カテゴリー: ビジネスモデル
結構多い話なんだけど、部品作ってるとこはどこかの大手や系列から仕事が降ってくるんでしょう?自分の作ってるものがどういった形で最終エンドユーザーに使われているのか、どういったニーズがあるのか知らないで作っているんじゃ、そりゃどう転んでも伸びないよね。よくコンサルや研修講師がそれは社内のコミュニケーションですとか人材の育成ですとか言ってるけど、そんなことはほとんど大したことない。やはり川上にいるんだったら、川下までいかないと駄目だし、さらに自分たちが中間だったら川上も川下もいかないと駄目なんだよ。それが一番改善や次のビジネスモデルの方向がわかりやすい。まずは周りで支援してくれるところを頼るんだったら、川上から川下までよく熟知しているところに頼むことだね。
ビジネスモデルの作り方の最初
クライアントからヒアリングをして新たなビジネスモデルを提案するときのポイントは、相手のまず企業環境を知ることである。
競合\同業\他の業界での同じビジネスモデルの発展のさせ方など、できれば数値的にわかりやすいグラフなので表現できいるとわかりやすい。さらにはこちら側で相手にとって必要な必然的なあるべきビジネスモデルの方向性を複数下絵を作っておくことである。それらを相手との話し合いの中でちょこっと小出しに出して反応を見るのにいい。相手もこちらの資料に反応して新たな考え方などを言ってくれるかもしれない。
最初のミーティングを終えて相手の言葉の一つ一つを振り返り、右と左からの違った角度での仮説を複数個数作り出す。それをマップで可視化し、次回のミーティングの引き出しにするようにする。
まあここまでやればある程度の下地はできたのではないだろうか。
最初の段階でのなかで最もやってはいけないのは、相手からヒアリングした中で組み立てることである。われわれはファシリテーターではいけない。ビジネスモデルは相当部分を作り出す必要がある。相手の意見を引き出してグルーピングや見える化をすることでビジネスモデルができるなんて簡単なものではない。さらにまちがってもどこかのビジネスモデルをベースに作るなんてことも意味がないと思ってほしい。
https://kn.itmedia.co.jp/kn/articles/2207/21/news083.html?utm_source=kn-tot
例えば、こんな記事があったりするがなぜローコードが必要なのかというとシステム担当が実際の営業現場やバックオフィス現場の必要な業務の実態を全く知らないからだ。もしすでによく現場を経験した人がシステム構築に携わっているのなら、ローコードを使う必要はなかったはずだ。しかし実態は社内のシステムでは対応できない情報があまりにも多いのでノーコードやローコードが必要になってきている。まあ、これは本当にいいことだ。この普及のおかげで本当に必要なアウトプットがわかるわけだから。
例えば、会計ソフトという専門ソフトはさまざまな専門企業が開発をしてそれを企業や個人が使ってるわけで開発当初から相当年月が経って毎年起こる税制改正などににも対応しているが、実際に使ってみるとそれはどこのも使いにくい今すぐ必要な帳票が出ないの連発である。なかには最初のこれを使ってそれを他のソフトに読み込んでという、、、まだこんな操作がいるの?というような有名なソフトも多い。簡単にいうと会計ソフトという比較的綴じられた業界?の中のソフトにも関わらず、多分開発している会社の方は実際の経理・会計・財務・業務改革業務をよく知らないのだということがわかる。その証拠に開発している会社が自社のを使ってすごい資金調達あるいは経営改革に至ってるということはあまり聞かない?!?!
まあ現場で実際に活躍しているみんなが自分でなんとか必要な資料を出せるかもしれないというノーコード・ローコードをどんどん開発して、それをベースにした基幹システムの構築に持っていくぐらいのことが今後必要だと思う。まあ、基幹が次世代の経営システムに対応できるほど進んだところもないしね。