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「ランコム」から美容液感覚のリップグロスが登場 艶感のあるぷっくり唇へ

「ランコム(LANCOME)」は7月4日、新世代リップグロス“リップ イドル ジューシー トリート”(全9色、各5500円)を発売する。公式オンラインショップでは現在先行発売中だ。カラーラインアップは全9色で、クリエイティブディレクターのリサ・エルドリッジ(Lisa Eldridge)が監修した“#10 ピンク ウララ”は、ブランドを象徴するピンクをベースに、唇のpH値に合わせて色が変化する仕様に仕上げた。なお、グローバルキャンペーンのビジュアルには、ブランドアンバサダーを務めるシンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)を起用している。

メントールの清涼感と長時間続く保湿力

本アイテムはメントールと長時間続く保湿効果で唇をケアし、立体的で艶感のある唇へと導く。豊富なカラーバリエーションで唇を彩るだけでなく、美容液のようにケアする新感覚リップグロスに仕上げた。ラインアップは“#10 ピンク ウララ”のほか、艶と輝きを引き立てる“#00 クリアリー オブセスト”、深みをプラスするクリアパープルの“#18 ベリー ヤミー”、素の唇の色を引き立てるヌーディピンクの“#33 イドル ヌード”など、カラーリップと組み合わることでニュアンスが変化するシアーカラーも豊富にそろえた。

さりげない華やかさを添えるコーラルレッドの“#27 メロン トリート”、高発色ローズレッドの“#37 レディー オア ノット”、くすみレッドの“#40 オール ザ ティー”、リッチで深みのあるくすみベリーカラー“#60 ミリオンダラーベリー”など単品使いでも唇を華やかに彩るアイテムのほか、公式オンラインショップ限定のカラー“#12チェリー リシャス”も用意している。

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「ランコム」から美容液感覚のリップグロスが登場 艶感のあるぷっくり唇へ

「ランコム(LANCOME)」は7月4日、新世代リップグロス“リップ イドル ジューシー トリート”(全9色、各5500円)を発売する。公式オンラインショップでは現在先行発売中だ。カラーラインアップは全9色で、クリエイティブディレクターのリサ・エルドリッジ(Lisa Eldridge)が監修した“#10 ピンク ウララ”は、ブランドを象徴するピンクをベースに、唇のpH値に合わせて色が変化する仕様に仕上げた。なお、グローバルキャンペーンのビジュアルには、ブランドアンバサダーを務めるシンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)を起用している。

メントールの清涼感と長時間続く保湿力

本アイテムはメントールと長時間続く保湿効果で唇をケアし、立体的で艶感のある唇へと導く。豊富なカラーバリエーションで唇を彩るだけでなく、美容液のようにケアする新感覚リップグロスに仕上げた。ラインアップは“#10 ピンク ウララ”のほか、艶と輝きを引き立てる“#00 クリアリー オブセスト”、深みをプラスするクリアパープルの“#18 ベリー ヤミー”、素の唇の色を引き立てるヌーディピンクの“#33 イドル ヌード”など、カラーリップと組み合わることでニュアンスが変化するシアーカラーも豊富にそろえた。

さりげない華やかさを添えるコーラルレッドの“#27 メロン トリート”、高発色ローズレッドの“#37 レディー オア ノット”、くすみレッドの“#40 オール ザ ティー”、リッチで深みのあるくすみベリーカラー“#60 ミリオンダラーベリー”など単品使いでも唇を華やかに彩るアイテムのほか、公式オンラインショップ限定のカラー“#12チェリー リシャス”も用意している。

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初の「カラー」を発表した堀内太郎が語る 阿部潤一に誘われた時の気持ちと「財産」に自分がなすべきこと

「カラー(KOLOR)」は6月28日、創業した阿部潤一デザイナーに変わり、堀内太郎クリエイティブ・ディレクターが全権を担った2026年春夏コレクションをパリで発表した。デザイナーズブランドのトップ交代は、海外では「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」など一般的だが、日本では珍しい。加えて、解体と再構築、ドッキングを主とする足し算が真骨頂の阿部と、ミニマルを信条とする堀内というアプローチの違いを心配する声も少なくはなかった。

そんな中で堀内が見せたのは、解体と再構築、ドッキングする洋服にニュアンスを加えたコレクション。個人的には「もう少し“堀内らしさ”を加えてもいいのでは?」と思ったが、「カラー」を継承するものとして上々のスタートを切ったと言えるだろう。ショーの翌日、パリのショールームに堀内を訪ね、改めて「カラー」のクリエイティブ・ディレクターに就任した時の気持ちから、ファースト・コレクションについて聞いた。

PROFILE: 堀内太郎「カラー」クリエイティブ・ディレクター

堀内太郎「カラー」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: (ほりうち・たろう)東京都出身。15歳でイギリスに渡英。ロンドンのキングストン大学で学んだ後、写真科を専攻。2003年にアントワープ王立芸術学院ファッション科に入学。07年、同校修士課程を修了。10年春夏に自身の名前を冠した「タロウ ホリウチ」でデビューコレクションを発表。12年、第30回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。ちなみにこの時の大賞受賞者は、阿部潤一だった。18-19年秋冬から、"日常における普遍性の追求”をコンセプトにメンズブランド 「ティーエイチプロダクツ」をスタート。26年春夏から「カラー」のクリエイティブ・ディレクターを務めている PHOTO:KOJI HIRANO

WWD:「カラー」での初めてのファッションショーが終わった今の率直な感想は?

堀内太郎「カラー」クリエイティブ・ディレクター(以下、堀内):すでに次のコレクションを考えている。自分の役割は、継続して良いコレクションを生み出し続けること。「カラー」のDNAや、「カラー」らしさと自分らしさのバランスを意識しながら、この仕事を続けていきたい。

WWD:改めて「カラー」を創業した阿部潤一さんから打診を受けたときは、どう思ったのか?

堀内:当然、めちゃめちゃ驚いた。「カラー」のアトリエで働き始めた時に思い出したのは、阿部さんとの出会いは2007年。アントワープ王立芸術学院の在学時、先輩デザイナーのベルンハルト・ウィルヘルム(Bernhard Willhelm)の展示会に行ったとき、隣で展示会場の設営をしていたのが阿部さんだった。後で聞くと、あれが「カラー」で初めてのパリコレだったという。自分は、(阿部が「カラー」の前に手がけていた)「ppcm」は知っていたが、当時「カラー」は知らなかった。12年の(阿部が大賞を、堀内が新人賞・資生堂奨励賞を受賞した)毎日ファッション大賞まで会うことはなかったが、海外から友人のデザイナーが来日すると「『カラー』を見にいきたい」と言われることが多く、「海外でも人気があるんだな」と思っていた。打診を受けたのは、12年以降ときどきご一緒していた食事会のとき。いつも通りの食事会だと思って少し遅れて行ったら、「実は……」という話だった。阿部さんはまだ60歳になる前だったから、ブランドの継承なんて考えているとは思っていなくて、驚いた。

WWD:それでも、阿部さんの打診を引き受けた。

堀内:自分は、好奇心が強いタイプ。コレクションブランドで働いた経験もあるし、これまでもさまざまなプロジェクトに携わってきた。阿部さんの打診は、自分のこれまでのキャリアとは矛盾しない。さまざまなプロジェクトに携わり感じたのは、全ては、やってみなくちゃわからないこと。だから挑戦した。

足し算の美学にも触れてきたから
「カラー」はできないとは考えなかった

WWD:特に近年の「カラー」は、洋服を解体・再構築してからドッキングする“足し算“のクリエイションだ。ミニマリズムをベースとしてきた堀内さんとは、クリエイションの方向性が真逆に近い。だからこそ「カラー」のクリエイティブ・ディレクターに就任することは驚いたが、不安はなかった?

堀内:全くなかった。自分の趣味・志向には削ぎ落としていく美学があるが、ファッションを学ぶ中では、さまざまな足し算の美学にも触れてきた。「これはできない」という考えは全く浮かばなかった。

WWD:「カラー」における、現段階の一番のミッションは?

堀内:もちろんブランドに新しさをもたらすべく、これまでにない提案もしていきたい。ただ同時に、自分自身もっと「カラー」を理解しなければならないし、マーケットの要求に応える必要もある。バランスや全体の調和を意識しながら、変化していくことが大きなテーマだと思う。

WWD:これまでの「カラー」をどう捉えている?

阿部:「カラー」は、阿部さんの洋服に対する知識量が核にあってこそ。キャラクターを決定づけているのは、ユーモアだと思う。テーラリングを中心とする知識とユーモアをアイデンティティにしながら、どのように自分らしい新しさを加えていくか?そう考えた時の自分らしさは、「理解力」や「咀嚼力」だと思った。こうした力があるからこそ、「デサント(DESCENTE)」(スポーツウエアの機能性を搭載したハイスペックなテックウエアを開発)や「ムジ(MUJI)」(”ムジ ラボ”のラインを監修)にも携わることができたから。

WWD:そんな咀嚼力のあるデザイナーにブランドを託し、クリエイションをアップデートするという戦略は、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の「ディオール(DIOR)」しかり、海外では当たり前なのに、日本では珍しい。

堀内:だからこそ、初めて打診を受けた時は驚いたが、今は日本のブランドも海外勢のように進化できるのか?に自分自身関心を寄せている。

阿部さんの財産に意味を
加えていくのが重要

WWD:実際26年春夏コレクションでは、「カラー」らしさと自分らしさをどう融合させた?率直に言えば、今回は予想以上にこれまでの「カラー」だった。これまでの「カラー」らしさと新しさのバランスで言えば、2:8とか3:7くらいのイメージ。

堀内:アーカイブを見直してインプットしながら気づいたのは、阿部さんも僕も洋服が好きで、知識もあり、カルチャーへの造詣もそれなりに深いと思っているが、阿部さんはより洋服に傾倒し、一方の自分はカルチャーに興味や関心を寄せていること。阿部さんの「カラー」がテーラリングを中心とする知識とユーモアを7:3とか6:4で融合しているとしたら、自分はよりカルチャーをミックスしたい。知識とカルチャーのバランスで言えば、4:6くらいかな?と思っている。

阿部さんの「カラー」はシーズンテーマを持たず、ゆえにそれぞれのアイテムが異なる年代に由来していたり、異なるものが集まることでシーズンの特徴が形作られていったように思うが、自分は(コレクションのたびにインスピレーション源を集める)ムードボードを作るタイプ。テーマは、今まで以上に集約されるだろう。あくまで服を中心とする阿部さんと、世界観を重んじる自分の掛け算が魅力になる。

例えば26年春夏は、「2001年宇宙の旅」を想像しながら時間の経過を考えた。阿部さんの退任や自分の就任など、「カラー」でも時間が経過し、過去から現在、そして未来に向けて変容を続けている。だからこそ、今シーズンは洋服の一部を切り抜き、異素材を飛び出させる阿部さんらしいクリエイションに「脱皮」のような意味を込めた。

ファーストルックのインナーは、小説「オーランドー」を記したヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)の晩年期をドットで描いたもの。ジェンダーの境界が薄れつつある今、男性性と女性性の間で、時間と共に揺れうごいた主人公を記したヴァージニア・ウルフを、これまでの「カラー」らしいテクニックでデザインに落とし込んでいる。その上に羽織ったのは、ピュアホワイトのジャケット。"色のない”「カラー」を纏うことで、新しい時代に向かうことを表現した。ハイテク素材の外付けポケットをあしらったジャケットは、その外付けポケットを切り込みポケットの中に入れると、ジャケットがコルセットのようなシルエットに変容する。昔から存在するコルセットを現代のジャケットと融合させつつ、未来を思わせるハイテク素材を用いた。こうして、阿部さんの財産に意味や文脈を加えていくのが重要だと思っている。

WWD:確かにこれまでの「カラー」は良い意味で最終形態、商品としての洋服に最大の注意を払ってきた印象がある。それが生まれるまでの文脈や意味などが伝われば、これまでと違う形に進化できるかもしれない。

堀内:(これまでの自分とは)違うブランドのDNAをいかに料理し、それを楽しむか?が自分のミッション。僕の仕事は、デザイナーというよりディレクター。(母校の)アントワープでは、服作りにはビジョンが必要だと叩き込まれてきた。一方の阿部さんは、文化服装学院でパターンを学び、業界に羽ばたいた。僕でさえ「この服は、どうやって作っているんだろう?」と思うことさえある。服を見ただけではパターンを理解できない「カラー」の服に、ビジョンを融合したい。

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【2025年秋コスメ】「MIMC」が2色アイシャドウなどの新色を発売 光と温もりのハーモニーを表現

「エムアイエムシー(MIMC)」は8月5日、やさしさと強さのハーモニーを表現した“トランス ハーモニティ(Trans Harmonity)”をテーマに、2025年秋コレクションを発売する。定番製品の2色アイシャドウやアイライナー、リキッドルージュ、チークの4品に新色が加わる。

“ビオモイスチュアシャドー”&“ミネラルスマッジアイライナー”

スキンケア発想の2色アイシャドウ“ビオモイスチュアシャドー”(4180円)から、洗礼されたウォームピンクと、鮮やかさと温もりを秘めたスパイシーオレンジの2色を組み合わせた“アバンダンス”が登場。光と華やかさをまとう、秋らしいアイメイクを演出する。自由自在にラインを描ける“ミネラルスマッジアイライナー”(3300円)には、軽やかで抜け感のある“ディープブラウン”が仲間入りする。

“ミネラルリキッドルージュ”

“ミネラルリキッドルージュ”(3520円)は、使うたびに潤うスキンケア処方のリキッドリップで、透け感のある発色と上品な艶が特徴だ。さりげない血色感を与えるヌーディーな“ジョイフルピンク”と、凛とした美しさをまとえるベリーレッド“プレシャスレッド”の新2色を用意した。

“ミネラルスティックチーク”

“ミネラルスティックチーク”(4180円)は、紫外線を浴びやすい頬をケアする植物オイル数種を配合したチークカラー。新色“アライブ”は透明感のある柔らかなフレッシュピンクで、内側からにじむような血色艶を与える。

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「ジョー マローン ロンドン」が表参道でポップアップを開催 夏の新作“ラズベリーリップル”を限定発売

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は7月4〜6日まで、表参道でポップアップイベントを開催する。同ポップアップは、夏の新作フレグランス“ラズベリーリップル”の発売を記念したもので、“ラズベリー リップル コロン”(30mL、1万2430円/100mL、2万4750円)と、ブランド人気の香り”ウッド セージ&シーソルト コロン“(30mL、1万2430円/100mL、2万4750円)の限定デザインボトルを数量限定で発売する。

英国のシーサイドのような遊び心ある空間

英国のシーサイドを思わせる同ポップアップは、アイスクリームに夢中になった幼い頃の夏の記憶を呼び起こすような、遊び心のある世界観を演出した。会場では、プレミアムチョコジェラテリア「ヴェンキ(VENCHI)」とのスペシャルコラボも行い、夏だけの特別なひとときを提供する。

また、会場限定の購入特典として購入者全員に”ウッド セージ&シーソルト コロン サンプル“(1.5mL)を、1万4300円以上の購入で”ピオニー&ブラッシュ スエード コロン“(9mL)、2万2000円以上購入でアイスモチーフのキャンバストート、ミニサイズのコロン、ボディークリームを数量限定でプレゼントする。

▪️“ラズベリー リップル” ポップアップイベント

日程:7月4〜6日
時間:11:00〜20:00 ※最終日のみ〜19:00
場所:OMOTESANDO CROSSING PARK
住所:東京都港区南青山5-1-1

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【2026年秋コスメ】「江原道」の冬季限定フェイスパウダーがリニューアル スキンケア成分と機能性を強化

「江原道(KOH GEN DO)」は、毎年人気の冬季限定フェイスパウダー“シアー モイスト パウダー”(6g、2860円/12g、4840円)をリニューアルし、9月1日に数量限定で発売する。新たにスキンケア成分を加えたほかパウダーとしての機能性も強化した。ベルメゾンやゾゾタウン(ZOZOTOWN)、アットコスメ ショッピング(@COSME SHOPPING)ほか、「江原道」正規取り扱い店で販売する。

艶と透明感をアップして今年も登場

ベールをまとったような仕上がりに導く同アイテムは、2種の球体パウダーによる光の乱反射で毛穴の影や小ジワをぼかし目立ちにくくするフェイスパウダーだ。軽やかに伸び広がるほか汗や皮脂に濡れても艶があり、時間が経ってもつけたての仕上がりを持続する。

今回のリニューアルではスキンケアパウダーやローズヒップ果実エキス、ゴールデンシルクエキスの保湿成分と、ソメイヨシノ葉エキス、グリチルリチン酸ジカリウムの肌荒れを防ぐ美容成分、肌をなめらかに整えるハトムギ種子エキスの6種の美容成分を追加。ほか、植物性T3オイルをはじめとするオイル成分と5種の保湿成分も配合し、なめらかな肌感触のアミノ酸系パウダーが軽やかに伸び、乾燥する時期にもしっとりとした使い心地が続く。

そのほか、パウダーの機能性のアップデートした。凹凸補整拡散パウダーが肌の凹部分に入り込み、あらゆる角度からの光を乱反射するほか、肌への密着力や分散力が高いコーティングパウダーも採用。均等だった5色のパールの配合率も変更し、ブルーとレッドを増量したことで透明感をアップさせている。

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【2026年春夏メンズコレリポートVol.4】「プラダ」のブルマーは流行るのか?そして、Snow Manラウールは撮れたのか?

2026年春夏のメンズ・ファッション・ウイークが繰り広げています。久々にメンズコレクションサーキットに戻ってきた編集長・村上と、初参戦のヘッドリポーター・本橋が、ヨーロッパを覆う熱波に負けないアツいリポートをお届け。今回はミラノコレのラスト、3・4日目。

“未完成の美”からもう一歩!
朝イチは「シモン クラッカー」

本橋涼介「WWDJAPAN」ヘッドリポーター(以下、本橋):ブランド名の由来であろう“クラッキング=壊す・割る”、つまりファッションの既成概念を壊すという思想が、まさにストレートに体現されていた「シモン クラッカー(SIMON CRACKER)」。デッドストックやアップサイクル素材を使い、タグの露出や断ち切り、手書きの文字など、DIY的かつパーソナルなニュアンスが満載で、朝イチからお腹いっぱいです。

モデルもおそらくプロではなく、一般人を起用。“未完成の美”をそのまま肯定し、最終的な完成形は着る人に委ねようという意図がしっかり伝わってきました。

ただ、この手法自体はすでに広く認知されているもの。だからこそ、コンセプトの深化や、もう一段上のクリエイションを期待したくなります。

創業デザイナーの遺志を継ぎ
緊張感を取り戻したい「カシミ」

本橋:急逝した創業者ハリド・アル・カシミ(Khalid Al Qasimi)の後を継ぎ、双子の妹がデザイナーに就任してから、ブランドの空気感は確実に変わりました。

今回の「カシミ」は、軽やかなウールで仕立てたエプロンシャツなど、クラシックな素材使いに静かな祈りのような中東的ムードが漂っていて、穏やかな品格を感じました。ただ、かつてのようなフューチャリスティックなテキスタイル使いや、攻めたシルエットを知っている身としては、少しだけ物足りなさも。

一時期は北千住の「アマノジャク」などイケてるセレクトショップでも見かけましたが、今は国内での露出も落ち着いた印象。今の静けさの中に、あの頃の張り詰めた緊張感が少し戻ってくるといいなと、個人的には思います。

「エトロ」は原点回帰?魂のレベルで
共感できるテーマの再来を願う

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):一方の私は「エトロ(ETRO)」からスタート。メンズもウィメンズもマルコ・デ・ヴィンツェンツォ(Marco De Vincenzo)が手がけているハズですが、ずいぶんこの頃と印象が変わりましたね。

良く言えば、マルコによって突然若返ったことに戸惑った男性は、お気に入りが見つかりそう。一方苦言を呈するとしたら、随分コンサバでちょっとマルコっぽくはないカンジ。かつてのメンズに回帰した印象です。シルエットの遊びが格段に減って、王道回帰。ジャストサイズのジャケットにショーツのセットアップ、ブルゾンに、カラフルなシルクシャツやスカーフを合わせます。

原点に立ち返るのは、アリだと思います。しかしかつてメンズを手掛けていたキーン・エトロ(Kean Etro)は、地産地消や動物との共生など、本能に近い直感でテーマを導き、心や魂のレベルで共感するスタイルを生み出していました。スタイルだけでは、あのときの共感は得られません。「今、洋服を通して伝えたいこと」が想像できるメンズ服がまた生まれることを願います。

「アルテア」は爽やかなリゾートスタイル

村上:お次は、「アルテア(ALTEA)」。パイル地だったり、飾り編みだったりのスキッパータイプのポロシャツがイチオシです。ボタニカルモチーフの開襟シャツは、リネンなどで作ったサファリジャケットやワークブルゾン、グルカ風のパンツを合わせて、爽やかなリゾートスタイルにまとめました。

「ゼニア」もパジャマでノンシャラン
異国情緒盛り込みユニバーサルなムード

村上:昨日拝見した「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE &GABBANA)」の展示会の後は、同じく「ゼニア(ZEGNA)」の展示会へ。

今回はミラノを離れ、他に先んじてドバイで2026年春夏コレクションを発表しています。今シーズンは、多くのアイテムに洗いをかけたり、シワ加工を施したり。パジャマのようなシャツやパンツにリネン混のシャツジャケットや紙のように薄いスエードのノースリーブなどを合わせます。アプローチは、「ドルチェ&ガッバーナ」に似ているのかも。パジャマスタイルを計算し尽くして着こなすのはダサいので、ノンシャラン、あまり気取らず無作為に洋服を選んだり重ねたりのムードを演出というアプローチです。そこに加えるのが、圧倒的な技術力の洋服。細く切ったスエードを編み込んだカーディガン、織り柄をトロンプルイユ(だまし絵)したスエードブルゾンをさらりと羽織れば、ノンシャランでもスタイリッシュなのです。

「プラダ」メンズに女性が夢中の
「ミュウミュウ」ブルマー登場

本橋:今回の「プラダ(PRADA)」は、「フェミナイズ=女性化」がキーワード。ラフィアの帽子をはじめ、ウィメンズのようなアイテムが数多く登場し、全体的にはマイルドな印象でした。「ジェンダーレス」ではなく「フェミナイズ」。つまり男性服の女性化の中でも目立っていたのは、ブルマー。ウィメンズでは「ミュウミュウ(MIU MIU)」で市民権を得たスタイルですが、それをメンズでやるとは。ショーツラバーの村上さんからして、これはどうなんでしょう?

ラフとミウッチャは「これまでで最もスムーズで簡単だったコレクション」と語っていましたが、着る側からすると、なかなかそう簡単にはいかない気もします(笑)。

村上:「A CHANGE OF TONE」をテーマにしたコレクションは、まずメッセージや思いの発信方法を変えた印象でした。無論、その根底には反戦や世界平和という願いがあるのだろうと思いますが、以前ならそれに通じるメッセージを声高に叫んでいたところ、今回は「声高なメッセージこそ対立の火種なのでは?」と考えて、先鋭的になるより、ありのままの自然体を表現したような印象です。本橋さんが言う「トーンダウン」は、そんな表現の結果だったんじゃないかな?

