「ジル サンダー」、ルーシー&ルーク・メイヤーの退任を発表 ミラノでのショー直後に

「ジル サンダー(JIL SANDER)」と、クリエイティブ・ディレクターを務めるルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)は、双方合意のもと、2月27日に発表した2025-26年秋冬コレクションを最後に袂を分つことを発表した。2人は17年4月から8年、「ジル サンダー」のトップを務めた。

同ブランドを擁するOTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、2人のブランドへの思いや完璧を追求する姿勢などに感謝の言葉を述べたという。最後のコレクションにルーシーとルークの2人は、「未知なる世界を開拓する強さと、美しさの双方を発信したかった」と話した。

後任には、現在「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー(Daniel Lee)が就くのではないかと噂されている。

ルークは、ジョージタウン大学でファイナンスと国際ビジネスを学んだ後、英国オックスフォード大学で経営学を専攻。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)に通うためニューヨークへ拠点を移した。「シュプリーム(SUPREME)」のヘッドデザイナーを経て2014-15年秋冬にはメンズブランド「OAMC」を共同設立者として立ち上げたが昨年、クリエイティブ・ディレクターを退任し、現在はプロジェクト単位でデザインを手掛けている。

妻のルーシーは、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)時代の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)率いる「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でキャリアを積み、ラフ・シモンズ(Raf Simons)による「ディオール(DIOR)」のウィメンズのオートクチュールとレディ・トゥ・ウエアのヘッドデザイナーとしてチームに加わった。

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アダストリア木村社長、創業以来の改革決意 「小売業を超えたプラットフォーマーへ」

アダストリアはこのほど、2025年の「全体店長会」をパシフィコ横浜で開催した。グループブランド各店の店長や要職者ら約3600人を前に、木村治社長が連結売上高3000億円を見据えた「5度目のチェンジ」について語った。

木村社長は冒頭、直近に発表された第3四半期(24年3〜11月)連結業績について言及。「売上高は過去最高だったが、秋物の消化遅れや海外・飲食事業の苦戦により減益だった。1月、2月も厳しい状況が続いている」と述べた。「為替の影響、人件費の増加などもあるが、最終的な責任は社長である私や経営陣にある」とし、「毎日店舗で売上を作っている皆さんには、本当に申し訳ない」と続けた。

さらに「この1年、テレビや本などで『アパレル業界3位のアダストリア』としてたくさん取り上げられたが、もしかしたら油断や驕りがあったのかもしれない」と反省の弁。「もう一度初心に立ち返り、これまで以上に現場とのコミュニケーションを大切にし、数字を作っていきたい」と決意を示すとともに、改めて売上高3000億円を見据えた「5回目のチェンジ」について語った。

木村社長が語る“チェンジ”とは、アダストリアが創業以来、市場環境の変化に対応するために繰り返してきた事業モデルの変革を指す。1つ目に、紳士服小売業からメンズカジュアル業態「ベガ」への業態転換(1973年)。2つ目に、のジーンズカジュアルショップ「ポイント」のスタートとチェーンオペレーションシステムの導入(82年)。3つ目に、OEM・ODM生産体制への以降とレディースカジュアルブランド「ローリーズファーム」の開始(97年)。そして商品企画から生産、販売までを一貫する垂直統合型のSPA(製造小売)ビジネスの確立(2010年)だ。

「5回目のチェンジ」なぜ必要?

では今なぜ、再び「チェンジ」が必要なタイミングなのか。「日本では急速に人口減少が進んでいる。アパレル市場ではシェアの奪い合いによる業界再編がさらに進む。技術の進歩も想像よりずっと早く、お客さまの消費行動も大きく変わるだろう。こうした環境変化の中で、僕らが“なくてはならない企業”であるために、すべきことは一つ。小売業を超えた『プレイファッション・プラットフォーマー』として進化していくことだ」。

プレイファッション・プラットフォーマーへの変革とは、「現場で培ったお客さまとのつながりを、リアル・デジタルの両面でオープンに広げていく」というもの。木村社長はこの変革を支える重要な考えの一つに、まず「ID×LTV」を挙げた。「IDとは、僕らがつながっているお客さまのデータ、つまり顧客基盤のこと。顧客のLTV(生涯顧客価値)を高めるには、僕らとお客さまが強くつながることが不可欠。お客さまと日々向き合う皆さん(店舗スタッフ)にしかできないこと。つまり、5回目のチェンジは店舗から始まる」。

「アンドエスティ」から広げる輪

さらに顧客だけでなく、取引先企業とのつながりを深めていく。昨年10月、アダストリアは自社ECを「ドットエスティ」から「アンドエスティ」に名称変更し、同名の運営子会社を設立した。すでに22年から他社ブランドの取り扱いを開始し、現在17社22ブランドが出店しているが、「オープン化をさらに加速する」と木村社長は話す。「社員が持っている販売スキルやコミュニケーション能力、センスや感性を活用したい企業はたくさんいるし、どんどん仲間にしていく。あらゆる架け橋となり、ワクワクを生み出していく」。

こうした考えの下、この3月には、アダストリア本体のBtoB事業である「ビジネスプロデュース事業」と「デジタルソリューション事業」をアンドエスティに移管する。昨年は、イトーヨーカドーの衣料品平場をプロデュースした「ファウンドグッド」、「ピーチジョン」との協業によるアパレルラインなどの企業間コラボに取り組んだが、こういった協業事例をアンドエスティから積極的に生み出していく考えだ。また国内市場の縮小に対応するため、グループとして東南アジアや中国、台湾などへの進出を加速していくが、アンドエスティの越境EC機能を強化し、海外のファンのハブとする構想もある。

最後に木村社長は、「これまでの4回のチェンジは、すべてファッション小売の枠組みにの中での変革だった。しかし今回は、業界を超えた領域のプレイヤーを巻き込むプラットフォーマーへ進化する、事業構造そのものの変革。これは、アダストリアにとって初めての挑戦だ」と語り、現場への奮起を呼び掛けた。

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「サステナブルコスメアワード2024」は“深さ”が進化 ゴールド賞は「プラレス」の洗濯用固形石けんが受賞

「サステナブルコスメアワード」はこのほど、2024年度の授賞式を合同展示会「ニューエナジートーキョー(NEW ENERGY TOKYO)」で開催した。ゴールド賞は「プラレス(PLALESS)」の洗濯用固形石けん“パルセイユ プラレスソリッドランドリーソープ”、シルバー賞はモデルの水原希子が運営するウェルネスブランド「キークス(KIIKS)」の化粧水“竹水フェイスミスト”が受賞した。

同アワードは環境省「つなげよう支えよう森里川海プロジェクト」アンバサダーの有志が発起人となり、2019年にスタートした。審査員には、アイスタイルの山田メユミ取締役・共同創業者や講談社の関龍彦「FRaU」編集長兼プロデューサーなど環境・メディア・化粧品企業など多分野からの専門家を起用し、事務局運営と審査には学生の環境活動家も交えている。

今年度から、コスメに限らずにランドリーやフレグランス、サニタリーなどと応募枠を拡充した。ゴールド、シルバー、ブロンズ賞のほか、アップサイクルやカーボンニュートラルなど9つの部門からなる審査員賞、企業としての取り組みを評価する企業賞を設けている。

ゴールド賞を受賞した“パルセイユ プラレスソリッドランドリーソープ”は、美容薬理が展開する液体から固形へ形状を変えることでプラスチック容器を不要にした洗濯用固形石けんだ。審査員からは「100%自然由来成分で全くプラスチックを使用せずゴミが出ない、一回分ごとに固形化された無駄なく環境負荷が極めて少ない洗濯石けん」と評価された。美容薬理の金井誠一社長は、「洗剤こそがスキンケアだという思いで25年ほど会社をやってきて、その集大成とも言える製品となった。今後も環境に貢献していきたい」とコメントした。

シルバー賞の “竹水フェイスミスト”は、山林を侵食する竹害の課題を背景に、その改善や竹水の活用を目指して製造したアイテムだ。ブランドマネージャーを務める水原希子は「自分が安心して使えるナチュラルコスメを作りたいという思いでブランド始めたが、素材や成分のことなど産地の人やメーカーの人など、本当にたくさんの人にサポートしてもらった。その人たちの思いも背負ってこれからも続けていきたい」と話した。

審査員賞を含め3つ以上賞を取った“殿堂入り”は「ヴァーチェ(VIRCHE)」の“マルラオイル”、「華密恋」の“薬用入浴剤”、ビューティバーブランド「エティーク(ETHIQUE)」の“リップ バーム”、“シャンプー バー ピンカリシャス” 、“コンディショナー バー ザ ガーディアン”だった。

企業賞は、殿堂入りにも多数ノミネートした「エティーク」の日本販売を行うピー・エス・インターナショナルが受賞した。梱包資材などのエシカル化で環境負荷の軽減に努めるほか、売り上げの一部の寄付活動などを積極的に行っている。

審査員長を務める岸紅子氏は今回のコンテストについて「地域に何を貢献できるか、自然をどう再生するかを深く考え抜いているブランドが増えた。1つ1つのブランドが掘り下げてく深度も高まっており、各々の哲学を強く感じた」とコメント。一方で、「小さなブランドが多く、全国規模や世界規模のメガブランドになるには時間がかかる。ただ、メガブランドになることだけが良いわけではない。地球の資源は有限。適正なマーケットに適正な形で、それぞれの事業ができることが大事だ。それを楽しんでくれる多様な人がさらに増えていくといい」と総括した。

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TKSが手軽に自宅でファインバブルをかなえるキットを発売 単一特化型モデルで新しいシャワー文化を提案

TKSのファインバブルブランド「ピュアラス(PURELUS)」はこのほど、“フィニッシュミスト スターターキット”(9900円※編集部調べ)を発売した。公式オンラインストアや一部の量販店で扱う。

“フィニッシュミスト スターターキット”は、ミストのみに特化したファインバブルシャワーヘッドだ。散水板にバランスよく散水孔を配置し、濃密なミストを生み出す。洗顔時やバスタイム最後の仕上げとして全身に浴びることで、保湿や皮脂汚れを洗い流す効果が期待できる。

ワンタッチでシャワーヘッドを取り換えられる“カイテキジョイント”をセットで同封し、使用中のシャワーヘッドと付け替えで併用できるようにした。

新しいシャワー文化を提案

TKSはシャワーヘッドの製造販売のほか、水産業・農業・水資源・医療などの分野にウルトラファインバブルの技術を活用する研究開発を行う。2010年からファインバブルの研究に取り組み、11年にファインバブルシャワーヘッドブランド「ボリーナ(BOLLINA)」をスタートした。

24年に同社が実施した市場調査によると、ファインバブルシャワーヘッドは認知率の高まりと反して購入率は低いことが判明。非購入者の今後の購入意欲も低い傾向だった。「高級品」「機能や作用が分からない」という声もあり、「まだ多くの人の生活に根づいていないことを認識した」(広報担当者)という。

「市場では、2〜3万円ほどで多機能を売りとする製品が多い。当社もそういったアイテムを展開してきたが、調査を受けて新しいアプローチや製品の展開が必要と考えた。単一機能に特化することで手に取りやすい価格で提供し、より手軽に体験できる製品を開発する方針に切り替えた」(広報担当者)。

この方針転換に基づき、24年5月にはワンタッチでシャワーヘッドを取り換えることができる“カイテキジョイント”を発売した。9月には、シャワーヘッドの新ブランド「ピュアラス」「アヴァンティ(AVANTI)」を立ち上げ、シャワーヘッドを手軽に使い分ける習慣の提案に注力している。

今回の“フィニッシュミスト スターターキット”もこういった方針に基づき、単一機能を搭載して1万円を下回る価格での提供にこだわった。今後も、目的や利用シーンに応じた機能特化型の製品を展開する。これらの取り組みを通し、シャワーヘッド市場で15〜25%のシェア獲得を目指す。

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ワコールHDが子会社ルシアンを売却 構造改革の一環

ワコールホールディングス(HD)は26日、子会社で婦人下着のルシアンの全株式をIT企業のTANAAKK(東京、田中翔一朗CEO、以下タナーク)に売却すると発表した。売却価格は非開示。業績不振で大規模な事業再編を進める中、不採算が続くルシアンを手放すことを決断した。

ルシアンは1933年にレースなどの輸入販売会社として創業。55年から婦人下着や婦人服に業容を拡大し、90年代から2000年代には中国やベトナムに生産拠点を設けるに至った。09年に株式交換によってワコールHDの完全子会社になった。近年は苦戦が続き、24年3月期の業績は売上高が前期比17%減の40億円、営業損益が2億3300万円の赤字(前期は6000万円の赤字)、純損益が1400万円の赤字(同7800万円の赤字)で終わっていた。

タナークは2015年設立で、大企業のクラウド型新規事業を支援するサービス「HITSERIES(ヒットシリーズ)」を開発・提供するベンチャー企業。

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レリアンが50代向け「ブールジュ」を本格始動 百貨店でポップアップも積極展開

レリアンは2月から、50代向けの「ブールジュ(BOURGE)」を本格始動する。2022年秋冬から一部の百貨店向けに試験販売してきたが好評だったことを受け、「レリアン」全店舗に広げる。知名度の向上のため、百貨店を中心に30店舗のポップアップショップもオープンする計画だ。

ブランド名は「ブルジョン(=bourgeon、芽生え)」に由来。常に自己をアップデートする大人女性に向けた日常服を提案する。販売は全国のレリアンショップと公式EC。オン・オフに着回せる「デイリーウェア」をメーンに、「エグゼクティブスーツ」と「フェミニオン・オケージョン」の3カテゴリーで構成する。昨年同じく50代をターゲットにスタートしていた「ザ・ウーマン」は休止し、50代向けのカテゴリは「ブールジュ」に一本化する。

価格はジャケットが4.5万〜6.9万円、ボトムスが2.9万〜4.9万円、ブラウスが2.7万〜4.9万円、セーターが2.4万〜5.3万円、ドレスが3.6万〜6.9万円だが、主力のスーツライン(エグゼクティブスーツ)は一格上の価格帯でジャケットが12万〜18万円、ボトムスが6.8万〜10万円、ドレスが8.9万〜15万円になる。

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レリアンが50代向け「ブールジュ」を本格始動 百貨店でポップアップも積極展開

レリアンは2月から、50代向けの「ブールジュ(BOURGE)」を本格始動する。2022年秋冬から一部の百貨店向けに試験販売してきたが好評だったことを受け、「レリアン」全店舗に広げる。知名度の向上のため、百貨店を中心に30店舗のポップアップショップもオープンする計画だ。

ブランド名は「ブルジョン(=bourgeon、芽生え)」に由来。常に自己をアップデートする大人女性に向けた日常服を提案する。販売は全国のレリアンショップと公式EC。オン・オフに着回せる「デイリーウェア」をメーンに、「エグゼクティブスーツ」と「フェミニオン・オケージョン」の3カテゴリーで構成する。昨年同じく50代をターゲットにスタートしていた「ザ・ウーマン」は休止し、50代向けのカテゴリは「ブールジュ」に一本化する。

価格はジャケットが4.5万〜6.9万円、ボトムスが2.9万〜4.9万円、ブラウスが2.7万〜4.9万円、セーターが2.4万〜5.3万円、ドレスが3.6万〜6.9万円だが、主力のスーツライン(エグゼクティブスーツ)は一格上の価格帯でジャケットが12万〜18万円、ボトムスが6.8万〜10万円、ドレスが8.9万〜15万円になる。

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「WWDJAPAN」がソーシャルエディターアシスタントのアルバイトを募集します

「WWDJAPAN」ソーシャルエディターアシスタントのアルバイト募集

ファッション&ビューティのデジタルメディア「WWDJAPAN」では、ソーシャルエディターアシスタントのアルバイトを募集します。ファッション、ビューティに関わる取材やイベント、オリジナルコンテンツなどの動画撮影・編集、SNS投稿やデータ分析業務をお任せします。ファッションやビューティの最新現場に触れることができ、ソーシャルスキルを磨くことができます。

募集要項

募集職種

「WWDJAPAN」ソーシャルエディターアシスタント

雇用形態

アルバイト

応募条件

ファッション・ビューティに興味・知見がある方

動画撮影・編集の経験がある方
SNS投稿・運用の経験がある方

勤務地

東京都港区六本木

勤務時間

月~金 10:00-18:00(土日祝日休み)
※時短勤務も応相談

勤務開始・期間

2025年3月初旬頃から順次。1年間(応相談)

勤務日数

週3日以上

採用人数

若干名

給与・待遇

時給1,163円~
交通費支給(月額5万円まで)
加入条件を満たした場合、社会保健加入

応募方法

履歴書および職務経歴書をメールにてお送りください。

※3カ月以内に撮影した顔写真を貼付

※志望動機と希望する勤務開始日と勤務曜日を明記

<送付先メールアドレス>
saiyo@infaspub.co.jp

選考

書類選考後、通過者に対面面接を実施いたします。

募集期間

2025年3月31日(月)まで

問い合わせ先

〒106-0032東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木4階
株式会社INFASパブリケーションズ採用係
TEL:050-3852-1270(土日祝日除く10:00~18:00)

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ユナイテッドアローズ、日本の美意識のセレクトショップ「タバヤ」を4月開店 原宿本店を全面刷新

ユナイテッドアローズは、旗艦店である「ユナイテッドアローズ」の原宿本店を全館リニューアルし、「タバヤ ユナイテッドアローズ(TABAYA UNITEDARROWS、以下タバヤ)」として4月25日にオープンする。日本の美意識を前面的に出し、アパレルや服飾雑貨だけでなく、日用品、工芸品、美術品の扱いを大幅に増やすほか、カフェバーも併設する。同日ECサイトも開設する。

「タバヤ」のステートメントは「史上最上級のユナイテッドアローズ」。地下1階、本館1階・2階、アネックス1階・2階のフロア構成で、1992年に竣工したスペインの建築家リカルド・ボフィル氏による外観建築は維持しつつ、木材などを使った和風の内装を採用する。

地下1階はメンズ・ウイメンズのアパレルやアクセサリー。「ロエベ」「ザ・ロウ」「メゾン・マルジェラ」「セッチュウ」「コモリ」「ミオ ハルタカ」など国内外のブランドをそろえる。日本の素材や縫製にこだわった「ユナイテッドアローズ」のスーツ、ジャケット、シャツなどのドレスアイテムや、和の文化を表現する民芸品なども扱う。

本館1階とアネックスにはギャラリーを置く。国内外のさまざまな分野のアーティスト作品の展示販売を月替わりで行う。初回の4月から5月にかけては、韓国の伝統工芸作家のパク・ソングク氏、キム・ソヨン氏、ホン・ドゥヒョン氏ら7人の作家による作品の展示販売を実施する。また新コンセプトのカフェバーを設け、ゆったりした空間で和食や和菓子、柚子や抹茶を用いたスイーツ、ソフトドリンク、アルコール類を提供する。

本館2階とアネックスは工芸品、美術品、骨董品、日用品をそろえる。西陣織の「細尾」、木桶の「中川木工芸」、京金網の「金網つじ」、竹芸品の「公長斎小菅」、茶筒の「開化堂」、茶陶の「朝日焼」とった工芸品を充実させる。「ユナイテッドアローズ ボトルショップ」では厳選された日本酒各種を取り扱う。

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シューズ強化の「ザ・ノース・フェイス」 新型トレランシューズ発売、渋谷でポップアップも

ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は3月14日、「3年をかけて開発した」という新しいソールユニットを搭載した3モデルのトレイルランニングシューズ“ベクティブ 3.0(VECTIVE 3.0)”を発売する。同ブランドはライフスタイル領域を含むアパレルでは高い知名度を誇るが、これまで比較的手薄だったシューズの強化を24年に宣言。シューズ拡大により、引き続きの成長を見込む。強化の第一弾として打ち出すモデルが“ベクティブ 3.0”だ。

新ソールユニットは、「着地の衝撃を抑える」5層構造が特徴。ミッドソールに軽量性や高反発性、高クッション性などを特徴とする“DREAMフォーム”を採用した。フラッグシップモデルの“サミット ベクティブ プロ 3(SUMMIT VECTIV PRO 3)”(3万3000円)、片足240グラム(US9サイズ)という軽量性を追求したスピードモデルの“サミット ベクティブ スカイ 2(SUMMIT VECTIV SKY 2)”(2万9700円)、トレラン初心者も意識したという万能モデルの“ベクティブ エンドゥリス 4(VECTIV ENDURIS 4)”(2万4200円)の3型。

発売に合わせ、3月14〜5月6日に渋谷のレイヤード ミヤシタパーク1階でポップアップストアを開く。“ベクティブ 3.0”の3モデルのほか、2025年春夏のランニングコレクションを販売する。また、3月16日からは、トレランが盛んな東京の高尾山ふもとにある施設マウントタカオベースキャンプで、“ベクティブ 3.0”の3モデルや新作バックパックの試着も開始する。

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シューズ強化の「ザ・ノース・フェイス」 新型トレランシューズ発売、渋谷でポップアップも

ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は3月14日、「3年をかけて開発した」という新しいソールユニットを搭載した3モデルのトレイルランニングシューズ“ベクティブ 3.0(VECTIVE 3.0)”を発売する。同ブランドはライフスタイル領域を含むアパレルでは高い知名度を誇るが、これまで比較的手薄だったシューズの強化を24年に宣言。シューズ拡大により、引き続きの成長を見込む。強化の第一弾として打ち出すモデルが“ベクティブ 3.0”だ。

新ソールユニットは、「着地の衝撃を抑える」5層構造が特徴。ミッドソールに軽量性や高反発性、高クッション性などを特徴とする“DREAMフォーム”を採用した。フラッグシップモデルの“サミット ベクティブ プロ 3(SUMMIT VECTIV PRO 3)”(3万3000円)、片足240グラム(US9サイズ)という軽量性を追求したスピードモデルの“サミット ベクティブ スカイ 2(SUMMIT VECTIV SKY 2)”(2万9700円)、トレラン初心者も意識したという万能モデルの“ベクティブ エンドゥリス 4(VECTIV ENDURIS 4)”(2万4200円)の3型。

発売に合わせ、3月14〜5月6日に渋谷のレイヤード ミヤシタパーク1階でポップアップストアを開く。“ベクティブ 3.0”の3モデルのほか、2025年春夏のランニングコレクションを販売する。また、3月16日からは、トレランが盛んな東京の高尾山ふもとにある施設マウントタカオベースキャンプで、“ベクティブ 3.0”の3モデルや新作バックパックの試着も開始する。

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「無印良品」世界最大規模店舗が奈良にオープン わけあり品や古家具も売る資源循環の拠点に

「無印良品」は3月1日、世界最大の売場面積となる8201㎡を誇る大型店「無印良品 イオンモール橿原」を奈良県橿原市にオープンする。店内は、「無印良品」の衣食住に関する幅広い商品を暮らしのシーンごとに分けた全9つのゾーンで構成。店舗全体を一つのカタログのような形にすることで、新たな商品との出合いや発見を提供する。

主な3ゾーン

“ReMUJI”

「無印良品」の循環推進の拠点となる本店舗では、“資源回収”、“リユース品販売”、“わけあり品販売”、“古家具販売”、“古本販売”の5つの活動を通して資源循環に取り組む。

本店舗では「無印良品」商品の回収対象範囲を家具、生活雑貨、服飾雑貨へ広げるほか、回収品や古家具は店内のリペア工房で専任スタッフがリペア&メンテナンス作業を行う。

“本と喫茶”

日本出版販売が運営する「橿原書店」と「無印良品」のレストランカフェ「Cafe & Meal MUJI」を融合させた、「無印良品」初のブックカフェ「本と喫茶」をオープンする。約10万冊の本をラインアップするほか、オリジナルコーヒー“奈良ブレンド”や“アフォガートプリン”などのオリジナルメニューも用意。本を片手に食事を楽しめるほか、購入前の本をゆっくり試し読みすることもできる。さらに、展示などのイベントを通し奈良県や橿原の文化を広める企画を展開していく。

“Open MUJI”

店内中央の自然光が差し込む天窓の下に、地域の人たちの集いの場として“Open MUJI”を展開する。地元の自然を生かした吉野杉で作ったぬくもりのある空間には約1万冊の絵本や児童書を用意し、子どもから大人まで楽しめるオープンスペースを目指した。吉野杉を中心とした展示や街と人と物を繋ぐ“つながる市”、掘り出し物が見つかる蚤の市などのイベントも実施していく。

店舗概要

◾️無印良品 イオンモール橿原

場所: イオンモール橿原ウエスト・ヴィレッジ
住所:奈良県橿原市新堂町241-1
営業時間:10:00〜20:00(“本と喫茶”エリアは8:00〜20:00)

