大手百貨店4社、7月も前年割れ 免税売上高は依然3〜4割減

百貨店大手4社の2025年7月度売上速報が出そろったが、全社が前年同月の実績を下回った。3月以降の円高による訪日客需要の減速が引き続き影響し、免税売上高は全社で3〜4割減となった。

三越伊勢丹の売上高は前年同月比5.2%減。伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の都心3店合計では、国内売上高が3.7%増だった一方、免税売上高は同35.6%減と大幅なマイナス。免税売上高に関しては、前年7月が三越伊勢丹全体として月次ベースで過去3番目の高水準を記録したこともあり、その反動も大きくなった。ただし月後半にかけては回復基調という。

伊勢丹新宿本店は、国内売上高が同3.1%増と底堅く、秋物の立ち上がりや化粧品の季節商材が好調だった一方、免税売上高は同42.1%減と大きな落ち込み。特に高額なラグジュアリー商品の動きが鈍化した。三越銀座店は免税売上が24.4%減と比較的下げ幅が小さく、都心3店舗の中でもインバウンド需要の底打ち感が見え始めている。

高島屋は全店計で前年同月比6.6%減(既存店ベースでは3.7%減)、免税売上高は同33.0%減だった。国内顧客による夏物衣料や宝飾品の需要は堅調で、免税を除いた既存店売上は同1.6%増と健闘したが、高額品を中心とする訪日客需要の減退が全体を押し下げた。都心部では、大阪店が同3.8%減、新宿店が同8.2%減、同京都店が9.1%減と、いずれも前年割れ。

大丸松坂屋百貨店は前年同月比0.6%減と、4社の中では最も減少幅が小さかった。免税売上高は同30.1%減も、国内売上高は3.3%増。化粧品などの消耗品が堅調に売れたことに加え、大丸梅田店や松坂屋名古屋店の改装効果、外商や美術品、時計が全体を下支えした。

阪急阪神百貨店の売上高は前年同月比8.8%減、免税売上高は同約40%減だった。旗艦の阪急本店は、売上高が同13.4%減と落ち込んだ。全館リモデルに伴う売場閉鎖のマイナス影響に加え、免税売上が前年同月比4割減となった。一方、夏の長期化に対応した6月下旬以降の婦人衣料の足し込み策、鮮度の高いイベント展開が奏功し、国内顧客の誘客には一定の効果があった。阪神梅田本店は同7.5%増と前年実績を超え、ファッションとライフスタイルカテゴリーが2割増とけん引した。

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大手百貨店4社、7月も前年割れ 免税売上高は依然3〜4割減

百貨店大手4社の2025年7月度売上速報が出そろったが、全社が前年同月の実績を下回った。3月以降の円高による訪日客需要の減速が引き続き影響し、免税売上高は全社で3〜4割減となった。

三越伊勢丹の売上高は前年同月比5.2%減。伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の都心3店合計では、国内売上高が3.7%増だった一方、免税売上高は同35.6%減と大幅なマイナス。免税売上高に関しては、前年7月が三越伊勢丹全体として月次ベースで過去3番目の高水準を記録したこともあり、その反動も大きくなった。ただし月後半にかけては回復基調という。

伊勢丹新宿本店は、国内売上高が同3.1%増と底堅く、秋物の立ち上がりや化粧品の季節商材が好調だった一方、免税売上高は同42.1%減と大きな落ち込み。特に高額なラグジュアリー商品の動きが鈍化した。三越銀座店は免税売上が24.4%減と比較的下げ幅が小さく、都心3店舗の中でもインバウンド需要の底打ち感が見え始めている。

高島屋は全店計で前年同月比6.6%減(既存店ベースでは3.7%減)、免税売上高は同33.0%減だった。国内顧客による夏物衣料や宝飾品の需要は堅調で、免税を除いた既存店売上は同1.6%増と健闘したが、高額品を中心とする訪日客需要の減退が全体を押し下げた。都心部では、大阪店が同3.8%減、新宿店が同8.2%減、同京都店が9.1%減と、いずれも前年割れ。

大丸松坂屋百貨店は前年同月比0.6%減と、4社の中では最も減少幅が小さかった。免税売上高は同30.1%減も、国内売上高は3.3%増。化粧品などの消耗品が堅調に売れたことに加え、大丸梅田店や松坂屋名古屋店の改装効果、外商や美術品、時計が全体を下支えした。

阪急阪神百貨店の売上高は前年同月比8.8%減、免税売上高は同約40%減だった。旗艦の阪急本店は、売上高が同13.4%減と落ち込んだ。全館リモデルに伴う売場閉鎖のマイナス影響に加え、免税売上が前年同月比4割減となった。一方、夏の長期化に対応した6月下旬以降の婦人衣料の足し込み策、鮮度の高いイベント展開が奏功し、国内顧客の誘客には一定の効果があった。阪神梅田本店は同7.5%増と前年実績を超え、ファッションとライフスタイルカテゴリーが2割増とけん引した。

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1位は、藤井 風チームが「WWDJAPAN」8月4日号に登場 アーティストに魔法をかける、衣装デザインの世界を読み解く|週間アクセスランキング TOP10(7月24日〜7月30日)

1位は、藤井 風チームが「WWDJAPAN」8月4日号に登場 アーティストに魔法をかける、衣装デザインの世界を読み解く|週間アクセスランキング TOP10(7月24日〜7月30日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、7月24日(木)〜30日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
藤井 風チームが「WWDJAPAN」8月4日号に登場 アーティストに魔法をかける、衣装デザインの世界を読み解く

07月24日公開 / 文・伊藤 果奈子

 「WWDJAPAN」は8月4日、「衣装デザイン」特集号を発売する。近年、若者の間でアーティストがMV(ミュージックビデオ)やステージで着用する衣装への注目度が高まっていることを受けて、発注者、制作者、着用者の3方向から、衣装業界の仕組みと、そこで活躍するクリエイターらの考えを解き明かす。約20年にわたって衣装業界を見つめてきた「装苑」の玉利亜紀子編集長や、多数のアイドル衣装を手掛けることで知られるクリエイティブ・ベースのテン(TEN10)、スタイリストやデザイナー、それらの職を目指す服飾専門学生などに話を聞いた。

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- 2位 -
【スナップ】「フジロック2025」最終日 利便性の高いランニングベストが新たな定番⁉︎

07月27日公開 / 文・等々力 稜

 新潟県の苗場スキー場で開催中の「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」が、7月27日に最終日を迎えた。前日の雨のせいか暑さは多少和らいでいたものの、日中は強い日差しが降り注いだ。ヘッドライナーはアメリカのロックバンドである、ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND) 。ファッションは、「フジロック」では意外と見かけないデニムやニット素材のトップス、ウエスタンブーツといった、本人のキャラクターを際立たせるアイテムが目を引いた。さらに期間中を通して、「サロモン(SALOMON)」などのランニングベストを使用する人もちらほらと見かけるように。今や定番アイテムとなったフィッシングベストより容量は劣るものの、体にフィットするため重さを感じにくく、坂道や足場の悪い道も長距離歩く「フジロック」では実用的なようだ。着こなしにも程よいテック感が生まれている。

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- 3位 -
V.A.が“エア ジョーダン 1”を日本限定販売 3日間のポップアップストアをオープン

07月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ジュンが運営するコンセプトストアV.A.(ヴイエー)は7月31日〜8月2日、“エア ジョーダン 1 1985 ハイ リバース シャドー(High Reverse Shadow)”(3万7400円)を日本限定で販売するポップアップストアをオープンする。7月31日と8月1日の入店と同製品購入に関しては、7月28日10時まで、特設の応募フォームで事前抽選を行う。なお、8月2日の入店に関してはV.A.の公式インスタグラムで告知する。

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- 4位 -
RHCロンハーマンから「チャンピオン」別注スエットが発売 抜け感のある大人カジュアルなスタイリングに

07月29日公開 / 文・WWD STAFF

 RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は8月9日、「チャンピオン(CHAMPION)」に別注したスエットプルオーバー(全4色、各2万900円)とパンツ(全4色、各2万900円)を発売する。 同アイテムは、RHC ロンハーマン各店、ロンハーマン千駄ヶ谷「アール」、ロンハーマン京都「アール」および公式オンラインで取り扱う。

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- 5位 -
花王、ヘアケア第三の矢「ミーミーミー」で布陣固まる

07月29日公開 / 文・新関 瑠里

 花王は今夏、ヘアケア事業変革の一環として新ブランド「ミーミーミー(MEMEME)」を立ち上げる。Z世代を中心とした若年層女性を主なターゲットに据え、機能性と手軽さを両立した設計が特徴。シャンプー、トリートメント、アウトバストリートメント、ヘアオイルの4品を展開し、価格はいずれも1540円(編集部調べ)。8月9日から全国の主要ドラッグストア約1万店舗で取り扱う。7月29日からは、MEGAドン・キホーテ渋谷本店やアットコスメトーキョーなど全国42店舗で先行販売する。

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- 6位 -
【スナップ】「フジロック2025」チケット完売の2日目 個性的な柄ものやワンピースが人気

07月26日公開 / 文・等々力 稜

 「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」の2日目が、7月26日に新潟の苗場スキー場で開催された。2日目も初日同様、朝から超がつくほどの快晴。このまま暑さが続くと思われたが、15時ごろから突如激しい雨と強風が会場を襲う、まさに「フジロック」らしい天候となった。この日のチケットは完売しており会場は超満員。さらには土曜日ということで今日から参加の来場者も多く、それぞれ離れた場所に住みながらも苗場で集合する、といったグループも見られた。

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- 7位 -
【スナップ】「フジロック2025」が開幕 1日目は日差しをしのぐスカーフ使いやリンクコーデに注目

07月25日公開 / 文・等々力 稜

 日本最大級の野外音楽フェス「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」が7月25日、新潟県の苗場スキー場で開幕した。初日は強い日差しに対抗するべくファッションで好まれていたのは、近年では定番となったスカーフを頭に巻くスタイル。個性的な柄と巻き方のアレンジがコーディネートを一層華やかにするさらに目を引いたのは、フェスファッションの醍醐味とも言えるリンクコーデだ。色違いのTシャツ、同じアイテムを別々の方法で使う、お互いのアイテムを交換する、もしくは全くの偶然など、それぞれが仲間との時間を大いに楽しんでいた。

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- 8位 -
「フジロック 2025」のライブ配信タイムテーブル ヘッドライナーに加えてSuchmos、Vaundy、RADWIMPSなども配信

07月24日公開 / 文・WWD STAFF

 7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信のタイムテーブルが発表された。ライブ配信は、GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様を、プライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料で配信される。

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- 9位 -
「ボッテガ・ヴェネタ」がカーフレザーのフォンポーチを発売 携帯電話やカード収納に

07月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は“ディアゴ”シリーズからフォンポーチ2種を発売した。カーフレザー素材(全2色、21万5600円)と、グレインカーフレザー素材(25万1900円)をラインアップ。オンラインストアと店舗で取り扱う。

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- 10位 -
「イニスフリー」日本直営店を全店閉鎖 ECと卸売りに軸足

07月29日公開 / 文・新関 瑠里

 アモーレパシフィックジャパンは、スキンケアブランド「イニスフリー(INNISFREE)」の日本における直営店をすべて閉鎖する。ルミネエスト新宿店は7月31日、福岡パルコ店は8月17日をもって営業を終了し、現存する全店舗が閉店となる。今後はECと卸売りに軸足を移す。

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、7月24日(木)〜30日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
藤井 風チームが「WWDJAPAN」8月4日号に登場 アーティストに魔法をかける、衣装デザインの世界を読み解く

07月24日公開 / 文・伊藤 果奈子

 「WWDJAPAN」は8月4日、「衣装デザイン」特集号を発売する。近年、若者の間でアーティストがMV(ミュージックビデオ)やステージで着用する衣装への注目度が高まっていることを受けて、発注者、制作者、着用者の3方向から、衣装業界の仕組みと、そこで活躍するクリエイターらの考えを解き明かす。約20年にわたって衣装業界を見つめてきた「装苑」の玉利亜紀子編集長や、多数のアイドル衣装を手掛けることで知られるクリエイティブ・ベースのテン(TEN10)、スタイリストやデザイナー、それらの職を目指す服飾専門学生などに話を聞いた。

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- 2位 -
【スナップ】「フジロック2025」最終日 利便性の高いランニングベストが新たな定番⁉︎

07月27日公開 / 文・等々力 稜

 新潟県の苗場スキー場で開催中の「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」が、7月27日に最終日を迎えた。前日の雨のせいか暑さは多少和らいでいたものの、日中は強い日差しが降り注いだ。ヘッドライナーはアメリカのロックバンドである、ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND) 。ファッションは、「フジロック」では意外と見かけないデニムやニット素材のトップス、ウエスタンブーツといった、本人のキャラクターを際立たせるアイテムが目を引いた。さらに期間中を通して、「サロモン(SALOMON)」などのランニングベストを使用する人もちらほらと見かけるように。今や定番アイテムとなったフィッシングベストより容量は劣るものの、体にフィットするため重さを感じにくく、坂道や足場の悪い道も長距離歩く「フジロック」では実用的なようだ。着こなしにも程よいテック感が生まれている。

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- 3位 -
V.A.が“エア ジョーダン 1”を日本限定販売 3日間のポップアップストアをオープン

07月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ジュンが運営するコンセプトストアV.A.(ヴイエー)は7月31日〜8月2日、“エア ジョーダン 1 1985 ハイ リバース シャドー(High Reverse Shadow)”(3万7400円)を日本限定で販売するポップアップストアをオープンする。7月31日と8月1日の入店と同製品購入に関しては、7月28日10時まで、特設の応募フォームで事前抽選を行う。なお、8月2日の入店に関してはV.A.の公式インスタグラムで告知する。

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- 4位 -
RHCロンハーマンから「チャンピオン」別注スエットが発売 抜け感のある大人カジュアルなスタイリングに

07月29日公開 / 文・WWD STAFF

 RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は8月9日、「チャンピオン(CHAMPION)」に別注したスエットプルオーバー(全4色、各2万900円)とパンツ(全4色、各2万900円)を発売する。 同アイテムは、RHC ロンハーマン各店、ロンハーマン千駄ヶ谷「アール」、ロンハーマン京都「アール」および公式オンラインで取り扱う。

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- 5位 -
花王、ヘアケア第三の矢「ミーミーミー」で布陣固まる

07月29日公開 / 文・新関 瑠里

 花王は今夏、ヘアケア事業変革の一環として新ブランド「ミーミーミー(MEMEME)」を立ち上げる。Z世代を中心とした若年層女性を主なターゲットに据え、機能性と手軽さを両立した設計が特徴。シャンプー、トリートメント、アウトバストリートメント、ヘアオイルの4品を展開し、価格はいずれも1540円(編集部調べ)。8月9日から全国の主要ドラッグストア約1万店舗で取り扱う。7月29日からは、MEGAドン・キホーテ渋谷本店やアットコスメトーキョーなど全国42店舗で先行販売する。

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- 6位 -
【スナップ】「フジロック2025」チケット完売の2日目 個性的な柄ものやワンピースが人気

07月26日公開 / 文・等々力 稜

 「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」の2日目が、7月26日に新潟の苗場スキー場で開催された。2日目も初日同様、朝から超がつくほどの快晴。このまま暑さが続くと思われたが、15時ごろから突如激しい雨と強風が会場を襲う、まさに「フジロック」らしい天候となった。この日のチケットは完売しており会場は超満員。さらには土曜日ということで今日から参加の来場者も多く、それぞれ離れた場所に住みながらも苗場で集合する、といったグループも見られた。

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- 7位 -
【スナップ】「フジロック2025」が開幕 1日目は日差しをしのぐスカーフ使いやリンクコーデに注目

