「ゴールドウイン」、東京・丸の内店を移転増床 新素材研究所と組み“風のゆらぎ”感じる空間

ゴールドウインは6月21日、オリジナルブランド「ゴールドウイン(GOLDWIN)」の東京・丸の内の店舗を、仲通り沿いのブリックスクエア1階に移転増床オープンする。国内の店舗では、5月に開業した京都店に続いて、新素材研究所が店舗デザインを担当。日本の美意識や機能美を反映するブランドの世界観を体現した店舗となっている。

仲通り沿いの二重橋スクエア1階に、2018年にオープンした旧店舗から移転する。移転によって、売り場面積は約1.6倍の約91平方メートルになる。現代美術家の杉本博司、建築家の榊田倫之が率いる新素材研究所とは、21年に出店した中国・北京の店舗からタッグを組んでいる。新店はフィッティング兼サロンスペースを導入し、ゆったりと買い物が楽しめる空間。京都店と同様に、作為のない自然に通じる“風のゆらぎ”を感じさせる要素を各所に配した。

たとえば仲通りに面したファサードには竹を使用し、1つ1つ異なる節がゆらぎにつながる。サロンスペースの壁には桐を配し、清浄なムードを引き立てる。バックルームと売り場を隔てる壁の鉄板は、鉄を焼成する際に表れる酸化被膜をあえてそのまま生かした。オリジナルで作成したスピーカーは、店内のどこにいても均質に音が届くように意図されたものだという。

「目に見えないところにまで
気を配る」

オープンにあたって、ゴールドウインの川田慎二 常務執行役員ゴールドウイン事業部長と、新素材研究所の榊田倫之代表取締役とのトークイベントも実施した。「目に見えないところにまで気を配り、製品を購入した人が気づかない部分にまでこだわるのがモノ作りの真心だというのが、当社が元来持っている考え方。『ゴールドウイン』ブランドにも、“Dedication to Detail(細部へのこだわり)”という考えを反映している」と川田常務執行役員。「『ゴールドウイン』はスキーという自然の中のアクティビティーを原点とし、同時にテクノロジーを突き詰めていくブランド。建築は工芸とテクノロジーの共存を突き詰めるものであり、親和性がある」などと榊田代表取締役はコメントした。

同ブランドは21年の北京出店以来、重点出店エリアである中国には現在5店を構え、今夏だけでも瀋陽、深圳、西安に3店舗をオープンする。国内も8月に札幌の移転を予定しており、欧米ではロンドンやニューヨークへの出店を今秋から来春にかけて控える。今後も積極出店が続く中国では、なるべく差異のない内装デザインで出店し、ブランドの世界観を表現できるよう、新素材研究所がモジュール化した内装プランを作成したという。

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「ゴールドウイン」、東京・丸の内店を移転増床 新素材研究所と組み“風のゆらぎ”感じる空間

ゴールドウインは6月21日、オリジナルブランド「ゴールドウイン(GOLDWIN)」の東京・丸の内の店舗を、仲通り沿いのブリックスクエア1階に移転増床オープンする。国内の店舗では、5月に開業した京都店に続いて、新素材研究所が店舗デザインを担当。日本の美意識や機能美を反映するブランドの世界観を体現した店舗となっている。

仲通り沿いの二重橋スクエア1階に、2018年にオープンした旧店舗から移転する。移転によって、売り場面積は約1.6倍の約91平方メートルになる。現代美術家の杉本博司、建築家の榊田倫之が率いる新素材研究所とは、21年に出店した中国・北京の店舗からタッグを組んでいる。新店はフィッティング兼サロンスペースを導入し、ゆったりと買い物が楽しめる空間。京都店と同様に、作為のない自然に通じる“風のゆらぎ”を感じさせる要素を各所に配した。

たとえば仲通りに面したファサードには竹を使用し、1つ1つ異なる節がゆらぎにつながる。サロンスペースの壁には桐を配し、清浄なムードを引き立てる。バックルームと売り場を隔てる壁の鉄板は、鉄を焼成する際に表れる酸化被膜をあえてそのまま生かした。オリジナルで作成したスピーカーは、店内のどこにいても均質に音が届くように意図されたものだという。

「目に見えないところにまで
気を配る」

オープンにあたって、ゴールドウインの川田慎二 常務執行役員ゴールドウイン事業部長と、新素材研究所の榊田倫之代表取締役とのトークイベントも実施した。「目に見えないところにまで気を配り、製品を購入した人が気づかない部分にまでこだわるのがモノ作りの真心だというのが、当社が元来持っている考え方。『ゴールドウイン』ブランドにも、“Dedication to Detail(細部へのこだわり)”という考えを反映している」と川田常務執行役員。「『ゴールドウイン』はスキーという自然の中のアクティビティーを原点とし、同時にテクノロジーを突き詰めていくブランド。建築は工芸とテクノロジーの共存を突き詰めるものであり、親和性がある」などと榊田代表取締役はコメントした。

同ブランドは21年の北京出店以来、重点出店エリアである中国には現在5店を構え、今夏だけでも瀋陽、深圳、西安に3店舗をオープンする。国内も8月に札幌の移転を予定しており、欧米ではロンドンやニューヨークへの出店を今秋から来春にかけて控える。今後も積極出店が続く中国では、なるべく差異のない内装デザインで出店し、ブランドの世界観を表現できるよう、新素材研究所がモジュール化した内装プランを作成したという。

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1位は、「篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催|週間アクセスランキング TOP10(6月12〜18日)

1位は、「篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催|週間アクセスランキング TOP10(6月12〜6月18日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月12日(木)〜18日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 “正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-”が大阪歴史博物館で6⽉14⽇ ~8⽉24⽇、上野の森美術館で9⽉20⽇ ~11⽉9⽇に開催する。篠原ともえは、同展覧会にコラボレーションアーティストとして参加し、正倉院宝物に着想を得た作品、“LACQUERED EWER SHOSOIN DRESS”を発表する。

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- 2位 -
「アンテプリマ」と蜷川実花がコラボ 多彩なモチーフのワイヤーバッグ2型を発売

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は写真家、映画監督、現代アーティストの蜷川実花とのコラボレーションコレクション2型6種(各13万2000円)を発売する。アンテプリマ公式オンラインストアでは6月17日から抽選販売を開始しており、一部直営店では6月25日から販売する。

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- 3位 -
「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

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- 4位 -
「マリークワント」誕生70周年記念のピンクコレクションが登場 コスメからファッションアイテムまで

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「マリークワント(MARY QUANT)」は7月2日、ブランド誕生70周年を記念して“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。フェイスカラーやバームクリームなどのコスメからトップスやトートバッグなどのファッションアイテムまで、ピンク色のアイテムを幅広くラインアップする。

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- 5位 -
「ニューエラ」が「2025 MLBオールスターゲーム」を記念したキャップコレクションを発売 

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューエラ(NEW ERA)」は6月18日、アトランタで開催される「2025 MLBオールスターゲーム」を記念した特別仕様のキャップコレクションを発売する。キオスク名古屋駅を除く「ニューエラ」ストア各店と公式オンラインストアで取り扱う。

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- 6位 -
「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 日本最大級の「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

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- 7位 -
SEVENTEENが「アンブッシュ」のYOONとコラボ 限定ネックレス全2種をジュピターで発売

06月12日公開 / 文・WWD STAFF

 ユーン(YOON)=「アンブッシュ(AMBUSH)」クリエイティブ・ディレクターは、ボーイズグループSEVENTEEN(セブンティーン)とコラボレーションし、数量限定のネックレス全2種を発売した。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が設立したジュピター(JOOPITER)の公式オンラインサイトで取り扱っている。

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- 8位 -
三井不動産などが「日本橋リバーウォーク」を開発 高架を撤去し、川と空の“水都”に

 日本橋川沿いの再開発構想の詳細が発表され、エリア名称を「日本橋リバーウォーク」とすることが明らかになった。この再開発は、八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目、日本橋室町一丁目など、日本橋川流域に位置する5つの再開発区域とその周辺エリアを一体的に整備し、水辺を生かした都市空間を創出する官民連携のプロジェクト。首都高速道路(以下、首都高)や三井不動産を含む6社のデベロッパーが連携し、大規模な再整備が進行している。 

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- 9位 -
「ルイ・ヴィトン」がレアル・マドリードのオフィシャル・パートナーに 特別なコレクションを制作

06月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、スペインの名門クラブ「レアル・マドリード(Real Madrid)」との複数年にわたるオフィシャル・パートナーシップを締結した。男女サッカーチーム、および男子バスケットボールチーム向けの「フォーマルウエア&ルトラベルウエア ルイ・ヴィトン × レアル・マドリード」(非売品)コレクションを発表した。

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- 10位 -
「ファミリア」の「ハンター」コラボや「ディーン&デルーカ」のライラックカラーのバッグなど! 来週発売のファッションアイテム14選【6/16〜6/22】

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月16〜22日に発売するアイテムを紹介します。「ファミリア(FAMILIAR)」は、19日、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売します。親子で楽しめるサイズ感で、“ファミリアチェック”をアクセントにした可愛らしいデザインです。一方、「ディーン&デルーカ」からは爽やかなライラックカラーのトートバッグが数量限定で発売になります。この梅雨の時期、雨の日でもお気に入りのアイテムがあれば、気分も上げていけますね。

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月12日(木)〜18日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 “正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-”が大阪歴史博物館で6⽉14⽇ ~8⽉24⽇、上野の森美術館で9⽉20⽇ ~11⽉9⽇に開催する。篠原ともえは、同展覧会にコラボレーションアーティストとして参加し、正倉院宝物に着想を得た作品、“LACQUERED EWER SHOSOIN DRESS”を発表する。

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- 2位 -
「アンテプリマ」と蜷川実花がコラボ 多彩なモチーフのワイヤーバッグ2型を発売

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は写真家、映画監督、現代アーティストの蜷川実花とのコラボレーションコレクション2型6種(各13万2000円)を発売する。アンテプリマ公式オンラインストアでは6月17日から抽選販売を開始しており、一部直営店では6月25日から販売する。

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- 3位 -
「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

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- 4位 -
「マリークワント」誕生70周年記念のピンクコレクションが登場 コスメからファッションアイテムまで

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「マリークワント(MARY QUANT)」は7月2日、ブランド誕生70周年を記念して“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。フェイスカラーやバームクリームなどのコスメからトップスやトートバッグなどのファッションアイテムまで、ピンク色のアイテムを幅広くラインアップする。

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- 5位 -
「ニューエラ」が「2025 MLBオールスターゲーム」を記念したキャップコレクションを発売 

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューエラ(NEW ERA)」は6月18日、アトランタで開催される「2025 MLBオールスターゲーム」を記念した特別仕様のキャップコレクションを発売する。キオスク名古屋駅を除く「ニューエラ」ストア各店と公式オンラインストアで取り扱う。

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- 6位 -
「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 日本最大級の「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

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- 7位 -
SEVENTEENが「アンブッシュ」のYOONとコラボ 限定ネックレス全2種をジュピターで発売

06月12日公開 / 文・WWD STAFF

 ユーン(YOON)=「アンブッシュ(AMBUSH)」クリエイティブ・ディレクターは、ボーイズグループSEVENTEEN(セブンティーン)とコラボレーションし、数量限定のネックレス全2種を発売した。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が設立したジュピター(JOOPITER)の公式オンラインサイトで取り扱っている。

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- 8位 -
三井不動産などが「日本橋リバーウォーク」を開発 高架を撤去し、川と空の“水都”に

 日本橋川沿いの再開発構想の詳細が発表され、エリア名称を「日本橋リバーウォーク」とすることが明らかになった。この再開発は、八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目、日本橋室町一丁目など、日本橋川流域に位置する5つの再開発区域とその周辺エリアを一体的に整備し、水辺を生かした都市空間を創出する官民連携のプロジェクト。首都高速道路(以下、首都高)や三井不動産を含む6社のデベロッパーが連携し、大規模な再整備が進行している。 

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- 9位 -
「ルイ・ヴィトン」がレアル・マドリードのオフィシャル・パートナーに 特別なコレクションを制作

06月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、スペインの名門クラブ「レアル・マドリード(Real Madrid)」との複数年にわたるオフィシャル・パートナーシップを締結した。男女サッカーチーム、および男子バスケットボールチーム向けの「フォーマルウエア&ルトラベルウエア ルイ・ヴィトン × レアル・マドリード」(非売品)コレクションを発表した。

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- 10位 -
「ファミリア」の「ハンター」コラボや「ディーン&デルーカ」のライラックカラーのバッグなど! 来週発売のファッションアイテム14選【6/16〜6/22】

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月16〜22日に発売するアイテムを紹介します。「ファミリア(FAMILIAR)」は、19日、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売します。親子で楽しめるサイズ感で、“ファミリアチェック”をアクセントにした可愛らしいデザインです。一方、「ディーン&デルーカ」からは爽やかなライラックカラーのトートバッグが数量限定で発売になります。この梅雨の時期、雨の日でもお気に入りのアイテムがあれば、気分も上げていけますね。

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「クオン」が刺し子の未来を体感できるイベントを開催 同時に過去コレクションのサンプルセールも

「クオン(KUON)」が6月22日まで刺し子の未来を体感できるイベント「刺し子X」を「クオン」フラッグシップストアで開催する。

同イベントには、下北沢のセレクトショップ、CCX(シーシーエックス)とファッションディレクターの吉岡レオが「クオン」のアーカイブやサンプルからスペシャルなピースをセレクトする。さらに、CCXはビンテージに加えて「フレッドペリー(FRED PERRY)」などのリメイクアイテムも登場する。

また、 毎年恒例となった「クオン」のサンプルセールも同時開催する。過去コレクションのアイテムを販売する。刺し子愛好家たちによって結成されたユニット「SASHIKO MONEYS」が刺し子アイテムをローンチする。

イベント概要

◾️刺し子X

会期:6月22日まで
会場:「クオン」フラッグシップストア
住所:東京都渋谷区神宮前2-15-10
時間:13:00〜20:00(20日)、12:00〜20:00(21、22日)

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「クオン」が刺し子の未来を体感できるイベントを開催 同時に過去コレクションのサンプルセールも

「クオン(KUON)」が6月22日まで刺し子の未来を体感できるイベント「刺し子X」を「クオン」フラッグシップストアで開催する。

同イベントには、下北沢のセレクトショップ、CCX(シーシーエックス)とファッションディレクターの吉岡レオが「クオン」のアーカイブやサンプルからスペシャルなピースをセレクトする。さらに、CCXはビンテージに加えて「フレッドペリー(FRED PERRY)」などのリメイクアイテムも登場する。

また、 毎年恒例となった「クオン」のサンプルセールも同時開催する。過去コレクションのアイテムを販売する。刺し子愛好家たちによって結成されたユニット「SASHIKO MONEYS」が刺し子アイテムをローンチする。

イベント概要

◾️刺し子X

会期:6月22日まで
会場:「クオン」フラッグシップストア
住所:東京都渋谷区神宮前2-15-10
時間:13:00〜20:00(20日)、12:00〜20:00(21、22日)

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三井アウトレットパーク木更津、中長期で売上高1000億円めざす

三井不動産は20日、千葉県の三井アウトレットパーク(MOP)木更津の第4期増床エリアを23日のオープンに先駆けて関係者に公開した。30店舗が出店することで、計330店舗の店舗数日本最大のアウトレットモールになる。スポーツなどのイベントが開催できる広場など、より長く滞在できる仕掛けを充実させた。今回の増床分が年間でフルに稼働する26年度(27年3月期)に売上高850億円を計画する。

第4期増床エリアにはプロパー店舗含めて日本最大面積となる「ナイキ」、関東のアウトレットでは初店舗となる「ルルレモン」「メゾンキツネ」「アミリ」のほか、「ロンハーマン」「ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン/ゴールドウイン」「ドルチェ&ガッバーナ」「ソフ」「インスタント」「バブアー」「サロモン」「フェラガモ」「PXG」などバラエティに富んだ顔ぶれがそろった。

