1位は、「ジーユー」から「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーが手掛ける新ライン“ユージー”誕生|週間アクセスランキング TOP10(2月27日〜3月5日)

1位は、「ジーユー」から「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーが手掛ける新ライン“ユージー”誕生|週間アクセスランキング TOP10(2月27日〜3月5日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、2月27日(木)〜3月5日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ジーユー」から「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーが手掛ける新ライン“ユージー”誕生

02月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は3月14日、高橋盾デザイナー率いる「アンダーカバー(UNDERCOVER)」チームが手掛ける新ライン“ユージー(UG)”をローンチする。同日、ファーストコレクションを発売する。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
アフターパーティーではシアードレスがトレンド 第97回アカデミー賞

03月04日公開 / 文・米国版WWD

 第31回「ヴァニティ・フェア・オスカーパーティー(Vanity Fair Oscar Party)」が3月2日(現地時間)、第97回アカデミー賞の授賞式に続いて開催された。アカデミー賞関連のイベントとしてハリウッドで最も権威あるこのパーティーは、ラディカ・ジョーンズ(Radhika Jones)=「ヴァニティ・フェア」編集長の主催で、アカデミー賞ノミネートや受賞者をはじめ多数のゲストが集結した。同イベントで目を惹いたのは、多くのセレブがまとった大胆なシアードレス。ジュリア・フォックス(Julia Fox)のヴィーナスのようなネイキッドドレスから、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)のゴム製レースのドレスまで、豪華な宴の“シアールック”を紹介する。

> 記事の続きはこちら

- 3位 -
「ジーユー」×「アンダーカバー」の新ライン「ユージー」詳報 高橋盾デザイナーの推しはコレ!

03月03日公開 / 文・伊藤花笑

 「ジーユー(GU)」はこのほど、高橋盾デザイナー率いる「アンダーカバー(UNDERCOVER)」との新ライン「ユージー(UG)」をローンチした。ファーストコレクション(全19型、590〜6990円)は3月14日、セカンドコレクション(全8型、1990〜2990円)は4月18日に発売する。両ブランドはこれまで、4回に渡るコラボレーションを発表してきたが、「ユージー」はコレクション内だけでなく、「ジーユー」のインラインとも合わせやすいデザインを目指す。

> 記事の続きはこちら

- 4位 -
短ければ短いほどカワイイ!? ジェニーやTWICEモモもハマった シックもラブリーもかなうショートスタイル

03月03日公開 / 文・WWD KOREA

 シックさとラブリーなムードを自由に行き来するおかっぱスタイルは、韓国セレブの間で多くの支持を集め、今最も注目されているヘアスタイルの一つです。ファッションアイコンとして有名なBLACKPINKのジェニー(Jennie)やトレンドの最先端をいくエスパ(aespa)のウィンター(Winter)をはじめ、キム・ゴウン(Kim Go-eun)といった人気俳優もこぞってショートヘアに挑戦中!韓国セレブたちのおかっぱヘアを参考に、トレンドのポイントとスタイリングアイディアをご紹介します。

> 記事の続きはこちら

- 5位 -
「エスティ ローダー」と「フェイラー」がコラボ 限定ハンカチ付き特別セットを発売

03月03日公開 / 文・WWD STAFF

 「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は3月10日、「フェイラー(FEILER)」とコラボレーションした特別セットを数量限定で発売する。ラインアップは全3種で、それぞれに「フェイラー」によるオリジナルデザインハンカチを付けた。製品は「エスティ ローダー」公式オンラインショップと楽天市場のブランド公式ショップでのみ取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 6位 -
「カルバン・クライン」がシェイプウエアを発表 4段階のコンプレッションレベルでデザインしたアイテム

03月03日公開 / 文・WWD STAFF

 「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、シェイプウエアを発売した。「カルバン・クライン」公式オンラインストアおよび「カルバン・クライン」各店舗で取扱中だ。

> 記事の続きはこちら

- 7位 -
「ラルフ ローレン」がMLBの3球団とコラボ 東京シリーズに合わせて発売

02月28日公開 / 文・米国版WWD

 「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)からドジャース(Dogers)、カブス(Cubs)、ヤンキース(Yankees)の3球団とコラボレーションし、カプセルコレクションを発売する。ローンチ予定日は、3月18日と19日に東京ドームで開催されるMLB東京シリーズ中。「ラルフ ローレン」店舗とMLBのスタジアムショップ及び両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 8位 -
King Gnu常田が「マーロ」CMに再び オリジナルグッズのプレゼントキャンペーンも

02月28日公開 / 文・WWD STAFF

 ネイチャーラボが手掛けるメンズケアブランド「マーロ(MARO)」は3月1日、ロックバンドのKing Gnuや、MILLENIUM PARADE(ミレニアムパレード)を主宰するアーティストの常田大希が監修および出演する第2弾CM「この男、やってます。」篇を公開する。

> 記事の続きはこちら

- 9位 -
ユニクロ「UT」から「ドラえもん&ルーヴル美術館」コレクション Tシャツ4型を発売

02月27日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は5月下旬、「ドラえもん」とルーヴル美術館とトリプルコラボしたTシャツを発売する。「ユニクロ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 10位 -
「フェンディ」が創業100周年を記念しタロアウトと再タッグ 日本限定バッグも登場

03月05日公開 / 文・WWD STAFF

 「フェンディ(FENDI)」は3月13日、2025年春夏メンズコレクションとしてキャラクターアーティストのタロアウトとコラボレーションした“シルヴィア・アンド・ザ・バゲット”コレクションを発売する。

> 記事の続きはこちら

The post 1位は、「ジーユー」から「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーが手掛ける新ライン“ユージー”誕生|週間アクセスランキング TOP10(2月27日〜3月5日) appeared first on WWDJAPAN.

バルーンボトムスで弾む春 コレクションに見る最新スタイル【2025年春夏トレンド】

風船のように膨らんだバルーンシルエットのボトムスが、大人かわいい系の春夏アイテムとして人気が上がってきました。泡に似た形から、“バブルスカート”の別名もついています。春夏に向けて盛り上がりそうなチャーミングな装いとも好相性なアイテムです。今回は、2025年春夏コレクションのランウエイルックから、バルーンボトムスの新スタイリングをご案内します。

「クロエ(CHLOE)」は、雲をまとったかのような、優美なドレープのボトムスを披露しました。ブルゾンとランジェリー風のトップスで合わせて、全体をニュートラルなパウダーカラーでまとめ、ネオ・ボヘミアンの雰囲気に整えました。足元は、バレエコアの延長線上にある新トレンドを予感させます。

甘辛ミックスでクールさをプラス

ふわふわしたバルーンボトムスはガーリーに見えがちですが、今シーズンはクールな見せ方も現れています。ユーティリティーウエアとの組み合わせは、バルーンが持つ甘さを適度に抑え込めるコンビネーションです。

「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」は、ビスチェからつながったようなバルーンのミニドレスでボリュームを印象付けました。上半身は、アウトドアのアノラック風ウエアをブラウスのようにまとい、硬軟のテイストミックス。足元は、ハイソックスとスニーカーブーツでアクティブキュートに仕上げています。

ビタミンカラーでポジティブスタイル

ボリュームを備えたバルーンボトムスには、ポジティブなカラーが似合います。鮮やかなビタミンカラーなら、一段と春らしいムードに。気分を盛り上げたい日に役立つコーディネートです。

エナジーチャージできそうなオレンジの装いを用意したのは、「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」。シフォン素材のブラウスに、ほのかに光沢を帯びたバルーンスカートを引き合わせて、ワントーンにまとめました。たっぷりとあしらったフリルやドレープが気品を漂わせ、ミニ丈でもエレガントな見え具合です。

上下でボリュームコントラストを強調

進化系バルーンとも呼べそうなボリューミーなシルエットも、バリエーションが広がってきました。パニエやバッスルを用いた、大胆な膨らみを持たせたタイプも登場。中世の貴婦人のようなムードが漂います。

「マルニ(MARNI)」は、アートをまとったかのようなダイナミックな花柄のトップス&スカートを披露しました。上半身はタイトなボディーフィットな一方、腰から下は宮廷衣装のような膨らみを帯びたシルエット。上下のボリューム格差を強調した、めりはりの際立つ華やかな装いです。

エレガントを極めたリボン×バルーン

人気がさらに広がっているディテールの一つに、リボンがあります。ロマンチックでたおやかなリボンを大ぶりに迎えるのが今季流。バルーンボトムスとも好相性です。

「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」は、リボンモチーフをそのままケープに落とし込みました。生地を惜しげもなくたっぷり使用したボリューミーでグラマラスなケープが、お姫様のよう。同素材のドレーピーなバルーンスカートが、コケットな印象です。ふわふわとした立体感が、ボディーを華奢に映します。

“空調服”で涼やかなアートフル

ソフトな雰囲気を宿したバルーンボトムスに、丸みや曲線を多用すれば、さらに朗らかな印象が加わります。ユーモラスな表情も加わり、アートフルでファニーな印象をまとえます。

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、“空調服”とのコラボレーションが話題を集めたバルーンシリーズの新作を発表しました。内蔵された小さなファンで風を送り込むと、風船のようなシルエットに。軽やかなラウンドフォームが気持ちまで膨らませると同時に、清涼感も味わえるスタイルです。

柔和なムードを醸し出すバルーンボトムスは、周りの雰囲気も柔らかくしてくれます。上下のボリューム差で、めりはり豊かなシルエットを演出できます。レッグラインがすっきり映るのも魅力。パンツともレイヤードしやすそうです。この春は、バルーンボトムスで浮遊感が目を引くおしゃれを楽しんでみませんか。

The post バルーンボトムスで弾む春 コレクションに見る最新スタイル【2025年春夏トレンド】 appeared first on WWDJAPAN.

水着姿のキム・カーダシアンの巨大風船がタイムズスクエアに出現 「スキムス」新キャンペーン

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」は、新作水着コレクションのプロモーションの一環として、ニューヨークのタイムズスクエアに全長約18mのカーダシアン型風船を設置した。

風船型カーダシアンは、新コレクションから“シグネチャー スイム タンガ ビキニ トップ”と“シグネチャー スイム タンガ ビキニ ボトム”の“タイド”カラーを着用。「スキムス」のロゴ入りの台の上に横たわる形で設置されている。

カーダシアンは新コレクションについて、「旅行でもビーチでも、着る人に自信を与えるためのもの。自信に満ちたエフォートレスなスタイルを可能にする、セクシーな逃避行のためのワードローブ」と説明。本コレクションの日本販売は未定だ。

2月下旬、「スキムス」は「ナイキ(NIKE)」とパートナーシップを締結し新ブランド「ナイキスキムス(NIKESKIMS)」をローンチすることを発表した。アパレル、フットウエア、アクセサリーで構成する予定のファーストコレクションは、公式オンラインストアと一部店舗で今春発売予定。2026年にはグローバル展開を計画している。

The post 水着姿のキム・カーダシアンの巨大風船がタイムズスクエアに出現 「スキムス」新キャンペーン appeared first on WWDJAPAN.

「ボーム&メルシエ」が「マンダリン オリエンタル 東京」とのコラボカフェ「ボームカフェ」開催 3月9日まで

スイスの老舗ウォッチメゾン「ボーム&メルシエ(BAUM & MERCIER)」が、5つ星ラグジュアリーホテル「マンダリンオリエンタル 東京」とコラボレーションした期間限定カフェ「ボームカフェ(BAUM CAFE)」 が、3月9日まで、同ホテル37階の「マンダリンバー」で開催中だ。

「ボームカフェ」は、“いつもよりちょっと特別な時間”をテーマに「ボーム&メルシエ」ならではのしつらえを用意し、限定ドリンクの提供や腕時計の展示を行う。エレベーターホールの展示スペースでは、同ブランドを象徴するΦ(ファイ)マークのオブジェを設置。カフェエリアでは「マンダリンオリエンタル 東京」のシーズナルメニューの他、メゾンのコレクションから着想を得たモクテル「リビエラ」や、スイスの伝統菓子キルシュトルテを思わせるカクテル「クラシマ」などの限定メニューを提供。「ボーム&メルシエ」のメインコレクションから“リビエラ”“クラシマ”“ハンプトン”などの時計も展示する。

⚫︎ボームカフェ
期間:3月9日まで
会場:マンダリン オリエンタル 東京 37 階 「マンダリンバー」
営業時間:7日 15:00~25:00
     8日 12:00~25:00
     9日 12:00〜24:00

The post 「ボーム&メルシエ」が「マンダリン オリエンタル 東京」とのコラボカフェ「ボームカフェ」開催 3月9日まで appeared first on WWDJAPAN.

ゆりやんレトリィバァがトレーニングウエア「YUR YUR(ユーユー)」をスタート——「あなたをつくるのはあなた自身」

PROFILE: ゆりやんレトリィバァ/芸人

PROFILE: 1990年11月1日生まれ。奈良県吉野郡出身。趣味は映画鑑賞(大学で映画研究をしていた)。特技は英語、ダンス。大学4年生の時に、大阪NSC35期生として入学し、お笑いを学ぶ。翌年行われた「NSC大ライブ2013」で優勝を果たし、NSCを首席で卒業。2017年、第47回NHK上方漫才コンテストで優勝。同年12月「女芸人No.1決定戦 THE W」に出場し、優勝。海外進出を目指し、19年6月には、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にも出場。21年には「R-1グランプリ」で優勝。24年12月にアメリカ・ロサンゼルスに活動の拠点を移している。

昨年12月にアメリカ・ロサンゼルスへ活動拠点を移した芸人・ゆりやんレトリィバァ(以下、ゆりやん)がデザイナーを務めるトレーニングウエアブランド「ユーユー(YURYUR)」がスタートした。第1弾のコレクションは、トップス4型、レギンス5型、5本指ソックスやレッグウォーマーなどの雑貨類3型を含む計12型を展開する。同アイテムは、3月3〜16日の期間限定でECサイト「Re:Circulet(リサーキュレット)」にて受注販売が行われている。さらに、3月7〜13日には「JR京都伊勢丹オンラインストア」での販売と「ルクア大阪」でポップアップストアが展開される。

2018年からトレーニングを始めたゆりやん。日常的にトレーニングをする中で「こんなウエアが欲しい」と感じた細かいこだわりが本ブランドには込められている。一時帰国したゆりやんにその想いを聞いた。

「あなたをつくるのはあなた自身」

WWD:「ユーユー」は、いつ頃から考えていたんですか?

ゆりやんレトリィバァ(以下、ゆりやん):具体的に動き出したのは1年ほど前です。私自身、6年前からトレーニングを始めたんですけど、すごくはまって、それからはほぼ毎日トレーニングするほど、生活に欠かせないものになっていました。その中で「もっと快適な着心地のウエアが欲しい」「こんなデザインがあったらいいのに」と思い始めて、今回、繊維商社の豊島さんの協力を得て、実現することができました。

WWD:今回の第1弾商品のラインアップは?

ゆりやん:最初に考えたのはTバックでした。トレーニングしているとパンツの線が気になって、でも普通のTバックだと、履くのに少し抵抗があったり、フロントも小さくて、トレーニングしていると痛かったりもしたので、もう少しフロントが広いTバックがあったらいいなと思って作りました。

あと私が着ているタンクトップとアームウォーマーはサラサラとした肌触りと伸縮性が特徴です。履いているハイウエストのスパッツはフレアタイプで。トレーニングの時だけではなくて、家着でも使える。トレーニングウエアと言いつつ、トレーニングだけじゃなくて、ハードル低く、普段から履いてもらえるように考えました。

他にもブラトップや短いスパッツもありますし、レッグウォーマーとかリブ素材のトレーニングウエアもあったらいいなと思って。あとは、5本指靴下も実際に使ってみて良かったので、作ってもらいました。

最初はいろんな色のカラフルな展開ができたらいいなと勝手に思ってたんですけど、生地とか素材にこだわっていたら、「そんなにいろんな色を作れません」って言われて。それやったら逆に黒だけの方が使いやすいし、世界観も統一されるからいいかなと思って今回は黒だけで作りました。

WWD:ブランド名の「ユーユー」はどう決めたんですか?

ゆりやん:かわいくて、言いやすい名前がいいなと思って。私の本名がゆりで、自分のことを「ゆりん」って言っているんですよ。それで、最初は「YURIN(ユリン)」がいいかなと思ってたんですけど、英語で「urine(ユリン)」って尿って意味があるみたいで(笑)。だからそれはやめて。字面から考えて、YURYURで「ユーユー」にしました。

あと、これは後付けなんですけど(笑)。トレーニングする前は、好き放題食べて、「これが私です」みたいに言ってたし、当時はそう思ってたんですけど、トレーニングを始めたら、食事にもこだわるようになったし、「自分で自分を作れる」っていうのが分かってきて。そうすると自分のことがめっちゃ大事になってきたんです。それで「こうならないといけない」とか、「こういう体形じゃないといけない」とかにとらわれたらあかんなと思って。当たり前ですけど、自分って人とは違うじゃないですか。だから「自分にとって最高の状態になるだけでいいんや」って思ったんですよ。そこから「MAKE YOU HAPPY」みたいに、「MAKE YOU YOU」で、「あなたをつくるのはあなた自身」という意味を込めています。

WWD:どんな人に着てもらいたい?

ゆりやん:トレーニングが好きな方にはぜひたくさん着てもらいたいですね。もともとジムに行き始めるまで運動する=汚れていい服で行くなイメージだったんですけど、着てみて気持ちいいとか、かわいいからこれ着てちょっとジム行ってみたいとか、運動するきっかけになればうれしいです。家着とか普段使いもできるので、トレーニングしていない人も着てみてほしいです。結局みんなですね(笑)。

WWD:今後はどんなアイテムを考えている?

ゆりやん:今回は運動する時に着るアイテムが多いんですけど、トレーニング前後で着てもらえるような服とかもう少し日常生活でも着られる服とか作りたいですね。あとは男性も着られるものとかあると、多くの人に着てもらえるかなと思っています。

トレーニングは自分を大切にするきっかけ

WWD:ゆりやんさんはずっと岡部友さんとトレーニングを続けていますね。

ゆりやん:そうなんです。ラッキーなことに、2018年の秋にテレビ番組で芸能人がガチでトレーニングするみたいな企画があって、それぞれがいろんなトレーナーさんに振り分けられたんですが、私はたまたま友さんのところで。それがきっかけで、初めてパーソナルトレーニングを受けて、それからずっと友さんにしかパーソナルトレーニングはやってもらってないですね。

WWD:トレーニングって続かない人も多いと思うんですが、続けるコツは?

ゆりやん:性格的なところもあると思うんですけど、自分って一生自分じゃないですか。でも、昔の私もそうでしたけど、自分のことを後回しにするというかも、「自分なんて」とか言ったりするじゃないですか。それってめっちゃもったいないなと思って。自分って一生この体でいるのに、自分を大切にせずにボロボロにしていたらもったいないし、嫌じゃないですか。せっかくだったら、大切にして、かわいい状態にしときたいって思ったらやめる理由ないなって思って。

WWD:本当そうですね。でも、「今日は行くのしんどいな」と思うことはありませんか?

ゆりやん:私はトレーニングを始めてから1回もそう思ったことがなくて。多分運動がもともと好きなのもあると思うんですけど、逆にトレーニングに行けない日とか行けなくなりそうみたいな時は、めっちゃ腹立ってく、なんか対応も雑になってしまったりして。それぐらいトレーニングに行けないっていうのがストレスで。

好きな人と会う前の夜に、ニンニクとかめっちゃ食べて、歯も磨かずに寝て、朝も歯を磨かずに顔がくっつくくらいの距離で喋ってくださいって言われるぐらい(笑)。それぐらい嫌なんです。

WWD:めっちゃ嫌ですね(笑)。ちなみにLA行ってからもトレーニングは続けているんですか?

ゆりやん:パーソナルは受けてなくて、アパートにジムがついているんで、そこで自分でやってますね。最初は1人でできるかなって不安だったんですけど、習い事と一緒で、やっていくうちにどんどんできるようになって。「自分でもできるんや」っていう感動もあるし、やることで気持ちがフレッシュになるので、楽しんでやっています。

私の場合、細いスレンダーな体型になりたいっていうよりは、肉感のある塊みたいな、中にめっちゃ筋肉があるのが一番かっこいいなと思っていて。肉肉しい感じを目指しています。

WWD:LAの生活には慣れましたか?

