WEBなどの評価で、総訪問者数や総ページビューだの平均観覧ページビューだのという指標がある。数字が低ければですからSEO対策しましょうということで、結構高額な経費をふっかけようというストーリーなんだが、この手のKPIだのとか言ってることは本当に正しいことなのかと思う。
正直言ってこんなことやってるといつまでもネットを使ってやる意味間違ってないかなと思うのだ。
ネットはリアルとは違って、限られた画面での利用がメインだが考えようによっては制約が少ない中で何にでもトライできる。だから非常にニッチでたぶんサイトやっても反応する人は本当に少ないですよという方向けにも、例えば自分たちでサイトを作って情報を提供することはできる。もうちょっと更新情報を送るのならSNSを使ってこれもほとんどコストゼロで情報を伝えることもできる。
従来の費用対効果とか言うレベルとは全く違う次元で手を打つことができる。これがネットの活用の本来の意味ではないだろうか。自分たちも昔は先の指標なんかを使って「あーだこうだだ」といってたが、これがいかに意味のないことなのか。こんなことをやっていたら個性のあるネット戦略なんてできないぞと杞憂する。