「メゾン コーセー ハラカド」を一挙公開 新しい“利用動機”を生む化粧品売り場が誕生

コーセー傘下のコーセープロビジョンは30日、商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」地下2階に「メゾン コーセー ハラカド」をオープンする。20代の若手社員15人が中心となって企画した従来の化粧品売り場にはない「コト消費」のコンテンツをそろえ、若年層客の取り込みを狙う。

店舗のコンセプトは「アーバンカフェ」を掲げ、カフェのように多様な目的による来店の誘引を図る。売り場面積は300平方メートルで、4つのコーナーを用意する。象徴的なコーナーは、店内中央に配置した「ギフト ファクトリー」だ。カウンターに立つギフトスペシャリストが顧客の目の前でラッピングをする。作業の1つとして捉えられてきたギフトラッピングを臨場感のあるシーンとして演出する。ギフトを贈る相手の名前から連想されるイラストをAIが描くメッセージカード作成サービス(330円)や、一部商品の刻印サービス(無料)などで、体験価値向上を図る。

「コスメ ブヴェット」では、テスターとドレッサーを時間貸しするサービスを提供する。全て50分制で、メニューは“ベーシックプラン”(1650円)“スタンダードプラン”(2200円)“プレミアムプラン”(2750円)を用意する。プランによって使用できるコスメの個数、選べるブランドのラインアップなどが変わる。半個室のスペースを7つ配置し、華やかな色味のクッションや外壁のディスプレーで装飾した。ヘアアイロンや充電コードなどアニメティーも豊富に用意する。「メイク直しはもちろんのこと、配信者による撮影や勉強、リモートワークの場など、多様な利用動機を想定した」と広報担当者は話す。将来的にはサブスクリプションの導入も検討している。

「ブロー バー」はプロのスタイリストがシャンプー&ブローサービスを施すサロンコーナーだ。コーセーのヘアケア商品を活用し、顧客の髪質に合ったアイテムでサービスを提案する。セット台を2席設け1日8枠で運用し、メニューは“シャンプー&ブロードライ”(3300円)“スカルプケア”(4400円)“4STEPトリートメント”(6600円)をそろえる。同様のサービスを提供する「メゾン コーセー」銀座店では1カ月先まで予約が埋まるほどの盛況ぶりだ。

「セレクト スタンド」はさまざまなクリエイターの作品を陳列、紹介、委託販売をするコーナーだ。1〜2カ月の頻度で更新する予定で、ハラカド館内のクリエイターとも積極的にコラボしていく意向だ。

DX化に注力して他店にも生かす

快適な顧客体験を追求し、デジタルツールの活用にも注力した。商品の予約や注文、決済のほか、カウンセリングの事前予約や当日のウェイティング予約もモバイル上で可能にした。店舗の営業時間外も利用できる「コスメ ロッカー」では、ラッピングを依頼したギフトやモバイルオーダーで注文、決済した商品を、時間を気にせず受け取ることができる。

「最新技術を採用した当店は、コーセーが持つ売り場の中でも実験的なチャレンジができる場所。ここで培われたデータは日本の販社だけでなく海外の事業部にも落とし込んでいきたい」と命尾泰造コーセープロビジョン社長は話す。

間口を広げて幅広い客層を獲得

化粧品への関心度に関わらず入店しやすい店舗を志向し、グレーとダークブラウンを基調とした内外装デザインに仕上げた。店内には、老若男女問わずシェアできるコスメを展開するコーナーも設置。現在は「コスメデコルテ(DECORTE)」の“薬用 マイクロバーム ローション”を陳列している。今後は、テーマに沿ったさまざまなアイテムやブランドを展開する予定だ。

「バリアフリー」も店舗設計の一つの方針とした。車椅子やベビーカーを使用する顧客もスムーズに移動できるゆとりを持った内装になっている。

同店では、マルチタスクな美容部員の業務をシングルタスクにすべく、ギフトラッピングやレジなどに専任のスタッフを置いて専業化を図る。身体的な負荷も軽減すべく、タッチアップに使用するアイテムは全て各ドレッサーに配置するなど構造を工夫した。体格に差がある顧客にもタッチアップがスムーズにできるように、高さ調節が可能なチェアを採用する。なお、7〜8人のビューティコンサルタント(美容部員)が常駐し、ギフトラッピング専任は1〜2人、レジなどの業務は2〜3人で行う。

同フロアの隣には銭湯「小杉湯」があるが、「『コスメ ブヴェット』を小杉湯に入った後のメイク直しといった利用してくれるのでは」と命尾社長は期待を寄せる。30日のオープンと同時に、館内の5〜7階の飲食フロアとコラボレーションキャンペーンも開催。同店で6000円以上購入した顧客に飲食フロアで使えるお食事券をプレゼントし、該当店舗で飲食した顧客にコーセーの商品のサンプルをプレゼントする。今後も、館内での相乗効果を図っていきたい意向だ。

■メゾン コーセー ハラカド
オープン日:2024年8月30日
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-21
営業時間:11時〜20時
店休日:施設営業日に準じる
取り扱いブランド:「コスメデコルテ(DECORTE)」「アディクション(ADDICTION)」「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」「フローラ ノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」「プレディア(PREDIA)」「雪肌精(SEKKISEI)」「スティーブンノル(STEPHEN KNOLL)」

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コーセー傘下のコーセープロビジョンは30日、商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」地下2階に「メゾン コーセー ハラカド」をオープンする。20代の若手社員15人が中心となって企画した従来の化粧品売り場にはない「コト消費」のコンテンツをそろえ、若年層客の取り込みを狙う。

店舗のコンセプトは「アーバンカフェ」を掲げ、カフェのように多様な目的による来店の誘引を図る。売り場面積は300平方メートルで、4つのコーナーを用意する。象徴的なコーナーは、店内中央に配置した「ギフト ファクトリー」だ。カウンターに立つギフトスペシャリストが顧客の目の前でラッピングをする。作業の1つとして捉えられてきたギフトラッピングを臨場感のあるシーンとして演出する。ギフトを贈る相手の名前から連想されるイラストをAIが描くメッセージカード作成サービス(330円)や、一部商品の刻印サービス(無料)などで、体験価値向上を図る。

「コスメ ブヴェット」では、テスターとドレッサーを時間貸しするサービスを提供する。全て50分制で、メニューは“ベーシックプラン”(1650円)“スタンダードプラン”(2200円)“プレミアムプラン”(2750円)を用意する。プランによって使用できるコスメの個数、選べるブランドのラインアップなどが変わる。半個室のスペースを7つ配置し、華やかな色味のクッションや外壁のディスプレーで装飾した。ヘアアイロンや充電コードなどアニメティーも豊富に用意する。「メイク直しはもちろんのこと、配信者による撮影や勉強、リモートワークの場など、多様な利用動機を想定した」と広報担当者は話す。将来的にはサブスクリプションの導入も検討している。

「ブロー バー」はプロのスタイリストがシャンプー&ブローサービスを施すサロンコーナーだ。コーセーのヘアケア商品を活用し、顧客の髪質に合ったアイテムでサービスを提案する。セット台を2席設け1日8枠で運用し、メニューは“シャンプー&ブロードライ”(3300円)“スカルプケア”(4400円)“4STEPトリートメント”(6600円)をそろえる。同様のサービスを提供する「メゾン コーセー」銀座店では1カ月先まで予約が埋まるほどの盛況ぶりだ。

「セレクト スタンド」はさまざまなクリエイターの作品を陳列、紹介、委託販売をするコーナーだ。1〜2カ月の頻度で更新する予定で、ハラカド館内のクリエイターとも積極的にコラボしていく意向だ。

DX化に注力して他店にも生かす

快適な顧客体験を追求し、デジタルツールの活用にも注力した。商品の予約や注文、決済のほか、カウンセリングの事前予約や当日のウェイティング予約もモバイル上で可能にした。店舗の営業時間外も利用できる「コスメ ロッカー」では、ラッピングを依頼したギフトやモバイルオーダーで注文、決済した商品を、時間を気にせず受け取ることができる。

「最新技術を採用した当店は、コーセーが持つ売り場の中でも実験的なチャレンジができる場所。ここで培われたデータは日本の販社だけでなく海外の事業部にも落とし込んでいきたい」と命尾泰造コーセープロビジョン社長は話す。

間口を広げて幅広い客層を獲得

化粧品への関心度に関わらず入店しやすい店舗を志向し、グレーとダークブラウンを基調とした内外装デザインに仕上げた。店内には、老若男女問わずシェアできるコスメを展開するコーナーも設置。現在は「コスメデコルテ(DECORTE)」の“薬用 マイクロバーム ローション”を陳列している。今後は、テーマに沿ったさまざまなアイテムやブランドを展開する予定だ。

「バリアフリー」も店舗設計の一つの方針とした。車椅子やベビーカーを使用する顧客もスムーズに移動できるゆとりを持った内装になっている。

同店では、マルチタスクな美容部員の業務をシングルタスクにすべく、ギフトラッピングやレジなどに専任のスタッフを置いて専業化を図る。身体的な負荷も軽減すべく、タッチアップに使用するアイテムは全て各ドレッサーに配置するなど構造を工夫した。体格に差がある顧客にもタッチアップがスムーズにできるように、高さ調節が可能なチェアを採用する。なお、7〜8人のビューティコンサルタント(美容部員)が常駐し、ギフトラッピング専任は1〜2人、レジなどの業務は2〜3人で行う。

同フロアの隣には銭湯「小杉湯」があるが、「『コスメ ブヴェット』を小杉湯に入った後のメイク直しといった利用してくれるのでは」と命尾社長は期待を寄せる。30日のオープンと同時に、館内の5〜7階の飲食フロアとコラボレーションキャンペーンも開催。同店で6000円以上購入した顧客に飲食フロアで使えるお食事券をプレゼントし、該当店舗で飲食した顧客にコーセーの商品のサンプルをプレゼントする。今後も、館内での相乗効果を図っていきたい意向だ。

■メゾン コーセー ハラカド
オープン日:2024年8月30日
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-21
営業時間:11時〜20時
店休日:施設営業日に準じる
取り扱いブランド:「コスメデコルテ(DECORTE)」「アディクション(ADDICTION)」「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」「フローラ ノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」「プレディア(PREDIA)」「雪肌精(SEKKISEI)」「スティーブンノル(STEPHEN KNOLL)」

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ユニオン トーキョーで手芸屋「YUGE FABRIC FARM」のトランクショーを開催 “レスキュー”した生地で別注コレクション

東京・原宿のユニオン トーキョーは8月31日〜9月16日の期間、手芸屋の「ユゲ ファブリック ファーム(YUGE FABRIC FARM)」のトランクショーを開催する。ユゲ ファブリック ファームが収集してきたビンテージ生地をはじめ、オリジナルのハンド型クッションやアパレルライン「ヘルス(HEALTH)」のアイテムを展示販売するほか、ユニオンのオーナー、クリス・ギブス(Chris Gibbs)がデザインした別注コレクションなどをラインアップする。

ユゲ ファブリック ファームは、古美術や骨董品、ビンテージウエアなどを扱う大阪の「エッセンシャルストア(ESSENTIAL STORE)」の生地部門として誕生。デッドストックやビンテージなどの生地にスポットを当てた、新しい概念の手芸屋として活動する。

