シチズン時計、顧客情報約10万人分が漏えいか 銀行口座やクレジットカード情報も流出の可能性

シチズン時計は10月6日、「シチズン(CITIZEN)」「ブローバ(BULOVA)」「フレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)」の各ブランドのウェブサイトに設けた問い合わせフォームの受付システムが委託先で不正アクセスを受け、約10万人分の顧客情報が漏えいした可能性があると発表した。

問い合わせ受付システムの提供元で委託先のスカラコミュニケーションズから、3日に報告を受けた。スカラコミュニケーションズによると、不正アクセスは2日20時33分ごろから3日8時1分ごろにかけて発生し、その後、不正アクセス経路の遮断などの緊急対応を実施した。シチズン時計のシステムへの不正アクセスは確認していない。

漏えいの可能性があるのは、3日時点で同システムに保存していた各ブランドの問い合わせ情報で、約10万人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報。問い合わせ内容の欄に銀行口座やクレジットカードの情報などを書き込んでいた場合は、それらも漏えいした可能性がある。

影響は同システムに保存していた情報に限られる。ECサイトや会員制サービス、生産システム、社内ネットワークなど同社のシステムへのアクセスは確認していない。また、漏えいした可能性のある情報を利用して、それらにアクセスされるおそれもないという。現時点で二次被害は確認していない。

対象の顧客には順次、個別に連絡する。同社や関係者を装った不審なメールやSMS、電話に注意するよう呼びかけ、本件専用の問い合わせフォームを設けた。

シチズン時計とスカラコミュニケーションズは個人情報保護委員会に報告し、シチズン時計は所轄の警察署に相談した。今後はスカラコミュニケーションズや外部の専門機関と連携し、原因の究明と再発防止に取り組み、個人情報を扱う業務委託先の管理を強化する。

ウェブサイトの問い合わせ受付は、すでに別のシステムへの移行を進めている。同システムは一部の継続的な対応に限って使用し、新規の受付には使わない。10月中旬で完全に利用を終え、移行期間終了後は、同システムに保管している顧客の個人情報をすべて削除する予定という。

スカラコミュニケーションズの親会社であるスカラも同日、スカラコミュニケーションズのFAQシステム「i-ask」が不正アクセスを受け、利用企業最大5社の顧客情報が漏えいした可能性があると発表した。件数は問い合わせ単位の延べで最大71万3126件。同じ委託先を巡っては大和証券も5日、約11万人分の顧客情報が漏えいした可能性があると発表していた。

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シチズン時計、顧客情報約10万人分が漏えいか 銀行口座やクレジットカード情報も流出の可能性

シチズン時計は10月6日、「シチズン(CITIZEN)」「ブローバ(BULOVA)」「フレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)」の各ブランドのウェブサイトに設けた問い合わせフォームの受付システムが委託先で不正アクセスを受け、約10万人分の顧客情報が漏えいした可能性があると発表した。

問い合わせ受付システムの提供元で委託先のスカラコミュニケーションズから、3日に報告を受けた。スカラコミュニケーションズによると、不正アクセスは2日20時33分ごろから3日8時1分ごろにかけて発生し、その後、不正アクセス経路の遮断などの緊急対応を実施した。シチズン時計のシステムへの不正アクセスは確認していない。

漏えいの可能性があるのは、3日時点で同システムに保存していた各ブランドの問い合わせ情報で、約10万人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報。問い合わせ内容の欄に銀行口座やクレジットカードの情報などを書き込んでいた場合は、それらも漏えいした可能性がある。

影響は同システムに保存していた情報に限られる。ECサイトや会員制サービス、生産システム、社内ネットワークなど同社のシステムへのアクセスは確認していない。また、漏えいした可能性のある情報を利用して、それらにアクセスされるおそれもないという。現時点で二次被害は確認していない。

対象の顧客には順次、個別に連絡する。同社や関係者を装った不審なメールやSMS、電話に注意するよう呼びかけ、本件専用の問い合わせフォームを設けた。

シチズン時計とスカラコミュニケーションズは個人情報保護委員会に報告し、シチズン時計は所轄の警察署に相談した。今後はスカラコミュニケーションズや外部の専門機関と連携し、原因の究明と再発防止に取り組み、個人情報を扱う業務委託先の管理を強化する。

ウェブサイトの問い合わせ受付は、すでに別のシステムへの移行を進めている。同システムは一部の継続的な対応に限って使用し、新規の受付には使わない。10月中旬で完全に利用を終え、移行期間終了後は、同システムに保管している顧客の個人情報をすべて削除する予定という。

スカラコミュニケーションズの親会社であるスカラも同日、スカラコミュニケーションズのFAQシステム「i-ask」が不正アクセスを受け、利用企業最大5社の顧客情報が漏えいした可能性があると発表した。件数は問い合わせ単位の延べで最大71万3126件。同じ委託先を巡っては大和証券も5日、約11万人分の顧客情報が漏えいした可能性があると発表していた。

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限定5点のソフビ人形“チャーミーちゃん”も販売 東武百貨店が「昭和・平成レトロな世界展」を開催

東武百貨店 池袋本店は、10月8日〜13日の6日間、第10回「昭和・平成レトロな世界展」を開催する。色とりどりのカラーで色付けされた東武限定のチャーミーちゃんが登場。ファンにはたまらない個性派ぞろいの人形を、応募抽選型で販売する。

チャーミーちゃんは、昭和5年創業の児玉産業で、昭和40年代から東京・葛飾で製造・販売を続けているソフトビニール人形。今ではヨーロッパやアジアの国々でも、おしゃれアイテムとして人気になっている。

限定5点のレアアイテム

同イベントでは、“スピンオフチャーミーちゃん”の大きいサイズ(約28cm)を2万8600円(ベビーブルーとベビーピンクの全2色、販売予定各色5点)で、小さいサイズ(約16cm)を1万3200円(全2色、販売予定各色25点)で販売。“爆走!チャーミーちゃん・Hatsutorinカスタム”(販売予定9点、各2万2000円)や“しぇふ染め爆走!チャーミーちゃん・茶色いブラウンカスタム”(1万6500円 ※数量限定)も販売する。

いずれも応募・抽選による販売。10月8日~11日の期間中に店頭で応募し、11日21時に児玉産業TOY公式インスタグラム(@kodamatoy)で当選者を発表する予定だ。

そのほか、レトロだけれども新鮮な感覚で楽しめる雑貨の販売、早稲田大学の昭和レトロ研究会が持っている秘蔵コレクションの展示など、昭和・平成気分に浸ることができる商品・コンテンツを用意する。

レトロ雑貨や古着などもそろえる

雑貨では、雑貨屋「グランプリーズ」の古着・雑貨各種(220円〜)、「小熊山雑貨店」のレトロ雑貨各種(880円〜)、「にゃん屋」のレトロ雑貨各種(100円〜)、万博関連アイテム各種(5500円〜)、「ミュージックガーデン」のレコード各種(500円〜)などを販売。

早稲田大学レトロ研究会らによる歌謡曲パーティー

イベントでは、早稲田大学レトロ研究会×DJ BURINによるZ世代が送る歌謡曲でつながる屋上パーティー“レトロ・ポップ・パラダイス”、マルベル堂による“「あなたもアイドル」プロマイド撮影会”(1回3300円)や“「あなたも日活大スター」映画プロマイド撮影会”(1回3850円)などを実施する。

“懐かしのクリームソーダ”も登場

また、「ポポカテ」の“クラシック焼きプリン”(601円)、「グランロック」の“懐かしのクリームソーダ”(780円)や“昔ながらのプリンアラモードパフェ”(1480円)など、昔懐かしい味わいも堪能できる。ほか、併催の「日活フィルムアーカイブPOP UP」にも注目。“2027年日活石原裕次郎卓上カレンダー”(1980円)や、“日活スターアクリルスタンド”(全5種、各1320円)などを販売する。

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三陽商会3〜8月期、営業赤字5億円 6月の長雨で商戦湿る

三陽商会の2026年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比4.0%減の259億円、営業損益が4億9900万円の赤字(前年同期は2億1300万円の赤字)、純損益が5億5500万円の赤字(同2億9900万円の赤字)だった。営業損益の赤字幅は従来予想よりも悪化した。春夏物のプロパー商戦の終盤にあたる6月が天候不順に不発で終わったことが響いた。

東京都心の6月の天候は、同月の降雨量として観測史上歴代3番目の長雨だった。売上高は第1四半期(3〜5月期)が前年同期比1%増と堅調だったものの、6月の9%減が打撃になって第2四半期(6〜8月)は9%減と低迷した。セールの抑制とプロパー販売の強化によって7〜8月の粗利益率は改善させたが、6月の低迷を埋めることはできなかった。

6日の決算説明会に登壇した平林義規社長は「天候に左右されないビジネスモデルを確立したいと考えるものの、実際にはなかなか難しい」と課題を認めた。一方で9月の売上高は11%増を記録した。長雨が続いたものの、気温低下によって秋冬物の動きが例年よりも早いという。

通期(27年2月期)の業績予想は据え置き、売上高600億円(前期比2.7%増)、営業利益21億円(同61.7%増)、純利益40億円(同2.3%減)とした。秋立ち上がりの気温低下を受け、得意とするコートなどの重衣料で巻き返しを図る。平林社長は「(3〜8月期の実績を踏まえると)チャレンジングではあるが、MDやプロパー販売も改善されており達成は可能」としている。

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リアーナやタイラが実践! 2027年春夏トレンドの“インナーの枠を超える”ブラトップスタイル

インナーとしてのブラを覗かせるトレンドから、さらに一歩進んだ、ブラをトップスの代わりに主役としてまとうスタイルが今季の主流になりつつある。ここ数カ月、セレブたちはブラを単なるレイヤードのパーツではなく、コーディネートの主役そのものとして扱い、ファッション・ウイーク、レッドカーペットやフロントロー、2027年春夏ランウエイに至るまで、トップスの代わりにブラ一枚をまとうスタイルが増えている。

セレブたちの最新ブラスタイル

リアーナ

リアーナ(Rihanna)は、パリ・ファッション・ウイークの初日、「マティエ フェカル(MATIERES FECALES)」の2027年春夏ショーに、ブロンズ調のスカートスーツで登場した。インナーにシャツの代わりにシアーな黒のブラを合わせ、クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)のヒールパンプスでルックを完成させた。

タイラ

タイラ(Tyla)はMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)のレッドカーペットで、このトレンドを体現した。「モワロラ(Mowalola)」の2027年春夏コレクションから、ブルーのヘビ柄風ブラにローライズのペンシルスカート、おそろいのパンプスとチョーカーをコーディネートした。

チャーリー・XCX

チャーリー・XCX(Charli XCX)も、MTV VMAのレッドカーペットでこのスタイルを披露した。スタイリストのクリス・ホーラン(Chris Horan)によると、「サンローラン(SAINT LAURENT)」の2017-18年秋冬コレクションにインスピレーションを得た、シアーパネル付きのミニマルなトップスで会場の視線を集めた。

スナップ一覧

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リアーナやタイラが実践! 2027年春夏トレンドの“インナーの枠を超える”ブラトップスタイル

インナーとしてのブラを覗かせるトレンドから、さらに一歩進んだ、ブラをトップスの代わりに主役としてまとうスタイルが今季の主流になりつつある。ここ数カ月、セレブたちはブラを単なるレイヤードのパーツではなく、コーディネートの主役そのものとして扱い、ファッション・ウイーク、レッドカーペットやフロントロー、2027年春夏ランウエイに至るまで、トップスの代わりにブラ一枚をまとうスタイルが増えている。

セレブたちの最新ブラスタイル

リアーナ

リアーナ(Rihanna)は、パリ・ファッション・ウイークの初日、「マティエ フェカル(MATIERES FECALES)」の2027年春夏ショーに、ブロンズ調のスカートスーツで登場した。インナーにシャツの代わりにシアーな黒のブラを合わせ、クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)のヒールパンプスでルックを完成させた。

タイラ

タイラ(Tyla)はMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)のレッドカーペットで、このトレンドを体現した。「モワロラ(Mowalola)」の2027年春夏コレクションから、ブルーのヘビ柄風ブラにローライズのペンシルスカート、おそろいのパンプスとチョーカーをコーディネートした。

チャーリー・XCX

チャーリー・XCX(Charli XCX)も、MTV VMAのレッドカーペットでこのスタイルを披露した。スタイリストのクリス・ホーラン(Chris Horan)によると、「サンローラン(SAINT LAURENT)」の2017-18年秋冬コレクションにインスピレーションを得た、シアーパネル付きのミニマルなトップスで会場の視線を集めた。

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【スナップ】道枝駿佑、IVEのレイとリズらが来場 「ヴァレンティノ」が2027年春夏コレクションを発表

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は10月4日、パリのサント・ジュヌヴィエーヴ図書館で2027年春夏コレクションのファッションショーを開催した。ショーには、ブランドアンバサダーを務める道枝駿佑、IVEのレイとリズ、フリーン・サローチャ(Freen Sarocha)、ジェフ・サター(Jeff Satur)、クレイロ(Clairo)、コールマン・ドミンコ(Colman Domingo)のほか、ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)、KUN、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)、コ・ヒョンジョンらのセレブリティーが来場した。

道枝駿佑

来場者スナップ

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「ガブリエラ ハースト」2027年春夏コレクション

「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」が2027年春夏コレクションを発表した。

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「ファーファー」20周年で「ジェラート ピケ」と第2弾コラボ カーディガンやTシャツ、雑貨など全14型を発売

マッシュスタイルラボが展開する「ファーファー(FURFUR)」は10月9日、ブランド20周年を記念し、「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」との第2弾コラボレーションアイテム全14型を発売する。「ファーファー」全国店舗、両ブランドの公式オンラインストア、「ジェラート ピケ」一部店舗、マッシュ ストア(MASH STORE)アプリ、ウサギ オンライン(USAGI ONLINE)で取り扱う。現在、本コレクションの特設ページを両ブランドの公式オンラインストア、ウサギ オンラインで公開中だ。

“クレイジー ライブラリアン”をテーマに全14型

今回のコラボレーションでは、“クレイジー ライブラリアン(CRAZY LIBRARIAN)”をテーマに、両ブランドの世界観を融合したラインアップを展開する。デザインには、“ピケベア”に憧れを抱く“ファーファーベア”、ハートを散りばめたアーガイル柄、クレイジーパターンを採用した。

ベビモコアーガイル柄シリーズ

もっちりとした柔らかな風合いが特徴の“ベビモコ”生地を使用し、大胆なアーガイル柄をアシンメトリーに表現した“ベビモコアーガイルミックスカーディガン”(全2色、各1万5950円)と“ベビモコアーガイルミックスパンツ”(全2色、各1万2980円)を用意する。「ファーファー」らしいマルチカラーをあしらい、ゆったりとしたオーバーサイズシルエットでリラックス感のある着こなしが楽しめる。カラーはピンクとブルーを用意する。

“ベビモコハートアーガイル柄シリーズ”

同じく“ベビモコ”生地を使用した、大胆なハートアーガイル柄をあしらった同シリーズは、“ベビモコハートアーガイルプルオーバー”(全2色、各1万4960円)、“ベビモコハートアーガイルショートパンツ”(全2色、各1万890円)、“ハートアーガイルブランケット”(全2色、各1万1990円)の3型を展開する。それぞれロゴ刺しゅうをさりげなく施した。カラーはピンクとブルーをそろえる。

“ベビモコボーダーミックスシリーズ”

同じく“ベビモコ”生地の“ベビモコボーダーミックスパーカー”(全2色、各1万2980円)と“ベビモコボーダーミックスロングパンツ”(全2色、各1万890円)も登場する。「ジェラート ピケ」のシグネチャーである2ボーダーと、「ファーファー」らしいマルチボーダーを掛け合わせた遊び心のあるデザインで、温かさと軽やかさを兼ね備えた着心地が特徴だ。カラーはピンクとミントを用意する。

“ファーファーベアモチーフシリーズ”

