よくある言葉遊びで、DXだのビッグデータだのAIなどの言葉が流行語になっているけど、全く内容を理解していないところが日本企業の大半なんが結構さびしい。まあ、流行に乗って売り込もうとするIT企業の底の薄さが露見してるんだろうけど、本質的な改革に進めないと、いつまでも流行語に反応してわかりも新ところに金を使って、結果それが成果を上げられないということになる。まあ、業務改革の一環で経費やコストダウンということで導入するのならまだマシだけど、それで勝ち抜けるかどうかはまた次元お違う話だと思う。そういえな大昔POS入れれば勝てますといってた詐欺みたいなPOSメーカーがいっぱいあったけどな。それで今どうなったかんて考えると、システム導入しても当面は業務改革ができるかもしらんけど、そんなもんどこもすぐに追いつくもんだよな。。。それぐらい経営者なからわかってるやろうはずやけどね。。。でもわかってないんだな。自分が理解してないとブラックボックスのIT事業部の言葉に乗ってしまう。情けない話だ。
カテゴリー: DX
という事ですよね。
SIerはDXのノウハウがあると思っているけど、本当に持っているのだろうか?ソリューションの仕組みを作ったのはたしかにSIerだろうけどそれは多数の顧客のニーズに合わせて進化させたのであって、その顧客のニーズの原因をどこまで理解しているのかは別の話だと思う。この核心部分を理解しなければ、ほかの提案先にDXを通してコンサルティングや進化を支援していくことができるのはなかなかむつかしいと思うけどね。どやろ。
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補助金ばら撒いてDX導入とか、25年問題だからなんとかという発想もいいけどね、もっと人の理解に対して大事に考えていかないと、どんどんわかる人とわからん人とのギャップが大きくなって、全体的に導入することで大きな発展が見込めるのに、一部のギャップがある人のために旧型の仕組みも残すとなると問題も大きいからな。
ネット時代のプラットフォームというとよくGAFAみたいなイメージを持つ人が多いかもしらんけど、彼らのプラットフォームを考えれば、別に有料会員でもなくっても使って貰えばそれはプラットフォームになるということだ。
だったら我々もどんどん自分用のプラットフォームを作ればいいのかと思う。人数が少なかろうがそれでもかまわない。あ、もうすでに誰でもプラットフォームを持ってるよね。例えば名刺リストとか、スマホの電話帳とか。。。。それをプラットフォームと考えて、他の人にも有効活用できるようにセミオープン化すれば自分のプラットフォーム完成だ。
まあ、これはプラットフォームの定義をどうするかによって違ってくるかもだが、自分の名刺リストにだれかから問い合わせが来てそのリストを一部共有してあげればそれは立派なフラットフォームの始まりとも言える。そのうち自分の名刺リストを他の人の名刺リストと相互乗り入れすれば、更に立派なプラットフォームになる。
なーんだプラットフォームって簡単やしだれでもすでにやっていることやと考えればGAFAも身近に考えられると言うことになる。ちょろい。
流通業でもアパレル以外ではしっかりERPを他の業界並みにやっているところもちらほらあるけど、とはいいながらもほとんどのところは分散したシステムを何とかつなげるようにしているぐらいのところが多い。ましてやアパレルなんかはほとんどのところがERPといえるほど統合しているところはないだろう。いくらECだとかオムニチャネルだといたところで基幹がしっかりしていなければ、そんなもん完全なつけやいばだ。いままで店舗展開だとかトレンドだとかECだとかフランチャイズだとかいろいろその都度いろいろ営業戦略を立ててきたのだろうけど、その根幹はどいう言った戦略を立てようが様々な部署での様々な情報が関連付けて見えるようになっているか、そこから問題が課題になって改善できて強みになれるかどうかのサイクルができているかどうかである。
例えば多店舗のところで店舗運営部がいくら何やろうが、販売力が上がったということであろうが、在庫が全体的に減ったということであろうが、EC比率が上がったところで、経営はもっと財務的なことから商品・人一つ一つまで最適化だけではなく次の手が打てるような配分にまでもっていかなければならない。それは商品や人や店舗などの分析以外に、経営分析+財務分析などを数字でロジックで計画として大中小・長中短で示せなければならない。それにはやっぱり統合ERPが必須なんだとつくづく思う。本当ならそのERPを活用したうえでさらに応用統計などをつかった分析や予測をして、、、ということなんだと思うね。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/29/news025.html
プログラムは特定の技能と考える人も多いけど、ほとんどのソフトやソリューションはプログラムが動かしている。その事例は山ほどあり、実際にはプロマネがいるとしてもコーダーが書いているケースが多いだろう。つまり、業務の仕組みを十分知らなくてもその業務を動かすプログラムを書いているわけで、それがすごく特殊な仕事とならないのが本来正しいはず。相当前からどうプログラムを動かすのかということが明確になれば、それをそう動かすためのプログラムができるというのが正しい論理で、プログラムを書いたらそういうような形に動かすことができましたという論理ではないはずではないかと思う。目的はどう動かすかなのでどう書けば動くのかではないはず。どんどんコードをAIが自動で作っていくことが早急に望ましいことは確かだ。どういった言語を学べばいいとかJAVAだのPYTHONだというのは、プログラムを使っている側からすればどうでもいい話だと思う。システムだのDXだのと言って世の中を革新するぞと言っている中でコードを書くところがマンパワー全開というのはどう考えてもおかしい。
だいたいよく考えてみれば、流通ではPOSを入れることで利益が出るようなうたい文句だったけど、どこでも今や入ってるけど関係なく倒産しているところも多い。別に利益を生み出すことを確定するツールではないということだ。これはセールスフォースでも一緒。どこでもそのうち入っていって。。。。でもそれで利益が出るかどうかは別の話ということ。導入する前の基盤力のアップ、導入後の現実的運用の教育が継続されなければ、全く効果ないことが現実だ。
すごいことになってるな
デジタルワーカーがここ最近ちょっとしたキーワードになっている。まあ、営業かけるとしたら今までのようにアポイントを取ってということができないからだ。もちろんSNSか何かですでにコンタクトがないといきなりメールを送っても嫌がられるだけなんで、事前の仕掛けはいるのだがそこから営業をかけるという方法しかなさそうなんで行う人がデジタルワーカーということになるわけだ。
当然全体のビジネスモデルを組み立て仕掛けを作り、その仕掛けで数字を作れるように環境を作っていく人がいるわけで、そういった側の人としてデジタルスペシャリスト(当然いろんな分野の人が必要そうだが)が必要となるわけだ。
で、だれがどこからそういった人材を選択して育成して社内のキーパーソンとしていくのかというところが課題になるわけなんだが、そのほとんどのハードルは社内でそういった人材の必要性やレベルなんかの理解ができない人が社内の上層部にいるということだろう。といって外部のSI屋がそれをわかりやすくプレゼンできることもないと思うので、日本のこの分野の進化は遅れるということになるのだな。