今回のトランクショーに合わせて、広島・福山が産地となる藍染の備後絣(びんごがすり)の和布や、愛知・一宮の生地メーカーから“レスキュー(発掘)”した80年代のオーダーメイドスーツ用のデッドストック生地など複数の生地を使い、ユニオンのデザインに落とし込んだテーラードジャケット、半袖シャツ、パラシュートパンツの3型をそろえる。

このほか、ドーバー ストリート マーケットとユニオンとトリプルコラボしたアイテムや、「ナイキ(NIKE)」が70年代に日本で生産した長距離ランナー向けのランニングモデル“LD-1000”の復刻モデルを9月6日に先行販売する予定。

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販売力を徹底強化!夏の集中特訓セミナー盛況 最新トレンドからプロのスタイリング術までみっちり2時間半

「WWDJAPAN」は2024年度、月に1回の頻度でセミナーを開講している。Z世代をテーマに据えた前回に続き、7月は販売員の提案力を磨くための講座をTSIホールディングスの協力の下で実施した。高まるリアル店舗の重要性に、販売員はどう向き合えば良いのか?販売員に求められるトレンドの知識のインプットから、プロのスタイリストが指南するコーディネートの実践まで、店頭での販売力に直結する学びを2時間半に詰め込んだ。


購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年8月2日(土)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

求められる役割はスタイリスト

「クワイエットラグジュアリーが隆盛を迎える今、販売員は“定番アイテムを斬新なコーデに落とし込む”スタイリストの役割が求められている」。本セミナーの冒頭、村上要「WWDJAPAN」編集長はそう切り出した。

ファッションの潮流は、大きなロゴや原色のマルチカラー、派手なスニーカーが主役の時代から、コロナを境にジャケットやシャツ、デニムなどのベーシック志向へと回帰している。市場をけん引するビッグトレンドが見当たらず、商品単品で新鮮味を作ることが難しくなる中、店頭でのスタイリングやVMD、つまり販売員の「提案力」がますます重要になっている。本セミナーを開催した意義も、まさにここにある。

第1部は、“日本で一番アパレル販売員を取材している”ライターの苫米地香織氏と、「アプワイザー・リッシェ」「カデュネ」など人気ウィメンズブランドを擁するTSIホールディングス傘下アルページュの野口麻衣子社長を迎え、これからの時代の販売員の役割について村上編集長と共に議論した。「今や、販売員も服飾専門学校の卒業生と同等の知識が必要。知識はセンスになる」(苫米地氏)「知識に着心地など自分の体験を足すことで、より充実した接客になる」(野口社長)といった、現場をよく知る2人ならではの的確なアドバイスが光った。

リアルトレンドでもスタイリングの重要性が浮き彫りに

第2部は、国内ウィメンズアパレルを精力的に取材する本橋涼介「WWDJAPAN」シニアエディターが登壇。トラッド&ベーシックに回帰した今秋冬の傾向を押さえた上で、「レザー」「赤」「ファーリー」「リボンディテール」「ポインテッドトゥ」などのキーワードとアパレル各社の打ち出しを紹介した。「商品の目新しさでは勝負できない分販売員のスタイリング力がそのままブランドの実力値になる」と考察した。

人気スタイリストが教えるリアルなスタイリング術

第3部は、女性誌やモード誌で活躍するスタイリストの濱本愛弓と佐藤まどか「カデュネ」販売統括マネージャーを交え、実践的なスタイリングを学ぶ場に。「カデュネ」をはじめTSIホールディングスが抱える人気ブランドのアイテムで、計6体のコーデを組んだ。

解説は、今季注目の「赤」をインナーに取り入れたルック1からスタート。ベーシックなジャケットコーデに、今年らしさをプラスした。足元はスクエアトゥのパンプスを合わせ、カジュアルなデニムスタイルに女性らしさを加えた。

ルック2は、ネルシャツをベルトのように巻くことで、肌の露出が気になる人にもミニ丈のボトムスを提案しやすくした。「必ずしも“こう着ないといけない”という縛りはない。自分が自信をもって楽しめば、苦手意識のあるアイテムやチャレンジングな着こなしも馴染んでくる。それがセンスになる」(濱本愛弓スタイリスト)。

カーディガンをハイウエストのデニムに合わせたルック3、フレアラインのツイードトップスを軸に組んだルック4と、シルエットを生かしたスタイリングが続く。ルック4は、インナーのシャツの襟を立たせ、レイヤード提案に一癖を加えた。佐藤マネージャーは、「“魅せるレイヤード”がトレンドの今、実用的なレイヤードの提案はお客さまの満足度につながる」とコメント。

ルック5はオールホワイトの甘めコーデにMA-1を合わせた甘辛ミックスコーデ。「甘めコーデをする人は、きっとMA-1を持っていない。意外と提案しやすい」(佐藤マネージャー)。

ルック6で登場したパンツは、同じ素材のミニスカートもある。濱本スタイリストは「スカートはベルトのように腰に巻きつけてワンピースに合わせるのもおすすめ」と話し、新しいレイヤードでスタイルをアップデートした。

セミナー後は、登壇者と聴講者で恒例のミートアップを実施。ドリンクやスイーツを片手に、実践的な学びにあふれた2時間半を締めくくった。



購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年8月2日(土)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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吉野家が化粧品事業に参入 飲食事業で使用するダチョウのオイルから商品開発

吉野家ホールディングスが化粧品事業を本格始動する。子会社のSPEEDIAを通じてスキンケアブランド「スピーディア(SPEEDIA)」を立ち上げ、第1弾として“グラマラス ブースター オイル”(17mL、5720円/50mL、1万5400円)、“グラマラス エイジング クリーム”(40g、1万6500円)、“モイスチャーマスク”(1枚、550円)を28日に発売した。公式サイト、日本調剤オンラインストア、ヨドバシドットコムで取り扱う。

飲食事業を主軸とする同社は世界の人口増加や気候変動、食糧問題などを危惧し、畜種分散を進めていた。近年は牛丼に次ぐ第2のメニューの柱として鶏の唐揚げを据えていたが、この度新たな柱としてオーストリッチ(ダチョウ)を提案する。

飲食業での使用を前提とした研究の過程で、オーストリッチのオイルが高い美容効果を持つことを判明した。この研究結果を生かすべく、化粧品事業への参入を決意した。

“グラマラス ブースター オイル”は、洗顔後のスキンケア前に使用するブースターだ。次に使用する化粧水や美容液の成分が肌へ美容成分が浸透する効果を促進する。顔や体に加え、髪にも使用できる。“グラマラス エイジング クリーム”はパルミチン酸レチノール、パンチノール、スクワランを配合し、肌のバリア機能を高める。

吉野家ホールディングスは2009年に、ダチョウの飼育、研究、商品開発、販売を担うSPEEDIAを設立した。SPEEDIAの辻智子社長はファンケル出身と美容業界に造詣が深い。「化粧品業界はターゲットを明確にする傾向にあるが、今回ターゲットを特に設けていない。老若男女、誰にでも使って欲しいし、使えるアイテムだ。ブランドと『オーストリッチ』の認知を拡げるために、あえて吉野家の屋号は使用しなかった。ただ、サンプルを一部店舗で配るなど吉野家が持つプラットフォームは活用してシナジーを生んでいきたい」とコメントした。

オーストリッチの認知が低いが故に購入ハードルが高いと考え、まずはポップアップなどで商品を体験できる場づくりに取り組む。将来的にオーストリッチの原料の卸にも着手したい意向だ。「今は吉野家がスキンケアを手掛けることへの驚きが大きいと思う。しかし、ゆくゆくは吉野家とは離れた文脈で当社の商品が日常で使用される世界を目指したい」と意気込む。

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吉野家が化粧品事業に参入 飲食事業で使用するダチョウのオイルから商品開発

吉野家ホールディングスが化粧品事業を本格始動する。子会社のSPEEDIAを通じてスキンケアブランド「スピーディア(SPEEDIA)」を立ち上げ、第1弾として“グラマラス ブースター オイル”(17mL、5720円/50mL、1万5400円)、“グラマラス エイジング クリーム”(40g、1万6500円)、“モイスチャーマスク”(1枚、550円)を28日に発売した。公式サイト、日本調剤オンラインストア、ヨドバシドットコムで取り扱う。

飲食事業を主軸とする同社は世界の人口増加や気候変動、食糧問題などを危惧し、畜種分散を進めていた。近年は牛丼に次ぐ第2のメニューの柱として鶏の唐揚げを据えていたが、この度新たな柱としてオーストリッチ(ダチョウ)を提案する。

飲食業での使用を前提とした研究の過程で、オーストリッチのオイルが高い美容効果を持つことを判明した。この研究結果を生かすべく、化粧品事業への参入を決意した。

“グラマラス ブースター オイル”は、洗顔後のスキンケア前に使用するブースターだ。次に使用する化粧水や美容液の成分が肌へ美容成分が浸透する効果を促進する。顔や体に加え、髪にも使用できる。“グラマラス エイジング クリーム”はパルミチン酸レチノール、パンチノール、スクワランを配合し、肌のバリア機能を高める。

吉野家ホールディングスは2009年に、ダチョウの飼育、研究、商品開発、販売を担うSPEEDIAを設立した。SPEEDIAの辻智子社長はファンケル出身と美容業界に造詣が深い。「化粧品業界はターゲットを明確にする傾向にあるが、今回ターゲットを特に設けていない。老若男女、誰にでも使って欲しいし、使えるアイテムだ。ブランドと『オーストリッチ』の認知を拡げるために、あえて吉野家の屋号は使用しなかった。ただ、サンプルを一部店舗で配るなど吉野家が持つプラットフォームは活用してシナジーを生んでいきたい」とコメントした。

オーストリッチの認知が低いが故に購入ハードルが高いと考え、まずはポップアップなどで商品を体験できる場づくりに取り組む。将来的にオーストリッチの原料の卸にも着手したい意向だ。「今は吉野家がスキンケアを手掛けることへの驚きが大きいと思う。しかし、ゆくゆくは吉野家とは離れた文脈で当社の商品が日常で使用される世界を目指したい」と意気込む。

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「ナチュリエ」ハトムギ化粧水・保湿ジェルから限定セット2種 夏のダメージを受けた肌に“水分補給”

イミュのスキンケアブランド「ナチュリエ(NATURIE)」は9月2日、ロングセラー商品“ハトムギ化粧水"と"ハトムギ保湿ジェル"から限定セット2種を数量限定で発売する。紫外線など、夏のダメージを受けた肌に“水分補給”をかなえる。

“ハトムギ化粧水 限定トリガースプレーつき”(748円※編集部調べ)は、さっぱりみずみずしく潤う“ハトムギ化粧水"(500mL)にトリガー付きのスプレーをセットした。ミスト状の化粧水が、肌当たりの優しい使い心地で顔や腕、足、首元など全身に潤いをチャージする。

“ハトムギ保湿ジェル 限定ハトムギ化粧水ミストボトルつき”(990円)は、潤いに満ちた肌状態をキープする“ハトムギ保湿ジェル”(180g)に“ハトムギ化粧水"入りのミストボトル(30mL)をセットした。2つのアイテムを併せて使用することで、さらに潤う仕上がりに。持ち運びのしやすいミストボトルは、日中の乾燥対策もかなえる。

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「ナチュリエ」ハトムギ化粧水・保湿ジェルから限定セット2種 夏のダメージを受けた肌に“水分補給”