“ハウ トゥ メーク ピケ ベア(HOW TO MAKE PIQUE BEAR)”をテーマに誕生した“ファーファーベア”モチーフシリーズも登場する。“ピケベア”に憧れる“ファーファーベア”が、“ピケベアの作り方”の本を読む姿をデザインした。“パウダーベアジャガードプルオーバー”(全2色、各1万890円)、“ベアプリントロングスリーブTシャツ”(全2色、各6930円)、“ベアハート柄ロングパンツ”(全2色、各8690円)、“ベアモチーフエコファートートバッグ”(全2色、各1万2100円)、“パウダーベアモチーフルームソックス”(全2色、各4620円)、“ベアモチーフブックポーチ”(全2色、各6600円)、“ベアモチーフチャーム”(5720円)の全7型をそろえる。なお、“ベアモチーフエコファートートバッグ”は「ジェラート ピケ」では取り扱わない。

>特設ページ

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「コーチ」2026年秋キャンペーンは、5人のアーティストが身に付ける特別な“タビー”に注目

「コーチ(COACH)」が2026年秋キャンペーンを発表した。テーマは“Live Your Story(あなたの物語が動き出す)”。キャンペーン動画では、アーティストの幾田りらをはじめ5人のグローバルアンバサダーが、それぞれ自分自身に着想を得た特別な“タビー”を身に付け、ファッションと音楽で自己表現を後押しする。

“Live Your Story”は「コーチ」のブランドパーパスである“Courage to Be Real(リアルに生きる勇気)”を体現するキャンペーン。一連のキャンペーンはZ世代との対話から生まれており、今回は「Z世代がスマートフォンなどの画面と向き合う時間を減らし、リアルで人とつながりたいと考えていること」「音楽、特にライブミュージックがその助けになること」を踏まえてストーリーを練った。

ファッションと音楽で広げる輪

4本のキャンペーン動画では、幾田りらをはじめ、イギリスのピンクパンサレス(PinkPantheress)、韓国のソヨン(Soyeon)、中国のシャン・イーチュン(Shan Yichun)をフィーチャーした。米国の俳優エル・ファニング(Elle Fanning)が運転する音楽フェス行きのバスに各アンバサダーが乗り込み、出演する世界的アーティストたちのサウンドトラックが流れ始めると、乗客との間につながりが生まれる。乗客は、世界各地から集まった12人の音楽ファンたちだ。

アンバサダーと乗客の会話のきっかけになるのが、アイコンバッグである“タビー”。幾田りら、エル・ファニング、ピンクパンサレス、ソヨン、シャン・イーチュンが持つバッグには、新作の“コンサートチケットバッグチャーム”が揺れる。ファッションと音楽を通して、見知らぬ人同士の間につながりが生まれる様を描き出した。

Spotifyとタッグ
世界各地でイベント開催

「コーチ」の各店舗では10月18日まで、キャンペーンの世界観を楽しめるコンテンツを用意するほか、オリジナルステッカーセットを配布する。一部店舗では、キャンペーンミュージックに着想を得たバックステージパスを自分らしくカスタマイズできるワークショップも開催している。

オーディオストリーミングサービスのSpotifyとも協業し、Spotify内に特設ページ“Live Your Story”を開設した。世界各地で体験型イベント“タビー ツアー”を開催し、キャンペーンに登場するバスの旅をリアルな場で表現する。

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ファッション業界経営層のための共創フォーラム「WWDJAPAN FASHION LINK」第2回開催 “AIに選ばれる”時代にブランドは何をすべきか

「WWDJAPAN」は9月4日、ファッション業界の経営層・幹部を対象とした完全招待制フォーラム「WWDJAPAN FASHION LINK」(協賛:Shopify Japan)を東京・神宮前のTRUNK(HOTEL) CAT STREETで開催した。2月に続く2回目となる今回のテーマは、AIエージェントが消費者に代わって商品を探し、比較し、購入までを担う「エージェンティックコマース」。EC基盤を提供するShopifyの日本法人が協賛企業として参画し、コマースの“主語”が人からAIへと移りつつある今、ブランドは何を整え、組織をどう変えるべきかを3つのセッションで掘り下げた。招待された26人の経営者・幹部、DX・EC責任者は講演を聴講後、ディナーを囲みながら企業の枠を超えた交流を楽しんだ。

【セッション1】ファッションビジネスはどう変わる?エージェンティックコマースの全体像

セッション1には、ファッションと生成AIを掛け合わせたサービスを開発する上田徹AUTHENTIC AI代表が登壇し、エージェンティックコマースの全体像を解説した。モデレーターは村上要「WWDJAPAN」編集長が務めた。

同社は、ワールドのDX・AI子会社オープンファッションが内製してきた生成AI「メゾンAI(Maison AI)」の事業を分社化して誕生した。ブランドの企画から販売、分析までの業務をAIエージェントに任せられるプラットフォームを外部にも提供し、自社でも6つの職能に計40体のエージェントを“配属”している。

上田代表はまず、AIを介した購買体験は「3段階で進化している」と整理した。チャットの中で購入まで完結させる試みが相次いだ2025年を経て、26年現在は、商品の発見や比較はAIが担い、決済はブランドの自社サイトで完結させる形が主流となりつつある。「『AIが買う』から『AIが選び、店が売る』へと変化している」と上田代表。そして今後は、事前に与えた同意の範囲内でエージェントが買い物をする「自律購買」が一般化していくであろうとした。

「AI上で売れる」と「正しく売れる」は別物 ブランドが今やるべき3つのこと

この流れを踏まえ、上田代表は日本のブランドが今から取り組むべきこととして3点を挙げた。1つ目は、価格や在庫、サイズや色、利用シーンまでをAIが読み取れる形で整理した商品カタログの整備。2つ目は、自社チェックアウトの保持。つまりAIが商品を見つけてきても決済は自社の購入画面で行い、会員情報や購買データを手元に残しておくこと。3つ目は、複数の規格への対応と信頼対策だ。AIエージェントと店をつなぐ取引の規格は、ShopifyとGoogleによるものや、米オープンAI(OPENAI)と米決済大手ストライプ(STRIPE)によるものなどが並立しており、どれにも接続できるようにしておく。正規のエージェントと悪意あるボットを見分ける認証なども欠かせない。

上田代表は「AI上で売れること」と「ブランドとして正しく売れること」は別物だと念を押す。商品情報が正しく伝わらなかったり、顧客データがAIのプラットフォーム側に流れてしまったりすれば、望ましい売れ方とは言えないからだ。

「AIが選び、店が売る」を形に エージェント同士が会話する未来へ

こうした考え方を形にしたのが、同社が9月4日にリサーチプレビュー(研究開発版)の提供を始めた「メゾンAIコマースエージェンツ(Maison AI Commerce Agents)」だ。顧客向けの「ショッピングエージェント」は、ECサイト上で商品探しやサイズ、コーディネートの相談に乗り、選んだ商品をそのままブランドのショッピングバッグに入れる。まさに「AIが選び、店が売る」形を実現するエージェントだ。また、事業者向けの「マーチャントエージェント」も開発中で、売り上げや在庫、返品の状況を踏まえた戦略を提案するAIエージェントだ。Shopifyとの連携も予定している。

さらに先の未来について上田代表は、個人の側にも店の側にもエージェントが常駐し、エージェント同士が会話するようになると予想する。村上編集長の「(AIで買い物が完結するような)そんな未来って、楽しいの?」という問いには、「パソコンやSNSのある世界が楽しいのかと、昔の人は思ったかもしれない。でも、その時代を生きる人にとっては当たり前になるだろう」と答えた。

【セッション2】AIに選ばれるコマースへ 先行者になるための、基盤の見直しと実践ロードマップ

続くセッションでは、Shopify Japanの中嶋ステファニー シニアソリューションエンジニアが、AIに自社の商品を「選んでもらう」ための備えと、自社の業務でAIを「使いこなす」ための備えの2つの観点から、今すぐ着手すべきポイントを解説した。

Shopifyは、EC、実店舗、卸、マーケットプレイス、ポップアップストア、AIチャット、越境ECまで、あらゆる顧客接点での販売を一つのシステムで担う「ユニファイドコマース」の実現を掲げている。25年にShopifyを通じて販売された流通総額は58兆円、Shopifyのストアで購入したユニークユーザーは8.7億人に上る。日本でも、この日登壇した(後述)「ニューエラ(NEW ERA)」や「土屋鞄製造所」をはじめ、ファッションブランドの採用が広がっている。

同社の26年第2四半期(4〜6月)のデータによれば、AI経由でストアを訪れたセッション数は前年同期比で約3倍(197%増)に拡大し、オーガニック検索経由の12%増を大きく上回った。AI経由の注文数も約3倍に伸びている。中嶋氏は「この30年当たり前だった『検索して、比較して、買う』という購買体験が崩れ、見つけられ方も選ばれ方もAI中心で決まる時代に入った」と説明する。

この潮流に対応すべく、同社がグーグルと共同で開発し、26年1月に発表したのが、誰でも自由に採用できるAIコマースの共通規格(オープンスタンダード)「ユニバーサル・コマース・プロトコル(UCP)」だ。AIエージェントが商品を探し、カートを組み立て、決済を完了するまでのルールを定めたもので、いわばコマースとAIをつなぐ“通訳”兼“交渉役”だ。ただし、UCPを生かすには、構造化された正確な商品データ、リアルタイムに更新される価格と在庫、外部と柔軟に連携できるAPI、AIが読み取れる信頼のシグナル、スムーズな決済システムを事業者側が準備しておく必要があるのだという。

AIが最も信頼するのは顧客の声 「誰のための商品か」をデータに

生成AIの回答で自社が優位に表示されるための「GEO(生成エンジン最適化)」についても具体策を示した。

中嶋氏は「AIは信頼を非常に気にする」と強調する。AIが最も信頼するのは顧客レビューやSNSでの言及といったユーザー生成コンテンツ(UGC)で、次いでインフルエンサーやメディアなど第三者の情報。ブランド独自のコンテンツはその下に位置する。「これからはUGCに最優先で投資してほしい」。

またECにおいては、世界観を伝えるルックブックや感性に訴える商品説明だけでなく、「結婚式用」「プラスサイズ」など“誰のための商品か”を商品詳細ページのデータに明記することが欠かせないという。AIは写真の雰囲気ではなく、素材やサイズ、用途、対象者といった項目ごとに整理されたデータを読み取って商品を探すためだ。AI経由の購入の75%は上位100カテゴリー以外の商品が占めている。こうしたデータが整っていれば、小さなコミュニティー向けの商品やニッチな商品にも発見の機会が広がる。中嶋氏は「普段使っている生成AIに自社の商品データを読み込ませて、『AIエージェントに提案されやすいデータになっているか』を一度聞いてみてほしい。びっくりするほど精度の高い答えが返ってくる」と呼び掛けた。

EC運営もAIが担う時代へ Eコマースは“民主化”される

後半は、ブランド側が自社のEC運営にAIを使う場面に話を移し、Shopifyが提供するAI機能を紹介した。管理画面上で分析やコンテンツ作成を手伝うAIアシスタント「サイドキック(Sidekick)」、「クロード・コード(Claude Code)」などの開発環境からストアを操作できる「Shopify AI Toolkit」、自社サイト上でAIエージェントが接客からカスタマーサポートまでを担う「ストアフロントMCP(Storefront MCP)」などだ。リサーチプレビュー段階の「シムジム(SimGym)」は、自社の顧客データをもとに作った典型的なペルソナがAIとしてサイトを回遊し、どこで離脱し、どこで迷うかを洗い出して改善策を提案する。これまで数百万円をかけて外部に依頼することもあったサイトの改善レポートを、AIのシミュレーションで代替できるという。

中嶋氏は「広告費を積み、商品をランキング上位に表示させるという、(SEO重視の)これまでの方程式は崩れかけている。Eコマースはもっと民主化されていく」と強調する。「どれだけ信頼されているブランドか、どれだけ商品がお客さまに合っているか。その高品質なデータをAIに適切に渡せるECの基盤システムを持つことが最も重要になる」と語った。

【セッション3】AI時代のコマースにどう備えるか ブランドの現場のリアル

最後のセッションに登壇したのは、ニューエラジャパンでDTC(直営)ビジネスとデジタル部門を統括する橋野学シニアディレクターと、土屋鞄製造所でデジタル領域や事業戦略を管掌する沼田雄二朗取締役副社長だ。村上編集長をモデレーターに、「データ整備」「AIと人の役割分担」「組織再編」の3つの問いについて、事業会社の視点から、現場におけるAI活用のリアルを語り合った。

橋野シニアディレクターは、「ニューエラ」の顧客の買い方の変化を最も実感するのは「店頭」だと話す。「以前は『○○さんがかぶっていたから』『SNSで見たから』という話が多かったが、最近は『ChatGPTに勧められた』『気になった商品の情報が本当かどうか、AIで調べてきた』という声を聞く。1年前にはほとんどなかったことだ。テックに詳しい人に限らず、お客さまの会話の中にAIが普通に出てくるようになった」。沼田副社長も、Shopifyの管理画面で確認できるAIエージェント経由の数字や、グループ内ブランドの購入後アンケートの結果から、「AIで調べてから購入するお客さまは増えている」と実感を話す。

データ管理は「正確性を守る土台」「AI向けに育てる文脈」に分ける

セッション2で語られた「データを整えること」の重要性を踏まえながら、村上編集長は「AI経由で買う顧客が増える中、実際に何から手を付けているのか」と問いかけた。

沼田副社長が目下注力するのは、AI活用を前提とした商品データ構造の再設計だ。商品データには、SKUや素材、寸法など正確性と一貫性を重視する「コアマスター」と、利用シーンやブランドストーリー、接客で得た知識など、顧客接点やAI向けに拡張していく「コマーシャルレイヤー」がある。この2層を分け、土台となる情報の正確性を維持しながら、AIが商品をより深く理解するための文脈を継続的に蓄積できる構造を作ろうとしているのだという。「AIエージェントや利用するツール自体は入れ替わっていく一方で、自社の商品データや、その意味づけ、顧客・ブランドに関するコンテキストは、自社の資産として蓄積していく必要がある」と沼田副社長は話す。

橋野シニアディレクターも同様に、AI検索に対応した情報データベースの刷新を進めていると明かした。キーワードは、データベースを“育てる”ことだ。「新作が出るたびに、商品数という“縦”のデータ量は増えていく。ただ、それだけでなく、“横”のカラム(項目)を状況に合わせて進化させていく必要がある。例えば帽子なら、深さや、鉢が張っているかどうかといったブランド独自のデータが必要になる。こうしたものは、おそらく既存のデータベースを買っても出てこない」。

そこで、ワークフローの改善で元データの入力工数を減らし、整備したデータを掛け合わせて新しいカラムを加え、AIでカラムごとの内容の質を高めていく。この3つを組み合わせることで、データベースが育っていくイメージだという。

データ整備は経営判断 デジタル部門だけでは進まない

データ整備を進める上で、橋野シニアディレクターが大事にしているのが、「デジタル部門だけで先走らないこと」だという。同社では、営業、商品開発から在庫管理までを担う部門、データ分析の3チームが、データ整備のプロジェクトに立ち上げ当初からジョインして進めている。「AIにちゃんと向き合うため、まず各チームが何をすべきなのか、コンセンサスを取るところから始めたのは良かった」。

一方、データ構造の再設計を本格化しているという沼田副社長は、「土屋鞄」というクラフト的なモノ作り文化を持つ企業ならではの難しさにも触れた。「部門によってAIへの理解度や活用度には差があるため、具体的なユースケースを通じて価値を示していくしかない」。現在は自身のチームが旗振り役だが、いずれは部署ごとにAI活用の核となる人を配置し、自律的かつセキュアにAI活用を推進していく体制を目指している。

AIは「増幅装置」 70点を120点にするのは人

「AIと人の役割分担はどうなっていくのか」という村上編集長の問いかけに対し、橋野シニアディレクターは、その答えとなる事例として、「ニューエラ」が今年グーグルと取り組んだバッグのキャンペーンを紹介した。ターゲット設定から絵コンテの作成までを生成AI「Gemini」で行い、最後の映像撮影だけは自分たちで手掛けたのだという。

だが、当初AIが出してきたターゲットや絵コンテの案はうまくフィットせず、自分たちの知見やアイデアを盛り込みながらやり直しを何度も繰り返した。つまり、最後は“人”がクオリティーを担保するということだ。「インプットするデータがきれいにさえなっていれば、(AIによって)70点まではスムーズに行ける。それを100点、120点にしていくには、人間がいかにチューニングするかが大事だ」。

