【7月16日22時】4Kレグザの上位機が爆安で買えるYouTube Live続報

 

TVS REGZAが、4Kレグザを大特価お値打ち価格で大放出する番組「レグザLIVE SUPER SALE」をYouTube Liveで配信します。日時は7月16日の22時~23時です。配信はこちらからご覧いただけます。

 

TVS REGZAとしては、ライブ配信で商品を売る形のライブコマースは初の取り組み。それだけに気合が入っており、相当お得な価格で4Kレグザが販売されるのではないかと予想されます。

 

なお、今回販売されるのは「リファービッシュモデル」と呼ばれる製品です。聞き慣れない人もいるかもしれませんが、リファービッシュモデルは、開梱もしくは短期間使用されたものを、メーカー工場で部品交換、外観検査、性能検査などを実施して合格した商品を指します。多少の汚れや傷がある場合もありますが、機能・性能ともに通常商品と同等のため、消費者としてはメリットの多いモデルなのです。

 

そして、ただでさえお買い得なリファービッシュモデルがTVS REGZAの初ライブコマースに登場するわけです。これはもう、爆安じゃないかと期待してもいいのではないでしょうか。

 

販売されるのは4K有機ELのハイエンドモデルと4K液晶のハイエンドモデル

番組で販売されるのは、4K有機ELのハイエンドモデル「X9400シリーズ」の65V型モデルと55V型モデルおよび、4K液晶のハイエンドモデル「Z740Xシリーズ」の65V型モデルと55V型モデルです。

 

X9400シリーズは、クラウドと連携して高画質処理を施す「クラウドAI高画質テクノロジー」対応の「レグザエンジンCloud PRO」と、映像を緻密に高精細化するうえにノイズも低減するエンジンの、2つを連携させる「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載。これにより、アニメ・ドラマ・スポーツなど、あらゆるジャンルのコンテンツを高精細で楽しめる、4K有機ELレグザ屈指の高画質を実現させています。

 

一方のZ740Xシリーズにも、「クラウドAI高画質テクノロジー」を採用。これに加えて、4K放送や地上デジタル放送、BS/CS放送、ネット動画など、さまざまなコンテンツを高精細でリアルに描き出す、さまざまな高画質処理技術を搭載し、あらゆるコンテンツを美麗な映像で楽しめます。

 

さらに、両モデルともに、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画して、放送済みの番組を好きなタイミングで観られる「タイムシフトマシン」機能を搭載。例えば毎シーズンごとに放送される多くのアニメ番組も、逃すことなく視聴できちゃいます。

 

番組内ではデモ映像を使用してレグザの高画質を解説

番組のナビゲーターを務めるのはTVS REGZAのレグザブランド統括マネージャーである本村 裕史さんで、ゲストには、声優の小岩井ことりさんを迎えます。GetNavi編集長の川内一史もちゃっかり出演しています。

 

↑長年レグザブランドの普及に携わってきた本村 裕史さん

 

↑「のんのんびより」宮内れんげ役でおなじみの人気声優・小岩井ことりさん

 

↑GetNavi編集長の川内一史も登場。川内は長らくオーディオ・ビジュアルを担当しており、もちろん、レグザの知識や小ネタもバッチリです

 

また番組内では、レグザの高画質な実力を、ジャンルの異なるアニメや実際のゲームタイトルを使用して紹介。アニメのジャンルごとに高画質化された映像や、ゲームを滑らかな映像で快適に楽しめる様子を披露予定です。

 

このほか、それぞれの製品の特徴紹介や、タイムシフトマシンの実演などを配信予定。さらには、本村さんのマシンガンのようなトークなどが楽しめる、見ごたえ十分の内容となっています。

 

さらに番組内では、視聴者プレゼントも用意。エレコムの3.5インチ 2TBHDD「SGD-MX020UBK」、同じくエレコムのWi-Fi 6対応ルーター「WRC-X3200GST3-B」、レグザ特製 今治バスタオルセット(レグザロゴ入り)が抽選で当たります。詳しいプレゼントの応募方法は番組内で発表されますので、チェックしてみてください。

 

なお、当日はチャットで質問も受け付けます。気になることがあればどんどんチャットで質問しましょう。

 

レグザブランド統括マネージャー・本村 裕史さんより

我々として初めての取り組み、「メーカー直販ライブコマース」でのご販売ですので関係者全員チカラが入っています。当初、従業員向け販売を目的として生産を始めたリファービッシュモデルを、皆様に台数限定お値打ち価格でご提供します。さらに、レグザのさまざまな使いこなし術や裏情報もお届け。このチャンスをお見逃しなく! ぜひご覧ください。

 

さて、配信で販売されるX9400シリーズとZ740Xシリーズの気になるお値段ですが……、こちらは配信内で発表です! 配信では、販売ストアも合わせて発表されますので、4Kテレビの購入を検討している人はぜひ7月16日の配信チェックしてみてください。

 

番組概要
番組名:レグザLIVE SUPER SALE
配信日時:2021年7月16日 22時~23時
URL:https://www.youtube.com/watch?v=FtnTvH0Rs7c
視聴方法:配信日時になったら上記の配信URLにアクセスするとご覧いただけます。視聴忘れのないよう、予約をおすすめします。

大画面4K有機ELテレビが当たる! Twitterで「EURO 2020」開催キャンペーン実施

ハイセンスは、現在開催中の欧州のサッカー大会「UEFA EURO 2020」の公式スポンサーとして、開催を記念したTwitterキャンペーンを7月1日にスタートしました。期間は7月12日までです。

 

キャンペーンは、6月にも開催したTwitterキャンペーンの第2弾にあたるもの。ハイセンスジャパン公式のTwitterアカウント「Hisense Japan (@hisense_japan)」をフォロー&リツイートすることで参加できます。賞品として、55V型の4K有機ELテレビ「55X8F」が1名に当たるほか、EURO2020オリジナルフィギュア(10名)、EURO2020オリジナルキーフォルダー(20名)が当たります。

 

↑55X8F

 

さらに、ハッシュタグ「#YourHomeYourStadlum」を付けて優勝国を当てると、55X8Fの当選確率がアップするとのこと。

 

Twitterから簡単に参加できるうえに、4K有機ELテレビが当たるかもしれないキャンペーンとなっているので、ぜひ公式アカウントをチェックしてみてください。

ハイセンスが大画面75V型の4K液晶テレビ「75A6G」を7月に発売、手を出しやすい16万円台

ハイセンスジャパンは6月25日、BS/110度CS 4Kチューナーを内蔵した75V型の液晶テレビ「75A6G」を発表。7月上旬に発売します。市場想定価格は16万円前後(税込)です。

 

75A6Gは、基本的な映像処理に加えて、さまざなコンテンツやシーンに特化した映像処理を施す「NEOエンジンLite」を搭載。これにより高い表現力を実現しています。NEOエンジンLiteは、2021年2月に登場した50V型モデル「50A6G」にも搭載されたもので、今回さらに大型モデルに採用した形です。

 

また、ノイズを抑えながら自然で滑らかな映像にアップコンバートする「4K復元」や、ネット配信の映像やVODコンテンツを分析して色濃度/輝度/ダイナミックガンマ補正など最適な映像処理を施す「AIネット映像高画質処理」などを搭載。

 

さらに、映像においてディテールの細かいエリアは精細感を上げて、ノイズが目立ちやすいエリアはより滑らかな映像になるノイズリダクション機能「エリア別クリア復元」や、小さな文字の周りやエッジ周辺、処理範囲が広いときに出るさまざまなノイズを低減する「クリアノイズ処理」など、ノイズを抑える技術もふんだんに採用されています。

 

このほか、遅延を抑える「ゲームモード」や、スピーカーの3次元マトリックス測定と独自の音響解析理論に基づく、最先端の音響最適補正技術「Eilex PRISM」に加えて、HDR10とHLGに対応。

 

インターフェイスは、HDMI入力×3、ビデオ入力、光デジタル出力、ヘッドホン出力、USB×2、有線LANをそろえています。また、チューナー数は、BS/110度CS 4K×1、地上デジタル/BS/110度CSデジタル×2となっています。

Amazonプライムデーでシャープの50V型4K液晶テレビが6万5830円!

Amazon.co.jpでは、本日6月22日の23時59分まで、年に1度のセール「Amazonプライムデー」を実施しています。

 

これにともなって、シャープの50V型4K液晶テレビ「AQUOS 4T-C50BL1」の購入者向けに、2000円オフのプロモーションコードと、15%オフのクーポンが発行されています。

 

これらのクーポンを適用することで、通常販売価格は7万9800円(税込)ですが、6万5830円(税込)で購入できます。製品ページはこちら

 

4K衛星放送を楽しむための「BS4K・110度CS4Kチューナー」を2基内蔵しているため、4K放送を視聴中に、別の4K放送、地上デジタル放送、BS、CSデジタル放送を同時に裏録画することが可能です。また、Amazonプライム・ビデオやNetflix、Huluといった主要な動画配信サービスにも対応。さらに、Android TVも内蔵しているので、複数のサービスにまたがって、横断的に番組を音声検索することもできます。

 

パネルは有機ELではないものの、高機能な大型4K液晶テレビが6万円台で購入できるとは、かなりのお買い得感ではないでしょうか。テレビの買い替えを検討している人は早めの注文が吉かもしれません。

LGの55V型4K有機ELテレビがまさかの9万円台、Amazonプライムデーでセール中

Amazon.co.jpは6月22日の23時59分まで、年に一度のセール「Amazonプライムデー」を開催中。

 

これに合わせて、LGエレクトロニクスの55V型4K有機ELテレビ「55BXPJA」の購入者を対象に、6000円オフのクーポンと、15%オフのクーポンが配布されています。クーポン未適用時の価格は12万4470円ですが、両方を適用することで、9万9799円で購入可能。9万円台で、大型有機ELテレビが手に入ってしまうのです。

 

パネルの発色のよさには定評のある同社の製品ですが、本機は機能性にも優れています。チューナーはBS4K、110度CS4K、地上デジタル×2を搭載。外付けのHDDをUSB接続し、番組を録画することも可能です。

 

また、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV、YouTube、Netflixなど、主要な動画配信サービスにも対応。本機単体でさまざまなサービスへアクセスできます。

 

さらに、「AIサウンド」と呼ばれる機能も搭載。視聴中の映像のジャンルをAIが分析し、「音声」「映画」「音楽」の3種類にジャンル分けしたうえで、最適なバーチャル4.0chサウンドに変換するというものです。サラウンド規格「Dolby Atmos」にも対応しているため、音にこだわりがある人、臨場感のある音で映画などを楽しみたい人にも最適です。

 

55V型の4K有機ELテレビがこの価格で手に入るチャンスは、なかなかありません。テレビの購入を検討している人は要チェックです!

大画面4K液晶テレビが当たる! ハイセンスが「EURO2020」開催キャンペーン実施

ハイセンスは、6月に開幕する欧州のサッカー大会「UEFA EURO 2020」の公式スポンサーとして、開催を記念したTwitterキャンペーンを6月11日にスタートしました。

 

「UEFA EURO 2020」は、ヨーロッパ各国の代表チームによって争われるサッカーの大会で、今回で16回目の開催となります。もともとは2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症がヨーロッパで深刻に広がったため、2021年に延期となっていました。

 

今回のキャンペーンでは、ハイセンスジャパン公式のTwitterアカウント「Hisense Japan (@hisense_japan)」をフォロー&リツイートすることで参加可能。さらに、#YourHomeYourStadlumをつけてクイズに答えると、当選確率がアップします。

 

プレゼントは、ハイセンスの75型4K液晶テレビ「75A6G」が1名に当たるほか、オリジナルサッカーボール(30名)やキーフォルダー(50名)も用意されています。

↑75型の4K液晶テレビ「75A6G」

 

Twitterから気軽に参加できるプレゼントキャンペーンとなっていますので、ぜひ同社の公式アカウントをチェックしてみて下さい。

Android TV搭載! 新エンジンで生まれ変わったレグザ「X8900K」「Z670K」

TVS REGZAは、Android TVを搭載した4K有機ELテレビ「X8900K」と4K液晶テレビ「Z670K」の2機種を6月下旬に発売します。

 

レグザブランドの4Kテレビでは、これまでLinuxベースのオリジナルOSを採用していましたが、今回の2モデルはGoogleが提供するAndroid TVを採用。これによりネット動画アプリなどを後から追加することが可能になるほか、操作時のレスポンス性を向上しています。なお、今後すべてのレグザがAndroid OSになるかは未定で、同社では「選択肢のひとつとしてAndroid TV搭載モデルを用意した」と説明しています。

 

初の低反射パネルを採用した4K有機EL「X8900K」

今回発表された2機種は、いずれも新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載。高画質とハイパフォーマンスを両立しており、同社では「映像エンジンとしては約5年ぶりのフルモデルチェンジ」としています。

↑フルモデルチェンジを果たした新エンジン「レグザエンジンZR I」

 

4K有機ELテレビ「X8900K」は、従来の光沢のあるクリアパネルを刷新し、レグザ初となる「低反射有機ELパネル」を採用。これにより映り込みを抑制して、明るいリビングなどでも見やすい高画質を実現しています。また、65/55型モデルには自社開発の高放熱インナーパネルを搭載しています。

↑4K有機EL「X8900K」シリーズ

 

↑X8900Kのパネル構造

 

高画質化技術として、画面上の人の肌を検知し、立体感や質感を向上させる「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。地デジ放送のノイズを抑制する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の画質を補正する「ネット動画ビューティZR I」、周囲の明るさや色温度などをリアルタイム検出して画質を調整する「おまかせAIピクチャーZR I」なども搭載しています。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

音質面では、ダブルのフルレンジスピーカー、ツイーター、ダブルパッシブラジエーターを密閉型スピーカーボックスに配置し、実用最大出力72Wのマルチアンプで駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しており、立体的で迫力あるサウンドを楽しむことができます。

↑立体感のあるサウンドが楽しめる「重低音立体音響システムXP」

 

また、ゲームプレイ時にゲーム機の出力に合わせて自動的に最適なモードに設定する「オートゲームアジャスト」機能を搭載。有機ELレグザとしては最も低遅延な0.83msを実現しているほか、アップデートにより4K120p入力にも対応します(2021年秋のアップデートにて対応予定)。

 

搭載チューナー数はBS/CS 4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。なお、タイムシフトマシン録画機能は備えていないものの、別売のタイムシフトマシンHDDを接続すれば、テレビのリモコンで操作ができるタイムシフトリンクボタンを備えています。

 

HDMI端子は4ポート装備しており、内HDMI1/2がHDMI 2.1に対応。光デジタル音声出力やHDD接続用のUSBポートなども備えています。

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
X8900K 65X8900K 65型 44万円前後 6月下旬
55X8900K 55型 28万6000円前後 6月下旬
48X8900K 50型 23万1000円前後 6月下旬

 

倍速パネルと直下型LEDバックライトの「Z670K」

4K液晶テレビ「Z670K」は、新開発の「高コントラスト倍速液晶パネル」と「スリム直下型高輝度LEDバックライト」を搭載。レグザ専用チューニングにより、明るくなめらかな映像を再現します。

↑4K液晶「Z670K」シリーズ

 

↑Z670Kのパネル構造

 

X8900Kと同様、新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載しており、「ナチュラル美肌トーン」技術や「地デジAIビューティZR I」「ネット動画ビューティZR I」「おまかせAIピクチャーZR I」などの高画質化機能により、テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな映像で楽しめます。

↑地デジ放送のノイズを抑えてクリアな画質を実現する「「地デジAIビューティZR I」のイメージ

 

音質面では、フルレンジスピーカーとツイーターを内蔵した2Wayバスレフボックススピーカーに加え、重低音バズーカとトップツイーター×4の合計9個のスピーカーで構成される「重低音立体音響システムZP」を搭載。立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しています。

↑トップツイーターを備え、より立体感のあるサウンドを再生する「重低音立体音響システムZP」

 

搭載チューナー数はBS/CS 4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。タイムシフトマシン録画機能は非搭載。HDMI端子は4ポート装備しており、内HDMI 1/2がHDMI 2.1に対応。光デジタル音声出力やHDD接続用のUSBポートなども備えています。

↑テレビ台は左右水平15度に角度をつけることが可能

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
Z670K 65Z670K 65型 27万5000円前後 6月下旬
55Z670K 55型 20万9000円前後 6月下旬
50Z670K 50型 18万7000円前後 6月下旬
43Z670K 43型 16万5000円前後 6月下旬

 

Android TV搭載により、ネット動画視聴やゲーム機との親和性に重点を置いた印象のレグザX8900KとZ670Kですが、タイムシフトマシン録画や「クラウドAIテクノロジー」を搭載したハイエンドモデルとどちらを選ぶのか悩ましいところ。4K120pにこだわるなら、新モデル2機種がオススメです。

 

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4K/120kHz対応機種も! テレビでネット動画やゲームするならLGの2021年モデルが狙い目

LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビ「OLED G1」シリーズを初めとする2021年の新モデル9シリーズを5月下旬より発売します。

↑4K有機ELテレビ「OLED G1」

 

コロナ禍でテレビの視聴時間が増加

同社によれば、2020年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレビを視聴する時間が増え、平均的な視聴時間は約20%増加したとのこと。さらに、テレビでネット動画配信サービスを視聴するニーズも増えていることから、新モデルではweb OS 6.0を採用し、動画アプリの起動時間を一般的なスマートテレビの約半分に短縮。スピーディーな動作でネット動画が楽しめます。

 

また、一部の機種ではHDMI2.1をサポートしており、eARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)などの機能を利用可能。最新のゲーム機で4K/120kHzのゲームプレイが楽しめます(対応機種のみ)。

 

次世代パネルで進化した有機ELテレビ「OLED G1」

4K有機ELテレビは、全3シリーズ10モデルをラインナップ。色の再現性と明るさがさらに向上した次世代有機ELパネル「LG OLED evo」を採用した「OLED G1」シリーズを筆頭に、ディンプルスピーカー搭載の「OLED C1」、スタンダードモデル「OLED A1」を展開します。

↑有機ELテレビのラインナップ

 

フラッグシップ機の「OLED G1」は、次世代パネル「OLED evo」を採用。新しい発光素材を採用して赤・緑・青の波長を改善するとともに、新レイヤーを付加することで、色の再現性と明るさがさらに向上しています。

↑「OLED G1」

 

また、テレビの心臓部ともいえる映像エンジンに人工知能を統合させた、第4世代のAI対応映像エンジン「α9 Gen4 AI Processor 4K」(※OLED A1シリーズは「α7 Gen4 AI Processor 4K」搭載)。AIが視聴している映像のジャンル(シネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダード)やシーン(夜景・街並み・自然・スタンダード)を認識し、それぞれのシーンに合う画質設定を自動で適用します。

 

さらに、映像だけでなく音質もそれぞれのジャンル(ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽)に合わせたサウンドに自動調整し、ステレオ音声も臨場感あふれるバーチャル5.1.2chサウンドに変換します。

 

このほか、「Dolby Vision IQ」や「Dolby Atmos」といった規格にも対応しており、映画館の迫力を自宅で体験することが可能です。

↑ディンプルスピーカー搭載の「OLED C1」

 

【ラインナップ詳細】

シリーズ 品番 画面 実売予想価格 発売日
OLED G1 OLED 65G1PJA 65型 48万円前後 5月下旬
OLED 55G1PJA 55型 35万円前後
OLED C1 OLED 83C1PJA 83型 110万円前後 6月中旬
OLED 77C1PJA 77型 66万円前後 5月下旬
OLED 65C1PJA 65型 43万円前後
OLED 55C1PJA 55型 29万円前後
OLED 48C1PJA 48型 25万円前後
OLED A1 OLED 77A1PJA 77型 62万円前後 7月上旬
OLED 55A1PJA 55型 25万円前後 6月中旬
OLED 48A1PJA 48型 22万円前後 7月上旬

 

MiniLEDバックライト採用のQNEDシリーズに注目

液晶テレビは、8Kモデルと4Kモデル計6シリーズ18モデルをラインナップ。なかでも注目は、「MiniLEDバックライト」と「量子ドットナノセルカラーテクノロジー」を組み合わせた「LG QNED MiniLED」を搭載する8K液晶「QNED99」シリーズと、4K液晶「QNED90」シリーズです。

↑液晶テレビのラインナップ

 

「LG QNED MiniLED」は、極小サイズのLEDバックライトにより高精細で高輝度な画質を実現する「MiniLEDバックライト」と、豊かで正確な色の表現を可能にする「量子ドットナノセルカラーテクノロジー」の組み合わせにより、より明るくコントラストの高い映像を表現する新技術。同社の液晶テレビの技術を結集させたフラッグシップとなります。

↑4K液晶「QNED90」

 

↑8K液晶「QNED99」

 

また、映像エンジンには、有機ELモデルと同様、第4世代のAI対応映像エンジンを採用。視聴するコンテンツのジャンルやシーンをAIが判別し、自動で画質や音質を調整してくれます。

 

このほか、1nmという極小粒子を超精密に敷きつめた「NanoCell Display」を搭載した「LG NanoCell」シリーズや、スタンダードな機能を備えた「LG UHD TV」の「UP8000」シリーズもラインナップ。86インチから43インチまでの豊富なサイズを揃えています。

↑「LG NanoCell」シリーズの「NANO90」

 

【ラインナップ詳細】

シリーズ 品番 画面 実売予想価格 発売日
QNED99 86QNED99JPA 86型 121万円前後 8月
QNED90 86QNED90JPA 86型 72万円前後
75QNED90JPA 75型 55万円前後 6月中旬
65QNED90JPA 65型 44万円前後 9月
NANO90 86NANO90JPA 86型 50万円前後 5月下旬
75NANO90JPA 75型 35万円前後
65NANO90JPA 65型 27万円前後
55NANO90JPA 55型 21万円前後
NANO85 50NANO85JPA 50型 17万円前後
NANO76 75NANO76JPA 75型 26万円前後
65NANO76JPA 65型 19万円前後 6月中旬
55NANO76JPA 55型 16万円前後 7月上旬
50NANO76JPA 50型 14万円前後 5月下旬
43NANO76JPA 43型 13万円前後
UP8000 65UP8000PJA 65型 18万円前後 5月下旬
55UP8000PJA 55型 15万円前後
50UP8000PJA 50型 14万円前後
43UP8000PJA 43型 11万円前後

 

有機ELから8K/4K液晶、さらに豊富なサイズラインナップをそろえた2021年のLGのテレビは、ネット動画やゲームにも対応した死角のない仕上がりとなっています。

 

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風呂入りながら会議もできちゃう時代には「防水ビエラ」で心に余裕が生まれる【愛用品コラム46】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 46: パナソニック プライベート・ビエラ「UN-15N10」】

●起

ビジネスパーソンにとって、最後の楽園として君臨していたのは、「電車」と「風呂」だと思う。電車の移動中は電話に出なくていいし、メールも見るぐらいでいい。それが近年、メッセンジャーがバンバン届いて返信しなくてはいけないし、昨年からはマイクオフだったら会議にまで出れるようになってしまった。風呂もまた同じで、正直、ビデオオフ&ミュートにしていれば、湯船につかりながら会議に出れるようになってしまった。

 

●承

「会議イン風呂」は結構上級者だと思うが、楽園を失った我々はどうしたらよいか。そこで、文明の利器返しである。風呂の時間ぐらい仕事のことを忘れたいなら、テレビを持ち込むしかない。仕事をブロックするために、風呂にエンタメを持ち込むのだ。まったく根本的な解決になっていないが。

 

●転

となれば、鉄板のお風呂テレビ、防水ビエラである。私は本を読む派なのでもっぱら妻と娘が使っているが、とても楽しそうだ。なかなか出てこない。浴室乾燥機を回したいから早くあがって欲しいなぁと思っていると、「洗濯物、干しておくよ!」である。心に余裕が生まれている。

 

●結

防水ビエラには10V型と15V型の2種類がある。どちらにしようかと迷うときは下記の考え方がいいと思う。「風呂で観るメイン」なら15V型。「キッチンで聴くメイン」なら10V型。キッチンで調理中でも、仕事が思考に染み込んでしまう人にもオススメしたい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

ソニーの4K有機ELブラビアを自腹買いして感じた「デカい家電」が生活に与える影響【愛用品コラム14】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【#愛用品 14:ソニー ブラビア「A8H」】

 

●起

昨年11月に6年使ったブラビアがうんともすんとも言わなくなってしまった。6年で壊れちゃうのは早いかもと思ったが、早朝は娘がYouTubeを、夕方から夜は妻が地上波を、深夜から明け方は僕がFortniteに使っていたから、ぶっちゃけ日中以外はフル稼働。そして、2020年は日中もほぼ点けっぱなしだったから、正直24時間稼働。ブラックファミリーである。

 

●承

PlayStation 5を買うことを前提に、120Hzで駆動して、有機ELが良いとなると、選択肢はあまりなくて、新しいモデルもブラビアにした。 Netflix の契約が4K対応の一番いいやつになり、垂れ流し用YouTubeも4K画質ばかり。オンラインライブももちろん、テレビで。最近はAlexaを導入して音声操作に。ちなみに55型だと画面デカすぎるから、 PS4/PS5でFPSやTPSをやるときはモニターでプレイ。

 

●転

そこで改めて思うのは、デカい家電のパワー。映像との触れ合い方が変わったし、家庭内IoT化も一層進んだ。大物の家電やデジタル機器がいいなと思うのは、買い換えるだけで停滞していた生活が一気に進みだす感覚。わかりやすく生活の質が上がるし、生活に新しい工夫をしてみようという、クリエイションが動きだす。いや、高いんだけどね。もちろん、小さいモノでも想像力は刺激されるんだけどね。でも、大きさっていうのは大事かなと思っている。

 

●結

ブラビアに話を戻すと、音はレビューや口コミにある通り、もう少し頑張ってほしいなというときがあるので、バースピーカーを導入したいと思っている。バッファローからnasneも出るし。こうしてモノがどんどん増えていくのだけど、好きなモノに囲まれて過ごす生活はとても居心地がいい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。

 

レグザが誕生15周年! 社名を「TVS REGZA」に変更して新たなスタート

2006年に第1号モデルが登場した東芝のテレビブランド「REGZA(レグザ)」が、2021年3月で15周年を迎えました。これに合わせ、社名(商号)を東芝映像ソリューション株式会社からTVS REGZA株式会社に変更し、新たなスタートを踏み出すことを発表しました。

↑ブランド15周年記念のロゴ

 

新しい社名のTVSはTotal Visual Solutionの略。同社は2018年より東芝グループを離れ、中国の海信集団(ハイセンスグループ)の傘下に入ったあとも東芝の名称を継続していましたが、今回の社名変更により東芝およびTOSHIBAの名称が社名から完全に消えることとなります。

 

なお、ブランド名としての「東芝」や「TOSHIBA」は継続して使用されるほか、従来販売されてきたレグザ製品に関するサービス・サポート等は、TVS REGZAが継続して行うとのこと。

 

同社では、レグザ誕生15周年を記念したwebサイトをオープンし、豪華なプレゼントが当たる企画など様々な展開を予定しています。

↑15周年を記念したwebサイトもオープンします

 

テレビの進化とともに歩んできたレグザですが、15年目の節目で新たな展開を迎えたレグザブランドの今後に期待が高まります。

2021年のレグザは“美肌”! 肌を美しく見せることにこだわった4K液晶テレビ「Z740XS」

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより4K液晶テレビ「Z740XS」を3月5日から順次発売します。

↑65型の「65Z740XS」

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
Z740XS 65Z740XS 65型 28万円前後 3月5日
55Z740XS 55型 21万円前後 3月5日
50Z740XS 50型 未定 4月

 

人の肌をより美しく再現する新技術を搭載

Z740XSは、2020年2月発売の「Z740X」の後継にあたる同社4K液晶テレビの最上位モデル。本体のデザインを刷新しているほか、新たな機能も搭載しています。Z740Xで搭載された、クラウド経由で番組情報をダウンロードして画質を自動調整する新技術「クラウドAIテクノロジー」を引き続き搭載しているほか、新たに人の肌を美しく再現する「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。

 

これは、色彩学や心理学に基づく記憶色に着目し、撮影環境や視聴環境の影響で不自然になった人肌を自動で補正し、立体感や肌のトーンを向上させることで、美しいと感じる肌を再現するというもの。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

このほか、地デジ放送を4K解像度に変換して高画質で楽しめる「地デジAIビューティPRO II」や、ネット動画を高画質で再生する「ネット動画ビューティPRO II」などの高画質化機能も搭載。さらに、室内の明るさや光源の色温度の違いを測定し、自動で最適な画質に調整する「おまかせAIピクチャーII」が進化し、夜間の視聴時にはブルーライトを従来比で約40%カットします。

↑視聴環境に応じて画質を調整する「おまかせAIピクチャーII」

 

地デジ放送を最大6チャンネル分まるごと録画する「タイムシフトマシン」機能を搭載。また、BS/CS 4K放送用チューナーを2基、地デジ/BS/CS放送用チューナーを3基備えており、BS4K放送の裏番組録画や地デジ放送のダブル録画も可能です。

 

さらに、タイムシフトマシンや通常録画で録った番組をジャンルごとにサムネイル表示する「おすすめ番組」機能も搭載。ネット動画を選ぶようなUIで見たい番組を探すことができます。

↑録画番組をジャンルごとに見やすく表示する「おすすめ番組」

 

また、テレビで視聴する機会が増えているネット動画はYouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなど15のサービスに対応。リモコンには6つのネット動画の専用ボタンを備えており、ワンプッシュですばやくアプリを立ち上げることができます。

↑リモコンにはネット動画用ボタンを搭載

 

サウンド面では、総合音声出力80Wのマルチアンプと、「クリアダイレクト2ウェイスピーカー」および「クワッドパッシブ重低音バスーカーウーファー」で構成された「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」を採用。

↑「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」のイメージ

 

「高遮断クロスオーバーフィルター」で各スピーカーの音域のつながりを向上させているほか、新開発のパンチングメタルをスピーカーグリルに採用し、振動を抑制するとともに開口率を向上して、臨場感のあるクリアな音質を実現しています。

 

人の肌をより美しく再現する新機能を搭載し、さらなる高画質を追求している新・4K液晶レグザ「Z740XS」は、テレビの画質にこだわりたい人に最適なモデル。ステイホームでテレビを視聴する機会が増えているいま、買い換えるならハイエンド機種がオススメです。

 

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4Kチューナー内蔵の50型4Kテレビが7万円! お手ごろ価格のハイセンス「A6G」シリーズ

ハイセンスジャパンは、BS/CS 4Kチューナー内蔵の4K液晶テレビ「A6G」シリーズから、50型モデル「50A6G」を2021年2月中旬に発売します。実売予想価格は7万円前後。

↑ハイセンス「50A6G」

 

なお、同シリーズのサイズ展開も予定しており、65/55/43A6Gは4月上旬、75A6Gは夏発売の予定。

 

高画質「NEOエンジンLite」を搭載

「50A6G」は、BS/CS 4Kチューナー1基と地デジ/BS/CSチューナー各2基を備えた4K液晶テレビ。映像エンジンに「NEOエンジンLite」を採用しており、コンテンツやシーンに応じた画質調整を行うことで高画質を実現。

↑映像エンジンに「NEOエンジンLite」を採用

 

画面上の複数のエリアを解析して最適な画像処理を施す「エリア別クリア復元」や、映像のエッジ部や平坦部、文字の周りなどを識別してノイズを処理する「クリアノイズ処理」などの高画質化機能も備えています。

↑エリアごとに最適な画像処理を行う「エリア別クリア復元」

 

また、「AIネット映像高画質処理」機能により、ネット配信の映像やVODコンテンツを分析し、色温度/色濃度/輝度/ダイナミックガンマ補正など最適な映像処理を行います。

↑ネット動画も高画質に再生

 

ALLM(Auto Low Latency Mode)設定をすることで、入力機器からの情報に連動してゲームに最適な「低遅延モード」と、BD/DVD再生に適した「高画質モード」を自動的に切り換えます。HDMIは2560×1440ドット/60p出力のPCゲームに対応。4K入力も可能で、対応ゲームを4K解像度で楽しめます。

↑低遅延なゲームモードを備えています

 

音声面では、スピーカーの3次元マトリックス測定と独自の音響解析理論に基づく最先端の音響最適補正技術「Eilex PRISM」を採用。Eilex PRISMのVIRフィルターによって、高精度でより明瞭度の高い臨場感あふれる高音質を実現し、音楽や映画などをアーティストが意図した通りに再生する事ができます。

↑音響最適補正技術「Eilex PRISM」を採用

 

また、電子番組表の内容に合わせて低音強調やサラウンド、イコライザーなどを自動調整する「自動音声モード」により、面倒な操作をすることなく聴きやすい音質で番組を楽しめます。

 

BS/CS 4Kチューナーを搭載した50型の4Kテレビが7万円前後はかなりお手ごろ。4Kテレビへの買い替えや買い増しを検討している方は、ぜひ検討してみてください。

 

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価格帯別にオススメをピックアップ!「4Kテレビ」今冬の優良モデル3選

今冬の家電市場では、例年以上に魅力的な新製品が続々と登場している。ここでは、なかでも注目を集める7大ジャンルを取り上げて、価格帯別にトレンドと“買い”のポイントを解説。さらに、各価格帯でプロが認めたイチオシのアイテムも紹介していく。今回取り上げるのは、4Kテレビ。今冬の4Kテレビは、東京五輪に向けて発売された各社の自信作がズラリと揃う。なかでも55V型クラスは価格帯が10万円以下から25万円以上まで幅広く、選択肢が多い。そのなかで特に優れたモデルを識者がセレクトした。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

★最新4Kテレビ、“買い”のポイント

4Kチューナーを2基内蔵し、4K放送番組の裏録に対応する

多くのネット動画配信サービスで4Kコンテンツを視聴できる

最新HDR方式をサポートし、より高画質な映像を楽しめる

 

私たちが解説します!