イミュのスキンケアブランド「ナチュリエ(NATURIE)」は9月2日、ロングセラー商品“ハトムギ化粧水"と"ハトムギ保湿ジェル"から限定セット2種を数量限定で発売する。紫外線など、夏のダメージを受けた肌に“水分補給”をかなえる。

“ハトムギ化粧水 限定トリガースプレーつき”(748円※編集部調べ)は、さっぱりみずみずしく潤う“ハトムギ化粧水"(500mL)にトリガー付きのスプレーをセットした。ミスト状の化粧水が、肌当たりの優しい使い心地で顔や腕、足、首元など全身に潤いをチャージする。

“ハトムギ保湿ジェル 限定ハトムギ化粧水ミストボトルつき”(990円)は、潤いに満ちた肌状態をキープする“ハトムギ保湿ジェル”(180g)に“ハトムギ化粧水"入りのミストボトル(30mL)をセットした。2つのアイテムを併せて使用することで、さらに潤う仕上がりに。持ち運びのしやすいミストボトルは、日中の乾燥対策もかなえる。

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「ディオール」がプレミアムエイジングケア“ディオール プレステージ”のイベントを開催 仏グランヴィルのローズ ガーデンを再現

「ディオール(DIOR)」は新セラム“プレステージ マイクロ ユイル R セラム”の発売を記念し、その誕生からフローラル サイエンスによる最新研究まで、プレミアムエイジングケアライン“ディオール プレステージ”の世界へと誘うイベント「ディオール プレステージ ローズ ガーデン フローラル サイエンスの秘密」を8月31日〜9月9日に麻布台ヒルズで開催する。

“ディオール プレステージ”は、ディオール ガーデンで育てたグランヴィル ローズの生命力に着目して開発したスキンケアライン。8月30日、同ラインのアイコン美容液“ユイル ド ローズ セラム”を“プレステージ マイクロ ユイル R セラム”(30mL、3万4650円/50mL、4万7300円)としてリニューアル発売する。2017年の発売以降、初のリニューアルとなる。同イベントでは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)=創業者のバラに対する情熱の軌跡や、それを継承するメゾンとバラが紡ぐ物語を紹介する。

各エリアの紹介

グランヴィル ローズで彩ったゲートを通り抜けると、グランヴィル ローズ誕生のストーリーを体感できる「ローズ ディスカバリー」のエリアが広がる。クリスチャン・ディオールの花々への情熱は、幼少期を過ごした仏ノルマンディー地方グランヴィルにあるレ リュンブ邸の庭園から始まる。花々をこよなく愛した母マドレーヌと多くの時間を過ごしたこの庭園は、同氏にとってのインスピレーション源となり、中でもバラは一番のお気に入りだったという。オートクチュールのドレスのデザインや1967年に誕生した初めてのスキンケア商品など、バラへの愛情からさまざまなクリエイションを生み出した。

「ローズ ディスカバリー」エリアを抜けると、レ リュンブ邸から約20km離れた場所に位置する、グランヴィル ローズのためのディオール ガーデンを再現した「ローズ ガーデン」が待ち受けている。ここではガーデナー(庭師)との会話を楽しみながら、ローズの香りに包まれる優雅なひとときを体験できる。「ローズ ディスカバリー」エリアの建物の外観は、アイコニックな出窓を含めレ リュンブ邸を再現した。

続く「ローズ マルチ ラボ」では「ディオール」のフローラル サイエンスに迫り、グランヴィル ローズのスキンケア効果を最新研究からひもとく。ローズスキン分析に基づき、診断結果に応じた商品を試せるほか、「ローズ バー」では3種のドリンク(900円※テイクアウトのみ)を楽しめる。また、新セラムをイメージしたフォトスポットや、“ディオール プレステージ”の商品をそろえたブティックも用意する。

イベントの予約方法

同イベントは、入場無料で予約制。ディオールビューティー公式LINEアカウントを“友だち追加”し、“LINEコネクト”すると予約できる。“ビューティー セッション付き来場予約”をすると、「ディオール」のスキンケア エキスパートによる、“ディオール スキンケア”の専門性や“ディオール プレステージ”に関するワークショップに参加できる。

■ディオール プレステージ ローズ ガーデン フローラル サイエンスの秘密
日程:8月31日〜9月9日
時間:11:00~20:00(最終入場19:00)
場所:ヒルズハウス 麻布台(麻布台ヒルズ森JPタワー33階、34階)
住所:東京都港区麻布台1-3-1
入場:無料(予約制)

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「ディオール」がプレミアムエイジングケア“ディオール プレステージ”のイベントを開催 仏グランヴィルのローズ ガーデンを再現

「ディオール(DIOR)」は新セラム“プレステージ マイクロ ユイル R セラム”の発売を記念し、その誕生からフローラル サイエンスによる最新研究まで、プレミアムエイジングケアライン“ディオール プレステージ”の世界へと誘うイベント「ディオール プレステージ ローズ ガーデン フローラル サイエンスの秘密」を8月31日〜9月9日に麻布台ヒルズで開催する。

“ディオール プレステージ”は、ディオール ガーデンで育てたグランヴィル ローズの生命力に着目して開発したスキンケアライン。8月30日、同ラインのアイコン美容液“ユイル ド ローズ セラム”を“プレステージ マイクロ ユイル R セラム”(30mL、3万4650円/50mL、4万7300円)としてリニューアル発売する。2017年の発売以降、初のリニューアルとなる。同イベントでは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)=創業者のバラに対する情熱の軌跡や、それを継承するメゾンとバラが紡ぐ物語を紹介する。

各エリアの紹介

グランヴィル ローズで彩ったゲートを通り抜けると、グランヴィル ローズ誕生のストーリーを体感できる「ローズ ディスカバリー」のエリアが広がる。クリスチャン・ディオールの花々への情熱は、幼少期を過ごした仏ノルマンディー地方グランヴィルにあるレ リュンブ邸の庭園から始まる。花々をこよなく愛した母マドレーヌと多くの時間を過ごしたこの庭園は、同氏にとってのインスピレーション源となり、中でもバラは一番のお気に入りだったという。オートクチュールのドレスのデザインや1967年に誕生した初めてのスキンケア商品など、バラへの愛情からさまざまなクリエイションを生み出した。

「ローズ ディスカバリー」エリアを抜けると、レ リュンブ邸から約20km離れた場所に位置する、グランヴィル ローズのためのディオール ガーデンを再現した「ローズ ガーデン」が待ち受けている。ここではガーデナー(庭師)との会話を楽しみながら、ローズの香りに包まれる優雅なひとときを体験できる。「ローズ ディスカバリー」エリアの建物の外観は、アイコニックな出窓を含めレ リュンブ邸を再現した。

続く「ローズ マルチ ラボ」では「ディオール」のフローラル サイエンスに迫り、グランヴィル ローズのスキンケア効果を最新研究からひもとく。ローズスキン分析に基づき、診断結果に応じた商品を試せるほか、「ローズ バー」では3種のドリンク(900円※テイクアウトのみ)を楽しめる。また、新セラムをイメージしたフォトスポットや、“ディオール プレステージ”の商品をそろえたブティックも用意する。

イベントの予約方法

同イベントは、入場無料で予約制。ディオールビューティー公式LINEアカウントを“友だち追加”し、“LINEコネクト”すると予約できる。“ビューティー セッション付き来場予約”をすると、「ディオール」のスキンケア エキスパートによる、“ディオール スキンケア”の専門性や“ディオール プレステージ”に関するワークショップに参加できる。

■ディオール プレステージ ローズ ガーデン フローラル サイエンスの秘密
日程:8月31日〜9月9日
時間:11:00~20:00(最終入場19:00)
場所:ヒルズハウス 麻布台(麻布台ヒルズ森JPタワー33階、34階)
住所:東京都港区麻布台1-3-1
入場:無料(予約制)

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同年代のファッション消費に違和感 “映え”じゃない思想ある服作りに挑む早稲田大学繊維研究会

PROFILE: 早稲田大学繊維研究会

早稲田大学繊維研究会
PROFILE: 1949年創立。約100人が在籍する国内最古のファッションサークル。卒業生には「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦、「ケイスケカンダ(KEISUKE KANDA)」の神田恵介をはじめとした多くのデザイナーを輩出。「ファッション業界を取り巻く現状に対して、ファッションを媒体として批評を行う」ことを活動の軸としており、その発表の場として、ルックのデザインから制作までの全てを部員自ら手掛けるファッションショーを毎年行っている

1949年創立の国内最古のファッションサークル、早稲田大学繊維研究会がファッションショーを実現させるまでの道のりを全4回の連載で紹介する。第1回は「ファッションが軽率に消費されているのではないか」と危機感を感じるという小山萌恵さんがコンセプト発案の背景について、代表の井上航平さんがコンセプトを落とし込んだルック撮影の裏側についてを語る。

軽率化するファッション消費に違和感
ショーを通じて「みえないもの」に焦点を当てる

WWD:ファッションショーのコンセプトを決めた背景は?

小山萌恵(以下、小山):今年度は「みえないものをみるとき」というコンセプトを掲げます。2020年以降コロナ禍を契機としたSNSの拡大、通信販売の普及により、発信するのも情報を得るのも、購入するのも誰もが簡単にできる時代となりました。そんな今、一つ一つの消費行動が軽率化しているように思います。特にファッションという分野において、その傾向は著しく、例えば“映え”るかどうかを判断基準に、安易に服を購入するといった人も少なくありません。ネオ・デジタルネイティブとも呼ばれる私たちの世代は、そんな時代の変化から顕著に影響を受け、また体現している世代と言えるでしょう。

WWD:そんな現状をどう捉えているか。

小山:目先の“映え”や安さに目を眩ませ、商品に込められた作り手の意図や生産に至る背景といった部分をおざなりにしながら、消費だけが独り歩きしている現状に危機感を感じています。本来、なぜ、どのようにしてそのプロダクトが生まれたのか、そんな「みえない」側面にこそファッションの本質は宿っているのではないでしょうか。このコンセプトはそんな思いから発案しました。

WWD:コンセプトの「みえないもの」は何を指すか。

小山:ファッションから視点を広げたさまざまなものです。例えば音楽を聴いて、知らないはずの情景を思い浮かべること。思い出の場所で、あの人ときたいつの日かを思い出すこと。いないはずの人の声が聞こえるとき。気配を感じる、感情を汲み取る、直観に導かれる。休符のリズム、余白の美学、行間の意図などです。

WWD:ショーを通じて何を伝えたい?

小山:私たちは日々の中でさまざまな“目には見えない何か”を知覚しながら生きています。表層のその先を見出す想像力を携えている私たちは、それがもたらす力の大きさを知っているはずです。今回のショーはその価値を再認識させるようなものにしたいです。そしてファッションへと視点を戻したとき、本質を捉えた消費のあるべき姿に立ち返る糸口となり得るのではないかと思うのです。

「ぼんやりとしていながらも澄んでいる」
ガラス張りの建築を探し求めたルック撮影

WWD:ショーの開催にあたり、ルックブックとオープニング映像の撮影をした。今年はどんなロケーションを選んだ?

井上航平代表(以下、井上):灼熱の太陽が照り付ける神奈川・江の島です。撮影場所を選ぶ際に重視したのが、①ガラス張りの建築物があるか、②視覚から爽やかな風を感じられるか、の2点でした。ぼんやりとしていながらも澄んでいる、そんな相反する2つのイメージを持つ今回のコンセプトをもとに、この2点を軸として撮影場所を決めました。

WWD:江ノ島のどんなエリア?

