アップル、XRに本気っぽい。スマートグラスやヘッドセットを次々投入か

アップルが今後リリースするヘッドセット製品のロードマップ予測を、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑アップルより。

 

まず2025年には、「M5」チップを搭載したMRヘッドセット「Apple Vision Pro」が登場します。これは、現行のApple Vision Proからチップを変更する以外の違いはないようです。また、2026年には新製品は発売されません。

 

そして2027年には、サングラス型のスマートグラス「Apple Smart Glasses(仮称)」が登場します。これはディスプレイを搭載せず、音声コントロールとジェスチャー認識が可能で、オーディオ再生、写真・ビデオ撮影、そしてAIを活用した環境認識が可能です。また、複数のフレームとテンプル(つる)でカスタマイズができます。

 

さらに2027年には、大幅に軽量化され全く新しいデザインを採用した「Apple Vision Air」が登場します。本体にはガラスの代わりにプラスチックとマグネシウム合金を採用し、センサーの数も減らされることで、大幅な低価格化を実現します。

 

2028年にはまったく新しいデザインの「第2世代Apple Vision Pro」が登場。重量を大幅に削減し、パワフルな新プロセッサを搭載します。さらに、ディスプレイを搭載したスマートグラス「Apple XR Glasses(仮称)」も登場。こちらは、音声コントロールとジェスチャー認識が可能です。

 

2029年以降には、「第2世代Apple XR Glasses」が登場。また現在は開発が中断されていますが、iPhoneやMacから有線接続でコンテンツを表示する全く新しい種類のデバイス(VRヘッドセット?)も開発されているようです。

 

これらの報告が正しければ、アップルは今後ウェアラブル製品を次々と市場に投入することになります。いよいよ本当の「VR元年」が近づいているのか、今後もアップルから目が離せません。

 

Source: MacRumors

サムスンの新XRヘッドセット、画質はVision Pro超え?ただし弱点も…

サムスンが2025年後半に発売予定の新しいXR(拡張現実)ヘッドセットについて、アップルのVision Proを上回る高性能ディスプレイを搭載するという噂が報じられています。

↑Image:Samsung。

 

韓国の電子業界誌「The Elec」によると、サムスンの初のXRヘッドセット「Project Moohan」には、1.3インチのOLEDoS(OLED on Silicon)マイクロディスプレイが採用される見込みです。ピクセル密度は約3800ppi(pixels per inch)とされており、アップルのVision Proに搭載されている1.42インチ・3391ppiのソニー製OLEDoSパネルよりも高精細になると伝えられています。

 

このOLEDoSとは、シリコン基板上にマイクロOLEDを蒸着する技術です。非常に高い解像度をコンパクトなサイズで実現できるため、没入感の高いAR/VR体験に最適とされています。

 

ただし、Vision Proに比べてディスプレイのサイズが小さいため、視野角がやや狭くなるとみられています。ピクセル密度が高いことは魅力的ですが、複合現実体験を快適に楽しむにはシームレスな広い視野が重要であり、この点はやや懸念されます。

 

サムスンは、ソニーおよび自社グループのSamsung DisplayからOLEDoSパネルの供給を検討しているようです。現時点ではソニーが主要サプライヤーになる見込みとされていますが、ソニーは高い技術力を持つ一方で、生産能力の増強には慎重であり、アップルからの増産要請も断ったと報じられています。

 

もともとサムスンは2023年にXRヘッドセットを発売する計画でしたが、Apple Vision Proの仕様を受けて計画を見直し、より高性能なハードウェアの採用を決めたと伝えられています。

 

初期出荷台数はおよそ10万台規模にとどまる見込みで、発売直後は供給が限られる可能性があります。ただし、市場の成長に応じて安定した供給体制を整え、売れ行き次第では増産も視野に入れているようです。

 

数か月前にも同様の報道がありましたが、その後大きなトラブルもなく、発売準備は順調に進んでいるようです。今年7月に開催される「Galaxy Unpacked」で正式に発表されると噂されていますが、できるだけお手ごろな価格で登場してほしいところです。

 

Source:The Elec

via:Wccftech

iPhone 17 Proのロゴ、いつもよりちょっと下に移動する?

今年リリースされる「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、背面の「アップル(林檎)」ロゴが下に移動すると、リークアカウントが報告しています。

↑Majin Bu/Xより。

 

リークアカウントのMajin Buによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxでは背面に横長の「カメラバー」を搭載するために、アップルのロゴが下側に移動するとのこと。掲載された予測イメージを見ると、ワイヤレス充電システム「MagSafe」のリングも大きくなっていることがわかります。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、ほぼ背面全体をおおう新しいアルミニウムフレームに移行し、カメラバーの下にはワイヤレス充電のためのガラス製の四角い切り抜きが設けられると予測されています。このために、アップルのロゴも下へと移動するのかもしれません。

 

 

さらに別のリークアカウントのソニー・ディクソンも、iPhone 17 Pro/Pro MaxではMagSafeのリングに切り欠きがあり、アップルのロゴが下に移動することを示唆しています。

 

アップルは過去にもiPhoneの背面ロゴのデザインを変更しており、初代iPhoneから「iPhone X」までは、ロゴは背面の上の方に配置され、下部には小さな「iPhone」の刻印がありました。そして「iPhone 11」ではiPhoneの刻印がなくなり、アップルのロゴが中央に移動しました。この流れをくめば、iPhone 17 Pro/Pro Maxではロゴが下の方に移動してもおかしくない…のかもしれません。

 

Source: Majin Bu via MacRumors

Nintendo Switch 2でそのまま使える初代Switchのアクセサリーは? 海外メディアがテスト

Nintendo Switch 2が発売されてから約1か月が経ちました。任天堂は初代Switch向けの純正アクセサリーについて、Switch 2での対応可否を確認できる公式リストを公開しています

↑Image:Nintendo Life。

 

一方で、海外ゲームメディアのNintendo Lifeはさらに幅広く、任天堂の公式製品およびサードパーティ製の初代Switch用アクセサリーをテストし、Switch 2で使えないものや、制限があるものについてYouTube動画で紹介しています。

 

まったく使えないもの

  • 任天堂純正の充電スタンド

  • 初代Switchのドック

  • Genki Covert Dock(ドックの代替アダプター。充電は可能ですが映像出力は不可)

  • 通常のmicroSDカード(写真・動画の転送のみ可能。Switch 2ではMicroSD Expressカードを採用)

  • Switch用ケース類(サイズが異なるため多くは非対応。ただし一部のケースやポーチは流用可能)

  • Switch本体用グリップケース(Satisfyeなど)

  • Joy-Conグリップホルダー、ストラップ、充電スタンド、充電グリップ、ハンドル(Joy-Con 2には非対応)

 

一部使えるもの(注意点あり)

  • 初代SwitchのJoy-Con(Switch 2本体への装着は不可)

  • 初代Switch Proコントローラー、特定のPowerAコントローラー、特定のアーケードスティック、モンスターボール Plus(スリープ解除機能には非対応)

  • リングフィットアドベンチャー用アクセサリー(Joy-Con 2でも利用可能)

  • Nintendo Labo(Switch 2本体が大きいため、VRゴーグルは非対応)

  • 初代SwitchのACアダプター(Switch 2本体の充電は可能ですが、Switch 2ドックの給電は不可)

  • USBネットワークアダプター(Switch 2には有線LANポートが内蔵されているため不要)

 

このように、旧アクセサリーの中でも一部はつなぎとして利用できますが、今後は徐々にSwitch 2専用の製品をそろえていくのがおすすめです。

 

Source:Nintendo Life

 

Google Pixel 10 Proシリーズの最新スペックが判明、ハード進化は控えめ?

Googleは次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズを8月20日に発表すると噂されており、その日が近づくにつれて、さまざまな情報が次々と伝えられています。そんななか、上位モデルである「Pixel 10 Pro」と「Pixel 10 Pro XL」に関する最新のリーク情報が登場しました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。

 

Android情報サイトのAndroid Headlinesによると、両モデルはGoogle独自の新型プロセッサー「Tensor G5」と16GBのRAMを搭載するとのことです。また、内蔵ストレージは最大1TBまで対応しますが、Pro XLでは128GBモデルが廃止され、開始価格が引き上げられる可能性もあると伝えられています。

 

バッテリー容量については、Pixel 10 Proが4870mAh、Pro XLが5200mAhになる見込みです。このうちPro XLの5200mAhは、Pixelシリーズ史上最大の容量となるようです。充電速度についても進化があり、有線充電はPixel 10 Proで29W、Pro XLで39Wに向上するほか、ワイヤレス充電はQi2対応により最大15Wになると報じられています。

 

さらに、両Proモデルにはベイパーチャンバー冷却システムが搭載され、強力になったプロセッサーの発熱による性能低下を防ぐ仕組みが採用されるようです。

 

一方で、前モデルから変わらない点もあると伝えられています。

 

  • カメラ

    基本的な構成は前モデルと同じですが、望遠カメラは「より多くの光を取り込める」ようになり、テレマクロ撮影が可能になる見込みです。

  • ディスプレイ

    Pixel 10 Proは6.3インチ、Pro XLは6.8インチで、最大輝度などは前モデルと同等の可能性が高いとみられています。

 

ソフトウェア面ではAndroid 16やGoogle AIの新機能が搭載されることが期待されていますが、ハードウェア面での進化は比較的控えめになりそうです。

 

ただし、GoogleがPixel 10シリーズに何らかのサプライズを用意している可能性もあり、そうした未知の新機能が正式発表までにリークされるかもしれません。

 

Source: Android Headlines

via: 9to5Google

Google Pixel 10 Proシリーズの最新スペックが判明、ハード進化は控えめ?

Googleは次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズを8月20日に発表すると噂されており、その日が近づくにつれて、さまざまな情報が次々と伝えられています。そんななか、上位モデルである「Pixel 10 Pro」と「Pixel 10 Pro XL」に関する最新のリーク情報が登場しました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。

 

Android情報サイトのAndroid Headlinesによると、両モデルはGoogle独自の新型プロセッサー「Tensor G5」と16GBのRAMを搭載するとのことです。また、内蔵ストレージは最大1TBまで対応しますが、Pro XLでは128GBモデルが廃止され、開始価格が引き上げられる可能性もあると伝えられています。

 

バッテリー容量については、Pixel 10 Proが4870mAh、Pro XLが5200mAhになる見込みです。このうちPro XLの5200mAhは、Pixelシリーズ史上最大の容量となるようです。充電速度についても進化があり、有線充電はPixel 10 Proで29W、Pro XLで39Wに向上するほか、ワイヤレス充電はQi2対応により最大15Wになると報じられています。

 

さらに、両Proモデルにはベイパーチャンバー冷却システムが搭載され、強力になったプロセッサーの発熱による性能低下を防ぐ仕組みが採用されるようです。

 

一方で、前モデルから変わらない点もあると伝えられています。

 

  • カメラ

    基本的な構成は前モデルと同じですが、望遠カメラは「より多くの光を取り込める」ようになり、テレマクロ撮影が可能になる見込みです。

  • ディスプレイ

    Pixel 10 Proは6.3インチ、Pro XLは6.8インチで、最大輝度などは前モデルと同等の可能性が高いとみられています。

 

ソフトウェア面ではAndroid 16やGoogle AIの新機能が搭載されることが期待されていますが、ハードウェア面での進化は比較的控えめになりそうです。

 

ただし、GoogleがPixel 10シリーズに何らかのサプライズを用意している可能性もあり、そうした未知の新機能が正式発表までにリークされるかもしれません。

 

Source: Android Headlines

via: 9to5Google

アップルの新AirTag、バッテリーは充電式になるかも。9月以降に発売か

アップルが新たな紛失防止タグ「次期AirTag」を今年9月かそれ以降に発売すると、海外メディアの9to5Macが伝えています。

↑アップルより。

 

9to5Macによれば、次期AirTagはバッテリー残量が「低」および「極底」の両レベルで、アラートを発することが可能になるとのこと。現在はAirTagのバッテリー残量は「探す」アプリで確認する必要がありますが、今後は2段階のアラートでも知ることができます。

 

9to5Macはこの変更により、次期AirTagに充電式バッテリーが搭載されると推測しています。しかしブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、次期AirTagにはこれまでと変わらず「電池」が搭載される可能性が高いと発言しており、どちらが正しいのかは今のところ不明です。

 

新たにリリースされたiOS 18.6のベータ版のコードも、次期ソフトウェアアップデートがリリースされる時に、次期AirTagと互換性があることを示唆しているようです。またガーマン記者は、次期AirTagは2025年半ば、つまり6月か7月に発売されると指摘しています。

 

次期AirTagは現行モデルと比較して、最大3倍長い距離の追跡が可能だと噂されています。また外観はあまり変わらないものの、内蔵スピーカーは取り外しにくくなり、悪意を持ったストーカー目的で悪用するのは難しくなるようです。

 

現行モデルのAirTagは2021年4月に発売されて、すでに4年以上が経過しています。私も購入したAirTagの大部分が壊れたり無くなったりしてしまったので、早めの新モデルの発売に期待したいです。

 

Source: 9to5Mac via MacRumors

10月発売? M5搭載の次期iPad Pro、ディスプレイ量産を開始

「M5」チップを搭載した「次期iPad Pro」にむけて、有機ELディスプレイの量産が開始されたと、ZDNet Koreaが報じています。

↑アップルより。

 

報道によれば、次期iPad ProへはサムスンディスプレイとLGディスプレイが有機ELディスプレイを提供するとのこと。これまでの報道とは異なり、両社が11インチと13インチの両方のパネルサイズを分担して供給するそうです。

 

さらに海外リークアカウントは、次期iPad Proの画面周囲のベゼルが大幅に薄くなると報告しています。それによれば、サムスンのタブレット「Galaxy Tab S10 Ultra」と同等の薄さを実現するそうです。

 

今年の次期iPad Proは、小幅なアップデートになる可能性が高そうです。M5はTSMCのより先進的な3nmプロセス技術で製造され、パフォーマンスと効率が向上。また背面のアップルロゴが「横向き」ではなく、「縦向き」になるとの情報もあります。

 

アップルはサプライヤー全体で、有機ELディスプレイの導入を進めるようです。今回の報道によれば、2026年には「iPad mini」、そして2027年には「iPad Air」にも有機ELディスプレイが搭載されると伝えています。

 

以前にはブルームバーグのマーク・ガーマン記者が、次期iPad Proが今年10月頃に発売される可能性があると指摘しています。次期iPad Proのデザインがどれだけカッコよくなるのかに注目です。

 

Source: MacRumors 1, 2

噂の折りたたみiPhone、カメラスペックが一部判明か

来年の発売が噂されている「折りたたみiPhone(iPhone Fold)」のカメラスペックに関する情報を、海外リークアカウントが伝えています。

↑CozyDigital/Adobe Stockより。

 

以前にはアナリストのミンチー・クオ氏が、折りたたみiPhoneの背面にはデュアルカメラが搭載されると報告していました。そして今回、リークアカウントのDigital Chat Stationが、このデュアルカメラはどちらも4800万画素になると伝えているのです。

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」でもそれぞれ4800万画素の広角/超広角カメラが搭載されていることを考えれば、折りたたみiPhoneに4800万画素のデュアルカメラが搭載されても驚きはないはずです。

 

Digital Chat Stationはその他にも、折りたたみiPhoneには約7.6インチのディスプレイが搭載されると報告しています。その他のスペックに関する噂としては、外側ディスプレイが5.5インチでサイドボタンに「Touch ID」が統合され、リキッドメタルによる「折り目のないヒンジ構造」を採用。本体はチタン製で、「iPhone 17 Air 」と同じ高密度バッテリーセルが搭載されます。

 

クオ氏によれば、折りたたみiPhoneは2026年後半に量産が開始されるとのこと。まだ正体がわからない折りたたみiPhoneですが、少しでも買いやすい価格で登場してほしいものです。

 

Source: Digital Chat Station / Weibo via MacRumors

次期Google Pixel 10、カメラがガッカリ仕様?Wi-Fi 7も非対応かも

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 10」について、ディスプレイやバッテリー性能は向上する一方で、カメラ構成が前モデルからダウングレードされるという噂が伝えられています。

↑Koshiro K/Adobe Stockより。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesによると、ディスプレイは前モデルと同じく6.3インチのFHD+有機ELで120Hzに対応します。ただし最大輝度は3000ニトと、前モデルの2700ニトから向上しているようです。

 

搭載されるチップセットはTSMCの3nmプロセスで製造されたTensor G5で、RAM容量は12GB、ストレージは128GBまたは256GBとなります。バッテリー容量は4970mAhで、前モデルより約5%増加。有線充電は29W、Qi2規格のワイヤレス充電は最大15Wに対応すると報じられています。

 

一方でカメラについては、メインカメラが48MPでPixel 9aと同じ1/2.0インチセンサーとなり、Pixel 9の50MPからダウンするとみられます。さらに超広角カメラも12MPと、Pixel 9の48MPから大幅にスペックダウンする見込みです。

 

代わりに、新たに10.8MPの望遠カメラが搭載されるとのことです。この望遠カメラはPixel 9 Pro Foldと同じ仕様で、次期Pixel 10 Pro Foldにも引き継がれると噂されています。また、Pixel 10にはベイパーチャンバー冷却が搭載されず、Wi-Fi 7にも非対応になるとの噂もあります

 

Google Pixel 10シリーズは8月20日に発表され、8月28日に発売される見通しです。これまでの噂話が本当かどうか、答合わせを楽しみたいところです。

 

Source: Android Headlines

【西田宗千佳連載】数々の終わったプロジェクト。Googleの「XR計画」のこれまで

Vol.151-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はGoogleが公開したAIを活用したスマートグラス「Android XR」の話題。これまでのスマートグラスと異なる点と新たな可能性を探る。

 

今月の注目アイテム

Google

AI活用型スマートグラス

価格未定

↑Google I/Oで公開された試作スマートグラス。カメラやマイク、スピーカー、右目のみ表示されるディスプレイが搭載されるが、見た目は普通のメガネと変わらない。

 

Googleは、XR関連プラットフォーム「Android XR」の立ち上げを進めている。

 

実のところ、当初この動きは関連業界からは冷ややかに見られていた部分がある。GoogleはXR関連・スマートグラス関連で複数のプロジェクトを展開しつつ、止めてきた経緯があるからだ。

 

一番有名なのは「Google Glass」だろう。スマホからの情報を目の前に表示する「情報系スマートグラス」の先駆けであり、2012年に発表され、大きな話題となった。テスト版が1500ドルで発売されて製品化が近いと言われていたが、実際には技術的な課題やプライバシー上の課題、用途の開拓などで苦戦。2017年には業務用デバイスに舵を切り直すもうまくいかず、2023年に販売も終了している。

 

ダンボール製の簡易VRビューワーである「Google Cardboard」は2014年にスタートしたものの2021年に販売を終了、Cardboardよりも本格的なVR機器として企画された「Google Daydream」(2016年発表)は、2019年には早々に販売を終了した。他にも、空間を3DでキャプチャするAR技術である「Project Tango」(2014年発表)も、2018年にサポートを終了している。

 

ビジネスがうまくいかなかった、といえばそれだけの話ではあるのだが、Metaは2014年にOculusを買収以降、10年以上に渡ってXR関連技術の開発を進めている。それに比べると“堪え性がない”と見られてもしょうがない。

 

とはいえ、これまでのプロジェクトに比べるとAndroid XRはかなり規模が大きく、打ち出し方も目立つ。Googleが将来を見据えた大きなプロジェクトとしてスタートしている。

 

だが筆者が知る限り、Android XRというプロジェクト自身も、幾度かの変更を経つつ、時間をかけて現在の形へと生まれ変わっている。

 

3年以上前から、GoogleはXR機器を作る計画を持っていた。ここでの主なライバルはMetaだ。Meta Questシリーズのライバルとなる機器を、サムスンをパートナーに開発していた。これは本来、2023年には発売される予定だったと聞いている。

 

そこからさらに、より本格的なハイエンド製品へと方向転換したようだ。少なくとも2023年のうちにお披露目するという計画は変更され、2024年をターゲットに、より高画質なデバイスを目指して変更が行われた。ターゲットはApple Vision Proだ。OSの構造自体には大きな変更はないが、画質や操作感をよりブラッシュアップした製品の姿が見えてくる。これが、本年末までに海外で発売を予定している「Project Moohan」となる。

 

そしてさらに、スマートグラスの盛り上がりと生成AIの急速な進化をベースに、同じOSやソフトウェア・コンポーネントを使いつつ“スマートグラスまでを想定したプラットフォーム”として準備されたのが、現在のAndroid XR……ということになる。

 

ではどんな製品になりそうなのか? その点は次回のウェブ版で解説する。

 

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Galaxy Z Fold7、薄型化でパンチホールカメラ復活か。新画像で判明

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、7月9日に開催予定の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです。新たにリークされた画像により、従来モデルより「かなり薄型」になっていることや、内側ディスプレイのカメラ方式が変更されていることが明らかになりました。

↑Image:Evan Blass。

 

著名リーカーのEvan Blass(@evleaks)氏は、自身のニュースレターでGalaxy Z Fold7の画像を公開し、これまでにない角度からのデザインを披露しています。半開き状態のデバイスでは、側面のボタン部分が鮮明に確認できます。

 

特に注目すべきは、指紋センサー兼電源ボタンのスペースがギリギリになるほど薄くなっている点です。カメラ部分については、これまでのリーク画像ほど極端に薄くは見えませんが、全体として薄型化が進んでいることが裏付けられています。

 

さらに大きな変更点として、内側ディスプレイのアンダーディスプレイカメラ(UDC)が廃止され、パンチホール型の自撮りカメラ(画面に穴を空けるタイプ)が復活していることが確認されました。パンチホール型カメラがGalaxy Z Foldシリーズに採用されるのは、2021年のFold2以来のことです。Fold4以降はUDCが搭載されていました。

↑Image:Evan Blass。

 

なぜ今回パンチホール型に戻したのかについては、「アップルが関連特許を取得しているため」という推測もありますが、真偽は定かではありません。もっとも、UDCはディスプレイ越しに撮影する構造上、画質が従来のカメラより劣ると指摘されており、将来的に廃止されるという噂もありました。パンチホール型に戻すことで、撮影品質の向上が期待できそうです。

 

Source: 9to5Google

Galaxy Z Fold7、薄型化でパンチホールカメラ復活か。新画像で判明

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、7月9日に開催予定の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです。新たにリークされた画像により、従来モデルより「かなり薄型」になっていることや、内側ディスプレイのカメラ方式が変更されていることが明らかになりました。

↑Image:Evan Blass。

 

著名リーカーのEvan Blass(@evleaks)氏は、自身のニュースレターでGalaxy Z Fold7の画像を公開し、これまでにない角度からのデザインを披露しています。半開き状態のデバイスでは、側面のボタン部分が鮮明に確認できます。

 

特に注目すべきは、指紋センサー兼電源ボタンのスペースがギリギリになるほど薄くなっている点です。カメラ部分については、これまでのリーク画像ほど極端に薄くは見えませんが、全体として薄型化が進んでいることが裏付けられています。

 

さらに大きな変更点として、内側ディスプレイのアンダーディスプレイカメラ(UDC)が廃止され、パンチホール型の自撮りカメラ(画面に穴を空けるタイプ)が復活していることが確認されました。パンチホール型カメラがGalaxy Z Foldシリーズに採用されるのは、2021年のFold2以来のことです。Fold4以降はUDCが搭載されていました。

↑Image:Evan Blass。

 

なぜ今回パンチホール型に戻したのかについては、「アップルが関連特許を取得しているため」という推測もありますが、真偽は定かではありません。もっとも、UDCはディスプレイ越しに撮影する構造上、画質が従来のカメラより劣ると指摘されており、将来的に廃止されるという噂もありました。パンチホール型に戻すことで、撮影品質の向上が期待できそうです。

 

Source: 9to5Google

発表迫るGalaxy Z Fold7 / Flip7の詳細スペック情報が登場!さらに薄く画面も広い

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」については、これまでに多くのリーク情報が伝えられてきましたが、まだ不明な点も残されています。

↑JCM/Adobe Stockより。

 

そんな中で、両機種の主要な仕様に関する新たな情報が伝えられました。これは、中国SNSのWeiboを拠点とする刹那数码(Instant Digital)氏が述べているものです。その主な仕様をまとめると、次のようになります。

 

Galaxy Z Fold7

  • デザインはさらに薄型化し、開いたときの厚さは4.2mm、折りたたみ時は8.9mmとなり、前モデルのGalaxy Z Fold6(5.6mm/12.1mm)より大幅に薄くなる見込み。

  • 重量は215gで、Fold6(239g)から24g軽量化。

  • ディスプレイサイズは外側6.5インチ、内側8インチと、Fold6の6.3インチ/7.6インチより広く。

  • プロセッサにはSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載し、ハイエンド性能を維持。

  • 自撮りカメラには100度の広角に対応する10MPセンサーを採用。

 

Galaxy Z Flip7

  • より薄型化され、閉じた状態で13.7mm、開いた状態で6.5mm(前モデルFlip6は14.9mm/6.9mm)。

  • 重量は188gで、Flip6より1g増加。

  • 外側ディスプレイは4.1インチでMotorola Razrよりわずかに大きく、内側ディスプレイは6.9インチとFlip6の6.7インチより大型化。

  • 両ディスプレイとも最大2600ニトの高輝度。

  • バッテリーは4300mAhと、Flip6の4000mAhから容量が増加。

 

つまり、Galaxy Z Fold7はより薄く軽く、ハイエンドチップでパワフルな性能を実現しそうです。かたやGalaxy Z Flip7は薄型化しつつディスプレイの大型化とバッテリーの強化が図られているもようです。

 

なお、今回のリークではFlip7の搭載チップに関する情報は明かされていませんが、サムスンの自社製チップ「Exynos 2400」を全世界向けに搭載し、性能は前モデルと大きく変わらないと見られています

 

いずれにせよ、どちらも非常に魅力的な折りたたみスマホになると期待されます。7月9日に開催される新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」でのお披露目を楽しみにしたいところです。

 

Source: Weibo

via: 9to5Google

発表迫るGalaxy Z Fold7 / Flip7の詳細スペック情報が登場!さらに薄く画面も広い

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」については、これまでに多くのリーク情報が伝えられてきましたが、まだ不明な点も残されています。

↑JCM/Adobe Stockより。

 

そんな中で、両機種の主要な仕様に関する新たな情報が伝えられました。これは、中国SNSのWeiboを拠点とする刹那数码(Instant Digital)氏が述べているものです。その主な仕様をまとめると、次のようになります。

 

Galaxy Z Fold7

  • デザインはさらに薄型化し、開いたときの厚さは4.2mm、折りたたみ時は8.9mmとなり、前モデルのGalaxy Z Fold6(5.6mm/12.1mm)より大幅に薄くなる見込み。

  • 重量は215gで、Fold6(239g)から24g軽量化。

  • ディスプレイサイズは外側6.5インチ、内側8インチと、Fold6の6.3インチ/7.6インチより広く。

  • プロセッサにはSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載し、ハイエンド性能を維持。

  • 自撮りカメラには100度の広角に対応する10MPセンサーを採用。

 

