ハイブリッドワーク環境をもっと安全に!NEC、顔認証PCセキュリティソフト最新版「NeoFace Monitor V8」

NECは、顔認証技術を活用したPCセキュリティソフトウェアの最新版「NeoFace Monitor パッケージ版 V8」をリリースしました。ハイブリッドワーク時代のニーズに応える注目のアップデートです。

記事のポイント

働き方の選択肢が幅広い昨今、オフィスワークとテレワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」の浸透が進んでいます。同時に必要なのがリスクヘッジ。デバイスのセキュリティ対策も導入してこそ、本当の意味で生産性を向上させる働き方ができるといえそうです。

 

新バージョンの目玉は、VDI環境との連携強化です。手元端末とVDI環境の両方にNeoFace Monitorをインストールすることで、顔認証によるOSログオン、ロック解除、業務アプリケーションへの代行認証が同時に利用可能に。環境に合わせて、認証方式を柔軟に選べます。

 

さらに、手元端末での顔認証でVDI環境側の認証を省略する機能や、複数のVDIに同時接続するマルチセッション環境での認証使い分け機能も搭載。例えば自治体や金融機関など、システムごとに異なるVDIにログインする際も、スムーズな顔認証を実現する、としています。

また、新たにリリースされた「API連携キットG3」では、認証キャッシュの運用管理を強化。端末がオフライン状態での顔認証に必要なキャッシュデータの有効期限や、ユーザー数設定機能を追加し、より厳格なセキュリティポリシーでの運用をサポートするとのこと。

 

さらに、認証処理結果の精緻化も実現。認証失敗時に、顔認証、パスワード、顔の動き検知など、認証方式ごとの詳細情報をエラーコード形式でアプリケーションに提供できるようになりました。

バージョンアップ作業も簡単になりました。従来、必要だった既存ソフトウェアのアンインストールやデータベース移行作業が不要となり、インストーラー適用のみでバージョンアップが可能に。

その他、 管理者による設定変更や、認証ログの閲覧といった操作ログをCSV形式で出力可能。不正操作の抑制や監査に活用できます。

 

価格(税別)はソフトウェア本体が1台1200円、ライセンス料が1台1万6500円で、いずれも買い切り。保守料金は1台、年額2600円。

 

NEC
NeoFace Monitor パッケージ版 V8

Android Auto、車載ディスプレイでのゲーム解禁!? 使用条件は…

Googleは3月初め、Androidスマホと車載システムを連携させる「Android Auto」につき、駐車中にプレイできるゲームを充実させると発表しました。その新機能がAndroid Auto 14.1ベータ版に導入され、実際に何本かが車載ディスプレイで遊べると報告されています。
↑Image:9to5Google。プレイは駐車中に限られます。

 

これらのゲームはAndroidスマホ側にインストールしておくだけでよく、追加ダウンロードは不要です。自動車が駐車中に限り、大きな画面でゲームをプレイしたり、スキマ時間に経験値を稼げます。

 

現在プレイ可能なゲームは、以下の4タイトルです。

  • Candy Crush Soda Saga
  • Angry Birds 2
  • Farm Heroes Saga
  • Beach Buggy Racing

 

アプリは車載ディスプレイでのプレイに対応する必要があるため、現状の対応タイトルは今のところ数本に限られています。もっとも、いずれ互換性があるタイトルは増えていくでしょう。

 

まとめておくと、この機能を使う手順は次の通りです。

  1. Android Auto 14.1ベータ版をインストール
  2. スマートフォンに対応ゲームをインストール済みであること
  3. 車が駐車中(パーキングモード)であること

 

なお、これまでもAndroid AutoではGameSnacksアプリを通じて簡単なゲームが遊べました。今回の新機能は、通常のAndroidゲームアプリが車載の大きなディスプレイで遊べることに意義があります。

 

Source:9to5Google

折りたたみiPhone、開くとほぼiPad? 縦横比4:3画面採用か

アップルの「折りたたみiPhone」は縦横比(アスペクト比)4:3のディスプレイを搭載する可能性があると、リークアカウントのDigital Chat Stationが報告しています。

↑guteksk7/Adobe Stockより。iPadのように使えるなら面白そうです。

 

今回の報告によれば、内側の折りたたみディスプレイにほぼ4:3のアスペクト比を採用することで、外側ディスプレイとの一貫性が保てるとのこと。さらに、iPad向けソフトウェアとの互換性も確保できると指摘しています。

 

アップルの「iPad」と「iPad Pro」は、継続的に縦横比4:3のアスペクト比を採用しています。このアスペクト比だと、読書やウェブブラウジング、画面を分割したマルチタスク操作に適しています。なお8.3インチの「iPad mini」のみが、より縦長な約3:2のアスペクト比を採用しています。

 

Digital Chat Stationは以前、折りたたみiPhoneの外側に5.5インチ、内側に7.8インチディスプレイが搭載されると指摘していました。さらに著名アナリストのミンチー・クオ氏は、内側の折りたたみディスプレイは「折り目のないデザイン」になると指摘しています。

 

クオ氏によれば、折りたたみiPhoneはチタン合金製の筐体を採用し、ヒンジ部分には金属ガラスが使用される予定です。背面にはデュアルカメラを搭載し、折りたたみ時と展開時の両方で使用可能な前面カメラが搭載されます。生体認証システムには、指紋認証機能「Touch ID」が採用されるようです。

 

折りたたみiPhoneは2000ドル〜2500ドル(約30万円〜37万円)という、超高価格で販売されると予測されています。その値段に見合った、先進的な製品の登場を期待したいものです。

 

Source: Digital Chat Station / Weibo via MacRumors

薄すぎる…Galaxy S25 Edgeのダミーモデルが登場。SIMトレイも用意か

サムスンは超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」を、今後数ヶ月のうちに正式発表・発売すると予想されています。すでに搭載チップやカラーバリエーション、価格などの噂話が伝えられているなか、本物を再現したと称するダミーモデルが公開されました。

↑Image:The Sinza/YouTube。やはり薄さのインパクトはかなりのものです。

 

これは韓国のYouTuberであるThe Sinzaが、最新の動画でシェアしているものです。最上位モデルGalaxy S25 Ultraを横に並べて、どれだけ薄いかを強調しています。Galaxy S25 Ultraの厚さは8.2mmで、決して分厚いスマートフォンではありませんが、S25 Edgeは5.84mmで約30%も薄いとのことです。

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

また、動画ではGalaxy S25 Edgeで噂されている「シルバー」と「ブラック」のカラーが披露されています。これまでのリーク情報では全3色とされ、「チタニウム・アイシーブルー」「チタニウム・シルバー」「チタニウム・ジェットブラック」と名付けられていました

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

注目すべきは、ダミーモデルの底面にてUSB-Cポートが真ん中ではなく、少し右にずれていることです。サムスン製スマートフォンとしては異例の薄さのため、内部パーツを特殊な配置をした結果なのかもしれません。

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

また底面にSIMトレイが確認できるのは嬉しい驚きでしょう。アップルも超薄型の「iPhone 17 Air」を開発中と噂されていますが、薄くするためにSIMトレイはなくし、eSIM専用になると予想されています。

 

当初、Galaxy S25は薄型化により放熱も難しく、そのため性能を控えめにした低発熱版「Snapdragon 8 Elite」を採用すると見られていました。が、最近ではGalaxy S25 Ultraと同じ通常版チップを搭載する可能性が高まっています。薄さと高性能を両立した、素晴らしいスマホになると期待したいところです。

 

Source:The Sinza(YouTube) 
via:Tom’s Guide

最大80台の機器を接続!iPadやタブレットを一括充電・同期できるUSB Type-Cハブ2種

サンワサプライは、iPadやタブレットの充電・同期を効率化するUSB Type-Cハブ「USB-2THCS20N」(20ポート)と「USB-2THCS12N」(12ポート)を、4月1日に発売しました。教育現場や企業での利用を想定し、複数デバイスの一括管理を可能にします。


記事のポイント

多数のタブレットを効率的に管理したい学校や企業にとって、時間と手間を大幅に削減できる便利なツールです。1ポート当たり最大3Aの出力が可能とのこと。付属のL字金具とネジでキャビネットやラックに取り付けられるので、省スペースです。

 

新製品はUSB 2.0に対応したType-Cハブで、「USB-2THCS20N」は20台、「USB-2THCS12N」は12台のタブレットを同時に充電・同期できます。

背面にデイジーチェーン専用ポートを搭載しており、ハブを最大4台まで接続できます。「USB-2THCS12N」なら最大48台、「USB-2THCS20N」なら最大80台のデバイスを接続可能です。

各ポートにはLEDライトが搭載されており、充電・同期状況をひと目で確認できます。タブレットの持ち出し時に充電状態を確認できるため、充電忘れを防げます。

エコモードスイッチを押すと、充電完了時に自動で電源がOFFになる機能を搭載。これにより、タブレットへの過充電を防ぎ、バッテリーへの負担を軽減します。

 

サンワサプライ
USB 2.0 Type-C 12ポートハブ 「USB-2THCS12N」
標準価格:14万8500円(税込)/

USB 2.0 Type-C 20ポートハブ「USB-2THCS20N」
標準価格:16万5000円(税込)

【西田宗千佳連載】生成AI時代の「Alexa+」が登場

Vol.148-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAmazonが発表した新たな音声アシスタント「Alexa+」の話題。生成AI時代に生まれ変わるサービスにはどんな変化があるのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Amazon

Echo Show 15(第2世代)

実売価格4万7980円

↑音声での対話による情報の提供には欠かせない、ディスプレイ付きのスマートスピーカー。Echo Show 15は15インチの画面で文字などの視覚情報により、スムーズな対話が可能になるデバイスと期待されている。

 

Alexaにより“音声で命令”が定着

2月26日、米Amazonは音声アシスタント「Alexa」を刷新すると発表した。ゼロから作り直した「Alexa+」の導入だ。3月からアメリカ市場のユーザー向けに提供が開始された。時期は公開されていないが他の言語・地域への提供も予定されており、その中には日本語も含まれる。

 

Alexaは2014年にアメリカでスタートした。精度の高い音声認識を組み込んだ「スマートスピーカー」を実現し、部屋のどこにいても、好きな音楽をかけることができるようになった。その後、Alexaと連携するスマートホーム機器は増加し、GoogleやAppleもその市場を追いかけた。音声アシスタントはスマホにも搭載され、“音声で命令”することは珍しいものではなくなっている。

 

一方、“音声で命令すること”が便利なものとして定着したかというと、そうでもないのが難しいところだ。AIによって音声認識は可能になったが、AIがユーザーのしたいことをきちんと理解してくれるには至らなかったからだ。結局、Alexaをはじめとした音声アシスタントは、“声を使ったリモコン”的な使い方に落ち着き、ある種の停滞感があった。

 

そこで登場したのが「Alexa+」だ。名前こそ似ているが、背後にあるソフトウエアはまったく異なる。Amazonは生成AI技術をベースに、Alexaを新たに作り直した。その結果生まれたのがAlexa+、ということになる。

 

より自然で複雑な会話を生成AIで実現する

いちばんの違いは「対話性の向上」だ。従来のAlexaは“定まったことに答える”という性質が強かったが、生成AIをベースとするAlexa+は人間と自然な会話ができる。しかも、会話しながらレシピを見つけたり買い物をしたり、野球のチケットを予約したりと、複数の作業ができる。

 

例えば、野球の話題でAlexa+と盛り上がりつつ、試合のチケットが1人200ドルに値下がりしたタイミングで教えてもらうことも可能になるという。これは以前のAlexaではかなり難しかったことだ。レシピにしても、教えてもらったものから“調味料が足りないので別のソースのものにカスタマイズしてもらう”ことだってできる。この辺はいかにも生成AIらしい機能だ。

 

Amazonは以前から、Alexaに高度な対話機能を搭載しようとしてきた。技術的には、現在生成AIで行っていることにつながるものだが、既存のAlexaにそれを実装することは、結局成功しなかった。2023年には生成AIを使ったチャット機能を搭載する計画が公開されていたが、消費者が望んだのは単なるチャットではない。代わりに買い物をしてくれることであり、家電と便利に連携してくれることだ。

 

生成AIでAlexaを根幹から作り直す、というAmazonの決断は大胆なものだ。だが筆者がデモから判断する限りでは、それだけの価値があったように思える。

 

生成AIはAlexaになにをもたらそうとしているのだろうか? そして他社はどうするのか? そこは次回以降で解説していきたい。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

Apple Watchの血圧測定機能、2025年中の導入は困難?

アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」への血圧測定機能の搭載が問題に直面していると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑アップルより。

 

ブルームバーグは以前にも、2025年の次期Apple Watchに血圧モニタリング機能が導入されると報告していました。この機能は正確な血圧の上下数値を計測するのではなく、血圧が上昇傾向にあるかどうかを追跡し、高血圧の際には警告を送信する機能のようです。

 

ガーマン記者によれば、アップルはApple Watchへの血圧測定機能のテスト中に「引き続き問題に直面している」とのこと。なお、どのような問題が発生しているのかについては、明かされていません。また今回の報道を考えると、Apple Watchへの血圧測定機能の導入は2025年になっても実現しない可能性があります。

 

高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、発見が遅れると心臓のダメージや脂肪リスクを高める要因になります。もしこれをApple Watchにより早期発見することができれば、命が救える可能性もあります。Apple Watchへの高血圧測定機能の導入、ぜひ早く実現してほしいものです。

 

Source: MacRumors

アップルのクックCEO、中国発AI「DeepSeek」を称賛

アップルのティム・クックCEOは中国を訪れ、同国発のAIモデル「DeepSeek」を称賛しました。

↑アップルより。すでにアリババグループと提携しているアップルですが、今後はどうなるのでしょう?

 

DeepSeekは競合のAIチャットボットと比較して、低コストかつ低消費電力で開発されていることが特徴です。今年2月には、アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」へのDeepSeekの採用が見送られたことも報じられています。

 

クックCEOは北京で開催された「中国発展フォーラム」に出席し、DeepSeekを「素晴らしい(エクセレント)」と称賛しました。クックCEOは今年1月にもアップルの決算説明会で、DeepSeekについて「効率性を高めるイノベーションは良いことだ」と発言していました。

 

アップルは中国市場向けにアリババグループと提携し、同社のAIモデル「Qwen」をApple Intelligenceに統合する契約を結んだと報じられています。さらにアップルはバイドゥとも協議をすすめており、中国市場向けの大規模言語モデル(LLM)の追加プロバイダーとして採用される可能性があります。

 

クックCEOはその他にも、「中国発展研究基金」との協力を拡大し、クリーンエネルギーへの継続的な投資を進める方針を発表しました。また中国SNSのWeiboにて、アップル製品の活用事例を紹介しました。

 

現在中国ではiPhoneの出荷台数が減少するなど、アップルの存在感が減少しつつあります。アップルがAI分野で今後巻き返すことになるのか、今後に注目です。

 

Source: MacRumors

コンセントを無駄なく使える! 壁コンセントをふさがない電源タップ

サンワサプライは、壁のコンセントを無駄なく活用できる電源タップ「TAP-B8シリーズ」と「TAP-B9シリーズ」を発売します。

「TAP-B8シリーズ」「TAP-B9シリーズ」

 

記事のポイント

コンセント側のプラグ部にもプラグ穴を備えているので、壁コンセントを無駄なく活用できるのが特徴。ホコリ防止シャッターを備えているので、トラッキング火災のリスクも減らします。

 

本品は、プラグにシャッター付き差込口を1個搭載し、壁のコンセントを無駄なく活用できる設計の電源タップです。延長コードとして使用できるプラグ1個口+1個口の「TAP-B8シリーズ」(ケーブル長 1/3/5m)と、複数の機器を接続できるプラグ3個口+1個口の「TAP-B9シリーズ」(ケーブル長 0.5/1/2/3/5/7m)の2種類をラインナップしています。

プラグ1個口+1個口の「TAP-B8シリーズ」。

 

プラグ3個口+1個口の「TAP-B9シリーズ」。

 

差込口のホコリ防止シャッターにより、トラッキング火災のリスクを低減します。また、より丈夫で安全な、二重被ふくコードを採用。L型プラグには絶縁キャップを採用し、電気用品安全法技術基準に適合した高い安全性を確保しています。

 

サンワサプライ
電源タップ「TAP-B8シリーズ」「TAP-B9シリーズ」
2025年3月31日発売
実売価格:1540円~3960円(税込)

次期「Galaxy S26 Ultra」、カメラ強化の噂。可変絞り復活で望遠は8倍ズーム?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」は、さらにカメラが強化されるとの期待が高まっています。その噂の1つである可変絞りの復活や、望遠レンズに関する新たなリーク情報が現れました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラ強化の噂が複数聞こえてきていますが……。

 

サムスンの未発表製品のリークで知られる@SiddhantGeekは、Galaxy S26 Ultraの200MPメインカメラはf/1.4からf/4.0の間で可変絞り機能を備えると主張しています。

 

 

ちなみに、かつてのGalaxy S9はf/1.5とf/2.4を切り替えられるデュアル絞り方式を採用していました。「f/1.4〜f/4.0」が、その間で自由に絞り値を変えられるのか、それとも2つを切り替えられるだけかは不明です。いずれにせよ、暗い場所では絞りを開放して、明るい場所では絞りを強めて、より良い写真が撮れるようになる可能性があります。

 

またGalaxy S25 Ultraの10MP/3倍ズームは50MP/3.4倍ズームに、50MP/5倍ズームのカメラは50MP/8倍ズームに強化されるとのこと。どちらのセンサーも、新型に置き換えられるというわけです。

 

しかし、ここ数年のGalaxy Sシリーズでのカメラ強化は控えめだったため、少し眉唾のようにも思えます。また、2つの望遠カメラのうち1つをなくすとの噂もありました。Galaxy S26 Ultraの登場は1年ほど先と予想されるため、まだ状況は流動的であり、サムスン社内でも仕様が固まらずに複数のプロトタイプがあるのかもしれません。

 

Source:@SiddhantGeek(X)
via:Sammobile

「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」、やはり大型化? アクセサリー画像が登場

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip7」と「Galaxy Z Fold7」を、今年(2025年)夏頃に発売すると予想されています。すでに複数のリーク情報があるなか、サードパーティ製のアクセサリーがネット上に登場し、デザインの変更を示唆しています。

↑JCM/Adobe Stockより。大型化すればカバー画面は使いやすくなりそうですが、果たしてどうでしょうか。

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、X上で画像をいくつかシェアしています。

その1つが、Galaxy Z Flip7用のケースです。背面に大きく開かれたスペースは、Moto Razrのように大型カバーディスプレイを搭載するとの噂が正しい可能性を高めています。以前Ice Universe氏がリークした予想CG画像も、やはりRazrと似たデザインで、4.05インチとされるカバーディスプレイを備えていました

 

もう1つの写真ではGalaxy Z Fold7用の画面プロテクターが示されていますが、現行のGalaxy Z Fold6よりもタテ横ともに大きいようです。以前にリークされた予想CG画像でも、折りたたみ画面が約8.2インチ、カバー画面が6.5インチ(Fold6は約7.6インチ/約6.2インチ)とされていました。これほど大型化すれば、折りたたんだ状態でも使いやすくなると期待できそうです。

Source:Ice Universe(X) 
via:Sammobile

ロック画面の「コントロール」をカスタマイズする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは『ロック画面の「コントロール」をカスタマイズする方法』です。

 

 

iPhoneのロック画面にあるフラッシュライトとカメラの「コントロール」ボタン。この2つ、以前は固定でしたが、iOS 18から別のコントロールに変更できるようになりました。今回はこのロック画面のコントロールをカスタマイズする方法を紹介します。

 

普段、ロック画面下の両端には「フラッシュライト」と「カメラ」のボタンが表示されています。このボタン、ロングタップすると起動できる「コントロール」と呼ばれるものですが、以前は固定だったものがiOS 18から他のコントロールを選べるようになったんです! このロック画面のコントロールをカスタマイズする方法を紹介します。

 

手順は簡単。まずロック画面をロングタップして編集画面に切り替えたら画面の下に表示されている[カスタマイズ]をタップ。次の画面で[ロック画面]をタップします。

 

これでロック画面に表示しているアイテムが編集できるようになりました。それではフラッシュライトを別のコントロールに変更してみましょう。

 

フラッシュライトの[-]「マイナス」をタップするとアイコンが消えて空欄になるので[+]「プラス」をタップ。

 

コントロール一覧の一番上には代表的なコントロールが並んでいます。スクルールすればカテゴリで分類した中から選べるし、検索ボックスで探すこともできます。

 

使いたいコントロールをタップしたら画面右上の[完了]追加?をタップ。もう一度、画面をタップすればコントロールのカスタマイズは完了です。

 

変更したコントロールは以前のフラッシュライトと同様、ロングタップすることで起動できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

超薄型「Galaxy S25 Edge」、4月に正式発表の確度高まる。米FCC認証を通過

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」は、今年初めにGalaxy Unpackedイベントで発表されたものの、発売日は公表されていません。が、ベンチマーク結果などの情報は次々と登場していました

↑Image:91mobiles。いよいよ発売日が近づいているようです。

 

そんななか、Galaxy S25 Edgeの米国およびインド向けモデルがFCC(米連邦通信委員会)のウェブサイトに登場したと報告されています。

 

インドのテックメディア91mobilesによると、米国向けモデルのモデル番号は「SM-S937U」および「SM-S937U1」、インド版は「SM-S937B/DS」およびSM-S937Bとのことです。登録情報からは5G、Bluetooth LE(低エネルギーBluetooth)、Wi-Fi、NFC、WPT(ワイヤレス電力伝送)、UWB(超広帯域)が搭載されることが明らかになっています。