AV評論家

藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集者を経てフリーに転身。わかりやすい解説と核心を突いた評論で本誌をはじめ多媒体で人気を博す。

GetNavi編集長

川内一史

長年オーディオ・ビジュアル記事を担当。テレビ放送だけでなくネット動画の視聴も多く、アプリへの対応も重視する。

 

長期に渡り愛用するなら各社の旗艦モデルが狙い目

例年、テレビの冬モデルはボーナス期に合わせて各社が自信作を投入してくる。コロナ禍とはいえ、今季も4Kテレビ市場は十分に活気づいているようだ。

 

「2020年は、コロナ禍の影響で予定されていた東京五輪が延期に。しかし、各社は大会に照準を合わせて、入門機から上位モデルまで渾身の逸品を準備してきました。そのため、今季は例年以上の豊作と言えます」(藤原)

 

多士済々の4Kテレビだが、ベストの一台を選ぶにはどこに着目すれば良いのだろうか。

 

「かつて“高嶺の花”だった高画質な有機ELテレビの価格がこなれてきました。『松』クラスは各社の旗艦モデルとなるため音質や機能性も最高峰で、長く使えます。ミドルクラス以下の液晶を狙うなら、ネット機能の充実度は重視したい。対応するVODの数はもちろん、音声検索の精度も、ストレスなく使うためには大事です」(川内)

 

【《松》クラス】予算額25万円以上

各社4K有機ELのハイエンドモデルが並ぶ価格帯。いずれも、独自構造のディスプレイや高画質エンジンをだけでなく、高音質なスピーカーシステムなどを搭載し、高品位な“画”と“音”を存分に楽しめる。

 

【No.1】独自の有機ELディスプレイを採用し圧倒的な映像美を実現

パナソニック

ビエラ TH-55HZ2000

実売価格36万4820円

自社設計・組立の「Dynamic ハイコントラスト 有機ELディスプレイ」を搭載したハイエンドモデル。高級オーディオを手掛ける同社のテクニクスチームがチューニングしたテレビ一体型のイネーブルドスピーカーを備え、映画館のような立体音響を再現する。

SPEC ●画面サイズラインナップ:65V/55V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1225×H789×D350mm/約34kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 4方式(※)
音声最大出力 140W

※:静止画フォーマットを除く

 

↑特別素材の放熱プレートと貼付けシートを独自の構造で組み合わせたディスプレイを搭載。発光性能が高められている

 

↑上向きのイネーブルドスピーカーを採用。立体音響技術「ドルビーアトモス」との組み合わせで、臨場感あふれる音場を体感できる

 

↑底面に吸盤を備えるスタンドを採用。吸着をオンにすると、テレビ台との間が真空状態になり固定され、転倒を防止する

 

↑スイーベル(首振り)機能を搭載。左右それぞれ15度まで回転可能なので、テレビ背面の掃除もスムーズに行える

 

<クロスレビュー!>

映像の総合的な表現力はライバル機を圧倒

「ダイナミックレンジの広さが圧巻で、各部分の情報が浮き上がり、全体の階調描写が豊か。黒のなかのディテール描写が意欲的でハイライトの色付きも絶妙です。総合的な表現力は随一」(藤原)

 

映画館クオリティの迫力サウンドを堪能

「テクニクスが手掛けたオーディオシステムの品質がスゴい。厚みのあるサウンドに加えて、音の出ている位置がはっきりとわかるので臨場感が段違い。まさにシアタークオリティです!」(川内)

 

【No.2】ネイティブ4Kはもちろん地デジ放送も高画質で楽しめる

東芝

レグザ 55X9400

実売価格30万8000円

全録機能「タイムシフトマシン」を搭載した有機EL旗艦モデル。独自開発の高画質エンジンにより、4K映像だけでなく、地デジ放送やネット動画などを美しく描く。最大出力142Wのパワーアンプを採用したオーディオシステムによる迫力の音声も魅力。

SPEC ●画面サイズラインナップ:77V/65V/55V/48V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×7ほか ●サイズ/質量:W1234×H738×D279mm/32.5kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 142W

 

↑高放熱インナープレートを挿入した、自社設計のレグザ専用有機ELパネルを搭載。明るく抜けの良い映像を実現した

 

↑番組レコメンドサービス「みるコレ」を採用。AI学習により、ユーザー好みの録画番組や放送予定の番組を勧めてくれる

 

<クロスレビュー!>

4Kアップコンが秀逸でスポーツ中継は大迫力

「地デジやBSの4Kアップコンバートでも、ネイティブ4Kに迫る精細感あふれる映像を描きます。スポーツ中継は全体にフォーカスが合い、輪郭が細く鮮度が高い。実際に観客席にいるようです」(藤原)

 

未知の番組と出会える「みるコレ」機能が魅力

「『みるコレ』はまだ見ぬコンテンツとの出会いがあり、テレビフリークにオススメの機能。『タイムシフトマシン』による全録機能は唯一無二の魅力ですが、地デジ番組のみ対応なのは少々残念」(川内)

 

【No.3】映像とサウンドが一体となった新しい視聴体験を与えてくれる

●写真は65V型

ソニー

ブラビア KJ-55A8H

実売価格26万4000円

パネル自体を振動させて音を出す独自の技術「アコースティック サーフェス オーディオ」を採用。倍速駆動対応の有機ELパネルと高画質プロセッサーにより、あらゆるコンテンツを美しく鮮明な映像で描写する。画と音の一体感を楽しめる一台だ。

SPEC ●画面サイズラインナップ:65V/55V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1227×H733×D326mm/18.6kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 30W

 

↑超解像エンジン「4K X-Reality Pro」を搭載。地デジ放送やネット動画などあらゆるコンテンツを高精細に描き直す

 

↑背面の左右にアクチュエーターとサブウーファーを配置した独自の音響技術を採用。映像と音の一体感を存分に楽しめる

 

<クロスレビュー!>

“化粧”の上手さはソニーならでは

「黒を引き締めて白を伸ばすという、ハイコントラストな画作り。色も細部までしっかりと乗せています。色調の歪みは少なく、ノイズも少なめ。やや“厚化粧”ですが、映える映像です」(藤原)

 

Android TV採用でネット利用が快適

「OSにはAndroid TVを採用し、ネット動画の視聴が快適。Googleアシスタントによるリモコンの音声検索は精度が高く、豊富なコンテンツをストレスなく楽しめるのがうれしいですね」(川内)

 

【《竹》クラス】予算額15万円〜25万円

有機ELのエントリークラスと液晶のハイエンドクラスが入り交じる価格帯。画質なら有機ELに分があるが、充実した機能や装備を求めるなら液晶がオススメだ。

 

【No.1】斜めから見ても高画質で楽しめる

ソニー

ブラビアKJ-55X9500H

実売価格22万円

部分駆動のバックライトを採用した液晶パネルや高画質プロセッサーなどを搭載し、画質をブラッシュアップ。広視野角技術「X-Wide Angle」により、斜めからの視聴でも正面と同レベルの高画質を楽しめる。

SPEC ●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/49V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1230×H779×D310mm/18.1kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 30W

 

↑処理能力の高い高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載。高精細、滑らかな色表現、HDR相当の高コントラストを実現した

 

↑背面上部にツィーター、下部にフルレンジスピーカーを搭載。映像と音の一体感を高め、豊かな臨場感を楽しめる

 

<クロスレビュー!>

視野角が広いことでストレスを感じない

「斜めからの視聴でも、コントラスト感、色調ともに変化は少なく、ストレスを感じません。コントラスト感は多少犠牲になる印象ですが、視野角が広がるメリットのほうが勝ります」(藤原)

 

速い動きのスポーツもストレスなく視聴できる

「倍速駆動と独自のバックライト制御で、動きの速い映像の描写に強い。サッカーやバスケットボールなどの球技も、チラつきの少ない滑らかな画質で楽しめて、ゲームに集中できます」(川内)

 

【No.2】臨場感あふれる画質と音質を実現

パナソニック

ビエラTH-55HX950

実売価格20万6910円

独自の高輝度ディスプレイを搭載し、明るく色鮮やかな映像を描写する液晶最上位モデル。イネーブルドスピーカーの採用とドルビーアトモス対応により、天井に反射した音に包み込まれるような立体音響が楽しめる。

SPEC ●画面サイズラインナップ: 65V/55V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1231×H766×D350mm/約28.5kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 60W

 

<クロスレビュー!>

高コントラスト・高輝度の映像が魅力

「高効率LEDバックライトなどで放熱構造を強化。同時に光学シートの最適化により、高コントラスト化、高輝度化を実現しています」(藤原)

 

使い勝手に配慮された細やかな設計がうれしい

「イネーブルドスピーカーがもたらすサウンドの臨場感はクラス随一。転倒防止スタンドの採用など、ビエラらしい使い勝手の良さも光ります」(川内)

 

【No.3】コンテンツに合わせてAIが画質を最適化

LGエレクトロニクス

OLED 55CXPJA

実売価格20万4240円

どんな映像も4Kレベルに変換するAIプロセッサー搭載の有機ELテレビ。コンテンツに合わせて最適な映像処理がなされ、地デジ放送もネット動画も美しい映像が楽しめる。音質もジャンルに合わせて最適化。

SPEC ●画面サイズラインナップ: 77V/65V/55V/48V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1228×H738×D251mm/23kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 4サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 40W

 

<クロスレビュー!>

グラデ−ションも滑らかに描き切る

「有機ELディスプレイでは滑らかなグラデーションの表現が難しいもの。しかし、本機はきめ細かなタッチで階調の推移を緻密に描写します」(藤原)

 

見たいコンテンツに音声ですぐアクセスできる

「高品位な画質の有機ELテレビが約20万円で買えるというだけで魅力的! 音声操作も快適で、見たいコンテンツにすぐアクセスできます」(川内)

 

【《梅》クラス】予算額10万円〜15万円

液晶のスタンダード〜ミドルクラスが連なる価格帯。上位機の高画質・高音質性能は省かれることもあるが、必要十分の機能を備え、大画面4Kデビューにピッタリだ。

 

【No.1】 8K開発で培った高画質技術を応用

シャープ

AQUOS 4T-C55CL1

実売価格14万3000円

新開発の4K高画質エンジンを搭載。高精細で色鮮やか、メリハリのある美しい映像が楽しめる。独自の高効率LEDバックライトシステムを採用。消費電力を抑えながら画面輝度を高め、明るくクリアな映像を実現した。

SPEC ●画面サイズラインナップ:55V/50V/43V/40V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1240×H806×D290mm/27.0kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 20W

 

↑同社8Kテレビの高画質技術を応用した4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載。高精細で色鮮やかな映像を表現する

 

↑音声を前方に導く構造と、スピーカーネットをなくした前面開口の機構を採用。抜けの良い高レベルのサウンドが楽しめる

 

<クロスレビュー!>

地デジ放送もネット動画も鮮やかな4K画質で楽しめる

「エントリークラスのモデルにも、同社8K映像技術で培った画質処理エンジンを搭載。地デジ放送もネット動画も高精細な4K解像度で楽しめます。鮮やかな映像が好みの人にオススメの一台」(藤原)

 

ドラマやニュースの声が聞き取りやすい音質

「聞き取りやすいサウンドは、このクラスではトップレベル。特にドラマやニュース番組などのセリフが明瞭です。OSにAndroid TVを採用するため、音声で気軽に操作できるのもうれしい」(川内)

 

【No.2】あらゆるネット動画を最適な画質で表現する

東芝

レグザ55M540X

実売価格13万1390円

「レグザエンジンCloud」を搭載した液晶レグザのミドルクラス。様々なフォーマットが混在するネット動画を自動調整し、高画質に表現する。AIが視聴傾向から番組を勧めてくれる「みるコレ」も便利。

SPEC ●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/50V/43V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1230×H750×D207mm/15.5kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 2方式
音声最大出力 20W

 

<クロスレビュー!>

クセのないプレーンな画作りが好印象

「輪郭が細くすっきりとして、抜けの良い描写が特徴。コントラスト感よりも映像の精細感やキレ味を重視したプレーンなタッチの画作りです」(藤原)

 

映像マニアも納得の高画質技術がユニーク

「クラウドとの連携でAIが高画質処理を行う技術はユニーク。アニメなら監督や制作会社などの情報を基に処理されるなどマニアックな仕様です」(川内)

 

【No.3】ネット動画から4K放送まで色鮮やかな映像で楽しめる

ソニー

ブラビア KJ-55X8000H

実売価格14万3000円

高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載。地デジ放送やネット動画など、あらゆる映像を高精細で色鮮やかな4K画質で楽しめる。Android TVに対応し、豊富なネット動画をサクサク快適に視聴可能だ。

SPEC ●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/49V/43V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1243×H782×D340mm/16.8kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 20W

 

<クロスレビュー!>

視野角が広くて明るく家族で楽しめる画質

「視野角が広く明るく抜けの良い映像が特徴。LEDバックライトは部分駆動ではありません。明るいリビングで家族と一緒に楽しめます」(藤原)

 

ドルビーアトモス対応で臨場感のあるサウンド

「立体音響技術『ドルビーアトモス』に対応。2基の内蔵スピーカーは下向き配置ながら、臨場感のあるクリアなサウンドを満喫できます」(川内)

 

【Topic1】有機ELテレビは「48V型」がアツい!

有機ELの高画質を手ごろなサイズで楽しみたい! そんな要望に応えて、各社から“ちょうど良い”48V型モデルがリリースされている。

 

【No.1】

東芝

レグザ 48X8400

実売価格23万1000円

 

【No.2】

シャープ

4T-C48CQ1

実売価格25万3000円

 

【No.3】

ソニー

ブラビア KJ-48A9S

実売価格25万3000円

 

パーソナルなスペースでも高画質で楽しめる

リビングだけでなくパーソナルなスペースでも高画質で楽しみたいという要望が増え、ソニー、シャープ、東芝などが48V型の有機ELテレビをリリースしている。液晶に比べるとまだ高価だが、市場での評判も上々で、今後さらにニーズが高まり、選択肢が増えそうだ。

 

【Topic2】イマドキのレコーダーは用途で選ぶ

外付けHDDへの番組録画が一般化しているが、機能は専用レコーダーに及ばない。ここで最新レコーダー2台の注目ポイントをチェックした!

 

【No.1】

パナソニック

おうちクラウドディーガ4Kチューナー内蔵モデルDMR-4CT401

実売価格14万4810円

 

【No.2】

東芝

タイムシフトマシンハードディスク D-M210

実売価格5万9400円

 

全録派はタイムシフトマシン、4K派はディーガがオススメ

東芝は、BDドライブ非搭載のHDDレコーダーを発売。最大6チャンネルの地デジ/BS/CS放送番組を約1週間ぶん全録できる。パナソニックはBDドライブ搭載で、新4K衛星放送(またはHD放送)3番組を同時録画可能。全録派は前者、4K派は後者がオススメだ。

 

●スペックにある「サイズ/質量」はいずれもスタンド含む数値

ボタン1つで最適な画質・音質に! 自動調整機能が楽チンなアイリスオーヤマの4Kテレビ

アイリスオーヤマは、テレビ向けブランド「LUCAシリーズ」より、番組に合わせて最適な画質と音質に自動調整する「AIオート機能」搭載の4K液晶テレビを11月25日に発売します。

↑アイリスオーヤマ「AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ」

 

ラインナップは75型/65型/55型/50型/43型の5サイズで、75型以外のモデルには独自の技術による音声操作リモコンが付属します。実売価格は、75型が32万8000円、65型が17万8000円、55型/が12万9800円、50型が9万9800円、43型が9万4800円(いずれも税抜)。

 

2つの自動調整機能でいつでも最適な画質・音質に

新モデルでは、ドラマやスポーツ、ニュースなど、テレビ番組の内容に応じて画質や音質を自動調整する「AIオート」機能と、映像や音声を強調させて見やすく・聞き取りやすくする「はっきり」機能の2つの調整機能を搭載。いずれもリモコンからワンボタンでオン/オフを切り替えることができます。

↑リモコンのボタンを押すだけで簡単に切り替え可能

 

「AIオート」は、放送波に含まれるテレビ番組のジャンルを検知し、AIデータベースにもとづいてセッティングされた7つの設定から最適なものを自動で選定。番組ごとに最適な画質、音質に自動で調整してくれます。

↑左がAIオートオフ、右がAIオートオン(イメージ)

 

例えば、「スポーツ」では背景や選手の動きをよりクリアに、音は観衆の声が良く聞こえるように表現。「映画」ではフィルム感を感じさせる温かい色合いに調整し、セリフも聞き取りやすくしてくれます。

 

「はっきり」機能は、テレビの画像が見にくかったり音声が聞き取りにくいとき、リモコンのボタンを押すだけで、映像と音質を自動調整してくれるもの。明るくはっきりしたコントラストと色の表現で人の表情やシーンを分かりやすく再現し、ニュースやドラマなどのセリフやコメントを明瞭に聞き取りやすく変化させます。目や耳の衰えを感じる高齢者の方にも最適な機能です。

↑「はっきり」機能はコントラストや明るさを強調して、見やすい画質に調整します

 

好評の音声操作リモコンが付属

このほか、75型以外のモデルには2019年モデルで好評だった独自の音声操作リモコンが付属。ウェイクアップワードのあとに予め設定された28種類の操作ワードを音声操作リモコンに向かって発話するだけで、電源のオン・オフやチャンネル変更、音量の調整などを手軽に操作できます。

↑音声操作リモコン

 

操作ワードは定型なので、一般的なスマートスピーカーなどのAI音声アシスタント機能よりも認識性能が高く、すばやく反応することが特徴です。

 

チューナーは新4K放送用が2基、地デジ/BS/CS放送用は3基搭載しており、別売のUSB HDDを接続すれば4K放送の裏番組録画や、地デジ放送の2番組同時録画も可能。

 

パネルの解像度は4K(3840×2160ドット)で、バックライトはLED直下型。倍速表示は非対応。ネット動画機能も搭載していません。HDRはHDR10およびHLGに対応しています。

 

同社では、アイリスオーヤマならではの工夫を凝らした家電を「なるほど家電」とネーミングしていますが、こちらのテレビも他社にはない使いやすい機能を多数備えており、思わず“なるほど”とうなってしまいそう。見やすさ・聞き取りやすさ・使いやすさにこだわった4Kテレビをお探しの方は、ぜひホームセンターなどの店頭でチェックしてみて下さい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ネット動画も録画番組もサクサク探せる! 東芝の4K液晶テレビ「レグザ C350X」

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより、大画面でネット動画が楽しめるシンプル4K液晶テレビ「C350X」シリーズ3機種を11月13日から発売します。

↑4Kレグザ C350Xシリーズ

 

ラインナップは、55型「55C350X」、50型「50C350X」、43型「43C350X」の3機種で、実売予想価格は55型が10万円前後、50型が9万円前後、43型が8万円前後(いずれも税抜)。

 

「C350Xシリーズ」は、新開発映像処理エンジン「レグザエンジンPower Drive」を採用した4K液晶テレビ。高度なダイナミックガンマ制御で高コントラストな高画質と、36色軸カラーイメージコントロールにより自然な色合いを再現するとともに、高速グラフィック処理を実現。操作のレスポンスを高め、テレビの操作や動画配信サービスのメニュー選択などを軽快に行えるので、見たいコンテンツをストレスなく探して再生できます。

↑55C350X

 

↑新開発映像処理エンジン「レグザエンジンPower Drive」

 

ネット動画配信サービスは、国内の主要な13サービスに対応。リモコンには動画配信サービスにすぐにアクセスできる6つのダイレクトボタンを配置しており、ボタンを押すだけで見たいネット動画を起動できます。

 

【対応動画配信サービス】

Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、dTV、ABEMA、Hulu、TSUTAYA TV、DMM.com、U-NEXT、DAZN 、Paravi、スカパー!オンデマンド、Rakuten TV

 

また、高画質化技術「ネット動画ビューティLE」により、ネット動画を高コントラストでノイズの少ない高画質映像として再生します。

↑高画質化技術「ネット動画ビューティLE」

 

さらに、ゲームをストレスなくプレイできるよう、約0.83msの表示遅延時間を実現した「瞬速ゲームモード」を搭載。ゲーム映像を色彩豊かに美しく再現しながらも表示にかかる遅延時間を低減します。

↑表示遅延を低減する「瞬速ゲームモード」を搭載

 

搭載するチューナーは、BS/CS 4K放送用が1基、地デジ/BS/CS用が2基。地デジ/BS/CSの裏番組録画も可能です。さらに、録画した番組をジャンルやタレントごとにサムネイル付きで表示する「おすすめ録画リスト」にも対応。ネット動画を視聴するように、テレビの録画番組を探して再生できます。

↑録画した番組をわかりやすく表示する「おすすめ録画リスト」

 

別売のタイムシフトマシン機能搭載機器と接続すれば、まるでタイムシフトマシンを内蔵しているテレビのように、レグザのリモコン1つで「始めにジャンプ」や「過去番組表」など便利なタイムシフトマシンの機能を利用することも可能です。

 

サウンド面では、バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーを備え、低音から高音までバランスの良い迫力のあるサウンドを再現可能。自然な音像定位と臨場感を演出します。

 

C350Xシリーズに合わせて、たっぷりテレビ番組を録画できるレグザ純正の6TBのHDD「THD-600D3」(実売予想価格5万円前後/税抜)も発売されます。

↑レグザ純正の6TB HDD「THD-600D3」

 

ネット動画視聴もテレビ録画もたっぷり楽しめるシンプルな4K液晶テレビ「C350X」シリーズは、大画面で手軽に映像コンテンツを楽しみたい方にピッタリ。古いテレビからの買い替えを検討されている方は、ぜひ店頭で確認してみてください。

 

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ネット動画を大画面で! FUNAIの4K Androidテレビが「Amazon Prime Video」に対応

船井電機は、2020年発売のFUNAIブランドの4K Androidテレビにおいて、 オンライン動画配信サービス「Amazon Prime Video」が視聴できるようソフトウェア更新を10月1日より実施します。

 

対象機種は、フラグシップモデル7030シリーズなど2020年発売モデル4シリーズ10機種。また、これに合わせ、対象機種の購入キャンペーンも同日よりスタートします。

↑フラッグシップモデル「FE-65U7030」

 

【対象機種】
・7030シリーズ (FE-65U7030/FE-55U7030)
・6030シリーズ (FE-65U6030/FE-55U6030)
・5030シリーズ (F L-65U5030/FL-55U5030/FL-49U5030)
・3330シリーズ (F L-55U3330/FL-50U3330/FL-43U3330)

 

今回のアップデートにより、インターネットに接続したテレビだけでAmazon Prime Videoの視聴が可能となります(視聴には別途Amazon Primeの会員登録が必要)。

 

また、ヤマダグループ各店・ヤマダウェブコムで対象機種を購入した人を対象に、Amazonプライムギフトコード(3か月分)をプレゼントするキャンペーンも実施。実施期間は2020年10月1日~11月30日まで(応募者が1万人に達した場合は早期終了することがあります)。

 

テレビの買い替えを検討されている方は、Amazon Prime Videoが楽しめるようになったフナイの4K Androidテレビをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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4Kテレビの買い時はいま! FUNAIから「4Kダブルチューナー搭載」モデル登場

今度のビエラはサウンドもスゴイ! スピーカーにもこだわったパナソニックの4K有機ELテレビ「HZ2000」

パナソニックは、4Kダブルチューナー搭載の4K有機ELテレビ「ビエラ HZ2000」を10月16日に発売します。ラインナップは65型と55型の2サイズで、実売予想価格は65型が49万円前後、55型が35万円前後(いずれも税抜)。

↑65HZ2000

 

HZ2000シリーズは、同社の4K有機ELテレビの新フラッグシップモデル。前モデルGZ2000シリーズと同様、自社設計・組立の「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を搭載しており、明るいシーンでの色/階調表現を大幅に高めると同時に、有機ELが得意とする暗いシーンでの色/階調表現を独自の調整工程でより高いレベルに引き上げ、明部から暗部まで、より高いコントラスト性能を実現しています。

↑自社設計・組立の「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を搭載

 

また、独自のパネル制御技術「Dot Contrast パネルコントローラー Pro」の改良により、明部と暗部の階調表現がより豊かに進化。さらに「AI HDRリマスター」の進化により、新4K衛星放送のさらなる高画質化を実現し、より豊かな階調で映像を楽しめます。

↑「AI HDRリマスター」により、地デジも4K放送も明るく高コントラストに再現します

 

音質面では迫力の立体音響を実現するため、テレビ背面上部に上向きに配置した「イネーブルドスピーカー」を含む計15スピーカー/最大出力140Wのスピーカーシステムを搭載。これを、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応した音声処理回路で駆動することで、上下左右から音に包み込まれる迫力の立体音響を楽しめます。

↑上向きに搭載したイネーブルドスピーカーなど計140Wの高出力で、迫力のサラウンドサウンドを実現

 

さらに、リモコンに搭載したマイクを用いて視聴環境に最適な音質補正を自動で行う「Space Tune Auto機能」を新たに搭載。イネーブルドスピーカーをはじめとする各スピーカーの性能をより発揮することで、さらに広い音場や音の定位感を実現しています。

↑「Space Tune Auto機能」を使えば、個々の環境に応じた最適なサウンドを簡単に設定できます

 

このほか、4K有機ELテレビ「HZ1800」や「HZ1000」に搭載して好評を得た吸着機能付きの「転倒防止スタンド」をフラッグシップモデルに初めて採用。地震などの揺れや子どもの接触などでの不意の転倒を防ぎます。

↑当初よりかなりスマートな外観になった「転倒防止スタンド」

 

↑スタンドの裏側には吸盤が備わっており、これが吸着することで転倒を防止します

 

また、左右に計30度動かせるスイーベル(首ふり)機能も搭載し、視聴する位置に応じて画面の向きを手動で調整できます。

 

搭載するチューナー数は、BS/CS 4K用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。別売のUSB HDDをつなげば録画も可能で、4K放送の裏番組録画にも対応しています。

 

各社のネット動画配信サービスにも対応しており、Netflixを快適に楽しめるテレビとして「Netflix推奨テレビ」の認証も取得。さらに、Netflix作品専用の「Netflix画質モード」も備えています。

 

さらなる高画質・高音質を追求したパナソニックの新フラッグシップ機は、自宅で大迫力の映画やライブなどのコンテンツを楽しみたい方に最適なモデル。ステイホームにより在宅時間が増えたいま、おうち時間を快適にするために、最新の4K有機ELテレビを導入してみるのもいいかもしれませんね。

 

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【給付金でいま買うべきモノ】<No.07>4K液晶テレビ

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

4K液晶は現在テレビの主流だが、売れ筋は使い勝手の良い43V型モデル。国内製・海外製を問わず10万円程度の手ごろな価格で、幅広いユーザー層をカバーする汎用性の高さが魅力だ。

 

押さえておきたい! 4K液晶テレビ最新トレンド

10万円前後で使い勝手の良い43V型クラスが人気

OSの使い勝手が洗練され、ネット利用が快適に

超解像技術など上位機譲りの高画質機能の搭載

 

私がオススメします!

GetNavi編集部 編集長

川内 一史

長年オーディオ・ビジュアル機器を担当。テレビ放送だけでなくネット動画もよく見るので、アプリへの対応を注視する。

 

Android TV搭載なら、ネット動画視聴が超快適

手ごろなサイズで売り上げ好調の43V型クラスは、10万円前後の価格帯。給付金を充てるのに最適だ。

 

「4Kテレビではエントリークラスに当たりますが、各社の売れ筋モデルでもあり、その性能は底上げされています。上位モデルに搭載される高音質スピーカーなどは省略されがちですが、高画質技術が踏襲されることもあり、ネット機能も充実しているモデルがほとんど。基本性能は必要十分で、こだわりの強い人でなければ満足できるレベルです」(川内)

 

購入時のチェックポイントは?

 

「4Kチューナーは、できれば裏録が可能な2基搭載モデルが望ましいです。そして、ネット機能の使い勝手に関わる搭載OSにも注目。ソニーやシャープはAndroid TVなのでアプリを追加できます。東芝やパナソニックなどは独自OSで対応VODが限られているので事前に要確認。高画質技術は、上位機と共通ならベストです。特に超解像技術は重要で、地デジやYouTubeなど低画質の映像を見る機会の多い人は、より恩恵を受けられます」(川内)

 

<その1>4K放送もネット動画も高画質&高音質で楽しめる!

4Kチューナー 2基
4K VOD 8サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 20W

 

ソニー

ブラビア KJ-43X8000H

実売価格 9万7460円

4Kダブルチューナーと映像プロセッサー「HDR X1」を搭載。新開発のスピーカー「X-Balanced Speaker」を2基備え、スッキリとした高音質を再現する。OSはAndroid TVで、豊富なネット動画アプリを楽しめるのも魅力。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/49V/43V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2●サイズ/質量:W970×H630×D286mm/9.8kg

 

↑4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載。コンテンツを高コントラストなHDR画質にアップコンバートします

 

【いま買うべき理由】多彩なネット動画を楽しめて、音声での検索もラクラク

「Android TVを採用し、多彩なネット動画を楽しめます。Googleアシスタントに対応するため、音声操作によって自分が見たいコンテンツをサクサク検索できるのもストレスフリーです」(川内)

↑サービスのワンタッチボタンがリモコンに搭載。手動でも直感的に操作できる

 

<その2>上位機譲りの超解像技術で手軽に高画質を楽しめる

4Kチューナー 1基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 2方式
音声最大出力 14W

 

東芝

レグザ 43C340X

実売価格 8万8000円

新開発の映像エンジンを搭載。高精度の映像信号処理で、滑らかなグラデーションや細かなディテールを描き出す。バスレフ型フルレンジスピーカーによる、低域から高域までバランスの良い音も特徴。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:55V/50V/43V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×1、地デジ/BS/110度CS×3●サイズ/質量:W959×H597×D219mm/9.0kg

 

↑新映像エンジンを採用。地デジのノイズを高精度に制御しつつ、複合的な画質処理でクッキリとした高画質を楽しめる

 

【いま買うべき理由】独自の超解像処理で地デジもクリアに再現!

「地デジのアップコンバート性能には一日の長があります。リモコンの『みるコレ』ボタンを押すと、動画配信サービスや、話題の映画やドラマ、アニメなどを表示してくれるのが便利です」(川内)

↑ユーザーの好みに合った番組や人気の番組を教えてくれる。放送日も丸わかりだ

 

<その3>人工知能がユーザーにマッチした番組を教えてくれる

4Kチューナー 2基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 20W

 

シャープ

AQUOS 4T-C43CL1

実売価格 10万510円

映像フォーマットに合わせて明暗を描き分け、メリハリのある美麗な映像を再現。クラウドの人工知能により、ユーザーにマッチした番組やビデオ作品を教えてくれる「COCORO VISION」も便利だ。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:55V/50V/43V/40V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●サイズ/質量:W965×H649×D253mm/約19.0kg

 

↑リフレクター構造とスピーカーネットをなくした前面開口の新機構を搭載。音抜けの良いクリアなサウンドをダイレクトに届ける

 

【いま買うべき理由】8K高画質技術を応用した画像処理エンジンを搭載

「同社8Kテレビの高画質技術を応用した映像エンジンを搭載し、精細感・色味・輝度を、高精度で復元。低反射パネルや回転式スタンドを備えるなど、使いやすさにも配慮しています」(川内)

↑画像処理エンジン「Medalist S1」。色鮮やかで高コントラストな画質を実現した

 

<その4>洗練のスマートTVアプリで直感的にコンテンツを楽しめる

4Kチューナー 2基
4K VOD 7サービス
HDRフォーマット 4方式(※)
音声最大出力 30W

※:静止画フォーマットを除く

 

パナソニック

ビエラ TH-43HX750

実売価格 9万9000円

独自の映像処理技術により、4K放送からネット動画まで臨場感あふれる画質で楽しめる。4Kダブルチューナー内蔵で、外付けHDDへ4K放送の裏録も可能。立体音響規格「Dolby Atmos」に対応する。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:55V/49V/43V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2●サイズ/質量:W974×H626×D208mm/約11kg

 

↑「色忠実補正回路」を搭載。色鮮やかで、高コントラストの高精細映像を描き出す。ノイズを抑えた高い質感再現も可能だ

 

【いま買うべき理由】アイコンが大きく表示され、アプリ初心者も安心!

「独自OSはアプリなどが大きなアイコンで表示され、直感的な操作が可能。10年以上ぶりにテレビを買い替える人でも安心して使えます。『Dolby Atmos』に対応し、音の高低もリアルに再現!」(川内)

↑見やすい「かんたんホーム」画面。チャンネルやアプリなどを登録できる

 

<その5>広視野角IPSパネル搭載でリビングユースもOK

4Kチューナー 1基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 2方式
音声最大出力 20W

 

LGエレクトロニクス

43UN7400PJA

実売価格 8万7500円

広視野角のIPSパネルを搭載。斜めから見ても美しく自然な色合いを正確に再現する。Amazon AlexaやGoogleアシスタントを搭載し、付属のマジックリモコンに話しかけるだけで操作できるのが快適だ。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V/49V/43V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×1、地デジ/BS/110度CS×2●サイズ/質量:W973×H622×D221mm/約9.0kg

 

↑AIが映像を分析し、3種に分類。ジャンルに合わせた音質にチューニングしつつ、バーチャル4.0chサウンドに自動変換する

 

【いま買うべき理由】広視野角のIPSパネルでリビングでも快適視聴

「視野角の広いIPSパネルを採用し、リビングでの視聴も快適。独自のマジックリモコンは直感的に扱えるうえ、2種類の音声アシスタントサービスに対応。状況に応じて快適に操作できます」(川内)

↑斜めからでも美しいパネル(写真右)。大人数で視聴しても見にくく感じない

 

<その6>東芝との共同開発による高画質エンジンがさらに進化

4Kチューナー 1基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 2方式
音声最大出力 14W

 

ハイセンス

43U7F

実売価格 7万6780円

新開発の映像処理回路を採用。階調表現と微小信号の再現性が向上し、地デジから4Kまで様々な映像を美しく描き出す。2画面機能を搭載し、別々の番組を同じ画面で一度に視聴できるのが便利だ。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V/50V/43V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×1、地デジ/BS/110度CS×3●サイズ/質量:W959×H615×D194mm/約9.1kg

 

↑東芝映像ソリューションとの共同開発による「NEOエンジン 2020」を搭載。地デジから4K放送まで、滑らかかつ高精細に表現する

 

【いま買うべき理由】低遅延のゲームモードを備え、個人のゲーム専用機としても◎

「東芝との共同開発による映像エンジンがさらに進化し、より高い精細感と階調感を実現できるようになりました。低遅延のゲームモードを備えるなど、個人用モデルとしてもオススメです」(川内)

↑最小遅延は約0.83ms。シビアな格闘ゲームやリズムゲームも快適にプレイ!

 

※紹介した商品のスペックにある「サイズ/質量」は、いずれもスタンドを含む数値

 

 

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【給付金でいま買うべきモノ】<No.06>4K有機ELテレビ

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

圧倒的な高画質を誇る4K有機ELテレビは、この夏に新モデルが続々と登場中。機能や使い勝手も高まってきた一方で、以前より価格がこなれており、いまが購入のチャンスだ。

 

押さえておきたい! 4K有機ELテレビ最新トレンド

4Kチューナーを2基内蔵し、裏番組録画に対応する

多くの4Kネット動画配信サービスを視聴できる

最新のHDR方式をサポートし、メリハリのある映像を楽しめる

 

私がオススメします!

AV評論家

藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集者を経てフリーに転身。核心を突いた評論とわかりやすい解説で、本誌をはじめ多媒体で人気を博す。

 

大画面の有機ELテレビなら家族全員が満足できる

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、7月から開催予定だった東京五輪は来年に延期。だが、それに照準を合わせて各メーカーが開発してきた渾身のテレビが、いま続々と登場している。

 

「今季は東京五輪に向けたプレミアムな製品が充実しています。なかでも注目すべきは、圧倒的な高画質を誇る有機EL。特に55V型モデルは、10年ほど前の40V型クラスからの買い換えなら、ほぼ同じスペースに収まる高い設置性を誇りつつも、価格は実売で30万円前後と手の届く範囲です。ほとんどが4Kチューナーを2基内蔵するとともにネット動画アプリを搭載し、幅広いジャンルの4K動画を手軽に楽しめます。いずれも3〜4種のHDRフォーマットに対応しているので、多彩なコンテンツを、より高コントラストに描写可能です」(藤原さん)

 

まだまだ予断を許さない状況が続くなか、大画面の有機ELテレビは、家族がリビングで安心して楽しめるエンタテインメントとして安全と感動を叶えてくれる。30万円を凌駕する価値は間違いなくある。

 

<その1>AI技術と新映像回路により、レグザ史上最高画質を実現

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 142W

 

東芝

レグザ 55X9400

実売価格 33万円

全録機能「タイムシフトマシン」を搭載した、同社最上位モデル。クラウドと連携して高画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」や、新映像処理エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」などで、さらなる高画質を実現した。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:77V/65V/55V/48V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3●サイズ/質量:W1234×H738×D279mm/32.5kg

 

↑クラウドと新映像回路による「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を内蔵。2基のエンジンにより高画質を実現する

 

↑番組レコメンドサービス「みるコレ」を搭載。AI学習により、ユーザー好みの録画番組や、放送予定の番組を勧める

 

【いま買うべき理由】新パネルの採用により、明るく抜けの良い映像に

「新開発の有機ELパネルが秀逸。中間輝度に余裕が生まれ、明るく抜けの良い映像に。動きの速い被写体を明瞭に再現するインパルスモーションモードでも、明るさを損なわずに表示します」(藤原さん)

↑有機ELパネルとメタルバックカバーの間に独自の放熱インナープレートを挿入

 

<その2>映像と音が一体となった新たな視聴体験を提供

4Kチューナー 2基
4K VOD 7サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 30W

 

ソニー

ブラビア KJ-55A8H

実売価格 30万8000円

倍速駆動対応の有機ELパネルを搭載。高画質プロセッサー「X1 Ultimate」により、あらゆるコンテンツを美しく鮮明な映像で描写する。パネル自体を振動させて音を出す独自の音響技術を採用し、映像と音の一体感を生み出す。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2●サイズ/質量:W1227×H733×D326mm/18.6kg

 

↑独自の音響技術を採用。背面左右にアクチュエーターとサブウーファーを配置した構造により、映像と音の一体感を味わえる

 

↑同社の8K液晶モデルにも搭載される最上位の高画質プロセッサー「X1 Ultimate」。究極に迫る画質を実現した

 

【いま買うべき理由】厚みを感じさせる画作りで、映像の世界に引き込まれる

「同社持ち前のコントラストを生かした厚みを感じさせる画作りで、鮮やかな発色も特徴的。画面から鳴り響くサウンドの効果と相まって、思わず映像の世界に引き込まれてしまいます」(藤原さん)

↑超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を搭載。あらゆる映像を高精細に描き直す

 

<その3>明るいリビングでも深遠なる黒を再現

4Kチューナー 2基
4K VOD 7サービス
HDRフォーマット 4方式(※)
音声最大出力 30W

※:静止画フォーマットを除く

 

パナソニック

ビエラ TH-55HZ1000

実売価格 26万5800円

黒の締まりを向上させるブラックフィルターを採用し、リビングなど明るい部屋でもメリハリの効いた映像を楽しめる。映画館の設備などでも採用される音声規格「Dolby Atmos」に対応し、ステレオ音声も立体音響に変換可能だ。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●サイズ/質量:W1228×H778×D348mm/約26.0kg

 

↑AI変換技術を採用。SDRはHDRのように、HDRはより美しい階調の映像に自動で変換する

 

↑スイーベル(首振り)機能を搭載。左右それぞれ15度まで回転し、テレビ背面の掃除もスムーズに行える

 

【いま買うべき理由】パネル制御機能が進化し、暗部の階調表現をさらに強化

「黒の締まりや階調表現など、上位有機ELモデルのノウハウを継承。ディテールの描写、ノイズ感、色再現など、全体のレベルが上がった印象で、細部まで見通しの良い映像が楽しめます」(藤原さん)

↑髪の毛の質感も忠実に表現。黒つぶれがなく暗部のディテールもはっきりわかる

 

<その4>同社初の有機ELテレビは、8Kで培った技術を応用

4Kチューナー 2基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 65W

 

シャープ

4T-C55CQ1

実売価格 26万1330円

同社初の有機ELテレビ。新開発の4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載し、高精細・広色域・高コントラストの映像を映し出します。スピーカーネットのないリフレクター構造で音声を前方へ導き、聴き取りやすいサウンドに。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V型●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●サイズ/質量:W1228×H771×D290mm/約28.0kg

 

↑省スペース設置が可能な回転式スタンド。視聴位置に合わせ画面角度を左右それぞれ約15度まで調整できる

 

↑薄型ながら大容量のミッドレンジスピーカーBOXを採用。独自の構造により、豊かな音域を広範囲に届ける

 

【いま買うべき理由】液晶で培った技術は、有機ELでより強みを発揮

「メリハリが効いて、明るく、細部まで見通しの良い映像が楽しめます。これまで液晶オンリーだったシャープですが、液晶で培った高画質技術は、有機ELでより強みを発揮しています」(藤原さん)

↑独自の広色域技術で赤・緑・青の階調を描き分ける。10億色以上の色を表示可能

 

【CHECK!】リビングでも個室でもOK!「48V型」がちょうどイイ

今夏から有機ELとしては最小画面サイズの48V型が登場。リビングだけでなく、パーソナルなスペースでの使用など幅広いニーズに応えてくれる。

 

<その1>クラウド上の映像情報を活用して、高画質を実現

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 72W

 

東芝

レグザ 48X8400

実売価格 24万2000円

詳細ジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウドから取得し、視聴中のコンテンツに適切なAI高画質処理を行う。6基のスピーカーとマルチアンプによるパワフルな低音も魅力。

 

<その2>画面が振動することで豊かな高音質を生む

4Kチューナー 2基
4K VOD 8サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 25W

 

ソニー

ブラビア KJ-48A9S

実売価格 25万3000円

専用チューニングを施した高コントラストパネルにより、臨場感あふれる映像を楽しめる。上位モデルと同様、画面から音が出る「Acoustic Surface Audio」を搭載し、迫力の高音質を実現。

 

●紹介した商品のスペックにある「サイズ/質量」は、いずれもスタンドを含む数値

 

 

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ネット動画やゲームに最適! テレビの可能性を広げる東芝の液晶テレビ「レグザ V34」シリーズ

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより、ネット動画視聴やゲームプレイなどのプライベートユースに適した液晶テレビ「レグザ V34」シリーズ3機種を9月18日から発売します。

↑レグザ V34シリーズ

 

ラインナップは、フルHD解像度(1920×1080ドット)の40型「40V34」と、HD解像度(1366×768ドット)の32型「32V34」、24型「24V34」の3機種で、実売予想価格は40型が6万3000円前後、32型が4万8000円前後、24型が3万6000円前後(いずれも税抜)。

 

コロナ禍で中小型テレビのニーズが急増

この数年間、前年比80~90%で推移していた中小型テレビ市場が、ステイホームによるプライベートニーズの高まりにより急激に拡大。視聴傾向としては、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのネット動画の利用率が上昇しており、同社の調べによると、5月時点のテレビでのネット動画視聴時間は1日約1時間30分で、昨年12月と比較し177%伸長しているそう。

↑東芝映像ソリューションのブランド統括マネージャー 本村 裕史氏によると、ステイホームによりネット動画の視聴時間が大きく伸びているとのこと

 

そのようなニーズに対応するため、同社ではネット動画やゲームプレイを快適に楽しめるプライベートユース向けの液晶テレビをを開発。低価格な中小型の非4Kモデルをラインナップに追加し、2台目・3台目需要を狙います。

 

ネット動画やゲームが快適に楽しめる

V34シリーズは、地デジ放送に加えてネット動画まで高画質化し、快適なクイックレスポンスを実現する新開発映像処理エンジン「レグザエンジン Power Drive」を搭載。豊富なネット動画配信サービスに対応するほか、6つのサービスに瞬時にアクセスできる「ネット動画ダイレクトボタン」も備えています。

↑40型の「40V34」

 

【対応するネット動画配信サービス】

Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、dTV、ABEMA、Hulu、TSUTAYA TV、DMM.com、U-NEXT、DAZN 、Paravi、スカパー!オンデマンド、Rakuten TV

 

↑リモコンに「ネット動画ダイレクトボタン」を採用。瞬時にネット動画サービスにアクセスできます

 

また、ゲームプレイ時に映像表示の遅延を抑える「瞬速ゲームモード」を搭載。表示遅延0.83msという、業界トップクラスの高速表示を実現しています。

↑「瞬速ゲームモード」のイメージ。遅延を抑え、快適にゲームをプレイできます

 

画質面では、「レグザエンジン Power Drive」が高度にダイナミックガンマ制御を行い、高コントラストな画質と36色軸カラーイメージコントロールによる自然な色合いを再現。視聴環境に合わせて輝度や精細感を自動調整する「おまかせオートピクチャー」や、地デジのノイズを抑えて高精細に再現する「地デジビューティHD」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティHD」などの機能を搭載。テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな画質で楽しむことができます。

↑新開発映像処理エンジン「レグザエンジン Power Drive」を搭載

 

↑ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティHD」

 