Galaxy Z Flip7

  • より薄型化され、閉じた状態で13.7mm、開いた状態で6.5mm(前モデルFlip6は14.9mm/6.9mm)。

  • 重量は188gで、Flip6より1g増加。

  • 外側ディスプレイは4.1インチでMotorola Razrよりわずかに大きく、内側ディスプレイは6.9インチとFlip6の6.7インチより大型化。

  • 両ディスプレイとも最大2600ニトの高輝度。

  • バッテリーは4300mAhと、Flip6の4000mAhから容量が増加。

 

つまり、Galaxy Z Fold7はより薄く軽く、ハイエンドチップでパワフルな性能を実現しそうです。かたやGalaxy Z Flip7は薄型化しつつディスプレイの大型化とバッテリーの強化が図られているもようです。

 

なお、今回のリークではFlip7の搭載チップに関する情報は明かされていませんが、サムスンの自社製チップ「Exynos 2400」を全世界向けに搭載し、性能は前モデルと大きく変わらないと見られています

 

いずれにせよ、どちらも非常に魅力的な折りたたみスマホになると期待されます。7月9日に開催される新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」でのお披露目を楽しみにしたいところです。

 

Source: Weibo

via: 9to5Google

アップルの「Liquid Glass」が次世代iPhoneに与える影響は?WWDX25を取材して考えてみた

アップルの世界開発者会議「WWDC25」を、本社Apple Parkで取材しました。

 

今回のWWDCでは、iOS 26を筆頭とする次世代のAppleプラットフォームの発表とともに、「Liquid Glass(リキッドグラス)」という新しいデザインが発表されています。秋に正式リリースを迎えるiOS 26を、おそらくは次世代のiPhoneも搭載してくるでしょう。Liquid Glassの特徴や、次のiPhoneのハードウェアに与える影響を考察してみたいと思います。

↑アップルは、次世代のOSに採用する新デザイン「Liquid Glass」を発表しました。

 

Liquid Glassはユーザー体験を変える「デジタルメタ素材」

今のiPhoneのOSは、2013年のiOS 7から採用するフラットデザインを練り上げながら、長らく踏襲してきたものです。新しいLiquid Glassデザインは、2023年のWWDCでアップルが発表した空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」の基幹ソフトウェアである「visionOS」の、立体的で没入感のあるインターフェイスにインスパイアされたとも言われています。平面なiPhoneのディスプレイにコンテンツと操作ボタンなど複数のレイヤー(層)を重ねて描き分け、視覚的な立体感と奥行き感を表現しているところが大きな特徴です。

↑Apple Vision ProのvisonOSが先行採用した立体的なユーザーインターフェースのコンセプトがLiquid Glassにも活きています。

 

アップルのLiquid Glassは、まるで光を映し込んだガラス、あるいは水滴のような表現をデジタルキャンパスの中に描く「デジタルメタ素材」のようです。ユーザーが画面をスクロールすると、操作に合わせて“Liquid Glassの素材”でつくられたホーム画面のアプリアイコンやフォルダが光を帯びて反応します。透過表示の部分が背景の壁紙の色や輪郭に重なると、色が滲んだりカタチが屈曲するエフェクトがずっと見ていても飽きません。

↑アップルは新しいデザインを採用するユーザーインターフェースの中に、Liquid Glassをデジタル世界のマテリアルとして作り上げて、各所のコントロールボタンに採用しました。

 

iPhoneなどデバイスの画面を操作する時に、Liquid Glass世代のOS以降は移り変わる光の表現、ガラスや水滴のような素材感が動的に伝わる感覚が得られます。例えばブラウザーアプリの画面をスクロールすると、アドレスバーの裏側に焦点をぼかしたページのテキストや写真が半透過表示になります。

 

一方で、筆者はいまのフラットデザインも好きだし、何事も新しいものに慣れるまで時間がかかるタイプです。Liquid GlassのOSに本格的に切り替えるべき時が来ることに、少しの寂しさも感じています。

↑ページをスクロールしたり、コントロールボタンを動かすと光が屈折して、色があわく滲む効果などが楽しめます。

 

新しいデザインが次世代のAppleデバイスにもたらすもの

Liquid Glassデザインは、ユーザーインターフェースとコンテンツの複雑なレイヤーが奥行き方向にも広がっていくのが特徴です。したがって、iPhoneなどのデバイスが搭載するディスプレイには高い解像度とダイナミックレンジの再現力が求められるようになります。

 

スマホに4Kディスプレイを搭載するトレンドは、ソニーのXperia 1シリーズが解像度FHD+のディスプレイを採用した頃にもう落ち着いてしまったように筆者は思っています。しかし、もしかすると「ベゼルレスデザイン」のようにディスプレイ周囲の縁をさらに狭くして、没入感を高める方向性の進化はあり得るかもしれません。よりベゼルレスに迫るデザインになったiPhoneのディスプレイを水面のように見立てて、透過表示のウィジェットやアプリアイコンが浮かぶ美しい様子をぜひ楽しみたいものです。

↑iOS 26ではクリアモードのアイコンに色を付けてカスタマイゼーションが楽しめるようになります。色の鮮やかさ、透明感、輝きを存分に表現できるディスプレイの性能が求められます。

 

また、今回のLiquid GlassデザインはiPhoneのiOSだけでなく、ほかのmacOSにiPadOS、watchOS、visionOS、tvOSにも広く同時に起きる革新であることにも注目するべきです。視覚的な一貫性、ユーザー体験の共通性を意識しながら、次世代のOSアップデートは秋以降から正式に実行されます。iPhoneに慣れ親しんできたユーザーは、これまで以上にiPad、Mac、そしてApple Watchへと使うデバイスをスイッチした時の違和感がなく、自然で直感的な操作体験が得られるでしょう。Appleデバイスがより有機的に連携する感覚は、Liquid Glassデザインのインパクトだけでなく、これまでにアップルが構築してきた様々なデバイス連携のための機能と、AirDropに代表される便利な機能によってもさらに強く感じられると思います。

 

今年のWWDCで、アップルは新しいハードウェアを発表していません。もしかすると、例年9月上旬に実施されるiPhoneの発表会で、Liquid GlassデザインのOSを載せたハードウェアを一気に発表するのではないかと筆者は予想しています。iPhoneシリーズにiPadの入門機、Apple Watchシリーズとプラスα(Apple TV 4Kか、筐体にガラスをふんだん使ったMac Proが爆誕?)といったところでしょうか。

 

ウワサされているiPhone 17 Airのような、iPhoneにとっても新規カテゴリになるようなプロダクトがあるのだとすれば、それはLiquid Glassデザインの幕開けを象徴する斬新なデザインを纏っているのかもしれません。

↑Liquid Glassデザインを採用する次世代のAppleデバイスにどんな面白い製品が誕生するのか楽しみです。

 

ともあれ、アップルはLiquid Glassデザインについて、それが表層的な要素ではなく、次世代のハードウェアとソフトウェアのあり方を規定する重要な基盤に位置付けています。同時にApple Intelligenceの革新も力強く前に進めながら、ユーザーと一体になって知的に反応する、まったく新しいデバイスがLiquid Glassの時代に生まれることも期待しつつ、秋のiOS 26ほか新OSの正式リリースを楽しみに待ちましょう。

アップルの「Liquid Glass」が次世代iPhoneに与える影響は?WWDX25を取材して考えてみた

アップルの世界開発者会議「WWDC25」を、本社Apple Parkで取材しました。

 

今回のWWDCでは、iOS 26を筆頭とする次世代のAppleプラットフォームの発表とともに、「Liquid Glass(リキッドグラス)」という新しいデザインが発表されています。秋に正式リリースを迎えるiOS 26を、おそらくは次世代のiPhoneも搭載してくるでしょう。Liquid Glassの特徴や、次のiPhoneのハードウェアに与える影響を考察してみたいと思います。

↑アップルは、次世代のOSに採用する新デザイン「Liquid Glass」を発表しました。

 

Liquid Glassはユーザー体験を変える「デジタルメタ素材」

今のiPhoneのOSは、2013年のiOS 7から採用するフラットデザインを練り上げながら、長らく踏襲してきたものです。新しいLiquid Glassデザインは、2023年のWWDCでアップルが発表した空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」の基幹ソフトウェアである「visionOS」の、立体的で没入感のあるインターフェイスにインスパイアされたとも言われています。平面なiPhoneのディスプレイにコンテンツと操作ボタンなど複数のレイヤー(層)を重ねて描き分け、視覚的な立体感と奥行き感を表現しているところが大きな特徴です。

↑Apple Vision ProのvisonOSが先行採用した立体的なユーザーインターフェースのコンセプトがLiquid Glassにも活きています。

 

アップルのLiquid Glassは、まるで光を映し込んだガラス、あるいは水滴のような表現をデジタルキャンパスの中に描く「デジタルメタ素材」のようです。ユーザーが画面をスクロールすると、操作に合わせて“Liquid Glassの素材”でつくられたホーム画面のアプリアイコンやフォルダが光を帯びて反応します。透過表示の部分が背景の壁紙の色や輪郭に重なると、色が滲んだりカタチが屈曲するエフェクトがずっと見ていても飽きません。

↑アップルは新しいデザインを採用するユーザーインターフェースの中に、Liquid Glassをデジタル世界のマテリアルとして作り上げて、各所のコントロールボタンに採用しました。

 

iPhoneなどデバイスの画面を操作する時に、Liquid Glass世代のOS以降は移り変わる光の表現、ガラスや水滴のような素材感が動的に伝わる感覚が得られます。例えばブラウザーアプリの画面をスクロールすると、アドレスバーの裏側に焦点をぼかしたページのテキストや写真が半透過表示になります。

 

一方で、筆者はいまのフラットデザインも好きだし、何事も新しいものに慣れるまで時間がかかるタイプです。Liquid GlassのOSに本格的に切り替えるべき時が来ることに、少しの寂しさも感じています。

↑ページをスクロールしたり、コントロールボタンを動かすと光が屈折して、色があわく滲む効果などが楽しめます。

 

新しいデザインが次世代のAppleデバイスにもたらすもの

Liquid Glassデザインは、ユーザーインターフェースとコンテンツの複雑なレイヤーが奥行き方向にも広がっていくのが特徴です。したがって、iPhoneなどのデバイスが搭載するディスプレイには高い解像度とダイナミックレンジの再現力が求められるようになります。

 

スマホに4Kディスプレイを搭載するトレンドは、ソニーのXperia 1シリーズが解像度FHD+のディスプレイを採用した頃にもう落ち着いてしまったように筆者は思っています。しかし、もしかすると「ベゼルレスデザイン」のようにディスプレイ周囲の縁をさらに狭くして、没入感を高める方向性の進化はあり得るかもしれません。よりベゼルレスに迫るデザインになったiPhoneのディスプレイを水面のように見立てて、透過表示のウィジェットやアプリアイコンが浮かぶ美しい様子をぜひ楽しみたいものです。

↑iOS 26ではクリアモードのアイコンに色を付けてカスタマイゼーションが楽しめるようになります。色の鮮やかさ、透明感、輝きを存分に表現できるディスプレイの性能が求められます。

 

また、今回のLiquid GlassデザインはiPhoneのiOSだけでなく、ほかのmacOSにiPadOS、watchOS、visionOS、tvOSにも広く同時に起きる革新であることにも注目するべきです。視覚的な一貫性、ユーザー体験の共通性を意識しながら、次世代のOSアップデートは秋以降から正式に実行されます。iPhoneに慣れ親しんできたユーザーは、これまで以上にiPad、Mac、そしてApple Watchへと使うデバイスをスイッチした時の違和感がなく、自然で直感的な操作体験が得られるでしょう。Appleデバイスがより有機的に連携する感覚は、Liquid Glassデザインのインパクトだけでなく、これまでにアップルが構築してきた様々なデバイス連携のための機能と、AirDropに代表される便利な機能によってもさらに強く感じられると思います。

 

今年のWWDCで、アップルは新しいハードウェアを発表していません。もしかすると、例年9月上旬に実施されるiPhoneの発表会で、Liquid GlassデザインのOSを載せたハードウェアを一気に発表するのではないかと筆者は予想しています。iPhoneシリーズにiPadの入門機、Apple Watchシリーズとプラスα(Apple TV 4Kか、筐体にガラスをふんだん使ったMac Proが爆誕?)といったところでしょうか。

 

ウワサされているiPhone 17 Airのような、iPhoneにとっても新規カテゴリになるようなプロダクトがあるのだとすれば、それはLiquid Glassデザインの幕開けを象徴する斬新なデザインを纏っているのかもしれません。

↑Liquid Glassデザインを採用する次世代のAppleデバイスにどんな面白い製品が誕生するのか楽しみです。

 

ともあれ、アップルはLiquid Glassデザインについて、それが表層的な要素ではなく、次世代のハードウェアとソフトウェアのあり方を規定する重要な基盤に位置付けています。同時にApple Intelligenceの革新も力強く前に進めながら、ユーザーと一体になって知的に反応する、まったく新しいデバイスがLiquid Glassの時代に生まれることも期待しつつ、秋のiOS 26ほか新OSの正式リリースを楽しみに待ちましょう。

次期「iPhone 17 Air」、フロントカメラの奇妙な配置が発覚?

次期超薄型モデル「iPhone 17 Air」のものとされるスクリーンプロテクターの画像が海外で流出しました。

↑薄くするとフロントカメラの位置が変わる?

 

リークアカウントのMajin Buが投稿したのは、iPhone 17シリーズのスクリーンプロテクター。注目すべき点としては、他のiPhone 17シリーズとは異なり、iPhone 17 Airはフロントカメラが「ダイナミック・アイランド」の左側に配置されていること。

↑流出した次期iPhone 17シリーズ用のスクリーンプロテクター(画像提供/Majin Bu)。

 

なぜiPhone 17 Airだけフロントカメラの位置が違うのかは不明です。iPhone 17 Airは最も薄い部分でわずか5.5mmと、史上最も薄いiPhoneになる見込み。それが理由で、フロントカメラやFace IDの部品を再配置する必要があったのかもしれません。

 

iPhone 17ではすべてのモデルで、iPhone 16シリーズの1200万画素のフロントカメラから進化した、2400万画素のフロントカメラを搭載すると噂されています。

 

iPhone 17 Airは他のiPhoneと同じように、2025年秋のリリースが期待されています。史上最も薄いiPhoneを実現するために、その内部ではさまざまな変更が加えられているようです。

 

Source: Majin Bu via MacRumors

サムスンの次期三つ折りスマホ「Galaxy G Fold」、10月発売の可能性が浮上!

サムスンは三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」を2025年中に投入すると噂されていますが、これまで発売時期についてはかなり不透明でした。しかし最近では、本製品は次期横折りスマホ「Galaxy Z Fold7」と同時に発表され、2025年秋に登場する可能性が浮上しています。

↑ついに発売までのスケジュールがわかった?

 

中国のSNS・Weiboを拠点とするリーカー、刹那数码(Instant Digital)氏によれば、サムスンは7月にイベントを開催し、そこでGalaxy Z Fold7と縦折りモデルの「Galaxy Z Flip7」を発表して、8月に発売する予定とのこと。このイベントでは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch8」シリーズも紹介されると予想されていますが、それらと一緒にGalaxy G Foldも披露されると言います。

 

ただし、Galaxy G Foldの発売は10月になる見通し。こうしたスケジュールは、超薄型モデルGalaxy S25 Edgeの発売パターンに似ています。Galaxy S25 Edgeも1月のGalaxy S25シリーズ発表イベントで最初に予告されましたが、実際に発売されたのは5月でした。

 

なお、7月のイベントではAndroid XRヘッドセット「Project Moohan」も発表され、こちらも10月に発売されると一部メディアで報じられています。

 

このイベントは「Galaxy Unpacked」と呼ばれ、7月9日に開催されることがすでに公式に告知されています。どんな新製品に出会えるのか、楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Weibo
via: 9to5Google

次期「Galaxy S26 Ultra」、Sペンと引き換えにQi2を導入?

サムスンの次期フラッグシップモデル「Galaxy S26 Ultra」でSペン(スタイラスペン)の仕様が大きく変わるという噂が流れています。

↑Sペンを捨ててQi2を導入?

 

著名リーカーのPandaFlash氏は、Galaxy S26 Ultraでは従来のSペン用デジタイザー(画面下にある専用センサー)が廃止され、Sペン入力技術が刷新される可能性が高いとXで述べています。これにより、本体内部のスペースに余裕が生まれ、Qi2規格の磁気リングを内蔵できるようになる模様。

 

Qi2とは、アップルのMagSafeのようにマグネットを使ったワイヤレス充電やアクセサリーの装着を可能にする規格です。現行のGalaxy S25シリーズもQi2に対応すると噂されていましたが、実際には本体にマグネットを内蔵しておらず、充電位置を固定するには「Qi2 Ready」対応ケースを装着する必要があります。

 

もしデジタイザーを廃止すれば、端末をより薄型化したり、大容量のバッテリーを搭載したり、新しいカメラモジュールを追加したり、設計の自由度が増すとみられます。その一方、Sペンの機能は限定的になるかもしれません。

 

実際にサムスンはGalaxy S25 Ultraで、SペンのBluetoothやエアジェスチャーといった高度な機能を削除しています。さらに2027年の「Galaxy S27 Ultra」では、Sペンの本体内蔵が完全に廃止され、外付けになる可能性が高いとも伝えられています

 

Sペンの機能がシンプルになると利便性はやや下がりますが、その代わりにバッテリー容量の増加やカメラ性能の向上、Qi2対応などのメリットが生まれれば、多くのユーザーに歓迎されるかもしれません。

 

Source: PandaFlash (X)
via: 9to5Google

次期「AirPods Pro 3」のヒント? 謎のコードが見つかる

アップルの次期「AirPods Pro 3」を指すと思われるヒントが、内部コードから発見されました。

↑次期「AirPods Pro 3」のヒントが見つかった?(画像提供/Victor Carvalho/Unsplash)

 

海外メディアのMacRumorsによれば、アップルは同社のコードベースを更新し、未発売のオーディオ製品に関する数値文字参照を追加しました。追加されたIDは「8239」と呼ばれ、既存のどのAirPodsやBeatsヘッドフォンにも使用されていない番号です。

 

このIDは次期AirPods Proである可能性が高そうですが、まったく新しいBeats製品に割り振られる可能性もあります。

 

次期AirPods Proは次のアップグレードが予想されています。

 

  • 温度検知機能のようなヘルスケア機能
  • 「H3チップ」のアップグレードによるオーディオ品質の向上
  • より優れたアクティブノイズキャンセリング機能
  • イヤホン本体やケースのデザイン刷新
  • 「第2世代超広帯域(UWB)」チップによる精密なトラッキング

 

次期AirPods Proは「iPhone 17」シリーズと同時に、今年9月のイベントで発売されると予測されています。すでに十分完成度が高いAirPods Proですが、ここからどのような進化を見せてくれるのかに注目です。

 

Source: MacRumors 1, 2

【西田宗千佳連載】AIとセットでスマートグラスを攻めるGoogle

Vol.151-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はGoogleが公開したAIを活用したスマートグラス「Android XR」の話題。これまでのスマートグラスと異なる点と新たな可能性を探る。

 

今月の注目アイテム

Google

AI活用型スマートグラス

価格未定

↑Google I/Oで公開された試作スマートグラス。カメラやマイク、スピーカー、右目のみ表示されるディスプレイが搭載されるが、見た目は普通のメガネと変わらない。

 

スマートグラスが新たなフェーズに入る

Googleは5月に開催した開発者会議「Google I/O」にて、新しいプラットフォームである「Android XR」をお披露目した。昨年12月に開発者に対して情報公開をしていたものが、今回はより一般向けの情報公開となった。

 

Android XRは、Androidを核としてXR(仮想現実・拡張現実など)を体験するプラットフォームだ。

 

第1弾の製品となるのは、Apple Vision Proの対抗とも言われるサムスン製の「Project Moohan(プロジェクト・ムーハン)」で、海外では年末までに発売される。日本では未定。価格やスペックなどの詳細も未公開だ。

 

ただし、Google I/Oで大きな話題を呼んだのはProject Moohanではない。初めて一般公開された、「AI活用型スマートグラス」のプロトタイプだ。外観は一般的なメガネのようにしか見えない。だが内部にはカメラとマイク、スピーカー、それにディスプレイ(右目にのみ表示)が内蔵されており、スマホと連動して動く。

 

スマートグラスでできることは多彩だ。カメラを使って目の前のものが何かを認識したり、メニューや看板を翻訳したりもできる。Google Mapを使ってナビゲーションも表示できる。そして基調講演では、スマートグラスをかけた人同士での会話をリアルタイムで翻訳するデモも行われた。

 

同じAndroid XRを使っているものの、両者の体験は大きく異なる。Project Moohanは、リッチなビジュアルによる没入体験やPCなどの巨大な画面を表示して作業環境を整えるものだ。それに対してスマートグラスは、街中でスマホやAIからの情報を生かすためのもの、といっていい。

 

自分に見えるものから情報を引き出す

スマートグラスというとAR(拡張現実)、と考える人も多いだろう。しかしAndroid XRのスマートグラスは、情報は表示されるがARではない。情報は表示するが、現実の場所にCGが固定され、現実にある風景がCGで“拡張”されるわけではない。だが、その場所で必要な情報を活用できるだけでも価値は大きい。

 

例えばGoogle Mapのナビの場合、正面を向いていると次にどちらへ曲がるかの「ターン・バイ・ターン」ナビを表示する。だが、立ち止まって下を見るとそこには、スマホでお馴染みのマップ全体図が見える。スマホを持ったりスマートウォッチに目を落としたりすることなく、自然にナビを体験できる。

 

もちろん、スマホからの通知を確認したり、声で返答したりもできる。看板に書かれた他国の文字を自国語に変換したりもできる。どれもスマホでできることではあるが、それを自分の視界に置き換え、さらに「自分に見えるもの」から情報を取り出す……という流れになる。

 

AIの力を使い、周囲の状況を把握することは十分可能になってきた。Googleは同社のAIである「Gemini」を活用、差別化するものとしてスマートグラスを使う。ではその計画はなぜ生まれたのか? XRの名前を冠する理由はなぜなのか。そこは次回以降で解説していく。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

【西田宗千佳連載】AIとセットでスマートグラスを攻めるGoogle

Vol.151-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はGoogleが公開したAIを活用したスマートグラス「Android XR」の話題。これまでのスマートグラスと異なる点と新たな可能性を探る。

 

今月の注目アイテム

Google

AI活用型スマートグラス

価格未定

↑Google I/Oで公開された試作スマートグラス。カメラやマイク、スピーカー、右目のみ表示されるディスプレイが搭載されるが、見た目は普通のメガネと変わらない。

 

スマートグラスが新たなフェーズに入る

Googleは5月に開催した開発者会議「Google I/O」にて、新しいプラットフォームである「Android XR」をお披露目した。昨年12月に開発者に対して情報公開をしていたものが、今回はより一般向けの情報公開となった。

 

Android XRは、Androidを核としてXR(仮想現実・拡張現実など)を体験するプラットフォームだ。

 

第1弾の製品となるのは、Apple Vision Proの対抗とも言われるサムスン製の「Project Moohan(プロジェクト・ムーハン)」で、海外では年末までに発売される。日本では未定。価格やスペックなどの詳細も未公開だ。

 

ただし、Google I/Oで大きな話題を呼んだのはProject Moohanではない。初めて一般公開された、「AI活用型スマートグラス」のプロトタイプだ。外観は一般的なメガネのようにしか見えない。だが内部にはカメラとマイク、スピーカー、それにディスプレイ(右目にのみ表示)が内蔵されており、スマホと連動して動く。

 

スマートグラスでできることは多彩だ。カメラを使って目の前のものが何かを認識したり、メニューや看板を翻訳したりもできる。Google Mapを使ってナビゲーションも表示できる。そして基調講演では、スマートグラスをかけた人同士での会話をリアルタイムで翻訳するデモも行われた。

 

同じAndroid XRを使っているものの、両者の体験は大きく異なる。Project Moohanは、リッチなビジュアルによる没入体験やPCなどの巨大な画面を表示して作業環境を整えるものだ。それに対してスマートグラスは、街中でスマホやAIからの情報を生かすためのもの、といっていい。

 

自分に見えるものから情報を引き出す

スマートグラスというとAR(拡張現実)、と考える人も多いだろう。しかしAndroid XRのスマートグラスは、情報は表示されるがARではない。情報は表示するが、現実の場所にCGが固定され、現実にある風景がCGで“拡張”されるわけではない。だが、その場所で必要な情報を活用できるだけでも価値は大きい。

 

例えばGoogle Mapのナビの場合、正面を向いていると次にどちらへ曲がるかの「ターン・バイ・ターン」ナビを表示する。だが、立ち止まって下を見るとそこには、スマホでお馴染みのマップ全体図が見える。スマホを持ったりスマートウォッチに目を落としたりすることなく、自然にナビを体験できる。

 

もちろん、スマホからの通知を確認したり、声で返答したりもできる。看板に書かれた他国の文字を自国語に変換したりもできる。どれもスマホでできることではあるが、それを自分の視界に置き換え、さらに「自分に見えるもの」から情報を取り出す……という流れになる。

 

AIの力を使い、周囲の状況を把握することは十分可能になってきた。Googleは同社のAIである「Gemini」を活用、差別化するものとしてスマートグラスを使う。ではその計画はなぜ生まれたのか? XRの名前を冠する理由はなぜなのか。そこは次回以降で解説していく。

 

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次期「iPhone 17」標準モデル、ディスプレイだけ大きくなる?