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「無印良品」世界最大規模店舗が奈良にオープン わけあり品や古家具も売る資源循環の拠点に

「無印良品」は3月1日、世界最大の売場面積となる8201㎡を誇る大型店「無印良品 イオンモール橿原」を奈良県橿原市にオープンする。店内は、「無印良品」の衣食住に関する幅広い商品を暮らしのシーンごとに分けた全9つのゾーンで構成。店舗全体を一つのカタログのような形にすることで、新たな商品との出合いや発見を提供する。

主な3ゾーン

“ReMUJI”

「無印良品」の循環推進の拠点となる本店舗では、“資源回収”、“リユース品販売”、“わけあり品販売”、“古家具販売”、“古本販売”の5つの活動を通して資源循環に取り組む。

本店舗では「無印良品」商品の回収対象範囲を家具、生活雑貨、服飾雑貨へ広げるほか、回収品や古家具は店内のリペア工房で専任スタッフがリペア&メンテナンス作業を行う。

“本と喫茶”

日本出版販売が運営する「橿原書店」と「無印良品」のレストランカフェ「Cafe & Meal MUJI」を融合させた、「無印良品」初のブックカフェ「本と喫茶」をオープンする。約10万冊の本をラインアップするほか、オリジナルコーヒー“奈良ブレンド”や“アフォガートプリン”などのオリジナルメニューも用意。本を片手に食事を楽しめるほか、購入前の本をゆっくり試し読みすることもできる。さらに、展示などのイベントを通し奈良県や橿原の文化を広める企画を展開していく。

“Open MUJI”

店内中央の自然光が差し込む天窓の下に、地域の人たちの集いの場として“Open MUJI”を展開する。地元の自然を生かした吉野杉で作ったぬくもりのある空間には約1万冊の絵本や児童書を用意し、子どもから大人まで楽しめるオープンスペースを目指した。吉野杉を中心とした展示や街と人と物を繋ぐ“つながる市”、掘り出し物が見つかる蚤の市などのイベントも実施していく。

店舗概要

◾️無印良品 イオンモール橿原

場所: イオンモール橿原ウエスト・ヴィレッジ
住所:奈良県橿原市新堂町241-1
営業時間:10:00〜20:00(“本と喫茶”エリアは8:00〜20:00)

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「ヴェジャ」からレトロなサッカースタイルの新作  認証農場から調達したレザーを採用

フランス発のスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」は、サッカーのPKにおけるテクニック、パネンカにちなんで名づけた新作シューズ“パネンカ(PANENKA)”を2月20日からヴェジャ公式オンラインストアで発売した。3月6日からはヴェジャ取り扱い店舗でも販売する。

パネンカは、クラシックなサッカージャージからインスピレーションを得た色と、ヴィンテージのサッカーシューズをベースにしたデザインで、大きなバックパネルも特徴的。キルティングのディテールによりクッション性を高め、ギザギザのカットを施したシュータンがレトロなイメージにつながっている。アッパーにはウルグアイの100%オーガニック認証農場から調達したレザーを採用しており、「ヴェジャ」史上最も柔らかいという。3色展開で、価格は各2万7500円。

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「ヴェジャ」からレトロなサッカースタイルの新作  認証農場から調達したレザーを採用

フランス発のスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」は、サッカーのPKにおけるテクニック、パネンカにちなんで名づけた新作シューズ“パネンカ(PANENKA)”を2月20日からヴェジャ公式オンラインストアで発売した。3月6日からはヴェジャ取り扱い店舗でも販売する。

パネンカは、クラシックなサッカージャージからインスピレーションを得た色と、ヴィンテージのサッカーシューズをベースにしたデザインで、大きなバックパネルも特徴的。キルティングのディテールによりクッション性を高め、ギザギザのカットを施したシュータンがレトロなイメージにつながっている。アッパーにはウルグアイの100%オーガニック認証農場から調達したレザーを採用しており、「ヴェジャ」史上最も柔らかいという。3色展開で、価格は各2万7500円。

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yutoriが韓国「GROVE」を独占輸入販売 「25年夏秋」から

yutoriは韓国のZ世代向けファッションブランド「グローブ(GROVE)」の独占輸入販売権を獲得した。2025年夏物からオンラインで販売を開始し、今年下期には店舗をオープン予定だ。

「グローブ」は2016年にソウル市内でセレクトショップをスタート。17年春夏からオリジナルブランドをスタートした。主に韓国のZ世代向けのトラッドや古着スタイルをミックスしたKファッションの人気ブランドの一つ。インスタグラムのフォロワー数は33.4万人。

yutoriは2024年秋冬から伊藤忠を通じて「マリテ + フランソワ ジルボー(MARITHÉ + FRANCOIS GIRBAUD)」の販売も行っていた。これまで蓄積してきたSNSやEC、リアル店舗の運営ノウハウを生かし、日本でも知名度のある韓国ブランドを導入・普及させることで、スピーディーな事業成長につなげる考え。

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カシミヤのコンサイニーが春夏向けの展示会 3月12〜14日に原宿で

中国の紡績メーカー、コンサイニー・グループ(CONSINEE GROUP)の日本法人コンサイニージャパンは3月12〜14日、東京・原宿のウィズ原宿(WITH HARAJUKU)で展示会「2026 S/S コンサイニー・グループ展示会」を行う。大盛況だった昨年9月に続き、2度目の展示会では同社がストックして提供している、CONSINEEとTOP LINEのバリエーション豊かな最新春夏コレクションを国内初披露する。展示会ではイタリアのピッティ・フィラーティなどで展示した100点以上の製品サンプルも持ち込み、春夏ならではのニット製品を紹介する。また、昨年9月に提携を発表したスパイバーの人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」を使った新素材や、カシミヤの撥水加工なども見どころだという。同社の酒井雅行社長は「カシミヤのイメージが強いCONSINEEだが、春夏向けの天然素材も非常に充実している。ニットのアイディアを提供したい」と話す。

クラシックカシミヤを中心としたヤーンブランド「コンサイニー(CONSINEE)」では、秋冬コレクションでは扱っていない細番手のカシミヤを始め、春夏に使いやすい素材を幅広いカラーバリエーションで展開。天然素材中心の高級ファンシーヤーンブランド「トップライン(TOPLINE)」ではシルク混を中心とした意匠糸をバリエーション豊富にそろえる。酒井社長は「このクオリティでここまでのバリエーションはほかにはない」と自信を見せる。

コンサイニー・グループは、カシミヤを中心に高級獣毛を年1万トン以上生産するカシミヤ紡績大手で、紡績工程から出荷作業までを完全自動化するなど、テクノロジーで世界の最先端を走る。

酒井社長は「撥水カシミヤでは、防汚という観点を入れ、高価なカシミヤ製品で白やライトグレーといった明るい色での提案も行いたい。日本でここまでの幅広いバリエーションのニット素材の提案は、当社ならでは。展示会にぜひ足を運んでほしい」と意気込む。

■2026 S/S コンサイニー・グループ展示会
日程:3月12〜14日
時間:10:00〜18:00
場所:WITH HARAJUKU 3F LIFORK
住所:東京都渋谷区神宮前 1-14-30

問い合わせ先
コンサイニージャパン
marky@consineejapan.com

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カシミヤのコンサイニーが春夏向けの展示会 3月12〜14日に原宿で

中国の紡績メーカー、コンサイニー・グループ(CONSINEE GROUP)の日本法人コンサイニージャパンは3月12〜14日、東京・原宿のウィズ原宿(WITH HARAJUKU)で展示会「2026 S/S コンサイニー・グループ展示会」を行う。大盛況だった昨年9月に続き、2度目の展示会では同社がストックして提供している、CONSINEEとTOP LINEのバリエーション豊かな最新春夏コレクションを国内初披露する。展示会ではイタリアのピッティ・フィラーティなどで展示した100点以上の製品サンプルも持ち込み、春夏ならではのニット製品を紹介する。また、昨年9月に提携を発表したスパイバーの人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」を使った新素材や、カシミヤの撥水加工なども見どころだという。同社の酒井雅行社長は「カシミヤのイメージが強いCONSINEEだが、春夏向けの天然素材も非常に充実している。ニットのアイディアを提供したい」と話す。

クラシックカシミヤを中心としたヤーンブランド「コンサイニー(CONSINEE)」では、秋冬コレクションでは扱っていない細番手のカシミヤを始め、春夏に使いやすい素材を幅広いカラーバリエーションで展開。天然素材中心の高級ファンシーヤーンブランド「トップライン(TOPLINE)」ではシルク混を中心とした意匠糸をバリエーション豊富にそろえる。酒井社長は「このクオリティでここまでのバリエーションはほかにはない」と自信を見せる。

コンサイニー・グループは、カシミヤを中心に高級獣毛を年1万トン以上生産するカシミヤ紡績大手で、紡績工程から出荷作業までを完全自動化するなど、テクノロジーで世界の最先端を走る。

酒井社長は「撥水カシミヤでは、防汚という観点を入れ、高価なカシミヤ製品で白やライトグレーといった明るい色での提案も行いたい。日本でここまでの幅広いバリエーションのニット素材の提案は、当社ならでは。展示会にぜひ足を運んでほしい」と意気込む。

■2026 S/S コンサイニー・グループ展示会
日程:3月12〜14日
時間:10:00〜18:00
場所:WITH HARAJUKU 3F LIFORK
住所:東京都渋谷区神宮前 1-14-30

問い合わせ先
コンサイニージャパン
marky@consineejapan.com

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業界3団体がアパレルの脱炭素推進ガイドライン策定 「できるだけ負担なく削減に着⼿を」

ジャパンサステナブルファッションアライアンス(以下、JSFA)、⼀般社団法⼈⽇本アパレル・ファッション産業協会(以下、JAFIC)および協同組合関⻄ファッション連合(KanFA)は連携し、環境省の「令和6年度バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」の⽀援を受けてアパレル企業が脱炭素を推進するためのガイドラインを策定した。19日には東京で、関連団体ならびに百貨店協会に所属する100名超が参加し説明会が開かれた。

公開された温室効果ガス(以下、GHG)削減の考え方と概算方法に関する資料は、令和5年度にJAFICとJSFAが連携し、環境省の⽀援を受けて作成した解説から一歩進み、GHG削減に向けた考え⽅と削減量および削減率の概算⽅法を具体的にまとめたもの。「各社ができるだけ負担なく削減に着⼿できるよう考慮して作成した」(JSFA)という。

説明会の冒頭であいさつに立った鈴木恒則 JAFIC理事長・CSR委員会委員長は、アパレル産業の脱炭素推進施策について「非常にハードルは高いが、それを承知で何としてでも企業間で協力し実行しなければならない」と参加者に向けて力強くメッセージを送った。続いて登壇した環境省の杉井威夫地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室室長は「バリューチェーン全体の脱炭素化について」と題して講演を行った。2015年のパリ協定採択に始まるカーボンニュートラル実現に向けた国内外の動向や、日本政府が掲げる2050年ネットゼロ目標に向けたグリーン・トランスフォーメーション(GX)のロードマップを投資や規制の内容を交えた図解で解説。スコープ3算定義務化への動きについても触れ「動き出すのは今がラストチャンス」などと団体加盟各社を鼓舞した。

ガイドラインの内容については、JAFICから枝村正芳(ワールドプロダクションパートナーズ品質管理部仕入管理課)と、JSFAから竹内大祐(日本繊維製品品質技術センター)が説明に立ち、作成にいたる経緯にはじまり、排出量の具体的な策定方法や脱炭素化推進活動の例などを解説した。

会見中に繰り返されたのは「すべきことは緻密な算定ではなく、GHGの削減をすること」のメッセージだ。策定にあたっては、3団体の間で「手を止めないための」喧々諤々な議論が重ねられたという。また、サプライヤーなど社会の情報を入手しなくてもGHG削減アクションに着手できるように、算定の具体的な方法を提案。製品を細分化しすぎず「軽衣料」「中衣料」「重衣料」の3つに分類したことが象徴するようにアパレルビジネスに従事する人が使い慣れた言葉を使うなど「できるだけ負担なく削減に着⼿」する方法が考えられている。

資料は各団体の公式サイトから必要事項を記入の上、ダウンロードすることができる。

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業界3団体がアパレルの脱炭素推進ガイドライン策定 「できるだけ負担なく削減に着⼿を」

ジャパンサステナブルファッションアライアンス(以下、JSFA)、⼀般社団法⼈⽇本アパレル・ファッション産業協会(以下、JAFIC)および協同組合関⻄ファッション連合(KanFA)は連携し、環境省の「令和6年度バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」の⽀援を受けてアパレル企業が脱炭素を推進するためのガイドラインを策定した。19日には東京で、関連団体ならびに百貨店協会に所属する100名超が参加し説明会が開かれた。

公開された温室効果ガス(以下、GHG)削減の考え方と概算方法に関する資料は、令和5年度にJAFICとJSFAが連携し、環境省の⽀援を受けて作成した解説から一歩進み、GHG削減に向けた考え⽅と削減量および削減率の概算⽅法を具体的にまとめたもの。「各社ができるだけ負担なく削減に着⼿できるよう考慮して作成した」(JSFA)という。

説明会の冒頭であいさつに立った鈴木恒則 JAFIC理事長・CSR委員会委員長は、アパレル産業の脱炭素推進施策について「非常にハードルは高いが、それを承知で何としてでも企業間で協力し実行しなければならない」と参加者に向けて力強くメッセージを送った。続いて登壇した環境省の杉井威夫地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室室長は「バリューチェーン全体の脱炭素化について」と題して講演を行った。2015年のパリ協定採択に始まるカーボンニュートラル実現に向けた国内外の動向や、日本政府が掲げる2050年ネットゼロ目標に向けたグリーン・トランスフォーメーション(GX)のロードマップを投資や規制の内容を交えた図解で解説。スコープ3算定義務化への動きについても触れ「動き出すのは今がラストチャンス」などと団体加盟各社を鼓舞した。

ガイドラインの内容については、JAFICから枝村正芳(ワールドプロダクションパートナーズ品質管理部仕入管理課)と、JSFAから竹内大祐(日本繊維製品品質技術センター)が説明に立ち、作成にいたる経緯にはじまり、排出量の具体的な策定方法や脱炭素化推進活動の例などを解説した。

会見中に繰り返されたのは「すべきことは緻密な算定ではなく、GHGの削減をすること」のメッセージだ。策定にあたっては、3団体の間で「手を止めないための」喧々諤々な議論が重ねられたという。また、サプライヤーなど社会の情報を入手しなくてもGHG削減アクションに着手できるように、算定の具体的な方法を提案。製品を細分化しすぎず「軽衣料」「中衣料」「重衣料」の3つに分類したことが象徴するようにアパレルビジネスに従事する人が使い慣れた言葉を使うなど「できるだけ負担なく削減に着⼿」する方法が考えられている。

資料は各団体の公式サイトから必要事項を記入の上、ダウンロードすることができる。

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音を立てなければ“盗める”体験型イベント「盗-TOH-」第2弾が開催 TaiTanと玉置周啓による「脳盗」が主催

TaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「脳盗」が、音を立てなければ“盗める”体験型イベント「盗-TOH-」の第2弾を3月13日から16日までTBS赤坂BLITZスタジオで開催する。※同イベントは犯罪行為を推奨・容認するものではない。

昨年3月16日と17日に開催された第1弾は、わずかな音でも即退場となる緊張感と、参加者が忍び足で商品を持ち帰るユニークな体験がSNSで話題となり、最大4時間待ちの行列ができ、およそ1000人が来店。「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2024」ではTBSラジオ史上初となる2部門を受賞し、ラジオイベントの枠に収まらない広がりを見せた。

今回のテーマは「盗める市場」。日用品からお菓子、洋服や古本まで、あらゆるものが雑然と並ぶ闇市のような場所が出現。時間指定チケット制を導入し、前回よりもスムーズに参加できる仕組みになっている。

市場に並ぶのは、ブレンスリープ マットレス プレミアムフロート、ブレインスリープ ピロー(全6種類、約70点、提供:ブレインスリープ)や古本約5000冊(提供:バリューブックス)、ベビースターラーメンをはじめとした袋入りスナック菓子(1万袋超え、提供:おやつカンパニー)、コラボアパレル(提供:「フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE LOOM)」)など。また、市場にはこのほか、思わぬ“戦利品”が潜んでいる可能性も……。

「盗-TOH-」とは?

制限時間以内に、音を立てなければ全商品“盗める”体験型イベント。会場にはTBSラジオが保有する無数の高感度マイクが設置され、わずかな物音でも即退場となってしまうスリリングなルールが特徴。

「盗-TOH-」第2弾

■「盗-TOH-」第2弾
期間:2025年3月13~16日 
時間:平日(3月13、14日)13:00~20:00(最終入場19:30)、土日(3月15、16日)11:00~18:00(最終入場17:30)
会場:TBS赤坂BLITZスタジオ
チケット:2月24日12時から販売開始 
料金:1人参加 1000円、2人参加 1800円(1人あたり900円)、3人参加 2400円(1人あたり800円)、4人参加 2800円(1人あたり700円)
販売期間:2月24日12:00~3月16日17:00(※枠がなくなり次第終了) 
※チケットの詳細は以下のWEBサイトで要確認
https://w.pia.jp/t/toh/

ルール
・店内の商品は、自由に“盗め”ます
・音を出したら即退店をお願いします
・持ち帰れる商品数には制限があります
・参加人数は最小1名~最大4名
・グループでの参加では、協力が必要なサイズの商品にも挑戦可能です
・制限時間は60秒以内
・時間指定チケット制(事前予約制)
・グループ参加の場合、退場者(ゲーム失敗者)が出る前に、商品を獲得してゲームクリアをしている方がいれば、その商品は持ち帰ることができます。

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映画「ウィキッド ふたりの魔女」の世界に完全没入 有楽町マルイで体験型イベント開催

ネイキッド(NAKED, INC)は3月1〜9日の期間、有楽町マルイ8階のアート施設「ネイキッドフラワーズフォーユー(NAKED FLOWERS FOR YOU)」で、映画「ウィキッド ふたりの魔女」の世界観を満喫できる体験型イベント“ウィキッド×ネイキッドフォーユー”を開催する。

入場料は無料で、事前予約制。1〜6日の期間、ポストカードサイズの購入者限定特典付きムビチケ前売り券を販売する。詳細は公式サイトから確認できる。
公式サイト

7日に日本公開する映画「ウィキッド ふたりの魔女」は、2003年初演以来20年間不朽のミュージカルとして愛され続けている「ウィキッド」初の映画化作品。監督はジョン・M・チュウ(Jon M. Chu)が、主演はシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)とアリアナ・グランデ(Ariana Grande)が務める。

映画「ウィキッド ふたりの魔女」の世界への旅

同イベントでは、特別な“魔法の鍵”となる二次元コード付きのカードとともに、グリーンとピンクに彩られた魔法と花の世界観を堪能できるコンテンツを展開。

会場内には、映画の象徴的なシーンを映し出す“ネイキッド ビッグ ブック(NAKED BIG BOOK)”や、物語の舞台であるエメラルドシティーを表現したアートと本会場限定の本編映像や楽曲を楽しめる“エメラルドシティー ハーモニー(EMERALD CITY HARMONY)”、エルファバとグリンダを象徴するグリーンとピンクの花々が咲き誇るインタラクティブエリア“桜彩 OUSAI -GREEN & PINK GLOW-”などを用意し、美しく幻想的な物語の世界への没入体験を提供する。

イベント詳細

◼️“ウィキッド×ネイキッドフラワーズフォーユー”

日程:3月1〜9日
時間:11:00~19:00(最終受付18:30)
場所:有楽町マルイ 8階 ネイキッドフラワーズフォーユー
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1
入場料:無料

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蚤の市「︎パスザバトンマーケット」が今年も開催 食卓を彩るイベントを実施

スマイルズは3月1~2日に、デッドストックや規格外品の蚤の市「パスザバトンマーケット Vol.18(PASS THE BATON MARKET)」を東京・品川のコクヨ東京品川オフィスのザ キャンパス(THE CAMPUS)で開催する。

本展は、企業の倉庫に眠るB品やデッドストック品、通常店舗で販売をしていない品も含めた、ものづくりの背景や過程、地域文化に光を当てる蚤の市。第18回となる今回は、全国の器が勢ぞろいする「ウツワのワルツ」や全国各地の食料品が集まる「パスザバトンの大食料品店」といった食卓を彩るイベントを実施する。

全国各地の“ウツワ”が集結

今回は、第15回で初めて企画し好評を得ていた「ウツワのワルツ」が再登場する。九州からは新旧さまざまなデザインの波佐見焼を扱う西海陶器や佐賀県の5つの窯元が出展し有田焼を紹介する「サード プレイス(3rd place)」、風合いのある小鹿田焼の鹿鳴庵、岐阜県多治見市からは美濃焼の井澤コーポレーションやマルサ ポーセリン ファクトリー(MARUASA PORCELAIN FACTORY)、日本最古の漆器の産地、越前からは漆琳堂など、さまざまな地域の器が集結する。また、「ミノ ドンブリ」として初出展する井澤コーポレーションの“うつわの循環システムMA-RU”を実施する。欠けたり割れたりすることで使えなくなったものや食器棚の中で眠る陶磁器を回収し、粉砕することで新たな焼き物の原料(セルベン)として生まれ変わらせる取り組みで、来場者は陶磁器を持参することでこれに参加できる。

全国各地の“おいしい”が集まる

「パスザバトンの大食料品店」はパスザバトンの目利きが、全国各地で出合ったおいしいものを集めたイベント。「ワン ポット ワンダー(ONE POT WONDER)」のクラフト粒マスタードや「マリールゥ(marilou)」のパンケーキミックス、ヌガーサンド専門店、フロム ヌガー ショップ(FROM NOUGAT SHOP)など初出展となるブランドも登場する。ご飯のお供や調味料、スイーツから青果まで、幅広いラインアップを楽しむことができる。こうした企画のほかにも、ファッション雑貨やアパレル、インテリア・グリーンなどが集結し、計70のブランドが出展する。

本展は通常の入場料(500円)に加えて、能登半島地震の被災地に寄付ができる800円、1000円のプラン“オウエン入場料”を用意している。来場者はこれらの入場料を払うことでものづくりに従事する作り手への支援を行うことができ、寄付金は「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 産地支援のための募金」へ寄付される予定だ。また、前売り券(500円)を 2月4〜28日にPeatixで販売するほか、混雑緩和のため入場時に必要なフォーム入力の事前登録を推奨している。

>前売り券
>事前登録

イベント概要

◼︎パスザバトンマーケット Vol.18
日程:3月1~2日
時間:11:00〜19:00(最終日は18時終了) ※最終入場は終了時間30分前まで/雨天決行
場所:コクヨ東京品川オフィス ザ キャンパス
住所:東京都港区港南1-8-35
入場料:500円、800円、1000円 ※小学生以下無料

>公式サイト

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蚤の市「︎パスザバトンマーケット」が今年も開催 食卓を彩るイベントを実施

スマイルズは3月1~2日に、デッドストックや規格外品の蚤の市「パスザバトンマーケット Vol.18(PASS THE BATON MARKET)」を東京・品川のコクヨ東京品川オフィスのザ キャンパス(THE CAMPUS)で開催する。

本展は、企業の倉庫に眠るB品やデッドストック品、通常店舗で販売をしていない品も含めた、ものづくりの背景や過程、地域文化に光を当てる蚤の市。第18回となる今回は、全国の器が勢ぞろいする「ウツワのワルツ」や全国各地の食料品が集まる「パスザバトンの大食料品店」といった食卓を彩るイベントを実施する。

全国各地の“ウツワ”が集結

今回は、第15回で初めて企画し好評を得ていた「ウツワのワルツ」が再登場する。九州からは新旧さまざまなデザインの波佐見焼を扱う西海陶器や佐賀県の5つの窯元が出展し有田焼を紹介する「サード プレイス(3rd place)」、風合いのある小鹿田焼の鹿鳴庵、岐阜県多治見市からは美濃焼の井澤コーポレーションやマルサ ポーセリン ファクトリー(MARUASA PORCELAIN FACTORY)、日本最古の漆器の産地、越前からは漆琳堂など、さまざまな地域の器が集結する。また、「ミノ ドンブリ」として初出展する井澤コーポレーションの“うつわの循環システムMA-RU”を実施する。欠けたり割れたりすることで使えなくなったものや食器棚の中で眠る陶磁器を回収し、粉砕することで新たな焼き物の原料(セルベン)として生まれ変わらせる取り組みで、来場者は陶磁器を持参することでこれに参加できる。