店舗だけでなくイベントスペースに力を入れる。人工芝を敷き詰めた700平方メートルの大屋根広場では、スポーツや食のイベントを定期的に開く。出店する「ルルレモン」はヨガ教室を実施する。また子供を含めた若い世代の利用を見込んだスケートボードパークは、スケートボードブランド「インスタント」が教室や競技会などを行う。

「バブアー」を出店したマッシュホールディングスの蓮見裕基・店舗開発本部長は「木更津は都内からのアクセスが良く、特に23区の南部(品川区、大田区、目黒区など)にお住まいの富裕層の集客が見込める」と期待を寄せる。「ホカ」を運営するデッカーズジャパンの徳田真利マネージャーは「千葉県内にはプロパーの直営店がないため、ファーストユーザーとの接点を作る場にしたい」と話す。

MOP木更津は2012年4月に開業。14年と18年の増床によってラグジュアリーからカジュアル、スポーツブランドまで豊富な品ぞろえが支持され、25年3月期の売上高は前期比8%増の690億円に達した。東京都心からアクアラインで東京湾を渡って60分前後という利便性も特徴で、客の約6割は千葉県外からやってくる。

今回の増床を機に26年度に売上高850億円、長期的には1000億円の達成を目指す。日本のアウトレットモールの24年度の売上規模としては、1位の御殿場プレミアム・アウトレット(運営:三菱地所サイモン)の1409億円、2位の神戸三田プレミアム・アウトレット(同)がMOP木更津の上位にいるが、これらに迫る規模へと成長させる。

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三井アウトレットパーク木更津、中長期で売上高1000億円めざす

三井不動産は20日、千葉県の三井アウトレットパーク(MOP)木更津の第4期増床エリアを23日のオープンに先駆けて関係者に公開した。30店舗が出店することで、計330店舗の店舗数日本最大のアウトレットモールになる。スポーツなどのイベントが開催できる広場など、より長く滞在できる仕掛けを充実させた。今回の増床分が年間でフルに稼働する26年度(27年3月期)に売上高850億円を計画する。

第4期増床エリアにはプロパー店舗含めて日本最大面積となる「ナイキ」、関東のアウトレットでは初店舗となる「ルルレモン」「メゾンキツネ」「アミリ」のほか、「ロンハーマン」「ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン/ゴールドウイン」「ドルチェ&ガッバーナ」「ソフ」「インスタント」「バブアー」「サロモン」「フェラガモ」「PXG」などバラエティに富んだ顔ぶれがそろった。

店舗だけでなくイベントスペースに力を入れる。人工芝を敷き詰めた700平方メートルの大屋根広場では、スポーツや食のイベントを定期的に開く。出店する「ルルレモン」はヨガ教室を実施する。また子供を含めた若い世代の利用を見込んだスケートボードパークは、スケートボードブランド「インスタント」が教室や競技会などを行う。

「バブアー」を出店したマッシュホールディングスの蓮見裕基・店舗開発本部長は「木更津は都内からのアクセスが良く、特に23区の南部(品川区、大田区、目黒区など)にお住まいの富裕層の集客が見込める」と期待を寄せる。「ホカ」を運営するデッカーズジャパンの徳田真利マネージャーは「千葉県内にはプロパーの直営店がないため、ファーストユーザーとの接点を作る場にしたい」と話す。

MOP木更津は2012年4月に開業。14年と18年の増床によってラグジュアリーからカジュアル、スポーツブランドまで豊富な品ぞろえが支持され、25年3月期の売上高は前期比8%増の690億円に達した。東京都心からアクアラインで東京湾を渡って60分前後という利便性も特徴で、客の約6割は千葉県外からやってくる。

今回の増床を機に26年度に売上高850億円、長期的には1000億円の達成を目指す。日本のアウトレットモールの24年度の売上規模としては、1位の御殿場プレミアム・アウトレット(運営:三菱地所サイモン)の1409億円、2位の神戸三田プレミアム・アウトレット(同)がMOP木更津の上位にいるが、これらに迫る規模へと成長させる。

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「スック」が“肌を休ませる”新ファンデ開発

「スック(SUQQU)」は9月5日、ブランドを代表するベースメイクカテゴリーから保湿ケアもかなえるファンデーション“スキンケア クリーム ティント”SPF38・PA++(全3色、各40g、各8250円)を発売する。10年にわたるファンデーション研究を経て開発したスキンケア発想の製品で、素肌でいるより自然な艶感とハリ感で健康的な肌を実現する。

同ブランドはこれまで、“諭吉ファンデ”(1万円超の高級ファンデーション)の代表格である“ザ ファンデーション”などを通じて、「艶の種類」を提案してきた。「艶の質感によって、シーンごとに使い分けができるようにしてきた」(ブランド担当者)。今回は、そこにスキンケアの発想を融合し、潤いによるみずみずしい艶を加えた“スキンケア クリーム ティント”を新たに展開する。

一般的にファンデーションは、顔料が多いほどカバー力が高まるが、同製品は肌への心地よさを追求し、あえてカバー力を抑えた仕上がりにした。「“ティント”と製品名につけたのは、美しいメイク効果がありながらもスキンケアクリームのような心地良さで優れた保湿効果を表現するため」という。

“スキンケア クリーム ティント”はアミノ酸でコーティングした顔料をペースト状のオイルで閉じ込めたソフト ソリッド カプセル テクノロジーを採用。顔料が直接肌に触れることなく滑らかに肌に密着する。保湿力の高い植物由来の保湿成分を組み合わせた複合保湿成分SCTも加えることで、日中の乾燥感が抑えられ、肌への負担も軽減する。

「“ザ”がつくファンデーションが、化粧美を極めた存在だとするなら、“スキンケア クリーム ティント”は、肌をいたわり、休ませ、整える存在。『スック』のベースメイクは新たなフェーズに入り、選択肢が広がることで、時々に合わせた美しさをかなえていく」とコメントした。

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セーレン、ユニチカの岡崎事業所を買収 敷地面積は「レイクタウン」とほぼ同じ

経営再建中のユニチカは6月20日、ポリエステル繊維の主力拠点である岡崎事業所(愛知県岡崎市)をセーレンに売却することで基本合意した。岡崎事業所はポリエステルの重合と繊維生産、不織布の製造などを行っており、敷地面積は約32万㎡。セーレンは、2005年にも経営不振に陥った名門のカネボウから合成繊維事業を買い取り、KBセーレンとして再建し、高収益企業として立て直していた。

岡崎事業所は1935年に日本レイヨン(現ユニチカ)岡崎工場として創業を開始。1966年に日本エステルを設立。敷地面積は、日本最大のショッピングセンターである「イオンレイクタウン」とほぼ同じ32万㎡。ユニチカのポリエステルの重合やポリエステル繊維の製造の主要拠点で、吸水・汗拡散素材の「ルミエース」、太陽光遮蔽素材の「サラクール」、バイメタル構造を持つナチュラルストレッチ素材ポリエステル「ゼットテン(Z-10)」、日本初のポリ乳酸(PLA)繊維「テラマック」などを生産。不織布(スパンボンド)の生産も行っている。

今回譲渡対象の事業には、上記のほか、岡崎事業所で生産する産業用のポリエステルやポリエステル高強力糸も含まれる。8月中の最終契約、年内の譲渡を計画している。

経営再建中のユニチカは昨年11月に祖業の繊維事業からの撤退を明らかにしており、今年8月中を期限に事業の譲渡先を探している。国内の繊維工場では他に、ポリエステルとコットンの複合素材「パルパー」やインドの超長綿「スビン」綿の極細番手糸を使った超高密度織物「舞鳳凰」などを生産する常磐工場(岡山県総社市)、子会社で「リバティ」のプリントを手掛ける染色工場の大阪染工(大阪・山崎)などがある。

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唯一無二の個性を放つ俳優・渋川清彦 50歳の節目を迎えて今思うこと 

PROFILE: 渋川清彦/俳優

PROFILE: (しぶかわ・きよひこ)1974年7月2日生まれ、群馬県渋川市出身。98年に「ポルノスター」(豊田利晃監督)で映画デビュー。2013年、「そして泥船はゆく」(渡辺紘文監督)で単独初主演を飾る。16年、「お盆の弟」(大埼章監督)、「アレノ」(越川道夫監督)で第37回ヨコハマ映画祭主演男優賞受賞。 19年、第32回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 助演男優賞受賞。20年、「半世界」(阪本順治監督)で第34回高崎映画祭最優秀助演男優賞受賞。その他の主な出演作に「Playback」(12/三宅唱監督)、「榎田貿易堂」(18/飯塚健監督)、「泣き虫しょったんの奇跡」(18/豊田利晃監督)、「閉鎖病棟-それぞれの朝-」(19/平山秀幸監督)、「偶然と想像」(21/濱口竜介監督)、「夜明けのすべて」(24/三宅唱監督)、「あるいは、ユートピア」(24/金允洙監督)、「箱男」(24/石井岳龍監督)、「少年と犬」(25/瀬々敬久監督)などがある。

6月20日から公開される映画「中山教頭の人生テスト」は、「教誨師」(2018)、「夜を走る」(21)の佐向大の最新監督作だ。舞台は山梨県のとある小学校。物腰が低く平和主義者の中山教頭が、5年1組の臨時担任を任されたことをきっかけに、いくつもの問題に向き合わざるを得なくなり……。主人公の中山教頭を演じるのは、1998年に豊田利晃監督の「ポルノスター」で俳優デビューして以降、唯一無二の個性を放つ俳優としてキャリアを築いている渋川清彦だ。ヒールやアウトローの役が似合うが、お人好しの役もチャーミングに体現する。そんな彼が演じる「教頭先生」は、渋川清彦にしか醸し出せない人間味のあるキャラクターになっている。50歳という節目に公開される主演映画を入り口に、誰もまねのできないフィルモグラフィーを飄々と更新し続ける渋川清彦の魅力を探る。

教頭先生を演じて

——「あのKEEさんが教頭先生役!」と、感慨深いものがありました。20代のモデル時代から渋川さんのキャリアを同じ時代で見てきた者として。

渋川清彦(以下、渋川):そうですか(笑)。俺としては、「お盆の弟」(2015)に近い感じかな、と思いました。キャラクターが似てるし。自分がよくやる、フラフラしていて頼りないんだけど、一つ芯があるキャラクターで。台詞も面白いなと思いました。生徒たちに向けて言っていることに嘘がない。実は反骨精神のある教頭で。俺はパンク(ミュージック)が好きなんで、共感できる、好きなキャラクターですね。主演も「久しぶりだな」くらいの感じで、そこで特別気合いが入ったということはなかったです。

——主演は7年ぶりですね。佐向監督が脚本を書くときに、渋川さんをイメージしていたそうです。教頭先生に、教育委員会の岸本(風間杜夫)が、「殺し屋みたいな顔して」と言う台詞はつまり、渋川さんのことですよね(笑)。

渋川:風間さん、言ってましたね、そういえば(笑)。教頭が悩んでいるときの顔ですよね。そっか、面白いですね。

——面白いです。「殺し屋みたいな顔」の俳優さんは、そういう役に配置されることが多いのに、渋川さんは教頭先生や、最近ではドラマ「地震のあとで」(NHK)で神の教えを説く宗教家など、役の幅を広げています。

渋川:そう言われると、確かにそうですね。ややこしい役というか、難しい役が増えてきてますね。今回の役、「地震のあとで」とも通じるものを感じます。

——善や正しさを求める(求められる)職業なのに、自分の弱さを認めて、言葉にしてしまう。そういう役を、作り手は渋川さんに演じてほしいんだな、と。

渋川:そうかそうか。いや、そういうふうに言ってもらえると納得いきます。自分じゃ気づかないことなんで。

——教頭先生らしさ、みたいなものが世の中にはなんとなく共有されていると思うのですが、どうやって今回の人物像を作っていきましたか?

渋川:「教頭先生って、実際のところ何やってるのかな?」って佐向さんが言ってて、俺も「そうだな」って。いざ自分の母校の教頭先生を思い出そうとしても、1人も思い出せないし。だから教頭先生については勉強してやったわけではなく。脚本に書かれている台詞でキャラクターを探していきました。

——先ほど言った「好きなキャラクター」ということは、役に共感しながら演じることができたということでしょうか。

渋川:そうですね。多分、佐向さんの作品、佐向さんの性格に共感しているんですよね。佐向さんの「夜を走る」を見て、不穏な感じの中に希望があるようなあの世界観に共感しました。監督の色はやっぱり作品に出るんで。そうじゃないとね、映画監督じゃないなって思います。

50歳という節目に思うこと

——この主演映画は、渋川さんが50歳のタイミングで公開されます。30歳で芸名をモデル時代のKEEから現在の渋川清彦に変えたこともありましたが、50歳に対して節目の意識はありますか?

渋川:あったはあったんですけど、49歳で体にいろいろありまして。もう終わったからいいんですけど、腫瘍がこの辺り(喉付近)にできて。良性だったんですけど、デカいこぶみたいになってちょっと嫌だったんで、一昨年の年末に摘出したんです。49歳で1回いろんなことがリセットになって、50歳からよしいくぞと思ったら、またいろんなことが出てきてしまって。悪いことじゃないんですけどね。それを今、乗り越えている感じです。

——病気を経験して何か変わりましたか? 仕事への向き合い方や、この先の生き方など。

渋川:いや、あんまり変わらないかなぁ……。あ、タバコはちょっと落としました。

——落とした? 本数を減らしたのではなく?

渋川:普通のホープ(14mg)からスーパーライト(6mg)に(タールの量を)落としました(笑)。スーパーライトはスーパーライトで慣れるもんで、軽くてもよくなりました。でもたまにガツンとしたのを吸うと、「やっぱうまいな」というのはありますね。

——喜びが増えましたね(笑)。今後やっていきたい仕事のイメージにも変化はないのでしょうか。

渋川:30歳からも40歳からもそんなに変わってなくて、「こういうのをやりたい」というのはずっとないんですよね。今は、新しい人や、一緒にやりたいと思っていた人と(作品を)やるのが楽しいです。最近も、ある監督さんと初めて仕事ができて、すごくうれしくて。あと、強いて言うなら京都の仕事を増やしていきたいです。撮影所が楽しいんですよ。たまに行くんですけど、京都の撮影所の、昔ながらのシステムがすごくいいんです。

——太秦(東映京都撮影所)ですよね?

渋川:そうです。館内放送で「第◯スタジオでなになにの撮影です」「誰々さんどこそこに行ってください」みたいなのが流れるのも、東京では全くないシステムですよね。伝統的な映画づくりの名残が感じられるのが楽しいし、ウキウキします。俳優の人はみんな思っていると思いますよ。京都自体も面白いです。街中は人(観光客)がいっぱいいますけど、太秦あたりはそうでもないんで。時代劇って、やっぱりすごく面白いです。

——時代劇にはもともと興味がありました?

渋川:ありました。30歳前後のときも一瞬「鬼平(犯科帳)」にハマっていた時期がありまして。昨年はドラマ「新・暴れん坊将軍」(2025年1月放送済み)をやりました。しかも(演出が)三池(崇史)さんで、俺は悪役で。あれは本当に楽しかったです。

豊田利晃監督との関係

——三池監督とは何度もお仕事されていますが、同じく豊田利晃監督作品には全て出演しています。今年公開予定の長編映画「次元を超える」にももちろん出演していますし、4月には飛騨市で渋川さんが主演した短編3本をまとめた「狼蘇山シリーズ」の上映会とトークショーをしていましたね。渋川さんが豊田作品に出るのは当たり前、という関係ですか? 

