投資をする上で最も必要なのは、必要情報を確実に把握することである。概要や最近のトピックスや役員関係や資本関係などと最近の業績関連。この手の情報は株取引のソフトやその手の情報サイトでは業界関係者でも知らないことが詳しく載っている。今までの特定業界のコンサルなどを自信を持ってやってきたはずだが、この手の資料を見ると今まで何も知らないで企業と付き合ってきたのだなあと恥じる。まあどこのコンサルタントも同様だろうと勝手に思っているのだが。。。違うよね。。。
カテゴリー: ビジネスモデル
企業評価は店頭現場を見る。営業現場を見る。管理現場を見る。財務を見る。株式市場で見る。。。。など様々なレイアーがある。まあでも一番に見なければならないのは株式市場での評価だな。これが一番実態を表していることが最近わかって来た。
統計学を使った分析やコンサルを30年ほどやっているが、データサイエンティストなる名前が立派な職種が登場してちょっと必須科目になったような気がする。若い人であろうがベテランであろうが、データ量とその範囲が膨大になる中でエクセルやアクセスだけでなんとかなるわけではなく、ピボットやちょっとした関数の活用で鼻を高くしている方々を見ると、まだまだ完全に市民権を得ているとはなかなかいい難いのが現状だな。
最近はビッグデータなる言葉も出てきて、これまでやってきたことがこれらに当たるようなんだが、まあそれなりに大昔からある領域で、大昔から未来までマーケティングや経営分析などやコンサルをする人には全員必須技術なんでわかりませんできないなんてことは論外だろう。ただ統計・ビッグデータ解析などはその統計ソフトなどを使ってデータを加工するのはあくまで加工であって分析には程遠い。さらに分析したものをアクションプランなどにするには加工プラス分析の何倍ものの経験と現場力がこれまた必須だと言える。そういった意味では教えてもらって身に付けたいですというような甘い考え方では到底いきつかないと思う。ご飯を食べている時でも数字を見るのが好きとか、ゲームがわりでエクセルを使って加工していますとか、その結果を持って現場で実験大好きですというような方であれば、独学で新しい解析方法や活用方法やその他の現場への落とし込み方を創造していってほしい。
まあ間違ってもファッション系の企業がなくなることはないのだが、ここずーと落ち目のように思われているのだがどこの業界でも株のように上がり下がりはあるものだ。つまり今の時期がファッション系の企業を買収するには狙い目といえるのだと思うがどうだろうかね? 株みたいにはいかんか。。。。
そもそもアパレルって元アパレルでいまやSPA的なこともあっているところと、SPA系と、物販に特化しているゾゾやメルカリや楽天やアマゾンみたいなところも含めてさらに品種を服プラス雑貨などをも含めて考えていくべきで、そこらへんの境界線はいまやあいまいになっていると思う。元のイメージのアパレルは確かに縮小したけど、服を扱うということを考えれば実は広がっているのではないか思うのだが違うのだろうか。
実際の数字は把握してないのでなんともいえないけどね。。。
サイトを作っているところは多いが、実際にその更新はなかなか頻度が低く、しかもサイトを作った成果はなかなか見えにくいものだ。だったらフェイスブックページをサイトと同じように運用することの方が経費も低く、更新も簡単、広告も簡単、しかもだれがリアクションしてくれたかもわかりやすいとという意味では、サイトを普通に作るより向いていると思う。
もちろんあらかじめのパターンでしか作れないので、サイトとしてのデザイン性は低いけど、情報を発信しやすく、しかも特定の方に更新されましたよなんて告知も自動となれば、メリットの方が余りあるのではないかと思う。
知り合いでもいるんだが何をやってもダメな経営者っているもんです。着た話を可能な限りトライするのですが、ほとんどのケース自分でその可能性をつぶしてしまうのです。ある程度資金運用に自信があるのかその詳細を詰めすぎて相手が嫌になるケースがほとんどなんですが。。。。こういったように自分にほとんどの場合責任があり自分で自部の可能性をつぶすことを何回もやってしまうのは何が原因なんでしょうかね?
