【西田宗千佳連載】トランプ関税に揺れる今後のスマホ商戦

Vol.149-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回は廉価版として登場したiPhone 16eの話題。これまでのiPhone SEではなくiPhone 16シリーズとして登場させた狙いを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPhone 16e

9万9800円~(SIMフリー・128GB)

↑他のiPhone 16シリーズと同様、6.1インチのSuperRetina XRディスプレイを採用。よく使う機能に素早くアクセスできる「アクションボタン」も搭載されている。一方で「Dynamic Island」などは割愛された。

 

日本だと“スマホの春商戦”というと、誰もがその背景をすぐに理解できるだろう。新入学・就職など、新たにスマホを買う・切り替えやすい季節だからだ。だが世界的にいえば、この話は通じない。アメリカなどは新入学シーズンが「秋」であるので、4月までに学生向けの商戦を……という話にはならないのだ。

 

昔は携帯電話事業者が携帯電話端末の商品企画をし、メーカーに製造を委託していた。だから「日本の商戦期」に向けた展開が行われていた。だがいまは、グローバルなメーカーから端末を仕入れて販売するものになっているので、日本だけの事情に合わせて作られる例は少ない。

 

実際、iPhone 16eにしてもPixel 9aにしても“春商戦”というには少し遅いタイミングであり、特に日本を意識したものではない。アメリカ的にいえば、この時期に発売して初夏の“新入学シーズン”に備えるのがベストということになる。

 

Pixel 9aについては例年よりもさらに遅れたし、アメリカと日本では発売時期が少しズレた。この辺は、カメラ周りを含め、新しい部分が多かったからかもしれない。

 

一方iPhone 16eは潤沢な数量が提供されているものの、大人気とはいかないようだ。価格が高くなり、シンプルに“低価格モデル”と言いづらい部分があるからだろう。携帯電話事業者は割引などを積極的に行ったが、それでも、円安による価格上昇をカバーできる状況にはない。

 

その間で、シャオミは「Xiaomi 15 Ultra」などの製品を、価格を抑える形で販売している。携帯電話事業者での扱いが少ないため、マスにはまだなかなか売れていきづらい状況にはあるものの、スマホファンの心を掴みつつある。

 

トランプ政権が打ち出す「相互関税」のゴタゴタにより、スマートフォン市場も大きな影響を受けている。現在販売されている製品はともかく、今後販売される製品の価格がどうなるか、現状では予断を許さない。

 

関税はアメリカに輸入されるものに影響するので日本は大丈夫……と思うかもしれないが、そうはいかない。企業は世界全体で価格をコントロールしている。特にアメリカ企業にとって、“アメリカだけ高くする”選択を簡単に選べるものではない。“各国の関税によって製品価格が全く異なる”時代がやってくる可能性もあるし、結局トランプ関税が施行されず、大した影響がない可能性もある。

 

ドル安誘導もあり、円安傾向は多少是正されてきている。その結果、今秋の製品がいまよりも割安になる可能性はある。ただそれも、トランプ関税の行方次第だ。

 

いまはスマホが高い時代だが、それが秋に変わるのか、そうではないのか。変な話だが、その結果として、今年はスマホ選びが面倒な年になるかもしれない。

 

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本気で言ってる!? 今年中にiPhoneが脳波操作に対応へ

アップルが「脳波」を使ってiPhoneやiPadなどのデバイスを操作する機能(マインドコントロール)を2025年後半にも導入する計画だと、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

↑アップルより。まるでSF映画のような世界が現実のものになりつつあります。

 

アップルのマインドコントロール機能は、神経技術系スタートアップのシンクロン(Synchron)との提携によって進められています。シンクロンは脳にコンピューターを直接接続(BCI)する「ステントロード(Stentrode)」というデバイスを開発しており、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などによる重度の運動障害を持つユーザーが、神経信号をとおしてアップル製品を操作できるようになる予定です。

 

アップルは2014年に、補聴器とのワイヤレス通信を可能にする「made for iPhone」のBluetooth規格を導入しました。アップルはこれをBCI分野に拡張し、既存のアクセシビリティ機能「スイッチコントロール(Switch Control)」にBCIを組み込むことを計画しているのです。

 

ところでBCIの分野では、実業家のイーロン・マスク氏が率いる「ニューラリンク(Neuralink)」があります。ニューラリンクは1000以上の電極を脳に埋め込む「N1」デバイスを利用し、思考でカーソルを動かしたり文字を入力することが可能です。一方でアップルが検討しているシンクロンは侵襲性が低く、比較的安全に脳に埋め込むことが可能です。

 

ステントロードでは両腕が使えないユーザーが、アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」を思考だけで操作することに成功しています。マインドコントロールを活用することで、さらに多くのユーザーがアップル製品にアクセスできるようになることでしょう。

 

Source: ウォール・ストリート・ジャーナル via MacRumors

1枚の写真が動画になる!? TikTokが新機能「AI Alive」をリリース

TikTokは、新たなAI機能「AI Alive」をリリースしました。写真を指定してプロンプト(テキスト指示)を入力するだけで、動画に変換できる革新的なツールです。

↑Image:TikTok。ラクに動画を作れるのは面白そうです。

 

この機能はTikTokアプリのストーリーカメラからアクセスでき、編集経験に関係なく、誰でも静止画像を動きのある短編動画に変換できる「インテリジェントな編集ツール」を提供します。公式ブログ記事によると、「動き、雰囲気、創造的な効果」を静止画に追加するとのことです。

 

実際に使用する場合、ユーザーは写真を選択した後、「この写真を生き生きとさせる」などのプロンプトを入力します。アップロードには数分かかりますが、動画の生成は数秒の長さです。ただし、The Vergeの記者が猫をアニメ風にジャンプさせる動画を作成しようとした場合は、期待通りにいかなかったそうです。

 

TikTokによれば、生成される動画には安全対策が施されているそうです。ポリシー違反のコンテンツ作成を防ぐため、アップロードされた写真とAI生成プロンプト、そしてAI Live動画はクリエイターに表示される前に自動的に審査されるとのこと。

 

さらに、クリエイターがーストーリーに投稿する段階でも、最終的な安全チェックが行われます。この動画にはAI生成であると示すラベルが付けられ、C2PAメタデータ(デジタルコンテンツの出所や来歴を証明するための技術標準)が埋め込まれるそうです。

 

これまでの動画制作では高い編集技術が求められていましたが、「AI Alive」の登場により、誰もが発想次第で注目を集める作品を簡単に作れるようになるかもしれません。

 

Source: TikTok

via: The Verge

Nothing Phone (3)、価格が10万円超えそう…従来から大幅値上げ

英Nothingの次期スマートフォン「Nothing Phone (3)」が、今年夏に発売される予定であり、価格が大幅に引き上げられることが明らかになりました。

↑Image: Google。性能向上にも期待できますが、価格は上がってしまうようです。

 

この情報は、Googleのオンラインイベント「The Android Show」の配信後、Android公式YouTubeチャンネルに投稿された「Device Showcase」動画にて、Nothingの創業者カール・ペイ氏が自ら語ったものです。

 

ペイ氏によると、Nothing Phone (3)は「本当の意味での初のフラッグシップスマートフォン」として、「プレミアム素材、大幅なパフォーマンス向上、そして真のレベルアップを実現するソフトウェア」を搭載し、「全力を注いでいる」と説明しています。

 

価格については「約800ポンド(約1000ドル)」になると明かされました。これは、前モデルであるNothing Phone (2)の米国価格599ドルと比べて大幅な値上げです。参考までに、Nothing Phone (2)の日本での価格は約8万円だったため、同様の比率で換算すれば、Phone (3)は約10万6000円前後になると見込まれます。

 

現在のところ、Nothing Phone (3)の具体的なデザインや仕様については正式には発表されていませんが、動画内ではぼかされた端末の画像が一瞬だけ表示されており、注目を集めています。

 

これに先立ち、Nothing Phone (3)は7月25日に発売されるというリーク情報もありました。正式発表までの間に、Nothing公式から徐々に情報が公開されていく可能性が高そうです。

 

Source: YouTube

via: 9to5Google

水中撮影もOK! セミハードタイプのカラビナ付き防水スマホケース

リズムは、水辺のレジャーやアウトドアなどに持ち出してスマートフォンで水中撮影・操作可能なカラビナ付き防水ケース「CARABINERCASE(カラビナケース)」を2025年6月下旬に発売します。カラーはブルー、ライトグレー、ダークグレー(EC限定)の3色。実売価格は2980円(税込)。

「CARABINERCASE(カラビナケース)」

 

記事のポイント

水辺のレジャーや雨の多い季節に活躍する防水スマホケース。水深1mまでの耐水性能で、水中でのスマホ操作やカメラ撮影も可能。カラビナ付きなので手軽に持ち運べ、ストラップを付ければショルダー掛けもできます。

 

本品は、持ち運びやすく水中撮影・操作ができるカラビナ付き防水ケースです。水辺のレジャーやアウトドアで水濡れを気にせず使えるIP67相当の防じん防水性能で、水深1mまで対応。

 

スマートフォンと操作用窓の間に空気の層を作り、水中でのタッチ操作、カメラ撮影が可能。水中撮影する場合は、ケース内に空気層を作るため、水に浮かび上がるので手から離れても安心です。

↑防水仕様で水中でのカメラ撮影が可能。

 

本体にはポリカーボネート/熱可塑性ポリウレタン素材を使用したセミハードケースを採用。しっかりとした本体で、大切なスマートフォンを守ります。上面がカバーになっており、スマートフォンの出し入れや蓋の開閉・ロックがしやすい構造になっています。

 

本体は便利なカラビナ付き。ちょっとしたところにひっかけることができます。カラビナ部分はハンドルとしても使用することができるため、使いやすさはもとより、安定した状態で撮影することも。

 

付属のストラップを使用すれば、ショルダー掛けも可能で、アウトドアシーンでさまざまな使い方ができます。

 

対応するスマートフォンのサイズはH137~163×W79×D9mm以内(※カメラの厚みは含まず)。

 

リズム
カラビナ付き防水ケース「CARABINERCASE(カラビナケース)」
2025年6月下旬発売
実売価格:2980円(税込)

次期iOS 19、カフェや空港でのWi-Fi接続が簡単になりそう

今秋にリリースされる「iOS 19」では、「キャプティブWi-Fi」の情報がデバイス間で共有できると、ブルームバーグが報じています。

↑Thaspol/Adobe Stockより。本当なら便利そうです。

 

キャプティブWi-Fiとは、接続時にログインや同意などの操作が求められるWi-Fiネットワークです。ホテルや空港、カフェなどの公共施設で利用したことがある方も多いのではないでしょうか。

 

報道によれば、iOS 19ではキャプティブWi-Fiへのログイン情報を一度入力すれば、iPhoneやiPad、Macなど他のアップル製デバイスにも自動的に同期され、キャプティブWi-Fiに接続できるようになるというのです。これについて、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は以下のように報告しています。

 

「新しいホテルやオフィスビル、ジムなどに行くと、すべてのデバイスでWebフォームに入力してからでないと、インターネットにアクセスできないことが多い。iOS 19の新機能では、一つのデバイスでその情報を入力するだけで、他のデバイスにも自動的に同期してくれるようになる」

 

アップルは2025年の開発者向け会議「WWDC」にて、iOS 19の新機能を発表する予定です。海外旅行の際にキャプティブWi-Fiがより簡単に使えるとすれば、便利な機能といえそうです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

今年のiPhone 17、やっぱり値上げか。理由は「関税ではない」…?

今年投入される「iPhone 17」では価格の引き上げが検討されていると、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

↑kanedacane tweets / Xより。いよいよ値上げの噂が取り沙汰されるようになってきました。

 

報道によれば、アップルはiPhone 17の値上げの理由を「新機能やデザインの刷新」によるものだと説明し、「米中間の関税の影響」によるものだとは見せないようにするというのです。現在、米中は貿易摩擦の中で課していた多くの関税を一時停止することで合意していますが、スマートフォンに適応される20%の関税は今も有効です。

 

報道によれば、アップルはサプライヤーからのコスト削減だけでは関税による損失を補えず、利益率を維持するには価格を上げるしかない可能性があるそうです。一方で、この価格の引き上げが関税によるものだと見られることを避けたいと強く意識しています。

 

今年4月にアマゾンが関税の影響を価格に反映すると報道された際、米政府はこれを「敵対的な行為」だと非難しました。その後、アマゾンは「そのような計画は承認されておらず、実施されることはない」とすぐに否定したのです。

 

米中間の貿易摩擦が再燃する中、アップルはiPhoneの在庫を増やしつつ、アメリカ向けiPhoneの生産をインドへとシフトしています。同社のティム・クックCEOによれば、2024年4月〜6月にアメリカで販売されるiPhoneの大半は、インド製になる予定です。一方で、高価格帯の「iPhone 17 Pro/Pro Max」は引き続き、中国工場での生産が中心になると指摘されています。

 

トランプ関税により、大きな影響を受けそうなiPhoneの価格。今年のiPone 17シリーズは、それなりの値上げを覚悟しておいたほうがいいのかもしれません。

 

Source: ウォール・ストリート・ジャーナル via MacRumors

AI処理に特化したAMD APU搭載! レノボ「ThinkPad Pシリーズ」に新ラインナップ追加

レノボ・ジャパンは、AMD Ryzen AI PROプロセッサーを搭載し、AI処理能力を大幅に向上させたモバイルワークステーションの新モデル「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」および「ThinkPad P16s Gen 4 AMD」を発表しました。

「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」

 

これらのモデルは、プロフェッショナルな作業を快適にこなす性能に加え、ユーザー自身によるバッテリー交換が可能な設計や、安定した有線接続を実現するRJ-45ポートを標準装備するなど、ビジネスシーンでの実用性も追求されています。

 

記事のポイント

今回発表されたThinkPad Pシリーズは、AI処理能力の強化、ユーザーフレンドリーなメンテナンス性、そしてビジネスシーンでの実用性を兼ね備えたモバイルワークステーションです。AI技術がますます重要視される現代において、これらの新モデルは多くのクリエイターやエンジニアの生産性向上に貢献することが期待されます。

 

AI時代に対応するパフォーマンスと実用性

新モデルの最大の注目点は、AI処理に特化した最大50 TOPS(Trillions of Operations Per Second)のNPU(Neural Processing Unit)性能を持つAMD Ryzen AI PROプロセッサーの搭載です。これにより、ローカル環境でのAIタスクを高速に処理し、より快適なAI体験を提供します。グラフィックスはオンボードながらISV(Independent Software Vendor)認証を取得しており、CADや各種クリエイティブアプリケーションもスムーズに動作させることが可能です。

 

さらに、近年のノートPCでは珍しくなったユーザー自身によるバッテリー交換設計を採用。これにより、長期間の使用やバッテリー劣化時にも容易に対応でき、製品ライフサイクルの延長に貢献します。また、オフィス環境などで依然として需要の高いRJ-45有線LANポートを標準装備している点も、ビジネスユーザーにとっては心強いポイントと言えるでしょう。

 

コンパクトで高性能「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」

14インチモデルの「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」は、最薄部約10.9mm(前端)、質量約1.39kg~という、一般的なノートPCと変わらないコンパクトな設計ながら、ワークステーションとしてのパワフルな性能を秘めています。携帯性に優れているため、オフィス内外を問わず高い生産性を維持したい個人ユーザーやスモールビジネスに最適な一台です。

 

メモリは最大96GBまで搭載可能で、ユーザーによる増設にも対応。ストレージも最大2TBのSSDを選択でき、将来的な拡張性も確保されています。ディスプレイは、標準的な14型WUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶に加え、高精細な2.8K(2880×1800ドット)OLED(有機ELディスプレイ)も選択可能です。

 

「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」主な仕様(抜粋)

OS:Windows 11 Pro 64bit / Windows 11 Home 64bit
プロセッサー:AMD Ryzen™ AI PROプロセッサー
メモリ:最大96GB(ユーザー交換可能)
ストレージ:最大2TB
ディスプレイ:14型 WUXGA IPS液晶 または 2.8K OLED
バッテリー駆動時間:動画再生時 約12.4時間~(構成により変動)
本体質量:約1.39kg~
直販価格:33万6600円(税込)から(Ryzen AI 7 Pro, 32GBメモリ, 512GB M.2 SSD, Windows 11 Pro構成時)
発売日:2025年5月16日

 

大画面で作業効率アップ「ThinkPad P16s Gen 4 AMD」

一方、16インチモデルの「ThinkPad P16s Gen 4 AMD」は、より大きな作業領域を求めるエントリーユーザーや、企業での大規模導入に適したワークステーションです。16型の大画面ディスプレイは、複数のウィンドウを同時に表示したり、詳細な図面を確認したりする作業を快適にし、生産性の向上に貢献します。

「ThinkPad P16s Gen 4 AMD」

 

数字入力に便利なテンキーを標準装備し、豊富なインターフェース類も備えているため、デスクトップPCに近い感覚で利用できます。こちらもRJ-45ポートを標準装備し、ISV認証取得の内蔵グラフィックスにより、CADや映像編集といった専門的な作業もパワフルにこなします。

 

「ThinkPad P16s Gen 4 AMD」主な仕様(抜粋)

OS:Windows 11 Pro 64bit / Windows 11 Home 64bit
プロセッサー:AMD Ryzen™ AI PROプロセッサー
メモリ:最大96GB(ユーザー交換可能)
ストレージ:最大2TB
ディスプレイ:16.0型 WUXGA IPS液晶 または WQUXGA (3840 x 2400) OLED
バッテリー駆動時間:動画再生時 約14.4時間~(構成により変動)
本体質量:約1.71kg~
直販価格:36万4100円(税込)から(Ryzen AI 7 Pro, 32GBメモリ, 512GB M.2 SSD, Windows 11 Pro構成時)
発売日:2025年5月13日

Apple製品のヘビーユーザーにオススメ! 4台同時充電できるMOTTERUの「4 in 1ワイヤレス充電器」

MOTTERU(モッテル)は、iPhone、AppleWatch、AirPodsとiPadやMacBookAirなどを最大4台同時充電ができるマグネット式ワイヤレス充電器(MOT-QI15W04-EC)を2025年5月15日(木)よりオンラインショップ含むECモールで発売します。実売価格は9980円(税込)。

マグネット式ワイヤレス充電器(MOT-QI15W04-EC)

 

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonでは、数量限定で、2000円オフになるモニターセールも実施されます(※Amazonではポイント還元)。

 

記事のポイント

iPhoneやAirPodsなど最大4台のデバイスを同時に充電できる4 in 1タイプの充電器。ワイヤレス充電に対応しているので、就寝前に置くだけでまとめて充電できちゃいます。Apple製品を複数持っている方にオススメです。

 

本品は、3つのワイヤレス充電台と1つのUSB-Cポートを備えたマグネット式ワイヤレス充電器です。iPhone、AppleWatch、AirPodsと、iPadやMacBookAirなどAppleデバイス4種類をこれ1台で同時に充電できます。

 

Qi2対応ワイヤレス充電に対応した充電スタンドは最大15Wの出力で急速充電が可能。0~60度の範囲で角度調整ができるので、iPhoneを好みの画面位置で充電をすることができます。

 

AppleWatch用とAirPods用はそれぞれ5W出力が可能。マグネット式なので、MagSafe対応モデルならピタッとくっつけて充電できます。

 

PD30W出力に対応したUSB-Cも1ポート搭載しており、iPad、iPad Air、iPad Pro、MacBookAirなどの充電が一緒にできます。

 

本体と同色のUSB-C to USB-Cシリコンケーブル(1.0m)とシリコンケーブルバンドが付属します(ACアダプタは別売)。

 

MOTTERU(モッテル)
マグネット式ワイヤレス充電器(MOT-QI15W04-EC)
2025年5月15日発売
実売価格:9980円(税込)

次期iOS 19、Apple Intelligenceによる「AIバッテリー管理機能」が追加されるかも

今年リリースされる「iOS 19」には、AI(人工知能)を活用したバッテリーの管理機能が搭載されると、ブルームバーグが報じています。

↑8th/Adobe Stockより。いずれにせよ、駆動時間が伸びるならユーザーにとっては嬉しいことです。

 

報道によれば、iOS 19のバッテリー管理機能はAI機能「Apple Intelligence」の一環として投入されるとのこと。アップルがこれまで蓄積してきたバッテリーデータを活用し、アプリやシステム機能の電力使用量を状況に応じて削減できるほか、iPhoneの充電にかかる時間を表示するロック画面インジケーターも含まれる予定です。

 

iOS 19のバッテリー管理機能は、今年登場する超薄型モデル「iPhone 17 Air」を念頭に設計されています。iPhone 17 Airはバッテリーのサイズが小さいことから、駆動時間が短くなる可能性が指摘されています。そこでアップルはAIによるバッテリー管理機能により、iPhone 17 Airのバッテリー駆動時間を改善しようとしているのです。なお、この機能はiOS 19に対応するすべてのiPhoneで利用可能になります。

 

iOS 19ではそれ以外にも、「visionOSに似たガラス調の新デザイン」「機能が強化された新しいHealthアプリ」「Siriのアップデート」などが含まれる予定です。AIがバッテリーの駆動時間を伸ばしてくれるなんて、ずいぶん先進的な機能のように感じられますね。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

次期「Galaxy Z Fold7」のベゼルはGalaxy S25 Ultraを凌ぐ超極薄?

サムスンが2025年夏頃に発売するとみられる「Galaxy Z Fold7」が、世界最薄の折りたたみスマートフォンになる可能性があると報じられました。さらに今回、新たな情報として、画面まわりのベゼルがGalaxy S25 Ultraよりも薄くなるというリークが登場しています。

↑VGV/Adobe Stockより。本体の厚みだけでなく、ベゼル幅も非常に薄い可能性があります。

 

著名リーカーのIce Universe氏によると、Galaxy Z Fold7の内側(折りたたみ)ディスプレイまわりのベゼル幅は、わずか1mm程度とのことです。これは、前モデルGalaxy Z Fold6の1.9mmよりも明らかに薄く、Galaxy S25 Ultraの1.32mmすら下回る数値になります。

 

ちなみに、Galaxy S25 Ultraのベゼル幅は、歴代iPhoneでも最もベゼルが細いとされるiPhone 16 Pro Max(約1.44mm)よりも狭くなっており、Galaxy Z Fold7はスマートフォン業界の中でもトップクラスの狭額デザインになる見込みです。

 

またIce Universe氏の別の投稿では、Galaxy Z Fold7の本体サイズについても言及されています。展開時の寸法は158.4×143.1mmで、Galaxy Z Fold6よりも縦に長く、幅も広い設計です。このサイズと狭額ベゼルの組み合わせにより、ディスプレイサイズも従来の約7.6インチから約8インチに拡大されると予想されています

 

一方、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip7」のカバーディスプレイ(外側画面)も前モデルより薄くなり、わずか1.2mmとのこと。これはディスプレイサイズも前モデルの3.4インチから4インチへと拡大されるとの噂とも一致しています

 

Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7は、ともに2025年7月頃に発表・発売されると見られています。両機種とも、前モデル以上の使いやすさと画面の広さが期待されており、続報が待たれます。

 

Source: Ice Universe(1), (2)

via: 9to5Google

Google、約10年ぶりにロゴを変更。生成AI時代へのシフトを象徴?

Googleは約10年ぶりに、頭文字「G」のロゴデザインをリニューアルしました。この変更は2025年5月12日に複数の海外メディアで報じられ、現在は段階的に展開されています。

↑左が旧バージョン、右が新バージョン。色の分け目がグラデーションになりました。

 

これまでの「G」ロゴは、2015年9月に導入されたものでした。当時、Googleのロゴ全体は「Product Sans」と呼ばれるモダンな書体に刷新され、それに伴って「G」も、青い背景に白い小文字の「g」から、赤・黄・緑・青の4色を使った円形アイコンに変更されていました。

 

今回の新しいロゴは、米9to5Googleが最初に発見したものです。最大の特徴は、色の表現方法が変わったこと。これまでと同様に赤・黄・緑・青の4色を使用していますが、それぞれを明確に分けるのではなく、柔らかなグラデーションで自然につながるデザインに変わっています。形状自体は以前とほぼ同じでありながら、より現代的な印象を与える仕上がりとなっています。

 

この新しい「G」ロゴは、すでにiOS版およびAndroid版のGoogleアプリに適用されています。また、Googleは生成AIサービス「Gemini」のロゴにも同様のグラデーション表現を採用しています。最近ではGoogleアシスタントをGeminiへと置き換える動きも進んでおり、今回のロゴ変更は、AI時代へのシフトを象徴する一環なのかもしれません。

 

Source:9to5Google

Google、約10年ぶりにロゴを変更。生成AI時代へのシフトを象徴?

Googleは約10年ぶりに、頭文字「G」のロゴデザインをリニューアルしました。この変更は2025年5月12日に複数の海外メディアで報じられ、現在は段階的に展開されています。

↑左が旧バージョン、右が新バージョン。色の分け目がグラデーションになりました。

 

これまでの「G」ロゴは、2015年9月に導入されたものでした。当時、Googleのロゴ全体は「Product Sans」と呼ばれるモダンな書体に刷新され、それに伴って「G」も、青い背景に白い小文字の「g」から、赤・黄・緑・青の4色を使った円形アイコンに変更されていました。

 

今回の新しいロゴは、米9to5Googleが最初に発見したものです。最大の特徴は、色の表現方法が変わったこと。これまでと同様に赤・黄・緑・青の4色を使用していますが、それぞれを明確に分けるのではなく、柔らかなグラデーションで自然につながるデザインに変わっています。形状自体は以前とほぼ同じでありながら、より現代的な印象を与える仕上がりとなっています。

 

この新しい「G」ロゴは、すでにiOS版およびAndroid版のGoogleアプリに適用されています。また、Googleは生成AIサービス「Gemini」のロゴにも同様のグラデーション表現を採用しています。最近ではGoogleアシスタントをGeminiへと置き換える動きも進んでおり、今回のロゴ変更は、AI時代へのシフトを象徴する一環なのかもしれません。

 

Source:9to5Google

もはや「板」!折りたたむと厚さ1.8cmになるワイヤレスマウス「400-MAWB12シリーズ」

ノートパソコンと一緒にマウスを持ち運ぶ際、意外とかさばるのが悩ましいですよね。サンワサプライが発売した「400-MAWB12シリーズ」は厚さ1.8cmの折りたたみ式マウスで、モバイルユースに適した新製品です。

 

記事のポイント

使う時は立体的で握りやすいのに、持ち運び時にはフラットに折りたためるワイヤレスマウスです。荷物をできるだけ少なく、薄くして、カバンの中をスマートにしているのに、マウスだけなかなか厚みが減らない……なんて人はぜひチェックを。

 

折りたたんだ状態では厚さわずか1.8cmと、一般的なマウスと比較して圧倒的にスリムで、まるで板のよう。ノートパソコンと一緒にPCケースへ収納したり、ガジェットポーチの隙間に滑り込ませたりするのも簡単でしょう。

 

電源のオンオフもユニーク。フラットな状態からマウス後部を「カチッ」と折り曲げるだけで電源がONになります。使い終わったら再びフラットに戻せば電源OFF。スイッチを探す手間もありません。

 

折り曲げた状態では、一般的な薄型マウスよりも適度な厚みが生まれ、手のひらにフィットしやすくなるよう設計されている点もポイント。クリックボタンには静音タイプを採用しており、静かなカフェや図書館、新幹線の中など、周囲に配慮が必要な場所でも気兼ねなく使えます。

 

用途で選べる4タイプ、マルチペアリングにも対応

「400-MAWB12シリーズ」は、ユーザーの好みや使用環境に合わせて選べる4つのバリエーションが用意されています。

 

接続方式は、Bluetoothのみのモデルと、Bluetoothに加えて2.4GHzワイヤレス(USBドングルを使用)にも対応したデュアルモードモデルの2種類。さらにそれぞれに、シンプルな3ボタンモデルと、ブラウザの「戻る・進む」操作などに便利なサイドボタンを備えた5ボタンモデルがラインナップされています。

 

例えば、USBポートが少ない薄型ノートPCやタブレットにはBluetoothモデル、USBドングルを接続できる環境で安定した接続を求めるなら2.4GHz対応モデル、といった使い分けが可能です。また、いずれのモデルも最大3台までのデバイスとペアリング情報を記憶し、簡単に切り替えて使用できるマルチペアリング機能を搭載。複数のPCやタブレットを使い分ける現代のワークスタイルにも柔軟に対応しています。

 

 

繰り返し使える充電式。約50分でフル充電

電源は内蔵バッテリーによるUSB充電式を採用。約50分の充電でフル状態になり、1回の充電で約60時間の連続使用が可能なので、外出先での急なバッテリー切れのリスクも低減できるでしょう。

 

サンワサプライ
400-MAB120BK (Bluetooth接続 / 3ボタン)
価格:3480円(税込)

400-MAB1205BK (Bluetooth接続 / 5ボタン)
価格:3980円(税込)

400-MAWB121BK (Bluetooth+2.4GHz接続 / 3ボタン)
価格:3680円(税込)

400-MAWB1215BK (Bluetooth+2.4GHz接続 / 5ボタン)
価格:4180円(税込)

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Galaxy S25 FE、搭載チップ変更で“予定外”のお買い得モデルに?