次期「iPhone 17」シリーズの標準モデルには、「iPhone 16」よりも大きなディスプレイが搭載されるかもしれません。

↑標準モデルの画面が大きくなる?(画像提供/Jotform/Unsplash)

 

現行モデルのiPhone 16の標準モデルでは、6.1インチのディスプレイが搭載されています。しかし、中国のSNSアカウント・Digital Chat Stationは、iPhone 17の標準モデルは6.3インチのディスプレイを採用すると伝えています。

 

iPhone 17の標準モデルのディスプレイが大型化するという予想は、アナリストのロス・ヤング氏も報告していました。同氏によれば、iPhone 17と「iPhone 17 Pro」は6.3インチ、超薄型モデルの「iPhone 17 Air」は6.6インチ、最上位モデルの「iPhone 17 Pro Max 」は6.9インチディスプレイを搭載するとのこと。

 

これまでの噂によれば、ディスプレイの大型化を除いて、iPhone 17の標準モデルはiPhone 16から小幅なアップデートとなりそうです。両製品は同じデザイン、同じ 「A18」チップ、そして同じ8GB RAMを搭載する見込み。iPhone 17でのアップグレードは、最大120Hz駆動のディスプレイや、2400万画素のフロントカメラとなりそうです。

 

Source: Digital Chat Station/Weibo via MacRumors

次期「Nothing Phone(3)」、発表間近にデザインがバレた? 独創性がむき出し

Nothingは、次期スマートフォン「Phone(3)」を7月2日午前2時(日本時間)に正式発表する予定です。その発表を目前に控え、公式レンダリング(CG)画像とされるものが流出しました。

↑次期「Phone(3)」はもう丸見え?(画像提供/Thai Nguyen/Unsplash)

 

この画像は、未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesが独自ルートで入手したものであり、これまでのNothing公式のティザー内容とも一致しています。特に、背面の望遠レンズ周辺モデル番号の位置が公式のティザーと合致していることから、本物である可能性が高いとみられます。

↑本物とされる次期「Phone(3)」の画像(提供/Android Headlines)。

 

デザイン面では、Nothingらしい独創性が際立っており、従来のスマホと一線を画しています。とりわけ、トリプルカメラは前例のない配置であり、上部コーナーに独立して配置された「Glyph Matrix」ディスプレイも大きな特徴です。

 

これまでの公式ティザーや有力なリーク情報を総合すると、Phone(3)の予想されるスペックは以下の通りです。

 

  • ディスプレイ: 6.7インチ、1.5K解像度、OLED LTPOパネル
  • メインカメラ: 50MP(標準)+50MP(3倍ペリスコープ望遠)+50MP(超広角)
  • フロントカメラ: 50MP
  • チップセット: Snapdragon 8s Gen 4
  • バッテリー: 5150mAh、100W有線急速充電、ワイヤレス逆充電対応
  • その他: NFC、eSIM、Nothing OS 3.5(Android 15ベース)

 

今回のリーク画像が本物かどうかは、まもなく行われる公式発表イベントで 確認できることでしょう。

 

Source: Android Headlines

Wi-Fi接続が不安定なときに便利! アダプタ無しで使えるUSB C to LAN変換ケーブル

サンワサプライは、LANポート非搭載のパソコンにもケーブル1本で直接ネットワーク接続を可能にするUSB Type-C – LAN変換ケーブル「KB-SL6CLAN〇BKシリーズ」を6月下旬に発売予定です。ケーブル長は1m/2m/3m/5mの4種類。実売価格は3630円~4070円(税込)。

USB Type-C – LAN変換ケーブル「KB-SL6CLAN〇BKシリーズ」

 

記事のポイント

Wi-Fi接続が不安定な環境では、オンラインミーティングや大容量データのダウンロードに支障が出る場合も。そんなときは有線接続に切り替えるのがオススメ。オンラインミーティングやオンラインゲーム、ソフトウェアの大容量ダウンロードなどでも、高速かつ安定した通信環境を実現します。ケーブルは取り回ししやすい細径タイプなので、出張などにも持っていきやすい仕様です。

 

本製品は、LANポートのないノートパソコンやタブレットなどでも有線接続による安定したネット接続を可能にする変換ケーブル。接続時にOS標準のドライバが自動的にインストールされるため、接続後すぐに使用できます。

 

 

MACアドレスのパススルー機能に対応しており、接続されているデバイスのMACアドレスを直接外部に転送できるので、セキュリティが厳重な環境でも簡単にアクセスできます。

 

ケーブル直径約4.2mmと細くてやわらかく、取り回ししやすい仕様です。コネクタ部分にはツメ折れ防止カバーを採用しており、繰り返しの抜き差しや取り扱いによるツメの破損を防ぎ、長期間安心して使用できます。

 

サンワサプライ
USB Type-C – LAN変換ケーブル「KB-SL6CLAN〇BKシリーズ」
発売日:2025年6月下旬発売
実売価格:3630円~4070円(税込)

2026年の「iPhone 18 Pro」予想! どっちのデザインが好き?

2026年に発売される「iPhone 18 Pro/Pro Max」の二つの予想デザインを、開発者のフィリップ・ヴァブロウシェク氏が公開しています。

↑どっちのほうがいい?(画像提供/Filip Vabroušek/X)

 

iPhone 18 Pro/Pro Maxに関しては、異なる情報が存在します。海外メデイアのThe Informationは、iPhone 18 Pro/Pro Maxには「ディスプレイ左上にフロントカメラを収める小さなパンチホール(切り欠き穴)が存在する」と報じていました。

 

その一方、アナリストのロス・ヤング氏は、iPhone 18 Pro/Pro Maxには「サイズの小さなダイナミック・アイランド(ピル型のパンチホール)が存在する」と報告しているのです。

 

ヴァブロウシェク氏が今回作成したのは、それらの情報に基づいたiPhone 18 Pro/Pro Maxの予想デザイン。右側の小さなダイナミック・アイランドを搭載したものはiPhoneらしいデザインですが、左側のパンチホールはなんだかAndroidスマートフォンのようです。

 

iPhone 18 Pro/Pro Maxへのダイナミック・アイランドの搭載は、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者も報じています。それによれば、iPhone 18にはより小さなダイナミック・アイランドが搭載され、そこに顔認証機能「Face ID」とフロントカメラが搭載されるとのこと。

 

筆者はパンチホールより小さなダイナミック・アイランドを搭載したiPhoneのほうがかっこいいと思いますが、はたしてこれからiPhoneはどんな変化を見せるのでしょうか?

 

Source: Filip Vabroušek/X via MacRumors

ノッチなし「オールスクリーンiPhone」、2030年に見送り?

画面にノッチもパンチホールもない「オールスクリーンiPhone」は2030年に登場するだろう、とディスプレイアナリストのロス・ヤング氏が報告しています。

↑ノッチはもうしばらく残る?(画像提供/Thujey Ngetup/Unsplash)

 

2027年に発売される「20周年iPhone(仮称)」では、ディスプレイに「Face ID」もフロントカメラも埋め込まれることで、オールスクリーンデザインが実現すると噂されていました。米ブルームバーグによれば、20周年iPhoneは超極薄のベゼルを採用し、側面から縁までが曲面ガラスで覆われると報じていたのです。

 

しかしヤング氏によれば、2028年に登場するiPhoneでようやくFace IDが画面下に内蔵され、フロントカメラが画面下に内蔵されるのは2030年になるとのこと。これまでの2028年の20周年iPhoneでのオールスクリーンデザインの実現からは大きく後退しています。

 

ヤング氏は以前、画面下にFace IDとフロントカメラを埋め込んだiPhoneが早ければ2027年にも登場すると述べていました。ヤング氏もブルームバーグも、アップル製品の予想においては高い精度で当ててきましたが、今回はどちらの予想が的中するのか気になるところです。

 

Source: Ross Young/X via MacRumors

「Google Pixel 9a」は「iPhone 16e」のライバルになるのか? モバイルライターも太鼓判を押すコスパモデル

Googleから登場した新スマホ「Pixel 9a」は、iPhone 16eのライバルとなるのか? 専門家が使い倒してリアルにレビュー。今読んでも遅くない、むしろ今だからこそ押さえておきたい情報をお届けする。

 

【私が試しました!】

モバイルライター・井上 晃

スマートフォンやタブレット、スマートウオッチを軸に新製品やサービスを取材。雑誌やウェブメディアに寄稿する。

 

 

AIスマホの乱世を勝ち抜くコスパモデルNo.1候補はコレ!

Google
Google Pixel 9a
7万9900円~(Google ストア販売価格)

「Pixel A」シリーズの新モデル。6.3インチで、昨年夏発売の「Pixel 9」同様Tensor G4チップを搭載する。フラットなデザインに刷新されたほか、IP68の防水防じん性能など、耐久性も兼ね備えた。Googleストアのほか、NTTドコモ、au、ソフトバンクでも販売される。

↑望遠カメラは非搭載だが、デジタルズームで最大8倍まで可能。ある程度のズームならばAIの補助によってディティールも保たれやすい。

 

↑上位「Pixel 9」シリーズ限定だった「一緒に写る」機能が、Pixel 9aでも使えるのはうれしいポイント。実用性が高く十分に楽しめる。

 

充実したAI機能の楽しさと、長く使える安心性を両立

Pixelの廉価モデルである「Aシリーズ」は、昨年発売されたPixel 8aからOSアップデートが7年間に延長されたことで、一括購入からの長期使用もしやすい端末となった。そんななか、今年4月16日に発売された最新モデル「Pixel 9a」は、デザインがガラッと変わり、老若男女が親しみやすいフラットな雰囲気に刷新されている。間違いなく、今年のミッドレンジ市場の主力端末となるだろう。

 

背面には4800万画素のメインカメラと1300万画素の超広角カメラを搭載。Aシリーズ初のマクロフォーカスに対応したほか、撮影者を交換して集合写真を合成できる「一緒に写る」機能など、AIを使った実用的な撮影機能も充実を図ってきた。

 

【イチオシPOINT】カメラ周りがスッキリして保護ケースも選びやすそう

「なんといっても、Pixel 9aでは従来のPixel Aシリーズや上位モデルでお馴染みだった“カメラバー”がなくなっています。デザインが洗練されたので、保護ケース選びもより楽しくなりそう。デザインの好みでPixelを避けていた人は再注目してほしいですね」(井上)

↑新モデルの「Pixel 9a」(右)と私用「Pixel 8a」(左)とを比較。新製品のデザインのほうがクセがなく、万人受けしそうに見える。

 

※「GetNavi」2025月6月号に掲載された記事を再編集したものです

「iPhone 16e」、買って良かった? モバイルライターが使い込んで感じた「真価」

現行のiPhoneシリーズにおける最安価モデル「iPhone 16e」を、専門家が使い倒してリアルにレビューする。今読んでも遅くない、むしろ今だからこそ押さえておきたい情報をお届けする。

 

【私が試しました!】

モバイルライター・井上 晃

スマートフォンやタブレット、スマートウオッチを軸に新製品やサービスを取材。雑誌やウェブメディアに寄稿する。

 

 

待ってた「SE」じゃなかったけれど、容量とスタミナの進化は予想以上!

Apple
iPhone 16e
9万9800円~

現行のiPhoneシリーズにおける最安価モデル。6.1型のディスプレイを備え、背面には4800万画素のメインカメラを搭載する。充電端子にはUSB Type-Cを採用。防水防じん性能はIP68に準拠する。ストレージは128GB/256GB/512GBの3種類で、カラーは白と黒の2色。MagSafeには非対応だ。

↑通信面に関しては「衛星経由の緊急SOS」をサポートしたことや、Apple初の自社設計モデムである「C1」を搭載したこともトピックだ。

想定外の高価格だが進化幅は冷静に評価すべき

従来のSEシリーズに置き換わるように2月に発売されたiPhone 16e。価格については旧SE(第3世代)が5万7800円~だったのに対し、16eは9万9800円~へ値上がり。廉価版ながらも端末購入補助プログラムを使いたい機種になってしまった。

 

しかしながら、仕様面の進化幅は相応に大きい。まず、Touch ID内蔵のホームボタンが廃止され、画面上部の切り込み(ノッチ)のあるiPhone 14世代と同様のデザインになり、画面も6.1インチへとサイズアップした。

↑「iPhone 15 Pro」(右)と並べてみるとサイズに差がないのがわかる。むしろ16eの方ほうがミニマルな魅力を感じる部分もある。

 

さらに、チップセットには最新世代機種と同じ「A18」を搭載し、今季の目玉機能であるApple Intelligenceもしっかりサポート。ボディ側面にある「アクションボタン」からカメラを使った検索機能である「ビジュアルインテリジェンス」も使える。そして、背面カメラは単眼ながらも4800万画素のイメージセンサーを備え、中央の1200万画素を使う擬似的な2倍光学ズームに対応した。

↑カメラを向けた対象について素早く調べられる「ビジュアルインテリジェンス」に対応。アクションボタンに割当て可能だ。

 

しかし、特にユーザーメリットが大きいのはこうした飛び道具的な機能ではない。SE時代には最小ストレージが64GBだったのに対し、16eでは128GBに底上げされている。またバッテリー持ち時間が大幅に伸びた。この2点こそ、本機の真価といえよう。

↑iPhone各モデルSPEC比較。

 

【イチオシPOINT】パワフルに進化したバッテリーで長時間再生も安心

「ビデオ再生(ストリーミング)時の電池持ちはSE(第3世代)は最大10時間でしたが、16eでは最大21時間まで増加。就寝前の暗い部屋でYouTubeを数時間視聴したところ、バッテリーは1時間で5%前後減るペースで、体感的にも仕様値に近かった」(井上)

↑バッテリー持ちが大幅に強化。通勤通学等の移動時に動画視聴やゲームプレイなどをしても、バッテリー切れのリスクやストレスは減るだろう。

 

【コレもCHECK!】いよいよApple Intelligenceが日本語に対応!

日本時間4月1日にリリースされたiOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4では、ついに日本語設定のままでApple Intelligenceの機能を使えるようになった。対応機種のOSをアップデートし、設定アプリ内から同機能を有効にすると使用可能だ。テキスト生成や要約、画像生成などのほか、任意のキーワードでメモリームービーを作成する機能などもある。生成AIを活用した機能ではAndroid勢が先行していたが、iPhoneも一気に追い上げを図った。

※「GetNavi」2025月6月号に掲載された記事を再編集したものです

次期「iPad Pro」、極薄ベゼルのディスプレイを搭載?

アップルの次期「iPad Pro」は、極薄ベゼルのディスプレイを搭載するかもしれません。

↑もっとカッコよくなりそう(画像提供/Rahul Chakraborty/Unsplash)。

 

韓国メディアのThe Elecによれば、アップルは6月中にLXセミコン製のディスプレイドライバーICを採用するかどうかを決定するとのこと。このICは、LGイノテックのCoF技術と連携して動作し、ディスプレイの縁に沿ってパネルをより密に集積することが可能になり、ベゼルをより薄くすることにつながるのです。

 

この組み合わせにより、同じ筐体サイズでより広い画面領域を実現することが可能になります。また、電力効率が向上し、バッテリー駆動時間の向上につながるかもしれないと海外メディアのMacRumorsは予想しているのです。

 

現行モデルのiPad Proでは、サムスン・システムLSIのディスプレイドライバーICを採用。これをLGの製品に切り替えることで、サプライチェーンの多角化だけでなく、部品コストの削減も期待できるそうです。

 

iPad Proのディスプレイのベゼルは年々薄くなっており、下位モデルの「iPad Air」よりベゼルが薄いデザインが採用されています。すでに十分かっこいいiPad Proですが、極薄ベゼルの採用により、次期モデルがどのように進化するのか注目です。

 

Source: The Elec via MacRumors

次期「Galaxy Z Fold7」は最薄の折りたたみスマホではない? 0.2mmの差で勝つのは…

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、前モデルのFold6よりも大幅に薄くなる見通しです。だからといって、最薄の折りたたみスマホになるとは限りません。Galaxy Z Fold7よりもさらに薄いとされる競合機種「Honor Magic V5」が登場すると報じられています。

↑世界一薄い折りたたみスマホの栄冠はHonor Magic V5に?(画像提供/Honor/Weibo)

 

中国のHonorは、7月初旬に「Honor Magic V5」を発売する予定であり、折りたたみ時の厚さは8.8mmになると正式に発表しました。

 

これは、Oppoの「Find N5」(8.93mm)や、前モデルの「Honor Magic V3」(9.2mm)を上回る薄さとなり、折りたたみスマホとしての最薄記録を更新することになります。

 

ティザー画像では、開いた状態でも閉じた状態でも、その驚異的な薄さが際立っています。

 

一方、Galaxy Z Fold7は7月9日に発表予定で、折りたたんだときの厚さは9mm(展開時は片面4.5mm)とリークされています。非常に薄いのですが、Honor Magic V5にはわずかに及ばないようです。

 

もっとも、その差は0.2mmほどであり、実際に手に持った際に違いを感じることはほとんどないと考えられます。むしろ、重さやヒンジの構造、バッテリー容量といった要素のほうが、使用感に影響を与える可能性が高いでしょう。

 

Source: Weibo
via: 9to5Google

「iPad Air」は買いか否か? モバイルライターが使い込んだら「お得感大」だったワケ

メインで使える高性能マシンに進化した「iPad Air」を、専門家が使い倒してリアルにレビューする。今読んでも遅くない、むしろ今だからこそ押さえておきたい情報をお届けする。

 

【私が試しました!】

モバイルライター・井上 晃

スマートフォンやタブレット、スマートウオッチを軸に新製品やサービスを取材。雑誌やウェブメディアに寄稿する。

 

 

これぞ“必要十分”! だが守備範囲は広し。Apple Intelligenceにも対応する実力派

Apple
iPad Air
9万8800円(11インチ/M3/Wi-Fi)~

最上位のiPad Proに次ぐバランスの良いモデルで、従来通り11インチと13インチモデルの2サイズを展開。カラバリは「スペースグレイ/ブルー/パープル/スターライト」の4種をラインナップする。別売の周辺機器は、「Apple Pencil Pro」や「Magic Keyboard」などを使用可能。

↑2024年モデルから追加された13インチモデルの選択肢は今世代でも継続。電子雑誌をはじめ、UI表示の広いクリエイティブツールの表示に最適だ。

 

1年弱でのマイナーチェンジだが、価格据え置きでお得感大

今季のタブレット市場で際だっているのは、3月12日にAppleがリリースしたiPad Air(M3)だろう。ネーミングの通り、搭載するチップセットを「M3(8コアCPU、9コアGPU)」へ刷新しての登場となった。

 

前世代のM2搭載モデルが昨年5月に発売されたばかりなので、実態としては1年弱での堅実なマイナーチェンジを遂げた製品である。にもかかわらず、最小構成の価格は9万8800円を維持しており、刷新のインパクトこそ小さいものの、久しぶりの買い替えを検討中のユーザーの目には魅力的に映るに違いない。特に、かつてのiPad Proユーザーが、価格高騰を理由に新製品に手を出しにくくなっている昨今、手頃かつ、必要十分な性能を備えた今回のAirは有力候補になるはずだ。

↑初代の11インチiPad Pro(写真右)と画面表示を比べてみても、色味や明るさに差は感じられなかった。グレードダウンでの買い替えも問題ない。

 

なお、周辺機器では、専用のMagic Keyboardがファンクションキーを備えた新デザインで提供されており、ノートPCライクな使用を想定した場合にもProとの体験差は少ない。

↑専用のMagic Keyboardは、ホワイトカラーで新たにファンクションキーを備えて展開。Pro用のモデルとの差はバックライトの有無などのみ。

 

↑4月に日本語対応を果たしたApple Intelligenceの「画像マジックワンド」でスケッチから画像を生成。ペンが使えるiPadとの相性は上々だ。

 

ただし、ディスプレイの最大輝度や、リフレッシュレート、スピーカーの音質、コネクタのデータ伝送速度などには、Proシリーズとの差分も残っている。プロフェッショナルとしてこだわる用途がある場合には、上位モデルとの比較検討を忘れてはならない。

↑※:Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生時間

 

【イチオシPOINT】ゲーム機としての可能性は予想以上に大きい

「M3の恩恵はユーザーには体感しづらいですが、ゲーミング時の描写性能は確実に強化されています。AAAタイトルのゲームタイトルが増えてきた昨今、iPad Airとコントローラーで白熱したプレイが可能。音質はiPad Proには及びませんが、イヤホンを使えば問題なし」(井上)

↑デスクに13インチモデルを置き、SwitchのProコントローラーを接続して「DEATH STRANDING」をプレイ。大迫力で楽しめた。

 

※「GetNavi」2025月6月号に掲載された記事を再編集したものです
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次期「Galaxy Z Flip7」と「FE」の比較画像が登場! どこが違う?

サムスンが今夏に発売すると噂されている、廉価版の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip 7 FE」。この次期モデルと標準モデルである「Galaxy Z Flip7」のデザインを比較した画像が流出しました。

↑違いを探せ(画像提供/Evan Blass)。

 

この情報は、著名リーカーのEvan Blass(@evleaks)氏が自身のニュースレターで公開。一見すると、Galaxy Z Flip 7 FEとGalaxy Z Flip7の内側のデザインは非常によく似ています。どちらもパンチホール型の自撮りカメラと大型ディスプレイを搭載。ただし、上位モデルのFlip7のほうがベゼルが細く、画面がより端まで広がっているように見えます。

 

最も顕著な違いは、カバー(外側)ディスプレイにあります。Flip7はMotorola Razrシリーズのように、カメラ周辺を囲う形でカバーディスプレイが四辺いっぱいに広がっています。それに対して、Flip 7 FEはFlip5と似たフォルダー型(カメラ部分が凹んでいる)デザインを採用しており、コストを抑えた設計となっています。

 

カラーバリエーションにも違いがあります。Flip7はブルー、レッド、ブラックの3色展開が確認されている一方、FEモデルではブラックとホワイトのみがリークされています。ただし、未公開のカラーが存在する可能性はあります。

 

Flip 7 FEは、コストパフォーマンスに優れたモデルになると見られています。EUでの販売価格は1000ユーロ(約17万円※)未満となり、Z Flip6の発売当初価格(1300ユーロ〔約22万円〕超)より大幅に下がるとの噂もあります
※1ユーロ=約169円で換算(2025年6月26日現在)

 

なお、サムスンは7月9日に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、Galaxy Z Fold6およびGalaxy Z Flip7を発表する見通し。Galaxy Z Flip 7 FEは、この日に発表されるか、もしくは少し遅れて登場するかもしれません。

 

Source: 9to5Google

次期「Pixel 10 Pro Fold」、スマホ初「最高クラスの防塵防水性能」に到達?

Googleの次期折りたたみスマートフォン「Pixel 10 Pro Fold」は、新型のヒンジを採用し、ヒンジ部分および本体全体が従来モデルより薄くなると報じられています。これにより、手に持ったときの快適さが向上する見込みです。

↑次期「Pixel 10 Pro Fold」は持ちやすさと耐久性が大幅に向上(画像提供/Samuel Angor/Unsplash)。

 

この情報は、Android情報サイト「Android Headlines」がスクープ。ヒンジの小型化により、カバー(外側)ディスプレイのサイズは6.3インチから6.4インチに拡大されますが、本体の物理的なサイズはほとんど変わらないとされています。

 

さらに、「Pixel 10 Pro Fold」は、折りたたみスマホとして初めてIP68等級(完全防塵・水深1メートルで30分の耐水)に対応する見通し。これまでの折りたたみスマホは、主にIP48(1mm以上の固形物に対する防護)やIPX8(防水のみ)にとどまっており、完全な防塵性能を持つ製品は存在しませんでした。

 

このPixel 10 Pro FoldがIP68等級に対応することは、これまで折りたたみスマホの弱点とされていた「ホコリの侵入」を克服する、大きな進化と言えるでしょう。

 

Google Pixel 10 Pro Foldは、他のPixel 10シリーズとともに8月20日に発表され、8月28日に発売されると見られています。手に馴染みやすく、さまざまな環境でも安心して使える折りたたみスマホに期待が高まります。

 

Source: Android Headlines

「iPhone Pro」のダイナミック・アイランド、2026年に小さくなる?

2026年の発売が期待されている「iPhone 18 Pro/Pro Max」では、画面上部のノッチ「ダイナミック・アイランド(Dynamic Island)」が小さくなると、アナリストのロス・ヤング氏が報告しています。

↑ダイナミック・アイランドはもっとスリムに(画像提供/James Yarema/Unsplash)。

 

ヤング氏によれば、2026年に発売されるiPhoneの少なくとも一部では、「画面下Face ID」が採用されるとのこと。

 

Face IDとは顔認証システムの名称で、現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではダイナミックアイランドに配置されています。

 

しかしヤング氏によれば、2026年のiPhoneでは画面下Face IDを採用するにもかかわらず、依然として目に見えるFace IDの要素がいくつか残るそう。そのため、デバイスには引き続き「ノッチ」が存在するものの、iPhone 16のものに比べて「より小さくなる」と述べています。

 

iPhone 18 Pro/Pro Maxのデザインについては異なる情報が存在しており、The Informationは「左上隅の小さなパンチホールに前面カメラが配置される」と報じていました。米ブルームバーグは、iPhone 18の一部モデルに小さなダイナミック・アイランドが搭載されると伝えています。

 

最終的にはすべてのFace IDが画面下に移動するものの、その変更は2028年まで起こらないだろうとヤング氏は言います。今後のiPhoneデザインがどのように変化するのか、実に気になるところです。

 

Source: Ross Young/X via MacRumors

単一乾電池よりも小さいのにPCも充電できる65W充電器「NovaPort SOLOⅡ 65W」

CIOは、世界最小級の65W充電器「NovaPort SOLOⅡ 65W」を2025年6月27日(金)より順次発売します。実売価格は4380円(税込)。

「NovaPort SOLOⅡ 65W」(ホワイトは7月上旬発売予定)

 

記事のポイント

世界最小級のサイズながら、最大65W出力でノートPCの充電も可能なUSB充電器。軽量で持ち運びしやすいので、モバイル用途に最適です。同社のスパイラルケーブルと組み合わせれば、さらにコンパクトに!

 

本製品はPCユーザーの「付属のACアダプタ(充電器)が、かさばる!重い!」という不満を解消するために、「どこまで小型化できるか」をテーマとして開発。単一乾電池よりも小さなサイズを実現しました。

 

従来の付属ACアダプタよりもコンパクトであることはもちろん、同出力帯の純正充電器に対して約72%の小型化を実現しました。重量も約74gと純正充電器よりも約63%軽量化、持ち歩きの負担を大きく軽減しています。

 

また、コンパクトサイズのため、電源タップに挿した際に隣のコンセントに干渉しにくく、電源タップを有効利用できます。

 

最大65Wの高出力で、オフィスや家庭で使用される一般的なPCをはじめ、タブレット、ハイエンドスマートフォン、スマートウォッチやイヤホンまでこれ一台で充電可能です。ゲーム機のTVモードにも対応しています。

 

超小型で高出力だからこそ、充電時の発熱が気になります。発熱対策として独自の安全機能「Nova Safety2.0」を搭載。充電中の製品温度を常に監視し、発熱を自動調整することで安全性、安定性を向上させました。

 

CIOでは使用シーンにおける最適な使い方として、マグネットの力でまとまる「CIO スパイラルケーブル/スパイラルシリコンケーブル」(直販価格1980円/2180円)との組み合わせを提案。純正充電器と同程度の体積でUSBケーブルまで持ち運べます。

↑「CIO シリコンスパイラルケーブル」との組み合わせイメージ(画像の充電器はNovaPort SOLOⅡ65Wと別機種となります)。

 

CIO
USB充電器「NovaPort SOLOⅡ 65W」
発売日:2025年6月27日発売
実売価格:4380円(税込)

Jackery史上最大容量! 家全体をバックアップできるポータブル電源「Jackery 5000 Plus」

Jackery Japanは、Jackery(ジャクリ)史上最大容量の「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」を2025年6月30日(月)より販売開始します。実売価格は79万9000円(税込)。

「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」

 

記事のポイント

近年の地震や豪雨といった災害多発により、家庭での電源の確保が課題に。この「Jackery 5000 Plus」は家全体をカバーできるほどの超大容量で、もしものときも安心して電気が使えます。小規模のオフィスや商店、公共施設などのバックアップ用途にもオススメです。

 

Jackeryはこれまで、レジャー用や防災用としてコンパクトなポータブル電源やソーラーパネル製品を販売してきましたが、今回発売される「5000 Plus」は、家全体をバックアップできる超大容量製品という新たな試みとなり、より多くの家庭における電気の自給自足を後押しします。また、オフィスや商業施設、公共施設のバックアップ用途や非常用電源としてより幅広い場面での電力確保をサポートします。

 

超大容量なのにコンパクトで移動も簡単

本製品は、5040Whの超大容量と定格出力6000Wの高出力を実現したポータブル電源。電気自動車でも採用される新技術CTB(セル・トゥ・ボディ)を、世界で初めて5000Whクラスのポータブル電源に採用。セルを直接ボトムケースに統合する構造により、本体設計がよりコンパクトになり、さらに耐震性・耐久性も大幅に向上しました。

↑超大容量なのに、コンパクトで邪魔にならないサイズを実現。

 

AC、DC、USBの合計11ポートが備わっており、6000Wの高出力・単相100V/200V AC出力に対応し、エアコンや冷蔵庫、電動工具、高出力IH調理器具など様々な家電に電源供給が可能です。

 

高圧・低圧の2系統でPV入力に対応し、圧倒的な4kWソーラー入力を実現。200Wの折りたたみ式ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」(低圧PV)の場合、最大6枚まで接続できます。既存の家庭用太陽光発電システム(高圧PV)からもそのまま接続可能。

ACコンセント、カーチャージャー、ソーラーパネルなど、さまざまな充電方法に対応し、あらゆるシーンで迅速に充電できます。

 

別売りの拡張バッテリー(5040Wh)を最大5台まで追加することで、最大30,240kWhの容量を実現できます。別売りの切り替え分電盤(※2025年内発売予定)を利用すれば、家のコンセントからポータブル電源の電気を利用できます。停電時にコンセントのない照明を含めた家全体に電力を自動的に供給できます。

 

新機能として、充電したまま家電が使える「パススルー機能」に対応。デスクトップPCや冷蔵庫など、電力の遮断を避けたい電化製品に常時接続しておけば、普段から安心して使用可能。また、アプリで「オンライン UPS」モードを設定すると、停電が発生しても0秒以内にポータブル電源側からの給電に自動で切り替えます。

 

Jackeryアプリを使えば、電池残量や充電状況、使用可能時間、出力/入力値など、ポータブル電源の稼働状態をリアルタイムでチェックできます。電気料金が安い時間帯に充電できるように、充電時間を自由に設置できる「スケジュール充電」や、太陽光発電量を時間・日・週・月・年単位で確認できる「ソーラー発電アナリティクス機能」など、日々電気を自給自足する暮らしを楽しめます。

 

サイズは幅420×高さ635×奥行390mm(キャスターを含む)と、Mサイズのスーツケース程の大きさで置き場所にも困りません。また、タイヤ付きなので手軽に持ち運ぶことができます。

 

Jackery(ジャクリ)
「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」
発売日:2025年6月30日発売
実売価格:79万9000円(税込)

次期「iPhone 17 Pro」、新冷却システムの画像が流出!