沼田副社長も「AIはあくまで増幅装置。元の人が成長しないと、アウトプットもいいものにならない」と同意した。

始まりは経営のコミットメント

橋野シニアディレクターが語るように、「ほぼ100%の会社は、われわれも含めてそういう(AI活用の)前提で作られていない」。では今後、AI活用を前提として、企業組織はどう変わっていくべきなのだろう。

沼田副社長は「まずはデータをきれいに構造化し、ためていくことが肝要だと思う。いきなりAIエージェントを使うぞ、と飛びつくのではなく、(エージェント活用の前提となる)データ周りの地道な整備が先決」と指摘する。そして両者の見解は、AI活用が「トップダウンでの全社的推進が不可欠」という点で一致する。2人は「現場任せでは部門ごとの個別最適にとどまりやすい。経営がオーナーシップを持って推進する必要がある」と強調した。

業界の垣根を越えた交流の場に

全セッション終了後は、村上編集長の乾杯の発声でディナー交流会がスタート。ブッフェスタイルの食事とドリンクを楽しみながら会場を自由に移動し、登壇者やShopify Japanのメンバー、参加企業の経営層同士が名刺を交わした。セッションの内容を踏まえて自社の課題を登壇者に直接相談したり、普段接点のない企業のエグゼクティブと意見を交わしたりと、会は終始にぎわいを見せた。

PHOTOS : TAMEKI OSHIRO

一部セッションを無料公開中。ご視聴はこちら

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【無料アーカイブ配信】AIに選ばれるコマースへ~先行者になるための、基盤の見直しと実践ロードマップ

購買の入口が変わりつつあります。消費者はECサイトに来る前に、ChatGPTなどのAIとの会話の中で商品を探し、比較し、選び始めている。AIに推薦されない商品は、検討の候補にすら入らない——そんな時代になりつつあります。多くの企業はOMO(店舗とECの融合)への対応を進めてきました。しかしAIへの対応は、まだ「これから考える」段階にとどまっています。

そこで、2つのパートでお届けします。
前半は、AIに「選ばれる」側の話です。AIは商品情報をどう読み取り、どこで信頼度を判断しているのか。従来の検索対策と、生成AIに見つけてもらうための最適化は何が違うのか。EC・店舗・B2B・越境で分断されたデータを一つの基盤に統合し、AIに正しく読み込ませるための「今すぐ着手すべき要点」を、デモと先行企業の実例を交えて解説します。
後半は、AIを「使う」側の話です。AIの進化によってコマースオペレーションも劇的に変化しています。商品情報の登録、在庫や価格の調整、顧客への返信、データの分析——人材不足が叫ばれる中で、これまで人が担ってきた運用業務が、AIが搭載された管理画面上でどこまで自動化できるようになったのか。その新しい運用モデルを実際の画面でご覧いただき、どの部分をAIに任せ、どの部分は人がやるべきなのかという問いの各社の判断の参考になればと思います。

本セミナーは2026年9月4日に開催した「WWDJAPAN FASHION LINK Powered by shopify」の一部セッションのアーカイブとなります。

スピーカー:中嶋 ステファニー/Shopify Japan シニアソリューションエンジニア
PROFILE:インターネット関連企業でウェブの開発や技術コンテンツ作成に携わる。その後、米国IT企業の開発者マーケティングを経験。日本での開発者プログラムの立ち上げをリードする。Shopifyではプリセールスフェーズでのマーチャントの技術支援を担当


 

インフォメーション

視聴期間

2026年10月23日(金)17:00 まで

アーカイブ視聴料金

無料

 

注意事項

・Shopify Japan株式会社に、お名前・メールアドレス・所属企業・部門・役職の情報提供にご同意いただける方のみご参加ください。
・申し込み時のメールアドレスは個人メールアドレスではなく、勤務先ドメインのメールアドレスをご入力ください。
・メールアドレスに誤りがある場合、メールが届かない可能性がございます。
・個人情報の取扱いについて以下をご確認ください。ご不明な点がございましたら、プライバシーポリシーをご確認いただくか、直接お問い合わせください。本セミナーにお申し込みいただく際にご提供いただく個人情報は、株式会社INFASパブリケーションズおよび Shopify Japan株式会社の両社で共同して利用させていただきます。これにより、両社のマーケティング活動および採用活動を目的として情報を共有いたします。お申し込みをもって、以下のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなします。
└ 株式会社INFASパブリケーションズのプライバシーポリシーは、こちら。
└ Shopify Japan株式会社のプライバシーポリシーは、こちら。

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
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井口理が映画「逃げろお嬢さん」で考えた「推す/推される」の距離 「画面越しの情報だけで、その人の何が分かるんだろう?」

「推し」という言葉が定着した今、「推す側/推される側」の距離もまた、以前より可視化されるようになった。10月2日公開の映画「逃げろお嬢さん」で井口理が演じる康太は、元アイドル・舞子(深川麻衣)を“推す”青年だ。普段は、King Gnuのボーカルとして“推される側”にいる井口は、この物語をどう受け止めたのか。俳優としての変化、SNSとの距離、“推される側”として感じてきた戸惑いまで聞いた。

「いい意味で力が抜けてきた」
この数年での変化

——最近は、舞台やドラマなど俳優としての活躍も増えたように感じます。伊藤ちひろ監督とのタッグも3作目ですよね。

井口理(以下、井口):伊藤監督との出会いは、映画「劇場」でお世話になった行定勲監督主催の忘年会だったんですけれど、これだけ長くかかわらせていただくことになるとは思いませんでした。

——井口さんはその昔、「バンドが軌道に乗ってくると、自分の感覚が死んでいくんじゃないかって怖くなるから、芝居をやっている」という話をされていたと思うのですが、ご自身としては俳優業の向き合い方は変わりましたか?

井口:生意気なこと言ってますね(笑)。前はもっと、意固地だったような気がします。音楽をやりながらお芝居をやっていると、「こういう枠」みたいなイメージが湧いてくると思うんです。星野源さんはじめ、どちらでも活躍されている方もいらっしゃるし。その固定観念にがんじがらめになっていた時期があったのですが、今は純粋に芝居を楽しめているような気がします。

——きっかけがあったのですか。

井口:あらゆることに、いい意味で力が抜けてきました。年齢もあるかも……? 今回は、撮影場所が地元に近かったことも大きかったかもしれません。最初のシーンのロケ地は、実家から数キロの見知ったエリアで、帰省したような感覚でした。実家にも顔出しましたし。知らない土地が舞台だったら、もう少し気を張っていたと思います。

心に残っている「手紙」に書いてあったこと

——今回、井口さんが演じた康太は、「推し」である元アイドル・舞子のために奔走するキャラクターです。康太に共感した部分ってありましたか?

井口:康太は、今どき珍しい純朴でピュアな青年で、自分とはかなり違うキャラクターだと思っています。僕は、本心とは裏腹な行動をとることも多いんですけど、康太は一心不乱に舞子のことを信じきっているし、まっすぐ。仕事柄、立場としては自分は舞子のほうが近い。でも康太を見ていて、ファンの人に「こう思われたいな」と思いました。

——こう思われたい?

井口:舞子を神格化せずに、一人の人間として信じようとしている感じが「いいな」と思いました。例えば、恩師とか、お世話になった先輩とか、会わなくても大事な人って誰にでもいるじゃないですか。康太はそういう人たちみたいに舞子のことを思っている。勝手にですけど。

——逆に井口さんも、誰かにとってそういう存在になっていると感じたことはありますか? 記憶に刻まれた経験とか。

井口:うーん……。何年も前なんですけど、「King Gnuの曲を聴いたことで、高校を辞めて別の道を選ぶことができました」と手紙を書いてくれた方がいました。すごく真摯な文章で、逆にこちらが「音楽を続けてきてよかったな」と思わされて、今でも心に残っています。

——逆に、井口さん自身は「誰かを推す」ことってあります?

井口:ほとんどないと思います。「この作品が好き」「この曲が好き」という気持ちはあるけれど、「人」そのものまでに興味が行き着かないというか、「この人の音が好きだな」止まりのことのほうが多いです。

——なぜでしょう。

井口:うーん……「画面越しの情報だけで、その人の何が分かるんだろう?」と思ってしまうからかも。

もちろん、ポルノグラフィティの岡野さんは、学生の頃から「この人の歌は最高だ」と思って何度もカラオケで歌ってきましたし、実際にお会いして「素敵な方だ」とも思いました。でも、その感覚も「推し」とはちょっと違う気がします。

応援の形って人それぞれだから難しいですよね。ライブに全部通ったり、グッズをたくさん買って愛でる人もいる。でも、それだけが応援の在り方ではない。お金を落とすわけじゃないけど、学生時代にすごくよく聴いていて、大人になった今はたまに思い出す存在。それは「推し」じゃないのか……とか。とはいえ、そうやって買い支えてくれる方で自分の仕事が成り立っているので、わがままなことを言ってます。でも「推し」や「推し活」という言葉はそもそも論、あまり好きな言葉ではありません。芸能、エンタメの世界の人間が、大衆にお金を払わせるために定義付けした綺麗事ですから。

SNSの距離感と、しんどさ

——康太はSNSもやっていません。今の「推し活」とSNSは切り離せないものでもありますが、井口さんはSNSをどう捉えていますか?

井口:最近のSNSって気持ち悪くなってきているような気がしていて。インプレッションに応じてお金が稼げるようになってきたあたりから、一線を越えてしまった感じがありますね。「目立つために過激な発言をしてもいい」という姿勢を感じる瞬間が増えてきて、人の心ってここにはもうないんだなぁと。

違う方向だと、何か起きた時に気持ちを表明することを求められることにも違和感を覚えています。誰かを悼んだり、懐かしんだりすることって、自分の心の中で完結してもいいと思うし、求められてやることではないので。

そういうこともあって、最近は特にXを見る頻度が減りました。情報解禁した時ぐらいかなぁ。怒られていないか確認するツールになってます。

——そうしたSNSのあり方と、「逃げろお嬢さん」はどこか対照的ですね。

井口:そうですね。出会うはずのなかった康太と舞子が実際に会って、向き合って話す。SNSや世間の評価とは別の場所で、2人の関係が動いていく。「逃げろお嬢さん」は、今話したところに切り込んでいる気がします。

推しと対話する状況に巡り会えることはめったにないですけれど、顔を合わせた時に、フィルターなしに相手を信じられるかを問うてくる。僕自身、この作品に携わって、自分の中で腑に落ちたところがたくさんありました。

——井口さんは、画面越しに「井口理」という像を見られることに、どう向き合ってきましたか? 過去に「この世界に入ってから失ったものの方が大きい」と、話されていたので、舞子と似た摩耗感があったように感じたので。

井口:そんな発言をしてたんですか?(苦笑)。いつ話したんだろう……。

——2021年頃だったかと思います。

井口:あー……その頃は、仕事も死ぬほど忙しくておかしくなっていた時期だったんだと思います。昔は死ぬほど売れたいと思っていたから、売れたら嬉しいはずなんですけどね。実際にそうなってみると、向けられる好意には気持ちいい部分もあれば、気持ち悪い部分もあった。実家に帰った時に、母親から「知り合いにサイン書いて」と頼まれて喧嘩したこともありました。親は別に悪くないってわかってるのに、イライラしてしまう。今はもう少し落ち着いて受け止められるようになりました。

——そういう時期、悪い方向に転がらなかったのはなぜだと思います?

井口:周りに恵まれていたんだと思います。バンドメンバーやそれを取り巻く仲間、家族。「世間がどんなに何かを言おうと、自分は信じていたい」っていう気持ちになれる人がいる。信じてもらうよりも、信じられる存在が、大きかったんだと思います。作品の話で言うと、康太の「信じる」という気持ちに触れて舞子が救われていくのも、そこなのかなと思います。

——舞子にも違った未来があったかもしれない。

井口:そうそう。でも舞子は康太と出会ったことで、これからの人生も変わっていくかも知れません。

——ひるがえって、これからどういう姿勢で「井口理」として人前に立ちたいですか?

井口:できるだけ、本心に近い生き方をしたいですね。舞子は、きっとアイドルとして生きる中でそういう人間的な自然の部分を失ってしまった人だと思うので。でもこれは芸能界だけの話じゃなくて、会社員の場合は、取引先にはいい顔をしなきゃいけないこともあるだろうし、教室の空気を読んで疲れてる学生だっている。だから舞子に自分を重ねられる人は多いと思います。

例えば、楽しくないのに無理して笑う必要はないと思うんです。自分の場合は、素でテレビに映ることもあって、「態度が悪い」とお叱りをいただくこともあるんですが、疲れている時は疲れているし、悔しかったら悔しがればいいかなと最近は思うようになってます。

——病むほどではない程度に。

井口:近すぎず、でもちゃんと届くような関係でいられたらいい。ずっと追い続けなくても、昔好きだった人が今も大切な存在であることはある。康太と舞子の関係を見ていると、人を思う気持ちって、時間や距離だけでは測れないものなんだなと思います。

PHOTOS:TAKUYA MAEDA(TRON)
STYLING:SHOHEI KASHIMA(W)
HAIR & MAKEUP:KAZUMA KIMURA(skavati)

パンツ3万7400円/saby(mina official 03-6823-5074)

作品概要

親の仕事を継ぎ、つつましやかに温泉宿を営む康太(井口理)。いつもの日常の中、ある小道で前を走る車の様子がおかしい。心配した康太が車を止めると、運転していたのは、高校時代から康太が推している元アイドル”鮎川舞子”(深川麻衣)だった!しかしテレビのニュース速報では、舞子の夫が薬物で逮捕され、舞子自身も疑惑の中行方不明になっているとの報道を見たばかり……。混乱する康太だったが、これまで康太の人生を照らし続けてくれた推しである舞子に、今自分ができることを全うしようと心に決める。

◾️「逃げろお嬢さん」
全国公開中
出演:井口 理(King Gnu) 深川麻衣
浅香航大 河井青葉 田中偉登
原作:吉田修一「逃げろお嬢さん」(『逃亡小説集』所収・角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督・脚本:伊藤ちひろ
配給:NAKACHIKA
◎コピーライト:©️2026 吉田修一/KADOKAWA/In Her Room
https://nigeroojosan.com/

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チタンジュエリー「イッツティ」がカプセルコレクションを発表 初のポップアップストアで先行発売

純チタンを使用したジュエリーブランド「イッツティ(IT’S TI)」は10月19日、カプセルコレクション“コントラスト&コントゥアー”を発売する。6〜18日には、東京・幡ヶ谷のヘベレケ ワインショップ(hebeerryk! wineshop)とセダイコーヒー(Sedai Coffee)でブランド初となるポップアップストアをオープンし、新作のワンタッチピアスおよびイヤーカフを含む全ラインアップの展示販売を行う。

今回のコレクションでは、余分な装飾を削ぎ落とした光と影の陰影、ソリッドな輪郭を追求した、新作のワンタッチピアス3型とイヤーカフ6型の全9型が登場する。

軽量なチタンの特性を生かしたピアス&イヤーカフ全9型

長時間着けたままでいられるチタンの性質(軽量・高い生体適合)を最大限に体感できるワンタッチピアスは、ピアスの最大のストレスである引っかかりやキャッチの圧迫感を排除し、軽やかな一体感を実現した。耳への負担軽減を追求し、0.8mmという極細径のポストを採用。ラインアップは、“3182”(3万3000円)、“3202”(3万3000円)、“3192”(3万3000円)をそろえる。

ピアスの造形と連動したイヤーカフは、繊細なラインで耳元に洗練されたアクセントを与える“細身タイプ”と、チタンの面と陰影を際立たせた存在感のある“太身タイプ”を展開する。硬質な印象でありながら、耳に当たる接地面すべてに施した“内甲丸”形状が、体温と溶け合うように耳元へとしなやかに寄り添う。ラインアップは、“652”(2万6400円)、“622”(2万8600円)、“602”(2万8600円)をそろえる。

