大丸松坂屋「アナザーアドレス」が初のリアル店舗 宗森社長「成長にドライブ」

大丸松坂屋百貨店は、ファッションのサブスクリプションサービス「アナザーアドレス(ANOTHER ADDRESS)」で初のリアル店舗をコレド日本橋(東京都中央区)に2月6日オープンする。6月15日までの期間限定店。オンライン上だけでなく、実物を手に取れる場所を設けることで体験価値を伝え、新しい会員の増加につなげる。反響を見て、常設のリアル店舗の可能性も探る。

3日に関係者向けの説明会を開いた。コレド日本橋の3階に190平方メートルの期間限定店舗「アナザーアドレス トーキョー」を設ける。ラウンジ、クローゼット、フィッティングルームの3ゾーンで構成する。椅子やテーブルを並べたラウンジでは、専門知識を持つスタイリストが応対し、体形や着用場面、好みに合ったコーディネートを提案する。大きな扉の向こうにあるクローゼットは服、バッグ、アクセサリーなど約50ブランドの中から800アイテムを置く。フィッティングルームは5部屋あり、店舗にある服だけなく、オンライン上の10万着のストックから取り寄せて試着することもできる。会員であれば、気に入った服はそのまま持ち帰れる。

アナザーアドレスは2021年にサービスを開始した。25年度で実際に服を借りた人の数は1万〜1万5000人。事業責任者の田端竜也氏は「最大の課題は認知度と利用者の拡大」と語り、リアル店舗を通じてサービスの魅力を訴える。現在の利用者は都心のタワーマンションなどに住む女性が多い。また日本橋、八重洲、大手町、丸の内などのオフィスで働く女性とも親和性が高いため、コレド日本橋への出店を決めた。

店舗ではほぼ毎日何かしらのイベントを実施し、新しい客を呼び込む。顔や骨格の診断、ファッション雑誌やインフルエンサーとの共同イベント、企業単位でのオフィスウエアの相談会、マッチングアプリの会社による婚活ファッションの提案など、趣向を凝らした催しを通じて、定額で好きな服を借りられる体験をしてもらう。

ポップアップの営業によって来店ベースで2000人、SNSなどのメディア効果で1000人、計3000人の新規利用者の増加を目標にする。

大丸松坂屋百貨店としてもシェアリングを通じてファッションブランドとの接点を持ってもらうことが、長期的には百貨店のプロパー販売に相乗効果をもたらすと考える。リアル店舗の出店について宗森耕二社長は「アナザーアドレスが認知を得る機会にし、成長にドライブをかける」と意気込む。

The post 大丸松坂屋「アナザーアドレス」が初のリアル店舗 宗森社長「成長にドライブ」 appeared first on WWDJAPAN.

セブン‐イレブンが店内に化粧直しスペース 学生街で順次導入、ヘアアイロン有料貸し出しも

セブン‐イレブン・ジャパンは、従来のコンビニエンスストアの枠を超える新サービスとして、パウダースペースの導入を始めた。メディアミックスプロダクツが運営するチームシンデレラとの協働で企画。2025年12月から学生が多い地域の一部店舗に順次導入し、若年層の来店動機の拡大につなげる。コンビニを「買い物の場」から「滞在・体験の場」へと進化させる試みだ。

設置店舗は現時点で、東京の九段南大妻通り店と町田玉川学園5丁目店、京都の深草西浦5丁目店の3店舗。いずれもキャンパスタウン周辺に立地する。

「ラブン(loven)」と名付けたパウダースペース内にはヘアアイロンのレンタルスポット「ReCute(リキュート)」(有料)や、3段階で明るさを調整できる調光付きライトミラーを設けた。スペース利用は無料。なお、「ReCute」のみの設置は前述の3店舗に加え、東京の多摩センター駅西店、神奈川の横浜ランドマークプラザ店、千葉の松戸常盤平駅前店の計6店舗で設置している。

背景には若年層のニーズの変化がある。チームシンデレラのネットワークを通じて「コンビニに欲しいもの」をテーマにアンケートを実施したところ、「パウダールームの設置」「ヘアアイロンの設置」など身だしなみに関する回答が17%を占め、最多となった。移動の合間に手軽に身支度を整えたいという需要が一定規模で存在することが浮き彫りになった。

空間デザインや掲出物の細部にも若年層の視点を反映した。担当者は、若年層の声を調査にとどめず、店舗で実装可能な形に落とし込むことを重視したと説明する。そのうえで、コンビニを単なる購買の場にとどめず、「自分を整え、気持ちを切り替えられる場」としての機能を持たせたいとしている。

コンビニ各社はイートインの拡充やデジタル施策など来店頻度を向上する施策を進めている。セブン‐イレブンは、「今後も共創を通じて、若年層のニーズに寄り添った店舗体験の創出を進めていく」とコメントを寄せた。

The post セブン‐イレブンが店内に化粧直しスペース 学生街で順次導入、ヘアアイロン有料貸し出しも appeared first on WWDJAPAN.

サステナサミット打ち上げ編 ご来場ありがとうございました!

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

「WWDJAPAN サステナビリティ・サミット 2026」が1月28日に閉幕しました。ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました。本日のポッドキャストは一大イベントを終えての打ち上げ編です。同イベントは今年で6回目。業界を持続可能に転換していこうとする同志の輪が着実に広がっているのを感じます。



この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。​
Apple Podcast
Spotify

The post サステナサミット打ち上げ編 ご来場ありがとうございました! appeared first on WWDJAPAN.

エスティ ローダー、カナダで環境法違反により約1億円の罰金 “永遠の化学物質”含有アイライナー販売で有罪

カナダ政府はこのほど、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」「M・A・C」「クリニーク(CLINIQUE)」などのブランドを傘下に持つエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)に対し、環境保護法違反で75万ドル(約1億1625万円)の罰金を科した。同社は現時点で、この罰金に関するコメント要請に応じていない。

オンタリオ州裁判所は、同社がカナダ環境保護法に違反したとして、2件の罪状を認めたことを受け、罰金刑を言い渡した。対象となったのは、“永遠の化学物質(フォーエバーケミカル、自然界では分解されにくく半永久的に環境中や人体に残留・蓄積する有機フッ素化合物の通称)”と呼ばれる成分を含むアイライナー製品の販売だ。

是正命令に従わず有罪
社名は環境違反者登録簿へ

裁判所は罰金に加え、同社に対し今回の有罪判決について株主へ通知するよう命じた。罰金は、カナダ政府の環境損害基金に充てられる。

環境・気候変動省によると、2023年5月の定期検査で、同社がパーフルオロノニルジメチコンを成分表示に含むアイライナー製品を販売していたことが判明した。同成分は、環境中で分解されにくい“永遠の化学物質”に分類されている。

同法の下では、こうした成分を含む製品を販売する前に、健康や環境への影響を事前評価するため、政府への届け出が義務付けられている。しかし同社はこれを行っていなかった。23年6月8日には、当局が是正措置を求める環境保護コンプライアンス命令を出したものの、最終的に同社はこれに従わなかったという。

この有罪判決を受け、ELCの社名は、カナダ政府の環境違反者登録簿に追加される。

本文中の円換算レート:1ドル=155円

The post エスティ ローダー、カナダで環境法違反により約1億円の罰金 “永遠の化学物質”含有アイライナー販売で有罪 appeared first on WWDJAPAN.

三越銀座店の市中免税店が9月に閉店 訪日客の変化で幕引き

日本空港ビルデングは4日、三越銀座店に入る市中免税店「ジャパン デューティー フリー ギンザ」を2026年9月に閉店すると発表した。16年に日本初の空港型免税売店として開店した。27年1月に賃貸借契約が満了を迎えるのに伴い、訪日客を取り巻く環境の変化などを鑑みて撤退を決めた。

同社は閉店の理由について、「当初予定していたファッション・時計・宝飾ブランド展開ができなかったことや、訪日外国人旅行客の消費行動の変容などにより難しい事業運営が続いたことに加え、売り上げが特定の国・地域からの旅客に依存するなど事業構造に偏りがあるため、先行きの見通しづらい事業環境のなか、事業を継続するリスクが高いと判断し」たと述べている。

「ジャパン デューティー フリー ギンザ」の運営会社であるJapan Duty Free Fa So La三越伊勢丹(東京、岩松孝昭社長)は、日本空港ビルデング、NAAリテイリング(成田国際空港の子会社)、三越伊勢丹ホールディングスの3社の出資で14年に設立した。直近の25年3月期の業績は、営業収益30億円、営業利益3億8700万円、純利益3億2900万円だった。出資企業同士で解散・清算を含めた今後の方向性について協議を開始する。

「ジャパン デューティー フリー ギンザ」は16年1月、三越銀座店8階に売り場面積3442平方メートルで開店した。当時は「ティファニー」「ブシュロン」「サンローラン」「ヴァレンティノ」「グッチ」「ボッテガ・ヴェネタ」「バレンシアガ」など高級品が充実していた。その後、コロナ禍の訪日客の激減を受けて21年には1974平方メートルに縮小し、現在は化粧品と香水にほぼ絞った商品構成になっていた。

The post 三越銀座店の市中免税店が9月に閉店 訪日客の変化で幕引き appeared first on WWDJAPAN.

「リーバイス」×「ジョーダン ブランド」が再タッグ “エア ジョーダン 3“の新作を含むコラボコレクションを発売

「リーバイス(LEVI'S)」は「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」と再びタッグを組み、スニーカー“エア ジョーダン 3”の新カラーを含む最新コラボレーションコレクションを発表した。クラフツマンシップとスポーツカルチャーの融合をテーマに、フットウエア3型とアパレル&アクセサリー9型の全12型を展開する。

コレクションの核となるのは、“エア ジョーダン 3”。インディゴデニムを全面に使用した“リジッド”(3万4430円)と、ブラックレザーとブラックデニムを組み合わせた“ブラック”(3万4430円)の2色に加え、日本、中国、韓国限定で午年を記念した“イヤー・オブ・ザ・ホース”カラー(3万4430円)を用意する。“イヤー・オブ・ザ・ホース”は、エクリュデニムやポニーヘア素材、ジャカードのヒールタブ、「イヤー・オブ・ザ・ホース」の刺しゅうを施した特別仕様となっている。

アパレルは、アスレチック要素とデニムのヘリテージを融合したラインアップが特徴。レザー袖×メルトンウールボディ0の“ピナクル バーシティ ジャケット”(9万6800円)や、オーバーサイズのウイングロゴを配した“タイプ III トラッカー”(2万9200円)をはじめ、オーバーシャツ ジャケット(2万4200円)、フットボールジャージー(2万900円)、フリースジップフーディー(1万6500円)、バギージーンズ(2万2000円)、バギーショーツ(1万8700円)、デニムキャップ(7700円)などをそろえる。

日本では、「リーバイス」公式オンラインストアで2月19日から抽選販売を開始する。詳細は後日、「リーバイス」公式オンラインストアで発表予定。

アイテム画像

エア ジョーダン 3(リジッド)

エア ジョーダン 3(ブラック)

エア ジョーダン 3(イヤー・オブ・ザ・ホース)

タイプ III トラッカー

オーバーシャツ ジャケット

フットボール ジャージー

ピナクル バーシティ ジャケット

フリースジップフーディー

Tシャツ

バギー ジーン

バギー ショーツ

デニム キャップ

The post 「リーバイス」×「ジョーダン ブランド」が再タッグ “エア ジョーダン 3“の新作を含むコラボコレクションを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ロペピクニック」が「チャンピオン」との別注アイテムを発売 親子で楽しめるラインアップで登場

ジュンが運営する「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」は「チャンピオン(CHAMPION)」との限定別注アイテムを発売した。2社コラボ初のスエットプルオーバーをそろえる。キッズサイズを加え、親子ともに楽しめるラインアップ。ロペピクニック各店舗および公式オンラインストアで販売中だ。

“アソートロゴスエット”やキャップなど

“アソートロゴスエット”はキナリ、キナリ系、ベージュ、サックスの4色展開で、価格は6996円。キッズサイズのスエットはライトグレー、ブラックの2色展開で、価格は4180円だ。“カレッジロゴキャップ”はキナリ、ベージュ、ネイビー、ブルーの4色展開で、価格は3850円。キッズサイズでは、キナリ、ブルーの2色展開を用意し、価格は3520円。スエット、キッズサイズを含むキャップのサイズはフリーサイズで、キッズサイズのスエットのサイズは、130〜150cmをそろえる。

The post 「ロペピクニック」が「チャンピオン」との別注アイテムを発売 親子で楽しめるラインアップで登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ロペピクニック」が「チャンピオン」との別注アイテムを発売 親子で楽しめるラインアップで登場

ジュンが運営する「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」は「チャンピオン(CHAMPION)」との限定別注アイテムを発売した。2社コラボ初のスエットプルオーバーをそろえる。キッズサイズを加え、親子ともに楽しめるラインアップ。ロペピクニック各店舗および公式オンラインストアで販売中だ。

“アソートロゴスエット”やキャップなど

“アソートロゴスエット”はキナリ、キナリ系、ベージュ、サックスの4色展開で、価格は6996円。キッズサイズのスエットはライトグレー、ブラックの2色展開で、価格は4180円だ。“カレッジロゴキャップ”はキナリ、ベージュ、ネイビー、ブルーの4色展開で、価格は3850円。キッズサイズでは、キナリ、ブルーの2色展開を用意し、価格は3520円。スエット、キッズサイズを含むキャップのサイズはフリーサイズで、キッズサイズのスエットのサイズは、130〜150cmをそろえる。

The post 「ロペピクニック」が「チャンピオン」との別注アイテムを発売 親子で楽しめるラインアップで登場 appeared first on WWDJAPAN.