渋川:そうですね。豊田さんの現場は豊田さんがプロデューサー兼監督なんで、「どっかの合間に1日やろう」「誰かスタッフを集めてすぐやろう」みたいな感じで、パッと行ってパッと撮る。役を作るとか、台詞を覚えてとかいう感じでもないので、それはそれですごく面白いです。豊田さん、修験道にハマってまして。山伏っていうんですかね。狼蘇山シリーズはそれなので、結構大変なんですよ。

——滝に打たれたり。

渋川:そうそうそう(笑)。アスファルトの上で五体投地をやったりね。それで俺は旅ができたりするんで、すごく面白いです。

——撮った作品の公開日は事前に決まっている?

渋川:決まってないですね。全くもって。

——役者さんは自分が出た作品がいつ人に見てもらえるのかを気にすると思うんです。渋川さんは現場で豊田さんと撮るというところで完結しているのでしょうか?

渋川:そうですね。豊田さんに関して、まあ好きな監督に対してはそうですよね。別にそれが上映されなくてもどうということではなくて。でもいつかは上映するんじゃないかなと(笑)。豊田さんの場合は、面白いことをやってるんで、俺はそれに乗っかってるだけという話ですかね。

——「次元を超える」はいつ公開される予定ですか?

渋川:日本だと今年の秋には公開するんじゃないかな。外国では2月にロッテルダム(国際映画祭)、5月にフランクフルトの「ニッポン・コネクション」で上映したので、もう完成はしてます。

——豊田さんの作品をきっかけに、自分も海外で見てほしいという意識はありますか?

渋川:それはあんまりないですね。外国でやりたいから英語を勉強するということもないですし。 

——そうなんですね。役は選びますか?

渋川:基本、オファーが来たら受けるという感じです。でも確か一度だけ、死姦する役を断りました。でも、その映画には出たような気がします。死姦はなくしてもらって、殺すだけにしてもらいました。自分でも理由は分かんないんですけど、なんか「やだな」と思って。

——その「なんかやだな」は分かるような気がします。これまでたくさんの役を演じてきて、今回、「教頭先生をやる年齢になったかー」と思いましたか?

渋川:ちょっと思いました。40歳過ぎぐらいから「子どもがいる役が多くなったな」とはなんとなく思ってました。で、今回は教頭かと。

「これまでの役者人生、あっという間だった」

——これまでのキャリアを振り返るとどんなことを思いますか? 「頑張ったな」「もっとやれたな」「あっという間だったな」など。

渋川:あっという間ではありますかね。俺、頑張ったのかなあ。でも頑張ってるつもりはそんなにないですけど。ずっと「もう潰しが効かない」と思ってやってましたけど、今でも同じ感覚なのかもしれないし。でもそんなに(自分のキャリアについて)考えてなかったのかもなあ……。まあ、運が良かったなとは思います。(モデルになる)きっかけも、ナン・ゴールディンに写真を撮らせてくれって声をかけられたからですし。でも、運がいいなりに、勉強しながらやってますよね。

——自己分析するのは難しいかもしれませんが、渋川さんが長い時間をかけて少しずつ役者として大きくなった理由ってなんだと思いますか? メジャー作品にも出演する一方で、豊田さんと当たり前のように自主映画を作り続けているところに、大切な何かを売り渡していないなと感じます。

渋川:うん、それ(売り渡していない)はありますね。芝居をちゃんと学んできた人へのコンプレックスみたいなものがずっとありますよね。俺が好きな先人はちゃんと芝居を学んでいたりするので、そこはずっとあります。あるけど、「じゃあ俺もやるか!」とはならないというか、まあなんか大丈夫かな、という感じもちょっとあります(笑)。

——そこの飄々と流れていく感じが渋川さんですよね(笑)。ところで今日のお召し物は私服だそうですね。別のインタビューで「服は全然買わない」とおっしゃっていて驚きました。

渋川:そうなんですよ。自腹ではあまり買わないですね。こういう取材のときにお金が出たら買うぐらいです(笑)。このシャツもそうです。1940年代くらいのビンテージで、多分3〜4万円するんです。まったくそんな値段に見えないですけどね。古着のシャツが好きなんです。

——行きつけのお店があるんですか?

渋川:10代から知ってる、原宿の古着屋さん。「ジャックス」っていうんですけど、フィフティー(50年代)、シックスティー(60年代)が専門です。買うとなったら必ずそこに行きます。

——ジーンズも育てているとか。

渋川:そう。今日のこれは「リー(LEE)」。

——あ、広告に出演されている。

渋川:これ、広告で履いたやつです。1954年の“アメリカン ライダース 101Z”っていう、「理由なき反抗」でジェームス・ディーンが履いていたモデルです。広告の撮影に、自分が持っている「リー」のジーンズを何本か持っていって、「『リー』、すごい好きなんですよ」って言ったら、撮影で履いたジーンズをもらえました。大事に育てます(笑)。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA

映画「中山教頭の人生テスト」

◾️映画「中山教頭の人生テスト」
6月20日から全国公開
出演:渋川清彦
高野志穂/ 渡部秀/ 高橋努/ 大角英夫/ 田野井健/ 川面千晶/ 足立智充/ 安藤聖/ 大鶴義丹/ 風間杜夫/ 石田えり
監督・脚本:佐向大
配給:ライツキューブ
https://nakayama-kyoto.com/

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【一粒万倍日】「サンローラン」から国内限定商品を含むウオレットなど 7月24日は最強開運日

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる最強開運日に向け、一部国内限定商品を含む、ウオレットなど多数アイテムを発売した。「サンローラン」一部店舗および公式オンラインで販売する。

“カサンドラマトラッセ”シリーズ

アイテムは、「サンローラン」2025年秋冬コレクションから、“ルージュカベルネ”と“ナチュラルタン”カラーを配した、“カサンドラマトラッセ”シリーズのウオレット(7万4800円〜)や、フラグメントケース(7万4800円)、カードケース(5万2800円)をラインアップする。両色は、デザイナーのイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が暮らした、モロッコ・マラケシュの“ヴィラ・オアシス”のインテリアに着想を得ており、素材はラムスキンを用いた。“カサンドラマトラッセ”は、V字のシェヴロンキルティングと、“YSL”のカサンドラロゴで知られる、「サンローラン」を代表するシリーズ。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「サンローラン」から国内限定商品を含むウオレットなど 7月24日は最強開運日

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる最強開運日に向け、一部国内限定商品を含む、ウオレットなど多数アイテムを発売した。「サンローラン」一部店舗および公式オンラインで販売する。

“カサンドラマトラッセ”シリーズ

アイテムは、「サンローラン」2025年秋冬コレクションから、“ルージュカベルネ”と“ナチュラルタン”カラーを配した、“カサンドラマトラッセ”シリーズのウオレット(7万4800円〜)や、フラグメントケース(7万4800円)、カードケース(5万2800円)をラインアップする。両色は、デザイナーのイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が暮らした、モロッコ・マラケシュの“ヴィラ・オアシス”のインテリアに着想を得ており、素材はラムスキンを用いた。“カサンドラマトラッセ”は、V字のシェヴロンキルティングと、“YSL”のカサンドラロゴで知られる、「サンローラン」を代表するシリーズ。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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リリー・フランキー × 早川千絵 映画「ルノワール」が描く「11歳の言語化できない感情」

PROFILE: 左:リリー・フランキー/俳優 右:早川千絵/映画監督

PROFILE: (リリー・フランキー)1963年生まれ、福岡県出身。「ぐるりのこと。」(08/橋口亮輔監督)で、ブルーリボン賞新人賞を受賞。その後「凶悪」(13/白石和彌監督)で第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、「そして父になる」(13/是枝裕和監督)では最優秀助演男優賞など多数受賞。第71回カンヌ国際映画祭では、主演を務めた「万引き家族」(18/是枝裕和監督)がパルム・ドールを受賞。近年の主な出演作は、主演を務めた「コットンテール」(24/パトリック・ディキンソン監督)、「ちひろさん」「アンダーカレント」(23/今泉力哉監督)、「アナログ」(23/タカハタ秀太監督)、「ファーストキス 1ST KISS」(25/塚原あゆ子監督)など。 (はやかわ・ちえ):短編「ナイアガラ」が2014年第67回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門入選、ぴあフィルムフェスティバル グランプリ受賞。18年、是枝裕和監督総合監修のオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の一編の監督・脚本を手がける。その短編から物語を再構築した初の長編映画「PLAN 75」(22)で、第75回カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督)特別賞を授与され、輝かしい才能が世界から注目されている。

長編デビュー作「PLAN 75」で世界的な注目を集めた映画監督、早川千絵。新作「ルノワール」は11歳の少女、フキの物語だ。1980年代のある夏、父親が重い病気で入院し、母親が看護や仕事に追われる中で、フキは新しい友達やさまざまな大人たちとの出会いを通じて成長していく。フキを演じた鈴木唯の天真爛漫な演技が話題を呼ぶ本作で、フキの父親の圭司を演じて存在感を発揮しているのがリリー・フランキー。早川監督の強い希望によるキャスティングだったが、リリーも早川監督の作品に強く惹かれていたという。初めて作品を一緒に作り上げた2人に話を聞いた。

手書きの手紙でオファー

——リリーさんは「ルノワール」に出演するに当たって、作品のどんなところに興味を持たれたのでしょうか。

リリー・フランキー(以下、リリー):僕は勤勉なタイプではないので、なるべく仕事は避けて通りたいと思っているんです(笑)。でも、今回は脚本を頂いてすぐに参加したいと思いました。それまでに「PLAN 75」を観て監督にすごく興味を持ったんですよ。あと、監督から直接手紙をいただいたんですよね。自己紹介的な。

早川千絵(以下、早川):そうでしたね。手書きの手紙を書いて、その手紙をポストに投函した後、家に帰ってリリーさんのラジオを聞いたら、「手書きの手紙は重い」という話をされていて、しまった!と思いました(笑)。

リリー:いや、でも、手書きの手紙をくれる監督とは気があう気がするんですよ。パトリック(編注:リリーさんが出演した映画「コットンテール」のパトリック・ディキンソン監督)とは、イギリスと日本で手書きの手紙でずっとやりとりしていたんです。パトリックが、手紙じゃないと伝わらない、と言っていて。僕ら2人の間には手紙を訳す人がいて、さらに僕が遅筆なもので、すごく時間がかかったんですけど、時間がかかったのが良かったのかもしれない。

早川:是枝(裕和)監督も出演される役者の方に手紙を送られるそうですね。

リリー:そうです。手書きの手紙が届いて、こっちも手書きで返すみたいな。

——手書きの文字や使う便箋からも、手紙を送った人の人柄が伝わってくるので、相手のことを知るには良いのかもしれませんね。

リリー:出演を決める時は、監督に対する興味って大きいんですよね。僕は監督の私小説のような匂いがする作品が好きなので、それでこの作品に興味を持ったというのもあるんです。

大人になり始める
11歳という年齢

——やはり本作には監督の自伝的な要素が強いのでしょうか。

早川:エピソードは完全にフィクションですけど、フキのキャラクターだったり、彼女の世界の見方に関しては割と自分に近いところがありますね。

リリー:監督がフキと同じ11歳くらいの時は、フキよりも考え方が大人だったんじゃないですか? フキって自分で性の芽生えをぼんやり感じているけど言語化できていないじゃないですか。でも、監督は言語化できていたんじゃないかと思って。

早川:いやいや、できていませんでした。フキと同じでおまじないをやったりして、ファンタジーを信じていましたね。

リリー:じゃあ、まわりの同級生の方が大人っぽく見えた?

早川:見えましたね。私より現実的に思えました。私は夢ばかり見ているような子だったんです。映画の中でフキが変な作文を書いて、母親が教師に呼び出されるじゃないですか。そういうところが自分にもありました。三者面談で先生に「この子は何を考えているのかわからない」って言われるような変な子だったんです(笑)。

——リリーさんは11歳の頃はどんな子供でした?

リリー:本当に子どもでしたね。フキと同じように性の芽生えを感じたり、大人や友達に対して意地悪な気持ちになったりしていたけど、その気持ちを口にしないまま大人になってしまった。もしかしたら、思春期前のこの時期の感覚って本人が言語化できていないから、誰も話をしたことがないんじゃないかと思うんですよ。それを映画でみずみずしく描いていたことがすごいと思っていて。映画を観ていると、いろんなことを思い出すんですよ。例えば、中島(歩)さんが演じる御前崎がフキのお母さん(石田ひかり)と出会って、フキと3人でファミレスに行くじゃないですか。そこで御前崎がフキに「おじさんの顔、面白い?」って言う。大好きなシーンなんですけど、「こういう雰囲気出してくる大人っていたなあ」って思い出しました。

——子どもの頃、身近にそういう大人がいた?

リリー:うちのお袋が親父と別居したまま死にましたけど、別居したての頃は若いわけですよね、まだ30代だったから。それで、お袋と御前崎みたいなおじさんと3人で近所のレジャーランドに行ったりしたことがあったんです。そのおじさんに抱いていた嫌悪感。「今日あいつが来ると思っただけでもぞっとする」って思っていたことを映画を観て思い出しました。そういう子どもの時に言語化できなかった感情を、この映画は描いているんですよね。脚本を読んで最初に惹かれたのはそういうところでした。

リリー・フランキーの演技

——観客一人ひとりが個人的な記憶や感情を呼び覚まされる作品ですよね。監督は若い頃にお父さんをご病気で亡くされています。リリーさんが演じたフキの父親、圭司も病気で入院していますが、リリーさんをキャスティングする際に、お父さんの面影と重なるところを感じられたりもしたのでしょうか。

早川:そうですね。私はリリーさんに儚さというか、どこか浮世離れしたところを感じていて。存在感がすごく強いのに薄いというか、どこか透明感があるところが死期が迫った父親のイメージを思わせるところがあったんです。

——現場で演技をするリリーさんをご覧になって、どんな感想を持たれました?

