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アニメ「チェンソーマン 刺客篇」の制作決定 ティザービジュアルPVが解禁

累計発行部数3400万部を突破し、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の藤本タツキによる漫画「チェンソーマン」。2022年には、アニメスタジオ MAPPA制作のTVアニメが放送され、国内だけでなく、世界中で高い評価を獲得。今年公開された劇場版「チェンソーマン レゼ篇」は公開から91日間(9/19~12/18)で観客動員631万人、興行収入96.5億円を突破。韓国やアメリカなど100以上の国と地域でも大ヒット上映中。

本日開催されたジャンプフェスタ2026ステージイベントにて「チェンソーマン 刺客篇」の制作が発表された。合わせて、「チェンソーマン 刺客篇」のティザービジュアルと、PVが解禁となった。

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是枝裕和による実写映画「ルックバック」の30秒の本編映像が解禁 是枝監督のコメントも

漫画家・藤本タツキによる漫画「ルックバック」が映画監督・是枝裕和が監督・脚本・編集を務め、実写映画化される。同作は2026年公開で、すでに日本だけでなく、韓国、台湾での上映も決定している。

12月21日のジャンプフェスタ2026の会場で、本編映像初解禁となる30秒の超特報映像と、是枝監督コメント動画が発表された。

超特報は漫画を描く手元と音からスタート。音楽にのせ、藤野の背中、どてら姿の京本の背中、漫画を描く2人などが、移り変わる季節とともに描かれ、原作の名場面が思い起こされるシーンも垣間見える。今回、是枝監督の希望で、全編フィルムでの撮影を敢行。映画では初タッグとなるカメラマン・上野千蔵とともに、美しい四季とあわせて藤野と京本の姿を丁寧に映し出している。

是枝監督コメント

是枝監督のコメントは7月の撮影時に、秋田県にかほ市で収録したもので、原作漫画「ルックバック」への思いなどが語られる約2分の映像。なお、撮影は2025年2〜4月、5月で冬・春編、7月に夏編、11月に秋編と長期にわたって行われた。

音楽は坂東祐大

音楽はドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」、アニメ「怪獣8号」などの映像作品や米津玄師、宇多田ヒカルらの楽曲を手がける音楽家・坂東祐大が担当。坂東は是枝監督の演出するCMに音楽で参加したことはあるものの、映画では初めての仕事となる。今回、超特報の解禁に合わせて、坂東からのコメントも発表された。

「大学院生の頃、早稲田松竹で『歩いても 歩いても』と『海街diary』の二本立てを観た日、是枝監督がふらりと劇場に現れ、上映前に挨拶をされたことがありました。いつか是枝組に参加してみたい――そう思うようになって、10年以上が経ちます。そして今回、初めて是枝組の映画に参加させていただくことになりました。藤本タツキ先生の唯一無二のストーリーのもと、素晴らしい演技、四季折々の美しいにかほの風景、そしてその時間を丁寧なまなざしで捉え刻み込まれた格調高いフィルム映像。音楽でもこの世界を丁寧に紡げていけたらと思います。ご期待ください」坂東祐大)。

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是枝裕和による実写映画「ルックバック」の30秒の本編映像が解禁 是枝監督のコメントも

漫画家・藤本タツキによる漫画「ルックバック」が映画監督・是枝裕和が監督・脚本・編集を務め、実写映画化される。同作は2026年公開で、すでに日本だけでなく、韓国、台湾での上映も決定している。

12月21日のジャンプフェスタ2026の会場で、本編映像初解禁となる30秒の超特報映像と、是枝監督コメント動画が発表された。

超特報は漫画を描く手元と音からスタート。音楽にのせ、藤野の背中、どてら姿の京本の背中、漫画を描く2人などが、移り変わる季節とともに描かれ、原作の名場面が思い起こされるシーンも垣間見える。今回、是枝監督の希望で、全編フィルムでの撮影を敢行。映画では初タッグとなるカメラマン・上野千蔵とともに、美しい四季とあわせて藤野と京本の姿を丁寧に映し出している。

是枝監督コメント

是枝監督のコメントは7月の撮影時に、秋田県にかほ市で収録したもので、原作漫画「ルックバック」への思いなどが語られる約2分の映像。なお、撮影は2025年2〜4月、5月で冬・春編、7月に夏編、11月に秋編と長期にわたって行われた。

音楽は坂東祐大

音楽はドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」、アニメ「怪獣8号」などの映像作品や米津玄師、宇多田ヒカルらの楽曲を手がける音楽家・坂東祐大が担当。坂東は是枝監督の演出するCMに音楽で参加したことはあるものの、映画では初めての仕事となる。今回、超特報の解禁に合わせて、坂東からのコメントも発表された。

「大学院生の頃、早稲田松竹で『歩いても 歩いても』と『海街diary』の二本立てを観た日、是枝監督がふらりと劇場に現れ、上映前に挨拶をされたことがありました。いつか是枝組に参加してみたい――そう思うようになって、10年以上が経ちます。そして今回、初めて是枝組の映画に参加させていただくことになりました。藤本タツキ先生の唯一無二のストーリーのもと、素晴らしい演技、四季折々の美しいにかほの風景、そしてその時間を丁寧なまなざしで捉え刻み込まれた格調高いフィルム映像。音楽でもこの世界を丁寧に紡げていけたらと思います。ご期待ください」坂東祐大)。

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ダメージヘアのうねりをケア 「ジョンマスターオーガニック」が新ヘアマスクを発売

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、紫外線やパーマ、カラーリングなどのダメージからくるうねりに着目したヘアマスク“R&Aヘアマスク N”(148mL、4950円/258mL、7260円)を発売した。自然な髪のまとまり感を求める声に応え開発をスタートし、紫外線量の増加や大気浮遊物など、近年の環境の変化に合わせて髪をコートし潤いを保つ成分を増量した。香りはフレッシュなダマスクローズに仕上げている。

植物由来の成分で髪を美しくなめらかに

カラーリングなどのダメージからくるうねりをオーガニックの成分で補修することを目指した同製品は、乾燥したダメージヘアを保湿する成分としてオーガニックグリセリンやオーガニックココナッツオイル、アボカド油などの浸透オイルを配合。ほか、補修成分の加水分解キノア種子や12種のアミノ酸、植物由来のレブリン酸Naなどのトリートメント成分を新たに加えた。うねった髪を指通り良くまとまりのある髪に仕上げ、アンズ核油の潤いが髪表面をコーティング。髪表面に艶を与える。

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ダメージヘアのうねりをケア 「ジョンマスターオーガニック」が新ヘアマスクを発売

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、紫外線やパーマ、カラーリングなどのダメージからくるうねりに着目したヘアマスク“R&Aヘアマスク N”(148mL、4950円/258mL、7260円)を発売した。自然な髪のまとまり感を求める声に応え開発をスタートし、紫外線量の増加や大気浮遊物など、近年の環境の変化に合わせて髪をコートし潤いを保つ成分を増量した。香りはフレッシュなダマスクローズに仕上げている。

植物由来の成分で髪を美しくなめらかに

カラーリングなどのダメージからくるうねりをオーガニックの成分で補修することを目指した同製品は、乾燥したダメージヘアを保湿する成分としてオーガニックグリセリンやオーガニックココナッツオイル、アボカド油などの浸透オイルを配合。ほか、補修成分の加水分解キノア種子や12種のアミノ酸、植物由来のレブリン酸Naなどのトリートメント成分を新たに加えた。うねった髪を指通り良くまとまりのある髪に仕上げ、アンズ核油の潤いが髪表面をコーティング。髪表面に艶を与える。

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【スナップ】「コーチ」銀座店のリニューアルオープンに中島健人、幾田りら、Koki,らが来場 新たなブランドの世界観を体験

「コーチ(COACH)」は12月19日、旗艦店である「コーチ」銀座店をリニューアルオープンした。オープニングの会場には、コーチファミリーで俳優、タレントの中島健人、幾田りら、Koki,ら、多くのゲストが来場した。

大胆にリニューアルしたコーチ銀座
自分らしさを表現できる場を提供

新たに生まれ変わったストアの象徴は、広々とした角のウインドーに吊るした “C”型のスカルプチャー。2階へ続く階段の側面には、日本人アーティストKeeenue(キーニュ)とコラボレーションしたアートワークをあしらうなど、ブランドの美学と遊び心を体感できる仕掛けを店内の随所に散りばめた。

来場者スナップ一覧

◾️「コーチ」銀座店

住所:東京都中央区銀座 5-4-3
営業時間:11:00~20:00

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ベイクルーズが新宿に“食のビル”をオープン 朝から夜まで楽しめる大人カジュアルな新拠点

ベイクルーズは12月23日、東京・新宿に食とカルチャーの新拠点ビル「ディグス(DIGS)」をオープンする。ビルは3階建てで、1階にブーランジェリー「ブール アンジュ(BOUL'ANGE)」、2階にブランチカフェ「フリッパーズ(FLIPPER'S)」とベイクルーズが運営する人気店が入るほか、3階には新業態のレストラン「ジャーナル スタンダード ダイニング(JOURNAL STANDARD DINING)」をオープン。1階ではモーニング、2階ではランチやティータイム、3階はディナーと、ひとつの建物の中で時間帯やシーンに合わせて利用できる構成にした。カジュアル過ぎず高級過ぎない空間とメニューで、大人が気楽に利用できる“食の新拠点”を提供する。

3階 ジャーナル スタンダード ダイニング

薪火で焼くグリル料理や豊富なワインを提供するアメリカンキュイジーヌ

「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」が手掛けるハンバーガー専門店「J.S. バーガーズ カフェ」を進化させた新業態店は、薪火で焼き上げるグリル料理や旬の食材を生かしたアメリカンキュイジーヌ。モダンな空間で薪焼きならではの香り高い料理をそろえる。メニューはアラカルトのほかコースも用意。「J.S. バーガーズ カフェ」の看板メニューである“J.Sバーガー”は、アンガス牛100%のパティを薪火で焼き上げ「ブール アンジュ」特製のバンズで挟んだ特別仕様で提供する。

店内奥にはバーカウンターがあり“ちょっと一杯”のニーズにも対応するほか、冷暖房完備のテラス席は新宿にいながら開放的なムードを楽しめる空間を作り上げた。アルコール類も豊富で、ソムリエが選んだワイン類は国内外のこだわりの品は約50種類。味わいはもちろんのこと、エチケットのデザインが個性的なものや醸造過程がユニークなものなど、カルチャーとしての楽しみ方もできる物語性のあるラインアップだ。

2階 フリッパーズ

他店にはない店舗限定メニューも多数用意 楽しみ方自在のカフェ空間

“奇跡のパンケーキ”で知られる「フリッパーズ」の店舗では、ここでしか味わえないメニューを豊富にそろえた。約20分かけて焼き上げるスフレパンケーキは定番の“スフレパンケーキ ストロベリー”などのほか、店舗限定メニューとして祇園辻利の宇治抹茶を使用した“奇跡のスフレパンケーキ 抹茶”なども提供する。

パンケーキやサラダ、ソーセージ、アボカドに目玉焼きまたはスクランブルエッグを組み合わせるランチプレート、フルーツたっぷりのアサイーボウル、デコレーションの花まで食べられるスムージーなどのほか、来店客が自分で宇治抹茶を点てフォームミルクを注ぎ入れる体験型メニューの“抹茶ラテ”も用意。食事目的から映画の待ち時間や買い物の合間などの休憩タイムまで、利用者がさまざまな用途に応じて利用できるメニューをラインアップ。大きな窓から陽が差し込む開放的な店内は約50席をゆったりと配置し、個室も2つ備えている。

1階 ブール アンジュ

これまでにない新しい“かたち”を提供するブーランシェリー

先行オープンしている1階の「ブール アンジュ」は職人の技術と素材へのこだわりを軸に、新しい“かたち”を提案する。天然酵母サワー種を使用した“オリジナルサワードゥ”など新宿限定品を用意しているほか、シグネチャーであるクロワッサンは丸や三角、四角といった遊び心あふれる形で作り上げた。店内はガラス越しに工房を望む設計で、職人の技を眺めることができる。

「ディグス」は地域との繋がりを強化する。新宿区観光協会にも加盟するほか、三越伊勢丹のサステナビリティー活動「ピース deミライ」と連動し、リサイクルデニム素材を使用したオリジナルユニホームを「ジャーナル スタンダード ダイニング」スタッフが着用する。ほか、新宿区の伝統文化を継承する工房の「染の里おちあい」と協業し、オリジナルデザインの小紋柄手ぬぐいを制作。オープンを記念し12月23日から2026年1月31日までの期間、「ディグス」内2店舗で合計5000円以上購入した来店者にノベルティーとして先着でプレゼントする。

「ディグス」店舗情報

■DIGS

オープン日:12月3日
住所:東京都新宿区新宿4-1-7
公式サイト>>

■BOUL'ANGE

住所:東京都新宿区新宿4-1-7 1階
時間:8:00〜20:00

■FLIPPER'S

住所:東京都新宿区新宿4-1-7 2階
時間:9:00〜20:00(ラストオーダー19:00)

■JOURNAL STANDARD DINING

住所:東京都新宿区新宿4-1-7 3階
時間:11:00〜15:30(ラストオーダー14:30)/17:30〜23:00(ラストオーダー22:00)※15:30〜17:30はクローズ

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ベイクルーズが新宿に“食のビル”をオープン 朝から夜まで楽しめる大人カジュアルな新拠点

ベイクルーズは12月23日、東京・新宿に食とカルチャーの新拠点ビル「ディグス(DIGS)」をオープンする。ビルは3階建てで、1階にブーランジェリー「ブール アンジュ(BOUL'ANGE)」、2階にブランチカフェ「フリッパーズ(FLIPPER'S)」とベイクルーズが運営する人気店が入るほか、3階には新業態のレストラン「ジャーナル スタンダード ダイニング(JOURNAL STANDARD DINING)」をオープン。1階ではモーニング、2階ではランチやティータイム、3階はディナーと、ひとつの建物の中で時間帯やシーンに合わせて利用できる構成にした。カジュアル過ぎず高級過ぎない空間とメニューで、大人が気楽に利用できる“食の新拠点”を提供する。

3階 ジャーナル スタンダード ダイニング

薪火で焼くグリル料理や豊富なワインを提供するアメリカンキュイジーヌ

「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」が手掛けるハンバーガー専門店「J.S. バーガーズ カフェ」を進化させた新業態店は、薪火で焼き上げるグリル料理や旬の食材を生かしたアメリカンキュイジーヌ。モダンな空間で薪焼きならではの香り高い料理をそろえる。メニューはアラカルトのほかコースも用意。「J.S. バーガーズ カフェ」の看板メニューである“J.Sバーガー”は、アンガス牛100%のパティを薪火で焼き上げ「ブール アンジュ」特製のバンズで挟んだ特別仕様で提供する。

店内奥にはバーカウンターがあり“ちょっと一杯”のニーズにも対応するほか、冷暖房完備のテラス席は新宿にいながら開放的なムードを楽しめる空間を作り上げた。アルコール類も豊富で、ソムリエが選んだワイン類は国内外のこだわりの品は約50種類。味わいはもちろんのこと、エチケットのデザインが個性的なものや醸造過程がユニークなものなど、カルチャーとしての楽しみ方もできる物語性のあるラインアップだ。

2階 フリッパーズ

他店にはない店舗限定メニューも多数用意 楽しみ方自在のカフェ空間

“奇跡のパンケーキ”で知られる「フリッパーズ」の店舗では、ここでしか味わえないメニューを豊富にそろえた。約20分かけて焼き上げるスフレパンケーキは定番の“スフレパンケーキ ストロベリー”などのほか、店舗限定メニューとして祇園辻利の宇治抹茶を使用した“奇跡のスフレパンケーキ 抹茶”なども提供する。

パンケーキやサラダ、ソーセージ、アボカドに目玉焼きまたはスクランブルエッグを組み合わせるランチプレート、フルーツたっぷりのアサイーボウル、デコレーションの花まで食べられるスムージーなどのほか、来店客が自分で宇治抹茶を点てフォームミルクを注ぎ入れる体験型メニューの“抹茶ラテ”も用意。食事目的から映画の待ち時間や買い物の合間などの休憩タイムまで、利用者がさまざまな用途に応じて利用できるメニューをラインアップ。大きな窓から陽が差し込む開放的な店内は約50席をゆったりと配置し、個室も2つ備えている。

1階 ブール アンジュ

これまでにない新しい“かたち”を提供するブーランシェリー

先行オープンしている1階の「ブール アンジュ」は職人の技術と素材へのこだわりを軸に、新しい“かたち”を提案する。天然酵母サワー種を使用した“オリジナルサワードゥ”など新宿限定品を用意しているほか、シグネチャーであるクロワッサンは丸や三角、四角といった遊び心あふれる形で作り上げた。店内はガラス越しに工房を望む設計で、職人の技を眺めることができる。

「ディグス」は地域との繋がりを強化する。新宿区観光協会にも加盟するほか、三越伊勢丹のサステナビリティー活動「ピース deミライ」と連動し、リサイクルデニム素材を使用したオリジナルユニホームを「ジャーナル スタンダード ダイニング」スタッフが着用する。ほか、新宿区の伝統文化を継承する工房の「染の里おちあい」と協業し、オリジナルデザインの小紋柄手ぬぐいを制作。オープンを記念し12月23日から2026年1月31日までの期間、「ディグス」内2店舗で合計5000円以上購入した来店者にノベルティーとして先着でプレゼントする。

「ディグス」店舗情報

■DIGS

オープン日:12月3日
住所:東京都新宿区新宿4-1-7
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■BOUL'ANGE

住所:東京都新宿区新宿4-1-7 1階
時間:8:00〜20:00

■FLIPPER'S

住所:東京都新宿区新宿4-1-7 2階
時間:9:00〜20:00(ラストオーダー19:00)

■JOURNAL STANDARD DINING

住所:東京都新宿区新宿4-1-7 3階
時間:11:00〜15:30(ラストオーダー14:30)/17:30〜23:00(ラストオーダー22:00)※15:30〜17:30はクローズ

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アーティスト、クリスティン・バウコムの個展「PALI」が天王洲アイルで1月10日から開催

ゴヨウ ギャラリー(Goyo Gallery”)は、ホノルルを拠点に活動するアーティスト、クリスティン・バウコム(Kristin Baucom)の個展「PALI」を1月10日〜2月1日、テラダアート コンプレックスⅡ3階で開催する。

ハワイが紡ぐ光と影のパレット

クリスティン・バウコムは、ナチュラル・ダイの可能性を現代的視点で再定義するアーティスト。伝統的な染色技術に着想を得て、地元で採取した植物や花、そして地域のビジネスから玉ねぎの皮やコーヒーかすを集めるなど、あらゆる過程においてサステナビリティを大切にしながら作品に取り組んでいる。本展では、ハワイに位置するヌ・ウアヌ渓谷のパリ・ハイウエイ沿いで採取した植物によって形づくられた作品群をそろえる。

ハワイ語で“PALI”は「崖」を意味し、ヌ・ウアヌ渓谷の土地そのものを指すとともに、決断の縁に立つような感覚を象徴する言葉でもある。本展は新年の幕開けとともに公開され、4つの方位に着想を得た4枚パネルの吊り下げ彫刻“プリスマティック”、手作りのランプシリーズ、植物素材から作られた手漉きの作品を展開する。

■個展「PALI」
会期:1月10〜2月1日
定休日:月曜日
場所:TERRADA ART COMPLEXⅡ 3階 “Goyo Gallery”
住所:東京都品川区東品川1-32-8
時間:12:00〜19:00
入場料:無料

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アーティスト、クリスティン・バウコムの個展「PALI」が天王洲アイルで1月10日から開催

ゴヨウ ギャラリー(Goyo Gallery”)は、ホノルルを拠点に活動するアーティスト、クリスティン・バウコム(Kristin Baucom)の個展「PALI」を1月10日〜2月1日、テラダアート コンプレックスⅡ3階で開催する。

ハワイが紡ぐ光と影のパレット

クリスティン・バウコムは、ナチュラル・ダイの可能性を現代的視点で再定義するアーティスト。伝統的な染色技術に着想を得て、地元で採取した植物や花、そして地域のビジネスから玉ねぎの皮やコーヒーかすを集めるなど、あらゆる過程においてサステナビリティを大切にしながら作品に取り組んでいる。本展では、ハワイに位置するヌ・ウアヌ渓谷のパリ・ハイウエイ沿いで採取した植物によって形づくられた作品群をそろえる。

ハワイ語で“PALI”は「崖」を意味し、ヌ・ウアヌ渓谷の土地そのものを指すとともに、決断の縁に立つような感覚を象徴する言葉でもある。本展は新年の幕開けとともに公開され、4つの方位に着想を得た4枚パネルの吊り下げ彫刻“プリスマティック”、手作りのランプシリーズ、植物素材から作られた手漉きの作品を展開する。

■個展「PALI」
会期:1月10〜2月1日
定休日:月曜日
場所:TERRADA ART COMPLEXⅡ 3階 “Goyo Gallery”
住所:東京都品川区東品川1-32-8
時間:12:00〜19:00
入場料:無料

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NHK朝ドラ「風、薫る」のW主演に抜擢 若手最注目の俳優・上坂樹里が語る「俳優業への挑戦」

PROFILE: 上坂樹里/俳優・モデル

PROFILE: (こうさか・じゅり)2005年生まれ。神奈川県出身。21年「ミスセブンティーン2021」で「セブンティーン」専属モデルとなり、俳優デビュー。23年、「生理のおじさんとその娘」でヒロインに抜擢、その後ドラマを中心に活躍。主な出演作に、「いちばんすきな花」「となりのナースエイド」「ビリオン×スクール」をはじめ、25年は日曜劇場「御上先生」「いつか、無重力の宙で」でレギュラー出演。また12月12日公開の映画「ロマンティック・キラー」で映画初出演を果たすほか、26年前期連続テレビ小説「風、薫る」でW主演の1人を務める。

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で、見上愛とともにW主演を務めることが発表されている上坂樹里(こうさか・じゅり)。17年に、小学6年生で受けたオーディションをきっかけに現在の事務所に所属し、高校生で「セブンティーン」の専属モデルとなった。25年は夜ドラ「いつか、無重力の宙で」(NHK)で日比野ひかりの高校時代を演じ、大人パートを演じる森田望智との調和の取れた演技に注目が集まった。12月12日には、初の映画出演作となる「ロマンティック・キラー」も公開された。ティーンが憧れる存在から、ドラマや映画ファンにとって気になる俳優へと変貌中の、若手最注目株へのインタビューを試みた。

モデルを経て、俳優業へ

——事務所に所属するきっかけとなったオーディションは、ご自身の意志で受けたのでしょうか。

上坂樹里(以下、上坂):もともとテレビの世界やモデルに憧れがあったのですが、当時は小学6年生で、まだスマートホンなど調べるものを持っていなかったので、憧れているだけでした。そんな時期に、母の友人がこのオーディションを勧めてくださり、「やりたい」「やってみたい」と強く思ったので、受けてみました。

——そして高校生のときに雑誌「セブンティーン」のモデルになりました。その後、俳優業に挑戦していく中で、上坂さんの意識に変化はありますか?

上坂:モデル志望で事務所のオーディションを受けて、所属して、すぐにポージングやお芝居のレッスンを受けるようになったんです。そのレッスンがきっかけでお芝居を好きになって、挑戦したいなと思いました。

——清原果耶さんが憧れの人だとか。

上坂:清原さんが(雑誌の)「ニコラ」のモデルをされていたときからの大ファンです! 清原さんがドラマや映画に出演されるようになって、好きだから「見たい!」と思って見てみると、別人のように見えたんです。モデルをされている姿と、お芝居をされている姿のギャップに、より惹かれましたし、「お芝居ってすごいな」と改めて感動しました。今もずっと憧れです。「セブンティーン」のモデルとしても少しだけ期間が被っているので、先輩でもあり。とても大きな存在です。

——清原さんの出演作で、特に好きな作品はありますか?

上坂:いっぱいあるので難しいですが……。「ファイトソング」(22年・TBS)のキャラクター(木皿花枝)は、お茶目でかわいい部分をたくさん見ることができて、すごく好きでした。清原さんの第一印象は、クールで大人びていて、凛とされているというイメージがあったので。

——上坂さんの俳優業において、最初の大きな出来事は?

上坂:初めての地上波ドラマが、NHKの「生理のおじさんとその娘」(23年)という作品でした。オーディションを受けてヒロインを務めさせてもらうことになったのですが、放送を終えてから、作品へのいろいろな感想や、「応援したいです」というコメントもたくさんいただいて。作品の影響力の大きさを実感した、自分にとっての原点であり大切な作品です。

——お芝居の仕事をするようになってから、ドラマや映画の見方は変わりましたか?

上坂:もともとドラマや映画を見ることは好きで見ていましたが、お芝居を初めてから、より積極的に映像作品を見るようになりました。見方は……確かに、変わったかもしれないです。「今のお芝居すごかったな。どうやってるんだろう」とか、「どんな台本でこういう動きになったんだろう」とか、そういう部分を気にしながら見るようになりました。

——最近の作品で、そういう部分で気になった作品というと?

上坂:映画「宝島」(大友啓史監督)の皆さんのお芝居がとにかくすごすぎて、圧倒されてしまいました。その中でも、広瀬すずさんが涙を流すシーンで、泣いている途中にガッとうずくまるという流れが、ワンカットで撮られていて。その部分は、カメラマンさんと息を合わせないとできないことだなと思って、お芝居も含めて、ゾワッとしました。

初の映画の撮影現場を経験して

——映画「ロマンティック・キラー」は上坂さんにとって初めての映画の現場です。強烈なキャラクターだらけのコメディー作品で、ご自分の役をどう捉えて演じましたか。

上坂:私が演じた高峯咲姫は、主人公の杏子(上白石萌歌)にとって唯一の友人です。キャラクター的にはすごくクールで大人びていて、杏子を優しく見守っているんですけど、心の中では杏子のことを「格好いい」と尊敬する部分もあって。2人の関係性が素敵だなと思います。

——英監督は笑いの表現に関して、キャストのアイデアも活かしながらどんどんブラッシュアップしていったと聞いています。

上坂:はい。1回流れでお芝居をやってみて、「こうやってみたらどう?」とアイデアをいただいていました。そのシーンをより良いものにするために、常に監督とお話しできる環境があったので、演じる上でとてもありがたかったです。

——「ロマンティック・キラー」に参加して学びになったことや、刺激を受けたことはありますか。

上坂:原作のある実写作品に携わることも初めてだったので、漫画やアニメの世界の一員になれることにすごくワクワクしました。事前にアニメを拝見して、撮影現場に臨んでみると、皆さんキャラクターそのもので! 特に上白石さんのお芝居を初めて見た瞬間の、「杏子だ!」と思った感覚が今でもすごく残っています。元々のキャラクターがあって、それを自分の体を使って演じることの面白さと難しさを感じることができて、すごく刺激になりました。

「いつか、無重力の宙で」で
森田望智からのアドバイス

——(NHKの夜ドラ)「いつか、無重力の宙で」についても聞かせてください。天文部の4人(田牧そら、白倉碧空、山下桐里)は仲良くなりましたか?

上坂:はい! 白倉碧空ちゃんはドラマの「御上先生」でご一緒させていただいていたのですが、初めて4人で顔を合わせた日に、そのまま「ファミレスに行こう!」ということになって。4人だけでご飯を食べて、すぐに打ち解けることができました。年齢差は少しありましたが、休憩時間も和気あいあいと、それこそ部活のような青春の時間だったと思います。

——ものすごく反響が大きかったのでは? 私は毎晩おいおい泣かされました……。

上坂:ありがとうございます! びっくりするくらいうれしい言葉やコメントをたくさんいただきました。森田望智さんと同一人物を演じるにあたって、すごく大きなプレッシャーもありましたし、日比野ひかりという役が自分とかけ離れているので、そこに大きな不安もありました。なので「高校生から大人にかけての違和感がない」「ひかりと言う人物がそのまま成長しているように見える。すごい!」といった感想をいただけたことが、すごくうれしかったです。

——私も、上坂さんのしゃべり方が、森田さんにそっくりで驚きました。

上坂:作品に入る前に森田さんとお話しする機会をいただいたんです。お互いの声の出し方や癖が全然違うものではあったので、「それぞれのひかりの、真ん中にあるひかりにしよう」というお話をして、日比野ひかりという人物を一緒に作っていきました。

——上坂さんが森田さんに寄せたと思っていました。

上坂:お互いに、でした。私は以前から、森田さんの声を「素敵だな、可愛らしいな」と思っていたので、改めて森田さんが出ている作品や、お話しされている姿を見て、たくさん研究しました。台詞を言うときは、森田さんが話している姿を頭に思い浮かべることを意識して。森田さんの素敵な声になれるように頑張ろうというのはもちろんあったんですが。本読みのときに、一回、「じゃあ次は私が樹里ちゃんに寄せてやってみるね」とおっしゃってくださって。その表現を聞いたときに、「あ、私だ!」って。「そんな一瞬で切り替えられるものなの?」と驚くくらい、私の声でした。やはりすごいなあと思いました。

——先ほど「ひかりは自分とかけ離れている」とおっしゃいましたが、どのようにひかりという役をつかみましたか?

上坂:つかむまでにすごく時間がかかりました。森田さんに、ひかりを演じるにあたっての不安や悩みを相談させていただいたときに、森田さんが「樹里ちゃんの好きなことは何?」と聞いてくださって。「本を読むことです」と答えたら、「ひかりの宇宙を大好きと思う気持ちを、樹里ちゃんの本が大好きという気持ちに置き換えてみると、近づけるかも」というアドバイスをいただけたことが、大きな一歩になりました。もちろん宇宙についても、本を読んだり、いろいろ調べたりはしましたが、好きなものに真っ直ぐ向かっていく感覚をつかめたことが大きかったです。

——この作品に出演して、自分の中に起きた変化はありますか。

上坂:最初は「できるかな」という不安がありました。プロデューサーの方から、「正直、オーディションで見たときは、ひかりは上坂さん自身のキャラクターと真反対なのかなと思っていた」と言われて、私もそう思っていたので、怖さがあったんです。でも、撮影していくにつれて、お芝居をすることがどんどん楽しくなっていきました。初めて「自由でいいんだ」という感覚を味わえて、とにかく楽しくて。多分それは、普段の自分とかけ離れたキャラクターだから味わえた感覚なのかなと思うんです。改めて、お芝居っていいな、楽しいな、と思いました。

朝ドラ「風、薫る」への意気込み

——「風、薫る」(26年度前朝の連続テレビ小説)で演じる大家直美もオーディションでつかんだ役です。オーディションで落ちた経験はありますか?

上坂:もちろんあります! 何回も!(笑)。

——落ちるとどんな気分になりますか?

上坂:めちゃくちゃちゃんと落ち込みます。すごく悔しいですし、誰が受かったのかもすごく気になります。

——そこから立ち直る方法はありますか?

上坂:一回一回立ち直れているかというと、多分、そうでもなくて。その悔しい気持ちのまま、次に挑んでいるような気がします。いろいろと考えるんですが、「もういいや! 一回何も考えないで思い切りぶつかろう! オーディションだし!」という気持ちで挑んだものが、受かっています(笑)。

——悔しさを忘れない、消化しないというのは一つの正解かもしれないですね。

上坂:正解かどうかは分からないですが、私はそういうタイプなのかもしれないです。

——朝ドラのヒロインは目標だったのでしょうか。

上坂:ずっと一番の夢として掲げていました。

——その夢が叶ったときの気持ちを言葉にすると?

上坂:なんかもう、うれしさとかを飛び越えて、「どういうこと!?」みたいな(笑)。理解ができない、追いつかない、という状態でした。もう撮影に入ってるんですけど、皆さんとの顔合わせや稽古を経て、少しずつ少しずつ実感が湧いてきて、責任感もどんどん生まれてきます。でも、今もまだ、ずっと夢のまま突っ走っている感覚もあります。

——朝ドラのオーディションは、どれくらい選考過程があるんでしょうか。

上坂:書類選考を含めると、4次です。

——どの段階で「いけるかも!」という実感が出てきましたか。

上坂:全くなかったです。朝ドラのオーディションを受けるのは今回で3回目だったのですが、いつも書類選考で落ちていて、対面まで辿り着けたのが初めてだったんです。思うようにいかないこともありましたし、何が正解なのか分からないままでした。

——受かったときに、選考理由は伝えられましたか。

上坂:「お芝居がナチュラルで、内に秘めた強さが見える瞬間が素敵だ」とおっしゃってくださって、うれしかったです。あと、「これから1年間過ごしていく中で、役と共に成長する可能性を感じた」と言われたことも印象に残っています。

——今までで一番出演シーンが多い作品なので、台本での描写も資料も多い。となると、逆に人物を理解しやすくなるものでしょうか。

上坂:今の段階でいうと、今まで演じた役で一番分からないです。本読みやリハーサルで感じたことを日記としてメモしていたんですが、大体「何考えてるの直美」と書いていました(笑)。今も現場で「どうしてそうなるの?」と感じることが多いです。

——彼女もまた、自分からかけ離れた生い立ちであり、人生であり。

上坂:はい。だからこそのやりがいも感じています。その「どうして?」と思わせるところが、大家直美の魅力でもあると思うので。監督とお話しする時間をたくさんいただいて、一つ一つ消化しながら、丁寧に撮っているという段階です。

——「ばけばけ」(25年度後期の連続テレビ小説)ヒロインの髙石あかりさんとは同じ事務所ですよね。二期連続で朝ドラヒロインを輩出する事務所、すごすぎます(笑)。髙石さんから何か言葉はかけられましたか? 

