小型で設置場所を選ばない! サウンドバー「Philips TAB6309」GREEN FUNDINGでお得な先行予約販売中

鑫三海は、同社が運営するAFU(アフー)ストアより、サウンドバー「Philips TAB6309」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGで開催中です。

 

同製品は縦幅37mm、奥行42mm、本体重量約600gのコンパクトサウンドバー。BluetoothはVer5.3で、次世代音声規格「LE Audio」にも対応。人の声やセリフをクリアにする「ダイアログエンハンスメント」、シチュエーションに合わせてた「4つのイコライザーモード」深夜でもサラウンドサウンドを楽しめる「夜間モード」などを搭載しています。

 

HDMI eARC/ARCに対応し、立体音響技術のDolby Atmos、ロスレスオーディオのDolby TrueHD、バーチャル3DサラウンドのDTS Virtual:Xなど様々な音声フォーマットにも対応しています。

 

専用アプリ「Philips entertainment」をダウンロードし接続することで、スマートフォンから様々な操作ができるようになります。音声・音楽・映画・スタジアムと4パターンのイコライザー設定や、バス、トレブルの微調整など、最適な音響をカスタマイズ可能です。

 

通常価格は6万3800円(税込)ですが、8月5日17時現在、GREEN FUNDINGの先行予約価格は、早割22%オフの4万9800円(税込)~となっています。実施期間は9月25日まで。

 

■チャンネル数:2.1ch

■総出力:RMS 160W @THD<=10% 上限320W

■ユニット構成:サウンドバー…フルレンジスピーカー×2(105mm*30.7mm)、ツイーター×2(42mm*30mm)/サブウーファー…115mm*90mm径ウーファー×2

■対応音声フォーマット:Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DTS Digital surround 5.1、Dolby MAT、SBC、LC3、MP3、WAV、FLAC、LPCM(2ch-7.1ch)

■入出力関連:HDMI out×1(eARC/ARC)、USB、AUX in(3.5mm)、光デジタル入力×1

スポーツシーンをより正確に撮影できる! AI自動追跡機能搭載「XbotGo2」がクラファンで割引リターン

Y’s Factoryは、AIスマートフォン連動自動追跡機能を搭載した「XbotGo2」を、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて7月19日より、数量限定・限定支援価格のプロジェクトを開始します。

 

●このアイテムのポイント

AI搭載で自動追跡撮影が可能なので、我が子のスポーツシーンを撮影するパパママの「本当は自分の目で見たい」「もっとうまく撮影したい」といったお悩みも解決できます。

 

同製品は20以上のスポーツに対応しており、正確なトラッキングが可能。試合後の動画共有を専用アプリにて円滑に行い、効果的なプレー・チーム分析のサポートもできます。

↑生配信機能もあるので、現場に来られない人にも簡単に共有できます

 

■4つのメイン機能

その1…AI搭載スポーツ自動撮影

デュアルカメラと120度の超広角レンズを搭載し、AI独自アルゴリズムにより、チームスポーツのハイレベルなトラッキングが可能。特定の選手の追跡も可能です。120度の超広角レンズを搭載し、20種類以上のスポーツの自動追跡もできます。

 

その2…ライブストリーミング(生配信)

月額無料のXbotGoアプリケーションは、XbotGo Live、YouTube、Facebook、Game Changerなどの人気ストリーミングプラットフォームや、RTMPをサポートするその他のプラットフォームに対応。試合の興奮をタイムリーに共有が可能です。

 

その3…360度パノラマトラッキング

360度撮影可能のシームレスなパノラマトラッキングが可能。より広い視野で、息を飲むような瞬間をとらえるスリルを体験でき、没入感のある映像を撮影できます。フィギュアスケート、ダンス、陸上競技のようなダイナミックなシーンの撮影に特に最適です。

 

その4…個人特定追跡機能

再識別技術を活用したFollowMe2.0は、選手の外見、体型、ユニフォーム番号などに基づいて識別し、ロックオンします。また、ズームインして被写体をフレーム内で目立たせるなど、プロフェッショナルな映像を撮影できます。この機能により、スポーツの中で「わが子を追跡してほしい」「あの番号の選手を追跡したい」というお悩みを解決できます。

 

■クラファンで人数限定のリターンも

今回行われるクラウドファンティング(CAMPFIRE)は、7月19日から8月31日まで開催されます。超早割だと37%OFFの4万9980円(税込)で、数量限定となっています。

 

リターン一例:

・【超早割37%OFF】XbotGo2本体+リモコンセット 限定20個:4万9980円(税込)

・【早割25%OFF】XbotGo2本体+リモコンセット 限定50個:5万9980円(税込)

・【通常割6%OFF】XbotGo2本体+リモコンセット:7万4980円(税込)

DJ KOOさんが「自分も周りも主役になれる!」と大絶賛! ポータブルDJマシン「FJ1」イベントをレビュー

2017年の発売当時、クラファンの記録を塗り替えた「GODJ Plus」。その後継機となるポータブルDJマシン「FJ1」が登場した。現在Makuakeで展開中のプロジェクトでは、すでに目標額の5000万円を大きく上回り、なんと8000万円を突破! 1月26日には渋谷のクラブ「CIRCUS TOKYO」にて、FJ1の実機筐体を実際に “見て触れる” ことができる一夜限りのDJイベント「The DJ Gadget Night」が開催されました。

 

イベントには、DJ KOOさん、DJ TAROさん、そしてFJ1の開発者であるミューシグナル代表取締役の宮崎晃一郎さんが出演。本記事では、イベントゲストとして登場した、DJ KOOさんに聞いたFJ1の魅力と、GODJ Plusを使用したDJプレイやFJ1の最新情報など、盛りだくさんだったイベントの様子をレポートしていきます。

↑FJ1の実機を持って記念撮影。左から、ミューシグナル代表取締役の宮崎晃一郎さん、DJ KOOさん、DJ TAROさん

 

「誰もが主役になれる素晴らしいDJマシン」。DJ KOOさんが語るFJ1の魅力

一般にDJを行うためには2台のターンテーブル、またはCDプレーヤー、ミキサー、エフェクターやサンプラーなど、さまざまな機材を用意する必要があります。これらの機材を全て揃えて、初めてDJのスタートラインに立てるわけですが、これが初心者にとっては、かなりハードルが高いことだったりします。

 

しかし、FJ1にはA4サイズの筐体にDJに必要なすべての機能が搭載されています。さらに、本格的なスピーカーも内蔵しているので、ちょっとしたパーティからクラブでのプレイまで対応可能。場所を選ばず、誰でもDJプレイを気軽に楽しむことができるのです。

 

現役のDJはもちろん、DJ初心者に優しいこのFJ1。DJ KOOさんはどう見ているのか? 注目ポイントやこれからDJを始める人へのメッセージなど、たっぷり語っていただきました。

 

やはり、気になるのはFJ1の使い勝手。そこで、FJ1を始めてプレイした時の感想を聞いてみました。

↑「身近なDJセットに本格的なスピーカーも付いているので、これまで以上に親しまれる機種になってほしい」とFJ1への思いを熱弁してくれたDJ KOOさん

 

「FJ1はA4サイズの中にDJの機能すべてが詰まっているんですが、その操作性の良さには感動しましたね」と、興奮した様子で語ってくださったDJ KOOさん。世界的に珍しいというA4サイズでのDJマシンが実現したことには「これが実現した技術力を含めて、日本の誇れるDJカルチャーだと思います」と大絶賛。イベントでのプレイを振り返って、サウンドの良さにも注目されていました。

 

「DJを始めるには、コントローラーやPC、スピーカーなど、いろいろ揃えないといけないので結構大変だと思うんです。でもFJ1の場合は、スピーカーも内蔵していて、それだけで完結しちゃいます。しかも、そのスピーカーもダンスミュージックをかけた時に、低域がしっかり出てくるのでプレイしている方も気持ち良いんですよ。今日もEDMやJ-POPなど、さまざまな曲でプレイしましたがどれも気持ち良く、しっかりと音に迫力があったので、そこは改めていいなと思いました」(DJ KOOさん、以下同)

 

また、DJにとって重要な選曲もFJ1なら、とても簡単にこなすことができるそう。

 

「DJにとって大事なのは選曲。FJ1は、自分の好きな曲を簡単にセレクトできて、次の曲を押せばすぐ流すことができる。従来機だとここまでシームレスではなかったけれど、曲の頭がすぐに出て来るっていうのも、初心者にとって便利だと思いますね。例えば、本格的なクラブサウンドをやるんだったら、AutoDJ機能を使えば自動的にテンポを合わせてくれるので、これはとてもありがたいですよ」

 

同じくA4サイズのGODJ Plusを携えて、南アフリカで盆踊りのイベントに参加したこともあるというDJ KOOさん。現地の人たちとの交流では、同機を使用しTRFの音楽を流すなど、日本の音楽を紹介しみんなで楽しんでもらうときにも、ばっちりだったそう。FJ1でも海外でプレイしてみたいですか? との質問には、「もちろん!」と即答。

 

「今後は、ぜひFJ1を使って海外でプレイしてみたいです。それで、FJ1というオンリーワンのDJマシンがあるということを、世界に映してほしい。こんなにコンパクトな機材でやっていて、こんなにたくさんのことができるんだっていうのを、世界に知ってほしいですね!」

 

最後に、これからDJを始める人に向けてメッセージをいただきました!

 

「大きなイベントでのDJプレイと変わらないことが、FJ1なら気軽にチャレンジできるので、初心者には絶対おすすめだと思います! DJは人を踊らせることが主役だと思っていますけれど、FJ1は自分も、周りも、みんなが主役になれる。そんな素晴らしい機材です」

↑「音楽ファイルもきっちり作れるので、プレイするときもすごく見やすい。気軽に楽しみなら、例えばグランピングにFJ1を1台持って行けば十分」と、初心者でも楽しめる機材であることを熱く語ってくれました

 

「夢中になりすぎるのが欠点」。数多くのエフェクトを駆使したパフォーマンスで大盛況

↑1月26日に開催された「The DJ Gadget Night」の様子

 

「The DJ Gadget Night」には100名以上の観客が集まりました。DR.DJ ATSUKOさん、DJ TAROさん、そしてメインゲストであるDJ KOOさんによるDJプレイが行われ、会場は大盛り上がり。ただし、FJ1は開発中のため、当日はGODJ Plusを使用してのプレイとなった。

 

世界中の人が楽しめる、をコンセプトに行われたDJ KOOさんのプレイでは、80年代からJ-POP、そしてTRFの名曲まで、さまざまな楽曲を数多くのエフェクトなど、GODJ Plusが備える機能を駆使して披露されました。

 

プレイを終えたDJ KOOさんに、宮崎さんが「ボタン押しすぎですよ(笑)」と指摘すると、「GODJ Plusの唯一の欠点が夢中になりすぎちゃうってことなんですよ」と笑って答える場面も。

 

DJ KOOさんは、今後強化されたらうれしい機能に「クラウドへの対応」を挙げていました。宮崎さんも、FJ1に2つあるUSB Type-Aのポートのうち1本をWi-Fiのドングルに割り当てて、インターネット接続できるようにしていきたい、と考えているようです。FJ1が世界的にメジャーになった際には、音楽配信サービスの音源を使ってプレイできるようになれば面白いはず、と前向きな姿勢で語ってくれました。

↑DJ KOOさんのDJプレイ後に行われたトークセッションの様子

 

ストレッチゴール達成! Bluetooth機能搭載が決定

↑ポータブルDJシステム「FJ1」

 

かつて多くの音楽ファンを熱狂させ、話題となったGODJ Plusの継続機となるFJ1。「名機「GODJ Plus」が順当かつ期待通りに進化! 1台ですぐに使えるポータブルDJマシン「FJ1」登場」でも紹介していますが、さらなる進化を遂げた機能・性能を改めてお伝えしましょう。

 

FJ1は、バッテリー駆動、スピーカー搭載、PC不要といったGODJ Plusの機能はそのまま。音楽ファイルをUSBメモリに入れ、本体横のUSBポートに差し込むだけでDJをスタートすることができます。

 

そして、大きく進化したポイントのひとつが、タッチパネル式液晶。横長の液晶を採用し、表示領域を1.5倍に拡張したことで、操作性が向上。GODJシリーズから明るさもコントラストも格段に向上したので、これまで弱点となっていた「晴天の屋外だと見えづらい」問題も、これで解決です。

↑従来機から1.5倍の表示領域になった液晶パネルのイメージ

 

筐体は従来のプラスチックからアルミニウムに変更。より高級感ある見た目、手触りになったことはもちろん、プラスチックには無かったほどよい重量感がDJに安心感を与えてくれます。アルミニウムに酸化被膜を作りつつ塗装を施すカラーアルマイト採用で、表面の変色や腐食が少ない、堅牢な筐体に仕上がっています。

 

3つめは、縦並びの3バンドイコライザー。GODJ Plusに搭載されたイコライザノブを従来の横並びから、他のDJマシンが採用している縦並びへと変更。これにより、違和感なく、直感的な操作をすることが可能となります。ユーザーからの要望に応える形で改善されたそうで、これまでも多くのDJファンをよろこばせてきたミューシグナルらしい気遣いあふれる点です。

↑3バンドイコライザーは横並びから縦並びに変更

 

さらに、メインのプロセッサーも58MHzから1.6GHzと約25倍に。動作速度や計算精度の向上だけでなく、アルバムアート表示や高負荷サウンドエフェクトにも対応するそうです。

 

GODJ Plus同様、搭載される本格的なスピーカーは、普段使いのオーディオ機器としても活用できます。独自開発のAutoDJ機能を使えば、まるでDJがプレイしているかのように、自動で選曲とミキシングをしてくれるので、パーティやBBQなどさまざまなシーンを盛り上げてくれること間違いなしです。

 

そして、ストレッチゴール8000万円をイベント前日の1月25日に見事達成したFJ1に、新機能追加として「Bluetooth対応」が発表されました。詳細は未定ですが、Bluetoothイヤホンやスピーカーを使用したプレイもできるようになるとのことです。

 

価格は一般販売9万2000円(税込、以下同)のところ、Makuakeでは早割35%オフの5万9800円で応援購入できます。カラーはブラック、シルバーの2色から。キャンペーンは、1月30日18時まで実施中。すでにDJをされている人も、これからDJを始めてみたい人も、話題のFJ1を導入するならぜひこの機会に!

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ウクライナの学校へ電子黒板を。Gakkenが子どもの“学びを止めない”支援をクラファンで開催中

Gakkenと学研教育総合研究所は、キーウ国立経済大学のガンナ・マモノワ氏を発起人として、「ウクライナ教育支援プロジェクト」を立ち上げ、ウクライナの学校に電子黒板を寄贈するクラウドファンディングを、2024年1月31日までクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて実施中です。

 

同プロジェクトは、ウクライナの教育現場の“いま”を、一人でも多くの方々に知ってもらい、ウクライナの子どもたちの未来をつくるために教育支援を実行することが目的です。

 

教育支援の内容は、発起人のガンナ氏の希望による、ウクライナの小学校などへの電子黒板の寄贈。最新のテクノロジーを使った学習ツールで、未来を担うウクライナの子どもたちによりよい教育を受けてほしいという強い願いから、寄贈品を電子黒板としています。

 

目標金額は300万円で、All in形式で行います。資金は電子黒板の購入費、配送費などに使われます。ウクライナは現在、国外からの電子機器の搬入が不可能で、ウクライナ国内の電子機器販売会社、ブチャ市の教育委員会などと連携して、在庫と調達ルートを確保して寄贈します。

 

リターン(返礼品)は、ガンナ氏の原作による学習まんが「ブレーズ・パスカルと組合せ論」。原書のウクライナ語版を、東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 辻研究室の協力のもと、Gakkenの編集部が編集・制作をしています。寄付を行なうと、「プロジェクト賛同者」として、名前が同書に掲載されます。そのほか、「電子黒板贈呈のセレモニーへオンラインご招待」など、全12コースを用意しています。

“呼吸するクッション”で新感覚の休憩体験を……ユカイ工学「fufuly」クラウドファンディング中

ユカイ工学は、新たな休憩体験を提案する、呼吸するクッション「fufuly」(フフリー)のクラウドファンディングを、12月5日23時59分まで、「Kickstarter」で実施中です。

 

同製品は、宇宙国際ステーション(ISS)の宇宙生活の生活課題を見つめ、同時に地上生活の課題を解決する生活用品の開発を目指す「THINK SPACE LIFEアクセラレータプログラム2021」をきっかけに誕生。

 

すべての現代人に、かんたんに、呼吸を深くしてもらいたいという思いで、JT、博報堂、ユカイ工学がプロジェクトチームを発足。東京大学大学院新領域創成科学研究科の呼吸や休憩に関する研究を参考に、休憩時間をより豊かな気持ちで楽しむためのプロダクトを開発しました。

 

息をモチーフにした形と澄んだ空気をイメージした白色で癒やしを与えるデザインが特徴。生き物を抱えている様な感覚にさせる重さや、優しい手触りを追求しており、くびれのある有機的な形で、気分に合わせて様々な抱え方が楽しめます。

 

「呼吸の引き込み現象」から生まれた、Deep Breathing Technologyによって、まるで生き物が呼吸するように膨らんだり縮んだりします。

 

使い方は、スイッチを入れて抱きかかえるだけ。仕事中のひと呼吸を整える「ワークモード」、ゆったり過ごしたいひとときのための「レストモード」、眠りの前のおだやかな時間に最適な「スリープモード」の、3種類のモードがあります。

 

リターンは、通常より20%オフの「Early Bird」が2万3770円(税込)、「Standard」が2万9750円(税込)、クラファン限定カラー「fufuly Special Edition」が6万円(税込)、「fufuly Stickers」が1000円(税込)。※11月3日現在

イヤホン付きスマートウォッチ登場! ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」クラウドファンディング中

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、ワイヤレスイヤホンを「収納」できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」を、CCC(TSUTAYA)グループのワンモアが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で、先行して公開・支援を募集しています。

 

同製品は、イヤホンとスマートウォッチが一体化しており、一緒に持ち歩けます。ウォッチのディスプレイ部分は外側に物理的についているケースボタンを軽く押すと開きます。イヤホンの収納はマグネット吸着により自動的に正しい位置に調整され、イヤホンを文字盤の裏側に近づけるだけで、正しい位置にセットすることが可能です。

 

 

1300℃で焼成した頑丈なウォッチケースに埋め込まれた、なめらかな3Dラウンドガラスのディスプレイは、クラシックなデザインで、耐久性があります。ケースボタンとリューズには、高級時計によく用いられる、ピラミッドのような鋲が710個ほど細かく格子模様に並ぶ加工(クルードパリ加工)が施されています。

 

スマートウォッチ内部に収納されるイヤホンはコンパクトなデザインで、片方約4gと軽量です。イヤホンにはアダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー(AEM EQ)が採用されており、左右のイヤホンは同じ形なので、左右を気にせず使うことが可能です。イヤホン内部には4つのマグネットと平面振動板ドライバーを搭載し、幅広い音域で、音源により近く、クリアで歪みの少ない音を届けます。ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、耳に入る音をリアルタイムに最適化します。

 

イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作が可能です。ダブルタップで電話に出る・切る、音楽を再生する・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフなど、HUAWEI Healthアプリから設定やカスタマイズが可能です。

 

アクティブノイズキャンセリング機能をオンにすると、周囲のノイズを低減。外部音取り込みモードでは音楽を聴きながらも周囲の音が聞こえるため、周囲の音を把握したり、会話をすることができます。

 

 

AIによる通話時のノイズリダクション機能によって、よりクリアな通話体験が可能。骨伝導センサーとデュアルマイクおよびディープニューラルネットワークによる通話時のノイズリダクションアルゴリズムが搭載されており、周囲のノイズを抑え、ユーザーの声色を識別・強化するので、通話がよりクリアになります。着信時はスマートフォンやスマートウォッチで応答する必要はなく、イヤホンを片方装着するだけですぐに通話が始められます。イヤホンが見つからないときは「イヤホンを探す」機能で、ウォッチからイヤホンを鳴らして探すことが可能です。イヤホンのバッテリー残量もウォッチ画面ですぐに確認できます。

 

 

スマートウォッチで現在の身体の状態をモニタリングし、専門的なデータを可視化。ワークアウトで身体を鍛えるときも、モニタリングデータを記録できます。新しくアップデートされたHUAWEI TruSleep 3.0技術を用いた睡眠モニタリングによるアドバイスで、睡眠の質改善も期待できます。心拍数モニタリングは、予め設定した数値を超えるなど急激な変化を検出した場合、リアルタイムで通知。血中酸素レベルの可視化によって、24時間365日、血中酸素レベルの状態を確認できます。ストレスレベルが高くなると深呼吸、ストレス解消などをレコメンドしてくれるなど、ストレス状態も随時モニタリングしてくれます。

 

HUAWEI Healthアプリと連携すれば、自分に合ったランニングプランなどをカスタマイズできます。ウォーキング、サイクリング、縄跳びなど、ウォータースポーツ以外の様々なプロスポーツモードに対応しており、詳細なデータが取得できます。「HUAWEI EasyFit」の付け替え用ベルト(別売)22mmに対応しており、ソフトラバーのベルトに付け替えも可能です。

 

2月1日21時現在の税込価格は5万1322円~(超超超早割りプラン・28%オフ)。200台以上の支援を達成することでプロジェクト成立(販売)となります。3月15日まで、二子玉川 蔦屋家電1階の次世代型ショールーム「蔦屋家電+(プラス)」で、展示を行なっています。

「Makuake」で最大35%オフ! Wi-Fi不要、世界200の国や地域で通信料無料のポータブル自動翻訳機「Vasco Translator V4」

SOLMATEは、ポーランドのVasco Electronicsが世界中で展開するポータブル自動翻訳機の新製品「Vasco Translator V4」(以下「V4」)のクラウドファンディングを、「Makuake」で11月30日から開始します。

 

同製品は、2021年にMakuakeで889名から2500万円を超える応援購入が行われ一般発売した「Vasco Translator M3」(以下「M3」)に次ぐ新機種。

 

カメラでテキストを読み取るOCR(光学文字認識)から翻訳できる言語の総数は108言語で、M3の70言語から50%以上もアップしています。音声認識から翻訳できるのは76言語、テキストからは90言語で、世界総人口の9割以上の人々とのコミュニケーションをカバーできるとしています。一般的な翻訳アプリは、単一の翻訳エンジンを使用することがほとんどですが、V4はインターネット上に存在する10種類のAI翻訳エンジンから、それぞれの言語ペアに応じて最適なものを選択するので、より自然な翻訳結果を得ることができます。

 

「音声翻訳機能」は、相手の話した声を自動的にテキスト化し、素早く指定する言語に翻訳。99%のノイズキャンセラー機能を搭載したサブスピーカーも備え、最大99dbまでボリュームアップもできます。翻訳したテキストはV4のモニターで確認でき、そのテキストをネイティブスピーカーのように読み上げます。翻訳したテキストは保存も可能。

 

「フォトトランスレーター機能」は、カメラで撮影した文字をOCRでテキスト化し、モニター上に指定した言語に翻訳して表示します。同機能により、文字を打ち込んで調べる手間を省くことができ、レストランのメニュー、外国語の雑誌や契約書なども、一度に翻訳が可能です。遠くにあるものや暗い場所でも、カメラのズーム機能やフラッシュ機能を使って、読み取ることができます。V4では、M3のOCR機能を強化し、文字認識の精度とスピードが大幅に向上しました。

 

そのほか、SNS上で最大100人と相互翻訳ができる「マルチトーク機能」や、単語帳のような使い方ができる「外国語学習機能」などの機能を搭載しています。

 

世界の200の国や地域で利用可能な専用のSIMカードを搭載しており、Wi-Fiがない場所でもインターネットに接続可能。SIMの使用料はかからず、日々更新される翻訳機能をアップデートしながら、永年無料で利用することができます。

 

M3の2インチから、V4では5インチのフルスクリーンで大画面化し、モニターでのテキストの視認性を向上。文字を大きく表示でき、細かな文字も見やすくなりました。重量は134g、スマートフォンに近しいサイズ感で、人間工学に基づいたデザインにより、片手でも操作がしやすくなっています。IP64等級の防水防塵仕様で、雨天での使用も可能です。バッテリーもM3から大幅にパワーアップし、約4時間のフル充電で待機時間約288時間(約12日間)と、M3の約180時間(約7.5日)から進化。「2022年度グッドデザイン賞」や、「Red Dot Design Award(レッド・ドット・デザイン賞)」(2022年度)、「NY Product Design Awards(NY プロダクトデザインアワード)」(2022年度)を受賞しています。

 

税込価格は4万9500円で、実施期間は11月30日~2023年1月30日まで。早期割引数は以下の通りです。

↑カラーバリエーションは、左からブラックオニキス、パールホワイト、ルビーレッド、コバルトブルー、ストーングレーの5色

 

2個セット割引

35%オフ…30名

32%オフ…50名

27%オフ…100名

 

1個

30%オフ…50名

27%オフ…80名

25%オフ…200名

20%オフ…500名

プリント時間を70%も短縮! Ankerが3Dプリンター「AnkerMake M5」を発表

周辺機器メーカーのAnkerは3Dプリンターの開発プロジェクト「M5」を、クラウドファンディングサイトのKickStarterにて公開しました。

↑クラファンで大人気

 

樹脂や金属を形成することで、自宅でも高精度な造形物が作成できると人気の3Dプリンター。最近では国際宇宙ステーション(ISS)にも持ち込まれ、月面開発のための実証実験などにも使用されています。

 

M5の特徴は、プリント速度が市販の3Dプリンターに比べて5倍も速いこと(250mm/s)。これにより、プリント時間を70%に短縮したとうたっています。

 

さらにプリント精度では、0.1mmというスペックを実現。また2台のファンによるダブルクーリングシステムの採用により、素材の糸引きを防ぎ、さらに素早い冷却ができます。

 

本体にはカメラが搭載されており、付属のアプリではプリントの進行状況をリアルタイムにチェックすることが可能。プリントの様子をタイムリープ動画として保存し、SNSへと投稿することもできます。

 

M5のプロジェクトはすでに目標額を達成しており、記事執筆時点(2022年4月7日)では599ドル(約7万4000円※)の出資にて入手可能。製品出荷は2022年11月を予定しています。Ankerらしいコスパの高さと高性能さが両立されたM5は、注目の3Dプリンター製品となりそうです。

※1ドル=約123.7円で換算(2022年4月7日時点)

 

Source/Image: KickStarter

寄付型クラウドファンディングで事業を拡大! アフリカの女性起業家、その実情を知る

【掲載日】2022年4月2日

世界的に女性の起業家が増えている昨今、日本でも女性が新たなビジネスに参入しやすい世の中、仕組みを作るための施策が行われています。その中の一つに、「日アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナー」という2013年から続くセミナーがあります。これまでにアフリカ22か国から計120名の女性起業家と行政官が参加し、アフリカにおける女性のビジネスや起業を推進することを目標としてきたものです。

 

今年で9回目を迎えるセミナーは2022年1月25日から3月1日にかけて開催され、13名がオンラインで参加。アフリカ諸国及び日本での女性起業家の現状や政府としての取り組み、アフリカと日本の女性起業家の経験などを聞き、今後の事業計画を作成しました。

 

セミナーは、講義・発表・ワークショップ・オンデマンド教材などを使った15コマのセッションで構成されています。今回のセミナーで特筆すべきは、「寄付型クラウドファンディング・ワークショップ」の実施をとおして、女性起業家が直面するファイナンスの壁を乗り越えるための方策が検討されたことです。日本でも広がり始めたクラウドファンディングをどのように事業に役立てたのか、また、本セミナーを通して見るアフリカの女性起業家にとっての今後の課題などに触れていきしょう。

 

アフリカ8か国から13人の女性が参加した今年度のオンラインセミナー

 

アフリカ8か国からオンラインで参加

日アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナーが始まったきっかけは、2013年6月に横浜市で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)にさかのぼります。アフリカの経済開発の重要な要素として、女性の役割について議論され、同会議で採択された「横浜宣言 2013」には、「ジェンダーの主流化」*が掲げられました。

*ジェンダー平等を実現するための基本として、社会政策や立案・運営すべての領域でジェンダーの視点を入れていく考え方

 

これを受けて「日アフリカ・ビジネスウーマン交流プログラム」が立ち上げられ、JICA(国際協力機構)と横浜市が連携する形で、2013年度から英語圏・仏語圏のアフリカ諸国から女性企業家と行政官が日本に招へいされるようになったのです。そして2015年度からはJICAの課題別研修として、アフリカと日本の女性起業家や行政官による交流セミナーが実施されるようになりました。

 

行政官と女性起業家がペアで参加するのが本セミナーのユニークなところ。写真は、女性起業支援に積極的な横浜市の行政関係者との研修会(2018年撮影)

 

横浜市が女性起業家を支援するためにつくった女性専用シェアオフィス(F-SUSよこはま)を視察するアフリカの女性起業家と行政官たち(2018年撮影)

 

今年のセミナー参加者は、英語圏アフリカ諸国のエチオピア、ガーナ、モーリシャス、ソマリア、南スーダン、スーダン、ウガンダ、ザンビアの8か国から計13名で、この内、ガーナ、ソマリア、南スーダン、スーダン、ウガンダは各国2名ずつ参加しました。このセミナーのユニークさは、先述のとおり、女性起業家と行政官がペアになって参加する点です。

 

セミナーに参加するのは、女性起業家とともに母国に戻ってすぐに女性の起業やビジネス支援策を実行できる要職につく政府高官の人たちです。セミナーに参加するまでは面識のないペアが大半ですが、参加を通じて知り合いになるので、帰国後の活動におけるマッチングの場としての機能も果たしています。

 

セミナーの受託実施機関であるアイ・シー・ネット株式会社のグジス香苗さんによると、今年のセミナーで特徴的だったのが、行政官の所属する省庁がバラエティに富んでいたことだそう。例年は経済産業省など関係部署からの参加者が多かったのに対し、今年はウガンダから保健省の行政官が参加するなど、女性起業家の支援とは一見縁遠いような参加者もいました。

 

しかし、今回ペアを組んだウガンダの女性起業家が母子保健分野での事業を展開していたこともあり、良い繋がりが生まれました。2人はウガンダ国内の離れた町に暮らしていますが、いまではメッセンジャーアプリで気軽に繋がれる関係性にまでなったそうです。

 

セミナーでは、日本の経産省担当者による日本の女性起業支援についての講演や、民間による起業家支援の状況についての講義、横浜市の女性起業支援のサービスを利用した女性起業家との交流などが実施されています。コロナ禍の昨年度と本年度はオンライン開催となりましたが、それまではアフリカから一行が来日して地方自治体の視察や日本の女性起業家との交流なども行っていました。

 

セミナーの内容は毎年工夫を重ね、年度ごとに少し異なります。過去には来日した研修員がメンターになり、日本の女性起業家の悩みにアドバイスするといった面白い取り組みも実施されました。アフリカの女性起業家は5年以上事業を展開している人を中心に参加しているので、日本とアフリカ双方に学びがある場になっているのです。

 

女性起業家の最大障壁はファイナンスと情報へのアクセス

アフリカの女性の起業や事業拡大に際して大きな障壁となっている課題はいくつもあります。たとえば、「女性は家に居て、外で働くのは男性」といった日本社会にも似た固定概念が根付いている点や、宗教上の理由で社会との関わりを持つことが困難な点。さらに、起業や事業拡大に必要な資金調達のハードルが高いことも大きな課題です。

 

なんと、アフリカでは女性が銀行口座を開設しづらいといった現実があるのです。ひと昔前までは銀行口座の開設にパートナーの同意が必要だったり、最初に銀行口座に預けるお金が用意できなかったり、銀行口座を維持するための手数料が払えなかったりといった障壁がありました。そうしたことから、心理的なハードルを感じていた女性起業家も多くいるのです。

 

その一方で、いまのアフリカはモバイルファイナンスの波が押し寄せており、モバイルマネーの使いやすさなど日本の数歩先を行くほどになっています。高齢の女性や若い主婦層などの多くの女性もモバイルの口座を持てるようになり、金融アクセスは少しずつ改善されているようです。

 

また、どうやって起業すればいいのか、どこに行けばそうした情報が得られるのかがわからないという、起業に関する情報アクセスがしづらいことも問題となっています。さらに、アフリカでは女性の起業に特化した施策が少ないのも現実です。ほかにも、信頼できる仲間を見つけることや人材育成に手間がかかるといった点も女性の起業を妨げる要因となっています。

 

前出のグジスさんは、「アフリカの女性起業家の声を聞くと、アフリカ独自の課題がある反面、日本の女性起業家と共通の悩みも多くあるように感じます」と話します。子育てで自由な時間が作れないといった悩みや、パートナーや周囲の支援を得づらいという声は日本と同じ。さらに、女性起業家同士のネットワークがなかったり、見つかっても関係性を続けにくかったりという現実もあるそうです。

 

今回のセミナーに参加することで、「こうした悩みをほかの人と共有できるのがいい」という意見もあります。しかし、本セミナーの研修が実施される横浜市は、待機児童対策やワークライフバランスと男性の家事・育児参画施策といった女性活躍支援の施策があります。加えて、女性起業家への支援事業が手厚く、起業家予備軍から起業・事業拡大まで、起業のフェーズごとにきめ細やかな支援が用意されていたり、毎年新たな支援が打ち出されたりするので、「女性の起業なんて日本だからできるんだ」という意見もあります。その一方で、いっしょに参加するアフリカの行政官にとっては良いインスピレーションを受けるきっかけになっているのも事実です。

 

横浜市男女共同参画センターの起業UPルームナビゲーター吉枝氏のセミナー受講の様子(2014年撮影)

 

NPO農スクール(株)えと菜園の小島希世子氏の農園を訪問し、意見交換を実施(2018年撮影)

 

クラウドファンディングをきっかけに事業を見つめ直す

今回のセミナーでは、初めて「クラウドファンディング・ワークショップ」が取り入れられました。セミナー期間中に実際のプロジェクトをローンチするという実践型のワークショップは、過去の反省を活かして考えられたプログラムでした。

 

グジスさんによると、ファイナンスへのアクセスをどうするかというのは大きな課題だったそうです。今回のセミナーでクラウドファンディング実習を取り上げたことで、研修を受けて帰国後にアフリカの人たちがすぐに使えるようになったのは大きな成果となりました。

 

クラウドファンディングを学ぶオンラインワークショップの様子

 

セミナーで利用したのは、株式会社奇兵隊が運営する寄付型クラウドファンディングの「Airfunding」。300ドルや500ドルといった少額を資金調達の目標額に設定でき、少額の寄付をリクエストできることや、セミナー参加国で既に資金調達に成功した事例があったことなどから、参加者のニーズに合うと考えられ、今回コラボが実現することになったそうです。

 

ほとんどの参加者がクラウドファンディングをするのは初めてですが、唯一、ソマリアの起業家女性がクラウドファンディングで起業資金を集めた経験があったそうです。彼女は今回、事業拡大のためのクラウドファンディングを行いましたが、そうしたアフリカの同胞起業家の体験ストーリーは他の参加者への刺激にもなっています。

 

セミナーで実際にファンディングを立ち上げ、資金調達に成功したウガンダの女性起業家のサイト

 

少額の資金集めに成功したスタートアップ起業を支援するスーダンの女性起業家のサイト

 

ソーシャルビジネスに寄付型ファンディング結びつけたザンビア女性起業家のサイト

 

クラウドファンディング・ワークショップに参加した11名のうち8名が実際にプロジェクトをローンチし、ウガンダの女性起業家はすでに資金を獲得し始めています。彼女は安全で清潔なお産をサポートするプロジェクトとしてマタニティグッズを販売しており、獲得した資金は製造費用に使うそうです。ほかにも、スーダンの女性起業家が女性のスタートアップ起業を支援する事業を展開しており、少しずつ資金を集め始めています。ザンビアでリサイクル事業を行う女性は、不用品を使ってカゴやバッグを作るという事業を行っており、製造現場に女性を雇い、売上を学校に通えない子ども達に寄付するといった活動をしています。

 

今回立ち上げた多くのプロジェクトに共通するのが、「ソーシャルビジネス」というキーワードです。本セミナーの重点項目のひとつに“ソーシャルビジネス(ビジネスを通して社会課題の解決に取り組む企業)”があります。経済的利益を出しながら、持続的開発目標(SDGs)への取り組みや社会的インパクトを出す持続的な企業経営やその重要性について学びました。

 

アフリカの多くの起業家は、起業時に社会貢献を目標に始めたわけではなく、利益を挙げることで手一杯。今回のセミナーでは、私たちを取り巻く社会課題をSDGsの17のゴールを参照しつつ、参加者のビジネスの「社会的ミッション」を考えるという学習を行い、参加者が改めて自分の事業が社会貢献に繋がり、社会課題の解決こそがビジネスに繋がるということに気付いてもらえたようです。

 

オンライン参加という従来とは異なる参加方式だったため、雑談のなかでヒアリングできる生の声はなかなか聞けなかったと話すグジスさんですが、そのなかで南スーダンの女性起業家からの声が嬉しかったと言います。

 

彼女はセミナーの開始日が有給休暇と重なったので、集中してセミナーを受講できたそうです。受講で得た情報をすぐに女性起業家のネットワークやご近所の女性と共有したと話しており、「この研修を修了し、私は非常に変わったと思います。今はもう以前と同じような考え方はしません。以前は自分のビジネスを大きくしてより多くの子どもが学校で学ぶことができるよう手助けをすることだけ考えていましたが、今は、もっと有能な経営者になりたいと思うようになりました」といったコメントを最後にくれたのだとか。また、「事業を進めるなかで限界を感じていたが、男性と競い合うという意味ではなく、これからも負けずにやっていく勇気をもらえた。会社でより重要なポストに昇進したいと考えるようになった。それが他の女性の道も開くだろうと思う」とも言ってくれたのが印象的だったそうです。

 

初めての試みだったクラウドファンディングのワークショップは大きな成果を生むきっかけとなったのは間違いありません。これまで研修後の成果物として帰国後の事業プランを作成してきましたが、プランを実行に移すための資金を調達する術がないのが現実でした。しかし、今回、Airfundingを知ったことで、帰国してからの資金を得るための方法を学べたのは大きな進歩だといえるでしょう。

 

課題は受講後も繋がれる仕組みの構築

すでに多くの卒業生を輩出してきた日アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナーですが、今後の課題は「卒業生達と繋がり続けること」。今回のセミナーには以前研修に参加した2名の女性起業家が講師として招かれましたが、彼女達も今年の参加者から学んだことが多くあり、こうしたネットワークを維持することの重要性をグジスさんは感じたそうです。

 

これまで組織として数名をフォローアップしていくことはあったものの、多くの場合は日本のスタッフとは個人的な繋がりしかなかったのが現状です。しかし、そのなかでも事業が拡大した成功例はいくつかあります。

 

たとえば、ブルキナファソ、ガーナ、カメルーンの女性起業家が好事例。ブルキナファソの女性は農産品の加工・販売、マーケットを西アフリカからヨーロッパに拡大しました。カメルーンの女性は、農産品の加工をする機械を製造する事業を展開しており、JICA事業へのKAIZENコンサルタントとしても活躍しています。ガーナの女性は農産品加工をしていて、コロナ渦でジンジャーティーやハーブティーなどの健康食品の売上が伸びたそうです。その背景には、日本のセミナーに参加したことで、日本のコンサルタントとの繋がりができたからということもあり、こうした関係を維持していく重要性が伺われます。

 

過去に受講者として参加し、今回は講師として登壇してくれたガーナの女性起業家。2017年にセミナー参加後、日本の梱包技術を自社の農産品加工・販売に活用している

 

2016年に参加した南アフリカ女性起業家。今回は講師として、セミナー参加後のアフリカ各国への事業展開の共有に加えて、セミナー参加者の同窓会ネットワークの活性化に関する提案も行ってくれた

 

日アフリカ・ビジネスウーマン交流セミナーが目指すのは、アフリカの女性起業家が直面する障壁を乗り越えるための方法を伝えることです。その際、自身の事業がどのように社会課題の解決に働きかけているのか、社会貢献としての一面をいかにアピールできるかが、事業にとってもプラスなのは確か。いまや、世界中で社会貢献なくして事業は続けられないものになっていることを、私たちも忘れてはいけません。

 

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構成/小倉 忍 画像提供/アイ・シー・ネット株式会社

 

「NEXT BUSINESS INSIGHTS」を運営するアイ・シー・ネット株式会社では、開発途上国の発展支援における様々なアプローチに取り組んでいます。新興国でのビジネスを考えている企業の活動支援も、その取り組みの一環です。そんな企業の皆様向けに各国のデータや、ビジネスにおける機会・要因、ニーズレポートなど豊富な資料を用意。具体的なステップを踏みたい場合の問い合わせ受付も行っています。「NEXT BUSINESS INSIGHTS」の記事を見て、途上国についてのビジネスを考えている方は、まずは下記の資料集を参照ください。

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生卵を吸い、次亜塩素酸水も作る…だと? Makuakeの「概要が魅力的すぎるクリーナー」は本物か。

ここ数年で掃除のスタイルも大きく変わりました。スティック型コードレス掃除機の販売台数が、キャニスター型コード付き掃除機を逆転したのが2018年。さらにロボット掃除機の普及率も伸び続けています。その一方で、床拭き用掃除機はまだまだ少ない印象で、今も自分で雑巾がけをしたり、シート式のフロアワイパーを使っている人が大半ではないでしょうか。

 

そんななか、クラウドファンディングサービス「Makuake」に、水拭きできるコードレス掃除機なるものが登場しています。しかもこれ、以下の概要を読めば読むほど、とても魅力的なのです。

うっかり床に落とした卵、子供の食べこぼしもサっとひと拭き!また、掃除をしながら床面を効率的に除菌可能!さらに掃除後のお手入れも不要! ゴミ吸引+モップがけ+除菌+セルフクリーニングまで一台になったmacco(マッコ)吸引&水拭き電動クリーナー。日々の床掃除はもう楽チン!

とはいえ、いままでにない製品だし、実際に使ってみないと本当のところはわからない……ということで、製品を借りて使ってみました!

 

自動で次亜塩素酸水を生成し、ブラシの洗浄もできるってホント?

