クライアントからヒアリングをして新たなビジネスモデルを提案するときのポイントは、相手のまず企業環境を知ることである。
競合\同業\他の業界での同じビジネスモデルの発展のさせ方など、できれば数値的にわかりやすいグラフなので表現できいるとわかりやすい。さらにはこちら側で相手にとって必要な必然的なあるべきビジネスモデルの方向性を複数下絵を作っておくことである。それらを相手との話し合いの中でちょこっと小出しに出して反応を見るのにいい。相手もこちらの資料に反応して新たな考え方などを言ってくれるかもしれない。
最初のミーティングを終えて相手の言葉の一つ一つを振り返り、右と左からの違った角度での仮説を複数個数作り出す。それをマップで可視化し、次回のミーティングの引き出しにするようにする。
まあここまでやればある程度の下地はできたのではないだろうか。
最初の段階でのなかで最もやってはいけないのは、相手からヒアリングした中で組み立てることである。われわれはファシリテーターではいけない。ビジネスモデルは相当部分を作り出す必要がある。相手の意見を引き出してグルーピングや見える化をすることでビジネスモデルができるなんて簡単なものではない。さらにまちがってもどこかのビジネスモデルをベースに作るなんてことも意味がないと思ってほしい。
カテゴリー