上坂:あかりさんの次に、まさか自分が(朝ドラのヒロインを)できると思っていなかったので、それも含めて夢のようです。あかりさんは、私が何も言っていないのに、そのときに私がほしい言葉をくれる方です。会見の日に「あなたが主人公だから、楽しんできて」と言ってくださいましたし、ご自分の撮影で忙しい中、私のクランクインの前日にメッセージをくださいました。ずっと追いかけ続けたい、大きな存在です。

「いただいた役や作品をしっかり届ける」

——朝ドラの撮影期間中はかなりハードなスケジュールになるそうですが、いかがですか?

上坂:体だけは壊さないように気をつけようと思っているので、ご飯をちゃんと食べています。ちゃんと寝て、適度に体を動かして。基本的なことを大事に生活しています。

——基本的に土日が休みだそうですが、お休みの日の過ごし方は?

上坂:映画館に行ったり、お笑いを見に行ったりしています。

——劇場に行くんですね! 好きな芸人さんがいるんですか?

上坂:かが屋さんとジェラードンさんが好きです。コントが好きです。あとはお母さんとご飯を食べに行ったり。好きなことをして、楽しく過ごしています。

—観客の立場として、映画で好きなジャンルはありますか?

上坂:ジャンルでいうとミステリーが好きです。東野圭吾さんは、小説も、実写化作品も、絶対にチェックします。最近だと「ブラックショーマン」を見ました。

——お仕事をしてみたい監督はいますか?

上坂:今泉力哉監督です。いくつか作品を拝見して、静かな世界観が好きだなと感じました。あの世界の中で動く人物に挑戦してみたいです。

——今泉監督はカットをあまり割らずに、固定カメラでの長回しが特徴です。先ほど挙げてくださった「宝島」の広瀬すずさんのシーンも一連でしたが、演じる側として、長回しは好きですか?

上坂:好きです。途中で失敗できないという緊張感も含めて、好きです。

——今後、どんな活動をしていきたいですか? モデルと演技以外に興味のあることはありますか?

上坂:今はお芝居に夢中です。そのときいただいた役や作品をしっかり届けることを、一番大事にしたいと思っています。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI
STYLING:KENSHI KANEDA
HAIR & MAKEUP:AYA SUMIMOTO

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NHK朝ドラ「風、薫る」のW主演に抜擢 若手最注目の俳優・上坂樹里が語る「俳優業への挑戦」

PROFILE: 上坂樹里/俳優・モデル

PROFILE: (こうさか・じゅり)2005年生まれ。神奈川県出身。21年「ミスセブンティーン2021」で「セブンティーン」専属モデルとなり、俳優デビュー。23年、「生理のおじさんとその娘」でヒロインに抜擢、その後ドラマを中心に活躍。主な出演作に、「いちばんすきな花」「となりのナースエイド」「ビリオン×スクール」をはじめ、25年は日曜劇場「御上先生」「いつか、無重力の宙で」でレギュラー出演。また12月12日公開の映画「ロマンティック・キラー」で映画初出演を果たすほか、26年前期連続テレビ小説「風、薫る」でW主演の1人を務める。

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で、見上愛とともにW主演を務めることが発表されている上坂樹里(こうさか・じゅり)。17年に、小学6年生で受けたオーディションをきっかけに現在の事務所に所属し、高校生で「セブンティーン」の専属モデルとなった。25年は夜ドラ「いつか、無重力の宙で」(NHK)で日比野ひかりの高校時代を演じ、大人パートを演じる森田望智との調和の取れた演技に注目が集まった。12月12日には、初の映画出演作となる「ロマンティック・キラー」も公開された。ティーンが憧れる存在から、ドラマや映画ファンにとって気になる俳優へと変貌中の、若手最注目株へのインタビューを試みた。

モデルを経て、俳優業へ

——事務所に所属するきっかけとなったオーディションは、ご自身の意志で受けたのでしょうか。

上坂樹里(以下、上坂):もともとテレビの世界やモデルに憧れがあったのですが、当時は小学6年生で、まだスマートホンなど調べるものを持っていなかったので、憧れているだけでした。そんな時期に、母の友人がこのオーディションを勧めてくださり、「やりたい」「やってみたい」と強く思ったので、受けてみました。

——そして高校生のときに雑誌「セブンティーン」のモデルになりました。その後、俳優業に挑戦していく中で、上坂さんの意識に変化はありますか?

上坂:モデル志望で事務所のオーディションを受けて、所属して、すぐにポージングやお芝居のレッスンを受けるようになったんです。そのレッスンがきっかけでお芝居を好きになって、挑戦したいなと思いました。

——清原果耶さんが憧れの人だとか。

上坂:清原さんが(雑誌の)「ニコラ」のモデルをされていたときからの大ファンです! 清原さんがドラマや映画に出演されるようになって、好きだから「見たい!」と思って見てみると、別人のように見えたんです。モデルをされている姿と、お芝居をされている姿のギャップに、より惹かれましたし、「お芝居ってすごいな」と改めて感動しました。今もずっと憧れです。「セブンティーン」のモデルとしても少しだけ期間が被っているので、先輩でもあり。とても大きな存在です。

——清原さんの出演作で、特に好きな作品はありますか?

上坂:いっぱいあるので難しいですが……。「ファイトソング」(22年・TBS)のキャラクター(木皿花枝)は、お茶目でかわいい部分をたくさん見ることができて、すごく好きでした。清原さんの第一印象は、クールで大人びていて、凛とされているというイメージがあったので。

——上坂さんの俳優業において、最初の大きな出来事は?

上坂:初めての地上波ドラマが、NHKの「生理のおじさんとその娘」(23年)という作品でした。オーディションを受けてヒロインを務めさせてもらうことになったのですが、放送を終えてから、作品へのいろいろな感想や、「応援したいです」というコメントもたくさんいただいて。作品の影響力の大きさを実感した、自分にとっての原点であり大切な作品です。

——お芝居の仕事をするようになってから、ドラマや映画の見方は変わりましたか?

上坂:もともとドラマや映画を見ることは好きで見ていましたが、お芝居を初めてから、より積極的に映像作品を見るようになりました。見方は……確かに、変わったかもしれないです。「今のお芝居すごかったな。どうやってるんだろう」とか、「どんな台本でこういう動きになったんだろう」とか、そういう部分を気にしながら見るようになりました。

——最近の作品で、そういう部分で気になった作品というと?

上坂:映画「宝島」(大友啓史監督)の皆さんのお芝居がとにかくすごすぎて、圧倒されてしまいました。その中でも、広瀬すずさんが涙を流すシーンで、泣いている途中にガッとうずくまるという流れが、ワンカットで撮られていて。その部分は、カメラマンさんと息を合わせないとできないことだなと思って、お芝居も含めて、ゾワッとしました。

初の映画の撮影現場を経験して

——映画「ロマンティック・キラー」は上坂さんにとって初めての映画の現場です。強烈なキャラクターだらけのコメディー作品で、ご自分の役をどう捉えて演じましたか。

上坂:私が演じた高峯咲姫は、主人公の杏子(上白石萌歌)にとって唯一の友人です。キャラクター的にはすごくクールで大人びていて、杏子を優しく見守っているんですけど、心の中では杏子のことを「格好いい」と尊敬する部分もあって。2人の関係性が素敵だなと思います。

——英監督は笑いの表現に関して、キャストのアイデアも活かしながらどんどんブラッシュアップしていったと聞いています。

上坂:はい。1回流れでお芝居をやってみて、「こうやってみたらどう?」とアイデアをいただいていました。そのシーンをより良いものにするために、常に監督とお話しできる環境があったので、演じる上でとてもありがたかったです。

——「ロマンティック・キラー」に参加して学びになったことや、刺激を受けたことはありますか。

上坂:原作のある実写作品に携わることも初めてだったので、漫画やアニメの世界の一員になれることにすごくワクワクしました。事前にアニメを拝見して、撮影現場に臨んでみると、皆さんキャラクターそのもので! 特に上白石さんのお芝居を初めて見た瞬間の、「杏子だ!」と思った感覚が今でもすごく残っています。元々のキャラクターがあって、それを自分の体を使って演じることの面白さと難しさを感じることができて、すごく刺激になりました。

「いつか、無重力の宙で」で
森田望智からのアドバイス

——(NHKの夜ドラ)「いつか、無重力の宙で」についても聞かせてください。天文部の4人(田牧そら、白倉碧空、山下桐里)は仲良くなりましたか?

上坂:はい! 白倉碧空ちゃんはドラマの「御上先生」でご一緒させていただいていたのですが、初めて4人で顔を合わせた日に、そのまま「ファミレスに行こう!」ということになって。4人だけでご飯を食べて、すぐに打ち解けることができました。年齢差は少しありましたが、休憩時間も和気あいあいと、それこそ部活のような青春の時間だったと思います。

——ものすごく反響が大きかったのでは? 私は毎晩おいおい泣かされました……。

上坂:ありがとうございます! びっくりするくらいうれしい言葉やコメントをたくさんいただきました。森田望智さんと同一人物を演じるにあたって、すごく大きなプレッシャーもありましたし、日比野ひかりという役が自分とかけ離れているので、そこに大きな不安もありました。なので「高校生から大人にかけての違和感がない」「ひかりと言う人物がそのまま成長しているように見える。すごい!」といった感想をいただけたことが、すごくうれしかったです。

——私も、上坂さんのしゃべり方が、森田さんにそっくりで驚きました。

上坂:作品に入る前に森田さんとお話しする機会をいただいたんです。お互いの声の出し方や癖が全然違うものではあったので、「それぞれのひかりの、真ん中にあるひかりにしよう」というお話をして、日比野ひかりという人物を一緒に作っていきました。

——上坂さんが森田さんに寄せたと思っていました。

上坂:お互いに、でした。私は以前から、森田さんの声を「素敵だな、可愛らしいな」と思っていたので、改めて森田さんが出ている作品や、お話しされている姿を見て、たくさん研究しました。台詞を言うときは、森田さんが話している姿を頭に思い浮かべることを意識して。森田さんの素敵な声になれるように頑張ろうというのはもちろんあったんですが。本読みのときに、一回、「じゃあ次は私が樹里ちゃんに寄せてやってみるね」とおっしゃってくださって。その表現を聞いたときに、「あ、私だ!」って。「そんな一瞬で切り替えられるものなの?」と驚くくらい、私の声でした。やはりすごいなあと思いました。

——先ほど「ひかりは自分とかけ離れている」とおっしゃいましたが、どのようにひかりという役をつかみましたか?

上坂:つかむまでにすごく時間がかかりました。森田さんに、ひかりを演じるにあたっての不安や悩みを相談させていただいたときに、森田さんが「樹里ちゃんの好きなことは何?」と聞いてくださって。「本を読むことです」と答えたら、「ひかりの宇宙を大好きと思う気持ちを、樹里ちゃんの本が大好きという気持ちに置き換えてみると、近づけるかも」というアドバイスをいただけたことが、大きな一歩になりました。もちろん宇宙についても、本を読んだり、いろいろ調べたりはしましたが、好きなものに真っ直ぐ向かっていく感覚をつかめたことが大きかったです。

——この作品に出演して、自分の中に起きた変化はありますか。

上坂:最初は「できるかな」という不安がありました。プロデューサーの方から、「正直、オーディションで見たときは、ひかりは上坂さん自身のキャラクターと真反対なのかなと思っていた」と言われて、私もそう思っていたので、怖さがあったんです。でも、撮影していくにつれて、お芝居をすることがどんどん楽しくなっていきました。初めて「自由でいいんだ」という感覚を味わえて、とにかく楽しくて。多分それは、普段の自分とかけ離れたキャラクターだから味わえた感覚なのかなと思うんです。改めて、お芝居っていいな、楽しいな、と思いました。

朝ドラ「風、薫る」への意気込み

——「風、薫る」(26年度前朝の連続テレビ小説)で演じる大家直美もオーディションでつかんだ役です。オーディションで落ちた経験はありますか?

上坂:もちろんあります! 何回も!(笑)。

——落ちるとどんな気分になりますか?

上坂:めちゃくちゃちゃんと落ち込みます。すごく悔しいですし、誰が受かったのかもすごく気になります。

——そこから立ち直る方法はありますか?

上坂:一回一回立ち直れているかというと、多分、そうでもなくて。その悔しい気持ちのまま、次に挑んでいるような気がします。いろいろと考えるんですが、「もういいや! 一回何も考えないで思い切りぶつかろう! オーディションだし!」という気持ちで挑んだものが、受かっています(笑)。

——悔しさを忘れない、消化しないというのは一つの正解かもしれないですね。

上坂:正解かどうかは分からないですが、私はそういうタイプなのかもしれないです。

——朝ドラのヒロインは目標だったのでしょうか。

上坂:ずっと一番の夢として掲げていました。

——その夢が叶ったときの気持ちを言葉にすると?

上坂:なんかもう、うれしさとかを飛び越えて、「どういうこと!?」みたいな(笑)。理解ができない、追いつかない、という状態でした。もう撮影に入ってるんですけど、皆さんとの顔合わせや稽古を経て、少しずつ少しずつ実感が湧いてきて、責任感もどんどん生まれてきます。でも、今もまだ、ずっと夢のまま突っ走っている感覚もあります。

——朝ドラのオーディションは、どれくらい選考過程があるんでしょうか。

上坂:書類選考を含めると、4次です。

——どの段階で「いけるかも!」という実感が出てきましたか。

上坂:全くなかったです。朝ドラのオーディションを受けるのは今回で3回目だったのですが、いつも書類選考で落ちていて、対面まで辿り着けたのが初めてだったんです。思うようにいかないこともありましたし、何が正解なのか分からないままでした。

——受かったときに、選考理由は伝えられましたか。

上坂:「お芝居がナチュラルで、内に秘めた強さが見える瞬間が素敵だ」とおっしゃってくださって、うれしかったです。あと、「これから1年間過ごしていく中で、役と共に成長する可能性を感じた」と言われたことも印象に残っています。

——今までで一番出演シーンが多い作品なので、台本での描写も資料も多い。となると、逆に人物を理解しやすくなるものでしょうか。

上坂:今の段階でいうと、今まで演じた役で一番分からないです。本読みやリハーサルで感じたことを日記としてメモしていたんですが、大体「何考えてるの直美」と書いていました(笑)。今も現場で「どうしてそうなるの?」と感じることが多いです。

——彼女もまた、自分からかけ離れた生い立ちであり、人生であり。

上坂:はい。だからこそのやりがいも感じています。その「どうして?」と思わせるところが、大家直美の魅力でもあると思うので。監督とお話しする時間をたくさんいただいて、一つ一つ消化しながら、丁寧に撮っているという段階です。

——「ばけばけ」(25年度後期の連続テレビ小説)ヒロインの髙石あかりさんとは同じ事務所ですよね。二期連続で朝ドラヒロインを輩出する事務所、すごすぎます(笑)。髙石さんから何か言葉はかけられましたか? 

上坂:あかりさんの次に、まさか自分が(朝ドラのヒロインを)できると思っていなかったので、それも含めて夢のようです。あかりさんは、私が何も言っていないのに、そのときに私がほしい言葉をくれる方です。会見の日に「あなたが主人公だから、楽しんできて」と言ってくださいましたし、ご自分の撮影で忙しい中、私のクランクインの前日にメッセージをくださいました。ずっと追いかけ続けたい、大きな存在です。

「いただいた役や作品をしっかり届ける」

——朝ドラの撮影期間中はかなりハードなスケジュールになるそうですが、いかがですか?

上坂:体だけは壊さないように気をつけようと思っているので、ご飯をちゃんと食べています。ちゃんと寝て、適度に体を動かして。基本的なことを大事に生活しています。

——基本的に土日が休みだそうですが、お休みの日の過ごし方は?

上坂:映画館に行ったり、お笑いを見に行ったりしています。

——劇場に行くんですね! 好きな芸人さんがいるんですか?

上坂:かが屋さんとジェラードンさんが好きです。コントが好きです。あとはお母さんとご飯を食べに行ったり。好きなことをして、楽しく過ごしています。

—観客の立場として、映画で好きなジャンルはありますか?

上坂:ジャンルでいうとミステリーが好きです。東野圭吾さんは、小説も、実写化作品も、絶対にチェックします。最近だと「ブラックショーマン」を見ました。

——お仕事をしてみたい監督はいますか?

上坂:今泉力哉監督です。いくつか作品を拝見して、静かな世界観が好きだなと感じました。あの世界の中で動く人物に挑戦してみたいです。

——今泉監督はカットをあまり割らずに、固定カメラでの長回しが特徴です。先ほど挙げてくださった「宝島」の広瀬すずさんのシーンも一連でしたが、演じる側として、長回しは好きですか?

上坂:好きです。途中で失敗できないという緊張感も含めて、好きです。

——今後、どんな活動をしていきたいですか? モデルと演技以外に興味のあることはありますか?

上坂:今はお芝居に夢中です。そのときいただいた役や作品をしっかり届けることを、一番大事にしたいと思っています。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI
STYLING:KENSHI KANEDA
HAIR & MAKEUP:AYA SUMIMOTO

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ユニクロ「UT」の新作ラブブや「CDG」✖️G-DRAGONなど! 来週発売のファッションアイテム6選【12/22〜12/28】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月22〜28日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」からは、“ラブブ”で知られるポップマート(POP MART)の「ザ・モンスター」シリーズをモチーフとしたウィメンズの“ハーフジップスエットシャツ”とキッズのTシャツを発売します。

一方、コム デ ギャルソンの「シーディージー(CDG)」からは、G-DRAGONのワールドツアー「Übermensch」を記念したカプセルコレクションが登場します。今年も残りあとわずか。誰かへのプレゼントのみならず、頑張った自分へのご褒美を考えるのもいいですね。

【12月24日発売】
シーディージー
(CDG)

G-DRAGONのコラボコレクション全10型

コム デ ギャルソンの「シーディージー(CDG)」からは、G-DRAGONのワールドツアー「Übermensch」を記念したカプセルコレクションが登場する。ワールドツアー「Übermensch」のテーマに合わせて、スタッフコートやコーチジャケット、フーディー、Tシャツ、バックパックバド、全10型を展開する。

■商品詳細

“クラシック スタッフ コート”(7万400円)
“オーバーサイズド クルーネック スエットシャツ”(3万3000円)
“クラシック フーディー スエットシャツ”(3万5200円)
“ペーパー/PU バッグ”(4万9500円)
“クラシック コーチジャケット ストライプ”(5万7200円)
“クラシック コーチジャケット ナイロン”(2万3100円)
“クラシック キャップ”(1万6500円)
“チェックド ストール”(全2色、各8800円)
“クラシック バックパック”(1万9800円)
“シンボル Tシャツ”(1万3200円)

【12月24日発売】
トリップスター
(TRIPSTER)

晴れ舞台や初詣などの大切な場面のスーツ

野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」とコラボレーションした第8弾となるスーツを用意する。第8弾目となる最新作はウール混のツイード生地を採用した当企画では2019年以来のツイード仕立てのセットアップで、保温性と吸放湿性に加え、シルエットは前回の第7弾に改良した仕様をそのまま踏襲している。

■商品詳細

スーツ(3万9380円)

【12月24日発売】
リー
(LEE)

“101”のストーリーを感じられるスペシャルな1着

「リー(LEE)」は、“101”の100周年と101周年という節目に合わせた限定モデル“ドッキング 101”を制作。1930年代の“カウボーイ”と1940年代の“ライダース”を融合した、左右で異なる生地のジャケット(3万8500円)とジーンズ(2万7500円)を用意する。「リー」直営店および「エドウイン(EDWIN)」オンラインモールで取り扱う。

■商品詳細

“ドッキング 101”ジャケット(3万8500円)
“ドッキング 101”ジーンズ(2万7500円)

【12月24日発売】
ジャーナル スタンダード
(JOURNAL STANDARD)

竹内まりやとのコラボTシャツ

「ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)」は、シンガーソングライターの竹内まりやとコラボレーションしたTシャツ“Mariya Takeuchi PLASTIC LOVE”の店頭での販売をスタートする。同アイテムのには、1980年にロサンゼルスで写真家のアラン・レベンソン(Alan Levenson)によって撮影され、「Plastic Love」のジャケットにもなっている竹内のポートレートを忠実にプリントした

■商品詳細

“Mariya Takeuchi PLASTIC LOVE”(全2色、各9900円)

【12月26日発売】
ジャーナル スタンダード
(JOURNAL STANDARD)

「リーバイス」に別注した4型のジャケット

ベイクルーズが運営する「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」、「ジャーナル スタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)」から、「リーバイス(LEVI'S)」との別注コレクションが登場。両店舗限定で発売し、いずれのアイテムも現在公式オンラインで予約受付中だ。なお、リジットデニムシリーズはジャーナル スタンダード レリュームでは初売りで販売する。具体的な初売りの日時は店舗によって異なる。

■商品詳細

“タイプ1レザートラッカージャケット”(7万4800円)
“タイプ1 トラッカー ジャケット”(2万3100円)
“タイプ2 トラッカージャケット”(2万3100円)
“タイプ3 トラッカー ジャケット”(2万900円

【12月26日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

“ラブブ”の“ハーフジップスエットシャツ”など/h3>

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」からは、キャラクター“ラブブ”で知られる、ポップマート(POP MART)の「ザ・モンスター」シリーズをモチーフとしたアイテムに新コレクションが登場。ウィメンズの“ハーフジップスエットシャツ”とキッズのTシャツを展開する。

■商品詳細

“ハーフジップスエットシャツ”(全3種、各2990円)
Tシャツ(全4種、各990円)

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「マリメッコ」からトートに新色のグリーンや日本限定アイテムが登場

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は1月16日、“Wear all day bag”シリーズと“Neat bag”シリーズの2026年春コレクションを発売する。全国の「マリメッコ」直営店および公式オンラインストアで取り扱う。

「マリメッコ」新作コレクション
スタイルを選ばない洗練されたデザイン

“Wear all day bag”シリーズからは、ウニッコをジャカードで表現したデザインが登場。今春はトートバッグにS、Mサイズを展開し、カラーはブラックと新色のグリーンを用意する。

“Neat bag”シリーズは、ダークグレーのウニッコをS、M、Lの3サイズで展開。軽量でコンパクトに収納できるため、サブバックとしても使用できるアイテムだ。また、日本限定アイテムとしてライトブルー×ダークブルーのウニッコデザインをS、Mサイズで用意する。

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「マリメッコ」からトートに新色のグリーンや日本限定アイテムが登場

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は1月16日、“Wear all day bag”シリーズと“Neat bag”シリーズの2026年春コレクションを発売する。全国の「マリメッコ」直営店および公式オンラインストアで取り扱う。

「マリメッコ」新作コレクション
スタイルを選ばない洗練されたデザイン

“Wear all day bag”シリーズからは、ウニッコをジャカードで表現したデザインが登場。今春はトートバッグにS、Mサイズを展開し、カラーはブラックと新色のグリーンを用意する。

“Neat bag”シリーズは、ダークグレーのウニッコをS、M、Lの3サイズで展開。軽量でコンパクトに収納できるため、サブバックとしても使用できるアイテムだ。また、日本限定アイテムとしてライトブルー×ダークブルーのウニッコデザインをS、Mサイズで用意する。

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紀ノ国屋とSuicaのペンギンがコラボ 折りたためる保冷トートバッグを発売

紀ノ国屋は12月22日、Suicaのペンギンとのコラボによる保冷トートバッグ(3300円)を発売する。紀ノ国屋店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

本アイテムは、底マチ部分のファスナーを閉じることでコンパクトに折りたたみが可能だ。カラーは、ベージュ、グレー、パープルの3色展開で、色ごとに違ったデザインを楽しめる。内側にはアルミ蒸着加工が施され、メッシュのポケット付きで、保冷剤を入れることができる。

なお、東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月11日、2001年のSuicaのサービス開始から活躍してきたイメージキャラクター「Suicaのペンギン」について2026年度末をもって“卒業”すると発表した。

アイテム一覧

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紀ノ国屋とSuicaのペンギンがコラボ 折りたためる保冷トートバッグを発売

紀ノ国屋は12月22日、Suicaのペンギンとのコラボによる保冷トートバッグ(3300円)を発売する。紀ノ国屋店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

本アイテムは、底マチ部分のファスナーを閉じることでコンパクトに折りたたみが可能だ。カラーは、ベージュ、グレー、パープルの3色展開で、色ごとに違ったデザインを楽しめる。内側にはアルミ蒸着加工が施され、メッシュのポケット付きで、保冷剤を入れることができる。

なお、東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月11日、2001年のSuicaのサービス開始から活躍してきたイメージキャラクター「Suicaのペンギン」について2026年度末をもって“卒業”すると発表した。

アイテム一覧

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「なんで一緒にいるの?」を問う パートナーズ スタジオが挑む“関係性“をかたちにするメディア

PROFILE: パートナーズ スタジオ/エディトリアル・クリエーションスタジオ

パートナーズ スタジオ/エディトリアル・クリエーションスタジオ
PROFILE: 2017年に編集者の川島拓人が創刊したインタビュー誌「パートナーズ」の制作を担う5人。左から柴田准希、川島、桑田光平、ヴィクター・ルクレア、中川リナ PHOTO:KOJI SHIMAMURA

“関係性“をテーマに掲げる雑誌「パートナーズ(PARTNERS)」のIssue3が10月に発売された。価格は3960円で、国内外の独立系書店を中心に販売している。同誌は2017年に編集者の川島拓人が創刊したインタビュー誌で、19年6月にリリースしたIssue2から、6年をかけて最新号が完成した。最新号は、これまでの2号とは判型もデザインも紙質も異なる、雑誌制作における新しい試みや関係性を基盤にした表現の可能性を探るような佇まいだ。特集は「Why be together?(なんで一緒にいるの?)」。ストレートなタイトルながら、川島編集長がこの雑誌を軸に活動を展開するエディトリアル・クリエイション・スタジオのパートナーズ スタジオ(PARTNERS STUDIO)を通して、物質的なメディアの価値や人と人、あるいは人と物との関係性を問い直す場を作ろうとしているように感じる。

前号からの6年間に生じた社会変化と、それに伴う感情の変化、創刊から9年間を経て、最新号にはどんな想いを込めたのか。現在Issue4を手掛けているという編集チームのメンバー、桑田光平、ヴィクター・ルクレア、中川リナ、柴田准希とともに、Issue3の制作背景や「パートナーズ」に馳せる想いまで、広く話を訊いた。

最新号の挑戦―個人の視点から始まる編集法―

創刊号、Issue2はほぼ川島個人の判断軸が基準になった。それから6年が経ち、パートナーズ スタジオも発足し、チームとなった今、最新号はどう作られたのか?

「コンセプトが強い雑誌が好きなので、今回は個人的な視点を反映させることを優先しました。既存の雑誌の作り方やフォーマットに縛られることなく、『Why be together?』という問いを軸に、回答者それぞれの考えや視点を落とし込んでいきました。計33名のコントリビューターを選ぶ過程も、決まった数を目標に掲げていたわけでもありません。出会っていく中で『なんかこの人面白そう』とか『この人と感覚合うかも』と思った人に聞いていきました。質問に対する回答方法も私たちから例えば写真の枚数とか、原稿の文字数などを指定をすることはしなかったです。彼らに任せてみたかったんだと思います」。

誌面に登場するコントリビューターはアーティストもいれば、スタイリスト、陶芸家、映画監督、庭師まで実にさまざまだ。発表の場となる誌面には、詩を書く人、写真を撮る人、日記のような文章やイベントの概要だけポストされたようなテキストも掲載されていて、コントロールを最小限にしたいという通り、コントリビューターの声がダイレクトに届くような印象を受ける。

そもそも、巻頭の前書きでは、過去2号の制作過程について「編集者としての自分の意思(または存在)が干渉しすぎていると思うようになった」と振り返り、最新号では「話すよりも聞く」ことと、「自分が見たいような写真を撮影するのではなく、誰かの話を聞いてワクワクし、自分の思考がアップデートされたような感覚を元に、抜本的に制作スタンスを変えた」と記されている。では、今号で川島が考える“関係性“とは何なのか?それは、単なる人物紹介ではなく、作り手と読み手、あるいは作り手同士の間で生まれる化学反応のようなものだという。

「語弊があるかもしれませんが、無理をしなかったんですね。この人がいないと成り立たないとか、バランスが悪いとかを考えることもしませんでした。有機的に生まれていくつながりの中で誌面を作っていったような気がします。そんな作り方をしていたからなのか、回答者同士がつながっていることにも途中で気づきました。『昔、一緒に住んでいたんだよ!』とか『この前一緒にBBQした』とか『彼女の写真集はたくさん持ってる』とか『彼の映画僕も大好き』とか……この予期していなかったコントリビューター同士のパーソナルなつながりは、とても新しい感覚があったのを覚えています」。

制作プロセスの実験性

そもそも特集の「Why be together?」は、川島が21年に観た映画「カモンカモン(C’mon C’mon)」が元になっているという。

「『Why be together?』というテーマは、日常的な気づきの蓄積から生まれた質問です。『なんで僕はこの人と一緒にいるんだろう?』とか『このふたりってなんで……?』みたいな……。その中の1つにマイク・ミルズの『カモンカモン(C’mon C’mon)』がありました。特に最後のシーンで、物語の主人公と甥が口論になって、感情をストレートにぶつけ合いながらシャウトするシーンがあるんです。家族だろうが他人。年齢に関係なく、お互いに1人の人間として認める瞬間に感じました。親子でも恋人でもない関係性における互いの承認、『なんで一緒にいるの?』という問いにも繋がっています。なので、マイク・ミルズにもこのようなことを伝えて、参加してもらうことになりました」。

コントリビューターの個性と自由度を最大化するため、編集者の意図は極力排した。テキスト、写真、イベント記録など、各作り手に最適な形式での表現を委ねた川島は「受け入れる」姿勢を徹底し、編集者としての介入を極力控えることで、偶発的な発見や化学反応を引き出そうとしたという。この方法論は、従来の商業誌的な編集のプロセスとは大きく異なる。また、川島自身やアートディレクターのジュリー・ピーターズ(Julie Peeters)といった作り手も誌面に参加することで、雑誌自体が自然にコミュニティの場となる。読者だけではなく、コントリビューターの視点が新しい関係性を築く契機として機能することで、雑誌は単なる作品集ではなく、参加者と読者の両方にとって思考の触媒となりうる。

「イメージしていたのは雑誌のようで本のようでもある存在です。一過性の情報が掲載されているのではなく、まるで小説を読んでいるかのような感覚を引き出せないかなと。そのためコントリビューターには、制作期間を4カ月から6カ月設けました。一般的な雑誌の場合、このような内容だと長くて1週間、短いと2日後に提出してほしいと言われるような質問です。ですので、異例の長さです。でも、雑誌のようで本のようでもある存在を目指すのであれば、そのくらいの制作期間を設けないと辻褄が合いません。おそらく、コントリビューターそれぞれがこの“ビッグクエスチョン“を考えたと思います。回答者の1人で、『このままお母さんの撮影を続けようと思っている。そして写真集を作りたいの!』と話してくれる写真家がいました。『パートナーズ』が作品づくりのきっかけになっていると感じた瞬間でした」。

人と人、あるいは人と物との関係性

さらにIssue3では、人と犬、人とうつわ、人と作品など、過去号の人物中心の関係性から対象を広げ、時間の経過や相互作用を感じられる表現を模索している。川島自らが寄稿したページには姉から一時的に預かった愛犬“ピカソ“との日々が綴られていて、「対象が言葉を持たなくとも、ジェスチャーや態度、行動の中にコミュニケーションを見出せる」と考えたという。この思考は、誌面構成やコントリビューターの選定にも反映されている。取材を通してパーソナルな関係性を浮き彫りにしていくのではなく、それぞれの関係性を俯瞰しながら、同時に深掘りされている感覚を覚える。

「今号で試したかったことは、創刊号とIssue2での“関係性“をダイレクトに伝える方法から、少し抽象度を上げ、読者がより深く考えたり、新しいつながりを感じられるようにすることでした。深掘りした読み方をする人は、より楽しめるはずです。一方で、分かりやすいエモーションや面白さは感じづらくなっているかもしれません。『自分が気になるこの人は、どんなふうに物事を見ているんだろう?』『その人の視点に立つと、世界はどう見えるんだろう?』そうした問いを持って、いろんな人に話を聞いていきました」。

「誌面をめくると、人がどんどん入れ替わるような不思議さと温かさがあって、ページをめくるたびに誰かと出会えるようなランダムさが好きです。イベントに行ったり、歩いたりして偶然誰かと出会うような、現実の人生みたいな特別さがあって、今の自分にもそのまま重なるくらいスペシャルな感覚です」(中川)

「僕は創刊号に参加しているんです。その時はロンドンに住んでいて、川島とは、どうやってコラボレーションするかという対話から始めました。写真を撮っては送り合い、テキストも何度も交換しました。その頃からコアの考えは一緒だし、今こうやって参加している関係性が面白いと感じます。自分のエゴを通すのではなくて誰かと対話すること自体がメッセージになるので、今も自然体でできる新しいアプローチを探り続けています」(ヴィクター)