「フェイラー」が初のランドセルを発売 大峽製鞄とコラボ

「フェイラー(FEILER)」は、1935年創業のランドセルトップメーカーである大峽製鞄とコラボレーションしたランドセルを5月に発売する。同ブランドがランドセルを手掛けるのは初めて。アイテムは「フェイラー」限定の“<大峽製鞄×「フェイラー」ランドセル(ネイビー)&チャームポーチ”(11万円)と、ランドセルとリンクした“『ハイジ』ランドセルカバー”(4400円)で、ほか三越伊勢丹オリジナル商品としてラベンダー、ピンク、キャメルカラーのランドセルも販売する。

「フェイラー」の人気デザイン“ハイジ”をちりばめたランドセル

ランドセルは牛革のかぶせと人工皮革の側面を組み合わせたハイブリッド構造で、約1150gと軽量ながら高級感と耐久性を兼ね備える。かぶせの内側には、「フェイラー」の人気デザイン“ハイジ”をプリントし、アクセントとして“ハイジ”のデザインに登場する人気モチーフ、アヒルのチャームポーチを付けた。ランドセルの外寸は約36cm×24.5cm×20cm、チャームポーチのサイズは約7.5×9×1.5cm。「フェイラー」限定品はネイビーカラーのみの展開となる。“『ハイジ』ランドセルカバー”は、ランドセルのかぶせにかぶせる透明なカバーで、かぶせ内側のプリントとリンクした“ハイジ”のデザインをプリントした。

フェイラー限定品の販売は5月1日に伊勢丹新宿店本館6階の「フェイラー」ショップで開始し、15日からは銀座本店、阪急うめだ本店10階「フェイラー」ショップ、公式オンラインショップでも発売を行う。三越伊勢丹オリジナル商品の「フェイラー」ランドセルは5月1日から三越伊勢丹各店で販売を開始。三越伊勢丹オンラインストアでは3月18日午前10時から製品情報を公開し、店頭では3月25日から順次製品展示を行う。ランドセルカバーは「フェイラー」での販売のほか、三越伊勢丹オンラインストアでも取り扱う。

The post 「フェイラー」が初のランドセルを発売 大峽製鞄とコラボ appeared first on WWDJAPAN.

「ジェラート ピケ」のセルフケアコスメシリーズがリニューアル フローロラル&グルマンな癒しの香り

「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は2月18日、デザインや香り、付け心地をアップデートしリニュアールしたおやすみコスメ“セルフ ケア シリーズ”を発売する。全国の「ジェラート ピケ」店舗および公式オンラインストア、マッシュグループ公式アプリのマッシュ ストア(MASH STORE)、ウサギオンライン(USAGI ONLNE)で取り扱う。また、本コレクションの特設ページを公式オンラインストアおよびウサギ オンラインで公開している。

本コレクションは、スリーピーバニラとフラワーブリスの2つの香りで華やかさをまとう、大人のデザートのようなセルフケアシリーズだ。ラインアップは、ボディークリーム (全2種、各200mL 、各4950円)、ハンドソープ (全2種、各300mL 、各2750円)、ハンドクリーム (全2種、各40mL 、各2750円)、リップバーム(8g 、2640円)、マルチオイル(全2種、各80mL 、各3190円)、ネイル&ハンドオイル (全2種、各7mL 、各2750円)、ディフューザー(全2種、各120mL 、各3740円)、ヘアミスト(全2種、各100mL 、各2860円)、ファブリックミスト(全2種、各100mL 、各2750円)をそろえる。

ラインアップ概要

ボディークリーム

ボディークリームは、塗ってすぐにルームウエアに身を包める、ベタつきのない軽やかな付け心地が特徴だ。ホホバ種子油や月見草油をはじめとする植物由来のオイルを含み、ヒジやヒザ、かかとなどのカサつきがちな部分もやわらかに整える。容器の蓋には星のモチーフをあしらい、ナイトケアの時間に寄り添う。香りは、スリーピーバニラとフラワーブリスの2種類を用意する。

ハンドソープ

手肌をしっとりと洗い上げるハンドソープは、シア脂やグリセリン、ホホバ種子油など、各種保湿成分を配合した。泡切れが良く、流した後の肌に心地よい潤い感とほのかな香りが残る。洗面所やキッチンに気軽におけるポンプタイプで、ブルーのボトルはフラワーブリスの香り、オフホワイトのボトルはスリーピーバニラの香りに仕上げている。

ハンドクリーム

みずみずしくとろけるハンドクリームは、指先までケアしやすい伸びの良さが特徴だ。心置きなくブランケットに触れられる軽やかな付け心地で、ベタつかず乾燥を防ぐ。星と月のモチーフをあしらったチューブタイプだ。

リップバーム

ハチミツエキスを配合した無香料のリップバームは、リッチな感触でナイトパックとしても使用できる。

マルチオイル

ボディーや髪、手肌、ネイルの潤いケアができるマルチオイルは、軽やかで肌なじみの良いテクスチャーだ。髪に使用する場合は、スタイリング前のドライヘアに使用すると広がりを抑えまとまりやすくなる。ブルーはフラワーブリスの香り、オフホワイトはスリーピーバニラの香りだ。

ネイル&ハンドオイル

手や爪、指先のささくれをケアするハンド&ネイルオイルは、ホホバ種子油やアーモンド油、アボカド油が、手肌を爪に潤いを与える。両手に広げてハンドマッサージに使用できるほか、1滴ずつ爪に垂らし手全体になじませるとネイルのケアもできる。

ディフューザー

定番のディフューザーに、リラクシングな香りが登場する。本コレクション限定のデザインで用意する。スティックの本数次第で、香りの濃度を調整することができる。ブルーはフラワーブリスの香り、オフホワイトはスリーピーバニラの香りだ。

ヘアミスト

ダメージケアのための成分を配合したヘアミストは髪潤いを与え、指どおりの良い仕上がりへと導く。強すぎない優しい香り立ちで、ヘアフレグランスとしても活用できる。

ファブリックミスト

衣服やストール、ブランケットに使えるファブリックミストは、やわらかな香調に仕上げた。ルームミストとしても、ピローミストとしても使用できる。

>特設ページ

The post 「ジェラート ピケ」のセルフケアコスメシリーズがリニューアル フローロラル&グルマンな癒しの香り appeared first on WWDJAPAN.

「サタデーズNYC」と「ディッキーズ」がコラボ スタイリッシュなワークパンツ2型を発売

ジュンが運営する「サタデーズ ニューヨークシティ(SATURDAYS NYC)」は2月14日、「ディッキーズ(DICKEIS)」とのコラボレーションアイテムを「サタデーズNYC」直営店浦およびオンラインストアで発売する。耐久性に優れる“ダブルニーワークパンツ”(2万900円)とさまざまな場面使いができる“875スラックス”(2万3100円)を用意する。

タフでスタイリッシュなスタイルを

膝部分を2枚仕立てで製作した“ダブルニーワークパンツ”は耐久性に優れたデザインが特徴だ。通常のダブルニータイプのワークパンツに比べて、ボリュームを適度に下げ、より洗練されたシルエットにデザインした。カラーはブラックとグレー、ダークブラウンの3色をそろえる。“875スラックス“はスラックス調のフルレングスモデルで、ゆとりのあるワイドシルエット。より快適な着用感に仕上げたアイテムだ。ストライプ柄の生地で、日常使いのほかスタイリッシュな日常着としても使用できる。カラーはブラックとグレー、ネイビーを用意する。

代官山で限定ストアイベント開催

コラボ商品の発売開始にあわせ、2月14日に「サタデーズNYC」代官山店限定でストアイベントを開催する。一般参加が可能で、ドリンクと軽食を用意する。

The post 「サタデーズNYC」と「ディッキーズ」がコラボ スタイリッシュなワークパンツ2型を発売 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】ドレスコードはなくとも共鳴する「エルメス」ゲスト “レザー”着用でデザイナーの功績を称える

「エルメス(HERMES)」は、2026-27年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月24日に発表した。37年にわたり同ブランドのメンズウエアを率いたヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)にとって、 パリでの最後のショーとなった今回。節目となる一夜に、ゲストはその功績を称えるかのように、いつも以上にドレスアップして会場に駆けつけた。明確なドレスコードは設けられていなかったものの、来場者の装いには、示し合わせたかのようにメゾンを象徴するレザーが選ばれていた。ジャケットやブルゾン、今季のランウエイでも多く登場したシアリング、ニットの一部に用いたデザインなど多彩な表情のレザーが見られた。淡いブルーやグリーンの絶妙なニュアンスカラーが、重厚な素材に軽やかさを添えている。

タイドアップにレザーのアウトドアウエア風アウターを合わせる着こなしや、リラックスシルエットのパンツで仕上げたエフォートレスな佇まいは、ニシャニアンが築き上げた、軽やかなエレガンスを宿す「エルメス」の男性像を体現するもの。バッグは“オータクロア”と“バーキン”の支持率が高く、時代を超えて愛されるアイコンが来場者の優雅なスタイルを完成させていた。

The post 【スナップ】ドレスコードはなくとも共鳴する「エルメス」ゲスト “レザー”着用でデザイナーの功績を称える appeared first on WWDJAPAN.

「シテン」が博多、名古屋に新店舗をオープン 限定コラボノベルティーやサンリオコラボも

ユナイテッドアローズが展開する「シテン(CITEN)」は、3月13日にアミュプラザ博多店、4月28日にイオンモール大高店をオープンする。博多と名古屋の人々にとって身近で気軽に立ち寄れるような地域密着型のショップを目指す。アミュプラザ博多店では、「トライト(TOLIGHT)」とのコラボノベルティーアイテムの配布や青山明生「トライト」デザイナーのライブイベントも開催予定だ。

アミュプラザ博多店のオープンに合わせて、「シテン」各店舗で6600円以上の購入者を対象に、「トライト」とのコラボオリジナル豆皿を配布する。コラボアイテムではプリントTシャツ(4950円)やパンツ(7920円)のほか、トートバッグ、ポーチ、バンダナも展開する。また、アミュプラザ博多店では、豆皿に加えて、9900円以上の購入者を対象にコラボオリジナルマグカップの配布や青山デザイナーのライブイベントも予定する。なお、イオンモール大高店では、このコラボノベルティーは取り扱わず、8800円以上の購入者を対象に「シテン」オリジナルウォーターボトルを配布する。ノベルティーは全て数量限定のため、なくなり次第終了する。

サンリオとのコラボアイテムも発売決定

「シテン」はサンリオの人気9キャラクターとのコラボによるTシャツ(4950円)、トートバッグ(2530円)、フラットポーチ(1980円)など合計27種を2月14日に各店舗とオンラインストアで順次発売する。「ハローキティ」「マイメロディ」「シナモロール」「ポムポムプリン」「クロミ」「リトルツインスターズ(キキ&ララ)」「ポチャッコ」「ハンギョドン」「けろけろけろっぴ」とのコラボレーション企画だ。なお、新店舗のアミュプラザ博多店、イオンモール大高店での取り扱いはない。さらに、富士見店では2月14日にハローキティ グリーティングイベントも開催する。

店舗概要

◾️シテン ユナイテッドアローズ アミュプラザ博多店
オープン日:3月13日
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュプラザ博多 5階

◾️シテン ユナイテッドアローズ イオンモール大高店
オープン日:4月28日
住所:愛知県名古屋市緑区南大高2-450 イオンモール大高 1階

The post 「シテン」が博多、名古屋に新店舗をオープン 限定コラボノベルティーやサンリオコラボも appeared first on WWDJAPAN.

スターバックスと浅草伝統産業がタッグ 台東区10店舗限定でコラボレザーバッグを発売

スターバックス コーヒー ジャパンは2月11日、東京都台東区の「スターバックス(STARBUCKS)」10店舗限定で、“JIMOTO Made レザーボトルショルダーバッグ台東”(2万2500円)を数量限定発売する。日本各地の地元の産業や素材を取り入れて開発し、その地域の店舗のみで販売する“JIMOTO Made”シリーズの新作で、東京都台東区の地場産業である皮革産業と、伝統工芸品である袋物に着目して開発した。革の選定は浅草で1942年に創業した皮革問屋の久保柳商店が、縫製は同じく浅草を拠点とする皮革製品メーカーの小野が手掛けている。

“スターバックス ラテ”のような色味×ペーパーカップをイメージした巾着仕様

台東区は江戸時代に武家と商人が多く集まった街で、“ものづくり”が盛んに行われていた歴史を持つ。明治期には区内にと畜場が設置され、副産物である皮革原材料が豊富に供給されたことや、革のなめしに必要な水が近隣の隅田川から得られたことから皮革加工業者が集積し、皮革産業が発展した。現在も日本有数の皮革産業の街として知られている。

そんな台東区の伝統産業にクローズアップした今回の製品は「スターバックス」のラテを思わせる柔らかな色味と、ペーパーカップをイメージした巾着型のデザインが特徴だ。久保柳商店が選定した皮革は植物タンニンなめしとクロムなめしのハイブリッドで仕上げた無垢に近い自然な風合いの牛革で、ラテをイメージし染色。小野が巾着仕様のレザーボトルショルダーバッグに仕立てた。

きれいな円柱にするため縫製の工程で職人がヘリ返しを行い、胴体部分と下部が1枚の革のように見える滑らかな仕上がりを実現。胴体部分には「スターバックス」のカップに印刷しているドリンクボックスのデザインを、下部には台東区をイメージした市松模様を型押し、「スターバックス」と台東区とのつながりを表現した。サイズは約幅15.5cm、奥行き11cm、高さ27cmで、ショルダーの長さは約108.5〜139cmの間で調節することができる。

販売店舗は浅草雷門通り店、上野マルイ店、浅草駅前店、御徒町春日通り店、アトレ上野店、上野恩賜公園店、パルコヤ上野店、雷門店、エキュート上野 公園口店、JR上野駅 入谷改札前店。購入は1人1点までとなる。

The post スターバックスと浅草伝統産業がタッグ 台東区10店舗限定でコラボレザーバッグを発売 appeared first on WWDJAPAN.

