長でもある。

小倉:日本では、1995年に起こった阪神淡路大震災で被災した子どもたちを2001年に兵庫の六甲山のスキー場に招待して、スノーボードを楽しんでもらったのが始まりでした。NPO法人としてチル ジャパンができたのは03年、これまでに活動に招待してきた子どもたちは2000〜3000人です。日本に限らず、チルの活動は“LTR(Learn To Ride)”という板ができたことで進んだ部分は大きかった。初心者でもターンのきっかけがつかみやすく、逆エッジで転ぶことが少ない板です。自分も“LTR”で滑ってみて、「これなら子どもたちが履いても大丈夫」と思ったのをよく覚えています。

ドナ:子どもたちが使うギアについては、ジェイクが特にこだわった部分でした。最高のギアで子どもたちにスノーボードを体験してもらい、ターンすることを楽しんでほしい。そして、プログラムが終わるころには「自分はスノーボーダーなんだ!」と自信を持って思ってもらいたい。その点をジェイクは非常に大切にしていました。

WWD:子どもの“体験格差”については、日本でも報道されることが増えている。家庭の経済事情や環境に関わらず、誰にとっても子どものころのさまざま体験が必要だという考え方が世の中に浸透しつつある。

小倉:チルの活動をすればするほど、体験機会のない子どもたちがたくさんいるんだと感じます。チル ジャパンでは、もともとは阪神淡路大震災や東日本大震災などで被災した子どもたちにスポーツの機会を提供していましたが、いま特に力を入れているのは、児童養護施設やフリースクールに通う子どもたちを招待することです。児童養護施設は全国に600前後あって、約3万人の子どもが親から離れて暮らしている。虐待や育児放棄を経験した子もいる。チル ジャパンではスノーボードのほか、スケートボードやスラックラインなどの体験機会も彼らに提供していますが、複数のスポーツに挑戦してみると、不得意なものもあるけど、できるものもあると気づく。それはその人の人生にとって、すごくプラスになると思います。

ベン:アメリカでは、より多くの子どもたちに体験機会を提供することを目指して活動してきたため、同じ子を継続して招待するのは長くて2年です。でも、チル ジャパンは3〜5年にわたって継続して同じ子どもたちをさまざまなアクティビティーに招待しています。継続的な関係を築くことで、子どもたちが再び大人を信頼できるようになる。それは彼らの人生にとってすばらしいことだと思います。日本のやり方をアメリカでも生かせないかと、支援者の方たちとも話しています。このように、他地域のやり方から学び合えることは、グローバルな組織の強みですね。

日本はクラウドファンディング実施中

WWD:活動を続けていく上での課題は。

ベン:アメリカはリーダーシップ(大統領)が変わって、国際的な協調も、社会を良くするための活動も、多様性も以前より難しくなっており、これが一番の問題です。公平な社会を目指す活動の多くが、活動を阻害され、気持ちをくじかれている。まるで逆流を泳ぐ魚のようです。今まで活動に賛同してきた人も賛同しづらくなるでしょうし、こうした活動に公的資金が注がれることも減っていく。しかし、今が若者にとって厳しい時代であることは変わりません。SNSの影響もあって、心を病んだり、自ら命を絶ってしまったりという子どもが増えている。自分の価値を疑ってしまいやすい世の中だからこそ、われわれのような活動は大切だと思っています。

小倉:日本の課題は明白で、資金が乏しいことです。チル ジャパンとして必要な費用は年間で約1000万円。その半分を海外からの寄付でまかなっています。欧米のような寄付文化がない日本では、今シーズン初めて(3月31日まで)、クラウドファンディングを実施しています。ただ、近年われわれの活動に賛同してくださるスキー場は増えていて、それは非常にありがたいこと。目先の利益のみを追求するのではなく、未来ある子どもたちのために尽くそうという発想が日本の企業にも広がりつつある。また、スノーボード業界としてはスノーボード人口の減少は問題ですが、業界として子どもたちに投資しない限り、スノーボード人口は増えません。スノーボード関連業界で働く皆さんに、チルの活動は未来への投資となり得ると伝えたい。24-25年シーズンは、チル ジャパンとして7スキー場で計13回のスノーボード体験プログラムを実施します。1回あたりの参加は25〜40人ほど。小さな活動ですが、非常に大きな意味があると思っています。

WWD:最後に、チルの活動の中で印象的だったエピソードを教えてほしい。

ドナ:チルを通して出会う子どもたちのことを考えると、いつも非常にエモーショナルになってしまいます。チルの活動で子どもたちの笑顔を見るのは、私にとって大変大きな喜びです。この取材の前日には富士見パノラマリゾートで行われたチル ジャパンの活動に参加しました。参加する子どもたちは、子どもらしくいられない環境に置かれているケースも多いわけですが、滑走中に彼らの笑顔を見たり、プログラム終了後に「自分はスノーボーダーになったんだ!」という彼らの表情を見たりすると、彼らが得る喜びよりも私が彼らからもらう喜びの方が大きいんじゃないかといつも感じます。

小倉:(つらい出来事があって以降、会話をすることが減り)ずっと筆談をしていた子が、チルでスノーボードをした後に「ありがとう」と話してくれたことがありました。それがわれわれの活動によるものかどうかは分かりませんが、非常に胸をうたれたし、印象に残っています。チルの活動中は子どもたちの目が輝いていて、きっと忘れられない思い出になっていると思う。サンキューレターもたくさんいただきます。卒業生たちには、いつかまたスノーボードもやってもらいたい。

ベン:メキシコ出身で、今はロサンゼルスに住んでいる30代のチル卒業生がいます。彼は児童養護施設を転々として育ったんですが、チルで体験したスノーボードが彼の人生にとって初めてのスポーツでした。そこで彼は「自分にはスノーボードがある」と感じることができ、自信を得て、コミュニティーともつながることもできた。このような活動にアメリカや日本をはじめとした国々で携われていることを、大変うれしく思っています。

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スノーボードの「バートン」が“子どもの体験格差”に一石 教えているのは「滑り方ではなく、人生」

ジェイク・バートン(Jake Burton)が1977年に創業したバートン(BURTON)は、北京冬季五輪金メダリストの平野歩夢選手とも契約するスノーボードの大手メーカーであり、スノーボードを世に広めてきたオリジネイターだ。同社は2019年にいち早くBコープ認証を取得するなど、気候変動や持続可能な成長といった社会課題に対する意識の高さでも知られるが、より良い社会を目指し、チル(CHILL)という活動を通じて子どもたちの支援にも力を入れている。児童養護施設などの子どもたちにスノーボードをはじめとしたスポーツの機会を提供し、社会とつながるきっかけを提供するというもの。ジェイクの配偶者であり、バートンのオーナー兼会長ドナ・カーペンター(Donna Carpenter)、チルCEOのベン・クラーク(Ben Clark)、チル ジャパンの小倉一男代表理事に、チルの活動について聞いた。

WWD:1995年にジェイクとドナでチルを立ち上げた。どのような考えからだったのか。

ドナ・カーペンター バートン オーナー兼会長(以下、ドナ):1977年に「バートン」を立ち上げて、以来スノーボードのビジネスをしてきました。その中で、スノーボードに恩返しがしたいと考えるようになったんです。恩返しの方法はいろいろありますが、何より、「バートン」を支えてきてくれた若い人や子どもたちにフォーカスしたかった。スノーボードがこの世にまだ存在しなかった時代に、彼らがわれわれの製品に興味を持ってくれて、裏山に持って行って遊んでくれたことで、スノーボードが始まったわけですから。それで、(金銭面や家庭の事情などの)環境的な要因でスノーボードをすることができなかったり、人生に何か困難を抱えていたりする若い人たちに、スノーボードをする機会を提供できればと思い、チルの活動を始めたんです。

彼らにスノーボードを教える中で、私たちは滑り方を教えているだけじゃない、スノーボードを通して、人生を教えているんだと気付きました。滑っていると転ぶこともありますよね。でも、立ち上がってまた挑戦する。その繰り返しの中で、人生にたとえ何か困難があっても、それを乗り越えて、自分で自分の人生を導いていけると伝えられると感じたんです。活動を始めてすぐ、「このプログラムを是非うちの街でもやってほしい」といった声も舞い込むようになり、ニーズの高さも感じました。現在、チルではスノーボードのほか、スケートボードやサーフィンなどの体験機会も提供しています。それらを通して、彼らの健全な成長を支援するのが目的です。チルの活動は9カ国24都市に広がっています。

WWD:チルの活動もその1つとして、バートンは社会をより良くすることに対する意識が高い企業だと常々感じる。それはどういった考えからか。

ドナ:生前ジェイクとよく、“トリプルボトムライン”について話しました。企業活動を経済、社会、環境の3側面から評価する考え方です。企業の成功とは何かを考えたとき、もちろんその1つは利益率ですが、人や社会に対して良い影響を与え、スノーボードをするコミュニティーや環境を守っていくこと。これら3つがそろって、初めて成功だとわれわれは考えています。バートンは1人1人の人生をより良い方向に変えていくことをミッションの1つに掲げています。アウトドアの業界やコミュニティーをより開かれた、公平なものにしていきたい。例えば米国では、有色人種や先住民の方たちはスノーボードにアクセスしづらいという課題があります。どんな人でも、どんな環境にあってもチャレンジできる環境を整えようとしています。

チル卒業生は世界で3万人

WWD:確かにスノースポーツは欧米の、中でも白人のものというイメージは根強い。

ドナ:開かれたアウトドアコミュニティーを目指し、バートンでは有色人種の方たちを積極的に採用していますし、チルのプログラムでも彼らを支援しています。バートンとして、有色人種や先住民の方たちが、スノーボードコミュニティーに参画する際にどんなハードルを感じるか、どうすればそれを減らせるかといったことを自らディスカッションする“カルチャーシフター”というイベントも行っています。いま、スノーボードでは特に中南米の方の参加率が上がってきていますが、われわれのこうした取り組みも反映されていると思います。

ベン・クラーク チルCEO(以下、ベン):アウトドア業界をより開かれたものにしていくためには、チルに参加した人が成長して、自身のキャリアを考えるようになったときに、アウトドア業界にはどんな仕事があるのかをイメージできることも大事ですよね。それで、チルではアウトドア関連職種の職場見学や、職業体験の機会も設けています。チルの卒業生は世界で既に3万人いて、彼らを組織することも今進めています。卒業生は子どもたちにとってのロールモデルになりますから。人生で目標となるような存在ができれば、勇気がもらえます。卒業生が互いに高め合えたり、仲良くなって余暇に一緒にスノーボードに行ったりできるような環境を整えることが、長い目で見てアウトドアコミュニティーをより良いものにしていくと思っています。

WWD:チル卒業生で、バートンで働いている人もいるのか。

ドナ:店頭でも本社でも、かなりの数の卒業生が働いています。

ベン:バートンのアンバサダーを務めているチル卒業生もいます。彼は11歳でウガンダから母親とアメリカにやってきて、チルでスノーボードを体験して、スノーボードが大好きになった。現在はアンバサダーを務めながら、次の夢としてスノーボーダーを助ける医者を目指し勉強しています。彼もチルのイベントで自身のことを子どもたちに話してくれるんですが、人生にはさまざまな可能性や未来があるんだと子どもたちが気づくきっかけになっています。

WWD:チルでは、子どもたちに無料でスノーボードや各種スポーツの機会を提供しているが、財源はどのように確保しているのか。

ドナ:バートンは利益の中から毎年一定の割合をチルに寄付しています。また、事務などのバックオフィスはバートンとチルとで共有しています。子どもたちにスノーボードを体験してもらう際に使うギアやウエアは、バートンから提供しています。

ベン:補足すると、米国でも日本でも、チルは独立したNPO法人です。財源の30%はバートンから、残りは個人や企業の寄付によって成り立っています。寄付はお金だけでなく、例えば北米ならベイルスキーリゾート、日本なら富士見パノラマリゾートなどは、リフト券やゲレンデでの食事の提供といった形でもサポートしてくれています。チルに年間で集まる寄付額(上記リフト券や食事提供などは含まない金額)は米国で約400万ドル(約5億8800万円)です。スノーボードを教えている点に共感してくださる寄付者もいますし、若者の支援プログラムとして価値を見出してくださる人もいます。イベント当日にボランティアとして関わってくださる支援者もいます。寄付や支援をしてくださる方たちに支えられて、チルがあります。

小倉一男チル ジャパン代表理事(以下、小倉):バートンのスタッフの協力も大きいです。彼らはイベントごとに、参加する子どもたちのサイズに合わせてギアやウエアを準備して、スキー場に送って、イベント後にはウエアやギアをメンテナンスして、といった大変な作業を担ってくれています。

「自分はスノーボーダーだ!
と自信を持ってもらいたい」

WWD:チル ジャパンはどのようにスタートしたのか。小倉代表理事はバートン ジャパンの初代社長でもある。

小倉:日本では、1995年に起こった阪神淡路大震災で被災した子どもたちを2001年に兵庫の六甲山のスキー場に招待して、スノーボードを楽しんでもらったのが始まりでした。NPO法人としてチル ジャパンができたのは03年、これまでに活動に招待してきた子どもたちは2000〜3000人です。日本に限らず、チルの活動は“LTR(Learn To Ride)”という板ができたことで進んだ部分は大きかった。初心者でもターンのきっかけがつかみやすく、逆エッジで転ぶことが少ない板です。自分も“LTR”で滑ってみて、「これなら子どもたちが履いても大丈夫」と思ったのをよく覚えています。

ドナ:子どもたちが使うギアについては、ジェイクが特にこだわった部分でした。最高のギアで子どもたちにスノーボードを体験してもらい、ターンすることを楽しんでほしい。そして、プログラムが終わるころには「自分はスノーボーダーなんだ!」と自信を持って思ってもらいたい。その点をジェイクは非常に大切にしていました。

WWD:子どもの“体験格差”については、日本でも報道されることが増えている。家庭の経済事情や環境に関わらず、誰にとっても子どものころのさまざま体験が必要だという考え方が世の中に浸透しつつある。

小倉:チルの活動をすればするほど、体験機会のない子どもたちがたくさんいるんだと感じます。チル ジャパンでは、もともとは阪神淡路大震災や東日本大震災などで被災した子どもたちにスポーツの機会を提供していましたが、いま特に力を入れているのは、児童養護施設やフリースクールに通う子どもたちを招待することです。児童養護施設は全国に600前後あって、約3万人の子どもが親から離れて暮らしている。虐待や育児放棄を経験した子もいる。チル ジャパンではスノーボードのほか、スケートボードやスラックラインなどの体験機会も彼らに提供していますが、複数のスポーツに挑戦してみると、不得意なものもあるけど、できるものもあると気づく。それはその人の人生にとって、すごくプラスになると思います。

ベン:アメリカでは、より多くの子どもたちに体験機会を提供することを目指して活動してきたため、同じ子を継続して招待するのは長くて2年です。でも、チル ジャパンは3〜5年にわたって継続して同じ子どもたちをさまざまなアクティビティーに招待しています。継続的な関係を築くことで、子どもたちが再び大人を信頼できるようになる。それは彼らの人生にとってすばらしいことだと思います。日本のやり方をアメリカでも生かせないかと、支援者の方たちとも話しています。このように、他地域のやり方から学び合えることは、グローバルな組織の強みですね。

日本はクラウドファンディング実施中

WWD:活動を続けていく上での課題は。

ベン:アメリカはリーダーシップ(大統領)が変わって、国際的な協調も、社会を良くするための活動も、多様性も以前より難しくなっており、これが一番の問題です。公平な社会を目指す活動の多くが、活動を阻害され、気持ちをくじかれている。まるで逆流を泳ぐ魚のようです。今まで活動に賛同してきた人も賛同しづらくなるでしょうし、こうした活動に公的資金が注がれることも減っていく。しかし、今が若者にとって厳しい時代であることは変わりません。SNSの影響もあって、心を病んだり、自ら命を絶ってしまったりという子どもが増えている。自分の価値を疑ってしまいやすい世の中だからこそ、われわれのような活動は大切だと思っています。

小倉:日本の課題は明白で、資金が乏しいことです。チル ジャパンとして必要な費用は年間で約1000万円。その半分を海外からの寄付でまかなっています。欧米のような寄付文化がない日本では、今シーズン初めて(3月31日まで)、クラウドファンディングを実施しています。ただ、近年われわれの活動に賛同してくださるスキー場は増えていて、それは非常にありがたいこと。目先の利益のみを追求するのではなく、未来ある子どもたちのために尽くそうという発想が日本の企業にも広がりつつある。また、スノーボード業界としてはスノーボード人口の減少は問題ですが、業界として子どもたちに投資しない限り、スノーボード人口は増えません。スノーボード関連業界で働く皆さんに、チルの活動は未来への投資となり得ると伝えたい。24-25年シーズンは、チル ジャパンとして7スキー場で計13回のスノーボード体験プログラムを実施します。1回あたりの参加は25〜40人ほど。小さな活動ですが、非常に大きな意味があると思っています。

WWD:最後に、チルの活動の中で印象的だったエピソードを教えてほしい。

ドナ:チルを通して出会う子どもたちのことを考えると、いつも非常にエモーショナルになってしまいます。チルの活動で子どもたちの笑顔を見るのは、私にとって大変大きな喜びです。この取材の前日には富士見パノラマリゾートで行われたチル ジャパンの活動に参加しました。参加する子どもたちは、子どもらしくいられない環境に置かれているケースも多いわけですが、滑走中に彼らの笑顔を見たり、プログラム終了後に「自分はスノーボーダーになったんだ!」という彼らの表情を見たりすると、彼らが得る喜びよりも私が彼らからもらう喜びの方が大きいんじゃないかといつも感じます。

小倉:(つらい出来事があって以降、会話をすることが減り)ずっと筆談をしていた子が、チルでスノーボードをした後に「ありがとう」と話してくれたことがありました。それがわれわれの活動によるものかどうかは分かりませんが、非常に胸をうたれたし、印象に残っています。チルの活動中は子どもたちの目が輝いていて、きっと忘れられない思い出になっていると思う。サンキューレターもたくさんいただきます。卒業生たちには、いつかまたスノーボードもやってもらいたい。

ベン:メキシコ出身で、今はロサンゼルスに住んでいる30代のチル卒業生がいます。彼は児童養護施設を転々として育ったんですが、チルで体験したスノーボードが彼の人生にとって初めてのスポーツでした。そこで彼は「自分にはスノーボードがある」と感じることができ、自信を得て、コミュニティーともつながることもできた。このような活動にアメリカや日本をはじめとした国々で携われていることを、大変うれしく思っています。

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大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」が全容公開 55年ぶりの“人間洗濯機”などで目指すは280万人来場

2025大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」は3月23日、4月14日の開幕に先駆けて全容を公開した。屋外も含めた敷地面積は約1万500平方メートルと180以上を超えるパビリオンの中で2番目の規模を誇り、想定する来場者数は280万人。大阪に拠点を持つ医療や飲食、ビューティ関連の企業が計441社出展し、「『人』は生まれ変われる」「新たな一歩を踏み出す」の意味を込めたテーマ「REBORN」を、各々の技術や事業を拡張した展示や体験で表現した。

5000平方メートルの規模の本部棟のメインコンテンツは、1階から2階にかけて展開する“リポーン体験ルート”だ。まず、“カラダ測定ポット”で心血管や筋骨格、髪、肌、視覚、脳、歯の健康データを測定し、体の状況を把握する。この健康データを元に生成された25年後の自身のアバターと出会い、各企業が自社の技術や事業を生かして創造するブースで測定結果を活用したコンテンツや未来のヘルスケア、都市体験ができる。

例えば、ロート製薬は“アイケアステーション”と題したブースで、目の状態をセルフチェックできるデバイスを展開。ミルボンは“自分らしく美しく生きる美容院”と題し、“カラダ測定ポット”のデータに基づいたアイテムの提案などがかなう美容室空間を表現した。タカラベルモントは計374個の多面体を組み合わせて制作したクリスタルのアート空間を展示し、多面的な美について見つめ直す空間を作った。

そのほかのヘルスケア部門の出展企業は、一般社団法人日本MA-T工業会、江崎グリコ、ファーマフーズ、椿本チエイン、SyncMOF、ニプロ、森永乳業、サイエンスなど。各出展企業の担当者は、国内外からの多くの来場客が見込める機会として、「事業や企業の認知拡大による飛躍の契機」「未来を担う学生などと接点を持つ場」となることに期待を示した。

1階の中央部にある“アトリウム”エリアは、iPS細胞の展示“iPS Cells for the Future”を据え、大阪・関西の再生医療のポテンシャルを発信する。また、入浴しながら健康状態の可視化できるサイエンスによる自動入浴機械“ミライ人間洗濯機”も展示。予約すれば体験も可能で、すでに850人を超える応募者が集まっているという。アウトソーシングが提供する“AIコンシェルジュロボット“は、万博に関する質問に対応し、バイタルチェックもできる。

“リボーンチャレンジ”は、400を超える大阪の中小企業やベンチャーの技術やサービスを1週間ごとに異なる26のテーマで展示。フードエリアには、関西の料理人や教育機関、企業による調理パフォーマンスや料理教室が開かれるデモキッチンや、エア・ウォーターが運営するロボットがドリンクを提供する「AIR WATER NEO MIX STAND」、自動ソフトクリーム盛り付け体験ができる「NISSEI Mouthful Creations」、医薬品からお土産までをそろえるドラッグストア「アカカベ 大阪ヘルスケアパビリオン店」などが軒を連ねる。

屋外には、未来のエンターテイメントを体験できる“XD HALL“を設置する。カプコンが「モンスターハンター ブリッジ」を提供。専用のARデバイスを装着し、360度シアター、立体音響、床振動を活用し、全身でゲーム「モンスターハンター」の世界を体感できる。

そのほか、“いのちの湧水(いずみ)”では水耕栽培と陸上養殖を組み合わせた循環型生産システムを展示。水盤上のイベント広場“リボーンステージ”では、協賛企業や協力機関、大阪府内の自治体などによるさまざまなイベントを開催する予定だ。

「大阪ヘルスケアパビリオン」の担当者は「今まで展示内容の説明文やパースで想像を膨らませていたが、実際にパビリオン内の展示が完成し、協賛企業が運営する様子をみて、3週間後の開幕にワクワクしてきた」とコメント。同パビリオンの役割は「大阪の優れた技術やサービス・さまざまな魅力を発信し、開催地が出展するパビリオンとして万博開催の意義の実現に貢献するほか、世界中から多くのお客さまを大阪らしいホスピタリティーでお迎えすること」とし、「“リボーン体験ルート”で未来の自分に出会い、その後のさまざまな体験を通じて、将来の自分の変化を想像し、実践するきっかけになれば」と話した。

吉村洋文大阪府知事が
“ミライ人間洗濯機”を体験

23日に開かれた内覧会では2025年日本国際博覧会大阪パリピオン推進員会の会長を務める吉村洋文大阪府知事が登場し、“アトリウム”でサイエンスが展示する“ミライ人間洗濯機”に入浴した。前回の1970年の万博でも展示した“人間洗濯機”の進化版として、当時の“人間洗濯機”を展示した三洋電機(現パナソニックホールディングス)とサイエンスが共同で開発。吉村大阪府知事は、「最初は不安半分期待半分だったが、全く苦しさなどはなく、とても気持ちよくてスッキリした。音楽や映像で心もリラックスでき、多くの人にぜひ体験してほしい」とコメントした。

■大阪ヘルスケアパビリオン
会期:4月13日〜10月13日
時間:9:00〜21:00
場所:夢洲、大阪府大阪市臨海部(会期中の1日券は大人7500円、中人4200円、小人1800円※早割や平日券、夜間券などあり、「大阪ヘルスケアパビリオン」は“リポーン体験ルート”と“XD HALL”は予約必須)

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ロックバンドGEZANが初となる日本武道館での単独公演「独炎」と47都道府県ツアー「集炎」の開催を発表

ロックバンド、GEZANは3月23日、初となる日本武道館での単独公演「独炎」を2026年3月14日に開催することを発表した。本公演に伴い、写真家・森山大道がメンバーを撮影し、大島依提亜がデザインを手掛けたポスターが公開された。チケットの最速先行(先着)は3月23日22時から受け付け開始される。

また同時に47都道府県ツアー「集炎」の開催も発表された。ツアー初日となる2025年4月11日は、GEZANが初ライブを行った「難波ベアーズ」で、KK mangaとodd eyesの2組をゲストに迎えて行われる3月24日18時からチケット先行(抽選)が受け付け開始。その他のツアーの詳細は後日発表される予定だ。