早川:思っていた通りの方でしたね。あと、リリーさんが演出家としての眼を持っているというのを強く感じました。このシーンを映画として成立させるために何が必要なのかを俯瞰してご覧になっている。

リリー:演出家の眼で見ているかどうかは分かりませんが、僕の場合、映画に出ているキャリアより、映画を見てきた期間が長いです。役者として仕事をする前に、映画の原稿をずっと書いていたので。だから今、どんな絵になっているんだろうって言うのは頭の隅で考えているかもしれない。あと、僕は自分が出ている映画を観ても、自分の演技とか全然気にならないんですよ。役者の方って自分の演技をチェックされたりするっていうじゃないですか。僕にはそういう感覚が全然なくて。

——映画の中のリリーさんの佇まいは独特ですよね。自然体で演技している風には見せないけれど存在感がある。リリーさんは無の状態で、そこに映画の世界が入り込んでいるというか。

早川:ほんとそうですよね。

リリー:映画に出ている時って自我は全然ないです。映画は監督のものだから、自分がこうしたい、なんて気持ちはない。監督が望むままに動くだけです。今回、監督に役について聞いたのも、部下に「随分、痩せましたね」と言われるので痩せた方がいいですか?っていうことくらいでした。それで「痩せてください」と言われたので、毎日、豆のヌードルばかり食べていたんです。意外とヌードルのバリエーションが多くて助かりました(笑)。

早川:リリーさんは間合いが絶妙なんですよ。病室に訪ねてきた部下とのやりとりは秀逸でしたね。他愛のない会話なので映画的なシーンとしてちゃんと成立するかな、と不安だったんですけど、撮影している時から、ちゃんと映画的な時間が流れていました。

リリー:あのシーンは監督からいちばん演出を受けた気がしますね。きっと、監督の中にイメージしたタイム感があったんじゃないかな。

早川:あそこは家の外で圭司がどんな人物なのかがわかる唯一のシーンなんです。あそこで圭司が「そう?」って窓の外を見る演技がすごくいいんですよ。圭司との会話で部下が気まずくなって病室の窓の外を見て、良い景色でもないのに「良い景色ですね」って言う。それに対して圭司が「そう?」っていう言い方、間合いが絶妙なんです。

リリー:確か、脚本には「そう?」はなかったんですけど、あそこはユーモアを入れられる数少ないシーンだと思ったんです。ユーモアといってもいろいろありますけど、笑っていいのかどうかわからないユーモアってあるじゃないですか。そういうのが出せそうだなと思ったんです。悲しみと背中合わせにある笑い。そういうものが欲しい監督じゃないかな、と「PLAN 75」を観て思ったんです。キワキワのトゲのある笑いが好きな方なんじゃないかって。

生(性)と死の関係を描く

——そういうことが分かるのが、リリーさんの批評家的な眼差しなのかもしれませんね。圭司がずっと入院していることもあって、この映画は全編に渡って死の影がつきまとっています。でも、その一方で、フキの性の芽生えもある。子供にはまだよくわからないモヤモヤしたものにフキが惹かれていくのが物語を通じて伝わってきますね。

リリー:お父さんが死に向かっていく一方で、フキは伝言ダイヤルに興味を持つ。生(性)と死の関係、その描き方もすごくよかったですね。

——フキが伝言ダイヤルで知り合った大学生に会いにいく。あの辺りの描写にはハラハラさせられました。

早川:女性は小さな頃から、そういう危険とすごく隣り合わせなんですよ。よくわからないけど何だか怖い、とフキが感じているのを描きたかったんです。それは私が子供の頃に漠然と感じていたけど、言語化できていなかったことなんです。

リリー:この時期の女性の性への興味を描くというのは、ヨーロッパ映画では結構あるんですけど、日本映画では苦手だったような気がするんですよ。早川さんは突飛なことをせず、みんながドキッとすることを上品に取り扱っている。その視点やバランスがすごいんですよね。

——監督は11歳の頃の感覚を呼び覚ますために何かアプローチはされたんですか? 昔の写真を見るとか、当時の雑誌を読んでみるとか。

早川:そういうことはしませんでした、当時からこういう映画を作りたいと思っていて、自分が考えていることをノートに書いていたんです。

——当時というのは11歳の頃?

早川:はい。この映画で使われているエピソードは、その頃に考えていたものが多いですね。

——11歳の頃から将来撮りたい映画のことを考えていたというのはすごいですね!

リリー:僕はこの年の頃、「ゴジラ対ヘドラ」みたいな映画を撮りたいと思っていましたよ(笑)。きっと監督は子供の頃から善悪では決められないこととか、簡単には理解できないものに興味があったんじゃないですか? 監督の作品からそれが伝わってくる。

早川:よく分からないものは好きでしたね。だから、よく分からない映画も好きで、そういう映画がきっかけで映画をどんどん観るようになったんです。

リリー:空想ばかりしていて、よく分からないものが好きで、それでよく堅気になれましたね(笑)。そういう人って大抵、途中で沈没するんですよ。でも、監督は一回、ちゃんと就職してニューヨークで働いている。

早川:若い頃は自分が真面目で普通すぎることにコンプレックスがあったんですけどね。

リリー:でも、監督は不良っぽいやつよりもグロいことを考えてたと思いますよ。

早川:今になって分わかりました(笑)。

カンヌのレッドカーペットは
「テクノポリス」で登場

——「ルノワール」は監督が「変な子」だったからできた映画と言えるかもしれませんね。そういえば、映画の中でクラウス・ノミで有名な「Cold Song」やYMOの「ライディーン」など、テクノ/ニューウェイヴ好きには懐かしい曲が流れるのが印象的でした。小学生の頃から音楽がお好きだったんですね。

早川:好きでした。6歳上の姉がいて、姉が聴いているものをよく聴いていたんです。「ライディーン」は映画と同じように、キャンプファイアーを囲んで生徒で踊った時に流れていたんです。その時の振り付けを覚えていたので、映画でももそれを踏襲しました。当時はYMOのことは知らなくて、外国の音楽だと思っていたんです。日本のバンドだと知った時は驚きました。

リリー:そういえば、カンヌ(国際映画祭)に監督と行ったんです。レッドカーペットを歩く時にかける音楽って監督が選べるんですけど、そこで監督がYMOの「テクノポリス」をかけたんですよね。

——そうなんですか! 良い選曲ですね。

早川:映画で「ライディーン」を使ったというのもあるんですけど、「テクノポリス」は好きな曲なので、この曲が流れたら緊張しないで歩けるかなと思ったんです。

リリー:カンヌと同じ時期にMUSIC AWARDS JAPANが始まったじゃないですか。そのどアタマで「ライディーン」が流れるんですよ。そして、細野(晴臣)さんがスピーチで「ここにメンバーの2人は都合で来られませんが」って言うんですけど、カンヌでMUSIC AWARDS JAPANのニュースを見ながら「細野さん、教授と幸宏さんはこっちに来てますよ!」って思っていたんです。すごくうれしい偶然でしたね。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA
HAIR & MAKEUP:[LILY FRANKY]AKI KUDO、[CHIE HAYAKAWA]HITOMI NATORI

映画「ルノワール」

◾️映画「ルノワール」
出演:鈴木唯
石田ひかり 中島歩 河合優実 坂東龍汰
リリー・フランキー
脚本・監督:早川千絵
撮影:浦田秀穂
編集:Anne Klotz
音楽:Remi Boubal
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
制作協力プロダクション:キリシマ1945
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2025「RENOIR」製作委員会/InternationalPartners
https://happinet-phantom.com/renoir/

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インフォメーション

日時

2025年7月25日(金)13:00〜16:00
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日17時と当日9時を目安に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付でメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

株式会社TSIホールディングス 本社
東京都港区赤坂 8-5-27 住友不動産青山ビル東館

募集人数

会場:先着50名
オンライン:100名

募集期間

2025年6月20日(金)〜 2025年7月24日(木)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
6/27(金)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:HVA70F8L6J

受講料金

一般価格:22,000円19,800円早割10%OFF
スタンダードプラン:15,400円 30%OFF
ライトプラン:19,800円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。


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プログラム

 

変化の激しい時代において、ファッション・ライフスタイルブランドが成長するには、モノだけではなく「語られる体験」をいかに構築し、“売り上げ”に繋げるかが重要です。このセミナーでは、「空間」や「カルチャー」「世界観」「コミュニティー」といったブランドの無形資産を重視し、熱狂的ファンを生み出して事業を拡張している2つの先進ブランドの戦略と実践を紐解きます。
テーマは「“体験主義”の進化系」。
「#FR2」が構築する“熱狂を生むファンベース”と、Plan・Do・Seeが取り組む関わる人の誇りと街の価値を向上する“おもてなし”というアプローチを比較しながら、実現可能な体験設計の共通項を探りつつ、ブランド拡張戦略を掘り下げます。スタートアップから大手まで、ブランド担当者による実践知の獲得を目指すセッションです。

【Introduction】13:00~13:10(10分)

改めてファッション&ビューティ業界の「体験資本主義とは何か」?

最初のパートでは「体験資本主義」、商品やサービスを購入するだけでなく、体験そのものを重視する消費行動や経済活動に改めて迫ります。なぜ、若い世代はモノの所有よりも、思い出や感情、経験を重視するのか?そしてファッションやビューティ業界各社は、その兆候をどのように捉えてビジネスに活用しているのか?いくつかの事例を交えながら、価値観が大きくシフトしていることを確認します。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
PROFILE:(むらかみ・かなめ)1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職

 

【Session#1】13:10~13:50(40分)

Plan・Do・Seeに学ぶ、社会的価値観とトップブランドになることの両立術

Plan・Do・Seeは、「日本のおもてなしを世界中の人々へ」というミッションのもと、国内外でホテルやレストランなどのバンケット運営を中心に、ブライダルドレスや海外人材派遣事業など、数々のサービスを手掛けています。青山グランドホテルなど、ファッション・ビューティ業界にも馴染み深い施設を運営している企業です。このパートでは浅葉翔平社長に、関わる人すべてが誇りを持てるような空間を作りながら、街の価値を上げ、「おもてなし業界のトップメゾン」を目指すビジョンを語っていただきます。そして社会的価値観を叶えると同時にトップブランドになることが可能なのか?を考えます。「社会課題を解決しながら持続可能な成長を叶えるというビジネスモデルは、実現可能なのか?」「その中で空間や、そこで提供する体験価値はどのくらい重要なのか?」ーー。ファッション&ビューティ業界も使える顧客価値の共創について伝授していただきます。

ゲストスピーカー:浅葉 翔平/Plan・Do・See 代表取締役社長
PROFILE:(あさば・しょうへい) 1986年生まれ、京都府出身。2009年にPlan・Do・Seeに新卒で入社。ダイニング・ウェディングプランナー・人事室・コンサルティング室・店舗責任者等を経験。19年に人事部長就任後、22年に社内起業でPlan・Do・See Globalを創業して代表に就任。24年4月1日、Plan・Do・See 代表に就任
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Session#2】13:50~14:30(40分)

「#FR2」が語る、国内外の消費者を惹きつける熱狂的体験価値

ファッション業界からは、業界の常識を逸脱したカルチャー共創型マーケティングで国内外でファンを拡大し続ける「#FR2」を展開する、株式会社せーの代表の石川涼社長に登壇いただきます。出店するショップは、まるでギャラリーやアートスペース。高感度エリアに小規模でも異彩を放つ店舗を構え、地域や期間、数量限定商品を販売する「#FR2」は、「今、買わないと手に入らない」商品を販売することで、「今、店舗を訪れる意味」を醸成し、SNSネイティブのUGCやハイプを獲得してきました。全国各地に突如出現し話題を呼んだ「#FR2DOKO」から、反対に完全小回生のイベントまで。石川社長に熱狂的なファンを生み出すブランドストーリーと、店舗体験の関係を伺います。石川社長ならではの、忌憚のない業界への提言やグローバルな野望に注目です。

ゲストスピーカー:石川 涼/せーの 代表取締役
PROFILE:(いしかわ・りょう)1975年生まれ、静岡県出身。2000年起業。04年ファッションブランド「ヴァンキッシュ」創設。10年にジャパンファッションウィーク(JFW)に109ブランドとして史上初めて参加し、コレクションをショー形式で発表。14年、Instagramから始まり世界から注目を集めるコンテンツ「#FR2」を立ち上げ、現在も仕掛け人を務めている
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Crosstalk】14:40~15:10(30分)

体験を踏まえ、「語られるブランド」になるための条件とは?

最後のパートは、浅葉&石川の両社長によるクロストーク。Plan・Do・Seeや「#FR2」でしか楽しめない体験の先にある、「語られるブランド」になるための条件などを伺います。個人的な挑戦・失敗談なども引き出しつつ、経営と感性を結びつける視座を共有すべく、ファシリテーターを務めるのは、このたび「WWDJAPAN」のエデュケーションズ事業におけるBXマネージャーに就任いただいた藤原義昭。コメ兵からユナイテッドアローズを経て、現在はファッション業界のBX(ビジネス・トランスフォーメーション)を支援する藤原が、具体的な学びと受講者のキャリアアップにつながるクロストークを導きます。

ゲストスピーカー:浅葉 翔平/Plan・Do・See 代表取締役社長
ゲストスピーカー:石川 涼/せーの 代表取締役
モデレーター:藤原 義昭/WWDJAPAN Educations BXパートナー
PROFILE:(ふじはら・よしあき)1999年コメ兵ホールディングス入社。ECの立ち上げ、販売や物流などマーケティングの変革を牽引。2010年からIT事業部の部長に就任し、ウェブ事業やデジタルマーケティング、社内システムを統括する。21年4月にユナイテッドアローズに転職、その後プライベベートエクイティファンドであるアドバンテッジパートナーズを経て、BX(Business transformation)カンパニーである300Bridgeを創業して代表に就任
ファシリテーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
【Extra】ミートアップ:15:15~16:00(45分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

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問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

ドクターズコスメ「スキンリメド」が高濃度水素パックを発売 肌の上で水素を発生させる特殊構造

I-neの子会社エンデバー(ENDEAVOUR)が展開するドクターズスキンケアブランド「スキンリメド(SKN REMED)」は7月23日、高濃度水素パック“H2 マイクロバブルパック P”(4回分、6980円)を発売する。韓国の皮膚科学の専門家ファン・ジョンイルが監修した。一部の美容クリニックに加え、公式オンラインストア、アマゾン(AMAZON)、楽天市場、キューテン(QOO10)で取り扱う。

美容医療への関心が高まる中、費用やダウンタイムなどがハードルになっている人も多い。「スキンリメド」は、「ドクターズコスメをもっと気軽に スキンケアをもっとロジカルに」というフィロソフィーの下で、新製品を開発。日本と韓国で展開するレチノールを主軸とした既存のステップケアラインとの併用で力を発揮する“次の一手”として、水素に着目した。水素は、自然界に存在する元素の中で最も分子量が小さく、肌への浸透に長けている。水素を発生させる成分を特殊製法でカプセル化してパウダーに閉じ込め、パウダーとジェルを混ぜる瞬間に高濃度の水素が肌の上で発生する構造を採用した。肌への密着度が高いジェルテクスチャーで、集中的にアプローチする。

水素にPDRNとレチノールを掛け合わせた処方にもこだわった。年齢肌によるくすみやハリ・弾力不足、肌荒れなどさまざまな肌悩みの解決を目指す。デリケートな肌は刺激を感じることもあるレチノールだが、水素とPDRNを配合することで、使用感の優しさにも配慮した。さらにビタミンB12、8種のペプチド、3種の揺らぎケア成分を配合。肌のコンディションを整え、揺らぎにくい状態へと導く。

メディア向け発表会に登壇したオ・ヘソク=ソウルアイ美容外科医院院長は、効果的な使用タイミングについて「美容施術後や、(紫外線を長時間浴びるなど)肌に刺激を感じた日、特別な日の前夜など。美容施術後のダメージが大きい場合は、2〜3日経過し、少し落ち着いたタイミングがいいだろう。普段使用しているレチノール製品の効果を感じづらくなってきた時に取り入れるのもおすすめ」と提案した。

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「メゾン スペシャル」が「エヴァンゲリオン」とコラボ 「綾波レイ」などのジャガードニットやTシャツを発売

「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL)」が、人気アニメ「エヴァンゲリオン(EVANGELION)」とコラボレーションし、代表的なシーンをジャガードで編み込んだショートスリーブニット(3型、各1万5400円))と、オリジナルの描き下ろしグラフィックを配したTシャツ(4型、各1万3200円)を発売する。6月20日12:00から「メゾン スペシャル」の公式オンラインストアで先行予約を開始し、Tシャツシリーズは6月28日から、ニットシリーズは7月12日から全国のメンズ取り扱い店舗で販売する。

Tシャツシリーズは、「綾波レイ」「零号機・初号機・2号機」「ペンペン」「リリス」といった登場キャラクターをモチーフに、手描きタッチの描き下ろしグラフィックを採用。一方、ショートスリーブニットシリーズは、「エヴァンゲリオン」本編の印象的な場面を5色のジャガード編みで大胆に再構成。レーヨンやリネンなどの混紡糸で構築されたニットは、グラフィックTとは異なる表現力で作品世界を表現する。

ルック

Tシャツ

半袖ニット

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「アークテリクス」が東武百貨店池袋本店にブランドストアをオープン

「アークテリクス(ARC'TERYX)」は10月30日、東武百貨店池袋本店ににブランドストアをオープンする。売場面積は528.8平方メートルで、「アークテリクス」国内最大規模の1フロア展開の店舗だ。アウトドアアパレル、フットウエア、バックパック、ヴェイランスを含むフルラインの製品をそろえ、国内3店舗目となる洗濯機を設置する ReBIRD サービスセンターを併設する。