音質面では、バスレフ型ボックススピーカーシステムとデジタルサウンドプロセッサーで、明瞭な音質と自然な音像定位のリアルな高音質を実現する「レグザパワーオーディオHD」を搭載しています。

 

また、録画機能に強いレグザらしく、「おすすめドラマ」「ゴルフ」「話題の番組」などお気に入りのジャンルを登録しておくだけで、録画予約しなくても自動録画してくれる「おまかせ録画」など、録画機能も充実しています(録画には別売のUSB HDDが必要)。地デジ/BS/CS放送のチューナーは各2基備えており、番組を視聴しながら裏番組の録画も可能です。

↑録画した番組をジャンルなどで分類して表示する「おすすめ録画リスト」

 

これまでの、4K/8Kの高精細な大画面でテレビ放送やBD/DVDなどのコンテンツを視聴する、という方向性とは異なり、ネット動画やゲームを楽しむことに主眼を置いたコンセプトが新しい東芝レグザ「V34シリーズ」は、テレビの可能性を広げる“ニューノーマル時代のテレビ”として注目を集めそうです。

 

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もう面倒な画質調整は不要! “クラウド×AI技術”で進化した東芝4K液晶レグザ「Z740X」

「太鼓の達人」決勝大会の公式モニターに東芝レグザの4K有機ELテレビが採用

バンダイナムコエンターテインメントは、開催が延期されていた「おうちでドンカツ!太鼓の達人eスポーツオンライン大会!」決勝大会を、8月30日に特別生番組としてオンライン配信することを発表しました。

 

同大会決勝戦は、当初は7月19日に開催される予定だったものの、コロナ感染予防の観点から延期となっていましたが、参加者の安全を考慮してオンラインで生配信されることになりました。配信は、YouTubeの「バンダイナムコエンターテインメント公式YouTube Liveチャンネル BANDAI NAMCO Entertainment Live」のほか、OPENREC.tvやアソビストアでも視聴可能。

 

また、同大会では東芝映像ソリューションの4K有機ELレグザ「48X8400」が公式ゲーミングモニターとして採用され、エキシビジョンマッチなどで使用されます。

↑東芝4K有機ELレグザ「48X8400」

 

東芝「レグザ」は、2009年発売のZ9000シリーズで初めて「ゲームダイレクト」を搭載して以来、低遅延のゲームモードがユーザーの支持を集めています。「ゲームダイレクト」モードは、ゲーム時に必要な高画質処理を行いながら画像処理による遅延時間を低減するもので、「太鼓の達人」などボタンを押すタイミングが重要なゲームに特に利便性を発揮します。

 

今回決勝戦で使用される「48X8400」は、ゲーム画面を間近で見ても違和感がない、きめ細やかで高い質感の映像が特徴で、ゲームモードON時は約9.2msecという高いレスポンス性能(HDMI 1080p/120Hz入力時)を実現。動きの速いシーンでの残像を抑制し、クリアな高画質を実現する「インパルスモーションモード」も搭載するなど、快適なゲームプレイをサポートしています。

 

「おうちでドンカツ!太鼓の達人 eスポーツ オンライン大会!」概要は以下の通り。

URL: https://esp.taiko-ch.net/event/online2020.php

 

eスポーツ大会の公式モニターとしても採用されている「レグザ」は、自宅でのゲームプレイにも最適。この夏は自宅でゲーム三昧の予定という方は、低遅延なゲームモードを備えたレグザをぜひチェックしてみて下さい。

 

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【新4K放送対応】シャープの4Kテレビはダブルチューナーで裏番組録画も可能

今年12月1日から放送が始まるBS/CS 4K放送に向けて、メーカー各社から4Kチューナーや4Kチューナー内蔵テレビなどの対応製品が続々と発売されています。先行して4Kチューナー内蔵製品を発売してきた東芝や三菱電機、パナソニックに続いて、シャープからも新4K放送に対応した製品が登場します。

 

ラインナップは、4Kチューナー内蔵液晶テレビ「アクオス 4K」3モデルと、4Kチューナー内蔵BDレコーダー「アクオス 4Kレコーダー」2モデル、4Kチューナー「4S-C00AS1」の計6製品を揃え、いよいよ始まる新4K放送に備え万全の品揃えを用意します。

 

4K放送の裏番組録画も可能なダブルチューナー搭載

シャープの4Kチューナー内蔵液晶テレビ「アクオス 4K」の特徴は、BS/CS 4K放送用チューナーを2基内蔵しており、別売の外付けHDDを接続することで新4K放送の裏番組録画が可能なこと。テレビで新4K放送の裏番組録画をしたい人にとってはうれしい仕様となりそうです。

 

また、新4K放送を臨場感豊かに表現する「AQUOS 4K Smart Engine PRO」を搭載。「4Kマスターアップコンバートプロ」により4K映像と地デジなどの映像を判別し、それぞれの解像度に応じた映像処理を行うことで、どのコンテンツでも精細感のあるクリアな映像が楽しめます。

 

このほか、新4K放送で採用されるBT.2020色域規格の豊かな色彩を再現する「リッチカラーテクノロジー」を搭載。HDR映像にも対応し、新4K放送の広い輝度情報も忠実に復元します。

 

音声面では、2.1ch3ウェイ5スピーカーで構成される「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」(※)を採用し、聞き取りやすく臨場感豊かなサウンドを再生します。明るいリビングでも反射を抑える「低反射パネル」や、画面角度を調整できる「回転式スタンド」など、日本の視聴スタイルに合った機能も搭載しています。

※:45型「4T-C45AL1」は2ch1ウェイ2スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」となります

 

さらに、同社のテレビに搭載されている独自のAI機能「COCORO VISION」が進化。地域のイベント情報や家族のスケジュールをテレビ画面で確認できる新サービス「COCORO CALENDAR(ココロカレンダー)」に対応しました。 カレンダーには付属のリモコンから音声で予定を入力できるほか、スマホアプリ「ジョルテッシモ」からも入力可能。家族でスケジュールをいつでもどこでも確認できます。

 

ラインナップは、60型「4T-C60AN1」(実売予想価格28万円前後/税抜)と50型「4T-C50AN1」(同20万円前後/税抜)、45型の「4T-C45AL1」(同15万5000円前後/税抜)の3モデルを用意。発売は60型と50型が11月17日、45型が12月22日を予定しています。

 

すでに4Kテレビを購入している人にはレコーダー&チューナーがオススメ

すでに4Kテレビを購入してしまったけど、新4K放送を視聴したいという人にオススメなのがBDドライブ搭載の「AQUOS 4Kレコーダー」と、4Kチューナー「4S-C00AS1」です。いずれもBS/CS 4K放送用のチューナーを内蔵しており、HDMIでつなげば4Kチューナーを搭載していない従来の4Kテレビでも新4K放送が楽しめます。

 

BDレコーダーは、4TB HDD搭載の「4B-C40AT3」(実売予想価格14万円前後/税抜)と2TB HDDの「4B-C20AT3」(同11万円前後/税抜)の2モデルをラインナップ。いずれも11月24日発売予定です。

↑アクオス 4Kレコーダー「4B-C20AT3」

 

同機は内蔵ハードディスクに4K放送を高画質のまま録画できるので、 いつでも好きな時に4K番組を高画質で楽しめます。 録画した4K番組は、 そのままBDへのダビングもでき、 お気に入りの番組を4Kの高画質でディスクに残すことも可能。

 

また、 4Kテレビの高画質を存分に楽しめる高解像度「4K」、 高輝度「HDR」、 広色域「BT.2020」に対応した次世代規格「Ultra HD ブルーレイ」の再生や、 高精細な文字と番組や出演者の画像付きで見やすく便利な「4Kビジュアル番組表」、 解像度の高い子画面と4Kテレビに適した文字フォントで美しく見やすい「4K録画リスト」も搭載しています。

↑録画リストも4K解像度に。4Kコンテンツにはサムネイルの右上に4Kのアイコンが表示される

 

さらに、 連続ドラマが手間無く録画できる「ドラ丸」機能や、 BDドライブ内部へのチリやホコリなどの侵入を防ぐ耐塵対策と、 光学性能の改善により耐久性を高めた「ホコリシールドBDドライブ」なども搭載しています。チューナーは、BS/CS 4K放送用が1基、地デジ/BS/CS用が3基となっています。

 

BD再生やBDダビング機能が不要なら、4Kチューナー「4S-C00AS1」を選択するのも手です。こちらは実売予想価格3万2000円前後/税抜とお手ごろ価格ながら、別売の外付けHDDを使用すれば新4K放送の録画も可能。テレビのリモコンでチャンネル操作ができる「アクオス ファミリンク」にも対応しています。内蔵チューナー数はBS/CS 4K放送用1基のみ。発売はレコーダーと同じく11月24日の予定。

↑4Kチューナー「4S-C00AS1」

 

同社によれば、新4K放送に対応するテレビは2020年度には90%に拡大する見込みということで、いずれ4Kチューナー搭載が当たり前になるとのこと。この秋冬以降にテレビやレコーダーの買い替えを検討されている方は、4Kチューナー搭載モデルを選んでおけば長く使えそうですので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

これがソニーの最高画質! 有機EL&液晶ブラビアのフラッグシップ「A9F」「Z9F」登場

ソニーは、次世代高画質プロセッサーを搭載した4Kブラビアのフラッグシップモデルとして、有機ELテレビ「A9Fシリーズ」と液晶テレビ「Z9Fシリーズ」の2シリーズ4機種を10月13日に発売します。

 

ラインナップは、有機ELの「A9Fシリーズ」が65型「KJ-65A9F」(実売予想価格65万円前後)と55型「KJ-55A9F」(同45万円前後)の2機種、液晶の「Z9Fシリーズ」が75型「KJ-75Z9F」(同90万円前後)と65型「KJ-65Z9F」(同60万円前後)の2機種となります。

 

次世代プロセッサーを搭載した新フラッグシップ

今回発表された2シリーズは、ソニーが独自に設定した厳しい内部基準をクリアした最高峰モデルにのみ付与される「MASTER Series(マスターシリーズ)」として位置づけられるブラビアのフラッグシップモデル。

↑IFA2018に出展されたMASTER Series「A9F」

 

両モデルとも最新の高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載しており、そのリアルタイム処理能力は従来の「X1 Extreme」の約2倍に向上。より細部まで高精細化する「オブジェクト型超解像」や、デュアルデータベース分析による高性能なノイズリダクション、より細部まで高コントラスト化する「新HDRリマスター」といった高画質化技術の性能が大幅に強化されています。

↑高画質プロセッサー「X1 Ultimate」

 

高輝度になった有機ELと高視野角/高コントラストを両立した液晶

4K有機ELテレビ「A9Fシリーズ」は、深い黒から高輝度映像までも忠実に再現する独自のパネル制御技術「Pixel Contrast Booster」を新たに搭載。高輝度時の色表現をより鮮やかにし、有機ELパネルのポテンシャルを最大限に発揮します。

 

また、画面そのものを振動させて音を出す「Acoustic Surface」を進化させた「Acoustic Surface Audio+」により、従来の2.1ch(実用最大出力50W)構成にセンターと左右のサブウーファーを加えた3.2ch(同98W)構成へ強化され、立体的な音質が楽しめるようになりました。

↑A9Fの背面

 

さらに、新機能の「センタースピーカーモード」により、AVアンプやホームシアターシステムと組み合わせればA9Fをセンタースピーカーとして利用可能に。サラウンドシステム構築時でも画面から音が聴こえる体験を維持します。

 

4K液晶テレビ「Z9Fシリーズ」は、動きの速い映像で明るさを保ったまま残像感を低減できる独自技術「X-Motion Clarity」のほか、高コントラストなパネルで広視野角を可能にする新技術「X-Wide Angle」を採用。ななめから見てもクッキリとした画質で映像を楽しめます。

↑4K液晶の「Z9F」

 

↑Z9Fの背面

 

両シリーズに共通する仕様として、Android 8.0に対応しているほか、テレビ本体にマイクが内蔵されており、ブラビアに話しかけるだけで、テレビの電源のオン/オフやチャンネルの切り替え、テレビ番組やインターネット動画を検索できるなど、ハンズフリーによる音声操作・検索が可能。

 

また、Googleアシスタントに対応したソニーの機器や他社の対応機器をGoogle Homeアプリで連携させると、対応機器の音声操作が可能になります。Amazon Alexaにも対応し、Amazon EchoなどのAmazon Alexa搭載デバイスに話しかけることで、ブラビアのボリュームコントロールや電源のオン/オフなどの操作も行えます。

 

さらに、従来モデルと比較し、Netflixアプリは最大約1/4、YouTubeアプリは最大約1/2の起動時間を実現。Netflixと共同開発した、クリエイターの制作意図を忠実に再現する「Netflix画質モード」も搭載しています。

 

なお、いずれもBS/CS 4Kチューナーは搭載しておらず、12月1日からスタートする4K放送を視聴するには外付けチューナーが必要となります。

 

BS/CS 4K放送が楽しめる外付けチューナーも

テレビの発表に合わせて、BS/CS 4K放送を受信できる4Kチューナー「DST-SHV1」(実売予想価格5万5000円前後)も11月10日に発売されることが決定しました。HDMI端子を備えた4Kテレビと接続することで4K放送を高画質で視聴できます。本機には、BS/CS 4Kチューナーを2基搭載しており、4K放送を視聴しながら、別の4K放送の裏番組の録画が可能です。

↑4Kチューナー「DST-SHV1」

 

4Kチューナーこそ搭載していないものの、次世代プロセッサーの採用やAndroid 8.0の採用など、確実なブラッシュアップが施されたソニーの新フラッグシップ機「A9F」「Z9F」シリーズに注目が集まりそうです。

テレビをリビングから解放する――シャープ「AQUOSポータブル」でポータブル市場に再参入

シャープは、自宅内で自由に持ち運んでどこでもテレビを視聴できる小型テレビ「AQUOSポータブル」シリーズ3機種を9月20日に発売します。

 

ラインナップは、タッチ操作対応のAPシリーズとして16型「2T-C16AP」(実売予想価格8万円前後/税抜)と12型「2T-C12AP」(同6万5000円前後)、タッチ操作非対応の12型「2T-C12AF」(同4万5000円前後)の全3機種。いずれもカラーは、ブラックとホワイトの2色を用意します。

 

キッチンやお風呂で使える「防水×ワイヤレス」のポータブルテレビ

「AQUOSポータブル」は、バッテリー内蔵の防水モニターと専用チューナーがセットになった宅内用ポータブルテレビ。モニターはIPX6/7相当の防水設計で、もしもの際の水没にも耐えるほか、画面には撥水加工が施されており、画面が濡れてもサッと拭くだけでOK。タッチ操作対応のARシリーズは、家事をしながら濡れた手でも操作できます。

↑画面には撥水加工を施し、水や汚れが簡単に拭き取れる

 

解像度は、16型モデルが1920×1080ドットのフルHD、12型モデルが1366×768ドットのHDで、テレビ視聴に最適化した広視野角・高精細液晶パネルを採用しており、どんな角度から見ても見やすい設計になっています。

↑16型モデルはフルHD解像度の高輝度・広視野角パネルを採用

 

モニターとチューナーは無線LANでワイヤレスにつながっているため、モニターをキッチンやお風呂、ベッドサイドなど家中の好きな場所へ持ち運んでテレビ番組を楽しめます。また、ホームネットワークを介して、リビングのレコーダーに録画したテレビ番組の視聴も可能。ARシリーズのみチューナー部に500GBのHDDを内蔵しており、テレビ番組の録画に対応。Wチューナー搭載により裏番組録画も可能です(2番組同時録画は不可)。

 

片手で楽に持ち運べる軽量設計で、見たい時に最適な角度でさっと設置できる便利な「スリムハンドルスタンド」(ARシリーズのみ)を搭載。

↑持ち運びやすいスリムハンドルスタンド(ARシリーズのみ)

 

また、ARシリーズはAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」アプリを搭載しているので、同社の調理家電「ウォーターオーブン ヘルシオ」や「ヘルシオ ホットクック」との連携が可能。見やすい大画面でヘルシオやホットクックのレシピを見ながら料理の下ごしらえができ、AQUOSポータブルからレシピを送信することも可能です。

↑レシピを「COCORO KITCHEN」対応機へ送信することが可能

 

ARシリーズはブラウザを搭載しており、インターネットサイトや動画サイトなどを表示することも可能。一方、タッチ操作非対応のAFシリーズはテレビを見ることに特化しており、専用の防水リモコンが付属します。

 

ポータブルテレビ市場に再参入の勝算は?

シャープは2011年にポータブルテレビ「フリースタイルAQUOS」シリーズを発売していたものの、セカンドテレビ需要を狙った20型以上の大きめなラインナップが市場のニーズに合致せず撤退。今回は、キッチンやバスルームといった水回りで使える小型防水モデルに絞った「AQUOSポータブル」でポータブルテレビ市場に再参入となります。

↑メインターゲットはキッチンやバスルームでテレビを視聴する「主婦層」

 

ポータブルテレビはパナソニック「プライベート・ビエラ」シリーズが市場をけん引しており、2013年以降堅調に拡大、2017年度は17万台市場に成長する見込みとのこと。シャープでは、先行する他社製品などに対して、「どこへでも持ち運びやすい軽量設計と、テレビを見ることにこだわった高輝度・広視野角パネルで差別化していきたい」として、東京オリンピックが開催される2020年にシェア50%まで伸ばしていきたいと語っています。

 

テレビはリビングに座って見るもの、という概念を超えた新しいテレビ視聴スタイルを提案する「AQUOSポータブル」が市場に受け入れられるのか、今後の展開に注目ですね。

 

東芝レグザZシリーズの最新機は“4Kチューナー内蔵×全面直下LED×タイムシフトマシン”で隙のない仕上がりの「Z720X」だ!

東芝映像ソリューションは、BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビのハイエンドモデル液晶レグザ「Z720Xシリーズ」を9月下旬から発売します。サイズは55型と49型の2種で、実売予想価格は55型が24万円前後、49型が20万円前後(いずれも税抜)。

 

Z720Xは、東芝レグザのハイエンドモデルに受け継がれてきた“Zシリーズ”の名を冠した4K液晶テレビ。レグザのフラッグシップとしては7月25日に発売された4K有機ELテレビ「X920」が存在しますが、Z720Xは液晶モデルの最上位機種という位置づけになります。

 

フラッグシップ機と同様の高画質化技術を採用

同機の最大の特徴は、今年12月1日から放送が始まるBS/CS 4K放送用チューナーを内蔵していること。購入後に申し込むことで別送される「BS/CS 4K視聴チップ」を取り付けることで、すぐにBS/CS 4K放送を見ることができるようになります。

↑55Z720X

 

また、映像処理エンジンには、フラッグシップ機「X920」と同様、高い処理能力を誇る「レグザエンジンEvolution PRO」を採用。4K映像のフレームレートに応じて適切なフレームを参照し、三次元ノイズリダクション処理・フレーム超解像処理を実行する「BS/CS 4KビューティX PRO」や、地上デジタル放送の気になるノイズを高精度に抑制しくっきりと映し出す「地デジビューティX PRO」など、様々な高画質化技術であらゆる映像を美しく再生します。

↑レグザシリーズのなかでもハイエンドモデルにのみ搭載される「レグザエンジン Evolution PRO」

 

バックライトには「新開発全面直下LEDバックライト」を採用しており、LEDを緻密に制御する新開発「リアルブラックエリアコントロール」技術と相まって、高いピーク輝度と濃密な黒の高いコントラストでクリアな臨場感あふれる映像を実現。外光の反射を抑えて約2倍の高コントラストを実現した「高コントラストIPSパネル」も搭載しています。

↑全面直下型LEDバックライトを採用

 

音質や録画機能にも抜かりなし

画質だけでなく音質にもこだわり、新設計の「重低音バズーカオーディオシステムPRO」を搭載。「重低音バズーカウーファー」と「新型バスレフボックス2ウェイフロントスピーカー」を、総合出力66Wの4.1chマルチアンプにより駆動することで、迫力のある重低音と透明感のあるクリアな音質を再現します。さらに、「レグザサウンドイコライザー・ハイブリッド」のサウンドリフト機能により、画面の中央から音が出ているような自然な音像定位と臨場感のあるサウンドを体感できます。

↑重低音バズーカオーディオシステムPRO

 

レグザならではの録画機能「タイムシフトマシン」も搭載。別売のタイムシフトマシン対応HDDを接続することで、最大6ch分のテレビ番組を丸ごと録画でき、番組表から見たい番組を選ぶように過去の放送番組を視聴できます。

↑過去番組表のイメージ

 

このほか、2つの番組を同時表示する「ダブルウィンドウ」機能や、地デジ番組最大6chを画面上に同時表示する「まるごとチャンネル」機能も搭載。テレビ放送を楽しみ尽くすための機能を豊富に備えています。

 

「Z720X」の登場により、フラッグシップの4K有機ELテレビ「X920」、4K液晶のハイエンドモデル「Z720X」、音にこだわった重低音バズーカ搭載の「BM620X」、BS/CS 4Kチューナー搭載のエントリーモデル「M520X」と、全4機種の振るラインナップとなった東芝レグザなら、予算と欲しい機能に合わせて自分に合った機種が見つかりそうですね。12月からスタートするBS/CS 4K放送は、チューナー内蔵の東芝レグザで視聴してみてはいかがですか?

白物ライターに黒物家電の招待状が、なぜ。「画質こだわらない派」にも薦めたい三菱電機の新4K液晶テレビ「REAL 4K RA1000」

「画質」や「音質」といわれても……

皆さんは家電に「黒モノ」と「白モノ」というジャンルがあることを知っているでしょうか? 黒モノとはテレビやオーディオなどのAV機器、そして白モノとは冷蔵庫や掃除機、調理家電といった生活家電のことを指します。これは、テレビなどは黒いデザインが多く、冷蔵庫などの生活家電が白いデザインが多かったことから普及した名称といわれています。ちなみに筆者は白モノ家電を専門に執筆する「白モノ家電ライター」なのですが、そんな筆者になぜか三菱電機から「10月に発売するテレビの新製品説明会」の招待状が届きました。

↑新製品説明会が行われた京都にある三菱電機 京都製作所。音響などのさまざまな研究施設もあります

 

筆者が「黒モノ」に手を出さない理由は非常にシンプル。それは画質や音質にそこまでのこだわりがないからです。もちろん画質や音質が良いなら嬉しいとは思いますが、大金をはたいて「最高画質」を追求する熱意はありません。そして、じつは一部のAV機器好きを除いて、世の中にはこういったユーザーは意外と多いと思っています。そこで、ここでは「画質に(そこまで)こだわりのない人」の視点で新製品について紹介したいと思います。

 

4Kチューナーと録画機能の「全部入り」テレビ

さて、今回発表された製品は三菱電機の4K液晶テレビ「REAL 4K RA1000シリーズ」(以下、RA1000)。名前の通り4K対応のテレビで、40インチ、50インチ、58インチの3モデルが用意されています。本製品の特徴は新4K衛星放送チューナーを内蔵していること。また、2TBのハードディスクを内蔵していて、4K番組の録画も可能。もちろんUltra HDブルーレイディスクの再生にも対応した、いわゆる「全部入り」テレビです。

↑新しく発表されたREAL 4K RA1000シリーズ。左から40型のLCD-A40RA1000、50型のLCD-A50RA1000、58型のLCD-A58RA1000

 

AV機器に詳しくない人にとって、この「全部入り」は非常に魅力的。とくに嬉しいのが4Kチューナーの内蔵でしょう。じつは今年の12月から新4K8K衛星放送が本格的に開始しますが、この放送を受信するのに必要となるのがこの4Kチューナーなのです。ところが、現在発表されているK4テレビの多くはチューナーを後から取り付けるタイプ。こういった「外付け機器」の導入は、テレビに詳しくないユーザーにとっては意外と高いハードルです。

 

掃除がしやすいのはかなり魅力的

さらに、外付けの機器を導入するデメリットには「テレビ裏の配線が増える」という問題があります。チューナー1台くらいなら問題はありませんが、レコーダーやアンプなどを足していくとテレビ裏の配線はスパゲティのような状態に。こうなると、ケーブルのあいだにホコリは溜まる上、テレビ台をずらしてケーブルが抜けようものなら、元に戻すのも困難です。ところが、RA1000は本体裏から出ているコードは電源コードとアンテナ用のコードの2本だけ。これで4K衛星放送の視聴からレコーダーへの録画、ダビングなどができるのは嬉しいポイントです。

↑一体型のRA1000(写真右)とチューナーとレコーダーを外付けにした製品(写真左)の背面の配線を比較。非一体型は配線の汚さはもちろんですが、外付け機器ごとに電源を必要とするのも大きなデメリット

 

また、付属するリモコンがシートタイプなのも掃除をするうえで便利。一般的な「ゴムでできたボタン式のリモコン」はボタンと本体の隙間に細かなチリやベタつく食べかすなどが入り込みやすいもの。このため、リモコンには専用ビニールを貼り付けている人も多いのです。ところが、本体とボタン一体型のシート式リモコンなら、全体をさっと布で拭くだけで汚れが落ちます。毎日触るものだけに、こういった細かな配慮は嬉しいですね。

↑シート式リモコンなので「ボタンの隙間が汚れる」といった問題もなし。ちょっとジュースがかかってしまったくらいならティッシュですぐキレイになります。ただし防水ではないので注意

 

「ながら見」に便利な機能満載

もうひとつ気に入ったのがRA1000の「ながら見」に最適な機能の多さです。ニュースや天気予報といった番組は「ながら見」することも多いもの。そんなユーザー向けにRA1000はリモコンで画面の向きを変更できる「オートターン」機能を搭載しています。最近はリビングにオープンキッチンが隣接した部屋も多いですが、料理をしながらの視聴にも最適です。また、専用アプリをインストールすればスマホからもテレビ操作が可能なので、いちいちリビングまでリモコンを取りに行く必要もありません。

↑オートターンで液晶画面を前後40度(前20度、後ろ20度)まで回転可能。液晶テレビは斜めから見ると色が薄く見える視野角の問題があるので、地味ながら便利な機能です

 

↑スマホの専用アプリを使った操作も可能です。わざわざリモコンを取りに行くこと泣く手元で操作が可能。もちろんオートターン機能もスマホで操作できます

 

もうひとつ「ながら見」に便利だと感じたのがBluetooth送受信に対応している点。テレビの音声をBluetooth対応のスピーカーやイヤホンに飛ばして再生できるため、台所で洗い物をしているシチュエーションでも手元スピーカーなどで音声を聞き逃すことがありません。他社製品でもBluetooth対応テレビはあるのですが「Bluetooth使用時はテレビ本体スピーカーからは音声出力できない」という仕様が多いもの。その点RA1000は本体とBluetooth対応機器両方から音声出力ができます。このため、リビングの家族とキッチンで料理する人が同時にテレビを楽しむことができるのが魅力的でした。

↑写真ではJBLの手元スピーカーでテレビ音声を出力。シンクで水を流していてもハッキリと音声が聞き取れます

 

ちなみに「ながら見」でもうひとつ便利に感じたのが「声ハッキリプラス」機能の搭載。これは人の声だけを強調する機能です。バラエティのロケ番組などでは、背景音に紛れた声が聞き取りにくく、画面上に音声スーパーをいれることも多いものですが、家事中は画面を見ずに音声だけで内容を把握することも多いもの。こんな場合に声だけをハッキリと再生する本機能が力を発揮しそうです。

 

いざというときの安心感も

ちなみに、三菱電機スタッフによるとRA1000は耐転倒設計にも力を入れているのだとか。最近は日本各地で地震が起きていますが、年々薄く大きくなるテレビは地震の際の転倒も心配です。同社によると、日本では「テレビが10度傾いても倒れない設計」にする必要があるそうですが、RA1000はそれ以上の角度でも倒れることのない地震に強い設計になっているといいます(対転倒角度の数値は非公開)。会場ではスタッフが無理にテレビを傾けたり、揺らしたりしましたが、本体をかなり傾けた状態にしても倒れることはありませんでした。ただし、この耐転倒設計のためか、本体下にある専用スタンドは本体画面よりもかなり前方に張り出ています。最近の「インテリアの邪魔をしないミニマムデザイン」からは逆行しているので、このあたりは好みが分かれるかもしれません。

↑会場ではスタッフがテレビを勢いよく傾けたり、押したりしましたが倒れることはありませんでした。スタッフによると、最近の地震では「本棚が倒れたのに三菱電機のテレビは倒れなかった」という声もあったのだとか

 

このほか、レコーダーやブルーレイディスクプレイヤーなど、機能一体型テレビの場合「どれかのパーツが壊れたらテレビが観られなくなるのでは?」と心配になりますが、RA1000は録画用の内蔵HDDやブルーレイディスクドライブなどのユニットを取り外してもテレビの視聴が可能です。内蔵HDDやブルーレイディスクドライブだけの故障なら、修理中もテレビを使い続けられるのは便利だと思いました。

↑内蔵HDDやドライブを取り外しても、テレビの視聴は可能。取り外せるユニットだけの問題なら、修理中もテレビを使い続けられます

 

個人的に残念なのは全録に対応していないところ

実際にRA1000を触ってみて、さまざまな点で魅力を感じた本製品ですが、ひとつだけ残念だったのが、ここまで生活に密着した「使いやすさ」を追求しているにもかかわらず「全録」機能を搭載していないこと。全録とは複数チャンネルを数時間~数日間全部録画する機能で、わざわざ番組を指定して録画しなくても、視聴し忘れた数時間~数日分の番組などを気軽に視聴できます。このため忙しいユーザーや子育て世帯などに人気の機能。本製品は生活密着型の製品だけに、できれば搭載して欲しかった機能です。

 

ちなみに、今回は画質や音質についてあえて言及しませんでしたが、RA1000は高性能の4Kエンジンを搭載しているため、もちろん非常に高画質。会場ではテレビを並べて画質の比較なども行われましたが、RA1000はコントラストが高く鮮やかな映像をパキッと表現していました。個人的にはアニメやCG系向きの派手な映像に向いた画質だと感じます。また、音質については同社の老舗音響ブランドDIATONEのスピーカーを搭載しており、とくに中高域の音にキレのある音を楽しめました。

↑スピーカーにはこだわりの「DIATONE NCVスピーカー」を搭載しているそう。非搭載テレビとの聞き比べ体験もありましたが、スキッと澄んだ音が印象的でした

 

格安製品は本当に買い? 「5万円台の4Kテレビ」など7製品をプロが〇✕ジャッジ

価格が安い、安すぎてちょっと心配になってしまうくらいの格安アイテムを、プロ・専門家が徹底的にチェック! 独自機能やおすすめポイントなど、良いところも悪いところも含めて惜しみなくレビューをお伝えしていきます。

 

ここでは、4K液晶テレビやスマートスピーカー、ワイヤレスイヤホンなど、人気のカテゴリから格安品をピックアップ。いずれも画質や音質といった基本性能が高いため、判定が難しくなりました。テクニカルライターの湯浅さんが判定します。

 

【○×判定した人】

テクニカルライター/湯浅顕人さん

AV機器やPC関連に精通。画質や音質だけでなく、操作感や使い勝手の細かいところまでチェックしました。

 

AV機器メーカーならではの高いクオリティを実感した

オーディオ&ビジュアルの最注目アイテムは、FUNAIが送り出した50V型の4K液晶テレビ。実売価格はなんと、ドン・キホーテの最新機種よりも5000円以上も安いです。しかし、画質はそれを凌駕するレベルで、さらにリモコンの操作性なども強いこだわりが感じられます。AV機器メーカーの手がけた製品だと実感できました。

 

そのほかでは、名門ブランドJBLのBluetoothスピーカーとイヤホンのクオリティが際立っていました。前者は約4000円、後者は約2000円とかなりリーズナブルな価格ですが、音質はさすがJBL。有象無象のオーディオ製品とは格が違います。スタイリッシュなデザインや、カラーバリエーションの豊富さもメリットで、いずれも非常に魅力な製品といえます。

 

【その1】先進の高画質・高音質技術を搭載し5万円台前半の驚安価格を実現!

FUNAI

FL-50U3010

実売価格5万3784円

シンプルな機能で価格を抑えた50V型液晶テレビ。高画質技術「4K クリアピクスリマスター」や3D音声技術「Sonic Emotion PREMIUM」など、先進の機能を搭載します。チューナーを2基備え、外付けHDDに裏番組録画が可能。

 

↑リビングでも寝室でも映えるムダのないデザイン。スタンドやベゼルがスリムなので、設置場所を必要以上に取らなくて済みます

 

<売れ筋格安4Kテレビ スペック比較>

世は格安4Kテレビ戦国時代。ドン・キホーテ(情熱価格PLUS)の最新機種や、ハイセンスのエントリーモデルと、各スペックを比べてみた!

FUNAI

FL-50U3010

実売価格5万3784円

チューナー数:2  、音声最大出力:20W、HDMI端子:4、ネット動画:非対応、サイズ:約W1123×H700×D225mm、質量:約10.2kg

 

情熱価格PLUS

LE-5001 TS4KH-BK

実売価格5万9184円

チューナー数:2、音声最大出力:20W、HDMI端子:3、ネット動画:非対応、サイズ:約W1125×H705×D244mm、質量:約11.9kg

 

ハイセンス

HJ50N5000

実売価格6万4120円

チューナー数:2、音声最大出力:20W、HDMI端子:4、ネット動画:対応、サイズ:約W1118×H666×D240mm、質量:約14.6kg

 

【Check!】

画質:〇

地デジ放送(イメージ)

 

4K変換後(イメージ)

 

高精細かつ色鮮やかな画質

「クッキリした精細さと色彩の鮮やかさで『4K』を実感できました。視野角も広いため、部屋のどこからでも快適に視聴可能です」

 

操作性:〇

 

ボタンを気持ち良く押せる

「リモコンのボタンにはクリック感があり、気持ち良く確実に押せます。配置もわかりやすく、あまり持ち替えずに使えました」

 

音質:×

↑シネマ

 

ミュージック

 

広がりや低音の迫力に欠ける

「音量は十分ですが、広がりや低音の迫力に欠けます。『シネマ』や『ミュージック』などコンテンツに合わせた音声モードは秀逸」

 

総評

「省略されているのは無線LANや内蔵HDDなどの付加機能。それらが不要な人なら、外付けスピーカーで音を強化すればバッチリです」

 

【その2最小限の設置スペースでPCなどの音をグレードアップ

TaoTronics

TT-SK018

実売価格2699

PCやスマホ、テレビの音を強化する、ワンボディタイプのバースピーカー。45mm径ドライバーユニットを2基搭載し、クリアな音質と広大なサウンドステージを実現します。幅約40cm、高さ約6cmの小型サイズで、設置の自由度も高いです。

SPEC●実用最大出力:6W(3W×2)●インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:90Hz〜20kHz●接続端子:DC入力×1、USB×1、マイク出力×1、ヘッドホン出力×1ほか●サイズ/質量:約W400×H55×D60mm/約4645g

↑テレビの音質強化にもうってつけ。サウンドに迫力と深みが出るだけでなく、人の声が聞き取りやすくなり、報道番組の視聴も快適になります

 

【Check!】

音質:〇

音が力強く迫力を感じた

「PCの内蔵スピーカーと比べて、サウンドが劇的に向上しました。ひとつひとつの音が力強く、低音にも迫力を感じられます」

 

サポート:×

マニュアルの説明が不親切

「同梱のマニュアルは、マイク端子の役割や電源接続の説明などが不十分。直感的にも使えますが、少し不親切に感じました」

 

設置性:〇

USB経由で電源を取れる

「電源はPCなどのUSB端子から取れるため、ACアダプターが不要で駆動できるのが便利。家中どこへでも持ち運んで使えます」

 

総評

「最小限の専有面積で、PCやテレビ、スマホの音質をグレードアップできる点は評価できます。側面の大型音量ツマミが使いやすかったです」

 

【その3】豊富なインターフェースを備え様々なメディアを再生できる

 

DBPOWER

PJ06

実売価格7360円

1500ルーメンの明るさとフルHD解像度を実現する小型プロジェクター。USB、HDMI、SDカードなどの端子を備え、PCやスマホ、ゲーム機などの映像・音声を出力できます。ビジネスシーンでプレゼンのお供としても活躍します。

SPEC●投写画面サイズ:32〜176インチ(推奨120インチ)●投写距離:約1〜5m●アスペクト比:4:3、16:9●LEDライト寿命:5万時間以上●コントラスト比:最大2000:1●サイズ/質量:W187×H77×D149mm/950g

 

【Check!】

画質:×

輝度が暗いため映像が見にくい

「スペックは1500ルーメンですが、投光の輝度がやや暗めに感じられました。日中や、照明の点いている部屋では、映像が見づらいです」

 

拡張性:〇

接続端子を豊富に備える

「HDMI端子のほか、USBメモリやSDカード内の映像・音声・写真を再生可能です。イヤホン端子から外部スピーカーへの出力も対応」

 

設置性:〇

リモコン受光器を前後に搭載

「本体正面(写真)と背面の両方にリモコンの受光器を搭載。自身の前方に設置しても後方に設置してもスムーズに操作できて便利です」

 

総評

「コンパクトながら本体にスピーカーを内蔵するため単体で使用できるのが◎。真っ暗な部屋で専用スクリーンに投射して使うぶんには、画質も及第点です」

 

【その4】「Alexa」のスキルを活用できコンパクトながら音質も上々

Anker

Eufy Genie

実売価格3980円

Amazonの音声アシスタント「Alexa」対応のスマートスピーカー。「アレクサ」と話しかけて、音楽の再生、ニュースやスケジュールの読み上げ、スポーツ結果の確認などが行えます。同ブランドのスマート家電も音声での操作が可能となります。

SPEC●電源:AC●実用最大出力:2W●Wi-Fi:2.4GHz帯●付属品:AUXケーブル(1.5m)ほか●サイズ/質量:約W90×H48.5×D90mm/約258g

 

↑同ブランドでは、エアコンや照明器具などの家電を今後展開します。本機を使って、これらの音声操作が可能となる予定です

 

【Check!】

音質:〇

厚みと迫力のある360°サウンド

「手のひらに乗るほどコンパクトサイズのスピーカーながら、音には厚みと迫力がありました。音が360°に広がり、部屋中に届きます」

 

機能性:〇

できることは上位モデルと同等

「Alexaの音声アシスタント機能すべてに対応。情報を検索したり、音楽ストリーミングを楽しんだりと、できることは上位機と同等です」

 

拡張性:×

BTスピーカーとしては使えない

「Bluetooth機能は非搭載。スマホ内の音楽を本機で聴いたり、本機から高音質BTスピーカーに転送して聴いたりはできません」

 

総評

「機能は他のAlexaスピーカーと同等で、音質も文句なし。ただ、マイクの感度が悪いのか、大きな声を出さないと正しく反応しないという難点も」

 

【その5】手のひらサイズの軽量モデルながら広がりのある音を鳴らす

JBL

JBL GO 2

実売価格4190円

手のひらサイズで184gの超軽量設計を実現。独自の40mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを内蔵し、サイズを超えた広がりと奥行きのあるサウンドを鳴らす。連続再生は最大約5時間。全12色のカラバリを揃えます。

SPEC●Bluetooth:ver.4.1●対応コーデック:SBC●実用最大出力:3W●再生周波数帯域:180Hz〜20kHz●充電:約2.5時間●サイズ/質量:W71.2×H86×D31.mm/184g

 

↑本体側面に備えられたヘッドホン端子とUSB端子はキャップで保護されており、水没時も安心。有線接続による音楽再生にも対応します

 

【Check!】

音質:〇

音に広がりがありボーカルはクリア

「一点から音が出ている感じはなく、きちんと広がりをもって聴こえます。ボーカルのクリアさも際立っていました。低音は控えめです」

 