■GEZAN 日本武道館 単独公演「独炎」
出演:GEZAN
PA : 内田直之
日時:2026年3月14日 開場/開演 17:30/18:30
会場:日本武道館
前売券:指定席 8000円/指定席(U-23) 4000円(税込)
※チケット最速先行(先着)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月23日22:00~4月6日23:59

■GEZAN 47+ TOUR「集炎」
出演:GEZAN/KK manga/odd eyes
日時:2025年4月11日 開場/開演 18:30/19:00
会場:難波ベアーズ
※チケット先行(抽選)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月24日18:00~3月26日23:59

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ロックバンドGEZANが初となる日本武道館での単独公演「独炎」と47都道府県ツアー「集炎」の開催を発表

ロックバンド、GEZANは3月23日、初となる日本武道館での単独公演「独炎」を2026年3月14日に開催することを発表した。本公演に伴い、写真家・森山大道がメンバーを撮影し、大島依提亜がデザインを手掛けたポスターが公開された。チケットの最速先行(先着)は3月23日22時から受け付け開始される。

また同時に47都道府県ツアー「集炎」の開催も発表された。ツアー初日となる2025年4月11日は、GEZANが初ライブを行った「難波ベアーズ」で、KK mangaとodd eyesの2組をゲストに迎えて行われる3月24日18時からチケット先行(抽選)が受け付け開始。その他のツアーの詳細は後日発表される予定だ。

■GEZAN 日本武道館 単独公演「独炎」
出演:GEZAN
PA : 内田直之
日時:2026年3月14日 開場/開演 17:30/18:30
会場:日本武道館
前売券:指定席 8000円/指定席(U-23) 4000円(税込)
※チケット最速先行(先着)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月23日22:00~4月6日23:59

■GEZAN 47+ TOUR「集炎」
出演:GEZAN/KK manga/odd eyes
日時:2025年4月11日 開場/開演 18:30/19:00
会場:難波ベアーズ
※チケット先行(抽選)
https://eplus.jp/gezan/
受付期間:2025年3月24日18:00~3月26日23:59

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「シピシピ」「メイベリン ニューヨーク」「キス」など3000円以下で旬メイク!今週発売のビューティアイテム10選【3/24〜3/30】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。既存カラーよりも大粒ラメの量を抑え、ホワイトピンクの偏光ラメをふんだんに使用した「シピシピ(CIPICIPI)」のハイライター、内側からじゅわっと火照ったような血色感とみずみずしい艶感を与える「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」リキッドチークなどが登場する今週。ドラッグ&バラエティーストアで3000円以下で購入でき、最旬メイクを取り入れられる点は魅力的!ほか、「レブロン(REVLON)」のディズニープリンセス限定デザインパッケージ、薄膜とハイカバーを両立した「キス(KISS)」クッションファンデも注目です。

【3月24日発売】
キス
(KISS)

薄膜とハイカバーを両立するクッションファンデ

「キス(KISS)」は、薄膜とハイカバーを両立し、美肌をかなえるクッションファンデ“クッションパンチ[SPF50+ PA++++]を発売する。独自のメイクパフで柔らかく“トントン”と叩き込むだけで肌の毛穴やシワ、凹凸を均一に整える。カラーは全3色で展開する。

■商品詳細

“クッションパンチ[SPF50+ PA++++](全3色、各2970円※編集部調べ)

【3月25日発売】
ボタニスト
(BOTANIST)

初のベビー向けシリーズ

「ボタニスト(BOTANIST)」は、初のベビーシリーズ““ボタニカルベビー”を発売する。ラインアップは、顔と体用のシャンプー“ボタニカルベビーソープフォーム”と、全身用ミルクローション“ボタニカルベビーミルクローション”。ボタニカルセラミドやグリチルリチン酸2Kなどの植物由来の保湿成分が、潤いに満ちた健やかな肌を保つ。

■商品詳細

“ボタニカルベビーソープフォーム”(400mL、1320円)
“ボタニカルベビーミルクローション”(300mL、1430円)

【3月26日発売】
ミシャ
(MISSHA)

クッションファンデがクロミデザインに

「ミシャ(MISSHA)」はサンリオの人気キャラクター、クロミをデザインした"ミシャ M クッション ファンデーション(プロカバー)"[SPF50+・PA+++]を発売する。ピンク×ブラックのケースにはさまざまなポーズと表情を見せるクロミをあしらい、パフにもピンクカラーを配した。

■商品詳細

"ミシャ M クッション ファンデーション(プロカバー)"[SPF50+・PA+++](全2色、各1650円)

【3月26日発売】
オサジ
(OSAJI)

記憶とリンクした5つの香り

「オサジ(OSAJI)」は、オードトワレをリニューアルし発売する。“記憶のアンソロジー”をテーマに、記憶の中にある“どこかで見た景色”をイメージした5つの香りをラインアップする。

■商品詳細

“オサジ オードトワレ”(全5種、各45mL、各6600)
“オサジ オードトワレ プレポジション”(各4.5mL×5種、6600円)

【3月26日発売】
グッチ
(GUCCI)

香水“ザ アルケミスト ガーデン”に新作

「グッチ(GUCCI)」は、オードパルファン"ザ アルケミスト ガーデン"から、気品や優雅さ、力強さを表現した"バニラ フィレンツェ"、ペティフレインエッセンシャルオイルのフレッシュさをベースにシダーエキスの温かみのある深さを加えた"フィオーリ ディ ネロリ"、アプリコットの味わいを香りに変換した"オスマンサンス ネクター"の3つの香りを発売する。

■商品詳細

"ザ アルケミスト ガーデン"(全3種、各100mL、各5万50円)

【3月27日発売】
レブロン
(REVLON)

ディズニープリンセスと初コラボ 

「レブロン(REVLON)」は、人気リップケアシリーズ“キス シュガー スクラブ”と、艶肌と毛穴レスをかなえる“スキンライト プレスト パウダー N”から、ディズニープリンセス限定デザインパッケージを発売する。白雪姫やシンデレラ、ラプンツェル、ベル、ジャスミンの5人を線画やシルエットで描いたデザインで用意する。

■商品詳細

“キス シュガー スクラブ”(限定4色、各990円)
“スキンライト プレスト パウダー N”(限定2色、各2200円)

【3月28日発売】
シピシピ
(CIPICIPI)

宝石ハイライトにホワイトピンクの限定色 

「シピシピ(CIPICIPI)」は、“ブリンブリンハイライター”から限定色“101 ピンクオーラ”を発売する。既存カラーよりも大粒ラメの量を抑え、ホワイトピンクの偏光ラメをふんだんに使用。ホワイトピンクのラメがきらめきほんのりピンクに色づいたパッと輝く光沢感を演出する。

■商品詳細

“ブリンブリンハイライター”(限定、1540円)

【3月29日発売】
エッセンシャル
(ESSENTIAL)

NewJeans×村上隆デザインの限定ボトル

「エッセンシャル(ESSENTIAL)」は、“エッセンシャル プレミアム”シリーズから広告モデルのNewJeans(ニュージーンズ)と村上隆がコラボレーションしたデザインボトルを発売する。NewJeansのキャラクターと村上隆のシグネチャーである“お花”のNewJeansバージョンをプリントしたポップで可愛いデザインに仕上げた。

■商品詳細

“エッセンシャル プレミアム バリアシャンプー・コンディショナーセット シルキー&スムース NewJeans×MURAKAMI スペシャルデザイン”
“エッセンシャル プレミアム バリアシャンプー・コンディショナー グロウ&モイスト NewJeans×MURAKAMI” スペシャルデザイン”
“エッセンシャル プレミアム ウォータートリートメント EXスムース NewJeans×MURAKAMI スペシャルデザイン【洗い流さないトリートメント】”

【3月29日発売】
メイベリン ニューヨーク
(MAYBELLINE NEW YORK)

“じゅわ艶質感”のリキッドチーク 

「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、内側からじゅわっと火照ったような血色感とみずみずしい艶感を与えるリキッドチーク“グローキッサー”を発売する。カラーはフレッシュなコーラルとくすみピンクのチーク2色とブルーラメがきらめくハイライター1色を用意した。

■商品詳細

“グローキッサー”(全3色、1790円※編集部調べ)

【3月29日発売】
ロレアル パリ
(L’OREAL PARIS)

ライムの香り漂うヘアオイル

「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」は、ヘアオイルシリーズ“エクストラオーディナリーオイル”から2022年に限定発売した“クリアライム”の香りを定番製品として発売する。つけた瞬間にライムとミントがふんわりと香り、動くたびに爽やかな香りを楽しむことができる。

■商品詳細

“エクストラオーディナリーオイル”(100mL、2290円)

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「シピシピ」「メイベリン ニューヨーク」「キス」など3000円以下で旬メイク!今週発売のビューティアイテム10選【3/24〜3/30】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。既存カラーよりも大粒ラメの量を抑え、ホワイトピンクの偏光ラメをふんだんに使用した「シピシピ(CIPICIPI)」のハイライター、内側からじゅわっと火照ったような血色感とみずみずしい艶感を与える「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」リキッドチークなどが登場する今週。ドラッグ&バラエティーストアで3000円以下で購入でき、最旬メイクを取り入れられる点は魅力的!ほか、「レブロン(REVLON)」のディズニープリンセス限定デザインパッケージ、薄膜とハイカバーを両立した「キス(KISS)」クッションファンデも注目です。

【3月24日発売】
キス
(KISS)

薄膜とハイカバーを両立するクッションファンデ

「キス(KISS)」は、薄膜とハイカバーを両立し、美肌をかなえるクッションファンデ“クッションパンチ[SPF50+ PA++++]を発売する。独自のメイクパフで柔らかく“トントン”と叩き込むだけで肌の毛穴やシワ、凹凸を均一に整える。カラーは全3色で展開する。

■商品詳細

“クッションパンチ[SPF50+ PA++++](全3色、各2970円※編集部調べ)

【3月25日発売】
ボタニスト
(BOTANIST)

初のベビー向けシリーズ

「ボタニスト(BOTANIST)」は、初のベビーシリーズ““ボタニカルベビー”を発売する。ラインアップは、顔と体用のシャンプー“ボタニカルベビーソープフォーム”と、全身用ミルクローション“ボタニカルベビーミルクローション”。ボタニカルセラミドやグリチルリチン酸2Kなどの植物由来の保湿成分が、潤いに満ちた健やかな肌を保つ。

■商品詳細

“ボタニカルベビーソープフォーム”(400mL、1320円)
“ボタニカルベビーミルクローション”(300mL、1430円)

【3月26日発売】
ミシャ
(MISSHA)

クッションファンデがクロミデザインに

「ミシャ(MISSHA)」はサンリオの人気キャラクター、クロミをデザインした"ミシャ M クッション ファンデーション(プロカバー)"[SPF50+・PA+++]を発売する。ピンク×ブラックのケースにはさまざまなポーズと表情を見せるクロミをあしらい、パフにもピンクカラーを配した。

■商品詳細

"ミシャ M クッション ファンデーション(プロカバー)"[SPF50+・PA+++](全2色、各1650円)

【3月26日発売】
オサジ
(OSAJI)

記憶とリンクした5つの香り

「オサジ(OSAJI)」は、オードトワレをリニューアルし発売する。“記憶のアンソロジー”をテーマに、記憶の中にある“どこかで見た景色”をイメージした5つの香りをラインアップする。

■商品詳細

“オサジ オードトワレ”(全5種、各45mL、各6600)
“オサジ オードトワレ プレポジション”(各4.5mL×5種、6600円)

【3月26日発売】
グッチ
(GUCCI)

香水“ザ アルケミスト ガーデン”に新作

「グッチ(GUCCI)」は、オードパルファン"ザ アルケミスト ガーデン"から、気品や優雅さ、力強さを表現した"バニラ フィレンツェ"、ペティフレインエッセンシャルオイルのフレッシュさをベースにシダーエキスの温かみのある深さを加えた"フィオーリ ディ ネロリ"、アプリコットの味わいを香りに変換した"オスマンサンス ネクター"の3つの香りを発売する。

■商品詳細

"ザ アルケミスト ガーデン"(全3種、各100mL、各5万50円)

【3月27日発売】
レブロン
(REVLON)

ディズニープリンセスと初コラボ 

「レブロン(REVLON)」は、人気リップケアシリーズ“キス シュガー スクラブ”と、艶肌と毛穴レスをかなえる“スキンライト プレスト パウダー N”から、ディズニープリンセス限定デザインパッケージを発売する。白雪姫やシンデレラ、ラプンツェル、ベル、ジャスミンの5人を線画やシルエットで描いたデザインで用意する。

■商品詳細

“キス シュガー スクラブ”(限定4色、各990円)
“スキンライト プレスト パウダー N”(限定2色、各2200円)

【3月28日発売】
シピシピ
(CIPICIPI)

宝石ハイライトにホワイトピンクの限定色 

「シピシピ(CIPICIPI)」は、“ブリンブリンハイライター”から限定色“101 ピンクオーラ”を発売する。既存カラーよりも大粒ラメの量を抑え、ホワイトピンクの偏光ラメをふんだんに使用。ホワイトピンクのラメがきらめきほんのりピンクに色づいたパッと輝く光沢感を演出する。

■商品詳細

“ブリンブリンハイライター”(限定、1540円)

【3月29日発売】
エッセンシャル
(ESSENTIAL)

NewJeans×村上隆デザインの限定ボトル

「エッセンシャル(ESSENTIAL)」は、“エッセンシャル プレミアム”シリーズから広告モデルのNewJeans(ニュージーンズ)と村上隆がコラボレーションしたデザインボトルを発売する。NewJeansのキャラクターと村上隆のシグネチャーである“お花”のNewJeansバージョンをプリントしたポップで可愛いデザインに仕上げた。

■商品詳細

“エッセンシャル プレミアム バリアシャンプー・コンディショナーセット シルキー&スムース NewJeans×MURAKAMI スペシャルデザイン”
“エッセンシャル プレミアム バリアシャンプー・コンディショナー グロウ&モイスト NewJeans×MURAKAMI” スペシャルデザイン”
“エッセンシャル プレミアム ウォータートリートメント EXスムース NewJeans×MURAKAMI スペシャルデザイン【洗い流さないトリートメント】”

【3月29日発売】
メイベリン ニューヨーク
(MAYBELLINE NEW YORK)

“じゅわ艶質感”のリキッドチーク 

「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、内側からじゅわっと火照ったような血色感とみずみずしい艶感を与えるリキッドチーク“グローキッサー”を発売する。カラーはフレッシュなコーラルとくすみピンクのチーク2色とブルーラメがきらめくハイライター1色を用意した。

■商品詳細

“グローキッサー”(全3色、1790円※編集部調べ)

【3月29日発売】
ロレアル パリ
(L’OREAL PARIS)

ライムの香り漂うヘアオイル

「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」は、ヘアオイルシリーズ“エクストラオーディナリーオイル”から2022年に限定発売した“クリアライム”の香りを定番製品として発売する。つけた瞬間にライムとミントがふんわりと香り、動くたびに爽やかな香りを楽しむことができる。

■商品詳細

“エクストラオーディナリーオイル”(100mL、2290円)

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ドクターズコスメ「スキンリメド」から朝用美容液が登場 “朝C夜レチ”ニーズに応え

ドクターズスキンケアブランド「スキンリメド(SKIN REMED)」は、朝用美容液“薬用ケアブライトセラム5.0”【医薬部外品】(15mL、3300円)と“VCシャインセラム27.0”(10mL、4400円)を5月12日に発売する。公式オンラインストアおよび各ECモールで取り扱う。新製品2種を朝に、3段階のレチノールグレードを用意している既存の“レチノダーマクリーム”を組み合わせることで、朝にビタミンC、夜にレチノール配合のスキンケアを取り入れる“朝C夜レチ”のニーズに応えた。

悩み別で選べる2種類

“薬用ケアブライトセラム5.0”は、美白有効成分と高レベルケア中の肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、肌荒れを防ぎながら毛穴悩みへ優しくアプローチする。さらに、6種類の植物由来成分がキメを整えながら潤いを与え、ビタミンCの働きをサポートする。

“VCシャインセラム27.0”は、最高濃度を目指した生ビタミンC配合美容液で、毛穴やくすみ、肌のキメ・ハリなどの肌悩みにアプローチする。同製品はシーンや肌悩み、肌レベルに合わせて選べる。

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ドクターズコスメ「スキンリメド」から朝用美容液が登場 “朝C夜レチ”ニーズに応え

ドクターズスキンケアブランド「スキンリメド(SKIN REMED)」は、朝用美容液“薬用ケアブライトセラム5.0”【医薬部外品】(15mL、3300円)と“VCシャインセラム27.0”(10mL、4400円)を5月12日に発売する。公式オンラインストアおよび各ECモールで取り扱う。新製品2種を朝に、3段階のレチノールグレードを用意している既存の“レチノダーマクリーム”を組み合わせることで、朝にビタミンC、夜にレチノール配合のスキンケアを取り入れる“朝C夜レチ”のニーズに応えた。

悩み別で選べる2種類

“薬用ケアブライトセラム5.0”は、美白有効成分と高レベルケア中の肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、肌荒れを防ぎながら毛穴悩みへ優しくアプローチする。さらに、6種類の植物由来成分がキメを整えながら潤いを与え、ビタミンCの働きをサポートする。

“VCシャインセラム27.0”は、最高濃度を目指した生ビタミンC配合美容液で、毛穴やくすみ、肌のキメ・ハリなどの肌悩みにアプローチする。同製品はシーンや肌悩み、肌レベルに合わせて選べる。

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「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

“メイド イン USA”春夏コレクション
夏の日差しを思わせるカラーリング

“メイド イン USA”春夏コレクションは、夏の日差しを思わせる鮮やかなカラーリングを配し、スニーカーやウエアなど幅広くラインアップする。ドロップ1〜5に分けて、段階的に発売を予定する。スニーカーは、「ニューバランス」を代表する“990”シリーズを販売する。ウエアは、パステルカラーに加え、クラシックなアスレチックグレーやシーソルトカラーもそろえる。

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「ニューバランス」から“メイド イン USA”春夏コレクション “990”シリーズやウエアなど

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“メイド イン USA(MADE IN USA)”春夏コレクションを3月27日から順次発売する。「ニューバランス」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。

“メイド イン USA”春夏コレクション
夏の日差しを思わせるカラーリング

“メイド イン USA”春夏コレクションは、夏の日差しを思わせる鮮やかなカラーリングを配し、スニーカーやウエアなど幅広くラインアップする。ドロップ1〜5に分けて、段階的に発売を予定する。スニーカーは、「ニューバランス」を代表する“990”シリーズを販売する。ウエアは、パステルカラーに加え、クラシックなアスレチックグレーやシーソルトカラーもそろえる。

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「カネボウ」の“生命感ルージュ”にフルーティー&ウオータリーな限定色が登場

「カネボウ(KANEBO)」は4月4日、柔らかな仕上がりが長時間続く“ルージュスターブリーズ” (各4620円)と、生命感溢れる美容液ルージュの“ルージュスターヴァイブラント”(各4620円)から、それぞれ限定3色を発売する。

マット質感の生命感ラスティングルージュ

“ルージュスターブリーズ”は、“ブリージングラスティングテクノロジー”によるブリージングマット質感で、潤いと血色感が滲み、ふっくらと柔らかな唇をかなえる。

限定色は、香り立つ果実のようなフルーティーカラーを用意。“メロウネクター”は、濃密な果肉のようにまろやかなピーチブラウンが表情に温もりを添える。“サニーレッド”は、うだるような暑さの中で映える鮮明なレッドで高揚感をまとわせ、“トロピカルオーチャード”は、日差しを浴びて旬を迎える果実のようにフレッシュなピンクで華やぎを与える。

鮮やかでみずみずしい艶感ルージュ

“ヴァイブランシーラスティングテクノロジー”を搭載したルージュスターヴァイブラント”は、ふっくらとしたハリ感のあるみずみずしい唇に仕上げる。

限定色は、波間に揺れる陽射しのようなウオータリーカラーが登場。“イドリームラグーン”は、夢に見た海辺のように儚げなヌードピンク。“ムーンリットフロウ”は、月明かりに照らされたようなヴァイオレットピンクに、ブルーとピンクのパールが揺らめく。“トワイライトリフレクション”は、黄昏時の水面のようなみずみずしさで、ゴールドベージュがなめらかに輝く。

両製品とも、生命感を吹き込むかのような“5Rヴァイブラントベース”と鮮やかな血色感が持続するカラーラスティングピグメントを配合し、奥底から滲み出るような生命感を感じるカラーを実現。また、潤いを閉じ込めるラッピング効果で、唇を乾燥や荒れから守り、オフした後の素の唇まで美しく見せる。

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「カネボウ」の“生命感ルージュ”にフルーティー&ウオータリーな限定色が登場

「カネボウ(KANEBO)」は4月4日、柔らかな仕上がりが長時間続く“ルージュスターブリーズ” (各4620円)と、生命感溢れる美容液ルージュの“ルージュスターヴァイブラント”(各4620円)から、それぞれ限定3色を発売する。

マット質感の生命感ラスティングルージュ

“ルージュスターブリーズ”は、“ブリージングラスティングテクノロジー”によるブリージングマット質感で、潤いと血色感が滲み、ふっくらと柔らかな唇をかなえる。

限定色は、香り立つ果実のようなフルーティーカラーを用意。“メロウネクター”は、濃密な果肉のようにまろやかなピーチブラウンが表情に温もりを添える。“サニーレッド”は、うだるような暑さの中で映える鮮明なレッドで高揚感をまとわせ、“トロピカルオーチャード”は、日差しを浴びて旬を迎える果実のようにフレッシュなピンクで華やぎを与える。

鮮やかでみずみずしい艶感ルージュ

“ヴァイブランシーラスティングテクノロジー”を搭載したルージュスターヴァイブラント”は、ふっくらとしたハリ感のあるみずみずしい唇に仕上げる。

限定色は、波間に揺れる陽射しのようなウオータリーカラーが登場。“イドリームラグーン”は、夢に見た海辺のように儚げなヌードピンク。“ムーンリットフロウ”は、月明かりに照らされたようなヴァイオレットピンクに、ブルーとピンクのパールが揺らめく。“トワイライトリフレクション”は、黄昏時の水面のようなみずみずしさで、ゴールドベージュがなめらかに輝く。

両製品とも、生命感を吹き込むかのような“5Rヴァイブラントベース”と鮮やかな血色感が持続するカラーラスティングピグメントを配合し、奥底から滲み出るような生命感を感じるカラーを実現。また、潤いを閉じ込めるラッピング効果で、唇を乾燥や荒れから守り、オフした後の素の唇まで美しく見せる。

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「エテュセ」から夏に向けた毛穴対策のひんやりコスメが今年も限定登場

「エテュセ(ETTUSAIS)」は4月3日と5月15日、スキンパウダーと部分用化粧下地プライマーからひんやりとした使用感のクールタイプを数量限定で発売する。

皮脂崩れを防ぎ、透明感のある仕上がりを叶える2種
拭き取りピーリングシートも

4月3日に発売する部分用化粧下地“ポアレスプライマー クール”(1650円)は、アプリで加工したかのように毛穴をフォギーにカバーする。5月15日に発売する“スキンケアパウダー クール”(2640円)は、溶け込むようになじみ、毛穴レスな肌を演出する。どちらも皮脂崩れを防止して、テカリや毛穴をカバーし透明感のある仕上がりを叶える。

6月12日には、不要な角層や毛穴汚れをやさしく取り除く拭き取りピーリングシート“ピーリングケアシート”(1760円)も発売する。朝のメイク前に使えば、ひんやりとした感触と潤い効果で肌を整え、化粧のり、持ちの良い肌に導く。

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「ビューティフルピープル」×「アンブロ」 アイニックな技法“ダブルエンド”を採用したアイテムも

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」はこのほど、「アンブロ(UMBRO)」とコラボレーションしたアイテムを発表した。現在、「ビューティフルピープル」の公式オンラインストアで先行販売予約を受付中で、4月13日から公式オンラインストアと青山店をはじめとした各直営店で取り扱う。

今回のコラボでは、ブルゾンとパンツ、ポロシャツ、タンクトップの全4型を用意した。このうち、国内のジャガード織機で織り上げたライトウェイトのタフタ素材およびリップストップを使用したブルゾンとパンツ、18 ゲージのジャージー素材のタンクトップは、「ビューティフルピープル」のアイコニックな技法“ダブルエンド”を採用。上下逆さまに着用することで、異なるフォームとデザインを楽しむことができるうえに、タンクトップは2つに折り畳むことでレイヤードでの着用も可能な3ウエイ仕様だ。一方ポロシャツは、極細の半透明なポリエステ ル糸とナイロン糸を使用した複雑な編み柄の切り替えが特徴で、フロントや袖先にブランドネームを大胆に刺しゅうすることで、フットボールシャツのスポンサーロゴを彷彿とさせるデザインに仕上げた。また、どのアイテムも“UMBRO”の“BR”部分が、“BP”に強調されたスペシャルロゴがあしらわれている。