一方、いい企画マンなのにその企画が何もやってももう一つという人がいるもんです。企画自体範囲が広いのですが商品企画・ビジネス企画・その運用などもふくめてなのにその全部を仕切ろうとしてうまくいかないう袋小路に行ってしまうというケースがほとんどなのですが。これももったいないことなんです。
こういった事例を山ほど周りで見るのですが、これをうまくコーディネートできる人材はなかなかいないですね。自分も何回もトライしているのですがほとんどのケースなかなかいい結果を出すことができない。経営者も企画マンもある程度の権限を投げてしまえばいいのですが、それをジェラシー的なところから口を出してくるとうまくいっているプロジェクトもすぐにダメになります。まあ首を突っ込んだプロジェクトのコーディネートがむつかしいことの典型みたいなことなんです。
ビジネスモデルいろいろ考察
ビジネスモデルという言葉がちょっと前は流行語のような勢いであったが、最近は日本人が特有の飽きっぽいこともあって下火になってきたような気がする。こんなことにはめげずにいろんな局面からフリーに考察をすることにした。
あまり基本的なことに触れても面白くないので、軽く直球を投げてみたい。
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ネットベースのビジネスモデルが普通
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最近で大きく変わったのは、従来のリアルベースのビジネスモデルが、全てネットベースのビジネスモデルをベースにしたものになりそうだ。
ポイントは、今までのリアルの経験値はこうだったから、そこからネットを活用して高効率化するというようなレガシー的な発想も大事だが、一度まっさらにしてネットをベースに活用するという前提で、今のビジネスモデルを見直すということ。
つまり、今までのビジネスモデルの大半がみなおしを求められる時代になってきた。従来のコンサルの大半は使えないというようなパラダイムシフトが起こっていることだ。
リアルの経験値がどう使えなくなったのかというと、ネットの活用で世界中の様々ン業界の新旧のビジネスモデルが容易に知ることができるようになって、その進捗や成否も簡単に検索できるようになってきたこと。このために実経験があってもそれ以上に多数の様々なプロセスが見つけられるので、実経験がちょっとあったぐらいでは太刀打ちできないということになったのだ。これは、たとえば実務型のコンサルにとっては大きな問題で、今までは経験してましたから実務でこういう方向で行きましょうというコンサル手法がなかなか通じなくなってきたということである。同時に、プロセスの成果もネット勢いで影響が出てくるために、今までのプロセスとは全く違うことも多くないということになってきたのである。
こうなってくるととことんネットで検索やマーケティングができるコンサルと今まで実務一本やりでやってきたコンサルと比較しても双方にアドバンテージがあり、マーケティング力では圧倒的にネット系のコンサルの方が強いということにもなってくる事態になっているのだ。
企業的な立場で考えれば、と言ってネット系一本では難しいので、双方のコンサルを併用しながらということになり、その結果企業側として判断でいかねないような判断をしなければならないという事態になっている。まあ簡単に言うと判断が遅くなるということだ。
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中国進出は、だからこの時期だ
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日本は1億、中国は13億ともいわれます。中国は誰が考えてもマーケットは大きいのです。日本のマーケットはどんどん高齢化し縮小均衡。中国進出は実際にはやはり避けては通れないというのが現実では。そのためのセミナーなどの計画をしています。ぜひご期待ください。
別で運用していたブログシステムが不調になったのでこちらに継続してコンテンツを載せることにしました。ということで昨日までの1年分ぐらいのコンテンツは消えてしまってますが、気にせず頑張るということです。ひやー結構消えたな。。。。
今の営業数字を信じてはいけない
店頭数字始め売上が絶好調のところが多いが、ほとんどのところは気分的に景気が良くなったとか、駆け込み需要で売り上げが上がったと思っていることが多いと思う。
最近の売り上げ傾向は、昔のようなマスで売れるわけではなく、必要なものや自分にとって興味のあるものをその時々に買うという傾向が多くなっている。もちろんネットで今まで見つけられなかったものがみつけられるとか、予想以下の価格で買えるとか、場所の問題、時間の問題がなくなったなどの要因が大きくなったと思う。リアルの場合は、大型店舗に行くのも小型店舗に行くのもよしという具合になってきた。楽しむのであれば大型店舗に、単に効率的に購入したいのであれば近くの店舗で十分ということであろう。