機能性:〇

完全防水で利用シーンが広い

「水没にも耐えるIPX7防水で、浴室やビーチなど利用シーンが広いです。コンパクトなのでキッチンでも作業の邪魔になりませんでした」

 

操作性:×

ボタンの反応がいまひとつ

「操作ボタンは強く押し込まないと反応しません。曲送りの操作は再生ボタン2度押しですが、多用するので専用ボタンが欲しかったです」

 

総評

「安価でカラバリが多彩なので、色違いでたくさん揃えるのも楽しいです。キッチンや浴室、寝室など使う部屋の数だけ購入するという贅沢もできそう!」

 

【その6】快適な装着感に加えて定位に優れた迫力のある音も魅力

 

JBL

ENDURANCE RUN

実売価格2030円

独自のイヤチップ構造を採用し、長時間の激しい運動時にも落下を防いで、快適な装着感でリスニングを楽しめるインイヤーイヤホン。IPX5相当の防水に対応し、雨天時や多く汗をかいたときでも安心して使えます。カラバリは全4色。

SPEC●ドライバー型式:8.2mm径密閉ダイナミック型●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz●出力音圧レベル:100dB/mW●インピーダンス:16Ω●プラグ:3.5mm径4極ステレオミニ●ケーブル長:約1.2m●質量:約20g

 

↑人間工学に基づいた形状と素材を採用したイヤチップで、フィット性は抜群。本格的なスポーツ中のリスニングも快適です

 

【Check!】

音質:〇

迫力があり定位感も抜群

「定位感が高く、楽器の位置や移動をはっきり感じられました。低音はずっしりとした迫力。音の輪郭がもう少しクリアならなお良かったですね」

 

装着感:〇

耳かけスタイルに合うイヤピースを用意

「ケーブルを耳穴から垂らすほか、耳にかけるスタイル(上)でも装着可能です。それぞれに合うイヤピースを同梱します」

 

操作性:×

リモコン操作が限定される

「リモコン操作は再生と一時停止のみ。音量調整や曲送りの機能も欲しかったです。ただ、ハンズフリー通話や音声アシスタント利用に対応します」

 

総評

「価格をはるかに超える音質は、さすがJBL。イヤチップは確実にフィットして抜け落ちないだけでなく、柔らかい素材のため装着感も良好でした」

 

【その7】装着感や操作性に優れスポーツ時の使用も快適

TaoTronics

TT-BH035

実売価格2000円

高音質コーデックのAACに対応し、iPhoneの音楽をクリアなサウンドで楽しめます。DSPノイズキャンセリング機能や、最新のMEMS技術を用いたマイクの搭載により、騒音のある環境でも快適にハンズフリー通話可能です。

SPEC●Bluetooth:ver.4.2●対応コーデック:SBC、AAC●防水:IPX4相当●バッテリー容量:110mAh●連続再生:6〜7時間●充電:1〜2時間●アンテナ素材:セラミック●質量18.1g

 

↑ハウジングにマグネットを内蔵。使用しないときは2つのイヤホンをくっつけて首にかけられ、落下の心配がありません

 

【Check!】

音質:×

音がこもりがちで輪郭の際立ちがない

「音の広がりや低域の迫力はそれなりですが、少しこもりがちなのが気になりました。クッキリとした輪郭の際立ちはいまひとつです」

 

装着感:〇

どんな人の耳にも合う

「イヤピースとイヤフックは柔らかく、肌触りが心地良いです。それぞれ3サイズを同梱し、耳の形状に合うものを確実に選べます」

 

操作性:〇

手探りでも操作できる

「リモコンのボタンが大きくて、ストロークも深めなので、手探りでも確実に操作できます。音量調節や曲送りなども行えました」

 

総評

「耳触りの良さに加えて、ケーブルもフラットで軽いため、長時間の装着でも疲れません。音質より装着感や操作性など機能面を重視する人にオススメです」

 

プロが太鼓判! BS/CS 4K放送見るなら東芝レグザの有機ELテレビ「X920」がベストチョイス

今年12月1日よりいよいよ放送開始となる「BS/CS 4K放送」にむけて、メーカー各社からは外付けのBS/CS 4Kチューナーが続々発表されています。この4Kチューナーを従来のテレビに接続すれば、既存のテレビでもBS/CS 4K放送の視聴が可能となります。

 

詳しくはコチラの記事を参照下さい。

意外と手軽!?「新4K8K衛星放送」見るのに“本当に必要なもの”はなにか

 

しかし、それらの外付けチューナーを用意しなくてもBS/CS 4K放送を視聴できる“4Kチューナー内蔵テレビ”が東芝から発表され話題となりました。それが、同社のレグザシリーズ2018年夏モデルである4K液晶テレビ「M520X」、「BM620X」と、4K有機ELテレビ「X920」の3機種。また、今後の予定として「Z」シリーズの後継機となる4K液晶テレビのハイエンドモデルも登場予定とのこと。現段階で4Kチューナーを内蔵するテレビは、この東芝レグザだけとなっています。

 

すでに発売中の4K液晶テレビ「M520X」、「BM620X」に加え、いよいよ7月25日よりレグザシリーズ最上位機種となる4K有機ELテレビ「X920」が発売となります。そこで今回は、GetNavi読者にはおなじみのAV評論家・藤原陽祐さんによる徹底レビューをお届け。レグザの最新フラッグシップ機「X920」の画質は? 音質は? 機能性は? 気になる点をしっかりチェックしていきましょう。

↑サイズは65型と55型の2サイズをラインナップ(写真は65X920)

 

【プロがチェック】

AV評論家/藤原陽祐さん

新聞記者から専門誌の編集を経て独立。製品レビューやAV専門誌での評論活動などを行っています。

 

↑藤原陽祐さんが発売前のX920を徹底チェックしました

 

4Kチューナー内蔵は東芝レグザだけ

「X920」の最大の特徴は、なんといっても有機ELテレビでは唯一、4Kチューナーを内蔵していること。東芝では4K放送受信用CASを含む「BS/CS 4K視聴チップ」をテレビ購入後に別送し、それをテレビ背面の専用端子に装着するだけで4K放送が視聴可能になるという仕組みを採用しています。このチップは10月以降から順次送付されるので、12月より始まるBS/CS 4K放送を初日から楽しむことができます。

↑BS/CS 4K視聴チップは10月以降に送付される予定

 

最新パネル×新エンジンで有機ELレグザ史上最高の画質

X920の特徴はそれだけではありません。新開発の画素構造によりピーク輝度が向上した最新世代の有機ELパネルを採用しているほか、新開発の映像エンジン「レグザエンジン Evolution PRO」を搭載しており、画質も従来より大幅に向上しています。

↑レグザシリーズのなかでもハイエンドモデルに搭載される「レグザエンジン Evolution PRO」

 

この「レグザエンジン Evolution PRO」は、発売中の4K液晶テレビ「M520X」、「BM620X」に搭載されている映像エンジン「レグザエンジン Evolution」よりも処理能力が高く、先進の映像処理技術とAI技術により、有機ELのポテンシャルを引き出しています。

 

例えば4K映像でも、映画/アニメやCM、ビデオなど映像の種類によってフレームレートが異なりますが、X920では映像の種類を判別して超解像処理を行う「BS/CS 4KビューティX PRO」により、映像の種類に応じた適切なフレームを参照し、適切なノイズリダクション処理・超解像処理を行うことで、BS/CS 4K放送をより美しく再生します。

↑4K映像の種類に応じた処理を行う「BS/CS 4KビューティX PRO」

 

藤原さんに持参して頂いたUHD BDソフトを視聴して頂いたところ、「パネルが最新世代になって全体的に明るくなりましたね。これなら明るいリビングに置いても大丈夫。また、暗部の色味や諧調もねばっている印象です」とコメント。有機ELならではの、引き締まった深みのある映像が楽しめます。

↑引き締まった黒の表現は有機ELならでは

 

【藤原’s EYE】

 

 

4K映像だけじゃない! 地デジもBDも高画質に再現

美しく再生するのは4K映像だけではありません。レグザシリーズは、従来より地デジ放送のアップコンバート技術に定評があり、普段のテレビ番組も高精細かつノイズレスな画質で見ることができましたが、X920では「地デジビューティX PRO」により地デジ画質も大幅に向上しています。

 

一般的な4Kテレビでは、1440×1080ドットの地デジやBS放送の映像を3840×2160ドットの4K映像に引き伸ばし、その後で画質処理を行いますが、X920では、まず横1440ドットの映像を1920ドットに水平4/3倍伸長して再構成型超解像処理を実施。続いて、1920ドットに引き伸ばした映像をさらに3840ドットに水平2倍伸長して自己合同性型超解像処理を実施し、縦1080ドットの映像を2160ドットに垂直2倍伸長して自己合同性型超解像処理を行うという3段階のステップで超解像処理を施しているのです。この細かい処理によって、アップコンバート時に発生しがちなノイズを抑制し、自然で高精細な映像を実現しています。

↑3ステップの超解像処理により、ノイズの少ない4K映像にアップコンバートしている

 

このほか、映像の種類によって異なるフレームレートを判別し適切な参照フレームを決める「アダプティブフレーム超解像」や、処理対象画素の周囲を解析した絵柄の相関性に基づいてフィルターの形状を適正化する「絵柄構造適応型MPEG-NR」、映像のエリアごとに画素単位で適した超解像処理を実施する「絵柄解析 再構成型超解像」などの画像処理技術を用いることで、ネイティブ4Kと見間違えるほど精細感のある画質で地デジ放送が楽しめます。

 

タイムシフトマシンで録画した地デジ番組を視聴したところ、従来よりもノイズの少ない高精細な画質に思わず驚きの声が。「S/Nがかなり向上していますね」(藤原さん)。また、フルHD画質/HDR非対応のBDソフトで映画やアニメ作品を視聴してみると、まるでネイティブ4K/HDR映像と見間違えるような高精細で高コントラストな映像が再生されました。「AI機械学習HDR復元」機能により、シーンごとに画像をAI分析することで、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)映像でもHDR並みの高いコントラストに復元することができるのだそう。

 

【藤原’s EYE】

 

スピーカー設計を一新して音質も強化

せっかく美しい映像を再生できても、音質に満足できなければ没入感は得られませんよね。X920では、フルレンジスピーカー、ツイーター、バスレフボックスのすべてを新設計した「有機ELレグザオーディオシステム」を採用。総合出力46Wのマルチアンプ駆動することで、迫力の低音から伸びやかな高音まで臨場感豊かなサウンドを再生します。

また、低音と中高音をそれぞれ適切な分解能で補正する「レグザ サウンドイコライザー・ハイブリッド」により、全帯域にわたってフラットで明瞭なサウンドで再生。さらに、画面の高さから音が出ているような自然な音像定位に調整する「サウンドリフト機能」により、音と映像の一体感を高めています。

 

スマート機能でテレビ番組がネット動画のように自在に見られる

レグザならではの録画機能「タイムシフトマシン」も、さらに使いやすく進化しています。同機能は、対応する外付けHDDをつなぐことで地デジ番組を最大6チャンネル分丸ごと録画できる機能ですが、X920では見たい番組やシーンを検索する機能がよりスマートになりました。

 

見逃してしまった話題の番組を探すときは、リモコンの「過去番組表」ボタンを押すと、まるで新聞の番組欄から選べるように過去の番組を探すことができます。

↑過去番組表のイメージ

 

また、帰宅してテレビをつけると、見たかった番組がすでに終盤に……そんなときは、リモコンの「始めにジャンプ」を押すと瞬時にオープニングに戻って再生することができます。

 

録画した番組のなかから、見たい番組やシーンにすぐにアクセスすることも可能。リモコンの「ざんまい」ボタンを押すと、様々なカテゴリから好きなカテゴリを選び、画面下部にリストアップされた番組のなかから、スムーズに見たい番組を再生できます。さらに、番組を再生するとシーンリストが表示され、見たいニュースや好きなアーティストの出演シーンなどを選んで再生することができます。まるでテレビ番組がネット動画になったかのように、自由自在に再生することができますね。

また、X920のリモコンはマイクを搭載しており、音声で見たい番組やシーンを検索することも可能です。膨大な録画番組のなかからリモコン操作だけで見たい番組を探すのは大変ですが、音声検索ならすばやく目的の番組にアクセスすることができます。音声による録画予約にも対応しています。

 

Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーに連携することも可能で、リモコンを持たずに音声でチャンネル変更や音量調整なども行えます。家事で手が離せないときや、急な電話対応のときなどに便利に使えますね。

 

このほか、タイムシフトマシン録画時に放送中の地デジ6チャンネルを表示する「まるごとチャンネル」や、地デジ2チャンネルや地デジ+外部入力映像など2画面を同時に表示する「ダブルウインドウ」機能も搭載。テレビ番組を見ることにこだわった機能が多数備わっています。

↑6チャンネル分の番組を表示する「まるごとチャンネル」の画面イメージ

 

【藤原’s EYE】

 

プロが太鼓判! 4Kテレビを画質で選ぶなら「X920」がベスト

ここまで藤原さんに、東芝4K有機ELレグザ「X920」の画質や音質、使い勝手を徹底チェックして頂きましたが、その結論やいかに……?

 

「まだBS/CS 4K放送が始まっていない段階ですが、現在視聴できる地デジやBS/CS放送を見るなら『X920』がベストチョイス。早くBS/CS 4K放送をこのX920で見てみたいと思えるテレビです。来年には各社から4Kチューナー内蔵テレビが発売されると見通しですが、今年テレビを買い替えるなら、東芝レグザを選んでおけば間違いありません」(藤原さん)。

 

4Kチューナー内蔵や最新世代の有機ELパネル、タイムシフト録画にスマート視聴機能など、画質や音質、使いやすさにもこだわった東芝レグザの4K有機ELテレビ「X920」は、プロが太鼓判を押す、テレビの購入や買い替えを検討している方にオススメな1台です。7月25日から全国の家電量販店に並ぶとのことですので、ぜひ店頭でその画質や性能をチェックしてみて下さい。

 

プロも太鼓判の高品質! 4K有機ELテレビ、コスパで選んだらやっぱりFUNAIでした

昨年初めて4K液晶テレビを発売して話題を呼んだFUNAIから、超高画質の4K有機ELテレビ「FE-55V7010」がヤマダ電機独占販売で登場。画質、音質、使い勝手のすべてにおいて、価格を超えた品質を実現した逸品だ。

 

FUNAIのオフィシャルサイトはこちら

ヤマダウェブコム FUNAIブランド専用ストアはこちら

 

国内の工場で製造することで高いクオリティを実現!

漆黒の空に、花火が燦然と煌めいた。瞬間、かすかに照らし出された街の建物は、仄暗いところから少し明るいところまで、滑らかなグラデーションで描かれる。やがて散りゆく火花は、一つひとつが潰れることなくクッキリとして、残像なくきれいに流れていく――。

 

FUNAIが満を持して投入した4K有機ELテレビは、国内の自社工場で製品の最終組立を行い、厳しい出荷検査を実施。同社が標榜する「JAPAN QUALITY」に相応しい逸品に仕上げられた。テクニカル・ライターの湯浅顕人さんは、その品質の良さに驚きを隠せない。

 

「リーズナブルな価格ですが、性能を落としたり、機能を省略したりということはありません。有機ELの魅力を存分に味わえる画質だけでなく、リアルなサラウンド音響や、多彩なネットコンテンツ、リモコンや録画機能の使い勝手に至るまで、すべてが最高クラス。間違いなく“買い”です」

 

【私がチェックしました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器とPCに精通。4Kテレビでは、画質はもちろんのこと、音質や使い勝手、デザインにもこだわる。

 

 

【画質】

独自の高画質エンジンで有機ELの魅力を引き出す

有機ELパネルのポテンシャルを最大限引き出すため、映像エンジンを独自に開発。コントラストや鮮やかさを強調しつつ、色飽和を抑えた自然で上質な画質に仕上げた。地デジやBDの映像も4K画質にアップコンバートする。

↑左側が従来の画質、右側が4K有機ELモデルの画質。HDR映像技術「Dolby Vision」に対応。従来のテレビに比べて広色域かつ高コントラストな表現が可能に

 

“肉眼で見たまま”の自然な映像が好印象

「真っ黒な部分はきちんと真っ黒で、暗い部分の階調も滑らかで正確に表現されていました。色彩表現は鮮やかですが、不自然な派手さはなく“肉眼で見たままの映像”という印象です」(湯浅さん)

 

 

【録画】

1TBのHDDを内蔵し自動録画にも対応

4K有機ELテレビとして唯一、録画用HDDを内蔵。ジャンルや出演者などを事前に選んでおけば自動で録画予約される「おまかせ録画」に対応する。残り容量が少なくなると、古い番組から自動で消去されるため安心だ。

↑リモコンの「録画」ボタンを押すだけで放送中の番組をすぐ録画。番組表を表示しているときに押せば予約できる

 

番組が自動で分類されるから探す手間なし

「録画した番組はジャンルごとに自動分類され、目当ての番組がすぐ見つかります。同社のBDレコーダーを組み合わせると、録画メディアを選択できるため、自在に使い分けられます」(湯浅さん)

 

 

【音質】

スピーカーを正面に配置し音がダイレクトに届く

正面に配置されたフルレンジスピーカーがダイレクトな音を実現。さらに、ウーファーとパッシブラジエーターが低域の迫力を増強する。コンサートホールなど、プロの現場で培われた技術を応用したサラウンドサウンドも秀逸だ。

↑画面下部の正面にスリムなスピーカー開口部を備える。薄型テレビにありがちな音の“こもり”を解消した

 

不要な残響のないシャープなサウンド

「フロントスピーカーの効果による、不要な残響のないシャープな音質が持ち味です。「シネマモード」では低音がどっしり。目の前にフワッと音が広がり、豊かな膨らみを感じました」(湯浅さん)

 

 

【意匠】

画面だけが空間に浮かび、映像世界へと引き込まれる

超スリムベゼルの採用に加えて、スタンドが正面から見えない設計としたことで、まるで映像だけが空間に浮かんでいるよう。映像コンテンツの世界に引き込まれる。奥行きが抑えられているため、大画面でも設置性は高い。

↑映像だけを際立たせるスタイリッシュなミニマルデザイン。「FUNAI」のロゴも左下に小さく収められた

 

画面がちょうど良いアングルに上向き傾斜

「視聴距離(約2.5m)からベゼルの存在が確認できないほど。画面をやや上向きに傾斜させた設計で、ラックに設置してソファなどから視聴するとちょうど良いアングルとなります」(湯浅さん)

 

 

 

FUNAI
FE-55U7010
想定販売価格28万584円
65V型は同43万1784円

さらに10%ポイント進呈

同社初となる4K有機ELテレビ。独自開発の高画質エンジン「クリアピクスエンジン4K HDR」により、高品位な映像を描き出す。また、最大出力50Wのサウンドシステムを搭載しており、立体的で迫力のある音を響かせる。

SPEC●ラインナップ:65V型、55V型●内蔵HDD容量:1TB(約128時間録画)●接続端子:HDMI入力×4、USB×2、LAN×1ほか●サイズ/質量:約W1228×H
731×D267㎜/約33.5㎏(スタンド含む)

 

↑リモコンのボタンは押し心地にクリック感があり、操作しやすい。ネット動画に直接アクセスできるボタンを下部に備える

 

↑有機ELパネルならではの極薄デザインを実現した。画面をわずかに傾かせることで見やすくなり、コンテンツに没頭できる

 

 

BDレコーダーもチェック!

FBR-UT2000
想定販売価格6万264円
1TBモデルは同5万3784円

さらに10%ポイント進呈

チューナー数:3●内蔵HDD:2TB●UHD BD再生対応●ハイレゾ再生対応

4K HDRを楽しめるUltra HDブルーレイの再生に対応。地デジ放送などの低画質映像も、自然で滑らかな4K/60p画質にアップコンバートする。ハイレゾ音源の再生にも対応。

 

 

液晶モデルのラインナップも大充実!

 

格安4Kテレビもラインナップ! FUNAIから初の有機ELテレビほか4K/2Kテレビが一挙登場

船井電機は、FUNAIブランド初となる4K有機ELテレビ「7010」シリーズほか薄型テレビ6シリーズ全14機種と、次世代ブルーレイ規格「4K Ultra HD ブルーレイ」に対応したBDレコーダー「UT」シリーズほか3シリーズ全6機種を、7月14日よりヤマダ電機グループで独占販売します。

 

薄型テレビのラインナップは、4K有機ELテレビ「7010」シリーズ、4K液晶テレビのハイグレードモデル「4110」シリーズ、スタンダードモデル「4010」シリーズ、HD解像度の液晶ディスプレイを備えた「2010」シリーズを用意。いずれも内蔵HDDへの録画機能を備えています。また、今回より内蔵HDD録画機能を省いたシンプルモデルとして、4K液晶テレビ「3010」シリーズと、HD液晶テレビ「1010」シリーズが新たに追加されています。

 

初の有機ELモデル「7010」シリーズ

フラッグシップとなる4K有機ELテレビ「7010」シリーズは、独自開発の高画質エンジン「クリアピクスエンジン 4K HDR OLED」を搭載。有機ELならではのダイナミックレンジとハイコントラストで、4K映像を精密に再現します。

 

 

また、「HDR 10」や「HLG」、「Dolby Vision」など、様々なHDR規格に対応しており、鮮やかで奥行きのある映像を再生します。国内メーカーの4K有機ELテレビとしては初めて録画用HDD(1TB)を内蔵し、本体だけで地上デジタル放送を最大128時間録画可能。さらに、3チューナー搭載で、視聴中の番組とは別に2つの番組を同時録画することができます。このほか、好みの項目を選んでおくことで該当する番組を自動録画する「おまかせ録画」や、録画した番組をカテゴリー別に自動分類して表示する「おすすめ再生」など、便利な録画機能も備えています。

 

本体は映像を際立たせる極細フレームのミニマルデザインを採用し、スタンドに角度をつけることで「映像だけがそこにある」ような浮遊感のある映像体験を実現。本体正面にはフルレンジスピーカーと大容量ウーファーを配し、最大出力50Wのマルチアンプで駆動し、2.2chの立体的なサウンドを再生します。

 

ラインナップは65型「FE-65U7010」(実売予想価格39万9800円)と、55型「FE-55U7010」(同25万9800円)の2機種を用意しています(価格はいずれも税抜)。

 

録画機能をアップした薄型テレビ

4K液晶テレビは「4110」と「4010」の2シリーズをラインナップ。主な違いは、4110シリーズのみ倍速駆動に対応しているほか、映像エンジンや内蔵HDDの容量、対応HDR方式など。いずれも3チューナーを装備し、2つの裏番組を同時に録画できます。

 

 

 

ラインナップは、4110シリーズが65型「FL-65U4110」(実売予想価格21万9800円)、55型「FL-55U4110」(同15万9800円)、49型「FL-49U4110」(同11万9800円)の3機種、4010シリーズが49型「FL-49U4010」(同10万4800円)、43型「FL-43U4010」(同9万4800円)の2機種を用意しています(いずれも税抜)。

 

また、低価格なジェネリック4Kテレビを意識し、録画機能を省いた4Kモデル「3010」シリーズにも注目。50型「FL-U3010」のみの展開ながら、実売予想価格4万9800円(税抜)と5万円を切る価格設定で、手ごろな4Kテレビを求めている層に訴求しています。

 

高画質4K映像が楽しめるUHD BD再生対応のBDレコーダー「UT」シリーズ

BDレコーダーは、新たに最上位機種「UT」シリーズがラインナップに加わりました。同シリーズは、最大100Mbpsという膨大な情報量で高画質な4K映像が楽しめる「4K Ultra HD ブルーレイ」(UHD BD)の再生に対応。地デジやBDなどの映像も4Kにアップコンバートし、コマとコマのあいだの映像を補完して秒間60コマのなめらかな映像を再生します。

↑UHD BD再生対応の「FBR-UT1000」

 

また、ハイレゾ音源(LPCM/FLAC/DSD/ALAC)の再生に対応しているほか、ユーザーの好みを学習して自動で録画してくれる「AI録画」機能を備えています。

 

ラインナップは内蔵HDD 2TBの「FBR-UT2000」(実売予想価格5万5800円)と、1TBの「FBR-UT1000」(同4万9800円)の2機種(いずれも税抜)。

 

このほか、3チューナー搭載の「HT」シリーズや2チューナー搭載の「HW」シリーズも発売されます。

 

18年度は国内シェア15%を目指す

FUNAIブランドの薄型テレビやBDレコーダーを独占販売するヤマダ電機では、昨年6月の販売開始より全店舗に商品に熟知した「フナイマイスター」を配置し、店頭販売ならではの手厚い商品説明などを実施。そのなかで得られた顧客からの意見や要望などを集約し、今回の商品開発に生かしているとのこと。

 

初年度のFUNAIブランドテレビの目標市場シェアは5%でしたが、最終的には目標を上回る7%を達成。さらに2018年度は目標シェアを15%に引き上げ、さらなるシェア拡大に励むとしています。

 

低価格化が進む国内テレビ市場で、独自の商品開発や販売戦略を武器にシェアを拡大しているFUNAIブランドの今後の展開に注目が集まりそうです。

テレビだけでこんなにイイ音!? とことん音にこだわった「極音」がテレビライフを変える!!

最近の薄型テレビは音が良くない、セリフや音が聴き取りにくい、という声がよく聞かれます。スピーカーの容積を稼ぎやすかったブラウン管テレビに比べて、薄型の液晶テレビは音質面で不利なところがあるのも事実。また、液晶テレビのなかには、薄型コンパクトなデザインを追求するあまりサウンド面を犠牲にしているモデルも存在します。その結果、テレビのスピーカーだけでは満足できない人を中心に、サウンドバーや手元スピーカーなどのテレビ用スピーカーが人気を集めています。

 

そんななか、創業60年を超える老舗の電機メーカー・オリオン電機から、音にこだわった液晶テレビ「極音(きわね)」が登場しました。

↑オリオン電機「極音」(RN-32SH10)

 

極音は、オーディオ製品の開発で培われた技術を駆使して、スピーカーユニット、キャビネット構造、アンプ回路などをイチから見直し、小型テレビとしてはクラス最高級の音質を実現していることが特徴。また、32型と24型の2モデルをラインナップし、2台目、3台目用としても使いやすいサイズ展開となっています。

↑オーディオ思想の高音質設計により、優れた音質を実現する(写真は32型)

 

今回は、この極音の6つの注目ポイントを、ビフォーアフター形式でわかりやすく紹介していきます。

 

【極音の注目すべき6つのポイント】

その1.音の臨場感がすごい

極音のサウンドを聴いてまず驚くのは、内蔵スピーカーから再生される音の圧倒的な臨場感。まるでサブウーファーを内蔵しているかのような深い重低音が、映像の迫力を倍増させます。とくに、爆発音や銃声、緊張感を表現するBGMの低音などが体感しやすいので、アクション映画やサスペンスドラマが好きな方にオススメです。

 

その秘密は……
極音には、新開発CDB(Crank Duct Bass-reflex)構造を採用したスピーカーエンクロージャーを搭載。キャビネット素材には剛性の高いポリカーボネート入り肉厚ABS樹脂の複合素材を使用し、不要な音の共振を抑えてクリアなサウンドを再生します。また、正面に配置したフルレンジ・スピーカーユニットにはクラス最大級の長方形大型マグネットを搭載するとともに、オーディオ用Hi-Fiスピーカーなどにも搭載されるバスレフポートが低音を増強し、迫力ある低音域が再生可能。さらに、32型には高分子材料を使用した軽量振動板とボイスコイル一体構造の35mm径バランスド・ドームツィーターを搭載し、本格的な2Way構成としています。

↑極音(32型)のスピーカーユニット。パイプのように見えるものがバスレフポート

 

その2.細かい音までしっかり聴こえる

極音のすごさは低音だけではありません。音楽番組などを視聴していると、ほかのテレビよりも音に広がりがありゴージャスになったように聴こえるはず。音質があまりよくないテレビの場合、音の分離がしっかりできないため、音が混ざってにごりがちですが、極音は演奏している楽器の音ひとつひとつまでしっかり再現するので、ボーカル、ベース、ギター、ドラムなどそれぞれの音が聴こえ、まるで目の前で演奏しているようなリアリティのあるサウンドを体感できます。

 

その秘密は……
極音のオーディオアンプ回路には、高級ハイファイオーディオ製品にも使用される高音質用フイルムコンデンサーを採用しています。さらに、電源回路・アース回路などにもこだわって、ニュース番組やドラマのセリフ、音楽番組の楽器の音など明瞭感を向上。32型は20Wの大出力アンプを搭載し、さらに迫力のある音声再生が可能です。

 

その3.ボリュームを上げなくても音が聴き取りやすい

テレビの音量ボリュームを上げているのにアナウンサーの声やドラマのセリフがよく聴こえない……ということはありませんか? 一般的な薄型テレビでは、スピーカーを下向きに設置してテレビ台やボードなどに反射した音が耳に届くような設計になっていますが、極音では本体の正面に設置されたスピーカーから直接音を耳元まで届けるので、ボリュームを上げなくても音が聴き取りやすくなっています。テレビの音が聴き取りにくいと感じている高齢者にもオススメです。

 

さらにワンポイント……
極音は、オーディオエンジニアが試聴を重ねチューンアップを行った「おすすめ」「ミュージック」「はっきり音声」モードに加え、好みに合わせてグラフィックイコライザーで音質を調整できる「お好み設定」モードの計4つの音声モード備えています。普段は「おすすめ」に設定しておき、映画やライブなど音の迫力をアップさせたいときは「ミュージック」、ニュースやドラマなどで人の声が聴き取りにくいときは「はっきり音声」、自分好みの音質を設定したいときは「お好み設定」というように使い分けると、よりサウンドを楽しめますよ。

↑リモコンに「音声モード」ボタンを搭載。ワンタッチで切り替えられます

 

↑「お好み設定」では、8バンドのイコライザー調整が可能なため、自分好みの音質が楽しめます

 

その4.サウンドバー不要だからテレビ周りスッキリ

薄型テレビの音を増強してくれると人気の「サウンドバー」ですが、テレビのリモコンとは別に専用リモコンが増えたり、テレビや電源との接続のための配線が必要だったりと、テレビ周りがごちゃごちゃしてしまう原因になってしまうことも。極音ならサウンドバー不要で迫力の音が楽しめますので、コンセント周りもすっきり! ついでに余計な出費も抑えることができちゃいますね。

 

その5.画質にもこだわり

極音は、HD解像度(1366×768ドット)のパネルを採用。32型は、クラス最広域の色域約85%(NTSC比)を実現した自社開発のLEDバックライトモジュールを搭載し、より自然な色と高画質を表現しています。また、高輝度LEDと電源設計の最適化により、両モデルともクラス最高レベルの省エネ基準達成率220%を実現。

↑32型には高色彩LEDバックライトを採用。色再現性に優れています

 

さらにワンポイント……
極音は、目の疲労の原因ともいわれるブルーライトを抑える「ブルーライト軽減機能」も搭載。家族やお子さんの目を守ります。

 

その6.裏番組録画対応

極音は、別売の外付けHDDへの録画が可能。地上デジタル・BS・110度CS用チューナーを各2基搭載しているので、ひとつのチャンネルを視聴しながら、別のチャンネルを録画できる裏番組録画にも対応しています。これでチャンネル争いをすることもなくなりますね!

 

「薄型テレビでこんなにいい音!?」

この「極音」の音を、イラストレーターのマガポンさんに聴いてみて頂いたところ、「いままでテレビの音質はあまり気にしていなかったのですが、実際に極音の音を聴いてみて、『え、薄型テレビでこんなにいい音するの!? 一般のテレビと比べると全然音が違う!』 とビックリしました。映画は迫力満点に、音楽番組は臨場感たっぷりに楽しめます。また、ニュースを読む男性アナウンサーの声が、より一層深みのあるイイ声に聞こえました。音質ってこんなに影響するんだ、と実感できるすごいテレビです」とコメント。

 

内蔵スピーカーだけで迫力のサウンドが楽しめる「極音」は、リビング用としてはもちろん、寝室や子ども部屋用として、また一人暮らしを始めるお子さんや、離れて暮らす家族へのプレゼントとしても喜ばれること間違いナシ! この夏テレビの買い替えや買い増しを検討されている方は、ぜひ「極音」をチェックしてみて下さい。

 

【SPEC】

●パネル解像度:1366×768ドット ●最大音声出力:32型/20W(10W+10W)、24型/6W(3W+3W) ●入力系統:HDMI×2、ミニD Sub-15pin×1、USB×2(内1基は給電用) ●サイズ/質量:32型/W73.5×D18.8×H52.4cm/6.5kg、24型/W55.2×D18.8×H41.5cm/4.0kg

 

協力: 株式会社SOZOデザイン

 

イラスト/マガポン

我が家に“日本初”のBS/CS 4Kチューナー搭載レグザ「50M520X」がやってきた! 4K放送開始が待ち遠しくなる画質にぞっこん!!

現在の地デジ放送をはるかに超える高画質な映像が楽しめる次世代テレビ放送の4K放送。これまで数年間にわたり試験放送が行われてきましたが、いよいよこの12月からNHK・民放各社によるBS・110度CSの4K放送(以下、BS/CS 4K放送)がスタートします。このBS/CS 4K放送は、これまでの試験放送とは違い、NHKや民放各社が様々なジャンルの番組を放送する予定。「どうせキレイな環境映像が流れるだけでしょ?」と思っている人は損しちゃいますよ!

 

このBS/CS 4K放送に関する質問でよく聞かれるのは、「4K放送を見るために何が必要なのかわからない」というもの。実のところ、12月から始まるBS/CS 4K放送を見るために最低限必要なものは「4Kテレビ」と「4Kチューナー」、「BS/CS受信設備」のみ。そして、あまり知られていませんが、既存のBS/CSアンテナ設備(右旋アンテナ)のままでも、NHK・民放各社の6ch分は視聴できます。すでにBS/CSの視聴設備が自宅に備わっていれば、4Kテレビと4Kチューナーを用意するだけで4K放送が視聴できるようになるのです。

↑従来のアンテナ設備でもNHK・民放6チャンネル分の視聴が可能(出典:東芝映像ソリューション)

 

さらに、設備工事を行い右旋・左旋対応アンテナなどの新設備を導入すれば、スカパーやWOWOWといった5chが視聴でき、最大11chも見られるチャンネルが増えます。

↑左旋対応のアンテナを含む新しい設備を導入すると11チャンネルもの4K放送が視聴可能になる(出典:東芝映像ソリューション)

 

BS/CS 4K放送開始に合わせ、メーカー各社は今秋~冬にかけて外付け4Kチューナーを発売する予定。すでに4Kテレビを購入した方でも、チューナーを追加すればBS/CS 4K放送が視聴できるようになります。しかし、2011年までの地デジ移行期に購入したHD/フルHD解像度テレビからの買い替えを検討されている方には、4Kチューナーを搭載したモデルが絶対オススメ。外付けチューナーを別途購入しなくても、テレビだけでBS/CS 4K放送が楽しめるのです。

 

東芝レグザの2018年夏モデルとして登場した4Kテレビ「X920」、「BM620X」、「M520X」シリーズは、なんと全機種がBS/CS 4Kチューナー搭載モデル。この夏に発売される4Kテレビで、4Kチューナーを搭載するのは東芝レグザだけとなります。今年の夏ボーナスでテレビを買い替えても、レグザなら安心して長く使用することができますね。

 

そこで今回、GetNavi web編集部・一條 徹が発売されたばかりの東芝4Kレグザの「M520X」の使用レポートをお届けします。

↑東芝4Kレグザ「M520X」

 

【M520Xスペック(50型)】

●解像度:3840×2160ドット ●搭載チューナー:地上デジタル×3、BS/CS×3、4K(BS/CS)×1 ●録画機能:地デジ・BS/CS W録画、4K録画(いずれも別途外付けHDDが必要)、タイムシフトリンク ●音声:レグザパワーオーディオシステム 音声実用最大出力20W ●端子:HDMI入力×4、ビデオ入力端子(アナログ)×1、光デジタル音声出力×1、USB×2(汎用×1、録画専用×1)、アナログ音声/ヘッドホン出力×1、LAN端子×1 ●サイズ/質量:W112×H67.7×D18.2cm/18kg(卓上スタンド含む)

 

日本初のBS/CS 4Kチューナー搭載の秘密は“後付け”

今回、編集部一條宅にやってきたのは、東芝レグザの4K液晶テレビ「M520X」の50型モデル。こちらは日本初のBS/CS 4Kチューナー内蔵テレビとして6月6日に発売開始されました。東芝の2018年夏モデルは、フラッグシップとなる4K有機ELテレビ「X920」(7月下旬発売)と、バスーカオーディオ搭載の4K液晶テレビ「BM620X」(6月下旬発売)、バズーカオーディオを省いた4K液晶エントリーモデル「M520X」(発売中)の3機種がラインナップされていますが、いずれもBS/CS 4Kチューナーを内蔵していることが特徴です。

 

4K放送を視聴するためには地上デジタル放送と同様に「CAS」が必要になりますが、4K放送では従来のようなカード形式のB-CASではなく、ICチップを機器に内蔵するA-CASを採用しています。しかし、東芝では4K放送受信用CASを含む「BS/CS 4K視聴チップ」をテレビ購入後に別送し、それをテレビ背面の専用端子に装着するだけで4K放送が視聴可能になるという仕組みを採用。他社に先駆けて東芝がBS/CS 4Kチューナー搭載モデルを発売できたのは、この“BS/CS 4K視聴チップを後付けする”というウルトラCがあったからこそ実現できたのです。

↑背面のカバーを開けるとBS/CS 4K視聴チップ専用の端子が備わっています

 

↑BS/CS 4K視聴チップは10月以降に別送される予定

 

BS/CS 4K放送のスタート直前というタイミングでテレビを買い替えるのはちょっと……とお考えの方もいるかもしれませんが、これなら安心して購入できますね。

 

買い替えるなら50型以上の大画面モデルがオススメ

M520Xは43型、50型、55型、60型の4サイズをラインナップしていますが、筆者宅に導入したのは50型モデル。これまで、6畳のリビングに32型の液晶テレビを置いていたので、「50型は大きすぎるかな……」と少し不安でしたが、いざ実機が届いてみるとその不安も吹き飛びました。最新の液晶テレビはベゼルがとても薄く、画面サイズの割にそれほど大きく感じません。32型のテレビに合わせて購入したテレビ台もそのまま流用できたので、浮いたお金でラグマットでも新調しようかと考えちゃいました。いま40型以下のテレビを使っている方も、買い替えるなら50型以上の大画面モデルがオススメです!

↑リビングにM520X(50型)を設置。これまで使っていたテレビ台に置くことができた

 

これまでの地デジやBDも高画質に再生

さっそくテレビを設置し、まずは普段からよく見る地デジ放送を見ることに。筆者は普段からバラエティ番組をよく見ているのですが、これまで使っていたHD解像度のテレビよりもくっきりクリアに映るため、タレントさんの肌の調子も丸わかりに……「あ、この人、肌荒れてるな」とか「この人は化粧でごまかしてない本物の美肌だな」と、ついつい肌に目がいきがちになってしまいました。

 

それもそのはず、地上デジタル放送の解像度1440×1080ドット(約156万画素)対し、4K液晶テレビの解像度は3840×2160ドット(約829万画素)と、なんと約5.3倍も精細。そのため、地デジ放送をただ拡大して表示しただけでは荒い画質になってしまいますが、M520Xでは新エンジン「レグザエンジン Evolution」やノイズや動きボケを抑える「地デジビューティX」、肌の質感をリアルに再現する「美肌リアライザー」といった技術により、解像感を高めながらアップコンバートすることで地デジも高精細な画質で楽しめるのです。

↑新開発の映像エンジン「レグザエンジン Evolution」

 

さらにBDは、フルHD解像度(1920×1080ドット)で、ビットレートも地デジの14~17Mbpsを超える最大54Mbpsとなっており、4Kアップコンバートしたときの精細さはかなりのレベル。手持ちのBDソフトのなかから映画「パシフィック・リム」を視聴したところ、4Kネイティブの映像にはかなわないものの、いままでのテレビでは見えなかった細かい部分までしっかり描写され、かなり満足いく画質で楽しめました。アップコンバート性能に優れたレグザなら、地デジやBDといったこれまで慣れ親しんできたコンテンツも高画質で視聴できるのがうれしいですね。

 

超美麗4K画質に久しぶりの衝撃!