ゆりやん:慣れた頃に戻ってきた。だからまた忘れちゃいました。どんなんやったかな、みたいな(笑)。

WWD:「ユーユー」の目標は?

ゆりやん:LAは「フィットネスの街」でジムも多く、みんなこういう楽なコージー(cozy)な服を着てる人が多いんですよ。なので、ぜひLAの人達にも着てもらえるようなブランドにしていきたいですね。

PHOTOS:TAMEKI OSHIRO

アイテム一部

The post ゆりやんレトリィバァがトレーニングウエア「YUR YUR(ユーユー)」をスタート——「あなたをつくるのはあなた自身」 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】サブリナ・カーペンター、チャーリー・XCXのドレスをチェック!「ブリット・アワード2025」

英国レコード業界が主催する第45回「ブリット・アワード2025(the 2025 Brit Awards)」が3月1日(現地時間)、ロンドンで開催され、チャーリー・XCX(Chalie XCX)が最優秀アーティスト賞や最優秀アルバム賞を含む最多の4部門を制した。続いてチャペル・ローン(Chapell Roan)が最優秀インターナショナルアーティスト賞と最優秀インターナショナル楽曲賞2部門を受賞、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)はグローバル・サクセス賞を受賞した。

レッドカーペッドに集まったセレブリティーらは、セクシーなフードのついたドレスをはじめ、ふわふわのフリル、シルバーの装飾、たっぷりのジュエリーを身につけ、グラマラスな魅力をアピールした。

サブリナ・カーペンター

グローバル・サクセス賞を受賞したサブリナ・カーペンターは、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のペールピンクのフリルドレスを着用。シルバーの刺しゅうと極薄の生地で作られた長いトレーンが特徴で、アクセサリーにはシルバーのジュエリーを飾り、同系色のネイルでスタイリングした。

チャーリー・XCX

チャーリー・XCXは、「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」2025-26年秋冬コレクションからブラックのシアードレスをチョイス。ドレスの下には、ブラックのアンダーウエアとヌードカラーのコルセットを身につけ、きらきらと輝くシルバーのジュエリーとブラックのパンプスでコーディネートした。チャーリーは、フードからのぞくダークなウェーブヘアにブロンズのリップというクールで魔女のようなヘア・メイクアップで、同コレクションのテーマ、“女神と美しい怪物の夢”に合わせたルックを完成させた。

ホースガール

 

DJで歌手のホースガール(HorsegiirL)も、フードのついたレッドドレスを着用。彼女のシグネチャーでる馬のマスクをつけて登場した。

 

ミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)は、カウルネックのシルバードレスに「アニーズ イビザ(ANNIE’S IBIZA)」のヴェールを合わせた。同ドレスは1920年代のエジプトのビンテージの生地で作られており、背中部分が大きく開いている。

レッドカーペッドスナップ

The post 【スナップ】サブリナ・カーペンター、チャーリー・XCXのドレスをチェック!「ブリット・アワード2025」 appeared first on WWDJAPAN.

「トム フォード」の官能性はグラマラスから誘惑的に ハイダー・アッカーマンの新基軸

ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)がトップを務める新生「トム フォード(TOM FORD)」が、2025-26年秋冬コレクションを発表した。デザイナーは変わったが、ヴァンドーム広場に集った顧客であろう来場者の装いは、これまでの「トム フォード」と変わらない。女性の装いはボディコンシャスゆえ官能的で、男性のスタイルは幅広のピークドラペルのダブルブレストで自信に満ち溢れている。その姿は、ハイダーが自身のコレクションで発表していた、サルエルパンツを筆頭としたドレープを多用する和洋折衷なムードや、アルチザンのムード漂うレザーウエアとは異なるもの。注目は、ハイダーがどう「トム フォード」の世界観と融合するのか?そもそも、融合するつもりなのか?だ。

結果、ハイダーは、「トム フォード」の官能性を別のアプローチで解釈・表現した。創業デザイナーのトム・フォードは、特にパートナーとの間に子どもを設けて子育てにも注力するようになって以降は、楽観的かつ開放的なセックスアピールの表現にシフト。端的にいえばグラマラスかつゴージャスに感応性を表現していた。これに対してハイダーの「トム フォード」は、同様に官能性を表現するものの、そのアプローチはより誘惑・魅惑的。従前の「トム フォード」に比べてアンドロジナスなムードが増しているが、特にウィメンズはフェティッシュなムードと、白い肌から異彩を放つ力強い視線と真っ赤な唇で、相対する人を惑わすようだ。

イメージは、クラブのVIPルーム。ナイトライフを楽しんだ後の、明け方のようだ。ファーストルックは、ハイダーらしいレザーウエア。スタンドカラーのダブルのライダースに、ヒップハングのパンツ。フェティッシュなレザーグローブでクロコダイルの型押しクラッチを持ち、パンツのバックポケットにはガラスレザーの長財布を突っ込んだ。ストラップでTの文字を描いたヒールを合わせる。序盤は、メンズもウィメンズもモノトーンなレザーの世界。その構成はまるで、クラブで出会った男女が、どこまで近づいていいのか、お互い距離感を探り合っているかのようだ。

すると、まず女性が変貌を遂げた。レザーという“鎧”を脱ぎ捨て、体をなぞるハイゲージニットやシルクサテンのスカート姿になると、胸の前で腕を組みながらやってくる。未だ胸は隠しつつも、少しだけ心と体を許し、ジワジワと距離を詰めてくるかのように妖艶なムードが漂う。パンツやスカートはヒップハングだから腰が覗き、欲望や妄想を掻き立てる。タイドアップして胸元にコサージュを飾る男性も、ストールが少しずつ解けてきた。パープルやブルーのカラーレンズを入れたサングラス越しに、女性の姿をじっくり観察するかのようだ。

中盤、男女はいきなりフレッシュなパステルカラーでお互いの気分を高揚させた。パワーショルダーのジャケットから、腰までスリットを刻んだモダールのドレスまで、男女の装いはレモンイエローやミントグリーン、スカイブルー、ライラックなどのパステルカラーに染まり、感情を一気に解き放つ。露出の度合いも高まり、深いVゾーンやスリットからは、胸元や太ももがのぞく。ただ一瞬漂ったグラマラスなムードは、それまで。終盤のイヴニングはスパンコールを絡めつつも再び雰囲気で相手を魅惑した。

ハイダーは、「私の辞書には、グラマラスという言葉は存在しない。でも、皆を誘惑できると信じている」と語った。トム・フォードとは解釈に仕方こそ異なるが、「トム フォード」はやはり感応的なブランドだった。フィナーレでハイダーは、トム・フォードと抱き合った。アプローチは違えど、官能性に価値を見出す、まるで同志のような抱擁だった。

The post 「トム フォード」の官能性はグラマラスから誘惑的に ハイダー・アッカーマンの新基軸 appeared first on WWDJAPAN.

「トム フォード」の官能性はグラマラスから誘惑的に ハイダー・アッカーマンの新基軸

ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)がトップを務める新生「トム フォード(TOM FORD)」が、2025-26年秋冬コレクションを発表した。デザイナーは変わったが、ヴァンドーム広場に集った顧客であろう来場者の装いは、これまでの「トム フォード」と変わらない。女性の装いはボディコンシャスゆえ官能的で、男性のスタイルは幅広のピークドラペルのダブルブレストで自信に満ち溢れている。その姿は、ハイダーが自身のコレクションで発表していた、サルエルパンツを筆頭としたドレープを多用する和洋折衷なムードや、アルチザンのムード漂うレザーウエアとは異なるもの。注目は、ハイダーがどう「トム フォード」の世界観と融合するのか?そもそも、融合するつもりなのか?だ。

結果、ハイダーは、「トム フォード」の官能性を別のアプローチで解釈・表現した。創業デザイナーのトム・フォードは、特にパートナーとの間に子どもを設けて子育てにも注力するようになって以降は、楽観的かつ開放的なセックスアピールの表現にシフト。端的にいえばグラマラスかつゴージャスに感応性を表現していた。これに対してハイダーの「トム フォード」は、同様に官能性を表現するものの、そのアプローチはより誘惑・魅惑的。従前の「トム フォード」に比べてアンドロジナスなムードが増しているが、特にウィメンズはフェティッシュなムードと、白い肌から異彩を放つ力強い視線と真っ赤な唇で、相対する人を惑わすようだ。

イメージは、クラブのVIPルーム。ナイトライフを楽しんだ後の、明け方のようだ。ファーストルックは、ハイダーらしいレザーウエア。スタンドカラーのダブルのライダースに、ヒップハングのパンツ。フェティッシュなレザーグローブでクロコダイルの型押しクラッチを持ち、パンツのバックポケットにはガラスレザーの長財布を突っ込んだ。ストラップでTの文字を描いたヒールを合わせる。序盤は、メンズもウィメンズもモノトーンなレザーの世界。その構成はまるで、クラブで出会った男女が、どこまで近づいていいのか、お互い距離感を探り合っているかのようだ。

すると、まず女性が変貌を遂げた。レザーという“鎧”を脱ぎ捨て、体をなぞるハイゲージニットやシルクサテンのスカート姿になると、胸の前で腕を組みながらやってくる。未だ胸は隠しつつも、少しだけ心と体を許し、ジワジワと距離を詰めてくるかのように妖艶なムードが漂う。パンツやスカートはヒップハングだから腰が覗き、欲望や妄想を掻き立てる。タイドアップして胸元にコサージュを飾る男性も、ストールが少しずつ解けてきた。パープルやブルーのカラーレンズを入れたサングラス越しに、女性の姿をじっくり観察するかのようだ。

中盤、男女はいきなりフレッシュなパステルカラーでお互いの気分を高揚させた。パワーショルダーのジャケットから、腰までスリットを刻んだモダールのドレスまで、男女の装いはレモンイエローやミントグリーン、スカイブルー、ライラックなどのパステルカラーに染まり、感情を一気に解き放つ。露出の度合いも高まり、深いVゾーンやスリットからは、胸元や太ももがのぞく。ただ一瞬漂ったグラマラスなムードは、それまで。終盤のイヴニングはスパンコールを絡めつつも再び雰囲気で相手を魅惑した。

ハイダーは、「私の辞書には、グラマラスという言葉は存在しない。でも、皆を誘惑できると信じている」と語った。トム・フォードとは解釈に仕方こそ異なるが、「トム フォード」はやはり感応的なブランドだった。フィナーレでハイダーは、トム・フォードと抱き合った。アプローチは違えど、官能性に価値を見出す、まるで同志のような抱擁だった。

The post 「トム フォード」の官能性はグラマラスから誘惑的に ハイダー・アッカーマンの新基軸 appeared first on WWDJAPAN.

35周年の「アンダーカバー」は、高橋盾の“私的ベスト・コレクション“を再解釈したリアルクローズ

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は3月4日、パリ・ファッション・ウイークでブランド設立35周年を記念した2025-26年秋冬コレクションのショーを開催した。今季の出発点となったのは、高橋盾デザイナーが“私的ベスト・コレクション“と考える04-05年秋冬コレクション。それは、アン・ヴァレリー・デュポン(Anne-Valerie Dupond)が生み出す独創的なぬいぐるみとミュージシャンであるパティ・スミス(Patti Smith)のスタイルから着想を得たもので、スミスがぬいぐるみのような手作り感満載の服を着ていたら…という発想をもとに試行錯誤して作り上げたデザインだったという。そんな約20年前のコレクションを、今の時代感と大人のカジュアルスタイルで生まれ変わらせることを今季のテーマに据えた。

「アンダーカバー」らしさを日常着に

「服のユニークさと完成度、そしてショーのバランスという点で、一番自分らしいクリエイションができた」と当時のコレクションを振り返る高橋デザイナーは、「ノスタルジックではなく、昔と同じテーマを用いたけれど全く新しいもの。最近は常に自分のクリエイションや『アンダーカバー』らしいデザインをリアルクローズに落とし込みたいという思いがある」と明かす。その言葉通り、今季のコレクションは、日常着がベースとなった。

ショーは、きらびやかな金の装飾があしらわれた白いテーラードのセットアップに、デュポンに制作を依頼したスカルポシェットとシューズを合わせたルックからスタート。その後は、「チャンピオン(CHAMPION)」との協業によるスエットパンツやフーディーやスエットシャツをはじめ、カーディガンやセーター、テーラードジャケット、フリースのプルオーバー、パファージャケット、ウォッシュドジーンズ、ミリタリーやワークウエア由来のアウターなどをミックスして、リラックス感のあるカジュアルスタイルを提案する。ただ、縫い目がうねるようにカーブを描いていたり、そこからタグが飛び出していたり。ボタンのサイズやデザインはバラバラで、ジャケットやコートの背中の丈は左右で段違いになっている。そんな不完全さや歪さの中に美を見出すアプローチは、デュポンの作風と高橋デザイナーの美学に共通するものだ。

20年を経て、より洗練されたスタイルへ

そして中盤には、04-05年秋冬のアーカイブジャケットを用いた3つのルックが登場した。同じ世界観とタイムレスな美学がありながら、見比べてみると、当時のアイテムはビンテージ感のある生地の切り替えやコントラストの効いたステッチ、ふんだんな装飾など手作り感が強い。そこから20年以上が経った今、成熟した高橋デザイナーが生み出したスタイルは、大人の女性に向けてより洗練されたものになった印象を受ける。

ファンタジーを感じるラスト

終盤に披露したのは、日常からは少し離れ、デュポンがモチーフとして用いる動物と高橋デザイナーの描くファンタジーが融合したドラマチックな作品群だ。ボリュームたっぷりのパファードレスは、テディベアから着想を得たもの。フィット感のあるミニドレスは無数のボタンで飾られ、背中には小さな翼が生えている。そして最後は、袖や首まわりに羽根を模したパーツがあしらわれた白と黒のテーラードルックで、空を舞う鳥の自由なイメージを明るさとダークさという「アンダーカバー」らしい二面性を含めながら表現。デュポンが手掛けた独創性あふれるシューズがルックを完成させた。

「アンダーカバー」は今後、ウィメンズでのショー開催を続けていく予定。来シーズンのパリでは、アニバーサリーを祝うパーティーも開くことも検討しているという。

The post 35周年の「アンダーカバー」は、高橋盾の“私的ベスト・コレクション“を再解釈したリアルクローズ appeared first on WWDJAPAN.

グラミー新人賞のチャペル・ローンがフロントローデビュー 「ラバンヌ」「リック・オウエンス」2025-26年秋冬コレクション

歌手のチャペル・ローン(Chapell Roan)が3月6日(現地時間)、パリで行われた「ラバンヌ(RABANNE)」2025-26年秋冬コレクションのショーでフロントローデビューを果たした。

ローンは、同ブランド2025年春夏コレクションから、背中の開いたプリーツのホルタートップスに、裾にレースがついたスカートを合わせたメタリックなサテン生地のセットアップを着用。シルバーのサンダルとドロップイヤリングでルックを仕上げ、メイクアップは彼女のシグネチャーであるドラァグクイーン風に、白く塗った顔にリアルなキャットアイのアイメイクを施した。


ローンはショーの開始前、米「WWD」に「いい気分です。今回初めてファッションショーに来たんです。2年間ツアーをしていたので、今はやっとポップスターみたいな楽しいことができます」と話していた。

去年9月、「MTV ビデオ・ミュージック・アワード2024(MTV Video Music Awards)」で最優秀新人賞を受賞した際にも「ラバンヌ」のアンサンブルを身につけていたローン。シルバーのノースリーブトップス、スカートにゴールドチェーンをあしらったフードで、同ブランドを象徴する“エイト(Eight)”のアクセサリーを取り入れたコーデを披露した。

「リック・オウエンス」のショーにも来場

「ラバンヌ」のショーを出た後、ローンはメタリックなサテンドレスに着替え、さらにドラマチックなメイクアップにチェンジして「リック・オウエンス(RICK OWENS)」2025-26年秋冬コレクションのショー会場に到着。

ローンが着用した同ブランドで人気の“プロング(prong)”のガンメタルのドレスは、オフショルダーと、ストレートなネックラインに胸元に入った深い三角形のカットアウトが特徴。近未来的な雰囲気のドレスに加え、引き続きドラァグクイーン風のメイクアップに、カーブさせたブラックのドットを眉毛の上と頬に添うように配置し、ホワイトのカラーコンタクトをつけてルックを完成させた。

「リック・オウエンス」2022年春夏コレクションに登場したこのドレスは、これまでケイティ・ペリー(Katy Perry)やカーディ・B(Cardi B)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)、キム・カーダシアン(Kim Kardasian)など多くのセレブリティーが好んで着用している。

ローンは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」と「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のショーにも出席する予定だ。

チャペル・ローンは1998年生まれ、米ミズーリ州出身の歌手。第67回グラミー賞で主要4部門含む6部門にノミネートされ、最優秀新人賞を受賞。3月13日に最新シングル「The Giver」をリリースする。

The post グラミー新人賞のチャペル・ローンがフロントローデビュー 「ラバンヌ」「リック・オウエンス」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

グラミー新人賞のチャペル・ローンがフロントローデビュー 「ラバンヌ」「リック・オウエンス」2025-26年秋冬コレクション

歌手のチャペル・ローン(Chapell Roan)が3月6日(現地時間)、パリで行われた「ラバンヌ(RABANNE)」2025-26年秋冬コレクションのショーでフロントローデビューを果たした。

ローンは、同ブランド2025年春夏コレクションから、背中の開いたプリーツのホルタートップスに、裾にレースがついたスカートを合わせたメタリックなサテン生地のセットアップを着用。シルバーのサンダルとドロップイヤリングでルックを仕上げ、メイクアップは彼女のシグネチャーであるドラァグクイーン風に、白く塗った顔にリアルなキャットアイのアイメイクを施した。


ローンはショーの開始前、米「WWD」に「いい気分です。今回初めてファッションショーに来たんです。2年間ツアーをしていたので、今はやっとポップスターみたいな楽しいことができます」と話していた。

去年9月、「MTV ビデオ・ミュージック・アワード2024(MTV Video Music Awards)」で最優秀新人賞を受賞した際にも「ラバンヌ」のアンサンブルを身につけていたローン。シルバーのノースリーブトップス、スカートにゴールドチェーンをあしらったフードで、同ブランドを象徴する“エイト(Eight)”のアクセサリーを取り入れたコーデを披露した。

「リック・オウエンス」のショーにも来場

「ラバンヌ」のショーを出た後、ローンはメタリックなサテンドレスに着替え、さらにドラマチックなメイクアップにチェンジして「リック・オウエンス(RICK OWENS)」2025-26年秋冬コレクションのショー会場に到着。

ローンが着用した同ブランドで人気の“プロング(prong)”のガンメタルのドレスは、オフショルダーと、ストレートなネックラインに胸元に入った深い三角形のカットアウトが特徴。近未来的な雰囲気のドレスに加え、引き続きドラァグクイーン風のメイクアップに、カーブさせたブラックのドットを眉毛の上と頬に添うように配置し、ホワイトのカラーコンタクトをつけてルックを完成させた。

「リック・オウエンス」2022年春夏コレクションに登場したこのドレスは、これまでケイティ・ペリー(Katy Perry)やカーディ・B(Cardi B)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)、キム・カーダシアン(Kim Kardasian)など多くのセレブリティーが好んで着用している。

ローンは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」と「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のショーにも出席する予定だ。

チャペル・ローンは1998年生まれ、米ミズーリ州出身の歌手。第67回グラミー賞で主要4部門含む6部門にノミネートされ、最優秀新人賞を受賞。3月13日に最新シングル「The Giver」をリリースする。

The post グラミー新人賞のチャペル・ローンがフロントローデビュー 「ラバンヌ」「リック・オウエンス」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ピースアンドアフター」がアニメ「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」とコラボ 尾田栄一郎の伝説的短編

「ピースアンドアフター(PEACE AND AFTER)」は3月8日、漫画家の尾田栄一郎が初期に手掛けた短編作品「MONSTERS」をアニメ化した「MONSTERS 一百三情飛龍侍極(いっぴゃくさんじょうひりゅうじごく)」と2度目となるコラボアイテムを発売する。同コラボアイテムは中目黒の店舗、カプセルバイピースアンドアフター(CAPSULE by Peace and After)および「ピースアンドアフター」公式オンラインストアで扱う。

力強く侍や竜を描いたコラボアイテム

コラボアイテムには、同アニメーションの監督を務めた朴性厚が今回のために描き下ろしたイラストを大胆にプリントしたほか、ダメージ加工なども施した。またアニメーションだけでなく、原作漫画のファンにも楽しんでほしいとの思いから、作中の印象的なシーンや1枚絵をオマージュして描いた素材をグラフィック化し、アイテムに落とし込んだ。

漫画「モンスターズ」は、当時19歳だった尾田栄一郎が「ワンピース」連載前に描き下ろし、「週刊少年ジャンプ」の増刊である「週刊少年ジャンプ特別編集増刊1994年Autumn Special」号で短編読切として掲載された作品。竜との因縁に結ばれた主人公の“リューマ”が“恐怖”の象徴である竜に立ち向かう姿を描いた。2023年7月に開催した「ONE PIECE DAY’23」でアニメ化を発表し、翌年1月に配信を開始した。

ラインアップ一覧

The post 「ピースアンドアフター」がアニメ「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」とコラボ 尾田栄一郎の伝説的短編 appeared first on WWDJAPAN.