【マッシュビューティーラボ 豊山YAMU陽子社長】26年はグローバル元年 チャネル拡大で新領域へ

PROFILE: 豊山YAMU陽子/社長

豊山YAMU陽子/社長
PROFILE: (とよやま・やむ・ようこ)2005年にマッシュスタイルラボのファッション事業の立ち上げに参加し、「スナイデル」「ジェラートピケ」「フレイ アイディー」「エミ」といった主力ファッションブランドの成長·拡大に寄与。マッシュスタイルラボ取締役を経て、23年4月1日から現職。「コスメキッチン」「ビープル」など小売業態の売り場編集力と企画力の底上げを図る PHOTO : KOJI SHIMAMURA

ナチュラル&オーガニック市場が価値の打ち出しに奮闘する中、マッシュビューティーラボは、実店舗とECをシームレスにつなぐ数々のイベントを仕掛けて、新規客を増やし続ける。2026年は好調のプライベートブランド(以下、PB)を中心にグローバル展開に注力。さらにチャネルの拡大により、ナチュラル&オーガニックの裾野と間口の拡大を図る。

編集力で
ナチュラル&オーガニックコスメの
カルチャーを世界へ

WWD:25年は既存店の磨き上げを目標にした。

豊山YAMU陽子社長(以下、豊山):仕掛けの数と質の双方を高めた結果、25年8月期の既存店売上高は前期比18%増と伸長した。イベントは、テーマやブランド、製品特性に合わせた特化型の仕掛けをよりきめ細かく設計。特定カテゴリーや主力アイテムにフォーカスし、売り場演出や打ち出し方、接客の切り口までを一体で見直すなど、「何を、誰に、どう届けるか」を明確にした企画を積み重ねた。新しいお客さまを増やすことができ、手応えのある1年だった。

WWD:売り上げをけん引したカテゴリーは?

豊山:全カテゴリーが好調で、売上高は同14%増だった。特に大黒柱である「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」が同21%増と全体の伸長に寄与した。「ビープル(BIOPLE)」も2ケタ成長だった。カテゴリー別ではインナーケアが前年の2.6倍と大きく飛躍。パッケージのデザイン力もあってギフトも同44%増となった。また、部署横断のプロジェクトを立ち上げ、人気品番の在庫不足というボトルネックを解消。その結果、既存製品だけで約8億円の売り上げ貢献を果たした。強みや可能性を改めて掘り起こし、伝え方を磨き直したことが成果につながった。PBでは「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」が同26%増に。“アイデザイナー”が各媒体のアワードを受賞するなどの影響でベストセラーに定着して売り上げを底上げした。「トーン(TONE)」はビタミンCサプリメントの“ドリーム フローラ VCショット”をはじめ、新作のヒットにより多くの新客を獲得し、同16%増となった。ブランドを代表する春のSAKURAコレクションも3年目を迎え、今年は過去最大級の売り上げを見込む。

WWD:売り場やイベントの取り組みは?

豊山:「コスメキッチン」などのリテール事業は、年間プランをきめ細やかにアップデートした。業態ごとに各部門が膝を付き合わせてアイデアを出し合い、シーズンプロモーションを計画·実行できた事は大きい。たとえば、長期化する夏に対してあらゆるモチベーションを仮定して施策に変化を持たせ、初夏から初秋までお客さまを飽きさせない工夫ができた。「ザ オーガニックデイズ」や「ビープルフェス」も回を重ねるごとに注目度が高まり、実績にも表れている。25年9月に大阪・阪急うめだ本店で開催した「ビープルフェス」の売上高は、前回比24.5%増と大きく伸長。対面接客を重視し、生産者の思いや製品の背景を丁寧に伝えることで、主催イベントへの出展オファーも増えている。

WWD:熱を伝えるスタッフ教育にも注力する?

豊山:25年9月から、スタッフ教育用のデジタルアプリを導入した。マニュアルや製品情報だけでなく、生産者の思いやブランド背景を共有できる仕組みだが、時間や場所に縛られず学べることで接客の質が高まり、既存店の成長にもつながっている。「自発的に解決して成果につなげられる」「製品に対する知識が深まり、接客力が格段に向上した」など、スタッフからも好評だ。AIを活用し効率化を推進しながら、愛情や熱量を持った人が活躍できる場をこれからもつくりたい。

WWD:グローバル展開の進捗は?

豊山:26年は「グローバル元年」としたい。「スナイデル ビューティ」は24年に韓国に出店、25年には香港のセレクトショップでの取り扱いが始まり、今後さらに海外展開を加速する。「トーン」は、中国·台湾からのオファーが絶えず、ECを中心に強化していく。PBだけでなく「コスメキッチン」や「ビープル」にも興味を持ってくださっているし、訪日客の増加に伴い、店舗ではジャパンブランドが伸長する傾向もある。中長期的には「コスメキッチン」の海外出店も検討しており、当社ならではの編集力でナチュラル&オーガニックコスメのカルチャーを世界に広めたい。

WWD:26年に注力する施策は?

豊山:26年はチャネル拡大とロイヤルカスタマー増加に注力する。チャネル拡大はFCと外部流通の強化。ナチュラル&オーガニックコスメを届けられていない地域が国内にもまだあるので、同じ価値観を持ったパートナー企業と共に、ゆくゆくは地域や施設のニーズに即してMDの精度を高めたい。また、販売力にさらに磨きをかけ、長くお付き合いできるロイヤルカスタマーを増やしていく。「コスメキッチン」も「ビープル」もただ買い物をする場所ではなくて、「美しい生き方を学べる場所」として啓蒙していきたい。今後はバイイングプロセスも常に見直し、好調なコラボは各IPに敬意を表しながら継続し、人や地域、文化との協業にまで幅を広げ、クリエイティブに新しいカルチャーを生み出したい。それができるチームだし、学びながら進化していく26年にしたい。

個人的に今注目している人

俳優·歌手 木村拓哉さん

テレビをあまり見ない私ですら、いつも芯の強さを感じる存在。どんな状況においても信念を貫き、まっすぐひたむきに仕事に向き合っている印象を受ける。その精神力や心構えが長年ファンの皆様から支持されている姿に、自然と自分自身をかえりみる刺激をもらう。

COMPANY DATA
マッシュビューティーラボ

マッシュグループの傘下として2010年に設立。ナチュラル&オーガニックコスメのセレクトショップ「コスメキッチン」や、コスメに加え食品やインナーケアアイテムをそろえる「ビープル」「ビオップ」を運営する。「スナイデル ビューティ」「トーン」「セルヴォーク」などプライベートブランドも充実し、22年に発表した「ミティア オーガニック」ではファミリーマートと協業するほか、日本における総代理店として「トリロジー」「インナーセンス」「ミー トゥデイ」などを展開

TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
マッシュビューティーラボ
https://mashgroup.jp/contact/

The post 【マッシュビューティーラボ 豊山YAMU陽子社長】26年はグローバル元年 チャネル拡大で新領域へ appeared first on WWDJAPAN.

【シロ 福永敬弘社長】新規海外出店数が国内超えへ グローバル展開本格化

PROFILE: 福永敬弘/社長

福永敬弘/社長
PROFILE: (ふくなが・たかひろ)1973年生まれ、広島県出身。大学卒業後、リクルートに入社。雑誌編集長やメディアプロデュース責任者などを経て、2014年にシロに入社。経営全般の戦略立案や、新規・海外事業の実行を担当。16年、専務に就任。21年から現職 PHOTO : KOJI SHIMAMURA

「シロ(SHIRO)」は2009年のブランドスタート以来、「意思のあるブランド」を掲げ、全ての資源の価値を尊重する廃棄物ゼロの姿勢で製品づくりから店舗づくりまで一貫して取り組んできた。25年は多くの新製品や韓国・聖水にオープンした旗艦店が大きな話題を集め、成長のギアを一段引き上げた年となった。日本発ブランドとしての存在感を武器に、海外市場での垂直立ち上げに踏み出している。

グローバル展開に手応え
韓国では現地生産を視野に

WWD:新製品のヒットが目立った。

福永敬弘社長(以下、福永):25年に発売した新製品は158SKUで、これらがしっかり稼いでくれた。新製品の数が前期比30%増だったのに対し、売上高は同67%増となり、新製品がお客さまとの接点を作ってくれたことは「シロ」らしい営みだったと思う。その一方、11月末時点でのブランド全体の売上高は同30%増で、新製品に比べて既存製品の伸長率が低かった。実店舗は営業時間にも売り場面積にも制限があり、新製品は接客にも時間がかかる。しかしわれわれは店頭の売り上げが7割を占めるリテーラー。店舗の効率化が必要だと思っている。

WWD:その中で売り上げをけん引した製品は。

福永:7月に発売した香水シリーズ“パルファン”に加え、毎夏限定販売している“アイスミント ボディミスト”が好調だった。例年より早い時期に40万個発売したにもかかわらず、瞬間で完売した。4月に発売した、徳島県那賀町の木頭ゆずを原料とする“ゆずシリーズ”4製品もすぐに完売した。生産量を増やしたくても、那賀町で採れる木頭ゆずには限界がある。今後、安定した需要と供給のバランスを保つため、25年7月に地域農業活性化包括連携協定を締結した。

WWD:4月に韓国・聖水にオープンした旗艦店「SHIRO Seongsu(聖水)」も盛況だ。

福永:百貨店やモールに出店するのが楽なのかもしれないが、リスクを負って聖水に旗艦店をオープンしたことは大きかった。一番賑わいのある場所で、お客さまとのタッチポイントを持てたことに加え、日本同様に若い男性客が多く、日本を代表するフレグランスとして「シロ」が認知されていることも分かった。オープンから2日間で約2500人のお客さまに来店していただき、1億ウォン(約1000万円)の売り上げとなった。12月には韓国2号店をロッテワールドモール内にオープンしたが、今年はさらに5〜6店舗をオープンする予定。韓国市場はポテンシャルがあり、30年までに100億円の売り上げを目指す。

WWD:韓国初進出で、海外展開の手法を変えた。

福永:これまで海外では現地法人を設立して展開してきたが、韓国では長期的に共創できるパートナーと組み、ジョイントベンチャー方式を採用した。オープン時には韓国限定の香り“スズラン”を投入し、将来的には現地生産も視野に入れている。同時に海外でのプライシングも大事で、特に韓国は上代価格比を15%程度に設定している。将来的には店舗も販売量も増え、ビジネスの規模も大きくなるので10%を切れるくらいを目指したい。

WWD:韓国でも持続可能な店づくりを実践している。

福永:韓国・文来洞(ムンレドン)の鉄工所で出た型抜きされた銅材を譲り受け、什器の天板に置いて製品をディスプレーし、デザインの力で蘇らせた。この銅材は、活用後、鉄工所へお戻しした。街との共存ができた例で、「借りて返す、そして捨てない」店づくりができた。

WWD:「みんなの工場」もアップデートしている。

福永:11月には敷地内にイノベーティブレストラン「モリシロ」をオープンした。北海道の森にある食材を料理するレストランだが、その食材を通してメッセージを受け取り、感じながら楽しんでほしい。また、今秋には砂川駅前にホテルがリニューアルオープンする。泊まる場所がないと滞在時間は短くなり、経済効果も半減するため、ホテルは地方創生という意味でも大きな役割を果たす。そのホテル内にはアーカイブ製品なども並べる新しいスタイルの店をつくりたい。

WWD:26年は出店を加速する。

福永:8月には銀座に50坪で2層の新店を出す。北海道砂川と東京・表参道の旗艦店に次ぐポジションとなる店だ。全製品をそろえ、海外からのお客さまのファーストタッチポイントとなることを期待している。今年は香港への初出店に加え、台湾でも2店舗目のオープンを控えている。海外の出店数が国内を上回る見通しで、創業以来初めてのこととなる。

WWD:新たなエシカルな取り組みは。

福永:
「シロ財団」を立ち上げ、社会的に弱い立場にある人々を支える団体へリソースを提供する取り組みを、今年から本格的に始める。併せて、社員がそうした活動に関わりやすい環境づくりと意識改革を進めていく。その一環として、4月から店舗、製造現場含め週休2.5日にする。増えた0.5日は、社会に目を向け、感じ、つながる時間として活用してほしい。社会のために働くソーシャルステップ休暇などの制度もあるので、こうした制度を活用し、従業員の意識によって社会に変化を与えるような流れが生まれることを期待したい。

個人的に今注目している人

内閣総理大臣 高市早苗さん

賛否両論あると思うが、意思を持ってけん引しているリーダーだと思う。「働いて、働いて、働いて」と言ったが、人に「働け」と言っているわけではなく、自らが国のために頑張り、献身的に働こうとしているのだから、それを応援しない理由はない。いろんな圧力があっても、それに屈して意気消沈せず、今の勢い、発言力、力強さをこれから先も持ち続けてほしい。

COMPANY DATA
シロ

国内外で見つけた素材の力を最大限に引き出す、スキンケア、メイク、フレグランスを提案。自社内に開発から販売まで全機能を持ち、創業当初からエシカルなモノづくりを続ける。日本全国に直営店舗を展開するほか、ロンドンや台湾、ソウルに店舗を構える。23年、創業の地である北海道砂川市に新工場と付帯施設を含む「みんなの工場」をオープン。昨年11月にはイノベーティブレストラン「モリシロ」をオープン。食のセレクトショップ「シロ ライフ」や宿泊施設「メゾン シロ」も手掛ける

TEXT : YOSHIE KAWAHARA


問い合わせ先
シロ
mailto:info@shiro-shiro.jp

The post 【シロ 福永敬弘社長】新規海外出店数が国内超えへ グローバル展開本格化 appeared first on WWDJAPAN.