受容とコミュニケーションのデザイン

消費されるように情報や作品を紹介するのではなく、長期的に価値が残る体験や関係性を作ろうという気概が「パートナーズ」からは感じられる。最新号と過去2号と比較して、まず、大きく異なるのは雑誌のサイズや紙質といった“見た目“だ。よりシンプルになった印象を受けるが、その理由はメディアを取り巻く環境や紙媒体の存在意義、コミュニケーションを突き詰めて考え直したことにある。

「印刷物、特に雑誌のあり方が6年前とは大きく変わりましたよね。Webマガジンでは、今クールな人やイケてるものを取り上げるスピード勝負になっていますし、SNSも台頭してさらにクイックになった。まずは印刷物を何のために作るのかということを深く考えました。急にシャットダウンしたり、うっかり保存し忘れたりすることを考えると紙媒体はデジタルに比べて安心できる物体だと思うんですよね。紙の役割って、情報を早く伝えることじゃなくて、ちゃんと未来に残していくことなんじゃないかなと。未来に残るものとして作ることを意識し始めたときに雑誌の作り方を改める必要があると感じました。目に見えない“関係性”というものに、どのような形を与えるのかをよりコンセプチュアルに考えた結果、親密性のあるサイズ感や紙も33種類使う仕様になりました。

流通のあり方も同様に考え直しました。国外の流通はディストリビューターにお願いしていますが、国内の流通は“手売り“ではないですけど、直接私たちからお届けしています。このような雑誌なので、あちこちで手にできるものではなく、書店員さんとの直接的なつながりを大事にし、濃密な体験を届けることが『パートナーズ』らしいと思って。このように、すべての工程で『これはパートナーズらしいのか?』と立ち止まりながら、試行錯誤を重ねています」。

「ブックオブスキュラ(book obscura)に納品したところ、1日ですべて完売しました。そのあとすぐにオーナーの黒崎さんに話を聞きに行ったんです。その際に、『花があれば多くの人は花だけを見るけれど、この雑誌が向き合っているのは、その下にある種や根の部分。考えるための種を与えてくれる雑誌だから、すごく貴重です』と言っていただけて、とても嬉しかったですね」。(柴田)

「この雑誌を何度か読み返していると、だんだんと表紙がくたびれてきて、端が少し破れてきたりするんです。物としての質感というか、“フラジャイルさ“を感じさせる作りですよね。単なる“読ませるための雑誌“というより、手渡したり誰かに見せたりすることで、身の回りの人とつながるための小さなツールとしての側面が強く意識されています。コントリビューターごとに紙の質を変えるといった細やかな設計や工夫で、読者と周囲のパートナー的な存在との間に会話が生まれるような媒体になればと思いますし、そのような価値観を大切にしています」。(桑田)

最後に、これからパートナーズ スタジオをどう運営していくのかビジョンを聞いた。

「あらかじめビジョンを描くよりも、たとえば僕が誌面で取り上げた姉の飼い犬ピカソを預かった時のように、些細なコミュニケーションの積み重ねから何が生まれるのかが大切なのだと思います。これまでは、遠くまで手を伸ばして貴重なものを手に入れたときに喜びを感じていましたが、今は目の前のコーヒーを楽しむためにはどうしたら良いかというようなことを考えたい。好きな人と一緒に飲んだらおいしくなるように、小さなことでも、一度止まってゆっくり考えてアウトプットする。すでにものは溢れているし、わざわざ新しいものを捕まえなくても楽しめる方法があるはず。そういう価値観について考えていきたいと思っています」。

「その価値観を、じっくりと広げていきたいと思っています。僕は5月にジョインしたばかりなのであくまで印象でしかありませんが、川島さんは根本の考え方はブレない一方で、アプローチや立てる問いは柔軟に変えていくタイプだと感じています。チームで動くときにも、『ポストイットを貼ってみよう』など、いろいろな方法を試しながら、どうすればこの価値観をゆっくり広げていけるかを一緒に考えていく、そんな雰囲気があります。社会を変えたいという大きな目標ではありませんが、ありきたりの日常にちがう視点からかたちを与えることで、自分と世界の関係をゆるやかに問い直す、そんな感覚がじんわりと人々のなかに浸透していけばいい、そんなイメージです」(桑田)

「パートナーズ」は紙媒体の価値や、人と人、人と物の関係性、時間経過などを広義で扱い、読者との体験を深めようとしている。以降は年1回の発行を目指し、この5人のチームで制作を進めている。かねて、トークイベントで特集を公募する企画を行ったり、週に1回行われるチームの雑談タイムにはいろいろな人が参加するそうだ。このアクションがどう企画に採用されるかはわからないが、編集という行為そのものが関係性をつくり、時間をつくり、読者へ静かに手渡されていくプロセスであることを証明している。

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「なんで一緒にいるの?」を問う パートナーズ スタジオが挑む“関係性“をかたちにするメディア

PROFILE: パートナーズ スタジオ/エディトリアル・クリエーションスタジオ

パートナーズ スタジオ/エディトリアル・クリエーションスタジオ
PROFILE: 2017年に編集者の川島拓人が創刊したインタビュー誌「パートナーズ」の制作を担う5人。左から柴田准希、川島、桑田光平、ヴィクター・ルクレア、中川リナ PHOTO:KOJI SHIMAMURA

“関係性“をテーマに掲げる雑誌「パートナーズ(PARTNERS)」のIssue3が10月に発売された。価格は3960円で、国内外の独立系書店を中心に販売している。同誌は2017年に編集者の川島拓人が創刊したインタビュー誌で、19年6月にリリースしたIssue2から、6年をかけて最新号が完成した。最新号は、これまでの2号とは判型もデザインも紙質も異なる、雑誌制作における新しい試みや関係性を基盤にした表現の可能性を探るような佇まいだ。特集は「Why be together?(なんで一緒にいるの?)」。ストレートなタイトルながら、川島編集長がこの雑誌を軸に活動を展開するエディトリアル・クリエイション・スタジオのパートナーズ スタジオ(PARTNERS STUDIO)を通して、物質的なメディアの価値や人と人、あるいは人と物との関係性を問い直す場を作ろうとしているように感じる。

前号からの6年間に生じた社会変化と、それに伴う感情の変化、創刊から9年間を経て、最新号にはどんな想いを込めたのか。現在Issue4を手掛けているという編集チームのメンバー、桑田光平、ヴィクター・ルクレア、中川リナ、柴田准希とともに、Issue3の制作背景や「パートナーズ」に馳せる想いまで、広く話を訊いた。

最新号の挑戦―個人の視点から始まる編集法―

創刊号、Issue2はほぼ川島個人の判断軸が基準になった。それから6年が経ち、パートナーズ スタジオも発足し、チームとなった今、最新号はどう作られたのか?

「コンセプトが強い雑誌が好きなので、今回は個人的な視点を反映させることを優先しました。既存の雑誌の作り方やフォーマットに縛られることなく、『Why be together?』という問いを軸に、回答者それぞれの考えや視点を落とし込んでいきました。計33名のコントリビューターを選ぶ過程も、決まった数を目標に掲げていたわけでもありません。出会っていく中で『なんかこの人面白そう』とか『この人と感覚合うかも』と思った人に聞いていきました。質問に対する回答方法も私たちから例えば写真の枚数とか、原稿の文字数などを指定をすることはしなかったです。彼らに任せてみたかったんだと思います」。

誌面に登場するコントリビューターはアーティストもいれば、スタイリスト、陶芸家、映画監督、庭師まで実にさまざまだ。発表の場となる誌面には、詩を書く人、写真を撮る人、日記のような文章やイベントの概要だけポストされたようなテキストも掲載されていて、コントロールを最小限にしたいという通り、コントリビューターの声がダイレクトに届くような印象を受ける。

そもそも、巻頭の前書きでは、過去2号の制作過程について「編集者としての自分の意思(または存在)が干渉しすぎていると思うようになった」と振り返り、最新号では「話すよりも聞く」ことと、「自分が見たいような写真を撮影するのではなく、誰かの話を聞いてワクワクし、自分の思考がアップデートされたような感覚を元に、抜本的に制作スタンスを変えた」と記されている。では、今号で川島が考える“関係性“とは何なのか?それは、単なる人物紹介ではなく、作り手と読み手、あるいは作り手同士の間で生まれる化学反応のようなものだという。

「語弊があるかもしれませんが、無理をしなかったんですね。この人がいないと成り立たないとか、バランスが悪いとかを考えることもしませんでした。有機的に生まれていくつながりの中で誌面を作っていったような気がします。そんな作り方をしていたからなのか、回答者同士がつながっていることにも途中で気づきました。『昔、一緒に住んでいたんだよ!』とか『この前一緒にBBQした』とか『彼女の写真集はたくさん持ってる』とか『彼の映画僕も大好き』とか……この予期していなかったコントリビューター同士のパーソナルなつながりは、とても新しい感覚があったのを覚えています」。

制作プロセスの実験性

そもそも特集の「Why be together?」は、川島が21年に観た映画「カモンカモン(C’mon C’mon)」が元になっているという。

「『Why be together?』というテーマは、日常的な気づきの蓄積から生まれた質問です。『なんで僕はこの人と一緒にいるんだろう?』とか『このふたりってなんで……?』みたいな……。その中の1つにマイク・ミルズの『カモンカモン(C’mon C’mon)』がありました。特に最後のシーンで、物語の主人公と甥が口論になって、感情をストレートにぶつけ合いながらシャウトするシーンがあるんです。家族だろうが他人。年齢に関係なく、お互いに1人の人間として認める瞬間に感じました。親子でも恋人でもない関係性における互いの承認、『なんで一緒にいるの?』という問いにも繋がっています。なので、マイク・ミルズにもこのようなことを伝えて、参加してもらうことになりました」。

コントリビューターの個性と自由度を最大化するため、編集者の意図は極力排した。テキスト、写真、イベント記録など、各作り手に最適な形式での表現を委ねた川島は「受け入れる」姿勢を徹底し、編集者としての介入を極力控えることで、偶発的な発見や化学反応を引き出そうとしたという。この方法論は、従来の商業誌的な編集のプロセスとは大きく異なる。また、川島自身やアートディレクターのジュリー・ピーターズ(Julie Peeters)といった作り手も誌面に参加することで、雑誌自体が自然にコミュニティの場となる。読者だけではなく、コントリビューターの視点が新しい関係性を築く契機として機能することで、雑誌は単なる作品集ではなく、参加者と読者の両方にとって思考の触媒となりうる。

「イメージしていたのは雑誌のようで本のようでもある存在です。一過性の情報が掲載されているのではなく、まるで小説を読んでいるかのような感覚を引き出せないかなと。そのためコントリビューターには、制作期間を4カ月から6カ月設けました。一般的な雑誌の場合、このような内容だと長くて1週間、短いと2日後に提出してほしいと言われるような質問です。ですので、異例の長さです。でも、雑誌のようで本のようでもある存在を目指すのであれば、そのくらいの制作期間を設けないと辻褄が合いません。おそらく、コントリビューターそれぞれがこの“ビッグクエスチョン“を考えたと思います。回答者の1人で、『このままお母さんの撮影を続けようと思っている。そして写真集を作りたいの!』と話してくれる写真家がいました。『パートナーズ』が作品づくりのきっかけになっていると感じた瞬間でした」。

人と人、あるいは人と物との関係性

さらにIssue3では、人と犬、人とうつわ、人と作品など、過去号の人物中心の関係性から対象を広げ、時間の経過や相互作用を感じられる表現を模索している。川島自らが寄稿したページには姉から一時的に預かった愛犬“ピカソ“との日々が綴られていて、「対象が言葉を持たなくとも、ジェスチャーや態度、行動の中にコミュニケーションを見出せる」と考えたという。この思考は、誌面構成やコントリビューターの選定にも反映されている。取材を通してパーソナルな関係性を浮き彫りにしていくのではなく、それぞれの関係性を俯瞰しながら、同時に深掘りされている感覚を覚える。

「今号で試したかったことは、創刊号とIssue2での“関係性“をダイレクトに伝える方法から、少し抽象度を上げ、読者がより深く考えたり、新しいつながりを感じられるようにすることでした。深掘りした読み方をする人は、より楽しめるはずです。一方で、分かりやすいエモーションや面白さは感じづらくなっているかもしれません。『自分が気になるこの人は、どんなふうに物事を見ているんだろう?』『その人の視点に立つと、世界はどう見えるんだろう?』そうした問いを持って、いろんな人に話を聞いていきました」。

「誌面をめくると、人がどんどん入れ替わるような不思議さと温かさがあって、ページをめくるたびに誰かと出会えるようなランダムさが好きです。イベントに行ったり、歩いたりして偶然誰かと出会うような、現実の人生みたいな特別さがあって、今の自分にもそのまま重なるくらいスペシャルな感覚です」(中川)

「僕は創刊号に参加しているんです。その時はロンドンに住んでいて、川島とは、どうやってコラボレーションするかという対話から始めました。写真を撮っては送り合い、テキストも何度も交換しました。その頃からコアの考えは一緒だし、今こうやって参加している関係性が面白いと感じます。自分のエゴを通すのではなくて誰かと対話すること自体がメッセージになるので、今も自然体でできる新しいアプローチを探り続けています」(ヴィクター)

受容とコミュニケーションのデザイン

消費されるように情報や作品を紹介するのではなく、長期的に価値が残る体験や関係性を作ろうという気概が「パートナーズ」からは感じられる。最新号と過去2号と比較して、まず、大きく異なるのは雑誌のサイズや紙質といった“見た目“だ。よりシンプルになった印象を受けるが、その理由はメディアを取り巻く環境や紙媒体の存在意義、コミュニケーションを突き詰めて考え直したことにある。

「印刷物、特に雑誌のあり方が6年前とは大きく変わりましたよね。Webマガジンでは、今クールな人やイケてるものを取り上げるスピード勝負になっていますし、SNSも台頭してさらにクイックになった。まずは印刷物を何のために作るのかということを深く考えました。急にシャットダウンしたり、うっかり保存し忘れたりすることを考えると紙媒体はデジタルに比べて安心できる物体だと思うんですよね。紙の役割って、情報を早く伝えることじゃなくて、ちゃんと未来に残していくことなんじゃないかなと。未来に残るものとして作ることを意識し始めたときに雑誌の作り方を改める必要があると感じました。目に見えない“関係性”というものに、どのような形を与えるのかをよりコンセプチュアルに考えた結果、親密性のあるサイズ感や紙も33種類使う仕様になりました。

流通のあり方も同様に考え直しました。国外の流通はディストリビューターにお願いしていますが、国内の流通は“手売り“ではないですけど、直接私たちからお届けしています。このような雑誌なので、あちこちで手にできるものではなく、書店員さんとの直接的なつながりを大事にし、濃密な体験を届けることが『パートナーズ』らしいと思って。このように、すべての工程で『これはパートナーズらしいのか?』と立ち止まりながら、試行錯誤を重ねています」。

「ブックオブスキュラ(book obscura)に納品したところ、1日ですべて完売しました。そのあとすぐにオーナーの黒崎さんに話を聞きに行ったんです。その際に、『花があれば多くの人は花だけを見るけれど、この雑誌が向き合っているのは、その下にある種や根の部分。考えるための種を与えてくれる雑誌だから、すごく貴重です』と言っていただけて、とても嬉しかったですね」。(柴田)

「この雑誌を何度か読み返していると、だんだんと表紙がくたびれてきて、端が少し破れてきたりするんです。物としての質感というか、“フラジャイルさ“を感じさせる作りですよね。単なる“読ませるための雑誌“というより、手渡したり誰かに見せたりすることで、身の回りの人とつながるための小さなツールとしての側面が強く意識されています。コントリビューターごとに紙の質を変えるといった細やかな設計や工夫で、読者と周囲のパートナー的な存在との間に会話が生まれるような媒体になればと思いますし、そのような価値観を大切にしています」。(桑田)

最後に、これからパートナーズ スタジオをどう運営していくのかビジョンを聞いた。

「あらかじめビジョンを描くよりも、たとえば僕が誌面で取り上げた姉の飼い犬ピカソを預かった時のように、些細なコミュニケーションの積み重ねから何が生まれるのかが大切なのだと思います。これまでは、遠くまで手を伸ばして貴重なものを手に入れたときに喜びを感じていましたが、今は目の前のコーヒーを楽しむためにはどうしたら良いかというようなことを考えたい。好きな人と一緒に飲んだらおいしくなるように、小さなことでも、一度止まってゆっくり考えてアウトプットする。すでにものは溢れているし、わざわざ新しいものを捕まえなくても楽しめる方法があるはず。そういう価値観について考えていきたいと思っています」。

「その価値観を、じっくりと広げていきたいと思っています。僕は5月にジョインしたばかりなのであくまで印象でしかありませんが、川島さんは根本の考え方はブレない一方で、アプローチや立てる問いは柔軟に変えていくタイプだと感じています。チームで動くときにも、『ポストイットを貼ってみよう』など、いろいろな方法を試しながら、どうすればこの価値観をゆっくり広げていけるかを一緒に考えていく、そんな雰囲気があります。社会を変えたいという大きな目標ではありませんが、ありきたりの日常にちがう視点からかたちを与えることで、自分と世界の関係をゆるやかに問い直す、そんな感覚がじんわりと人々のなかに浸透していけばいい、そんなイメージです」(桑田)

「パートナーズ」は紙媒体の価値や、人と人、人と物の関係性、時間経過などを広義で扱い、読者との体験を深めようとしている。以降は年1回の発行を目指し、この5人のチームで制作を進めている。かねて、トークイベントで特集を公募する企画を行ったり、週に1回行われるチームの雑談タイムにはいろいろな人が参加するそうだ。このアクションがどう企画に採用されるかはわからないが、編集という行為そのものが関係性をつくり、時間をつくり、読者へ静かに手渡されていくプロセスであることを証明している。

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安達祐実と“ブライスドール”がコラボしたスペシャルドールが誕生 日本での復活25周年を記念して

「ブライス」は、ファッションドール“ブライスドール”が2026年に日本で復活して25周年を迎えるのにあたり、ブライスの大ファンだという俳優・安達祐実とコラボしたスペシャルドール“アダチユミ ブライス アムール”(2万9800円)を26年1月30日に発売する。販売は「ジュニームーン(Junie Moon)」の代官山店、大阪店、原宿店、オンラインショップで販売する。12月20日12:00~26日23:59で、抽選受け付けを行う。※詳しい販売方法については、「ブライス」公式サイトで要確認。

今回のコラボモデルは、レパード柄をアクセントにしたキュートなウィンターファッションに身に纏い、大人の遊び心と洗練されたセンスが光る仕上がり。デニムのビスチェサロペット、デザインコート、ベレー帽と、アイテム一つ一つにこだわり、シンプルで洗練されながらも、かわいさを忘れない“大人カワイイ”ファッションを表現。トレンド感と愛情、こだわりがたっぷり詰まった特別なブライスとなっている。

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「ジルスチュアート ビューティ」20周年記念第2弾は2012年コレクションを限定復刻 オードトワレやミラーなどを発売

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は2月20日、3月13日、4月17日、5月22日の4回にわけ、限定アイテム4種を発売する。10月から続くブランド誕生20周年を記念した企画の第2弾で、今回は2012年7月に発売した“パティスリー コレクション”の香りを復刻。“小さなパティスリー”をテーマにオードトワレやリップ、ミラーを順次展開する。

甘く香り彩る限定アイテムの数々

2月20日に発売するオードトワレ“ジルスチュアート プチパティスリー オードトワレ”(20mL、3300円)は、甘いカスタードを思わせるバニラの優しい甘さとナッツの香ばしさが織りなす香りが特徴だ。デザインは陶磁器のようなマットホワイトのカラーで、洗練された可愛らしさを演出。キャラメルを連想したレッドブラウンのリボンをあしらった。

3月13日には“ジルスチュアート プチパティスリー ミックスブラッシュ コンパクト”(6600円)を発売する。4色を自在に重ね合わせることでイノセントな艶感とふんわりとした血色感を作るチークカラーを、当時のデザインで特別復刻した。カスタードたっぷりのティラミスをイメージしたクリーミィピンクのパレットで、フルーツとクリームたっぷりのスイーツを思わせる甘い彩りが特徴。チークにハイライトカラーを仕込むことで、肌の奥からふんわりと光を放つフェイスへと導く。付属の専用ブラシは20周年ロゴを盛り込んだ特別仕様だ。

4月17日発売の“ジルスチュアート プチパティスリー リップブロッサム バーム”(全2色、各3520円)は、とろけるようになめらかなタッチで、ふっくらぷるんとした唇をかなえるリップバームの限定品だ。清涼感が心地よく、乾燥が気になる唇に潤いと艶を与える。カラーは、シュガーグレーズしたストロベリークッキーを想起させるミルキーピンクの“104 ストロベリーグレーズ”と、チョコレートクッキーを想起させるミルキーショコラブラウン“105 チョコレートグレーズ”の2色を用意した。

5月22日には“ジルスチュアート プチパティスリー コンパクトミラー Ⅱ”(3300円)が登場する。ビンテージミラーから着想を得たコンパクトミラーを、“プチパティスリー”の世界観に仕上げた。メイク時に立てられてるスタンディングタイプで、顔全体がチェックできる120mm×100mmの大きめのサイズで、ミラーの蓋を開くとスミレの砂糖漬けのようなラベンダーのクリスタルが輝く。製品いはラベンダーカラーの「J」と20周年ロゴの刺しゅうが入った限定ポーチを付属する。

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「ジルスチュアート ビューティ」20周年記念第2弾は2012年コレクションを限定復刻 オードトワレやミラーなどを発売

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は2月20日、3月13日、4月17日、5月22日の4回にわけ、限定アイテム4種を発売する。10月から続くブランド誕生20周年を記念した企画の第2弾で、今回は2012年7月に発売した“パティスリー コレクション”の香りを復刻。“小さなパティスリー”をテーマにオードトワレやリップ、ミラーを順次展開する。

甘く香り彩る限定アイテムの数々

2月20日に発売するオードトワレ“ジルスチュアート プチパティスリー オードトワレ”(20mL、3300円)は、甘いカスタードを思わせるバニラの優しい甘さとナッツの香ばしさが織りなす香りが特徴だ。デザインは陶磁器のようなマットホワイトのカラーで、洗練された可愛らしさを演出。キャラメルを連想したレッドブラウンのリボンをあしらった。

3月13日には“ジルスチュアート プチパティスリー ミックスブラッシュ コンパクト”(6600円)を発売する。4色を自在に重ね合わせることでイノセントな艶感とふんわりとした血色感を作るチークカラーを、当時のデザインで特別復刻した。カスタードたっぷりのティラミスをイメージしたクリーミィピンクのパレットで、フルーツとクリームたっぷりのスイーツを思わせる甘い彩りが特徴。チークにハイライトカラーを仕込むことで、肌の奥からふんわりと光を放つフェイスへと導く。付属の専用ブラシは20周年ロゴを盛り込んだ特別仕様だ。

4月17日発売の“ジルスチュアート プチパティスリー リップブロッサム バーム”(全2色、各3520円)は、とろけるようになめらかなタッチで、ふっくらぷるんとした唇をかなえるリップバームの限定品だ。清涼感が心地よく、乾燥が気になる唇に潤いと艶を与える。カラーは、シュガーグレーズしたストロベリークッキーを想起させるミルキーピンクの“104 ストロベリーグレーズ”と、チョコレートクッキーを想起させるミルキーショコラブラウン“105 チョコレートグレーズ”の2色を用意した。

5月22日には“ジルスチュアート プチパティスリー コンパクトミラー Ⅱ”(3300円)が登場する。ビンテージミラーから着想を得たコンパクトミラーを、“プチパティスリー”の世界観に仕上げた。メイク時に立てられてるスタンディングタイプで、顔全体がチェックできる120mm×100mmの大きめのサイズで、ミラーの蓋を開くとスミレの砂糖漬けのようなラベンダーのクリスタルが輝く。製品いはラベンダーカラーの「J」と20周年ロゴの刺しゅうが入った限定ポーチを付属する。

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1位は、ジル・サンダーが手掛けたユニクロ「+J」が日本限定で復刻 アウターとシャツをラインアップ|週間アクセスランキング TOP10(12月11〜17日)

1位は、ジル・サンダーが手掛けたユニクロ「+J」が日本限定で復刻 アウターとシャツをラインアップ|週間アクセスランキング TOP10(12月11〜17日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、12月11日(木)〜12月17日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ジル・サンダーが手掛けたユニクロ「+J」が日本限定で復刻 アウターとシャツをラインアップ

12月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は2026年1月1日、2009年に登場したデザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)とのコラボレーションコレクション「+J」の人気アイテムの復刻版を日本限定で発売する。「ユニクロ」の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。なお、オンラインストアは同日の8時15分から販売する。

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- 2位 -
「ヴィセ」の人気リップ“ネンマクフェイク ルージュ”がリニューアル

12月16日公開 / 文・WWD STAFF

 コーセーのメイクアップブランド「ヴィセ(VISEE)」は2026年2月16日、春のメイクアップアイテムとして、リニューアルした“ネンマクフェイク ルージュ”と、2つの印象を操る5色アイパレットの限定色を発売する。今回は“Sensual sleek allure”をテーマに、粘膜のような色と艶で色気を最大限に引き立てるアイテムとカラーをラインアップする。

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- 3位 -
熊谷隆志の「GDC」が「ヒステリックグラマー」と初タッグ! 全14型の本気コラボを発表

12月11日公開 / 文・WWD STAFF

 熊谷隆志がディレクターを務める「GDC(ジーディーシー)」は12月13日、「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」とのコラボレーションアイテムを発売する。ルック撮影およびスタイリング、アイテムセレクトは熊谷氏が担当。「GDC」の象徴である8芒星STAモチーフを取り入れた今回のための新グラフィックを中心に、多彩な全14型をラインアップする。

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- 4位 -
「CDG」× G-DRAGONのコラボコレクション全10型が発売 日本では新宿伊勢丹で販売

12月15日公開 / 文・WWD STAFF

 コム デ ギャルソンの「シーディージー(CDG)」は12月24日、G-DRAGONのワールドツアー「Übermensch」を記念したカプセルコレクションを発売する。同コレクションは、12月24〜31日の期間、新宿伊勢丹 本館1F ザ・ステージで開催されるポップアップで販売される。※ポップアップの詳細は、12月15日 10:00から三越伊勢丹オンラインストアで公開予定。

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- 5位 -
イヴルルド遙華が占う2026年、幸運を招くカラーやコスメは? 最強開運日ベスト3も発表

 2026年は60年に一度の“丙午(ひのえうま)”にあたり、情熱と行動力が大きく高まる1年とされる。フォーチュンアドバイザーのイヴルルド遙華さんによると、「迷いをため込むより、行動にうつすことで運気がぐっと上向く」という。この年にこそ実行すべきこと、運気を引き寄せるラッキーカラーやモチーフ、ジュエリー、ヘアスタイルなど、26年をポジティブに切り開くためのヒントを教えてくれた。自分の意思を明確にし、憧れや挑戦に向けて一歩踏み出すことで、人生が大きく動き出す一年になるはずだ。

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- 6位 -
「セザンヌ」の“くすみ補正ハイライト”と4色グラデーションチークに新色登場

12月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「セザンヌ(CEZANNE)」は3月上旬、パウダーハイライト“トーンフィルターハイライト”(693円)とグラデーションチーク“ブレンドカラーチーク”(781円)から新色を発売する。

> 記事の続きはこちら

- 7位 -
「パレス スケートボード」×「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」 アーカイブに着想を得たダウンジャケットなど10型

12月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「ナナミカ(NANAMICA)」がプロデュースする「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)」は12月20日、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とコラボレーションした日本限定カプセルコレクションを発売する。「ナナミカ」直営店および公式オンラインストア、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「パレス スケートボード」の直営店で取り扱う。

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- 8位 -
「ラングラー」が“幻”と呼ばれるジーンズ“11MWZ”とデニムジャケット“24MJZ”の1964年モデルを復刻販売

12月12日公開 / 文・WWD STAFF

 デニムブランド「ラングラー(WRANGLER)」は12月13日、製造期間はわずか1年で、“幻”と呼ばれるジーンズ“11MWZ”とデニムジャケット“24MJZ”の1964年モデルを復刻販売する。さらに、アーカイブの中でも人気の51年モデル、58年モデルも日本製となり再復刻する。

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- 9位 -
「ミャクミャク」とサンリオキャラクターズのブラックぬいぐるみシリーズが受注販売で再登場

12月17日公開 / 文・WWD STAFF

 2025大阪・関西万博公式ライセンスアイテム“エキスポ2025 ミャクミャク サンリオキャラクターズ コラボレーショングッズ”から、ブラックぬいぐるみシリーズを受注販売する。受注販売特設サイトで12月19日12時から20日23時59分まで受け付けを開始する。各アイテム各キャラクター1個までの購入制限を設け、予定販売数に達し次第、予約受け付けを終了する。

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- 10位 -
「ギャップ」が「 ゴジラ」と初コラボ Tシャツやスエットなど日本限定デザインアイテムを発売

12月12日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は、世界的な知名度を誇る特撮怪獣映画「ゴジラ」との初コラボレーションコレクション“Gap | Godzilla Collection”を12月16日に発売する。同コレクションは日本限定で展開し、価格は1990円~9990円。メンズとキッズボーイズのカテゴリーでスエットやジップアップフーディー、ロングスリーブTシャツなどをラインアップする。アウトレットを除く全国の店舗と公式オンラインストア、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱う。

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1位は、ジル・サンダーが手掛けたユニクロ「+J」が日本限定で復刻 アウターとシャツをラインアップ|週間アクセスランキング TOP10(12月11〜17日)

1位は、ジル・サンダーが手掛けたユニクロ「+J」が日本限定で復刻 アウターとシャツをラインアップ|週間アクセスランキング TOP10(12月11〜17日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、12月11日(木)〜12月17日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ジル・サンダーが手掛けたユニクロ「+J」が日本限定で復刻 アウターとシャツをラインアップ

12月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は2026年1月1日、2009年に登場したデザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)とのコラボレーションコレクション「+J」の人気アイテムの復刻版を日本限定で発売する。「ユニクロ」の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。なお、オンラインストアは同日の8時15分から販売する。

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- 2位 -
「ヴィセ」の人気リップ“ネンマクフェイク ルージュ”がリニューアル

12月16日公開 / 文・WWD STAFF

 コーセーのメイクアップブランド「ヴィセ(VISEE)」は2026年2月16日、春のメイクアップアイテムとして、リニューアルした“ネンマクフェイク ルージュ”と、2つの印象を操る5色アイパレットの限定色を発売する。今回は“Sensual sleek allure”をテーマに、粘膜のような色と艶で色気を最大限に引き立てるアイテムとカラーをラインアップする。

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- 3位 -
熊谷隆志の「GDC」が「ヒステリックグラマー」と初タッグ! 全14型の本気コラボを発表

12月11日公開 / 文・WWD STAFF

 熊谷隆志がディレクターを務める「GDC(ジーディーシー)」は12月13日、「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」とのコラボレーションアイテムを発売する。ルック撮影およびスタイリング、アイテムセレクトは熊谷氏が担当。「GDC」の象徴である8芒星STAモチーフを取り入れた今回のための新グラフィックを中心に、多彩な全14型をラインアップする。

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- 4位 -
「CDG」× G-DRAGONのコラボコレクション全10型が発売 日本では新宿伊勢丹で販売

12月15日公開 / 文・WWD STAFF

 コム デ ギャルソンの「シーディージー(CDG)」は12月24日、G-DRAGONのワールドツアー「Übermensch」を記念したカプセルコレクションを発売する。同コレクションは、12月24〜31日の期間、新宿伊勢丹 本館1F ザ・ステージで開催されるポップアップで販売される。※ポップアップの詳細は、12月15日 10:00から三越伊勢丹オンラインストアで公開予定。

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- 5位 -
イヴルルド遙華が占う2026年、幸運を招くカラーやコスメは? 最強開運日ベスト3も発表

 2026年は60年に一度の“丙午(ひのえうま)”にあたり、情熱と行動力が大きく高まる1年とされる。フォーチュンアドバイザーのイヴルルド遙華さんによると、「迷いをため込むより、行動にうつすことで運気がぐっと上向く」という。この年にこそ実行すべきこと、運気を引き寄せるラッキーカラーやモチーフ、ジュエリー、ヘアスタイルなど、26年をポジティブに切り開くためのヒントを教えてくれた。自分の意思を明確にし、憧れや挑戦に向けて一歩踏み出すことで、人生が大きく動き出す一年になるはずだ。

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- 6位 -
「セザンヌ」の“くすみ補正ハイライト”と4色グラデーションチークに新色登場

12月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「セザンヌ(CEZANNE)」は3月上旬、パウダーハイライト“トーンフィルターハイライト”(693円)とグラデーションチーク“ブレンドカラーチーク”(781円)から新色を発売する。

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- 7位 -
「パレス スケートボード」×「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」 アーカイブに着想を得たダウンジャケットなど10型

12月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「ナナミカ(NANAMICA)」がプロデュースする「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)」は12月20日、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とコラボレーションした日本限定カプセルコレクションを発売する。「ナナミカ」直営店および公式オンラインストア、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「パレス スケートボード」の直営店で取り扱う。

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- 8位 -
「ラングラー」が“幻”と呼ばれるジーンズ“11MWZ”とデニムジャケット“24MJZ”の1964年モデルを復刻販売

12月12日公開 / 文・WWD STAFF

 デニムブランド「ラングラー(WRANGLER)」は12月13日、製造期間はわずか1年で、“幻”と呼ばれるジーンズ“11MWZ”とデニムジャケット“24MJZ”の1964年モデルを復刻販売する。さらに、アーカイブの中でも人気の51年モデル、58年モデルも日本製となり再復刻する。

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- 9位 -
「ミャクミャク」とサンリオキャラクターズのブラックぬいぐるみシリーズが受注販売で再登場

12月17日公開 / 文・WWD STAFF

 2025大阪・関西万博公式ライセンスアイテム“エキスポ2025 ミャクミャク サンリオキャラクターズ コラボレーショングッズ”から、ブラックぬいぐるみシリーズを受注販売する。受注販売特設サイトで12月19日12時から20日23時59分まで受け付けを開始する。各アイテム各キャラクター1個までの購入制限を設け、予定販売数に達し次第、予約受け付けを終了する。

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- 10位 -
「ギャップ」が「 ゴジラ」と初コラボ Tシャツやスエットなど日本限定デザインアイテムを発売

12月12日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は、世界的な知名度を誇る特撮怪獣映画「ゴジラ」との初コラボレーションコレクション“Gap | Godzilla Collection”を12月16日に発売する。同コレクションは日本限定で展開し、価格は1990円~9990円。メンズとキッズボーイズのカテゴリーでスエットやジップアップフーディー、ロングスリーブTシャツなどをラインアップする。アウトレットを除く全国の店舗と公式オンラインストア、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱う。

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「メルヴィータ」が日本事業から撤退 グローバル戦略での「苦渋の決断」

仏発オーガニックコスメブランド「メルヴィータ(MELVITA)」は、日本事業からの撤退を発表した。日本での事業は2026年3月31日をもって終了する。

撤退の理由について同社は「グローバル規模での戦略的決定」と説明する。長期的な成長戦略を見据え、経営資源の最適化を目的として検討を重ねた結果であり、「苦渋の決断」とコメントを寄せた。

既存スタッフへの対応については、ロクシタングループ内での配置転換を含め、最大限の支援を行う方針だ。従業員に対しては十分な説明の機会を設けた上で、グループ内の他ブランドへの異動希望の聴取や再就職支援など、個々の状況に応じて誠意をもって対応するとしている。

直営店舗は順次閉店する。ルミネ横浜店、神戸阪急店は26年1月31日に営業を終了。阪神梅田本店は同年2月24日まで、東武百貨店池袋本店、あべのハルカス近鉄店は同年3月3日をもって閉店する予定だ。

なお、26年3月末までは通常どおり販売を継続する。生産状況によっては一部製品が早期に完売する可能性があるものの、事業終了日までは「可能な限り十分な在庫を確保するよう努める」としている。

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ファッションブランド「ボディソング」が練馬区江古田に旗艦店「NEW POLICY」をオープン

ファッションブランド「ボディソング(BODYSONG.)」は12月21日、初のフラッグシップショップ「ニューポリシー(NEW POLICY)」を練馬区・江古田にオープンする。※前日、12月20日からプレオープン。

旗艦店「ニューポリシー」は、ブランドの在り方そのままに、多様な要素を内包する“ジャンルレスな空間”として運営。「ボディソング」のフラッグシップショップであることにとどまらず、コンセプトショップ、ギャラリー、古着屋、リサイクルショップ(※買取予定なし)としての側面を持ち、今後はガジェット・家具なども展開する予定だ。

ショップ名の「ニューポリシー」は、直訳すると「新政策」「新しい方針」。この場所から生まれるモノやヒトとの出会いを通して、それぞれのお客が“新しい価値観”を見つけられる場所にしたい──そんな願いを込めて名付けたという。

内装はビンテージ・インテリアショップ「YOU ARE WELCOME」を営む矢口周太郎が担当。無機質な要素をベースにしながら、照明・インテリア・質感のバランスでエッジを効かせた空間へと仕上げた。中でも店内中央に配されたシンボリックな照明/棚は、「ニューポリシー」の象徴となる存在。ブランドの解釈とインテリアデザインが融合した、新しい価値観を刺激する空間が完成する。

営業形態も、基本は“不定期営業”。営業日・イベント・取り扱いアイテムについてはSNSで随時告知し、ゲリラ的な運営を予定している。日によって表情が変わる“ライブ感のあるショップ”として、訪れるたびに新しい体験を提供する。

「ニューポリシー」限定アイテム

オープン時には、「ニューポリシー」限定でスペシャルアイテムや、B品などの通常通り売ることが出来なかったアイテムをカスタマイズしたアップサイクル商品も販売する。

なぜ江古田に出店?

