来年こそは決断したい! 正しく決断するための4つ基本

「決断」の反対語は? 「優柔不断」ではありません。

 

答えは、『決断力の磨き方』(池田貴将・著/学研プラス・刊)という本に書いてあります。

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著者いわく、決断の反対語は「反応」です。
優柔不断とは、すぐに決められない状態のことです。反応とは、決めたつもりでいる状態のことです。その違いを説明します。

「決断」と「反応」の違い

仕事の納期を守るために、何をするか決める。
人に指示された仕事をやり遂げるために、どうするか決める。
勘違いしがちだが、これらはすべて「決断」ではない。

納期、指示など外からの力に対する「反応」だ。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

人生は、選択の連続です。「やる」「やらない」の二択から選んでいます。なぜ選択するのかといえば、「期限があるため」「約束を守るため」「体裁を保つため」などの外的な動機があるからです。社会のしがらみに「反応」しているだけにすぎません。

 

進学や就職のとき、あなたは「決断した」のでしょうか? 親族や友人に対する体裁や世間の評判に「反応した」にすぎないのでは?つまり、あなたが思っているよりも、あなたは「決断」に慣れていません。生まれてから1度も決断したことがない可能性すらあります。

 

 

決断とはレールから外れること

決断とは、将来を考えるきっかけを積み重ねること。

今のままの延長線では到達できない、自分が変わらなくては達成できない、そういうゴールや目標を定めたときに、人は決断を迫られるのだ。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

ルーティンワークとは「すでに達成したことがあるゴール」を目指すことです。うまくやれることを繰り返すのは、ただの「作業」にすぎません。達成したことがないゴールを目指すために新しい行動方針を定める。それが「決断」です。決断することによって、生活の延長線上になかった新しいゴールに到達できます。

 

 

未来をコントロールする

本当に未来を変えてきたいのなら、心を入れ替えるより、予定を入れていくことだ。

もちろん心は大事、しかしいくら心を決めても、行動が決まらなければ、変化は起こらない。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

決断は「思いつき」でするものではありません。計画が必要です。

『決断力の磨き方』の著者いわく、計画とは「未来をコントロールすること」です。やることは「来週を有意義に過ごすためにできること」をスケジュール帳に書くだけ。予定どおりに運ばないこともあるでしょう。試行錯誤しているうちに、未来をコントロールするコツをつかむことができます。1週間単位で新しいゴールを目指すことに慣れれば、決断を恐れなくなるでしょう。

 

 

未来の自分を助けるために

「明日からやろう」と7回言えば、1週間が過ぎる。
「来週からやろう」と4回言えば、1ヶ月が過ぎる。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

なぜ、決断するのか?
「明日の自分に感謝されるため」です。来週の計画を立てるのは、未来の自分に感謝されるためです。いま決断することによって、未来のあなたを幸せにすることができます。

 

人生を後悔したくなければ、未来の自分を助けるつもりで毎日を過ごしましょう。自分が幸せになれば、周りを幸せにする余裕が生まれます。幸せになるために決断をしましょう!

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405914829_75_COVERl

 

決断力の磨き方 人に決められる人生でいいのか

著者:池田貴将
出版社:学研プラス

決められないこと、迷うことは誰にでもある。でも、どこかで「決断」しない限り、前には進めない。『覚悟の磨き方』の著書・池田貴将による、「決断力の磨き方」。決断しなければいけない、すべての人へ。――逃げるな、立ち向かえ。自分を、変えよう。

Kindleストアで詳しく見る
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来年こそは決断したい! 正しく決断するための4つ基本

「決断」の反対語は? 「優柔不断」ではありません。

 

答えは、『決断力の磨き方』(池田貴将・著/学研プラス・刊)という本に書いてあります。

23488041 - concept of confused way of a businessman

著者いわく、決断の反対語は「反応」です。
優柔不断とは、すぐに決められない状態のことです。反応とは、決めたつもりでいる状態のことです。その違いを説明します。

「決断」と「反応」の違い

仕事の納期を守るために、何をするか決める。
人に指示された仕事をやり遂げるために、どうするか決める。
勘違いしがちだが、これらはすべて「決断」ではない。

納期、指示など外からの力に対する「反応」だ。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

人生は、選択の連続です。「やる」「やらない」の二択から選んでいます。なぜ選択するのかといえば、「期限があるため」「約束を守るため」「体裁を保つため」などの外的な動機があるからです。社会のしがらみに「反応」しているだけにすぎません。

 

進学や就職のとき、あなたは「決断した」のでしょうか? 親族や友人に対する体裁や世間の評判に「反応した」にすぎないのでは?つまり、あなたが思っているよりも、あなたは「決断」に慣れていません。生まれてから1度も決断したことがない可能性すらあります。

 

 

決断とはレールから外れること

決断とは、将来を考えるきっかけを積み重ねること。

今のままの延長線では到達できない、自分が変わらなくては達成できない、そういうゴールや目標を定めたときに、人は決断を迫られるのだ。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

ルーティンワークとは「すでに達成したことがあるゴール」を目指すことです。うまくやれることを繰り返すのは、ただの「作業」にすぎません。達成したことがないゴールを目指すために新しい行動方針を定める。それが「決断」です。決断することによって、生活の延長線上になかった新しいゴールに到達できます。

 

 

未来をコントロールする

本当に未来を変えてきたいのなら、心を入れ替えるより、予定を入れていくことだ。

もちろん心は大事、しかしいくら心を決めても、行動が決まらなければ、変化は起こらない。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

