まあ間違ってもファッション系の企業がなくなることはないのだが、ここずーと落ち目のように思われているのだがどこの業界でも株のように上がり下がりはあるものだ。つまり今の時期がファッション系の企業を買収するには狙い目といえるのだと思うがどうだろうかね? 株みたいにはいかんか。。。。
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そもそもアパレルって元アパレルでいまやSPA的なこともあっているところと、SPA系と、物販に特化しているゾゾやメルカリや楽天やアマゾンみたいなところも含めてさらに品種を服プラス雑貨などをも含めて考えていくべきで、そこらへんの境界線はいまやあいまいになっていると思う。元のイメージのアパレルは確かに縮小したけど、服を扱うということを考えれば実は広がっているのではないか思うのだが違うのだろうか。
実際の数字は把握してないのでなんともいえないけどね。。。
サイトを作っているところは多いが、実際にその更新はなかなか頻度が低く、しかもサイトを作った成果はなかなか見えにくいものだ。だったらフェイスブックページをサイトと同じように運用することの方が経費も低く、更新も簡単、広告も簡単、しかもだれがリアクションしてくれたかもわかりやすいとという意味では、サイトを普通に作るより向いていると思う。
もちろんあらかじめのパターンでしか作れないので、サイトとしてのデザイン性は低いけど、情報を発信しやすく、しかも特定の方に更新されましたよなんて告知も自動となれば、メリットの方が余りあるのではないかと思う。
別で運用していたブログシステムが不調になったのでこちらに継続してコンテンツを載せることにしました。ということで昨日までの1年分ぐらいのコンテンツは消えてしまってますが、気にせず頑張るということです。ひやー結構消えたな。。。。
消費税の延期もつかの間。EUからのイギリス離脱などきな臭い話が飛んでいる。株とかそこら辺はなかなかもどらないほどになるかもしれないが、そこに端を発して普通の消費も落ち込んでくるだろうという予測が多い。すでに国内消費は一部の分野では確実に落ち込んできているので、そういった方々にはもう慣れっこになってきているのだと思うが、それも現実になってくると他の分野でも落ち込んでくると、景気のまだいい分野とそうでない分野との格差が大きくなってきている。その中で悪い方に属してる業界の方々は、そろそろ乗っている車を乗り換える時期に来てる。いつまでも昔のビジネスモデルをどう大事に抱えていても、今度どうなっても今までの縮小均衡がまったく逆になるわけでもなく、そこにリソースを抱えているほうも問題ならそこにいる人材のほうも自分で自分の可能性をなくしてることを自覚するべきだと思う。イノベーションを起こせないのならそこにいる価値はなく、イノベーションを先導できないトップは若い層にバトンを渡すなり、他の業界の企業との連携に踏み切ってみたり、少なくとも何十倍もあるアジアなどにマーケットを変えてみたりということが必要だと思う。
アメリカの時間が日本と逆なので昨日も朝の4時までストリーミング配信を見ていたんですが、結構この時期は忙しいもんです。まあ、見たからといってもそれでビジネスに即つながるわけではないですが、こういう情報を開発者と同じスピードで見ていくことによって、実際に一般に浸透していくまで自分で理解できる時間を稼ぐことができることはいいことなんだと思っています。
こういった発表を見ているといつも思うのですが、一般向けのソリューションを売っているところは最後にアップルのように大手がどーんとはいってくると今までのマーケットシェアが大きくガラガラポンとなってしまうことなんです。我々のような極小のところは逆にいろいろ付随マーケットが増えてラッキーなんですが、たとえばニュース配信で勝負してきたところは、昨日のアップルのニュース系の発表でハラハラドキドキなんでしょうね。きっと。同時に新聞やその他の雑誌関係も今までの配布ルートが大きく変わる可能性があるので、これまたドタバタが始まるのだと思います。大手のだから大元を抑えないとだめという発想はいいんでしょうが、世界中の大手がそこに入り込んでくる可能性がネットの浸透で本当にボーダーレスになったということで、リスク部分が非常に大きくなったと思います。同時にその周辺のベンチャー系の企業は逆にマーケットがどんどんできるのでラッキーですがね。