【MTG 松下剛社長】日本を元気に 日本発のブランドで世界に挑戦

PROFILE: 松下 剛/社長

松下 剛/社長
PROFILE: (まつした・つよし)1970年長崎県五島列島生まれ。88年高校卒業後、デンソー入社。その後、フルコミッションの住宅営業を経て、94年に23歳で起業し、中古車販売業を始める。96年にエムティージーブレイズ(現MTG)を設立し、ビューティー・ウェルネスの分野で事業を展開。数々のブランドを立ち上げヒットに導く。2018年7月東京証券取引所マザーズ市場に上場 PHOTO : KOJI SIMAMURA

事業ビジョンに“VITAL LIFE”を掲げるMTGは、ビューティ、ウェルネスの領域に関する製品とサービスを展開する。創業30周年を迎えた2025年9月期の売上高は988億円、前期比37.5%増と躍進。25年7月にはリカバリーウエアブランド「レッド(RED)」を発表、11月には「リファ(REFA)」の旗艦店を銀座にオープンするなど話題を集め、トータルビューティブランドとして存在感を示した。

これまではリハーサルで
ここからが本番

WWD:大幅な増収増益の成長ドライバーは?

松下剛社長(以下、松下):有能な人材に恵まれた組織力だ。私から製品のアイデアを出すことが多いが、それを形にできるのは各分野のプロフェッショナルがそろっているからこそ。各専門チームが編み目のように連携プレーを行い実績を積み重ねた結果だ。

WWD:主力の「リファ」は売り上げ728億円だった。

松下:ドラッグストア221店舗で、ロゴを掲げた什器にシャンプー、ヘアブラシ・コームを陳列した「リファ」コーナーをテスト導入した。カテゴリー別に陳列するのが通常のドラッグストアだが、ブランドコーナー展開を基本とした。その結果、展開店舗の80%で、「リファ」がヘアケアブランド売り上げランキング1位を獲得した。今期(26年9月期)は本格化し1500店舗への導入を目指し、売り上げが上積みされるだろう。25年11月には銀座に“賑やかなラグジュアリー”をテーマに掲げた旗艦店をオープンしたが、それと同時に裾野を広げ売り上げにつながるドラッグストアを攻めるというのは、世界で見てもわれわれくらいだろう。

WWD:美容室やホテルで体験できるのも強みだ。

松下:美容室は4万4000店舗と取り引きがあり、今期は5万店舗に到達し、将来は10万店舗を目指している。美容室は、抜群のマーケティングの場。美の発信地であるサロンの方々が納得して使っているというのは消費者に刺さる。ホテルも絶好の体験の場となっており、ホテルで使って良かったからと銀座店を訪れる訪日客も絶えない。「リファ」ルームの導入実績は3300施設8万4700室(25年9月現在)で、ホテル側は単価も稼働率も上がり、WinWinの関係が築けている。ドライヤー、シャワーヘッド、シャンプー&コンディショナーを体感して頂いているが、今後は枕、パジャマ、フレグランスとアイテムを拡大する。これらの美容室やホテルと直接契約して、フィードバックがもらえるのもわれわれの大きな強みだ。また、「リファ」の店舗も77店舗から96店舗へと今期は拡大し、将来は200店舗をイメージしている。新製品も増えるので1店舗のスペース拡大にも取り組む。

WWD:26年度の売り上げ目標1200億円は強気の姿勢だ。

松下:25年9月期は191製品をリリースしたが、今期はさらに300の新製品を発売し、新製品の売り上げ比率60%を目指す。これからは「リファ」「シックスパッド(SIXPAD)」「レッド」を3本柱に、既存ブランドの精度を高め仕上げていく。「シックスパッド」は前期比8%の成長だったが、医療・介護分野に領域を広げたことや、フェムテック製品が好調なこともあってアグレッシブに伸びており、今後は2ケタ成長に入っていくだろう。リカバリーウエアブランド「レッド」は予想を上回る実績で、30年には国内で売上高1000億円を目指す。弊社が8年かけて開発した独自開発繊維“バイタルテック”の技術を活用した市場は無限大だ。各ブランドで活用するほか、他分野にまでカテゴリーを増やしていく。そういった製品開発と同時に、社内システムを含むバックヤードや物流も強化する。

WWD:今後の海外戦略は?

松下:戦略は2つ。1つはインバウンドで売れる仕組みとブランディングを強化する。そのシンボルが銀座店であり、非常に手応えを感じている。もう1つは、3年間でASEANを中心にテストマーケティングを行う。すでにマレーシアでシャンプー&コンディショナー“ミルクプロテインシリーズ”を販売したところ、1カ月で展開店舗の売り上げ1位になった。テストを積み重ね、進出のタイミングを見極める。

WWD:27年1月には名古屋市熱田区に新社屋が完成する。

松下:1階には「リファ」カフェ、ミュージアム、ショップ、屋外には広場、パン工房などを設ける。新社屋に先駆け、26年7月には隣接する場所に「MTG名古屋四季劇場」が開場する予定だ。年間36万人の来場を見込んでおり、地域の人にも期待されている。「MTGが熱田の街に来てくれて良かった」と言ってもらえるように頑張りたい。

WWD:創業から30年を振り返ると?

松下:これまでの30年はリハーサルで、MTGはこれからが本番。今後10兆円を目指す。これまで1兆円を目標と言ってきたが、それは売上高が100億円を想定していたときのこと。創業から今に至るまでの年平均成長率は21%で、ここ3年の成長率は26%と上回る。その成長率を見れば実現可能だ。私自身本気で目指すし、日本で1社くらいそんな大きな目標を掲げるビューティ企業があってもいいと思う。

個人的に今注目している人

アーティスト 矢沢永吉さん

自分が前線で会社を率いる20年後の目標と思い、現在76歳の矢沢永吉の東京ドームのライブに行った。その迫力のステージと超一流の空間演出は想像を遥かに超えていて、その帰り道、目標を10兆円にすると決めた。あれだけのパワーでみんなに元気を与え、笑顔にするのは“VITAL LIFE”そのもの。多くのヒット曲がある人は数を出しているというのが世界共通。数を出すのは大変だろうが、そこから未来に残る曲、愛される曲が生まれる。それはわれわれの製品も同じだ。

COMPANY DATA
MTG

1996年設立。クリエイション、テクノロジー、ブランディング、マーケティングの4つの軸を融合させる独自のビジネス手法で、さまざまなブランドを開発。2009年に「リファ」、15年に「シックスパッド」、25年に「レッド」を発売し、新発想のヒット製品を世に送り出す。27年1月には、名古屋市熱田区に隈研吾が設計・監修する、延べ床面積約1万5000m2、総工費約107億円をかけた新本社社屋を完成予定。一部は複合施設として一般開放し、熱田の街の新たなにぎわい創出にも貢献する

TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
MTG
0120-315-332

The post 【MTG 松下剛社長】日本を元気に 日本発のブランドで世界に挑戦 appeared first on WWDJAPAN.

【2026年春コスメ】「ラッシュ」が“サクラコレクション”全6種を発売 桜を思わせるフローラルな香り

英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は2月5日、春の訪れを祝う季節限定の“サクラコレクション”全6種を発売する。全国の「ラッシュ」79店舗および公式オンラインストア、公式アプリで取り扱う。本コレクションは、日本の桜に着想を得て誕生したボディーソープ“サクラ シャワージェル”(110g、1660円/250g、3320円/500g、5550円)をはじめ、“ハナミ ボム”(1800円)、“春の一服”(1720円)、“ブルーミング スプリング ギフト”(4700円)、ギフトラッピングとして繰り返し使えるラッシュオリジナル風呂敷“フォレスト アウェイクン ノットラップ”(1000円)など、桜をモチーフにした全6種のアイテムを展開する。

春の訪れをイメージしたオリジナルデザインのラベルは、桜と春の蕾を躍動感のあるピンクで表現した。また、ラッシュの循環型容器返却プログラム“ブリング イット バック”対象の容器を使用しているため、商品を使った後もゴミにすることなく、資源をリサイクルする環境再生の活動に関わることができる。

ラインアップ概要

“ハナミボム”

“ハナミボム”は、桜の花にお湯を注いだ日本の伝統的な飲み物“桜茶”に着想を得て誕生したバスボムだ。ピンク色の桜の形をした蓋を開けると、桜の塩漬けとシーソルト配合の入浴剤が入っている。お湯に溶かせば、淡く色づくピンク色のお湯の中にトッピングとして入れられた塩漬けの桜の花が浮かび、シーソルトが肌を保湿してなめらかに導く。イランイランの甘い香りと、落ち着いた香りのパチョリをブレンドしたフローラルな香りだ。蓋と塩の塩漬けとシーソルト、白色の桜と3回に分けて使用できる。

“サクラ シャワージェル”

“サクラ シャワージェル”は、肌のコンディションを整えるヨモギの葉エキスを配合した。同ブランドの定番アイテム“サクラボディースプレー”と同系統の香りであるシチリアンレモンオイルとジャスミンエキス、ミモザエキス、オレンジフラワーエキスをブレンドし、フレッシュなシトラスフローラルノートに仕上げた。

季節を祝うグラフィックデザイン

さらに、本コレクションで採用されたギフトボックス2種、ギフトラッピング2種のデザインは、日本を拠点に活動するグラフィックデザイナー兼イラストレーターのジョセフィーヌ・グルニエ(Josephine Grenier)が手掛けた。季節を祝う日本の文化、特に桜の開花に抱く“儚さ”や“無常”という詩的な感情に着想を得た。春らしい色彩を用いて優しいタッチで表現した。

“フォレスト アウェイクン ノットラップ”

“フォレスト アウェイクン ノットラップ”は“風呂敷”をヒントに生まれた、何度も繰り返し使えるオーガニックコットン100%素材の数量限定のギフトラッピング用商品だ。鳥がさえずり、動物が目覚める森を表現した。サイズは50cm×50cmだ。

“ユー ミー アンド ザ サクラ ツリー ロクタラップ”

数量限定の“ユー ミー アンド ザ サクラ ツリー ロクタラップ”(320円)は、ロクタペーパーが素材の自然の温もりを感じるギフトラッピング用商品だ。サイズは、35cm×35cmで用意する。

“春の一服”

春の一服(1720円)は、晴れやかな桃の節句を思わせる“雛祭り”、桜の木の下でゆっくり深呼吸している気分になれる“花見”、梅の香りがバスルームに広がる“東風”の3種のバスボムを詰め込んだミニボックスだ。繰り返し使える付属のティーバッグにバスボムを入れて使うユニークなバスタイムが楽しめる。

“ブルーミング スプリング ギフト”

ブルーミング スプリング ギフト(4700円)は、桜の美しさに着想を得て誕生した数量限定ギフトボックスだ。香り豊かな4種類のアイテムを詰め込んだ。“桜小道のポピンズ”は本ギフトボックス限定の復活商品だ。

The post 【2026年春コスメ】「ラッシュ」が“サクラコレクション”全6種を発売 桜を思わせるフローラルな香り appeared first on WWDJAPAN.

【2026年春コスメ】「ラッシュ」が“サクラコレクション”全6種を発売 桜を思わせるフローラルな香り

英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は2月5日、春の訪れを祝う季節限定の“サクラコレクション”全6種を発売する。全国の「ラッシュ」79店舗および公式オンラインストア、公式アプリで取り扱う。本コレクションは、日本の桜に着想を得て誕生したボディーソープ“サクラ シャワージェル”(110g、1660円/250g、3320円/500g、5550円)をはじめ、“ハナミ ボム”(1800円)、“春の一服”(1720円)、“ブルーミング スプリング ギフト”(4700円)、ギフトラッピングとして繰り返し使えるラッシュオリジナル風呂敷“フォレスト アウェイクン ノットラップ”(1000円)など、桜をモチーフにした全6種のアイテムを展開する。

春の訪れをイメージしたオリジナルデザインのラベルは、桜と春の蕾を躍動感のあるピンクで表現した。また、ラッシュの循環型容器返却プログラム“ブリング イット バック”対象の容器を使用しているため、商品を使った後もゴミにすることなく、資源をリサイクルする環境再生の活動に関わることができる。

ラインアップ概要

“ハナミボム”

“ハナミボム”は、桜の花にお湯を注いだ日本の伝統的な飲み物“桜茶”に着想を得て誕生したバスボムだ。ピンク色の桜の形をした蓋を開けると、桜の塩漬けとシーソルト配合の入浴剤が入っている。お湯に溶かせば、淡く色づくピンク色のお湯の中にトッピングとして入れられた塩漬けの桜の花が浮かび、シーソルトが肌を保湿してなめらかに導く。イランイランの甘い香りと、落ち着いた香りのパチョリをブレンドしたフローラルな香りだ。蓋と塩の塩漬けとシーソルト、白色の桜と3回に分けて使用できる。

“サクラ シャワージェル”

“サクラ シャワージェル”は、肌のコンディションを整えるヨモギの葉エキスを配合した。同ブランドの定番アイテム“サクラボディースプレー”と同系統の香りであるシチリアンレモンオイルとジャスミンエキス、ミモザエキス、オレンジフラワーエキスをブレンドし、フレッシュなシトラスフローラルノートに仕上げた。

季節を祝うグラフィックデザイン

さらに、本コレクションで採用されたギフトボックス2種、ギフトラッピング2種のデザインは、日本を拠点に活動するグラフィックデザイナー兼イラストレーターのジョセフィーヌ・グルニエ(Josephine Grenier)が手掛けた。季節を祝う日本の文化、特に桜の開花に抱く“儚さ”や“無常”という詩的な感情に着想を得た。春らしい色彩を用いて優しいタッチで表現した。

“フォレスト アウェイクン ノットラップ”

“フォレスト アウェイクン ノットラップ”は“風呂敷”をヒントに生まれた、何度も繰り返し使えるオーガニックコットン100%素材の数量限定のギフトラッピング用商品だ。鳥がさえずり、動物が目覚める森を表現した。サイズは50cm×50cmだ。

“ユー ミー アンド ザ サクラ ツリー ロクタラップ”

数量限定の“ユー ミー アンド ザ サクラ ツリー ロクタラップ”(320円)は、ロクタペーパーが素材の自然の温もりを感じるギフトラッピング用商品だ。サイズは、35cm×35cmで用意する。

“春の一服”

春の一服(1720円)は、晴れやかな桃の節句を思わせる“雛祭り”、桜の木の下でゆっくり深呼吸している気分になれる“花見”、梅の香りがバスルームに広がる“東風”の3種のバスボムを詰め込んだミニボックスだ。繰り返し使える付属のティーバッグにバスボムを入れて使うユニークなバスタイムが楽しめる。

“ブルーミング スプリング ギフト”

ブルーミング スプリング ギフト(4700円)は、桜の美しさに着想を得て誕生した数量限定ギフトボックスだ。香り豊かな4種類のアイテムを詰め込んだ。“桜小道のポピンズ”は本ギフトボックス限定の復活商品だ。

The post 【2026年春コスメ】「ラッシュ」が“サクラコレクション”全6種を発売 桜を思わせるフローラルな香り appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】デムナの初「グッチ」コレクション記念映画  特別上映会に戸田恵梨香、柴咲コウらが来場

デムナによる「グッチ(GUCCI)」初コレクション“ラ ファミリア(La Famiglia)”に着想した短編映画「ザ タイガー(The Tiger)」が2月2日から5日まで渋谷パルコのホワイト シネクイントで上映中だ。これに先立ち、1月30日に特別上映会が開催された。

会場にはブランドアンバサダーの戸田恵梨香をはじめ、柴咲コウ、赤西仁、川上洋平ら“ラ ファミリア(La Famiglia)”のコレクションを着用した多彩なゲストが来場し、多様なアティチュードや“Gucciness(グッチらしさ)”を表現した。

来場者スナップ

The post 【スナップ】デムナの初「グッチ」コレクション記念映画  特別上映会に戸田恵梨香、柴咲コウらが来場 appeared first on WWDJAPAN.