井上:江の島に入って左手、この時期でも比較的観光客の少ない穴場エリアに佇む湘南港ヨットハウスです。1964年、最初の東京五輪に合わせて建築し、2014年に流線型の屋根に全面ガラス張りの壁という現在の特徴的な姿に生まれ変わった建物で、思い描いていたイメージにぴったりでした。

WWD:撮影はどんなチームで行った?

井上:今回の撮影では、部員が制作した全7ルックを3人のモデルさんに着用してもらいました。スチール撮影をお願いしたのは、Kazuki Hiokiさん。ショー開演前に会場に投影するオープニング映像の制作は、今年度新たな試みです。こちらの撮影を巻嶋翔さんにお願いしました。以前は失礼ながらクリエイターと言えば寡黙、という勝手なイメージを持っていましたが、僕が繊維研究会に入部してからお会いしたカメラマンさんはHiokiさん、巻嶋さん含めてどなたも気さくな方ばかりで、被写体の自然な表情を作品にするには、単純なカメラ技術だけではなく、その明朗な人柄も重要なのだと気付かされました。

WWD:ヘアメイクはどのように手掛けたか。

井上:作品撮りにおいて衣装と同じくらいヘアメイクも重要です。ショーでもご協力いただくカプラスさんより3人のヘアメイクの方々にお越しいただきました。今回撮影の7ルック、どれも大幅なチェンジを要するヘアメイクだったのですが、タイトなスケジュールの中でそれぞれのルック制作者の要望を完璧にかなえてくださいました。

WWD:次のプロセスは?

井上:この先は、今回の撮影データを使用し、部員自らの手でルックブックのレイアウトや装丁デザイン、オープニング映像の編集を行っていきます。これほど多くの方々にご協力いただいただけに、データから感じる重みはとても大きいですが、この素材の良さに甘えず、最大限活かすことのできる作品作りを目指します。

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オムニチャネル協会の鈴木会長も登壇 セントリックが小売DXカンファレンス

PLM(=Product Lifecycle Management、製品ライフサイクル管理システム)大手のセントリックソフトウエア(CENTRIC SOFTWARE)は9月19日、ファッションやスポーツ、ビューティなどの小売業界のDXに特化したカンファレンス「セントリック・コネクト・トウキョウ」を実施する。基調講演には、日本オムニチャネル協会の会長の鈴木康弘デジタルソフトウエーブ社長が登壇する。

セントリックソフトウエアは米国発のPLMソフトウエアの大手で、ファッションやスポーツ、化粧品に特に強く、すでに1万8000ブランドが導入している。同カンファレンスには基調講演の鈴木氏のほか、オンワードホールディングスのDX推進室のプロジェクトマネージャーや、急成長を続けるyutoriの佐藤祐介・執行役員らが登場する。セッション終了後には懇親会も行う。参加費は無料だが、事前登録制になる。

■Centric Connect Tokyo 2024
日程:9月19日
時間:10:00〜18:30
場所:九段会館テラス
住所:東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス2階・3階
参加費:無料(要事前登録)

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オムニチャネル協会の鈴木会長も登壇 セントリックが小売DXカンファレンス

PLM(=Product Lifecycle Management、製品ライフサイクル管理システム)大手のセントリックソフトウエア(CENTRIC SOFTWARE)は9月19日、ファッションやスポーツ、ビューティなどの小売業界のDXに特化したカンファレンス「セントリック・コネクト・トウキョウ」を実施する。基調講演には、日本オムニチャネル協会の会長の鈴木康弘デジタルソフトウエーブ社長が登壇する。

セントリックソフトウエアは米国発のPLMソフトウエアの大手で、ファッションやスポーツ、化粧品に特に強く、すでに1万8000ブランドが導入している。同カンファレンスには基調講演の鈴木氏のほか、オンワードホールディングスのDX推進室のプロジェクトマネージャーや、急成長を続けるyutoriの佐藤祐介・執行役員らが登場する。セッション終了後には懇親会も行う。参加費は無料だが、事前登録制になる。

■Centric Connect Tokyo 2024
日程:9月19日
時間:10:00〜18:30
場所:九段会館テラス
住所:東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス2階・3階
参加費:無料(要事前登録)

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「ファンケル」が“カロリミット史上最強”のサプリを発売 高めのBMIとお通じ改善をサポート

「ファンケル(FANCL)」は10月16日、サプリメント剤形としては10年ぶりの新商品となる“プレミアム カロリミット”(120粒30日分、5490円)を発売する。9月下旬から順次、一部コンビニエンスストアやドラッグストア、ECで先行販売する。従来の“カロリミット”が持つ、糖と脂肪の吸収を抑える機能に、高めのBMIの低下とお通じの改善をサポートする機能性関与成分を追加した。

「ファンケル」によると、国内サプリメント市場の売り上げ規模は約1兆円と成長を続けており、ダイエットサポート関連商品の構成比が特に高いという。ダイエットカテゴリーでは手軽なドリンク剤形が台頭する中、サプリメント剤形では“多機能”を求める声が高まっており、新商品の開発に至った。

“プレミアム カロリミット”の特徴

“プレミアム カロリミット”は、ローズヒップ由来ティリロサイドが高めのBMIの低下をサポートし、お米由来の乳酸菌がお通じを改善する。また従来商品と同様、桑の葉イミノシュガーとキトサン、茶花サポニンが食事の糖と脂肪の吸収を抑えるほか、ブラックジンジャー由来のポリメトキシフラボンが脂肪の代謝を助け、消化しやすくすることで腹部の脂肪を減らす。

製剤設計については、少量で働く成分の選定により粒数を少なく、サイズを小さくした。また、錠剤の表面をコーティング加工することで成分特有の風味を抑え、丸みのある形状でさらに飲みやすくなった。

“カロリミット”とは

“カロリミット”は、「『おいしく食べる』を通じて自分の心と身体が好きでいられるお手伝いをする」をパーパスとして掲げ、2000年に誕生。05年には粉末タイプの“カロリミット茶”を発売し、14年には代謝が低下する大人世代に向けて“大人のカロリミット”を発売した。16年、“カロリミット”と“大人のカロリミット”を機能性表示商品としてリニューアル。19年には、キリングループとの事業提携により“カロリミット ブレンド茶”や“カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ”などのドリンクを発売した。富士経済によると“カロリミット”は、抑制系・燃焼系ダイエットサプリメント市場内サプリメント企業ランキングで7年連続売り上げNo.1(16〜22年売り上げ金額)を記録し、累計8900万個以上(00年5月〜24年2月末時点)の商品を売り上げている。

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「ファンケル」が“カロリミット史上最強”のサプリを発売 高めのBMIとお通じ改善をサポート

「ファンケル(FANCL)」は10月16日、サプリメント剤形としては10年ぶりの新商品となる“プレミアム カロリミット”(120粒30日分、5490円)を発売する。9月下旬から順次、一部コンビニエンスストアやドラッグストア、ECで先行販売する。従来の“カロリミット”が持つ、糖と脂肪の吸収を抑える機能に、高めのBMIの低下とお通じの改善をサポートする機能性関与成分を追加した。

「ファンケル」によると、国内サプリメント市場の売り上げ規模は約1兆円と成長を続けており、ダイエットサポート関連商品の構成比が特に高いという。ダイエットカテゴリーでは手軽なドリンク剤形が台頭する中、サプリメント剤形では“多機能”を求める声が高まっており、新商品の開発に至った。

“プレミアム カロリミット”の特徴

“プレミアム カロリミット”は、ローズヒップ由来ティリロサイドが高めのBMIの低下をサポートし、お米由来の乳酸菌がお通じを改善する。また従来商品と同様、桑の葉イミノシュガーとキトサン、茶花サポニンが食事の糖と脂肪の吸収を抑えるほか、ブラックジンジャー由来のポリメトキシフラボンが脂肪の代謝を助け、消化しやすくすることで腹部の脂肪を減らす。

製剤設計については、少量で働く成分の選定により粒数を少なく、サイズを小さくした。また、錠剤の表面をコーティング加工することで成分特有の風味を抑え、丸みのある形状でさらに飲みやすくなった。

“カロリミット”とは

“カロリミット”は、「『おいしく食べる』を通じて自分の心と身体が好きでいられるお手伝いをする」をパーパスとして掲げ、2000年に誕生。05年には粉末タイプの“カロリミット茶”を発売し、14年には代謝が低下する大人世代に向けて“大人のカロリミット”を発売した。16年、“カロリミット”と“大人のカロリミット”を機能性表示商品としてリニューアル。19年には、キリングループとの事業提携により“カロリミット ブレンド茶”や“カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ”などのドリンクを発売した。富士経済によると“カロリミット”は、抑制系・燃焼系ダイエットサプリメント市場内サプリメント企業ランキングで7年連続売り上げNo.1(16〜22年売り上げ金額)を記録し、累計8900万個以上(00年5月〜24年2月末時点)の商品を売り上げている。

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「オサジ」からスタイリングしながらヘアケアもできる“ヘアバーム”が発売

敏感肌ブランド「オサジ(OSAJI)」は9月18日、ヘアスタイリングシリーズの新作“メロウ スタイリング バーム”(40g 3520円)を発売する。

本アイテムは髪に艶やかな表情や束感をつけながら、ほどよいホールド力でスタイリングすることができるヘアバーム。紫外線からキューティクルを保護し、パサつきや指通りを改善する成分を配合し、スタイリングしながらヘアケアをかなえる。ショート~ロングヘアまで、季節問わず扱いやすくなめらかなテクスチャーを実現。スキンケアにも使用している原料を中心に採用しているので、肌が敏感な人にも配慮した処方となっている。

みずみずしい果実と森林の清々しさをブレンドしたウッディーシトラスの香りで、ヘアスタイリングの時間もリラックスしながら使うことができる。

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UKの新星、ザ・ラスト・ディナー・パーティーの「Maximalism」——「躊躇なく、やりたいことを全部やる」

PROFILE: ザ・ラスト・ディナー・パーティー(The Last Dinner Party)

ザ・ラスト・ディナー・パーティー(The Last Dinner Party)
PROFILE: 2021年に結成されたアビゲイル(Vo.)、ジョージア(Ba.)、リジー(Gt.)、エミリー(Gt./Vo.)、オーロラ(Key.)によるロンドン発の5人組バンド。22年にはローリング・ストーンズのハイドパーク公演にオープニング・アクトとして抜擢。23年4月にリリースしたキャッチ―でダークなギター・ポップ曲「Nothing Matters」はオンライン上で話題となり、急速にバンドの名が広まった。24年にはBritアワードのライジングスター賞、BBCによるSound of 2024の第1位を獲得する等、インディー・ロック・シーンの注目を集め、期待度が非常に高まる中、待望のデビュー・アルバム「Prelude to Ecstasy」を2月にリリース。発売初週には、全英アルバムチャート1位を獲得した。左からエミリー、リジー 、アビゲイル、ジョージア、オーロラ

話題のバンドが相次いで登場している最近のイギリスのロック・シーン。中でも異彩を放っているのが、2021年に結成されたロンドンの5人組、ザ・ラスト・ディナー・パーティー(The Last Dinner Party。以下TLDP)だ。ヴィクトリア朝時代やルネサンス風の衣装が目を引く、バロック的な感性とモダンなテイストをミックスしたシアトリカルなルック。そして、ニューウエーヴやグラム、ハードロック、オペラなど多彩な要素を取り入れ、ストリングスやホーンが細部まで飾り立てる華やかでハイブリッドなサウンド。そんな彼女たちが重要なテーマとして掲げているのが、「Maximalism(過剰主義、最大主義)」――いわく「やりたいことは、全部やる」という哲学。その言葉どおり、ビジュアル的にも音楽的にも創造性あふれるスタイリッシュな美学に貫かれた彼女たちのクリエーションは今、世界中を熱狂させている。

