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オムニチャネル

EC勢がリアル店舗を上回りだす段階なんだけど、まだまだリアル店舗の活かし方(残し方)でECの店舗出荷とかわけのわからんことをやっているところが多い。

昔は百貨店とかで販売していると外商回しとか言うことで山ほどギフトを店舗で箱詰め含めてやるということがあった。販売スタッフにしてみたら今日店舗に出勤してこういうことをやろうということを計画していても外商からの依頼で半日ぐらいかけて箱詰めにを行うということを山ほど見てきた。これは店舗運営側から見たら全くおかしいことだと思う。本来なら店舗内の作業は極端なほどまで減らして、最大限販売や顧客への対応に時間を割くべきところを、店舗は箱詰めぐらいできるほど暇だろうという発想のもとに作業をさせるということではリアル店舗の意味を否定してることになる。

 

これからオムニチャネルでネットとの連携運用がこれから様々トライしなければならないところで、まずは店舗出荷や作業をさせるんだという考え方では、気分はオムニチャネルだけど内容の実態はECの出荷というようなわけのわからんことになる。店舗在庫の活用という名目で店舗出荷なんだろうけど、それなら最初の配分の意味はどうなるんだろうかと思う。適正在庫の考えもバックヤードの持ち方も今まで長年かけて業務改革などを行ってきたことも否定することになりがちだなんだけど、オムニチャネル推進のコンサルはここらへんに踏み込んでいない。

 

絶対に目指さなければならないのはノウハウの必要な作業と確実性を求める作業とはしっかり分けて行うべきで店舗でのEC出荷なんてよほどのことがない限りゼロ化するべきだと思う。

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