それをラフ・シモンズ(Raf Simons)が加入して以降の「プラダ」らしく、アイコニックなアイテムのアップデートで表現している印象を受けました。問題の(⁉︎)ブルマーは、既に他のブランドよりも一際短かかったショートパンツの「フェミナイズ」なアップデート。マルチポケットのサファリシャツなどもロング丈になって、気分はウィメンズのワンピースです。ダブルのジャケットにスリムなトラックスーツのスタイルも、かつての「プラダ」のアップデートを思わせます。レザーブルゾンは今季、シボ感のあるレザーのビンテージ加工ではなく、ムラ染めした後にステッチワークを加えるなどしてクラフツマンシップを表現しました。

そして、カラフルなマルチストライプや大ぶりの花柄などで、1970年代のヒッピーなムードを表現。女性らしいムードやヒッピーのようにピースフルを願う気持ちから、声高には主張しないものの、不安で不穏な世界に語りかけるようです。

Snow Manラウールの初ミラノ
デビューは「サウル ナッシュ」

本橋:ブランド名でピンとくる人はまだ少ないかもしれませんが、今回のミラノで最も“話題をさらった”のはここだったかもしれません。

なにせ、Snow Manのラウールが海外ブランドで初めてランウエイを歩いたショーだったから。これまで「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「メゾン ミハラ ヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」など日本ブランドのショーに出演してきたラウールですが、ついに海外ブランド&ミラノデビュー。モデルとしても着々とアップデートを重ねていますね。

SNSでも数字を持ってる男なだけに、ショーが始まってからは「いつ出る?どこで出る?」と、暗がりのクラブハウスのような会場で僕も血眼。記憶も記録も、ラウール一色です。ショーの後、会場の外で無事キャッチできたときは、心底ホッとしました。

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「ビュリー」から菜園の香りを運ぶポストカードが登場 二子玉川 蔦屋家電でポップアップも

「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」(以下、ビュリー)は7月18日、“レ ジェルダン フランセ”コレクションのみずみずしい香りを放つポストカード“カルト・ポスタル・パルフュメ”(全6種、各1320円)を発売する。また、7月18〜31日には東京・世田谷区の二子玉川 蔦屋家電でポップアップを開催する。

菜園の香りの魅力を表現した6種

簡易化するチャットやメールによって手紙で思いを伝えることが少なくなったことに着目した同アイテムは、心遣いの伝わる手書きの書簡に込められた思いを、緑豊かな菜園の香りと共にポストカードで伝えることを目的に誕生。ラインアップはトマトやビーツ、クレソン、パセリ、キュウリ、ミント、バジルのほか、ニンジンやサツマイモなどの菜園の香りの魅力魅力を表現した6種類をそろえた。

同アイテムの発売を記念して、二子玉川 蔦屋家電で開催するポップアップでは代筆と郵便サービスを展開する。また、ポップアップイベントで製品を購入すると、「ビュリー」二子玉川店で大理石のフレグランスキャンドルポットに収めたトマトの苗木などのギフトを数量限定で進呈する企画も行う。

■ポップアップ

日程:7月18〜31日
場所:二子玉川 蔦屋家電 1階ポップアップスペース
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1

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【スナップ】アナ・ウィンターとファッション界の39年間を58枚の写真で振り返る

アナ・ウィンター(Anna Wintour)=米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長は6月26日、1988年以来務めてきた同誌における編集トップの座を退任することを発表した。ファッション界の重鎮として君臨してきた彼女の37年間をアイコニックなモーメントを押さえた全58枚の写真で振り返る。

なお、ウィンターは、兼務しているコンデナスト(CONDE NAST)のチーフ・コンテンツ・オフィサーと「ヴォーグ」のグローバル・エディトリアル・ディレクターとしての職務は今後も継続する。

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【スナップ】アナ・ウィンターとファッション界の39年間を58枚の写真で振り返る

アナ・ウィンター(Anna Wintour)=米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長は6月26日、1988年以来務めてきた同誌における編集トップの座を退任することを発表した。ファッション界の重鎮として君臨してきた彼女の37年間をアイコニックなモーメントを押さえた全58枚の写真で振り返る。

なお、ウィンターは、兼務しているコンデナスト(CONDE NAST)のチーフ・コンテンツ・オフィサーと「ヴォーグ」のグローバル・エディトリアル・ディレクターとしての職務は今後も継続する。

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アイスタイルがインナーケア市場に参入 新ブランド「アットコスメプラス」始動

「アットコスメ(@cosme)」を運営するアイスタイルは、インナーケア事業に本格的に乗り出す。傘下のアイスタイルプロダクツ(2024年設立)がインナーケアブランド「アットコスメプラス(@cosme+)」を立ち上げ、7月1日に第1弾製品として顆粒タイプのサプリメントを発売する。ブランド公式オンラインストアと全国のアットコスメストアで取り扱う。

新製品“ザ ベーシック サプリメント(The Basic Supplement)”は、多くの肌悩みの原因となる”乾燥”に着目。セラミドと7種のビタミン(A、B1、B2、B6、C、E、ナイアシン)を配合した顆粒タイプのサプリメントで、ピュアセラミド、フレッシュピーチ、ビターオレンジの3フレーバーをそろえる。製造は、岡山の医薬品・健康食品OEMメーカーの備前化成が担当。

価格は10包入りが1144円(店頭限定)、30包入りが3262円。ブランド公式オンラインストアではサブスクリプションも用意し、30包2980円で提供する。

インナーケア市場への参入背景について寺田麻佑子ブランドティレクターは、「インナーケアは従来、健康目的で捉えられてきたが、今後は美容目的での活用も当たり前になっていく」と説明。近年、美と健康のための栄養素が足りていない“現代型栄養失調”が課題となる中、「効率的かつ手頃に栄養を取り入れたいという声に応えるべく、私たちとしてもしっかりとサポートをしていきたい」と意欲を見せる。

ブランドの立ち上げに先立ち、24年11月には公式インスタグラムを開設し、コミュニティー「プラスメンバーズ」を形成。ライブ配信や体験イベント、サンプル配布などを通じてユーザーとの接点を増やしてきた。25年1月には限定的な先行販売も実施した。

寺田ブランドディレクターは「単に製品を売るだけではなく、無理なく続けられる“日常のインナーケア”として定着させたい」と、今後もコミュニティー活動も広げながら、ユーザーの声を生かした製品開発やサービスの展開を目指す。

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「アシックス スポーツスタイル」×「ジョウンド」の新作スニーカー“ゲル クォンタム 360 1 AMP”が発売

アシックスの「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、カナダ・モントリオール発の「ジョウンド(JJJJOUND)」とコラボレーションした新作スニーカーを7月3日に発売する。価格は3万3000円で、「アシックス」の公式オンラインストアと東京・原宿にあるフラッグシップストア、一部のスニーカーショップで取り扱う。

今作は、2015年に発売された「アシックス」のスニーカー“ゲル クォンタム 360(GEL-QUANTUM 360)”が今年で誕生10周年を迎えることを記念し、新たにインラインモデルに加わる“ゲル クォンタム 360 1 AMP”をベースモデルに採用した。アッパーからアウトソール、シューレースまでをオールホワイトに統一しながら、ミッドソールの一部をクリームイエローに配色。そして、コラボを示すロゴをインソールにのみプリントすることで、「ジョウンド」らしいミニマルな哲学を体現した1足に仕上がっている。

なお、インラインモデルの“ゲル クォンタム 360 1 AMP”と素材をアップデートした“ゲル クォンタム 360”が、4日から順次販売される。

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【2025夏コスメ】ネイルブランド「OPI」が夏コレクションを発売 透明感のあるジェリーネイルなど

米ロサンゼルス発のネイルブランド「OPI」は、今夏に向けた新作コレクション“メイク エム ジェリー!”を発売した。透明感のあるジェリーネイルやクリームカラー、グリッターなどポップで遊び心あふれるカラーラインアップを展開する。

ジェリーやグリッターなど質感の異なる
カラーバリエーション豊富なラインアップ

同コレクションは、“ネイルラッカー”(全12色、各15mL、各1650円※編集部調べ、以下同)と“インフィニットシャイン” (全12色、各15mL、各2420円)の2シリーズから12色ずつラインアップした。“ネイルラッカー”では、フェミニンなベールピンクからパッションピンク、コバルトブルーなど鮮やかなカラーバリエーションを用意。速乾タイプの“インフィニットシャイン”は、グリーンやピンクなどのグリッターや、コーラルレッド、コットピンクなど幅広くカラーを集めた。

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【2025夏コスメ】ネイルブランド「OPI」が夏コレクションを発売 透明感のあるジェリーネイルなど

米ロサンゼルス発のネイルブランド「OPI」は、今夏に向けた新作コレクション“メイク エム ジェリー!”を発売した。透明感のあるジェリーネイルやクリームカラー、グリッターなどポップで遊び心あふれるカラーラインアップを展開する。

ジェリーやグリッターなど質感の異なる
カラーバリエーション豊富なラインアップ

同コレクションは、“ネイルラッカー”(全12色、各15mL、各1650円※編集部調べ、以下同)と“インフィニットシャイン” (全12色、各15mL、各2420円)の2シリーズから12色ずつラインアップした。“ネイルラッカー”では、フェミニンなベールピンクからパッションピンク、コバルトブルーなど鮮やかなカラーバリエーションを用意。速乾タイプの“インフィニットシャイン”は、グリーンやピンクなどのグリッターや、コーラルレッド、コットピンクなど幅広くカラーを集めた。

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スマパンやソニック・ユースなどのTシャツを販売するポップアップが伊勢丹新宿店で開催 

デイトナ・インターナショナルは、「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」渋谷店に併設するギャラリー「オープンスタジオ(OPEN STUDIO)」がキュレーションするポップアップイベント「オルタナティブ・ロックと写真、アートの関係性」を、7月2〜10日、伊勢丹新宿本店で開催する。

同イベントでは、伊勢丹新宿店で先行発売を含めたスマッシング・パンプキンズ(SMASHING PUMPKINS)のTシャツ(6型、各1万4850円)のほか、ソニック・ユース(SONIC YOUTH)のTシャツ(全6型、各1万4850円)、ダイナソーJr.(Dinosaur Jr.)のTシャツ(全4型、各1万4850円)、写真家のチャールズ・ピーターソン(CHARLES PETERSON)のTシャツ(全4型、各1万3750円)、同じく写真家のジョセフ・スザボ(JOSEPH SZABO)のTシャツ全2型、各1万3750円)などを販売する。サイズはそれぞれM、L、XLを用意。さらには、ダニエル・ジョンストン(Daniel Johnston)やシアトルのインディーズレーベル「SUB POP(サブ・ポップ)」の輸入グッズも販売する。

オルタナティブ・ロックバンドの
Tシャツが多数

昨年に続き2度目の開催となる同イベントは、90年代の“オルタナティブ・ロック”を軸に、音楽、写真、アートの結び付きや、ファッションの潮流に与えた影響をひもとく特別展だ。Tシャツには、90年代のプリンタブルTシャツの雰囲気とディテールを再現し、無加工でもどこか古着の雰囲気を感じさせる質感を実現した。

▪️ポップアップイベント「オルタナティブ・ロックと写真、アートの関係性」

日程:7月2〜10日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿店 本館3階 ステージ3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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スマパンやソニック・ユースなどのTシャツを販売するポップアップが伊勢丹新宿店で開催 

デイトナ・インターナショナルは、「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」渋谷店に併設するギャラリー「オープンスタジオ(OPEN STUDIO)」がキュレーションするポップアップイベント「オルタナティブ・ロックと写真、アートの関係性」を、7月2〜10日、伊勢丹新宿本店で開催する。

同イベントでは、伊勢丹新宿店で先行発売を含めたスマッシング・パンプキンズ(SMASHING PUMPKINS)のTシャツ(6型、各1万4850円)のほか、ソニック・ユース(SONIC YOUTH)のTシャツ(全6型、各1万4850円)、ダイナソーJr.(Dinosaur Jr.)のTシャツ(全4型、各1万4850円)、写真家のチャールズ・ピーターソン(CHARLES PETERSON)のTシャツ(全4型、各1万3750円)、同じく写真家のジョセフ・スザボ(JOSEPH SZABO)のTシャツ全2型、各1万3750円)などを販売する。サイズはそれぞれM、L、XLを用意。さらには、ダニエル・ジョンストン(Daniel Johnston)やシアトルのインディーズレーベル「SUB POP(サブ・ポップ)」の輸入グッズも販売する。

オルタナティブ・ロックバンドの
Tシャツが多数

昨年に続き2度目の開催となる同イベントは、90年代の“オルタナティブ・ロック”を軸に、音楽、写真、アートの結び付きや、ファッションの潮流に与えた影響をひもとく特別展だ。Tシャツには、90年代のプリンタブルTシャツの雰囲気とディテールを再現し、無加工でもどこか古着の雰囲気を感じさせる質感を実現した。

▪️ポップアップイベント「オルタナティブ・ロックと写真、アートの関係性」

日程:7月2〜10日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿店 本館3階 ステージ3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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40周年の「ジュリーク」がオリジナルローズ使用のミスト化粧水とハンドクリームを発売

「ジュリーク(JURLIQUE)」は7月1日、誕生40周年を記念して開発したローズの“インテンスローズ”を使用したミスト化粧水、“バランシングミスト”(100mL、5500円)と“ハンドクリーム”(100mL、5500円)を発売する。同ブランド公式サイトや全国の取扱店舗で約2カ月間の期間・数量限定で販売する。

“インテンスローズ”は、つぼみから収穫までの時間の経過で色が変化するオリジナル品種だ。両製品ともに香りは、ベースにアンバーとセダールウッド、ミドルにバイオレット、トップにローズを配合し、 “インテンスローズ”の“しなやかな気品”をイメージして仕上げた。また、自然由来成分100%、自然由来香料100%の処方を採用している。

新種ローズの成分を配合した限定アイテム

“バランシングミスト”は、みずみずしく細かなミストで肌を覆い、肌の潤いとバランスを整える化粧水で、メイクの上からや、エアコンによる乾燥対策としても使用できる。“ハンドクリーム”は、乾燥で固くなった手肌に潤いを与え、柔らかく整える。

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バイヤー片山久美子とスタイリストの高木千智が新ブランド 色で遊ぶモードなカシミヤ

「シティショップ(CITY SHOP)」コンセプターで現在はフリーランスのクリエイティブ・ディレクターとして活動する片山久美子と、スタイリストの高木千智が新ブランド「イーヨ(Y YO)」を2025-26年秋冬シーズンに立ち上げた。「モードなカシミヤブランド」をコンセプトに、モンゴル産の上質なカシミヤを用いたアイテムを展開する。ファーストシーズンは、ホワイトカシミヤの柔らかで上品な発色を生かした、色鮮やかなウエア9型と雑貨5型。「ロンハーマン(RON HERMAN)」や「シップス(SHIPS)」「イエナ(IENA)」「プラージュ(PLAGE)」などで取り扱う。2人にブランドに込めた想いを聞いた。

WWD:ブランド立ち上げの経緯は?

PROFILE: 高木千智

高木千智
PROFILE: 2011年に独立後、スタイリストとして活動。その後ニューヨークに3年間留学。帰国後「GISELe」「oggi」などの女性誌や女優、タレント、広告、ブランドのカタログなどのスタイリストとして活動する PHOTO:KAZUO YOSHIDA

高木千智(以下、高木):モンゴルのカシミヤ農場と長年付き合いのあるアパレルメーカーのクリケットウェブと出合ったことがきっかけでした。私は出産を機に、肌に触れるものの心地良さや、上質な服の価値を再認識していたタイミングで、カシミヤにはとても興味があったんです。でも私の好みのファッションは、白Tシャツにデニムのような超ベーシック。世の中にはすでに、ベーシックなカシミヤブランドはたくさんあります。きっと私ひとりで作っても、シンプルすぎて面白みに欠けてしまう。新しいブランドを作るなら、私とは真逆の遊び心のある人と組みたいと思い、まず頭に浮かんだのがかねてより友人の片山さんでした。

PROFILE: 片山久美子

片山久美子
PROFILE: 2016年から「シティショップ」コンセプターとして、国海外でのバイイング、シーズンごとのテーマ打ち出し、オリジナルや別注アイテム企画を指揮し、総合的なディレクションを手掛ける。2023年に独立。現在はビンテージの壺や花器、ジュエリーをキュレーションするプロジェクト「katakuriko」なども手掛ける PHOTO:KAZUO YOSHIDA

片山久美子(以下、片山):私はバイヤーとして20年以上ファッション業界に携わってきましたが、過剰にモノを生み出すことに少し疲れを感じていました。だからこそ、もしブランドをやるなら、きちんと意味のあるプロジェクトにしたいと思っていたんです。話を聞くと、パートナー企業であるカシミヤ農場の生産背景がすごく魅力的でした。カシミヤは過放牧が原因で、砂漠化につながるとも言われています。その農場は、中国政府や現地の大学とも協業しながら、カシミヤヤギの健全な生育環境を守ると同時に持続可能な放牧を現地の遊牧民に指導するといった取り組みをしています。飼育から紡績まで自社工場で一貫生産していて高い透明性もある。こうした背景があるならば、と参加を決めました。その農場が組んでいる遊牧民の数が1140。ブランド名は、1140の語呂合わせで名付けました。

WWD:「イーヨ」ならではの強みは?

片山:私も高木さんもデザイナーではありません。スタイリストとバイヤーの私たちだからこそ提案できる面白さって何だろうと思い付いたのが、色で遊ぶというアプローチです。1つ1つのアイテムはシンプルですが、組み合わせ次第で新しい魅力が生まれるように工夫しました。また、使っているのは“ホワイトカシミヤ“と呼ばれる、白い山羊から採れる原毛です。ホワイトカシミヤならではの上品な発色だからこそ、年齢問わず幅広い人に手に取ってもらえると思います。

高木:実際に展示会では、モードからコンサバまで想像していた以上に色々な方たちに楽しんでもらえました。デザインは、私が好きな1960年代や90年代のメンズのファッション写真をインスピレーション源にしました。

片山:ミリタリーウエアに着想を得たオーバーサイズのヘンリーネックのニットや、60年代のスキーウエアをヒントにしたコンパクトなシルエットのニット、ケーブル編みの甘さのあるVネックニットなどもあります。私が着ているニットは、肩パッドを入れてモードな印象に仕上げました。グローブやフード付きストールなど、小物でも色合わせを楽しんでもらいたいですね。私はずっとバイヤーとして、売上目標ありきでモノ作りを考えるのが当たり前だった。高木さんの「これがすてき」と、感覚的にすごく自由な発想で提案してくるその姿勢がとても新鮮でした。最終的に長く愛される商品は、やっぱり自分たちが「本当に可愛い」「これを着たい」と思えるものから生まれるんですよね。そのことを、あらためて学ばせてもらいました。

WWD:今後の展開は?

片山:春夏は作らず、秋冬のワンシーズンだけ新作を出します。必要な分だけ生産し、セールはしません。ブランドとして規模の拡大を目指すというより、生産も販売も自分たちの手の届く範囲で、誠実に取り組みたい。コロナを経て、ファッションにより「意味」を求めるようになりました。ブランドにどんな背景があり、なぜそれを良いと思うのかを、お客さまにきちんと提示することを心がけています。「イーヨ」もずっと大切にしてもらえるような意味のある服を届けていきたい。

高木:大人になるとファッションも守りに入りがち。普段カラーアイテムに手を出さない人たちにも、「これだったら私も着られるかも」「ちょっと遊んでみようかな」って思ってもらえるとうれしいですね。

片山:高木さんは本当にモノを買わない人なんです。「これは!」と思った時にしか手を伸ばさない。まさに高木さんのような人に届いたらと思っています。

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細尾が初めて伝統的な和柄に挑む ディモーレスタジオとの協働で切り拓く新たな表現

西陣織の細尾は8月10日まで、京都の旗艦店2階の細尾ギャラリーで「The Hemispheres」と題した展示を行っている。本展はイタリア・ミラノを拠点とする建築・デザインスタジオ「ディモーレスタジオ(DIMORESTUDIO)」との協働から生まれた33点の新作コレクションを日本で初めて公開するもので、細尾が持つ約2万点の帯図案のアーカイブをもとに、「伝統の継承と現代の創造性を融合する」ことに挑んだ。

「Hemispheres」とは、古代ギリシャ語に由来する「半球」を意味し、本コレクションのコンセプト「東洋と西洋、伝統と現代、静と動といった対照的な価値が互いに響き合いながら一つの世界を形成する」を象徴する言葉として採用した。4月に開催されたミラノ・デザイン・ウィークで初披露し、話題となった新作はどのように生まれたのか。細尾真孝社長にプロジェクトの経緯と展望を聞いた。

PROFILE: 細尾真孝/細尾12代目、社長

細尾真孝/細尾12代目、社長
PROFILE: (ほそお・まさたか)1978年生まれ。音楽活動とジュエリー業界を経て2008年に細尾入社。12年、京都の伝統工芸を担う同世代の若手後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成。16年からMITメディアラボ・ディレクターズフェロー。17年、ミラノデザインアワードベストストーリーテリング賞受賞。24年に「Forbes JAPAN日本の起業家ランキング特別賞」、「BoF 500」に選出

WWD:初めて和柄に取り組んだ経緯を教えてほしい。

細尾真孝社長(以下、細尾):海外に出れば出るほど「自分たちは何者か」というバックグラウンドを示したいという気持ちが強くなっていた。一方、和柄のアーカイブを海外で提案したいと取り組んではいたものの、自分たちだけで取り組むと結局「帯」になってしまい「ホソオ(HOSOO)」として提案するに至っていなかった。帯という枠を超えて、インテリアやファッションの素材としても成立する“和柄の再構築”を試みることーーそれが今回の展示の出発点だった。

WWD:コレボレーション相手にディモーレスタジオを選んだ理由は?

細尾:彼らの“装飾×装飾”の感覚、つまり装飾性を突き詰める美意識に以前から惹かれていた。2023年にミラノに開設した「ホソオ」のショールームが偶然にもディモーレスタジオのオフィスの2ブロック先の場所で、以前から「彼らと何か一緒にできたら」と思っていたところ昨年会う機会があった。日本人が持つ感性はどちらかというとミニマルで、彼らのような色合わせやスタイリングは苦手。彼らの魔法がかかるようなクリエイティブのセンスで、自分たちのアーカイブがどのように変化するのかを試してみたいと考えた。

WWD:制作はどのように行ったか。

細尾:当社が保有する約2万点の帯の図案アーカイブを13年前から京都芸術大学と連携してデジタルアーカイブ化しており、1万4000点が完了していた。そのアーカイブを彼らに見てもらい、色を細かく指示してもらい、その色に対してどのような織組織が最適かというディスカッションを重ねた。何十通りも試作をしながらフィードバックをもらう形で進めた。この工程はまさに配色と構造の革新に挑んだと言える。当初20パターンを作る予定だったのが、結果33パターンに増えた。昨年夏には京都に来てもらい、アーカイブを見てもらいつつ、京都の文化を体験してもらった。

WWD:「配色と構造の革新」とは具体的にどのようなことを指すのか。

細尾:図案は完成品ではなく、織物にするための設計図にすぎない。私たちはそれを“余白の図案”と呼び、色のない図案にその時代の色と構造を加えることで、現代の形として完成させていくという発想で進めた。ディモーレはその余白に圧倒的なセンスで色とスタイルを注ぎ込んだ。図案にあるアウトラインやカスレ、炭での汚れや破れまでも織りに落とし込むことで、経年美と退廃の美学が交錯するような独自の世界観を生み出した。

WWD:海外のデザインスタジオと組んだからこそ得られた視点は?

細尾:長年越えられなかった和柄の壁を越える機会になった。長年の呪いが解けたというか(笑)。日本人だとどうしても“良い組み合わせ”を探してしまいがちだが、ディモーレは想定外のことをどんどん持ち込んだことで、伝統的な和柄に新しい解釈を加え、タイムレスでありながら現代的な図案を生み出すことができた。また、海外に日本の工芸の奥深さを伝える重要な機会にもなったと感じている。

WWD:ミラノ・デザイン・ウィークでの展示も好評だったとか。

細尾:ブロンズアーティストのオザンナ・ヴィスコンティ(Osanna Visconti)のアトリエで展示を行ったところ、単なる展示を超えた芸術的な空間体験として高く評価されたと感じている。サローネへの登録がなかったのにもかかわらず(ショールームの展示は登録)、連日入場のために1時間以上の列ができるほど反響があった。古い家に住んでいるかのような雰囲気で、壁は何層も塗装して剥がすことで経年変化を表現するなど、映画のワンセットのような没入感のある空間をつくった。

WWD:今後、伝統柄や和柄をどのように展開していくか?

細尾:今回の経験を通じて、“余白の図案”という考え方に確信を持てた。自分たちのヘリテージとさまざまなクリエイティブをあわせて新しいものをつくっていきたい。それがある意味で着物を更新することになるのではないか。着物の更新――実は一番ハードルが高いところだと感じているから。

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細尾が初めて伝統的な和柄に挑む ディモーレスタジオとの協働で切り拓く新たな表現

西陣織の細尾は8月10日まで、京都の旗艦店2階の細尾ギャラリーで「The Hemispheres」と題した展示を行っている。本展はイタリア・ミラノを拠点とする建築・デザインスタジオ「ディモーレスタジオ(DIMORESTUDIO)」との協働から生まれた33点の新作コレクションを日本で初めて公開するもので、細尾が持つ約2万点の帯図案のアーカイブをもとに、「伝統の継承と現代の創造性を融合する」ことに挑んだ。

「Hemispheres」とは、古代ギリシャ語に由来する「半球」を意味し、本コレクションのコンセプト「東洋と西洋、伝統と現代、静と動といった対照的な価値が互いに響き合いながら一つの世界を形成する」を象徴する言葉として採用した。4月に開催されたミラノ・デザイン・ウィークで初披露し、話題となった新作はどのように生まれたのか。細尾真孝社長にプロジェクトの経緯と展望を聞いた。

PROFILE: 細尾真孝/細尾12代目、社長

細尾真孝/細尾12代目、社長
PROFILE: (ほそお・まさたか)1978年生まれ。音楽活動とジュエリー業界を経て2008年に細尾入社。12年、京都の伝統工芸を担う同世代の若手後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成。16年からMITメディアラボ・ディレクターズフェロー。17年、ミラノデザインアワードベストストーリーテリング賞受賞。24年に「Forbes JAPAN日本の起業家ランキング特別賞」、「BoF 500」に選出

WWD:初めて和柄に取り組んだ経緯を教えてほしい。

細尾真孝社長(以下、細尾):海外に出れば出るほど「自分たちは何者か」というバックグラウンドを示したいという気持ちが強くなっていた。一方、和柄のアーカイブを海外で提案したいと取り組んではいたものの、自分たちだけで取り組むと結局「帯」になってしまい「ホソオ(HOSOO)」として提案するに至っていなかった。帯という枠を超えて、インテリアやファッションの素材としても成立する“和柄の再構築”を試みることーーそれが今回の展示の出発点だった。

WWD:コレボレーション相手にディモーレスタジオを選んだ理由は?