いよいよ本題の4Kコンテンツを見てみることに。4Kアプコンでだいぶ目が肥えてきたので、4K画質の評価も少々シビアになっています。

 

数年前に4Kテレビが発売された当初は、「せっかく4Kテレビを買っても見るものがない」という声がよく聞かれましたが、現在は手軽に見ることができるコンテンツが増えてきています。最も手軽なのは「YouTube」。M520Xは有線/無線LANに接続すると、STB(セットトップボックス)などを使わず直接YouTubeを見ることができます。これまではGoogleのChromecastのようなHDMI接続型端末や、PlayStationといったゲーム機からYouTubeを見ていましたが、いちいち端末を立ち上げたり電源につなげるのが手間と感じていたので、テレビ単体で見られるようになってグッと手軽になりました。

 

YouTubeで“4K”と検索すると、様々な4K映像が表示されますが、そのなかからペルーの美しい風景を撮影した「PERU 8K HDR 60FPS(FUHD)」という動画を再生してみました。説明文によると、元々は8Kカメラで撮ったHDR映像を4Kにダウンコンバートしているものとのことですが、従来のネット動画とは別次元の高精細な映像にビックリ。自宅の再生機がVHSビデオデッキからDVDプレーヤーに変わったときと同じ衝撃を感じました。フルHDでも十分とお考えのアナタ、一度4K映像をじっくり自宅で見てみて下さい。世界が変わりますよ。

↑4K/HDR映像を再生できる環境であればクオリティアイコンに「4K」「HDR」と表示される

 

また、HDR映像の色彩をさらに色鮮やかに再現する「HDRリアライザ―」により、晴れた青空のようなコントラストの高い映像でも雲の輪郭までしっかり描写するなど、M520Xのポテンシャルの高さにも感動しました。エントリーモデルとはいえ、4K/HDR映像ならではのリアリティのある映像を十分に再現できる実力を持ってるといえます。

↑コントラストの高い映像も独自の「HDRリアライザ―」で美しく再現(画像はYouTube「PERU 8K HDR 60FPS(FUHD)」のもの)

 

続いて、4K作品を積極的に配信している定額制動画配信サービス「Netflix」を視聴。M520XのリモコンにはNetflix専用ボタンがついているので、ワンタッチでホーム画面に飛ぶことができます。作品にカーソルを合わせると解像度やHDR対応といった情報が表示されるので、4K作品を優先して選んでみてもいいですね。なお、4K画質で視聴するためには、Netflixのプレミアムプラン(月額1450円/税抜)で契約する必要があります。

↑4K対応作品は「Ultra HD 4K」と表示される

 

↑付属のリモコンには4K放送やNetflixの専用ボタンも

 

まずはNetflixオリジナルドラマ「さぼリーマン 甘太郎」を見てみることに。この「さぼリーマン 甘太郎」は2017年7月~9月までテレビ東京系で地上波放送されており、筆者もその放送を視聴していたのですが、4K画質で見ると段違いの精細さに驚かされます。第1話で登場する「あんみつ」のツヤツヤとした黒豆やぷりぷりの白玉の質感、第4話の「フルーツパフェ」に乗せられたイチゴの鮮やかな彩りなど、本物以上の美しさでは? と思うほど。スイーツがあまりおいしそうに見えるので、深夜は「レグザ禁止令」を出したくなるレベルです。

 

ただ、映像があまりも高精細でなめらかなため、CG部分と実写部分の境目がはっきりわかってしまうという、高画質ならではの問題も。そこで、「設定」画面の「映像設定」から「映像メニュー」を選び、デフォルトの「おまかせ」から「映画」に変更してみました。その結果、倍速処理や超解像処理などがほどよいレベルに抑えられ、ドラマを楽しむのにピッタリな雰囲気のある映像に。映像メニューは「おまかせ」「映画」のほかにも、「あざやか」「標準」「スポーツ」「アニメ」「ライブ」などがあるので、視聴するコンテンツに合わせて映像設定を変更すると、より一層映像に没頭することができますよ。

↑映像設定はコンテンツに合わせて変更するのがオススメ

 

いまでは地デジ放送と同じくらい毎日見ているYouTubeやNetflixなどのネット動画が、こんなにも手軽かつ高画質に楽しめるのはうれしい誤算でした。また、ネット配信の4K動画に比べて、12月に始まるBS/CS 4K放送ではより高いビットレートになるとされており、より高精細な4K映像を毎日気軽に見ることができるのかと思うと、BS/CS 4K放送に対する期待が高まります。

 

「ダブルウインドウ」機能など便利な機能も

このほかにもM520Xを使っていて便利だった機能を紹介していきましょう。東芝レグザのM520X、BM620X、X920の3機種は、以前の機種でも備えていた2画面を同時に表示できる「ダブルウインドウ」機能が久しぶりに復活しています。これは「地デジと4K放送」、「地デジとレコーダーなどの外部入力映像」など2つの映像を並べて同時に表示できるもの。音声はどちらか一方のみの再生ですが、スポーツ中継などを無音で流しながら録画していた番組をチェックするなど、マルチタスクな使い方ができます。

↑2つの映像を並べて同時に視聴できる「ダブルウインドウ」機能が便利

 

もうひとつ、活用したいのが「みるコレ」という機能。これは、リモコンの「みるコレ」ボタンを押して、好きなタレントやジャンルの番組、録画番組、ネット動画など、横断的に表示して見たい映像コンテンツを見つけやすくするもの。さらに、お気に入りパックに好きなタレントやよく見るジャンルなどを追加しておけば、録画した番組やこれから放送される番組、ネット動画などを検索して表示してくれます。これで応援しているタレントの出演番組などをうっかり見逃してしまうこともありません。

↑みるコレのホーム画面

 

また、番組視聴中に「次みるネビ」ボタンを押すと、現在見ている番組出演者が出ているほかの番組やネット動画、好みのテーマの番組といった候補を画面右側に表示してくれます。チャンネルをザッピングするよりも見たい番組に出会える確率が高く、「次は何を見ようかな~」と考える前にチェックしてみましょう。

 

【結論】東芝4Kレグザはテレビの買い替えを検討している人にオススメ

地デジ移行期の2011年にHD解像度の液晶テレビを購入してから、ここ数年間はずっと「そろそろ4Kテレビに買い替えたいなぁ」と思いながらも踏み切れませんでしたが、いよいよ4K放送がスタートするというタイミングで登場した東芝4Kレグザ「M520X」は、思わず「これだ!」と飛びついてしまいたくなるほど魅力的な機種でした。新たに放送開始となるBS/CS 4K放送を外付けチューナーなしで視聴できるテレビは、いまのところ東芝4Kレグザ「M520X」シリーズだけなので、テレビの買い替えを検討している方は、「M520X」シリーズを選んでおいて間違いなし!

 

また、M520Xの上位機にあたるバスーカオーディオ搭載の「BM620X」が6月下旬発売開始となり、7月下旬には4K有機ELを採用した最上位機「X920」も発売されますので、音質や画質にこだわりたい方はそれらを待つのもアリですね。

 

この夏は、12月1日のBS/CS 4K放送開始を待ちわびながら、ネット動画やUHD BDなどの4K映像を満喫したいと思います。ぜひみなさまも、お近くの家電量販店の店頭などで東芝4Kレグザ「M520X」をチェックしてみて下さい。

4K有機ELテレビの最新モデルの実力とは?専門家が4モデルの「期待度」を採点

各社ともに有機ELテレビの新作が出揃い、市場はにわかに活気づいてきました。国内メーカーにとっての“第2世代”は、いずれも12月開始の「新4K8K衛星放送」を意識した進化を遂げています。今回はAV評論家の藤原陽祐さんが、近日発売の製品も含めた最新モデルの「期待度」を評価します。

※各モデルアイコンの「4K VOD対応数」はYouTubeを含むサービス数。テレビのサイズ/質量はスタンド含む数値

 

4K本放送を堪能できるチューナー内蔵モデルが登場

5月上旬に各社からほぼ一斉に発表された新型の有機ELテレビは、いずれもパネルやエンジン、音響などが進化しています。なかでも最大のトピックは、「BS/CS 4Kチューナー」を唯一内蔵するレグザ X920の登場。

 

今年12月1日に「新4k8K衛星放送」がスタートしますが、従来機では別売チューナー(発売時期未定)を接続しなければ視聴できません。しかし内蔵モデルでは、チップを本体に装着し、対応BSアンテナにつなぐだけで視聴が可能。そのアドバンテージは大きいです。

 

その1.BS/CS 4K放送を単体で視聴できる唯一の有機ELテレビ

東芝

レグザ 55X920

実売予想価格48万5870円(7月下旬発売)

他社に先駆け、BS/CS 4Kチューナーを内蔵。BSアンテナとつなげば、本機だけで4K本放送を視聴できます。また、「新世代有機ELパネル」や「レグザエンジン Evolution PRO」など最新の高画質技術を投入。4Kの映像美を最大限に引き出します。

【BS/CS 4Kチューナー:内蔵】

【チューナー:地デジ×9、BS/110度CS×3】

【4K VOD対応数:5】

【音声実用最大出力:46W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):対応●接続端子:HDMI×4、USB×4ほか●サイズ/質量:W1226×H722×D251mm/未定

 

↑BS/CS 4Kボタンを備える新リモコン。色が異なり文字が大きいので、直感的に視認できます

 

↑新開発の「レグザエンジン Evolution PRO」。有機ELパネルの表現力を最大限に引き出します

 

↑「BS/CS 4K視聴チップ」を装着すると4K放送が視聴可能に。チップは10月以降に送付予定

 

【“買い”の理由】

地デジの“全録”に加え4K放送もHDDに録画できる

「タイムシフトマシン」を搭載し、外付けHDDをつなげば地デジの全録が可能。4K放送の番組も録画できます。

 

【藤原’s impression】

<期待度A+>

地デジから4Kまで究極の高画質で楽しめる

「元々レグザは信号処理に定評がありますが、新エンジンにより地デジのノイズ感などがさらに改善されました。現状、4K本放送の視聴・録画に対応する唯一のモデルという点も高く評価。市場をリードする存在になりそうです」

 

その2.画質・音質の強化に加えAIを駆使することで使い勝手が著しく向上

LGエレクトロニクス

OLED 55E8PJA

実売価格45万5550円

自社グループで開発したパネルの性能を最大限に引き出す高画質回路「α9 Intelligent Processor」を搭載し、卓越した映像美を実現。また高度なAI機能を備え、音声による番組検索やアプリ起動などが直感的な操作で行えます。音が立体的に広がる「Dolby Atmos」に対応。

【BS/CS 4Kチューナー:非内蔵】

【チューナー:地デジ/BS/110度CS×3】

【4K VOD対応数:6】

【音声実用最大出力:60W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):非対応●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1228×H784×D222mm/23.8㎏

 

↑有機EL専用に開発された「α9 Intelligent Processor」。映像内のノイズを徹底除去します

 

↑パネル部は、わずか約9mmの薄さ。本体突起部分を入れても52mmなので、壁掛け設置が容易です

 

↑ベゼル部の幅が狭く、パネル全体に映像を表示できます。圧迫感はほとんど感じられません

 

【“買い”の理由】

浮遊感のあるデザインで映像の没入度はピカイチ

パネル周りにガラスを配して画面だけが宙に浮いて見えるデザインを採用。映像世界への没入感が高まります。

 

【藤原’s impression

<期待度B+>

有機EL専用の新エンジン搭載で画質が向上

「これまでLGはあまりエンジンを訴求してきませんでした。新世代では、有機EL用に開発した「α9 Intelligent Processor」を搭載し、高画質化をアピール。ノイズ除去や色再現の精度が向上し、倍速の処理性能も高まりました」

 

その3.4K映像のリアリティを高音質スピーカーがさらに高めてくれる

パナソニック

ビエラ TaxH-55FZ1000

実売予想価格48万5870

進化した3次元カラーマネジメント回路「ダイナミック3D-LUT」を搭載。シーンの明るさに応じてリアルタイムで補正量を変化させ、明るい映像でも階調や色を忠実に再現します。また、スピーカー部のウーファーユニットなどを大型化し、迫力ある低音を実現。

【BS/CS 4Kチューナー:非内蔵】

【チューナー:地デジ/BS/110度CS×3】

【4K VOD対応数:7】

【音声実用最大出力:80W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):非対応●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1228×H785×D330mm/約29.0㎏

 

↑スピーカーにはテクニクス製品と共通のパーツも使用。低音の音圧感が大幅に向上しました

 

↑背面の端子部。付属のケーブルカバーを取り付ければ端子類を隠せます

 

↑マイク一体型のリモコン。話しかけるとネット動画や放送/録画番組などからコンテンツが検索できます

 

【“買い”の理由】

明暗の表現がアップし映画鑑賞を堪能できる

暗部の表現力に加え、明るいシーンの色/階調表現も向上。映画鑑賞に最適の、上質な映像に仕上げられました。

 

【藤原’s impression】

<期待度A>

極上の画に相応しいサウンドに進化

「とにかくサウンドの進化が著しいことに驚き! スピーカーは新設計で、低音の量感や声の艶っぽさが非常に魅力的です。画質に関しては先代からかなり完成度が高かったのですが、本機ではより明るさがアップしました」

 

その4.画面から音が出るシステムを踏襲しつつよりスリムな佇まいに

ソニー

ブラビア KJ-55A8F

実売予想価格37万7870

昨年から継続するA1同様、画面を振動させることで音を出すシステム「アコースティック サーフェス」を採用。サブウーファーを背面に搭載しながら、スタンド幅を極小化することでスリムなシルエットを実現しました。テーブルトップ設置のほか、壁掛けスタイルにも対応。

【BS/CS 4Kチューナー:非内蔵】

【チューナー:地デジ/BS/110度CS×2】

【4K VOD対応数:9】

【音声実用最大出力:50W】

SPEC●画面サイズ:55V型(65V型もあり)●スカパー!プレミアムサービス(4K):非対応●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●サイズ/質量:W1226×H717×D255mm/約22.2㎏

 

↑スタンド装着時の奥行きは約255mm。現行のA1と比べて、約84㎜もスリムで設置性が向上しました

 

↑背面センター部分にサブウーファーを搭載。アクチュエーターは左右にレイアウトしています

 

↑4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」はA1と共通。高い処理能力で、倍速でも滑らかに描きます

 

【“買い”の理由】

映像と音が融合する感動を手ごろに味わえる

「画面から音が出る」革新性を、A1より手ごろな価格で体感。映像と音が融合する感動を味わえる一台です。

 

【藤原’s impression】

<期待度B+>

ソニーならではの“嫌みのない化粧”が見事

「“化粧は濃いが、嫌みがない”という同社伝統の画作りを踏襲。メリハリのある色や画のインパクトは、他社と一線を画します。音質の好みは分かれますが、画面から音が出るシステムは劇場の感覚に近く、映像に没入できます」

 

 

サイフに優しい!高コスパな有機ELテレビ

最新ハイエンドモデルは魅力的ですが、予算がない……という人は、ひと世代前のモデルが狙い目。有機ELならではの色彩豊かな高画質映像を、リーズナブルに堪能できます。

 

その1.独自の高画質技術で色彩や輝度を忠実に再現

パナソニック

ビエラ

TH-55EZ950

実売価格34万8472

有機ELパネルに合わせて進化した高画質技術「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載。色彩も輝度も忠実に再現します。●サイズ/質量:W1230×H766×D280mm/約18.5㎏

 

その2.最新のHDR規格に対応し4Kの映像美を堪能できる

 

LGエレクトロニクス

OLED 55C7P

実売価格20万7550

「Dolby Vision」や「HDR10」などのHDR規格に対応。有機ELならではのハイコントラスト&色彩美を楽しめます。●サイズ/質量:W1230×H750×D217mm/19.2㎏

 

その3.上質な画と音だけでなく最大6chの全録機能も魅力

東芝

レグザ 55X910

実売価格41万270

純度の高い黒ときらめきを実現。地デジを最大6chまるごと録画できる「タイムシフトマシン」を搭載するのも魅力です。●サイズ/質量:W1229×H728×D170mm/24.9㎏

 

【チェックした人】

AV評論家/藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集を経て独立。本誌AV記事のご意見番として、的確な評価が好評を博しています。

テレビから家電を音声操作できる! Googleアシスタント対応のシャープ「AQUOS 4K AM1」

シャープは、独自のAIoTクラウドサービス「COCORO VISION」に対応した4K液晶テレビ「AQUOS 4K AM1」シリーズを発売します。発売日は60型「4T-C60AM1」と50型「4T-C50AM1」が8月31日、43型「4T-C43AM1」が6月30日を予定。実売予想価格は、C60AM1が26万円前後、C50AM1が18万円前後、C43AM1が15万5000円前後(いずれも税抜)。

↑AQUOS 4K AM1シリーズ

 

↑43型の「4T-C43AM1」

 

新モデルの特徴は、独自のAIoTクラウドサービス「COCORO VISION」がさらに進化し、AIが家族のよく見るテレビ番組や視聴する時間帯、さらに番組の録画予約状況まで分析・学習しておすすめの番組を音声で知らせてくれるほか、ホーム画面でその日の天気や番組情報なども教えてくれるようになったこと。

↑COCORO VISIONのホーム画面。背景の画像も季節に合わせて更新される

 

さらに、本体前面に搭載された人感センサーにより、家族がテレビに近づくと自動的に電源が入り「COCORO VISION」が起動。音声であいさつしたり、天気などの生活状況を教えてくれたりします。

 

また、Android 8.0 Oreoを採用しており、番組検索や天気情報などを音声検索できるほか、今後、Googleアシスタント対応のシャープ製家電製品などをテレビから音声操作できるようになります。

↑Googleアシスタントに対応するシャープの家電製品をテレビから直接音声で操作できる

 

画質面では、新4K衛星放送で採用されるHDR規格「HLG(Hybrid Log-Gamma)」方式に対応した新開発エンジン「AQUOS 4K Smart Engine PRO」を搭載。解像度や映像レベルを判別し、最適な高精細処理を行う「4K-Master アップコンバートプロ」により、地上波から新4K衛星放送まで高精細な映像で視聴できます。

↑映像の解像度などに応じて適切な高精彩処理を行う

 

↑音が聞き取りやすい前面開口設計のスピーカーシステムを採用

 

同社では、12月1日より放送開始予定の新4K衛星放送の受信が可能な外付けの「4Kチューナー」(2018年11月下旬発売予定)も開発中。今回発表されたAQUOS 4Kシリーズはもちろん、HDCP 2.2対応のHDMI端子を備えたアクオスシリーズや他社のテレビでも4K放送が楽しめます。

 

↑開発中の4Kチューナー。別途HDDを接続することで4K放送の録画も可能

 

↑アクオスシリーズと接続すれば、テレビのリモコンから4K放送を選局可能

 

AIとIoTを融合させた独自のAIoT機能により、テレビを再び家庭の中心に据えるようなビジョンを描くシャープの新AQUOS 4K AM1シリーズなら、スマートライフも身近になりそうですね。

有機ELは黒の表現だけじゃない! 明るい映像も美しく再現する4K有機ELテレビ ビエラ「FZ1000」

パナソニックは、「VIERA(ビエラ)」ブランドより4K有機ELテレビ「FZ1000」「FZ950」と、4K液晶テレビ「FX780」の3機種を6月8日に発売します。

 

明るい映像も美しく再生する有機ELテレビ「FZ1000/FZ950」

FZ1000およびFZ950は、ビエラブランドのフラッグシップに位置づけられる4K有機ELテレビ。両機種の主な違いはスピーカーで、FZ1000はテクニクス開発チームと新設計した“Tuned by Technics”のスピーカーシステムを搭載し、低音の迫力と音のクリア感を大幅に向上。FZ950は、シンプルなデザインの「ダイナミックサウンドシステム」を搭載しています。

↑FZ1000

 

↑FZ950

 

また、2017年モデルではEZ1000のみ、明るい部屋でも光の反射を抑えて黒の締まりを良くする「ブラックフィルター」を採用していましたが、2018年モデルではFZ1000/FZ950の両モデルで採用しています。

 

FZ1000/FZ950は、有機ELパネルの性能を引き出してハイコントラストな映像を実現する「有機ELパネル制御技術」を搭載。独自の高画質化技術「ヘキサクロマドライブ プラス」により、色や輝度を忠実に再現しながら細部のディテールまで美しく描写します。また、黒の表現を得意とし、暗いシーンでの色/階調表現が優れる有機ELパネルの特性はそのままに、新たにシーンの明るさに応じて動的に補正量を変化させる3次元カラーマネジメント「ダイナミック 3D-LUT(ルックアップテーブル)」を搭載し、明るいシーンでの色/階調表現も大幅に進化させています。

 

FZ1000は、スピーカーの容量を前モデル比約1.4倍に拡大したテクニクスチューニングの新スピーカーシステムを搭載。映像コンテンツを迫力のサウンドで楽しめるだけでなく、ディーガで再生したCDなどの音楽も高音質で聴くことができます。FZ950は、ダブルウーファーとクアッド・パッシブラジエーターを備えた「ダイナミックサウンドシステム」により、臨場感のあるサウンドを再生します。

↑FZ1000のスピーカーシステム

 

テレビ台に合わせてスタンド位置を変えられる「FX780」

FX780は、広い視野角の「4K高輝度IPS液晶パネル」を採用した4K液晶テレビ。設置するテレビ台の幅にあわせて、付属スタンドの取り付けを外側と内側の2か所から選択できることが特徴です。

↑FX780

 

↑スタンドを2つのスタイルから選べる

 

映像面では、独自の高画質化技術「ヘキサクロマドライブ」に加え、LEDバックライトの光を分割駆動するバックライトエリア制御と画像の信号処理を細分化するエリアコントラスト制御を組み合わせた「Wエリア制御」を採用し、高精彩でハイコントラストな映像を再現します。そのほか、地デジやBDなどの映像を4K相当にアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」や、スポーツシーンなどの動きのある映像もなめらかに再生する「倍速表示」、「クリアモーション」機能も搭載しています。

 

いずれも、12月から放送開始される「新4K8K衛星放送」対応チューナーは搭載していませんが、パナソニックでは外付けの4Kチューナーを放送開始までに発売する予定としています。いよいよスタートする4K放送に備えて、いまから4Kテレビを準備しておくのもいいかもしれませんね。

 

液晶の弱点だったアレを克服!? ソニー ブラビアから4K液晶テレビ「X9000F」登場

ソニーは、「BRAVIA(ブラビア)」ブランドより4K有機ELテレビ「A8F」と、4K液晶テレビ「X9000F」、「X8500F」、「X7500F」の計4機種を6月9日に発売します。

↑4K有機ELテレビ「A8F」

 

テレビ台に置きやすくなった新スタンドを採用

有機ELテレビA8Fは、発売中のA1と同等のスペックながらテレビ台などに置きやすいスタンドを採用。テーブルトップ設置時の奥行を約255mmまで抑えています。さらに、スタンドを取り外して壁掛け設置も可能。

↑A8F

 

↑A8F(左)は床置き型のA1(右)に比べ、奥行きを抑えてテレビ台にも置きやすくしたスタンドを採用

 

↑別売の壁掛けユニット「SU-WL450」を使用

 

A1と同様、フラグシップモデルのために開発された映像エンジン「X1 Extreme」を搭載しており、有機ELパネルの最大限まで引き出した高いコントラストを実現。超解像技術「4K X-Reality PRO」により、4Kや地デジなどの映像も高精彩に再現します。また、HDR10やHLG、ドルビービジョンなどのHDR映像に対応するほか、非HDRの映像をHDR相当のコントラストに引き上げる「HDRリマスター」機能も備えています。

 

さらに、画面を振動させて音を再生する独自の「アコースティック サーフェス」も搭載。画面から音を出すことで映像との一体感を高め、臨場感のあるサウンドを演出します。バーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」や、すべての音源を48kHz/24bit相当までアップコンバートする高音質化技術「DSEE」も搭載しています。

 

Android TV機能を備え、ネット動画再生アプリなどを使用可能。好みのコンテンツを音声で簡単に検索できます。さらに、「Google アシスタント built-in」にも対応予定で、会話形式で情報検索が行えるようになります。

 

液晶の弱点である“残像感”を低減した「X9000F」

液晶テレビは「X9000F」、「X8500F」、「X7500F」の3機種をラインナップ。X9000Fは直下型LED/倍速駆動パネルを搭載し、4K液晶テレビのフラッグシップ「Z9D」に次ぐ上位モデルという位置づけ。Z9DやA1/A8Fなどの上位モデルと同様、高い画像処理能力の映像エンジン「X1 Extreme」を搭載するほか、高コントラストを実現する「X-tended Dynamic Range PRO」技術も採用しています。

↑X9000F

 

新たに、LEDバックライトとフレーム間の黒色の挿入をエリアごとに制御して、従来、液晶の弱点といわれていた残像感を低減する「X-Motion Clarity」技術を搭載。画面の明るさを維持したままなめらかな動きを再現します。

↑X-Motion Clarityの概要

 

X8500Fは4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載し、超解像技術「4K X-Reality PRO」によりクリアで高いコントラストの映像を再生します。また、倍速駆動にも対応しており、残像感の少ないなめらかな動きを実現しています。

↑X8500F

 

43型~85型まで幅広いサイズをラインナップしており、43型/49型はブラックとウォームシルバーの2色を用意。インテリアに合わせてカラーを選べます。

↑X8500Fの85型

 

↑43型/49型は2色を用意

 

X7500Fは、4K/HDRに対応したスタンダードモデル。超解像技術「4K X-Reality PRO」に対応し、地デジやBDなどの映像も4Kにアップコンバートして精細な映像を楽しめます。X8500Fとの主な違いは、4K高画質プロセッサー「HDR X1」や広域色対応「トリルミナスディスプレイ」を採用しておらず、倍速駆動にも非対応となっていること。X8500F/X7500FともAndroid TV機能は搭載しています。

↑X7500F

 

2018年春モデルはいずれも当初はAndroid 7.0(N)で出荷されますが、年内にAndroid 8.0(O)にアップデートされる予定。それに伴いホーム画面なども変更になるとのこと。また、いずれも4K放送対応チューナーは搭載していませんが、ソニーでは外付けの4Kチューナーを年内に発売する予定としています。

 

日本の住宅事情に適したスタンドを採用した4K有機ELテレビと、画質をさらにブラッシュアップしたソニーの4K液晶テレビで高精細な4K映像を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

日本初の4Kチューナー内蔵! 東芝レグザから有機EL/液晶の4Kテレビ3機種登場

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより日本初となる4Kチューナー内蔵テレビ3機種を6月6日より順次発売します。ラインナップは、4K有機ELテレビ「X920」シリーズ(7月下旬発売予定)、重低音バズーカ搭載の4K液晶テレビ「BM620X」シリーズ(6月下旬発売予定)、4K液晶テレビ「M520X」(6月6日より順次発売予定)を用意。

 

いずれも、別送される「BS/CS 4K視聴チップ」を装着することで、12月1日より開始される新4K8K衛星放送がテレビのみで視聴可能となります。チップの発送は10月以降の予定となっていますので、12月の放送開始時から4K放送を視聴できます。

↑4K放送用のチューナーを内蔵した視聴チップを装着することにより、4K放送が視聴可能となる

 

↑「BS/CS 4K視聴チップ」はテレビ購入後に申し込み手続きを行うことで、別送される

 

新世代4K有機ELパネル搭載の新フラッグシップ機「X920」

X920は、「新世代4K有機ELパネル」を採用したレグザの新フラッグシップモデル。新たに開発された映像エンジン「レグザエンジン Evolution PRO」により、最新有機ELパネルの表現力を引き出して4K放送を高画質で楽しめます。

↑新世代4K有機ELパネル搭載の「X920」シリーズ

 

↑新開発の「レグザエンジン Evolution PRO」を搭載

 

また、ノイズを抑えた高精細な4K画質を実現する超解像技術「BS/CS 4KビューティX PRO」や、立体感のある質感を再現する「HDRリアライザ― PRO」、地デジのノイズを抑えて高精細に4Kアップコンバートする「地デジビューティX PRO」、肌の質感を美しく再現する「美肌リアライザ―」などの最先端技術を惜しみなく投入し、従来の地デジ放送やBD・ネット配信動画などあらゆる映像を高画質に再現します。

 

さらに、新開発のスピーカーシステム「有機ELレグザオーディオシステム」を備え、高品位なサウンドを再生。東芝独自の録画システム「タイムシフトマシン」(※)にも対応し、放送済みの過去の番組表から見たい番組がすぐに再生できます。もちろん4K放送も録画可能。地デジ・BS/CS用チューナーは3基で、W録画も行えます。

※:利用には別売のタイムシフトマシン対応USB HDDが必要

↑「有機ELレグザオーディオシステム」を備え音質も強化

 

このほか、画面を2分割して同時に2つの映像を再生する「ダブルウインドウ」機能も搭載。4K放送と地デジ放送、BDレコーダーからの外部入力映像など2つの映像を1画面で同時に視聴することができます。

 

4K液晶はバズーカオーディオ搭載の「BM620X」に注目

4K液晶テレビの「BM620X」と「M520X」は、画質などの基本性能は同等ですが、BM620Xのみ「バズーカオーディオシステム」を搭載。「クリアダイレクトスピーカー」と「重低音バズーカウーファー」により、迫力のサウンドを楽しめます。

↑M520Xシリーズ

 

↑サウンド強化モデルの「BM620X」シリーズ

 

↑重低音を再生するBM620Xの「バズーカオーディオシステム」

 

2モデルとも4K放送のための新エンジン「レグザエンジン Evolution」を搭載するほか、高精細な映像処理を行う「BS/CS 4KビューティX」や地デジ放送も高画質で楽しめる「地デジビューティX」、立体感のある質感を再現する「HDRリアライザ―」、肌の質感を美しく再現する「美肌リアライザ―」といった技術を採用。きめ細かく高精彩な映像を再生します。

 

4Kチューナーのほか、地デジ・BS/CSチューナーを各3基ずつ備え、W録画も可能。2つの番組を同時に表示する「ダブルウインドウ」機能も備えています。

 

外付け4Kチューナーも秋に登場予定

また、東芝では既存の4Kテレビに接続して4K放送を視聴できる外付け4Kチューナー「TT-4K100」(実売予想価格4万円前後)も秋に発売予定。レグザ以外のテレビにも接続して使えますが、レグザ接続時のみノイズを抑えてクリアな画質を楽しめる「レグザコンビネーション高画質」機能が働きます。外付けHDDをつなぐことで4K放送の録画も可能。4Kチューナーのほか、地デジ・BS/CSチューナーも各2基備えています。

↑外付け4Kチューナー「TT-4K100」

 

↑4Kテレビのほか、フルHDやHD解像度のテレビにも対応

 

いよいよ12月から始まる4K放送は、4Kチューナー内蔵テレビや外付け4Kチューナーを用意すれば、既存のBSアンテナでも最大6チャンネルが視聴可能。4K放送にいち早く対応した東芝レグザなら、いまのうちに購入しても安心して高精彩な4K放送が楽しめます。そろそろテレビの買い替えを……と検討されていた方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

意外と手軽!?「新4K8K衛星放送」見るのに“本当に必要なもの”はなにか

2018年12月1日から、「新4K8K衛星放送」が始まる。色々準備も必要なものだが、本当に視聴に必要なものはなんなのだろうか? そして、どんなものが見られるのだろうか? ここで改めてまとめておきたいと思う。最終的に「すべてを見よう」とするとなかなかにハードルが高いものなのだが、ちょっと視点を変えると、別の姿も見えてくる。

 

8Kより「高画質な4K」が主軸、録画もOKに

「新4K8K衛星放送」は、現在の衛星放送のうち、いわゆるBS放送と、110度CS放送を再編、付加価値を追加するために生まれるものだ。スカパー!向けに、2015年3月より124/128度CS放送で「スカパー! 4K」という4K放送が始まっているが、それとは別のものである。いま、4K放送といえば、「新4K8K衛星放送」のことと考えてもいいだろう。現状、地上波では4K放送を導入する予定はなく、放送における最高画質の放送は「新4K8K衛星放送」になる、と思っていただいてかまわない。

↑ひと足先に本放送を開始した「スカパー! 4K」

 

4Kテレビが普及しつつあることから、「次は8K」というイメージを持つ人も多いだろう。そこに「新4K8K衛星放送」が登場するので、この放送の主軸を8K、と思っている人も意外と多い。

 

だが、そこは明確に違う。

 

今回の新放送の主軸は「4K」であり、8Kについては、NHKが1つのチャンネルで放送を行うに過ぎない。コンテンツ制作の現場では8Kの利用も増えていくだろうが、「4Kでのコンテンツ体験がようやく定着する」のがいまのフェーズ、といっていい。

 

特に、今回の4K放送は「画質」が非常に良い、という点が重要だ。意外に思われるかもしれないが、過去のデジタル放送は、同じ解像度のコンテンツの中では必ずしも「高画質」とはいえなかった。映像を伝送するために必要な帯域が狭く設計されていたからだ。しかし今回の4K放送は、ビットレートが「最大33Mbps」とかなり高い。ディスクメディアであるUltra HD Blu-ray(最大108Mps)にはかなわないが、ネット配信の4K(一般的には十数Mbpsで、もっとも恵まれた環境の場合でも25Mbps程度)よりはずっと高く、しかも品質が安定している。この点は利点といえる。

 

こうした高画質コンテンツを「録画できる」のもポイントである。スタートした段階ではハードディスクへの録画が中心で、ディスク記録はまだだが、これまでのBS放送と同じく、ダビング10もしくはコピーワンスでの録画記録が可能になっている。(実際の運用は放送局に委ねられている。この点も現状と変わらない)新4K・8K放送は規格策定の段階で各社の思惑が錯綜し、一時は「録画できなくなる」との話が出たこともある。だが、結果的には、消費者視点で見ると、ディスク記録が遅れていること以外は、これまでと似た形に落ち着いた。

 

ちなみに、暗号化と契約管理に使う「CAS」という仕組みには、これまで使われてきた「B-CASカード」とは違う、「ACAS」という仕組みに変わる。基本的には、ICカードではなく、本体に内蔵するICチップ形式になるが、当初は取り外し可能な子基板のような形で提供される場合もあるという。CASそのものの存在や、ダビング10の存在に関する問題はあるものの、4K放送だからその点が変わったわけではなく、継続されたような形になっている。

 

NHK+民放キー局の4K放送は意外とお手軽!?

もうひとつのポイントは、放送のほとんどが「CMによる無料モデル」である、ということだ。要は、民放キー局がこれまでの放送モデルをそのまま採用する、ということである。これには功罪両面があるが、消費者から見た場合、「追加費用を払わずに最新の4K映像を見れる」ことは、大きなポイントといえる。

 

では、見るためになにが必要なのか?