淘汰されるEコマースは
どこでもEコマースをやっている中で、今後も生き残れる要因を考えていきたい。
まず、Eコマースは販売であって、販売経験のない担当が運営していること自体は避けたい。経験者と何が違うか?それはお客様の立場で考えられるかである。よくうまく行ってないところで、大きな問題は工数がどうのこうの、商品数が多ければいい、販促をやれば集まるなんてことを言っている不毛な討論が多いもんだが、それは全て売り手側発想であるからだ。
お客様は自家需であろうと、ギフトであろうと、納得しないものを買うことはない。いくら商品量があって販売側がバラエティがあると思っていても、買う立場からすれば、いらない商品がか多数増えるだけで、全く買いづらい売り場になるだけである。
売れた商品でも、なぜ売れるのか、売れた商品でも売れな理由はいくらか含んでいるから、それをどうこちらから提案すれば、ご理解頂けるのかを対応していかなければならない。しかしそこを考えなければ、売れなくなれば、そら販促だとか価格の見直しだとかの、確実に間違った方向の答えになる。
これからのサラに乱立して行くEコマースにおいて、こういった本質的な問題に手をつけられないところは間違いなく淘汰されて行くと考えられる。
先進国イギリスのSPA力
世界で最初にチェーンストアを確立したのはイギリスのマークス&スペンサーと聞いている。そのマークス&スペンサーは、直近は小型フォーマットの食品主体のフォーマットでロンドン都心を中心に出店しているが、その商品構成をよく見てみるとにほんの食品スーパーの小型フォーマットと大きく異なることに気がつく。
イギリスがなぜそうなったのかの経緯はわからないが、生鮮3品の売り場導線は非常に短い。さらに日本で言うところの総菜というのカテゴリーがどうも存在していないようだ。さらに弁当の代わりはサンドイッチである。日本の様にマスマーチャンダイジングを目指して入るんだろうが、大量陳列が少なく、同じようなカテゴリー内で多数の品目を網羅する形式のマーチャンダイジングの形式が多数目に付く。客層が日本のようにオール日本人をターゲットにすればいいという単純なマーケットではなく、多数の民族とグルテンフリーのような機能別のニーズを求める客層も多いようなので、そのバラエティは日本の比ではない。
例えば、豆の料理が多いのだが、その豆自体が何種類あるのかわからないぐらい品揃えられている。さらに豆のサラダもカップで販売(これが総菜というカテゴリーに当てはまると言えば当てはまるのかもしれないが)されているのだが、この味付けが非常にバラエティが多い。しかも店によって客層が大きく変わるのか、品揃えの幅と奥行きが相当違う。
野菜はほとんどのケースがパッケージ化されているか、ネットに入れられて販売単位ごとに区分けされているケーがほとんどである。つまり、キャベツを日本のようにまるで売るか切って分けて売るのかではなく、加工品化して販売されているのである。
総菜が少ない?いや無いに等しいのは、冷凍やチルドの加工食品のバラエティが非常に進んでいるからだと思う。パッケージからしてどういった品目が料理化されているのかが明確である。ホテルでレンジがあるのなら何十品番か試食で買ってみたいと思うようなメニュー構成で、これなら家で包丁を使う必要がないかもしれない。現在のロンドンは為替の関係で我々が購買をすると非常に割高に感じる価格レベルになるのであるが、それは地元民にとっても同じらしく、家で料理を作って食べるというのが多いらしい。そういったケースを考えての冷凍チルド商品ではないだろうか。
マーックス&スペンサーに関わらずテスコでもセンズベリーでも店内にカフェを併設しているケースがほとんどであった。日本のそのケースは客単価をアップしたいとか、休憩場所を作るんだとかのイメージが強いんだが、ロンドンのスーパーのは小商圏故に客単価よりも休憩場所よりも試食やコミュニティの場を提供するというイメージの方が強いと思う。これはなかなかいい。元来日本人はそれほど横に座った人とも話さないことの方が多いんだが、向こうはそうではない。ちょっとしたタイミングでもコミュニケーションをとろうとする。そういった背景もあってこういったカフェなんかが必要になってくるのだと思う。