【マッシュホールディングス 近藤広幸社長】逆風下の市場だからこそ ブランドの“本質”が試される

PROFILE: 近藤広幸/社長

近藤広幸/社長
PROFILE: (こんどう・ひろゆき)1975年生まれ、茨城県出身。建築家としてキャリアをスタートさせ、98年にマッシュグループの前身となるマッシュスタイルラボを設立。多様なクリエイティブ活動を自ら手がけながら、ファッション・ビューティー・フードまでをウェルネスで横断する事業をけん引。 12年に国内外20社を束ねるマッシュホールディングスを設立し、現職 PHOTO : AI OKUBO

2025年8月期の売上高は前期比13%増の1363億円と2ケタ増収を達成したマッシュホールディングス。気候変動、コスト高、為替変動とマイナスの外部要因 が山積する現在の市況だが、「これを言い訳にしない“強さ”を身に付ける」と近藤広幸社長。改めて目を向けるのは、ブランドの本質的な魅力を伝える接客やEC施策、ポップアップなどのリアルの場の強化だ。

「セルフォード」「スナイデル ホーム」好調
66%増収の「バブアー」も力強くけん引


WWD:2ケタ増収となったが、要因は?

近藤広幸社長(以下、近藤):決して景気がいいとはいえない中で、店舗、ポップアップ、イベントでの営業力が光った。個々人の努力、熱量に支えられた部分が大きい。現場のスタッフも、接客の面白さや会話の楽しさを再認識できたと思う。リアルの場と「顧客とのつながり」の大切さを強く感じた1年だった。「リリー ブラウン(LILY BROWN)」や「エミ(EMMI)」など複数のブランドですでに取り組み始めているのが、ブランドの“核”となる魅力をコンセプショナルに見せる場。今期は「フレイ アイディー(FRAY I.D)」もブランド単体のポップアップを初めて全国規模で実施した。“飛び道具”的なコラボに頼らず、コレクションの魅力を真正面から伝えることで、成功をおさめた。新規客を取り込むだけでなく、既存客にも改めてブランドのフレッシュな魅力を届けられる場として、今後も増やしていきたい。 「セルフォード(CELFORD)」も既存店前年比が2ケタ増と好調。得意とするオケージョンだけでなくデイリーウエア需要も取り込み、目覚ましい勢いで躍進している。「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」が同28%増の26億円と大きく伸長したのも好材料だ。

WWD:「バブアー」は25年8月期の売上高が同66%増と飛躍した。

近藤:9月、世界でも2店舗目となる“エナジーストア”として原宿キャットストリート店をオープンした。11月には月商1億円を達成するなど、非常にいいスタートを切れた。ワックスジャケット以外のアウターや軽衣料品、バッグなど雑貨類を強化すると同時に、スタイリングやVMDでも工夫し、引き続き女性の取り込みにつながっている。今後もメンズ・ウィメンズのコンバインストアを積極的に出店したい。(24年から伊藤忠商事と国内事業を共同運営する)「レスポートサック(LESPORTSAC)」についても、店舗運営でお客さまと接し、ナイロンバッグの人気とそれを裏打ちする品質、信頼といったポテンシャルをひしひしと感じている。ライセンスによるアパレル企画も、進むべき方向性やアピールポイントが見え、活路が開けてきた。ここから1〜2年で大きく成長させたい。

WWD:IPビジネスが業界のトレンドだ。

近藤:「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は25年8月期、コラボ企画だけで売上高60億円超を稼いだ。これまで「スーパーマリオ」や「ドラえもん」などさまざまなコラボの成功事例を積み上げてきた。その中でも15年続くモデルケースとなっているのがジョエル・ロブション氏との協業だ。「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は着る人に癒しを与えるブランドとして「黒は使わない」という暗黙のルールがあるが、ロブションコラボだけは特例。食材の命と向き合い、赤を高貴に引き立てる黒のエプロンにこだわるロブション氏の背景や思想をリスペクトし、商品デザインに昇華させている。こういったコラボレーションを支えている濃度の高いストーリーがファンに刺さり、長く支持されているのだと思う。

WWD:コラボの成功の秘訣とは?

近藤:持論だが、コラボとは「IPビジネス」ではなく「ファンビジネス」。コラボに必要なのはまず熱量であり、われわれ自身が一番のファンでなくてはならない。好例が「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」。背景にある多様性や公平性の思想に共感し、マッシュグループならではの感性を掛け合わせ、空間・商品で表現している。池袋・豊洲に続き、12月に阪神梅田本店にオープンした3号店は、最初の1週間で売上高2000万円を超えるなど、大きな反響があった。

WWD:メンズカテゴリーも前期比10%増の71億円と、順調に成長している。

近藤:「ジェラート ピケ オム(GELATO PIQUE HOMME)」や「アウール(AOURE)」がいずれも堅調に成長し、目標とする売上高100億円も迫ってきた。今後も守りに入らずアグレッシブさを保ち続けていく。男性客は女性客よりも、一度気に入れば長く付き合ってくれる傾向がある。メンズはもちろん、すべてのファンに対し、「対話を重ねる」ような商品作りや取り組みを地道に続けていきたい。

WWD:26年8月期の売上予算は1500億円。

近藤:さまざまなマイナスの環境要因が重くのしかかる状況は、しばらく変わらないだろう。しかし、これを言い訳にするつもりはない。重さをはねのけ、エネルギーがダイレクトに成果につながるよう力を発揮していきたい。
これまでは社員一人一人の努力の「足し算」で成長できてきたが、学びから得た戦略のもと、企画・EC・CRMなど各部門の力と、逆境の中で力をつけてきた営業力と掛け合わせる。グループとして、さらなる成果を生み出せるはずだ。

個人的に今注目している人

社外取締役 加藤克巳さん

長年、当社の社外取締役を務めていただいている“侍”。常に冷静沈着で無駄がなく、時には日本刀のような切れ味の鋭さで竹を割った明快なご意見にいつも痺れる。お会いする度にワクワクを感じさせてくれる先輩。

COMPANY DATA
マッシュホールディングス

1998年、グラフィックデザイン会社として設立。2005年にファッション事業に参入。「ウェルネスデザイン」をスローガンに掲げ、ファッション、ビューティ、フードなど多岐にわたる事業を手がける。「スナイデル(SNIDEL)」「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」「セルヴォーク(CELVOKE)」など50超のブランドを展開、世界で約850店舗を運営するなど、ライフスタイル全体を横断するポートフォリオを構築。25年8月期の連結売上高は前期比13%増の1363億円(営業利益は非公開)


問い合わせ先
マッシュホールディングス
https://mashgroup.jp/contact/

The post 【マッシュホールディングス 近藤広幸社長】逆風下の市場だからこそ ブランドの“本質”が試される appeared first on WWDJAPAN.

【マッシュホールディングス 近藤広幸社長】逆風下の市場だからこそ ブランドの“本質”が試される

PROFILE: 近藤広幸/社長

近藤広幸/社長
PROFILE: (こんどう・ひろゆき)1975年生まれ、茨城県出身。建築家としてキャリアをスタートさせ、98年にマッシュグループの前身となるマッシュスタイルラボを設立。多様なクリエイティブ活動を自ら手がけながら、ファッション・ビューティー・フードまでをウェルネスで横断する事業をけん引。 12年に国内外20社を束ねるマッシュホールディングスを設立し、現職 PHOTO : AI OKUBO

2025年8月期の売上高は前期比13%増の1363億円と2ケタ増収を達成したマッシュホールディングス。気候変動、コスト高、為替変動とマイナスの外部要因 が山積する現在の市況だが、「これを言い訳にしない“強さ”を身に付ける」と近藤広幸社長。改めて目を向けるのは、ブランドの本質的な魅力を伝える接客やEC施策、ポップアップなどのリアルの場の強化だ。

「セルフォード」「スナイデル ホーム」好調
66%増収の「バブアー」も力強くけん引


WWD:2ケタ増収となったが、要因は?

近藤広幸社長(以下、近藤):決して景気がいいとはいえない中で、店舗、ポップアップ、イベントでの営業力が光った。個々人の努力、熱量に支えられた部分が大きい。現場のスタッフも、接客の面白さや会話の楽しさを再認識できたと思う。リアルの場と「顧客とのつながり」の大切さを強く感じた1年だった。「リリー ブラウン(LILY BROWN)」や「エミ(EMMI)」など複数のブランドですでに取り組み始めているのが、ブランドの“核”となる魅力をコンセプショナルに見せる場。今期は「フレイ アイディー(FRAY I.D)」もブランド単体のポップアップを初めて全国規模で実施した。“飛び道具”的なコラボに頼らず、コレクションの魅力を真正面から伝えることで、成功をおさめた。新規客を取り込むだけでなく、既存客にも改めてブランドのフレッシュな魅力を届けられる場として、今後も増やしていきたい。 「セルフォード(CELFORD)」も既存店前年比が2ケタ増と好調。得意とするオケージョンだけでなくデイリーウエア需要も取り込み、目覚ましい勢いで躍進している。「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」が同28%増の26億円と大きく伸長したのも好材料だ。

WWD:「バブアー」は25年8月期の売上高が同66%増と飛躍した。

近藤:9月、世界でも2店舗目となる“エナジーストア”として原宿キャットストリート店をオープンした。11月には月商1億円を達成するなど、非常にいいスタートを切れた。ワックスジャケット以外のアウターや軽衣料品、バッグなど雑貨類を強化すると同時に、スタイリングやVMDでも工夫し、引き続き女性の取り込みにつながっている。今後もメンズ・ウィメンズのコンバインストアを積極的に出店したい。(24年から伊藤忠商事と国内事業を共同運営する)「レスポートサック(LESPORTSAC)」についても、店舗運営でお客さまと接し、ナイロンバッグの人気とそれを裏打ちする品質、信頼といったポテンシャルをひしひしと感じている。ライセンスによるアパレル企画も、進むべき方向性やアピールポイントが見え、活路が開けてきた。ここから1〜2年で大きく成長させたい。

WWD:IPビジネスが業界のトレンドだ。

近藤:「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は25年8月期、コラボ企画だけで売上高60億円超を稼いだ。これまで「スーパーマリオ」や「ドラえもん」などさまざまなコラボの成功事例を積み上げてきた。その中でも15年続くモデルケースとなっているのがジョエル・ロブション氏との協業だ。「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は着る人に癒しを与えるブランドとして「黒は使わない」という暗黙のルールがあるが、ロブションコラボだけは特例。食材の命と向き合い、赤を高貴に引き立てる黒のエプロンにこだわるロブション氏の背景や思想をリスペクトし、商品デザインに昇華させている。こういったコラボレーションを支えている濃度の高いストーリーがファンに刺さり、長く支持されているのだと思う。

WWD:コラボの成功の秘訣とは?