↑充電式コードレスタイプの「Macco吸引&水拭き電動クリーナー」。本体サイズは、長さ28.5×奥行き19.5×高さ116cm、重量は約3.9kg。一般的なコードレス掃除機に近い大きさです

 

改めて、今回試用するのは、3月30日までMakuakeにて応援購入募集中(3万6990円~・税込)の香港発・Madspace Japanの「macco吸引&水拭き電動クリーナー」です。数あるMakuake出品製品の中で、筆者がこれを使ってみたいと思ったのは、ただただ床の雑巾がけが面倒で嫌いだから(笑)。ふだんは床拭きロボットも愛用していますが、maccoには床拭きロボットにはない、いくつかのユニークな機能がありました。

 

それが次の4つです。

・ゴミを吸引しながら水拭きできる。

・次亜塩素酸水を生成し、床掃除しながら除菌ができる。

・モップを自動で洗浄してくれる。

・カーペットも水拭きできる。

特に惹かれたのが次亜塩素酸水で除菌できる点。フローリングはもちろん、簡単に水洗いできないカーペットも除菌できるのは、とても魅力的です。

 

水分を含んだブラシが回転し、ゴミを吸い上げながら汚れを拭き取る

まずは構造と仕組みをチェック。電源を入れると、キレイな水が入った浄水タンクからローラーブラシに水が給水されます。水分を含んだブラシは回転しながらパワフルにゴミを吸い上げ、こびりついた汚れも一気に拭き取ります。またブラシに染み込んだ汚水は搾り取られ、ゴミと一緒に汚水タンクに回収されるため、汚れを広げる心配もありません。

↑上部に設置された浄水タンクには、キレイな水を入れておきます。最大容量は830ml

 

↑やさしくフローリングを掃除するやわらかめの「ソフトベルベッド」と、隙間のゴミをかき取る硬めの「ソフトファイバー」の2種類を採用したブラシローラー

 

↑ブラシに付着した汚水と吸引したゴミは、汚水タンクに溜まっていきます

 

掃除するときは、手元の電源ボタンを押すだけ。吸引力は、エコモード(5000Pa)とMaxモード(5500Pa)から選べます。連続稼働時間は、満充電(約6時間)でエコモード約50分、Maxモード約40分使えるので、一般的な広さの家なら家中掃除できそう。

 

電源を入れると浄水タンク付近が青色に光り、ブラシが回転し始めました。本体重量は約3.9kgとコードレスとしては重めですが、ブラシが回転する力のおかげで軽い力で掃除できます。

↑手元にかかる力が軽いので、スイスイ掃除ができます

 

ブラシには水が少しずつ供給されるため、掃除機がけしたところは、雑巾がけしたように少し濡れていきます。いつまでもブラシが乾かないのが、自動給水のいいところ。水分量はびしょびしょになるほどではなく、少し経てば乾く程度で、床のベタベタ汚れもスッキリ落としてくれました。ゴミも一緒に吸い取ってくれるので、あらかじめ掃除機がけする必要もありません。

↑掃除機がけした左側の床が少し濡れているのがわかります

 

ヘッドの動きはスムーズですが、足元部分が大きいため、スリムなコードレス掃除機のようにきめ細かくは動かせません。ただ壁際はしっかり掃除でき、水拭きメインで使うなら、ほとんどストレスなく使えます。

↑いすの足回りをクルクル……とはいきませんが、広い面や部屋の隅を掃除するぶんには問題なし

 

カーペットやラグの掃除もカンタン

しかも本製品はカーペットやラグの掃除も可能。カーペットは一般的には掃除機で掃除するしかありません。汚れが気になったときは固く絞った雑巾で拭き取るといいと言われており、maccoなら掃除機がけするついでに、雑巾で拭き取るような掃除ができちゃいます。

 

ちなみにカーペット掃除後は、多少しっとりしますので、気になる人は天気のよい日に換気しながら使うといいかもしれません。わが家の場合は、maccoを使用してから1時間程度でカーペットがすっかり乾きました。

↑ラグの上でも引っかかることなく、スムーズに掃除できました!

 

こうしてフローリングのリビングや廊下、カーペット敷きの寝室や子ども部屋まで掃除機がけを終えたところで、汚水タンクを見てみると……き、汚いッ! これだけ汚れているのを見ると、ちゃんと掃除してくれたんだな、という満足感と達成感が味わえます。

↑汚水タンクには、灰色の汚い水が……

 

↑タンクには埃や髪の毛も溜まっていました。使用後は汚水とゴミを捨て、汚水タンクは洗います

 

生卵も黄身ごとボコッと吸引!

通常の掃除では、電源ボタンを入れるだけで掃除ができますが、こびりついた汚れを落としたり、固形物もろとも取り除きたいときは、手元にあるスプレーボタンを押し続けることで、ブラシとは別に水が噴射されます。そして、これを使うとなんと、ケチャップやマヨネーズ、パスタ、さらには生卵まで吸えるというのです。

 

生卵を床に落としたことがある人が、世の中にどれぐらいいるかわかりませんが、実は筆者は数回あります……。調理中、生卵を割り入れたボウルをひっくり返してしまったのです。この掃除が本当に大変。拭き取ろうにも、ツルツル滑って拭き取れないし、何度拭いてもぬるぬるベタベタが残ります。さらに飼い犬が飛んできて舐めようとするので、てんやわんやでした。

 

なので筆者にとっては、非常に魅力的な機能ですが、本当に吸い取れるのでしょうか……? 勇気を出して床に卵を落とし、スプレーボタンを押しながら恐る恐る掃除してみると……おお、吸った! 吸い寄せられ、ボコッと吸い込まれていきました。これは爽快!

そのほかケチャップやマヨネーズなども試してみましたが、いずれもうまくいきました。ただしマヨネーズは、床に油分が残ってしまいましたので、できればこぼしたくないですね(笑)。もしくは、浄水タンク内に中性洗剤を入れてもいいそうなので、それを試すのもアリです。

↑こぼしたケチャップもワンストロークでスッキリ!

 

ブラシの汚れは自動洗浄機能で落とすことも

床はキレイになりましたが、ブラシについた汚れをどうするのかが気になるところ。もちろん洗わないと大変なことになります。その点maccoは、ブラシローラー自動洗浄機能を搭載。掃除後、充電台に置いて前面にある「セルフクリーニングボタン」を押すと1分間、ブラシにキレイな水を給水しながらブラシが高速回転し、ブラシをキレイにしてくれます。クリーニング後は、充電台に立てて乾燥させればOK。高速回転のおかげか水分が吹き飛んでいるので乾燥も早く、雑菌の繁殖によるニオイも抑えてくれます。

 

とはいえ、さすがに生卵やケチャップを吸い込んだ後は、ブラシを取り外して洗剤で丁寧に洗ったほうが安心かも。ブラシローラーの自動洗浄機能は、通常の汚れを落とす際に使うのが無難です。

↑ブラシローラーの自動洗浄機能を使ったところ。ブラシが回転しているのがわかりますでしょうか?

 

次亜塩素酸水で家中の床をすっきり除菌

さて、本機の目玉ともいえるのが、次亜塩素酸水で掃除できる機能です。次亜塩素酸水といえば、このコロナ禍で「除菌作用がある」として一気に認知度が広まりました。一時は次亜塩素酸水で床も除菌したほうがいい、と言われたことがありますが、とてもそこまで手が回りません。

 

その点、maccoを使えば次亜塩素酸水による拭き掃除もラクラク。電解モジュールを搭載しており、浄水タンクに水と塩を入れてスプレーボタンを押すと、次亜塩素酸水が自動生成されるのです。実際に使ってみたところ、ほんのりですがプール臭が漂い、ちゃんと除菌されているのを実感。次亜塩素酸水は消臭効果も期待できるため、どうせ拭き掃除するなら、次亜塩素酸水を使うに越したことはない、と思いました。なお、次亜塩素酸水は人体やペットには無害で安全性が高いとされています。

↑水500mlに対して5gの塩を入れ、よく混ぜ合わせて完全に溶かしてから使用します

 

ペットの粗相に次亜塩素酸水は効くのか……?

カーペットが水洗いできる。次亜塩素酸水……とくれば、筆者がどうしても試したいことがありました。ペットの粗相の始末です。わが家の愛犬、四角いものをトイレと思い込む悪いクセがあり、マットやカーペットの端で、おしっこしてしまうことがあるんです。といっている間にさっそく……。

↑ヘッドの前にある黒っぽいシミは、近くで見ると黄色く、嫌なニオイも。本当に困ります

 

そこで、このmaccoの次亜塩素酸水で掃除してみました。さすがに染み込んでいるので、サッと取り除くことはできず。20往復ほどしたところ、黄色っぽさはすっかりなくなり、次亜塩素酸水のおかげもあってニオイもほとんど感じられません。20往復か……と思われるかもしれませんが、実際は、いままでに比べて考えられないほどに手軽でした。

↑20往復もしたので、少し濡れてしまいましたが、乾いてしまえば、どこに粗相をしたのかわかりません!

 

小さいお子さんやペットがいるご家庭にオススメ

最初は、ちょっと尖った一芸家電かな? と思いつつ使い始めましたが、使ってみればみるほど、これは日常的な家事の中にある困りごとが解消される掃除機だ! と感じました。なにしろ面倒に感じていた床の雑巾がけやブラシを洗う手間が軽減され、次亜塩素酸水による除菌ができ、ペットの粗相の始末までできちゃう。特に生卵が吸い込めたのは衝撃でした(笑)。

 

一方で、気になったのが音です。吸引する音自体は、一般的な掃除機と変わりませんが、ブラシが回転するときに床を叩く音が振動音のように響きます。この音、分譲マンションの自宅では、まったく気がつかなかったのですが、賃貸マンションではかなり響いたので、隣や上下階の部屋の音がよく聞こえる建物で使うときは、時間帯に気をつけたほうがいいかもしれません。また、充電したり、稼働させたりするたびに英語でアナウンスがあり、この音声を消せないのも惜しい。

 

その点を除けば、おそらく「こんなの欲しかった」と感じる人も多いのでは、と思える製品でした。特に小さいお子さんやペットのいるご家庭、さらには常に清潔に保ちたい保育施設や介護施設などで活躍するのではないでしょうか。本製品は3月30日までMakuakeにて応援購入できますので、ぜひ注目してみてください。

 

地味だけどすごいぞ! “片側だけ”長さを調節できる「巻取りケーブル」が革命的!

巻取りケーブルは、中央のリールからケーブルを伸ばして長さを調節し、片方を伸ばせばもう片方も伸びるというのが一般的。使わないときはリールに収めて、コンパクトに持ち運ぶこともできます。

 

このような巻取りケーブルは、片方だけ引っ張ろうとすると、中でケーブルが絡まってしまったり、伸ばして使うと、ケーブル中央のリールが垂れ下がって邪魔になったり……といった問題がありました。

 

しかし、そんなウイークポイントをバッチリ改善した、これまでにない革命的な巻取りケーブルが現在「Makuake」にてクラウドファンディング中。それは一体どのような製品なのか? 説明します!

 

オウルテックが11月22日~2022年1月21日までクラウドファンディングを開催している「katamaki」は、両方引っ張らずに使える巻取りケーブル。USB Type-A to Type-Cケーブルと、USB Type-A to Lightningケーブルの2種類を展開しています。

 

片側のケーブルだけを引き出せる機構で、リールがケーブルの中央に来ないので、垂れ下がったリールが邪魔になることもありません。両方のコネクタを巻取り部分に収納でき、コンパクトに利用できます。リールの機構をゼロから見直して開発し、抵抗感と巻取り音も軽減されています。

 

「プロトタイプでは、ケーブルの引き出し口が固定位置から少し離れており、実際に使用すると、コネクタを収納する位置までケーブルを引っ張る手間があると気が付きました。そこで、コネクタを嵌め込む部分は寸法を0.1mm単位で何度も調整し、コンパクトさを追求するため、とにかく小ささと薄さにこだわり、“心地よく収納でき、力を掛けずに取り出せて緩くない”そんな絶妙な形を作りました」(オウルテック担当者)

 

ケーブルは屈曲耐久試験1万5000回、引張耐久試験5000回クリアの高耐久。USB Type-A to Type-CケーブルにはPTC温度センサーを内蔵しており、端末側の発熱が一定を超えると電流をストップします。USB Type-A to Lightningケーブルは、MFi認証製品です。

 

カラーバリエーションは、ブラック、ブラック×レッド、ホワイトの3色。全体的にマットな仕上がりの質感で、一部に光沢面を入れたデザインです。

↑左からブラック、ブラック×レッド、ホワイト

 

価格は11月26日0時現在、USB Type-A to Type-Cケーブルが、Makuake標準価格(20%オフ)の税込1580円~、USB Type-A to Lightningケーブルが、早割(27%オフ)の税込2150円~です。早割は各200個限定なのでお早めに! なお、最大32%オフのおトクなセット割もあるので、家族や友達、仲間と一緒に購入するのもアリかもしれません。

 

片方ずつ別の長さに伸ばして、長さを調節することでリールの位置もずらすことができる巻取りケーブル。一見地味に思えますが、画期的なケーブルといえるでしょう!

ガス会社が作った多機能減圧鍋! 無水調理やコンロの自動炊飯ができる「グルミール」

東邦ガスは、クラウドファンディングをテストマーケティングに活用した商品開発第一弾として、オリジナル多機能減圧鍋「グルミール(GOUR-MEAL)」のプロジェクトを、Makuakeで開始しました。

 

同製品は、減圧により味のしみ込みが良く調理時間が短縮でき、煮崩れが少ない「減圧調理」や、水をほとんど加えず、食材の成分が流出しにくい「無水調理」などができる減圧鍋です。コンロメーカー3社(リンナイ、ノーリツ、パロマ販売)の「コンロ自動炊飯機能」にも対応。

 

調理してそのまま食卓に出せるココット皿を模した、ツヤのある質感と白×黒のシンプルなデザインが特徴。専用ミトンと、金城学院大学でレシピが考案された「専用レシピブック」も付属しています。

 

プロジェクトは12月27日まで。価格は11月11日11時現在、1万500円~(一般販売予定価格は1万2650円)です。All or Nothing型ですが、目標金額の607%で達成済みとなっています。

最大34%OFF! hinata×オウルテック「痒いところに手が届くLEDランタン」がクラファン中

一人で静かに楽しむソロキャンから、セレブ気分を味わえる(!?)グランピングまで、コロナ禍のなか、三密を避けられるという理由でアウトドアブームが加速しています。

 

そんなキャンパーたちにおすすめしたい、アウトドアメディアの「hinata」とオウルテックが共同で開発した「hinataランタン」が、現在「CAMPFIRE」にてクラウドファンディング中です。

↑hinataランタン(サンドブラウン)

 

同製品は、145~540lmの明るさで、内蔵電池は大容量の24000mAhを備えた平面型LEDランタン。取り付けが簡単なランプシェードを付けると柔らかい光のインテリアライトや行灯として利用でき、ランタンとは違った雰囲気を楽しめます。

↑ランプシェード使用時

 

持ち手にはV型フックを採用し、ランタンフックに吊るしてもカラビナを使ってもズレることがなく、抜群のホールド感を実現。大光量ながら程良いコスパで、1台でテーブルやテント内を充分明るく照らします。

↑V字フックで、ランタンフックに吊るしたときの安定感も抜群

 

「可能な限り低価格であること、明るいこと(他社1800lmと同等であること)、フィールドライトにもインテリアライトにもなること、大容量のバッテリー搭載であること、安全面が確立されていることなど、市場のパネルランタンの良いところと、改善した方が良いところを、hinataさんと弊社で徹底的に洗い出し、本当に便利で必要なキャンプ用ランタンとは? をテーマにして開発しました」

↑キャンプ場での使用イメージ

 

明るさは標準規定の測定方法で最大540lmですが、他社1800lmと同等の明るさを発揮。昼白色、昼光色、電球色の3色のカラーパターンを選べます。

↑明るさイメージ

 

防水・防塵の等級「IP53」を取得しているので、急に降り出した雨や炊事場での濡れた手で触って、多少の水滴が付いても問題ありません。

↑天気が変わりやすい山でも大丈夫!

 

モバイルバッテリーとしても使える

本体にはType-A出力ポート×2、Type-C入出力ポート×1を搭載。Type-CポートはUSB PD18W出力対応で、スマートフォンに最適な充電効率で充電できます。大容量バッテリーだからこそ、過充電保護・過放電保護・過電流保護・短絡保護・温度保護を搭載。各種検証を重ね、保護性能を最重視しています。

↑その他、microUSB入力ポート×1も搭載

 

↑LEDでバッテリー残量がわかる!

 

付属品として、内側に付属品を収納できる「hinata特製ハードケース」、雰囲気作りに最適な「ランプシェード」、ランタンフックのないテント内やガイロープにも吊り下げ可能な「カラビナ」、取り回しやすい長さの「充電ケーブル」が標準セットになっています。

↑hinata特製ハードケース

 

「hinataさんが弊社に、バッテリーやソーラーパネルのタイアップ記事を提案したことから始まりました。(オウルテックの担当者も)キャンプを愛する者同士で、商談はたちまち脱線し、いつの間にかキャンプギアの話で盛り上がっていることがよくありました。ある日、ランタンについて熱いディスカッションが繰り広げられているところ、弊社担当者の『じゃあ、一緒にランタン作っちゃいましょうか!』の一言で、プロジェクトがスタート。キャンプ好きの担当者同士がアイデア出しを重ね、次から次に湧くアイデアから、本当に必要な機能を厳選し、キャンパーの皆さんの痒いところに手が届くランタンができたと思っています」

↑保護性能を最重視

 

クラウドファンディングでは、一般販売予定価格1万3800円が27%OFFの9990円になる「早割」も実施中。こちらは先着2500人までなので、お早めに! その他、最大34%OFFになる、おトクな「セット割」もあります。

 

開催期間は11月25日まで。プロジェクトはAll-or-Nothing方式で、目標金額は2500万円です。確実に欲しい方は、プロジェクトの成功を祈りましょう!!

サッと取り出しサッとしまえる! 小石のようなエコバッグがMakuakeに登場

KoH Tは、エコバッグにカラビナとケースがセットになった、スマートに持ち運べるエコバッグ「Pebble」を、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、先行受注しています。税込価格は3600円で、プロジェクトは5月16日まで開催されています。

 

「バッグの中から探し出すのが面倒」「ついつい忘れてしまう」「デザインがスマートじゃない」など、エコバッグを持つときの不満を解決するために開発された同製品。名前の「Pebble」とは小川にある小石を意味しており、小石のような見た目のシリコン製の専用ケースが特徴です。カラーバリエーションは、ストーンマッドブラックとストーンライトグレーの2種類。

 

ケースにはカラビナがセットになっており、バッグやベルトに装着しておくと1モーションで取り出せて、使用後は畳まずにそのままケースに収納でき、使用時の煩わしさを軽減できます。また、鍵など身の回りのものに付けて一緒に持ち歩くことで、エコバッグを忘れてしまうリスクも回避できます。

 

エコバッグのサイズは大きすぎず小さすぎず、中に入れた弁当などが傾くのを防ぐマチを設けている上、ペットボトルのような縦長の製品にも対応する形状。使用しやすいサイズ感と形にこだわっています。素材はサステナブルなリサイクルナイロン100%を使用した、高い技術力によるMADE IN JAPAN。くしゃくしゃにしても丈夫かつ、環境や人体に影響の少ないフッ素フリーの撥水加工が施されています。

最薄部0.7cmなのに、お札15枚、小銭20枚、カード15枚が収納可能! 多機能ウォレット「Noty 4.0」

Amity Spaceは、複数のカード入れと2つのお札入れに、パスポートスペース、SIMカードス入れ、小銭用のジッパーポケットを完備した、様々なシーンに対応できるウォレット「Noty 4.0」のクラウドファンディングを、「Makuake」にて開催中です。4月22日現在の価格は4180円~(一般販売予定価格は5980円)で、プロジェクトは5月27日までとなっています。

 

 

同製品は、アメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で835人、総額約276万円から支援を集めた人気アイテム。多くのポケットを備えた、スリムで持ち運びやすい多機能ウォレットです。最薄部0.7cmでありながら、お札15枚、小銭20枚、カード15枚が収納可能。

 

カードポケットをウォレット表面に3つ配置し、普段よく使うICカード、クレジットカード、ポイントカードなどが、すぐに取り出せます。重さは約71gという軽量で、持ち運びのストレスもありません。

 

内側カードポケットの表面と裏地の間に、RFID(無線周波数識別)通信を遮断するカバーとして、RFIDスキミングをブロックする金属材料が組み込まれているため、ある程度のスキミングを防げます。(※閉じているときのみ有効)

 

素材は、高品質の高密度キャンバスを使用。手触りがよく、表面には撥水加工も施され、耐久性に優れています。仕事から旅行まで、様々なシーンに馴染むシンプルなデザインで、カラーバリエーションはグレー、ブラウン、グリーン、ブラックの4種類です。

体温計も常に携帯しませんか? 「スマホ装着型の検温デバイス」がクラファンで超人気

体温を頻繁に測定するようになった今日、体温計もほかのテクノロジーと同じように、もっと使いやすくなるように進化しようとしています。その兆候のひとつが、スマートフォンに装着して使う小型の体温計。「ThermGo」と名付けられたこの新しい体温計は、現在クラウドファンディングで大きな注目を集めています。

↑いつでも、どこでも体温を測定できるThermGo

 

ThermGoは、iPhoneとアンドロイドのスマホまたはタブレットに付けて体温を測定します。重さはわずか16g、横幅7cmの円筒状の小型体温計となっているThermGoは人の額に向けるだけで、赤外線センサーによってタッチレスで体温を測るのが特徴。わずか数秒で体温を測定するうえ、スマホに装着して使うため電池も不要です。体温測定の精度については2000回を超える試験を行い、誤差は±0.1℃にとどまっているのだとか。

 

また、スマホにつけて測定したら、そのままアプリで体温を管理できる点も魅力です。毎日測定した体温をアプリに記録しておけば、新型コロナウイルス以外でも、インフルエンザや風邪などのわずかな体調の変化にいち早く気づけるかもしれません。子どもの体調管理にも役立ちそうです。

 

さらに、ThermGoはタッチレスで短時間で測定できるため、ほかの用途にも使うことが可能。室温を測ったり、ペットの体温を見たり、赤ちゃん用のミルクや食べ物の温度を測ったり。測定可能温度は体温なら35~43℃、モノなら30~50℃、室温なら15~35℃です。

↑あらゆる状況で活躍

 

新型コロナの感染予防以外にも幅広く利用できるThermGoは、Kickstarterで締切まで1か月近くあるのに、すでに1800%近くの達成率となっています(2021年1月7日時点)。価格はアーリーバードの割引で1個29ドル、2個セットなら57ドル。締切は日本時間の2月1日0時で、配送は2021年2月の予定。10ドルの配送料で日本にも配送が可能です。

 

スマホに付けて、どこでもサッと検温できるThermGo。体温測定を忘れがちな人も重宝するかもしれません。これから体温計も携帯するのが当たり前になる可能性があります。

 

アナログで書き取りデジタルで管理! 語学学習を“一本化”したスマートペン「NUBO Rosetta」

個人的な嗜好というか弱点というか、とにかく“スマートペン”“デジタルペン”と呼ばれる物に弱い。ネットなどでそう銘打たれた製品を見つけると、確実に「ほほう」と目が吸い寄せられるし、持っていない物であればほぼ自動的に買ってしまう。もともとデジタルガジェットが大好きで、文房具も大好きなわけだから、好物+好物ということは、つまりスマートペンとはカツカレーとかチーズインハンバーグみたいな感じだな、と思ってもらえばいいだろう。

 

そもそも、スマホに次いで常時携帯性が高く、かつ手元に握る機会の多い筆記具に機能をプラスして便利にしよう、という発想はとても正しいのだ。正しいなら、買っても損はしないはず(!?)。というわけで今回は、クラウドファンディングサイトで見つけて、また自動的(衝動的)に買ってしまったスマートペンを紹介しようと思う。

 

語学学習はデジタルペンにおまかせ!

「NUBO Rosetta」は、クラウドファンディングサイトMakuakeで発売された、語学学習に特化した韓国発のスマートペンだ。(※現在、Makuakeでのプロジェクトは終了しています)

Tesollo inc.
NUBO Rosetta
6395円(予価・税別)

 

軸には小さな表示ディスプレイ(スペック表によると有機EL)を搭載し、それ以外はスイッチ類なども見えない。スマートペンとしてはかなりシンプルな構成と言える。また、外国語は、英語のほか、スペイン語・フランス語・ドイツ語・韓国語に対応、また常用漢字も収録している。

 

ペンに表示された単語をペンで書き取って暗記

キャップを外して握ると自動で電源オンとなり、ディスプレイに「NUBO」の表示が出る。これで準備は完了。

 

あとは人差し指で先端側から後ろに向けてフリックすると、単語がディスプレイに流れて表示される。これを書き取ることで、単語帳を見るだけよりも確実に記憶へ定着させよう、という学習メソッドだ。

↑先端側(Aの辺り)から後ろ側(Bの辺り)に向けてフリックすると、英単語が表示される。Aの辺りを2回タップ、ペン自体を振る操作でも同様に操作できるが、その場合は少し精度が悪いように感じた
↑ディスプレイに次々と英単語と発音記号が表示されるので、それをこのペンですかさず書き取って、記憶に定着させる仕組み

 

初期設定では1分に1ワードが表示されるので、これを次々に覚えていこう(設定は後述のアプリで変更可能)。

 

内蔵する英単語は、英語初級(899語)・中級1(600語)・中級2(550語)・上級1(700語)・上級2(665語)・ビジネス英語(452語)の計3866語。さらに、アプリから自分で単語を入力したり、csvで単語帳データをまとめてインストールしたりすることも可能となっている。

 

もし単語が分からなければ、もう一度先端から後ろへフリック。すると和訳が表示される。逆に、もうこれは知っている・覚えたという単語ならば、後ろ側から先端に向けてフリックすると、「erase a word」と表示されて単語帳データから消去される。消去されなかった単語は「まだ覚えていない」という判断がされ、表示頻度がアップするという仕組みだ。

↑単語が表示されているうちに、再フリックで和訳を表示する

 

↑「もう覚えた」という単語は逆方向フリックで消去すると、もう表示されなくなる

 

これらの操作が、全てペンから手を離すことなく指先だけでできる、というのは、なかなか面白いギミックだ。

 

ところで、面白いのはさておき、この時点で感じたのは「単語が流れるスピードが少し早いんじゃないか」ということ。筆者がそもそも英語が苦手だから、ということもあるだろうが、単語がスーッとディスプレイに流れていくのについていけず、慌てるケースがわりとあったのだ。覚えてない単語は頻度を上げて表示されるので問題ないのかもしれないが、そこはちょっと気になるなと感じた。できれば、プレイバックないしは直前の単語を再表示する機能は欲しかったと思う。

 

↑充電はマイクロUSBをペン軸後端に接続。満充電までは50分で、約15時間の連続使用が可能
↑ペンリフィルは一般的なD1規格なので、自分の好みの書き味のものに差し替えられる

 

タイマー式勉強法を取り入れられるタイマー機能付き

また、単語表示以外にもうひとつ、基本的なツールとしてタイマー機能がある。先端から後ろへ素早く2回フリックすると、タイマーが起動。分数を設定したら軸の先端側をタップでカウントダウンがスタートし、終了すると振動で知らせてくれる仕組みだ。

 

勉強する時間を区切って集中するには、有効だろう。アラーム音がなく振動だけで知らせるのも、図書館など静かな場所で使うにはもってこいだ。

 

ただ、フリックの感度がちょっと微妙なこともあって、単語表示のために1回フリックしたのに表示されず、再フリックしたらタイマーが起動した、なんてことも。これでは逆に集中力が途切れてしまうので、できればタイマー起動アクションをややこしくないよう変えるなどの改善があると嬉しい。

 

アプリを使って学習の進捗を管理

専用アプリ「NUBO」をスマホにインストールすれば、ペンとはBluetooth接続で単語データを共有できるため、移動中などペンを使えない環境下では、アプリでまだ覚えていない単語を再チェックすることも可能。

↑アプリと連携する事で、単語データや学習時間の可視化など、できることがグッと増える

 

また、トータルの学習時間をグラフで表示したり、単語帳のセッティング(英単語以外に、前述のとおりフランス語・ドイツ語・韓国語・スペイン語・日本語漢字が設定可能)、メモ帳、D-DAY(学習を始めた日など区切りとなる日)設定などもできるようになっている。

 

↑NUBOペン側で憶えられなかった単語はアプリで再確認。電車での移動中などにも勉強が進められる

 

ただ、アプリの機能で気になったのは、メモ機能だ。アラーム付きで、入力した内容を設定した時間にペン側に表示することができる、とサイトの説明にあって、それは便利そうだなと思ったのだが……現状では何を入力しても、アラームが鳴ると同時に「メモを確認してください」と出るだけ。あれ? ToDo管理にも使えそうだと感じていた機能だけに、この不備はちょっともったいない。

↑製品サイトによれば、メモに入力した内容が表示できる、となっていたが……。このあたりはバージョンアップで解決されることを期待したい

 

スマートペンというジャンル自体、まだまだこれからのものなので、機能的に微妙な点がちょこちょこ見受けられるというのも、現時点では“スマートペンあるある”なのかもしれない。正直、今回のNUBO Rosettaも、これまでお読みいただければ分かるとおり、パーフェクトな製品とは言い難い。

 

しかし、アナログに手書きすることによる記憶定着と、デジタルな学習管理の相性の良さは確かにあると思う。つまり、メソッドとしては間違っていないのだ。おそらく、今後も改良され続けていけば、「勉強するならスマートペンがベスト」なんて未来もあるはずだ。そんな未来を感じたくて、人柱上等な新し物好き、スマートペン好きの同志諸君には、ひっそりとオススメしておきたい。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

これは一生モノ! 「もったいない精神」が息づく腕時計がまもなく誕生

古い時代に使われたものに光を当て再利用しようとする取り組みは様々なアイテムで行われていますが、フランスでは60年以上も前に作られた時計のムーブメントを使って新しい時計を作る工房があります。惜しみないほどの手間と時間をかけ、現代によみがえるロマンあふれる時計とは、どんなものなのでしょうか?

 

1930~60年代のムーブメントが現代の時計によみがえる

現在、クラウドファンディングで腕時計の製作に関する資金集めを行っているのが、「Semper & Adhuc」という時計工房です。「Semper & Adhuc」とはラテン語で「from always until now」という意味。優れた技術や伝統的な時計のメカニズムを復活させ、新しい製品として再生させるという彼らのコンセプトを表しています。

 

1930年~60年ごろ、腕時計や時計ケースには貴金属や宝石などがあしらわれていることが多く、それらを売りに出したり新しい装飾品を作ったりするため、時計を所有していた多くのオーナーが時計のパーツを溶かすことがあったそう。そのときにケースやベルト部分から外されたムーブメントが状態の良いまま、長いこと忘れ去られていたそうです。そこに彼らは注目。古い資源を活用しようとしているんです。

しかし、古いムーブメントを現代の時計として使うには、当時の時計作りの技術を理解したうえで、手作業で調整する必要があります。そのため、このスタイルの時計を作れるのは年間で最大150本。

 

それだけの手間をかけて、あえてアンティークのムーブメントを使うのは、彼らのサスティナブルな精神があってこそです。消費だけに走る現代に彼らは一石を投じようとしているとも言えるかもしれません。

 

ファーストコレクションの特徴

では、彼らが手がけようとしているファーストコレクションの時計の特徴を紹介しましょう。すべての時計にはモデルナンバーが記載されます。

 

ムーブメント

1960年頃まで盛んに使われていたムーブメントで、スイスのAS1012を使用。

 

ケース

ステンレスを採用。ラウンド、楕円、クッション型の3種類のシェイプを用意。

 

リューズ

「Semper & Adhuc」のロゴがあしらわれた竜頭。

 

文字盤

シンプルな文字盤には、「アトリエフランセ(フランスの工房)」のデザイン。

 

ベルト

時計の品質に合う、フランス製の上質なレザーを使用。ボルドーのレザー職人とコラボ。

 

この時計製作のクラウドファンディングは9月25日の時点で目標金額を上回る1250万円以上を獲得しています。出資期限は10月7日まで。1125ユーロ(約14万9000円)の資金を出せば同社の時計1本を受け取ることができます。発送は2019年4月の予定。フランスの時計技師の熱い情熱と気品にあふれた唯一無二の時計に酔いしれてみてはいかがでしょうか?

フランスの「モノ作り」に地殻変動。パリ13区に出現した広大な施設「Station F」とは?

「フランス国内から次世代のGoogleを生み出し、生き残っていくために全力を尽くす」

 

2013年11月、パリで新しいスタートアップ支援策の「フレンチテック(La French Tech)」が発表されました。フランスを“デジタル共和国”にするため、政府が主導するという形で誕生したこの国家プロジェクト。テクノロジー産業の次の巨人を作るというモットーのもと、目覚しいスピードで進行しています。

最初の1年間で国内のテクノロジーエコシステムを整備すると、15年にはギアを一段アップ。ヴァルス内閣で当時の経済・産業・デジタル相だった現エマニュエル・マクロン大統領が、フランスのスタートアップを世界各国の主要テクノロジーハブとつなぐ、新しい「エコシステム」の構築を発表しました。現在もフランスはスタートアップ企業と起業支援団体間のネットワーク形成に向け、精力的に取り組んでいますが、そんななか17年6月に誕生した「Station F」はフランスのスタートアップ支援事情を語るうえで欠かせない存在です。

 

Station Fは、パリ13区にかつて存在した3万4000平方メートルもの広大な旧鉄道車庫を利用してつくられた世界最大級のインキュベーション施設。仏インターネット通信大手グループ「Iliad」の創業者で著名な投資家でもあるグザヴィエ・ニール氏が出資し、厳正な審査を通過した1000社を超えるスタートアップ企業が利用しています。

施設の創業パートナーとして支援を行う企業にはFacebookやAmazonなどアメリカのIT大企業が名を連ね、共同のワークショップスペースには3Dプリンターやレーザーカッターも完備。ここでは開発製品などの試作ができ、施設は365日24時間利用可、シャワーやロッカールームまでもが用意されているという手厚さです。

海外企業や投資家も注目

Station Fの大きな特徴のひとつは、従来のインキュベーション施設の多くが大学の研究機関との提携、共同開発を行うプラットフォームであったことに対し、国内外の起業家に広く門扉を開いているところ

 

そのため、海外起業家からの注目度も高くStation Fでは英語が共通語なので、入居者はフランス語が話せる必要はありません。アメリカやイギリス、中国、インドからの申請者も多いと言われています。

 

JETROのレポートによると、ヨーロッパのスタートアップ支援先進国では、17年1~8月期における各国のベンチャーキャピタルからの資金調達総額がイギリスでは23億ユーロ(同2978億円)、ドイツが11億ユーロ(同1424億円)であるのに対して、フランスは27億ユーロ(約3496億円)に達しています。このことからもStation Fの注目度の高さが伺えるでしょう。

 

「世の中を変えることができるのは、政治家よりも起業家だ」と、地元紙のインタビューで語ったグザヴィエ・ニール氏。このStation Fの誕生により、保守的で歴史的に新興ビジネスが冷遇されていたフランス社会に風穴を開け、国際的なイメージを一新させたいという狙いがあったのです。

 

単なるインフラストラクチャーでは終わらない

Station Fにおける事例のひとつに格安航空券を10秒以内で検索できるサイトを構築したスタートアップ企業「ユリス・トラベル」があります。

 

現在はビジネスフライトや旅行代理店、ホテルの提供など、あらゆるB2Bに対応すべく取り組んでいる同社は、Station F内の「スペースグリーンプログラム」に参加。このプログラムでは、韓国のNaverとその子会社である日本のLineが、一般消費者向け製品を専門とするヨーロッパのスタートアップ企業を対象に80席ものワークステーションを提供しています。

 

このプログラムへの参加を機に「Station Fはインフラストラクチャーの役目を超え、多くのビジネスチャンスを我々に与えてくれます」と、ユリス・トラベルの創業者はさらなるステップアップに意欲を見せています。


クラウドファンディングも盛り上がる

国内でスタートアップ企業への支援が注目されている流れを受けてか、最近はフランスのクラウドファンディングにも勢いがあります。特に若い世代による革新的なプロジェクトには、自然と資金が集まりやすい傾向にあるといってもよいかもしれません。

 

フランス発のクラウドファンディングサイト「KissKiss BankBank」で、40日間で117%の支持を集めた「Rejig」も、若き起業家によるスタートアップ企業のひとつ。充電池付きリュックサックで太陽電池パネルが埋め込まれ、容量5000 mAhのリチウム電池のバッテリーとUSB接続プラグが付き、13インチのノート型PCが入るサイズになっています(販売価格は129ユーロ、約1万7000円)。

 

旅行中にスマホの充電切れで苦労した経験から思いついたという、非常にシンプルかつ共感されやすい発想から生まれたRejigのリュックサック。2人の創業者がこの鞄作りで目指したのは、小型化した電子部品を服やアクセサリーに組み込むというウェアラブルでした。

 

さらに、この2人はリュックサックをただデジタル製品にするだけではなく、クールなデザインにすることにも注力。この点は先述したフレンチテック発展の鍵でもあります。テクノロジーに外観の美しさ、つまりファッション性を融合させることが、フランスのものづくりにおいて欠かせないテーマなのかもしれません(そうだとすれば、どうやってアップルと競争していくのかにも注目ですね)。

 

クラウドファンディングからStation Fへ

Station Fの手厚い支援はパリを拠点にすることが条件になりますが、クラウドファンディングの場合は、世界中のどこにいても支援を受けることが可能です。実際に先のRejig創始者の1人はフランス地方都市(東部ナンシー)のビジネススクールから現在は上海のビジネススクールに留学中とのこと。

 

今後はクラウドファンディングでの支援を機に事業をスタートし、波に乗ったところでサポート体制の整ったインキュベーション施設(Station F)に移行するスタートアップ企業が恐らく増えてくるでしょう。フランスのスタートアップの動向が分かるフレンチテックは東京にもあります。テクノロジーやイノベーションに興味がある方は要注目です。

“指先ワンタッチ1秒”で解錠! 指紋認証タイプの最新型南京錠「TOUCHnGO」の驚異的機能に熱視線!

宅配ボックスのロックや自転車の盗難対策など、防犯アイテムとして「南京錠」を利用している人は多いはず。クラウドファンディングサイト「Makuake」には最新型の南京錠が登場し、ネット上で高い関心を集めているようだ。

出典画像:「あなたの指がカギになる!1秒タッチでロック解除。大切なものを指紋で守る南京錠」Makuake より

 

最新型南京錠「TOUCHnGO」、驚異の機能!

ひと口に南京錠と言っても、鍵で解錠するオーソドックスなものやダイヤル式のものなどタイプはさまざま。防犯という意味では役立つアイテムだが、「いちいち鍵を取り出すのが面倒」「手がふさがっているときだとナンバーを合わせるのも大変」といった難点はどのタイプにも共通している。

 

そんな難点を解消するアイテムとして登場したのが、指紋センサーを採用した南京錠「TOUCHnGO(タッチゴー)」。パソコンなどでもお馴染みとなった指紋認証式で、使用者の指そのものが鍵となって錠の開閉を行う。“ハイテク”なガジェットのように聞こえるが一般的な南京錠とサイズは大差なく、もちろんこれまでの使用シーンで同じように使用することができる。

出典画像:「あなたの指がカギになる!1秒タッチでロック解除。大切なものを指紋で守る南京錠」Makuake より

 

電池不要の「USB充電」タイプ!

タッチゴーは20個まで指紋登録が可能なので、家族で登録しておけばキーレスでシェアできるのもうれしいポイント。また仮に指紋認証ができず錠の開閉が行えない場合でも、4ケタの暗証番号が緊急解除の役割を果たすので安心だ。

 

キーレスとなった半面、例えば車のキーリモコンのように「電池交換が必要では?」と考えがち。その点も心配不要で、コンパクトサイズながら本体にはUSB充電用の端子も搭載されており、1回の充電でなんと最大5000回の使用が可能という。“指先ワンタッチ1秒”で錠の開閉を行う最新アイテムに、ネット上では「これまでの煩わしさから解放されると思うと支援しないわけにはいかない」「世に広まってほしいという願いも込めて応援します」「ずっと『指紋認証の南京錠があったら便利なのに』と思ってたけど、まさにコレですよ!」「宅配ボックスをキーレスで家族全員が開けられるようになるのは良いね!」といった声が相次いでいる。

出典画像:「あなたの指がカギになる!1秒タッチでロック解除。大切なものを指紋で守る南京錠」Makuake より

 

支援プロジェクトは目標金額30万円の設定に対し、既に170万円を超える支援を獲得(8月7日現在)。支援コースは「7560円」から設定されているものの在庫切れとなったコースもあるので、購入を検討するなら急いだほうがいいかも?

京都の老舗扇子屋が開発! 部屋に置くだけで香りが広がる“新しいルームフレグランス”

扇子の部材に使われている竹特有の保香性を、“ルームフレグランス”に応用したアイテムがクラウドファンディングサイトに登場。見た目の美しさもあって注目を集め、ネット上で「伝統工芸も受け継いでいける素晴らしいアイデア商品!」と話題を呼んでいる。

出典画像:「【老舗扇子店の挑戦】扇子の技術を活用したルームフレグランスで持続可能な産地を作る」CAMPFIRE より

 

伝統工芸の技術を受け継ぐ“新しいフレグランス”

「CAMPFIRE」で支援プロジェクトを立ち上げたのは、「京扇子大西常商店」の四代目若女将。扇子は平安時代の京都で生まれた伝統工芸品で、「京扇子の素材と技術を使った商品で産地の未来と作り手を育てたい」という思いから誕生したのが「扇ルームフレグランス かざ」だ。集まった支援金は、扇子の部材となる「扇骨」の作り手を育成する資金として運用するという。

出典画像:「【老舗扇子店の挑戦】扇子の技術を活用したルームフレグランスで持続可能な産地を作る」CAMPFIRE より

 

「かざ」に応用されている技術は、扇子用に薄く加工された竹が長く香りを保ち続ける性質を利用したもの。通常のルームフレグランスはラタン(籐)のスティックが空気中に香料を広げるが、「かざ」は美しい模様が刻まれた扇骨が香料を吸い上げて拡散。竹の保香性を活かした、「香り」と「文様」で部屋を彩る“新しいルームフレグランス”となった。

 

好みに合わせた香り・器を選択!

用意された香料は「白檀」「八重桜」「檜」の3種類で、それぞれ「玄 -kuro-」「素 -shiro-」「翠 -midori-」の器がセットに。香料と器の組み合わせは変更も可能ということで、部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶのも良いかもしれない。

出典画像:「【老舗扇子店の挑戦】扇子の技術を活用したルームフレグランスで持続可能な産地を作る」CAMPFIRE より

 

支援プロジェクト終了まで30日を残し、既に目標金額50万円を優に超える86万3500円を調達(8月9日現在)。支援者からも「扇子の香りが大好きな私にとって嬉しいアイテム!」「伝統工芸を絶やすわけにはいかないという思いが伝わってくるプロジェクトですね」「扇子もお洒落アイテムだけど、『かざ』も模様がめっちゃ素敵」「フレグランスを入手できるだけでなく、後継者育成にも役立ててもらえるのは有り難い」「デザインに一目惚れ。伝統工芸の新しい形としても注目されそう!」といった声が続出している。

 

なお支援コースには「かざ」の7000円コース以外にも、8万円の“京都・宮川町現地ツアー”が。少々高額だが、「日本舞踊」や「投扇興」など舞妓と楽しむひと時が用意されているので、五感で伝統工芸を体感してみては?

アウトドアファン必携! ガス、火、電気ナシで美味しい食事が作れる圧力鍋「サポット」

キャンプにバーベキューなど、夏はアウトドアに絶好のシーズン。アウトドアグッズは多数展開されているので、どのアイテムを入手すべきか迷っている人も多いのでないだろうか。現在クラウドファンディングサイトMakuakeでは、驚きの機能を搭載した「圧力鍋」の支援プロジェクトが展開されている。

出典画像:「ガスも電気もなしで料理ができる圧力鍋!? 「SUR’POT」アウトドアや災害時に。」Makuakeより

 

アウトドアに大活躍する“魔法の鍋”

今回製作される「SUR’POT」(サポット)は、なんと電気・ガス・火を一切使わずにお米が炊ける驚きのアイテムだ。パッと見た感じでは「ビビットカラーのスタイリッシュな鍋」という印象だが、実は内部の構造に仕掛けが満載。

 

同アイテムは「外なべ」「内なべ」「ふた」の3パーツに分かれており、「ふた」を開けると「外なべ」の中に「内なべ」がスッポリはまっている。「内なべ」は「外なべ」の底には達しないほどのサイズ感なので、鍋の内部に2つの層が生まれることに。食材を「内なべ」に投入して、発熱剤の入った「外なべ」部分に水を注いで使用するのが「サポット」のユニークなポイント。

 

「発熱剤と水」という組み合わせを聞いてもピンとこないかもしれないが、紐を引っ張るとアツアツになる駅弁と原理は同じだ。通常ならば弁当を温めるくらいの熱量にしかならないが、同アイテムには独自技術をとり入れたオリジナルの圧力システムを搭載。発熱剤から出る熱を無駄なく食材に伝えてくれるので、ホカホカに炊きあがったご飯の味を存分に楽しもう!

