「グッチ」がバッグ“グッチ ワン オブ ア カインド バンブー1947”を銀座展で発売 発売記念のイベント展も

「グッチ(GUCCI)」は11月6日、バッグ“グッチ ワン オブ ア カインド バンブー1947”を「グッチ」銀座店で発売する。同バッグは、刺しゅうやパッチワークなどを用い、ブランドを象徴するフローラパターンを表現。カーフレザーで仕立てたバッグに、手刺しゅうのフローラパターンや、ビーズ、ラインストーン、スパンコールを施し、レジンと真鍮で制作したハンドルを合わせるなど、50種類以上の素材を用い、60時間以上をかけて職人が手仕事で仕上げている。

“バンブーハンドルバッグ”の歴史を辿る展示を開催

また発売を記念し、「グッチ」銀座店のギャラリーで、「ア テイル オブ バンブー(A TALE OF BAMBOO)」展を開催する。同展は、「グッチ」の“バンブーハンドルバッグ”の歴史を辿り、“グッチ バンブー 1947”と“グッチ ダイアナ”のアーカイブや、日本人アーティストとの過去のコラボ作品などを展示する。

■ア テイル オブ バンブー-日本で紡がれるバンブーの物語
日程:2025年11月10日〜2026年春
時間:11〜20時(最終入場19:30)
場所:「グッチ」銀座店 6階
住所:東京都中央区銀座4-4-10
入場料:無料

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「グッチ」がバッグ“グッチ ワン オブ ア カインド バンブー1947”を銀座展で発売 発売記念のイベント展も

「グッチ(GUCCI)」は11月6日、バッグ“グッチ ワン オブ ア カインド バンブー1947”を「グッチ」銀座店で発売する。同バッグは、刺しゅうやパッチワークなどを用い、ブランドを象徴するフローラパターンを表現。カーフレザーで仕立てたバッグに、手刺しゅうのフローラパターンや、ビーズ、ラインストーン、スパンコールを施し、レジンと真鍮で制作したハンドルを合わせるなど、50種類以上の素材を用い、60時間以上をかけて職人が手仕事で仕上げている。

“バンブーハンドルバッグ”の歴史を辿る展示を開催

また発売を記念し、「グッチ」銀座店のギャラリーで、「ア テイル オブ バンブー(A TALE OF BAMBOO)」展を開催する。同展は、「グッチ」の“バンブーハンドルバッグ”の歴史を辿り、“グッチ バンブー 1947”と“グッチ ダイアナ”のアーカイブや、日本人アーティストとの過去のコラボ作品などを展示する。

■ア テイル オブ バンブー-日本で紡がれるバンブーの物語
日程:2025年11月10日〜2026年春
時間:11〜20時(最終入場19:30)
場所:「グッチ」銀座店 6階
住所:東京都中央区銀座4-4-10
入場料:無料

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メディプラス製薬とメディプラスが社長交代 「オゾン化グリセリン」の価値最大化へ

ラフラインホールディングスは11月1日付で、子会社であるメディプラス製薬とメディプラスの社長を交代した。メディプラス製薬の社長に内田恭平前メディプラス社長が就任。メディプラスは池尻大輔前メディプラス取締役が社長に昇格した。メディプラス製薬の伊藤賢司前社長は取締役となる。

メディプラス製薬は、医療現場におけるオゾン活用技術であるオゾネーションの応用開発に取り組み、2008年に独自成分「オゾン化グリセリン」の特許を取得。その後オゾン化グリセリンは、抗菌作用やバリア機能などを持つ製剤として、化粧品にとどまらず、治療を補助する製剤としても活用の幅を広げてきた。メディプラスが展開するスキンケアブランド「メディプラス(MEDIPLUS)」の旗艦製品“メディプラスゲル”に初めて配合されて以降、同成分を用いたアイテムの開発を拡大している。今回、オゾン化グリセリンの機能価値を最大化し、企業として新たな成長フェーズに進むため、長年化粧品業界に携わってきた内田氏に白羽の矢が立った。

内田社長は、ポーラ化粧品本舗やオルラーヌジャポン、ニッピコラーゲンなどで経験を積み、23年にメディプラス社長に就任。デジタルマーケティングの強化や顧客ロイヤルティ向上などを通じてブランドの成長を支えてきた。

一方メディプラスは「メディプラス」の企画・開発・販売を担う。池尻社長は、約15年に渡り、メディプラスのスキンケアDtoC事業に幅広く従事し、通販事業全般に精通。豊富な現場経験と知見を評価され、今回の社長就任に至った。今後は、培ったノウハウを生かし、クリニック事業や通販事業の体制強化を推進する。

研究開発を担うメディプラス製薬と、ブランド事業を展開するメディプラスの経営体制を刷新することで、グループ全体としてR&D機能とブランド事業のシナジーを最大化し、国内外での事業拡大を加速していく。

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メディプラス製薬とメディプラスが社長交代 「オゾン化グリセリン」の価値最大化へ

ラフラインホールディングスは11月1日付で、子会社であるメディプラス製薬とメディプラスの社長を交代した。メディプラス製薬の社長に内田恭平前メディプラス社長が就任。メディプラスは池尻大輔前メディプラス取締役が社長に昇格した。メディプラス製薬の伊藤賢司前社長は取締役となる。

メディプラス製薬は、医療現場におけるオゾン活用技術であるオゾネーションの応用開発に取り組み、2008年に独自成分「オゾン化グリセリン」の特許を取得。その後オゾン化グリセリンは、抗菌作用やバリア機能などを持つ製剤として、化粧品にとどまらず、治療を補助する製剤としても活用の幅を広げてきた。メディプラスが展開するスキンケアブランド「メディプラス(MEDIPLUS)」の旗艦製品“メディプラスゲル”に初めて配合されて以降、同成分を用いたアイテムの開発を拡大している。今回、オゾン化グリセリンの機能価値を最大化し、企業として新たな成長フェーズに進むため、長年化粧品業界に携わってきた内田氏に白羽の矢が立った。

内田社長は、ポーラ化粧品本舗やオルラーヌジャポン、ニッピコラーゲンなどで経験を積み、23年にメディプラス社長に就任。デジタルマーケティングの強化や顧客ロイヤルティ向上などを通じてブランドの成長を支えてきた。

一方メディプラスは「メディプラス」の企画・開発・販売を担う。池尻社長は、約15年に渡り、メディプラスのスキンケアDtoC事業に幅広く従事し、通販事業全般に精通。豊富な現場経験と知見を評価され、今回の社長就任に至った。今後は、培ったノウハウを生かし、クリニック事業や通販事業の体制強化を推進する。

研究開発を担うメディプラス製薬と、ブランド事業を展開するメディプラスの経営体制を刷新することで、グループ全体としてR&D機能とブランド事業のシナジーを最大化し、国内外での事業拡大を加速していく。

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【早稲田繊維研究会】Vol2.酷暑のロケーー消費を青い世界に露光する

読者も、連日のように最高気温が40度近くまで上がった今年の夏を覚えていることでしょう。私たち「早稲田繊維研究会」にとっても、忘れられない1日があります。例にもれず東京都心の最高気温が37度の数値を叩き出した8月18日、半日に及ぶルックブック撮影が行われました。プロのフォトグラファー、ビデオグラファ―、モデル3人、ヘアメイク3人と部員16人が、文字通り額に汗して取り組んだ屋外でのロケ。今回はその内幕を綴ります。

「早稲田繊維研究会」がショーと等しく力を注いでいるのが、ルックブックです。毎年ショーの来場者全員に配布するコンセプトブックとして製作しています。ショーに登場するルック7体を着用したモデルを、コンセプトを反映したロケ地で撮影し一冊にまとめます。来場者の思考を促す役割を果たすと同時に、ルック製作はもちろん、ロケ地選定や撮影方法、画角を考案する過程で、ショーのテーマについて部員が思索する機会でもあります。

変化と不変を映す、風景の選択

ルックブック撮影の構想では、「変わりゆくなかで、変わらないもの」というコンセプトを際立たせる方法を探しました。特別な場所ではなく、誰かの生活が続く風景にルックを立たせることで、観る人が身近な生活へ立ち返るきっかけになればと考えました。

撮影地の主軸に置いたのは、世田谷区の希望ヶ丘団地。人の営みが染みついた場所でありながら、連鎖する鉄パイプと無数に並ぶ住戸の構造美が共存し、「流れと連なり」を感じさせます。団地という場は、日々の生活と「消費とともに暮らす」という都市的な側面とが交わり、人生・身体・消費に象徴される変化と、部屋を借り長期的に暮らしていくことや、留まることに見出される不変を同時に映し出すことができると感じました。

加えて周辺の道路や歩道橋でも撮影を行いました。大通りは、素早い消費の流れと生活の営みが交差する場所。下見では、目に入るたびに歩道橋を撮影しては見え方を検証し、いくつも比較したうえで、最も“変化と不変”が交わる景色を選びました。

「青」い世界が立ち現れるまで

ルックブック撮影に向けて、準備を開始したのは4月。上述したロケ地探しを皮切りに、フォトグラファー、ビデオグラファ―、モデルを並行してリサーチしました。

今年度は「変わりゆくなかで、変わらないもの」というコンセプトの他に、2020年頃のクリエイションへの回帰を目指しています。当時のクリエイションを直線・硬さ・無機質といったキーワードで再解釈。さらにこれらの要素を強めるカラーとして「青」を意識的に用いており、ルックブックの写真およびティザー映像も知的かつ清涼な青を基調としています。得てして日常生活の素朴さや、ぬくもりといった柔らかい印象を与えがちな団地で撮影するからこそ、作品が当初目指した硬さをもって立ち上がるようバランスを意識しました。青く静謐な世界を切り抜いた作品に魅了され、フォトグラファーを笠原颯太さんに、ビデオグラファ―をすみあいかさんにオファー。モデルキャスティングとヘアメイクにおいても、柔らかさやぬくもりと青に委ねたイメージの理想的なバランスを模索し、昨年度からともにショーを製作しているプアラ(Puala)のヘアメイク師たちとすり合わせを重ねました。

現像された青い世界
ーープロの技術が思考を具象化する

そうして迎えた当日。7時すぎからモデルのヘアメイクを開始しました。ヘアメイク師たちが、モデルの髪に滑らかにヘアアイロンの小手をあてるさま。アイシャドウを瞼に繊細にのせる手さばき。そんな身のこなしと、真剣な眼差しに目が釘付けになりました。そうしてヘアメイクを施されたモデルが、ルック毎に七変化してみせる姿にはプロの高い技術力と経験値を垣間見ました。

朝8時、炎天下の中でロケがスタートしました。現場が予定通り進行しないのはご愛敬。10時過ぎには、スケジュールは当初の想定より1時間以上遅れていました。このままでは後半のルック撮影が間に合わないと、必死に挽回を図ります。ほとんど休む暇もなく撮影は進み、太陽が頭上に登り切った頃には、疲労と引き換えにスケジュールの余裕を得ました。撮影スケジュールが持ち直したのは、高い技術を持つプロのみなさんのお力添えによるものです。

午後は滞りなくそれぞれのルックをカメラに収めていきます。これで撮影が終えられそうだと安堵したのも束の間、今度は雨に見舞われます。最後に残ったルックは、急遽ロケ地を変更し屋根がある場所で撮影。予期せぬ出来事に見舞われつつも、半日にわたる撮影を終えました。時間の余裕が無いうえ、猛暑に体力を奪われる過酷な撮影だったにもかかわらず、終始和やかな雰囲気を保てたのは、カメラマンとしての技術のみならず、人間的な魅力も兼ね備えている笠原さんとすみさんのおかげです。

また、作り手の頭の中にあるイメージを丁寧にくみ取ってくださるヘアメイク師。背景毎に瞬時に世界観を構築し、ルックの魅力を引き出してくださるモデル。現場という場所は、プロの皆さんの仕事に対するまっすぐな眼差しと、底力を体感することができる贅沢な場でした。