07月25日公開 / 文・等々力 稜

 日本最大級の野外音楽フェス「フジロックフェスティバル2025(FUJI ROCK FESTIVAL 2025)」が7月25日、新潟県の苗場スキー場で開幕した。初日は強い日差しに対抗するべくファッションで好まれていたのは、近年では定番となったスカーフを頭に巻くスタイル。個性的な柄と巻き方のアレンジがコーディネートを一層華やかにするさらに目を引いたのは、フェスファッションの醍醐味とも言えるリンクコーデだ。色違いのTシャツ、同じアイテムを別々の方法で使う、お互いのアイテムを交換する、もしくは全くの偶然など、それぞれが仲間との時間を大いに楽しんでいた。

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- 8位 -
「フジロック 2025」のライブ配信タイムテーブル ヘッドライナーに加えてSuchmos、Vaundy、RADWIMPSなども配信

07月24日公開 / 文・WWD STAFF

 7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信のタイムテーブルが発表された。ライブ配信は、GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様を、プライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料で配信される。

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- 9位 -
「ボッテガ・ヴェネタ」がカーフレザーのフォンポーチを発売 携帯電話やカード収納に

07月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は“ディアゴ”シリーズからフォンポーチ2種を発売した。カーフレザー素材(全2色、21万5600円)と、グレインカーフレザー素材(25万1900円)をラインアップ。オンラインストアと店舗で取り扱う。

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- 10位 -
「イニスフリー」日本直営店を全店閉鎖 ECと卸売りに軸足

07月29日公開 / 文・新関 瑠里

 アモーレパシフィックジャパンは、スキンケアブランド「イニスフリー(INNISFREE)」の日本における直営店をすべて閉鎖する。ルミネエスト新宿店は7月31日、福岡パルコ店は8月17日をもって営業を終了し、現存する全店舗が閉店となる。今後はECと卸売りに軸足を移す。

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「エクセル」がガシャポンに!? 人気アイシャドウやネイルのミニチュアチャームコレクションが登場

「エクセル(EXCEL)」は8月第4週から、人気アイテムをミニチュアサイズ化した“エクセル ミニチュアチャームコレクション”(全6種、1回400円)を販売する。全国のガシャポンバンダイオフィシャルショップ、玩具売場、家電量販店などに設置されたガシャポン自販機で取り扱う。

ブランドを代表する4種6アイテムを精巧に再現

ラインアップは、ブランドの看板アイテムの“スキニーリッチシャドウ”や“リアルクローズシャドウ”、“リップベルベティスト”、“スキンフラッター セラムクッション”、“ネイルポリッシュ N”(2種)の全6種で、実物そっくりのミニチュアサイズで再現した。アイシャドウやリップはふたが開き、ネイル(NL48)はキラキラ輝くパール塗装仕様。ッションファンデーションはふたが開く&パフ付きの仕様になっている。

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「パレス スケートボード」2025年オータムコレクション ドラえもんとのコラボも

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(以下、「パレス」)が2025年オータムコレクションを発表した。今シーズンのルックブックも「パレス」のスケートチームなどをモデルに起用し、ドラえもんとのコラボレーションをはじめ、多様なカルチャーを融合させたプロダクトや、「パレス」らしいスポーティーなエッセンスを取り入れたアイテムの数々がラインアップ。今回のルックブックもファッションフォトグラファーのセオ・シオン(Theo Sion)が撮影した。

日本では、PALACE SKATEBOARDS TOKYO、PALACE SKATEBOARDS OSAKA、DOVER STREET MARKET GINZAとPALACEオンラインストアにて、
8月9日11時から販売する。

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「パレス スケートボード」2025年オータムコレクション ドラえもんとのコラボも

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(以下、「パレス」)が2025年オータムコレクションを発表した。今シーズンのルックブックも「パレス」のスケートチームなどをモデルに起用し、ドラえもんとのコラボレーションをはじめ、多様なカルチャーを融合させたプロダクトや、「パレス」らしいスポーティーなエッセンスを取り入れたアイテムの数々がラインアップ。今回のルックブックもファッションフォトグラファーのセオ・シオン(Theo Sion)が撮影した。

日本では、PALACE SKATEBOARDS TOKYO、PALACE SKATEBOARDS OSAKA、DOVER STREET MARKET GINZAとPALACEオンラインストアにて、
8月9日11時から販売する。

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国内と外資のビューティブランドの違いって?:#今さらビューティ部 Vol.4

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「#今さらビューティ部」は、長年美容業界で活躍する美容コーディネーターの弓気田みずほさんと、「WWDJAPAN」ビューティ担当の若手記者2人が、同業界の今さら聞けない話や最新の売り場・製品情報をお届けします。

第4回は、国内と外資のビューティブランドの違いについて。昨今の国内のビューティブランドはスキンケア製品に重きを置く一方で、外資ブランドはビビットで大胆なカラーのメイクアップ製品も展開しています。そこから、日本特有の消費者の価値観や文化の違いも考察します。

「#今さらビューティ部」は皆さまからのお便りをお待ちしております。ご感想・ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、beautybu@wwdjapan.comです。


この配信は以下のアプリでもご利⽤いただけます。
Apple Podcast
Spotify

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国内と外資のビューティブランドの違いって?:#今さらビューティ部 Vol.4

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「#今さらビューティ部」は、長年美容業界で活躍する美容コーディネーターの弓気田みずほさんと、「WWDJAPAN」ビューティ担当の若手記者2人が、同業界の今さら聞けない話や最新の売り場・製品情報をお届けします。

第4回は、国内と外資のビューティブランドの違いについて。昨今の国内のビューティブランドはスキンケア製品に重きを置く一方で、外資ブランドはビビットで大胆なカラーのメイクアップ製品も展開しています。そこから、日本特有の消費者の価値観や文化の違いも考察します。

「#今さらビューティ部」は皆さまからのお便りをお待ちしております。ご感想・ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、beautybu@wwdjapan.comです。


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【2025年秋コスメ】「ナチュラグラッセ」が透明感をかなえるメイクアップコレクションを発売

「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は9月11日、2025年秋冬コレクションとして、アイシャドウ、リップグロス、日焼け止め下地の3品を限定発売する。全製品とも天然由来成分100%で、石けんオフできる。パッケージは、果実の色付きや月明かりなど秋の自然の輝きを表現した。8月29日には、同ブランド公式オンラインショップ、コスメキッチン、ビープル、ロフト、イセタン ビューティー アポセカリーで先行発売する。

秋を感じるニュアンスカラーのアイテム

4色アイシャドウパレット

“カラーアイズN”(全2種、各4400円)は、透明感カラーと潤んだ艶を与えるカラーを組み合わせた4色パレット。“フォレストミスト”は、果実のような豊かさと秋の澄んだ空気の色彩を表現し、陰影と立体感をもたらす。果実が彩る秋の木々や自然の温もりを表現した“トランキルヘイブン”は、華やかさと可愛らしさを引き立てる。

リップグロス

“リップエッセンス グロス”(全2色、各3410円)は、艶のあるシアーな発色を実現し、潤いを包む厚みのある膜でふっくら立体感のある仕上がりをかなえる。“イブニングペタル”は、繊細なパールを配合しモーヴピンク、“アーシーウォームス”は、赤みブラウンだ。

日焼け止め下地

日焼け止め下地の“メイクアップ クリーム モイスト”[SPF50+ PA+++](全2種、各3850円)は、毛穴、凹凸、色むらなどの肌悩みを自然にカバーしながら内側から艶めく上質な素肌のような印象に導く。“進化版レチノール”と期待される植物成分シリビンや、保湿・整肌成分を配合している。UVカット、ブルーライトカット、近赤外線カット効果に加え、乾燥などの日中のダメージからも肌を守る。カラーは、自然な艶をかなえるナチュラルベージュと、輝く艶肌に仕上げるラディアントベージュを用意する。

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本当のリラックスを見つける“アウトドアサウナ”のススメ Vol.01プライベート空間の魅力

現在、日本で月1回以上サウナを利用するミドル・ヘビーユーザー数は600万人弱(2024年度日本サウナ温冷浴研究所調べ)と言われており、サウナは一時のブームではなく一つのメジャーな趣味として親しまれるものとなっている。

近年のサウナ人口増加の理由は、「サ道」に代表されるようなサウナを題材とした作品の人気獲得やインフルエンサーたちのSNSの発信、コロナ禍での心身の不調から深いリフレッシュを人々が必要としていること、強制的なデジタルデトックスの解放感など様々あるが、特に令和の時代の“親しい友人たちと小規模でパーソナルな空間を楽しむ”という、クローズドコミュニティー志向とマッチした、という要因が大きいのではないだろうか。

また、そのような要望に応える個室型・貸切型サウナも近年数多く誕生し、従来の大衆サウナもオシャレで“イケてる”空間へと様変わりし、サウナーたちの多様化するニーズに合わせてその数を増やしている。

しかし、それ故に人気のサウナは平日でも長蛇の列をなし他人と肩を寄せ合いながら入り、個室サウナの予約は数カ月先でも埋まりっぱなし……といった、リラックスしたいのにリラックスできない、本来の目的と遠いところに行ってしまった感が否めない。

そこで、本当の意味でパーソナルにサウナを楽しめる空間“アウトドアサウナ”に注目。準備や移動など大変なイメージがあるが、実は誰でも楽しむことができる新しいサウナの形として、着実に人気が高まっている。その楽しみ方や必要なアイテム、気をつけるべきポイントなどを知っていこう。

日本一アウトドアサウナを実践する会社員、瓜生健太さんにインタビュー

今回、アウトドアサウナの魅力を語りその実践をしてくれるのは、会社員でありながら毎週のようにアウトドアサウナイベントの主催・出展を行い、個人・グループでのアウトドアサウナ出張開催依頼も請け負う「TENTSAUNA BASE」主宰の瓜生健太さん。自分自身が楽しむ趣味が転じてその布教を行うこととなった伝道師に、抜け出せないその魅力を聞いた。

WWD:自身でサウナテントを所有するようになったきっかけは?

瓜生健太さん(以下、瓜生):サウナ自体にハマったのは、コロナ禍以降の流行に乗る形で友人に連れていかれた「おふろの王様」志木店を訪れた際です。温冷交代浴(サウナに入り、その後水風呂に入ることを繰り返す入浴)だけでなく、水風呂後に外気浴をすることでいわゆる“ととのう”という状態に入れることを初めて知り、その感覚に夢中になりました。そこから有名無名問わず数多くのサウナに行きましたが、その中でも魅力的だったのが長野県阿智村で行われたサウナテントを使用したイベント。星空の下でサウナに入り、そのまま川に飛び込み、ひんやりとした外気を浴びるという解放感は、今までになく得難いものでした。これを自分自身が好きなタイミングで、好きな友人たちと一緒に行えれば本当に幸せだろうな、と思い販売されている商品をリサーチ。21年当時はサウナテント、ストーブ、その他備品を合わせて20万円くらいで揃えることができ、自身でも実施できるなと思ったのが所有のきっかけです。

WWD:毎週行うほどハマることになったアウトドアサウナの魅力とは?

瓜生:施設型サウナも好きなのですが、当時特にコロナの影響で黙浴が徹底されていた時代。本当に自分が求めていたのは友人たちとリラックスして楽しめる空間だったので、自身がアウトドアサウナを行えばそれを自ら作ることができたのが魅力です。その空間は選んだ目的地によって毎回変えることができ、四季折々の風景や空気感などの非日常を切り取って自分だけのものにできる、というのもアウトドアサウナ特有のものだと思います。

WWD:普段はどういった場所で行うことが多いですか?

瓜生:基本的にはキャンプ場が多いです。近年はサウナテントの認知度も徐々に広がっており、実施を容認してくれる場所も増えました。その中でも、川や湖のほとりで、水風呂代わりに飛び込めるキャンプ場がベスト。チラーを利用して冷やしたプールやアイスバスもいいですが、やはり自然の魅力には敵いませんね。他だと、昨年はサマーソニックに出展し、フェスに訪れたアウトドアサウナに馴染みのない方たちに体験してもらう機会もありました。施設型サウナとコラボレーションし、常設サウナと併設してサウナテントを楽しんでもらうといったイベントも増えてきました。

WWD:サウナテントで、施設型サウナと同等のクオリティーは出せるのでしょうか。

瓜生:個人的には、超えることができると思います。慣れないうちはテント内の温度が上がらず思い描く空間を作るのが難しいこともありましたが、現在はテントやストーブ、ギアの開発も進み、温度湿度の管理がより行いやすくなりました。加えて、吸排気を適切に行い酸素量を調整し、快適な空間を作れるようになったことで自身の理想的なサウナに近づけたと思います。イベントなどで体験した初見の人々にも、体感した結果「サウナテントがこんなに気持ちいいものだとは思わなかった」といった声ももらえています。

WWD:使っているギアについて詳しく教えてもらえますか。

瓜生:サウナテントは、「ソトブロ(Sotoburo)」の 最大12人入れる大型のもの。ストーブは「ソトブロ」と「アンバー(AMBER)」 の2台使いです。「ソトブロ」は高火力、「アンバー」は飽和水蒸気を出せるので、この二つの組み合わせがベストだと思っています。周辺ギアでは輻射熱から身を守る「アサヒウッドギア」のストーブガード、「ソトブロ」のベンチ、そして「マッドサウニスト(madsaunist)」のスチームジェネレーター“Ouroboros”も外せません。スチームジェネレーターによって微細な加熱水蒸気が持続的に発生するので、高い湿度を保つことができます。香りも重要な要素で、サウナハーブは「アルテミスの薬草店」のものをよく使います。ロウリュなどにも使用するサウナストーンは、「マッドサウニスト」の橄欖(かんらん)岩と「ナルヴィ(NARVI)」のフィンランド産輝緑(きりょく)岩を混ぜて使っています。サウナを出た後外気浴で使用する通称“ととのい椅子”は、定番の「コールマン(Coleman)」の“インフィニティチェア”を使っています。細かいものをいえばキリがないですが、メインはこの辺りです。

WWD:これだけのものをそろえて、自身で始めるのはハードルが高いですね。

瓜生:ここまでの数をそろえなくとも、使い勝手のいいギアは増えています。まずは小型のサウナテント、ストーブ一台、後はサウナストーンとベンチがあれば十分に始められますし、乗用車一台で運べる物量です。自身で揃える前に、まず高クオリティーのアウトドアサウナを楽しみたいという方は、ぜひ私にご一報ください(笑)。

WWD:安全面などで気をつけることは?