 

加熱時間の早さと保温性の高さも魅力

出典画像:「ガスも電気もなしで料理ができる圧力鍋!? 「SUR’POT」アウトドアや災害時に。」Makuakeより

 

鍋を使って美味しい食事を楽しむには「加熱時間」と「保温性」が重要だが、「サポット」はどちらの要素も満遍なくフォローしてくれる。火やガスを一切使わないにも関わらず、たった10分あれば1リットルの水を80度以上の温度まで温めることが可能。調理開始から1時間が経過しても90度以上の熱をキープできるため、ウィンスタースポーツや登山時だけでなく災害時にも活躍間違いナシだ。

 

「サポット」はアウトドア好きのハートを見事にキャッチしたようで、ネット上には「夏フェス必携のアイテムじゃん! テント泊する時にあったらめちゃめちゃ便利だと思う」「ガスどころか火も使わないっていうのが革命的でしょ!」といった期待の声が続出。ご飯を炊くだけでなく「カレー」や「蒸しパンケーキ」まで自由に作れるため、アウトドア時に同アイテムがあれば調理の幅がグッと広がるはず。気になる人は、ぜひ支援を検討してみては?

「こんなん欲しすぎるだろ!!」 可愛すぎる「ぬいぐるみ型しろくま湯たんぽ」に支援者続出中

「しろくまくん」のぬいぐるみ型湯たんぽが、クラウドファンディングサイトCAMPFIREに登場。とっても可愛い湯たんぽの誕生に、「こんなん欲しすぎるだろぉ…」「秋冬のお供はこの子に決めた!」といった声が上がっている。

出典画像:「愛らしい温もりをいつもそばに。しろくまのぬいぐるみ湯たんぽ」CAMPFIREより

 

ついつい抱きつきたくなる「ぬいぐるみ型湯たんぽ」

ふわふわで愛くるしい「ぬいぐるみ型湯たんぽ」が生まれたのは、人気イラストレーター「serico」がTwitterに投稿したイメージイラストがキッカケ。とある冬の寒い日、sericoは愛用している湯たんぽを見て「しろくまのぬいぐるみと湯たんぽが一緒になれば、温もりのあるしろくまをだっこできる!」とひらめいてTwitterにイラストを投稿した。

 

予想以上の反響を呼んだこのツイートを、クリエイターによる“あったらほしい!”をクラウドファンディングで商品化する「モーコレ」の担当者が目撃。「絶対にほしい!」と思って声をかけたことで、クラウドファンディングに挑戦することになったという。

 

こうして生まれた「しろくま湯たんぽ」は、sericoのイメージ通りの仕上がりに。チャームポイントのぽてっとしたお腹や短い足がしっかり再現されており、真っ白でふわふわとした生地は触り心地抜群。抱きかかえるのにちょうど良い、縦40cm×横33cm×厚さ13cmの大きめサイズなのもうれしいポイントだ。

出典画像:「愛らしい温もりをいつもそばに。しろくまのぬいぐるみ湯たんぽ」CAMPFIREより

 

湯たんぽは背中から入れる仕組みになっており、膝の上に座らせればちょうどお腹に当たるので心地よい温もりが味わえる。

出典画像:「愛らしい温もりをいつもそばに。しろくまのぬいぐるみ湯たんぽ」CAMPFIREより

 

出典画像:「愛らしい温もりをいつもそばに。しろくまのぬいぐるみ湯たんぽ」CAMPFIREより

 

湯たんぽとして使わない時期でもぬいぐるみとして一緒にいられる「しろくま湯たんぽ」。SNSなどからは、「しろくま湯たんぽダメだ可愛すぎる。短い足と丸いお腹が最高」「しろくま湯たんぽポチった! お金無くなっちゃったけど後悔はしてない」「可愛すぎて気がついたらパトロンになっていた。届くの楽しみだなぁ~」「お腹に抱いたらふわふわぽかぽかしそうですごいイイですね…。考えた人は天才だと思います」といった声が続出している。

 

開始2時間で100%達成!

7月25日に開始された「しろくま湯たんぽ」のクラウドファンディングは、開始からなんと2時間で100%を達成。8月2日現在、350万円以上の支援総額があり目標金額の588%を記録。支援期限は8月31日までだが、すでに470人を超えるパトロン数を獲得するほどの人気に。

 

リターンは「しろくま湯たんぽ本体」「お迎え証明書カード」「オリジナルお礼状」がセットになった「ぬくぬく湯たんぽコース」(7000円)や、その3点セットのコースに「描き下ろしブックレット」を追加した「豪華! ブックレットセットコース」(9000円)などが用意されている。

 

発送は11月が予定されているので、湯たんぽを使い始めるのにピッタリな時期。今年の秋冬は、とっても可愛いしろくまを抱いて寒さを乗り切ろう。

出典画像:「愛らしい温もりをいつもそばに。しろくまのぬいぐるみ湯たんぽ」CAMPFIREより

可愛い見た目で人工知能搭載! 英会話学習ロボット「チャーピー」の実力がスゴい

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に、おしゃべり英会話ロボット「チャーピー」が登場。かわいらしい小鳥の見た目ながら、人工知能を搭載したハイスペックな学習教具に支援が殺到している。

出典画像:「英語を話せるようになりたいすべての方に『英会話ロボットチャーピー』を紹介したい!」CAMPFIRE より

 

英語学習ロボット「チャーピー」の実力!

チャーピーを開発したのは、創業時から学習教材を作り続けている「CAIメディア」。「英語が苦手とされる日本人に必要なのは、身近で英語を話せる環境なのでは?」「英語が苦手な子どもが減ったら、子どもたちの未来に可能性がもっと広がるのでは?」といった思いが原動力になり、日常英会話の練習に特化したロボットの誕生につながったそう。

 

気になる性能だが、チャーピーは英語しか話せず、また英語しか聞き取ることができない。ハードルが高いように思えるが、ユーザーの学習状況や会話内容を分析してチャーピー自体が成長。英会話⼊⾨者から上級者(英検準1級合格・TOEICスコア800点)にまで対応し、ユーザーのレベルに見合った英会話が楽しめる。

 

“コミュニケーションロボット”として、チャーピーは内蔵カメラで人物を特定するだけでなく感情も認識。名前を呼んだりユーザーの調子に合わせた会話が成立するなど、人工知能を最大限に生かした機能が実装されている。音声認識エンジンも高性能で、生活雑音環境下でもユーザーの言葉を聞き取り、ネイティブな発音でなくてもストレスを感じさせない会話が可能だ。

 

専用アプリ“チャピステ”を有効活用!

チャーピーのWi-Fi接続設定やユーザー管理には、専用アプリ「Charpy station(チャピステ)」を利用。アプリには英語⼒判定テストや日本語訳の表示など、学習効果の⾼いコンテンツも収録されている。チャーピーとのなかよし度合いをあらわす「キズナレベル」もチェックできるので、チャーピーと会話を続けてどんどん絆を深めていこう。

出典画像:「英語を話せるようになりたいすべての方に『英会話ロボットチャーピー』を紹介したい!」CAMPFIRE より

 

チャーピーはネット上でも多くの注目を集めており、「英検対策の必須アイテムになりそう!」「性能を知れば知るほど欲しくなってしまう…」「すごいなぁ、ロボットが英語を教えてくれる時代になったのか」「見た目もキュートで子どもが喜びそう!」といった声が続出。プロジェクト開始からわずか1時間で、目標金額100万円を超える支援を集めている。

 

チャーピー本体の支援コースは5万8000円とやや高額だが、ぜひその実力を確かめてほしい!

みんなの意見で音が決まる! オウルテックがe☆イヤコラボのハイレゾイヤホンを開発中

先日、東京・秋葉原で開催されたポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2018 SUMMER」の会場では、国内外から190を超えるメーカーが参加し、最新のオーディオ製品を展示していました。そのなかでも一際賑わっていたブースが、最も人出の多い会場1Fに出展していたオウルテックブース。同社はUSBケーブルなどのPC・スマホ周辺機器やドライブレコーダーを製造・販売していましたが、その技術を生かしBluetoothスピーカーやイヤホンといったオーディオ製品の開発にも注力しています。

 

今回のポタフェスに出展するにあたり、目玉として用意されたのが、e☆イヤホンとコラボにより開発中のハイレゾ対応イヤホン。オウルテックで同製品を担当する安藤省吾さんに開発背景を伺ったところ、「e☆イヤホンの運営するイヤホン・ヘッドフォンの修理を請け負うクリニック事業では、修理依頼理由の多くがケーブルの断線である一方、オウルテックでは高耐久USBケーブル『超タフストロング ケーブル』などを開発しており、ケーブルの断線に強いイヤホンに一定の需要が見込めることからコラボの実現に至りました」とのこと。製品の開発はセラミック振動板を使用したハイレゾ対応イヤホン「intime 碧 -SORA-」を手がけるO2aidが携わり、音質のチューニングはe☆イヤホンが担当しているそうです。

↑オウルテックは高耐久ケーブル「超タフ ストロングケーブル」など断線を防ぐノウハウを持っていることからコラボが実現

 

今回、ブース内にはチューニングの異なる2種類のイヤホンが用意され、投票によって音の方向性を決めるというテスト試聴が実施されていました。内容は、ブースの来場者に2つのイヤホンを聴き比べてもらい、どちらの音が好みか選んでもらうというもの。試聴した人の意見が最終的な音質チューニングに反映されるということで、みなさん真剣に聴き比べを行っていました。

↑開発中のe☆イヤホンコラボのイヤホンは2種類の異なるチューニングを用意

 

ゲットナビ編集部でも試聴させて頂いたところ、Aは高域がクリアでスッキリした音、Bは低音が強くノリのいい音、という印象。試聴した方による投票では、ややAの方が優勢となっているようでした。

↑同社の安藤さんによれば「Aの方が両日ともやや優勢」とのこと

 

このイヤホンは、最終的にはクラウドファンディングによる製品化を目指すということで、今後、クラウドファンディングサイトで支援を募る予定とのこと。ハイレゾ対応で音質へこだわりつつ、断線に強いケーブルも備えたイヤホンに期待が高まります。

 

このほか、開発中の低価格モデルも展示。「SE-01」はアルミ筐体、「SE-02」はセラミック筐体を採用し、さらにSE-01をベースに試聴してもらった方の意見を音に反映させたチューニングモデル「SE-01 Type-R」もラインナップ。こちらも発売が楽しみなイヤホンです。

↑低価格なSEシリーズも開発中

 

↑8月下旬発売予定の防水Bluetoothスピーカー

 

↑ブースには同社に所属するレースクイーン「オウルテックレディ」が常駐。左の女性は昨年のオウルテックレディを務めた方なのだとか

 

オウルテックのように、クラウドファンディングを活用し、一般ユーザーの声を製品化に生かす企業は今後増えていきそうです。

「ロマンがあるなぁ…」 世界最小4Gタフネススマートフォン「Atom」にガジェット好き大興奮!

世界最小4Gタフネススマートフォン「Atom(アトム)」が、クラウドファンディングサイトCAMPFIREに登場。SNSなどで「こういうガジェット大好き」「ロマンがあるなぁ…」と話題になっている。

出典画像:「~小さいは正義~世界最小4Gタフネススマートフォン『Atom』いよいよ日本上陸!」CAMPFIREより

 

超小型タフネススマホに興奮の声続出!

手のひらに収まる96mm×45mm×18mmサイズの「Atom」は、サブスマホにも使える小型ガジェット。超小型ながら約1600万画素カメラ、指紋認証、防水、防塵、耐衝撃、NFC、ゴリラガラスといったあらゆる機能を兼ね備えている。

出典画像:「~小さいは正義~世界最小4Gタフネススマートフォン『Atom』いよいよ日本上陸!」CAMPFIREより

 

もちろんデュアルSIMカード&ユニバーサル4Gバンドにも対応。デュアルSIMカードはAndroid携帯電話の標準機能だが、2枚目のカードは少し低速のGSMのネットワークで作動する。しかし、「Atom」はデュアル4Gネットワークで両方のSIMカードをサポート(SIMが4Gに対応していない場合は3G)。技術的にすべての4Gネットワークをサポートしていて、主要なモバイルキャリアのネットワークにおいてテスト済み。もちろん国内主要3キャリアでも使用可能だ。

出典画像:「~小さいは正義~世界最小4Gタフネススマートフォン『Atom』いよいよ日本上陸!」CAMPFIREより

 

さらに、プログラマブルキー機能も。お好みの機能を割り当てられるボタンが端末側面に搭載されているので、お気に入りのアプリをワンボタンで起動可能。カメラ機能を割り当てれば、液晶に触れなくても写真を撮ることができる。

出典画像:「~小さいは正義~世界最小4Gタフネススマートフォン『Atom』いよいよ日本上陸!」CAMPFIREより

 

USB OTGにも対応済みで、データや写真を他のデバイスに転送できる「Atom」。SNSなどからは「玩具みたいな小ささでこの機能は本当なの? このスマホはガジェット好きにはたまらん!」「めっちゃ欲しい。でも新しい携帯とかいらない。しかしめっちゃ欲しい。迷う…」「Atomが来れば初めての小型端末。Jelly Pro買わずに耐えたけど、Atomは無理だった」「小型スマホと聞いて、ググって5分でポチった」といった興奮の声が。

 

7月19日現在、CAMPFIREでの支援総額はおよそ870万円(目標金額の870%)の大盛況ぶり。ガジェット好きならチェックしておくべき機種かもしれない。

 

アウトドアにも大活躍!

CAMPFIREには3種類のリターンコースがあり、割引で「Atom」を購入できる。残念ながら「19990円」のコースは売り切れてしまったのだが、「22290円」と「24490円」のコースは支援可能。さらにプラス料金を支払えば、アウトドアに大活躍するアクセサリーを追加できる。

 

アクセサリーは、バッグなどに取りつけられる「クリップ」(1399円)、ランニング時などに活躍する「アームバンド」(1499円)、サイクリング時に嬉しい「自転車マウント」(1699円)の3つ。

出典画像:「~小さいは正義~世界最小4Gタフネススマートフォン『Atom』いよいよ日本上陸!」CAMPFIREより

 

ポータブルでパワフルな「Atom」は日常使いだけでなく、アウトドアにも大活躍すること間違いなしだろう。

一見、イロモノ製品と思いきや、違った。フランスのクラウドから生まれた「石畳のスピーカー」

フランスのクラウドファンディングプラットホーム 「KissKissBankBank」において32日間で159%を超える支持を得た、コンクリート・ファミリー社の「ル・パヴェ・パリジャン(Le Pavé Parisien)」。「パヴェ」には石畳に使われる”敷石”の意味がありますが、その名の通り、まるでパリの石畳から抜け出してきたかのようなキューブ状が特徴的なコンクリートでできたスピーカーです。このスピーカーが支持を得られた理由とは? その謎を解明していきます。

 

10cm角で1.3kg。小型ながらもハイスペックなスピーカー

ル・パヴェ・パリジャン(以下パヴェ・パリジャン)は、10cm角の大きさで、重量1.3kgの片手で持てるサイズのコンパクトスピーカー。小さいけど、その実力はなかなかのものです。

 

10cm角という大きさにもかかわらず、バランスの取れたパワフルで正確なサウンドを実現。これにはエンクロージャー(スピーカー周りの枠)として使われている、新世代の素材と呼ばれる「超高機能繊維コンクリート(以下UHPC)」に秘密があるようです。

 

UHPCは密で抵抗に強い素材で、オーディオスピーカーの素材には最適と言われています。エンクロージャーの材質が重ければ重いほど、また変形を最小限に抑えられることでインパルス応答に直接反映されるようになり、元の信号に近い音を返すことが可能になるのです。

音響以外の機能面も優れています。パヴェ・パリジャンは、スマートフォンとのペアリングが簡単にできるBluetoothや、エネルギー管理システム(EMS)を備えたリチウムイオンバッテリー(LiPo)を搭載。このバッテリーで6時間から8時間の再生ができるのです。

 

また、超高性能デジタルアンプ(20 WワットでRMS出力のD級アンプ)を搭載した同スピーカーは、スマホなどの充電器に搭載されているマイクロUSBの充電ケーブルを使用しています。このおかげで、世界中あらゆるところで充電可能。出入力用のミニジャックでステレオ機器と接続もできます。

 

スピーカーが劣化した場合は、エンクロージャーの枠から外して内側の部品を交換できます。修理サービスだけではなく拡張性もあり、外のコンクリート枠は残したまま、中のスピーカーをバージョンアップさせるなどのカスタマイズも可能となっています。

4兄弟によるスタートアップ企業「コンクリート・ファミリー」

パヴェ・パリジャンという製品名は、パリによくある石畳の敷石から着想を得たもの。日常的に目にするものにもっと注目してほしいとの思いから、パリ発のスタートアップ企業「コンクリート・ファミリー」創立者の4兄弟によって名付けられました。

 

「コンクリート・ファミリー」の「コンクリート」には、2つの意味があります。まずひとつは「素材」としてのコンクリート。もうひとつは、フランス人音響技師ピエール・シェフェールが提案した電子音楽のジャンルである「ミュージック・コンクレート(具体的な音楽)」へのオマージュでもあるのです。

 

ミュージック・コンクレートは、「音楽は音と時間の編成である」ことを考察した運動。通常の音楽が抽象的な構想を基に具体的な作品へと昇華することに対し、ミュージック・コンクレートは、日常的に聞いている音を抽象的な表現へと導くことを試みたもの。ミュージック・コンクレートの理念は、コンクリート・ファミリー社が持つ価値感のひとつでもあると言います。

ベルギーのモンスにある王立音楽アカデミーで電子音響学を研究しながら、コンクリートを使ったスピーカーに関する設計開発のアイデアを温めていたという創立者4兄弟の長兄であるピエール=アクセル。実の弟であり「コンクリート製カヌー」の研究をしていたエンジニアのスタニスラスとともに、実家の庭で製品開発を始めたのが同社創立のきっかけです。

 

最初の注文仕事はスイスの演劇カンパニーに依頼された、野外劇場に12個のオーディオスピーカーを設置するというもの。このスピーカーが機能的にも美観的にも屋外の劇場にマッチし、プロや専門家たちの厳しい要求へ見事に応えた形となりました。

 

クラウドファンディングを成功させた実績

クラウドファンディングでは、パヴェ・パリジャンの支援者先着100名に、希望販売価格350ユーロの40%オフ、つまり210ユーロで同製品を提供していました。260ユーロ以上の支援者には、ストリート・アーティストのペイントによるカスタマイズを頼むことができます。

 

支援は10ユーロから可能で、すべての支援者名は「コンクリート・ファミリー」社内の壁に名前が刻まれます。2018年4月に始まったクラウドファンディングでは先述した実績への評価も得られ、複数の企業から大口の寄付も集まり、約1か月間で目標金額の3万ユーロに達成。同年11月からの一般販売開始を目指しています。

 

音響学の世界において、コンクリートという素材は、ダイナミックなサウンドを正確に復元するのに適した材料として認識されています。1980年代には、重量が30kg以上もあるコンクリート製のスピーカーがすでに「LEEDH」というフランスのメーカーから開発されていました。同メーカーのファンでもあったコンクリート・ファミリー社の4兄弟は、コンクリートの特質を活かしながらもミニマルで軽量、高性能なスピーカーを仕立て上げたのです。

 

「“歯磨き革命”を起こすアイテム!」 電動歯ブラシ「V-WHITE+」が画期的と話題

「電動歯ブラシ」が誕生して久しいが、さらなる進化を遂げた“360度電動歯ブラシ&ホワイトニング”が登場。クラウドファンディングサイトMakuakeで支援プロジェクトが展開されており、歯磨きのイメージを一新するアイテムに驚きの声が広がっている。

出典画像:「口にいれて、10秒歯磨き。360度電動歯ブラシ&ホワイトニング V-WHITE+」Makuake より

 

斬新な電動歯ブラシ「V-WHITE+」が登場!

支援プロジェクトがスタートした電動歯ブラシ「V-WHITE+」は、何といっても口にすっぽりとくわえこむ“マウスピース型”であるのが特徴。食品グレードのシリコン素材にブラシの毛が組み込まれており、どんな口にも対応している。アイテムは充電器・コアユニット・マウスピースで構成されており、フル充電から1日2回の使用で1か月は持つという。

 

同アイテムの使い方は、マウスピースをすすいで歯磨き粉をつけたら口にくわえてスタートボタンをプッシュ。「ブラッシングモード」で10秒間磨けば“歯磨き完了”となる。また、コアユニットには新しい技術「冷光ホワイトニング」が搭載されており、使用し続けることで自然な白さで光沢のある歯に。使用後の管理も簡単で、歯磨きを終えたら「クリーニングモード」に切り替えて水ですすぐだけ。コアユニットは防水仕様なので、水に落としたり濡らしてしまっても壊れる心配はない。

出典画像:「口にいれて、10秒歯磨き。360度電動歯ブラシ&ホワイトニング V-WHITE+」Makuake より

 

画期的なアイテムに支援殺到!

マウスピース型電動歯ブラシの利点は、口にくわえてしまえば“ハンズフリー”になること。例えば「V-WHITE+」で歯を磨きながら朝食の準備をしたり、外出の準備をすることも可能。これまでの歯ブラシや電動歯ブラシの概念を破るユニークなアイテムに、ネット上でも「これは画期的なアイデア!」「まさに“歯磨き革命”を起こすアイテムですね」「面倒くさがりなのでこういうアイテム待ってました(笑)」「持ち運びにも便利で、出張が多い自分にピッタリ」「子ども用のマウスピースも出してもらえたら嬉しいです!」と期待の声が寄せられた。

 

出典画像:「口にいれて、10秒歯磨き。360度電動歯ブラシ&ホワイトニング V-WHITE+」Makuake より

 

支援コースはマウスピースのみの1100円コースや、「V-WHITE+」に持ち運び用のトラベルバッグを付属した1万1700円の「トラベルセット」コースなどが用意されている。話題のアイテムとあって、プロジェクトには早くも支援が殺到。終了まで32日を残しながら既に支援者は2800人を超え、目標金額に設定された300万円をはるかに上回る2800万円以上の支援が寄せられている(7月9日現在)。既に「在庫切れ」の支援コースも出ているので、支援を検討するなら急いだ方が良いかも?

「PM2.5」をどこでも簡単にチェック! ポータブル測定器「aircok family(エアコックファミリー)」の凄さとは?

健康志向のライフスタイルにおいて、近年は空気中の「PM2.5」が大きな注目を浴びるようになった。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」では、PM2.5測定器「aircok family(エアコックファミリー)」の支援プロジェクトがスタート。「これは良いアイテム!」と期待の眼差しが向けられている。

出典画像:「【日本初上陸!】空気中のPM2.5をスマホで測定!ポータブルPM2.5測定計」CAMPFIRE より

 

人体に健康被害をもたらす危険な「PM2.5」

「PM2.5」とは、2.5μm(マイクロメートル)未満のダスト粒子のこと。10μm未満の「PM10」は鼻毛で除去が可能だが、PM2.5は人間の体で自ら取り除くことが不可能。WHOの国際がん研究機関では、発がん性リスクが最も高いグループに位置づけられている。気管支喘息などの呼吸器系・糖尿病などの循環器系の病気がある人、免疫力の低い高齢者、乳幼児・子どもは特に影響を受けやすく注意が必要だ。

 

ポータブル測定器「エアコックファミリー」は、専用アプリを通してPM2.5の対処法をスマートフォンに提供。空気の状態が“良い・普通・敏感な人には影響あり・悪い・非常に悪い”の5段階で表示される。日別・月別のデータ保存によりPM2.5の傾向が認識でき、気象庁が発表している測定値とも情報を共有。移動地点の情報を事前にチェックできるので、出張や旅行の際に活用したいところ。

出典画像:「【日本初上陸!】空気中のPM2.5をスマホで測定!ポータブルPM2.5測定計」CAMPFIRE より

 

開発国・韓国では利用者が性能を実感!

測定器自体は手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズ。既に開発国・韓国で高い注目を集めており、同国内のクラウドファンディングでは約234万円の支援調達に成功している。利用者からも好評で、「いろいろな場所で測定できるので、これからの生活必需品になりそう」「埃に敏感なので、事前に数値をチェックして予防できるのが良いね」「空気清浄機の数値と比較してみたらほぼ同じだった!」「子育て中の家庭では必携のアイテムだと思います!」といった絶賛の声が相次いだ。

 

開発者は同アイテムの発売に向けて、子育て中の母親たちと対面。母親が抱える心配なこと・不安なことなどの思いを集め、「赤ちゃんの健康、母親の安心、家族の幸せという3つのキーワードを心に刻んで、これからも真面目に一歩一歩邁進してゆきます」とプロジェクト内で語っている。

出典画像:「【日本初上陸!】空気中のPM2.5をスマホで測定!ポータブルPM2.5測定計」CAMPFIRE より

 

支援コースは9800円から設定されているが、プロジェクト終了まで26日を残して支援達成率は14%(7月4日現在)と目標額には遠い状態。自身や家族の健康を考えて、支援を検討してみてはいかがだろう。

プラモもサクサク進む! 超音波でぬるっと切れる電動カッターがやめられない気持ち良さ

【きだてたく文房具レビュー】工作がサクサク進む超速電動カッター

GetNavi webとは関係ないメディアでの話で恐縮なのだが、半分趣味、半分仕事みたいな感じで「ビニール傘の柄に鬼瓦をつけた盗難防止傘」や「後軸にこたつがついて冬でも手が暖かいペン」のような“駄工作”をあれこれ作っている。そのようなコマゴマとした物作りをしていると、ちょっとでも作業でラクをするための工作機械が欲しくなってくるものだ。

 

特に切る・削る機械は作業効率が大きく違ってくるので、できるだけ導入したい。中年になってくると、ノコギリだの紙やすりだのでチマチマ手作業をやっているのは時間がもったいないし、なにより体力的につらい。カネで解決できることなら、カネでなんとかしたいのである。

 

……ということで、昨年の秋頃にアメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で、バッテリー式で携帯できる超音波カッターなるものを、見つけて飛びつき出資しておいたのだが、つい先日手元に届いた。

↑CUTRA「WONDERCUTTER」248ドル(米国・Kickstarterにて)

 

 

クラウドファンディング発の「WONDERCUTTER」は、コンパクトなDIY向きの超音波カッターだ。見た目はひと昔前の電動歯ブラシぐらいのサイズ感と雰囲気である(もちろん口に入れたらとんでもない大惨事だが)。

↑4万回/秒の超高速で振動するカッター刃。壮絶な切れ味を発揮するが、刃自体は普通なので鉄やガラスなど、カッターで切れないものには対応しない

 

そもそも超音波カッターとは何かというと、ざっくりいえば“超音波で刃を振動させることによって凄まじく切れるカッター”のこと。

 

例えば包丁で肉を切るとき、刃を前後にギコギコと動かしながら切るだろう。あのギコギコ前後に動かす動作をもっと細かく、1秒間に数万回繰り返す(WONDERCUTTERは4万回/秒)ものだと考えて欲しい。

↑木製の棚の角を削り取るDIY中。取り回しの良さはとても助かる

 

そしてWONDERCUTTER最大のポイントは、バッテリー内蔵で、場所を選ばずどこでも使えるということ。

 

ベース本体には腰のベルトに引っかけられるフックがついているので、そこに引っかけてしまえば、屋外だろうと電源の取り回しが面倒な空間だろうと持ち出しは自在。机の上に細かいパーツを広げてのプラモ作りなんかにも、この取り回しの良さはかなり効果を発揮してくれた。

↑日本で使う場合は変換コネクタが必須。家電量販店なら数百円で購入できる

 

充電には付属の電源アダプタを使うのだが、実はこのアダプタのプラグが日本仕様ではないSEタイプ(欧州圏の一部やアフリカ、中国で使われているもの)になっている。日本国内であれば使う前にSE→Aタイプの変換コネクタを準備しておくと良いだろう。

 

電圧は問題なく100Vに対応しているので、昇圧用のアップトランスなどは必要ない。プラグさえ日本用のAタイプになっていれば、そのままコンセントに差して充電が可能だ。

↑プラモのパーツ切り出しもおそろしく早い。ニッパーでチマチマ切るのが馬鹿らしくなるぐらいだ

 

使うときは、まずベース側の電源ボタンを長押し。続いてカッターを取り出し、先端に近い位置のボタンを押すとごくかすかに「プィー……」とモスキート音のような高周波ノイズが聞こえてくるので、それで準備完了だ。

 

あとはカッター側のボタンを押しっぱなしにしたまま、切りたい対象に刃を押し当てると、ぬるっ……と刃が入っていく。

 

この刃が入る感覚が、あまりに普段のカッターと違うので驚くはずだ。感覚的に言うと、少し温めたナイフでバターを切る感触、というのが一番近いように思う。少し硬めのプラ板だろうとMDF合板だろうと、刃が入ってしまえばあとはもうぬるっと切れる。段ボールなんかは刃を入れている抵抗感すら感じないので、曲線切りも自由自在である。

 

なんとカッターマットですらザックリ切れてしまうので、対象物を左手で持ちながら右手でカッターを入れていく、という感じで使うと良い。

↑カッターマットもこの通り両断できる

 

切る際のコツとしては、あまりモタモタしないこと。刃が高速振動しているので、同じ場所に刃がありつづけると、摩擦でどんどん熱が発生してしまうのだ。

 

そのため、紙であれば焦げてしまうし、プラ類も溶けて切り口がガタガタになってしまう。切る時は迷わず、切れ味に任せて素早くカットしてしまうのがポイントである。

↑プラ製のおもちゃも、10秒あれば真っ二つ。ただし振動で発生した熱で切り口が溶けてしまったので、ややガタツキがあり、よく見ると刃にも溶けたプラが付着している

 

また、熱以外にも刃の劣化が早いというデメリットがある。

 

そりゃ秒間4万回もギコギコと切っているようなものだから、普通にカッターを使っているよりは、はるかに早く刃が駄目になってしまうのだ。WONDERCUTTERにはNTカッター製のデザインナイフ用替え刃(BDC-200P)が使えるので、少しでも切れ味が落ちたなと感じたら、即座に交換していく方が良いだろう。

↑刃の交換中。替刃は文具店で手軽に購入できるので、切れ味が落ちたと感じたらケチらずすぐ交換するのがベスト

 

ちなみに刃の交換は、カッター先端の穴に1.5㎜の六角レンチを入れてイモネジを外し、刃と接合ユニットを取り出す。あとは接合ユニットに新しい刃をセットしてカッターに戻して、またイモネジを締める、という手順となる。

 

ところが、付属の六角レンチが異様に低品質で、刃を交換しようとしたらあっという間にレンチ先が削れてネジを回せなくなってしまった(2本付属していたが、2本とも駄目)。できれば、事前にちゃんとした1.5㎜六角レンチを準備しておいた方がいいと思う。

 

もうひとつ、ここはちょっとなー……というのが、カッターの作動ボタンの仕様。カッターを使い終わってベースに戻す際に、カッターを収める穴のフチにボタンがひっかかり、勝手に押され続けてしまうことがあるのだ。こうなるとベースの中で延々と振動し続けてバッテリーを消耗するし、なにより再び取り出す時などに危なくてしょうがないのである。

 

クラウドファンディングで開発された製品によくある、「ここ、ちょっと改良すればいいのに……」というやつなのだが、安全性に関わる部分だけに、ここはなんとかしておいて欲しかったと思う。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。近著にブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。

あのタニタがゲームコントローラー? 「バーチャロン」狂の社長が諸手を挙げたクラウドファンディング

タニタがゲームコントローラー「ツインスティック VTX」開発プロジェクトのクラウドファンディングで開始しました。体組成計や「タニタ社員食堂」などヘルスケア分野で知られるタニタですが、なぜコントローラーを開発するのでしょうか。

 

↑タニタが開発を表明した「ツインスティック VTX」。クラウドファンディングで5万5400円以上の出資すると、リターンとして提供される

 

今回タニタが開発するのは、アーケード型のコントローラー「ツインスティック」。「電脳戦機バーチャロン」シリーズの最新作となるPS4ゲーム「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」に対応します。

 

「電脳戦機バーチャロン」シリーズは、セガがアーケードゲームとして世に送り出した対戦ロボットゲームの名作。左右一対のツインスティックでロボットを操って戦わせる戦闘スタイルに、「チャロナー」と呼ばれるファンを生み出しました。

 

今回の「とある魔術の電脳戦機」は15年ぶりとなるバーチャロンシリーズの最新作。ですが、PS4版では、シリーズの象徴ともいえる「ツインスティック」が発売される予定はありませんでした。

 

↑PS4ゲーム「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」。バーチャロンと「とある」シリーズがコラボした対戦ロボットゲームです

 

実は、タニタの谷田社長もチャロナーの1人でした。谷田社長がセガゲームスの松原社長からバーチャロン復活の報を聞いたとき、「それなら私に作らせてほしい」と提案。それがPS4で使えるツインスティックを開発する今回のプロジェクトにつながりました。

 

ツインスティック・プロジェクトは、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで、「All-or-Nothing方式」で実施されます。目標金額の2億7700万円が集まればプロジェクト成立、集まらなければ不成立で出資者に全額が返金されます。

 

ツインスティック VTXの「VTX」は「Version TANITA eXtra」を略したもの。「一生もの」のツインスティックを目指して開発されます。アーケード版と同じ8度の傾斜角を実現するほか、スティック基部の構造を強化し壊れにくい設計に強化。さらに保証期間後にメンテナンスしやすいよう、分解しやすい構造になります。

“食育×読育”を実現する「たべるえほん」プロジェクトに「新しい試みでぜひ成功してほしい」とエール殺到

家庭菜園や収穫体験を通して、普段口にしている食材について学ぶ“食育”。そんな食育と読み聞かせによる“読育”を組み合わせるユニークな試みが、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで支援を募って大きな注目を集めている。

出典画像:「絵本とアスパラガスをセットでお届け!! 『たべるえほん』プロジェクト」CAMPFIRE より

 

食育×読育を実現する「たべるえほん」とは?

今回の支援プロジェクト「たべるえほん」の発起人は、脱サラして関西から佐賀県に移住したアスパラ農家の夫婦。佐賀県のアスパラガス出荷量は北海道に次ぐ全国2位を誇り、夫婦も気候にあった栽培方法や肥料を研究し、“甘くて美味しい”と評判の「森のアスパラ」を生み出した。

出典画像:「絵本とアスパラガスをセットでお届け!! 『たべるえほん』プロジェクト」CAMPFIRE より

 

「たべるえほん」で発起人が目指すのは、「絵本」だけでなく絵本に描かれた「食べ物」が一緒に自宅へ届けられるシステム。絵本を読み聞かせたら生産者の愛情が詰まった食べ物で食卓を囲み、それをきっかけに好き嫌いなくいろいろな食べ物に興味を持ってほしいという夫婦の願いが込められている。

 

支援コースには豪華特産品のリターンも!

発起人は2人の子どもを育てるなかで、「興味のあるなしで、食べ方がこんなにも違うのか」と驚いたそう。また、アスパラハウスの中がまるで竹林のように見えることから、野菜を取り入れたオリジナルの「竹取物語」を発案。この2つの出来事が「たべるえほん」の立ち上げにつながり、絵本制作に携わる仲間とも出会ったことでプロジェクトスタートにこぎ着けた。

出典画像:「絵本とアスパラガスをセットでお届け!! 『たべるえほん』プロジェクト」CAMPFIRE より

 

「食育×読育」という試みは多くの関心を惹きつけ、支援プロジェクトは見事に目標を達成。終了まで25日を残して、目標金額の961%にあたる96万1000円の支援金を集めることに(6月6日現在)。支援者からも「『森のアスパラ』大好きなので応援しますね」「今から子どもたちに絵本を読むのが楽しみ!」「絵本と食の組み合わせとは素晴らしいアイデア」「佐賀の魅力をたくさんの人に伝えられるのも良いね」「新しい試みなのでぜひ成功してほしい!!」といったエールが溢れ返っている。

 

「森のアスパラ」と絵本がセットになったリターンは5500円コースから。「まずは応援だけ」という人に向けた3000円の「オリジナルポストカード」コースや、絵本&アスパラのほか牡蠣やカニなどの特産品が届く20万円のコースなども設定されている。プロジェクト終了までまだ時間は残されているので、じっくりと検討して「食育×読育」にチャレンジしてみては?

目標金額の6700%達成!! 格安なためにかえって怪しいポケットサイズ高性能PC「Mi MINI PC」

Windows 95の発売から20年以上が経ち、コンピューターの主役はデスクトップからラップトップ、そしてスマートフォンやタブレットへと移りました。しかし、あらゆるデバイスが高性能になり、人々のワークスタイルも多様になるなかで、どんどんマーケットに出てきている新種のデバイスがあります。それは、タブレットやスマートフォンの利便性を持ちながらも、外付けスクリーンに接続することで従来のデスクトップの快適さも味わえる「ミニPC」です。

 

そんなガジェットの代表格が昨年オランダの会社Ockelによって開発されたミニPC「Sirius A」です。GetNaviでも「ポケットに入るほど小さいサイズでありながら、6インチのタッチスクリーンを持つWindows 10搭載の立派なコンピューター」として紹介させて頂きました。

 

移動中やちょっとした隙間時間にはタッチスクリーンで作業をし、オフィスや自宅ではディスプレイとキーボードに接続する。こんなスタイルが新しいスタンダードになるかも、と紹介させて頂きましたが、その後も続々とミニPCが新しく発表されています。特に低価格で話題沸騰中なのがIndiegogoで1億5000万円弱の資金を集めているポケットサイズのミニPC、「Mi Mini PC」です。

 

128GBの容量、8GBのRAM、Windows 10で2万円以下

基本コンセプトはOckelによるSirius Aと同じです。128GB、8GBのRAM、そしてWindows10搭載、タッチスクリーン付でHDMIやUSB-Cといった各種ポートがついているポケットサイズのミニPC。しかし、驚きなのは破格の約1万7500円で早期予約を受け付けていることです(配送料別)。

 

最終的に一般販売された時の価格は約3万3000円を予定しているとのことですが、それでもSirius Aが7万円を越えていることを考えるとかなり格安なことが分かります。

 

CPUは2.56GHz Intel Atom x7、ポートはHDMI、USB、USB-C、イーサネットポートを備えているようです。Bluetooth接続、Wifi(デュアルバンド)はもちろん、折りたたみ式のキーボードまで付いてくるとのこと。ディスプレイに接続して作業もできれば、5インチのタッチスクリーンでそのまま操作もできます。OSはWindows 10の他にもAndroid 5.1 OSを選ぶことも可能。バッテリー持続時間は6時間です。

スピーカーもイヤフォンジャックもついているので移動中の映画やドラマ視聴にも最適。もちろんゲームにも使えます。ゲーム用のコントローラーアドオンは20ドル追加で購入可能。

ビジネスシーンでも、従来ではラップトップやタブレットで行っていたプレゼンのスライドコントロールといった作業もこれでできます。

 

さらに、50ドルの追加料金を払うだけでストレージを512GBにアップグレードすることも可能。

こんな価格がなぜ実現できるのか?

高スペックに対してあまりに価格が安いので、コメント欄には「本当にこんな価格が実現できるの?」「現状のマーケットで見つけられる最安値の中国性のSSDでも512GBは168ドルはするけど」といった疑問の声が殺到しています。キャンペーン元である香港のチームは、パーツを大量に一度に仕入れることでこの価格を実現すると説明。SSDの製造元はどこなのかという質問に対しては「Kingstonです」と回答し、RAMの製造元(Hynix)やLCD(5ポイントのマルチタッチ)などに関する懐疑的なユーザーたちからの質問にもきちんと答えています。それでも「こんな価格が実現できるなんて信じられない」というコメントはいまでも書き込まれているので、実際にプロダクトがユーザーたちに届き、実際の感想がネットに登場するまでは疑問の声を集め続けるのでしょう。

記事執筆時点でキャンペーン終了まであと3日ほどとなっていますが、すでに目標金額の6700%となる1億5000万円近くの資金を集めています。タブレットでもなく、スマホでもない、汎用性の高いミニPCに対する需要が高いことがよく分かりますね。

 

ダイソンよりも買い? Xiaomiの3万2000円のコードレス掃除機「Roadmi F8」が気になる

クラウドファンディングでのプロダクト開発は新しい時代に入ってきました。マーケットに存在していなかった新しいコンセプトを発表して話題になるというのが従来のトレンドでしたが、クラウドファンディングがすっかり定着した現在、続々と現れているのが「すでに存在している大手ブランドのプロダクトを改良したプロダクト」です。

 

ダイソン「V8」と同じ性能だけど価格はお手ごろ

その代表格がIndiegogoで大人気を博している「Roidmi F8」。こちらのプロモーション動画を見ていただくと、これが「ダイソンのコードレス掃除機」を念頭において作られたプロダクトであることが分かります。

軽量、コードレス、スティック式でマーケットを牽引してきたダイソンがさらに進化した最新の「V10」を発表したのも記憶に新しいですよね。GetNaviでは様々な側面から使い倒したレビューで「圧倒的に快適」と絶賛されました。

 

Roidmi F8はテック大手であるXiaomiによるブランドとなっており、大手企業が他社のプロダクトを修正し、機能を追加した形になっているのが特徴。すでに目標金額の7倍を超える資金を集める人気プロダクトとなっています。

 

V10は毎分最大12万5000回転に対してRoidmi F8は毎分10万回転。これはダイソンの前バージョン「V8」の11万回転よりも若干劣っています。稼働時間はV10(モード1)が60分に対して、Roidmi F8は55分とほぼ同じ。充電時間はV10の3.5時間に対してRoidmi F8は2.5時間と短くなっており、ここにその有利な点がありそうです。フィルターはHEPAフィルタと同じ。隅間に入り込める縦長筒型やブラシ、付属のヘッドも揃っているため、基本的な操作性も同様のようです。

V10は収納ブラケットを設置しなくてもゴムの滑り止めを使って壁に簡単に立てかけられるようになっていますが、Roidmi F8はゴムの滑り止めがついておらず、マグネット式の収納ブラケットに立てることを念頭に置いているようです。

そして一番気になるのが価格。V10の実売価格7~8万円台に対して、IndiegogoキャンペーンではRoidmi F8は早期予約でなんと半額以下の3万2000円で手に入るんです(配送料は別途必要。通常価格は約4万4000円)。まさにダイソンのコードレス掃除機が欲しいけれど、8万円弱は出す気になれない…という方をターゲットにした安価版となっているんですね。発送は今年の8月を予定しているとのことですが、掃除機としての性能に問題がなければダイソンにとっては大きな競合となるでしょう。

V10にはない機能がたくさん

さらに後発プロダクトのメリットとして、V10には搭載されていない機能もたくさん付いています。まずセールスポイントとして前面に出されているのがアプリとの連携。アプリを通してバッテリー状況、ゴミの溜まり具合、フィルターの交換までどれくらいかを確認することが可能。サイクロン式掃除機のデメリットとして、頻繁なゴミ捨てやフィルター交換が挙げられますが、それをアプリでサポートしてくれるわけです。

 

ちょっとした空き時間に掃除機をかけられるのがメリットなスティック型コードレス掃除機ですが、ゴミが溜まってしまって吸引力が落ちているなんてことはよくあります。Roidmi F8のアプリはゴミ捨てが必要になればスマートフォンに通知を送ってくれるので、そんなミスも防ぐことができそうです。

アプリと連携した掃除機は珍しいですよね。Red Dotアワード2018年、iFデザインアワード2018年の受賞プロダクトとなっているRoidmi F8ですが、「世界初のスマート・高性能掃除機」と売り出されているのはこのアプリの存在があるからです。

 

また地味ながらも便利なのがヘッド部分に取り付けられたLEDライト。これがまさにサーチライトのような働きをしてくれます。本棚の下やソファーの下、暗くてよく見えないところに隠れているゴミやホコリも効率よく吸い取ることができますね。

まだ製品を実際に試したレビューは出てきていませんが、「大手XiaomiがダイソンのV8と類似のパフォーマンスのコードレス掃除機を遥かに安い値段で出してきた」と海外メディアでは取り上げられています。ユーザーたちの感想に期待しましょう。

「プロジェクト見にきたらもう終わってた」“赤字”告白の「ふせったー」が爆速で目標達成!