また9月12日には、ニュウマン高輪にもブランドストアをオープンする。売場面積は257.2平方メートルで、ゆったりとした空間に設計した。

店舗概要

◾️「アークテリクス」 池袋東武ブランドストア

オープン日:10月30日
住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店 池袋店 1階

◾️「アークテリクス」ニュウマン高輪ブランドストア

オープン日:9月12日
住所:東京都港区高輪2-21-1 ニュウマン高輪 ノース 3階

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「ディースクエアード」とスタッフインターナショナル、法的対立を解消

「ディースクエアード(DSQUARED2)」と同ブランドの生産および流通を担うスタッフインターナショナル(STAFF INTERNATIONAL)が契約を巡って争っていた件について、両社は法的対立が解決に至ったことを発表した。2027年のライセンス契約満了時まで、スタッフインターナショナルは「ディースクエアード(DSQUARED2)」の生産及び流通を継続する。また、両社はOTBグループ傘下の「ブレイブ キッド(BRAVE KID)」が手がける子供服コレクションについても、30年まで協業を継続することで合意した。

スタッフインターナショナルは、「ディーゼル(DIESEL)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)などを傘下に持つOTBの製造部門であり、「ディースクエアード」のウィメンズコレクションの生産や流通を手掛けている。

「ディースクエアード」の創業デザイナーであるディーン・ケイティン(Dean Caten)とダン・ケイティン(Dan Caten)兄弟は、27年に満了予定のライセンス契約を前倒しで終了させる意向を示していた。この際、ケイティン兄弟は、「契約違反があった」とスタッフインターナショナル側を非難したが、同社はこれを否定していた。「ディースクエアード」がライセンス契約終了の意向を示した後、スタッフインターナショナルはミラノの裁判所に対して訴訟を提起。「27年までのライセンス契約を完全に履行する意志がある」ことを明言し、「契約関係の早期終了は一切認められず、その法的根拠も存在しない」と主張していた。

和解後の両社の共同声明では、「今回の措置は、両グループ間の歴史的な協業およびブランド成功を強化するための、共有された未来志向のビジョンを反映したものだ」と述べている。また、「透明性と相乗効果に基づいたアプローチを採用することで、ノウハウ・技術・流通資源の積極的な共有を促進し、コレクションの進化と成長を牽引する。さらに、安定した協業体制を維持しつつ、内製化に向けた『ディースクエアード』の変革を支援する。この変革は、透明性・敬意・相互信頼に基づいた構造的な引継ぎプランの下、共同で運営される」と説明している。

両社は初めて2000年に契約を締結し、10年には10年更新のライセンス契約を締結。この契約は27年まで延長されていた。

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「フルラ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 創業年を冠したバッグが集う

「フルラ(FURLA)」は6月18〜24日まで、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催している。シグニチャーライン“フルラ 1927”が一堂に会す。

ブランドの創業年“1927”を冠した特別なラインと位置付ける。バックルは、くぐると幸せが訪れるとされるイタリアのアーチ型建造物に着想。トップハンドルやクロスボディバッグ、トートバッグなど幅広い型を、プレイフルなカラーパレットで染め上げた。

オープン初日には、タレントの森香澄が来場した。お気に入りのカラーを手に取り、最新コレクションを楽しんだ。

▪️“フルラ 1927”ポップアップ ストア
日程:6月18〜24日
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ハンドバッグ/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

“フルラ 1927 ミニ トップハンドル”

“フルラ 1927 ミニ クロスボディ”

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米国フレグランス財団、アワード2025を開催 ラルフ・ローレンが殿堂入り

米フレグランス財団(FRAGRANCE FOUNDATION)はこのほど、ニューヨークのリンカーン・センターで「フレグランス・ファンデーション・アワード2025」の授賞式を開催した。フレグランスは今、ビューティ業界で最も注目されるカテゴリーの一つとなっている。同財団のジェリー・ヴィットリア(Jerry Vittoria)会長は授賞式で、「これは、米国のフレグランス市場が驚異的な成長を遂げていることによるものだ」と述べた。リンダ・レヴィ(Linda Levy)代表も、「24年はフレグランスにとって驚くべき年だった。新製品の発売や新ブランドの数が過去最多を記録した。非常に喜ばしいことは、フレグランスに初めて触れる若い世代がフレグランス業界の成長を後押ししていることだ」と続けた。

ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)には、ファッションデザイナーのラルフ・ローレン(Ralph Lauren)が選出された。授賞式には「ラルフ ローレン」のフレグランスライセンスを持つロレアル(L’OREAL)の面々が多数出席し、その栄誉は息子であるデビッド・ローレン(David Lauren)が受け取った。「ここで話すのは非常に感動的だ。なぜなら、ここには人生を懸けて素晴らしいフレグランスブランドを築いてきた人々がいるからだ。父が表彰されるのを見るということは、彼が人生で物語を語ることに成功したことを知るということだ。それは決してフレグランスやネクタイ、ドレスに関することではなかった」とコメントした。

ライフタイム・アチーブメント・パフューマー(功労賞)は、香料メーカー大手ジボダン(GIVAUDAN)のマスターパフューマーであるダニエラ・アンドリエール(Daniela Andrier)が受賞した。アンドリエールはそのキャリアの中で、歴史に残る数々の名香を生み出してきた。アンドリエール=マスターパフューマーは、10代の頃に愛用していた香りを嗅いだ時を振り返って、「突然、30歳若返ったような感覚だった。場所、人々、そして服まで、世界が記憶の中に蘇ってきた。この世界は美しく、私たちもその一部だ」と語った。

米ロレアルのラムジー・バーンズ(Ramzy Burns)=ランコム ゼネラル マネージャーは、長年のアンバサダーであるジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)を起用した最新のキャンペーンで、メディア・キャンペーン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。「(受賞した製品の)“ラヴィエベル(La Vie est Belle)”は、幸せと美しい人生を表している。それは、自分にとって幸せは何かという、より個人的なものだ。我々はこのことがが現在のフレグランス業界で起きていることと非常に関係があるということを知っていた」と述べた。

米ロレアルで 40 年間にわたるキャリアで要職を歴任し、最近引退したキャロル・ハミルトン(Carol Hamilton)氏は、「この業界の進化を理解するため必死に勉強している。 今夜、受賞しなかった大物たちもいたが、新しい人材が世界は変化しているということをフレグランス業界に訴えていた。それが、今日のこの業界の素晴らしいところだ」と述べた。同社のシルビア・ガルフォ(Silvia Galfo)=リュクス事業本部プレジデントは、「若年層の間でコレクション行為が広まっているのは、それがステータスシンボルと見なされているか、知性の象徴だと考えているからだ。フレグランスをコレクションすることは、彼らをより大きなコミュニティーの一員だと感じさせるのだ」と付け加えた。

フレグランス・ファンデーション・アワード2025 受賞一覧

【ライフタイム・アチーブメント・パフューマー(功労賞)】

ダニエラ・アンドリエ(Daniela Andrier)/ジボダン マスター調香師

【ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)】

ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)

【フレグランス・オブ・ザ・イヤー】

■ウィメンズ・ラグジュアリー
「キリアン パリ(KILIAN PARIS)」“サンキッスド ゴッデス(Sunkissed Goddess)”

■ウィメンズ・プレステージ
「カヤリ(KAYARI)」“バニラ キャンディ ロックシュガーVanilla Candy Rock Sugar”

■メンズ・ラグジュアリー
「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」“ボア パシフィーク(Bois Pacifique)”

■メンズ・プレステージ
「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」“ポロ 67 オー ド トワレ(Polo 67 EDT)”

■ユニバーサル・ラグジュアリー
「バイレード(BYREDO)」“デザート ドーン(Desert Dawn)”

■ユニバーサル・プレステージ
「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」“レプリカ アフタヌーン デライト(Replica Afternoon Delight)”

■ウルトラ・ラグジュアリー
「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」“ブラック ラッカー(Black Lacquer)”

■ポピュラー
「バケーション(VACATION®︎)」“アフター サン(After Sun)”

【フレグランス・ホール・オブ・フェイム(殿堂入り)】

「ラバンヌ(RABANNE)」“ワン ミリオン オー ド トワレ(1 Million EAU DE TOILETE)”

【コンシューマー・チョイス(一般投票)】

■プレステージ
「バーバリー(BURBERRY)」“ハー インテンス(Her Intense)”

■ポピュラー
「バス&ボディ ワークス(BATH & BODY WORKS)」“プラチナム(Platinum)

【メディア・キャンペーン・オブ・ザ・イヤー】

「ランコム(LANCOME)」“ラヴィエベル レリクシール(La Vie est Belle L’elixir)”

【キャンドル & ホーム コレクション・オブ・ザ・イヤー】

「ネスト ニューヨーク(NEST NEW YORK)」“サンリット ユズ & ネロリ ウェルネス コレクション(Sunlit Yuzu & Neroli Wellness Collection)”

【パフューム・エクストラオーディネール・オブ・ザ・イヤー】

「バルマン(BALMAIN)」“エベーヌ(Ebene)”

【イノベイティブ・フレグランス・プロダクト・オブ・ザ・イヤー】

「ディーエス&ダーガ(D.S. & DURGA)」“マーダー ミステリー セット(Murder Mystery Set)”

【インディー・フレグランス・オブ・ザ・イヤー】

「ヴェロニク ガバイ(VERONIQUE GABAI)」“デリス デ ボワ(Delices des Bois)”

【パッケージング・オブ・ザ・イヤー】

■ウルトラ・ラグジュアリー/ラグジュアリー
「ディプティック(DIPTYQUE)」“フルールドゥポー ホリデイ エディション(Fleur De Peau Holiday Edition)”

■プレステージ/ポピュラー
「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」“デイジー ワイルド(Daisy Wild)”

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「ギークス ルール」が話題のゲーム「デス・ストランディング 2」とのコラボTシャツ発売 象徴的なキービジュアルを採用

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」が、ゲームクリエイター小島秀夫率いるKOJIMA PRODUCTIONS(コジマプロダクション)の最新ゲーム「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH(デス・ストランディング 2)」とのコラボレーションTシャツを発売する。

今回のコラボは、6月26日にスタートする全国6都市のパルコで開催されるポップアップイベント「DEATH STRANDING 2 JAPAN POPUP TOUR」にあわせて発売されるもの。キービジュアルにもなっている、主人公サム(ノーマン・リーダス)とBBの象徴的なグラフィックを採用した、数量限定のスペシャルアイテムとなっている。

15版のシルクスクリーンプリントを使用して細部まで再現した超高精度のグラフィックが最大の特徴。表面だけでなく、背面には同作のキーフレーズをあしらい、ファン垂涎の一着に仕上げた。今回は同じグラフィックを採用したロングスリーブTシャツも展開する。

「デス・ストランディング 2」は、ゲームクリエイター小島秀夫が創造し、ノーマン・リーダスをはじめ世界的名優たちが出演し話題を呼んだオープンワールド・アクションアドベンチャ―ゲーム「デス・ストランディング」の第2作。

【ポップアップ会場・日程一覧】
渋谷パルコ:6月26日〜7月21日
札幌パルコ:7月26日〜8月4日
心斎橋パルコ:8月9〜18日
仙台パルコ:8月23日〜9月7日
広島パルコ:9月12〜28日
名古屋パルコ:10月3〜13日
※いずれも入場無料。各会場で最終日の閉場時刻は18:00。

アイテム一覧

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デイトナが長野県と包括連携協定締結 信州ブランドを県内外へ発信

「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」などを運営するデイトナ・インターナショナルはこのほど、長野県と包括連携協定を締結した。県庁と連携しながら、信州ブランドの県内外への情報発信や社会課題の認知向上にまつわるプロジェクトを進める。

同社はこれまでにも、長野県の獣害問題に着目したジビエ活用企画や、耕作放棄地を活用した再エネプロジェクト「フリークス電気」、県内高校と連携した交通安全意識を高める企画などを実施し、県が抱える課題解決に取り組んできた。これらの実績を踏まえ、包括連携協定を締結するに至った。

協定締結を記念して、長野県PRキャラクターの「アルクマ」を用いたオリジナルTシャツを製作。公式ECサイトで受注を受け付ける。価格は3993円。収益の一部は、企業版ふるさと納税を通じて寄付する。

同社は社内のコンテンツ力を活かした地域創生の取り組みに力を入れている。静岡県静岡市とも包括連携協定を結び、農業や観光、中心商店街の活性化などに取り組んでいる。

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デイトナが長野県と包括連携協定締結 信州ブランドを県内外へ発信

「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」などを運営するデイトナ・インターナショナルはこのほど、長野県と包括連携協定を締結した。県庁と連携しながら、信州ブランドの県内外への情報発信や社会課題の認知向上にまつわるプロジェクトを進める。

同社はこれまでにも、長野県の獣害問題に着目したジビエ活用企画や、耕作放棄地を活用した再エネプロジェクト「フリークス電気」、県内高校と連携した交通安全意識を高める企画などを実施し、県が抱える課題解決に取り組んできた。これらの実績を踏まえ、包括連携協定を締結するに至った。

協定締結を記念して、長野県PRキャラクターの「アルクマ」を用いたオリジナルTシャツを製作。公式ECサイトで受注を受け付ける。価格は3993円。収益の一部は、企業版ふるさと納税を通じて寄付する。

同社は社内のコンテンツ力を活かした地域創生の取り組みに力を入れている。静岡県静岡市とも包括連携協定を結び、農業や観光、中心商店街の活性化などに取り組んでいる。

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「サンローラン」から “Yシリーズ”の新作バッグが登場 長財布やポーチも収納できるフォーム

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、 人気の“Yシリーズ”からバケツ型シェイプが印象的な“Y トップハンドル”を発売した。価格は50万6000円で、長財布やポーチなども収納できるサイズ。カーフレザーを使用し、カラーはブラックとブリックをそろえる。全国の「サンローラン」ストアほかで取り扱い中だ。

本商品は、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)クリエイティブディレクターが、“Y シリーズ”の自由なアティチュードを体現するために自立する筒形を採用し、快適さと実用性に富んだデザインを実現した。張りのあるレザーを使用したことで、フォーマルな装いにも適した設計が施されている。ハンドバッグとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても楽しむことができる。

“Y”のデザインは、1970年代にプレタポルテライン“リヴ・ゴーシュ”から発表され、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の名前に着想を得ている。シグネチャーを分かりやすく表現するカッティングで、Yの形がバッグの構造のひとつとして組み立てられているのが特徴だ。

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人魚、ヤシの木など夏を彩るモチーフが多数登場 米「WWD」から注目水着をピックアップ!

日差しが一気に強まり、いよいよ水着の季節が近づいてきた。米「WWD」では、ロサンゼルス発ブランドをはじめ、太陽が燦々と降り注ぐビーチにぴったりのスイムウエアを多数紹介している。ここでは、鮮やかなフローラルプリントやジューシーなフルーツをあしらったウエア、1990年代風のハイレグカット、マーメイド気分を味わえるビキニなど、注目のアイテムを厳選。更なる猛暑が予想される今夏こそ、開放的で大胆なビーチスタイルに挑戦してみては。

2025年発売水着をチェック!