デビュー前からローリング・ストーンズのツアーでオープニング・アクトを務めるなど大舞台を経験してきたTLDPは、この春に待望のファースト・アルバム「Prelude to Ecstasy」をリリース。多くの賞賛を集める中、イギリス/アイルランドを代表する音楽賞の一つ、マーキュリー・プライズが先ごろ発表した今年度のノミネーションにもチャーリーXCXやニア・アーカイヴスの新作と並んで同作は選ばれるなど、彼女たちを取り巻く勢いは高まりを見せ続けている。そのサウンドとファッションをつなぐ創作のインスピレーション、背景にあるアートやカルチャーの影響について、「フジロック」に出演のため初来日したTLDPのジョージア(ベース)とリジー(ギター)に話を聞いた。

——デビュー・アルバムの「Prelude to Ecstasy」に入っていない曲で、「Godzilla」って仮タイトル?の曲を最近のライブでやってますよね。まさかTLDPから怪獣映画の名前が出てくるなんて、と驚いたんですが。

ジョージア:実はあの曲では、実際にオリジナルのゴジラの映画のサンプリングを使っていて。ただ、コピーライトの問題でいろいろあって(笑)、正式な曲名がつけられなかったんです。なんて言ったらいいんだろう?……すごくクレイジーな曲というか、だってゴジラでしょ? 巨大な怪獣だから(笑)。

——TLDPのテイストには「ゴシック」という要素があると思いますが、もしかして日本の特撮映画も好きだったりするのかな?と。

ジョージア:(笑)実は、日本の映画、特にホラー映画が大好きなんです。「HOUSE ハウス」とか、「リング」みたいな(と、うつむいて手を伸ばして、TVからはい出してくる貞子のマネをする)。

——(笑)。TLDPのクリエーションにはさまざまなアートやカルチャーのリファレンスが散りばめられていますが、2人の感性に引っかかる日本のアートやカルチャーってありますか。

ジョージア:日本には素晴らしい文学作品がたくさんあって、カズオ・イシグロは大好きな作家の一人です。それに、(日本語で)ニホンノオンガクガスキデス(笑)。おとぼけビ〜バ〜は最高。あと、羊文学っていうロック・バンドも好きです。

リジー:私はジャズが大好きで、だから日本のニュー・ジャズ、ビッグ・バンド・ジャズに興味があるかな。

——ちなみに、今回の来日で楽しみにしていたことって何かありますか。

ジョージア:ショッピングかな。街を歩くのも楽しみだし……この暑さだと大変そうだけど(笑)。それと、日本の食べ物は本当においしいから楽しみ!

リジー:でも、やっぱりライブかな。「フジロック」はもちろん、今夜のショーも楽しみ!

TLDPのマニフェスト

——TLDPを結成するに当たって、ジョージアさんはアビゲイル(・モリス)さんと2人で、自分たちのビジョンを詳細に記したマニフェストのようなものを書いたそうですね。

ジョージア:はい。バンドをやろうって思った時から、「バンドとして何を表現したいのか?」についていろいろと考えていたんです。パブでワインを飲みながら、お互いのアイデアを大声で言い合ったりして(笑)。それで2人でノートを買って、思いつくままに書き留めるようになったんです。自分たちが好きな響きの言葉とか、「白昼夢を想像させるようなバンドをやるとしたら、どんなサウンドやビジュアルだろう?」、「何を象徴するバンドにしたいのか?」とか。まあでも、その時は酔っ払っていて、実現不可能なアイデアもたくさんあったけど(笑)、でもあのノートがTLDPの原点になったのは間違いない。あれは運命的な夜だったと思うし、あの時、私たちは2人で、自分たちの音楽の未来を描いたんです。

——実際に活動していく中で、当初のマニフェストは変化していった?

ジョージア:そうですね。ただ、最初のアイデアが重要なんです。そこから時間を重ねて、いろんなものに触れる中で、私たちはバンドとして成長してきたと思う。たくさんの音楽やカルチャーにインスピレーションを受けてきたし、身の回りのもの全てが創造性を刺激してくれるアイデアの宝庫なんです。だから私たちは常に変化し続けているし、これからもそうあり続けると思います。

——ちなみに、そのマニフェストには具体的にはどんなワード、サウンドやビジュアルについてのアイデアが書かれていたんですか。

リジー:「Decadence(退廃)」、「Grotesque(異様な)」、「Extravagance(贅沢)」、「Theatrical(演劇的)」とか、そういう言葉がたくさん並んでいたよね。

ジョージア:そう、あとは「Ecstatic(恍惚的)、「Feral(獰猛)」、「Chaotic(混沌)」、「多幸感(Euphoric)に包まれた状態」……とか(笑)。サウンドについては、弦楽器にギター・ソロをつけてドラマチックにしたい、とかね。ビジュアルも音楽も、「Maximalism(過剰主義)」という言葉がぴったりだと思う。それって、“自分の持っているもの全てをさらけ出す”ということだから。ありとあらゆるものを詰め込んで、とにかく派手にしたい。アンチ・ミニマリズムだね(笑)。

——その「Maximalism」というコンセプトについて、もう少しかみ砕いて説明することはできますか。

ジョージア:つまり、“躊躇なく、やりたいことを全部やる”という哲学だと思う。音楽でもファッションでも何でもそうだけど、多くのものはどこか控えめで、クールぶっていて、何も気にしていないように見せかけているものであふれていると思う。でも本当は違うでしょ? 実際には周りの目や評価を意識したり、すごくいろんなことに気を使っている。だから私たちの「Maximalism」は、そんなの全部無視して、自分の感情に正直になるってことだと思う。音楽だって、やりたいことを全部詰め込む。自分を抑制しない。「これってやり過ぎかな?」とか、「ここでトランペットを吹くのはトゥーマッチかな?」とか、「ボールガウンを着て演奏するのってどうなの?」とか、そういう不安や疑念を持たないで、やりたいことは全部やる。だって、私たちは「やり過ぎ」こそが最高だって信じているから。自分の中にあるものを全て表現する――それが「Maximalism」なんです(笑)。

理想のアーティストは?

——素晴らしい(笑)。そうした「Maximalism」の観点から、2人にとって理想のアーティストを挙げるなら、誰になりますか。

ジョージア:フローレンス・アンド・ザ・マシーン。彼女は自分の音楽とスタイルに忠実で、とても尊敬している。あとは、クイーンやデヴィッド・ボウイのような歴史上の偉大なアーティストにも引かれます。

リジー:ビヨンセやレディー・ガガも最高だよね。音楽だけでなく、ビジュアルやパフォーマンスも含めて一つの壮大な作品を作り上げているのが本当に素晴らしいと思う。そうして“世界”全体を創造するのが好きな人たちこそが、私たちにインスピレーションを与えてくれる存在なんだと思う。彼女たちも「Maximalism」の実践者で、つまり「Maximalist」って言えるんじゃないかな。

——ちなみに、ボウイだといつの時代が好きですか。

ジョージア:「Ziggy Stardust」は私にとって永遠のナンバーワン、常に一番好きなアルバムです。あれが1970年代に作られたレコードだなんて、とても正気の沙汰とは思えない(笑)。あれは時代を先取りしている、とても現代的なレコードだから。あの時代にロンドンのハマースミス・アポロで行われた「Ziggy Stardust」のライブ・ビデオがあって、本当に素晴らしいパフォーマンスだった。今でも見返すことがあって、見るたびに感動するし、とてもインスパイアされます。

——TLDPの「Prelude To Ecstasy」をボウイのディスコグラフィーに例えるなら?

ジョージア:「Ziggy Stardust」だと思う。どっちも「Theatrical」だし、世界の終わりみたいなことを歌ってるから(笑)。

リジー:奇妙なスペースマンみたいにね(笑)。

——個人的には、TLDPが作る「Low」みたいなアルバムも聴いてみたいな、って。

ジョージア:想像つかない(笑)。でも、ベルリン三部作も大好きだし、「Blackstar(★)」も大好きです。というか、どの時代のボウイも素晴らしいと思う。

影響を受けたアートやカルチャー

——「Nothing Matters」のMVでは、ソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイズ」やペトラ・コリンズの映像作品にインスピレーションを得たビジュアルが話題を集めました。

ジョージア:(ソフィア・コッポラもペトラ・コリンズも)ビジュアルの美学や哲学が明確で、ユニークで、本当にクールだと思う。

——音楽以外のところで、2人がどんなアートやカルチャーにインスピレーションを受けてきたのか、ぜひ知りたいです。

リジー:私の場合、興味のあるものが常に変化していて、その振れ幅がとても大きい(笑)。その時々のフレーバーみたいなものがあって、例えば今はジャズにハマっていて、特にインプロヴィゼーションが大好き。ライブにもよく行くし、私にとってジャズを聴くこと、ジャズの生命エネルギーを感じることは人生のマスタークラス(特別授業)みたいなところがあると思う。

ジョージア:大学で英文学を専攻していたので、その時々に読んでいる本から常にインスピレーションを受けてきました。特に19世紀のヴィクトリア朝文学が大好きで、でも、もうほとんど読んでしまっていて(笑)。なので今は、新たなジャンルを開拓しているところなんです。最近読んだ本だと、メキシコ人の作家のフェルナンダ・メルチョールが書いた「Hurricane Season(ハリケーンの季節)」という本が素晴らしくて。町の外れに追放された魔女の話で、とても面白かった。最近はもっと現代文学を読むようにしているんです。

リジー:ああ、私って全然本を読まないからなあ(笑)。

——音楽以外のところで、最近気になっているクリエイターがいたら教えてください。

リジー:ケイ・テンペストが大好き。彼女はミュージシャンだけど、何より詩人、物書きとして素晴らしくて。彼女の文体――詩を織り交ぜた散文のようなスタイルで、文章を形成する方法も抽象的で、とても引かれる。彼女が次に何をするのか楽しみだし、彼女が書いたものを早く読んでみたいなって。

ジョージア:ロンドンには若くて才能あふれるファッション・デザイナーがたくさんいて、最近だとダブリン出身のOran O'Reillyとコラボレーションしました。彼はチャペル・ローンの衣装も担当していて、彼が作ったドレスは素晴らしかったな。とてもクールで。

リジー:見た見た。最高だったよね!

——ほかに、日本のファンに紹介したいオススメのファッション・ブランドはありますか。

ジョージア:そうだな……「Rabbit Baby」というブランドは日本のファンもきっと気に入ると思う。

リジー:最高!