共に見つめ育む、シャッターの瞬間

笠原さんとすみさんとは、構想段階から一緒に準備を進めました。団地という生活感を含む空間が可愛らしさに寄りすぎず、ある程度のスタイリッシュさを保てること、また消費スピードのイメージから寒色寄りの涼やかなトーンを表現できる点で、お2人の作風はまさに理想的でした。

「ただ服を撮る」のではなく、「テーマに込めた思いまで写す」という考えに深く共感してくださり、光の扱いや撮影技法を丁寧にすり合わせました。「動」と「静」の対比を重ね、流し撮りやブレを残すことで、変化の中に立ち止まる瞬間を写しています。

お二人はそれぞれのルックに込められた思いを汲み取り、撮影表現に不慣れな私たちに代わってモデルへ的確な指示をしてくださったおかげで、撮ることそのものが対話のような時間になりました。

変わらないやさしさがつくる、現場の温かさ

撮影の合間にも、お2人は常に場を明るくしてくださり、緊張感の中にも温かな空気がありました。立て込む進行の中で「むしろ燃えるね」と前向きな声をかけてくださる笠原さん。一方では、車移動のたびに違う種類のパンを分けてくださるすみさん。これには思わず、幼少期に見た、元気と空腹を満たしてくれる“あのヒーロー”の姿を重ねました。タイトなスケジュールの中でも、そうしたひとときに心が救われました。

また、部員の中にも、6個しか入っていないピノをみんなに配ってくれる子がいて、忙しない時間の中でも“変わらずに”互いを気遣う姿勢がありました。こうした小さな思いやりの積み重ねが、撮影を無事に終えられた理由のひとつだと思います。細やかな気遣いを自然に交わせるメンバーに恵まれていること​は、「早稲田繊維研究会」の誇れる部分のひとつです。

撮影を終え、写真に込めた想いは、ここから紙の上へと受け継がれていきます。次回は、ルックブックの製本とフライヤー制作。手に取れるかたちに変わっていく過程を追います。

■「早稲田繊維研究会」2024 seni fashion Show「それでも離さずにいて」

「早稲田繊維研究会」は12月7日、科学技術館でファッションショー「それでも離さずにいて」を開催。「変わりゆくなかで、変わらないもの」をコンセプトに、合計29ルックを発表する。今年の新たな取り組みとして、バッグやぬいぐるみといった小物も製作。また同団体のショーではこれまでウイメンズのみの発表を行ってきたが、今回からはメンズの発表も行うという。

日程:12月7日
時間:1部 13:30開場、14:00開演/2部16:30開場、17:00開演

会場:科学技術館9号館

住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
料金:1000円
予約フォーム※完全予約制:https://forms.gle/JC967v4dNf3KYGxG6

TEXT:MOMOKO NAGANO、MIYU SUGITA

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【早稲田繊維研究会】Vol2.酷暑のロケーー消費を青い世界に露光する

読者も、連日のように最高気温が40度近くまで上がった今年の夏を覚えていることでしょう。私たち「早稲田繊維研究会」にとっても、忘れられない1日があります。例にもれず東京都心の最高気温が37度の数値を叩き出した8月18日、半日に及ぶルックブック撮影が行われました。プロのフォトグラファー、ビデオグラファ―、モデル3人、ヘアメイク3人と部員16人が、文字通り額に汗して取り組んだ屋外でのロケ。今回はその内幕を綴ります。

「早稲田繊維研究会」がショーと等しく力を注いでいるのが、ルックブックです。毎年ショーの来場者全員に配布するコンセプトブックとして製作しています。ショーに登場するルック7体を着用したモデルを、コンセプトを反映したロケ地で撮影し一冊にまとめます。来場者の思考を促す役割を果たすと同時に、ルック製作はもちろん、ロケ地選定や撮影方法、画角を考案する過程で、ショーのテーマについて部員が思索する機会でもあります。

変化と不変を映す、風景の選択

ルックブック撮影の構想では、「変わりゆくなかで、変わらないもの」というコンセプトを際立たせる方法を探しました。特別な場所ではなく、誰かの生活が続く風景にルックを立たせることで、観る人が身近な生活へ立ち返るきっかけになればと考えました。

撮影地の主軸に置いたのは、世田谷区の希望ヶ丘団地。人の営みが染みついた場所でありながら、連鎖する鉄パイプと無数に並ぶ住戸の構造美が共存し、「流れと連なり」を感じさせます。団地という場は、日々の生活と「消費とともに暮らす」という都市的な側面とが交わり、人生・身体・消費に象徴される変化と、部屋を借り長期的に暮らしていくことや、留まることに見出される不変を同時に映し出すことができると感じました。

加えて周辺の道路や歩道橋でも撮影を行いました。大通りは、素早い消費の流れと生活の営みが交差する場所。下見では、目に入るたびに歩道橋を撮影しては見え方を検証し、いくつも比較したうえで、最も“変化と不変”が交わる景色を選びました。

「青」い世界が立ち現れるまで

ルックブック撮影に向けて、準備を開始したのは4月。上述したロケ地探しを皮切りに、フォトグラファー、ビデオグラファ―、モデルを並行してリサーチしました。

今年度は「変わりゆくなかで、変わらないもの」というコンセプトの他に、2020年頃のクリエイションへの回帰を目指しています。当時のクリエイションを直線・硬さ・無機質といったキーワードで再解釈。さらにこれらの要素を強めるカラーとして「青」を意識的に用いており、ルックブックの写真およびティザー映像も知的かつ清涼な青を基調としています。得てして日常生活の素朴さや、ぬくもりといった柔らかい印象を与えがちな団地で撮影するからこそ、作品が当初目指した硬さをもって立ち上がるようバランスを意識しました。青く静謐な世界を切り抜いた作品に魅了され、フォトグラファーを笠原颯太さんに、ビデオグラファ―をすみあいかさんにオファー。モデルキャスティングとヘアメイクにおいても、柔らかさやぬくもりと青に委ねたイメージの理想的なバランスを模索し、昨年度からともにショーを製作しているプアラ(Puala)のヘアメイク師たちとすり合わせを重ねました。

現像された青い世界
ーープロの技術が思考を具象化する

そうして迎えた当日。7時すぎからモデルのヘアメイクを開始しました。ヘアメイク師たちが、モデルの髪に滑らかにヘアアイロンの小手をあてるさま。アイシャドウを瞼に繊細にのせる手さばき。そんな身のこなしと、真剣な眼差しに目が釘付けになりました。そうしてヘアメイクを施されたモデルが、ルック毎に七変化してみせる姿にはプロの高い技術力と経験値を垣間見ました。

朝8時、炎天下の中でロケがスタートしました。現場が予定通り進行しないのはご愛敬。10時過ぎには、スケジュールは当初の想定より1時間以上遅れていました。このままでは後半のルック撮影が間に合わないと、必死に挽回を図ります。ほとんど休む暇もなく撮影は進み、太陽が頭上に登り切った頃には、疲労と引き換えにスケジュールの余裕を得ました。撮影スケジュールが持ち直したのは、高い技術を持つプロのみなさんのお力添えによるものです。

午後は滞りなくそれぞれのルックをカメラに収めていきます。これで撮影が終えられそうだと安堵したのも束の間、今度は雨に見舞われます。最後に残ったルックは、急遽ロケ地を変更し屋根がある場所で撮影。予期せぬ出来事に見舞われつつも、半日にわたる撮影を終えました。時間の余裕が無いうえ、猛暑に体力を奪われる過酷な撮影だったにもかかわらず、終始和やかな雰囲気を保てたのは、カメラマンとしての技術のみならず、人間的な魅力も兼ね備えている笠原さんとすみさんのおかげです。

また、作り手の頭の中にあるイメージを丁寧にくみ取ってくださるヘアメイク師。背景毎に瞬時に世界観を構築し、ルックの魅力を引き出してくださるモデル。現場という場所は、プロの皆さんの仕事に対するまっすぐな眼差しと、底力を体感することができる贅沢な場でした。

共に見つめ育む、シャッターの瞬間

笠原さんとすみさんとは、構想段階から一緒に準備を進めました。団地という生活感を含む空間が可愛らしさに寄りすぎず、ある程度のスタイリッシュさを保てること、また消費スピードのイメージから寒色寄りの涼やかなトーンを表現できる点で、お2人の作風はまさに理想的でした。

「ただ服を撮る」のではなく、「テーマに込めた思いまで写す」という考えに深く共感してくださり、光の扱いや撮影技法を丁寧にすり合わせました。「動」と「静」の対比を重ね、流し撮りやブレを残すことで、変化の中に立ち止まる瞬間を写しています。

お二人はそれぞれのルックに込められた思いを汲み取り、撮影表現に不慣れな私たちに代わってモデルへ的確な指示をしてくださったおかげで、撮ることそのものが対話のような時間になりました。

変わらないやさしさがつくる、現場の温かさ

撮影の合間にも、お2人は常に場を明るくしてくださり、緊張感の中にも温かな空気がありました。立て込む進行の中で「むしろ燃えるね」と前向きな声をかけてくださる笠原さん。一方では、車移動のたびに違う種類のパンを分けてくださるすみさん。これには思わず、幼少期に見た、元気と空腹を満たしてくれる“あのヒーロー”の姿を重ねました。タイトなスケジュールの中でも、そうしたひとときに心が救われました。

また、部員の中にも、6個しか入っていないピノをみんなに配ってくれる子がいて、忙しない時間の中でも“変わらずに”互いを気遣う姿勢がありました。こうした小さな思いやりの積み重ねが、撮影を無事に終えられた理由のひとつだと思います。細やかな気遣いを自然に交わせるメンバーに恵まれていること​は、「早稲田繊維研究会」の誇れる部分のひとつです。

撮影を終え、写真に込めた想いは、ここから紙の上へと受け継がれていきます。次回は、ルックブックの製本とフライヤー制作。手に取れるかたちに変わっていく過程を追います。

■「早稲田繊維研究会」2024 seni fashion Show「それでも離さずにいて」

「早稲田繊維研究会」は12月7日、科学技術館でファッションショー「それでも離さずにいて」を開催。「変わりゆくなかで、変わらないもの」をコンセプトに、合計29ルックを発表する。今年の新たな取り組みとして、バッグやぬいぐるみといった小物も製作。また同団体のショーではこれまでウイメンズのみの発表を行ってきたが、今回からはメンズの発表も行うという。

日程:12月7日
時間:1部 13:30開場、14:00開演/2部16:30開場、17:00開演

会場:科学技術館9号館

住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
料金:1000円
予約フォーム※完全予約制:https://forms.gle/JC967v4dNf3KYGxG6

TEXT:MOMOKO NAGANO、MIYU SUGITA

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「メゾン ミハラヤスヒロ」がブランド史上最大規模の旗艦店をオープン 店舗限定アイテムも

「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」(以下、ミハラ)は11月14日、東京・神宮前にブランド史上最大規模の旗艦店をオープンする。店内の内装は、全体ディレクションを三原康裕デザイナーが手掛け、設計をインサイドアウト(Insideout ltd.)の久保寛人が担当した。全3フロアで構成されフロアごとに異なるコンセプトを展開する。オープンを記念して、同店限定アイテムや数量限定のアヒルの“あみぐるみ”を用意した。

三原は、「古くから神宮前に存在する建造物を、未完の状態にしたいという私のエゴからこの空間づくりは始まった。2023年10月に同ビルにオープンしたコンセプトショップ「裏」に続き、ここから「表」が始まる。ビルの外観や1つ1つの部屋を繋ぐ共用部分には手を加えず、あるいは削り出すことで建物がまとってきた“古さ”という時間の概念を残している」とコメントした。

限定カラーシューズと謎のアヒルも

オープン記念に、フットウエアシリーズ“オリジナル ソール スニーカーズ”の人気モデル3型から、限定カラーを5色ずつそろえた。価格はそれぞれ4万1800円だ。購入者特典には、突如「ミハラ」に加わった謎の緑のアヒル“レオン(LEON)”の“あみぐるみ”をプレゼントする。