今回、江古田に出店した理由については、「『ボディソング』はブランド設立当初から、デザイナーの地元である“練馬区”を拠点としており、ファッション業界的にはなかなか訪れる機会が少ないと思われる練馬区という地域の活性化の想いも込め、同区での出店を計画していた。今回オープンする江古田は、日本大学芸術学部・武蔵大学・武蔵野音楽大学などが集まる『学生の街』。駅周辺にはカフェや多くの飲食店、ライブハウス、昔ながらの商店街が混在し、芸術・文化が息づく活気ある街並みが魅力。地域の人々が温かく、コミュニケーションが自然と生まれる点にも強く惹かれた。『ニューポリシー』は、“自由を肯定する場所”として、そして、訪れる人それぞれの『新しい価値観』を広げる起点として、ここ江古田からスタートします」とコメントする。

「NEW POLICY」

■「ボディソング」フラッグシップショップ「ニューポリシー(NEW POLICY)」
オープン日:2025年12月21日 ※12月20日にプレオープン
住所:東京都練馬区栄町27-7 1F
営業時間:不定期・公式インスタグラムで告知
https://www.instagram.com/newpolicy_

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「ドーターズジュエリー」が示す、これからのジュエリーブランド像

近年、高品質ながら手の届く価格帯で支持を集めるジュエリーブランドが増えている。その中でも新潟発の「ドーターズジュエリー(DAUGHTERSJEWELRY)」は、ECを主販路とし、14Kの商品を2万〜5万円台で展開している。購入者のリピート率は約50%を誇る。派手なスケールアップに頼らず、着実に成長を続けるブランドの裏側を、代表の比企渚に聞いた。

PROFILE: 比企渚/「ドーターズジュエリー」デザイナー

PROFILE: 19歳で渡米し、NYでファッションを学ぶ。帰国後は都内で編集業に携わる。幼少期から祖父母や母が日常的に身につけていたジュエリーの記憶を原点に、生まれ育った新潟を拠点に「ドーターズジュエリー」を設立。

「変えない」を選び続けた10年

──まず、「ドーターズジュエリー」というブランド名に込めた思いを教えてください。

比企渚(以下、比企):誰もが誰かの娘であるように。年齢や肩書きにかかわらず、どんな人にも寄り添うジュエリーを届けたいという思いから、“DAUGHTERS”という名前を選びました。特別な誰かではなく、“普通の自分“のままで身につけられる美しさを大切にしたくて。日常に溶け込む静かなジュエリーを通して、自分自身のために選ぶ時間や、日々の所作を少しだけ丁寧にするような感覚を提案できたらと思いました。

──創業から10年が経ちました。その間、ブランドの哲学や価値観に変化はありましたか?

比企:大きくは変わっていません。むしろ、「変えない」という選択を重ねてきた10年だったとも言えます。トレンドアイテムとは違い、長く使えて、飽きが来ず、使うほどに愛着が湧く。そんなプロダクトでありたいという想いは当初から根底にあります。

──「変えない」を選び続けるのは、簡単なことではないですよね。

比企:そうですね。この10年で最も大きな学びは、「選ばれること」よりも「残ること」の方がずっと難しい、ということでした。残り続けるためには、“何をやらないか“を選び続ける勇気が必要なんです。

たとえば、目立つブランディングや、豪華なパッケージ、分かりやすい流行に乗ることは、短期的には注目を集めやすい。でも「ドーターズジュエリー」にとってはブランドの核を揺るがすリスクにもなります。お客さまが手に取ったときに「これは自分のためのものだ」と感じてもらえるような静かな信頼感を大切にしたくて。モノ作りも同じで、「削ぎ落とすこと」「必要以上に飾らないこと」は難しいけど、反応を見ながら手ごたえを感じることで、これが本質だと、この10年で確信を深めた感じです。

新潟発、EC中心という必然

──その哲学が、具体的なビジネスモデルにどう反映されているのでしょうか。現在の販売チャネルを教えてください。

比企:オンライン中心のブランドなので、売上はほぼ全て自社EC経由になります。ベースはECでの顧客接点を大切にしつつ、セレクトショップとの協業やポップアップを通して、異なる文脈からブランドを体験していただく機会を設けています。

──ECメインを選んだのは、地方拠点という背景もあったのでしょうか。

比企:はい。ECを軸にした理由は、「誰にでも、どこにいても届く」ことを最優先に考えたからです。私自身、新潟という地方を拠点に運営をスタートしたという背景もあり、必然的にECが中心となりました。ひとりで運営するという体制上、限られたリソースでいかに効率よく、かつ丁寧に届けられるかという点は常に意識してきました。

ただ、購入を促すというよりも、ブランドの世界観を丁寧に見せ、その上で「自分の選択として、必要なときに迎えてもらえるように」という距離感を大切にしています。オンライン上に静かに佇む店先のように、日常の中にふと寄り添う存在でありたいという思いがあります。

──EC中心でありながら、ポップアップも継続されていますね。その位置づけは?

比企:ポップアップは「感覚を補う場」と考えています。素材の質感や石の細やかなニュアンス、チェーンの軽やかさなど、画面では伝えきれない要素を体験していただける貴重な機会です。目の前で商品に触れていただくことで得られるお客様の言葉や反応は、デザインや使い心地の改善、コミュニケーションのヒントになり勉強になります。

デメリットとしては、場所・時期・導線により成果が大きく変動するため、企画や空間設計には高い精度が求められます。また、ECや通常業務と並行しながら、全ての準備・設営・在庫管理を一貫して行う必要があるため、時間的・体力的にも負担が大きいです。それでもポップアップは、お客さまがブランドの空気や温度を直接感じ取れる特別な時間だと考えています。

地道な積み重ねが生んだ成長

──この10年で、売上や事業規模はどう推移しましたか?大きな転機はありましたか?

比企:正直なところ、これが転機というようなものはなくて。特別大きなきっかけはなくても、少しずつ少しずつ、毎月毎年積み重ねてきたような実感と実績があります。地道に続けてこれたこと自体が何よりありがたく、振り返ってみるとビジネスとしてはいちばん難しかったことでもあるなと思いました。

もちろん、ポップアップの展開や卸での広がりなど、その都度新しい取り組みはありました。特に2024年は、「新宿ニュウマン」や「阪急うめだ本店」での展開に加え、オンラインストア「カバーコード(COVERCHORD)」では東京・福岡の2都市で同時開催イベントを実施しました。このようにブランドに触れていただく場を増やしています。ブランドの姿や本質を何よりも大事にしてきたので、急な展開こそ無いけれどじっくりと成長するブランドになっているのかなと振り返ります。

──コロナ禍の影響はどうでしたか?

比企:ポップアップの開催が難しくなりましたが、大きな売上減などの直接的な影響はあまり感じませんでした。むしろその期間は、ECの“使いやすさ“や”情報整理“を見直す良い機会になったと思っています。

──現在のチーム体制についても教えてください。

比企:ブランドの運営は基本的に1人で行っています。商品企画・デザイン・製造管理・カスタマー対応・撮影までを担い、その分、自分自身の感覚に忠実に、ブランドの一貫性を保てている部分も大きいです。ポップアップの運営や一部の施策などは外部チームの力も借りながら展開しています。信頼できる外部パートナーと連携しながら進めるチーム構成が今のブランドには合っていると感じています。

14Kを「日常使い」できる価格に
──商品構成と価格帯について教えてください。

比企:現在の主なラインアップは、シルバー925 と14Kの2軸構成です。ピアス、ネックレス、リング、イヤリングがあります。価格帯は、シルバーで8000〜2万円前後、14Kは2万〜5万円台が中心です。平均客単価としては、シルバー製品のみで構成される方で1万5000円前後、14Kを含めると2万5000円前後になります。

──14Kで2万〜5万円台というのは抑えめの価格設定ですね。2023年に14Kラインを始めた理由は?

比企:当初はとにかく本物の素材を日常的に使いたいという自分の実感から始まりました。一方で、14Kという素材は一般的に価格のハードルが高く、上質だけど自由に選べる価格というバランスを実現したくて、薄利でのスタートを選びました。最初の頃は、利益というよりも、過去にシルバーを購入してくださっていた既存のお客さまに対して、シェアしたい!という思いの方が大きく、価格を限界まで下げていた部分があります。

──現在も同じ価格戦略を続けているのでしょうか。金相場の高騰もある中で。

比企:現在は金相場の高騰もあり、製造原価が毎月上がっています。持続可能な体制を維持するため、価格は少しずつ見直していますが、それでも他社と比べればかなり抑えた水準だと思います。薄利でも続けられるよう、製造や物流の効率化、販促費の抑制、在庫の最適化などを徹底しています。

──製造体制についても教えてください。

比企:工場とは長期的な関係性のあるところがほとんどで、素材管理や工程の細かい指定も含めて一緒に設計している感覚です。少量生産・都度発注を基本とし、余剰在庫や廃棄ロスを最小限に抑えながら運営しています。

シルバーから14Kへ、育つ顧客との関係

──その価格戦略の成果として、14Kラインの反響はいかがですか?

比企:リリース直後から、反響は想像以上に大きく即完売が続くことも多いです。14Kの商品は発売後3年が経過し、価格帯としてはシルバーよりも高単価にも関わらず、今ではシルバーに次ぐブランドの核となるラインになりました。リピート購入のお客様も多く、販売当初の想いが実っている実感もあります。

──「シルバーから14Kへステップアップ」という顧客パターンは実際にあるのでしょうか。

比企:あります。最初にシルバーでブランドを知り、つけ心地やデザインの繊細さに共感してくださった方が、誕生日や節目のタイミングで14Kを選んでくださるという流れは定着しつつあります。シンプルなネックレス、ピアスなどから少しずつ14Kに移行される方も多く、「少しずつそろえていきたい」といった声もいただきます。

──顧客層について、もう少し詳しく教えてください。

比企:当初から20代後半から40代前半の女性が中心ですが、最近では50代以降のお客さまも少しずつ増えており、年齢層の幅は広がってきています。自分のために、長く使える良いものを選びたいという価値観でジュエリーを選ぶ方が多く、ライフスタイルや職業も多様です。働く女性、子育て中の方、海外在住の方など、本当に様々な背景をもった方々に選んでいただいています。

また、お客さまの約半数がリピート購入をされており、購入頻度としては年に平均2回ほど。中には年に3〜4回購入される方もいます。特に14Kラインの販売開始以降は、少しずつそろえていく楽しみ方も増加し、自分のスタイルに合わせてネックレス・ピアス・リングへと広げていくお客さまが増えています。また自身の着用だけでなく、家族や友人と共有して使う目的や、プレゼントとして贈るという声も多く、LTV(顧客生涯価値)は年々伸びておりブランドとお客さまとの関係が育っていることを実感しています。

──新潟の伝統織物を使った“Sofuシリーズ“も始められましたね。ジュエリーの枠を超えた展開に踏み出した理由は?

比企:ジュエリーをつくり続ける中で見えてきたものは、飾るためではなく、心を支えるためのものづくりでした。積み重ねてきた価値観や感覚を見つめ直し、日々の中でそっと手に取れるものから始めました。

──新潟の伝統工芸を選んだ理由は?

比企:新潟という土地でブランドを育ててきたこともあって、同じく新潟で根付いているものづくりを取り入れたいという思いがありました。単に「日本製」という品質表示ではなく、日本の美意識や感性を日常に落とし込むこと。

昔の人が生み出したものを、今でも美しいと感じられることは本当にすごいことです。移り変わりの速い時代だからこそ、その普遍的な美しさにリスペクトを持って展開を広げていきたいです。

「比較されない選択肢」になるためにだけ知恵を絞る

──市場の中での「ドーターズジュエリー」の立ち位置をどう捉えていますか?

比企:日常を味わうためのジュエリーとして、トレンドや派手さとは異なる軸で選ばれているブランドだと信じてます。自分自身のためにまとう、選ぶ、そうした視点を持った方に選ばれている。価格帯、素材、トーン、すべてにおいて静かで誠実なブランドでありたいと思っています。

──近年、韓国など海外ブランドも台頭しています。競合環境をどう見ていますか?

比企:海外ブランドは、スタイリング提案のうまさや、SNSでの勢い、価格とのバランス感覚など、学ぶ部分も多くあります。しかし、「ドーターズジュエリー」は静かな存在感を保ち続けることに価値を置いています。誰かがきっと見ていてくれていると信じていますし、競合というよりは、比較されない選択肢として確立できることが目標であり続けています。

──「比較されない選択肢」という言葉が印象的ですね。その実現のために、どんなコミュニケーションを心がけていますか?

比企:Instagramを軸に、ブランドサイトを通じた継続的な発信を行っています。SNSは商品情報だけでなく、ブランドの世界観や背景を伝えることで、信頼関係の積み重ねになっていると感じます。一方で、SNSを過剰に更新しすぎないことも意識しています。情報のノイズにはなりたくなくて、必要なときに必要な情報がきちんと届くような感覚を大切にしたい部分です。

──ブランドブックや本年はじめたInner Journalの制作も、そうしたコミュニケーションの一環ですか?

比企:はい。単なる販促ツールではなくブランドの思想を言語化する重要な場所になっていると思います。言葉にして整理することでブランドの価値観や考え方が、より適切にお客さまに届くようになったと感じています。製品だけでなく文章でも伝えることで、共感して選んでくださる方が増えたのは大きな変化でした。自分の中でも改めてブランドについて熟考する機会になったことも影響が大きかったと思います。

──今後の具体的な計画について教えてください。

比企:2026年以降も、ブランドの本質を大切にしながら、丁寧に展開を広げていきたいと考えています。“Sofuシリーズ“の次のアイテムや、日本の伝統工芸や技術を活かしたメイド・イン・ジャパン・プロダクトとして、世界に伝えられる価値を追求していきたいです。

──最後に、「ドーターズジュエリー」をこれからどんなブランドに成長させたいですか?

比企:急な展開はないが、じっくりと成長するブランド。その姿勢は変えません。ブランドの姿や本質を何よりも大事にしてきたので、今後もその姿勢は変えずに、向き合ってみたいです。

「選ばれること」より「残ること」。先ほどお話した10年の学びを、これからも大切にしていきたい。その静かな強さを持ち続けることが、「ドーターズジュエリー」らしさだと思っています。

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伊藤忠・繊維、「ミャクミャク効果」で上方修正 25年度は純利益400億円に

伊藤忠商事の繊維カンパニーが、「ミャクミャク」効果の恩恵を受けている。11月5日に発表した2025年4〜9月期決算で、純利益の見通しを380億円から400億円に上方修正した。伊藤忠は10月13日に閉幕した「大阪・関西万博」のマスタライセンシーオフィスを電通などとともに務めており、「閉幕後も一部のアイテムの販売期間を延長するなど、計画よりも大幅に上振れし、上期決算にも大きく貢献した」(武内秀人・執行役員繊維カンパニープレジデント)という。本日都内で行った会見で明らかにした。

「ミャクミャク」での成功を受け、IP(キャラクター)ビジネスを再強化する。伊藤忠は2000年代初頭には「ノンタン」などキャラグッズのライセンスビジネスをかなりの規模で展開していた。「今回は電通とのタッグで新しい形ができ、その部分では手応えを感じている」とし、27年に横浜で開催予定の「国際園芸博覧会」でも、公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」を軸としたライセンスグッズの販売に力を入れる。また、日本発のIPキャラ×ライセンスビジネスの海外展開も視野に入れる。

25年4〜9月期の純利益は115億円増の242億円。26年3月期から完全子会社化し、取り込み利益が大幅に増加したデサントに加え、スポーツアパレル向けのOEM・ODMが好調だった中国子会社の伊藤忠繊維貿易(ITS)が2億円増の21億円、欧米向けにOEM・ODMを手掛ける香港子会社の伊藤忠テキスタイルプロミネント・アジア(IPA)が7億円増の6億円と好調だった。また、昨年度に34億円の赤字に転落した「アンダーアーマー」を展開するドームが黒字化した。一方、メンズアパレル卸のジョイックス、婦人服小売りのレリアン、インポート卸のコロネットが苦戦し、赤字だった。

2026年度にはスポーツやブランドビジネスなどに加え、新たなビジネスの柱を創出する考え。26年の夏ごろまでには方向性を決定し、大型のM&Aなどの可能性も示唆する。「今年度で基礎収益400億円が見えており、投資金額についても以前よりも大きな規模で実行できるようになっている」という。

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竹内涼真 × 町田啓太が挑むNetflix映画「10DANCE」 2人の絆と“過去一キツかった”猛特訓が生んだ美意識

PROFILE: 左:竹内涼真/俳優 右:町田啓太/俳優

PROFILE: 左:(たけうち・りょうま)1993年4月26日生まれ、東京都出身。2013年、女性ファッション誌の男性専属モデルオーディションでグランプリ受賞。14年「仮面ライダードライブ」主演に抜擢される。以降、連続テレビ小説「ひよっこ」(17) 、「過保護のカホコ」(17)、「陸王」(17)、「ブラックペアン」(18、24)、「テセウスの船」(20)、「君と世界が終わる日に」(21~24)、「六本木クラス」(22)、「龍が如く~Beyond the Game〜」(24/Amazon Prime Video)など多数の作品に出演。10月期TBS火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(25)で夏帆とW主演で出演。26年は1月期EX火曜ドラマ「再会~Silent Truth~」に出演、4月~ミュージカル「奇跡を呼ぶ男」が上演される。 右:(まちだ けいた)1990年7月4日生まれ、群馬県出身。近年の主な出演作に、大河ドラマ「青天を衝け」(21)、連続ドラマW「フィクサー」(23)、Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」(23)、大河ドラマ「光る君へ」(24)、「失踪人捜索班 消えた真実」(25)、映画「チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(22)、「ミステリと言う勿れ」(23)などがある。配信中のNetflixシリーズ「グラスハート」(25)に出演。NHK総合ほかで放送の「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」(25)に出演中。

2人の男性トップダンサーの迸る情熱と苦悩、そして燃え上がる愛を描いた井上佐藤による大ヒット漫画を映画化した「10DANCE」が、12月18日からNetflixで配信された。監督を務めるのは「るろうに剣心」シリーズ、そして映画「宝島」も記憶に新しい大友啓史監督。W主演を果たしたのは、本作が約8年ぶりの共演となる竹内涼真と町田啓太。

“10DANCE”とは、ラテン5種とスタンダード5種の両方を極め、全10種目を1日で踊り切る過酷な競技ダンスのこと。ラテン部門の日本チャンピオン・鈴木信也(竹内涼真)とスタンダード部門の日本チャンピオン・杉木信也(町田啓太)が、10DANCEの世界でチャンピオンを目指そうというのが本作のストーリーだ。竹内涼真と町田啓太は社交ダンス未経験からどのような特訓を経て撮影に至ったのか。「過去一キツかった」と語る撮影の裏側で得た、刺激と喜びについて2人に話を聞いた。

8年ぶりの共演で感じたお互いの魅力

——8年ぶりの共演となるお二人ですが、久々に共演していかがでしたか?

竹内涼真(以下、竹内):僕は町田くんが杉木役を演じてくれると聞いたときはやっぱりうれしかったし、いろいろハードルが高い作品だけど、「これはいけるかもしれない」って感じて。それで8年ぶりに作品で顔合わせして本読みをしたときに、「僕らの均衡したエネルギーの駆け引きやバトルが、ぶつかればぶつかるほど面白いよね」っていうことをお互いの共通認識として持てたんです。そこで合致したからこそ頑張ろうと思えました。

町田啓太(以下、町田):竹内くんは昔から作品づくりが大好きで、本当に紳士的なんですが、時を経てそれに拍車がかかっていましたよね。僕もそういう風にみんなで作品づくりをするのが好きなタイプなので、その姿がすごく良いなって思ったし、だからこそ絶対面白いことが起こるだろうなって感覚があったんです。これだけリスキーな題材で、内容もヒリヒリしている。どうなるか分からないけど、何かが合致してエネルギーが生まれたら相当面白い作品になるだろうなって期待しかありませんでした。久々に会ってそういうものを感じたので楽しくなっちゃいましたよね。

竹内:だからこそきつかったけど、充実していました。ヒリヒリはしていたけど(笑)。

——お二人のダンスがとても美しい作品ですが、互いにダンスをする中で受けた刺激はどのようなものでしたか?

竹内:「相手を信じ切ることが、奇跡的なものを生むんだということ」を強く感じました。難しい挑戦だったので「信じてみようかな」程度の想いだときっとやり遂げることができなかったと思います。町田くんをはじめ、ダンスパートナーの土居(志央梨)さん、そして監督やダンスの先生方みんなを信じていました。もちろん不安は直前までありましたが、撮影が始まればそれも全部捨てて相手を全力で信頼する。その作業は本当に実を結ぶんだなと実感しました。(ダンス練習の)時間は限られていたんですが、その時間を超越する何かを現場で感じることができましたし、今後の人生においても重要な経験になったと思います。

町田くんの作品に対する熱量や人柄に触れて、「町田くんとならこのすごい高い崖からもジャンプできる」と思えたんです。本当にそれくらい大変な挑戦でしたし、乗り越えられなかったらそれが世界に配信されてしまう、という葛藤もクランクイン前にはありました。でも監督と町田くんが最初に腹を括って、みんなもそれに続いていったんです。

町田:とてつもないリスクがある作品だったので、世代に関わらずいろんな俳優がみんな敬遠した役だったと聞いています。そんな中でも本作に関わった皆さんからは、リスクを負ってでも先陣を切って、絶対面白い作品をつくってやろうという気合いと気概をひしひしと感じたんです。そのエネルギーはやはり格好良いと思いましたし、僕はそれに引っ張られていたと思います。他にもいろんな刺激を受けた現場ですが、最初に感じたのはそれですね。

過去一大変だったダンスの練習

——世界トップクラスのダンサーを演じるために相当なトレーニングを積んだと思いますが、具体的にはどのようなことをされたのでしょうか?

竹内:まずはラテンの基礎から始めるんですが、その世界で美しいと言われる姿勢を身体に染み込ませるだけでも時間がかかるんです。だからその基礎練を撮影が始まる前も撮影中も延々と続けていました。それに加えて振り付けも入ってくる。僕らはそれぞれのペアと4人でクランクイン前にプロの世界大会を見てしまって、「こんな世界に足を踏み入れてしまったのか」と心が折れかけたし、一度本当に逃げようかと思うこともありました。でもその後、4人みんなで食事をしたときに「やるしかないね」って鼓舞し合ったんです。それが良かったんだと思います。

僕が最初にラテンダンスに触れたのを含めると1年間くらいですね。ただみんなが揃ってできたのは撮影2カ月前から。僕もギリギリまで違う作品をやっていたので、本当に根気詰めてできたのは3カ月くらいです。

——竹内さんに関してはラテンのパッションも身につける必要があったのでは?

竹内:それはもとから僕に備わっていたものなんだと思います。作品のオファーを頂いたときに、どちらの役かまだ決まっていないタイミングで「多分僕は鈴木信也だと思う」とプロデューサーさんにお伝えしたんです。それは感覚的ではありましたが、間違いじゃなかったと実際に演じた上でも思いました。自分の中に眠っていたものを鈴木信也と紐づけていったという感覚に近いかもしれません。

——町田さんはどのようにダンスのトレーニングをされたのですか?

町田:僕は出演が決まったのが遅かったので、練習期間はクランクインまで約3カ月しかなかったんです。だから最初は無理だと思っていたんですが、Netflixさんが「大丈夫です!いけます!」とのせてくれたりして(笑)。あと「CGのような技術を使って修正もできるかもしれないので」と言ってくれたので少し安心したんですが、結局僕らが映っているところは一切CGなしですから。全部自分たちでやりきりました。

竹内くんが少し先行して練習していたので、僕はとにかく追いつこうと必死でした。というのも僕が追いつかないとペア練習が始められない。だからひたすら体調を整えて、少しでも多く練習できるようにしていました。ありがたいことにバックアップとしてメディカルチームをしっかり入れてくれたので、怪我の心配もすごく少なかったし、体調面も毎回万全で練習に取り組むことができました。そのおかげでなんとか駆け抜けることができましたが、にしても本当に無茶なことをやっていたなと思いますよね。だって3カ月で世界トップの人になりきらなくちゃいけない。意味が分からないですよね(笑)。

——3カ月というのに驚きました。しかも町田さんは少し前までNetflixの「グラスハート」でカリスマギタリスト高岡尚を演じるためにギターを練習していましたよね。

町田:ギターの練習を終えてからすぐダンスの練習に入りました。ギターしている間は流石にダンスには入れなくって。しかもギタリストのときは姿勢が前屈みだったのにダンスではピンと背筋を張らないといけなくって、本当にその変化が難しかった。ほぼ矯正でしたね。大変だったけど、それでもやり切れたという感覚はあります。

——役作りにトレーニングと大変なこと尽くしだったと思いますが、どのようにモチベーションを維持したんでしょうか?

竹内:それはチームのみなさんのおかげですよね。この作品に携わったみなさんを信じ切ること、僕はそれに尽きるかなと。相手を信じることで、それがモチベーションへとつながっていく。「奇跡よ、起きろ」と願いながらやるしかなかったです。もちろんレッスンに行きたくないときもめっちゃありましたけど、「町田くん来るしな……」って(笑)。僕が行かなかったらペアでレッスンできず一人ぼっちになっちゃう。そうやって気持ちをつないでました。

町田:とにかくやるしかなかった。「この時代に?」と言われるかもしれませんが根性です。そして何かを掴めるまで耐えられる忍耐力。とくに根性はめっちゃ大事だと思いました。Netflixの「フィジカル100」で韓国の選手の方が「フィジカルは根性だ」といったようなことを仰ってて本当そうだなと思いました。

竹内:頭で動きや姿勢を理解するのは後でした。とにかく身体を動かしまくって先に身体に覚えさせる。でも脳が邪魔をするんです。その邪魔にいかに負けないかの戦いでしたね。それをペアの相手や先生たちと鼓舞し合って。「めっちゃ良いよ!」とか言ったり(笑)。でも良いよって言われても、それを信じられないときもありました。

町田:精神的にも今までで一番大変だったと思います。取材で聞かれると思って考えたんですよ。結果ダントツ一位(笑)。今までとはちょっと比べものにならないくらい大変でした。やってみてほしいもん。

竹内:ただその反面楽しさもありましたけどね。ただ過去ナンバーワンで大変だった。

楽しかったダンスシーンの撮影

——ダンス大会のシーンでは広い会場で多くのダンサーに囲まれて踊っていましたね。その経験はいかがでしたか?

町田:最初はビビりましたよね。周りのダンサーも本物のプロの人たちばかりなんですよ。特にイギリスでの撮影のときは一緒に踊っている人たちが世界何位とかのトップランカーで。「こっちは数カ月しかやってないのに一緒に並んで大丈夫なの?」ってなりますよね。ただ僕らは僕らで練習を信じて自分たちを騙していました。

竹内:そうだね。自分たちを世界で最強のダンサーだと騙してました。

町田:でも意外とそれで諦めがついてくると、他の人はどうでもいいと思えて良くなってきたりするんです。なんなら最後の方はこの空間のお客さんを全員スタンディングオベーションさせたいという気持ちになっていました。でもやはり慣れるまでは時間がかかりましたね。

日本での撮影のときは本当に社交ダンス界の目が肥えた方々が観客としていらっしゃったんです。映画冒頭で2人がそれぞれのパートナーとオナーダンスを踊るシーンが最初のステージだったんですが、あのときに初めて人前で踊ったんです。そこで驚いたのが、ダンスを見ている人特有の「ここで盛り上がるんだ」というポイントがあって。それにかなり助けられましたね。

竹内:踊っているときにいきなり反応が来て、鳥肌が立つんですよね。そしてそれに助けられるし、楽しくなっちゃう。これこそがショーなんだと初めて知ったんです。社交界の方々にご協力いただいて、そういうリアルな雰囲気もつくっていただきました。

——お互いのダンスを見た感想はいかがでしたか?