サムスンのフラッグシップモデルをベースにしたミドルレンジ機「Galaxy S25 FE」は、高性能ながらも手頃な価格を実現するため、自社製チップ「Exynos 2400e」を搭載すると噂されています。このチップは、現行モデル「Galaxy S24 FE」にも採用されており、2年連続で同じプロセッサーを搭載する形となります。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。直近のサムスン製端末は搭載チップの噂が複数飛び交っています。

 

しかし、サムスンがExynos 2400eを十分な量を生産できない場合、より高性能な「MediaTek Dimensity 9400」を搭載する可能性があるとも報じられています。

 

この情報は、テック系サイトNotebookcheckが「最も信頼できる情報筋」に基づき伝えたものです。サムスンとしては、あくまで最有力候補は自社製のExynos 2400eですが、Dimensity 9400が最悪の場合のバックアッププランとして用意されているとのことです。

 

なお、両チップにはベンチマーク上で大きな性能差があります。AnTuTu 10ではDimensity 9400が約49%高いスコアを記録、Geekbench 6ではシングルコアで約36%、マルチコアで約39%も優れた結果となっています

 

サムスンは既に「Galaxy Tab S10」シリーズにMediaTek製チップを採用しており、今回の選択も決して異例ではありません。ただ、同社としては自社製チップの採用によって、自社の半導体製造事業(Samsung Foundry)に利益をもたらしたい思惑もあるようです。

 

また、手頃な価格の縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」でも搭載チップについて複数の噂が飛び交っており、一部ではExynos 2400e搭載説、一方でより高性能なSnapdragon 8 Gen 3搭載説が囁かれています。サムスンが十分な数量のチップを製造できない場合、こちらも予想以上にお買い得なモデルになるかもしれません。ともあれ、続報に注目したいところです。

 

Source: Notebookcheck

via: PhoneArena

次世代AirPodsとApple Watchには「超小型AIカメラ」が搭載される?

2027年に登場する「AirPods」と「Apple Watch」に超小型カメラが搭載され、AI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」が組み込まれる予定だと、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。

 

報道によれば、AirPodsとApple Watchに組み込まれるカメラは周囲の環境をスキャンして物体を認識したり、説明したりできるようです。これは、最新のiPhoneに搭載されている「Visual Intelligence(ビジュアル・インテリジェンス)」機能に似たものになると予想されています。

 

この搭載カメラは、具体的には「赤外線センサー(IRカメラ)」になる可能性があるようです。著名アナリストであるミンチー・クオ氏は、アップルが2026年に赤外線カメラ付きの新型AirPodsを量産する計画だと、以前に報告しています。この赤外線センサーでは「空中ジェスチャー操作」が可能になり、手の動きだけでデバイスを操作できるようになるとも予想されています。

 

クオ氏によれば、赤外線カメラを搭載したAirPodsは2026年か2027年に登場する可能性が高いそうです。身につけるウェアラブル製品にカメラを搭載と聞くと、ちょっと身構えてしまう人も多そうですが、赤外線カメラなら安心して使うことができそうです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

指輪型ならではの「控えめさ」がイイ。issinのスマートリング「Smart Recovery Ring」を選ぶ理由

ウェアラブルデバイスの代表格であるスマートウォッチは、決済、健康管理、通知確認などいくつかの機能を持ちあわせた製品が一般的です。一方、近年少しずつ広がりつつあるスマートリングは、そのコンパクトさと引き換えに機能を絞った製品が大半。今回試したissinの「Smart Recovery Ring」も健康管理目的、特に日々の回復度合いを改善することに特化しています。

 

それならいろいろなことができるスマートウォッチでいいんじゃない? と思う人もいるでしょうが、実際に使ってみたことで、スマートリングならではのメリットが見えてきました。

 

ウェアラブルデバイスでもトップクラスの軽さとコンパクトさ

↑Smart Recovery Ring。推奨される装着位置は、利き腕と反対の人差し指です。

 

睡眠は疲労回復やストレス解消だけでなく、肥満や高血圧など生活習慣病の予防にもつながるのは広く知られた話です。難しいのは、単純に長く寝れば良いというものではなく、心身をしっかりと回復できる良質な睡眠を取る必要があるということ。

 

Smart Recovery Ringは、その名のとおり身体のリカバリーに特化したもので、心拍数、活動量、血中酸素濃度、皮膚温などを24時間モニタリングし、「どのくらい回復できたか」を可視化できるのが最大の特徴です。

 

実物を手にして最初に感じたのは、本体の軽さとコンパクトさ。重さは約3g、薄さは約2.2mmと小型軽量。また、表面素材はチタン製の落ち着いた質感で、ビジネスシーンでつけても違和感がなさそうなのは重要なポイントだと感じました。

↑ワイヤレスイヤホンのものと似たケースは充電器も兼ねています。Type-Cケーブルも付属。

 

防水規格はIP68/5ATMに準拠。IP68は防水防塵精度の等級で最高レベルの保護性能を意味します。また、5ATMは5気圧防水を意味するもので、水深50mで10分間の防水性能を保つことが可能。つけたままで手を洗うなど、普段の生活で起こる水濡れはまったく問題ありません。

 

また、電池持ちはかなり長く、カタログスペック上では最大7日間の連続使用が可能となっています。

 

常時着用デバイスに必要な「つけていることを忘れる」感覚

↑内側のセンサー部分は少々出っ張っていますが、装着時の違和感はありません。

 

心拍数などを常時モニタリングするデバイスの場合、つけていることを忘れるくらいでないと煩わしくなり、長期間使い続けることが難しくなってしまいます。その点、この製品は軽さ・薄さに加え、落ち着いた質感、防水性能、電池持ちなど、あらゆる面で「つけっぱなし」を強く意識した設計になっていると感じました。

 

一方、スマートウォッチの場合は異なります。例えばApple Watch Series 10の場合、重さは約30~40g程度とかなり軽量ですが、スマートリングには敵いません。また、バッテリー駆動時間はカタログ値で18~36時間なので、1日おきくらいの頻度で充電が必要です。

 

健康状態、特に睡眠を常時モニタリングするという役割に限って言えば、スマートリングの方に分があるといえるでしょう。

 

なお、「つけていることを忘れる」ために、適切なサイズを選ぶことは非常に重要です。購入前にはサイジングキットが利用できるので、念入りに試してから購入することをおすすめします。

↑サイズは6号から13号までの8種類。このうち6、7号は2025年6月発売予定とのこと。

 

データ確認、運動、食事管理などを行う専用アプリ

↑アプリ「ウェリー」のメイン画面。

 

スマートウォッチと違って本体にモニターがついていないので、計測結果の確認などは専用アプリ「ウェリー」を使って行ないます。メイン画面に一番大きく表示されるのは、リカバリー率(上画像の囲み①参照)。その下には前日の睡眠時間と、当日の活動量やストレス量などが表示されています。②部分のアイコンは左から「一週間の睡眠時間」「当日のストレス」「当日の活動量(歩数)」に対応していて、それぞれの推移をグラフで見比べることが可能です。

↑リカバリー率が低かった日の②部分。睡眠中にストレス値が上がったこと(中図)、普段よりも睡眠時間が少なかったことが読み取れました(左図)。

 

また、③の「データ詳細」を選択すれば、各種数値をより詳しく知ることが可能。例えば、睡眠のデータを見てみると、何時にどのくらいの深さで眠っていたかなどを細かく知ることができます。

↑上と同じリカバリー率が低かった日の睡眠詳細データ。夜中に覚醒しており、睡眠時間が減っています。

 

こうした各種データを見比べると、どんな行動をすればリカバリー率が変わるかが次第にわかるようになるのは新しい発見でした。筆者の場合、以下のような状況でリカバリー率が大きく下がるようです。

 

  1. 深酒をした日
  2. 休日に昼寝を多くしたとき
  3. リカバリー率を上げようと、運動や散歩を多くした日

 

1と2はリカバリー率が下がることがある程度予想できましたが、3は少し意外な結果でした。過度な運動は逆効果のようです。行動量、心拍数の推移、睡眠の深さなどを見比べることで、一日の行動に対しての意識が高まるのは、常時監視型デバイスの大きな魅力だと感じました。

 

そして、もうひとつ注目したいのが、④部分です。ここには常時メッセージが表示されており、タップすることで現在の心身の状態に合わせた運動やリラックス方法が提案されます。

 

この提案が非常に絶妙で良い感じ。比較的リカバリー率が高く、各種数値も落ち着いている場合は「深呼吸」や「リラックス」などを促されることが多く、リカバリー率が低い場合や一日の運動量が少なすぎる場合は、「10分間の散歩」や「5分間の運動」などが提案されることが多いように感じました。

↑まったく動かなかった休日の夕方に表示されたメッセージ。「このままだと1日が終わっちゃいそう」と言われて少しの罪悪感を覚えました。

 

運動を選択した場合、そのときの自分に合ったメニューが都度作成され、動画を見ながらエクササイズをすることができます。スクワットや飛ばないバーピーなど、その場でできるメニューで構成されているので、自宅で気軽にできるのは良いと思いましたが、職場やカフェなどでは難しいメニューが多かったのが少々残念なところ。周りの目があるところでもできる簡単な運動を選べる設定などがあれば、より良いと感じました。

↑運動の動画はインストラクターがわかりやすく手本を見せてくれます。右下には同じ運動をしている他のユーザーの心拍数が表示されるのでモチベもアップ。

 

そして、メイン画面左下の⑤のアイコンをタップすると対話型のAI「ウェリー」を起動できます。ここでは、食事の写真を取って送ると、カロリーやPFCバランスを表示してくれて、ちょっとしたアドバイスを受けることが可能です。

↑写真を撮って送るだけでカロリーとPFCバランスの推定値を表示してくれます。写真判別の精度は高く、料理の間違いはほぼありませんでした。

 

この対話AIを利用すると、ダイエットを目的とした詳しい食事アドバイスや、運動のオリジナルプラン作成などもできるようですが、それは別売りの「Smart Bath Mat」のユーザー限定とのこと。睡眠管理以外にダイエットも目的とするなら、こちらも合わせて購入するのがおすすめです。

↑同社の「Smart Bath Mat」をあわせて利用できます。

 

「控えめ」であることのメリットとデメリット

Smart Recovery Ringを一週間ほど試用して感じたのは、本体・アプリともに「控えめ」であることを念頭において設計されたサービスだなということ。

 

本体は軽量・コンパクトで落ち着いた質感。充電の手間も少ないので、つけていることを忘れるほど控えめです。そして、アプリの機能もかなり控えめだと感じました。試す前は、頻繁に通知が来て運動や休憩を促されるものかと思っていましたが、実際一週間の試用期間のうち、通知が来たのは一回のみ。それも、入浴時に外してそのままつけ忘れたときに「リング着用を忘れていませんか」という通知があっただけです。

 

このように、あまり主張しすぎない製品であることが、当初はデメリットに感じることもありました。外出時にリングをつけていることも、アプリの存在も忘れてしまい、帰宅時にようやく思い出してアプリを立ち上げるということがあったときには、「もう少しサジェストしてくれてもいいのでは?」と思ったことは事実ですし、少なくとも通知の頻度を選べたほうが良いのではと感じました。

 

ところが、数日使い続けてみると、このくらいの控えめさがちょうど良いと思えるようになってきました。

 

仕事が忙しい日などは、頻繁な通知は煩わしくなるものです。あまりガツガツとサジェストされるよりも、普段は淡々とモニタリングが続けられ、ふと思いついたときにアプリを立ち上げて心身の状態を確認したり、少し疲れが溜まったと感じたときにリカバリーに関する助言を得たりするという使い方が、次第に心地よく感じるようになりました。

 

一週間試しただけでしたが、このような使い方でも良質な睡眠につながる生活を意識するようになり、最後の方にはリカバリー率も少し改善させることができました。

 

厳しいパーソナルトレーナーではなく、忙しい日々にそっと寄り添ってくれるメンターを求める人には、ちょうど良いヘルスケアデバイスと言えるでしょう。

アップル、次世代Mac向けAppleシリコン「M6」「M7」を開発中

アップルが次世代のMac向けチップと、「Apple Intelligence」が動作するAIサーバー向けのチップを開発していると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。かなり先の話ですが、開発が進んでいるようです。

 

報道によれば、アップルはコードネーム「Komodo(コモド)」と呼ばれるチップを開発しています。これは現行モデルの「M5」に続く「M6」チップになる予定です。さらにその次世代となる「Borneo(ボルネオ)」は、「M7」チップになると予測されています。また、将来登場するさらなる次世代チップには「Sotra(ソトラ)」というコードネームが与えられています。

 

アップルはAIサーバー専用チップも設計しており、これは同社初のサーバー用途に特化したチップとなります。このチップは「Apple Intelligence」に関する処理を担当し、アップルが現在サーバー向けに使用している高性能なMac向けチップと同等の役割を果たします。

 

アップルのAIサーバー専用チップは「Baltra」(バルトラ)と呼ばれ、2027年までに完成する予定です。Baltraは現在の「M3 Ultra」と比較して、2倍、4倍、8倍のCPUおよびGPUを搭載したバリエーションも存在します。

 

さらにアップルは、メタとレイバンがコラボレーションしたスマートグラスに対抗する「次世代スマートグラス」や、「カメラを搭載したAirPodsおよびApple Watch」向けの専用チップの開発も進めています。これらの製品は、早ければ2027年にも発売される可能性があります。

 

今回の情報が正しければ、今後もMacには次々に新たなチップが投入されることになります。またサーバー向け専用チップの登場による、Apple Intelligenceのさらなる性能向上にも期待したいものです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

アップル、次世代Mac向けAppleシリコン「M6」「M7」を開発中

アップルが次世代のMac向けチップと、「Apple Intelligence」が動作するAIサーバー向けのチップを開発していると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。かなり先の話ですが、開発が進んでいるようです。

 

報道によれば、アップルはコードネーム「Komodo(コモド)」と呼ばれるチップを開発しています。これは現行モデルの「M5」に続く「M6」チップになる予定です。さらにその次世代となる「Borneo(ボルネオ)」は、「M7」チップになると予測されています。また、将来登場するさらなる次世代チップには「Sotra(ソトラ)」というコードネームが与えられています。

 

アップルはAIサーバー専用チップも設計しており、これは同社初のサーバー用途に特化したチップとなります。このチップは「Apple Intelligence」に関する処理を担当し、アップルが現在サーバー向けに使用している高性能なMac向けチップと同等の役割を果たします。

 

アップルのAIサーバー専用チップは「Baltra」(バルトラ)と呼ばれ、2027年までに完成する予定です。Baltraは現在の「M3 Ultra」と比較して、2倍、4倍、8倍のCPUおよびGPUを搭載したバリエーションも存在します。

 

さらにアップルは、メタとレイバンがコラボレーションしたスマートグラスに対抗する「次世代スマートグラス」や、「カメラを搭載したAirPodsおよびApple Watch」向けの専用チップの開発も進めています。これらの製品は、早ければ2027年にも発売される可能性があります。

 

今回の情報が正しければ、今後もMacには次々に新たなチップが投入されることになります。またサーバー向け専用チップの登場による、Apple Intelligenceのさらなる性能向上にも期待したいものです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

アップル、本気でスマートグラスを作る? 新型チップを開発中か

アップルが「スマートグラス(スマートメガネ)」向けの新型チップを開発していると、ブルームバーグが報じています。

↑メタより。アップルのスマートグラスもこんな見た目で登場する……という噂でしたが、どうやら本当に開発中のようです。

 

ブルームバーグは以前にも、アップルがスマートグラスを開発していると報じていました。この製品は、メタとレイバンがコラボレーションしたスマートグラスに似た製品となるようです。また、メタよりも先の製品投入を目指しているとの報道も登場しています。

 

今回の報道によれば、アップルはスマートグラス向けチップの2026年から2027年の量産を目指しているとのこと。そして製品は、その1〜2年後に登場すると伝えているのです。アップルは少なくとも1年以上前からメタと競合するスマートグラスの投入を検討しており、今回正式に開発を進めると決断したようです。

 

アップルのスマートグラス向けチップは、「Apple Watch」に使われているチップをベースにしており、iPhoneのチップよりも省電力です。Appleはスマートグラス向けチップの、電力効率の向上に取り組んできます。

 

アップルのスマートグラスはカメラやマイク、AI(人工知能)機能を搭載し、写真撮影や動画録画、翻訳機能などが搭載されると噂されています。また、周囲の環境をスキャンして物体を説明したり、商品情報を検索したり、道案内を提供したりする「ビジュアルインテリジェンス」的な機能の統合も考えられています。複数のカメラを搭載することで、空間ビデオの録画も可能になる可能性があります。

 

さらにアップルは「AR(拡張現実)スマートグラス」の開発も継続しており、そちらの登場まではまだ時間がかかる見込みです。アップルのスマートグラスがiPhoneの「次」のヒット商品になるのか、注目が集まります。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

厚さわずか5.8mm!サムスン史上最薄のGalaxy S25 Edgeが正式発表

サムスンは、超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」を正式に発表しました。厚さはわずか5.8mmで、Galaxy S25 Ultraより約30%も薄く、同社のスマートフォン史上最も薄いモデルとなっています。重さも約163gと非常に軽量です。

↑Image:Samsung。脅威の薄さがわかるビジュアルはインパクト大です。

 

このような薄型・軽量設計でありながら、フレームにはチタニウムを採用し、前面にはCorning Gorilla Glass Ceramic 2を、背面にはGorilla Glass Victus 2を搭載することで、高い耐久性も兼ね備えています。

 

ディスプレイ

Galaxy S25 Edgeは、6.7インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載し、解像度は1440×3120ピクセル、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。

 

搭載プロセッサーと性能

プロセッサにはSnapdragon 8 Elite for Galaxyを採用し、メモリは12GB、ストレージは256GBまたは512GBの構成です。内部には新設計のベイパーチャンバー(冷却システム)が搭載されており、高負荷時でも安定したパフォーマンスが期待できます。

 

カメラ

Galaxy S25 Ultraと同じ200MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを搭載しています。2倍光学ズームと10倍デジタルズームに対応し、暗所での撮影性能も強化されています。前面カメラは12MPです。

↑Image:Samsung。

 

AI機能

Galaxy AIがシステム全体に統合されており、「Now Brief」や「Now Bar」など新機能で日常の通知やリマインダーを強化。さらに、Google Gemini Liveとの連携により、カメラや画面をAIとリアルタイムで共有しながら対話が可能です。AI処理はオンデバイス(端末内)で行われ、データはSamsung Knox Vaultによって保護されています。

 

バッテリーと充電

バッテリー容量は3,900mAhとやや控えめですが、25Wの急速充電、ワイヤレス充電、そして他端末への給電が可能なWireless PowerShareに対応しています。

 

標準モデルであるGalaxy S25(厚さ6.4mm、重さ164g)よりも薄くて軽く、しかも6.2インチよりも大きい6.7インチの画面を搭載しています。また、iPhone 16 Pro(厚さ8.25mm、重さ199g、画面サイズ6.3インチ)と比べても、Galaxy S25 Edgeは薄さ・軽さ・画面の広さで優位に立っています。ただし望遠カメラは非搭載です。

↑Image:Samsung。

 

価格は米国で1100ドルから。本体カラーはチタニウムシルバー、チタニウムジェットブラック、チタニウムアイシーブルーの3色展開です。米国では5月13日から予約が始まり、発売日は5月30日とされています。

 

日本での発売予定については、現時点では発表されていません。続報に注目したいところです。

 

Source:Samsung

電源の消し忘れを防ぐUSBハブ!7台同時に接続できる、サンワサプライ「400-HUBA070BK2」

日々の生活や仕事で、USBポートに接続する機器が増えるのに伴い、「うっかり消し忘れ」も起こりがち。そんな悩みを解決してくれるUSBハブ「400-HUBA070BK2」が、サンワサプライから5月13日に発売されました。「PC連動自動OFFポート」搭載による消し忘れ防止機能が特徴です。

 

記事のポイント

USB 5Gbpsの高速データ転送に対応し、7つのポートを搭載。デスク周りの利便性を高めつつ、消し忘れによる無駄な電力消費や過充電を防ぐアイテムです。本体サイズは幅約13.6cm、重さ約76gとコンパクトかつ軽量な設計。デスク上に置いても邪魔になりにくく、LEDインジケーターで通電状況も一目で確認できます。

「400-HUBA070BK2」は、合計7つのUSB-Aポートを備えており、マウス、キーボード、プリンター、外付けHDD、ウェブカメラ、USBメモリなど、多くの周辺機器を同時に接続可能です。

 

うち、4つが「PC連動自動OFFポート」です。接続しているパソコンの電源がオフになると、これらのポートに接続された機器への電力供給も自動的に停止するというもの。

 

例えば、作業終了後にPCをシャットダウンすると、接続していたUSBライトや卓上扇風機、あるいは充電中のスマホなども自動で電源オフ(または充電停止)となり、消し忘れを防げる仕組み。これにより、無駄な電力消費が抑えられて電気代の節約につながるだけでなく、スマホやタブレットなどの過充電を防ぐ効果も期待できます。

7ポート搭載とUSB 5Gbpsの高速転送でデスク作業を効率化

ポートの配置は、縦挿し6ポート、横挿し1ポートとなっており、ケーブルの取り回しや機器の接続しやすさにも配慮されています。デスク上が複数のUSB機器で煩雑になりがちな人にとって、すっきり整理できるのは嬉しいポイントでしょう。

 

さらに、全てのポートがUSB 5Gbps(USB3.2 Gen1、旧USB3.0)の高速データ転送規格に対応。大容量の動画ファイルやバックアップデータなども、ストレスなくやり取りできます。

 

ACアダプタ付属で安定した電力供給を実現する、セルフパワー対応

消費電力の大きなポータブルHDDやBlu-rayドライブなどを接続する場合、バスパワー駆動のUSBハブでは電力不足で動作が不安定になることがあります。その点、「400-HUBA070BK2」は付属のACアダプターを使用するセルフパワーに対応しているため、接続する機器を選ばず安定した電力供給が可能です。

 

もちろん、ACアダプターを使用しないバスパワー駆動でも動作するため、接続機器や使用環境に応じて使い分けられる汎用性の高さも魅力です。

 

サンワサプライ
USBハブ 400-HUBA070BK2
価格:4980円(税込)

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Galaxy Watch、次期アプデでGoogle Geminiに対応しそう

サムスンの次期スマートウォッチ向けソフトウェア「One UI 8 Watch」に関する情報がリークされ、新たな健康機能やGoogle Geminiの統合などが明らかとなりました。

↑David Bokuchava/Adobe Stockより。One UI 8 Watchは今年後半にリリースされる見込みです。

 

この情報は、X(旧Twitter)のユーザー@DevOfIpos氏がOne UI 8 Watchのファームウェアを発見し、一部のアップデート内容を公開したことが発端です。さらに、Android AuthorityがAPK(Androidアプリのインストール用ファイル)を解析し、ファイル内のコードから新機能を推測しました。

 

今回判明した新機能は、以下の通りです。

 

ユーザーインターフェースの改善

  • サムスン製アプリの新しいカラフルなアイコンが導入

  • スマートフォン向け「One UI 7」と一致するデザインスタイル

  • 新アプリ「ショートカット」が追加され、ホーム画面からアプリへ素早くアクセス可能

 

Google Geminiの統合

  • Googleアシスタントの代わりにGeminiを搭載

  • 「Geminiアクション」機能により、カレンダーイベントの移動やメールの要約が可能

  • 従来のアシスタント機能を拡張する形で実装される見通し

    ※GeminiがWear OS 6の標準アシスタントとなる可能性を示唆

 

新たな健康機能「抗酸化指数」の追加

  • 時計の裏側のセンサーに親指を押し当てることで非侵襲的(注射針などを使わない)に測定

  • 測定結果はスマートフォンで確認可能

  • 「フィットネス」「ウェルネス」目的に限定され、医療診断や治療には使用できないと明記

 

「抗酸化指数」は、体内の抗酸化能力を示す指標であり、主に体内のベータカロテン濃度を測定して算出します。数値が高いほど、動脈硬化や糖尿病のリスクが軽減され、老化の進行が遅いとされています

 

サムスンは今年後半、「Galaxy Watch 8」シリーズと同時にOne UI 8 Watchをリリースする予定と見られています。また、同社の新型折りたたみスマートフォンも7月に発表されると予想されており、これらが同時発表される可能性もあります。

 

Source: @DevOfIpos (X), Android Authority

via: 9to5Google

クリエイティブ向けからホームユースまで、DynabookがモバイルノートPCを8機種発表

Dynabookは、個人向けノートPC8機種を発表しました。5月16日から順次発売します。ラインアップと店頭予想価格(税込)は下記のとおりです。

 

13.3型 5 in 1プレミアムPenノートPC

dynabook V8/Y 27万円前後

dynabook V6/Y 24万円台前半

↑dynabook V8/Y

 

14型 プレミアムモバイルノートPC

dynabook R8/Y 25万円台後半

dynabook R7/Y 22万円台半ば

 

14型 ホームモバイルノートPC

dynabook M7/Y 18万円台半ば

dynabook M6/Y 17万円台半ば

 

13.3型 スタンダードモバイルノートPC

dynabook S6/Y 17万円台半ば

 

10.1型 2 in 1 デタッチャブルPC

dynabook K2/Y 9万円台後半

記事のポイント

用途に合わせて選べる8機種を一気に投入した形です。スペック面の変更は少ないものの、軽量かつコンパクトなボディやバッテリーを長持ちさせる機能は健在。いずれも完成度の高いモデルといえます。

dynabook Vシリーズはクリエイティブ作業に最適で、dynabook Rシリーズは軽量&頑丈ボディに高機能を搭載とうたったモデル。dynabook Mシリーズは作業しやすい14型液晶、dynabook S6は心地よく使える軽さと性能をアピールしたモデルです。dynabook K2は子ども向けモデルとなっています。