価格は、ブルゾンが7万9200円、パンツが7万5900円、ポロシャツが4万9500円、タンクトップが3万3000円だ。

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【2025年夏コスメ】「スナイデル ビューティ」が新色ルージュと5色アイパレットを発売

 

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は、自分が在りたい姿への願いを込めた“2025 サマー コレクション”を発売する。第1弾は4月1日から予約受け付けを行い14日に全国での販売を開始。第2弾は17日から予約受け付けを開始し、5月1日に全国発売する。「スナイデル ビューティ」全店舗及び公式オンラインストアで取り扱う。

第1弾:4月14日発売

“ルージュ クチュール”(新3色、各3520円)は、唇の上でゆるりと溶けて、メルティーな艶と彩りを添える。新たに登場するのは、クラシック ローブ、マグネティック ピンク、ミッドナイト ローズ”の3色で、スキントーンになじむ血色カラーで滲むような色香を与える。

“ピュア リップ シェイパー n”(4色、各2530円)は、“3rdアニバーサリーコレクション”で限定発売した製品をアップデートして定番品にした。従来品よりスムースな描き心地とニュアンスフルなカラーレンジを実現し、カラーは、ライト キャメル、クリーム ピンク、キッシング ベリー、コントアリング ベージュの4色。

“メルティング フィット バーム”(2860円)は、オイルとワックスの保湿力とメルティーな質感で潤いを守るリップバーム。“ルージュ クチュール”のベースコートとして使用すると、さらに高い艶とフィット力をかなえる。

第2弾:5月1日発売

“フェイススタイリストn”(新4色、各6600円)は、ジェムストーンの多彩な輝きで、肌に幸せと透明感を添えるアイシャドウパレット。カラーは、アイコニック ベージュ、フィーリング ピンク、インスパイアリング ベージュ、フォーエバー フェイバリットの4色。

数量限定の初回限定パッケージは、コロンとしたフォームのコンパクトに、ペールピンクのフェイクレザーで仕立てた。

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【2025年夏コスメ】「スナイデル ビューティ」が新色ルージュと5色アイパレットを発売

 

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は、自分が在りたい姿への願いを込めた“2025 サマー コレクション”を発売する。第1弾は4月1日から予約受け付けを行い14日に全国での販売を開始。第2弾は17日から予約受け付けを開始し、5月1日に全国発売する。「スナイデル ビューティ」全店舗及び公式オンラインストアで取り扱う。

第1弾:4月14日発売

“ルージュ クチュール”(新3色、各3520円)は、唇の上でゆるりと溶けて、メルティーな艶と彩りを添える。新たに登場するのは、クラシック ローブ、マグネティック ピンク、ミッドナイト ローズ”の3色で、スキントーンになじむ血色カラーで滲むような色香を与える。

“ピュア リップ シェイパー n”(4色、各2530円)は、“3rdアニバーサリーコレクション”で限定発売した製品をアップデートして定番品にした。従来品よりスムースな描き心地とニュアンスフルなカラーレンジを実現し、カラーは、ライト キャメル、クリーム ピンク、キッシング ベリー、コントアリング ベージュの4色。

“メルティング フィット バーム”(2860円)は、オイルとワックスの保湿力とメルティーな質感で潤いを守るリップバーム。“ルージュ クチュール”のベースコートとして使用すると、さらに高い艶とフィット力をかなえる。

第2弾:5月1日発売

“フェイススタイリストn”(新4色、各6600円)は、ジェムストーンの多彩な輝きで、肌に幸せと透明感を添えるアイシャドウパレット。カラーは、アイコニック ベージュ、フィーリング ピンク、インスパイアリング ベージュ、フォーエバー フェイバリットの4色。

数量限定の初回限定パッケージは、コロンとしたフォームのコンパクトに、ペールピンクのフェイクレザーで仕立てた。

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マンガで学ぶ「在庫管理の魔術」 第11話:過剰在庫なのに欠品発生のワケ 店長とバイヤーの盲点は“倉庫の使い方”

中堅アパレルのチェーンストア「ハンナズ」は、過剰在庫が原因で経営危機に瀕している。社長の安堂平磨は、娘でバイヤーの安堂あい、あいの夫で渋谷店店長の安堂徹に再生を期待するが、2人は「売れ残るリスクを抱えながら在庫を持つべきか?」それとも「売り上げが落ちるリスクを抱えながら在庫を減らすべきか?」で迷い続ける。

ショップは在庫を可能な限り多く確保すべき——そんな店長の“思い込み”を覆すために、徹は彼らが恐れる欠品発生までのメカニズムを分析する。明らかになったのは、渋谷店売り上げアップの背景に“発注リードタイム”を実質0日にできたという時間の効率化があったこと。それを受けて加地の頭に、店長とバイヤーに共通する、とある問題点が浮かぶ。

登場人物紹介

第十一話

このマンガは、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)も経営陣で読んだとされるTOC(制約理論)の原点にして最高の入門書「ザ・ゴール」を原案としています。「ザ・ゴール」を中心としたマネジメント理論に関する書籍は、ダイヤモンド社が販売中です。

ORIGINAL WORKS:ELIYAHU GOLDRATT、JEF COX
SUPERVISION:YUJI KISHIRA
SCRIPT:TAKEO AOKI
COMICS:YAMA AOTA

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峯田和伸 × 甫木元空 2人が語る「吉祥寺バウスシアター」と「映画館の魅力」

PROFILE: 左:峯田和伸/音楽家 右:甫木元空/映画監督・音楽家・小説家

PROFILE: (みねた・かずのぶ):1977年12月10日生まれ、山形県出身。96~2003年までロックバンド。GOING STEADYのボーカルとして活動。その後、銀杏BOYZを結成。田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」(03)の主演で映画デビュー。以来、音楽活動の傍ら俳優業もこなし、「少年メリケンサック」(08)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(09)、「色即ぜねれいしょん」(09)などへ出演。「俺たちに明日はないッス」(08)では銀杏BOYZとして映画主題歌を担当したほか、「ピース オブ ケイク」(15)では主題歌と出演を兼ねた。近年では、映画のみならずテレビドラマや舞台へも活動の場を広げている (ほきもと・そら):1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた「はるねこ」で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。「はだかのゆめ」(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。23年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。19年結成のバンド「Bialystocks」でもボーカルとして活動。映画・音楽・小説といったジャンルを横断した活動を続けている。

東京のカルチャーを代表するスポットだった映画館、吉祥寺バウスシアター。映画の上映だけではなく、音楽のライブ、演劇、落語など、さまざまな催し物が行われて、バウスシアターはアートの発信地として、多くの観客やクリエイターから愛された。そのバウスシアターを守り続けた家族の90年の歴史を描いた映画「BAUS 映画から船出した映画館」が3月21日に公開された。本来は青山真治監督が企画して監督を務める予定だったが青山監督が2022年に急逝。その企画を受け継いだのが、Bialystocks(ビアリストックス)のボーカルとして音楽活動をしつつ、小説も手掛けるなど多彩な才能を発揮している甫木元空(ほきもと・そら)だ。甫木元は青山監督から映画を学んだ愛弟子でもあった。そして、映画に出演しているのがミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸。生前、青山監督は峯田の出演を熱望していたという。映画と音楽のシーンで活動し、両方の感性を持った2人に本作について話を聞いた。

青山真治監督の企画を引き継いで

——本作は青山真治監督が温めていた企画を映画化したものですが、甫木元さんはどのような想いで企画を受け継がれたのでしょうか。

甫木元空(以下、甫木元):物語の骨格はいじらず、自分ができることは何か、ということを考えました。青山さんの映画言語を使ってモノマネみたいになってしまうのだけはやりたくなかったんです。青山さんの脚本と一番違うのは、青山さんはバウスシアターを通じて吉祥寺という土地を描こうとした。青山さんの脚本は江戸時代から始まるんです。吉祥寺という寺が火事で燃えて、その焼け跡に流れ者たちが集まって共同体が生まれる。そして、時が流れて、その土地に映画館ができる。青山さんが土地に視点を置いたことに対して、僕は映画館で生活する家族に視点を置くことにしたんです。

——1927年に青森から上京してきた兄弟、ハジメとサネオが吉祥寺の映画館、井の頭会館で働き始め、社長になったサネオは映画館を家族で経営して、それがバウスシアターになる。本作には家族の年代史という側面がありますね。

甫木元:いろんな時代のエピソードでできた映画ですが、そのエピソードにどうやって一本筋を通すのか。いろいろ考えて思いついた一つが歌でした。ひとつの童謡が土地によって歌い回しが違ったり、流行歌が時代によって聞こえ方が違ったりすることに以前から興味があったんです。90年という時間を描いた物語ですが、敗戦までの歌のあり方を、峯田さんが演じたハジメを通じて描けたら、そこに一本筋が通るんじゃないかと思いました。

峯田和伸(以下、峯田):僕が歌うシーンではないんですけど、映画館の従業員が夕食を食べ終わった後にみんなで「早春賦(そうしゅんふ ※日本の童謡)」を歌うシーンが良かったですね。子供の頃から知ってる歌だけど、ああいう状況で聴くと聞こえ方が違ってくる。僕はその時代には生きてはいませんでしたが、戦争が終わった直後の日本の情景が伝わってきて、一つの歌でこんなにもいろんなことが伝わるんだなって思いました。

活弁士ハジメを演じて

——この映画では歌が重要な要素だったんですね。だからこそ、ミュージシャンの峯田さんがハジメ役に起用された。

甫木元:青山さんは亡くなる前に峯田さんに声をかけていたんですけど、断られたら映画は撮れないかもしれない、と言っていました。峯田さんはハジメと同じ東北出身なので土地の匂いもするし、当時、映画に携わっていた人たちは、ミュージシャンみたいにハイカラでいろんなアンテナを持っていた人だったんじゃないか、と青山監督は思っていたんじゃないかと思います。生まれたばかりの娯楽だったから今の映画よりもライブ感があって、今よりも演芸っぽい感じだったと思うんですよね。

——劇中でハジメが活弁士に挑戦して、お客さんにヘタクソだと言われるシーンがありましたが、活弁士が生で物語るというのは、まさにライブですよね。それにヘタクソな活弁士ってロックっぽい気がしました(笑)。

峯田:あれ、もっとうまくやりたかったんですけど(笑)。

甫木元:峯田さん、厳しい先生について特訓受けましたからね。でも、あのシーンはヘタという設定だったから(笑)。

——峯田さんから見てハジメはどんな人物でした?

峯田:うさん臭いヤツですね(笑)。戦争が始まったら、すぐに髪型とか格好が変わる。でも、完全に染まってるわけじゃないんですよ。娯楽とか芸術には人一倍敏感なんだけど、それを隠して周りになじもうとする。自分の本当の気持ちは友達や兄弟にも見せないんです。標準語を喋っている人たちから見ると、東北弁ってどこかかわいげがある感じがするみたいで良い印象を持たれやすい。それを利用してズルいことを考えている東北人って多いんですよ。そういうキャラクターを演じる機会はあまりないので。やりがいがありましたね。

虚実入り混じった「バウスシアター物語」

——そんなハジメのうさん臭さが、映画の草創期の混沌とした感じを象徴していました。この映画で面白かったのは、映画の虚構性を意識したような演出です。映画館を書き割りのセットで表現したり、スタジオで野外のシーンを撮影したり。それが不思議な空間を生み出していました。

甫木元:この物語は公園でおじいちゃん(老人になったサネオの息子、タクオ)が回想している話じゃないですか。人間の記憶というのは曖昧で、結構適当だったりする。原作は口伝えで映画館に住む家族の中で語り継がれた物語です。峯田さんが演じたハジメは、青山さんの脚本に登場していた3人くらいのキャラクターを集約させているんですけど、この話が伝えられた時にいろんな人のエピソードがごっちゃになったり、盛られて伝わったりさまざまなことが起きていると思います。そういう回想のいいかげんさを、映像で表現したらどうなるんだろうって思ったんです。

——事実に基づいた「記録」と脳が作り上げた「記憶」の違いですね。記憶を描くことでフィクションとしての表現の幅も広くなる。

甫木元:記憶の曖昧さをそのまま描く、ということに気づいたのは井の頭公園で音を録音している時でした。そこにはいろんな人がいて、いろんな声が聞こえてくる。現実も記憶もカオスなんですよね。この脚本には現実のカオスがそのまま描かれていることに気づいたんです。それにバウスシアターも、映画館でありながらライブをやったりもする混沌とした場所だったし。

——峯田さんは完成した映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

峯田:最初に鈴木慶一さん(タクオ)の背中を映すじゃないですか。それも結構長めに撮っている。そのシーンに青山監督の匂いを感じたんです。でも、それと同時に甫木元さんの色もあるんですよね。

——2人の監督の感性が混じり合っている?

峯田:どちらでもあって、どちらでもないというか……不思議な感じなんですよ。

——峯田さんが感じる甫木元さんの色というのは、どんなものなのでしょうか。

峯田:生と死が全く別のものではなくて、生の裏側に死があるというか。虚実入り混じった世界です。この映画は、いろんな伝承や民話を集めて作られた「遠野物語」みたいな感じがするんですよ。

——確かにいろんな逸話を集めた「バウスシアター伝説」みたいなところがありますね。

峯田:この脚本を初めて読んだ時、映画館が主人公のように思えたんです。90歳の人生を生きた生き物みたいに。だから少しファンタジーっぽいところもあるなって感じました。

——甫木元監督は青山監督の作品の匂いというと、どんなことが思い浮かびますか?

甫木元:一つは映画における時間感覚です。青山さんは映画を音楽のアルバムに例えて講義することもありました。映画と音楽を同じ時間芸術として捉えていて、そういった考え方には影響を受けましたね。この作品では、冒頭の慶一さんを撮影しているパート。敗戦までのパート。子供たちの目線のパートとそれぞれ時間の流れ方を変えたので、プログレみたいな映画になってしまいました(笑)。

——プログレ映画(笑)。映画で使用する音楽については、サントラを手がけた大友良英さんとは、どんな話をされたのでしょうか。

甫木元:最後に楽団が練り歩く、というのを青山さんから生前に伺っていて。(ミュージシャンの)ドクター・ジョン(Dr. John)のお葬式のイメージらしいです。ニューオリンズのお葬式は、陽気な音楽で街の中を練り歩いて、亡くなったことを人々に伝えるそうで、まずそのことを大友さんに伝えて、楽団が演奏する映画のテーマ曲を撮影までに作ってもらいました。あとは出来上がった映像を見てもらって曲を書いてもらったんです。大友さんはノイズからキャッチーなメロディーまで幅広く行ったり来たりできる方なんで曲をはめていくのは面白かったですね。

峯田:映画でニール・ヤングの曲が流れるじゃないですか、ぐわーって。大友さんの劇伴もニール・ヤングみたいでしたね。どっちがニール・ヤングか分からない(笑)。

——劇中の大友さんの演奏シーンもすごかったですね。ギターを爆音でかき鳴らして。

峯田:バウスシアターといえば爆音上映、というイメージが強いので、ニール・ヤングと映画はすごく合ってたな。

思い出に残っている映画

——この映画は映画との出会いの物語でもありましたが、お2人が子供の頃に観て印象に残っている作品があれば教えてください。

峯田:僕は実家が電気屋なんです。でも、家電製品だけではやっていけないということで、80年代に入ってからビデオのレンタルを始めたんですよ。僕は小学校3年生から店でバイトをしていて、ビデオの面出し(オススメのビデオのパッケージを前に出して陳列する)は僕の仕事だったんです。バイトが終わったらビデオをタダで借りられたので、映画をいっぱい観ることができたんですよ。あと、家族みんなが映画好きだったので、夕食を食べ終わったら、家族みんなで砂糖をかけたグレープフルーツを食べながら映画を観る会があって。うちのじいちゃんはマカロニウエスタンが好きで、父親は伊丹十三が好きだったんです。それで「たんぽぽ」を小学4年生で観たんですけど、女の人の胸に塩と胡椒をかけて舐めるシーンがあって、それを小学4年生で観て衝撃を受けたんです。

——性に目覚める前の子供には強烈なシーンですね(笑)。

峯田:今の家庭だったら子供には見せないですよね(笑)。でも、うちの親父は全然気にしなくて。「恥ずかしかったら下向いてろ」って感じだったんです。だから、子供の時に観て印象に残っているのは「たんぽぽ」ですね。

——そういう家庭環境だったら、いろんな映画が観られたんでしょうね。

峯田:子供のころって、友達の家に集まって誕生会とかするじゃないですか。そういう時、僕はビデオを持っていく係なんです。それをみんなで観る。そういう場で男子が集まって盛り上がる映画といえばホラーなんですよ。「死霊のはらわた2」「デモンズ」「バタリアン」……いろいろ観てホラーに詳しくなりました。

——そんなに映画が観られたなんてうらやましいです。監督はいかがですか?

甫木元:父親が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを借りてきたんですけど、うちのテレビが壊れてて字幕が出なくなっちゃたんです。それで、字幕がないまま「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何度も観ました。英語だから何を言ってるのかわからないんですけど、音楽と映像だけで面白いんですよね。車がやって来て走り去る。そこに音楽が乗るだけで、なんでこんなに感動するんだろうって思ってました。最近、改めて見返したんですけど、(監督の)ロバート・ゼメキスは、絵で物語を物語る職人だなと改めて思いました。

峯田:俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の冒頭の15分間が大好きなんですよ。まだ世界で何も起こっていない15分が。

甫木元:時計がカチカチ鳴って、ギターを爆音で鳴らして吹っ飛んで(笑)。

峯田:もう、最高!(笑)。

——2人とも頭に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が刻み込まれている(笑)。子供のころはビデオの存在が大きいんですね。では、お2人にとって映画館の魅力とはどんなところでしょうか。

峯田:真っ暗な空間で、スマホの電源を切って、外界から遮断された空間で全然知らない人たちと同じ映画を観る。そういう体験が楽しいんですよ。「あ、この人はここで泣くんだ」って思ったり、「俺はなんで泣かないんだろう」と自分のことを考えたり。映画を観終わった後に外に出る時の感じも良いんですよ。「映画の主人公が食べてたラーメンがおいしそうだったから俺も食べよう」って主人公の気分になったりする。3時間くらい経ったら、いつもの自分に戻るんですけど、しばらくは映画の世界にいることができるんです。

——映画館を出た時って世界が変わって見えますね。

甫木元:内容は全然覚えていないのに、映画館を出た時の風景は覚えている映画ってあるんですよ。

——映画館に行って帰ってくる。その往復で見たことや感じたことも含めて映画体験ですよね。

甫木元:そうですね。バウスシアターに関していえば、映画館以上にバウスに行くまでの商店街の風景をすごく覚えていて。いつも「こんなに遠かったっけ?」って思うんですよ(笑)。バウスで観た映画を思い出すと街の風景もセットで浮かび上がってくる。映画で見た風景と実際に見た風景が混ざる。それってすごく異常なことだと思うんですよ。映画館で映画を観るというのは、一つの体験として自分の中に刻まれていくんでしょうね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLIST:[KAZUNOBU MINETA]HIROAKI IRIYAMA、[SORA HOKIMOTO]KAZE MATSUEDA
HAIR & MAKEUP:[KAZUNOBU MINETA& SORA HOKIMOTO]CHIAKI SAGA

「BAUS 映画から船出した映画館」

■「BAUS 映画から船出した映画館」
3月21日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 
音楽:大友良英
撮影:米倉伸
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 
制作プロダクション:コギトワークス 
配給:コピアポア・フィルム boid
©︎本田プロモーションBAUS/boid
https://bausmovie.com

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峯田和伸 × 甫木元空 2人が語る「吉祥寺バウスシアター」と「映画館の魅力」

PROFILE: 左:峯田和伸/音楽家 右:甫木元空/映画監督・音楽家・小説家

PROFILE: (みねた・かずのぶ):1977年12月10日生まれ、山形県出身。96~2003年までロックバンド。GOING STEADYのボーカルとして活動。その後、銀杏BOYZを結成。田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」(03)の主演で映画デビュー。以来、音楽活動の傍ら俳優業もこなし、「少年メリケンサック」(08)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(09)、「色即ぜねれいしょん」(09)などへ出演。「俺たちに明日はないッス」(08)では銀杏BOYZとして映画主題歌を担当したほか、「ピース オブ ケイク」(15)では主題歌と出演を兼ねた。近年では、映画のみならずテレビドラマや舞台へも活動の場を広げている (ほきもと・そら):1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた「はるねこ」で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。「はだかのゆめ」(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。23年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。19年結成のバンド「Bialystocks」でもボーカルとして活動。映画・音楽・小説といったジャンルを横断した活動を続けている。

東京のカルチャーを代表するスポットだった映画館、吉祥寺バウスシアター。映画の上映だけではなく、音楽のライブ、演劇、落語など、さまざまな催し物が行われて、バウスシアターはアートの発信地として、多くの観客やクリエイターから愛された。そのバウスシアターを守り続けた家族の90年の歴史を描いた映画「BAUS 映画から船出した映画館」が3月21日に公開された。本来は青山真治監督が企画して監督を務める予定だったが青山監督が2022年に急逝。その企画を受け継いだのが、Bialystocks(ビアリストックス)のボーカルとして音楽活動をしつつ、小説も手掛けるなど多彩な才能を発揮している甫木元空(ほきもと・そら)だ。甫木元は青山監督から映画を学んだ愛弟子でもあった。そして、映画に出演しているのがミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸。生前、青山監督は峯田の出演を熱望していたという。映画と音楽のシーンで活動し、両方の感性を持った2人に本作について話を聞いた。

青山真治監督の企画を引き継いで

——本作は青山真治監督が温めていた企画を映画化したものですが、甫木元さんはどのような想いで企画を受け継がれたのでしょうか。

甫木元空(以下、甫木元):物語の骨格はいじらず、自分ができることは何か、ということを考えました。青山さんの映画言語を使ってモノマネみたいになってしまうのだけはやりたくなかったんです。青山さんの脚本と一番違うのは、青山さんはバウスシアターを通じて吉祥寺という土地を描こうとした。青山さんの脚本は江戸時代から始まるんです。吉祥寺という寺が火事で燃えて、その焼け跡に流れ者たちが集まって共同体が生まれる。そして、時が流れて、その土地に映画館ができる。青山さんが土地に視点を置いたことに対して、僕は映画館で生活する家族に視点を置くことにしたんです。

——1927年に青森から上京してきた兄弟、ハジメとサネオが吉祥寺の映画館、井の頭会館で働き始め、社長になったサネオは映画館を家族で経営して、それがバウスシアターになる。本作には家族の年代史という側面がありますね。

甫木元:いろんな時代のエピソードでできた映画ですが、そのエピソードにどうやって一本筋を通すのか。いろいろ考えて思いついた一つが歌でした。ひとつの童謡が土地によって歌い回しが違ったり、流行歌が時代によって聞こえ方が違ったりすることに以前から興味があったんです。90年という時間を描いた物語ですが、敗戦までの歌のあり方を、峯田さんが演じたハジメを通じて描けたら、そこに一本筋が通るんじゃないかと思いました。

峯田和伸(以下、峯田):僕が歌うシーンではないんですけど、映画館の従業員が夕食を食べ終わった後にみんなで「早春賦(そうしゅんふ ※日本の童謡)」を歌うシーンが良かったですね。子供の頃から知ってる歌だけど、ああいう状況で聴くと聞こえ方が違ってくる。僕はその時代には生きてはいませんでしたが、戦争が終わった直後の日本の情景が伝わってきて、一つの歌でこんなにもいろんなことが伝わるんだなって思いました。

活弁士ハジメを演じて

——この映画では歌が重要な要素だったんですね。だからこそ、ミュージシャンの峯田さんがハジメ役に起用された。

甫木元:青山さんは亡くなる前に峯田さんに声をかけていたんですけど、断られたら映画は撮れないかもしれない、と言っていました。峯田さんはハジメと同じ東北出身なので土地の匂いもするし、当時、映画に携わっていた人たちは、ミュージシャンみたいにハイカラでいろんなアンテナを持っていた人だったんじゃないか、と青山監督は思っていたんじゃないかと思います。生まれたばかりの娯楽だったから今の映画よりもライブ感があって、今よりも演芸っぽい感じだったと思うんですよね。

——劇中でハジメが活弁士に挑戦して、お客さんにヘタクソだと言われるシーンがありましたが、活弁士が生で物語るというのは、まさにライブですよね。それにヘタクソな活弁士ってロックっぽい気がしました(笑)。

峯田:あれ、もっとうまくやりたかったんですけど(笑)。

甫木元:峯田さん、厳しい先生について特訓受けましたからね。でも、あのシーンはヘタという設定だったから(笑)。

——峯田さんから見てハジメはどんな人物でした?