異なるコンセプトの3フロア

フロア1階は“カウンター(COUNTER)”と名づけ、巨大な大理石のカウンターが存在感を放つ、ミニマルで象徴的な空間に仕上げた。サウンドシステムも設置し「ミハラ」にとって、音楽が重要なカルチャーであることを示唆する。

フロア2階は、“グラス(GLASS)”。ガラスの壁で仕切られた空間で、既存の窓と重なるレイヤーの狭間に商品が置かれ、空間とプロダクトの新たな関係性を提示する。ガラスに取り付けられたスピーカーが、光と音を重ね合わせ、視覚と聴覚が交差する体験を生み出す。

3階は“ウォール(WALL)”と名づけた。ベニヤ板で構成された温かみのある壁面が空間を包み込み、上品な居心地を演出。壁面上部をノコギリでラフに切り落とした処理が、“未完成性”を残し、空間に質感を与える。壁面に埋め込まれたスピーカーが、音と空間を一体化させ没入感を高める。

同ビル5階には、三原がディレクションを手掛けたニッチフレグランス専門店「ノーズショップ(NOSE SHOP)」もオープン。ヘリンボーンの床が緩やかな坂となり、視覚と平衡感覚に揺らぎをもたらす構成だ。「ノーズショップ」の直営店舗として、香りの奥深さに触れるフロアを用意した。

限定カラーシューズ一覧

ショップ詳細

◼️メゾン ミハラヤスヒロ 神宮前ビルディング
オープン日:11月14日
時間:12:00〜20:00
定休日:水曜日
場所:メゾン ミハラヤスヒロ 神宮前ビルディング
住所:東京都渋谷区神宮前 2-17-6 神宮前ビルディング

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「メゾン ミハラヤスヒロ」がブランド史上最大規模の旗艦店をオープン 店舗限定アイテムも

「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」(以下、ミハラ)は11月14日、東京・神宮前にブランド史上最大規模の旗艦店をオープンする。店内の内装は、全体ディレクションを三原康裕デザイナーが手掛け、設計をインサイドアウト(Insideout ltd.)の久保寛人が担当した。全3フロアで構成されフロアごとに異なるコンセプトを展開する。オープンを記念して、同店限定アイテムや数量限定のアヒルの“あみぐるみ”を用意した。

三原は、「古くから神宮前に存在する建造物を、未完の状態にしたいという私のエゴからこの空間づくりは始まった。2023年10月に同ビルにオープンしたコンセプトショップ「裏」に続き、ここから「表」が始まる。ビルの外観や1つ1つの部屋を繋ぐ共用部分には手を加えず、あるいは削り出すことで建物がまとってきた“古さ”という時間の概念を残している」とコメントした。

限定カラーシューズと謎のアヒルも

オープン記念に、フットウエアシリーズ“オリジナル ソール スニーカーズ”の人気モデル3型から、限定カラーを5色ずつそろえた。価格はそれぞれ4万1800円だ。購入者特典には、突如「ミハラ」に加わった謎の緑のアヒル“レオン(LEON)”の“あみぐるみ”をプレゼントする。

異なるコンセプトの3フロア

フロア1階は“カウンター(COUNTER)”と名づけ、巨大な大理石のカウンターが存在感を放つ、ミニマルで象徴的な空間に仕上げた。サウンドシステムも設置し「ミハラ」にとって、音楽が重要なカルチャーであることを示唆する。

フロア2階は、“グラス(GLASS)”。ガラスの壁で仕切られた空間で、既存の窓と重なるレイヤーの狭間に商品が置かれ、空間とプロダクトの新たな関係性を提示する。ガラスに取り付けられたスピーカーが、光と音を重ね合わせ、視覚と聴覚が交差する体験を生み出す。

3階は“ウォール(WALL)”と名づけた。ベニヤ板で構成された温かみのある壁面が空間を包み込み、上品な居心地を演出。壁面上部をノコギリでラフに切り落とした処理が、“未完成性”を残し、空間に質感を与える。壁面に埋め込まれたスピーカーが、音と空間を一体化させ没入感を高める。

同ビル5階には、三原がディレクションを手掛けたニッチフレグランス専門店「ノーズショップ(NOSE SHOP)」もオープン。ヘリンボーンの床が緩やかな坂となり、視覚と平衡感覚に揺らぎをもたらす構成だ。「ノーズショップ」の直営店舗として、香りの奥深さに触れるフロアを用意した。

限定カラーシューズ一覧

ショップ詳細

◼️メゾン ミハラヤスヒロ 神宮前ビルディング
オープン日:11月14日
時間:12:00〜20:00
定休日:水曜日
場所:メゾン ミハラヤスヒロ 神宮前ビルディング
住所:東京都渋谷区神宮前 2-17-6 神宮前ビルディング

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「アットコスメストア」が香港市場の2025年上半期ベストコスメを発表 1位は「オペラ」のリップティント

コスメ選びの指標として人気を集めるベストコスメランキング。香港のアットコスメストア2店舗(朗豪坊店と利舞臺店)の売り上げデータから算出した「アットコスメストア 人気賞 総合賞」では、日本とは異なるトレンドが浮かび上がった。現地マーケティングマネージャーと編集部に、香港で支持を集めるアイテムと市場の特徴を聞いた。

「アットコスメストア」香港での2025年上半期売り上げTOP10

1位「オペラ(OPERA)」“グロウリップティント”(全11色、各1980円)
2位「ケイト(KATE)」“リップモンスター ツヤバース”(全5色、各1650円)
3位「エナモル(ENAMOR)」“バイカラーアイズ”(全3色、各2420円)
4位「エナモル」“ジェリーグロウハイライター”(全2色、各2420円)
5位「キモチ(KIMOCHI)」“ネコのきもち ホットアイマスクアソートセット”(3枚入り、660円)
6位「ルルルン(LULULUN)」“ハイドラ AZ マスク”(7枚入り、770円/28枚入り、2420円)
7位「ビーグレン(B.GLEN)」“ドラゴンズシークレットマスク”(ジャー60枚入り、5500円)
8位「エテュセ(ETTUSAIS)」“アイエディション(マスカラベース)”(1320円)
9位「Nオーガニック(N ORGANIC)」“ブライト ホワイト メラノリーチ エッセンス マスク”【医薬部外品】(4枚入り、2090円)
10位「ビューティーワールド(BEAUTY WORLD)」“フェリセラテノン フィンガーマルチブラシ”(990円)

ーー香港のアットコスメストアの製品ラインアップは?

エイミー・オウ(Amy Wong)=アットコスメホンコン マーケティングマネージャー:「『アットコスメ』は日本発のビューティプラットフォーム兼ストア」というイメージが浸透しているのに加えて、香港の消費者は日本の製品や美容トレンドに強い関心を示しているため、Jビューティの取りそろえを強化している。最近は百貨店ブランドの取り扱いが増えているほか、韓国コスメも存在感を拡大している。

ーー香港と東京の売れ筋(集計期間:2025年1月1日~6月30日)の違いは?

ナンシー・トウ(Nancy Tung)=アットコスメホンコン 編集部(以下、トウ):保湿や艶を重視している点は共通する。高温多湿な香港では、持続力や皮脂コントロール、軽いテクスチャーが好まれる。一方日本では、スキンケア成分を配合した“美容液発想”の製品に支持が集まる傾向にある。

ーー香港市場における、2025年下半期トレンドの予想は?

トウ:スキンケアでは、天候や大気汚染といった外的要因から肌を守り、健やかに導くケアへの関心が一段と高まっている。メイクアップでは、軽やかで通気性に優れた使用感や、素肌のようなナチュラルな仕上がりを求めるトレンドが続きそうだ。

「アットコスメストア」香港でのTOP3ブランドが人気の理由を分析

香港のアットコスメストア2店舗の25年上半期売り上げランキングでトップ3に輝いたブランドに、香港市場で支持されている理由を分析してもらった。

1位「オペラ」“グロウリップティント”

玉川聡子「オペラ」PRは、「“グロウリップティント”は情緒的なビジュアルの世界観と、透け感のあるみずみずしい発色が支持されている。色の持続力やスルスルとした塗り心地、潤いなど、機能性の高さも高評価を得ている。香港人女性は一般的に『素肌重視』で、日本人女性ほどフルメイクはしないが、素肌を際立たせるためにリップへのこだわりが強い。透明感のある仕上がりを好み、ピンク系カラーが売れ筋という点は日本のトレンドとも共通している」と話す。

2位「ケイト」“リップモンスター ツヤバース”

青木若菜「ケイト」マーケティング担当は、「主な理由は3つあると考えている。第一に、通年湿度が高い香港では化粧持ちの良さが重視される。“リップモンスター ツヤバース”は発色の持続性やにじみにくさ、つけたての美しさが長く続く点が高く評価されている。次にみずみずしい艶感によって、唇を滑らかにふっくらと立体的に見せる仕上がりが好評だ。さらに唇に潤いを与えながら軽いつけ心地であることも、リピートにつながっている。

香港ではKビューティの影響が強く、艶感のあるリップが高い人気を誇る。一方でJビューティに見られる繊細で上品な仕上がりも高く評価されており、日本と韓国のトレンドを融合したスタイルが広がっている。日常使いしやすい自然なカラーが好まれ、中でも“G03”や“G04”が人気だ」と分析する。

3位「エナモル」“バイカラーアイズ”

小林菜穂「エナモル」PRは、「“バイカラーアイズ”の『時短・簡単・トレンド感』の訴求が自分ごととして受け止められたことが要因だろう。また、Jビューティが得意とする上品なシマー発色のカラー(右側)により、“日本コスメらしさ”を実感できる。高発色で、中華圏でトレンドの“ワンホンメイク(中国のインフルエンサー、ワンホンのように画面映えを重視した華やかで女性らしいメイク)”らしさを兼ね備えている点も支持された。

5月にアイスタイル香港支社へ訪問した際、『エナモル』の“手に届く洗練さ”が香港の顧客ニーズにマッチしていると評価された。製品の大半が2000円台と手に取りやすく、香港では特に学生から社会人まで、洗練さや上質感、大人っぽい姿に憧れる若者世代に支持されている。ヒットの最大の要因は、プレステージブランドに負けないクオリティーだと自負している。さらに、プロデューサーのかじえりは『メイクのプロ』『自立した女性』『活躍する母親』であり、憧れの女性像としてのポジションを獲得している。模造品や品質に不安がある製品も出回りやすい中で、作り手が見えて、かつメイクの使用方法までもがYouTube上で見られるという点も、顧客にとっての安心材料となっている」とコメントした。

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「明治大学デザイン研究部」がファッションショー「めぐる」を開催 リメイクを主軸にルック作成

明治大学発のファッションサークル「明治大学デザイン研究部(デケン、DE.KE.NN)」が、11月1日の学園祭「生明祭」でファッションショー「めぐる」を開催した。建築デザインを研究する団体として設立した当団体にはさまざまな趣味嗜好の学生が集い、現在はファッションやアートなどを含むデザイン研究部として活動を行う。

同団体の特徴は、古着アイテムをリメイクしたルック制作だ。廃棄される服が多い中、その服を新たなものへとリメイクし、循環させることから着想を経て、今回のショータイトル「めぐる」が決められた。代表の池田安喜さんは「私たちはファッションショーを生き物のように捉えています。生き物の生と死ーー新たなものが生まれ、死んでいき、また新たなものが生まれていく死生観を、このショーで表現したいと思いました」と語る。今回のファッションショーは、12月6日に行う本公演に向けたプレショーという形で行われた。

登場した合計13ルックのムードは多種多様だ。使用した素材もデニムやレース、着物など幅広く、どれも素材の持ち味を活かすよう
デザインしているように感じる。古着という限られた資源を使用していることもあり、個人がなるべく自由に好きなものを表現できるよう、あえてルック制作には規定を設けなかったという。

「夏休みぐらいからそれぞれが服作りを開始し、本番の2、3週間前からフィッティングやウォーキング練習を行いました。今回は本公演に向けてのプレショーという形で開催しましたが、思いのほか多くの人に来てもらえてうれしかったです。本公演ではルック数も増やし、演出も組み直すなどさらにクオリティーを上げて臨みたいと思います」。