 

またFCCのリストには、型番「EP-T2510」の充電アダプターと、型番「EP-DN980」のデータケーブルにも言及されています。このことから、Galaxy S25 Edgeは25Wの有線高速充電をサポートする可能性がうかがえます。

 

ここ最近は、スマートフォンがFCC認証を取得してから約1〜3ヶ月以内に発売されるパターンが一般化しています。「4月16日に正式発表、5月に発売」という報道の信ぴょう性が高まったことになります。

 

これまでの噂を総合すると、Galaxy S25 Edgeは次のような仕様となる見通しです。

 

  • ディスプレイ:リフレッシュレート120Hz、ピーク輝度2,600ニト、ベゼル幅1.32mm、6.7インチAMOLED(アクティブマトリックス有機EL)、2K解像度
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Eliteチップセット
  • RAMと内蔵ストレージ:RAMは12GB RAM、ストレージは256GB/512GBの2種類
  • OS:Android 15ベースのOne UI 7
  • カメラ:200MPのメインカメラと12MPの超広角レンズ、前面カメラは12MP
  • バッテリー:3900mAhのバッテリー容量と25Wの有線充電。
  • カラバリ:チタニウム・アイシーブルー、チタニウム・シルバー、チタニウム・ジェットブラック。
  • 価格:256GBモデルが約20万円、512GBモデルが約21万円

 

Source:91mobiles

来年発売見込みの折りたたみiPhone、やっぱり30万円越えの高級デバイスかも

アップルの「折りたたみiPhone 」がおよそ2000ドル(約30万円)で来年発売される見込みだと、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑AndSus/Adobe Stockより。発売はやはり来年になりそうです。

 

ガーマン記者は今月初め、アップルの折りたたみiPhoneが早ければ2026年に登場する可能性があると報告していました。そして今回の報告では、「2026年が確実な発売時期になる」との確信を強めていることがうかがえます。

 

これまでの報告によれば、折りたたみiPhoneはサムスンの「Galaxy Z Fold」のような「ブック型」のデザインになるとのこと。さらに、折りたたみデイスプレイは画面の折り目がより目立たなくなり、「ほぼシワなし」に見えるというのです。さらに、超薄型モデル「iPhone 17 Air」の開発でつちかわれたディスプレイ、バッテリー、モデム、チップ技術が活用される可能性が高いそうです。

 

ガーマン記者は、折りたたみiPhoneの価格がおよそ2000ドルになると予測しています。一方でバークレイズ銀行の投資家向けの報告では、米国向けの価格が2300ドル(約35万円)になるとしています。また著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、「価格は2000ドル〜2500ドル(約30万円〜38万円)になる」と予測しているのです。

 

ほぼ確実に、超高価格モデルとなりそうな折りたたみiPhone。価格に見合うだけの新たな価値を消費者に提案できるのか、注目があつまります。

 

Source: MacRumors

iPhoneを使ってPDFに署名する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneを使ってPDFに署名する方法」です。

 

 

Macで開いたPDFに、手書きの署名を加えたい。でもマウスだとうまく書くのは難しいですよね。そんなときは、iPhoneと連係させてみましょう。Macの「プレビュー」アプリでは、iPhoneの画面に指で書いたサインをPDF上に挿入することができます。今回はその方法を解説します。

 

まずは、署名を入れたいPDFを「プレビュー」アプリで開きます。PDFが開いたら、上部のツールバーから「マークアップ」ボタンをクリックします。

 

 

次に「署名」アイコンをクリックしたら、「iPhoneまたはiPad」タブを選択しましょう。「デバイスを選択」をクリックしたら、使いたいiPhoneを選択します。選択したiPhoneの画面が署名入力画面に切り替わったら、指で署名をしましょう。また、iPadを選ぶとApple Pencilを使ってより快適に署名することが可能です。「完了」をクリックすると、いま書いた署名が登録されるので、それをクリックします。

 

その署名がPDF上に現れるので、ドラッグ&ドロップで適切な位置に移動したり、サイズを変更したりしましょう。最後にPDFを閉じれば完了です。

 

登録した署名は以降も利用することができます。別のPDFでも同様にマークアップツールから「署名」を選んで、登録済みの署名をクリックすると、PDFに挿入できます。別の署名を登録したい場合も、前回の手順と同様です。iPhoneの画面上に署名をして「完了」をクリックしたら、新しく登録された署名をクリックで選ぶとそれがPDF上に反映されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

お手頃折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip FE」、搭載SoCが最新ではない可能性

サムスンは、お手ごろ価格の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を2025年内に発売する予定だと噂されています。しかし、最新チップである「Exynos 2500」ではなく、一部地域向けのGalaxy S24やS24+に搭載されたチップを少しダウングレードした「Exynos 2400e」が搭載される可能性が浮上しました。

↑fifg/Adobe Stockより。パフォーマンスにも影響がありそうですが……

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、信頼性の高い情報筋によるコード解析から、コードネーム「B7R」(Galaxy Z Flip FE)には「S5e9945」チップ、つまりExynos 2400eが使われる見通しとのことです。

 

このExynos 2400eは、Galaxy S24 FEにも搭載されているチップです(出典:GetNavi)。Cortex-X4コアのクロック数は控えめですが、それ以外の構成は標準のExynos 2400とほぼ同じとされています。また、コスト削減のために「IPoP(Integrated Package on Package)」というパッケージング技術が採用される可能性もあります。IPoPは熱がこもりやすい一方で、製造コストを抑えられると伝えられています。

 

注目したいのは、数日前に報じられた「Exynos 2500を搭載するためにGalaxy Z Flip FEの発売を遅らせる可能性がある」というリーク情報と、今回の報道が食い違っている点です。

 

サムスンは、自社の3nmチップ製造で歩留まり(良品率)が上がらず、Galaxy S25の標準モデルに高価なSnapdragon 8 Eliteを搭載せざるを得なかったとみられています。Exynos 2500も期待された性能に達していないという報告もあり、サムスンは安定性とコスト面を優先し、少し古いチップを採用する判断を下した可能性があります。

 

Galaxy Z Flip FEは、サムスンの折りたたみスマホの中で最も手頃なモデルになると予想されています。Exynos 2400eはハイエンドチップではないものの、十分な性能を持っており、クロックダウンや省電力設計により発熱も抑えられています。高性能を求めるユーザー向きではないかもしれませんが、「そこそこ快適な動作」と「手ごろな価格」を重視する層にとっては魅力的な選択肢になりそうです。

 

Source:Android Authority
via:Gizmochina

AIが画面やカメラ映像を見て質問に答える? Android向け新機能が登場

Googleが、AIアシスタント「Gemini Live」に新機能を導入しはじめていることが明らかとなりました。スマートフォンの画面やカメラを通じてリアルタイムで情報を取得し、ユーザーの質問に答えるようです。

↑Squtye/Adobe Stockより。AIに助言を求める機会が増えるかもしれません。

 

これは同社の広報担当者はThe Vergeに対して、メールで確認した形です。Googleが人間とAIの自然なやり取りを可能にする「Project Astra」のデモを行なってから約1年後のことになります。

 

ほぼ時を同じくして、大手掲示板RedditのユーザーはXiaomiのスマートフォンに同機能が登場したと報告していました。その人物が公開した動画では、Geminiが画面を読み上げています。

 

これはGoogleが3月初めに「Google One AIプレミアム(月額2900円)の一部として、Gemini Advancedの加入者に展開を始めます」と発表した2つの機能のうちの1つです。

 

もう1つの機能は「ライブビデオ」であり、これによりGeminiはカメラからの情報をリアルタイムで解釈し、それに関する質問に答えられます。Googleが今月公開した動画では、釉薬をかけたばかりの陶器に使う塗料の色を決めるためGeminiにアドバイスを求めています。

 

 

GoogleのPixel 9 Pro、Pixel Pro XL、Pixel 9 Pro Foldを購入すると、Google One AIプレミアムプランが12ヶ月無料で利用できます。アップルがiPhone向けのApple Intelligenceの開発に苦戦しているなか、大きな強みとなりそうです。

 

Source:9to5Google
via:The Verge

使って納得! アップル次世代スマホのイイところ足りないところって?

アップルのiPhoneシリーズ最新モデル「iPhone 16e」が販売開始となって約1ヵ月。

 

筆者は昨年から「iPhone 16 Pro」ユーザーなのですが、今回はiPhone 16eのレビュー機材をお借りし、3週間ほど2つのiPhoneを一緒に使うことで、本製品の良いところや物足りないところをじっくりチェックしてみました。先に結論を述べておくと、iPhone 16ファミリーの新しいスタンダードモデルとして、とてもコストパフォーマンスが良いモデルに仕上がっていると感じています。

↑iPhone 16シリーズのニューフェイス「iPhone 16e」を発売から3週間使ってみました。

 

スリムで軽く、6.1インチのディスプレイが見やすい

2025年は年初から「アップルがiPhone SEの後継機を発売するのではないか」というウワサで持ちきりでした。

 

iPhone SEは、2016年に初代モデルが販売されたiPhoneシリーズの廉価モデルです。2020年に発売された第2世代以降はホームボタンを搭載するiPhone 7のデザインを踏襲し、それでいて4.7インチと小さくて軽いので、片手でも軽快に操作ができます。しかも2022年3月に発売された第3世代のiPhone SEは、生産を完了するまでApple Storeの販売価格が6万2800円(税込)という、Appleデバイスの中でも手軽に買える製品でした。

 

iPhone SEの後継機を待っていた方々にとっては、6.1インチに大型化し、Apple Storeの販売価格も9万9800円(税込)~と値上がってしまったiPhone 16eに対して、「期待していたのはこれじゃない」という思いを持ったかもしれません。

 

実際、iPhone 16eはどんなスマホなのでしょうか。筆者は3週間使ってみて、以下の「いいところ」と「物足りないところ」を実感しました。

 

・本体サイズは控えめなまま大画面化し、視認性が良好に

・充電コネクターがUSB-Cに。互換性が向上

・Apple Intelligenceに対応。シリーズでもっともお手頃

・ProMotionテクノロジーや常時表示ディスプレイはなし

・シングルカメラは上位機種に見劣りする部分もあるが、機能は十分

・バッテリー駆動時間は体感でiPhone 16 Proと大きく変わらない

・カラバリがブラック・ホワイトのみ

 

さっそく、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

 

大型化で優秀なコンテンツプレーヤーに進化

↑6.1インチの有機EL、Super Retina XDRディスプレイを搭載。明るく自然な色合いです。

 

まず、6.1インチでありながらスリムで軽く、大きなディスプレイにより視認性が高まったことを踏まえれば、コンテンツプレーヤーとして非常に優秀なスマホであると言えるでしょう。筆者の家族が第2世代のiPhone SEを持っているので、並べて比べました。重量は、iPhone SEの147gに対してiPhone 16eが167gと20g重くなりましたが、ディスプレイが大きくなった割に本体のサイズはそれほど大きく変わっていません。従来はホームボタンを配置していたエリアにまでディスプレイが広がったことが、コンテンツの視認性を高めています。