“伏せ字ツイート”でおなじみの「fusetter(ふせったー)」が、サービスの向上を目指してクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で応援プロジェクトを展開。利用者の多いサービスとあって支援が殺到し、ネット上でも「お世話になってますからね、応援しますよ!」とエールが送られている。

出典画像:「伏せ字ツイートでおなじみ『ふせったー』応援プロジェクト」CAMPFIRE より

 

無料Webサービス「ふせったー」からの告白

可愛らしいイヌのマスコットキャラクター「伏せ太」も人気の、無料Webサービスのふせったー。「面白い映画を紹介したいけどネタバレできない!」なんてときでも、ツイートする際に大事な部分を伏せ字にしてワンクッション置くことができる便利な機能だ。しかし利用者が急増したため、ある日突然サーバーがパンクしてしまうことに。

 

伏せ太曰く、内心ビビりつつも「運営開始から6年… パンクするほど使っていただける日が来るなんて…」としみじみ。しかし「パンクする状態は何とかしないといけない!」と、事前にアクセス集中が予想できる際にはサーバーを増やして対応しているという。

 

ふせったーは無料サービスのため、収入はサイトに貼られている広告からの収入とLINEスタンプの売り上げのみ。しかしそれだけでは運営費が足りず、「サーバーがパンクするほどアクセスがあっても、その収入だけでは月々のサーバー利用料もまかなえないのです」と“赤字”であることを告白した。

 

そこでふせったーは応援プロジェクトを立ち上げ、リターン金額を一口3000円に設定して50名分を募集。集まった支援金の使い道は「毎月のサーバー利用料」とし、リターンには「ふせったーピンバッジ」と、今回のクラウドファンディング限定「伏せ太オリジナルステッカー」が用意された。

出典画像:「伏せ字ツイートでおなじみ『ふせったー』応援プロジェクト」CAMPFIRE より

 

予想を上回る反響に伏せ太もびっくり!

プロジェクトが発表されると支援が殺到し、なんと開始からわずか“20分”という異例のスピードで目標を達成。ネット上には「ふせったーの応援プロジェクト見にきたらもう終わってた」「ふせったーが赤字だったの知らなかったけど、めっちゃ応援されてるじゃん」「告知から速攻で支援集まっててさすがにワロタ」「ピンバッジほしすぎるのにもう枠が埋まってる…」「ふせったーさん、もっと金額設定高くしてもいいからプロジェクトまた展開してください!」といった声が殺到した。

 

応援希望の声を受けて、ふせったーは「応援プロジェクト第2弾」の決定を報告。第1弾よりも枠を増やすとのことで、「『応援したかった』というお気持ち、取っておいていただけるとうれしいです」とコメントしている。「次こそは」と考えている人は要チェックだ!

「スマホで植物の管理とはカッコいいやん」 IoTデバイス「hacot(ハコット)」が未来的と話題

スマホアプリを通して植物への水やりができるデバイス「hacot(ハコット)」の支援プロジェクトが、クラウドファンディングサイトCAMPFIREでスタート。スマホで植物を管理するという未来的なアイテムに注目が集まっている。

出典画像:「手作りIoTデバイスで、植物との「ちょうどいい関係」を作ろう【hacot】」CAMPFIRE より

 

IoTデバイス「hacot」とは?

今回のプロジェクトを打ち出したのは、システム開発会社・パーソンリンク。同社は「テクノロジーで幸せを追求する」を目標に掲げており、“創る・使う”をコンセプトに水やり支援プランター「hacot」が誕生した。

 

同商品は“グリーンライフ”を手伝うためのIoT(Internet of Things=モノのインターネット)デバイスで、自分の手でキットを作り上げるところからスタート。DIYが苦手な初心者でも、ドライバーとアクリル接着剤で誰でも簡単に組み立てられる。

 

屋内での利用を前提としたデバイスで、動作環境として必要になるのが電源およびWi-Fiへの接続。また、「hacot」スマホアプリは「iPhone(iOS 9.0以降)」と「Android(Android5.0以降)」に対応している。気になる「hacot」アプリの機能だが、「水やり」のほか「水やりタイミング通知アラーム(土壌湿度計測、Push通知)」「水タンク切れアラーム(Push通知)」を搭載。なお、水やりタイミング通知アラームの設定・水やり量の設定は変更することも可能だ。

 

スマホアプリで簡単管理!

「モノ」がインターネットにつながるIoTの仕組みで、遠隔操作による水やりを可能にした「hacot」。スマホアプリを使ってタンク内の水を放出するので、例えば仕事をしている日中や旅行で自宅を開けているときでも水やりの心配はなし。土壌湿度計測を使って土の状態がスマホ画面に表示されるので、より身近に植物の世話が楽しめそうだ。

 

出典画像:「手作りIoTデバイスで、植物との「ちょうどいい関係」を作ろう【hacot】」CAMPFIRE より

 

同プロジェクトは、目標金額にかかわらず集まった金額がファンディングされる「All‐In方式」。リターンには「1万2000円」コースなどが設定されているが、プロジェクト開始日に目標金額の143%が集まったという。ネット上でも「これは面白いアイデア!」「簡単に作れそうだし挑戦してみようかな」「スマホで植物の管理とはカッコいいやん」「機能を増やしたらもっと面白いアイテムになりそう」などの声が相次いでいる。

 

5月23日現在、支援はさらに広がりを見せて目標金額の238%にあたる47万7000円まで到達。募集終了まで残り67日あるので、グリーンライフの便利アイテムとしてじっくり支援を検討してほしい。

「写ルンです」を本革ケースで持ち歩く! 「CAMPFIRE」で再受注生産プロジェクトスタート

使い捨てカメラ「写ルンです」専用のケース「本革製写ルンですケース」の受注生産が決定。クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で支援プロジェクトがスタートし、ネット上で注目を集めている。

出典画像:「【使い捨てカメラに愛着を。】本革製『写ルンですケース』を完全受注生産!」CAMPFIRE より

 

前年もプロジェクト目標達成!

「写ルンです」は1986年に富士フイルムが発売を開始したレンズ付きフィルム。デジカメの普及で活躍の場が小さくなったかと思いきや、近年人気が再沸騰して話題を呼んでいる。そこで製作されたのが、革職人が手作りで生産する「本革製写ルンですケース」だ。

 

同プロジェクトは昨年も支援を募り、目標金額15万円を大きく上回る29万6000円が集まり大好評のうちに終了。今回はカラーバリエーションを加えての“再受注生産”で、「写ルンです シンプルエース」と「写ルンです 1600 Hi・speed」に対応している。素材にはイタリア製の牛革を、金属パーツにはニッケルを使用して革職人が一つひとつ手作業で製作。カラーバリエーションは、ブラウン・ネイビー・オレンジの3色が用意された。

 

試行錯誤を重ねたデザイン

カメラケースは覗き穴やスイッチなど、たくさんの“穴”が必要とされる。プラスチックなら図面通りにピタっと収まるが、伸びる性質を持った革の場合では、厚みや縫い合わせの具合などちょっとした理由で穴の位置にズレが。その問題を解決するために、同アイテムはデザインから製作に至るまで2カ月以上の時間をかけて試行錯誤。0.1mm単位での革の厚みの調整と職人の協力により乗り越えることができたという。

 

出典画像:「【使い捨てカメラに愛着を。】本革製『写ルンですケース』を完全受注生産!」CAMPFIRE より

 

“強い素材”を必要とする“手間”のかかる製作方法を採用したため、材料費・製作費ともに当初の予定をオーバー。そこで宣伝・流通を「CAMPFIRE」に限定することで低価格を実現し、本革製のケース&ストラップで4800円からと手ごろな支援コースを設定。ネット上からは「写ルンですを本革ケースで持ち歩くって感覚がお洒落だよね」「カメラ好きには素敵すぎるアイテム」「デザインが良いから写ルンですユーザーはぜひチェックしてみて!」「本革ケースで5000円以内は安くない?」といった声が寄せられている。

 

財布やカバンのように長く使うことのできるようデザインされた同アイテム。「写ルンです」ブーム再燃に合わせて支援を検討してみては?

自然な会話ができるリアルタイム通訳イヤホンが「まさに最先端の翻訳機!」と話題沸騰

リアルタイムで自然な会話ができる通訳イヤホン「WT2」を支援するプロジェクトが、クラウドファンディングサービスMakuakeでスタート。ハンズフリーのイヤホン型翻訳機に熱い視線が注がれている。

出典画像:「異なる言語でもリアルタイムで会話可能!ワイアレスイヤホン型翻訳機『WT2』」Makuake より

 

イヤホン型翻訳機「WT2」とは?

「WT2」は専用のイヤホンとアプリを連携して、自分の言語を話しながらリアルタイムに翻訳することでシームレスな会話を可能にするアイテム。一つひとつの単語を調べる電子辞書や翻訳アプリ・通訳ツールと異なり、「1つのアプリ・2つのイヤホン」でお互いの言語による会話がサポートされる仕組みだ。

 

「WT2」には使用状況に応じた3つのモードを搭載。会議室や喫茶店など静かな環境で使用する「自動モード」、あまり静かではない環境や長文など複雑な会話に適した「人工モード」、ルートや価格の確認など簡単なやりとりに使う「質問モード」を使い分けることができる。

 

イヤホンの充電は、持ち運びにも便利なコンパクトサイズの充電ケースを使用。充電したケースを持ち歩けば、外出先で電源に接続しなくてもイヤホンを収納しておくだけで充電が行われる。ちなみに、イヤホンはフル充電で2時間のサポートが可能。

出典画像:「異なる言語でもリアルタイムで会話可能!ワイアレスイヤホン型翻訳機『WT2』」Makuake より

 

KICKSTARTERでも大成功を収めたプロジェクト

「WT2」は、これまでにクラウドファンディングサイトKICKSTARTERでも支援プロジェクトを展開。日本円換算で約3000万円を調達する成功を収めてきた。今回の支援プロジェクトは早期割り引きを適用した1万9900円コースなどを用意。残り28日(5月18日現在)で目標金額を大きく上回る、600万円以上の支援が集まっている。

 

イヤホン型の“リアルタイム翻訳機”という未来的なアイテムに、ネット上では「すごい便利アイテムが誕生したな」「まさに最先端の翻訳機。発売に向けて開発頑張って!」「ちょうど海外移住の話が出ているので期待を込めて支援します!」「海外の人と交流する機会が多いので役立ってくれそう」「がんばって語学勉強もしてるけど、これでもう一歩踏み込んだコミュニケーションができる!」といった声が溢れ返った。

 

現在の対応言語は、日本語・中国語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・アラビア語・ロシア語の9言語。7月~9月にかけて韓国語やイタリア語が追加され、2021年までに41カ国語に拡大されるという。よりディープな交流体験のためにも支援を検討してみては?

アニメーションで後続車に意思疎通!? スムーズなコミュニケーションを図るカーディスプレイが話題

ドライバー間のコミュニケーションをスムーズに行うカーデバイス「CarWink」の支援プロジェクトが、クラウドファンディングサービスCAMPFIREでスタート。“世界初”となるコンパクトアイテムに熱い視線が注がれている。

出典画像:「CarWinkドライバー同士のコミュニケーションをスムーズにするカーディスプレイ」CAMPFIRE より

 

カーデバイス「CarWink」とは?

「CarWink」(以下・カーウィンク)は、スマートフォンの音声機能と連動してデバイス本体にアニメーションを表示。後方のドライバーに向けて、バラエティー豊かな絵文字を通じてコミュニケーションを図る。

 

例えば前方で横断しようとする人を発見して減速・停止する場合、後続車には歩行者が見えず無理な追い越しをして事故につながりかねない。そこで、専用アプリを起動したスマホに「歩行者が通行中」と声をかければ、歩行者マークがグラフィックアニメーションで表示される仕組みだ。

出典画像:「CarWinkドライバー同士のコミュニケーションをスムーズにするカーディスプレイ」CAMPFIRE より

 

多彩な絵文字が表示可能!

ほかにも、車線を譲られた際に感謝を伝える“サムズアップ”マークや減速を促す“SLOW”マークなど、多彩な絵文字を表示。これまでハザードランプやハンドサインに頼っていたコミュニケーションが、より分かりやすく後方のドライバーに伝えられることになった。ちなみに、デバイスは音声操作だけでなくリモコンを操作する感覚でワンタッチ入力も可能。デバイスにはUSB電源に加えて、バッテリーチャージに役立つソーラーパネルも搭載されている。

出典画像:「CarWinkドライバー同士のコミュニケーションをスムーズにするカーディスプレイ」CAMPFIRE より

 

同プロジェクトのリターンには、カーウィンク本体・デコレーションシール・キャリングポーチ・マイクロUSBケーブルがセットになった1万2000円コースなどを用意。プロジェクトの終了まで残り40日(5月9日現在)という段階で、既に目標達成率は202%をマークするなど高い関心を集めている。ネット上にも「すごい便利そうじゃない? 検討リストに入れよう」「これはぜひとも自動車メーカーに推奨してほしい!」「運転中にもどかしさを感じる場面もあったから、こういうアイテムを待ってました」「絵文字が可愛いし自分の好きな文字列とか出せたらもっと楽しく使えそう」といった声が相次いだ。

 

シンプルかつキュートなコミュニケーション手法によって、ドライバー同士の意思疎通をサポートする「CarWink」。プロジェクト終了までまだ時間はあるので、じっくりと支援を検討してみては?

“骨伝導方式”を採用した最新型補聴器に3000%超えの支援殺到!

骨伝導方式を採用した聴覚補助器「ETEREO N60」の支援プロジェクトが、クラウドファンディングサービス「Makuake」でスタート。斬新なアイテムに、支援者からは「こういうのを探してました!」「まさに最高のアイテム。期待しています」と熱い視線が注がれている。

出典画像:「骨伝導で広音域と高音質を実現!カスタマイズ可能な聴覚補助器ETEREO N60」Makuake より

 

「ETEREO N60」が採用した“骨伝導方式”とは?

「ETEREO N60」で利用する“骨伝導”とは、文字通り「頭蓋骨の骨を通じて音を伝達する」という方法。従来のイヤホンは耳の中の空気を介して鼓膜を刺激・伝達するため耳を塞いでしまう形になるが、それに対して同アイテムは耳がオープンな状態に。圧迫感や閉塞感を感じないだけでなく、音が鼓膜を迂回するため鼓膜に影響を与えず、聴覚保護と聴力のさらなる損失を防ぐ仕組みだ。

 

同アイテムは、スマートフォンアプリを利用して左右の音のバランスをカスタマイズできるのが特徴。低音・高音・全体的な加減がユーザーの好みに応じて調節可能で、“お気に入り設定”に登録すれば次回以降は再設定の必要がなくなる。

 

機能だけではない魅力

出典画像:「骨伝導で広音域と高音質を実現!カスタマイズ可能な聴覚補助器ETEREO N60」Makuake より

 

ヘッドセットのようなデザインながら、わずか50gという重量で安定したフィット感を実現している同アイテム。一見しただけでは「補聴器」とわからない外観で、“補聴器をつける”ことに抵抗のあった人も心的負担が軽減されるという。また生活防水機能つきなので、「補聴器を濡らしてしまって使えなくなった」という人もひと安心。

 

日常生活だけでなく音楽鑑賞や通話時にも活用できるなど、幅広い場面で活躍するとあって興味を持つ人が続出。ネット上では「これで難聴者の未来が明るくなりましたね」「最近耳の聞こえが悪くなってきているので早く使ってみたい!」「見た目もカッコいいし性能もいいし、手元に届くのが楽しみ」「自分用にも欲しいくらいだけどまずは両親にプレゼントしようかな」「従来の補聴器を超える性能で期待大!!」といった声が溢れ返っている。

 

支援コースは先着割引を適用した「39900円」コースからと少し高額の設定だが、既に支援者が殺到。プロジェクト終了まで79日を残して、目標達成率は驚異の3301%をマークしている(5月11日現在)。39900円コースを含め2つのコースが早くも「在庫切れ」となっているので、気になる人は残り日数に関わらず検討を急いだほうがいいかも?

関ジャニ∞村上も絶賛! 「音楽チャンプ」勝ち抜きの女子高生SSW・琴音が初MV制作サポーターを募集

レコチョクは、5月14日正午から6月4日までの期間限定で、7月11日にリリースするシンガー・ソングライターの琴音の1st ミニ・アルバムの収録曲「願い」のミュージックビデオをファンと制作するスペシャル応援サポーターを、共創型クラウドクリエイティング音楽プラットフォーム「WIZY(ウィジー)」で募集します。

 

琴音は新潟県出身で、幼少のころから地元のさまざまなイベントで歌唱、中学進学を機にライブ活動を開始し、地元である新潟や東京を中心に活動を重ねてきました。2018年には関ジャニ∞の村上信五さんが司会を務めるテレビ朝日系「今夜、誕生!音楽チャンプ」にて4回連続勝ち抜き、初代グランドチャンプに。そして、「ワン!チャン!! ~ビクターロック祭り 2018への挑戦~」では見事グランプリを獲得しています。3月に開催された「ビクターロック祭り」のステージでは、透明感のある歌声と卓越した歌唱力で会場を圧倒させた、いま話題のシンガー・ソングライターです。

 

「ワン!チャン!!」グランプリ獲得記念盤として、「願い」をはじめ5曲を収録したミニ・アルバム「願い」を7月11日にリリースすることが決定。サウンドプロデューサーを迎え、琴音の中にあったイメージを実現し、彼女の持つ歌声の良さをさらに引き立てる作品になっています。 その表題曲でもあり、「ビクターロック祭り」でも歌唱した思い入れの深い楽曲「願い」を、琴音にとって初めてのMVとして、サポーターの皆さんと制作するプロジェクトがスタートします。

 

サポーターになった方へのリターンアイテムとしては、MVへの名前掲載、琴音本人からのお礼コメントなどが見れるレポート閲覧権、MV「願い」の全編が収録されたオリジナルダウンロードカード、直筆サイン入りコード譜付手書き歌詞カード、オリジナルデザインのピック、MV先行上映会&ミニライブなど、様々なアイテムを用意しています。サポーター獲得数の目標は200人とのこと。

 

16歳のシンガー・ソングライター琴音の初めてのMV制作という挑戦を、ぜひ一緒に応援してみたいと思った人は、WIZYプロジェクトサイトでチェックしてみてください。

 

【琴音、初となるMV制作プロジェクト「願い」概要】
●プロジェクト期間:2018年5月14日(月)12:00~2018年6月4日(月)23:59

●プロジェクトアイテム/価格

[応援プラン] 1500円(税込)
・サポーター限定レポート
・MVにあなたの名前掲載

[MVまるごとプラン](75個限定) 3500円(税込・送料込)
・応援プランアイテム(サポーター限定レポート、MVに名前掲載)
・MV全編ダウンロードカード(PlayPASS)

[オリジナルグッズ付きプラン](75個限定) 5500円(税込・送料込)
・MVまるごとプラン(サポーター限定レポート、MVに名前掲載、MV全編ダウンロードカード)
・直筆サイン入りコード譜付手書き歌詞カード
・オリジナルピック

[イベント参加権付き特別プラン](50個限定) 8000円(税込・送料込)
・オリジナルグッズ付きプラン(サポーター限定レポート、MVに名前掲載、MV全編ダウンロードカード、直筆サイン入りコード譜付手書き歌詞カード、オリジナルピック)
・MV先行上映会&ミニライブ
日時:6月23日(土) 16:30開場 17:00開演
場所:都内某所

※サポートには、クラブレコチョク会員登録/ログインが必要です。数量限定のアイテムは、すべての手続きを完了された方から先着順での受付となります。

 

「名刀ペーパーナイフ新選組モデル」に1300%以上の支援が殺到! 忠実に再現された名刀に刀剣ファン大興奮!

“刃物の町”岐阜県関市に工場を構えるニッケン刃物株式会社が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で「名刀ペーパーナイフ新選組モデル」製作の支援を募った。近年女性を中心に加熱中の刀剣ブームも相まって、多額の支援金が寄せられている。

出典画像:「新選組隊士に想いを馳せる!関刃物職人による『名刀ペーパーナイフ新選組モデル』」Makuake より

 

近藤 勇、土方歳三、沖田総司の日本刀を再現!

今回ペーパーナイフ化されるのは、新選組隊士のなかでも特に人気な近藤 勇、土方歳三、沖田総司の3人が使っていたと言われている名刀。まずは天然理心流の使い手として知られる局長・近藤 勇の「虎徹」。鍔、刃紋のデザインにもこだわっており、黒石目調の鞘も特徴的だ。

出典画像:「新選組隊士に想いを馳せる!関刃物職人による『名刀ペーパーナイフ新選組モデル』」Makuake より

 

2つ目は副長・土方歳三が箱館戦争まで使っていたとされる名刀「和泉守兼定」。東京都日野市にある土方歳三資料館との共同企画で作られており、「柾目鍛(まさめぎたえ)」に「互の目乱れ(ぐのめみだれ)」の刃紋が見事に再現されている。

出典画像:「新選組隊士に想いを馳せる!関刃物職人による『名刀ペーパーナイフ新選組モデル』」Makuake より

 

そして3つ目は、新選組一番隊隊長・沖田総司の「菊一文字」。沖田が本当に「菊一文字」を使っていたかどうかには諸説あるが、こちらも菊の形状をした鍔などが魅力的。また沖田が池田屋事件で使っていたとされる愛刀・加州清光は、“日本刀はさみ”として製作された。こちらは「沖田総司 名刀豪華セット」のコースを支援すると購入可能。天才剣士・沖田総司のファンにとっては、ぜひとも手に入れたい逸品だ。

出典画像:「新選組隊士に想いを馳せる!関刃物職人による『名刀ペーパーナイフ新選組モデル』」Makuake より

 

老舗の刃物会社が製作した“新選組モデル”のペーパーナイフに、SNSなどでは「なにこれめっちゃ欲しい!」「格好良すぎる… 最高かよ」「土方モデルのペーパーナイフを速攻でポチった」「ユニークで実用性もある最高の商品だと思う」「虎徹欲しい。だけどなんだかんだで菊一文字も欲しい」といった声が続出。刀剣ファンや新選組ファンを中心に注目を集めている。

 

 

目標金額1300%以上の支援金が殺到!

そんな今回のクラウドファンディングには、5月7日時点で673万5000円もの支援金額が。目標金額は50万円に設定されているので、実に1300%以上の金額が寄せられていることになる。支援者からは「新選組大好き人間なので、完成を楽しみにしてます!」「3本セット申し込んだ。家宝にするつもり」「届いたらデスクに置いて日本刀を眺めながら仕事したい!」といった期待の声が。

 

ちなみに集まった金額の一部は、壬生寺にある地蔵菩薩像の復元にも寄付されるとのこと。壬生寺は昭和37年に本堂が全焼してしまった寺で、2016年から地蔵菩薩像の復元作業が続けられている。この地蔵菩薩像は、新選組隊士も拝んだとされているありがたい菩薩像。来年末に復元が終わる見込みなので、新選組ファンは一度訪れてみてはいかが?

消臭命! アメリカ人の興味深いトイレ観が見えてくる「Loo Loo」

アメリカ人が日本に旅行に来てウォシュレットに感動する――。そんな話を聞いたことがある人も多いでしょう。最近では少しずつアメリカでも温水洗浄便座を導入するホテルやレストラン、家庭も増えてきました。しかしアメリカでも日本では見られないトイレのデバイスがたくさん発売されています。

 

先日Kickstarterでキャンペーンを開始し、既に目標金額の5倍近くにもなる515万円を集めているデバイス「LooLoo」はアメリカのトイレ事情を象徴するような、分かりやすいプロダクトになっています。

 

エッセンシャルオイルを自動的に水面に噴射!

数年前からアメリカでジワジワと普及し始めているプロダクトに「Poo-pourri(ププリ)」があります。これはトイレで用を足す前にトイレの水にエッセンシャルオイルを吹きかけるというスプレー。用を足してもエッセンシャルオイルが水面に膜を張るので臭いを閉じ込めてくれるというプロダクトです。

日本でも多く市販されている消臭剤とは違って、物理的に水面にオイルの膜を貼って臭いを閉じ込めるというのがそのポイント。ただ良い香りを振りまくだけではないんですね。

 

LooLooはそのスプレー作業を自動で行ってくれます。便座に座った人の体温を検知して、便器に設置されたデバイスがエッセンシャルオイルを水面に噴射してくれる仕組み。

Poo-Pourriの場合は用を足す前に自分で便器の中に噴射する必要がありますが、LooLooは何も気にせず、いつも通りにしているだけで匂いがちゃんと閉じ込められるわけですね。

 

取り付けもハンドル部分で便座を挟み込むだけなので色々なデザインやサイズのトイレに対応でき、清掃も簡単。オイルと電池がセットでついてくるのでプロダクトが到着したその日から使用開始できます。

センサーがユーザーを検知するとLEDライトが光るので夜中でも安心。夜中に用を足すためにトイレに行って、蛍光灯を付けて突然の眩しさに目が痛くなることもありません。本体とオイルの充填パックが2個ついたセットが約3900円ほど(日本への発送料は約1200円)で、発送は2018年10月を予定しているとのことです。

洋式と和式の融合!?

アメリカのトイレ用品といえば、日本でも話題になった「Squatty Potty(スクワッティ・ポッティ)」があります。ユニコーンが虹色のアイスクリームをひねり出すユーモア溢れるコマーシャルで話題になりましたが、実際は医学的な研究に基づいた、快便をサポートする人気プロダクトなのです。

洋式便所でも、和式便所のような態勢で用を足すことで、痔や便秘、骨盤臓器脱、過敏性腸症候群などを防ぐ助けになるとのこと。こうして見ると、和式は素晴らしいんですね。本製品は日本のAmazonでも3000円ほどで入手が可能。「和式でしているような感覚でとても出やすく感じました。手放せない品です」「便器を壊す心配がなくスムーズに排便でき、トイレの時間も短くなりました。これがあるのとないのとでは大違い」と絶賛のコメントが書き込まれています。

 

このように、アメリカで発明されるトイレ用品には日本と異なる点があって面白いですよね。特にアメリカでは消臭デバイスがさらに便利で効果的になろうとしているのが興味深い点だと思います。アメリカの家庭ではトイレとシャワーが一緒になっていることがほとんどですので、アメリカ人は日本人よりも臭いが気になるのかもしれません。トイレの消臭デバイスがこれからどのように進化していくのか、楽しみですね。

舞台は日本全国!? “究極の宝探し”実現を目指す宝探し専門会社の支援プロジェクトが話題

世界で唯一“宝探し”をビジネスとして提供している宝探し専門会社タカラッシュが、新たなワクワクを生み出すべくCAMPFIREでクラウドファンディングを開始。既に目標額を上回る支援が寄せられており、宝探しファンから大きな注目を浴びているようだ。

出典画像:「宝探しで最高のワクワクを!手加減なし。全国を舞台にした究極の宝探しを創りたい!」CAMPFIRE より

 

プロジェクトを立ち上げた理由とは?

同社が創業したころのイベント参加者は年間数百人程度だったが、いまでは年間200万人以上が参加する「遊び」に成長。ニッチなエンターテインメントだった宝探しがメジャー化し、“マニアック”なイベントから“誰でも楽しめる”サービスへと変化していった。

 

しかしその結果として、プロジェクト発起人は「宝を見つける難易度の低下や大人数が参加可能な仕組みの導入など、宝探しを愛するファンの方々にとっては物足りなさを感じさせてしまう要因ともなっていたのかもしれません」と指摘。ファンが心から楽しめる宝探しを目指すために今回のクラウドファンディングを成功させ、「“究極の宝探し”を作り、宝探しを愛する方々に、最高のワクワク体験を届けたい!」と思いを明かしている。

 

“究極の宝探し”を提唱

“究極の宝探し”について発起人は、「宝を全員が見つけられるという概念を取っ払いたい」と宣言。日本全国を舞台に宝が隠されている場所を自分で突き止め、その暁には「おめでとう!」の一言ではなく“報酬が手に入る仕組み”を創りたいとしている。また誰でも無制限に宝を探せるのではなく、新設の“プレミアムハンター会員”のみが“究極の宝探し”への参加が可能になるという。

出典画像:「宝探しで最高のワクワクを!手加減なし。全国を舞台にした究極の宝探しを創りたい!」CAMPFIRE より

 

リターンには、プレミアムハンターの権利をはじめとした複数のコースを用意。残り63日(4月25日現在)で既に目標達成率は130%を記録するなどファンからの関心も高く、ネット上には「日本全国を舞台にって、すげーな」「参加したいので応援します!」「本物のトレジャーハンターみたいで面白そう」「私もタカラッシュのイベント大好きだから実現に向けて頑張ってほしい!!」といった声が相次いだ。

 

同社では、宝の発見のためには「学ぶこと」「調査・聞き込み」「体力の必要な活動」などが発生する可能性を指摘。「体力的、時間的、精神的ストレスをご了承の上、参加の決意をお願いいたします」としている。イベントが実現したら、心ゆくまで宝探しを楽しんでほしい!

「これでもう花粉は怖くない!」 ネックレス型空気清浄機のクラウドファンディングに反響続出

春になると、多くの人が悩まされることになる“花粉”。クラウドファンディングサービス「MAKUAKE」では、花粉症に悩む人たちを救済する空気清浄機「Airvida M1」の支援プロジェクトが話題を呼んでいる。

出典画像:「【第2弾】もう花粉は怖くない。首に掛けるだけの軽い空気清浄機Airvida-M1」Makuakeより

 

空気清浄機「Airvida-M1」とは?

“空気環境改善プロジェクト第2弾”としてプロジェクトに登場した、ible(アイブル)の「Airvida(エアビーダ)-M1」。空気清浄機でありながら首にかける斬新なデザインが特徴で、ネックレススタイルで胸元から空気環境をカバーするアイテムだ。

出典画像:「【第2弾】もう花粉は怖くない。首に掛けるだけの軽い空気清浄機Airvida-M1」Makuakeより

 

同アイテムは、空気中の粒子状物質(PM2.5や花粉、たばこの副流煙など)を吸着。効率的に顔周辺のほこりや花粉などを落とすだけでなく、ホルムアルデヒドなど有害な気体を分解・浄化した空気環境が提供される。メーカー調べでPM2.5とホルムアルデヒドの除去率はともに99.9%となっており、細菌除去率も96.8%になるという。

 

本体の重量はわずか20gの超軽量で、ネックストラップ部分を合わせても30gしかないのでストレスなく装着することが可能。両端がマグネット仕様なので簡単に着脱でき、優れたデザイン性でどんなファッションにも違和感なく溶け込むのも注目すべきポイントだろう。

 

驚異の達成率を記録中

気になるプロジェクトの支援状況だが、なんと残り21日の時点(4月6日現在)で目標額の50万円を突破。達成率は驚異の1359%をマークしており、既に670万円を超える支援が集まるなど注目度は依然として高い。支援コースも軒並み“残り0個”の表示になっており、残るは「17900円コース」と「35600円コース」のみ。17900円コースは15%オフの単品扱いで、35600円コースは同じく15%オフの2個セットという内容になっている。

 

辛い花粉症をカバーするアイテムとあって、ネット上では「めちゃくちゃ期待してます!」「これでもう花粉は怖くないね」「花粉症の人にとってまさに救世主!!」「デザインがカッコいいからつけてても違和感なさそう」「私の場合鼻づまりがひどいからこのアイテムで解放されたい」といった声があふれ返っていた。

 

花粉だけでなく、たばこの匂いが充満した会議室や埃が舞いやすい空間など用途はさまざま。状況に応じた活用法を見つけてほしい。

「遺伝子診断」で睡眠をサポート!? 世界中が興味津々の「Dreamlight」

睡眠をサポートするデバイスは色々なものが世に出ています。温度を調節するマットレス、光で起床を誘導するアイマスク、睡眠パターンをモニタリングしてくれる枕、枕元でホワイトノイズや波の音を出して睡眠を誘導してくれるサウンドデバイスなど。しかし、そんな競争の激しい睡眠ガジェット市場で一際注目を集めているのが「Dreamlight」です。現在Indiegogoで予約受付中のこの製品は既に13万ドルを超える資金を獲得しているのです。

 

遺伝子テストとシワ取り機能

とにかく機能がてんこ盛りのハイクオリティ睡眠ガジェットになっているDreamlight。そんななかでも特に注目を集めているのが「遺伝子テストの結果と組み合わせてユーザーの睡眠パターンに最適な睡眠・起床リズムを提案」してくれる機能と「寝ている間に赤外線によって目元のシワ取り治療をしてくれる」というものです。遺伝子テストとシワ取りの機能が付いた睡眠ガジェットはこれまでなかったのではないでしょうか。

 

アメリカで人気の「23andMe」といった遺伝子テストでは既に「レム睡眠を長くする遺伝子傾向の人は朝型である」といった結果が出ています。Dreamlightは、これと実際にモニタリングしたユーザーの睡眠パターンを組み合わせて、「最善の睡眠と目覚めについてのアドバイスを行い、『カフェインの摂取は控えた方がよい』などの事実に基づいたアドバイスをユーザーに合わせて行う」とのこと。これは次世代の睡眠ガジェットの感がありますね。

 

赤外線美容治療についても「Dreamlightの赤外線光治療は睡眠中に目の周りの血流を促進させ、肌のキメと健康を改善します。赤外線光はすでに幅広く使われている治療法で、2014年のUS National Library of Medicineの研究によると肌のダメージを良くするという結果も出ています」と説明しています。

 

Indiegogoのコメント欄では「妻と娘のために買った」「バレンタインデーに妻に贈るために買う」といった声もたくさん書き込まれています。健康な睡眠と美容のためになる本製品は確かに多くの人に喜ばれそうなプレゼントですね。

もちろん、睡眠をサポートするデバイスとしてもよく考えられたプロダクトとなっています。マスク全体にプレッシャーがかかるのではなく、目の周りなど圧力を不快に感じるところは圧迫されないようにデザインされているとのこと。それでいてマスクには心拍数モニター、起床と睡眠を誘導するためのライト、そしてヘッドフォンといった睡眠をサポートするための技術がしっかりと装着されているわけです。

 

寝返りや心拍数をモニターして睡眠パターンを分析し、最適な起床時間を設定することで、アラームではなく光や心地よい音楽や環境音で徐々に目を覚ましてくれるそうです。アラームの音で突然叩き起こされるよりもずっとリラックスした状態で起きられそうですね。

 

睡眠する時にはオレンジ色の光によって深呼吸を誘導してくれます。埋め込まれているヘッドフォンからはホワイトノイズや雨の音、音楽といったリラックスできる音を出すことが可能ですが、どんな音が心地よいかはユーザーによって違いますよね。そこで、Dreamlightはアプリで音の性質を細かく調整できる仕組みになっています。自分にとってベストな音を作ることができるわけですね。

また、飛行機での移動が多い方はアプリ上で目的地と次の移動の時刻などを入力することで、少しずつ目的地の時刻に合わせた睡眠パターンへとシフトさせてくれます。これで時差ボケも防げるかもしれません。

マスクの生地部分は取り外せるようになっており、洗濯が可能。毎日使うものだからこそ、清潔に保てるのは嬉しいです。またUSB充電に対応しているのでどこでも気軽に充電が可能です。

「Dreamlightはユニークかつ実際的な機能を持っており、睡眠もさらに良質な休息となります。試したけれどたしかに効き目がありました」と海外メディアにも多く取り上げられています。特に遺伝子データとの組み合わせは多くの人の興味を集めており、コメント欄にも「これは素晴らしいアイデア!」と多くの声が書き込まれています。

 

私たちが生きていくうえで欠かせない睡眠には、光や音、時間、体質など色々な要素が組み合わさっています。Dreamlightはそれらを網羅しているので、多くの人たちが使いたくなるのも納得。遺伝子テストもセットになったパッケージが約2万8400円(発送料別)となっており、発送は今年の4月となっています。

ゴルフの練習もますますスマートに! LEDライトとレーザーでスイングを改善してくれる「Smart Putter」

ゴルフはアプリを使って練習することができます。自分のスイングを録画して投稿するとプロが評価するアプリがある一方、スイングをモニタリングしてアプリで確認できるゴルフクラブも市場に出ています。

 

この手の研究・開発はクラウドファンディングでも活発。そんななか、最近Kickstarterを通して世に出て注目されているのが、パターの傾きをリアルタイムにLEDライトで表示し、ボールにもレーザーポインターで狙いを照射してくれる「Smart Putter」。デザインと製造は韓国のクラブメーカーAhwa Golfで、高い評価を得ています。

 

LEDライトで傾きを表示。レーザーで芯を捉える

Smart Putterの一番の特徴はLEDライトでパター自体の傾きを表示してくれるというもの。リアルタイムで修正ができるので練習に最適です。

 

多くの人は新しいスポーツを始めると最初は失敗を繰り返します。「ボールがこっちに行ったってことはもうちょっと左にしないといけないのか」なんて頭では分かっていても、身体の動きは別問題。そんな微妙な感覚をトレーニングするために、リアルタイムでパターの角度を教えてくれる本製品はありがたい道具ですよね。

そして、もう一つの特徴はレーザーによるボールのスイートスポット(芯)の照射。ゴルフ初心者が空振りすることは珍しくありませんが、パターでもちゃんとボールの中心に当てるのは意外と難しいものです。傾きと狙いをリアルタイムで指導してくれることで、正しいバランスを確認しながら何度も練習できるということ。これは初心者にとって嬉しいですよね。

モニタリング+3D分析

もちろん、他のスマートクラブと同様に、スイングをモニタリングしてアプリで確認することもできます。Smart PutterWiFiBluetooth9軸の加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパスを搭載。インパクトスピード、角度、パッティングのルートなどを記録し、スイングを3D分析してくれます。

 

連携したミニゲームもついてきます。これなら自宅でちょっとした時間にパッティングの練習をして遊ぶことも可能。使うのが楽しくなりそうです。

 クラブ自体は防水デザインになっているので、屋外のゴルフコースでも安心して使うことができます。Kickstarterでは目標金額を超える約400万円の開発資金を獲得。現在は公式ウェブサイトで1300ドルで購入することができます。全長91.9cm、重さ384グラムとなっています。

Kickstarterでの購入者の手元には既にプロダクトが届いています。評価は上々。「今日コースで使ってみたけど、すごい良かった!スムーズなパッティングだった。ありがとう!」と、あるユーザーは書き込んでいます。

「音楽文化の発展は大きな課題」 クラシック音楽&舞台芸術専門誌『さっぽろ劇場ジャーナル』支援プロジェクトがスタート

札幌のクラシック音楽と舞台芸術に関する専門誌「さっぽろ劇場ジャーナル」が創刊されることになり、クラウドファンディングサービス「Readyfor」で支援プロジェクトがスタートしている。

出典画像:「札幌のクラシック音楽と舞台芸術に関する専門誌を創刊したい!(さっぽろ劇場ジャーナル(代表 多田圭介 高橋肇))」Readyforより

 

プロジェクトを立ち上げた「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」所属の多田圭介氏は、同誌の執筆・編集責任者。札幌大谷大学学長の高橋肇氏をプロデューサーに迎え、専門誌の創刊を通して地元・札幌を盛り上げていく。

 

札幌では毎年、世界の若手音楽家を育てる国際教育音楽祭「PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)」を開催。折しも2018年は、創設者であるレナード・バーンスタインの生誕100周年にあたる。10月にはオペラ専門劇場である札幌文化芸術劇場のオープンも控えており、多田氏は「2018年が札幌の文化芸術にとってメモリアルイヤーであること」がプロジェクト立ち上げのきっかけになったと記している。

 

支援費用でウェブサイト制作も

“札幌の舞台芸術にとって記念すべき年”と位置づけ、第一の目標として「メモリアルイヤーを盛り上げること」を掲げた多田氏。札幌には地域のクラシック音楽を紹介する専門誌が存在しておらず、「素晴らしいホールや劇場、また地元企業の文化事業が多数存在しているにもかかわらず、十分に認知されているとは言えない状況」と指摘した。

 

また、各方面と連携して既存コンテンツの魅力を分かりやすく発信していくことを第二の目標に設定。発行は6月の予定で、札幌で開催されるコンサートやオペラの見どころ・聴きどころを紹介するほか、上半期に終了した主要イベントの批評が掲載される。

 

支援費用の用途としてウェブサイトの制作も予定されており、多田氏は配布したジャーナルを入口にしてより深く詳細な記事を楽しめるようにしたいと意気込む。プロジェクトには、「5000円支援コース」「10000円支援コース」「30000円支援コース」を用意。10000円以上の支援コースではリターンとして、サイトの“Thankyouページ”に名前が掲載されるという。支援者からは「これを機にクラシックが1人でも多くの人に理解されて、楽しんでくれるようになったら嬉しい」「確かに音楽文化の発展は大きな課題。息の長い活動になってほしい」「クラシック音楽に触れる喜びを広めたいから私も支援します!」「札幌の音楽界を盛り上げてください!!」と声援が贈られている。

 

地方それぞれの特色を生かした音楽企画は、必ずその土地に根付いて文化の発展につながるはず。札幌に根づいた芸術文化の隆興のためにも、プロジェクトの支援は重要な足掛かりになりそうだ。プロジェクトの成功を皆で応援しよう。

電球に埋め込むとは天晴れ……アメリカ人が脱帽したセキュリティーカメラ「LightCam」

カメラの小型化が進んで、屋内にも屋外にも様々な目的のセキュリティーカメラの設置が可能になりました。子ども部屋で寝ている赤ちゃんをリモートで確認できたり、裏庭に誰かが侵入していないかをモーションセンサー付のカメラで監視できたり、様々な場所で活躍しています。

 

しかし、セキュリティーカメラとして使う場合、パッと見て設置しているのが分かってしまうと元も子もありませんよね。カメラに撮影されていると分かっていて空き巣や窃盗を行う人はいないでしょう。そうかと言って、隠れた場所に電源を引いて、ちょうど良い角度でカメラを設置するとなると、かなり本格的な工事が必要になったり。そんな悩みを簡単に解決してくれるスマートなプロダクトがいま、Indiegogoで注目を集めています。

 

電球として設置できるセキュリティーカメラ「LightCam」

アメリカには売れそうなプロダクトを有名な一流投資家たちにプレゼンテーションする人気テレビ番組「シャーク・タンク」がありますが、Indiegogoで「シャーク・タンクに出演するべき!そしたら歴史を作れるよ」と大絶賛のコメントを受け取っているのが「LightCam」です。こちらの紹介ビデオを見ていただくとそのスマートさが一目瞭然。

本製品は、電球のソケットに差し込む形で電灯としても機能するセキュリティーカメラになっているのです。電源はソケットから供給されるので、追加の電源をひっぱる必要はなし。

 

電球部分は縦に伸ばしたり縮めたりすることができるので、使いたい場所やランプの形状に合わせて自然な大きさに調整することができます。

 

そして、ランプの下の部分には小さなHDカメラ(1080p)が備わっています。こちらのビデオではカメラがよく分かるように本体とは違う色が使われていますが、最終プロダクトではもっと目立たないデザインと色使いになるとのこと。

もちろん、カメラ部分は360度回転させることができ、伸ばして角度を変えることもできます。

 

人の視線の高さの電灯に忍ばせることも、天井から通常の電灯として吊るすことも可能。

電源を延長コードで持ってこないといけない場所でも、ランプの中の電灯につながっていれば、カメラのための電源だとは気付かれないでしょう。

本製品は既に存在するソケットに挿入するだけなので、屋内の部屋はもちろん、雨にも耐えられるので庭やベランダなど屋内、ガレージなどにも気軽に設置できます。

 

カメラを隠すという点でも優れていますが、インテリアやエクステリアの邪魔にならないという点でも有り難いですよね。

 

メモリを内蔵しており、最長で7日間の撮影を記録することができるそうです。もちろん、自分が利用しているクラウドサービスとつなげれば半永久的に撮影を続けることも可能。

 

モーションセンサーも備わっているので、カメラが動きを検知すればスマートフォンに通知を送ることもできます。また、赤外線ライトによる夜間撮影も可能なので、暗い場所や夜間でも大丈夫。セキュリティーデバイスとしての実用度が高そうですよね。

さらに、スピーカーとマイクも内蔵されています。玄関先に設置すれば訪問客とマイクを通して会話できるように設計されているのですね。「名案!」と絶賛される理由が分かります。

 

本製品に対するコメントには「このプロダクトの応用方法は数え切れないよ!」という声もあり、予約購入者たちがいかに興奮しているのかが伝わってきます。

 

料金は1つ1万1600円、2つセットで2万1000円ほどとなっています(発送料別)。発送は今年8月の予定。セキュリティを強化したいけど、大きな予算はないというご家庭には最適なデバイスです。

 

戦闘機・高級車で使われてきたヘッドアップディスプレイを愛車に搭載! ワイヤレスHUD「Hudly Wireless」が話題

ワイヤレス・ヘッドアップディスプレイ「Hudly Wireless」が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に登場。戦闘機や高級車などに用いられているHUD(ヘッドアップディスプレイ)に憧れる人は多いようで、目標金額を大きく上回る支援が寄せられた。

出典画像:ワイヤレス・ヘッドアップディスプレイ『Hudly Wireless』上陸!!」CAMPFIRE より

 

憧れのHUDを愛車に搭載!