 

全シリーズ共通で生成AIアシスタント「Microsoft Copilot」を呼び出せるCopilotキーを搭載。また映り込みの少ないノングレア液晶、バッテリー寿命を長く保てる「バッテリー充電モード」や30分の充電で約40%まで充電できる「お急ぎ30分チャージ」、オンライン通話が快適な「AIノイズキャンセラー」「ワンタッチマイクミュート」機能などもそろえています。さらに、Microsoft Office Home & Business 2024も搭載します。

 

dynabook V8/Yとdynabook V6/Yは従来モデル「dynabook V8/W」「dynabook V6/W」からバッテリー、一部スペックがアップデートされています。バッテリー駆動時間は動画再生で約10時間。またスペックにおいてはインテルCore Ultra プロセッサーを搭載するほか、メモリーもより高速なLPDDR5X 6400 メモリーを採用しました。

↑dynabook V6/Y

 

dynabook V8/Yのスペックは、インテルCore Ultra 7 プロセッサー 155U、512GB SSD、16GBメモリーで、重さは約979g。dynabook V6/YはインテルCore Ultra 5 プロセッサー 125U、256GB SSD、16GBメモリーで重さは同じです。またディスプレイは共通でフルHD解像度(1920×1080ドット)のタッチパネルを採用しています。

 

dynabook R8/Yとdynabook R7/Yは従来モデル「dynabook R8/X」「dynabook R7/X」からバッテリー駆動時間が向上。アイドル状態で約26.5時間となりました。スペックは従来モデルから変更ありません。

↑dynabook R8/Y

 

dynabook M7/Yは従来モデルの「dynabook M7/X」から変更点はありませんが、dynabook M6/Yは「dynabook M6/X」からCPUを変更しています。また、dynabook S6/Yも従来モデル「dynabook S6/X」からCPUを変えました。

↑dynabook M7/Y

 

↑dynabook S6/Y

 

dynabook K2/YはCopilotキーとMicrosoft Office Home & Business 2024の搭載が主な変更点で、スペックは従来モデル「dynabook K2/X」と同じです。

↑dynabook K2/Y

サムスン三つ折りスマホは次世代バッテリー搭載?従来より高密度・高耐久か

サムスンが2025年内に発売を予定している三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」には、従来のリチウムイオンバッテリーに代わって、次世代のシリコンカーボンバッテリーが搭載される可能性があると報じられています。

↑Robert/Adobe Stockより。画像はファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」ですが、「Galaxy G Fold」の仕様はどうなるでしょうか。

 

この情報を明かしたのは、未発表のGalaxy製品に詳しいリーカーのPandaFlash氏です。同氏はX(旧Twitter)上で「サムスンの三つ折りプロトタイプは、シリコンカーボンバッテリーを内蔵している!」と発言。Galaxy G Foldに関する情報を繰り返し投稿している人物でもあります。

 

シリコンカーボンバッテリーとは、従来のリチウムイオン電池の負極材料に使われていたグラファイト(黒鉛)を、よりエネルギー密度の高いシリコンに置き換えたものです。これにより、バッテリーサイズを大きくせずに、より多くの電力を蓄えることが可能になります。

 

すでに中国メーカーのOnePlus 13やHonor Magic7 Proといったスマートフォンに採用されており、スマホの厚みを抑えつつ、大容量化を実現する技術として注目されています。

 

Galaxy G Foldにこの新技術を採用する理由として、以下の点が考えられます。

 

  • バッテリー容量が5000mAh未満との報告がある中、シリコンカーボン技術によって、小型でも十分なバッテリー持続時間が確保できる可能性がある。

  • 三つ折りスマホは大型ディスプレイを搭載し、消費電力が大きいため、より効率的で高密度な電源が求められる。

  • シリコンカーボン電池は耐久性にも優れ、大電力を扱う機器に適している。

 

さらに、このバッテリー技術は来年登場が予想されているフラッグシップモデル「Galaxy S26」シリーズにも搭載される可能性があると噂されています。もしも実現すれば、バッテリー容量を増やすか、もしくは本体をさらに薄型化することも期待できそうです。

 

Source: PandaFlash(X)

via: PhoneArena

首肩への負担を減らす、ノートPC・タブレット向けアルミスタンド!コンパクトに折り畳める、オウルテック「OWL-PCSTD07-SI」

オウルテックは、高さと角度を細かく調節できる折りたたみ式のアルミスタンド「OWL-PCSTD07-SI」を発売したと、5月13日に発表しました。

 

記事のポイント

つい作業に集中してしまい、同じ姿勢を長時間取りがちな人には、首や肩への負担を減らしてくれるアイテムは心強い味方。使用シーンやユーザーの視点の高さに合わせて細やかな設定ができます。使用しないときはコンパクトに折りたためる携帯性の高さも、働く場所を選ばない現代においては大きな魅力ですね。

 

目線が上がり正しい姿勢へ導く、多段階調節機能

「OWL-PCSTD07-SI」は高さが6段階、角度は7段階と、使用するシーンや体格に合わせて多段階での設定ができます。画面を目の高さに合わせやすくなり、背筋が自然に伸びた正しい姿勢での作業をサポート。首や肩への負担が軽減され、長時間の作業でも集中力を維持しやすくなりそうです。

↑低いテーブルでの作業や、オンライン会議でカメラの角度を調整したい場合など、細やかな設定が活きる場面は多岐にわたります。

 

放熱性に安定性、携帯性……作業を支える多彩な工夫

快適な作業環境を構築するための工夫が随所に凝らされています。ノートパソコンの底面に排気口があるモデルの場合、スタンドを使うことでデスクとの間に空間ができ、熱がこもるのを防ぎ、パフォーマンスの安定化にも貢献します。

 

対応サイズは最大15.6インチまでのノートパソコンやタブレット。モバイルディスプレイをサブモニターとして使用する際のスタンドとしても活用できる、汎用性の高さも魅力です。

 

素材には堅牢なアルミを採用し、耐荷重は約4.7kg。しっかりとした安定感で、タイピング時のぐらつきを抑えます。また、機器やデスクが接する部分にはシリコンパッドが配置されており、滑り止め効果と共に傷つきを防ぐ配慮もされています。

 

持ち運びにも優れ、使わないときはコンパクトに折りたたんでおけます。重量は約450gと軽量で、付属の専用ポーチに収納すれば、カバンの中で他の荷物と干渉させずにスマートに持ち運べます。コワーキングスペースやカフェ、出張先など、場所を選ばずに理想的な作業環境を構築したいユーザーにとって、心強いアイテムとなりそうです。

 

オウルテック
OWL-PCSTD07-SI
価格: 4780円(税込)

iPhone 16を約25分で50%まで急速充電!Anker初、“巻取り式”USB-Cケーブル一体型の大容量モバイルバッテリー

アンカー・ジャパンは、Anker初となる巻取り式USB-Cケーブルを内蔵したモバイルバッテリー「Anker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式 USB-C ケーブル)」を5⽉8⽇から販売しています。

 

記事のポイント

本製品は、巻取り式ケーブルと一体型ケーブルの搭載により「ケーブル忘れ」大幅に低減し、カバンの中でケーブルが絡まったり、必要なケーブルを探す手間から解放されたりといったメリットもあります。MacBook Pro 16インチなら約33分で50%まで、iPhone 16は約25分で50%まで充電可能。通勤中や会議の合間にも、複数台を同時に急速充電できる点も強みです。

 

2本のUSB-Cケーブル内蔵で「ケーブル忘れ問題」解消

本製品はモバイルバッテリー本体にケーブルが収納されているため、別途持ち運ぶ必要がありません。「ケーブルを忘れて充電できない」というトラブルを防ぎます。

 

この巻取り式ケーブルに加えて、約30cmの一体型USB-Cケーブルも搭載。合計2本のUSB-Cケーブルが本体と一体になっているため、スマホとノートPCの同時に充電もラクラクです。アンカー・ジャパンによると、これらのケーブルはいずれも2万回以上の巻取りや折り曲げに耐える高耐久設計。安心して日常使いできそうです。

 

ノートPCも余裕!25000mAhの超大容量&合計最大165Wのパワフル出力

その名の通り25000mAhという超大容量バッテリーを搭載。これは、MacBook Airなら1回以上、iPhone 16なら4回以上充電できる容量です。

 

出力も非常にパワフル。巻取り式USB-Cケーブル、一体型USB-Cケーブル、そしてUSB-Cポートはそれぞれ単ポートで最大100W出力に対応。さらにUSB-Aポートも搭載しており、これら4つのポート・ケーブルを合わせて合計最大165Wもの高出力を実現しています。

高出力・大容量バッテリーだからこそ、安全性や使い勝手も気になるところ。本製品は、本体表面にディスプレイを搭載しており、バッテリー残量はもちろん、各ポートやケーブルからの出力状況、さらには本体への入力状況や満充電までの推定時間などをリアルタイムで確認できます。充電状況を正確に把握でき、計画的な充電管理が可能です。

 

安全性についても、Anker独自の多重保護システムに加え、継続的な温度管理機能と出力制御を行う「ActiveShield 2.0」を搭載。1秒あたり約35回の温度モニタリングと接続端末の保護システムにより、使っている機器を24時間体制で守るとのこと。

 

Anker
 Anker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式 USB-C ケーブル)
価格: 1万4990円(税込)

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

部屋中移動させて動画などを楽しめる! 「LG Smart Monitor Swing」のMakuake先行販売が5月20日スタート

LGエレクトロニクス・ジャパンは、PCやスマホを接続することなくネット動画などが観られるLG Smart Monitorシリーズの新モデルとして、ホイール付きのフレキシブルスタンドを備えた「LG Smart Monitor Swing」を発表しました。2025年5月20日(火)から6月29日(日)まで、「Makuake」にて先行販売されます。

↑LG Smart Monitor Swing。

 

ホイール付きのスタンドで部屋中を移動させての視聴体験が可能

LG Smart Monitorシリーズの製品は、LG独自のwebOSを搭載しており、ディスプレイ単体でYouTube、TVer、Netflix、Disney+、Prime VideoやApple TV+、DAZNなど、多彩なVODサービスの視聴が可能。600以上のコンテンツを楽しめます。

↑WebOSのトップ画面。多数のVODサービスが表示されています。

 

本シリーズのなかでも、LG Smart Monitor Swingはとりわけ独自色の強い製品です。デスク上ではなく床に置いて使い、部屋中を自由に動かせるという体験は、従来の製品にはなかったもの。それを可能にしているのが、ホイール付き可動式フレキシブルスタンドです。このスタンドのおかげで、ディスプレイを好きな場所に移動させることができます。

↑スタンドの脚部。底面に5つのホイールを内蔵しています。小さな力でもスムーズな移動が可能です。

 

またこのスタンドは、329mmの高さ調整、前20度/後50度のチルト、左60度/右90度のスイーベル、90度のピボットに対応しており、視聴する姿勢や目線に合わせて自由に調整できます。デスクのそばに置いて仕事に使う、ソファに座って映画を観る、キッチンでレシピの動画を見ながら料理をするなど、さまざまな用途に対応します。

↑スタンドを操作すれば、画面の高さや角度を自在に調整可能。

 

↑ピボットにより、画面を縦向きにできます。WebOSも、縦向き表示に対応しています。

 

スマホやタブレットとの連携も充実しており、iOSのAirPlay 2と、AndroidのMiracastに対応。さらに、ScreenShareやGoogle Castにも対応し、Bluetooth接続もできます。ワイヤレスでの外部接続手段が豊富です。

 

またディスプレイ背面には多数の端子を備えます。特に、3基装備しているUSB Type-C端子は、最大65WのPDに対応。ケーブル1本で、映像出力と給電が同時に可能です。

↑本機の外部接続端子。USB Type-Cのほか、HDMIを2基装備しています。一番下に接続されているのは電源ケーブルです。

 

タッチ操作に対応した31.5インチ・4K・IPS液晶を搭載

LG Smart Monitor Swingの液晶は、広視野角なIPSパネルを採用。サイズは31.5インチで、解像度は4K(3840×2160ドット)です。デジタルシネマ規格の色域「DCI-P3」を95%カバーするほか、HDR10にも対応しており、精緻な映像を映し出します。

↑ディスプレイは非常に美しいものの、ベゼルはやや厚めです。

 

画面はタッチ操作が可能です。しかも、WebOSに搭載されているアプリだけでなく、外部接続したPCやスマートフォンのタッチ操作にも一部対応(※)。なお、リモコンも付属しています。

 

※Windows PCをUSB Type-C接続した場合および、AndroidデバイスをMiracastで接続した場合のみ対応

↑WebOSには、いま放送されているスポーツの中継を一覧化してくれる機能も。これらの操作はすべてタッチでできます。

 

背面には5W+5Wのステレオスピーカーを内蔵しており、外付けスピーカーなしでも十分なサウンドを楽しめます。加えてBluetoothでスピーカーやイヤホンを接続することも可能です。また、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽アプリにも対応しています。

↑本機の背面。左右にスピーカーが見えます。マウントには、LG独自のワンクリックマウントシステムを採用しており、ワンタッチでの着脱が可能です。

 

Makuake先行発売で、最大30%以上お得に買える

LG Smart Monitor Swingは、2025年5月20日(火)から6月29日(日)まで、Makuakeで先行販売されます。ディスプレイとホイール付き可動式フレキシブルスタンドがセットになった32U889SA-Wに加え、ディスプレイとデスク用スタンドがセットになった32U880SA-W、ホイール付き可動式フレキシブルスタンド単品のSTA32Fの3製品が用意されています。

 

STA32Fのマウントは、ワンクリックマウントシステムではなく、100×100mmのマウント規格を採用しています。対応するディスプレイは最大34インチで、耐荷重は4〜6.5kgです。

↑本機の価格。Makuakeでの先行販売で購入すると、最大30%以上お得になります。

 

ディスプレイを通して、新たなライフスタイルを提案する本機。これが一台あれば、ダイニング、リビング、ベッドルームなど、家のさまざまな場所で新たな楽しみが得られそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

コスパを求めるならアリ、NECPCが15.3型の大画面ノートPC「LAVIE Direct N15 Slim」発売

NECパーソナルコンピュータは5月13日、大画面ノートPC「LAVIE Direct N15 Slim(2025年夏モデル)」の販売を開始しました。直販のNEC Directでは11万9000円(税込)から。

記事のポイント

11万9000円(税込)でRyzen 3 7335U/8GBメモリー/256GB SSD搭載と、コストパフォーマンスが光る大画面ノートPCです。充実のインターフェイスやバッテリーを長持ちさせる機能などによって使い勝手も高く、ホームユースで手頃な1台を手にしたいのであればピッタリでしょう。

 

LAVIE Direct N15 Slim(2025年夏モデル)は、最上位スペックでRyzen 7 7735HS、24GBメモリー、2TB SSDを搭載するノートPCです。従来モデルのN15 SlimはインテルのCore i7-1355Uを搭載していたため、グラフィックスの性能は約1.6倍、トータルの性能も約1.4倍向上しています。

 

ディスプレイは15.3型のIPS液晶で、解像度は1920×1200ドット、アスペクト比は16:10です。

 

インターフェイスは大画面ノートPCらしく充実しています。左側面にACコネクター、USB Type-A(USB3.2)、HDMI、USB Type-C(USB3.2)、ヘッドホンジャックを、右側面にはUSB Type-A(USB3.2)、SDカードスロットを装備します。

 

また独自のバッテリー長持ち機能を搭載しました。1日の予定終了までのバッテリー残量を予測して、AIが自動でバックグラウンド処理などを抑制し、バッテリーが切れないよう制御。実駆動時間がアップしたそうです。なお、バッテリー駆動時間はRyzen 7 7735HS搭載モデルの場合、動画再生で約8.3時間となっています。

 

本体サイズは約幅343.4×奥行き241.5×高さ18.9mmで、重さは約1.6kgです。

NECPC

LAVIE Direct N15 Slim(2025年夏モデル)

11万9000円(税込)から

Galaxy Z Flip FE、中身はZ Flip6と同等で価格は大幅ダウン?

サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りのお手ごろ価格モデル「Galaxy Z Flip FE」に関するさまざまなうわさが伝えられています。中には現行の「Galaxy Z Flip6」とほとんど同じ見かけの予想CG画像も含まれていましたが、仕様についても「中身はFlip6と同じで、単なる名前違いのリブランド版に過ぎない」と報じられています。

↑Robert/Adobe Stockより。ユーザーとしては非常にコスパの良い製品かもしれません。

 

ギリシャのテックサイトTechmaniacsによれば、「Galaxy Z Flip FE」のスペックは以下のとおりです。

 

  • プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3

  • RAM:12GB

  • メインディスプレイ:6.7インチ AMOLED

  • カバーディスプレイ:3.4インチ Super AMOLED

  • カメラ:50MPメインカメラ、12MPウルトラワイドカメラ、10MP前面カメラ

  • バッテリー:4,000mAh(25W有線充電、15W無線充電対応)

  • 防塵・防水:IP48認証

 

これらはすべて「Galaxy Z Flip6」と同じ仕様であり、見た目だけでなく内部も同一とされています。唯一の違いは「Galaxy Z Flip FE」がAndroid 15をプリインストールしている点です。ちなみにGalaxy Z Flip6は、Android 14搭載で出荷されています。

 

一方で「Galaxy Z Flip FE」の魅力は価格にあると見られています。今回の報道によれば、EUでの販売価格は1000ユーロ未満とされ、Z Flip6の当初価格(1300ユーロ超)よりも大幅に低く設定される模様です。

 

搭載チップがSnapdragon 8 Gen 3であれば、かつて噂されていたExynos 2400e(GetNavi)よりも高性能となります。仕様が1年前のモデルと同等でも、価格次第ではコストパフォーマンスの高い製品となるかもしれません。

 

Source: Techmaniacs

via: PhoneArena

iPhoneは今後10年で「時代遅れ」に? アップル重役が大胆予言

アップルのサービス部門を率いるエディ・キュー氏は、AI(人工知能)機能の発展により「iPhoneは今後10年で時代遅れになる可能性がある」と、裁判所での証言で語りました。

↑アップルより。AIを組み合わせたウェアラブル端末がiPhoneや他のスマートフォンに取って変わる時代が来るかもしれません。

 

キュー氏は「信じられないかもしれないが、10年後にはiPhoneが必要なくなるかもしれない」と発言。今後数年でAIが進化し、ウェアラブル端末と直感的なAI機能が組み合わさることで、従来のスマートフォンに代わる存在になり得ると説明しているのです。

 

iPhoneはアップルの主な収益源であり、それに代わる「次の主力製品」はまだ見つかっていません。同社の自動車開発プロジェクトは中止され、ヘッドセット「Apple Vision Pro」の売上も期待ほどではありません。現在、アップルはロボティクスに注力しており、iPhoneの代わりとなる拡張現実(AR)スマートグラスのようなウェアラブル製品にも開発しています。

 

また現時点では、AIベースのウェアラブルデバイスがスマートフォンに取って代わった例はありません。小型AIデバイスの「Humane AI Pinは失敗に終わり、スマホ風デバイス「Rabbit R1も酷評されました。他社もAIを搭載した画面がないウェアラブルデバイスを開発していますが、いずれも市場に定着していません。

 

iPhoneの登場からそろそろ20年が経とうとしていますが、いまだその姿が劇的に変わる予兆はないと言っていいでしょう。次のデバイスはウェアラブルになるのか、ヘッドセットになるのか、今後が楽しみです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

Galaxy Z Fold7、世界最薄の折りたたみスマホな可能性が浮上

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、現行のGalaxy Z Fold6よりも大幅に薄くなると予想されています。この「薄さ」について、信頼性の高いリーカーが具体的な数値を明らかにしました。

↑Robert/Adobe Stockより。次世代モデル「Galaxy Z Fold7」に関して複数の噂が飛び交っていますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

数ヶ月前、著名リーカーのOnleaks氏は「Galaxy Z Fold7は閉じた状態で9.5mm、開いた状態で4.5mmの厚さになる」と予想していました。しかし、その後、複数の情報筋から異なる数値が報告されています。

 

たとえば、ギリシャのテックサイトTechmaniacsは「非常に信頼できる情報源」を引用し、「折りたたんだ状態でわずか8.2mm」と伝えていました。この数値は従来モデルの記録を大幅に更新するものですが、「物理の法則を無視しているのでは」と一部で疑問視する声もあります。

 

そんな中、サムスン関連のリーク情報に定評のあるIce Universe氏が、新たな予想を投稿しました。彼によると「Galaxy Z Fold7の厚みは、開いた状態で3.9mm、閉じた状態で8.9mm」になるそうです。この数値は、現在世界最薄とされるOppo Find N5の「開いた状態4.21mm」「閉じた状態8.93mm」を上回る薄さです。

 

さらに注目すべきは、この薄さを実現しながらもバッテリー容量がGalaxy Z Fold6と同じ4400mAhを維持している点です。Ice Universe氏は「新型バッテリーと充電技術によって可能になった」と説明しており、サムスンが開発を進めている全固体電池が搭載される可能性もありそうです

 

Source: Ice Universe(X)

via: 9to5Google

【西田宗千佳連載】AppleとGoogle、似て非なる春モデル戦略

Vol.149-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回は廉価版として登場したiPhone 16eの話題。これまでのiPhone SEではなくiPhone 16シリーズとして登場させた狙いを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPhone 16e

9万9800円~(SIMフリー・128GB)

↑他のiPhone 16シリーズと同様、6.1インチのSuperRetina XRディスプレイを採用。よく使う機能に素早くアクセスできる「アクションボタン」も搭載されている。一方で「Dynamic Island」などは割愛された。

 

スマホはいろいろな時期に発売される。過去には明確な商戦期があったが、発売時期だけで言うなら、もう季節要因は減っている。

 

ただそれでも、シェアが大きな大手に影響は強い。特に、AppleとGoogleが新製品を発売する「春と秋」は、スマホ新製品の季節というイメージを感じさせやすい要因と言える。

 

Googleは毎年この時期に廉価版の「a」シリーズを発売している。その年の基本設計を定め、プロセッサーも同じ世代の同じものにした上で、コストとスペックのバランスを取りなおしたモデルがaシリーズ、と言える。

 

Appleは数年に一度しか出さない。来年どうなるかはわからないので確実ではないのだが、少なくとも「SE」シリーズはそうだったし、iPhone 16eもそうだろう。

 

これは、毎年デザインを変えるGoogleのPixelと、基本デザインは数年に一度しか変えないAppleの違い、ということもできる。

 

Appleの場合、今年は廉価モデルを大きくデザインチェンジしてきた。連載の前回で解説したように、モデムチップである「C1」の導入を軸に、設計を現在のiPhoneに寄せている。特にAppleの場合には、低価格モデルを“長期的に調達可能なパーツで作り、数年単位で見るとコストが低くなる”という作り方をする。その関係で、モデルチェンジは数年おきとなりやすい。

 

今年は製品名に「16」と番号を入れてきたので、毎年モデルチェンジする戦略に変えてきた可能性もある。とはいえ、秋に発売されるメインモデルを性能で追いかけることはしないだろうから、モデルチェンジによる性能の幅は小さいのではないか、と筆者は予想している。だとすれば、さほど大きな変化ではない、とも言える。

 

GoogleはPixel 9aを、例年よりも大きく変えてきた印象がある。カメラ部の突起を完全に無くしてきたのだ。カメラモジュールの変更によるものだが、結果として、昨今のスマホにはあまりない、非常にすっきりしたデザインになった。

 

こうした形状を今後も続けられるかはわからない。特に上位機種では、カメラの性能から来る物理的な制約もあり、かなり難しいだろうと考えられる。しかし、無難でコストパフォーマンス重視、という印象が強かったaシリーズに独自の魅力とデザインを加えていく流れなのだとすれば面白い。

 

Pixelは昨年以降シェアを落としている。Pixel 9aの企画はシェア低下が見える前のものだと思うが、結果的に、シェア回復をどう考えるかという意味では重要な製品になった。

 

スマホのシェアにおけるこれら製品の意味はどこにあるのだろうか? その点は次回のウェブ版で解説していく。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

Geminiアプリ、iPadへの最適化を完了? ようやく専用UIが実装

グーグルは生成AIサービス「Gemini」のiOS向けアプリをアップデートし、「iPad」に最適化されたインターフェイスを採用しました。

↑グーグルより。これまでも利用は可能だったものの、UIがiPhoneと共通でした。

 

GeminiのアプリはもともとiPhoneとiPadの両方に対応していましたが、これまではiPadでアプリを使用すると、iPhoneのインターフェイスが拡大されるという仕様でした。今回のアップデートではiPad専用のインターフェイスを導入し、より快適に利用できるようになっています。

 

アップデート内容は以下のとおりです。

・iPadに最適化されたフルスクリーン表示に対応

・Geminiをホーム画面のウィジェットとして追加可能

・Google フォトとの連携機能が追加

・UIの改善とバグ修正

 

Geminiのアプリでは「Google Gemini AI」へのアクセスが可能で、画像生成や学習のサポート、アイディア出しなどが可能です。また、Google 検索、YouTube、Gmail、Googleマップといった、他のGoogleアプリとの連携にも対応しています。

 

ますます利用シーンが広まる、Geminiのような生成AIサービス。これからはiPhoneだけでなくiPadでも、Geminiを使う機会が増えそうです。

 

Source: MacRumors

サムスン、超薄型「Galaxy S25 Edge」の発表イベントはあす5月13日開催

サムスンは、超薄型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発表イベントを日本時間5月13日午前9時(米国東部時間5月12日午後8時)に開催すると公式に発表しています。

↑Image:Sammobile。いよいよ正式発表です。

 

今年初め、サムスンはGalaxy S25シリーズを発表した際、Galaxy S25 Edgeのデザインを披露しました。その後、モバイル通信見本市「MWC 2025」にてメディア関係者向けに非公開で実機を公開しましたが、公式には詳細スペックを明かしていませんでした。

 

今回、サムスンはGalaxy S25 Edgeの発表イベント専用サイトを開設しました。イベントは完全オンライン形式で、YouTubeでライブ配信される予定です。米国ではすでに予約登録が始まっており、登録者にはサムスン製アクセサリーなどの購入に使える50ドル分のクレジットが付与されます。

 

ティザー画像では「Beyond Slim(スリムを超える)」というキャッチコピーが掲げられており、サムスン公式ブログではGalaxy S25 Edgeの「スリムを超える理由」が次のように説明されています。

 

【基本コンセプト】

  • 単なる薄型スマートフォンではなく、精密エンジニアリングの革新を体現

  • 強力なAIコンパニオンとエンジニアリングの驚異を融合

  • フラッグシップ級の性能と優れた携帯性を両立

  • Sシリーズにふさわしいプレミアム体験を提供

 

【カメラ機能】

  • 薄型ボディに200MP広角カメラを搭載

  • Galaxy伝統のカメラ体験を継承

  • プロ級撮影機能を直感的に操作可能

  • Galaxy AIがカメラを“スマートレンズ”に変貌

  • 重要な瞬間を認識し、新しい思い出を生み出す機能

 

【デザインと構造】

  • あらゆるカーブ、輪郭、コンポーネントに精密エンジニアリングの革新を反映

  • 携帯性・軽量性を損なわず、パワーとイノベーションを実現

 

特に注目すべきは、200MPのメインカメラ(広角カメラ)です。これは最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」と同等の性能であり、超薄型スマートフォンとしては破格のスペックです。

 

Galaxy S25 Edgeはまず韓国と中国で発売され、米国やその他の地域では遅れて発売されると噂されています。日本向けモデルの発売時期については、今後のサムスン公式発表が待たれます。

 

Source: Samsung

via: 9to5Google

ウインドウの最小化先をDockのアイコンにする方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ウインドウの最小化先をDockのアイコンにする方法」です。

 

Dockにたくさんのウインドウをしまうと、どのウインドウがどのアプリのものなのか、わかりづらくなってしまうことがありますよね。そんなときは、ウインドウの最小化先をDockのアイコンに設定するのがおすすめです。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Appleメニューから「システム設定」を開きます。つづいて、左のサイドバーから「デスクトップとDock」を選択。その中にある[ウインドウをアプリケーションアイコンにしまう]をオンにすれば設定は完了です。

 

試しにウインドウをしまってみましょう。すると、Dockにウインドウをしまう際、ウインドウがアプリのアイコンに収納されるため、Dockにたくさんのウインドウが並ぶことを防げます。

 

複数のウインドウを収納している場合は、Dockにあるアプリのアイコンを長押しして選択しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

SafariブラウザがAI検索導入を検討中。理由は「検索数の減少」?

