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中国人の個人旅行の趣向は「癒し」を求めているのか・・・・。

 

以下引用(リピーターの増加により中国人旅行者「個人」の嗜好が顕在化 伊藤忠経済研究所)>

団体旅行では旅行会社によって事前に決められた訪問地、宿泊先しか訪れることができないため、東京や大阪などいわゆるゴールデンルートと呼ばれる主要観光地への訪問が多いと推察される。しかし、個人旅行は訪問地を自由に決められるため、個人の嗜好にあった旅行スタイルが顕在化する。実際、2017 年の中国人旅行者の都道府県別訪問率を 2015 年と比べると、東京都が低下したのに対し、奈良県や沖縄県、香川県など地方の上昇が顕著であった。

 

成長著しい中国では社会の変化が激しいため、中国人旅行者は「癒し」を求めていると言われている。た
とえば、中国国家観光局の駐日本代表処首席代表の王偉氏は、中国人旅行者は観光や食事、買い物に「癒し」を感じるため訪問地として日本の人気が高いと指摘しており2、個人旅行の広がりによって「癒し」を求めて地方への訪問が増えていることが考えられる。中国では「穿越」という言葉があると聞いた。時空を越えるという意味で、物事から過去に思いを馳せることで癒しを得るということらしい。ある旅行会社によると、最近は奈良のような古都に訪問し、例えば唐時代の骨董品に触れることに人気が集まっているとのこと。

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