全国各地の“おいしい”が集まる

「パスザバトンの大食料品店」はパスザバトンの目利きが、全国各地で出合ったおいしいものを集めたイベント。「ワン ポット ワンダー(ONE POT WONDER)」のクラフト粒マスタードや「マリールゥ(marilou)」のパンケーキミックス、ヌガーサンド専門店、フロム ヌガー ショップ(FROM NOUGAT SHOP)など初出展となるブランドも登場する。ご飯のお供や調味料、スイーツから青果まで、幅広いラインアップを楽しむことができる。こうした企画のほかにも、ファッション雑貨やアパレル、インテリア・グリーンなどが集結し、計70のブランドが出展する。

本展は通常の入場料(500円)に加えて、能登半島地震の被災地に寄付ができる800円、1000円のプラン“オウエン入場料”を用意している。来場者はこれらの入場料を払うことでものづくりに従事する作り手への支援を行うことができ、寄付金は「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 産地支援のための募金」へ寄付される予定だ。また、前売り券(500円)を 2月4〜28日にPeatixで販売するほか、混雑緩和のため入場時に必要なフォーム入力の事前登録を推奨している。

>前売り券
>事前登録

イベント概要

◼︎パスザバトンマーケット Vol.18
日程:3月1~2日
時間:11:00〜19:00(最終日は18時終了) ※最終入場は終了時間30分前まで/雨天決行
場所:コクヨ東京品川オフィス ザ キャンパス
住所:東京都港区港南1-8-35
入場料:500円、800円、1000円 ※小学生以下無料

>公式サイト

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「バウム」から初夏の森の香りをまとうボディーフレグランス “ひんやりさらさら肌”にリフレッシュ

資生堂のスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」は4月24日、ボディーフレグランス“リフレッシング ボディコロン アクアティック グリーン”(90mL、4400円)を限定発売する。

同製品は、初夏のフレッシュな森の香りをまとうボディーフレグランス。みずみずしいテクスチャーで肌に広がり、爽やかなグリーンノートとクリアなアクアノートがすっきりとした清涼感をもたらす。バンブー、ローズマリーの香りにはじまり、ヒノキ、サイプレス、ミュゲへと移り、シダーウッド、ベチパー、サンダルウッドに着地する。植物由来のメントールと自然由来のパウダーを配合し、心地良いひんやり感とさらさらの肌をキープ。汗などの気になる臭いを目立たなくしながら、手軽なリフレッシュをかなえる。パッケージには72%リサイクルPETを採用し、新緑の森に広がる水辺の爽やかさを表現するデザインに仕上げた。パラベン(防腐剤)とシリコーン、合成着色剤フリー。

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「バウム」から初夏の森の香りをまとうボディーフレグランス “ひんやりさらさら肌”にリフレッシュ

資生堂のスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」は4月24日、ボディーフレグランス“リフレッシング ボディコロン アクアティック グリーン”(90mL、4400円)を限定発売する。

同製品は、初夏のフレッシュな森の香りをまとうボディーフレグランス。みずみずしいテクスチャーで肌に広がり、爽やかなグリーンノートとクリアなアクアノートがすっきりとした清涼感をもたらす。バンブー、ローズマリーの香りにはじまり、ヒノキ、サイプレス、ミュゲへと移り、シダーウッド、ベチパー、サンダルウッドに着地する。植物由来のメントールと自然由来のパウダーを配合し、心地良いひんやり感とさらさらの肌をキープ。汗などの気になる臭いを目立たなくしながら、手軽なリフレッシュをかなえる。パッケージには72%リサイクルPETを採用し、新緑の森に広がる水辺の爽やかさを表現するデザインに仕上げた。パラベン(防腐剤)とシリコーン、合成着色剤フリー。

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ウェルネスブランド「アテックスルルド」から“ミニ”よりコンパクトなシリーズ最小・最軽量のマッサージクッション

健康・美容機器、快眠寝具を展開するアテックスは2月25日、ウェルネスブランド「アテックスルルド(ATEX LOURDES)」からマッサージクッションシリーズ最小・最軽量の“マッサージクッション XS”(全2色、各7700円)を発売する。

同製品は、2009年誕生のマッサージクッションシリーズのうち、最小・最軽量を誇るマッサージクッション。同シリーズの“マッサージクッション ミニ”より小さい約20cm角、約950gのコンパクトサイズで、椅子に座りながら肩甲骨へのアプローチをかなえる。もみ玉の間隔も狭く、これまでケアしづらかった肩甲骨の間にしっかりと入り込む。固くなった筋肉を揺らすように動きながらほぐし、疲れやコリを和らげる。ソファや椅子に置く際のもみ玉の位置は、滑り止め加工された重り付きのベルトで調整可能だ。

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健康・美容機器、快眠寝具を展開するアテックスは2月25日、ウェルネスブランド「アテックスルルド(ATEX LOURDES)」からマッサージクッションシリーズ最小・最軽量の“マッサージクッション XS”(全2色、各7700円)を発売する。

同製品は、2009年誕生のマッサージクッションシリーズのうち、最小・最軽量を誇るマッサージクッション。同シリーズの“マッサージクッション ミニ”より小さい約20cm角、約950gのコンパクトサイズで、椅子に座りながら肩甲骨へのアプローチをかなえる。もみ玉の間隔も狭く、これまでケアしづらかった肩甲骨の間にしっかりと入り込む。固くなった筋肉を揺らすように動きながらほぐし、疲れやコリを和らげる。ソファや椅子に置く際のもみ玉の位置は、滑り止め加工された重り付きのベルトで調整可能だ。

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イチゴたっぷりの「ジュリーク」アフターヌーンティー コートヤード・バイ・マリオット名古屋で開催

オーストラリアのオーガニックコスメブランド「ジュリーク(JURLIQUE)」は2025年3月1日〜5月31日、コートヤード・バイ・マリオット名古屋とコラボレーションしたアフタヌーンティー“ストロベリーフィールズティーパーティー”と、限定アメニティー付きの香りの宿泊体験“アーバン リトリート(Urban Retreat)”を提供する。

イチゴがテーマの同アフターヌーンティーは、オーストラリアのジュリーク オーガニック認証自社農園のローズやハーブ、花々にインスピレーションを受けたスイーツとセイボリーをラインアップ。

可憐なバラの花びらや蝶々をあしらったムースやシューなど、ストロベリーやローズ、ラベンダーなどを使用し華やかに仕上げたデザートやセイボリーは、ロサンゼルス発のオーガニックティー“アートオブティー(ART OF TEA)”と共に楽しむことができる。また、「ジュリーク」の“ローズ ハンドクリーム N”(ミニサイズ)もプレゼントする。

アメニティー付き宿泊プラン

同期間中、「ジュリーク」のローズシリーズから、シャワージェル(30mL)、ボディーオイル(10mL)、フェイスオイル(9mL)をセットした限定アメニティーがついた特別宿泊プランも提供。利用者先着100人には、「ジュリーク」のオリジナルバニティポーチを進呈する。

さらに、同プラン利用者を対象に、ローズをイメージしたウェルカムカクテルやローズのタオルアートなど特別な特典も用意する。

イベント概要

◾️ “ストロベリーフィールズティーパーティー”

日程:3月1日〜5月31日
時間:1部 12:00〜14:00/2部 14:30〜16:30
場所:コートヤード・バイ・マリオット名古屋 1階 THE LOUNGE
住所: 愛知県名古屋市中区栄1-17-6
料金:1人 6000円

◾️「ジュリーク」×コートヤード・バイ・マリオット名古屋
アメニティー付き特別宿泊プラン “アーバン リトリート(Urban Retreat)”

日程:3月1日〜5月31日
場所:コートヤード・バイ・マリオット名古屋

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イチゴたっぷりの「ジュリーク」アフターヌーンティー コートヤード・バイ・マリオット名古屋で開催

オーストラリアのオーガニックコスメブランド「ジュリーク(JURLIQUE)」は2025年3月1日〜5月31日、コートヤード・バイ・マリオット名古屋とコラボレーションしたアフタヌーンティー“ストロベリーフィールズティーパーティー”と、限定アメニティー付きの香りの宿泊体験“アーバン リトリート(Urban Retreat)”を提供する。

イチゴがテーマの同アフターヌーンティーは、オーストラリアのジュリーク オーガニック認証自社農園のローズやハーブ、花々にインスピレーションを受けたスイーツとセイボリーをラインアップ。

可憐なバラの花びらや蝶々をあしらったムースやシューなど、ストロベリーやローズ、ラベンダーなどを使用し華やかに仕上げたデザートやセイボリーは、ロサンゼルス発のオーガニックティー“アートオブティー(ART OF TEA)”と共に楽しむことができる。また、「ジュリーク」の“ローズ ハンドクリーム N”(ミニサイズ)もプレゼントする。

アメニティー付き宿泊プラン

同期間中、「ジュリーク」のローズシリーズから、シャワージェル(30mL)、ボディーオイル(10mL)、フェイスオイル(9mL)をセットした限定アメニティーがついた特別宿泊プランも提供。利用者先着100人には、「ジュリーク」のオリジナルバニティポーチを進呈する。

さらに、同プラン利用者を対象に、ローズをイメージしたウェルカムカクテルやローズのタオルアートなど特別な特典も用意する。

イベント概要

◾️ “ストロベリーフィールズティーパーティー”

日程:3月1日〜5月31日
時間:1部 12:00〜14:00/2部 14:30〜16:30
場所:コートヤード・バイ・マリオット名古屋 1階 THE LOUNGE
住所: 愛知県名古屋市中区栄1-17-6
料金:1人 6000円

◾️「ジュリーク」×コートヤード・バイ・マリオット名古屋
アメニティー付き特別宿泊プラン “アーバン リトリート(Urban Retreat)”

日程:3月1日〜5月31日
場所:コートヤード・バイ・マリオット名古屋

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「オサジ」が山名八幡宮とコラボ 約1300年前の碑に込められた思いへの共感から母子に向けた石けんを発売 

スキンケアブランド「オサジ(OSAJI)」は4月23日、母と子に向けた石けん“バーソープ ツナグ”(90g×2、3850円)を数量限定で発売する。「オサジ」高崎OPA店と東京グランスタ店、群馬県高崎市の山名八幡宮、山名八幡宮のオンライン授与所で扱う。

“バーソープ ツナグ”は、安産・子育ての神を司る山名八幡宮とのコラボレーションで誕生した。1点ずつを神社で祈祷し、購入した母子の縁がより深いものになるように祝詞を奏上している。

母子で使用できるように2つセットで販売する。グリセリンを配合して潤いを守りつつ、天然のミネラルを豊富に含んだレッドクレイでさっぱりとした洗い上がりを目指した。香りは国産ヒノキ木油を配合。全てに山名八幡宮のご祈祷証明書を同封している。

きっかけは「碑を知ってもらいたい」という思いから

今回のコラボレーションは、⼭名⼋幡宮が鎮座する⾼崎市⼭名町にある特別史跡“山上碑”の認知を広げ、碑の保存につなげたいという思いからスタートした。山名八幡宮の第27代宮司である高井俊一郎氏は「自分たちでも発信しているがなかなか広がりにくいところがある。『オサジ』とコラボすることでより波及できたらうれしい」と話す。

“山上碑”は約1300年前、長利という僧が母のために建てた日本最古の石碑だ。「オサジ」の開始も、茂田正和ブランドディレクターが皮膚疾患を抱えていた母を思い、自宅のキッチンで化粧品を作り始めたことがきっかけだった。「山上碑も母のためを思った碑であるし、山名八幡宮は安産の子育ての宮であるし、つながりがあると思った」(茂田ブランドディレクター)。

そういった背景から、「母を思うことができる」製品作りに着手した。「単なるギフトではない。それを渡し、自分も持つことで、離れていても母とのつながりを認識するきっかけになったら」という思いから、2つセットで1つずつ祈祷するスタイルを採用した。

茂田ブランドディレクターは、「日本の大事な文化を断たないようにしていくことが、日本の化粧品ブランドとして1つの使命だと考えている。神社もその1つとして欠かせない。今後も自分たちが手伝えることができたらうれしい」と話した。宮司の高井さんは「ただモノを買うのではなく、その背景も含めて購入する傾向が進んでいる今、神社やお寺などは日本のモノ作りと共にもっといろんな価値を生めるはず。垣根を越えて日本の産業や歴史を守っていきたい」とコメントした。

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シンガーソングライター、ベンジャミン・クレメンタインが6月にブルーノート東京で初公演

シンガーソングライター、ベンジャミン・クレメンタイン(Benjamin Clementine)が最新アルバム「Sir Introvert and the Featherweights」を携え、6月3〜5日にブルーノート東京で公演を行う。ベンジャミンがブルーノート東京でライブをするのは今回が初となる。

ロンドンに生まれたベンジャミンは19歳でパリに移住。路上生活をしながらストリートライブを続けていたところを音楽関係者の目に留まり、2013年に1st EP「Cornerstone」を発表。同年、BBCの老舗音楽番組「Later With Jools Holland」での演奏が絶賛され一躍注目の存在に。15年にリリースしたデビューアルバム「At Least For Now」は、イギリス最高の音楽賞「マーキュリー・プライズ」の栄誉に輝いた。近年はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品「DUNE/デューン 砂の惑星」に出演するなど俳優としても活躍している。

チケットはJam Session会員先行で2月22日正午から予約販売を開始し、25日正午から一般ウェブ先行販売、3月4日正午からは一般電話販売を行う。

■ベンジャミン・クレメンタイン来日公演
公演日程:6月3、4、5日
1st show 開場 17:00 / 開演 18:00
2nd show 開場 19:45 / 開演 20:30
料金:9900円※サイドエリアL/R、カウンター以外の席は、別途シートチャージがかかる。
会場:ブルーノート東京
住所:東京都港区南青山6-3-16
https://www.bluenote.co.jp/jp/

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「プーマ」が人気スニーカー“スピードキャット”のポップアップを渋谷で開催

「プーマ(PUMA)」は2月21~23日、人気スニーカー“スピードキャット(SPEEDCAT)”のポップアップイベントをレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)3階のギャラリー「サイ(SAI)」で開催している。

会場では、パイピングのディテールがアクセントになったモデルやレザー仕様の1足など、さまざまな“スピードキャット”に加え、1990年代後半から2000年代初頭に生産されていたミニバッグの復刻モデルを販売する。そして、購入したアイテムもしくは持参した“スピードキャット”をカスタマイズできるワークショップエリアも展開。シューレースの交換やチャームなどを用いて、自分だけの1点を仕上げることができる。

また、耐火レーシングシューズをルーツに持つ“スピードキャット”の世界観を体験できるフォトスポットを設置。ガソリンスタンドとモーテルを彷ふつとさせるこのセットは、それぞれ「プーマ」のグローバルアンバサダーを務めるデュア・リパ(Dua Lipa)とブラックピンク(BLACKPINK)のロゼ(ROSE)が登場するキャンペーンビジュアルを模したものだ。

なお、来場者には先着で“スピードキャット”のステッカーを無料配布するほか、23日15時からモデルのYUNON、クリエイティブ。ディレクターのAYAYAN、スタイリストのカトウリサをゲストに迎え、“スピードキャット”を取り入れたコーディネート提案や最新のファッショントレンドについてのトークショーを開催する。

■プーマ スピードキャット ポップアップ イベント
日程:2月21~23日
時間:21~22日 11:00~20:00/23日 11:00~19:00
場所:サイ
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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「プーマ」が人気スニーカー“スピードキャット”のポップアップを渋谷で開催

「プーマ(PUMA)」は2月21~23日、人気スニーカー“スピードキャット(SPEEDCAT)”のポップアップイベントをレイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)3階のギャラリー「サイ(SAI)」で開催している。

会場では、パイピングのディテールがアクセントになったモデルやレザー仕様の1足など、さまざまな“スピードキャット”に加え、1990年代後半から2000年代初頭に生産されていたミニバッグの復刻モデルを販売する。そして、購入したアイテムもしくは持参した“スピードキャット”をカスタマイズできるワークショップエリアも展開。シューレースの交換やチャームなどを用いて、自分だけの1点を仕上げることができる。

また、耐火レーシングシューズをルーツに持つ“スピードキャット”の世界観を体験できるフォトスポットを設置。ガソリンスタンドとモーテルを彷ふつとさせるこのセットは、それぞれ「プーマ」のグローバルアンバサダーを務めるデュア・リパ(Dua Lipa)とブラックピンク(BLACKPINK)のロゼ(ROSE)が登場するキャンペーンビジュアルを模したものだ。

なお、来場者には先着で“スピードキャット”のステッカーを無料配布するほか、23日15時からモデルのYUNON、クリエイティブ。ディレクターのAYAYAN、スタイリストのカトウリサをゲストに迎え、“スピードキャット”を取り入れたコーディネート提案や最新のファッショントレンドについてのトークショーを開催する。

■プーマ スピードキャット ポップアップ イベント
日程:2月21~23日
時間:21~22日 11:00~20:00/23日 11:00~19:00
場所:サイ
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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「バーバリー」のダニエル・リー、2月24日のファッションショーがラストに?

「バーバリー」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー PHOTO:FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

2月24日(現地時間)にロンドンで発表する2025-26年秋冬コレクションを最後に、「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー(Daniel Lee)がブランドを離れるのでは?というウワサが広がっている。業界筋は、ダニエルはすでに退社の準備を進めており、早ければ8月にも「バーバリー」を去るのでは?という。デザインチームも次の仕事探しを始めているとの話まで浮上。「バーバリー」はウワサに対して、コメントを発表していない。

ダニエル退任というウワサは、彼を起用したジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)前最高経営責任者が退任し、後任にジョシュア・シュルマンCEOが就いた昨夏以降、渦巻いている。エイクロイド前CEOは、ダニエルが生み出した“ザ・カセット”に代表される「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」でのバッグ&シューズでの成功を、ウエアの構成比率が高い「バーバリー」にも応用しようと試みたが、今のところ大きな成果は出ていない。

新CEOは、「過去数年は
不満が残る結果を残している」

対して後任のシュルマンCEOは、「バーバリー」はファッションショーを開くようなブランドではないと捉え、トレンチコートやスカーフなどに注力することでの再起を試みており、デザイン性の高いクリエイションが得意なダニエルとの方向性の違いを指摘する声が上がっていた。シュルマンCEOは昨年11月、過去数年の「バーバリー」に対して「コアビジネスから逸脱し、不満が残る結果を残している」と指摘。「モダンになりすぎたのではないか?(ダニエルが主導する)新しいスタイルコードは、顧客とは不釣り合いだ。近年のコレクションはニッチな美学に基づいた季節性の高い商材が多く、我々のコアだった普遍性が曖昧模糊になっている」と続けた。

さらに「コーチ(COACH)」や「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」での経験が豊かなシュルマンCEOは、現在トレンチコートは40万円前後という価格帯についても言及し、「価格、特にレザーグッズ(ダニエルが生み出したバッグは、30万〜50万円程度)は、我々のコアなバッグビジネスから乖離している。『バーバリー』は、少数の富裕層に傾倒しすぎた」とも分析。同社の直近の上半期決算によると、売上高が22%減少し、赤字を計上した。回復への道のりは、始まったばかりだ。

ダニエルはシュルマンCEOに対して、「アメリカンブランドでの経験が長い人物ならではのオプティミズム(楽観主義)には刺激を受けている」と話していたが、彼もまた昨今のデザイナー交代劇に巻き込まれる可能性が高いようだ。

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「バーバリー」のダニエル・リー、2月24日のファッションショーがラストに?

「バーバリー」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー PHOTO:FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

2月24日(現地時間)にロンドンで発表する2025-26年秋冬コレクションを最後に、「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー(Daniel Lee)がブランドを離れるのでは?というウワサが広がっている。業界筋は、ダニエルはすでに退社の準備を進めており、早ければ8月にも「バーバリー」を去るのでは?という。デザインチームも次の仕事探しを始めているとの話まで浮上。「バーバリー」はウワサに対して、コメントを発表していない。

ダニエル退任というウワサは、彼を起用したジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)前最高経営責任者が退任し、後任にジョシュア・シュルマンCEOが就いた昨夏以降、渦巻いている。エイクロイド前CEOは、ダニエルが生み出した“ザ・カセット”に代表される「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」でのバッグ&シューズでの成功を、ウエアの構成比率が高い「バーバリー」にも応用しようと試みたが、今のところ大きな成果は出ていない。

新CEOは、「過去数年は
不満が残る結果を残している」

対して後任のシュルマンCEOは、「バーバリー」はファッションショーを開くようなブランドではないと捉え、トレンチコートやスカーフなどに注力することでの再起を試みており、デザイン性の高いクリエイションが得意なダニエルとの方向性の違いを指摘する声が上がっていた。シュルマンCEOは昨年11月、過去数年の「バーバリー」に対して「コアビジネスから逸脱し、不満が残る結果を残している」と指摘。「モダンになりすぎたのではないか?(ダニエルが主導する)新しいスタイルコードは、顧客とは不釣り合いだ。近年のコレクションはニッチな美学に基づいた季節性の高い商材が多く、我々のコアだった普遍性が曖昧模糊になっている」と続けた。

さらに「コーチ(COACH)」や「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」での経験が豊かなシュルマンCEOは、現在トレンチコートは40万円前後という価格帯についても言及し、「価格、特にレザーグッズ(ダニエルが生み出したバッグは、30万〜50万円程度)は、我々のコアなバッグビジネスから乖離している。『バーバリー』は、少数の富裕層に傾倒しすぎた」とも分析。同社の直近の上半期決算によると、売上高が22%減少し、赤字を計上した。回復への道のりは、始まったばかりだ。

ダニエルはシュルマンCEOに対して、「アメリカンブランドでの経験が長い人物ならではのオプティミズム(楽観主義)には刺激を受けている」と話していたが、彼もまた昨今のデザイナー交代劇に巻き込まれる可能性が高いようだ。

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【一粒万倍日】「トリー バーチ」“籾一粒から何倍もの米が成る”表現で新作を公開 3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、“虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

「トリー バーチ(TORY BURCH)」はこの日に向け、サークルで縁取ったブランドロゴが特長の“ロビンソン”コレクションから、財布やカードケースの新色(ライトグラナイト、ティラミス、ワイルドマッシュルーム、ゴウアンサンド)を発売している。なお、“キラ”コレクションからは、幸運のモチーフであるクローバーをあしらった革小物やジュエリーなどが登場。「トリー バーチ」各店舗ほか、公式ECで取り扱っている。

新作アイテムを引き立たせるのは、生け花を取り入れた日本限定のクリエイティブビジュアルだ。どれも植物本来の形状を生かしつつ、シンプルで力強いアレンジメントに仕上げている。中でも、“キラ”コレクションの革小物のビジュアルは、「籾(もみ)一粒から一本の稲が育ち何倍もの米が収穫できる」という「一粒万倍日」本来の意味を表現した。

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【一粒万倍日】「トリー バーチ」“籾一粒から何倍もの米が成る”表現で新作を公開 3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、“虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

「トリー バーチ(TORY BURCH)」はこの日に向け、サークルで縁取ったブランドロゴが特長の“ロビンソン”コレクションから、財布やカードケースの新色(ライトグラナイト、ティラミス、ワイルドマッシュルーム、ゴウアンサンド)を発売している。なお、“キラ”コレクションからは、幸運のモチーフであるクローバーをあしらった革小物やジュエリーなどが登場。「トリー バーチ」各店舗ほか、公式ECで取り扱っている。

新作アイテムを引き立たせるのは、生け花を取り入れた日本限定のクリエイティブビジュアルだ。どれも植物本来の形状を生かしつつ、シンプルで力強いアレンジメントに仕上げている。中でも、“キラ”コレクションの革小物のビジュアルは、「籾(もみ)一粒から一本の稲が育ち何倍もの米が収穫できる」という「一粒万倍日」本来の意味を表現した。

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オンワードHD、グアムのゴルフ場2カ所を売却

オンワードホールディングスは21日、グアムで運営するゴルフ場2カ所を売却すると発表した。ゴルフ場「オンワードマンギラオグアム」と「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」を運営するグループ会社の2社の株式とその債権で、株式の譲渡価格が約27億円、債権の譲渡価格が約12億円。コロナ禍以降、2カ所ともに赤字から抜け出せていなかったためリゾート事業を営む米Sono Hospitality(本社ニュージャージー州)への売却を決めた。