 

4Kテレビはあったほうがいい。HDR対応の放送もあるので、4K+HDR対応テレビであることが望ましい。ただし、チューナーをつなげれば従来のフルHD(2K)テレビでも見れるし、画質向上はわかるはずだ。

 

放送の方式が変わるので、4K放送対応のチューナーは必要になる。既存の衛星放送用チューナーでは視聴できない。当面はテレビに外付けのチューナーを付ける形が主流だろう。2018年中には4K放送対応チューナー内蔵のテレビも出てくるだろう。録画については、過去のレコーダーではできない。4K放送対応のチューナーやテレビがそれぞれ対応することになる。当面はUSB接続のハードディスクなどに記録することになるはずだ。

↑東芝は2018年3月に4K放送用チューナーの開発を発表。2018年秋に発売予定としている

 

ちょっと分かりづらいのが「アンテナ」である。新4K・8K放送では、衛星が使う電波帯こそ同じであるものの、一部のチャンネルで「左旋円偏波」という電波が利用される。これまでは「右旋円偏波」だったので、新たに対応が必要だ。

 

ただ、ここがポイントなのだが、「すべての新4K・8K放送が左旋ではない」。以下の図でおわかりのように、NHKおよび民放キー局が提供する4K放送については、これまでと同じ「右旋」が使われる。左旋に対応していないアンテナでも問題なく受信できるのだ。将来的に左旋アンテナへの対応は必要となるが、今すぐに変えないと4K放送が一切見られない、というわけではない。

↑従来のアンテナ設備でもNHK・民放6チャンネル分の視聴が可能(出典:東芝映像ソリューション)

 

↑左旋対応のアンテナを含む新しい設備を導入すると11チャンネルもの4K放送が視聴可能になる(出典:東芝映像ソリューション)

 

すなわち、(8Kでなく)4K放送を見たいのであれば、これまでの衛星放送が見れる環境に加え、「新4K放送対応チューナー」さえあればいい、ということになる。もちろん、できれば4K+HDRに対応しているテレビがあることが望ましい。また、すでに4Kテレビを買った人であっても、チューナーさえ用意すれば、テレビを買い換える必要はない。

↑開発中の東芝の4Kチューナー。外付けHDDへの4K放送録画機能も搭載する

 

4K放送にどれだけのコンテンツが集まるかは、まだわからない部分もある。しかし、4Kでのコンテンツ製作と調達が当たり前になっている一方で、日常的に見る地上波は2K、それもかなり画質の劣るものだった。だとすれば、付加価値のあるものから4K放送に移っていくのはある意味必然でもある。映画やスポーツ中継などは、4K放送がひとつの軸になっていくのではないだろうか。

 

4K放送は「未来のもの」ではなく、目の前にやってきた。大規模な投資が必要であるなら消費者としても二の足を踏むが、「BS放送のアップデート」という形に鍵っていえば、そこまでの出費ではない。だからこそ、4Kテレビに興味がある人は、正しい情報を理解した上で年末を待っていて欲しい、と思うのだ。

 

「見放題サービス」の強い見方、STB(セットトップボックス) は何を基準に選んだらよい?【5機種徹底比較】

ネットのコンテンツをテレビで視聴可能にするセットトップボックス(STB)を使えば、配信コンテンツに非対応の少し古いテレビでも、NetflixやHuluなどの「見放題サービス」を楽しめます。ここでは、手持ちのテレビをまだまだ使いたい人にオススメの注目の新製品&定番製品を評価しました。

●各アプリの起動時間は、時間帯を変えて同一環境で複数回測定した平均を掲載しています。また、対応サービスのアイコンは、それぞれ下記を表しています。このほかのアイコンについては後半をご覧ください。

 

まずは代表的「定額見放題サービス」の内容と価格を紹介

定額で映像作品を楽しめる見放題サービスは種類が多く、それぞれ強みや得意ジャンルに違いがあります。まずは各サービスの料金と特徴を簡単に紹介しましょう。

Netflix 702円/月〜

オリジナル作品が充実。「ナルコス」「フラーハウス」などの人気作を楽しめます。

Hulu 1007円/月

国内外約5万コンテンツ以上を配信。日テレ系の番組に強く、人気バラエティも多数配信しています。

dTV 540円/月

映画やドラマのほかライブなどの音楽コンテンツも充実。約12万作品を配信しています。

DAZN 1890円/月(ドコモユーザー対象の「DAZN for docomo」は1058円/月)

スポーツ専門チャンネル。Jリーグやプロ野球など年間7500以上の主要スポーツが見放題です。

Amazon Prime Video 400円/月(Amazonプライム会員の費用)

日本オリジナルのバラエティ作品や人気映画など数千本以上をプライム会員に独占配信しています。

dTVチャンネル 1382円/月(ドコモユーザーは842円/月。dTVとセットで利用する場合は、ドコモユーザーは1058円/月、それ以外は1598円/月)

エンタメ、キッズなど様々なジャンル計30以上の専門チャンネルが見放題になります。

dアニメストア 432円/月

アニメ専門の見放題サービス。過去の名作から放送中のアニメまで幅広く配信されています。

U-NEXT 2149円/月

映画・ドラマ・アニメなど11万本以上が楽しめて、70誌以上の雑誌も読み放題です。

 

【STBの選び方】リモコンに求める機能が重要

STBを選ぶときのポイントとして重要なのが、リモコンの機能。よく使う機能だけに対応したシンプルなものから、テレビの操作にも対応した多機能タイプまで、各製品の個性が出ているので、リモコンでどこまで操作したいかに合わせて選ぶという手もあります。

 

ストレージは、ゲームのようなサイズの大きいアプリを使いたい場合には容量の大きなものを選ぶ必要がありますが、動画配信サービスの利用がメインならそれほど気にする必要はないでしょう。

 

【その1】ルーターとしても使えるスティック型STB

CCC AIR

Air Stick 4K

1万584円

小型の本体をHDMI端子に接続して使用するスティック型STB。Chromecast機能に対応しているので、対応スマホアプリの画面をテレビにミラーリングすることもできます。4Kおよび4K HDRにも対応し、有線LAN接続時はルーターとしても利用可能。【4K:対応】【有線LAN:対応】【音声対応リモコン】【ストレージ :16GB】【GoogleHome】

 

↑HDMI端子に本体を直接差し込めない場合やテレビ裏面のスペースが狭い場合は、付属の延長ケーブルを使います

 

【対応動画アプリ充実度】★×4

U-NEXTなどは対応アプリがなく、スマホからミラーリングが必要です。他に「TSUTAYA movie powered by U-NEXT」にも対応。

※1:アプリには非対応ですが、ChromecastもしくはAndroid TVのミラーリング機能を使ってスマホから表示可能です

 

【使い勝手】★×3

Netflix起動まで「約1.1秒」/Hulu起動まで「約3.4秒」/dTV起動まで「約2.0秒」

アプリによっては起動に時間がかかりました。ホーム画面はアプリアイコンがシンプルに並ぶ構成で、初めてでも使いやすいです。

 

【リモコン】★×3

コンパクトなリモコンから音声検索もできる

子どもでも持ちやすいコンパクトサイズの音声対応リモコンは、コンテンツ選択や再生などの基本操作が可能。音量調整はできないのが残念です。

 

【こんなこともできる!】有線LAN接続時はルーターにもなる

ネットへの接続は有線LANでも可能。有線接続時は本体をWi-Fiルーターとして利用することもでき、同時に8台の機器を接続できます。帯域は、2.4GHzおよび5GHzに対応しています。

↑LANポートは、本体に給電するためのACアダプター部分に搭載されています

 

 

【その2】テレビの操作も可能な多機能リモコンが便利

NTTドコモ

ドコモテレビターミナル

1万6848円

本体は据え置き型。ドコモの各動画サービスやGoogle Playストアでダウンロードしたゲームを楽しめます。4Kのほか4K HDR、Dolby Visionにも対応。Android TV搭載で、対応アプリがない動画サービスもスマホのミラーリング機能を使って視聴可能です。【4K:対応】【有線LAN:対応】【音声対応リモコン】【ストレージ 16GB】【GoogleHome】

 

↑人気の専門チャンネルや独自番組を提供する「dTVチャンネル」にも対応します

 

【対応動画アプリ充実度】★×4

テレビアプリのないものは、スマホのミラーリング機能を使って表示可能。「ひかりTV for docomo」(※2)も間もなくスタート予定です。

※1:アプリには非対応ですが、ChromecastもしくはAndroid TVのミラーリング機能を使ってスマホから表示可能です ※2:2018年春サービス開始予定

 

【使い勝手】★×4

Netflix起動まで 「約2.0秒」/Hulu起動まで「 約2.4秒」/dTV起動まで 「約0.9秒」

NetflixはスマホのGoogle Homeアプリを利用したミラーリングで表示する必要があり、少々不便。複数のdアカウントを切り替えて使える点が便利です。

 

【リモコン】★×5

テレビの操作も可能で日本語表示が見やすい

各ボタンの説明が日本語でわかりやすいです。音声検索やコンテンツの再生/停止などの操作が可能なほか、通常のテレビリモコンとしての機能も備えます。

 

【こんなこともできる!】使い方をテレビ上で確認できる「eトリセツ」が便利

取扱説明書をテレビ画面上で閲覧できる「eトリセツ」アプリを搭載。紙の説明書やWebサイトを見なくても、テレビの設定方法や使い方をすぐに確認できるので便利です。

↑画面左側に目次が表示されるので、必要なページをすぐに見つけられます

 

 

【その3】プライム会員サービスとの連携が充実

Amazon

Fire TV

8980円

4Kおよび4K HDRに対応。Amazon Prime Musicやプライムフォトなど、プライム会員向けサービスとの連携が充実しているので、特典をたっぷり活用したい人にはうれしい。Amazon Echoからの音声操作は、日本語未対応となっている(2018年3月現在)。【4K対応】 【音声対応リモコン】【ストレージ :8GB】※3

※3:別売のイーサネットアダプタを使えば有線LANにも対応可能

 

【対応動画アプリ充実度】★×5

主要な見放題サービスにはおおむね対応。YouTubeアプリは利用できませんが、Firefoxなどのブラウザからアクセスすれば視聴可能です。※4:ブラウザでの視聴に対応

 

【使い勝手】★×4

Netflix起動まで 「約1.1秒」/Hulu起動まで 「約3.4秒」/dTV起動まで「約1.0秒」

アプリによっては起動に少し時間が必要。ホーム画面にはPrime Videoの「次に観る」などが表示されており、別サービスをメインで使うなら少々うるさく感じるかもしれません。

 

【リモコン】★×4

使いやすいボタン配置の音声対応リモコン

リモコンからの音声検索に対応。ボタンの配置やストロークが程よく、今回試したなかで最も使い勝手が良く感じました。音量調整に対応していない点が惜しいです。

 

【こんなこともできる!】

プライム会員ならクラウド上の写真も閲覧できる

Amazonプライム会員向けフォトストレージ「プライムフォト」の写真を表示したり、スライドショーを楽しんだりできます。また、FirefoxやFire向けプラウザ「silk」を使ってWebの閲覧も可能です。

↑プライムフォトは容量無制限で写真を保存できるプライム会員向けサービスです

 

【その4】Siri搭載リモコンで様々な操作ができる

Apple

Apple TV 4K

2万1384円(32GB)、2万3544円(64GB)

据え置き型で4Kおよび4K HDRに対応。各動画アプリはApple TV用のApp Storeから入手する。リモコンの音声認識機能にはSiriが使われており、コンテンツの検索以外にも様々な操作を音声で行えます。【4K対応】【有線LAN対応】【音声対応リモコン】【ストレージ :32/64GB】

 

【対応動画アプリ充実度】★×4

バンダイチャンネルやauのビデオパスも対応。テレビアプリのないサービスはAir Playで表示するため、iOS端末かMacが必要です。※5:アプリは非対応ですが、AirPlayを使った表示には対応。AndroidおよびWindowsデバイスからの表示は非対応

 

【使い勝手】★×5

Netflix起動まで「約0.9秒」/Hulu起動まで「約0.9秒」/dTV起動まで「約0.9秒」

いずれのアプリもすばやく起動するので、ストレスなく使えます。音声操作では、再生中の映画の情報を尋ねたり、字幕を切り替えたりもできます。

 

【リモコン】★×5

タッチパッド搭載の手のひらサイズリモコン

コンテンツの選択などをリモコン上部のタッチパッドから行えて快適。音声認識のSiriも優秀。iPhoneをリモコン代わりに使えるアプリも用意されています。

 

【こんなこともできる!】AirPlayでiOSの画面をテレビに表示

iOSが標準対応するミラーリング機能の「AirPlay」を使えばiPhoneなどの画面をテレビに表示することも可能です。また、「写真」アプリでは、iCloudフォトライブラリの写真を閲覧できます。

↑iPhoneやiPad、MacのAirPlayアイコンから、ミラーリングを開始できます

 

【その5】スマホからのシンプルな操作で手軽に使える

Google

Chromecast

4980円

手のひらサイズの本体をテレビのHDMI端子に接続して使います。専用のホーム画面などはなく、スマホからの操作でChromecast対応アプリの画面をテレビに表示して視聴する方式。4K対応の上位モデルChromecast Ultra(9720円)も用意されています。【GoogleHome】

画像提供:Google

 

【対応動画アプリ充実度】★×4

スマホからの表示に対応(※6)

他と違ってアプリを使用せず、スマホ側のアプリ画面をテレビにミラーリングして視聴します。利用できるサービスは多いです。※6:スマホのアプリ画面をミラーリングして視聴する方式。ミラーリングには、アイコンで表示したもののうちPrime Video以外のサービスが対応しています

 

使い勝手:★×3

Netflix起動まで「約2.0秒」/Hulu起動まで 「約2.0秒」/dTV起動まで「約2.0秒」

表示には各アプリから2回のタップが必要になり、一手間かかる印象。タップ後は瞬時に表示されます。使い慣れたスマホアプリで操作できる点は便利。

 

リモコン:-

リモコンは同梱されずスマホで全操作を行う

専用のリモコンはなく、スマホに「Google Home」アプリをインストールして、リモコンとして使用します。再生などはアプリをそのまま操作すれば問題ありません。iOS、Androidともに対応。

 

【こんなこともできる!】Chromeブラウザからネット閲覧もできる

PC版のChromeブラウザからは、画面をテレビに映すことができるので、大画面でネットを楽しみたいときに役立ちます。Chromeブラウザなら、WindowsでもMacでも利用可能。

↑ブラウザ画面をテレビに映すには、Chromeのメニューで「キャスト」をクリック

 

 

【おまけ】PS4をSTBとして使うこともできる!

SIE

PlayStation 4

実売価格3万2378円

PlayStation 4は、STBとしても使うことができます。主要見放題サービスに対応し、上位モデルのPlayStation 4 Proと4K対応テレビを組み合わせれば、一部サービスで4K画質での視聴も可能。

 

【対応動画アプリ】

 

 

↑無料動画サービスはYouTubeに対応。PS向けサービスの「PS Video」から映画をレンタルすることも可能です

現時点で「買い」なリーズナブル4Kはどれだ? 10万円未満の「コスパ系4Kテレビ」3選

12月の4K・8K放送を前にして、低価格帯モデルが充実してきている4Kテレビ。そこでここでは、10万円を切る格安モデルを3種類ピックアップ。高画質技術などでは大手メーカーと比べて多少劣るところはあるものの、性能は必要十分です。プロが性能や使い勝手を検証しました。

※テレビのサイズ/質量はスタンドを含む数値

 

【解説する人】

テクニカルライター 湯浅顕人さん

PC&AVのライター。様々な音楽コンテンツをよく視聴するため、4Kテレビの音質にもこだわっています。

 

【採点項目】

1.操作性:リモコンの使い勝手を中心にチェック。ボタンの配置やレスポンスのスピードを検証しました。

2.ネット機能:ネットコンテンツの充実度をチェック。検索のしやすさやアクセス時のラグも検証しました。

3.画質:地デジ放送の4Kアップコンバート性能に注目。ワイプ画面などでの微細な描写も評価しました。

4.音質:人の声の聴き取りやすさを中心に検証しました。重低音強化など音声モードの多彩さも評価。

 

 

【その1】Active HDRで映像本来の明るさや色を描写

LGエレクトロニクス

49UJ6500

実売価格8万8210円

「Active HDR」技術を搭載し、映像が持つ明暗や色彩情報を再現。色彩情報の処理能力を高める「True Color Accuracy」技術により、BT.2020の広色域もカバー。色彩を忠実に描きます。【4Kチューナー:非搭載】【4K VOD対応数:2】【地デジ/BS・110度CS:各2】【HDMI入力端子4】●サイズ/質量:W1107×H705×D259㎜/12.7㎏

 

【お買い得度チェック】

操作性:★×3.5

中央部に凹凸があり持ちやすさは抜群だが方向キーは押しにくい

「リモコン中央部に凹凸があり持ちやすいですが、方向キーボタンが小さいため押しにくさを感じることも。ワンタッチでAmazonビデオにアクセスできるボタンを備えるのは便利です」

 

ネット機能:★×4

VODやアプリが豊富で追加登録も手軽だが動作はやや遅い

「購入時からVODサービスやアプリが豊富に登録されているので、使い勝手は抜群。ストアからの追加ダウンロードも手軽に行えます。ただ、動作が少し遅いのがマイナス要素です」

 

画質:★×4

ざらつきや白飛びが抑えられて見やすい映像に

「地デジのアップコンでは多少のっぺり感があるものの、ざらつきのない映像に。Ultra HD Blu-rayでは、明暗差の大きなシーンでも、明るい場所での白飛びが抑えられていました」

 

音質:★×3.5

広がりのある音で輪郭も際立つが迫力に欠ける

「音に広がりがあり、テレビにありがちな『一点から聴こえてくる』という印象はありません。輪郭もそこそこ際立っています。一方で、低音があまり出なかった点が気になりました」

 

【その2】スポーツなどの速い動きも鮮明な映像で描写する

FUNAI

FL-49UD4100

実売価格9万6984円(ヤマダ電機専売)

倍速駆動により毎秒120コマの映像を表示して、スポーツなどの速い動きも鮮明に。環境音の成分を抑えることで、人の声をより聴き取りやすくする「音声アシストモード」も秀逸。【4Kチューナー:非搭載】【4K VOD対応数:5】【地デジ/BS・110度CS:各2】【HDMI入力端子:4】●サイズ/質量:約W1103×H706×D235㎜/約14.9㎏

 

【お買い得度チェック】

操作性:★×3.5

専用アプリとの連携でスマホをリモコンとして使えるのが便利

「専用アプリを使用すれば、スマホをリモコンとして使えて便利。付属のリモコンは、下部に同じ色や形のボタンが多く密集しているため、押し分けがしにくいです」

 

ネット機能:★×4

対応VODサービスは8種類と豊富だが追加できないのは残念

「対応するVODサービスはNetflixやYouTubeなど8種類と豊富ですが、任意で追加できないのは少し不満。コスパ系モデルとしては珍しく、Wi-Fiを内蔵しているのはメリットです」

 

画質:★×3

残像は全体に少なめで快適にみられるが人の顔はややのっぺり

「残像はかなり少なめ。動きの速いシーンでもストレスなく見られました。地デジの4Kアップコンでは、ワイプ内の顔がややのっぺりするのが気になります。細かい部分描写はまずまず」

 

音質:★×3

細かい音までしっかり聴こえるが迫力はいまひとつ

「迫力はそれほどないものの、解像感はまずまず。背景でチリンチリンと鳴っている細かい金属音なども十分に聴き取れます。ステレオらしい広がりも、それなりには感じられました」

 

 

【その3】アイワ復活を告げるブランド初の4Kテレビ

アイワ

TV-49UF10

実売価格8万6184円

同社初の4Kテレビ。高輝度・広視野角なIPS液晶パネルを採用し、メリハリのある映像を再現します。オンキヨー製スピーカーを正面に配置し、4K対応のHDMI 2.0を4系統備えています。【4Kチューナー:非搭載】【4 K VOD対応数:0】【地デジ/BS・110度CS:各2】【HDMI入力端子:4】●サイズ/質量:W1105×H727×D246㎜/約11.8㎏

 

【お買い得度チェック】

操作性:★×3.5

リモコンの操作性が高くザッピングしながらでもストレスなく視聴

「リモコンが小さくて軽いため、ザッピングしながらの視聴も快適。持ち変えなくても隅々まで指が届くのもラクです。主要ボタンの色や大きさが似通い、直感的に操作できないのは難点」

 

ネット機能:-

ネット機能は非搭載だが接続端子が豊富で拡張性は高い

「ネットコンテンツの視聴に非対応なのは大きなデメリットです。一方で、HDMI端子を4基、USB端子を3基と、接続端子を豊富に揃えており、コンテンツの拡張性を担保しています」

 

画質:★×4

4Kアップコン非対応だがネイティブ4K映像はハッキリした輪郭

「4Kアップコンに非対応なのが残念。ネイティブ4K映像はハッキリとした輪郭で描写し、色もしっかりと出ていました。残像や室内照明の映り込みも少なく、全体的に見やすい映像です」

 

音質:★×2.5

クリアな音質だが音の広がりや迫力は物足りない

「クリアな音質なので、ニュースやドキュメンタリー番組などの人の声を鮮明に聴き取れます。一方で、音の広がりや低音の迫力はいまひとつのため、映画鑑賞などには不向きです」

4Kテレビ本当の「お買い得度」チェック! 大手の入門モデルが使い勝手抜群だった

12月の4K・8K本放送開始に向け、4Kテレビは低価格帯モデルが充実してきました。そこで今回は、機能が充実した大手メーカーのエントリーモデルを3機種ピックアップ。プロが性能やリモコンの使い勝手などを検証し、本当にお買い得かを見極めます。

※テレビのサイズ/質量はスタンドを含む数値

 

【解説する人】

テクニカルライター 湯浅顕人さん

PC&AVのライター。様々な音楽コンテンツをよく視聴するため、4Kテレビの音質にもこだわっています。

 

大手メーカー製の入門機は高コスパ

4Kテレビは低価格帯モデルのラインナップが充実してきました。ここで取り上げたのは、大手メーカー製の入門機モデル。テクニカルライターの湯浅顕人さんによれば、これらのモデルは高い技術を搭載しているといいます。

 

「大手メーカーのエントリーモデルは上位機に使われる高画質技術を踏襲していることが多く、高コスパです。東芝のレグザ C310Xは、同社のミドルクラス・M510Xと性能がほぼ変わりません」

 

<採点項目チェック>

1.操作性

リモコンの使い勝手を中心にチェック。ボタンの配置やレスポンスのスピードを検証しました。

2.ネット機能

ネットコンテンツの充実度をチェック。検索のしやすさやアクセス時のラグも検証しました。

3.画質

地デジ放送の4Kアップコンバート性能に注目。ワイプ画面などでの微細な描写も評価しました。

4.音質

人の声の聴き取りやすさを中心に検証しました。重低音強化など音声モードの多彩さも評価。

 

【その1】新回路の搭載により鮮やかで自然な色を再現!

パナソニック

ビエラ TH-49FX600

実売価格16万4220円

多くの補正ポイントを持つ色忠実補正回路を搭載し、鮮やかかつ自然に再現。よく見るチャンネルやアプリなどを登録すると、「かんたんホーム」画面からすぐアクセスできます。●サイズ/質量:W1102×H699×D232㎜/約15㎏4Kチューナー:非搭載4K VOD対応数:7地デジ/BS・110度CS:各2HDMI入力端子:3

 

操作性:★×5

リモコン上部左によく使うボタンを配置

「アプリ一覧を表示する『マイアプリ』や、録画&VODコンテンツを一覧できる『アレコレ』など使用頻度の高いボタンを集約し、押しやすい設計。起動のレスポンスも早く、快適でした」

 

ネット機能:★×4.5

ウェブプラウザがプリインストールされてすぐページ閲覧可能

「VODやアプリは購入時から非常に豊富で、さらにマーケットでアプリを追加可能。初めからウェブブラウザが利用でき、ネットをつないですぐにページの閲覧ができるのも便利です」

 

画質::★×5

ワイプ内に映った小さな顔も柔らかくキレイに描写

「地デジの4Kアップコンバートは、自然な色合い。ワイプ内の人の顔では輪郭こそキリッとしていないものの、柔らかく表現されキレイでした。4Kネイティブ映像は、艶やかな鮮やかさです」

 

音質:★×5

内蔵スピーカーとは思えないほどの重厚な音質を実現

「スピーカーを外付けしているかと思うほどの美音で、小音量でも人の声がクリアに聴こえました。映画鑑賞では『低音強調』をオンにすれば、より迫力のあるサウンドが楽しめます」

 

【その2】明るさセンサーを内蔵し部屋の明るさに即マッチ!

シャープ

AQUOS LC-50US5

実売価格15万4630円

新開発エンジンを搭載したことで、従来モデルよりも精細感を高め、臨場感豊かな映像を再現。「明るさセンサー」によりバックライトを自動調整でき、見やすい映像を実現します。●サイズ/質量:W1126×H719×D271㎜/約22.0㎏●4Kチューナー:非搭載●4K VOD対応数:3●地デジ/BS・110度CS:各3●HDMI入力端子:4

 

操作性:★×5

テレビとネットの操作ボタンエリアを視覚的に区分

「リモコンの上半分は『テレビ操作ゾーン』で黒色に、下半分が『ネットコンテンツ操作ゾーン』で白く塗り分けられて見やすいです。音声操作の認識精度は抜群で、自然に話せばOK」

 

ネット機能:★×5

視聴履歴を基にオススメの番組やネットコンテンツを表示

「AIoT技術を生かしたクラウドサービス『COCORO VISION』が秀逸。テレビの前に座るだけで電源が入り、ユーザーの視聴履歴などを基にオススメの番組やネットコンテンツを表示します」

 

画質:★×4

肌の質感を滑らかに仕上げ色合いも自然

「地デジの4Kアップコンは髪の毛や肌の質感が滑らかで、色合いも自然。4Kネイティブに迫るほどの精細な映像を楽しめます。ワイプ内の人の小さい顔も、自然に表現されていました」

 

音質:★×4

定位感があり楽器や人の位置を確かに感じられる

「定位感があり、楽器の位置や話している人の移動を鮮明に感じられます。特に高音に優れ、映画内の金属音などは、大きな音は歪まず、小さな音は埋もれずにしっかりと聞こえました」

 

【その3】ノイズを効果的に除去して地デジ放送もクリアな画質に

東芝

レグザ 49C310X

実売価格10万円

「地デジビューティ」で地デジ放送の映像ノイズを効果的に除去し鮮明な映像に仕上げます。「みるコレ」機能を使えば「SFアニメ」などテーマを登録するだけで一年中自動で録画。●サイズ/質量:W1110×H695×D248㎜/12.0㎏●4Kチューナー:非搭載●4K VOD対応数:6●地デジ/BS・110度CS:各3●HDMI入力端子:4

 

操作性:★×5

録画・再生に使うボタンが集約されて使い勝手良好

「録画予約や録画番組の再生に必要な『番組表』『録画リスト』『十字ボタン+決定ボタン』といったボタンを集約しているため、快適に操作可能。数字ボタンは大きくて押しやすいです」

 

ネット機能:★×5

好きなタレントやジャンルの映像を手軽に探して見られる

「『みるコレ』ではタレントやジャンルで検索すると、テレビ番組とVOD全体から探し出します。加入していないVODのコンテンツからも検索可能。テレビCMも検索対象となるのは秀逸です」

 

画質:★×4

動きの速いシーンでも滑らかに描写し輪郭も際立つ

「残像が少なく、動きの速いシーンでも滑らか。地デジではわずかに輪郭がぼやけますが、ネイティブ4K動画なら問題ありません。色再現も忠実で、鮮やかかつ自然に濃淡を表現できます」

 

音質:★×4

「クリア音声」をオンにすれば人の音声がハッキリ!

「デフォルトでは音がややこもるものの、『クリア音声』をオンにすると、人の声が際立ちます。効果音やBGMとの相性も良く、ニュース番組のほかドラマや映画でも不自然さがありません」

プライベート・ビエラ 19Z1を丸裸にする8つの証言――世代も属性も様々なテスターたちが本音で語る!

迫力の映像と音を楽しめる“ひとり贅沢”テレビ、パナソニック プライベート・ビエラ 19Z1を、様々な嗜好を持つ8人のテスターが視聴。自身の視聴スタイルと合わせて、製品の性能や使い勝手のリアルなインプレッションをお届けする!

 

 

【CASE1:50代・マンガ家 鈴木みそさんの証言】

CSのスポーツ専門チャンネルや、ネットコンテンツを中心に視聴する。GetNavi本誌にて「おひろめ」連載中。

 

ネットコンテンツの画質が思っていた以上に良かった

19V型のコンパクトなテレビということでそこまで期待していなかったのですが、Netflixなどのネットコンテンツの再生画質が、思っていた以上に良かったです。音質にも注力しているため、映画鑑賞時の没入感がありました。ブルートゥーススピーカーとして使えるのも面白い機能ですね。

 

●ココが使える!

環境に応じて選べる5つの画質モードを用意

暗い部屋での使用に適した「ナイト」や明暗をはっきりさせる「ダイナミック」など、5つの画質モードを用意。ユーザーの好みに応じてカスタマイズできる「画質の詳細設定」モードもある。

19Z1便利機能http://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/convenient.html

 

【CASE2:30代・企業広報 菊池紗矢香さん】

主にBSのDlifeでドラマ、映画、音楽番組を楽しむ。ネット動画も大画面で見たいと思っていた。

 

外出先からでもLINEで録画予約できるのが最高!

Club PanasonicのLINE公式アカウントを友だちに追加すると、外からLINEで番組検索&録画予約できるのはありがたい! 録画予約を忘れたことで、それ以降見なくなった番組がいくつもあるので……。部屋が広くないため、ブルートゥーススピーカーやブルーレイ/DVDプレーヤー機能を備えるのもうれしいです。

 

●ココが使える!

検索結果はすぐ返信され録画予約もワンタップで

キーワードのほか「予約ランキング教えて」などと入力すると、すぐに検索結果が返信される。モニターのリモート接続をONにしておけば、画面をタップするだけで録画予約ができる。

LINEでもっとテレビを楽しもうhttps://club.panasonic.jp/guideinfo/linetv/

 

【CASE3:20代・ライター 園田菜々さんの証言】

YouTubeやAmazonプライム・ビデオなどのネット動画を楽しむ。好きなジャンルはバラエティ。

 

デジタル機器に疎い私でも簡単にセッティングできた

リビングにあるテレビは知り合いにセッティングを頼んだほどデジタル機器に疎いのですが、これは画面の案内に従いひとりでできました。このサイズにも関わらず画質と音質が良く、お笑いのネタ番組を臨場感たっぷりに楽しめます。当然ながらスマホで見るより手や目が疲れないのも◎。

 

●ココが使える!

画面の案内に従うだけで誰でも迷わず視聴できる

地デジ放送を受信するための初期設定は、郵便番号を入力するだけでOK。その他、ネット動画を視聴するためのセッティングなども、画面の案内に従って行うだけなので迷わず行える。

19Z1持ち運びhttp://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/portable.html

 

【CASE4:50代・カメラマン 福永仲秋さんの証言】

地デジ放送のほか、Netflixなどのネット動画を視聴。スポーツ、バラエティ、報道番組がメイン。

 

作業中のBGMとしてラジオを流しておけるのが◎

地味な機能かもしれませんが、radiko.jpに対応しているのは、ラジオファンにとって重宝します。音質が良いので、作業中のBGMとして流しておくのに最適です。YouTubeは、PCやスマホと同様に再生しているコンテンツの関連動画が表示されるので、コンテンツの幅が広がりますね。

 

●ココが使える!

アプリ一覧のアイコンからアクセスしてすぐ聴ける

インターネットに接続すれば、radiko.jpを利用してラジオ放送を高音質で楽しめる。アプリ一覧のアイコンからアクセスできる。エリアフリー聴取など一部の機能は利用できないので注意。

19Z1見る/聴くhttp://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/view.html

【CASE5:30代・営業マン 河森博紀さんの証言】

スポーツやビジネス、ドキュメンタリー番組などを好んで見る。テレビ視聴は録画がメイン。

 

アニメのブルーレイ/DVDを手軽に見られて子どもも大満足

小さな子どもがいるので、アニメや教育番組などのブルーレイ/DVDを手軽に再生できるのは非常に便利です。モニター部にバッテリーを内蔵しており、家の中で持ち運んで一緒に見られるのもうれしいですね。Huluなどのネットコンテンツにも幅広く対応し、個人的にも楽しめました。

 

ココが使える!

リビングのテレビにつないでブルーレイ/DVD鑑賞もできる

チューナー部にブルーレイ/DVDドライブを搭載。映像はモニター部に無線で転送されるので、離れた部屋で視聴できる。チューナー部をリビングのテレビにつないで、ブルーレイプレーヤーとしても使える(※)。

※:ディスク再生は、モニター部とテレビ(HDMI接続)で同時に視聴することはできません

ブルーレイ/DVD再生:http://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/blu-ray_dvd.html

 

【CASE6:30代・スタイリスト 宮崎 司さんの証言】

視聴は地デジ放送やネットがメイン。ドラマや映画から、スポーツ、バラエティまで幅広く楽しむ。

ブルートゥーススピーカーとしてスマホの音楽を高音質再生

モニター部とスピーカー部がセパレートできるのは、何気ないようで使ってみると実は便利でした。特に、ディスクメディアを好きな場所で見られるのはストレスがなくて良いです。単体で高性能なブルートゥーススピーカーとして使えるのもポイントで、スマホの音楽を高音質で流して楽しんでいます。

 

●ココが使える!

モニター部と切り離して単体で音楽を楽しめる

スピーカー部はBluetooth接続に対応しており、スマホなどの音楽を転送して良音で楽しめる。モニター部で映像を流しているときでも、スピーカー部単体で音楽を再生できるのも便利だ。

19Z1高音質で聴くhttp://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/speaker.html

 

CASE7:40代・GetNavi web編集部 小林史於の証言

地デジのほかAbemaTVを頻繁に視聴。本機を導入してNetflixにハマり、寝不足の日々を送る。

 

身体まで響くほどの重厚なサウンドを堪能

低音から中高音まで良く鳴り、解像感も高いです。「エクストリーム シネマ」モードで映画を鑑賞すると特に顕著で、Netflixで「パシフィック・リム」を見ると、爆発音などが身体に響いてくるほどの迫力でした。映画を見るなら、リビングのテレビを見るよりもこちらのほうが良かったほど。

 

●ココが使える!

充実の音響ユニットで迫力のサウンドを楽しめる

左右4つのフルレンジスピーカーと中央のサブウーハーで、広がりのある音と迫力の重低音を実現。映画向けの「エクストリーム シネマ」のほか、音楽向け、夜間視聴向けのモードがある。

19Z1高音質で聴くhttp://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/speaker.html

 

【CASE8:30代・本誌編集部 鈴木翔子さんの証言】

テレビ放送よりもネットコンテンツの視聴がメイン。ドラマや映画などを楽しむことが多い。

 

NetflixやHuluなど多彩なネット動画を空き時間に視聴

時間が決まっているテレビ放送よりも、空いている時間にYouTubeなどのネット動画を見ることが多いです。NetflixやHuluなど多くのコンテンツに対応しているのがうれしいですね。ルームシェアしている友人(女性)はDAZNでスポーツ中継を楽しんでいて、満足しています。

 

●ココが使える!

ドラマや映画だけでなくスポーツや音楽も一台で

ネットコンテンツは、YouTubeやNetflix、DAZN、Hulu、dTVなどに対応。ドラマや映画だけでなく、スポーツ、音楽などあらゆるジャンルを一台で楽しめるので、満足度が高い。

19Z1見る/聴くhttp://panasonic.jp/privateviera/products/19z1/view.html

 

テレビ放送に加えてブルーレイ/DVDやネット動画も一台で堪能できる!

パナソニック
プライベート・ビエラ UN-19Z1
オープン価格

19V型モニター、ドックスピーカー、500GB HDD内蔵のチューナーのセット。チューナー部からの映像・音声転送はワイヤレスのため、バッテリー内蔵のモニター部だけを家じゅう(※)に持ち歩いて視聴できる。スピーカー部はBluetooth再生に対応し、単体でも使用可能だ。

SPEC●バッテリー持続時間:最長約3時間30分(モニター部)●サイズ/質量:W316×H46×D180㎜/約1.5㎏(チューナー部)、W446×H
294×D29.5㎜/約2.2㎏(モニター部)、W606×H251×D119㎜/約2.9㎏(スピーカー部)

 

※建物の構造や周囲の環境によって電波が届かない場合があります。

 

商品の問い合わせ先:パナソニック panansonic.jp/privateviera

市川猿之助が二宮和也主演『ブラックペアン』で復帰後初のドラマ出演

4月スタートのTBS日曜劇場『ブラックペアン』の追加キャストとして、歌舞伎役者・市川猿之助の出演が決定した。猿之助は、昨年行われた「スーパー歌舞伎II ワンピース」の上演中に重傷を負って以来、復帰後初のドラマ出演となる。

 

 

本作は、シリーズ累計115万部を突破している海堂尊の「新装版 ブラックペアン1988」を日曜劇場初主演の二宮和也で映像化。主人公・渡海征司郎(二宮)が外科医としてのプライドを守るため、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、新技術導入をめぐるさまざまな不正や隠された過去を暴いていく、痛快医療エンターテインメントだ。

 

東京の中央にそびえる国立の雄、帝華大学・外科教授の西崎啓介を演じる猿之助は「素晴らしい作品に素敵な共演者、スタッフの皆様と共に参加させていただけますこと、とてもうれしく思っております。個人的に最近優秀なお医者様と接することが多かったので、役作りの中で存分に生かせたらと思います。1人でも多くの方々に楽しんでいただけるよう、日々、取り組んで参ります」と意気込みを語っている。

「組織力の帝華大学」と「個人の技術力の東城大学」の対立に加え、西崎は日本心臓外科学会の理事長選の席を東城大学の教授・佐伯清剛(内野聖陽)と争い、互いに意識しあっているという役どころ。劇中で存在感をいかんなく発揮するであろう猿之助の演技に注目だ。

 

<伊與田英徳プロデューサー コメント>
舞台やテレビで拝見していて、いつか市川猿之助さんとドラマでご一緒したいと思っていたところ、昨年9月に「スジナシ」という舞台でたまたまご一緒させていただき、ますます思いが強くなりました。今回、思い切ってオファーしたところ、運良く機会をいただくことができ大変うれしく思います。また、昨年お怪我をされて以来、復帰作となる作品にこのドラマを選んでいただけたことに大変感謝しております。猿之助さんが演じられる西崎は、内野聖陽さん演じる佐伯と敵対する役なのですが、物語が展開する上で非常に重要な役どころとなります。どのような西崎教授を見せていただけるのか楽しみです。

 

『ブラックペアン』は、TBS日曜劇場で4月スタート。

日曜劇場『ブラックペアン』
4月スタート
毎週(日)後9・00~9・54

原作:海堂尊「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)
脚本:丑尾健太郎
プロデュース:伊與田英徳、川嶋龍太郎、峠田浩
演出:福澤克雄、田中健太、渡瀬暁彦

出演:二宮和也、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、市川猿之助、小泉孝太郎、内野聖陽

©TBS

 

 

 

冬のスポーツ観戦&応援特集開催! 最高潮に気分を盛り上げる家電&ウィンタースポーツグッズ6選

スケートやスキー、スノーボードなど、ウィンタースポーツでの日本人活躍のニュースが届く時期になりました。2月はウィンタースポーツのベストシーズン! 楽天市場では、この時期にあわせて「冬のスポーツ観戦&応援特集」を開催。大迫力の映像と音響が楽しめるオーディオ機器や、ウィンタースポーツ定番のスキー、スノーボードグッズが登場します。期間は2月9日午前10時~2月26日午前9時59分までの17日間。掘り出し物が目白押しだから、ぜひともお見逃しなく!

 

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特設ページはコチラ

 

一瞬で引き込まれる映像美を実現

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SONY
BRAVIA A1 KJ-55A1

楽天市場実売価格 35万300円

「BRAVIA A1 KJ-55A1」は、吸いこまれるような黒を表現する“有機ELパネル”を採用した55V型テレビです。搭載される「X1 Extreme」は、ソニー独自の技術で開発された最先端の機能であり、映像表現力を最大限に引き出す4K高画質プロセッサー。臨場感抜群の圧倒的な高画質で観戦すれば、大興奮間違いなしです!

 

<注目ポイント>

・筐体が極薄のスタイリッシュなデザイン

・吸い込まれるような映像美を実現した「有機ELパネル」

・映像と音の一体感を高めた「アコースティック サーフェス」搭載

「BRAVIA A1 KJ-55A1」は、筐体を極限まで薄くして正面からスタンドが見えないように作られています。映像だけが浮かんでいるように見えるので、かつてない没入感が味わえる新感覚を実現。別売の壁掛けユニットを使えばテレビ台が必要なくなり、まるで映画館のようなダイナミックな映像を満喫できます。

 

スポーツ観戦にぴったりのサウンドバー

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ヤマハ
YAS-207

楽天市場実売価格 3万5300円

スタイリッシュなサウンドバー「YAS-207」には、面倒な配線が不要なワイヤレスサブウーファーを搭載。世界初の3D技術「DTS Virtual:X」を採用しており、前方・左右・後方・高さに立体感のある音を届けてくれます。人の声を強調して聴きとりやすくする「クリアボイス」機能も備えているので、スポーツ観戦にぴったりのおススメアイテムです。

 

<注目ポイント>

・置き場所自在なワイヤレスサブウーファー

・臨場感たっぷりの音を届ける世界初の技術「DTS Virtual:X」搭載

・人の声を強調する「クリアボイス」機能

「YAS-207」は、テレビの前に置いても画面の邪魔になりにくいバータイプのスピーカー。高さは60mmで、スタンドが低いタイプの薄型テレビにも対応しています。ワイヤレス型のサブウーファーは置き場所を選ばないので、テレビ台の横やソファーの横に置いてもOK。迫力のある音響で臨場感あふれるスポーツ観戦を満喫しましょう。

 

デザイン&機能性に優れたオシャレなスノーボードウェア

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BURTON
メンズ スノーボードウェアパンツ Reserve Bib Pant BRUSH CAMO(15003102300)

楽天市場実売価格 2万1300円

「Reserve Bib Pant BRUSH CAMO」は、「スタイル」「パフォーマンス」「サステナビリティ」にフォーカスして作られたスノーボードウェア。最近流行のビブパンツタイプで、デザインも男性からの人気が高い「カモ柄」。スノボ好きはもちろん、これからスノボを始める人も最新版のウェアを試してみては?

 

<注目ポイント>

・流行の「ビブパンツ」型

・防水性と透湿性に優れた「DRYRIDE 2 レイヤー素材」を使用

・男性からの人気が高いデザイン「カモ柄」

ビジュアルだけでなく機能性にも優れている「Reserve Bib Pant BRUSH CAMO」。防水性と透湿性に強い「DRYRIDE 2 レイヤー素材」を使用しているため、降りかかる雪や風を弾いてくれます。さらに「シームテープ加工」や豊富なポケット類など、ライディングに適した機能も満載しているのでスノーボーダーは要必見のイチ押しウェアパンツです。

 

ストレッチ性&透湿性に優れたスキーウェア

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Mammut
アウトドアウェア SNOW TRICK Jacket Men(1010-26240)

楽天市場実売価格 3万6100円

激しい動きに対応したスキーウェア「SNOW TRICK Jacket」。伸縮性に優れ高い透湿性を実現した「DRYtechnology Pro3」を内蔵しています。また冷気や雪の侵入を防いでくれる「スノーカフ」は、ファスナーで取り外し可能。極寒のゲレンデでも快適にスキーを楽しむための機能が目白押しなので、スキー初心者から上級者まで使い心地抜群です!