アップルの次期スマートフォン「iPhone 17 Pro/Pro Max」に搭載される「ベイチャンバー冷却システム」の画像をリークアカウントのMajin Buが投稿しています。

↑これが新しい冷却システム(画像提供/Majin Bu)。

 

ベイチャンバー冷却システムとは、チャンバー内部に封入した少量の液体が気化と凝縮を繰り返すことで、効率的に冷却するシステムです。

 

現在のiPhoneではグラファイトシートによる冷却が行われていますが、サムスンの「Galaxy S25 Ultra」などのハイエンドスマートフォンでは、すでにベイチャンバー冷却システムが取り入れられています。

 

今回の画像は、iPhone 17 Proのベイチャンバー冷却システムで使用される銅製のサーマルプレート。例えば、ゲームのような負荷の高いタスクを実行したときに、この銅製のサーマルプレートの内部で液体と気体が循環し、冷却が行われることになります。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは「A19 Pro」チップを搭載する見通し。現時点ではA19 ProはTSMCの第3世代3nmプロセスで製造される見込みで、性能と電力効率の向上が期待されています。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxがどれだけ熱くなるのかは現時点では不明ですが、新たなベイチャンバー冷却システムの導入により、高負荷な作業でも安心して使用することができそうです。

 

Source: Majin Bu via MacRumors

次期「Nothing Phone(3)」の全貌判明? やっぱりフラッグシップ級の凄さだった

Nothingの次期スマートフォン「Phone(3)」は“真のフラッグシップ”と予告されていましたが、搭載チップは最上位ではない「Snapdragon 8s Gen 4」であることを同社が公式フォーラムで認めています

↑ガッカリするのはまだ早い(画像提供/Gavin Phillips/Unsplash)。

 

ただし、それ以外のスペックは大幅に強化されているという情報が流出しています。

 

テック系リークアカウントのGadget Bitsによれば、Phone(3)の主な仕様は以下の通りです。

 

  • ディスプレイ: 6.7インチ、1.5K解像度、OLED LTPOパネル
  • メインカメラ: 50MP(標準)+50MP(3倍ペリスコープ望遠)+50MP(超広角)
  • フロントカメラ: 50MP
  • チップセット: Snapdragon 8s Gen 4
  • バッテリー: 5150mAh、100W有線急速充電、ワイヤレス逆充電対応
  • その他: NFC、eSIM、Nothing OS 3.5(Android 15ベース)

 

これらが事実であれば、「真のフラッグシップ」と呼ぶにふさわしい性能といえるでしょう。またSnapdragon 8s Gen 4についても、前モデルと比べてCPUは36%、GPUは88%、NPUは60%高速化されているとNothingは説明しており、実用面での大きな進化が期待されます。

 

Nothing Phone(3)は7月1日に正式発表される予定。価格が前モデルよりかなり高くなるとの情報もありますが、日本市場での発売を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Gadget Bits/X
via: PhoneArena

次期「Galaxy Z Flip7」はExynos 2500でどうなる? ベンチマークで性能が明らかに

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」には、全世界共通でサムスン製の「Exynos 2500」チップが搭載されると予想されています。これまで米国市場などではクアルコム製のSnapdragonチップが採用されてきたため、今回の変更によりExynos 2500の性能に大きな注目が集まっています。

↑気になるベンチマークの結果は…(画像提供/Evgeny Opanasenko/Unsplash)。

 

このGalaxy Z Flip7に関するベンチマーク結果が登場し、Exynos 2500の主な仕様やパフォーマンスが明らかになりました。

 

リークアカウントの@tarunvats33氏が、人気ベンチマークサイト「Geekbench Browser」でモデル番号「SM-F766U(米国版)」および「SM-F766B(国際版)」の情報を発見。どちらのモデルも、Exynos 2500チップと12GBのRAM、Android 16(One UI 8.0)を搭載していました。

 

ベンチマークスコアは、シングルコアで2356、マルチコアで8076とされています。これらは、前モデル「Galaxy Z Flip6」に搭載されたSnapdragon 8 Gen 3よりわずかに高い結果ですが、最新のSnapdragon 8 EliteやAppleのA17 Pro(2023年登場)には及びません。

 

CPUは10コア構成(1コア3.30GHz、2コア2.75GHz、5コア2.36GHz、2コア1.80GHz)で、GPUにはSamsung Xclipse 950が搭載されています。クロック数が控えめであることは、おそらく発熱を抑える設計によるものと考えられます。

 

さらにGalaxy Z Flip7は、カバーディスプレイ(外側画面)が4インチに大型化され、衛星通信にも対応すると噂されています。性能自体が大幅に向上するわけではないものの、発熱の抑制やバッテリーの持ちが改善される可能性もありそうです。

 

Source: @tarunvats33(X)
via:Sammobile

“いつもの”スキャン設定をどこでも反映!  新イメージスキャナー「ScanSnap iX2500」 

株式会社PFUは、2025年6月24日、ワンタッチでスピーディーに書類を電子化するイメージスキャナー「ScanSnap」シリーズの新フラグシップモデル、「ScanSnap iX2500」を発表、同日に販売を開始しました。ここでは、東京・秋葉原で開催された製品発表会の様子をお届けするとともに、製品の特徴や進化点を詳しくレポートします。 

 

時・場所・デバイスの垣根を越える新フラッグシップモデル 

開会にあたり、代表取締役社長の平原英治氏が登壇。2024年7月に「ScanSnap」シリーズの累計出荷台数1600万台を超えたことを報告するとともに、「2001年の『ワンプッシュPDF』に始まり、OCR対応、コンパクト設計、Wi-Fi・クラウド対応、タッチパネル操作など、常に時代の課題に応え、機能を進化させてきた」と語りました。 

 

続いて、取締役常務執行役員の宮内康範氏が登壇。生成AIの急速な普及により、AIが学習に利用できる高品質なデジタルデータが2026年から2028年の間に枯渇する可能性を指摘し、「PFUは、この課題を『リアルなアナログ情報』で補う必要があると捉え、特に紙文書を即座にデジタル化し、AIに渡せる構造化データへ変換することが自社の使命です。単にスキャンしてOCRをかけるだけでは不十分で、文字や図表を抽出し、AIが正確に解釈できる形式に仕立てる処理が欠かせません」と話しました。 

 

いつもの設定が即座に反映される「My ScanSnap 

今回発表された「ScanSnap iX2500」の製品コンセプトは、「時・場所・デバイス、自由自在」。USBやWi-Fiで接続するだけで、カラーモードや画質、読み取り面など、ユーザーの“いつもの設定”が即時に本体へ反映される「My ScanSnap」を採用するとともに、スマートフォンをかざすだけで設定を適用する機能も備えています。これにより、オフィスやパブリックスペース、コワーキングスペースなど、さまざまな場所にScanSnap iX2500が設置されていれば、普段使っている「ScanSnap iX2500」と同じ感覚で使用できるようになりました。 

↑イメージスキャナー「ScanSnap」シリーズの新フラグシップモデル、「ScanSnap iX2500」。次世代SoC「iiGA」を新搭載するなど、性能、機能、使いやすさが大幅に進化しています。

 

また、業務用スキャナー向けに自社開発した次世代SoC「iiGA」を新搭載。ScanSnap史上最速となる45枚/分の高速スキャンを実現したほか、一度に搭載できる原稿枚数は、従来の2倍となる最大100枚に。PCレスでの画像処理性能も大幅に進化し、ストレスフリーな使用感を実現しています。 

↑次世代SoC「iiGA」を新搭載。毎分45枚(A4カラー両面/300dpi)の高速スキャンを実現しています。

 

業務用スキャナーに採用されている光学技術「クリアイメージキャプチャ」を用いて、色ずれやモアレの発生を低減しているのもポイント。写真やポスターなど、色味やコントラストが繊細な原稿のスキャンにも最適です。 

↑独自の光学技術「クリアイメージキャプチャ」によおり、色ずれやモアレの発生を抑える仕組み。

 

操作性については、従来モデルの4.3インチから5インチに拡大された静電容量式タッチパネルを搭載。スマートフォンライクな直感的な操作が可能です。また、従来はタッチパネル内に配置されていたスキャン実行ボタンを、物理ボタンとして独立配置。よりスムーズな操作性を実現しました。 

↑お気に入り設定やPC・スマートフォン・クラウドサービスなど、各種保存先をアイコン登録し、直感的に操作できます 。

 

専用ソフトウェア「ScanSnap Home」のアップデートにより、もっと自由で快適に 

ScanSnap iX2500」の登場に合わせて、スキャンの設定や読み取り、スキャン文書のファイル管理、クラウドサービスとの連携などが可能な専用ソフト「ScanSnap Home」もバージョン3.0へとアップデートされました。iPhoneやAndroid向けのモバイル版「ScanSnap Home」も提供されています。クラウドストレージの保存先として、「OneNote」や「iCloud」にも新対応しており、とりわけ、Macユーザーにおける利便性は大きく向上したと言えるでしょう。 

↑PC版「ScanSnap Home」では、「クイックメニュー」が刷新され、新たに「Microsoft Teams」「SharePoint」「OneNote」「Notion」「iCloud」との連携が追加されました。

 

なお、モバイル版「ScanSnap Home」では、外出先の「ScanSnap iX2500」にスマートフォンを近づけるだけで設定を反映できる機能や、モバイル版とMac版の「ScanSnap Home」間でスキャンデータを自動同期できる「Data Sync」機能が今後のアップデートで追加される予定。利用場所やデバイスの種類にとらわれることなく、いつでもどこでも、自分のスタイルで「ScanSnap iX2500」を使いこなせます。 

オフィスや自宅でスキャンした資料をスマートフォンから出先で確認する、オフィスと自宅のPCで同じデータを管理するなど、場所・デバイスの垣根を越えたデータ管理が可能。

 

デザインの大きな変更点は、本体上部の左右の角が斜めにカットされていることと、給紙部分のフタも斜めのラインで構成されていること。全体的によりスマートで、洗練されたルックスに進化しており、自宅のインテリアにも違和感なく溶け込んでくれます。 

ボディカラーはホワイトとブラックの2色展開で、価格はオープン。同社Web直販「PFUダイレクト」での販売価格は5万9400円(税込)。

2027年の「Galaxy S27 Ultra」、ついにSペン内蔵を廃止? 二つの理由とは

サムスンは2027年のフラッグシップモデル「Galaxy S27 Ultra」で内蔵Sペンを廃止する予定だと著名リーカーが主張しています。

↑Sペンが消滅する?

 

これまでGalaxy Sシリーズの最上位「Ultra」モデルは本体にSペンを内蔵することが大きな特徴の一つでした。Sペンは手書きメモや細かい操作、クリエイティブな作業に役立つツールとして活用されてきました。

 

しかし、中国のリーカー刹那数码(Instant Digital)氏は、中国のSNS「Weibo」にて、サムスンが今後Sペン用の収納スロットを廃止する方針だと述べています。つまり、これまでのように本体からSペンを取り出して使うことができなくなる可能性が浮上したのです。

 

同氏はその理由を明言していませんが、二つの可能性が考えられます。

 

一つ目は、より薄型のデザインやバッテリー容量の拡大を実現するために、Sペン収納スペースを削減するという可能性。もう一つは、Sペンの利用率が想定より低いため、設計やコスト面を簡素化するための判断かもしれません。実際、韓国や中国限定で販売された「Galaxy Z Fold Special Edition」はSペン非対応となっていました。

 

さらに、別の著名リーカー・PandaFlash氏も、サムスンが「対応機種が不明な」Sペンの生産を中止したと報告しています。また、現行のGalaxy S25 UltraでもSペンは使用可能ですが、これまで利用できたBluetooth機能が省かれており、段階的な廃止が進んでいる印象です。

 

一部のユーザーから熱烈に支持されてきたSペンですが、それよりむしろバッテリー容量の拡大や本体の薄型化を優先するユーザーのほうが多いとサムスンが判断したのかもしれません。

 

Source: Weibo
via: Gizmochina

次期「iPhone 17」標準モデルに新色登場? 有力候補は…

次期「iPhone 17」の標準モデルにおいて、新色のパープルとグリーンの投入が検討されていると、リークアカウントのMajin Bu氏が報告しています。

↑新色の一番候補はこの色?(画像提供/アップル)

 

同氏によれば、アップルはiPhone 17の標準モデルでパープルとグリーンを検討しており、このうちの1色のみが最終的に採用されるとのこと。現時点では、パープルのほうが有力な選択肢であると述べています。

 

現在販売されている「iPhone 16」の標準モデルでは、ウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックの5色が存在。iPhone 17ではどの色が残り、新色のパープルやグリーンが投入されるのかが気になるところです。

 

iPhone 17の標準モデルは、iPhone 16からのマイナーアップグレードとなると言われています。搭載チップは「A18」のままで、RAM容量も引き続き8GB。ただし新機能として、120Hz駆動ディスプレイと2400万画素のフロントカメラが搭載される見通し。ディスプレイサイズが6.1インチから6.3インチに大型化するという見方もあります。

 

マイナーチェンジになりそうとはいえ、新モデルにふさわしい色に出会いたいですね。

 

Source: MacRumors

アップル、2027年の「iPhone Air」に超省エネディスプレイを導入?

2027年に発売されるiPhoneの超薄型モデル「Air」には、省電力な「LTPO3 OLED」ディスプレイが搭載されるかもしれないと報じられています。

↑未知の「iPhone Air」では省エネ技術が特に大事(画像提供/Vinoth Ragunathan/Unsplash)。

 

韓国ニュースサイトのThe Elecによれば、アップルは2027年のiPhoneシリーズから、バッテリー消費を大幅に抑えるディスプレイ「LPTO3」の導入を検討しているとのこと。これまでの噂では、次期iPhone 17シリーズは「LPTO2」方式のディスプレイを採用するとされています。

 

次期iPhone 17 Airは非常に薄い本体サイズとなりそうなことから、バッテリーを搭載するための内部スペースに大きな制限があります。このため、将来のiPhone Airシリーズでは省電力なLPTO3方式のディスプレイの採用が重要となってくるのです。

 

2024年に発売されたスマートウォッチの「Apple Watch Series 10」では、すでにLPTO3方式のディスプレイが搭載されています。これも将来的なiPhone Airでの採用を見越した計画だったのかもしれません。

 

アップルは、2027年のiPhoneシリーズの一部にLPTO3方式のディスプレイを搭載するかどうかを2025年第3四半期(7月〜9月)までに決定するとのこと。iPhone Airに省電力のLPTO3 OLEDが搭載されることに期待しましょう。

 

Source: The Elec via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」の新たなヒントを「iOS 26」ベータ版で発見!

次期超薄型モデル「iPhone 17 Air」の存在を示唆するヒントが「iOS 26」のベータ版で見つかったと、海外メディアのMacworldが報じています。

↑iPhone 17 Airはほぼ確実に存在する(画像はiPhone 13。提供/Nilay Patel/Unsplash)。

 

今回見つかったのは、「420×912@3x」解像度のカクレクマノミ壁紙の最新バージョン。これは「1260 x 2736」の解像度に相当し、現在のどのiPhoneとも一致しません。しかし、これはiPhone 17 Airの予測されている画面解像度と一致しているのです。

 

著名アナリストのミンチー・クオ氏は、超薄型モデルのiPhone 17 Airには約1260 x 2740ドットの6.6インチディスプレイが搭載されると報告していました。この数値は、ベータ版で見つかったものと一致します。

 

iPhone 17シリーズはiOS 26を搭載して、9月に発売されると期待されています。今回見つかった壁紙は、今年発売される全く新しいデバイスのために設計された可能性が高そうです。

 

iPhone 17 Airの6.6インチのディスプレイは、「iPhone 17」の標準モデルより大きい一方、「iPhone 17 Pro Max」よりは小さいものです。本体サイズは5.5mmと、史上最も薄いiPhoneになると噂されています。

 

薄くて軽くて革新的なiPhone 17 Airの登場を、楽しみにしたいものです。

 

Source: Macworld via MacRumors

「折りたたみiPhone」、ついに2025年秋に生産開始? でも発売は…

アップルが「折りたたみiPhone」を2026年の発売に向けて今秋に生産を開始すると報じられています。

↑折りたたみ式の投入準備!(画像提供/VASANTH ./Unsplash)

 

アナリストのミンチー・クオ氏によれば、アップルのサプライヤーであるフォックスコンが2025年第3四半期後半(9月)、または第4四半期初頭(10月)に、折りたたみiPhoneの生産を正式に開始するとのこと。多くの部品の仕様はまだ最終決定されていないものの、搭載される折りたたみディスプレイはサムスン・ディスプレイが生産を担当します。

 

噂によれば、折りたたみiPhoneは閉じた状態で約5.5インチ、開いた状態では7.8インチのディスプレイを搭載するそう。また、ガラケーのような「縦折り型」ではなく、本のような「横折り型」の本体形状となると言われています。

 

一方、折りたたみiPhoneは広げた状態では4.5mm、閉じた状態では9〜9.5mmという驚異的な薄さを実現するという見方もあります。特殊なヒンジを採用することで、ディスプレイの折り目はほとんど目立たないようです。本体スペースの制限から、顔認証システムの「Face ID」ではなく指紋認証システムの「Touch ID」が搭載され、前面カメラは画面下に内蔵されます。

 

折りたたみiPhoneの価格は2000ドル〜2500ドル(約29万円〜36万円※)になると予想されていますが、米トランプ政権による関税政策により、さらに価格が上昇する可能性もあります。アップル初の折りたたみスマホの登場は確かにうれしいのですが、あまり高価だと購入できるかどうかが心配になってしまいます。

※1ドル=約145円で換算(2025年6月24日現在)

 

Source: Ming-Chi Kuo/X via MacRumors

次期「Galaxy Z Fold7」の新たな画像が流出! 薄さと広さにビックリ

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」の公式レンダリング画像とされるものが流出し、従来よりも大幅に薄型化したデザインが明らかとなりました。

↑次期モデルのウルトラ体験に期待大!

 

この画像はAndroid Headlinesが独自の情報源から入手して公開。今回のリークでは本体の厚みについて言及されていませんが、12.1mmだった現行モデル「Galaxy Z Fold6」よりも明らかに薄くなっています。

↑次期「Galaxy Z Fold7」の新たな画像(画像提供/Android Headlines)。

 

過去のリークでは、開いた状態では3.99mmとも言われており、2024年の地域限定モデル「Galaxy Z Fold SE」(展開時は4.9mm、閉じた状態では10.6mm)より薄くなっている可能性があります。

 

本体は全体的に幅が広くなり、カバーディスプレイの使いやすさも向上し、GoogleやOnePlusなど他社の折りたたみスマホに近い使用体験となりそうです。

 

これに先立ち、著名リーカーのIce Universe氏は、Galaxy Z Fold7は広げた状態で158.4 x 143.1mmになると述べていました。Galaxy Z Fold6のサイズが153.5 x 132.6mmだったことから、より背も高くなり、一回り大きくなる見通しです。

 

背面のカメラ部分は大きく突出しており、メインカメラが200MPに強化されるとの噂を裏付けているようです。

 

また、新色ブルーシャドウ(Blue Shadow)のメタリックな青が目を引き、従来のブラックやシルバー中心のカラーバリエーションに新鮮味をもたらしています。

 

サムスンは7月9日に米ニューヨークでGalaxy Fold7のほかに、「Galaxy Z Flip7」や「Galaxy Watch8シリーズ」を発表する見込み。それらと一緒に、縦折りの廉価モデル「Galaxy Z Flip FE」が登場する可能性もあります。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

場所もデバイスも自由自在! スキャナーの概念を広げる「ScanSnap iX2500」

PFUは、ワンタッチでスピーディーに書類を電子化するイメージスキャナー「ScanSnap」シリーズの新しいフラッグシップモデル「ScanSnap iX2500」を、2025年6月24日から販売開始します。本体カラーはホワイトとブラックの2色。直販価格は5万9400円(税込)。

「ScanSnap iX2500」

 

記事のポイント

働き方改革により、オフィスに縛られない自由な働き方が広がりつつあります。そんな時代の変化を受け、スキャナーも進化。どこでも簡単に自分のスキャナーのように使うことができ、場所やデバイスに縛られることなく扱えるようになっています。

 

iX2500は、「デスク上で個人が使用するもの」というこれまでのスキャナーの概念を拡げた、「時・場所・デバイス、自由自在」がコンセプトの次世代スキャナーです。従来は、いつもと異なる本体を使う場合はその都度初回にスキャン設定を行う必要がありましたが、iX2500は、PCやスマートフォンなどのデバイスをUSB・Wi-Fi接続するだけで、カラーモードや画質など自分がいつも使っているスキャン設定を、簡単に本体に反映することができるようになりました。

 

これにより、オフィスやパブリックスペース、コワーキングスペースなど様々な場所に設置してあるiX2500でも、自分のiX2500と同じ使い心地で利用できるようになります。

 

さらに今後のアップデートにより、スマートフォンをかざすだけでiX2500とカンタンに接続でき、自分の設定を瞬時に反映する機能が提供される予定。この機能により、どこのiX2500でスキャンしても、いつもの保存先に保存できるようになります。

 

また、業務用スキャナー向けに自社開発した次世代SoC「iiGA」(イーガ)を新たに搭載し、ScanSnap史上最速の毎分45枚の高速スキャンを実現。そのほか、一度に搭載できる原稿枚数は、従来の2倍となる最大100枚まで向上し、PCレスでの画像処理も大幅に進化したことで、ストレスフリーな使い勝手を実現しています。

↑自社開発した次世代SoC「iiGA」(イーガ)を新たに搭載。

 

業務用スキャナーで採用されている光学系技術「クリアイメージキャプチャ」を用い、色ずれの発生を抑え、さらにモアレ(不規則な色縞模様)の発生も低減するなど画質を向上。写真やポスターなど、繊細な色味やコントラストの原稿のスキャンにも最適です。

↑業務用スキャナーの技術で高画質化しています。

 

従来機種iX1600の4.3インチから5インチに拡大され、レスポンスが向上した静電容量式タッチパネルを採用。お気に入りの設定やPC・スマートフォン・クラウドサービス等各種保存先をアイコン登録し、直感的に操作できます。

 

iX2500の発売に合わせ、ScanSnap専用ソフトウェア「ScanSnap Home」のアップデートも実施。PC版ScanSnap Homeでは「クイックメニュー」を刷新し、新たに「Microsoft Teams」「SharePoint」「OneNote」「Notion」「iCloud」との連携を追加しました。また、ScanSnap Cloudで連携している各種クラウドサービスへもクイックメニューから保存が可能になります。このアップデートにより、スキャンだけにとどまらず、その先の活用や、様々なサービスと組み合わせまでが簡単に。デバイスの垣根を越えたスキャンデータの活用や、アプリやクラウドサービスとの連携がさらにスムーズになりました。

↑ScanSnap専用ソフトウェア「ScanSnap Home」。

 

今後のアップデートにより、PC版/モバイル版各ScanSnap Home間でスキャンデータを同期できるData Sync(データシンク)機能を新たに搭載予定。PC・スマートフォンどちらでスキャンしても同じデータにアクセス可能になります。

 

環境負荷にも配慮しており、スキャナー本体は再生プラスチック部材を25%以上使用。また梱包部材などは、化石由来のバージンプラスチック利用をゼロにしています。

 

PFU
イメージスキャナー「ScanSnap iX2500」
発売日:2025年6月24日発売
直販価格:5万9400円(税込)

次期「Galaxy Z Flip7」、カバーディスプレイがRazr Ultraみたいに大きい?

サムスンの次期縦折り型スマートフォン「Galaxy Z Flip7」の公式レンダリング(CG)とされる画像が公開され、外側のカバーディスプレイがカバー全体を覆うほど大きくなると報じられています。

↑カバーディスプレイの変化に注目(画像提供/Evgeny Opanasenko/Unsplash)。

 

Android情報サイトのAndroid Headlinesが掲載した画像によると、次期モデルは従来のフォルダー型(右下に切り欠きがあるデザイン)から、カバー全体が1枚のディスプレイになる設計になっており、モトローラのRazr Ultraシリーズに似た印象を受けます。

↑次期「Galaxy Z Flip7」の公式レンダリング画像(画像提供/Android Headlines)。

 

この変更によって実用性が向上する見込みですが、カバーディスプレイ上ですべてのアプリが動作するかどうかは明らかになっていません。現状では、一部のアプリに限られる可能性があります。

 

また、本体は前モデル「Galaxy Z Flip6」よりも薄くなり、携帯性がさらに高まるとみられています。本体カラーは「ブルーシャドウ」と「ジェットブラック」で、どちらも前モデルにはなかった新色となっています。

 

これまでの情報を総合すると、「Galaxy Z Flip7」の予想スペックは以下の通りです。

 

  • チップセットは Exynos 2500を搭載予定
  • メモリは12GB、ストレージは128GB/256GB/512GBのバリエーション
  • カメラの構成は50MPメイン + 12MP超広角
  • バッテリー容量は約4000mAhで据え置き
  • ヒンジや折り目(シワ)はさらに目立たなくなる設計
  • 価格は前Galaxy Z Flip6と同じ程度になる見通し

 

カバーディスプレイの大型化と本体の薄型化が実現すれば、このデバイスは活躍の幅を広げるはず。チップ性能に関しては劇的な進化はないものの、全体としては着実な進化が期待されます。

 

Source: Android Headlines

次期「Nothing Phone(3)」、これまでの噂を覆す「Glyph Matrix」を初公開!