細尾:彼らの“装飾×装飾”の感覚、つまり装飾性を突き詰める美意識に以前から惹かれていた。2023年にミラノに開設した「ホソオ」のショールームが偶然にもディモーレスタジオのオフィスの2ブロック先の場所で、以前から「彼らと何か一緒にできたら」と思っていたところ昨年会う機会があった。日本人が持つ感性はどちらかというとミニマルで、彼らのような色合わせやスタイリングは苦手。彼らの魔法がかかるようなクリエイティブのセンスで、自分たちのアーカイブがどのように変化するのかを試してみたいと考えた。

WWD:制作はどのように行ったか。

細尾:当社が保有する約2万点の帯の図案アーカイブを13年前から京都芸術大学と連携してデジタルアーカイブ化しており、1万4000点が完了していた。そのアーカイブを彼らに見てもらい、色を細かく指示してもらい、その色に対してどのような織組織が最適かというディスカッションを重ねた。何十通りも試作をしながらフィードバックをもらう形で進めた。この工程はまさに配色と構造の革新に挑んだと言える。当初20パターンを作る予定だったのが、結果33パターンに増えた。昨年夏には京都に来てもらい、アーカイブを見てもらいつつ、京都の文化を体験してもらった。

WWD:「配色と構造の革新」とは具体的にどのようなことを指すのか。

細尾:図案は完成品ではなく、織物にするための設計図にすぎない。私たちはそれを“余白の図案”と呼び、色のない図案にその時代の色と構造を加えることで、現代の形として完成させていくという発想で進めた。ディモーレはその余白に圧倒的なセンスで色とスタイルを注ぎ込んだ。図案にあるアウトラインやカスレ、炭での汚れや破れまでも織りに落とし込むことで、経年美と退廃の美学が交錯するような独自の世界観を生み出した。

WWD:海外のデザインスタジオと組んだからこそ得られた視点は?

細尾:長年越えられなかった和柄の壁を越える機会になった。長年の呪いが解けたというか(笑)。日本人だとどうしても“良い組み合わせ”を探してしまいがちだが、ディモーレは想定外のことをどんどん持ち込んだことで、伝統的な和柄に新しい解釈を加え、タイムレスでありながら現代的な図案を生み出すことができた。また、海外に日本の工芸の奥深さを伝える重要な機会にもなったと感じている。

WWD:ミラノ・デザイン・ウィークでの展示も好評だったとか。

細尾:ブロンズアーティストのオザンナ・ヴィスコンティ(Osanna Visconti)のアトリエで展示を行ったところ、単なる展示を超えた芸術的な空間体験として高く評価されたと感じている。サローネへの登録がなかったのにもかかわらず(ショールームの展示は登録)、連日入場のために1時間以上の列ができるほど反響があった。古い家に住んでいるかのような雰囲気で、壁は何層も塗装して剥がすことで経年変化を表現するなど、映画のワンセットのような没入感のある空間をつくった。

WWD:今後、伝統柄や和柄をどのように展開していくか?

細尾:今回の経験を通じて、“余白の図案”という考え方に確信を持てた。自分たちのヘリテージとさまざまなクリエイティブをあわせて新しいものをつくっていきたい。それがある意味で着物を更新することになるのではないか。着物の更新――実は一番ハードルが高いところだと感じているから。

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「恐怖心展」に近藤亮太とダ・ヴィンチ・恐山が新たにスタッフとして参加 雪下まゆによるポスターも公開

7月18日から8月31日まで開催する体験型展覧会「恐怖心展」のオルタナティブポスターが発表された。同展覧会は、東京・名古屋で約10万人が来場した展覧会「行方不明展」を手がけた、気鋭のホラー作家・梨と、闇、「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などで知られるテレビ東京プロデューサー・大森時生によるもの。

今回、発表されたオルタナティブポスターは、雪下まゆがイラストを、大島依提亜がデザインを担当した。また、あわせて「MADドラえもん」などで知られるFranz K Endo(フランツ・ケー・エンドー)によるティザー動画も公開された。

さらに「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」のヒットが記憶に新しく、「〇〇式」が現在公開中の近藤亮太監督、作家のダ・ヴィンチ・恐山も同展覧会にスタッフとして参加することも発表された。

スタッフコメント第2弾

「念の為ですが、お化け屋敷ではありません。お化け屋敷ではないので、出たら終わりとも限りません」(ダ・ヴィンチ・恐山/品田遊)。

「恐怖は、なるべく目を逸らしてやり過ごすものとして扱われがちです。けれど、その感情の奥をじっと見つめてみると、無意識や記憶が静かに輪郭を見せはじめます。この展示で、どんな恐怖と出会えるのかをとても楽しみにしています」(雪下まゆ)。

「本当に扁桃体のせいなのか、よく考えたいです」(Franz K Endo)。

「恐怖心展」とは

「恐怖心展」は、「恐怖心」(あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安)に関する展覧会。恐怖心は、命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあり、これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴う。そうした考えのもと、展示は、「先端」「閉所」「視線」といった、さまざまなものに対して抱く「恐怖心」をテーマに展開する。

「恐怖心展」概要

◾️「恐怖心展」
会期:2025年7月18日〜8月31日
会場:BEAMギャラリー
住所:東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)※観覧所要時間:約90分
入場料:2300円 ※小学生以上有料
主催:闇、テレビ東京、ローソンエンタテインメント
https://kyoufushin.com

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「恐怖心展」に近藤亮太とダ・ヴィンチ・恐山が新たにスタッフとして参加 雪下まゆによるポスターも公開

7月18日から8月31日まで開催する体験型展覧会「恐怖心展」のオルタナティブポスターが発表された。同展覧会は、東京・名古屋で約10万人が来場した展覧会「行方不明展」を手がけた、気鋭のホラー作家・梨と、闇、「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などで知られるテレビ東京プロデューサー・大森時生によるもの。

今回、発表されたオルタナティブポスターは、雪下まゆがイラストを、大島依提亜がデザインを担当した。また、あわせて「MADドラえもん」などで知られるFranz K Endo(フランツ・ケー・エンドー)によるティザー動画も公開された。

さらに「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」のヒットが記憶に新しく、「〇〇式」が現在公開中の近藤亮太監督、作家のダ・ヴィンチ・恐山も同展覧会にスタッフとして参加することも発表された。

スタッフコメント第2弾

「念の為ですが、お化け屋敷ではありません。お化け屋敷ではないので、出たら終わりとも限りません」(ダ・ヴィンチ・恐山/品田遊)。

「恐怖は、なるべく目を逸らしてやり過ごすものとして扱われがちです。けれど、その感情の奥をじっと見つめてみると、無意識や記憶が静かに輪郭を見せはじめます。この展示で、どんな恐怖と出会えるのかをとても楽しみにしています」(雪下まゆ)。

「本当に扁桃体のせいなのか、よく考えたいです」(Franz K Endo)。

「恐怖心展」とは

「恐怖心展」は、「恐怖心」(あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安)に関する展覧会。恐怖心は、命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあり、これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴う。そうした考えのもと、展示は、「先端」「閉所」「視線」といった、さまざまなものに対して抱く「恐怖心」をテーマに展開する。

「恐怖心展」概要

◾️「恐怖心展」
会期:2025年7月18日〜8月31日
会場:BEAMギャラリー
住所:東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)※観覧所要時間:約90分
入場料:2300円 ※小学生以上有料
主催:闇、テレビ東京、ローソンエンタテインメント
https://kyoufushin.com

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堀内太郎の「カラー」は、解体と再構築、ドッキングにニュアンスを加える 色のない「カラー」で幕開け

ブランドを創業した阿部潤一デザイナーが一線を退き、後任に堀内太郎クリエイティブ・ディレクターが就いた「カラー(KOLOR)」が2026年春夏コレクションを発表した。堀内ディレクターの就任を発表した際、阿部デザイナーは「サブとしてぴったりくっついていく」と発言。その言葉通り、堀内クリエイティブ・ディレクターによる初の「カラー」は“らしさ“を失わず、さまざまなブランドのデザイナー交代を見てきた身からすると「もう少し変わってもいいのでは?」とさえ思えるほどだったが、一方で新たなニュアンスも加わった。

ファーストルックは純白のジャケット、色のない「カラー」の洋服で始まった。これから「カラー」を新たなキャンバスに描いていこうという堀内クリエイティブ・ディレクターの意気込みを物語るよう、彼らしいミニマルかつジェンダーレスな仕上がりだ。ここに合わせたのは、ドット柄で小説「オーランドー」を描いたヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)の晩年期を描いた Tシャツと、シルバーフォイルと鮮やかな黄緑をハイブリッドしたショートパンツ。ベーシックにユーモアを効かせながら、解体と再構築、ドッキングを繰り返してきた阿部デザイナーのクリエイション、つまり“「カラー」らしさ”を感じさせる。阿部デザイナーのクリエイションを軸や芯として、そこに堀内デザイナーが上描きして、新しい「カラー」を紡いでいこうとする決意のように思えた。ちなみにシルバーフォイルは、阿部デザイナーが「アディダス(ADISAS)」と取り組んだ「アディダス バイ カラー(ADIDAS BY KOLOR)」の初期に頻繁に登場してきた素材のように見えた。

続くのは、シャツドレスに共布のコート。シャツには、異素材やバックル付きのベルトを縫い付けたビブのようなパーツをドッキングした。シャツの身頃は堀内クリエイティブ・ディレクターの世界、そしてドッキングしたパーツは阿部デザイナーの真骨頂。今度は1着の洋服の中で、2人の世界が融合していることを表現する。シャツとコートを着こなしたモデルが背中にかけるのは、阿部デザイナーの時代を思わせるバックパック。以降は終始、ミニマルを信条としてきた堀内クリエイティブ・ディレクターのこれまでを考えると「過剰」にも思える解体と再構築、ドッキングなどのプロセスが加わっている。この辺りから、「変わらない」との印象を抱くものもいるだろう。しかしドッキングするのは、ドレープが効いた付け襟や、タックを効かせたスカートの一部のようなパーツ。そこは、これまでのアプローチとは少し異なっている。これまで解体と再構築、ドッキングにおいて用いられがちだったのは、ハリのあるスーツ地や反対にスポーティなペーパーナイロンなどだった。色や柄に染まったものも多く、ドレープやタックを効かせつつもミニマルなパートを加えていくアプローチは珍しかったように思う。「カラー」は、着実に変わろうとしているのだ。

新旧の世界の融合には、幾許かの違和感は付きものだ。例えば、たっぷり仕込んだチュールが後ろ側から溢れ出すバルーンスカートなどは、既存のファンには少し唐突かつリアルからは遠いかもしれない。そこは、リアルクローズの集合体としてのコレクションではなく、ステートメントピースも交えたランウエイショーという新旧デザイナーのコレクションやパリメンズという舞台の捉え方による違いなのだろう。

1ファンとして失ってほしくないのは、洋服が好きで、ゆえに細部にまで夢中になり、だからこそ解体や再構築、ドッキングなどの高度なテクニックをリアルクローズに繋げてきた阿部デザイナーの洋服愛やテクニック、洋服に関する知識量だ。そんな創業デザイナーの洋服への愛を引き継ぎ、クリエイションは少し変化しても拍手喝采を浴びたのは、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)による「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」だろう。だからこそ堀内クリエイティブ・ディレクターには来季、もう一歩大胆に、自分の洋服愛を「カラー」にぶつけてほしい。

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堀内太郎の「カラー」は、解体と再構築、ドッキングにニュアンスを加える 色のない「カラー」で幕開け

ブランドを創業した阿部潤一デザイナーが一線を退き、後任に堀内太郎クリエイティブ・ディレクターが就いた「カラー(KOLOR)」が2026年春夏コレクションを発表した。堀内ディレクターの就任を発表した際、阿部デザイナーは「サブとしてぴったりくっついていく」と発言。その言葉通り、堀内クリエイティブ・ディレクターによる初の「カラー」は“らしさ“を失わず、さまざまなブランドのデザイナー交代を見てきた身からすると「もう少し変わってもいいのでは?」とさえ思えるほどだったが、一方で新たなニュアンスも加わった。

ファーストルックは純白のジャケット、色のない「カラー」の洋服で始まった。これから「カラー」を新たなキャンバスに描いていこうという堀内クリエイティブ・ディレクターの意気込みを物語るよう、彼らしいミニマルかつジェンダーレスな仕上がりだ。ここに合わせたのは、ドット柄で小説「オーランドー」を描いたヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)の晩年期を描いた Tシャツと、シルバーフォイルと鮮やかな黄緑をハイブリッドしたショートパンツ。ベーシックにユーモアを効かせながら、解体と再構築、ドッキングを繰り返してきた阿部デザイナーのクリエイション、つまり“「カラー」らしさ”を感じさせる。阿部デザイナーのクリエイションを軸や芯として、そこに堀内デザイナーが上描きして、新しい「カラー」を紡いでいこうとする決意のように思えた。ちなみにシルバーフォイルは、阿部デザイナーが「アディダス(ADISAS)」と取り組んだ「アディダス バイ カラー(ADIDAS BY KOLOR)」の初期に頻繁に登場してきた素材のように見えた。

続くのは、シャツドレスに共布のコート。シャツには、異素材やバックル付きのベルトを縫い付けたビブのようなパーツをドッキングした。シャツの身頃は堀内クリエイティブ・ディレクターの世界、そしてドッキングしたパーツは阿部デザイナーの真骨頂。今度は1着の洋服の中で、2人の世界が融合していることを表現する。シャツとコートを着こなしたモデルが背中にかけるのは、阿部デザイナーの時代を思わせるバックパック。以降は終始、ミニマルを信条としてきた堀内クリエイティブ・ディレクターのこれまでを考えると「過剰」にも思える解体と再構築、ドッキングなどのプロセスが加わっている。この辺りから、「変わらない」との印象を抱くものもいるだろう。しかしドッキングするのは、ドレープが効いた付け襟や、タックを効かせたスカートの一部のようなパーツ。そこは、これまでのアプローチとは少し異なっている。これまで解体と再構築、ドッキングにおいて用いられがちだったのは、ハリのあるスーツ地や反対にスポーティなペーパーナイロンなどだった。色や柄に染まったものも多く、ドレープやタックを効かせつつもミニマルなパートを加えていくアプローチは珍しかったように思う。「カラー」は、着実に変わろうとしているのだ。

新旧の世界の融合には、幾許かの違和感は付きものだ。例えば、たっぷり仕込んだチュールが後ろ側から溢れ出すバルーンスカートなどは、既存のファンには少し唐突かつリアルからは遠いかもしれない。そこは、リアルクローズの集合体としてのコレクションではなく、ステートメントピースも交えたランウエイショーという新旧デザイナーのコレクションやパリメンズという舞台の捉え方による違いなのだろう。

1ファンとして失ってほしくないのは、洋服が好きで、ゆえに細部にまで夢中になり、だからこそ解体や再構築、ドッキングなどの高度なテクニックをリアルクローズに繋げてきた阿部デザイナーの洋服愛やテクニック、洋服に関する知識量だ。そんな創業デザイナーの洋服への愛を引き継ぎ、クリエイションは少し変化しても拍手喝采を浴びたのは、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)による「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」だろう。だからこそ堀内クリエイティブ・ディレクターには来季、もう一歩大胆に、自分の洋服愛を「カラー」にぶつけてほしい。

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【2025年秋コスメ】犬の可愛さを表現したネイル3色!タカラベルモントのネイルブランド「ノイロ」が発売

タカラベルモントが運営するネイル・ハンドケアブランドの 「ノイロ(NOIRO)」は9月3日、犬のふとした瞬間の可愛さをテーマにした秋冬の新3色(各11mL、各1980円※編集部調べ)を、ネイル専門店、ネイルサロン、ロフト、アットコスメショッピングなどで発売する。

同製品は、ふわふわな毛並み、輝くまなざしなどをそれぞれネイルカラーで表現した。“プラッフィーフォーン”は、ずっと撫でていたくなるような、大きな犬の毛並みを思わせるフィグブラウン、“タイニーパウズ”は小型犬のあどけない仕草や小さなぬくもりをイメージしたピーチブラウンだ。“ブリンクパピー”は、無邪気な子犬のまなざしをイメージしたシアーモーヴラメで、オーロララメがキラキラと輝く。

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【2025年秋コスメ】犬の可愛さを表現したネイル3色!タカラベルモントのネイルブランド「ノイロ」が発売

タカラベルモントが運営するネイル・ハンドケアブランドの 「ノイロ(NOIRO)」は9月3日、犬のふとした瞬間の可愛さをテーマにした秋冬の新3色(各11mL、各1980円※編集部調べ)を、ネイル専門店、ネイルサロン、ロフト、アットコスメショッピングなどで発売する。

同製品は、ふわふわな毛並み、輝くまなざしなどをそれぞれネイルカラーで表現した。“プラッフィーフォーン”は、ずっと撫でていたくなるような、大きな犬の毛並みを思わせるフィグブラウン、“タイニーパウズ”は小型犬のあどけない仕草や小さなぬくもりをイメージしたピーチブラウンだ。“ブリンクパピー”は、無邪気な子犬のまなざしをイメージしたシアーモーヴラメで、オーロララメがキラキラと輝く。

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デンマークのバイオ企業がEUから約13億円調達 化粧品向け石油代替素材の商業化で

デンマーク発のバイオベンチャー企業セルジー(CELLUGY)はこのほど、欧州委員会から環境・気候変動対策を支援するためのLIFEプログラムを通じて810万ユーロ(約13億円)の助成金を受領した。対象となったのは同社の「バイオケア・フォー・ライフ(BIOCARE4LIFE)」プロジェクトで、今回の資金調達により、石油代替原料となる新素材“エコフレクシー(EcoFLEXY)”の生産体制を増強し、商業化を本格化させる。

バイオ由来の新素材
“エコフレクシー”の革新性

セルジーが開発した新素材“エコフレクシー”は、セルロースをベースとしたレオロジー調整材(質感の調整や安定化のために添加する成分)で、化粧品業界で広く使用されるマイクロプラスチックと石油由来原料に代わるサステナブルな選択肢を提供する。完全バイオベースの同素材は、生分解性と競争力のある価格を持つ高性能なレオロジー調整材として開発した。

同社は声明で、「“エコフレクシー”は、有害なマイクロプラスチックとして知られる合成高分子ポリマーのカルボマーを置き換えられるように設計した。化粧品産業における有害化学物質使用と環境負荷を大幅に減らすことができる。優れた性能と質感により、サステナビリティとイノベーションの観点で急速に変化するニーズに対応し、大量生産可能で高効率の製造プロセスを実現している」とコメントした。

マイクロプラスチックに広がる懸念
調整材市場の約70%が石油由来に依存

同社は続けて、「フェイシャルスクラブや液体石けんなどパーソナルケア製品の多くは、マイクロプラスチックを放出する可能性があり、環境汚染に悪影響を及ぼしている。最近の研究では、マイクロプラスチックが吸入や経口摂取、皮膚接触を通じて人体に侵入する可能性が示唆されており、その影響について懸念が広がっている」と説明した。しかし同社は、全てのパーソナルケア製品にレオロジー調整剤が不可欠だといい、28億ユーロ(約4731億円)規模のレオロジー調整剤市場で、約70%が欧州連合(EU)の化学物質管理規制であるリーチ(REACH)規則が指定する石油由来のカルボマーとアクリレートに依存していると指摘した。

“エコフレクシー”は、「バイオケア・フォー・ライフ」プロジェクトの完了までに年間259トンのマイクロプラスチック放出を防止し、34年までに同1289トンの削減まで拡大する見込みだという。セルジーは、EUのマイクロプラスチック添加製品の販売禁止措置と米国のPFAS(永久に残る化学物質)規制により、ビューティ業界が約120億ユーロ(約2兆277億円)の損失を受ける可能性があるとの報告を踏まえ、(代替原料に切り替える)タイミングが重要だと述べた。

化粧品業界の変革には
石油由来を上回る性能が課題

セルジーのイザベル・アルヴァレス・マルトス(Isabel Alvarez-Martos)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「単に持続可能性を追求するだけでは不十分だ。真の課題はテクスチャーや機能性、ユーザー体験などの性能において石油化学製品を上回るソリューションを提供し、同時に大量生産可能で運用効率の高いものを実現しなければならない。意図が良いだけでは業界の変革は起こらない。“エコフレクシー”のような高品質な代替品が必要で、化粧品ブランドが持続可能性を選択するのを容易にすることが重要だ。バイオベース素材が伝統的な原料の性能と経済性を同等か上回るまで、人間の健康と地球を守るための変革は実現しない」と語った。

「バイオケア・フォー・ライフ」プロジェクトは、専門家からなるコンソーシアムが“エコフレクシー”の商業化を目的に運営する。参画企業には、循環型経済ソリューションと環境影響評価に特化したコンサルティング会社のザ・フットプリント・ファーム(THE FOOTPRINT FIRM)や、データ管理と機械学習、AI駆動型プロセス最適化を手掛けるスタートアップのサイ・トゥー・サイ(SCI2SCI)が名を連ねる。

ザ・フットプリント・ファームのウィル・ナーン(Will Nunn)=マネージャーは、「このプロジェクトは、パーソナルケア業界におけるよりサステナブルな製造への真の進展を示している。プロジェクトの技術革新と持続可能性の検証を組み合わせたアプローチは、“エコフレクシー”の市場参入における優位性を強固にし、EUのより資源効率の高い経済への移行を支後押しする」と述べた。サイ・トゥー・サイのアンジェリーナ・レスニコワ(Angelina Lesnikova)CEOは、「バイオテクノロジーソリューションのスケールアップは簡単ではないが、そこに真の価値が生まれる。われわれは、サステナブルな“化学”を、経済的に魅力があり環境的に不可欠なものにする可能性を持っている」と述べた。

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「キコ コスタディノフ」2026年春夏メンズ・コレクション

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「キコ コスタディノフ」2026年春夏メンズ・コレクション

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「ランバン オン ブルー」と「ハルタ」が初コラボ 洗練された雰囲気のローファーを発売

「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」は、日本の老舗シューズブランド「ハルタ(HARUTA)」との初となるコラボレーションローファーを発売する。ブラウンとブラックの2色展開で、価格は各2万4200円。8月1日から同ブランドの全店舗、オフィシャルオンライン、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、「エル ショップ(ELLE SHOP)」で予約をスタートする。

本商品は、アイコニックなタッセルパーツとライニングのキャメルカラーで、クラシカルで洗練された雰囲気のローファー。ゆったりとした履き心地ながら、きちんと感のある細身シルエットでさまざまなスタイルにマッチする一足。

履き込むほど足になじむ上品な光沢のあるガラス加工レザーを使用しつつ、アウトソールには滑りにくいラバー素材を採用し、安定感のある履き心地を実現する。

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「ランバン オン ブルー」と「ハルタ」が初コラボ 洗練された雰囲気のローファーを発売

「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」は、日本の老舗シューズブランド「ハルタ(HARUTA)」との初となるコラボレーションローファーを発売する。ブラウンとブラックの2色展開で、価格は各2万4200円。8月1日から同ブランドの全店舗、オフィシャルオンライン、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」、「エル ショップ(ELLE SHOP)」で予約をスタートする。

本商品は、アイコニックなタッセルパーツとライニングのキャメルカラーで、クラシカルで洗練された雰囲気のローファー。ゆったりとした履き心地ながら、きちんと感のある細身シルエットでさまざまなスタイルにマッチする一足。

履き込むほど足になじむ上品な光沢のあるガラス加工レザーを使用しつつ、アウトソールには滑りにくいラバー素材を採用し、安定感のある履き心地を実現する。

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Stray Kidsのリノが「グッチ」のグローバル・ブランドアンバサダーに就任

「グッチ(GUCCI)」は、K-POPグループ、ストレイキッズ(Stray Kids)のリノをグローバル・ブランドアンバサダーに起用した。同氏は今後、さまざまなプロジェクトやイベントに参加する。

リノは、今回の起用について、「グッチは、伝統と現代的なクリエイティビティーを通じて、過去と現在をつなぐブランドだと思います。このヴィジョンに満ちた旅の仲間として迎えられることを心から光栄に思います」とコメントしている。

リノは、1998年、韓国生まれ。K-POPボーイズグループ、ストレイキッズのメンバーで、パフォーマーだけでなく、作詞や作曲も担当している。同氏は、昨年ロンドンで開催された「グッチ」の2025年クルーズ ファッションショーにも出席した。

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インバウンド消費が急失速 高島屋の営業利益27%減、3〜5月

インバウンド(訪日客)の高額品消費の減速で、大手百貨店の業績が悪化している。30日に2025年3〜5月期連結業績を発表した高島屋とJ.フロント リテイリング(JFR)は、主に免税売上高の落ち込みで減益になった。

高島屋は小売業の売上高に相当する総額売上高が前年同期比5.7%減の2412億円、営業利益が同26.9%減の126億円だった。国内百貨店事業の店頭売上高で国内顧客が同1%増だったものの、訪日客が同30%減に落ち込んだ。訪日客による免税売上高は前年度期に比べて100億円少ない229億円に終わった。前年同期の為替(米ドル/円)が155円だったの対し、当期は145円と円高にふれたことが痛手になった。過半以上のシェアを占めるラグジュアリーブランドなどの高額品の免税売上高は41%も減少した。

JFR(国際会計基準)は総額売上高が前年同期比2.6%増の3074億円、事業利益が同15.4%減の138億円だった。大丸松坂屋百貨店による国内百貨店事業は、総額売上高が同2.5%減の1925億円、事業利益が同21.8%減の82億円だった。免税売上高は同24%減で、客数が14%増えたにもかかわらず客単価が33%減少している。