アップルが「サファリ」ブラウザをAI(人工知能)ベースの検索サービスに対応させることを検討していると、同社の重役が発言しています。

↑アップルより。台頭するAI検索サービスへの対策を迫られているのかもしれません。

 

米司法省によるグーグルへの訴訟の中で、アップルのエディー・キュー上級副社長は「(サファリのAI検索対応を)積極的に検討している」と発言。なお、アップルデバイスではグーグルが巨額の契約金を支払うことで、Google検索が標準設定されています。

 

キュー氏によれば、2025年4月にサファリでの検索数が初めて減少したとのこと。これは、ユーザーが「ChatGPT」「Perplexity」「Claude」といったAI検索サービスに切り替え始めたのが原因のようです。これらのAI検索サービスは、グーグルのような検索エンジンを置き換える可能性が高いとしています。

 

そのため、アップルはAI検索をサファリの検索オプションとして追加する必要があるとのこと。そしてすでに、Perplexityと話し合いを行っているそうです。キュー氏は「これらのAI検索サービスがデフォルトにはならない可能性が高い」としながらも、「選択肢のリストには追加される」と述べているのです。

 

私も個人的に、正確な情報がすぐに手に入るAI検索サービスを使う機会が増えています。この機能がサファリに追加されれば、同ブラウザを使う機会が増えるかもしれません。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

来年登場予定のiPhone 18 Pro、画面左上にカメラ穴がある?

2026年の投入が予測されている「iPhone 18 Pro/Pro Max」では、画面下に「Face ID」が内蔵され、画面左に「カメラ穴(パンチホール)」が搭載されると、海外テックサイトのThe Informationが報じています。

↑plinsboorg/Adobe Stock.comより。さらに2027年には、カメラも画面下埋め込みになるとの噂があります。

 

報道によれば、iPhone 18 Pro/Pro MaxではFace ID関連のハードウェアがすべてディスプレイ下に移動するとのこと。これにより、画面上部の楕円形の切り抜きがなくなる予定です。ただし、「ダイナミック・アイランド」の機能がなくなるかどうかは不明です。

 

iPhone 18 Pro/Pro MaxでFace IDが画面下に内蔵され、前面カメラがパンチホールに内蔵されるという予測は、ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏も報告していました。またiPhone 18 Pro/Pro Maxでは、大容量の高速メモリの搭載や、2nmチップの搭載による価格の上昇も予測されています。

 

iPhoneのデザインの進化は今後も続く見込みで、2027年の「20周年iPhone」ではカメラも画面下に埋め込んだ「真の全画面デザイン」が実現するとされています。来年や再来年のiPhoneのデザインがどう変わるのか、いまから楽しみです。

 

Source: The Information via MacRumors

サムスン、将来のGalaxyに交換式レンズを採用? 特許情報が公開

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S」シリーズは、スマートフォンカメラにおいて常に最先端を走ってきたデバイスです。そうしたなか、同社がさらにカメラ機能を進化させるために、「モジュール式レンズ」を将来のモデルに搭載する可能性が浮上しています。

↑ValentinValkov/Adobe Stockより。写真の画質面では優位性がありそうですが、本当に採用されるのでしょうか。

 

昨年、サムスンが世界知的所有権機関(WIPO)に出願した特許が、2025年4月24日に公開されました。その内容はスマートフォンのカメラ機能を拡張するためのもので、デバイス筐体、レンズアセンブリ、イメージセンサー、モーターなどのコンポーネントが含まれます。これらが連携して動作し、モジュール機能(独立した交換式の部品を組み合わせる方式)を実現するという構造です。

↑Image:Samsung/WIPO

 

この技術の概要は、以下のとおりです。

 

  • レンズアセンブリはスマートフォンに内蔵されながらも、独立したコンポーネントとして設計されている

  • デバイス全体のサイズ増加を抑える設計がなされている

  • 磁石やRFIDタグを用いて、取り付けたレンズを自動認識する

  • レンズが認識されると、絞り値やズーム機能などが自動的に調整される

 

すでにアクセサリーメーカーのMomentなどは、各社スマートフォン向けに望遠・広角レンズや、それらを装着する専用ケースを販売しています。サムスンのこの特許技術は、専用ケースを必要とせず、スマートフォン本体のみでレンズを交換・認識・調整できるという点で大きく異なるようです。

 

もちろん、サムスンのような大手メーカーは数多くの特許を出願しており、そのすべてが製品に実装されるわけではありません。それでも、次期「Galaxy S26 Ultra」では可変絞り技術が復活すると噂されており、今後モジュール式レンズが製品に搭載される可能性も十分にありそうです。

 

Source:WIPO

via:Wccftech

REDMAGIC、スナドラ搭載の新型OLEDゲーミングタブレットを開発中?

ゲーミングスマートフォンで知られるREDMAGICが、9インチOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したゲーミングタブレットを開発中との噂が報じられています。

↑WINGGOD/Adobe Stockより。昨今は高スペックを要求するモバイルゲームが増えていることもあり、ゲーミングタブレットへの注目度も上がっています。

 

最近はLenovoが「Lenovo Legion Tab」を全世界で投入するなど、小型Androidタブレット市場は活況を呈しています。この製品はSnapdragon 8 Gen 3チップ、12GB RAMと8.8インチ画面を搭載し、約350gの軽さが好評です。が、ディスプレイはOLEDではなく液晶パネルに留まっています。

 

そんななか、信頼性の高い中国のリーカーDigital Chat Station(数码闲聊站)氏によると、REDMAGICはSnapdragon 8 Eliteチップを搭載し、高リフレッシュレート対応の「カスタム」9インチOLEDディスプレイを採用した新型Androidゲーミングタブレットを準備中とのことです。また、最新世代の小型Androidタブレットの中でも「最大容量のバッテリー」を搭載していると伝えています。

 

REDMAGICは日本でも10.9インチのゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」を販売中ですが、こちらは液晶ディスプレイを搭載しています。とはいえ、強力なSnapdragon 8 Gen 3や冷却ファンを内蔵し、80W急速充電対応の大容量バッテリーを搭載しており、ゲーマーにとっては非常に魅力的な製品です。

 

それより一回り小さく、さらに高性能なSnapdragon 8 EliteやOLEDディスプレイを搭載した小型モデルは注目を集めそうですが、発売時期や発売地域は不明です。この数码闲聊站氏は以前、6月にLegion Tabの競合製品が発売される可能性を仄めかしていましたが、今回のREDMAGICタブレットはその条件にぴったり適合しているようです。

 

Source: Weibo

via: 9to5Google

パクリ? グーグルが次期iPhone 17のデザインをからかうCM公開

今年発売されるアップルの「iPhone 17」をからかう動画を、グーグルが公開しています。

↑Made by Google / YouTubeより。以前も似たようなネタで広告を作っていたGoogleですが……。

 

iPhone 17では、本体背面に大型の「カメラバー(カメラ突起)」を搭載すると予測されています。このデザインは、グーグルのスマートフォン「Pixel」シリーズの背面に似ていることが、以前から指摘されていました。

 

 

動画はPixelとiPhoneが出演する、架空のポッドキャスト形式で進行します。

 

Pixel「最近、君の新しいデザインについて、いろんな噂が飛び交っているみたいだね」

iPhone「全く。数年後に君と同じことをやるなんて、想像できるかい?」

 

さらにグーグルは動画で、iPhoneが過去にAndroidから取り入れたとされる機能もあげています。

・ナイトモード

・写真の不要物を消す「クリーンアップ」機能

・ウィジェット

 

そして動画の最後では、PixelとiPhoneが「これらの噂は、あくまでも噂に過ぎません」と発言しているのです。

 

グーグルは過去にも、iPhoneとAndroidを対話させる広告でアップルをからかっており、最近ではiPhoneにUSB-Cが搭載されたことをネタにしていました。動画の内容が現実になるかどうかはまだわかりませんが、iPhoneの今後の進化を見守りたいものです。

 

Source: Made by Google / YouTube via MacRumors

画面下Face ID、可変絞り…iPhone 18 Proで期待される7つの進化はコレ

来年の2026年には、ハイエンドモデル「iPhone 18 Pro/Pro Max」の投入が予測されています。ここでは海外テックメディアのMacRumorsがまとめた、「iPhone 18 Pro/Pro Maxで期待される7つの進化」をご紹介しましょう。

↑kanedacane tweets / Xより。来年モデルの話ではありますが、多くの進化が期待されています。

 

1:画面下Face IDの搭載

iPhone 18 Pro/Pro Maxでは初めて、顔認証機能「Face ID」が画面の下に搭載されるようです。これにより、画面上部のパンチホールが小さくなる/左上に移動するなどの変化が予測されています。

 

2:画面左上のフロントカメラ

先述のように、iPhone 18 Pro/Pro Maxでは画面の左上にパンチホールが用意され、そこの前面カメラが搭載されるようです。なお、「ダイナミック・アイランド」の機能が残るかどうかは不明です。

 

3:可変絞り

iPhone 18 Pro/Pro Maxの4800万画素のメインカメラには、可変絞りが搭載されるようです。従来のiPhoneでは絞り値が「f/1.78」で固定されていましたが、iPhone 18 Pro/Pro Maxではユーザーが絞り値(明るさや被写界深度)を調整できる可能性があります。

 

4:サムスンの新型イメージセンサー

iPhone 18 Pro/Pro Maxにはサムスンが開発中の「3層積載型イメージセンサー」が搭載されます。このセンサーは「PD-TR-Logic」とよばれ、ノイズ軽減、ダイナミックレンジの向上、応答速度改善などが期待されます。このイメージセンサーは、4800万画素の超広角センサーに採用されるようです。

 

5:12GBのRAM

iPhone 18 Pro/Pro Maxは12GBのRAMを搭載し、「iPhone 16 Pro」の8GBよりも増量されます。なお、「iPhone 17」シリーズも12GBのRAMを搭載するようです。

 

6:第2世代モデム「C2」

iPhone 18 Pro/Pro Maxでは第2世代の独自開発モデム「C2」が搭載され、通信速度の向上やミリ波への対応、電力効率の改善が期待できます。

 

7:A20 Proチップ

iPhone 18 Pro/Pro Maxに搭載されるA20 Proチップは、TSMCの2nmプロセスで製造されます。これによりトランジスタ数が増加し、処理性能が向上して消費電力が削減(最大30%)すると予測されています。

 

これらの情報が正しければ、iPhone 18 Pro/Pro Maxでは内部スペックとカメラ性能の向上が主な進化となりそうです。2026年にリリースされる同モデルがどれだけ魅力的なスマートフォンになるのか、今から楽しみです。

 

Source: MacRumors

再来年のiPhone 19 Air、薄型・大画面スマホになるかも

2027年後半に投入される超薄型モデル「iPhone 19 Air」では、より大きなディスプレイが搭載されると、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑Unbox Therapy / YouTubeより。「iPhone 17 Air」は今年投入される新モデルですが、すでに2年後のモデルの噂が出ています。

 

今年の後半には、超薄型モデルの「iPhone 17 Air」の登場が噂されています。iPhone 17 Airは6.6インチディスプレイを搭載し、本体は5.5mm(カメラ部分除く)と史上最も薄いiPhoneになる予定です。

 

クオ氏の報告によれば、iPhone 19 Airは「iPhone 18 Slimに比べて大きなディスプレイ」を搭載するとしています。このiPhone 18 Slimとは、2026年に登場する「iPhone 18 Air」を意味しているようです。

 

iPhone 17 Airは本体を薄くするために、背面にシングルカメラを搭載し、スピーカー穴の設計を変更するなどの工夫を取り入れています。一方で、もともとは「iPhone 17 Pro Max」と同じ6.9インチディスプレイの搭載を目指していたものの、本体が曲がるなどのトラブルを防ぐために6.6インチディスプレイへと小型化したことも噂されています。

 

クオ氏によれば、アップルは中国における激しい競争に対処するために、2026年から年2回のペースで新モデルを投入するそうです。また、2026年後半には初の「折りたたみiPhone」も投入されます。アップルの超薄型な「iPhone Air」が今後どのように進化するのか、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

Galaxy Z Fold7 / Flip7のバッテリー容量が判明。Flip7だけ増加?

サムスンは7月初旬に、次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と、タテ折りの「Galaxy Z Flip7」を発表すると予想されていますが、それらのバッテリー容量がデンマークの認証機関のデータベースから明らかになりました。

↑JCM/Adobe Stockより。認証機関における認証取得により発覚したとのことです。

 

インドのテックメディアThe Tech Outlookによると、Galaxy Z Fold7とFlip7の搭載バッテリーは、デンマークの認証機関UL Demkoの認証を取得したとのことです。この認証を得ることは、製品の安全性と信頼性を消費者に保証し、市場での競争力を高める要素の1つとなります。

 

これによれば、Galaxy Z Fold7は2つのバッテリーを搭載し、それぞれの定格容量(実際に出力できる容量)は2126mAhと2146mAhで、合計4272mAhとなります。これをサムスンは「4400mAhの標準容量(理論上の公称値)」として販売する見通しであり、前モデルからの変更はないことになります。

 

一方、Galaxy Z Flip7の定格容量は1189mAh + 2985mAh = 4174mAhとなります。おそらく、これも「4300mAhの標準容量」として販売され、前モデルGalaxy Z Flip6と比べて300mAhの増加となります。大幅な増加とは言えないものの、それでも歓迎すべき改善です。

 

サムスンが横折り型であるFoldモデルのバッテリー容量を増やしていない理由は不明です。2021年に発売されたGalaxy Z Fold3以来、4400mAhのまま変更されていません。とくにGalaxy Z Fold7については、次のような新機能の搭載が予想されており、電力消費の増加が懸念されています。

 

  • Snapdragon 8 Elite for Galaxyチップ

  • より大型化されたディスプレイ

  • 200MPカメラ

  • 刷新された冷却機構とスピーカー

 

Source: The Tech Outlook

via: GSMArena

複数の資料をまとめて1つのPDFを作る【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「複数の資料をまとめて1つのPDFを作る」です。

 

別々のPDFをまとめて1つにしたいとき、皆さんはどうしていますか? 実は専用のアプリを使わなくても、macOSの機能である「クイックアクション」を使えば簡単に実現できます。

 

手順は簡単で、まとめたいPDFや画像を選択し、選択したファイルの上で副ボタンクリック。ポップアップメニューから「クイックアクション」を選びます。

 

続いて、その中にあるメニューから[PDFを作成]をクリックしましょう。これだけで、まとまったPDFを簡単に作成できます。ファイル名は、必要に応じてわかりやすい名前に変更しておくといいでしょう。

 

なお、PDFの順番の入れ替えは「プレビュー」アプリから行えることも、併せて覚えておきましょう。作成されたPDFをダブルクリックし、サイドバーから並べ替えたいページをマウスでドラッグ&ドロップすることで、好きな順番に入れ替えられます。変更後はそのままPDFを閉じれば並べ替えは完了です。

 

この機能を使えば、PDFの統合から整理まで、サードパーティ製のアプリに頼らなくても完結するので、ぜひ活用してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

Apple Watchが一瞬で“高級時計仕上げ”になるケース!「HUMBLE RICH」から、ワンタッチで着脱できるSeries 10対応モデル

ウエニ貿易は、ラグジュアリー・アップルウォッチケースの「HUMBLE RICH (ハンブルリッチ)」から、新作「HUMBLE RICH for Apple Watch Series 10」を5月1日に店頭およびオンラインストアで予約開始し、5月9日から販売します。

 

記事のポイント

Apple Watchをまるで高級時計のように見せる製品です。ケースのデザインは、長年時計業界で活躍してきた一流のウォッチデザイナーが担当。着脱が簡単なので、Apple Watchの利便性はそのままに、TPOに合わせた”装い”を楽しみたいと考えるユーザーにはもってこい。高級時計の持つ風格とスマートウォッチの機能性を両立させたい方は、チェックしてみては。

 

同製品の素材には、高級腕時計にも用いられるステンレススチールを採用。表面には光沢(ポリッシュ)とツヤ消し(ヘアライン)の仕上げを巧みに組み合わせることで、光を受けた際に美しいエッジが際立ちます。

 

実用新案を取得済みという独自機構「プラグ&リッチ」により、工具を使わずワンタッチでケースの開閉が可能です。わずか20秒ほどでApple Watch本体を着脱できるため、「今日はフォーマルに」「週末はカジュアルに」といったシーンに合わせた”着替え”を手軽に行えます。

 

ベルトのバックルには、高級時計で一般的なディプロイメントバックル(Dバックル)を採用しています。着脱がスムーズになるだけでなく、不意の落下を防ぐ安全性も高めています。

 

ラインナップには、新たにブラウンのレザーストラップとゴールドカラーのケースを組み合わせた「Gold & Brown」が追加されました。このほか、定番の「Silver & Black」、「Black」、「Blue」を加えた計4モデルが展開されます。

 

なお、デザイン上、ケースがデジタルクラウンを覆うため、心電図(ECG)機能は使用できなくなる点にはご注意を(心拍数測定など、その他のヘルスケア機能は利用可能)。

 

ウエニ貿易
HUMBLE RICH for Apple Watch Series 10
直販価格:
1046CL01ROYLBWR(Gold & Brown):11万円(税込)
1046CL02SSYLBKS(Silver & Black):9万3500円(税込)
1046CL03BKYLBKK(Black):11万円(税込)
1046CL04BLYLBLB(Blue):11万円(税込)

YouTubeが「2人用Premium」をテスト中。家族プランより安い!

YouTubeは、一部地域で「2人用Premiumプラン」の試験提供を開始しました。この新プランは、広告なし視聴を2人で共有できる内容で、従来の個人向けプランとファミリープランの中間に位置する、手頃な価格のオプションです。

↑Ployker/Adobe Stockより。

 

現在、このパイロットプログラムはインド、フランス、台湾、香港に限定されており、米国や日本など他地域での提供については未発表です。

 

YouTubeの広報担当者は「Premium加入者にさらなる柔軟性と価値を提供する新しい方法を試しています。今回の『2人用Premiumプラン』も、割引価格で2人がサブスクリプションを共有できる選択肢の一つです」とコメントしています。

 

このプランはSpotifyの「Duoプラン」に似ており、同じ住所に住む2人が、広告なし視聴、バックグラウンド再生、オフライン保存などのPremium特典を共有できます。ただし、利用者はそれぞれ13歳以上で、Googleアカウントを持ち、同じGoogleファミリーグループに属している必要があります。

 

YouTubeが新プランを試験する背景には、サブスクリプションプランの多様化を図り、最近の値上げを機に解約したユーザーを呼び戻す狙いがあると見られます。

 

今回のテストは、今年3月に米国、オーストラリア、ドイツ、タイで導入された低価格プラン「Premium Lite」に続く動きです。いずれのプランも日本では未提供ですが、今後のYouTubeの公式発表が注目されます。

 

Source: MoneyControl

via: MacRumors

サムスン、やっぱりGalaxy Z Flip7には自社製チップ採用? 歩留まり問題は…

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」は、一時はGalaxy S25シリーズと同じSnapdragon 8 Eliteを搭載するとの噂もありました。が、新たな報告によると、やはりサムスン自社開発のチップ「Exynos 2500」が採用されるとのことです。

↑fifg/Adobe Stockより。クアルコム製SoCの高価格化など、複数の要因がありそうです。

 

今年夏頃に発売予定のタテ折りスマホに搭載するチップについては、これまで多くの憶測が飛び交っていました。当初はExynos 2500を搭載すると噂されたものの、製造の歩留まり(良品率)に問題があるため、最終的にクアルコム製のSnapdragon 8 Eliteを採用するとの報道が出ていました

 

が、韓国の大手メディア朝鮮日報(Chosun Daily)は、Galaxy Z Flip7にExynos 2500搭載が決定したと報じています。その歩留まりは業界では20〜40%と見積もられ、依然として不十分ではあるものの(サムスンは通常、60%以上に達して初めて本格的な量産を開始)、今回は「実行可能なレベル」まで安定したと判断された、とのことです。

 

もう1つの理由として、クアルコム製チップの価格が高いことも示唆されています。今回の報道では、前チップ(Snapdragon 8 Gen 3)よりも「20%以上」値上がりしたとされています。

 

歩留まりが最大40%では低すぎるとも思えますが、折りたたみスマホの出荷台数はフラッグシップのGalaxy Sシリーズよりも少ないことも、採用を後押ししたと伝えられています。その一方で、横折りの「Galaxy Z Fold7」は、噂通りExynosチップを搭載しないとされており、Snapdragon 8 Eliteを搭載する可能性が高いようです。

 

ちなみにExynos 2500チップの性能はSnapdragon 8 Eliteには及ばないものの、現在のGalaxy Z Flip6に搭載されたSnapdragon 8 Gen 3よりも高いとみられています。飛躍的な性能向上とはいかなくとも、価格は据え置きになることを期待したいところです。

 

Source:朝鮮日報

via: 9to5Google

iPhone 17 Air、薄すぎて純正バッテリーケースが登場するかも

今年登場する見込みの超薄型モデル「iPhone 17 Air」では、バッテリー駆動時間を補うために純正のバッテリーケースが登場すると、海外テックサイトのThe Informationが報じています。

↑Sonny Dicksonより。できれば薄いまま使いたいところですが、バッテリーケースもあって困ることはないでしょう。

 

iPhone 17 Airでは本体が5.5mmと、史上最も薄いiPhoneになる予定です。アップルは「iPhone 11」シリーズまで本体と一体化するバッテリーケースを、そして「iPhone 12」からは「MagSafeバッテリーパック」を投入していましたが、現在は販売が終了しています。

 

The Informationによれば、iPhone 17 AirはこれまでのiPhoneよりもバッテリー駆動時間が短くなるとのこと。具体的には、iPhone 17 Airを1日中充電無しで使用できるユーザーの割合は、60〜70%しかいないそうです。一方で他のiPhoneでは、80〜90%のユーザーが1日中充電無しで使用できるとしています。

 

またサプライチェーン関係者は、iPhone 17 Airの需要の予測が困難だと指摘。iPhone 17 Airが全く新しいモデルであることから、iPhone 17シリーズの全生産能力のうち、約10%しか割り当てられないと報告しています。

 

超薄型なだけでなく、スピーカーが1つとリアカメラが1つ、SIMカードスロットを搭載しないなど、挑戦的な設計を取り入れるiPhone 17 Air。純正バッテリーケースが登場するのなら、かっこいいデザインに仕上げてほしいものです。

 

Source: The Information via MacRumors

夏が来る前に買っておきたい! MOTTERUから大型スマホも入る防水ケース

MOTTERUが防水仕様のスマホケースを発売しました。直販サイトの価格は1680円(税込)ですが、数量限定でいまだけ1480円(税込)となっています。

記事のポイント

ビタミンカラーで夏にピッタリそうな防水ケース。デザイン性の高さが目にいきますが、IP68の防じん・防水性能を持つなど、しっかりと水からスマホを守ってくれます。また大きめなサイズなので、小型のスマホであれば一緒に小物も入れられそうです。夏が来る前に買っておきたいですね。

従来の防水ケースよりもサイズを大きくしたうえに、ロック部分をより使いやすくしたという製品です。対応のサイズは最大で約幅85×奥行き25×高さ175mmで、6.9インチのスマホも入ります。また、ロックはワンタッチでしっかりと密封して水の侵入を防ぎます。

 

ケースに入れたままで通話のほか、動画や音楽の視聴も可能。クリアケースなので写真撮影もできます。

MOTTERU

MOT-WPC03 1680円(税込)

Amazonでの製品ページはこちら

楽天での製品ページはこちら

 

この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。

※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。 

iPhone 18の標準モデルは翌春発売に? 機種増えすぎが原因か

「iPhone 18」の標準モデルと「iPhone 16e」の後継モデルが2027年春に発売されると、海外テックサイトのThe Informationが報じています。

↑アップルより。薄型や折りたたみといったモデルが増える見込みのため、発売時期を分割するようです。

 

通常のスケジュールなら、iPhone 18シリーズは2026年秋に投入されるはず。一方で、廉価モデルの「iPhone 16e」は今年春に発売されたことから、後継モデルも来年か再来年の春に投入されることが期待されているのです。

 

今回の報道によれば、アップルは2026年秋に「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」「iPhone 18 Air」「折りたたみiPhone」を投入します。そして、iPhone 18とiPhone 16eの後継モデルを2027年春に発売することで、同時に投入するモデル数を減らし、製造現場の人員配置が効率化できるようなのです。

 

2026年秋のiPhone 18 Pro/Pro Maxでは、初めて画面内に顔認証機能「Face ID」が内蔵されるようです。また、2026年の折りたたみiPhoneは「本のように開くデザイン」で、閉じた状態では5.7インチの外型ディスプレイを、開いた状態では約8インチの内側ディスプレイが使用できます。

 

Proモデルと標準モデルの発売時期が異なると頭が混乱しそうですが、折りたたみiPhoneの投入とともに、これが新たなスタンダードとなるのかもしれません。

 

Source: The Information via MacRumors

Galaxy S25 Edge、ついに全貌判明? 激薄だけどバッテリーは少なめ

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」の発売が数週間後に迫る中、その全貌が明らかとなる新たなリーク情報が報じられました。

↑Image:Winfuture/9to5Google。いよいよ発売が迫っています。

 

ドイツのテクノロジーメディア「WinFuture」は、Galaxy S25 Edgeの公式と思われるイメージ画像と詳細な仕様表を公開しており、ほぼすべての主要スペックを明らかにしています。

 

これまでの噂通り、Galaxy S25 Edgeの厚さはわずか5.85mmと非常にスリムです。ボディには新たな素材が採用されており、背面パネルにはGalaxy S25シリーズと同じ「Gorilla Glass Victus 2」が、前面ディスプレイにはS25 Ultraの「Gorilla Armor 2」ではなく、「Gorilla Glass Ceramic 2」が使われていると報じられています。背面素材がセラミックとの噂もありましたが、画面保護だったようです。

 

ディスプレイは6.7インチのAMOLEDパネルで、解像度は1440p。カラーバリエーションはチタンシルバー、チタンアイスブルー、チタンジェットブラックの3色展開となる見込みです。