「ストーニー クレーバー レーン」× 「ローラー ラビット」

 

ニューヨークのライフスタイルブランド「ストーニー クレーバー レーン(STONEY CLOVER LANE)」 は、インド発のファブリックブランド「ローラー ラビット(ROLLER RABBIT)」とコラボレーションした水着を発売。ヤシの木とハートのモチーフをレインボーカラーでプリントした。

「エルスペース」×「アロハコレクション」

 

ロサンゼルスを拠点とする水着ブランドの「エルスペース(LSPACE)」は、ウオータープルーフのバッグなどを取り扱う「アロハコレクション(ALOHA COLLECTION)」とコラボ。大胆なフローラル柄をあしらった水着をトラベルアクセサリーとともに販売している。

「レスリー・アモン」×コイバード

 

水着やアパレルを展開する「レスリーアモン(LESLIE AMON)」は、ロンドンにあるセレクトショップのコイバード(Koibird)とコラボし、バナナやマルガリータにインスアピアされたコレクションを発表。フルーツをあしらったクロシェット編みのビーチウエアなどが登場した。

「スキムス」

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」からは4ウエイ仕様のビキニが登場。バンドゥ、クロップトップ、チューブトップ、タンクトップと4スタイルに丈の長さを変えて使用可能だ。水着としてだけでなく、ライトウオッシュジーンズやカットオフパンツに合わせてスタイリングを楽しむこともできる。

「オーブリー・スウィムス」

 

ロサンゼルスの水着ブランド「オーブリー・スウィムス(AUBERY SWIMS)」がコラボしたのは、ウエスト・ハリウッドにあるヨガスタジオ、シルバースプリングス(Silver Springs)だ。フランスの画家、アンリ・マティス(Henri Matisse)に着想を得たデザインで、90年代風のハイレグカットのスタイルを採用。リサイクルマイクロファイバー製の柔らかい素材を使用し、青いビーズをあしらった鮮やかなオレンジのビキニを制作した。

「カップシー」

 

サンタモニカのビーチから誕生した水着ブランド「カップシー(CUPSHE)」からは、恋愛リアリティショー「バチェラー」シーズン28に出演し、優勝したケルシー・アンダーソン(Kelsey Anderson)とコラボした、“夏のポストカード”がテーマのコレクションを発売。ロマンスとエレガンスを強調し、どんな人でも自信を持てるようなさまざまなシルエットの水着をそろえる。

「エルスペース」×「レイルズ」

 

「エルスペース」と、ロサンゼルスとヨーロッパのスタイルを融合させたワードローブを提案する「レイルズ(RAILS)」のコラボ水着は、地中海とカルフォルニアのビーチにインスピレーションを得た。スパイラル状の装飾を加えたビキニや、ステッチを施したボディースーツタイプなどをラインアップした。

「ビタミンA」

 

エコフレンドリーを意識するカルフォルニアの水着ブランド「ビタミンA(VITAMIN A)」は、大型スーパーマーケットのターゲット(TARGET)限定のコレクションを発売した。太陽や海をイメージした温かい色合いに、サンゴや海藻、シーグラス、ラグーンのプリントを施している。

「エルスペース」

 

「エルスペース」は、人魚にインスパイアされたコレクションも販売している。カップが貝殻のデザインになったビキニや小さな貝殻のアップリケをあしらったスイムスーツなど、海や人魚のモチーフを散りばめた。

水着一覧

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人魚、ヤシの木など夏を彩るモチーフが多数登場 米「WWD」から注目水着をピックアップ!

日差しが一気に強まり、いよいよ水着の季節が近づいてきた。米「WWD」では、ロサンゼルス発ブランドをはじめ、太陽が燦々と降り注ぐビーチにぴったりのスイムウエアを多数紹介している。ここでは、鮮やかなフローラルプリントやジューシーなフルーツをあしらったウエア、1990年代風のハイレグカット、マーメイド気分を味わえるビキニなど、注目のアイテムを厳選。更なる猛暑が予想される今夏こそ、開放的で大胆なビーチスタイルに挑戦してみては。

2025年発売水着をチェック!

「ストーニー クレーバー レーン」× 「ローラー ラビット」

 

ニューヨークのライフスタイルブランド「ストーニー クレーバー レーン(STONEY CLOVER LANE)」 は、インド発のファブリックブランド「ローラー ラビット(ROLLER RABBIT)」とコラボレーションした水着を発売。ヤシの木とハートのモチーフをレインボーカラーでプリントした。

「エルスペース」×「アロハコレクション」

 

ロサンゼルスを拠点とする水着ブランドの「エルスペース(LSPACE)」は、ウオータープルーフのバッグなどを取り扱う「アロハコレクション(ALOHA COLLECTION)」とコラボ。大胆なフローラル柄をあしらった水着をトラベルアクセサリーとともに販売している。

「レスリー・アモン」×コイバード

 

水着やアパレルを展開する「レスリーアモン(LESLIE AMON)」は、ロンドンにあるセレクトショップのコイバード(Koibird)とコラボし、バナナやマルガリータにインスアピアされたコレクションを発表。フルーツをあしらったクロシェット編みのビーチウエアなどが登場した。

「スキムス」

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」からは4ウエイ仕様のビキニが登場。バンドゥ、クロップトップ、チューブトップ、タンクトップと4スタイルに丈の長さを変えて使用可能だ。水着としてだけでなく、ライトウオッシュジーンズやカットオフパンツに合わせてスタイリングを楽しむこともできる。

「オーブリー・スウィムス」

 

ロサンゼルスの水着ブランド「オーブリー・スウィムス(AUBERY SWIMS)」がコラボしたのは、ウエスト・ハリウッドにあるヨガスタジオ、シルバースプリングス(Silver Springs)だ。フランスの画家、アンリ・マティス(Henri Matisse)に着想を得たデザインで、90年代風のハイレグカットのスタイルを採用。リサイクルマイクロファイバー製の柔らかい素材を使用し、青いビーズをあしらった鮮やかなオレンジのビキニを制作した。

「カップシー」

 

サンタモニカのビーチから誕生した水着ブランド「カップシー(CUPSHE)」からは、恋愛リアリティショー「バチェラー」シーズン28に出演し、優勝したケルシー・アンダーソン(Kelsey Anderson)とコラボした、“夏のポストカード”がテーマのコレクションを発売。ロマンスとエレガンスを強調し、どんな人でも自信を持てるようなさまざまなシルエットの水着をそろえる。

「エルスペース」×「レイルズ」

 

「エルスペース」と、ロサンゼルスとヨーロッパのスタイルを融合させたワードローブを提案する「レイルズ(RAILS)」のコラボ水着は、地中海とカルフォルニアのビーチにインスピレーションを得た。スパイラル状の装飾を加えたビキニや、ステッチを施したボディースーツタイプなどをラインアップした。

「ビタミンA」

 

エコフレンドリーを意識するカルフォルニアの水着ブランド「ビタミンA(VITAMIN A)」は、大型スーパーマーケットのターゲット(TARGET)限定のコレクションを発売した。太陽や海をイメージした温かい色合いに、サンゴや海藻、シーグラス、ラグーンのプリントを施している。

「エルスペース」

 

「エルスペース」は、人魚にインスパイアされたコレクションも販売している。カップが貝殻のデザインになったビキニや小さな貝殻のアップリケをあしらったスイムスーツなど、海や人魚のモチーフを散りばめた。

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「“デュープ(模倣品)文化”が詐欺経済の成長要因」 真贋鑑定ビジネスのエントルピーが模倣品リポートを発表


同社のAI技術による鑑定では、過去1年間で91.6%が真正品、8.4%が鑑定不能と判定された。同社の調査によると、偽造被害が大きかったブランドの上位は「ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTN)」「プラダ(PRADA)」「グッチ(GUCCI)」「シャネル(CHANEL)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」で、とりわけ、「グッチ」の偽造バッグは1219万ドル(約17億円)相当、「シャネル」に関しては5億4740万ドル(約788億円)相当の偽造品が検出された。

エントルピーは、“デュープ(模倣品)文化”が詐欺経済の成長要因になっていると指摘する。24年には、TikTok上の「#dupe」ハッシュタグが63億回再生されており、「デュープ探し」が模倣品を正当化し、模倣行為そのものを創造的なものとする風潮が生まれているという。同社の最高経営責任者は、「これは一種の反抗だ」と語る。「消費者は『この価格では買えない。この経済では無理。でも、欲しいものは欲しい』というメッセージを発している」。

さらに、同社は象徴的なできごととして、ウォルマート(WALMART)が販売した30ドル(約4320円)の“バーキン風バッグ“を挙げ、「ウォルマート製の“バーキン”がSNSで話題になったことで、『本物と偽物』『高級と模倣』の境界が一気に崩れた」と言及。「大手小売業者ですら模倣品を売っているのではないかという疑念が高まり、消費者の信頼は大きく揺らいでいる」と述べた。

エントルピーは、“デュープ品”と“偽造品”の法的区分が曖昧であることが、法的措置の難しさにつながっていると指摘する。さらに、偽造の背後にあるオペレーションは、ますます組織的・取引的かつ大規模化しており、チャットボットを利用した偽造取引も増加しているという。

模倣品の問題は販売だけにとどまらず、「返品詐欺」という形でも被害が広がっている。よくある手口は、購入した正規品の代わりに模倣品を返品するというもの。米国の小売業界における返品詐欺の被害額は24年に1030億ドル(約1兆4800億円)に達し、全返品の15%以上を占めた。

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「“デュープ(模倣品)文化”が詐欺経済の成長要因」 真贋鑑定ビジネスのエントルピーが模倣品リポートを発表


同社のAI技術による鑑定では、過去1年間で91.6%が真正品、8.4%が鑑定不能と判定された。同社の調査によると、偽造被害が大きかったブランドの上位は「ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTN)」「プラダ(PRADA)」「グッチ(GUCCI)」「シャネル(CHANEL)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」で、とりわけ、「グッチ」の偽造バッグは1219万ドル(約17億円)相当、「シャネル」に関しては5億4740万ドル(約788億円)相当の偽造品が検出された。

エントルピーは、“デュープ(模倣品)文化”が詐欺経済の成長要因になっていると指摘する。24年には、TikTok上の「#dupe」ハッシュタグが63億回再生されており、「デュープ探し」が模倣品を正当化し、模倣行為そのものを創造的なものとする風潮が生まれているという。同社の最高経営責任者は、「これは一種の反抗だ」と語る。「消費者は『この価格では買えない。この経済では無理。でも、欲しいものは欲しい』というメッセージを発している」。

さらに、同社は象徴的なできごととして、ウォルマート(WALMART)が販売した30ドル(約4320円)の“バーキン風バッグ“を挙げ、「ウォルマート製の“バーキン”がSNSで話題になったことで、『本物と偽物』『高級と模倣』の境界が一気に崩れた」と言及。「大手小売業者ですら模倣品を売っているのではないかという疑念が高まり、消費者の信頼は大きく揺らいでいる」と述べた。

エントルピーは、“デュープ品”と“偽造品”の法的区分が曖昧であることが、法的措置の難しさにつながっていると指摘する。さらに、偽造の背後にあるオペレーションは、ますます組織的・取引的かつ大規模化しており、チャットボットを利用した偽造取引も増加しているという。

模倣品の問題は販売だけにとどまらず、「返品詐欺」という形でも被害が広がっている。よくある手口は、購入した正規品の代わりに模倣品を返品するというもの。米国の小売業界における返品詐欺の被害額は24年に1030億ドル(約1兆4800億円)に達し、全返品の15%以上を占めた。

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パリ発アイウエアブランド「ジミー フェアリー」が初上陸 23歳で立ち上げたブランド創設者が日本市場への挑戦を語る

多くのラグジュアリーブランドが低迷するなか、それらと比べて手の届きやすい価格帯で勝負するパリ発ブランドが世界的に好調を示している。その好例の一つが、パリを拠点とするアイウエアブランド「ジミー フェアリー(JIMMY FAIRLY)」だ。同ブランドは、日本市場参入をきっかけにアジアでのビジネスを拡張させたファッションブランドの「セザンヌ(SEZANE)」や、レザーバッグの「ポレーヌ(POLENE)」に続くように、今月日本に初上陸。7月8日まで、日本初となるポップアップを伊勢丹新宿店メンズ館1階で開催している。

「ジミー フェアリー」は、2010年にフランス人起業家アントナン・シャルティエ(Antoin Chartier)によって設立された。ウィメンズのメガネとサングラスからスタートし、25年春夏からメンズラインを開始。販路は自社ECと直営店舗のD2Cモデルで、現在、ヨーロッパで140店舗以上を構える。“手の届くハイクラス”というコンセプトのもと、高品質なアイウエアを約2万円台の価格帯で提供。各モデルの生産数を絞って約2カ月ごとに新作をリリースし、長く愛用できるクラシカルなアイテムから、トレンドを取り入れたものまで豊富なデザインを取り揃える。日本でのポップアップではロングセラーモデルや新作など、100型以上のアイウエアをラインアップした。

今やパリジェンヌの定番アイウエアとなっている「ジミー フェアリー」。当時23歳という若さでブランドを立ち上げた、創設者シャルティエに、ブランド誕生の背景から日本市場進出の狙い、今後の展望について話を聞いた。

ーー若き起業家として、創設当時なぜアイウエア業界に可能性を感じたのか?
「ジミー フェアリー」のアイデアは2010年、パリの学生寮の自室で生まれた。23歳で心理学を専攻していた私は、何か美しく、役に立ち、意味のあるものを創造したいという思いに駆られていた。父は営業職、母は環境省勤務という家庭で育ち、起業への意欲と社会に良い影響を与えたいという使命感が根付いていたのだ。 

ある日、メガネが必要になり近所の店舗に入った際、疑問がわいた。どうしてこんなにシンプルな製品がスマートフォンと同じくらい高価なのか。手頃な価格で美しいメガネをつくることはできないのか。アイウエアを買う体験をもっと刺激的でワクワクするものにできないか。そこからすべてが始まった。

私はビジネスモデルを根本から見直し、パリでデザインし、丁寧に製造し、自社店舗で直接販売する体制を構築した。店舗はブランドの世界観そのものであり、温かみがあり洗練され、親しみやすい規模感を追求した。コンセプトは明快だ。ファッション性と高品質、適正価格、そして確かな個性を備えたアイウエアをつくることに注力している。

ーーブランド名「ジミー フェアリー」の由来は?
誰にでも響く、国際的で覚えやすく、意味のある名前を追求した。“フェアリー”は公正な価格設定、完全な透明性、D2Cモデルへの揺るぎないコミットメントを示す。“ジミー”は時代を超えたアイコン、ジェームズ・ディーン(James Dean)へのオマージュであり、スタイルと自由の象徴だ。つまり、スタイリッシュで手に取りやすく、誠実で人間味のあるブランドを体現した名前といえる。

ーーアイウエア業界の激しい競争の中で成功した秘訣は?
「ジミー フェアリー」では、すべてが顧客体験から始まる。あらゆる段階で一貫して素晴らしい体験を提供することが目標だ。D2Cモデルはその中核にあり、企画から流通まで自社で管理することで、中間マージンを排除し、高品質を保ちながら適正価格を実現している。“手の届くハイクラス”というコンセプトを掲げ、最高級素材を用いながらも価格を抑えられるのは、D2Cモデルの採用にある。

この顧客との直接的な関係性が信頼を生み、機敏な対応力と成長の加速に繋がっている。さらに店舗の存在も欠かせない。店舗コンセプトは社内チームが緻密に設計し、大理石やオニキス、無垢材など最高級素材をふんだんに使っている。温かみがあり居心地よく、アクセスもしやすく、洗練された空間は、すべて顧客に“Wow!”と思わせるためのこだわりだ。

ーー事業が軌道に乗るまでの重要な転換点はあったか?
もともとはオンライン販売が中心だったが、2012年にパリのヴィエイユ・デュ・タンプル通りに初の実店舗を開設。そこでは1か月の売上がオンライン累計に匹敵し、顧客との直接的な接点の重要性を改めて認識した。

パンデミック時、多くの企業が苦境に立たされたが、アイウエア店は“生活必需品”として営業を継続できた。営業時間は短縮したものの、顧客の信頼と忠誠心に支えられた。結局のところ、私たちの強みは顧客との深い絆にある。