近藤:持論だが、コラボとは「IPビジネス」ではなく「ファンビジネス」。コラボに必要なのはまず熱量であり、われわれ自身が一番のファンでなくてはならない。好例が「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」。背景にある多様性や公平性の思想に共感し、マッシュグループならではの感性を掛け合わせ、空間・商品で表現している。池袋・豊洲に続き、12月に阪神梅田本店にオープンした3号店は、最初の1週間で売上高2000万円を超えるなど、大きな反響があった。

WWD:メンズカテゴリーも前期比10%増の71億円と、順調に成長している。

近藤:「ジェラート ピケ オム(GELATO PIQUE HOMME)」や「アウール(AOURE)」がいずれも堅調に成長し、目標とする売上高100億円も迫ってきた。今後も守りに入らずアグレッシブさを保ち続けていく。男性客は女性客よりも、一度気に入れば長く付き合ってくれる傾向がある。メンズはもちろん、すべてのファンに対し、「対話を重ねる」ような商品作りや取り組みを地道に続けていきたい。

WWD:26年8月期の売上予算は1500億円。

近藤:さまざまなマイナスの環境要因が重くのしかかる状況は、しばらく変わらないだろう。しかし、これを言い訳にするつもりはない。重さをはねのけ、エネルギーがダイレクトに成果につながるよう力を発揮していきたい。
これまでは社員一人一人の努力の「足し算」で成長できてきたが、学びから得た戦略のもと、企画・EC・CRMなど各部門の力と、逆境の中で力をつけてきた営業力と掛け合わせる。グループとして、さらなる成果を生み出せるはずだ。

個人的に今注目している人

社外取締役 加藤克巳さん

長年、当社の社外取締役を務めていただいている“侍”。常に冷静沈着で無駄がなく、時には日本刀のような切れ味の鋭さで竹を割った明快なご意見にいつも痺れる。お会いする度にワクワクを感じさせてくれる先輩。

COMPANY DATA
マッシュホールディングス

1998年、グラフィックデザイン会社として設立。2005年にファッション事業に参入。「ウェルネスデザイン」をスローガンに掲げ、ファッション、ビューティ、フードなど多岐にわたる事業を手がける。「スナイデル(SNIDEL)」「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」「セルヴォーク(CELVOKE)」など50超のブランドを展開、世界で約850店舗を運営するなど、ライフスタイル全体を横断するポートフォリオを構築。25年8月期の連結売上高は前期比13%増の1363億円(営業利益は非公開)


問い合わせ先
マッシュホールディングス
https://mashgroup.jp/contact/

The post 【マッシュホールディングス 近藤広幸社長】逆風下の市場だからこそ ブランドの“本質”が試される appeared first on WWDJAPAN.

【エストネーション 大田直輝社長】逆風のラグジュアリー市況、 ハウスブランド軸に精度を磨く

PROFILE: 大田直輝/社長

大田直輝/社長
PROFILE: (おおた・なおき)1969年生まれ。福岡県出身。小売店の販売スタッフを経て、96年に大手セレクトショップに入社。店長、事業責任者などを経て、上席執行役員に就任。2018年4月にサザビーリーグ エストネーションカンパニーに転じ、24年4月分社化によりエストネーション社長に就任 PHOTO : KAZUO YOSHIDA

ラグジュアリー市場を主戦場とするエストネーションにとって、創業25周年を迎えた2025年は厳しい1年となった。外部環境の変化が購買マインドに影響する一方で、近年注力する付加価値の高いブランド開発には一定の手応えを感じると語る。26年は、“The Essence of Luxury”のコンセプトに立ち返り、商品力から接客までの基盤を内側から強化し、仕入・製造小売業としての完成度を高める1年にする。

本物の提案にこだわり、
世代を超えて響かせる

WWD:2025年を振り返ると?

大田直輝社長(以下、大田):激動の1年だった。含み資産を多く持つわれわれの顧客にとって、株価の乱高下や米トランプ大統領の関税政策を巡る動向といった外的要因が、購買行動に大きく影響した。特にここ数年の当社の売り上げをけん引してくださっていた30〜40代の新富裕層は、こうした不安定な状況下で買い物に対して非常に慎重になる。客単価も顕著に下がった。商品力や販売力の面で、安心して買い物を楽しめる環境を作れなかった内的な反省もある。今後付加価値の高い提案をしていくには、モノ作りから接客まで1つ1つを丁寧に積み重ねていくしかない。25周年を記念して企業書籍「価値が生まれる場所」を刊行したが、お客さまだけでなく社員にも手に取ってもらい、創業以来大切にしてきた核を見直すきっかけにしてほしい。

WWD:近年はブランドの開発にも注力しているが、手応えは?

大田:25年に始動したウィメンズブランド「ユナス(UNIS)」やジュエリーブランド「ヴィール(VVEER)」は、デベロッパーからも今までにないような好反応を得ている。特に「ユナス」は、中心となった20代の社員が解釈する「エストネーション(ESTNATION)」を表現している。その等身大で新鮮な提案が、結果として団塊層、団塊ジュニア層、若年層の3世代に響く内容になり、非常に良いスタートが切れている。26年にはメンズの新ブランド「ノマージュ(NOMM'AGE)」がスタートする。ターゲットは若年層を意識しつつも、価格帯は従来のオリジナルラインよりむしろ高めだ。突き詰めれば、ファッションは背伸び消費だと思う。「もっとこうなりたい」という冒険心をくすぐる刺激あるファッションを提案することが、結果的に新しいファン獲得につながると考える。特に、Z世代は価値のあるものを見極めるプロフェッショナルだと思う。古着がブームになっていることも、ファッションのルーツや本物に価値を置く世代だからだろう。われわれも本物の提案にこだわることで、Z世代からも共感が得られるはずだ。その軸を大切に26年も新ブランド開発は注力していく。

WWD:相次ぐラグジュアリーブランドの値上げは、ビジネスにどんな影響が?

大田:ラグジュアリーブランドの消化率は落ちている。過去の価格を知っているお客さまからすれば、倍以上の価格になった商品を買わないという判断は自然だ。一方で、日本ブランドの消化率は高まっている。クオリティーと価格のバランスが良く、お客さまにも新鮮に映る。社内でも、国内ブランドの比率や別注に注力するよう呼びかけている。

WWD:26年のテーマは?

大田:これまで種まきしたものの完成度を上げていく。25年に始動した新業態「アッセンブル エストネーション(ASSEMBLE ESTNATION)」は柱の一つだ。これは当社のブランドを、デベロッパーの要望に合わせて再編集してご提案する「課題解決型」の業態で、ギンザシックス、アトレ恵比寿、ニュウマン高輪の3店舗を出店した。引き続き多くの声がけをもらっている。また、百貨店との新たな取り組みとして、外商顧客向けに当社の商品を10%オフで提供するキャンペーン施策を始めた。玉川高島屋では3カ月に一度のペースで実施しており、反響は大きい。百貨店の外商サロンでは、子どもを連れて来店されるケースも多いが、子ども世代が「欲しい」と思える商品が少ないという課題がある。そこをわれわれの商品が補完する。親・子・孫の3世代に響くラグジュアリーを提案できる点は、エストネーションならではの強みだ。今後はさらに広がっていく計画だ。

WWD:自社の上顧客向けのサービスはどう磨く?

大田:高額品を提供する環境を改めて見直し、昨年六本木ヒルズ店のVIPルームを改装した。多忙な顧客でも効率的に商品を見られる、プライベートな空間作りを意識した。内装はヨーロッパ家具の輸入販売を行う「ラウカ(LOUCA)」と協業した。「ラウカ」のショールームとしても機能し、気に入った家具や内装を自宅で再現できるサービスにつなげている。六本木ヒルズのレジデンスに住む顧客からは、居空間に関する要望も今後増えるだろう。

WWD:今後の注力課題は?

大田:1年の3分の1が夏といわれている今、重衣料の売り上げに依存する従来型のビジネスでは限界がある。年間を通じて安定的に売り上げを確保できる商材をどう育てるかが経営課題だ。具体的には、アイウエアやジュエリーなど季節を問わず身に着けられる商材の開発を進めている。

個人的に今注目している人

映画監督 ウェス・アンダーソンさん

ファッションアイコンとしても知られる彼だが、最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」を観て、あらためてその唯一無二の美意識に感銘をうけた。映画の中ではわれわれには到底できない美しい演出が目を引いた。今後、さまざまなブランドでも同作をモチーフにしたウエアが発表される予定だ。

COMPANY DATA
エストネーション

2000年9月創業。01年9月に有楽町にエストネーション1号店を開業。“The Essence of Luxury”をコンセプトにした大人のためのスペシャリティストア。世界中から選びぬいた新たな視点を得られるようなウエア、アクセサリー、ライフスタイル雑貨を多彩に取りそろえ、洗練された空間を通して「知性・色気・物語」を感じるラグジュアリーの本質を提案している。親会社はサザビーリーグ。近年はオリジナルブランドを含めた商品開発、大型店に留まらないスタイルの店舗(アッセンブル エストネーション等)を拡大中

問い合わせ先
エストネーション
0120-503-971

The post 【エストネーション 大田直輝社長】逆風のラグジュアリー市況、 ハウスブランド軸に精度を磨く appeared first on WWDJAPAN.

【エストネーション 大田直輝社長】逆風のラグジュアリー市況、 ハウスブランド軸に精度を磨く

PROFILE: 大田直輝/社長

大田直輝/社長
PROFILE: (おおた・なおき)1969年生まれ。福岡県出身。小売店の販売スタッフを経て、96年に大手セレクトショップに入社。店長、事業責任者などを経て、上席執行役員に就任。2018年4月にサザビーリーグ エストネーションカンパニーに転じ、24年4月分社化によりエストネーション社長に就任 PHOTO : KAZUO YOSHIDA

ラグジュアリー市場を主戦場とするエストネーションにとって、創業25周年を迎えた2025年は厳しい1年となった。外部環境の変化が購買マインドに影響する一方で、近年注力する付加価値の高いブランド開発には一定の手応えを感じると語る。26年は、“The Essence of Luxury”のコンセプトに立ち返り、商品力から接客までの基盤を内側から強化し、仕入・製造小売業としての完成度を高める1年にする。

本物の提案にこだわり、
世代を超えて響かせる

WWD:2025年を振り返ると?

大田直輝社長(以下、大田):激動の1年だった。含み資産を多く持つわれわれの顧客にとって、株価の乱高下や米トランプ大統領の関税政策を巡る動向といった外的要因が、購買行動に大きく影響した。特にここ数年の当社の売り上げをけん引してくださっていた30〜40代の新富裕層は、こうした不安定な状況下で買い物に対して非常に慎重になる。客単価も顕著に下がった。商品力や販売力の面で、安心して買い物を楽しめる環境を作れなかった内的な反省もある。今後付加価値の高い提案をしていくには、モノ作りから接客まで1つ1つを丁寧に積み重ねていくしかない。25周年を記念して企業書籍「価値が生まれる場所」を刊行したが、お客さまだけでなく社員にも手に取ってもらい、創業以来大切にしてきた核を見直すきっかけにしてほしい。

WWD:近年はブランドの開発にも注力しているが、手応えは?

大田:25年に始動したウィメンズブランド「ユナス(UNIS)」やジュエリーブランド「ヴィール(VVEER)」は、デベロッパーからも今までにないような好反応を得ている。特に「ユナス」は、中心となった20代の社員が解釈する「エストネーション(ESTNATION)」を表現している。その等身大で新鮮な提案が、結果として団塊層、団塊ジュニア層、若年層の3世代に響く内容になり、非常に良いスタートが切れている。26年にはメンズの新ブランド「ノマージュ(NOMM'AGE)」がスタートする。ターゲットは若年層を意識しつつも、価格帯は従来のオリジナルラインよりむしろ高めだ。突き詰めれば、ファッションは背伸び消費だと思う。「もっとこうなりたい」という冒険心をくすぐる刺激あるファッションを提案することが、結果的に新しいファン獲得につながると考える。特に、Z世代は価値のあるものを見極めるプロフェッショナルだと思う。古着がブームになっていることも、ファッションのルーツや本物に価値を置く世代だからだろう。われわれも本物の提案にこだわることで、Z世代からも共感が得られるはずだ。その軸を大切に26年も新ブランド開発は注力していく。

WWD:相次ぐラグジュアリーブランドの値上げは、ビジネスにどんな影響が?

大田:ラグジュアリーブランドの消化率は落ちている。過去の価格を知っているお客さまからすれば、倍以上の価格になった商品を買わないという判断は自然だ。一方で、日本ブランドの消化率は高まっている。クオリティーと価格のバランスが良く、お客さまにも新鮮に映る。社内でも、国内ブランドの比率や別注に注力するよう呼びかけている。

WWD:26年のテーマは?

大田:これまで種まきしたものの完成度を上げていく。25年に始動した新業態「アッセンブル エストネーション(ASSEMBLE ESTNATION)」は柱の一つだ。これは当社のブランドを、デベロッパーの要望に合わせて再編集してご提案する「課題解決型」の業態で、ギンザシックス、アトレ恵比寿、ニュウマン高輪の3店舗を出店した。引き続き多くの声がけをもらっている。また、百貨店との新たな取り組みとして、外商顧客向けに当社の商品を10%オフで提供するキャンペーン施策を始めた。玉川高島屋では3カ月に一度のペースで実施しており、反響は大きい。百貨店の外商サロンでは、子どもを連れて来店されるケースも多いが、子ども世代が「欲しい」と思える商品が少ないという課題がある。そこをわれわれの商品が補完する。親・子・孫の3世代に響くラグジュアリーを提案できる点は、エストネーションならではの強みだ。今後はさらに広がっていく計画だ。

WWD:自社の上顧客向けのサービスはどう磨く?

大田:高額品を提供する環境を改めて見直し、昨年六本木ヒルズ店のVIPルームを改装した。多忙な顧客でも効率的に商品を見られる、プライベートな空間作りを意識した。内装はヨーロッパ家具の輸入販売を行う「ラウカ(LOUCA)」と協業した。「ラウカ」のショールームとしても機能し、気に入った家具や内装を自宅で再現できるサービスにつなげている。六本木ヒルズのレジデンスに住む顧客からは、居空間に関する要望も今後増えるだろう。

WWD:今後の注力課題は?

大田:1年の3分の1が夏といわれている今、重衣料の売り上げに依存する従来型のビジネスでは限界がある。年間を通じて安定的に売り上げを確保できる商材をどう育てるかが経営課題だ。具体的には、アイウエアやジュエリーなど季節を問わず身に着けられる商材の開発を進めている。

個人的に今注目している人

映画監督 ウェス・アンダーソンさん

ファッションアイコンとしても知られる彼だが、最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」を観て、あらためてその唯一無二の美意識に感銘をうけた。映画の中ではわれわれには到底できない美しい演出が目を引いた。今後、さまざまなブランドでも同作をモチーフにしたウエアが発表される予定だ。

COMPANY DATA
エストネーション

2000年9月創業。01年9月に有楽町にエストネーション1号店を開業。“The Essence of Luxury”をコンセプトにした大人のためのスペシャリティストア。世界中から選びぬいた新たな視点を得られるようなウエア、アクセサリー、ライフスタイル雑貨を多彩に取りそろえ、洗練された空間を通して「知性・色気・物語」を感じるラグジュアリーの本質を提案している。親会社はサザビーリーグ。近年はオリジナルブランドを含めた商品開発、大型店に留まらないスタイルの店舗(アッセンブル エストネーション等)を拡大中

問い合わせ先
エストネーション
0120-503-971

The post 【エストネーション 大田直輝社長】逆風のラグジュアリー市況、 ハウスブランド軸に精度を磨く appeared first on WWDJAPAN.