藤井萩花・夏恋が 「グッチ」のバンブーハンドル バッグを自分流に解釈 バッグが主役のオリジナルスタイリングを披露

1947年に登場して以来、「グッチ」のアイコンバッグとなった“グッチ バンブー 1947(Gucci Bamboo 1947)”。創設者のグッチオ・グッチ(Guucio Gcci)と当時のフィレンツェの職人たちが生み出した、竹を熱してカーブさせたハンドルが特徴の構築的なバッグは、今なお手作業で制作されている。時代を超えて愛されるアイコニックなバッグを、モデルの藤井萩花・夏恋姉妹が“自分らしい”をテーマにしたスタイリングに挑戦。ビンテージが大好きという萩花と年代を超えたシルエットに注目しているという夏恋の2人はバンブーハンドル バッグをどう着こなしたのか?

“グッチ ダイアナ”はスタイルの主役になるサイズ感

シンプルなブラックのトップスと直線的なフォルムのレザースカートでクールネスを表現。“グッチ ダイアナ”のシャープなスクエアフォルムがマニッシュな女性像をつくる。

「普段は黒い洋服を着ることが多いんですけど、今回の“グッチ”らしいカラーの深い赤との組み合わせが新鮮でした。いつもその日の気分と場所によってテーマが変わるんですが、基本的に足を出したスタイルが好きなのでレザースカートに一目惚れしました。主役にもなる“グッチ ダイアナ”の小さなサイズ感も好みです」。

自分らしいビンテージアイテムに合わせたい

ネックラインとカフスが調節可能なタイ付きコットンポプリンのシャツには、オーバーサイズのフレアパンツを合わせた。”グッチ バンブー 1947”を再解釈した新作ライン”グッチ バンブー ディーバ”のオールブラックで全体を引き締めて。

「もともとビンテージが好きで、特にメンズのセットアップは最近のお気に入りなんです。父から譲り受けたジャケットをよく着ています。一方で昨年、30歳になってから女性らしいバッグへの憧れが芽生えてきたので、“バンブーハンドル バッグ”は新しい自分らしさを引き出すアイテムとして重宝しそうです。今、自分のワードローブからいくつかコーディネートが浮かんでいるので、どのスケジュールに合わせようか考えています」。

カラーを絞りエッジの効いた装いに

コットンギャバジンのショートジャケットとブラックのスカートの組み合わせでレディライクな気分が漂う。“グッチ ダイアナ”のミニトートでスタイルに抑揚を。

「普段はブラックをベースに女性らしいクールな印象のスタイルが好きなのですが、その中でもジャケットは多くて、オーバーサイズが好みなのでメンズのサイズをあえて選んだりもします。アイテム数の代わりに好きなカラーを絞ったことで、自分らしいスタイルがはっきりしてきました。
今回セレクトした『グッチ』らしいカラーのトートはかわいらしい小ぶりなサイズが好きです」。

自分らしいモノトーンなスタイルに
合わせたい“グッチ バンブー 1947”

ボルドーカラーの“グッチ バンブー1947”の主役感が際立つスタイル。ロマンティックなムードのシルクシフォンシャツとワイドレッグなデニムパンツでメリハリをつけて。

「この色のバンブーは以前、ショップで実際に見たことがあって欲しいなと思っていたんですよね。最近は自分らしくいるということを考えるようになりました。自然にモノトーンなアイテムが増えたんですけど、そんな今の自分のスタイルに合う“バンブーハンドル バッグ”はすぐに活躍しそうですね」。

MODEL:SHUKA FUJII, KAREN FUJII
PHOTOS:TERUO HORIKOSHI(TRON)
STYLING:YOKO IRIE(SIGNO)
HAIR:YU NAGATOMO(HOME AGENCY)/SHUKA FUJII
MAKEUP:SADA ITO/SHUKA FUJII
HAIR & MAKEUP:KYOKO/KAREN FUJII
EDIT:MEGUMI OTAKE
問い合わせ先
グッチ クライアントサービス
0120-99-2177

The post 藤井萩花・夏恋が 「グッチ」のバンブーハンドル バッグを自分流に解釈 バッグが主役のオリジナルスタイリングを披露 appeared first on WWDJAPAN.

【計150名を招待】創業15周年「アカネウツノミヤ」とNY発「シシオ」がショー開催 セントマ卒デザイナーの2ブランド


蓮井茜デザイナーの「アカネウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」と、シャーロット・シャオ(Charlotte Shao)=デザイナーの「シシオ(SISIO)」が、それぞれ3月24日と25日に2025-26年秋冬コレクションをショー形式で発表する。「WWDJAPAN」は、両ブランドのファッションショーに計150名の読者を招待。募集期間は3月7〜17日だ。

■「アカネウツノミヤ」
募集人数:50名
開催日:3月24日
時間:19:00
場所:Warehouse TERADA E HALL
住所:東京都品川区東品川2-1-3

「アカネウツノミヤ」は、英ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ芸術大学出身の蓮井デザイナーが2009年に設立したウィメンズブランドだ。ニットアイテムを中心に、独自の素材開発や国内外から厳選した鮮やかなテキスタイル使いが特徴で、国内大手セレクトでも販売する。大人の女性からも支持される同ブランドが、創業15周年のショーを開催する。

■「シシオ」
募集人数:100名
開催日:3月25日
時間:18:30
場所:代々木第二体育館
住所:東京都渋谷区神南2-1-1

「シシオ」は、英セント・マーチンズと米パーソンズを卒業したシャオ=デザイナーが、ニューヨークで18年に立ち上げたウィメンズ&メンズブランドだ。中国の“陰”と“陽”の概念のように、相反する要素をアバンギャルドな手法で表現し、独自の美学を追求する。ビョーク(BJORK)やシンディ・ローパー(CYNDI LAUPER)、MIYAVIら、アーティストの衣装デザインも手掛けている。

<募集期間>
3月7日(金)〜17日(月)23:59

<プレゼント詳細>
■「アカネウツノミヤ」2025-26年秋冬ファッションショー
開催日:3月24日
当選者数:50名

◼︎「シシオ」2025-26年秋冬ファッションショー
開催日:3月25日
当選者数:100名

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・会員登録の上、応募フォームよりご応募ください。
・招待メールが正常に表示されない場合があるため、PC用メールアドレスを推奨しております。

【注意事項】

・各ブランドへの応募は1回のみ有効です。
・席数は予告なく変更となる場合がございます。
・予め設定された会場の収容制限数に達した際は入場を制限する場合がございますので、ショー開始30分前には会場にお越しください。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・当選発表は招待メールおよび招待状の送信をもって代えさせていただきます。
・学割会員(スタンダード/ライト)、一般スタンダード会員、一般ライト会員、無料会員の順に優先してご招待いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません。また、招待メールおよび招待状は再送いたしませんので予めご了承ください。
・現地までの交通費は含まれません。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。代理の方への譲渡は無効となります。
・ご来場のお客様が写った写真が「WWDJAPAN」および協賛社の広報活動(「WWDJAPAN」のウェブサイトや広報誌への掲載、雑誌、新聞などへの情報提供)および社内コミュニケーション(紙およびその他の媒体を含む)に掲載される場合がございますので、予めご了承の上お申し込みください。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当選者ご本人様のみご来場いただけます。小さなお子様の同伴はお断りいたします。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、コレクション招待に関する連絡のため、開催ブランドと共有させていただきます。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに開催ブランドを除く第三者に対して開示・提供することはございません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
> プライバシーポリシーはこちら

The post 【計150名を招待】創業15周年「アカネウツノミヤ」とNY発「シシオ」がショー開催 セントマ卒デザイナーの2ブランド appeared first on WWDJAPAN.

【計150名を招待】創業15周年「アカネウツノミヤ」とNY発「シシオ」がショー開催 セントマ卒デザイナーの2ブランド


蓮井茜デザイナーの「アカネウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」と、シャーロット・シャオ(Charlotte Shao)=デザイナーの「シシオ(SISIO)」が、それぞれ3月24日と25日に2025-26年秋冬コレクションをショー形式で発表する。「WWDJAPAN」は、両ブランドのファッションショーに計150名の読者を招待。募集期間は3月7〜17日だ。

■「アカネウツノミヤ」
募集人数:50名
開催日:3月24日
時間:19:00
場所:Warehouse TERADA E HALL
住所:東京都品川区東品川2-1-3

「アカネウツノミヤ」は、英ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ芸術大学出身の蓮井デザイナーが2009年に設立したウィメンズブランドだ。ニットアイテムを中心に、独自の素材開発や国内外から厳選した鮮やかなテキスタイル使いが特徴で、国内大手セレクトでも販売する。大人の女性からも支持される同ブランドが、創業15周年のショーを開催する。

■「シシオ」
募集人数:100名
開催日:3月25日
時間:18:30
場所:代々木第二体育館
住所:東京都渋谷区神南2-1-1

「シシオ」は、英セント・マーチンズと米パーソンズを卒業したシャオ=デザイナーが、ニューヨークで18年に立ち上げたウィメンズ&メンズブランドだ。中国の“陰”と“陽”の概念のように、相反する要素をアバンギャルドな手法で表現し、独自の美学を追求する。ビョーク(BJORK)やシンディ・ローパー(CYNDI LAUPER)、MIYAVIら、アーティストの衣装デザインも手掛けている。

<募集期間>
3月7日(金)〜17日(月)23:59

<プレゼント詳細>
■「アカネウツノミヤ」2025-26年秋冬ファッションショー
開催日:3月24日
当選者数:50名

◼︎「シシオ」2025-26年秋冬ファッションショー
開催日:3月25日
当選者数:100名

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・会員登録の上、応募フォームよりご応募ください。
・招待メールが正常に表示されない場合があるため、PC用メールアドレスを推奨しております。

【注意事項】

・各ブランドへの応募は1回のみ有効です。
・席数は予告なく変更となる場合がございます。
・予め設定された会場の収容制限数に達した際は入場を制限する場合がございますので、ショー開始30分前には会場にお越しください。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・当選発表は招待メールおよび招待状の送信をもって代えさせていただきます。
・学割会員(スタンダード/ライト)、一般スタンダード会員、一般ライト会員、無料会員の順に優先してご招待いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません。また、招待メールおよび招待状は再送いたしませんので予めご了承ください。
・現地までの交通費は含まれません。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。代理の方への譲渡は無効となります。
・ご来場のお客様が写った写真が「WWDJAPAN」および協賛社の広報活動(「WWDJAPAN」のウェブサイトや広報誌への掲載、雑誌、新聞などへの情報提供)および社内コミュニケーション(紙およびその他の媒体を含む)に掲載される場合がございますので、予めご了承の上お申し込みください。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当選者ご本人様のみご来場いただけます。小さなお子様の同伴はお断りいたします。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、コレクション招待に関する連絡のため、開催ブランドと共有させていただきます。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに開催ブランドを除く第三者に対して開示・提供することはございません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
> プライバシーポリシーはこちら

The post 【計150名を招待】創業15周年「アカネウツノミヤ」とNY発「シシオ」がショー開催 セントマ卒デザイナーの2ブランド appeared first on WWDJAPAN.

「シスター」 が 「フィフティーズ・プロジェクト」と共に国際女性デーに合わせた展示開催 メインビジュアルはシシヤマザキ

セレクトブティック「シスター(Sister)」は、国際女性デーに合わせ、3月7日から9日まで、政治分野でのジェンダーギャップ解消を目指して活動する「フィフティーズ・プロジェクト(FIFTYS PROJECT)」と共に、展覧会「FIFTYS PROJECT ジェンダー平等とわたしたち」を、渋谷パルコ 1階のポップアップスペース「GATE」で開催する。

会場では、展示を通して「フィフティーズ・プロジェクト」の活動を紹介するとともに、ジェンダーと政治にまつわるこれまでとこれからの歩みを概観する。メインビジュアルに採用したのは、NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」のタイトルバックを手がけた、アーティストのシシヤマザキによるイラスト。同様のビジュアルをあしらったTシャツやフーディーなどの展覧会関連グッズのほか、三重県・尾鷲市に拠点を構える書店「トンガ坂文庫」が本展のために選書した書籍も販売する。なお、本展の売り上げの一部は、ジャンダー関連図書の購入にあて、自治体に寄贈する。

⚫︎国際女性デー2025 「FIFTYS PROJECT ジェンダー平等とわたしたち」
日程:2025年3月7日〜9日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 1階 ポップアップスペース「GATE」
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

The post 「シスター」 が 「フィフティーズ・プロジェクト」と共に国際女性デーに合わせた展示開催 メインビジュアルはシシヤマザキ appeared first on WWDJAPAN.

「シスター」 が 「フィフティーズ・プロジェクト」と共に国際女性デーに合わせた展示開催 メインビジュアルはシシヤマザキ

セレクトブティック「シスター(Sister)」は、国際女性デーに合わせ、3月7日から9日まで、政治分野でのジェンダーギャップ解消を目指して活動する「フィフティーズ・プロジェクト(FIFTYS PROJECT)」と共に、展覧会「FIFTYS PROJECT ジェンダー平等とわたしたち」を、渋谷パルコ 1階のポップアップスペース「GATE」で開催する。

会場では、展示を通して「フィフティーズ・プロジェクト」の活動を紹介するとともに、ジェンダーと政治にまつわるこれまでとこれからの歩みを概観する。メインビジュアルに採用したのは、NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」のタイトルバックを手がけた、アーティストのシシヤマザキによるイラスト。同様のビジュアルをあしらったTシャツやフーディーなどの展覧会関連グッズのほか、三重県・尾鷲市に拠点を構える書店「トンガ坂文庫」が本展のために選書した書籍も販売する。なお、本展の売り上げの一部は、ジャンダー関連図書の購入にあて、自治体に寄贈する。

⚫︎国際女性デー2025 「FIFTYS PROJECT ジェンダー平等とわたしたち」
日程:2025年3月7日〜9日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 1階 ポップアップスペース「GATE」
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

The post 「シスター」 が 「フィフティーズ・プロジェクト」と共に国際女性デーに合わせた展示開催 メインビジュアルはシシヤマザキ appeared first on WWDJAPAN.

アディダス、24年は黒字転換 業績好調なるも25年は“トランプ関税”を警戒

アディダス(ADIDAS)の2024年12月期決算は、売上高が前期比10.5%増の236億8300万ユーロ(約3兆6945億円)、営業利益はおよそ5倍(同398.9%増)の13億3700万ユーロ(約2085億円)、純損益は前年の1400万ユーロ(約21億円)の赤字から8億3200万ユーロ(約1297億円)の黒字に転換した。

カテゴリー別での売上高は、売り上げ全体の59%を占めるフットウエアが同15.7%増の139億7500万ユーロ(約2兆1801億円)と業績をけん引。同じく35%を占めるアパレルは同4.6%増の82億1600万ユーロ(約1兆2816億円)、アクセサリー&ギアは同0.7%増の14億9900万ユーロ(約2338億円)だった。

地域別の売上高は、同社の最大の市場である欧州が同19.8%増の75億5100万ユーロ(約1兆1779億円)、中国(大中華圏)は同8.4%増の34億5900万ユーロ(約5396億円)、新興市場は同16.1%増の33億1000万ユーロ(約5163億円)、南米は同21.0%増の27億7200万ユーロ(約4324億円)、日本と韓国は同3.6%増の13億3900万ユーロ(約2088億円)といずれも増収だった。一方、同社にとって欧州に次ぐ市場である北米は、「イージー(YEEZY)」事業の終了や卸の軟調により、同1.7%減の51億2800万ユーロ(約7999億円)と減収。しかし、10~12月期(第4四半期)には回復し、2ケタ成長となっている。

「イージー」の在庫販売は24年で完了

アディダスは22年10月、カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)の反ユダヤ主義的な発言を含むヘイトスピーチや相次ぐ問題行動を受けて関係を解消し、約7年半にわたって共に手掛けていた「イージー」事業も同時に終了した。これに伴って発生したおよそ12億ユーロ(約1872億円)相当の在庫の一部を、23年5月から2回に分けて販売。残りの在庫は24年度に全て販売し、この分の売り上げはおよそ6億5000万ユーロ(約1014億円)となった。なお、そのうち2億6000万ユーロ(約405億円)程度を、同社が設立したヘイトクライムなどの被害者支援を行うチャリティー団体に寄付したという。

CEOのコメント

23年1月に就任したビョルン・グルデン(Bjorn Gulden)最高経営責任者(CEO)は、「24年は2ケタ増収を実現したほか、営業利益が前年から10億ユーロ(約1560億円)以上増えるなど、予想を超える結果となりうれしく思っている。現在の経営体制となって2年が経つが、23年は立て直しに集中し、24年にはその成果が表れてきた。改善すべき点はまだ沢山あるものの、尽力してきたチームを誇らしく思う。マクロ経済上の先行き不透明感が続いているが、“ローカルマインドを持ったグローバルカンパニー”として機敏に対応し、25年もさらに成長できるものと確信している」と語った。

25年は米政府による関税の引き上げを警戒

一方、同社は25年の見通しとして、売り上げの成長率は現地通貨ベースで1ケタ台後半、営業利益は17億〜18億ユーロ(約2652億〜2808億円)と発表。24年の好業績を踏まえるとやや保守的な数字だが、グルデンCEOによれば、2ケタ成長も視野に入れているものの、地政学上の先行き不透明感が継続していることや、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領による関税の引き上げを警戒した結果だという。「上り調子だった24年第4四半期に続き、25年も好調な滑り出しとなっているが、社会情勢が非常に不安定であることを加味せざるを得ない」と説明した。同社は数年前からサプライチェーンの分散化に取り組んでおり、調達先をこれまでの中国からベトナムやインドネシアなどにも拡大している。このため、対中関税の引き上げによる影響は以前より抑制できる見通しだが、中国以外の国にも関税の引き上げが適用される可能性があり、実際の影響については「予想のしようがなく、その都度、機敏かつ柔軟に対応するしかない」と話した。

なお、同社は1月、ドイツ本社で最大500人規模の人員整理を行うことを発表。これはコスト削減のためでなく、持続的な成長に向けた組織の合理化を図ることが目的だが、こうした機敏性を高めるためでもあるという。また、同社はデザインチームをドイツ本社に加えて、米ロサンゼルスとポートランド、中国・上海、そして東京の拠点に置いているほか、生産工場も中国市場向けのものは中国に、インド市場向けのものはインドに設立するなど、主要市場におけるローカライズ戦略を推し進めている。

The post アディダス、24年は黒字転換 業績好調なるも25年は“トランプ関税”を警戒 appeared first on WWDJAPAN.

「ハリウッド ランチ マーケット」が渋谷パルコでポップアップ ウルトラマンコラボやリメイク品が並ぶ

聖林公司の「ハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET)」は現在、渋谷パルコ 5階でポップアップイベントを開催中だ。期間は12日まで。会場では、ウルトラマンとのコラボアイテムを先行販売するほか、店舗限定のリメイクアイテムや海外のスーベニアショップを彷ふつとさせる雑貨などが並ぶ。

アイテム例

ポップアップ概要

日程:3月6〜12日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 5階
住所:東京都渋谷区宇田川町 15-1

The post 「ハリウッド ランチ マーケット」が渋谷パルコでポップアップ ウルトラマンコラボやリメイク品が並ぶ appeared first on WWDJAPAN.