 

内部仕様については、Snapdragon 8 Eliteプロセッサーに加え、12GBのRAM、256GBまたは512GBのストレージが搭載される予定で、これらはGalaxy S25標準モデルと共通しています。

 

スリムな筐体設計のため、バッテリー容量はやや抑えられており、事前の噂通り3900mAhとのことです。これは、画面サイズがほぼ同等のGalaxy S25+と比べて1000mAh(約20%)少ない容量となります。その一方で、本体重量はわずか163gと軽量であり、S25+の190gと比べて大幅に軽くなっています。

 

カメラ構成は、背面に200MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを、前面には12MPのフロントカメラを搭載する予定です。

 

バッテリー持続時間に不安は残るものの、高性能なSnapdragon 8 Eliteプロセッサーと、Galaxy S25 Ultraと同等の200MPメインカメラを備え、ゲームや写真撮影など幅広い用途で活躍する超薄型スマートフォンとなりそうです。

 

Source:WinFuture

via:9to5Google

薄く、軽い。AI処理にも優れたマイクロソフト「Surface」に新モデル

米マイクロソフトは、AI処理に優れたCopilot+ PCの新製品として、13インチの「Surface Laptop」と12インチの「Surface Pro」を発表しました。Webサイト上では「2025年6月出荷」となっているため、国内でも販売されます。

↑Surface Laptop

記事のポイント

薄型軽量で、価格も手ごろなSurfaceが登場しました。スペックはやや控えめですが、それでもマイクロソフトが定義するAI処理にすぐれたCopilot+ PCに準拠。今後活用の機会が増えるであろうAIアプリもスムーズに処理してくれるでしょう。

 

13インチのSurface Laptopはこれまでで最も薄く、最も軽いとうたう製品です。本体サイズは約幅285.65×奥行き214.14×高さ15.6mmで、重さは約1.22kg。また、プロセッサーにはAIの処理性能が優れた、45TOPSのNPUを内蔵するSnapdragon X Plus(8コア)を搭載し、2022年発売の「Surface Laptop 5」に比べて50%も高速になったとしています。メモリーは16GBで、ストレージは256GB/512GBから選ぶことができます。

 

ディスプレイはタッチ対応で、解像度は1920×1280ドット。リフレッシュレートは最大60Hz、明るさは最大400nitsです。

 

またバッテリーは最大23時間の動画再生、最大16時間のアクティブなWebブラウジングが可能。充電は2基のUSB4経由からです。このほかインターフェイスにはUSB3.1(Type-A)、3.5mmヘッドホンジャックをそろえています。

 

12インチのSurface Proもこれまでで最も薄く、最も軽いとした製品です。本体サイズは約幅274×奥行き190×高さ7.8mmで、重さは約686g。

↑Surface Pro

 

プロセッサー、メモリー、ストレージは13インチのSurface Laptopと同じで、ディスプレイは解像度が2196×1464ドット、リフレッシュレートが最大90Hz、明るさが最大400nitsです。

 

またバッテリーは最大16時間の動画再生、最大12時間のアクティブなWebブラウジングが可能。充電は2基のUSB3.2(Type-C)からとなっています。インターフェイスはほかにSurface Keyboard コネクターを装備。Surface Keyboardは別売りです。

 

このほか、165度のフルフリクションヒンジ搭載キックスタンドを搭載しています。

マイクロソフト

Surface Laptop 899ドル~

Surface Pro 799ドル~

次期Apple Watch SE、画面が少し大型化しそう? 本体は…

アップルの廉価版スマートウォッチ「次期Apple Watch SE(Apple Watch SE 3)」のディスプレイ生産がすでに始まっていると、アナリストのロス・ヤング氏が報告しています。

↑アップルより。画面がわずかに大型化するとしたら、本体サイズはどうなるのでしょうか。

 

ヤング氏によれば、次期Apple Watch SEには1.6インチと1.8インチのディスプレイサイズが用意されているとのこと。現行モデルのApple Watch SE(Apple Watch SE 2)は、画面サイズ1.57インチ(本体サイズ40mm)と1.73インチ(44mm)をラインナップしており、画面自体はわずかに大型化すると言えそうです。

 

そうなると、気になるのは本体サイズでしょう。Apple Watch SEはこれまで、過去のApple Watchをベースにして設計されてきました。現行モデルのApple Watch SEは「Apple Watch Series 6」を踏襲しており、本体サイズは40mmと44mmをラインナップします。しかし、次期Apple Watch SEの画面サイズが大きくなるのであれば、「Apple Watch Series 7」をベースに設計変更し、本体サイズを41mmと45mmに拡大させることも考えられるでしょう。

 

以前には、次期Apple Watch SEにカラフルなプラスチック製のハードケースが採用されるとの噂もありました。もしそれが本当なら、本体サイズは38mmや42mmで、よりコンパクトな本体に1.6インチ/1.8インチディスプレイを搭載し、ベゼルを細くすることで表示領域を広げた現代的なルックスになる可能性もあります。

 

次期Apple Watch SEは今年9月に、「Apple Watch Series 11」や「Apple Watch Ultra 3」とともに発表される見込みです。単なる廉価モデルなのか、それともプラスチック筐体で新コンセプトを採用するのか、今から注目です。

 

Source: ロス・ヤング / X via MacRumors

期待のiPhone 17 Air、薄すぎる設計で「充電ポートがズレている」?

アップルからの今年の投入が期待される超薄型モデル「iPhone 17 Air」では、本体が薄すぎて充電ポートの位置がズレるかもしれません。

↑ AppleTrackより。Type-Cポートが若干背面側にズレているのですが……。

 

iPhone 17 Airの本体の厚さはわずか5.5mm(カメラ部分を除く)で、現行モデルの「iPhone 16 Pro」の8.25mmよりも大幅に薄く、市場最も薄いiPhoneになる予定です。先日公開されたダミーモデルの画像では、側面ボタンと本体の幅がほとんど変わらないことがわかります。

 

YouTubeチャンネルのAppleTrackが公開したiPhone 17 Airのダミーモデルの画像では、本体下部のUSB-Cポートが前後の中心からずれ、わずかに背面寄りに配置されていることがわかります。どうやら、ディスプレイ部品を避けてUSB-Cポートを配置するにはどうしても背面寄りに位置させる必要があるようです。

 

iPhone 17 Airではその他の設計変更も確認されており、スピーカー穴は片側5穴から両側2穴になっています。これは、バッテリーやプロセッサ、ディスプレイ部品、スピーカーを極限まで薄い筐体に収めるための省スペース設計とした結果のようです。また背面カメラは1基のみとなり、物理的なSIMカードスロットも廃止されます。

 

例年どおりのスケジュールなら、iPhone 17シリーズは今年の秋に発表されるはず。史上最も薄いiPhoneことiPhone 17 Airにどのような工夫が施されるのか、今から注目です。

 

Source: AppleTrack / YouTube via MacRumors

結局どの「ポータブル電源」を防災グッズとして持つべき? 数ある中でも「一芸アリ」の4台

災害時に付き物の停電。電気が使えないことでどれだけの不便を強いられるか、それは想像に難くない。ポータブル電源はそんな電気のない生活への不安を解消してくれる、現代社会においてのマストアイテムなのかもしれない。

 

また、ポータブル電源の電気は、夏場なら“冷やす”、冬場なら“暖める”に優先的に活用したい。その他の非常時の明かりや情報収集にはバッテリーで稼働するアイテムを活用するテもある。

 

いまや防災のマストアイテムとも言えるポータブル電源や、バッテリー稼働ギアを紹介する。

 

簡易トイレ100回分は備えるべき⁉ 災害時、断水が長期化しても清潔に過ごすための防災グッズ5選

 

“一芸アリ”のポータブル電源

AC電源に常時接続OK!フル充電に近い状態をキープする

ビクター
BN-RF510
実売価格:8万6900円

軽量コンパクト、ハンドル付きで持ち運びもしやすい。使用しないときでもコンセントに挿したままにしておけば満充電に近い状態をキープする常時接続に対応、停電時でも余裕を持った給電が可能。本体表示が日本語なのも地味に高ポイントだ。

SPEC ●容量:512Wh ●定格AC出力:600W ●充電サイクル:約4000回 ●AC充電時間:1.5時間 ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:W260×H190×D210mm/約6.7kg

 

↑大きめのフットラバーが設置時の振動を緩和。静音デュアルファン搭載で静かな環境でも安心して使うことができる。

 

独自の急速充電技術により、わずか58分で100%満充電!

アンカー・ジャパン
Anker Solix C1000 Portable Power Station
実売価格:11万9900円

アンカー独自の急速充電技術HyperFlashを採用することで満充電までの時間を約58分(※専用アプリで超急速充電モード設定時)までに短縮。定格出力1500Wながら独自技術SurgePad搭載で消費電力2000Wまでの家電に複数同時給電することもできる。豊富な出力ポートも心強い。

SPEC ●容量:1056Wh ●定格AC出力:1500W ●充電サイクル:3000回 ●AC充電時間:最短約58分(満充電) ●出力端子:11ポート ●サイズ/質量:約W376×H267×D205mm/約12.9kg

 

↑定格出力は家庭用コンセントと同じ1500W。さらに独自のSurgePadにより消費電力が2000Wまでの家電製品に複数同時給電が可能だ。

 

1500Wの定格出力を備えながら約10.8kgの軽量コンパクトボディ

Jackery Japan
Jackery ポータブル電源 1000 New
実売価格:13万9800円

従来モデルから50%パワーアップ、ほぼすべての家電製品に対応できる定格出力1500Wのハイパワーを軽量コンパクトボディに凝縮。トップクラスの変換効率最大25%を実現するソーラーパネルとのコンビネーションで停電時でも安心だ。

SPEC ●容量:1070Wh ●定格AC出力:1500W ●充電サイクル:500回(初期容量の80%を維持) ●AC充電時間:7.5時間(満充電) ●出力端子:7ポート ●サイズ/質量:約W332×H233×D243mm/約10.8kg

 

↑別売のソーラーパネルは背面からも発電する両面発電で高効率を実現。低照度な環境でも従来パネルに比べて発電量が約50%向上。

 

世界初となる固体電池を採用し、小型軽量化と高出力を実現

YOSHINO
ポータブル電源 B300 SST
実売価格:5万4900円

固体電池を使用することで小型軽量化、高エネルギー密度、充電スピードとバッテリー寿命の向上を実現。発火の恐れが限りなく低い難燃性の固体電池で安全性も高い。ハンドル付きで家庭内での移動も簡単便利。

SPEC ●容量:241Wh ●定格AC出力:300W ●充電サイクル:4000回(初期容量の80%を維持)●AC充電時間:2時間(80%) ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:約W255×H242×D156mm/約4.5kg

 

↑世界で唯一の固体電池ポータブル電源メーカー“YOSHINO”。容量が異なるラインナップを用意しており、使用シーンに合わせて選べる。

 

ポタ電の大出力は“冷やす” “温める”に優先して使いたい
バッテリー稼働ギアを駆動せよ

 

【モバイルバッテリー】リン酸鉄リチウムイオン電池で1000回以上の充電サイクルを実現

エレコム
リン酸鉄モバイルバッテリー DE-C39-12000
実売価格:5070円

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで長寿命と高い安全性を実現したモバイルバッテリー。1万2000mAhの大容量、2ポート合計20Wの出力が可能な高出力、機器に応じて出力を最適化するおまかせ充電など、パワフル&親切設計で使いやすい。

 

【ポータブルテレビ+ラジオ】4通りの電源に対応する4.3インチ画面搭載ポータブルテレビ

山善
手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430
実売価格:1万7800円

AC電源や乾電池での使用はもちろんモバイルバッテリー、さらには手回しにも対応した4通りのマルチ電源仕様。同社従来モデルの2.8インチから4.3インチへと画面サイズをアップ、より見やすくなっている。

↑充電効率の改良で従来10分だった手回し満充電を5分に短縮。本機からスマホなどへの充電にも対応している。

 

【バッテリーランタン】災害時に頼りになる800lmの大光量!

パナソニック
多機能強力ランタン BF-BL45M
実売価格:5560円

部屋全体を明るく照らし出すこともできる最大800lmの大光量ランタン。ランタンの上部に触れることで簡単に操作できるタッチセンサー、小雨の中でも使える防滴対応仕様など、イザというときに実感できる便利機能が満載だ。

↑大きめのハンドルが付いているので移動や探し物の時には懐中電灯としても。4段階調整で最適な明るさに設定できる。

 

【デジタル時計】停電時は文字板が光る。ふだん使いできるランタンクロック

リズム時計
LANTERNCLOCK
実売価格:5500円

もしもの時には明かりが灯るライト付きデジタル時計。充電池使用時には最大で72時間、ランタンとして使用が可能。停電時には自動でランタンが点灯する機能を搭載し、部屋の照明なしでも落ち着いて行動できる。

↑ランタン、懐中電灯の灯りは3段階調整。IP44相当の防塵防水性能で避難時の灯りとしても頼りになる。

 

【非常用照明】ごく少量の水分で延べ168時間以上点灯可能!

アクモホールディングス
アクモキャンドル
実売価格:980円

特許技術マグネシウム金属空気電池を使った水だけで光るLEDライト。1ml程度の水分で延べ168時間以上点灯、キャンドルとはいえ火を使わないので安全面の不安がないのもメリットだ。乾燥した状態なら10年の長期保存が可能。

↑2秒程度水分に浸けるだけで発電(※水に浸けたままの点灯は不可)。懐中電灯のような直進タイプ、ランタンのような拡散タイプがラインナップされている。

 

【CHECK!】USB PD急速充電は“対応機器”をチェック!

急速充電のキモは、充電するデバイスがそもそも対応しているのかどうか。デバイス、ケーブル、バッテリーが対応していてこそ急速充電が可能になるというわけだ。特にケーブルは見逃しがちなポイントなので、確認しておきたい。

 

※「GetNavi」2025月4月号に掲載された記事を再編集したものです。

結局どの「ポータブル電源」を防災グッズとして持つべき? 数ある中でも「一芸アリ」の4台

災害時に付き物の停電。電気が使えないことでどれだけの不便を強いられるか、それは想像に難くない。ポータブル電源はそんな電気のない生活への不安を解消してくれる、現代社会においてのマストアイテムなのかもしれない。

 

また、ポータブル電源の電気は、夏場なら“冷やす”、冬場なら“暖める”に優先的に活用したい。その他の非常時の明かりや情報収集にはバッテリーで稼働するアイテムを活用するテもある。

 

いまや防災のマストアイテムとも言えるポータブル電源や、バッテリー稼働ギアを紹介する。

 

簡易トイレ100回分は備えるべき⁉ 災害時、断水が長期化しても清潔に過ごすための防災グッズ5選

 

“一芸アリ”のポータブル電源

AC電源に常時接続OK!フル充電に近い状態をキープする

ビクター
BN-RF510
実売価格:8万6900円

軽量コンパクト、ハンドル付きで持ち運びもしやすい。使用しないときでもコンセントに挿したままにしておけば満充電に近い状態をキープする常時接続に対応、停電時でも余裕を持った給電が可能。本体表示が日本語なのも地味に高ポイントだ。

SPEC ●容量:512Wh ●定格AC出力:600W ●充電サイクル:約4000回 ●AC充電時間:1.5時間 ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:W260×H190×D210mm/約6.7kg

 

↑大きめのフットラバーが設置時の振動を緩和。静音デュアルファン搭載で静かな環境でも安心して使うことができる。

 

独自の急速充電技術により、わずか58分で100%満充電!

アンカー・ジャパン
Anker Solix C1000 Portable Power Station
実売価格:11万9900円

アンカー独自の急速充電技術HyperFlashを採用することで満充電までの時間を約58分(※専用アプリで超急速充電モード設定時)までに短縮。定格出力1500Wながら独自技術SurgePad搭載で消費電力2000Wまでの家電に複数同時給電することもできる。豊富な出力ポートも心強い。

SPEC ●容量:1056Wh ●定格AC出力:1500W ●充電サイクル:3000回 ●AC充電時間:最短約58分(満充電) ●出力端子:11ポート ●サイズ/質量:約W376×H267×D205mm/約12.9kg

 

↑定格出力は家庭用コンセントと同じ1500W。さらに独自のSurgePadにより消費電力が2000Wまでの家電製品に複数同時給電が可能だ。

 

1500Wの定格出力を備えながら約10.8kgの軽量コンパクトボディ

Jackery Japan
Jackery ポータブル電源 1000 New
実売価格:13万9800円

従来モデルから50%パワーアップ、ほぼすべての家電製品に対応できる定格出力1500Wのハイパワーを軽量コンパクトボディに凝縮。トップクラスの変換効率最大25%を実現するソーラーパネルとのコンビネーションで停電時でも安心だ。

SPEC ●容量:1070Wh ●定格AC出力:1500W ●充電サイクル:500回(初期容量の80%を維持) ●AC充電時間:7.5時間(満充電) ●出力端子:7ポート ●サイズ/質量:約W332×H233×D243mm/約10.8kg

 

↑別売のソーラーパネルは背面からも発電する両面発電で高効率を実現。低照度な環境でも従来パネルに比べて発電量が約50%向上。

 

世界初となる固体電池を採用し、小型軽量化と高出力を実現

YOSHINO
ポータブル電源 B300 SST
実売価格:5万4900円

固体電池を使用することで小型軽量化、高エネルギー密度、充電スピードとバッテリー寿命の向上を実現。発火の恐れが限りなく低い難燃性の固体電池で安全性も高い。ハンドル付きで家庭内での移動も簡単便利。

SPEC ●容量:241Wh ●定格AC出力:300W ●充電サイクル:4000回(初期容量の80%を維持)●AC充電時間:2時間(80%) ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:約W255×H242×D156mm/約4.5kg

 

↑世界で唯一の固体電池ポータブル電源メーカー“YOSHINO”。容量が異なるラインナップを用意しており、使用シーンに合わせて選べる。

 

ポタ電の大出力は“冷やす” “温める”に優先して使いたい
バッテリー稼働ギアを駆動せよ

 

【モバイルバッテリー】リン酸鉄リチウムイオン電池で1000回以上の充電サイクルを実現

エレコム
リン酸鉄モバイルバッテリー DE-C39-12000
実売価格:5070円

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで長寿命と高い安全性を実現したモバイルバッテリー。1万2000mAhの大容量、2ポート合計20Wの出力が可能な高出力、機器に応じて出力を最適化するおまかせ充電など、パワフル&親切設計で使いやすい。

 

【ポータブルテレビ+ラジオ】4通りの電源に対応する4.3インチ画面搭載ポータブルテレビ

山善
手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430
実売価格:1万7800円

AC電源や乾電池での使用はもちろんモバイルバッテリー、さらには手回しにも対応した4通りのマルチ電源仕様。同社従来モデルの2.8インチから4.3インチへと画面サイズをアップ、より見やすくなっている。

↑充電効率の改良で従来10分だった手回し満充電を5分に短縮。本機からスマホなどへの充電にも対応している。

 

【バッテリーランタン】災害時に頼りになる800lmの大光量!

パナソニック
多機能強力ランタン BF-BL45M
実売価格:5560円

部屋全体を明るく照らし出すこともできる最大800lmの大光量ランタン。ランタンの上部に触れることで簡単に操作できるタッチセンサー、小雨の中でも使える防滴対応仕様など、イザというときに実感できる便利機能が満載だ。

↑大きめのハンドルが付いているので移動や探し物の時には懐中電灯としても。4段階調整で最適な明るさに設定できる。

 

【デジタル時計】停電時は文字板が光る。ふだん使いできるランタンクロック

リズム時計
LANTERNCLOCK
実売価格:5500円

もしもの時には明かりが灯るライト付きデジタル時計。充電池使用時には最大で72時間、ランタンとして使用が可能。停電時には自動でランタンが点灯する機能を搭載し、部屋の照明なしでも落ち着いて行動できる。

↑ランタン、懐中電灯の灯りは3段階調整。IP44相当の防塵防水性能で避難時の灯りとしても頼りになる。

 

【非常用照明】ごく少量の水分で延べ168時間以上点灯可能!

アクモホールディングス
アクモキャンドル
実売価格:980円

特許技術マグネシウム金属空気電池を使った水だけで光るLEDライト。1ml程度の水分で延べ168時間以上点灯、キャンドルとはいえ火を使わないので安全面の不安がないのもメリットだ。乾燥した状態なら10年の長期保存が可能。

↑2秒程度水分に浸けるだけで発電(※水に浸けたままの点灯は不可)。懐中電灯のような直進タイプ、ランタンのような拡散タイプがラインナップされている。

 

【CHECK!】USB PD急速充電は“対応機器”をチェック!

急速充電のキモは、充電するデバイスがそもそも対応しているのかどうか。デバイス、ケーブル、バッテリーが対応していてこそ急速充電が可能になるというわけだ。特にケーブルは見逃しがちなポイントなので、確認しておきたい。

 

※「GetNavi」2025月4月号に掲載された記事を再編集したものです。

【西田宗千佳連載】AppleがiPhone 16eで搭載した「C1」とは何か

Vol.149-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回は廉価版として登場したiPhone 16eの話題。これまでのiPhone SEではなくiPhone 16シリーズとして登場させた狙いを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPhone 16e

9万9800円~(SIMフリー・128GB)

↑他のiPhone 16シリーズと同様、6.1インチのSuperRetina XRディスプレイを採用。よく使う機能に素早くアクセスできる「アクションボタン」も搭載されている。一方で「Dynamic Island」などは割愛された。

 

iPhone 16eは、外見だけを見ればシンプルな製品に見える。外観を最新のiPhoneに近くし、各種デバイスもより新しくしたもの。おそらく、購入するほとんどの人がそう考えるはずだ。実際、そう捉えて購入しても問題ないだろう。

 

しかし、中身を見てみれば、いろいろと戦略的な要素が目立つことが分かる。

 

ひとつはプロセッサー。アップルのAI機能である「Apple Intelligence」を動かすため、プロセッサーを最新の「A18」にした。コストは高くなるが、今後長く使える製品にする場合、Appleが今後の基盤と位置付けているApple Intelligenceを動かせるようにすることは必須だ。

 

そしてもうひとつはワイヤレスモデムチップである「C1」を採用したことだ。スマホにしろタブレットにしろ、携帯電話網に接続して通信をするにはワイヤレスモデムチップが必要になる。これまで、iPhoneではクアルコム製のものが使われてきた。クアルコムはこのジャンルで幅広い通信会社との接続検証を行っており、長い実績がある。

 

ただ、Appleはワイヤレスモデムチップについて、以前から自社設計品への切り替えを計画していた。クアルコムとの間にはライセンス価格での係争もあり、中核パーツを他社に依存したくないという考えがあったからだ。

 

こうした発想はAppleだけが持っているものではない。すでにサムスンやファーウェイが採用している手法だ。とはいえ設計が大変であることに違いはなく、Appleは2019年にIntelからモデムチップ事業を買収し、設計を続けてきた。

 

モデムチップの性能はスマホの快適さを左右する。そのため、新チップの搭載はリスクがあり、「最初に使うのはiPadのような、通話機能を持たないものではないか」との予測があった。しかし今回、予想を裏切ってiPhone 16eというコアな製品への投入となった。

 

Appleがモデムチップを求めた理由は複数ある。まず、生産時期や機能を自社で決めたい、ということ。性能を決める中核部品の1つを他社に依存していると、どうしてもコントロールが効かないところが出てくる。主に消費電力のコントロールについて、モデムチップは大きな影響がある。iPhone 16eも動作時間の長さをひとつのウリにしているが、その理由はC1の採用にあると言っていい。

 

次にコストコントロール。自社開発になれば生産数量のコントロールがしやすくなり、コスト的に有利になるわけだ。

 

一方で、もちろんリスクもある。現状C1はミリ波に対応しておらず、アメリカ市場向けハイエンド機には向かない。完全新規設計のiPhone 16eならともかく、メインストリームの製品にいきなり採用するかどうかは怪しいだろう。

 

だが、ここで新モデムチップを作れたことの意味は大きい。より幅広い製品へと5Gを搭載することも可能になってくるからだ。現在Macには5Gは搭載されていないが、将来的にはC1もしくはその後継チップを使い、搭載することも可能になってくる。

 

もう少しiPhone 16eにフォーカスして考えると、この製品はどんな特徴を持っているのだろうか? 他社製品とはどう違うのだろうか? この点は次回のウェブ版で考えることとしよう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

Google、Pixel端末の“画面ちらつき問題”にコメント。年内に改善あるかも

Google Pixelスマートフォンのディスプレイには、有機ELパネル特有のPWM(パルス幅変調)調光方式が採用されています。ここから生じる問題について、今後Googleが改善に乗り出す可能性が明らかになりました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。少なくとも次期モデル「Pixel 10」シリーズでは改善がありそうです。

 

PWM調光とは、画面の明るさを調整する際にディスプレイを高速で点滅させる技術です。目には見えませんが、PWMの周波数が低すぎると無意識レベルでちらつきを感じやすくなり、ユーザーの体質によっては頭痛や目の疲れなどの健康被害を引き起こすことが知られています。この問題は、周波数を引き上げることで起きにくくなります。

 

Pixel 9aを含むGoogleの現行モデルに関して言えば、PWMの周波数は240Hz〜480Hzと比較的低めであり、この点は以前からたびたび指摘されていました。たとえば他メーカーの「Honor 200 Pro」では3840Hz、サムスンのGalaxy S24シリーズ以降では492HzのPWMが採用されており、いずれもGoogleのPixelデバイスよりも高いと言えます。

 

このような状況のなか、Googleの担当者はAndroid Authorityの取材に対し、「社内でこの問題を認識しており、現在調査中です。年内に何らかのアップデートが期待できます」と明言しました。Googleがこの問題に対して前向きな姿勢を示したのは今回が初めてです。

 

詳細はまだ明らかではありませんが、この発言は次期「Pixel 10」シリーズでPWM周波数が改善される可能性を強く示唆しています。なお、PWMのちらつきを抑える改善はソフトウェアでもある程度対応可能ですが、効果的な解決にはハードウェアの見直しが必須です。

 

あわせて、ディスプレイのちらつきを低減する「フリッカー低減モード」や「DC調光」(発光素子に流す電流の量を連続的に調整する方式)といったアクセシビリティ機能の追加も期待されています。これらの機能は、すでにMotorola、OnePlus、Xiaomiなどのスマートフォンに導入済みです。

 

Pixel 10シリーズは2025年8月ごろの発売が見込まれており、今後数ヶ月のうちにさらなる詳細が明らかになると予想されます。

 

Source:Android Central

via:9to5Google

人類に媚びすぎたChatGPT、修正される。既にロールバック済みか

OpenAIは、ChatGPTの最新モデル「GPT-4o」における最近のアップデートについて、「過度にお世辞を言う」といったユーザーからの苦情が相次いだことを受けて、変更を撤回しました。

↑Daniel CHETRONI/Adobe Stockより。ちょっとお世辞を言いすぎたようです。

 

先週後半にアップデートが展開された後、ChatGPTがユーザーのどんな意見にも無批判に賛同したり、不自然なほど賛辞を繰り返すようになったため、X(旧Twitter)などのSNS上では「不気味」「不快」といった批判が広まりました。

 

OpenAIのサム・アルトマンCEOもこの問題を認め、「性格があまりにも媚びへつらって、鬱陶しくなってしまった」とコメントしています。そのうえで、無料ユーザーにはすでにロールバック(巻き戻し)を完了しており、有料ユーザーにも順次修正を適用すると述べました。