消費税の延期もつかの間。EUからのイギリス離脱などきな臭い話が飛んでいる。株とかそこら辺はなかなかもどらないほどになるかもしれないが、そこに端を発して普通の消費も落ち込んでくるだろうという予測が多い。すでに国内消費は一部の分野では確実に落ち込んできているので、そういった方々にはもう慣れっこになってきているのだと思うが、それも現実になってくると他の分野でも落ち込んでくると、景気のまだいい分野とそうでない分野との格差が大きくなってきている。その中で悪い方に属してる業界の方々は、そろそろ乗っている車を乗り換える時期に来てる。いつまでも昔のビジネスモデルをどう大事に抱えていても、今度どうなっても今までの縮小均衡がまったく逆になるわけでもなく、そこにリソースを抱えているほうも問題ならそこにいる人材のほうも自分で自分の可能性をなくしてることを自覚するべきだと思う。イノベーションを起こせないのならそこにいる価値はなく、イノベーションを先導できないトップは若い層にバトンを渡すなり、他の業界の企業との連携に踏み切ってみたり、少なくとも何十倍もあるアジアなどにマーケットを変えてみたりということが必要だと思う。
香港に来ていろいろな資本家の方の意見を聞きましたが、営業などのコンサルでなんとか会社を立て直そうなどと頑張ってっても時間がどんどん立ってい く中で、資本政策でここまで画期的に会社が変わっていくのだというのを見ると、今までのやり方じゃ半分以上駄目だったんだなとくことをよく思い知らされま したね。
アジアの企業家の考え方は非常にスピーディで、如何に早く資本を集めるのかということは、桁違いのものがあります。たぶんこれで何とでも発展できる可能性があった企業が、日本では今までつぶれていたんだなともったいなく思いますね。
資本政策でスタートすることで、ここまで早く企業を変えられるのかの事例をたくさん見ることは非常に勉強になります
フィンテックというけどほとんどの人にはピンと来ないかもしれない。自分もなかなかそうだったけど。まずはどんなものか一番体験しやすいものからやってみるのも面白いと思う。
例えばビットコイン。フィンテックのそれほどど真ん中でもないけど、一番誰でもすぐにかじれるところがいいと思う。それほど資金をかけずにトライできてしかもその動きの目まぐるしさにワクワクできるのは今だけかもしれない。
ネットを生かしたビジネスの良さ
昔リアル系の仕事が全部で、最近ネット系の仕事が増えてくると大きく違うことが山ほど出てくる。なんといっても一番大きなことは、おなじ商売でもリアルと 比べるといろんな意味で予算のかけ方が違うので、根っこの人材と顧客への対応とか商材に重点的に予算を振り分けることができる融通性が高いということだろ う。リアルの場合は店舗などを持つとそれだけでも固定費がかかるものだ。卸などの場合は営業コストがかかる。結果、ほかの部分への予算の振り分けが少なく なることにつながりやすい。人材への投資は特にそうだ。ブラック企業なんてのも、同じ報酬で長い時間働かずを得ないような環境になってしまったこともそう いったことが原因だと考えられる。企業にネットの活用がどんどん浸透していることで、社内の予算の使われ方がどんどん変わっていくことは非常にいいことだ と思うのだが、どうだろう?
イーコマースのコンサルタント
イーコマースのコンサルタントという職種があるが、ほとんどのコンサルタントがIT系で流通を知らないケースが多いようだ。
イーコマースの発展はリアルの発展とスピード感は違い近いところがある。上手く解釈すればチェーンストア理論も活用できるようなケースも多い。
例えばメーカーが運営しているイーコマースサイトは百貨店に出店しているように楽天とかヤフーに出店してるというように考えられる。また自前でやっているところは路面店で出店しているのとニアーだ。これは流通業的には相当初期の頃の展開方法である。
となると次のステップでは、イーコマースモールでは、テナント化することになるし、単店のイーコマースは次のステップとして、母店と専門的に特化したサテライト店舗に分かれていくということになるのだろう。
さらに次のステップでは、モールからは実験商品やマーケティング商品以外は基本撤退し、単店の方は母艦を自社の商品や他の商品を入れ込んで自社モール化し、専門イーコマースを多数その中に出店させるということになる。
さらに次のステップでは、自社のモールとは別に、カテゴリーキラーやディスカウント業態のイーコマースを作り、さらにそれを次のステップでは複数店舗を集 めたモール化するということになる。もちろん同時にコンビニエンス的なあらゆるものが短時間で買えるようなコンパクト型のイーコマースも必要であ る。。。。。
なんてことになるのだが、当然IT出身のコンサルタントにはわかるわけはないのである。