 

<注目ポイント>

・伸縮性や透湿性に優れた「DRYtechnology Pro3」

・雪や水の侵入を防ぐ「止水ファスナー」

・さまざまなヘルメットに対応した3方向に調整可能なフード

「胸」「脇」にあるポケットや「スキーパス用のリストポケット」には“止水ファスナー”が付いているので、中にしまった物が濡れる心配はありません。袖口から雪の侵入を防ぐ「ライクラハンドゲイター」や通気性を上げる「ベンチレーション」など、スキーに欠かせない機能も備わっています。

 

万が一の事故に備えたい! 人気のGIROヘルメット

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GIRO
メンズ スノーボードヘルメット NINE MIPS AsianFit

楽天市場実売価格 1万8144円

GIROの「NINE MIPS AsianFit」は、MIPS(多方向衝撃保護システム)を搭載した軽量ヘルメット。強い衝撃を受けても頭の周りがスライドして動く仕組みになっているので、脳に伝わるダメージを減少させます。また斜角からの衝撃の際は、内部ライナーと外部シェルを回転させて衝撃を緩和。万が一の事故でも安全を確保してくれます。

 

<注目ポイント>

・強い衝撃を緩和させる「MIPS(多方向衝撃保護システム)」

・クリアな視界をキープする「スタックベント」機能

・頭にジャストフィットする「インフォームフィットシステム」

視界をクリアにしてくれる機能「スタックベント」は、温かい蒸気が引き起こすゴーグルの曇りを解消してくれます。頭の形状に合わせてサイズを調節できる「インフォームフィットシステム」は、ダイヤルを回せば簡単にフィットさせることが可能。安定性も向上するので、スノーボード中にヘルメットがずれる心配もありません。

 

トップアスリートが監修した鮮明に見えるゴーグル

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SMITH
スキースノーボードゴーグル I/O ANGEL Athleate Collection

楽天市場実売価格 2万1500円

トップアスリート達がトップアスリートのために作った究極のゴーグル「I/O ANGEL Athleate Collection」。通常のスノーレンズに比べて対応範囲が広い「クロマポップレンズ」を搭載しています。凹凸をはっきり見せるコントラストや透明度の高いクリアな視界を実現。トップスノーボーダーとスキーヤーが協力して作り上げたモデルゆえに、機能性は群を抜いています!

 

<注目ポイント>

・透明度の高いクリアな視界を実現した「クロマポップレンズ」

・バリエーション豊富なレンズは全11種類

・トップアスリートも利用する機能性抜群のモデル

レンズはバリエーション豊富で全11種類を用意。さらにコンディションに合わせて「クロマポップ・サン」「クロマポップ・エブリデイ」「クロマポップ・ストーム」と3タイプに分けられているので、その時の天候にマッチしたレンズをチョイスしましょう。

 

提供:楽天市場

関ジャニ・横山裕が大プッシュ! 「開運」のための1冊が注目を集めたAmazon「本」ランキング

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:2月2日、昼)を紹介していこう。

 

素朴だけれど本質的な問いに哲学者たちが挑む!

●1位『一目刺しの刺し子のふきん』(安蒜綾子・著/主婦と生活社・刊/1296円)

●2位『仮面ライダーエグゼイド特写写真集 GAME CLEAR』(ホビージャパン・刊/3456円)

●3位『MARQUEE Vol.125』(マーキー編集部・編集/発行マーキーインコーポレイティド 発売星雲社・その他/星雲社・刊/1080円)

●4位『このマンガがすごい! comics BTTF 1 (このマンガがすごい! Comics)』(ボブ・ゲイル・監修/村田雄介・イラスト/宝島社・刊/691円)

●5位『鬼灯の冷徹(26)限定版 (講談社キャラクターズライツ)』(江口夏実・著/講談社・刊/1728円)

●6位『子どもの難問』(野矢茂樹・編集/熊野純彦、清水哲郎、山内志朗、野家啓一、永井均、神崎繁、入不二基義、戸田山和久、古荘真敬、柏端達也、柴田正良、鷲田清一、雨宮民雄、鈴木泉、渡辺邦夫、土屋賢二、斎藤慶典、大庭健、中島義道、一ノ瀬正樹、伊勢田哲治、田島正樹・その他/中央公論新社・刊/1404円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

大人から子どもまで誰もが一度はぶつかる“素朴な難問”に、日本を代表する哲学者たちが向き合った一冊がランクイン。

 

同書では「死んだらどうなるの?」「考えるってどうすればいいの?」「悪いことってなに?」といった、大人でも答えに困ってしまうようなテーマが取り上げられている。購入者からは「哲学者のパワーが感じられる」「回答者が多くて、それぞれの個性が楽しめるところも面白い」「素朴な疑問に答えてくれるからスッキリする」と好評の声が上がった。

 

また2月2日放送のNHKラジオ「すっぴん!」が「源ちゃんのゲンダイ国語」のコーナーで同書を特集。「すっぴん!」公式ブログでも「根本的な問いかけばかり。これを塾の冊子にのせるというのがいい。こういう質問は、子どもにしかできないんだよね」と同書をプッシュしている。普段は哲学書を手に取らない人にも読みやすいかも?

 

●7位『みんなの 筋トレ&ごはん』(筋トレ女子研究会・著/KADOKAWA・刊/1404円)

 

アイドルが気になっている一冊がランクイン!

●8位『読むだけで運がよくなる77の方法:今からハッピー! になるには?(単行本)』(リチャード カールソン・著/Richard Carlson・原著/浅見帆帆子・翻訳/三笠書房・刊/1296円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

2月1日放送の「ヒルナンデス!」で紹介された本が人気急上昇。関ジャニ∞の横山 裕が気になる本として同書を紹介した。「面白いこと書いてあるんですよ!」と言って本を開くと、「運がよくなるには鏡を見ろ」という格言をピックアップ。「身だしなみがちゃんとしてるほうが運気が入ってくるから」と続けた横山は、身振りも交えてオススメする。

 

同書には人生を変えるヒントとなる77の言葉が収録されているが、翻訳の浅見氏は「すべて取り入れる必要はありません」「『これ、面白そう』と思ったこと、1つだけで効果があります」ともコメント。気軽にページをめくることができそうだ。

 

今回のランキングでは同書の文庫版も注目を集めており、購入者からは「読んでいるだけで元気が湧いてくる」「お守り代わりに持ち歩いています」という声も上がっている。

 

●9位『てんきち母ちゃんの あるものだけで10分作りおき』(井上かなえ・著/文藝春秋・刊/1296円)

●10位『読むだけで運がよくなる77の方法―今からハッピー! になるには? (王様文庫)』(リチャード カールソン・著/Richard Carlson・原著/浅見帆帆子・翻訳/三笠書房・刊/576円)

 

ラジオやテレビで特集された本に注目が集まった今回のランキング。果たして次回はどんなジャンルの本が登場するのだろうか。

「映画化できる」壮絶な人生! 最年長ルーキー棋士・今泉四段の自伝が注目を集めたAmazonランキング

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:1月26日、昼)を紹介していこう。

 

カラフルなイラストが詰まった絵本が登場!

●1位『ピーキングのためのテーパリング -狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために-』(河森直紀・著/ナップ・刊/1728円)

●2位『宇宙のエネルギーを味方につける 星使いの時刻表2018-2019』(海部舞・著/光文社・刊/1512円)

●3位『ジュニアのためのラグビー食』(海老久美子・監修/ベースボール・マガジン社・刊/1944円)

●4位『喜びは悲しみのあとに (幻冬舎アウトロー文庫)』(上原隆・著/幻冬舎・刊/617円)

●5位『逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得』(大塚明生・著/集英社・刊/1728円)

●6位『知られざる皇室外交 (角川新書)』(西川恵・著/KADOKAWA・刊/864円)

●7位『防衛大流 最強のリーダー』(濱潟好古・著/幻冬舎・刊/1512円)

●8位『ロボブーマー』(菴連也・著/風濤社・刊/1512円)

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1月25日放送の「news every.」で紹介された絵本が急上昇を見せた。同書の著者は高校生の少年で、“高IgD症候群”という難病を患っている。「news every.」では病気と闘う著者と家族の絆物語を特集。

 

絵を描くことが大好きな著者は、病気の影響で全身に炎症が起こっても絵を描いて体中の痛みを紛らわせていたという。スケッチブックには、父親と共に表現を考えて描いてきたイラストが満載。自分の絵を見た人に笑顔になってほしいという想いから、「ロボブーマー」を出版することに。

 

同書にはカラフルで個性的な作品が詰まっており、イラスト集の要素も。購入者からは「娘がとても気に入った様子だったので、購入しました」「見たこともないような色彩や、フォルムのキャラクターが躍動感いっぱいに描きこまれている」と好評を呼んでいる。

 

●9位『社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)』(上阪徹・著/インプレス・刊/1728円)

 

 

最年長デビューのプロ棋士の怒涛の人生とは!?

●10位『介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました』(今泉健司・著/講談社・刊/1512円)

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プロ棋士・今泉健司四段が大器晩成の秘密をしたためた本がランクインした。幼いころから将棋を始めた今泉は、中学2年生でプロ棋士を目指す。しかし、2度の大きな挫折を経験してプロ棋士になったのはなんと41歳。

 

戦後最年長となるプロ棋士合格を果たした今泉四段について、1月26日放送の「モーニングショー」が特集を行った。さらに、今泉四段とは対照的に14歳で最年少のプロデビューを果たした藤井聡太四段の話題も登場。去年の6月から開催された第76期名人戦・順位戦では、2人が順位戦初登場のルーキーとして熾烈なトップ争いを繰り広げている。

 

そして番組では、今泉四段がプロ棋士に至るまでの壮絶な人生が紹介されていく。今泉四段の経歴を知った視聴者からは「今泉四段、頑張って欲しいなぁ!」「最年長ルーキー棋士・今泉健司の人生凄いな。映画化できるぞ」といった声が続出。同書の購入に走った人も多いかもしれない。

 

テレビで特集された本に注目が集まった今回のランキング。やはり、テレビの影響力は大きいようだ。

ゆるキャラ・くまモンが著作権問題に直面!? Amazonランキングにビジネス書が数多くランクイン!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:1月19日、昼)を紹介していこう。

 

効率良く働いて残業をなくそう!

●1位『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(2) SPECIAL EDITION(サイコミ)』(廾之・著/バンダイナムコエンターテインメント・原著/講談社・刊/2268円)

●2位『最上もが2nd写真集「MOGAMI」』(最上もが・著/桑島智輝・写真/集英社・刊/2376円)

●3位『Stagefan Vol.1(メディアボーイMOOK)』(メディアボーイ・刊/880円)

●4位『三省堂国語辞典 第七版 阪神タイガース仕様』(見坊豪紀、市川孝、飛田良文、山崎誠、飯間浩明、塩田雄大・編集/三省堂・刊/3240円)

●5位『仕事の「生産性」はドイツ人に学べ 「効率」が上がる、「休日」が増える』(隅田貫・著/KADOKAWA・刊/1512円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

他の先進国と比較して労働時間が多いのが日本。対してドイツの仕事時間は日本よりも年間300時間少ないが、生産性は日本の1.5倍だという。同書はドイツのビジネス業界に20年身を置いた著者が、一流ビジネスパーソンの生産性の秘密を公開。

 

SNSやネット上では日本の残業問題や会社の改善すべき点を多くの人が指摘しており、核心を突いた発言が拡散されて注目を浴びることも多い。現在は、情報メディアのアカウントが1月18日に呟いた「残業しても幸せにはなれない。幸福感をストレスが上回ってしまう」というツイートが話題を集めている。

 

小さい球状の「幸福感」を手にした人が、幸福感より遥かに大きい「ストレス」の球に押し潰されているイラストも合わせてアップ。残業から生まれるストレスの大きさに比べれば、残業代で得られる幸福感は遥かに小さいと説明する内容に多くのユーザーが共感した。「お金だけで幸せにはなれない、辛いだけです」「仕事に目的が見出せない人は尚更だよなあ…」という声が続出。

 

刺激を受けたユーザーが自身の働き方を改めようと、購入に駆けつけたのかもしれない。

 

大人気のゆるキャラが著作権問題の渦中に!?

●6位『はじめての著作権法(日経文庫)』(池村聡・著/日本経済新聞出版社・刊/972円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

著作権法の基礎知識を身につけるための、入門書に最適な1冊がランクイン。著者は著作権法に精通した弁護士で、文化庁で著作権調査官として働いた実績も。著作権といえば、今注目を集めているのはゆるキャラのくまモン。

 

熊本県は今年から、くまモンのイラストの利用を海外企業にも解禁した。くまモンの知名度を世界に広めたいといった狙いからの試みだが、地元の企業からは非難の声が続出。自分たちでくまモンの公式グッズを作れるようになった海外企業から、取引キャンセルが相次いでいるという。

 

くまモンの非公式グッズはこれまでに海外でも多く作られている。そのため、1月17日放送の「モーニングショー」ではコメンテーターの玉川徹が「中国で偽物作る企業が著作権料払いますかね?」と苦言を呈する場面も。ネット上でも「著作権料きちんと徴収できるのか疑問」「ちゃんと著作権とか対策立てないと、悪用される未来が見える」と話題になった。

 

●7位『haru*hana(ハルハナ)VOL.46』(東京ニュース通信社・刊/980円)

●8位『田園発 港行き自転車 上(集英社文庫 み 32-8)』(宮本輝・著/集英社・刊/799円)

●9位『田園発 港行き自転車 下(集英社文庫 み 32-9)』(宮本輝・著/集英社・刊/799円)

●10位『できる課長は「これ」をやらない!』(安藤広大・著/すばる舎・刊/1620円)

 

生産性や著作権法に関する本が上位に揃った今回のランキング。果たして次はどんな結果になるのだろうか。

小澤征爾と村上春樹が「音楽」について語り合った対談本が「あさイチ」で紹介! 一時品切れ状態に

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:1月12日、夕方)を紹介していこう。

 

 

「あさイチ」で特集された日本を代表する指揮者の対談本

●1位『そして、俺は今日も万全をkiss』(俺・著/双葉社・刊/1080円)

●2位『G 香里奈 (写真集)』(香里奈・著/富取正明・写真/ギャンビット・刊/3240円)

●3位『「感謝! 」言うてたら、ホンマに儲かりまっせ!』(横山信治・著/実業之日本社・刊/1620円)

●4位『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(小澤征爾、村上春樹・著/新潮社・刊/1728円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

指揮者として数々の栄誉ある賞を受賞してきた小澤征爾と、小説家・村上春樹による対談を収録した1冊がランクイン。同書には2人が時を忘れて自由に語り合った、1年に及ぶ日々が収録されているという。

 

1月12日に放送された「あさイチ」に小澤が出演し、同書のエピソードを紹介したのが人気急上昇の要因だろう。小澤は「あんなに音楽を好きな人は滅多にいないよ」と村上の音楽愛を絶賛し、対談の様子を振り返ってみせる。

 

「一度音楽の話をしたら止まらなくなる」と自身を表現する小澤は、その後も音楽の話題で熱くトーク。恩師との思い出や、音楽家を育てる難しさ、自分の音楽人生を支えてくれる家族への思いを切々と語った。

 

番組を観た視聴者がこぞって購入したためか、同書は1月12日時点でAmazonでは品切れ状態に。購入者からは「音楽とは何か知ることができた」「小澤さんの率直さ、村上さんの思慮深さに心を揺り動かされる!」「普段はあまりクラシックを聴かないけど、この本を読んでCD買った!」という感想が寄せられている。

 

●5位『信長を生んだ男』(霧島兵庫・著/新潮社・刊/1728円)

●6位『小澤征爾さんと、音楽について話をする (新潮文庫)』(小澤征爾、村上春樹・著/新潮社・刊/767円)

●7位『HELLO PANDA (英語)』(小澤千一朗・著/トランスワールドジャパン・刊/1944円)

 

 

映画公開も決定した性犯罪被害者の手記が登場!

●8位『私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由』(雪村葉子・著/ブックマン社・刊/1512円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

15歳で集団強姦の被害に遭った女性が、風俗嬢、看護師、SM嬢として生きる壮絶な半生を綴った自叙伝。1月12日に映画化に関する情報が続々と解禁されたこともあり、大反響を呼んでいる。

 

監督に和田秀樹を迎えた映画のキャストには平塚千瑛、西川可奈子、三上寛、佐野史郎といった実力派俳優がズラリ。主演を務める西川は自身のTwitterで、「多くの方々に観ていただきたい」というコメントと共に映画のポスターをアップした。顔に生々しい傷を浮かべた少女の隣には「15歳の元日私は死んだ」という衝撃的なキャッチコピーが。

 

ネット上では「実話と思うとかなり重い内容」「あらすじ見ただけで相当ヘビーだ…」「目を背けてはいけない問題だと思います。絶対観ます!」という声が相次ぎ、原作である同書への注目も高まっているようだ。

 

●9位『南国太平記 上 (角川文庫)』(直木三十五・著/KADOKAWA・刊/1296円)

●10位『14歳ホステスから年商10億のIT社長へ』(久田真紀子・著/PHP研究所・刊/1404円)

 

テレビで紹介された本が急上昇を見せた今回のランキング。次回は一体どんな本が注目されるのだろうか。

「アメトーク家電芸人」で、あまりの性能に「悲鳴が上がったアイテム」は? 番組で紹介した14製品をプレイバック!

12月30日、大人気トークバラエティ「アメトーーク!」の5時間スペシャルが放映されました。そのトップを飾ったのが、人気企画の「家電芸人」。見逃した人は、どんなアイテムが紹介されたのか気になったはずですし、見た人でも「アレ、なんていうアイテムだっけ?」とうろ覚えの人も多いはず。そこで今回は、番組で紹介されたアイテムを、番組の流れとともに振り返っていきます。なかには、司会の蛍原さんが「欲しくなった」というアイテムあり、あまりの性能にスタジオから悲鳴が上がったアイテムあり。ゲストの桐谷さんが歓喜し、「CM来るで」と言われたアイテムも。以下で一気に見ていきましょう!

出演者(プレゼンター):品川 祐、ユウキロック、松橋周太呂、かじがや卓哉、土田晃之、関根 勤、劇団ひとり、天野ひろゆき ゲスト:井森美幸、桐谷美玲

 

その1 

プレゼンター:土田晃之

<スチームウォッシュ&ドライ>

「冷蔵庫?」と勘違いされたクローゼット型の新家電

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LG

LG styler

実売価格21万3840円

司会の蛍原さんが「冷蔵庫?」と勘違いしたアイテム。かけておくだけで衣類を清潔に保てるクローゼット型の新家電。毎分最大180回振動するハンガーラックが衣類についたほこりを落とし、庫内を循環するスチームがシワやニオイをケアします。 花粉・ダニなどのアレルゲンも除去。土田さんは、本機で衣類に好きな香りをつける裏技も紹介しました。

 

その2

プレゼンター:かじがや卓哉

<コードレスキャニスター掃除機>

「ウチの犬と同じくらい」軽量なのに吸引力はバツグン

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シャープ

RACTIVE Air(ラクティブエア) EC-AS700

実売価格6万5270円

「家電製品総合アドバイザー」の資格を持つものの、司会の宮迫さんに「面白いことひとつも言わない」と評されたかじがや卓哉さんがガイド。本機はパワーブラシタイプとしては世界最軽量の総質量2.9kgを実現したコードレスキャニスター掃除機。手元パイプ部には、航空機などにも使用される軽量素材「ドライカーボン」を採用しています。2.9㎏という重さを聞いた桐谷美玲さんは「ウチの犬と同じくらい」とコメント。大風量ターボファンやモーター駆動の自走式パワーヘッドの搭載で、集じん力も折り紙つき。番組では、ボーリング玉を持ち上げるデモが行われ、スタジオでは驚きの声が上がっていました。バッテリーが着脱式で充電場所を選ばないのもポイント。

 

その3

プレゼンター:土田晃之

<ロボット掃除機>

3種のセンサーによる賢い掃除とスマホ連携に「天才!」の声

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パナソニック

RULO(ルーロ)MC-RS800

実売価格12万9200円

超音波センサー、赤外線センサーに加えてレーザーセンサーを新たに搭載したロボット掃除機の新モデル。約2cm幅の障害物まで検知し、家具のキワまでしっかり掃除できます。本体が三角形状(ルーロー形状)なので、部屋のスミや壁ぎわのゴミ取りも得意です。カメラセンサーで走行ルートをマッピングすることで、間取りを学習。ゴミのたまりやすい場所がスマホで確認でき、ゴミの多い場所だけ掃除することも可能。スマホで侵入してほしくないエリアも指定できる万能ぶりに、桐谷さんは「天才!」と感動のひとこと。

 

その4

プレゼンター:関根 勤、松橋周太呂

<ルームエアコン>

フラップまで取り外せるから奥まで掃除できる!

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三菱電機

霧ヶ峰  Zシリーズ

実売価格28万9660円(20畳用のMSZ-ZW6317Sの場合)

AIで“ちょっと未来”の体感温度を予測する「ムーブアイmirA.I.」を搭載し、高い快適性・省エネ性を実現。前面パネルやフラップはもちろん、「フィルターおそうじメカ」も取り外せる構造で、熱交換器を露出させて掃除でき、いつでも清潔に保てます。スタジオでは、関根さんが部品の取り外しを実演。フィルターカセットや上下風向フラップを取り外し、左右風向フラップを露出させ、ファンの近くまで掃除できることをアピールしました。実演中、「ファン」という響きに合わせて関根さんがうろ覚えの「Choo Choo TRAIN」を歌い、観客の失笑を誘う場面も。

 

その5

プレゼンター:品川 祐、松橋周太呂

<グリル&スモーク>

1台4役の万能ぶりに蛍原さん「ヤバい、欲しなってきた~」

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パナソニック

ロティサリーグリル&スモーク NB-RDX100

実売価格5万1230円

かたまり肉を360°回転させながら焼ける新調理家電。遠近赤外線ダブル加熱、低速回転機構、温度制御という3種類の技術で、約600gのかたまり肉をじっくり美味しく焼き上げます。グリルのほか、燻製・オーブン・トースターの機能を持つ1台4役で、肉を焼く以外にもマルチに活躍します。スタジオでは、かたまり肉ではなく、お値段の安い鶏の胸肉をグリルで調理。これを試食した井森さんは「う~ん! 柔らかいし、みずみずしい!」、宮迫さんは「(肉汁で)ビチョビチョやん!」と驚きの声を上げていました。合わせて調理した燻製卵の味も大好評だったほか、トーストが4枚焼けてピザ 1枚が丸ごと焼ける万能ぶりに、ゲストと観客は唸るばかり。蛍原さんも「ヤバい、欲しなってきた~」とひとこと。

 

その6

プレゼンター:劇団ひとり

<小型ドローン>

「生きてるみたい!」思わず悲鳴が上がった高性能ミニドローン

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DJI

Spark

実売価格8万6440円

商用ドローンでは世界最大手の中国メーカー、DJIによる、手のひらサイズのミニドローン。ブレを抑える「ジンバル技術」できれいな動画撮影が可能。電源を入れてから25秒以内に手のひらから離陸し、その場でホバリング。送信機やモバイルデバイスを使わずに手のジェスチャーだけで機体をコントロールできます。番組では、本機を使って撮影した映像を披露。山を駆け上がる劇団ひとりさんの姿を木々の間を縫って捉え続け、崖の周りを旋回&崖から飛び出していくシーンでフィニッシュ。圧巻の映像に、司会の宮迫さんは「スゲエ」を連発していました。スタジオでは操作の実演も行われ、ジェスチャーで本機を呼び寄せ、手の平に着陸させるシーンでは、悲鳴にも似た歓声も。「生きてるみたい! コワなってきた…」と宮迫さん。

 

その7

<スマホカメラ用スタビライザー>

激しい動きもブレずに追跡&モーション・タイムラプスも撮影できる!

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DJI

Osmo Mobile

実売価格2万7550円

手ブレを防止し、滑らかな映像を撮影できるスマホ用ハンディスタビライザー(安定化装置)。商用ドローン業界大手のDJIが培った3軸ジンバル映像安定化技術がブレを抑制。アプリと連携させると動いている被写体にフォーカスし続け、決定的なチャンスを逃しません。また、以前は特殊な機材がなければ撮影できなかったモーション・タイムラプス(※)も撮影できます。劇団ひとりさんは、街中で10分ほど動かずにモーション・タイムラプス撮影を行ったところ、それを見かけた通行人に「アレ、劇団ひとりじゃね?」「でも、全然動かなくねぇ?」とウワサされたというエピソードを披露。

※モーション・タイムラプス……カメラを動かしながら撮影したタイムラプスのこと。タイムラプスとは、時間が経過する様子を早回しで見ることができる動画を指します

 

その8

プレゼンター:天野ひろゆき

<そうめんスライダー>

パーティに最適! コースが変えられる史上最大級のそうめんスライダー

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タカラトミーアーツ

ビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボ

実売価格2万4800円

東京サマーランドがデザインを監修し、人気アトラクション「DEKASLA」の動きを再現したそうめんスライダー。スライダー全長5.0m、スライダー高低差73cmでそうめんをダイナミックに流します。大人数でそうめんパーティーをすれば盛り上がること間違いなし。電池駆動なので屋外でも楽しめます。スタジオ実演では、天野さんはハンガリー舞曲(なぜその選曲?)を口ずさみながらそうめんを流し、井森さんがそうめんを桐谷さんの手前で阻止する展開に。「そんなときは…」と天野さん、ショートカットでコースを変更できる仕組みを使い、桐谷さんにめでたくそうめんが届けられました。最後に、天野さんから「これだけ盛り上がって、恐るべしニュースが……生産中止となっております!(※在庫限り)」と衝撃の事実が告げられました。

 

その9

プレゼンター:天野ひろゆき、松橋周太呂

<クッキングトイ>

食べたことのない白身の食感」が味わえるTKG専用クッキングトイ

20180107-s1 (10)

タカラトミーアーツ

究極のTKG

実売価格3400円

桐谷さんが「めっちゃ気になってました」と語った究極のTKG(※)が作れるクッキングトイ。卵をセットして上部のボタンを叩くと殻にヒビが入り、ホルダーボタンを押すと卵が割れて白身と黄身に分離。本体下部のホイップボタンを押すと、白身は高速でかくはんされ、メレンゲ状のフワフワの状態に。これをご飯にかけて、黄身を乗せればフワとろのTKGの出来上がり。試食した桐谷さんは、「食べたことない白身の食感。フワッッフワですよ! めっちゃおいしいです!」。その幸せそうな表情を見た宮迫さん、「美玲ちゃん、CM来るで」とコメント。

※TKG……卵かけごはんのこと。Tamago Kake Gohanの頭文字を略したものです

 

その10

プレゼンター:特になし

<炊飯器>

かまどごはんの味を追求し、卵かけご飯との相性もバツグン

20180107-s1 (11)

三菱電機

本炭釜 KAMADO NJ-AW108

実売価格9万7810円

前述の究極のTKGを乗せるためのご飯を炊いた炊飯器。高級炊飯器の先駆けである「本炭釜」シリーズの新モデルで、沸騰工程での電力量を増加させ、沸騰力を約7%向上。また、断熱材を約8%増量した高断熱構造で熱を逃がさず炊き上げます。純度99.9%の炭素材を採用した業界最厚(※発売時点)の10mmの内釜で、かまどごはんの味を追求しています。かじがや卓哉さんは、「あえて圧力をかけずに炊くことで、粒がしっかりするので、卵かけご飯に合うんです」と解説。

 

その11

プレゼンター:土田晃之、関根 勤

<有機ELテレビ>

「あしゅら男爵」もビックリの薄さと美しさ

20180107-s1 (12)

LG

OLED65W7P

実売価格78万3390円

有機物が発光する原理を利用した有機ELテレビで、高いコントラスト比と発色の良さが特徴。65Vで4K解像度を持つ「LG OLED TV」シリーズの最上位モデルです。わずか約3.9ミリの薄さを誇り、絵画のように専用のブラケットで壁面に直接張り付けることも可能なので部屋もスッキリ。音が空間を自在に動くのが特徴のサウンド規格「Dolby Atmos」も搭載しています。実際、スタジオで横からディスプレイを捉えた際は、その薄さにスタジオからは驚きの声が。さらに薄さをわかりやすく示すため、横から見たディスプレイの奥に関根さんが顔を当て「『あしゅら男爵』です(※)とのギャグを行ったところ、古すぎてスタジオの反応はイマイチ。

※あしゅら男爵……テレビアニメ「マジンガーZ」(1972年~74年放映)の怪人。右半身が女性、左半身が男性という姿をしています

 

その12

プレゼンター:ユウキロック

<ホットプレート>

2つのプレートで同時に焼ける便利さと価格の安さに「関西バカ売れ」の声

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アイリスオーヤマ

両面ホットプレート DPO-133

実売価格7700円

左右に開く2つのプレートで、同時に複数の調理ができるホットプレート。2つのプレートはそれぞれに80度から250度まで温度調節ができるため、片面ずつで別の料理ができます。平面タイプ、ディンプルタイプ、たこ焼きタイプの3種類のプレートを付属。折りたたんで立てかけることで隙間スペースにしまえるのも便利です。同製品を説明する際、「絶対に製品を安く売る」というアイリスオーヤマの企業哲学に触れ、蛍原さんは「関西バカ売れ」とひとこと。またプレゼンターのユウキロックさんは、“本機の開発者は海鮮嫌い・嫁は海鮮好きで、ホットプレートの使い方でもめていましたが、本機の開発のおかげで問題が解決した”というエピソードを披露。(ホットプレートだけに)「二人の関係も温かくなりました」とドヤ顔で締めてくれました。

 

その13

プレゼンター:ユウキロック

<室内用扇風機>

親に叱られたことから高校生が思いついた画期的な扇風機

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山善(YAMAZEN)

あしもとスイッチfan

実売価格5970円

台座の正面先端にスイッチをつけており、つま先でポンと押すだけで電源や風の強弱などを簡単に操作できます。かがむ必要がないためシニア層にもぴったり。実演した桐谷さんは「簡単。面白い!」と絶賛。実はこの扇風機、“足で扇風機のスイッチを押し、親に叱られたことから思いついた”という高校生のアイデアをもとに、家電メーカーの山善が製品化したもの。そのエピソードを話したユウキロックさん、(あしもとスイッチだけに)「山善さん、高校生に足向けて寝られへんいうことですわ」とドヤ顔で締めてくれました。

 

20180107-s1 (15)

 

 

その14

プレゼンター:劇団ひとり

<自動車>

勝手にハンドルが回る! スマホ操作で縦列駐車ができる高級車

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メルセデス・ベンツ Sクラス

メーカー希望小売価格1140万円~

メルセデスのフラッグシップモデルである最高級セダン「Sクラス」。最新型は安全支援技術「インテリジェントドライブ」が大きく進化。スマホアプリと連携し、車外から遠隔操作によって車両の車庫入れや並列・縦列駐車などが可能になっています。助手席で体験する実演では、プレゼンターの劇団ひとりさんが3年ぶりのテレビ出演というユウキロックさんを指名するも、「ここは美玲ちゃんに決まってるだろ」と咎められるシーンも。結局、桐谷さんが助手席で体験したところ、運転手がいなくても勝手に車体が動くので「何コレ何コレ! (ハンドルが)回った! 何で!」と驚きを隠せず。あっという間に縦列駐車を完了した様子を見て、「想像より早いね。迷いがないもん」と天野さん。さらに、スマホ操作の体験者を指名する段では、劇団ひとりさんが再びユウキロックさんを指名し、笑いを呼んでいました。

 

一度忘れ去られた本が全米ベストセラーに! 女優の杏もおススメする衝撃の実話に注目

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:12月22日、朝)を紹介していこう。

 

衝撃の実話に話題沸騰!

●1位『SDガンダム BB戦士三国伝 メモリアルブック』(栗原昌宏・著/新紀元社・刊/2592円)

●2位『不調を治す! リンパストレッチ&マッサージ Book』(吉良浩一・著/ソーテック社・刊/1404円)

●3位『“理由のない不安”を一瞬で消す方法』(高牟禮憲司・著/主婦の友社・刊/1296円)

●4位『ある奴隷少女に起こった出来事 (新潮文庫)』(ハリエット・アン ジェイコブズ・著/Harriet Ann Jacobs・原著/‎堀越ゆき・翻訳/新潮社・刊/680円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

好色な医師フリントの奴隷となった美少女リンダが、人間の残虐性に不屈の精神で抗い続け、現代を遥かに凌ぐ格差の闇を打ち破った魂の実話に注文が殺到している。奴隷制の真実を知的な文章で綴った同書は、小説と誤認され一度は忘れ去られた過去が。しかし126年後、実話と証明されるやいなや米国でベストセラーになった。

 

12月9日に放送されたラジオ番組「BOOK BAR」の中では、ナビゲーターを務める女優の杏が同書を紹介。また「BOOK BAR」の公式Twitterが12月13日に「杏ちゃんおススメ本です」と杏が同書を手に持った写真をアップした。そのツイートを21日時点でもリツイートしている人が見られたため、それが今回の急上昇の一因かもしれない。

 

購入者からは「こういう歴史の上に世界があることを再認識」「読み始めたけど本当に驚きの連続だよ」「胸に突き刺さる話だね」「当時の貴重な資料としても読めると思う」という声が上がっていた。

 

●5位『ワールド・フィギュアスケート 80』(ワールド・フィギュアスケート・編集/新書館・刊/1944円)

●6位『男は女を知らない 新・スローセックス実践入門 (講談社+α新書)』(アダム徳永・著/講談社・刊/907円)

●7位『BARFOUT! 269 凛として時雨 (Brown’s books)』(ブラウンズブックス・編集/幻冬舎・刊/950円)

●8位『毎月100万円以上の報酬を本気で狙う為の【アフィリエイト】上級バイブル』(齊藤ミナヨシ・著/染谷昌利・監修/秀和システム・刊/1944円)

 

定年後の生き方に新たな提案?

●9位『定年バカ (SB新書)』(勢古浩爾・著/SBクリエイティブ・刊/864円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

「定年後は何かしなきゃ、生きがいをもたなきゃ病」の呪縛をとく、無理のない定年後の生き方を提案してくれる本が話題になっている。同書は「定年後こそ青春」、「生きがいや健康の追求」、「資産運用に走る」といった固定観念で無理が生まれている人のための1冊。

 

2017年11月の発売時から様々なメディアに取り上げられており話題を呼んだが、12月21日の「日経新聞夕刊書評」で同書が紹介されたことが今回の急上昇の原因かも。

 

ネット上では「これはおススメできる。確かにその通りだなと感じました」「スーッと自分の中に入ってきて、まさしく同感です」「今までの定年本に縛られていた。これは素晴らしい!」「これは傑作だと思うよ」と大好評のようす。

 

●10位『Lee 2WAY BAG BOOK (バラエティ)』(宝島社・刊/1717円)

 

実話を綴った本や人生の指南書はネットやテレビで話題になることが多く、ランキングの常連でもある。気になる本がある人はチェックしてみよう。

「あさイチ」で紹介された104歳現役美術家の本がAmazon「本」ランキングを席巻?

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:12月15日、朝)を紹介していこう。

 

「あさイチ」で紹介された104歳の現役美術家

●1位『かっこよくいきる すてきにいきるための5つのお話』(永原郁子・著/ごま書房新社・刊/1404円)

●2位『一〇五歳、死ねないのも困るのよ』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/1188円)

●3位『アルコール熟成入門 (食品知識ミニブックスシリーズ)』(北條正司、能勢晶・著/日本食糧新聞社・刊/1296円)

●4位『神さまとの直通電話: 運がよくなる≪波動≫の法則 (王様文庫)』(キャメレオン竹田・著/三笠書房・刊/702円)

●5位『人生は一本の線』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/1404円)

●6位『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/1080円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

現在104歳の篠田桃紅の著作が大きな注目を集め、関連書籍がランキングを席巻した。同書は今も第一線で活躍している美術家・篠田桃紅が、100歳を超えたからこそ見える世界について語り、時には優しく、時には厳しく人生の生き方・楽しみ方を伝授した一冊。

 

急上昇の要因は、12月14日に放送された「あさイチ」だろう。この日の番組では若い世代の間で話題となっている篠田の「言葉」に迫った。

 

生涯独身を貫いている篠田は「人がいれば寂しくないなんてことはあり得ない」「女の人は1人で生きてたらかわいそうだなんてとんでもないわよね」「日本の男の人って本当にうぬぼれてると思った」「人が人を幸福にし得るなんて無理」といった考えを持っているようだ。

 

篠田の言葉に視聴者からは「ホントに偉大な人だなあ、この人のように強く生きていきたい」「篠田桃紅さんの言葉は凛としている」「胸を打たれるね」「すごく鋭い篠田さんの言葉に感動が止まらない」との声が続出。

 

●7位『百歳の力 (集英社新書)』(篠田桃紅・著/集英社・刊/756円)

●8位『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い (幻冬舎文庫)』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/540円)

 

「得する人損する人」で紹介された最新ダイエット法!

●9位『玉ねぎヨーグルト』(井上裕美子・著/木村郁夫・監修/ワニブックス・刊/1080円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

2週間で体が変わる最強の組み合わせ「玉ねぎヨーグルト」を紹介した一冊。ダイエットや便秘解消、免疫力アップなど健康・美容に様々な効果があると、2017年7月の新発売当初から大きく話題に。

 

同書が再び注目されたのは、12月14日に放送された「得する人損する人」で特集が組まれたことが原因かも。番組では最新「ラクやせ法」として、普段の食事に玉ねぎヨーグルトをプラスすることで魔法のようなダイエット物質「やせ酸」が体内に生まれることを紹介。実際にチャレンジしたタレントのぱいぱいでか美は2週間で約4キロ弱のダイエットに成功した。

 

これを見た視聴者からは「明日から頑張るぞー」「いつもすぐ諦めちゃうけど、これならいける!」「まずは2週間やってみようかな」「すごいね玉ねぎヨーグルト! 早速作ってみようかな」と大反響が巻き起こっている。

 

●10位『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』(篠田桃紅・著/世界文化社・刊/1404円)

 

テレビで話題となった本が急上昇した今回のランキング。次はどんな本が注目されるのか目が離せない。

「あさイチ」で紹介された104歳現役美術家の本がAmazon「本」ランキングを席巻?

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:12月15日、朝)を紹介していこう。

 

「あさイチ」で紹介された104歳の現役美術家

●1位『かっこよくいきる すてきにいきるための5つのお話』(永原郁子・著/ごま書房新社・刊/1404円)

●2位『一〇五歳、死ねないのも困るのよ』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/1188円)

●3位『アルコール熟成入門 (食品知識ミニブックスシリーズ)』(北條正司、能勢晶・著/日本食糧新聞社・刊/1296円)

●4位『神さまとの直通電話: 運がよくなる≪波動≫の法則 (王様文庫)』(キャメレオン竹田・著/三笠書房・刊/702円)

●5位『人生は一本の線』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/1404円)

●6位『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/1080円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

現在104歳の篠田桃紅の著作が大きな注目を集め、関連書籍がランキングを席巻した。同書は今も第一線で活躍している美術家・篠田桃紅が、100歳を超えたからこそ見える世界について語り、時には優しく、時には厳しく人生の生き方・楽しみ方を伝授した一冊。

 

急上昇の要因は、12月14日に放送された「あさイチ」だろう。この日の番組では若い世代の間で話題となっている篠田の「言葉」に迫った。

 

生涯独身を貫いている篠田は「人がいれば寂しくないなんてことはあり得ない」「女の人は1人で生きてたらかわいそうだなんてとんでもないわよね」「日本の男の人って本当にうぬぼれてると思った」「人が人を幸福にし得るなんて無理」といった考えを持っているようだ。

 

篠田の言葉に視聴者からは「ホントに偉大な人だなあ、この人のように強く生きていきたい」「篠田桃紅さんの言葉は凛としている」「胸を打たれるね」「すごく鋭い篠田さんの言葉に感動が止まらない」との声が続出。

 

●7位『百歳の力 (集英社新書)』(篠田桃紅・著/集英社・刊/756円)

●8位『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い (幻冬舎文庫)』(篠田桃紅・著/幻冬舎・刊/540円)

 

「得する人損する人」で紹介された最新ダイエット法!