峯田:うさん臭いヤツですね(笑)。戦争が始まったら、すぐに髪型とか格好が変わる。でも、完全に染まってるわけじゃないんですよ。娯楽とか芸術には人一倍敏感なんだけど、それを隠して周りになじもうとする。自分の本当の気持ちは友達や兄弟にも見せないんです。標準語を喋っている人たちから見ると、東北弁ってどこかかわいげがある感じがするみたいで良い印象を持たれやすい。それを利用してズルいことを考えている東北人って多いんですよ。そういうキャラクターを演じる機会はあまりないので。やりがいがありましたね。

虚実入り混じった「バウスシアター物語」

——そんなハジメのうさん臭さが、映画の草創期の混沌とした感じを象徴していました。この映画で面白かったのは、映画の虚構性を意識したような演出です。映画館を書き割りのセットで表現したり、スタジオで野外のシーンを撮影したり。それが不思議な空間を生み出していました。

甫木元:この物語は公園でおじいちゃん(老人になったサネオの息子、タクオ)が回想している話じゃないですか。人間の記憶というのは曖昧で、結構適当だったりする。原作は口伝えで映画館に住む家族の中で語り継がれた物語です。峯田さんが演じたハジメは、青山さんの脚本に登場していた3人くらいのキャラクターを集約させているんですけど、この話が伝えられた時にいろんな人のエピソードがごっちゃになったり、盛られて伝わったりさまざまなことが起きていると思います。そういう回想のいいかげんさを、映像で表現したらどうなるんだろうって思ったんです。

——事実に基づいた「記録」と脳が作り上げた「記憶」の違いですね。記憶を描くことでフィクションとしての表現の幅も広くなる。

甫木元:記憶の曖昧さをそのまま描く、ということに気づいたのは井の頭公園で音を録音している時でした。そこにはいろんな人がいて、いろんな声が聞こえてくる。現実も記憶もカオスなんですよね。この脚本には現実のカオスがそのまま描かれていることに気づいたんです。それにバウスシアターも、映画館でありながらライブをやったりもする混沌とした場所だったし。

——峯田さんは完成した映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

峯田:最初に鈴木慶一さん(タクオ)の背中を映すじゃないですか。それも結構長めに撮っている。そのシーンに青山監督の匂いを感じたんです。でも、それと同時に甫木元さんの色もあるんですよね。

——2人の監督の感性が混じり合っている?

峯田:どちらでもあって、どちらでもないというか……不思議な感じなんですよ。

——峯田さんが感じる甫木元さんの色というのは、どんなものなのでしょうか。

峯田:生と死が全く別のものではなくて、生の裏側に死があるというか。虚実入り混じった世界です。この映画は、いろんな伝承や民話を集めて作られた「遠野物語」みたいな感じがするんですよ。

——確かにいろんな逸話を集めた「バウスシアター伝説」みたいなところがありますね。

峯田:この脚本を初めて読んだ時、映画館が主人公のように思えたんです。90歳の人生を生きた生き物みたいに。だから少しファンタジーっぽいところもあるなって感じました。

——甫木元監督は青山監督の作品の匂いというと、どんなことが思い浮かびますか?

甫木元:一つは映画における時間感覚です。青山さんは映画を音楽のアルバムに例えて講義することもありました。映画と音楽を同じ時間芸術として捉えていて、そういった考え方には影響を受けましたね。この作品では、冒頭の慶一さんを撮影しているパート。敗戦までのパート。子供たちの目線のパートとそれぞれ時間の流れ方を変えたので、プログレみたいな映画になってしまいました(笑)。

——プログレ映画(笑)。映画で使用する音楽については、サントラを手がけた大友良英さんとは、どんな話をされたのでしょうか。

甫木元:最後に楽団が練り歩く、というのを青山さんから生前に伺っていて。(ミュージシャンの)ドクター・ジョン(Dr. John)のお葬式のイメージらしいです。ニューオリンズのお葬式は、陽気な音楽で街の中を練り歩いて、亡くなったことを人々に伝えるそうで、まずそのことを大友さんに伝えて、楽団が演奏する映画のテーマ曲を撮影までに作ってもらいました。あとは出来上がった映像を見てもらって曲を書いてもらったんです。大友さんはノイズからキャッチーなメロディーまで幅広く行ったり来たりできる方なんで曲をはめていくのは面白かったですね。

峯田:映画でニール・ヤングの曲が流れるじゃないですか、ぐわーって。大友さんの劇伴もニール・ヤングみたいでしたね。どっちがニール・ヤングか分からない(笑)。

——劇中の大友さんの演奏シーンもすごかったですね。ギターを爆音でかき鳴らして。

峯田:バウスシアターといえば爆音上映、というイメージが強いので、ニール・ヤングと映画はすごく合ってたな。

思い出に残っている映画

——この映画は映画との出会いの物語でもありましたが、お2人が子供の頃に観て印象に残っている作品があれば教えてください。

峯田:僕は実家が電気屋なんです。でも、家電製品だけではやっていけないということで、80年代に入ってからビデオのレンタルを始めたんですよ。僕は小学校3年生から店でバイトをしていて、ビデオの面出し(オススメのビデオのパッケージを前に出して陳列する)は僕の仕事だったんです。バイトが終わったらビデオをタダで借りられたので、映画をいっぱい観ることができたんですよ。あと、家族みんなが映画好きだったので、夕食を食べ終わったら、家族みんなで砂糖をかけたグレープフルーツを食べながら映画を観る会があって。うちのじいちゃんはマカロニウエスタンが好きで、父親は伊丹十三が好きだったんです。それで「たんぽぽ」を小学4年生で観たんですけど、女の人の胸に塩と胡椒をかけて舐めるシーンがあって、それを小学4年生で観て衝撃を受けたんです。

——性に目覚める前の子供には強烈なシーンですね(笑)。

峯田:今の家庭だったら子供には見せないですよね(笑)。でも、うちの親父は全然気にしなくて。「恥ずかしかったら下向いてろ」って感じだったんです。だから、子供の時に観て印象に残っているのは「たんぽぽ」ですね。

——そういう家庭環境だったら、いろんな映画が観られたんでしょうね。

峯田:子供のころって、友達の家に集まって誕生会とかするじゃないですか。そういう時、僕はビデオを持っていく係なんです。それをみんなで観る。そういう場で男子が集まって盛り上がる映画といえばホラーなんですよ。「死霊のはらわた2」「デモンズ」「バタリアン」……いろいろ観てホラーに詳しくなりました。

——そんなに映画が観られたなんてうらやましいです。監督はいかがですか?

甫木元:父親が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを借りてきたんですけど、うちのテレビが壊れてて字幕が出なくなっちゃたんです。それで、字幕がないまま「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何度も観ました。英語だから何を言ってるのかわからないんですけど、音楽と映像だけで面白いんですよね。車がやって来て走り去る。そこに音楽が乗るだけで、なんでこんなに感動するんだろうって思ってました。最近、改めて見返したんですけど、(監督の)ロバート・ゼメキスは、絵で物語を物語る職人だなと改めて思いました。

峯田:俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の冒頭の15分間が大好きなんですよ。まだ世界で何も起こっていない15分が。

甫木元:時計がカチカチ鳴って、ギターを爆音で鳴らして吹っ飛んで(笑)。

峯田:もう、最高!(笑)。

——2人とも頭に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が刻み込まれている(笑)。子供のころはビデオの存在が大きいんですね。では、お2人にとって映画館の魅力とはどんなところでしょうか。

峯田:真っ暗な空間で、スマホの電源を切って、外界から遮断された空間で全然知らない人たちと同じ映画を観る。そういう体験が楽しいんですよ。「あ、この人はここで泣くんだ」って思ったり、「俺はなんで泣かないんだろう」と自分のことを考えたり。映画を観終わった後に外に出る時の感じも良いんですよ。「映画の主人公が食べてたラーメンがおいしそうだったから俺も食べよう」って主人公の気分になったりする。3時間くらい経ったら、いつもの自分に戻るんですけど、しばらくは映画の世界にいることができるんです。

——映画館を出た時って世界が変わって見えますね。

甫木元:内容は全然覚えていないのに、映画館を出た時の風景は覚えている映画ってあるんですよ。

——映画館に行って帰ってくる。その往復で見たことや感じたことも含めて映画体験ですよね。

甫木元:そうですね。バウスシアターに関していえば、映画館以上にバウスに行くまでの商店街の風景をすごく覚えていて。いつも「こんなに遠かったっけ?」って思うんですよ(笑)。バウスで観た映画を思い出すと街の風景もセットで浮かび上がってくる。映画で見た風景と実際に見た風景が混ざる。それってすごく異常なことだと思うんですよ。映画館で映画を観るというのは、一つの体験として自分の中に刻まれていくんでしょうね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLIST:[KAZUNOBU MINETA]HIROAKI IRIYAMA、[SORA HOKIMOTO]KAZE MATSUEDA
HAIR & MAKEUP:[KAZUNOBU MINETA& SORA HOKIMOTO]CHIAKI SAGA

「BAUS 映画から船出した映画館」

■「BAUS 映画から船出した映画館」
3月21日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 
音楽:大友良英
撮影:米倉伸
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 
制作プロダクション:コギトワークス 
配給:コピアポア・フィルム boid
©︎本田プロモーションBAUS/boid
https://bausmovie.com

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「UT」の「ポケモン」コラボや「スターバックス」×「ピーナッツ」のスヌーピーTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム10選【3/24〜3/30】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。ユニクロの「UT」は24日、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売します。人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションは、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターが表情豊かにデザインされていてほっこりします。

一方、「スターバックス(STARBUCKS)」からは、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを25日に発売します。今回は春らしいグリーンやピンク、ブルーのパステルカラーのキャップやTシャツ、トートバッグが登場します。グリーンのエプロンにドリンクも持っている店員のようなスヌーピーもいてスペシャル感バツグンです!

【3月24日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ポケモン」との新作コラボ
メンズとキッズの全8型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売する。キャラクターをスケッチ画風のグラフィックに落とし込み、“ピカチュウ”や“ニャース”“ソウブレイズ”などをデザインした。

■商品詳細

Tシャツ/メンズ(1500円)
Tシャツ/キッズ(990円)

【3月25日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ピーナッツ」コラボ第3弾
Tシャツやキャップなど

「スターバックス(STARBUCKS)」は、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを開始する。“Kindness(相手を想う気持ち)”をテーマとし、オリジナルドリンクやフードに加え、Tシャツやキャップ、トートバッグなどのグッズを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/国内限定(4400円)
キャップ/国内限定(3900円)
トートバッグ/国内限定(4500円)
※一部商品

【3月25日予約開始】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ビビィ」と初コラボ
バッグやチャームなど5型

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボアイテムを予約販売する。動物をモチーフとしたバッグやチャームのほか、ショルダー、ハンドストラップをそろえる。各アイテムは、3月25日10時から予約販売を開始する。

■商品詳細

トートバッグ(3万3000円)
ミニバッグ(1万9800円)
チャーム(1万3200円)
ショルダーストラップ(1万4300円)
ハンドストラップ(1万1000円)

【3月26日先行発売】
ギークス ルール
(GEEKS RULE)

「ファイナルファンタジーXIV」コラボ
伊勢丹新宿で先行発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、3月26日〜4月1日に伊勢丹新宿本店で開催するイベント「ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 スペシャルコレクション 2025」に合わせ、「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボTシャツ(1万3200円)を販売する。同作のコンセプトアーティストを務める長嶺裕幸のイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで制作した。伊勢丹新宿本店で3月26日の1日限定で店頭先行販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(1万3200円)

【3月27日発売】
キャロウェイゴルフ

相葉雅紀プロデュース
Tシャツやゴルフグローブなど

キャロウェイゴルフは、アンバサダーの相葉雅紀がプロデュースしたアイテムを限定発売する。「ゴルフウエアとしてプロデュースしたが、普段の生活の中でもタウン着としても着用できるように“かたち”にこだわった」とし、Tシャツやショートパンツ、ソックス、ゴルフグローブをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万8150円)
パンツ(3万800円)
ショートパンツ(2万4200円)
ソックス(1760円)
ゴルフグローブ(3850円)

【3月27日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
スニーカー“998 メイドインUSA”

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー“998 メイドインUSA(MADE IN USA)”を発売する。モーブ、ディーププラム、コッパーマルーンなど、くすみ感のあるカラーを配し、退廃的ながらも洗練されたムードに。また“N”ロゴは、暗闇で光を反射するリフレクター仕様。

■商品詳細

コラボスニーカー(4万9500円)

【3月28日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

シップス50周年記念
別注スニーカー“ガゼル インドア”

シップス(SHIPS)は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“ガゼル インドア シップス(GAZELLE INDOOR SHIPS)”を発売する。“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”を土台とし、シップスを象徴するネイビーを基調にデザイン。3月26日まで公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

【3月28日発売】
ヴェジャ
(VEJA)

ドーバー ギンザとコラボ
10足限定発売

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。スニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用、独自のステッチをデザインした。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて10足限定で販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー/10足限定(16万5000円)

【3月28日発売】
ジーユー
(GU)

「セサミストリート」コラボ
ウエアやポーチ、バッグなど

「ジーユー(GU)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート(SESAME STREET)」とのコラボアイテムを発売する。“セサミストリートの楽しい1日”をテーマとし、ひび割れ加工などビンテージライクに仕上げたTシャツなどウエアのほか、ポーチ、ニットバッグなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/ウィメンズ(1290円)
Tシャツ/メンズ(1990円)
Tシャツ/キッズ(990円〜)
ポーチ(1990円)
ニットバッグ(1990円)
※一部商品

【3月29日発売】
アトモス ピンク
(ATMOS PINK)

「ニューバランス」に別注
淡いピンクをまとう“U740”

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のスニーカー“U740”の別注モデルを発売する。砕けた赤いサンゴや貝によって、砂浜がピンク色に染まる、ピンクビーチをモチーフに配色。全体を淡いピンクで包み、両サイドに“N”ロゴ、インソールには砂浜を思わせるグラデーションをあしらった。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

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「UT」の「ポケモン」コラボや「スターバックス」×「ピーナッツ」のスヌーピーTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム10選【3/24〜3/30】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。ユニクロの「UT」は24日、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売します。人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションは、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターが表情豊かにデザインされていてほっこりします。

一方、「スターバックス(STARBUCKS)」からは、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを25日に発売します。今回は春らしいグリーンやピンク、ブルーのパステルカラーのキャップやTシャツ、トートバッグが登場します。グリーンのエプロンにドリンクも持っている店員のようなスヌーピーもいてスペシャル感バツグンです!

【3月24日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ポケモン」との新作コラボ
メンズとキッズの全8型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売する。キャラクターをスケッチ画風のグラフィックに落とし込み、“ピカチュウ”や“ニャース”“ソウブレイズ”などをデザインした。

■商品詳細

Tシャツ/メンズ(1500円)
Tシャツ/キッズ(990円)

【3月25日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ピーナッツ」コラボ第3弾
Tシャツやキャップなど

「スターバックス(STARBUCKS)」は、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを開始する。“Kindness(相手を想う気持ち)”をテーマとし、オリジナルドリンクやフードに加え、Tシャツやキャップ、トートバッグなどのグッズを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/国内限定(4400円)
キャップ/国内限定(3900円)
トートバッグ/国内限定(4500円)
※一部商品

【3月25日予約開始】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ビビィ」と初コラボ
バッグやチャームなど5型

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボアイテムを予約販売する。動物をモチーフとしたバッグやチャームのほか、ショルダー、ハンドストラップをそろえる。各アイテムは、3月25日10時から予約販売を開始する。

■商品詳細

トートバッグ(3万3000円)
ミニバッグ(1万9800円)
チャーム(1万3200円)
ショルダーストラップ(1万4300円)
ハンドストラップ(1万1000円)

【3月26日先行発売】
ギークス ルール
(GEEKS RULE)

「ファイナルファンタジーXIV」コラボ
伊勢丹新宿で先行発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、3月26日〜4月1日に伊勢丹新宿本店で開催するイベント「ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 スペシャルコレクション 2025」に合わせ、「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボTシャツ(1万3200円)を販売する。同作のコンセプトアーティストを務める長嶺裕幸のイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで制作した。伊勢丹新宿本店で3月26日の1日限定で店頭先行販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(1万3200円)

【3月27日発売】
キャロウェイゴルフ

相葉雅紀プロデュース
Tシャツやゴルフグローブなど

キャロウェイゴルフは、アンバサダーの相葉雅紀がプロデュースしたアイテムを限定発売する。「ゴルフウエアとしてプロデュースしたが、普段の生活の中でもタウン着としても着用できるように“かたち”にこだわった」とし、Tシャツやショートパンツ、ソックス、ゴルフグローブをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万8150円)
パンツ(3万800円)
ショートパンツ(2万4200円)
ソックス(1760円)
ゴルフグローブ(3850円)

【3月27日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
スニーカー“998 メイドインUSA”

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー“998 メイドインUSA(MADE IN USA)”を発売する。モーブ、ディーププラム、コッパーマルーンなど、くすみ感のあるカラーを配し、退廃的ながらも洗練されたムードに。また“N”ロゴは、暗闇で光を反射するリフレクター仕様。

■商品詳細

コラボスニーカー(4万9500円)

【3月28日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

シップス50周年記念
別注スニーカー“ガゼル インドア”

シップス(SHIPS)は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“ガゼル インドア シップス(GAZELLE INDOOR SHIPS)”を発売する。“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”を土台とし、シップスを象徴するネイビーを基調にデザイン。3月26日まで公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

【3月28日発売】
ヴェジャ
(VEJA)

ドーバー ギンザとコラボ
10足限定発売

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。スニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用、独自のステッチをデザインした。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて10足限定で販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー/10足限定(16万5000円)

【3月28日発売】
ジーユー
(GU)

「セサミストリート」コラボ
ウエアやポーチ、バッグなど

「ジーユー(GU)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート(SESAME STREET)」とのコラボアイテムを発売する。“セサミストリートの楽しい1日”をテーマとし、ひび割れ加工などビンテージライクに仕上げたTシャツなどウエアのほか、ポーチ、ニットバッグなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/ウィメンズ(1290円)
Tシャツ/メンズ(1990円)
Tシャツ/キッズ(990円〜)
ポーチ(1990円)
ニットバッグ(1990円)
※一部商品

【3月29日発売】
アトモス ピンク
(ATMOS PINK)

「ニューバランス」に別注
淡いピンクをまとう“U740”

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のスニーカー“U740”の別注モデルを発売する。砕けた赤いサンゴや貝によって、砂浜がピンク色に染まる、ピンクビーチをモチーフに配色。全体を淡いピンクで包み、両サイドに“N”ロゴ、インソールには砂浜を思わせるグラデーションをあしらった。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

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昭和、平成、令和のトレンドヘアが集結 「ラックス」が新シリーズ発売記念イベントを開催

「ラックス(LUX)」は、「髪のタイムスリップ展」を東京・表参道のスパイラルガーデンで23日まで開催中だ。約3年ぶりの新シリーズである“スーパーリッチクリスタル”シリーズの発売を記念し実施している。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズは、「ダメージを恐れずに自分の信念に従って挑戦していく女性たちの姿」をモチーフにし、「かかってこい、ダメージ」というコンセプトを掲げる。自分らしい髪型に挑戦してきた“ヘアトレンド年表”の展示や“ヘアスタイルなりきり体験”などをそろえ、「髪のダメージを気にせず、さまざまなヘアスタイルを楽しむきっかけとなるイベント」(PR担当)を目指した。

“ヘアトレンド年表”では、昭和、平成、令和のトレンドヘアを振り返る。各時代の髪型に関するダメージもコラム形式で展示。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズのパッケージと同様のクリスタルカラーに包まれた空間を用意した。各時代を象徴するトレンドヘアと衣装を身につけたマネキンとの撮影ができるブースを設置。ウィッグの展示も行う。

トレンドヘアの試着体験ができる体験コーナーも用意する(当日に先着で整理券を配布)。約25分の美容師によるウィッグ体験が可能で、バブリーヘア、昭和アイドルヘア、盛り髪、青文字系ヘア、モガヘアの5種から1つが体験できる。本格的になりきることができる小物やジャケットなども用意した。

来場者には“スーパーリッチクリスタル マルチダメージリペア サシェ”をプレゼント。イベント会場で新製品の写真をSNSに投稿した人は、美容機器やアウトバストリートメントが当たる巨大カプセルトイに参加できる。

■髪のタイムスリップ展
会期:3月21〜23日
時間:11:00〜20:00
開催場所:スパイラルガーデン、東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階(入場無料・予約不要)

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昭和、平成、令和のトレンドヘアが集結 「ラックス」が新シリーズ発売記念イベントを開催

「ラックス(LUX)」は、「髪のタイムスリップ展」を東京・表参道のスパイラルガーデンで23日まで開催中だ。約3年ぶりの新シリーズである“スーパーリッチクリスタル”シリーズの発売を記念し実施している。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズは、「ダメージを恐れずに自分の信念に従って挑戦していく女性たちの姿」をモチーフにし、「かかってこい、ダメージ」というコンセプトを掲げる。自分らしい髪型に挑戦してきた“ヘアトレンド年表”の展示や“ヘアスタイルなりきり体験”などをそろえ、「髪のダメージを気にせず、さまざまなヘアスタイルを楽しむきっかけとなるイベント」(PR担当)を目指した。

“ヘアトレンド年表”では、昭和、平成、令和のトレンドヘアを振り返る。各時代の髪型に関するダメージもコラム形式で展示。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズのパッケージと同様のクリスタルカラーに包まれた空間を用意した。各時代を象徴するトレンドヘアと衣装を身につけたマネキンとの撮影ができるブースを設置。ウィッグの展示も行う。

トレンドヘアの試着体験ができる体験コーナーも用意する(当日に先着で整理券を配布)。約25分の美容師によるウィッグ体験が可能で、バブリーヘア、昭和アイドルヘア、盛り髪、青文字系ヘア、モガヘアの5種から1つが体験できる。本格的になりきることができる小物やジャケットなども用意した。

来場者には“スーパーリッチクリスタル マルチダメージリペア サシェ”をプレゼント。イベント会場で新製品の写真をSNSに投稿した人は、美容機器やアウトバストリートメントが当たる巨大カプセルトイに参加できる。

■髪のタイムスリップ展
会期:3月21〜23日
時間:11:00〜20:00
開催場所:スパイラルガーデン、東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階(入場無料・予約不要)

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昭和、平成、令和のトレンドヘアが集結 「ラックス」が新シリーズ発売記念イベントを開催

「ラックス(LUX)」は、「髪のタイムスリップ展」を東京・表参道のスパイラルガーデンで23日まで開催中だ。約3年ぶりの新シリーズである“スーパーリッチクリスタル”シリーズの発売を記念し実施している。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズは、「ダメージを恐れずに自分の信念に従って挑戦していく女性たちの姿」をモチーフにし、「かかってこい、ダメージ」というコンセプトを掲げる。自分らしい髪型に挑戦してきた“ヘアトレンド年表”の展示や“ヘアスタイルなりきり体験”などをそろえ、「髪のダメージを気にせず、さまざまなヘアスタイルを楽しむきっかけとなるイベント」(PR担当)を目指した。

“ヘアトレンド年表”では、昭和、平成、令和のトレンドヘアを振り返る。各時代の髪型に関するダメージもコラム形式で展示。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズのパッケージと同様のクリスタルカラーに包まれた空間を用意した。各時代を象徴するトレンドヘアと衣装を身につけたマネキンとの撮影ができるブースを設置。ウィッグの展示も行う。

トレンドヘアの試着体験ができる体験コーナーも用意する(当日に先着で整理券を配布)。約25分の美容師によるウィッグ体験が可能で、バブリーヘア、昭和アイドルヘア、盛り髪、青文字系ヘア、モガヘアの5種から1つが体験できる。本格的になりきることができる小物やジャケットなども用意した。

来場者には“スーパーリッチクリスタル マルチダメージリペア サシェ”をプレゼント。イベント会場で新製品の写真をSNSに投稿した人は、美容機器やアウトバストリートメントが当たる巨大カプセルトイに参加できる。