ーー日本市場への印象は?
日本進出は国際成長戦略の一環である。日本は独自の強い文化と美学があり、学ぶことが多い。 要求水準は高いが、それが私たちのブランドをさらに進化させてくれる。

ーー日本の需要はヨーロッパと異なるが、伊勢丹での初ポップアップで提供する商品と選定基準は?
日本市場は細部へのこだわりが強い。私自身も日本の美学やファッション感覚を敬愛している。東京とパリは、控えめで洗練されたエレガンスや美意識に共通点がある。伊勢丹の初ポップアップでは、ユニセックスで誰にでも似合うベストセラーを軸にしつつ、ファッション性の高い個性的なモデルも厳選した。無理に押し付けることなく、手頃さ、強い美学、地域の期待に応える配慮を大切にしている。

ーー日本・アジア市場での戦略は?
伊勢丹は日本を代表する百貨店であり、提携は大きなチャンスだ。選りすぐりの場に招かれたことは光栄である。プレミアムなブランド世界観を自然に日本へと持ち込みつつ、現地文化や商習慣を学びながら柔軟に対応し、テスト&ラーニングに取り組みたい。

ーー今後の展望は?
今後は「ジミー フェアリー」の国際展開を加速させることが最大の目標だ。ヨーロッパで築いた150店舗の基盤をもとに、今年秋にはニューヨークに旗艦店をオープンする予定である。これは大きな一歩となる。 高品質で洗練されたプロダクトとデザインを新市場に届け、野心的かつ着実に歩みを進めていきたい。公正な価格、明確な美学、顧客との近さ、そして常に顧客に“Wow!”と思わせるという信念を、今後も守り続けていく。

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【スナップ】山﨑賢人、米倉涼子らが来場 「ウブロ」がウオッチ“ビッグ・バン”の20周年イベントを開催

「ウブロ(HUBLOT)」は6月12日、ウオッチ“ビッグ・バン”の20周年を記念したイベント「ビッグ・バン ナイト」を東京・麻布台ヒルズで開催した。

20周年記念イベント
町田啓太や谷まりあ、山田優らの姿も

イベント「ビッグ・バン ナイト」は、ブランドコンセプト“アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)”をテーマとした会場に、ウオッチ“ビッグ・バン”のアーカイブから最新モデルに至るまで、コレクションを展示。VIP顧客やセレブリティーなどおよそ300人を招待した。メディアセッションでは、「ウブロ」アンバサダーの山﨑賢人と、“ビッグ・バン”のミューズとして招かれた米倉涼子がトークセッションを実施。ジュリアン・トルナーレ(Julien Tornare)=「ウブロ」CEOを迎え、祝福のメッセージを伝えた。その後のVIPガラディナーやパーティーでは、宇宙や光をテーマとした空間で、同ウオッチをイメージしたフードやドリンクが振る舞われた。

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「グッチ」×ヒグチユウコ  “ボー&ボリス”の日本限定コレクションが登場

「グッチ(GUCCI)」は、アーティストのヒグチユウコによる猫のキャラクター“ボー&ボリス”をさまざまなアイテムにデザインした日本限定コレクションを発表した。6月26日に「グッチ」公式オンラインショップで先行販売を開始し、7月3日に全国の店舗で発売する。

今回のコラボは、福を招く存在として親しまれる猫をモチーフにしており、7月から8月にかけて訪れる夏のラッキーデーに合わせて新調するのにぴったりのコレクションだ。

ハンドバッグには、「グッチ」のシグネチャーである“ダイアナ”から、“ロッソ アンコーラ”のミディアムサイズとピンクのスモールサイズが登場。「グッチ」のルックをまとった“ボー&ボリス”のデザインをあしらった。

ウオレットは、ミニバッグとしても使用できるチェーンストラップ付きウオレットとジップアラウンドウオレットを用意する。また、同じデザインのカードケースには、それぞれに“ボー”または“ボリス”のデザインあるいはチャームが付属する。

そのほかのラインアップは、今年3月に発売した猫のキーチャームの新デザイン(全2種)、GGパターンと“ボー&ボリス”を組み合わせたベースボールキャップ(全2種)、ヘアバンド、シルクリボン、シルクスカーフ(90cm x 90cm)、ノート、ペンシルケースなど。“ボー&ボリス”をあしらったスペシャルデザインのショッパーも用意する。

コラボ記念スイーツ・イベントも

東京・銀座のグッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウでは、ヒグチ氏とのコラボによるスイーツを提供する。“「グッチ」に誘われて、ボー&ボリスがイタリアを旅したら…!”というイマジネーションから生まれたクッキーセレクション“A trip to Italy(イタリアへの旅)”をグッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウの公式サイトで取り扱う。6月26日からより順次先行予約を受け付け、7月24日に店頭および公式サイトで数量限定で販売を開始する。

7月3日からは、並木、新宿、青山、六本木店と阪急うめだ本店グッチレザーグッズショップで、巨大な“ボー&ボリス”のアートピースを展示する。展示期間終了後は数量限定で販売する予定だ。また、一部店舗で無料刻印サービスに猫のデザインが期間限定で登場する。

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「グッチ」×ヒグチユウコ  “ボー&ボリス”の日本限定コレクションが登場

「グッチ(GUCCI)」は、アーティストのヒグチユウコによる猫のキャラクター“ボー&ボリス”をさまざまなアイテムにデザインした日本限定コレクションを発表した。6月26日に「グッチ」公式オンラインショップで先行販売を開始し、7月3日に全国の店舗で発売する。

今回のコラボは、福を招く存在として親しまれる猫をモチーフにしており、7月から8月にかけて訪れる夏のラッキーデーに合わせて新調するのにぴったりのコレクションだ。

ハンドバッグには、「グッチ」のシグネチャーである“ダイアナ”から、“ロッソ アンコーラ”のミディアムサイズとピンクのスモールサイズが登場。「グッチ」のルックをまとった“ボー&ボリス”のデザインをあしらった。

ウオレットは、ミニバッグとしても使用できるチェーンストラップ付きウオレットとジップアラウンドウオレットを用意する。また、同じデザインのカードケースには、それぞれに“ボー”または“ボリス”のデザインあるいはチャームが付属する。

そのほかのラインアップは、今年3月に発売した猫のキーチャームの新デザイン(全2種)、GGパターンと“ボー&ボリス”を組み合わせたベースボールキャップ(全2種)、ヘアバンド、シルクリボン、シルクスカーフ(90cm x 90cm)、ノート、ペンシルケースなど。“ボー&ボリス”をあしらったスペシャルデザインのショッパーも用意する。

コラボ記念スイーツ・イベントも

東京・銀座のグッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウでは、ヒグチ氏とのコラボによるスイーツを提供する。“「グッチ」に誘われて、ボー&ボリスがイタリアを旅したら…!”というイマジネーションから生まれたクッキーセレクション“A trip to Italy(イタリアへの旅)”をグッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウの公式サイトで取り扱う。6月26日からより順次先行予約を受け付け、7月24日に店頭および公式サイトで数量限定で販売を開始する。

7月3日からは、並木、新宿、青山、六本木店と阪急うめだ本店グッチレザーグッズショップで、巨大な“ボー&ボリス”のアートピースを展示する。展示期間終了後は数量限定で販売する予定だ。また、一部店舗で無料刻印サービスに猫のデザインが期間限定で登場する。

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「ちいかわ」「ナガノのくま」が「UT」に! 「ユニクロ」とイラストレータのナガノがコラボ

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は6月23日、「ちいかわ」「ナガノのくま」で知られるイラストレーター、ナガノとコラボしたTシャツを発売する。価格はウィメンズが1500円、キッズサイズが990円。「ユニクロ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。オンラインストアでは8時15分から販売する。

ウィメンズとキッズサイズを制作
各4型をラインアップ

コラボTシャツは、キャラクターを並べたデザインや、「ちいかわ」がカレーを食べるグラフィック、“ナガノのくま”が買い物やダンスをするデザインを制作。ナガノによるキャラクターたちが、元気いっぱいに駆け回る。

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「ちいかわ」「ナガノのくま」が「UT」に! 「ユニクロ」とイラストレータのナガノがコラボ

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は6月23日、「ちいかわ」「ナガノのくま」で知られるイラストレーター、ナガノとコラボしたTシャツを発売する。価格はウィメンズが1500円、キッズサイズが990円。「ユニクロ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。オンラインストアでは8時15分から販売する。

ウィメンズとキッズサイズを制作
各4型をラインアップ

コラボTシャツは、キャラクターを並べたデザインや、「ちいかわ」がカレーを食べるグラフィック、“ナガノのくま”が買い物やダンスをするデザインを制作。ナガノによるキャラクターたちが、元気いっぱいに駆け回る。

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「マルニ」新デザイナーの有力候補に新鋭エレン・ホダコヴァ・ラーソンが浮上 LVMHプライズのグランプリ受賞者

OTBが擁する「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターの有力候補として、スウェーデン・ストックホルムを拠点とする「ホダコヴァ(HODAKOVA)」のエレン・ホダコヴァ・ラーソン(Ellen Hodakova Larsson)創業デザイナーの名前が挙がっているようだ。複数の海外メディアが情報筋の話として報じた。本件に関し、OTBからのコメントは得られなかった。

なお、同ブランドを2016年11月から率いていたフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)前クリエイティブ・ディレクターは、6月18日に退任を発表している。

エレン・ホダコヴァ・ラーソンの経歴は?

ラーソンは、「ホダコヴァ」を21年に立ち上げた。24年には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のグランプリを受賞。同氏は「世界初の完全にサステナブルなファッションブランド」を目指しているという。最近では、24年8月6日に開催された映画「ボーダーランズ(BORDERLANDS)」のイベントに主演俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)が「ホダコヴァ」による102本のアンティークスプーンを飾ったカスタムメイドのトップスを着用して登場し、大きな話題に。ブランシェットは、同年9月のトロント国際映画祭でも、スプーンをあしらった同ブランドのスーツを着用している。

OTBと「マルニ」について

OTBは、「マルニ」のほかに「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを傘下に持つ。なお、「マルニ」は24年5月、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長の息子であるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)を最高経営責任者に迎えている。

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「マルニ」新デザイナーの有力候補に新鋭エレン・ホダコヴァ・ラーソンが浮上 LVMHプライズのグランプリ受賞者

OTBが擁する「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターの有力候補として、スウェーデン・ストックホルムを拠点とする「ホダコヴァ(HODAKOVA)」のエレン・ホダコヴァ・ラーソン(Ellen Hodakova Larsson)創業デザイナーの名前が挙がっているようだ。複数の海外メディアが情報筋の話として報じた。本件に関し、OTBからのコメントは得られなかった。

なお、同ブランドを2016年11月から率いていたフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)前クリエイティブ・ディレクターは、6月18日に退任を発表している。

エレン・ホダコヴァ・ラーソンの経歴は?

ラーソンは、「ホダコヴァ」を21年に立ち上げた。24年には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のグランプリを受賞。同氏は「世界初の完全にサステナブルなファッションブランド」を目指しているという。最近では、24年8月6日に開催された映画「ボーダーランズ(BORDERLANDS)」のイベントに主演俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)が「ホダコヴァ」による102本のアンティークスプーンを飾ったカスタムメイドのトップスを着用して登場し、大きな話題に。ブランシェットは、同年9月のトロント国際映画祭でも、スプーンをあしらった同ブランドのスーツを着用している。

OTBと「マルニ」について

OTBは、「マルニ」のほかに「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを傘下に持つ。なお、「マルニ」は24年5月、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長の息子であるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)を最高経営責任者に迎えている。

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「プーマ」がサレへ・ベンバリーとコラボした初のスニーカーをパリで先行販売 100足限定

「プーマ(PUMA)」は、フランス・パリで現地時間の6月25〜27日にかけて、デザイナーのサレへ・ベンバリー(Salehe Bembury)とコラボレーションした体験型イベントを開催する。会場では、同氏が「プーマ」と手掛けた初のライフスタイルシューズ“ヴェラム(VELUM)”を初公開し、100足限定で先行販売するほか、サイン対応なども行う。

新作のスニーカー“ヴェラム”は、「プーマ」独自の厚底ミッドソール“ニトロフォーム(NITROFOAM)”を搭載した、同氏が得意とする有機的なデザインと機能性を融合したモデル。自然とテクノロジーが調和する会場では、実物の展示やインスタレーションを通じて、“ヴェラム”の着想源や制作に至るまでの過程を追うことができる。

新ロープロファイルスニーカー
“エイチ・ストリート”の体験も

さらに、同イベントでは「プーマ」がソウルで行ったローンチイベントで初披露したロープロファイルスニーカー“エイチ・ストリート(H-STREET)”のインスタレーションも展示。また、発売に先駆けて先行体験も行う。

サレヘ・バンバリーは1986年生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身。大学でインダストリアルデザインについて学んだのち、「イージー(YEEZY)」や「ヴェルサーチェ(VERSACE)」でシューズデザイナーとして活躍した。自然にインスピレーションを得た有機的なデザインが特徴で、今年の2月には「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボモデルを発売している。

イベント概要

日程:6月25〜27日(現地時間)
時間:25日/12:00~19:00 26、27日/11:00~19:00
住所:18 Rue Saint Gilles, 75003 Paris
※“ヴェラム”の先行販売は25日12時から

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ローソンとフリークス ストアが4回目のコラボ “厚めの快適Tシャツ”と“ナイロンショートパンツ”を販売

ローソンは「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」とのコラボレーション製品“厚めの快適Tシャツ” (2499円)と“ナイロンショートパンツ” (2999円)を6月26日から販売する。両社のコラボは今回で4回目。ローソン一部店舗、「フリークス ストア」一部店舗と各種オンラインストアで取り扱う。

今回はユニセックスで着られる2型を用意した。Tシャツは厚手の6.0オンスで柔らかい手触りで仕上げたほか、夏の暑さを視野に入れ接触冷感、吸水速乾、紫外線防止などの機能性も備えた。カラーはホワイトとブラックで、それぞれS〜M、L〜XLの2サイズで展開する。

接触冷感、吸水速乾機能を備えたショートパンツはコンパクトに収納ができるため、旅行やレジャーなどでのニーズも見込む。カラーはブラック1色展開で、S~M、L~XLの2サイズを用意している。

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藤原ヒロシ「フラグメント」とV.A.、“ジャック パーセル”がトリプルコラボスニーカーを発売

ジュンは6月28日、東京・原宿のコンセプトストア、ヴイエー(V.A.)と、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント(FRAGMENT)」、「コンバース(CONVERSE)」の“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”がトリプルコラボしたスニーカー“コンバース ジャック パーセル 1935 / ヴイエー(CONVERSE JACK PURCELL 1935 / V.A.)”を発売する。価格は1万9800円。サイズは、0.5cm刻みに23〜27cm、28、29、30cm。20日12時〜6月23日10時までの期間、ヴイエーの店頭販売に伴う事前抽選を実施するほか、後日ヴイエー公式オンラインでの一部販売も予定する。販売の詳細については、公式オンラインに記載する。

トリプルコラボスニーカー
“コンバース ジャック パーセル 1935 / ヴイエー”

コラボスニーカーは、スニーカー“ジャック パーセル 1935”をヴイエー仕様にアレンジ。ヴイエーと「フラグメント」のロゴをあしらい、テープ箇所に“V.A.”を意味する“VARIOUS ARTISTS”の文言や、同スニーカーのコード番号をデザインしたほか、外腰側のライニングにコラボラベルを付した。“ジャック パーセル”は、2025年で90周年を迎える。

■ヴイエー
営業時間:10:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9
>事前抽選リンク

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2025年下半期は「基盤の強化」 東洋&西洋占術から見る開運コスメとは?【スピリチュアル消費】