高島屋はインバウンド失速を受けて通期(26年2月期)の業績予想を下方修正した。免税売上高は期初計画では1100億円(前期は1160億円)を想定していたが、円安基調を考慮して820億円に下げる。

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インバウンド消費が急失速 高島屋の営業利益27%減、3〜5月

インバウンド(訪日客)の高額品消費の減速で、大手百貨店の業績が悪化している。30日に2025年3〜5月期連結業績を発表した高島屋とJ.フロント リテイリング(JFR)は、主に免税売上高の落ち込みで減益になった。

高島屋は小売業の売上高に相当する総額売上高が前年同期比5.7%減の2412億円、営業利益が同26.9%減の126億円だった。国内百貨店事業の店頭売上高で国内顧客が同1%増だったものの、訪日客が同30%減に落ち込んだ。訪日客による免税売上高は前年度期に比べて100億円少ない229億円に終わった。前年同期の為替(米ドル/円)が155円だったの対し、当期は145円と円高にふれたことが痛手になった。過半以上のシェアを占めるラグジュアリーブランドなどの高額品の免税売上高は41%も減少した。

JFR(国際会計基準)は総額売上高が前年同期比2.6%増の3074億円、事業利益が同15.4%減の138億円だった。大丸松坂屋百貨店による国内百貨店事業は、総額売上高が同2.5%減の1925億円、事業利益が同21.8%減の82億円だった。免税売上高は同24%減で、客数が14%増えたにもかかわらず客単価が33%減少している。

高島屋はインバウンド失速を受けて通期(26年2月期)の業績予想を下方修正した。免税売上高は期初計画では1100億円(前期は1160億円)を想定していたが、円安基調を考慮して820億円に下げる。

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「ショット」が「パリミキ」と共同開発 アメリカンビンテージがルーツのアイウエア3型

パリミキは、レザーブランド「ショット(SCHOTT)」の世界観を体現するアイウエアコレクションを発売した。パリミキ、オプティックパリミキの一部店舗およびパリミキオンラインショップで販売中だ。

「ショット」の世界観を体現したアメリカらしさを感じるアイテム

同コレクションは、夏らしい軽やかなライトカラーレンズとアメリカらしさを感じるクラシックなフレームカラーを採用したアイテムをそろえる。スタイリングに爽やかさを加えながらシーズンムードを高めるアイウエアに仕上げた。

ラインアップは、モダンの先端に施されたスタースタッズがポイントの“スリム”(全2色、各2万900円)と1950年代のUSアイウエアの雰囲気を醸し出す丸リベットの“オリバー”(全2色、各2万900円)、異素材を組み合わせることで質感を高めた“ルーカス”(7月中旬発売、全2色、各2万5300円※編集部調べ)の3型を展開する。

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ZOZOがマッチングアプリ、ファッションで恋愛の相性判断 先着10万人に1000円分のポイントプレゼント

ZOZOは6月30日、マッチングアプリ「ZOZOマッチ」をリリースする。AIを駆使したファッションジャンル診断などの情報をもとに「好みの雰囲気」の相手を紹介する。リリースに際してZ世代の恋愛・マッチングアプリに関するアンケート」も実施しており、回答者の97.5%が「自分の恋愛対象かどうかを、ファッションを含む全身の雰囲気から直感で判断することがある」と回答し、参入を決めた。利用料は女性無料で、男性は月々3,480円から。毎月500円分のZOZOポイントがキャッシュバックされるという。

ZOZOはこの数年、アプリやECサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に実装すべく「似合う」を判断できる独自のAI開発に多額の資金を投入してきた。コーディネートアプリ「WEAR」には、「ファッションジャンル判断」機能を実装しており、今回の「ZOZOマッチ」にもこうした最新のAI技術を活用する。

リリース記念として先着10万人に、「ゾゾタウン」で使用できる1000円分のZOZOポイントをプレゼントするほか、通知設定をオンんしたユーザーにも先着3万人にも追加で1000円分のポイントをプレゼントする。

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「ロペピクニック」とハローキティが初コラボ 日焼けしたキティのTシャツやエコバッグなど

ジュンが運営する「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」は、ハローキティと初のコラボレーションアイテム全6型を発売する。日焼けしたハローキティをあしらったリゾート感あふれる限定ラインアップだ。ジュン公式オンラインストア、ジャドール ジュン オンラインで7月1日から先行予約を開始、ロペピクニック直営店で7月11日から販売する。

“いつもよりちょっと自由に、ちょっとごきげんに”をテーマに、オーバーシルエットのTシャツ(4994円)やアロハシャツのような回襟シャツ(5489円)をはじめ、防水スマホショルダーケース(2530円)やパッカブルポケット付きエコバッグ(1650円)、刺しゅうタオル(1100円)、キッズのスパンコールトップス(3850円)を用意。夏を彩る特別なコレクションに仕上げた。

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【受講受付中】「CFCL」に学ぶクリエイションとビジネスを両立するブランド運営論

「何のために服をつくり、売るか?」を突き詰める2トップによる
ブランド哲学と持続可能な事業成長、市場創造の未来論

このような人におすすめ

・世界を相手に戦うブランド戦略を考えるアパレル・ビューティブランドの経営者・責任者
・「サステナビリティ」や「ステークホルダー」などの社会的キーワードを収益に繋げたいビジネスパーソン
・異業種の出身者ら多彩な人材を取り入れ組織に多様なビジネス視点を組み込みたい人事・マネージメント層
・ソーシャルグッドなブランドやファッション業界への就職を視野に入れる学生

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インフォメーション

日時

2025年7月16日(水)13:00〜16:00
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日17時と当日9時を目安に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付でメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

株式会社ヤプリ
東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 41階

募集人数

会場:先着50名
オンライン:100名

募集期間

2025年6月12日(木)〜 2025年7月15日(火)12時まで

受講料金

一般価格:16,500円
スタンダードプラン:11,550円 30%OFF
ライトプラン:14,850円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。

 

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講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。




プログラム

 

今、最も注目すべきファッションブランドの1つ「CFCL」は、2020年に高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターが設立。次世代のリーダーは「社会貢献と事業成長の両立」や「ステークホルダーへの価値提供」などを目指し、投資ファンド・ペルミラ出身の松浦直彦代表取締役副社長兼COOとタッグを組みました。以降、毎シーズンのコレクションのみならず、実践的な組織づくりもクリエイトしています。業界ではサステナビリティのイメージが強いですが、パーパスドリブンなクリエイションと経営は、設立5年で国内外200以上の卸先をもつ“パリコレブランド”へと結実しています。
本セミナーでは、高橋・松浦の2トップが、ブランド哲学から、社会性と収益性を実現するクリエイション、組織論、実践例までを紹介。皆さんに、新たな知見や具体的なアクションに繋がるヒントを伝授します。

【Introduction】13:00~13:10(10分)

社会課題に向き合うブランドは、いかにして持続的な競争優位性を築いているのか?

オープニングは、「WWDJAPAN」編集長の村上要がサステナビリティを筆頭とする社会課題をCSR(企業の社会的責任)と捉えるのではなく、持続的な競争優位性につなげている企業・ブランドを紹介。離職率の低下やエンゲージメントの強化&コミュニティーの醸成、結果、売り上げの拡大につなげ、事業の拡大が更なるアクションを導いているポジティブなサイクルが存在し得ることをお伝えしたのち、特集の制作を踏まえ、「ファッションを社会装置と捉えてファンを生み出している『CFCL』」の概要をリポートします。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
PROFILE:(むらかみ・かなめ)1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職

 

【Session#1】13:10~13:50(40分)

なぜ『CFCL』は、社会貢献と事業成長の両立を目指すのか?

第1部は、高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターが登壇し、「公益性」と定義するソーシャルグッドをブランドの世界に持ち込んだ理由を話します。ブランド立ち上げの頃の社会に思いを馳せながら、「なぜ、世界で戦うには社会性が必要と考えたのか?」はもちろん、「その社会性を、どのようなデザイン哲学で表現するのか?」「公益性は、どのような形で独自性や優位性につながっているのか?」など、これまでファッションの世界が解決できなかった消費者のペインや業界の課題を踏まえながら、「CFCL」のブランド哲学の根幹を開陳します。また「公益性」を追求するには「多様性」が必要との考えに至った背景のほか、意思決定や組織運営に活かしている「資本経営」というビジネス理論も伺います。

ゲストスピーカー:高橋 悠介/代表兼クリエイティブディレクター
PROFILE:(たかはし・ゆうすけ)1985年生まれ、東京都出身。文化ファッション大学院大学修了後、2010年三宅デザイン事務所入社。13年に「イッセイミヤケ メン」のデザイナーに就任し、6年にわたりチームを率いる。20年同社を退社後、CFCLを設立。21年、第39回毎日ファッション大賞 新人賞・資生堂奨励賞及びFASHION PRIZE OF TOKYO 2022を受賞。2022年よりパリ・ファッションウィークに参加。2024年、Vogue Business 100 Innovators: Sustainability thought leaders の1人に選出された。
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Session#2】13:50~14:30(40分)

社会貢献できるブランド事業を加速する組織運営論

第2部は、松浦直彦代表取締役副社長兼COOが登壇。前職で痛感した日本ブランドが直面する“スケールの壁”を踏まえ、高橋代表兼クリエイティブディレクターが思い描くブランド哲学を経営、特にグローバルなビジネスへと拡張できる可能性の視点で解釈しながら、組織をどのように構築しているのか?などを伺います。特に異業種からの参画と、それゆえの教育システム、公平性のある報酬体系などは、ファッション好きの頑張りに依存しすぎている業界人にとって必聴の内容。さまざまな取り組みの結果のES(従業員満足度)や直面する課題などを正直に語りながら、理想のブランドを目指すための、理想の組織作りのアクションを考えます。

ゲストスピーカー:松浦 直彦/代表取締役副社長兼COO
PROFILE:(まつうら・なおひこ)1982年生まれ、東京都出身。慶応義塾大学卒業後、2005年メリルリンチ日本証券に入社、東京およびニューヨークで8年間投資銀行業務を担当。13年以降、カーライル・グループ、日本成長投資アライアンス、ペルミラ・アドバイザーズにて9年間プライベート・エクイティ業務に従事。投資先企業において取締役、監査役、執行役員を歴任。22年にCFCLに入社
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Crosstalk】14:40~15:10(30分)

100年後に“社会を変えたブランド”と語られるための、今後のビジョン

最後のパートは、高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターと松浦直彦代表取締役副社長兼COOのクロストーク。公益性を目指した様々な取り組みは現状、ステークホルダー全般にどう捉えられているのか?を起点に、立て続けに発表したオーダーメイドや二次流通ビジネスなどのビジョン(哲学)と実践方法(ビジネス)を語っていただきます。また、最終的なビジョンの1つである分散型モデルのビジョンとメリットを語りながら、業界の永遠の課題であるクリエイションとビジネスのシナジーの生み出し方に迫ります。

ゲストスピーカー:高橋 悠介/代表兼クリエイティブディレクター
ゲストスピーカー:松浦 直彦/代表取締役副社長兼COO
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
【Extra】ミートアップ:15:15~16:00(45分)

ミートアップ

会場受講の皆様はセミナー終了後、ミートアップにご参加いただきます。高橋・松浦の両トップはもちろん、「CFCL」のスタッフにもご参加いただきます。2人のビジョンを従業員がどう受けとめ、どのようにやりがいへと繋げているのかなど、お聞きください。学生の皆さんは、未来の先輩の働き方に耳を傾けてみては?

 

特典

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

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講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 

問い合わせ先
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【受講受付中】「CFCL」に学ぶクリエイションとビジネスを両立するブランド運営論

「何のために服をつくり、売るか?」を突き詰める2トップによる
ブランド哲学と持続可能な事業成長、市場創造の未来論

このような人におすすめ

・世界を相手に戦うブランド戦略を考えるアパレル・ビューティブランドの経営者・責任者
・「サステナビリティ」や「ステークホルダー」などの社会的キーワードを収益に繋げたいビジネスパーソン
・異業種の出身者ら多彩な人材を取り入れ組織に多様なビジネス視点を組み込みたい人事・マネージメント層
・ソーシャルグッドなブランドやファッション業界への就職を視野に入れる学生

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インフォメーション

日時

2025年7月16日(水)13:00〜16:00
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日17時と当日9時を目安に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付でメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

株式会社ヤプリ
東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 41階

募集人数

会場:先着50名
オンライン:100名

募集期間

2025年6月12日(木)〜 2025年7月15日(火)12時まで

受講料金

一般価格:16,500円
スタンダードプラン:11,550円 30%OFF
ライトプラン:14,850円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。

 

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プログラム

 

今、最も注目すべきファッションブランドの1つ「CFCL」は、2020年に高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターが設立。次世代のリーダーは「社会貢献と事業成長の両立」や「ステークホルダーへの価値提供」などを目指し、投資ファンド・ペルミラ出身の松浦直彦代表取締役副社長兼COOとタッグを組みました。以降、毎シーズンのコレクションのみならず、実践的な組織づくりもクリエイトしています。業界ではサステナビリティのイメージが強いですが、パーパスドリブンなクリエイションと経営は、設立5年で国内外200以上の卸先をもつ“パリコレブランド”へと結実しています。
本セミナーでは、高橋・松浦の2トップが、ブランド哲学から、社会性と収益性を実現するクリエイション、組織論、実践例までを紹介。皆さんに、新たな知見や具体的なアクションに繋がるヒントを伝授します。

【Introduction】13:00~13:10(10分)

社会課題に向き合うブランドは、いかにして持続的な競争優位性を築いているのか?

オープニングは、「WWDJAPAN」編集長の村上要がサステナビリティを筆頭とする社会課題をCSR(企業の社会的責任)と捉えるのではなく、持続的な競争優位性につなげている企業・ブランドを紹介。離職率の低下やエンゲージメントの強化&コミュニティーの醸成、結果、売り上げの拡大につなげ、事業の拡大が更なるアクションを導いているポジティブなサイクルが存在し得ることをお伝えしたのち、特集の制作を踏まえ、「ファッションを社会装置と捉えてファンを生み出している『CFCL』」の概要をリポートします。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
PROFILE:(むらかみ・かなめ)1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職

 

【Session#1】13:10~13:50(40分)

なぜ『CFCL』は、社会貢献と事業成長の両立を目指すのか?

第1部は、高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターが登壇し、「公益性」と定義するソーシャルグッドをブランドの世界に持ち込んだ理由を話します。ブランド立ち上げの頃の社会に思いを馳せながら、「なぜ、世界で戦うには社会性が必要と考えたのか?」はもちろん、「その社会性を、どのようなデザイン哲学で表現するのか?」「公益性は、どのような形で独自性や優位性につながっているのか?」など、これまでファッションの世界が解決できなかった消費者のペインや業界の課題を踏まえながら、「CFCL」のブランド哲学の根幹を開陳します。また「公益性」を追求するには「多様性」が必要との考えに至った背景のほか、意思決定や組織運営に活かしている「資本経営」というビジネス理論も伺います。

ゲストスピーカー:高橋 悠介/代表兼クリエイティブディレクター
PROFILE:(たかはし・ゆうすけ)1985年生まれ、東京都出身。文化ファッション大学院大学修了後、2010年三宅デザイン事務所入社。13年に「イッセイミヤケ メン」のデザイナーに就任し、6年にわたりチームを率いる。20年同社を退社後、CFCLを設立。21年、第39回毎日ファッション大賞 新人賞・資生堂奨励賞及びFASHION PRIZE OF TOKYO 2022を受賞。2022年よりパリ・ファッションウィークに参加。2024年、Vogue Business 100 Innovators: Sustainability thought leaders の1人に選出された。
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Session#2】13:50~14:30(40分)

社会貢献できるブランド事業を加速する組織運営論

第2部は、松浦直彦代表取締役副社長兼COOが登壇。前職で痛感した日本ブランドが直面する“スケールの壁”を踏まえ、高橋代表兼クリエイティブディレクターが思い描くブランド哲学を経営、特にグローバルなビジネスへと拡張できる可能性の視点で解釈しながら、組織をどのように構築しているのか?などを伺います。特に異業種からの参画と、それゆえの教育システム、公平性のある報酬体系などは、ファッション好きの頑張りに依存しすぎている業界人にとって必聴の内容。さまざまな取り組みの結果のES(従業員満足度)や直面する課題などを正直に語りながら、理想のブランドを目指すための、理想の組織作りのアクションを考えます。

ゲストスピーカー:松浦 直彦/代表取締役副社長兼COO
PROFILE:(まつうら・なおひこ)1982年生まれ、東京都出身。慶応義塾大学卒業後、2005年メリルリンチ日本証券に入社、東京およびニューヨークで8年間投資銀行業務を担当。13年以降、カーライル・グループ、日本成長投資アライアンス、ペルミラ・アドバイザーズにて9年間プライベート・エクイティ業務に従事。投資先企業において取締役、監査役、執行役員を歴任。22年にCFCLに入社
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Crosstalk】14:40~15:10(30分)

100年後に“社会を変えたブランド”と語られるための、今後のビジョン

最後のパートは、高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターと松浦直彦代表取締役副社長兼COOのクロストーク。公益性を目指した様々な取り組みは現状、ステークホルダー全般にどう捉えられているのか?を起点に、立て続けに発表したオーダーメイドや二次流通ビジネスなどのビジョン(哲学)と実践方法(ビジネス)を語っていただきます。また、最終的なビジョンの1つである分散型モデルのビジョンとメリットを語りながら、業界の永遠の課題であるクリエイションとビジネスのシナジーの生み出し方に迫ります。

ゲストスピーカー:高橋 悠介/代表兼クリエイティブディレクター
ゲストスピーカー:松浦 直彦/代表取締役副社長兼COO
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
【Extra】ミートアップ:15:15~16:00(45分)

ミートアップ

会場受講の皆様はセミナー終了後、ミートアップにご参加いただきます。高橋・松浦の両トップはもちろん、「CFCL」のスタッフにもご参加いただきます。2人のビジョンを従業員がどう受けとめ、どのようにやりがいへと繋げているのかなど、お聞きください。学生の皆さんは、未来の先輩の働き方に耳を傾けてみては?

 

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・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
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・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
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弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

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「サムソナイト」が銀座にアジア最大の“サムソナイト・ブラックレーベル” 旗艦店をオープン

ラゲッジブランド「サムソナイト(SAMSONITE)」を運営するサムソナイト・ジャパンは6月27日、プレミアムライン“サムソナイト・ブラックレーベル”の旗艦店を東京・銀座にオープンした。店舗面積はアジア最大となる約253平方メートル。

同店は、ショッピングの場としてだけではなく、日本の美意識とブランドの価値観が融合する特別な空間を目指した。店舗デザインには「和」の要素を取り入れ、ファサードには和紙をイメージした素材、エントランスには障子を想起させる格子を採用。店内中央の盆栽や枯山水をモチーフにした設えも特徴的だ。サムソナイトのスブラタ・デュッタ=アジア太平洋地域および中東担当プレジデントは「革新的でありながら地域文化を尊重した店舗体験は、日本市場の繊細な感性に応えるもの。アジアにおける当社の成長を牽引する指標となる」と語る。

店内にはキャリーケースのホイール機構「エアロ トラック サスペンションホイール」の構造を視覚的に示すウォールディスプレーや、刻印サービスを提供する「パーソナライゼーションバー」も併設。ラゲッジタグへの刻印は無料で、銀座店限定デザインも用意する。

またオープンに合わせて銀座店限定モデルも発売する。トラベル用のスーツケース“リッチモンド 2”は、シルバーカラーの本体にレザーのハンドルとラゲッジタグを合わせ、内装には光沢のあるブラックペイズリー柄の裏地を採用した。価格は8万1400円(スピナー55)から10万3400円(スピナー76トランク)。一方、ビジネスコレクションのブリーフケース “ホクストン”はグレーレザーに“リッチモンド2”と同じナチュラルタンカラーのハンドルとパーツを合わせた。2型展開で価格は8万3600円と9万3500円。

◼️サムソナイト・ブラックレーベル 銀座店
営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都中央区銀座三丁目4番12号 文祥堂銀座ビル1階

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「サムソナイト」が銀座にアジア最大の“サムソナイト・ブラックレーベル” 旗艦店をオープン

ラゲッジブランド「サムソナイト(SAMSONITE)」を運営するサムソナイト・ジャパンは6月27日、プレミアムライン“サムソナイト・ブラックレーベル”の旗艦店を東京・銀座にオープンした。店舗面積はアジア最大となる約253平方メートル。

同店は、ショッピングの場としてだけではなく、日本の美意識とブランドの価値観が融合する特別な空間を目指した。店舗デザインには「和」の要素を取り入れ、ファサードには和紙をイメージした素材、エントランスには障子を想起させる格子を採用。店内中央の盆栽や枯山水をモチーフにした設えも特徴的だ。サムソナイトのスブラタ・デュッタ=アジア太平洋地域および中東担当プレジデントは「革新的でありながら地域文化を尊重した店舗体験は、日本市場の繊細な感性に応えるもの。アジアにおける当社の成長を牽引する指標となる」と語る。

店内にはキャリーケースのホイール機構「エアロ トラック サスペンションホイール」の構造を視覚的に示すウォールディスプレーや、刻印サービスを提供する「パーソナライゼーションバー」も併設。ラゲッジタグへの刻印は無料で、銀座店限定デザインも用意する。

またオープンに合わせて銀座店限定モデルも発売する。トラベル用のスーツケース“リッチモンド 2”は、シルバーカラーの本体にレザーのハンドルとラゲッジタグを合わせ、内装には光沢のあるブラックペイズリー柄の裏地を採用した。価格は8万1400円(スピナー55)から10万3400円(スピナー76トランク)。一方、ビジネスコレクションのブリーフケース “ホクストン”はグレーレザーに“リッチモンド2”と同じナチュラルタンカラーのハンドルとパーツを合わせた。2型展開で価格は8万3600円と9万3500円。

◼️サムソナイト・ブラックレーベル 銀座店
営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都中央区銀座三丁目4番12号 文祥堂銀座ビル1階

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「3.1 フィリップ リム」がスヌーピーとコラボ 銀座三越のイベントでTシャツを販売

今年ブランド設立20周年を迎える「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」は、銀座三越で毎年開催される「スヌーピー in 銀座 2025」でコラボレーションTシャツを発売する。

Tシャツは、フロントにキャラクターのペパーミント・パティのイラストをシルクスクリーンプリントし、バックは光沢感のあるバラのコラージュのプリント生地を合わせた。ホワイトとブラックの2色展開で、サイズはXS〜M。価格は各3万8500円。

7月16〜28日に、銀座三越本館4階にある編集ショップ「フォース・オブ・ギンザ(4th of GINZA)」のプロモーションスペースで販売。また、三越伊勢丹オンラインストアでは、1日正午から〜31日まで先行して取り扱う予定だ。

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「ラコステ」、新たなCEOを任命 仏酒類大手レミー コアントローの前CEO

スイスのアパレル企業MFブランズ・グループ(MF BRANDS GROUP以下、MFブランズ)は6月27日、傘下に持つラコステ(LACOSTE)の新たな最高経営責任者(CEO)として、仏酒類メーカー、レミー コアントロー(REMY COINTREAU)のエリック・ヴァラ(Eric Vallat)前CEOを任命した。9月1日付で着任する。

これに伴い、2015年からMFブランズおよびラコステを率いてきたティエリー・ギベール(Thierry Guibert)CEOは、MFブランズのCEOとして続投する。なお、同氏はMFブランズを擁するモウス・フレール・グループ(MAUS FRERES GROUP)のCEOも21年から務めている。

ヴァラ新CEOの経歴

ヴァラ新CEOは、1970年フランス生まれ。パリの名門校HECビジネススクール(HEC Business School)を卒業後、投資銀行でキャリアをスタートした。LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁するルイ・ヴィトンの欧州事業やクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)の日本事業に加えて、キッズウエアのボンポワン(BONPOINT)やシューズブランドのジェイエムウエストン(J.M. WESTON)で要職を歴任。14年から18年まで、レミー コアントローが擁するレミーマルタンのCEOを務めた。その後、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)のファッションおよびアクセサリーメゾン部門ヘッドを務め、19年12月にレミー コアントローのCEOに就任。25年4月に退任した。

MFブランズについて

MFブランズは、12年に「ラコステ」を買収。ほかに仏ライフスタイルブランド「エーグル(AIGLE)」、米カジュアルウエアブランド「ガント(GANT)」、仏スポーツ用品ブランド「テクニファイバー(TECNIFIBRE)」などを擁している。なお、情報筋によれば、「ラコステ」はここ10年で売上高が3倍程度に成長しており、30億ユーロ(約5070億円)に迫る勢いだという。

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「ディオール」の“ルージュ ディオール”から新マットリップが誕生 オンライン限定で発売

「ディオール(DIOR)」は、7月29日のナショナル リップスティックデーを祝して7月1日に“ルージュ ディオール ヴェール”(全5色、各5940円)をオンラインストアで数量限定発売する。輝きを放つサテンと深みのあるベルベットの2つの仕上がりの“ルージュ ディオール”に新たに加わった同アイテムは、軽やかでシアーな仕上がりが特徴。唇になめらかに伸びながらソフトフォーカス効果で唇を美しく演出する。

日本人女性の肌色を引き立てるために開発した新色

ひと塗りで洗練された仕上がりをもたらし、重ね塗りすることで、より鮮やかな発色とインパクトのある仕上がりをかなえる同アイテムは、レッド ピオニー エキスを主とした独自のフローラルケア成分を配合。唇の潤いを守りながら柔らかさとふっくらとしたハリをもたらす。

カラーラインアップは、繊細なトープにアクセントを効かせたローズウッドの“ヴォワル ドゥ ローズ”とレンガ色のファセットが魅力的なチリペッパーレッドの“オーガンザ”、ベージュ、ピンク、ブラウンを組み合わせた“ダンテル”、深みのあるローズウッドの“レーヴ ロゼ”、明るく生き生きしたコーラルピンクの“ポプリン”の5色。クリエイティブ・ディレクターのピーター・フィリップス(Peter Philips)が日本人女性の肌色を引き立てるために開発しており、“ヴォワル ドゥ ローズ”と“オーガンザ”がスターシェードとなる。

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「ディオール」の“ルージュ ディオール”から新マットリップが誕生 オンライン限定で発売

「ディオール(DIOR)」は、7月29日のナショナル リップスティックデーを祝して7月1日に“ルージュ ディオール ヴェール”(全5色、各5940円)をオンラインストアで数量限定発売する。輝きを放つサテンと深みのあるベルベットの2つの仕上がりの“ルージュ ディオール”に新たに加わった同アイテムは、軽やかでシアーな仕上がりが特徴。唇になめらかに伸びながらソフトフォーカス効果で唇を美しく演出する。

日本人女性の肌色を引き立てるために開発した新色

ひと塗りで洗練された仕上がりをもたらし、重ね塗りすることで、より鮮やかな発色とインパクトのある仕上がりをかなえる同アイテムは、レッド ピオニー エキスを主とした独自のフローラルケア成分を配合。唇の潤いを守りながら柔らかさとふっくらとしたハリをもたらす。

カラーラインアップは、繊細なトープにアクセントを効かせたローズウッドの“ヴォワル ドゥ ローズ”とレンガ色のファセットが魅力的なチリペッパーレッドの“オーガンザ”、ベージュ、ピンク、ブラウンを組み合わせた“ダンテル”、深みのあるローズウッドの“レーヴ ロゼ”、明るく生き生きしたコーラルピンクの“ポプリン”の5色。クリエイティブ・ディレクターのピーター・フィリップス(Peter Philips)が日本人女性の肌色を引き立てるために開発しており、“ヴォワル ドゥ ローズ”と“オーガンザ”がスターシェードとなる。

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伝統の技を基盤にラジカルなイノベーションを 船場が目指す空間作りとは?