↑左側は4.7インチの第2世代iPhone SE。iPhone 16eはホームボタンのないオールスクリーンデザインなので、ディスプレイ全体の視認性が格段に上がっています。

 

筆者が使っているiPhone 16 Proの重量は199gです。重さのバランスはトリプルレンズカメラの側に若干偏ってしまいます。その点、iPhone 16eはフラットで持ちやすいので、電車の中でNetflixのドラマを見たり、Apple Arcadeのゲームをプレイしたりしてもスマホの重さを負担に感じにくいと思います。本体はIP68相当の防塵・防水仕様なので、バスタイムのコンテンツプレーヤーとしても最適でした。

↑左側は6.3インチのiPhone 16 Pro。質量は199g。手に取って比べると167gのiPhone 16eの軽さがよくわかります。

 

古いiPhoneから買い替える意味は大きい

iPhone 16ファミリーが出揃ったことで、ちょっと古いモデルからの買い替えを考えている、という人もいるでしょう。内部機構を大きく変えて軽量・スリム化を図った2022年モデルの「iPhone 14」に比べると、iPhone 16eはデザインとポータビリティの点で従来モデルから大きく様変わりしているわけではありません。だとしても、iPhone 14シリーズよりも前の世代のiPhoneを使っているユーザーがiPhone 16eに機種変更する変更する意味は大きいと考えます。理由は2つです。

↑左側のiPhone 16 Proはトリプルレンズカメラユニットの重さにより、iPhone 16eよりも重心のバランスがやや不安定です。

 

ひとつはデジタルコネクターがLightningからUSB-Cになることです。昨今はMac、iPad、AirPodsを含む最新のアップルデバイスにUSB-Cコネクターが普及しています。他社のパソコン、ワイヤレスオーディオ機器もしかりです。旅行や出張などの機会に持ち出す複数のデジタル機器が、同じUSB-Cケーブルでチャージできることは大きなメリットと言えるでしょう。

↑iPhone 16eはUSB-Cコネクターを採用しています。

 

Apple Intelligenceに対応する最も手頃なiPhone現行モデル

もうひとつの理由は、AIアシスタント「Apple Intelligence」に対応していることです。

 

iPhone 16eはアップルの最新SoCであるA18チップを搭載するため、Apple Intelligenceが利用可能です。Apple Intelligenceは4月から日本語にも対応しますし、いわゆる「AIスマホ」としてiPhoneが便利になる実感が今よりもわいてくると思います。

 

筆者はたくさんあるApple Intelligenceのツールの中で、SiriとChatGPTの連携による詳細検索と、カメラでキャプチャした被写体についてApple Intelligenceが深く調べてくれる「ビジュアルインテリジェンス」が役立ちそうな手応えを感じています。Siriは別途ChatGPTのモバイルアプリをインストールしなくても、設定から連携をオンにすれば、複雑なリクエストを投げたときに連携して必要な答えを返してくれます。

↑Siriへの複雑なリクエストには、ChatGPTが連携して答えてくれます。

 

ビジュアルインテリジェンスはいわゆる「Googleレンズ」のようなツールで、画像認証により外国語の標識やレストランのメニューを日本語に翻訳して読みたいときに役立ちます。iPhone 16eが搭載するアクションボタンを押して、ツールをすばやく立ち上げる設定も選べます。

 

アップルは今後、iOSのアップデートに伴いApple Intelligenceの新しい便利なツールを次々に増やしてくると思います。iPhone 16eのユーザーであれば、これからしばらくの間は最新ツールが楽しめるでしょう。

↑ビジュアルインテリジェンスで商品の詳細を検索。Google検索に連動します。

 

Proとの普段使いの違いはディスプレイにも表れる

iPhone 16eの有機ELを採用するSuper Retina XDRディスプレイは、Apple TV+などモバイル向け動画配信プラットフォームが扱う高精細なHDRビデオコンテンツを、劣化させることなく元のままに近い画質で再現します。iPhone SEのRetina HDディスプレイに比べると画質の向上には目を見張るものがあります。

 

上位モデルのiPhone 16 Proに比べて劣る点は、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーを搭載していないことです。iPhone 16 Proを使い慣れていると、Webページをスクロールしたときに少し表示がもたつく印象がありました。ProMotionテクノロジーはiPhone 13 Proシリーズに初めて採用された機能です。以降からiPhone Proシリーズを活用しているユーザーは、iPhone 16eに機種変更してしまうとProMotionテクノロジーの不在に面食らうかもしれません。

 

また、iPhone 16 Proだけが搭載する「常時表示ディスプレイ」がないので、iPhoneを充電待機中にもディスプレイに時計やカレンダーを表示したままにできる「スタンバイ」が活かしきれないのも少し残念です。

 

シングルレンズカメラの高い安定感

カメラについても触れておきましょう。iPhone 16eは、iPhone 16ファミリーの中では唯一シングルレンズカメラのスマホです。上位のiPhone 16やiPhone 16 Proに比べてしまうと見劣りする部分もありますが、写真やビデオの撮影については必要な機能が十分に揃っていると思います。

 

48MPの高解像度センサーを搭載するメインカメラは、光学2倍相当のズーム撮影ができます。2倍ズームは被写体に影を落とすことのないよう、少し手もとから離した位置で料理などを撮るときに便利です。筆者は取材の際に人物のポートレートやレポート記事に使う「ブツ撮り」のような写真もiPhone 16eで撮ったりします。暗めの場所での写真撮影はiPhone SEと明らかな差が付きます。

↑シングルレンズのカメラに必要十分な機能を詰め込んでいます。

 

空間オーディオに対応する4K高画質ビデオも撮れますが、データサイズが大きくストレージ容量を圧迫するのがネックです。せっかくの機能を気兼ねなく使うために、iCloud+のクラウドストレージや外付けストレージにバックアップすることをおすすめします。iPhone 16eに直接挿せるUSB-Cコネクター仕様のコンパクトな外付けストレージには様々な選択肢が揃っています。上手に併用すれば、最も安価な128GBストレージのモデルを選んだとしても、存分に写真・ビデオの撮影を堪能できるでしょう。

↑USB-Cコネクターに直接挿せる外付けストレージがあると、iPhoneの内蔵ストレージに負担をかけません。

 

iPhone 16eはバッテリー持ちもよいiPhoneだと思います。朝から晩まで、充電せずに使い倒しても夜にはだいたい30%前後の余裕を残しています。バッテリー持ちの体感はiPhone 16 Proとほぼ変わりません。

 

デザインについて少し物足りなく感じるのは、カラバリの選択肢がブラックとホワイトしかないことです。せめてあと1色、カラーが欲しかったところですが、アップルとしては「スマホの色」で個性を主張したいユーザーにはiPhone 16を選んでほしいということなのでしょう。ただし、iPhone 16eにはサードパーティの専用アクセサリーも数多く揃っているので、実際のところは購入後に本体カラーを気にするユーザーはあまり多くはないのかもしれません。

 

総じてiPhone 16eは、上位のiPhone 16と同等クラスの実力を備えるスタンダードモデルです。各通信事業者が提供する端末購入プログラムを利用すればかなり安く買える場合もあり、相応の満足感が得られるでしょう。

Google Pixel、GPU性能が爆上がりする最新Androidアップデートが登場!

最新のAndroidアップデートにより、Google PixelシリーズのGPU性能が大幅に向上したと報告されています。特に、定番ベンチマークアプリ「Geekbench 6」におけるスコアが飛躍的に改善されたとのことです。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。過去のPixelシリーズも含め、ドライバの更新でパフォーマンスが向上するとのことです。

 

この情報は、RedditのGoogle Pixelコミュニティに集まるユーザーからの報告に基づいています。特に、Google独自開発のTensorチップを搭載したデバイスにおいて、VulkanグラフィックスAPIを使用したGPUベンチマークスコアの向上が顕著です。各機種ごとの、具体的なアップ率は次の通りです。

 

•Pixel 7a:62%
•Pixel 8:31%
•Pixel 9:32%

 

これらの数値は、高負荷なグラフィックス処理を必要とするゲーム等で、よりスムーズな動作が期待できることを示しています。

 

この性能向上の主な要因として、Googleが新しいGPUドライバを提供したことが挙げられます。実際、Android Authorityが確認したところ、Tensor搭載PixelスマホのMali GPUドライバのバージョンが段階的に新しくなっていました。具体的には、Tensor G4搭載Pixelの場合、Android 15では「r47p0」、Android 15 QPR2では「r51p0」、Android 16(ベータ3)では「r52p0」と更新されています。

 

これらのドライバ更新により、機械学習やコンピュータビジョン(デジタル画像や動画から情報を取得・解釈する技術)の性能向上が期待されます。ただし、日常的なタスクでの体感的な変化については、各アプリがVulkan APIを利用しているか、または大幅に改善された機能に依存しているかによるため、さらなる検証が必要でしょう。

Source:Reddit

今年のApple Watch Ultra、5Gと衛星通信に対応か。現モデルよりだいぶ良さそう

今年発売される「次期Apple Watch Ultra(Apple Watch Ultra 3)」は、5G通信と衛星通信に対応すると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。衛星通信に対応すれば、アウトドアシーンではさらに活用しやすくなりそうです。

 

現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」や「Apple Watch Series 10」は4GによるLTE通信に対応しているものの、5G通信には対応していません。また「iPhone 14」以降では、携帯通信やWi-Fiが使えない場所でも、一部の国や地域で衛星経由での緊急通報やメッセージの送信が可能です。

 

そして次期Apple Watch Ultraでは、衛星経由での緊急通信やメッセージの送信が可能となります。さらにモデムチップをインテル製からメディアテック製に切り替えることで、「5G RedCap(低消費電力で中速の5G規格)」に対応するようです。

 

他社のスマートウォッチを見回すと、ガーミンのアウトドア向けの製品は衛星通信に対応しています。冒険家やダイバー、ハイカー向けに設計されたApple Watch Ultraにとって、衛星通信機能への対応は安全性を高めることになるはずです。なお、iPhoneの衛星通信機能は2年間無料で提供されています。次期Apple Watch Ultraも、衛星通信サービスは無料で提供されることでしょう。

 

チップが1世代前のものだったりと、若干肩透かし感のあった現行モデルのApple Watch Ultra 2。次期モデルのApple Watch Ultra 3は、さらなるパワーアップを楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 17 Pro、新たなモックアップが出現。噂のガラス背面はこんなデザイン?