◾️ポップアップ概要
開催期間:10月6〜18日
営業時間:11:00〜19:00
※ヘベレケワインショップ&セダイコーヒーの営業時間とは異なる
決済方法:クレジットカード決済のみ
住所:東京都渋谷区幡ケ谷1-29-2
場所:ザ・ステップス(THE STEPS) 1階

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ワールド鈴木社長、アパレル立て直しは「最後の猶予」 ブランド終息もためらわず断行

2027年2月期中間期(26年3〜8月)を増収増益で折り返したワールドだが、下期の視界は決して良好ではない。成長領域のB2B事業が利益を伸ばす傍ら、ワールド本来の屋台骨であるアパレルブランド群の元気がない。鈴木信輝社長は「冷徹に構造改革を断行し、セグメント収益力の完全回復に臨む」と不退転の覚悟だ。

グループの連結業績は、売上高に相当する売上収益が前年同期比4.1%増の1424億円、本業のもうけを示す事業利益が同0.3%増の83億円、純利益に相当する中間利益が同4.2%増の58億円で、全ての利益段階で期初計画を達成した。一方、ワールド生まれのアパレルブランドを担うフィールズインターナショナル、アルカスインターナショナル、エクスプローラーズトーキョーの3社は、事業利益が計画を合計18億円下回るなど、足を引っ張る格好となった。

3社それぞれの国内売上高(日本基準)は、「アンタイトル(UNTITLED)」などを展開するフィールズが4.5%減の170億円、「オペークドットクリップ(OPAQUE.CLIP)」「シューラルー(SHOO・LA・RUE)」などを擁するアルカスが9.9%減の233億円、「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」などのエクスプローラーズトーキョーが6.5%減の76億円。利益を稼いだのは、エムシーファッションが外販を伸ばしたB2B事業(事業利益12.3%増の30億円)、新規連結のライトオンやワールドスタイルレーベルズ、ブランド古着店「ラグタグ(RAGTAG)」を運営するティンパンアレイなどのサーキュラー事業で、これらがフィールズ、アルカスなどの不調を補った格好だ。

在庫の過剰抑制で「売るべき在庫がなかった」

同社は、従前から基幹アパレルの不調が表面化する中、MD改革に取り組んできた。前期下期には25年秋冬物の仕入れを緊急停止し、26年春夏物も大幅に抑制。不要不急の販管費の支出を止めた。今上期は、質の伴わない過剰在庫カットによる在庫適正化と共に、商品の開発・生産体制・業務の刷新を両輪で進めてきた。ただ、仕入れの絞り込みは裏目にも出て、6月は夏物の販売が大きく落ち込んだ。鈴木社長は「明らかに売れるものがあったにもかかわらず、過剰に抑制をしすぎた。売るべき在庫がなかった」と反省の弁。

一方で、改善の兆しもある。「タケオキクチ」は新ラインが売り上げを下支えし、「アンタイトル」はブランドの顔となる商品を一切値引きせず、プロパー販売にこだわる意識が根付いてきた。「シューラルー」は開発体制を刷新し、前年の同じポジションの商品に比べて3〜4倍売れる商品が出始めた。鈴木社長は「改善がようやく形になりつつある」としながらも、「まだまだ足元の予断を許さない」と冷静だ。今後は「勝つべきブランドを勝つべくして伸ばす、退場すべきブランドは冷徹に整理する」とし、収益化の見込めないブランドの統廃合や低収益店舗の撤退に踏み込み、今期中の完遂を目指す。

回復見通しの立たないブランドは「ちゅうちょなく」終息

不振ブランドの見極め対象は、特定のチャネル・ゾーンのブランドに限らず、ブランドポートフォリオ全体に及ぶ。売り上げの多寡に関わらず、収益性で精査する。赤字からの回復が見込めないブランドは「ちゅうちょなく」終息させる。また、終息したブランドの一部商品を、ほかのブランド店舗に残す「コンテンツ化」も選択肢にある。

継続ブランドについては、魅力ある商品の開発と好調商品の進化、クイックレスポンス(QR)やジャストインタイム生産、直接貿易など生産と一体になったサプライチェーン改革、ブランドマーケティングの見直し、過剰な成長を求めない持続性重視の運営に取り組み、業績の改善を目指す。また、事業整理によって縮むブランドポートフォリオの規模は、外部ブランドのM&Aなどで補う方針だ。

通期業績計画は、下期のブランド事業回復を前提に据え置き

通期連結業績予想は、期初計画を据え置いた。売上収益は前期比5.6%増の3000億円、事業利益は同12.3%増の185億円、純利益は同4.9%増の126億円を見込む。利益目標の達成には下期(26年9月〜27年2月)に事業利益で前年同期比24.7%増の101億円が必要となるが、ブランド事業のテコ入れ・復調を前提に、B2C事業で同1.8倍の81億円を稼ぐ計画だ。上期に3.5%減だった国内の既存店売上高も、下期は前年並みを目指す。鈴木社長は「自ら退路を断って、絶え間なく事業構造改革を断行し、未来に進むべき道を切り開く」と前を見据える。

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デミ・ムーア、ジェニファー・ロペスら50代スターが席巻 2027年春夏ファッション・ウイークを彩ったヘア&メイクのハイライト

ニューヨークからパリへ巡った2027年春夏ファッション・ウイークは、素晴らしい作品がランウエイを彩る中、50代以上のセレブリティーたちが圧倒的な存在感を放ち、主役級のオーラをまとった。サプライズのボブヘアから封印していたメイクの復活まで、スターたちはラグジュアリーな装いにグラマラスなヘアとメイクを合わせて華やかな印象を残した。

デミ・ムーア

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の2027年春夏コレクションの会場に現れたデミ・ムーア(Demi Moore)は、トレードマークのロングヘアを肩上の長さにバッサリと切り、ボブスタイルを復活させた。ナイロンのボンバージャケットにシアーなベスト、おそろいのアンクル丈スカート、ブラックタイ、そしてウィングチップパンプスを合わせた、アイビールックにインスパイアされたスタイルで登場した。

パメラ・アンダーソン

長年メイクを封印してきたパメラ・アンダーソン(Pamela Anderson)は、ミラノでついにメイクをほどこし登場した。かつてフルメイクからの引退を宣言してから3年、スモーキーなブラックシャドウとアイライナーによるクレオパトラ風のビューティルックでブランクに終止符を打った。目元に施されたシャドウの形は、目尻から細い眉の先端へと伸びる平らで縦長の三角形で、まるでエジプトの女王を彷ふつとさせた。同時に、パーティー終わりのように目の下に滲んだアイメイクは、グランジやインディースリージーの雰囲気も漂わせた。

ジェニファー・ロペス

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」の2027年春夏コレクションに現れたジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は、エッジの効いた秋色メイクを披露した。自身のヘアカラーを引き立てるように、顔立ちは、エスプレッソブラウンやキャラメルラテといった秋色でまとめられている。チャコールグレーのシャドウが目元に雲のように広がり、リップにはブラウン系のライナーとグロスが合わされた。

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「サカイ」が1年ぶりにパリでウィメンズショー さらなる進化への決意

「サカイ(SACAI)」は10月5日、パリ・ファッション・ウイークで1年ぶりにウィメンズのショーを開き、2027年春夏コレクションを発表した。阿部千登勢が今回考えたのは、「私たち自身も含め、人の内側にある良い部分も悪い部分も表現すること」。「『サカイ』は男性的なものや女性的なもの、ドレス、ストリートなど全部をミックスして、人の多面性を表現してきた。今回は、フェイクのプリントも加えることで、人の良い部分だけでなく、そうでない部分も含めて全部人間だからいいと思っていることを示したかった」と話す。その言葉通り、人間のありのままの姿を映すように「強さ」と「もろさ」が共存するスタイルがそろった。

「フェイク」を取り入れた新たな表現

ファーストルックは、ミリタリーウエアのデザインをノースリーブのジャケットとマーメイドヘムのスカートで再解釈したエレガントなセットアップ。肩にはエポレット(肩章)の代わりに、先のメンズコレクションでもシャツの襟元などに見られたタッセルをたっぷりとあしらっている。その後も、ミリタリーだけでなくレザーのライダースジャケットやテーラリング、デニムなど「サカイ」らしいユニホームやワードローブの定番を軸にコレクションを展開。大胆な切り込みを入れたり、垂れ下がるジュエリーのような装飾を加えたりすることで、ルックに動きと華やかさをもたらしている。

今回新鮮だったのは、阿部の言葉にもあった「フェイク」の要素。ファーライクな素材やビジュー、ケーブルニットを実際に取り入れつつ、それらを模したプリントも多用した。また、外側にシアー生地を用いることで内側の構造や柄を透かして見せるデザインも豊富。ラペル部分を2枚に切り開くように仕立て内部をあらわにしたテーラリングやランプシェードのように広がるブルゾン、ユニークな形状で仕上げたボリュームのある袖など、近年注力してきた服の構造やフォルムの探求も続けている。

「MOMENT OF BECOMING」に込めた思い

そんな今季のキーワードは、「MOMENT OF BECOMING(何かに変わりゆく瞬間)」だった。それはカレッジTシャツ風のグラフィックとして登場したが、阿部はその言葉を選んだ理由を「フェイクなこともいっぱいある中、自分たちも世の中も変わる瞬間を表現したかった」と説明。では一体、「サカイ」は何になろうとしているのだろうか?彼女は「内緒だけど、常に前を向いていたい。まだまだ進化します!」と力強く答えた。確かなのは、これまでもそうだったように歩みを止めず、まだ見ぬ景色を求めて挑戦を続けていくということだ。

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「ファス」がブランド誕生3周年を記念したイベントを開催 ブランドの歩みと美意識を体験する没入型コンテンツ


発酵エイジングケアブランド「ファス(FAS)」は10月7〜12日、ブランド誕生3周年を記念したイベントを東京・原宿で開催する。

同ブランドは2023年10月にローンチし、独自成分の黒米発酵液を主軸にスキンケアやベースメイクアイテムを展開する。イベントでは、没入型のインスタレーションや展示、特別ムービーの上映を通じて、ブランドの歩みや商品開発のヒストリーをひも解いていく。

日本の伝統的な素材や工芸などの美しさを伝える取り組み「ファス ザ クラフツ」の展示エリアでは、昭和2年創業の京都の染織工芸・福田喜とコラボレーションした3周年記念の最新作を披露する。刺繍分野で唯一の重要無形文化財保持者(人間国宝)であった故・福田喜重氏の技術と思いを受け継ぐ工房とともに、京都の山々や京丹後の田んぼなど、ブランドゆかりの情景を作品にした。

そのほか、8月に発売したベースメイクシリーズをはじめとした全商品を試せるタッチアップスペースを用意。販売ブースでは会場限定のキットや、普段は京都東山本店でしか手に入らない黒米、和菓子屋「御菓子丸」とコラボレーションしたクッキー缶、ブランドブックを特別販売する。


▪︎FAS 3rd Anniversary Event「Passionate」(事前予約制)
期間:10月7〜12日
時間:11:00〜20:00
場所:ヨドバシJ6ビル
住所: 東京都渋谷区神宮前6丁目35-6
> 詳細はこちら

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「嘘をつかなくていい仕事だった」 「侍タイムスリッパー」監督・安田淳一と美容室チェーン社長・吉村栄義が語る、ショートムービーから日本アカデミー賞へ続く10年

PROFILE: (左)安田淳一/映画監督 兼 映像作家 (右)吉村栄義/アルテジェネシス 代表取締役社長COO

(左)安田淳一/映画監督 兼 映像作家<br />
(右)吉村栄義/アルテジェネシス 代表取締役社長COO
PROFILE: (やすだ・じゅんいち)京都を拠点に活動する映画監督・映像作家。イベント演出や映像制作を手掛けつつ、インディーズ映画を自主制作。代表作に「拳銃と目玉焼き」「ごはん」、そして大ヒットを記録した「侍タイムスリッパー」がある。同作は「第48回. 日本アカデミー賞」で最優秀作品賞、最優秀編集賞などを受賞。父親から継いだ農業も続け、お米を自ら作るマルチな人物 (よしむら・しげよし)美容室チェーンを約380店舗展開するアルテジェネシスを経営。京都府出身、奈良理容美容専門学校卒業。1996年、グループ会社のニューヨークニューヨークの前身であるカットハウスニューヨークを京都市に創業。2006年、アルテジェネシスの取締役、常務取締役を経て2020年より現職 PHOTOS:KOUHEI KANNO
2024年、単館上映からスタートした映画「侍タイムスリッパー」は、SNSや口コミで話題となり、上映館は全国に拡大。自主製作映画として異例の大ヒットを記録し、「第48回 日本アカデミー賞」最優秀作品賞を受賞した。監督を務めた安田淳一さんは京都府出身。実は美容室チェーンを約380店舗展開するアルテジェネシスの吉村栄義社長と同郷で、10年来の知り合いであった。ここでは2人の対談を通して、両者の関係性や仕事へのこだわり、今後の目標などを明らかにする。

10年前の出会いが全ての起点

WWD:2人が知り合ったきっかけは?

吉村栄義社長(以下、吉村):ある奉仕団体の紹介で知り合いました。もう10年近く前ですね。当時、私は社長をしていたニューヨーク・ニューヨークで、いろいろな発信をしていきたいと考えており、「よかったらショートムービーを作ってみませんか」とお声掛けしたのが最初です。

安田淳一監督(以下、安田):「面白そうだから1回やらせてください」とお返事して、気が付いたら8本作っていました(笑)。1〜2年かけて撮らせてもらいましたね。大変だったけど楽しかったです。

WWD:当時の安田さんの状況は?

安田:イベント屋の仕事や飲食業も始めていました。もちろん映画・映像の仕事もしていたけれど、そういった仕事はなかなかあるわけではないですよね。それまでに、インディーズ映画「拳銃と目玉焼き」と「ごはん」を作っていましたが、なかなかペイ(興行収入で制作費をまかなうこと)できませんでした。「どうしたらペイするような作品になるかな」とぼんやり考えていた時期に、吉村さんから声を掛けてもらったんです。

美容師への憧れを育てたショートムービー

WWD:美容室オーナーが映画監督にショートムービーを依頼する、というのはユニーク。8本の中には54万回以上再生された作品もある。

吉村:うちの会社の宣伝ではなくて、見た人に「美容師になりたい」と思ってもらえる映像を作ることが目的でした。髪の毛を切ったおかげで何かが変わるなど、“美容師は人の生活を変えることができる”というところを打ち出してほしいという思いがありました。

安田:この仕事はすごくやりやすかったです。嘘をつかなくていいので。吉村さんの会社のグループが毎年1月にニューイヤーパーティーをされていて、そこで500人くらいの美容師さんが集まって、いろいろな部門で表彰されるんです。その表彰台に上る人たちが、すごく誇りを持って楽しそうで。気持ちよく、美容室という仕事の憧れや魅力を伝えるストーリーにできる、という思いが生まれました。

吉村:うちのスタイリストを、1作に1人ずつ美容師役で登場させているんです。素人を使わなければいけないので、こだわるとだんだん撮影が長引いてしまって。夜中の2時まで、なんてこともありましたよね。

安田:登場してくれた美容師さんは、スタープレイヤーみたいな人ばかりだったと思うんですけど、みんな人柄が良くて。「はい、頑張ります!」と言ってくれるから、私も調子に乗って「じゃあもっともっと」とやってしまって(笑)。本業が終わった後に撮影することが多かったのに、疲れとかは見せずに、献身的にやってくれました。

WWD:8本撮る中で、美容師という仕事への印象は変わった?