■「明治大学デザイン研究部(DE.KE.NN)」2025 Fashoin show「めぐる」本公演

日程:12月6日
時間:第一幕/13:30開場、14:00開演、 第二幕/15:30開場、16:00開演
開場:PLAT SHIBUYA
住所:東京都渋谷区神宮前6-27-8 エムズ原宿B1階
応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSec0uy4DiloxmOQ0VmvF0JCVrv2x1tcTE_3KGQX9Rvu-BNCig/viewform

PHOTOS:RYOHEI HASHIMOTO

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「明治大学デザイン研究部」がファッションショー「めぐる」を開催 リメイクを主軸にルック作成

明治大学発のファッションサークル「明治大学デザイン研究部(デケン、DE.KE.NN)」が、11月1日の学園祭「生明祭」でファッションショー「めぐる」を開催した。建築デザインを研究する団体として設立した当団体にはさまざまな趣味嗜好の学生が集い、現在はファッションやアートなどを含むデザイン研究部として活動を行う。

同団体の特徴は、古着アイテムをリメイクしたルック制作だ。廃棄される服が多い中、その服を新たなものへとリメイクし、循環させることから着想を経て、今回のショータイトル「めぐる」が決められた。代表の池田安喜さんは「私たちはファッションショーを生き物のように捉えています。生き物の生と死ーー新たなものが生まれ、死んでいき、また新たなものが生まれていく死生観を、このショーで表現したいと思いました」と語る。今回のファッションショーは、12月6日に行う本公演に向けたプレショーという形で行われた。

登場した合計13ルックのムードは多種多様だ。使用した素材もデニムやレース、着物など幅広く、どれも素材の持ち味を活かすよう
デザインしているように感じる。古着という限られた資源を使用していることもあり、個人がなるべく自由に好きなものを表現できるよう、あえてルック制作には規定を設けなかったという。

「夏休みぐらいからそれぞれが服作りを開始し、本番の2、3週間前からフィッティングやウォーキング練習を行いました。今回は本公演に向けてのプレショーという形で開催しましたが、思いのほか多くの人に来てもらえてうれしかったです。本公演ではルック数も増やし、演出も組み直すなどさらにクオリティーを上げて臨みたいと思います」。

■「明治大学デザイン研究部(DE.KE.NN)」2025 Fashoin show「めぐる」本公演

日程:12月6日
時間:第一幕/13:30開場、14:00開演、 第二幕/15:30開場、16:00開演
開場:PLAT SHIBUYA
住所:東京都渋谷区神宮前6-27-8 エムズ原宿B1階
応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSec0uy4DiloxmOQ0VmvF0JCVrv2x1tcTE_3KGQX9Rvu-BNCig/viewform

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オウンドリセールの時代へ ブランドが“もう一度売る”理由

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今回のテーマは「リセール」。WWDJAPAN Educationsが主催したセミナー「リセール革命―ファッションの新収益モデルを探る」を振り返りながら、リセールの潮流を語り合いました。自社ブランドの再販を意味する「オウンドリセール」が新たな経済圏として広がったり、販売員の私物の再販が盛り上がったりといった現状を掘り下げます。



この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。​
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オウンドリセールの時代へ ブランドが“もう一度売る”理由

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今回のテーマは「リセール」。WWDJAPAN Educationsが主催したセミナー「リセール革命―ファッションの新収益モデルを探る」を振り返りながら、リセールの潮流を語り合いました。自社ブランドの再販を意味する「オウンドリセール」が新たな経済圏として広がったり、販売員の私物の再販が盛り上がったりといった現状を掘り下げます。



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オンワードHD、子会社の飯田橋の土地・建物を売却 

オンワードホールディングスは6日、子会社オンワードコーポレートデザインが保有する東京・飯田橋の固定資産を譲渡すると発表した。譲渡先は野村不動産。譲渡価格67億3000万円から帳簿価格35億2000万円と譲渡にかかわる諸費用を控除した約32億円を、固定資産売却益として特別利益に計上する。

同社は2021年に発表した中長期ビジョンのもと、保有する資産の効率化を進めている。売却などで得た利益は既存事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資やM&Aに充てる考えだ。

当該物件は飯田橋2丁目にあるオフィスビルで、オンワードコーポレートデザインの本社が入る。土地は694平方メートル、建物の延床面積は3713平方メートル。物件の引き渡し期日は26年2月を予定する。

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オンワードHD、子会社の飯田橋の土地・建物を売却 

オンワードホールディングスは6日、子会社オンワードコーポレートデザインが保有する東京・飯田橋の固定資産を譲渡すると発表した。譲渡先は野村不動産。譲渡価格67億3000万円から帳簿価格35億2000万円と譲渡にかかわる諸費用を控除した約32億円を、固定資産売却益として特別利益に計上する。

同社は2021年に発表した中長期ビジョンのもと、保有する資産の効率化を進めている。売却などで得た利益は既存事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資やM&Aに充てる考えだ。

当該物件は飯田橋2丁目にあるオフィスビルで、オンワードコーポレートデザインの本社が入る。土地は694平方メートル、建物の延床面積は3713平方メートル。物件の引き渡し期日は26年2月を予定する。

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デサント4年連続最高益更新 4〜9月期、高級化路線が軌道に

デサントの2025年4〜9月期連結業績は、純利益が前年同期に比べて48%増の92億円だった。同期間として4年連続で最高益を更新した。複数の持分法適用会社が展開する中国市場での「デサント(DESCENTE)」ブランドが大きく成長し、利益を押し上げた。

売上高は同12%減の558億円だった。日本において「デサント」ブランドの高級化を進めるため、販路を集約したことで売上高は減った。主要3カ国の現地通貨ベースの売上高は日本が184億円(前年同期は199億円)、韓国は325億円(同365億円)、中国は924億円(同690億円)だった。中国は持分法適用会社のため、売上高がそのまま連結業績には反映されないが、現地売上高は234億円も上乗せされている。

通期(26年3月期)は売上高1240億円、純利益145億円を見込む。

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デサント4年連続最高益更新 4〜9月期、高級化路線が軌道に

デサントの2025年4〜9月期連結業績は、純利益が前年同期に比べて48%増の92億円だった。同期間として4年連続で最高益を更新した。複数の持分法適用会社が展開する中国市場での「デサント(DESCENTE)」ブランドが大きく成長し、利益を押し上げた。

売上高は同12%減の558億円だった。日本において「デサント」ブランドの高級化を進めるため、販路を集約したことで売上高は減った。主要3カ国の現地通貨ベースの売上高は日本が184億円(前年同期は199億円)、韓国は325億円(同365億円)、中国は924億円(同690億円)だった。中国は持分法適用会社のため、売上高がそのまま連結業績には反映されないが、現地売上高は234億円も上乗せされている。

通期(26年3月期)は売上高1240億円、純利益145億円を見込む。

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「ニューエラ」と読売ジャイアンツ、「フィアー オブ ゴッド」のトリプルコラボキャップが発売

「ニューエラ(NEW ERA)」は、プロ野球球団の読売ジャイアンツとアメリカ発のラグジュアリーストリートブランド「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」とトリプルコラボレーションしたキャップ(各1万1000円)を11月7日に発売する。「ニューエラ」のオンラインストアをはじめ、新宿店や銀座店、渋谷店、原宿店、心斎橋店などで取り扱う。

本企画限定刺しゅうをあしらったコラボキャップ

本コレクションでは、読売ジャイアンツの“TGロゴ”を、「フィアー オブ ゴッド」の“FGロゴ”にアレンジし、フロントに刺しゅうしている。通常左サイドにレイアウトされるフラッグロゴを、「ニューエラ」のクラシックロゴに変更され、インナーラベルも特別仕様にアップグレードした。

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「ロクシタン」渋谷旗艦店にクレーンゲームが登場 スパチケットや製品が当たるホリデー企画

「ロクシタン(L'OCCITANE)」は12月25日まで、渋谷のスクランブル交差点に面するフラッグシップショップ、ロクシタン・シブヤ・トーキョー(L'OCCITANE SHIBUYA TOKYO)にクレーンゲームを設置している。ホリデーコレクションキャンペーンの一つで、参加条件を満たすとゲームに挑戦することが可能だ。

スパチケットやホリデー製品現品などが当たる

クレーンゲームはホリデー製品を1点以上購入することで参加でき、12月2日までは10月29日発売の製品、3〜25日は12月3日発売の製品が対象。筐体に詰まったイエローボックスのキャッチに成功すると、スパのチケットやホリデー製品現品などを進呈する。

今年のホリデーコレクションは“光の魔法”がテーマ。店内には、ブランドのルーツであるオート・プロヴァンスの家をモチーフとした壁面ディスプレーや、「ロクシタン」のイエローボックスで作ったクリスマスツリーを設置した。10月29日発売の製品は“オードトワレ”(50mL、8470円)や“シャワーホイップ”(200mL、4070円)、“ホイップボディクリーム”(125mL、4950円)、“リップバーム”(12mL、2310円)などボディーケアアイテムが豊富にそろっている。

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「フェイラー」が2026年福袋の予約を開始 ハンカチやバッグがセットになった全4種

「フェイラー(FEILER)」は、福袋“フェイラー ハッピー パック 2026”の予約を開始する。11月10日〜各店年内最終営業日まで「フェイラー」一部店舗で、11月10日12時〜12月9日16時59分の期間に公式オンラインで受け付ける。

“フェイラー ハッピー パック 2026”
オンライン限定セットも

本福袋は、ブラックを基調とした、ハンカチとショルダーバッグ、ポーチを合わせた“プロースト!”セット(1万6500円)、ペールグリーンとホワイトを配したハンカチとバッグ、マルチケースを含む“フロランスミュゲ”セット(2万2000円)、またオンライン限定商品として、ネイビーとピンクをあしらうハンカチとバッグのほか、ポーチまたはティッシュポーチがが入る“プレイフルピクシー”セット(1万6500円)2種、合わせて4種を販売する。

予約申し込みページ
 ※11月10日12時から予約申込み可能

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「ジェイエムウエストン」が世界初のアトリエブティックを東京・日本橋にオープン 柿落としのエキシビションを開催

「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」は10月31日、アーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターを務めるオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)のアトリエ・ブティック“ジェイエムウエストン アトリエ”をオープンした。これを記念して、“シグニチャーローファー #180”のエクスクルーシブモデルを30足限定で発売し、柿落としとなるエキシビションを開催した。

職人文化が息づく街で
独自の世界観を表現

日本橋浜町エリアに店を構える“ジェイエムウエストン アトリエ”は、ブランドとして世界初のコンセプトとなるアトリエ・ブティックとして、旧印刷工場をリノベーションしてオープンした。フランス・リモージュ地方の工場にインスピレーションを得た館内は、販売スペース、アトリエ、修理工房が一体となり、カフェと書籍スペースを併設。カフェでは、パティシエの鶴見昂がプロディースした“シグニチャーローファー #180”の靴型ビスケットを販売する。

オープンを記念して発売した“シグニチャーローファー #180”は、インソールに“J.M. WESTON ATELIER 東京浜町”の文字を刻印。アッパーレザーには希少なベビーボックスカーフを採用し、サイズ展開は5から8ハーフまでを用意する。エキシビションでは、1980年代に活躍した個性派モデルで、現在はアーティストとして活動するクラウディア・ウイドブロ(Claudia Huidobro)が登場。“EXHIBITION “Some Catwalk Memories”(ランウェイの記憶たち)”で、繊細で優美な“足跡”のドローイングを披露した。

店舗情報

◾️ジェイエムウエストン アトリエ
オープン日:10月31日
営業時間:11:00~19:00
営業日:木曜〜日曜日
住所:東京都中央区日本橋浜町3-10-4
公式サイト

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「ジェイエムウエストン」が世界初のアトリエブティックを東京・日本橋にオープン 柿落としのエキシビションを開催

