【実飲比較】「黒ラベル EXTRA THINK」は「黒ラベル」と何が違う?プロが飲み比べてみた

「黒ラベル」らしい“生のうまさ”をさらに研ぎ澄ませた「サッポロ生ビール黒ラベル EXTRA THINK」。フードアナリスト・中山秀明さんが、定番の「黒ラベル」と飲み比べ、その味わいとペアリングについて紹介します。

サッポロ生ビール黒ラベル EXTRA THINK
アルコール成分:5.5%
原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ

独自開発の「旨さ長持ち麦芽」を使用。氷点下で熟成することで雑味を低減し、さらに高発酵度により爽快な喉ごしを実現。何杯飲んでも飲み飽きない、黒ラベルらしい「生のうまさ」はそのままに、研ぎ澄まされたうまさを追求している。

定番の「黒ラベル」と飲み比べ

「スタンダードの『黒ラベル』よりも、アルコール度数が0.5%だけ多いんですね。それもあってボリュームを感じるものの、のどごしがシャープで余韻までよりすっきりしているため、”ドンシャリ”感も増したキレのある黒ラベルになっていると思います。

飲み比べると、スタンダードの『黒ラベル』のほうがコクや甘みを感じられ、全体的にまろみがあるようなおいしさ。『EXTRA THINK』はソリッドで、のどの奥から脳天まで冴えわたるような感じ。夏であればキンキンに冷やして、キュッといきたくなるビールですね。

とはいえ、このボリューム感は、秋冬でも大活躍するはず。濃厚な料理や鍋などにもよく合うと思いますよ。」(中山氏)

青:黒ラベル EXTRA THINK
黄:黒ラベル

黒ラベル EXTRA THINK
キレ:4.5 コク:2 苦み:2 甘み:1 香り:1.5

黒ラベル
キレ:4 コク:2 苦み:2 甘み:1.5 香り:1.5

黒ラベル
¥5,000 (2025/10/21 16:28時点 | Amazon調べ)

The post 【実飲比較】「黒ラベル EXTRA THINK」は「黒ラベル」と何が違う?プロが飲み比べてみた appeared first on GetNavi web ゲットナビ.

ノンピートでも“アイラ”を感じる──ブルックラディのハイボール缶をカバランと飲み比べ

アイラ島では珍しいノンピートのモルトウイスキーをベースにした「ブルックラディ ウイスキーハイボール」。フードアナリスト・中山秀明さんが、「カバラン バーカクテル DRY シングルモルトハイボール」と飲み比べ、その味わいついて紹介します。

ブルックラディ ウイスキーハイボール
アルコール成分:8%
原材料:モルト 、グレーン/ 炭酸

本場スコットランドのウイスキーの聖地、アイラ島にある人気の蒸溜所「ブルックラディ」の原酒を使用。ノンピートのモルトウイスキーをベースに、ハイボール缶に合うようオリジナルブレンドした、ラディブルーがおしゃれなハイボール。

※ローソン限定発売

「カバラン バーカクテル DRY シングルモルトハイボール」と飲み比べ

「『ブルックラディ』は、燻香が特徴のアイラモルトなのにスモーキーじゃないウイスキーという、異端な存在。でも、アイラらしい大自然の野生味はこのハイボール缶でもしっかり表現されています。樽香も感じさせ、実にナイスな仕上がりになっています。

アロマは、力強くモルティな熟成感と香ばしさに、やや枯れた花の面影も。ドライな風味のなかにも甘みが顔を出し、余韻はビタースイートな飲み心地。

比較した、台湾の『カバラン バーカクテル DRY シングルモルトハイボール』もリッチなビタースイート系ですが、アルコール度数6%というのもあって厚みはややおとなしく、でも甘みは豊かに感じます。

2025年の夏には『ビッグピート』のハイボール缶を限定販売するなど、攻めた限定商品を出しているローソンには、ぜひ、ブルックラディ蒸留所の、アイラ色全開のフレーバーを醸し出している銘柄『ポートシャーロット』や『オクトモア』でハイボール缶を企画してほしいです!」(中山氏)

青:ブルックラディ ウイスキーハイボール
黄:カバラン バーカクテル DRY シングルモルトハイボール

ブルックラディ ウイスキーハイボール
モルト感:4 ボリューム:3 甘み:2 スモーク:1 フルーティー感:2

カバラン バー カクテル DRY シングルモルトハイボール
モルト感:3 ボリューム:2 甘み:4 スモーク:0.5 フルーティー感:1.5

The post ノンピートでも“アイラ”を感じる──ブルックラディのハイボール缶をカバランと飲み比べ appeared first on GetNavi web ゲットナビ.