「オンワードマンギラオグアム」は2006年から、「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」は05年からオンワードが運営してきた。オンワードHDは22年にグアム島で運営するホテルを星野リゾートに譲渡しており、今回のゴルフ場の譲渡によってグアム島でのリゾート事業から徹底する。

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オンワードHD、グアムのゴルフ場2カ所を売却

オンワードホールディングスは21日、グアムで運営するゴルフ場2カ所を売却すると発表した。ゴルフ場「オンワードマンギラオグアム」と「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」を運営するグループ会社の2社の株式とその債権で、株式の譲渡価格が約27億円、債権の譲渡価格が約12億円。コロナ禍以降、2カ所ともに赤字から抜け出せていなかったためリゾート事業を営む米Sono Hospitality(本社ニュージャージー州)への売却を決めた。

「オンワードマンギラオグアム」は2006年から、「オンワードタロフォフォゴルフクラブ」は05年からオンワードが運営してきた。オンワードHDは22年にグアム島で運営するホテルを星野リゾートに譲渡しており、今回のゴルフ場の譲渡によってグアム島でのリゾート事業から徹底する。

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「新卒採用で負けないよう一気に勝負をかける」 初任給30万円を発表したパル小路社長

「新卒採用で負けないように、ここで一気に勝負をかける」。そう話すのはパルの小路順一社長だ。2026年4月から新卒(大学・大学院卒)の初任給を30万円に上げると発表した。現在は23万4000円のため6万6000円の増額となる。既存社員も足並みをそろえ、同額のベースアップを実施する。

新卒採用は圧倒的な売り手市場。金融やIT、製造業の大手企業では「初任給30万円」が珍しくなくなる中、アパレルや小売業の動きは鈍い。新卒初任給で30万円以上への賃上げを発表したのはファーストリテイリング、アシックスといった潤沢な資金を持つグローバル企業、あるいはTOKYO BASEなどに限られる。

パルはプチプラ雑貨「スリーコインズ」、婦人服「チャオパニックティピー」「ディスコート」「カスタネ」などを展開する。近年は「スリーコインズ」がけん引し、パルグループホールディングスの2025年2月期の売上高は5年前に比べて約1.6倍になる見通しで、収益性は大幅に上がっている。積極的な新規出店を進める上で「人への投資は欠かせない」と判断した。

背景には「われわれの業界自体に若い人が集まらなくなっている」という危機感がある。この数年は新卒採用枠を300人で設定してきたが、25年4月入社は260人にとどまった。内定辞退者が相次いだからだ。

パルは現場が強い。店頭の販売員がたくさんの優良顧客を持つ。また販売員がSNSを駆使してヒット商品を生み出すノウハウは同業他社が研究するほどだ。店舗の人手不足は競争力の低下に直結する。

賃上げに伴う人件費の増額は14億円程度になる見通し。小路社長は「当社にとっては結構デカい額だ。それでもパルは付加価値をつける業態でお客さまから支持されてきた会社だ。業界の中で頭一つ抜けた初任給を設け、優秀な人材をもっともっと集める」と話す。

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「新卒採用で負けないよう一気に勝負をかける」 初任給30万円を発表したパル小路社長

「新卒採用で負けないように、ここで一気に勝負をかける」。そう話すのはパルの小路順一社長だ。2026年4月から新卒(大学・大学院卒)の初任給を30万円に上げると発表した。現在は23万4000円のため6万6000円の増額となる。既存社員も足並みをそろえ、同額のベースアップを実施する。

新卒採用は圧倒的な売り手市場。金融やIT、製造業の大手企業では「初任給30万円」が珍しくなくなる中、アパレルや小売業の動きは鈍い。新卒初任給で30万円以上への賃上げを発表したのはファーストリテイリング、アシックスといった潤沢な資金を持つグローバル企業、あるいはTOKYO BASEなどに限られる。

パルはプチプラ雑貨「スリーコインズ」、婦人服「チャオパニックティピー」「ディスコート」「カスタネ」などを展開する。近年は「スリーコインズ」がけん引し、パルグループホールディングスの2025年2月期の売上高は5年前に比べて約1.6倍になる見通しで、収益性は大幅に上がっている。積極的な新規出店を進める上で「人への投資は欠かせない」と判断した。

背景には「われわれの業界自体に若い人が集まらなくなっている」という危機感がある。この数年は新卒採用枠を300人で設定してきたが、25年4月入社は260人にとどまった。内定辞退者が相次いだからだ。

パルは現場が強い。店頭の販売員がたくさんの優良顧客を持つ。また販売員がSNSを駆使してヒット商品を生み出すノウハウは同業他社が研究するほどだ。店舗の人手不足は競争力の低下に直結する。

賃上げに伴う人件費の増額は14億円程度になる見通し。小路社長は「当社にとっては結構デカい額だ。それでもパルは付加価値をつける業態でお客さまから支持されてきた会社だ。業界の中で頭一つ抜けた初任給を設け、優秀な人材をもっともっと集める」と話す。

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LVMHプライズ、25年度セミファイナリストに日本の「ソウシオオツキ」と「ピリングス」

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、12回目となる2025年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリスト20組を発表した。中には、セミファイナル2度目となる大月壮士デザイナーによる「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」、初選出となった村上亮太デザイナーによる「ピリングス(PILLINGS)」の日本2ブランドが名を連ねる。

「ソウシオオツキ」を手掛ける大月は、1990年千葉県生まれ。文化服装学院メンズウェア学科卒業後の15年に自身のメンズウエアブランドを立ち上げる。2年目となる16-17年秋冬の東京コレクション(現・楽天 ファッション ウィーク東京)で「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」などと、合同ショー“東京ニューエイジ”に参加。同年の「LVMHプライズ」のショートリストにノミネートされた。19年には「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」を受賞。23-24年秋冬の東コレに、7年ぶり2度目のショーを行い、新たな節目を迎えた。「ソウシオオツキ」のデザイン哲学は、大月の日本の古典芸能に対する興味から生まれている。細やかな職人技と熟練した仕立てによって、日本特有の伝統的アイデアをファッションに昇華させている。

「ピリングス」の村上は、1988年大阪府生まれ。上田安子服飾専門学校を卒業後、山縣良和が主宰する「ここのがっこう」でさらにファッションを学ぶ。山縣の「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」のアシスタントを経て、2014年春夏に母の村上千明とブランド「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」をスタート。16年春夏から東コレに参加。20年、ブランド名を「ピリングス」に変更し、単独で手掛け始める。ニッティング・デザインスクール「アミット(AMIT)」をスタート。21年に「東京ファッションアワード 2022」を受賞。24年3月、サザビーリーグと事業譲渡契約を締結した。「ピリングス」の原点はまさに母が作ってくれた手編みのセーター。同級生にからかわれながらも、セーターを愛用していた村上にとっては愛情深い意味を持ち、同じように心のこもったモノを作りたいとデザイナーとして決意した。またニットの職人やメーカーに敬意を表し、彼らが活躍できるような環境をつくることを目指している。

アフリカや中東のブランドが初選出

ファイナリストは欧米やアジアに加え、13年の創設以来初となるエジプトとガーナ、サウジアラビアを含む15カ国からのブランドが発表された。「ソウシオオツキ」に加え、シンシア・メルヘジ(Cynthia Merhej)による「ルネッサンス・ルネッサンス(RENAISSANCE RENAISSANCE)」も21年度に続き2度目の選出となっている。なお、今年度の応募数は2300通を超えるものの、2500通以上だった過去最多の前年度に比べると減少している。

25年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」のセミファイナリストのブランド名とデザイナー名、国籍は以下の通り。

「アランポール(ALAINPAUL)」/アラン・ポール、フランス
「オールイン(ALL-IN)」/ベンジャミン・バロン(Benjamin Barron)、アメリカ&ブロール・オーガスト・ヴェスタボ(Bror August Vestbo)、ノルウェー
「ボイェ・ドウ(BOYEDOE)」/デイビッド・ボイェ・ドウ・クシ(David Boye-Doe Kusi)、ガーナ
「フランチェスコ ムラノ(FRANCESCO MURANO)」/フランチェスコ・ムラノ、イタリア
「ジョシュ タフォヤ(JOSH TAFOYA)」/ジョシュ・タフォヤ、アメリカ
「ケーエムエル(KML)」/ アハマド・ハサン(Ahmed Hassan)、サウジアラビア
「メルート トールゲン(MERUERT TOLEGEN)」/メルート・トールゲン、アメリカ
「エムエフペン(MFPEN)」/シグルド・バンク(Sigurd Bank)、デンマーク
「ニクラス スコヴガード(NICKLAS SKOVGAARD)/ニクラス・スコヴガード、デンマーク
「ペナルティメイト(PENULTIMATE)」/シャン・ガオ(Xiang Gao)、中国
「ピリングス」/村上亮太、日本
「ルネッサンス・ルネッサンス」/シンシア・メルヘジ、レバノン
「シニード オドワイアー(SINEAD O’DWYER)」/ シニード・オドワイアー(Sinead O’Dwyer)、アイルランド
「ソウシオオツキ」/大月壮士、日本
「スティーブ オー スミス(STEVE O SMITH)」/スティーブ・オー・スミス、イギリス
「トル コーカー(TOLU COKER)」/トル・コーカー、イギリス
「トリシジュ(TORISHEJU)」/トリシジュ・ドゥミ(Torisheju Dumi)、イギリス
「ヤスミン マンスール(YASMIN MANSOUR)」/ヤスミン・マンスール、エジプト
「ヤングアンサン(YOUNG N SANG)」/イ・サンリム(Sang Lim Lee)&ホン・ヨンシン(Youngshin Hong)、韓国
「ゾマー(ZOMER)」/ダニアル・アイトゥガノフ(Danial Aitouganov)、オランダ

2回目の「サヴォアフェール賞」受賞者に期待

セミファイナリスト20組は、25-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク期間中の3月5〜6日にショールームでプレス関係者と審査員の前でプレゼンテーションを行い、8組がファイナリストとして選出される。またその中から、グランプリと準グランプリにあたる「カール・ラガーフェルド賞」、「サヴォアフェール賞」がそれぞれ選ばれる予定だ。また5〜9日には公式サイトから一般投票を受け付ける。

グランプリ受賞者は賞金40万ユーロ(約6300万円)のほか、サステナブルな商品開発やコミュニケーション技術、著作権、企業法務、マーケティングや生産・財務管理などについて、LVMHチームによる指導を受けることができる。「カール・ラガーフェルド賞」と「サヴォアフェール賞」の受賞者は、それぞれ賞金20万ユーロ(約3100万円)とLVMHチームによる1年間のメンターシップを受ける権利を獲得する。

デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者は、「テーラリングへの新たな可能性に加え、ハンドクラフトによる装飾や大胆なオケージョンドレススタイルなど、世界中の新進デザイナーが発揮する魅力あふれるデザインが多く見られた。チャレンジする精神や審美眼を高く評価したい。また、2回目となる『サヴォアフェール賞』と同じ、クラフツマンシップや革新性、持続可能性の重要性を捉えた視点にも期待している」と語った。

「LVMHプライズ」は同グランプリに加え、3月30日までファッションスクール卒業生を対象とした作品を募集している。3人が表彰される予定で、それぞれの受賞者と学校に1万ユーロ(約150万円)と、LVMHグループが擁するメゾンのデザインスタジオで1年間働く権利が授与される。

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【2025年春コスメ】「ジョンマスターオーガニック」から桜の香りのボディーアイテム 春先のゆらぎ肌にアプローチ

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は2月27日、桜の香りの“S&Sボディウォッシュ サクラ”(236mL、3190円)と“S&Sボディミルク サクラ”(236mL、3960円)を数量限定で発売する。なお、同日から2製品をセットした限定キット“サクラ ボディケアセット”(7150円)を発売する。

2製品とも、ソメイヨシノ葉エキスとサトザクラ花エキスの保湿成分2種を共通配合する。桜の香りは100%自然由来成分で調香し、桜餅を思わせるパウダリーなトンカビーンズをアクセントに、ダマスクローズやゼラニウムなどを組み合わせて表現した。ふわりと立ち上る甘く柔らかな桜の香りとともに、春先の紫外線や寒暖差による乾燥など、季節の変わり目のゆらぎやすい肌にアプローチする。

“S&Sボディウォッシュ サクラ”は、ゆらぎ肌を潤しながら洗うボディーウォッシュ。ソープナッツエキスなど自然由来の穏やかな洗浄成分に加え、潤いを与える植物エキスや美容エキスを配合する。密度の細かい豊かな泡が摩擦による肌刺激を抑え、しっとり滑らかに洗い上げる。“S&Sボディミルク サクラ”は、ゆらぎ肌を潤いで守るボディーミルク。植物エキスやマカデミア種子油、ホホバ種子油、シア脂などが保湿と保護をかなえ、デリケートに傾きがちな肌を健やかに保つ。

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「サンローラン リヴ・ドロワ」パリ店地下に日本食レストラン「スシ パーク パリ」をオープン

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)監修のライフスタイル・プロダクトライン“サンローラン リヴ・ドロワ(SAINT LAURENT RIVE DROITE)”パリ店を大規模リニューアルオープンした。改装に伴い、地下に日本食レストラン「スシ パーク パリ(Sushi Park Paris)」を新設。レストランのオープンは2月21日(現地時間)を予定している。

「スシ パーク パリ」は、シェフのピーター・パーク(Peter Park)が2006年にロサンゼルスにオープンした日本食レストラン。パリの店舗では、アイコニックな“おまかせ”料理を楽しむことができる。

今回のリニューアルは、2024年に開店した書店「バビロン(BABYLONE)」などを含む「サンローラン」のグローバル展開拡大プロジェクトの一環として行われたもの。高級レストランを「サンローラン」の洗練された雰囲気と統合させることで、より上品な空間を生み出すことを目指した。来年には、更なるプロジェクトの始動を予定している。

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「フジロック ’25」の第1弾アーティストが出演日別で60組発表 フレッド・アゲインやヴルフペック、ヴァンパイア・ウィークエンドなど

7月25〜27日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」の第1弾アーティストが出演日と合わせて60組が発表された。

ヘッドライナーは、7月25日が現在のUKダンスミュージックシーンの最重要アーティストで初来日となるフレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)、26日がこちらも初来日となる現代最高峰のファンクバンド、ヴルフペック(VULFPECK)、27日は3年ぶりとなるヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が務める。

そのほか、フォー・テット(FOUR TET)やジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)、ハイム(HAIM)、山下達郎、Suchmos、Vaundy、BRAHMAN、坂本慎太郎、Creepy Nuts、RADWIMPSなどが出演する。

7月25日第1弾出演アーティスト(17組)

・フレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)
・Suchmos
・Vaundy
・エズラ・コレクティヴ(EZRA COLLECTIVE)、
・HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER、
・OK GO
・ティコ(TYCHO)
・ANSWER TO REMEMBER
・BRAHMAN
・KIRINJI
・マーシン(MARCIN)
・エムドゥ・モクター(MDOU MOCTAR)
・おとぼけビ〜バ〜
・パーラー・グリーンズ(PARLOR GREENS)
・坂本慎太郎
・TOMOO
・トリプルファイヤー

7月26日第1弾出演アーティスト(23組)

・ヴルフペック(VULFPECK)
・フォー・テット(FOUR TET)
・山下達郎
・バリー・キャント・スウィム(BARRY CAN'T SWIM)
・EGO-WRAPPIN'
・ジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)
・サンボマスター
・バーミングタイガー(BALMING TIGER)
・カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)
・コンフィデンスマン(CONFIDENCE MAN)
・downy
・フェイ・ウェブスター(FAYE WEBSTER)
・JJJ
・jo0ji
・君島大空 合奏形態
・mei ehara
・ニュー・ダッド(NEWDAD)
・NIGHT TEMPO
・踊ってばかりの国
・ザ・パンチュラス(THE PANTURAS)
・離婚伝説
・THE SKA FLAMES
・STUTS (Band Set)

7月27日第1弾出演アーティスト(20組)

・ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)
・ハイム(HAIM)
・RADWIMPS
・羊文学
・ザ・ハイヴス(THE HIVES)
・Creepy Nuts
・DYGL
・イングリッシュ・ティーチャー(ENGLISH TEACHER)
・ギャラクティックフィーチャリング ジェリー・ジョセフ(GALACTIC Featuring Jelly Joseph)
・グレーバウアーズ&ザ ホッジポッジ(GRACE BOWERS & THE HODGE PODGE)
・JAKE SHIMABUKURO BAND
・kanekoayano
・まらしぃ
・MONO NO AWARE
・Ovall
・ロイエル・オーティス(ROYEL OTIS)
・佐野元春 & THE COYOTE BAND
・She Her Her Hers
・シリカゲル(SILICA GEL)
・T字路s

詳しいラインアップはこちらから
https://www.fujirockfestival.com/artist/index

■FUJI ROCK FESTIVAL'25
日程:2025年7月25〜27日
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com

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「フジロック ’25」の第1弾アーティストが出演日別で60組発表 フレッド・アゲインやヴルフペック、ヴァンパイア・ウィークエンドなど

7月25〜27日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」の第1弾アーティストが出演日と合わせて60組が発表された。

ヘッドライナーは、7月25日が現在のUKダンスミュージックシーンの最重要アーティストで初来日となるフレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)、26日がこちらも初来日となる現代最高峰のファンクバンド、ヴルフペック(VULFPECK)、27日は3年ぶりとなるヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が務める。

そのほか、フォー・テット(FOUR TET)やジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)、ハイム(HAIM)、山下達郎、Suchmos、Vaundy、BRAHMAN、坂本慎太郎、Creepy Nuts、RADWIMPSなどが出演する。

7月25日第1弾出演アーティスト(17組)

・フレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)
・Suchmos
・Vaundy
・エズラ・コレクティヴ(EZRA COLLECTIVE)、
・HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER、
・OK GO
・ティコ(TYCHO)
・ANSWER TO REMEMBER
・BRAHMAN
・KIRINJI
・マーシン(MARCIN)
・エムドゥ・モクター(MDOU MOCTAR)
・おとぼけビ〜バ〜
・パーラー・グリーンズ(PARLOR GREENS)
・坂本慎太郎
・TOMOO
・トリプルファイヤー

7月26日第1弾出演アーティスト(23組)

・ヴルフペック(VULFPECK)
・フォー・テット(FOUR TET)
・山下達郎
・バリー・キャント・スウィム(BARRY CAN'T SWIM)
・EGO-WRAPPIN'
・ジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)
・サンボマスター
・バーミングタイガー(BALMING TIGER)
・カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)
・コンフィデンスマン(CONFIDENCE MAN)
・downy
・フェイ・ウェブスター(FAYE WEBSTER)
・JJJ
・jo0ji
・君島大空 合奏形態
・mei ehara
・ニュー・ダッド(NEWDAD)
・NIGHT TEMPO
・踊ってばかりの国
・ザ・パンチュラス(THE PANTURAS)
・離婚伝説
・THE SKA FLAMES
・STUTS (Band Set)

7月27日第1弾出演アーティスト(20組)

・ヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)
・ハイム(HAIM)
・RADWIMPS
・羊文学
・ザ・ハイヴス(THE HIVES)
・Creepy Nuts
・DYGL
・イングリッシュ・ティーチャー(ENGLISH TEACHER)
・ギャラクティックフィーチャリング ジェリー・ジョセフ(GALACTIC Featuring Jelly Joseph)
・グレーバウアーズ&ザ ホッジポッジ(GRACE BOWERS & THE HODGE PODGE)
・JAKE SHIMABUKURO BAND
・kanekoayano
・まらしぃ
・MONO NO AWARE
・Ovall
・ロイエル・オーティス(ROYEL OTIS)
・佐野元春 & THE COYOTE BAND
・She Her Her Hers
・シリカゲル(SILICA GEL)
・T字路s

詳しいラインアップはこちらから
https://www.fujirockfestival.com/artist/index

■FUJI ROCK FESTIVAL'25
日程:2025年7月25〜27日
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com

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「ファセッタズム」と「今治タオル」がコラボ テーラードジャケットとアノラックを用意

落合宏理デザイナーが手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」は、「今治タオル」とコラボレーションした2型のアパレルを2月22日発売する。「ファセッタズム」の公式オンラインストアをはじめ、青山店と心斎橋店などで取り扱う。

今回のコラボでは、「今治タオル」との協業により生まれたブランケット素材を採用し、染色した糸を極厚に織り上げた後に表面のみパイルをカットし、ベルベットのような質感に仕上げたテーラードジャケットとアノラックを用意した。両アイテムとも、オレンジからブルーに変わるグラデーションをジャガード織りで表現したラディアンスカラーと、2色の糸を使用することで奥行きを持たせたパープルカラーを展開する。

価格は、ラディアンスカラーのテーラードジャケットが10万7800円、パープルカラーのテーラードジャケットが9万3500円、アノラックが8万8000円だ。

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金子恵治がビンテージディレクターの河田新平と共に新ブランド「ファウンダ」をスタート

バイヤーの金子恵治が、ビンテージディレクターの河田新平と共に新ブランド「ファウンダ(FOUNDOUR))」を立ち上げたことを発表した。2025年春夏がファーストシーズンとなり、2月22日から大阪のセレクトショップ、イマジン(IMA:ZINE)とパブリック(PUBLIC)をはじめ、福岡のサンベロシティー(SUNVELOCITY)、韓国・ソウルのア ドレッサー(A DRESSER)などで取り扱いをスタートし、3月1日に「ファウンダ」の公式オンラインストアでも発売開始する。

「ファウンダ」は、“探し出す(FOUND)”と“チーム(OUR)”を組み合わせた造語だ。金子氏いわく、ビンテージを中心とした過去のアーカイブからアイテムをピックアップし、そこからアイデアを膨らませてパタンナーや工場などのチームと形にすることで、単なるビンテージのレプリカではない“スタイリングの物語を発見する服”を目指すという。

ファーストコレクションでは、街仕様にアレンジした南極観測隊のアノラックや、ポリエステル100%の生地でつくったダブルフェイスの後付けパーカ、MA-1の生地で仕立てたベイカーパンツなど、アメリカンビンテージにモダンな感性を加えた18型をラインアップする。

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伊勢丹新宿本店がビューティーの新イベントを開催 プレミアムスキンケアをテーマに26ブランドが集結

伊勢丹新宿本店は3月20〜25日、プレミアムスキンケアにフォーカスした新イベント「イセタン ビューティー ウィーク 2025」を開催する。イベント限定も含めた26ブランドが集結し、気軽に試せる環境を整えながら、顔や手元での体験に加え、肌測定機などを導入。美容に精通した顧客が楽しめる仕掛けを提供する。

2025年春メイクのトレンド「素肌感」や「ナチュラルな仕上がり」を踏まえ、テーマは「スキンケアで叶える、新しい私。」を掲げる。26ブランドのうち6割は売り場に常設していないブランドをそろえる。独ドクターズスキンケアブランド「アウグスティヌスバーダー(AUGUSTINUS BADER)」、シルク主原料のスキンケアブランド「アーダンシルク(ADAN SILK)」「エヴィドンス ドゥ ボーテ(EVIDENS DE BEAUTÉ)」「グライセル(GLYCEL)」「クリスティーナ(CHRISTINA)」「ザ・ギンザ(THE GINZA)」「スイスパーフェクション(SWISS PERFECTION)」「セルキュア(CELL CURE)」「ビオロジックルシェルシュ(BIOLOGIQUE RECHERCHE)」「リポシー(LYPO-C)」など。

各ブランドのセミナーやトークショーをはじめ、トリートメント、カウンセリング、体験会などを開催。「ヴァルモン(VALMONT)」のセミナーにはヘアメイクアップアーティストの高橋里帆氏、「エヴィドンス ドゥ ボーテ」のセミナーには中村江里子氏、「SK-ll」では研究開発員などが登壇する。

幅広い年代で好調なスキンケアカテゴリー

同店のスキンケアカテゴリーの売り上げは、直近2年で1.5倍に伸長した。ボリューム層の30〜50代はもちろん、若年層も「現状のフレッシュな肌を大切にしたい」という未来への自己投資としての需要があり、20代前半の顧客の売り上げも直近2年で2.5倍に拡大している。

若年層の需要の特徴は「使い分け」だという。入月雅子・伊勢丹新宿店本店 化粧品MD部 バイヤーは「特別な日のためのスペシャルケアとしてプレミアムスキンケアへの関心も高まっている。深い接客が求められるスキンケアは、百貨店顧客との親和性が高い」と期待を寄せる。