「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」は10月31日、アーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターを務めるオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)のアトリエ・ブティック“ジェイエムウエストン アトリエ”をオープンした。これを記念して、“シグニチャーローファー #180”のエクスクルーシブモデルを30足限定で発売し、柿落としとなるエキシビションを開催した。

職人文化が息づく街で
独自の世界観を表現

日本橋浜町エリアに店を構える“ジェイエムウエストン アトリエ”は、ブランドとして世界初のコンセプトとなるアトリエ・ブティックとして、旧印刷工場をリノベーションしてオープンした。フランス・リモージュ地方の工場にインスピレーションを得た館内は、販売スペース、アトリエ、修理工房が一体となり、カフェと書籍スペースを併設。カフェでは、パティシエの鶴見昂がプロディースした“シグニチャーローファー #180”の靴型ビスケットを販売する。

オープンを記念して発売した“シグニチャーローファー #180”は、インソールに“J.M. WESTON ATELIER 東京浜町”の文字を刻印。アッパーレザーには希少なベビーボックスカーフを採用し、サイズ展開は5から8ハーフまでを用意する。エキシビションでは、1980年代に活躍した個性派モデルで、現在はアーティストとして活動するクラウディア・ウイドブロ(Claudia Huidobro)が登場。“EXHIBITION “Some Catwalk Memories”(ランウェイの記憶たち)”で、繊細で優美な“足跡”のドローイングを披露した。

店舗情報

◾️ジェイエムウエストン アトリエ
オープン日:10月31日
営業時間:11:00~19:00
営業日:木曜〜日曜日
住所:東京都中央区日本橋浜町3-10-4
公式サイト

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「チャコット」人気プレストフェイスパウダーにミニサイズ登場 バッグの小型化に合わせ限定発売

「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」は11月21日、「メイク直しの時間が楽しくなる」をコンセプトに開発したプレストタイプのフェイスパウダー“コンプレクションクリエイター”のミニサイズ版、“コンプレクションクリエイター ミニサイズ”(1760円)を数量限定で発売する。全国の直営店、オンラインショップおよび各取扱店舗で取り扱う。同商品は近年のライフスタイルの多様化やミニマルスタイルの広がりを背景に高まる“ミニサイズコスメ”への関心に応えたもので、バッグの小型化が進む今のライフスタイルに合わせた手のひらサイズが特徴・外出先でも手軽にメイク直しができるよう、専用パフも付属した。手に取りやすい価格でブランドを気軽に体験できる限定仕様として展開する。

持ち運びしやすい約1/2サイズ

“コンプレクションクリエイター”は、2024年8月の発売から1カ月で半年間の販売目標を達成したブランドを代表するアイテムだ。成型が難しい超微粒子のシリカを高配合している点が特徴で、肌の凹凸に密着して光を均一に反射し美しい肌を演出。また、シワや毛穴をぼかすソフトフォーカスや皮脂吸着の成分も配合しており、重ね塗りしても厚塗り感のない仕上がりと崩れにくさが評価されている。

今回限定発売するミニタイプは通常サイズの約1/2で、透明感のあるナチュラルな仕上がりをかなえる003クリアカラーを用意している。

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「チャコット」人気プレストフェイスパウダーにミニサイズ登場 バッグの小型化に合わせ限定発売

「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」は11月21日、「メイク直しの時間が楽しくなる」をコンセプトに開発したプレストタイプのフェイスパウダー“コンプレクションクリエイター”のミニサイズ版、“コンプレクションクリエイター ミニサイズ”(1760円)を数量限定で発売する。全国の直営店、オンラインショップおよび各取扱店舗で取り扱う。同商品は近年のライフスタイルの多様化やミニマルスタイルの広がりを背景に高まる“ミニサイズコスメ”への関心に応えたもので、バッグの小型化が進む今のライフスタイルに合わせた手のひらサイズが特徴・外出先でも手軽にメイク直しができるよう、専用パフも付属した。手に取りやすい価格でブランドを気軽に体験できる限定仕様として展開する。

持ち運びしやすい約1/2サイズ

“コンプレクションクリエイター”は、2024年8月の発売から1カ月で半年間の販売目標を達成したブランドを代表するアイテムだ。成型が難しい超微粒子のシリカを高配合している点が特徴で、肌の凹凸に密着して光を均一に反射し美しい肌を演出。また、シワや毛穴をぼかすソフトフォーカスや皮脂吸着の成分も配合しており、重ね塗りしても厚塗り感のない仕上がりと崩れにくさが評価されている。

今回限定発売するミニタイプは通常サイズの約1/2で、透明感のあるナチュラルな仕上がりをかなえる003クリアカラーを用意している。

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ゴールドウイン営業益33%増 4〜9月期、「ザ・ノース・フェイス」夏物MDが的中

ゴールドウインの2025年4〜9月期連結業績は、売上高が前年同期比4.2%増の555億円、営業利益が同33.5%増の69億円、純利益が同13.6%減の67億円だった。引き続き主力ブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE、TNF)」が好調だった。調達原価の抑制や在庫管理の徹底によって粗利益率が1.5ポイント改善し、営業利益を押し上げた。一方で韓国の持分法適用会社の為替変動とコスト上昇が響き、最終利益は減益で終わった。

直営店舗数は純増8の168店舗。増床を積極的に行った「TNF」は、4〜6月こそやや苦戦する時期もあったが、7〜9月はTシャツやカットソーが活発に動き、売上高は同4%増の418億円だった。そのうちシューズやバックパックなどギア類は同8%増の97億円になった。拡大にアクセルを踏む「ゴールドウイン(GOLD WIN)」は国内で京都、丸の内(移転)、札幌、海外で南京、深圳、瀋陽、西安にそれぞれ直営店を出した。

6日の決算説明会に登壇した渡辺貴生社長は「『ゴールドウイン』は計画以上の進捗だ。中国ではエリアごとにローカル対応することが大切だということも分かってきた」と手応えを強調した。同ブランドは33年3月期に売上高500億円達成を目指す中長期計画を発表しており、国内外で積極出店を続ける。先行投資がかさむため、今期(26年3月期)は売上高66億円、営業損失11億円の予想だが、来期(27年3月期)は売上高100億円、営業黒字を見込む。

26年3月期の見通しは、売上高1405億円(前期比6.2%増)、営業利益259億円(同18.2%増)、純利益254億円(同3.9%増)。

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「ニューエラ」が“下町のナポレオン”の愛称で親しまれている「いいちこ」と初コラボ キャップやロンTを販売

「ニューエラ(NEW ERA)」は11月15日、“下町のナポレオン”の愛称で親しまれている本格麦焼酎「いいちこ」との初となるコラボレーションアイテムを、全国の「ニューエラ」ストア(ニューエラ新宿イーストを除く)および公式オンラインストアで発売する。

今回のコラボコレクションでは、複数の「いいちこ」ロゴを組み合わせた「ニューエラ」オリジナルのロックアップロゴを新たにデザイン。「いいちこ」を象徴するボトルラベルの色合いやロゴデザインをモチーフに、ニューエラを代表する“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”(6600円)や“ナインサーティー(9THIRTY)”(4620円)に加えて、ロングスリーブTシャツ(6600円)やキャンバストートバッグ(4400円)を展開する。

59FIFTY

フロントには「いいちこ」ロゴを立体刺しゅうであしらい、ブランドカラーであるレッドやホワイトをアクセントとして配色。オリジナルのロックアップロゴモデルと、「いいちこ」各パッケージカラーをモチーフにしたモデルを取りそろえ、それぞれにブランドの個性が際立つデザインに仕上げている。

9THIRTY

後部のクロージャーにはダブルリング仕様を採用。デザインとカラーリングは「いいちこ」25度・20度ボトルキャップのカラーからインスピレーションを得ており、遊び心あふれるディテールが魅力。

ロンT

バックプリントには、駅などで誰もが一度は目にしたことのある「いいちこ」のポスターアートをデザイン。長年にわたり「いいちこ」の広告を手がけてきたアートディレクター河北秀也の許諾を得て、特別に商品化。その構図とデザインは、まさにアートピースのような存在感を放つ。

トートバッグ

12オンスのキャンバス生地を使用し、インナーポケットを備えた使い勝手の良いトートバッグ。キャップクリップをループ部分に装着可能。※キャップクリップは別売

イベント開催概要

今回のコラボレーションを記念して、老舗ボウリング場の笹塚ボウルにて、一夜限りの音楽イベントを開催。どんぐりずのライブやDJに加え、豪華賞品が当たる「ストライクチャレンジ」も実施予定だ。※後日、詳細は「いいちこ」の公式SNSで発表。

◾️いいちこ×ニューエラ コレクション発売記念イベント
日程:11月25日
時間:19:30開場 / 20:00 スタート/ 22:00 終了予定
場所:笹塚ボウル 3F
住所:東京都渋谷区笹塚 1‒57‒10
出演:どんぐりず and more DJ
入場:無料
※再入場禁止・状況により入場規制あり。

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「ニューエラ」が“下町のナポレオン”の愛称で親しまれている「いいちこ」と初コラボ キャップやロンTを販売

「ニューエラ(NEW ERA)」は11月15日、“下町のナポレオン”の愛称で親しまれている本格麦焼酎「いいちこ」との初となるコラボレーションアイテムを、全国の「ニューエラ」ストア(ニューエラ新宿イーストを除く)および公式オンラインストアで発売する。

今回のコラボコレクションでは、複数の「いいちこ」ロゴを組み合わせた「ニューエラ」オリジナルのロックアップロゴを新たにデザイン。「いいちこ」を象徴するボトルラベルの色合いやロゴデザインをモチーフに、ニューエラを代表する“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”(6600円)や“ナインサーティー(9THIRTY)”(4620円)に加えて、ロングスリーブTシャツ(6600円)やキャンバストートバッグ(4400円)を展開する。

59FIFTY

フロントには「いいちこ」ロゴを立体刺しゅうであしらい、ブランドカラーであるレッドやホワイトをアクセントとして配色。オリジナルのロックアップロゴモデルと、「いいちこ」各パッケージカラーをモチーフにしたモデルを取りそろえ、それぞれにブランドの個性が際立つデザインに仕上げている。

9THIRTY

後部のクロージャーにはダブルリング仕様を採用。デザインとカラーリングは「いいちこ」25度・20度ボトルキャップのカラーからインスピレーションを得ており、遊び心あふれるディテールが魅力。

ロンT

バックプリントには、駅などで誰もが一度は目にしたことのある「いいちこ」のポスターアートをデザイン。長年にわたり「いいちこ」の広告を手がけてきたアートディレクター河北秀也の許諾を得て、特別に商品化。その構図とデザインは、まさにアートピースのような存在感を放つ。

トートバッグ

12オンスのキャンバス生地を使用し、インナーポケットを備えた使い勝手の良いトートバッグ。キャップクリップをループ部分に装着可能。※キャップクリップは別売

イベント開催概要

今回のコラボレーションを記念して、老舗ボウリング場の笹塚ボウルにて、一夜限りの音楽イベントを開催。どんぐりずのライブやDJに加え、豪華賞品が当たる「ストライクチャレンジ」も実施予定だ。※後日、詳細は「いいちこ」の公式SNSで発表。

◾️いいちこ×ニューエラ コレクション発売記念イベント
日程:11月25日
時間:19:30開場 / 20:00 スタート/ 22:00 終了予定
場所:笹塚ボウル 3F
住所:東京都渋谷区笹塚 1‒57‒10
出演:どんぐりず and more DJ
入場:無料
※再入場禁止・状況により入場規制あり。

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ももいろクローバーZが「ピンクハウス」とコラボ テーマは“リボンフィーバー”

メル・ローズの「ピンクハウス(PINK HOUSE)」は11月7日、アイドルグループ、ももいろクローバーZとのコラボアイテムを発売する。「ピンクハウス」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。最初のコラボレーションから10年が経ち、再びコラボが実現した。