HUDとは、視界を遮らない透明なディスプレイに情報を映す装置のこと。例えば車でカーナビの情報や速度計などを見るときはフロントガラスから視線を落とさなくてはいけないが、HUDがあれば視線を上げたままドライブに必要な情報が得られる。

出典画像:「ワイヤレス・ヘッドアップディスプレイ『Hudly Wireless』上陸!!」CAMPFIRE より

 

HUDは以前から戦闘機や一部の航空機などで使用されており、また1988年には自動車に初めて搭載された。以降高級車を中心にHUDが自動車業界でも採用されてきたが、一般自動車のユーザーにとってはまだまだ馴染みのない装置だろう。

 

そんなHUDをどの自動車にも搭載できるのが、今回注目を集めた「Hudly Wireless」。このディスプレイはiOSやAndroidとワイヤレスで接続でき、ドライバーのために最適化された専用のアプリを表示させることが可能。もちろんGoogle MapやWazeといった既存のナビアプリなどにも対応している。

出典画像:「ワイヤレス・ヘッドアップディスプレイ『Hudly Wireless』上陸!!」CAMPFIRE より

 

ディスプレイの解像度は「800×480」で、同クラウドファンディングの特設サイトによると「市販されたHUDの中で屈指の解像度」なのだそう。また30度の視野角をもつ1:1ディスプレイを採用しているので、どの角度からでもディスプレイの情報を確認できる。

 

さらにスマホの音声操作に対応させることで、ハンズフリーの操作性も実現。多機能なHUDを自分の車に搭載できるとあって、SNSなどでは「これは未来すぎる!」「ひたすら格好良い! 欲しい!」「ドラゴンボールのスカウターみたい」といった声が相次いだ。

 

24時間以内に支援金額が300%突破!?

気になるリターンは、「Hudly Wireless」本体や電源ケーブルなどのワンセットが割引価格で手に入るというもの。例えば2万8500円のコースでは、31%OFFの値段で同商品を購入できる。

 

そんな同クラウドファンディングは、募集開始から24時間以内に支援金額が目標金額の300%を突破。3月28日現在では目標金額50万円に対し、781%にあたる390万9500円もの金額が集まっていた。視界を遮らずに“頭を上げたまま”情報を確認できるヘッドアップディスプレイ。気になった人は、自分の愛車にも取り付けてみてはいかが?

SFの銃みたいだ! 山梨の町工場が男心をくすぐりまくるカメラ専用グリップを開発!

山梨のとある町工場が、カメラ専用グリップ「5Ax」でクラウドファンディングに挑戦。目標金額達成まではまだ届いていないが、多数の応援が寄せられている。

出典画像:「カメラをスタイリッシュに持ち歩こう! カメラ専用グリップ『5Ax』アルミ削り出し」CAMPFIRE より

 

スタイリッシュなカメラ専用グリップ「5Ax」

「5Ax」は2つのカメラを一体化させて持ち歩けるカメラグリップ。例えば小型のデジタルビデオカメラとコンパクトデジタルカメラを取り付けることで、わざわざ機体を持ちかえることなく動画と写真を撮影できる。

 

そんな同カメラグリップは銃のような形をしており、カメラを搭載する部分には小火器にスコープなどを取り付けるための台座“ピカティニーレール”を採用。これにマウントを介して、カメラを上下に2つ取り付けて使用する。

出典画像:「カメラをスタイリッシュに持ち歩こう! カメラ専用グリップ『5Ax』アルミ削り出し」CAMPFIRE より

 

また様々なカスタムパーツにも対応しており、一眼レフなどのハンドストラップやコンパクト3脚なども取り付け可能。スマートフォンをカメラとしてグリップに取り付けても面白いかもしれない。

出典画像:「カメラをスタイリッシュに持ち歩こう! カメラ専用グリップ『5Ax』アルミ削り出し」CAMPFIRE より
出典画像:「カメラをスタイリッシュに持ち歩こう! カメラ専用グリップ『5Ax』アルミ削り出し」CAMPFIRE より

 

今回のクラウドファンディングで集まった資金は、グリップ部分の精度向上や生産体制の強化、カメラグリップ専用アフターパーツの開発などに使用される。「5Ax」自体は製品化目前のところまで出来上がっているそうなのだが、同プロジェクトのオーナーにはまだまだ納得できない部分があるという。

出典画像:「カメラをスタイリッシュに持ち歩こう! カメラ専用グリップ『5Ax』アルミ削り出し」CAMPFIRE より

 

ちなみに現在開発中のアフターパーツには、「引き金式レリーズ」というアイテムも。これを取り付ければ、本当に銃の引き金を引くような操作で撮影が出来るようだ。見た目もスタイリッシュなカメラグリップに、SNSなどでは「望遠レンズをつけて使ったら銃みたいな形状になりそう」「こういうのちょっと欲しかった」「アクションカメラと親和性が高そう」といった声が。その形状に思わず心をくすぐられる人も少なくない。

 

目標達成まであと半分!

3月20日現在、同クラウドファンディングには15万5000円もの金額が集まっている。目標金額は32万円なので、まだまだ道半ばといったところ。募集終了までは残り54日とまだまだ時間は残されているが、目標金額に届かないと支援金がファンディングされないAll-or-Nothing方式でのプロジェクトなので予断は許されない。

 

そんな町工場の挑戦に、支援者からは「同じモノづくり業界で働いてるから、こういう素敵な試みは是非とも応援したい!」といった温かい声が。同クラウドファンディングのリターンは「5Ax」の本体などで、発送は7月が予定されている。気になった人は夏休みの行楽シーズンに、「5Ax」で写真を撮りまくってみてはいかが?

本のハンガー「Readme」にかかれば、本がたちまちインテリアに! 読書のある生活へようこそ

成長するためには本を読むことが大切です。読書の習慣を身につけたいと思っている社会人はたくさんいると思いますが、忙しい日々のなかで本を読むことは難しいもの。隙間時間があってもついついスマホをいじってしまいがちですよね。そんな方たちにおススメしたいのが「Readme」。Kickstarterでキャンペーンを成功させた注目の本棚インテリアです。

 

折り曲げたハンガーのような形のReadmeは、壁からぶら下げて広げると本や雑誌を収納してくれるラックとなります。

ラック部分は木材でできており、ハンガーになっている部分は本を置くと隠れてしまいます。本製品には引っ掛けるためのフックが必要。強い粘着力を持つシールでフックを作れば、壁に穴を開けずにオシャレなラックを設置できます。もちろん、釘やネジ、ドアノブなどに引っ掛けて使うことも可能。

 

自分の好きな位置に設置できるので、部屋のインテリアの調整にも便利です。ぽっかりと空いてしまった壁を好きな本や雑誌の表紙で埋めることができますね。

ベッドの横やデスクの側、トイレのなかなど、日ごろ目につく場所に読みたい本を置いておくことができます。自分の生活習慣に合った場所にラックを作ることで、毎日のルーチンに読書を組み込めるかもしれませんね。

 

子どもが宿題を忘れないためのドリル用の本棚にしたり、オフィスで配るパンフレットやカタログを載せるのにも良さそう。キッチンでよく使うレシピ本もすぐに手を伸ばして開ける場所に設置できます。

 

ハンドメイドでシンプル、かつモダンなデザインは、職場や自宅、カフェなど、どこにでも溶け込んでくれそうです。

Kickstarterのキャンペーンで成功したReadmeは、製作者のRafael Fernándezさんのウェブサイトで購入することができます。価格はナチュラルカラーが約8200円、ブラウンが約9200で、色/サイズは要望に応じて調整可。文庫本サイズにしてもらったり、大判の写真集の大きさで作ってもらってアートのように飾ったり、色々と想像が膨らみますね。

 

今年4月に発送予定とのこと。ミニマリスティックなインテリアにちょっとした個性を付け加えたい人にはピッタリのアイテムです。ついでに読書習慣も身につくかもしれません。

 

春ですが、とんでもないダウンジャケットが出てきました。16もの機能を持つ「GIGA」

テクノロジーの進化によって、これまでできなかったことを可能にしてくれるデバイスが次々と世に現れていますね。そんなデバイスの普及と合わせて、これまで私たちが使っていたプロダクトもドンドンと進化を進めています。Kickstarterで目標資金の2倍以上を集めて話題になったジャケット「GIGA」は、複数のデバイスを持ち歩く現代人にとってありがたい機能が16個も詰め込められた高機能ジャケットの極みとなっています。ちょっとしたカバンの代用になってしまう上着なのです。

羽毛のダウンジャケットに消費者が求めていたのは暖かさでしたが、いまや温かいのは当たり前。デザインの良さだけではなく、機能性を売りにしている物もあります。そんななかでGIGAがとことん追求しているのは便利さです。

 

ジャケットの内ポケットは、旅行のときにイヤホンやパスポートなどを入れるのに便利ですが、GIGAはそのポケットの数がハンパじゃありません。

 

まずは通常の内ポケットとは別にパスポート用のポケットがあります。そして、飛行機をよく使う人にとってありがたいのが、飛行機の搭乗券を入れるためのポケット。搭乗券はパスポートや財布よりも長くなっており、市販のジャケットの内ポケットに入れると、どうしても飛び出してしまいますが、これならポケットにちゃんと収まり、パッと取り出せます。

内ポケットの横にはペンを1本だけ入れられるポケットが付いており、ポケットの中で横に倒れてしまうことがないのでサッと取り出せます。そして左側にはスマートフォンを収納するためのポケットもあり、外側が透明になっています。簡単な操作であれば取り出さずにそのままスクリーンをタッチできるようになっているのですね。

背中部分にもポケットが付いていて、タブレットを収納することができます。「ここまでするか!」と呆れてしまうほどの収納力ですね。

 

さらに、ジャケット自体を丸めてクッションとして使うことも可能。空港のラウンジなどで横になりたいときに枕として使うこともできます。ここまで来るとジャケットというよりは「着られるカバン」に近いですよね。

本製品はポケットがたくさんあるだけではありません。イヤホンをケーブルに通すループやサングラスをかけておけるループもあり、デバイスやアクセサリーの着脱も気軽にできるようにデザインされています。

このジャケットは収納機能だけが素晴らしいわけではありません。ジャケットの機能性が高いことも注目です。フードの内側には薄手のマフラー状の記事が収納されており、必要に応じて首を寒さから守ることが可能。ジャケットの詰め物も合成繊維ではなく本物の羽毛です。

同様にマスクも飛び出します。手首から風が入らないように、袖にはスリーブ機能も追加できます。

睡眠用のアイマスクも隠されており、至れり尽くせりのダウンジャケットですね。複数のデバイスを抱えて飛行機で移動する人たちを念頭に置いて作られていることがよく分かります。

 

GIGA はKickstarterでのキャンペーンが完了した現在、Indiegogoで予約購入をすることができます。お値段は1つ約1万3700円。2つセットの場合は約2万5300円となっています(配送料別)。発送は今年9月の予定(Kickstarterでの予約者にも今年9月に届く予定)。コメント欄には「デザインもコンセプトも気に入った!」という興奮の声が書き込まれています。どんな着心地なのか、ユーザーの声が楽しみです。

「スニーカーに履かせる雨具」とは参りました。日本発「Rain Socks」が世界の足元を変えそう

アメリカで始まったクラウドファンディングのなかには日本発のプロダクトがあります。昨年、東京を拠点にするクリエイターは、尻尾が動く癒し系クッション「クーボ(Qoobo)」をKickstarterに出品し、アメリカの多くのテック系メディアで取り上げられました。そんなクーボの成功に続いたのが日本発の「Rain Socks」。スタイリッシュなデザインと機能性が評判となり、シンガポール、イスラエルやアメリカなど世界各地の人々が絶賛しています。

 

Rain Socksはスニーカーに直接かぶせることで、靴が濡れたり汚れたりするのを防ぐ世界初のスニーカー用雨具です。これを使えば、雨が降ったときに靴を履き替える必要がなくなります。

本製品はただの薄いゴム生地なので、使わないときはカバンや机の引き出しのなかに忍ばせておくことができます。また、天然ゴム素材のラテックスが底の部分に使われているので、繰り返しの使用にも耐えられるとのこと。

何より嬉しいのはスタイリッシュなデザイン。Rain Socksを知らない人が街中でこれを使っている人を見かけたら、「そんな雨靴があるのかな?」と思ってしまいそうですよね。

 

Kickstarterでは1つ1130円、3つセットで3400円(配送料別)で予約を受け付けていました。発送は今年の5月を予定しているとのこと。ユーザーたちの感想を聞くのが楽しみですね。

Rain Socksを開発しているONFAddは、風呂敷や布団といった日本の伝統的なプロダクトが持つ「移動性」に注目し、スタイリッシュかつ便利なプロダクトをたくさん発表しています。

 

ジャケットのなかに忍ばせるラップトップ用のバックパックや、広げると布団のようにそのまま寝られる寝袋、ミニマルな財布など、ノマド生活と相性が良さそうなアイテムがたくさんあります。

 

他にも日本の伝統的な価値観、デザインを活かしたプロダクトが次々とクラウドファンディングを通して世界に発信されています。GetNavi webでも紹介された癒し系クッション「Qoobo」や今回の「Rain Socks」などは、製品の特徴や機能を英語とビデオを使って分かりやすく、かつクールにプレゼンテーションしているところに成功の秘訣がありそうです。

 

これまでのKickstarterで人気となった日本発プロダクトを眺めてみても、現代のライフスタイルに日本の伝統技術や美的感覚をうまく融合させたものを英語で的確にマーケティングしているものが目立ちます。

例えば、福岡発の「Haori Cup」(写真上)は、日本の波佐見焼の湯呑みに博多曲物による木材のホルダーを付けたプロダクトなのですが、ホルダー部分が欧米でも馴染みのある「スリーブ」に見えるデザインになっています(スリーブは日本でもスターバックスなどの登場で増えました)。このようなアイデアで海外の消費者に「親しみ」を持ってもらうことが、成功の一因になっているのでしょう。

 

Kickstarterが昨年に日本語対応を開始し、参加する敷居も低いことから、このようなプロダクトはこれから増えることが予想されます。日本のモノづくりの新機軸になるかもしれません。私たちとしては日本発の製品が世界のクラウドファンディングを席巻する日をいつか見てみたいですね。

 

「グレンリベット18年」にぴったりな料理は? 「ウイスキー本」のクラウドファンディングに大注目!

出版・広告制作会社フォーギブの代表・小笹加奈子が、「ウイスキーの良さを知ってもらう本(仮)」の刊行を目指してクラウドファンディングに挑戦。ありそうでなかったウイスキー本の刊行プロジェクトに注目が集まり、多額の支援金額が寄せられている。

出典画像:「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」CAMPFIRE より出典画像:「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」CAMPFIRE より

 

ウイスキーの楽しさが凝縮されたスタートアップガイド

「ウイスキーの良さを知ってもらう本(仮)」は、ウイスキー文化研究所認定ウイスキー講師の倉島英昭と藤井達郎が監修を務めるウイスキー本。普段はウイスキーに馴染みのない人でもボトルごとの個性や飲み方などを理解でき、楽しみ方がわかるそうだ。

出典画像:「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」CAMPFIRE より出典画像:「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」CAMPFIRE より

 

例えば「初めてのボトル選びまでのガイド」では、ウイスキーを製造している蒸留所やオーナー会社が自社で商品化している「オフィシャルボトル」を中心にその魅力を紹介。「角瓶(サントリー)」のようなリーズナブルに提供されている「ブレンデットウイスキー」についても掲載されており、初心者の人がお気に入りの“1本”を見つけられる。

出典画像:「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」CAMPFIRE より出典画像:「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」CAMPFIRE より

 

またウイスキーとフードの組み合わせについても解説。店での注文や家庭で楽しむ時などに役立つ、「ペアリング(マリアージュ)」のページも作られるという。ちなみに同クラウドファンディングの特設サイトによると、小笹が最初に感動したのは「グレンリベット18年」と「オレンジコンフィ」の組み合わせだそうだ。

 

そんなウイスキー本出版のプロジェクトには、「最近ウイスキーを飲み始めたからこの本で是非勉強したい!」「本を読みながらウイスキーを飲む日を楽しみにしてます」「この本をきっかけにウイスキー文化がもっと広がって欲しい!」といった声が続出。ウイスキーブロガーたちも次々とブログで紹介し、見事目標金額の120万円をクリアした。

 

そこで同クラウドファンディングは、200万円という新たな目標金額を設定。達成した暁には「紹介するオフィシャルボトル数」「ウイスキーとフードのペアリングページ」「日本のウイスキー蒸留所ガイド」を増やすとのこと。当初の80万円増しにあたる金額だが、募集終了まで23日を残した2月28日現在で166万3700円もの支援金額が集まっており、目標達成は時間の問題かもしれない。

 

2017年にもっとも飲まれたウイスキーは?

ちなみに日本最大級のバー&ウイスキー愛好家アプリを運営する「ハイドアウトクラブ」は、アプリに投稿されたウイスキーを集計して「2017年にもっとも飲まれたウイスキーランキングTOP100」を作成。今年の1月11日に結果が発表された。

 

これによると上位3つは「アードベッグ(3位)」「ラフロイグ(2位)」「ボウモア(1位)」と、強烈な香りをもつ酒が多い「アイラウイスキー」が独占。そのほかにもボトルによって様々な特徴があるウイスキーだが「ウイスキーの良さを知ってもらう本(仮)」にはどのような商品が掲載されているのか、初心者のみならずウイスキー愛好家の人もチェックしてみてはいかが?

「食べないでくだパイン」 60年以上の歴史を持つ「パインアメ」がリップクリームになって登場!?

60年以上愛されて続けてきた「パインアメ」がリップクリームとなって登場。クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売を開始して、年代を問わず注目を集めている。

出典画像:「あの『パインアメ』がリップクリームに!?関西発☆デリシャスリップ【先行販売】」Makuake より出典画像:「あの『パインアメ』がリップクリームに!?関西発☆デリシャスリップ【先行販売】」Makuake より

 

「パインアメ」をリップクリームで再現!?

出典画像:「あの『パインアメ』がリップクリームに!?関西発☆デリシャスリップ【先行販売】」Makuake より出典画像:「あの『パインアメ』がリップクリームに!?関西発☆デリシャスリップ【先行販売】」Makuake より

 

今回話題になったのは「パインアメリップクリーム」という商品。甘酸っぱくてジューシーな「パインアメ」のフレーバーがリップクリームで再現されており、まるで「パインアメ」をなめるかのような塗り心地。さらに見た目や香りのユニークさだけでなく、しっかりと唇を守ってくれる保湿力も兼ね備えている。

 

非常に美味しそうで魅力的なリップクリームだが、「Makuake」の特設サイトには「食べないでくだパイン」と注釈が添えられており食べられない模様。しかし子どもから大人まで慣れ親しんでいる「パインアメ」のリップクリームに、ネット上では「家族全員パインアメ大好きだからこれは嬉しい!」「パインアメの味で唇を潤したい」「すっかりおじさんになっちゃったけど、この年で初めてクラウドファンディングに参加してみた」「子どもの頃からパインアメ大好きだから速攻で購入」といった声が相次いだ。

出典画像:「あの『パインアメ』がリップクリームに!?関西発☆デリシャスリップ【先行販売】」Makuake より出典画像:「あの『パインアメ』がリップクリームに!?関西発☆デリシャスリップ【先行販売】」Makuake より

 

さらに同クラウドファンディングのリターンには「パインアメマスキングテープ」のほか、パイン株式会社公式Twitterの“中の人”として知られている係長マッキーが描き下ろしたポストカードも登場。2888円コースを支援すると、パインアメのオリジナルデザインTシャツも購入できる。

 

こちらもファンの注目を集めており、支援者からは「マスキングテープも可愛くて最高!」「Tシャツ届くの楽しみ!」といった声も。同プロジェクトは募集開始から数時間で目標金額8万8888円を達成。2月26日現在では87万9552円もの支援金額が寄せられている。

 

「パインアメ」の独特な愛され方

パインアメはこれまでも様々な関連商品が作られており、人々を驚かせてきた。例えば2016年にはパインアメをバームクーヘンで再現した「パインバウム」が登場。そして2017年5月には「パインアメ味のポテトチップス」がリリースされ、「一体どんな味がするんだ…」「興味あるけど怖い」「パインアメも美味しいしポテチも美味しいから美味しいのでは?」と大反響を呼んだ。

 

また本家パインアメも話題性では負けておらず、2017年3月にパイン株式会社公式Twitterが「オーケストラな方々ならマウスピース的にパインアメを鳴らせる方もいらっしゃるのではないか…」とツイート。これに「日本フィルハーモニー交響楽団」や「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」といった楽団が次々と反応して、所属奏者がパインアメで音を鳴らす動画がTwitterに数多く投稿されている。

 

日本人の生活に浸透して、独特な愛され方をしているパインアメ。今度はどのような新企画で、ファンを楽しませてくれるのだろうか。

仙台高専の在校生がInstagram超えのSNSを開発!? CAMPFIREの「Hello world project」が斬新

高等専門学校生の“ものづくり”を支援する「CAMPFIRE」のクラウドファンディングサービス「Hello world project」が、第2弾となるプロジェクトをスタート。「仙台高等専門学校」(以下、「仙台高専」)が開発を進める新しい「コミュニケーションアプリ」の支援を募った。

出典画像:「【仙台高専発スタートアップ】グループSNSでInstagramを超えます!」CAMPFIRE より出典画像:「【仙台高専発スタートアップ】グループSNSでInstagramを超えます!」CAMPFIRE より

 

グループSNS「Plink」とは?

出典画像:「【仙台高専発スタートアップ】グループSNSでInstagramを超えます!」CAMPFIRE より出典画像:「【仙台高専発スタートアップ】グループSNSでInstagramを超えます!」CAMPFIRE より

 

今回プロジェクトに挑戦するのは、「仙台高専」の在校生トリオ。生産システムデザイン工学専攻1年の山崎泰晴をチームリーダーに据え、筋肉系プログラマー・鈴木公章、英語に堪能な翻訳者・渡邊友章といった面子が揃った。

 

彼らが開発しようとしているアプリは、グループSNS「Plink」。「People link, Plus link(人の繋がりをもっと大切に)」というコンセプトのもとで開発されるアプリで、SNSに画像を投稿する際の「撮る・作る・投稿する」という工程をグループで共有できる。

 

しかしなぜ彼らは「Plink」の開発に乗り出したのだろうか。「CAMPFIRE」の特設サイトによると、近年はSNSの進歩によりネット上のコミュニケーションが促進されているが、友達やカップルといった“小さなコミュニティ”の繋がりは薄れているという。例えば画像の撮影や加工を個人で行うInstagramなどのSNSでは、デート中でもカップルが各々のSNSに写真を投稿することに没頭して会話が少なくなりがちに。

出典画像:「【仙台高専発スタートアップ】グループSNSでInstagramを超えます!」CAMPFIRE より出典画像:「【仙台高専発スタートアップ】グループSNSでInstagramを超えます!」CAMPFIRE より

 

そこに目をつけた「仙台高専」トリオは、写真を投稿するまでの過程を“狭いコミュニティで”共有できる「Plink」を作ることに。同クラウドファンディングでは、「東京進出するための資金」と「会社登記のための費用」に利用するスタートアップ費用として、50万円の目標金額を設定した。

 

2月21日時点では目標金額の10%にあたる5万3000円しか支援が寄せられていないが、募集終了までは残り18日あるので、今後の展開にも注目していきたい。

 

過去の「Hello world project」

ちなみに「Hello world project」の第1弾には、イノシシ狩りを超効率化する「IoT罠」が登場。「木更津工業高等専門学校」の3年生が中心となって進められたプロジェクトだが、SNSなどでは「面白い発想だと思う。実際に田舎の農家にとってイノシシの存在は死活問題」「色々とツッコミ所はあるけど、学生が問題解決に向けて頑張ってるのは素敵だと思う」との声が。目標金額を20万円に設定し、見事50万3000円もの金額を集めた。

 

“モノづくり”に関しては国内最高峰の教育機関である高等専門学校。そんな彼らの技術を発信している「Hello world project」は、これからも多くの斬新なプロジェクトを見せてくれるかもしれない。

NASAの特殊繊維と防弾チョッキ素材を採用!? 車もけん引できる充電ケーブルが話題

クラウドファンディングサイト「Makuake」に、とにかく頑丈な充電ケーブル「ウルトラケーブル」が登場。驚きの頑丈さに注目が集まり、多額の支援が寄せられている。

出典画像:「『軍用素材』+『防弾チョッキ素材』= 車も余裕で引っ張れる急速充電ケーブル登場!」Makuake より出典画像:「『軍用素材』+『防弾チョッキ素材』= 車も余裕で引っ張れる急速充電ケーブル登場!」Makuake より

 

NASAの「特殊繊維」と「防弾チョッキ素材」で頑丈さを追求!

 

出典画像:「『軍用素材』+『防弾チョッキ素材』= 車も余裕で引っ張れる急速充電ケーブル登場!」Makuake より出典画像:「『軍用素材』+『防弾チョッキ素材』= 車も余裕で引っ張れる急速充電ケーブル登場!」Makuake より

 

「ウルトラケーブル」は、これまで様々な“頑丈すぎる”スマートフォン用アクセサリを世に送り出し、世界中を驚かせてきたX-ONEブランドの製品。今回、X-ONEはスマートフォンを充電するためのケーブルに、なぜかNASAで使用している“ベクトラン繊維”や“防弾チョッキ素材”を採用。そのほか超耐久性の金網など数多くの素材を折り重ね、より強固なケーブルを目指した。

出典画像:「『軍用素材』+『防弾チョッキ素材』= 車も余裕で引っ張れる急速充電ケーブル登場!」Makuake より出典画像:「『軍用素材』+『防弾チョッキ素材』= 車も余裕で引っ張れる急速充電ケーブル登場!」Makuake より

 

その結果、“車”をけん引できるほどの充電ケーブル「ウルトラケーブル」が完成。「Makuake」の特設サイトには様々な実験動画が掲載されているのだが、これによると車に「ウルトラケーブル」を繋いで手で引っ張ったり、車と車を繋いで引っ張ることもできるそうだ。

 

また頑丈さに余程自信があるのか、同製品にはもれなく「製品2年保証」が付与されるとのこと。万が一「ウルトラケーブル」が断線してしまった場合でも、購入から2年以内であれば無償で新品と取り替えてもらえる。

 

ひたすら頑丈さを追求した充電ケーブルの登場に、ネット上では「やっぱ充電ケーブルは強度が大事だよね! いざという時は車も引っ張らなくちゃいけないし」「まさに漢(おとこ)」と面白がる声が続出。なかには「これまで数多くのケーブルを切ってきたからこれは助かる!」「これで年に一回の恒例行事になってたケーブル交換からようやく解放されるのか」と喜ぶ人も。

 

ちなみに“充電機能”のほうも優れているようで、通常の2倍速い「高速充電」にも対応。さらに「Apple」が定める性能基準を満たした「MFi認証」も取得しており、「iPod」や「iPhone」、「iPad」といった商品との完全な互換性を備えている。

 

募集開始からたった5時間で目標金額をクリア!

「Apple」製品だけでなく、「Micro USB」や「Type-C」といった規格にも対応している「ウルトラケーブル」。そんな同商品には様々なスマホユーザーから支援が寄せられ、募集開始からたった5時間で目標金額の30万円を達成した。その後も支援者が殺到し、2月16日現在では目標金額の227%に当たる68万2178円もの支援金額が。募集終了まではまだ69日も残されているので、今後もさらに金額を伸ばしていきそうだ。

 

同クラウドファンディングのリターンは、「ウルトラケーブル」を割引価格で購入できるというもの。ケーブルの長さは「1.5m」「2m」「3m」の中から選べるほか、カラーバリエーションも「ブラック」「シルバー」「ピンク」「ゴールド」などが用意されている。あまり無茶な使い方は避けた方が良さそうだが、気になった人は一度その頑丈さを体感してみてはいかが?

「これが今流行りの“フォトジェニック”ってやつか」 恐ろしすぎる製氷器「足氷」がついに完成

以前からSNSで話題になっていた恐ろしすぎる製氷器「足氷」がついに完成。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で先行発売が開始され注目を集めている。

出典画像:「ユニークな形の足型アイストレー『足氷』 CAMPFIRE先行発売!」CAMPFIREより出典画像:「ユニークな形の足型アイストレー『足氷』 CAMPFIRE先行発売!」CAMPFIREより

 

「犬神家の一族」のアレを再現できる製氷器

「足氷」とはその名の通り、脚部のような形をした氷を作ることが出来るアイストレー。考案したのは、以前もリアルすぎる魚型のケース「魚ケース」を手掛けた妄想工作所の乙幡啓子で、キャビネットと再びタッグを組み開発した。

出典画像:「ユニークな形の足型アイストレー『足氷』 CAMPFIRE先行発売!」CAMPFIREより出典画像:「ユニークな形の足型アイストレー『足氷』 CAMPFIRE先行発売!」CAMPFIREより

 

しかしユニークな見た目と反して、「足氷」の開発には様々な困難が。まず構想の段階で約3年かかり、その後製造を引き受けてくれる工場を見つけるも「水がシリコン型から漏れて氷が作れない!」「足が折れる!」「バリができる!」という様々な問題が噴出。製作が難しすぎたため、2回も工場に生産を断られたという。

 

そのほかにも数多くの壁にぶつかりながら、2017年3月にはついにキャビネットのTwitter公式アカウントが試作品で作った氷を公開。そのツイートの動画にはグラスに逆さまの状態で入れられた脚部型の氷が映っており、SNSなどでは「どう見ても犬神家の一族…」「犬神家の名シーンにしか見えない」「これがやりたかっただけだろ(笑)」との声が。金田一耕助シリーズの「犬神家の一族」に登場したスケキヨが湖で逆さになっているあのシーンだと大きな話題になった。

出典画像:「ユニークな形の足型アイストレー『足氷』 CAMPFIRE先行発売!」CAMPFIREより出典画像:「ユニークな形の足型アイストレー『足氷』 CAMPFIRE先行発売!」CAMPFIREより

 

そんな「足氷」が開発着手から2年6カ月の期間を経てついに完成。CAMPFIREのリターンという形で先行発売を行い、支援者からは「待ってました! 届いたら足氷作りまくります!」「一目見た時から運命を感じていたので支援しました」「今から市場に量産された『足氷』が出回るのが楽しみです」と歓喜の声が相次いでいる。

 

またCAMPFIREで初めて「足氷」を知った人も多いようで、SNSなどでは「なんだこれ…」「見た目が怖すぎるけどちょっと欲しいかも」「これでグミとか作ったらヤバいものが出来そう」「これが今流行りの“フォトジェニック”ってやつか」といった声が。斬新すぎる製氷器の登場に驚きを隠せないようだ。

 

リターンにはCAMPFIRE限定の“紅白カラー”も?

大注目の同クラウドファンディングには多額の支援金が寄せられており、目標金額の11万1111円は7時間半で達成。2月19日現在では、353人のパトロンから125万1110円もの金額が集まっている。

 

リターンは「足氷」を割引価格で手に入れられるというもので、例えば3500円コースでは定価1200円の「足氷」3つを10%OFFの値段で購入可能。さらにCAMPFIRE限定の“紅白カラー”が手に入る3000円コースも用意された。「紅白カラーである意味ってあるのか(笑)」とのツッコミもあるが、せっかくなので特別な「足氷」を手に入れてみてはいかが?

「真空パック」が手の平デバイスで! 料理も保存もはかどる密封ガジェット「Air Lock Vacuum Sealer」

 

料理するときに真空にして調理したいものってありますよね? 例えば、ローストビーフとか。もしくは、一度に使い切れない食材や料理を小分けして空気をなるべく抜いて、冷凍したいことってありますよね? 特に肉は傷むのが早いので、買ったらすぐに小分けして冷凍したいもの。ここで役に立つのが小分け用の保存袋。この分野では旭化成のジップロックが有名ですね。

 

しかし、海外にはそれを超えるかもしれない新しい保存袋があります。それは、現在Indiegogoで絶賛販売中の「Air Lock Vacuum Sealer」です。

名前から分かるように、本製品は真空パックになるアイテム。一般的なジッパー付き保存袋と同様に口を開けて食品を入れ、プチプチと袋の口を閉じ、付属のバキュームデバイスで内側の空気を吸い取る仕組みです。

 

これまでも真空パックを作るデバイスはいくつか発売されてきましたが、デバイスが大型だったり、操作が大掛かりだったりして、「一家に一台」というものはなかなか見つかりませんでした。

 

本製品は違います。デバイスも手のひらに納まるくらい小型。USBで充電できるので電池も不要。丈夫かつ再利用可能な袋。これら全部がセットになって2000円以下という手軽な価格設定になっているのです(袋は4つ付/配送料金は別途)。

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何よりうれしいのは、その簡単な操作方法でしょう。デバイスを袋に着いた吸引口に押し付けるだけで15〜30秒ほどで空気を抜いてしまいます。シリアルやおせんべいなどが湿気で柔らかくなるのを防ぐのにも最適。容量は1ガロン(3.8リットル)と大きいので助かりそうです。

 

ジッパー付き保存袋をウェブで検索すると、「キッチンテーブルの角を使って空気を抜く方法」や「水に沈めると空気が簡単に抜ける」「ストローで空気を抜く」といったアドバイスがたくさん見つかり、多くの人が空気を抜こうと努力しているのがよくわかります。

 

というのも、ジッパー付き保存袋に入れる目的は空気に触れて食品が酸化してしまうのを防ぐため。空気でパンパンに膨らんだジッパー付き保存袋では、場所を取るやら保存期間も短いやらで本末転倒なわけです。また、空気を抜かずに肉を冷凍庫に入れて保存しても、いざ使おうと思ったときに霜がいっぱいについて味も落ちてしまいます。

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その点で本製品は優れています。本製品は米Amazonでも販売されており(正規価格は約2800円、袋10枚のみを約1100円で購入可)、「保存や肉のマリネに最適」「汁漏れや空気抜けがなく何度も再利用できた」「お気に入り!」とポジティブな書き込みがたくさんあります。問題点がないわけでもなく、「スイッチが簡単にONになってしまうので、カバンのなかでONになってしまった」「空気を抜くのに思ったより時間がかかる」といった声も書かれています。

 

でも、これがあれば、週末に1週間分の晩御飯を調理して冷凍保存しておいたり、肉を大量に購入して長期保存したりするのも一気に楽になりそうです。急な飲み会の誘いや外食で自炊のスケジュールが狂ってしまったり、いざ自炊をしたい時に食材がなかったり、社会人には自炊習慣を阻む様々な障害がありますが、「Air Lock Vacuum Sealer」で小分けの長期保存ができるようになれば、それもうまく解決できそうです。

「メールが届いたよ」E-Mailのように、「リアルの郵便物」が届いてもスマホ通知してくれるデバイスは期待半分不安半分

郵便物や宅配便の受け取りは、せっかちな現代人にとって悩みの1つ。「今日届くはずなんだけど、届いてるかな……」と期待しながら郵便箱を覗きに行くという経験は誰にでもありますよね。玄関に郵便物が入れられる人は簡単にチェックできますが、マンションなどの集合住宅や郵便箱が外にある家はポストを見に行くだけでもちょっと面倒。何度も見に行くのは億劫です。「郵便物がポストに届いたらスマホに通知してくれたらラクなのに。そんなガジェットはないかな……」

 

そんなガジェットはKickstareterにありました。その名も「Mynder」です。スマートフォンがあれば誰でも簡単に使えるこの製品は現在、同クラウドファンディングでキャンペーンを行っています。いまのところ一部の人にはウケているようですが、資金を調達できるかどうかは分かりません。

 

本製品の仕組みは簡単です。まず、センサーが付いた小さなデバイスを自分の郵便箱の中に設置します。そのデバイスは郵便物が箱の中に入れられる瞬間を検知して、ユーザーのスマートフォンにメッセージまたはメールで通知してくれます。

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誰でも簡単に使えて、「日常の面倒な郵便物の確認を減らす」という目的にフォーカスしているMynder。ハードウェア自体にはプリペイドのSIMカードを装着するようになっており、携帯電話の電波が届く所であれば、どこでも機能します。細かいWi-Fi設定や面倒な年間契約などは一切必要なし。アプリをダウンロードする必要もなく、プリペイドの残額が足りなくなれば金額を追加するだけです。そうすれば、世界中どこにいても通知を受け取ることができるのです。

メッセージ形式だけでなく、電話をかけて音声メッセージでの通知も行ってくれるので、機械が苦手な家族のために購入してあげても良いかもしれません。

 

バッテリーは1回の充電でなんと1年間も持続するとのことなので、ありがたいですね。

 

開発したJames Mallettさんはカナダ在住。冬になると軒先に雪が大量に積もるそうです。雪のなか少し離れた郵便箱を見に行くために雪の山を一生懸命ショベルでどかして、ふたを開けたのに郵便物はなし。そんな虚しいことが毎週のように続くのに疲れて、このプロダクトを思いついたとか。

 

 

Jamesさんのような場合でなくても、「郵便箱を見に行ったけど、すでに家族が取りに行っていた」ということは私たちにもよくありますよね。Mynderは複数のユーザーに通知を送ることもできるので、そのようなことも防げそうです。

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現在キックスターター上で資金獲得キャンペーンを実施中。いまなら1つ6800円ほどで予約購入可能(日本への発送は約1700円の発送料が必要)。今年10月に発送予定となっています。

 

キャンペーン終了まではまだ1か月以上ありますが、資金獲得は苦戦している模様。コメント欄には「私は郊外によくある郵便箱を使っているけど、これは長い間悩まされてきた問題を解決してくれる良いプロダクト!」といった声が書き込まれています。確かにテクノロジーが発達した現代において、何度もポストを見に行くということはアナログかもしれません。

 

ただし、都市部では必要のないチラシが多かったり、あまり興味を惹かないキャンペーンハガキがガンガン入ってきたりと、本当に必要な手紙や書類よりもジャンクメールが多いのも実情。両者を区別できる、もう一歩進んだ機能がないと、E-Mailのように迷惑メールだらけになってしまうかも。そのあたり、上手い活用方法ができれば、便利なガジェットとして普及していくかもしれません。

“収納”に能力を全振りしたバックパック「Makers Backpack」が日本上陸! 多機能バックパック戦国時代で生き残れるか?

快適収納を叶えてくれるマルチバックパック「Makers Backpack」が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で日本先行販売を開始。ノートパソコンや周辺機器を持ち歩くのに最適なバックパックなのだが、目標金額達成までには予断を許さない状況だ。

出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より

 

「入れる」と「取り出す」を追求したバックパック

出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より

 

同プロジェクトに挑戦したのは、技術力の高い海外の企業の製品を取り扱っている「ヤベツジャパン」。今回は韓国のプロダクトメーカー「GIGL」と契約を結び、彼らが開発した「Makers Backpack」をクラウドファンディングという形で紹介した。

 

「Makers Backpack」はとにかく“収納”にこだわったバックパックで、“前面”と“背面”に異なる荷物を収納可能。まず前面には15.4インチ以下のノートパソコンを収納できるスペースや、小物類を整理するのに最適なたくさんのポケットが。また全面はフルオープンにできるので、取り出すときもカバンの中を漁る必要はない。

出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より

 

そして背面には自由に動かすことのできる仕切りがあり、衣類などの旅行用具をしまうのにうってつけ。ゴム製のネットも備えつけられているので、ちょっとした小物もしっかり納められる他、ファスナーが180度開くのでスーツケースのように使用することも可能だ。

 

「入れる」と「取り出す」を追求してきた「GIGL」ならではの収納能力だが、専用マルチポーチをつけることでさらに収納が快適に。ペン挿しやツール挿しのほか、ジッパーつきの袋が2つついており、小さな道具をまとめてしまうことができる。ちなみにこのマルチポーチはリターンとしても用意されており、1万7570円以上のコースを支援すると入手可能。

出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より

 

また「Makers Backpack」には水筒や傘などを固定できるちょっとしたスペースや、貴重品を保管出来る隠しスペースも搭載されている。ひたすら収納を突き詰めたバックパックに、2月8日時点で17万1010円もの支援金額が。しかし目標金額が30万円なのに対し、募集終了まではあと18日。まだまだ十分達成可能だが、ギリギリ届くかどうかといった状況だ。

 

多機能バックパックの戦国時代に突入!?

近年「Makers Backpack」のような多機能バックパックが続々と登場しており、ガジェットファンの間で密かに注目されている。例えば「Bobby」というバックパックは内部にバッテリーを搭載しており、USB充電ポートからスマートフォンなどの充電が可能。海外のクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で注目を集め、「バックパックに充電機能をつけるという発想は素晴らしいと思う」「デザイン性も抜群でとても気に入っている」との声が寄せられていた。

 

またバックパックにもIoT(Internet of Things)技術の波がきており、昨年はスマートフォンと連動させることで様々な機能を発揮するバックパック「BACKPAIX」が日本に上陸。こちらは専用のスマホ用アプリで設定すると、紛失防止アラーム機能や、自転車用の“ウインカー”機能をバックパックに搭載できる。

 

急速に進化している多機能バックパックの中で、ひたすら“収納”を突き詰めた「Makers Backpack」はどのように受け入れられるのか。今後の展開にも注目していきたい。

「ここまで進化してるの?」 3Dプリント、レーザー彫刻、CNC彫刻がオールインワンになったコンパクト工房「MOOZ」に大注目

3Dプリント、レーザー彫刻、CNC彫刻がオールインワンになった「MOOZ(ムーズ)」のクラウドファンディングがMakuakeに登場。自宅が工房になる画期的なプロダクトに支援者が続出している。

出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより

 

自宅が工房になる「MOOZ」!