安田:変わりましたね。第4話で「美容師というのは、美を求めて旅する冒険者だ」というコンセプトで撮ったことがあって。映像を通して美しいもの・かっこいいものを追い求める私たちの仕事と、その人に一番合ったきれいな状態を探し続ける美容師さんとは、心持ちとしては多分一緒やろうなと思いながら撮っていましたね。

10年前に美容師の魅力を伝えることから始まった2人の映像制作は、現在にもつながっている。25年には、アルテジェネシスが展開するヘア&スキンケアブランド「エニック(ENNIC)」と星野リゾートによる共同企画でも、安田監督がショートムービーを制作。星のや竹富島を舞台に、“旅×美容”をテーマとした作品を発表した。(「エニック」と星野リゾートによる共同企画のショートムービーはこの記事の最後を参照)

「カメラを止めるな」から学んだこと

WWD:ショートムービー8本を終えてから数年後、安田監督は長編映画「侍タイムスリッパー」の制作に向かった。

安田:「侍タイムスリッパー」は、居酒屋で友だちにストーリーを話したら「おもしろいやん、協力するわ」となって、動き出した作品なんです。吉村さんにも話したら「絶対撮ったほうがええ」と言ってもらえて、背中を押してもらいました。

WWD:吉村さんはその話を聞いてスポンサーになる決断をした。

吉村:そうです。居酒屋でストーリーを聞いて、めちゃくちゃ面白いと思いました。話がうまいんですよ、安田監督は。熱く語るからね。でも正直、その映画がこんなことになるとは思っていなかったです。池袋の映画館で上映して終わる、そんなもんやと思っていました(笑)。

WWD:最初の上映は池袋から?

安田:そうです。池袋のシネマハウスで始まって。私も正直、そこで終わると思っていました(笑)。ただ、「カメ止め」みたいな現象(上映館が単舘から始まり、全国に広かる現象)は映画の歴史の中で1回しか起こらないと言われるけど、「1回起きたことはもう1回できるんちゃうかな」と思って。実際にやってみたら、ほんまにうまいこといってしまったという感じです。

WWD:どんな思いで撮り始めた?

安田:ほかの監督さんたちは、賞狙いや映画祭向けに作るという人も多いんですが、私はそういう意識は全くなくて。「制作費を回収したい」という思いが強かったです。1本目の「拳銃と目玉焼き」は赤字で、2本目はトントンでした。ですので「3本目でヒットさせたい」「回収しないとやばい」という気持ちでしたね。

WWD:映画「カメラを止めるな」を参考にしたと聞くが。

安田:「カメラを止めるな」は前半30何分を回しっぱなしにして、後半でその違和感を回収して笑いにつなげるという、脚本の発明に近い構造でした。でもそれをそのままやったらパクリになってしまう。だから単純に考えて、劇場の中でお客さんがゲラゲラ笑って、最後に感動して拍手するという現象を起こせれば……。オーソドックスな脚本の構造でも、クオリティーを上げて勝負できると思いました。

観客が250回通うほどの温もりの正体

WWD:公開後、「侍タイムスリッパー」は“終わった後に観客が拍手する”という異例の現象を生み出した。「侍タイムスリッパー」が観客の心を捉えた部分は?

安田:よく言われるのは「誰も悪い人が出てこない」ということです。これは偶然そうなったんですけど。僕たちが子ども時代に見ていた時代劇って、「寅さん」と共通するような、市井の人がお互いに助け合う姿をずっと描き続けていたんですよ。あの温かい世界観を映画にきちんと描きたかった。250回も映画館に見に来てくれた方もいて、聞いてみると「温かい世界と、登場人物に会いたいから何回も来るんです」とおっしゃっていて。

吉村:映画館に見に行ったとき、終わったらみんな自然に拍手するんですよ。日本の映画館ではまず見たことないですよね、そんなこと。

安田:山田洋次監督と初めてお会いしたときに、「安田監督の作品は不思議なんだな。終わったら、みんなが拍手をするんだよ」と。「あの拍手はウィーンフィルのクラシック音楽を聞いて感動して出てくる拍手じゃなくて、よくこの映画を頑張って最後まで作ったなという、労いの気持ちも入った拍手だと僕は思うんだな」と言ってくれはって。褒めてるんか、どっちやねんと思ったけれど(笑)、有り難かったです。

吉村:撮影現場を見に行ったとき、主演の山口馬木也さんが「コーヒーいりますか」って、スタッフ全員に気を配って回ってくれていて。すごくいい人たちがうまく集まってきて、みんなで完成させた感が、なんとなくスクリーンに映ってくるんですよね。だからこそ拍手も起こるんじゃないかな。

BS-TBSの時代劇と映画村の公開撮影復活

WWD:「侍タイムスリッパー」の成功を受け、安田監督はBS-TBSでの時代劇番組「心配無用ノ介 天下御免」*の制作に動き出す。その経緯は?

安田:「心配無用ノ介 天下御免」は、「侍タイムスリッパー」の劇中劇を外伝化した時代劇です。去年の1月に、うずまさ映画村の方々がいらして、「おもしろい企画ないですか」と相談してくれたんです。映画村は、昔は公開撮影を見せることが1番のコンテンツでした。けれど情報漏えいを防ぐためにシャットアウトしてしまったので、お客さんが単に空のセットを見に行くだけになっていた。だから昔みたいに公開撮影をやればいいんじゃないかと。それをBS-TBSさんに話したら、ぜひテレビ番組でやりたい、ということになりました。

WWD:撮影はどうだった?

安田:公開撮影は大成功でした。朝から晩まで何百人ものお客さんが一生懸命見ていて。美術のスタッフさんに対して「あの人や」って声が上がったりして(笑)。普通は撮影現場でキャーなんて言われないですからね。

* 「心配無用ノ介 天下御免」(BS-TBS)。「TBS FREE」「TVer」「U-NEXT」などで配信中

こだわりを貫く二人のスタンスの共通点

WWD:安田さんの映画監督としての仕事と、吉村さんの美容室オーナーとしての仕事に共通点はある?

吉村:「こだわり過ぎ」と周りから言われるくらい、譲れないところを持っているのは共通していると思います。ビジュアル撮影のときも、私たちの店作りや人材教育のときも、ストイックにやり過ぎてしまうんです。普通の人にはちょっと受け入れられないくらいのこだわりを持ちながら、「でもそこは譲れない」と思っているところは、どちらにも共通しているなと思います。今、時代がどんどん変わってきて、美容師もサラリーマン化してきたりとか、美容師をやる目的自体が変わってきている部分もあります。でもうちは、やはり“技術者としての美容師”を貫き通す姿勢は、変えずにいきたいという気持ちがあります。

安田:おっしゃる通りだと思います。よく「アカデミー賞を取って生活変わった?」と聞かれますが、生活は全く変わっていないです。今年も幼稚園のビデオを撮りに行ったし、お米も普通に作っているし……。僕としては、どれが大事とかはなく、全部一緒なんです。好きなようにやらせてくれるのが一番で、そういったマイペースなこだわりは強いかもしれないです。

WWD:今後やりたいことは?

吉村:美容業界の中でリーダーシップカンパニーの自覚を持ってやっているので、正しいことを正しくやるということを続けていきたいですね。それと、美容師になりたいと思ってくれる人を発掘できるような企業でありたい。うちに来て、美容師の未来が見えなくて辞めていく、なんてことにならないような環境を作ることには、やはり責任があると思っています。

安田:僕は今まで映画でやっていなかったことをやりたいですね。「拳銃と目玉焼き」ではリアリティを保ったままヒーローを生み出すことを、「ごはん」では日本の農と食の美しさを、「侍タイムスリッパー」では観客がゲラゲラ笑って感動するような映画を目指してきました。そして次の目標は、山田洋次監督と一緒に「寅さん」をリブートしたいということ。あの市井の人の温かい世界を、もう一度スクリーンに蘇らせたいです。

吉村:それはぜひ見てみたい。ショートムービー8本から今日まで、本当にいろいろなことがあったけれど、あの頃に安田さんと一緒に動き始めてよかったと思っています。

安田:吉村さんに最初に仕事をもらったあの瞬間から、ずっと頭が上がらないままですよ(笑)。

「エニック」と星野リゾートによる共同企画のショートムービー

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「嘘をつかなくていい仕事だった」 「侍タイムスリッパー」監督・安田淳一と美容室チェーン社長・吉村栄義が語る、ショートムービーから日本アカデミー賞へ続く10年

PROFILE: (左)安田淳一/映画監督 兼 映像作家 (右)吉村栄義/アルテジェネシス 代表取締役社長COO

(左)安田淳一/映画監督 兼 映像作家<br />
(右)吉村栄義/アルテジェネシス 代表取締役社長COO
PROFILE: (やすだ・じゅんいち)京都を拠点に活動する映画監督・映像作家。イベント演出や映像制作を手掛けつつ、インディーズ映画を自主制作。代表作に「拳銃と目玉焼き」「ごはん」、そして大ヒットを記録した「侍タイムスリッパー」がある。同作は「第48回. 日本アカデミー賞」で最優秀作品賞、最優秀編集賞などを受賞。父親から継いだ農業も続け、お米を自ら作るマルチな人物 (よしむら・しげよし)美容室チェーンを約380店舗展開するアルテジェネシスを経営。京都府出身、奈良理容美容専門学校卒業。1996年、グループ会社のニューヨークニューヨークの前身であるカットハウスニューヨークを京都市に創業。2006年、アルテジェネシスの取締役、常務取締役を経て2020年より現職 PHOTOS:KOUHEI KANNO
2024年、単館上映からスタートした映画「侍タイムスリッパー」は、SNSや口コミで話題となり、上映館は全国に拡大。自主製作映画として異例の大ヒットを記録し、「第48回 日本アカデミー賞」最優秀作品賞を受賞した。監督を務めた安田淳一さんは京都府出身。実は美容室チェーンを約380店舗展開するアルテジェネシスの吉村栄義社長と同郷で、10年来の知り合いであった。ここでは2人の対談を通して、両者の関係性や仕事へのこだわり、今後の目標などを明らかにする。

10年前の出会いが全ての起点

WWD:2人が知り合ったきっかけは?

吉村栄義社長(以下、吉村):ある奉仕団体の紹介で知り合いました。もう10年近く前ですね。当時、私は社長をしていたニューヨーク・ニューヨークで、いろいろな発信をしていきたいと考えており、「よかったらショートムービーを作ってみませんか」とお声掛けしたのが最初です。

安田淳一監督(以下、安田):「面白そうだから1回やらせてください」とお返事して、気が付いたら8本作っていました(笑)。1〜2年かけて撮らせてもらいましたね。大変だったけど楽しかったです。

WWD:当時の安田さんの状況は?

安田:イベント屋の仕事や飲食業も始めていました。もちろん映画・映像の仕事もしていたけれど、そういった仕事はなかなかあるわけではないですよね。それまでに、インディーズ映画「拳銃と目玉焼き」と「ごはん」を作っていましたが、なかなかペイ(興行収入で制作費をまかなうこと)できませんでした。「どうしたらペイするような作品になるかな」とぼんやり考えていた時期に、吉村さんから声を掛けてもらったんです。

美容師への憧れを育てたショートムービー

WWD:美容室オーナーが映画監督にショートムービーを依頼する、というのはユニーク。8本の中には54万回以上再生された作品もある。

吉村:うちの会社の宣伝ではなくて、見た人に「美容師になりたい」と思ってもらえる映像を作ることが目的でした。髪の毛を切ったおかげで何かが変わるなど、“美容師は人の生活を変えることができる”というところを打ち出してほしいという思いがありました。

安田:この仕事はすごくやりやすかったです。嘘をつかなくていいので。吉村さんの会社のグループが毎年1月にニューイヤーパーティーをされていて、そこで500人くらいの美容師さんが集まって、いろいろな部門で表彰されるんです。その表彰台に上る人たちが、すごく誇りを持って楽しそうで。気持ちよく、美容室という仕事の憧れや魅力を伝えるストーリーにできる、という思いが生まれました。

吉村:うちのスタイリストを、1作に1人ずつ美容師役で登場させているんです。素人を使わなければいけないので、こだわるとだんだん撮影が長引いてしまって。夜中の2時まで、なんてこともありましたよね。

安田:登場してくれた美容師さんは、スタープレイヤーみたいな人ばかりだったと思うんですけど、みんな人柄が良くて。「はい、頑張ります!」と言ってくれるから、私も調子に乗って「じゃあもっともっと」とやってしまって(笑)。本業が終わった後に撮影することが多かったのに、疲れとかは見せずに、献身的にやってくれました。

WWD:8本撮る中で、美容師という仕事への印象は変わった?

安田:変わりましたね。第4話で「美容師というのは、美を求めて旅する冒険者だ」というコンセプトで撮ったことがあって。映像を通して美しいもの・かっこいいものを追い求める私たちの仕事と、その人に一番合ったきれいな状態を探し続ける美容師さんとは、心持ちとしては多分一緒やろうなと思いながら撮っていましたね。

10年前に美容師の魅力を伝えることから始まった2人の映像制作は、現在にもつながっている。25年には、アルテジェネシスが展開するヘア&スキンケアブランド「エニック(ENNIC)」と星野リゾートによる共同企画でも、安田監督がショートムービーを制作。星のや竹富島を舞台に、“旅×美容”をテーマとした作品を発表した。(「エニック」と星野リゾートによる共同企画のショートムービーはこの記事の最後を参照)

「カメラを止めるな」から学んだこと

WWD:ショートムービー8本を終えてから数年後、安田監督は長編映画「侍タイムスリッパー」の制作に向かった。

安田:「侍タイムスリッパー」は、居酒屋で友だちにストーリーを話したら「おもしろいやん、協力するわ」となって、動き出した作品なんです。吉村さんにも話したら「絶対撮ったほうがええ」と言ってもらえて、背中を押してもらいました。

WWD:吉村さんはその話を聞いてスポンサーになる決断をした。

吉村:そうです。居酒屋でストーリーを聞いて、めちゃくちゃ面白いと思いました。話がうまいんですよ、安田監督は。熱く語るからね。でも正直、その映画がこんなことになるとは思っていなかったです。池袋の映画館で上映して終わる、そんなもんやと思っていました(笑)。

WWD:最初の上映は池袋から?

安田:そうです。池袋のシネマハウスで始まって。私も正直、そこで終わると思っていました(笑)。ただ、「カメ止め」みたいな現象(上映館が単舘から始まり、全国に広かる現象)は映画の歴史の中で1回しか起こらないと言われるけど、「1回起きたことはもう1回できるんちゃうかな」と思って。実際にやってみたら、ほんまにうまいこといってしまったという感じです。

WWD:どんな思いで撮り始めた?

安田:ほかの監督さんたちは、賞狙いや映画祭向けに作るという人も多いんですが、私はそういう意識は全くなくて。「制作費を回収したい」という思いが強かったです。1本目の「拳銃と目玉焼き」は赤字で、2本目はトントンでした。ですので「3本目でヒットさせたい」「回収しないとやばい」という気持ちでしたね。

WWD:映画「カメラを止めるな」を参考にしたと聞くが。

安田:「カメラを止めるな」は前半30何分を回しっぱなしにして、後半でその違和感を回収して笑いにつなげるという、脚本の発明に近い構造でした。でもそれをそのままやったらパクリになってしまう。だから単純に考えて、劇場の中でお客さんがゲラゲラ笑って、最後に感動して拍手するという現象を起こせれば……。オーソドックスな脚本の構造でも、クオリティーを上げて勝負できると思いました。

観客が250回通うほどの温もりの正体

WWD:公開後、「侍タイムスリッパー」は“終わった後に観客が拍手する”という異例の現象を生み出した。「侍タイムスリッパー」が観客の心を捉えた部分は?

安田:よく言われるのは「誰も悪い人が出てこない」ということです。これは偶然そうなったんですけど。僕たちが子ども時代に見ていた時代劇って、「寅さん」と共通するような、市井の人がお互いに助け合う姿をずっと描き続けていたんですよ。あの温かい世界観を映画にきちんと描きたかった。250回も映画館に見に来てくれた方もいて、聞いてみると「温かい世界と、登場人物に会いたいから何回も来るんです」とおっしゃっていて。

吉村:映画館に見に行ったとき、終わったらみんな自然に拍手するんですよ。日本の映画館ではまず見たことないですよね、そんなこと。

安田:山田洋次監督と初めてお会いしたときに、「安田監督の作品は不思議なんだな。終わったら、みんなが拍手をするんだよ」と。「あの拍手はウィーンフィルのクラシック音楽を聞いて感動して出てくる拍手じゃなくて、よくこの映画を頑張って最後まで作ったなという、労いの気持ちも入った拍手だと僕は思うんだな」と言ってくれはって。褒めてるんか、どっちやねんと思ったけれど(笑)、有り難かったです。

吉村:撮影現場を見に行ったとき、主演の山口馬木也さんが「コーヒーいりますか」って、スタッフ全員に気を配って回ってくれていて。すごくいい人たちがうまく集まってきて、みんなで完成させた感が、なんとなくスクリーンに映ってくるんですよね。だからこそ拍手も起こるんじゃないかな。

BS-TBSの時代劇と映画村の公開撮影復活

WWD:「侍タイムスリッパー」の成功を受け、安田監督はBS-TBSでの時代劇番組「心配無用ノ介 天下御免」*の制作に動き出す。その経緯は?