メンバーカラーをそろえた
豊富なラインアップ

コラボアイテムは、“リボンフィーバー”をテーマとし、ワッペンを配したモッズコート(9万9000円)、ニット(3万5200円)、パーカ(3万800円)、スエット(1万9800円)、ブラウス(3万5200円)、カットソー(1万4300円)、ミディ丈ワンピース(6万3800円)、フードワンピース(9万6800円)、吊りスカート(6万1600円)、ワッペンを配したジーンズ(4万1800円)、バッグ(1万5400円)、ニット帽(8800円)などを制作、黒に加えメンバーカラーの赤、ピンク、イエロー、パープルをラインアップする。

また「ピンクハウス」とももいろクローバーZ、バッグとアクセサリーを扱うブランド「グリグリ(GURI GURI)」が協業した、ぬいぐるみポシェット(2万9700円)や、ぬいぐるみチャーム(2万2000円)、シューズチャーム(7150円〜)も販売する。

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ももいろクローバーZが「ピンクハウス」とコラボ テーマは“リボンフィーバー”

メル・ローズの「ピンクハウス(PINK HOUSE)」は11月7日、アイドルグループ、ももいろクローバーZとのコラボアイテムを発売する。「ピンクハウス」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。最初のコラボレーションから10年が経ち、再びコラボが実現した。

メンバーカラーをそろえた
豊富なラインアップ

コラボアイテムは、“リボンフィーバー”をテーマとし、ワッペンを配したモッズコート(9万9000円)、ニット(3万5200円)、パーカ(3万800円)、スエット(1万9800円)、ブラウス(3万5200円)、カットソー(1万4300円)、ミディ丈ワンピース(6万3800円)、フードワンピース(9万6800円)、吊りスカート(6万1600円)、ワッペンを配したジーンズ(4万1800円)、バッグ(1万5400円)、ニット帽(8800円)などを制作、黒に加えメンバーカラーの赤、ピンク、イエロー、パープルをラインアップする。

また「ピンクハウス」とももいろクローバーZ、バッグとアクセサリーを扱うブランド「グリグリ(GURI GURI)」が協業した、ぬいぐるみポシェット(2万9700円)や、ぬいぐるみチャーム(2万2000円)、シューズチャーム(7150円〜)も販売する。

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「ハンティングワールド」60周年記念 「ブルックス ブラザーズ」コラボのバッグ2型を発売

「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」は、創設60周年を記念し、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」とのコラボバッグ発売する。11月12〜25日の期間、伊勢丹新宿本店メンズ館でオープンするポップアップで先行販売し、11月19日に「ハンティングワールド」全店舗、同公式オンライン、「ブルックス ブラザーズ」一部店舗、同公式オンラインで取り扱う。

「ブルックス ブラザーズ」を思わせる
モチーフを随所に

コラボバッグは、“マイクロキャリーオール”(13万2000円)と“マイクロダッフル”(13万2000円)を制作。1972年の誕生から、イタリアの職人が手掛ける“バチュー・クロス”シリーズの“キャリーオール”と“クラシックダッフル”を土台とし、ブレザーをイメージしたネイビーカラーや、その金ボタンを思わせる“ゴールデンフリース”の刻印入り真鍮金具、光沢ある畝織りの生地で仕上げたネクタイ“ネップタイ”の“No.1 ストライプ”柄を配した裏地など、「ブルックスブラザーズ」を象徴する要素を組み合わせている。また両ブランドのロゴを施したレザータグをショルダーストラップに付した。

■ポップアップ
日程:11月12日〜25日
場所:伊勢丹新宿本店 メンズ館 地下1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ちふれ」が乾燥しがちな季節に向けてEC限定のお得なハッピーバッグを発売

「ちふれ」は11月7日、乾燥しがちなこれからの季節に向けて、人気商品をセットにした“ちふれ ハッピーバッグ 25F”(2310円)を数量限定で発売する。ちふれグループ公式オンラインショップおよび「ちふれ」公式出品のECモールで取り扱う。

同アイテムは、総額3520円相当の「ちふれ」のスキンケア製品4アイテムを詰め込んだ。シミやそばかす、肌荒れ、乾燥などの毎日の悩みにアプローチする“TA”シリーズの薬用化粧水と乳液をはじめ、詰め替え用の口紅(S 256)とBBクリームをセットし、肌トラブルが起こりやすいこれからの季節にぴったりな詰め合わせに仕上げた。

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「ちふれ」が乾燥しがちな季節に向けてEC限定のお得なハッピーバッグを発売

「ちふれ」は11月7日、乾燥しがちなこれからの季節に向けて、人気商品をセットにした“ちふれ ハッピーバッグ 25F”(2310円)を数量限定で発売する。ちふれグループ公式オンラインショップおよび「ちふれ」公式出品のECモールで取り扱う。

同アイテムは、総額3520円相当の「ちふれ」のスキンケア製品4アイテムを詰め込んだ。シミやそばかす、肌荒れ、乾燥などの毎日の悩みにアプローチする“TA”シリーズの薬用化粧水と乳液をはじめ、詰め替え用の口紅(S 256)とBBクリームをセットし、肌トラブルが起こりやすいこれからの季節にぴったりな詰め合わせに仕上げた。

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ブルガリやティファニー、ディオールのジャパン社トップ歴任のビジネスマンが「ティファニー銀座」の上に会員制ラウンジを構えた理由

PROFILE: ステファン・ラフェイ / サファイアラウンジ創設者

ステファン・ラフェイ / サファイアラウンジ創設者
PROFILE: 1965年生まれ。88年にフランス経済商科大学院大学を卒業後、プーチ グループ、ブルーベル グループを経て、2003年にブルガリジャパンの社長に就任。09年にティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク社長、その後、アジア パシフィック&ジャパン リージョン グループのヴァイス プレジデント、シニア・ヴァイスプレジデントを務めた。16年には、クリスチャン ディオール クチュール、パルファン・クリスチャン・ディオールの日本支社であるクリスチャン ディオール(株)とパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン(株)を統括するプレジデントに就いた PHOTO:TAMEKI OSHIRO

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」がアジア最大の旗艦店「ティファニー 銀座」を構えるビルの13階にこのほど、会員制の「ギンザ サファイア ラウンジ(GINZA SAPPHIRE LOUNGE)がオープンした。銀座の中心にある大人の特別な空間として、世界を舞台に活躍する人々が集い、文化・芸術・美食・シガー・ゴルフや各種イベントを通じて交流を深める場を目指す。シェフの佐藤健志は、フランスと日本の最高峰レストランで研鑽を積み、パリの「ラルケスト(L'ARCHESTE)」では、オープンからわずか5カ月でミシュラン一つ星を獲得。「ギンザ サファイア ラウンジ」では、その技術と独創的な感性を活かし、世界各地の風味にインスパイアされた、大胆かつ洗練されたフレンチフュージョン体験を提供する。

ガーデンテラスやシガーデッキ、プライベートサロン、メンバーズラウンジなど、銀座の街並みを一望できる空間で、非日常の体験を提供するのは、ステファン・ラフェイ(Stephane Lafay)=サファイアラウンジ創設者。「ディオール(DIOR)」や「ティファニー」「ブルガリ(BVLGARI)」などの日本およびAPACのトップを歴任し、ラグジュアリービジネスをけん引してきたラフェイ創設者は、なぜ会員制ラウンジを構えたのか?

WWD:なぜ、銀座のど真ん中に会員制の「ギンザ サファイア ラウンジ」を構えた?
ステファン・ラフェイ=サファイアラウンジ創設者(以下、ラフェイ):日本では「ブルガリ」や「ディオール」「ティファニー」など、素晴らしいブランドのジャパン社でトップを務め、私の人生はとてもエキサイティングでハッピーだ。いつか、日本でリタイアしたい。でも、まだ面白いことに挑戦したいし、面白い人に会いたい(笑)。そう考えたとき、銀座の真ん中に「ギンザ サファイア ラウンジ」のような施設を作りたいと考えた。
今までいろんな場所に行ったが、「ギンザ サファイア ラウンジ」のように異なるバックグラウンドの人たちがミックスする空間は決して多くない。世界的にはジェントルマンズ・クラブ(もともとイギリスや欧米で発達した会員制の男性のための社交クラブ)のような施設や組織は少なくないが、名前の通り女性の入会は難しい。会員制クラブの多くは顧客や会員をセグメントするし、その中で日本人はシャイな上に“お堅い”ので、お金を持っていてもコネクションを作るのが苦手な方も多い。ラグジュアリー・ブランドとして顧客同士の交流の機会は作ってきたが、安心感は提供できるがなお“気恥ずかしさ”が先行するケースも多かった印象だ。
ただ、そろそろオープンになるべきだ。さまざまなラグジュアリー・ブランドで働き、「ラグジュアリーとは、シェアすること」だと思うようになっている。芸能人も、アーティストも、スポーツ選手も、ビジネスマンも、面白い人たちは出会いに前向きで、毎日を謳歌している。そんな彼らの交流が加速すれば、それぞれの、そして世の中の水平線がもっと広がるのではないか?

WWD:日本にもいくつか会員制ラウンジは存在するが、何が違う?
ラフェイ:まず世代や性別に縛られないのは、大きな特徴だ。実際コミッティメンバーも世代や性別、国籍はそれぞれ。そんな人たちが、さまざまなバックグラウンドの人々をもてなすべく、交流や学びの機会を提供するほか、メンバーはここで仕事をしたり、会議を催したりもできる。加えて「ギンザ サファイア ラウンジ」は必要に応じて、コンシェルジュがゴルフの予約からベビーシッターやペットシッターの手配までサポートする。
初年度は会員以外にも門戸を開き、さらなる交流を促すのも特徴だ。2年目以降は非会員とどう交流するか?は、会員と決めていきたい。初年度は300人の会員に活用していただくのが目標だ。

WWD:朝食は10時から、ディナーは23時まで、バーは週末になると午前3時まで楽しめる一方、会員になれば、ワークスペースも利用できる。朝から晩まで、ワンストップでいろんなことができる場所が必要なのか?
ラフェイ:ラグジュアリーブランドのトップを務めていたとき、仕事と食事、その後の語らいで、いちいち場所を変えるのが面倒だった。特に銀座は、朝が遅く、夜は早い。朝早くにコーヒー、夜遅くにカクテルを飲むには、場所探しにさえ苦労する。もっとエレガントに、ワンストップでさまざまな望みを叶えられる場所はないか?と思ってきた。「ギンザ サファイア ラウンジ」は、そんな人たちに愛される存在になるだろう。

WWD:なぜ「ギンザ サファイア ラウンジ」なのか?
ラフェイ:キャリアからもわかる通り、私がジュエリー好きだから。「ティファニー」といえばダイヤモンドだが、私はブルーが好きだからサファイアにした。下にある「ティファニー」の友達のような存在になれたらと思う。

WWD:施設は法人でも利用できる。
ラフェイ:法人契約は、ウィメンズを中心とするプレタポルテのブランド、レザーグッズが主力のブランド、シューズがメーンのブランド、そして時計ブランドなどがすでに決まっている。いずれもVIP顧客をもてなすため、これまでにない体験を提供するために「ギンザ サファイア ラウンジ」を選んでくれた。私自身ラグジュアリー業界に長く身を置いたが、顧客に提供する体験は今、「フル・ライフスタイル」の時代。貴重な、良いデザインで、最高品質のブランド品だけでは、もう不十分だ。そんなとき銀座の真ん中という空間を贅沢に使い、ラグジュアリーブランドの商材をディスプレイすることも可能で、場合によっては外商やコンシェルジュのようなサービスさえ提供できる我々を活用していただきたい。ただ多くの法人と契約してしまい、個人会員の利便性が薄れてはいけない。当面はウィメンズで1ブランド、バッグで1ブランドなど、カテゴリーごとに制限を設けるつもりだ。

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「スワロフスキー」が130周年記念の回顧展をロサンゼルスで開催 ハリウッドと蜜月の軌跡たどる