【アダストリア 北村嘉輝社長】マルチブランド戦略で 世界で唯一無二の存在になる

PROFILE: 北村嘉輝/社長

北村嘉輝/社長
PROFILE: (きたむら・よしあき)1976年京都府生まれ。99年に新卒でファイブフォックス入社。店舗スタッフ、店長、マネジャーなどを経て、2007年にトリニティアーツ(現アダストリア)の前身であるドロップ入社。10年にスタディオクリップ(STUDIO CLIP)事業部長、12年ニコアンド事業部長、15年アダストリアホールディングス執行役員営業第2本部長、19年アダストリア取締役、21年常務、24年専務就任。グループ再編に伴い25年9月から現職。趣味はトライアスロン PHOTO : KAZUO YOSHIDA

2025年9月の持株会社アンドエスティHD設立に伴い、中核事業会社として新しいスタートを切ったアダストリア。トップに抜擢された北村嘉輝社長は、世界市場に向けた攻めの姿勢を鮮明にする。

社内に呼びかけて
オリジナルブランド開発

WWD:社長としてどんな旗を掲げるのか。

北村嘉輝社長(以下、北村):「世界最強のマルチブランド企業」の実現だ。グローバルSPA(製造小売業)は「ザラ(ZARA)」や「H&M」のように1つのメガブランドに経営資源を集中させるが、マルチブランドならばそれらと差別化したポジションを築ける。確かに1つのブランドに集中させた方が効率的だろう。しかし各国でもファッション市場は細分化している。当社のように40以上のブランドできめ細かく提案できるマルチの利点は間違いなくある。

WWD:「世界最強」とはスケールが大きい。

北村:ぶち上げるくらいが丁度いい。経営は夢のあるビジョンを社員に届けるべきだ。店長会でもことあるごとに「世界最強」を唱えている。会社が何を目指しているか、一人一人に理解してもらう。目の前の仕事がどんな未来につながるのか、目線を合わせる。

WWD:海外でもマルチは有効か。

北村:約20年の実績がある台湾では、昨年3月開業のららぽーと台北南港に海外初の「ラコレ(LAKOLE)」を始め11ブランドを出した。1つの施設でこれだけの数の店舗を出せるのは当社くらい。重要なのは、多種多様な嗜好やライフスタイルの消費者に深くアプローチできることだ。台湾には既に90店舗を展開しており、店舗数の合計はメガブランドよりも多い。小回りの効くマルチブランドでメガブランドと同等の地域売上高を作ることができる。小さい国でメガブランドが大量出店すれば、自社競合に陥る。マルチはゲリラ的にたくさんのニッチな市場を攻略できる。アンドエスティ台湾の会員は100万人を超えた。日本同様に、今後は他社ローカルブランドの扱いも開始し、プラットフォーム化する。台湾での成功例は、香港にも移植できるだろう。好事例を広く東南アジアまで展開していきたい。マレーシアにも現地法人を立ち上げる予定だ。

WWD:巨大市場の中国では?

北村:現時点では「ニコアンド(NIKO AND...)」に集中し、単一ブランドの事業モデルを構築中だ。19年12月に上海に1号店を出店した「ニコアンド」は、パンデミックを乗り越えて現地で認められるまでになった。私も19年6月から5年間、上海在住で指揮を執った。苦しい時に踏ん張ったおかげで地力がついた。今では現地のお客さまのことが肌感覚で理解できる。12月には「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」も上海に1号店を開いた。

WWD:ブランド数はまだ増える?

北村:今年は例年以上に増やす。実は久しくオリジナルの新ブランドを出していない。M&Aで仲間となった「ジョージズ(GEORGE'S)」「トゥデイズスペシャル(TODAY'S SPECIAL)」、あるいはライセンスで導入した海外ブランドはあるが、独自開発は止まっていた。今年から社内公募を実施する。本社だけでなく、店頭スタッフも奮って応募してほしい。特に若い世代に期待している。知恵とやる気、根性さえあれば飛び級で採用する。

WWD:ボトムアップの機運を作ると?

北村:もともとそんな風土だったが、いつの間にか大企業になってしまったのかもしれない。新ブランドの立案、準備、運営の経験は、何よりも将来のリーダー教育になる。素地が良ければ承認から3カ月、半年で発売に持っていく。選考過程も社内の動画サイトで公開してエンタメ化したい。

WWD:近年はライセンスブランドにも積極的だ。

北村:26年は米ブランド「アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)」の日本および台湾のライセンス権を取得し、秋から日本出店を開始する。当社にとって手薄な都心立地で存在感を出していく。価格帯も客層も既存事業とは重複せず、新しい市場を取り込める。

WWD:主力ブランドはどう発展させるか。

北村:「グローバルワーク」は国内売上高が既に500億円を突破。次の1000億円に照準を合わせて一皮むける時期にある。新しいファンを引き込むために何かが必要になる。「グローバルワーク」らしさとは何か。25年は試行錯誤だったが、目指す姿は見えてきた。

「ニコアンド」も海外も合わせると500億円に届く。特に中国、台湾、タイ、フィリピンといった海外での売上高が100億円くらいに成長した。ライフスタイルブランドとして体験価値を高めるため、今春、創業の地である水戸の千波公園で「ニコアンド ベース(NIKO AND...BASE)」をプロデュースする。サウナ、飲食店、マルシェ、ピックルボール施設などで構成した楽しい空間だ。

WWD:「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」が好調と聞く。

北村:今期で過去最高売上高を更新する見込みだ。デビューから27年目。顧客が高齢化してもおかしくないが、リブランディングでよみがえった。「レプシィム(LEPSIM)」「ラコレ」も好調で200億円が見えてきた。「グローバルワーク」「ニコアンド」「スタディオクリップ」「ローリーズファーム」「ラコレ」「レプシィム」の主力でしっかり稼ぎ、新しい事業に投資していく。

個人的に今注目している人

刀CEO 森岡毅さん

著書をたくさん読み、刺激を受けている。USJのV字回復で知られる稀代のマーケターの凄さは修正力だと思う。最近は沖縄のジャングリアなどに対し、「うまくいっていない」との批判もあるが、森岡さんはこれまで幾度も外野の批判を乗り越え、成功するまで粘り強く修正してきた。自分も「ラコレ」の事業を開始した当初は厳しい声をたくさんもらいながら、地道に修正を重ねて3年で黒字を達成した。共感できる部分が多い。

COMPANY DATA
アダストリア

1953年に茨城県水戸市で福田屋洋服店として創業。93年にポイントに商号変更。2013年にアダストリアホールディングスとしてトリニティアーツなどをグループ化。15年にグループ企業を統合して商号をアダストリアに変更。25年9月から持株会社アンドエスティHDとその中核会社アダストリアに再編。旧アダストリアの25年2月期業績は売上高2931億円、純利益96億円

問い合わせ先
アダストリア
https://support.adastria.co.jp/hc/ja/requests/new

The post 【アダストリア 北村嘉輝社長】マルチブランド戦略で 世界で唯一無二の存在になる appeared first on WWDJAPAN.

【アダストリア 北村嘉輝社長】マルチブランド戦略で 世界で唯一無二の存在になる

PROFILE: 北村嘉輝/社長

北村嘉輝/社長
PROFILE: (きたむら・よしあき)1976年京都府生まれ。99年に新卒でファイブフォックス入社。店舗スタッフ、店長、マネジャーなどを経て、2007年にトリニティアーツ(現アダストリア)の前身であるドロップ入社。10年にスタディオクリップ(STUDIO CLIP)事業部長、12年ニコアンド事業部長、15年アダストリアホールディングス執行役員営業第2本部長、19年アダストリア取締役、21年常務、24年専務就任。グループ再編に伴い25年9月から現職。趣味はトライアスロン PHOTO : KAZUO YOSHIDA

2025年9月の持株会社アンドエスティHD設立に伴い、中核事業会社として新しいスタートを切ったアダストリア。トップに抜擢された北村嘉輝社長は、世界市場に向けた攻めの姿勢を鮮明にする。

社内に呼びかけて
オリジナルブランド開発

WWD:社長としてどんな旗を掲げるのか。

北村嘉輝社長(以下、北村):「世界最強のマルチブランド企業」の実現だ。グローバルSPA(製造小売業)は「ザラ(ZARA)」や「H&M」のように1つのメガブランドに経営資源を集中させるが、マルチブランドならばそれらと差別化したポジションを築ける。確かに1つのブランドに集中させた方が効率的だろう。しかし各国でもファッション市場は細分化している。当社のように40以上のブランドできめ細かく提案できるマルチの利点は間違いなくある。

WWD:「世界最強」とはスケールが大きい。

北村:ぶち上げるくらいが丁度いい。経営は夢のあるビジョンを社員に届けるべきだ。店長会でもことあるごとに「世界最強」を唱えている。会社が何を目指しているか、一人一人に理解してもらう。目の前の仕事がどんな未来につながるのか、目線を合わせる。

WWD:海外でもマルチは有効か。

北村:約20年の実績がある台湾では、昨年3月開業のららぽーと台北南港に海外初の「ラコレ(LAKOLE)」を始め11ブランドを出した。1つの施設でこれだけの数の店舗を出せるのは当社くらい。重要なのは、多種多様な嗜好やライフスタイルの消費者に深くアプローチできることだ。台湾には既に90店舗を展開しており、店舗数の合計はメガブランドよりも多い。小回りの効くマルチブランドでメガブランドと同等の地域売上高を作ることができる。小さい国でメガブランドが大量出店すれば、自社競合に陥る。マルチはゲリラ的にたくさんのニッチな市場を攻略できる。アンドエスティ台湾の会員は100万人を超えた。日本同様に、今後は他社ローカルブランドの扱いも開始し、プラットフォーム化する。台湾での成功例は、香港にも移植できるだろう。好事例を広く東南アジアまで展開していきたい。マレーシアにも現地法人を立ち上げる予定だ。

WWD:巨大市場の中国では?

北村:現時点では「ニコアンド(NIKO AND...)」に集中し、単一ブランドの事業モデルを構築中だ。19年12月に上海に1号店を出店した「ニコアンド」は、パンデミックを乗り越えて現地で認められるまでになった。私も19年6月から5年間、上海在住で指揮を執った。苦しい時に踏ん張ったおかげで地力がついた。今では現地のお客さまのことが肌感覚で理解できる。12月には「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」も上海に1号店を開いた。

WWD:ブランド数はまだ増える?

北村:今年は例年以上に増やす。実は久しくオリジナルの新ブランドを出していない。M&Aで仲間となった「ジョージズ(GEORGE'S)」「トゥデイズスペシャル(TODAY'S SPECIAL)」、あるいはライセンスで導入した海外ブランドはあるが、独自開発は止まっていた。今年から社内公募を実施する。本社だけでなく、店頭スタッフも奮って応募してほしい。特に若い世代に期待している。知恵とやる気、根性さえあれば飛び級で採用する。

WWD:ボトムアップの機運を作ると?

北村:もともとそんな風土だったが、いつの間にか大企業になってしまったのかもしれない。新ブランドの立案、準備、運営の経験は、何よりも将来のリーダー教育になる。素地が良ければ承認から3カ月、半年で発売に持っていく。選考過程も社内の動画サイトで公開してエンタメ化したい。

WWD:近年はライセンスブランドにも積極的だ。

北村:26年は米ブランド「アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)」の日本および台湾のライセンス権を取得し、秋から日本出店を開始する。当社にとって手薄な都心立地で存在感を出していく。価格帯も客層も既存事業とは重複せず、新しい市場を取り込める。

WWD:主力ブランドはどう発展させるか。

北村:「グローバルワーク」は国内売上高が既に500億円を突破。次の1000億円に照準を合わせて一皮むける時期にある。新しいファンを引き込むために何かが必要になる。「グローバルワーク」らしさとは何か。25年は試行錯誤だったが、目指す姿は見えてきた。

「ニコアンド」も海外も合わせると500億円に届く。特に中国、台湾、タイ、フィリピンといった海外での売上高が100億円くらいに成長した。ライフスタイルブランドとして体験価値を高めるため、今春、創業の地である水戸の千波公園で「ニコアンド ベース(NIKO AND...BASE)」をプロデュースする。サウナ、飲食店、マルシェ、ピックルボール施設などで構成した楽しい空間だ。

WWD:「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」が好調と聞く。

北村:今期で過去最高売上高を更新する見込みだ。デビューから27年目。顧客が高齢化してもおかしくないが、リブランディングでよみがえった。「レプシィム(LEPSIM)」「ラコレ」も好調で200億円が見えてきた。「グローバルワーク」「ニコアンド」「スタディオクリップ」「ローリーズファーム」「ラコレ」「レプシィム」の主力でしっかり稼ぎ、新しい事業に投資していく。

個人的に今注目している人

刀CEO 森岡毅さん

著書をたくさん読み、刺激を受けている。USJのV字回復で知られる稀代のマーケターの凄さは修正力だと思う。最近は沖縄のジャングリアなどに対し、「うまくいっていない」との批判もあるが、森岡さんはこれまで幾度も外野の批判を乗り越え、成功するまで粘り強く修正してきた。自分も「ラコレ」の事業を開始した当初は厳しい声をたくさんもらいながら、地道に修正を重ねて3年で黒字を達成した。共感できる部分が多い。

COMPANY DATA
アダストリア

1953年に茨城県水戸市で福田屋洋服店として創業。93年にポイントに商号変更。2013年にアダストリアホールディングスとしてトリニティアーツなどをグループ化。15年にグループ企業を統合して商号をアダストリアに変更。25年9月から持株会社アンドエスティHDとその中核会社アダストリアに再編。旧アダストリアの25年2月期業績は売上高2931億円、純利益96億円

問い合わせ先
アダストリア
https://support.adastria.co.jp/hc/ja/requests/new

The post 【アダストリア 北村嘉輝社長】マルチブランド戦略で 世界で唯一無二の存在になる appeared first on WWDJAPAN.