Nothingは、次期スマートフォン「Phone(3)」の背面に新たな「Glyph Matrix」ライトを搭載することを、ティザー動画とともに初めて公開しました。

↑新たなライト「Glyph Matrix」(画像提供/Nothing)。

 

このライトは「光が言語になる瞬間」と表現されており、これまでのGlyphインターフェースから大きく刷新されています。

 

Glyph Matrixは背面の右上に小さく配置。「中央にある」というこれまでの予想と異なっています。さらに、今月初めに飛び交った「背面にライトがなく、トリプルカメラを備えた」というデザインの噂も誤りであったことが判明。今回のティザー動画に映し出されたGlyph Matrixの位置は、そのリークデザインでは実現不可能な配置となっていたためです。

 

また、Phone(3)にはLEDを使ったGlyphインターフェースに代わって、ドットマトリクスディスプレイが搭載されるという噂もありました。しかし、今回のティザー動画を見る限り、それが単なるLEDの集合体なのか、表示装置としてのディスプレイと呼べるものなのかは、まだ明らかではありません。

 

いずれにせよ、NothingはPhone(3)を7月1日に正式発表する予定であり、その際に詳細が判明する見通しです。新たなGlyph Matrixが、従来のGlyphインターフェース以上に実用的な通知表示を実現することに期待したいところです。

 

Source: Nothing via 9to5Google

超大容量&超急速充電! EcoFlowの先進技術を詰め込んだモバイルバッテリー「RAPID Pro」

EcoFlow Technology Japanは、モバイルバッテリー市場へ本格参入し、「RAPID Pro」「RAPID」「RAPID Mag」の3シリーズ計18製品を発表しました。

 

記事のポイント

EcoFlowはポータブル電源市場において、トップクラスの販売台数および売上高を誇るブランド。そのEcoFlowがポータブル電源の開発で培った技術を生かし、満を持してモバイルバッテリー市場に参入します。ビジネスマンやクリアエイターなどへービーユーザーに向けた「RAPID Pro」と、スペックと使い勝手のバランスが取れた「RAPID」のほか、スタイリッシュなデザインの「RAPID Mag」をラインナップしています。

 

EcoFlowの先進技術を詰め込んだ「RAPID Pro」シリーズ

RAPID Proシリーズは、EcoFlowがポータブル電源で培った独自技術や先進技術を最大限に活用したハイエンドシリーズです。「超大容量」「超急速充電」を最大の特徴とし、出張やリモート会議の多いビジネスマン、PCや多くの撮影機材を扱うクリエイターをはじめ、屋内外問わずコンパクトかつパワフルな電源を要するユーザーに最適です。

 

モバイルバッテリーやAC充電器、USB Type-Cケーブルなど全11製品が展開され、2025年6月23日(月)より先行予約販売、7月7日(月)より一般販売されます。

「RAPID Pro-X Power Bank」 (27650mAh, 300W) 実売価格3万3990円(税込)

 

「RAPID Pro Power Bank」(27650mAh, 300W, 140W USB-Cケーブル内蔵) 実売価格2万6990円(税込)

 

「RAPID Pro 320W GaN急速充電器」(5ポート) 実売価格2万4990円(税込)

 

「RAPID Pro 3-in-1 Power Bank」(10000mAh, 67W) 実売価格1万5490円(税込)

 

モバイルバッテリー製品には、本体サイズを抑えつつ大幅な大容量化に貢献する独自の「X-VELOバッテリー」が採用されています。最大27650mAhの超大容量をカバンに収まるサイズで実現。また、ポータブル電源で培った特許取得済みの高速充電技術「X-Stream」をモバイルバッテリー向けに最適化して応用しています。バッテリーセルの状態に応じて最適な出力をリアルタイムで調整することで、最大合計300Wの急速充電を高効率かつ高い安全性・安定性で充電できます。

 

さらに、モバイルバッテリー本体の急速充電性能も大きな特徴です。ICチップの電気的テストや医療機器などにも活用され、信頼性・安定性に優れた電気接続を提供する「ポゴピン技術」をモバイルバッテリーおよびAC充電器に採用することで、わずか20分で約22000mAh充電できる業界トップクラスの本体充電速度を実現。USB Type-Cによる充電も、最大140W入力と高い性能を備えています。

 

機能と使い勝手のバランスが取れた「RAPID」シリーズ

RAPIDシリーズは、容量や出力といった性能・機能面、およびサイズや持ち運びやすさのバランスを最適化した汎用的で使いやすいモバイル充電ソリューションです。

 

25000mAhの大容量や最大合計170Wの高出力を備えつつ、本体にストラップ式/巻取り式2本のUSB Type-Cケーブルを搭載したモバイルバッテリーや、モバイルバッテリーとAC充電器、USB-Cケーブルの3機能が一体になったオールインワン製品、USB Type-Cケーブル内蔵型の高出力AC充電器など、幅広いシーンを1台でサポートする多機能の製品をラインナップしています。

「RAPID Power Bank」(25000mAh, 170W, 100W USB-Cケーブル内蔵) 実売価格2万1490円(税込)

 

「RAPID Power Bank」(25000mAh, 170W) 実売価格1万9990円(税込)

 

「RAPID 3-in-1 Power Bank」(10000mAh, 35W) 実売価格7990円(税込)

 

EcoFlow(エコフロー)
モバイルバッテリー「RAPID Pro」「RAPID」シリーズ
発売日:2025年7月7日一般発売

薄くてスタイリッシュ! スマホに貼り付けるだけのモバイルバッテリーEcoFlow「RAPID Mag」

EcoFlow Technology Japanは、モバイルバッテリー市場へ本格参入し、「RAPID Pro」「RAPID」「RAPID Mag」の3シリーズ計18製品を発表しました。

「RAPID Mag」

 

記事のポイント

EcoFlowはポータブル電源市場において、トップクラスの販売台数および売上高を誇るブランド。そのEcoFlowがポータブル電源の開発で培った技術を生かし、満を持してモバイルバッテリー市場に参入します。薄型の「RAPID Mag」は、スタイリッシュなデザインと豊富なカラバリが特徴。ケーブルを使わず、スマホに貼り付けるだけで充電ができる手軽さが魅力です。

 

RAPID Magシリーズは、業界最薄クラスのワイヤレス充電対応モバイルバッテリーで、5000mAhおよび10000mAh容量の2製品をラインナップ。5色のカラーバリエーションで展開予定で、2025年6月23日(月)より先行予約販売、7月7日(月)より一般販売されます。

 

RAPID Magシリーズは、スマホの背面にマグネットで固定でき、ケーブルを使わずにワイヤレス充電できる薄型のモバイルバッテリー。最大7.5Wのワイヤレス充電に加え、付属のUSB Type-Cケーブルを使った有線充電、ワイヤレスおよび有線の同時充電にも対応しています。

 

モバイルバッテリーには、電力密度の高いリチウムコバルトバッテリーが採用されており、5000mAhモデルでわずか9.4mm(500円玉5枚分未満)という大幅な薄型化を実現。また、EcoFlow独自の温度制御技術「X-Cooling」が採用されており、放熱性に優れた素材を採用した冷却機構により、特にワイヤレス充電で課題となる温度上昇を抑え、最長約3時間にわたり充電中の本体温度を37.7度以下にキープします。

 

5000mAhモデルは、7.5Wワイヤレス充電に加え、最大20W入出力のUSB Type-Cポートを備えています。「スマートフォンのフル充電までは必要ないが、急なバッテリー切れが不安」といった充電ニーズに最適です。また、10000mAhモデルでは、USB Type-Cポートの入出力が最大30Wまでパワーアップし、大容量のスマートフォンもしっかりフル充電可能です。両製品ともに、ワイヤレス+USB-Cケーブルの2台同時充電および、RAPID Mag本体を充電しながらのワイヤレス充電に対応しています。

 

また、10000mAhモデルは折りたたみ式のスタンドを備え、充電しながらスマホを立てて動画視聴やテレビ通話なども可能です。

↑10000mAhモデルは折りたたみ式のスタンドを搭載。

 

カラーは、ブラック、ホワイト、グリーン、パープル、ピンクの5色(7月7日の一般発売時点ではホワイトのみ発売。そのほかのカラーは順次販売予定)。実売価格は5000mAhモデルが5990円、10000mAhモデルが7990円(税込)。

 

EcoFlow(エコフロー)
モバイルバッテリー「RAPID Magシリーズ」
発売日:2025年7月7日一般発売
実売価格:5990円~7990円(税込)

「iOS 26」、意外にもカスタム着信音が簡単に設定できるようになった!

アップルが先日発表した「iOS 26」では、「GarageBand」アプリを使わなくてもカスタム着信音が設定できると海外メディアのMacworldが報じています。

↑カスタム着信音がもっと自由に選べるようになった(画像はImageFXで生成)。

 

iOSでは、iTunes Storeアプリにおいて1.29ドル(約187円※)で販売されている30秒楽曲を着信音として設定できます。しかし、この機能を使っている人はあまり多くないでしょう。

※1ドル=約145円で換算(2025年6月19日現在)

 

iOS 26でカスタム着信音を設定するには、「ファイル」アプリから長さが30秒未満の「MP3」または「MP4」のオーディオファイルをタップ。次に画面右下の共有ボタンから、「その他」→「着信音として使用」をタップ。これによりそのオーディオファイルが、「設定」アプリの「サウンドと触覚」→「着信音」の項目に表示され、選択できるようになるのです。

 

Macworldによれば、「着信音として使用」のオプションは「ボイスメモ」を含む、一部の他のアプリ内のオーディオにも表示されるとのこと。しかし、「Apple Music」のサブスクリプションに加入していても、その楽曲を無料でカスタム着信音として設定することはできません。

 

iPhoneでカスタム着信音を設定するのが難しかったのは意外でしたが、iOS 26ではそのハードルが下がることになりそうです。

 

Source: Macworld via MacRumors

グーグルも黙ってられない。「iOS 26」への皮肉がここでも炸裂

グーグルは、アップルの「iOS 26」が「Pixel」スマートフォンにすでにある三つの機能——「リアルタイム翻訳(Live Translate)」「保留アシスト(Hold Assist)」「通話スクリーニング(Call Screening)」——を模倣していると新しい広告で主張しています。

↑Pixelにも笑われるiPhone(画像提供/Made by Google/YouTube)。

 

グーグルが投稿した「#BestPhonesForever」シリーズの最新動画では、iPhoneとPixel 9 Proが架空のポッドキャストで会話しています。

 

「テキストメッセージのリアルタイム翻訳機能を発表したんだ」とiPhoneが言うと、 「それって、僕が4年前に搭載した機能だったよね」とPixel 9 Proが返します。 すると、「うん、すごい偶然だね」とiPhoneは言うのです。

 

さらに、iPhoneが保留アシストや通話スクリーニングの話題を出すと、Pixelスマートフォンはそれらの機能もすでに提供していたと返します。

 

ライブ翻訳は2021年にPixel 6で初めて搭載されました。iOS 26と同様に、この機能はテキストメッセージや通話を自動で翻訳することができます。

 

保留アシストは2020年に「Pixel 3」以降の機種向けに「Hold for Me」として導入。この機能は通話中にユーザーの代わりに保留状態で待機し、オペレーターが電話に出た際に通知してくれます。

 

通話スクリーニングは2018年にPixel 3で初めて使用されました。

 

PixelやAndroidが新機能を導入し、iPhoneやiOSがそれを追いかけるというケースは、これまでも散見されました。これが単純なコピーなのかどうなのかは、消費者が判断することになりそうです。

 

Source: Made by Google/YouTube via MacRumors

フォルダとファイルを分けて見やすく表示する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「フォルダとファイルを分けて見やすく表示する方法」です。

 

Finder内にたくさんのフォルダやファイルが入っていると、見分けにくく感じることがあるでしょう。そんなときにおすすめなのが、フォルダとファイルを分けて表示する方法です。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Finderを開いたら、メニューバーから「Finder」をクリックし、「設定」を開きます。次に、「詳細」タブを開いて、「フォルダを常に先頭に表示する場所」にある「名前順で表示しているウインドウ」というチェックボックスをオンにしましょう。これで設定は完了です。すると、このようにFinderで名前順に表示した場合に、フォルダが上の方にまとめて表示され、ファイルはその下に表示されます。

 

この設定は、リスト表示だけでなく、カラム表示のときでも有効ですし、アイコン表示のときでも表示を「名前順」にしたときにフォルダが上部に集まります。また、ギャラリー表示でも「名前順」にするとフォルダが左側に集まります。

 

ちなみに、さきほどの「設定」ウインドウで「フォルダを常に先頭に表示する場所」にある「デスクトップ」にチェックを入れると、デスクトップ上のアイテムを「名前順」で並べ替えたときに、フォルダが常にファイルより上に表示されるようになります。

 

視認性がアップするのでぜひ試してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

アップル、噂の「スマートホームハブ」のヒントをiOSベータ版に隠していた!

アップルが開発していると噂の「スマートホームハブ(仮称)」が、iOS 18.6のベータ版の内部コードから発見されました。

↑発表は近い?(画像はImageFXで生成)

 

アップルのスマートホームハブは6インチまたは7インチのディスプレイと、「iPhone 16」と同じ「A18」チップを搭載すると言われています。デバイスはスピーカーベースに取り付けたり、壁に設置したりすることができる模様。

 

iOS 18.6の内部コードから見つかったのは、「apple-logo-1088@2x~home.png」という画像アセット。海外メディアによれば、この「home」という文字が、スマートホームハブ向けのOS「homeOS」に使用されることを示唆しているとのこと。

 

また、OSは正方形のiPadのようなディスプレイでの使用を想定しているようです。

 

アップルのスマートホームハブはユーザーのスマートホームアクセサリを操作したり、FaceTimeでビデオ通話をしたり、家の中でビデオ通話ができたりするようになります。カメラを搭載することで、ホームセキュリティシステムとして使える可能性もあります。

 

アップルは最近、スマートホームハブに関連する「homeOS」の商標を登録しました。著名アナリストのミンチー・クオ氏は、アップルのスマートホームハブは2025年第3四半期(7月〜9月)に量産が開始されると述べています。これらの情報が正しければ、製品の発売時期はそう遠くなさそうです。

 

Source: MacRumors

アップル、噂の「スマートホームハブ」のヒントをiOSベータ版に隠していた!

アップルが開発していると噂の「スマートホームハブ(仮称)」が、iOS 18.6のベータ版の内部コードから発見されました。

↑発表は近い?(画像はImageFXで生成)

 

アップルのスマートホームハブは6インチまたは7インチのディスプレイと、「iPhone 16」と同じ「A18」チップを搭載すると言われています。デバイスはスピーカーベースに取り付けたり、壁に設置したりすることができる模様。

 

iOS 18.6の内部コードから見つかったのは、「apple-logo-1088@2x~home.png」という画像アセット。海外メディアによれば、この「home」という文字が、スマートホームハブ向けのOS「homeOS」に使用されることを示唆しているとのこと。

 

また、OSは正方形のiPadのようなディスプレイでの使用を想定しているようです。

 

アップルのスマートホームハブはユーザーのスマートホームアクセサリを操作したり、FaceTimeでビデオ通話をしたり、家の中でビデオ通話ができたりするようになります。カメラを搭載することで、ホームセキュリティシステムとして使える可能性もあります。

 

アップルは最近、スマートホームハブに関連する「homeOS」の商標を登録しました。著名アナリストのミンチー・クオ氏は、アップルのスマートホームハブは2025年第3四半期(7月〜9月)に量産が開始されると述べています。これらの情報が正しければ、製品の発売時期はそう遠くなさそうです。

 

Source: MacRumors

次期「Google Pixel 10」、意外にもテレマクロ機能を搭載?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズでは、標準モデルにも望遠レンズが搭載されると予想されています。この望遠レンズにより、従来の広角レンズによるマクロ撮影に加えて、「テレマクロ」機能が利用できるようになる見込みです。

↑カメラがパワーアップしそう(画像提供/Samuel Angor/Unsplash)。

 

テレマクロとは、望遠レンズ(テレフォト)を使って接写を行う機能であり、物理的に近づきにくい被写体や、一定の距離を保ちたい対象(虫や花など)の撮影に適しています。また、マクロ撮影で起こりやすい「カメラの影が被写体にかかる」「光量が不足しやすい」といった課題を軽減できるメリットもあります。

 

このテレマクロ機能は、過去にサムスンのGalaxy Z Fold4に搭載されていましたが、その後は廃止されました。しかし最近では、OPPOの「Find N5」に搭載されており、再び注目を集めつつあるようです。

 

なお、Pixel 10シリーズでは、これまで通り超広角レンズを使ったマクロ撮影も継続して利用できると言われています。望遠レンズは最短撮影距離がやや長いため、被写体との距離に応じて超広角レンズと望遠レンズが自動で切り替わる仕組みになると推測されています。

 

Pixel 10シリーズは、2025年8月下旬に登場する見込み。具体的には8月20日に「Made by Google」イベントが開催され、同日から予約受付が始まり、8月28日に出荷が開始されるというスケジュールが有力視されています

 

すでにカラーバリエーションの情報もリークされており、CM撮影現場も目撃されています。Googleが得意とする先進的なAI技術やカメラ性能の進化が正式発表される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

次期「Google Pixel 10」、意外にもテレマクロ機能を搭載?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズでは、標準モデルにも望遠レンズが搭載されると予想されています。この望遠レンズにより、従来の広角レンズによるマクロ撮影に加えて、「テレマクロ」機能が利用できるようになる見込みです。

↑カメラがパワーアップしそう(画像提供/Samuel Angor/Unsplash)。

 

テレマクロとは、望遠レンズ(テレフォト)を使って接写を行う機能であり、物理的に近づきにくい被写体や、一定の距離を保ちたい対象(虫や花など)の撮影に適しています。また、マクロ撮影で起こりやすい「カメラの影が被写体にかかる」「光量が不足しやすい」といった課題を軽減できるメリットもあります。

 

このテレマクロ機能は、過去にサムスンのGalaxy Z Fold4に搭載されていましたが、その後は廃止されました。しかし最近では、OPPOの「Find N5」に搭載されており、再び注目を集めつつあるようです。

 

なお、Pixel 10シリーズでは、これまで通り超広角レンズを使ったマクロ撮影も継続して利用できると言われています。望遠レンズは最短撮影距離がやや長いため、被写体との距離に応じて超広角レンズと望遠レンズが自動で切り替わる仕組みになると推測されています。

 

Pixel 10シリーズは、2025年8月下旬に登場する見込み。具体的には8月20日に「Made by Google」イベントが開催され、同日から予約受付が始まり、8月28日に出荷が開始されるというスケジュールが有力視されています

 

すでにカラーバリエーションの情報もリークされており、CM撮影現場も目撃されています。Googleが得意とする先進的なAI技術やカメラ性能の進化が正式発表される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

次期「AirPods Pro」、まさか2025年に発売しない?

アップルの次期ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3(第3世代)」が2025年ではなく、2026年に発売されると海外アナリストが報告しています。

↑どうなってるの?(画像提供/Koss Szilard/Unsplash)

 

現行モデルの「AirPods Pro 2(第2世代)」は2022年9月に発売されました。2023年9月にはMagSafe充電(USB-C)充電機能を搭載したケースが登場しましたが、その後はアップデートが行われていません。2024年9月には廉価な「AirPods 4(第4世代)」が発売されています。

 

次期AirPods Pro 3は2025年に発売されるという予想がこれまでは有力でした。米ブルームバーグは今年2月、心拍数モニタリング機能を搭載した新しいAirPodsが「数か月先」に発売されると報道。海外メディアのMacRumorsも「iOS 26」のベータ版にAirPods Pro 3への言及が存在すると述べています。

 

従来、アップルは新型iPhoneと同時に新型AirPodsを発表してきたため、AirPods Pro 3も9月のイベントで次期「iPhone 17」シリーズと同時に発表されるだろうと思われていました。

 

もし次期モデルが2026年に発売されるのであれば、AirPods Pro 2から4年が経過することになります。

 

プー氏によれば、2026年にはAirPods Pro 3だけでなく、「Apple Watch Series 12」と次期「Apple Vision Pro」がリリースされるとのこと。さらに、2027年にはApple Watchへの血中モニタリング機能の搭載や、新型ヘッドセット「Apple Vision Air」、およびスマートグラスが登場すると言います。

 

筆者のAirPods Pro 2は最近バッテリーがヘタっている気がしており、早めに新型を投入してほしいと思っています。

 

Source: Jukan Choi/X via MacRumors

「ボイスメモ」で自動で文字起こしする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマはiPhoneの『「ボイスメモ」で自動で文字起こしする方法』です。

 

外出先でのちょっとしたメモや、打ち合わせの記録に便利な「ボイスメモ」アプリ。実はこのアプリ、録音した内容を自動で文字起こししてくれる機能があるのをご存じですか? Apple Intelligenceに対応した機種では、「ボイスメモ」アプリで録音した音声データから自動でテキストに変換できるので、早速その使い方を紹介してみましょう。

 

まずは「ボイスメモ」アプリを開いたら、いつものように赤い録音ボタンをタップして会話を収録。録音が終わったら、保存したボイスメモの左側にあるアイコンをタップ。あとは再生画面の左下にある吹き出しアイコンをタップすれば、自動で文字起こししたテキストを表示してくれます。

 

文字起こししたテキストはコピーできるので、メッセージなどで文字として送ることもできます。

 

文字起こしのテキストは録音中でも表示できます。録音中のシートを上にスワイプして吹き出しアイコンをタップすれば、録音中の内容をリアルタイムに文字起こししている様子が確認できます。

 

過去に録音したボイスメモでも再生画面で吹き出しアイコンをタップすれば文字起こしを生成できます。音声を文字で残せるとメモの見返しもグッと効率的になるのでぜひ活用してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「ボイスメモ」で自動で文字起こしする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマはiPhoneの『「ボイスメモ」で自動で文字起こしする方法』です。

 

外出先でのちょっとしたメモや、打ち合わせの記録に便利な「ボイスメモ」アプリ。実はこのアプリ、録音した内容を自動で文字起こししてくれる機能があるのをご存じですか? Apple Intelligenceに対応した機種では、「ボイスメモ」アプリで録音した音声データから自動でテキストに変換できるので、早速その使い方を紹介してみましょう。

 

まずは「ボイスメモ」アプリを開いたら、いつものように赤い録音ボタンをタップして会話を収録。録音が終わったら、保存したボイスメモの左側にあるアイコンをタップ。あとは再生画面の左下にある吹き出しアイコンをタップすれば、自動で文字起こししたテキストを表示してくれます。

 

文字起こししたテキストはコピーできるので、メッセージなどで文字として送ることもできます。

 

文字起こしのテキストは録音中でも表示できます。録音中のシートを上にスワイプして吹き出しアイコンをタップすれば、録音中の内容をリアルタイムに文字起こししている様子が確認できます。

 

過去に録音したボイスメモでも再生画面で吹き出しアイコンをタップすれば文字起こしを生成できます。音声を文字で残せるとメモの見返しもグッと効率的になるのでぜひ活用してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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MacBook Air M4は結局「買い」なの? 今だからこそ押さえておきたい、購入判断のポイントを専門家が解説

今春もAppleは、スマホやPCの新製品を続々発表した。先日はAIプラットフォーム「Apple Intelligence」が日本でも利用可能になるなど、話題に事欠かない。

 

そんな同社の新製品やサービスを、専門家が使い倒してリアルにレビュー。今回はメインで使える高性能マシンに進化した「MacBook Air」。今読んでも遅くない、むしろ今だからこそ押さえておきたい徹底レビューをお届けする。

 

【私が試しました!】

テクニカルライター・湯浅顕人

PC&AVやデジタルガジェットに詳しい。外出先での仕事も多く、MacBook Airは2014年モデルから愛用。

 

薄型軽量を保ちつつ最新チップで高速化! 在宅ワークにも外出先にも対応できる!

Apple
MacBook Air
16万4800円(13インチ/M4)~

 

「M4」チップを搭載し、選択できる内蔵メモリも最大32GBにスペックアップ。Dolby Atmos対応マルチスピーカーや、Wi-Fi 6E、Touch ID(指紋認証)などは旧モデルから踏襲されている。カラバリはスペースグレイが廃止され、スカイブルーが追加。

↑USB Type-CのThunderbolt規格が「3」から「4」にバージョンアップ。2台までの外部モニター(最大6K/60Hz)が使用できるように。

 

自宅でもメインで使える高性能マシンに進化

Appleの薄型軽量ノートPCである、Mac Book Air (以下、MBA)。新作の最大の変更点は、SoC(CPUなど主要な処理を行うチップセット)として「M4」が採用されたこと。これにより、動画編集など負荷の高い作業も、より快適にこなすことができるようになった。それでいてサイズやバッテリー駆動時間は前モデルと同等をキープしているのは美点と言えよう。

 

また、M4はAI処理にも高い性能を発揮する。M4を搭載したMBAなら、どこへでも気軽に持ち歩いて、たとえインターネット接続できない場所でも、Apple Intelligence を快適に使うことができる。

↑Apple Intelligenceを利用したアプリ「Image Playground」。写真ファイルや文字での指示を与えていくと、画像を生成する。

 

もうひとつの大きな変更点は、接続できる外部ディスプレイが2台まで増えたこと。本体と合わせて、最大3枚の画面が同時に使えるようになった。処理の高速化とあいまって、自宅でのメインパソコンとしてこれまで以上に使いやすくなったと言えるだろう。

 

さらに、キートップの刻印が「かな」から「あいう」に、「英数」から「ABC」に変更されるという、わかりやすさへの配慮も。

 

確実にパワーアップを遂げながら、価格は旧モデルから据え置き。様々な理由で、これまでMBAの導入に踏み切れなかった人の背中を押してくれる一台だ。

↑「デスクビュー」機能。オンライン会議などで本体手前に資料を置くと、俯瞰から撮ったような映像として相手に見せられる。

 

↑MacBook各モデルSPEC比較。

 

【イチオシPOINT】センターフレームカメラでいつも自分が中央に!