「スワロフスキー(SWAROVSKI)」はブランド創業130周年を記念し、10月29日から11月3日まで米ロサンゼルスで巡回展「マスターズ オブ ライト ― ハリウッド(Masters of Light – Hollywood)」を開催した。「スワロフスキー」の長きにわたる歴史と職人技に焦点を当てた同展は、23年の上海を皮切りに、24年にはミラノとソウルをテーマを変えながら巡回。ロサンゼルスは4都市目だ。

「マスターズ オブ ライト-ハリウッド」は20年からグローバル・クリエイティブ・ディレクターを務めるジョバンナ・エンゲルバート(Giovanna Engelbert)監修のもと、キュレーションはイギリスのファッション・ジャーナリスト兼評論家のアレクサンダー・フューリー(Alexander Fury)が担当。米国では130年のアニバーサリーの舞台として、「スワロフスキー」が濃密に関わってきたポップカルチャーを象徴するハリウッドが選ばれた。一般公開前日の10月28日には、巡回展の会場となったアミーバ・ミュージックでオープニングパーティが行われ、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)やシェール(Cher)、ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)、アメリア・グレイ(Amelia Gray)ら、俳優やトップモデルたちがスワロフスキー・クリスタルに身を包んで来場した。

没入型の展示で魅せる
クリスタルの「過去・現在・未来」

テーマごとに9つのセクションに分かれた展示は、ブランド創業からハリウッドとともに名を馳せてきた「スワロフスキー」の歩みを辿るとともに、現在から未来への取り組みを体感させる。アレクシス・ナザール(Alexis Nasard)=スワロフスキーCEOは、「ハリウッドは映画と音楽の中心地であり、私たちと深い絆を持ってきた場所。現在でもアメリカはブランドにとって最大の市場であり、未来にも欠かせない場所だ」と話す。

入り口を入るとすぐのコーナー「タイム・チェンバー」では、1895年にオーストリアでブランドを創業したダニエル・スワロフスキー(Daniel Swarovski)が職人技と当時の最新技術を融合させて見出した高精度クリスタルの歴史を発信。ハリウッドの黄金期に銀幕を賑わせた商品の数々、名だたるファッションハウスとの取り組みの軌跡からは、100年を越えるブランドの歴史を感じさせた。

未来への次なるステップとして描かれるのは「ダイヤモンド・オブ・ザ・ルーム」のセクションだ。100年以上にわたる精密なカットや研磨の技術を生かし、「スワロフスキー」は2022年にはラボグロウンダイヤモンドのコレクションをお披露目。23年に発表した「ギャラクシー・コレクション」からは国際宝石学研究所(IGI)証明により、「スワロフスキー」が世界最高基準のラボグロウンダイヤモンドを生産していることを誇示しながら、ブランドとして常に前進を続ける姿勢を示している。

マリリン・モンローやビヨンセ、
ケイティ・ペリーの衣装が勢ぞろい

その他にもラグジュアリーブランドとのコラボレーションや、著名なミュージカルで発表されたドレス、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)が当時のアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)の誕生日を祝って「ハッピーバースデー」を歌った際に着用したという2500個以上のスワロフスキークリスタルが輝くドレスも並び、「スワロフスキー」が100年以上にわたってファッションブランドやポップ・カルチャーと密接に関わっていることを物語る。

現在を示すパートでは135以上とも言われる色とりどりのクリスタルを壁一面に敷き詰め、多種多様なカットの技法を披露した。ブランドの歴史と高度な技術を感じさせる膨大な素材に目を奪われていると、ジョバンナ・エンゲルバートがクリエイティブ・ディレクターに就任してポップに刷新を遂げた商品の数々が目に飛び込んでくる。エンゲルバートは、「『スワロフスキー』のすべてはクリスタルから始まります。クリスタルこそが主役であり、ヒーローであり、絶え間ないインスピレーションの源です」と話す。

展示のクライマックスとなる「ポップ・アイコン」のセクションには俳優やミュージシャン、アーティストといった名だたるアイコンたちとコラボレーションをしたルックが勢揃いした。ビヨンセ(Beyoncé)のカウボーイ・ドレスやハリー・スタイルズ(Harry Styles)が23年のグラミー賞で着用したボディスーツ、ケイティ・ペリー(Katy Perry)が「メットガラ」で着用したアイコニックなシャンデリアドレスなど、著名なアーティストが纏った衣装が所狭しと並んでいる。スポットライトを浴びて輝くコラボレーション作品の数々からは、「スワロフスキー」のクリスタルがいかにアイコニックな存在である一方、汎用性もある素材なのかが感じられる。B to Cのマーケットはもちろんだが、この巡回展からはクリスタルのパイオニアとしての確固たる地位、歴史に裏打ちされたB to Bの高いニーズがあることが読み取れた。

本展の収益はチャリティ団体「ベイビー トゥ ベイビー(baby2baby)」に寄付される他、「マスターズ オブ ライト」は今後も世界中の都市で巡回する予定だ。

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ジュエリーブランド「ビズー」が小説家の山内マリコとコラボ 現代に生きる「源氏物語」の女性4人の心を映し出すジュエリーとは

ジュエリーブランド「ビズー(BIZOUX)」から、「源氏物語」をテーマにしたジュエリーが登場する。同ブランドは、2009年に創業したカラーストーンに特化したブランド。創業時から、“人も宝石も個性が魅力”として捉え、世界20カ国以上から仕入れた100種類以上の色石を使用したカラフルなジュエリーを提案している。

「ビズー」は小説家の山内マリコと協業し、“Tales of Her 物語を纏うジュエリー 源氏物語の彼女たち”という特別企画を発表。映画化された小説「アズミ・ハルコは行方不明」「あのこは貴族」などで知られる山内は、デビュー以来、時代ごとに変化する社会における女性のポジションや価値観などについて描いてきた。今回のコラボでは「源氏物語」に登場する4人の女性をテーマに短編小説を執筆。京都を舞台に、光源氏を老舗お香家を営む一族会社の次期社長である現代のプレイボーイ、光昭に置き換え、彼を取り巻く4人の女性の姿を描いた。ビズー新宿店で開催された発表イベントで山内は、「大河ドラマ『光る君へ』が放送されて、関連書籍を集めていたので、この企画は”渡りに船”だった。各キャラクターがどう自分の人生の舵を切ったら幸せになれるか描いた。このストーリーを通して夢をチャージしてほしい」と語った。

立場も個性も違う女性とジュエリーを物語で軽やかに表現

小説では、現代版の紫の君としてアルバイトから光昭の妻になった紫織、六条御息所は弁護士として活躍する瑞貴、朧月夜はインフルエンサー兼会社経営者の月子、明石の君は実家暮らしの銀行員の明日香と、キャリアも立場も異なる女性が登場。彼女たちが自分の置かれた状況や光昭との関係性などについて日々感じる心のモヤモヤや揺らぎといったものが軽やかに表現されている。それぞれに関連するジュエリーが登場するわけだが、最も印象的なのが紫織のストーリーだ。社長夫人になっても、「結婚指輪をはめた左の薬指以外は自由」と自分で稼いだお金で毎年、好きなリングを購入する。山内は、「結婚指輪にときめくのは社会的にそのような風潮があるから。左手薬指に指輪=誰かの所有物というのは、ステレオタイプ的な考え。無意識なバイアスを濾過して現代に生きる女性の姿を表現したかった」とコメント。この物語の中では、4人の女性たちのリアルな声を通して、社会的な自立と心の支えとなるジュエリーが描かれている。

4人の女君の個性をたおやかに表現したジュエリー

紫の上から着想を得たジュエリーは、あこや真珠とアメシストなどのピンクカラーの色石を使用したフェミニンなデザイン。六条御息所をイメージしたジュエリーは、黒蝶貝やアレキサンドライトなどクジャクの羽を思わせる宝石とデザインで高貴なイメージに仕上げた。明石の君のジュエリーは、ブルーサファイアなど涼やかなカラーストーンを用いてさざなみや流水紋を想起させる穏やかな印象。朧月夜は、ブルージルコンとイエローゴールドのコントラストが神秘的なイメージだ。

4人の生き方や魅力を色鮮やかに表現したジュエリーは、デイリーに着用できるリングやネックレスなど4型で価格は、9万2400~27万9400円。独創的なデザインと高度な職人技が融合したプレミアムラインは5型、ビズー京都店限定で販売する。山内が書き下ろした小説の挿絵は、京都在住の画家である松平莉奈が担当。この短編小説付きジュエリーは限定100点、11月19日に発売する。

また、ビズー京都店では発売日から2026年1月18日まで、企画展を開催。女君ごとにコーナーを作り、プレミアムジュエリーや物語、挿絵などを展示する。

京都店の認知度アップ&女性の多様性の表現

「ビズー」が「源氏物語」をテーマに選んだ理由は、京都・祇園の町家を改造したビズー京都店の認知度アップが目的だ。京都といえば、「源氏物語」の舞台。その発想から誕生したのがこの企画だ。最近、訪日客が増えているとはいえ、京都在住者や日本人旅行客にも店舗の存在を知ってほしいという思いがあるという。また、「源氏物語」にはさまざまな女性が登場する。それら女性の個性をジュエリーで表現してみてはというチャレンジでもあったようだ。

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DHCが「ピーナッツ」とコラボ 限定スヌーピーデザインの炭酸洗顔料と薬用リップセット

DHCは11月6日、「ピーナッツ(PEANUTS)」のコミック誕生75周年を記念したコラボレーションアイテムを数量限定で発売する。炭酸洗顔料2種と薬用リップクリームの3本セットがスヌーピーの限定デザインで登場。同社の公式ECや直営店などで取り扱う。

“ブライトニング ホイップ ウォッシュ [スヌーピー] バブル”(120g、1716円)と“ブラック ホイップ ウォッシュ [スヌーピー] バブル”(120g、1848円)は、炭酸を含む濃密泡が特徴の洗顔料。お風呂タイムをイメージしたデザインで、ふわふわとした泡の雰囲気やスヌーピーのリラックスした表情がポイントだ。“ブライトニング”はくすみ、“ブラック”は毛穴にそれぞれアプローチし、しっとり明るく滑らかな肌に導く。

“薬用 リップクリーム [スヌーピー] 3本セット フレンズ”(2310円)には、デザインの異なる薬用リップ3本をセットした。ピンクとイエロー、ブルーカラーのパッケージに、チャーリー・ブラウンやサリー、ルーシーと過ごすスヌーピーをあしらった。優れた保湿力で乾燥を防ぎ、唇を優しく守る。

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DHCが「ピーナッツ」とコラボ 限定スヌーピーデザインの炭酸洗顔料と薬用リップセット

DHCは11月6日、「ピーナッツ(PEANUTS)」のコミック誕生75周年を記念したコラボレーションアイテムを数量限定で発売する。炭酸洗顔料2種と薬用リップクリームの3本セットがスヌーピーの限定デザインで登場。同社の公式ECや直営店などで取り扱う。

“ブライトニング ホイップ ウォッシュ [スヌーピー] バブル”(120g、1716円)と“ブラック ホイップ ウォッシュ [スヌーピー] バブル”(120g、1848円)は、炭酸を含む濃密泡が特徴の洗顔料。お風呂タイムをイメージしたデザインで、ふわふわとした泡の雰囲気やスヌーピーのリラックスした表情がポイントだ。“ブライトニング”はくすみ、“ブラック”は毛穴にそれぞれアプローチし、しっとり明るく滑らかな肌に導く。

“薬用 リップクリーム [スヌーピー] 3本セット フレンズ”(2310円)には、デザインの異なる薬用リップ3本をセットした。ピンクとイエロー、ブルーカラーのパッケージに、チャーリー・ブラウンやサリー、ルーシーと過ごすスヌーピーをあしらった。優れた保湿力で乾燥を防ぎ、唇を優しく守る。

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2026年春夏パリコレはカンヌ映画祭に迫る注目度に メディア効果は約1600億円