 

OpenAIは公式ブログでも、「短期的なフィードバックに重点を置きすぎた結果、誠実さに欠ける過剰に支持的な回答へと偏ってしまいました」と説明しています。

 

あわせて、今後は以下のような改善策を講じると発表しています。

  • トレーニング手法の見直し

  • 誠実さを担保するガードレール(制御機構)の強化

  • リリース前テストの拡充

  • ユーザーからのフィードバック体制の強化

 

さらに、ユーザーがChatGPTの応答の性格やスタイルをより調整しやすくするための新たな取り組みも進めるとしています。これには、リアルタイムでフィードバックを反映する仕組みや、将来的に複数の「デフォルトパーソナリティ」(特別なカスタマイズを行わない場合の基本的な性格)から選べるオプションの提供も含まれています。

 

Source:OpenAI

via::MacRumors

本当?iPhoneでもGoogleのAI「Gemini」が使えるようになるかも

グーグルのサンダー・ピチャイCEOは、iPhoneにグーグルのAI機能「Gemini」が標準搭載されるかどうかについて、今年半ばにアップルと合意に達したいと述べています。

↑グーグルより。実際にアップルと協議中とのことです。

 

ブルームバーグの報道によれば、ピチャイ氏は昨年アップルのティム・クックCEOと複数回にわたり会談を行い、iPhoneへのGeminiの統合について協議したことを確認しました。アップルは今年6月に開発者向け会議のWWDCを開催する予定で、その場で「iOS 19」が発表されます。もしグーグルとアップルが合意に達すれば、iOS 19へのGeminiの統合も近い時期に発表されるかもしれません。

 

なおiOS 18.2以降では、アップルのAI機能「Apple Intelligence」に対応したiPhoneに、オープンAIのAI機能「ChatGPT」が統合されています。そしてユーザーが許可すれば、「Siri」がChatGPTの回答を直接表示したり、システム全体の「ライティングツール」機能でテキストや画像生成に利用できたりします。

 

もしApple IntelligenceにGeminiが統合されれば、ChatGPTと同じように、SiriやライティングツールでGeminiが利用できるようになるかもしれません。iPhoneでChatGPTとGeminiの2つの好きなAI機能を利用できるようになれば、ユーザーの利便性は確かに向上しそうです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

20周年iPhoneは「高価になっても中国で製造」か。理由は…

2027年に登場する「20周年iPhone(iPhone 19)」は設計が複雑なので中国で製造される可能性が高いと、ブルームバーグが報じています。

↑picsmart/Adobe Stockより。果たしてどのような製品が出てくるのでしょうか。

 

以前の噂では、20周年iPhoneは「ガラス素材をより広範囲に採用した新しいデザインになる」と報じられていました。さらにその後の報道では、前面カメラや顔認証機能「Face ID」を画面下へと埋め込んだ「真の全画面デザイン」が実現するとも指摘しています。

 

今回の報道によれば、20周年iPhoneは非常に複雑な設計であり、新しい部品や製造技術が必要になるとのこと。そして、それらはアップルが長年築き上げてきた中国の製造拠点が最も適していると指摘しているのです。中国の工場は高度なエンジニアリング課題に対応できる、十分な経験とインフラを備えているとされています。

 

なおアップルは、2026年末までに米国向けのiPhoneをすべてインドで組み立てる計画だと、Financial Timesが報じました。これは米中間の貿易摩擦や、トランプ政権による新たな関税措置に対応するものです。しかしブルームバーグによれば、20周年iPhoneがインドで製造される可能性は低いとしています。アップルはこれまでも、大きく新設計された製品を中国で常に製造してきました。

 

20周年のiPhoneがどのような姿で登場するのかは楽しみですが、一方で中国で製造されることにより、どれだけ関税の影響を受けることになるのかが気になるところです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

来年のiPhone 18、大容量・高速メモリ搭載で爆速化するかも

来年発表見込みの「iPhone 18」では、大容量かつ高速な「6チャンネルLPDDR5Xメモリ」が搭載されると、リークアカウントのDigital Chat Stationが伝えています。

↑アップルより。AI関連の機能にも大きな影響が出そうです。

 

報道によれば、iPhone 18では6チャンネルLPDDR5Xメモリを採用することにより、メモリ帯域幅が大幅に拡大。アプリの切り替えがより高速になり、マルチタスク操作がスムーズになるほか、AI(人工知能)関連の機能も大幅にパフォーマンスが向上する可能性があります。これらは、アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」自体の性能向上にも寄与するようです。

 

iPhone 18の6チャンネルLPDDR5Xメモリは、TSMCの第3世代3nmプロセスにて製造される「A20 Pro」チップと組み合わせることで、特に「iPhone 18 Pro/Pro Max」で最大の効果を発揮するとされています。

 

また今年登場する「iPhone 17」シリーズでは、全モデルに12GBのRAMが標準搭載されると予測されています。この変更も、iPhone 18における大胆なハードウェアのアップグレードの布石となっているのかもしれません。

 

AI機能の搭載により、さらなるスペックアップが求められているiPhone。それにあわせて、内部スペックもきっちりと向上するようです。

 

Source: Digital Chat Station via MacRumors

iPhone 17、初の反射防止ディスプレイ搭載計画が中止の可能性

今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、高耐傷性を備えた反射防止ディスプレイコーティングの採用が中止されたと、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Ice universe / Xより。見やすく傷に強いディスプレイは、ユーザーとしてはぜひ搭載してほしいところですが……。

 

アップルはこの反射防止コーティングをiPhone 17 Pro/Pro Maxに搭載する予定でした。もしこれが実現していれば、iPhoneとして初の反射防止ディスプレイ搭載モデルになっていたはずです。しかし、この反射防止コーティングを量産スケールに対応させるのが困難だったため、現在はiPhone 17 Pro/Pro Maxの採用計画から外されたというのです。

 

現在のiPhoneには、指紋耐性のある「撥油性コーティング」が施されていますが、アップルはこれまで反射防止技術に重点を置いてきませんでした。一方で、MacやiPad Proには反射を抑える「ナノテクスチャガラス」が提供されており、これがiPhoneに適応される可能性もあります。

 

なおサムスンの最新スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」では「Gorilla Glass Armor」という、反射を最大75%削減する新パネルを導入し、明るい場所でも高いコントラストや自然な色再現を実現しています。もしiPhone 17 Pro/Pro Maxで同様の技術が導入されなかったとしても、将来はより見やすく傷に強いディスプレイコーティングが採用されてほしいものです。

 

Source: MacRumors

Pixelスマホにも「ダブルタップで画面オフ」機能が追加か。競合に追随?

Google Pixelスマートフォンにまもなく「ダブルタップで画面オフ」機能が追加される可能性が、Android 16 Beta 4で確認されました。これは、サムスンやOnePlusのAndroidスマートフォンに続く動きとなります。

↑Koshiro K/Adobe Stockより。これまではダブルタップでスリープ解除だけが可能でした。

 

これまでPixelスマホでは「ダブルタップで画面オン(スリープ解除)」は可能でしたが、その逆はできませんでした。現時点では、「Double Tap Screen Off / Lock」などのサードパーティ製アプリを使う必要があります。一方、たとえばサムスンのGalaxyスマホでは、ホーム画面やロック画面の何もないスペースをダブルタップすることで画面オフが可能です。

 

Google Pixelスマホは、AIを活用した通話や撮影など独自機能が高く評価されています。その一方で、他ブランドから移行したユーザーにとっては、期待していた基本的な機能の一部が欠けていることが不満となっており、その代表例が「ダブルタップで画面オフ」機能でした。

 

Android情報サイトAndroid Authorityによると、最新のAndroid 16 Beta 4では「ロック画面をダブルタップして画面オフ」にするジェスチャーを追加する証拠が見つかったとのことです。

 

現時点ではまだ機能が有効化されておらず、設定メニューにも存在しませんが、同サイトは内部的に有効化して実際に動作している様子を動画で公開しています。サムスンなどと同様に、Pixelスマホの画面上の空白部分をダブルタップすることで画面をオフにできるようになっているようです。

 

 

この機能の正式なリリース時期は未定であり、Android 16の安定版リリースに含まれない可能性が高いものの、今後の四半期アップデートで追加されるかもしれません。

 

Source:Android Authority

Galaxy S25 Edge、正式発表は5月13日か。ただしグローバル展開は…

サムスンは、超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発売をすでに予告しており、すでに数々のリーク情報も届けられています。新たな情報によると5月13日に正式発表、まず韓国と中国で発売され、その後に他の国々でも順次展開される予定とのことです。
↑Image:Sammobileより。国内での発売情報が気になるところですが……。

 

信頼性の高いリーカーであるEvan Blass氏は、「Beyond Slim」と「13 maggio 2025(2025年5月13日)」と記されたサムスン公式らしき画像をSNS上でシェアしました。

↑Image:Evan Blass/Xより。

 

これに先立ち、韓国の大手経済メディアFNNewsは、サムスンが5月13日に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催すると報じていました。それによれば、Galaxy S25 Edgeはまず韓国と中国で発売され、5月14日から予約が開始され、21日から23日にかけて実際の販売が始まる見通しです。米国を含むグローバル市場では、5月30日からの販売開始が予定されているとのことです。

 

このように韓国市場で先行発売されるのは、サムスンがまず自国市場で需要や反応を確認し、その後に米国などグローバル展開へと移行する戦略を取っているためと考えられます。

 

Galaxy S25 Edgeの厚さはわずか5.8mm、重量は163gであり、これまでのサムスンスマートフォンの中で最も薄型のモデルとなる見込みです。すでに仕様やカメラ構成、外部端子のレイアウトなど、さまざまな情報がリークされてきました。

 

もともと本製品は4月に発売されると予想されていましたが、何らかの理由で5月に延期されたとみられています。

 

Evan Blass氏が公開した予告画像には、Galaxy S25 Edgeの超薄型デザインを暗示するシルエットも含まれており、製品の存在感を強く打ち出しています。なお、日本での発売時期や販売の有無については現時点で不明ですが、正式発表が待たれるところです。

 

Galaxy S25 Edgeのデザイン詳細が発覚? iPhone 17 Airと真っ向勝負

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」のカメラやスピーカーなどの配置がリークされました。最上位モデルであるGalaxy S25 Ultraから一部機能は削られているものの、他のS25シリーズと近く、馴染みやすいレイアウトが採用されているようです。

↑Image:Evan Blassより。発表も近いと噂されていますが、どうなるでしょうか。

 

未発表のサムスン製品に詳しいEvan Blass(@evleaks)氏は、以前Galaxy S25 Edgeの公式マーケティング資料と思われるものを公開していました。今回は、S25 Edgeの細部まで分かる新たな画像が投稿されています。

 

これによると、Galaxy S25 Edgeの前面デザインは他のモデルと同じですが、背面カメラの配置は異なっています。この超薄型モデルはデザイン性を重視するユーザーを主なターゲットにしているため、サムスンが他のモデルでも好評なレイアウトに近づけたことは理解できる選択です。

 

また、端末下部には有線イヤホン用の端子や物理SIMトレイが引き続き搭載されているようです。全体としてはGalaxy S25シリーズで見慣れたデザインであり、実際の違いは手に持ったときに初めて感じられるのかもしれません。

 

このGalaxy S25 Edgeは、今年秋に登場が噂されている「iPhone 17 Air」と競合する位置づけとなります。アップルも美学にこだわるユーザーをターゲットとしており、iPhone PlusモデルをAirに置き換える見通しです。iPhone 17 Airも、他のiPhone 17シリーズとは異なる背面デザインを採用し、シングルカメラ仕様になると予想されています。

 

一方で、Galaxy S25 Edgeは、S25 Ultraと同じ200MPカメラを搭載し、12GB RAMおよびSnapdragon 8 Elite for Galaxyを採用すると噂されています。つまり、このモデルは「最新フラッグシップの低価格版」ではなく、「超薄型のフラッグシップ」という位置づけです。この製品やiPhone 17 Airが大ヒットすれば、今後のスマートフォン販売戦略にも大きな影響を与えるかもしれません。

 

Source:Evan Blass (X)
via:PhoneArena

Nothingの新作CMF Phone 2 Proが海外発表!お手ごろ価格でトリプルカメラ搭載

Nothingのサブブランド「CMF」が、新型スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を発表しました。前モデルCMF Phone 1の後継機種であり、お手ごろな価格はそのままに、デザインや機能面で大幅にアップグレードされています。

↑Image:Nothingより。背面カバーを着せ替えできるユニークな筐体デザインが特徴です。

 

CMF Phone 2 Proは、背面カバーを着せ替えできるモジュラーデザインを採用しており、ネジを外すことで簡単に交換可能です。スタンドやストラップ、カードホルダーなどもネジ止めで追加でき、前モデルの仕組みを受け継いでいます。

 

最大の注目ポイントはカメラの強化です。50MPメインカメラ+50MP望遠カメラ(2倍光学/20倍ハイブリッドズーム)+8MP超広角カメラというトリプルレンズ構成を採用しており、上位モデルのNothing Phone (3a)に近い仕様です。ただし、望遠カメラのセンサーサイズや超広角カメラの画角、手ぶれ補正のシステムなど細部に違いがあります。

 

さらに、本体側面には物理ボタン「Essential Key」が搭載されています。ワンプッシュでスクリーンショット保存、長押しでボイスメモ録音・保存ができ、保存データは「Essential Space」アプリでAIによる自動整理・要約・検索が可能です。

 

搭載プロセッサーはDimensity 7300 Proで、前モデルのDimensity 7300よりCPU性能が最大10%向上しています。AnTuTuベンチマークスコアは約71万点と、ミドルレンジとして十分な性能を誇ります。6.77インチのAMOLEDディスプレイは最大3000ニトの明るさと120Hzリフレッシュレートに対応。バッテリーは5000mAhと大容量で、1日以上の駆動が可能です。

↑Image:Nothingより。

 

米国価格は279ドル(約4万円)で、8GB/256GBモデルのみ販売されます。イギリスやEUでは8GB/128GBモデルが219ユーロ(約4万1000円)から提供されます。

 

なお、日本での発売日や予約開始日はまだ発表されていません。前モデルが国内でも販売された実績があるため、続報に期待したいところです。

 

SourceNothing

via9to5Google

ロジクール初のクリエイター向け左手デバイス「MX Creative Console」レビュー。作業効率が劇的に向上

昨今、あらゆる作業で求められるのが生産性です。その最たる例といえるのが、パソコンを使ったクリエイティブ作業ではないでしょうか。世の中には多くのアプリやツールがあふれていますが、それらを活用し、より効率的なワークスタイルを実現したいと考えている人は多いはずです。

 

そんなニーズに応えるべくメーカー各社から発売されているハードウェアと言えば、”左手用デバイス”でしょう。キーボードやマウスの補助として使用する、片手操作が可能なツールです。今回は、ロジクール初のクリエイティブ用途向け左手デバイス「MX Creative Console」に注目。その実力をじっくりチェックします。

 

配置の自由度が高い分離型

テンキーパッドを発展させ、各キーに「やりたいこと」「起動したいアプリケーション」などを割り当てたり、ダイヤル操作で数値を増減したりできるのが左手デバイスです。現在ではメーカー各社からさまざまな左手デバイスが発売されていますし、ロジクールはこれまでにもゲーム向けの左手用デバイスを複数リリースしていますが、クリエイティブ向けの製品はMX Creative Consoleが初めて。その分、クリエイティブ用途での使いやすさにとことんこだわった製品に仕上がっています。

↑ロジクールのクリエイティブ用途向け左手デバイス、「MX Creative Console」。ダイヤルパッド(左)はBluetoothで、キーパッド(右)はUSB Type-Cでパソコンと接続します。カラーはブラックとホワイトの2色展開。

 

最大の特徴は、キーパッドとダイヤルパッドが分離していること。両パッドを左手だけで操作するのはもちろん、左右に分けて使うこともできます。2つのパッドはワイヤレスで連携するため、ワークスタイルに適した好みの配置で使用可能。キーとダイヤルの配置は使いやすさに直結するので、2つが分離していることのアドバンテージは大きいです。

↑各アプリケーションのスライダー操作などを直感的に行なえるダイヤルパッド。配置された4つのボタン、ダイヤル、ホイールのすべてに任意の機能を割り当てられます。

 

↑登録したアプリケーションをワンタッチで立ち上げたり、ひんぱんに使用する機能を素早く呼び出したりできるキーパッド。キーはほどよく抵抗のある、ちょうどよいクリック感。

 

↑ボタンとダイヤルが分離しているため、作業環境に合わせて自由に配置を変えられます。スタンドが付属していて、多彩なレイアウトを試せるところも好印象。

 

↑ダイヤルパッドはワイヤレス接続なので、外出時にバッグに入れて持ち運び、作業を効率化するという使い方も。もちろん、それぞれのパッドがコンパクトなのはキーとダイヤルを分離させたからこそ。

 

↑キーパッドの各キーに任意のアイコンや文字を表示できる仕組み。発光するので、暗い場所でもスムーズに作業できます。

 

実際どうやって使う? 

では、実際に使ってみましょう。左手デバイスはセットアップが面倒なイメージを持っていましたが、「MX Creative Console」は拍子抜けするほど簡単。専用アプリの「Logi Options+」を立ち上げ、カスタマイズしたいパッドを選択し、「キーのカスタマイズ」を開いて、割り当てたい機能を各キーの位置にドラック&ドロップするだけ。直感的に割り当てられるよう、うまくビジュアライズされています。

↑キーパッドの設定画面。割り当てたい機能をボタンの位置にドラッグ&ドロップすればOK。キーパッドの各キーの表示がリアルタイムで変わります。

 

↑LightroomやPhotoShopなどのアプリケーションを独自カスタマイズする場合は、「ロジマーケットプレイス」にアクセスし、プラグインをインストール。これにより、LightroomやPhotoShopの各機能にアクセスできるようになります。

 

↑キーパッド下部のページングボタンでページを切り替えることにより、最大15ページ、135機能を登録できます。

 

さらに、アプリケーションごとに専用のプロファイルを作成できるのも便利です。事前にプロファイルを作っておけば、該当のアプリケーションを起動した際、キー表示が自動的に変更されます。アプリを切り替えてもシームレスに作業を続けられるのはもちろん、いちいちメニューやパネルから機能を選択することなく、物理キーをワンプッシュするだけで作業できるというのは、想像以上にラクです。

 

ここでは、Photoshopでの写真編集を試してみましたが、キーを押す、ダイヤルを回す、という操作は写真編集に適しており、マウスドラッグによるスライダー操作に比べて繊細な色が作りやすいうえ、マウス操作では難しい微妙なニュアンスも再現しやすく、作業がスイスイ進みます。作業効率が劇的に向上し、深い階層の機能を呼び出そうとしているうちに、「あれ、何だったっけ?」と、思い浮かんだインスピレーションを忘れてしまうこともなくなりました。

↑ダイヤルパッドはデフォルト設定のままでよさそうです。Photoshopの場合だと、パッド上部の2つのボタンには「取り消し」「やり直し」、左下のボタンには「Space」、右上のホイールにはズームイン/アウトが割り当てられています。

 

続いて試したのが、Adobe Premiere Proを使った動画編集。作業のしやすさは隔世の感さえあり、キーボードとマウスを使う場合の比になりません。編集点を作るために必要な機能をキーパッドに割り当てておくと、おもしろいほど作業が捗ります。ひんぱんにアクセスするパネルを登録したおかげで、タブを探して画面上を右往左往することもありませんでした。

↑再生位置を探してシークバーをドラッグしたり、ツールを切り替えてカットしたりと、動画のカット編集は時間も手間もかかるもの。その点、「MX Creative Console」を使えば、ダイヤルを回して再生位置を探し、ポンッとボタンを押すだけで済みます。

 

↑動画編集の各フェーズに合わせて効率よく作業できるよう、ページを分けて各キーの割り当てを用意しておくのがおすすめ。

 

クリエイティブ用途から普段使いまで。守備範囲の広い実力派

 

「MX Creative Console」の実売価格は2万9800円前後。主戦場はもちろんクリエイティブ用途ですが、普段使いでもその恩恵はしっかりと感じられるはずです。たとえば、よく使用するメーラー、ブラウザーなどのアプリケーションや、アクセス頻度の高いWebサイトなどを登録しておくだけも操作は格段に快適になるし、音楽再生やボリューム調整、スクリーンショットの撮影などを割り当てておくのも便利でしょう。写真・動画編集に限らず、一般的な使い方でも各種作業を大幅に時短できる「MX Creative Console」。その実用性の高さ、守備範囲の広さを体感できた、実りの多いレビューでした。

【西田宗千佳連載】iPhone 16eは何を目指したスマホか

Vol.149-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回は廉価版として登場したiPhone 16eの話題。これまでのiPhone SEではなくiPhone 16シリーズとして登場させた狙いを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPhone 16e

9万9800円~(SIMフリー・128GB)

↑他のiPhone 16シリーズと同様、6.1インチのSuperRetina XRディスプレイを採用。よく使う機能に素早くアクセスできる「アクションボタン」も搭載されている。一方で「Dynamic Island」などは割愛された。

 

他のモデルと同様にして製造・開発効率を高める

iPhoneの新型である「iPhone 16e」が発売になった。この時期に出るiPhoneはいわゆる廉価版に当たるもので、2022年に発売された「iPhone SE(第三世代)」以来、3年ぶりの新モデルだ。

 

今回はデザインなどが大きく変更になっているが、理由はおそらく2つある。ただし、どちらも“これからの世代に合わせた設計変更”という言い方でまとめることはできるだろう。

 

1つ目は、「Apple Intelligence」に対応するためだ。Apple Intelligenceは、この4月から日本でも使えるようになったAppleのAI機能。それ自体が魅力であるが、Appleとしては「Apple Intelligenceが搭載されていること」を基本路線とし、iPhone自体の性能の底上げをしておきたい、という考えがあるだろう。

 

2つ目は、iPhone SE の設計が古くなっており、ここから製造効率を上げるには、できるだけ他のiPhoneとの共通性を高めておく必要がある、ということだ。

 

実はApple Intelligence搭載にも同じような意味合いがある。ソフトを進化させていくうえで、“多くのiPhoneが同じ機能を使える”方がソフト開発効率も上がる。

 

ハードウエアも同様で、基本的な設計が同じである方が部材の一括調達がしやすくなり、生産性は上がる。iPhone SEは“そのモデルの発表時に安価なモデルの部材を大量調達して生産に備える”ことでコストダウンをしていると想定されるのだが、Touch IDのついたiPhoneはiPhone SEだけになってしまったので、これまでの設計を継続する方がコスト効率は悪くなっていると考えられる。

 

細かな機能を割愛して価格の上昇を抑える

新たな要素として投入されたのが、Appleオリジナル通信チップ「C1」の採用だ。使っている分にはこれまでと大きな差を感じないだろうが、Appleとしては、クアルコム製通信チップへの依存度を減らして、消費電力やコスト面での最適化を進める「戦略的技術」でもある。

 

一方で、Apple Intelligence向けに「A18」プロセッサーを搭載したことは、コスト面ではまだ不利だ。そのためか、カメラセンサーを減らしただけでなく、ディスプレイの輝度を落としたりMagSafeを搭載しなかったりと、非常に細かい機能カットがなされており、これらは価格を下げるための方策と見られる。

 

その割に安くない……という評判も聞かれるのだが、これは特に米ドルと円の為替相場の問題。3年前に比べずっと円安になってしまったので、日本での販売価格はどうしても高くならざるを得ない。

 

そのうえで、各携帯電話事業者は様々な施策を用意し、毎月の支払い金額を下げて入手できるよう努力している。それだけ、「春の新iPhone」はビジネス上重要である、ということだ。

 

では、同じく他社から出る春向けスマホと比較するとどう見えるのか? 前出の新チップ「C1」の特徴はどこにあるのか? それは次回以降で解説していくことにしよう。

 

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iPhone 17 Airの新たなダミーモデル写真。薄すぎて心配になる…

アップルからの投入が期待される、超薄型モデル「iPhone 17 Air」。新たなダミーモデルの画像を、リークアカウントのソニー・ディクソン氏が提供しています。

↑Sonny Dicksonより。心配になるほど薄いです。

 

iPhone 17 Airは本体の厚さが約5.5mmになると予測されており、カメラ部分はやや分厚くなるようです。それでも歴代のiPhoneでは最も薄いモデルになり、「iPhone 17 Pro」の約8.725mmの厚さと比較すると、その差は歴然です。

 

今回もダミーモデルの画像を見ると、iPhone 17 Airの本体の厚さは、側面ボタンの幅とほぼ同じであることがわかります。iPhone 17 Airではチタンとアルミニウムを組み合わせたシャーシを採用することで、薄さと曲がりにくさを両立させるようです。当初、アップルはiPhone 17 Airに6.6インチより大きなディスプレイを搭載することを検討していましたが、大型化すると曲がりやすくなることから、その案は見送られたようです。

 

また著名アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone 17 AirにはProモデルとおなじ12GBのRAMが搭載されると指摘しています。現行モデルの「iPhone 16」シリーズは全モデルが8GBのRAMを搭載しているので、これは大幅な容量増となります。

 

大幅な薄型化を実現しそうな、iPhone 17 Air。ぜひ手にとって、その薄さを体験したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

iPadOS 19には「macOSのようなメニューバー」が表示される?