■髪のタイムスリップ展
会期:3月21〜23日
時間:11:00〜20:00
開催場所:スパイラルガーデン、東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階(入場無料・予約不要)

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「ロエベ」がジョナサン・アンダーソンの10年にわたる歩みをまとめた書籍を発売

「ロエベ(LOEWE)」は3月27日、ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の10年間を収めた大判モノグラフ「Crafted World : Jonathan Anderson’s LOEWE」(5万6100円)を発売する。同書籍は「ロエベ」の一部店舗と公式オンラインストアのほか、一部の書店でも扱う。また、「ロエベ」のアカウントを登録済みの人は、21日から公式オンラインストアで予約を受け付ける。

同氏は、2013年に「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任以降、約10年にわたってブランドを指揮。「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させたが、先週17日に同職からの退任が発表された。

ビジュアルとテキストで振り返る10年の歩み

同書籍は、ジョナサン・アンダーソンがデビューを飾った2015年春夏ウィメンズ・コレクションから25年春夏メンズ・コレクションまでのハイライトを紹介するほか、在任期間を振り返りながら10年間で同氏が生み出したアイコニックなデザインやキャンペーン、アート、クラフト作品などを舞台裏とともに収録する。

また、これらのビジュアルのほか、英作家、ゼイディー・スミス(Zadie Smith)の序文やスタイリスト、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)との長編対談、「ロエベ」のフレンズやファミリーとのダイアローグ、コラボレーションをおこなったアーティストの特集など、全636ページにもおよぶ。なお、本書は英語版のみ。

同書籍は、「ロエベ」丸井今井札幌本店、仙台藤崎、伊勢丹新宿本店、ギンザ シックス、渋谷パルコ、名古屋、阪急うめだ本店、「カサロエベ」銀座、表参道で実物を店頭にディスプレーする。

販路一覧

◼️「ロエベ」

羽田ポップアップストア、関西国際空港ポップアップストア、沖縄DFSを除く「ロエベ」の全店舗および、公式オンラインストア

◼️書店

青山ブックセンター本店、大垣書店 麻布台ヒルズ店、銀座 蔦屋書店、小宮山書店、代官山 蔦屋書店、東塔堂、まんだらけ、アーカイブ ストア、ドーバー ビブリオテカ/ストリート マーケット ギンザ、ブック アンド サンズ、バウンダリー ブックス、ハイ・ブリッジ・ブックス、ナディッフ バイテン、シェルフ、スクワット カメアリ アート センター/トゥエルブブックス、京都 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、誠光社、本屋青旗、ノースイースト(※オンライン)

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「ロエベ」がジョナサン・アンダーソンの10年にわたる歩みをまとめた書籍を発売

「ロエベ(LOEWE)」は3月27日、ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の10年間を収めた大判モノグラフ「Crafted World : Jonathan Anderson’s LOEWE」(5万6100円)を発売する。同書籍は「ロエベ」の一部店舗と公式オンラインストアのほか、一部の書店でも扱う。また、「ロエベ」のアカウントを登録済みの人は、21日から公式オンラインストアで予約を受け付ける。

同氏は、2013年に「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任以降、約10年にわたってブランドを指揮。「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させたが、先週17日に同職からの退任が発表された。

ビジュアルとテキストで振り返る10年の歩み

同書籍は、ジョナサン・アンダーソンがデビューを飾った2015年春夏ウィメンズ・コレクションから25年春夏メンズ・コレクションまでのハイライトを紹介するほか、在任期間を振り返りながら10年間で同氏が生み出したアイコニックなデザインやキャンペーン、アート、クラフト作品などを舞台裏とともに収録する。

また、これらのビジュアルのほか、英作家、ゼイディー・スミス(Zadie Smith)の序文やスタイリスト、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)との長編対談、「ロエベ」のフレンズやファミリーとのダイアローグ、コラボレーションをおこなったアーティストの特集など、全636ページにもおよぶ。なお、本書は英語版のみ。

同書籍は、「ロエベ」丸井今井札幌本店、仙台藤崎、伊勢丹新宿本店、ギンザ シックス、渋谷パルコ、名古屋、阪急うめだ本店、「カサロエベ」銀座、表参道で実物を店頭にディスプレーする。

販路一覧

◼️「ロエベ」

羽田ポップアップストア、関西国際空港ポップアップストア、沖縄DFSを除く「ロエベ」の全店舗および、公式オンラインストア

◼️書店

青山ブックセンター本店、大垣書店 麻布台ヒルズ店、銀座 蔦屋書店、小宮山書店、代官山 蔦屋書店、東塔堂、まんだらけ、アーカイブ ストア、ドーバー ビブリオテカ/ストリート マーケット ギンザ、ブック アンド サンズ、バウンダリー ブックス、ハイ・ブリッジ・ブックス、ナディッフ バイテン、シェルフ、スクワット カメアリ アート センター/トゥエルブブックス、京都 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、誠光社、本屋青旗、ノースイースト(※オンライン)

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「タンバリンズ」の新作“ボタリ”のビジュアルにBLACKPINK ジェニー 日本発売は4月

フレグランスブランド「タンバリンズ(TAMBURINS)」は、新作のパフュームコレクション“ボタリ(BOTTARI)”を3月28日に韓国で発売する。日本では4月に販売予定で、価格は未定だ。また韓国での発売に先駆け、ブランドアンバサダーであるBLACKPINKのジェニー(JENNIE)を起用したキャンペーンビジュアルを公開。モデル兼フォトグラファーのグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮り下ろしたビジュアルは、ジェニーが持つ神秘的な雰囲気と「タンバリンズ」のユニークな感性が調和している。

“ボタリ”コレクションでは、「タンバリンズ」初となるパフュームオイルも用意する。他にも、パフューム2型(50mL/11mL)とパフュームバーム、パフュームキャンドル3種をそろえた。“ボタリ”は、韓国語で“包み”を意味する。「固い結び目の中に隠されていた未知なるものが溢れ出し、まるでキノコの胞子が弾ける瞬間の爆発的な生命力のように、深くセンシュアルな香り」を表現したという。

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「タンバリンズ」の新作“ボタリ”のビジュアルにBLACKPINK ジェニー 日本発売は4月

フレグランスブランド「タンバリンズ(TAMBURINS)」は、新作のパフュームコレクション“ボタリ(BOTTARI)”を3月28日に韓国で発売する。日本では4月に販売予定で、価格は未定だ。また韓国での発売に先駆け、ブランドアンバサダーであるBLACKPINKのジェニー(JENNIE)を起用したキャンペーンビジュアルを公開。モデル兼フォトグラファーのグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮り下ろしたビジュアルは、ジェニーが持つ神秘的な雰囲気と「タンバリンズ」のユニークな感性が調和している。

“ボタリ”コレクションでは、「タンバリンズ」初となるパフュームオイルも用意する。他にも、パフューム2型(50mL/11mL)とパフュームバーム、パフュームキャンドル3種をそろえた。“ボタリ”は、韓国語で“包み”を意味する。「固い結び目の中に隠されていた未知なるものが溢れ出し、まるでキノコの胞子が弾ける瞬間の爆発的な生命力のように、深くセンシュアルな香り」を表現したという。

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「ラッシュ」が母の日に向けた限定コレクションを発売 ギフトにぴったりの全38種

「ラッシュ(LUSH)」は3月20日、マザーズデー(母の日)コレクションを発売した。ラインアップは、コーヒータイムをイメージしたシャワージェルや一輪のバラに着想したソープなどを含む全38アイテム。

バスボム全8種

可憐な花模様のバスボム“ブルーミングビューティフル”シリーズからは、定番の“ブルー”(1180円)と“ピンク”(1080円)に加え、ベルガモットとネロリの香りの“グリーン”(1080円)が登場。そのほか、枝豆のビジュアルが印象的な“エダマミービーン”(660円)、イエローのくまを模った“ママベア”(800円)、アイコニックな色合いの気球型バスボム“アップアップアンドアウェイ”(800円)、お湯に入れると花が咲き乱れる“キャリーズシークレットガーデン”(3200円)が本コレクションに合わせ新登場する。

バブルバー全3種

マペット風の恐竜がキュートな“グッドマザーリザード”(90g、1570円)、桜舞い散る日本の春をバスルームで演出する“シャワーオブフォーリングチェリーブロッサム”(75g、1380円)が新登場するほか、大きなハートと可愛い笑顔が魅力のアボカド型バブルバー“アボ カドル”(145g、1380円)をラインアップする。

シャワージェリー全2種

海藻由来のカラギーナンとデーツシロップが肌にみずみずしさをもたらす“コーヒーモーニング”(100g、1530円)と、海藻由来のカラギーナン配合の“ユーアーマイサンシャイン”(210g、2400円/2kg、2万4000円※新宿店限定)が登場。

そのほか、贅沢なローズの香りが洗い流した後も肌にふんわりと残る“ロージーソープ”(150g、2480円)やアランブラキアバター配合の“シンボルオブラブ”(50g、2000円)、インバスとアウトバス両方で使用できる板チョコのようなバスメルツ“シナマム メルト”(70g、1710円)、アーモンドオイル配合の“キープイットフラッフィ ボディローション”(90g、2200円/210g、4400円)、ナッツのような香りが心地よいマッサージバー“ザ パンプ”(70g、1500円)、アボカド型のアイパック“アボ レスト”(2個セット、980円)などの新アイテムをラインアップする。

ギフトセット

“スカイズ ザ リミット! ギフト”

爽やかなレモンの香りのバスボム“アップアップアンドアウェイ”と、キャラメルのような甘い香りを楽しめるバスボム“ママベア”をセットにしたギフト。価格は1970円。

“マム ギフト”

スイートオレンジ&オレンジフラワーの香りの“ブルーミングビューティフル ピンク”、フレッシュなアボカドの恵みを詰め込んだ“アボバス?”、ベルガモットオイル配合の“アトム ハート マザー”、ベルガモットのフルーティーな香り華やかな“ブラックベリー ボム”の4つのバスボムのギフトセット。価格は4600円。

“マムズバスタイムフェイバリッツ ギフト”

バブルバー“アボ カドル”、“レインボウ”、“スリーピーバブルバー”、バスボム“アトム ハート マザー”、“アップアップアンドアウェイ”、“ ママベア”、“エダマミービーン”、“ ブルーミングビューティフル ピンク”のインバスアイテム全9種のセット。価格は9900円。

“コンフィーコージー ギフト”

カカオバター配合のシャワージェル“スナグルズ”(115g)と、懐かしさを感じさせる甘く優しい香りの“プイットフラッフィボディーローション”(60g)のセット。価格は3400円。

“ハッピーマザーズデイ ギフト”

バスボム“アトム ハート マザー”、“アップ アップアンドアウェイ”、ボディーウォッシュ“ヤミーカ スタード”、ソープ“コンフォーター”、ボディーローション“トワイライトムーン”、ボディースクラブ“ソルティロック”、バブルバー“アボ カドル”の全7アイテムをハートフルな花柄のボックスに詰め込んだギフトセット。価格は9400円。

“リワイルド ギフト”

バスメルツ“クリアザエアー メルト”、クレンジング“ウルトラ ブランド”、保湿クリーム“シャングリ・ラSPLF”、洗顔ソープ“つながるオモイ フェイシャルソープ”、バスボム“キャリーズシークレットガーデン G”、ボディースクラブ“マジッククリスタルズ”、ソリッドフェイシャルオイル“抱擁の満月”の7アイテムのセット。ボックスの底のネジを回すと“ラッシュ スパ”のオリジナルメロディーを楽しむことができる。価格は1万800円。

スペシャルラッピング

何度も繰り返し使えるギフトラッピング用商品“ノットラップ(Knot Wrap)”からは、カラフルなマッシュルーム柄の“ネオンマッシュルームズ ノット ラップ”(1300円)、ウエスタンブーツ柄の“イーハー! ノットラップ”(1000円)、アイコニックなアニマルや太陽をあしらった“サンシャイニーデイ ノットラップ”(1300円)が新登場。

手すきの紙製の“ロクタラップ”からは、花モチーフの“ブルーミングラブリー ロクタラップ”(320円)と、猫モチーフの“ファンシーキャッツ ロクタラップ”(320円)をラインアップする。

そのほか、ブーツを履いたカエルと馬に乗るカエルを描いた“リアリーワイルド カード”(600円)、エナメルピンバッジファン垂涎の、カメのピンバッジ付きの“ゴットユアバック カード”(800円)、ホログラム加工を施した“シャインオン ポストカード”(200円)などのギフトカードのほか、“アイアムフルオブジョイ 缶”(1200円)や“キープイットラッシュ 缶”(2000円)などのボックスもラインアップする。

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「ラッシュ」が母の日に向けた限定コレクションを発売 ギフトにぴったりの全38種

「ラッシュ(LUSH)」は3月20日、マザーズデー(母の日)コレクションを発売した。ラインアップは、コーヒータイムをイメージしたシャワージェルや一輪のバラに着想したソープなどを含む全38アイテム。

バスボム全8種

可憐な花模様のバスボム“ブルーミングビューティフル”シリーズからは、定番の“ブルー”(1180円)と“ピンク”(1080円)に加え、ベルガモットとネロリの香りの“グリーン”(1080円)が登場。そのほか、枝豆のビジュアルが印象的な“エダマミービーン”(660円)、イエローのくまを模った“ママベア”(800円)、アイコニックな色合いの気球型バスボム“アップアップアンドアウェイ”(800円)、お湯に入れると花が咲き乱れる“キャリーズシークレットガーデン”(3200円)が本コレクションに合わせ新登場する。

バブルバー全3種

マペット風の恐竜がキュートな“グッドマザーリザード”(90g、1570円)、桜舞い散る日本の春をバスルームで演出する“シャワーオブフォーリングチェリーブロッサム”(75g、1380円)が新登場するほか、大きなハートと可愛い笑顔が魅力のアボカド型バブルバー“アボ カドル”(145g、1380円)をラインアップする。

シャワージェリー全2種

海藻由来のカラギーナンとデーツシロップが肌にみずみずしさをもたらす“コーヒーモーニング”(100g、1530円)と、海藻由来のカラギーナン配合の“ユーアーマイサンシャイン”(210g、2400円/2kg、2万4000円※新宿店限定)が登場。

そのほか、贅沢なローズの香りが洗い流した後も肌にふんわりと残る“ロージーソープ”(150g、2480円)やアランブラキアバター配合の“シンボルオブラブ”(50g、2000円)、インバスとアウトバス両方で使用できる板チョコのようなバスメルツ“シナマム メルト”(70g、1710円)、アーモンドオイル配合の“キープイットフラッフィ ボディローション”(90g、2200円/210g、4400円)、ナッツのような香りが心地よいマッサージバー“ザ パンプ”(70g、1500円)、アボカド型のアイパック“アボ レスト”(2個セット、980円)などの新アイテムをラインアップする。

ギフトセット

“スカイズ ザ リミット! ギフト”

爽やかなレモンの香りのバスボム“アップアップアンドアウェイ”と、キャラメルのような甘い香りを楽しめるバスボム“ママベア”をセットにしたギフト。価格は1970円。

“マム ギフト”

スイートオレンジ&オレンジフラワーの香りの“ブルーミングビューティフル ピンク”、フレッシュなアボカドの恵みを詰め込んだ“アボバス?”、ベルガモットオイル配合の“アトム ハート マザー”、ベルガモットのフルーティーな香り華やかな“ブラックベリー ボム”の4つのバスボムのギフトセット。価格は4600円。

“マムズバスタイムフェイバリッツ ギフト”

バブルバー“アボ カドル”、“レインボウ”、“スリーピーバブルバー”、バスボム“アトム ハート マザー”、“アップアップアンドアウェイ”、“ ママベア”、“エダマミービーン”、“ ブルーミングビューティフル ピンク”のインバスアイテム全9種のセット。価格は9900円。

“コンフィーコージー ギフト”

カカオバター配合のシャワージェル“スナグルズ”(115g)と、懐かしさを感じさせる甘く優しい香りの“プイットフラッフィボディーローション”(60g)のセット。価格は3400円。

“ハッピーマザーズデイ ギフト”

バスボム“アトム ハート マザー”、“アップ アップアンドアウェイ”、ボディーウォッシュ“ヤミーカ スタード”、ソープ“コンフォーター”、ボディーローション“トワイライトムーン”、ボディースクラブ“ソルティロック”、バブルバー“アボ カドル”の全7アイテムをハートフルな花柄のボックスに詰め込んだギフトセット。価格は9400円。

“リワイルド ギフト”

バスメルツ“クリアザエアー メルト”、クレンジング“ウルトラ ブランド”、保湿クリーム“シャングリ・ラSPLF”、洗顔ソープ“つながるオモイ フェイシャルソープ”、バスボム“キャリーズシークレットガーデン G”、ボディースクラブ“マジッククリスタルズ”、ソリッドフェイシャルオイル“抱擁の満月”の7アイテムのセット。ボックスの底のネジを回すと“ラッシュ スパ”のオリジナルメロディーを楽しむことができる。価格は1万800円。

スペシャルラッピング

何度も繰り返し使えるギフトラッピング用商品“ノットラップ(Knot Wrap)”からは、カラフルなマッシュルーム柄の“ネオンマッシュルームズ ノット ラップ”(1300円)、ウエスタンブーツ柄の“イーハー! ノットラップ”(1000円)、アイコニックなアニマルや太陽をあしらった“サンシャイニーデイ ノットラップ”(1300円)が新登場。

手すきの紙製の“ロクタラップ”からは、花モチーフの“ブルーミングラブリー ロクタラップ”(320円)と、猫モチーフの“ファンシーキャッツ ロクタラップ”(320円)をラインアップする。

そのほか、ブーツを履いたカエルと馬に乗るカエルを描いた“リアリーワイルド カード”(600円)、エナメルピンバッジファン垂涎の、カメのピンバッジ付きの“ゴットユアバック カード”(800円)、ホログラム加工を施した“シャインオン ポストカード”(200円)などのギフトカードのほか、“アイアムフルオブジョイ 缶”(1200円)や“キープイットラッシュ 缶”(2000円)などのボックスもラインアップする。

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「アットコスメ」の口コミから読みとく“フェイスクリーム”ヒットの法則

ユーザーはどのような要素を基準にフェイスクリームを選んでいるのか?今回は「アットコスメ(@COSME)」に寄せられたフェイスクリームの口コミから、西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナーがヒットの法則を解説する。(集計期間2025年2月1~28日)

――フェイスクリームの口コミで象徴的に使われているワードは?

西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナー(以下、西原):「乾燥」「保湿」の出現率が高い。2月は1年で最も空気が乾燥する月であり、今年も乾燥した日が続いた。そのためクリームやオイルによる乾燥対策が求められたと考えられる。

アットコスメ2025年2月「フェイスクリーム」口コミTOP5

1位「カネボウ(KANEBO)」“クリーム イン デイ”(40g、8800円)

「日中ずっと肌を潤いで満たし、生き生きとしたハリを与え、美しい艶をまとう朝用クリーム。口コミでは、『真冬でも乾燥しない!メイクが崩れない!』と化粧下地としても評価されている。『しばらく使っていなかったが、冬の乾燥に耐えられず久しぶりに購入』という人も」(西原)。

2位「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」“アクア チャージ 薬用 ミルキー クリーム”【医薬部外品】(50mL、9900円)

「『エスティ ローダー』が日本人の肌のために、1854年創業の酒造会社、勇心酒造と共同開発したスキンケアラインのクリーム、口コミでは『ライスパワーNo.11の成分に引かれて購入』と成分への関心も見られる。保湿効果への評価が高く、『年齢的にも肌質的にも“砂漠的乾燥肌”な私の救世主』といった口コミも見られた」(同)。

3位「キュレル(CUREL)」“潤浸保湿 フェイスクリーム”(40g、2970円)

「発売から17年のロングセラー製品。『何年も愛用していて何個使ったかも覚えていない』といったリピーターからの口コミが印象的。『敏感肌でも刺激を感じにくく、肌をしっかり守ってくれる安心感はほかにない魅力』と、敏感肌ユーザーから厚い信頼を寄せられている」(同)。

4位「SK-Ⅱ」“スキンパワーアドバンスト クリーム”(50g、1万7600円/80g、2万5300円※編集部調べ)

「初めて使用した人からは『感動!』と口コミされるほど滑らかなテクスチャーが特徴のクリーム。『肌がふっくらしたような感覚がある』『ハリや艶を感じられる』と支持を得ている」(同)。

5位「エリクシール(ELIXIR)」“シュペリエル レチノパワー リンクルクリーム”(15g、6490円/22g、8690円※編集部調べ)

「シワ改善にアプローチする純粋レチノール配合のクリーム。『レチノールといえば「エリクシール」』などの口コミが見られる」(同)。

――2月に、フェイスクリーム以外で好調なカテゴリーは?

西原:口コミ件数では、リップライナーが好調。唇を大きくふっくら見せることで小顔効果を得る、というメイク方法が若年層を中心にトレンドとなっていることが要因の1つ。一方で、最近は40代以上の顧客も年齢により薄くなった唇をふっくら見せるという傾向があり、幅広い年代から注目が高まっている。特に「セザンヌ(CEZANNE)」“影色リップメイカー”(全2色、各660円)が口コミで人気。

――今後注目のキーワードなど、“トレンドの芽”は?

西原:リップメイクへの関心の高まりと比例するように「リップケア」への注目も高まっている。今年は「コスメデコルテ(DECORTE)」をはじめとする百貨店ブランドからリップセラムが発売されるなど、リップケアの高額化にも注目している。

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「アットコスメ」の口コミから読みとく“フェイスクリーム”ヒットの法則

ユーザーはどのような要素を基準にフェイスクリームを選んでいるのか?今回は「アットコスメ(@COSME)」に寄せられたフェイスクリームの口コミから、西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナーがヒットの法則を解説する。(集計期間2025年2月1~28日)

――フェイスクリームの口コミで象徴的に使われているワードは?

西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナー(以下、西原):「乾燥」「保湿」の出現率が高い。2月は1年で最も空気が乾燥する月であり、今年も乾燥した日が続いた。そのためクリームやオイルによる乾燥対策が求められたと考えられる。

アットコスメ2025年2月「フェイスクリーム」口コミTOP5

1位「カネボウ(KANEBO)」“クリーム イン デイ”(40g、8800円)

「日中ずっと肌を潤いで満たし、生き生きとしたハリを与え、美しい艶をまとう朝用クリーム。口コミでは、『真冬でも乾燥しない!メイクが崩れない!』と化粧下地としても評価されている。『しばらく使っていなかったが、冬の乾燥に耐えられず久しぶりに購入』という人も」(西原)。

2位「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」“アクア チャージ 薬用 ミルキー クリーム”【医薬部外品】(50mL、9900円)

「『エスティ ローダー』が日本人の肌のために、1854年創業の酒造会社、勇心酒造と共同開発したスキンケアラインのクリーム、口コミでは『ライスパワーNo.11の成分に引かれて購入』と成分への関心も見られる。保湿効果への評価が高く、『年齢的にも肌質的にも“砂漠的乾燥肌”な私の救世主』といった口コミも見られた」(同)。

3位「キュレル(CUREL)」“潤浸保湿 フェイスクリーム”(40g、2970円)

「発売から17年のロングセラー製品。『何年も愛用していて何個使ったかも覚えていない』といったリピーターからの口コミが印象的。『敏感肌でも刺激を感じにくく、肌をしっかり守ってくれる安心感はほかにない魅力』と、敏感肌ユーザーから厚い信頼を寄せられている」(同)。

4位「SK-Ⅱ」“スキンパワーアドバンスト クリーム”(50g、1万7600円/80g、2万5300円※編集部調べ)

「初めて使用した人からは『感動!』と口コミされるほど滑らかなテクスチャーが特徴のクリーム。『肌がふっくらしたような感覚がある』『ハリや艶を感じられる』と支持を得ている」(同)。

5位「エリクシール(ELIXIR)」“シュペリエル レチノパワー リンクルクリーム”(15g、6490円/22g、8690円※編集部調べ)

「シワ改善にアプローチする純粋レチノール配合のクリーム。『レチノールといえば「エリクシール」』などの口コミが見られる」(同)。

――2月に、フェイスクリーム以外で好調なカテゴリーは?

西原:口コミ件数では、リップライナーが好調。唇を大きくふっくら見せることで小顔効果を得る、というメイク方法が若年層を中心にトレンドとなっていることが要因の1つ。一方で、最近は40代以上の顧客も年齢により薄くなった唇をふっくら見せるという傾向があり、幅広い年代から注目が高まっている。特に「セザンヌ(CEZANNE)」“影色リップメイカー”(全2色、各660円)が口コミで人気。

――今後注目のキーワードなど、“トレンドの芽”は?