高品質なアルミニウム合金を使用した筐体がカッコいい「MOOZ」の外形寸法は、285×285×318mm。コンパクトサイズのため、デスクにも置くことができる。またヘッドを交換するだけで機能を切り替えられるので、様々なツールを購入するより手軽にアイデアを形にすることが可能。本体はモジュール型デザインなので、簡単に組み立てられるのもうれしいポイントだ。

出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより

 

肝心の機能面も充実。高水準の工業用リニアガイドウェイが搭載されているため、印刷時の振動を最小限に抑えられる。また高精度モーターも搭載されており、最大0.005mmの精度で様々なプリントが可能に。3Dプリンティングのヘッドはレイヤー精度0.05~0.3mmを誇り、CNC彫刻は木材やプラスチック、PCBボードなど非金属製品であれば対応できる。さらに、パワフルなレーザー彫刻ヘッドは文字のプリントだけでなく、ロゴの彫りつけや食品彫刻もできるという。

出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより

 

世界で最も権威のあるデザイン賞の一つ“iF DESIGN AWARD”を受賞したスタイリッシュな「MOOZ」に、SNSなどからは「とても夢があるな!」「はっ? えっ? なにこれめっちゃ欲しい」「よくわからないけどすごい! 昨今のプライベートな3Dプリンターってここまで進化してるの?」といった声が上がっている。

 

お買い得に買える今が狙い目!?

「MOOZ」のクラウドファンディングには多くの支援金が寄せられており、残り49日(2月8日時点)を残して目標金額50万円の209%である約105万円の支援金額が寄せられている。

出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより

 

リターンは「MOOZ」を安く手に入れられるというもので、「Mooz-1本体」「3Dプリンティングヘッド」「レーザー彫刻ヘッド」「CNC彫刻ヘッド」「コントロールパネル」「フィラメント」がセットになった“MOOZ-2Z”は7万9800円ほど。すこし高いと思うかもしれないが、一般販売予定価格は9万9336円、各種ヘッドだけでも1万9800円なのですべて揃うセットはおトクかもしれない。

出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより出典画像:「3Dプリント、レーザ彫刻、CNC彫刻がオールインワン! コンパクト工房『MOOZ』」Makuakeより

 

ほかにも「シングルZ軸セット(本体)」「3Dプリンティングヘッド」「コントロールパネル」「フィラメント」がセットになった“MOOZ-1Z 基本セット”5万9800円(一般販売予定価格7万5384円)などが用意されている。

 

価格帯には「フルセットでナナキュッパとか安すぎ」「価格とメタル感に魅力を感じた」「買うかめっちゃ迷ってるわ」といった驚きの声が続出中。安く手に入るこの機会にチェックしてみてはいかが?

目標金額の300%にあたる支援が殺到! 電気が要らない小型手動洗濯機のクラウドファンディングに大注目

電気が要らない小型手動洗濯機「CENTARC ハンドウォッシュスピナー」のクラウドファンディングがMakuakeに登場。アウトドアなどでも便利な洗濯機に注目が集まり、多額の支援金が寄せられている。

出典画像:「これだけすぐ洗いたい。小型手動洗濯機『CENTARC ハンドウォッシュスピナー』」Makuake より出典画像:「これだけすぐ洗いたい。小型手動洗濯機『CENTARC ハンドウォッシュスピナー』」Makuake より

 

電力要らずの小型手動洗濯機

出典画像:「これだけすぐ洗いたい。小型手動洗濯機『CENTARC ハンドウォッシュスピナー』」Makuake より出典画像:「これだけすぐ洗いたい。小型手動洗濯機『CENTARC ハンドウォッシュスピナー』」Makuake より

 

「CENTARC ハンドウォッシュスピナー」はどのようにして、電気を使わずに洗濯物を洗うのだろうか。Makuake内の特設サイトに掲載されている使い方を見てみると、本体には手回しのためのハンドルがついており、これを手動で回すことによって電気洗濯機のように汚れを落としてくれる。また水と洗剤による“洗い”だけでなく、“すすぎ”や“脱水”の機能も搭載。排水キャップを外して水を注ぎながら回すと“すすぎ”に。そしてギアを“ハイギア”にセットすると、高速回転による“脱水”が可能だ。

 

手回しで洗濯出来るので、野外でのアウトドアや災害時などにもうってつけ。また大型の洗濯機で洗うほどでもない少量の衣類を洗濯するときにも便利で、持ち運びやすい軽量さも魅力の一つとなっている。しかし小さいながらもパワーは強力で、脱水時の“ハイギア”では毎分900回転という家庭用電気洗濯機と同等レベルの高速回転を実現。電気を使わずにかなり本格的な洗濯が出来る。

 

ちなみに一回で洗える容量はスポーツウェア上下1~2セットほどで、所要時間はつけおき洗い併用で5分ほど。画期的な小型洗濯機に支援者からは「小さく洗える洗濯機ずっと探してた!」「少量のタオルをずっと手洗いしてたからこれは助かる」「電気も電池も不要とかすごいエコな洗濯機」「災害対策としてすごい良さそう」との声が続出した。

 

画期的な洗濯機に支援が殺到!

“ポータブル洗濯機”という新たなジャンルを生み出しそうな同クラウドファンディングには、募集開始とともに支援が殺到。目標金額が54万円なのに対し、2月5日現在で300%にあたる162万円の支援金額が寄せられている。

 

気になるリターンは「CENTARC ハンドウォッシュスピナー」が割安価格で手に入るというもの。例えば6000円コースでは同商品1台が28%割引で購入可能。そして1万500円コースでは2台まとめて37%割引で買えるので、よりお得なコースとなっている。

 

そんな「CENTARC ハンドウォッシュスピナー」は、将来的に海外での商品展開も考えられている模様。支援者からは「是非海外でも成功してほしい!」と応援の声も上がっており、今後の展開も注目されているようだ。

目標金額100万円に対して2500万円以上の支援金殺到! 夢のIoT照明家電「popIn Aladdin」のクラウドファンディングに大注目

ベンチャー企業popInが、Makuakeでスマートライト「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」のクラウドファンディングに挑戦。目標金額は100万円と中々高めの設定だが、予想を超える多額の支援金が集まっている。

出典画像:「寝室を最高のエンタメ空間へ。スマートライト『popIn Aladdin』」Makuakeより出典画像:「寝室を最高のエンタメ空間へ。スマートライト『popIn Aladdin』」Makuakeより

 

“アラジンの魔法のランプ”のような夢のIoT照明家電

 

出典画像:「寝室を最高のエンタメ空間へ。スマートライト『popIn Aladdin』」Makuakeより出典画像:「寝室を最高のエンタメ空間へ。スマートライト『popIn Aladdin』」Makuakeより

 

「popIn Aladdin」とは、プロジェクターが内蔵されているIoT照明家電。通常のライトのように天井に設置することで、壁一面に鮮やかな映像を映し出してくれる。また従来のプロジェクターと違いスクリーンが不要なので、面倒な投影の微調整なども必要なし。世界中の音楽ファンに愛されているハーマンカードン製のスピーカーも搭載しているので、映画のように臨場感たっぷりな映像体験を自宅で堪能できる。

出典画像:「寝室を最高のエンタメ空間へ。スマートライト『popIn Aladdin』」Makuakeより出典画像:「寝室を最高のエンタメ空間へ。スマートライト『popIn Aladdin』」Makuakeより

 

そんな「popIn Aladdin」のプロジェクターに使用されているライトは、照度700ルーメンのLEDライト。安眠の妨げにならない明るさなので、就寝前に動画などを見る人にはもってこいのプロジェクターだ。そして部屋を照らすシーリングライト部分には、照度3800ルーメンのLEDライトを採用。12畳の部屋にも対応する照度で、調光・明るさを6段階で選べる機能も搭載されている。

 

またプロジェクターで楽しめる各種コンテンツも充実。AbemaTVやYouTubeのほか、小児科の専門医にリアルタイムで相談できる「小児科オンライン」や子ども向けの百科事典コンテンツなどもプリインストールされており、親子で楽しむことも可能だ。

 

そのほか、BlueToothスピーカーとして音楽を再生したり、AirPlayやMiracastを利用してスマートフォンの動画を再生したりと楽しみ方は様々。SNSなどでも「これめっちゃ欲しい!まさに求めていたものだわ」「もう完全に未来のガジェットじゃないか」「就寝前の時間がすごい楽しくなりそう」「購入したらテレビが必要なくなっちゃうのでは?」との声が続出しており、注目を集めている。

 

「popIn Aladdin」の完成が待ちきれない支援者続出

同クラウドファンディングは12月25日にプロジェクトが開始され、27時間で目標金額の100万円を達成。その後さらに支援が集まり、1月29日現在で目標金額の2557%に相当する2557万9200円もの支援金が寄せられた。

 

気になるリターンは、「popIn Aladdin」を割引価格で購入出来るというもの。3万9800円のコースでは、定価4万9800円の「popIn Aladdin」1台が1万円引きに。そして5万9600円のコースを選択すると、2台が4万円引きの価格で配達される。

 

ちなみに「popIn Aladdin」が人々のもとに届くのは2018年7月の予定なのだが、支援者からは早くも「製品の完成が楽しみすぎて待ちきれない!」「『popIn Aladdin』が届くことを楽しみにしながら生きていきます」「シーリングライトもプロジェクターも欲しい自分にとってはあまりにもタイムリーなアイテム! 出来るだけ早くほしい!」との声が。“アラジンの魔法のランプ”のような夢のIoT家電の完成が待ち望まれている。

スーパー鬼ごっこ“チェイスタグ”も体験可能! 日本最大級のパルクール施設に期待の声

「HiGH&LOW THE MOVIE」などの映画にも出演しているパルクール集団「monsterpk」が、日本最大級のパルクール施設を作るためにクラウドファンディングを開始。目標金額500万円という一大プロジェクトだが、着々と支援金が集まりつつある。

出典画像:「東京・横浜エリアに子供から大人まで楽しめる国内最大級パルクールパークを作りたい!」CAMPFIRE より出典画像:「東京・横浜エリアに子供から大人まで楽しめる国内最大級パルクールパークを作りたい!」CAMPFIRE より

 

正月に話題になった“チェイスタグ”の公式設備も常設!

「monsterpk」と言えば、1月1日の正月番組「ニッポンよ! セカイを倒せ! フジヤマ 日本のNO.1vs世界のNO.1」(フジテレビ系)に出演して話題に。彼らは日本NO.1のパルクール集団として、“チェイスタグ”という競技に挑戦した。

出典画像:「東京・横浜エリアに子供から大人まで楽しめる国内最大級パルクールパークを作りたい!」CAMPFIRE より出典画像:「東京・横浜エリアに子供から大人まで楽しめる国内最大級パルクールパークを作りたい!」CAMPFIRE より

 

チェイスタグとは、3年前にイギリスで誕生した“鬼ごっこ”をルーツに持つ競技。障害物が設置されたリングで、2人のプレイヤーが“鬼”と“子”にわかれ追いかけっこをするというもの。「monsterpk」は番組で世界チャンピオンの「マレーロギャング」に挑んだのだが、パルクールのスキルをフル活用して大勝利。まさかの大番狂わせに視聴者が沸いたほか、「チェイスタグめっちゃ面白そう!」「一度パルクールとかチェイスタグとかやってみたいな」と注目を集めた。

出典画像:「東京・横浜エリアに子供から大人まで楽しめる国内最大級パルクールパークを作りたい!」CAMPFIRE より出典画像:「東京・横浜エリアに子供から大人まで楽しめる国内最大級パルクールパークを作りたい!」CAMPFIRE より

 

今回はそんな「monsterpk」が、東京・横浜エリアに日本最大規模の屋内パルクールパークを作るために、クラウドファンディングを開始。予定されている施設内のイメージMAPによると、パルクール未経験の人でも楽しめる「エントリーエリア」や「トランポリンエリア」、「休憩エリア」など様々なエリアが作られるそうだ。

 

そして正月に注目を集めた“チェイスタグ”をするためのエリアも登場。こちらは「World Chase Tag」の公式設備を設置した本格的なもので、テレビで見たような白熱した戦いをそのまま体験できる。

 

初心者から上級者まで様々なトレーニングが出来るパルクール施設に、ネット上では「施設が出来たらチェイスタグやりに行きたい!」「これを機にパルクールが日本で広まるといいな」「正月に『フジヤマ』を見てパルクールに興味を持った! 見るだけじゃなくて実際に体験してみたい」といった声が続出。多くの支援者が集まっている。

 

多額の支援が寄せられるもタイムリミット間近!

1月25日現在で集まっている金額は、目標金額500万円に対して309万5611円。多額の支援金が寄せられているものの、募集終了まで21日と期限も残り少ないようだ。ちなみに同クラウドファンディングのリターンは、「monsterpk」のオリジナルニットキャップやTシャツのほか、建設される施設での“パルクール体験会”や“入会券”も用意されている。

 

身体の構造を理解して、効率的な移動方法や安全な着地方法なども身につけられる「パルクール」。まだ体験したことがないという人も、「パルクール」の技術を身につけて「チェイスタグ」などに挑戦してみてはいかが?

臭いを無効化するマスクとかめっちゃ興味ある」 次世代マスク「エアクリン」のクラウドファンディングに大注目!

菌や汚れた空気などをシャットアウトしてくれる“マスク”だが、クラウドファンディングサイトのMakuakeには“臭い”も遮断してくれる次世代マスクが登場。人々の注目を集めており、多額の支援金が寄せられている。

出典画像:「【消臭+除菌+抗菌】イヤなニオイの悩みもこれで解決!消臭マスクエアクリン 」Makuakeより出典画像:「【消臭+除菌+抗菌】イヤなニオイの悩みもこれで解決!消臭マスクエアクリン 」Makuakeより

 

臭いも遮断してくれる進化系マスクが登場!

注目を集めたのは「エアクリン」というマスク。臭いを消す特許技術が搭載されており、タバコの臭いや公衆トイレの臭いから、装着している人を守ってくれる。

出典画像:「【消臭+除菌+抗菌】イヤなニオイの悩みもこれで解決!消臭マスクエアクリン 」Makuakeより出典画像:「【消臭+除菌+抗菌】イヤなニオイの悩みもこれで解決!消臭マスクエアクリン 」Makuakeより

 

この消臭技術のカギとなっているのが、マスクに採用されている「エアクリンシート」。エアクリンとは「バーミキュライト」という粘土鉱物を配合した新素材で、もともとは介護用品として研究・開発されたものだ。その消臭効果は様々な臭いの成分に対応しており、「酢酸」や「アンモニア」、「硫化水素」などといった原因物質を大幅に除去することが実証されている。

 

ありそうでなかった臭いを除去するマスクの登場に、支援者からは「すごい画期的なマスクだと思う」「デパートの化粧品売り場とか苦手だからぜひ使ってみたい!」「臭いを無効化するマスクとかめっちゃ興味ある」「どれだけ臭いを除去してくれるのか、使うのが楽しみ」といった声が。支援金額も目標の30万円に対して、残り36日を残した1月22日時点で21万2000円が集まっておりなかなか好調だ。

 

消臭だけではなく、除菌・抗菌にも効果を発揮!

「エアクリン」はマスクは消臭だけでなく、従来のマスクと同様に菌や大気汚染物質もシャットアウト可能。「エアクリンシート」を含んだ4層構造で、空気中の異物をしっかりキャッチする。

出典画像:「【消臭+除菌+抗菌】イヤなニオイの悩みもこれで解決!消臭マスクエアクリン 」Makuakeより出典画像:「【消臭+除菌+抗菌】イヤなニオイの悩みもこれで解決!消臭マスクエアクリン 」Makuakeより

 

まず1層目の不織布では、比較的サイズの大きい花粉や黄砂、PM2.5などを除去。そして2層目エアクリンシートでは、匂いの成分のほか、細菌やウイルスといった小さな物質も吸着。そして3層目のフィルターでは2層目で取り切れなかった細菌やウイルスをシャットアウトして、4層目の口元フィルターにはほとんど何もつかない状態になるそうだ。

 

さらにこのマスクは形状にもこだわりがあり、隙間のない立体設計となっている。凹凸のある鼻の部分にはワイヤーが組み込まれており、曲げたり伸ばしたりすることで形を調節可能。そして口元の部分には程よい空間があいているので、マスクに口がくっつかず楽に呼吸できる。

 

消臭・除菌の両方に効果を発揮して、なおかつ快適なつけ心地の進化系マスク「エアクリン」。これから到来する花粉のシーズンには、必須のアイテムとなりそうだ。

128GBのデータを転送しながら充電も可能! 海外で大注目のデバイス「SideKick」を応援したい!

海外企業「Flintu」が同社の開発したモバイルバッテリー「SideKick」を日本の人々に提出するために、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始。目標金額を超えた場合のみ金額がファンディングされる「All-or-Nothing方式」で挑戦している。

キャプチャ出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より

「Kickstarter」で大注目を集めた「SideKick」

出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より

 

「SideKick」は、アメリカ発祥のファンディングプラットフォーム「Kickstarter」で支援を募り、見事目標金額を達成して作り上げた小容量モバイルバッテリー。フラッシュメモリーとしての機能も備えており、パソコンのデータなどを保存できる。

 

出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より

 

今回クラウドファンディングで提供される予定の「SideKick」には、日本製のリチウムイオン電池を搭載。容量は300mAhで、2時間ほどの緊急電源としての使用が想定されている。またいざという時には、市販の乾電池を“N52ネオジムマグネット充電端子”にくっつけることでも電源の確保が可能。ちなみにこのネオジムマグネットは様々な強度試験をクリアした強力なもので、同クラウドファンディングの特設ページには1リットルの容器を持ち上げてしまう動画も投稿されていた。

 

出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より出典画像:「乾電池が使える小容量モバイルバッテリー SideKick USBメモリ機能付」CAMPFIRE より

 

そしてフラッシュメモリーとしての容量は、16GB、32GB、128GBの3種類。「SideKick」本体のボタンを2回押すことで“ストレージモード”になり、パソコンだけでなく携帯電話やスマートフォンのデータも転送することが出来る。

 

USBメモリとモバイルバッテリーが合体したようなデバイスに、「Kickstarter」の支援者からは「新しいバックアップデバイスとして楽しみな商品だ!」「『SideKick』をサポート出来て幸せだ。本当にエキサイティングなプロダクトだと思う」「とにかく発送されるのが待ちきれないよ!」といった声が続出。

 

「SideKick」が日本人の心を射止めることが出来るのか?

CAMPFIREで設定された目標金額は100万円。1月22日時点で集まっている支援金額は33万4000円と順調に推移している。

 

ちなみにリターンは「SideKick」を割引価格で購入出来るというもので、値下げ率もなかなか悪くない。定価はそれぞれ16GBが7900円、32GBが9900円、128GBが1万7900円となっているのだが、それぞれ38%~45%ほどの割引価格が設定されていた。

 

「SideKick」はCAMPFIREで日本人の心を射止めることが出来るのか、今後の展開にも注目していきたい。

究極の「完全防水バックパック」だ! 温度と湿度をモニタリングしてカビにとどめを刺す「Inrigo」

便利なデバイスがどんどん登場し、誰しもカバンのなかに最低1つはタブレットやカメラ、ラップトップコンピュータなどが入っているのが普通になりました。それに合わせて完全防水のリュックへのニーズも高まり、たくさんの製品が市場に出されてきました。

 

そんななかKickstarterで開発資金を募り始めたのが、「雨に打たれて川を渡るような熱帯雨林の移動でも安心な完全防水スマートバックパック」の「Inrigo」です。

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Inrigoが他の完全防水リュックと大きく違うのはスマートフォンとBluetoothで接続できる点です。カバンのなかの湿度と温度をモニタリングして、カバンの外側のディスプレイに常時表示。設定した湿度や温度を越えたり下回ったりするとスマホに通知してくれる仕組みです。

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精密な機械にとっては湿度や温度は最大の敵。特にカメラのレンズにはカビが生えてしまう危険性があり写真家は細心の注意を払っています。防水リュックはデザイン上熱や湿気がこもってしまいがちですので、カメラやレンズを守るための機能のせいでレンズがダメになってしまうという皮肉な事態もあり得るわけです。

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そうかと言って乾燥しすぎてもゴム部分の劣化などにつながるので、「最適な湿度・温度域をキープ」することが大事になります。Inrigoのスマホ通知機能があれば、高温多湿な地域で撮影に熱中していてもアプリを通して気づかせてくれるので、ありがたいですよね。

 

Bluetoothで通知してくれるのは湿度と温度だけではありません。本製品から一定の距離以上離れたときもスマホに通知が送られます。なので、被写体を追いかけているうちにカバンを置き忘れるという失敗も未然に防止。撮影中でなくても高価な機材が入っているカバンのモニタリングという意味でも安心です。

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内部に入れるカメラケースも付いた「ProPak」は約2万円(日本への発送料は約3900円)で乾燥剤200グラムが2つ付いてきます。自分がすでに使っているカメラケースをカバンに入れたいという人向けの「LitePak」は通常約1万7600円(日本への発送料は約2200円)となっています(どちらも2018年5月の配送予定)。

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もちろんスマートなだけがセールスポイントではありません。カメラ2台、レンズ5つを収納できる35リットル容量のカバンとなるとかなりの重量になりますが、腰の部分をしっかりと巻いてくれるランバーサポート・ストラップで重い機材の腰への負担を軽減してくれます。カバンの外側にはフックとして使えるストラップがついているのでドローンや寝袋、三脚などを取り付けるのも簡単です。

 

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そして、完全防水(保護等級はIP78であり、継続的に水のなかに沈んでも内部に浸水しません)でありながらパッと開くことができるジッパー構造も非常に魅力的です。防水バッグというと、二つ折りにしてフタを付けるという複雑なデザインのために開閉が面倒なものも多いですが、Inrigoの場合はそれがありません。一番上を全開にできて簡単に中身を取り出すことができるため、シャッターチャンスを逃すこともなさそうです。

 

さらに空気をなかに送りこむためのバルブもついています。ポンプを使ってカバンを膨らませておくことで、予想外の衝撃からカメラを守ってくれます。これは賢いデザインですよね。

 

Kickstarterでは目標金額の144万円を上回る資金を獲得。従来の防水リュックを越えるInrigoは高い期待を集めながら、多くのバッカーに届きます。

時代を先取りし過ぎたか!? 持ち運びできるセキュリティシステム「nōmad」はクラウドファンディングで不調のワケ

玄関先のセキュリティカメラだけでなく、自宅内のカメラやモーションセンサーなど、セキュリティ面でのスマートホームもどんどんと進歩しています。GetNavi webでは自宅内を飛行して外出先から家の様子を確認できるドローン「Aire」も紹介しました。

 

こうした自宅用のセキュリティデバイスは普及してきていますが、これをポータブルにして持ち運べるプロダクトはまだ多くありません。そんななかいま海外メディアで話題を集めているのが「nōmad」。クラウドファンディングサイト「Crowd Supply」で資金募集中の「nōmad」はカメラ、モーション、サウンドセンサー、ライブ通知などが組み合わさった「ポータブルセキュリティガジェット」となっています。

 

本製品の紹介ビデオでは、「まるで自分専用の警備員が常にあなたを守ってくれるよう」と演出されています。確かにこんなふうに守られてみたいものです。

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「nōmad」の仕組みは簡単。メインとなるスティック型のデバイスに付属でついている小型のポッドを外出時に持っておき、ホテルの部屋やロッカーのなか、オフィスの自分のデスクやクルマのなかなど、自分以外が入らない場所やセキュリティ的に気になるスペースに小型ポッドを設置します。

 

それぞれの小型ポッドは音やモーション、振動や照明の変化、さらには煙も検知し、スマートフォンに通知を送ってくれるのです。最近はAirbnbなどの民泊も普及してきて、宿泊先も多様化してきましたが、オンラインでは大丈夫そうに見えた場所も、実際に着いてみると「ここ大丈夫かな……」と不安になることもあります。煙探知器がついていなかったりしても、nōmadのポッドがそれをカバーしてくれます。

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小型ポッドは複数使えるので、スーツケースのなかやナイトスタンドの上、洗面所と複数の場所をモニタリングすることも可能。

 

スティック型のデバイスにはカメラも付いているため、こちらも部屋やクルマのなかに設置しておけば、異変があったときにアプリを使ってリアルタイムで何が起きているかを確認することができます。

 

役に立つのはホテルや車から離れたときだけではありません。移動中は小型ポッドを手荷物やスーツケースのなかに入れておけば、一定の距離を離れたときに知らせてくれます。荷物の置き忘れや盗難の防止にも使えるわけです。

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nōmadにはLTE通信機能が内蔵されているので、外出先のホテルやオフィスなどのWi-Fiを使う必要がありません。ユーザーとの通信も完全に独立しているので、その面でのセキュリティも確保されているというわけ。海外メディアも「外部のWi-Fiや有線ネットワークに頼らなくてよいnōmadは独立性を非常に真剣にとらえている。これはとっても素晴らしい」「移動をしなくてはいけない、かつセキュリティに真剣なユーザーたちにアピールするはず」とセキュリティ面の強さを評価しています。

昨年末にキャンペーンを開始したばかりのnōmadですが、開発資金の獲得は芳しくありません。本稿執筆時点で残り20日間を切っていますが、目標金額(約1700万円)の2%しかお金が集まっていません。原因の1つは価格が少し高いからかもしれません。小型ポッドなしのメインのスティックデバイスだけで約2万8000円、小型ポッドが2つついたセットが約4万5000円となっています。

 

または、まだニーズがないからかもしれません。自宅用のセキュリティシステムはたくさん登場してきましたが、こうやって持ち運びができるデバイスはまだまだ珍しいのが現状。旅行や出張先でもセキュリティを確保してくれるデバイスへのニーズはこれから生み出されるのか――。まずはnōmadが目標金額を獲得できるかどうかに注目です。

見た目はどうみてもゴムベラ!? ドイツ生まれのトイレブラシ「WC-Garnitur」のクラウドファンディングに支援者殺到!

ドイツ生まれのトイレブラシ「WC-Garnitur」のクラウドファンディングがMakuakeに登場。今までにない斬新すぎるトイレブラシに支援者が続出し、多くの金額が集まっている。

出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より

 

どう見てもトイレブラシじゃないトイレブラシ「WC-Garnitur」

出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より

 

同クラウドファンディングをMakuakeで展開したのは、貿易業者のHD TRADINGS。同社の代表は香港の展示会で「WC-Garnitur」に出会い、一見トイレブラシには見えない斬新なデザインに衝撃を受け、日本の人々に広めるためにクラウドファンディングを開始した。

 

「WC-Garnitur」の外観はこれまでのトイレブラシとは一線を画しており、どちらかというとゴムベラに近い。ブラシ部分は黒いヘラ状になっており、ゴムと樹脂が混ざった熱可塑性ゴム(TPR)で出来ている。

出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より

 

どのように使うのかというと、先端部分を便器に当ててこするだけ。平部分にはよく見ると表面に凹凸があり、通常のブラシのように汚れを落としてくれる。またブラシの角の部分を使えば、磨きにくいリム裏の掃除も簡単。柔らかい素材で出来ているため、水たまりの部分も奥まで掃除することが可能だ。

 

そして使用後はトイレットペーパーで、縦の線に沿ってブラシ部分をふき取るだけ。通常のブラシと違って水分がほとんど残らないため雑菌の繁殖を抑えられ、ブラシの交換も必要ない。

 

そんな「WC-Garnitur」を開発したのは、ドイツハンブルク郊外にある企業DS Produkte GmbH。Joakim Trumplerというデザイナーが10歳の息子のために衛生的なトイレブラシを作ろうとして考案したもので、テレビで見かけた“槍”や、子ども用野球バットの“取っ手”から着想を得ているという。

 

デザイナーの家族愛から始まった「WC-Garnitur」は、今やドイツで20万個を売り上げる人気商品に。そのデザイン性は日本人の注目も集めているようで、同クラウドファンディングには1月12日時点で目標金額15万円を上回る33万9624円もの金額が集まっている。

 

トイレ掃除を楽しみにする支援者続出!

今回のクラウドファンディングのリターンは、一般販売予定価格3850円の「WC-Garnitur」を割引価格で購入出来るというもの。例えば3273円のコースでは15%OFFの値段で購入でき、3月中に商品が発送される予定だ。

 

人々の手にトイレブラシが届くのはもう少し先のことになりそうだが、支援者は既に待ちきれない様子。「届くのが楽しみすぎる! 早く使ってみたい!」「トイレ掃除の悩みがこれで解消されるといいな」「ちょうど新生活が始まるから新しいトイレブラシを使っていきたい」「むしろトイレ掃除が楽しみになってきた」との声が上がっている。

 

日本に上陸したドイツのトイレブラシはどれくらい汚れを落としてくれるか、その使い心地に注目が集まっているようだ。

たった4時間で目標金額を達成!“交渉と恐喝のカードゲーム”のクラウドファンディングに支援者殺到!

交渉と恐喝のカードゲーム「ギャングスターパラダイス」の再販プロジェクトが、CAMPFIREにてクラウドファンディングを開始。全国のファンから多くの支援金が集まっている。

出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより

 

「ギャングスターパラダイス」って一体何?

出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより

 

「ギャングスターパラダイス」はカイシンゲームズによって製作されたカードゲームで、様々な交渉をしながら勝利を目指す“正体隠匿系ゲーム”となっている。

 

同ゲームの主な勝利条件は、麻雀のように特定のカードを手札に揃えること。しかし麻雀と違い、プレイヤーは自分の手札のカードを自由に公開でき、相手を威圧したり取引を仕掛けることで勝利条件となるカードをやりとりすることが可能だ。

 

またプレイヤーはゲーム開始時に、誰にも公開出来ないカード「LIFE CARD」によって2つの陣営に分けられる。自分の陣営に所属している他のプレイヤーが勝利条件を満たしても勝てるのだが、「裏切り者」や「共謀者」といった“第3の陣営”も存在するので、敵・味方の区別が一筋縄ではいかないのもゲームの魅力の1つ。「人狼ゲーム」のように正体を隠匿したり公開したりと、様々な駆け引きを楽しめる。

 

そして「ギャングスターパラダイス」のルールの中でもひと際特徴的なのが、相手を“脅迫”出来るという点。同ゲームには相手に「LIFE CARD」を捨てさせる武器「WEAPON CARD」が用意されており、「LIFE CARD」を無くしてしまったプレイヤーは手札を全て破棄しなくてはならないため、交渉を有利に進められる。

 

今回のプロジェクトでは、そんな“ギャンパラ”を最新版の「GANGSTER PARADISE Requiem」として再販。テストプレイ用に名刺印刷で製作される“試作版”の開発費用を、クラウドファンディングで募った。

 

驚くべき短時間で目標金額を達成!

“交渉と恐喝のカードゲーム”の再販プロジェクトに、SNSなどでは「ちょうどカードがすり減ってたから是非とも再販してもらいたい!」「本当に面白いカードゲームだから再販を機にプレイヤーが増えるといいな」「絶版で入手を諦めていたから本当にうれしい!」との声が続出。1月9日に募集を開始すると、たった4時間足らずで目標金額の30万円を達成した。

 

その後もファンからの支援は途絶えることがなく、1月10日現在では79万6200円を記録。30万を超過した分の支援金は、カード印刷版や新規ゲームの制作費に当てられるとのことなので、今後の展開も楽しみにしていよう。

待っていました! 欧米の自転車愛好家を魅了する、カッコいい折りたたみ式ヘルメット「LID」

財布にも環境にも優しい自転車通勤ですが、交通量の多い大都市では安全面でちょっと不安になりますよね。アメリカやヨーロッパの都市では自転車でのヘルメット着用は一般的ですが、電車やバスなどと組み合わせて通勤している人にとってヘルメットはちょっとした荷物になってしまいます。特にラッシュ時の満員電車でヘルメットが場所をとるのはちょっと申し訳ないですよね。

 

自転車で頻繁に移動する方にしてみると、ヘルメットの場所取り問題はより深刻です。カバンには入らないけれど、自転車と一緒に放置するのは心配……。そんな悩ましい問題を解決してくれるのがIndiegogoで目標金額の154%となる350万円の資金を獲得した折りたたみ式ヘルメット「LID」です。

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日本でも海外でも保管時の場所をとらない折りたたみ式のヘルメットはいくつか販売されていますが、どれも災害時や作業場などを念頭においたもので色のバリエーションはもちろん、見た目は完全に業務ヘルメットというものがほとんど。

 

しかしLIDは折りたたみ式でありながら、都会的でスタイリッシュなデザインになっています。確かに折りたたみと言われなければ、一般的かつ洒落たヘルメットかと思いますよね。折りたたむとバッグのなかにスッキリ納まります。

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LIDはM-L(55~58cm)のワンサイズのみの販売で、重さは410gです。ヘルメットのなかにはマグネット式の固定デザインがちゃんと組み込まれているので、広げると頑丈なヘルメットになります。

 

ヘルメットの大きさは4段階で調整可能。後部にはマジックテープも付いている一方、ストラップには喉付近の擦れを防ぐためにパッドも付いています。さらに、本製品はユーザーの頭の形に自動的に合うように作られているとのこと。なかにはクッションも装着されているので、フィット感は抜群でしょう。

 

また、折りたたみの隙間をうまく活用して空気が流れるように設計されています。そのためヘルメットのなかが暑くて蒸れてしまうこともありません。

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頭の後ろ部分に点滅ライトをクリップできるようになったこのヘルメットは、どれもマットな仕上がりになった黒、白、緑、オレンジ、ピンクの5色から選べます。

 

リサイクル素材を使っており環境にもやさしいとのこと。ペダル式の乗り物、スケートボード、ローラースケート用のヘルメットの欧州安全基準であるEN1078にも合格、同様にアメリカの安全基準であるCPSCにも準拠しているそうです。

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お値段は1つ約1万1000円(発送料別)。発送は来年の5月を予定しているそうです。

自転車通勤は確かに環境にも財布にも優しいけれど、自転車の置き場やヘルメットの持ち運びが問題で、まだ一歩を踏み出せずにいる方は多いのではないでしょうか。LIDは使い心地も良いようでTwitterやブログでは「LIDは最高!」と絶賛する自転車愛用者たちの声が見つかります。

 

すでにヘルメットを使っている人はもちろんのこと、「2018年の目標は自転車通勤!」と決意している方にもぜひ検討していただきたいプロダクトです。

睡魔に勝つなら、このウェアラブルを使え!! クラウドファンディング史上最高傑作の1つ「AYO」

これまでGetNavi webでは画期的なアイデアで話題を呼ぶクラウドファンディングのプロダクトをたくさん紹介してきました。しかし最終的なプロダクトをちゃんと届けて、さらにその後も継続的に人気商品となった物となると数は一気に少なくなります。

 

2015年にIndiegogoで見事に4000万円以上の開発資金を集めたデバイス「AYO」はそんな数少ない人気プロダクトの1つです。

 

人工の「太陽光」で体内時計をリセット

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本製品は、「太陽からの自然なブルーライト(青色光線)を模した光」を目に当てることで朝、太陽を浴びたときのように身体にエネルギーを与えてくれるというもの。最長で20分ほど使用することで内因性光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)が刺激され、概日リズムを修正してくれる仕組みになっています。

 

仕事中に眠気に襲われたときにエナジードリンクや昼寝の代わりに使用したり、時差ボケをリセットするために使ったりすることができるようです。

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海外メディアにも「光のセラピーを提供するAYOのグラスは人生を変えてくれるかも」「“太陽を着る”ことで睡眠を改善し、エネルギーをチャージしてくれるアイウェアデバイス」と取り上げられ、現在はIndiegogo Marketで1つ約3万3500円で販売されています(海外発送は発送料別)。

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仕事で忙殺されたときに私も1日に4杯も5杯もコーヒーを飲んでしまい、夜眠れなくなってしまうことがあります。エナジードリンクには砂糖がたくさん含まれているし、職場ではそうそう簡単に昼寝はできません。なので、このデバイスは確かにありがたいですよね。これをオフィスで付けるのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、逆になんだかスゴイ集中しているように見えるかもしれません。

 

AYOの光は太陽の光を模した仕組みになっており、有害な紫外線や赤外線を含まないため安全であると説明されています。臨床試験を通過し科学的に照明された光セラピーに基づいたテクノロジーを使っており、分析のためのセッションは1万回以上に及ぶとのこと。アメリカ連邦通信委員会やEUのCEマーク(安全認証)にも準拠しているそうです。

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専用のアプリを使って自分の睡眠・起床サイクル、エネルギーブーストのタイミング、時差ボケなどをプログラムに入力することで、AYOを使う最適なタイミングを知らせてくれるそう。

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私も日中デスクに向かって作業をすることが多いのですが、どうしても昼ごはんを食べた後に眠気に襲われて、14時や15時の生産性が低下してしまいます。17時くらいになってやっとエンジンがかかってきた……というタイミングで終業という情けない生産性パターンを繰り返しています。AYOでこの問題を解決できるかもと考えると真剣に購入を考えてしまいます。

Indiegogoには「素晴らしいプロダクト! 待ったかいがあった!」というコメントも多く書き込まれており、実用性は多くの場面で認められているようです。AYOの人気はどんどん広まっており、なんとKLMオランダ航空が機上販売を開始したとのこと。確かに出張で時差ボケを常に抱えているような人たちにとっては非常に有り難いですよね。

 

スマートグラスも今後トレンドになりそうですし、睡眠やメディテーションをガイドするためのアイウェアもこれまで紹介してきました。頭まわりに装着するデバイスの進化は留まる所を知りません。

Google Glassの二の舞を避けられるか!? Amazon Alexa&骨伝導技術を使ったアシスタントデバイス「LET Glass」

メガネタイプのデバイスに様々な機能を搭載したスマートグラス。数年前にGoogle Glassが失敗したのが記憶に新しいですが、AR技術の発展でメガネタイプのデバイスはまた盛り上がりを見せています。Google自身もGoogle Glassの開発を再開しました。

 

今クラウドファンディングに出てきているのは、スマートフォンの代わりになるスマートグラスではなく、ウェアラブル的なプロダクト。これから紹介する「LET Glass」はAmazon Alexaを内蔵し、内蔵マイクと骨伝導スピーカーによって完全にハンズフリーな音声コントロールを実現した「アシスタントデバイス」となっています。

 

骨伝導というと「ORII」というスマートリングを覚えている方もいるかもしれません。こちらは骨伝導技術を使って、スマートフォンを取り出さずにSiriなどの音声アシスタントをコントロールすることができるというものでした。

 

年末の「クラウドファンディング2017年ベスト3」でも述べましたが、最近のIoTのトレンドは「物理的かつシンプルな操作を取り入れることで生産性・効率性を上げるもの」。アプリに何でもかんでも詰め込むのではなく、デスクに1つボタンがあったり、指を耳元に当てて音声で予定をカレンダーに書き込んだりするなど、スマートフォンでの操作をあえて避けて、物理的な動作でコントロールすることでデバイスとしての便利さを高めるように設計されたプロダクトが話題になってきています。

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そんなORIIの便利さをさらに高めているのが「LET Glass」です。メガネフレームに組み込まれた骨伝導スピーカーと内臓マイクを使って音声アシスタントをコントロールすることで、もはや指を耳元に当てる必要すらなくなっているのです。もちろんレンズは自分の度数のものを入れることができるので、身につけるデバイスが増えるわけでもありません。

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側面にタッチ式のインターフェースがあるので、着信があればそこをタップして通話を開始。完全に手ぶらで会話ができます。骨伝導のスピーカーを通して音楽を楽しむことも可能。Siriなどの音声アシスタントとつなげることもできるので、電話をかけたり、リマインダーを設定したり、カレンダーに予定を書き込んだり、運転のナビを頼んだりと色々な操作がスマホを取り出さずに行うことができます。

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耳を塞ぐイヤホンと違って、道を歩いていても周りの音がちゃんと耳に入ってきます。外でも安心して使えますね。

 

LETGlassの最大のポイントはAmazonの音声アシスタントAlexaが搭載されていること。これによりAmazonでの買い物が便利になります。また、家ではインターネットに接続された電化製品や照明などを操作することも可能。Google NowやAppleのSiriにも対応しており、スマートフォンやアプリを声で操作することもできます。

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現在Indiegogoで予約受け付け中。1つ約1万3000円という安値にもビックリしてしまいます(発送料別)。眼鏡のフレームだけでも同じくらいの値段がしてもおかしくないですが、スタイリッシュなデザインと機能のことを考えるとこれは破格の値段ですよね。

見た目は普通の眼鏡で、重さも27グラムと軽量。充電は30分で完了し、一度の充電で約10日間はもつそうです。海外メディアも「ファッションとテクノロジーのニーズを両方満たしており、しかも半分の値段で提供している」と評価しています。

 

すでに目標金額には到達しており、ストレッチゴールのアイデアが次々とIndiegogoのコメント欄に書き込まれて盛り上がっています。なかでも人気は「充電できる眼鏡ケース」。確かにこれがあれば便利ですよね。発送は来年の5月を予定しています。

 

スタイリッシュなデザインとハイテク機能を兼ね備えたLET Glass。Alexaを搭載し、価格を低く抑えたことで、アシスタントデバイスとして広い人気を獲得できるのでしょうか。スマートグラスの今後を占う意味でも注目です。

愛猫みたいな肌触りとリズムが気持ちいい! 自分と一緒に呼吸をしてくれる、小さな抱きまくら「Somnox」

2018年のクラウドファンディングのトレンドを予測した記事では「睡眠グッズは今後もどんどん増えるだろう」と述べました。クラウドファンディングに留まらず、昨年はAmazonでも売れ筋ランキングに快眠グッズが大量に登場し、需要の大きさが伝わってきます。

 

睡眠用たわしや王様の抱き枕といったユニークな快眠グッズがありますが、KickstarterとIndiegogoでも1つ5万円を超える価格にもかかわらず大ヒットを飛ばしているプロダクトがあります。それが「Somnox」です。

 

動物のように呼吸する抱きまくら「Somnox」

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Somnoxはちょっと大きな猫くらいの大きさのそら豆のようなクッションになっています。言ってみれば「抱きまくら」ならぬ「抱えまくら」でしょうか。1番のポイントはゆっくり呼吸しているかのようなリズムでユーザーの身体に「浮き沈み」を伝えてくれる点です。

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抱えて横になることで、まるで腕の中にゆっくり呼吸する生き物が寝ているかのような感覚になるわけです。不思議なもので、これを抱えて睡眠をとるとユーザー自身もSomnoxの呼吸リズムに合わせてゆっくり、深く呼吸するようになるとのこと。睡眠時の呼吸を改善することでリラクゼーション効果を生み、ストレス軽減にもつながることが多くの研究で明らかになっていると開発者は説明しています。

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さらに心臓の鼓動のような音を小さく再生させることもできるようです。そうなると、これはもう完全に猫ですね。

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子守唄やメディテーションをするための音声ガイドを再生することもでき、自分で再生したい音楽ファイルがあればそれをアップロードすることも可能。

 

また、カバーは取り外せるので洗えます。ちゃんと長く使われることを考えてくれていますね。

Kickstarterでは1つ約4万7000円で予約を受け付けており、500人以上のバッカーから2700万円ほどの開発資金を集めています。現在はIndiegogoで1つ約6万7000円で予約受付中(発送料別)。睡眠グッズとしてはかなり高価ですが、それでも引き続き予約購入者を集めているようです。

 

Kickstarterでは「プロダクトが届くのが待ちきれない!」「これは本当に素晴らしいアイデア!」と期待の声がたくさん集まっています。マットレスメーカーのaupingとパートナーを組んでクッション部分を開発している点も多くの人の信頼を勝ち取った一因のようです。

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海外メディアのなかには一足先にテスト版を使って眠ってみた記者たちのレビューを掲載しているところもあります。「眠りに入るのが早くなって、眠りも深くなった」「呼吸の仕方を学んだ」と全体的にポジティブな評価を受けているようです。Twitter上でも「睡眠薬を使わずにすんだり、(一緒に寝ている)パートナーの邪魔をしないですむのは素晴らしいイノベーションだ」と絶賛されています。

 

Kickstarterで予約したユーザーたちは2018年7月に商品を受け取る予定となっているので、実際に使った人たちの感想が楽しみですね。Indiegogoでの予約者への発送は9月になっております。

【2018年クラウドファンディング予測】デジタルデバイスは3つのコンセプトを中心に動く!