安田:「心配無用ノ介 天下御免」は、「侍タイムスリッパー」の劇中劇を外伝化した時代劇です。去年の1月に、うずまさ映画村の方々がいらして、「おもしろい企画ないですか」と相談してくれたんです。映画村は、昔は公開撮影を見せることが1番のコンテンツでした。けれど情報漏えいを防ぐためにシャットアウトしてしまったので、お客さんが単に空のセットを見に行くだけになっていた。だから昔みたいに公開撮影をやればいいんじゃないかと。それをBS-TBSさんに話したら、ぜひテレビ番組でやりたい、ということになりました。

WWD:撮影はどうだった?

安田:公開撮影は大成功でした。朝から晩まで何百人ものお客さんが一生懸命見ていて。美術のスタッフさんに対して「あの人や」って声が上がったりして(笑)。普通は撮影現場でキャーなんて言われないですからね。

* 「心配無用ノ介 天下御免」(BS-TBS)。「TBS FREE」「TVer」「U-NEXT」などで配信中

こだわりを貫く二人のスタンスの共通点

WWD:安田さんの映画監督としての仕事と、吉村さんの美容室オーナーとしての仕事に共通点はある?

吉村:「こだわり過ぎ」と周りから言われるくらい、譲れないところを持っているのは共通していると思います。ビジュアル撮影のときも、私たちの店作りや人材教育のときも、ストイックにやり過ぎてしまうんです。普通の人にはちょっと受け入れられないくらいのこだわりを持ちながら、「でもそこは譲れない」と思っているところは、どちらにも共通しているなと思います。今、時代がどんどん変わってきて、美容師もサラリーマン化してきたりとか、美容師をやる目的自体が変わってきている部分もあります。でもうちは、やはり“技術者としての美容師”を貫き通す姿勢は、変えずにいきたいという気持ちがあります。

安田:おっしゃる通りだと思います。よく「アカデミー賞を取って生活変わった?」と聞かれますが、生活は全く変わっていないです。今年も幼稚園のビデオを撮りに行ったし、お米も普通に作っているし……。僕としては、どれが大事とかはなく、全部一緒なんです。好きなようにやらせてくれるのが一番で、そういったマイペースなこだわりは強いかもしれないです。

WWD:今後やりたいことは?

吉村:美容業界の中でリーダーシップカンパニーの自覚を持ってやっているので、正しいことを正しくやるということを続けていきたいですね。それと、美容師になりたいと思ってくれる人を発掘できるような企業でありたい。うちに来て、美容師の未来が見えなくて辞めていく、なんてことにならないような環境を作ることには、やはり責任があると思っています。

安田:僕は今まで映画でやっていなかったことをやりたいですね。「拳銃と目玉焼き」ではリアリティを保ったままヒーローを生み出すことを、「ごはん」では日本の農と食の美しさを、「侍タイムスリッパー」では観客がゲラゲラ笑って感動するような映画を目指してきました。そして次の目標は、山田洋次監督と一緒に「寅さん」をリブートしたいということ。あの市井の人の温かい世界を、もう一度スクリーンに蘇らせたいです。

吉村:それはぜひ見てみたい。ショートムービー8本から今日まで、本当にいろいろなことがあったけれど、あの頃に安田さんと一緒に動き始めてよかったと思っています。

安田:吉村さんに最初に仕事をもらったあの瞬間から、ずっと頭が上がらないままですよ(笑)。

「エニック」と星野リゾートによる共同企画のショートムービー

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【2026年クリスマスコフレ】「バーバリー ビューティ」から“ゴールデンチェック”の限定アイシャドウ&ブラッシュ

「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」は11月4日、ホリデーを彩る“フェスティブ コレクション”を数量限定で発売する。本コレクションは、冬の光を映したような繊細な輝きと温かな色彩を取り入れた限定カラーのアイシャドウパレットとブラッシュをそろえるほか、アイコニックなフレグランスを楽しめるホリデー限定のギフトセット3種も用意する。

“ゴールデン バーバリーチェック”をまとった限定カラー

限定アイシャドウとブラッシュは、“ゴールデン バーバリーチェック”をまとったシグネチャーコンパクトに収め、パウダー表面にも新しいチェックパターンを施した。いずれも美しい発色が長時間持続し、湿気や汗、熱の影響を受けにくい処方を採用する。

“バーバリー アイ クアッド 10 ウィンター ゴールド”(8800円)

4色の限定アイシャドウ パレットは、やわらかな光を宿す“シャンパン ローズ”、雪のきらめきを思わせる“アイシーシルバー”、リッチに輝く“ブロンズ”、目元に奥行きを与える“ディープ ブラウン”をセットした。サテン、シマーの異なる質感を自由に組み合わせることで、繊細にきらめくナチュラルなルックから、奥行きのある印象的な目元まで自在に演出する。

“バーバリー アウトドア ブラッシュ 62 ウィンター ローズ”(7590円)

肌なじみの良い“コーラルローズ”に、ほのかなピーチのニュアンスを含んだ限定カラーが登場する。明るくフレッシュでありながら、落ち着きも感じさせる。ひとはけで表情を華やかに添え、重ねることで好みの発色に調整できる。

人気フレグランスを楽しめるホリデー限定ギフト3種

ホリデー限定のギフトセットには、「バーバリー ビューティ」を象徴するフレグランスとボディーケアアイテム、人気のリップを、アイコニックな“バーバリーチェック”のボックスに収めた。

“バーバリー ハー オードパルファム ギフトセット”(1万6940円)

鮮やかなベリーにヴァイオレットとジャスミン、クリーミーなアンバーが重なる“フルーティ グルマン”の香りを楽しめる。“バーバリー ハー オードパルファム”50mLと同じ香りの“バーバリー ハー ボディローション”75mLをセットにした。

“バーバリー ハー オードパルファム & ブリット シャイン ギフトセット”(1万8260円)

メイクアップも楽しめる特別なセットでは、人気フレグランス“バーバリー ハー オードパルファム”50mLと艶やかな彩りを添える“バーバリー ブリット シャイン 606”を組み合わせた。

“バーバリー ゴッデス オードパルファム ギフトセット”(1万9030円)

“バーバリー ゴッデス オードパルファム ギフトセット”は、個性の異なる3種のバニラが織りなす豊かな甘さに、明るく輝くラベンダーを重ねた、洗練された“グルマン アロマティック”の香りに仕上げた。“バーバリー ゴッデス オードパルファム”50mLと同じ香りの“バーバリー ゴッデス ボディローション”75mLをセットにした。

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ライフカードが“現代アートカード”を発行 加賀美健と題府基之が券面をデザイン

ライフカードは、現代アート作家の加賀美健と題府基之が券面デザインを手掛けた“現代アートカード”の募集を開始した。本カードは、“日常が、現代アートの未来につながる。”をコンセプトに現代アーティストを応援するものだ。カード利用額の0.1%がアーティスツ フェア キョウト実行委員会に寄付され、若手作家の育成・支援事業などに活用する。

加賀美は1974年東京都生まれの現代美術作家。東京を拠点に、社会現象や時事問題、カルチャーなどをジョーク的な発想に変換し、彫刻、絵画、ドローイング、映像、パフォーマンスなど多様なメディアで作品を発表している。2010年には東京・代官山に、自身の作品でもあるショップ「ストレンジストア」をオープンした。

題府は1985年東京都生まれで、東京を拠点に活動する写真家・アーティスト。2007年に東京ビジュアルアーツを卒業し、同年に「ひとつぼ展」に入選した。2014年には写真賞「Prix Pictet」のファイナリストに選出され、写真集「LOVESODY」「Project Family」「Still Life」「Holy Onion」などを発表している。

“アーティスツ フェア キョウト 2027”の入場チケットをプレゼント

現代アートカード“加賀美健”デザイン、現代アートカード“題府基之”デザインの発行開始を記念し、“アーティスツ フェア キョウト 2027”の入場チケットがもらえる特別キャンペーンを実施する。カード入会後、対象期間中に条件を達成すると、若手アーティストが自ら企画・出品・販売を行う“アーティスツ フェア キョウト 2027”の入場チケットを入手できる。なお、券面デザインを手掛けた加賀と題府は、“アーティスツ フェア キョウト 2027”への参加予を予定していない。

>キャンペーン詳細

◾️クレジットカード概要
申込資格:日本国内に住まう18歳以上で電話連絡が可能な人
国際ブランド:VISA
ポイントサービス:サンクスポイント
※カード利用時に付与され、キャッシュバックやギフトカードなどの商品と交換できる。年会費:永年無料
特徴:カード利用額の0.1%がアーティスツ フェア キョウト実行委員会に寄付され、若手作家の育成・支援事業(アーティスツ フェア キョウト開催運営費など)に活用される

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「ポロ ラルフ ローレン」2027年春夏コレクション

「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」が2027年春夏コレクションを発表した。

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「ブルックス ブラザーズ」×「コンバース」第2弾 1950年代のレスリングシューズ着想の“オールスター”2型を発売

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は10月14日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションスニーカー2型を発売する。全国の「ブルックス ブラザーズ」店舗(一部アウトレット店を含む)および公式オンラインストア、「エディフィス(EDIFICE)」「イエナ(IENA)」全店、ベイクルーズ公式オンラインストアで取り扱う。現在、10月12日23時59分まで「ブルックス ブラザーズ」公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

2025年春に発売され、即完売となった人気コラボレーションの第2弾となる今作は、「コンバース」らしいクラシックなテイストを落とし込んだ“オールスター エイジド(ALL STAR AGED)”をベースに、ディテールをアレンジした。

クラシックなデザインをベースに両ブランドのアイデンティティーを融合

“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター エイジド HI”(1万6500円)
“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター エイジド OX”(1万5400円)

1950年代ごろに「コンバース」が展開していたレスリングシューズに着想を得たデザインで、フォクシングテープのラインをあえて省くことで、すっきりとした上品な表情に仕上げた。ハトメはインラインモデルより1つ多く配置し、カラーもシルバーに変更するなど、随所にアレンジを施した。

シューレースには、「ブルックス ブラザーズ」のシンボルマーク“ゴールデン フリース”をあしらったメタルデュブレを採用。インソールとタンのラベル、ヒールラベルには両ブランドのロゴをネイビーで配し、本コラボレーション限定のダブルネーム仕様に仕上げた。アッパーには、HIカットに柔らかな風合いのオフホワイト、OXカットに落ち着いたネイビーをに採用。アウトーソールには「ブルックス ブラザーズ」のブランドカラーであるネイビーを配した。サイズはユニセックスの22.5〜28.0cm、29.0cm、30.0cmをそろえる。

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【スナップ】“かぶり率“トップはどのアイテム? 「アクネ ストゥディオズ」30周年を彩る十人十色のスタイル

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」はパリ・ファッション・ウイーク3日目の9月30日(現地時間)、2027年春夏コレクションを発表した。赤いステッチを施したユニセックスのジーンズから始まり今年で設立30周年を迎えたブランドらしく、会場に集まったゲストの装いに多く見られたのは、そのDNAであるデニム。ジーンズやデニムジャケットを主役にしたスタイルはもちろん、かつて広告やグラフィックデザインも手掛けていたブランドの強みである、グラフィカルなモチーフを取り入れた着こなしも目立った。

デニムを用いたカジュアル一辺倒ではなく、スリップドレスや深いスリットが入ったロングドレスのエレガントな装いから、レザーパンツやスカートを合わせたパンキッシュなスタイルまで、ゲストはそれぞれの個性で「アクネ ストゥディオズ」の世界観を表現。中でも“かぶり率“が高かったのは、ロゴをあしらったシンプルなTシャツだった。バッグでは、カメラバッグから着想を得た“カメロ(Camero)“が人気を集め、テイストの異なるさまざまな装いに合わせられていた。

「アクネ ストゥディオズ」ストリートスナップ一覧

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「セント マイケル」26年秋冬新作 「ベルベルジン」「カフェ・トロピカル」とのコラボアイテムを10月10日発売

細川雄太とカリ・デウィット(Cali DeWitt)が手掛ける「セント マイケル(©SAINT MXXXXXX)」は10月10日、2026年秋冬コレクションの新作を発売する。今回は、東京・原宿の老舗ビンテージショップ「ベルベルジン(BERBERJIN)」や、ロサンゼルス・シルバーレイクのキューバ料理カフェ「カフェ・トロピカル(Cafe Tropical)」とのコラボレーションアイテムをラインアップ。コラボアイテムに加え、ブランド独自のビンテージ加工を施したオリジナルアイテムも展開する。新作アイテムは、全国の正規取扱店舗で販売する。

「ベルベルジン」コラボ

「ベルベルジン」とのコラボレーションでは、生地開発から着手し、両者の美学を落とし込んだデニムアイテムを製作。大戦モデルをベースにしたセットアップは、1stタイプのデニムジャケットに希少な「Tバック仕様」を取り入れた“BBJ デニムジャケット 1st”(8万1400円)、ストレートパンツ“BBJ 5ポケット デニムパンツ”(4万9500円)にはリベットやボタン、ポケット裏地のヘリンボーン生地など、当時の仕様を参考にした特注パーツを採用した。このほか、細川が所有する1950年代のビンテージから着想を得た2ndタイプのデニムジャケット“BBJ デニムジャケット 2nd”(8万8000円)や、1930年代の“両V”デザインを再現した後付けパーカ“BBJ アフターフーデッドフーディー”(9万4600円)も登場する。

“BBJ デニムジャケット 1st”(8万1400円)

“BBJ 5ポケット デニムパンツ”(4万9500円)

“BBJ デニムジャケット 2nd”(8万8000円)

“BBJ アフターフーデッドフーディー”(9万4600円)

「カフェ・トロピカル」コラボ

ロサンゼルス・シルバーレイクで1975年に創業した「カフェ・トロピカル」は、世代を超えて親しまれてきたキューバ料理カフェ。2023年末に一度閉店したが、24年に再オープンした。地域コミュニティーを支える場所としても知られ、25年1月のロサンゼルス山火事では、厨房を無償提供し、消防士や避難者への食事支援を行った。

今回のコラボレーションでは、「カフェ・トロピカル」が培ってきたカルチャーと「セント マイケル」のクリエイションを融合。「SAINT TROPICAL」のグラフィックを配したTシャツ“TC SS Tシャツ ポケット”(3万4100円)と“TC LS Tシャツ コーヒー”(4万5100円)の2型をラインアップ。ビジュアルは同店の屋上で撮影し、シルバーレイクの空気感を表現している。

「セント マイケル」オリジナル

オリジナルラインでは、ビンテージ市場でも人気の高いモヘアニットを再解釈した“モヘアクルーニット セント”(6万3800円)が登場。これまでのニットからシルエットを一新し、アウターやジャケットのインナーとしても着用しやすいサイズ感に仕上げた。

このほか、オリジナル柄をプリントしたリップストップ生地の“M-65 トライバル”(19万8000円)、オリジナル生地で仕立てた “プリントチェックシャツ”(9万200円)、30年代のビンテージから着想を得た白シャツ“シャツ フィネリー”(6万6000円)、“コーデュロイジャケット”(11万円)、新型の “ブラックデニム ペインターパンツ”(8万2500円)、“ニットキャップ セント”(2万7500円)に加え、ソックスは“チェック”“ボーダー”の2型(各5500円)を販売する。

「オリジナル」アイテム一覧

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【スナップ】岩瀬洋志、笠松将らが来場 「ジャガー・ルクルト」が六本木で没入エクスペリエンスを開催

「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」は9月30日、東京・六本木で「Valley of Inventions―発明の渓谷」展の開幕を記念したプライベート・セレブレーションを開催した。会場には、俳優の笠松将、岩瀬洋志、松本怜生が来場した。