「iPadOS 19」を搭載したiPadをMagic Keyboardに接続すると、「macOS」のようなメニューバーが画面上に表示されるようになると、リークアカウントのMajin Bu氏が報告しています。

↑アップルより。いよいよ両OSの境界が曖昧なものになっていくかもしれません。

 

Bu氏の報告が正しければ、iPadとMacの境界はさらに曖昧になります。これに関しては、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者も以前、「iPadOS 19がmacOSにより近づき、生産性、マルチタスク、アプリのウィンドウ管理に関する改良が行われる」と指摘していました。今回のメニューバーの追加も、その方向性と一致しています。

 

Bu氏はそれだけではなく、iPadOS 19では「ステージマネージャー」の機能が強化されると述べています。これは、ディスプレイ上で複数のアプリを同時に使用できる機能ですが、それがよりスムーズに動作するようになるかもしれません。またそれだけでなく、「iOS 19」でもUSB-Cポートを搭載したiPhoneにて、ステージマネージャーの簡易版が利用可能になるようです。

 

iPadOS 19やiOS 19の最初のベータ版は、2025年6月の開発者向け会議「WWDC」の直後に提供される見込みです。新機能の一部は、のちのベータ版にて有効化される可能性があります。

 

iPadOSはこれまで、macOSの機能や外観に寄せるように進化してきました。個人的にはいつの日か、iPadでmacOSそのものが動作することを期待しています。

 

Source: Majin Bu via MacRumors

アメリカのiPhone、全部インド製になりそう

アップルが中国からの生産拠点の移転を加速しており、2026年末までに米国向けのiPhoneをすべてインドで組み立てる計画だと、ファイナンシャル・タイムズが報じています。

↑アップルより。トランプ政権の関税問題はいまだ先行きが不透明ですが……。

 

現在、iPhoneの大部分はFoxconnなどのパートナー企業により、中国で製造されています。調査会社のデータによれば、iPhoneの出荷台数は2024年には合計2億3210万台に達し、そのうち米国市場が約28%を占めています。

 

もし米国向けのiPhoneがすべてインドで生産されるのなら、インドにおけるiPhoneの生産能力を倍増させることを意味します。これは、近年徐々に拡大してきたアップルのサプライチェーンの多様化戦略を、大きく加速させるものです。

 

トランプ政権は最近、中国からの輸入品に大幅な関税を課し、アップルの時価総額は7000億ドル(約100兆円)も下落しました。これをうけてアップルは、中国製品への高関税を回避するため、インドで製造された既存のiPhoneを米国へ急送したと報じられています。

 

アップルはタタ・エレクトロニクスおよびフォックスコンといったパートナー企業と協力し、インドにおける製造能力を徐々に構築してきました。インドは現在、米国との二国間貿易協定締結に向けて取り組んでおり、より有利な貿易条件が整う可能性もあります。

 

ますますデカップリングがすすむ、アメリカと中国。そんな中でインドがどのような役割を果たすのかに、今後も注目です。

 

Source: Financial Times via MacRumors

Galaxy S25 Edgeの仕様が判明!サムスン史上最薄を実現か

サムスンは、超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の正確な仕様をまだ正式に発表していませんが、著名リーカーが新たな情報を明らかにしました。今回のリークには、厚さ、重量、素材、ソフトウェアなど、これまで知られていなかった詳細が含まれています。
↑Image:Sammobileより。注目の薄さはもちろん、他にも様々なスペックの噂が出はじめました。

 

信頼性の高いリーカーであるEvan Blass(@evleaks)氏は、Xにてサムスンの公式プレスリリースと思しき画像を投稿しました。同氏は未発表Android製品の情報に定評があり、最近もGoogle Pixel 9aの正確な画像をシェアしていました

 

この資料によると、Galaxy S25 Edgeはチタン製のベゼルと、Corning Gorilla Glass Ceramic 2による画面保護カバーを備えているとのことです。背面にセラミック素材が使われるとの噂もありましたが、今回はその点についての言及はありません。

 

また、本機は200MPのメインカメラを搭載し、厚さはわずか5.8mm、重量は163gとのことです。これは、2014年に発売されたGalaxy Alpha(厚さ6.7mm)を超えて、サムスン史上最も薄いスマートフォンとなる見込みです。なお、1月に発売されたGalaxy S25シリーズも「Galaxy Sシリーズ史上最も薄い筐体」として謳われていました。

 

さらに、「スムーズなマルチタスク、シームレスなゲームプレイ、中断のないストリーミング」を実現するため、Snapdragon 8 Eliteプロセッサーを採用しているとのことです。サムスンは、超薄型でありながら「長持ちするバッテリー」を提供すると主張しています。本製品には、One UI 7.0とスマートAI機能も搭載される予定です。

 

これまで判明しているGalaxy S25 Edgeの仕様は次の通りです。

 

•厚さ5.8mm
•重量163g
•ディスプレイ保護にCorning Gorilla Glass Ceramic 2を採用
•チタンフレーム
•200MPメインカメラ
•Snapdragon 8 Eliteプロセッサー
•ストレージ:256GB/512GB
•RAM:12GB
•One UI 7.0 with Galaxy AI

 

価格については、韓国では256GBモデルが150万ウォン(約15万円)、512GBモデルが163万ウォン(約16万3000円)になると噂されています。

 

正式発表は5月13日に予定されており、23日には中国と韓国で発売、米国では5月30日までに店頭に並ぶ可能性があると言われています

 

1個あれば充電器のお悩み解決? ノートPC2台同時に充電できるほど高機能な「700-AC045W」

サンワサプライは、合計最大145W出力のUSB充電器「700-AC045W」を直販サイトで発売しました。価格は1万2800円(税込)です。

記事のポイント

ノートPCを2台同時に充電できるUSB充電器が登場しました。1台は100W、もう1台は45Wの出力で充電できます。充電ポートが4基あるので、たとえばノートPC、スマホ、イヤホン、スマートウォッチなど4つのデバイスの充電も可能です。デバイスに合わせていくつも充電器を持っているなんて人はこれ1個で解決しますよ。

本体にはUSB-C×3とUSB-A×1の4ポートを搭載。1ポート使用時だとUSB-Cで最大140W出力のUSB Power Deliveryに対応し、USB-Cを2ポート使用すると100W出力と45W出力が可能となり、合計で145Wも出力できます。もちろん4ポート同時の使用も可能。

 

また、半導体にエネルギー効率の高い「GaN(窒素ガリウム)」を採用し、充電効率を高めながらも発熱を抑えたうえに、コンパクトなサイズも実現しています。本体サイズは約幅7.6×奥行き9.6×高さ3.1cmで、重さは約366gです。

サンワサプライ

700-AC045W 1万2800円(税込)

 

Amazonの商品ページはこちら

楽天の商品ページはこちら

 

この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。

※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。 

1個あれば充電器のお悩み解決? ノートPC2台同時に充電できるほど高機能な「700-AC045W」

サンワサプライは、合計最大145W出力のUSB充電器「700-AC045W」を直販サイトで発売しました。価格は1万2800円(税込)です。

記事のポイント

ノートPCを2台同時に充電できるUSB充電器が登場しました。1台は100W、もう1台は45Wの出力で充電できます。充電ポートが4基あるので、たとえばノートPC、スマホ、イヤホン、スマートウォッチなど4つのデバイスの充電も可能です。デバイスに合わせていくつも充電器を持っているなんて人はこれ1個で解決しますよ。

本体にはUSB-C×3とUSB-A×1の4ポートを搭載。1ポート使用時だとUSB-Cで最大140W出力のUSB Power Deliveryに対応し、USB-Cを2ポート使用すると100W出力と45W出力が可能となり、合計で145Wも出力できます。もちろん4ポート同時の使用も可能。

 

また、半導体にエネルギー効率の高い「GaN(窒素ガリウム)」を採用し、充電効率を高めながらも発熱を抑えたうえに、コンパクトなサイズも実現しています。本体サイズは約幅7.6×奥行き9.6×高さ3.1cmで、重さは約366gです。

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次世代の「Galaxy Z Flip FE」、名称変更で「Flip Xe」になる可能性

サムスンが手頃な価格の縦折りスマートフォンを開発中であり、これが「Galaxy Z Flip FE」として発売される可能性が高いことは、複数の情報源から伝えられてきました。FE(Fan Edition)とは、フラッグシップモデル並みの機能を備えつつ価格を抑えたシリーズを指し、すでに「Galaxy S24 FE」や「Galaxy Tab S10 FE」、「S10 FE+」などが登場しています。

 

しかし、サムスンがこのクラスの次世代製品を「Galaxy Z Flip Xe」と名付ける可能性が浮上しています。

↑Hamza/Adobe Stockより。最近では「iPhone 16e」も名称変更で話題になりましたが、果たしてこちらはどうでしょうか?

 

この情報は、あるキャリアのeSIM互換性ページに「Galaxy Z Flip Xe」(モデル番号SM-F761)が登録されていたことに基づいています。「SM-F761」は、手頃な価格の縦折りスマートフォンの型番として、これまでも何度か報じられてきました

 

「Galaxy Z Flip Xe」という名称が登場したのは、今回が初めてではありません。昨年末にも、モバイル通信業界団体GSMAが提供するIMEIデータベースに、「SM-F761」が同じ製品名で登録されていたことが確認されています。GSMAデータベースは、非常に信頼性が高い情報源として知られています。

 

もっとも、キャリアが「Galaxy Z Flip Xe」と記載したのは、単にGSMAデータベースにそのように記載されていたためである可能性もあります。また、仮に「Xe」という名称が正しかったとしても、その意味や名称変更の理由については、現時点では不明です。

 

サムスンは2025年後半から、折りたたみスマートフォンの新型モデルを続々と投入すると予想されています。発売スケジュールはおおむね、以下のようになる見込みです。

 

  • Galaxy Z Fold 7(7月頃)
  • Galaxy Z Flip 7(7月頃)
  • Galaxy Z Flip Xe/FE(第4四半期)
  • Galaxy G Fold(三つ折りモデル、第4四半期)

 

Galaxy Z Flip Xe/FEは、Galaxy Z Flip6とほぼ同じ筐体とディスプレイを採用しながら、やや古めのチップセットとカメラを搭載すると噂されています。最新スペックではないものの、高いコストパフォーマンスが期待できそうです。

 

Source:Sammobile

発表近づくGalaxy Z Fold7・Flip7に新たな噂。どちらも薄型・大画面化か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip7」と「Galaxy Z Fold7」は、7月初旬に発表される見通しです。これら2つのモデルについて、新たなリーク情報が届けられています。

↑Image:@Onleaks/Android Headlineより。

 

ギリシャの人気テックサイトTechmaniacsの「非常に信頼できる情報筋」によると、Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7の詳細は次の通りです。

 

Galaxy Z Fold7

  • 驚異的な薄型化:折りたたみ時の厚さがわずか8.2mm。現行のZ Fold6(12.1mm)から大幅に薄く
  • ディスプレイの大型化:折りたたみ画面は8インチに、外側のカバーディスプレイも6.5インチに拡大します(Z Fold6は約7.6インチ/約6.3インチ)。
  • カメラ性能の向上:メインカメラが200MPにアップグレード。10MPの3倍望遠カメラと12MPの超広角カメラはZ Fold6と同じ構成。
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Elite for Galaxy
  • 価格:前モデルより約100ユーロ(約1万6000円)値上げ

 

Galaxy Z Flip7

  • カバーディスプレイの大型化:折りたたみ時の前面全体を覆う形になり、Z Flip6の3.4インチから4インチへと拡大
  • バッテリー容量の向上:4,000mAhから4,300mAhへと増加
  • カメラ構成:前モデルと同じく、50MPメインカメラと12MP超広角カメラを搭載
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Elite for Galaxy
  • 薄型化:Z Flip6よりも薄型化される見通し、ただし具体的な数値は明らかにされず

 

この中で特に注目すべきは、Galaxy Z Fold7が折りたたみ時に8.2mmという驚異的な薄さになるという見通しです。以前の噂では、折りたたみ時9.5mm、開いた状態で4.5mmとされていましたが、それをさらに上回る薄さとなります。ただし、現在サムスンが持つ最高の技術を注ぎ込んだGalaxy Z Fold SEでさえ、折りたたみ状態で10.6mmであるため、ここから大幅な技術革新が必要になるでしょう。

 

なお、このリークを伝えたTechmaniacsは、Galaxy S25シリーズが発表される前にも正確な情報を発信していた実績があります。ともあれ、続報に期待したいところです。

 

Source:Techmaniacs
via:GSMArena

AirTagの次期モデル、期待できる進化はこんな感じ

アップルの紛失防止タグ「次期AirTag」で期待されるアップデートの内容を、海外メディアのMacRumorsがまとめています。

↑アップルより。既に便利ではありますが、さらに使いやすくなるのを期待したいところですね。

 

現行モデルのAirTagは、2021年4月に発売されました。内部に「U1」チップを搭載し、「探す」アプリでその場所を探し出すことができます。またブルームバーグによれば、2025年半ばに次期モデルを発売することが予測されています。

 

MacRumorsによれば、次期AriTagでは第2世代のウルトラワイドバンド(UWB)チップが搭載されるようです。この次世代チップはすでに「iPhone 15」以降や「Apple Watch Ultra 2」に搭載されており、通信距離が最大3倍(約200メートル)になります。さらに、「精密な人の検索機能」も利用できるようになりそうです。

 

また、次期AirTagではヘッドセット「Apple Vision Pro」との連携強化も期待されています。なお、本体デザインの変更は予定されていないようです。

 

個人的にもAirTagを何個か使っていた経験があるのですが、財布の中などで本体に強い圧力がかかると壊れてしまうケースが何回かありました。本体デザインが変更されないとなると、大幅な強度アップは難しそうですが、勝手に蓋が空きにくくなるなどのアップデートも期待したいところです。

 

Source: MacRumors

サムスン初の三つ折りスマホ、充電速度が遅い?カメラ仕様もリーク

サムスンは2025年内に、ファーウェイの「Mate XT」に対抗する三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」を発売する予定だと噂されています。それに続き、その充電速度や内蔵カメラ仕様に関する新たなリーク情報が伝えられています。

Robert/Adobe Stockより。画像はファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」ですが、こちらは66Wの急速充電に対応しています。

 

信頼性の高いリーカーであるPandaFlash氏はX上で、Galaxy G Foldの充電速度の上限は25Wにとどまると述べています。実際のテストでは23〜24Wで動作しており、さらに低下する可能性もあるとのことです。

 

サムスンのスマートフォンは、他社製品と比較して充電速度が遅いと批判されることが多くあります。たとえば、Galaxy S25 Ultraの充電速度は45Wですが、中国メーカーのXiaomi 15 Ultraは有線で90W、ワイヤレスで80Wという高速充電を実現しています。

 

中国メーカー製スマートフォンは、高密度バッテリー技術の進化を背景に、充電速度の大幅な向上を続けています。中でも、世界初の8000mAhバッテリーを搭載した機種がまもなく登場する見通しであり、その傾向は今後も加速すると見られています。

 

一方で、サムスンが充電速度を抑えているのには理由があると考えられます。サムスンは世界市場に広く製品を展開しており、高出力充電による発熱や発火事故のリスクを慎重に管理している可能性が高いです。実際、かつてのGalaxy Note 7では複数の爆発・発火事故が発生し、最終的に約250万台が回収される事態となりました

 

また、PandaFlash氏は別の投稿で、Galaxy G Foldはディスプレイ内蔵カメラ(UDC)を採用せず、通常のパンチホール型カメラになる可能性があると述べています。UDCは画面に穴がない分、見た目はすっきりしますが、画質の劣化や認識精度の低下が問題視されており、サムスンは実用性を優先するのかもしれません。

 

折りたたみスマートフォンにおいて、もうひとつの注目点は画面の折り目(シワ)です。PandaFlash氏は以前、Galaxy G Foldの折り目について「Galaxy Z Fold6並みになる」と予想していました。一方、次期「Galaxy Z Fold7」では、さらに目立たなくなるとの噂も出ています。

 

なお、Galaxy G Foldは当初、韓国と中国のみで限定販売され、その後、他地域に向けて段階的に展開されると予想されています。ファーウェイのMate XTは非常に高価格でしたが、サムスンには価格を抑えることを期待したいところです。

 

Source:PandaFlash(X)
via:PhoneArena

EU新規制でスマホのバッテリーが超進化しそう!

2025年6月から、EU域内で販売されるスマートフォンやタブレットには「European Product Registry for Energy Labels(EPREL:欧州製品エネルギーラベル登録)」ラベルの添付が義務づけられます。このラベルを取得するためには、メーカーが新たな厳しい条件を満たす必要があり、その中にはバッテリーの仕様も含まれています。

↑M21Perfect/Adobe Stockより。ユーザーとしては嬉しい改善になりそうです。

 

これにより、サムスン製を含むスマートフォンに搭載されるバッテリー技術が改善される可能性が浮上しています。

 

EPRELラベルは、コードレス固定電話、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット(画面サイズ7〜17.4インチ)に適用されます。各メーカーがこの基準をクリアするためには、以下のような対応が求められます。

 

  • バッテリー寿命:800回の充電サイクル後でも、元の容量の80%以上を維持する必要がある。
  • 耐久性:偶然の落下に耐える構造であり、さらに塵や水に対する保護性能を備えていること
  • 修理アクセス:専門の修理業者や技術者は、必要なファームウェアやソフトウェアに差別なくアクセスできる
  • 修理可能性:メーカーは、重要な交換部品を5〜10営業日以内に提供し、製品のEU販売終了後も7年間は提供を継続する必要がある
  • ソフトウェアサポート:OSアップデートなどのサポートは、EU地域での販売終了日から少なくとも5年間提供する

 

サムスンはすでに、このEUの新要件に沿った長期ソフトウェアサポートを提供する方針を表明しており、低価格スマートフォンでも最大6回のAndroidメジャーアップデートを行う予定です。

 

ただし、「800回の充電サイクル後に80%以上の容量を保つ」というバッテリー寿命要件を満たすには、バッテリーの技術革新が不可欠でしょう。

 

また、その他の規制に対応するには、落下や水濡れに強くなることや、より修理しやすい設計が求められるため、ハードウェア全体の耐久性や保守性の向上も進むと考えられます。

 

今後のサムスン製スマートフォンではこうした要件を満たすため、バッテリーの耐久性が大幅に向上し、経年劣化が抑えられ、ユーザーが末永く使える設計が期待できそうです。

 

Source:European Comission
via:Sammobile

三つ折りスマホの次はこれ?サムスン「巻き取りスマホ」の予想CGが公開

サムスンは、三つ折りスマートフォンに加えて、大画面を本体内に巻き取ることができるデバイスの開発にも取り組んでいると噂されています。同社は過去に、「ダブル折りたたみ」「マルチ折りたたみ」「巻き取り式」などの製品に取り組んでいると公式に言及したこともあります。

↑Image:DomoAI/@xleaks7より。本当にリリースされるとしたら面白そうです。

 

実際に、サムスンは2025年4月15日付で米特許商標庁(USPTO)から巻き取り式スマートフォンの特許を取得しています。この特許の図面をもとに、未発表製品に詳しいDomoAIが、著名リークアカウント@xleaks7と協力し、予想CG画像を作成・公開しました。

 

この画像では、巻き取り式スマホが「あご」(ディスプレイ下部の枠)以外は非常に細いベゼルを備えていることがわかります。また、ディスプレイの巻き取り機構を内蔵するためか、既存のサムスン製スマートフォンよりも本体が厚くなっているようです。さらに、左上に配置された2つのレンズとフラッシュは、Galaxy Z Flip6の背面カメラデザインに似た配置となっています。

 

このデバイスには、以下のようなAIを活用した新機能が搭載される可能性があります。

 

  • リアルタイム翻訳:母国語で話すと、相手の返答が即座に翻訳されて画面に表示されます
  • メッセージ要約:長文のテキストメッセージを自動で短く整理します
  • スケジュール管理:予定の出発時間を通知し、時間に間に合うようサポートします
  • 写真編集:不要な物体の除去や色調変更などを簡単に行えます

 

これらの機能は、画面を広げて使える巻き取り式ディスプレイの特性を活かして、さらに使いやすくなると期待されています。

 

カメラ機能についても、AIによってシーンに応じた設定の自動調整が行われ、照明やフレーミングも自動化されることで、ユーザーはただカメラを向けるだけで最適な撮影が可能になるとされています。

 

さらに、ゲームプレイにおいても電力と発熱の自動管理が行われ、デバイス側面に追加のコントロールをを搭載する可能性もあると伝えられています。

 

ユニークなスマートフォンといえば、現時点ではファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」が注目を集めています。サムスンの巻き取り式スマートフォンが実際に発売された場合、それを上回る評価を得ることもあるかもしれません。なお、今回公開された予想CG画像では閉じた状態の画面のみが確認でき、完全に広げた状態は不明です。

 

サムスンには「ポケットに収まるコンパクトさと、タブレット並みの大画面表示」という二面性の両立を期待したいところです。

 

Source:DomoAI

via:PhoneArena

寝ながら動画視聴できる! 両手が自由に使える首掛け式のスマホホルダー

サンワサプライは、首にかけるだけでどこでもスマホを使用できる首掛けフレキシブルアームスタンド「200-DGCAM040(汎用ホルダー)」と「200-DGCAM041(MagSafe対応ホルダー)」を運営している直販サイト「サンワダイレクト」で発売しました。実売価格はいずれも3980円(税抜)。

首掛けフレキシブルアームスタンド「200-DGCAM040」

 

記事のポイント

スマホを持たずに利用できる首掛け式のホルダーは、両手が自由に使える点が便利。家事や作業をしながら動画を見たり、ビデオ通話やオンライン会議が可能です。もちろん動画や画像の撮影にも使えます。

 

本品は、スマホを持たずに動画やSNSを楽しめる首掛けスマホホルダー。首に掛けて使えば、寝転びながらでも快適な視聴体験が可能です。スマホを持たなくて済むので両手が空き、調理中やメイク中の“ながら操作”もできます。

 

自在に曲がるロングアームを採用し、スマホの角度や距離を自由に調整できます。顔の前にピタッとセットできるので、画面が見やすく、姿勢も楽に保てます。アングル調整もスムーズにこなせるので、手元や使用者目線の撮影にも最適。

 

アームを折り曲げれば、そのまま卓上スタンドとして使えるので、オンライン会議や撮影時の固定スタンドとしても活躍します。

 

肌に触れる首かけ部分はやわらかなシリコン素材を採用。長時間使用してもストレスを感じにくい心地よい装着感を実現しました。本製品は胸にも支点があるため、長時間の使用においても首や肩への負担を軽減することができます。外したいときすばやく外せるリリースボタンも備えています。

 

スマホ固定部は360度回転に対応し、縦横の切り替えも可能。幅6.5~11cmまでのスマホを取り付けられる伸縮ホルダータイプ(200-DGCAM040)と、MagSafeに対応したマグネット固定タイプ(200-DGCAM041)の2種類をラインナップしています。

 

サンワサプライ
首掛けフレキシブルアームスタンド「200-DGCAM040/200-DGCAM041」
2025年4月22日発売
実売価格:3980円(税込)

早すぎ? iPhone 17eが試作段階へ、来年5月に発売かも

アップルの次世代ミドルレンジスマートフォン「iPhone 17e」が試作段階に近づいており、2026年5月下旬に発売予定であることを海外リークアカウントが報告しています。

↑アップルより。今年のiPhone発表もまだ先ですが、すでに準備が進んでいるようです。

 

アップルは今年2月に、ミドルレンジスマートフォン「iPhone 16e」を発売。A18チップとシングルカメラ、6.1インチディスプレイを搭載し、独自開発の「C1」モデムチップによる長時間駆動を実現しました。また、599ドル(日本価格9万9800円)とお求めやすい価格なのも特徴です。

 

リークアカウントのFixed Focus Digitalによれば、iPhone 16eが発売される前日、サプライチェーンにおいて「新たなプロジェクトコードネーム」が存在することを掴んだそう。これは、2027年のiPhone 17eに関連している可能性が高そうです。なお、Fixed Focus DigitalはiPhone 16eの投入をいち早く言い当てた人物でもあります。

 

Fixed Focus Digitalによれば、iPhone 17eは同時期に発売される競合スマートフォンメーカーのミッドレンジ機種と、市場シェアを争うことになりそうです。このライバルメーカーとは、シャオミやRedmi、VIVOなどがあげられます。

 

調査会社のCounterpoint Researchの最新データによれば、アップルはiPhone 16eの発売と新興国での好調なパフォーマンスにより、2025年第1四半期(1月〜3月)の世界スマートフォン売上で首位に立ちました。今後もアップルは「e」シリーズのiPhoneを、定期的に投入することになるのかもしれません。

 

Source: Fixed Focus Digital / Weibo via MacRumors

期待の超薄型「iPhone 17 Air」、モックが本当に薄すぎ

アップルからの今年の投入が期待される超薄型モデル「iPhone 17 Air」のモック動画を、海外YouTubeチャンネルのUnbox Therapyが投稿しています。

↑Unbox Therapy / YouTubeより。いよいよモックアップらしきものの詳細情報が出てきました。

 

アップルは今年、「iPhone 17」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro」と同時に、超薄型モデルのiPhone 17 Airを発売する予定です。iPhone 17 Airの本体の厚さは約5.5mmで、iPhone 17 Proの約8.725mmと比べると、大幅に薄型化されることが予測されています。

 

 

 

Unbox Therapyが投稿した今回の動画では、iPhone 17やiPhone 17 Pro Maxに比べ、iPhone 17 Airのモックが非常に薄いことがわかります。これだけ薄いと、持ったときの感覚もこれまでのiPhoneとは大きく異なりそうです。

 

一方でUnbox Therapyは、iPhone 17 Airが薄すぎるため、本体が曲がってしまうのではないかと懸念しています。2014年に発売された「iPhone 6 Plus」では、ポケットの中で曲がってしまうという「ベンドゲート」の問題が報告されました。

 

iPhone 17 Airでは、6.6インチディスプレイが搭載されています。もともとはiPhone 17 Pro Maxと同じ6.9インチディスプレイの搭載が予定されていたものの、本体の曲がりやすさなどを考慮して、ディスプレイサイズが抑えられた可能性があります。その他にも、バッテリーの持ちを心配する指摘もありました。

 

業界をあっといわせる薄さで登場しそうな、iPhone 17 Air。まずは、どれだけかっこいいデザインで登場するのかに注目したいものです。

 

Source: Unbox Therapy / YouTube via MacRumors

デスク周辺機器の接続と充電がこれ1台で!エレコムより、Qi2対応ワイヤレス充電スタンド付きの4in1ドッキングステーション

エレコムは、Qi2対応ワイヤレス充電スタンド付きの4in1ドッキングステーションを、4月下旬に発売。デスク周辺機器の接続を1台にまとめられる製品です。

 

記事のポイント

デスク上のスマートフォン充電と、ノートPCに必要な各種ポートを1台にまとめられるスタンド。ビデオ通話や動画視聴をしながらの充電も快適に行える設計です。使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できる点も、デスクスペースを有効活用したいユーザーには嬉しいポイント。

 

最新規格「Qi2」でiPhoneも高速ワイヤレス充電

本製品は、Qi2対応スマートフォンをマグネットでピタッと固定するだけで、最大出力15Wで充電できます。スタンド部分は角度調整でき、マグネットによりスマートフォンを縦向き・横向きどちらでも設置できます。

ドッキングステーションとしての機能も充実しています。USB Type-Cポートを搭載しており、最大65Wでの給電が可能。対応するACアダプター(※別売り、USB PD 65W以上推奨)を接続すれば、ドッキングステーションを経由してノートパソコンへの充電も行えます。

データ転送用には、最大10Gbps(USB3.2 Gen2)の高速転送に対応するUSB Type-CポートとUSB-Aポートを各1ポートずつ搭載。外付けSSDやUSBメモリとの大容量データもスムーズにやり取りできます。マウスやキーボードなどの周辺機器の接続にも対応。

 

さらに、最大4K/60Hzの映像出力に対応したHDMIポートも備えています。

 

 エレコム
Qi2スタンド付きドッキングステーション DST-Q040BPGY
直販価格: 1万2980円(税込)

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

iPhoneとAirPodsを置くだけで2台同時に充電してくれるスタンド型充電器

MOTTERU(モッテル)は、Qi2ワイヤレス充電に対応したスタンド型の充電器(MOT-QI15W05-EC)を、2025年4月25日(金)よりオンラインショップ含むECモールで発売しました。実売価格は5990円(税込)。

スタンド型充電器(MOT-QI15W05-EC)

 

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonでは、30点限定で、1500円オフになるモニターセールも実施されます(※Amazonでは1500ポイント還元)。

 

記事のポイント

1台でスマートフォンとイヤホンの2つをワイヤレス充電できるスタンド型充電器。Qi2対応なので置くだけで急速充電してくれます。寝る前にこのスタンドにスマホとイヤホンを置くだけで自動で充電してくれるので、うっかり充電し忘れることもなくなります。

 

本製品は、Qi2ワイヤレス充電に対応したスタンド型の充電器です。マグネットでピタッとくっつき、最大15Wの出力でワイヤレス充電が可能。Qi2対応のiPhoneと、ワイヤレス充電に対応したAirPodsを2台同時に急速充電できます。

 

Qi2規格に対応しており、iPhoneは最大15W、AirPodsは最大5Wでの急速充電が可能(27W以上のACアダプタを使用)。Magsafe対応、Qi2対応のケースであれば、ケースをつけたままでもマグネット充電が可能です。

 

過電流・過電圧・過熱保護、異物検出などの保護機能を搭載し、万が一の場合でも安心して使えます。2年保証付き。

 

MOTTERU(モッテル)
Qi2ワイヤレス充電対応スタンド型充電器(MOT-QI15W05-EC)
2025年4月25日発売
実売価格:5990円(税込)

iPhone 17 Pro、新色に「スカイブルー」登場?