「イセタン ビューティー ウィーク」は今後、スキンケア以外にもその時々の話題となるビューティーを発信していく方針だ。

■「イセタン ビューティー ウィーク 2025~スキンケアで叶える、新しい私~」
日程:3月20〜25日(19日はエムアイカード会員の特別招待日)
時間:10時〜20時(最終日は18時に終了)
場所:伊勢丹新宿店本館6階 催物場

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伊勢丹新宿本店がビューティーの新イベントを開催 プレミアムスキンケアをテーマに26ブランドが集結

伊勢丹新宿本店は3月20〜25日、プレミアムスキンケアにフォーカスした新イベント「イセタン ビューティー ウィーク 2025」を開催する。イベント限定も含めた26ブランドが集結し、気軽に試せる環境を整えながら、顔や手元での体験に加え、肌測定機などを導入。美容に精通した顧客が楽しめる仕掛けを提供する。

2025年春メイクのトレンド「素肌感」や「ナチュラルな仕上がり」を踏まえ、テーマは「スキンケアで叶える、新しい私。」を掲げる。26ブランドのうち6割は売り場に常設していないブランドをそろえる。独ドクターズスキンケアブランド「アウグスティヌスバーダー(AUGUSTINUS BADER)」、シルク主原料のスキンケアブランド「アーダンシルク(ADAN SILK)」「エヴィドンス ドゥ ボーテ(EVIDENS DE BEAUTÉ)」「グライセル(GLYCEL)」「クリスティーナ(CHRISTINA)」「ザ・ギンザ(THE GINZA)」「スイスパーフェクション(SWISS PERFECTION)」「セルキュア(CELL CURE)」「ビオロジックルシェルシュ(BIOLOGIQUE RECHERCHE)」「リポシー(LYPO-C)」など。

各ブランドのセミナーやトークショーをはじめ、トリートメント、カウンセリング、体験会などを開催。「ヴァルモン(VALMONT)」のセミナーにはヘアメイクアップアーティストの高橋里帆氏、「エヴィドンス ドゥ ボーテ」のセミナーには中村江里子氏、「SK-ll」では研究開発員などが登壇する。

幅広い年代で好調なスキンケアカテゴリー

同店のスキンケアカテゴリーの売り上げは、直近2年で1.5倍に伸長した。ボリューム層の30〜50代はもちろん、若年層も「現状のフレッシュな肌を大切にしたい」という未来への自己投資としての需要があり、20代前半の顧客の売り上げも直近2年で2.5倍に拡大している。

若年層の需要の特徴は「使い分け」だという。入月雅子・伊勢丹新宿店本店 化粧品MD部 バイヤーは「特別な日のためのスペシャルケアとしてプレミアムスキンケアへの関心も高まっている。深い接客が求められるスキンケアは、百貨店顧客との親和性が高い」と期待を寄せる。

「イセタン ビューティー ウィーク」は今後、スキンケア以外にもその時々の話題となるビューティーを発信していく方針だ。

■「イセタン ビューティー ウィーク 2025~スキンケアで叶える、新しい私~」
日程:3月20〜25日(19日はエムアイカード会員の特別招待日)
時間:10時〜20時(最終日は18時に終了)
場所:伊勢丹新宿店本館6階 催物場

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ファミマが韓国コスメ「ヒンス」と協業した狙いは? 「ハナバイヒンス」から考えるコンビニコスメの差別化

ファミリーマートは韓国のコスメブランド「ヒンス(HINCE)」と協業し、姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」を3月14日に全国のファミリーマート限定で発売する。全ての製品は「ヒンス」のクオリティーをそのままに、ミニサイズで展開することで手頃な価格で購入できる。

「ハナバイヒンス」を立ち上げた理由

「ヒンス」は2019年1月に韓国で誕生した韓国発のメイクアップブランドで、“ムード ナラティヴ(Mood-Narrative)”をコンセプトに個々の魅力を引き出すことを目指す。東京や名古屋といった日本国内にも直営店を持ち、販路を拡大している。コア年齢層は20代後半〜30代で、価格帯は2000〜4000円前後。中価格帯のいわゆる“ミドルコスメ”という位置付けが正しいだろう。

そんな「ヒンス」の洗練されたアイテムをコンビニで楽しめるのが、「ハナバイヒンス」だ。価格は全て税込2000円以下で、「ヒンス」に憧れを抱いていた若者でも手に取りやすい価格に設定している。ファミリーマートの「若者がコンビニに足を運ぶきっかけを作りたい」という思いと、「ヒンス」の「日本での認知度を高め、より多くの人に『ヒンス』の世界観を体験してもらいたい」という双方の思いが合致し、今回の共同開発が実現した。

しかし、他社ではすでに韓国のコスメブランドとコラボレーションしたコンビニコスメが存在している。このコンビニコスメの勢いはすさまじく、各社が試行錯誤し、しのぎを削っている。「ハナバイヒンス」は他社のブランドとどう差別化するのか。

これについて、島田奈奈ファミリーマート商品本部長は「後発になってしまったが、『ヒンス』という一番良いブランドとタッグを組めた。数ある韓国コスメブランドの中でも、上質かつ上品なブランドイメージが日本の消費者に合っているなと感じ、これが他社との差別化になる。また、『ヒンス』はSNSの活用もとても上手で、SNSを通じて若者にファミリーマートに足を運んでもらえると思った」と述べ、商品企画を担当した上村朋美 商品本部 CW・雑貨部 CW・雑貨グループは「透明感のある絶妙な色味で、塗り重ねると好みの色になるように調整してるため、メイク初心者でも上級者でも満足する製品にこだわった」と続けた。

上村氏に「ハナバイヒンス」の注目アイテムも聞いた。濡れたような艶感を演出する“シャインハイライターバーム”(全2色、各990円)を挙げ、「『ヒンス』の人気商品“トゥルーディメンションラディアンスバーム”をドーム型にしたアイテムで、ポーチに収納しやすいサイズ感が特徴。990円という価格もトライしやすい」と紹介した。

テスターがないコンビニコスメ、どう乗り切る?

コンビニコスメといえばテスターがないため、購入をためらう声も多い。実際、SNSでは「試せないから買いにくい」「上手く使いこなせるか心配」などの声が散見される。化粧品を店頭で購入する際は、タッチアップしてから、手元に色を出してみてから購入に至る人が多いだろう。

そこでファミリーマートは各店に導入する陳列什器を工夫し、色味と実際に使用したイメージ写真を見やすく掲出。テスターが置けない分、紙什器のデザインで“魅せる”という点にはこだわったそうで、上村氏は「お客さまが見てわかりやすい売場作りを工夫した」という。また、大画面のデジタルサイネージがある約1万店で、メイクイメージや商品ラインアップをアピールしたオリジナルの訴求動画を放映する。

ファミリーマートの化粧品全体の売り上げは、コロナ禍の2021年度に約7割まで落ち込んだが、22年度以降は順調に回復。25年度は、10〜20代に向けた「ハナバイヒンス」の立ち上げによって対前年比120%以上を見込む。化粧品カテゴリーは10〜20代向けの「ハナバイヒンス」、20〜30代にアプローチしたスキンケアアイテムが主軸の「ミティア オーガニック(MITEA ORGANIC)」、40代以上に訴求するベースメイク中心の「メディア(MEDIA)」の3ブランドを主軸に、オリジナルを含めた企画品なども投入しながら売り上げ拡大を目指す。

商品一覧

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ウェルネスブランド「アテックスルルド」から春夏限定デザインのマッサージアイテムが登場

健康・美容機器、快眠寝具を展開するアテックスは2月20日、ウェルネスブランド「アテックスルルド(ATEX LOURDES)」から2025年春夏限定デザインの“マッサージクッション ミニ”(5980円)と“ホットネックマッサージピロー”(9900円)を発売する。

限定デザインは、柔らかな立体感を生むふんわりとしたギャザーを寄せ、ピオニーの水彩花柄をあしらった。接触冷感生地を採用し、ひんやりとろけるようなマッサージを実現する。なお、18年から継続して行う春夏限定デザインシリーズの売り上げの一部を認定NPO法人「J.POSH ピンクリボン基金」に寄付する取り組みを今回も実施する。

“マッサージクッション ミニ”は、体にフィットし、持ち運びやすいミニサイズのマッサージクッション。人の手でマッサージされているような滑らかなもみ心地で、首から太もも、ふくらはぎまで好みの姿勢でマッサージすることができる。“ホットネックマッサージピロー”は、首筋を温めるヒーターを内蔵したネックピロー。約800gの軽さが特徴で、首の曲線に沿うウェーブ状のもみ玉が首筋を両側からしっかりはさみこんでマッサージし、コリをほぐす。

「アテックスルルド」は、“頑張るあなた”のライフスタイルに寄り添うシリーズとして誕生。ヘルスケア、エクササイズ、ビューティ、スリープ、フェムテックのジャンルを軸としたセルフケアアイテムをラインアップする。シリーズの累計販売台数は24年6月時点で1500万台を超える。

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ウェルネスブランド「アテックスルルド」から春夏限定デザインのマッサージアイテムが登場

健康・美容機器、快眠寝具を展開するアテックスは2月20日、ウェルネスブランド「アテックスルルド(ATEX LOURDES)」から2025年春夏限定デザインの“マッサージクッション ミニ”(5980円)と“ホットネックマッサージピロー”(9900円)を発売する。

限定デザインは、柔らかな立体感を生むふんわりとしたギャザーを寄せ、ピオニーの水彩花柄をあしらった。接触冷感生地を採用し、ひんやりとろけるようなマッサージを実現する。なお、18年から継続して行う春夏限定デザインシリーズの売り上げの一部を認定NPO法人「J.POSH ピンクリボン基金」に寄付する取り組みを今回も実施する。

“マッサージクッション ミニ”は、体にフィットし、持ち運びやすいミニサイズのマッサージクッション。人の手でマッサージされているような滑らかなもみ心地で、首から太もも、ふくらはぎまで好みの姿勢でマッサージすることができる。“ホットネックマッサージピロー”は、首筋を温めるヒーターを内蔵したネックピロー。約800gの軽さが特徴で、首の曲線に沿うウェーブ状のもみ玉が首筋を両側からしっかりはさみこんでマッサージし、コリをほぐす。

「アテックスルルド」は、“頑張るあなた”のライフスタイルに寄り添うシリーズとして誕生。ヘルスケア、エクササイズ、ビューティ、スリープ、フェムテックのジャンルを軸としたセルフケアアイテムをラインアップする。シリーズの累計販売台数は24年6月時点で1500万台を超える。

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「モンクレール」と藤原ヒロシの「フラグメント」が新作を発売 軽量でグラフィカルなアイテム

「モンクレール(MONCLER)」は、藤原ヒロシ率いる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのメンズウエアコレクションを発表した。2月20日に一部の国内「モンクレール」ブティックとECサイトで発売した。

また、マット仕上げとシャイニー仕上げの滑らかなブラックナイロンのアイテムにはさまざまな刺しゅうが施され、藤原の広範囲に及ぶ文化的なリファレンスがグラフィックに散りばめられている。ニーチェの「音楽なしには生は誤謬となろう」や、アリストテレスの「わずかな狂気も交じらない天才はいない」といった哲学者の名言のほか、韓国の人気イラストレーションスタジオ、Nayeon & Rang による子猫やウサギのイラストが描かれている。またダウンジャケットに施された刺しゅう“50%”とは、春に向けたアイテムとして50パーセント軽量化したことを表している。

アイテム詳細

>公式サイト

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プレミアムインナー「アロマティック」が進化 “肌がとろける”極上の着心地とフィット感を実現

日本発インナーウエア「アロマティック(AROMATIQUE)」がリブランディングした。同ブランドは、奈良の老舗下着メーカーであるタカギが手掛けている。2015年にスタートした同ブランドは、世界各地から最高峰レベルの天然素材の糸を探し出して自社工場で編み立てたオリジナル生地を使用。素材作りからパターン、デザイン、縫製まで全てメード・イン・ジャパンで行っている。

ブランド立ち上げ当初は“大人の女性のためのプレミアムインナー”を掲げていたが2月に、“素肌と心を虜にする、究極の一着”にコンセプトを再定義した。ラグジュアリーな着心地をはじめ、着用時の高揚感や幸福感など“心”で感じる心地良さにフォーカス。高品質な素材はそのままに、人気のアイテムをリニューアルし、まるで体と一体化するような着心地を実現している。また、新たにラウンジウエアが加わり、リラックスタイムや旅先でのラグジュアリーなくつろぎを提案する。

肌がとろける着心地は糸と素材に有り

「アロマティック」が使用するコットンは、リブ状に編み立てたコットンアコーディオンと伸縮性のあるコットンストレッチの2種類。リブランディング後はそれらに、透け感と軽い着心地が特徴のコットン天竺が加わった。これらコットンには、全体の5%という希少な超長綿だけを使用した世界最高品質と呼ばれるフィロスコッチア綿糸を使用。マーセライズ加工を施し、光沢感のあるシルキーな艶感がある優しい肌触りに仕上げている。シルクは、イタリアの老舗「オンジェッタ(ONGETTA)」のものを使用。シルクアコーディオンは、シルク100%できめ細やかなリブが体にフィットし、シルクでありながらも、洗濯がしやすくデイリーユースのインナーに最適だ。レースは、英国キャサリン妃のウエディングドレスに使用されたフランスの「ソフィ アレット(SOPHIE HALLETTE)」。繊細なデザインとソフトな肌あたりが特徴だ。老舗インナーウエアメーカーのタカギが手掛ける「アロマティック」ならではの“肌がとろける”最高の着心地を実現している。

価格は、キャミソールが5940~1万8700円、シャツが9680〜4万1800円、ブラジャーが8800〜1万7600円、ショーツが4950~1万1000円、ラウンジウエアが1万9800〜4万6200円。

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「ナイキ」が新作の“ボメロ”を発売 シリーズ最高のクッション性を実現

「ナイキ(NIKE)」は2月27日、“ボメロ”シリーズの最新作“ナイキ ボメロ 18”(1万6500円)を発売する。公式オンラインストアおよび一部の「ナイキ」販売店で販売する。

“ボメロ 18”は“ボメロ”シリーズ史上最も多くのクッショニングと最も厚いソールを搭載している。高いクッション性と快適性を備える本シリーズのなかでも最上の履き心地を実現した。この新作はシューズのソール全面にズームX フォームを配置し、かかとと前足部にリアクトXフォームを重ねた二重のクッショニング構造を採用している。ソール厚は前作のボメロよりも6ミリ厚い46ミリで、“ボメロ”史上最高のクッション性を提供。アウトソールには耐久性に優れたラバーを使用し、長い距離でもトラクションを発揮する。さらに、つま先に向けたロッキングチェアのような構造により、かかとからつま先へのスムーズな体重移動を実現している。アッパーには伸縮性と通気性を兼ね備えたエンジニアードメッシュを採用した。

新作のリリースに際して、本シリーズを愛用しているアスリートからコメントが寄せられている。陸上競技選手の石田洸介は「私がボメロを選ぶ理由は、まずクッション性が非常に優れている点」とし、「反発力もしっかりあり、クッションの柔らかさと反発の両方がしっかりと両立されている」と述べている。一山麻緒は「ボメロの気に入っている点は、ポイント練習後などのダメージを受けた足にも優しく、リカバリシューズとして使えるだけでなく、設置した時に地面からの衝撃を柔らかくして守ってくれるところ」とコメントしている。

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「スリーコインズ」のパル、初任給30万円に

「スリーコインズ」「カスタネ」「チャオパニックティピー」などを展開するパルは、2026年4月から新卒社員の初任給を約30万円に引き上げる。現状は大学・大学院卒で23万4000円、短大・専門学校卒で22万7000円だが、引き上げ後は大学・大学院卒で30万円、短大・専門学校卒で29万3000円となり、約3割のアップとなる。既存の社員も26年3月から6万円台のベースアップを実施して、足並みをそろえる。

少子化によって新卒採用は業種を超えた争奪戦になっており、金融やメーカーなど初任給30万円を打ち出す大手企業は増えている。アパレル業界では「ユニクロ」「ジーユー」を運営するファーストリテイリングが新卒初任給を23年に30万円に、25年に33万円に引き上げた。TOKYO BASEも初任給を40万円に設定して大きな話題になっていた。パルの動きはこれらに続くものになる。

「パルは新卒で毎年300人前後の採用計画を立てているが、最近は(異業種が初任給を大幅アップする中)苦戦を強いられていた。将来を担う人材を確保するためにも、初任給30万円は避けて通れないと判断した」(為田招志・パルグループホールディングス専務執行役員広報室長)。

賃上げを支えるのはパルグループHDの好業績だ。連結業績はコロナ前の20年2月期実績が売上高1321億円、営業利益90億円だったのに対し、25年2月期見通しは売上高2092億円、営業利益229億円。収益性が改善され、人件費をアップする余力が生まれている。

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「ポーター」人気の巾着バッグから限定カラー 心弾むポップなピンクとブルー

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は2月21日、巾着バッグ“バルーンサック”(4万2900円)の限定カラー“シェルピンク”と“ソーダブルー”を発売する。ポーターストアと吉田カバンの公式EC(オンラインは同日12時から)で取り扱う。

“バルーンサック”のメーン生地には、綿ボンディング加工をほどこしたナイロンを採用しており、落ち着いた光沢感が特徴だ。ハンドルとショルダーストラップが付属しているため、手に持つだけでなく肩に掛けて使用できるほか、コードストッパーの位置を変えることでシルエットの変化も楽しめる。

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「サマソニ 2025」の第1弾アーティストが発表 フォール・アウト・ボーイとOfficial 髭男dismが決定

国内最大級の都市型音楽フェス「サマーソニック2025(SUMMER SONIC 2025)」(以下、「サマソニ 2025」)が8月16、17日に東京と大阪で開催される。会場は、東京がZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ、大阪が万博記念公園。

「サマソニ 2025」の第1弾アーティストは2組。2000年代のロック・シーンを牽引、「サマソニ」と共にキャリアを重ねてきたフォール・アウト・ボーイ(FALL OUT BOY)が満を持してヘッドライナーとして帰還する。もう1組は「ヒゲダン」の愛称で知られるさまざまなジャンルをルーツとした音楽で全世代から支持を集め続けている日本を代表する4人組のOfficial 髭男dismが決定した。

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「サマソニ 2025」の第1弾アーティストが発表 フォール・アウト・ボーイとOfficial 髭男dismが決定

国内最大級の都市型音楽フェス「サマーソニック2025(SUMMER SONIC 2025)」(以下、「サマソニ 2025」)が8月16、17日に東京と大阪で開催される。会場は、東京がZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ、大阪が万博記念公園。

「サマソニ 2025」の第1弾アーティストは2組。2000年代のロック・シーンを牽引、「サマソニ」と共にキャリアを重ねてきたフォール・アウト・ボーイ(FALL OUT BOY)が満を持してヘッドライナーとして帰還する。もう1組は「ヒゲダン」の愛称で知られるさまざまなジャンルをルーツとした音楽で全世代から支持を集め続けている日本を代表する4人組のOfficial 髭男dismが決定した。

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「ユンス」が表情豊かな「おしゃれキャット」マリーをデザインした“生VC美白美容液”を数量限定で発売

スキンケアブランドの「ユンス(YUNTH)」は3月19日、ディズニーキャラクターのマリーをデザインした“生VC美白美容液”【医薬部外品】(1mL×28包、3960円)を数量限定で発売する。取り扱いはバラエティーショップで、3月3日から楽天とAmazonで先行販売する。

同製品は、生ビタミンC配合の導入美容液。2025年1月時点で累計販売個数は450万個を突破し、ブランドを代表する人気アイテムとなっている。今回は、ディズニー・アニメーション映画「おしゃれキャット」のキャラクター、マリーのイラストをパッケージと個包装パウチにあしらった。個包装パウチ7つにはそれぞれ異なる表情を描く。

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「イプサ」のアイブロウパレットから“隠し味”のスパイスに着想した限定2種が登場

「イプサ(IPSA)」は4月8日、アイブロウパレット“アイブロウ クリエイティブパレット”から、スパイスに着想した限定の“アイブロウ クリエイティブパレット SP”(全2種、各4950円※編集部調べ)を数量限定で発売する。3月25日から予約受け付けを開始し、3月26日から阪急うめだ本店で先行販売する。

同製品は、パウダー5色と4つのブラシをセットしたアイブロウパレット。眉の形と陰影、色の“眉が美しく見える要素”から、今回は眉毛の色に着目。洗練された印象に導く“01 クリアスパイス”と、柔らかく華やかな印象を演出する“02 ブライトスパイス”の2種をラインアップする。ニュアンスカラーの色調が眉毛に少しの変化と色の刺激を加え、自然でありながらいつもと違う印象に仕上げる。

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「シスレー」から紫外線による肌の糖化にアプローチする日焼け止めクリーム

「シスレー(SISLEY)」は4月1日、紫外線ブロックとエイジングケアを両立する“サンレイヤ”シリーズから、肌の糖化よるダメージを修復する日焼け止めクリーム“サンレイヤ AA サンケア”[SPF50+・PA++++](50mL、4万700円)を発売する。

“サンレイヤ”は、紫外線による光老化の問題に対応するサンプロテクションシリーズ。今回は、タンパク質の機能を阻害し、肌のしなやかさやハリの低下、シワやくすみを引き起こす糖化による肌影響に着目した。

同製品は、肌の糖化の予防とケアをかなえる日焼け止めクリーム。カギイバラノリエキス配合の複合成分「G+ コンプレックス」と「ハマメリスエキス」を新配合し、抗糖化・脱糖化作用の2つのアプローチで肌を守る。脱糖化作用により、糖化の影響を“巻き戻す”補正作用を強化。タンパク質の機能を復活させ、日焼けダメージを抑える。糖化現象が始まる瞬間、日焼けしている最中の肌に働きかけ、ハリを与えながらしなやかさを取り戻す。さらに抗糖化作用によりコラーゲンや弾性繊維の機能を保護し、たるみやシワを予防する。肌の老化を防ぐ抗酸化、効果的にシミを予防する2つのバリアを強化し、紫外線からの防衛作用を高めた。

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「アジアから世界を目指す」ブランド60傑 新進気鋭の越境ECがアワード開催

アジア発のファッションブランドのみを集めたECサイト「60%」を運営するシックスティーパーセントはこのほど、ファッションアワード「アジアン ブランド60(ASIAN BRANDS 60)」の授賞式を表参道WALL&WALLで開催した。アジアのファッションシーンをけん引する60ブランドを選出し、その活動と功績を世界に発信するプロジェクトで、2025年1月に始動。日本からは「M A S U」や「トラッドマンズ ボンサイ(TRADMAN’S BONSAI)、アーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)が受賞していた。

冒頭、コミッティーメンバーの松岡那苗シックスティーパーセント共同創業者は「シックスティーパーセントは“アジアのファッションを世界のメインストリームに”というミッションを掲げており、このアワードプロジェクトは7年越しに実現したもの。新しいアジアのファッションやカルチャーに出会えるすてきな機会になると思う」と話した。また、同じくコミッティーメンバーであり、同社の公式アドバイザーを務める「アンブッシュ(AMBUSH)」のVERBALは、「現在、シックスティーパーセントは2500以上のアジア発ブランドをサポートしているが、これはアジアの創造力と影響力を証明しているのではないか」とコメント。

授賞式イベントを彩るゲストとして、沖縄出身のラッパーであるチコ・カリート(CHICO CARLITO)が登場し、ミニライブを開催。授賞パートでは、出席がかなわなかった海外ブランドが目立ったものの、60ブランドの名前が全て読み上げられ、デザイナーらは松岡共同創業者から記念のクリスタルトロフィーを受け取った。その後、バンド・SEKAI NO OWARIのメンバーFukaseや、モデルのエリーローズ、俳優のディーン・フジオカら著名人も駆けつけ、記念パーティを実施した。

同アワードのスポンサーは、ヤマト運輸と、ミームコインのトレーディングボットであるボンクボット(BONKBOT)、ファーストトロフィー、レディトゥファッションの4社。