瓜生:一番気を付けるべきは、一酸化炭素中毒。ストーブが不完全燃焼している際に生じる一酸化炭素がテント内に充満してしまう可能性があります。空気中の濃度を計測する一酸化炭素チェッカーは、必須のアイテムです。加熱中のストーブやサウナストーンは非常に高温になるので、テント内を移動する際の火傷にも気をつけましょう。ストーブガードは輻射熱を防ぐほか、接触を防ぐ意味合いでも重要です。水風呂代わりに川や湖に入る際は、当然ですが水難事故にも気をつけましょう。ペグを使いサウナテントを固定することも非常に重要です。風の煽りを受けテントが動き、ストーブや火と接触し火事になる可能性もあります。アウトドアサウナは危険なものではありませんが、火や水を使うアクティビティーですので誤った遊び方はしないようにお願いします。通常のキャンプと同様に、キャンプ場のルールも守ってください。

PHOTOS:YUYA MIKUNI

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佐藤健 × 町田啓太 × 志尊淳  Netflix「グラスハート」でこだわった映像美とTENBLANKという夢のバンドの在り方

PROFILE: 佐藤健/俳優、町田啓太/俳優、志尊淳/俳優

PROFILE: (さとう・たける)1989年、埼玉県生まれ。2007年にドラマ「仮面ライダー電王」で初主演を務める。映画「るろうに剣心」シリーズ(12、14、21)で幅広い層から人気を獲得。「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(17)と「護られなかった者たちへ」(21)で、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。主な出演作は、「バクマン。」(15)、「何者」(16)、「亜人」(17)、「億男」(18)、「ひとよ」(19)、「四月になれば彼女は」、「はたらく細胞」(24)、ドラマ「義母と娘のブルース」(18、20、22)、「恋はつづくよどこまでも」(20)、Net flixシリーズ「First Love 初恋」(22)など。 (まちだ・けいた)1990年、群馬県生まれ。近年の主な出演作は、大河ドラマ「青天を衝け」(21)、連続ドラマW「フィクサー」(23)、大河ドラマ「光る君へ」(24)、映画「チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(22)、「ミステリと言う勿れ」(23)など。NHK総合ほかで放送の「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」に出演中。ドラマ「失踪人捜索班 消えた真実」に主人公の城崎達彦役で出演。25年9月4日から配信のNetflixシリーズ「ポケモンコンシェルジュ」の声優を務める。さらに12月から配信のNetflix映画「10DANCE」にW主演で出演することが決まっている。 (しそん・じゅん)1995年、東京都生まれ。2011年俳優デビュー。14年、スーパー戦隊シリーズ第38作「烈車戦隊トッキュウジャー」でトッキュウ1号/ライト役に抜擢され注目を集める。NHKドラマ10「女子的生活」(18)における演技により、第11回コンフィデンスアワードドラマ賞主演男優賞、文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門放送個人賞を受賞。近年の主な出演作は、NHK連続テレビ小説「らんまん」(23)、「フェルマーの料理」(23)、Net f lixシリーズ「幽☆遊☆白書」(23)、映画「52ヘルツのクジラたち」(24)、ドラマ「恋は闇」(25)など。

所属するバンドをクビになったドラマー・西条朱音(宮﨑優)は突然、孤高の天才ミュージシャン・藤谷直季(佐藤健)に見出され、藤谷が率いるバンドTENBLANK(テンブランク)に加入することに。バンドのメンバーは国内外を渡り歩く凄腕ギタリスト・高岡尚(町田啓太)に、ネット界を騒然とさせる新星キーボーディスト・坂本一至(志尊淳)と天才ぞろい。藤谷が生み出す卓越した楽曲と、メンバーの卓越した演奏でTENBLANKは瞬く間に時代の寵児となるが、さまざまな困難が彼らを待ち受けていた。

若木未生による不朽の名作を破格のスケールで映像化したNetflixシリーズ「グラスハート」が、7月31日から世界独占配信された。原作を愛し映像化を熱望していた佐藤健が、共同エグゼクティブプロデューサーとして自ら企画。さらには主人公の藤谷直季も演じるという圧倒的な熱量で挑んだ渾身の一作である。

RADWIMPSの野田洋次郎をはじめ、日本の音楽界を牽引するアーティストが作詞・作曲やボーカリストとして参加し、大迫力の演奏シーンは本作のために研鑽を積んだ俳優自らがパフォーマンスしたというのだから驚きだ。それを圧倒的な映像美でカメラに収めたのは、映画「恋する寄生虫」などで知られる監督・柿本ケンサク。そこに「全裸監督 シーズン2」の後藤孝太郎も名を連ねる。そんな錚々たる面子でつくり上げられた圧巻のライブシーンに俳優たちはどう挑んだのか。作品に対するこだわりや、困難を極めた楽器の練習、俳優陣の化学反応に至るまで、佐藤健、町田啓太、志尊淳の3人に話を聞いた。

プロデューサーとしての佐藤健

——志尊さんと町田さんのキャスティングは、エグゼクティブプロデューサーでもある佐藤さんが熱望したそうですね。その理由からお伺いできますか?

佐藤健(以下、佐藤):まず華があるというのは大前提。その上で深みのある芝居もできて、かつ人間性、例えば撮影裏での人間としてのありようというところでも信頼できる。それで2人にお願いしました。

——志尊さんと町田さんのお二人は、佐藤さんのプロデューサーとしての仕事ぶりをどのようにご覧になりましたか?

志尊淳(以下、志尊):健がプロデューサーとして作品に入るのを見たのは今回が初めてですし、あまり共演もしてこなかったので、普段主役としてどういう立ち回りで作品に向き合っているかも僕はあまり分かっていなかったんです。でもその熱量にみんな引き寄せられたんですよね。細部に至るまでものすごいこだわりを持って、突き詰めている姿を見て、僕らもできることをやっていこうと思わされました。

町田啓太(以下、町田):僕は初めて共演させてもらったんですが、プロデューサーとしても役者としても本当に妥協のない人だなと思いました。作品に全力投球で取り組んで、やりたいことを形にしていっている様はひたすらにすごいなと。それってなかなかできることじゃないので。主演だけでも大変なのに、プロデュースを含めるとやることも考えることも多いじゃないですか。僕だったら多分毛細血管が燃えてやばいことになっていると思うので(笑)。しかも、大変そうな姿は見せずにけろっとした感じでやっているんですよ。そういう姿を「この佐藤健という人はすごいな」と思いながら見ていました。

——それぞれの役柄について、佐藤さんとどのようなお話をされたのでしょうか?

志尊:役柄について健と話したことはそれほどないんですよね。それぞれがプロの役者として呼ばれている以上、それぞれの役の作り方があると思いますし。ただこのシーンはどういうニュアンスでアプローチした方がいいかという細かいことや、方向性を聞いたりすることはありました。

町田:僕も志尊と同じで、健君から表立って演技のオーダーはありませんでした。ただ要所要所に「こうやりたい」という健君のビジョンが明確にあったので、それに対して「僕らはどうアプローチしていこうか」ということを志尊と結構相談していた気はしますね。呼んでもらっているからにはできることをしたいという気持ちがあったので、そこはすごく考えながらやったつもりです。あと、例えば高岡と藤谷の回想シーンなどは台本にないアイデアも出しながら演じていきました。繋がりを表現するためにガッと近寄って手と手を合わせるようなことを象徴的にやったりだとか。そういうものが柔軟に生まれていく感じも面白かったですね。

——劇中では高岡(町田)が2人のお兄ちゃん的存在で、坂本(志尊)が末っ子のような印象を受けましたが、3人の舞台裏での関係はいかがでしたか?

佐藤:でも舞台裏でもそんな感じでしたよ。結構役柄通りと言いますか。

こだわった美しい映像

——佐藤さんは本作の企画をNetflixに持ち込む前に、すでにワンシーンを撮影されていたと伺いました。

佐藤:ワンシーンというか、一つの映像ですよね。僕はとにかく音楽と映像の化学反応の力をすごく信じていて、本作はそういうドラマにしたいと考えました。ただそういう手法ってアニメではよく使われますが、実写でがっつりカット割を決めて音に合わせてつくっていくというのは恐らくほとんどない。だから僕自身、自分がやろうとしていることが実写でうまくいくのか知りたくて、テスト的な映像をつくったんです。そのおかげて「この方法を突き詰めていけば、自分がやろうとしていることはできそうだな」ということが分かりました。なのでNetflixに持ち込むときには、僕たちが頑張って、美しい映像を撮ってくれるカメラマンがいて、素晴らしい音楽さえあればできると確認していました。

本当ならどのカットもとびきり綺麗だったら嬉しいじゃないですか。でも普通は予算や時間との兼ね合いでそこまで追求できない。でも今回はNetlfixで大きな規模の撮影ができたから多くのことが実現できた。幸せな環境でしたね。

——とりわけライブシーンにおける構図やカメラの動き、見せ方など、臨場感にこだわりを感じました。佐藤さんは映像づくりにおいてどのように参加し、監督・撮影を兼任した柿本ケンサクさんとどういうやりとりをされたのでしょうか?

佐藤:やはり美しい映像というのは絶対条件なので、そこを達成するために柿本さんの力を借りたのが大きいです。やりとりに関してですが、例えば柿本さんに「ここは名シーンにしたい」というようなざっくりした希望を伝えて、「こういう感じで行こうと思う」とつくってもらう。それを見て僕が「めっちゃ良いと思います」と答えるような感じで進めていきました。ほかにも「このシーンにはとびきりの映像があるべき」「逆にここはサラッといって大丈夫」などといった要望を出してどんどんつくってもらった感じです。

俳優として参加したほかの作品でも、基本的には撮った映像を確認させてもらうようにはしているんですが、今回はさらにその責任が強くなりましたね。自分がなにか発言して作品が良くなる余地があるのなら、積極的に発言するようにしていました。

——志尊さんと町田さんは完成した作品や、映像を観てどのように感じましたか?

志尊:演じている本人なので、主観で作品を観てしまうというのはありますよね。ドラマって制作の工程はものすごくあるけど、映し出されているものがすべて。僕がそれを観てどうこうというより、撮影した8カ月の期間に出せるものは出しているから、それがどう切り取られてどう視聴者のみなさんに伝わるかは正直分からない。自分のキャラクターですら主観が入っているからもう分からないんですが、その青春していた時間をできるだけたくさんの人に観てもらいたい、というのが今の率直な感想です。

町田:これだけ健君のやりたいことが詰まっていて、こだわり抜かれているけど、深く考えずとも楽しめる圧倒的な映像美と音楽的な迫力がある。それぞれのキャラクターもとても魅力的ですし「本当に観ていて気持ち良い作品だな」というのが最初の感想でした。あとは野田洋次郎さんをはじめいろんな人を巻き込んでこれだけの楽曲を形にできたこと、それは健君がいなかったらできなかったと思うんですよ。日本を支えているバンドやアーティストたちがこの作品を支えてくれているな、と思いましたね。映像美も柿本さんじゃないと絶対できないクオリティーだなと思いますし、天才だなと。天才が集まる物語なんですが、舞台裏でも柿本さんに健君と天才が集まっていました。

——自分たちのライブや演奏シーンを俯瞰で見ていかがでしたか?

町田:演技よりも演奏を見てしまう部分はあったかもしれない。「ここ甘いな〜」と思ったり(笑)。

志尊:僕らが甘かった部分を、柿本さんや撮影チームがカメラワークで臨場感を補ってくれている部分はすごくあります。プロのアーティストではないけど、役を背負ってどういうパフォーマンスをするかを突き詰めようという感じだったのかなと今観ると思いますね。

TENBLANKという夢のバンド

——TENBLANKという文字の中にしか存在しないバンドを立体化する中で、皆さんでどのようにイメージを共有していったのかを教えてもらえますか?

佐藤:手探りでしたね。ライブシーンを撮るまでは、誰もTENBLANKの全貌が分からなかったので。あてもない中で初めてライブシーンを撮ったときに、みんながやりながら「こういうバンドなんだ」って感じたんです。TENBLANKって夢のバンドじゃなきゃいけないと思うので、特定のアーティストをイメージするというより、いろんなアーティストの良いとこどりをしたバンドになれば良いなと思ってやっていました。

志尊:そうですね。「このバンドの真似をしよう」という気持ちはまったくなく、唯一無二のバンドになればいいと思って打ち込んでいきました。

——ライブや演奏を自らやられていることにとても驚きました。自分たちで演奏するため、どのようなトレーニングをされたんですか?

佐藤:撮影期間ははっきりしないんですが、撮影期間だけでも8カ月あってそのあいだもずっと練習していましたし、みんな1年以上はやってたんじゃないですかね。僕はみんなより早く藤谷になることを決めていたので、もっと前から練習していました。ひたすら家で楽器を弾きまくっていましたね。

町田:その通りで、僕らは1年以上やっていて……。

志尊:僕は1年もやってないと思う。

町田:僕はその年の2月、3月から少しずつ始めてたから。

志尊:マジ? じゃあ1年以上やってるね。僕の場合、本格的な練習は11月から始めて、1月のクランクインで1話の「エリーゼのために」を弾かなきゃいけないと言われたんです。それで音源が送られてきたんですが、それがとんでもなく難しくて……。それで人生で初めて、監督とプロデューサーに「撮影日を変えてください」と直談判したんです。そんなこと本当は言いたくないけど「まあできてはいるよね」というクオリティーにはしたくなかったから。それで3カ月延ばして4月に変えてもらったんですが、それでも本当にギリギリでした。

町田:…………その練習期間でよくできたね! すごいな! しかもその曲だけじゃないじゃん。

志尊:そうなんだよ!

町田:今回の楽曲ってほぼオリジナルじゃないですか。完成曲だけでも結構あるのに、細かい楽曲制作のシーンも含めたら両手じゃ収まらないくらいあるんですよ。しかも演奏のどこを使うか分からないから、丸一曲どこを撮っても良いように練習するんです。でも完成したものを観たらほぼ使われていない(笑)。

志尊:あと一番怖いのは佐藤健って人ね。撮影の2週間前とかに「志尊、この曲はベースの方が格好良いよ」って言ってくる。「それベースをやれってこと? 無理でしょ」って答えても、「お前ならいける」って勝手にベースになってるんですよ。あと本番5日前とかに、「志尊、この曲はハモった方が良いんじゃない」ってコーラスを求めてきて「あのさぁ!」って(笑)。

町田:僕もその曲で「コーラスをした方が……」って言われて、「あのギターをやりながらそれは無理!」とお断りしましたからね。あれが撮影中、唯一「無理です」と言った瞬間でした。でも結構そういうリクエストはあったよね?

志尊:佐藤健に言われたからやることが、もしかすると作品全体としては良くないのかもしれない。でも佐藤健がこんな熱量でつくっている作品で、「志尊にやってほしい」って言ってもらえている……という気持ちが僕は一番強かったので、そう言われたからにはやるしかないなと。

町田:ライブのリハーサルも本当のバンドのようにやっていたんですよ。すると「この曲と曲の間の繋ぎをこうしない? 格好良い感じにやろうよ」と言ってくる。「繋ぎで2小節を伸ばして、僕らはその2小節をマスターできるようになるのに何日かかるの」となることもありました。最終的には「もう分かった、やろう!」となるんですが。

志尊:でもそれが実際格好良かったんですよね。

町田:そう! 挑戦したからこそ、あのライブのシーンが生まれたんだなと思います。

——2人の話を聞いていると、舞台裏の佐藤さんは作中の藤谷とほぼ一緒じゃないですか。

町田:本当に藤谷でした(笑)。

佐藤:いやいや。僕がそれを言いたいわけじゃなくて、世界中にいる2人のファンの声を代弁しているだけなんですよ。

志尊:嘘つけ!

佐藤:だってみんな志尊のベースが見たいでしょ? コーラスも聞きたいんだよ。

志尊:ほぼコーラス聞こえないじゃん!

佐藤:5.1chサラウンドとかヘッドホンなら聞こえるよ。

——無茶振りは佐藤さんではなく、2人のファンの願いということですね(笑)。

佐藤:そうなんですよ。視聴者の代弁者、それもプロデューサーの仕事だと思うので。

志尊&町田:(笑)。

佐藤:ただそういう視点は俳優をやっているときもありますけどね。みんなある程度の自己プロデュースはしているし、作品をより良くしようと思う客観的思考もしていて、それはプロデューサーと同じ。だから今回はたまたま正式にプロデューサーとしてクレジットされているだけなんですよ。良い作品をつくるという気持ちはどんな立場でも変わらないので。

——演奏する上での格好良さは演じながらも意識したんですか?

志尊:ギターとかならあるかもしれないけど、僕はまったく意識していなくて。そこは本当に柿本ケンサクさん頼りでした。「頼むね、ケンサク!」って(笑)。ただたまに柿本さんが「このシーンではこうやってカットを繋げたいから、こういうふうにしてほしい」というイメージを共有してくれるんです。柿本さんって監督として本当に役者を信頼してくれていて、僕らがやっていることを一番近くで見てフレームを決めながら切り取ってくれる。そこにおける信頼はずっと持っていましたね。

町田:この規模で、監督と撮影兼任だよ。意味がわからないくらいすごいよね。一番近くで見てくれていたし、寄り添ってくれていたなと思いますね。本当にめちゃくちゃ撮影したんですよ。えげつないくらいの時間を撮ったので、何を撮っていてどこが使われるかもまったく分かりませんでした。本当にライブをカメラマンさんたちが撮るような感覚だったので、作品を観ても「これ使われたんだ」というより「これが撮られていたんだ」と思うことも多かったですね。映像をチェックするときも演奏が合っているかというようなチェックしかしていなかったので、改めて観ると新鮮でした。

音楽をメインにしつつ
核にある人間ドラマ

——ライブハウスに船の上、巨大野外ステージまでさまざまな場所で演奏されましたが、いろんなステージで大勢の観客の前に立って演奏するという体験はいかがでしたか?