「ロアリブ」が肌と心にやすらぎを届けるボディーケアアイテムを発売

「ロアリブ(ROALIV)」は2月5日、成分やテクスチャー、香りのアプローチで、肌と心に深いやすらぎを届ける新ボディーケアライン“マインドメディテーション”を発売する。ラインアップはボディーソープ(全2種、各400mL、各3740円)と、ボディークリーム(全2種、各200g、各4180円)の2品だ。

同シリーズは共通で、トマト果実エキスなどを含む100%植物由来の複合成分“カリセンシックス”を配合。体と心を健やかに整え、リラックスタイムへと誘う。香りは清らかなフローラルフルーティムスクの“ウォーターガーデン”の香りと、森林浴をしているかのような心地良いひとときを与える“ヒノキウッド”の香りの2種を用意した。

“マインドメディテーション ボディソープ”

“マインドメディテーション ボディソープ”は、デリケートゾーンにも使用できる弱酸性アミノ酸系で、しっとりとした滑らかな肌に洗い上げる。また、発酵ローズはちみつや植物エキスによるマイルドピーリング効果によって、キメの整った透明感ある肌をかなえる。肌の引きしめに着目した大豆発酵エキスや、コリアンダー果実エキスも配合した。

“マインドメディテーション ボディクリーム”

“マインドメディテーション ボディクリーム”は乾燥によるトラブルをケアし、豊かなハリと透明感を与えるクリーム。保湿成分のビタミンB6やビタミンD、ビオチン、トウキンセンカ花エキスなどを配合した。密着感のある濃密なテクスチャーながらも、ベタつきにくい仕上がりだ。

The post 「ロアリブ」が肌と心にやすらぎを届けるボディーケアアイテムを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ロアリブ」が肌と心にやすらぎを届けるボディーケアアイテムを発売

「ロアリブ(ROALIV)」は2月5日、成分やテクスチャー、香りのアプローチで、肌と心に深いやすらぎを届ける新ボディーケアライン“マインドメディテーション”を発売する。ラインアップはボディーソープ(全2種、各400mL、各3740円)と、ボディークリーム(全2種、各200g、各4180円)の2品だ。

同シリーズは共通で、トマト果実エキスなどを含む100%植物由来の複合成分“カリセンシックス”を配合。体と心を健やかに整え、リラックスタイムへと誘う。香りは清らかなフローラルフルーティムスクの“ウォーターガーデン”の香りと、森林浴をしているかのような心地良いひとときを与える“ヒノキウッド”の香りの2種を用意した。

“マインドメディテーション ボディソープ”

“マインドメディテーション ボディソープ”は、デリケートゾーンにも使用できる弱酸性アミノ酸系で、しっとりとした滑らかな肌に洗い上げる。また、発酵ローズはちみつや植物エキスによるマイルドピーリング効果によって、キメの整った透明感ある肌をかなえる。肌の引きしめに着目した大豆発酵エキスや、コリアンダー果実エキスも配合した。

“マインドメディテーション ボディクリーム”

“マインドメディテーション ボディクリーム”は乾燥によるトラブルをケアし、豊かなハリと透明感を与えるクリーム。保湿成分のビタミンB6やビタミンD、ビオチン、トウキンセンカ花エキスなどを配合した。密着感のある濃密なテクスチャーながらも、ベタつきにくい仕上がりだ。

The post 「ロアリブ」が肌と心にやすらぎを届けるボディーケアアイテムを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「TikTok Shop」日本提供開始から半年 流通総額の約7割がコンテンツ経由、日本特有の“ライブ配信売れ”も

動画共有プラットフォーム 「TikTok」を運営するバイトダンスは3日、「TikTok」にEC機能を統合した「TikTok Shop」の日本提供開始から半年を記念して記者会見を行った。TikTok Shop Japanゼネラルマネージャー兼執行役員の邱開洲氏は、この半年の成果として「流通総額(GMV)の約7割が、(検索ではなく)ショート動画やライブ配信などのコンテンツ起点の売り上げ」と説明。また、新規プロジェクトとして地方の魅力ある製品を全国へ届ける「TikTok Shop Local」を3月に開始すると発表した。

TikTokは現在、150の国・地域、75言語で展開する。日本の月間アクティブユーザー数(MAU)は4200万人を突破し、「人口の約3人に1人がTikTokを楽しんでいる規模」(広報責任者)という。同社によると、TikTok経由の年換算ベースの推定消費額は2375億円に上るという。

TikTok Shopはグローバルで18市場に展開する。日本では、昨年6月に提供を開始した。「出合いがそのまま購入につながる」購買体験を“ディスカバリーEコマース”と定義し、ショート動画やライブ配信などのコンテンツを起点に、アプリ内で購入までを完結できる点を強みとしている。

日本市場ならではの特徴

邱氏は、TikTok Shop日本版の流通総額(GMV)の約7割がコンテンツ起点の売り上げであることを強調し、「コンテンツをきっかけにユーザーが製品と出合い、購入に至った結果で、ディスカバリーEコマースを体現している」と述べる。販売事業者は美容、ファッション、食品・飲料、生活用品、地域特産品などで約5万を超え、クリエイターは20万人以上に拡大。購入ユーザー数は、サービス提供開始時点との比較で20倍以上に増加したという。ユーザーの年齢層は、18〜34歳と35歳以上がそれぞれ全体の約半数を占める。

TikTok Shopの日本での進捗については、「同時期に開始した国々や(英米などの)先行市場の同期間比較でも市場への浸透度が高く、順調」と評価。日本市場の特徴として「ライブ配信の重要度」と「ユーザーの慎重さ」を挙げ、ライブ配信経由のGMVは「世界を見ても日本が突出して高い」と述べ、「ユーザーはクリエイターと信頼に基づく長期的な関係を築きやすく、ロイヤルティーの高いファンコミュニティーが形成されている。コンテンツと信頼を軸とするモデルは、日本市場ならでは」と説明。

また、日本の消費者は商品の詳細ページやレビューを確認してから慎重に商品を選ぶ一方、返品率が低い傾向にあるという。レビューが商品購入の意思決定に重要なことから、レビュー投稿促進施策を行い「レビューが付いている商品の比率を20%から30%まで引き上げた」と手応えを話す。

カテゴリー別の動向

カテゴリー別の動向では、ビューティ&ファッション領域では、両カテゴリーともライブ配信の売り上げ比率が70%を超えるとし、ファッションは「販売事業者による動画やライブ配信から購入に至っている比率が79%」、ビューティは「クリエイターによる成果報酬型販売(アフィリエイト)によるGMVが53%」(ビューティ&ファッションカテゴリー担当者)と紹介した。

マルチカテゴリー領域では食品・日用品などの消費財が成長をけん引し、開始時点から「約57倍に成長」(マルチカテゴリー担当者)と説明する。今後は日本市場向けにCRM(顧客関係管理)、ポイント付与、定期購入などの機能拡充を進める方針も示した。

地方創生プロジェクトを始動

また新施策として、地域の特産品や中小事業者の商品を全国へ届ける地域連携プロジェクト「TikTok Shop Local」を発表した。課題として挙げた販路の限られた状況や情報発信機会の不足に対し、動画・ライブを通じた“発見”を起点に購入へつなげる狙いを示した。第1弾は3月中の実施を予定する。

出店企業「製品背景が深く伝わる」

販売事業者による鼎談では王子製薬、オカラテクノロジズ、花王「ケイト(KATE)」の担当者が登壇。ライブ配信による双方向コミュニケーションや、製品背景を深く伝えられる点を評価した。王子製薬は他プラットフォームとの違いについて、顧客の「反応の速さ」を挙げ、「製品を紹介するとすぐに質問のコメントが来て売れる。製品の魅力が今伝わっていることを感じられる」と話した。広告活用では、広告経由GMVが前月比プラス4593%となった事例が紹介された。

オカラテクノロジズはフードロス削減の文脈で共感が広がり、「TikTok Shop以外も含むEC全体で新規客が約130%増えた」と説明。「ケイト」は「売る場である以上にブランドを知ってもらう接点としてかなり手応えを感じている」とし、オンライン体験が店舗来訪などオフライン行動につながる感触を語った。

The post 「TikTok Shop」日本提供開始から半年 流通総額の約7割がコンテンツ経由、日本特有の“ライブ配信売れ”も appeared first on WWDJAPAN.

「TikTok Shop」日本提供開始から半年 流通総額の約7割がコンテンツ経由、日本特有の“ライブ配信売れ”も

動画共有プラットフォーム 「TikTok」を運営するバイトダンスは3日、「TikTok」にEC機能を統合した「TikTok Shop」の日本提供開始から半年を記念して記者会見を行った。TikTok Shop Japanゼネラルマネージャー兼執行役員の邱開洲氏は、この半年の成果として「流通総額(GMV)の約7割が、(検索ではなく)ショート動画やライブ配信などのコンテンツ起点の売り上げ」と説明。また、新規プロジェクトとして地方の魅力ある製品を全国へ届ける「TikTok Shop Local」を3月に開始すると発表した。

TikTokは現在、150の国・地域、75言語で展開する。日本の月間アクティブユーザー数(MAU)は4200万人を突破し、「人口の約3人に1人がTikTokを楽しんでいる規模」(広報責任者)という。同社によると、TikTok経由の年換算ベースの推定消費額は2375億円に上るという。

TikTok Shopはグローバルで18市場に展開する。日本では、昨年6月に提供を開始した。「出合いがそのまま購入につながる」購買体験を“ディスカバリーEコマース”と定義し、ショート動画やライブ配信などのコンテンツを起点に、アプリ内で購入までを完結できる点を強みとしている。

日本市場ならではの特徴

邱氏は、TikTok Shop日本版の流通総額(GMV)の約7割がコンテンツ起点の売り上げであることを強調し、「コンテンツをきっかけにユーザーが製品と出合い、購入に至った結果で、ディスカバリーEコマースを体現している」と述べる。販売事業者は美容、ファッション、食品・飲料、生活用品、地域特産品などで約5万を超え、クリエイターは20万人以上に拡大。購入ユーザー数は、サービス提供開始時点との比較で20倍以上に増加したという。ユーザーの年齢層は、18〜34歳と35歳以上がそれぞれ全体の約半数を占める。

TikTok Shopの日本での進捗については、「同時期に開始した国々や(英米などの)先行市場の同期間比較でも市場への浸透度が高く、順調」と評価。日本市場の特徴として「ライブ配信の重要度」と「ユーザーの慎重さ」を挙げ、ライブ配信経由のGMVは「世界を見ても日本が突出して高い」と述べ、「ユーザーはクリエイターと信頼に基づく長期的な関係を築きやすく、ロイヤルティーの高いファンコミュニティーが形成されている。コンテンツと信頼を軸とするモデルは、日本市場ならでは」と説明。

また、日本の消費者は商品の詳細ページやレビューを確認してから慎重に商品を選ぶ一方、返品率が低い傾向にあるという。レビューが商品購入の意思決定に重要なことから、レビュー投稿促進施策を行い「レビューが付いている商品の比率を20%から30%まで引き上げた」と手応えを話す。

カテゴリー別の動向

カテゴリー別の動向では、ビューティ&ファッション領域では、両カテゴリーともライブ配信の売り上げ比率が70%を超えるとし、ファッションは「販売事業者による動画やライブ配信から購入に至っている比率が79%」、ビューティは「クリエイターによる成果報酬型販売(アフィリエイト)によるGMVが53%」(ビューティ&ファッションカテゴリー担当者)と紹介した。

マルチカテゴリー領域では食品・日用品などの消費財が成長をけん引し、開始時点から「約57倍に成長」(マルチカテゴリー担当者)と説明する。今後は日本市場向けにCRM(顧客関係管理)、ポイント付与、定期購入などの機能拡充を進める方針も示した。

地方創生プロジェクトを始動

また新施策として、地域の特産品や中小事業者の商品を全国へ届ける地域連携プロジェクト「TikTok Shop Local」を発表した。課題として挙げた販路の限られた状況や情報発信機会の不足に対し、動画・ライブを通じた“発見”を起点に購入へつなげる狙いを示した。第1弾は3月中の実施を予定する。

出店企業「製品背景が深く伝わる」

販売事業者による鼎談では王子製薬、オカラテクノロジズ、花王「ケイト(KATE)」の担当者が登壇。ライブ配信による双方向コミュニケーションや、製品背景を深く伝えられる点を評価した。王子製薬は他プラットフォームとの違いについて、顧客の「反応の速さ」を挙げ、「製品を紹介するとすぐに質問のコメントが来て売れる。製品の魅力が今伝わっていることを感じられる」と話した。広告活用では、広告経由GMVが前月比プラス4593%となった事例が紹介された。

オカラテクノロジズはフードロス削減の文脈で共感が広がり、「TikTok Shop以外も含むEC全体で新規客が約130%増えた」と説明。「ケイト」は「売る場である以上にブランドを知ってもらう接点としてかなり手応えを感じている」とし、オンライン体験が店舗来訪などオフライン行動につながる感触を語った。

The post 「TikTok Shop」日本提供開始から半年 流通総額の約7割がコンテンツ経由、日本特有の“ライブ配信売れ”も appeared first on WWDJAPAN.