「ハリウッド ランチ マーケット」が渋谷パルコでポップアップ ウルトラマンコラボやリメイク品が並ぶ

聖林公司の「ハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET)」は現在、渋谷パルコ 5階でポップアップイベントを開催中だ。期間は12日まで。会場では、ウルトラマンとのコラボアイテムを先行販売するほか、店舗限定のリメイクアイテムや海外のスーベニアショップを彷ふつとさせる雑貨などが並ぶ。

アイテム例

ポップアップ概要

日程:3月6〜12日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 5階
住所:東京都渋谷区宇田川町 15-1

The post 「ハリウッド ランチ マーケット」が渋谷パルコでポップアップ ウルトラマンコラボやリメイク品が並ぶ appeared first on WWDJAPAN.

池田エライザが「グッチ」のバンブーハンドル バッグを遊ぶような感覚で身にまとう

「グッチ」を象徴するタイムレスなアイコンバッグ“グッチ ダイアナ(Gucci Diana)”と“グッチ バンブー ディーバ(Gucci Bamboo Diva)”は、ブランドの“伝統と革新”を紡ぐバンブーハンドルとエレガントで構築的なレザーのボディーが特徴だ。クラシックな佇まいに現代的なムードも兼ね備えた名作を俳優や歌手、映画監督など、マルチな才能を開花させる池田エライザがまとう。ある時は瑞々しく、ある時は凛としたイメージを見せ、新しい時代の表現を続ける池田エライザのファッション感とともにバンブーハンドル バッグの魅力を語ってもらった。

自分らしくいられるという意味での
“似合う”スタイル

「グッチ」のスタイルのイメージって「どれも街によく似合う」ことです。溶け込むっていうこととは違って、自分らしくいられるという意味での“似合う”。今回のスタイリングでは、深いグリーンの“バンブー”は見た目のかわいさはもちろん、より和の要素も感じられるところが好きです。京都のイベントとかをチェックしていたので、前から気になっていたんです。バンブーハンドルが手にしっかり馴染むので、職人が1つ1つ手作りでしていることをダイレクトに感じられる作りでした。

ほんの少しのお香の香りと
一緒の“バンブー”を身につけたい

このセットアップは、一見シンプルだけど着てみるとボディーを程よく立体的に見せてくれるデザインになっていて、体のラインがきれいに出るんです。でも、腕周りやウエストに程よくゆとりがあるので、肩肘張らずにいられるから、普段使いもできるしフォーマルな場所にも着ていける。私は普段からかんざしとか、つげ櫛とかをバッグに合わせているので、自分の小物とも相性が良さそう。ほんの少しだけお香の香りを身にまとってこの“バンブー”で街を歩きたいですね。

ドリーミーさとブランドの持つ
伝統的なフォルムに引かれる

白い洋服を着ると自分のパーソナルが浮き彫りになると思っていて。みんなが白いアイテムを身につけていると、それぞれの違いがはっきりしますよね。服で自己表現をするというより、服が自分を表現してくれる。この白いシャツはビーズのフリンジもオーバー過ぎないサイズ感も、自分の骨格や個性を上手に引き出してくれます。この白い“グッチ ダイアナ”はハンドルの少し青みがかっているところがドリーミーで、ブランドの持つ伝統的なフォルムとの組み合わせに引かれました。。

モダンとトラディショナルな
バッグの組み合わせが
純粋に自分の好み

普段からトレンドを取り入れることには積極的なんです。“バレエコア”とか“スポーツコア”“Kファッション”が注目されていたら「とりあえずやってみよう」と。その理由は、コーディネートを考えるよりお店で気に入ったアイテムを買ってしまうから。自分のワードローブを見直して買い物しないので、毎日クローゼットを見ながら「今日はどうしようかな」って考えています。

この仕事をしていると、20代前半や後半ということではなく、21歳、22歳の時というように、自分が意識していなくても見られ方が変わります。ですから、それを逆手に取ったスタイリングをすることがあります。みんなが自分を怖いと思っていたら、極端に甘くしてみたり、逆もそう。ギャップで遊ぶことが多いので、今回のようなモダンな洋服とトラディショナルなバッグの組み合わせが純粋に自分の好みなんです。

MODEL:ELAIZA IKEDA
PHOTOS:TERUO HORIKOSHI(TRON)
STYLING:YOKO IRIE(SIGNO)
HAIR & MAKEUP:YUI YAMANAKA
問い合わせ先
グッチ クライアントサービス
0120-99-2177

The post 池田エライザが「グッチ」のバンブーハンドル バッグを遊ぶような感覚で身にまとう appeared first on WWDJAPAN.

「マックスマーラ」は冷静と情熱の間で揺れる 長年のファンも嬉しい「エトロ」に安心 25-26年秋冬ミラノコレ日記Vol.3

2025-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク3日目からは、ショー以外にもバッグ&シューズの展示会やイベントなど、アポイントがぎっしり。手分けをしながら約20の取材ミッションを遂行しました。

「マックスマーラ」は「英国最後のロマン主義作家」に着想

村上:本日のトップバッターは、「マックスマーラ(MAX MARA)」。今シーズン、イアン・グリフィス(Ian Griffiths)クリエイティブ・ディレクターは、英語圏では「最後のロマン主義作家」とされるブロンテ姉妹の妹、エミリー・ブロンテ(Emily Bronte)による小説「嵐が丘」にヒントを得ました。ちょっとどんな人物、どんな物語か、調べてみましょう。

エミリーと姉のシャーロット(Charlotte)は、イギリス北部ヨークシャーの荒野で暮らしていたそう。当時、文壇はまだ男性優位だったことから、2人は男性とも女性とも思える偽名を使っていました。「嵐が丘」は、2つの家で3代にわたって繰り広げられた愛憎、悲恋、復讐の小説ですが、難解だったことから当初は酷評を受けたと言います。

この段階で「マックスマーラ」らしいな、と思ったアナタは、ブランドのことをとっても良く理解しています(笑)。洋服を通した女性のエンパワーメントに心血を注ぐブランドとイアンにとって、男性同様の活躍を願い、小説発表直後は酷評されたものの後に高い評価を得たエミリー本人や、理性と愛憎や悲恋、復讐の間で揺れ動く「嵐が丘」の主人公は、まさに豊かなインスピレーション源でしょう。そこでイアンは、多種多様な素材とシルエットで作るコートを主軸に、冷静と情熱の間で揺れ動く女性像を思い描きました。

ファーストルックは、情熱的なラズベリーの1トーンコーディネート。大きなラペルとマキシ丈のチェスターコートは、ヨークシャーの厳しい自然に立ち向かう強さや理性を連想させますが、一方で今季のトレンドになりそうな起毛感のある柔らかな素材で仕上げ、包み込むような愛を感じさせます。全身同じ色の1カラーコーディネートの中で映えるのは、ウエストをマークする2連のベルトです。

肩口が大きく膨らみ裾にかけて急速にすぼまるマトンスリーブのコート、膝の脇にタックを仕込んでバナナのようなシルエットを描くパンツ、同じく無数のタックで優雅なフレアシルエットを生み出すロングスカートなど、シルエットは柔らか。一方、アイテム自体は将軍コートやマルチポケットのワークベスト、何より連発するマキシ丈でパワフル。なのにリブ編みのニットやベロア、極上のカシミヤなどソフトな素材が多いから温かみに溢れているけれど、ストイックなまでの1カラーコーディネートで規律的。と、コレクションはまさに冷静と情熱の間を行ったり来たり。そして、それが女性(というか人間)の魅力であり、そんな女性を支えたいという「マックスマーラ」の願いであることを改めて感じるコレクションでした。

「ヴァレクストラ」はソフトシェイプ際立つ

木村:「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」は今季、ソフトなシェイプが目立ちます。“ミラノバッグ“の新作はヌバックレザーで、なめし方に改良を加えることでより柔らかさを出しました。ポーチやクロスキャリーとしても使える小柄な2WAYバッグ“モチバッグ“もよりソフトに。深みのあるブラウンとブラックなど、シックなカラーリングも特徴です。

また、ブランドの代表製品である“イジィデ“をキャンバスと捉え、世界各国の職人とコラボレーションするプロジェクトも始動するそうです。まずはインドとイタリアから。インドの刺しゅう職人が750のミラーピースをモザイク状に刺しゅうしたものや、イタリア・サルデーニャ地方のカーペット職人が花の模様を描いたものなど、“イジィデ“の付加価値を高めています。秋には日本の有田焼とのコラボレーションを予定しているそうです。

グッチオ・グッチも輩出した老舗レザーブランド「フランツィ」

木村:続いて、イタリアの老舗ラグジュアリーレザーブランド「フランツィ(FRANZI)」の展示会へ。こちらのブランドは、トランクメーカーとして1864年に創業。当時画期的な軽量レザートランクを開発し、旅行鞄業界に革命を起こします。以来イタリア以外にもギリシャやエジプト、オーストリアといった世界の王室・皇室御用達ブランドとして知られる名門です。「グッチ(GUCCI)」を創業したグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)も「フランツィ」で修行していたのだそう。日本では昨年、日本橋髙島屋で開催したポップアップで初上陸しました。

新作は、日常使いできる大きめサイズの“ヴァージニア“バッグから柔らかな手触りのスエードが登場。グレーやスモーキーグリーン、エボニーとシックなカラーがそろいました。アイコンの“マルゲリータバッグ“は、レザーや色を自由にカスタムできるオーダーメードサービスを強みとしていますが、今回は、金色の筆跡や幾何学模様といったアートなデザインのバリエーションも加わりました。

「ブルマリン」は新デザイナーのデビューショーがなんだか下品

村上:「ブルマリン(BLUMARINE)」は、新クリエイティブ・ディレクターにデヴィッド・コーマ(David Koma)が着任。今回がデビュー・コレクションです。

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」がロレンツォ・セラフィニ(Lorenzo Serafini)で“イイ感じ“に進化したのに対して、コーマの「ブルマリン」はイマイチでしたねぇ……。一言で言えば、“下品“だったでしょうか?ニコラ・ブロニャーノ(Nicola Brognano)による「ブルマリン」のY2K路線を継承したかったのでしょうか?露出度高めのミニドレスやレースのトップスに、マスキュリンな将軍コートやレザーパンツを合わせるなど、今っぽい相反するものの融合でしたが、色使いや蝶々のモチーフ、大輪の花を描いたバックルのベルトやガーターのようなグラディエイターブーツ、そしてゼブラのショルダーバッグからは品格を感じることができませんでした。メイクやスカートの丈感でも、正直損をしてると思うんですよね。自身のクリエイションのベクトルにもう少しロマンティックな要素を加えれば新しい「ブルマリン」になり得たのに、方向性としては「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」路線に切り替えちゃった気がするけれど、大丈夫かな?

「アンテプリマ」は現代アーティストの加藤泉氏とコラボ

木村:「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は、現代アーティストの加藤泉氏とコラボレーションしました。荻野いづみデザイナーに話を聞くと、作品だけでなく加藤氏のファッションスタイルそのものからインスピレーションを受けたと言います。結果、加藤さんが普段よく履くカーゴパンツやオーバーサイズのセーターなどが登場し、年齢や性別を問わないスタイリングに落とし込まれていました。実際にフィナーレには、コレクションを着用した加藤さんがランウエイに登場しましたが、とてもお似合いでした。グリーンやブラウン、ベージュやライトピンクといった豊かなカラーパレットが、カシミヤやベルベット、コーデュロイなど温かみのある素材にのり、それらを自由な感性でレイヤード。芸術学校に通う学生のような雰囲気も感じました。要さんはいかがでしたか?

村上:25年春夏同様、「頑張れば買える」や「買いやすい」価格も考慮に入れ、複雑なディテールや凝りまくった装飾は回避。でありながら、コレクションブランドとしての個性は失わず、バランスの良さを感じました。アートって、そのままのせちゃうと着られない一着になっちゃいそうですが、加藤さんのイラストはモヘアなどの起毛素材に合いますねぇ。温かみが増幅されていましたね。荻野さんは、「着なくなったら、切って額に入れて飾ってほしい!」と話していました。ハサミを入れる勇気は持てそうにないので(苦笑)、大事に着たいと思います。

独自の視点で問題提起する「プラダ」

村上:お次は、「プラダ(PRADA)」ですね。今シーズンも、新しいフェミニニティーの提示で他とは違うコレクションを見せてくれました。詳細は、木村さんが書いた記事でチェックしてください。

「ホーガン」はミラノの街並みに着想 都会の若者にぴったりな新作シューズ

木村:トッズ グループ傘下の「ホーガン(HOGAN)」は2023年に日本に再上陸しました。日本ではスニーカーがメインですが、イタリアではウエアも販売。トータルルックを踏まえて見ると、シューズの可愛さが一層引き立ちます。新作は、歴史的建造物が立ち並ぶミラノの街の風景が着想源。エレガンスとリラックスした気分を素材やカラーで表現しています。

スリムフィットのスニーカー“オリンピア“は、スエードやホワイト、シルバーレザーでシックな印象。ローファーやシアリングのバレーリーナシューズなど、ミラノの都市で生活する若者達の必需品のようなアイテムがそろいます。バッグはデイリー使いできる大容量のトートバッグ。こちらもカーフスキンやスエード、ポニースキンなどで温かみと洗練さを兼ね備えています。

「エンポリオ アルマーニ」はマスキュリン×フェミニン

木村:お次は「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のショーへ。深みのあるベルベッドやウォッシュドウールなどリッチな生地感やシルクサテンの光沢感など、いつもの「エンポリオ アルマーニ」のエレガンスはそのまま。今回はファスナーをあしらったパンツにブーツの合わせ、フィールドジャケットを思わせるミリタリー調のベージュのロングコートなど、無骨な印象も加わりました。

リリースには「アルマーニの美学を最も象徴するのは、マスキュリンとフェミニンのバランス」と記されています。白シャツにベロアのネクタイと同素材のパンツスーツ、ポケットに片手を入れて歩くモデルのルックは、まさにその美学を象徴していると思いました。ショート丈のテーラードベストにラッフルをほどこしたスカートのルックも個人的にはツボでした。

後半は、トランプのモチーフがキーに。コレクションタイトルの「ALL IN」(ポーカー用語)は、ここに通じるものだったのですね。テーラードスーツのポケットからはトランプがのぞき、ハートを形どったトップスなどで遊び心を取り入れました。それにしても、100体近いルックの登場には、アルマーニさんのパワーを感じましたね。

「ファビアナ フィリッピ」の変身に未だ違和感

村上:私は、「ファビアナ フィリッピ(FABIANA FILIPPI)」へ。ルチア・デ・ヴィート(Lucia De Vito)をブランド初のクリエイティブ・ディレクターに任命して2年が過ぎようとしていますが、少なくともコレクションライン(ファッション・ウイークで発表するステートメントピースのこと)は、いまだ長年の顧客との乖離が大きそうで、どう咀嚼したら良いのか判断に迷っています。洋服は、美しいんです。ボタンもラペルも潔く取り払ったコンパクト丈のレザージャケットや、ピークドラペルの男前なチェスターコートなどと同系色のジャケット&パンツのコーディネートは、シャープでクリーン、ミニマルでモードではあります。ただ、この路線を多くのファンが望んでいるのかな?価格帯がアップしたので「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「ザ・ロウ(THE ROW)」などが競合になりそうだけど、勝てるだけの独自の魅力があるのか?そして、それが「ファビアナ フィリッピ」という地域に密着するクラフツマンシップのブランドとして正しいリブランディングなのか?と問われると、私は懐疑的です。

もちろん、従前のスタイルでは「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」と差別化しきれないから、変わりたい・変わらなきゃいけないのは理解できるのですが……。どうしても大きな帽子が気になってしまうコンセプチュアルな見せ方含めて、もう少し肩の力を抜いても良いのかな?

「MM6」は「拡大と縮小」 マルタン・マルジェラの意志を継承

村上:私は「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」のショー会場へ。

こちらのリンクで正面からの写真を紹介していますが、今回の「MM6」は、背面を見ないとコレクションの全貌が分かりません(苦笑)。ということで、私が撮影した動画をいくつか紹介しましょう。最初は「モデルがやたらと向きを変えて視線を送ってくるなぁ」と思っていたのですが、ちゃんと意味があったんです(笑)。

今シーズンは、「拡大と縮小」がキーワードです。アイテムはベーシック。トレンチコートやテーラードジャケット、スエード素材だけどTシャツ、そしてポロシャツなど、本当にフツーです。でも正面から見ても少し不思議なシルエットですよね?これは、背中の中央に別の生地を挟んでいるから。例えばスタンドカラーのウールコートなら、背面の中央にシルクサテンの生地をインサート。リブニットカーディガンには、後ろで別のニットをプラスします。トレンチコートも、同じギャバジンを使いつつ、背面ではドレープを寄せています。まずはこうして別の生地を挟むことで「拡大」しているんですね。「マルジェラ」らしい、脱構築的なアプローチです。同じようなアイデアは、背面のみならず、身頃の左右でも散見されます。

またパワーショルダーからストンと落ちるシルエットにしたり、中綿を詰めたりすることでも、アイテムを「拡大」しています。

一方の「縮小」は、細くて長いシルエットはもちろん、オーガンジーのような生地の中に別の洋服を無理やり詰め込んで表現しました。トレンチコートやシャツドレスは、シワクチャです(笑)。また、「拡大」とは反対に、背中の中央の生地を身頃の外に出すことで強制的に細くて長いシルエットを作る工夫もあります。

「縮小」のアイデアがウエアラブルか?と問われたら「No」かもしれませんが、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)によって「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が変容した結果、「MM6」は創業したマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)のクリエイティビティを一番強く継承するようになりました。「メゾン マルジェラ」のトップにグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任したら、どうなるのかな?そう言えば、会場にはグレンの姿がありました。

新たな才能を発掘し続けてきたセレクト「ビッフィ」が日本にフォーカス

木村:ミラノの名物セレクトショップ「ビッフィ(BIFFI)」が、日本のクリエーションやクラフツマンシップに着目した、“VOYAGE TO JAPAN”と題したイベントを開催すると聞きつけ、ショーの合間をぬってお邪魔してきました。企画は、「ビッフィ」でも10年以上前から取り扱われている「有松鳴海絞り」の「スズサン(SUZUSAN)」の村瀬弘行CEOと、「ビッフィ」ディレクターのカルラ・チェルダ・ビッフィ(Carla Cereda Biffi)さんのアイデアから始まったそう。

店内では「スズサン」のほか、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」ほか、カルラさんが感銘を受けたという日本の伝統工芸ブランド8つがフィーチャーされました。カルラさんは、「日本の職人は深い知識と素晴らしい技術、新しい視点を持っている。こうした場所で、特に若い才能を紹介していくことに意義を案じている」とコメント。

日本の職人技が生み出した作品が「ジャックムス(JACQUEMUS)」のバッグと並んでいるのを見ると、日本の伝統工芸とファッションの親和性が強く感じられます。ケータリングのからあげと太巻きに束の間の幸せを覚えつつ、次のショー会場に急ぎました。

「セラピアン」は控えめに輝くモノトーンのバッグ

村上:「セラピアン(SERAPIAN)」は今回、モノトーンの世界でイヴニングにもピッタリのクラッチサイズのバッグを発表しました。編みこむレザーの端に小さなメタルボールをあしらい、キラッと瞬きます。夜は仮面パーティーで盛り上がったそうです(笑)。

ついに長年のファンにも売れそう!な「エトロ」

木村:「エトロ(ETRO)」は、今季メンズも交えたコー・エドショーを開催しました。マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)が手掛ける「エトロ」は、いい方向に若々しさを取り入れてきていると感じていますが、課題は既存の顧客も着られるウエアの提案ですね。今回のコレクションは、すごくバランスが取れていたと思います。

マルコは今季、地球上に初めて生命が誕生した時代に思いを馳せます。大切にしたのは、思わず触れたくなるような生地のテクスチャーや、生命の誕生に欠かせない風や水をイメージした生地の軽やかなフロー。ボリュームのあるファーはキー素材で、コートや大きなロシアン帽のようなアイテムに用いました。シボ感のあるレザーは、コートやミニスカートに。

特に「いいな」と思ったのは、古代エジプト時代の神様とペイズリーを組み合わせたオリジナルプリントのスカーフ付きブラウス類。幻想的な世界観で「エトロ」らしさもありながら、スタイリングで新鮮さも感じました。

アクセサリーの提案も豊富でした。10万円台の新作クラッチバッグや乗馬のサドルをイメージしたショルダーバッグが、メンズにもウィメンズにも登場しました。セーターに描いたボタニカルアートは、韓国の気鋭アーティスト、マリア•ジョンによるもの。植物と人間の関係性をテーマにした作風と、ポップさのあるタッチが今の「エトロ」にマッチしていました。要さんの評価はいかがでしたか?