西原:リップメイクへの関心の高まりと比例するように「リップケア」への注目も高まっている。今年は「コスメデコルテ(DECORTE)」をはじめとする百貨店ブランドからリップセラムが発売されるなど、リップケアの高額化にも注目している。

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「ハトラ」の“瞬く”服 15年目でたどり着いた“リミナルウエア”の完成形

長見佳祐デザイナーによる「ハトラ(HATRA)」は3月20日、2025-26年秋冬コレクションをブランド初のランウエイショー形式で発表した。ショーは東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」受賞による特典で、ブランド設立からの15年を総括するような堂々のコレクションだった。

長見デザイナーの衣服の捉え方は哲学的だ。21年から“リミナルウエア(LIMINAL WEAR)”というコンセプトを掲げ、内向きな個人と社会をつなぎ、人を新たな体験へと誘うメディア(媒介物)として衣服の制作を続けてきた。なお、“リミナリティー”とは、旅や祝祭のような、一時的に日常と非日常を往復する状況を指す。

揺れ、瞬き、イメージを変容

今季のテーマは“瞬き”だ。アトリエ近くの隅田川を観察し、光を受けて水面の表情が次々に変化する様子に着想した。川が動くごとに人の脳内イメージが流動するように、衣服も着用者の動作に合わせて刻一刻と見え方が変わる——この状態を「ハトラ」は“瞬き”と名づけ、“リミナルウエア”との共通項を見いだした。

テーマにちなみ、軽やかな素材使いを意識した。ファーストルックは、黒一色のシフォン素材のドレス。何色もの絵の具をマーブル状に垂らしたような抽象的なプリントが印象的だ。印刷に用いたのは京セラのインクジェットプリンター「フォレアス」で、水の使用量を極限まで削減した仕組みにより、インクの重さや厚さを防ぐことができる技術だ。モデルが歩くたびにドレスの裾は揺れ、シルバーのグラスコードも薄暗い会場の中で光を反射して輝く。また、得意とする重衣料の主張は控えめに、薄手のウエアをレイヤードして作るエレガントなスタイルに挑戦した。

デジタルツールが思考を拡張する

「ハトラ」は、15年の経験に裏打ちする素材使いやデザインの引き出しが豊富で、今シーズンは長見デザイナーの創意工夫の変遷をたどるようだった。Iラインのスタイリッシュなシルエットをベースにしながら、テーラードジャケットやスラックスといったドレッシーなアイテムから、ポリエステル素材のプルオーバーやメッシュ素材のガウンとパンツ、フーディーなどのカジュアルウエア、バンドゥーやファー付きのポンチョというレディーライクなアイテムまで、スタイルは多彩だ。アシンメトリーにギャザーを寄せたトップスや構築的なAラインスカートもあり、35ルックの中であらゆるバランスを披露した。

長見デザイナーのアイデアと共に「ハトラ」のクリエイションを支えているのは、生成AI や3Dパターンソフトウエアの「クロ(CLO)」といったデジタルツールである。ニットドレスやパンツ、シフォントップスなどに映し出したSFタッチの柄は、生成AIへのプロンプトを繰り返して生み出したもの。さらに、ジャケットの前身頃やハイウエストパンツの腰回りに施した幾何学モチーフは、「クロ」で作った立体的なパターンである。長見デザイナーによると、「生成AIはその便利さがデザイナーの思考力を目減りさせるリスクがあるから、宇宙人にアドバイスをもらうような感覚で、ファッションデザインに向き合い直すためのツールとして使用している」という。

鳴り止まなかった拍手

長見デザイナーはショーを終えた感想を問われ、「あっという間に終わってしまって不安で仕方ない」とこぼした。しかし、フィナーレ後の拍手はしばらく鳴り止まなかったし、周囲のからは「鳥肌が立つショーだった」「ブランドの魅力がさらに知られることになりうれしい」と高評価だった。間違いなく、今季の東コレを代表するショーの一つだと言えるだろう。

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「ハトラ」の“瞬く”服 15年目でたどり着いた“リミナルウエア”の完成形

長見佳祐デザイナーによる「ハトラ(HATRA)」は3月20日、2025-26年秋冬コレクションをブランド初のランウエイショー形式で発表した。ショーは東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」受賞による特典で、ブランド設立からの15年を総括するような堂々のコレクションだった。

長見デザイナーの衣服の捉え方は哲学的だ。21年から“リミナルウエア(LIMINAL WEAR)”というコンセプトを掲げ、内向きな個人と社会をつなぎ、人を新たな体験へと誘うメディア(媒介物)として衣服の制作を続けてきた。なお、“リミナリティー”とは、旅や祝祭のような、一時的に日常と非日常を往復する状況を指す。

揺れ、瞬き、イメージを変容

今季のテーマは“瞬き”だ。アトリエ近くの隅田川を観察し、光を受けて水面の表情が次々に変化する様子に着想した。川が動くごとに人の脳内イメージが流動するように、衣服も着用者の動作に合わせて刻一刻と見え方が変わる——この状態を「ハトラ」は“瞬き”と名づけ、“リミナルウエア”との共通項を見いだした。

テーマにちなみ、軽やかな素材使いを意識した。ファーストルックは、黒一色のシフォン素材のドレス。何色もの絵の具をマーブル状に垂らしたような抽象的なプリントが印象的だ。印刷に用いたのは京セラのインクジェットプリンター「フォレアス」で、水の使用量を極限まで削減した仕組みにより、インクの重さや厚さを防ぐことができる技術だ。モデルが歩くたびにドレスの裾は揺れ、シルバーのグラスコードも薄暗い会場の中で光を反射して輝く。また、得意とする重衣料の主張は控えめに、薄手のウエアをレイヤードして作るエレガントなスタイルに挑戦した。

デジタルツールが思考を拡張する

「ハトラ」は、15年の経験に裏打ちする素材使いやデザインの引き出しが豊富で、今シーズンは長見デザイナーの創意工夫の変遷をたどるようだった。Iラインのスタイリッシュなシルエットをベースにしながら、テーラードジャケットやスラックスといったドレッシーなアイテムから、ポリエステル素材のプルオーバーやメッシュ素材のガウンとパンツ、フーディーなどのカジュアルウエア、バンドゥーやファー付きのポンチョというレディーライクなアイテムまで、スタイルは多彩だ。アシンメトリーにギャザーを寄せたトップスや構築的なAラインスカートもあり、35ルックの中であらゆるバランスを披露した。

長見デザイナーのアイデアと共に「ハトラ」のクリエイションを支えているのは、生成AI や3Dパターンソフトウエアの「クロ(CLO)」といったデジタルツールである。ニットドレスやパンツ、シフォントップスなどに映し出したSFタッチの柄は、生成AIへのプロンプトを繰り返して生み出したもの。さらに、ジャケットの前身頃やハイウエストパンツの腰回りに施した幾何学モチーフは、「クロ」で作った立体的なパターンである。長見デザイナーによると、「生成AIはその便利さがデザイナーの思考力を目減りさせるリスクがあるから、宇宙人にアドバイスをもらうような感覚で、ファッションデザインに向き合い直すためのツールとして使用している」という。

鳴り止まなかった拍手

長見デザイナーはショーを終えた感想を問われ、「あっという間に終わってしまって不安で仕方ない」とこぼした。しかし、フィナーレ後の拍手はしばらく鳴り止まなかったし、周囲のからは「鳥肌が立つショーだった」「ブランドの魅力がさらに知られることになりうれしい」と高評価だった。間違いなく、今季の東コレを代表するショーの一つだと言えるだろう。

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1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月13日(木)〜3月19日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリームの第2弾“リップバー SP”(2750円)を数量限定で発売する。第1弾同様に、リップケアにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、共に商品化した。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
「スターバックス」と「ピーナッツ」のコラボ第3弾が3月25日に発売 フラペチーノやタンブラーなど

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。

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- 3位 -
「アディダス オリジナルス」が新作“スーパースターII”を発売 トラックスーツも新たに登場

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月14日から、スニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)”とトラックスーツ“ファイヤーバード(FIREBIRD)”を取り上げ、グローバルキャンペーン“ジ オリジナル(THE ORIGINAL)”を開始する。

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- 4位 -
「ギャップ」からアーティスト6組とのコラボTシャツ ニルヴァーナやスヌープ・ドッグなど

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は6組のアーティストとコラボしたTシャツを発売した。価格は各7990円でサイズはXS~XL。アウトレットを除く「ギャップ」店舗および公式オンラインで取り扱う。

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- 5位 -
「ユニクロ」とロンハーマンのコラボや「レスポートサック」×「アメリ」など! 来週発売のファッションアイテム9選【3/17〜3/23】

03月15日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月17〜23日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ」は、玉川高島屋S・C南館4階にタマタカ店をオープンするのを記念して店舗限定コラボアイテムを発売します。特に注目なのはロンハーマンとのコラボした“エアリズムコットンクルーネックT”。メンズとキッズサイズがあるので親子で楽しめます。一方「アメリ(AMERI)」は、ブランドの10周年を記念して「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボコレクションを発売します。実用性とデザインを追求しつつ、「アメリ」の都会的な要素を取り入れた全6型です。

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- 6位 -
「カフェ キツネ」が大阪に初出店 オリジナルドーナツや限定カラーのエコバッグを販売

03月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」がプロデュースする「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」は3月21日、大阪・梅田のグラングリーン大阪 南館に大阪初の店舗をオープンする。

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- 7位 -
高島屋が顧客係の制服一新 芦田多恵がデザイン、53年ぶりにパンツ追加

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 高島屋は、顧客係(店内案内)の春夏用の制服を5年ぶりに刷新する。「ジュンアシダ」のクリエティブディレクターで、「タエアシダ」のデザイナーである芦田多恵氏が担当した。

> 記事の続きはこちら

- 8位 -
「ストーンアイランド」×「ニューバランス」の新作 深みのあるカラーの“998 メイドインUSA”

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は3月27日、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションで初となる“メイドインUSA(MADE IN USA)”シリーズからスニーカー“998”を発売する。サイズはUS 5.5〜13.0までをそろえ、価格は4万9500円。同シューズは、「ストーンアイランド」の公式オンラインストアでのみ扱う。

> 記事の続きはこちら

- 9位 -
小嶋陽菜の「ハーリップトゥ ビューティ」の人気ボディークリームにローズの香りが仲間入り

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 小嶋陽菜がプロデュースするビューティブランド「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は4月4日、人気アイテム“センシュアルリッチ ボディクリーム”から、新しくローズの香りの“ローズ ブランシュ”(180g、4600円)を発売する。3月20日から大阪 ルクア イーレ店で先行販売を行う。

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- 10位 -
【スナップ】「エルメス」ショー会場は、まるで超希少バッグの品評会 上顧客ゲストの手元が注目の的に

03月17日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「エルメス(HERMES)」は3月8日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。ファッション業界の関係者だけでなく、同メゾンの上顧客も多く招待されるショーの会場には、普段は滅多に見かけることのない希少なバッグが一堂に集結する。アリゲーターやクロコダイルといった、スペシャルオーダーのみで入手可能とされるエキゾチックレザーはほんの序の口。パリ本店フォーブル・サントノーレ店の外観をイメージしてデザインされた“バーキン・フォーブル”、ミリタリーウエアに着想を得て生まれたキャンバス素材の“バーキン・カーゴ”、トリックアートの影のようなデザインの“シャドウ・バーキン”といった、店頭のディスプレーにも並ぶことの少ないバッグが目白押しだ。

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1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

1位は、渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り|週間アクセスランキング TOP10(3月13日〜19日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、3月13日(木)〜3月19日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
渡辺翔太דフラルネ”のコラボリップバーム第2弾が登場 モヒートを思わせる爽やかな香り

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリームの第2弾“リップバー SP”(2750円)を数量限定で発売する。第1弾同様に、リップケアにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、共に商品化した。

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- 2位 -
「スターバックス」と「ピーナッツ」のコラボ第3弾が3月25日に発売 フラペチーノやタンブラーなど

03月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。

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- 3位 -
「アディダス オリジナルス」が新作“スーパースターII”を発売 トラックスーツも新たに登場

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は3月14日から、スニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)”とトラックスーツ“ファイヤーバード(FIREBIRD)”を取り上げ、グローバルキャンペーン“ジ オリジナル(THE ORIGINAL)”を開始する。

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- 4位 -
「ギャップ」からアーティスト6組とのコラボTシャツ ニルヴァーナやスヌープ・ドッグなど

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は6組のアーティストとコラボしたTシャツを発売した。価格は各7990円でサイズはXS~XL。アウトレットを除く「ギャップ」店舗および公式オンラインで取り扱う。

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- 5位 -
「ユニクロ」とロンハーマンのコラボや「レスポートサック」×「アメリ」など! 来週発売のファッションアイテム9選【3/17〜3/23】

03月15日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月17〜23日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ」は、玉川高島屋S・C南館4階にタマタカ店をオープンするのを記念して店舗限定コラボアイテムを発売します。特に注目なのはロンハーマンとのコラボした“エアリズムコットンクルーネックT”。メンズとキッズサイズがあるので親子で楽しめます。一方「アメリ(AMERI)」は、ブランドの10周年を記念して「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボコレクションを発売します。実用性とデザインを追求しつつ、「アメリ」の都会的な要素を取り入れた全6型です。

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- 6位 -
「カフェ キツネ」が大阪に初出店 オリジナルドーナツや限定カラーのエコバッグを販売

03月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」がプロデュースする「カフェ キツネ(CAFE KITSUNE)」は3月21日、大阪・梅田のグラングリーン大阪 南館に大阪初の店舗をオープンする。

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- 7位 -
高島屋が顧客係の制服一新 芦田多恵がデザイン、53年ぶりにパンツ追加

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 高島屋は、顧客係(店内案内)の春夏用の制服を5年ぶりに刷新する。「ジュンアシダ」のクリエティブディレクターで、「タエアシダ」のデザイナーである芦田多恵氏が担当した。

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- 8位 -
「ストーンアイランド」×「ニューバランス」の新作 深みのあるカラーの“998 メイドインUSA”

03月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は3月27日、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションで初となる“メイドインUSA(MADE IN USA)”シリーズからスニーカー“998”を発売する。サイズはUS 5.5〜13.0までをそろえ、価格は4万9500円。同シューズは、「ストーンアイランド」の公式オンラインストアでのみ扱う。

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- 9位 -
小嶋陽菜の「ハーリップトゥ ビューティ」の人気ボディークリームにローズの香りが仲間入り

03月14日公開 / 文・WWD STAFF

 小嶋陽菜がプロデュースするビューティブランド「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は4月4日、人気アイテム“センシュアルリッチ ボディクリーム”から、新しくローズの香りの“ローズ ブランシュ”(180g、4600円)を発売する。3月20日から大阪 ルクア イーレ店で先行販売を行う。

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- 10位 -
【スナップ】「エルメス」ショー会場は、まるで超希少バッグの品評会 上顧客ゲストの手元が注目の的に

03月17日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「エルメス(HERMES)」は3月8日(現地時間)、パリで2025-26年秋冬コレクションを発表した。ファッション業界の関係者だけでなく、同メゾンの上顧客も多く招待されるショーの会場には、普段は滅多に見かけることのない希少なバッグが一堂に集結する。アリゲーターやクロコダイルといった、スペシャルオーダーのみで入手可能とされるエキゾチックレザーはほんの序の口。パリ本店フォーブル・サントノーレ店の外観をイメージしてデザインされた“バーキン・フォーブル”、ミリタリーウエアに着想を得て生まれたキャンバス素材の“バーキン・カーゴ”、トリックアートの影のようなデザインの“シャドウ・バーキン”といった、店頭のディスプレーにも並ぶことの少ないバッグが目白押しだ。

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【スナップ】「サンディー・リアング」 のショーは“Kawaii”ガールズ集結 「バレエコア」満開

BLACKPINKのジェニーがニューヨークのショップを訪れていたことでも話題となった「サンディー・リアング(SANDY LIANG)」は、ニューヨーク・ファッション・ウイーク中に2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場には日本の“Kawaii”にも通底するファッションに身を包んだ女性たちで溢れた。パステルカラーにリボン、コサージュ、フリル、ファー使いやバレエシューズ、ルーズソックスなど、「バレエコア」全開な来場者も多く見られた。

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【スナップ】「サンディー・リアング」 のショーは“Kawaii”ガールズ集結 「バレエコア」満開

BLACKPINKのジェニーがニューヨークのショップを訪れていたことでも話題となった「サンディー・リアング(SANDY LIANG)」は、ニューヨーク・ファッション・ウイーク中に2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場には日本の“Kawaii”にも通底するファッションに身を包んだ女性たちで溢れた。パステルカラーにリボン、コサージュ、フリル、ファー使いやバレエシューズ、ルーズソックスなど、「バレエコア」全開な来場者も多く見られた。

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ルーク・メイヤーが「ゴールドウイン」とのコラボを語る 目指したのは「温かみのあるテックウエア」

 

ルーク・メイヤー(Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターが手がける「OAMC」が、このほど「ゴールドウイン(GOLDWIN)」との2度目のコラボレーションを発表した。テクニカルコットンを用いたパーカやフィールドジャケット、トラウザーなど、テックウエアと天然素材の新たな融合を目指したアイテムがそろう。全国の「ゴールドウイン」店舗で販売中だ。なお、メイヤーは2024年春夏コレクションをもって「OAMC」を退任する意向を表明しており、今回が最後のコラボレーションとなる。節目となるこのコレクションに込めた思いを、メイヤーに聞いた。

WWD:コラボレーションが始まった経緯を教えてほしい。

ルーク・メイヤー(以下、メイヤー):数年前に東京でゴールドウインの渡辺貴生社長にお会いする機会があった。そこで、デザインに対する視点や質の高い製品作りへの目的意識に共通点を感じた。「ゴールドウイン」の可能性はとても広い。コラボレーションを通じて、「OAMC」にとっても新しい表現ができるのではないかと考えた。

WWD:今回のコラボレーションでこだわった点は?

メイヤー:素材と形の新しい表現だ。結果、生地の構造やボンディング、またプリントや仕上げにおいても、とても面白いアウトプットができた。シルエット自体も新しい方向に進化させられたと思う。

WWD:具体的なテーマは?

メイヤー:テクニカルウエアでありながら、ナチュラルな風合いを両立させたいと思った。私は服自体の生きている感覚やモノが持つ強いキャラクターのようなものを感じることを好む。今回のアイテムにも、ポジティブなエネルギーを宿らせることができたと信じている。従来のテクニカルウエアには珍しい、着る人が心地よさや温かみを感じられるものに仕上げられたと思う。

WWD:ゴールドウインはサステナビリティ分野の先進企業としても知られる。彼らの取り組みを見て感じたことは?
メイヤー:渡辺社長は会社をすごく良い方向へ導いていると思った。サプライチェーンの全体を把握することは非常に難しいが、ゴールドウインがその課題に対して真摯に取り組んでいる姿勢には大きな敬意を抱いている。

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ルーク・メイヤーが「ゴールドウイン」とのコラボを語る 目指したのは「温かみのあるテックウエア」

 

ルーク・メイヤー(Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターが手がける「OAMC」が、このほど「ゴールドウイン(GOLDWIN)」との2度目のコラボレーションを発表した。テクニカルコットンを用いたパーカやフィールドジャケット、トラウザーなど、テックウエアと天然素材の新たな融合を目指したアイテムがそろう。全国の「ゴールドウイン」店舗で販売中だ。なお、メイヤーは2024年春夏コレクションをもって「OAMC」を退任する意向を表明しており、今回が最後のコラボレーションとなる。節目となるこのコレクションに込めた思いを、メイヤーに聞いた。

WWD:コラボレーションが始まった経緯を教えてほしい。

ルーク・メイヤー(以下、メイヤー):数年前に東京でゴールドウインの渡辺貴生社長にお会いする機会があった。そこで、デザインに対する視点や質の高い製品作りへの目的意識に共通点を感じた。「ゴールドウイン」の可能性はとても広い。コラボレーションを通じて、「OAMC」にとっても新しい表現ができるのではないかと考えた。

WWD:今回のコラボレーションでこだわった点は?

メイヤー:素材と形の新しい表現だ。結果、生地の構造やボンディング、またプリントや仕上げにおいても、とても面白いアウトプットができた。シルエット自体も新しい方向に進化させられたと思う。

WWD:具体的なテーマは?

メイヤー:テクニカルウエアでありながら、ナチュラルな風合いを両立させたいと思った。私は服自体の生きている感覚やモノが持つ強いキャラクターのようなものを感じることを好む。今回のアイテムにも、ポジティブなエネルギーを宿らせることができたと信じている。従来のテクニカルウエアには珍しい、着る人が心地よさや温かみを感じられるものに仕上げられたと思う。

WWD:ゴールドウインはサステナビリティ分野の先進企業としても知られる。彼らの取り組みを見て感じたことは?
メイヤー:渡辺社長は会社をすごく良い方向へ導いていると思った。サプライチェーンの全体を把握することは非常に難しいが、ゴールドウインがその課題に対して真摯に取り組んでいる姿勢には大きな敬意を抱いている。

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ゴミゼロを目指す「530」から藻由来のオイルを配合したナイトクリーム発売

 
海洋性微細藻類から抽出した国産原料を活用するサキュレアクトは3月24日、オリジナルブランド「530(ファイブサーティー)」から、初のスキンケアアイテム“ナイトケア クリーム”(50mL、4950円)を公式ECサイトで発売する。4月2日からはアットコスメトーキョーで展開する。

“ナイトケア クリーム”のコアターゲット層は40代以上。40〜60代の肌悩みは、「たるみ」に集約されることが多い(セプテム総研SPTM調べ)ことから、たるみの少ない肌を維持するために開発した。ソラルナオイルは、肌表面に保護膜を形成し乾燥や外的刺激から肌を守る。ディクティオプテリスオイルがラメラ構造の油相部分に肌にボリューム感を与え、年齢に負けない若々しい肌を保つ。アカモクエキスは角層に浸透し、ラメラ構造の水相部分を保護。みずみずしく潤うことで肌本来の透明感だけでなく若々しい弾力ある肌を取り戻す。香りは愛媛県産柚子のアップサイクル精油を採用した。

塩原祥子サキュレアクト代表取締役は「ブランド名の由来であるゴミゼロを実現するには作り手から循環のスタートをきらないといけない」と海洋汚染する原料は使用せず、天然由来成分100%、ビーガン認証を取得する。容器はガラス、蓋にアルミを採用する。防腐剤を配合していないため、使用期限を1年に設定(一般的は3年)。月100個の生産を基本とする。

「530」とは

「530」は2023年7月に誕生。石油に替わる原料として微細藻類から作られるソラルナオイルの普及と活用に取り組む同社が、ソラルナオイルを化粧品の基材として販売を計画する中でプロトタイプ的な役割を果たすブランドとして「530」を立ち上げた。今回のナイトクリームは、第1弾の“シーデザインソープ”に次ぐ製品となる。

塩原代表取締役は「27年をめどに化粧品原料としてソラルナオイルの販売を計画する。ソラルナオイルという名前を普及させ、微細藻類の素晴らしさを伝えていきながら、未来につながるエネルギーとして広めていきたい」と語る。

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ゴミゼロを目指す「530」から藻由来のオイルを配合したナイトクリーム発売

 
海洋性微細藻類から抽出した国産原料を活用するサキュレアクトは3月24日、オリジナルブランド「530(ファイブサーティー)」から、初のスキンケアアイテム“ナイトケア クリーム”(50mL、4950円)を公式ECサイトで発売する。4月2日からはアットコスメトーキョーで展開する。

“ナイトケア クリーム”のコアターゲット層は40代以上。40〜60代の肌悩みは、「たるみ」に集約されることが多い(セプテム総研SPTM調べ)ことから、たるみの少ない肌を維持するために開発した。ソラルナオイルは、肌表面に保護膜を形成し乾燥や外的刺激から肌を守る。ディクティオプテリスオイルがラメラ構造の油相部分に肌にボリューム感を与え、年齢に負けない若々しい肌を保つ。アカモクエキスは角層に浸透し、ラメラ構造の水相部分を保護。みずみずしく潤うことで肌本来の透明感だけでなく若々しい弾力ある肌を取り戻す。香りは愛媛県産柚子のアップサイクル精油を採用した。

塩原祥子サキュレアクト代表取締役は「ブランド名の由来であるゴミゼロを実現するには作り手から循環のスタートをきらないといけない」と海洋汚染する原料は使用せず、天然由来成分100%、ビーガン認証を取得する。容器はガラス、蓋にアルミを採用する。防腐剤を配合していないため、使用期限を1年に設定(一般的は3年)。月100個の生産を基本とする。

