自分も長くコンサルや研修をやってきたので実感するのだが、ほとんどのコンサルや研修はAIの浸透とネットの活用でほとんど意味のないものとなると思う。ちょっと調べればわかることがほとんどだし、経験談も本人から聞かなくても事例は山ほどあるわけだし、動きがあるものならユーチューブなんかでも山ほどあるわけで、さらに進化したAIなんかでは先の予測をしてアドバイスや対応方法をとってくれることも可能なわけだからだ。ちょっとしゃべるのが面白いとかぐらいで1時間数千円も払うことはないわけで、この手の業界は徐々に縮小均衡に移行していくと思う。そういえば誰でも経験者ならコンサルタントになれるみたいな怪しい会社も少なくなってきたしね。。。。
カテゴリー: ビッグデータ・統計
投資をする上で最も必要なのは、必要情報を確実に把握することである。概要や最近のトピックスや役員関係や資本関係などと最近の業績関連。この手の情報は株取引のソフトやその手の情報サイトでは業界関係者でも知らないことが詳しく載っている。今までの特定業界のコンサルなどを自信を持ってやってきたはずだが、この手の資料を見ると今まで何も知らないで企業と付き合ってきたのだなあと恥じる。まあどこのコンサルタントも同様だろうと勝手に思っているのだが。。。違うよね。。。
企業評価は店頭現場を見る。営業現場を見る。管理現場を見る。財務を見る。株式市場で見る。。。。など様々なレイアーがある。まあでも一番に見なければならないのは株式市場での評価だな。これが一番実態を表していることが最近わかって来た。
統計学を使った分析やコンサルを30年ほどやっているが、データサイエンティストなる名前が立派な職種が登場してちょっと必須科目になったような気がする。若い人であろうがベテランであろうが、データ量とその範囲が膨大になる中でエクセルやアクセスだけでなんとかなるわけではなく、ピボットやちょっとした関数の活用で鼻を高くしている方々を見ると、まだまだ完全に市民権を得ているとはなかなかいい難いのが現状だな。
最近はビッグデータなる言葉も出てきて、これまでやってきたことがこれらに当たるようなんだが、まあそれなりに大昔からある領域で、大昔から未来までマーケティングや経営分析などやコンサルをする人には全員必須技術なんでわかりませんできないなんてことは論外だろう。ただ統計・ビッグデータ解析などはその統計ソフトなどを使ってデータを加工するのはあくまで加工であって分析には程遠い。さらに分析したものをアクションプランなどにするには加工プラス分析の何倍ものの経験と現場力がこれまた必須だと言える。そういった意味では教えてもらって身に付けたいですというような甘い考え方では到底いきつかないと思う。ご飯を食べている時でも数字を見るのが好きとか、ゲームがわりでエクセルを使って加工していますとか、その結果を持って現場で実験大好きですというような方であれば、独学で新しい解析方法や活用方法やその他の現場への落とし込み方を創造していってほしい。