(2人同時に)
竹内:めっちゃ格好良かったですよ。 
町田:素晴らしかったですね。

町田:本当にびっくりですよ。これを観て竹内くんにダンスの経験がないなんて誰も思わないじゃないですか。身体からエネルギーのような何かが出てたんです。僕もダンスをやる中でプロのダンスショーを見てたんですけど、そういう人たちってなんだか大きく見える。でも竹内くんはそれよりも出ていて。特に名古屋で撮影した最初のオナーダンスは本当に驚きました。素晴らしくて感動したんですよね。それで「これはもう大丈夫だな」と確信しました。それはカメラを介しても絶対伝わるものだったし、逆にそのエネルギーに負けないように僕も上がっていかないとと思いました。

杉木は自分が引退を考えていたときに鈴木のダンスを目の当たりにして、そこから息を吹き返すんです。ありがたかったのは杉木としてそのダンスを見て、町田としても近しい気持ちになれたこと。どうしても僕らは世界的な技術はないんですが、竹内くんはそう見える何かを持っていたんだなと思いました。本当にリスペクトです。

竹内:僕も同じことを思っていて。冒頭のオナーダンスで言えば町田くんは僕の前日に撮影したんですよ。厳しい練習を経て、いろんなものを背負ってそこに立つわけですが、こちらも生半可な言葉はかけられず、どう声をかけていいのかも悩みました。それくらい身体から役を構築しているのが伝わってきたから。もちろん話しかけられないわけじゃないけれど、一層踏み込めない空気が漂っていると言いますか。その日に見た町田くんのオーナーダンスのワルツは本当に美しくて格好良くて……見たい気持ちと同時に目を背けたくなるような感覚もありました。楽しそうに踊って会場も盛り上がっていて、すごく羨ましかったんです。「良かった」という気持ちがありながらも、より不安になってしまって(笑)。

町田:あの時は踊ってて楽しくなってきちゃったんだよね。一応ステージには慣れている人間だと思うので、踊るうちにダンサーとして調子が出てきた感じがあって。(ダンスパートナーの)石井杏奈ちゃんも同じように言ってたんですが、やっぱりスポットライトと歓声って気持ち良いんですよ。だから2人で楽しくなっちゃって、どんどん調子に乗っちゃいました。

竹内:6回、7回と踊ってるのに2人で「まだいけるね」って言ってたんですよ。本当にどんどん調子が上がっていってすごいなと思いました。

町田:オナーダンスの途中でお客さんや竹内くんたちを撮るときは代役の方々が踊るという流れだったんですが、僕らは踊りたいと言って踊りました。それくらい楽しくなったんですよね。

竹内:それが格好良くて、美しくて、羨ましかったんです。次の日のオナーダンスがすごかったとさっき町田くんが言ってくれたけど、実は前日までにどうしても何ヶ所かできない部分もあったんです。だから内心焦ってたし、町田くんのダンスを見た後必死に練習するんだけど、それでも不安は消えなくて、一度も気持ちよく踊れなかったんです。だからこそあんなふうに伸び伸び踊っている姿を見て「いいな」と思いました。でもそれもきっと役としては正解だったんですよね。鈴木からみた杉木は世界で戦っていて、日本でもトップに立つ手の届かない存在。その華やかさを前に、自分の立ち位置への恐怖や嫉妬が生まれてくる。そういう役の感情と自分自身の感情がリンクしていて、それが集約されたものが次の日のダンスに反映されたのかもしれませんね。

演じる上で心掛けたこと

——ぶつかり合いながらも惹かれ合う鈴木と杉木の関係性を、お互い演じる上でどのように築き上げていったのでしょうか?

町田:ダンスや体調面に関する話は、それこそ本当にダンサーみたいな感じで情報交換をしていたんですが、お芝居に関しては全然話をしていないんですよ。そこはそれぞれが突き詰めて、クランクインの時に新鮮な状態で披露しあえた感じはあります。しゃべらないことで良いサプライズになったと言いますか。

竹内:確かに。だからカットがかかったら「そのお芝居面白いね」みたいな(笑)。芝居に関しては大友さんがそれぞれに対して説明をしてくれて。それがきっと良い導き方だったんだと思います。

町田:2人を集めてシーンの前に擦り合わせることもほぼなくて。本当に雑談のような感じでシーンの合間やセッティングチェンジ、なんなら練習している時にも何気なくしゃべりに来てくれるんです。カメラや携帯で撮りながら話をして、納得して演技ができるようにしてくれた。知らない間にバランスを取りながら我々の手綱を引いてくれていた気がします。

——大友監督からは具体的にどのような演技のディレクションがあったのでしょうか?

町田:例えば2人がクリスマスの日にブリティッシュバーのようなところで話すシーンがあるんです。大友さんからは「いくつか候補があって迷ってたけど、こういう風に撮ろうと決めたんだ」と言われてたんですが、その前のシーンを撮り終えた後に「2人の演技見ていたら変わっちゃった。2人ならこうなると思うんだけどどうかな?」と言われたんですよね。

竹内:あの姿は本当にうれしかったです。ギリギリまで正しい選択をしようという大友さんの姿勢に僕らも心を打たれたと言いますか。撮影に入るまでのイメージはもちろん大事なんですが、大友さんは目の前で起きたこと、自分の目で見たことを信じるんです。だからたったの数時間で柔軟に思考を変えられる。長いキャリアがある方で、あれほど柔軟に考え方を変えられるのは本当にすごいなと。

町田:本当にね。かつ思いっきり俳優を泳がせてくれるんですよ。自分が想像していたものとちょっと違う感じになったとしても、それはそれで面白いやと言ってくれたり。本当に作品づくりを愛している人なんだというのがひしひしと伝わってくるんです。大好きでしたね。

——「俳優を自由に泳がしてくれる」ということはアドリブなども結構あったのでしょうか?

竹内:台本とアドリブの境界線ももはや曖昧で。直前まで練習して、始まる前からお互いモードに入っているんですが、どこから撮られているか分からなかったんです。気づいたらカメラが超近距離にあったりして「そこから撮られてたの?」って。それくらいカメラマンさんが僕らと同じ呼吸をしながら撮ってくれたんです。

町田:(カメラマンの佐々木)達之介さん面白かったなぁ。撮影前のテストを見ないから、本番で初めてカメラを通して僕らを見るんですよ。なぜかというとその瞬間に見たいものを撮りたいからなんですよね。だから旧友である大友さんとも相性が抜群で、素晴らしいコンビネーションを見せてくれました。

——今回は演技だけでなくダンスで感情を表現する必要があったと思います。ダンスという身体表現を通じて、どのようにお二人の関係や表現、感情を表現したのでしょうか?

竹内:もちろんダンスには型があるので、そこを僕らは必死に練習しますよね。先生たちは「型の練習も大事だけど、最後はやっぱり踊ったときに生まれるものだから」と言うんですが、型もできていない僕らは不安なんです。直前まで練習しても完璧にできたことはないし、本気で踊るテイクを重ねるのも一つの練習のようだった。でもダンスは接触的な表現でもあるので、そうやってやればやるほどどこか互いに繋がって、目に見えないエネルギーの交換をする感覚があるんですよね。言葉ではない愛情表現を身体の深いところで感じたと言いますか。だから撮影中に2人で踊っているシーンで、僕と町田くんの間で起きていることはすごく面白いと感じていたし、「頼むからこれがカメラに映っててほしい」と願っていました。

町田:だんだんと表現が生まれていったんじゃないですかね。コミュニケーションもそうだけど、お互いダンスのスキルがない状態から始めているので、最初は手探りだったけどだんだんと何かが掴めてくる。それを2人でシェアできるし、その繰り返してどんどん感情的な身体表現が積み重なっていったという感覚はあります。エネルギーの交換もあるけれど、最終的には相乗効果で迷いなくできたと思うので。

——最後に、ロマンスとダンスの2軸が濃厚に絡み合う物語ですが、お二人はこの物語のどういう部分にとりわけ魅力を感じているか教えてもらえますか?

竹内:他者と本気でぶつかり合って何かを成し遂げる。それって人間にしかできないことだと思うんです。ただ人は助け合いながら生きていますが、最後は1人で立たなくてはいけない。それでも何かを乗り越えたり、欲しいものに手を伸ばさなくてはいけないときは、誰かに甘えてすがりたくもなりますよね。今回鈴木という役を通じてそんな人の脆さを表現できたと思うし、彼が自分を一番理解して欲しいときに奇跡的に現れたのが杉木という存在だった。そんな愛おしい瞬間を今回はダンスを通じて表現したけれど、それは日常にもあると思うんです。それをとても美しく、そして生っぽく描いているのが本作の一番好きなところですね。

町田:最初に大友さんに言われたことでもあるんですが、本作はあらゆる美意識が詰まりに詰まったものだと思っていて。それは人間としての美意識であり、ダンサーとしての美意識でもある。そしてそれがリード&フォローとしての美意識としてつながっていく。美意識に対する熱量が本気だし、それで生まれたものは美しいんですよ。ひいては「人間って美しいな」と思えますし、そこに僕は魅力を感じます。そんな美意識が全編に宿っているので、ぜひ感じてもらえたらうれしいですね。

PHOTOS:NA JINKYUNG(TRON)
STYLING:[RYOMA TAKEUCHI]TAKASHI TOKUNAGA、[KEITA MACHIDA]EIJI ISHIKAWA
HAIR&MAKEUP:[RYOMA TAKEUCHI]TOMOKATSU SATO(Rond)、[KEITA MACHIDA]KOHEY

[RYOMA TAKEUCHI]ジャケット 31万9000円、ニット 参考商品、パンツ 13万2000円、シューズ 19万8000円/全てフェラガモ (フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)、[KEITA MACHIDA]ジャケット20万6800円、シャツ12万9800円、パンツ21万7800円、シューズ11万3300円/全てエンポリオアルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)

Netflix映画「10DANCE」

◾️Netflix映画「10DANCE」
Netflixにて世界独占配信開始
出演:竹内涼真 町田啓太
土居志央梨 石井杏奈 / 浜田信也 前田旺志郎
Nadiya Bychkova Susie Trayling Pasquale La Rocca
原作:井上佐藤「10DANCE」(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:大友啓史
脚本:吉田智子・大友啓史
音楽:横山克
撮影:佐々木達之介
美術:佐久嶋依里 加藤たく郎
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
編集:菊池智美
サウンドデザイン:石井和之
録音:川俣武史
VFXスーパーバイザー:白石哲也
社交ダンス監修:下田藍
エグゼクティブプロデューサー:佐藤善宏
プロデューサー:宮内貴子 石塚紘太
ラインプロデューサー:小泉朋
制作プロダクション:エピスコープ
企画・製作:Netflix
https://www.netflix.com/jp/title/81759550

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「マリメッコ」が10年ぶりに巡回展  2026年夏に京都を皮切りに全国で開催

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は2026年夏、巡回展「マリメッコ展」を開催する。7月に京都文化博物館で幕を開け、東京都庭園美術館のほか、各地を巡回予定だ。

「マリメッコ」は、1951年の創業以来、3500種類以上の独自のプリントデザインを生み出してきた。デザイナーのアイデアや思想を重視した製品づくりを行い、毎日の暮らしに彩り、喜び、前向きな心をもたらすことをミッションとし、展開してきた。本展では、「マリメッコ」の創業者であるアルミ・ラティア(Armi Ratia)の言葉を手掛かりに、さまざまな年代のドレスやアートワーク、ファブリックを通じて、「マリメッコ」創造の美学、継承されるプリントメーキングの技に多角的な視点で光を当てる。展覧会では、本展で製作された映像のほか、「マリメッコ」とヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアム協力のもと、貴重な所蔵作品、資料を展示する。さらに、日本のアーティストとのコラボレーションも予定している。

◾️「マリメッコ展」
開催期間:2026年7月開幕
会場:京都文化博物館(京都)、東京都庭園美術館(東京)、ひろしま美術館(広島)、北九州、富山、名古屋、長崎、ほか巡回予定

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「プラダ」、インドで批判を受けたサンダルを現地生産へ 伝統工芸品とデザインが似ているとして

「プラダ(PRADA)」は、2026年春夏メンズ・コレクションで披露したTストラップのサンダルが、インドの伝統的なフットウエアであるコルハプリ・チャッパルに類似していると反発を招いた件について、インドの政府系組織2機関と提携し、プロジェクトを立ち上げサンダルを現地生産することを発表した。

「プラダ」はサンダルに対する批判を受け、マハーラーシュトラ州の職人たちとの会合のために代表団を派遣。州都ムンバイにあるイタリア総領事館で、インドの政府系組織LIDCOMおよびLIDKARと連名で覚書に署名した。この覚書は「プラダ・メード・イン・インディア× インスパイアード・バイ・コルハプリ・チャッパル(Prada Made in India x Inspired by Kolhapuri Chappals)」プロジェクトの枠組み・実施・指針を定めるものであり、コルハプリ・チャッパルが手仕事で作られてきたマハーラーシュトラ州およびカルナータカ州の職人と協業し、インド国内でサンダルを生産することを取り決めたものだという。

伝統的なコルハプリ・チャッパルは、インドの8地区で作られており、19年には地理的表示(GI)マークが付与され、その真正性が保護されるとともに文化的意義が強調された。

今後、プラダグループ、LIDCOMおよびLIDKARは、人材育成を目的とした“プラダ・グループ・アカデミー”のモデルに倣い、職人が技能を高め、伝統的なクラフツマンシップを保存するための地域研修プログラムの策定と実施を行う予定だ。さらに「プラダ」は、技能と知識の交流を促し、地域コミュニティの若者に学習機会を創出することを目指すという。

「プラダ・メード・イン・インディア× インスパイアード・バイ・コルハプリ・チャッパル」のコレクションは、2月に世界40店舗の「プラダ」直営店および公式ECサイトで展開予定。

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「いち髪」のインバスヘアケアがリニューアル 新成分配合で透明感&手触りを強化

クラシエは2026年2月6日、ヘアケアブランド「いち髪(ICHIKAMI)」のインバスヘアケアシリーズをリニューアル発売する。“なめらかスムースケア”“濃密W保湿ケア”“ダメージリペア&カラーケア”の3つのラインからシャンプーとコンディショナー、トリートメントをそろえ、価格帯は440〜916円(※編集部調べ)。ブランド独自の新成分を配合し、髪の透明感や手触りを強化した。なお、“なめらかスムースケア”と“濃密W保湿ケア”の2ラインは、シャンプー(40mL)とコンディショナー(40g)を組み合わせたミニサイズセット(各418円※編集部調べ)もラインアップする。

今回のリニューアルでは、シリーズ共通の補修・予防成分「純・和草プレミアムエキス」にサクラとトウキンセンカを新配合した。内側からあふれるような透明感ある仕上がりと絹のような手触りを実現し、効果感や香りをパワーアップ。パッケージには、しなやかに開く花をデザインした。

指通り滑らかな仕上がりをかなえる“なめらかスムースケア”ラインには米胚芽油を、髪と地肌を保湿しながらしっとりまとまる髪に導く“濃密W保湿ケア”ラインにはあんず油と茶花を、カラーなどで傷んだ髪を潤いで満たす“ダメージリペア&カラーケア”ラインにはエゴマを配合。それぞれ、山桜の香り、あんずと桜の香り、レモンの花と桜の香りを引き続き採用する。シャンプーは全ラインノンシリコンで、硫酸系界面活性剤は不使用。

ブランド誕生20周年を迎える「いち髪」

「いち髪」は、2006年に誕生。2026年に設立20周年を迎えるにあたり、自分らしさを受け入れ“ありたい姿”に向かっていく女性の気持ちに寄り添うブランドに進化すべく、今回のリニューアルに至った。

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今回のリニューアルでは、シリーズ共通の補修・予防成分「純・和草プレミアムエキス」にサクラとトウキンセンカを新配合した。内側からあふれるような透明感ある仕上がりと絹のような手触りを実現し、効果感や香りをパワーアップ。パッケージには、しなやかに開く花をデザインした。

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「キス トリーツ」からホリデーシーズンの定番“ペパーミント”に着想を得たコレクションが登場 

「キス(KITH)」が手掛けるシリアルアイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」は、ホリデーシーズンの定番キャンディーフレーバー“ペパーミント”に着想を得た“トリーツ ペパーミント”コレクションを販売中だ。アパレルコレクションは、「キス トリーツ」東京、大阪および公式オンラインストアとアプリで取り扱う。限定メニュー“ザ メリー ミント”は、12月25日まで世界の「キス トリーツ」店舗で提供する。

「キス トリーツ」限定メニュー
ホリデーシーズンを象徴するフレーバー

本コレクションからは、ホリデームードをまとったアパレルコレクションと限定メニュー“ザ メリー ミント”が登場する。アパレルコレクションは、クルーネックスエット、ビンテージTシャツ、ポケットTシャツの3型をラインアップ。「キス トリーツ」のロゴを、ペパーミントキャンディーやペパーミントギフトボックスのグラフィックなどに再構築してプリントした。

限定メニュー“ザ メリー ミント”は、「キス」自家製のワッフルコーンを使用し、ホリデーシーズンならではの味わいと華やかなビジュアルを兼ね備えた一品。バニラアイスクリームに、ペパーミントキャンディ、ラズベリー、ココアクリスピーを加え、パリパリとした食感のホワイトチョコソース、フリーズドライラズベリー、シルバーアラザン、ペパーミントをトッピングして仕上げた。

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本コレクションからは、ホリデームードをまとったアパレルコレクションと限定メニュー“ザ メリー ミント”が登場する。アパレルコレクションは、クルーネックスエット、ビンテージTシャツ、ポケットTシャツの3型をラインアップ。「キス トリーツ」のロゴを、ペパーミントキャンディーやペパーミントギフトボックスのグラフィックなどに再構築してプリントした。

限定メニュー“ザ メリー ミント”は、「キス」自家製のワッフルコーンを使用し、ホリデーシーズンならではの味わいと華やかなビジュアルを兼ね備えた一品。バニラアイスクリームに、ペパーミントキャンディ、ラズベリー、ココアクリスピーを加え、パリパリとした食感のホワイトチョコソース、フリーズドライラズベリー、シルバーアラザン、ペパーミントをトッピングして仕上げた。

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コーセーコスメポート「サンカット」が“無重力感”キーワードの日焼け止めを発売

コーセーコスメポートの日焼け止めブランド「サンカット(SUNCUT)」は2026年2月2日、負担感なく使用できる“無重力感 UV エッセンス”[SPF50+・PA++++・UV耐水性★★](50g、1430円※編集部調べ)を発売する。全国の量販店およびドラッグストアなどで取り扱う。

同アイテムは、超微細のUVカット成分が均一に並ぶことでミクロレベルの隙間まで埋めて塗りむらを防ぐ。紫外線吸収剤フリー、アルコールフリー、香料フリーなど12の肌への思いやりを詰め込んだ負担感を感じない使い心地が特徴だ。

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ピカチュウがジョンマスターオーガニックに初登場 「冒険と挑戦」表現した全5種のスペシャルデザイン

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、ピカチュウをあしらった限定デザインの製品5種を2026年1月8日に発売する。全国の直営店舗では事前予約を受け付けている。今回発売される製品は、ヘアブラシ2種、ヘアケアセット1種、ヘアオイル1種、リップカーム1種の計5種で、パッケージにはモンスターボールや“きのみ”、ピカチュウのさまざまな表情を配置。32年目を迎える同ブランドの“冒険と挑戦”をピカチュウとともに表現した。

ブラシや“リップカーム”など人気のアイテムをポケモンデザインに

フトにも最適な巾着付きヘアケアセット

“ヘアケアセット ピカチュウ スペシャルデザイン”(6600円)は、デイリーケアとして人気のC&Gシャンプーとコンディショナーにピカチュウデザインの巾着を付けた。泡立ちがよく軽やかに洗い上げるシャンプーと、やわらかく指通りなめらかな髪に仕上げるコンディショナーが潤いを補給し、パサつきを抑えてやわらかくエアリーな艶髪へと整える。ギフトニーズも想定した巾着は、さまざまな表情のピカチュウを散りばめた。

トルマリン配合のコンボパドルブラシが2サイズで登場

ギフト人気の高いトルマリン配合のイオン毛と猪毛の混合ブラシも、ピカチュウのスペシャルデザインを用意した。“コンボパドルブラシ ピカチュウ スペシャルデザイン”(4730円)と“コンボパドルブラシ ミニ ピカチュウ スペシャルデザイン”(4180円)の2サイズで、毎日のブラッシングや持ち歩き用など、使用シーンによって使い分けができる。直営店など一部店舗ではブラシ背面の中心部分には名前や好きな文字を最大10文字まで刻印することも可能だ。

ロングセラーのリップカームにピカチュウデザインが仲間入り

男女問わず幅広い年代から絶大な支持を得ているロングセラー製品の“リップカーム”も、ギフトボックスに詰めたスペシャルデザインの“リップカーム(オリジナルシトラス)ピカチュウ スペシャルデザイン”(1980円)をラインアップする。6種のオーガニック保湿オイルを配合したアイテムで、種類はフレッシュで爽やかなシトラス1種となる。

熱、乾燥、静電気によるダメージから髪を守るヘアオイル

“L&Pヘアオイル ピカチュウ スペシャルデザイン”(4620円)は、高い保湿効果をかなえながらもベタつきを感じにくい軽やかでサラサラの仕上がりで人気のL&Pヘアオイル。ドライヤーやヘアアイロンによる熱・乾燥や冬の静電気などのダメージから髪を守るヘアケアとしても、ナチュラルなスタイリング料としても使用できる。ラベルにはピカチュウをはじめとしたポケモンの世界観を取り入れている。

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ピカチュウがジョンマスターオーガニックに初登場 「冒険と挑戦」表現した全5種のスペシャルデザイン

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、ピカチュウをあしらった限定デザインの製品5種を2026年1月8日に発売する。全国の直営店舗では事前予約を受け付けている。今回発売される製品は、ヘアブラシ2種、ヘアケアセット1種、ヘアオイル1種、リップカーム1種の計5種で、パッケージにはモンスターボールや“きのみ”、ピカチュウのさまざまな表情を配置。32年目を迎える同ブランドの“冒険と挑戦”をピカチュウとともに表現した。

ブラシや“リップカーム”など人気のアイテムをポケモンデザインに

フトにも最適な巾着付きヘアケアセット

“ヘアケアセット ピカチュウ スペシャルデザイン”(6600円)は、デイリーケアとして人気のC&Gシャンプーとコンディショナーにピカチュウデザインの巾着を付けた。泡立ちがよく軽やかに洗い上げるシャンプーと、やわらかく指通りなめらかな髪に仕上げるコンディショナーが潤いを補給し、パサつきを抑えてやわらかくエアリーな艶髪へと整える。ギフトニーズも想定した巾着は、さまざまな表情のピカチュウを散りばめた。

トルマリン配合のコンボパドルブラシが2サイズで登場

ギフト人気の高いトルマリン配合のイオン毛と猪毛の混合ブラシも、ピカチュウのスペシャルデザインを用意した。“コンボパドルブラシ ピカチュウ スペシャルデザイン”(4730円)と“コンボパドルブラシ ミニ ピカチュウ スペシャルデザイン”(4180円)の2サイズで、毎日のブラッシングや持ち歩き用など、使用シーンによって使い分けができる。直営店など一部店舗ではブラシ背面の中心部分には名前や好きな文字を最大10文字まで刻印することも可能だ。

ロングセラーのリップカームにピカチュウデザインが仲間入り

男女問わず幅広い年代から絶大な支持を得ているロングセラー製品の“リップカーム”も、ギフトボックスに詰めたスペシャルデザインの“リップカーム(オリジナルシトラス)ピカチュウ スペシャルデザイン”(1980円)をラインアップする。6種のオーガニック保湿オイルを配合したアイテムで、種類はフレッシュで爽やかなシトラス1種となる。

熱、乾燥、静電気によるダメージから髪を守るヘアオイル

“L&Pヘアオイル ピカチュウ スペシャルデザイン”(4620円)は、高い保湿効果をかなえながらもベタつきを感じにくい軽やかでサラサラの仕上がりで人気のL&Pヘアオイル。ドライヤーやヘアアイロンによる熱・乾燥や冬の静電気などのダメージから髪を守るヘアケアとしても、ナチュラルなスタイリング料としても使用できる。ラベルにはピカチュウをはじめとしたポケモンの世界観を取り入れている。

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「クラークス」×「アトモス」×「ブラックアイパッチ」によるトリプルコラボ“ワラビー”発売 大人ストリートな一足

「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」のアイコンモデル“ワラビー(Wallabee)”をベースに、「アトモス(ATMOS)」と「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」によるトリプルコラボモデルが誕生。サイズは23.0〜29.0cmを展開し、価格は3万3000円。

クラシックな佇まいに、毛足のあるレザーが生む艶と陰影を重ねることで、派手さではなく“にじみ出る色気”を表現。ストリートにもモードにも振れるバランスに仕上げている。同モデルは、12月19日12:00〜23日8:59、「アトモス」オンラインショップで抽選を受け付け、12月24日から「アトモス」各店(一部店舗を除く)で販売する。

アイテム画像

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「ディプティック」だからできた"マジカル”な香り クジャクの羽の香りを生み出した売れっ子調香師クォンタン・ビッシュに聞く

PROFILE: クォンタン・ビッシュ/調香師

クォンタン・ビッシュ/調香師
PROFILE: フランス生まれ。劇団の芸術監督やダンサーとして活躍。大学時代に講師が着けていた「イヴ・サンローラン」の香水“オピウム”に感化されたことが忘れられず調香師の道へ進む。グラースで調香のインターンシップを経て、ジボダン・パフューマリースクールで調香を学ぶ。厳選された素材だけを使用して最大効果を生むミニマルなアプローチで数々のフレグランスを手掛ける

「ディププティック(DIPTYQUE)」から昨年登場したプレムアムフレグランス“レ ゼサンス ドゥ ディプティック(以下、レ ゼサンス”)に新作”ラズリオ”が加わった。同シリーズは、自然界の香りのない宝物をイマジネーション豊かに表現したフレグランス。ファーストコレクションは、サンゴやマザー・オブ・パール、バーク(樹脂)、睡蓮、砂漠のバラの5種類の香りで構成。今年秋に、新たにクジャクの羽をテーマにした“ラズリオ”が加わった。調香を手掛けたのは、クォンタン・ビッシュ。元ダンサーというユニークな経歴を持つ彼がどのようにクジャクの羽を香りで表現したのか聞いた。

五感を働かせてクジャクの羽の色やテクスチャーを香りで表現

「ディプティック」からの依頼でこのプロジェクトに参加したビッシュ。さまざまなブランドと協業する彼だが、「世の中に存在しない香りを作って欲しい言われた。このようにチャレンジングなブリーフィングは大好きだ。ない香りを発明しなきゃならないから。新鮮で自由度が高く、クリエイティビティーの真髄に迫るクリエイションになった」と話す。多くのブリーフィングは、既にある花や植物の香りや市場に出回っているものの再解釈がほとんどだ。そんな中で、「ディプティック」のお題は、彼の想像力を掻き立ててクリエイションに向かわせたという。

彼がまずしたことは、クジャクの羽を観察することだった。「香りを嗅ぐのと同様、クジャクの羽に耳を傾け、目で色やそのテクスチャーを確かめるように、五感全てを使って羽を感じることに集中した」と話す。そして、香りがないクジャクの羽を、視覚や触覚などを駆使して香りに置き換えた。「クジャクの羽のしなやかさ、ベルベットのような艶やかさと温かい触感、優雅に揺らぐ様子、グリーンやダークブルー、ゴールドやアンバーといったリッチな色彩のレイヤーから、温かみがあると同時にパリっとした緊張感があり、甘いが酸っぱさもあるコントラストのある表現を導き出した」。ハートノートには、ベンゾインとパウダリーなバニラ、弾けるようなミネラル感のあるルバーブを使用している。「フルーティでフローラル、アンバーの温かみがあり、グリーンの弾ける感じもある。試した人から、『初めて嗅ぐ香り』と言われたよ」。

締め切りを伸ばして到達した完璧なバランス

“ラズリオ”は性別や年齢を問わず楽しめる香りだ。カンタンは、「おとぎ話に登場するクジャクの羽。着ける人があらゆるものから解放され、内面にある子ども心をくすぐるような香りだ」と話す。ノスタルジックでもあるし、優しく包まれるような温もりがある”ラズリオ”は、着ける人の純粋な感情を引き出す特別な香りだという。

調香でこだわったのは、温かさと緊張感のバランス。カンタンは、「対照的な2つのもののテンションをどのようにコントロールするかにこだわった。締め切りを3週間締切を伸ばしてもらい、完璧なバランスを見つけたよ」と話す。彼は、その過程でさらに調香を進めるというよりは、クリエイション全過程を振り返ったという。「最高の瞬間を見出せるかが鍵。全過程の香りを辿って、その中から結論を導き出す。肌に着けてしっくりくる、そして、翌日に自然な残り香があればいい兆しだ」。

「“ラズリオ”は私の最高傑作」と語るマジカルな香り

多くのブランドと協業するカンタンだが、今回のコラボについては、「“ラズリオ”のプロジェクトは、想像力を掻き立てられるポエティックなもので、私のキャリアにおける最高の体験だった。『ディプティック』だからできるマジカルな作品になった」と話す。世界的なフレグランスブームについて彼は、SNSの影響が大きいと分析する。「香水は、着けるだけでポジティブな気分になったり、美的、詩的な世界へ誘ってくれる。見えないからこそ、人の深層心理に働きかける。それを芸術として表現するのが私の使命だ」。

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【2026年バレンタイン】「スナイデル ビューティ」から今年もバレンタイン限定アイテムが登場

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は2026年1月21日、毎年人気のバレンタインコレクションを発売する。「スナイデル ビューティ」全店舗および公式オンラインストアなどで取り扱う。1月7日からは、予約受け付けを開始する。今年のバレンタインコレクションは、“パティスリー プリヴェ”をコンセプトに、とっておきのお菓子の箱を開く瞬間のようなときめきと甘さを表現した。贈り物にもぴったりなさくらんぼやクリームのドットを施したパッケージデザインで用意する。

ラインアップは、4色のアイシャドウとチークカラーを詰め込んだ“フェイス スタイリスト n”(限定、6600円)と、“ルージュ クチュール キット”(限定2種、各4400円)、“リップ グレイズ キット”(限定2種、各3520円)、“ブラシセット”(限定、6600円)をそろえる。

お菓子の箱を開く瞬間のようなときめきと甘さを表現

“フェイス スタイリスト n”

“フェイス スタイリスト n”は、クラシカルピンクのカラーをセットしたカラーもパッケージもバレンタイン仕様の限定アイテム。クラッシュしたトルマリンと透明感を放つパールを散りばめ、華やかさや立体感の中にイノセンスも感じる仕上がりに導く。

“ルージュ クチュール キット”

ルージュとチャームをセットにした “ルージュ クチュール キット”は、なめらかに仕立てるスティックルージュのバレンタインカラーが登場する。素の唇がうっすらと透ける質感が顔になじみ、微粒子パールとオイルで唇を艶めかせる。カラーは、淡く可憐なピンクの“EX09 クレム ドゥ ペシェ”とシックなローズブラウンの“EX10 ガナッシュ ルージュ”の2色を用意する。

“リップ グレイズ キット”

シュガーグレイズをイメージした“リップ グレイズ キット”は、ぷるんとした唇に仕上げるプランプリップの限定カラーとオリジナルチャームをそろえる。プランプ成分がボリュームと心地よい清涼感をもたらし、単品でも重ね付けでも縦じわの目立たない唇をかなえる。

“ブラシ セット”

“ブラシ セット”は、チークブラシ、ハイライトブラシ、2本のアイシャドウブラシのミニブラシセットをパティスリーのコーヒーカップを彷ふつとさせるスタンドと組み合わせた。ブラシは、型崩れしにくく、テクニックレスで肌の奥から湧き上がるような色づきを

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【2026年バレンタイン】「スナイデル ビューティ」から今年もバレンタイン限定アイテムが登場

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は2026年1月21日、毎年人気のバレンタインコレクションを発売する。「スナイデル ビューティ」全店舗および公式オンラインストアなどで取り扱う。1月7日からは、予約受け付けを開始する。今年のバレンタインコレクションは、“パティスリー プリヴェ”をコンセプトに、とっておきのお菓子の箱を開く瞬間のようなときめきと甘さを表現した。贈り物にもぴったりなさくらんぼやクリームのドットを施したパッケージデザインで用意する。

ラインアップは、4色のアイシャドウとチークカラーを詰め込んだ“フェイス スタイリスト n”(限定、6600円)と、“ルージュ クチュール キット”(限定2種、各4400円)、“リップ グレイズ キット”(限定2種、各3520円)、“ブラシセット”(限定、6600円)をそろえる。

お菓子の箱を開く瞬間のようなときめきと甘さを表現

“フェイス スタイリスト n”

“フェイス スタイリスト n”は、クラシカルピンクのカラーをセットしたカラーもパッケージもバレンタイン仕様の限定アイテム。クラッシュしたトルマリンと透明感を放つパールを散りばめ、華やかさや立体感の中にイノセンスも感じる仕上がりに導く。

“ルージュ クチュール キット”

ルージュとチャームをセットにした “ルージュ クチュール キット”は、なめらかに仕立てるスティックルージュのバレンタインカラーが登場する。素の唇がうっすらと透ける質感が顔になじみ、微粒子パールとオイルで唇を艶めかせる。カラーは、淡く可憐なピンクの“EX09 クレム ドゥ ペシェ”とシックなローズブラウンの“EX10 ガナッシュ ルージュ”の2色を用意する。

“リップ グレイズ キット”

シュガーグレイズをイメージした“リップ グレイズ キット”は、ぷるんとした唇に仕上げるプランプリップの限定カラーとオリジナルチャームをそろえる。プランプ成分がボリュームと心地よい清涼感をもたらし、単品でも重ね付けでも縦じわの目立たない唇をかなえる。

“ブラシ セット”