「530」とは

「530」は2023年7月に誕生。石油に替わる原料として微細藻類から作られるソラルナオイルの普及と活用に取り組む同社が、ソラルナオイルを化粧品の基材として販売を計画する中でプロトタイプ的な役割を果たすブランドとして「530」を立ち上げた。今回のナイトクリームは、第1弾の“シーデザインソープ”に次ぐ製品となる。

塩原代表取締役は「27年をめどに化粧品原料としてソラルナオイルの販売を計画する。ソラルナオイルという名前を普及させ、微細藻類の素晴らしさを伝えていきながら、未来につながるエネルギーとして広めていきたい」と語る。

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【スナップ】山下智久やイ・ジェウクらが来場 「モンクレール・グルノーブル」2025-26年秋冬コレクション

「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」は、フランス現地時間の3月15日、2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場は、ヨーロッパで最も標高の高い空港のひとつとされるクールシュヴェル飛行場。雪が幻想的なムードを演出する同会場で、自然との一体感を表現したランウエイを披露した。

会場には、「モンクレール(MONCLER)」のブランドアンバサダーを務める山下智久や俳優のイ・ジェウク(Lee Jaewook)、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)ら多数のセレブリティーが来場した。

来場者スナップ

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【スナップ】山下智久やイ・ジェウクらが来場 「モンクレール・グルノーブル」2025-26年秋冬コレクション

「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」は、フランス現地時間の3月15日、2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場は、ヨーロッパで最も標高の高い空港のひとつとされるクールシュヴェル飛行場。雪が幻想的なムードを演出する同会場で、自然との一体感を表現したランウエイを披露した。

会場には、「モンクレール(MONCLER)」のブランドアンバサダーを務める山下智久や俳優のイ・ジェウク(Lee Jaewook)、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、エイドリアン・ブロディ(Adrien Brody)ら多数のセレブリティーが来場した。

来場者スナップ

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「士郎正宗の世界展」のコラボ作品やコラボアイテムが公開 「CLAMP」や暮維人らが作品を制作

4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開催される展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」のアーティストコラボ作品と「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」とのコラボアイテムが公開された。

アーティストコラボ作品

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といった錚々たる面々が士郎正宗作品とのコラボレーション作品を制作。各コラボ作品を使用した展覧会オリジナルグッズの発売も予定している。

ブランドコラボアイテム

「ギークス ルール」や「ベアブリック」、「メクリ」、「ブレインデッド」、「マックスファクトリー」、「ガート」とのコラボアイテムも公開された。そのほか、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」や「ユニオン(UNNON)」のアイテム情報も後日解禁予定だ。

「ギークス ルール」

「ベアブリック」

「メクリ」

「ブレインデッド」

「マックスファクトリー」

「ガート」

特別PV

■士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
料金:(一般)1500円、(65歳以上・大学・高校生)900円、(小・中学生)450円、(特典グッズ付きチケット):4000円
展覧会入場チケットはイープラスで一般販売中
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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「士郎正宗の世界展」のコラボ作品やコラボアイテムが公開 「CLAMP」や暮維人らが作品を制作

4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開催される展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」のアーティストコラボ作品と「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」とのコラボアイテムが公開された。

アーティストコラボ作品

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といった錚々たる面々が士郎正宗作品とのコラボレーション作品を制作。各コラボ作品を使用した展覧会オリジナルグッズの発売も予定している。

ブランドコラボアイテム

「ギークス ルール」や「ベアブリック」、「メクリ」、「ブレインデッド」、「マックスファクトリー」、「ガート」とのコラボアイテムも公開された。そのほか、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」や「ユニオン(UNNON)」のアイテム情報も後日解禁予定だ。

「ギークス ルール」

「ベアブリック」

「メクリ」

「ブレインデッド」

「マックスファクトリー」

「ガート」

特別PV

■士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
料金:(一般)1500円、(65歳以上・大学・高校生)900円、(小・中学生)450円、(特典グッズ付きチケット):4000円
展覧会入場チケットはイープラスで一般販売中
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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「士郎正宗の世界展」のコラボ作品やコラボアイテムが公開 「CLAMP」や暮維人らが作品を制作

4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開催される展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」のアーティストコラボ作品と「ギークス ルール(GEEKSRULE)」や「ベアブリック(BE@RBRICK)」、「メクリ(MEQRI)」、「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」、「マックスファクトリー(MAXFACTORY)」、「ガート(GAAAT)」とのコラボアイテムが公開された。

アーティストコラボ作品

今回のコラボレーション企画では、漫画・アニメ・現代アートの各分野からアーティストが参加する。「カードキャプターさくら」などを手掛けた創作集団「CLAMP」、代表作「BLAME!」で知られる漫画家の弐瓶勉、「天上天下」、「エア・ギア」で知られる漫画家・大暮維人、テレビゲーム「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」を手掛けたアニメーション監督・北久保弘之、映画「キル・ビル」のアニメパートの演出で国際的に評価を受けたアニメーション監督・中澤一登、ロシア出身のイラストレーター・イリヤ・クブシノブ、グラフィックデザイナーの河村康輔、イラストレーターの長場雄、写真家・小浪次郎、といった錚々たる面々が士郎正宗作品とのコラボレーション作品を制作。各コラボ作品を使用した展覧会オリジナルグッズの発売も予定している。

ブランドコラボアイテム

「ギークス ルール」や「ベアブリック」、「メクリ」、「ブレインデッド」、「マックスファクトリー」、「ガート」とのコラボアイテムも公開された。そのほか、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」や「ユニオン(UNNON)」のアイテム情報も後日解禁予定だ。

「ギークス ルール」

「ベアブリック」

「メクリ」

「ブレインデッド」

「マックスファクトリー」

「ガート」

特別PV

■士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
会期:4月12日~8月17日
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
料金:(一般)1500円、(65歳以上・大学・高校生)900円、(小・中学生)450円、(特典グッズ付きチケット):4000円
展覧会入場チケットはイープラスで一般販売中
https://www.shirow-masamune-ex.jp

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もんぺを年間2万本売る「うなぎの寝床」、地域文化から経済循環を生む

福岡県八女(やめ)市を拠点とするうなぎの寝床は、「もんぺ」を年間約2万本販売する。文化や歴史をひも解いたブランディングとビジネス戦略が巧みだ。日本の農作業着「もんぺ」とアメリカのワークパンツ「ジーンズ」とを重ね、日本のジーンズ「MONPE」として販売を開始。物販の直営店は八女の2店舗に加えて、アクロス福岡やららぽーと福岡、愛媛・大洲、グループ会社と共同運営で下北沢と池袋・千川の7店舗を展開し、もんぺの卸先は100件を超える。グループの売上高は5億5000万円(2025年1月期)。「地域文化商社」と称し、地域文化の「つなぎ手」としてもんぺだけではなく地域のものづくりを紹介する店舗や宿泊施設「Craft Inn手[te]」の運営、ツーリズム事業など、地域文化を編集して伝えている。

うなぎの寝床が町屋を改装して店舗や宿泊施設として運営する八女福島の重要伝統的建造物群保存地区は2002年に指定された場所。これまで約70軒の町家がリノベーションされて新たな店舗や工房、住宅に活用された。そのうち約20人が県外からの移住者だ。うなぎの寝床創業者で現顧問の白水高広氏に地域文化から経済循環を生む方法について聞いた。

PROFILE: 白水高広/うなぎの寝床創業者・顧問

白水高広/うなぎの寝床創業者・顧問
PROFILE: (しらみず・たかひろ)1985年佐賀県小城市生まれ。大分大学工学部福祉環境工学科建築コース卒業。2009年8月厚生労働省の雇用創出事業「九州ちくご元気計画」に関わり2年半プロジェクトの主任推進員として動く。同事業は11年グッドデザイン賞商工会議所会頭賞を受賞。12年7月にアンテナショップうなぎの寝床を立ち上げる。24年、テイクオーバーと資本提携し代表職から外れ顧問に。現在はさまざまな企業のコンサルティングを行う他、2023年テキスタイルデザイナーの光井花と新会社hana material design laboratoryを立ち上げる

機能性を訴求した短期的に消費されないものづくり

WWD:なぜ「もんぺ」だったのか。

白水高広うなぎの寝床創業者・顧問(以下、白水):義母の実家が「久留米絣」の織元で、妻が八女市の伝統工芸館で働いていた時期に「久留米絣をどうにかしたい」と家族で考え始めたことがきっかけだった。物産館で「もんぺ」の展示を見て、日常着として提案してその歴史や機能性が伝われば履いてくれる人が増えるのではと考え、11年に「もんぺ博覧会」を開催した。3日で約1500人が集まり、地元のテレビ局や新聞社は取り上げてくれた。1回きりのつもりが依頼されて翌年も続けることになった。

WWD:それを機にもんぺの製造販売が始まった?

白水:「買いたい」よりも「箪笥の肥やしになっている久留米絣の生地で作りたい」という要望が多かったので、当初は型紙を販売した。型紙は反物幅の布を無駄にしないように設計すると細身になったので12年に「現代風もんぺ」の型紙として販売を始めた。すると現物が欲しいという要望が増え始め、13年に機屋が抱えている縫製の内職さんに頼んでもんぺを作り始めた。それがNHKの情報番組「あさイチ」で取り上げられ、在庫が一瞬でなくなった。内職さんでは追いつかないので織元から生地を買い縫製工場に依頼して作り始めた。全国の店から依頼が増えて卸すようになりファブレス(自社で工場を持たず製品の製造を外部に委託するビジネスモデル)のメーカーになった。

WWD:明確なコンセプトのもとでビジネスを始めたわけではなかった。

白水:思い付きのように聞こえたかもしれないが、物産館で見たときから「いける」感覚はあった。着心地がいいことに加えて「伝統工芸」「ある程度の量が確保できる」「文化的背景がある」など付加価値もあった。「もんぺ」は福岡県南部筑後地方の綿織物「久留米絣」を用いて作られ、戦時中の1943年には婦人標準服として厚生省が活動衣として指定し、「蛍の墓」でも描かれた。戦後も農作業着として着続けられて機能的に実証されている。こうした情報を整えれば価格が1~2万円程度と設定しても売れるのではと仮説を立てた。

WWD:情報を整えるとは?

白水:整える情報は「機能的要素」「文化的要素」「視覚的要素」だと考えた。

「機能的要素」の訴求は一般消費者のリピートや口コミにつながる。「綿100%」「腰ゴム」「膝当てがついている」など機能を分解した。

「文化的要素」は一般の人が興味を持たなくても、メディアが興味を示してくれる。戦時中の厚生省の文献や農業の歴史など古本を集めて歴史をひも解き「日本のジーンズを目指して」というコピーを打ち出すとメディアが取り上げてくれた。

最後に「視覚的要素」はコーディネイト提案をした。ファッション業界は視覚的要素がとても強く、半期や四半期でどれだけ集客できるかというアプローチだが、僕らが重視したのは機能性の訴求。ファッションアイテムではなく生活用品として売るので結果的に短期的に消費されない提案になった。

WWD:情報に複数のレイヤーがある。

白水:「もんぺ」はいろんな情報のタグがあり、見る人によって異なる。たとえば「テレビで見た」という無意識的なタグから「自分が知っている店の人から聞いた」「歴史的な背景」「伝統工芸」「日本製」「かわいい」などさまざまにあるが、重視するタグは人によって違う。人々がタグのどれかに主観的に接触できるように情報を仕組み、結果的に「人は着心地に依存する」という仮説のもと、「機能性」のタグに集約できると考えた。

地域に足りない事業を興して地域の人がやれないことを実現する

WWD:「久留米絣」だけではなく、全国の繊維産地の生地を用いたもんぺをそろえる。

白水:他の産地と比較することで「久留米絣」の特徴はもちろん、全国の繊維産地を知ってもらう機会にもなる。奄美大島の泥染めや福山のデニム、遠州のコーデュロイや会津の木綿、「有松鳴海絞り」など同じフォーマット(型紙)でいろんな産地のもんぺを履き比べることができると、消費者は価格の違いや産地や生地の特性に目が向く。

WWD:それがヒットにつながった。

白水:想い入れがなく淡々と取り組んだのが良かったのではないか。想い入れがあると「これが好きだからこれで作る」となるが、想い入れがないから「柄で作ると高いから、機能性で勝負するために無地で作る」「技術によって値段を分ける」といった判断ができる。「久留米絣」産地だけに興味があるとそういう判断にならない。とはいえ、僕らが博多産地の生地生産量の約1/4を買っていて、もんぺ立ち上げの目的である産地継続にも力を入れている。1年に約7000反を購入して製品化している。

WWD:「もんぺ」はうなぎの寝床のヒット製品だが、ツーリズムや宿泊、メディア、資源活用、特許庁の地域団体商標のPR動画制作までプロジェクトは多岐にわたる。「地域文化商社」として事業を興しているが、そもそも「地域文化商社」のコンセプトが生まれて定義するに至った経緯を教えてほしい。

白水:地域文化が伝わらない理由は、魅力があるのに知られていない、知らなければ消費者は買うことができないことにある。知らせる・買えるようにする地域商社的領域をどれだけやれるかの実験と実行に取り組むことにした。地域文化を研究・解釈して、活用方法を探り、それを商社機能を使って地域に還元することが大切だと考えて活動している。基本的には地域に足りない事業を興して地域の人がやれないことを実現する。

WWD:具体的にどのようなアプローチで事業を興すのか。

白水:地域文化がベースにあり、それを体感できる場所が宿であり、本屋はやめてしまったけれど、まちづくりの中で地域文化拠点を作ったりツーリズムで体感をつくったりする。価値の見立てを行い、当社の見立てと地域の人や世間が思っている価値のギャップを埋め、価値を高めることを目指している。

そのために当社は地域構造の中で「つなぎ手」の領域を目指している。

「つくり手」や「にない手」は自分が地域を担っている意識がないことが多いので、僕らは文脈をひも解いて解釈を一緒に考える。代わりに調査して企画書を作る感じで、それをテレビ局や新聞社などに送ると取り上げてくれる。すると「にない手」に自分たちが担っているという意識が生まれ、意識が育つとシビックプライドが育つ。これだけだとボランティアになるのでこの状況自体を「つかい手」に伝える事業を行う。「つかい手」がアクセスできる店舗やEC、宿やツーリズムというサービスを作っている。

WWD:23年7月に愛媛県・大洲に店を開いたが、八女の事業モデルを全国に広げていくのか。

白水:八女をコンセプトモデルに他地域で応用できるかに興味がある。産地の資源の見立てと商品の仕入れ、地域内での可視化する店を作り、ECや卸先を探す。

大洲は町屋を修繕することを目的にまちづくり会社のキタマネジメントが店舗開発などに取り組んでおり、同社から依頼があった。

WWD:「地域文化を纏った商品やサービスが現代生活において成立したら、地域文化は残って行くし、そうでなければ淘汰されていく」として、さまざまな製品やサービスを提供する。地域で取り組む意義は?

白水:機能性を突き詰めても大手の製品の方が優れているから、そこで戦っても仕方ない。僕らはその地域でしか見つけられない文脈や情報を掘り下げ、地域で行うことでその文脈を引き継ぐことができるし差別化できる。知ってもらう機会が増えれば残る可能性が広がる。ただし、体感的にもいい製品でないと難しい。例えば着物は、文化的要素は脈々とつながってはいるが日常的に着ることは難しい。カットソーなど着心地がいいものがある中で逆行するのは難しい。過去の文脈を踏みながら、現代生活や現代の情報や需要にフィットしていけているか、生き続けているかを模索している。

情報を逆手にフィットし続けないと残らないという点ではファッション的なのかもしれない。うなぎの寝床全体としては生活用品としてもまちづくりとしても提案する情報の設計が重要で、メディアをはじめいろんな人々が許容できるようにしている。

人は印象的な体験によって意識と行動が変わる

WWD:今の生活文化にフィットしないけど残したいものがあるときにはどう取り組むのか?

白水:それこそツーリズム事業を始めたきっかけだ。モノの需要はないが技術をリファレンスできる状態にしておくことが必要で、プロセスを見せることの価値を創出した。もちろんモノはある一定数は流通させる必要はあるが、多くの人に対しては情報として提案する方がいいので、工房見学などを行うことで収益を生むようにしている。

モノの売り買いだけをしているとモノの売り買いだけで終わる。人は印象的な体験によって意識と行動が変わる。だから、モノを通じた地域文化の伝達はうなぎの寝床で行い、体験を通した地域文化の伝達はUNAラボラトリーズが行っている。

「つくり手」は良いものを作ったら売れるという思考で取り組むことが多いが、実際は「つくり手」がどういう思考で取り組んでいるかということにも価値があり、それをサービスに変えることが重要だと考えている。

WWD:白水さんは「地域文化」をある一定の地域における文化「土地と人、人と人が関わりあい生まれる現象の総体」と定義しているが、“ある一定の地域”とは何を指すか。どのくらいの大きさで、都心部や歴史が浅いニュータウンも含むのか。

白水:地域文化は伸び縮みするととらえている。例えば八女ならまちづくりの観点では重要伝統的建造物群保存地区の範囲でとらえる人もいるし、ものづくりの町としてとらえている人もいる。海外からみると日本らしい町屋の街並みととらえる人もいる。どういう範囲やテーマで文化圏を捉えるかによる。行政区は行政区でしかない。

どこの地域でも文化はある。都市部は自然が失われているかもしれないが、人と人が混じりあって生まれる習慣や慣習は必ずある。そこには自然的背景、地理的背景、歴史的文脈がある。地域は都度設定して何の文化かを定義する必要がある。僕はひとつに絞らないような枠組みにして、あらゆることを許容できるようにあいまいな定義をしている。

「知恵は行動しまくったら生まれる」、知識とは別

WWD:「地域文化商社」として活動するときに大切なこととは。

白水:研究や調査をちゃんとして、商品の見立てをしてから行動してみること。売ったり話を聞いたり、流通させたり。うまくいくものいかないものがあるので、とりあえず行動してうまくいったものは仕組化して残し、うまくいかなかったものはやめる。

うまくいかなくてもどうしても残したいものは何かしら価値があるはずで、そのギャップを何かしらの事業で埋められるのではないかと知恵を絞り行動する。知恵は行動しまくったら生まれる。それは知識とは別の話だ。僕らはそんなに知識は深くはないけれど、地域で動いていたら何かしらの知恵が生まれる。

WWD:失敗したことは?

水:そもそも失敗や成功とは何か、から考える必要がある。会社としては、10年間赤字もなく、トライ&エラーをしながらも成長し続けている。例えば自転車事業や反毛(はんもう)事業に取り組んだがうまく回らず事業を畳んだが、今につながっているので失敗ではない。そういうのはたくさんある。

人に依存し続ける仕組みを作ることが必要

WWD: 後継者不足に対して優秀な人材を産地に送り込むのがいいという声もあるが、人に依存する産地経営は難しいのでは?

白水:基本的に人に依存しない会社や産業の仕組みをつくるべきだと考えているが、地域文化を深く理解して広げるために思考して行動できる人を獲得する仕組みをつくらないといけないとも思う。新しい思考や考えを生み出していくのは人だから、ある程度人に依存しつつ、その人がいなくなっても自走できるような仕組みをつくることは必要だ。いかに人を獲得し続け、許容できるか。その状況をどれだけ作れるかが重要だ。そこで僕は今、インキュベーションのようなことを事業化したいと考えている。能力を持った人の人生をずらし、産地にぶち込むのが重要だと思っている。

例えば、当社でツーリズム事業を取り組むのは東京出身でロンドン大学で人類学を学び、「物語を海外に伝えたい」とやって来た人。2年程度で大学に戻る予定だったが、地元の人と結婚して子どもが生まれた。そうすると八女に居続けるし、新たに人類学観点のあるツーリズムが生まれている。それで回る会社も増えている。

現代社会は「価値化は情報化」

WWD:無価値、無意味とされるような文化や歴史、地域から有価値、意味を引き出すには何に着目すべきか。

白水:無価値のものはほぼない。現代はネット上にないもの、つまり情報として拾い上げられないものは価値がないと特に都市部の人が思い込んでいる状態だと感じている。「無価値だけど価値があるもの」とは、知られてないことは無価値だとする情報としての価値の話が中心だ。現代においては、価値化は情報化でもある。地方の人はその流れを見ながら、情報を差し込んでいくための戦略が必要だが、それをひも解ける人が地方には多くいない。

情報化できる人が地域に入り地域がうまくいっているように見えるが、それが良い状態かというと必ずしもイコールではない。経済規模が大きければ豊かとは限らず、そうでなくても豊かな地域はある。経済、暮らし、ファッション、生活用品など、地域事業者はどの尺度に根差した価値創出を目指したいのかを考える必要がある。

WWD:一社だけではなく地域で連携していくために必要なこととは?

白水:みんなでやるとうまくいかないことが多い。これが面白いからやりたいと主観的に始めてそれが広がれば産地に貢献できて残せるものがあるのではないか。メディアが面白がるのは強い情報にひもづいた産地で、個の強い意志や理論がないと難しいし、その人が活動できるフィールドをどう作るかも重要だ。「これをやったらうまくいく」はないが、起点をどこにするかはビジネスのインキュベーションにおいて重要だ。

WWD:産地として、地域として何を目指すがのよいか。

白水:地域の活動で小規模事業者とある程度の規模の企業のレイヤーが交じり合っていないことが多いが、違うレイヤーの人たちがどう対話して議論を生んでいくかが重要だと思っている。それをつなげるのは行政なのかもしれない。地域資源や土地性、文化や歴史と地域産業をつなげるコーディネイト役が必要だが、それは市長であり、行政の役割なのかもしれない。「政治的にどうしていくか」も重要だと思う。

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「プラダ ビューティ」から初のアイクリームが登場 伊勢丹新宿本店でポップアップ開催

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は4月16日、“オーグメンテッド スキン”シリーズからシリーズ初となるアイクリーム“オーグメンテッド スキン アイクリーム”(20mL、3万4980円/リフィル 2万9700円)を発売する。2日から伊勢丹新宿本店で先行販売を行う。

“オーグメンテッド スキン”シリーズはブランド独自の“AAAテクノロジー”により、肌が自ら美しくあるためにもつ本来の機能性をサポートするアイテムをそろえるスキンケアシリーズ。

目元の美しさを切り拓くアイクリーム

今回発売する“オーグメンテッド スキン アイクリーム”には、カフェイン、イリス根エキスヒアルロン酸Naを新たに配合。目元の肌をすっきりと引き締め、乾燥によるくすみを感じさせない明るさと滑らかな美しさをかなえる。付属のアプリケーターと合わせて使うことで、目元用のマッサージクリームとしても使用できる。

ポップアップ開催

4月2〜8日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップイベント“ラブ キャプチャー”を開催する。会場では“オーグメンテッド スキン アイクリーム”のほか、“プラダ アイ”コレクションから新たに登場するアイシャドウパレット“ホロヌード アイシャドウ”、アイライナー“ラインズ デュラブル グライディング アイペンシル”、マスカラ“スコープ ラッシュ エクステンディング ボリューム マスカラ”を先行販売する。

さらにポップアップ期間中、新商品を含む合計2万円以上のアイテムを購入すると“オリジナル ダブル ポーチ”をプレゼントするキャンペーンを実施する。

◾️“ラブ キャプチャー”ポップアップイベント

日時:4月2~8日
会場:伊勢丹新宿本店 本館1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「プラダ ビューティ」から初のアイクリームが登場 伊勢丹新宿本店でポップアップ開催

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は4月16日、“オーグメンテッド スキン”シリーズからシリーズ初となるアイクリーム“オーグメンテッド スキン アイクリーム”(20mL、3万4980円/リフィル 2万9700円)を発売する。2日から伊勢丹新宿本店で先行販売を行う。

“オーグメンテッド スキン”シリーズはブランド独自の“AAAテクノロジー”により、肌が自ら美しくあるためにもつ本来の機能性をサポートするアイテムをそろえるスキンケアシリーズ。

目元の美しさを切り拓くアイクリーム

今回発売する“オーグメンテッド スキン アイクリーム”には、カフェイン、イリス根エキスヒアルロン酸Naを新たに配合。目元の肌をすっきりと引き締め、乾燥によるくすみを感じさせない明るさと滑らかな美しさをかなえる。付属のアプリケーターと合わせて使うことで、目元用のマッサージクリームとしても使用できる。

ポップアップ開催

4月2〜8日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップイベント“ラブ キャプチャー”を開催する。会場では“オーグメンテッド スキン アイクリーム”のほか、“プラダ アイ”コレクションから新たに登場するアイシャドウパレット“ホロヌード アイシャドウ”、アイライナー“ラインズ デュラブル グライディング アイペンシル”、マスカラ“スコープ ラッシュ エクステンディング ボリューム マスカラ”を先行販売する。