日本でもすっかり耳慣れた「クラウドファンディング」。GetNavi webではKickstarterやIndiegogoといったアメリカのクラウドファンディングで大きな注目を集めているデジタル・デバイスを紹介してきました。

 

2017年はAmazon EchoやGoogle Homeなどスマートスピーカーが続々と登場した年だったこともあり、KickstarterやIndiegogoでもたくさんのスマートホーム関連のプロダクトが企画されました。

 

音声で操作できる照明や空調はもちろんのこと、既存のブラインドを遠隔操作またはタイマー操作できるデバイスから、ガスコンロのハンドルを取り替えることで火力を自動で調整してくれるスマートノブまで、デジタルでも何でもない一般家庭の家具をスマートホームの一部にしてくれる色々なアイデアが輝いた年でした。

 

これまでに見たことのないプロダクトが飛び出してくる面白さもある一方、その年のトレンドとなるテクノロジーに合わせてクラウドファンディングも動きます。そんな視点から2018年のデジタル・デバイス分野におけるクラウドファンディング予想をしてみたいと思います。

 

【トピック01】スマートホームの一部となりそうな「ワイヤレス充電」

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以前から一部のAndroidフォンで実装されていたワイヤレス充電。アメリカではスターバックスをはじめ色々なカフェやチェーン店で、スマホを置くだけで充電ができるワイヤレス充電パッドが目につくようになっています。そんななかでワイヤレス充電を標準装備したiPhone 8/Xが登場しました。この流れを受けて、ワイヤレス充電関連のデバイスは今後たくさん開発されるでしょう。

 

ワイヤレス充電が標準で実装されたスマホがどんどん増えることで、街中には充電パッドがどんどんと増えることが予想されます。それを見たクリエイターたちが何か面白いことを思いつくことは間違いなしです。

 

2018年はワイヤレスで充電できるスマホ以外のデバイスや、自宅のワイヤレス充電を一層便利にしてくれるプロダクトが飛び出してくるのではないでしょうか。ワイヤレス充電を機能の一部として取り入れたプロダクトはすでに出てきており、IKEAはスマホをワイヤレス充電するランプ「VARV」などを販売しています。ワイヤレス充電未対応のスマホをワイヤレス充電できるようにする「NillkinのiPhone6/6Sケース」もあります。そして、今年は接触しなくても複数のスマホをワイヤレスで充電できるデバイス「Pi」も販売される予定。アメリカでは音声アシスタントを中心としたスマートホーム拡張がどんどんと進歩していくと考えられますが、ワイヤレス充電との組み合わせは無限大です。

 

【トピック02】革命前夜のVR/AR技術

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2017年、大きく普及したのが主要メーカーによるゲーム機が出揃って一気に普及したVR(仮想現実)と、Appleによるディベロッパー向け開発キットARKitで様々な応用アプリが登場したAR(拡張現実)です。

 

iPhone 8/Xには3Dカメラが標準装備され、より高度なAR技術が使えるようになりました。VRもARもソフトウェア面での発展はまだまだこれからというところですが、MicrosoftのMixed Reality、FacebookのOculus、ソニーのPlayStation 4、HTC Viveと大手メーカーが大きく力を入れていることからも今後存在感を放ってくることは間違いありません。

 

さてこのVR/AR、面白いのはゲームやアプリなど特定の目的だけに特化するのではなく、コンピューターの操作を変えてしまうほどの新しいプラットフォームとしての側面も見せ始めている点です。

 

昨年12月にβ版として公開されたOculus Riftの新しいインターフェースは、まるでマトリックスのように空中に浮いているウィンドウを手で自由に操作するというもの。VR技術がどんどん従来のデスクトップのような機能を取り込みつつあるのはMicrosoftのMixed Realityでも同じです。

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一方、VRヘッドセットほど大きくなく、メガネのようなデザインを使って実際の視覚とディスプレイ表示を混ぜた「VUZIX」のようなスマートグラスも発表されてきています。

「これはGoogleグラスで失敗したんじゃなかったっけ?」と思った方は記憶力が良いですね。でも実はGoogleもGoogleグラスの開発を2017年に再開させているのです。

 

こうやって並べてみると革命的なイノベーションが起きる前夜のような盛り上がりを感じます。クラウドファンディング業界で果たして新しいハードウェアが登場するのか、それともサポートするための周辺プロダクトが姿を見せるのか注目です。

 

【トピック03】終わりなき睡眠追求

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最後に、アメリカのクラウドファンディングで何度も何度も登場するのが「睡眠改善デバイス」。現代人がいかに快適な睡眠をとれずに苦しんでいるかが伝わってきます。カップルのためにベッドの半分で分けて温度調節をしてくれるシーツから、LEDライトを使ってゆっくりと快適に起こしてくれるアイマスク、さらには夢をコントロールできるようになるなんてデバイスもクラウドファンディングからは飛び出してきています。

こうやって記事を書いている最中にもKickstarterやIndiegogoではいびきを軽減してくれるアイマスク、ベッドの下に設置して睡眠の邪魔にならずに睡眠パターンをトラッキングしてくれるデバイスなどが開発資金を集めています。この分野では2018年も引き続きたくさんのプロダクトが開発されることでしょう。

 

2018年のトレンドを予測してみましたが、Oculus RiftがKickstarterで登場し、一気にVRゲーム競争に火を付けたように、誰も想像していなかったプロダクトが世界をアッと驚かしてくれるかもしれません。それがあるから、クラウドファンディング・ウォッチングはやめられません。

もはや常備品としてストックすべき! ちょっとした修理に役立つ、お湯で柔らかくして自在に変形できるプラスチック製の「FORMcard」

お気に入りのフィギュアの足が折れてしまった。スクリュードライバーの取っ手部分のプラスチックが割れた。今度は傘のポールが……。

 

このようなことは日常茶飯事ですが、小さい部品が壊れてしまったせいで全部が台無しになってしまうことは悲しいもの。しかし、もう嘆く必要はありません。Kickstarter発の「FORMcard」は日常の小さな故障をパッと直すのに使える素晴らしいプロダクトです。

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使わない時の「FORMcard」は硬いプラスチック素材の板で、普段は財布や道具箱に重ねてしまっておけるほどの大きさ。しかし、お湯で温めると自由自在に形を変えることができるのです。冷やせば頑丈な状態に戻るので、何かが折れた時にしっかり、かつ簡単に修理することができます。

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ハサミやドライバーの持ち手部分を直したり、人形の足をくっつけるといった使い方も便利ですが、スマホのスタンドを即席で作ったり、靴紐の先を固めたり、電球やブラインドの紐の持ち手部分を作ったり、幅広い使い方があります。

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スマホと三脚をつなげるマウントを作ったり、六角レンチを忘れた時の即席レンチにしたりなどのアイデアも素晴らしいですね。「あーアレがない!」というトラブルのせいで1日の計画が狂ってしまうことがありますが、これさえあればそれも防げそうです。

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冷やして固まったあとでも、温めればまた形を変えることが可能なので、同じプラスチックカードを何度も使うことができます。熱い間は他のプラスチックにくっつくという性質があるので、プラスチック製品の修理には持ってこいです。

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安いプラスチックのプロダクトは巷にたくさん出回っていますが、問題はすぐに壊れてしまうこと。FORMcardを使えば、何度も壊れて何度も購入といった無駄をなくすことができます。プラスチックは生分解性なので環境にも優しいとのこと。

熱いお湯があればどこでも使えるので自宅だけでなくオフィスや出先のカフェやレストランでも使用可能。外出先で傘のポールが壊れてしまった時のガッカリも、これで解決ですね。

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本製品はKickstarterで2000人以上が購入し、430万円以上の開発資金を集めました。現在は公式ウェブサイトで注文が可能で、9枚で2700円(発送料450円)、15枚で4200円(発送料1200円)、27枚で6800円(発送料1200円)ほどとなっています。アメリカ、イギリス、フランス、スペインではAmazonでも販売しているようで、「素晴らしいプロダクト! いろんな物を作れる」「とってもクール!」と5つ星評価が並んでいます。Twitterで「formcard」と検索すると実に色んなアイデアがアップロードされています。

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今すぐ必要でなくても、家に数枚おいておけば必ず役に立つことがありそうなプロダクトですね。

 

【2017年クラウドファンディング・ベスト3】第1位は超シンプルかつアナログだけど効果抜群のアレだ!

GetNavi webでは今年、多くのクラウドファンディング・プロダクトを紹介してきました。目を見張るものも多くあれば、意味不明なものもたくさんありました。そこで本稿では、私が紹介したクラウドファンディングのプロダクトから独断と偏見でベスト3を紹介します! テーマはビジネスパーソンなら絶対に気になる「習慣改善プロダクト」。ベスト1は私自身もつい購入してしまったあのプロダクトです!!

 

3位: ORII

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コミュニケーションツール、スケジュール管理、画像・ビデオ制作、さらには文章作成まで幅広く活躍するスマートフォンは今や仕事の必需品。しかし同時に、集中して仕事をサクサクこなす上では最大の敵でもありますよね。

 

メッセージをチェックするだけのつもりでスマホを見たら、ちょっと気になってニュースアプリを読み始めてしまう、またはインスタグラムを見てしまう……とスマホのスクリーンにはたくさんの誘惑が潜んでいます。

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そんな誘惑を断ち切る一番の方法は「スマホを一切見ない」です。それを助けてくれるのがKickstarterで見事約3800万円の開発資金を獲得したスマートリング「ORII」です。

 

骨伝導+ノイズキャンセリング機能のついたリングを通じて、指を耳に当てるだけで電話に出ることができます。音声アシスタントを通じてスマホの操作も可能なので、スマホを取り出さずに、耳に指を当て、音声で指示を出すだけでカレンダーの予定通知、予定設定、アラーム、リマインダー通知、メッセージ送受信、天気予報、翻訳、予約、道順検索と様々なことができるようになります。

スマホの画面で通知を全部チェックするのではなく、スマートリングを通して音声で処理していく。これを使いこなしたら、不必要なスマホチェックが一気に減りそうですよね。2000人以上の人が予約購入をしているのも納得です。

 

現在はIndiegogoで1つ約1万5000円で予約受付中。発送は来年の2月を予定しているとのことで、ユーザーの感想が待ちきれません。

 

2位: Tiller

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2017年仕事の効率を上げてくれるクラウドファンディング・プロダクトの第2位は「Tiller」です。ビジネスパーソンにとって効率性の敵はマルチタスク。複数の仕事を効率よく、しかも締め切りに間に合わせてこなしていくには、かなりの集中力とマネージメント力が必要です。

 

Tillerは円盤をクルクルっと回して、事前に登録したタスクリストから今取り組んでいるタスクを選んでタップするだけ。それぞれのタスクにかかった時間を測ることができます。

 

時間の使い方は分かりやすいグラフで確認できます。データはチームでシェアすることも簡単なので、チームプロジェクトにも役立ちそうです。

元々はデザイナーやプログラマーなど複数のクライアントやプロジェクトを掛け持ちするフリーランサーを念頭に置いて作られたようですが、どんな仕事でも便利そうですよね。

 

時間管理や効率性のチェックをしてくれるスマホアプリはたくさんあるものの、いちいちスマホを開いて、アプリを選んで入力するという手間が面倒で使わなくなってしまうことが多いもの。その点、Tillerは作業中に一切自分の視線を変えずにパッと手を伸ばしてクルッと円盤をひねるだけなので、かなり使いやすいです。デスクトップに現れるインターフェースもデバイス同様、シンプルかつスタイリッシュ。Tillerを見ると「プロダクトって本当に、デザインが命だよなぁ」と思わされます。現在は公式ページで1つ約1万5000円で予約受付中。発送は来年の4月予定となっています。

 

1位: HabitStrap

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そして1位はついつい私も購入してしまったアナログかつ強力な習慣獲得プロダクト「HabitStrap」です。2016年12月にKickstarterでのキャンペーンを見事成功させ、2017年2月にはプロダクトの発送を開始しています。

 

仕組みは実にシンプルです。赤いリストバンドは一度取り付けるとハサミで切らない限りは外せないようになっています。リストバンドの白い枠の中に自分が身につけたい新しい習慣を書き込みます。私の場合は「ランニング」と書き込みました。

 

そして自分がランニングをするたびに、横に並んでいる66個の白いラインを黒いマーカーで埋めていくというもの。新しい習慣を身につけたり、悪い習慣を断ち切ったりするためには66日かかるという研究レポートに基いているようで、見事66個の白いラインが全部埋まれば、HabitStrapを切ってしまうというルールです。その時にはもうHabitStrapがなくても新しい習慣が身についているはず。

 

習慣を身につけるためのサポートアプリはたくさん出ているものの、時間管理のものと同様に、どうしても日が立つと開かなくなったり、通知を無視してしまったりするもの。習慣を断ち切る/身につけるには、もっと拘束力があるものが必要なんですよね。

私も夏の始まりにHabitStrapをつけてランニングを始めました。毎日はできないものの、ランニングをする度に白いラインを塗りつぶし、約5か月でHabitStrapを切り捨てることができました。まだ外して1か月ほどですが、今でも週に3回はランニングができています。

 

使ってみてよく分かったのはHabitStrapを身につけることで「周囲からのプレッシャー」を受け取ることです。腕に赤いリストバンドをつけているので多くの人が「それ何?」と質問してきます。その度に「ランニングの習慣を身に着けようとしているんだ」と説明。そうすると、それが毎回、自分へのプレッシャーになります。

 

また、一度説明をした友人と会う時にも、前に会った時からラインがいくつ塗りつぶされているかをチェックされるので「ランニングしてマークを増やさないと恥ずかしい」という気持ちにもなるのです。なんとも後ろ向きなモチベーションですが、私のような意志の弱い人間にとってはこの周囲からのプレッシャーはすごく役に立ちました。ランニングの実績が目に見えて蓄積されていくのも大きなモチベーションでした。来年はもう1つHabitStrapを購入して、何か新しいスキルの習得に取り組みたいと思います。

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習慣改善というテーマで選ばせていただいいた2017年のベスト3。いかがでしたでしょうか? クラウドファンディングでは目の付け所が良いプロダクトがどんどん生まれています。玉石混合とはいえ、来年も目が離せません。

“家族の会話”に特化したAIスピーカー「petoco(ペトコ)」が「こんなの欲しかった!」「どうみてもメジェド様や…!」と話題に!!

ホームコミュニケーションデバイス「petoco(ペトコ)」のクラウドファンディングがMakuakeに登場。“家族の会話”に特化したAIスピーカーに支援が相次いでいる。

出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより

 

スマホを持っていない子どもと簡単にコミュニケーションが取れる!

「petoco」は、NTTドコモとE3が提携して開発した“家族間の会話を楽しく伝言してくれる”ホームコミュニケーションデバイス。子どもがスマートフォンを持っていなくても、「petoco」に話しかけるだけで外出中の家族と簡単に連絡をとることが可能になる。

 

声をかけるだけで様々な操作ができる「petoco」。まず「ハイ、ペトコ」と話しかけ、「petoco」が「なーに?」と返事をしたら、“ボイスコマンド”を話しかけることで様々な機能を使うことができる。

出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより

 

本体を無線LANでネットに接続すれば、スマホを持つ家族と外出中でも様々なコミュニケーションが可能。テキスト、静止画、動画によるメッセージのやりとりはもちろん、ビデオチャットをすることもできる。また、「子どもが学校から帰宅した」ことなどを認識して、スマホへ通知させるといった機能も。

出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより

 

さらに「petoco」には顔認識機能も搭載。あらかじめ家族の顔を登録しておけば目の前に誰がいるかを認識できるので、特別な操作をすることなく“遅く帰ったお父さんにメッセージを読み上げる”といった機能も兼ね備えている。

出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより出典画像:「パパとママに安心を! 留守番中のお子さんをつなぐ小さな家族 petoco(ペトコ)」Makuakeより

 

「petoco」は“メジェド様”に似てる?

家族とのコミュニケーションに特化したホームコミュニケーションデバイスということで、ネットで「こんなの欲しかった!」「傾斜デザインになっててカワイイ」「しゃべってコンシェルから研究を続けてきたNTTだから精度が高そう」と好評の「petoco」。また、「これ、メジェドさまなのでは?」「どうみてもメジェド様や…!」との声も上がっている。

 

“メジェド”とは、古代エジプト神話で“神”また“神聖なものとして崇拝されていた魚の一種”と語られていた存在のこと。崇高ながらも、人間が白いシーツを被っただけに見える外見が日本のネット上で話題となり、2016年にはアニメ「神々の記」にも登場して人気を博している。

出典画像:「神々の記」公式サイトより出典画像:「神々の記」公式サイトより

 

ちなみにリターンは、早期割引で「petoco」を購入できるというもの。残り1か月以上を残して目標金額の50万円を達成している今回のクラウドファンディング。神様に似たカワイイ見た目のコミュニケーションデバイスに注目が集まっているようだ。

“シリコン素材のボトル”がクラウドファンディングに登場! 画期的なアイデアで支援率1013%を記録!

シリコンプロダクト専門メーカー「HOME DESIGN」が、シリコンで出来たユニークなボトルを開発。CAMPFIREでクラウドファンディングを展開して、多額の支援金が集まった。

出典画像:「ユニーク&ECOフレンドリー。スタイリッシュな折り畳めるシリコンボトル」CAMPFIREより出典画像:「ユニーク&ECOフレンドリー。スタイリッシュな折り畳めるシリコンボトル」CAMPFIREより

 

シリコン素材を採用することで軽量・高耐久を実現!

同クラウドファンディングに登場したシリコンボトルは、LFGB/FDA認証の安全なシリコン素材を使っており、匂い移りや耐久性に関しても厳しいテストに合格。またボディーをシリコン製にすることにより、これまでの水筒やタンブラーにはない様々なメリットを獲得している。

出典画像:「ユニーク&ECOフレンドリー。スタイリッシュな折り畳めるシリコンボトル」CAMPFIREより出典画像:「ユニーク&ECOフレンドリー。スタイリッシュな折り畳めるシリコンボトル」CAMPFIREより

 

その1つが携帯のしやすさで、このボトルは小さく折り畳んで収納が可能。水筒として飲料水を入れる際にも、220mlから530mlまでの好きなサイズで使用できる。またうっかり落としてしまった時の衝撃に強いという点も、シリコン素材の大きなメリット。柔らかいシリコンゴムが衝撃を吸収してくれるので、何かと備品の管理に気を使うアウトドアなどでも気兼ねなく思いっきり使える。そして確かな耐久性を実現させながら、185gというスマートフォン並みの重量に抑えられているのもシリコン素材ならではの特徴だ。

出典画像:「ユニーク&ECOフレンドリー。スタイリッシュな折り畳めるシリコンボトル」CAMPFIREより出典画像:「ユニーク&ECOフレンドリー。スタイリッシュな折り畳めるシリコンボトル」CAMPFIREより

 

その他、同シリコンボトルは“メンテナンスのしやすさ”にもこだわって設計されている。例えば開口部は広めに設計されており、手洗いの際にブラシが奥まで簡単に届くようなデザインに。水洗いだけでなく、食器洗い洗浄機の使用や煮沸消毒にも対応しているので、長く衛生的に使っていける。

 

スタイリッシュかつユニークなシリコンボトルのクラウドファンディングはたちまち注目され、「バッグの中でかさばるボトルが嫌になってたからこの商品はうれしい!」「こういうボトルを探してた!」「海外旅行のおともとして使いたい」「デザインが洗練されてて素敵」「ありそうでなかったボトル。LFGB/FDAの認証を受けているのもポイント高い」といった声が上がった。

 

遊び心があるシリコンボトルに1013%の支援金額!

同クラウドファンディングのリターンは、シリコンボトルを最も早く割引価格で購入出来るというもの。例えば2460円のコースでは、定価3280円のシリコンボトルを25%OFFで購入可能。支援者には2018年3月に発送される予定だが、「待ちきれない! 早く使ってみたい!」「実物を見るのが楽しみすぎる」といった声が寄せられている。

 

12月20日現在で130人の支援者が殺到しており、集まった金額は目標金額は3万円に対し30万3920円。目標金額の1013%に値する支援金額が集まっており、注目度は十分のようだ。気になった人は新しい“マイボトル”として、カバンの中に忍ばせてみても面白いかも?

ワイン選びでもう失敗したくないならコレ!! 本場フランスがすべてのワイン好きのために作ったスマートスキャナー「MyŒno(マイオーノー)」

ワインが好きなので、もう少し詳しくなりたい。高いワインをコレクションしたいわけでもなく、ウンチクを語って格好つけたいわけでもない。ただ自分が好きなワインがどんなもので、どんなブランドのワインが自分に一番合っているのかを見つけたい。そこで役に立つのがテクノロジーです。

 

ワインブランドやソフトウェア企業はテクノロジーを使って色々なサポートをしています。メルシャンはサイト「ワインすき!」上にAIを使ったチャットボットを設置。ボットの質問に応えることで自分のワインの好みをAIが理解してお勧めのワインを提案してくれるとのことです。同様に「感性を学習するパーソナル人工知能SENSY」を開発するSENSY株式会社は、そのAIを使ってユーザーのワインのレビューを学習するAIシステム「SENSYソムリエ」を提供しています。

 

ワインを分析してデータ化してくれる「MyŒno」

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しかし「SENSYソムリエ」はワインの「甘味・酸味・苦味・渋味・余韻」をユーザーがそれぞれ5段階評価をするというもので、そもそも「味覚に自信がない」「毎回評価の基準がズレそう」という初心者には若干壁が感じられます。

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そこでワイン初心者にも期待できそうなのが、Kickstarterで資金獲得に成功したプロダクトの「MyŒno」です。ワイン王国フランスから産まれたこのプロダクトは、グラスに入れたワインに細長いデバイスを直接入れることでワインの特性を分析し、アプリ上でわかりやすくグラフで表示してくれます。

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特性は大きく酸味、タンニン、強さの3つになっています。SENSYソムリエの5つの特性とはかなり違っているのが興味深いですね。この3つの要素以外については、「ミネラル感」「果実味」「樽香」「余韻」と準備されたタグのうち当てはまるものを選択して評価していくことになります。3つの数値で表されるデータと、味の特性タグを組み合わせて複雑なワインのデータを決めていくわけですね。

後はワインを飲んで自分で気に入ったかどうかを5つ星で評価するだけ。このデータが蓄積されて、ユーザーの好みをMyŒnoが理解してくれるわけです。

 

味の評価はデバイスが客観的に測ってくれて、後は自分の好みを決めていくだけ。これなら初心者にも優しい設計で、「自分は酸味が弱いのが好きなんだ」と自分の好みが少しずつ分かりそうですよね。

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しかもMyŒnoのユーザーが世界のどこかでMyŒnoを使うたびに、その銘柄と味の分析がデータベースに追加されるので、店頭に並んでいるボトルをスキャンすれば、あなたが飲んだことがないワインでもMyŒnoが味を教えてくれるかもしれません。

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店頭でワインをスキャンすると、MyŒnoがユーザーの好きな味の組み合わせと比較して、どれくらいユーザーが気にいるかを予測。これは面白いし、有り難いですよね。いつまでたってもラベル買いから卒業できない私も、これがあれば少しずつ知識が溜まっていきそうな気がします。

 

スキャンをして表示される情報は味だけではありません。ワインの成熟度、ピーク年数、受賞歴といった情報も見れるのです。ワインの年数を見て購入するなんてことが、まさか自分でもできるようになるなんて、ちょっと感動ですよね。

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レストランでも使えます。ボトルが目の前になくてもワインの名前やスタイル、キーワードなどでデータベースを検索できるようになっています。Kickstarterでは目標金額の3倍以上の400万円近くを獲得しています。公式サイトでは1つ約1万2000円で販売されています。

 

種類と味に幅があり過ぎてついつい敬遠しがちだったワインですが、これがあれば私も自分が大好きなワインを見つけることができそうです。コメント欄にも「これはまさに私が欲しかったプロダクトだ」と期待の声が集まっています。実際に使用したユーザーの感想が待ち遠しいですね。

バイクメーカーが本気で電動アシスト自転車を開発!? 「e-ANBAI」のクラウドファンディングに支援者殺到!

山口県の電動バイクメーカー「株式会社ツバメ・イータイム」が、折りたたみ式電動アシスト自転車のクラウドファンディングをMakuakeで開始。目標金額を大きく上回る支援が集まった。

出典画像:「山口から世界へ。サドルにバッテリー?折りたたみ式電動アシスト自転車e-ANBAI」Makuakeより出典画像:「山口から世界へ。サドルにバッテリー?折りたたみ式電動アシスト自転車e-ANBAI」Makuakeより

 

街乗りや通勤などに“いい塩梅”な電動アシスト自転車

同プロジェクトは、“電動バイクメーカー”ならではの技術力や発想力を詰め込んだ電動アシスト自転車「e-ANBAI」を開発するというもの。「あー いいあんばい だねと言ってもらいたい」というビジョンのもとに作られているため、「e-ANBAI(いい塩梅)」というネーミングがつけられた。

出典画像:「山口から世界へ。サドルにバッテリー?折りたたみ式電動アシスト自転車e-ANBAI」Makuakeより出典画像:「山口から世界へ。サドルにバッテリー?折りたたみ式電動アシスト自転車e-ANBAI」Makuakeより

 

そんな同自転車には、5段階のアシストモードを搭載。楽に走りたいときはアシストに任せ、運動のために足で漕ぎたい時は補助機能を弱めに調節可能。シーンに応じて“いい塩梅”のアシストを選択出来る。

出典画像:「山口から世界へ。サドルにバッテリー?折りたたみ式電動アシスト自転車e-ANBAI」Makuakeより出典画像:「山口から世界へ。サドルにバッテリー?折りたたみ式電動アシスト自転車e-ANBAI」Makuakeより

 

モーターは長寿命・省エネ・ハイパワーの「高性能ブラシレスモーター」で、ペダル踏み込み時の負荷が変化しても安定した速度制御を供給。さらに“ホールIC”と呼ばれる磁気センサーが搭載されており、ケーブルの接続不良や断線などなんらかの以上が発生した場合、モーターを停止させながらアラーム信号で知らせてくれる。

 

また折りたたみ式自転車なので、当然コンパクトにたたんで持ち運びが可能。しかし注目したいのはその外観で、バッテリーがサドル付近のトップチューブに内蔵されており一見電動自転車のようには見えない。そのためオシャレな街乗りに最適な、シンプルでスタイリッシュなデザインに仕上がっている。

 

機能・ビジュアル共に“いい塩梅”な電動自転車に、SNSなどでは「サドルにバッテリーを収めるのは面白い試みだと思う」「手軽な電動アシスト自転車がちょうど欲しかったからかなりマストなプロジェクト!」「見た目が本当にいい塩梅! 出来上がりがめっちゃ楽しみ」といった声が上がった。

 

電動バイクメーカーが本気で作った自転車に支援者続出!

海外展開も行っている電動バイクメーカーが本気で電動アシスト自転車を作るという試みに、数多くの支援者が殺到。目標金額が200万円なのに対し、12月18日時点で493万5910円の支援金額が集まった。

 

ちなみにリターンは、「赤」「白」「黒」の3つのカラーリングが用意された「e-ANBAI」を割引価格で購入できるというもの。例えば9万7370円コースでは、一般販売予定価格14万9800円の「e-ANBAI」一台を、35%OFFの値段で購入することができる。

 

2018年の4月に支援者への発送が始まる「e-ANBAI」。来年の春からは“いい塩梅”な電動アシスト自転車を、街中で見かけることになりそうだ。

これは「ワインに着せるタイムマシン」だ! わずか数分で長期熟成の効果を生む「超音波デキャンタ」販売スタート

海外製品の日本展開の支援などを行うハンズエイドは、超音波技術によってワインやウィスキー、日本酒を数分で熟成させる「Sonic Decanter」(ソニック デキャンタ)を、12月18日、イノベ部公式ストアにて一般販売を開始しました。色はブラックとホワイトの2種。価格は3万4800円(税込)。小売店店頭では来春から順次発売します。

 

超音波の力でワインやウィスキー、日本酒を柔らかな味わいに!

20171218-s2 (4)↑ホワイト(左)、ブラック(右)。サイズは幅16.5×奥行17×高さ38cm

 

本機を使うと、ワインは長い年月をかけた熟成したワインのように、ウィスキーは長期熟成したようなまろやかさになるとのこと。2016年、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて600%もの支援を達成しましたが、海外での需要に生産が追いつかず、1年越しに日本発売が実現しました。

 

本機が採用するのは、空気と触れさせ酸化を促す、従来のデキャンティング(デキャンタージュ)とは全く逆のアプローチ。超音波の振動により、細かい気泡でワインを攪拌(かくはん)することによって、酸素を抜く効果を実現しました。その結果、ワインを劣化させることなく、わずか20分でワインそのものの味や、舌触り、香りを格段に良くするといいます。具体的には、防腐剤として使用される二酸化硫黄(SO2)の減少、ph値の減少、アントシアニンの減少、揮発酸(VA)の減少の4つが科学的に証明したとのこと。このほか、同社はタンニンを和らげ、アントシアニン、エステル、ポリフェノールの化学構造を改良すると説明しています。

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Sonic Decanterは、ワイン以外のお酒にも使用できます。例えば、ウィスキーであれば角が立っていた味も長期熟成したようなまろやかさに。日本酒であれば口当たりが滑らかになり、いままで燗(かん)をしないと飲みづらかった固い日本酒も、冷酒のまま柔らかな口当たりに変えることができます。

 

使い方は、本体に冷水を入れてワインを本体に差し込み、赤ワインか白ワインのボタンを選ぶだけ。赤ワインは20分、白ワインは15分で熟成効果が出るとのこと。日本酒やウィスキーは、5~20分程度、好みの時間で調整すればOKだといいます。

↑時間を設定して赤か白のボタンを押せばOK↑時間を設定して赤か白のボタンを押せばOK

 

それにしても、長期熟成の効果をわずか数分~数十分で得られるというのは驚きですね。「時を縮める」という意味では、小さなタイムマシンのような存在といえるかもしれません。とはいえ、3万4800円と価格が安くはないゆえに、「試してみないと購入に踏み切れない」という人は多いはず。そんな方は、「Bar 霞町 嵐」(西麻布)、「Bar Eterna」(銀座)の2つの協力店舗でその効果が試せるというので、まずはそちらを訪れてみてはいかがでしょう。

↑ウィスキーにも利用可能↑ウィスキーにも利用可能

 

 

 

これは「ワインに着せるタイムマシン」だ! わずか数分で長期熟成の効果を生む「超音波デキャンタ」販売スタート

海外製品の日本展開の支援などを行うハンズエイドは、超音波技術によってワインやウィスキー、日本酒を数分で熟成させる「Sonic Decanter」(ソニック デキャンタ)を、12月18日、イノベ部公式ストアにて一般販売を開始しました。色はブラックとホワイトの2種。価格は3万4800円(税込)。小売店店頭では来春から順次発売します。

 

超音波の力でワインやウィスキー、日本酒を柔らかな味わいに!

20171218-s2 (4)↑ホワイト(左)、ブラック(右)。サイズは幅16.5×奥行17×高さ38cm

 

本機を使うと、ワインは長い年月をかけた熟成したワインのように、ウィスキーは長期熟成したようなまろやかさになるとのこと。2016年、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて600%もの支援を達成しましたが、海外での需要に生産が追いつかず、1年越しに日本発売が実現しました。

 

本機が採用するのは、空気と触れさせ酸化を促す、従来のデキャンティング(デキャンタージュ)とは全く逆のアプローチ。超音波の振動により、細かい気泡でワインを攪拌(かくはん)することによって、酸素を抜く効果を実現しました。その結果、ワインを劣化させることなく、わずか20分でワインそのものの味や、舌触り、香りを格段に良くするといいます。具体的には、防腐剤として使用される二酸化硫黄(SO2)の減少、ph値の減少、アントシアニンの減少、揮発酸(VA)の減少の4つが科学的に証明したとのこと。このほか、同社はタンニンを和らげ、アントシアニン、エステル、ポリフェノールの化学構造を改良すると説明しています。

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Sonic Decanterは、ワイン以外のお酒にも使用できます。例えば、ウィスキーであれば角が立っていた味も長期熟成したようなまろやかさに。日本酒であれば口当たりが滑らかになり、いままで燗(かん)をしないと飲みづらかった固い日本酒も、冷酒のまま柔らかな口当たりに変えることができます。

 

使い方は、本体に冷水を入れてワインを本体に差し込み、赤ワインか白ワインのボタンを選ぶだけ。赤ワインは20分、白ワインは15分で熟成効果が出るとのこと。日本酒やウィスキーは、5~20分程度、好みの時間で調整すればOKだといいます。

↑時間を設定して赤か白のボタンを押せばOK↑時間を設定して赤か白のボタンを押せばOK

 

それにしても、長期熟成の効果をわずか数分~数十分で得られるというのは驚きですね。「時を縮める」という意味では、小さなタイムマシンのような存在といえるかもしれません。とはいえ、3万4800円と価格が安くはないゆえに、「試してみないと購入に踏み切れない」という人は多いはず。そんな方は、「Bar 霞町 嵐」(西麻布)、「Bar Eterna」(銀座)の2つの協力店舗でその効果が試せるというので、まずはそちらを訪れてみてはいかがでしょう。

↑ウィスキーにも利用可能↑ウィスキーにも利用可能

 

 

 

「夢がある! 是非達成してほしい」 会社員がオリジナルロボットを製品化!? ロマン溢れるクラウドファンディングにプラキットファン大注目!

個人が完全オリジナルロボットのインジェクションプラキットを製品化するという夢のあるプロジェクトが、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始。プラキットファンの注目を集めている。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

ドイツ製(設定)の無骨な人型重機をプラキット化!

同プロジェクトに挑戦するのは、広告代理店に勤めている西沢弘宜氏。“ガンダム直撃世代”でオリジナルロボットのプラキット化に憧れていた同氏が、ある日金型メーカー「株式会社エムアイモルデ」の社長と知り合うことで実現した。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回開発されるのは、西沢氏が学生時代の頃から温めてきた人型ロボット「Reisen Panzer Ⅳ(リーゼンパンツァーフォー)-Ⅳ号人型重機」。“1940年代のドイツで開発された”という設定のため、どこかクラシカルで無骨なデザインになっている。製品のサイズは12.5cmで、設定上の全高の1/48スケール。詳細なディティールにもこだわりがあり、一部を除き全身の関節が可動する。

 

プラキットファンによるプラキットの製品化はかなり画期的だが、そこには様々な困難が。西沢氏曰く、現在日本で売られているキャラクターロボットのプラキットは、ほとんどがアニメやゲームに関連したものだという。アニメなどのコンテンツ自体がプラキットを売るための仕掛けになっており、ここには明確なビジネスモデルが。そのため今まではコンテンツごと世に送り出せるほどのお金を集めるか、スポンサーを探すのがプラキット開発の常識だったそうだ。

 

しかし西沢氏は金型メーカーの協力やクラウドファンディングの利用をもとに、個人でプラキットを製造することを決意。製造費の一部である400万円を、目標金額を達成した場合のみファンディングされる“All-or-Nothing方式”で支援を募った。

 

そんな同プロジェクトには、全国のプラキットファンから「組み立てられる日がくるのを楽しみにしています!」「デザインや世界観にすごい共感できる」「個人でプラキットを生産するなんて夢がある! 是非達成してほしい」と応援の声が寄せられている。

 

ロマン溢れる“解説本”にも注目!

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回のプロジェクトで製作されるのはプラキットだけではなく、背景となるストーリーや設定などをまとめた解説本も作られる。シナリオを担当するのは西沢氏の映画サークル時代の友人・星野智宏で、「冒険活劇+古典ハードSF+ロボットアクション」というストーリーに。コンセプトアートはイラストレーターの“からます”が担当した。

 

リターンはプラキットと解説本のほか、造形作家・chikaによる塗装済み完成品も。まさにプラキット好きによるプラキットファンのためのプロジェクトで、12月14日現在は194人のパトロンから179万4000円が集まっている。しかし目標金額が400万円なのでまだまだ道半ば。オリジナルの人型重機を世に送り出すことが出来るのか、今後の展開に注目していきたい。

「夢がある! 是非達成してほしい」 会社員がオリジナルロボットを製品化!? ロマン溢れるクラウドファンディングにプラキットファン大注目!

個人が完全オリジナルロボットのインジェクションプラキットを製品化するという夢のあるプロジェクトが、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始。プラキットファンの注目を集めている。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

ドイツ製(設定)の無骨な人型重機をプラキット化!

同プロジェクトに挑戦するのは、広告代理店に勤めている西沢弘宜氏。“ガンダム直撃世代”でオリジナルロボットのプラキット化に憧れていた同氏が、ある日金型メーカー「株式会社エムアイモルデ」の社長と知り合うことで実現した。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回開発されるのは、西沢氏が学生時代の頃から温めてきた人型ロボット「Reisen Panzer Ⅳ(リーゼンパンツァーフォー)-Ⅳ号人型重機」。“1940年代のドイツで開発された”という設定のため、どこかクラシカルで無骨なデザインになっている。製品のサイズは12.5cmで、設定上の全高の1/48スケール。詳細なディティールにもこだわりがあり、一部を除き全身の関節が可動する。

 

プラキットファンによるプラキットの製品化はかなり画期的だが、そこには様々な困難が。西沢氏曰く、現在日本で売られているキャラクターロボットのプラキットは、ほとんどがアニメやゲームに関連したものだという。アニメなどのコンテンツ自体がプラキットを売るための仕掛けになっており、ここには明確なビジネスモデルが。そのため今まではコンテンツごと世に送り出せるほどのお金を集めるか、スポンサーを探すのがプラキット開発の常識だったそうだ。

 

しかし西沢氏は金型メーカーの協力やクラウドファンディングの利用をもとに、個人でプラキットを製造することを決意。製造費の一部である400万円を、目標金額を達成した場合のみファンディングされる“All-or-Nothing方式”で支援を募った。

 

そんな同プロジェクトには、全国のプラキットファンから「組み立てられる日がくるのを楽しみにしています!」「デザインや世界観にすごい共感できる」「個人でプラキットを生産するなんて夢がある! 是非達成してほしい」と応援の声が寄せられている。

 

ロマン溢れる“解説本”にも注目!

