だいたい課題抽出などをグループワークでやると多数の課題が出てくる。まあこれはこれでいいんだけど、それを重要度や優先度や効果度合いなどをベースに再整理するとある程度のマップなんかができたりする。ここから普通の研修なら個々の課題の解決策などをみんなで話し合うのだが、それで本当に課題が解決するのであろうかというと、そんなに簡単なものではない。
ま、その前に課題は結構色々他の課題と繋がっているのが多い。例えばこの課題はあっちの課題の一部の構成要素で、それらを解決して行こうとすると、実はこっちの別の課題を解決しないと全く前に進まないなんていうケースだ。
ほとんどの課題はこんなんじゃないだろうか。
まずは課題の整理と同時にストーリー立てを考える必要があるのだ。さらにどの部分から一斉にやっていくのか、あるいは別のチームと連動しながら数カ所の部分から解決に向かうのかなどのプラン立てをすることが必要だ。
これをやらないと実は課題の解決が根本的に進まないんだと言うことが往々にしてるというのが企業なんだと思う。まあ分かってない研修講師って多いけどね。