国内外の空間作りに関するさまざまな業務をトータルにサポートするのが、1947年創業の船場(せんば)だ。立地の調査・企画・コンサルティングからデザイン・設計、制作・施工まで一貫して行うことができ、国内に8拠点、アジアに5拠点を構える。3月に着任した小田切潤新社長の指揮のもと、強みを生かした事業拡大にアクセルを踏む。

船場は、多くの外資系企業が拠点を構える麻布台ヒルズの半分以上のオフィスの施工を請け負っている。「コロナ禍が収束し、リアルでのコミュニケーションの重要性が見直されている。オフィスのデザイン・施工の需要が非常に伸びている」と小田切潤社長は語る。「オフィス空間が社員同士の交流を促すし、出社したいと思えるオフィスかは、人材の採用にも影響する。そこに投資する企業が急速に増えている」。

デベロッパーである森ビルとは30年来の付き合いだ。「設計・施工の技術力と安心度こそ、船場の強みだ。特に施工においては、技術者の育成を含めて、長年培ってきたノウハウとネットワークを持っている。クオリティーは大手に負けない自信があるが、職人気質でアピール下手な部分が少なからずあった。これからは強みを打ち出し、より積極的に営業活動を行う。オフィスといっても、さまざまだ。物流関連のオフィスやショールーミングスペースなど、幅広く対応している」。

1947年、陳列ケース店として大阪で創業した。店の内外装や売り場作りを手掛けるようになり、事業を拡大。イオングループとは、その前身である岡田屋時代からの付き合いで、国内外のイオンモールを多数手掛けてきた。また、三井不動産のららぽーとも、台湾や福岡、大阪・門真など、リサーチや開発から携わった。2016年に東京証券取引所(スタンダード市場)に上場した。

海外には84年に香港に現地法人を設立。現在、上海、ベトナム、台湾、マレーシア、シンガポールの5カ所に拠点を構える。「海外への出店、設計・施工にはローカルネットワークが欠かせない。特に台湾では35年以上の歴史がある。アジアに進出する日本企業をぜひサポートしたい」。

サステナビリティにも注力する。専任チーム「エシカルイノベーションハブ」がグローバルでリサーチをし、提案・実装までを行う。大阪・関西万博のルクセンブルク館では、施工からパビリオンの建材を会期終了後に神戸のリゾート施設で再利用することまでを実行する。「再利用しやすい素材選びや設計はもちろん、廃材の利用や、今使っている素材や家具を次の空間にも生かすことを提案したりしている」。

5月末には世界的な組織・人事のコンサルティングファーム、マーサージャパンと協業し、グローバル企業のためのワークスペースを再設計するサービスを開始した。マーサージャパンがグローバル基準の調査でワークスタイルの課題を可視化し、それに対する空間的な最適解を船場が企画・設計・施工まで提供する。「店舗や公共施設のノウハウなども生かしながら、その企業と時代性により合う空間を作っていく」。

24年12月期の売上高は前期比16.4%の289億円と好調だった。27年12月期で400億円を目標に掲げる。目下注力しているのが、オフィスとラグジュアリー空間だ。それぞれ専門チームを設けて、事業を強化している。

シナジーを見込める企業のM&Aも視野に、まずは年商1000億円を目指す。「国内の内装市場は約1.8兆円で、前年は約12%伸びており、市場の3〜4%のシェアを獲得できれば、十分に可能な数字だ。今売上高の15%程度の海外事業も伸ばしていく」。

小田切社長は新卒で広告代理店に入り、丸紅、アクセンチュアを経て、オンワードホールディングスで戦略企画室長を務めた。「クリエイティブとビジネスをどう融合するかは、経営者として私自身のテーマでもある。安定性と信頼を基盤に、ラジカルなイノベーションを引き起こす」と未来を見据える。

問い合わせ先
船場
03-6865-1008

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伝統の技を基盤にラジカルなイノベーションを 船場が目指す空間作りとは?

国内外の空間作りに関するさまざまな業務をトータルにサポートするのが、1947年創業の船場(せんば)だ。立地の調査・企画・コンサルティングからデザイン・設計、制作・施工まで一貫して行うことができ、国内に8拠点、アジアに5拠点を構える。3月に着任した小田切潤新社長の指揮のもと、強みを生かした事業拡大にアクセルを踏む。

船場は、多くの外資系企業が拠点を構える麻布台ヒルズの半分以上のオフィスの施工を請け負っている。「コロナ禍が収束し、リアルでのコミュニケーションの重要性が見直されている。オフィスのデザイン・施工の需要が非常に伸びている」と小田切潤社長は語る。「オフィス空間が社員同士の交流を促すし、出社したいと思えるオフィスかは、人材の採用にも影響する。そこに投資する企業が急速に増えている」。

デベロッパーである森ビルとは30年来の付き合いだ。「設計・施工の技術力と安心度こそ、船場の強みだ。特に施工においては、技術者の育成を含めて、長年培ってきたノウハウとネットワークを持っている。クオリティーは大手に負けない自信があるが、職人気質でアピール下手な部分が少なからずあった。これからは強みを打ち出し、より積極的に営業活動を行う。オフィスといっても、さまざまだ。物流関連のオフィスやショールーミングスペースなど、幅広く対応している」。

1947年、陳列ケース店として大阪で創業した。店の内外装や売り場作りを手掛けるようになり、事業を拡大。イオングループとは、その前身である岡田屋時代からの付き合いで、国内外のイオンモールを多数手掛けてきた。また、三井不動産のららぽーとも、台湾や福岡、大阪・門真など、リサーチや開発から携わった。2016年に東京証券取引所(スタンダード市場)に上場した。

海外には84年に香港に現地法人を設立。現在、上海、ベトナム、台湾、マレーシア、シンガポールの5カ所に拠点を構える。「海外への出店、設計・施工にはローカルネットワークが欠かせない。特に台湾では35年以上の歴史がある。アジアに進出する日本企業をぜひサポートしたい」。

サステナビリティにも注力する。専任チーム「エシカルイノベーションハブ」がグローバルでリサーチをし、提案・実装までを行う。大阪・関西万博のルクセンブルク館では、施工からパビリオンの建材を会期終了後に神戸のリゾート施設で再利用することまでを実行する。「再利用しやすい素材選びや設計はもちろん、廃材の利用や、今使っている素材や家具を次の空間にも生かすことを提案したりしている」。

5月末には世界的な組織・人事のコンサルティングファーム、マーサージャパンと協業し、グローバル企業のためのワークスペースを再設計するサービスを開始した。マーサージャパンがグローバル基準の調査でワークスタイルの課題を可視化し、それに対する空間的な最適解を船場が企画・設計・施工まで提供する。「店舗や公共施設のノウハウなども生かしながら、その企業と時代性により合う空間を作っていく」。

24年12月期の売上高は前期比16.4%の289億円と好調だった。27年12月期で400億円を目標に掲げる。目下注力しているのが、オフィスとラグジュアリー空間だ。それぞれ専門チームを設けて、事業を強化している。

シナジーを見込める企業のM&Aも視野に、まずは年商1000億円を目指す。「国内の内装市場は約1.8兆円で、前年は約12%伸びており、市場の3〜4%のシェアを獲得できれば、十分に可能な数字だ。今売上高の15%程度の海外事業も伸ばしていく」。

小田切社長は新卒で広告代理店に入り、丸紅、アクセンチュアを経て、オンワードホールディングスで戦略企画室長を務めた。「クリエイティブとビジネスをどう融合するかは、経営者として私自身のテーマでもある。安定性と信頼を基盤に、ラジカルなイノベーションを引き起こす」と未来を見据える。

問い合わせ先
船場
03-6865-1008

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「ジュンヤ ワタナベ マン」2026年春夏メンズ・コレクション

「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「ルイ・ヴィトン」と草間彌生の展覧会 「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」で無料開催

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月16日から、アーティスト草間彌生の展覧会「INFINITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」を開催する。会場は、「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の5階に位置する「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」。

同展は、20世紀のアート作品に特化した芸術機関「フォンダンシオン ルイ・ヴィトン」が東京とミュンヘン、ベネチア、北京、ソウルにも構える「エスパス ルイ・ヴィトン」で、所蔵するコレクションを公開する「Hors-les-murs(フランス語で壁を越えての意味)」プログラムの一環。今回は、草間がアーティストとなった初期から近年までのインスタレーションや絵画などの作品を紹介する予定だ。入場料は無料。

■ 草間彌生「INFINITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」
日程:7月16日〜2026年1月12日
時間:12:00〜20:00
場所:「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」5階
定休日:「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」に準じる
入場料:無料

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「サカイ」2026年春夏コレクション

「サカイ(SACAI)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「サカイ」2026年春夏コレクション

「サカイ(SACAI)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「MHL.」×「コンバース」の新作が発売 ミニマルなデザインの“ジャックパーセル“

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」から派生したカジュアルブランド「MHL.」は、「コンバース(CONVERSE)」の“ジャックパーセル1935(JACK PURCELL 1935)”とのコラボレーションモデルの新作を発売した。価格は2万900円、カラーはダークチャコールとチョークの2色展開で、サイズは23〜25.0cm、26〜28.0cmを用意する。同作は、「MHL.」の直営店および公式オンラインストアで取り扱う。

現代的で洗練された“ジャックパーセル”

ベースとなる“ジャックパーセル1935”は、1970年代モデルのステッチワークやトウガードなどのアーカイブデザインを踏襲しつつ、リサイクルコットンを使用したアッパーや、足の構造に合わせた足型、内部構造のアップデートなど、現代的な技術を搭載した履き心地にこだわったモデルだ。

本作では、“ジャックパーセル”のクラシカルなイメージはそのままに、トレーニングシューズをイメージしてカラーリングを統一した。また、“シャックパーセル”のアイコンともいえるトウの“スマイル”も同色でまとめることで、着用シーンを選ばない一足に仕上げた。

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「MHL.」×「コンバース」の新作が発売 ミニマルなデザインの“ジャックパーセル“

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」から派生したカジュアルブランド「MHL.」は、「コンバース(CONVERSE)」の“ジャックパーセル1935(JACK PURCELL 1935)”とのコラボレーションモデルの新作を発売した。価格は2万900円、カラーはダークチャコールとチョークの2色展開で、サイズは23〜25.0cm、26〜28.0cmを用意する。同作は、「MHL.」の直営店および公式オンラインストアで取り扱う。

現代的で洗練された“ジャックパーセル”

ベースとなる“ジャックパーセル1935”は、1970年代モデルのステッチワークやトウガードなどのアーカイブデザインを踏襲しつつ、リサイクルコットンを使用したアッパーや、足の構造に合わせた足型、内部構造のアップデートなど、現代的な技術を搭載した履き心地にこだわったモデルだ。

本作では、“ジャックパーセル”のクラシカルなイメージはそのままに、トレーニングシューズをイメージしてカラーリングを統一した。また、“シャックパーセル”のアイコンともいえるトウの“スマイル”も同色でまとめることで、着用シーンを選ばない一足に仕上げた。

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「ビームス」が「アディダス オリジナルス」と再タッグ “スーパースター Ⅱ”の別注モデルを発売

「ビームス(BEAMS)」が、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“スーパースター Ⅱ(SUPERSTAR Ⅱ)”を7月5日に全国の「ビームス」各店および公式オンラインショップで発売する。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は各2万2000円。一般発売に先駆けて、7月4日から「ビームス 原宿」で先行販売を行う。

1969年にバスケットボールシューズとして誕生し、以降ストリートカルチャーのアイコンとして愛され続けてきた“スーパースター”。今回は、その進化版である“スーパースター Ⅱ”をベースに別注モデルを企画した。

最大の特徴は、ラバー製のトゥキャップ、通称“シェルトゥ”部分に、さりげなく「BEAMS」の文字を同色でレイアウトしている点。先端にかけて広がるパーツデザインと相まって、控えめながらも存在感のあるルックスに仕上げた。また、シュータンには“金ベロ”と呼ばれるゴールドロゴを配置し、その上にはフランス語で“スリーストライプのブランド”を意味する一文と共に「beams」の名がゴールドで刻まれている。

アイテム一覧

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「ビームス」が「アディダス オリジナルス」と再タッグ “スーパースター Ⅱ”の別注モデルを発売

「ビームス(BEAMS)」が、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“スーパースター Ⅱ(SUPERSTAR Ⅱ)”を7月5日に全国の「ビームス」各店および公式オンラインショップで発売する。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は各2万2000円。一般発売に先駆けて、7月4日から「ビームス 原宿」で先行販売を行う。

1969年にバスケットボールシューズとして誕生し、以降ストリートカルチャーのアイコンとして愛され続けてきた“スーパースター”。今回は、その進化版である“スーパースター Ⅱ”をベースに別注モデルを企画した。

最大の特徴は、ラバー製のトゥキャップ、通称“シェルトゥ”部分に、さりげなく「BEAMS」の文字を同色でレイアウトしている点。先端にかけて広がるパーツデザインと相まって、控えめながらも存在感のあるルックスに仕上げた。また、シュータンには“金ベロ”と呼ばれるゴールドロゴを配置し、その上にはフランス語で“スリーストライプのブランド”を意味する一文と共に「beams」の名がゴールドで刻まれている。

アイテム一覧

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「ギークス ルール」が「HUNTER×HUNTER」と初コラボ “カルテット”やゴン、キルアのTシャツ3型が登場

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」が、冨樫義博による大ヒット漫画を原作としたTVアニメ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」とのコラボレーションによるカプセルコレクション全10型を7月5日から2026年3月にかけて全10型を順次発売する。

今回のカプセルコレクションは、アニメ「ハンター×ハンター」の「ハンター試験編」から「選挙編」までの名場面やキャラクターにフォーカスし、全10型をラインアップ。7月5日に発売される第1弾では、主要キャラクターであるゴン、キルア、クラピカ、レオリオの4人が並ぶ“カルテット”をはじめ、ゴン、キルアの印象的なシーンを用いた3型が登場する。

各アイテムにはシルクスクリーンプリントを採用し、着込むほどに風合いが増す仕様。カラーはブラックのみ、サイズはM〜XXLの4サイズ展開で、価格は各6600円。「ギークス ルール」公式オンラインストアやプレミアムバンダイ、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」、「グレイト(GR8)」、仙台の「リヴォルーション(ReVoLuTioN.)」、名古屋の「レガウス(REGGAWS)」、広島の「レフ(REF)」で販売する。※詳細に関しては、「ギークス ルール」の公式インスタグラム、Xで要確認。

“カルテット”Tシャツ

“ゴン”Tシャツ

“キルア”Tシャツ

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「ギークス ルール」が「HUNTER×HUNTER」と初コラボ “カルテット”やゴン、キルアのTシャツ3型が登場

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」が、冨樫義博による大ヒット漫画を原作としたTVアニメ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」とのコラボレーションによるカプセルコレクション全10型を7月5日から2026年3月にかけて全10型を順次発売する。

今回のカプセルコレクションは、アニメ「ハンター×ハンター」の「ハンター試験編」から「選挙編」までの名場面やキャラクターにフォーカスし、全10型をラインアップ。7月5日に発売される第1弾では、主要キャラクターであるゴン、キルア、クラピカ、レオリオの4人が並ぶ“カルテット”をはじめ、ゴン、キルアの印象的なシーンを用いた3型が登場する。

各アイテムにはシルクスクリーンプリントを採用し、着込むほどに風合いが増す仕様。カラーはブラックのみ、サイズはM〜XXLの4サイズ展開で、価格は各6600円。「ギークス ルール」公式オンラインストアやプレミアムバンダイ、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」、「グレイト(GR8)」、仙台の「リヴォルーション(ReVoLuTioN.)」、名古屋の「レガウス(REGGAWS)」、広島の「レフ(REF)」で販売する。※詳細に関しては、「ギークス ルール」の公式インスタグラム、Xで要確認。

“カルテット”Tシャツ

“ゴン”Tシャツ

“キルア”Tシャツ

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“ミニコスメ”が選ばれる時代に 「アットコスメ」×韓国ブランドから考えるミニリップの新しい価値

ポーチの中でもかさばらず、ミニバッグにもすっきり収まるサイズ感。さらに、手に取りやすい価格とコロンっとしたかわいらしいビジュアルーー。そんなミニリップが、ビューティ市場で存在感を増している。「ピアー(BBIA)」「ティルティル(TIRTIR)」「ラカ(LAKA)」などの韓国コスメブランドが相次いでミニリップを販売している。

ミニサイズのコスメは、決して目新しい存在ではない。ミニコスメをコンセプトにしたブランドがあったり、デパコスブランドのギフトセットにトライアル品として組み込まれていたり、サンプルとして提供していたり。「旅行にピッタリ」「使い切れる」と昔から一定のニーズがあった。

だが、韓国ブランドによるミニリップは「小さくて便利」な枠にとどまらない。バッグトレンドに合わせたサイズ設計や、複数色を気軽に買える&試せる価格帯、写真映えするビジュアルまで、“小ささ”を戦略として捉えて新しい価値を生み出している。

今回は、ミニコスメ戦略を加速させている韓国ブランド2社と、実店舗での仕掛けを担うアイスタイルに話を聞いた。

「ティルティル」の“ウォーターリズムグロウティント ミニ”

“ウォーターリズムグロウティント”は、発売から約7カ月(2024年5月15日~12月15日)で累計販売数70万個を達成した人気の製品。保湿成分を配合し、メイク効果とケア効果を両立している。ミニサイズは本品の約3分の2サイズで、持ち歩きにも最適だ。豊富なカラーラインアップが特徴で、ラズベリーレッドやロージーベージュ、オレンジレッドなどの新15色を含む全30色を用意した。

WWD:なぜミニサイズに?

「ティルティル」PR担当:昨今は、リップを重ねて楽しむメイクがはやっていると感じます。それに伴い、リップアイテムを複数持ち歩く人が増加。ファッション業界で流行しているミニバッグにも入るよう、人気のリップ“ウォーターリズムグロウティント”のミニサイズを発売しました。

WWD:ユーザーの反応は?

「ティルティル」PR担当:非常に好評です。あるバラエティーショップでは、月間売り上げ個数ランキングのトップ20のうち、半数近くを“ウォーターリズムグロウティント ミニ”が占めた月もあったほどです。“ウォーターリズム”シリーズのルーキー的な存在として、注目を集めています。

WWD:人気のカラーは?

「ティルティル」PR担当:“8 サマーパンプキン”、“13 ライクリー”、“27 ミューティローズ”、“28 ウィンタリー”の4色が人気ですが、特に27と28は、先行販売を行った韓国・聖水(ソンス)のポップアップイベントでも反応が良かったカラーです。

WWD:30色展開のメリットとデメリットは?

「ティルティル」PR担当:メリットはパーソナルカラーや年齢に関わらず、さまざまな人に使用してもらえること。一方で、カラーの多さから販売できるECサイトや店舗に限りがでてきてしまうという課題もあります。

WWD:今後もミニサイズのコスメは増える?

「ティルティル」PR担当:増えていくと思います。「ティルティル」もミニコスメが流行する前から“マスクフィットクッション”シリーズのミニサイズを販売していますが、今も根強い人気を誇ります。

特にクッションファンデーションやリップ、ハンドクリーム、パフュームなどの外出先で使うアイテムは、ミニサイズが定番化しつつある印象です。

「ラカ」の“フルーティーグラムティント ミニ”

“フルーティーグラムティント”は、唇に⻑時間潤いと透明感のある艶を与えるティントリップで、透けるような光沢感を宿し、生き生きとした唇に仕上げる。パッケージは、手になじむコロンとした丸みのある形が特徴。カラーは、既存23色にミニコレクション限定の新7色を加えた全30色を用意している。

WWD:なぜミニサイズに?

「ラカ」マーケティング担当:以前、一部バラエティーショップ限定で“フルーティーグラムティント”のミニサイズの2本セットを販売していました。これが好評だったことから、ミニリップ単体で販売することとなりました。

WWD:ユーザーの反応は?

「ラカ」マーケティング担当:イベントやSNSでは、「見た目がかわいい」「値段が手軽でたくさんの色を試しやすい」「ポーチに入れて持ち歩きやすい」「使い切れる量がうれしい」など、多くの好意的な声をいただいています。

WWD:人気のカラーは?

「ラカ」マーケティング担当:上品なブラウンレッド系の“120 カフェインローズ”です。3月6〜12日に渋谷ロフトで開催した「NEW ME LABO」のイベント会場でも、たくさんの方に手に取っていただけました。

WWD:30色展開のメリットとデメリットは?

「ラカ」マーケティング担当:自分の似合うカラーを見つけやすく、価格も手頃で挑戦しやすい点は大きな強み。一方で、容量換算すると通常サイズより割高になるケースもあります。

WWD:今後もミニサイズのコスメは増えていくと思いますか。

「ラカ」マーケティング担当:他ブランドからもミニサイズの新作が続々登場しており、イベントでもお客さまのリアクションが良いことから、今後も増えていくと見ています。

「アットコスメ」が見る、ミニコスメ市場の現在地

ミニコスメの売り場といえば、2025年3月のリニューアルで新設された「アットコスメトーキョー」の“ミニコスメコーナー”が記憶に新しい。実際、ミニコスメやミニリップに需要はあるのか?売り場は盛り上がっているのか?などの疑問をアイスタイルの担当者2人に聞いてみた。

WWD:「アットコスメトーキョー」にミニコスメコーナーを新設した理由は?

北尾悠樹 アイスタイル取締役 店舗カンパニー カンパニー長(以下、北尾):店頭に並んでいるディスプレー什器の多くは通常品を中心に陳列しており、ブランドや製品に興味がある人しか立ち止まりません。そこで、「気になるけど、試したことがない」層にも訴求したいと考え、お客さまとコスメの最初の出合いをかなえるミニコスメを主役にした売り場を作りました。

WWD:実際、ミニコスメコーナーは盛り上がっている?

南真彩 アイスタイルリテール店舗カンパニーTOKYO事業部店舗運営グループマネージャー(以下、南):結論、すごく盛り上がっています。お客さまが吸い込まれるようにミニコスメコーナーに入っていくんです。売り場にいる年齢層は幅広く、メインは10〜20代の女性。美容が好きなお姉さま世代もおり、ミニコスメだけで数万円購入する方もいらっしゃいます。

北尾:こんなに盛り上がるとは思っていませんでした。予想を大きく上回る反響で、僕らも驚きです。「アットコスメ トーキョー」で実績を作り、ほかの店舗でも展開できればと考えています。

WWD:ミニコスメコーナーで特に人気のアイテムは?