ジョージア:私たちも一緒に仕事をしたことのあるイギリス人のデザイナーのブランドで、美しい白いドレスや小物がすてきなんです。手先が器用で、どれも繊細な作りで、手編みの小さなウサギのモチーフが特に素晴らしい。大好きなブランドで、だから日本のファンも「Rabbit Baby」をサポートしてくれたらうれしいな。

——TLDPがまとうファッションからは、年代やカルチャー、ジェンダーの異なる表現をミックスして楽しむ実験精神が伝わってきます。2人が個人的に好きなファッションのテイストはどういったものですか。

ジョージア:私は“実験する”のが大好きなんです。ステージで大きなスーツを着るのも好きだし、中世風の小さなプリント柄の衣装を着るのも好き。インターネットでいつもいろんなものをチェックしているし、そこからインスピレーションを受けるのが楽しいんです。

リジー:着こなしをマネするのはタダだしね(笑)。個人的には、サイバーでフューチャリスティックなファッションが好きで。だから3枚目のアルバムはSFみたいな感じになっているかも(笑)。

ジョージア:最高(笑)。スチームパンクみたいな感じとかいいかもね。

——TLDPのライブは「ドレスコード」があることで知られています。“グリム兄弟”や、“フォーク・ホラー”といったテーマで……ただ、それはけっして強制的なものではないそうですが、ファンにとってTLDPのライブはどんな場所であってほしい、という思いがありますか。

ジョージア:メンバーみんなで何度も話し合ってきたことだけど、私たちのショーはいつだって最高のものにしたいと思っている。来てくれるファンには、歌でも何でも楽しんでもらいたいし、だから私たちは常に最高のパフォーマンスを心掛けています。でも同時に、ライブがファンにとってセーフスペースであってほしいと思っていて。そこでは何にも躊躇せず、思いっ切りファッションを楽しめる場所だって感じてほしいんです。

リジー:特に女の子にとってはね。

ジョージア: ほんとそう。だから時々、ライブ前に会場の外で最高にドレスアップしたファンが並んでいるのをこっそり見るのが、私たちにとって最高の楽しみなんです。

リジー:みんな、私たちよりオシャレだよね(笑)。

ジョージア:そうそう。私たちのライブがファンにとって安全で、自分のことが受け入れられていると感じられる場所にしたいんです。みんなにとって居心地のいい場所であってほしい。もしかしたら、普段の生活、学校や家族の前では自分の個性を出しづらいと感じている人もいるかもしれないけど、でもここではみんなと一緒に「Maximalism」――つまり、最大限に自分を表現することを楽しんでほしいなって。みんながそれぞれの個性を輝かせて、自分だけのスタイルを確立できるような、そんな場所でありたいと思ってます。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI

■デビュー・アルバム「Prelude to Ecstasy」
1. Prelude to Ecstasy/プレリュード・トゥ・エクスタシー
2. Burn Alive/バーン・アライヴ
3. Caeser on a TV Screen/シーザー・オン・ア・ティーヴィー・スクリーン
4. The Feminine Urge/ザ・フェミニン・アージ
5. On Your Side/オン・ユア・サイド
6. Beautiful Boy/ビューティフル・ボーイズ
7. Gjuha/ジュア
8. Sinner/シナー
9. My Lady of Mercy/マイ・レディー・オブ・マーシー
10. Portrait of a Dead Girl/ポートレイト・オブ・ア・デッド・ガール 11. Nothing Matters/ナッシング・マターズ
12. Mirror/ミラー
13. Nothing Matters (Acoustic)/ナッシング・マターズ (アコースティック)
※国内盤ボーナストラック

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ユースキンの敏感肌向けブランド「ユースキン シソラ」が4年ぶりにパッケージを一新 新規客獲得目指す

ユースキン製薬が展開する敏感肌スキンケアブランド「ユースキン シソラ(YUSKIN SISORA)」が4年ぶりにパッケージデザインを一新した。成分・効能は変わらない。8月1日から全国のドラッグストア、薬局、公式ECなどで順次販売を開始している。

「ユースキン シソラ」の前身となる「ユースキンS」は、1993年に日本初(同社調べ)となる潤い成分「しその葉エキス」を配合したブランドとして誕生。2020年に現在の「ユースキン シソラ」へとリブランディングし、パッケージの変更は今回が3回目となる。

これまで「ユースキン シソラ」はマス広告を打たず、サンプリングを地道に行っていたが、30〜40代の女性を中心にリピーター客が大半で、毎年売り上げは横ばい状態だったという。高嶋俊継ユースキン製薬 企画部 コミュニケーショングループ マネジャーは、「既存のお客さまも大切にしながら、新しいお客さまとの出会いを広げるために、手に取りやすいパッケージに変えた」と話す。

今回のデザインは、20年のリブランディングでも担当したエイトブランディングデザインの西澤明洋代表が手掛けた。「ユースキンはハンドケアのイメージが強いが、『ユースキン シソラ』は顔にも使える商品ということを、直感的に気づいてもらえるようなイラストを採用した。どういった商品なのか正確に、ストレートに伝えることを重視して“超敏感肌用”と打ち出したデザインに仕上げた」と説明する。

敏感肌市場の拡大とともに競合ブランドも増え、他の商品を試した後に「ユースキン シソラ」にたどり着く客が多いという。「商品力の高さに自信はあるので、あとは見た目だけだと思っている。ファーストチョイスしていただけるブランドへと目指す」(高嶋マネジャー)。

社長の思い入れが強い
「ユースキン シソラ」の誕生背景

「ユースキン シソラ」は、同社2代目の野渡和義社長が、自身の子どもの肌悩みを解決したいという思いから開発した。デビュー時はクリーム単品でスタートし、年間10万個の販売計画を立てていたが、「10万個はすぐ売れてしまい、慌てて追加発注したが品切れを起こすほど反響があった。数カ月後には10社ほどがシソに着目した商品をこぞって発売したが、生き残ったのはわれわれだけだった」(野渡社長)と振り返る。

ブランド誕生以降ラインアップも増やし、愛用者を生み続けてきたが課題もあった。「ブランド名は安易にシソの“S”をつけてしまったがゆえ、消費者に伝わりにくかった」ことを踏まえ、2020年にブランド名を「ユースキン シソラ」に変更し、「シソの葉エキス」配合を強調。同時に容器デザインも刷新した。

野渡社長は、「効果効能の表現は制限があり、本当に伝えたい効果を紹介できず限界を感じていた。そうであれば言葉ではなく、肌が落ち着いて幸せになれる、困った人を救いたいという思いを示すデザインが必要だった」と、今回のパッケージデザインへと踏み切った。「われわれの思いがこのパッケージで表現できていると感じている。肌に悩んでいる人にぜひ手にとっていただきたい」。

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ユースキンの敏感肌向けブランド「ユースキン シソラ」が4年ぶりにパッケージを一新 新規客獲得目指す

ユースキン製薬が展開する敏感肌スキンケアブランド「ユースキン シソラ(YUSKIN SISORA)」が4年ぶりにパッケージデザインを一新した。成分・効能は変わらない。8月1日から全国のドラッグストア、薬局、公式ECなどで順次販売を開始している。

「ユースキン シソラ」の前身となる「ユースキンS」は、1993年に日本初(同社調べ)となる潤い成分「しその葉エキス」を配合したブランドとして誕生。2020年に現在の「ユースキン シソラ」へとリブランディングし、パッケージの変更は今回が3回目となる。

これまで「ユースキン シソラ」はマス広告を打たず、サンプリングを地道に行っていたが、30〜40代の女性を中心にリピーター客が大半で、毎年売り上げは横ばい状態だったという。高嶋俊継ユースキン製薬 企画部 コミュニケーショングループ マネジャーは、「既存のお客さまも大切にしながら、新しいお客さまとの出会いを広げるために、手に取りやすいパッケージに変えた」と話す。

今回のデザインは、20年のリブランディングでも担当したエイトブランディングデザインの西澤明洋代表が手掛けた。「ユースキンはハンドケアのイメージが強いが、『ユースキン シソラ』は顔にも使える商品ということを、直感的に気づいてもらえるようなイラストを採用した。どういった商品なのか正確に、ストレートに伝えることを重視して“超敏感肌用”と打ち出したデザインに仕上げた」と説明する。

敏感肌市場の拡大とともに競合ブランドも増え、他の商品を試した後に「ユースキン シソラ」にたどり着く客が多いという。「商品力の高さに自信はあるので、あとは見た目だけだと思っている。ファーストチョイスしていただけるブランドへと目指す」(高嶋マネジャー)。

社長の思い入れが強い
「ユースキン シソラ」の誕生背景

「ユースキン シソラ」は、同社2代目の野渡和義社長が、自身の子どもの肌悩みを解決したいという思いから開発した。デビュー時はクリーム単品でスタートし、年間10万個の販売計画を立てていたが、「10万個はすぐ売れてしまい、慌てて追加発注したが品切れを起こすほど反響があった。数カ月後には10社ほどがシソに着目した商品をこぞって発売したが、生き残ったのはわれわれだけだった」(野渡社長)と振り返る。

ブランド誕生以降ラインアップも増やし、愛用者を生み続けてきたが課題もあった。「ブランド名は安易にシソの“S”をつけてしまったがゆえ、消費者に伝わりにくかった」ことを踏まえ、2020年にブランド名を「ユースキン シソラ」に変更し、「シソの葉エキス」配合を強調。同時に容器デザインも刷新した。

野渡社長は、「効果効能の表現は制限があり、本当に伝えたい効果を紹介できず限界を感じていた。そうであれば言葉ではなく、肌が落ち着いて幸せになれる、困った人を救いたいという思いを示すデザインが必要だった」と、今回のパッケージデザインへと踏み切った。「われわれの思いがこのパッケージで表現できていると感じている。肌に悩んでいる人にぜひ手にとっていただきたい」。

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【参加者募集】「ダブレット」井野デザイナーも登壇 サステナ×アパレル イベント開催

WWDJAPANサステナビリティ特集をデザイナーと一緒に振り返ろう

WWDJAPANは9月9日発売のサステナビリティ特集「How to be a Sustainable Apparel」を読者の皆さんと振り返るリアルイベントを開催します。平日の夜、リラックスした空間でドリンクを片手に「サステナブルなアパレルブランドってどうやったらなれるの?」について一緒に考えませんか?