さらにポップアップ期間中、新商品を含む合計2万円以上のアイテムを購入すると“オリジナル ダブル ポーチ”をプレゼントするキャンペーンを実施する。

◾️“ラブ キャプチャー”ポップアップイベント

日時:4月2~8日
会場:伊勢丹新宿本店 本館1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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LE SSERAFIMと「ジェラート ピケ」のコラボアイテム発売 ニットとサテンの2つのシリーズ

ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、5人組ガールズグループ、ル セラフィム(LE SSERAFIM)とのスペシャルコラボレーションアイテムを3月26日に発売する。全国の「ジェラート ピケ」店舗、「ジェラート ピケ」公式オンラインストアなどで販売する。

ニットシリーズ

滑らかな肌触りが心地よい“スムーズィー”素材を使用したニットシリーズは、カーディガン(1万560円)とブランケット(8140円)を展開。カーディガンは、ゆるっとした袖のシルエットとハートのボタンがポイントで、背中には、今回のコラボオリジナルのロゴがあしらわれており、家の中でも気分が高まるデザインに仕上げた。ブランケットは、さらりと軽い素材で外出時にも持ち運びやすい。それぞれライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

サテンシリーズ

上品な光沢感のある素材が大人っぽい印象のサテンシリーズ。ドロップショルダーで落ち感がきれいなシャツは、ショートパンツのフレアシルエットがちらっと見える丈感。胸元にさりげなく入ったコラボレーションのロゴ刺しゅうがポイント。ハートロゴの刺しゅうとフリルが目を引くサテンポーチは、普段使いのポーチとしてちょうど良いサイズ感。価格はサテンシャツ&ショートパンツセットが1万5950円、サテンフリルポーチが4950円。どちらもライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

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LE SSERAFIMと「ジェラート ピケ」のコラボアイテム発売 ニットとサテンの2つのシリーズ

ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、5人組ガールズグループ、ル セラフィム(LE SSERAFIM)とのスペシャルコラボレーションアイテムを3月26日に発売する。全国の「ジェラート ピケ」店舗、「ジェラート ピケ」公式オンラインストアなどで販売する。

ニットシリーズ

滑らかな肌触りが心地よい“スムーズィー”素材を使用したニットシリーズは、カーディガン(1万560円)とブランケット(8140円)を展開。カーディガンは、ゆるっとした袖のシルエットとハートのボタンがポイントで、背中には、今回のコラボオリジナルのロゴがあしらわれており、家の中でも気分が高まるデザインに仕上げた。ブランケットは、さらりと軽い素材で外出時にも持ち運びやすい。それぞれライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

サテンシリーズ

上品な光沢感のある素材が大人っぽい印象のサテンシリーズ。ドロップショルダーで落ち感がきれいなシャツは、ショートパンツのフレアシルエットがちらっと見える丈感。胸元にさりげなく入ったコラボレーションのロゴ刺しゅうがポイント。ハートロゴの刺しゅうとフリルが目を引くサテンポーチは、普段使いのポーチとしてちょうど良いサイズ感。価格はサテンシャツ&ショートパンツセットが1万5950円、サテンフリルポーチが4950円。どちらもライトグレー、ピンク、グリーン、ブルー、レッドの5色を展開する。

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「バイレード」が表参道で没入型インスタレーションを開催 来場者全てが“ブランシュ“の“親密な”世界観の主人公に

スウェーデン発「バイレード(BYREDO)」は3月20〜23日、東京・表参道の「スタンドバイ(StandBy)」と「ザ マス(The Mass)」で期間限定イベント“パージュブランシュ(PAGE BRANCHE)”を開催する。“パージュブランシュ”とはフランス語で“真っ白なキャンバス”という意味。同イベントは、1月末に登場した日本初旗艦店のオープンを祝うもので、3月に発売した“ブランシュ アブソリュ ドゥ パルファン(以下、ブランシュ アブソリュ”の世界観を表現している。

来場者それぞれの“親密な”物語を創造する場

「スタンドバイ」では、“ブランシュ アブソリュ”のルーツである香り“ブランシュ”が生まれたストーリーを体感できる没入型インスタレーションを展開。“ブランシュ”は2006年に登場。ブランドの創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるベン・ゴーラム(Ben Gorham)が、自宅の寝室での妻との心地よく親密な時間を表現した香りだ。“ブランシュ アブソリュ”は、それをさらに進化させた香りで、清潔な肌、柔らかなリネン、コクーンのような心地よさを象徴している。来場者は、ベッドが置かれた寝室のような親密な空間で、そのストーリーを体感し、自らの物語を2つのフォトスポットで撮影することができる。

2階の「ザ マス」は、「スタンドバイ」で撮影したものをポスターに印刷するスペース。来場者は、中庭で「スタンドバイ」で提供している「ロッキーズ マッチャ(ROCKEY’S MATCHA)」のドリンクを楽しみながらプリントが仕上がるのを待つことができる。

“親密さ”の新章を讃える新作

ゴーハム創業者は、「“ブランシュ”は、多くの人が日々の生活の中で共感できる生地のテクスチャーや肌の感覚を捉え、非常に人間的な親密さを想起させる香り」とコメントしている。そのクリーンで温かみがあり、ほっとする香りは、登場以来、同ブランドのベストセラーになった。その本質を掘り下げて、より濃密で洗練させたのが“ブランシュ アブソリュ”だ。アルデヒドやムスクを強調し、アンバーウッドにドライカシュメランが重なる静かでセンシュアルな香りに仕上がっている。 “ブランシュ”が持つ“親密さ”の新章を讃える新作だ。

■PAGE BLANCHE
会期:3月20~23日
時間:11:00–19:00
会場:Standby、The Mass 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-11-1 (入場無料・予約不要)
※3月22日渋谷O-EASTでアフターパーティを開催(24:00~29:00)

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「バイレード」が表参道で没入型インスタレーションを開催 来場者全てが“ブランシュ“の“親密な”世界観の主人公に

スウェーデン発「バイレード(BYREDO)」は3月20〜23日、東京・表参道の「スタンドバイ(StandBy)」と「ザ マス(The Mass)」で期間限定イベント“パージュブランシュ(PAGE BRANCHE)”を開催する。“パージュブランシュ”とはフランス語で“真っ白なキャンバス”という意味。同イベントは、1月末に登場した日本初旗艦店のオープンを祝うもので、3月に発売した“ブランシュ アブソリュ ドゥ パルファン(以下、ブランシュ アブソリュ”の世界観を表現している。

来場者それぞれの“親密な”物語を創造する場

「スタンドバイ」では、“ブランシュ アブソリュ”のルーツである香り“ブランシュ”が生まれたストーリーを体感できる没入型インスタレーションを展開。“ブランシュ”は2006年に登場。ブランドの創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるベン・ゴーラム(Ben Gorham)が、自宅の寝室での妻との心地よく親密な時間を表現した香りだ。“ブランシュ アブソリュ”は、それをさらに進化させた香りで、清潔な肌、柔らかなリネン、コクーンのような心地よさを象徴している。来場者は、ベッドが置かれた寝室のような親密な空間で、そのストーリーを体感し、自らの物語を2つのフォトスポットで撮影することができる。

2階の「ザ マス」は、「スタンドバイ」で撮影したものをポスターに印刷するスペース。来場者は、中庭で「スタンドバイ」で提供している「ロッキーズ マッチャ(ROCKEY’S MATCHA)」のドリンクを楽しみながらプリントが仕上がるのを待つことができる。

“親密さ”の新章を讃える新作

ゴーハム創業者は、「“ブランシュ”は、多くの人が日々の生活の中で共感できる生地のテクスチャーや肌の感覚を捉え、非常に人間的な親密さを想起させる香り」とコメントしている。そのクリーンで温かみがあり、ほっとする香りは、登場以来、同ブランドのベストセラーになった。その本質を掘り下げて、より濃密で洗練させたのが“ブランシュ アブソリュ”だ。アルデヒドやムスクを強調し、アンバーウッドにドライカシュメランが重なる静かでセンシュアルな香りに仕上がっている。 “ブランシュ”が持つ“親密さ”の新章を讃える新作だ。

■PAGE BLANCHE
会期:3月20~23日
時間:11:00–19:00
会場:Standby、The Mass 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-11-1 (入場無料・予約不要)
※3月22日渋谷O-EASTでアフターパーティを開催(24:00~29:00)

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「ポール・スミス」が東京でランウエイショー “らしい”生き方さえ滲み出ることを期待

「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」タイトルスポンサーの楽天グループによる支援プログラム「バイアール(by R)」として、2025-26年秋冬コレクションを発表した。

1月にパリで発表したコレクションをベースとして、「アート・オブ・イメージ・メイキング(イメージ創作に芸術)」をテーマとした。1950年代のニューヨークでファッション・フォトグラファーとして活躍し、後年には「カラー写真のパイオニア」と讃えられた写真家ソール・ライター(Saul Leiter)のカラー写真のように、深いトーンから着想を得たリッチなカラーパレットのブリティッシュトラッドを、同じく20世紀を代表する写真家のように少し着崩したスタイルを打ち出した。

「ポール・スミス」らしいカラフルボーダーのニットは、ところどころにケーブルニットを差し込み、イエローのシャツとコーディネート。同じ色のネクタイは少しだけ外し、自然体のムードを表現した。ウィメンズでは、同じニットをコーデュロイのセットアップと合わせた。端正なピークドラペルを、遊んだ素材で楽しんでいる。ピンストライプのウールフランネルでカーゴパンツを作ったり、ガンクラブチェックでブルゾンを提案したりと単品で遊ぶこともあれば、チェスターコートにカーゴパンツや、ジャケットにハンティングジャケットのレイヤードなどスタイリングで遊ぶルックも。英国同士のブランドとして、「バブアー(BARBOUR)」とのコラボアイテムも登場した。

細部で遊び心を表現したアイテムや、自由奔放なスタイリングは、「ポール・スミス」らしい。ただ「ルメール(LEMAIRE)」や「オーラリー(AURALEE)」など、生き方やパーソナリティーさえ滲み出る洋服やスタイルのブランドが次々現れていることを考えると、もう少し“何か”があっても良いのかもしれない。それは、もう少しコンテンポラリーなシルエットかもしれないし、もう少し大胆なスタイリングかもしれない。「機能素材で作るアノラックなどのモダンなアイテムを、過去の写真家ならどう着こなすのか?」などの想像が広がったら、さらにコレクションは面白味を増すだろう。ご本人がチャーミングなだけに、他に比べてパーソナリティーが控えめなように思えてしまう。

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「ポール・スミス」が東京でランウエイショー “らしい”生き方さえ滲み出ることを期待

「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」タイトルスポンサーの楽天グループによる支援プログラム「バイアール(by R)」として、2025-26年秋冬コレクションを発表した。

1月にパリで発表したコレクションをベースとして、「アート・オブ・イメージ・メイキング(イメージ創作に芸術)」をテーマとした。1950年代のニューヨークでファッション・フォトグラファーとして活躍し、後年には「カラー写真のパイオニア」と讃えられた写真家ソール・ライター(Saul Leiter)のカラー写真のように、深いトーンから着想を得たリッチなカラーパレットのブリティッシュトラッドを、同じく20世紀を代表する写真家のように少し着崩したスタイルを打ち出した。

「ポール・スミス」らしいカラフルボーダーのニットは、ところどころにケーブルニットを差し込み、イエローのシャツとコーディネート。同じ色のネクタイは少しだけ外し、自然体のムードを表現した。ウィメンズでは、同じニットをコーデュロイのセットアップと合わせた。端正なピークドラペルを、遊んだ素材で楽しんでいる。ピンストライプのウールフランネルでカーゴパンツを作ったり、ガンクラブチェックでブルゾンを提案したりと単品で遊ぶこともあれば、チェスターコートにカーゴパンツや、ジャケットにハンティングジャケットのレイヤードなどスタイリングで遊ぶルックも。英国同士のブランドとして、「バブアー(BARBOUR)」とのコラボアイテムも登場した。

細部で遊び心を表現したアイテムや、自由奔放なスタイリングは、「ポール・スミス」らしい。ただ「ルメール(LEMAIRE)」や「オーラリー(AURALEE)」など、生き方やパーソナリティーさえ滲み出る洋服やスタイルのブランドが次々現れていることを考えると、もう少し“何か”があっても良いのかもしれない。それは、もう少しコンテンポラリーなシルエットかもしれないし、もう少し大胆なスタイリングかもしれない。「機能素材で作るアノラックなどのモダンなアイテムを、過去の写真家ならどう着こなすのか?」などの想像が広がったら、さらにコレクションは面白味を増すだろう。ご本人がチャーミングなだけに、他に比べてパーソナリティーが控えめなように思えてしまう。

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【2025年夏コスメ】「フーミー」がイガリシノブの新メイク理論を実現するチークとコンシーラーを発売

イガリシノブ=ヘア&メイクアップアーティストがプロデュースするコスメブランド「フーミー(WHOMEE)」は、“描くチーク”(全6色、各1980円)、 “フェイスグロウパレット”(全2色、各2750円)、 “ドリームコンシーラー”(全2色、各2530円)の新作コレクションを発売する。4月1日に「フーミー」公式オンラインストアとロフト(LOFT)店舗で先行販売を開始し、15日にバラエティーショップで順次発売する。

女の子たちの悩みを解決に導くアイテム

同コレクションは、”街で思い思いに話す女の子たちの輪”にインスピレーションを得て、イガリ氏が新しく考案した3つのメイク理論を元に制作した。デザインは、女の子たちが語り合う場所やシーンをイメージし、ポテトやピザ、ハンバーガーのファストフードをモチーフに使用している。

“描くチーク”

“描くチーク”は、ポンポンとのせるのではなく“描く”を意識した設計のチーク。乾燥しにくく、肌を彩るムースのようなテクスチャーと繊細筆でメイクの幅を広げることができる。また、同製品発売に合わせ、イガリシノブによる描くチーク例18種を公開する。カラーは、艶感のあるベビーピンクから、青みニュアンスのチャームピンク、血色感を与えるサーモンピンクやアップルピンクまでしっかり発色する全6色をそろえる。

“フェイスグロウパレット”

“フェイスグロウパレット”は、2種の悩み別に応える、チークベース2色とチーク2色の4色入りマルチパレット。毛穴落ちが気になる人向けの“スムーズ肌メイカー”は、2種のベースで肌の凸凹を整えて、ハイ&ローチークで滑らかな肌へ導く。たるみの影が気になる人向けの“多幸感メイカー”は、イエローベースで肌の影をふっくら見せて、2種のチークで多幸感を帯びた血色豊かな肌をかなえる。両カラーとも、ベースと合わせて使うことで透け感と発色を両立できる。

“ドリームコンシーラー”

“ドリームコンシーラー”は、イガリ氏の新クマ消しメイクのための3色コンシーラーパレット。なめらかなテクスチャーで、厚塗りを防いで目元を重くしない、15種類の潤い成分を配合した。カラーは、茶クマ・黒クマ向けの“ミルキーベージュ”と、青クマ向けの“ピンクウェイ”のクマタイプ別に選べる2色を用意。クマを色補正した後、目元に明るさを足し、最後に肌色を整え落ち着かせる3ステップでクマをカバーする。また、目元の立体感を出すことで、クマのカバーだけではなく目を大きく、小顔に見せる。

オンライン限定公式グッズ

さらに、同コレクションの発売を記念して、 「フーミー」公式オンラインストア限定で初の公式グッズを販売する。ラインアップは、“KAWAIIANS Tシャツ(7500円)、“KAWAIIANS バーガー コースターセット”(バーガー5枚・ポテト5枚、2000円)“KAWAIIANS バーガー シール5枚セット”(990円)の3点。

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【2025年夏コスメ】「フーミー」がイガリシノブの新メイク理論を実現するチークとコンシーラーを発売

イガリシノブ=ヘア&メイクアップアーティストがプロデュースするコスメブランド「フーミー(WHOMEE)」は、“描くチーク”(全6色、各1980円)、 “フェイスグロウパレット”(全2色、各2750円)、 “ドリームコンシーラー”(全2色、各2530円)の新作コレクションを発売する。4月1日に「フーミー」公式オンラインストアとロフト(LOFT)店舗で先行販売を開始し、15日にバラエティーショップで順次発売する。

女の子たちの悩みを解決に導くアイテム

同コレクションは、”街で思い思いに話す女の子たちの輪”にインスピレーションを得て、イガリ氏が新しく考案した3つのメイク理論を元に制作した。デザインは、女の子たちが語り合う場所やシーンをイメージし、ポテトやピザ、ハンバーガーのファストフードをモチーフに使用している。

“描くチーク”

“描くチーク”は、ポンポンとのせるのではなく“描く”を意識した設計のチーク。乾燥しにくく、肌を彩るムースのようなテクスチャーと繊細筆でメイクの幅を広げることができる。また、同製品発売に合わせ、イガリシノブによる描くチーク例18種を公開する。カラーは、艶感のあるベビーピンクから、青みニュアンスのチャームピンク、血色感を与えるサーモンピンクやアップルピンクまでしっかり発色する全6色をそろえる。

“フェイスグロウパレット”

“フェイスグロウパレット”は、2種の悩み別に応える、チークベース2色とチーク2色の4色入りマルチパレット。毛穴落ちが気になる人向けの“スムーズ肌メイカー”は、2種のベースで肌の凸凹を整えて、ハイ&ローチークで滑らかな肌へ導く。たるみの影が気になる人向けの“多幸感メイカー”は、イエローベースで肌の影をふっくら見せて、2種のチークで多幸感を帯びた血色豊かな肌をかなえる。両カラーとも、ベースと合わせて使うことで透け感と発色を両立できる。

“ドリームコンシーラー”

“ドリームコンシーラー”は、イガリ氏の新クマ消しメイクのための3色コンシーラーパレット。なめらかなテクスチャーで、厚塗りを防いで目元を重くしない、15種類の潤い成分を配合した。カラーは、茶クマ・黒クマ向けの“ミルキーベージュ”と、青クマ向けの“ピンクウェイ”のクマタイプ別に選べる2色を用意。クマを色補正した後、目元に明るさを足し、最後に肌色を整え落ち着かせる3ステップでクマをカバーする。また、目元の立体感を出すことで、クマのカバーだけではなく目を大きく、小顔に見せる。

オンライン限定公式グッズ

さらに、同コレクションの発売を記念して、 「フーミー」公式オンラインストア限定で初の公式グッズを販売する。ラインアップは、“KAWAIIANS Tシャツ(7500円)、“KAWAIIANS バーガー コースターセット”(バーガー5枚・ポテト5枚、2000円)“KAWAIIANS バーガー シール5枚セット”(990円)の3点。

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大阪・関西万博「住友館」が“森の価値”を表現 コスチュームは「ソマルタ」の廣川玉枝がデザイン

住友グループは、2025年大阪・関西万博(以下、大阪・関西万博)に出展する「住友館」で、幅20m、高さ7.5mにおよぶ複層の映像スクリーンと音楽、人が融合する空間“UNKNOWN FOREST パフォーミングシアター”を展示する。同展示に登場するコスチュームのデザインは、廣川玉枝「ソマルタ(SOMARTA)」デザイナーが手掛ける。

巨大スクリーンを通じて森の多様な価値を表現

“UNKNOWN FOREST”は、住友グループが森との関わりの中で見出した、「森の持つ価値」を体験を通じて表現する展示。同シアターでは、ランタンを片手に、森の中を冒険する“UNKNOWN FOREST 誰も知らない、いのちの物語”のクライマックスとして特別な演出を行う。

舞台は3層のレイヤー構造で構成し、観客の目の前にはプロジェクターから立体的に映像を投射するメッシュスクリーン、奥には巨大なLEDビジョンを配置する。また、演者の動きを効果的に見せる舞台装置は、ミュージカルなどに実績を持つ美術チームが手掛ける。

また同展示は、国内外で活躍するクリエイターが共創。廣川玉枝デザイナーのほか、振り付け、ステージングはダンサーで振付家の小㞍健太、モーションロゴや楽曲のトータルディレクションは音楽監督の山﨑功、演出を落合正夫、大田俊吾が務める。

“UNKNOWN FOREST”ティーザー映像

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【スナップ】ノスタルジーと新鮮さが交差する、イマっぽ「CK」スタイル

ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)が新クリエイティブ・ディレクターに就任し、6年ぶりにニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中にショーを行った「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」。会場には懐かしのCKファッションに身を包んだ人々が来場した。会場にはカルバン・クライン氏本人の他、ケイト・モスやクリスティー・ターリントンの姿も見られた。着用率が高かったのはブランドのアイコンとも言えるインディゴブルーのデニム。ウィメンズはCKロゴの入ったTシャツにシンプルなコートやレザーブルゾンを合わせたタイムレスなスタイリングも見られた。メンズはルーズフィットなデニムにスウェットやTシャツのアメカジ要素を取り入れたスタイル。テーラードスタイルもミニマムにまとめ、懐かしさと共にフレッシュなCKスタイルで溢れた。

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【スナップ】ノスタルジーと新鮮さが交差する、イマっぽ「CK」スタイル

ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)が新クリエイティブ・ディレクターに就任し、6年ぶりにニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中にショーを行った「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」。会場には懐かしのCKファッションに身を包んだ人々が来場した。会場にはカルバン・クライン氏本人の他、ケイト・モスやクリスティー・ターリントンの姿も見られた。着用率が高かったのはブランドのアイコンとも言えるインディゴブルーのデニム。ウィメンズはCKロゴの入ったTシャツにシンプルなコートやレザーブルゾンを合わせたタイムレスなスタイリングも見られた。メンズはルーズフィットなデニムにスウェットやTシャツのアメカジ要素を取り入れたスタイル。テーラードスタイルもミニマムにまとめ、懐かしさと共にフレッシュなCKスタイルで溢れた。

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「ザ・ノース・フェイス」、写真家石川直樹の8000メートル峰全14座登頂を記念し写真展

ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は3月22日〜4月20日、写真家であり、ブランドの契約アスリートでもある石川直樹の写真展「With the Whole Earth Below」を開催する。場所はゴールドウイン東京本社1階ホール。入場は無料。

石川は2024年10月にヒマラヤ山脈のシシャパンマ(8027メートル)に登頂し、世界の8000メートル峰全14座登頂を達成。これを記念し、今回は20年以上にわたる石川のヒマラヤ遠征の軌跡をたどり、山岳文化や登はんの記録を収めた写真を展示。石川が遠征時に着用していた「ザ・ノース・フェイス」のウエアなども常設展示する。

◼️写真展「With the Whole Earth Below」
開催期間:3月22日〜4月20日
開催場所:ゴールドウイン東京本社1階ホール
住所:東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル
入場料:無料

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「クレ・ド・ポー ボーテ」ギフトコレクション 人気3品がデイジーリースの限定デザインで登場

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は4月21日、ニュージーランド出身のアーティスト、アンドレア・マラー(Andrea Muller)とコラボレーションした限定ギフトコレクションを数量限定で発売する。

永遠の幸せを願う希望のリースをデザイン

本コレクションのテーマは永遠の幸せを願う“レイディアンス リース”。美容液“ル・セラムII”(75mL、4万150円※編集部調べ、以下同)、日焼け止めクリーム“クレームUV n”[SPF50+・PA++++](50g、1万2100円)、ハンドクリーム“クレームプールレマン”【医薬部外品】[SPF18・PA++](50g、6820円)の3アイテムを、“希望”の象徴とされているデイジーを織り込んだリースをデザインした限定パッケージで用意する。

“クレ・ド・ポー ボーテ  ル・セラムII”

“クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラムII”は、肌をすこやかに保ち、若々しい印象へ導くファーストステップ美容液。独自成分ラディアントリリーコンセントレート配合で、乾燥などのさまざまな環境ダメージ要因から肌を守り輝きを保つ。

“クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n”

“クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n”は、肌に良い光を選択して取り込む技術を搭載した日焼け止め。クリームのようなテクスチャーが使うたび肌を潤いで満たし、乾燥による小ジワが目立たない理想の肌に導く。白浮きせず美しく輝く肌に整えるため、化粧下地としても使用できる。

“クレ・ド・ポー ボーテ クレームプールレマン”

“クレ・ド・ポー ボーテ クレームプールレマン”は、リッチな感触のクリームがソフトで滑らかな手肌に導くハンドクリーム。日焼け止め機能付きで、紫外線や乾燥などさまざまなダメージから肌を守りシミやソバカス、肌荒れを防ぐ。

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