今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」での導入が噂されている「ガラスとアルミニウム素材」によるデザインが、iPhone 17シリーズのモックアップから判明しました。

↑ソニー・ディクソンより。カメラの突起もそうですが、MagSafe部分のデザインも気になります。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxは本体に「ガラスとアルミニウム素材」をあわせたデザインが採用されると、以前から噂されてきました。また背面カメラの周囲には、長方形のカメラ突起が存在するようです。

 

リークアカウントのソニー・ディクソンは今回、iPhone 17シリーズのモック画像を投稿しました。画像の左から「iPhone 17」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Air」「iPhone 17 Pro Max」となっており、噂どおり背面に長方形のカメラ突起があるのが確認できます。

 

今回のモックで興味深いのは、iPhone 17 Pro/Pro Maxのワイヤレス充電機能「MagSafe」の周囲に、四角く囲われた部分があることです。ここは、ワイヤレス充電を可能にするためのガラス素材となるようです。そしてガラス素材をアルミニウム素材のシャーシで囲うことで、本体の強度を高める設計となっています。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxから採用されたiPhone本体のチタン素材。しかしiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、ガラスとアルミニウム素材という新たな組み合わせで、その設計が大きく変わることになりそうです。

 

Source: MacRumors

折りたたみiPhone、ヒンジ部分に液体金属を採用か。折り目解消が目的?

↑PACHARA/Adobe Stockより。ヒンジ部分に液体金属を使うことで、ディスプレイの折り目を抑えられるとのこと。

 

アップルからの投入が期待されている「折りたたみiPhone」に、液体金属によるヒンジが搭載されると、著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

 

クオ氏によれば、折りたたみiPhoneではダイキャスト製法で製造される液体金属を、ヒンジの主要部品として採用する予定とのこと。これによりディスプレイの平坦性が向上し、折りたたみスマートフォンにつきものの「折り目」を最小限に抑えることができます。

 

アップルはこれまでもSIMトレーの取り出しピンなどの小型部品に、液体金属を使用してきました。折りたたみiPhoneのヒンジは、同社がはじめて機械的な主要部品に液体金属を採用するケースとなるかもしれません。なお、このヒンジは中国Dongguan EonTecが独占的に提供するようです。

 

これまでの情報によれば、折りたたみiPhoneは内側に7.8インチディスプレイ、外側に5.5インチディスプレイを搭載。本体デザインは縦折り(クラムシェル)ではなく、サムスンの「Galaxy Z Fold」のような縦折り(ブックスタイル)となります。本体の厚さは展開時4.5mm、折りたたみ時に9〜9.5mm程度で、背面にはデュアルカメラ、前面にはシングルカメラを搭載。電源ボタンに生体認証システム「Touch ID」を搭載するようです。

 

折りたたみiPhoneは2026年第4四半期(10月〜12月)に量産が開始される予定で、発売は2026年末から2027年初頭になると予測されています。折りたたみスマートフォンはすでに他社から投入されていますが、アップルの製品がどれだけ先進的なものになるのかに注目です。

 

Source: MacRumors

アップル、虚偽広告で訴訟を起こされる。原因はApple Intelligence?

アップルが「iOS 18」と「Apple Intelligence」の発表時に宣伝した人工知能機能「Apple Intelligence」の遅延をめぐり、虚偽広告および不正競争で訴訟がおきています。

↑アップルより。サービス提供の遅れが大きな影響を引き起こしているようです。

 

Axiosの報道によれば、訴訟ではアップルがApple Intelligenceの機能を「発売時に利用可能」だと誤解させる広告を展開し、消費者に対して「iPhoneの発売時にこれらの画期的な機能が利用できる」と主張しています。そして、この広告が「かつてないほどの興奮」を生み出し、何百万もの消費者が本来不要だった端末のアップグレードを決断する要因となったと指摘しているのです。

 

アップルは音声アシスタント「Siri」の新機能が来年まで遅れると正式に発表した後、Apple Intelligenceに関する広告を削除しました。しかし、これらの広告は数カ月にわたって放送され続けており、「アップルは新機能の提供が間に合わないと認識した後も、その機能を積極的に宣伝していた」と、訴状では主張しています。

 

今回の訴訟はカリフォルニア州サンノゼの裁判所に提起されており、原告側は集団訴訟としての認定を求めるとともに、Apple Intelligence対応デバイスを購入した消費者への損害賠償を要求しています。人工知能機能で他のライバル企業に出遅れるアップルですが、まずはApple Intelligenceの機能を予告したように強化することが、信頼を取り戻す鍵となりそうです。

 

Source: Axios via MacRumors

どう使うの…? アップルが超小型カメラ搭載のAirPodsを検討中

アップルが超小型カメラを搭載した「AirPods」のアイディアを引き続き検討していると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。Vision Proとの連携強化を目的としているようです。

 

ブルームバーグは、AirPodsの超小型カメラは赤外線カメラとして動作するとのこと。アップル幹部のマイク・ロックウェル氏が「Siri」の開発責任者に就任した際に、「すでにアップルは外向きのカメラを搭載したAirPodsのアイディアを模索しており、これがAIにデータを供給する仕組みになるかもしれない」と報じています。

 

カメラつきのAirPodsに関しては、著名アナリストのミンチー・クオ氏が以前、「アップルは2026年に、赤外線カメラを搭載した新型AirPodsの量産を開始する」と予測していました。クオ氏によれば、この赤外線カメラは「iPhone」の「Face ID」の受信機と類似したものとなるそうです。

 

先程のクオ氏によれば、赤外線カメラを搭載した新型AirPodsは、アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」との「空間オーディオ体験を強化する」そうです。「ユーザーがApple Vision Proで映像を視聴しながら新型AirPodsを装着すると、特定の方向に頭を向けた際にその方向の音源が強調され、空間オーディオ/コンピューティング体験が強調される」と伝えています。さらに、手の動きでデバイスを操作できる「空中ジェスチャーコントロール」機能を搭載するようです。

 

Apple Vision Proの市場での反響を考えると、AirPodsへの赤外線カメラの搭載は実現しないかもしれません。今後のAirPodsの進化を、注意深く見守りたいものです。

 

Source: MacRumors

期待のアップル開発者向け会議「WWDC25」は6月10日から開催。 ロゴで匂わせ?

アップルは開発者向け会議「WWDC25」を日本時間6月10日から開催すると発表しました!

↑アップルより。デザインにも意味がありそうです。

 

アップル本社にある「Apple Park」で開催されるWWDC25では、ソフトウェアに関する最新の情報が公開されます。今回のWWDC25では、次期OSとなる「iOS 19」「iPadOS 19」「watchOS 12」「macOS 16」「tvOS 19」「visionOS 3」などが、話題の中心となるでしょう。

 

ところで今回のWWDC25のロゴを見ると、「25」の文字が透明(スケルトン)になっていることがわかります。実はiOS 19では、アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」にインスパイアされた、透明なデザインが採用されるとされているのです。さらに、iOS 19やiPadOS 19、macOS 16ではインターフェイスの大幅な刷新が予測されています。

 

WWDC25の内容はApple Developerアプリウェブサイト、そしてYouTubeチャンネルにて、1週間にわたり体験することができます。アップルのソフトウェアが今後どのように進化するのか、ぜひ一緒に目撃しましょう!

 

Source: アップル, MacRumors

eSIM対応でより使い勝手が上がった高性能ゲーミングスマホ「ROG Phone 9シリーズ」

ASUS JAPANは、ゲーミングスマートフォンの最新モデル「ROG Phone 9シリーズ」を発表しました。発売は3月28日です。

記事のポイント

シリーズ初のeSIMに対応。ゲーミングスマホはビジネスニーズもあると言われているため、これはうれしいという人も多いはずです。おサイフケータイにも対応。それでいてスペックやAI機能も充実した、抜かりのない1台となっています。

ROG Phone 9シリーズは、従来の2つの物理SIMに加えてeSIMに対応することで、デュアルSIMデュアルVoLTEの利用が可能なゲーミングスマホ。

 

スペックはSnapdragon 8 Eliteのほか、最大24GBのメモリーと最大1TBのストレージを搭載。また内部冷却システムも前モデルから20%性能が向上し、高いパフォーマンスを発揮します。

 

6.78型のLTPO AMOLEDディスプレイは、最大185Hzのリフレッシュレートに対応。画面占有率94%の狭額縁と相まって、ゲームや動画を高い臨場感で楽しめるといいます。さらに、デュアルスピーカーとDirac Virtuoによる空間オーディオで、高音質も実現しています。

 

オンデバイスAI機能も充実し、会話をリアルタイムで文字起こしする「AI文字起こし機能」や、通話内容をリアルタイムで翻訳する「AI通話翻訳機能」などを、ネットワーク接続なしで使えます。ただし、発表時点ではベータ版となっています。言語は日本語を含む複数に対応しています。

 

シリーズは4モデルをラインナップ。ROG Phone 9(2モデル)、ROG Phone 9 Pro、ROG Phone 9 Pro Editionの3製品を用意し、ROG Phone 9はファントムブラックとストームホワイトの2色展開です。

ASUS JAPAN

ROG Phone 9 15万9800円(税込)

ROG Phone 9 Pro 18万9800円(税込)

ROG Phone 9 Pro Edition 23万9800円(税込)

Epic Gamesストア、Android向けにも週イチの無料ゲーム提供を開始!

Epic Gamesは、モバイル向けのEpic Gamesストアにおいて、毎週無料ゲームを提供するプログラムを開始しました。 この取り組みは先週から始まっており、日本国内のAndroidユーザーも無料ゲームを入手できます。

↑Image:Epic Games。今後はPC版ストアと同等の無料ゲーム提供が展開される、ということのようです。

 

今年初め、Epic GamesはiOSおよびAndroid向けにゲームアプリストアを公開しました。iOS向けストアはEU域内に限定されていますが、Android向けストアは日本を含む全世界からアクセス可能です 

 

当初、Android向けの無料ゲームは月1回のペースで配布されていましたが、現在は毎週木曜日(米国時間)に新たな無料ゲームが提供されています。 これにより、PCプラットフォームでの週間無料ゲーム配布と同等のサービスが提供されています。

 

Epic Gamesストアアプリは、Google Playストアではなく、Epic Gamesのウェブサイトからインストールする必要があります。その際、設定アプリの「セキュリティおよびプライバシー」内で「自動ブロッカー」を無効にするなど、いくつかの手順を踏む必要があります。詳細なインストール手順については、公式サイトをご確認ください 

 

最初の無料タイトルとして、『Super Meat Boy Forever』と『Eastern Exorcist』の2本が提供されており、これらは3月27日まで無料で入手可能です。 その後は別のタイトルに切り替わる予定のため、希望する方は早めのダウンロードをおすすめします。

 

Epic Gamesストアは無料ゲームの提供を通じて、モバイル版の認知度向上を図り、ユーザーに定期的なログイン習慣を促す狙いがあると考えられます。PC版ストアで過去に配布された無料ゲームの中にはAAA(超大作)タイトルも含まれており、モバイル版でも今後の展開が期待されます。

 

Source:Epic Games
via:9to5Google

超薄型の「Galaxy S25 Edge」、性能面は妥協なし? S25 Ultraと同等のベンチマーク結果が登場

サムスンは超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発売を予定しており、その厚さはわずか5.84mmであると報じられています。これほどまでに薄く、しかもフラッグシップモデルである以上、いくつかの仕様面で妥協があるのは避けられないと思われます。