表彰ブランドは以下の通り。
「グーピーメイド(GOOPIMADE)」「リミックスタイペイ(REMIXTAIPEI)」「ネームセイク(NAMESAKE)」「ファンタシー(PHANTACI)」「ウィズダム(WISDOM)」「ロバート ウン(ROBERT WUN)」「チェンペン(CHENPENG)」「オスカー ウーヤン(OSCAR OUYANG)」「ウインドーセン(WINDOWSEN)」「タカ オリジナル(TAKA ORIGINAL)」「ペットツリーコア(PET-TREE-KOR)」「メルティングサッドネス(MELTING SADNESS)」「ディーオーイー チャイナ(DOE CHINA)」「オールドオーダー(OLD ORDER)」「スーパートーフ(SUPERTOFU)」「フィックスステュディオス(FFIXXED STUDIOS)」「パーソンソウル(PERSONSOUL)」「サミュエル グイ ヤン(SAMUEL GUI YANG)」「スクライ(SCRY)」「サグクラブ(THUG CLUB)」「ウェルダン(WE11DONE)」「サンサンギア(SAN SAN GEAR)」「ディスイズネバーザット(THISISNEVERTHAT)」「オープン ワイワイ(OPEN YY)」「エフエフエフポスタルサービス(FFFPOSTALSERVICE)」「ボヘミアンソウル(BOHEMSEO)」「バランサ(BALANSA)」「ジュンテ キム(JUNTAE KIM)」「キムヘキム(KIMHEKIM)」 「432エイチゼット(432HZ)」「シーツーエイチフォー(C2H4)」「ジュジュ(JUU JUU)」「デモ(DEMO)」「グロースリング&サプラ(GROUTHRINGS&SUPPLY)」「ヤッピ(YAT PIT)」「ソートウィーフレンズ(THOUGHTWEFRIENDS)」「ヴィクトリア(VICTORIA)」「ヤンヤンニット(YANYAN KNITS)」「ルー ダン(LUU DAN)」「ダーティコインズ(DIRTYCOINS)」「デイビスオリジナル(DAVIES ORIGINAL®)」「スペース アヴェイラブル(SPACE AVAILABLE)」「セパツ コンパス(SEPATU COMPASS)」「マンカインド(MANKIND)」「カンキースポーツ(KANKY SPORT)」「ハイジャックサンダルス(HIJACK SANDALS)」「ドミネイト(DOMINATE ®)」「テンクスインソムニア(THANKSINSOMNIA®)」「シャイニングブライト(SHINING BRIGHT)」「トラッドマンズ‘(TRADMAN’S)」「M A S U(エムエーエスユー)」「コイン パーキング デリバリー(COIN PARKING DELIVERY)」「ホソオギャラリー(HOSOO GALLERY)」「ワナバンコク(WANNA BANGKOK)」「ノーウェアスタジオ(KNOWWHERE STUDIO)」「リプリート(REPLEAT)」「タカラウォン(TAKARA WONG)」「アストロスタッフス(ASTROSTUFFS®)」「ウォーター ザ プラント(WATER THE PLANT)」「ビヨンドザバインズ(BEYOND THE VINES)」

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「ニールズヤードレメディーズ」が“フランキンセンス”プレミアムケアラインの処方を刷新

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は、ブランドを代表するベストセラーシリーズ“フランキンセンス”から誕生したプレミアムケアラインの処方を刷新する。2つのエイジングケアシリーズ“フランキンセンス インテンス リフト”と“フランキンセンス インテンス”から、5製品が新成分配合の新処方に生まれ変わる。製品名は変更せず、価格も据え置き。2月19日の“フランキンセンス インテンス アイクリーム”のリニューアル発売を皮切りに、残りの製品も順次新処方に切り替える。

リニューアルのポイントは、アイテムの効果を引き出す新成分だ。外的ストレスから肌を守り、滑らかに整った肌に導く「ヘキサペプチド」と、ハリと肌触りの良さにアプローチする種子エキスを新配合。より滑らかなテクスチャーに進化し、肌なじみの良い軽やかな使用感に仕上げた。今回の刷新に伴い、シリーズの全製品がビーガン認証を取得した。

処方変更は、より深いエイジングサインをケアする“フランキンセンス インテンス リフト”シリーズから美容液と保湿クリームの2製品を、初期のエイジングサインをケアする“フランキンセンス インテンス”シリーズから美容液と保湿クリーム、目元用保湿クリームの3製品を対象とする。

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ダイソン対パナソニックの広告表示訴訟は二審もパナソニック勝訴 「ナノケア」に関する広告表現を巡る裁判

ダイソン(DYSON)が2022年6月にパナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」の“EH-NA0G”の広告が不正競争防止法に違反するとして、広告の差し止めや抹消を求めてパナソニックを提訴した控訴審において、裁判所は2月19日、一審判決は妥当であり、ダイソンの請求はいずれも認められないとして訴えを退けた。一審においてもパナソニックが勝訴している。

判決を受けてパナソニックは、「控訴審では、ダイソンが実験をやり直して結果を追加で提出し再審理を求めるとともに、当社に対しては当社の実験結果をダイソンにも開示するよう求めた。しかし、実験結果は非常に重要な営業秘密であり、競合他社に開示することによる当社事業への影響は計り知れない。営業秘密保護の観点から可能な範囲で実験結果を提出した結果、裁判所には当社の広告表示が実験結果により裏付けられていることを十分ご理解いただくとともに、ダイソンが提訴時に行った実験及び控訴に際してやり直した実験のいずれも不適切なものであったことが確定するに至ったと考えている。」とコメント。一方のダイソンは「今後もユーザーの皆さまに寄り添い、科学的根拠にもとづく広告を展開していく」とコメントしている。

ダイソンは、「ナノケア」“EH-NA0G”のナノイー技術が髪への影響や潤い、保護に与える影響に関する複数の広告表示は不正確であり、公正な競争を阻害すると主張。具体的には、「EH-NA0Gで使用されている高浸透技術により『水分発生量が従来の18倍』になる」「EH-NA0Gは『髪へのうるおい、1.9倍』を与える」など、「ナノケア」に関するいくつかの広告表現を挙げた。その裏付けとして、一審では独立した第三者機関による実験結果を証拠として提出したが、その内容や結果が信頼性に欠けると判断され、「ナノケア」の広告が品質について消費者を誤認させると裏付けるには不十分として、ダイソンの請求をいずれも棄却した。これを受けてダイソンは、追加の検証試験の結果を控訴審で提出した。対してパナソニックは裁判において、一貫してダイソンが提出した実験は不適切であると主張。パナソニックの代理人である松田知丈弁護士によると、裁判所は、ダイソンが追加で提出した検証試験の結果を踏まえても、不適切な点があり、ダイソンの請求はいずれも理由がないと判断し、ダイソンの主張を退けたという。

髪質に与える影響を測定する統一的な基準や規格は業界に存在せず、企業において適切な方法で実験を行うことが必要になる。パナソニックによると、裁判所は、パナソニック側が実施している実験は科学的に相当と認められる方法により行われたこと、そしてその実験はパナソニックの表示内容を裏付ける内容であると認めたという。

松田弁護士は、「ダイソンが提訴時や公訴提起時に、『複数の広告表示が不正確であって消費者に誤解を与える』『一部の広告表示が消費者に誤解を与えるものであることを引き続き懸念している』といった情報発信を行ったことは、公正な市場競争の観点から消費者の商品選択に影響を与えかねないものだった。また、ダイソンが提訴および控訴の根拠としたダイソン側の実験結果がいずれも不適切だったにもかかわらず同社の営業秘密の開示を求めたことも非常に問題のある対応だったと考えている」とコメントしている。

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ダイソン対パナソニックの広告表示訴訟は二審もパナソニック勝訴 「ナノケア」に関する広告表現を巡る裁判

ダイソン(DYSON)が2022年6月にパナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」の“EH-NA0G”の広告が不正競争防止法に違反するとして、広告の差し止めや抹消を求めてパナソニックを提訴した控訴審において、裁判所は2月19日、一審判決は妥当であり、ダイソンの請求はいずれも認められないとして訴えを退けた。一審においてもパナソニックが勝訴している。

判決を受けてパナソニックは、「控訴審では、ダイソンが実験をやり直して結果を追加で提出し再審理を求めるとともに、当社に対しては当社の実験結果をダイソンにも開示するよう求めた。しかし、実験結果は非常に重要な営業秘密であり、競合他社に開示することによる当社事業への影響は計り知れない。営業秘密保護の観点から可能な範囲で実験結果を提出した結果、裁判所には当社の広告表示が実験結果により裏付けられていることを十分ご理解いただくとともに、ダイソンが提訴時に行った実験及び控訴に際してやり直した実験のいずれも不適切なものであったことが確定するに至ったと考えている。」とコメント。一方のダイソンは「今後もユーザーの皆さまに寄り添い、科学的根拠にもとづく広告を展開していく」とコメントしている。

ダイソンは、「ナノケア」“EH-NA0G”のナノイー技術が髪への影響や潤い、保護に与える影響に関する複数の広告表示は不正確であり、公正な競争を阻害すると主張。具体的には、「EH-NA0Gで使用されている高浸透技術により『水分発生量が従来の18倍』になる」「EH-NA0Gは『髪へのうるおい、1.9倍』を与える」など、「ナノケア」に関するいくつかの広告表現を挙げた。その裏付けとして、一審では独立した第三者機関による実験結果を証拠として提出したが、その内容や結果が信頼性に欠けると判断され、「ナノケア」の広告が品質について消費者を誤認させると裏付けるには不十分として、ダイソンの請求をいずれも棄却した。これを受けてダイソンは、追加の検証試験の結果を控訴審で提出した。対してパナソニックは裁判において、一貫してダイソンが提出した実験は不適切であると主張。パナソニックの代理人である松田知丈弁護士によると、裁判所は、ダイソンが追加で提出した検証試験の結果を踏まえても、不適切な点があり、ダイソンの請求はいずれも理由がないと判断し、ダイソンの主張を退けたという。

髪質に与える影響を測定する統一的な基準や規格は業界に存在せず、企業において適切な方法で実験を行うことが必要になる。パナソニックによると、裁判所は、パナソニック側が実施している実験は科学的に相当と認められる方法により行われたこと、そしてその実験はパナソニックの表示内容を裏付ける内容であると認めたという。

松田弁護士は、「ダイソンが提訴時や公訴提起時に、『複数の広告表示が不正確であって消費者に誤解を与える』『一部の広告表示が消費者に誤解を与えるものであることを引き続き懸念している』といった情報発信を行ったことは、公正な市場競争の観点から消費者の商品選択に影響を与えかねないものだった。また、ダイソンが提訴および控訴の根拠としたダイソン側の実験結果がいずれも不適切だったにもかかわらず同社の営業秘密の開示を求めたことも非常に問題のある対応だったと考えている」とコメントしている。

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大丸梅田店のフェムテック売り場「ミチカケ」営業終了していた オープンから5年

大丸松坂屋百貨店の大丸梅田店は、大阪・関西万博に向けてインバウンドの取り込みも念頭に、5階フロアの段階的な改装を進めている。それに伴い1月14日、フェムテック売り場「ミチカケ」の営業を終了した。

「ミチカケ」は2019年11月に営業をスタート。“女性のリズムに寄り添う”をコンセプトに、約900㎡の売り場に生理グッズやセクシャルグッズなどを集積・販売した。百貨店としては先進的な試みとして話題を集め、“西日本最大級のフェムテック展”をうたう「ミチカケ・ウェルネスアクション」でフェムテック関連商品やサービスを展示するなど、館を超えたさまざまな試みでフェムテックの普及に取り組んできた。

ただ、それから消費者の価値観やニーズが変化する中で、「“女性のための”という形でターゲットを限定する売り場のあり方、コンセプトも含めて時代に合わせた再検討が必要」との考えの下、営業終了を決めた。現在のところは、別の形態での再スタートやフェムテック商品の別の売り場の取り扱いなどの計画はないという。

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着物の「やまと」がパリに初の常設店 

着物の「やまと」は、パリに常設店を4月上旬に開く。2024年1月から約1年にわたって営業したポップアップストアが好評だったことを受けて本格進出を決めた。矢嶋孝行社長は「パリはさまざまな国のクリエイターが交わる場所。売り上げも大切だが、それ以上にパリに常設の拠点を置くことでコラボレーションの機会が生まれ、着物に新しい価値が加わることを期待している」と話す。

パリのマレ地区に店舗面積83平方メートルの路面店を出す。ポップアップストアで展開していた女性向けの「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO BY NADESHIKO)」と男性向けの「ワイ&サンズ(Y. & SONS)」の2ブランドを売る。

常設店出店を視野に、23年にフランス法人を設立した。24年にポップアップストアを営業した際は、フランス国内の客が半分、国外の客が半分だった。ファッションに造詣の深いクリエイティブな職業の人たちの購買が多く、日本の伝統文化やものづくりの背景に対する関心が高かった。着物の着こなし方は自由で、羽織りの着物をコートのような感覚でジーンズやスカートに合わせるコーディネートが人気だという。羽織りの着物の中心価格は10万円弱。

常設店では、ポップアップストアでは難しかった意匠をこらした空間を作る。着物への造詣が深い日本人スタッフが接客し、織りや染めなどの技法、着付けや手入れ方法などを伝える。着物だけでなく、手ぬぐいや小物入れなど比較的手頃な価格の雑貨も充実させ、エントリーユーザーも利用できるようにする。

矢嶋社長の意気込みは強い。「昨年のポップアップストアを通じて、インドの刺繍専門家やセネガルのアーティストと結びつきができた。パリで活躍するスタイリストやデザイナーも店に足を運んでくれた。これらと日本の産地を結びつければ、新しい着物文化が生まれるかもしれない。パリから着物の可能性を広げていきたい」と話す。

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着物の「やまと」がパリに初の常設店 

着物の「やまと」は、パリに常設店を4月上旬に開く。2024年1月から約1年にわたって営業したポップアップストアが好評だったことを受けて本格進出を決めた。矢嶋孝行社長は「パリはさまざまな国のクリエイターが交わる場所。売り上げも大切だが、それ以上にパリに常設の拠点を置くことでコラボレーションの機会が生まれ、着物に新しい価値が加わることを期待している」と話す。

パリのマレ地区に店舗面積83平方メートルの路面店を出す。ポップアップストアで展開していた女性向けの「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO BY NADESHIKO)」と男性向けの「ワイ&サンズ(Y. & SONS)」の2ブランドを売る。

常設店出店を視野に、23年にフランス法人を設立した。24年にポップアップストアを営業した際は、フランス国内の客が半分、国外の客が半分だった。ファッションに造詣の深いクリエイティブな職業の人たちの購買が多く、日本の伝統文化やものづくりの背景に対する関心が高かった。着物の着こなし方は自由で、羽織りの着物をコートのような感覚でジーンズやスカートに合わせるコーディネートが人気だという。羽織りの着物の中心価格は10万円弱。

常設店では、ポップアップストアでは難しかった意匠をこらした空間を作る。着物への造詣が深い日本人スタッフが接客し、織りや染めなどの技法、着付けや手入れ方法などを伝える。着物だけでなく、手ぬぐいや小物入れなど比較的手頃な価格の雑貨も充実させ、エントリーユーザーも利用できるようにする。

矢嶋社長の意気込みは強い。「昨年のポップアップストアを通じて、インドの刺繍専門家やセネガルのアーティストと結びつきができた。パリで活躍するスタイリストやデザイナーも店に足を運んでくれた。これらと日本の産地を結びつければ、新しい着物文化が生まれるかもしれない。パリから着物の可能性を広げていきたい」と話す。

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パルコが新カード、平林奈緒美がデザイン

パルコは2月19日から、新しいクレジットカードの新規受付を開始する。新しい「パルコカード」はアートディレクターの平林奈緒美がデザインし、2026年2月末までに申し込めば10年間年会費無料など様々な特典を用意している。発行はJFRカード。

新カードではパルコポイントに加え、パルコポイントのほか大丸松坂屋ポイントなどに移行・交換できる「キラ(QIRA)ポイント」の2つのポイントが貯められる。パルコポイントはランクに応じてポイントが貯まる仕組み。

入会特典として来年2月末までに申し込むと10年間年会費が無料になるほか1500円を上限にキャッシュバック。また、5月6日までに申し込むと通常特典に加えて1000円を上限にキャッシュバックする。

券面はアートディレクターの平林奈緒美により、シンプルでユニセックスなデザインに仕上がっている。

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「ディーゼル」が「ファッションタスクフォース」に参加 産業のサステナビリティを支援

「ディーゼル(DIESEL)」はこのほど、英国王チャールズ三世が2020年に設立した「持続可能な市場のためのイニシアチブ ファッションタスクフォース(Sustainable Markets Initiative Fashion Taskforce)」に加盟した。OTBグループ会長兼ディーゼル創始者のレンツォ・ロッソ(Renzo Rosos)は、加盟ブランドのCEOらと連携しファッション産業のサステナビリティを推進する。

同タスクフォースは、ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP)創業者兼元会長のフェデリコ・マルケッティ(Federico Marchetti)が議長を務め、「プラダ(PRADA)」や「バーバリー(BURBERRY)」「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」などが参加する。設立以来、再生型農業プロジェクト、デジタル・プロダクト・パスポート(DPP)、トレーサビリティーを注力領域として取り組んできた。

ロッソは、「ファッション業界全体においてサステナビリティは“考え方”として根付くべきものだ。ファッションタスクフォースは国王チャールズ三世の支援とフェデリコのリーダーシップのもと、この目標へ向かう重要なさらなる一歩となるだろう。私たちはこの取り組みに参加し、ビジョンや革新的なアプローチを他のメンバーと共有できることをうれしく思う。協力し合い、未来を見据えた行動を取ることこそが、業界を真に変革する唯一の方法だ」とコメントした。

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「ルルムウ」が「期間限定の公式EC」をオープン 2024-25年秋冬やアーカイブコレクションを販売

東佳苗デザイナーによるニットブランド「ルルムウ(RURUMU)」はこのほど、公式ECを期間限定でオープンした。終了日は未定。

2024-25年秋冬コレクションを中心に、20-21年秋冬、22年春夏など過去のコレクションの一部をそろえる。雑誌「フルーツ(FRUITS)」とのコラボレーションスナップブック(2759円、22年発売)や、映画「ピクニック アット ハンギング ロック(picnic at hanging rock、24年発売)」とのコラボTシャツといった特別企画アイテムも販売している。

これまで「ルルムウ」は、公式ECを不定期にオープンし、一定期間でクローズしてきた。年2回、夏と冬に東京や大阪でポップアップショップ開催後のフォローアップや、クリスマスなどのシーズナルイベントにちなんだ企画として位置付けている。

◼︎「ルルムウ」公式EC
公式ECサイト

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羽田空港に人気シェフのスイーツ店が集合 デパ地下に負けないギフトを提供

日本空港ビルデングは、羽田空港第1ターミナルに各種スイーツを集めた新エリア「ハネダ スター&ルクス(HANEDA STAR&LUXE)」を2月20日に開く。和菓子から洋菓子まで約13ブランドが出店。気鋭のシェフやパティシエとの協業によって、デパ地下に負けないクオリティーとストーリー性でギフト需要を狙う。

羽田空港第1ターミナルの出発フロアである2階マーケットプレイスに、300平方メートルの新エリアを設ける。ここではジャンルの枠を超えて活躍する作り手のスイーツを“クリエイタースイーツ”と名づけ、国内外から人が集まる空港の立地を生かして発信する。

18日にメディア向けの記者会見と内覧会を実施した。羽田空港を運営する日本空港ビルデングの大西洋副社長は「羽田の価値を高める上で、食はとても需要」と位置づけ、「搭乗客以外のお客さまを3割は集めたい」と意気込む。一方で「(商業を運営するあたり)羽田空港のMD施策には課題が多い。顧客の関心ごとに合わせた展開分類やMD施策が遅れており、ポテンシャルを生かし切れていない」と述べる。ハネダ スター&ルクスはそうした課題をクリアする一歩にしたい考えだ。

ハネダ スター&ルクスでは、よくある空港のお土産にとどまらない商品価値を提供するため、羽田限定商品も充実させた。客単価も従来の品ぞろえに比べて1.5倍を想定する。

出店するシェフやパティシエの期待も高い。イートインもある「諸鈎(もろかぎ)」を出店するシェフパティシエの加藤峰子氏は、「和菓子の文化を未来につなげたい。そのために空港から若い人や海外の人に届ける」と話す。「メゾンカカオ」創業者でカカオディレクターの石原紳伍氏は、「空港はワクワクする特別な場所。(搭乗して)数時間後にも美味しく食べることができる生ガトーショコラを開発した」と述べた。

13店舗のうち、クリエイタースイーツは「諸鈎」「いったつみとらどう」「メゾンカカオ」「レガレヴ」「ミスターチーズケーキ」の5店舗。それ以外にも「とらや」「小布施堂」「叶 匠壽庵」「福砂屋」「ねんりん屋」「ナーディル・ギュル」「ラデュレ」が出店するほか、「ザ・ペニンシュラ・ブティック」が5月末までポップアップを営業する。

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羽田空港に人気シェフのスイーツ店が集合 デパ地下に負けないギフトを提供

日本空港ビルデングは、羽田空港第1ターミナルに各種スイーツを集めた新エリア「ハネダ スター&ルクス(HANEDA STAR&LUXE)」を2月20日に開く。和菓子から洋菓子まで約13ブランドが出店。気鋭のシェフやパティシエとの協業によって、デパ地下に負けないクオリティーとストーリー性でギフト需要を狙う。

羽田空港第1ターミナルの出発フロアである2階マーケットプレイスに、300平方メートルの新エリアを設ける。ここではジャンルの枠を超えて活躍する作り手のスイーツを“クリエイタースイーツ”と名づけ、国内外から人が集まる空港の立地を生かして発信する。

18日にメディア向けの記者会見と内覧会を実施した。羽田空港を運営する日本空港ビルデングの大西洋副社長は「羽田の価値を高める上で、食はとても需要」と位置づけ、「搭乗客以外のお客さまを3割は集めたい」と意気込む。一方で「(商業を運営するあたり)羽田空港のMD施策には課題が多い。顧客の関心ごとに合わせた展開分類やMD施策が遅れており、ポテンシャルを生かし切れていない」と述べる。ハネダ スター&ルクスはそうした課題をクリアする一歩にしたい考えだ。

ハネダ スター&ルクスでは、よくある空港のお土産にとどまらない商品価値を提供するため、羽田限定商品も充実させた。客単価も従来の品ぞろえに比べて1.5倍を想定する。

出店するシェフやパティシエの期待も高い。イートインもある「諸鈎(もろかぎ)」を出店するシェフパティシエの加藤峰子氏は、「和菓子の文化を未来につなげたい。そのために空港から若い人や海外の人に届ける」と話す。「メゾンカカオ」創業者でカカオディレクターの石原紳伍氏は、「空港はワクワクする特別な場所。(搭乗して)数時間後にも美味しく食べることができる生ガトーショコラを開発した」と述べた。

13店舗のうち、クリエイタースイーツは「諸鈎」「いったつみとらどう」「メゾンカカオ」「レガレヴ」「ミスターチーズケーキ」の5店舗。それ以外にも「とらや」「小布施堂」「叶 匠壽庵」「福砂屋」「ねんりん屋」「ナーディル・ギュル」「ラデュレ」が出店するほか、「ザ・ペニンシュラ・ブティック」が5月末までポップアップを営業する。

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サロン専売スタイリング剤ブランド「モノーク」がデビュー オイル毛やビルドアップ毛に着目

サロン専売メーカーのミアンビューティーはこのほど、サロン専売スタイリング剤ブランド「モノーク(MONOQU)」を発売した。

ブランド名は、“モノ”(一つの)と“クオリティ”(質)を組み合わせた造語で「オンリーワンの個性を大事に」という意味を込めた。ブランドコンセプトは「揺るぎない私を作る」。かっこいい思考や世界観を好む、25〜35歳のZ世代やミレニアム世代をメインターゲットとしている。

製品開発は、オイル毛やビルドアップ毛(スタイリング剤やシャンプー、トリートメントなどの油などが髪や頭皮に蓄積し、取り除かれないまま残留する状態)に着目。オイル毛やビルドアップ毛のデメリットを解消すべく、「水分と油分のコントロールで仕上がりが持続し、1日崩れない」「洗い落とせて過剰な油分が蓄積せず、使い続けてもべたつかない」「タンパク成分でケアし、髪の状態をキープする」の3つを全アイテム共通機能として採用した。

製品は、“オイル”(60mL、3740円)、“バーム”(45g、3740円)、“オイルジェリー”(80g、3300円)の3つをそろえる。“オイル”は、潤いと繊細な束感が続くニュートラルな質感のスタイリング専用オイルだ。塗布後のベタつきや酸化臭を防ぐ処方とした。“バーム”は、しなやかな束感が続き、手櫛が通せる滑らかな溶け感が特徴。シャンプーでの洗い落ちが良く、毎日のように使い続けることができる。“オイルジェリー”は、指通りの良さが続く新感覚のゼリー形状のスタイリング剤だ。ぱさつかずに潤いとまとまりが続く質感を目指した。