どんどん失敗を経験したので私は成長できました的な話を、よくベンチャー向けの講師やゲストの話の中でよく聞く。確かに失敗などの経験は恐れずに実行・体験して行って、それに直面した時に、対応策を取り、次はこうしようという経験を積むことはできるという点ではその通りだと思う。一方失敗をしないように複数方向のマーケティングを行い、準備を複数方法で行い、着実に進んでいく方法もあると思う。今起業を考えている方やすでに起業している方々に、何も失敗を肥やしにどんどん負けずに前に進んで欲しいなんて自分はしゃべる時には全く考えていない。用意周到に準備をすれば何も失敗はあっても少なく済むわけであり、小さな前進を確実に積み重ねていく中でも、それなりの経験は積み重ねることができると言いたい。さらにいろいろ経験することは役には立つ可能性は高いが、いつも同じような環境や条件はありえないので、今までの経験に縛られないで新たな進め方を実行して欲しいとも思う。何回も打たれてそれにもめげずここまできました的なことは、ドラマティックなのかもしれないが、誰でもそれで上手くいく可能性は低いのではないかと予測できるからだ。
海外で上場することは、どういった市場であろうが、他の上場企業と対等に喋れる環境ができることを意味しているようだ。日本で上場しても、もともと日本人同士が多かったのでそれほどメリットは無いように最近感じる。社会から信用されるというが、一部二部の企業は全部で3800社以上?あるが、よく調べてみるとほとんど知らないことに驚かせる。それは相手が日本人同士でもともとある程度のコンセンサスが取れるからだろう。海外は国が違う、人種が違う、環境が違う、商売道徳が違うなど。。。。一致している部分が少ないぐらいだ。だから、決める場合は決定者どうしの話し合いになるのだが、日本ではそうではない。ここに日本型ビジネスの弱点が起因してるのではないかと思う。
海外に出るべきだね。
香港からの飛行機はLCCということこあってほとんどが中国人などだ。年齢は非常に若い。ネット環境など非常に閉ざされた環境だが、どんどん外に飛び出す勇気はさすがだ。たぶん価格的にもそれほど安くは無いのだと思うが。アジアは各国の国策が違っても、そこに住んでいる特に都市の若者はどんどん今後も飛び出すだろう。自分でなんでも体験することで身につく量は言葉だけで知るよりはレベルが違うだろう。若いうちに海外に行って驚き、そのうちに慣れてこんなものかと思い、さらにビジネスで海外と仕事をして驚き、それも慣れていくということで、人は国際化する。偏った考えは、偏った環境にいるからできる。どこにでも出かけて行きその環境に慣れていくと、フラットな考えを持つことも簡単になるだろうと思う。
スマートフォンは今やほとんどの方が使っている。生意気に言うとよくガラケーから移行できたもんだ。スマートフォンではアプリの活用次第で個人ごとに大きくレベルが変わるだけど、それでもほとんどの人がそれで検索したりニュースを見たりゲームをしたりSNSを使うようにはなってきている。ガラケーよりも使い方は多様化した。で、次のステップはちょっと瞑想中だが、ウエアラブル端末がもっとも可能性があると思う。ウエアラブル端末もほとんどがスマートフォンの情報を拡張連携しているだけなので、オプション装置の様な位置づけであるが、それでもセンサリングなんかはいろんなことが出来そうであるし、装置が小さくなる分、機能分化で複数の端末を同時に使用するというようなことが出来安い状況にはなってきている。
スマートフォンが生まれだす時は、PDAやモバイルコンピューターを使っている人たちが相当長い時間をかけてその下地を作ったのだと思う。その下地を経て一般にもわかりやすく、買いやすい状況が出来たので一気に広がっていたのだが、今は、その次のステップに行く手前の踊り場の様な時期であるのかもしれない。
ウエアラブルとかIotとかいろいろ新しいトレンドが出つつあるが、当たらしいトレンドはどれもこれもピンときにくいようなのが多い。ただどれかのトレンドに向かうことは確かなので、ここはスマート時計でもいいし、ヘルスセンサでもいいし、なにかを体感してみることを勧めたい。なぜならスマートフォンよりははるかに浸透しにくそうな感じなのでちょっとでも早く身に付けてみて使ってみて慣れることが大事だからなんだ。そうすれば年関係なく好き嫌い関係なく次のトレンドに乗りやすい環境ができるからなのだ。
でもやっぱり、マーケティングの時代だ。
この時代やはりなんといってもマーケティングです。
中には思いっきりマーケティングなしでやりましょうという話もありますが、これもマーケティングが大事だが、あえて見ないということなんでしょう。
マーケティングの大事なところは、タイミングと量です。これがあってれば内容は最適になります。タイミングは可能な限りジャストタイムということですし、さらには最近多いんは高頻度ということです。量は、昔のように手書きや電話で集めるということもないでしょうから、用意できるマンパワーが限りなく少なくても、パソコンとネットがあれば相当数加工できるので、それは今は問題なくなりました。
たとえば、今やっているものでは、毎日6万件のマーケティングデータを30日間ぶっ続けで180万件のデータを集めて、分析するということも、専用のサーバー数台あれば可能になってきています。しかも兼任で1人で可能です。
こんなことは昔では考えられんようなことでした。これからもネットを使った様々な手法が出てくるでしょう。新マーケティングの時代です。