↑Image:Sammobile。他のS25シリーズと同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載するのであれば、冷却力やパフォーマンスをどれほど維持できるかも気になります。

 

なかでも最も大きな妥協点として挙げられているのが、背面カメラが2基構成であることです。また、他のGalaxy S25シリーズに搭載されているSnapdragon 8 Eliteの“低発熱版”が採用される可能性も指摘されています

 

しかしながら、最新のベンチマーク結果が発見され、Galaxy S25 Edgeが通常版のSnapdragon 8 Eliteを搭載しており、高性能となる可能性が裏付けられました。

 

韓国向けに販売されるモデル(型番SM-S937N)を対象としたこのテストでは、「Geekbench 6.4.0」においてシングルコアおよびマルチコアのスコアがGalaxy S25 Ultraとほぼ同等であることが示されており、処理性能に明確な妥協はないことがうかがえます。

↑Image:Geekbench Browser

 

Galaxy S25 Edgeがこの強力なチップをどこまで効率的に制御できるのかは、非常に興味深い点です。Galaxy S25の標準モデルでは、従来のS24に比べてベイパーチャンバー(冷却機構)が大型化されているものの、負荷が限界に達するとすぐにパフォーマンスが低下してしまう傾向があります。

 

一方で、Galaxy S25 Edgeには「薄いが大きい」ベイパーチャンバーが搭載されるとされており、約6.66インチの大型ディスプレイを採用しているとの情報もあります。これにより、標準モデル以上の冷却性能を発揮する可能性も考えられます。

 

実機を手に取って、その薄さや性能を確かめられる日が来るのを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Geekbench Browser

via:Sammobile

2025年ビジネスPCのファーストチョイスかも。 AIフル活用の超軽量モデル「FMV Note U」レビュー

2025年1月にブランドリニューアルを行なった富士通クライアントコンピューティング(FCCL)のFMVシリーズ。刷新とともに新たにリリースされたノートPCが、若年層をメインターゲットに据えた「FMV Note C」と、AI活用に特化したCopilot+ PCの軽量ノート「FMV Note U」(以下、Note U)の2機種です。

 

この記事では、Copilot+ PC準拠のノートPCとして世界最軽量を誇るNote Uをレビューするとともに、実際にCopilot+ PCとしての使い勝手も紹介していきます。

 

Copilot+ PC準拠で14インチ世界最軽量。使いやすさが光るモバイルノート

↑FMV Note U。指3本で軽々と持てるほどの重量。日々の持ち歩きも苦にならない。

 

直近のFMVブランドの特徴のひとつに、多くの軽量ノートPCをラインナップしていることが挙げられます。現状、14インチディスプレイ搭載PCで世界最軽量の機種は同ブランドの「FMV ZERO」で、重量634gと圧巻の軽さを実現しました。同じ14インチディスプレイ採用のNote Uはそれにこそ及ばないものの、重量は1kg切りの848g。これは、Copilot+ PC準拠のノートPCとしては世界最軽量となっています。

 

実際にキッチンスケールで本体重量を測定してみると、821gとカタログ値よりもさらに軽い値となっており、指3本で軽々と持てるほどの重量でした。軽さに加え、アメリカ国防総省の調達規格である「MIL規格」準拠のテストをパスしている堅牢性の高さも魅力で、持ち運びの多いビジネスパーソンを意識した作りになっています。

 

展開してみると、まず目についたのはベゼルの細さ。特に左右のベゼル幅が小さく、通常の14型ノートよりもコンパクトな印象を受けます。

↑左右のベゼル幅は実寸で約4mm。上部のベゼルも約7mmと細め。

 

キーボードはテンキーなしで、「かな」を表記しない日本語配列を採用。一段下に下がったカーソルキーの横には「Copilotキー」が配置されています。タッチパッドは最近主流のクリック一体型ではなく、別途物理キーを搭載しているため、ドラッグ&ドロップなどがやりやすく感じて好印象でした。

↑キーボードにかな表記はないものの、しっかり日本語配列を採用。クセがなく使いやすい。

 

インターフェイスが豊富なことも特徴の一つです。左側面にはセキュリティロック、Thunderbolt 4(USB4 Gen3)Type-Cポート×2、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、ヘッドホン・イヤフォンジャックが並びます。

↑充電にはUSB Type-Cポートを使用する。7.5W(5V/1.5A)以上を供給可能な対応機種であれば、モバイルバッテリーからの充電も可能。

 

右側面には有線LANポート、映像出力用のHDMI端子、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、microSDカードスロットを用意。ビジネス用途などで求められるインターフェイスは一通り揃えているほか、microSDカードを利用できるのが特徴と言えます。

↑microSDカードスロットを用意しており、別途カードリーダーがなくともデータの読み出しや保存ができるのは便利。

 

同時期に発売された若年層向けモデルのNote Cはシンプルさを強みとしており、インターフェイスはType-Cポートが2基のみとかなり抑えられていました。スッキリとしていてデザイン的には好印象でしたが、ビジネスの現場で使用する場合はこのくらい豊富なほうが何かと安心と言えるでしょう。

 

メインのビジネスPCとして活躍できるスペック

本機種には店頭などで販売されるカタログモデルと、富士通のパソコン通販「WEB MART」のみで販売される、SSDやメモリーなどが選択可能なカスタムメイドモデルの2種類があります。

 

ここでは、カタログモデル(FMV UA-K1)の基本スペックをまとめてみました。

 

Note U スペック抜粋

CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V
コア数/スレッド数 8コア/8スレッド
動作周波数 Pコア:最大4.8GHz、低消費電力Eコア:最大3.7GHz
NPU インテル AI Boost(最大47TOPS)
GPU インテル Arc グラフィックス 140V(CPUに内蔵)
メモリー 32GB(オンボード/増設・交換不可)LPDDR5X-8533
ストレージ 約512GB SSD(PCIe Gen4)
ディスプレイ 14.0型ワイド、1920×1200ドット、ノングレア液晶
OS Windows 11 Home 64ビット版
ネットワーク Wi-Fi 7、Bluetooth v5.4、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
インターフェイス USB Type-C×2(Thunderbolt 4)、USB Type-A×2、HDMI、microSDカードスロット
Webカメラ フルHD Webカメラ(プライバシーシャッター付)、Windows Hello対応
バッテリー駆動時間 JEITA 3.0(動画再生時)約15.5時間、JEITA 3.0(アイドル時)約36.0時間
サイズ 308.8×209×15.8~17.3mm
重量 約848g
カラー ピクトブラック
オフィスソフト Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024

 

スペック面で最初に注目したいのは、搭載CPUがインテルの「Core Ultra 7 258V」である点です。このCPUの大きな特徴は、AI系タスクの処理能力に優れるNPU(Neural Processing Unit)を内蔵していること。これにより画像認識や言語処理といったAIタスクを高速で実行できますし、本機が後述するCopilot+ PCについての要件を満たしているのも、ひとえにこの高性能なモバイル向けCPUを搭載しているがゆえです。

 

もう一つ、注目すべきポイントはバッテリー駆動時間でしょう。Core Ultraプロセッサーは省電力性にもすぐれており、本機種は動画再生時でも約15.5時間、アイドル時約36時間の長時間駆動を実現しています。まる一日ACアダプターを持ち歩かなくとも済むことで、本機の軽さを存分に活かせるのも大きな魅力ですし、1日ぐらいなら充電を忘れて外出しても何とかなります。

 

他のスペックに目を向けても、Wi-Fi 7の搭載、Office付属など、ビジネスPCに求めるものは一通り揃っている印象です。メモリーはオンボードのため増設・交換ができないものの、容量自体は32GBなので、ビジネス用途ならばほとんど問題にならないと言えるでしょう。

 

Copilot+ PCとしてもしっかり使える? Windows Insider Programでチェック

↑昨年から対応モデルがリリースされはじめたCopilot+ PC。今後増えるであろうAI系のアプリや機能をしっかり利用したい人にとっては特に注目に値する。

 

冒頭で述べたとおり、Note Uは”世界最軽量のCopilot+ PC”です。最近のモバイル系ノートPCにはこの”Copilot+ PC”に準拠したモデルが増えていますが、まだ登場からあまり時間が経っていないこともあり、そもそもこれが何かを知らない、という人も多いでしょう。ひとまずCopilot+ PCについて簡単に解説していきます。

 

まず「Copilot」とは、Microsoftが開発したAIアシスタントのことです。文章作成や画像生成など、さまざまなタスクを支援してくれる機能を揃えており、今後も徐々に機能が拡張されていく見込みです。そしてCopilot+ PCは、AI機能を最大限に活用するために設計されたWindows PCのことで、Microsoftが定める要件を満たしていれば、メーカーは「Copilot+ PC準拠モデル」として販売できます。

 

要件はいくつかありますが、代表的なものとして「40TOPS(1秒あたり40兆回の演算能力)以上のNPUを搭載すること」が挙げられます。簡単に言えば、AI系の処理が得意なNPU内蔵CPUを載せているかどうかがポイントなのです。上のスペック表にあるとおり、Note Uは最大47TOPSと要件をクリアしています。

 

「AI関連の処理が速くなるだけ?」と思われがちですが、そうではありません。そもそも、以下5つの機能は現時点でCopilot+ PCでしか実行できないものとなっており、Copilot+ PCに準拠していること自体にも意味があるわけです。

 

・フォトアプリの画像生成機能「イメージクリエーター」

・ペイントアプリの画像生成機能「コクリエーター」

・カメラ画像にエフェクトを掛けられる「Windows Studio エフェクト」

・字幕表示&翻訳機能「ライブキャプション」

・PC上で行なったあらゆる操作を記録しておき、後で検索できる機能「リコール」

 

例えば、ペイントアプリで使用できる「コクリエーター」は、大まかなラフスケッチをもとに画像を生成してくれるおもしろい機能です。コンテンツ制作などを行なっている人には大きな助けとなってくれそうですが、一般的なビジネスパーソンにとってはあまり使いどころはなさそうというのが正直なところです。

 

この5つの機能の中で、ビジネスで役に立ちそうなのは「ライブキャプション」と「リコール」でしょう。

 

Note Uならサクサク動くが、やはりプレビュー版なのがネック

・ライブキャプション

↑Note Uのメニュー画面には初期状態でライブキャプションが備わっている。

 

ライブキャプションはPCで再生中の音声を文字起こししてくれる機能です。

 

最大の特徴はアプリに依存しないことで、ブラウザーで再生中の動画やmp3のオーディオファイルなどの音声がリアルタイムでテキスト化されます。字幕機能のないニュース動画などにも字幕をつけられるなど、文字起こしの精度はかなり高いと感じました。

↑画面下部に字幕が表示されているのがわかる。

 