香りはビターシトラスウッディを採用「ターゲットに合わせ、万人受けではなく少し個性的な香りをチョイスした」(ブランド担当者)。オイルやバームには、酸化臭を感じにくい香料を使用している。

「見る人が自分自身に置き換えてイメージして欲しい」(ブランド担当者)という狙いから、全て目を隠したモデルビジュアルに仕上げた。ターゲットとするZ世代やミレニアム世代は「SNSの影響を受けて、口コミやインフルエンサーレビューを参考に自分に最適なものを選ぶ」と推測し、プロモーションはSNS施策に注力する。

6月には、第2弾としてウォータージェルとバームワックスを発売する予定だ。

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サロン専売スタイリング剤ブランド「モノーク」がデビュー オイル毛やビルドアップ毛に着目

サロン専売メーカーのミアンビューティーはこのほど、サロン専売スタイリング剤ブランド「モノーク(MONOQU)」を発売した。

ブランド名は、“モノ”(一つの)と“クオリティ”(質)を組み合わせた造語で「オンリーワンの個性を大事に」という意味を込めた。ブランドコンセプトは「揺るぎない私を作る」。かっこいい思考や世界観を好む、25〜35歳のZ世代やミレニアム世代をメインターゲットとしている。

製品開発は、オイル毛やビルドアップ毛(スタイリング剤やシャンプー、トリートメントなどの油などが髪や頭皮に蓄積し、取り除かれないまま残留する状態)に着目。オイル毛やビルドアップ毛のデメリットを解消すべく、「水分と油分のコントロールで仕上がりが持続し、1日崩れない」「洗い落とせて過剰な油分が蓄積せず、使い続けてもべたつかない」「タンパク成分でケアし、髪の状態をキープする」の3つを全アイテム共通機能として採用した。

製品は、“オイル”(60mL、3740円)、“バーム”(45g、3740円)、“オイルジェリー”(80g、3300円)の3つをそろえる。“オイル”は、潤いと繊細な束感が続くニュートラルな質感のスタイリング専用オイルだ。塗布後のベタつきや酸化臭を防ぐ処方とした。“バーム”は、しなやかな束感が続き、手櫛が通せる滑らかな溶け感が特徴。シャンプーでの洗い落ちが良く、毎日のように使い続けることができる。“オイルジェリー”は、指通りの良さが続く新感覚のゼリー形状のスタイリング剤だ。ぱさつかずに潤いとまとまりが続く質感を目指した。

香りはビターシトラスウッディを採用「ターゲットに合わせ、万人受けではなく少し個性的な香りをチョイスした」(ブランド担当者)。オイルやバームには、酸化臭を感じにくい香料を使用している。

「見る人が自分自身に置き換えてイメージして欲しい」(ブランド担当者)という狙いから、全て目を隠したモデルビジュアルに仕上げた。ターゲットとするZ世代やミレニアム世代は「SNSの影響を受けて、口コミやインフルエンサーレビューを参考に自分に最適なものを選ぶ」と推測し、プロモーションはSNS施策に注力する。

6月には、第2弾としてウォータージェルとバームワックスを発売する予定だ。

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ルックを10年率いた多田氏 社長のバトンはインポータービジネスの礎を築いた“戦友”へ

ルックホールディングス(HD)は3月28日付で、次期社長に専務取締役の渋谷治男氏(60)が就任する。多田和洋現社長(同)は代表権を持つ会長となる。17日に開かれた同社の2024年12月期決算会見では、多田氏が15年からルック、18年からルックHDを率いてきた10年間を振り返った。

社長交代について問われた多田氏は、「僕が就任してからもう10年が経つ。そろそろバトンタッチするのに適切なタイミングだ。経営における意思決定のパターン化を防ぐことは(社長交代の)目的の一つ」と説明した。社長としての10年間の成果については、「就任直後は、かなり厳しい経営状態だったが、ある程度経営を安定させることができたと思う」と述べた。

ターニングポイントは、19年の伊イルビゾンテの子会社化だった。「100億円を超える大型投資だったが、結果的に当社の収益性にとってかなりのプラスになった」と手応えを話す。「イル ビゾンテ」については、子会社化する以前から国内販売権を取得(10年)して展開してきたが、それを現場で主導したのが多田氏だった。それだけに、「グループに迎え入れることができたことへの喜びもひとしおだった」という。「そして新型コロナという危機を、人員、給与のカットを一切することなく乗り切ることができた」と振り返った。

30年来の“戦友”

多田氏と次期社長の渋谷氏は同い年で、ルックでは約30年来の“戦友”。まだ同社が百貨店アパレルビジネスを主力としていた頃から、黎明期のインポートビジネスを担う「ブティック事業部」に所属し、事業拡大に向けて二人三脚で仕事をした。00年代以降、百貨店市場の縮小に伴い、同社はライフスタイルブランドを含めたインポーター(輸入販売事業)へ本格的にビジネスモデルを転換。05年に「マリメッコ(MARIMEKKO)」の独占販売権を取得、08年に「アー・ペー・セー(A.P.C.)」の日本法人を設立、10年に「イル ビゾンテ」の国内販売権を取得するなど、成長性のある海外ブランドの目利きをしながら、今に続く収益の礎を作った。その中心にいたのが多田氏と渋谷氏だった。

当時の経験から、多田氏は「彼(渋谷氏)にはグループを引っ張っていくだけの経験、人格、リーダーシップ、そして海外パートナーとの交渉力がある」と全幅の信頼を寄せる。「当社グループのポテンシャルを考えれば、まだまだ企業価値を向上できるはず」との期待に、渋谷氏も「阿吽の呼吸で経営を舵取りしていきたい」と応えた。

24年12月期は韓国苦戦

なお、ルックHDの24年12月期通期連結業績は、売上高が前年同期比1.3%減の547億円、営業利益が同17.5%減の25億円、純利益が同21.7%減の19億円だった。主力の韓国事業が冬物販売で苦戦し、同2.5%の減収。国内事業は同2.0%の増収となるもカバーしきれなかった。25年12月期予想はおおむね前期並みを見込み、売上高が前期比横ばいの550億円、営業利益が同2.7%増の26億円、純利益が同3.9%増の20億円を計画する。

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渋谷109が春のリニューアル、新たに10店舗が新規オープン

ファッションビルの渋谷109は2月から4月にかけて春のリニューアルを実施する。新規出店の10店舗を含む21店舗が改装する。

新規出店ではyutoriのストリート系ブランド「エイチティーエイチ(HTH)」やインフルエンサー系ブランド「アクレント(ACLENT)」「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」「カスタネ(KASTANE)」「メリージェニー(MERRYJENNY)」が出店するほか、飲食では京都で若い女性に人気の「雲の茶カフェ」と、わんちゃんモチーフのスイーツで知られる「トライベッカ」の2店舗が東京に初出店する。

また、23年にメタ社と組んで立ち上げた「クリエイターコラボレーションスペース」もリニューアル。超高効率のコラボ型物販スペース「ディスプ!!!」を移設するほか、コラボカフェ(名称未定)と大型のポップアップスペースをオープンする。大型ポップアップスペースではグランドオープンの3月21日に、超大人気アーティストとのコラボレーションを予定している。

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渋谷109が春のリニューアル、新たに10店舗が新規オープン

ファッションビルの渋谷109は2月から4月にかけて春のリニューアルを実施する。新規出店の10店舗を含む21店舗が改装する。

新規出店ではyutoriのストリート系ブランド「エイチティーエイチ(HTH)」やインフルエンサー系ブランド「アクレント(ACLENT)」「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」「カスタネ(KASTANE)」「メリージェニー(MERRYJENNY)」が出店するほか、飲食では京都で若い女性に人気の「雲の茶カフェ」と、わんちゃんモチーフのスイーツで知られる「トライベッカ」の2店舗が東京に初出店する。

また、23年にメタ社と組んで立ち上げた「クリエイターコラボレーションスペース」もリニューアル。超高効率のコラボ型物販スペース「ディスプ!!!」を移設するほか、コラボカフェ(名称未定)と大型のポップアップスペースをオープンする。大型ポップアップスペースではグランドオープンの3月21日に、超大人気アーティストとのコラボレーションを予定している。

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ミルボンの2024年通期業績は初の売上高500億円を突破 国内のヘアケアと韓国がけん引

ミルボンの2024年通期連結決算は、売上高が前年比7.4%増の513億円、営業利益が同23.8%増の68億円、経常利益が同24.7%増の69億円、純利益が同25.4%増の50億円と増収増益だった。国内のヘアケア部門と韓国事業が成長をけん引し、大きく計画を上回った。

部門別では、売上高構成比の61.1%を占めるヘアケア用剤が同10.5%増の313億円と好調に推移した。プレミアムブランド「オージュア(AUJUA)」やプロフェッショナルブランド「エルジューダ(ELUJUDA)」が成長に大きく貢献した。染毛剤は営業・教育活動の強化によって導入美容室数が増加し、同1.5%増の172億円で着地。パーマメントウェーブ用剤は同5.7%増の15億円だった。化粧品は、髪と眉のトータルカラー提案をするサロン専売化粧品ブランド「アイエム(IM)」の新製品が計画以上の売り上げを達成したことなどで、同51.9%増の86億円と大きく躍進した。

国内はヘアケアが成長をけん引し、売上高が同6.0%増の386億円だった。美容室が同サイト上にオンラインストアを開設し、顧客に商品を販売するプラットフォーム「MILBON:ID」は登録者数が88.1万人、サロン数が6550軒、EC売上高が19.7億円とそれぞれ前年から伸長した。リアルとデジタルを融合したヘアケア購⼊体験を提供する「スマートサロン」の展開は当初100件を目標に掲げていたが、「軒数を伸ばしていくというよりも、成功事例を増やす」方針に修正し、62軒に着地した。

海外の売上高は同12.2%増の126億円。韓国は、全部門が好調で売上高が同13.4%増(現地通過ベースでの実質増減率は9.9%増)の53億円だった。イベントなどの実施により、ソウル中心部の若手美容師の支持からの支持を高めることができたことが好調要因として働いた。中国は、売上高が同3.9%増(同2.7%減)の23億円だった。市場の不安定さの中、美容室経営支援に注力したことなどでほぼ横ばいにとどまった。米国は、ヘアケアが成長をけん引し、売上高が同21.9%増(同13.1%増)の19億円。製品力と美容師への教育施策がともに市場での評判の高まりに貢献。色味不足が課題だった染毛剤「ソフィストーン(SOPHISTONE)」の追加色発売や教育活動の強化で成長が加速した。

デジタルとリアルの両輪で美容室の新しいあり方を目指す

25年の国内市場は、美容室の新しいあり方を目指す「ビューティプラットフォーム構想」実現に向けて「スマートサロン」と「MILBON:ID」を一層推進することで店販品購入のインフラを強化する。さらに、美容室における業務メニューの高付加価値・高単価化を実現するため、高付加価値カラー戦略を継続するとともに、入店教育をベースとした技術教育サポートと美容師の専門性を向上させるためのソムリエ教育を推進する。

海外市場は、市場性と成長力の高い米国、EU、韓国を重点エリアとして設定し、活動を強化。特に、米国における人員強化と製品ブランディングに注力する計画だ。

中期事業構想(2022年〜2026年)は、売り上げの成長は想定通りだが、収益性が低下していることから現実的な利益目標に修正。収益性改善のための計画の実行も推進する。新たに長期的な展望として、売上高1000億円、ROE14%以上の達成を設定した。

これらを踏まえた25年の連結業績は、売上高が同年比5.7%増の542億円、営業利益が同2.3%増の70億円、経常利益が同0.5%増の70億円、純利益が同3.6%増の52億円を見込む。

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「ピンクハウスポッシュ」が「ルルムウ」とコラボ 金子功の名言をあしらった限定アイテム10着

「ピンクハウスポッシュ(PINK HOUSE POCHE)」は、東佳苗デザイナーによるウィメンズブランド「ルルムウ(RURUMU)」とコラボレーションし、1点モノのアイテムを計10点抽選販売する。

応募期間は2月17日22時までで、当選発表は18日。発売日の21日に「タイムレス ピンクハウス 表参道店(TIMELESS PINK HOUSE)」に直接来店可能もしくは電話がつながる人が募集対象者だ。「ピンクハウスポッシュ」のInstagramアカウント(@pinkhouse_poche)にダイレクトメッセージで、氏名と購入方法の希望(店頭もしくは電話)を送ることで、応募完了となる。

「ピンクハウスポッシュ」は、「ピンクハウス」のアーカイブやビンテージアイテムをゲストクリエイターと共に再構築するラインとして、2023年にスタートした。これまで、アパレルメーカー・さえらが手掛ける「オーバーレース(OVERLACE)」や、ニットアーティスト蓮沼千紘によるハンドニットレーベル「アンエディ(AN/EDDY)」をコラボ相手として迎えてきた。

今回の協業のコンセプトは“ブリコラージュ クチュール”。レースブラウスやキャミソール、クロシェトップス、カーディガンなどをラインアップしており、価格帯は5万600円から9万9000円まで。「ルルムウ」の東デザイナーは、各アイテムに対して、「ピンクハウス」創業者である金子功デザイナーが残した言葉を引用したテーマを掲げた。例えば、“レース フレア スリーブ ブラウス”(5万9400円)には、“leave me alone(我が道を行く、放っておいて)”や、“コラージュ クロシェ カーディガン”(7万4800円)には、“The basis of all fashion is to wear it with confidence and enjoyment.(全てのおしゃれの基本は、自信を持って楽しんで着ること)”など。東デザイナーはこれらの言葉を刺しゅうやプリントでウエアにあしらっている。

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TSI「ジルスチュアート」終了 ライセンス事業としては「別の形」で継続検討

TSIの「ジルスチュアート(JILL STUART)」が2月末をもって事業を終了し、カジュアルテイストの姉妹ブランド「ジル バイ ジルスチュアート(JILL BY JILL STUART)」に一本化する。

TSI(当時のサンエー・エンターナショナル)は1996年に「ジルスチュアート」の独占輸入販売権とサブライセンス権を取得し、本格展開をスタート。97年には渋谷・明治通りに路面店をオープンした。2008年に展開を開始した姉妹ブランドの「ジル バイ ジルスチュアート」とともに、「ジルスチュアート」はTSIグループにおける主力ブランドとして、またウィメンズリアルクローズ市場におけるフェミニン・エレガントなテイストの代表的なブランドの一つとして認知されてきた。

24年2月期の売上高は約13億円で、直近3年間の業績推移は横ばいだった。すでにオンラインサイトは2月12日をもってクローズしており、既存の11店舗は2月末までに順次閉鎖する。ブランド終了は収益構造改革における事業ポートフォリオの見直しの一環。ただ今後もライセンス事業として、何らかの形で「継続を検討中」(同社)という。

なおコスメブランドの「ジルスチュアート」ついてはコーセーが手掛けており、本件とは無関係だ。

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TSIの「ジルスチュアート(JILL STUART)」が2月末をもって事業を終了し、カジュアルテイストの姉妹ブランド「ジル バイ ジルスチュアート(JILL BY JILL STUART)」に一本化する。

TSI(当時のサンエー・エンターナショナル)は1996年に「ジルスチュアート」の独占輸入販売権とサブライセンス権を取得し、本格展開をスタート。97年には渋谷・明治通りに路面店をオープンした。2008年に展開を開始した姉妹ブランドの「ジル バイ ジルスチュアート」とともに、「ジルスチュアート」はTSIグループにおける主力ブランドとして、またウィメンズリアルクローズ市場におけるフェミニン・エレガントなテイストの代表的なブランドの一つとして認知されてきた。

24年2月期の売上高は約13億円で、直近3年間の業績推移は横ばいだった。すでにオンラインサイトは2月12日をもってクローズしており、既存の11店舗は2月末までに順次閉鎖する。ブランド終了は収益構造改革における事業ポートフォリオの見直しの一環。ただ今後もライセンス事業として、何らかの形で「継続を検討中」(同社)という。

なおコスメブランドの「ジルスチュアート」ついてはコーセーが手掛けており、本件とは無関係だ。

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「ドクターシーラボ」ブランド刷新 第1弾は主力の“VC100”化粧水

日本発ドクターズブランド「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」は、「肌に、人生に、もっともっと」をテーマに掲げブランドを刷新する。第1弾はブランドを代表する化粧水 “VC100エッセンスローションEX” (150mL、5390円)が進化し2月17日に発売。“VC100”ラインから初となる乳液“VC100エマルジョンEX” (150mL、5390円)も登場した。25年下半期に主要製品を随時リニューアルする。同ブランドの刷新は2020年以来、2回目。

「ドクターシーラボ」は、美容皮膚科発祥ブランドとして1998年に誕生。「高浸透ビタミンC(APPS)」にこだわり進化を遂げてきた。その中で「ブランドの思いが伝わりきれていない」(ブランド担当者)と感じたことから刷新する。「透明感、リミットレス」を掲げたキャンペーンを実施し、ブランドアンバサダーにエミー賞で18冠を獲得したドラマ「SHOGUN 将軍」に出演した俳優の穂志もえかを起用し、2月25日からCMを放映する。

“VC100エッセンスローションEX”は独自のマイクロ安定化技術により高浸透ビタミンC(APPS)をカプセル化し「マイクロ高浸透ビタミンC」にすることに成功。100 兆個のビタミンCを高濃度で効率的に肌に浸透させ透明感を引き出す。ナイアシンアミドや浸透コラーゲン、ヒアルロン酸も加え、乾燥や肌のごわつき、毛穴の目立ち、くすみ、キメの乱れ、艶不足にアプローチする。同製品のリニューアルは6回目となる。

“VC100エマルジョンEX”は化粧水同様に100兆個の「マイクロ高浸透ビタミンC」のほか、安定型ビタミンC、保湿型ビタミンCの3種のビタミンCを配合。ナイアシンアミドや浸透コラーゲン、ヒアルロン酸も加え、乳液ならではの保湿感と透明感を実現する。「“VC100”ラインは、ブランドの中でも幅広い年代のお客さまに愛用されている看板製品。そのため多くのお客さまのニーズを満たすため、また化粧水との処方マッチングからも、乳液を開発した」という。

また、ワンランク上の“VC100エッセンスローションEXスペシャル” (150mL、8415円)も進化。“VC100エッセンスローションEX”の成分に加え、植物由来の2種のプラセンタを配合し、よりリッチで濃密な美容液級の化粧水が完成した。

グローバル化を推進

「ドクターシーラボ」はシーズ・ホールディングスが手掛けていたが、2018年に米ジョンソン・エンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON以下、J & J)の傘下となった。J&Jは2023年に消費者向け健康部門を別会社のケンビュー(KENVUE)としたことから、現在はケンビューが運営する。今後ケンビューのグローバルリソースを活用し、海外市場拡大を強める。

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カニエ・ウェストが反ユダヤ主義的Tシャツを販売 Xのアカウントやサイトが一時は閲覧不可に

カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)が、度重なる反ユダヤ主義的行動や人種差別的発言を行なったことで物議を醸している。

イェは2月9日(現地時間)、「第59回NFLスーパーボウル」の一部地域のCM放送枠を自腹で買い取り、自身のブランド「イージー(YEEZY)」のスポットCMを放映。このCMは、歯科医院の診察台に座ったイェがiPhoneで自撮りしながら、「やぁ、俺はイェだ。CM制作費は、全て新しい歯に使ってしまった。だから、こうしてiPhoneで撮影している。とりあえず、『イージー』のサイトをチェックしてほしい」と話し、視聴者に対して「イージー」の公式オンラインストアへの訪問を促すものだった。

その直後、それまで掲載されていたアパレルやスニーカーの販売が全て取り下げられ、“ヒトラー万歳”を意味する“ハイル・ヒトラー(Heil Hitler)”の型番“HH-01”のを冠し、ナチスのハーケンクロイツ(鉤十字)をあしらった白いTシャツのみを20ドル(約3000円)で販売開始。また、X(旧ツイッター)のアカウントでは1週間ほど前から、「私はナチスだ」や「アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)を愛している」などナチス礼賛のポストを連投していたほか、性行為目的の人身売買などの疑いで逮捕されていたヒップホップ界の大物ショーン・コムズ(Sean Combs)の釈放を求め、最終的に「俺は人種差別主義者だ」と言い切っていたのだ。

イェの代理人も「有害で憎しみに満ちた発言に耐えられない」と契約解除

これを受け、アメリカ合衆国最大のユダヤ人団体「名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League、以下ADL)」は、「あのTシャツは、20世紀にヒトラーが自身の支持者を鼓舞したシンボルを用い、現在も反ユダヤ主義と白人至上主義による脅威を拡散し続けるものだ。SNSで反ユダヤ的な投稿を繰り返す行為は、いかなる理由をもってしても正当化できない」をイェを強く非難し、ジョナサン・グリーンブラット(Jonathan Greenblatt)ADL代表は、「またしても、イェによる露骨な反ユダヤ主義、人種差別、女性蔑視の投稿がSNS上で見られた。2022年には、彼の発言を機に反ユダヤ的事件が全米で30件発生していた」とコメント。また、音楽エージェントのダニエル・マッカートニー(Daniel McCartney)も、「今後、私はイェの代理を務めない。彼の有害で憎しみに満ちた発言には、もう耐えられない」とパートナーシップ契約の解除を明らかにした。

近日中に店舗をオープン?

騒動後、イェのXのアカウントと「イージー」の公式オンラインストアは無効化されて閲覧できなくなっていたが、2月14日現在は復活。公式オンラインストアには、“YEEZY STORES COMING SOON(イージー・ストアズ・カミング・スーン)”と手書きの文字が表示され、店舗のオープンを示唆している。

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カニエ・ウェストが反ユダヤ主義的Tシャツを販売 Xのアカウントやサイトが一時は閲覧不可に

カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)が、度重なる反ユダヤ主義的行動や人種差別的発言を行なったことで物議を醸している。

イェは2月9日(現地時間)、「第59回NFLスーパーボウル」の一部地域のCM放送枠を自腹で買い取り、自身のブランド「イージー(YEEZY)」のスポットCMを放映。このCMは、歯科医院の診察台に座ったイェがiPhoneで自撮りしながら、「やぁ、俺はイェだ。CM制作費は、全て新しい歯に使ってしまった。だから、こうしてiPhoneで撮影している。とりあえず、『イージー』のサイトをチェックしてほしい」と話し、視聴者に対して「イージー」の公式オンラインストアへの訪問を促すものだった。

その直後、それまで掲載されていたアパレルやスニーカーの販売が全て取り下げられ、“ヒトラー万歳”を意味する“ハイル・ヒトラー(Heil Hitler)”の型番“HH-01”のを冠し、ナチスのハーケンクロイツ(鉤十字)をあしらった白いTシャツのみを20ドル(約3000円)で販売開始。また、X(旧ツイッター)のアカウントでは1週間ほど前から、「私はナチスだ」や「アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)を愛している」などナチス礼賛のポストを連投していたほか、性行為目的の人身売買などの疑いで逮捕されていたヒップホップ界の大物ショーン・コムズ(Sean Combs)の釈放を求め、最終的に「俺は人種差別主義者だ」と言い切っていたのだ。

イェの代理人も「有害で憎しみに満ちた発言に耐えられない」と契約解除

これを受け、アメリカ合衆国最大のユダヤ人団体「名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League、以下ADL)」は、「あのTシャツは、20世紀にヒトラーが自身の支持者を鼓舞したシンボルを用い、現在も反ユダヤ主義と白人至上主義による脅威を拡散し続けるものだ。SNSで反ユダヤ的な投稿を繰り返す行為は、いかなる理由をもってしても正当化できない」をイェを強く非難し、ジョナサン・グリーンブラット(Jonathan Greenblatt)ADL代表は、「またしても、イェによる露骨な反ユダヤ主義、人種差別、女性蔑視の投稿がSNS上で見られた。2022年には、彼の発言を機に反ユダヤ的事件が全米で30件発生していた」とコメント。また、音楽エージェントのダニエル・マッカートニー(Daniel McCartney)も、「今後、私はイェの代理を務めない。彼の有害で憎しみに満ちた発言には、もう耐えられない」とパートナーシップ契約の解除を明らかにした。

近日中に店舗をオープン?