佐藤:現実にいる本物のバンドだと普通はできない経験だと思うから、その辺りがTENBLANKが「夢のバンド」たる部分だと思うんです。本当に贅沢な経験をさせてもらっていますよね。

町田:船の上もすごかったですが、中盤の「離れた場所にいるバンドメンバーが中継してライブをやる」という展開は現実では多分ありえないじゃないですか。そういう特別感はやってて痺れましたね。あのシーンはTENBLANKだけど桐哉(菅田将暉)がいて、藤谷はここにいないけど繋がっているという不思議な感覚があって。藤谷と桐哉が歌っているときではそれぞれテンション感も違うし、場面のスイッチングも良くて、すごく面白かったです。

志尊:ぴあアリーナでライブをやったときは5000人のエキストラさんが来てくれたんですが、やっぱそれだけのお客さんの前に立つと熱量が違うんですよ。それ以外のライブでも1000人とか来てくれて。やっぱりあの熱量を感じると、それがすべてパフォーマンスに出るんですよね。それによってこれだけ熱くなるんだと思ったし、熱くなって変わるものがすごくあったんです。

誰よりもすごかったのが健のボーカルとしての熱量ですよね。目の前であの熱量を見せられると、後ろもやっぱり動きたくなるし、それに応えたいと思わされる。それがライブや音楽を通してのコミュニケーションの醍醐味だなと感じました。でもそれはあれほどたくさんのお客さんがいたから初めて感じられたことだったので、とても印象に残っています。

——セッションする中で思わぬ化学反応が生まれたり、一人じゃ辿り着けなかった場所に辿り着けたり……といった面で芝居も音楽に通じる部分があると思います。今回皆さんで演じる中でそういうものが生まれたと感じる瞬間はありましたか?

志尊&町田:………。

佐藤:(2人に対し)どうせ言うこと分かってるから。一回言ってみ? 絶対それ言うんだろうなってやつが。それがどの口から出るかだけだよ。

志尊:なら健が言った方が良いよ。

佐藤:いいや違う。説得力がない。

志尊:じゃあ啓太しかいないでしょ。

佐藤:そうだね。試しに言ってみ。

町田:なんでだよ!(笑)………(ボソッと)10話のライブシーン。

一同:(笑)。

佐藤:この口から出ましたね。

町田:「出ました」じゃなくて「出さされました」だから! やっぱりそこが集大成なので、どうしたってそうなりますよね。でもそれはだんだん生まれていったなと僕は感じていて。最初は良い意味でも「個々」だったものが、ライブシーンを何度も重ねて、撮る順番的にも後半にいくにつれてだんだん混ざり合っていく感じで、やればやるほど化学反応が生まれる感覚はありました。

志尊:僕はそれはライブシーンだけじゃないと思っていて。例えば藤谷と坂本ってほぼ目が合わないんですよ。基本的に藤谷が好き勝手動いているのを陰で支えるポジションだったのが、後半になって初めて藤谷と相対するようになるので、そこで生まれたものもあると思います。高岡に関しては一緒に芝居することがあまり多いわけじゃないけど、同じ場所にいることは多くて。同じ感情で藤谷や茜を見ていたりするから、そのアウトプットをマッチーとどうバランスを取っていこうか考えたり。

あと茜と坂本を客観視する目が必要とマッチーが提案してくれて、それで高岡が2人を温かく見守りながらちょっといじったりという部分が生まれたのは、芝居における化学反応を重ねた上でできたものなのかなと思いますね。

町田:カットされたけどね。

志尊:うん。ほぼカットでした。 悲しい(笑)。

町田:でもカットされても伝わるものはあると思うので。

——本作で着目されるのがまず音楽や演奏、ライブシーンだと思うのですが、それ以外にもいろんな魅力が混ざり合った作品だと感じています。音楽面以外で特に注目してほしい部分を教えてください。

町田:やはり映像美はとても魅力的なので注目してほしいですね。柿本さんが撮影で入られたからこそできた映像美はライブ以外でもたくさん散りばめられているので。世界に発信する作品だから、なるべく斬新なものを目指してすごくチャレンジしたんだろうなということも至る所に見えたのでそこは見どころかなと。

志尊:むしろ僕は一番は音楽ではないと思っていて。やっぱり中心にあるのは人間ドラマですよね。登場人物それぞれが傷を抱えて違う方向を向いているけど、1つの音楽を奏でるところにある成長譚だったり、音楽を通してその人間ドラマをより深いものにしていく部分が一番の見どころかなと。もちろんライブシーンも魅力ではありますが、1話から10話に至るまで、ライブシーンごとに登場人物の関係性も変わってくるし、それぞれの役を通して気持ちを解放する部分や表現も変わってくる。そこがどのように移り変わっていくのか、というところが本作の一番の醍醐味だと考えています。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI

Netflixシリーズ「グラスハート」

◾️Netflixシリーズ「グラスハート」
7月31日からNetflixにて世界独占配信
出演:佐藤健 _/宮﨑優/町田啓太/志尊淳/菅田将暉 _
唐田えりか/髙石あかり/竹原ピストル/YOU
藤木直人
原作:若木未生/「グラスハート」シリーズ(幻冬舎コミックス刊)
監督・撮影:柿本ケンサク
監督:後藤孝太郎
音楽プロデューサー:山田勝也
脚本:岡田麿里 阿久津朋子 小坂志宝
エグゼクティブプロデューサー:岡野真紀子
共同エグゼクティブプロデューサー:佐藤健
制作プロダクション:ROBOT
製作:Netflix
https://www.netflix.com/jp/title/81517368

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「ミューラル」が2025年秋冬コレクションの刺しゅうドレスを青山店で限定受注販売 新作や特典も

村松祐輔と関口愛弓が手掛ける「ミューラル(MURRAL)」は8月7〜29日、サロン ド ミューラル 南青山(Salon de MURRAL Minamiaoyama)で2025年秋冬コレクションの“ペタル カーペット エンブロイダード ドレス(Petals carpet embroidered dress)”の限定受注販売を実施する。来店は完全予約制で「ミューラル」公式オンラインストアから予約可能だ。

“ペタル カーペット エンブロイダード ドレス”(25万3000円)は、村松デザイナーが川辺で出合った“花の絨毯”に着想を得ている。異素材の生地を一枚一枚手作業で配置し、刺しゅうを施す“エンブクロス”という技術を採用。ベロアやメッシュ、オーガンジーなど、異素材生地のモチーフを職人による手作業で製作を行い、オートクチュールを彷彿とさせるパッチワークを実現した。トレンチディテールをベースに、アシンメトリーなスカートラインが特徴で、ケープはボタンによる調節が可能だ。店舗で試着のうえ注文ができ、発送は11月頃を予定。

完全予約制店舗サロン ド ミューラル 南青山では、ドリンクの提供やショップカードの配布のほか、コレクションの残布を用いた店舗限定“ナップバッグ”を販売する。さらに購入特典として、オリジナルステッカーとルックブックを配布。7万7000円以上の購入者には、表参道ヒルズの一角に店を構えるフラワーショップ「ディリジェンスパーラー(DILIGENCE PARLOUR)」とのコラボスカーフに花を包みプレゼントする。全て数量限定でなくなり次第終了だ。

◾️Salon de MURRAL Minamiaoyama
日程:8月7〜29日
住所:東京都港区南青山6-7-1 タウンハウス南青山1階
時間:10:00〜19:00 (完全予約制)
定休日:火曜・祝日

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「マンガート ビームス」がアニメ「ダンダダン」のアイテムをプロデュース 8月9日に発売

ビームス(BEAMS)のプロジェクト「マンガート ビームス」は、8月9日からアニメイトなどで販売されるTVアニメ「ダンダダン」とのアイテムをプロデュースした。

今回は、「ダンダダン」ならではのユニークな世界観をファッションアイテムへと昇華させることをテーマに、Tシャツや刺しゅうスタジャン、金の玉エコバッグなどを展開する。作中キャラクターの魅力を引き出すだけでなく、作中に散りばめられたパロディー感や、愛すべき宇宙人や妖怪たちをメインモチーフに、日常に溶け込みながらも強い個性を放つデザインに仕上げた。

本アイテムはアニメイト池袋本店4階・秋葉原1号館3階・渋谷・梅田のアパレル区画「Space A la mode」と、そのほかアニメイト一部店舗、アニメイト通販のほか、一部アイテムをビームス 大宮、京都、福岡で、期間限定(8月9〜17日)で販売する。

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日本化粧品工業会トップ刷新 資生堂からコーセーの社長へ

日本化粧品工業会(以下、粧工会)は7月31日、役員人事を発表した。会長には、これまで副会長を務めてきたコーセーの小林一俊社長が就任した。前会長の資生堂シニアアドバイザーの魚谷雅彦氏は退任した。会長の任期は1期2年で、連続2期までの再任が可能。

粧工会は、1954年設立の「日本化粧品工業連合会」を前身に持つ。東京・中部・西日本の3地域の工業会で構成してきた。2023年に体制を見直し、地域団体の傘下会員が直接参加する統一組織へと再編した。

活動目的として、化粧品産業における国際競争力の強化をはじめ、製品の品質や信頼性の向上、生活者ニーズや市場変化の把握、海外規制動向の理解、持続可能な社会への貢献などを掲げる。

会員企業数は1407社(25年7月時点)。副会長には、カネボウ化粧品の内山智子社長、P&Gジャパンの木葉慎介社長、アルビオンの小林章一社長、花王の長谷部佳宏社長執行役員、資生堂の藤原憲太郎執行役社長CEO、ポーラ・オルビスホールディングスの横手喜一社長ら19人が就任している。

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ルックHD、韓国子会社の主力ブランドが契約終了に 連結売上高の23%失う

ルックホールディングス(HD)は1日、韓国の連結子会社アイディールックと仏SMCPホールディングスとの間で結ぶ婦人服「マージュ(MAJE)」「サンドロ(SANDRO)」などの韓国国内での独占販売契約が2026年2月末で終了することになったと発表した。終了する事業の売上高は25年12月期で120億円に達する見通しで、ルックHD全体の23%を占めることになる。26年12月期の連結業績に与える影響は「現在精査中」としているが、大きな痛手となる。

韓国市場はルックHDにとって日本を上回る最大の市場。24年12月期のアパレル関連事業の売上高で日本が242億円であるのに対し、韓国は284億円に上る。「マージュ」「サンドロ」はその韓国の主力事業として百貨店などで販売している。

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「プラダ ビューティ」からメンズフレグランスの新作 3人の調香師が手掛ける“アンバリーウッディ”の香り

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は9月3日、メンズフレグランスの新作“プラダ パラダイム オーデパルファム”(10mL、7260円/50mL、2万240円/100mL、2万8490円※編集部調べ、以下同)を発売する。リフィル(150mL、3万1350円)も用意した。同製品のアンバサダーを務めるのは、俳優のトム・ホランド(Tom Holland)だ。

“プラダ パラダイム オーデパルファム”は「新しい生き方を切り拓く。」という現代社会を生きる人々に向けたメッセージを掲げ、マリー・サラマーニュ(Marie Salagmagne)、ブルーノ・ジョヴァノヴィック(Bruno Jovanovic)、ニコラ・ボンヌヴィル(Nicolas Bonneville)の、調香師3人のコラボレーションにより誕生した。

通常の香りの構造は、トップノートからミドル(ハート)ノート、締めくくりのラスト(ベース)ノートへと香りの変化を楽しむが、この“パラダイム オーデパルファム”は常識を覆す「リバースピラミッド」という手法を用いた。ボンヌヴィルは「ベースノートが最初に現れ、徐々にハートノート、そしてトップノートが姿を現す。まさに、この逆転の発想が、真に魅力的で予想を超える体験を生み出している」と説明する。

香調はアンバリーウッディで、ペルーバルサムなどの香料を調合。スモーキーな香りでありながらも力強く、明るく、あらがいがたい魅力を表現した。ハートノートは2種のゼラニウムで構成したことで、フローラルさとフレッシュさをプラス。このハートノートが、カラブリア産ベルガモットや軽やかなムスクと組み合わさり、フレグランス全体に活気をもたらす。

ボトルは奥深い表情を演出するグリーンのグラデーションで、キャップは「プラダ」のアイコンフレグランスコレクション“パラドックス”に共通するカラーの漆黒を採用した。ボックスも“パラドックス”とデザインを統一。ブランドの象徴的な素材であるサフィアーノレザーから着想を得た外箱に、シルバーで刻まれた「プラダ」のロゴが美しく輝く。

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「ミズイロインド」が青山から世界に発信する、日本発ブランドの矜持 誰もが知る存在へ

大通りから一歩足を踏み入れると、洋服やこだわりの食器、ビンテージの家具が静かにたたずむ空間が広がっている。まっさらな白壁が清々しい、ミニマルなしつらえの店。ウィメンズブランド「ミズイロインド(mizuiro ind)」が、6月にオープンした旗艦店「ミズイロインド アオヤマ」だ。これまでの青山店を移転し、2フロア371㎡に大幅増床した。

着る人を引き立てる
“ジャパニーズトラッド”
クールでスタイリッシュなたたずまい

西洋由来の洋服に、日本人らしい美意識をこめる——これが約20年にわたって「ミズイロインド」が大切にしてきた哲学だ。着物のように女性のどんな体形にもなじむ柔らかなシルエットと、装飾を抑えたシンプルで飽きのこないデザイン。ほとんどのアイテムは日本素材を用いて、より目が行き届く国内で生産する。それらが織りなすクールでスタイリッシュなムードによって、日本発ブランドとして独自の立ち位置を築こうとしている。デザインチームは「これがわれわれの考える“ジャパニーズトラッド”。服だけを主張するのではなく、あくまでも着る人を引き立てるものを」と話す。

日本、アジア、そして欧米へ
「ミズイロインド」のありようを凝縮

青山店は単に日本向けの旗艦店ではない。これまでの店舗で表現しきれなかった「ミズイロインド」のありようを凝縮させ、アジア市場へ発信するための拠点である。居心地のよい店舗作りにも細やかな気配りを施し、洗練された空間設計や、顧客の願いに寄り添う接客を通して、インプレッシブ(感動的)な体験と深層的なぜいたく感を届け3たいという。同ブランドでは10年ほど前からいち早くメンテナンスサービスも行っており、購入店舗を問わず服のタグを確認できれば修理を受け付けている。また、子ども支援団体「セーブ・ザ・チルドレン」に売り上げの一部の寄付を続けてきた。モノや人との縁を大切にする精神が根付く日本らしい取り組みと言えるだろう。

「ミズイロインド」はさらなる飛躍に向け、変化の最中にある。トータル提案のための新規アイテム開発に着手しており、2025年秋冬にはオリジナルバッグ&シューズのほか、シーンレスで着用できるドレスラインの単独店を以前の青山店があった場所に開き、ブランドの裾野を広げていく。さらに、グローバル規模で拡販に注力し、1月にはパリで展示会を実施し、海外で約30の卸先を新たに獲得した。今夏には韓国・江南の「現代百貨店」で期間限定ストアを4カ月間実施する。26年春には台湾の松山文創園区に隣接する商業施設「誠品生活」1階に直営店を開く予定だ。

とはいえ、これはまだ通過点にすぎない。時代に合わせてコレクションの中身が変容するように、青山店の世界観の表現もアップデートし、よりクールでスタイリッシュな一面の解像度を上げ、アジア進出の先には欧米での本格展開も見据える。「ミズイロインド」を誰もが知る存在へと進化させるための布石なのだ。