一粒万倍日に財布を新調する、パワースポットに旅行に出かけるなど、「縁起のいいモノ・コト」への消費は、近年ますます注目されている。今回は東洋占術と西洋占星術の観点から、2025年下半期の世の中の動きを取材。幸運を引き寄せるビューティアイテムを提案する。

25年下半期、東洋占術では
「基盤の強化」がキーワード

今回取材したのは、東洋と西洋の占術に精通し、10年以上の鑑定歴を持つフォーチュン メンターのカノン・ベル氏。まずは東洋の占術から、25年の全体像を紐解いてもらった。

「四柱推命において、25年は『乙巳(きのとみ)』にあたります。陰陽五行における木行の陰(=女性性)を表し、植物の草花を象徴する年です。草花は地上で愛らしい花を咲かせて人々の目を楽しませますが、地中ではしっかり根を張り巡らせているもの。また、踏まれても起き上がる、強さとしなやかさを持つ存在でもあります」。

そんな草花のように、25年はたとえ困難に遭遇しても、柔軟に対応していくこと。そして横の繋がりを強化することで、自身の基盤を安定させる年であるという。

「同じく東洋占術の1つである九星気学において、25年は『二黒土星(じこくどせい)』にあたります。土を象徴する年だけに、やはり自分の土台となる環境や、基盤作りがテーマになるでしょう。さらに、25年の干支は『巳(=へび)』。へびは変化や脱皮、知性を表しますので、古い考えや手法に固執するよりも、柔軟に新しいことに挑戦するほうが、物事がスムーズに運びやすいといえます」。

東洋占術においては、総じて「柔軟な対応」と「基盤の強化」がキーワードといえそうだ。

西洋占星術では木星が蟹座へ
「家」や「居場所」がフォーカスされる

それでは、西洋占星術においてはどうだろう? 25年の下半期直前、 6月10日に木星が蟹座に移動。木星は拡大や幸運を象徴する星とされ、6月10日からの約1年間は、蟹座的な物事が世の中のムードを形づくっていくという。

「蟹座は自分の基盤となる居場所や家庭、故郷やルーツを象徴し、下半期はそれらに関する事柄が、発展していくと考えられます。例えば、結婚や出産などで家族の形が変わったり、住む場所や仕事のやり方を変えることで、ライフスタイルそのものが変化するケースも。そういう意味では、やはり自分の基盤となる環境作りがテーマになりそうです」。

蟹座の木星に対して、現実化の星といわれる土星が影響を与えるため「今まで何となく思い描いていたことを、具体的に形にしていく時期かもしれません」と、カノン・ベル氏は話す。

25年下半期に幸運を引き寄せる
「パール」「アースカラー」「定番の見直し」

そんな25年下半期、私たちの背中を後押ししてくれるような、ビューティアイテムや美容習慣とは?

「まずカラーでいうと、二黒土星はベージュやブラウンのようなアースカラーを、蟹座はパールを象徴します。メイクアップでは、このような色合いのアイテムがトレンドになるかもしれません。『自身の基盤を固める』という意味では、美容習慣の見直しにも最適なタイミングといえます」。

具体的には、スキンケアの見直し、何となく続けていた若い頃のメイクのアップデートなどが、ラッキーアクションとなる。体質改善のために、食生活やライフスタイルを見直すのもおすすめだ。

「乙巳の年は『歴史あるものが科学的に刷新される』もしくは『デザインを新しく改良したものが注目される』という流れもあります。美容においても、表面を取り繕うのではなく、根本から改善しようという発想が、運気を後押ししてくれるはずです」。

カノン・ベル氏の占断をもとに、秋冬の新作アイテムから、下半期に幸運を引き寄せる開運コスメをいくつか紹介する。

【蟹座を象徴する、珠玉のパールアイテム】

「シャネル」“ヴェルニ 401”

7月4日に「シャネル(CHANEL)」から登場する、限定のネイルコレクション。401は、指先に繊細でシャープな輝きを添える、パールの質感が印象的。透明感に優れ、爪そのもののツヤを際立たせながら、ピンクやブルー、シルバーのパールで涼しげな印象へ。単色使いはもちろん、重ね塗りしても光のニュアンスを楽しめる。

「イヴ・サンローラン」“ラブシャイン グロスプランパー No.1”

7月11日に発売する「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」の“ラブシャイン グロスプランパー”。ジンジャーの心地よい刺激感で唇の血色を引き出し、ぷるんとしたゼリーのような質感へと導く。 No.1は、ホログラムのようなラメを閉じ込めたパープル。素の唇を透かして、自然なパールピンクに発色する。

「ルナソル」“フラッシュクリエイター EX17”

「ルナソル(LUNASOL)」から8月8日に登場する限定のリクイドアイライナーは、クリアピンクのベースに、グリーンやピンクのパールが揺らめく輝きを添える1色。軽くぼかしてアイシャドウ風に用いたり、まつ毛の先端に乗せてアクセントとして楽しむ方法も。温もりのある輝きで、優しげなまなざしを演出する。

【二黒土星&乙巳を象徴する、アースカラー&根本ケアアイテム】

「RMK」“シンクロマティック アイシャドウパレット EX-14”

7月25日に登場する「RMK」の“シンクロマティック アイシャドウパレット”。限定色のEX-14は、カーキやブロンズ系の温かみのあるアースカラーと、偏光パールが揺らめくカラーを組み合わせた4色。色同士を重ねても濁ることなく、角度によって時に温かく、時に冷たい光を放つ。昼から夜へとうつろいゆく情景を表現した、肌なじみのよいニュアンスカラーだ。

「シセイドウ」“エッセンス スキンセッティング パウダー”

9月1日に登場する「シセイドウ(SHISEIDO)」の“エッセンス スキンセッティング パウダー”は、大正時代の「資生堂七色白粉」を現代に再解釈した、7色のプリズムピグメントを配合している。さらに、超微粒子粉体の1つ1つにヒアルロン酸GLと、ナイアシンアミドをコーティング。サラリと軽やかな肌触りでありながら、長時間保湿感が持続し、肌の土台をきめ細かな質感へと導いてくれる。

「イプサ」 “ME n”

1987年の誕生以来、進化を続けてきた「イプサ(IPSA)」のベーシックケアが、8月5日に10代目へと生まれ変わる。肌測定器イプサライザーで肌のエネルギー状態と皮脂の状態を診断し、8タイプから最適な1本をチョイス。1品1品テクスチャーが違い、年齢やジェンダーに関係なく使える、シンプルなスキンケアだ。

毎年、年末になると新年の運気とラッキーカラーを融合した「占い✕美容企画」を担当する機会がある。実は「その年のラッキーカラー」と、実際のトレンドカラーが呼応するケースも多く、本当に不思議な気分になる。パールやベージュ系、根本強化アイテムが充実しているこの下半期。どのアイテムも非常に使いやすいため、運気向上を願いつつ、取り入れてみてはいかがだろう?

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「シュプリーム」と「クラークス」の新作コラボはリフレクティブ仕様の“ワラビー”

「シュプリーム(SUPREME)」は、英国発のシューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」とコラボレーションしたシューズを6月21日に発売する。ベージュとグレー、ピンクの3カラーを用意し、価格は非公開。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

両者は定期的にコラボしており、今回は「クラークス オリジナルズ」の定番モデル“ワラビー(WALLABEE)”をベースモデルに採用した。全体のシルエットはオリジナルのままだが、アッパー全体にリフレクティブレザーを使用したことで暗闇でも存在感を放つ1足に。また、アイコニックなタグ“フォブ(FOB)”にも同素材を用い、コラボを示す「シュプリーム」のボックスロゴをあしらったほか、インソールがダブルネーム仕様となっている。

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ローラが手掛ける「ステュディオR330」がポップアップを開催 定番デニムや愛犬のプリントTシャツも

ローラがクリエイティブ・ディレクターを務めるライフスタイルブランド「ステュディオ アール スリーサーティー(STUDIO R330)」は6月21〜29日、「ザ トウキョウ(THE TOKYO)」銀座でポップアップストアを開催する。同ポップアップは、THE TOKYOにとって銀座エリア初となる旗艦路面店のオープンを記念して開催されるもので、2025年春夏コレクションを中心に、ブランドの定番や新作コレクションを用意する。

ラインアップは、日本の着物にインスピレーションを得た“キモノ ライトウェイト デニムジャケット(KIMONO LIGHT WEIGHT DENIM JACKET)”(2万9700円)や、3月のポップアップで好評を博した、ローラ自身がスマートフォンの待ち受け画像として使用していた愛犬・AKIの写真をプリントした“ドッグ フォト Tシャツ(DOG PHOTO T-SHIRTS)”(1万2100円)など、注目アイテムを全11型で展開。

定番コレクションのアイテム一覧

■「ステュディオR330」ポップアップ

日程:6月21〜29日
場所:THE TOKYO 銀座
住所:東京都中央区銀座3-5-18

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“クロミ”と「ジーユー」がコラボ ビンテージライクに仕上げたTシャツ4型を発売

「ジーユー(GU)」は6月27日、サンリオのキャラクター“クロミ”とのコラボTシャツ4型を発売する。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

“クロミ”コラボTシャツ
かすれた風合いにデザイン

コラボTシャツは、切り替えデザインを配し、正面に小さく“クロミ”をあしらったコンパクトTシャツ(1990円)や、レオパード柄の頭巾をかぶった“クロミ”のグラフィックTシャツ(1990円)、“クロミ”と蝶のモチーフをデザインしたTシャツ(1990円)などを制作。すべてビンテージアイテムを思わせる、かすれた風合いに“クロミ”をプリントした。

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百貨店の化粧品売り場はなぜ1階にあることが多いの?:#今さらビューティ部 Vol.1

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「#今さらビューティ部」は、長年美容業界で活躍する美容コーディネーターの弓気田みずほさんと、「WWDJAPAN」ビューティ担当の若手記者2人が、同業界の今さら聞けない話や最新の売り場・製品情報をお届けします。

第1回は、百貨店の化粧品売り場が1階に位置することが多い背景について掘り下げます。また近年では、階層にとらわれず、ファッションフロアにビューティブランドが出店するようなケースも見られます。この理由や、百貨店の化粧品売り場に求められることなどについて、伊勢丹新宿本店でキャリアをスタートした弓気田さんが解説します。

「#今さらビューティ部」は皆さまからのお便りをお待ちしております。ご感想・ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、beautybu@wwdjapan.comです。


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2025-26年秋のリアルなメンズトレンドを探せ!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年6月16日号からの抜粋です)

佐藤:リアルなメンズトレンドをアパレル企業やセレクトショップの展示会から紹介していく恒例の企画です。暖冬傾向の中でどんなMDにするのか。大きなトレンドが分かりづらい中で、2025-26年秋冬はモノや素材の良さにフォーカスし、定番ブランドの別注アイテムに注力する動きが見てとれました。

村上:私が担当した国内アパレル系は、短丈のレザーブルゾン、ワークジャケットが基本線ではありましたが、セレクトだと「そろそろロング丈のコートを提案してもいいのでは?」というムードですか?

佐藤:暖冬傾向でロングコートの需要が減っているのは間違いないのですが、店としては「そろそろコートが着たくないですか?」を提案したいんだと思います。国内アパレルでも「サンヨーコート」などがバルマカーンコートを出したりしていて、やはりコートはメンズの秋冬のドレススタイルを楽しむためには必要なアイテムなんだと実感しました。また、あるセレクトショップは「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」などの生地を使ってスーツを作っていたそうですが、値上がりの影響もあって国内サプライヤーの生地に替え、高品質ながら上下で10万円強の価格を実現したとか。今後そういった事例は増えるのではないでしょうか。

「新アフォーダブルラグジュアリー」に注目

村上:ラグジュアリーブランドが減速傾向にある中で、10万円台のコートがあるような、新しいコンテンポラリーブランドはないか?と聞かれることが増えました。国内では「オーラリー(AURALEE)」、海外では「アミ パリス(AMI PARIS)」や「ルメール(LEMAIRE)」といったゾーンですよね。

佐藤:そうですね。スタイルとしては、ドレスとカジュアルの境が曖昧になった“エレベイテッド・デイウエア”がイチ押しです。次号(6月23日号)はウィメンズのリアルトレンド特集号ですが、今特集との連動性をアピールしたいと考え、男女2人のモデルの撮影をして、今号と次号でそれぞれ違うカットを使った表紙を作りました。初の試みなので、次号もお楽しみに!

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夏の汗にも負けない「チャコット」のフィニッシングパウダーに限定ミニサイズ 7月25日発売

「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」は7月25日、“フィニッシングパウダー マット クリア”のミニサイズを限定発売する。通常版の約3分の1サイズで価格は880円(パフ付き)。外出先にも手軽に持ち歩くことができるほか、1000円を切る手軽な価格でトライアルニーズにも応える。

「汗に強く崩れにくい」ブランドの個性が光るアイテム

「チャコット・コスメティクス」のアイコニックなアイテムである“フィニッシングパウダー マット クリア”は、ファンデーションの発色を損なわずに肌のキメや毛穴を整え、透明感のあるマット肌に仕上げるフィニッシュパウダーだ。舞台メイクブランドとしてスタートした同ブランドらしく、汗や動きに強いヨレにくさが高い支持を集めている。ミニサイズはピンクとホワイトのドット柄がポップな限定パッケージで販売する。

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「シャネル」の“チャンス”からボディーオイルとハンドクリームが登場

「シャネル(CHANEL)」は7月4日、フレグランスライン“チャンス”から2種の新作を発売する。ボディーオイルは、弾けるようなフローラルノートが香る“チャンス オー フレッシュ”から登場。また、3つの香りを楽しめるハンドクリームのセットが数量限定で再登場する。

“チャンス オー フレッシュ ボディ オイル”(150mL、1万8480円)は、しっとりと滑らかなテクスチャーのボディーオイル。爽快感溢れるシトロンや柔らかなジャスミン、生き生きとしたチークウッドが織りなすフローラルの香り。髪にも使用できる。

“チャンス クレーム マン”(20mL×3本、1万2650円)は、“チャンス”“チャンス オー タンドゥル”“チャンス オー フレッシュ”3種の香りを詰め込んだハンドクリームのセット。フレッシュなテクスチャーと柔らかな香りで、手肌を包み込む。

“チャンス”とは

“チャンス”は、1978年から2014年まで「シャネル」の専属調香師を務めたジャック・ポルジュ(Jacques Polge)により03年に誕生したフレグランスライン。自分自身でチャンスをつかみ、積極的に人生を切り開いていく人に提案する。4月に、同ライン5番目の香り“チャンス オー スプランディド オードゥ パルファム”(50mL、1万7600円/100mL、2万4200円)を発表。ボディーオイルとしては、1月に“チャンス オー タンドゥル ボディ オイル”(150mL、1万8480円)を発売した。

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【2025年夏コスメ】「シャネル」のネイルポリッシュからシアーな発色の限定色が登場

「シャネル(CHANEL)」は7月4日、ネイルポリッシュ“ヴェルニ”(13mL、5500円)から6つの限定色を発売する。シアーな発色とパール感のある輝きが長時間持続する。パッケージは、特別仕様のシルバーキャップを採用した。

“401 ビーチ アイコン”は、シルバーのパールが輝く透明感のあるシェード。トップコートとしても使用できる。ライトメタリックピーチの“403 ゴールデン マーメイド”や、ソフトサテンコーラルピンクの“405 ダズリング アーティスト”、オレンジコーラルの“407 サンセット サーファー”など、全6色をラインアップする。

“ヴェルニ”について

“ヴェルニ”は、爪を保護しながら鮮やかな発色をかなえ、美しい仕上がりを長時間保つネイルポリッシュ。フォーミュラにはピグメントを高濃度で凝縮し、「シャネル」独自の自然由来成分カメリア セラミドを配合した。重ねづけしてもむらのない、艶やかな仕上がりが特徴。幅が広くフラットなブラシが、正確なアプリケーションを実現する。

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