「新型MacBook Airから搭載された機能『センターフレームカメラ』は、撮影範囲内で自分が動き回っても、自動的に中央にくるよう表示してくれます。カメラの位置を意識して姿勢を固定させなくてすむので、長いオンライン会議のときにも疲れが軽減されました」(湯浅)

↑センターフレームの設定は簡単。FaceTimeなど、ビデオ会議アプリを実行中にメニューを開き「センターフレーム」をオンにするだけ。

 

【コレもCHECK!】

Mac Studio(M4 Max)
32万8800円

高性能な「Apple M4 Max」チップを搭載したデスクトップPC。36~128GBまで選べる内蔵メモリや512GB~8TBまで選べるSSDで、プロの動画編集やAI加工など負荷の高い作業を快適にこなすことができる。ディスプレイは最大5台まで接続可能。

↑豊富な端子を装備。左側4つのUSB Type-C端子はThunderbolt 5対応で、最 大120Gb/sのデータ転送が可能だ。

 

※「GetNavi」2025月6月号に掲載された記事を再編集したものです
※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

次期「Nothing Phone(3)」は「真のフラッグシップ」ではない? 意外なことが判明

Nothingの次期スマートフォン「Phone(3)」は、2025年7月1日に正式発表される見通しです。すでに予想価格CGレンダリング画像が流出しており、注目が高まっています。

↑次期「Phone(3)」の予想画像(提供/Max Jambor/X)。

 

そんな中、この新モデルに搭載されるチップセットは「Snapdragon 8s Gen 4」になると、著名リーカーのYogesh Brar氏がXで述べています。

 

このSnapdragon 8s Gen 4は、クアルコムの最上位チップ「Snapdragon 8 Elite」よりも性能を抑えたミッドハイレンジ向けモデルです。

 

ただし、昨年のハイエンドSoCである「Snapdragon 8 Gen 3」と比べれば、ほぼ同等の性能を持ち、マルチコア性能では上回るというベンチマーク結果も報告されています。それでも、最新のOryonコアを搭載していないため、Snapdragon 8 Eliteには及ばないと見られています。

 

また、GPUにはSnapdragon 8 Eliteで初採用された「スライスド」アーキテクチャのAdreno GPUを搭載しています。ただし、Eliteが3スライス構成であるのに対し、8s Gen 4は2スライス構成となっており、グラフィックス性能や並列処理能力に差が出る可能性があります。

 

そのほかの注目ポイントとしては、AI処理を担うNPUが前世代の8s Gen 3と比べて約44%高速化されていることや、4K/30fpsでの低照度ビデオ撮影、画像・映像のリアルタイムセグメンテーションへの対応、Bluetooth 6.0やWi-Fi 7、そしてWi-Fi経由でイヤホン・ヘッドホン接続が可能な「XPAN」機能などが挙げられます。

 

その一方、8K動画撮影や4K/120fpsのスローモーション撮影、5Gミリ波には非対応となっており、これらを求めるユーザーにはやや物足りないかもしれません。とはいえ、これらの機能はすべてのユーザーにとって必須というわけではなく、用途によっては問題ないでしょう。

 

これらの情報を総合すると、Phone(3) は「真のフラッグシップモデル」とは言い切れないものの、性能と価格のバランスが取れた「準フラッグシップ」機として注目されそうです。

 

Source: Yogesh Brar (X)
via: Android Authority

次期「Apple Watch Ultra 3」、ついに2025年中に登場?

アップルが2025年中に「Apple Watch Ultra 3」をリリースすると、海外アナリストが報告しています。

↑ついに新モデルが登場?(画像提供/Alek Olson/Unsplash)

 

現在アップルが同シリーズで販売しているのは、2023年に登場した「Apple Watch Ultra 2」。2024年にはApple Watch Ultra 2に「ブラックチタニウム」モデルが登場しましたが、搭載チップや内部スペックは変更されませんでした。

 

GF証券香港アナリストのジェフ・プー氏によれば、今年はアップルからApple Watch Ultra 3と「Apple Watch Series 11」がリリースされるとのこと。具体的な発売日は明らかにされていませんが、おそらく「iPhone 17」シリーズと同じ、今秋に登場することになりそうです。

 

同様に、米ブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、Apple Watch Ultra 3に「衛星通信機能」と「5G通信機能」が搭載される可能性を示唆。これらの機能を搭載するために、Apple Watch Ultra 3のリリースが遅れたのかもしれません。

 

その他にも、プー氏は2025年に「6インチのHomePad」がリリースされると予想。これは、以前から噂されていたスマートホーム製品を意味しているのかもしれません。

 

初代モデルやApple Watch Ultra 2を使っていた人にとって、Apple Watch Ultra 3は待望のアップグレードになりそうです。

 

Source: Jukan Choi/X via MacRumors

次期「Galaxy S26」、搭載予定の「Snapdragon 8 Elite 2」が「A19 Pro」を上回った!

サムスンのGalaxy S25シリーズでは、Snapdragon 8 Eliteチップのみが採用されていましたが、2026年登場予定の次期「Galaxy S26」シリーズでは、モデルや地域によってサムスン製の「Exynos 2600」または「Snapdragon 8 Elite 2」のいずれかが搭載される見通しです。

↑次期モデルのチップに期待大!

 

最近では、後者の性能に関する情報が初めてリークされました。

 

Snapdragon 8 Elite 2は、TSMCの第3世代3nmプロセスノード(N3P)で製造されると噂されています。これは、「iPhone 17 Pro」シリーズに搭載される見込みの「A19 Pro」チップと同じ製造プロセスであり、いずれも最先端の技術です。

 

信頼性の高い中国のリーカー、数码闲聊站(Digital Chat Station)氏は、Snapdragon 8 Elite 2のGeekbench 6による暫定的なベンチマーク結果を投稿。シングルコアスコアは4000点以上、マルチコアスコアは1万1000点以上に達するとされています。これは前世代のSnapdragon 8 Eliteと比べて、シングルコアで約29%、マルチコアで約12%の性能向上となります。

 

特にシングルコア性能では、A19 Proチップの推定スコアと互角であり、マルチコア性能ではA19 Proを大きく上回る結果となっています。

 

さらに、Snapdragon 8 Elite 2は「Adreno 840」という新しいGPUを搭載し、16MBのグラフィックスメモリも備えているとのこと。これにより、前モデルから大幅なGPU性能の向上が予想されます。

 

もしこの情報が正確であれば、Androidデバイス向けのチップセットが、初めてAppleのフラッグシップiPhoneチップのCPU性能を上回ることになります。なお、Galaxy S25に搭載されたSnapdragon 8 Eliteチップは、GPUの性能面ではすでにiPhone 16 Pro MaxのA18 Proを上回っています。

 

Galaxy S26シリーズには大きな期待が寄せられますが、これほどの高性能を実現するには、チップの製造コストも上昇する可能性があります。ユーザーとしては、なるべく価格が抑えられることを願いたいところです。

 

Source: Weibo
via: Sammobile

コンセントに挿すだけ! 完全ケーブルレスで見た目スッキリな充電器「NovaWave SPOT PLUG +C」

CIOは、応援購入サービスのMakuakeで1291万円の支援を集めた完全ケーブルレス充電器「NovaWave SPOT PLUG +C」を、2025年6月20日(金)よりAmazon.co.jpと楽天市場のCIO公式オンラインストアならびに一部の家電量販店、直営店CIO STOREなどで一般販売します。実売価格は6980円(税込)。

「NovaWave SPOT PLUG +C」

 

記事のポイント

Makuakeの支援プロジェクトで大成功を収めた完全ケーブルレス充電器がいよいよ一般発売に。コンセントに挿して乗せるだけでスマホの充電ができるので、これまでにないスタイルでスマホを活用できる新しい充電の仕方が生まれそうです。

 

本製品はマグネット吸着式ワイヤレス充電規格“Qi2”を採用し、コンセントプラグを一体化することで、ケーブルを一切使わず充電できる“完全ケーブルレス”充電を実現。本製品をコンセントに挿すだけで充電スポットが完成、スマートフォンを載せるだけで充電が可能です。

↑従来のワイヤレス充電器は給電用の充電器とケーブルが必要とする製品が大半。

 

↑本製品はコンセントに挿すだけでケーブルを使わず充電可能。

 

Qi2を採用した本機はスマートフォンをマグネットで吸着できるため、垂直面でも充電が可能です。これにより、壁コンセントや電源タップ直上といった、今まで考えられなかった場所を充電スポットにできます。洗面台やキッチンでは、邪魔なケーブルを気にせず充電しながら音楽や動画を楽しめます。また、ベッドサイドでは就寝時にアラームをセットし、スマートフォンを吸着充電といった使い方も可能です。

↑マグネット吸着式なので壁コンセントに挿しても充電できます。

 

本製品はUSB-Cポートをひとつ備えており、有線での使用も可能な2Way仕様です。従来のワイヤレス充電器のように、ケーブル経由での給電を受け、スマートフォンをワイヤレス充電することもできます。また、本製品をコンセントに挿し、ケーブル経由で機器を有線充電することも可能。Qi2を併用しない場合、最大30Wの出力でスマートフォンをより高速に充電できるだけでなく、タブレットPCや超省電力PCの充電も可能です。

↑USB Type-Cポートを備えているので、ワイヤレス充電に対応していない機器も充電可能。

 

直径58mm、高さ28mmのコンパクトな円柱形状で、折り畳みプラグを採用しており携帯性にも配慮。完全ケーブルレスかつミニマルなデザインで、プラグ収納時は一見すると充電器なのかさえわからない独創的なデザインとなっています。

 

CIO
完全ケーブルレス充電器「NovaWave SPOT PLUG +C」
発売日:2025年6月20日発売
実売価格:6980円(税込)

「watchOS 26」、ひっそり新アーキテクチャを導入! その効果は…

アップルが先日発表した、「Apple Watch」向けの新OS「watchOS 26」。発表イベントでは明かされていませんでしたが、新アーキテクチャに移行していることが判明しました。

↑新しいアーキテクチャの効果は?(画像提供/アップル)

 

アップルが開発者向けに公開したビデオ「What’s new in watchOS 26」では、watchOS 26をインストールした「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Series 10」「Apple Watch Ultra 2」が、「arm64_32」から完全な「arm64」アーキテクチャに移行すると説明されています。

 

arm64_32は、64ビットのARMアーキテクチャに32ビットポインタを組み合わせた修正版であり、ウェアラブルデバイスのメモリ環境に最適化されています。

 

その一方、arm64アーキテクチャは、64ビットポインタとより広範なメモリアドレス空間へのアクセスを提供。パフォーマンスが向上し、汎用のARMコンピューティングとの互換性を高めています。

 

その他にも、arm64は、よりコンパクトなarm64_32と比較して、多くのレジスタやシステムリソースへのアクセスを提供しており、アップルの他のプラットフォームで使われている開発ツールやランタイム環境との連携がよりスムーズになる模様。

 

watchOS 26のアプリは今後、ターゲットデバイスに応じて、arm64とarm64_32の両方を意識してビルドする必要があります。アップルによれば、「Apple Watch SE(第2世代)」や「Apple Watch Series 8」などの旧モデルは、引き続きarm64_32アーキテクチャを使用するとのこと。

 

ひっそり新アーキテクチャに移行していたApple WatchとwatchOS 26。今後登場するアプリの性能がどれくらい向上するのかに注目です。

 

Source: MacRumors

次期「Pixel 10」の新機能が流出!「Magic Cue」とは?

Googleは次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズに新機能「Magic Cue」を導入すると海外で詳しく報じられています。

↑次期モデルに導入される新機能とは?

 

未発表デバイスのリークで知られるTelegramアカウントのMystic Leaksは、新たなスクリーンショットを公開。そこでは、「Magic CueはAIを活用し、現在使っているアプリに応じて役立つ情報や時短アクションを自動で提案する機能」と説明しています。

 

例えば、チャット中に友人からフライト番号を尋ねられた場合、Magic CueはGmailの中から該当情報を自動で探し出し、検索の手間を省いてくれます。

 

このMagic Cueは、2025年初めに「Pixel Sense」という名称でリークされていました。当時は「ユーザーの行動を観察し、リクエストを察知(sense)する」という意味合いが込められていたようですが、現在は正式に「Magic Cue」という名称に改められたようです。

 

本機能がPixel 10でどのように起動するのか、操作インターフェースがどうなるのかはまだ不明。ただし、画面に表示されている内容をMagic Cueが自動で分析し、ユーザーの指示がなくても目的を判断してアクションを提案してくれると考えられています。

 

公開されたスクリーンショットでは、Magic Cueの主な特徴として以下の2点が強調されています。

 

  • 必要な情報をすぐに表示する(Find info instantly)
  • 他のアプリでタスクを完了する際にリンクを提示する(Finish tasks faster)

 

Magic Cueは、AIやアプリの使用履歴、「最近の画面アクティビティ」、特定のGoogleアプリのデータ、Googleアカウント情報(メールアドレスや電話番号など)を利用します。設定画面では「Magic Cueが使用できるアプリ」をユーザーが選択することが可能。

 

具体的に選べるアプリは「メインのGoogleアカウントに紐づくGmail、カレンダー、Keep、タスク」などのほか、「端末内の連絡先、メッセージ、スクリーンショット」などが含まれます。Googleは、「Magic Cueが利用するアプリデータと最近の画面アクティビティは、安全な隔離環境で保護されています」と説明しています。

 

これらの機能が実現すれば、ユーザーは必要な情報をほしいタイミングで素早く受け取ることができ、カレンダーへの予定登録などもワンタップで済むようになるかもしれません。Pixel 10シリーズの正式発表を楽しみに待ちましょう。

 

Source: Telegram
via: 9to5Google

最新OS「Android 16」で「オフにすべき六つの新機能」とは?

ついに最新OS「Android 16」が、先週から正式に配信を開始しました。まずはGoogle Pixelシリーズを対象に展開されており、今後は他のメーカーのAndroid端末にも順次配信される見通しです。

↑不要な機能はどれ?(画像提供/Google)

 

Android 16では多くの新機能が追加されましたが、その中には「すぐにオフにしたほうがよい」と指摘されている機能もあります。Android関連の情報サイト「Android Police」のライターは、個人的に即座に無効化した機能として、次の六つを挙げており、他のユーザーにも同様の対応をすすめています。

 

  1. Material You 3の派手なUIアニメーション

    Android 16の新しいデザイン「Material You 3 Expressive」は、鮮やかな色使いとダイナミックなアニメーションが特徴。しかし、これによりスマートフォンの動作が重く感じたり、過剰な動きに不快感を覚えるユーザーもいるようです。この機能は、[設定] > [アクセシビリティ] > [色とモーション] からオフにできます。

  2. AIアシスタント「Gemini Live」の常時起動

    Gemini LiveはGoogleアシスタントの進化版として登場しましたが、マイクが常時作動することからプライバシー面への懸念があり、バッテリーの消費も増える傾向があります。不要な場合はGeminiを無効にし、従来のGoogleアシスタントに戻すことが推奨されています。

  3. アプリの自動アーカイブ

    あまり使用しないアプリを自動的にアンインストールする機能。しかし、いざという時にそのアプリが使えず、不便に感じる可能性があります。この機能は個別のアプリごとにオフに設定できます。

  4. Wi-Fi/Bluetoothスキャンの積極化

    位置情報の精度を高めるため、Wi-FiやBluetoothのスキャンが定期的に実行されます。ただし、これによってバッテリーの消費が増加したり、プライバシーへの影響が懸念されたりします。設定からオフにすることが可能。

  5. 自動輝度調整(Adaptive Brightness)

    画面の明るさを周囲の環境に応じて自動的に調整する機能ですが、暗すぎると感じる場面があり、手動で調整し直す手間に不満を感じるユーザーもいます。

  6. アダプティブ・コネクティビティ(Adaptive Connectivity)

    5Gと4Gを自動で切り替えることで、通信速度とバッテリーの持ちを最適化する機能。しかし、地域によっては通信が不安定になるケースがあり、設定でオフにできます。

 

これらの機能についての感じ方は人それぞれですが、少なくないユーザーが「自分には合わない」と判断して無効化しているのも事実です。

 

Source: Android Police

狭い隙間でも接続しやすい! ケーブルの負担を軽減するL型HDMI変換アダプタ

サンワサプライは、狭い場所での配線に最適なL型HDMI変換アダプタ「500-HD033LD」(下向き)「500-HD033LU」(上向き)を、運営する直販サイト『サンワダイレクト』で発売しました。実売価格はいずれも980円(税込)。

L型HDMI変換アダプタ「500-HD033LD」(下向き)「500-HD033LU」(上向き)

 

記事のポイント

テレビやモニター背面にHDMIケーブルを挿すときに便利なL型の変換アダプタ。狭いすきまなどでもケーブルに負担をかけずに接続できます。頻繁に抜き差しするような場合は機器側のコネクタを保護する効果もあります。

 

本製品は、テレビやモニターの背面などにHDMIケーブルを接続するときに役立つL型形状の変換アダプタ。ケーブルの折れ曲がりを防ぎ、ケーブルにかかる負担を減らします。テレビ裏側の狭いスペースでも、スッキリ配線できるため壁付けの状況に最適です。また壁掛け金具や、テレビスタンドで配線が干渉しないように配線するのにも便利です。

 

 

上向きと下向きの2種類をラインナップしているので、設置状況に応じて選べます。PC、テレビ・モニター、サウンドバー、プロジェクター、ゲーム機、Fire TV Stickなど、様々な機器に接続可能です。

 

4K/60Hzの解像度、HDRに対応しています。18Gbpsのハイスピードな伝送帯域を備えており、高品質な映像と音声を伝送可能。HDCP2.3にも対応しており、各社動画配信サービスなど、HDCPにより保護されたコンテンツも表示できます。

 

ARC対応(※)のため、サウンドバーなどの配線にも使用できます。ケーブルを頻繁に抜き差しするときに、機器側の端子(メスコネクタ)を保護することができます。

※eARCには対応していません。

 

サンワサプライ
L型HDMI変換アダプタ「500-HD033LD」(下向き)、「500-HD033LU」(上向き)
発売日:2025年6月19日発売
実売価格:980円(税込)

ガジェットや家電など高額モニター提供あり! クローズドなモノ系コミュニティ「GetNavi Salon」メンバー募集中

買ったもの、誰かに披露していますか? 誰かのオススメ、参考にしていますか?

 

家電やガジェット、雑貨にお酒って好きな人はよく買いますよね。でも買ったモノを気軽に紹介する機会や、誰かから紹介してもらう機会は意外と少ないもの。そんな人たちのために、現在メンバーを募集中のモノ系コニュニティ「GetNavi Salon」を紹介します。

 

GetNavi Salonの概要はこちら

 

毎月2回、家電やガジェットを中心にモニター提供

GetNavi Salonはモノを愛する人たちが集まる、クローズドなコミュニティです。登録しているメンバーさんたち同士で、新製品や買ったモノ・欲しいモノの情報をチャットでやり取りしたり、ブログ形式の日記で紹介し合ったりしています。クローズドだからこそ、チャットや日記でコミュニケーションを取りやすい面があります。

 

また、「今月のモニター品」として、毎月2回運営チームがピックアップした製品を数量限定でモニター提供しています。こちらは日記として製品のモニターレビューを掲載してもらうのが前提ですが、提供なのでレビュー後もそのまま使用できます。

 

モニター製品は話題のガジェット、家電の新製品、お酒、ちょっといい雑貨などさまざま。興味があればモニターレビューに応募可能で、もちろん応募しない選択肢もあります。

 

GetNavi Salonの概要はこちら

 

過去にはどんな製品を提供したの? 一部を公開!

では過去にどのようなモニター製品があったのかを紹介します。

 

その1 2023年11月のモニター品 ボーズ「QuietComfort Ultra Earbuds」

 

ボーズのなかで最上位に位置する完全ワイヤレスイヤホンです。発売直後にモニター品として提供し、特に応募が多くて人気を集めました。

 

メンバーさんには、ボーズならではのノイズキャンセリング性能やバッテリーの持ち時間などをチェックした内容をレビューしてもらいました。

 

その2 2025年4月のモニター品 EPEIOS「テイスティングカップ Kiss Cup」

 

コーヒーやお茶のほか、日本酒をはじめとするアルコールなど、さまざまな飲料が持つ本来の香りやテイストを味わえるよう作られたカップ。飲み口が小さいために飲み物の香りが届きやすい設計と、飲み口を厚くしたことでより豊かな香りが口の中に広がるのが特徴です。

 

Kiss Cupは数名のメンバーさんに提供しました。みなさんそれぞれ好きな飲み物やお酒で試していて、なかにはキャンプシーンでコーヒーを楽しんだ方もいます。

 

その3 2024年12月のモニター品「ほしいモノ」

 

モニター企画では、メンバーのみなさんがモニターレビューしたい製品を希望する機会もあります。レビューしたい理由を記載してもらい、運営チームが検討して当選者に製品を届けます。

 

2024年12月はSwitchBotのシーリングライトなど、合計4名にモニター提供しました。

 

SwitchBotのシーリングライトが届いたメンバーさんは、ライトの内部構造からアプリの使い勝手まで細かくレビュー。使い込みがわかる内容を日記でまとめてくれました。

 

GetNavi Salonの概要はこちら

 

今後もいいモノを提供します! メンバーも募集中

ここで取り上げたモニター企画はほんの一部。また、今後も魅力ある製品を提供していく予定です。

 

さらに、GetNavi Salonではオフラインの交流会や、みんなで集まって新製品を体験する会なども実施しています。気になる人はぜひAboutページをご覧ください!

サービス:GetNavi Salon

月額:1650円(税込)

内容:

・月刊誌「GetNavi」が特典として付きます(毎月25日前後に到着予定)

・編集部主催月1回のオンラインMTG参加

・編集部からの情報発信

・毎月のモニター品提供企画への参加

・各種部活動(グループ)への参加およびメンバー同士の交流

・不定期で開催のオフ会や交流会への参加

Google、次期Pixel 10向け「Qi2.2対応マグネット式ワイヤレス充電器」などを開発中?

Googleは次期「Pixel 10」シリーズにおいて、「Qi2.2」規格に準拠したマグネット式ワイヤレス充電と、それに対応する純正アクセサリー「Pixelsnap」シリーズを発売する予定だと報じられています。

↑次期「Pixel 10」向けに新たなアクセサリーを開発中(画像提供/Triyansh Gill/Unsplash)。

 

Android情報サイトの Android Authority は、小売店向けに作成された「信頼できるマーケティング資料」に基づき、この情報を発信。Googleはこれらの製品を「Pixelsnap」としてブランド化し、少なくとも三つのアクセサリーを開発中とのことです。

 

その製品名と推測される内容は以下の通りです。

 

  • Pixelsnap Charger: AppleのMagSafeのようなマグネット式ワイヤレス充電器
  • Pixelsnap Charger with Stand: 充電器とスタンドが一体化したアクセサリー
  • Pixelsnap Ring Stand: スマートフォンを立てかけることができるリング型スタンド

 

さらに調査を進めた結果、貿易データベースでワイヤレス充電器(コード名「STN4」)の存在が確認されたとのこと。この充電器は黒と白の2種類があり、Qi 2.2とMagnetic Power Profile(MPP)に対応しています。また、最大60Wのワイヤレス充電が可能なチップ(ConvenientPower CPS4041)が搭載されることも判明しました。

 

このPixelsnapプロジェクトがPixel 10と関連していることは、Googleの内部情報源から確認されたそう。つまり、Pixel 10は最大60Wの充電ができる可能性もありますが、充電速度はスマホ側で制御するため、それを実現するかどうかはGoogle次第となります。

 

一方、Pixel 10では「Hub Mode」(ハブモード)という新機能も開発中と言われています。このマグネット機能と組み合わせることで、充電中にPixel 10を小型のスマートディスプレイに変えることができるのかもしれません。ちなみに、こうした機能はすでにiPhoneがスタンバイモードとして実現済みです。

 

ただし、Pixel 10シリーズは本体に磁石を内蔵せず、マグネット式アクセサリーを使うにはGoogle純正またはサードパーティ製のQi2対応ケースを装着する必要があるとの 噂も……。いずれにせよ、現行のPixel 9シリーズよりも便利になりそうです。

 

Source: Android Authority

Metaとオークリー、共同開発のスマートグラスをまもなく発表! アップルを引き離せ

スポーツアイウェアブランドのオークリーは、Metaと共同開発した新型スマートグラス「Oakley Meta Glass」を、2025年6月20日(米国現地時間)に発表すると予告しています。

↑Metaはオークリーとコラボしてどんどん先へ(画像提供/Michele Pagnani/Unsplash)。

 

MetaはすでにRay-Banと提携し、スマートグラスを発売していますが、2025年初めにオークリーのサングラスにも同様の技術を導入する計画を進めていると米ブルームバーグに報じられていました

 

今回のモデルはオークリーの「Sphaeraグラス」をベースに、写真・動画撮影用のカメラ、AIアシスタント機能、音楽再生、通話機能などを搭載し、Meta AIが周囲の状況に関する質問にも回答すると見られています。

 

このオークリー版Metaグラスは、特にサイクリストやアスリート向けに設計されており、カメラはフレーム中央に配置されると予想されています。製品の詳細は6月20日に正式発表される予定。

 

一方、アップルはMetaに追いつくべく、カメラやマイク、AIを搭載したスマートグラスを開発中と報じられています。両社はフル機能、つまりディスプレイ付きのARメガネの開発に取り組んでいるとみられ、Metaはすでに「Orion」と呼ばれるプロトタイプを公開しています

 

このような競争がスマートグラス市場の技術革新をさらに加速させると期待したいところです。

 

Source: オークリー/YouTube
via: MacRumors

SiriのApple Intelligence機能、ついに2026年春にリリース?

開発が遅れている「SiriのApple Intelligence機能」。しかし、ついに2026年春にリリースされると米ブルームバーグが報じています。

↑Hey Siri、Apple Intelligenceの搭載はいつまで待てばいい?(画像提供/omid armin/Unsplash)

 

SiriのApple Intelligence機能では、個人のバックグラウンドを理解したり、画面上の状況を認識したり、アプリとの深い連携をしたりすることが可能とされています。アップルはこの機能を2024年の「WWDC 24」で発表しましたが、「iPhone 16」の発売日だけでなく、2025年4月にリリースされた「iOS 18.4」でも、SiriのApple Intelligence機能の配信は見送られました。

 

ブルームバーグによれば、SiriのApple Intelligence機能では品質に問題があったため、リリースが見送られたとのこと。現在は問題に対処するため、より強力な基盤アーキテクチャに切り替えているそうです。これにより、同機能は2026年3月か4月の「iOS 26.4」のアップデートで導入される可能性があるそう。

 

また、今後数週間の開発が「有望であると証明されれば」、アップルは今秋に発売される次期「iPhone 17」で、SiriのApple Intelligence機能を先行公開する可能性もあるとブルームバーグは言います。

 

アップルはSiriのApple Intelligence機能の導入が大幅に遅れていることで、複数の集団訴訟にも直面しました。それはそれで問題ですが、十分な品質のプロダクトに仕上げてから、世に送り出してほしいとも思います。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Galaxy Z Fold7」、驚きの薄さを宣伝用スタンドで見せ付ける!