南:「ナーズ(NARS)」のチーク“ブラッシュ N ミニ”や、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の美容液“アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”のミニサイズ、「SK-II」のパック“フェイシャルトリートメントマスク”(1枚)など、デパコスのアイテムが人気です。手に取りやすい価格で試せるということから、購入するお客さまが多いようです。

北尾:特に、「ナーズ」の“ブラッシュ N ミニ”はミニコーナーを新設したことで、とんでもなく売れましたね。ずっと前から定番棚に並んでいるアイテムなのですが、お客さまは意識しないと「見つけられない」んですよね。ミニコスメコーナーに並べたことでたくさんの人に見つけてもらえた、1つの好例でした。

WWD:ミニリップの動きは?

南:非常に好調です。カラーバリエーション豊富で、いろいろ試せるのはお客さまにとってもうれしいと思います。また、店頭のディスプレーにはミニサイズと現品サイズの両方を置いて、ミニチュア感を演出。お客さまから「小さくてかわいい!」などの声をよく耳にするので、“ビジュウケ”も良いですね。

WWD:課題は?

北尾:ミニコスメというカテゴリーがまだ世の中に存在していないので、発注から陳列までのオペレーションが煩雑です。メーカーは通常品として扱っていないので、商品をそのまま並べることができず、リパッキング作業が必要になります。

このオペレーションが改善できれば、もっと商品数を増やしたり、他の店舗でもミニコスメコーナーを設けたいと思っています。僕らのリクエストとしては、韓国コスメブランドのように他のブランドもミニサイズの製品を通常品として流通してくれると助かります。

WWD:今後のミニコスメ、ミニリップ市場の展望は?

北尾:ミニコスメというカテゴリーがもっと充実してほしいなと思いますし、実際ミニリップの市場が大きくなっていることは事実だと思います。ただ、ミニリップはリピートにつながりにくい商品でもあると考えます。

というのも、スキンケアアイテムは気に入れば現品購入につながりやすく、エントリー製品としてとても優秀です。一方で、リップは冒険したい人が多いため、リピートより「使い切り」を目的に購入される傾向が強い。むしろ、リップは「ミニこそ最適サイズ」と言えるのかもしれません。

ミニコスメの市場は、“ミニ”にとどまらない

従来は「持ち運びやすさ」や「試しやすさ」が重視されていたミニコスメ。だが、現在は価格からデザイン、色展開まで計算された戦略的商品としての注目度が高まっている。

韓国ブランドの企画力、そして小売現場の売り場作りがリンクし、ミニコスメ市場は確実に広がりつつある。小さなコスメが示す大きな市場の可能性に、今後も注目していきたい。

The post “ミニコスメ”が選ばれる時代に 「アットコスメ」×韓国ブランドから考えるミニリップの新しい価値 appeared first on WWDJAPAN.

“ミニコスメ”が選ばれる時代に 「アットコスメ」×韓国ブランドから考えるミニリップの新しい価値

ポーチの中でもかさばらず、ミニバッグにもすっきり収まるサイズ感。さらに、手に取りやすい価格とコロンっとしたかわいらしいビジュアルーー。そんなミニリップが、ビューティ市場で存在感を増している。「ピアー(BBIA)」「ティルティル(TIRTIR)」「ラカ(LAKA)」などの韓国コスメブランドが相次いでミニリップを販売している。

ミニサイズのコスメは、決して目新しい存在ではない。ミニコスメをコンセプトにしたブランドがあったり、デパコスブランドのギフトセットにトライアル品として組み込まれていたり、サンプルとして提供していたり。「旅行にピッタリ」「使い切れる」と昔から一定のニーズがあった。

だが、韓国ブランドによるミニリップは「小さくて便利」な枠にとどまらない。バッグトレンドに合わせたサイズ設計や、複数色を気軽に買える&試せる価格帯、写真映えするビジュアルまで、“小ささ”を戦略として捉えて新しい価値を生み出している。

今回は、ミニコスメ戦略を加速させている韓国ブランド2社と、実店舗での仕掛けを担うアイスタイルに話を聞いた。

「ティルティル」の“ウォーターリズムグロウティント ミニ”

“ウォーターリズムグロウティント”は、発売から約7カ月(2024年5月15日~12月15日)で累計販売数70万個を達成した人気の製品。保湿成分を配合し、メイク効果とケア効果を両立している。ミニサイズは本品の約3分の2サイズで、持ち歩きにも最適だ。豊富なカラーラインアップが特徴で、ラズベリーレッドやロージーベージュ、オレンジレッドなどの新15色を含む全30色を用意した。

WWD:なぜミニサイズに?

「ティルティル」PR担当:昨今は、リップを重ねて楽しむメイクがはやっていると感じます。それに伴い、リップアイテムを複数持ち歩く人が増加。ファッション業界で流行しているミニバッグにも入るよう、人気のリップ“ウォーターリズムグロウティント”のミニサイズを発売しました。

WWD:ユーザーの反応は?

「ティルティル」PR担当:非常に好評です。あるバラエティーショップでは、月間売り上げ個数ランキングのトップ20のうち、半数近くを“ウォーターリズムグロウティント ミニ”が占めた月もあったほどです。“ウォーターリズム”シリーズのルーキー的な存在として、注目を集めています。

WWD:人気のカラーは?

「ティルティル」PR担当:“8 サマーパンプキン”、“13 ライクリー”、“27 ミューティローズ”、“28 ウィンタリー”の4色が人気ですが、特に27と28は、先行販売を行った韓国・聖水(ソンス)のポップアップイベントでも反応が良かったカラーです。

WWD:30色展開のメリットとデメリットは?

「ティルティル」PR担当:メリットはパーソナルカラーや年齢に関わらず、さまざまな人に使用してもらえること。一方で、カラーの多さから販売できるECサイトや店舗に限りがでてきてしまうという課題もあります。

WWD:今後もミニサイズのコスメは増える?

「ティルティル」PR担当:増えていくと思います。「ティルティル」もミニコスメが流行する前から“マスクフィットクッション”シリーズのミニサイズを販売していますが、今も根強い人気を誇ります。

特にクッションファンデーションやリップ、ハンドクリーム、パフュームなどの外出先で使うアイテムは、ミニサイズが定番化しつつある印象です。

「ラカ」の“フルーティーグラムティント ミニ”

“フルーティーグラムティント”は、唇に⻑時間潤いと透明感のある艶を与えるティントリップで、透けるような光沢感を宿し、生き生きとした唇に仕上げる。パッケージは、手になじむコロンとした丸みのある形が特徴。カラーは、既存23色にミニコレクション限定の新7色を加えた全30色を用意している。

WWD:なぜミニサイズに?

「ラカ」マーケティング担当:以前、一部バラエティーショップ限定で“フルーティーグラムティント”のミニサイズの2本セットを販売していました。これが好評だったことから、ミニリップ単体で販売することとなりました。

WWD:ユーザーの反応は?

「ラカ」マーケティング担当:イベントやSNSでは、「見た目がかわいい」「値段が手軽でたくさんの色を試しやすい」「ポーチに入れて持ち歩きやすい」「使い切れる量がうれしい」など、多くの好意的な声をいただいています。

WWD:人気のカラーは?

「ラカ」マーケティング担当:上品なブラウンレッド系の“120 カフェインローズ”です。3月6〜12日に渋谷ロフトで開催した「NEW ME LABO」のイベント会場でも、たくさんの方に手に取っていただけました。

WWD:30色展開のメリットとデメリットは?

「ラカ」マーケティング担当:自分の似合うカラーを見つけやすく、価格も手頃で挑戦しやすい点は大きな強み。一方で、容量換算すると通常サイズより割高になるケースもあります。

WWD:今後もミニサイズのコスメは増えていくと思いますか。

「ラカ」マーケティング担当:他ブランドからもミニサイズの新作が続々登場しており、イベントでもお客さまのリアクションが良いことから、今後も増えていくと見ています。

「アットコスメ」が見る、ミニコスメ市場の現在地

ミニコスメの売り場といえば、2025年3月のリニューアルで新設された「アットコスメトーキョー」の“ミニコスメコーナー”が記憶に新しい。実際、ミニコスメやミニリップに需要はあるのか?売り場は盛り上がっているのか?などの疑問をアイスタイルの担当者2人に聞いてみた。

WWD:「アットコスメトーキョー」にミニコスメコーナーを新設した理由は?

北尾悠樹 アイスタイル取締役 店舗カンパニー カンパニー長(以下、北尾):店頭に並んでいるディスプレー什器の多くは通常品を中心に陳列しており、ブランドや製品に興味がある人しか立ち止まりません。そこで、「気になるけど、試したことがない」層にも訴求したいと考え、お客さまとコスメの最初の出合いをかなえるミニコスメを主役にした売り場を作りました。

WWD:実際、ミニコスメコーナーは盛り上がっている?

南真彩 アイスタイルリテール店舗カンパニーTOKYO事業部店舗運営グループマネージャー(以下、南):結論、すごく盛り上がっています。お客さまが吸い込まれるようにミニコスメコーナーに入っていくんです。売り場にいる年齢層は幅広く、メインは10〜20代の女性。美容が好きなお姉さま世代もおり、ミニコスメだけで数万円購入する方もいらっしゃいます。

北尾:こんなに盛り上がるとは思っていませんでした。予想を大きく上回る反響で、僕らも驚きです。「アットコスメ トーキョー」で実績を作り、ほかの店舗でも展開できればと考えています。

WWD:ミニコスメコーナーで特に人気のアイテムは?

南:「ナーズ(NARS)」のチーク“ブラッシュ N ミニ”や、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の美容液“アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”のミニサイズ、「SK-II」のパック“フェイシャルトリートメントマスク”(1枚)など、デパコスのアイテムが人気です。手に取りやすい価格で試せるということから、購入するお客さまが多いようです。

北尾:特に、「ナーズ」の“ブラッシュ N ミニ”はミニコーナーを新設したことで、とんでもなく売れましたね。ずっと前から定番棚に並んでいるアイテムなのですが、お客さまは意識しないと「見つけられない」んですよね。ミニコスメコーナーに並べたことでたくさんの人に見つけてもらえた、1つの好例でした。

WWD:ミニリップの動きは?

南:非常に好調です。カラーバリエーション豊富で、いろいろ試せるのはお客さまにとってもうれしいと思います。また、店頭のディスプレーにはミニサイズと現品サイズの両方を置いて、ミニチュア感を演出。お客さまから「小さくてかわいい!」などの声をよく耳にするので、“ビジュウケ”も良いですね。

WWD:課題は?

北尾:ミニコスメというカテゴリーがまだ世の中に存在していないので、発注から陳列までのオペレーションが煩雑です。メーカーは通常品として扱っていないので、商品をそのまま並べることができず、リパッキング作業が必要になります。

このオペレーションが改善できれば、もっと商品数を増やしたり、他の店舗でもミニコスメコーナーを設けたいと思っています。僕らのリクエストとしては、韓国コスメブランドのように他のブランドもミニサイズの製品を通常品として流通してくれると助かります。

WWD:今後のミニコスメ、ミニリップ市場の展望は?

北尾:ミニコスメというカテゴリーがもっと充実してほしいなと思いますし、実際ミニリップの市場が大きくなっていることは事実だと思います。ただ、ミニリップはリピートにつながりにくい商品でもあると考えます。

というのも、スキンケアアイテムは気に入れば現品購入につながりやすく、エントリー製品としてとても優秀です。一方で、リップは冒険したい人が多いため、リピートより「使い切り」を目的に購入される傾向が強い。むしろ、リップは「ミニこそ最適サイズ」と言えるのかもしれません。

ミニコスメの市場は、“ミニ”にとどまらない

従来は「持ち運びやすさ」や「試しやすさ」が重視されていたミニコスメ。だが、現在は価格からデザイン、色展開まで計算された戦略的商品としての注目度が高まっている。

韓国ブランドの企画力、そして小売現場の売り場作りがリンクし、ミニコスメ市場は確実に広がりつつある。小さなコスメが示す大きな市場の可能性に、今後も注目していきたい。

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【スナップ】SEVENTEENミンギュ、サブリナ・カーペンター、TXTらが来場 「ディオール」2026年春夏メンズ・コレクション

「ディオール(DIOR)」は6月27日、パリでジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。日本から俳優の加瀬亮が参加したほか、ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)、エイサップ・ロッキー(ASAP Rocky)、リアーナ(Rihanna)、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)、SEVENTEENミンギュ(Mingyu)、TOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)のスビン(Soobin)、ヨンジュン(Yeonjun)、テヒョン(Taehyun)、ボムギュ(Beomgyu)ら豪華セレブリティーが集結した。

カーペンターはグレーウールの“バー”ジャケットとプリーツスカートに、ヌードカラーの「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のピープトゥパンプスを合わせ、クラシックな装いで登場した。

 

加瀬はネイビーのウールオーバーシャツ、ホワイトのカラーシャツ、ワインレッドのシルクタイにホワイトのデニムパンツを合わせ、ベージュのスエードスニーカーを着用した。

 

TXTのメンバー4人は、そろってブラウンとベージュのスエードスニーカーを履いて来場。スビンはブルーのポロシャツにグレーウールのジャケット、ネイビーのカーゴパンツ、ヨンジュンはレッドのケーブルウールセーターにブルーのコットンシャツ、ネイビーのカーゴパンツ、テヒョンはグレーとブラックのジャケット、ピンクのポロシャツ、ブラックのデニムパンツを着用した。 ボムギュは、ベージュのシャツにネイビーのカーゴパンツでコーディネートし、“ディオール オブリーク”レザーを使用したメッセンジャーバッグを身につけた。

 

ミンギュはホワイトのコットンポロシャツに、ホワイトのシルクタイとデニムショートパンツを着用し、ブラウンのレザーベルトでルックを完成させた。

来場者スナップ

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「アヴェダ」南青山の旗艦店が閉店  22年の営業に幕

エスティ ローダー グループは6月30日、自然派化粧品ブランド「アヴェダ(AVEDA)」の旗艦店「アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ 南青山」(東京・南青山)を閉店する。同店は、「アヴェダ」が日本に上陸した2003年9月に開業。ヘアケア製品やスパサービスを通じて、「美と健康、地球環境の調和」を掲げるブランドの世界観を体現する旗艦店として運営してきた。22年にわたり、ブランドの認知向上とファン層の拡大に貢献してきた。

今後は、引き続き全国の各店舗と公式オンラインショップを通じて製品の販売を継続する。「アヴェダ」は、「これまでのご愛顧に感謝しつつ、今後も変わらぬブランド体験の提供に努めていく」としている。

なお、近隣には「ディプティック」(13年出店)、「ル ラボ」(22年)、「イソップ」(24年)が店舗を構える。さらに、香りアイテムの人気が高い「タンバリンズ」(24年)も同エリアに進出。また、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の路面2号店が「イソップ」至近にオープン予定で、エリアの集客力が一層強まる可能性がありそうだ。

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下着好きにはたまらないD2Cのデザイナーランジェリーがそろうイベント「デザイナー ランジェリー アーケード」が初開催

個性豊かなランジェリーブランドとセレクトショップが一堂に会したショッピングイベント「デザイナー ランジェリー アーケード(DESIGNER LINGERIE ARCADE)」が6月7~8日、東京・南青山で初開催された。主催は、パリや日本のファッションブランドの販売代理であるモデルインク。同社の津島忠章社長の声掛けにより、デザイナーランジェリーの「アロマティック(AROMATIQUE)」「ジェミニテイル(GEMINITALE)」「ナイスナイス モーメント(NICENICE MOMENT)」「ライムライム(LIMERIME)」「ラ・シレーヌ(LA SIRENE)」「ランジェリーク(ĽANGÉLIQUE)」の6ブランドと、「ムール」「ラ グット」「ランジェリー アンド ハー フィルム」の3つのショップが参加。いずれもD2Cブランドやショップで、単独でポップアップは開催しているものの、それらが一堂に会するショッピングイベントは初めてだ。津島社長は、「百貨店のランジェリー売り場が縮小傾向にある中で、このイベントが新たな出会い、発見の場となり、少しでも市場の活性化ができれば」とコメント。

同イベントは、参加ブランドとショップがSNSで集客。主に顧客が来場したが、買い回りがみられるなど、グループ開催によるプラスの効果が見られた。6日夜にはオープニングパーティーを開催。ストリートフォトグラファーのシトウレイの司会によるトークセッションが行われ、デザイナーやディレクターらが、ランジェリーが日々の気分にもたらす効果や業界で挑戦したいことなどについて語り合った。

さまざまなデザイナーランジェリーとの出合いの場を提供

同イベントは、ランジェリーが持つ価値を単なる“身につけるもの”ではなく“感じるもの”と捉え、ランジェリーの価値観そのものをまとうことを提案するのを目的として開催された。国内外のファッションブランドを取り扱うモデルインクのネットワークを活用することで、ファッション業界人をはじめ、ファッション好きを取り込むきっかけを作ることに成功。また、参加ブランド・ショップ間では、横のつながりも生まれた。

モデルインクの萩本佳弥ランジェリーディビジョンアシスタントは、ランジェリー アンド ハー フィルム」のバイヤーも兼任しており、「今回のイベントを通して、より多くの人にデザイナーランジェリーの存在を知って欲しいし、ランジェリーにも洋服同様、選ぶ楽しさがあることを伝えていきたい」と語った。参加者からは、「われわれ、お客さま両方にとって、出会いの場になり、お客さまの声を直接聞くことができる貴重な機会だった」という声や、「個性溢れるブランドがそろうイベントで、選択肢が広がり来場者の満足度も高かった」というコメントが寄せられた。

次回はブランド数を増やし、11月に開催を予定している。「デザイナー ランジェリー アーケード」のインスタグラムも立ち上げ、ツールとして活用していくという。

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下着好きにはたまらないD2Cのデザイナーランジェリーがそろうイベント「デザイナー ランジェリー アーケード」が初開催

個性豊かなランジェリーブランドとセレクトショップが一堂に会したショッピングイベント「デザイナー ランジェリー アーケード(DESIGNER LINGERIE ARCADE)」が6月7~8日、東京・南青山で初開催された。主催は、パリや日本のファッションブランドの販売代理であるモデルインク。同社の津島忠章社長の声掛けにより、デザイナーランジェリーの「アロマティック(AROMATIQUE)」「ジェミニテイル(GEMINITALE)」「ナイスナイス モーメント(NICENICE MOMENT)」「ライムライム(LIMERIME)」「ラ・シレーヌ(LA SIRENE)」「ランジェリーク(ĽANGÉLIQUE)」の6ブランドと、「ムール」「ラ グット」「ランジェリー アンド ハー フィルム」の3つのショップが参加。いずれもD2Cブランドやショップで、単独でポップアップは開催しているものの、それらが一堂に会するショッピングイベントは初めてだ。津島社長は、「百貨店のランジェリー売り場が縮小傾向にある中で、このイベントが新たな出会い、発見の場となり、少しでも市場の活性化ができれば」とコメント。

同イベントは、参加ブランドとショップがSNSで集客。主に顧客が来場したが、買い回りがみられるなど、グループ開催によるプラスの効果が見られた。6日夜にはオープニングパーティーを開催。ストリートフォトグラファーのシトウレイの司会によるトークセッションが行われ、デザイナーやディレクターらが、ランジェリーが日々の気分にもたらす効果や業界で挑戦したいことなどについて語り合った。

さまざまなデザイナーランジェリーとの出合いの場を提供

同イベントは、ランジェリーが持つ価値を単なる“身につけるもの”ではなく“感じるもの”と捉え、ランジェリーの価値観そのものをまとうことを提案するのを目的として開催された。国内外のファッションブランドを取り扱うモデルインクのネットワークを活用することで、ファッション業界人をはじめ、ファッション好きを取り込むきっかけを作ることに成功。また、参加ブランド・ショップ間では、横のつながりも生まれた。

モデルインクの萩本佳弥ランジェリーディビジョンアシスタントは、ランジェリー アンド ハー フィルム」のバイヤーも兼任しており、「今回のイベントを通して、より多くの人にデザイナーランジェリーの存在を知って欲しいし、ランジェリーにも洋服同様、選ぶ楽しさがあることを伝えていきたい」と語った。参加者からは、「われわれ、お客さま両方にとって、出会いの場になり、お客さまの声を直接聞くことができる貴重な機会だった」という声や、「個性溢れるブランドがそろうイベントで、選択肢が広がり来場者の満足度も高かった」というコメントが寄せられた。

次回はブランド数を増やし、11月に開催を予定している。「デザイナー ランジェリー アーケード」のインスタグラムも立ち上げ、ツールとして活用していくという。

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「ディオール」のホイップチークや冷凍庫OK!な「雪肌精」多機能ジェルなど 今週発売のビューティアイテム14選【6/30〜7/6】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月30日〜7月6日に発売するアイテムを紹介します。今週は新感覚のアイテムに注目!「ディオール(DIOR)」の“ディオールスキン フォーエヴァー”からは初のホイップチークが登場します。ホイップクリームのような付け心地で肌に溶け込むようになじむ新感覚テクスチャーと「ディオール」ならではの美しい発色はぜひお試しを。「雪肌精」は多機能ジェルをリニューアル。冷凍庫保存も可能で、夏の暑い日に肌に乗せるとシャリシャリとしたひんやり冷たい感触が……。トマトの香りを取り入れた「ボタニスト(BOTANIST)」の期間限定シリーズ、「ラネージュ(LANEIGE)」“リップスリーピングマスク”恒例のスイカフレーバーなど、夏を楽しむ限定品もぜひチェックを!

【7月1日発売】
アヴェダ
(AVEDA)

上質な艶髪を演出するヘアオイルが登場

「アヴェダ(AVEDA)」は、ヘアオイル“コンセントレイト シャイン オイル”を発売する。ブランド独自のカメリナオイル発酵成分とツバキオイル、ダイコンシードオイルが髪に艶としなやかさを与え、柔らかで輝くような印象に仕上げる。

■商品詳細

“コンセントレイト シャイン オイル”(50mL、6270円)

【7月1日発売】
ウォンジョンヨ ヘア
(WONJUNGYO HAIR)

“髪の太さ”で選ぶストレートタイプ登場

メイクアップアーティストのウォン・ジョンヨがプロデュースする「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」のヘアケアライン「ウォンジョンヨ ヘア(WONJUNGYO HAIR)」は、うねった髪をストレートで艶やかに仕上げる“ストレートシャンプー”と“ストレートトリートメント”を発売する。“髪の太さ”で選べる2種ずつを用意した。

■商品詳細

“ストレートシャンプー”(各350mL、各1650円)
“ストレートトリートメント”(各200g、各1650円)

【7月1日発売】
シセイドウ
(SHISEIDO)

シミをカバーするUV下地

「シセイドウ(SHISEIDO)」は、シミ・色むらをカバーして、明るく均一な肌を演出する美白有効成分4MSK配合の“ブライトニング スポットコントロール ベース”を発売する。

■商品詳細

“ブライトニング スポットコントロール ベース”[SPF35・PA+++]【医薬部外品】(全3色、各5500円※編集部調べ)

【7月1日発売】
雪肌精

多機能ジェルが1品7役にパワーアップ

コーセー「雪肌精」は、美白多機能ジェル“雪肌精 ハーバル ジェル”に美白、肌荒れ防止の有効成分を配合した新製品“薬用雪肌精 ブライトニング マルチ ジェル”を発売する。従来の乳液、美容液、クリーム、マッサージ、マスクの1品5役にアイクリームと美容オイルの機能も加え、1品7役にパワーアップ。付けかえ用レフィルとトライアルサイズも用意している。

■商品詳細

“薬用雪肌精 ブライトニング マルチ ジェル”【医薬部外品】(80g、4620円※編集部調べ、以下同)
付けかえ用レフィル(80g、4180円)
トライアルサイズ (12g、880円)

【7月1日発売】
ドロアス
(DROAS)

「ドロアス」が「リラックマ」とコラボ リラックス感全開の“ゆるカワ”デザイン

I-neのクレイビューティブランド「ドロアス(DROAS)」は、「リラックマ」とコラボレーションした“リラックマコラボ シリーズ”を発売する。同コラボは、「いっしょにすいっちおふ」をコンセプトに掲げ、洗顔やシャンプー、トリートメントを展開する。

■商品詳細

“クレイクリア ウォッシュ”(120g、990円)
“クレイマイルドスクラブウォッシュ”(120g、990円)
“シルキークレンズセット”(シャンプー400mL/トリートメント400g、1870円)
“ダメージリペアセット”(シャンプー400mL/トリートメント400g、1870円)

【7月1日発売】
トーン
(TO/ONE)

UVクリームに新色登場

ナチュラル&オーガニックメイクアップブランド「トーン(TO/ONE)」は7月1日、美容液UVの“ブライトニング デイエッセンスUV”から、既存のクリアタイプに続き2色目の展開となる新色の“ライラックピンク”を発売する。

■商品詳細

“ブライトニング デイエッセンスUV”[SPF50+・PA++++](新色、40g、3300円)

【7月1日発売】
ニールズヤードレメディーズ
(NEAL'S YARD REMEDIES)

赤ちゃんと使用できるピローミスト

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は、健やかな眠りに寄り添う香りの“ベビー ピローミスト”を発売する。同製品は、赤ちゃんの睡眠サイクルに着目。自然由来成分100%で、生後6カ月以上の赤ちゃんに使用できる。ラベンダーやカモミールなどの成分を配合。