なお、「日本語の読み上げに日本語の字幕を付ける」ことは可能な一方で、「他言語から日本語への翻訳」機能が実装されていません。現時点では「他言語→英語」のみが対応しています。現状でも語学学習や聴覚障がい者のサポートなどに活用できますが、今後他の言語から日本語へのリアルタイム翻訳がスタートすれば、ビジネスを強力にサポートしてくれそうです。

 

・リコール

もうひとつ、ビジネスで使えそうだと感じた機能がリコールです。これは「PCで行なったあらゆる作業が自動的に記録され、あとから簡単に検索できるという」もの。ただしこのリコール、発表後はCopilot+ PCの目玉機能として話題を呼んだものの、同時にプライバシーに関する懸念が議論され、現時点でもまだ正式リリースに至っていません。

 

2025年3月現在、リコールは「Windows Insider Program」に参加することで正式実装前のプレビュー版を試用できます。実際にNote Uで試してみたところ、ちょっとした作業がすべて記録され、後から簡単に検索できたのは驚きでした。ビジネスで資料を作成する際などに大きく役立ってくれそうな機能だと感じます。

 

例えば、下の画面はリコールを立ち上げた際の画像です。上部のスライダーを操作することで、そのPCで行なった作業を時間軸で遡ることができます。

↑実際に記録された画面。ブラウザーやメモ帳など、アプリを横断して時系列を遡ることができる。

 

さらに、検索ボックスから該当する情報を探すことも可能です。例えば、下の画面は「Note U」というワードで検索した画面ですが、テキスト情報はもちろん、OCRで認識された「Note U」という画像の文字も検索結果に表示され、過去の情報を漏れなく表示してくれました。

↑検索には「テキストの一致」と「視覚的な一致」の2つがあり、後者は画像を認識している。

 

議論が巻き起こったとおり、設定によってはプライバシーの問題が発生する恐れも感じましたが、過去のデータ閲覧は顔認証または指紋認証が必須であることや、パスワードやクレジットカード情報は記録しない設定がデフォルトとなっていることなど、プライバシーには一定の配慮がされていると感じました。

↑プレビュー版のため、設定画面はすべて英語。記録から除外するアプリを指定できるなど、細かい設定が可能。

 

実際にNote Uでこれらの機能を試してみたところ、処理能力の不足を感じる点もなく、マシン自体は快適に動作していました。リコールに関してはプレビュー版ということで、時おり動作の安定性に不安を感じることもありましたが、正式リリースに至った際にはライブキャプションと合わせ、ビジネスシーンを一変させる可能性がある機能だと感じます。さきほど述べたとおり、そもそもCopilot+準拠のPCでなければ利用できない機能もあるので、これらの正式実装に備えるAI PCとして、Note Uを選ぶのはいい選択肢でしょう。

 

2025年のビジネスPCのファーストチョイスになりえる1台

上記で解説したライブキャプションやリコールはCopilot+ PCで使える機能ですが、Note UにはAIメイクアップアプリ「Umore」など、FMV独自のAIアプリも搭載されています。独自アプリも文書・資料の作成やオンラインミーティングなどビジネスで役立つものが多く、Copilot+ PCの機能とあわせて使えば、仕事の能率を高めてくれそうです。これらの独自アプリについては、「FMV Note C」のレビュー記事で解説しているので、こちらも参照してみてください。

 

ここまで解説してきたとおり、本機種は軽量・堅牢性・長時間駆動などに加え、AI特化のスペックなど、ビジネスノートPCとして非常に高い水準でまとめられた機種だと感じました。

 

カタログモデルの価格は実売29万3000円前後と決して安価な部類ではありませんが、AIの活用がより進むことが予想される2025年に買うPCなら、これをファーストチョイスにするのもアリと言えそうです。

次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」、カメラが1つ減る?! ただし…

サムスンは来年のフラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」を準備中とみられていますが、その試作機は背面カメラが3つとなり、SペンにBluetooth機能が復活し、新技術によりバッテリーが5000mAhを超える大容量との噂が報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。強化と統合により、カメラ構成をスマートにまとめる意図があるのかもしれません。

 

リークアカウント@Vhsss_GodはXにて、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプは背面に3台のカメラのみを搭載していると述べています。これは、前モデルであるGalaxy S25 Ultraが4台のカメラを持っていたのに対し、1台減るという構成になります。

 

この変更に関して、望遠カメラの1つが200MPに強化されるという別のリークと一致しています。S25 Ultraでは3倍ズームと4倍ズームの2つのカメラが搭載されていましたが、S26 Ultraではその2つの役割を1つの高性能カメラで兼ねる可能性があります。

 

さらに、@Vhsss_Godはこのプロトタイプにスタック型バッテリーが搭載されているとも報告しています。この新型バッテリーはすでに5500mAhの容量を実現しており、「さらに詰め込もうとしている」とのこと。前モデルのS25 Ultraが5000mAhだったことを考えると、約10%の増加となります。

 

スタック型バッテリーとは、電極とセパレーターを何層にも積み重ねる構造を持つバッテリーで、従来の巻取り型に比べてスペース効率に優れています。限られた本体サイズでも多くのセルを収納できるため、容量を大きくしつつ、薄型化にも対応しやすいことが特徴です。

 

一方で、サムスンが「シリコンカーボンバッテリー」の採用も検討しているという報道も過去にありました。この技術は、リチウムイオン電池の負極に使われているグラファイト(黒鉛)素材をシリコンに置き換えるもので、エネルギー密度が向上し、最大7000mAhの大容量を実現できる可能性があるとされています。今回の噂話とは食い違っていますが、サムスン社内でもどちらの技術を採用するか決定されていないのかもしれません。

 

さらに@Vhsss_Godは、Galaxy S26 Ultra用Sペンの試作機にはBluetoothが搭載されていると主張しています。前モデルのS25 Ultraでは、SペンからBluetooth機能が削除され、一部ユーザーからは不満の声も上がっていました。次期モデルでBluetooth機能が復活すれば、リモートシャッターやジェスチャー操作など、従来の便利な機能が戻ってくると期待できそうです。

 

Source:@Vhsss_God(X)

via:Wccftech

iPhone 17 Air用らしきケースが公開される。Androidみたい…

アップル製超薄型スマートフォン「iPhone 17 Air」のものとされるケース画像を、リークアカウントのソニー・ディクソン氏が公開しています。

↑Sonny Dickson/Xより。確かに一見iPhone用には見えませんが……。

 

iPhone 17 Airは6.6インチディスプレイを搭載し、「iPhone 17」シリーズのなかで最も薄い本体サイズとなります。背面にはシングルカメラと横長のカメラ突起を配置し、高密度バッテリーや省電力な「C1」モデムチップを採用。なお、物理SIMカードスロットは搭載されないようです。

 

今回のiPhone 17 Airのケースを見ると、本体背面には横長のカメラバーを搭載。また、ケースには無線充電機能「MagSafe」や、「カメラボタン」「アクションボタン」が存在しています。全体的な外観はスリムかつミニマルで、約5.5mmのiPhone 17 Airにあわせたスタイルとなっています。

 

ディクソン氏は今回のケース画像について、「もしiPhone 17 Airの登場を知らなければ、グーグルの『Pixel』スマートフォンのケースだと思うだろう」と語っています。確かにiPhone 17 Airの背面のカメラ突起は、Androidスマートフォンのようです。

 

iPhone 17 Airは他のiPhone 17シリーズとともに、今年9月の発表が期待されています。超薄型モデルのiPhone 17 Airには、私達を驚かせてくれるデザインで登場してほしいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 17、アップル独自のWi-Fiチップを搭載か

今年のリリースが期待される「iPhone 17」シリーズでは、アップル独自開発のWi-Fiチップが搭載されると、海外アナリストが報告しています。また来年の「iPhone 18 Pro/Pro Max」 には、アップルのモデムチップ「C2(仮称)」が搭載されるかもしれません。

↑Martn/Adobe Stockより。モデムチップに続き、Wi-Fiチップも自社製化の可能性があります。

 

アップルは先日発売を開始した「iPhone 16e」にて、初となる独自開発のモデムチップ「C1」を搭載しました。一方でWi-FiやBluetoothのチップには、他社製品を採用しています。

 

アナリストのジェフ・プー氏によれば、アップルの独自Wi-Fiチップの開発は2024年前半には確定していたとのこと。このチップは最新の「Wi-Fi 7」に対応し、「iPhone 17/17 Air/17 Pro/17 Pro Max」に搭載され、今年後半にデビューすると伝えています。

 

Wi-Fi 7は2.4GHz/5GHz/6GHzの周波数帯を同時に利用することで、高速かつ低遅延、さらに信頼性の高い接続が可能になります。現行モデルの「iPhone 16」シリーズもWi-Fi 7に対応しており、「Wi-Fi 6E」と比較して4倍以上の速度向上、最大40Gbps以上のピーク速度が利用可能です。

 

プー氏はそれだけでなく、iPhone 18 Pro/Pro Maxに搭載されるC2はC1と比較してより高速になり、アメリカ向けには「ミリ波(mmWave)」に対応すると報告しています。C2はさらに、電力効率も向上するとのこと。なお今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」には、クアルコムのモデムチップが搭載されるようです。

 

アップルとクアルコムのモデム供給計画は2027年3月まで続くため、アップルは独自開発モデムへの移行に十分な時間があります。アップルはモデムチップの開発に数年前から取り組んでおり、次世代のC2、およびそのあとの「C3」開発にもすでに取り組んでいるとされています。アップルのプロセッサ「Aシリーズ」と同じように、同社のモデムチップもますます進化することになりそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

好きなコンテンツをシェアできる! カセットテープをモチーフにしたキーチェーン「MUSIC TOUCH」

ユニバーサル ミュージックは、“カセットテープ”をモチーフにした、ミュージックキーチェーン「MUSIC TOUCH(ミュージック タッチ)」の新色20色を含む全25色を、2025年3月21日に発売しました。実売価格は1980円(税込)。

「MUSIC TOUCH(ミュージック タッチ)」。

 

記事のポイント

レトロなカセットテープ型の本体がキュートな新感覚のキーチェーン。お気に入りのコンテンツにすばやくアクセスできるので、使い方次第で色々遊べそう。プレゼントにも◎。

 

「ミュージックキーチェーン」はカセットテープをモチーフに作成されたユニバーサル ミュージックのオリジナルデザインのミュージックキーチェーンです。本体にNFCチップが内蔵されており、お気に入りの音楽配信サービスや動画サイトのコンテンツURLを記録可能。スマートフォンを近づけるだけで、テキストリンクやQRコードの読み込みが不要で、すばやくコンテンツにアクセスできます。

 

内蔵のNFCチップは何度でも書換可能で、アプリ「BUDDY」を利用してユーザーが任意のコンテンツを書き込むことができます。お気に入りのコンテンツを誰かとシェアしたり、書き込んだMUSIC TOUCHをプレゼントしたりと、アイデア次第で様々なシーンで活用可能です。

 

今回は、2024年末に発売となった5色に新色20色を加えた全25色での発売となります。豊富なカラーバリエーションの中からお気に入りカラーの「MUSIC TOUCH」にお気に入りコンテンツを書き込めば、自分だけのキーホルダーとして楽しむことができます。