サムスンは、次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」が「最も薄く、最も軽く、最も先進的な折りたたみデバイスになる」と予告しています。その薄さを裏付ける宣伝用スタンドの画像が登場しました。

↑この薄さを見よ!(画像提供/DogDrip)

 

同社のGalaxy Z Foldシリーズは年々薄型化を進めてきましたが、中国のOppoやHonorなど競合他社に比べて遅れを取ってきました。しかし、Galaxy Z Fold7は大幅な進化を遂げ、閉じた状態でわずか9mm、開いた状態で約4.5mmの薄さを実現するといわれています。

 

そんななか、大手掲示板Redditと韓国のコミュニティサイト・DogDripに投稿された画像には、Galaxy Z Fold7の宣伝用スタンドが写っています。これは小売店やキャリアショップで使われる物ですが、新型デバイスの薄型デザインをアピール。もちろん実物のGalaxy Z Fold7ではなく巨大な模型に過ぎませんが、デザインはこのままと見ていいでしょう。

 

このスタンドでは、Galaxy Z Fold7の新デザインが現行のFold6よりもはるかに薄く、ヒンジ(折りたたみの軸)部分も小型化されていることが強調されています。

 

ほぼ時を同じくして、Galaxy Z Fold7にケースを装着した画像がRedditに投稿され、本体の薄さと背面カメラの分厚さが確認できます。これは噂通り、メインカメラが前モデルの50MPから200MPに強化されていることを示しているのかもしれません。

 

Source: Reddit, DogDrip

via: 9to5Google

なぜ「iPad」でmacOSは動かないの? アップルが説明

新たに発表された「iPadOS 26」では、アプリのウィンドウシステムやメニューバーなど、Mac風の操作が取り入れられています。では、なぜiPadでmacOSが動作しないのでしょうか? そんな疑問にアップルの幹部が海外のインタビューで回答しました。

↑Macに近づいたけど、それとiPadは別物(画像提供/アップル)。

 

アップルでソフトウェアエンジニアリングを担当しているクレイグ・フェデリギ氏によれば、iPadOS 26の新しいMacのような機能は、生産性とシンプルさのバランスを重視しているとのこと。また、macOSはタッチスクリーンに最適化されていないとも付け加えました。

 

「macOSを搭載すれば、iPadをiPadたらしめているもの、つまり究極のタッチデバイスであるという点を失ってしまうと思います。しかし、二つのプラットフォームが互いに学び合えることはたくさんあり、そこで私たちはそれぞれのプラットフォームに最適なアイデアを取り入れてきました」(フェデリギ氏)

 

今回のインタビューを文字通りに受け取れば、現時点ではiPadにmacOSを搭載する計画はなさそうです。

 

その一方、アップルはタッチスクリーン搭載Macや19インチの折りたたみiPadまで、さまざまな新製品を開発しているとも噂されています。今はなくても、数年後にiPadにmacOSが搭載されたり、iPadとMacが融合したり、さまざま可能性が近い将来、実現するかもしれません。

 

Source: Rafael Zeier/YouTube via MacRumors

次期「Galaxy Watch8」標準モデルの予想画像が流出!「Ultra」と「Classic」をブレンド?

サムスンは2025年7月頃に、次期折りたたみスマートフォンと同時に新型スマートウォッチを発表すると噂されています。最近では、後者の上位モデル「Galaxy Watch8 Classic」の新デザインに関する情報が流出していましたが、それに続き、ついに標準モデル「Galaxy Watch8」の公式らしきレンダリング(CG)画像がネット上に登場しました。

↑公開された次期「Galaxy Watch8」のCG画像(提供/Android Headlines)。

 

この画像はAndroid情報サイトのAndroid Headlinesのチームが公開。Classicモデルのデザインは2024年のUltraモデルを基にしていますが、標準モデルは2024年のUltraとClassicを混ぜ合わせたような外観となっています。

 

その主な特徴や新たな情報は以下の通りです。

 

  • 円形ディスプレイを採用しつつ、フレーム部分が四角と円を組み合わせた「スクワークル(squircle)」形状に
  • フレームはディスプレイからわずかにはみ出すに留まり、右側には従来通り二つのボタンを配置
  • 2種類のサイズがある見込み(「Classic」モデルは1サイズのみとなる模様)
  • Classicモデルにはブラックとシルバーのほか、「Ultra」には新たにブルーのカラーバリエーションが登場(Ultraモデルで色以外の仕様が変更されるかどうかは不明)

 

これらの大まかなデザインはソフトウェアの解析から明らかになっていましたが、細部まで分かるリークは今回が初めてのことです。

 

サムスンは7月、Galaxy Watch 8とWatch 8 Classicを「Galaxy Z Fold7」や「Galaxy Z Flip7」とともに披露するとみられています。それまでに、さらなるリーク情報が届けられそうです。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

クラファンで達成率1628%を達成したキャンパー専用ポータブル電源が一般発売開始

エレコムは、アウトドアに特化したブランド「NESTOUT(ネストアウト)」より、キャンパー専用のポータブル電源「NESTOUT POWER STATION 700N」の一般発売を7月上旬より開始します。カラーはベージュとブラックの2色。実売価格は9万9900円(税込)。

ポータブル電源「NESTOUT POWER STATION 700N」(ベージュ)

 

記事のポイント

開発者自身もキャンプ好きということで、かゆいところまで手が届くようなアウトドア仕様の機能を満載しています。一般販売前の応援購入サイトでの先行販売時には1628%の支援を記録しており、キャンパー注目のポータブル電源となっています。

 

本製品は、応援購入サイトで達成率1628%を記録したキャンパー専用のポータブル電源。開発者自身がキャンパーだからこそわかる、キャンプ時に必要な機能やスペックを備えています。

 

容量は712Whで、1泊2日のソロ・デュオキャンプにちょうどいい容量となっています。スマートフォンなどの充電はもちろん、小型の調理機器や電気毛布なども一晩中使用可能です。 また、約6.2kgの軽量モデルで、荷物を少しでも減らしたいキャンプ時にも扱いやすくなっています。

↑使用時間の目安

 

合計7口からの出力が可能。ACコンセント×2、カーアクセサリーソケット×1、USB Type-Cポート×2、USB-Aポート×2を搭載しています。 ACコンセントは合計700Wまで出力できるので、電気調理器や小型炊飯器などの機器も使用できます。

 

アウトドアで使うことを前提とし、地面の影響を受けにくいデザインを採用。底面から背面にあるフレーム型スタンドによってポータブル電源本体を浮かし、水濡れや砂、凹凸などの影響を最小限に抑えます。また、背面にある、持ち運び用のバーハンドルはプロテクターとしての役割を果たし、不意のアクシデントによって転倒してしまった際に製品を保護します。吸排気口は取り外し可能なメッシュパーツで枯れ草などをブロックします。

 

製品側面のサイドバーに付属のケースを取り付けて、充電中のスマートフォンやケーブルを収納できます。その他にもフックやホルダーも掛けることができるため、置き場所に困るモバイルバッテリーなどの収納も可能です。

 

さらに、専用のキャリーケースを付属しており、汚れたギアなどと一緒に持ち運んでもポータブル電源を水や汚れ、傷から守ることができます。また、内部のポケットにはACアダプターやケーブルなどの付属品をすべて収納でき、まとめて保管できます。

 

本体には暗い場所でも見やすいLCDディスプレイを備え、電池残量や本製品の充電にかかる時間などを確認可能。使用状況がひと目で分かるため、計画的に使えて安心です。 また、LEDライトも備え、手元や足元を明るく照らせます。

 

NESTOUT(ネストアウト)
ポータブル電源「NESTOUT POWER STATION 700N」
発売日:2025年7月上旬発売
実売価格:9万9900円(税込)

次期「iPhone 17 Pro」、噂の新機能まとめ

2025年の秋に登場するであろう、アップルの次期ハイエンドスマートフォン「iPhone 17 Pro/Pro Max」。その12の新機能を海外メディアのMacRumorsがまとめているので、それらを本体デザイン・カメラ・スペックに大まかに分けて紹介しましょう。

↑次はどんな進化を見せるのか?(画像提供/Denis Cherkashin/Unsplash)

 

本体デザイン

iPhone 17 Pro/Pro Maxはアルミフレームを採用し、本体背面は「一部がアルミ、一部がガラス」の素材を用いるようです。背面には角が丸い大きな長方形のカメラ突起が搭載され、ここに三角形のトリプルカメラを配置。スカイブルーの新色が登場するかもしれません。

 

カメラ

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、4800万画素の望遠カメラが背面に搭載される見込み。また、iPhone 17の全モデルが2400万画素の前面カメラを搭載するようです。iPhone 17 Pro/Pro Maxでは前面と背面の両方のカメラで同時録画が可能となり、8K解像度での動画撮影も可能。

 

スペック

iPhone 17 Pro/Pro Maxに搭載される「A19 Pro」チップは、TSMCの新たな第3世代3nmプロセスを採用することで、性能と電力効率が向上する見込み。Pro/Pro Maxと超薄型モデルの「iPhone 17 Air」は12GB RAMを搭載。iPhone 17の全モデルがアップル独自開発のWi-Fi 7チップを使用するようです。

 

一方、本体がわずかに分厚くなることで、iPhone 17 Pro/Pro Maxはより大きなバッテリーの搭載が可能に。また、iPhone 17の全モデルで内部の放熱性が向上し、Pro/Pro Maxではベイパーチャンバー冷却システムが取り入れられるようです。

 

これらの情報が正しければ、iPhone 17 Pro/Pro Maxの見どころは本体デザインの変更と、カメラスペックの向上となりそう。新型iPhoneの発表が楽しみです。

 

Source: MacRumors

【西田宗千佳連載】Windows 10の移行でPC需要は拡大。ハイエンドに生まれた「AI開発PC」のニーズ

Vol.150-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はマイクロソフトのPC、新Surfaceの話題。同社はSnapdragonプロセッサーモデルの普及を目指しているが、その理由は何かを探る。

 

今月の注目アイテム

マイクロソフト

Surface

米国価格799ドル~(Surface Pro 12インチ)

↑タブレットとしても利用できるSurface Proと軽量ボディが特徴のSurface Laptopがラインナップ。どちらもCPUにはSnapdragon Xを採用している。AIにより高速化されたCopilot+PCの性能を活用できるのも魅力だ。

 

ここ数年、個人向けのPC市場はマイナス成長だった。コロナ禍でPCの需要が伸びたものの、それがある種の需要の先食いとなり、市場が停滞する結果となっていた。他方で2025年はかなり調子が良い。今年の頭から売れ行きはよく、年率10%の成長が見込めるのではないか……との予測もある。

 

2025年のPC市場が伸びると予測されているのは、Windows 10のサポート期間が10月14日で終了するためだ。その時期に合わせてPCを買い替えるのは企業が中心ではあるが、個人市場にももちろん買い替え需要は存在するため、市場全体は成長するものと予測されている。

 

そこでCopilot+ PCのような新しいプラットフォームが前向きに支持を受けてヒットする……と断言するのは難しい。前回の連載でも触れたが、Copilot+ PCの価値がまだ周知されていないためだ。特に個人向けとなると、Copilot+ PCによるAIの価値や、Snapdragon採用による省電力性の評価はまだ定着しておらず、今年の後半に向けてようやく認知が高まるのではないか……と予想している。そのなかで、比較的低価格な「廉価版Surface」と言える13インチ版Surface Laptopと12インチ版Surface Proは、かなり重要な製品になりそうな予感がする。

 

一方、大量に売れる製品ではないものの、“AI処理を重視した超ハイエンドPC”も出てくる。この領域は、デスクトップPCにNVIDIA GeForce RTX 5090のようなハイエンドGPUを搭載したものか、メインメモリーを128GB搭載したMacBook Proなどが人気だった。クラウドではなくローカルなPCで生成AIを動かすには、超高性能なGPUと圧倒的に大容量な高速メインメモリーが重要で、ハイエンドのMacはそうした領域での人気も高まりつつある。

 

そんな中、AMDが「Ryzen AI Max+ PRO」の提供を開始した。こちらはノートPC向けであり、GPUとしては“プロセッサー内蔵としては高性能”と言うレベルであるものの、メインメモリーを最大128GB搭載し、その帯域も256bit幅のLPDDR5x-8000と、一般的なノートPCの倍になる。M4 Pro/Maxを採用したMacBook Proと十分競合しうるレベルであり、AI向けとして選択肢が増えた……と言っていいだろう。

 

繰り返しになるが、こうした製品は価格が高い(メモリー128GB搭載となると70万円以上)ため、マスに売れることはない。しかし、AIを活用したい・アプリを作りたいという人は増えており、ハイエンドなゲーミングPCと並ぶ重要な市場になってきている。

 

高性能なPCといえばゲーム、という時代が長かったが、AIの時代になり、個人開発のために“AIに向いた高性能なPC”というニーズが出始めているのは、今年の傾向と言えるのではないだろうか。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

【西田宗千佳連載】Windows 10の移行でPC需要は拡大。ハイエンドに生まれた「AI開発PC」のニーズ

Vol.150-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はマイクロソフトのPC、新Surfaceの話題。同社はSnapdragonプロセッサーモデルの普及を目指しているが、その理由は何かを探る。

 

今月の注目アイテム

マイクロソフト

Surface

米国価格799ドル~(Surface Pro 12インチ)

↑タブレットとしても利用できるSurface Proと軽量ボディが特徴のSurface Laptopがラインナップ。どちらもCPUにはSnapdragon Xを採用している。AIにより高速化されたCopilot+PCの性能を活用できるのも魅力だ。

 

ここ数年、個人向けのPC市場はマイナス成長だった。コロナ禍でPCの需要が伸びたものの、それがある種の需要の先食いとなり、市場が停滞する結果となっていた。他方で2025年はかなり調子が良い。今年の頭から売れ行きはよく、年率10%の成長が見込めるのではないか……との予測もある。

 

2025年のPC市場が伸びると予測されているのは、Windows 10のサポート期間が10月14日で終了するためだ。その時期に合わせてPCを買い替えるのは企業が中心ではあるが、個人市場にももちろん買い替え需要は存在するため、市場全体は成長するものと予測されている。

 

そこでCopilot+ PCのような新しいプラットフォームが前向きに支持を受けてヒットする……と断言するのは難しい。前回の連載でも触れたが、Copilot+ PCの価値がまだ周知されていないためだ。特に個人向けとなると、Copilot+ PCによるAIの価値や、Snapdragon採用による省電力性の評価はまだ定着しておらず、今年の後半に向けてようやく認知が高まるのではないか……と予想している。そのなかで、比較的低価格な「廉価版Surface」と言える13インチ版Surface Laptopと12インチ版Surface Proは、かなり重要な製品になりそうな予感がする。

 

一方、大量に売れる製品ではないものの、“AI処理を重視した超ハイエンドPC”も出てくる。この領域は、デスクトップPCにNVIDIA GeForce RTX 5090のようなハイエンドGPUを搭載したものか、メインメモリーを128GB搭載したMacBook Proなどが人気だった。クラウドではなくローカルなPCで生成AIを動かすには、超高性能なGPUと圧倒的に大容量な高速メインメモリーが重要で、ハイエンドのMacはそうした領域での人気も高まりつつある。

 

そんな中、AMDが「Ryzen AI Max+ PRO」の提供を開始した。こちらはノートPC向けであり、GPUとしては“プロセッサー内蔵としては高性能”と言うレベルであるものの、メインメモリーを最大128GB搭載し、その帯域も256bit幅のLPDDR5x-8000と、一般的なノートPCの倍になる。M4 Pro/Maxを採用したMacBook Proと十分競合しうるレベルであり、AI向けとして選択肢が増えた……と言っていいだろう。

 

繰り返しになるが、こうした製品は価格が高い(メモリー128GB搭載となると70万円以上)ため、マスに売れることはない。しかし、AIを活用したい・アプリを作りたいという人は増えており、ハイエンドなゲーミングPCと並ぶ重要な市場になってきている。

 

高性能なPCといえばゲーム、という時代が長かったが、AIの時代になり、個人開発のために“AIに向いた高性能なPC”というニーズが出始めているのは、今年の傾向と言えるのではないだろうか。

 

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iOS 26、「バッテリー満充電」までの時間を表示!

今秋に正式リリースされる「iOS 26」では、バッテリーが満充電になるまでにかかる時間を知らせる機能が追加されています。

↑満充電までの時間がわかるように(画像提供/MacRumors)。

 

この表示は、設定アプリのバッテリー項目から確認可能。満充電までにかかる時間から、iPhoneがどれくらいの速さで充電されているかもわかるのです。

 

もし低速な有線充電器や、5WのQi規格にしか対応していないワイヤレス充電器から充電している場合には、「低速充電器に接続されています」と知らせてくれます。

 

現時点では、iOS 26のバッテリー充電時間に関する新しいウィジェットは用意されていません。しかし将来的には、ウィジェットが登場する可能性があります。充電完了までの残り時間はロック画面にも表示されるそう。

 

iOS 26は現在ベータ版のみが配布されており、今秋には一般公開される予定。筆者のようなせっかちな人にとっては、満充電までの時間がわかる新機能はかなり役立ちそうな予感です。

 

Source: MacRumors

Spotlightの検索項目を制限する【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Spotlightの検索項目を制限する」です。

 

macOSに標準搭載されている「Spotlight」は、キーワードを入力するだけで、ファイルや連絡先、メールアプリなどから該当する項目を瞬時に見つけ出せる便利な検索機能です。でもひとつ注意したいのが、仕事とプライベートで同じMacを使っている場合、検索結果に見られたくない写真やファイルなどが表示されてしまうこと。そんなときにおすすめなのが、Spotlight検索の対象を制限する設定です。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Appleメニューから「システム設定」を開き、左側のメニューから「Spotlight」を選択します。

 

「検索結果」のカテゴリリストから、検索結果に表示させたくない項目、たとえば「ムービー」「メールとメッセージ」「画像」などのチェックを外します。これで、それらの情報はSpotlightの検索結果に表示されなくなります。

 

さらに、画面右下にある「検索のプライバシー」をクリックすると、Spotlight検索から特定のフォルダを完全に除外することができます。「+」ボタンをクリックして、検索してもらいたくないフォルダを選びます。たとえば、プライベート用のファイルを集めたフォルダを追加しておけば、その中のファイルは検索結果に一切表示されなくなります。

 

これらの設定をしておけば、ほかの人とMacの画面を共有する場面でも、プライベートな情報がうっかり表示される心配がありません。ぜひ活用してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
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iOS 26、画面の中央からでも「戻る」ジェスチャーが発動する?

アップルがリリースした「iOS 26」のベータ版では、大画面のiPhoneでの操作を容易にするために、「スワイプで戻る」ジェスチャーに改良が加えられています。

↑iOS 26で戻るが容易になる(画像提供/Jotform/Unsplash)。

 

現在のiOS 18では多くのアプリで、ディスプレイの左端から親指でスワイプすることで、前の画面に戻ることができます。この操作は画面左上の「戻る」ボタンをタップするよりも簡単ですが、手が小さいユーザーや「iPhone 16 Pro Max」のような大画面モデルでは難しい場合もあります。

 

そこで、iOS 26では画面の端からだけでなく、中央からでも戻るジェスチャーを利用できるようになったそう。これは操作可能なUI要素に親指で触れていない限り、「スワイプで戻る」のジェスチャーが発動するそうです。

 

現在、この新しい戻るジェスチャーは「設定」「連絡先」「ミュージック」「App Store」を含む、多くの標準アプリで機能します。また、一部のサードパーティ製アプリでも動作する模様。この新しい戻るジェスチャーでiPhoneのユーザビリティが高まりそうです。

 

Source: MacRumors

次期「AirPods Pro 3」はもうすぐ登場? iOS 26にヒントが見つかる

今秋に正式公開される予定の「iOS 26」。そのベータ版に「次期AirPods Pro(AirPods Pro 3)」への言及があったと海外メディアが報じています。

↑ついに新モデルが登場?(画像提供/Victor Carvalho/Unsplash)

 

この情報はMacRumorsに寄せられました。現時点でAirPods Pro 3は存在しませんが、アップルは今秋にこの新モデルを投入すると噂されています。AirPods Pro 3への言及はヘッドフォン関連のUIフレームワークに埋め込まれているため、アップルが水面下で販売準備を進めている可能性が高そうです。

 

アップルがAirPods Pro 3に言及したのは、これが初めてではありません。先月、アップルは第2世代AirPods Proへの言及を「AirPods Pro 2以降」に変更しました。現時点では「以降」とされるモデルが存在しないにもかかわらずです。

 

これまでの噂では、次期AirPods Proはイヤーパッドとケースのデザインが刷新され、ケースは小型化する可能性があるようです。また、アクティブノイズキャンセリングと音質が向上し、より高速なオーディオチップを搭載すると同時に、心拍数モニタリングや体温検知機能を導入するとも言われています。

 

長らくアップデートがなかったアップルのハイエンドワイヤレスイヤホンですが、ようやく新製品が登場することになりそうです。

 

Source: MacRumors

次期「AirPods Pro 3」はもうすぐ登場? iOS 26にヒントが見つかる

今秋に正式公開される予定の「iOS 26」。そのベータ版に「次期AirPods Pro(AirPods Pro 3)」への言及があったと海外メディアが報じています。

↑ついに新モデルが登場?(画像提供/Victor Carvalho/Unsplash)

 

この情報はMacRumorsに寄せられました。現時点でAirPods Pro 3は存在しませんが、アップルは今秋にこの新モデルを投入すると噂されています。AirPods Pro 3への言及はヘッドフォン関連のUIフレームワークに埋め込まれているため、アップルが水面下で販売準備を進めている可能性が高そうです。

 

アップルがAirPods Pro 3に言及したのは、これが初めてではありません。先月、アップルは第2世代AirPods Proへの言及を「AirPods Pro 2以降」に変更しました。現時点では「以降」とされるモデルが存在しないにもかかわらずです。

 

これまでの噂では、次期AirPods Proはイヤーパッドとケースのデザインが刷新され、ケースは小型化する可能性があるようです。また、アクティブノイズキャンセリングと音質が向上し、より高速なオーディオチップを搭載すると同時に、心拍数モニタリングや体温検知機能を導入するとも言われています。

 

長らくアップデートがなかったアップルのハイエンドワイヤレスイヤホンですが、ようやく新製品が登場することになりそうです。

 

Source: MacRumors

次期「Galaxy Watch8 Classic」、Ultra風のデザイン? プロトタイプが目撃される

サムスンは7月に開催される「Galaxy Unpacked」イベントで複数の新型折りたたみスマートフォンや新型スマートウォッチを発表する見通しです。そのうちの1つである「Galaxy Watch8 Classic」のプロトタイプとされる製品が米eBayに出品され、Galaxy Watch Ultraに似たデザインが確認されました。

↑出品されていた「Galaxy Watch Classic」(画像提供/ebay)。

 

掲載された画像によりますと、デザインは「スクワークル(squircle)」、つまり四角(square)と円(circle)を組み合わせた形状で、Galaxy Watch Ultraに近い印象を受けます。ファンに人気の回転ベゼルも引き継がれていますが、従来モデルとはやや異なる印象です。

 

ケースはシルバーメタル(46mm)で、バンドには黒のステッチ入りレザーが採用されています。ただし、ストラップの接続部分が従来と異なっているため、これまでのバンドは使用できない可能性があります。

 

右側には三つのボタン、左側には大きなスピーカーが配置されています。Galaxy Watch7 Classicでは側面に二つのボタンがあったため、新モデルではボタンが一つ増えていることになります。

 

また、eBayの商品説明によると、Galaxy Watch8 Classicは64GBの内部ストレージを搭載しているとのこと。これはGalaxy Watch7やGalaxy Watch Ultraの2倍の容量となります。

 

これまでの噂をまとめると、Galaxy Watch8 Classicの主な仕様は次の通りです。

 

  • 搭載チップセット: Exynos W1000(前モデルと同じ)

  • OS: Wear OS 6ベースのOne UI 8 Watch

  • ディスプレイ: 1.5インチのSuper AMOLED円形ディスプレイ(常時表示対応)、サファイアクリスタルガラス採用

  • 通信機能: Wi-Fi、Bluetooth、デュアルバンドGPS、NFC、10Wワイヤレス充電対応

  • 各種センサー: 加速度、ジャイロ、磁気、皮膚温、心電図、心拍、SpO2など

 

プロセッサー自体の性能は据え置きのようですが、豊富なセンサーにより、さまざまな健康管理やフィットネス用途で活躍しそうです。

 

Source: eBay

via: Sammobile

気をそらす項目を非表示」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは『気をそらす項目を非表示」の使い方』です。

 

SafariでWebブラウジングをしている時に気になるのが、広告やおすすめ記事などのコンテンツです。本来、見たい、読みたいWebサイトに集中したいのに、こうしたコンテンツに気を取られて集中できないことってよくありますよね。そんな時におすすめなのが「気をそらす項目を非表示」です。一時的に消すだけなのでいつでも元の表示に戻すことができます。早速使い方を解説してみましょう。

 

SafariでWebページを開いているときに“この項目、邪魔だな…”と感じたら、画面の下にあるURLバーの左端のアイコンをタップしましょう。メニューが開くので、その中から[気をそらす項目を非表示]をタップします。

 

この状態で不要な項目部分をタップすると青い線で囲まれるのでもう一度タップしましょう。するとその項目が風で散る砂のように“サァ~”っと消えてくれます。不要な部分が消せたら[完了]をタップしましょう。

 

広告以外にも、このようにWebサイト中にあるプロフィール欄やおすすめ記事なども消すことができます。

 

非表示にした項目を再び表示したい時は、先ほどと同じように画面の下にあるURLバーの左端のアイコンをタップ。今度はメニューから[非表示の項目を表示]をタップしましょう。確認のメッセージが表示されるので[表示]をタップ。これで非表示にした項目が再び表示されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

サムスン、「iOS 26」への皮肉が炸裂!「ガラスのUI、見覚えがあるな」

アップルは先日、新たなデザイン言語「Liquid Glass(リキッドグラス)」を採用したiOS 26を発表しました。これに対して、スマートフォンで競合するサムスンはSNS上ですかさず皮肉を投稿しています。

↑ライバルに痛いところを突かれる(画像提供/Sahej Brar/Unsplash)。

 

サムスンはまず、iOS 26の「ガラス感のあるUI(ユーザーインターフェース)」に対し、2025年初めにリリースした自社のOne UI 7もガラスや半透明の要素を採用していることを示唆しました。両社のデザイン言語は完全に同じではありませんが、確かに似た印象を与える部分もあります。

 

続いてサムスンは、アップルがiOS 26で新たに追加したAI機能(メッセージやFaceTime、電話アプリでのライブ翻訳など)についても言及し、これらはすでにGalaxy S24シリーズで導入済みであり、現在は多くのGalaxyデバイスに展開されているとアピールしているようです。

 

また、Apple WatchのAI機能(AIによるWorkout Buddyなど)にも皮肉を込めた投稿を行い、「すでにGalaxy Watchは、ユーザーが(そんなことを)気にすることもできないほど疲れてしまう時間を知っている」と述べました。なお、サムスンの公式サイトでは、Galaxy WatchがすでにAIを活用したスマート返信機能や、睡眠・エネルギー分析機能などを備えていると紹介しています

 

さらに、iOS 26で搭載された「通話スクリーニング(Call Screening)」や「保留アシスト(Hold Assist)」機能についても、Google Pixelスマホでは2018年から先行して提供されているものであり、アップルは後発と言えそうです。

 

こうしてiPhoneとAndroid陣営は激しい競争の中で互いの強みを取り込みながら、ともに進化していくのかもしれません。

 

Source: Samsung Mobile US

via: 9to5Google

そんなバカな…。「Vivo」の次期スマホが「Apple Watch」に対応?