北斎へのオマージュを込めた新作エナメルも日本で披露

約200年にわたるヘリテージとイノベーションを紹介する本展は、異なる“精度”をテーマにした4つの章で構成する。会場では、「ジャガー・ルクルト」の2026年新作を展示するほか、“ヴァレ・デ・メルヴェイユ”シリーズのレディースタイムピース3点を日本初披露する。

また、エナメル職人と時計師によるライブ・デモンストレーションも実施。“レベルソ・トリビュート・エナメル 北斎”シリーズを紹介するとともに、葛飾北斎へのオマージュを発展させた4つの新作“レベルソ・トリビュート・エナメル”を日本で披露する。

笠松将

笠松は、“レベルソ・トリビュート・モノフェイス”を着用した。

岩瀬洋志

岩瀬は、“マスター・コントロール・クロノメーター・パーペチュアルカレンダー”を着用した。

松本怜生

松本は、“マスター・コントロール・クロノメーター・デイト”を着用した。

◾️開催概要
期間:10月6日まで
会場:六本木ヒルズ|ヒルズカフェ
住所:東京都港区六本木6-10-1
時間:11:00~17:00
入場:無料
※予約なしでも入場可能。特別ガイドツアーは事前オンライン予約可

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【スナップ】岩瀬洋志、笠松将らが来場 「ジャガー・ルクルト」が六本木で没入エクスペリエンスを開催

「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」は9月30日、東京・六本木で「Valley of Inventions―発明の渓谷」展の開幕を記念したプライベート・セレブレーションを開催した。会場には、俳優の笠松将、岩瀬洋志、松本怜生が来場した。

北斎へのオマージュを込めた新作エナメルも日本で披露

約200年にわたるヘリテージとイノベーションを紹介する本展は、異なる“精度”をテーマにした4つの章で構成する。会場では、「ジャガー・ルクルト」の2026年新作を展示するほか、“ヴァレ・デ・メルヴェイユ”シリーズのレディースタイムピース3点を日本初披露する。

また、エナメル職人と時計師によるライブ・デモンストレーションも実施。“レベルソ・トリビュート・エナメル 北斎”シリーズを紹介するとともに、葛飾北斎へのオマージュを発展させた4つの新作“レベルソ・トリビュート・エナメル”を日本で披露する。

笠松将

笠松は、“レベルソ・トリビュート・モノフェイス”を着用した。

岩瀬洋志

岩瀬は、“マスター・コントロール・クロノメーター・パーペチュアルカレンダー”を着用した。

松本怜生

松本は、“マスター・コントロール・クロノメーター・デイト”を着用した。

◾️開催概要
期間:10月6日まで
会場:六本木ヒルズ|ヒルズカフェ
住所:東京都港区六本木6-10-1
時間:11:00~17:00
入場:無料
※予約なしでも入場可能。特別ガイドツアーは事前オンライン予約可

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「エルメス」は空気を捉えて涼やかに 色は太陽のようにエネルギッシュに

ヨーロッパでも熱波が当たり前の存在になりつつある今、多くのブランドはエレガンスを維持しながらの酷暑対策に取り組んでいる。Tシャツにハーフパンツ、サンダルという装いだでは無粋だし、つまらないし、洋服は売れない。いかに薄くて、軽くて、涼やかな洋服を生み出し、それらを組み合わせてどんなスタイル作るか?が、各ブランドの挑戦と化しつつある。

感じたり、感じなかったりの
空気の概念を実用的なスタイルに

そんな中、「エルメス(HERMES)」のナデージュ・ヴァンへ(Nadege Vanhee)は、「空気」を捉えようとした。彼女は、「空気は感じられることもあれば、感じられないこともある。その概念を実用的なシルエットに落とし込みたかった」と語る。

デザインの出発点は、パーカだった。機能的ではあるが、そのままでは「エルメス」らしいとは言えないパーカを、ナデージュはシアーな素材や薄くすいたレザーに置き換え、適度なボリューム感で、ときには丈を長くして、軽やかなドレスやスカートに変身させた。背中には横切るように、腕には沿うようにファスナーが走っている。ファスナーをあけると、中からはときに身頃より薄い生地が現れ、モデルが歩くと「空気」を捉える。

レザージャケットには、シーリングファンの長く細長い羽根から着想を得たという、風を切るようなプリーツをあしらった。得意のボディコンシャスでスポーティなヘルシーウエアは、シルクメッシュで。細くカットしたレザーを貼り合わせる。こちらは「空気」を捕えるのではなく、逃がすようなイメージ。空気が自由に通り抜けていくような軽やかさが感じられる。

「エルメス」のスカーフ“カレ”が
ビーチリゾートにも使えるブラトップに

多くのブランドで登場したブラトップは、シルキーなニット素材で作るバンドウタイプ。その上には、ときに「エルメス」のシルクスカーフの“カレ”を胸元で交差させながら巻きつけた。空気を捉えてきたスカーフが、真夏のビーチリゾートにもふさわしいトップスに変化する。そして今季用いたスカーフの柄は、扇。空気を優しく体に向かって送り、一服の清涼感を得るための道具を描いたアーカイブから拝借した。

カラーパレットにはヒマワリのイエロー、チョコレート、そして「エルメス」を象徴しつつ日の入りを思わせるオレンジを差し込んだ。こちらは清涼感というより、夏に爆発するエネルギーを思わせる。

アクセサリーもまた、暑い季節にふさわしいものだ。サイドにステッチを施したフラットなレザーブーツや、素足にストラップを巻きつけるカプリスタイルのサンダルなど。バッグでは、フィッシュネットのディテールをあしらった小ぶりのバケットバッグが登場した。

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「ギャップ」がヘイリー・ビーバーとコラボした完売デニムを再販 1990年代ムード漂う2型をラインアップ

「ギャップ(GAP)」は11月2日、発売後すぐに完売となったヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)とコラボした限定デニムカプセルコレクション“ザ ヘイリー ジーンズ(The Hailey Jean)”を、アウトレットストアを除く全国の「ギャップ」ストアと公式オンラインストアで数量限定で再販する。

即完売となったコラボデニム2型

今回の再販では、初回販売時と同じ2つのスタイルをラインアップする。カラーはミッドナイトインディゴ、ミディアムインディゴ、ライトインディゴの3色をそろえ、価格は各1万1900円、サイズは23〜30、レングスはレギュラー丈で用意する。

“ザ ヘイリー エクストラ バギー ジーンズ(The Hailey Extra Baggy Jean)”(1万1900円)は、ウエストに程よくフィットしながらヒップから脚にかけてバギーなシルエットが特徴のミッドライズジーンズだ。“ザ ヘイリー ローライズ ルーズ ジーンズ(The Hailey Low Rise Loose Jean)”(1万1900円)は、ヒップから太ももにかけてリラックス感のあるルーズなストレートレッグ仕様のローライズジーンズだ。

各スタイルには、着用するほどに身体に馴染む100%コットンのリジッドデニムを採用した。ヘイリーの生まれ年である“1996”を刻んだハードウェアやバックパッチ、ポケット裏地にプリントされたサインなど、随所にこだわりが宿る。

ヘイリー・ビーバーのコメント

ヘイリー・ビーバーは「『ギャップ』は子どもの頃からずっと私のワードローブの一部だったので、今回のコラボレーションはとても自然な流れで実現した。1996年は私が生まれた年で、1990年代のスタイルから多くのインスピレーションを得ている。1990年代には、デニムの着こなしを含め、エフォートレスな魅力があった。今回のキャンペーンとコレクションでは、その時のムードを、モダンさやノスタルジー、そして私らしさを感じられる形で表現したいと考えた」とコメントした。

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「ニッコロ パスカレッティ」2027年春夏コレクション

「ニッコロ パスカレッティ(NICCOLO PASQUALETTI)」が2027年春夏コレクションを発表した。

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「ニッコロ パスカレッティ」2027年春夏コレクション

「ニッコロ パスカレッティ(NICCOLO PASQUALETTI)」が2027年春夏コレクションを発表した。

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「ジュンヤ ワタナベ」はファンキー キャットスーツに装飾だらけのセクシーウーマンがディスコへ

「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」の2027年春夏コレクションのテーマは、「ファンキー」。きらびやかな装飾の洋服、というより装飾そのものを洋服としてまとった雰囲気のモデルたちがファンクのビートに合わせてランウエイを歩き、観客から歓声や喝采を浴びた。

キャットスーツの上に
装飾をジャラジャラ施す

コレクションは、クリスタルのフリンジや大粒のパール、ダイヤモンドのように輝くスタッズなど、きらびやかな装飾をふんだんにあしらったエネルギッシュなスタイルで幕を上げた。アフロヘアのモデルのベースは、キャットスーツ。その上に星空のようにシルバーの装飾をあしらったり、メンズでも発表した装飾だらけのベースボールキャップを被ったり、クリスタルのフリンジ付きサングラスやマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)風のグローブ、そしてパールやチェーンで着飾ったり。装飾に飽きたらず、クリスタルのシャンデリアの中に身を投じたようなモデルまで現れた。

「ファンキー」は度合いを増し、モデルたちはさらにグルービーになっていく。銀色の装飾を施したミリタリー調の黒いチュールドレスや、巨大なスパンコールで覆ったフリンジのミニドレス、回路基板やチェーンなどの工業製品さえ装飾となり、ボディコンシャスなドレスを彩った。渡辺淳弥が得意とする解体と再構築の技術はいかんなく発揮され、レザーのバイカージャケットやトレンチコートはケープコートからエプロンドレスに至るまでさまざまアイテムへと姿を変える。ミラーボールさえ、スタイルの彩りへと変わっていった。

マイケル・ジャクソンのBGMで
ファンキーウーマンのイヴニング

音楽がマイケル・ジャクソンの「I Just Can’t Stop Loving You」に変わると、ラッフル、クリノリンを用いたロングドレスのイヴニングパートとなる。キャップは、貴族が競馬を観戦する際の巨大なつば付き帽へと変わった。

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「ミキオサカベ」から新クリアソール“マーファ” 未来的なソールをウエスタンブーツやメリージェーンに

「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」は、2027年春夏コレクションで新たなオリジナルソール“マーファ(Marfa)”を発表した。公式ウエブストアで受注を開始している。

“マーファ”は、立体的かつ流動的なボリュームと、透明感のある造形が特徴。存在感のあるボリュームを持たせながら、軽やかさを感じさせるシルエットに仕上げた。ファーストモデルでは、ウエスタンブーツとローファー、メリージェーンの3型を用意。クラシカルなシューズの要素と未来的なソールデザインを融合した。

ラインアップは、“マーファ ウエスタンブーツ”(6万500円)、“マーファ ギャザード メリージェーン”(5万600円)、“マーファ ローファー”(4万6200円)。ウエスタンブーツはパステルとピンク、メリージェーンはブラックとグレー、ローファーはブラックとブラウンの各2色をそろえる。

公式ウエブストアでは、“マーファ”デザインのフットウエアをはじめ、27年春夏コレクションの新作アイテムを11月2日12時までプレオーダーで受け付けている。

また、東京では27年春夏コレクションの受注・展示会を開催する。10月23〜25日に原宿のCOVERS STUDIOで新作アイテムを展示し、試着や予約を受け付け、10月31日〜11月1日には渋谷のSOCIAL TOKYOで、シューズに特化した展示・試着会を実施する。いずれも事前予約不要。

アイテム一覧

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「シャネル」2027年春夏コレクション

「シャネル(CHANEL)」が2027年春夏コレクションを発表した。

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【スナップ】岡田将生、ソン・ガンらが来場 「ロエベ」が2027年春夏コレクションを発表

「ロエベ(LOEWE)」は10月2日、パリ東部にある広大なヴァンセンヌ城の中庭に設けられた特設会場で2027年春夏コレクションのファッションショーを開催した。ショーには、日本から訪れた俳優でブランドアンバサダーの岡田将生をはじめ、ソン・ガン、KATSEYEのララとメーガン、ワン・イーボー、キム・ヒエ、テイ・タワン、バイファーン・ピムチャノック、ティム・バートンらファッション、映画や音楽などさまざまな領域で活躍するゲストが来場した。

来場者スナップ

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「アン ドゥムルメステール」2027年春夏コレクション

「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」が2027年春夏コレクションを発表した。

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パナソニックが「ナノケア」から史上最小のドライヤー 売れ筋の4万円台で投入

パナソニックは11月上旬、ヘアケアシリーズ「ナノケア(NANOCARE)」から、ヘアドライヤー“EH-NB70”(全3色、各4万1000円前後※市場想定価格)と、ストレートアイロン“EH-HN30”(全2色、各2万4000円前後※同)、“EH-HN51”(全2色、各3万5000円前後※同)を発売する。ビューティ事業の柱の1つであるヘアケア領域をさらに強化する。

「ナノケア」史上最小に
売れ筋の価格帯で需要を狙う

“EH-NB70”では、内部構造を見直して小型・高回転のモーターを採用するなどで、本体体積を従来比約35%削減。シリーズ史上最小サイズを実現した。強い風圧と髪が絡まりにくい直線的な風を両立し、速乾性能を約1.2倍に高めた。

さらに一般的なマイナスイオンの約1000倍の水分量を持つという独自技術“高浸透ナノイー”を搭載し、髪の艶やまとまりにアプローチする。コンパクトなヘッドとスラントハンドルを組み合わせ、操作性を高めた。進化をビジュアルでも表現すべく、透明素材や浮かび上がる光のロゴなどを新たに採用している。

「ナノケア」は2005年に初代のドライヤーを発売し、国内累計販売台数は1900万台を突破した。購入者は40〜50代が中心で長年使い続ける顧客が多い。近年はドライヤーの高価格化が進み、同社でも3〜4万円台の価格帯が売れ筋になっているという。新作の“EH-NB70”も4万1000円前後に設定し、この価格帯の需要を見込む。

ヘアカラーを楽しむ若年層を狙い
ストレートアイロンも強化

スタンダードモデル“EH-HN30”は、“ナノイー”によるケア機能に加え、髪に均一に熱と圧力を伝えるプレートを採用し、前モデルより低温でも髪をストレートに整える。丸みを持たせた形状でカールといったアレンジにも対応。上位モデル“EH-HN51”は“高浸透ナノイー&ミネラル”を搭載し、より高いヘアケア効果をかなえた。

同社のストレートアイロンの購入者は20〜30代が中心。対象の世代はハイトーンカラーなどのカラーリングを楽しむ一方、髪そのものの美しさを求める傾向も強まっていると分析する。新モデル2種で、ヘアケア効果需要の高まりに応える。

柱はドライヤーとシェーバー
体験の提案を拡大

生活家電を広く手掛けるパナソニックのビューティ事業は成長を続けている。同事業ではヘアケアやフェイスケア、インナーケアなどを展開しており、中でも柱はドライヤーとシェーバーだ。

今後は機器の進化に加え、周辺商材を含めた美容体験の提供を強化する。その1つとして、スキンケアブランド「シシ(SISI)」を展開するSISIと共同で、ヘアケアブランド「ユナイト(UNITE)」を開発した。11月上旬、シャンプー“ボンディングケア シャンプー モイストスムース(400mL)やトリートメント“ボンディングケア トリートメント モイストスムース”(400g)と新作ドライヤー“EH-NB70”を組み合わせたキット(4万3000円前後※同)を1万台限定で発売する予定だ。

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好調のブランド古着「ラグタグ」平野社長に聞く次の一手 “ユーズド・イン・ジャパン”を追い風にアジア本格攻勢

ワールド傘下のティンパンアレイが運営するユーズドセレクトショップ「ラグタグ(RAGTAG)」が好調だ。今期上期(3〜8月)の売上高は前年同期比15%増で折り返した。

ハイブランドの定価高騰を背景にリユース需要が高まる中、さらなる追い風となっているのがインバウンドの増加。「状態が良く高品質」という“ユーズド・イン・ジャパン”への信頼が外国人の間で広まり、円安も相まって割安感を後押ししている。旗艦店の一つである原宿店では、来店客の7〜8割を訪日客が占めるほどだ。

これを好機に、「海外展開を加速させたい」と平野大輔ワールド グループ執行役員兼ティンパンアレイ社長。日本発のリユースビジネスでは、コメ兵が海外6カ国・地域で40店舗(2026年3月末時点)、「セカンドストリート(2ND STREET)」が米国や台湾など6カ国・地域で158店舗(26年6月末時点)を展開するなど、海外展開で先行する中、後発の「ラグタグ」が照準を定めるのはアジアだ。すでに24年のバンコクでのポップアップで好感触を得て、タイ財閥系サハグループとの合弁会社を設立。25年7月のタイ1号店開業からわずか1年で4つの店舗網を築き、台湾、マレーシア、香港へと拠点を広げた。29年までにアジアで30店舗の目標を掲げるなど、攻勢をかける。

旺盛な販売の裏返しで在庫不足がボトルネックにもなっている中、アジアで販売と調達の両輪体制を構築し、グローバル展開の基盤を固める。平野社長に足元の動向から今後までを詳しく聞いた。

店舗・ECが両輪で伸長、ハイブランドと国内デザイナーズがけん引

WWD:足元の業績と、成長をけん引しているチャネルは?