ラグジュアリーの本質は審美眼にあり
アートギャラリーのように静ひつな空間

日本を代表するファッションの発信地である青山から、「ミズイロインド」は知性あふれる豊かな生活を求める人々の心を満たそうとしている。国内では同店限定となるユニセックスラインを展開するほか、オールドバカラや益子焼の器といったえりすぐりの雑貨も扱う。意外なのは、青山というラグジュアリーブランドが軒を連ねる立地ながら、どのアイテムも手の届きやすい価格であることだ。ビンテージスピーカーから流れる重低音が効いた心地よいBGMとともに、「良いものを見抜く審美眼や内面こそ、ラグジュアリーの本質」(「ミズイロインド」ディレクションチーム)という世界観で作られたアートギャラリーのような雰囲気の中、ショッピングを楽しめる。
店内には、1960年代にデンマークのギルド展示会で発表されたソファや、スイス人建築家のピエール・ジャンヌレが手掛けた「キャピトル コンプレックス オフィスチェア」、アメリカ・ニューヨーク州ハドソンバレーを拠点に活動するキアラン・キンセラによるスツールなど、意匠を凝らした名作が点在する。「伝統的なものには、理屈では説明できないパワーがある」として、数々のビンテージ家具が青山店を彩る。

フランス人アーティストのマリー・テレーズ・ファイエが1950年に発表した巨大なタペストリーも、新旧問わずよいものを取り入れようとするブランドの姿勢を後押しする。「『ミズイロインド』を訪れる人に、ぜいたくで静ひつな空間を提供するために、欠かせないセレクト」。石造りのフィッティングルームや、天井に届くほどの大きな鏡など、さまざまな素材使いがあいまって無機質さと温かみが交差し、五感を刺激する。

ブランド初のユニセックスライン、
“フリーピープル”誕生

「ミズイロインド」は2025年春夏コレクションから新たにユニセックスライン“フリーピープル(FREE PEOPLE)”を始動した。発表は主にパリの合同展で行い、海外のセレクトショップなどを卸先に、日本ではこの新店「ミズイロインド アオヤマ」でのみ常時展開する。“国籍、年齢、性別を超えて誰もが自由にまとえるワードローブ”がコンセプトだ。モノトーンを基調としたカラーパレットと、ゆったりと体に沿って流れ落ちるシルエットが、フォーマルなユニホームのようにも、気張らないカジュアルウエアのようにも見える不思議なバランスを演出する。

ジェンダーレスブランドは数多くあるが、同ラインの大きな特徴は、国内外問わず、ワンサイズで提案するという点にある。男女共に着用可能にするために単にオーバーサイズで仕上げるのではなく、両性の異なる骨格を優しく包んで着る人の個性を引き立てる基盤をつくるために、アノニマスな(匿名性のある)ムードを与えている。“ジェンダーレス”に真正面から向き合った実験的なコレクションだ。

ミズイロインド アオヤマ

住所:東京都港区南⻘山5-6-19 MA-5
営業時間:11:00〜20:00(不定休)

問い合わせ先
マザーズインダストリー
03-6804-1047

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【2025年クリスマスコフレ】「ダヴィネス」がコーム付きヘアケアセットを発売 動植物の姿をデザインしたパッケージ

ヘアケアブランドの「ダヴィネス(DAVINES)」は11月1日、ヘアミルクやシャンプー、トリートメントコームなどを詰めた2種類の限定ボックスを発売する。砂漠、海、山々、サバンナなど、さまざまな自然環境に生きる動植物をモチーフにしたパッケージデザインで、生物多様性の美しさを表現した。

“ダヴィネス ダイバーシティ ボックス<オイ>”(9900円)は、ブランド内人気No.1シリーズ“オイ”からヘアバター(250mL)、ミルク(135mL)、シャンプー(90mL)をセットした。クリスマスコフレ限定のトリートメントコームも付属する。

“ダヴィネス ダイバーシティ ボックス<ラブ>”(9460円)は、くせ、うねり、広がりなど湿気による髪の悩みにアプローチする“ラブ”シリーズのアイテムを集めた。ヘアマスク(250mL)スムージング ミルク(150mL)、シャンプー(75mL)の3点とトリートメントコームを含む。ピンクグレープフルーツ、ローズ、ホワイトムスクを重ねた爽やかな香りだ。

ヘアマスクの効果を引き出す限定コーム

両ボックスに付属するトリートメントコームは、髪に均一に行き渡らせることでムラなく塗布し、トリートメントの効果を引き出す。また、濡れた髪にもスムーズに通る設計で、髪へのダメージを最小限に抑える。素材には木材パルプやコットンを原料とする自然由来のセルロースアセテートを使用した。

なお、11月21日には第2弾として、ギフト向けコフレとECサイト限定コフレ2種の発売も予定している。

公式サイト

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ユナイテッドアローズが韓国発のセレクトショップ「ナイスウェザー」のポップアップ開催 日本限定商品も発売

ユナイテッドアローズは、韓国発のセレクトショップ「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」の初のポップアップイベントを、8月1日からユナイテッドアローズ新宿店、ラフォーレ原宿でなどで順次開催する。

「ナイスウェザー」は、2020年に韓国・ソウルで誕生したライフスタイルセレクトショップ。コンビニから着想を得た“次世代のデパート”をコンセプトに、韓国での人気ブランドやオリジナル商品、世界各国から厳選したアイテムを取りそろえ、カジュアルファッションや雑貨、コスメなどを取り扱う。ユナイテッドアローズは、3月に日本国内独占販売権とライセンス権を、伊藤忠商事を通じて取得。4月に1号店を阪急うめだ本店にオープンした。

今回のポップアップでは、韓国と日本の文化を融合させた新たなライフスタイルを提案し、定番アイテムのロゴ入りTシャツ(7920円)、ショーツ(8910円)、キャップ(6930円)、バッグ(4950円)などのほか、コスメやライフスタイル雑貨、韓国で人気のスナックなどを販売する。また、日本市場に合わせてサイズ感やカラーリングをアレンジしたウエアやキャップなどを日本独自の商品も取りそろえる。

ラフォーレ原宿では、「ナイスウェザー」の日本上陸を記念したスペシャルTシャツ(7920円)を限定販売する。グラフィックは、A DESIGN LAB所属のデザイナーの岩瀬和が手がけた。「ナイスウェザー」のロゴと「淸陽」の文字を、江戸文字で描き起こし、ピンクを基調に再構築した。ユニセックス仕様で、サイズはXS~Lを展開する。

ポップアップ開催期間中は、「ナイスウェザー」仕様の特別な台紙フレームを使用した、韓国で人気の“盛らない”無加工韓国セルフ写真ブース「ジェニックブース フォトオートマット (GENICBOOTH Photoautomat)」を設置。1回500円で、オリジナルの印刷フレーム1枚と、ダウンロード用の画像データがセットになっており、プラス100円で印刷を1枚追加することもできる。5500円以上の購入者には、同サービスを1回無料で体験できる特典も用意する。

なお、各ポップアップで11000円以上の購入者に、「ナイスウェザー」限定の江戸文字うちわを数量限定でプレゼントする。

■「ナイスウェザー 」ポップアップイベント
日程:8月1日〜15日
時間:11:00~21:00
場所:ユナイテッドアローズ 新宿店
住所:東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿 ルミネ1 地下1階・1階

日程:8月1日〜15日
時間:平日 10:00~21:00、土日祝 10:00~20:30
場所:ユナイテッドアローズ 横浜店
住所:神奈川県横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜 地下1階

日程:8月8日〜17日
時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00
場所:ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 新宿ウィメンズストア
住所:東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿 地下2階

日程:8月8日〜17日
時間:平日・土 11:00~21:00、日・祝 11:00~20:00
場所:ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル 2階

日程:8月8日〜17日
時間:10:00~21:00
場所:ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 豊洲店
住所:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドックららぽーと豊洲1 1階

日程(予定):8月14日~9月29日
時間:11:00~20:00 
場所:ラフォーレ原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 1階

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【2025年秋コスメ】「エルメス」が光で変化するパープルグリーン系の4色アイパレットなどを発売

「エルメス(HERMES)」は9月5日、2025年秋冬リミテッド・エディションとして、リップスティック3種とアイシャドウパレット1種を発売する。

異なる質感の限定ピンクカラーリップ3種

リップコレクション“ルージュ・エルメス”からは、3種のリップスティックを発売する。仕上がりの質感にもこだわり、それぞれが異なる表情を持ったピンクカラーの限定リップだ。

マットタイプの“ルージュ エルメス ルージュ ア レーヴル マット レジェ”(1万10円)からは、わずかにローズウッドを含んだ柔らかな印象のソフトピンク“ローズ・エピュール”と、鮮やかで大胆なマゼンタピンクの“ローズ・プリメール”を用意。サテンのような質感に仕上がるリップ“ルージュ エルメス ルージュ ア レーヴル サティネ”(1万10円)からは、スモーキーな深みと藤色のヴェールをまとった気品あるピンク“ローズ・モーヴ”が登場する。

パッケージは、ビューティ部門でもオブジェのクリエイティブ・ディレクターを務めるピエール・アルディ(Pierre Hardy)がデザイン。円と四角という2つの形を再解釈し、遊び心のある色とコンポジションを通じてリップケースに美しく落とし込んだ。

4色アイパレットは印象的なカラーハーモニー

“オンブル ドゥ エルメス パレット クワテュール”(1万5290円)は、リップと同様、ピエール・アルディがデザインしたケースに収めた4色のアイシャドウパレット。定番コレクションから受け継いだ、滑らかなテクスチャーと美しい仕上がりが特徴だ。限定色“オンブル・オプティック”は、視覚と感覚に訴えかける印象的なカラーハーモニー。光の加減で表情を変える深いパープルからブルーグレー、きらめくゴールドからブルーグリーンへと移ろうように色が踊り、目元に奥行きを与える。

定番ネイルコレクションには秋冬カラーを3色追加

ネイルポリッシュ“レ マン エルメス”〉の定番コレクションからは、ネイルカラー3色“ヴィオレ・ビザンタン”、“ジョーヌ・アンペリアル”、“ヴェール・エコセ”が仲間入りする。どれも秋冬らしい色味で、指先からも洗練された雰囲気を演出する。

製品一覧

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「エルメス」が“バレニア”シリーズの新作オードパルファム“アンタンス”を発売

「エルメス(HERMES)」は9月5日、“バレニア オードパルファム”の続編にあたる新作フレグランス“バレニア オードパルファム アンタンス”(30mL、1万4080円/60mL、2万350円/100mL、2万7610円)を発売する。リフィル(125ml、2万7610円)と、トラベルサイズの“ノマドスプレー”(15mL×4本セット、1万8480円)も用意した。

「エルメス」の伝統的なレザーである“バレニア”の名を持つフレグランスは、「エルメス」の専属調香師であるクリスティーヌ・ナジェル(Christine Nagel)が手掛けている。新作の“アンタンス”を制作するにあたり、“バレニア”のコードに新たな息吹を吹き込み、より深みのある香りを目指した。

“アンタンス”は、既存品“オー ド パルファム”のパチョリのエッセンスに別のパチョリを加えて、さらに豊かな香りに仕上げた。バタフライリリーとミラクルベリーを中心とした香調に、温かみのあるレザーノートで奥行きをプラス。全体をまとめるのはオークウッドで、ラムに似た温かみのあるウッディノートが際立ちつ。最後に力強いオークがしなやかな葦(あし)のような香りが漂う。

ボトルは、テーブルウエアや時計などを担当しているデザイナーのフィリップ・ムケ(Philippe Mouquet)が手掛けた。“バレニア”シリーズ共通のメタルプレートやキャップはそのままに、琥珀色の美しいグラデーションを採用。底に向かって完全な透明に移ろい、底から「エルメス」を象徴するモチーフが浮き上がってくる。ボックスは、ブランドのアイデンティティーカラーである“ルージュH”を採用した。

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「水戸オーパ」が営業終了 26年7月末で

イオンモールは1日、ファッションビル「水戸オーパ」の営業を2026年7月31日で終了すると発表した。賃貸借契約の満了に伴うもので、来年7月31日に営業終了し、翌8月1日から別の運営会社が営業を引き継ぐ。一部テナントはそのまま営業を継続する。

水戸オーパはJR水戸駅南口直結の商業施設として17年3月に開業し、ファッション、雑貨、飲食などのテナントが営業していた。1〜12階の12フロアで総賃貸面積は1万2100平方メートル。

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フォトグラファー新田桂一がキュレーターを務める「ノスタルヴィア」が始動 第1弾は阪神タイガースとコラボ

フレイヴァ(FLAVA)は、フォトグラファー、新田桂一がキュレーターを務め、Tシャツなどトップスを中心としたブランド「ノスタルヴィア(NOSTALVIA)」を始動する。フレイヴァの公式オンラインであるトップフロア(TOP FLOOR)とゾゾタウン(ZOZOTOWN)、その他一部取扱店で販売する。

新ブランド
「ノスタルヴィア」

「ノスタルヴィア」は、フォトグラファー、新田桂一が都市ごとにカルチャーテーマを設け、ブランドや企業、店舗、クリエーターなどとコラボレーションを企画する。第1弾は、大阪をテーマに制作。7月30日から予約開始、8月下旬から発売する、プロ野球球団の阪神タイガースとコラボした6アイテムや、8月25日から予約開始、10月販売を予定する、新田が撮影した大阪・新世界の街に着想を得て、通天閣やビリケン、スマートボール店のニュースターをモチーフとした6アイテム、9月25日から予約開始、11月販売する、新田が撮影した大阪・梅田、難波、堀江の街をイメージし、道頓堀や裏難波、大阪グルメをモチーフとした6アイテムをそろえる。アイテムは、Tシャツ(6900円〜)とロンT(7900円〜)、スエット(9900円〜)、パーカー(1万1000円〜)などをラインアップする。阪神タイガースとのコラボアイテムは、メーンビジュアルに大のタイガースファンとしても知られる俳優、夏木マリが出演、新田が撮影した。ブランド名は、“NOSTALGIC+VIA(懐古を経て)”との造語にちなむ。

新田桂一は、1975年生まれのフォトグラファー。アメリカのフォトグラファー、テリー・リチャードソン(Terry Richardson)に師事したのち独立。2018年に第49回講談社出版文化賞写真賞受、21年開催の東京パラリンピックでは、国際パラリンピック委員会×WOWOWパラリンピックドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」のキービジュアルを担当したほか、広告や雑誌など幅広く手掛ける。

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阪急阪神百貨店の営業利益56%減 4〜6月期、改装工事とインバウンド失速で

エイチ・ツー・オー リテイリングの2025年4〜6月期連結業績は、売上高が前年同期比1.1%増の1636億円、営業利益が同40.6%減の55億円、純利益が同85.0%減の39億円だった。中核会社である阪急阪神百貨店の収益の減速が響いた。

阪急阪神百貨店(百貨店事業)は、総額売上高が同10.3%減の1393億円、営業利益が同56.6%減の34億円で終わった。旗艦店である阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)の総額売上高が同13.8%減の789億円だった。阪急うめだ本店は12年の建て替え開業から最大規模の改装工事を実施中であることに加えて、業績をけん引してきたインバウンド(訪日客)の購買単価が落ちたことが響いた。

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“The Original”の新たな解釈を体現 「アディダス オリジナルス」がラッパーMFSを迎え原宿でイベント開催

 アディダス ジャパンのストリートスポーツウエアブランド「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は7月25日、継続展開中のグローバルキャンペーン「Superstar: The Original」の新章に合わせ、東京の「アディダス オリジナルス フラッグシップストア 原宿店」で、ラッパーMFSを迎えたスペシャルイベントを開催した。

本キャンペーンは、ブランドの象徴的プロダクトであるスニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)”と、トラックトップ&パンツ“ファイヤーバード(FIREBIRD)”に再び焦点を当て、その本質である“オリジナル”という価値観を、音楽・ファッション・アートといったカルチャーを通して再解釈するプロジェクトだ。2024年春のローンチ以来、世界各地で展開されており、最新キャンペーンビジュアルには、ジェニー(Jennie)やサミュエル・L・ジャクソン(Samuel L. Jackson)ら、伝統と革新を横断する“オリジナル”な存在が、フィルムやビジュアルを通じて登場する。

新世代のアイコン
MFSがパフォーマンス

同店舗地下に位置する「オリジナルスラウンジ(THE ORIGINALS LOUNGE)」は、“スーパースター”と“ファイヤーバード”が宿す時代性と普遍性を、ミニマルかつ象徴的な空間演出によって表現。そこでライブパフォーマンスを披露したのが、東京出身・大阪を拠点に活動するラッパーのMFSだ。代表曲「BOW」が、Spotifyのグローバルチャートで1位を獲得するなど、音楽とファッションの両領域で存在感を放つ新世代のアイコンである。

MFSは、“スーパースター”と“ファイヤーバード”を自らのスタイルでまとい登場。来場者の視線を集めながら、オリジナルであることの意義を体現するように、ブランドのメッセージを力強く印象づけた。会場は、ファッション感度の高い若者を中心に多くの来場者でにぎわい、MFSの変幻自在なビートと芯のあるラップスタイルがオーディエンスを一気に熱狂の渦へと引き込んだ。流行や型にとらわれず、自らの感性を軸に音楽とファッションを独自のスタイルで結びつけてきたMFS。その独自性に裏打ちされた存在感は、「アディダス オリジナルス」が打ち出す“The Original”という理念を、まさにリアルに映し出していた。

イベント終了後に、その熱気冷めやらぬ会場で、彼女に話を聞いた。

“オリジナル”ってジャンルを超えて
自分の中に溶け込ませること

──今日のライブの感想から聞かせてください。

MFS:夏ということもあって、みんなテンションが高くて、すごくうれしかったです。後ろまでぎっしりお客さんが入っていて、200人以上いたと聞いて驚きました。

──夏が一番好きとおっしゃっていましたが、どんなところに引かれますか?