村上:「生地オタクであるがゆえ」だと思うんですが、マルコは生地をたくさん使いたいから、ロングドレスの提案が多かったんですよね。もちろん素敵なんだけれど、色や柄が鮮やかだから「どこに着ていけばいいのかな?」と迷う人も多かったと思うんです。そして、特にIラインのドレスは、長年のファンの皆さんには正直難しい。上下セパレートのアイテム開発や打ち出しが急務でした。今回は、そんな課題を見事にクリア。新しいペイズリーは、長年のファンにとって、新たに買う理由になりそうですね。

The post 「マックスマーラ」は冷静と情熱の間で揺れる 長年のファンも嬉しい「エトロ」に安心 25-26年秋冬ミラノコレ日記Vol.3 appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「エンポリオ アルマーニ」「ジョルジオ アルマーニ」から新作財布 最強開運日まであと3日

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」の両ブランドから新作ウオレットを発売した。各ブランドの店舗および、公式オンラインストアで扱う。

「エンポリオ アルマーニ」

ウィメンズ

「エンポリオ アルマーニ」のウィメンズからは、カードホルダーとジップ付きコインポケットを備え、全面にモノグラムプリントを配したキャッチーな二つ折りウオレット(3万3000円)が登場。シックなカラーリングが洗練された雰囲気を醸し出す。

メンズ

メンズからは、カーフレザーに細かい筋模様の型押し加工を施すことで、傷や汚れに強くなる“サフィアーノ仕上げ”の再生レザーを使用した二つ折りウオレット(2万5300円)を用意。ブルーがかったグレーのカラーがクールな印象だ。張りがあり型崩れしにくく、はっ水性も高い同ウオレットは、内側に紙幣用コンパートメント、カードポケット、フラップ付きコインパースを備え、機能性にも優れる。

「ジョルジオ アルマーニ」

ウィメンズ

「ジョルジオ アルマーニ」のウィメンズからは、コンパクトなバッグにも収まるレザーの三つ折りウオレット(11万3300円)を発売する。内側にはカードを収納できる複数のスロットと、紙幣用コンパートメントを1つ搭載し、上品なベージュのボディーにさりげなく配したゴールドのロゴが高級感あふれる仕上がりだ。また、ゴールドのスナップフックディテールも付属し、バッグに取り付けられるのも魅力。

メンズ

メンズからは、ソフトなレザーを使用したすっきりとしたシルエットの二つ折りウオレット(9万4600円)を販売する。フロントには、編み込み風のロゴ刺しゅうをあしらいアクセントをつけた。内側には複数のカードスロット、紙幣用コンパートメント、フラップ付コインポケットを備える。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

The post 【一粒万倍日】「エンポリオ アルマーニ」「ジョルジオ アルマーニ」から新作財布 最強開運日まであと3日 appeared first on WWDJAPAN.

リピーターが5割以上、人気の台湾発“茶香水”「ピーセブン」創業者に聞くブレイクまでの10年とこれから

PROFILE: パン・ユーチン(Pan Yu-Ching)/「ピーセブン」創業者

パン・ユーチン(Pan Yu-Ching)/「ピーセブン」創業者
PROFILE: 台湾・花蓮生まれ。幼少期から敏感な嗅覚を持っていたが、コミュニケーションは苦手。専門学校卒業後、台北で添乗員や貿易事務などさまざまな仕事に就くが長続きせず、配達員や調理員として働いたこともある。故郷に戻り茶師の仕事に出合う。お茶に囲まれ最低限のコミュニケーションですむ仕事に満足し、お茶の香りを閉じ込める商材はないかと独学で香水作りを始め、2012年に「ピーセブン」を創業

台湾発フレグランス「ピーセブン( P.SEVEN)」は2月末に都内で、新作フレグランス“府城香”の発表会を開催した。「ピーセブン」は、調香師であるパン・ユーチン(Pan Yu-Ching)創業者が2012年に設立。台湾の文化を香りで表現するブランドで、お茶をテーマにした“茶香水”のパイオニア的な存在だ。日本では、台湾を訪れた日本人の口コミにより徐々に広まり、19年に都内で台湾発文化を発信する「誠品生活日本橋」内に出店。23年秋伊勢丹新宿本店の「サロン ド パルファン(SALON DE PARFUM)」出展時は行列ができるほどの人気で、一気にブランドの認知度がアップした。日本で着実にファンを増やし、現在日本で販売する製品は、北海道の工場で生産。「日本は第二の故郷」と話すユーチン創業者に、ブランドやビジネスについて聞いた。

プロの方程式とは違う想像力が生み出す心地良い香り

WWD:「ピーセブン」を創業したきっかけは?

パン・ユーチン「ピー セブン」創業者(以下、ユーチン):茶師として働いていたときに青茶の香りを嗅ぐための茶杯“聞香杯”に残る淡いお茶の香りを永遠に閉じ込めたいと思った。そこで、独学で香水を作り始めた。当時はアジアの香水ブランドは珍しく、調香を学んだわけでもないので、大きなチャレンジだった。お茶の香水といえば、欧米ブランドによる紅茶の香水はあったが、香り自体にあまりお茶を感じられなかった。欧米とアジアのお茶の香りは違う。だから、自分が感じた香りを自分の方法で試行錯誤を重ねて台湾茶香水を作った。

WWD:調香を学んでいないが、なぜブランドを立ち上げた?

ユーチン:茶師という仕事は、コミュニケーションが苦手だった私にとって天職のようなもの。お茶とその香りが好きで、それをどうしたら表現できるかと考えた。香りは知覚を魂へ伝達する一つの方法だと強く感じてブランドを立ち上げた。多くのプロの調香師から批判の声もあり、数年間は戸惑いもあった。だが、自分が感じ取った香りをプロのやり方ではなく、想像力を働かせて試行錯誤で表現している。例えば、バラにはハチミツを、クローブにはウイスキーを感じる。私が嗅いで感じとったまま、パズルのように組み合わせて香りとして表現。22年に米の香水コンテストで受賞して自信が持てるようになり、もっと大胆に調香するようになった。

WWD:「ピーセブン」の名前はどこから?コンセプトは?

ユーチン:ピーは私の名前の頭文字からでルーツを忘れないという意味を込めている。セブンは、聖書では新しい始まり、仏教では円満を意味する数字。それらを組み合わせ、ブランドの円満な発展を願う名前にした。コンセプトは、台湾の土地、民族、文化を台湾にしかない素材などを用いて、香りで表現している。情景が浮かび上がるような香り、記憶に残る香りを提案したい。だが、妖精のように軽やかで、誰もが包まれて心地良い香りを目指している。

リピーターが5割以上、B to Bビジネスも展開

WWD:展開している香りは何種類?ベストセラーは?

ユーチン:フレグランスが16種類、ピロースプレーが7種類。ピロースプレーは、台湾の街の香りを表現したもの。コロナ禍に、夢でその街を訪れてもらえればと開発した。日本では、おもてなしのお茶を意味する“奉茶”シリーズの凍頂烏龍茶の香り“沁香”と東方美人茶の香り“玉香”がベストセラーだ。お茶そのものの香りなので、初めての香水として馴染みやすく、場所を問わずに着けられる。「ピーセブン」はアジアの優雅さや謙虚さを体現するブランドだ。だから、多くのアジア人に受け入れられているのだと思う。

WWD:現在何ヵ国で販売している?

ユーチン:台湾、日本、イタリア、ハンガリー、ベトナム。日本には法人、イタリアには事務所がある。韓国や香港から引き合いが来ているので、これから販売予定だ。

WWD:新作の“府城香”は台南市文化資産管理局とのコラボレーションだが?

ユーチン:台南の寺院や古い街並みを表現した。街中に漂う線香の香りや草木や煙など歴史ある台南の街歩きをしているような香りになっている。他にも、スターラックス航空や資生堂プロフェッショナル、台湾のファミリーマート、「ベスパ」などのブランドや動物保護のチャリティー活動の一環として台北動物園と作った香りがある。現在、日本企業と日本茶の香りのプロジェクトが進んでいる。今後は、もっとB to Bも強化していきたい。

WWD:「ピーセブン」とのビジネスの割合は?B to Bビジネスはどのように始まった?

ユーチン:「ピー セブン」が55%、B to Bが45%。ブランドを創業してから、企業向けに台湾の文化や香りを伝えるためのイベント「香り展」を開催してきた。そこで、他のブランドとは違うアプローチに共感してくれた企業と一緒にオリジナルの香りを開発している。

WWD:調香や生産はどこで行う?

ユーチン:調香は台湾。日本で販売する製品は、北海道で生産しているが、それ以外は台湾で生産している。

WWD:なぜ日本で生産するのか?

ユーチン:日本のお客さまの5〜6割がリピーターで、「サロン ド パルファン」に出展してから新規顧客も増えた。日本にはファンが多く、日本は私にとって第二の故郷のようなもの。だから、日本生産にすることで少しでも日本に還元できればと思う。今後、日本で路面店の出店も視野に入れている。

WWD :今後どのようにブランドを育てたいか?

ユーチン:アジアで香りの文化がもっと広まれば嬉しい。茶香水をどこか懐かしいクラシックな存在にできればと思う。

The post リピーターが5割以上、人気の台湾発“茶香水”「ピーセブン」創業者に聞くブレイクまでの10年とこれから appeared first on WWDJAPAN.

よしミチが「マックス アンド コー」で紡ぐ、家族の絆

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ

「マックス アンド コー(MAX&CO.)」とスタイリストのロレンツォ・ポソッコ(Lorenzo Posocco)による2025年春夏カプセルコレクション“Found Family”。1990年代を象徴するミニマルなニューヨークのアーバンスタイルに着想を得て、多様な家族への愛をつづっている。“家族”がテーマの本コレクションを着こなすのは、姉弟でタッグを組んだマルチタレントのよしミチ。お互いの存在や、家族観について教えてくれた。

ミニマルでクリーンな装いが
浮き彫りにする2人のパーソナリティー

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
テクニカルタフタを使ったアノラックに、同素材のペンシルスカートを合わせたコーディネート。手元にはメタルハンドルのバッグを携えて。二つ折りにしてクラッチバッグとしても使える2ウエイだ。光沢と張り感のあるウエアに、ベージュのソフトレザーのバッグを加えることで、素材の上質さと柔らかさが伝わってくる。スポーティーなルックに、黒のスクエアトゥブーツで都会的なエッセンスを添えた。
アノラック“パークアヴェニュー”(7万2600円)、タフタ スカート“ドイヤーストリート”(4万4000円)、レザー バッグ“ソレバッグ”(9万9000円)、ショートブーツ(7万2600円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
ライラックのワントーンコーデを着こなしたミチ。オーガンジーのシャツには、“LPS”ロゴをウエストに施したスカートをセットした。透け感のあるアイテムにはニット素材のインナーを重ねて、ヘルシーに素肌をのぞかせて。クリアなオーバル型サングラスと同系色のミュールで、春夏のムードを盛り上げる。よしあきがまとったのは、ゴールデンイエローの光沢感のあるウィメンズシャツ。テーパードを効かせた細身のパンツとベルトバッグを身につけて、タイトなシルエットに挑戦。性別を越えてファッションを楽しめる、本コレクションのコンセプトに呼応するルックだ。

ミチ:オーガンジー シャツ“チェルシー”(3万7400円)、オーガンジー スカート“アッパーイーストサイド”(3万800円)、ニットジャンプスーツ“ブルックリン”(5万600円)、ミュール“ソーホー”(参考商品)、イヤリング“ルー”(参考商品)、サングラス“MO0136” (3万5200円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)

よしあき:ロングカフス シャツ“ミッドタウン”(4万4000円)、パンツ “グリニッチ”(5万600円)、ベルト バッグ“ダンボ”(2万3100円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
よしあきは、ライトベージュのアノラックをモードなたたずまいで着こなした。正面に施されたファスナーのマルチポケットやテクニカルタフタ素材など、機能性とミニマルな美学を表現している一着だ。ボトムスにはストレッチが効いたブラックのパンツを合わせた。サングラスはスクエア型のフレームで、1990年代のムードたっぷり。無彩色で仕上げたルックは、シンプルながらも緻密に計算されたデザインの奥行きを示している。
アノラック“パークアヴェニュー”(7万2600円)、パンツ “グリニッチ”(5万600円)、サングラス“MO0136”(3万5200円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
カラーを統一して、“おそろい”風の着こなしを披露した2人。よしあきはリジッドデニムのセットアップを着用。ライダース風ジャケットには、ネイビーのポロシャツを重ねてクリーンな印象に。ジーンズの裾をロールアップして、メリハリのあるスタイリングに仕上げた。ミチは、コットン素材のミニドレスにレザーのスカーフを頭に巻いたブラックコーデ。パイソン柄のロングブーツがスパイスを添える。ラインストーンが瞬くイヤリングとネックレスも身につけて、装いに華やぎをプラス。色調をそろえて、お互いの感性が響き合っている。

ミチ:コットン ドレス“コニーアイランド”(4万7300円)、ブーツ“ナオミ”(参考商品)、スカーフ(参考商品)、ネックレス“チェーンルー”(3万7400円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)

よしあき:デニム ジャケット“レノックスヒル”(7万9200円)、ポロシャツ“カナージー”(2万7500円)、ジーンズ“ウィリアムズバーグ”(5万3900円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

多様な家族へのオマージュをささげた
“Found Family”コレクション

現代的な視点を取り入れながら、ユニセックス・アイテムとして提案する“Found Family”コレクション。クラシックと斬新、過去と未来、シンプルと複雑といった対比を生かしたアイテムを組み合わせている。本コレクションを手がけたロレンツォに大きな影響を与えたのは、1990年代のファッション誌の誌面やポートレート写真。同年代に主流となったミニマリスティックなスタイルをもとに、ジェンダーや年齢にとらわれず、シンプルながらも素材使いやディテールにこだわったウエアの数々がそろう。

刺激し合う2人の関係
姉弟であり、
ビジネスパートナーであること

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ

よしミチ:ミチ(1998年3月6日生まれ)、よしあき(2000年8月27日生まれ)。姉のミチと弟のよしあきによる姉弟ユニットモデル。ユニークなキャラクターとセンスでZ世代のファッションアイコンとして人気を博す。現在SNSの合計フォロワー数は300万人を超える。マルチタレントとしても活動中

2歳違いの実の姉弟であるよしミチにとって、家族とはどういった存在なのだろう?姉弟という近しい間柄でありながら、毎日一緒に仕事をこなし、友達もほとんど共通しているという。長い時間をともにするパートナーである2人がお互いを思い合い、うまく人間関係を築くために日頃から心がけていることを語ってくれた。

一緒に仕事をするようになってはや9年。「最初は、毎日ぶつかってばかり。けんかが絶えませんでした。でも、今は尊敬できるところを見るようにしていて。彼は穏やかで寛大な性格。計画性もあるんですよ」(ミチ)。それに対して、よしあきは「正直、幼いころはミチを妹のような存在だと思っていて。双子に思われることもあり、年齢差も感じていませんでした。でも、ここ3年で急にお姉さんになって(笑)。仕事でもプライベートでも頼れる存在。引っ張ってくれる姉がいてありがたいですね」(よしあき)。そんな2人が考える、人間関係を円滑にするコツとは。「相手に何かできないことがあっても責めないこと。まずは、相手をそんな状況にしてしまった自分を反省するようにしています」(よしあき)。対してミチは「あんまり相手に期待をしすぎず、互いにとっていい距離感を知ること。それは、友達でも家族でも、恋人でも同じだと思うんです」(ミチ)。

2人は好きなものや趣味が似ていて共感し合えることも多い。住まいが一緒だった時はよく洋服の貸し借りもしたそう。でも性格は真逆。だからこそ仕事で互いを補えるのだという。最近は自分の意見を押し付けず、相手の話に耳を傾けるように。そんな2人に、今後一緒にやってみたいことを聞いてみた。「将来、やってみたいことはお互いの家族や子どもと一緒に遊びたい」(よしあき)。「親戚がたくさん住んでいる台北も、とても家族愛が深いんです。自分たちもいとこや親族と仲良くやってきたので、いつか同じように実現できたらうれしいですね」(ミチ)。

ロレンツォ・ポソッコが提案する
シンプリシティー
「性別も年齢も気にせず、
自由に分かち合ってほしい」

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,ロレンツォ・ポソッコ,Lorenzo Posocco

ロレンツォ・ポソッコ:(Lorenzo Posocco)北イタリア出身。IULM大学でコミュニケーションとマーケティングの学位を取得後、本格的にスタイリストの道へ。「ニューヨーク・タイムズ」や「CR ファッションブック」「ヴァニティ・フェア」などに携わるほか、2016年からデュア・リパのスタイリングを担当。現在は「マックス アンド コー」のスタイリングも手がけている

ロレンツォ・ポソッコは長らく「マックス アンド コー」のみならず、マックスマーラグループのキャンペーンやファッションショーのスタイリングを手がけてきた。「マックスアンド コー」と自らも、もはや家族のような間柄と語る彼は、本コレクションについて、「みんなが家族のようにシェアしてくれたらうれしい」と言う。そんな彼からコメントが届いた。

ロレンツォは「『マックス アンド コー』は「豊かなヒストリーがある一方、若々しいスピリットも忘れていないと思う。常に、何かにトライをしているね」と語る。本コレクションについては「自分自身が強く魅了された1990年代に注目した」と話し、ナイロンなどの機能素材、そしてブラックを基調としたシンプリシティーを提案した。「男性やスポーツシーンに向けたハイテク素材を女性に提案するというモダンなスタイルだったからこそ、一周回って男性の僕も楽しめたんだ。ジェンダーの考え方が自由な今だからこそ、あのころのように、性別も年齢も気にせず、みんなが今回のコレクションを自由に分かち合ってくれたら」と語った。

銀座三越店で
ポップアップストアを開催

「マックス アンドコー」は2025年春夏シーズンから、ロレンツォ・ポソッコとコラボレーションしたカプセルコレクション“Found Family”をローンチ。本コレクションは3月5日から「マックス アンドコー」銀座三越店のポップアップストアで先行販売し、順次全国の「マックス アンド コー ショップ」および公式オンラインショップで展開する。ペールトーンのアノラックやシャツ、スカートがラインアップするほか、アイウエアコレクションにロレンツォとコラボした新モデル“MO0136”が登場。シャープな幾何学的カットが施されたオーバルシェイプのレンズが特徴だ。
“Found Family” POP UP STORE

 会期:3月5〜11日
 場所:「マックス アンド コー」銀座三越店
 住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越本館

MODEL:YOSHIMICHI
PHOTOS:KEITA GOTO(W)
STYLING:SHIZUKA YOSHIDA
HAIR&MAKEUP:REIKA SAKAMOTO(ALLURE)
TEXT&EDIT:AIKA KAWADA
問い合わせ先
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535

The post よしミチが「マックス アンド コー」で紡ぐ、家族の絆 appeared first on WWDJAPAN.