データテクノロジー企業、ローンチメトリックス(LAUNCHMETRICS)の分析によると、2026年春夏パリ・ファッション・ウイークは、開催終了からわずか48時間以内に11億ドル(約1683億円)のメディアインパクトバリュー(メディア掲載やSNS上での投稿などをアルゴリズムで測定しマーケティング価値を割り当てたもの。以下、MIV)を生み出したという。

これは、今年5月に開催された「第78回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)」にほぼ匹敵する規模で、同社は「パリ・ファッション・ウイークが業界向けのイベントから年間を代表する文化的イベントに進化した」とも評価している。今回の「カンヌ国際映画祭」では、ヌードや極端にボリュームのある衣装、長いトレーンを禁止するという新しいドレスコードが注目を集めたほか、広瀬すずや二宮和也ら日本人俳優、「ブシュロン(BOUCHERON)」ジャパンアンバサダーを務めるTWICEのミナといったK-POPアイドルの参加も話題となった。

新デザイナーのデビューが注目度をけん引

26年春夏パリ・ファッション・ウイークでは、「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(DIOR)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ロエベ(LOEWE)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」など、少なくとも8つの主要メゾンで新デザイナーによるデビューコレクションが披露された。この新体制ラッシュが、MIVの高い数値を支えた主な要因とされている。

中でも、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による「ディオール」、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)による「シャネル」、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)による「バレンシアガ」は、数値的にも特に大きな注目を集めた。

BLACKPINKのジスらセレブの投稿がMIVを押し上げる

さらに、セレブリティーによるSNS投稿もこれを盛り上げた。“ベッキー”の愛称で知られるタイと英国をルーツに持つ俳優兼歌手のレベッカ・パトリシア・アームストロング(Rebecca Patricia Armstrong)が「シャネル」のショー会場で投稿した内容は、150万ドル(約2億2950万円)のMIVを創出。一方、BLACKPINKのジス(JISOO)が「ディオール」のショー前に投稿したコメントは140万ドル(約2億1420万円)を記録した。

ローンチメトリックスが示すMIVは、オンラインメディアやSNS、雑誌などでのブランド露出をすべて数値化し、その影響力を金額換算して評価する仕組みだ。有料広告(ペイド)、自社発信(オウンド)、報道や口コミなどの自然露出(アーンド)といったあらゆるメディアを対象としていて、ブランドの話題性を可視化する指標として広く用いられている。

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「バルマン」のオリヴィエ・ルスタンが退任 若干25歳での就任から14年間にわたりブランドの変革をけん引

「バルマン(BALMAIN)」は11月5日、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。後任は未定で、今後のクリエイティブ体制については追って発表される予定。大胆なクリエイションでブランドビジネスの発展に貢献してきた彼の14年間という任期は、交代の激しいファッション界において、かなり長い一章だった。

フランス・ボルドー生まれで、1歳の時に養子となり育ったオリヴィエは09年、「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」から「バルマン」に移り、クリストフ・デカルナン(Christophe Decarnin)の下でスタジオの責任者(ヘッド)を務めた。そしてデカルナンが退任した11年、若干25歳でクリエイティブ・ディレクターに就任。その若さだけでなく、フランスのファッションメゾンを率いる初の黒人ウィメンズウエア・デザイナーとなった彼は、文化的な影響力や熱狂を生み出すことで「バルマン」に大きな変革をもたらしてきた。

自身も「インスタグラム」で970万人のフォロワーを抱え、SNS活用の先駆者でもあったオリヴィエは在任中、音楽フェスティバルのようなイベントを通じたショーの一般公開やNFTなどのテクノロジーの活用、1945年創業の伝統的なブランドとポップカルチャーのつながりの強化を図るとともに、多様性と包摂性を最優先してきた。また、“バルマンアーミー(#BALMAINARMY)”と名付けた自身のオンラインコミュニティー、そしてビヨンセ(Beyonce)やリアーナ(Rihanna)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)といったセレブリティーとの親交を生かして記憶に残るキャンペーンやコレクションを制作。バービー(Barbie)やディズニー(Disney)からネットフリックス(Netflix)まで多彩な協業にも取り組み、特に15年に発売した「H&M」とのコラボコレクションはほぼ完売を記録した。さらに24年には、エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)のライセンスの元、オリヴィエが手掛けたプレミアムフレグランスも発売した。

オリヴィエは、声明の中で「この14年間を過ごした我が家とも言える場所で、『バルマン』の素晴らしいチーム、そして私が選んだ家族と共に成し遂げた全てに深い誇りと感謝の念を抱いている」とコメント。メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP)の最高経営責任者(CEO)でもあるラシッド・モハメド・ラシッド(Rachid Mohamed Rachid)=バルマン会長とマテオ・スガルボッサ(Matteo Sgarbossa)=バルマンCEOに対して「私への揺るぎない信頼とまたとない機会を託してくれたこと」に感謝の意を示し、「未来と私自身のクリエイティブな旅の新たな章を見据えつつも、このかけがえのない時間をいつまでも胸に刻み続ける」と述べた。

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「バルマン」のオリヴィエ・ルスタンが退任 若干25歳での就任から14年間にわたりブランドの変革をけん引

「バルマン(BALMAIN)」は11月5日、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。後任は未定で、今後のクリエイティブ体制については追って発表される予定。大胆なクリエイションでブランドビジネスの発展に貢献してきた彼の14年間という任期は、交代の激しいファッション界において、かなり長い一章だった。

フランス・ボルドー生まれで、1歳の時に養子となり育ったオリヴィエは09年、「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」から「バルマン」に移り、クリストフ・デカルナン(Christophe Decarnin)の下でスタジオの責任者(ヘッド)を務めた。そしてデカルナンが退任した11年、若干25歳でクリエイティブ・ディレクターに就任。その若さだけでなく、フランスのファッションメゾンを率いる初の黒人ウィメンズウエア・デザイナーとなった彼は、文化的な影響力や熱狂を生み出すことで「バルマン」に大きな変革をもたらしてきた。

自身も「インスタグラム」で970万人のフォロワーを抱え、SNS活用の先駆者でもあったオリヴィエは在任中、音楽フェスティバルのようなイベントを通じたショーの一般公開やNFTなどのテクノロジーの活用、1945年創業の伝統的なブランドとポップカルチャーのつながりの強化を図るとともに、多様性と包摂性を最優先してきた。また、“バルマンアーミー(#BALMAINARMY)”と名付けた自身のオンラインコミュニティー、そしてビヨンセ(Beyonce)やリアーナ(Rihanna)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)といったセレブリティーとの親交を生かして記憶に残るキャンペーンやコレクションを制作。バービー(Barbie)やディズニー(Disney)からネットフリックス(Netflix)まで多彩な協業にも取り組み、特に15年に発売した「H&M」とのコラボコレクションはほぼ完売を記録した。さらに24年には、エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)のライセンスの元、オリヴィエが手掛けたプレミアムフレグランスも発売した。

オリヴィエは、声明の中で「この14年間を過ごした我が家とも言える場所で、『バルマン』の素晴らしいチーム、そして私が選んだ家族と共に成し遂げた全てに深い誇りと感謝の念を抱いている」とコメント。メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP)の最高経営責任者(CEO)でもあるラシッド・モハメド・ラシッド(Rachid Mohamed Rachid)=バルマン会長とマテオ・スガルボッサ(Matteo Sgarbossa)=バルマンCEOに対して「私への揺るぎない信頼とまたとない機会を託してくれたこと」に感謝の意を示し、「未来と私自身のクリエイティブな旅の新たな章を見据えつつも、このかけがえのない時間をいつまでも胸に刻み続ける」と述べた。

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timelesz寺西拓人・橋本将生が登場する「キールズ」ホリデーコレクションのビジュアルが公開 インタビューコンテンツやプレゼントの進呈も

「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」は、ブランドアンバサダーを務めるtimeleszの寺西拓人と橋本将生を起用したホリデーコレクションのビジュアルを公開した。また同日、2人がホリデーコレクションに関して語るインタビューコンテンツやメイキング映像も公開する。さらに11月13日には、ホリデーコレクションの第2弾も発売する。

今年のホリデーコレクションは、“肌も日常も、ときめきで塗り替えよう”をコンセプトに、「キールズ」のルーツである古き良きアメリカ・ニューヨークに着想を得たバーガンディーのカラーパレットにアンティークゴールドがアクセントとなっている。

現場の雰囲気を味わえるここでしか見れない映像

「キールズ」公式LINEと公式YouTubeで公開中の寺西と橋本のインタビューシリーズ“キールズ トーク エピソード3”では、ホリデーボックスのお気に入りのアイテムの紹介やキールズファミリーに向けたホリデーメッセージなどを話した。同時公開のホリデービジュアル、インタビュー撮影時のメイキング映像では、ニューヨークのホリデーパーティーにインスパイアされたセットの中で、仲睦まじい2人と楽しげな雰囲気の現場を体感できる映像に仕上げた。

オリジナルグッズの進呈やポップアップの開催も

また11月13日10時頃から、ホリデー製品を含む1万1000円以上の購入で「キールズ」オリジナルの寺西&橋本ホリデーミラーを数量限定で進呈する。さらに11月20〜26日には、東京・渋谷で、ポップアップインベントを開催する。ハズレなしのビッグアドベントカレンダーくじやホリデー製品を含む1万9800円以上の購入で、イベントでしか手に入らない数量限定の巾着袋をプレゼントする。

開催概要

■ホリデーポップアップ

日程:11月20〜26日
場所:渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン 6階 プラスクビューティー内イベントステージ 6A
住所;東京都渋谷区渋谷2-24-12

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「アディダス」がサッカー日本代表の新ユニホームを発表 コンセプトは“水平線” 2026年FIFAワールドカップに向けて

「アディダス(ADIDAS)」は11月6日、2026年のFIFAワールドカップに向けて、新たなサッカー日本代表ホーム ユニホームを発表した。新ホーム ユニホームのコンセプトは“HORIZON(水平線)”。ユニホーム中央には水平線をモチーフとした複数のグラフィックが施され、SAMURAI BLUEのDNAを表現した日本を囲む空と海から成る水平線をダイレクトに想起させるデザインとなっている。また、背面には日本の国旗が施されており、日本を背負いピッチに立つサッカー日本代表の誇りと覚悟を象徴している。

ゴールキーパー ユニホームには「阿修羅」からインスピレーションを得たグラフィックを採用。強力な守護者としての阿修羅と、ピッチの最後方からチームを支えゴールマウスを守るゴールキーパーの姿を重ね合わせた、大胆かつ力強いデザインとなっている。

今回の“HORIZON(水平線)”というコンセプトは、選手もサポーターも同じ優勝という夢に向かって突き進んでいくために必要な想いとは何か、その答えを探す中で、導き出したのは水平線という情景だったところから着想。選手、そして共に戦う全ての人々の優勝への道のりを支え、誰もが水平線と聞いて思い浮かべるあの景色のように、このユニホームが記憶に残る存在となるよう、願いを込めて作った。

本コレクションは、「アディダス」オンラインショップで11月6日18時から、直営店や全国の「アディダス」取り扱い店舗では11月7日から販売する。

久保選手&南野選手
コメント

新ユニホームについて、久保建英選手は、「水平線と聞いて、すごくポジティブな言葉だと思いました。想像できなかった、シブさがあって気に入っています。ワールドカップでは、個人としてもチームとしてもこれまでの壁を越え、最高の景色を見ることができるよう、全力で臨みたいです」とコメント。南野拓実選手も「代表のユニホームのブルーはいつも特別な色だと感じています。新しいデザインを見た瞬間、とてもかっこいいと感じました。チーム一丸となって、優勝を目指して頑張ります」と語る。

限定ノベルティーもプレゼント

新ユニホームの発売に合わせ、「アディダス」直営店、「アディダス」オンラインショップ、その他「アディダス」取り扱い店舗で、サッカー日本代表最新ユニホームを購入すると、アクリルキーホルダーやステッカーなど限定ノベルティー(全8種)をプレゼントするキャンペーンを実施。ノベルティーは、なくなり次第終了となる。またノベルティーは各店舗で異なるので、詳細を店舗や商品ページで要確認。

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