MFS:まず、7月23日が私の誕生日なんです(笑)。ちょうど27歳になったばかりで。太陽が長く出ていて気持ちいいし、お酒もよりおいしく感じる季節。だから夏は自然とテンションが上がりますね。

──MFSさんにとっての“The Original”とは?

MFS:私はジャンルにとらわれず、音楽でもファッションでも、いろんなカルチャーからインスピレーションを受け取って、それを自分の中で咀嚼してアウトプットする。そのプロセスこそが「オリジナル」だと思っています。だからこのテーマは、自分の姿勢とすごく重なると感じました。

「アディダス オリジナルス」といえばこれ!な“スーパースター”

──世界的アーティストと並び、キャンペーンに関わったことについては?

MFS:本当に光栄です。私は流行に寄せるというより、自分の感覚を大事にしながら活動してきたので、その音楽がちゃんと届いて、こういう大きな企画に呼んでもらえたことはすごく励みになります。

──MFSさんの音楽には高揚感があり、制作スタイルも独特です。

MFS:ビートは、近くにいる友人やディレクターに作ってもらっていて、ダンスやハウス系の要素が強いものが多いです。いわゆる“ラップ用”ではなく、すでに完成されたサウンドに私のラップを乗せていく感覚なので、新鮮なスタイルになるのかなと思っています。

──リリックにもユーモアや擬音が多くて印象的です。

MFS:擬音、大好きなんですよ(笑)。“バインバイン”みたいに、耳に気持ちよく残る響きが好きで。逆に、刺すときはシンプルな一言でグッと伝えるのがいい。私はユーモアのある音楽が好きなので、自分の曲にも自然とそういうエッセンスが入ってきます。

──普段よく履いている「アディダス オリジナルス」のモデルは?

MFS:最近は厚底の“サンバ(SAMBA)”がお気に入りでよく履いています。実は“スーパースター”を履いたのは今回が初めてなんですが、“シェルトゥ”のフォルムが可愛いし、履き心地も良くて、すぐに気に入りました。「『アディダス オリジナルス』といえばこれ!」という感じがして、すごくしっくりきます。

──10月から初のツアーが始まりますね。意気込みを教えてください。

MFS:初めてのツアーなので、成長した姿をしっかり見てもらいたいです。マイク1本、DJ1人のシンプルなスタイルで、ラップの本質をしっかり届けられるライブにしたいと思っています。初日は10月22日の東京・恵比寿リキッドルーム。そのあと名古屋、大阪、福岡へと続きます。ぜひ遊びに来てください!

“オリジナル”を体験する3日間
「THE ORIGINAL LAB」が原宿に登場

8月8〜10日には、カスタマイズ体験イベント「ジ オリジナル ラボ(THE ORIGINAL LAB)」を開催する。会場となるのは、「6142 HARAJUKU」。ブラック&ホワイトをテーマにした没入感あふれる空間で、300種類以上のパーツや刺しゅう素材を使って、“スーパースター”や“ファイヤーバード”をベースに、世界にひとつだけのアイテムへとカスタマイズすることができる。また、リメイクアーティストによる特別なカスタム(予約制)も実施。さらに、アディダスの会員プログラム「adiClub」限定のスペシャルオファーも用意するなど、ブランドの“オリジナル”精神を体感できる内容となる。

THE ORIGINAL LAB

日時:2025年8月8日 (金) ~8月10日 (日)
場所:6142 HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前 6丁目 14-2
イベント参加条件:2025年7月23日~8月10日の期間中、原宿・渋谷の対象店舗または対象オンラインストアで“スーパースター”または“ファイヤーバード”を購入した方が対象

EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
問い合わせ先
アディダスお客様窓口

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「セサミストリート」×「ニューエラ」 ポップなデザインのキャップやウエアなど

「ニューエラ(NEW ERA)」は8月7日、アメリカのテレビ番組「セサミストリート」とのコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」一部店舗と公式オンラインで取り扱う。

「セサミストリート」コラボ
キッズサイズやゴルフコレクションも

コラボアイテムは、キャラクターやロゴの刺しゅうしたものや、顔をふわふわした生地で表現したもの、野球を思わせる意匠を配したものなど、多数のキャップ(4620円〜)を制作したほか、ニット帽(3960円〜)やスエット(9350円)、ロンT(7150円)、ニット地のトートバッグ(4180円)、キッズサイズのキャップ(4400円〜)とニット帽(3300円)もラインアップする。またゴルフコレクションと題し、キャップ(4620円〜)とロンT(9350円)も制作した。

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「ヨル」手掛けるI-neが初の研究拠点設立 ファブレス型R&Dで開発スピード高める

ヘアケアブランド「ボタニスト(BOTANIST)」や「ヨル(YOLU)」などを展開するI-neは8月1日、同社初となる研究開発拠点を設立した。名称は「日本美科学研究所(Japan Beauty Institute of Science and Technology )」、通称“ジェービスト(JBIST)”。研究所長には、ポーラ化成工業の元研究員、竹内啓貴氏が就任した。ジェービストで手掛けた製品は26年に市場投入を予定している。

同社は、製造設備を持たないファブレス企業で、OEM・ODMパートナーとの連携に強みを持つ。今回の研究所では、同社のマーケティング主導の開発姿勢を軸に、差別化技術の内製と製造工程の外部連携を両立させた「ファブレス型 R&D」を推進する。

研究開発の中核となる独自処方やエビデンス構築、特許出願などは自社で担い、製剤化や量産体制は外部パートナーと連携する体制とする。大規模な設備投資に依存せず、高度でユニークな製品開発を可能とするのが特徴だ。

生活者インサイトを起点にした研究テーマの設定や、社長直下の迅速な意思決定体制も特徴の一つ。マーケティングと研究開発を一体化させ、「売れる・選ばれる・続けられる」製品開発を目指す。

さらにジェービストは、外部知見との連携を視野に入れた「コンソーシアム」型の研究体制を構築。すでに佐賀大学の徳留嘉寛教授(化粧品分野のドラッグデリバリーシステム研究)との連携を進めており、今後も大学や専門家との共創により開発の高度化を図る。

また、AIなどの先端技術を活用したライトアセット型の少数精鋭ラボ体制も構築。処方設計や品質管理など、従来時間と人手を要していた工程の効率化を進め、小規模ながらも独自性を備えた研究開発モデルを確立する。

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オアシス ×「アダム エ ロペ」の25年春夏第2弾が発売 開催が中止になった貴重なツアーポスターなど6型

ジュンが運営する「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」の10のカルチャーをバックグラウンドにしたレーベル“テンカルチャー(10CULTURE)”は、イギリスのロックバンド、オアシス(Oasis)とコラボレーションしたTシャツコレクション“オアシス テンカルチャー / アダム エ ロぺ”の2025年春夏の新作Tシャツ第2弾を発売する。

8月4日からジュン公式オンラインストアの「ジャドール ジュン オンライン(J'ADORE JUN ONLINE)」で予約を開始。8月中旬から全国の「アダム エ ロペ オム」取扱い店舗と「ジャドール ジュン オンライン」で販売する。

今回は、過去にオアシスがライブを開催する際に使用していたポスターのグラフィックを、Tシャツのフロント部分に落とし込み、バックには、各ライブで 披露された数々の名曲をセットリストのように記載したデザインを4型と、開催が中止になった貴重なツアーポスターのアートワークをフロントに用いた2型の全6型をラインアップする。サイズはM〜XLを展開、各ホワイトとブラックの2色をそろえ、価格は各8800円。

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「ディオール」“バックステージ”から艶と血色感をかなえる新作登場 藤田ニコルも注目の4アイテム

「ディオール(DIOR)」の“ディオール バックステージ”は、ファッションショーの舞台裏からインスピレーションを得て誕生したメイクアップラインだ。誰でも簡単にプロの仕上がりを実現できることを目指している。同ラインから8月1日、リップトリートメントなど新製品(全4種、5060〜7040円)が登場する。新製品の発売を記念したイベントには、ピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターや藤田ニコルらが来場。バックステージをコンセプトにした特別な空間で、新製品の魅力を堪能していた。

“ディオール アディクト リップ グロウ バター”(全5色、各5060円)はペプチド※1とセラミド※2を配合し、とろけるような艶と潤いで唇を心地よく保つ新感覚のリップトリートメント。パッケージには、アイコニックなディオール オブリークロゴのチャームをあしらった。“バックステージ グロウ マキシマイザー パレット”(全4色、各6930円)は、大人気の4色ハイライトがアイ、デコルテ、ボディーまでマルチユースに進化したパレット。透明なジェルベースに繊細なパールやラメを配合した高密着パウダーが肌に溶け込み、サテンの艶から偏光パールによる華やかな輝きまでかなえる。

“バックステージ ロージー グロウ スティック”(全6色、各7040円)は肌のpHに合わせて発色し、ぬれたような艶と自分だけの血色感を演出するスティックチーク。同製品との重ねづけも可能なパウダーチーク“バックステージ ロージー グロウ”(全6色、各6380円)は、かつてないほど柔らかなパウダーと、よりファッショナブルなパッケージでリニューアルする。

※1 パルミトイルヘキサペプチド-12(保湿成分)
※2 セラミドNG(保湿成分)



衣装協力/ディオール
問い合わせ先
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618

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ポーラが百貨店&免税店美容部員の制服を刷新 1枚の布から無駄なく製法し生地ロスを削減

ポーラは9月1日から、百貨店や国内空港の免税店、海外店舗の美容部員(ビューティーコーディネーター)のユニホームを順次刷新する。新制服は折り紙からインスピレーションを得たサステナブルデザインが特徴で、1枚の布から無駄を出さずに仕立てる製法により従来比で生地ロスを約10%削減した。

「芸術的感性を持つ科学者集団」がコンセプト

新ユニホームのデザインコンセプトは「Artistic Scientist(芸術的感性を持つ科学者集団)」。同社の企業理念である「Science. Art. Love.」を基に、独自の芸術的感性とサイエンスの知識を高め、顧客に美を超えた驚きや感動、豊かな時間を提案する存在であるビューティーコーディネーターを体現する。

製法面では、1枚の布から無駄な布が出ないよう裁断し、折り紙のように仕立てることで環境負荷を軽減。「折る」「重ねる」「包む」といった日本の伝統的発想を取り入れ、機能性と造形美を両立させた。

デザインを手掛けたのは、クリエイティブディレクターの石川裕太氏。2003年に「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」に入社しパリコレクションの企画に携わった後、2006年に「ナオキ タキザワ デザイン(NAOKI TAKIZAWA DESIGN)」へ移籍。2010年より宮内庁管轄の特別注文服制作や「ユニクロ(UNIQLO)」のデザインディレクション、JR東日本や「ヤンマー」などの企業ユニホームデザインを担当する。2023年に「イシカワヤ(ISHIKAWAYA)」およびFashion Curating Studioを設立し、国内外でクリエイティブサービスを提供している。

8月13日から19日まで伊勢丹新宿本店本館1階ザ・ステージで開催する限定イベント「Timeless possibilities」では、新ユニホームと新「B.A」発売記念アートスカーフを期間限定で着用。このスカーフは1枚の布に東信氏のフラワーアートをプリントしプリーツ加工を施し、ミニマムな構造で花の生命美を立体表現している。

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アダストリア「物流自動化」に本腰 茨城に国内最大級の仕分けシステム

アダストリアが物流改革に本腰を入れている。2023年に竣工した常総物流センター(茨城県常総市)は最先端のロボットを導入するなど自動化に取り組み、物流効率を最大60%向上させた。また新設した西宮北物流センター(兵庫県神戸市)をきょう8月1日から動かす。アダストリアは30年度に連結売上高目標4000億円(24年度実績は2931億円)を掲げており、その規模を支えるバリューチェーンを整備する。

縦横無尽に動く仕分けロボット

無数の黄色い小型ロボットが縦横無尽に走り回り、荷台に乗せた服を段ボールに収めていく――。

常総物流センターの仕分け作業で、中国メーカーLibiao製の小型ロボット「t-Sort」120台がきびきびと働く光景は圧巻だ。Tシャツ、ワンピース、パンツなど国内800店舗ごとに一点一点仕分ける。多い日には7万着の商品がここから全国に出荷される。

今年6月から常総物流センターでの自動化が本格稼働した。スタッフの人力に頼っていた頃と比べ、現場の仕事は劇的に変わった。

アダストリアの物流子会社アダストリア・ロジスティクスの大塚健志社長は「仕分けから出荷に至る作業は、生産性が60%、キャパシティーが40%も向上した」と胸を張る。この場合の生産性は1時間にさばける服の点数、キャパシティーは1日の出荷量を意味する。「t-Sort」の導入自体は今では決して珍しくないものの、アパレルで国内3位の規模を誇るアダストリアによる自動化はアパレル企業として日本最大規模となる。

「モノの方がスタッフのところにやって来る」

物流センターの作業は、入荷、保管、ピッキング、仕分け、出荷に大きく分けられる。

入荷と保管も自動化によって様変わりした。中国メーカーのハイクロボット社のコンテナ移載ロボット「CTU」を100台導入した。海外の縫製工場から入荷された商品がCTUによって高さ5.5mの棚に保管されていく。人力で出し入れしていた頃は、人間の背丈に合わせて棚が作られていたので、保管量も大幅に増えた。「CTU」はスタッフがいない夜間にも動く。翌朝にスタッフが出勤すると、ピッキングの準備が整っている寸法だ。

大塚社長は「保管でも仕分けでもこれまではスタッフがモノを動かす格好だったが、自動化によってモノの方がスタッフのところにやって来るようになった」と話す。スタッフの人材確保が難しくなることを踏まえ、オペレーションを効率的に回せるようにする。

アダストリアは物流センターの自動化とともに、再編を進めている。24年7月に水戸の拠点を閉鎖し、今月にも福岡の拠点を閉鎖する。水戸の機能は常総など関東の4拠点で吸収する。福岡の機能は今月稼働する西宮北が担う。常総での知見を生かし、西宮北も来年夏には自動化を本格化させる見通しだ。さらに27年7月には自社EC「アンドエスティ(and ST)」専用の新しい物流センターも開く。特に「アンドエスティ」は自社ブランドだけでなく、他社ブランドにも開放するオープン化を推進する。30年度にはGMV(流通総額)1000億円に拡大させる方針を打ち出しており、出荷能力の拡大に動く。