中国のスマートフォンメーカー・Vivoは、次期折りたたみデバイス「X Fold 5」がAndroid端末として初めてApple Watchに接続できると主張しています。

↑あり得ない組み合わせ(画像提供/Vivo/Weibo)。

 

VivoはWeiboで「X Fold 5は、Apple Watchで着信やテキストメッセージを表示できるだけでなく、ウォッチに記録された健康データも健康管理アプリと同期できる」と発表しました。

 

この主張は、控えめに言っても驚くべきものです。Appleは公式にはAndroid端末とのApple Watchのペアリングを許可していないため、実際にネイティブで接続できるのかどうかには疑問が残ります。おそらく、iPhoneなどのApple製デバイスを介したアプリ経由の「ワークアラウンド(間接的な方法)」で実現している可能性が高いと考えられます。

 

もっとも、同じく中国ブランドのOppoなどもiOSやmacOSとの連携を強化しており、Android端末からMacをリモート操作できる機能などを実現。Vivoも別の投稿で、iCloudとの「直接」統合や、X Fold 5をMacの拡張モニターとして使える機能を予告しており、何らかの新しいアプローチがあるのかもしれません。

 

Vivo X Fold 5は、ハイエンドな仕様になると噂されており、本格的な防塵性能を備える可能性があります。Apple Watchとの連携機能を抜きにしても、魅力的な折りたたみスマホとなりそうです。

 

Source: Weibo, 9to5Google

猛暑対策に! ワキの下を冷やして全身ひんやりクールダウンする「ワキひえ~る」

サンコーは、『リュックに付ける冷却デバイス「ワキひえ~る」』を2025年6月13日に発売しました。実売価格は6980円(税込)。

『リュックに付ける冷却デバイス「ワキひえ~る」』

 

記事のポイント

猛暑対策グッズとして首元を冷やすネッククーラーが人気ですが、装着すると目立ってしまうので仕事のときなど使いにくいという声も。ワキの下を直接冷やせる小型の冷却デバイスは、目立ちにくいので通勤時などにも使えます。リュック派にオススメのアイテムです。

 

本製品は、ワキの下を直接冷やすことで、全身を効率的にクールダウンできる冷却デバイスです。ペルチェ式を採用している冷却プレートは、環境温度から最大-12度冷えます。冷却プレートを太い静脈が流れているワキの下に当てて冷やすことで、効率的な暑さ対策が可能になります。

 

保冷剤などとは異なり、モバイルバッテリーにつないで電気の力で冷やすので、冷たさが長く持続します。動作時間は、モバイルバッテリー10,000mAh使用時最大7時間です。(弱モード時)

 

リュックの肩ベルトにクリップで取り付け。位置の調整も簡単にできます。両ワキの下にピタッと当たり、目立ちにくく快適に使えます。

 

冷却プレートの温度は「強・中・弱」の3段階で調整可能。冷却プレート温度は環境温度からそれぞれ、強:-12度/中:-9度/弱:-7度まで冷えます。操作は手元のコントローラーで行えます。

 

サンコー
『リュックに付ける冷却デバイス「ワキひえ~る」』
発売日:2025年6月13日発売
実売価格:6980円(税込)

次期「Pixel 10」、廃止されていた機能がまさか復活?

Googleは、かつてPixel 4に搭載されていたある機能を次期フラッグシップ機「Pixel 10」シリーズで復活させると報じられています。

↑昔の機能が復活?(画像提供/Amanz/Unsplash)

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、Pixel 10シリーズでは「Ambient EQ」機能を「Adaptive tone」に名称を変えて採用する予定とのこと。この機能は、周囲の環境光に応じてディスプレイのホワイトバランス(色温度)を自動調整し、目の負担を軽減するものです。

 

これはアップル製品のTrue Toneに似た機能で、Pixel 5以降では廃止されていましたが、Pixel Tabletに限っては「Adaptive tone」として復活していました。

 

Pixel 10シリーズでは、新たに「ams TMD3743」という環境光・色センサーを搭載し、折りたたみモデルを除く全機種でこの機能が利用できる見通しです。逆に言えば、Pixel 9やPixel 8シリーズは必要なセンサーを搭載していないため、この機能は利用できないと考えられます。

 

ただし、Pixel 4ではホワイトバランスの調整精度に課題があり、Pixel Tabletでも完全とは言えませんでした。Googleがそれらの課題をどれだけ克服し、Pixel 10でより優れた性能を実現できるかに注目が集まります。

 

なお、写真の色再現や編集にこだわる場合は、「Adaptive tone」機能をオフにすることが推奨されます。色温度の自動調整により、画像の見え方に影響が出る可能性があるためです。

 

Source: Android Authority

via: Android Police

新「iPadOS 26」、操作感がMacに近づいた!

アップルは開発者向け会議「WWDC 25」でiPad向けの「iPadOS 26」を新たに発表しました。

↑Macに近づいたiPad OS26(画像提供/アップル)。

 

iPadOS 26は「macOS」風のウィンドウシステムを導入することで、マルチタスク操作を全面刷新。新しいグラブハンドル(サイズ変更ハンドル)を使って、アプリをウインドウ表示にリサイズすることができます。また、ウインドウを画面の端にフリックするだけで、自動的に所定の位置に並べて表示することも可能。

 

新しいジェスチャーとしては、ホーム画面を2回スワイプすることで、開いているすべてのアプリとウィンドウを最小化してホーム画面に戻ることができます。Macでおなじみの「エクスポーズ(Expose)」がiPadにも登場し、開いているすべてのウィンドウを表示し、素早い切り替えが可能になります。

 

さらにmacOSと同様に、画面上部にメニューバーが表示されるようになりました。ここからは主要なアプリの機能やシステムコントロールにアクセスできます。トラックパッドのポインタが円形から矢印に変更され、メニューなどの小さな操作が用意になります。

 

よりmacOSの操作感に近づいたiPadOS 26。どれだけ作業が効率化されるのか、今秋の正式リリースが待ち遠しいですね。

 

Source: MacRumors

次期「Galaxy Z Fold7」、同シリーズ史上最も「薄く、軽く、先進的」になる!

次期折りたたみスマートフォンは「Ultra体験」になると宣言したサムスン。その続報が入り、横折りタイプの「Galaxy Z Fold7」は「最も薄く、最も軽く、最も先進的な折りたたみ式デバイスになる」と述べています。

↑薄さ、軽さ、先進性の三拍子揃った一台に(画像提供/サムスン)。

 

サムスンが公開した記事内では具体的な数値や他社製品との明確な比較情報はありませんが、短いティザー動画では次期Galaxy Z Fold7の非常に薄い筐体が強調されており、続いて折りたたみディスプレイが開く様子が映し出されています。

 

これまでサムスンは、折りたたみデバイスの薄型化において競合に後れを取ってきました。例えば、Google Pixel 9 Pro FoldはGalaxy Z Fold6よりはるかに薄く、OppoのFind N5は「開いた状態で4.21mm、閉じた状態で8.93mm」という薄さで業界をリードしています。

 

Galaxy Z Fold7は、閉じた状態で約9mm、開いた状態で4.54mmになると予想されており、現行モデルであるGalaxy Z Fold6の12.1mm/5.6mmから大幅に薄くなるかもしれません。さらには「開いた状態で3.9mm、閉じた状態で8.9mm」との説もあります

 

サムスンは毎年、Galaxy Z Foldシリーズの薄型化・軽量化を目指して改良を重ねてきました。今年のGalaxy Z Fold7は、そうした努力の集大成とも言える仕上がりになりそうです。2024年には韓国と中国で超薄型モデル「Galaxy Z Fold Special Edition」を限定販売しており、その際に得たノウハウが今回の設計に生かされていると考えられます。

 

この新型横折りスマホは、縦折りモデルの「Galaxy Z Flip7」や新型スマートウォッチ「Galaxy Watch8」などとともに約1か月後に発売される見通し。これらの新製品群が発表される「Unpacked」イベントを、楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Samsung

via: 9to5Google

99%以上の家庭用電化製品を稼働できる大容量・高出力のポータブル電源「DJI Power 2000」

DJI JAPANは、2700Wの高出力で家庭用電化製品の稼働も可能な大容量ポータブル電源「DJI Power 2000」を2025年6月10日に発売しました。実売価格は15万1800円(税込)。

ポータブル電源「DJI Power 2000」

 

記事のポイント

大容量・高出力なので、家庭の停電時のバックアップや災害時の緊急電源として、またアウトドアやキャンプなどの屋外用電源としても使えます。急速充電に対応しており、AC充電ならわずか85分で80%まで充電できる点も魅力。

 

「DJI Power 2000」は、2048Whの容量をコンパクトな32.6リットルのコンパクトボディに収めたポータブル電源。携帯性に優れているので、車などにも簡単に収納でき、家庭内でも目立たずに保管可能です。前面にポート・操作ボタン・ディスプレイを集約したデザインにより、操作性と収納効率の両立を実現。最大10台の2048Wh Power Expansion Battery 2000を接続することで、容量を22528Whに拡張できるため、家庭の電源バックアップや屋外での電源供給に最適です。

 

完全放電まで2700Wの出力を安定して維持し、電子レンジや冷蔵庫、照明など、家庭用電化製品の99%以上を稼働させることが可能。また、4つのAC出力ポート、4つのUSB-Cポート、4つのUSB-Aポートを備えており、家庭環境はもちろん、屋外、移動中、さらには撮影現場でも、複数のスマートフォン、タブレット、高出力機器を同時にスムーズに充電することができます。

 

ACコンセント充電のほか、太陽光充電や車内充電、ACとDCを併用したインテリジェントハイブリッド充電などに対応しており、外出先でも自宅でも最適な方法を選ぶことが可能です。AC充電の場合、0%から80%まではわずか85分、フル充電までは114分で完了します。標準充電モードでは、ほとんどの家庭用冷蔵庫よりも静かであり、発生する音は30dB未満です。

 

無停電電源装置(UPS)モードも備えており、突発的な停電時にも継続的な電力供給を実現し、ユーザーに安心感を提供します。リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーは、4000回のサイクル後でも80%の容量を維持する長寿命を誇ります。これは1日1回のフル充電サイクルで、約10年間の使用に相当します。

 

スマートなバッテリー管理システム(BMS)を搭載しており、26個の温度センサーが常に放熱を監視し45度の高温下でも正常に動作します。さらに、21個のヒューズが各モジュールの回路を保護します。電力使用が安全閾値を超えると、電源供給および充電の保護機構が自動で作動します。

 

BMSは、バッテリー保護を強化するために新しいサブナノコーティングを採用しています。インバーターを保護するために新たにポッティング保護加工を採用しており、雨、結露、塩水噴霧といった環境下でも安全に動作します。これにより、海辺でのキャンプや高地でのドライブ中でも安心して使用できます。

 

新しいDJI Homeアプリを使えば、AC出力のオン/オフをリモートで切り替えたり、パラメーターを調整したり、リアルタイムで電力状況を監視したりすることができます。ポータブル電源本体に加えて、Expansion Battery 2000や1/1.8 kW超急速充電器のパラメーターの表示・調整も可能です。

 

DJI
ポータブル電源「DJI Power 2000」
発売日:2025年6月10日発売
実売価格:15万1800円(税込)

99%以上の家庭用電化製品を稼働できる大容量・高出力のポータブル電源「DJI Power 2000」

DJI JAPANは、2700Wの高出力で家庭用電化製品の稼働も可能な大容量ポータブル電源「DJI Power 2000」を2025年6月10日に発売しました。実売価格は15万1800円(税込)。

ポータブル電源「DJI Power 2000」

 

記事のポイント

大容量・高出力なので、家庭の停電時のバックアップや災害時の緊急電源として、またアウトドアやキャンプなどの屋外用電源としても使えます。急速充電に対応しており、AC充電ならわずか85分で80%まで充電できる点も魅力。

 

「DJI Power 2000」は、2048Whの容量をコンパクトな32.6リットルのコンパクトボディに収めたポータブル電源。携帯性に優れているので、車などにも簡単に収納でき、家庭内でも目立たずに保管可能です。前面にポート・操作ボタン・ディスプレイを集約したデザインにより、操作性と収納効率の両立を実現。最大10台の2048Wh Power Expansion Battery 2000を接続することで、容量を22528Whに拡張できるため、家庭の電源バックアップや屋外での電源供給に最適です。

 

完全放電まで2700Wの出力を安定して維持し、電子レンジや冷蔵庫、照明など、家庭用電化製品の99%以上を稼働させることが可能。また、4つのAC出力ポート、4つのUSB-Cポート、4つのUSB-Aポートを備えており、家庭環境はもちろん、屋外、移動中、さらには撮影現場でも、複数のスマートフォン、タブレット、高出力機器を同時にスムーズに充電することができます。

 

ACコンセント充電のほか、太陽光充電や車内充電、ACとDCを併用したインテリジェントハイブリッド充電などに対応しており、外出先でも自宅でも最適な方法を選ぶことが可能です。AC充電の場合、0%から80%まではわずか85分、フル充電までは114分で完了します。標準充電モードでは、ほとんどの家庭用冷蔵庫よりも静かであり、発生する音は30dB未満です。

 

無停電電源装置(UPS)モードも備えており、突発的な停電時にも継続的な電力供給を実現し、ユーザーに安心感を提供します。リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーは、4000回のサイクル後でも80%の容量を維持する長寿命を誇ります。これは1日1回のフル充電サイクルで、約10年間の使用に相当します。

 

スマートなバッテリー管理システム(BMS)を搭載しており、26個の温度センサーが常に放熱を監視し45度の高温下でも正常に動作します。さらに、21個のヒューズが各モジュールの回路を保護します。電力使用が安全閾値を超えると、電源供給および充電の保護機構が自動で作動します。

 

BMSは、バッテリー保護を強化するために新しいサブナノコーティングを採用しています。インバーターを保護するために新たにポッティング保護加工を採用しており、雨、結露、塩水噴霧といった環境下でも安全に動作します。これにより、海辺でのキャンプや高地でのドライブ中でも安心して使用できます。

 

新しいDJI Homeアプリを使えば、AC出力のオン/オフをリモートで切り替えたり、パラメーターを調整したり、リアルタイムで電力状況を監視したりすることができます。ポータブル電源本体に加えて、Expansion Battery 2000や1/1.8 kW超急速充電器のパラメーターの表示・調整も可能です。

 

DJI
ポータブル電源「DJI Power 2000」
発売日:2025年6月10日発売
実売価格:15万1800円(税込)

魅惑の半透明! 新「macOS Tahoe 26」の全貌が明らかに

アップルは「WWDC 25」で「macOS Tahoe 26」を新たに発表しました。

↑わーい! ディスプレイがリキッドグラスになった(画像提供/アップル)。

 

macOS Tahoe 26の特徴は、周囲の要素を反射する半透明デザイン「リキッドグラス(Liquid Glass)」の導入です。画面下部のドック(Dock)やサイドバー、ツールバーが半透明になり、ディスプレイをより大きく感じさせます。ユーザーはアプリアイコンやフォルダのカラー、コントロールセンターのレイアウトをカスタマイズできます。

↑半透明のアイコンが新鮮(画像提供/アップル)。

 

また、新たに「電話アプリ」が登場し、最近の項目や連絡先、留守番電話などのiPhoneの機能が利用できます。不審な電話に自動応答する「通話スクリーニング」や「保留アシスタント」も導入。

 

さらに、iPhoneのライブアクティビティがMacのメニューバーに表示され、フライトや配車サービス、スポーツのスコアなどのリアルタイムの更新情報を確認できます。

 

アップル・インテリジェンス(Apple Intelligence)ではライブ翻訳機能がメッセージ、FaceTime、電話に拡張されます。GenmojiとImage Playgroundも強化され、既存の絵文字を修正したり、「ChatGPT」との統合により油絵やベクターアートなどのスタイルが使えます。

 

スポットライト(Spotlight)では、すべての検索結果をインテリジェントにまとめてランク付けする一方、特定のファイルタイプで絞り込むオプションが導入されます。

 

新しい「アップルゲーム(Apple Games)」アプリは、パーソナライズされたおすすめやソーシャル機能でゲーム体験を一元化します。

 

macOS Tahoe 26は7月からパブリックベータ版が利用可能になり、一般公開は2025年秋の予定。一日も早くこの新デザインのmacOSを使ってみたいものです。

 

Source: MacRumors

ASUS最新フラッグシップスマホ「Zenfone 12 Ultra」レビュー。カメラも良いけど真の魅力は「手間なく使えるAI」かも

2025年2月にグローバル市場で先行発売されたASUSのフラッグシップモデル「Zenfone 12 Ultra」が5月30日、日本での販売を開始しました。通話やカメラなどさまざまなアプリにおいてAIとの連携が可能な「AIスマホ」と言える本機種を、さっそくレビューしていきます。

 

サイズ感は前世代機を踏襲。重さはやや気になるかも

↑Zenfone 12 Ultra。12の文字が大きくあしらわれた箱に入っており、同梱品は専用ケース、ケーブル、ピン。充電器は付属していません。

 

Zenfoneは一世代前の「Zenfone 11 Ultra」で大型化に舵を切り、本体サイズをそれまでの5.9インチから6.78インチに変更しました。今回のZenfone 12 Ultraにもその大きさは引き継がれており、ディスプレイサイズは同じ6.78インチです。本体サイズは高さ163.8×幅77.0×奥行き8.9mm、重量は220g。11と比較すると、幅が0.2mm伸びて重さが5g軽くなったというわずかな変更に留まっています。

 

6.78インチの大画面は迫力があって良いですが、同時に重量がかさんでしまうのが気になるところ。ほぼ同じ6.9インチのiPhone 16 Pro Maxは227gなので、このスマホがほかの製品と比べて特に重いわけではありませんが、6インチ程度のスマホから乗り換えようと考えている場合は一度実際の重さをチェックしたほうが良いでしょう。

 

全体的なデザインも前モデルと大きな違いは少なく、四角く少し出っ張ったカメラ周りや、下部に集まったスロット類なども変わりありません。大きな違いとして挙げられるのは、背面デザイン。前世代機にはASUSのシンボルマークが大きく配置されていましたが、今回はシンプルなデザインに変更されています。

↑ASUSのシンボルマークはカメラ横に小さく配置される形に変更されました。

 

↑下部にUSB Type-C、SIMスロット(デュアル)、イヤホンジャックがまとまっています。なお、SDカードスロットは非搭載です。

 

AI特化のプロセッサーとカメラのジンバルスタビライザーに注目

次にスペックを見てみましょう。

 

カラーバリエーションも含め、前世代からいくつか変更された項目があるのですが、ここではプロセッサーとカメラのジンバルスタビライザーに注目してみます。

 

ディスプレイ 6.78インチ LTPO AMOLED(FHD+、最大144Hz)
プロセッサー Snapdragon 8 Gen 3 Elite
メモリ 12GB / 16GB
ストレージ 256GB / 512GB
メインカメラ 広角5000万画素 + 超広角1300万画素 + 望遠3200万画素

※6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0搭載

フロントカメラ 3200万画素
動画撮影 最大8K@30fps、4K@30/60fps、スローモーション対応
バッテリー 5,500mAh(Quick Charge 5.0およびPD充電対応)
オーディオ ステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、ハイレゾ対応
通信 Wi-Fi、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ、5G対応
耐久性 IP68防水防塵
生体認証 画面内指紋認証 / 顔認証
AI機能 通話翻訳・要約・壁紙生成など
サイズ / 重量 163.8 x 77.0 x 8.9mm / 220g
カラー エボニーブラック / サクラホワイト / セージグリーン
OS Android 15(ZenUI)

 

・Qualcomm Snapdragon 8 Elite

↑ASUSのサイトより。

 

前世代機とのもっとも大きな違いは、プロセッサーがSnapdragon 8 Gen 3からSnapdragon 8 Eliteに変わったことでしょう。8 Elite最大の特徴はAI処理に特化していることで、AI使用時のパフォーマンスがおよそ40%向上しています。前世代機よりも、AIスマホとしての立ち位置が明確になったと言えるでしょう。

↑Geekbenchの数値もシングルコアで3000超と非常に良好です。

 

・6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0

カメラの手ブレを強力に補正してくれるスタビライザーシステムが、従来の3.0から4.0にアップデートされています。以下の動画は「補正なし」モードと、もっとも強力な補正モード「HyperSteady」を適用し、同じくらいの速度で小走りをして撮影したものです。

HyperSteadyでは、強力な手ぶれ補正が効いていることがわかります。補正がしっかり効いている代わりにスピード感が若干失われているほどなので、シーンによっては軽めの補正モードで撮影したほうがいいかもしれません。

 

手ぶれ補正をかけることで画角が若干クロップされたり、解像度が少々劣化したりするデメリットがあるので、外付けのジンバルと比較するとどうしても劣ってしまいますが、普段使いにはこの機能で十分と言えるでしょう。

 

AI機能でスマホの概念が変わる

Zenfone 12 Ultraでは、AIがスマホのあらゆる領域に広がっていて、既存のスマホでは考えられなかった使い勝手を提供してくれます。

 

通話関連なら、通話中の周囲の騒音を軽減してくれる「AIノイズキャンセリング」や、リアルタイムの同時通訳機能「AI通話翻訳」など、SF作品に登場するデバイスのような機能を使うことができます。

↑ASUSのサイトより。通話翻訳は電話アプリのほか、LINEやWhatsAppなどでも使用可。日本語を含め10以上の言語に対応しています。

 

ビジネスで活用できそうな機能も多く、中でも「AIドキュメントの要約」や「AI記事の要約」が便利そうだと感じました。試しに長文のPDFをこのスマホとChat GPTの双方で要約してみたところ、Chat GPTよりもかなりあっさりとした要約でしたが、要所は捉えており、こちらも十分使えそうな印象です。

 

そして、ビジネス系のAI機能でもっとも好印象だったのが「AI文字起こし」です。こちらは、日本語を含む10か国語以上の言語をリアルタイムで文字起こしできることに加え、「話者認識」や「内容の要約」も行なうことができる機能。もちろんテキストデータに出力できるので、インタビュー原稿の作成や議事録作成などで大活躍してくれそうです。

↑「Zenfone」が「Zenphone」になっているのは御愛嬌ですが、ほぼ完璧な認識精度と言っていいでしょう。

 

カメラ周りのAI機能が大幅拡充

ただし、ここまで解説したAI機能はZenfone 11 Ultraの時点で搭載されていたもの。ではZenfone 12 Ultraで大きく進化したのは何かと言えば、カメラ周りのAI機能です。新機能をピックアップして解説します。

 

・「AI流し撮り」

カメラの撮影手法に、背景が流れているように見える「流し撮り」という手法がありますが、それをAIで擬似的に再現できる機能です。一眼レフなどで流し撮りをするのはある程度のテクニックが必要ですが、この機能を使えば動いている被写体を普通に撮影するだけで、こんな写真を撮影することができます。車や電車、スポーツなど、活用シーンが多そうな機能です。

↑電車にピントが合って、周囲が流れているような写真を撮影できます。流れの強さは調整可能。

 

・「AIトラッキング」

カメラ周りの新機能の中でもっともおもしろいと思ったのが「AIトラッキング」です。これは動画撮影時に人物がAIで自動認識され、その対象を画面の中央に捉え続けてくれるもの。

 

まず、AIトラッキングモードにして、追いかけたい対象を選択します。すると、それ以降は対象が中心に来るように自動的に画角を調整してくれます。

↑人物を認識すると白枠で囲われるので、タップすると「ロックしました」という表示が。それ以後、トラッキングが行なわれます。

 

下の動画では奥に行く人物に合わせて、ズームで画角が調整されています。しかし、撮影時にカメラの操作は一切していません。

 

 

一度トラッキング対象を指定すれば、あとは大まかにカメラを構えているだけで被写体を追いかけてくれるので、スポーツの撮影などで役立ってくれそうです。

 

残念なポイントとしては、AIが認識してくれるのは人物のみということ。動物園で撮影をしてみましたが、人間以外はすべてトラッキング対象になりませんでした。ペットの撮影でも役立ちそうな機能なので、先々のアップデートに期待したいところです。

↑鹿と猿で試したがどちらも認識されず。このあと後ろを通った動物園のスタッフには即座に枠がついてトラッキング対象にすることができました。

 

ほかにも写真編集に使えるAI機能が拡充されており、写真から消したいオブジェクトを削除できる「AI消しゴム」や、ピンボケした写真を補正できる「AIピンボケ補正」などが新搭載されています。試しにAI消しゴムを使ってみましたが、若干の不自然さはあるものの、十分満足な仕上がりだと感じました。

 

しかし、AI消しゴムでは削除したいものをすべて自分で選択する必要があります。Googleの「消しゴムマジック」の場合、削除候補を自動選択してくれる機能があるので、便利さでは一歩劣るでしょう。

↑「AI消しゴム」の画面。消したいオブジェクトを手動で選択する必要があります。

 

作業の流れでAIを自然に活用する感覚

上記で解説した以外にも、Zenfone 12 Ultraには多くのAI機能が備わっています。

 

しかし、ここで思うのは「これらのAI機能って、ほかのデバイスでもできることでは?」ということ。実際のところ、紹介したAI機能の多くは別のデバイス・アプリでも対応できます。例えば文書・Webサイトの要約や文字起こしなどはChat GPTでできるし、写真のオブジェクト削除はGoogleフォトでも行なえます。好みによっては、「要約の精度はChat GPTのほうがいい」や「Googleフォトの消しゴムマジックほうが使いやすい」などと感じるケースもあるかもしれません。

 

それでも、今回使ってみて、AIを使うのにこのスマホは非常に適したデバイスだと思えました。その理由は、よりシームレスにAIの力を借りられる設計になっていることが大きいです。

 

現在、自分がAIを使う状況を振り返ってみると、「作業内容に応じて適切なAIサービスを選んで、必要なデータをアップロードする」というのがやや手間なのです。例えば、インタビューで音声を録音した場合、文字起こしができるAIサービスを選んでデータをアップロードするという作業をしています。ところが、本機種の場合、音声レコーダーがAIと連携しているので、録音と同時に文字起こしを行なうことができます。

 

PDFを要約するときも同様です。通常は要約したいPDFをChat GPTなどにアップロードする手間が発生しますが、このスマホの場合、PDFを選択するだけで「要約」のメニューが表示されます。

↑ダウンロードしたPDFを選択すると右下に「要約」のメニューが出現。このようにさまざまなデフォルトアプリでAIの使用を促してきます。

 

たかだかひと手間かもしれませんが、「この作業工程でAIを活用しよう」と能動的に考えてアップロードなどをするのではなく、作業の流れの中で自然とAIによる補助を促してくる設計になっているのは、Zenfone 12 Ultraを使う大きな利点だと感じました。

 

さまざまなAI関連サービスを活用している人ほど、この一元的でスムーズな使い勝手を試してみてほしいです。

 

注意点があるとすれば、前世代機であるZenfone 11 Ultraからの変更点そのものはあまり多くない点でしょうか。AI特化のプロセッサー搭載など明らかな進化はありますし、前述したカメラ周りの機能は本機種からの新搭載ですが、「AI文字起こし」、「AI通話翻訳」などは11でも利用できます。Zenfone 11 Ultraのユーザーでカメラ周りの機能に注目しないのであれば、急いで最新機種にする必要はないかもしれません。