よしミチが「マックス アンド コー」で紡ぐ、家族の絆

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ

「マックス アンド コー(MAX&CO.)」とスタイリストのロレンツォ・ポソッコ(Lorenzo Posocco)による2025年春夏カプセルコレクション“Found Family”。1990年代を象徴するミニマルなニューヨークのアーバンスタイルに着想を得て、多様な家族への愛をつづっている。“家族”がテーマの本コレクションを着こなすのは、姉弟でタッグを組んだマルチタレントのよしミチ。お互いの存在や、家族観について教えてくれた。

ミニマルでクリーンな装いが
浮き彫りにする2人のパーソナリティー

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
テクニカルタフタを使ったアノラックに、同素材のペンシルスカートを合わせたコーディネート。手元にはメタルハンドルのバッグを携えて。二つ折りにしてクラッチバッグとしても使える2ウエイだ。光沢と張り感のあるウエアに、ベージュのソフトレザーのバッグを加えることで、素材の上質さと柔らかさが伝わってくる。スポーティーなルックに、黒のスクエアトゥブーツで都会的なエッセンスを添えた。
アノラック“パークアヴェニュー”(7万2600円)、タフタ スカート“ドイヤーストリート”(4万4000円)、レザー バッグ“ソレバッグ”(9万9000円)、ショートブーツ(7万2600円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
ライラックのワントーンコーデを着こなしたミチ。オーガンジーのシャツには、“LPS”ロゴをウエストに施したスカートをセットした。透け感のあるアイテムにはニット素材のインナーを重ねて、ヘルシーに素肌をのぞかせて。クリアなオーバル型サングラスと同系色のミュールで、春夏のムードを盛り上げる。よしあきがまとったのは、ゴールデンイエローの光沢感のあるウィメンズシャツ。テーパードを効かせた細身のパンツとベルトバッグを身につけて、タイトなシルエットに挑戦。性別を越えてファッションを楽しめる、本コレクションのコンセプトに呼応するルックだ。

ミチ:オーガンジー シャツ“チェルシー”(3万7400円)、オーガンジー スカート“アッパーイーストサイド”(3万800円)、ニットジャンプスーツ“ブルックリン”(5万600円)、ミュール“ソーホー”(参考商品)、イヤリング“ルー”(参考商品)、サングラス“MO0136” (3万5200円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)

よしあき:ロングカフス シャツ“ミッドタウン”(4万4000円)、パンツ “グリニッチ”(5万600円)、ベルト バッグ“ダンボ”(2万3100円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
よしあきは、ライトベージュのアノラックをモードなたたずまいで着こなした。正面に施されたファスナーのマルチポケットやテクニカルタフタ素材など、機能性とミニマルな美学を表現している一着だ。ボトムスにはストレッチが効いたブラックのパンツを合わせた。サングラスはスクエア型のフレームで、1990年代のムードたっぷり。無彩色で仕上げたルックは、シンプルながらも緻密に計算されたデザインの奥行きを示している。
アノラック“パークアヴェニュー”(7万2600円)、パンツ “グリニッチ”(5万600円)、サングラス“MO0136”(3万5200円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
カラーを統一して、“おそろい”風の着こなしを披露した2人。よしあきはリジッドデニムのセットアップを着用。ライダース風ジャケットには、ネイビーのポロシャツを重ねてクリーンな印象に。ジーンズの裾をロールアップして、メリハリのあるスタイリングに仕上げた。ミチは、コットン素材のミニドレスにレザーのスカーフを頭に巻いたブラックコーデ。パイソン柄のロングブーツがスパイスを添える。ラインストーンが瞬くイヤリングとネックレスも身につけて、装いに華やぎをプラス。色調をそろえて、お互いの感性が響き合っている。

ミチ:コットン ドレス“コニーアイランド”(4万7300円)、ブーツ“ナオミ”(参考商品)、スカーフ(参考商品)、ネックレス“チェーンルー”(3万7400円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)

よしあき:デニム ジャケット“レノックスヒル”(7万9200円)、ポロシャツ“カナージー”(2万7500円)、ジーンズ“ウィリアムズバーグ”(5万3900円)/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

多様な家族へのオマージュをささげた
“Found Family”コレクション

現代的な視点を取り入れながら、ユニセックス・アイテムとして提案する“Found Family”コレクション。クラシックと斬新、過去と未来、シンプルと複雑といった対比を生かしたアイテムを組み合わせている。本コレクションを手がけたロレンツォに大きな影響を与えたのは、1990年代のファッション誌の誌面やポートレート写真。同年代に主流となったミニマリスティックなスタイルをもとに、ジェンダーや年齢にとらわれず、シンプルながらも素材使いやディテールにこだわったウエアの数々がそろう。

刺激し合う2人の関係
姉弟であり、
ビジネスパートナーであること

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ
マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,よしミチ

よしミチ:ミチ(1998年3月6日生まれ)、よしあき(2000年8月27日生まれ)。姉のミチと弟のよしあきによる姉弟ユニットモデル。ユニークなキャラクターとセンスでZ世代のファッションアイコンとして人気を博す。現在SNSの合計フォロワー数は300万人を超える。マルチタレントとしても活動中

2歳違いの実の姉弟であるよしミチにとって、家族とはどういった存在なのだろう?姉弟という近しい間柄でありながら、毎日一緒に仕事をこなし、友達もほとんど共通しているという。長い時間をともにするパートナーである2人がお互いを思い合い、うまく人間関係を築くために日頃から心がけていることを語ってくれた。

一緒に仕事をするようになってはや9年。「最初は、毎日ぶつかってばかり。けんかが絶えませんでした。でも、今は尊敬できるところを見るようにしていて。彼は穏やかで寛大な性格。計画性もあるんですよ」(ミチ)。それに対して、よしあきは「正直、幼いころはミチを妹のような存在だと思っていて。双子に思われることもあり、年齢差も感じていませんでした。でも、ここ3年で急にお姉さんになって(笑)。仕事でもプライベートでも頼れる存在。引っ張ってくれる姉がいてありがたいですね」(よしあき)。そんな2人が考える、人間関係を円滑にするコツとは。「相手に何かできないことがあっても責めないこと。まずは、相手をそんな状況にしてしまった自分を反省するようにしています」(よしあき)。対してミチは「あんまり相手に期待をしすぎず、互いにとっていい距離感を知ること。それは、友達でも家族でも、恋人でも同じだと思うんです」(ミチ)。

2人は好きなものや趣味が似ていて共感し合えることも多い。住まいが一緒だった時はよく洋服の貸し借りもしたそう。でも性格は真逆。だからこそ仕事で互いを補えるのだという。最近は自分の意見を押し付けず、相手の話に耳を傾けるように。そんな2人に、今後一緒にやってみたいことを聞いてみた。「将来、やってみたいことはお互いの家族や子どもと一緒に遊びたい」(よしあき)。「親戚がたくさん住んでいる台北も、とても家族愛が深いんです。自分たちもいとこや親族と仲良くやってきたので、いつか同じように実現できたらうれしいですね」(ミチ)。

ロレンツォ・ポソッコが提案する
シンプリシティー
「性別も年齢も気にせず、
自由に分かち合ってほしい」

マックス アンド コー,MAX&CO.,マックスマーラ ジャパン,Found Family,ロレンツォ・ポソッコ,Lorenzo Posocco

ロレンツォ・ポソッコ:(Lorenzo Posocco)北イタリア出身。IULM大学でコミュニケーションとマーケティングの学位を取得後、本格的にスタイリストの道へ。「ニューヨーク・タイムズ」や「CR ファッションブック」「ヴァニティ・フェア」などに携わるほか、2016年からデュア・リパのスタイリングを担当。現在は「マックス アンド コー」のスタイリングも手がけている

ロレンツォ・ポソッコは長らく「マックス アンド コー」のみならず、マックスマーラグループのキャンペーンやファッションショーのスタイリングを手がけてきた。「マックスアンド コー」と自らも、もはや家族のような間柄と語る彼は、本コレクションについて、「みんなが家族のようにシェアしてくれたらうれしい」と言う。そんな彼からコメントが届いた。

ロレンツォは「『マックス アンド コー』は「豊かなヒストリーがある一方、若々しいスピリットも忘れていないと思う。常に、何かにトライをしているね」と語る。本コレクションについては「自分自身が強く魅了された1990年代に注目した」と話し、ナイロンなどの機能素材、そしてブラックを基調としたシンプリシティーを提案した。「男性やスポーツシーンに向けたハイテク素材を女性に提案するというモダンなスタイルだったからこそ、一周回って男性の僕も楽しめたんだ。ジェンダーの考え方が自由な今だからこそ、あのころのように、性別も年齢も気にせず、みんなが今回のコレクションを自由に分かち合ってくれたら」と語った。

銀座三越店で
ポップアップストアを開催

「マックス アンドコー」は2025年春夏シーズンから、ロレンツォ・ポソッコとコラボレーションしたカプセルコレクション“Found Family”をローンチ。本コレクションは3月5日から「マックス アンドコー」銀座三越店のポップアップストアで先行販売し、順次全国の「マックス アンド コー ショップ」および公式オンラインショップで展開する。ペールトーンのアノラックやシャツ、スカートがラインアップするほか、アイウエアコレクションにロレンツォとコラボした新モデル“MO0136”が登場。シャープな幾何学的カットが施されたオーバルシェイプのレンズが特徴だ。
“Found Family” POP UP STORE

 会期:3月5〜11日
 場所:「マックス アンド コー」銀座三越店
 住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越本館

MODEL:YOSHIMICHI
PHOTOS:KEITA GOTO(W)
STYLING:SHIZUKA YOSHIDA
HAIR&MAKEUP:REIKA SAKAMOTO(ALLURE)
TEXT&EDIT:AIKA KAWADA
問い合わせ先
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535

The post よしミチが「マックス アンド コー」で紡ぐ、家族の絆 appeared first on WWDJAPAN.

「イザベル マラン」2025-26年秋冬コレクション

「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「イザベル マラン」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「イザベル マラン」2025-26年秋冬コレクション

「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「イザベル マラン」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

【2025年夏コスメ】「アンドビー」がベースメイクラインをリニューアル “生肌メイク”をかなえる3品登場

河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースする「アンドビー(&BE)」は、4月からベースメイクラインをリニューアルする。それに伴いリニューアル第1弾として、4月4日から夏季限定で“薬用ホワイトニング UV スプレー”【医薬部外品】[SPF50+・PA++++UV耐水性★★](60g、1980円)を、4月25日から“ラスティングクッションファンデーション”[SPF33・PA+++](全2色、各3520円)と“UV スムースパウダー”[SPF35・PA++](8,5g、1650円)を販売する。

UVカット美白スプレー

“薬用ホワイトニング UV スプレー”【医薬部外品】は、トラネキサム酸による美白効果と、グリチルリチン酸ジカリウムによる肌荒れ、ニキビ予防効果を備えた薬用UVカットスプレー。夏のインナードライ肌のために厳選した全5種の美容成分配合で、潤いで包みながら強力な紫外線から肌や髪を守る。

薄膜カバーの“美容液”ファンデーション

“ラスティングクッションファンデーション”は、マットと艶の要素を合わせ持った自然由来指数77%のクッションファンデーション。薄くなめらかに伸び広がり色むらをカバーすることで、理想の“生マット肌”を演出する。厳選したボタニカル美容成分配合で、メイクしながらスキンケアをかなえる。カラーは全2色で展開する。

人気全身用パウダーが進化

人気全身用パウダー“UV スムースパウダー”が、SPF35・PA++にバージョンアップして登場。超微細ミネラルスポンジパウダーが余分な皮脂や汗をしっかり吸着。パッティングするようにポンポンとのせるだけで顔や頭皮、髪までサラサラに整える。4種の美容成分配合で、肌環境を整えながら紫外線をカットする。

The post 【2025年夏コスメ】「アンドビー」がベースメイクラインをリニューアル “生肌メイク”をかなえる3品登場 appeared first on WWDJAPAN.

「プーマ」と「キッドスーパー」のコラボコレクションが発売 ストリートとスポーティーが融合

「プーマ(PUMA)」は3月8日、「キッドスーパー(KIDSUPER)」とのコラボコレクションを発売する。同コレクションはプーマストア 原宿キャットストリートと「プーマ」の一部取り扱い店および、公式オンラインストア、アプリで販売する。

スポーティーかつストリートなコラボアイテム

今回は、「キッドスーパー」が得意とするストリートなムードのアートワークとスポーツウエアの機能性を組み合わせたコレクションとして制作した。

シューズは、長年履き込んだかのようなビンテージ仕上げが特徴の“インドア ディストレスト キッドスーパー(INDOOR DSTRSD KIDSUPER)”(1万9800円)と、「プーマ」のクラシックなフットボールシューズ“キング インドア”をベースに、スエードとレザーを使用したアッパーにウオッシュ加工を施し、「キッドスーパー」を手掛けるコルム・ディラン(Colm Dillane)の手書き文字に着想したグラフィックを配した“キング インドア キッドスーパー(KING INDOOR KIDSUPER)”(2万6400円)の2型を用意。いずれも「プーマ」アプリ限定で扱う。

アパレルは、軽やかに着用できるウインドブレーカー(4万700円)やフーディー(2万7500円)のほか、グラフィックをあしらったジャージ(1万3200円)、半袖のリンガーTシャツ(9900円)、ショーツなどをラインアップ。フットボールに着想した同コレクションは、スポーティーなスタイルのアイテムをスタイリッシュに楽しめる。

The post 「プーマ」と「キッドスーパー」のコラボコレクションが発売 ストリートとスポーティーが融合 appeared first on WWDJAPAN.

ネイリストが愛用の「チタネイル」から初のホームケア用ネイルセラム誕生

ミネラルの力を活用し自然と科学を融合した製品を提供するチタニストラボラトリーズはこのほど、ネイルケアブランド「チタネイル(TITANAIL)」から、ネイルサロン専売品から派生した潤うのにベタつかない初のホームケア用ネイルトリートメントセラム“マイ ネイルプレックス”(10mL、2475円)を公式ECサイトやネイルサロンなどで発売した。今後はバラエティーショップやドラッグストアでの展開も視野に入れる。

「チタネイル」はミネラルサイエンスの力を爪に応用し2023年2月に誕生。これまで高濃度のヘマチンやケラチンを配合したネイルサロン専売品の集中補修液“ネイルプレックス”(30mL、6600円)や天然由来成分のミネラル(チタン)と水のみで構成するブラシタイプのネイルエッセンス“チタネイル プロ”(2mL、5000円)を展開する。今回ホームケア用“マイ ネイルプレックス”を手掛けることで、販路拡大やブランド力向上を図る。

“マイ ネイルプレックス”は爪表面のダメージケア・補強・保湿を1本でかなえるオールインワンセラム。24年11月に個数限定で先行販売を実施し、日本最大のネイルイベント「ネイルEXPO」で予想を上回る売れ行きで完売するなど好調だったため、3月3日から本格的に展開する。

同製品は、毛髪ダメージを補修する効果が高く注目を集めるヘマチンを爪に応用し、ジカルボン酸やコハク酸を含むプレックス成分、保水力の高いリピジュアを加え高い補修力と抗酸化力で爪のpHを調整。マニキュアやジェルネイルの持続力もアップする。ベタつかないテクスチャーも特長の一つだ。「ネイルサロンやお客さまからのリクエストでホームケアアイテムを開発したが、爪を守るための予防的なアイテムが完成した」(橋本加奈子チタニストラボラトリーズ営業・広報担当 ディクター)。

チタニストラボラトリーズとは

テレビ通販の番組制作などを行うパイロットンの栗田浩行社長が、「現在テレビ通販は活況を呈しているが、5、10年後にこの勢いを維持できているかは不明瞭のため、22年に新規事業として立ち上げた」(橋本ディレクター)企業。番組制作の商材である化粧品やサプリメントなどを扱う中で、栗田社長の家族に医療従事者が多くいることから成分などに興味を抱き、環境に配慮した製品づくりに着手する。第1弾製品は22年3月に発売したチタンと水のみで作るライフスタイルブランド「チタニスト(TITANIST)」の光触媒の消臭除菌スプレー“マイクロミストスプレー”(300mL、5940円/レフィル270mL、4840円)。

The post ネイリストが愛用の「チタネイル」から初のホームケア用ネイルセラム誕生 appeared first on WWDJAPAN.

「グラウンド ワイ」がアニメ「モノノ怪」とコラボ 伊勢丹新宿本店でポップアップ開催

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は3月22日、アニメーション映画「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」とコラボレーションし、限定コレクションを発売する。「グラウンド ワイ」店舗と公式オンラインストアで取り扱うほか、19〜25日までの期間、伊勢丹新宿本店で開催するポップアップストアで先行販売を行う。

アニメ「モノノ怪」は、フジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”で 2006年に放送されたアニメ「怪〜ayakashi〜」の一編“化猫”から派生し誕生して以降、18年にわたり根強い人気を集めている作品。今回のコラボレーションでは3月14日公開の「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」を記念し、作品の独創的な世界観を「グラウンド ワイ」のクリエーションで再構築したアパレルアイテムを展開する。

“「グラウンド ワイ」×「劇場版モノノ怪」コラボレーション コレクション”

主人公の薬売り天秤を鮮やかな総柄で表現したドレスや、作品の舞台である大奥や大広間、薬売りの姿を描いたブラウス、薬売りの衣装をモチーフにしたペイズリー柄のスカーフなど、作品の象徴的なモチーフを巧みに取り入れたデザインや、今作のキー“火鼠”をテーマに炎のような躍動感や妖しさをまとったデザインのアイテムをラインアップする。

本コラボレーションの一部アイテムには、和紙、シルク、綿を織り交ぜた独自の素材で特別に織り上げた“モノノ怪ストライプ”を使用。和紙の質感が印象的な本作の美意識をテキスタイルに映し出している。

モデルとして活躍する雑賀サクラが「グラウンド ワイ」が創り出す「劇場版モノノ怪」の唯一無二の世界を体現した特別ビジュアルも公開中だ。

ポップアップストア開催

3月19~25日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップストアを開催する。会場ではコレクションの先行販売を行うほか、“モノノ怪ストライプ”を使用し丁寧に仕立てたハンドメードのベレー帽(2万9700円)を数量限定で販売する。三越伊勢丹公式オンラインストアでは、19日10時から販売を開始する。

◼️“「グラウンド ワイ」×「劇場版モノノ怪」”ポップアップ

日程:3月19〜25日
場所:伊勢丹新宿本店 本館2階センターパーク/ザ・ステージ#2
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

The post 「グラウンド ワイ」がアニメ「モノノ怪」とコラボ 伊勢丹新宿本店でポップアップ開催 appeared first on WWDJAPAN.

「ユニクロ」がロンハーマンなどとコラボ 玉川高島屋S・Cにオープンの新店限定商品

「ユニクロ(UNIQLO)」は3月20日、「ユニクロ」タマタカ店を玉川高島屋S・C南館4階にオープンする。これに伴い、同店限定のコラボ商品や、ノベルティーの配布を実施する。

ロンハーマンや高島屋とコラボ
店舗限定Tシャツなど

「ユニクロ」タマタカ店は、地域に根ざした大型店舗としてオープン、「ユニクロ」春夏コレクションや、「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」をはじめ、幅広く商品をラインアップする。同店はオープンに際し、各種キャンペーンを実施する。

「ユニクロ」タマタカ店限定商品は、高島屋のキャラクター“ローズちゃん”や、世田谷区を拠点に活動するラグビーチームのリコーブラックラムズ東京とコラボしたTシャツ(1990円)とトートバッグ(1990円〜)、ロンハーマン(RON HERMAN)とコラボし、カリフォルニアのスタイルを落とし込んだ“エアリズムコットンクルーネックT”(メンズ1990円、キッズ990円)を販売する。

バンダナやミニバッグなど
限定ノベルティーを用意

ノベルティーは、同店で1万円以上の購入者に向け、3月20〜23日の期間は“ユニクロフラワー(UNIQLO FLOWER)”の花束と、ロンハーマンとコラボしたオリジナルバンダナを、3月24〜30日の期間は“ラウンドミニショルダーバッグ”をさらに小さくした“ラウンドウルトラミニバッグ”をプレゼントする。また3月20〜23日の期間、グルテンフリーカフェ、タマクーヘンのバームクーヘンをオリジナルパッケージで包み、“タマタカクーヘン”として、来店者に向け数量限定で配布する。

オープン期間限定で、店舗オリジナルデザインの無料ショッパーを用意したほか、同店周辺エリアのグルメやショッピングを取り上げた、ガイドブック「ユニクロ シティー ガイド タマタカ エリア(UNIQLO CITY GUIDE TAMATAKA AREA)」を無料配布する。また同書掲載店で、“タマタカ”をモチーフとした商品の販売も予定する。

■「ユニクロ」タマタカ店
オープン日:3月20日(予定)
場所:玉川高島屋S・C 南館 4階
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1

The post 「ユニクロ」がロンハーマンなどとコラボ 玉川高島屋S・Cにオープンの新店限定商品 appeared first on WWDJAPAN.

