今までEC比率はリアルの流通をやっているところではせいぜい20%でもあれば十分か?限界か?なんていうところが多かったが、今回の騒動では極端な話少なくても顧客はSNSで確実につながっている。ECの比率は可能であれば50%でも超えるぐらいがいいという雰囲気が出てきた。
今まで店舗を持っていうところでは、普通店舗に販売スタッフがいて、本部には店舗を巡回するSVなどがいて、教育担当がいて、VMD担当がいて、店舗間の配分や商品の回しを指示する人がいて、それに店舗ごとにはハードやシステムの投資が必須でなんていう非常にハイコストな仕組みになっていた。その点EC部隊は大手でも数人で回しているところが多くて、まあ結構こまごま仕事に追われているという具合であろう。そこを大きく見直す必要がどこの企業でも体感できたと思う。
組織変革と業務の見直しは待ったなし。今すぐだということだろう。