騒動後、イェのXのアカウントと「イージー」の公式オンラインストアは無効化されて閲覧できなくなっていたが、2月14日現在は復活。公式オンラインストアには、“YEEZY STORES COMING SOON(イージー・ストアズ・カミング・スーン)”と手書きの文字が表示され、店舗のオープンを示唆している。

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ゲオHD新業態「ヴァルール」が表参道に 女性向けビンテージウオッチで勝負

ゲオホールディングス傘下で高級時計やバッグ、貴金属のリユース事業を展開するOKURAは2月14日、新事業「ヴァルール(VALEUR)」の直営店を表参道にオープンした。

店名はフランス語で「価値」を意味し、ウオッチを中心に、大人の女性に向けたビンテージアイテムを取り扱う。「オークションの運営元で、圧倒的な商品調達力を持つゲオグループの強みを生かしている。ビンテージの中でも時計は扱いが難しく、競争力を発揮できると考えた」と伊藤新悟ヴァルール事業責任者は語る。

購入後12カ月間の保証を付与

ショップには「カルティエ(CARTIER)」「エルメス(HERMES)」「シャネル(CHANEL)」「ロレックス(ROLEX)」などの高級ブランドを中心に、時計、バッグ、ジュエリーを展開。特に1970年代以前に製造されたビンテージウォッチが充実しており、「カルティエ」を約80点、「エルメス」を約60点をラインアップする。ムーブメントをメンテナンスし、ケースやベルトも取り替えたり、磨いたりして、美しい状態にして販売。10人弱の修理チームを抱えており、ビンテージウオッチに関しては購入後12カ月間の保証を付与する。「ここまでメンテナンスに手間暇をかけ、長い保証期間を設けられる店はなかなかないだろう。ビンテージを買ってみたいという人や、ビンテージには抵抗があるという人に“ファーストビンテージ”として選んでもらいたい」。

1980年代以降製造のウオッチや、バッグも豊富にそろえる。トータルで約300本をラインアップし、中心価格は30万〜50万円。接客はラグジュアリーウォッチの販売経験者のほかに、高感度セレクトショップ運営やアパレルプレス経験者などもおり、ファッションの一部としての提案も行う。また、店舗の奥には座って接客を受けられる小部屋もあり、リラックスしてゆっくり買い物を楽しめるようにしている。販売に専念すべく、買取はしない。「ビンテージアイテムをファッションやライフスタイルの一部として提案したい」。売上高目標は非公表。今後5年間で9店舗まで増やすことを計画する。

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ファミリーマート限定の韓国コスメ「ハナバイヒンス」全23品を公開 ミニアイパレットやハイライターバームなど

ファミリーマートは韓国のコスメブランド「ヒンス(HINCE)」と協業し、姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」の取り扱いをスタートする。3月14日から全国のファミリーマートで発売を開始し、商品は全23品、価格は680〜1780円となる。小ぶりなサイズ感と求めやすい価格、そしてトレンディーなカラー展開で、いつでも手軽に洗練されたメイクアップを楽しめる。

リップティント&リップスティック

リップアイテムは2種で、水分がすっと唇に溶け込み、くすみにくく塗りたての発色が続く水膜ティント“ウォーターグラスティント”(全4色、各990円)と、しっとりとした唇を維持しながらクリアな艶めきをかなえる“シアーグラスリップスティック”(全4色、各990円)を用意した。カラーは、それぞれモモやベリーなど4色ずつ。

「ヒンス」の人気ハイライターバームも“コンビニ仕様”に

「ヒンス」の人気商品であるスティックハイライトバーム“トゥルーディメンションラディアンスバーム”が、「ハナバイヒンス」仕様で登場。“シャインハイライターバーム”(全2色、各990円)は透け感のある発色と、ほのかなきらめきがいつものメイクに華やかさを与えるバーム状のハイライターだ。高発色ながらも透明感のあるバームチーク“メルティンググロウチークバーム”(全3色、各990円)も販売する。

トレンディーな3色ミニアイパレット

“トリプルアイパレット”(全3種、各1450円)は、レイヤリング可能な3色でトレンド感のあるアイメイクが完成するミニサイズのアイシャドウパレットだ。カラーはモモ、ベリー、キャラメルの3色。

クッションファンデ&トーンアップUVも

ベースメイクアイテムは、滑らかに肌にフィットして気になる肌悩みをカバーする“レイヤーフィットクッション”[SPF50+・PA+++](全2色、各1780円)と、肌を華やかに演出する“ベールフィットUVトーンアップ”[SPF50+・PA+++](全2色、各1400円)の2品が登場する。

ほか、肌になじむ柔らかな色味とクイックドライ機能でデイリーに使用できるネイルポリッシュ(全3色、各680円)も販売する。

商品一覧

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アトモスの創業25周年を記念した「アディダス オリジナルス」との第1弾コラボは屋久杉に着想した“タバコ”

スニーカーショップ、アトモス(ATMOS)は2月22日、創業25周年を迎えたことを記念し、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とコラボレーションした第1弾スニーカーを発売する。価格は1万8700円で、アトモスの公式オンラインストアと直営店で取り扱う。なお、アトモスの特設サイトでは21日8時59分まで抽選販売を受け付け中だ。

今回のコラボスニーカーは、1972年に登場した“タバコ(TOBACCO)”がベースモデルで、世界自然遺産の屋久杉と年輪がコンセプトの1足だ。ウォータープルーフレザーのアッパーは、屋久杉や大地を彷ふつとさせるブラウンカラーを採用し、サイドのスリーストライプスとヒールパーツには屋久島を想起させる深緑を配色。さらに、インソールに年輪のグラフィックとゴールドのコンポジットロゴを型押ししたほか、シュータンの裏に25周年を祝すレタリングを、内側に別注を示す“DESIGNED IN TOKYO”のタグをあしらい、タンロゴを模した木製チャームも付属する。

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約100組のテキスタイルクリエイターが八王子に 「装いの庭EXPO’25」が開催

日本の繊維のものづくり・デザインを活かした企画・小売を行う装いの庭は2月23〜24日、約100組のテキスタイルデザイナーや繊維工場が集結するイベント「装いの庭EXPO’25」を東京たま未来メッセ・えきまえテラスで実施する。

八王子はかつて「桑都(そうと)」と呼ばれた繊維の街として栄え、現在も東京造形大学や多摩美術大学がキャンパスを構えるなど、テキスタイル教育とも縁深い地として知られる。

同イベントでは、日本の繊維技術やテキスタイル文化の隠れた魅力や文脈に焦点を当てる。屋内エリアの有料エリアには、全国各地から集まったテキスタイルクリエイター91組が出展。会場は日本のテキスタイルの現在地を知るための7テーマで構成されており、新進気鋭のブランド、伝統工芸と向き合う作家、高い技術を持った工場など多様なものづくりの現場に触れることができる。屋外の無料エリアでは、子ども向けのワークショップや、クラフト作家の作品販売、廃材を使ったアートの作品展示のほか、フードトラックやライブステージなども設置される。

チケットは前売り券が1000円、当日券が1500円(いずれも税込)。中学生以下は入場無料。また来場者特典として4名のクリエイターのインタビューをまとめた小冊子を配布する。

 会場を構成する7テーマと出展者は以下の通り。

・職人と向き合う
デザイナーと職人の協働により一枚の布が出来上がる。デザイナーは、職人たちから専門的な知識や技術を学び、対話を重ねながら、技術や生地の可能性を拡張させる。
<出展者>fuzoroito / CREOLE / OTTAIPNU / suha Fabric / woo textiles / admi / POTTENBURN TOHKII / JUBILEE / YURTAO / HANA LAB / イイダ傘店

・産地と向き合う
産地に移住した作家や繊維メーカーに就職した若手が立ち上げたブランド。工場の強みや特性をくみ取りながら、オリジナルな視点で産地の魅力を発信している。
<出展者>福田織物(24日) / 澤井織物(24日) / POLS / OTA KNIT / 000(トリプル・オゥ) / SILKKI / nitorito / HARAPPA / 大城戸織布 / IIYU TEXTILE / メゾン寿司 / 小倉縞縞 / Robert Hsu Textile

・工場を背負って時代・市場と向き合う
これからの会社のあり方を探す中で自社ブランドを始めた工場たち。工場が背負う歴史や得意なものに向き合いながら、新しい価値を見出す。
<出展者>レピヤンリボン / OLN / ao / 槇田商店 / OSOCU / muto / mergen / TENJIN Factory / HADACHU / 米織小紋 / 山元染工場・ケイコロール / 奥田染工場(24日) / 佐藤ニット(24日)

・素材と向き合う
テキスタイルを作るために必要な糸や染料、工場で発生する端材。そういった素材の特性や魅力を見出しながら、ものづくりを行う。
<出展者>ナカメリ工房(24日) / イノウエ(24日) / chocoshoe(24日) / Found & Made(24日) / みやこ染 / ツバメヤ / udu textil / KEETO / SATOKA ABE TEXTILE/ saredo / annita artworks / AND WOOL / busy fingers / motonaga / WOOLY

・理想と向き合う
アイデアから素材調達、制作まで全てを行い、自分のスピードに合わせた布や服作りを行う。お客様との対話も大切にしながら、自分という最小単位でのものづくりに挑む。
<出展者>birphin / YUI MATSUDA / かぜつち模様染工舎 / Kazuaki Takashima / 円造 / rumbe dobby / YOHN

・動植物と向き合う
山や木々、草花など身近な自然、動物などをテーマに、生命力のエネルギーを感じられるテキスタイルづくりを行う。
<出展者>okada mariko / 近藤実可子 / otsukiyumi / chihiro yasuhara / kata kata / 中澤楓/ルンルンテキスタイル / Ayuko Hazu / nocogou ノコゴウ / KAYO AOYAMA / soeru craft(24日) / HASHIMOTO NAOKO

・日常と向き合う
モチーフとなるのは日々の生活の中で感じる季節の移ろい、いつもの風景、記憶のかけらや空想の世界。使い手の日常をそっと明るくしてくれる模様や図案を生み出す。
<出展者>Canako Inoue / TANSAN TEXTILE / VRANA(24日) / いとい ゆき / Halka Mokkeroni / entwa / POSIPOSY / Kana Kawasaki / Natsuki CAMINO / 点と線模様製作所 / grasspool / minigara / mumea / MANAMI SAKURAI / beooomu(24日) / アラキケイ(24日) / KAKO MIYAMOTO / PORTRAIT LAB / 441 ヨンヨンイチ(24日) / gochisou(24日)

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モードに変わる「トリー バーチ」は、 “グッドガール”から脱皮できるか

「トリー バーチ(TORY BURCH)」は現地時間10日、2025-26年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。春夏に引き続き、クラシックとアメリカンスポーツウエアの融合がテーマ。素材・シルエットでひねりや遊びを加え、トリー・バーチが考える「現代女性のためのクラシック」を体現した。会場はニューヨーク近代美術館(MoMA)だ。

「女性たちは、自分だけの“クラシック”を定義している」。

「トリー バーチ」の近年のコレクションは、そういったデザイナー自身の考えがしっかりと息づき、また手応えを得ながら前進しているように思える。

リアルクローズから逸脱しない
“アクセシブル・モード”

袖口を大胆に広げたバンカーシャツ、袖を切り込み、ねじり、肩でピン止めしたカーディガン。シャツドレスは身体に沿うように、螺旋状のシルエットを描く。立体的なカットアウトドレスはコーデュロイ素材で仕立てた。根底にはベーシックがありながら、窮屈なルールは感じさせない。

「トリー バーチ」は15年にスポーツウエアラインの“トリー スポーツ コレクション”を立ち上げた。そのエッセンスはメインコレクションにも滲み出ている。コロナ禍でのコンフォートウエアへの関心の高まりも、トリーに影響を与えたようだ。躍動的なシルエットや機能美が、「トリー バーチ」のクリエイションを一段引き上げた。

波打つようなラッフルスカートを合わせたジャケットスタイルは、ハリのある素材もあいまって、見た目は至極コンフォート。ジップアップのフリースはニードルパンチしたウールのニュアンス感が、ニットドレスはスパンコールがトロンプルイユ(だまし絵)のように浮かびあがる仕掛けが面白い。スウェットパンツとラグビーシャツは、日本製のやわらかいジャージー素材で仕立てている。

シルエットや素材は遊びが利いている。だがさじ加減の妙で、リアルクローズの範疇からは逸脱しない。多くの女性が挑戦できそうな“アクセシブル・モード”だ。海外ファッションメディアやジャーナリストも、クラシックを再解釈しながら一皮、二皮と剥けていくコレクションを、中世ヨーロッパの「ルネサンス」になぞらえ、“トリッサンス”と形容・評価している。

ランウエイの進化を
日本の売り場でも表現を

とはいえ、売り上げの主軸を担うのはバッグだ。昨年末の発売からスマッシュヒットしている“ロミー”はコニャックスエードとフェイククロコの新素材で登場した。シグネチャーの“エレノア”は「枕のように」柔らかいレザーで再構築し、新鮮味を加えた。新作の“ピアスバッグ”はその名の通りバッグが大きなピアスを取り付けたようなユニークなデザイン。程よいアクセントが、日本市場でも受け入れられそうだ。

アクセシブル・ラグジュアリーの一角をなすブランドとして、日本でも高い人気・知名度の「トリー バーチ」。だがウエアの取り扱いは一部の店舗に限られ、ショーの世界観が消費者には伝わりにくいのは残念だ。日本ではよくも悪くも、フェミニンで育ちの良さそうな、グッドガールなイメージが強い。まずはポップアップなどの形で積極的にウエアを訴求し、新しい世界観を見せることができれば、顧客の幅もより広がるだろう。

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モードに変わる「トリー バーチ」は、 “グッドガール”から脱皮できるか

「トリー バーチ(TORY BURCH)」は現地時間10日、2025-26年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。春夏に引き続き、クラシックとアメリカンスポーツウエアの融合がテーマ。素材・シルエットでひねりや遊びを加え、トリー・バーチが考える「現代女性のためのクラシック」を体現した。会場はニューヨーク近代美術館(MoMA)だ。

「女性たちは、自分だけの“クラシック”を定義している」。

「トリー バーチ」の近年のコレクションは、そういったデザイナー自身の考えがしっかりと息づき、また手応えを得ながら前進しているように思える。

リアルクローズから逸脱しない
“アクセシブル・モード”

袖口を大胆に広げたバンカーシャツ、袖を切り込み、ねじり、肩でピン止めしたカーディガン。シャツドレスは身体に沿うように、螺旋状のシルエットを描く。立体的なカットアウトドレスはコーデュロイ素材で仕立てた。根底にはベーシックがありながら、窮屈なルールは感じさせない。

「トリー バーチ」は15年にスポーツウエアラインの“トリー スポーツ コレクション”を立ち上げた。そのエッセンスはメインコレクションにも滲み出ている。コロナ禍でのコンフォートウエアへの関心の高まりも、トリーに影響を与えたようだ。躍動的なシルエットや機能美が、「トリー バーチ」のクリエイションを一段引き上げた。

波打つようなラッフルスカートを合わせたジャケットスタイルは、ハリのある素材もあいまって、見た目は至極コンフォート。ジップアップのフリースはニードルパンチしたウールのニュアンス感が、ニットドレスはスパンコールがトロンプルイユ(だまし絵)のように浮かびあがる仕掛けが面白い。スウェットパンツとラグビーシャツは、日本製のやわらかいジャージー素材で仕立てている。

シルエットや素材は遊びが利いている。だがさじ加減の妙で、リアルクローズの範疇からは逸脱しない。多くの女性が挑戦できそうな“アクセシブル・モード”だ。海外ファッションメディアやジャーナリストも、クラシックを再解釈しながら一皮、二皮と剥けていくコレクションを、中世ヨーロッパの「ルネサンス」になぞらえ、“トリッサンス”と形容・評価している。

ランウエイの進化を
日本の売り場でも表現を

とはいえ、売り上げの主軸を担うのはバッグだ。昨年末の発売からスマッシュヒットしている“ロミー”はコニャックスエードとフェイククロコの新素材で登場した。シグネチャーの“エレノア”は「枕のように」柔らかいレザーで再構築し、新鮮味を加えた。新作の“ピアスバッグ”はその名の通りバッグが大きなピアスを取り付けたようなユニークなデザイン。程よいアクセントが、日本市場でも受け入れられそうだ。

アクセシブル・ラグジュアリーの一角をなすブランドとして、日本でも高い人気・知名度の「トリー バーチ」。だがウエアの取り扱いは一部の店舗に限られ、ショーの世界観が消費者には伝わりにくいのは残念だ。日本ではよくも悪くも、フェミニンで育ちの良さそうな、グッドガールなイメージが強い。まずはポップアップなどの形で積極的にウエアを訴求し、新しい世界観を見せることができれば、顧客の幅もより広がるだろう。

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大谷翔平がワコールの顔に 自然体で“自分らしさ”をエンパワーメントするメッセージを発信

ワコール(WACOAL)は2月17日、メジャーリーガーの大谷翔平を起用した新キャンペーン「エンパワーリング ワコール(Empowering. WACOAL)」を始動した。“心と体の支えがあり、満たされているからこそ自分らしく踏み出せる”という考えをもとに、ワコールの“人々の健康と自分らしさをサポートしていきたい”という思いが込められたキャンペーンだ。この思いをできるだけ多くの人に届けようと起用したのが自分らしさ”を大切にしながら世界の舞台で活躍する大谷。彼は、同キャンペーンのキービジュアルや動画に登場する。

テレビCMでは、グラウンドで見せる真剣で勇ましい表情とは違った自然で柔らかい表情の大谷を見ることができる。インタビューで彼は、「“自分らしく自然体でいたい”と心掛けるよりは、自然にそのような状態でいられるよう願っている」とコメントした。チームが変わったり、家庭を持ったり、環境の変化があった大谷だが、彼にとっての“自分らしさ”とは意識するよりも、中から湧いてくるもののようだ。

新キャンペーンの背景にあるのは、社会や価値観の多様化。美しさ自信の捉え方は人それぞれ異なり、今まで以上に“自分らしさ”を大切にする時代が到来した。新キャンペーンには、ワコールの人々の一番近いところで“心と体”を支え、“自分らしさ=自然体”をサポートする存在でありたいという願いが込められている。

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「シャネル」からブライトニングラインが登場 肌本来の内なる輝きを呼び覚ます

「シャネル(CHANEL)は2月21日、ブライトニングライン“エクラ プルミエ”(全5品、7260円〜1万7820円)を発売する。洗顔料と化粧水、化粧下地、コンシーラーをそろえる。プルミエ フラワー エキスとピュア ナイアシンアミドを共通成分として配合。シミや色素沈着のない、洗練された肌の質感と均一な肌の色に働きかけ、肌全体の透明感を引き出し、輝きが溢れ出す肌へ導く。

“フォーム クレンザー”(150mL、1万1000円)はクリアで明るい素肌に洗い上げ、肌本来の輝きを解き放つことを目指す、クリームテクスチャーの洗顔料。肌に潤いを与えながら、余分な皮脂や不要な角質などの汚れを取り除き、フレッシュに透き通る均一な肌へ導く。“ミルキー エッセンス”(100mL、1万7820円)は、高い浸透力と美容液レベルの保湿力を兼ね備えた化粧水。肌を炎症から守り、肌細胞(DNA)の修復に働きかけ、シミの原因の根本にアプローチし健康的な肌サイクルへ導く。エマルジョン ウォーター テクノロジーを搭載したフォーミュラは、白濁したミルクからみずみずしいローションテクスチャーへと変化し、肌に素早く心地よく浸透する。

ロゼのカラーで肌を明るくトーンアップする化粧下地は、テクスチャー違いで2種登場する。紫外線から肌を守りながら、潤いが長時間持続。また、気候の変化などに伴う不快感を防ぐサーマル コンプレックスが肌の赤みを抑え、輝きを保つ。“ラ バーズ”[SPF40・PA++++](30mL、8910円)は滑らかでクリーミーなテクスチャーで、乾燥が気になる人や秋冬の肌に。“ラ バーズ レジェール”[SPF35・PA+++](30mL、8910円)は、軽い付け心地のジェルのようなテクスチャーが特徴。テカリが気になる人や春夏の肌におすすめ。また“ル ブラン コンシーラー”[SPF40・PA+++](全5色、各6600円)をリニューアルした“ル コレクトゥール”[SPF40・PA++++](全5色、各7260円)は、高いカバー力でシミやそばかすなどにアプローチし、均一に整った明るい肌を長時間演出する。高い紫外線防御力を持ちながら、目の周りなどのデリケートな部分や敏感肌でも使える処方だ。

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新生「セリーヌ」のデビューショーが7月にパリで開催 マイケル・ライダーの初コレクション

今年新たに「セリーヌ(CELINE)」は、アーティスティック・ディレクターに就任したマイケル・ライダー(Michael Rider)によるデビューコレクションを、7月6日午後2時30分(ヨーロッパ時間)にパリでファッションショー形式で発表する。

ショーの予定日は、6月24日〜29日に開催するパリ・メンズ・ファッション・ウイークと、7月7日〜11日のパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークの間にあたる。ショーで披露するのがウィメンズなのか、メンズなのか、あるいはその両方なのか、についてはまだ明らかになっていない。

「セリーヌ」がランウエイ形式のショーを行うのは23年以来となる。近年、同ブランドは、前アーティスティック・クリエイティブ&イメージディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)によるコレクションをファッション・ウィークの期間外に映像で公開していた。

「セリーヌ」の親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、昨年10月にスリマンの退任発表後、すぐにライダーの就任を公表していた。

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ルックHD10年ぶりトップ交代 次期社長に渋谷専務

ルックホールディングス(HD)は14日、次期社長に専務取締役の渋谷治男氏(60)が3月28日付で就任するトップ人事を発表した。2015年からルック、18年に設立された持ち株会社ルックHDを率いた社長の多田和洋氏(60)は代表権を持つ会長に異動する。

渋谷氏は1987年にレナウンルック(当時)に入社。営業部門の要職を歴任し、2019年には事業会社ルックの社長に就き、24年3月から現職を務める。

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TOKYO BASEが韓国に進出 3月に路面店オープン

セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを手掛けるTOKYO BASEが、韓国に進出する。1号店となる路面店を3月下旬にソウル市内の狎鴎洞エリアにオープンする。これにともない2月にはソウル市内に子会社を設立する。資本金は8億ウォン(約7500万円)。香港、中国、米国に次ぐ4カ国目の海外拠点で、海外事業拡大を加速させる狙い。

同社は背景について、「当社国内インバウンド比率も高く、マーケット規模感およびファッション親和性、日本デザイナーズブランドへの認知度、当社の内部リソースなど、総合的に判断した結果」としている。

2028年1月期を最終年度とする中期経営計画では、「海外展開国5カ国以上の成功」を目標に掲げる。昨年5月には米国1号店となる「ステュディオス トウキョウ ニューヨーク」をオープンした。

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ポーラ・オルビスHDの24年12月期は減収減益 主軸ブランド「ポーラ」低迷で

ポーラ・オルビスホールディングス(HD)の2024年12月期連結決算は、基幹ブランド「ポーラ(POLA)」の売り上げ減少の影響を受け、売上高が前年比1.7%減の1703億円、営業利益が同14.1%減の138億円、経常利益が同12.9%減の160億円、純利益が同3.9%減の92億円と減収減益となった。

事業別ではビューティケア事業の売上高が同2.0%減の1650億円だった。主力ブランドの「ポーラ(POLA)」は、百貨店チャネルが増収だったものの、委託販売チャネルの店舗数減少による顧客接点が縮小、中国を中心とする一部アジア地域の景気減速の影響が続き、売上高が同5.8%減の927億円だった。「オルビス(ORBIS)」はエイジングスキンケアシリーズ “オルビスユー”などスキンケアを軸として直販チャネルが同6.5%増と好調に推移し、売上高は同12.4%増の481億円となった。

育成ブランドに掲げる敏感肌向けスキンケアブランド「ディセンシア(DECENCIA)」は新規客獲得と顧客の積み上がりで顧客基盤が安定し、売上高が同7.2%増の55億円だった。「スリー(THREE)」は新規客の獲得が前年を下回り、売上高が同4.8%減の54億円となった。「フジミ(FUJIMI)」も顧客体験価値を高める取り組みを加速し、黒字化を実現した。

中期経営計画の2年目となる25年も「国内事業の顧客基盤強化、持続的成長と収益性改善」「海外事業の更なる成長と新市場での基盤確立」「育成ブランドの成長を伴う黒字化による持続的収益貢献」「ブランドポートフォリオ拡充と事業領域拡張」の4つの事業成長を押し進める。「ポーラ」は新サロン出店、「オルビス」が顧客基盤安定化などを推進する。これらにより25年12月期連結業績予想は売上高が同2.1%増の1740億円、営業利益が同5.0%増の145億円、経常利益が同8.6%減の147億円、純利益が同8.5%減の85億円を見込む。

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