「キス」が日本2店舗目の旗艦店を大阪にオープン ロニー・ファイグがインスタグラムで発表

アメリカ・ニューヨークのセレクトショップ「キス(KITH)」および同名ブランドを手掛けるロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)クリエイティブ・ディレクター兼最高経営責任者が、大阪に新たな旗艦店「キス オオサカ(KITH OSAKA)」を3月21日にオープンすることを自身のインスタグラムで発表した。

「キス オオサカ」は、2020年7月にオープンした「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」に続く日本2店舗目の旗艦店だ。「キス」は、アメリカ国内を中心にフランスやイギリス、韓国などにも旗艦店を運営しており、拠点のアメリカ以外で複数店舗を構えるのは日本が初めてとなる。

場所は、3月21日に開業を控える大阪駅直結の商業施設「うめきたグリーンプレイス」内。総売り場面積は、「キス トウキョウ」よりも広い約394平方メートルで、メンズとウィメンズが約309平方メートル、キッズが約69平方メートル、シリアル アイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」が約16平方メートルとなる。店内では、定番アイテムから最新作までをそろえ、オープンにあわせて同店限定のアイテムも用意するという。

◾️KITH OSAKA
オープン:3月21日
場所:うめきたグリーンプレイス
住所:大阪府大阪市北区大深町5-1

The post 「キス」が日本2店舗目の旗艦店を大阪にオープン ロニー・ファイグがインスタグラムで発表 appeared first on WWDJAPAN.

「キス」が日本2店舗目の旗艦店を大阪にオープン ロニー・ファイグがインスタグラムで発表

アメリカ・ニューヨークのセレクトショップ「キス(KITH)」および同名ブランドを手掛けるロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)クリエイティブ・ディレクター兼最高経営責任者が、大阪に新たな旗艦店「キス オオサカ(KITH OSAKA)」を3月21日にオープンすることを自身のインスタグラムで発表した。

「キス オオサカ」は、2020年7月にオープンした「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」に続く日本2店舗目の旗艦店だ。「キス」は、アメリカ国内を中心にフランスやイギリス、韓国などにも旗艦店を運営しており、拠点のアメリカ以外で複数店舗を構えるのは日本が初めてとなる。

場所は、3月21日に開業を控える大阪駅直結の商業施設「うめきたグリーンプレイス」内。総売り場面積は、「キス トウキョウ」よりも広い約394平方メートルで、メンズとウィメンズが約309平方メートル、キッズが約69平方メートル、シリアル アイスクリームバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」が約16平方メートルとなる。店内では、定番アイテムから最新作までをそろえ、オープンにあわせて同店限定のアイテムも用意するという。

◾️KITH OSAKA
オープン:3月21日
場所:うめきたグリーンプレイス
住所:大阪府大阪市北区大深町5-1

The post 「キス」が日本2店舗目の旗艦店を大阪にオープン ロニー・ファイグがインスタグラムで発表 appeared first on WWDJAPAN.

キリンHDのヘルスサイエンス事業の“黒字化”戦略 一翼を担うファンケルは中国市場を強化

キリンホールディングス(以下、HD)は、ヘルスサイエンス事業の成長戦略の一環で、アジアパシフィック地域への進出を目指すビジネスモデルを構築する。2024年11月に同HDの傘下に入ったファンケルと23年8月に傘下入りしたオーストラリア発の健康食品企業ブラックモアズとともに、国内でのブランド力強化とそれを活用したグローバル展開を推進。アジアパシフィック最大級のヘルスサイエンスカンパニーになることを目指す。

キリンHDの南方健志COOは「ファンケルに、国内でのブランド力の強化とそれを活用した海外での成長戦略の実行、ブラックモアズに対して、ヘルスサイエンス事業のグローバル展開をけん引することを期待する」とし、「3社各々の成長と統合効果でヘルスサイエンスカンパニーになること」をグループの目標に掲げた。

ヘルスサイエンス事業のキーとなるのがキリンが展開するプラズマ乳酸菌事業だ。プラズマ乳酸菌関連製品は、飲料、サプリメント、ヨーグルトなどさまざまな形で展開する“免疫ケアシリーズ”が大きく伸長している。今後は国内での基盤を盤石なものにしつつ、ブラックモアズの販売機能を活用して海外展開を進める。25年3月の台湾進出を皮切りに、豪州、タイ、ベトナムなど、毎年展開エリアを増やす予定だ。

グローバル市場では、サプリメント、健康関連の食品と飲料、スキンケアをアジアパシフィックを中心に広く展開する。各ブランドのポジションをエリアやカテゴリーで棲み分け、日本、豪州、中国、東南アジア市場におけるマーケットリーダーの地位の確立を目指す。特に、3社の各ブランドが基盤とする市場でのサプリメント、スキンケア事業の成長に注力する。

日本では、キリンとファンケルの両ブランドを活用し、幅広い顧客へのアプローチとチャネル特性に合わせたアプローチ強化で付加価値を創出。業務プロセス共通化による販売機能の強化やバックオフィス機能の統合を推進する。キリンとファンケルが協働する内外美容の取り組みは、現在話し合いを重ねている最中だ。両社の技術や素材、資源を活用して製品やサービスを開発してマーケティングを実行し、国内で発売した後にグローバルでの展開も検討する。

24年のヘルスサイエンス事業の事業損益は、協和発酵バイオの事業譲渡に伴う譲渡損失や一時費用の計上が主要因で、109億円の赤字だった。「25年はいよいよヘルスサイエンス事業の初の黒字化を実現し、成長軌道に乗せていく重要な1年。全員で強い意志を持って進めていきたい」と南方COOは話す。追い風が吹くヘルスケア市場でそれを上回るトップライン成長を推し進めながらコスト削減も追求し、25年の事業損益は37億円の黒字化、30年には売上高が3000億円規模、事業利益が300億円以上を目指す。

ファンケルは化粧品と健康食品の両方で
「より選ばれるブランドへ」

ファンケルの三橋英記社長は25年を「より顧客に選ばれるブランドにする年にしたい」と話した。そのために注力するトピックスとして、ブランドマーケティングカンパニーへの変革、海外需要の成長シナリオの策定・実行、中長期構想の策定・基盤整備の着手の3つを挙げた。

24年度は、紅麹問題や中国市場の苦戦で成長は鈍化したものの増収増益を達成し、化粧品事業も前年を上回った。新スキンケアライン「トイロ(TOIRO)」や美容液“コアエファクター”のリニューアル製品が好調に推移。「アテニア(ATTENIR)」の“スキンクリアクレンジングオイル”が「アットコスメ」の年間総合大賞を受賞するなど話題性にも富んだ。

健康食品事業は、24年10月に発売した“プレミアムカロリミット”が好調に推移し、シリーズ全体の売り上げ伸長に貢献した。「紅麹問題以降一時落ち込んでいたが、定期購入の顧客数もその前と同水準に戻ってきた。一旦、個人に端を発した顧客離れはおおむね戻ってきたと考えている」(三橋社長)。

25年度は「ブランドマーケティングカンパニーへの変革」を最優先課題として取り組む。キリンの情緒的なブランドマーケティングの知見や人材を積極的に導入し、「これまでとは違うレベル」でのブランド力強化にスピード感を持って取り組む。化粧品と健康食品ともにグローバル展開も進める。

化粧品事業は、「肌不調を解消するファンケル」というポジション確立に注力する。強化ポイントは基礎スキンケアと洗顔。「トイロ」に40〜50代向けの製品を投入し、自社のコア年代のさらなる獲得を狙う。洗顔は、特に洗顔市場で最も規模が大きいクリーム剤形を開拓し、市場での存在感を強める。チャレンジ領域として、メンズスキンケアやベビー・キッズの領域は引き続き注力する。

健康食品事業は、プレシニア層と女性にリソースを集中し、「健康サポート企業」としてのブランド価値向上を目指す。人口のボリュームゾーンではあるが、ブランドの顧客における構成比が低い55〜64歳のプレシニア層を獲得することで、顧客の拡大を図る。パーソナライズした処方組み合わせを提案するサプリメントサービス「パーソナルワン」の認知獲得を強化し、「ファンケルがいかに顧客に寄り添ってるかを象徴的する製品」として育てていく。プレシニア層向けの取り組みは、既存の「えんきん」「楽ひざ」の販売強化を継続し、高齢化や老化対策の大型製品発売で、新規客の獲得と定着化を目指す。

海外事業は、中国市場を中心に事業強化を行いながら、グループリソースをフル活用して伸長を目指す。中国では、健康食品事業で投資の選択と集中を行い、着実な売り上げ拡大を図る。投資するアイテムは、7から5製品に絞り込む。代理店の人脈を活用し、キーオピニオンリーダー(以下、KOL)を採用。ライバーツアーなども実施し、KOLとの関係性強化を図る。

「アテニア」は、これまで越境ECで中国に展開していたが、25年度中にECとオフライン店舗の両軸で市場におけるプレゼンス拡大を図る。オフライン店舗の売り上げは越境ECの約5倍を予定する。

The post キリンHDのヘルスサイエンス事業の“黒字化”戦略 一翼を担うファンケルは中国市場を強化 appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」のフレグランスで新木優子が選ぶ香りは? 22種の香りがそろう“ラ コレクシオン プリヴェ”が登場

「ディオール(DIOR)」は、香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”(全22種、各50mL、各2万5300円/各100mL、各4万5100円/各200mL、各6万3140円)としてリニューアルした。同コレクションは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が生涯で手掛けたシルエットになぞらえ、全22種の香りをラインアップする。リニューアルに際し、「ディオール」のアンバサダーを務める新木優子が、店頭で提供するスペシャルなカウンセリングを体験。新作の香り“ボア タリスマン”の魅力や、ファッションとフレグランスの関係性について語ってもらった。

受け継がれる美的コードを解釈

ディオールは生涯にわたり、自身をクチュリエかつパフューマー(デザイナー兼調香師)だと自負し、ドレスのファイナルタッチとして、ファッションとフレグランスを同時に発表した初めてのクチュリエだ。フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=ディオール パフューム クリエイション ディレクターは、そうしたディオールの情熱と自身の共通の感覚を探しながら、彼自身のインスピレーションに導かれ、メゾンの歴史や想像力、価値観、受け継がれる美的コードを現代に解釈。唯一無二の卓越した香りの世界を表現している。クルジャンにとって“ラ コレクシオン プリヴェ”は、「クチュールと香水を密接に結ぶユニークな世界」だと語る。

22種の香りはどれも、ディオールの創造的スピリットと結びついている。それは、建築的な美しさが宿るクチュール、庭園や花々への情熱、芸術や文化、食など人生の楽しみ、ディオールがショーの成功を祈ってドレスに縫い付けたスズラン、いつもポケットに忍ばせていたお守りなど多岐にわたる。こうしたメゾンにまつわるストーリーをひもとく個性豊かな22種の香りは、どれもオートクチュールドレスのように最高品質の原料で仕立てている。

フレグランスを彩るクチュールキャップが登場

リニューアルに伴い、メゾンの象徴的なプリントやデザインコードをまとったフレグランスキャップ“クチュール キャップ”(キャンバス、各7920円/レザー、各1万1660円)が登場する。“トワル ドゥ ジュイ”は、ディオールが1947年にデザインした、パリ・モンテーニュ通り30番地のブティックの壁を装飾した代表的なパターン。メゾン初のコレクションで登場した“ハウンドトゥース(千鳥格子)”や、ディオールのミューズだったミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)がいつも手首に巻いていたスカーフのモチーフ“レオパード”のほか、“ディオール カナージュ”も登場する。定番の“ディオール オブリーク”や、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターによる“プラン ドゥ パリ”のプリントもコレクションに加わる。100mLと200mLのボトル、“エスプリ ドゥ パルファン”のボトルに合わせて選べる。

新木優子がフレグランスのカウンセリングを体験

ーーフレグランス スペシャリストから“ラ コレクシオン プリヴェ”のカウンセリングを受けた感想は?

新木優子(以下、新木):自分の中にあるものに加え、まだ知らなかった自分も引き出してもらえて面白かったです。提案の中には今までに挑戦してこなかった香りもあり、新しい香りを楽しみたいという気持ちが湧きました。22種もラインアップがあるから、数種類持って、そのときの気分に合わせて香りを選ぶのもすてきだと思いました。

ーーカウンセリングを経て、新作の香り“ボア タリスマン”を選んだ理由は?

新木:自然のウッドの温かみや、クセのあるスモーキーさ、木を燃やしたときに立ち上る芳醇なウッドの香り、木から出る自然な甘い香りが最近好きなんです。それらを表現している香りだと思いました。

ーー“ボア タリスマン”をつけていきたい場所やシチュエーションは?

新木:家のソファでくつろいでいる時間など、リラックスするときにつけたいですね。仕事では台本を覚えるシーンなど、肩の力を抜いてリラックスしながら仕事ができる環境に整えてくれる香りだと思います。

ーー“ラ コレクシオン プリヴェ”は、クチュリエ兼パフューマーとしてドレスとフレグランスの両方を手掛けたクリスチャン・ディオールに敬意をささげるフレグランスコレクションです。ファッション&ビューティーのジャパン アンバサダーを務める新木さんは、ファッションとフレグランスの関係性をどう捉えていますか?

新木:ファッションや香りは自分に自信や勇気を与えてくれると感じます。1人で舞台に立つときも、好きな洋服やすてきなジュエリー、香りを身にまとうことで、その力を実感します。また、アンバサダーとして「ディオール」の洋服を着られる特別な経験が自分の自信につながっていきます。その特別な経験や影響力は香りからも感じられ、自分を磨き、自分がやってきたことを確信し、自信を与えてくれるところが一番の共通点だと思いますね。

問い合わせ先
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618

The post 「ディオール」のフレグランスで新木優子が選ぶ香りは? 22種の香りがそろう“ラ コレクシオン プリヴェ”が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」のフレグランスで新木優子が選ぶ香りは? 22種の香りがそろう“ラ コレクシオン プリヴェ”が登場

「ディオール(DIOR)」は、香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”(全22種、各50mL、各2万5300円/各100mL、各4万5100円/各200mL、各6万3140円)としてリニューアルした。同コレクションは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が生涯で手掛けたシルエットになぞらえ、全22種の香りをラインアップする。リニューアルに際し、「ディオール」のアンバサダーを務める新木優子が、店頭で提供するスペシャルなカウンセリングを体験。新作の香り“ボア タリスマン”の魅力や、ファッションとフレグランスの関係性について語ってもらった。

受け継がれる美的コードを解釈

ディオールは生涯にわたり、自身をクチュリエかつパフューマー(デザイナー兼調香師)だと自負し、ドレスのファイナルタッチとして、ファッションとフレグランスを同時に発表した初めてのクチュリエだ。フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=ディオール パフューム クリエイション ディレクターは、そうしたディオールの情熱と自身の共通の感覚を探しながら、彼自身のインスピレーションに導かれ、メゾンの歴史や想像力、価値観、受け継がれる美的コードを現代に解釈。唯一無二の卓越した香りの世界を表現している。クルジャンにとって“ラ コレクシオン プリヴェ”は、「クチュールと香水を密接に結ぶユニークな世界」だと語る。

22種の香りはどれも、ディオールの創造的スピリットと結びついている。それは、建築的な美しさが宿るクチュール、庭園や花々への情熱、芸術や文化、食など人生の楽しみ、ディオールがショーの成功を祈ってドレスに縫い付けたスズラン、いつもポケットに忍ばせていたお守りなど多岐にわたる。こうしたメゾンにまつわるストーリーをひもとく個性豊かな22種の香りは、どれもオートクチュールドレスのように最高品質の原料で仕立てている。

フレグランスを彩るクチュールキャップが登場

リニューアルに伴い、メゾンの象徴的なプリントやデザインコードをまとったフレグランスキャップ“クチュール キャップ”(キャンバス、各7920円/レザー、各1万1660円)が登場する。“トワル ドゥ ジュイ”は、ディオールが1947年にデザインした、パリ・モンテーニュ通り30番地のブティックの壁を装飾した代表的なパターン。メゾン初のコレクションで登場した“ハウンドトゥース(千鳥格子)”や、ディオールのミューズだったミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)がいつも手首に巻いていたスカーフのモチーフ“レオパード”のほか、“ディオール カナージュ”も登場する。定番の“ディオール オブリーク”や、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターによる“プラン ドゥ パリ”のプリントもコレクションに加わる。100mLと200mLのボトル、“エスプリ ドゥ パルファン”のボトルに合わせて選べる。

新木優子がフレグランスのカウンセリングを体験

ーーフレグランス スペシャリストから“ラ コレクシオン プリヴェ”のカウンセリングを受けた感想は?

新木優子(以下、新木):自分の中にあるものに加え、まだ知らなかった自分も引き出してもらえて面白かったです。提案の中には今までに挑戦してこなかった香りもあり、新しい香りを楽しみたいという気持ちが湧きました。22種もラインアップがあるから、数種類持って、そのときの気分に合わせて香りを選ぶのもすてきだと思いました。

ーーカウンセリングを経て、新作の香り“ボア タリスマン”を選んだ理由は?

新木:自然のウッドの温かみや、クセのあるスモーキーさ、木を燃やしたときに立ち上る芳醇なウッドの香り、木から出る自然な甘い香りが最近好きなんです。それらを表現している香りだと思いました。

ーー“ボア タリスマン”をつけていきたい場所やシチュエーションは?

新木:家のソファでくつろいでいる時間など、リラックスするときにつけたいですね。仕事では台本を覚えるシーンなど、肩の力を抜いてリラックスしながら仕事ができる環境に整えてくれる香りだと思います。

ーー“ラ コレクシオン プリヴェ”は、クチュリエ兼パフューマーとしてドレスとフレグランスの両方を手掛けたクリスチャン・ディオールに敬意をささげるフレグランスコレクションです。ファッション&ビューティーのジャパン アンバサダーを務める新木さんは、ファッションとフレグランスの関係性をどう捉えていますか?

新木:ファッションや香りは自分に自信や勇気を与えてくれると感じます。1人で舞台に立つときも、好きな洋服やすてきなジュエリー、香りを身にまとうことで、その力を実感します。また、アンバサダーとして「ディオール」の洋服を着られる特別な経験が自分の自信につながっていきます。その特別な経験や影響力は香りからも感じられ、自分を磨き、自分がやってきたことを確信し、自信を与えてくれるところが一番の共通点だと思いますね。

問い合わせ先
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618

The post 「ディオール」のフレグランスで新木優子が選ぶ香りは? 22種の香りがそろう“ラ コレクシオン プリヴェ”が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」2025-26年秋冬コレクション

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

The post 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」2025-26年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ア ベイシング エイプ®」×「クロックス」 ABCカモ柄の“クラシック クロッグ”発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は3月8日、「クロックス(CROCS)」とコラボレーションした“クラシック クロッグ”を数量限定で発売する。カラーはブルー、グリーン、ピンクの3色展開で、サイズは18.0〜31.0cmを展開。価格は1万3200円、キッズサイズは8250円。

本コレクションでは、つま先が丸く足全体を包み込むクロッグ型サンダルのベストセラー“クラシック クロッグ”を、「ベイプ」のオリジナルカモフラージュ柄「ABC カモ」でアレンジした。

全てのアイテムに、エイプヘッド、ベイビーマイロ、シャーク、タイガー、“APE SHALL NEVER KILL APE”といった「ジビッツ チャーム」が付属されている。

アイテム画像

The post 「ア ベイシング エイプ®」×「クロックス」 ABCカモ柄の“クラシック クロッグ”発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ア ベイシング エイプ®」×「クロックス」 ABCカモ柄の“クラシック クロッグ”発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は3月8日、「クロックス(CROCS)」とコラボレーションした“クラシック クロッグ”を数量限定で発売する。カラーはブルー、グリーン、ピンクの3色展開で、サイズは18.0〜31.0cmを展開。価格は1万3200円、キッズサイズは8250円。

本コレクションでは、つま先が丸く足全体を包み込むクロッグ型サンダルのベストセラー“クラシック クロッグ”を、「ベイプ」のオリジナルカモフラージュ柄「ABC カモ」でアレンジした。

全てのアイテムに、エイプヘッド、ベイビーマイロ、シャーク、タイガー、“APE SHALL NEVER KILL APE”といった「ジビッツ チャーム」が付属されている。

アイテム画像

The post 「ア ベイシング エイプ®」×「クロックス」 ABCカモ柄の“クラシック クロッグ”発売 appeared first on WWDJAPAN.