■商品詳細

“ベビー ピローミスト”(50mL、3300円)

【7月1日発売】
ボタニスト
(BOTANIST)

今夏の香りコレクションはフルーツトマト

「ボタニスト(BOTANIST)」は、季節の香りを取り入れた“フレグランスコレクション”から、“フルーツトマト&ローズマリーの香り”を発売する。トマトの香りはニッチフレグランス界隈でグローバルトレンドになっていることから採用を決めたという。

■商品詳細

“ボタニカルシャンプー”(460mL、各1540円)
“ボタニカルトリートメント”(460g、各1540円)
シャンプートリートメントセット(全2種、各3080円)
ヘアマスク(200g、1650円)
ヘアオイル(80mL、1870円)
ボディーソープ(490mL、1100円)

【7月1日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

人気リップマスクに今年もスイカフレーバーが限定登場

韓国発「ラネージュ(LANEIGE)」は、人気アイテムの“リップスリーピングマスク”から限定フレーバーの“ウォーターメロン”を発売する。同製品は、夏を感じるみずみずしく甘いフレーバーが特徴で、寝ている間に乾燥や角質に潤いを与え、翌朝艶のあるふっくらとした唇に仕上げる。

■商品詳細

“リップスリーピングマスク”(20g、2365円)

【7月2日発売】
オペラ
(OPERA)

“シアーマットリップスティック”からラベンダーピンクの限定色

「オペラ(OPERA)」は、すりガラスのような質感の保護膜で唇を包み、指でぼかしたようにふわりと色づくマットリップ“シアーマットリップスティック”から、夏の限定色“105 ラベンダーピンク”を発売する。

■商品詳細

“シアーマットリップスティック”(限定、1980円)

【7月4日発売】
アルマーニ ビューティ
(ARMANI BEAUTY)

“氷のような冷感リッププランパー”

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は、新作のリッププランパー“プリズマグラスアイシープランパー”を発売する。同アイテムは氷のようにひんやりとした付け心地の冷感リップグロスで、唇にハリ感を与え、艶やかで立体感のある印象に仕上げる。

■商品詳細

“プリズマグラスアイシープランパー”(6600円 ※編集部調べ)

【7月4日発売】
ジルスチュアート
(JILL STUART)

ライフスタイルコレクションを刷新

「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は、ライフスタイルコレクションを刷新する。ブランドが得意とするロマンティックなデザインに変更するとともに、効果実感を得られる品質向上を図る。既存のヘア、ボディーアイテムに加え、ボディースクラブやシャンプーブラシなどを投入し、ラインアップを拡充する。

■商品詳細

“ホワイトフローラル シャンプー”(500mL、3520円/レフィル400mL、2640円)
“同 トリートメント”(500mL、3520円/レフィル400mL、2640円)
“同 ヘアマスク”(20g、3300円)
“同 ディープヘッドクレンズ”(280g、3850円)
“同 ウオータートリートメント”(200mL、3300円)
“シャンプー ブラシ”(2750円)
“同 ボディスクラブ”(410g、4400円)
“同 ハンドウォッシュ”(250mL、2420円)

【7月4日発売】
ディオール
(DIOR)

“フォーエバー”に初のホイップチーク

「ディオール(DIOR)」は、美肌フィルターに着想を得た“ディオールスキン フォーエヴァー”の新作を発売する。アイテムはホイップクリームのような付け心地で肌に溶け込むようになじむ新感覚テクスチャーの“ブラッシュ ソフト フィルター”、ヒアルロン酸を配合した新たなフェイスパウダーの“ヌード ラディアント フィルター”、“ヌード マット フィルター”の3種で、肌にフィルターいらずの美しさと血色感を宿す。

■商品詳細

“ブラッシュ ソフト フィルター”(全5色、各5940円)
“ヌード ラディアント フィルター”(全1色、7810円)
“ヌード マット フィルター”(全1色、7810円)

【7月4日発売】
トム フォード ビューティ
(TOM FORD BEAUTY)

リップスティックに新3色が追加

「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、“スリム リップ カラー シャイン”の新3色を発売する。同製品は、ピンヒールを履いたしなやかな気品のある”トム フォード ウーマン”を想わせるリップスティック。リッチな潤い成分を配合し、軽やかに伸び広がりながらワンストロークで高発色をかなえる。

■商品詳細

“スリム リップ カラー シャイン”(新3色、各5940円)

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ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月30日〜7月6日に発売するアイテムを紹介します。今週は新感覚のアイテムに注目!「ディオール(DIOR)」の“ディオールスキン フォーエヴァー”からは初のホイップチークが登場します。ホイップクリームのような付け心地で肌に溶け込むようになじむ新感覚テクスチャーと「ディオール」ならではの美しい発色はぜひお試しを。「雪肌精」は多機能ジェルをリニューアル。冷凍庫保存も可能で、夏の暑い日に肌に乗せるとシャリシャリとしたひんやり冷たい感触が……。トマトの香りを取り入れた「ボタニスト(BOTANIST)」の期間限定シリーズ、「ラネージュ(LANEIGE)」“リップスリーピングマスク”恒例のスイカフレーバーなど、夏を楽しむ限定品もぜひチェックを!

【7月1日発売】
アヴェダ
(AVEDA)

上質な艶髪を演出するヘアオイルが登場

「アヴェダ(AVEDA)」は、ヘアオイル“コンセントレイト シャイン オイル”を発売する。ブランド独自のカメリナオイル発酵成分とツバキオイル、ダイコンシードオイルが髪に艶としなやかさを与え、柔らかで輝くような印象に仕上げる。

■商品詳細

“コンセントレイト シャイン オイル”(50mL、6270円)

【7月1日発売】
ウォンジョンヨ ヘア
(WONJUNGYO HAIR)

“髪の太さ”で選ぶストレートタイプ登場

メイクアップアーティストのウォン・ジョンヨがプロデュースする「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」のヘアケアライン「ウォンジョンヨ ヘア(WONJUNGYO HAIR)」は、うねった髪をストレートで艶やかに仕上げる“ストレートシャンプー”と“ストレートトリートメント”を発売する。“髪の太さ”で選べる2種ずつを用意した。

■商品詳細

“ストレートシャンプー”(各350mL、各1650円)
“ストレートトリートメント”(各200g、各1650円)

【7月1日発売】
シセイドウ
(SHISEIDO)

シミをカバーするUV下地

「シセイドウ(SHISEIDO)」は、シミ・色むらをカバーして、明るく均一な肌を演出する美白有効成分4MSK配合の“ブライトニング スポットコントロール ベース”を発売する。

■商品詳細

“ブライトニング スポットコントロール ベース”[SPF35・PA+++]【医薬部外品】(全3色、各5500円※編集部調べ)

【7月1日発売】
雪肌精

多機能ジェルが1品7役にパワーアップ

コーセー「雪肌精」は、美白多機能ジェル“雪肌精 ハーバル ジェル”に美白、肌荒れ防止の有効成分を配合した新製品“薬用雪肌精 ブライトニング マルチ ジェル”を発売する。従来の乳液、美容液、クリーム、マッサージ、マスクの1品5役にアイクリームと美容オイルの機能も加え、1品7役にパワーアップ。付けかえ用レフィルとトライアルサイズも用意している。

■商品詳細

“薬用雪肌精 ブライトニング マルチ ジェル”【医薬部外品】(80g、4620円※編集部調べ、以下同)
付けかえ用レフィル(80g、4180円)
トライアルサイズ (12g、880円)

【7月1日発売】
ドロアス
(DROAS)

「ドロアス」が「リラックマ」とコラボ リラックス感全開の“ゆるカワ”デザイン

I-neのクレイビューティブランド「ドロアス(DROAS)」は、「リラックマ」とコラボレーションした“リラックマコラボ シリーズ”を発売する。同コラボは、「いっしょにすいっちおふ」をコンセプトに掲げ、洗顔やシャンプー、トリートメントを展開する。

■商品詳細

“クレイクリア ウォッシュ”(120g、990円)
“クレイマイルドスクラブウォッシュ”(120g、990円)
“シルキークレンズセット”(シャンプー400mL/トリートメント400g、1870円)
“ダメージリペアセット”(シャンプー400mL/トリートメント400g、1870円)

【7月1日発売】
トーン
(TO/ONE)

UVクリームに新色登場

ナチュラル&オーガニックメイクアップブランド「トーン(TO/ONE)」は7月1日、美容液UVの“ブライトニング デイエッセンスUV”から、既存のクリアタイプに続き2色目の展開となる新色の“ライラックピンク”を発売する。

■商品詳細

“ブライトニング デイエッセンスUV”[SPF50+・PA++++](新色、40g、3300円)

【7月1日発売】
ニールズヤードレメディーズ
(NEAL'S YARD REMEDIES)

赤ちゃんと使用できるピローミスト

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は、健やかな眠りに寄り添う香りの“ベビー ピローミスト”を発売する。同製品は、赤ちゃんの睡眠サイクルに着目。自然由来成分100%で、生後6カ月以上の赤ちゃんに使用できる。ラベンダーやカモミールなどの成分を配合。

■商品詳細

“ベビー ピローミスト”(50mL、3300円)

【7月1日発売】
ボタニスト
(BOTANIST)

今夏の香りコレクションはフルーツトマト

「ボタニスト(BOTANIST)」は、季節の香りを取り入れた“フレグランスコレクション”から、“フルーツトマト&ローズマリーの香り”を発売する。トマトの香りはニッチフレグランス界隈でグローバルトレンドになっていることから採用を決めたという。

■商品詳細

“ボタニカルシャンプー”(460mL、各1540円)
“ボタニカルトリートメント”(460g、各1540円)
シャンプートリートメントセット(全2種、各3080円)
ヘアマスク(200g、1650円)
ヘアオイル(80mL、1870円)
ボディーソープ(490mL、1100円)

【7月1日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

人気リップマスクに今年もスイカフレーバーが限定登場

韓国発「ラネージュ(LANEIGE)」は、人気アイテムの“リップスリーピングマスク”から限定フレーバーの“ウォーターメロン”を発売する。同製品は、夏を感じるみずみずしく甘いフレーバーが特徴で、寝ている間に乾燥や角質に潤いを与え、翌朝艶のあるふっくらとした唇に仕上げる。

■商品詳細

“リップスリーピングマスク”(20g、2365円)

【7月2日発売】
オペラ
(OPERA)

“シアーマットリップスティック”からラベンダーピンクの限定色

「オペラ(OPERA)」は、すりガラスのような質感の保護膜で唇を包み、指でぼかしたようにふわりと色づくマットリップ“シアーマットリップスティック”から、夏の限定色“105 ラベンダーピンク”を発売する。

■商品詳細

“シアーマットリップスティック”(限定、1980円)

【7月4日発売】
アルマーニ ビューティ
(ARMANI BEAUTY)

“氷のような冷感リッププランパー”

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は、新作のリッププランパー“プリズマグラスアイシープランパー”を発売する。同アイテムは氷のようにひんやりとした付け心地の冷感リップグロスで、唇にハリ感を与え、艶やかで立体感のある印象に仕上げる。

■商品詳細

“プリズマグラスアイシープランパー”(6600円 ※編集部調べ)

【7月4日発売】
ジルスチュアート
(JILL STUART)

ライフスタイルコレクションを刷新

「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は、ライフスタイルコレクションを刷新する。ブランドが得意とするロマンティックなデザインに変更するとともに、効果実感を得られる品質向上を図る。既存のヘア、ボディーアイテムに加え、ボディースクラブやシャンプーブラシなどを投入し、ラインアップを拡充する。

■商品詳細

“ホワイトフローラル シャンプー”(500mL、3520円/レフィル400mL、2640円)
“同 トリートメント”(500mL、3520円/レフィル400mL、2640円)
“同 ヘアマスク”(20g、3300円)
“同 ディープヘッドクレンズ”(280g、3850円)
“同 ウオータートリートメント”(200mL、3300円)
“シャンプー ブラシ”(2750円)
“同 ボディスクラブ”(410g、4400円)
“同 ハンドウォッシュ”(250mL、2420円)

【7月4日発売】
ディオール
(DIOR)

“フォーエバー”に初のホイップチーク

「ディオール(DIOR)」は、美肌フィルターに着想を得た“ディオールスキン フォーエヴァー”の新作を発売する。アイテムはホイップクリームのような付け心地で肌に溶け込むようになじむ新感覚テクスチャーの“ブラッシュ ソフト フィルター”、ヒアルロン酸を配合した新たなフェイスパウダーの“ヌード ラディアント フィルター”、“ヌード マット フィルター”の3種で、肌にフィルターいらずの美しさと血色感を宿す。

■商品詳細

“ブラッシュ ソフト フィルター”(全5色、各5940円)
“ヌード ラディアント フィルター”(全1色、7810円)
“ヌード マット フィルター”(全1色、7810円)

【7月4日発売】
トム フォード ビューティ
(TOM FORD BEAUTY)

リップスティックに新3色が追加

「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、“スリム リップ カラー シャイン”の新3色を発売する。同製品は、ピンヒールを履いたしなやかな気品のある”トム フォード ウーマン”を想わせるリップスティック。リッチな潤い成分を配合し、軽やかに伸び広がりながらワンストロークで高発色をかなえる。

■商品詳細

“スリム リップ カラー シャイン”(新3色、各5940円)

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「ウィズリミテッド」×「ニューエラ」× 読売ジャイアンツのキャップが登場 三者のコラボで“TG ロゴ”を初採用

下野宏明の手掛ける「ウィズリミテッド(WHIZLIMITED)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とプロ野球球団の読売ジャイアンツとトリプルコラボレーションしたキャップを7月6日10時に発売する。価格は1万1000円で、「ジャイアンツ ストア ニューエラ」と「ウィズリミテッド」の直営店および正規取扱店、「ニューエラ」の公式オンラインストアで取り扱う。

三者は、これまでにも何度かコラボしているが、今回は読売ジャイアンツのビジターキャップで使用される“TG ロゴ”を初めて採用した。カラーはネイビーとホワイトが基調で、バイザーの裏側を公式選手用キャップと同様のグレーにアップデート。そして、バイザーの左側に「ウィズリミテッド」のハートビートロゴをあしらい、右サイドとリアには読売ジャイアンツの花文字で“WHIZ GIANTZ”と“TOKYO”の文字を刺しゅうしている。

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TDK、電子部品製造の廃材から作業服を製作 東レ・オンワードと協業で実現


TDKは、自社の電子部品製造工程で廃棄されるフィルムをリサイクルし、社員の作業服として再生する取り組みを始動した。東レおよびオンワードコーポレートデザインとの協業により、積層セラミックコンデンサの製造過程で排出される使用済みフィルムに特殊処理を施し、再生糸から生地を製造。夏用の上着として縫製し、2025年6月より岩手県の北上工場にて導入を開始している。

現場と人事が手を組んだ“着る資源循環”

この取り組みは、製造現場から「使用済みフィルムを作業服に活用できないか」という声が上がったことが出発点だったという。TDKでは2022年から「フィルム to フィルム」、つまり製造に使ったフィルムを洗浄・再生し、再び工程で使用するリサイクルスキームを模索してきたが、それに加えて作業服への活用が検討され始めたのは2023年。ちょうどその時期、TDKでは全国の作業服をリニューアルするタイミングを迎えていたこともあり、人事部が主導するかたちで構想が本格化した。

作業服は、現場オペレーターだけでなく技術開発、設計、人事総務など工場内で勤務するすべての社員が着用する。日常的に身に着けるものだからこそ、環境への関心を高める象徴的な取り組みとして、社内でも位置づけられているという。

“原料メーカー”としての意識が支える品質保証体制

今回の作業服リサイクルでTDKは、原料の段階から高品質を担保する体制作りに力を入れた。プロジェクト発表の記者会見での「私たちが原料メーカーになる」という言葉は、TDKが単に廃材を供給するのではなく、原料品質の責任を自らが負うという立場への転換を意味する。この思想のもと、TDKは製造工程で排出されたフィルムからセラミック残留物などの微細な不純物を完全に除去するため、自社でスリッター機を新たに開発・導入した。これにより、従来は人の手では選別しきれなかった“見えない汚れ”まで取り除き、リサイクル原料としての安定供給を可能にしている。

東レは、TDKから提供されたこの高純度のフィルムを原料とし、独自のメカニカルリサイクル処理を施したうえでチップ化し、再生糸へと加工。さらに、グループおよび協力企業との連携により、生地の生産、染色、仕上げまでを一貫して管理し、高いトレーサビリティと現行製品と同等の品質を実現した。オンワードコーポレートデザインは、2000社以上のユニフォーム納入実績で蓄積された知見を活かし、着用時の快適性と耐久性を兼ね備えた夏用作業上着を完成させた。吸水速乾性やストレッチ性といった機能も、従来品と同様に確保されている。

社員15000人への展開は段階的に

今回のリサイクル作業服は、まず岩手県・北上工場で一部の導入からスタートしている。全国で作業服を着用するTDK社員は約15000人にのぼるが、既存在庫の消化を待って、順次導入していく予定だという。TDK全体では年間5000~6000着が新たに製造・更新されていることから、今後数年で着実に拡大していく見通しだ。

また、同社が目標とするのは、自社で排出されたフィルムのうち「20%を自社の工程に再活用する」というスキームの確立である。ただし、現時点では数%にとどまっており、技術的な検証と品質評価が進行中。中長期的な目標として、製造工程のキャリアフィルムとしての活用など、より本質的な“循環”の実現に向けた挑戦が続いている。

なお、TDKの製造工程からは月に数百トン規模で使用済みフィルムが排出されているが、その多くはペットボトル業界など、より使用量の大きい外部産業への原料供給にも転用される予定だという。これは「自社完結」よりも「地球規模での資源有効利用」を優先する判断でもある。

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「BPQC」「コスメキッチン」のけん引者、小木充が化粧品業界に提言Vol.4 「クリーンビューティはどうなる?〈コンセプト編〉」

PROFILE: 小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント

小木充/ウェルネスビューティーコンサルタント
PROFILE: (おぎ・みつる)1997年伊勢丹入社、2000年にオープンしたBPQC(現、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー)の立ち上げに参画。10年よりマッシュビューティーラボの副社長/クリエイティブディレクターとして「コスメキッチン」の運営や自社製品の開発に注力。21年末に退社し独立、ビューティ・ファッション企業のコンサルティングを行う。23年8月ナチュラル&オーガニックスキンケアブランド「ニュースケープ」を開始

――昨今、多くの化粧品が植物原料を主体としており、「ナチュラル・オーガニック」であることがブランドの特徴にならなくなっています。オーガニック認証を取得していたとしても、“だから売れる”ということではなくなっていますね。

小木充(以下、小木): 認証団体がちゃんとPRをしていないというのも要因のひとつだと思いますね。食品なら有機JASでなくても「農協シリーズ」とか「減塩」と書かれていれば健康にいいのかな、と思うのと同様です。矢野経済研究所のデータを見ると自然派・オーガニック化粧品市場が緩やかにでも伸び続けているのは、われわれが考えるナチュラル・オーガニックの範疇を超えているブランドも入れている可能性が考えられます。売り上げが前年を上回っているブランドは全体の10%もないと思うので。前年を上回らないということは、投資に回らないということ。「ナチュラル・オーガニック」ということでのビジネスが大変厳しい局面にあるという証しです。逆に好調なブランドは自分たちのことを「クリーンビューティ」と言い始めています。「ナチュラル・オーガニック」というキーワードでは検索でヒットしないからですが、動物性成分を使っていなければ「ビーガン」と言ってみたり、ここ2〜3年はそんな流れで、ますます「ナチュラル・オーガニック」という言葉が聞かれなくなっていますね。

――2023年にナチュラル・オーガニックブランド「ニュースケープ(NEWSCAPE)」を立ち上げましたが、どのような点にこだわりましたか?

小木:Vol.2で注目ブランドとして挙げた「タタハーパー(TATA HERPER)」の配合成分表の最初に記載されている主成分「大麦葉汁(Hordeum Vulgare Leaf Juice)」を「ニュースケープ」でもキー成分として採用することです。「タタハーパー」ではほとんどの製品に50%以上配合しているようで、フランス中部にある農園が扱っているものです。大麦自体は人類が栽培した最初の穀物のひとつで、その若葉の栄養価の高さは今では広く知られている。“食べてもいいものを肌から摂る”という発想が原点にあるのが共通しています。でも「タタハーパー」は他に高価なオイルを使っているのか、セラムで2万円以上といった高価格設定。「ニュースケープ」では製造原価を開示し、成分の由来や全ての原産国、二酸化炭素排出も含めて製造過程における全てのコストを消費者に公開するという“ラディカル・トランスペアレンシー”を導入しています。

――ナチュラル・オーガニックコスメの最大の強み「安心・安全」からどう転換できるかがポイントになりますね。

小木:最近よく聞かれるのが「ロンジェビティ」というワード。若さに抗うアンチエイジングとは異なり、いかに健康でQOLの高い生活を長く楽しめるか、ということ。現代の欧米系のオーナーたちはここに着目しているようです。クリーンビューティといいながら、テクノロジーの力を借りて遺伝子研究などの知見を取り入れていくのがこれからの流れ。そうなるとクリーンビューティも大手化粧品ブランドも焦点が合ってくる。つまりラグジュアリーブランドとクリーンビューティの境界がなくなってきているということ。業態を分けるということもだんだん必要がなくなってきているように思います。SDGsが問われるようになってからどのブランドもクリーンだと言っているし、これからはもっとカオスになるでしょうね。

――ラグジュアリーブランドでいえば「シャネル(CHANEL)」「ディオール(DIOR)」「ゲラン(GUERLAIN)」が早くからサステナビリティにおいてさまざまな取り組みを行い、気づいたらほとんどの製品が自然由来成分95%以上配合だったりします。でもこの3つのブランドは創業期からフレグランスを展開し、そのための自社農園を保有していました。だから畑と向き合っている期間が他ブランドに比べて圧倒的に長く、自然との付き合い方や原材料確保のノウハウを持っている。その結果が「シャネル オープンスカイ ラボラトリー」「ディオール ガーデン」「ゲラン オーキダリウム」という形になって、現代の成果につながっていると思うんです。

小木:それは面白い見方ですね。自分たちで畑を持たずに製品開発をする場合、珍しくて本当にいい原材料にたどり着いた時は、人の畑から買うしかない。だからブランド間で被ってきてしまう。となると自分たちで畑を持っていろんな分析・研究をもとに生み出される成分とは、同じ土俵で闘えません。その根本にあるのは大きくは資本。「タタハーパー」は22年に韓国のアモーレパシフィック傘下に入り、「アールエムエス ビューティー(RMS BEAUTY)」は21年、ハイランダーパートナーズに買収されている。こういう状況はまだまだ続くでしょうね。

――その要因は?

小木:これはあくまでも僕の推測だけど、コロナ禍に「セフォラ(SEPHORA)」など小売店からの返品がかさみ、キャッシュフローが回らなくなったのでは。だから「タタハーパー」の場合は22年に、つまりコロナ直後に買収されたということになる。LVMHグループ傘下の「セフォラ」は現在、世界35カ国に2700店舗以上を展開。うち全米だけで約500店舗。だから「セフォラ」と組めば急成長できる一方、一気に返品されたら小規模ブランドにとってはダメージが大きい。さまざまな要因があっての身売りであることは大前提として、現実的には返品した小売業によってメーカーの売却を後押ししたことにもなったはずです。

――日本でも地方創生を目的としたナチュラルコスメが多数立ち上がったりしましたが、中小規模経営のナチュラル・オーガニックブランドは今後どうなっていくと思いますか?