●9位『玉ねぎヨーグルト』(井上裕美子・著/木村郁夫・監修/ワニブックス・刊/1080円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

2週間で体が変わる最強の組み合わせ「玉ねぎヨーグルト」を紹介した一冊。ダイエットや便秘解消、免疫力アップなど健康・美容に様々な効果があると、2017年7月の新発売当初から大きく話題に。

 

同書が再び注目されたのは、12月14日に放送された「得する人損する人」で特集が組まれたことが原因かも。番組では最新「ラクやせ法」として、普段の食事に玉ねぎヨーグルトをプラスすることで魔法のようなダイエット物質「やせ酸」が体内に生まれることを紹介。実際にチャレンジしたタレントのぱいぱいでか美は2週間で約4キロ弱のダイエットに成功した。

 

これを見た視聴者からは「明日から頑張るぞー」「いつもすぐ諦めちゃうけど、これならいける!」「まずは2週間やってみようかな」「すごいね玉ねぎヨーグルト! 早速作ってみようかな」と大反響が巻き起こっている。

 

●10位『桃紅一〇五歳 好きなものと生きる』(篠田桃紅・著/世界文化社・刊/1404円)

 

テレビで話題となった本が急上昇した今回のランキング。次はどんな本が注目されるのか目が離せない。

高須院長が約3000万円で落札した本が Amazon「本」ランキング急上昇!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:12月8日、朝)を紹介していこう。

 

院長の豪快な行動で一躍大注目書籍に!

●1位『伊藤万理華写真集(仮)』(伊藤万理華・著/大江麻貴・写真/集英社インターナショナル・刊/1944円)

●2位『スピリチュアル・リナーシェ 祈るように生きる (単行本)』(江原啓之・著/三笠書房・刊/1296円)

●3位『カワウソちぃたん【本書限定シール付き】』(ちぃたん・著/宝島社・刊/1058円)

●4位『IMAGINE イマジン <想像>』(ジョン・レノン・著/ジャン・ジュリアン・イラスト/岩崎夏海・翻訳/岩崎書店・刊/1836円)

●5位『15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ』(岩野響・著/KADOKAWA・刊/1404円)

●6位『昭和天皇独白録 (文春文庫)』(寺崎英成・著/文藝春秋・刊/540円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

1990年に発掘、発表されて大反響を呼んだ昭和史の超一級資料がここにきて再び注目されている。同書は昭和天皇が太平洋戦争に至る経緯などを語り、側近の元外交官である寺崎英成氏が記録した文書が文庫化されたもの。急上昇の理由は高須クリニックの院長である高須克弥氏の豪快な行動によるものだろう。

 

12月6日に同書の原本とされる文書がニューヨークで競売にかけられ、高須氏はそれを27万5000ドル(約3000万円、手数料込み)で落札。その後取材に応じ、「(昭和天皇独白録は)日本の心ですので、なんとか日本に取り戻したいという志なんで」と答えた。また高須氏はこれを皇室に提供する意向を示している。

 

ネット上にも高須氏を称賛する声があふれており、「高須院長ホントにかっこいいな」「先生のそれは完全にヒマを持て余した神々の遊びだよな」「こんな本あったんだね。文庫化されてるみたいで興味わいたから読んでみようかな」「高須院長すごいけど、すごい内容の気になるタイトルだな。今まで知らなかったよ」と、これを機に同書に興味を抱いた人も数多くいるようだ。

 

●7位『3月のライオン おでかけニャーしょうぎ ([バラエティ])』(羽海野チカ、北尾まどか・著/白泉社・刊/1512円)

●8位『Oggiエディター 三尋木奈保 My Basic Note2:”きちんと見える” 大人の服の選び方』(三尋木奈保・著/小学館・刊/1620円)

●9位『文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)』(京極夏彦・著/講談社・刊/994円)

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古本屋の店主にして陰陽師である主人公が憑物を落とし事件を解きほぐす京極夏彦の人気シリーズ「京極堂(百鬼夜行)」。その第1弾である同書に注文が殺到している。

 

11月末頃からTwitter上では「#名刺代わりの小説10選」というハッシュタグが流行中。こちらは自分の好きな小説を10冊紹介するというもので、この中に『姑獲鳥の夏』を挙げている人が多く見られた。同書は2005年に堤真一主演で映画化もされており、「#名刺代わりの映画10選」というハッシュタグでも多数その名が挙がっている。

 

またネット上でも「みんなが『姑獲鳥の夏』をすすめてくるからもう読むしかない」「映画すごい面白かったから小説も読んでみようと思ってる」「また読みたくなってきた。初めて読んだ時のインパクトが凄かった」といった声が。

 

●10位『施工がわかるイラスト建築生産入門』(一般社団法人 日本建設業連合会・編集/川﨑一雄・イラスト/彰国社・刊/3456円)

 

話題が話題を呼び注文が殺到した今回のランキング。次はどんな本が注目を浴びるのか、楽しみにしていよう。

「奇跡体験!アンビリバボー」で話題の「陽明丸」! 知られざる日本人の偉業に注目が集まりAmazon本ランキング急上昇

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:12月1日、夕方)を紹介していこう。

 

「800人の子供たちを救った日本人」100年前の実話が話題!

●1位『亀梨和也 PHOTOBOOK 『ユメより、亀。』』(集英社・刊/1944円)

●2位『宇宙万象 第2巻』(伊勢白山道・著/電波社・刊/1944円)

●3位『MARQUEE Vol.124』(星雲社・刊/1080円)

●4位『陽明丸と800人の子供たち』(北室南苑・著/並木書房・刊/1620円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

ロシア革命後の混乱期に、800人の子どもを救った日本の貨物船「陽明丸」の実話が4位にランクイン。急上昇の理由は、11月30日に放送された「奇跡体験!アンビリバボー」で「歴史に埋もれた実話・知られざる日本人の偉業」として「陽明丸」が特集されたからだろう。

 

ネット上では「アンビリバボーの陽明丸の話すごくよかった!」「陽明丸の話に感動。本も読まないと」「アンビリバボーの陽明丸の話、本も出てるんだね! 買わないと!」といった声が続出し、大きく盛り上がっている。

 

●5位『もっとヘンな論文 単行本』(サンキュータツオ・著/KADOKAWA・刊/1296円)

●6位『韓国TVドラマガイド(74)(双葉社スーパームック)』(双葉社・刊/ 双葉社・著/1296円)

●7位『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密 (SB新書)』(森本貴義・著/SBクリエイティブ・刊/788円)

 

いつまでも色あせない「ドラえもん」の人気

●8位『藤子・F・不二雄ファンブック F-Trip (ワンダーライフスペシャル)』(藤子プロ・監修/藤子・F・不二雄・原著/小学館・刊/1382円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

星野源と「ドラえもん」が表紙の同書に注文が殺到している。同書は「藤子・F・不二雄の世界をぐるっと巡る旅」として、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」や「藤子・F・不二雄の故郷」を紹介したガイドブック。

 

11月30日に放送された「ビーバップ! ハイヒール」で、「ドラえもん」が特集されたことが急上昇の要因と思われる。同放送では、藤子・F・不二雄の愛弟子、むぎわらしんたろうが「ドラえもん」の誕生秘話などを語った。

 

番組放送後、「藤子先生はすごい。改めて痛感」「藤子・F・不二雄ミュージアムに行きたくなってしまった」「藤子・F・不二雄ミュージアムへしゅっぱーつ!」「やっぱりドラえもんが好き」といった声が相次いでいる。

 

また、2018年3月に公開される「映画ドラえもん のび太の宝島」の主題歌および挿入歌を、星野が書き下ろし提供することが発表されたことも関係しているかも。

 

●9位『外資系コンサルのプレゼンテーション術: 課題解決のための考え方&伝え方 単行本』(菅野誠二・著/東洋経済新報社・刊/1944円)

●10位『天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 変わらぬ皇統の重み (PHP新書) 新書』(竹田恒泰・著/PHP研究所・刊/1015円)

 

テレビで紹介されたことにより、関連した書籍の注文が殺到した今回のランキング。テレビの影響力はやはりすごい!

Amazonおもちゃランキングで急上昇中! ネットで話題になった「プレステ財布」に注文殺到!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「おもちゃ」のランキング(集計日:11月28日、夕方)を紹介していこう。

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

Twitterでバズって話題沸騰“プレイステーション財布”

●1位「WTOR おもちゃ ビーズ アクセサリーキット DIY材料 手作り 知育玩具 メイキングトイ 女の子 子供のお誕生日プレゼント (500PCS 収納ケース付け)」

●2位「プレイステーション1財布 Playstation 1 wallet」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

2014年に20周年を迎えた「プレイステーション」シリーズ。それを記念して初代「プレイステーション」を模した財布が以前より発売されていたのだが、ここにきて人気が再燃しているよう。理由は、とあるTwitterユーザーが「良い感じの財布探してるって話したらこれを勧められた」とのコメントとともに、この「プレイステーション財布」の画像をツイートしたことから。

 

ツイートは5000件以上リツイートされ、同商品を求める人が続出。「初代を知っている人なら絶対感動するでしょ」「これとプレステ4どっちを買うか悩みます!」「持っている人がいたら絶対盛り上がれる!」などの声が。これを受けていくつかのネットニュースサイトなどで同商品が紹介されたのもランキング上昇に影響しているのかも。

 

●3位「Qisiewell 裁縫セット プロ高級ソーイングセットポータブルミシンアクセサリー 携帯式コンパクト付き ブラック」

●4位「仮面ライダービルド DXフルボトルホルダー」

●5位「ジェンガ」

●6位「スイスイおえかき NEW カラフルシート」

●7位「リカちゃん ドール キラチェン さくらちゃん」

 

番組で紹介されランク急上昇

●8位「ラブあみ プレミアムセット」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

初めてでも簡単にマフラーや帽子などの小物が編める編み機「ラブあみ」が8位にランクイン。ちなみに「ラブあみ 基本セット」は2016年に「日本おもちゃ大賞」の「ガールズ・トイ部門」で大賞に輝いたことが。

 

11月26日に放送された『サンリオキャラクターズ ポンポンジャンプ!』(BSフジ)の「クリスマスコーナー」内で紹介されたことにより、プレゼントとして注目度が上がっているようだ。ネット上では「ラブあみすごいなー」「これ買ってあげたい!」「クリスマスプレゼントはラブあみにしました」といった声が上がっている。

 

●9位「テーブルゲーム ナインタイル 新装版」

●10位「ディズニー カーズ トミカ C-5 カーズ サリー」

 

テレビやネットで話題となった商品のランクインが目立った今回のランキングだが、クリスマスが近づけば大幅な順位入れ替えが予想される。クリスマス商戦を制すおもちゃは何になるのか、今後の展開に注目したい。

「なにこれ絶対やる!」レンジで作るサバの味噌煮レシピに驚きの声続出! Amazon「本」ランキング

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:11月24日、夕方)を紹介していこう。

出典画像:「助けて! きわめびと」NHK 公式サイトより出典画像:「助けて! きわめびと」NHK 公式サイトより

 

レンジでサバの味噌煮が作れる驚愕レシピ本

●1位『Cool Voice Vol.24(生活シリーズ)』(PASH! 編集部/主婦と生活社・刊/1512円)

●2位『電子レンジ 簡単レシピ100+』(村上祥子・著/永岡書店・刊/1058円)

出典画像:永岡書店 公式サイトより出典画像:永岡書店 公式サイトより

 

料理研究家・村上祥子氏によるレシピ集が人気急上昇中。同書は、材料と調味料を電子レンジに入れるだけで作れるレシピが収められており、肉じゃがやシチュー、から揚げなどまでも、レンジで作れてしまうという。

 

村上氏は、11月24日放送の『ごごナマ』(NHK)に出演し、レンジで作るカレー、サバの味噌煮、肉じゃがのレシピを紹介。するとネット上では「煮込まない!? レンジでカレーだと!?」「えっ! そのままレンジでチン!?」「なにこれ絶対やる! 1人暮らしで晩ご飯いつも遅くて、サバの味噌煮とか絶対できないと思ってたのに、ありがたすぎる!」とった声が。この反響を受けて本の売上も伸びたようだ。

 

●3位『高血圧を自力で治す最強事典(薬に頼らず血圧を下げる23の極意)』(マキノ出版・刊/1404円)

●4位『こだわる男のスタイリングメソッド ベーシックを自分流に着こなす』(鈴木晴生・著/講談社・刊/1512円)

●5位『「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由(青春新書プレイブックス)』(後田亨・著/青春出版社・刊/994円)

●6位『「座りすぎ」が寿命を縮める』(岡浩一朗・著/大修館書店・刊/1512円)

 

叱らない子育てを推奨する新しい子育て本

●7位『イラストでよくわかる 感情的にならない子育て』(高祖常子・著/上大岡トメ・イラスト/かんき出版・刊/1404円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

育児情報誌「miku」の編集長・高祖常子氏が記した子育て本。子どもに対して思わずカッとなって、怒鳴ったり、叩いたりして自己嫌悪している親に向けた内容で、クールダウンの方法や具体的な対処法などの方法論を掲載している。

 

高祖氏は、11月21日にライブ配信アプリ「LINE LIVE」で放送された番組に出演したほか、11月24日の「朝日新聞デジタル」にインタビュー記事が掲載されるなどして注目を集めたため、書籍の人気も急上昇したようだ。同書には「子育て中の人だけでなく、広く読んで欲しい本」「アドバイスが具体的かつ実践的で、子育てに前向きになれた」「親の気持ち、子供の気持ちに優しく寄り添い、提案をしてくれる」といった感想が寄せられている。

 

●8位『別冊+act. Vol.25(ワニムックシリーズ 233)』(ワニブックス・刊/990円)

●9位『池上彰の世界の見方 ドイツとEU: 理想と現実のギャップ』(池上彰・著/小学館・刊/1512円)

●10位『ROIC経営 稼ぐ力の創造と戦略的対話』(KPMG FAS、あずさ監査法人・編集/日本経済新聞出版社・刊/2160円)

 

年末にかけて仕事も忙しくなってくるだろうが、レンジレシピさえ覚えれば自宅に帰ってからも本格的な温かご飯が食べられる? 厳しい冬を乗り越えるアイデアを本で身につけていこう!

メルちゃんシリーズが“クリスマス商戦”を一歩リード!? 変形する「トミカ」もランクインしたAmazon「おもちゃ」ランキング

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「おもちゃ」のランキング(集計日:11月21日、夕方)を紹介していこう。

出典画像:「メルちゃん」公式サイトより出典画像:「メルちゃん」公式サイトより

 

メルちゃん人形がランキングを席巻!

●1位「ぬいぐるみ 抱き枕 動物 鳥 ふわふわ かわいい 抱き心地抜群 お祝い ギフト バレンタインデー 白M」

●2位「Holy Stone ドローン HDカメラ付き iPhone&Android生中継可能 高度維持機能 2.4GHz 4CH 6軸ジャイロ Wi-Fiカメラ FPVリアルタイム 国内認証済み モード2 HS200 (レッド)」

●3位「プリパラプリチケコレクショングミ16 [初回限定BOX特典付き] 20個入 食玩・キャンディー(プリパラ)」

●4位「メルちゃん おせわパーツ おべんとうセット」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

ロングセラー愛育ドール“メルちゃん”にお弁当を食べさせるお食事ごっこセット。メルちゃんにスプーンやフォークで食べさせるだけでなく、おにぎりに“具”を詰めたりとお弁当作り体験も出来る。

 

1992年から発売させているメルちゃんシリーズは、今年で25周年。このミレニアムイヤーに“クリスマスプレゼント”として購入を決める人が相次いでおり、8位と10位にも「メルちゃん おしゃべりいっぱい! いちごのびようしつ」と「メルちゃん お人形セット メイクアップメルちゃん」がそれぞれランクインしている。

 

SNSなどでは「姪っ子へのプレゼントはメルちゃんに決めてる」「息子がメルちゃんにドハマりしてるから、なにか拡張パーツ買ってあげるか」「子どもが動物のぬいぐるみでお世話ごっこはじめた! これはメルちゃんを買い与える時がきたな…」との声が。

 

10月25日の「しかけえほん メルちゃんのいちにち」(幻冬舎)を皮切りに、メルちゃん関連書籍が続々と発売されているのも人気の理由かもしれない。

 

“大人”も大注目な変形するトミカ

●5位「レゴ(LEGO)スター・ウォーズ 2017 アドベントカレンダー 75184」

●6位「(Radiant Party)誕生日 バルーン 豪華26ピース 飾り付け セット ポンプ付きタイプ」

●7位「ヒミツのここたま リップのかみさま キラリス」

●8位「メルちゃん おしゃべりいっぱい! いちごのびようしつ」

●9位「トミカ ハイパーレスキュー ドライブヘッド01MKII サイクロンインターセプター」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

現在放送中の「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察」(TBS系)に登場する、主人公の機体「サイクロンインターセプター」がおもちゃになって登場。「タカラトミー」の「トミカ」は1970年に発売されたロングセラー商品だが、同アニメは「トミカ」史上初のTVアニメーション作品として注目を集めている。

 

往年のファンを驚かせているのは、トミカの「ドライブヘッドシリーズ」が人型に“変形”するということ。SNSなどでは「最近ではトミカも変形するのか…」「変形ロボ支持派の自分としては大いにあり」「実際に買ってみたけどトミカが今まで培ってきたものをフル活用してる! これはいいおもちゃだ」との声が上がっている。

 

ちなみに“公式が病気”で知られる「タカラトミー」公式Twitterは、11月20日に「クリスマスプレゼントに おすすめ!」と「ドライブヘッド01MKⅡ サイクロンインターセプター&トランスポーターガイアセット」をあからさまに宣伝。同ツイートの話題性は約30件のリツイートに留まっているが、クリスマス商戦に向けて早くも本腰を入れているようだ。

 

●10位「メルちゃん お人形セット メイクアップメルちゃん」

 

「タカラトミー」と言えば、人気着せ替え人形「リカちゃん」人形でもお馴染み。今回はランキング入りを逃しているが、クリスマス本番では“メルちゃん”との熱い戦いを期待したい。

80年代の“合体ロボ”がまさかの商品化! 大谷翔平の“二刀流フィギュア”もランクインしたAmazon「ホビー」ランキング

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「ホビー」のランキング(集計日:11月20日、夜)を紹介していこう。

出典画像:「バンダイ」公式サイトより出典画像:「バンダイ」公式サイトより

 

約30年前の合体ロボがプラキットとなって登場

●1位「(仮)スーパーミニプラ 超獣合体 ライブロボ 3個入り 食玩・清涼菓子(超獣戦隊ライブマン)」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

1988年に放送されていた「超獣戦隊ライブマン」の“ライブロボ”が、組み立てプラキットの食玩ブランド「スーパーミニプラ」にまさかの登場。「超獣戦隊ライブマン」は、「スーパー戦隊シリーズ」の10周年記念作品であり、同時に昭和最後の作品でもある。そのため思い入れの強い特撮ファンが多いのか、「スーパーミニプラ」の購入者アンケートで人気を集め、長い時を超えて商品化を果たした。

 

いわゆる“食玩”であるものの、プラキットの作りは大人向けなクオリティー。プレミアムバンダイの「スーパーミニプラ ライブボクサー」と“スーパーライブディメンション(合体)”することで、スーパーライブロボを再現することが可能だ。

 

SNSなどでは「懐かしい! 初めて買ってもらったおもちゃがライブロボだったなぁ…」「30年近くたってるはずなのに色褪せない格好良さ」「あまりの格好良さに無意識で予約してた」「ここに来てライブロボ! こんなん絶対に買っちゃうやん!」との声が続出。リアルタイム世代を中心に注目を集めている。

 

大谷翔平はフィギュアも二刀流!?

●2位「4インチネル Fate/Grand Order アサシン/ジャック・ザ・リッパー ノンスケール ABS&ATBC-PVC&PP製 塗装済み可動フィギュア」

●3位「CONVERGE KAMEN RIDER 9 10個入 食玩・清涼菓子 (仮面ライダー)」

●4位「フェアリーテイル ウェンディ・マーベル・亜麻猫(AMANEKO) Gravure_Style 1/6スケール PVC製塗装済み完成品」

●5位「PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム用 LEDユニット [RX-0シリーズ兼用] (機動戦士ガンダムUC)」

●6位「S.H.フィギュアーツ 北海道日本ハムファイターズ 大谷翔平 約170mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

アニメ・特撮のホビーが5位までを独占する中、野球選手・大谷翔平のフィギュアが6位にランクイン。“本物の再現”を実現するために、“魂のデジタル彩色技術”など「S.H.Figuarts」の最新技術が凝縮されている。ちなみに日本人アスリートをフィギュア化するのは同ブランドとしても初のこと。

 

やはり特徴的なのは、独自の可動機構で「投球シーン」「打撃シーン」の両方を再現できること。日本球界に衝撃を与えた大谷の“二刀流”を、フィギュアで再現することができる。さらにスポーツ用品メーカー「アシックス」が協力しており、スパイクなどの用具もリアルな作りに。

 

ファンからは「これは純粋に欲しい」「メジャー挑戦に向けて動き出してるし、日ハムのユニフォームを着たフィギュアはレアになりそう」「攻守両方再現できるのがいいね」との声が上がった。

 

●7位「枕 CMM4363 ハイクラス 高級 まくら ホテル仕様(43cm × 63cm)-COMODOオリジナル[日本製]」

●8位「輸入レゴ マインクラフト ザ・ケイブ 洞窟(LEGO Minecraft The Cave 21113) [並行輸入品]」

●9位「CONVERGE KAMEN RIDER 8 10個入り 食玩清涼菓子(仮面ライダー)」

●10位「人魚姫 アリエル風 ウィッグ コスチューム用小物 フリーサイズ」

 

11月11日には公式会見で“メジャー挑戦”を表明した大谷。その人気度は留まることを知らず、今後も様々な関連ホビーが登場しそうだ。

「アメトーーク!」でAmazon本ランキングに異変!? たった1ページで光浦靖子を号泣させた小説がランクイン!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:11月17日、昼)を紹介していこう。

出典画像:「アメトーーク!」公式サイトより出典画像:「アメトーーク!」公式サイトより

 

「アメトーーク!」で紹介された実験的過ぎる小説

●1位『オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わった』(本田直之・著/日経BP社・刊/1620円)

●2位『【Amazon.co.jp限定】横山だいすけ フォトブック げんきよ! とどけ! だいすけお兄さんの世界迷作劇場 複製サイン&メッセージ入りフォトカード付』(横山だいすけ・著/KADOKAWA・刊/1512円)

●3位『mt SPECIAL BOOK (e-MOOK)』(宝島社・刊/1598円)

●4位『同人作家のための確定申告ガイドブック』(水村耕史・著/喜田一成・監修/キツネ・イラスト/KADOKAWA・刊/1728円)

●5位『僕と妻の1778話 (集英社文庫)』(眉村卓・著/集英社・刊/648円)

●6位『横山だいすけ フォトブック げんきよ! とどけ! だいすけお兄さんの世界迷作劇場』(横山だいすけ・著/KADOKAWA・刊/1512円)

●7位『残像に口紅を (中公文庫)』(筒井康隆・著/中央公論社・刊/802円)

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「残像に口紅を」「時をかける少女」や「エディプスの恋人」などでお馴染みの筒井康隆が書いた実験的小説。「あ」や「ぱ」など、言葉が1音ずつ消えていく世界について描かれている。

 

1989年に発表された同書がランキングに浮上した要因は、おそらく11月16日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)。この日の番組では“本屋で読書芸人”という特集が組まれ、カズレーザーが同書を紹介していた。

 

視聴者の注目を集めたのは同書の後半部分。小説としては珍しい“袋とじ”となっており、封を切らずに中央公論社へ持って行くと「代金をお返しします」と書かれている。これには「袋とじの中見てみたい…」「後半部分に自信ありすぎだろ」「小説で袋とじとかすごい試みだな」との声が。ちなみにランクインしているのは文庫版だが、こちらは“袋とじ”になっていない。

 

計り知れない“カズレーザー”の影響力

●8位『人生は壮大なひまつぶし ゆる~くテキトーでも豊かに生きられるヒント』(一明源・著/みらいパブリッシング・刊/1,512円)

●9位『グランブルーファンタジー(4)』(Cygames・原作/cocho・作画/楓月誠・コンテ/講談社・刊/605円)

●10位『妻に捧げた1778話(新潮新書)』(眉村卓・著/新潮社・刊/648円)

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SF作家・眉村卓が余命1年の妻のために書き続けた全1778編の物語の中から、19編を掲載した小説。闘病生活と40年以上の結婚生活を振り返るエッセイも収録されている。

 

2011年には「僕と妻の1778の物語」として映画化もされた大ベストセラーだが、こちらも「アメトーーク!」でカズレーザーが紹介していた。放送内でカズレーザーは、妻が亡くなった日に書かれた1778話の「最終回」という話を「本当に読んでほしい!」と熱弁。さらに1778話のとあるページを見せられた瞬間、光浦靖子は泣き出してしまっている。

 

視聴者からは「1778話がめっちゃ気になる!」「光浦さんは何を見て泣いたんだろう…」「あんな反応されたら気になって仕方ないやん!」と大反響に。また「カズレーザーが紹介した本を買いに来たけど、どこも売り切れてる」との声がもあり、品切れが相次いでいるようだ。

 

紹介した本がことごとく注目されるカズレーザー。次はどのような作品を紹介してくれるか、楽しみにしていよう。

Amazonで爆売れ中の本とその理由!「“全米が泣いた”感動実話」と「2カ月でムキムキになる指導本」

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:11月10日、日中)を紹介していこう。

 

アンビリバボーでドラマが作られた奇跡の実話が話題に!

●1位「TVガイドVOICE STARS vol.4」(東京ニュース通信社・刊/1296円)

●2位「生き方入門」(藤尾秀昭・監修/致知出版社・刊/1296円)

●3位「しーちゃん – ようちえんも、いろいろあるわけ」(こつばん・著/ワニブックス・刊/1080円)

●4位「犬マユゲでいこう ひとりで読める はじめての犬マユゲ」(石塚2祐子・著/集英社・刊/1404円)

●5位「EVRIS Special Edition Book」(宝島社・刊/2160円)

●6位「奇跡のスーパーマーケット」(ダニエル コーシャン、グラント ウェルカー・著/太田美和子・翻訳/集英社インターナショナル・刊/1944円)

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2014年にアメリカ・ニューハンプシャー州を中心とする地域で、およそ200万人もの周辺住民がとあるスーパーマーケットチェーンに抗議活動を行った。住民たちの目的は、解任された元社長の復帰。一体なぜこのような出来事が起こったのか。同書ではこの感動の実話について綴っている。

 

こちらの本の売上が急増したきっかけは、11月9日の「奇跡体験! アンビリバボー」(フジテレビ系)でこの物語の再現ドラマが放送されたからだと思われる。視聴者からは「予想以上にいい話だった」「感動しました。ぜひ映画化するべき」「こういう経営者って素敵」「思わず見入って涙出た」「これは全米が泣いた」と大反響が起こっていたため、書籍も注目される形になったようだ。

 

たった2か月でムキムキに! ライザップに匹敵する肉体改造術に驚き

●7位「東村アキコ完全プロデュース 超速!! 漫画ポーズ集」(東村アキコ・著/講談社・刊/1944円)

●8位「ソロモンの歌・一本の木」(吉田秀和・著/講談社・刊/1512円)

●9位「成功する子は食べ物が9割 ― 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身」(細川モモ、‎宇野薫・監修/主婦の友社・刊/1404円)

●10位「ハリウッド式 THE WORKOUT ― 分単位で自分史上最高の身体をつくる 脳と身体のコネクトメソッド ― 」(北島達也・著/ワニブックス・刊/1404円)

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1万人以上の一流のビジネスマンやアスリートを指導してきた北島達也が、「超効率重視」の肉体&メンタル改造計画について綴った一冊。

 

発売されたのは今年の8月25日だが、11月9日深夜放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)に北島が出演したことから、ここにきて売上が急増した様子。同番組では北島の指導の下、次長課長の河本準一とグラビアアイドル・天木じゅんが肉体改造に挑戦。2か月で見事ムキムキになったことで北島の凄さが立証されていた。

 

これには出演者のネプチューン・名倉 潤も驚き、ネット上でも「河本の身体がバキバキになってる!www」「天木じゅんのお尻が上がった! これはたまらん」と関心を示す声が。

出典画像:天木じゅん インスタグラムより出典画像:天木じゅん インスタグラムより

 

感動実話と肉体改造。ずっと昔から定番のこれらのテーマは、今後も新たなネタが見つかるたびに、世間を大きく賑わせていくだろう。

この冬最高のおススメ鍋つゆは!? Amazon在庫切れの大人気鍋つゆとトレンドを紹介

間もなく冬がやってくることにともない、気温もグングン下がりだしている。こんな季節に食べたいのが温かい鍋! そこで、各メーカーが販売している多数の「鍋つゆ・鍋の素」から、テレビで紹介された厳選の商品を紹介していこう!

出典画像:久原醤油公式サイトより出典画像:久原醤油公式サイトより

 

高橋一生のCM商品が大人気! 今年のトレンドは「あごだし」

まずは10月28日放送の情報番組「めざましどようび」(フジテレビ系)で紹介された「鍋つゆ・鍋の素」について。同番組では「LOHACO」調べの人気売れ筋ランキングを紹介。ランキングは以下の通り。

 

5位 ヤマキ「 軍鶏系 地鶏だし塩鍋つゆ」
地鶏だしに豚骨だしを効かせ、高知産生姜を隠し味に加えたコクの中にもすっきりとした塩味の鍋つゆ。

 

4位 味の素 「鍋キューブ トムヤム味」
人気の「鍋キューブ」シリーズの新作商品。鍋以外にも、チャーハンやラーメンの味付けとして使用可能。

 

3位 キユーピー 「ワンポットパスタ なめらかクリーム味」
鍋でパスタが作れるソース。ひとつの鍋で乾麺と具材を一緒に煮込むだけでパスタが完成。

 

2位 味の素 「鍋キューブ 18個入りアソート」
人気の「鍋キューブ」シリーズの「鶏だし・うま塩」「濃厚白湯」「寄せ鍋しょうゆ」の定番商品セット。

 

1位 ミツカン「 〆まで美味しい地鶏味噌ちゃんこ鍋つゆ」
人気の「〆まで美味しい」シリーズの定番味がトップに。さらに番組内で、今年は「あごだし」の注目度が高まっていることから、「〆まで美味しい」シリーズの新作「焼きあごだし鍋つゆ」も紹介。

 

こちらの商品はネット上で「これで作った雑炊がマジで半端なく美味しい!」「高橋一生のCMに釣られて買ったけど、びっくりするくらい美味しかった!」「茶碗蒸しの上澄みみたいな味がする」といった声があがっている。

出典画像:「ミツカン」メニューサイトより出典画像:「ミツカン」メニューサイトより

 

具材に合わせた鍋つゆがトレンドに!?

10月28日放送の「王様のブランチ」(TBS系)では、管理栄養士の今泉マユ子氏が「絶対失敗しない激ウマ鍋つゆランキング」を紹介。ランキングは以下の通り。

 

7位 キッコーマン「贅沢だしがおいしい 鴨だし鍋つゆ」
6位 無印良品「手づくり鍋の素 ビスク鍋」
5位 エバラ「プチッと鍋 スンドゥブチゲ」
4位 カゴメ「完熟トマト鍋スープ」
3位 もへじ「塩レモン鍋つゆ」
2位 ミツカン「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ」
1位 くばら「きのこのうま鍋」

 

1位に選ばれた「きのこのうま鍋」は、“きのこに合う”鍋つゆとなっていて、今泉氏は「これからのトレンドは具材に合わせた鍋つゆ」だと予測。明治26年創業の、福岡県の久原本家グループが長年の経験から生み出したというこの鍋つゆだが、こちらにもなんと「あごだし」が入っているという。

出典画像:久原醤油公式サイトより出典画像:久原醤油公式サイトより

 

あまり聞きなれない商品なだけに、ネット上では「あんまり見かけないブランドだな」「どこで買えるのかしら」といった声が。11月2日現在、Amazonでは既に在庫切れになっているが、
くばらの公式サイトでも購入は可能。気になった人は是非購入し、最高のきのこ鍋を楽しもう!

「めざましテレビ」に田村ゆかり登場も、紹介ナレーションにツッコミ殺到!?

10月24日に放送された「めざましテレビ」(フジテレビ系)に、大人気声優の田村ゆかりがVTR出演。朝から地上波で“ゆかりん”を見ることができ、ネット上では歓喜の声が沸いていた。

出典画像:T-SPOOK 公式Twitterより。出典画像:T-SPOOK 公式Twitterより。

 

「めざましテレビ」の田村ゆかり紹介にツッコミ殺到

10月21~22日にかけて青海P地区で開催されたハロウィーンイベント「めざましテレビ PRESENTS T-SPOOK ~TOKYO HALLOWEEN PARTY~」に田村は出演。イベントには他にも、Aqours(ラブライブ! サンシャイン!!)、SKE48、超特急、SPYAIR、乃木坂46(三期生)などがそれぞれハロウィーンの仮装をして登場。

 

24日の「めざましテレビ」ではこのイベントの様子を放送し、田村のステージや舞台裏でのインタビューがお茶の間に流れた。

 

ナレーションで「声優アーティストの“ゆかり姫”こと、田村ゆかりさん。今年デビュー20周年。数々のアニメで活躍するゆかり姫が、ウザギの仮装で登場です」と田村の紹介がされていたのだが、これにファンが敏感に反応。

 

「声優アーティストってなんだ」「声優アーティストって肩書最近使われるけど慣れないな~」「メタウサ歌ったから『ゆかり姫』で間違いはないけど、『ゆかりん』って呼んで欲しかった」「『ゆかり姫』って呼んで良いのは『ゆかりん』の周囲の人だけですし……」「ゆかりんは17歳だぞ! デビュー20周年とか言うのやめろ!」「デビュー20周年です(17歳)」とツッコミが続出した。

 

ステージでは田村が短めスカートのセクシーなウサギコスプレ姿を披露すると、男性たちからヒューヒューと囃し立てる声があがり、「カワイイィー!」と声をあげている者も。大雨が降っていたこの日のステージだが、ファンたちは合羽を着てサイリウムを振るなどして精一杯楽しみ、ステージは大盛り上がりだったようだ。


ステージ前には「ウチのお客さんとかは今日、結構ドキドキしながら参加していると思います」と、いつもとはノリが違う会場に訪れることになった自身のファンを心配していたようすの田村。しかしステージ後には「この過酷な状況の中でみんなが集まってくれて、一体感も増してすごくよかったと思いました」と駆けつけたファンに感謝し、「リアルが楽しい人の仲間に入れた気がしてうれしかったです」と若干の闇を醸すコメントも残すなどして、相変わらずの可愛さを見せつけていた。

 

王国民、名誉挽回の大盛り上がり

実は田村は9月23日のTVアニメ「LOST SONG」のトークイベントで傷を負ったばかり。複数の声優が出席したこのイベントでファンの言動に何やら傷ついたらしく、公式ウェブサイトで「とりあえず今日のイベントの感想は、ゆかり王国なんてどこにもなかったんだ。です」「王国民と言われる人がいなかっただけかもしれないですけどね」「とりあえず、深く傷ついた」「人生辛いことしかない」と綴っていたのだ。

 

しかし今回のイベントでは、ファンの盛り上がりに田村もご満悦。田村のファン、通称「王国民」たちは名誉挽回ができたかもしれない。これからも良い関係が続くことを祈りたい。

実は美味しい炊き込みご飯の意外な具材ーーダウンタウン、とんねるず考案の炊き込みメニューとは?

実りの秋は新米が収穫できる米の旬でもあり、炊き込みご飯が美味しい季節。10月6日に放送された「ZIP!」(日本テレビ系)のコーナー「HATENAVI」では“炊き込んだらおいしいもの”が特集されていたので、ちょっと意外な炊き込みメニューを紹介していこう。

画像はイメージです出典画像:dreamcat115 / きのこの炊き込みご飯 (from Flickr, CC BY 2.0) ※画像はイメージです

 

意外な組み合わせなのに美味しい炊き込みご飯

まずは「おまんじゅう」。炊き込むと皮が溶けてあんこが剥き出しの状態になるのだが、これをご飯とよくかき混ぜるとおはぎのような味になって意外に美味しいとのこと。ちなみに、文豪の森 鴎外はご飯の上に饅頭を置き、その上からお茶を注ぐ“饅頭茶漬け”が好きだったという逸話も。あんことご飯の組み合わせは意外と鉄板なのかもしれない。

 

さらに番組では、新たな炊き込みご飯を作って大学生3人に評価してもらうことに。具材は「カレーパン」「のどぐろの干物」「大根の漬物」「焼き鳥」の4種。30点満点で採点した結果、4位は「カレーパン」。ご飯とパンの合わさった食感に「違和感が凄い」と評され、16点という低得点に。

 

つづいては、29点で「のどぐろの干物」と「大根の漬物」が同率で2位に。「のどぐろの干物」は米にダシが染み込んでいて味も香りも絶品だという。汁ごと投入した「大根の漬物」は、酸味がご飯と馴染んで、奥深い和風な味わいに仕上がるそう。

 

1位は30点満点を獲得した「焼き鳥」。タレ味のひな肉2本、鶏皮、つくね、レバー、砂肝、ししとうを入れたこの炊き込みご飯は、やはり文句なく美味しいようだ。

 

この放送には「カレーパンが一番気になるwww」「島根ではのどぐろの炊き込みご飯の素を売ってるし、美味しいに決まってる」「いやいや、焼き鳥の炊き込みご飯が美味しくなかったらもう天変地異じゃん」といった反響があがっていた。

 

ダウンタウン、とんねるずも挑戦した炊き込み企画

美味しい炊き込みご飯を模索する企画は、バラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で、ダウンタウン、ココリコ、月亭方正も挑戦していたことがある。

 

ここで高評価を得ていたのが、田中直樹考案の「ビールと枝豆」と浜田雅功考案の「お好み焼き」「マグロの山かけ」。なかでも、「ビールと枝豆」という未知の組み合わせに関しては、松本人志が「結構美味しくないですか?」と驚き、浜田も「イケる、豆がまた美味い」と評価。その後も「あれぇぇ!?」「これマジでめちゃめちゃうまい」「これエエわ」と絶賛の声が続出していた。

 

また、炊き込みご飯とは違うが、バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)では、とんねるずの木梨憲武が電子ジャーを使ったパスタ料理をいくつか披露。なかでも、炊飯器にパスタ、セブンイレブンの「金のハンバーグ」、トマトジュース、ガムシロップ、コンソメキューブを入れて炊き上げたハンバーグパスタは、「お店のレベル」と大好評を博していたことが。炊き込みには無限の可能性がありそうだ。