「YSL」2種のクッションファンデが立体的なパファーをまとい限定登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は4月18日、人気ファンデーション2型をパファーデザインに生まれ変わらせた“クチュール クッションコレクション”を数量限定で発売する。9日から、表参道フラッグシップストアと公式オンラインストアで先行販売を行う。

“アンクル ド ポー ルクッションN”

自然由来成分94%配合のファンデーション“アンクル ド ポー ルクッションN” [SPF23・PA++]は、奥深いバーガンディカラーの限定デザインで登場。しっとりと手に吸い付くような滑らかな質感のソフトマットレザーの中央にはアイコニックなゴールドカサンドラのビッグロゴを配置し、エッジィで遊び心のあるデザインに仕上げた。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

“ラディアント タッチ グロウパクト”

グロッシーな輝きで白光肌をかなえるファンデーション“ラディアント タッチ グロウパクト”[SPF50+・PA++++]は、多面的な艶と輝きを放つピンクカラーに包まれた限定デザインで登場。ジュエリーのような上質な質感とふっくらと贅沢なパファーデザインが、触れるたびに心まで弾ませる。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

The post 「YSL」2種のクッションファンデが立体的なパファーをまとい限定登場 appeared first on WWDJAPAN.

「YSL」2種のクッションファンデが立体的なパファーをまとい限定登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は4月18日、人気ファンデーション2型をパファーデザインに生まれ変わらせた“クチュール クッションコレクション”を数量限定で発売する。9日から、表参道フラッグシップストアと公式オンラインストアで先行販売を行う。

“アンクル ド ポー ルクッションN”

自然由来成分94%配合のファンデーション“アンクル ド ポー ルクッションN” [SPF23・PA++]は、奥深いバーガンディカラーの限定デザインで登場。しっとりと手に吸い付くような滑らかな質感のソフトマットレザーの中央にはアイコニックなゴールドカサンドラのビッグロゴを配置し、エッジィで遊び心のあるデザインに仕上げた。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

“ラディアント タッチ グロウパクト”

グロッシーな輝きで白光肌をかなえるファンデーション“ラディアント タッチ グロウパクト”[SPF50+・PA++++]は、多面的な艶と輝きを放つピンクカラーに包まれた限定デザインで登場。ジュエリーのような上質な質感とふっくらと贅沢なパファーデザインが、触れるたびに心まで弾ませる。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

The post 「YSL」2種のクッションファンデが立体的なパファーをまとい限定登場 appeared first on WWDJAPAN.

「コンプレックスコン」日本開催の可能性も? 香港版の主催者に聞く展望

ストリートカルチャーとポップカルチャーの祭典「コンプレックスコン(ComplexCon)」が、3月21〜23日に香港で開催される。香港での開催は、昨年3月に続き2回目。

米国開催の「スニーカーの祭典」とは様相が異なり、香港版の主役はポップカルチャーと現代アートだ。昨年開催時は村上隆とBLACKPINKのコラボグッズなどが話題を呼んだが、今回の「コンプレックスコン香港 2025」でも現代アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)がグローバル・アーティスティック・ディレクターを務め、韓国の5人組ガールズグループNewJeans改め「NJZ」がライブイベントのヘッドライナーとして出演するなど、すでに期待の熱は高まっている。

香港版の運営を手がけるコンプレックスチャイナのボニー・チャン・ウーCEOに、前回の反響や今後の展望、日本開催の可能性について聞いた。

WWD:昨年初開催された「コンプレックスコン香港」。来場者数や収益は、計画や予想と比べてどうだった?

ボニー・チャン・ウーCEO:開催3日間で来場者は3万人以上にのぼり、収益も当初の想定を上回る結果でした。特に人気ブランドのブースの商品は、初日でソールドアウトするほどの反響でした。2日目に訪れた来場者の中には、希望の商品を手に入れられず、がっかりされた方もいたようです。

これは「グッドプロブレム」、つまり今後の課題として改善したいポイントでもあります。今年は、より多くの商品を用意し、より多くの来場者が満足できる体験を提供したいと考えています。

WWD:チケットは優先入場順に価格が決められ、最高額のものは日本円で10万円近かった。来場者の反応はどうだったか?

ボニー:高価格帯のチケットについては、私たちは決して「攻めすぎた価格」だとは考えていません。というのも、コンプレックスコンのコンセプトは「トップクオリティー」です。最高の体験を提供するために、ゲストのクオリティー、イベントの演出、コンテンツの質を徹底的に高めていたからです。

チケット価格は、「アジア開催」ということも考慮しています。例えば、ラスベガスでのコンプレックスコンに参加するとしたら、飛行機代やホテル代も含めてはるかに高くつくでしょう。それを考えれば、多くの人にとってより手の届きやすい、“お得”なイベントになっていたはずなんです。結果的に、来場者の満足度も高く、チケット価格に見合うだけの価値を提供できたと確信しています。

WWD:米国のコンプレックスコンは「スニーカーの祭典」の印象が強いが、香港版はアートが主役。改めて、その意図は?

ボニー:コンプレックスコンの中心にあるのは「若いエネルギー」です。そして、若い世代の自己表現は近年、スニーカーに限らず、さまざまな形で表れるようになっています。現代アートは、その一つの象徴でしょう。スニーカーもファッションも、映画、デジタルアートなどと密接に関わっています。つまり、コンプレックスコンは単なる「スニーカーフェス」ではなく、より広範なカルチャーの祭典へと進化しているのです。第2回はこのアートの側面を強化し、世界のクリエイターが集うハブとしての存在感をさらに高めていきたいと思っています。

日本開催の可能性は?

WWD:前回、アジアの若者文化について新たな発見や収穫はあった?

ボニー:アジアの若者たちは、やはり強い自己表現の欲求を持っていますね。ファッションや音楽を通じて、自分のスタイルを発信し、ネットワークを広げようとしているのです。

コンプレックスコンは、単なる消費の場ではなく、文化的なプラットフォームとなる可能性を秘めています。アジア各地に点在する、影響力のあるインフルエンサーやラッパー、デザイナーとリアルに対面できる機会は、香港のようなアジアの中心に位置する都市だからこそ実現できるもの。昨年は会場の各所でランダムに出現するKOLやアーティストたちが生み出す熱狂から、それが見て取れました。

今回は、新しい潮流として注目している東南アジアのクリエイターにもスポットを当て、アジア全体のユースカルチャーを盛り上げたいですね。

WWD:日本開催の可能性はあるか。

ボニー:まず、日本はコンプレックスコンにとって非常に重要な市場です。日本のファッション、アート、アニメ、音楽は世界中に影響を与えており、「日本発のカルチャー」はコンプレックスコンのDNAとも深く結びついています。

日本開催について、具体的な開催地や時期を明言することはできません。しかし開催するとしたら、日本のクリエイターやブランドをより多く巻き込み、蓄積してきたレガシーと新しい化学反応を世界に発信できる場にしたいと考えています。

アジア全体を巻き込むムーブメントへ

WWD:その先の展望は。

ボニー:先ほども少し触れた東南アジアは市場が急成長しており、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンなどからも、「コンプレックスコン」の開催について強い関心が寄せられています。

コンプレックスコンは、単なるイベントではなく、「アジアのカルチャーを世界に発信するハブ」になることを目指しています。アジアの若者たちに「世界に通用する」という自信を持ってもらうためのプラットフォームを作りたいと考えています。

米国がヒップホップや音楽で世界をリードしてきたように、今やK-POPや日本のファッション、アニメが国際的に注目されています。コンプレックスコンが、アジアのクリエイティブな才能を世界に届けるきっかけになることを願っています。

The post 「コンプレックスコン」日本開催の可能性も? 香港版の主催者に聞く展望 appeared first on WWDJAPAN.

「アルビオン」5年ぶりの復調 24年12月期は増収増益

アルビオンの2024年12月期決算は、「アルビオン(ALBION)」が復調を遂げ、売上高が前期比10.8%増の601億円、営業利益が同12%増の72億円、純利益が同10.3%増の61億円の増収増益だった。

小林章一社長は、「『アルビオン』はこの4年間売り上げが伸び悩み、苦しい時期を過ごした。しかし、売れない時代を知らない社員にとっては貴重な経験になったと思う」と振り返る。今後については、「引き続き店頭販売を最優先とし、より多くの顧客にリアル店舗へ足を運んでもらえるよう施策を強化する」と、今秋からデジタルマーケティングを本格始動し、実店舗への来店を促す取り組みを進める方針だ。

国内市場、百貨店チャネルが好調

部門別では営業本部(国内)の売上高が同10.1%増だった。ブランド別では「アルビオン」の売上高が同7.3%増、「イグニス(IGNIS)」が同3.4%増、「エレガンス(ELEGANCE)」が同15.7%増だった。

カテゴリー別では、全体の構成比が半数以上を占めるスキンケアの売上高は同7%増、ベースメイクは同16%増、ポイントメイクは同2.3%減だった。ベースメイクの売り上げは昨年に続き過去最高を更新した。

厳しい状況が続いた「アルビオン」は、“乳液”の復活が課題だった。全社を挙げた年間プロモーションで、乳液の実績は6年ぶりに前年クリア。また、24年に50周年を迎えた“スキンコンディショナー”は、イベント開催で多くの新規客の獲得につながった。結果、「アルビオン」の乳液は同1.1%増、化粧水は同3.3%減だった。化粧水の内訳は、“スキンコンディショナー”が同18.5%増に対し、“フローラドリップ”が同57.7%減と苦戦した。

「エレガンス」は“ラプードル”が同19.1%増、訪日客需要を受けた“モデリング カラーアップ ベース”が同29.4%増と好調に推移した。

販売チャネル別では、専門店が同6.1%増、百貨店が同19%増だった。専門店は、“億ショップ”育成が順調に推移し、2億円以上の店舗数が前年から4店舗増加し、全13店舗に。1億円以上2億円未満の店舗は9店舗増え、97店舗となった。百貨店では店内売り上げ1位の店舗が1店舗増え、全13店舗となった。

海外では「エレガンス」が急成長

国際事業部の売上高は同14.7%増だった。ブランド別の売上高は「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」が同9.5%増、「ポール & ジョー ボーテ(PAUL&JOE BEAUTE)」が同3.8%減だった。海外市場では、構成比が高い中国で苦戦した「アルビオン」が同16.1%減だった。一方、「エレガンス」は主力のフェイスパウダー“ラプードル”が成長をけん引し、同114.4%増と大幅な伸びを示した。

「アナ スイ コスメティックス」は、日本でEC含む43店舗、海外で49店舗を展開。リキッドアイカラーや、サブライン「アナスイ エヌワイシー(ANNA SUI NYC)」」のフェイスカラーパレットが貢献し、トレンド感のある若年層の支持を集めている。

今後、同ブランドの流通経路に関して小林勇介専務は、「オンライン・オフラインにこだわらず、ブランドの特性に合った店で積極展開していく。『アナスイ』を象徴するような店の開設や、全国でのイベント開催を通じ、ブランドの魅力を広く発信していきたい」と明かした。

「ポール & ジョー ボーテ」は、年度累計でプライマーが厳しい結果となったが、24年3月に発売したフェイスパウダーや、9月にリニューアルした“モイスチュアライジング プライマー”が右肩上がりで成長している。小林専務は「順調な動きはあるものの、ブランド全体としての盛り上がりに課題がある。SNS強化や話題性のあるイベントを通じ、さらなる認知拡大を図る」との考えを示した。

「アルビオン」は現在8カ国・地域で展開しているが、海外でのブランド認知度は依然として課題が残る。特に“スキンコンディショナー”や“エクサージュ”を中心に展開してきた結果、「高級化粧品ブランドではなく、カジュアルなブランドと認識される傾向があった」。この課題に対応すべく、同社は初のグローバルプレステージブランド「アルビオン オーセンティック(ALBION AUTHENTIQUE)」を投入。8000~12万円の価格帯で展開し、クリームを中心に好調な滑り出しを見せている。

ECを開設、ブランド価値向上へ

アルビオンはこれまで店頭販売を主軸としてきたが、今後はECの強化にも乗り出す。小林専務は、「店舗に依存するのではなく、アルビオンとしてお客さまを積極的に店頭へ誘導するマーケティングを強化する。そのためにECの展開が不可欠だ」と語る。競争が激化する化粧品市場で、ECを活用した新たな顧客接点の確立を図る。

今後、アルビオンは「他社には真似できない美容活動」に注力し、店頭での体験価値向上を目指す。3月には店頭活動で新美容機器「パイラナイト」を導入、今秋には美容活動専用商品を発売する予定だ。また、新たな肌診断機器の導入も計画しており、リアル店舗での差別化を強化していく。

The post 「アルビオン」5年ぶりの復調 24年12月期は増収増益 appeared first on WWDJAPAN.

「アルビオン」5年ぶりの復調 24年12月期は増収増益

アルビオンの2024年12月期決算は、「アルビオン(ALBION)」が復調を遂げ、売上高が前期比10.8%増の601億円、営業利益が同12%増の72億円、純利益が同10.3%増の61億円の増収増益だった。

小林章一社長は、「『アルビオン』はこの4年間売り上げが伸び悩み、苦しい時期を過ごした。しかし、売れない時代を知らない社員にとっては貴重な経験になったと思う」と振り返る。今後については、「引き続き店頭販売を最優先とし、より多くの顧客にリアル店舗へ足を運んでもらえるよう施策を強化する」と、今秋からデジタルマーケティングを本格始動し、実店舗への来店を促す取り組みを進める方針だ。

国内市場、百貨店チャネルが好調

部門別では営業本部(国内)の売上高が同10.1%増だった。ブランド別では「アルビオン」の売上高が同7.3%増、「イグニス(IGNIS)」が同3.4%増、「エレガンス(ELEGANCE)」が同15.7%増だった。

カテゴリー別では、全体の構成比が半数以上を占めるスキンケアの売上高は同7%増、ベースメイクは同16%増、ポイントメイクは同2.3%減だった。ベースメイクの売り上げは昨年に続き過去最高を更新した。

厳しい状況が続いた「アルビオン」は、“乳液”の復活が課題だった。全社を挙げた年間プロモーションで、乳液の実績は6年ぶりに前年クリア。また、24年に50周年を迎えた“スキンコンディショナー”は、イベント開催で多くの新規客の獲得につながった。結果、「アルビオン」の乳液は同1.1%増、化粧水は同3.3%減だった。化粧水の内訳は、“スキンコンディショナー”が同18.5%増に対し、“フローラドリップ”が同57.7%減と苦戦した。

「エレガンス」は“ラプードル”が同19.1%増、訪日客需要を受けた“モデリング カラーアップ ベース”が同29.4%増と好調に推移した。

販売チャネル別では、専門店が同6.1%増、百貨店が同19%増だった。専門店は、“億ショップ”育成が順調に推移し、2億円以上の店舗数が前年から4店舗増加し、全13店舗に。1億円以上2億円未満の店舗は9店舗増え、97店舗となった。百貨店では店内売り上げ1位の店舗が1店舗増え、全13店舗となった。

海外では「エレガンス」が急成長

国際事業部の売上高は同14.7%増だった。ブランド別の売上高は「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」が同9.5%増、「ポール & ジョー ボーテ(PAUL&JOE BEAUTE)」が同3.8%減だった。海外市場では、構成比が高い中国で苦戦した「アルビオン」が同16.1%減だった。一方、「エレガンス」は主力のフェイスパウダー“ラプードル”が成長をけん引し、同114.4%増と大幅な伸びを示した。

「アナ スイ コスメティックス」は、日本でEC含む43店舗、海外で49店舗を展開。リキッドアイカラーや、サブライン「アナスイ エヌワイシー(ANNA SUI NYC)」」のフェイスカラーパレットが貢献し、トレンド感のある若年層の支持を集めている。

今後、同ブランドの流通経路に関して小林勇介専務は、「オンライン・オフラインにこだわらず、ブランドの特性に合った店で積極展開していく。『アナスイ』を象徴するような店の開設や、全国でのイベント開催を通じ、ブランドの魅力を広く発信していきたい」と明かした。

「ポール & ジョー ボーテ」は、年度累計でプライマーが厳しい結果となったが、24年3月に発売したフェイスパウダーや、9月にリニューアルした“モイスチュアライジング プライマー”が右肩上がりで成長している。小林専務は「順調な動きはあるものの、ブランド全体としての盛り上がりに課題がある。SNS強化や話題性のあるイベントを通じ、さらなる認知拡大を図る」との考えを示した。

「アルビオン」は現在8カ国・地域で展開しているが、海外でのブランド認知度は依然として課題が残る。特に“スキンコンディショナー”や“エクサージュ”を中心に展開してきた結果、「高級化粧品ブランドではなく、カジュアルなブランドと認識される傾向があった」。この課題に対応すべく、同社は初のグローバルプレステージブランド「アルビオン オーセンティック(ALBION AUTHENTIQUE)」を投入。8000~12万円の価格帯で展開し、クリームを中心に好調な滑り出しを見せている。

ECを開設、ブランド価値向上へ

アルビオンはこれまで店頭販売を主軸としてきたが、今後はECの強化にも乗り出す。小林専務は、「店舗に依存するのではなく、アルビオンとしてお客さまを積極的に店頭へ誘導するマーケティングを強化する。そのためにECの展開が不可欠だ」と語る。競争が激化する化粧品市場で、ECを活用した新たな顧客接点の確立を図る。

今後、アルビオンは「他社には真似できない美容活動」に注力し、店頭での体験価値向上を目指す。3月には店頭活動で新美容機器「パイラナイト」を導入、今秋には美容活動専用商品を発売する予定だ。また、新たな肌診断機器の導入も計画しており、リアル店舗での差別化を強化していく。

The post 「アルビオン」5年ぶりの復調 24年12月期は増収増益 appeared first on WWDJAPAN.

2025-26年秋冬はレザーブルゾンが欲しい

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月3日号からの抜粋です)

大塚:メンズコレ特集第2弾は、前回(2月3日号)で示した大きな流れから一歩進んで、具体的なトレンドを整理する内容です。日常着のアップデートがメインテーマです。

藪野:既存のスタイルをいかにアレンジするか。今季もシルエットの変化や色合わせ、素材の使い方によって、今の気分や新鮮さをどう表現するかがカギになりました。

サイズ感の変化が面白い

大塚:特にサイズ感の変化は面白かったです。上はコンパクト、下はワイドといったメリハリのあるシルエットが多かったですね。

藪野:あと、「野生味」というキーワードは注目です。そこには、直感的にデザイン要素をミックスするアプローチと、ワイルドな旅に出るイメージの2つの意味合いを感じました。代表例は「プラダ(PRADA)」や「サカイ(SACAI)」。前者はウエスタンやグランジ、グラムロックなどを本能的に組み合わせ、後者はアウトドア感を都会の着こなしに取り入れながら冒険のストーリーを描きました。どちらも人工ファーやヘアカーフなど、野生味あふれる素材使いが目を引きましたね。

大塚:暖冬の日本で売れるかは疑問ですね(苦笑)。

藪野:そうですよね。全体に用いたコートは難しそう。日本では、レザージャケットが本命アイテムになりそうです。コンパクトなライダースをコートの下に合わせたスタイルは新鮮でしたし、引き続きゆったりしたブルゾンをガバッと羽織る着こなしも多く、好みに合わせて選べる豊富なバリエーションが魅力的でした。

大塚:レザーブルゾンは欲しいですね。ミラノでは、ニットをスラックスにインするスタイルがあらゆる主要メゾンで出てきて驚きました。これは日本でどこまで浸透するか気になります。春夏のTシャツのタックインが一般化したように、今後はニットのタックインも定番化するかもしれませんね。

藪野:スラックスのサイズアップは免れないですね(笑)。ただ、今季らしいシルエットを表現する方法の一つとも言えそうです。クロップド丈やベルトマークなどでウエスト位置を高めに持ってきた着こなしも多く見られました。

The post 2025-26年秋冬はレザーブルゾンが欲しい appeared first on WWDJAPAN.