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GENEROSITYが映像制作会社MMTを買収 ファッション&ビューティとカルチャー、オン・オフの更なる融合目指す

ファッションやビューティ、時計・宝飾ブランドのクライアントが多いGENEROSITY(東京都港区・⻄垣雄太最高経営責任者)は、7月30日付で映像制作企業のMMT(東京都渋谷区・伊東孝俊最高経営責任者)の全株式を取得し、同社をグループ化した。買収額は非公開。MMTのグループ化を機にGENEROSITYは、映像制作およびXR領域(VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)など、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称)に本格的に参入して、ブランドのプロモーション活動の支援の進化を図る。

GENEROSITYは、リアルとバーチャルの境界を越えた体験設計で、人とブランドの間に未知なる体験を生み出すブランド・エクスペリエンス・スタジオを標榜。ハイエンドを中心とするさまざまなブランドのリアルイベ ント開催に際して、インフルエンサーのアサインから各種クリエイティブデザイン、デジタルコンテンツなどを手がけるほか、同じくブランドによるLINE機能を活用したゲームなどを開発してきた。

一方のMMTは、国内外の人気アーティスト、企業やブランドのイベントおよびCM映像などを担当するほか、ライブ配信やIP事業を展開。メタバース空間やバーチャルイベントにおけるXRコンテンツの制作にも挑んでいる。ともに創業10年の両社は、リアルからデジタルに至るまで映像コンテンツのニーズが増加する中、企画・設計からシステムの構築、映像コンテンツの制作までを一気通貫するサービスの提供を目指す。

映像を通じてオンとオフ、
ファッション&ビューティとカルチャーの融合を目指す

PROFILE: 西垣雄太/GENEROSITY最高経営責任者(CEO)

西垣雄太/GENEROSITY最高経営責任者(CEO)
PROFILE: (にしがき・ゆうた)1989年生まれ。2015年5月DAWGSを設立。同年7月にデジタルフォトプリントサービス「#SnSnap」をリリースし、SnSnapに社名変更。SNSを軸としたデジタルコミュニケーション企画を強みに事業展開し、16年12月に同社をPEファンドに株式譲渡。立体的なプロモーション体験の企画、制作、実施までを行うブランドエクスペリエンススタジオとして成長し、18年9月にGENEROSITYに社名変更。国内外3000件を超える案件実施を達成し、ファッションやビューティ、ジュエリー&ウオッチ、オートモービル、スポーツ、エンターテインメントといった幅広い業界に対して、最先端のテクノロジーや高いデザイン力を駆使した最適なブランドプロモーションを提案している PHOTO:SHUHEI SHINE

GENEROSITYの⻄垣雄太CEOは、「CGI(Computer-generated imagery、コンピューターグラフィックスで生成した画像や映像、またそれらを実写映像などと組み合わせて用いることや、その技術のことを指す)からXRまで、さまざまなコンテンツが必要になっている。質とスピードをアップしながら、コンテンツの幅も広げたい」と説明。と同時にファッションやビューティと、エンタメを含むカルチャーが融合する中、「エンタメ領域でテクノロジーに挑戦し、イベントのリキャプやアーティストの映像から現場の仕切りを含め、その世界の理解度が高い」MMTとは、長らくグループ化について話をしていたという。

PROFILE: 伊東孝俊/MMT最高経営責任者(CEO)

伊東孝俊/MMT最高経営責任者(CEO)
PROFILE: (いとう・たかとし)早稲田大学第二文学部に進学して、ビジネスと表現の接点を追求。在学中は学園祭実行委員会で5000人規模の会場運営を担当した。学生時代からアソビシステムに参加。卒業後は独立し、映像制作・ウェブ制作を軸にフリーランスとして事業を開始。その後、自身の制作会社を設立し、事業の拡大に伴いMMTに名称変更。体験価値の最大化を理念に掲げ、リアルイベントの映像制作からバーチャルイベント技術の開発・実装まで、領域を越えた表現活動を推進。コロナ禍ではリアルタイムレンダリング技術を活用したバーチャルイベントにも注力し、VTuberやバーチャルアーティストといった新たな表現領域にも深く関わる PHOTO:SHUHEI SHINE

一方、MMTの伊東CEOは、「次の10年を考えたとき、GENEROSITYと一緒なら、もっと大きくてワクワクする仕事に取り組めるのではないか?」と考えた。引き続きカルチャー領域のコンテンツ制作を目指し、「ファッションやビューティのトップブランドが挑戦しているように、人間の興味が多様化する中でますます多面的になっているカルチャーをミックスしたコンテンツ制作に携わりたい。例えばゲーミングカルチャーはまだ少し遠い存在かもしれないが、そこにはもう10数万人が集まるシーンがいくつも存在している。人が動いている市場同士を繋ぎ、境界線を溶かしてみたい」と話す。GENEROSITYの⻄垣CEOは、「MMTのグループ化で目指すのは、映像制作の内製化だけではなく、リアルとデジタルの融合。ブランドが提供したい体験も、エンタメを含むカルチャーの世界も、断片的にリアルとデジタルを別々に考えては効果が出ない。イベント運営でリアルを知っているGENEROSITYだからこそのデジタルを目指し、その双方で感動と愛着、そして熱量を提供したい」と続けた。

各種テクノロジーを先取りし、
今以上のリアルとデジタルの融合を

まずはGENEROSITYがプランナーとなって、MMTが得意とするライブ配信なども内製可能な選択肢として盛り込みながら、さまざまなコンテンツをワンストップで提供できる体制を構築して企業やブランドのプロモーションを支援。その後はAIを筆頭とした各種テクノロジーの発達をキャッチアップしながら、リアルとデジタルが今以上に融合した世界づくりを目指す。

PROFILE: 平沼真吾/GENEROSITY取締役・CTO

平沼真吾/GENEROSITY取締役・CTO
PROFILE: (ひらぬま・しんご)大学ではXR や近未来UIの研究に従事。大学卒業後は東芝、富士通に勤務するが、より広い世界での経験を求めて会社を辞めて中国へ渡る。2015年、GENEROSITYの創業時に参画。XRやDXを用いた体験をアップデートする研究開発や制作しつつ、「興味を起点に楽しく学ぶ」をコンセプトにした魔法学校を主宰して教材制作や子ども向けの授業も行っている PHOTO:SHUHEI SHINE

GENEROSITYの平沼真吾チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)は、「例えばスマートグラスを日常的に着用する世界になれば、スマホのように再び、人々のライフスタイルは変化するだろう。そんな時のライフスタイルイベントをGENEROSITYができるようにしたい。エンタメの世界なら、スマートレンズ越しのXRの世界にキャラクターが現れ、リアルなデジタル映像と融合していくなど、可能性は無限大」とコメント。AIの活用で、それぞれのコンテンツのブラッシュアップも図る。MMTはすでにリアルタイム・レンダリング(ユーザーの操作や視点の変化に応じて、3Dシーンを即座に計算・描画する技術。インタラクティブ性の高いコンテンツで活用されている)技術を活用している。GENEROSITYの西垣CEOは、「LINEヤフーのテクノロジーパートナーでもあるので、先端技術を先取りし、新しいサービスを提供していきたい」という。

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「リモワ」が回収・修理したユーズドのスーツケースを販売 過去最大の約50点をラインアップ

「リモワ(RIMOWA)」は8月5日、同ブランドのアルミニウム製スーツケースを回収、修理し、販売する“リ クラフテッド(RE-CRAFTED)”プログラムから、約50商品を販売する。「リモワ」公式オンラインで取り扱う。 なお、販売時刻、アイテム、価格は予告なく変更になる可能性がある。

“リ クラフテッド”プログラムから
約50点のユーズドスーツケース

ユーズドのスーツケースは、前の持ち主が貼ったステッカーをそのままにしたものや、長年使用した風合いを活かしたもの、また現在店頭で販売終了した2輪タイプのモデルなどもラインアップ。今回発売する約50点は、過去最大の商品数となる。“リ クラフテッド”プログラムは、2023年に開始。対象店舗で回収したスーツケースは、細部に渡って検査し、修理もしくはリサイクル対象に分別する。修理対象のスーツケースは、1点ずつ丁寧に改修し、ユーズドのスーツケースとして販売、2年間の品質保証が付属する。

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「スタージュエリー」が人の内面に宿る美しさを表現した“リフレクト オン ライト”シリーズを発売

「スタージュエリー(STAR JEWELRY)」は8月8日、2025-26秋冬コレクションから“リフレクト オン ライト(REFLECT ON LIGHT)”と“エッチド ハート(ETCHED HEART)”シリーズを発売する。2025年のテーマは“リフレクション(RIFLECTIONS)”で、“変わりゆく時代の中で希望の光を胸に、高みを目指してポジティブに進む”というメッセージを込めた。夏から秋へ移り変わる空の色、柔らかい暖かみのある光が反射してどこまでも広がり輝く、内なる輝きを表現したコレクションだ。

“リフレクト オン ライト”シリーズは、クオーツの透明感と光の反射で人の内面に宿る美しさを表現した。1本でコーデの主役になる“K18YG ダイヤモンド/クォーツリング”(M、27万5000円/S、15万4000円)と、“K18YG ダイヤモンド/クォーツチャーム”(M、17万6000円/S、7万9200円)をラインアップする。

“エッチド ハート”シリーズは、ダイヤモンドの刃で“ギョーシェ彫り”した地金のテクスチャーが輝くハートに、“自分自身を輝かせる”という想いを込めた。ハートの縁取りにはゴールドのスタッズを連ねて甘すぎないクールなハートに仕上げた。“K10YG チャーム”(M、6万6000円/S、4万1800円)と“K10Y ピアス”(7万4800円)を展開する。

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「オニツカタイガー」がシャンゼリゼ通りに世界旗艦店をオープン 山下智久が来場し“靴と物語”を語る

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は7月4日、パリ・シャンゼリゼ通りにグローバルフラッグシップストアをオープンした。そのエッセンスを凝縮した2フロア構成の空間は、ブランドの新章を象徴する存在となっている。俳優・山下智久を迎えて開催された記念イベントには、ファッション業界関係者やアーティストを中心に約200名が来場した。さらに、パリを拠点とするミシュランスターシェフの手島竜司による特製コースディナーが振る舞われ、インドの女優ラシュミカー・マンダンナやタイの女優ミルクなど、各国から招かれたゲストたちは五感を通じてブランドの世界観を堪能した。

歴史と革新が交差する
空間デザイン

店内は、ブランドのシグネチャーカラー「タイガーイエロー」が印象的に配された2フロア構成。1856年に建てられた歴史ある会員制クラブ「ザ・トラベラーズ・パリ」の内装を活かし、日本の伝統とパリの洗練を融合させた没入感ある空間が広がる。1階にはカフェも併設され、和のエッセンスを加えたドリンクやスナックを提供。ランウェイコレクションや日本製のデニムを主役とした“デニヴィータ”などから構成される “イエローコレクション”、さらに“ニッポンメイド”など、アパレルからフットウェア、アクセサリーまで幅広く取りそろえる。オープンを記念した限定モデル“メキシコ 66 ニッポンメイド”も販売される。

山下智久が語る
“物語を刻む靴”

オニツカタイガー,ONITSUKA TIGER

オープニングイベントには、俳優でアーティストの山下智久も駆けつけた。イベント当日、山下が履いていたのは、自身がディレクションを手がけた特別な一足。「靴って、頻繁に取り替えるものというより、ずっとそばにいてくれる存在であってほしいんです。今回は、あえてスウェードのワンカラーで仕上げました。単色だからこそ、履いた人それぞれの傷や擦れが、その人だけのストーリーになる。そんな“物語”を、この靴と一緒に刻んでほしいと思っています」と語る。そのモデルには“レターナイン”という名前が付けられ、「手紙のように、何年か経ったあとにもう一度読み返したくなるような靴にしたかった。9は僕にとって特別な数字なんです」と、その想いを明かした。

「自分のアイデンティティとも
重なるブランド」

シャンゼリゼ通りという特別な場所にフラッグシップストアを構えたことについて、山下は「パリの中心にこれほど大きな店舗をオープンできたことに、本当に感動しています。7、8年前にご一緒するようになって以来、ブランドが着実に成長していく姿を見てきて、自分のことのように嬉しいです」とコメント。「旅が好きでよく出かけるのですが、そのときにも『オニツカタイガー』をよく着ています。旅先で“それ、どこの?”と聞かれることも多くて、日本らしさがしっかりと表現されている証拠だと感じますし、僕自身のアイデンティティとも自然に重なるブランドです」と、その親密な関係性を語った。

PHOTOS:YUSUKE KINAKA
EDIT&TEXT:KO UEOKA
INTERVIEW:MARIKO TASE
問い合わせ先
オニツカタイガー
https://www.onitsukatiger.com/jp/ja-jp/contact/

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「ミュアイス」がスヌーピーとコラボ 期間限定ポップアップも開催

美容系動画クリエイターのかわにしみきがプロデュースするコスメブランド「ミュアイス(MUICE)」は8月13日、大人気キャラクターのスヌーピーとその仲間たちをデザインしたコラボレーションアイテム全7種を発売する。「ミュアイス」公式オンラインサイト、ロフト(LOFT)、プラザ(PLAZA)、ハンズ(HANDS)など全国のバラエティーショップで取り扱う。公式オンラインサイトでは8月8日まで先行予約を受け付け中だ。

また、8月10〜17日には今回のコラボを記念したポップアップを東京・日本橋で開催する。コラボ製品の先行発売や100%ビーガンのノンフライドーナツを提供など、さまざまなコンテンツを用意する。詳細は「ミュアイス」の公式サイトに掲載する。

ぽわんっ!と⾊づくふんわり発⾊チーク
チャーリー・ブラウンとスヌーピーの癒しデザイン

軽い付け心地でふんわりとした発色が人気の“ぽわんチーク”(990円)から限定色の“コットンメロリーナ”と“ベビメロピンク”の2色を用意。

“うるみ”質感をプラスする
しっとり艶肌ハイライター

上品な艶で透明感を演出する“うるみハイライター”(968円)からは、人気の“サクラスノー”と限定色“ベビーサイダー”をそろえた。

夏らしいデザインのスヌーピーが登場
高保湿×高密着リッププランパー

ちゅるんと艶めくプランパーの“ちゅるリップランパー”(990円)から定番の“デイリーピュア”と同コラボ限定の“モアチャイ”が登場

乾燥を防ぎながらUVケアをかなえるプライマー
コラボデザインで新登場

保湿系下地の“デイリースキンプライマー”(1045円)からは、チャーリー・ブラウンとスヌーピーをあしらったかわいらしいパッケージで発売する。

ポップアップ詳細

◼️スヌーピー×「ティルナス」&「ミュアイス」

期間:8月10〜17日
時間:11:00〜20:00
会場:0th HUB NIHONBASHI
住所:東京都中央区日本橋2-9-10 L.Biz 日本橋 2階
※ポップアップは日韓共同開発コスメ「ティルナス(TILNUS)」との合同で実施

>詳細はこちら

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「マウジー」11年ぶりのリブランディング アジアで一番ジーンズが集まるアパレルブランドへ

バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」が9月にリブランディングする。従前からの強みであるジーンズをコアに、さらに尖らせた商品構成へ一新する。低迷する業績の浮上を期し、2025-26年秋冬の売り上げは前年同期比7%増を目標に掲げる。

不調の今こそ原点に立ち返る

「マウジー」は、コロナ禍を境に売り上げが低迷している。25年上半期は“MVS フレアパンツ”のヒットもあり復調傾向にあったが、それでもコロナ前の18年の水準には達していない。野村千尋「マウジー」事業部長は「客単価は上がってはいるが、客数が減ってしまった。特に実店舗が深刻」と悔しさを滲ませる。