決断は「思いつき」でするものではありません。計画が必要です。

『決断力の磨き方』の著者いわく、計画とは「未来をコントロールすること」です。やることは「来週を有意義に過ごすためにできること」をスケジュール帳に書くだけ。予定どおりに運ばないこともあるでしょう。試行錯誤しているうちに、未来をコントロールするコツをつかむことができます。1週間単位で新しいゴールを目指すことに慣れれば、決断を恐れなくなるでしょう。

 

 

未来の自分を助けるために

「明日からやろう」と7回言えば、1週間が過ぎる。
「来週からやろう」と4回言えば、1ヶ月が過ぎる。

(『決断力の磨き方』から引用)

 

なぜ、決断するのか?
「明日の自分に感謝されるため」です。来週の計画を立てるのは、未来の自分に感謝されるためです。いま決断することによって、未来のあなたを幸せにすることができます。

 

人生を後悔したくなければ、未来の自分を助けるつもりで毎日を過ごしましょう。自分が幸せになれば、周りを幸せにする余裕が生まれます。幸せになるために決断をしましょう!

 

【著書紹介】

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決断力の磨き方 人に決められる人生でいいのか

著者:池田貴将
出版社:学研プラス

決められないこと、迷うことは誰にでもある。でも、どこかで「決断」しない限り、前には進めない。『覚悟の磨き方』の著書・池田貴将による、「決断力の磨き方」。決断しなければいけない、すべての人へ。――逃げるな、立ち向かえ。自分を、変えよう。

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「決断力」3つの効用。小さな決断が人生を大きく変える!

なぜ、決断力を身につけるべきなのか?

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「自分で決めなければ、他人に決められてしまう」という、残酷な法則があるからです。

 

あなたが決断を迷ったり先送りしているあいだに、他人が「おいしいところ」を奪っていきます。それが現実です。

 

『決断できる人は、うまくいく。』(中谷彰宏・著/学研プラス・刊)という本があります。他人に出し抜かれないために知っておきたい「決断するときのコツ(68種類)」を収録しています。

 

決断とは何か?

「判断」と「決断」は、まったく違います。判断は、○と✕から○を選ぶことです。

(中略)

決断とは、△と△から選ぶことです。

(『決断できる人は、うまくいく。』から引用)

 

○とは、利益になること(メリット)。

✕とは、利益にならないこと(デメリット)。

△とは、メリット・デメリットが混ざっていること。

 

不利な二者択一を迫られたとき、決断できずに迷ってしまうと、他人がデメリットの少ないほうを先に選んで、あなたはデメリットの多いほうを選ぶしかなくなります。敗北です。

 

いち早くデメリットの少ないほうを見極める能力。それが「決断力」です。

 

決断すれば、正解率が上がる

「ゆっくりやったほうが正確さが上がる」というのは、勘違いです。

 

うまくいく確率が50パーセントの場合、どんなにゆっくり考えても、50パーセントの確率は上がりません。

(中略)

早く決断すればするほど、「これはない」と早くわかって、正確さが上がっていくのです。

(『決断できる人は、うまくいく。』から引用)

 

人生は決断の連続です。しかし、毎日のように「爆弾の解体処理」を迫られるわけもなく。「青いコード」と「赤いコード」のどちらを選んだとしても、爆死するほどの失敗にはならないはずです。

 

10個の選択肢があれば、とにかく1つを選びましょう。それが「間違い」だと判明したら、つぎは9つの選択肢から選べばいいのです。早く決断をするほど、早く正解にたどりつけます。

 

決断すれば、自己肯定感が上がる

大きなことから小さいことまで、決断する回数が増えるにつれて自己肯定感が上がってきます。
正解の数だけ自己肯定感が上がるというのは、間違いです。

(『決断できる人は、うまくいく。』から引用)

 

自己肯定感とは「自信」のことです。自信がない人は、大きな成功をした経験がありません。大きな成功ができないのは、決断回数が少ないからです。

 

宝くじは買わなければ当選しません。ハズレならば損をしますが、当たれば成功者の仲間入りです。同じように、成功するためには「失敗」を引き受ける覚悟が必要なのです。「損をして得を取る」という決断です。

 

宝くじは、買えば買うほど「今度は当たるかもしれない」という期待が高まります。たとえ失敗ばかりでも、チャレンジを何度も繰り返してきたという自負心が、楽観や自己肯定感につながるのです。

 

小さな決断を重ねれば、未来が変わる!

仕事の日も休みの日も、日常生活はすべて決断の連続です。

(中略)

未来は決まった1本の道ではありません。トーナメントの逆のような形で、無限の選択肢があります。

選択次第で、未来はどんどん変わります。過去にこうやってきたから、その蓄積で未来は1本しかないと思うのは大きな間違いです。

(『決断できる人は、うまくいく。』から引用)

 

最悪のバッドエンドは「死」です。死んでしまっては、何もできません。死んでしまったら終わりです。まだ生きているのなら、今までおこなってきた「決断」は間違いではありません。ムダではなかったのです。

 

『決断できる人は、うまくいく。』の著者は、「今までどおりの生き方をするならば、今までどおりの未来しかない」と述べています。わかりきった未来ほど、つまらないものはありません。

 

決断とは、今まで「やってないこと」を選択することです。小さな決断の積み重ねが、大きな転機につながります。失敗を恐れなければ、いつでも人生は挽回できるのです。

 

 

 

【著書紹介】

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決断できる人は、うまくいく。 チャンスをつかむ「決める」習慣68

著者:中谷彰宏

出版社:学研プラス

決断できる人は、仕事も、恋愛も、人間関係もうまくいく。決断力をつけてチャンスをつかむ68の方法。<この本は、3人のために書きました。>【1】なかなか決断できない人。【2】決断したあと、迷ってしまう人。【3】相手がなかなか決断してくれない人。

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