今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」では新色の「スカイブルー」が登場すると、リークアカウントのMajin Buが報告しています。

↑Majin Buより。MacBookで登場したカラーがiPhoneにも採用されるかもしれません。

 

アップルは今年発売した「M4 MacBook Air」にて、スカイブルーのカラーリングを追加しました。またiPhoneのPro/Pro Maxモデルでは、グレー系の定番カラー数種にくわえて、毎年1色の「特別色」が登場します。昨年の「iPhone 16 Pro/Pro Max」では、デザートチタニウムが投入されました。

 

Majin Buによれば、iPhone 17 Proの試作機ではさまざまなカラーが製造されており、現在はスカイブルーが最有力とされています。試作機におけるこのカラーは、「iPhone 13 Pro」で好評だった「シエラブルー」よりも鮮やかで洗練された印象で、非常に魅力的な仕上がりになっているそうです。

 

これまでアップルがMacに導入した色を、iPhoneに展開したことはありません。しかし、もしMacBook Airのスカイブルーが人気となっているのなら、iPhone 17 Pro/Pro Maxにも展開するのは理にかなっています。Majin Buによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxの新色はまだ決定されていないそうですが、どんな魅力的な新色が登場するのかが楽しみです。

 

Source: Majin Bu via 9to5Mac

iPhone 17 Proの「本当の色」がわかる予測画像がこちら

アップルからの今年の投入が期待されている「iPhone 17 Pro/Pro Max」の予測レンダリング画像を、Xユーザーのkanedacane氏が投稿しています。

↑kanedacane tweets / Xより。こうして見ると大型のカメラバーもあまり目立たない……?

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、本体背面に長方形の「カメラバー(カメラ突起)」が搭載されるようです。ブルームバーグの報告では、このカメラバーのカラーは本体と同じ色になるとされています。

 

kanedacane氏が作成したレンダリングは、カメラバーと本体カラーが同色の「ユニボディデザイン」となっており、先程の予測を盛り込んだものです。個人的にはシックでいいデザインだと感じたのですが、以前の噂のようなツートンカラーのほうが、個性があって魅力的だったという声もあります。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、本体背面にガラスとアルミニウムのハイブリッド構造が採用されると報告されています。ガラス素材はワイヤレス充電に対応するために取り入れられるようですが、今回の予測レンダリング画像からは、どこまでがガラス素材なのかはよくわかりません。

 

今回の予測レンダリングは非公式なもので、実際の製品はこのデザインとは異なる可能性があります。iPhone 17 Pro/Pro Maxがどのようなデザインで登場するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: kanedacane tweets / X via 9to5Mac

折りたたみiPhone、外側ディスプレイにもカメラを搭載するかも

アップルからの発売が期待されている「折りたたみiPhone」では、外側ディスプレイにフロントカメラが搭載されると、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑DayByDayCanvas/Adobe Stockより。どのような状態でもカメラが使えるようにする意図がありそうです。

 

アップルのブックスタイル(横折り)の折りたたみiPhoneは、2026年の発売が期待されています。同スマートフォンには、開いた状態で使える7.8インチの内側ディスプレイと、折りたたんだ状態で使える5.5インチの外側ディスプレイが搭載されるようです。

 

クオ氏によれば、折りたたみiPhoneにはデュアルレンズの背面カメラと、閉じても開いても使えるフロントカメラが搭載され、どのような形状でもカメラ機能が使えると報告しています。なおリークアカウントのyeux1122によれば、この外側ディスプレイのカメラは「パンチホール型」になるようです。

 

現時点では、折りたたみiPhoneのパンチホールカメラが視認できる形で搭載されるのか、あるいは小型の「ダイナミック・アイランド」風のUIで隠されるのかは不明です。ただし、顔認証機能の「Face ID」は搭載されず、本体サイドのボタンに指紋認証機能「Touch ID」が採用されるようです。

 

初代の折りたたみiPhoneは、2000〜2300ドル(約28万円〜32万円)で発売されると予測されています。さらに第2世代の折りたたみiPhoneも開発中で、2027年後半に量産が開始されるようです。アップル初の折りたたみiPhoneがどのような形で登場するのか、実に楽しみです。

 

Source: Ming-Chi Kuo via MacRumors

Nothing Phone (3)、発売日は7月25日? 夏に登場のサイクル維持か

英テクノロジー企業Nothingは、手頃な価格のスマートフォン「Phone (3a)」シリーズを発売したばかりです。また、さらに低価格帯のモデルである「CMF Phone (2)」シリーズの発売準備も進められています。

Timon/Adobe Stockより。

 

そうしたなか、次期フラッグシップモデル「Phone (3)」が7月25日に発売されると著名リーカーが述べています。

 

Nothingの創業者カール・ペイ氏は数日前、X(旧Twitter)で「AMA(Ask Me Anything/何でも質問してください)」セッションを開催しました。その中で、Phone (3)の発売時期について「第3四半期(Q3)」になると明言しています。これは発売が7月から10月の間になることを意味しており、3か月もの幅があります。

 

この話題に対して著名リーカーのYogesh Brar氏は、「7/25」とだけ記した謎めいた返信を投稿しました。その後のやり取りでは、この日付がPhone (3)の発売日であることを明言しています。

 

これまでのPhone (1)とPhone (2)もともに7月に発表されており、今回の情報が本当だとしても不思議ではありません。Nothingは、主力スマートフォンを毎年夏に投入するサイクルを維持するつもりのようです。

 

なお、現時点ではPhone (3)のスペックや新機能に関する有力な情報は出ていません。第2世代のPhone (2)は、初代Phone (1)からの着実な進化を遂げており、バッテリー持続時間の向上、より洗練されたハードウェア、そして安定性を増したNothing OSが高く評価されました。しかし、性能面ではサムスンやアップルのフラッグシップモデルに及ぶほどではありませんでした。

 

Phone (3)がどのような製品になるのかはまだ分かっていませんが、Nothingの正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Yogesh Brar(X)
via:Gizmochina

【期間限定特価】8.7型タブレットが1万円ちょっとで買える!? Android 15搭載、Teclast「P50Mini」

Teclast(テクラスト)から、持ち運びやすいコンパクトサイズのAndroidタブレット「P50Mini」が登場しました。8.7インチディスプレイや最新OSのAndroid 15を搭載しながら、期間限定で1万円台前半という手頃な価格が魅力です。

記事のポイント

最新OSを搭載し、動画視聴や電子書籍、軽い作業などに手軽に使えるコンパクトタブレットを探しているユーザーにとって、気になる製品ではないでしょうか。ただ、表示価格からさらに割引を適用するために、購入手続き画面(支払いページ)で「隠しクーポン」を適用させる必要があるとのこと。最終的な支払い金額にご注意を。

 

片手でも扱いやすい8.7インチのコンパクトボディ

ディスプレイは8.7インチのIPS液晶を採用しており、最大解像度 1340×800。ベゼル幅は3.5mm、本体幅は125mm、厚さは8.2mmというスリムなサイズ感を実現しています。フラットエッジデザインと相まって、片手での操作もしやすいでしょう。通勤・通学中の動画視聴や電子書籍の閲覧、あるいは子供用のタブレットとしても扱いやすそうです。

ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートと180Hzのタッチサンプリングレートに対応。また、画面とタッチセンサー間の空気層をなくすIn-Cell TDDIフルラミネーション技術により、よりダイレクトな操作感を得られるとのこと。Teclast T-Colour 3.0も搭載し、鮮やかな色彩表現を目指しています。

日常使いに十分なパフォーマンスと最新OS

心臓部となるSoCには、Unisoc T606オクタコアプロセッサを採用。A75性能コアとA55効率コアにより、ウェブブラウジングや動画視聴、ゲームなど、日常的な用途であれば十分なパフォーマンスを発揮するでしょう。グラフィック処理を担うGPUはMali-G57です。

 

メモリは4GBを搭載しており、最大8GBを追加可能。合計で最大12GBのメモリ容量として動作し、複数アプリを同時に利用する際の快適性を高めます。内蔵ストレージは128GBで、MicroSDカードによる容量拡張にも対応しているため、写真や動画、電子書籍などをたっぷり保存できます。

 

動画視聴やナビにも活用できる充実機能

ネットワーク機能は、Wi-Fi 5に対応し、5GHz帯の利用も可能。Bluetooth 5.0もサポートしており、ワイヤレスイヤホンなどとの接続も安定して行えます。

 

また、本機はWidevine L1に対応しています。これにより、Amazon Prime VideoやNetflixなどの動画配信サービスで、高画質(HD)再生が可能です。コンパクトな画面とステレオスピーカー(PureSoundオーディオ搭載)、そして3.5mmヘッドフォンジャックも備えているため、動画コンテンツを楽しむのに適した一台となりそうです。

 

さらに、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouといった4つの衛星測位システムに対応。カーナビアプリなどを利用する際にも、より正確な位置情報が期待できます。

 

カメラは背面にオートフォーカス対応の500万画素カメラ(LEDフラッシュ付き)、前面に200万画素カメラを搭載。高画質撮影向けではありませんが、メモ撮りやビデオ通話には十分活用できるでしょう。バッテリー容量は5000mAhで、充電にはUSB Type-Cポートを使用します。

 

Teclast
 P50Mini
価格:1万900円(税込)※4月28日までの初回セール価格( 通常価格:1万5900円)

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デスク周りの配線がこれ一台でスッキリ!簡単設置でLANケーブルを2分配できる、超小型3ポートスイッチングハブ

サンワサプライは、USB Type-C給電に対応し、LANポートを増設できる超小型3ポートスイッチングハブ「LAN-GIGAC302BK」を4月下旬に発売。

 

記事のポイント

コンパクトながらも実用的な機能を備え、価格はお手頃。ごちゃつきがちなデスク周りの配線をスッキリさせたい方や、手軽に有線LAN環境を構築したい方におすすめです。

 

本製品は、1つのLANケーブルを2分配して使用できます。例えば、リビングのルーターから離れた場所にあるテレビとゲーム機を同時に有線LAN接続したい場合などに便利です。1000BASE-Tに対応しているため、高速なデータ転送も可能です。

 

デスクやテレビ周りなど、限られたスペースにも無理なく設置できるコンパクトさもウリです。本体は放熱性に優れたアルミ筐体を採用しており、加熱リスクを軽減します。

 

USB Type-C給電で配線もスマートに

電源供給はUSB Type-C経由で行うため、ACアダプタは不要。PCやテレビのUSBポートから給電できるので、コンセント周りが雑然とする心配もありません。付属のType-C – Aケーブル1本で接続できる手軽さも魅力です。

 

ただし、本製品はスイッチングハブ機能の一部(フローコントロール制御など)には対応していません。そのため、「接続する機器は最大2台までとし、階層接続には対応していない」とのこと。

ストレートケーブル、クロスケーブルを自動判別するAUTO-MDIX機能を搭載。ケーブルの種類を気にせず接続できるため、初心者でも安心して利用できます。

 

サンワサプライ
スイッチングハブ「LAN-GIGAC302BK」(USB Type-C給電・3ポート)
標準価格:4620円(税込)

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万能すぎて手放せなくなりそう……!音声のテキスト化、要約に翻訳もこなすAIスマートノート「iFLYTEK AINOTE Air 2」

iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONSは、手書きメモや音声をリアルタイムでテキスト化し、さらに要約や翻訳までこなすAIスマートノート「iFLYTEK AINOTE Air 2」を4月24日に発売しました。アナログの良さとデジタルの利便性を融合させた、ビジネスや学習シーンでの活躍が期待される一台です。

 

記事のポイント

手書きと音声入力、そしてAIによるテキスト化・要約・翻訳機能を一台にまとめた意欲作。手書きの自由度を保ちながら、後からの検索や編集、共有といったデジタルのメリットを最大限に活用できます。E-inkディスプレイで目に優しい点も、長時間使うデバイスとしては重要なポイントです。

 

紙のような自由度とデジタルの利便性を両立

同社が独自開発したOCR(光学的文字認識)技術により、紙にペンで書くような感覚で記した文字を、瞬時にテキストデータへ変換します。日本語や英語はもちろん、83の言語の手書き文字に対応。認識精度も96%と高く、メモ書きから議事録、アイデアスケッチにまで、幅広く活用できます。

 

もう一つの核となる機能が、AIを活用した音声認識です。内蔵された4つのマイクでクリアに集音し、14言語に対応した音声認識エンジンが、会議やインタビュー中の発言をリアルタイムでテキスト化。さらに、複数人が話している場合でも話者を自動で識別する機能を搭載。誰が何を話したかが明確になるので、議事録作成などの手間が大幅に削減されますね。

 

ChatGPTとも連携し、テキスト化された内容を元に、AIが自動で要約を作成。長時間の会議や講義の内容も素早く把握できます。

 

国際的な場面で活躍するリアルタイム双方向翻訳

「AINOTE Air 2」は、7言語に対応したリアルタイム双方向翻訳機能も搭載しています。例えば、国際会議や海外企業とのオンライン商談などで、相手の発言を即座に翻訳してテキスト表示したり、自分の発言を相手の言語に翻訳して伝えたりすることが可能です。

 

目に優しく多機能なE-inkディスプレイと充実の基本性能

ディスプレイには、目に優しい8.2インチのE-ink(電子ペーパー)スクリーンを採用。紙に近いモノクロ表示でブルーライトを発しないため、長時間のメモ作成や資料閲覧、電子書籍(pdf、mobi、epubなど多数の形式に対応)の読書でも目が疲れにくいのが利点です。

 

本体重量は約230g、最も薄い部分は5.0mmと薄型軽量設計で、持ち運びも苦になりません。ストレージは4GB RAMと32GB ROMを搭載し、Wi-FiとBluetooth 5.0に対応。バッテリーは2,600mAhで、最大7日間の連続使用(待機状態なら最大108日間)が可能です。

 

文書スキャンに使える5MPカメラも備えています。OSはAndroid 11.0を搭載しており、スマートデバイスとしての拡張性も備えています。

 

iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS
iFLYTEK AINOTE Air 2
プレセール価格: 7万1800円(税込)

Razr 60 Ultra、ついに防塵対応? カメラ・充電でもGalaxy Z Flip7を上回る可能性

モトローラは、次期折りたたみスマートフォンを2025年4月24日に米国で発表すると予告しています。この新製品は、新型タテ折りスマホ「Razr 60 Ultra」とされており、サムスンの「Galaxy Z Flip7」のライバルになると予想されています。
↑Image:Evan Blass。本当であれば、かなり有力な折りたたみ端末になるかもしれません。

 

このRazr 60 Ultraに関する公式らしき資料がリークされ、搭載チップや防塵・防水性能など、さまざまな仕様が明らかとなりました。

 

この情報は、実績のあるリーカーEvan Blass(@evleaks)氏がX上でシェアしたものです。ただし、同氏のアカウントは非公開設定のため、フォロワーしか閲覧できません。

 

今回のリークによると、Razr 60 Ultraの主な仕様は次の通りです。

 

  • カバー(外側)ディスプレイ:4インチ
  • 折りたたみディスプレイ:7インチ
  • スピーカー:ステレオ対応
  • 指紋認証:側面にリーダー搭載
  • 自撮りカメラ:50MP
  • 背面メインカメラ:50MP(OIS=光学式手ぶれ補正あり)
  • 望遠カメラ:50MP、2倍光学ズーム
  • 搭載チップ:Snapdragon 8 Elite
  • RAM:16GB
  • 内蔵ストレージ:最大1TB
  • OS:Android 15(Android 18まで3回のメジャーアップデートに対応)
  • バッテリー容量:4,700mAh(Galaxy Z Flip7の4,300mAhより多い)
  • 急速充電:68W(Galaxy Z Flip7は25Wの見込み

 

特に注目すべきは、防塵機能を備えているとされている点です。前モデルであるRazr 50 UltraはIPX規格にのみ対応しており、防水機能はあるが防塵には未対応でした。それに対し、Galaxy Z Flip6は防水・防塵の両方に対応していたため、今回のRazr 60 Ultraはようやくライバルに追いつくことになります。

 

スペック面では、カメラ性能・ストレージ容量・バッテリーの持ち・充電速度など、Galaxy Z Flip7を上回っているようです。ただし、Galaxy Z Flip7はGalaxy Z Flip6と
同様に、最大7年間のソフトウェアアップデートが提供される可能性が高いため、長期的なサポート面では依然として優位にあると見られます。

 

Source:Evan Blass(X)

Androidの新たな紛失・盗難対策が登場。端末が自動で再起動?

Googleは、Androidデバイス向けに新たなセキュリティ機能「自動再起動(Auto-Reboot)」を導入しました。この機能は、先週公開された「Google Play開発者サービス v25.14」のアップデートを通じて展開されています。

↑THAWEERAT/Adobe Stockより。完全に安心できるとは言えませんが、あると便利なのは間違いありません。

 

この新機能は、Androidスマートフォンやタブレットが3日間(72時間)連続でロックされたまま使用されなかった場合、自動的に再起動するというものです。デバイスを使うには、再びパスコードやPIN、パターンの入力が必要となります。

 

また、Google Play開発者サービスを通じて提供されるため、OSのバージョンアップを待つ必要はありません。特に専用の設定項目は用意されておらず、この機能をオフにすることはできません。

 

ちなみに、Play開発者サービスは通常、すべてのデバイスに届くまでに1週間以上かかる場合があります。最新版のv25.14が配信されたデバイスでは、設定画面の見た目が改善されるほか、自動車やスマートウォッチとの接続も強化され、Quick Share(ファイルを簡単に共有できる機能)使用時のコンテンツプレビュー機能が追加されます。

 

この機能の主な目的は、デバイスのセキュリティとプライバシー保護を強化することです。具体的には、デバイスを再起動すると「Before First Unlock(BFU)」という状態に戻ります。この状態では、生体認証や位置情報に基づくロック解除は機能せず、スマートフォン内に保存されたすべてのデータが暗号化されるため、データの抜き取りが大幅に困難になります。

 

これにより、Androidスマートフォンを紛失したり盗難に遭った場合でも、それが72時間放置されれば自動的に再起動し、より安全なBFU状態に戻って不正なデータアクセスが防げるというわけです。

 

もっともGoogleは、この機能がどのバージョンのAndroidでサポートされているかといった詳細を明らかにしていません。もし自動再起動が起こった場合、それを画面上で知らせるメッセージが表示されれば、ユーザーも戸惑うことがなさそうです。

 

Source:Google

via:9to5Google

要注意! ChatGPT、写真から場所の高精度特定が可能に

人気のAIチャットボット「ChatGPT」の最新モデルでは、写真から撮影場所を高精度で特定する機能が話題となっています。

↑AdriaVidal/Adobe Stockより。SNSなどへの写真投稿にもいっそう気を付ける必要があるかも……。

 

この機能は、OpenAIの新しい画像モデル「o3」や「o4-mini」に搭載された強化された画像推論能力によるもので、X(旧Twitter)などのSNSでも注目を集めています。

 

これらのモデルは、ぼやけた写真や歪んだ画像でも分析が可能で、お店の看板や道路標識、メニュー、建築物など、視覚的に特徴のある情報を読み取ることができます。たとえ写真からEXIFデータ(位置情報)が削除されていても、視覚情報のみをもとに場所を推定できるのが大きな進歩と言えます。

 

さらに、ウェブ検索機能と組み合わせることで、その能力は飛躍的に向上します。実際、Xのユーザーたちは、自宅近所の道路風景、レストランのメニュー、バーの前での自撮り写真などを使って実験しており、都市名だけでなく具体的な場所まで突き止められた例も報告されています。

 

しかし一方で、この機能の悪用リスクも懸念されています。誰でもネット上の他人の写真を使って「これはどこ?」とChatGPTに尋ねることができてしまい、プライバシーの侵害につながる恐れがあるのです。もっともAIは常に正確とは限らず、推測が外れたり、ループや曖昧な回答になることもあるため、百発百中ではありません。

 

現在のところ、この機能は主に娯楽や実験的な使い方が中心です。しかし、利用者が増えるにつれて悪用のリスクも高まるため、OpenAIには一層の安全対策が求められるでしょう。

 

Source:BGR

幅広い使い方ができる! NECPCからオールインワンデスクトップPCとタブレットが発売

NECパーソナルコンピュータは、オールインワンデスクトップ「LAVIE A27」と、10.1型のスタンダードタブレット「LAVIE Tab T10」を発表しました。LAVIE A27は4月24日に発売、LAVIE Tab T10はすでに販売しています。直販サイトでの価格はLAVIE A27が24万9800円(税込)~、LAVIE Tab T10が3万4980円(税込)~です。

記事のポイント

幅広い使い方ができるオールインワンデスクトップと、リーズナブルなタブレットがNECPCから登場しました。新生活でまだPCを用意していない、あるいはタブレットを使ってみたいなんてときに選択肢に入りそうな製品たちです。

LAVIE A27は、27型でフルHD解像度のIPS液晶を搭載したオールインワンデスクトップです。店頭モデルのスペックは、Windows 11 Home、インテルCore i7-1355U プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD。高画質な写真や動画の編集が可能なほか、エンタメコンテンツを楽しんだり、テレワークに使ったりできるモデルとなっています。

 

LAVIE Tab T10は、Android 14搭載のタブレット。店頭モデルの主なスペックはMediaTek Helio G85、4GBメモリー、128GBストレージで、ディスプレイは1920×1200ドット解像度の広視野角液晶を搭載しています。十分なスペックから、日常利用からエンタメ利用まで幅広く対応できるとのこと。

 

また、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載しています。

NECパーソナルコンピュータ

LAVIE A27 24万9800円(税込)~

LAVIE Tab T10 3万4980円(税込)~

デル、「最もパワフル」と自信のゲーミングノートPCがAlienwareから

デル・テクノロジーズは、ゲーミングブランドのAlienwareから「Alienware 18 Area-51 Gaming Notebook」「Alienware 16 Area-51 Gaming Notebook」を発売しました。

記事のポイント

デルのAlienwareブランドが新しくなってから登場した製品の第2弾。グラフィックスとCPUの電力設定を高めることでそれぞれのパフォーマンスを上げ、より高性能に仕上げています。当然パフォーマンスが上がるとPC内に熱がこもりますが、そこは独自の排熱設計でカバーしています。

Alienware 18 Area-51 Gaming Notebookは、デル・テクノロジーズのこれまでのノートPCで最もパワフルとうたう製品です。スペックはCPUがインテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HX、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 5080、メモリーが32GB、ストレージが1TB SSDという構成。またディスプレイは18型で2560×1600ドットの解像度、リフレッシュレートは最大300Hzとなっています。

 

Alienware 16 Area-51 Gaming Notebookは、16型ノートPCとしてはデル・テクノロジーズのこれまでの製品で最もパワフルとする製品。主なスペックはAlienware 18 Area-51 Gaming Notebookと同じで、ディスプレイはリフレッシュレートが240Hzとなっていますが、それでも十分高性能です。

 

また、両モデル共通でグラフィックスとCPUの電力制限を高く設定。これにより、より高いパフォーマンスを実現しています。電力を高く設定したぶん冷却性能も高めており、4基のファンを内蔵したり、銅素材を増やしたりすることで排熱を促しています。

デル・テクノロジーズ

Alienware 18 Area-51 Gaming Notebook 69万9800円(税込、推奨構成の価格)

Alienware 16 Area-51 Gaming Notebook 64万9800円(税込、推奨構成の価格)

高性能で軽量、ASUSがゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14 GA403WR」などを発売

ASUS JAPANは、ゲーミングブランドの「ROG」から「ROG Strix G18 G815LR」「ROG Strix G16 G615LR」と、「ROG Strix G16 G614シリーズ」、「ROG Zephyrus G14 GA403WR」を発表しました。それぞれの発売日と希望小売価格は下記のとおりです。

 

ROG Strix G18 G815LR/5月21日発売/39万9800円(税込)

ROG Strix G16 G615LR/4月25日発売/35万9800円(税込)

ROG Strix G16 G614FR/5月中旬発売/45万9800円(税込)
ROG Strix G16 G614PR/5月2日発売/35万9800円(税込)

ROG Zephyrus G14 GA403WR/5月1日発売/41万3820円(税込)~

記事のポイント

新製品はいずれも高性能なスペックですが、特に注目なのはROG Zephyrus G14 GA403WRで、14型の有機ELディスプレイ搭載やゲーミングノートPCとしては軽い本体など、見どころの多い製品です。今後活用する機会が増えるであろうAIアプリケーションも快適に使えます。

 

インテルの高性能CPUを搭載したROG Strix G18 G815LR

ROG Strix G18 G815LRとROG Strix G16 G615LRは、CPUに高性能なインテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HXを搭載したノートPCです。また、グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPUを搭載しており、これらによって高画質なゲームタイトルを楽しんだり、クリエイティブ作業を快適にこなしたりできます。

 

このほか、ストレージは1TB SSD、メモリーは32GB/64GBで、ディスプレイはROG Strix G18 G815LRが18型の2560×1600ドット、ROG Strix G16 G615LRが16型の1920×1200ドット。

 

ストレージやメモリーの増設・交換がしやすい構造を採用しており、ツールレスで底面を開き、SSDやメモリーを接続するスロットにアクセスできます。また、ファンのクリーニングも可能です。なお、増設や交換にともなう破損に対しては、ASUSの「あんしん保証」の対象内ですが、基本的には自己責任となります。

 

CPUのパフォーマンスを高めるために、Thermal Grizzlyの液体金属グリスを塗布して熱伝導率を上げ、CPUやGPUの温度を最大15度下げる冷却機構も搭載しています。

 

AMDのCPUとディスプレイに注目のROG Strix G16 G614シリーズ

ROG Strix G16 G614シリーズは、CPUのパフォーマンスを高める第2世代AMD 3D V-Cacheテクノロジーを採用した「AMD Ryzen 9 9955HX3D」、もしくは「AMD Ryzen 9 8940HX」を搭載したノートPCです。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU、SSDは1TB、メモリーは32GB/64GBの構成となっています。

 

ディスプレイはROG Strix G16 G614FRが16型で2560×1600ドットの解像度、 ROG Strix G16 G614PRが16型で1920×1200ドットの解像度。アスペクト比は16:10、リフレッシュレートは240Hz対応、色表現はデジタルシネマ向けのRGB色空間規格DCI-P3に100%対応と、ディスプレイも高性能な仕上がりです。

 

軽量、有機ELディスプレイ搭載のROG Zephyrus G14 GA403WR

ROG Zephyrus G14 GA403WRは、CPUにAMD Ryzen AI 9 HX370を搭載したノートPCで、ゲームプレイや動画編集のほか、AIアプリケーションの使用においても高いパフォーマンスを発揮します。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU、ストレージは1TB SSD、メモリーは32GBです。

 

ディスプレイは14型の有機ELで、解像度は2880×1800ドット、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

 

また、ゲーミングノートPCとしては軽量なのも特徴で、約1.57kgなので持ち運んでの使用も想定できるでしょう。