ゲストには、特集にも登場したブランドのデザイナーや企画担当者、テキスタイルのプロフェッショナルが登場し、向千鶴「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターと話を深めます。トークの後にはミートアップの時間もあり、新しいつながりを作るチャンスでもあります。ぜひ振るってご参加ください。

 

 


プログラム

【Session#1】19:30~20:15(45分)

「How to be a Sustainable Apparel」

セッション1ではサステナビリティ×アパレルなモノづくり実践し、第一線で活躍しているお2人が登場します。
「ダブレット」2025年春夏コレクションのテーマは”推し活”。そこには「スパイバー」をはじめとする環境負荷型素材の作り手など変革に挑む企業や人への思いが込められています。その斬新な表現方法についてデザイナー自身と振り返ります。
「ロンハーマン」は2021年に、他に先駆けてサステナビリティビジョンを発表し、モノづくりの在り方についても見直しを進めてきました。生産部の責任者として、具体的に取り組んできたことについて、課題を交えてお話しいただきます。

ゲストスピーカー:井野将之/「ダブレット」デザイナー

PROFILE:(いの・まさゆき)1979年群馬県生まれ。東京モード学園卒業後、企業デザイナーで経験を積んだ後、「ミハラヤスヒロ」にて 靴・アクセサリーの企画生産を務める。2012年に「ダブレット」を立ち上げ。「2013 okyo新人デザイナーファッション大賞」プロ部門、「Tokyo Fashion Award2017」に選出。18年にアジア人で初めて「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」グランプリを受賞し、20年パリコレデビュー。22年「ダニエル・アーシャム」とのアートコラボや「マーク ジェイコブス」とのコラボレーションを展開

ゲストスピーカー:徳永裕美/リトルリーグ カンパニーオフィサー 兼 ロンハーマン事業部 デザイン生産部部長

PROFILE:(とくなが・ゆみ)2008年にサザビーリーグ入社。ロンハーマンの日本上陸・立ち上げ時よりオリジナルブランドのデザインを担当。16年4月よりリトルリーグ カンパニーオフィサーに就任。現在もオリジナルブランドのデザイン、ディレクションを行いながら愛のあるものづくりに現場で向き合う

モデレーター:向千鶴/「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター

【Session#2】20:20~21:00(40分)

「環境配慮型の素材とは?」

セッション2は、アパレルの表現に欠かせない「素材」にフォーカスします。環境配慮型の素材は技術革新が進んでおり、作り手も知識のアップデートが欠かせません。今回は、木材パルプに廃棄物由来の再生プラスチックを組み合わせたジアセテート繊維 「イーストマン ナイア・レニュー」 を題材に、独自性を素材と再生カーボンテクノロジーから理解を深めます。欧州で進む厳しいサステナビリティに関する法規制をクリアし、ラグジュアリーブランドからも支持を得ているテキスタイルメーカーの事例をトップ自ら語ります。

ゲストスピーカー:ルース・ファレル/イーストマンケミカル テキスタイル事業部ジェネラルマネージャー

PROFILE:(Ruth Farrell)イーストマンケミカル テキスタイルのグローバルマーケティングディレクターを経て現職。過去にはデュポン ドゥ ヌムールのシニアマーケティングリーダーを経験し食品材料と繊維を専門にマーケティングとブランディング、新製品開発と新市場の創造に努めてきた。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンでエンジニアの学位号を、ビジネスの修士号をダブリンのマイケル・スマーフィット・グラデュエイト・ビジネス・スクールで取得。夫と3人の子供と共にスイス在住

ゲストスピーカー:村上貴宣/明林繊維社長

PROFILE:(むらかみ・たかのぶ)米国ニューヨークの商社でテキスタイル貿易の業務を経験した後、2001年に明林繊維に入社。開発と生産と営業を兼務しながら取締役専務を経て、16年に3代目明林繊維の代表取締役社長に就任した。就任後は「人と地球を繊維でむすぶ」をキャッチコピーに掲げ、GRSの認証も取得。現在は新商品開発と新市場開拓を実行しながら、協力工場を含む産地全体の持続可能な成長を目指している。休日は趣味のゴルフや、息子の野球の応援を楽しんでいる

モデレーター:向千鶴/「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター

協賛:イーストマン・ケミカル・カンパニー
 

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

【Extra】21:00~21:45 (45分)

ミートアップ

ドリンクとスナックをご用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 


インフォメーション

日時

2024年9月17日(火)19:30〜21:45
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場
※会場ご参加のみとなります。オンライン配信はございません。
※アーカイブ配信の発売はございません

会場

BABY THE COFFEE BREW CLUB
東京都渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内東京プラザ原宿「ハラカド」3F

募集人数

50名

募集期間

8/28(水)〜9/13(金)12:00まで

受講料金

価格:3300円

※表示価格は全て1名様分、税込です。
※募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

 

特典

9月9日発行 サステナビリティ特集「How to be a Sustainable Apparel」

 

注意事項

・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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【参加者募集】「ダブレット」井野デザイナーも登壇 サステナ×アパレル イベント開催

WWDJAPANサステナビリティ特集をデザイナーと一緒に振り返ろう

WWDJAPANは9月9日発売のサステナビリティ特集「How to be a Sustainable Apparel」を読者の皆さんと振り返るリアルイベントを開催します。平日の夜、リラックスした空間でドリンクを片手に「サステナブルなアパレルブランドってどうやったらなれるの?」について一緒に考えませんか?

ゲストには、特集にも登場したブランドのデザイナーや企画担当者、テキスタイルのプロフェッショナルが登場し、向千鶴「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターと話を深めます。トークの後にはミートアップの時間もあり、新しいつながりを作るチャンスでもあります。ぜひ振るってご参加ください。

 

 


プログラム

【Session#1】19:30~20:15(45分)

「How to be a Sustainable Apparel」

セッション1ではサステナビリティ×アパレルなモノづくり実践し、第一線で活躍しているお2人が登場します。
「ダブレット」2025年春夏コレクションのテーマは”推し活”。そこには「スパイバー」をはじめとする環境負荷型素材の作り手など変革に挑む企業や人への思いが込められています。その斬新な表現方法についてデザイナー自身と振り返ります。
「ロンハーマン」は2021年に、他に先駆けてサステナビリティビジョンを発表し、モノづくりの在り方についても見直しを進めてきました。生産部の責任者として、具体的に取り組んできたことについて、課題を交えてお話しいただきます。

ゲストスピーカー:井野将之/「ダブレット」デザイナー

PROFILE:(いの・まさゆき)1979年群馬県生まれ。東京モード学園卒業後、企業デザイナーで経験を積んだ後、「ミハラヤスヒロ」にて 靴・アクセサリーの企画生産を務める。2012年に「ダブレット」を立ち上げ。「2013 okyo新人デザイナーファッション大賞」プロ部門、「Tokyo Fashion Award2017」に選出。18年にアジア人で初めて「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」グランプリを受賞し、20年パリコレデビュー。22年「ダニエル・アーシャム」とのアートコラボや「マーク ジェイコブス」とのコラボレーションを展開

ゲストスピーカー:徳永裕美/リトルリーグ カンパニーオフィサー 兼 ロンハーマン事業部 デザイン生産部部長

PROFILE:(とくなが・ゆみ)2008年にサザビーリーグ入社。ロンハーマンの日本上陸・立ち上げ時よりオリジナルブランドのデザインを担当。16年4月よりリトルリーグ カンパニーオフィサーに就任。現在もオリジナルブランドのデザイン、ディレクションを行いながら愛のあるものづくりに現場で向き合う

モデレーター:向千鶴/「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター

【Session#2】20:20~21:00(40分)

「環境配慮型の素材とは?」

セッション2は、アパレルの表現に欠かせない「素材」にフォーカスします。環境配慮型の素材は技術革新が進んでおり、作り手も知識のアップデートが欠かせません。今回は、木材パルプに廃棄物由来の再生プラスチックを組み合わせたジアセテート繊維 「イーストマン ナイア・レニュー」 を題材に、独自性を素材と再生カーボンテクノロジーから理解を深めます。欧州で進む厳しいサステナビリティに関する法規制をクリアし、ラグジュアリーブランドからも支持を得ているテキスタイルメーカーの事例をトップ自ら語ります。

ゲストスピーカー:ルース・ファレル/イーストマンケミカル テキスタイル事業部ジェネラルマネージャー

PROFILE:(Ruth Farrell)イーストマンケミカル テキスタイルのグローバルマーケティングディレクターを経て現職。過去にはデュポン ドゥ ヌムールのシニアマーケティングリーダーを経験し食品材料と繊維を専門にマーケティングとブランディング、新製品開発と新市場の創造に努めてきた。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンでエンジニアの学位号を、ビジネスの修士号をダブリンのマイケル・スマーフィット・グラデュエイト・ビジネス・スクールで取得。夫と3人の子供と共にスイス在住

ゲストスピーカー:村上貴宣/明林繊維社長

PROFILE:(むらかみ・たかのぶ)米国ニューヨークの商社でテキスタイル貿易の業務を経験した後、2001年に明林繊維に入社。開発と生産と営業を兼務しながら取締役専務を経て、16年に3代目明林繊維の代表取締役社長に就任した。就任後は「人と地球を繊維でむすぶ」をキャッチコピーに掲げ、GRSの認証も取得。現在は新商品開発と新市場開拓を実行しながら、協力工場を含む産地全体の持続可能な成長を目指している。休日は趣味のゴルフや、息子の野球の応援を楽しんでいる

モデレーター:向千鶴/「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター

協賛:イーストマン・ケミカル・カンパニー
 

※講義内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

【Extra】21:00~21:45 (45分)

ミートアップ

ドリンクとスナックをご用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 


インフォメーション

日時

2024年9月17日(火)19:30〜21:45
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場
※会場ご参加のみとなります。オンライン配信はございません。
※アーカイブ配信の発売はございません

会場

BABY THE COFFEE BREW CLUB
東京都渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内東京プラザ原宿「ハラカド」3F

募集人数

50名

募集期間

8/28(水)〜9/13(金)12:00まで

受講料金

価格:3300円

※表示価格は全て1名様分、税込です。
※募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

 

特典

9月9日発行 サステナビリティ特集「How to be a Sustainable Apparel」

 

注意事項

・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
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「イソップ」が9月2日に新作フレグランスを発売 青々とした香りが特徴

「イソップ(AESOP)」は9月2日、11作目となるフレグランス“ヴィレーレ オードパルファム”(50mL 1万7160円)を発売する。

長年にわたりフレグランスパートナーを務めているバーナベ・フィリオン(Barnabé Fillion)が、果樹園の周りをサイクリングをしたり、生い茂るイチジクの樹の木陰で朝のお茶を用意するなど、地中海での休暇の記憶を思い描き、調香した。

ベルガモット、フィグ、グリーンティーを主要ノートにした同商品は、フレッシュ系フレグランスの部類に位置づける。トップノートでは、ガルバナムとプチグレンの青々とした香りが届き、弾けるようなベルガモットで鮮やかさを引き立てる。ハートノートは、グリーンティーとマスティックにピンクペッパーをアクセントとして加え、ティーカップから新鮮なイチジク入りのお茶の湯気が立ちのぼるようなイメージをもたせた。ラストノートは、シダーやグリーンマテ、ヘイ、ウッディな香りを思わせるミネラルをブレンドし、豊じょうな植物の生命力を表現した。

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「イソップ」が9月2日に新作フレグランスを発売 青々とした香りが特徴

「イソップ(AESOP)」は9月2日、11作目となるフレグランス“ヴィレーレ オードパルファム”(50mL 1万7160円)を発売する。

長年にわたりフレグランスパートナーを務めているバーナベ・フィリオン(Barnabé Fillion)が、果樹園の周りをサイクリングをしたり、生い茂るイチジクの樹の木陰で朝のお茶を用意するなど、地中海での休暇の記憶を思い描き、調香した。

ベルガモット、フィグ、グリーンティーを主要ノートにした同商品は、フレッシュ系フレグランスの部類に位置づける。トップノートでは、ガルバナムとプチグレンの青々とした香りが届き、弾けるようなベルガモットで鮮やかさを引き立てる。ハートノートは、グリーンティーとマスティックにピンクペッパーをアクセントとして加え、ティーカップから新鮮なイチジク入りのお茶の湯気が立ちのぼるようなイメージをもたせた。ラストノートは、シダーやグリーンマテ、ヘイ、ウッディな香りを思わせるミネラルをブレンドし、豊じょうな植物の生命力を表現した。

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バーニーズ ニューヨークが銀座本店に「ジョンロブ」のインショップを開店

バーニーズ ニューヨークが銀座本店に「ジョンロブ」のインショップを開店

バーニーズ ニューヨークは8月29日、銀座本店(1階)に紳士靴ブランド「ジョンロブ(JOHN LOBB)」のインショップをオープンする。

店舗デザインはフランスのデザインチーム、シグーが手掛け、「クラシックとモダンが調和したバーニーズ ニューヨーク銀座本店の内装にフィットするものにした」という。

品ぞろえについては、「“ロペス”や“ウィリアム”といったアイコンモデルから、テニススニーカーの“コート”まで幅広く展開する」と話す。

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バーニーズ ニューヨークが銀座本店に「ジョンロブ」のインショップを開店