“ブラシ セット”は、チークブラシ、ハイライトブラシ、2本のアイシャドウブラシのミニブラシセットをパティスリーのコーヒーカップを彷ふつとさせるスタンドと組み合わせた。ブラシは、型崩れしにくく、テクニックレスで肌の奥から湧き上がるような色づきを

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「ニューエラ」と「機動戦士ガンダム」がコラボ 地球連邦軍やジオン公国軍をモチーフにした全12型

「ニューエラ(NEW ERA)」は2026年1月3日、「機動戦士ガンダム」とのコラボコレクションを発売する。「ニューエラ」の一部直営店及びオンラインストアで販売する。ガンダムシリーズとのコラボレーションモデルが「ニューエラ」のオンラインストア・直営店で発売されるのは今回が初めて。

今回のコラボでは、地球連邦軍やジオン公国軍をモチーフにした““59フィフティー(59FIFTY)”や“9フィフティー”、Tシャツなど、全12アイテムを展開する。

アイテム一覧

59FIFTY

9FIFTY

9FORTY A-Frame Trucker

9TWENTY

S/S Cotton Tee

Cap Keyholder

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“N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス”×「アルファ・インダストリーズ」から昨年即完のミリタリーブルゾンが登場

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が展開するミリタリーコレクションライン“N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)”は1月1日、「アルファ・インダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」とコラボした“ミリタリーブルゾン”(8万3600円)を発売する。サイズは36〜42を用意し、ミスターハリウッドと「N.ハリウッド」の各店舗、ゾゾヴィラ、楽天ファッションおよび公式オンラインストアで取り扱う。

「アルファ・インダストリーズ」コラボ
モダンなバランスに仕上げた特別モデル

同アイテムは、「アルファ・インダストリーズ」がアメリカ軍へ供給し正式採用されたフライトジャケット“CWU-45/P”と、そのアップデートモデルとして登場した“CWU-106/P”の要素を掛け合わせた。ベースには“CWU-106/P”を用い、たっぷりとした身幅、強めにテンションをかけたウエストのゴムによって丸みのあるシルエットを構築。

生地は“CWU-45/P”をもとに「アルファ・インダストリーズ」が開発したナイロンツイルの別注色で、微光沢のドライな質感が特徴だ。裏地には中綿のキルティングを施し、袖口にはベルクロを備えることで高い防寒性を確保。1980年代に登場した “CWU-45/P”用のオプションフードは、従来よりサイズを大きく設定することでボディとのバランスを調整した。また、着脱式のベルクロ仕様のオリジナルミルスペックとシガレットポケットは、両腕または内ポケットへ装着が可能で、フードのタブと背面にもオリジナルミルスペックを配置した。

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「ブルガリ」特別号 表参道から読み解く、メゾンのクラフツマンシップ

「WWDJAPAN」は、「ブルガリ(BVLGARI)」特別号を12月19日に発売しました。本号では、東京・表参道にオープンした「ブルガリ 表参道」を特集。紙面では、ストアの全貌から新たにアンバサダーに就任したSnow Man目黒蓮のインタビュー、ホリデーシーズンを彩るアイコンジュエリーまでを、全8ページで紹介しています。

表参道のメインストリートに面したロケーションに誕生した「ブルガリ 表参道」は、2フロア構成。店内では、イタリア職人の技巧が光る彫刻的な円形カウンターがゲストを迎え、“ディーヴァ ドリーム”や“セルペンティ”、“ビー・ゼロワン”といったアイコンジュエリーが並びます。他にも、ウオッチやフレグランス、ウオレットやカードケースなどのスモールレザーグッズも展開。洗練された造形美と感性を通して、ブランドの世界観を表現しています。

また、ジュエリーだけでなく、選りすぐりのアート作品も点在。1970年代のヘリテージブローチに着想を得て制作したオリジナルの富士山パネルや、70〜80年代に「ブルガリ」と親交を深めたアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の作品が、空間にさらなる奥行きをもたらします。

さらに、新アンバサダー目黒蓮の就任記者会見でのインタビューも掲載。ホリデームードに包まれた表参道店を訪れた際のカットとともにお届けします。イタリアと日本の美意識が融合した空間、そしてブランドのクラフツマンシップと美学を読み解きながら、「ブルガリ」の現在地と未来像に迫る一冊です。なお、「WWDJAPAN」特別号は「ブルガリ 表参道」でも配布しています(在庫がなくなり次第終了)。

※特別号は送料のみで入手可能


「メゾン スペシャル」が「ラミダス」とのコラボアイテムを発売 バッグやウオレットなど7型

「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は12月19日12時、東京・原宿発のバックブランド「ラミダス(RAMIDUS)」とのコラボレーションアイテムを発売する。「メゾンスペシャル」オンラインストアおよび「メゾンスペシャル メンズ」店舗で取り扱う。

シーンレスに使えるミニマムなデザイン

本コラボは、「ラミダス」で人気を集める定番の7型に、「メゾン スペシャル」のモードなエッセンスを加えた“ブラック PVG バッグ コレクション”だ。リアルレザーのような落ち着いたマットが特徴のPVGレザーを採用し、細部にはシルバーファスナーを使用している。軽量と耐水性に優れ、ミニマムなデザインに仕上げた。

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「メゾン スペシャル」が「ラミダス」とのコラボアイテムを発売 バッグやウオレットなど7型

「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は12月19日12時、東京・原宿発のバックブランド「ラミダス(RAMIDUS)」とのコラボレーションアイテムを発売する。「メゾンスペシャル」オンラインストアおよび「メゾンスペシャル メンズ」店舗で取り扱う。

シーンレスに使えるミニマムなデザイン

本コラボは、「ラミダス」で人気を集める定番の7型に、「メゾン スペシャル」のモードなエッセンスを加えた“ブラック PVG バッグ コレクション”だ。リアルレザーのような落ち着いたマットが特徴のPVGレザーを採用し、細部にはシルバーファスナーを使用している。軽量と耐水性に優れ、ミニマムなデザインに仕上げた。

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「メゾン スペシャル」が「ラミダス」とのコラボアイテムを発売 バッグやウオレットなど7型

「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は12月19日12時、東京・原宿発のバックブランド「ラミダス(RAMIDUS)」とのコラボレーションアイテムを発売する。「メゾンスペシャル」オンラインストアおよび「メゾンスペシャル メンズ」店舗で取り扱う。

シーンレスに使えるミニマムなデザイン

本コラボは、「ラミダス」で人気を集める定番の7型に、「メゾン スペシャル」のモードなエッセンスを加えた“ブラック PVG バッグ コレクション”だ。リアルレザーのような落ち着いたマットが特徴のPVGレザーを採用し、細部にはシルバーファスナーを使用している。軽量と耐水性に優れ、ミニマムなデザインに仕上げた。

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「プーマ」がJリーグのシーズン移行期に向けたスペシャルユニホームを発売 川崎フロンターレや横浜FCなど5チーム

「プーマ(PUMA)」は、Jリーグが2026年2月から6月に実施するシーズン移行期に向けた特別デザインのユニホームを発売する。2026年1月から「プーマ」ストア大阪や一部取扱店舗のほか、「プーマ」アプリおよび公式オンラインストアで順次販売する。

本ユニホームは、“HEAT OF FOOTBALL”を共通コンセプトに制作し、川崎フロンターレ、横浜FC、清水エスパルス、京都サンガF.C.、大分トリニータのプーマが契約する5クラブが着用する。全クラブで共通のグラフィックパターンを採用しながら、クラブカラーやチームの想いに合わせて配置や配色を調整することで、それぞれの個性を活かしたデザインに仕上げた。

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コンデナスト・ジャパンに藤原総一郎マネージング・ディレクター、北田淳社長の後任 「ドルチェ&ガッバーナ」などで日本市場率いる

米コンデナスト(CONDENAST)は、コンデナスト・ジャパンのマネージング・ディレクターに藤原総一郎氏を任命したことを発表した。2026年3月に就任予定で、「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」「GQジャパン(GQ JAPAN)」と「ワイアード(WIRED)」日本版を含む、日本のコンデナストの全事業を統括する。12月31日に退任する北田淳社長の後任になる。

藤原新マネージング・ディレクターは、日本のファッション市場でブランド構築やマーケティング、デジタル戦略、事業変革などに関する要職を歴任。直近は「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」を手掛けるドルチェ&ガッバーナ ジャパンのマネージング・ディレクターを務めていた。それ以前は、「クロエ(CHLOE)」を担うクロエジャパンで最高経営責任者(CEO)を務めたほか、「ハンター(HUNTER)」や「トリー バーチ(TORY BURCH)」「コーチ(COACH)」でも要職を歴任している。

藤原新マネージング・ディレクターは、「コンデナストに参画できることを大変光栄に思う。ブランドカルチャーを高めて世界中のオーディエンスに影響を与える力を持つ存在として、以前から深い敬意を抱いてきた。これまでのキャリアでは、あらゆるチャネルで強力な顧客接点を創出し、独自性のあるブランド体験で記憶に残る『ワォ』な瞬間を届けることに注力してきた。このアプローチをコンデナスト・ジャパンでさらに強化し、世界最高水準のグローバルコンテンツと、日本のオーディエンスの心に響くローカルなストーリーテリングを融合させたい。業界の垣根を越えた、強固かつ有意義なパートナーシップを構築し、日本のオーディエンスにインスピレーションを届けていく」と話している。

コンデナストのエリザベス・ハーブスト・ブレイディ(Elizabeth Herbst-Brady)=チーフ・レベニュー・オフィサーは、「ラグジュアリー領域のオーディエンスに対する深い知見に加え、戦略およびオペレーションにおける卓越した強みは、コンデナストにとって非常に価値あるもの。日本は極めて重要で独自性の高い市場。今後、日本におけるビジネスの未来を共に形づくるにあたり、彼を迎えられることを大変嬉しく思う」とのコメントを発表している。

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2026年「メットガラ」共同議長にビヨンセ、ニコール・キッドマン、ビーナス・ウィリアムズらが就任

メトロポリタン美術館は、2026年5月4日に開催される「メットガラ」で、ビヨンセ(Beyonce)、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ビーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)らがアナ・ウィンター(Anna Wintour)とともに共同議長を務めることを発表した。ビヨンセとニコール・キッドマンは、アナ・ウィンターが主体となって毎年行うコスチューム・インスティテュートの資金調達をサポートするほか、主催委員会の他のメンバーとともにテーマ“コスチューム アート(Costume Art)”のもとイベントを盛り上げる。

実際に主催委員会のメンバーのほとんどは、過去にコスチュームを身にまとい、舞台でパフォーマンスを行ったりランウエイを歩いたりした経験を持つ。例外の一人は、今年の「メットガラ」のスポンサーでもある「サンローラン(SAINT LAURENT)」のクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)だ。彼には、同ブランドの広告に出演し、YSLビューティーのグローバルアンバサダーも務めた俳優ゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)が同席する。

主催委員会には、グラミー賞受賞者のサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)、ドージャ・キャット(Doja Cat)、サム・スミス(Sam Smith)、BLACKPINKのリサとミュージシャンのイスルト(Yseult)も参加する。そのほか、俳優のグェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie)、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、レナ・ダナム(Lena Dunham)、テヤナ・テイラー(Teyana Taylor)、モデルのアレックス・コンサニ(Alex Consani)、ローレン・ワッサー(Lauren Wasser)、パロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)、WNBA最優秀選手のエイジャ・ウィルソン(A’ja Wilson)、アーティストのアンナ・ウェイアント(Anna Weyant)らも名を連ねる。2015年にアメリカン・バレエ・シアター初のアフリカ系アメリカ人女性プリンシパルとなったミスティ・コープランド(Misty Copeland)は、先月開催した次回春のテーマ発表イベントで、自身のバレエキャリアにおけるコスチュームの重要性について語った。

来年のイベントでは、メトロポリタン美術館本館1階に新設される約1万2000平方フィート(約1100平方メートル)の常設ギャラリー「コンデ・M・ナスト・ギャラリー」がデビュー。“コスチューム アート”を初回展示として披露する。前回集まった資金については、これまでの記録を更新し3100万ドル(約48億円)を達成。2024年の2600万ドル(約40億円)を上回った。多くの著名人が集結する同イベントは、メディアやブランド、デザイナーにとっても大きなビジネスチャンスとなっており、来場するセレブリティーとの広告契約を結ぶ企業も少なくない。ファッション、ライフスタイル、ビューティー業界向けのマーケティングプラットフォームを提供するローンチメトリクス(LAUNCHMETRICS)によると、前回の「メットガラ」が生み出したメディア・インパクト・バリュー(MIV)は13億ドル(約2000億円)に達したという。

「メットガラ」は高額な投資を要するイベントで、個人チケットは7万5000ドル(約1050万円)から、テーブルは35万ドル(約4900万円)以上となる。これは、1948年11月に開催された最初のイベントとは大きく異なり、当時は約700名のゲストが1人50ドル(約7000円)で参加していた。“パーティー・オブ・ザ・イヤー”と呼ばれた同イベントは、ウォルドルフ=アストリアホテルのレインボールームで行われた。来年は、アマゾン創設者ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)とローレン・サンチェス(Lauren Sanchez Bezos)が主要スポンサーとして支援する。

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2026年「メットガラ」共同議長にビヨンセ、ニコール・キッドマン、ビーナス・ウィリアムズらが就任

メトロポリタン美術館は、2026年5月4日に開催される「メットガラ」で、ビヨンセ(Beyonce)、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ビーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)らがアナ・ウィンター(Anna Wintour)とともに共同議長を務めることを発表した。ビヨンセとニコール・キッドマンは、アナ・ウィンターが主体となって毎年行うコスチューム・インスティテュートの資金調達をサポートするほか、主催委員会の他のメンバーとともにテーマ“コスチューム アート(Costume Art)”のもとイベントを盛り上げる。

実際に主催委員会のメンバーのほとんどは、過去にコスチュームを身にまとい、舞台でパフォーマンスを行ったりランウエイを歩いたりした経験を持つ。例外の一人は、今年の「メットガラ」のスポンサーでもある「サンローラン(SAINT LAURENT)」のクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)だ。彼には、同ブランドの広告に出演し、YSLビューティーのグローバルアンバサダーも務めた俳優ゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)が同席する。

主催委員会には、グラミー賞受賞者のサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)、ドージャ・キャット(Doja Cat)、サム・スミス(Sam Smith)、BLACKPINKのリサとミュージシャンのイスルト(Yseult)も参加する。そのほか、俳優のグェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie)、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、レナ・ダナム(Lena Dunham)、テヤナ・テイラー(Teyana Taylor)、モデルのアレックス・コンサニ(Alex Consani)、ローレン・ワッサー(Lauren Wasser)、パロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)、WNBA最優秀選手のエイジャ・ウィルソン(A’ja Wilson)、アーティストのアンナ・ウェイアント(Anna Weyant)らも名を連ねる。2015年にアメリカン・バレエ・シアター初のアフリカ系アメリカ人女性プリンシパルとなったミスティ・コープランド(Misty Copeland)は、先月開催した次回春のテーマ発表イベントで、自身のバレエキャリアにおけるコスチュームの重要性について語った。

来年のイベントでは、メトロポリタン美術館本館1階に新設される約1万2000平方フィート(約1100平方メートル)の常設ギャラリー「コンデ・M・ナスト・ギャラリー」がデビュー。“コスチューム アート”を初回展示として披露する。前回集まった資金については、これまでの記録を更新し3100万ドル(約48億円)を達成。2024年の2600万ドル(約40億円)を上回った。多くの著名人が集結する同イベントは、メディアやブランド、デザイナーにとっても大きなビジネスチャンスとなっており、来場するセレブリティーとの広告契約を結ぶ企業も少なくない。ファッション、ライフスタイル、ビューティー業界向けのマーケティングプラットフォームを提供するローンチメトリクス(LAUNCHMETRICS)によると、前回の「メットガラ」が生み出したメディア・インパクト・バリュー(MIV)は13億ドル(約2000億円)に達したという。

「メットガラ」は高額な投資を要するイベントで、個人チケットは7万5000ドル(約1050万円)から、テーブルは35万ドル(約4900万円)以上となる。これは、1948年11月に開催された最初のイベントとは大きく異なり、当時は約700名のゲストが1人50ドル(約7000円)で参加していた。“パーティー・オブ・ザ・イヤー”と呼ばれた同イベントは、ウォルドルフ=アストリアホテルのレインボールームで行われた。来年は、アマゾン創設者ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)とローレン・サンチェス(Lauren Sanchez Bezos)が主要スポンサーとして支援する。

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糸にとどまらない“多用途シルク戦略” スマート養蚕の山鹿シルクの現在地

熊本県山鹿(やまが)市に拠点を構える求人メディア運営会社あつまるホールディングスの子会社あつまる山鹿シルクが2017年に試験操業を始めたスマート養蚕。現在の生産量は繭ベースで年間10トン。自社ボディケア製品の製造販売、国内外の化粧品メーカーや食品メーカー、大学・研究機関に美容原料や経口素材、食品添加や研究用素材として原料販売を行う。

人工飼料による大規模飼育に成功

あつまる山鹿シルクはスマート養蚕を掲げ事業を始動したが、安定的に生産できるようになるまでの道のりは簡単ではなかったと島田裕太社長はいう。「養蚕は『桑畑を作り、工場を建てて、人工飼料を使えばできる』という単純な話ではない。たとえば1万頭(蚕の数え方は「匹」ではなく「頭(とう)」。これは、蚕が古くから「家畜」として育てられてきたためで、牛や馬と同じ数え方をするのが一般的)飼育しても約5000頭しか繭にならないこともあった。病気ではなく、飼料の配合や空調、温湿度管理など、ほんのわずかな条件の違いが結果に大きく影響する。何十回も飼育室で試行錯誤を重ねた結果、今では平均で9割ほどが繭になるまでに改善した。通常の養蚕の繭歩留まり(まゆぶどまり、実際に生糸として利用できる部分の割合)が9割5分ほどだと言われており、それにかなり近い水準だ。研究者の間では『人工飼料での大規模飼育は難しい』と言われてきたが、当社はそれを実現した。一度に50万頭を飼育したこともあり、その際も安定して繭を確保できた。農研機構との共同研究で蓄積してきた生産管理技術が土台となり、高品質のシルク原料を年間を通して安定供給できる体制をほぼ確立していると言える。カイコや繭の必要な品質や量を安定的に供給できる企業は限られており、米国にもベンチャーはあるが、飼育まで自社で握っている会社はほとんどない。そこが当社の強みだ。九州大学発のKAICO株式会社は、経口ワクチンの開発を進めており、カイコの供給で連携している。特許を取るとレシピや工程が公開されてしまうため、あえて特許は取らずブラックボックス化することで独自性を保っている」。

「糸は難易度が高い、高付加価値のメディカル用途を目指す」

あつまる山鹿シルクは糸の生産も予定していたが、島田社長は糸の生産のみをビジネスとするのは難しいことがわかったという。「糸は繭から生糸にする複数の工程があり、繭の20%程度しか取れないうえ、製糸工場は全国に数軒残るばかりで、加工賃も高い。製糸の機械を導入することでコストが下がるのではという声もあるが、実際には難しい部分がある。糸を紡ぐ製糸機は非常に精密につくられているものの、この半世紀ほど大きな構造変化がなく、機械導入だけで劇的に効率化するわけではないからだ。そこをどう改善してコストを抑えていけるかが課題の一つだ。諦めているわけではない」。瀧定名古屋と協働して生地をつくり、国内アパレルメーカーから製品化された。「技術面および設備投資の観点から、将来的に糸分野への展開の可能性はあるが、現時点では、医療・食品・美容などのバイオ用途に特化した原料開発に注力している」。

他方、新たな可能性が見えているという。「私たちは糸としてのシルクではなく、人間の体が持つアミノ酸18種類とほぼ同じ成分で構成されているというタンパク質素材としてのシルクが持つポテンシャルに着目してきた。農研機構らと取り組んだ溶解性シルクの開発を起点に、従来は不溶性だったシルクを水に溶ける形に加工することに成功した。これをきっかけに、化粧品・バイオ・医療用途などへ応用が広がり、シルクを原料とした新しい機能性素材として各分野から評価されている。肌との相性が非常に良いため、まずは化粧品を開発した。化粧品の原料にする場合、糸に比べて可利用部が多く扱いやすく、粉末にしたり、液化したりするので安定性があり、大量につくることができる。また、山鹿シルクの取り組みを多くの方に知っていただくきっかけにもなると考えた」。

2019年に自社ボディケアブランド「ココン・ラボ」を立ち上げ、自社ECに加えてAmazonや楽天市場、海外9カ国21店舗、国内30店舗に卸販売する。「これまで『溶けにくい』とされてきたシルクフィブロインも、大学や国の研究機関の技術によって溶解できるようになり、分子量を調整することでフィルムやゲルなどさまざまな形状に加工できるようになった。フィブロインを加工する技術は農研機構らと共同特許を申請中だ。この“溶けるシルク”を配合したシャンプーとコンディショナーを12月初旬に発売した。このフィブロインをさまざまな形の形成できるようになり、医療デバイスにも応用可能になる。また、シルクのゲノムは完全解読されているので、遺伝子組み換えカイコによる医薬品の原料生産など用途の可能性が広がっている。欧米のバイオ系スタートアップや再生医療向けタンパク質メーカーの動向を注視している。特にシルクタンパク質を用いた医療応用・食品応用の国際的な研究は急速に進んでおり、これらのトレンドを踏まえながら研究開発を強化している」。

一度溶かしたシルクから再び糸をつくることはできるのだろうか。

「蚕が口から吐き出す糸のような構造、つまり糸を人工的に再現するのは非常に難しく、専門家もまだ実現には時間がかかると指摘している。シルクタンパクを溶かして再生することができれば理想的だが、実用化はまだ先になるだろう」。

現在の繭の生産量は年間10トンだが50トンまでの生産が可能だ。「一年中同じ環境に保たれているクリーンルームで飼育しており、医療向けにも適している。飼料は有機栽培した桑を5~9月に収穫し、乾燥させて粉末にしたもので、ストックしており飼料さえあれば年間24回の飼育も可能だ。われわれの畑は山の上にあり、他の畑で使用する農薬の影響がないのも強み。クリーンルームは複数あり、サイクルをずらしながら飼育も可能なので理論上は年間48〜49回といった高頻度の飼育も不可能ではない」。

山鹿シルクの強みは、自社で有機栽培した桑を飼料とし、無菌環境での養蚕システムを構築していることだ。また、透明性も高い。

「まずは化粧品のラインアップを増やす。フィルムやフェイスパックなど効果を出せるようなシルク原料の開発をする。来春には有機桑とシルクを配合した青汁の販売を計画している。桑は血糖値の上昇を抑えるなどスーパーフードとしても知られ栄養価が高い。インナービューティ分野にも参入する。また、現在の米国のスタートアップの医療デバイス開発に採用されており、数年後の認可を目指している。メディカル用途になると価値が高まる。将来的にはヒト用のメディカル製品、例えばワクチンの原料供給を目指している。人の体内に入るものなので国や大学、試薬メーカーと開発しており、手間が長い事業だと覚悟して取り組んでいる。この養蚕事業を通じて、将来的には伝統産業や文化の再興により、未来の地域発展に寄与したいと考えている。すでに25ヘクタールの遊休地や耕作放棄地を解消し、25人を雇用した。若者の定住促進や地場企業との連携による地域産業の活性化にも取り組んでいる。シルクの可能性を最大化し、山鹿発の新しいバイオ産業を世界に向けて広げていきたい」。

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「ラルフ ローレン」、ミラノメンズで24年ぶりにショーを開催

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、2026年1月16~20日開催のミラノ・メンズ・ファッション・ウイークに参加することを明らかにした。ヘッドライナーとして初日の16日に登場し、「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」と「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」を含む26-27年秋冬メンズ・コレクションのショーを行う。同ブランドがミラノメンズでショーを開催するのは、02-03秋冬シーズン以来24年ぶり。会場はブランドのミラノ本社の予定。

リアルショーを行うのは18ブランド

1月のミラノメンズでは、上記に加えて「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「ゼニア(ZEGNA)」「プラダ(PRADA)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「セッチュウ(SETCHU)」など18のブランドがリアルショーを行うほか、70以上のイベントを開催する。なお「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、26-27年秋冬シーズンからメンズをウィメンズとともにミラノ・ファッション・ウイーク中に発表することを明らかにしている。

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26年春夏、カワイイはどう進化する?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年12月15日号からの抜粋です)

本橋:百貨店やSCに出店するブランドやショップの展示会を回って、リアルなトレンドを探る恒例の企画です。今回も総勢47の業態の2026年春夏のイチ推しを紹介します。今回の傾向としては、甘さが戻ってきているということですね。僕はガールズ系やヤングカジュアルに比重を置いて取材しましたが、韓国っぽい感じやグランジの流れはありつつも、ドット柄やラッフル、レース、フリルなどが復活。大きな波になっています。

木村:私は主にセレクトショップの展示会を回りましたが、やはりロマンチックがキーワードとなっているところが多かったです。シアー素材などの素材感での表現よりも、ペプラムやフリルなど、ボリューム感のあるシルエットで甘さを出す感じが主流でした。細身のシャツなど、インテリジェンスやクールさを組み合わせた提案が目を引きました。

カワイイは元来日本の得意分野

本橋:ほかにもビンテージ感やクラフト感を組み合わせたり、甘さの提案にバリエーションがありましたね。カワイイは元来日本の得意分野。韓国系やクワイエットラグジュアリーをカワイく進化させるシーズンだと考えました。甘さをどう取り入れるかがカギです。

木村:前号のメンズトレンドでもフォーカスしていましたが、シャツを見せているところが多かったです。羽織になるし、きちんと見えもするし、ビジネスライクなものからブラウスっぽいものまであって、色と柄で遊ぶのも今季っぽいと思いました。

本橋:オトナの女性向けだとシャツが多そうですよね。ヤング向けだと、裾がラッフルになっていたり、スリーブの一部にフリルが入っていたりと、シャツ自体に甘さが加えられています。

木村:甘さと言いつつ、ボトムスは圧倒的にパンツが多かったですね。甘さがあるトップスに、チノパンやデニムでバランスを取るというのが、次の春夏の本命スタイルかもしれません。

本橋:甘いんだけれど、ワンピースは引き続き少なかったです。カラーは、オトナ向けには「ドリス ヴァン ノッテン」のようなツヤっぽい感じ。ヤングの方はビビッドなレッドや、水色と茶色の組み合わせ。バターイエローを使っているブランドも多かったです。

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「シャネル」が高いカバー力と潤いキープ力を誇るリキッドコンシーラーを発売

「シャネル(CHANEL)」は2026年1月9日、高いカバー力と潤いのキープ力を誇るリキッドコンシーラー“ウルトラ ル タン コレクトゥール”(全6色、各8.5g、各7370円)を発売する。

同アイテムは、シミや赤み、くすみなどの肌悩みを瞬時にカバーし、均一な肌色と心地よさを長時間キープする。ウォータープルーフとトランスファープルーフ処方で、触れても色移りしにくく、伸びの良い軽やかなテクスチャーが肌に馴染むナチュラルな仕上がりから、しっかりカバーする仕上がりまで自在に調整可能だ。

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【2026年春コスメ】「マリークワント」からデイジー型のマルチに使えるフェイスカラーパレットが登場

「マリークワント(MARY QUANT)」は2026年2月6日、デイジーをかたどったフェイスカラーパレット“チアリー カラーズ フォー フェイス”(全3種、各6050円)を数量限定で発売する。

同アイテムは、「マリークワント」のアイコンであるデイジーをかたどったマルチに使えるフェイスカラーパレットだ。ひとつのパレットで、フェイスパウダー、ハイライト、チーク、シェーディングが仕上げられるマルチパレット2種と、5色のハイライトカラーと1色のグリッターカラーで、透明感のある艶肌に仕上げるグロウハイライトパレット1種をそろえる。

カラーラインアップは、血色感のある可愛らしい印象の“01 チャーム ブルーム”、フレッシュな印象の“02 サンリット ブルーム”、透明感と艶肌を作り上げる“03 ハーモニー ブルーム”をそろえる。すべてのアイテムにデイジーエキスを配合し、潤いをキープするほか、カラーラスティングコートパウダーで、皮脂や汗によるくすみを防いで発色を持続する。

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「ラフ シモンズ」のアーカイブ販売イベントが「ドーバー ギンザ」で開催 ラフ本人のサイン会も実施予定

「ドーバーストリートマーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」は、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」のアーカイブを集めた期間限定の販売イベントを開催する。期間は12月29日〜2026年1月18日。なお、 初日の12月29日には、ラフ・シモンズ本人がドーバーストリートマーケットギンザに来店し、アーカイブ購入者を対象に午後6時から8時までの間サイニングを実施する予定だ。

同イベントでは、初期の代表的なコレクション“Kollaps”や“Riot Riot Riot”をはじめ、スターリング・ルビーとのコラボレーション、“ツイン・ピークス(Twin Peaks)”コレクションなど、約30年にわたる作品群の中から、ラフ・シモンズ本人が厳選した貴重なピースが並ぶ。

さらにウエアのみならず、アーカイブとして極めて希少なアイテムも多数登場。初期9回のショー映像を収録したVHSテープを収めた特製ボックス、象徴的なブラック・パームスのレコード型インビテーションを含む初期の招待状、「ヴァージニア クリーパー(Virginia Creeper)」のオリジナル・ルックブック、デヴィッド・シムズとのコラボレーションによる「Isolated Heroes」のオリジナル写真、そしてポスターや書籍、厳選された印刷物などもラインアップする。

また、初期〜中期の作品に加え、ブランド休止直前のシーズンアイテムも販売。「ラフ シモンズ」のクリエイティブな世界観を、幅広くかつ一貫性のある形で体感できる内容となっています。

開催概要

◾️「ラフ シモンズ」アーカイブ イベント
期間:2025年12月29日〜26年1月18日
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 2F イベントスペース
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館
※初日の販売方法は「ドーバーストリートマーケットギンザ」公式インスタグラムにて近日中に発表予定

◾️ラフ・シモンズ 来店 サイニングイベント
日程:2025年12月29日
時間:18:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 7F ローズベーカリー ギンザ
※サイニングイベントへの参加はイベント当日のアーカイブ購入者限定。
※各個人で所有されている「ラフ・シモンズ」アイテムへのサインは禁止。
※全てアーカイブ製品のため、返品・交換はなし。

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電子音楽の最前線が東京に集結 「MUTEK.jp」10年間の集大成

11月20日〜23日の4日間、渋谷のSpotify O-EASTをメイン会場に「MUTEK.JP 2025」が開催された。「MUTEK」は電子音楽、デジタルクリエイティビティ、オーディオ・ビジュアルアートに特化したフェスティバルとして1999年にカナダ・モントリオールで誕生。その後、東京、メキシコ、バルセロナ、ブエノスアイレス、ドバイ、サンフランシスコなど世界各地に広がり、アジアでの開催は東京のみとなる。

16年11月に「MUTEK.jp」が初開催され、今年で10周年を迎えた。節目の年となる今回は、国内外から豪華アーティストが集結。ジム・オルーク(Jim O’Rourke)、石橋英子、ジョー・タリア(Joe Talia)らが出演した渋谷「WWW」でのオープニングを皮切りに、21〜23日にはSpotify O-EASTでナイトプログラム「Nocturneシリーズ」が行われた。

初日のNocturne1には、電子音楽レーベルのラスター・ノートン(Raster-Noton)を主宰するカールステン・ニコライ(Carsten Nicolai)ことアルヴァ・ノト(Alva Noto)、EYEとCosmic LabのC.O.L.Oによるコラボレーション、日本のオルタナティブロックバンドGEZANが登場。深夜にはニコラ・クルーズ(Nicola Cruz)がライブセットを披露し、多様なジャンルが交差する特別な一夜となった。

アルヴァ・ノトは、極限まで削ぎ落としたミニマルなサウンドにグリッチ、ノイズ、クリック、ドローンを織り交ぜ、クライマックスには強靭なビートを加えるハイブリッドな表現で観客を魅了。波形や映像が反復パターンと連動する構成は、視覚・聴覚の両面から瞑想的世界へと導いた。「MUTEK」の常連でもあるアルヴァ・ノトは以下のコメントを残している。

「『MUTEK.JP』は電子音楽フェスティバルの中でも最も革新的な存在のひとつであり、アヴァンギャルドな表現の最前線に立ち続けています。私にとって日本でパフォーマンスを行うことは、常に特別な意味を持っており、実験的で型にはまらない電子音楽を長年に渡り支え続けてきた『MUTEK.JP』の主催者たちと時間を共有できることを心から楽しんでいます」。

EYEとマルチメディアA/Vコレクティブ「Cosmic Lab」の創設者でビジュアル・アーティストC.O.L.Oのコラボは、ウェーブテーブルシンセを駆使し、狂気をはらんだサイケデリックノイズの轟音が響き渡る。映像に合わせて音を生成する逆オーディオリアクティブという唯一無二のパフォーマンスを演出。ボアダムズ(BOREDOMS)のフロントマンとして90年代から活動し、60歳を超えた現在もなお揺るぎないスタイルを貫いているEYEの存在感が際立った。