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回のプロジェクトで製作されるのはプラキットだけではなく、背景となるストーリーや設定などをまとめた解説本も作られる。シナリオを担当するのは西沢氏の映画サークル時代の友人・星野智宏で、「冒険活劇+古典ハードSF+ロボットアクション」というストーリーに。コンセプトアートはイラストレーターの“からます”が担当した。

 

リターンはプラキットと解説本のほか、造形作家・chikaによる塗装済み完成品も。まさにプラキット好きによるプラキットファンのためのプロジェクトで、12月14日現在は194人のパトロンから179万4000円が集まっている。しかし目標金額が400万円なのでまだまだ道半ば。オリジナルの人型重機を世に送り出すことが出来るのか、今後の展開に注目していきたい。

これが猫のトイレだと!? 「ロボット化」が進み、砂はいずれ時代遅れになるかも……

スマートライト、音声アシスタントスピーカー、自律式掃除機ロボット・・・。テクノロジーの進化で驚くほど便利なガジェットが次々に世に出てきましが、その勢いは留まるところを知りません。GetNavi webではこれまでも雑草抜きルンバや全自動アイロンマシンなど変わり種の全自動デバイスを紹介してきましたが、今日紹介するプロダクトもなかなか大胆な発想で作られています。

 

それは「猫用トイレ」。この分野でも以前から「マシン化」が起きていましたが、問題のひとつに価格がありました。しかし、最近では起業家がより安価なものを作るために、クラウドファンディングで資金を集めています。そこで今回は金額が異なる2つの未来系猫トイレをご紹介します。

 

センサー付き回転式の「Littler Robot III Open Air」

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散歩もいらず、一人遊びが好きな猫はそれほど手間がかかるペットではありません。それでも猫の排泄物は臭いので、「トイレ掃除や砂の補充がもっと楽になったら」と思っている飼い主の方はたくさんいるかと思います。そこに目をつけたのが「Litter Robot III Open Air」です。

 

巨大な回転式のトイレになっており、猫の存在をセンサーが検知。用を足した猫が出ていくとトイレ自体が回転してフンや固まったオシッコだけが下の引き出し部分に落とされるという仕組みになっています。なんとも未来的な設計ではないですか。

すでに3世代目になっているLitter Robotは米Amazonで1台5万円ほどで販売されており、日本のAmazonでは7万円弱で販売されているのが見つかります。レビューもたくさんついており「1日に数回していたトイレ掃除が3日に1回になった」「買って良かった」と感動の声がたくさん見つかります。大きさが気になりますが、猫が複数いる家庭は猫用トイレも同じ数を置いたりしますが、「これ1つで大丈夫になったのも嬉しい」という声も書き込まれています。

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ただ、やはり気になるのは猫が使ってくれるのかどうか。どれだけ便利でも使ってくれなければ7万円の機械もただのガラクタ。少ないですがAmazonのレビューにも「ウチの猫は使ってくれなかった…」という悲しい感想も見つかります。せっかく買ってあげた大型の猫用ジャングルジムをそっちのけでティッシュ箱の中に入って遊ばれるなんて経験は多くの方がしているはずです。

 

多くの飼い主が待ち望んでいた、人間のトイレを使った「CATOLET」

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そんな不安を少し和らげてくれるのは、お値段が約1万8000円という「CATOLET」です。現在Kickstarterで予約受付中のこのプロダクトは、なんと人間用のトイレの横に水道と下水管と接続させて作ってしまう猫用の水洗トイレとなっているのです(日本への発送料は別途約1600円)。

猫が用を足す部分はメッシュのような素材でできたベルトコンベアになっています。おしっこはそのままベルトコンベアをすり抜けて下に、糞は定期的に回転するベルトコンベアが下に排除してくれるという仕組みです。下に落ちた糞はそのまま水によって下水へと流されるというもの。これはもう人間のトイレと同じですね。

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これまで多くの飼い主が「ウチの猫も自分で人間のトイレを使ってくれたら楽なのに」なんて考えてきたのですが、これはそれを実現してくれています。アプリを使ってコンベアの回転と水洗のタイミングを設定でき、万が一水漏れが起きたら通知してくれるそうです。

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トイレ横にスペースがないと設置は難しそうなのと、水回りの取り付けが必要な点は気をつけないといけません。下水道とつなげることができなければ、ホースでトイレの中に流すこともできます。

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猫をトレーニングするために、砂を段階的に減らすことのできるトイレもあるようです。

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資金の獲得に成功すれば、砂の購入もスコップを使った掃除も一切いらない「完全自動式猫トイレ」が実現します。「夢のようなプロダクトがついに誕生した」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。資金集めキャンペーンは1月初旬まで続き、発送は来年の4月を予定しているとのこと。

 

まだまだ存在感は薄いものの、一部の飼い主の間では好意的に受け止められている猫用の自動式トイレ。愛猫をロボットに慣れさせるのは開発者が考えているよりも難しいかもしれませんが、ひょっとしたら、これが未来のペット用トイレの形かもしれません。これからファンを増やせるかどうか注目です。

 

レトロな見た目で超ハイスペック! 世界最大のクラウドファンディングで990%達成のキーボード

最近ではインテリアとしてしか見かけなくなったタイプライター。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、レトロな雰囲気を残した“タイプライター風”のワイヤレスキーボードが支援を集めている。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

 

世界最大のクラウドファンディングで990%達成の注目商品

今回登場したのは、タイプライター風の見た目にハイテク機能を詰めこんだELRTERONの「PENNA」キーボード。世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」と「Indiegogo」で目標金額の990%となる140万USドル(約1億7000万円)を調達したという。

 

キーボードにとっては命ともいえる「キー」は、「ダイヤモンド4軸キーキャップ」と「レトロクロームキーキャップ」の2種類から選ぶことができ、3年間の研究開発を経て生み出された「ダイヤモンド」の方は、どの角度から入力しても正確なタイピングが可能。「レトロクローム」は、よりタイプライターにちかいデザインのキーとなっている。

 

「タイプライターのキー叩く音好き」という声もあるように、見た目だけでなく打鍵感や音もタイプライターの魅力だが、ドイツチェリー社の「MX BLUE」というキートップを使うことで、「カタカタ」というあの音も見事に再現している。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

 

機能性も抜群のハイテクレトロ

「このデザイン良いな」「めっちゃ可愛い! 色悩む」とタイプライター風の見た目が評判になっているが、「Bluetooth 4.2」に対応していたり、最大5台のマルチペアリングが可能だったりとスペックも充実。特に魅力的なのが、本体左についた「マクロバー」だ。

 

本当のタイプライターならこのバーで改行するのだが、「PENNA」の場合はエンター、バックスペースなどの使用頻度の高いキーや文章をこのバーで保存、呼び出しすることが可能。機能性も抜群で、「ハイテクレトロ素晴らしいな」との声も。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

 

もちろんWindowsやアンドロイド、iOSなどすべてのOSをサポートしていて、Windows10以上でBluetoothに対応していればパソコンでも利用可能。150名限定の「超早割」なら1万4800円で「ダイヤモンドキートップ」バージョン、1万5800円で「レトロクロームキートップ」バージョンを手に入れることができる。

 

正式発売は2018年6月の予定だが、Makuakeで支援すれば4月にお届け予定。クラシック感のあるポーチが付いてくるコースもあるので、職場や外出先でオシャレにタイピングしよう。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

目指すはロケット業界のスーパーカブ!? 民間ロケット「MOMO2号機」のクラウドファンディングに大注目

12月3日、民間企業が開発する観測ロケット「MOMO2号機」の打ち上げ支援クラウドファンディングが、CAMPFIREで開始された。北海道でロケット開発を行っているインターステラテクノロジズの2度目の挑戦に注目が集まっている。

出典画像:「今度こそ宇宙へ! MOMO2号機をみんなで飛ばそう」CAMPFIREより出典画像:「今度こそ宇宙へ! MOMO2号機をみんなで飛ばそう」CAMPFIREより

 

民間によるロケット開発事業

出典画像:「今度こそ宇宙へ! MOMO2号機をみんなで飛ばそう」CAMPFIREより出典画像:「今度こそ宇宙へ! MOMO2号機をみんなで飛ばそう」CAMPFIREより

 

インターステラテクノロジズは、日本中のロケット好きの集団「なつのロケット団」を前身とするロケット開発企業。2006年にはSNS株式会社も加わり、堀江貴文がファウンダーに。誰もが宇宙を目指せる時代を目指して、小型で低価格な“ロケット業界のスーパーカブ”を作ろうとしている。

 

そんな彼らが高度100km以上の宇宙空間を目指して開発しているのが、日本国産ロケットの「MOMO」。クラウドファンディング第1弾の「みんなの力で宇宙にロケットを飛ばそう」プロジェクトは2016年6月に行われ、2271万333円の支援金が集まった。その後2017年7月に“MOMO初号機”を打ち上げたのだが、66秒間飛行した後にロケットからのデータ受信が途絶。当初の目標であった高度100kmへの到達は失敗に終わってしまう。

 

同社は初号機が緊急停止に至った原因を検証。“機体の強度に対する条件の想定が足りなかったこと”や“機体を回転させる要因に対しての対策不足”が主な原因だったようだ。そこでこれらの原因に対する改良を加えた“MOMO2号機”の開発に着手。製造資金の一部を募った。

 

民間のロケット開発第2弾に、SNSなどでは「前回参加しそびれたから今度こそ参加したい!」「なんて夢のあるクラウドファンディングなんだ」「自分が支援したロケットが宇宙にいくとか、これ以上のエンターテインメントってある?」との声が上がっている。

 

破格のリターンに大注目

出典画像:「今度こそ宇宙へ! MOMO2号機をみんなで飛ばそう」CAMPFIREより出典画像:「今度こそ宇宙へ! MOMO2号機をみんなで飛ばそう」CAMPFIREより

 

また同クラウドファンディングは、支援者が「自分のロケットが宇宙に行ったんだ!」という体験をすることも目的の1つ。そのためリターンもパトロンとして開発に参加したことを実感できるものが充実している。どの支援コースを選んでもMOMO2号機に自分の名前が載るほか、最高額である1000万円のコースで支援した人には“打ち上げボタンを押す権利”という破格のリターンが贈られる。

 

打ち上げボタンを押したい人は多いようだが、「ちょっと自分には手が届かない…」「打ち上げボタン押したい! でもお金がない!」「自分が打ち上げボタン押したロケットが成功したら最高だろうなぁ… 1000万円は出せないけど」と尻込みする人も。

 

ちなみに今回の目標金額は2700万円で、12月7日現在の支援総額は535万274円。ゆくゆくは純民間による“人工衛星の軌道投入”も視野に入れているロケット開発は、今後どのように展開してくのか。まずは2018年春の MOMO2号機打ち上げを楽しみにしていよう。

プロジェクターは「四角く」なくていい! クラウドで度肝を抜く支援額を実現した「Nebula Capsule」

部屋の壁や天井いっぱいに映画を映したい――。そう思っている人は結構いるはず。そんな夢を叶えるために開発されたのが「Nebula Capsule」。クラウドファウンディングのIndiegogoにて123万4410ドル(約1億3700万円)の支援金調達に成功した大注目の小型プロジェクターです。

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Nebula Capsuleは直径2.67インチ(約67.8mm) x 高さ4.72インチ(約120mm)で、350mlの缶とほとんど同じサイズです。重さも14.8オンス(約419グラム)と350mlの缶ジュースよりほんの僅かに重いだけ。

 

非常に小型サイズなプロジェクターではありますが、100インチ(縦約1m24cmx横約2m21cm)の映像の投影が可能です。

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画質は、輝度とコントラストを向上させるためにTexas Instrument社のDLPチップを使用。明るく(100ルーメン)鮮明な映像を映し出します(解像度は854×480)。天井に映った美しい映像は家族のだんらんにピッタリですね。

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ビジネスシーンでも活躍します。会議にNebula Capsuleを持って行きサッとプレゼン。USBを差し込むだけで準備もラクです。

 

Nebula CapsuleはAndroid 7.0  Nougaを搭載しており、単体だけでもYouTubeやNetflix、Spotifyを投影できます。

 

スクリーンミラーリングでタブレットやスマホのデバイス画面を投影したり、HDMIケーブルでDVDやゲーム機、USBメモリと接続して映像を投影したりすることも可能です。有線と無線両方で接続できるのはユーザーにとってありがたいですよね。

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Nebula Capsuleはスピーカーだけの使用も可能。しかもスピーカーは360度対応です。普通のスピーカーであれば立ち位置によって聞こえ方が変わってしまいますが、Nebula Capsuleならどこにいても同じサウンドを楽しめます。大人数が集まるパーティなどの場で使用にもってこいです。

 

このNebula Capsuleを開発したのは、スマホ用のバッテリーやケーブル、スピーカーを販売するベンチャー企業Anker。Ankerは元グーグル社員によって2011年に設立されました。

 

Nebula CapsuleにおいてもAnker独自のバッテリーの強みが光ります。このプロダクトは1時間で70%充電、2.5時間でフル充電可能。1回の充電で最大2.5時間の映像投影、または40時間の音楽再生ができます。

 

海外でも「USBやWi-Fi、無線・有線接続両方で映像を投影できるのはありがたい」「これは印象的なプロジェクターだ」と評判上々な模様です。

 

Indiegogoにおいて349ドル(約3万9000円、送料別)で予約受付中。発送は2018年1月より開始とのことです。

 

 

空気の力を利用した画期的な“バックパック”が登場! クラファンならではの独創性が◎

多機能バックパック「Capsula」のクラウドファンディングがCAMPFIREに登場。“空気の力”を利用した画期的なバックパックに注目が集まっている。

出典画像:「超軽量・耐衝撃・完全防水。空気を吹き込み水に浮くCapsulaバックパック」CAMPFIREより出典画像:「超軽量・耐衝撃・完全防水。空気を吹き込み水に浮くCapsulaバックパック」CAMPFIREより

 

耐久性・軽量性を両立させた新しいバックパック

出典画像:「超軽量・耐衝撃・完全防水。空気を吹き込み水に浮くCapsulaバックパック」CAMPFIREより出典画像:「超軽量・耐衝撃・完全防水。空気を吹き込み水に浮くCapsulaバックパック」CAMPFIREより

 

Capsulaの最大の特徴は、空気を吹き込むバルブがバックパックに内蔵されていること。これによってバッグの中に空気が充満し、空気圧が衝撃を吸収してくれる。これまでの耐衝撃バッグはハードジェルや分厚いクッションが使われてきたため重量が嵩んでしまいがちだったが、このバッグに使われているのはあくまで空気。かつてないほどの耐衝撃性能を実現しながら、軽量性も両立している。空気のおかげで“水に浮く”というのも、水辺などの特定の条件下では利点になりそうだ。

 

バックパックの空気を密閉しているのは、特許出願中の特殊なジッパー。そもそもCapsulaを制作するきっかけとなったのは、Nyseal社がこのジッパーを開発したこと。そこで開発チームがテスト用の完全防水ケースを作り、ジッパーが耐えられる気圧を測定。結果、6-10kpaというNyseal社も驚愕するほどの数値を叩き出し、「このケースを実験道具にしておくには勿体ない」という思いからCapsulaを誕生させた。

出典画像:「超軽量・耐衝撃・完全防水。空気を吹き込み水に浮くCapsulaバックパック」CAMPFIREより出典画像:「超軽量・耐衝撃・完全防水。空気を吹き込み水に浮くCapsulaバックパック」CAMPFIREより

 

“空気”を逃がさないほどの密閉性なので“防水性能”にも優れており、力づくで深度1メートルに沈めるテストでは30分間浸水なし。さらに抜群の密閉性が、副産物として“断熱性”をもたらしている。

 

機能性も抜群で、背パッドを取り外すことにより「ブリーフケース」や「スリングバッグ」に早変わり。そして“インナーバッグ”をセットすることで、小物なども自由自在に仕分け出来る。

 

かなり高性能なバックパックのためSNSなどでは「これは面白いカバンだな」「ヘリウムガスとか入れたらどうなるんだろう?」との声が。空気を使ったバックパックに興味をそそられているようだ。

 

様々な応用がきく魔法の素材“空気”

空気を使ったバッグは近年注目されているようで、Capsula以外にも様々な商品がある。FREITAG社は空気を入れて使用するキャリーバッグZIPPELINを開発。こちらは収納性と軽量性に優れたキャリーバッグとなっている。そして水着を中心とした商品を展開するブランドPixyPartyは、空気をいれて持ち運ぶトートバッグ「エアトートバッグ」シリーズを販売。

 

ちなみに「Capsula」も、バックパックだけでなく“ラップトップタイプ”や“カメラバッグ”など様々なタイプをリリースしている。“衝撃吸収”と“軽量性”を両立してくれる魔法の素材“空気”は、今後も耐衝撃バッグ開発で重宝されそうだ。

弁当箱の応用、これは思いつかなかった! Apple製品のアクセサリーをスッキリまとめてくれる海外で人気の「Bento Stack」

毎日の通勤やちょっとした外出時にもデジタルデバイスや充電器、イヤホンといったアクセサリーを持ち歩くことが普通になりましたよね。しかし、これが少し厄介。カバンにどれだけキレイに入れても、オフィスについたらケーブルや充電器がこんがらがっていることが多々あります。カバンの収納スペースの使い方を決めている人も「もっと楽に収納と持ち運びができたらいいのに」なんて思っていませんか?

 

Indiegogoで見事に1000万円以上の資金を集めている「Bento Stack」はその名の通り、日本の弁当箱からヒントを得たプロダクトです。

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すっきりした見た目がカッコイイBento Stackは、アップル製品の充電器やイヤホン、AirPodケース、Apple Watchのバンド、さらにはApple Pencilと様々なアクセサリーや周辺ケーブルを一気にスマートに収納してくれるのです。日本文化がこんな形でプロダクトの設計に使われるなんてちょっと感激ですよね。

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開発者は「日本のミニマリスティックなデザインのモダンな弁当箱からインスピレーションを受けた」と紹介ビデオで語っています。

 

全部が1つのケースに入っているというのは確かに便利。オフィスについたらBento Stackをデスクにおいて、必要な物だけを取り出せば良いわけですね。カバンに入れるのも楽です。

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何より見た目がごちゃごちゃしないのは涙ものです。ケーブルの根本がカバンのなかの本やデバイスに押しつぶされてしまったり、ケーブル自体がラップトップの下に引っかかって取り出せなかったりということは日常茶飯事。Bento Stackに入れておけばスッと取り出せてスッと入れることができます。なかの仕切りは動かせるので、自分の持っているアクセサリーの組み合わせに最適なデザインに調整することも可能。

 

フタの部分もしっかりと収納スペースになり、Apple Watchのバンド部分を収納できたり、Apple Pencilを収納したりすることができます。

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こちらはスクリーンを斜めにディスプレイするためのマウントとしても活用可能。ちゃんと考えられたデザインですね。

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デザイン、値段、機能のバランスが逸品!!

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Indiegogoのコメント欄には「素晴らしいアイデア! 手に入れるのが待ち遠しい!」という声だけでなく「値段も良心的で最高」と手ごろな価格も絶賛されています。Bento Stackは1つ約4300円(発送料別)から予約受付中ですが(発送は12月の予定)、確かにどれだけ便利でも結局これはケース。高価過ぎると手が出しづらいですよね。だからといって安いメッシュバッグなどを買うのも不格好。その点、デザイン、機能、そして値段のバランスがうまく整ったBento Stackは魅力的です。

 

箱は用途に合わせて小さい収納箱としても使えます。一段だけでも利用可能。つまりデバイスのヘビーユーザーでもライトユーザーでも、ニーズに合わせたサイズで使えるというわけです。

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日本人としてはパッと見ただけで使い方もピンと来る、嬉しくなるプロダクトです。これまではオフィスに着いたら、いちいち1つずつケーブルやアクセサリーをバッグから取り出していましたが、Bento Stackならデスクについてスッと取り出すだけで終わり。多くの人がこれを欲しがるのも納得ですね。

画期的な音声翻訳デバイス! “IU”に集まった支援は目標金額の3000%以上!!

20言語に対応した音声翻訳デバイス「IU」が、Makuakeでクラウドファンディングを開始。画期的なデバイスが注目され、目標金額の3000%以上にのぼる資金が集まっている。

出典画像:「20言語対応!手の平サイズの音声翻訳デバイス 『IU』アイ・ユーで世界を広げよう」Makuake サイトより出典画像:「20言語対応!手の平サイズの音声翻訳デバイス 『IU』アイ・ユーで世界を広げよう」Makuake サイトより

 

シンプルかつスタイリッシュな音声翻訳デバイス「IU」

「IU」は、超小型の双方向音声翻訳デバイス。「I(私)」と「U(あなた)」の言語を設定するだけで、お互いの会話の音声を翻訳することが可能に。英語・中国語・フランス語・ヒンディー語など合計20の言語に対応しており、様々な言語を話す外国人とスムーズにコミュニケーションが取れる。

 

見た目は3cm×3.5cmの立方体で、至ってシンプルなデザイン。一見するとただのキューブのようで、とても翻訳デバイスだとは想像がつかない。スタイリッシュで使いやすく、持ち運びに便利なのもIUの利点。翻訳以外にポータブルスピーカーとしても活用でき、Bluetoothと接続すれば場所を選ばずに音楽や動画、ビデオ通話を楽しめる。

出典画像:「20言語対応!手の平サイズの音声翻訳デバイス 『IU』アイ・ユーで世界を広げよう」Makuake サイトより出典画像:「20言語対応!手の平サイズの音声翻訳デバイス 『IU』アイ・ユーで世界を広げよう」Makuake サイトより

 

使い方はとっても簡単で、無料専用アプリからアカウント登録をしたら、後は言語を設定して「I」のボタンを押しながらIUに話しかけるだけ。話し終えてボタンを離すと、IUから翻訳された音声が流れる。相手に話してもらうときは「U」のボタンで同様の操作を。言語の切り替えもIUに話しかけるだけででき、操作性は限りなくシンプルだ。まさに夢のようなこの機械に、ネット上では「東京オリンピックでも役立ちそう」「これで恐れずに海外旅行に行けるようになるぞ」との声が上がっている。

 

目標金額をはるかに上回る人気ぶり

クラウドファンディングの目標金額は100万円に設定されていたが、11月20日時点で集まった金額は3014万560円と想定していた金額をはるかに上回った。画期的なプロジェクトはたちまち話題を呼び、数々のネットニュースやテレビでも取り上げられている。支援者からは「届くのが待ちきれない」「海外でビジネスをしているので、強い味方になってくれると信じている」といった期待の声が続出。新しい世界のコミュニケーションツールとして活躍する日を心待ちにしている人が多いようだ。

 

IUはオンラインがなければ使用できないIoT製品だが、今後はインターネット環境がなくても使えるオフライン化を目指しているとのこと。翻訳精度や操作のレスポンスにかかる時間の改善など、さらなる進化のために研究を重ねている。

 

支援金額は2000円から8万9800円までのコースがあり、IU専用ネックストラップや割引価格でIUが手に入るといったリターンが存在。ホワイト・ブラックのカラーバリエーションに加え、Makuake限定のピンク色も用意されている。今まで外国語が話せなくて困っていた人は、IUでコミュニケーションを図ってみては?

出典画像:「20言語対応!手の平サイズの音声翻訳デバイス 『IU』アイ・ユーで世界を広げよう」Makuake サイトより出典画像:「20言語対応!手の平サイズの音声翻訳デバイス 『IU』アイ・ユーで世界を広げよう」Makuake サイトより

流通の常識が変わるかも!?“謎の箱”販売プロジェクトのクラウドファンディングに支援者続出!

11月7日、ユーザーに“謎の箱”が届く新事業のクラウドファンディングが「CAMPFIRE」に登場。流通の常識を覆すかもしれないプロジェクトに注目が集まっている。

出典画像:「あなたに『謎の箱』が届く!【特別お試し版】フォーチュンボックスお届けプロジェクト」CAMPFIRE サイトより出典画像:「あなたに『謎の箱』が届く!【特別お試し版】フォーチュンボックスお届けプロジェクト」CAMPFIRE サイトより

 

「謎の箱」が届く斬新な通販

出典画像:「あなたに『謎の箱』が届く!【特別お試し版】フォーチュンボックスお届けプロジェクト」CAMPFIRE サイトより出典画像:「あなたに『謎の箱』が届く!【特別お試し版】フォーチュンボックスお届けプロジェクト」CAMPFIRE サイトより

 

出典画像:「あなたに『謎の箱』が届く!【特別お試し版】フォーチュンボックスお届けプロジェクト」CAMPFIRE サイトより出典画像:「あなたに『謎の箱』が届く!【特別お試し版】フォーチュンボックスお届けプロジェクト」CAMPFIRE サイトより

 

同プロジェクトを開始したのは、今年3月に設立したばかりの新企業「フォーチュンファクトリー」。同社の事業内容は「フォーチュンボックス」の販売で、サービス開始に先立ちクラウドファンディングという形で「お試し版」をリリースした。

 

「フォーチュンボックス」とは、様々なメーカーのこだわり商品が入った“箱”のこと。利用者は箱を開けるまで中にどのような商品が入っているのかわからないため、開封までのドキドキ感を楽しむことが出来る。まさにユーザーが“選ぶ権利”を手放すという、新しい形の通販だ。

 

またCAMPFIRE上にある特設サイトに書かれた説明によると、「フォーチュンボックス」は「メーカーさんのチャレンジを応援できる新しい流通の形」とのこと。現在日本には数多くの製造メーカーがあるが、せっかく作ったこだわりの製品が宣伝不足で日の目を見ないことも。同プロジェクトはそんなマイナーで素敵な商品を、“偶然の出会い”で人々と結びつけるという目的も持っている。

 

そのため箱の中に入っている商品は、いずれもこだわりの商品ばかり。「ありふれたものは売らない」「品質実感が難しい、品質が低いものは売らない」「自己満足で熱くなって冷静になったら後悔するようなものは売らない」「自分が知らないだけでみんなが知っているものは売らない」「理由もなく売れ残りや在庫処分品は売らない」「法律違反や公序良俗違反になるものは売らない」「宗教や思想、個人的趣味が強いものは売らない」という7つのルールにのっとって、品物を厳選してくれるという。

 

同プロジェクトには「とても面白い企画! プレゼントとかにいいかも!」「成功したら流通が変わる… かもしれないプロジェクトだと思う」「こういったユニークな事業がもっと増えて欲しい」との声が寄せられ、支援者が続出。目標金額3万9900円に対して、67万3880円(11月16日時点)の金額が集まった。

 

気になる「フォーチュンボックス」の中身は?

リターンとして支援者に贈られるお試し版「フォーチュンボックスNo.00」には、合計6000円相当の商品が封入されている。気になる中身は当然明かされていないのだが、「一度はお召し上がりいただきたい、ちょっと変わったおいしい食品」や「届いたその日から使っていただき感動していただけるような生活雑貨」などが、5点から8点ほど入っているとのこと。

 

さらに、まだ一度も世に出たことのない謎の箱「フォーチュンボックス」を購入した勇気を称える「スペシャルな表彰状」も贈られる。ゆくゆくは“フォーチュン通販”という市場が出来ることも視野に入れているという同プロジェクト。“選べない通販”がどのように流通を変えるのか、期待は膨らむばかりだ。

「マジか…」日本酒ファンが絶句する大ニュース! あの「酒づくりの神」がクラウドファンディングで電撃復帰

「日本酒好きには見逃せないプロジェクトが開始致しましたのでご連絡です!」

クラウドファンディングサイト「Makuake」の運営元、(株)マクアケの広報さんからこんな見出しのメールが届きました。

 

イヤイヤ、見逃せないことなんて、そうそうあるわけが…

「本日つい先ほどより、『酒づくりの神様』の異名を持つ、農口尚彦氏(84)が最前線に復帰し…」

 

……マジか。

農口尚彦(のぐち・なおひこ)氏といえば、確かに日本酒ファンの間で神格化されている「能登杜氏四天王(のととうじしてんのう)」のひとり。27歳で「菊姫」の杜氏(※)に就任して同ブランドの名を不動のものとし、「現代の名工」や「黄綬褒章」なども受賞した伝説の人物です。2010年に放送されたNHKのドキュメント「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、麹を食べ続けたため40代で歯がすべて溶けてしまった…という衝撃のエピソードを披露していました。

※杜氏(とうじ)…酒造りの職人を束ねるリーダーのこと

20171116-s4 (1)↑農口尚彦さん

 

ちなみに、筆者は「菊姫」退職後の鹿野酒造(銘柄:常きげん)時代の農口さんに会いに行き、自分のなかでこれを一生の宝としていました。当時を思い返してみると、農口さんの透明感のある表情が印象に残っています。筆者が「これだけ味がしっかりしていてもキレがいんですね…」と試飲の感想を述べると、農口さんは薄く笑みを浮かべながら「のどにモタつく酒は造りがヘタ。しっかりとキレる酒にするのが杜氏の腕のみせどころ」と語ってくれました(うろ覚えですが)。その後はその年の造りの話になり、「日本酒度(※)が思っていたのと違う」「日本酒度が、日本酒度が…」と、うわごとのようにつぶやいていたのを覚えています。

※:日本酒度…日本酒の糖の含有量を推測するための単位。日本酒の甘い、辛いを判断する指標になります

 

…たしか、農口さんは2015年に引退したと聞いていましたが……そうか、復帰したのか!

 

マクアケさんからのメールの続きを読むと、農口さんは、「夢や情熱を持った若者と共に酒づくりを行いたい」という熱い想いで復帰を決意。新しく建設した酒蔵「農口尚彦研究所」で7人の若者とともに酒づくりを再開し、そこで一番最初に醸造した酒を、いち早く「Makuake」の支援者に届けるというプロジェクトがスタートしたそうです。

↑↑農口さんと7人の蔵人。アメリカ・オレゴン州出身の蔵人(左)の姿も

 

さて、農口さんの代表作といえば、「山廃吟醸」(やまはいぎんじょう)、通称「山吟」(やまぎん)が有名です。こちらは、独特の酸味が楽しめる昔ながらの「山廃造り」と、米を磨いて低温発酵させる「吟醸造り」を組み合わせ、コクと透明感を両立したもの。かつて筆者が口にしたときは、その完成度の高さに脱帽するしかありませんでした。…さて、Makuakeのラインナップはどうだ…?

 

サイトを見てみると、ラインナップは「本醸造酒」「山廃純米酒」「山廃吟醸酒」の3種類。…やっぱり「山吟」あるじゃない! 価格は「本醸造酒」で720ml×2本で5500円~、例の「山吟」が720ml×2本で7500円~と決して安くはないが、これは日本酒ファンなら絶対ほしい。1秒後に飲食店の買い占めがあってもおかしくないレベルです。筆者も、いつもなら「みなさんもぜひ」と締めるのですが、日本酒ファンとして自分の胸だけにとどめておきたい…という思いもあり、幅広い人に知ってほしくもある、という…とにかく複雑な気持ちです。

↑↑左から本醸造酒、山廃純米酒、山廃吟醸酒

「ガジェット好きにはたまらない!」無線Bluetooth×骨伝導スピーカーが搭載された画期的なサングラス!

骨伝導スピーカーが搭載されたサングラス「KIWI Sound」が、Makuakeでクラウドファンディングを開始。画期的なサングラスが注目を集め、プロジェクトを開始したその日のうちに目標金額を達成した。

出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより

 

耳を塞ぐことなくハンズフリーで音楽を堪能

出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより

 

「KIWI Sound」は、無線Bluetoothでスマートフォンと繋ぎ、骨伝導スピーカーで音楽を聴くことができるサングラス。耳をふさがないで済むので、まわりの音も聞き取れるのが特徴だ。またボタンタッチ1つで、スマホにかかってきた通話に出ることも可能。3秒長押しすれば、「Siri」や「Google now」を使いスマホを取り出さずに電話をかけられる。

 

細かいところもかなり優秀で、Bluetoothチップセットを搭載することにより、少ない消費電力で高い音響性能を実現。「mircro USB」で2時間充電すれば、音楽再生や連続通話をしても最大10時間は充電が持つそうだ。

出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより

 

そして、サングラスとしての性能も見逃せない。レンズには、反射率が低く汗の成分で化学的な変形を起こさない高級レンズ“TAC偏光レンズ”を採用。偏光機能や防弾機能もあり、大事な目を紫外線などからしっかり守ってくれる。ちなみにレンズが故障した場合は、レンズのみを交換可能。

出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより出典画像:「ランニングやサイクリングに最適! 耳を塞がず音楽が聴ける骨伝導サングラスKIWI」Makuake サイトより

 

さらに完全防水ではないものの、“生活防水機能”が適用されているのでレジャーなどにもうってつけ。軽いのに落ちにくいデザインも魅力的だ。何かと高性能なサングラスに支援者からは「ガジェット好きにはたまらない商品!」「レンズが交換可能なのが何気に嬉しい!」「かなり実用的な感じがする… 旅行などにぜひつけていきたい」との声が上がった。

 

高性能サングラスに支援者続出

さらに同製品を開発したENTERFRONT社は、Android向けのアプリケーション「KIWI Sound TTS」も開発。ダウンロードすることで、「KIWI Sound」の機能を拡張することができる。例えば電話がかかってきた時は、電話帳に登録されている名前を音声でお知らせ。LINEやSNSなどの場合は送られてきた“メッセージ”まで読み上げてくれるので、クルマの運転中などに効果を発揮しそうだ。

 

同クラウドファンディングには支援が相次ぎ、目標金額の100万円を即日に達成。11月13日現在では、238万8200円という金額が集まっている。気になった人は、“サングラス×骨伝導”で新しい音楽体験をしてみてはいかが?

「是非製品として世に送り出してくれ!」法政大学生の“次世代縄跳び”プロジェクトに熱い声援

次世代の光る縄跳び「MagicLoop」を製作するプロジェクトのクラウドファンディングがCAMPFIREで行われている。現状の支援状況は中々厳しいようだが、パトロンからは「きっとヒットすると思うから頑張って!」と惜しみない声援が相次いだ。

出典画像:「跳んで魅せて楽しめる、未体験の光るなわとび『MagicLoop』」CAMPFIREより出典動画:「跳んで魅せて楽しめる、未体験の光るなわとび『MagicLoop』」CAMPFIREより

 

スマホと連動する次世代縄跳び

「MagicLoop」の製作は、法政大学デザイン工学部・システムデザイン学科の学生と卒業生が取り組んでいるプロジェクト。もともとは授業の課題で企画したもので、製作されたプロトタイプはハードウェアコンテスト「GUGEN2014」に出品。会場で実際に遊んだ人からは「欲しい!」と商品化を望む声が寄せられた。

 

そこでプロジェクトメンバーは、“製品”として形にするため「MagicLoop」の開発を継続させることに。今回のクラウドファンディングでは、「外装の金型の制作」「外装の製造」「基板の製造」「アプリケーションの開発」に使う資金を募った。

 

とはいえ“光る縄跳び”自体はいくつか既存製品があるので、やはりスペックが気になるところ。「MagicLoop」の性能を見てみると、これまでの一般的な“光る縄跳び”とは一線を画すものになっている。


出典画像:「跳んで魅せて楽しめる、未体験の光るなわとび『MagicLoop』」CAMPFIREより[/caption]

 

まずロープの部分には60個のLEDが内蔵されており、跳ぶ速さや跳び方の違いで光が様々に変化。点滅する光の残像で、空中に“絵”を描くような光り方にすることも可能だ。ちなみに“センサー”で飛んだ回数や回転角度を測定しているので、毎回決められた位置で光らせることも出来る。“遊び”だけではなく、ショーなどの“パフォーマンス”でも威力を発揮しそうだ。

出典画像: 「跳んで魅せて楽しめる、未体験の光るなわとび『MagicLoop』」CAMPFIREより出典画像: 「跳んで魅せて楽しめる、未体験の光るなわとび『MagicLoop』」CAMPFIREより

 

また、縄跳びと並行して開発されている“スマートフォン用アプリ”と連動させて使えるのも、「MagicLoop」の大きな特徴。豊富に用意されたプリセットから光のパターンを選択できるだけでなく、“ドット絵エディタ機能”で好きな絵を設定して光らせることも。縄跳びを飛びながらメッセージを伝えてみても面白いかもしれない。

 

かなり高性能な光る縄跳びに、支援者からは「めちゃくちゃほしい! 是非製品として世に送り出してくれ!」「縄跳びめっちゃ得意だから使うの楽しみ」「本当に素敵な縄跳び… これはパトロンになるしかない」との声が上がった。

 

支援総額は現状18%

強く製品化を望まれている「MagicLoop」だが、支援の状況はかんばしくない模様。目標金額が130万円なのに対し、11月8日時点での支援総額は18%の24万6000円。さらに同プロジェクトは「All-or-Nothing方式」なので、目標金額を達成しないと開発メンバーに資金がファンディングされない。

 

10月31日には「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)でも紹介された、学生発の次世代縄跳び開発プロジェクト。募集終了となる11月29日まではまだ時間が残されているので、これからの巻き返しに期待したい。

キングジム、次はそうきたか! 徹底的に使ってわかった、カフェでの離席の不安を解消する「トレネ」の実力

カフェや新幹線の車内って、ある意味“コワーキングスペース”ですよね。もちろん、メインのオフィスほどの機能はありません。会議室みたいな使い方はできませんし、ほかのプロジェクトメンバーはほかの場所にいることが大半。でも、ちょっとした書類の作成やメールのやりとり、情報収集に集中できる環境であることはたしか。

 

Wi-Fiや電源コンセントが使える行きつけのカフェを「電源カフェ」アプリで調べる、東海道新幹線を使う時は車端部(最前席&最後席)と窓側座席にコンセントがあるN700系を予約する、などによって、ちょっとした時間も仕事に費やせます。もちろん、PCゲームに勤しんでもいいんですけどね! ゲーミングノートを持ち歩いて常にドン勝目指すのも男らしいといえば、THE漢。間違いない。

 

しかし。個室ではなく、入退室を管理しているオフィスではないことを、僕らは知っておくべき。何のことかといいますと、飲食店などの施設や電車、飛行機などの空間は開かれた公共の場。ゆえに荷物は自分で責任をもって管理する必要があります。

 

日本にいると、ほんと安全だなーとは思うんです。席を確保するために上着や荷物を置いてから、カウンターにオーダーしに行くおひとり様を見て。いい国だなーとは思うんです。でもその荷物、盗まれないという保証は一切ありません。周囲を見渡してください。「店内でのお荷物の管理はお客様ご自身でお願いします。盗難、毀損等について当店は一切の責任を負いかねます」といった注意書きが貼られていたりしませんか? そうでなくとも店に預けるといったことをしない(店員が関与していない)まま盗難にあった場合、相談にはのってくれるでしょうけど損害賠償などの請求はできません。

 

スマホ連携の防犯アラームで大事な荷物を守る

その、ひとりでの外出時の荷物管理問題、キングジムの「トレネ」で解決できるかもしれませんよ。日本のクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で現在プロジェクト進行中の製品で、2017年11月10日の終了日まで60日を残した状態で、目標額の759%となる379万円あまりを調達。応援コメントを見ても「そういうのが欲しかった!」という声ばかりで、期待度の高いプロダクトなんです。

 

ではこの「トレネ」が実際、その期待どおりに役立ってくれるのか、見ていきましょう。

↑円錐形状の「トレネ」本体。左下はストラップホール、右下は充電用のmicroUSB端子。上部の輪はLED。なお写真は開発中のバージョンで、市販モデルでは形状が変わる可能性がある↑円錐形状の「トレネ」本体。左下はストラップホール、右下は充電用のmicroUSB端子。上部の輪はLED。なお写真は開発中のバージョンで、市販モデルでは形状が変わる可能性がある

 

↑底面部に主電源スイッチと電源ボタンが備わる↑底面部に主電源スイッチと電源ボタンが備わる

 

機能としては、振動アラームです。「トレネ」本体に組み込まれたセンサーが振動を検知すると、アラームを鳴らします。

 

これだけでは従来の旅行用防犯アラームと変わりません。そこで「トレネ」はスマートフォンと連携することで、より使いやすいプロダクトに進化しました。

 

専用アプリで「トレネ」とスマホをペアリングすると、まずモニタリング開始距離を設定できるようになります。スマホが「トレネ」のBluetooth電波を検知している間は、いくら揺らしても「トレネ」がアラームを鳴らすことはありません。ある程度離れて警戒モードとなったとき、「トレネ」は防犯アラームとしての機能を自動でONにします。

↑スマホでの設定画面。モニタリング開始距離はオート設定・マニュアル設定から選べる↑スマホでの設定画面。モニタリング開始距離はオート設定・マニュアル設定から選べる

 

従来の旅行用防犯アラームは、荷物の側にいるときもちょっとした振動でピピピ、と鳴り出しやすいものでした。かといって電源をオフにしておくと、いざ離席するときに電源を入れ直すことをわすれがち。このケアレスミスをカバーして、必要なとき着実に働いてくれるのが「トレネ」なんですね。

 

シーンに合わせて動作をカスタマイズ

スマホ連携によるメリットはほかにもあります。「トレネ」の動作を細かくカスタマイズできるんです。設定項目は振動の大きさ、アラーム音量、振動を検知したときのLED発光パターン、通常時のLED発光、アラームの停止方法、オートスリープなどがあります。

 

↑振動の検知レベルも3段階から選べる。電車や飛行機でも使える設定があるのはありがたい↑振動の検知レベルも3段階から選べる。電車や飛行機でも使える設定があるのはありがたい

 

重要なのは振動の大きさの設定です。ほとんど振動がないオフィスや静かなコワーキングスペースでは、わずかな動きも検知する「レベル1」。行き来する人がいる飲食店や賑わっているコワーキングスペース、漫画喫茶などでは、検知感度が控えめな「レベル2」、常に振動している鉄道の座席でつかうなら「レベル3」の設定と、環境に応じたセッティングができます。

 

レベル1だと、「トレネ」を置いたノートPCやバッグが少しでも動かされるとアラームが発動。音量を「大」にしておくと、飲食店では周囲の人の誰もが「何事だ!?」と振り向くボリュームとなります。

↑音量、LEDの発光パターン、警戒モード時のLED発光の有無など、細かいカスタマイズが可能↑音量、LEDの発光パターン、警戒モード時のLED発光の有無など、細かいカスタマイズが可能

 

↑アラームを停止させる方法は3つ。電源ボタンを押すことで停止させることもできる↑アラームを停止させる方法は3つ。電源ボタンを押すことで停止させることもできる

 

またスマホと「トレネ」が離れて警戒モードになると、定期的にLEDを点滅させる見守り設定も可能です。バッテリーの消耗は激しくなりますが、数時間常時ピカピカと光らせるのでなければ問題なさそう。視覚面で盗難抑止力を強化できる反面、これまた周囲の人に「何あれ危険物!?」と思われてしまう可能性もあるので、使いどころは考慮する必要があるとは思いましたが。

 

見守り設定ONで警戒モードに入ると赤く光る

実際に「トレネ」を使ってみました。なおモニタリング開始距離はアプリをインストールするスマホの機種にもよりますが、規格上はClass2の10mとなっています。壁やドアがあると電波は大きく減衰しますが、これは「トレネ」にかぎらずBluetoothスピーカーとかも一緒。“そういうものだ”と判断すべきかと。

 

ふむ。確かに離席して、カウンターに行く状況であれば安心感があります。2階の席から1階のカウンターに行くといった見通せないシチュエーションでも、アラームが鳴ってドタバタと階段を駆け下りてくる人がいたらすぐに捕まえられますし。

↑スマートフォンと「トレネ」の電波が途切れると、自動的に警戒モードに入って荷物を見守る↑スマートフォンと「トレネ」の電波が途切れると、自動的に警戒モードに入って荷物を見守る

 

↑ノートパソコンの上に置いておくと、視覚的な効果は絶大↑ノートパソコンの上に置いておくと、視覚的な効果は絶大

 

しかし、いくつかのドアを閉めることになるトイレでは、どうしても不安は残ります。アラームが鳴ってもすぐに現場に急行できないかもしれませんから。正直いうと、「TrackR」(紛失防止タグ)のようなクラウド対応のGPSタグ機能もついていたらいいかな、とは感じましたね。

 

↑両面テープが付いたベースとストラップをつなげることも可能。これなら振り落とされずに済む↑両面テープが付いたベースとストラップをつなげることも可能。これなら振り落とされずに済む

 

「トレネ」の大きさは、つまめるくらいコンパクト。荷物の上にポンと載せただけだと、すぐに落とされてしまうという不安もあります。これに関してはご安心ください。付属のベースには両面テープとストラップがついており、荷物と「トレネ」をつなげておけます。

 

一般販売価格は1台7344円(税込)。いまならMakuakeで10%OFFの6610円で購入できます。ひとりでの移動が多いみなさま、1台どうでしょうか。

 

【商品情報】

キングジム「モニタリングアラーム トレネ」価格7344

浄水器フィルターの60倍もきれい!! しかも必要なミネラルまで補ってくれる進化型のポッド式ウォーターメーカー「Mitte」

ドリンクマシンの近年のトレンドは「ポッド式」。アメリカでは今、コーヒーの粉が入った丸くて小さな紙のパック(ポッド)を機械に入れて、スイッチを押すだけで美味しいコーヒーが淹れられるコーヒーポッドがどんどん普及しています。

 

以前に紹介したTEAMOSAも、実はお茶を超音波で入れてくれるポッド式のティーメーカーでした。また、自分好みのヨーグルトが作れるYomeeも同じくポッド式でしたね。

 

そして、ここに来て驚きのポッド式ドリンクマシンが登場。それは「水」です。「どういうこと?」と一瞬考えてしまいますが、このポッドは浄水用のミネラルポッドなのです。

 

これまでの方法では失われていたミネラルを補給

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Kickstarterで目標金額の約3倍にもなる2700万円ほどを既に集めた大人気浄水器「Mitte」は、蒸留によって水から汚染物質を取り除いてくれるというもの。これまでの多くの浄水器は、水を浄化するプロセスで不純物だけでなく、本来なら水に含まれているべきミネラルまでも取り除いてしまうことが問題だったと開発者は述べています。

 

そこでMitteは水をきれいにした後にカルシウムやマグネシウムといったミネラルを補給することで、この問題を解決。純度が高い上に必要なミネラルが含まれる健康的な水が作れるようです。

 

専用のカートリッジ(ポッド)は3種類あります。カルシウム、マグネシウム、カリウムが入ってpH値は7から7.5の「mitte バランス」。上記の3つに加えて微量の鉄、マンガン、セレン、亜鉛などが含まれたpH値7から8の「mitte バイタリティ」。そして「バイタリティ」と同じミネラルに抗酸化物質が含まれたpH値8.5から9の「mitte アルカリ」。生活習慣や運動前後、就寝前・起床時など、さまざまなニーズに合わせてポッドを選べるということですね。

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健康に気を遣っている人でも水を飲むことは忘れがち。かといって毎回ミネラルウォーターを買うのも馬鹿馬鹿しいですよね。Mitteなら自宅でもオフィスでも水道水を容量4.5リットルのタンクに入れるだけで、あとは毎時間0.5リットルずつ清潔な水を作り出してくれます。

 

Mitteは蒸発させた水を冷やすことで、不純物を極力取り除いた蒸留水を生み出します。これを使うと違いは歴然。水はフィルター式の浄水ピッチャーと比べると60倍、逆浸透式の浄水器と比べても3倍もきれいになるとのことです。

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開発中の実験では、タンクに入れた水道水のうち3%は汚水として別タンクに残ったそうですが、これがかなり濃い茶色をしているのです。鉛だけでなく、なんと安全基準値の3倍の量のウランまでも開発者のオフィスの水道水から検出されたとか。ちょっとゾッとしますね。

 

アプリを使って温度と量を調整できる

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これまでもGetNavi  webはフレシャス・デュオ、フレシャス・スラットやウォーター・ダイレクトといったウォーターサーバーを紹介してきました。これらの容量が7リットルまたは9リットルだったのに対してMitteは4.5リットル。用途としては核家族か少人数のオフィスに適しているのではないでしょうか。

 

さらに、Mitteは大きな専用コンテナに入った水を定期的に注文する必要がありません。水道水を入れるだけで清浄かつ健康的なミネラルウォーターが作れるわけです。しかも、アプリを使って温度と量を設定でき、ポッドの交換や注文なども管理できます。

 

ただし、上記3つのウォーターサーバーは細長いタワー型で、ソファーの横やデスクの横に置かれても使いやすいのに対して、Mitteはコーヒーメーカーや電子レンジのように、ある程度高いテーブルや棚の上に置かなければなりません。キッチンがちょっと手狭なご家庭にとっては難点かもしれません。

 

人間の生命の源である水。Mitteは水道水から簡単に清浄かつ健康的な水を作り出すことができ、なおかつ経済的なマシンということで、クラウドファンディングでの大成功も納得ですね。Kickstarterでは1つ約4万円から予約が可能。発送は来年4月の予定です。