「テイストが迷走してしまった。顧客にとっても新客にとっても、『マウジー』らしいと思えるデザインができていなかった」。新客に好評だったロゴ物の投入数を増やしたが、顧客には子供っぽいデザインと映ってしまった。一方、ロゴ物以外で新客にリーチできる商材がなかったのも事実だった。

社内に「変わらなきゃ」という思いが伝播していった。25周年を好機と捉え、11年ぶりの大掛かりなリブランディングに踏み切った。

リブランディングに当たって、「マウジー」らしさを徹底議論した。その中で多くの声が上がったのはやはりジーンズだった。「25年間ブレずにこだわり続けたもの。デニムブランドにも劣らない品質とデザインだと自負している」。この誇りを「アジアNo.1ジーニング(=Jeaning、ジーンズ文化の意味)コレクティブ」と明文化し、今後の指針とした。

ブランドの“誇り”をより多くの人へ

具体的な方針として、ジーンズの商品構成比率をさらに高める。「どんなお客さまが来てもお気に入りのジーンズが見つかるようにする」ため、スキニーやワイド、テーパードやバレルなど、あらゆるシルエットをそろえる。元々ジーンズの型数が多い「マウジー」だが、25-26年秋冬は前例にないほど品ぞろえを充実させる。

「ジーンズはどの世代からも愛される定番アイテム。だからこそ、幅広い世代に届けたい」。世代別の著名人3人を起用したキャンペーンビジュアルがその思いを可視化する。ゆくゆくは、25年プレスプリングをもって休止した「マウジー」の大人向けブランド「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」のファンをも取り込めるような、こだわり抜いたジーンズも開発できたらと話す。

一方、ジーンズと相性のいいアイテムの開発にも意欲的だ。「ジーンズは『マウジー』だが、ベルトやシューズは他のブランドというケースをよく見てきた。でも、『マウジー』のジーンズを一番美しく見せられるのは『マウジー』のアイテム。そんな意識を持ってデザインに励みたい」(石橋デザイングループ長)。

ブランドロゴも11年ぶりにリニューアル

リブランディングに合わせ、ブランドロゴも刷新する。従来のロゴと比較し、より視認性が高いデザインにした。白と黒の中間色である光沢感のあるグレーカラーで、年齢やカルチャーなど、あらゆる境界線を越える「マウジー」のアティチュードを示す。

リブランディングを祝し、「ザ シェルター トーキョー(THE SHEL'TTER TOKYO)」東急プラザ表参道「オモカド」店の地下1階で、ポップアップを開催する予定。限定アイテムなども用意しながら、新生「マウジー」のお披露目の場にする。ルミネエスト新宿店とルミネ北先住店の店舗リニューアルも進行中で、ジーンズ用の棚を拡充するなど、リブランディングの内容に合わせて生まれ変わる。

「ジーンズは世代だけでなく国境も超える存在」。アジアを端緒としたグローバル展開も視野に入る。8月時点で取り扱い店舗が150店以上ある中国に加えて、韓国での存在拡大を図る。まずはポップアップの開催を通じて感触を確かめながら、実店舗のオープンも検討していく。「(メインターゲットである)20代の女性は、韓国トレンドに敏感。韓国市場で得た反響は日本市場にも還元される」(野村事業部長)と相乗効果を期待する。

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BABYMONSTERのRUKAとASAが「ウィゴー」のサマービジュアルに 「ウィゴー マガジン」特別版とショッパーを配布

「ウィゴー(WEGO)」は、ベイビーモンスター(BABYMONSTER)のルカ(RUKA)とアサ(ASA)を起用した2025年サマービジュアル第2弾「ストリートスタイル」を解禁した。これに伴い、キャンペーンで撮り下ろしたビジュアルをまとめた「ウィゴー マガジン ルカ&アサ フロム ベイビーモンスター特別版」と、オリジナルロゴデザインのショッパーの配布を開始した。

2025年サマービジュアル
第2弾「ストリートスタイル」

サマービジュアルは、6月に「グランジスタイル」を公開し、このほど第2弾となる「ストリートスタイル」を解禁した。「ウィゴー マガジン ルカ&アサ フロム ベイビーモンスター特別版」は、「ウィゴー」一部店舗で税抜き4000円以上の購入者に向け配布するほか、公式オンラインでも一定条件を満たした対象者にプレゼントする。また本キャンペーンに際し制作した、オリジナルロゴのショッパーは、「ウィゴー」一部店舗で金額を問わず、1点以上の購入者に向け配布、公式オンラインでは取り扱わない。ともになくなり次第終了となる。

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機内販売1位の製品も!バイヤーが厳選した沖縄ビューティアイテムがそろう「樂園百貨店」

那覇市内の中心、ゆいレール「県庁前駅」に直結している、県内唯一の百貨店「デパートリウボウ」。‘リウボウ“とは前身である“琉球貿易商事株式会社”に由来しており、1948年に創業した老舗だ。県民にとって日常的に利用されているアドレスだが、こちらの2階にはバイヤーが県内から厳選したファッション、ビューティ、フードなどの魅力的なアイテムがそろうコンセプトフロアがある。それが「樂園百貨店」だ。

2018年に「樂園百貨店」を立ち上げた大嶺佐紀子リウボウ インダストリー 営業部 店舗開発課 課長は、「県産製品の中で、上質なもの、大切な方に贈って喜ばれるものをお客さまに代わってセレクトしています」と話す。

「県内にはさまざまなお土産ショップや物産店がありますが、こちらでは大量生産ではなく、作り手の顔が見えるような製品一つ一つをバイイングしています。もちろん、生産者にはバイヤーが直接お会いしていますし、モノ作りに対して真摯に向き合っている人たちの製品だけを厳選してご案内しています」。

今回はそんな大嶺課長が注目しているビューティ&ヘルスアイテムをチョイス。推しポイントを説明してもらった。

アップサイクルした海ぶどうのエッセンスをたっぷり用いた「グリーンラボラトリー」のフェイスマスク

「県産食材として人気の海ぶどう(クビレヅタ)ですが、形状により食品として市場に出回らない素材が出てきてしまいます。こちらはそんな宜野座産の海ぶどうをアップサイクルしつつ、名護産のヨモギ、県産の月桃やアロエ、さらに久米島の海洋深層水を用いてフェイスパックとして仕上げています。県外在住のお客さまが「これがないと化粧のりが悪くなるから」と、わざわざ当店まで定期的に購入してくださるほど、定評のあるフェイスマスクです」。

県産月桃に加え、上質なホホバオイルを用いた「ムーンピーチ」の月桃オイル

「月桃コスメは沖縄を代表するスキンケアですが、こちらは月桃について20年ほど研究されている素肌美容家、うすき友美さんが開発された月桃オイルになります。うるま産月桃から根、茎、葉に熱を一切かけない古典的な抽出方法である“冷浸法”でオイルを抽出しており、月桃の魅力が存分に引き出されています。しかも、ベースに使っているホホバオイルも高真空圧・低温抽出のため、さらっとした使用感になり、使い勝手のいいテクスチャーに調整されています。バームは希少なシマ月桃・タイリン月桃の2種の精油を配合しておおり、エイジングケアとしても人気のアイテムです」。

機内販売で売り上げ1位を記録したこともある「浮島ガーデン」のMISODOKO

「豆腐支出額1位(2024年総務省による家計調査 豆腐支出額において全国1位の都市が那覇市)の沖縄ですが、豆腐を作る際に出るおからは大半が廃棄されてしまいます。そこで無農薬有機野菜を使うことで人気のレストラン、浮島ガーデンが開発したのが、九州大豆のおからと天然海塩の粟国の塩、そして、無農薬・有機栽培されている西表安心米や名護の有機米・国頭の自然栽培米の玄米糀だけで作られたこちら。野菜から出る水分で味噌がゆるんでくるので、お味噌汁としても楽しめます。JTA機内販売の樂園百貨店枠にて、これまでで最も売れた製品です」。

樂園百貨店オリジナル 月桃とシークヮーサーのロールオンアロマ

「観光客の皆様に香りのお土産を提案したいというコンセプトのもと、月桃とシークヮーサーの香りを開発しました。石垣島産の月桃の香りと、シークヮーサーにはオレンジスイートやゼラニウム、レモングラスを加えて、明るさのある香りに仕上げています。それぞれ天然精油の香りなので、香水が苦手なかたにもおすすめできるアロマコスメです」。

「樂園百貨店」で取り扱うビューティ&ヘルス関連のアイテムは総数500点以上。「こちらのビューティカテゴリーでは化粧品はもちろん、アロマやフードまで、『特別なシーンで贈りたい』、『沖縄らしいアイテムをお取り寄せしたい』というリクエストにお応えできるような上質なラインナップをそろえています。オンラインストアも用意していますので、離れた場所からもぜひ沖縄の空気感をお楽しみいただけたらと考えています」。

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普段着られるものが最新メンズトレンド?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年7月28日号からの抜粋です。)

村上:2026年春夏メンズコレのトレンドまとめ号です。大きいテーマは、酷暑対策。今や欧州も高温多湿です。ゲリラ豪雨もありましたよね。そんな気候に対応すべく軽い素材はますます軽く、コットンやサマーウールなどの定番に加えて、アロエコーティングして滑りを良くしたリネンなど、技術革新による薄くて涼しげな素材からトレンドが広がっています。

本橋:アウターでも薄くて風をはらむナイロンのようなものが多かったですね。トップスの主役は、シャツ。シルエットと丈感をアップデートしたり、2枚重ねて自由なスタイリングを表現したりが目立ちます。

村上:スタイリングで「価値観」や「生き方」「アティチュード」を醸し出すべく、モデル選びや演技指導にも心血を注ぐブランドも増えている印象ですね。昔はもっと主張の強いアイテムが飛び出ていて、長くメンズを取材している人の中には現在を「ツマラナイ」と捉える人もいるようですが、それを否定しちゃうと今の潮流や価値観についていけなくなっちゃいそう。ジョナサン・アンダーソン(JONATHAN ANDERSON)の「ディオール(DIOR)」でも感じましたが、毎日着られるアイテム“ステイプル”を時流に合わせてアップデートしているブランドが良く見えて、「なんで、こういうブランドが増えていて、人気なんだろう?」を改めて考える契機になりました。

本橋:「ルメール(LEMAIRE)」も同じような素材使いで安心感を提供しつつ、少しずつ進化しています。それをどう着こなすか。スタイリングは着る人に委ねている自由さがあって、理にかなっていると感じました。

インティメイトなアイテムに注目

村上:今週号の表紙に採用した「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のパジャマスタイルも注目です。パジャマも含むインティメイト、下着由来のアイテムをコーディネイトに加えるブランドが増えています。ウィメンズ由来の流れです。肌に触れる上質アイテムを提案することで着心地を提供しながら、顧客との関係さえインティメイト、親密なものにすることも狙っています。

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「イソップ」から流れ星が着想源の香水が登場 カルダモンが駆け抜けるアンバー系の香り

「イソップ(AESOP)」は9月1日、新しいオードパルファム“アバヴアス、ステオーラ オードパルファム”(50mL、2万3870円)を発売する。夜空を駆け抜ける流れ星にインスピレーションを得た、アンバー系のフレグランスだ。

同製品は、カルダモンとアンバーを中心に構成し、カルダモンは可能な限り加工が施されていないものを使用した。また、アンバーの香気を表現した“ファビュリスト アコード”は、フランキンセンス、ラブダナム、バニラビーンを組み合わせ、本来香りを持たない太古の樹脂であるアンバーに芳香を与えている。

トップノートは、ベルガモット、ペッパーを思わせるエレミから始まり、カルダモンはシトラスに近くスパイシーに香る。ミドルノートでは、樹木や革を思わせるシプリオルハートが、温かみのあるラブダナムや樹脂の深みを感じさせるフランキンセンスと溶け合う。ベースノートでは、よりスパイシーでウッディに変化したカルダモンが再び現れ、シプリオルハートとシナモン、ラム酒のようなバニラビーンが加わる。

現代的な新しいアンバーの香りが誕生

「天空のアンバーを創りたかった」という調香師セリーヌ・バレル(Celine Barel)は、「流れ星 行方知らずの恋をして」という黛まどかの俳句や夜空を写した写真、さまざまな琥珀色などにインスピレーションを得た。バレルは、「改めて古典的なアンバーアコードに目を向け、その上で調香の比率を改変した。甘さとパウダリーな要素を控え、代わりに樹木や樹脂の香りを大きく強めて、スパイスの温もりや種々の植物を通じて甘さを感じる方法を探求した」とコメントしている。

古英語で星を意味する“ステオーラ”には、世代や土地を超えて受け継がれる言語の性質に対する称賛が込められている。また、頭上という意味の“アバヴ アス”は、大きな星空を見る時に瞳に映り込む驚嘆の念を表現した。

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「マリークワント」のフレグランス“カプリシャス”が2種の香りを限定発売 ポジティブな気持ちを呼ぶフレッシュな調香

「マリークワント(MARY QUANT)」は10月1日、フレグランスシリーズ"カプリシャス"(全2種、各28mL、各8800円)の新作となる、“ラブ ノット”と“オーサム デイ”を数量限定で発売する。"気まぐれ"という意味を持つ同フレグランスシリーズは2024年11月、ブランド70周年を記念し20年ぶりのフレグランスシリーズとして誕生。時間帯や気分によって使い分けられる2種類の香りを用意し、レイヤリングして楽しむこともできる。全国のマリークワント取扱店で販売する。

テーマは“恋を呼ぶ香り”と“幸せを呼ぶ香り”

恋結びをテーマにした“ラブ ノット”は、みずみずしく甘いフルーティーフローラル系の香り。トップノートにベルガモット、ブラックカラント、ローズを配し、ミドルノートではピーチを基調にジャスミン、チュベローズ、ベリー、アイリスが香り立つ。ラストノートはウッディーやアンバー、ムスクで構成した。

"素敵な日"をコンセプトにした“オーサム デイ”は、フレッシュなシトラスアロマティック系の香り。グレープフルーツ、ライム、オレンジ、ベルガモットをトップノートに据え、ミドルノートではブラックカラント、ラベンダー、ネロリが展開される。ラストノートにはシダーウッド、サンダルウッド、パチョリ、ムスクを採用している。

2つの香りを重ねることで、フルーティーアロマティック調の優しい甘さの香りも楽しめる。レイヤリングの際は“オーサム デイ”を先に付けることを推奨している。

恋を呼ぶ香りと幸せを呼ぶ香り

同製品は、1966年に誕生したAM・PMから始まる同ブランドの香水の歴史を受け継ぎ、70周年を迎えた記念として登場した。2種類の香りは「ラブ ノット」と「オーサム デイ」で、それぞれ異なるシーンに対応する。

「マリークワント(MARY QUANT)」は10月1日、フレグランスシリーズ“カプリシャス”から新しく2種の香り“ラブノット”と“オーサムデイ”(28mL、各8800円)を数量限定で発売する。

さまざまな使い方で幅広く楽しめる香り

みずみずしく甘いフルーティーフローラル系の“ラブノット”は、フレッシュなベルガモットやブラックカラント、ローズをトップに、甘さのあるピーチを基調としてジャスミンやベリー、チュベローズ、アイリスが香り立つ。ラストにはウッディーやアンバー、ムスクが包み込み、可憐で愛らしさいっぱいの印象を与える。“オーサムデイ”は幸福感あふれるフレッシュなシトラスアロマティック系の香りで、さわやかなグレープフルーツやライム、オレンジ、ベルガモットをトップに、やわらかなラベンダーやネロリが香り立つ。ラストに全体を包み込むのは、パチョリやムスク、シダーウッドやサンダルウッドの芳醇な香りだ。

また同アイテムは、時間帯や気分によって使い分けたり、レイヤリングをすることでフルーティーアロマティック調の優しい甘さを楽しめたりするなど、多様な使い方ができる。

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