会場の空気を一変させたのがGEZANだ。若い世代からカルト的な支持を集める彼らのサウンドは、ひとつのジャンルに収まりきらない実験性と前衛性に満ちている。「MUTEK.jp」 に合わせたエクスペリメンタルセットでは、トレードマークの真紅の衣装で薄暗いステージに立った瞬間から圧倒的な存在感を放ち、視線を奪った。轟音ギターと激しいビートが生むハードコアなサウンドから、ピュアにも奇怪にも聴こえる高音ボイスを前面に出したメランコリックでエモーショナルな楽曲へと展開し、その変化は常に予測不可能。圧倒的なパフォーマンスがフロア全体を深く引き込んでいった。

GEZANの魅力は、フロントマン・マヒトゥ・ザ・ピーポーによる魂の籠った詩にもある。社会、政治、都市、若者文化、現代の違和感や不安を鋭く射抜く言葉は、不条理な世界を生きる人々の心を掴む。今回の「MUTEK.jp」初出演についても次の叙情的なメッセージを残している。

「自動生成でつくられる画像や映像は日常に浸水している。もはや触れている感触もないままに浸り、わたしたちは思考イメージの多くを委ねている。グラフィックアートの一部はAIにどう学習させるかという課題に取り組み、オリジナリティをそこに見出してるけど、それらの差異も全ては未来と呼ぶほど遠くない先で学習され均一化されるだろう。『MUTEK.jp』の真ん中に情緒を置いてみる。決して学習されない心の形を弦の振動で描いてみる。一見、メディアアートと反発する意識を今日のミックスとして念頭にステージに立てたのは『MUTEK.jp』が積み上げた10年の連なりがあったからだろう。複雑さを捨てずに歩む」。

最終日Nocturne3のオープニングを飾ったのは、ラスター・ノートンに所属した初の女性アーティストであり、スイスを拠点に活動するKyokaと、サカナクションのベーシスト草刈愛美によるデュオのウカブオト:superpositionだ。昨年 P.O.南青山ホールで初披露されたマルチチャンネルライブパフォーマンスの再演となる今回は、厳かなアンビエントに時折りエレキベースの重厚な響きや微かなボーカルが溶け合い、水が揺れ動くモノクローム映像に2人のシルエットが重なり合う美しい世界が創り上げた。デュオを代表して、Kyokaが以下のコメントを残している。

「『MUTEK.jp 』10周年という特別な場所で、草刈愛美さんとのウカブオト – super positionを再演できたことを嬉しく思います。出会って16年以上、音を通して築いてきた信頼関係が、そのままライブの呼吸となって立ち上がりました。今回は音を軸に据えながら、長年続けている『音・水・光』の研究をもとにした映像を使用しました。実はこの映像は、今年スイスの世界遺産で展示した『Score : Resonance』を、愛美さんから『今回のライブに活かせない?』と提案してもらったことから実現したものです。彼女はいつも新しい視点をくれる存在で、その感性に背中を押される形で空間が広がりました。貴重な機会をくださった『MUTEK.jp』に心から感謝しています」

2階席の立ち見エリアも埋まるほどの人気を見せたのが、和田永、吉田悠、吉田匡によるオープン・リール・アンサンブル(Open Reel Ensemble)だ。古いオープンリール式テープレコーダーを磁気民族楽器として再構築し、テープを巻き、回し、スクラッチして生まれるアナログノイズを音楽として昇華した。「MUTEK」では映像と音の融合が重視されるが、彼らは演奏風景をビデオカメラで撮影し、そのまま映像として会場に投影する生のA/Vパフォーマンスで独自性を際立たせた。

その他、2日目のNocturne2ではDaito Manabeが今年のSónar Festivalで披露したオーディオビジュアルパフォーマンスを再演。10周年のフィナーレは、Satoshi Tomiie、Kuniyuki Takahashi、Manami Sakamotoによるインプロヴィゼーションとダンスミュージック、映像を融合させたライブセッションで幕を閉じた。

最後に「MUTEK.jp」ジェネラルディレクター・岩波秀一郎は10周年を終えて次のように語る。

「『MUTEK.JP』 を2016年にスタートしてから10年を迎え、最も強く感じているのは、デジタルクリエイティブコミュニティーが確かな形として育ってきたことです。デジタル・クリエイティビティーの創造性の開発、オーディオ・ビジュアルアートといった新しい芸術文化の普及を目指して活動してきましたが、多くの文化機関、政府機関、企業、そしてアーティストやクリエイター、参加者の皆様に支えられ、ここまで発展することができました。今年は特にアジアからの参加者が増え、国際的な交流の広がりを強く実感しています。今後の10年は、このプラットフォームを通じてコミュニティーをさらに拡大し、文化交流を深化させることで、国内外に新たな芸術文化の可能性を創出していきたいと考えています」。

「MUTEK」はカナダ発のフェスティバルだが、「MUTEK.jp」はすでに独自のフェスとして東京に根付きつつある。特に、日本のアーティストが持つ卓越したスキルやセンス、そして、情熱は圧倒的で、その存在は国内シーンを牽引すると同時に、その創造性は世界でも高く評価されることだろう。また、オーバーツーリズムが課題となる一方、国際色豊かなオーディエンスは日本の音楽シーンを知り、共有することで、多様性を高める重要な役割を果たしていると感じた。

PHOTOS:SHIGEO GOMI

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エニーマインドが「マスコード」のサン・スマイルを40億円で買収

SNSマーケティングやEC支援を行うエニーマインドグループ(AnyMind Group)は、マスクブランド「マスコード(MASCODE)」やスキンケアブランド「リズム(RISM)」を展開するサン・スマイルを40億円で買収する。投資ファンドのJ-STARが所有するスマイル株を100%買い取り、2026年の1月1日付で100%子会社化する予定。エニーマインドは美容分野でのM&Aを強化しており、10月にも縦型の商品レビュー動画などに強い美容SNSのNADESHIKOを買収していた。

エニーマインドは自社開発のECやSNS支援ツールのほか、自社でも多数のインフルエンサーを抱えており、SNSを起点としたEC販売支援を行ってきた。美容分野の商品開発に強く、ドラック・バラエティなどのオフラインのチャネルでヒットアイテムを抱えるサン・マスクをグループに加えることで、SNSからEC、オフラインのチャネルまで美容分野の流通全体を一気通貫で支援する体制を整える。

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「ディオール」2026年プレ・フォール・コレクション

「ディオール(DIOR)」が2026年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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野村訓市の「トリップスター」が仕掛ける“紳士服のディッキーズ” 晴れ舞台や初詣などの大切な場面のスーツを制作

野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は12月24日、「ディッキーズ(DICKIES)」とコラボレーションした第8弾となるスーツ(3万9380円)を発売する。ビームス 原宿 アネックス(FUTURE ARCHIVE)と「ビームス」公式オンラインショップで取り扱う。ビームス 原宿 アネックスは、24日のみ11時からの営業(25日以降は13時から営業)。

晴れ舞台や初詣などの大切な場面の救世主

“紳士服のディッキーズ”をスローガンに掲げ、2018年にスタートしたコラボ。デートに冠婚葬祭、肩に力が入る打ち合わせや、晴れの舞台など、男性の日常に訪れるスーツを着なければいけない瞬間の救世主として新時代のスーツを提案してきた。

第8弾目となる最新作はウール混のツイード生地を採用した当企画では2019年以来のツイード仕立てのセットアップで、保温性と吸放湿性に加え、シルエットは前回の第7弾に改良した仕様をそのまま踏襲している。ジャケットの胸の空き具合を狭め、ショート丈をボクシーに仕上げた。さらに、タック入りのパンツは太ももから足首にかけて緩めのテーパードがかかっている。カラーは、ブラウン、グレー、ブラックの全3色展開で、サイズ展開はS〜XL。モデルは野村訓市自らが務めた。

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野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は12月24日、「ディッキーズ(DICKIES)」とコラボレーションした第8弾となるスーツ(3万9380円)を発売する。ビームス 原宿 アネックス(FUTURE ARCHIVE)と「ビームス」公式オンラインショップで取り扱う。ビームス 原宿 アネックスは、24日のみ11時からの営業(25日以降は13時から営業)。

晴れ舞台や初詣などの大切な場面の救世主

“紳士服のディッキーズ”をスローガンに掲げ、2018年にスタートしたコラボ。デートに冠婚葬祭、肩に力が入る打ち合わせや、晴れの舞台など、男性の日常に訪れるスーツを着なければいけない瞬間の救世主として新時代のスーツを提案してきた。

第8弾目となる最新作はウール混のツイード生地を採用した当企画では2019年以来のツイード仕立てのセットアップで、保温性と吸放湿性に加え、シルエットは前回の第7弾に改良した仕様をそのまま踏襲している。ジャケットの胸の空き具合を狭め、ショート丈をボクシーに仕上げた。さらに、タック入りのパンツは太ももから足首にかけて緩めのテーパードがかかっている。カラーは、ブラウン、グレー、ブラックの全3色展開で、サイズ展開はS〜XL。モデルは野村訓市自らが務めた。

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「正解を急がないデザインとは?」 中里唯馬と語る若手支援プログラムFFPの現場

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今回のゲストは、中里唯馬「ユイナ ナカザト」デザイナーです。中里デザイナーが発起人を務める若手支援プログラム「Fashion Frontier Program(FFP)」についてうかがいます。コロナ禍をきっかけに生まれた「デザイナーの意思決定こそが環境負荷の起点になり得る」という問題意識から、学びと評価を同時に設計したその狙いを語っていただきます。16人のセミファイナリストが参加し、「正解を急がず、悩み、言語化する」ことを重視する育成プロセスや、多分野の審査員との対話を通じて見えてきた、いま求められる創造性の条件とは。今季グランプリに選ばれた“ほどく服”の評価ポイントとともに、FFPの現場の熱量をポッドキャストでひもときます。



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「正解を急がないデザインとは?」 中里唯馬と語る若手支援プログラムFFPの現場

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今回のゲストは、中里唯馬「ユイナ ナカザト」デザイナーです。中里デザイナーが発起人を務める若手支援プログラム「Fashion Frontier Program(FFP)」についてうかがいます。コロナ禍をきっかけに生まれた「デザイナーの意思決定こそが環境負荷の起点になり得る」という問題意識から、学びと評価を同時に設計したその狙いを語っていただきます。16人のセミファイナリストが参加し、「正解を急がず、悩み、言語化する」ことを重視する育成プロセスや、多分野の審査員との対話を通じて見えてきた、いま求められる創造性の条件とは。今季グランプリに選ばれた“ほどく服”の評価ポイントとともに、FFPの現場の熱量をポッドキャストでひもときます。



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春夏の定番マクラメ&メッシュ編み スタイルを格上げする新提案

例年の酷暑対策の流れで、新たな肌見せの定番になりつつあるマクラメ&メッシュ編み。ボヘミアンなムードやハンドクラフトならではの風合いが、装いに特別感を添えてくれます。手仕事が生むアート性の高いデザインも人気の理由。シーズンごとにワードローブに迎えたい存在です。

「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は2025年、26年と続けて、趣の深い編み模様のニットを提案しました。レースのように繊細な編み地は軽やかで華やか。インナーにシャツをしのばせ、ボトムスを同系色でまとめることで、エフォートレスかつリュクスなレイヤードを構築。のどかさと優雅さが交わったスタイルに仕上げています。今回は、手仕事が光る編み地のニットルックから、スタイリングのポイントをご紹介します。

透け感に品格を添えて
揺れるフリンジが主役

手仕事感の強い編み物は、素肌を大胆にのぞかせても品格を失わないの魅力です。軽やかな透け感が涼やかさをもたらし、自然体のエレガンスをまとわせてくれます。マクラメやフリンジといった立体的なディテールを掛け合わせることで、躍動感が生まれます。

「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は、透け感のあるブラックのニットトップに、鮮やかなブルーのマクラメ&フリンジスカートを合わせたルックを披露しました。編みの隙間から素肌がのぞき、センシュアルでありながら端正な佇まいに仕上げています。歩くたびに揺れるフリンジがリズムを生み、ミニマルな配色の中で素材そのものの存在感を際立たせています。

意外性が生む
スポーティー×手編みの調和

スポーティーな装いに手仕事のニット感を取り入れることで、意外なケミストリーが生まれます。ライトな印象に映りがちな素肌見せのルックも、ハンドクラフトならではの丁寧な表情が加わることで、ルーズや手抜きに見えにくくなるマリアージュです。

マクラメ編みのスリーピースを仕立てたのは「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」。若草色のようなグリーンがアイキャッチー。少しゆるめの編み地から素肌がうっすらと透けて、エアリーな雰囲気。軽やかに羽織ったジャケットまで手編みで仕上げ、やさしげなムードをいっそう倍増。ビーチシーンにも映える、ドレッシーなニットルックです。

レイヤード次第で通年対応
隙間が生む、軽やかでモードな存在感

隙間を生かしたゆるやかな編み地のニットウエアは、アートライクな表情が魅力。風通しがよく、透け感を生かしてインナーの表情を操れるため、通年で取り入れやすい点も強みです。夏は素肌の抜け感を楽しみ、秋冬はレイヤードで立体感を加えるなど、季節に応じてスタイルの幅を広げられます。

オリジナルのニット技法に強みを持つ「シーエフシーエル(CFCL)」は、複雑な隙間を生かしたニットワンピースを提案しました。不規則に配された空間から素肌がのぞき、エアリーかつモードなムードを演出。インナーを差し込めば秋冬にも活躍し、主役級の存在感を放つ一着です。

フィット感と抜け感を両立
涼やかさを重ねるメッシュニット

ボディーにしなやかにフィットするニットは、細身のシルエットをきれいに引き立ててくれます。メッシュの編み地なら風が通り抜け、涼やかな着心地に。ボディーコンシャスでありながら、どこかエアリーな雰囲気が宿るのも“フィットニット”の魅力です。

「エトロ(ETRO)」は、色鮮やかなワンピースにメッシュニットを重ねるレイヤードを提案。その上からニット仕立てのジャケットを羽織り、ニットの三重奏に仕上げました。裾だけがほんのり透けて、軽やかで弾むような動きも生まれています。

マクラメ&メッシュ編みは、クラフト感と涼やかさの両方を印象付けるため、さっぱりと見えがちな春夏シーズンに好都合です。ニットならではの伸縮性がストレスフリーな着心地へと誘います。華やかさと穏やかさを併せ持つマクラメ&メッシュ編みで、春夏スタイルをグレードアップしてみませんか。

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春夏の定番マクラメ&メッシュ編み スタイルを格上げする新提案

例年の酷暑対策の流れで、新たな肌見せの定番になりつつあるマクラメ&メッシュ編み。ボヘミアンなムードやハンドクラフトならではの風合いが、装いに特別感を添えてくれます。手仕事が生むアート性の高いデザインも人気の理由。シーズンごとにワードローブに迎えたい存在です。

「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は2025年、26年と続けて、趣の深い編み模様のニットを提案しました。レースのように繊細な編み地は軽やかで華やか。インナーにシャツをしのばせ、ボトムスを同系色でまとめることで、エフォートレスかつリュクスなレイヤードを構築。のどかさと優雅さが交わったスタイルに仕上げています。今回は、手仕事が光る編み地のニットルックから、スタイリングのポイントをご紹介します。

透け感に品格を添えて
揺れるフリンジが主役

手仕事感の強い編み物は、素肌を大胆にのぞかせても品格を失わないの魅力です。軽やかな透け感が涼やかさをもたらし、自然体のエレガンスをまとわせてくれます。マクラメやフリンジといった立体的なディテールを掛け合わせることで、躍動感が生まれます。

「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は、透け感のあるブラックのニットトップに、鮮やかなブルーのマクラメ&フリンジスカートを合わせたルックを披露しました。編みの隙間から素肌がのぞき、センシュアルでありながら端正な佇まいに仕上げています。歩くたびに揺れるフリンジがリズムを生み、ミニマルな配色の中で素材そのものの存在感を際立たせています。

意外性が生む
スポーティー×手編みの調和

スポーティーな装いに手仕事のニット感を取り入れることで、意外なケミストリーが生まれます。ライトな印象に映りがちな素肌見せのルックも、ハンドクラフトならではの丁寧な表情が加わることで、ルーズや手抜きに見えにくくなるマリアージュです。

マクラメ編みのスリーピースを仕立てたのは「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」。若草色のようなグリーンがアイキャッチー。少しゆるめの編み地から素肌がうっすらと透けて、エアリーな雰囲気。軽やかに羽織ったジャケットまで手編みで仕上げ、やさしげなムードをいっそう倍増。ビーチシーンにも映える、ドレッシーなニットルックです。

レイヤード次第で通年対応
隙間が生む、軽やかでモードな存在感

隙間を生かしたゆるやかな編み地のニットウエアは、アートライクな表情が魅力。風通しがよく、透け感を生かしてインナーの表情を操れるため、通年で取り入れやすい点も強みです。夏は素肌の抜け感を楽しみ、秋冬はレイヤードで立体感を加えるなど、季節に応じてスタイルの幅を広げられます。

オリジナルのニット技法に強みを持つ「シーエフシーエル(CFCL)」は、複雑な隙間を生かしたニットワンピースを提案しました。不規則に配された空間から素肌がのぞき、エアリーかつモードなムードを演出。インナーを差し込めば秋冬にも活躍し、主役級の存在感を放つ一着です。

フィット感と抜け感を両立
涼やかさを重ねるメッシュニット

ボディーにしなやかにフィットするニットは、細身のシルエットをきれいに引き立ててくれます。メッシュの編み地なら風が通り抜け、涼やかな着心地に。ボディーコンシャスでありながら、どこかエアリーな雰囲気が宿るのも“フィットニット”の魅力です。

「エトロ(ETRO)」は、色鮮やかなワンピースにメッシュニットを重ねるレイヤードを提案。その上からニット仕立てのジャケットを羽織り、ニットの三重奏に仕上げました。裾だけがほんのり透けて、軽やかで弾むような動きも生まれています。

マクラメ&メッシュ編みは、クラフト感と涼やかさの両方を印象付けるため、さっぱりと見えがちな春夏シーズンに好都合です。ニットならではの伸縮性がストレスフリーな着心地へと誘います。華やかさと穏やかさを併せ持つマクラメ&メッシュ編みで、春夏スタイルをグレードアップしてみませんか。

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未来のクリエイターに求めるのは「エモーション」 中里唯馬が主導するファッションアワードが授賞式開催

デザイナーの中里唯馬が立ち上げたファッションアワード「ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM、以下FFP)」はこのほど、2025年度の最終審査会およびアワード授賞式を東京・虎ノ門ヒルズで開催した。8人のファイナリストの中から、林ひかりがグランプリを受賞。準グランプリには、滝直とエミリー・ミサキ・ホン(Emily Misaki Hon)が選ばれた。

「FFP」は、社会的責任とクリエイティビティーを併せ持つファッションデザイナーを育成・支援するプログラムとして設立。今年で5年目を迎えた。エデュケーション一体型のプログラムで、第一次の書類審査を通過したセミファイナリストは2カ月間かけて、さまざまなクリエイターや識者による講義を受講しながら最終作品を完成させる。

既存のファッションの常識にとらわれないオルタナティブな評価軸を形成するため、審査員を多ジャンルから招へいしている点も特徴だ。今年は中里デザイナー、栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問、現代美術家の寒川裕人、五箇公一・国立環境研究所生物多様性領域特命研究員、宮田裕章・慶應義塾大学医学部教授、ファッションジャーナリストの渡辺三津子、サラ・ソッザーニ・マイノ=ソッザーニ財団クリエイティブ・ディレクター、ナニーヌ・リニング=オペラディレクターが審査員を務めた。

グランプリを受賞した林ひかりによる「外枠」

グランプリを受賞した林の作品「外枠」は、服の“枠組み”に着目し、「サイズ、流行、着方、他者評価といった誰かが決めた基準に合わせるための服」のあり方を問い直す作品だ。特に消費サイクルの速い子ども服を素材に、子どものTシャツを手作業でほどき、どんな体型にもフィットするドレスへと変化させた。プリントには、エプソンのデジタル捺染機「Monna Lisa」を活用した。林は最終プレゼンテーションで、織物を続けていた祖母との思い出にも触れ、「祖母の布のように、時間をかけ、効率から離れたものにこそ宿る魅力がある」と語った。

準グランプリの「Wrap me up」

準グランプリの滝の作品は「Wrap me up」と題し、ウエストが約4メートルまで伸びるニットパンツと、パネル状のニットトップ2枚を自由に巻き付ける構成で、サイズフリーかつ誰でも自由にアレンジして着られる服を提案。素材にはさまざまな場所から集めたミシン残糸を使用した。

準グランプリの「Relics」

ミサキ・ホンの「Relics」は、自身の祖父の遺品を織り直し、近隣で拾い集めたユーカリの落ち葉で染め直した作品。ただのリサイクルではなく、喪失と記憶といった情緒的価値を服に込めた。

中里デザイナーは、「これからの時代のキーワードは『エモーション』。今、クリエイターがモノを生み出す意義はここにあると思う。今回の審査でも、受け手が大事にしたいと思える物語やエモーションを、いかに上手くデザインのプロセスの中に込められるかという点を重視した」とコメント。さらにこの5年間を振り返り、「クリエイター同士が刺激し合い、協業するコミュニティーが形成されてきた実感がある」と語った。

「FFP」ではこれまで31人のデザイナーを輩出してきた。今年はアーティストマネジメントのエージェント活動も始動し、社会的責任の視座を持ちながら斬新な発想力を備えた卒業デザイナーと企業の橋渡しも行っていく。

また来年はJR東日本とパートナーシップを組む。高輪ゲートウェイシティに開館する文化施設「モン タカナワ:ザ ミュージアム オブ ナラティブズ」で、講義から授賞式までを一貫して実施する計画だ。

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未来のクリエイターに求めるのは「エモーション」 中里唯馬が主導するファッションアワードが授賞式開催

デザイナーの中里唯馬が立ち上げたファッションアワード「ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM、以下FFP)」はこのほど、2025年度の最終審査会およびアワード授賞式を東京・虎ノ門ヒルズで開催した。8人のファイナリストの中から、林ひかりがグランプリを受賞。準グランプリには、滝直とエミリー・ミサキ・ホン(Emily Misaki Hon)が選ばれた。

「FFP」は、社会的責任とクリエイティビティーを併せ持つファッションデザイナーを育成・支援するプログラムとして設立。今年で5年目を迎えた。エデュケーション一体型のプログラムで、第一次の書類審査を通過したセミファイナリストは2カ月間かけて、さまざまなクリエイターや識者による講義を受講しながら最終作品を完成させる。

既存のファッションの常識にとらわれないオルタナティブな評価軸を形成するため、審査員を多ジャンルから招へいしている点も特徴だ。今年は中里デザイナー、栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問、現代美術家の寒川裕人、五箇公一・国立環境研究所生物多様性領域特命研究員、宮田裕章・慶應義塾大学医学部教授、ファッションジャーナリストの渡辺三津子、サラ・ソッザーニ・マイノ=ソッザーニ財団クリエイティブ・ディレクター、ナニーヌ・リニング=オペラディレクターが審査員を務めた。

グランプリを受賞した林ひかりによる「外枠」

グランプリを受賞した林の作品「外枠」は、服の“枠組み”に着目し、「サイズ、流行、着方、他者評価といった誰かが決めた基準に合わせるための服」のあり方を問い直す作品だ。特に消費サイクルの速い子ども服を素材に、子どものTシャツを手作業でほどき、どんな体型にもフィットするドレスへと変化させた。プリントには、エプソンのデジタル捺染機「Monna Lisa」を活用した。林は最終プレゼンテーションで、織物を続けていた祖母との思い出にも触れ、「祖母の布のように、時間をかけ、効率から離れたものにこそ宿る魅力がある」と語った。

準グランプリの「Wrap me up」

準グランプリの滝の作品は「Wrap me up」と題し、ウエストが約4メートルまで伸びるニットパンツと、パネル状のニットトップ2枚を自由に巻き付ける構成で、サイズフリーかつ誰でも自由にアレンジして着られる服を提案。素材にはさまざまな場所から集めたミシン残糸を使用した。

準グランプリの「Relics」

ミサキ・ホンの「Relics」は、自身の祖父の遺品を織り直し、近隣で拾い集めたユーカリの落ち葉で染め直した作品。ただのリサイクルではなく、喪失と記憶といった情緒的価値を服に込めた。

中里デザイナーは、「これからの時代のキーワードは『エモーション』。今、クリエイターがモノを生み出す意義はここにあると思う。今回の審査でも、受け手が大事にしたいと思える物語やエモーションを、いかに上手くデザインのプロセスの中に込められるかという点を重視した」とコメント。さらにこの5年間を振り返り、「クリエイター同士が刺激し合い、協業するコミュニティーが形成されてきた実感がある」と語った。

「FFP」ではこれまで31人のデザイナーを輩出してきた。今年はアーティストマネジメントのエージェント活動も始動し、社会的責任の視座を持ちながら斬新な発想力を備えた卒業デザイナーと企業の橋渡しも行っていく。

また来年はJR東日本とパートナーシップを組む。高輪ゲートウェイシティに開館する文化施設「モン タカナワ:ザ ミュージアム オブ ナラティブズ」で、講義から授賞式までを一貫して実施する計画だ。

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「ロウ」ギャラリーのポップアップが阪急メンズ東京で開催中 日本初公開を含む複数作家の作品を展示

阪急メンズ東京で大岡山のギャラリー「ロウ(LOWW)」のポップアップが開催中だ。会期は2026年2月3日まで。

同ポップアップは阪急メンズ東京1階で開催しており、複数の作家の作品を展示、販売している。展示中のジャン=ミッシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の盟友のニコラス・テイラー(Nicholas Taylor)とバスキアのポートレイトセッションは、フォトグラビュールで制作されており、製作者はフォトグラビュールのマエストロとして名高いドイツのニールズ・ボルシェが手掛けた。また、ベルリン在住のカロリーナ・グルジウノヴィッツ(karolinagrzywnowicz)の作品は、今回が日本初公開。日本で採取された石に合わせて制作された吹きガラスの作品は、エッセンシャルオイルを入れて空間を香りで満たし、視覚だけでなく嗅覚にも訴える。

その他には、東京・東品川のテラダ アート コンプレックスⅡ(TERRADA ART COMPLEXⅡ)の「スタンディング パイン(STANDING PINE)」とのグループ展「PORTRAIT」でも話題になったYoshihiro Sakuraiの写真作品、TUHEADSのキャンバス作品の他、ベルリンのトビアス・カッペル(Tobias Kappel)、ロンドンのエミリー・アンダーセン(Emily Andersen)の作品なども展示。また、現在「ロウ」ギャラリーで展示中の森田智仁の立体作品も紹介している。

▪️ LOWW POPUP EXHIBITION at Hankyu Men’s, Tokyo

日程:2026年2月3日まで
時間:12:00〜20:00(月〜金曜)、11:00〜20:00(土、日曜)※年末年始の営業時間は阪急メンズ東京に準じる
場所:阪急メンズ東京 1階
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

公式サイト

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パリ発ブックギャラリー「オーエフアール パリ」がアディッション アデライデでポップアップ パリのホリデーシーズンを体験できる空間

パリ発のブックショップギャラリー「オーエフアール パリ(OFR. PARIS)」は12月20〜28日、アディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)でポップアップストアを開催する。1996年創業の「オーエフアール パリ」は、店内に積み上がった1000冊以上のアートブックを通して、訪問者の思考や出会いを促すような空間を提供してきた、パリのファッションとアートを牽引するブックショップギャラリーだ。

「パープル」の希少なバックナンバーなど
パリのカルチャーが行き交うインディペンデントな拠点

本ポップアップでは、東京支店、「オーエフアール トウキョウ(OFR.TOKYO)」を運営する「ブティック ロマンティック(BOUTIQUE ROMANTIQUE)」が会場の演出を担当。パリの店内と同じように積み重なる書籍とアートワークに加え、オリジナルのプロダクトを散りばめた。アイテムは、「パープル(PURPLE)」、「ダスト(DUST)」などパリで選定したファッション誌の希少なバックナンバーやポスターのほか、オリジナルのトートバッグ(6600円)やキャップ(1万3200円)、ソックス(6600円)、キャンドル(1万4300円)など、パリのホリデーシーズンを体験できるアイテムがそろう。

また本イベントの特別アイテムとして、30周年を迎える「オーエフアール パリ」の2026年最新コレクションを先行販売する。イラストレーターのカサンドル・モントリオル(Cassandre montoriol)によるブックデザインや、フォトグラファーのジアスコ・ベルトリ(Giasco Bertoli)のフォトプリントを施したアイテムのほか、フランス製のデニムキャップとビーニーが登場。さらに、ポップアップ期間中には、パリ本店と同様にホリデーシーズン限定ハートバッグでのギフトラッピングを用意する。

ポップアップ概要

■OFR. PARIS ポップアップストア 
日程:12月20〜28日
時間:12:00〜20:00
場所:アディッション アデライデ
住所:東京都渋谷区神宮前4-19-8 アロープラザ1階

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「フェンディ」がNetflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」とのカプセルコレクションを発売

「フェンディ(FENDI)」は12月18日、同日から配信されるNetflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」のシーズン5を記念した、スペシャルカプセルコレクションを発売した。

同コレクションは、“バゲット”(2型、各66万5500円)と“ピーカブー”(103万4000円)の3型を展開。各アイテム、アイコニックな「FF」ロゴとアールデコ調の水玉模様を融合させた「フェンディ ドット」 モチーフが特徴。美しいタペストリー効果のある生地で仕立てられ、ブラウンとピンク、またはダブとミントグリーンのカラーパレットの組み合わせが際立つカラーリング。

アイテム画像

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「ゼロハリバートン」と「マスターマインド・ワールド」がコラボ “スカル”をあしらったスーツケース2型

米国発のラゲージブランド「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」は、ストリートラグジュアリーブランド「マスターマインド・ワールド(MASTERMIND WORLD)」とコラボレーションした限定ラゲージを数量限定で発売する。キャビンサイズは12月20日、チャックインサイズは2026年春ごろに、全国の「ゼロハリバートン」直営店と公式オンラインストア、一部百貨店で順次発売予定だ。

漆黒の数量限定ラゲージコレクション

本コレクションは、「ゼロハリバートン」のラゲージ“ヘリテージライン”をベースに、「マスターマインド」の“スカル”をあしらったアイテムがそろう。漆黒のボディにレーザー刻印された“スカル”と“マスターマインド”のロゴが施されている。内装およびラゲージに、「ゼロハリバートン」と「マスターマインド」の特別なダブルロゴを配置した。

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吉田カバン「POTR」と「スブ」がコラボ “モカシンシューズ”をモチーフにした冬用サンダル

吉田カバン「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は12月19日、“冬用サンダル”を新たに提案するフットウエアブランド「スブ(SUBU)」とのコラボレーションアイテムを発売する。

今回は「スブ」とのコラボサンダルに2WAYのトートバッグをセットにして数量限定で販売する。価格は3万3000円で、国内外の「ポーターストア」(一部除く)、吉田カバンオフィシャルオンラインストア、「スブ」オンラインストアのみので取り扱う。※オンラインストアでは正午頃から販売。

コラボサンダル

コラボサンダルは、ネイティブアメリカンが履いていた1枚革から作られた“モカシンシューズ”をモチーフに製作。フリンジや刺しゅう、ビーズを施し、フットベッドには「ピー・オー・ティー・アール」を象徴するターコイズブルーを採用した。フィット感や安定性を高めるヒールベルトを搭載し、屋外で使用する際により快適に過ごせるようなデザインに仕上げている。

“POTR”ロゴの刺しゅうを施したヒールベルトは、シーンに応じて取り外しが可能。ターコイズブルーのフットベッドにはスマイルマークを、フラップ仕様のフリンジ下には「スブ」のロゴが刺しゅうされている。アッパーに使用した人口スエードは、軽量で水や汚れに強く、日常でも使いやすい素材。カラーはブラウンとブラックの2色展開で、サンダルのサイズは、1(24.0〜25.5cm)、2(26.0〜27.5cm)、3(28.0〜29.5cm)を展開する。

2WAYトートバッグもセット

また、サンダルと同じデザインを踏襲したトートバッグは、手持ちだけでなく斜め掛けでも使用することができる2WAY仕様。メイン素材には、撥水性の高いパラフィン加工を施したコットンリップストップを採用。A4サイズが収納でき、サンダルの収納バッグとしてだけでなく普段使いにも最適なサイズ。

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麻辣湯&味噌汁フレーバーのプロテイン登場 「ウルトラ」が数量限定で発売

プロテインブランド「ウルトラ(ULTORA)」は12月18日、食事として楽しめる“スーププロテイン”シリーズから、新フレーバーの麻辣湯と味噌汁(各420g、各3400円)を数量限定で発売した。今回は具材入りにアップデートし、タンパク質を補給しながら“食事としての満足感”をさらに高めている。

麻辣湯フレーバーは、唐辛子の辛みと花椒(ホアジャオ)のしびれる刺激が際立つ、同社プロテインシリーズ史上最も挑戦的な「シビ辛」な味わい。鶏出汁の旨みとほのかな甘さが辛さを引き立て、奥行きのある風味に仕上げた。

味噌汁フレーバーは、合わせ味噌の豊かなコクと、ふわっと立ちのぼる鰹節の香りが特徴。わかめや豆腐のやさしさが溶け合い、飲むたび体に染みわたる味わいだ。朝の1杯や夜遅い時間の軽食にも適したプロテインとなっている。