小木:どう手を打っていいか分からない状況で、売却を視野に入れているブランドは少なくないですね。既存のナチュラル・オーガニックセレクト業態がずっと伸び続けるならそこに乗っかればいいけれど、外資ファンドが入るような現在では製品の掛け率が変わったり、販促費が増えたり、かといって店舗数が従来ペースで増えることはない。それなら自ら投資して単独店を出すというのもなかなか難しい。赤字ではないけれどこの先が読めないのでいっそ売却したい、という相談は多数あります。勢いのある韓国コスメの輸入取り引きに携わっているなどがあればまだいいけれど、韓国コスメも刻々と状況が変わってきている。日本の代理店に任せていたが、グローバルで勢いがあるのでジャパン社を立ち上げ直取り引きに切り替わってきています。ロフトやプラザは日本企業とのつながりを重視する一方で、韓国コスメによって潤っているため直取り引きにNOとは言えません。ただし「クリーンビューティ」という観点から見ると、韓国のクリーンビューティはバラエティーショップでは売れるけど、真正クリーンビューティは、ロフトの中にちょっとコーナーが残っている程度でお客さんが多くない。どこを見てもナチュラルコーナーにかつてのような集客力はないですね。基本的にはメイクアップのコーナーか、もしくは韓国や日本のアイドルが広告塔になっているブランドに相変わらず人が集まっています。

――コロナ禍を経て本質的なものが求められるようになった今こそ、クリーンビューティには安定した需要があるように思います。Vol.3で話に出たように、今最も勢いがあり海外進出も予定しているアットコスメには、従来のナチュラル・オーガニックとは一線を画した、新たなクリーンビューティゾーンの展開を期待したいですね。

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甚平の着用シーンは祭りだけでないーー目指すは普段着としての一着、愛知県発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第8回は、愛知県を訪れた。


今回の技術は…

三河木綿

製造卸会社・大丸は1926年、愛知県蒲郡市で創業しました。当時は「大丸商店」という名で、初代の榊原久治氏が社を率いていました。現在は、4代目の榊原崇洋氏が代表を務めています。「日本で初めて木綿を栽培した」といわれるこの地で、100年近くにわたり、地域織物・三河木綿の発展を後押ししてきました。

同社の誇りは国産のモノ作りです。「三河木綿をより多くの人、特に若い世代に知ってほしい」(榊原代表)という思いから、近年は、幅広い世代が着用できる甚平の開発にも精を出しています。

企画コンセプトは「街でも着られるカッコ良さ」。つまり、日常使いできる甚平です。程よい抜け感がカギとにらみ、和服らしい直線ではなく、ゆったりとした曲線を描くようなシルエットに。手持ちのアイテムとも合わせやすく、上衣は羽織として、下衣はハーフパンツとして日々のコーデに取り入れることができます。「羽織ひもを収納するスペース」「サイズ調整可能なウエスト」といった細部へのこだわりも、普段着としての一面を垣間見せます。

生地にはもちろん、三河木綿を採用しました。かつて、農民の作業着である野良着にも使われていたほど丈夫な生地です。通気性に優れるため、不快なベタつきもありません。今回はそんな三河木綿の長所はそのままに、複数の色糸を織り込むことで、クールなチャコールグレーとダークネイビーを表情豊かに仕上げています。

三河木綿の2色に加え、日本の夏の素材・しじら織の甚平も製作しました。地元の職人と共同開発した、オリジナルの“三河しじら”生地です。糸の配置を工夫したため生地が空気を含み、肌との接地面積を小さくすることに成功しました。さらりとした着心地で、湿度の高い夏も快適に過ごせます。

そんな同社の挑戦を支えるのは、糸の染色から織り、縫製までを三河地方で行う、地元完結型の生産体制です。榊原代表は、「商品の開発は、職人の力添えがあってこそ。私たちのモノ作りも、先代から続く信頼関係が底上げしてくれています」と語ります。

応援購入サービス「マクアケ」での反響は予想以上でした。「こんな甚平が欲しかった」「着心地がとても良い」といったポジティブな声が目立ち、幅広い層へのリーチにも手応えを感じています。東京都に次いで、地元・愛知県からの購入が多く、こうした地域産業への高い関心も、同社にとって大きな励みとなりました。

今後の目標については、「三河木綿の新たな織り方を模索したい」。伝統産業に新たな風を吹き込み、地域の未来を明るく照らしていきます。

地域織物をモダンにアレンジする3つのポイント

1.木綿発祥の地で完結する
生産工程

愛知県三河地方は「日本に綿が伝来した地」と言われています。現在もなお、染色や整経、織り、デザイン、縫製といった全ての工程がこの地で完結します。

2.表情のある生地

“三河しじら”は、大丸が地元の職人と共同で作ったオリジナル生地です。30通り以上の試色を繰り返すことで、ともすれば無地のようにも見える繊細な色柄が生まれました。

3.街でも着られるような
デザイン

和服といえば直線的なシルエットですが、今回はあえて体に沿うようなアウトラインに。程よい抜け感が加わり、街で着ても様になる1着に仕上がりました。

愛知発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた愛知県発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1億200万円

2年連続1億円。真冬でも1枚でOK。
薄くて、軽くて、暖かい『エアロゲル掛け布団』

繊維商社モリリンのオールインワン掛け布団シリーズ“コスモダウン”。本作は、宇宙服にも用いる断熱素材“エアロゲル”と再生羽毛“リファインダウン”を採用。史上最高の軽さと暖かさを実現した。今期も“エアロゲル”を使った最新作を企画している。

PICK UP 2 : 応援購入総額5863万円

柔らかく温かい泡に包まれる至福の泡シャワー|
KINUAMI U(絹浴み [結])

新たな入浴体験を提供する泡シャワー“キヌアミ ユー”。通常の「シャワーモード」と「泡モード」をワンタッチで切り替えられる。「泡モード」で出てくる泡は“絹泡”と名付け、発泡倍率が約11倍という濃密度を実現。温かい泡に包まれる心地よさを届ける。

PICK UP 3 : 応援購入総額2729万円

【第5弾】車中泊がやめられなくなる。
-18℃でも暖かい新6層・魔法瓶ブランケット

冬の車中泊を快適にする“魔法瓶ブランケット”。新6層構造として遠赤外線効果のある中綿“グラフェン”を追加したことで、マイナス18℃でも暖かさが持続するように。現在は欠品中。今シーズン分として、9月に再販を予定している。

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予測精度が3倍・5倍・10倍に! マーチャンダイザーやバイヤーなら知っておくべき“統計の集約効果”とは?

WWDJAPAN.comは4月までマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」を連載していました。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第12話を取り上げます。

本部のバイヤーと店舗 どちらが正確に需要を予測できるのか

今回のテーマは、「統計の集約効果」です。

マンガ「在庫管理の魔術」の第12話は コチラ

アパレル業界では、古くから「本部のバイヤーと店舗のどちらが、より正確に需要を予測できるのか」という議論があります。多くの経営者は「お客さまに近いところにいる店舗の方が、お客さまのことをバイヤーよりずっと分かっているから、店舗に発注させた方が良い」と語ります。

これはもっともらしく聞こえますが、実は、この考え方は統計学的には間違っているのです。

その理由は、店舗ごとに見ると売れる商品もあれば、売れないものもある、また、売れる日もあれば、売れない日もある。つまり、店舗ごと、商品、日によって売り上げにはかなりのバラつきがあるからで、そのバラつきを個店ごとに予測するのは極めて難しいものです。

今回のストーリーでも「ある店舗のある品番の需要を予測するのは、ひと月先の天気を的中させるくらい難しい」と説明されています。

これに対して、店舗の需要をグロス、つまり、地域や全店など、まとまった店舗数の合計で考えると、個店ごとのバラつき、つまりプラス分、マイナス分が相殺され、一定のビジネストレンドに収れんされ、全体の傾向がつかみやすくなります。これが、統計の集約効果です。

統計学では、9店舗の売り上げデータを集約すると店舗ごとに需要予測をするよりも精度が3倍に、16店舗ならば4倍に、25店舗なら5倍に、100店舗なら10倍に向上することが立証されています。店舗数が多い大手チェーンストアが、本部で一括して仕入れる「セントラルバイイング」を導入しているのは、このためです。

欠品品番の在庫の68%はどこか他のお店でダブついている?

また、このストーリーに出てくる「ハンナズ」のように、ある店舗で売り切れた商品の68%は他の多くのお店に在庫があるという状態はよくある話で、在庫を必要以上に持っている別の店舗から、欠品しているあるいは欠品しそうなお店に在庫を回すような体制をつくれば、機会損失が劇的に減って定価販売率が上がり、最終消化率も上がることになります。

主人公の徹が言うように、平均3割の商品が欠品しているという状態の中で、他店から在庫を回してもらえれば、欠品は1割程度に抑えられ、つまり、20%の機会損失が解消され、売り上げが20%増えるということも夢ではありません。

店舗ごとの予測よりも本部でまとめて予測した方が、精度が上がる「統計の集約効果」、あるお店で欠品している商品の在庫の68%はどこか他のお店でダブついている可能性があるという統計はマーチャンダイザーやバイヤーなど仕入れ担当の方や、ディストリビューターや在庫コントローラーのような在庫運用担当者の方々は、ぜひ覚えておいてください。

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【2025年秋コスメ】「スリー」は石と花に着想の限定コレクション 秋限定アイシャドウやリップの新色

「スリー(THREE)」は7月30日、石と花の色や輝きに着想した2025年秋コレクション“ザ ハーモニー オブ ディスコーダンス(THE HARMONY OF DISCORDANCE)”を発売する。限定フェイスパウダーやアイシャドウのほか、マスカラとネイルカラーの限定色、リキッドリップの新色が登場する。

“ディスコーダントダンス フェイスパウダー”(7480円)は、ベージュとピンク、ブルー、ゴールドの4色をマーブルに配置した限定フェイスパウダー。肌の赤みやくすみ、色ムラを補正するグリーンパールをはじめ、レッドやブルー、ホワイト、イエロー、ブラウンカラーのパールを配合。肌に透明感と艶を与えながら、みずみずしいクリアな肌印象に仕上げる。

“スターゲージングアイシャドウクアッド”(限定2種、各7480円)は、きらめくカラーヴェールとサテン、マット、メタリックの異なる質感のパウダー4種をセットしたアイカラーパレット。コーラルピンクやオレンジ、ウォームブラウン、ディープピンクカラーを組み合わせたオレンジパレット“X05エンブレイス ディスコーダンス”と、モーヴピンクとソフトピンク、トープブラウン、ブルーミングピンクを掛け合わせたピンクパレット“X06ドリーム オブ ディスコーダンス”の2色を展開する。

ロングとボリューム、カールキープ、セパレートを兼ね備える“ワイズアイズパースペクティヴ マスカラ”(新2色、各4400円)からは、グレーカラー“06 サン アット ミッドナイト”とボルドーカラー“07 プロファウンド サブリミティ”の2色が仲間入り。目のフォルムをナチュラルに際立たせ、瞳の印象をそっと引き上げる色調が特徴だ。まつ毛一本一本をセパレートしながらカールキープをかなえ、ボリューム感と長さを演出する。

リキッドリップカラー“ディヴァインリップジェム”(新3色、各3850円)からは、ナチュラルなきらめきを演出する3色が登場。ラインアップは、ベージュカラー“09 スウィーテスト ソウル”とペタルピンクカラー“10 エターナル フラワー”、ベージーローズカラー“11 エレメンタル エレガンス”。それぞれ、ブルーやゴールド、パープル、コッパー、ブロンズカラーのパールを配合する。

速乾性と仕上がりの持続性が特徴の“ネイルラッカー”(限定4色、各2420円)は、レッドやグリーン、ブルー、イエローパールを配合した限定4色を用意する。スカーレットカラー“X06 パッショネート ハート”やモーヴ“X06 パッショネート ハート”など、微細に輝く軽やかなニュアンスカラーをそろえた。

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「ジルスチュアート」が誕生20周年を記念し宝石のようなアイ・チークパレットを発売

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は8月31日、ブランド誕生20周年を記念した限定アイテム“ジルスチュアート 20th アニバーサリー ジュエルカラー コンパクト”(9350円)と“ジルスチュアート 20th アニバーサリー ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト”(4620円)を発売する。“ストーリー オブ ジュエルズ(Story of Jewels)”をテーマに、華やかさと繊細さを併せ持つ輝きを表現し、両製品ともクリスタルフローラルブーケの香りで仕上げた。

宝石の輝きで目元を飾るアイシャドウパレット

宝石の輝きを表現した“ジルスチュアート 20th アニバーサリー ジュエルカラー コンパクト”は、4種の異なる質感を組み合わせた7色入りパレットだ。

各色はそれぞれ宝石の名前を冠しており、グリッターカラーの“イノセントダイヤモンド”には1mmの超大粒ラメを配合した。クリアカラーにはローズクオーツとアクアマリン、アクセントカラーにはルビー、トパーズ、アメジストの色をそれぞれ配した。ホワイトピンクパールのシマリングカラーはハイライトとしても使用できる。また、アイカラーの表面にはジュエリーをイメージしたプレスを刻んだ。

ジュエリーボックスにインスパイアされたコンパクトには、カメオのような“J”のモチーフときらきらの彫刻を飾った。付属のブラックのファスナーポーチは、胸にブローチをつけた姿をイメージしたデザインで、“J”の刺しゅうが入ったオリジナルプレートとレースリボン、20周年ロゴのチャームをあしらった。

5色チークに限定色が登場

“ジルスチュアート 20th アニバーサリー ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト”は、ブライトカラー、ニュアンスカラー、ハイライトカラーをセットした5色パレットだ。限定カラーはブーケをイメージしたレッド、パープル系で、血色感と艶を演出し、透明感のある肌に仕上げる。

コンパクトは、花びらをイメージした形状に宝石のようなカッティングを施し、20周年ロゴとアラベスク模様を蓋の内側に描いた。

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「ナーズ」“アフターグロー”の人気色セットをリーズナブルに! 公式サイトで数量限定発売

「ナーズ(NARS)」は7月25日、“アフターグロー”シリーズのスターシェイドをセレクトした限定セット2種を公式サイト限定で数量限定発売する。ラインアップは“アフターグロー リップバーム”と“アフターグロー リキッドブラッシュ”の2アイテムで、いずれも人気色の現品サイズを組み合わせた特別仕様となる。

みずみずしい潤いと光沢感を演出するリップバーム

“アフターグロー リップバーム デュオ”(5830円)は内側から溢れ出すようなみずみずしいうるおいとシアーな質感が特徴のリップバームの限定セット。人気色の「3420 ORGASM」と「1383 FAST LANE」を組み合わせ、単品で2本購入するよりもリーズナブルな価格に設定した。「ORGASM」はシアーピーチピンクにゴールデンシマーを配合し、「FAST LANE」はシアーモーブヌードの発色。両色ともシマーな光沢感を演出する。

華やかな血色感を実現するリキッドブラッシュ

リキッドブラッシュ“アフターグロー リキッドブラッシュ デュオ”(7260円)の限定セットは、ピーチーピンクにゴールデンシマーを配合した「02799 ORGASM」とダスティローズの「02801 DOLCE VITA」をセレクトした。肌の内側から光を放つような、華やかな血色感を表現する。

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伊勢半が昭和レトロなケースの口紅を復刻 創業200周年記念で限定発売

伊勢半ホールディングスは創業200周年を記念し、1950年に発売していた“キスミー特殊口紅”のケースデザインをアレンジした限定品“小町紅 クラシカ”(4万1800円)を数量限定で販売している。伊勢半 紅オンラインショップおよび通販、紅ミュージアムで取り扱う。同製品は江戸時代から続く伝統的な製法で作られる小町紅を昭和レトロなケースに収めたもので、1950年代のカラーラインアップから厳選した3色を採用。側面には昭和中期に使われていた「Kiss Me」のロゴを配置した。

高級仕様と記念要素を追加

1946年に誕生した“キスミー特殊口紅”は主成分にひまし油を使い、ラノリン、ネオスクワレートを含有。発色や伸び、ラスティング力のほか、唇の荒れケアの機能も備えた。キャッチコピーの「口唇に栄養を与える」は戦後の食糧不足で栄養という言葉に敏感だった女性たちの関心を捉え、伊勢半を代表する大ヒット製品に。発売当初は押し出し式だったが1948年に繰り出し式も発売し、時代に合わせてリニューアルを重ねていた。また、小町紅は山形県産の紅花を100%使用し、花びらから抽出した赤色色素のみで製造される天然素材のコスメ。1825年の創業以来変わらぬ秘伝の製法で手作りされ、玉虫色に輝く紅を水で溶くと鮮やかな赤色に変化する。油分を含まないため、さらっとした軽やかな使用感が特徴だ。

そんな伊勢半の歴史を取り入れアレンジした限定品は、ケース素材にはスズ合金にK18シャンパンゴールドメッキを施し、エポキシカラー、ガラスミラー、マグネット、アルミ、漆を組み合わせた。サイズは縦33×横52×高さ14mmで、リフィル交換式のミラー付き仕様となる。使用目安は約20回分で、商品の箱にはシリアルナンバーカードを封入する。

同社は9月28日まで、東京都港区南青山の紅ミュージアムで創業200周年記念企業史展「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」を開催中。そこで復刻元となった“キスミー特殊口紅(繰り出し式)”を展示している。

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伊勢半が昭和レトロなケースの口紅を復刻 創業200周年記念で限定発売

伊勢半ホールディングスは創業200周年を記念し、1950年に発売していた“キスミー特殊口紅”のケースデザインをアレンジした限定品“小町紅 クラシカ”(4万1800円)を数量限定で販売している。伊勢半 紅オンラインショップおよび通販、紅ミュージアムで取り扱う。同製品は江戸時代から続く伝統的な製法で作られる小町紅を昭和レトロなケースに収めたもので、1950年代のカラーラインアップから厳選した3色を採用。側面には昭和中期に使われていた「Kiss Me」のロゴを配置した。

高級仕様と記念要素を追加

1946年に誕生した“キスミー特殊口紅”は主成分にひまし油を使い、ラノリン、ネオスクワレートを含有。発色や伸び、ラスティング力のほか、唇の荒れケアの機能も備えた。キャッチコピーの「口唇に栄養を与える」は戦後の食糧不足で栄養という言葉に敏感だった女性たちの関心を捉え、伊勢半を代表する大ヒット製品に。発売当初は押し出し式だったが1948年に繰り出し式も発売し、時代に合わせてリニューアルを重ねていた。また、小町紅は山形県産の紅花を100%使用し、花びらから抽出した赤色色素のみで製造される天然素材のコスメ。1825年の創業以来変わらぬ秘伝の製法で手作りされ、玉虫色に輝く紅を水で溶くと鮮やかな赤色に変化する。油分を含まないため、さらっとした軽やかな使用感が特徴だ。

そんな伊勢半の歴史を取り入れアレンジした限定品は、ケース素材にはスズ合金にK18シャンパンゴールドメッキを施し、エポキシカラー、ガラスミラー、マグネット、アルミ、漆を組み合わせた。サイズは縦33×横52×高さ14mmで、リフィル交換式のミラー付き仕様となる。使用目安は約20回分で、商品の箱にはシリアルナンバーカードを封入する。

同社は9月28日まで、東京都港区南青山の紅ミュージアムで創業200周年記念企業史展「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」を開催中。そこで復刻元となった“キスミー特殊口紅(繰り出し式)”を展示している。

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「ローレン マヌーギアン」ホリデー/2026年プレ・スプリング・コレクション

「ローレン マヌーギアン(LAUREN MANOOGIAN)」がホリデー/2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「ローレン マヌーギアン」ホリデー/2026年プレ・スプリング・コレクション

「ローレン マヌーギアン(LAUREN MANOOGIAN)」がホリデー/2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「VT」の“リードルS PDRN+”を半額で! 日本上陸7周年記念企画を実施

韓国発のスキンケアブランド「ブイティー(VT)」は7月1日から、日本上陸7周年を記念した人気ライン“リードルS PDRN+”シリーズの特別企画を行う。“リードルS PDRN+ セラム”と“PDRN+リードルS 100”は2本セットを1本分の価格で提供するほか、同シリーズのその他アイテムもリーズナブルな価格で提供。全国のバラエティーストアおよびドン・キホーテにて順次販売する。

天然の美容針とPDRN+を融合させたスキンケアライン

“リードルS PDRN+”シリーズは、天然の美容針と高麗人参から抽出したPDRN+を融合させたスキンケアライン。実質50%オフの提供となる“リードルS PDRN+ セラム <1+1>”(30mL×2個。2420円)は水分感あふれるミルキーセラムが特徴の集中美容液。“PDRN+リードルS 100 <1+1>”(50mL×2個、3520円)は艶やハリ感のある肌へと導く導入美容液だ。共に数量限定製品となる。

ほか、38%オフでの提供となる“PDRN+ リードルS ミスト”(80mL×2本、1760円)、フェイスマスク“リードルS PDRN+ マスク”(3枚+2枚入り、792円)、“PDRN+ デイリーマスク”(30枚入、2,640円)もラインアップする。

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「VT」の“リードルS PDRN+”を半額で! 日本上陸7周年記念企画を実施

韓国発のスキンケアブランド「ブイティー(VT)」は7月1日から、日本上陸7周年を記念した人気ライン“リードルS PDRN+”シリーズの特別企画を行う。“リードルS PDRN+ セラム”と“PDRN+リードルS 100”は2本セットを1本分の価格で提供するほか、同シリーズのその他アイテムもリーズナブルな価格で提供。全国のバラエティーストアおよびドン・キホーテにて順次販売する。

天然の美容針とPDRN+を融合させたスキンケアライン

“リードルS PDRN+”シリーズは、天然の美容針と高麗人参から抽出したPDRN+を融合させたスキンケアライン。実質50%オフの提供となる“リードルS PDRN+ セラム <1+1>”(30mL×2個。2420円)は水分感あふれるミルキーセラムが特徴の集中美容液。“PDRN+リードルS 100 <1+1>”(50mL×2個、3520円)は艶やハリ感のある肌へと導く導入美容液だ。共に数量限定製品となる。

ほか、38%オフでの提供となる“PDRN+ リードルS ミスト”(80mL×2本、1760円)、フェイスマスク“リードルS PDRN+ マスク”(3枚+2枚入り、792円)、“PDRN+ デイリーマスク”(30枚入、2,640円)もラインアップする。

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「ジョエル・ロブション」世界初の試み マンゴーたっぷりかき氷を1日20食限定で提供

東京・六本木のラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションは7月1日〜8月31日、「ジョエル・ロブション(JOEL ROBUCHON)」では世界初の試みとなるかき氷“グラス ピレ マンゴー ~マンゴーのかき氷~”(2600円※サービス料別)を1日20食、ティータイム限定で提供する。 髙橋和久「ジョエル・ロブション」エグゼクティブ シェフ パティシエと桑原涼介ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション シェフ パティシエが、マンゴーの持ち味を最大限に引き出せるよう試行錯誤を繰り返し創り上げた。

マンゴーやバニラなど南国感たっぷりのメニュー

同メニューはふんわりと柔らかく削った氷にダイス状にカットしたフレッシュマンゴーを重ね、マダガスカル産バニラで豊かな香りを添えた。氷の中央と底にはキャラメリゼしたバナナとパッションフルーツを合わせたクレームパッションバナーヌを忍ばせ、仕上げにココナッツのエスプーマ、サクサクのメレンゲとパイナップルのチュイルをオン。パイナップル、パッションフルーツ、マンゴーを混ぜ合わせた南国感たっぷりのエキゾチックシロップを重ね、南国感たっぷりの風味と華やかな見た目を楽しむことができる。

■展開概要

日程:7月1日〜8月31日
販売時間:14:00〜15:00(16:00クローズ)
場所:ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 2F
※事前予約不可

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「ジョエル・ロブション」世界初の試み マンゴーたっぷりかき氷を1日20食限定で提供

東京・六本木のラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションは7月1日〜8月31日、「ジョエル・ロブション(JOEL ROBUCHON)」では世界初の試みとなるかき氷“グラス ピレ マンゴー ~マンゴーのかき氷~”(2600円※サービス料別)を1日20食、ティータイム限定で提供する。 髙橋和久「ジョエル・ロブション」エグゼクティブ シェフ パティシエと桑原涼介ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション シェフ パティシエが、マンゴーの持ち味を最大限に引き出せるよう試行錯誤を繰り返し創り上げた。

マンゴーやバニラなど南国感たっぷりのメニュー

同メニューはふんわりと柔らかく削った氷にダイス状にカットしたフレッシュマンゴーを重ね、マダガスカル産バニラで豊かな香りを添えた。氷の中央と底にはキャラメリゼしたバナナとパッションフルーツを合わせたクレームパッションバナーヌを忍ばせ、仕上げにココナッツのエスプーマ、サクサクのメレンゲとパイナップルのチュイルをオン。パイナップル、パッションフルーツ、マンゴーを混ぜ合わせた南国感たっぷりのエキゾチックシロップを重ね、南国感たっぷりの風味と華やかな見た目を楽しむことができる。

■展開概要

日程:7月1日〜8月31日
販売時間:14:00〜15:00(16:00クローズ)
場所:ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 2F
※事前予約不可

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【スナップ】同じ服、異なる物語 「ルメール」来場者が体現する“個性をまとう”美学

「ルメール(LEMAIRE)」は、2026年春夏コレクションをパリで現地時間6月25日に発表した。着用者を主体にして、パーソナルを映し出す服づくりを探究する同ブランド。ショーの来場者が彼らの美学を体現するかのように、ツイストされたシャツや“カーブパンツ”、落ち感が特徴的なロングコートといったシグネチャーピースをまとった類似するスタイリングでも、そこに個々の内面がにじみ出て、まるで異なるアイテムかのように見えたのが印象的だ。やや黄みがかかったアイボリーや淡いミントグリーンといった繊細なニュアンスカラーに、目が覚めるようなスカーレットレッドを差し込んだり、“強さ”を強調する昨今のコレクションで多く見られる漆黒など、「ルメール」らしいカラーパレットがショー会場周辺を彩った。

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【スナップ】同じ服、異なる物語 「ルメール」来場者が体現する“個性をまとう”美学

「ルメール(LEMAIRE)」は、2026年春夏コレクションをパリで現地時間6月25日に発表した。着用者を主体にして、パーソナルを映し出す服づくりを探究する同ブランド。ショーの来場者が彼らの美学を体現するかのように、ツイストされたシャツや“カーブパンツ”、落ち感が特徴的なロングコートといったシグネチャーピースをまとった類似するスタイリングでも、そこに個々の内面がにじみ出て、まるで異なるアイテムかのように見えたのが印象的だ。やや黄みがかかったアイボリーや淡いミントグリーンといった繊細なニュアンスカラーに、目が覚めるようなスカーレットレッドを差し込んだり、“強さ”を強調する昨今のコレクションで多く見られる漆黒など、「ルメール」らしいカラーパレットがショー会場周辺を彩った。

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