平野大輔社長(以下、平野):業績は極めて好調に推移している。上期の売上高(前年同期比15%増)は、過去最高売上を更新した昨年の上期をさらに上回るペース。(買取による)仕入れ高も前年同期比10%増と伸長しており、仕入れの拡大がそのままトップラインの伸びに直結している状況だ。

最大のけん引役は、全体の売上高の7割を占める実店舗で、既存店売上高が前年同期比10〜15%増となり、新店の純増も寄与した。現在、国内は計28店舗体制。「ラグタグ」が約22店舗、ハイエンドの「アールティー(RT)」が2店舗、低価格帯業態の「ユーズボウル(USEBOWL)」が間もなく4店舗体制となる。池袋での1年間の長期ポップアップを経て本出店も控えている。

WWD:ECの状況は?

平野:チャネル構成比は店舗とECでおよそ7対3だが、ECも前年同期比約15%増と堅調だ。長年地道に育ててきたグローバルサイトが奏功し、国内外双方で数字を伸ばしている。

ECの内訳は自社サイトと外部モールがほぼ半々。外部モールでは最も歴史が長く規模も大きい楽天市場が基盤だが、直近で成長率が際立つのはメルカリShops(メルカリの法人・個人事業者向けネットショップ開設サービス)だ。

通常のメルカリによるCtoCの取引では、ハイブランドの購入に真贋不安など心理的ハードルが残るが、われわれのようなリユースストアが出品するメルカリShopsは「偽物の心配がない」「状態が担保されている」という安心感から、在庫が活発に動いている。若年層を中心に、従来の「ラグタグ」の顧客層とは異なる新規ユーザーの獲得にもつながっている。

WWD:リユース市場全体のマクロ環境をどう見ているか。

平野:リユース市場、とりわけファッションの領域はまだ小さく、競争は激化しているものの、市場の拡大余地は依然として大きいと考えている。(編集部注:矢野経済研究所によると、24年の国内アパレル総小売市場は前年比1.7%増の8兆5010億円。一方、リユース経済新聞の推計では、同年のリユース市場は同4.5%増の3兆2628億円で、うち衣料・服飾品とブランド品は合わせて1兆622億円と初めて1兆円を超えた)

ただし、プレイヤー間の優勝劣敗とポジショニングの明確化は進んでいる。バッグ・宝飾品ではコメ兵が圧倒的であり、「なんぼや」を展開するバリュエンスホールディングスはBtoBオークションを主軸にしつつ不動産や骨董品、車へと領域を広げている。一方、マス寄りの低〜中価格帯では「セカンドストリート」の存在感が強固だ。その中で、われわれも業態としての勝負どころをはっきりさせなくてはならない。

「エルメス」「ヴィトン」などがけん引

WWD:「ラグタグ」の中核は、デザイナーズ&ラグジュアリーファッション。売れているブランドは?

平野:上期の売上ランキングを見ても、ハイブランドがけん引している構図がはっきりしている。「エルメス(HERMES)」が前年同期比44%増、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が同10.3%増、「グッチ(GUCCI)」も伸長した。販売点数ベースでは「シュプリーム(SUPREME)」が強い。また、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」「コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」など関連ブランド・ラインを合算すれば「ギャルソン」ファミリーとして実質トップになる。

ラグジュアリーブランドは定価が高騰しすぎたことでリユースへの流入が加速しているし、日本のデザイナーズブランドは海外定価と比べて割安感があるため、外国人客が驚くほどの勢いで購入していく。銀座、渋谷、原宿などの都心旗艦店は、これらハイエンド需要に支えられる形で、上期は軒並み前年同期比10〜20%増となった。

また、カテゴリー特化型のコンセプチュアルな小型店にも勝機を見いだしている。バッグ&ウォッチの専門店や、アメカジ、アウトドアといった特定の熱狂的なコミュニティーに向けた業態だ。昨年、明治通りの「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」路面店で、閉店までの半年間限定でアウトドア特化のサテライト店を実験したが、ああいったイメージでやりたい。ファッションの嗜好性が細分化し、商業施設の出店コストも高止まりする中、面積を絞って熱量の高いカテゴリーを切り出す小型特化業態は極めて理にかなった選択肢だと考えている。

デスティネーションストア化する原宿店は売上の65%が訪日客

WWD:インバウンドの消費について詳しく教えてほしい。

平野:最もインバウンドが多い原宿店は、体感で7〜8割が訪日客だ。実際、上期の売上の65%(金額ベース)をインバウンドが占めた。点数ベースでは55%だが、客単価が高いため売上比率を押し上げている。

海外のインフルエンサーやブロガーがSNSで発信してくれたことで認知が広がり、訪日時には「行けば確実にいいものがある」というデスティネーションストアになっている。そのため、原宿店などは驚くほどリピーター比率が高い。

WWD:国・地域別の内訳に変化はあるか。

平野:かつては中国系が中心だったが、現在は北米や欧州からの顧客が明確に増えた。中国からの客足は3〜4割減ったとみているが、欧米など他地域の伸長がそれを補い、インバウンド総額では前年を上回っている。

ただ、購買力の高いインバウンドのパイが拡大する一方で、日本人顧客の伸び率は相対的に緩やか。買い上げも高額商品に偏重している分、より手に取りやすいブランドの利用を増やしていくことが重要だ。

在庫不足解消へ白洋舎とも連携 
「客待ち」ではなく生活動線に入り込む

WWD:販売が絶好調な一方、「仕入れ」が追いついていないのでは?

平野:まさにその通り、買い取りが最大のボトルネックだ。出口(販売)はインバウンドや海外ECで急速に広がっているが、入口(買い取りによる仕入れ)の主対象は依然として日本国内の生活者。多くのリユース企業は「在庫過多・出口不足」に悩むが、われわれは「仕入れ不足」という逆の課題に直面している。

仕入れ高自体は前年同期比10%増と伸びてはいるが、それでは全く追いつかない。さらに海外展開の加速(後述)にあたり、立ち上げ期は日本国内の良質な在庫を現地へ振り分ける必要があるため、国内仕入れの絶対量を増やすことは喫緊の課題だ。

WWD:ただ、発注で量を決められる新品と違い、古着の仕入れは「客が売りに来るのを待つ」しかない。

平野:そこで「生活動線に入り込む」アライアンス戦略を強化している。従来の店頭持ち込みや宅配買い取りだけでなく、他社との提携による仕入れがすでに全体の約15%を占めるまで育ってきた。

例えば「ロンハーマン(RON HERMAN)」と組み、千駄ヶ谷店店頭やオンラインでの買い取りカウンターを共同展開している。新品を購入する瞬間に「手持ちの服を手放す」という買い替え動線をつくる狙いだ。また、ルミネとも組み、9月にはルミネ町田とルミネ北千住に、買い取りも受け付ける期間限定店を出した(町田は27年1月下旬まで、北千住は27年1月まで)。古着の買い取りになじみのない若い女性に対し、認知拡大を狙ったものだ。

さらに、クリーニングの白洋舍とも提携している。すでに同社の店舗で、利用者からクリーニングに出すついでに不要な服を買い取っている。白洋舍のようなサービスのしっかりとしたクリーニング店を利用される方は、上質な衣服を所有している確率が高く、特に富裕層が多い戸別集配サービスとの連携には大きなポテンシャルを感じている。集配サービスでの買い取りは、25年10月に当社スタッフの同行で始め、26年3月からは白洋舍のスタッフだけで回収できるようにし、6月には回収拠点を全国に広げた。

WWD:接点が変われば、持ち込まれるアイテムや客層も変わる?

平野:利用者の大半が新規客だ。一度体験して「売れるんだ」と実感してもらえれば、継続的なリピートにつながる。「『ラグタグ』は一流ブランドしか買い取ってくれないのではないか」というイメージを持たれることがよくある。メルカリと併用しているお客さまからは「良いものだけを『ラグタグ』に持ってきた」とよく言われるが、実際には十分買い取れるものも多い。この敷居の高さをいかに自然に下げられるかだ。

わざわざ「服を売るためにリユース店へ行く」のは、実際、生活者にとってハードルが高い。日常の買い物のついでに持ち込める環境を用意することが重要だ。商業施設やセレクトショップ内に設置を進めている「無人買い取りロッカー」もその一環。品物を入れてコードを読み込めば受け付けが済み、回収した品物は宅配買い取りの拠点に送って査定する。

将来的には、手持ちのワードローブを撮影するだけで推定査定額が瞬時に可視化されるようなデジタル体験(クローゼットの可視化)も構想している。Web広告や買い取り価格アップクーポンなどのバラマキによる顧客の綱引きに終始するのではなく、消費者の生活文脈に入り込むことで、独自の調達基盤を確立したい。

WWD:仕入れが増えれば査定する人手も必要になる。バイヤー増強やオペレーションの効率化など対応は?

平野:店舗には高額品を正確に見極める高度な専門知識を持ったバイヤーを配置する一方、ボリュームゾーンとなるカジュアルブランドについては、過去の膨大な取引データを基にした自社開発の「自動査定システム」でプライシングを標準化している。今後はAIも活用しながら、真贋や査定精度の向上を進めていく。

タイの熱量から感じる商機 在庫循環を早期に構築へ

WWD:海外展開について聞きたい。先行するタイの手応えはどうか。

平野:サハグループとの合弁設立から約1年半が経過したが、現地マーケットの熱量はすさまじい。バンコクは夜遅くまで商業施設に人があふれ、バブル期の日本をほうふつとさせる熱気がある。われわれが出店した超大型複合施設ワンバンコク(One Bangkok)は、ザ・リッツ・カールトンや三越のデパ地下、超高級レジデンスが直結している。隣接する高級ジムの利用客が日常の動線の中で立ち寄り、高額商品を即決していくため、来店客数に対して驚異的な売上効率を記録している。マレーシアも含め、東南アジア全体には可能性しか感じない。

WWD:現地の収益化とビジネスモデルの構想は?

平野:タイ国内の4店舗は、店舗単位の利益がすでにプラスに転じている。タイ事業全体としても、参入3年目となる来期の黒字化に向けて順調に進捗している。

現地には「セカンドストリート」も進出しているが、まだ店舗数は少ない。コメ兵はバッグ・時計・ジュエリーが主軸で4〜5店舗ほど。アパレルで質の高いデザイナーズ古着を展開しているプレイヤーはほとんどなく、ブルーオーシャンだ。

気候は熱帯なので春夏物に偏るが、秋冬物もきちんと売れる。現地には「モンクレール(MONCLER)」の店もある。売れ筋は日本とほぼ共通しており、ウィメンズは「ルイ・ヴィトン」「シャネル(CHANEL)」「エルメス」、メンズは「シュプリーム」「グッチ」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などが強い。

リユースビジネスの要諦は「在庫循環のエコシステム」を構築することだ。現在、バンコク都心部に2店舗、郊外に1店舗、アウトレットに1店舗を配置している。都心旗艦店にトップピースを投入し、一定期間動かなければ郊外店へ、最後はアウトレットで消化するという流れを作る必要がある。在庫回転率が生命線だ。出口が詰まればキャッシュが滞り、新たな買い取りができなくなる悪循環に陥る。だからこそ、単独出店ではなく「3店舗、5店舗」と面で押さえ、入口から出口までのよどみない流れを作ることが先決になる。

WWD:現地調達(仕入れ)の拡大は見込めそうか?

平野:現地の買い取りサービスに対する潜在ニーズは非常に高く、現地仕入れの比率はもっと引き上げられる。タイ独自のローカルトレンドや国内在庫にはないブランドの掘り起こしにも直結するため、現地仕入れの拡大はMDの多様化においても大きな武器になる。ただし、真贋鑑定とグレーディングは日本国内と完全に同一の厳格な基準で運用し、商品の品質レベルを担保していきたい。

現在は日本から派遣した日本人バイヤーと現地アシスタントの体制だが、キャパシティーを超えているため査定を完全予約制にしている状況。現地スタッフの育成と人員強化が急務だ。

WWD:中期的な展望は?

平野:まず、29年までにタイや台湾、香港、マレーシアで30店舗を目指す。タイ単独でも10〜15店舗のポテンシャルがあるだろう。

欧米市場への進出も視野に入っている。現在、自社ECの売り上げの約6割が米国向けであることからも、進出のチャンスは十分にあるとみている。ただし、現在の為替環境(円安)下でゼロから乗り込むリスクと競争の激しさを考慮し、まずはアジアで海外展開のオペレーションノウハウを盤石にしたうえで進出するのがベターだと考えている。

ゆくゆくはグローバルビジネス全体を有機的に連動させ、在庫・プライシングの最適化を図っていきたい。「どの国で何がいくらで売れたか」という販売データを統合できれば、「日本では人気はないけれど、香港でなら高く売れる」といったふうに、商品相場の捉え方もグローバルレベルになり、買い取り価格を高く設定できるようになる。これは結果的に、他社との仕入れ競争における優位性につながっていく。

いまや古着は単なる「お下がり」や「中古品」ではなく、価値のあるものへと認識が変わった。訪日客の体験を通じて、その価値観は世界へと波及している。日本が培ってきた「ブランド古着」というモノの価値を改めて世界に広める上で、われわれもその主語の一つになりたいと考えている。

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「プーマ」×BLACKPINKのロゼ 起毛感のあるヌバックレザーを使用した新“スピードキャット”全2色が登場

「プーマ(PUMA)」は10月8日、グローバルアンバサダーであるBLACKPINKのロゼ(ROSE)とのコラボレーション“プーマ×ロゼ”コレクションから、“スピードキャット VTG”を発売する。「プーマ」原宿キャットストリート店や大阪店、渋谷店などの直営店、公式オンラインストア、公式アプリ、一部取り扱い店舗で販売する。なお、取り扱い商品は店舗によって異なる。

“スピードキャット”は1999年に誕生し、80〜90年代にかけてF1グランプリのドライバーが着用していた耐火レーシングシューズをベースに開発したライフスタイルシューズだ。レーシングにインスパイアされたなめらかなラインと、空気力学に基づいたロープロファイルのデザインを特徴とし、ファッションシーンでも長く支持されている。

ヌバックレザーのバーガンディ&エスプレッソブラウン

“スピードキャット VTG”(全2色、各1万9800円)

今回登場する“スピードキャット VTG”は、“スピードキャット”ならではの流線的なロープロファイルのシルエットをベースに、起毛感のあるヌバックレザーのアッパーを採用した。アッパーを包み込むように配したシューレースや、タンに施したカスタムブランディングなどのディテールを取り入れた。カラーは、深みのあるバーガンディとアーシーなエスプレッソブラウンの2色を展開だ。同系色でまとめたカラーリングと上質な素材使いで、洗練されたデザインに仕上げた。

キャンペーンビジュアルでは、花や自然を取り入れた空間の中で“スピードキャット VTG”を表現。自然の中を歩くようなイメージを描いた。

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「スポーツの秋」到来 ブランド間の熾烈な戦い:記者談話室vol.238

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、記者たちが分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

10月に入ってすっかり秋らしくなり、「スポーツの秋」到来といった感じです。ランニングをしたり、キャンプやハイイングをしたり、あるいは流行のピックルボールをするには最高の季節がやってきました。ただ、スポーツ・レジャー市場ではブランド間の熾烈な競争が繰り広げられています。スポーツ担当の津布久記者をゲストに迎えて、ビジネスの裏側を聞きました。

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