この10年以上ほど平坦に深く掘り下げることができないマーケティング力の企業や機関やマスコミなどが、その知名度を使って意見を結果的に違った方向にもっていくということをやってきた。さらにその上に載ってSNSで普通の人までもが事実を評価できないままにその間違っているかもしれない意見をベースに、あたかもそれが事実のように結果をもっていってしまうような現象が最近特に多い。
まあ、ググっても大半が偏った方向の意見しか出ない場合、それをうのみにしてしまう人がお多いことは仕方がないし、それを仕向けているわけだからなのだが。この時代だからこそ「それだけではない」という気持ちで今までの一般的にながれている意見とは違った埋もれているかもしれない意見を発見して、自分の認識力で双方を評価をしていくということをしないと「認知戦」に飲まれていくということになる。これは非常に由々しき問題である。