中国から工場がベトナムやその他の東南アジアなどに移行しているというのは、前からの傾向だ。コストが上がれば今急に起こっている米中貿易摩擦どうのこうのとは関係なく生産拠点を移動させることは当たり前だと思う。しかし中国の重要なことは誰が見ても14億というマーケットだ。その次はインドのマーケットだ。
アメリカが中国から生産をアメリカに取り戻すぞと言ってもコストがべらぼうに高いことと製造する場合のサプライチェーンが構築できてない中で、アメリカに製造が戻ることは一部の品目だけだろう。
それに戻ったとしても、マーケットが3億しかない中では先行きがないので、結局アジアに輸出をするということになる。そうするとサプライチェーン的にもう一度アジアに進出したほうがメリットは有るということになる。
そこでどうのこうのと「いちゃもん」を付けて貿易戦争をすることは先のことを考えればまったくメリットはないだろう。貿易戦争をやってるような時間のムダなことをやらないで、どう共存できるのかを考えていったほうが双方が発展する可能性が高い。どうせ世の中古い技術よりも新しい技術を持っている国が強くなることは見えてるし、その国が勝手なことしないように周りの国が連携していくとうことも、、、これは動かしようない事実だと思う。