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オンワードHDがネイルのコスメ・デ・ボーテ買収 ビューティ分野を強化

オンワードホールディングス(HD)は18日、化粧品のコスメ・デ・ボーテ(東京、澁谷宏昭社長)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価格は対象会社が保有するネットキャッシュを除き約36億円で、ネットキャッシュを含めた資金総額は45億円となる。

コスメ・デ・ボーテはジェルネイルなどネイル分野に強みを持ち、主にセルフネイル商品などの企画販売を行ってきた。商品はバラエティストアやドラッグストアなど全国7000 店舗以上で販売されている。今年発売10 周年を迎えた「Gel Me1」は、各種メディアの人気ランキングの上位を占める。24年11月期業績は売上高17億円、営業利益4億5300万円。

オンワードHDは近年ビューティ分野に力を入れている。傘下でバレエ用品のチャコットのよる「チャコットコスメティクス」、オーガニックヘアケアブランド「プロダクツ」を運営するKOKOBAYに、今回コスメ・デ・ボーテが加わることなった。同社の保元道宣社長はビューティ分野について「アパレルに続く柱に育てたい。そのための人材確保を含めてM&Aは有効な手段」と語っていた。

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「リー」が“101”のアニバーサリーを祝う限定アイテムを発売 ジェームズ・ディーン着用モデルの復刻など2型

「リー(LEE)」は、“101”の100周年と101周年という節目に合わせ、年末年始にかけて2型の限定モデルを発売する。12月24日に限定モデル“ドッキング 101”を、翌年1月1日に“Lee 101-Z 1955”を発売し、いずれも「リー」直営店および「エドウイン(EDWIN)」オンラインモールで取り扱う。

“101”の歩みを体感する
2つのスペシャルアイテム

“ドッキング 101”は、1930年代の“カウボーイ”と1940年代の“ライダース”を融合したジャケット(3万8500円)とジーンズ(2万7500円)を展開。左右で異なるデニム生地を使用し、“カウボーイ”は右綾、“ライダース”は左綾となっているため、履き込むほどに左右で異なる色落ちが現れる仕様だ。バックポケットやレザーラベル、ステッチワークなどのディティールも左右で変化をつけ、遊び心とストーリー性を兼ね備えた。

“Lee 101-Z 1955”(3万3000円)は、俳優のジェームズ・ディーン(James Dean)が愛用したモデルを復刻した。彼の主演映画「理由なき反抗」で着用した“Lee 101-Z”、通称“センター黒タグ”の仕様をベースに、当時のモデルを再現。ベルトの内側には映画の衣装として使用されていたことを示すタグを配し、イニシャルの“JD”スタンプを押印した。

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「ヴェルサーチェ」の新デザイナーに「アライア」のピーター・ミュリエを任命か 情報筋の話

情報筋によれば、プラダ グループ(PRADA GROUP以下、プラダ)は傘下に持つ「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の新たなデザイナーとして、「アライア(ALAIA)」のピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)=クリエイティブ・ディレクターを任命する可能性が濃厚だという。事実だとすれば、12月12日にわずか1シーズンで退任したダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)前チーフ・クリエイティブ・オフィサーの後任となる。

なお、プラダはミュリエ=クリエイティブ・ディレクターの獲得に意欲的なものの、「アライア」を擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)はこれに難色を示しており、退任に向けた交渉が難航しているため、「ヴェルサーチェ」との契約はまだ結んでいないようだと情報筋は述べた。プラダは、本件についてコメントは差し控えるとしている。

ミュリエ=クリエイティブ・ディレクターの経歴

ミュリエ=クリエイティブ・ディレクターは、ベルギー出身。デザインと建築を学んだ後、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS) 」でキャリアをスタートした。「ジル サンダー(JIL SANDER)」を経て、「ディオール(DIOR)」のデザイン・ディレクターに就任。その後、2016年から18年までは「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターを務めた。同氏は長年ラフ・シモンズ(Raf Simons)の右腕として仕事をしてきたことでも知られ、ラフが「ディオール」で初めて手掛けたオートクチュール・コレクションの舞台裏を追ったドキュメンタリー映画「ディオールと私(DIOR & I)」にも登場している。21年2月から現職。

就任以来、創業者デザイナーのアズディン・アライア(Azzedine Alaia)のレガシーを敬意とともに継承し、女性のボディラインを強調するシルエットなどブランドを象徴するデザインを現代的に再解釈して高い評価を得ている。なお、リシュモンはブランドごとの業績を開示していないが、11月に発表した25年4~9月期(上半期)決算の際、ファッション&アクセサリー部門に属する「アライア」について「引き続き注目に値する成長推進力」とコメントした。

ブランドイメージを「ジャンニやドナテラ時代に戻したい」

「ヴェルサーチェ」は、1978年にジャンニ・ヴェルサーチェ(Gianni Versace)が設立。官能的なデザインと大胆な色使い、ギリシャ神話のメデューサをロゴに用いたゴージャスなスタイルで知られている。97年にジャンニが死去した後は、妹のドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)がブランドを引き継ぎ、より現代的でパワフルなイメージに。2018年に、マイケル・コース ホールディングス(MICHAEL KORS HOLDINGS、現カプリ ホールディングス)が21億ドル(約3255億円)で買収した。25年4月1日付で、ドナテラがチーフ・クリエイティブ・オフィサーを退いてチーフ・ブランド・アンバサダーに就き、後任としてヴィターレ前チーフ・クリエイティブ・オフィサーが就任。同月10日付で、プラダが12億5000万ユーロ(約2275億円)で買収した。取引は12月2日に完了し、ヴィターレ前チーフ・クリエイティブ・オフィサーは12月12日付で退任。また、ブランドのエグゼクティブ・チェアマンにロレンツォ・ベルテッリ=プラダ グループCSR部門ヘッドが就任した。

なお情報筋によれば、ベルテッリ=ヴェルサーチェ新エグゼクティブ・チェアマンは「ヴェルサーチェ」のブランドイメージやスタイルを、ジャンニやドナテラが率いていた時代に戻したいと考えているという。

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「アネッサ」から紫外線ブロックとシミ対策をかなえる日焼け止め 持ち運びに便利な40gサイズも

資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」は2026年2月21日、優れたUVカット効果とスキンケア機能、快適なテクスチャーを兼ね備えたデイリーシリーズ“アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル NB”[SPF50+・PA++++](40g、1496円/90g、2508円※編集部調べ、以下同)と“アネッサ ブライトニングUV ジェル NA”【医薬部外品】[SPF50+・PA++++](40g、1496円/90g、2508円)を発売する。資生堂オンラインストアほか、ドラッグストアや化粧品専門店などで取り扱う。

優れたUVカット効果とスキンケア機能を搭載

“アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル NB”は、湿度環境に応じて肌上の水分バランスを一定に保つ独自の技術を搭載し、湿気を感じる時は肌の上の水分を放出し、乾燥を感じる肌には水分を与える。また、スーパーヒアルロン酸とコラーゲンGLなどのスキンケア成分を配合し、紫外線から守りながら、スキンケアができる。

“アネッサ ブライトニングUV ジェル NA”は、3種のパールを配合したラベンダーピンクカラーでトーンアップした仕上がりをかなえる。また、肌の透明感の鍵となるシミ予防、カサつき、乾燥くすみの3つの要因に着目し、これまでの美白や潤い美容液成分に加え、アセチルヒアルロン酸Naなどの“ダブルティー クリアエッセンス”を新配合し、くすみやキメの乱れに潤いを与え、透明感をサポートする。

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「イセタン ミラー」ららぽーと横浜など3店舗を閉店 収支構造改革と契約満了で

三越伊勢丹グループのラグジュアリーコスメの編集ショップ「イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS 以下、イセタン ミラー)」は、ららぽーと横浜店、東急プラザ表参道「オモカド」店、ミーツ国分寺店の3店舗を閉店する。

ららぽーと横浜店は2022年12月23日に、ミーツ国分寺店は18年4月7日にオープンし注目を集めたものの、「全社の収支構造改革の一環として営業を終了する」(同社広報)と両店を閉店する経緯を語った。一方、15年10月10日にオープンした東急プラザ表参道「オモカド」店は、東急不動産SCマネジメントとの契約満了に伴う閉店となる。

ららぽーと横浜店は26年1月12日、東急プラザ表参道「オモカド」店が26年1月25日、ミーツ国分寺店が2月2日で営業を終了する。閉店に伴う従業員の雇用については、「当社の人事方針に則り、配置転換や必要な支援を行う予定」だ。

今回の3店舗閉店により、イセタン ミラーの店舗数は現在の20店舗から17店舗となる。同社はイセタン ミラー事業を「新規顧客のタッチポイントかつ出店商圏における利便性向上を担う存在」と位置付けており、今後は百貨店、オンライン、イセタン ミラーの化粧品3事業を組み合わせることで、専門性と網羅性を備えたMDサービスと利便性の提供を目指す。

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「イセタン ミラー」ららぽーと横浜など3店舗を閉店 収支構造改革と契約満了で

三越伊勢丹グループのラグジュアリーコスメの編集ショップ「イセタン ミラー メイク&コスメティクス(ISETAN MIRROR MAKE & COSMETICS 以下、イセタン ミラー)」は、ららぽーと横浜店、東急プラザ表参道「オモカド」店、ミーツ国分寺店の3店舗を閉店する。

ららぽーと横浜店は2022年12月23日に、ミーツ国分寺店は18年4月7日にオープンし注目を集めたものの、「全社の収支構造改革の一環として営業を終了する」(同社広報)と両店を閉店する経緯を語った。一方、15年10月10日にオープンした東急プラザ表参道「オモカド」店は、東急不動産SCマネジメントとの契約満了に伴う閉店となる。

ららぽーと横浜店は26年1月12日、東急プラザ表参道「オモカド」店が26年1月25日、ミーツ国分寺店が2月2日で営業を終了する。閉店に伴う従業員の雇用については、「当社の人事方針に則り、配置転換や必要な支援を行う予定」だ。

今回の3店舗閉店により、イセタン ミラーの店舗数は現在の20店舗から17店舗となる。同社はイセタン ミラー事業を「新規顧客のタッチポイントかつ出店商圏における利便性向上を担う存在」と位置付けており、今後は百貨店、オンライン、イセタン ミラーの化粧品3事業を組み合わせることで、専門性と網羅性を備えたMDサービスと利便性の提供を目指す。

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「グラウンド ワイ」が「エドウイン」とのコラボコレクションを発売 ジャケットやパンツなど全6型

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は12月19日、「エドウイン(EDWIN)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「グラウンド ワイ」直営店舗および「ヨウジヤマモト」公式オンラインストアで取り扱う。オンラインストアでは、同日の10時に販売する。

インディゴデニムとブラックツイルの新アイテム

本コラボレーションでは、「グラウンド ワイ」のパターンメイキングや「エドウイン」のジーンズをベースに白のステッチワークが映えるインディゴデニムとブラックツイルで登場する。デニムやツイルのハードな生地はワークテイストに仕上げ、カバーオール(4万6200円)やワークジャケット(4万2900円)、ペインターパンツ(3万6300円)などをラインアップする。

>特設ページ

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「ニューバランス」×カルフォルニア発「バスケットケース」 テック感あふれるスエードとスリムな構造のスニーカー

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は12月19日、ザック・キニンガー(Zack Kinninger)がデザイナーを務めるアメリカ・カルフォルニア発のブランド「バスケットケース(BASKETCASE)」と協業した“バスケットケース × ニューバランス 204L パイン バレー”(2万2000円)を発売する。サイズは、23.0〜29.0、30.0cmをそろえ、「ニューバランス」公式オンラインストアおよび「ニューバランス」原宿やティーハウス ニューバランスをはじめとする、世界の限定店舗で取り扱う。

アウトドアを感じるダークなアースカラーで登場

同アイテムは、2000年台のランニングスタイルを予想外の解釈で表現し、過去と現在の「ニューバランス」の人気モデルからデザイン要素を取り入れた。70年代のランニングシューズのスリムな構造と、プレミアムスエードのテック感あふれる質感を融合したロープロファイルなシルエットに仕上げた。ノスタルジックでアウトドアを感じるデザインにダークなアースカラーと柔らかな質感を用い、ハイキングスタイルのアイレットやブーツ風のシューレースを取り入れることで、シルエットを新たに再構築した。

アイテム詳細

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「ニューバランス」×カルフォルニア発「バスケットケース」 テック感あふれるスエードとスリムな構造のスニーカー

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は12月19日、ザック・キニンガー(Zack Kinninger)がデザイナーを務めるアメリカ・カルフォルニア発のブランド「バスケットケース(BASKETCASE)」と協業した“バスケットケース × ニューバランス 204L パイン バレー”(2万2000円)を発売する。サイズは、23.0〜29.0、30.0cmをそろえ、「ニューバランス」公式オンラインストアおよび「ニューバランス」原宿やティーハウス ニューバランスをはじめとする、世界の限定店舗で取り扱う。

アウトドアを感じるダークなアースカラーで登場

同アイテムは、2000年台のランニングスタイルを予想外の解釈で表現し、過去と現在の「ニューバランス」の人気モデルからデザイン要素を取り入れた。70年代のランニングシューズのスリムな構造と、プレミアムスエードのテック感あふれる質感を融合したロープロファイルなシルエットに仕上げた。ノスタルジックでアウトドアを感じるデザインにダークなアースカラーと柔らかな質感を用い、ハイキングスタイルのアイレットやブーツ風のシューレースを取り入れることで、シルエットを新たに再構築した。

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「メゾン マルジェラ」が初の住宅プロジェクトを発表 ドバイに建設

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」はこのほど、初の住宅プロジェクト「メゾン マルジェラ レジデンス(MAISON MARGIELA RESIDENCE)」を発表した。

人工島“パーム・ジュメイラ”に全25戸を展開

同プロジェクトは、アラブ首長国連邦のドバイを拠点とする不動産開発会社アルタ リアル エステート ディベロップメント(Alta Real Estate Development)とパートナーシップを締結したことで実現。初のレジデンスは、ドバイのランドマークとして知られる巨大な人工島“パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)”に建設され、全25戸のユニットを展開する。どのユニットも独自のテクニック「デコルティケ」の採用や光学的なホワイトの凹み部分に樹脂が流し込んだディテールなど、「メゾン マルジェラ」の美学を反映したラグジュアリーな居住空間に仕上げ、イタリア人建築家のカルロ・コロンボ(Carlo Colombo)と共同設計した特注家具コレクションを設置するという。また、「メゾン マルジェラ」がキュレーションした図書館をはじめ、アートギャラリーやフィットネススタジオ、インフィニティプール、ジム、スパなども併設する。

「メゾン マルジェラ」を擁するOTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)、そして現在のグレン・マーテンス(Glenn Martens)ら偉大なファッションクチュリエたちにより築かれた、30年以上の歴史を持つアイコニックなメゾンのコードを結集できたことは、とても刺激的な経験だ。この初のプロジェクトを創り上げることは非常にインスピレーションに満ちており、これが今後も続く多くのプロジェクトの始まりとなり、一点モノのファッションハウスとしての揺るぎないスタイルを定義することを願っている」とコメントした。

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【2026年春コスメ】「ジバンシイ」から人気製品の限定色が登場 “カラーコレクター”の人気色を集めたキットも

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は2026年1月2日、春の生命力に満ちた美しさを演出するスプリングコレクションと“ジバンシイ スターターキット”(1万4850円)を数量限定で発売する。

ラインアップは、“プリズム・リーブル”(限定、4×2.5g、8250円)と“PFCT・セラム・オイル”(限定2色、各7.5mL、各5280円)、“ローズ パーフェクト シャイン”(限定、3.2g、5060円)をそろえる。

“プリズム・リーブル”など3アイテム

“プリズム・リーブル”

“プリズム・リーブル”は、超微粒子のパウダーがフィットして、リアルな素肌美を演出する独自のテクノロジーが立体感のある艶をかなえる。限定色の“No.16 オパルセント・ヴェイル”は、明るく自然な透明感のある肌に仕上げる。

“PFCT・セラム・オイル”

“PFCT・セラム・オイル”は、自然由来のテクスチャーにスクワランやローズヒップオイル、ビタミンC誘導体などスキンケア成分を贅沢に配合した。心地よいクーリング感がフレッシュな使い心地をもたらし、縦じわを自然にぼかしながらふっくらとした唇に導く。

カラーラインアップは、柔らかな血色感を宿しながら透き通る艶を与えるクリスタルピンクの“No.00 ローズクォーツ”と、シアーに艶めく、青みを潜ませたディープバーガンディの“No.10 ガーネットベリー”を用意する。

“ローズ パーフェクト シャイン”

“ローズ パーフェクト シャイン”は、唇をケアしながら高発色をかなえるリップスティックで、「ジバンシイ」独自の保湿成分がふっくらとした唇に仕上げる。カラーは、ヌーディ ピーチの“No.109スパイシー・メープル”をそろえる。

“ジバンシイ スターターキット”

“ジバンシイ スターターキット”は、肌印象をカスタマイズする“カラーコレクター”の人気カラーを一度に楽しめる特別セットだ。春にぴったりな3色にリップバームの“ローズ・パーフェクト”(1.5g)のミニチュアサイズを組み合わせた。

ノベルティーのプレゼントも

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”を含む1万6500円以上の購入でピンク ノベルティー ポーチを進呈する。ポーチは、ジャガードデザインで、全体に4Gロゴを施したアイコニックなデザインだ。

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バスケットの富樫勇樹選手がプロデュースする新アパレルラインが誕生 第1弾は「コンバース」とコラボ

バスケットボールの富樫勇樹選手がプロデュースする新ライン「アンアベレージ レーベル(UNAVERAGE LABEL)」が誕生した。第1弾は「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、スエット素材のジャケット(2万2000円)やフーディー(1万9250円)、パンツ(1万6500円)を展開する。生地の素材から縫製、着心地やシルエットに至るまで、富樫選手自身が開発に深く関わり、日常でも快適に、かつスポーティに着られるプロダクトに仕上げた。

コラボアイテムは、12月18日正午から29日23時59分まで「アンアベレージ レーベル」公式オンラインストアで抽選申し込みを受け付ける。抽選の結果は2026年1月7日15時から順次発表される予定だ。

第1弾コラボアイテム

販売方法

抽選受付期間:12月18日正午12時〜29日23時59分
抽選結果発表:2026年1月7日15時~順次
商品発送:26年1月中旬頃から順次発送予定
※各アイテム数量限定。
※公式オンラインストアのみでの抽選販売。
※抽選にはアンアベレージ レーベル」のショップアカウントが必要。
※当落に関わらず、当選結果は申込者全員に案内される。

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バスケットの富樫勇樹選手がプロデュースする新アパレルラインが誕生 第1弾は「コンバース」とコラボ

バスケットボールの富樫勇樹選手がプロデュースする新ライン「アンアベレージ レーベル(UNAVERAGE LABEL)」が誕生した。第1弾は「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、スエット素材のジャケット(2万2000円)やフーディー(1万9250円)、パンツ(1万6500円)を展開する。生地の素材から縫製、着心地やシルエットに至るまで、富樫選手自身が開発に深く関わり、日常でも快適に、かつスポーティに着られるプロダクトに仕上げた。

コラボアイテムは、12月18日正午から29日23時59分まで「アンアベレージ レーベル」公式オンラインストアで抽選申し込みを受け付ける。抽選の結果は2026年1月7日15時から順次発表される予定だ。

第1弾コラボアイテム

販売方法

抽選受付期間:12月18日正午12時〜29日23時59分
抽選結果発表:2026年1月7日15時~順次
商品発送:26年1月中旬頃から順次発送予定
※各アイテム数量限定。
※公式オンラインストアのみでの抽選販売。
※抽選にはアンアベレージ レーベル」のショップアカウントが必要。
※当落に関わらず、当選結果は申込者全員に案内される。

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スウェーデン発のデニムブランド「ヌーディージーンズ」が再出発 渋谷に新店舗オープン

ヒーローインターナショナルが輸入・販売を行うスウェーデン発のデニムブランド「ヌーディージーンズ(NUDIE JEANS)」はこのほど、東京・渋谷に新店舗をオープンした。店舗面積は約45平方メートル。日本では2024年に全店を閉店して以来の再出発となる。

「ヌーディージーンズ」は、デニム業界でキャリアを積んだマリア・エリクソン(Maria Erixon)とパレ・ステンバーグ(Palle Stenberg)、ジョーキム・レヴィン(Joakim Levin)が01年に創業。クラシックなデニムへの敬意を出発点に、現代的な解釈を加えたジーンズを核とする。人気モデルは、スリムテーパードの“リーンディーン”(4万1800円)。サステナビリティと人権を重んじ、原料は全てGOTS認証取得済みのオーガニックコットンを使用。公正な賃金と透明性のある生産背景を徹底し、責任ある生産体制を追求する。全アイテムに永久無償のリペアを保証。さらに、顧客が履かなくなったジーンズを回収し、必要なリペアを施したリユースデニムも販売する循環型の経済モデルを実践している点も特徴だ。

日本では07年にラフォーレ原宿に1号店をオープン。全国に17店舗を展開してきたが、新型コロナウイルス禍をきっかけとした業績不振により、24年までに全店を閉店していた。

新店舗は和×北欧の空間デザイン

再出発となる同店はキャットストリート沿いのビル2階。柔らかな曲線を描くデニム棚や北欧の家を思わせる温かみのある照明、障子や和紙を用いたディスプレイなど、和と北欧の要素を織り交ぜた空間に仕上げた。ジーンズのほか、ウエアや靴下などの雑貨もそろえ、リユースデニムも販売する。今後は若年層の女性客へのアプローチも強めていく考えだ。

同店オープンに合わせ来日した創業メンバーのパレ・ステンバーグ最高経営責任者は、「私たちは、デニムマニアとして生地の経年変化や摩耗も魅力の一つだと考えている。だからこそ、修理しながらはき続ける文化をブランドの核に据えてきた。デニムはやり方を誤れば環境負荷の高い素材だが、修理や再販売に価値が生まれるという特性を持つ素材だ。その強みを生かし、理念にとどまらない循環型のビジネスモデル構築に本気で取り組んでいる。日本市場においても、ブランドの本質を丁寧に伝えながら、辛抱強くコミュニティーを育てていきたい」とコメントした。

■Nudie Jeans Tokyo

時間:11:00〜20:00
定休日:毎週火曜日
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-14 神宮前ハッピービル 2階

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スウェーデン発のデニムブランド「ヌーディージーンズ」が再出発 渋谷に新店舗オープン

ヒーローインターナショナルが輸入・販売を行うスウェーデン発のデニムブランド「ヌーディージーンズ(NUDIE JEANS)」はこのほど、東京・渋谷に新店舗をオープンした。店舗面積は約45平方メートル。日本では2024年に全店を閉店して以来の再出発となる。

「ヌーディージーンズ」は、デニム業界でキャリアを積んだマリア・エリクソン(Maria Erixon)とパレ・ステンバーグ(Palle Stenberg)、ジョーキム・レヴィン(Joakim Levin)が01年に創業。クラシックなデニムへの敬意を出発点に、現代的な解釈を加えたジーンズを核とする。人気モデルは、スリムテーパードの“リーンディーン”(4万1800円)。サステナビリティと人権を重んじ、原料は全てGOTS認証取得済みのオーガニックコットンを使用。公正な賃金と透明性のある生産背景を徹底し、責任ある生産体制を追求する。全アイテムに永久無償のリペアを保証。さらに、顧客が履かなくなったジーンズを回収し、必要なリペアを施したリユースデニムも販売する循環型の経済モデルを実践している点も特徴だ。

日本では07年にラフォーレ原宿に1号店をオープン。全国に17店舗を展開してきたが、新型コロナウイルス禍をきっかけとした業績不振により、24年までに全店を閉店していた。

新店舗は和×北欧の空間デザイン

再出発となる同店はキャットストリート沿いのビル2階。柔らかな曲線を描くデニム棚や北欧の家を思わせる温かみのある照明、障子や和紙を用いたディスプレイなど、和と北欧の要素を織り交ぜた空間に仕上げた。ジーンズのほか、ウエアや靴下などの雑貨もそろえ、リユースデニムも販売する。今後は若年層の女性客へのアプローチも強めていく考えだ。

同店オープンに合わせ来日した創業メンバーのパレ・ステンバーグ最高経営責任者は、「私たちは、デニムマニアとして生地の経年変化や摩耗も魅力の一つだと考えている。だからこそ、修理しながらはき続ける文化をブランドの核に据えてきた。デニムはやり方を誤れば環境負荷の高い素材だが、修理や再販売に価値が生まれるという特性を持つ素材だ。その強みを生かし、理念にとどまらない循環型のビジネスモデル構築に本気で取り組んでいる。日本市場においても、ブランドの本質を丁寧に伝えながら、辛抱強くコミュニティーを育てていきたい」とコメントした。

■Nudie Jeans Tokyo

時間:11:00〜20:00
定休日:毎週火曜日
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-14 神宮前ハッピービル 2階

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遊ぶコンビニ「ファミフェス2025」に潜入 “超簡単”推し活うちわ作りなど注目の3ブース

ファミリーマートは12月19日と20日の2日間限定で、「ファミフェス 2025(FamilyMart FEST.2025)」を開催します。場所は渋谷にあるイベントスペース「メディア アパートメント トーキョー(MEDIA DEPARTMENT TOKYO)」。事前予約制で、17日17時から一般来場の2次受付を開始しました。

本イベントは、ファミマがこれから挑戦していく新領域やコラボレーションを発信する場。便利なコンビニにとどまらず、ゲームやアニメといったジャンルを横断した“リテールエンターテインメント”としての姿を体感できる内容になっています。

アニメ「呪術廻戦」やオープンワールドRPG「原神」などのキャラクターをファミマのグルメに落とし込んだ「エンタメグルメ」、店頭には置いていないスペシャルアイテムを発掘できる「ファミマオンラインでお宝探し」など、“あそべるコンビニ”を実現する8つのブースがあります。一足先にポップアップを体験してきたので、個人的に「これは面白い!」と感じた注目ブースを3つ紹介します。

ファミマで“超簡単”に応援うちわを制作

皆さんは、ファミマで推し活グッズが簡単に作れることをご存知でしたか?

正直に言うと、私はこのイベントで体験するまで知りませんでした。マルチコピー機が設置されている店舗で利用できるサービスなのですが、なんと、推し活の定番アイテム「応援うちわ」を簡単に作れるのです。

その体験ができるのが、1階にある「推し活ファミマプリント」ブースで、体験時間は約15分。まずは用意されたカードの中から作りたい応援うちわのデザインを選び、スタッフに渡します。私は会場限定デザインの「マツケンしか勝たん」をチョイス。マルチコピー機にカードのQRコードをかざすと、A3サイズの用紙がプリントアウトされます。あとはそれをうちわに合わせて切って、貼るだけで完成。

最後にシールを貼って少し華やかさをプラスしたりと、アレンジも可能です。両サイドにつけた天使の羽のシールは、男性スタッフから教えていただいた小技。スタッフも知識豊富で、さまざまなアドバイスくれます。今回、このうちわを松平健さんにアピールすることはかないませんでしたが、次の“マツケン現場”には必ず持って行きたいと思います。

かつて推し活をしていた身としては、応援うちわの制作がいかに大変だったかをよく覚えています。文字デザインをパソコンで作って、印刷を外注し、切って貼って……プロセスも多く、コストもかかります。

その点、ファミマプリントはとにかく“超簡単”です。「指さして」「ピースして」といったフレーズをサイトで選んで、QRコードをマルチコピー機にかざし、出力して貼るだけ。しかも配色は高コントラストで、会場でもしっかり目立つ仕様。推しからの視認性もばっちりです。

「応援うちわ作りは大変」という先入観を持っている人にこそ、一度体験してみてほしいサービスです。

コンビニコスメのテスター問題をAIが解決

続いて向かったのは、2階に上がってすぐの「お買い物アトラクション」ゾーン。クレーンゲームやゲームマシン「ポケモンフレンダ」が並び、ゲームセンターのような空間が広がっています。思わず「ここは本当にコンビニなのか?」と疑ってしまうほど。これらのゲームマシンは、すでに一部の店舗で試験的に導入されているものもあるそうです。

その中でもひときわ目を引いたのが、韓国コスメブランド「ヒンス(HINCE)」と協業した、ファミマ限定の姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」によるAIコンテンツです。

コンビニコスメの弱点は、売り場スペースの都合上、テスターを置けない点にあります。そんな課題を解消するのが、AIアバターの店員が商品を提案してくれるメイクアップシミュレーション機です。画面をタッチして操作する、まさにゲーム感覚で楽しめる購買体験。AI上で「ハナ バイ ヒンス」のアイテムを使いながらメイクを試し、商品ラインアップを知ることができます。

コンビニコスメは「試しやすいけど失敗したくない」というジレンマが付きもの。AIによるメイクシミュレーションは、その不安をうまく解消してくれる存在だと感じました。また、テスター代わりにAIアバターが接客する体験は、コスメ売り場というよりも、もはやアトラクションに近しい。買い物そのものがエンタメ化している印象を受けました。一部実店舗への導入も検討しているそうなので、街中で体験できるのが楽しみです。

ファミマのサステナ事情を楽しく学ぶ

2階にはほかにも多くのブースが並んでいますが、最も学びが多かったのブースが「たのしナブル」です。スタンプラリー形式で、5つのミッションをクリアすると、最後に景品がもらえる仕組みになっています。

食品ロス削減の取り組みとして話題になった「涙目シール」や、家庭で余っている食品を回収し、循環させる「ファミマフードドライブ」など、ファミマが取り組むサステナビリティを遊び感覚で学べる体験型ミッションが用意されています。

中でも印象的だったのは、ファミマで配布されているプラスチックスプーンに関する問題。持ち手部分に穴が空いている理由を、これまで深く考えたことがありませんでしたが、実は「穴をわざと開けた」背景があるというのです。答えはぜひ、会場で確かめてみてください。

サステナビリティと聞くと、どうしても難しく、身構えてしまいがちだと思います。しかし、ファミマはそれを“遊びながら学べるコンテンツ”に落とし込むことで、楽しく理解を深める体験を実現していました。驚きと発見の連続で、親子でチャレンジしてほしいコンテンツです。

このイベントからは、「ちょっと立ち寄る場所」だったファミマが、「遊びに行く場所」へとアップデートされていく新たなスタートを感じました。推し活、コスメ、サステナビリティと、一見バラバラに見える要素がすべてファミマでつながる体験は、新鮮で、そしてワクワクするもの。これからファミマがどんな驚きの仕掛けを用意してくれるのか、今後の展開にも注目したいところです。

■ファミマのチャレンジ大発表会「FamilyMart FEST.2025」

開催日:12月19〜20日
開催場所 :MEDIA DEPARTMENT TOKYO
住所:東京都渋谷区宇田川町19-3
参加方法:事前予約制、ファミペイアプリから応募可能

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ロート製薬が東南アジア大手の余仁生と協業 冬虫夏草サプリを販売

ロート製薬は、東南アジア最大級の漢方薬製造販売会社、余仁生(EU YAN SANG)と協業し、きのこの一種である冬虫夏草を使ったサプリメント“余仁生 冬虫夏草”(30粒、7020円)を2026年3月に発売する。1月から一部で限定発売し、3月からロートオンラインサイト、ECサイトで本格的に取り扱う。余仁生は1879年に創業し、シンガポールを拠点に香港、マレーシアなどで170以上の店舗と30の漢方薬クリニックを運営する大手企業。ロート製薬は24年に三井物産らと共同で、余仁生を約880億円で買収していた。

“素材と食と養生”で新たなセルフケアを提案

冬虫夏草は昆虫に寄生して育つキノコの一種で、種類は400以上にのぼる。余仁生ブランドの日本展開第1弾となる“余仁生 冬虫夏草”は、その中でも古くから滋養強壮や活力維持に使用されてきた標高3000メートル超のチベット高山に生息するオオコウモリガに寄生して育つ冬虫夏草に着目し、チベット高山産冬虫夏草と99%の遺伝子類似性を持つヒルステラ・シネンシス菌糸体を使用した。

同社によると、コロナ禍をきっかけにセルフメディケーションや予防、未病への関心が高まっている一方で、強い不安やストレスを抱える人は10年前より約1.3倍増加しているという。日々のコンディションと向き合う包括的なセルフケアの重要性や伝統薬やハーブの市場の世界的な拡大、日本での自然食材への関心の高さを受け、“Vital Origin(生命の源)を養う”をコンセプトに掲げ、インナーウェルネスの分野に注力。サプリメント発売のほか、大阪市北区のロートレシピ梅田NU茶屋町プラス店では薬膳やスパイスを活かして体の内側からコンディションを整える食養生フェアを実施し、冬虫夏草を用いた特別メニューを通じて、コンセプトの“Vital Origin”をアピールする。

食養生フェアの第1弾は2026年1月7〜21日に行い、ロート製薬監修の「二種肉の贅沢薬膳肉骨茶(バクテー)〜大和当帰仕立てアジアン粥〜」(1890円)を提供。1月22日〜2月4日の第2弾ではハウス食品が監修する「南ぬ豚(ぱいぬぶた)の贅沢養生咖喱(カレー)〜スパイス香るアジアンキーマカレー〜」(1780円)を用意する。

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