バーニーズ ニューヨークが銀座本店に「ジョンロブ」のインショップを開店

バーニーズ ニューヨークは8月29日、銀座本店(1階)に紳士靴ブランド「ジョンロブ(JOHN LOBB)」のインショップをオープンする。

店舗デザインはフランスのデザインチーム、シグーが手掛け、「クラシックとモダンが調和したバーニーズ ニューヨーク銀座本店の内装にフィットするものにした」という。

品ぞろえについては、「“ロペス”や“ウィリアム”といったアイコンモデルから、テニススニーカーの“コート”まで幅広く展開する」と話す。

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「タトラス」から24年秋冬コレクション “ゴープコア”なダウンアイテムが勢ぞろい

「タトラス(TATRAS)」は8月30日、2024-25年秋冬コレクションを発売する。同コレクションは、24年春夏シーズンに引き続き、ミリタリーやハイキングに着想を得て、アウトドアなテイストを日常に落とし込む“ゴープコア”なスタイルを表現した。

「タトラス」24-25年秋冬コレクション
ダウンジャケットやスカートなど

アイテムは、ブランドを代表するダウンジャケットの技術を応用し、ジャンプスーツやクロップド丈のダウンジャケット、キルティング調のダウンスカート、ダウンパンツなどをラインアップする。生地は、ミリタリーコートに用いられる高密度のコットンナイロンや、太番手を使って織り上げたミリタリークロスなどのほか、光沢加工を施したタフタ素材や、裏面のラミネート加工で防寒性を高めたボア素材など、新素材も採用した。

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「タトラス」から24年秋冬コレクション “ゴープコア”なダウンアイテムが勢ぞろい

「タトラス(TATRAS)」は8月30日、2024-25年秋冬コレクションを発売する。同コレクションは、24年春夏シーズンに引き続き、ミリタリーやハイキングに着想を得て、アウトドアなテイストを日常に落とし込む“ゴープコア”なスタイルを表現した。

「タトラス」24-25年秋冬コレクション
ダウンジャケットやスカートなど

アイテムは、ブランドを代表するダウンジャケットの技術を応用し、ジャンプスーツやクロップド丈のダウンジャケット、キルティング調のダウンスカート、ダウンパンツなどをラインアップする。生地は、ミリタリーコートに用いられる高密度のコットンナイロンや、太番手を使って織り上げたミリタリークロスなどのほか、光沢加工を施したタフタ素材や、裏面のラミネート加工で防寒性を高めたボア素材など、新素材も採用した。

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「アークテリクス」のアーバンラインが阪急メンズ東京に国内初店舗 先行でポップアップも開催

「アークテリクス(ARC'TERYX)」が手掛ける“ヴェイランス(VEILANCE)”は9月25日、国内初の単独店舗を阪急メンズ東京6階にオープンする。またこれに先駆け、9月11〜24日の期間、同店1階でポップアップもオープンする。

「アークテリクス」のアーバンウエア
“都市”をイメージしたマットな内装

“ヴェイランス”は、カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス」の技術を、都市生活に向けたアイテムに落とし込んだアーバンライン。“ヴェイランス”阪急メンズ東京店は、“都市”に着想を得て、内装をマットな風合いに仕上げた。また“捨てることなく、長く使い続ける”とのメッセージを込め、廃棄予定のコンクリートを再利用したタイルを店内にあしらった。商品は、2024-25年秋冬メンズ・コレクションのほか、防風性や耐水性を備える、“ゴアテックス”素材を用いた“インディシ(INDISCE)”ブレザー(13万5300円)とパンツ(8万4700円)、保温性や通気性のあるソフトシェル素材を使った“スピア(SPERE)”ブレザー(11万8800円)やパンツ(6万8200円)、14年春夏コレクションから登場するバックパック“ノミン パック(NOMIN PACK)”(13万5300円)などを販売する。

9月11日からオープンする、ポップアップでは、店頭で“ヴェイランス”の商品購入者に向け、先着50人に非売品のオリジナルワイヤレスチャージャーを配布する。

■“ヴェイランス”阪急メンズ東京店
オープン日:9月25日
場所:阪急メンズ東京 6階
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

■ポップアップ
日程:9月11〜24日
場所:阪急メンズ東京 1階 メインベース
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

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「アシックス」が福岡で期間限定ポップアップ “ゲルカヤノ 14”など約20品番を用意

「アシックス(ASICS)」は9月4日〜12月1日の期間限定で、福岡県福岡市博多区キャナルシティ内にポップアップストアをオープンする。

6月に開催されたパリ・ファッション・ウイークのポップアップイベントで展示した、2024年秋冬シーズンの注力モデルを中心に約20品番を用意する。“ゲルカヤノ 14(GEL-KAYANO 14)”や“ゲルエヌワイシー(GEL-NYC)”、“ジーティー2160(GT-2160)”など東京や大阪の直営店を中心に展開していた商品もそろえる。

ポップアップ詳細

◾️アシックス スポーツ スタイル ポップ アップ ストア 福岡
期間:9月4日〜12月1日
時間:10:00〜21:00
場所:キャナルシティ センターウォーク1階
住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-22

商品詳細

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アシックスが神戸の本社を移転 東京のアシックスジャパン本社は丸の内JPタワーに

アシックスが、神戸のアシックス本社、東京のアシックスジャパン本社、兵庫・尼崎のアシックスジャパン関西オフィスの3つを全て移転する。「新たなオフィス戦略のもとさらなる飛躍を求め、“コミュニケーション”を介したイノベーション創出“を掲げてオープンでインクルーシブな企業を目指す」と発表資料から。

2025年5月に、現在江東区の新砂にあるアシックスジャパン本社を、丸の内のJPタワー24階に移転。同じく25年5月に、アシックスジャパン関西オフィスを神戸の旧居留地に移転、同年4月に竣工するビルの6、7階に移る。

アシックス本社は、「発祥の地である神戸で企業活動をさらに深化させていくため」、再開発が進められている三宮雲井通5丁目地区の施設の11〜14階に入る。移転時期は28年1月を予定。尼崎から移転するアシックスジャパン関西オフィスとあわせ、「関西地域は神戸を中心に活動していく」。

それぞれの移転先住所は以下。

■アシックス本社
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目地内

■アシックスジャパン本社
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー24階

■アシックスジャパン関西オフィス
兵庫県神戸市中央区江戸町91番地 神戸旧居留地91番館6、7階

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アシックスが神戸の本社を移転 東京のアシックスジャパン本社は丸の内JPタワーに

アシックスが、神戸のアシックス本社、東京のアシックスジャパン本社、兵庫・尼崎のアシックスジャパン関西オフィスの3つを全て移転する。「新たなオフィス戦略のもとさらなる飛躍を求め、“コミュニケーション”を介したイノベーション創出“を掲げてオープンでインクルーシブな企業を目指す」と発表資料から。

2025年5月に、現在江東区の新砂にあるアシックスジャパン本社を、丸の内のJPタワー24階に移転。同じく25年5月に、アシックスジャパン関西オフィスを神戸の旧居留地に移転、同年4月に竣工するビルの6、7階に移る。

アシックス本社は、「発祥の地である神戸で企業活動をさらに深化させていくため」、再開発が進められている三宮雲井通5丁目地区の施設の11〜14階に入る。移転時期は28年1月を予定。尼崎から移転するアシックスジャパン関西オフィスとあわせ、「関西地域は神戸を中心に活動していく」。

それぞれの移転先住所は以下。

■アシックス本社
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目地内

■アシックスジャパン本社
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー24階

■アシックスジャパン関西オフィス
兵庫県神戸市中央区江戸町91番地 神戸旧居留地91番館6、7階

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ヘアカラー部門は「イルミナカラー」が躍進 新コレクションが高評価【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

毎年激戦となるヘアカラー部門は、ウエラ プロフェッショナルの「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」が1位に輝いた。同ブランドは2015年の発売以来日本のヘアカラーシーンをけん引し、2022年のヘアサロン版ベストコスメで3位、23年で2位と、美容師から支持され続けるブランドとして成長している。今回の躍進を後押ししたのは、23年夏に発売したベージュ系の“L.A.コレクション”と、24年夏に発売したグレー系の“アーバンスカイコレクション”だ。ハイトーンカラーからベージュ系、グレー系へと移行するトレンドに先駆けて発売することで、サロン現場のニーズに見事に応えた。2位は、ナプラの「エヌドット(N.)ルフレカラー」と、ミルボンの「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」が同率で受賞した。「ルフレカラー」は22年の発売ながら、今回が初のランクイン。“今、美容師が求めている色のニーズに細かに応える”姿勢が徐々に評価され、ブラントとして着実に信頼度を上げている。「オルディーブ アディクシー」は、票を入れた美容師の大半が「発色の良さ」を評価理由に挙げており、特に発色にこだわるデザイナーズサロンからの支持が高い。3位は、前回まで史上初の3連覇を達成していたロレアル プロフェッショナルの「イノアカラー(INOA COLOR)」。惜しくも4連覇は逃したものの、全ブランドの中で唯一、グレイカラー部門と両方にランクインした。グレイカラーとしての評価も高いだけに、票が割れてしまったとも考えられる。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“イルミナカラー”

「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」

“高機能カラーブーム”のきっかけを作ったパイオニア。抜きん出た透明感で外国人風カラーのトレンドを作り、誕生から9年が経つ現在でも一般ユーザーからの認知度は非常に高い。前回の2位から1位にランクアップ。アンケートの回答には、「“アーバンスカイコレクション”がいい。お客さまが求めているグレーを1本で表現できる」「ブリーチよりもダメージレスでリフトアップできる『ライトニングシステム』と『イルミナカラー』を組み合わせてメニュー提案している」といった声があった。【医薬部外品】

2位
“ルフレカラー”

「エヌドット(N.)」

人気ブランド「エヌドット」から22年2月に誕生した、みずみずしい色艶、あふれ出す透明感、高発色を実現するプロ用ヘアカラーブランド。毛髪内部へのスムーズな浸透とクリアな発色をかなえる新アルカリ処方、光の乱反射を防ぎ、高発色に魅せるクロスポリマーなど、長年に渡って研究開発を重ねてきた最新テクノロジーがそれを支える。アンケートの回答には、「『ほしい』と思っている色を発売してくれるので、新色には常に注目している」といった声があった。【医薬部外品】

2位
“オルディーブ アディクシー​”

「オルディーブ(ORDEVE)」

日本人の髪特有の赤みを消すことで、彩度の高い外国人風のカラーをより美しく仕上げる。上質かつ繊細な質感表現もかなえる。アンケートの回答には、「赤みを消せる操作性の高さはピカイチ」といった声があった。【医薬部外品】

3位
“イノアカラー​”

「イノアカラー(INOA COLOR)」

オイルを主役とした新しい染毛システムを採用。オイル・デリバリー・システムによって薬剤の浸透が効率化し、ダメージの軽減につながっている。アンモニア無配合で刺激臭を軽減した。アンケートの回答には、「仕上がりの艶感がぜんぜん違うので、一度使ったお客さまの次回来店時に『今日もイノアカラーで』とブランド名でリクエストされることも少なくない」といった声があった。【医薬部外品】

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