 

MUSIC TOUCHは、全国の蔦屋家電・蔦屋書店・TSUTAYA BOOKSTORE 20店舗、およびユニバーサル ミュージック公式通販サイトUNIVERSAL MUSIC STOREで販売中です。

 

●アプリ「BUDDY」とは

アプリ「BUDDY」はTwoGateが提供するスマートフォン用アプリ(https://buddy-media.jp/)。あなたの好きなアーティストや声優の特別なコンテンツを楽しんだり、音楽や映像のURLをNFCに書き込むことで友達と交換したり、勧めたりすることができます。

 

ユニバーサル ミュージック
ミュージックキーチェーン「MUSIC TOUCH」
2025年3月21日発売
実売価格:1980円(税込)

AI学習で邪魔なノイズをカット! 世界初のUSBマイク用ポッドキャストレコーダー「PodTrak P2」

ズームは、バックグラウンドノイズを劇的に低減するAIノイズリダクション機能を搭載する、世界初のUSBマイク用ポッドキャストレコーダー「PodTrak P2」を、2025年3月下旬より発売します。直販価格は1万4900円(税込)。

「PodTrak P2」。

 

記事のポイント

USBマイクを最大3つまで接続できるUSBオーディオインターフェイス。機能を絞ってシンプルにまとめているので、これからポッドキャスト配信を始めたいという方にオススメ。

 

「PodTrak P2」は、2つのUSBマイク入力と2つのヘッドフォン出力を備える、ポッドキャスト収録に特化したオーディオレコーダーです。コールインゲストを含む3人分の音声を収録可能(USBマイク1、USBマイク2、USB入力)。

 

ノイズ成分を学習するAIノイズリダクション機能を搭載し、会話の音質はそのままに、空調音などの不要なバックグラウンドノイズを劇的に低減。AIノイズリダクション機能の他にマイクと口の距離が変わっても声の大きさを一定に保って十分な音圧を確保する「COMP」と、歯擦音を抑えながら声の輪郭を明瞭にする「TONE」を備え、オーディオ編集なしで即配信できるレベルの高品質なポッドキャスト収録を実現します。

 

ビデオポッドキャスト収録の音声入力に使えるUSBオーディオ・インターフェース機能(Windows/Mac/iOS/Android対応)を備え、USBで送りながらP2本体にバックアップ録音が可能。24bit/48kHzのWAVフォーマットでmicroSDカード(別売)に記録できます。

USBマイク入力は両サイドに備えています。

 

電源は、単3電池4本またはUSB電源(モバイルバッテリー/ACアダプタ/バスパワー)で動作します。単3アルカリ電池4本使用時の連続駆動時間は約3.5時間。

 

持ち運びに便利な、本体質量226gで手のひらサイズの軽量コンパクト設計で、操作しやすい入力ボリュームと高輝度で見やすいレベルメーターを備えています。

 

ズーム
USBマイク用ポッドキャストレコーダー「PodTrak P2」
2025年3月下旬発売予定
実売価格:1万4900円(税込)

アップルの折りたたみ端末、バッテリー駆動時間に関する噂

アップルが折りたたみディスプレイの電力効率を向上させる取り組みを進めていると、海外リークアカウントが伝えています。

↑guteksk7/Adobe Stockより。折りたたみ端末はバッテリーも注目ポイントになりそうです。

 

アップルが「折りたたみiPhone」や「折りたたみMacBook(折りたたみiPad)」を開発しているという噂は、以前から存在していました。折りたたみiPhoneは2026年、折りたたみMacBookは2027年の発売が予測されています。

 

中国語SNSのWeiboユーザー・Phone Chip Expertによれば、アップル初の折りたたみディスプレイは「ディスプレイドライバIC(集積回路)」を28nmから16nmへと縮小することに成功したとのこと。この大幅な進歩により、バッテリー駆動時間が大幅に伸びる可能性があるというのです。

 

アナリストのジェフ・プー氏によれば、アップル初の折りたたみ端末はフォックスコンで「新製品導入(NPI)フェーズ」に入ったばかりであり、量産開始は2026年後半になると予測しています。そして製品の発売時期は、来年末から2027年初頭のいずれかになるようなのです。

 

今回の情報をもたらしたPhone Chip Expertは、「iPhone 7」への耐水性能の採用や、「iPhone 14」シリーズの搭載チップ、「Appleシリコン」を用いたサーバーの構築など、さまざまな情報を言い当てています。アップルの折りたたみ端末も、十分なバッテリー駆動時間を備えていることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

ごちゃつきがちな電源まわりがスッキリ片付く電源タップホルダー

サンワサプライは、デスクやラックの脚にしっかり固定できる電源タップホルダー「TAP-CLAMP2シリーズ」を4月上旬に発売予定です。カラーはブラックとホワイトの2色。実売価格は1760円(税込)。

電源タップホルダー「TAP-CLAMP2シリーズ」

 

記事のポイント

ごちゃごちゃしがちな電源タップをデスクの脚などに固定できるホルダー。床やデスクに置くより掃除もしやすく、見た目もスッキリします。デスクまわりが散らかりやすい人にオススメ。

 

本品は、挟むだけのシンプルな構造ながら、高い保持力で電源タップのズレや落下を防ぐホルダー。伸縮機能付きのタップホルダー部により、様々なサイズの電源タップに対応します。タップをしっかり固定するので、手で押さえなくてもプラグの抜き差しができます。

 

床などに直接置いていたタップを柱に取り付けることで、ケーブルをスッキリ整理できます。掃除もしやすく、足を引っかけるリスクも減り安全性が高まります。

 

円柱・角柱の両方に対応しているので、デスクの脚や柱、モニターアームなど様々なところに取り付け可能。タップ部には表面を傷つけにくい滑り止めを採用しています

 

サンワサプライ
電源タップホルダー「TAP-CLAMP2シリーズ」
2025年4月上旬発売予定
実売価格:1760円(税込)

Windows 11の新機能が準備中。「自分のPCの弱点が分かる」ってどういうこと?

マイクロソフトは、Windows 11にPCの弱点を分かりやすく解説するFAQ(よくある質問)セクションを追加する計画を進めていることが明らかになりました。

↑rvlsoft/Adobe Stockより。PCに詳しくなくても問題把握がしやすくなるのはいいかもしれません。

 

Windowsウォッチャーであるphantomofearth氏が、今週初めに公開されたWindows 11の最新開発者向けビルドでこの新機能を発見しました。マイクロソフトは現時点で公式発表をしておらず、この機能はまだ非表示になっており、ユーザーが手動で有効にする必要があります。

 

このFAQセクションでは、RAM容量の不足やGPU性能の限界がPCの動作にどのような影響を与えるのかを分かりやすく説明します。具体的には、システム設定アプリ内に追加される予定です。

 

例えば「RAMが少ないとどのようにパフォーマンスに影響するのか」「GPUメモリが4GB未満の場合、どのような制限があるのか」「最新バージョンのWindows 11を使用していないとどうなるのか」といった注意点が表示される仕組みです。

 

この機能のメリットは、専門的な知識がなくても自分のPCの弱点を把握できることです。また、どのハードウェアをアップグレードすべきかの判断材料になり、PCの動作が遅い原因を特定するのにも役立ちます。結果として、自分のPCで「できること」と「できないこと」の理解が深まるでしょう。

 

かつてマイクロソフトは、PCの性能をスコア化する「Windows エクスペリエンスインデックス」を提供していましたが、新機能はそれをより実用的な形で進化させたものと言えます。単にスコアを示すだけでなく、具体的な説明や推奨事項が表示されるため、ユーザーにとってより役立つものになると考えられます。

 

このFAQ機能が開発者向けビルドに含まれていることから、数か月以内に正式リリースされる可能性もあります。ただし、開発の途中で撤回されるかもしれず、続報を待ちたいところです。

 

Source:phantomofearth(Bluesky)
via:The Verge

期待の廉価折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip FE」、今年秋から年末頃の発売になる? 結局SoCは…

サムスンは今年、縦折りの「Galaxy Z Flip7」と横折りの「Galaxy Z Fold7」を発売すると見られています。それに続く形で、廉価モデルの「Galaxy Z Flip FE」も投入される予定で、先述の2機種の発売から数か月後に登場すると報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。こちらは従来機種のGalaxy Z Flip6ですが、次世代ではSoCが自社製に変更される可能性もあります。

 

この情報は韓国メディアThe Bellが伝えたものです。これまでの発売スケジュールを考えると、Galaxy Z Flip7は2025年7月頃に登場する可能性が高いでしょう。そうなると、Galaxy Z Flip FEは秋から年末頃の発売になるかもしれません。

 

特に注目すべき点は、Galaxy Z Flip FEの搭載チップがサムスン製「Exynos 2500」になるとされていることです。当初、このチップはGalaxy Z Flip7に搭載される予定でしたが、製造の難航により、対象を廉価モデルのGalaxy Z Flip FEに変更したと報じられています。しかし、Galaxy Z Flip7の発売から数か月後のタイミングであれば、Exynos 2500の供給にも十分な余裕があるというわけです。

 

さらに、サムスンは次世代チップ「Exynos 2600」を、来年の「Galaxy S26」シリーズ向けに準備を進めているとも報じられています。

 

数か月前には、Galaxy Z Flip7はクアルコムのSnapdragonチップを採用せず、完全にExynos 2500へ切り替えられるとの予測がありました。しかし、今回の情報が正しければ、Galaxy S25シリーズと同じ高性能なSnapdragon 8 Eliteが搭載される可能性も高まりそうです。

 

Source:The Bell
via:9to5Google

次期「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」の充電速度が判明。従来から進化なし?

サムスンが開発中と噂の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」が中国の3C認証サイトに登場し、充電速度などの仕様が明らかとなりました。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。一足先に仕様が判明しました

 

3C認証とは、中国の「強制製品認証制度(CCC: China Compulsory Certification)」のこと。中国国内で販売や輸入される製品が、安全性や品質基準を満たしていることを確認するための強制的な認証制度です。ここから正式発表前の新製品に関する詳細が判明することもよくあります。

 

これによると、Galaxy Z Fold7とZ Flip 7のモデル番号は「SM-F9660」と「SM-F7660」となっています。両方とも対応する急速充電器としてモデル番号「EP-TA800」が記載されており、昨年のGalaxy Z Fold6およびZ Flip6と同じく25Wの有線充電に対応していると示唆しています。

 

この充電速度は、2020年に登場したGalaxy Z Fold2から変更されていません。サムスンは2022年発売のGalaxy Z Flip4でも同じ充電速度を採用し、最新のZ Flip6でも引き継がれています。

 

認証リストには、これ以上の詳細な情報は書かれていません。充電速度は改善されないようですが、両モデルとも順調に発売へと近づいているようです。

 

これまでの噂話では、Galaxy Z Fold7は200MPのメインカメラと改良されたディスプレイ下カメラセンサーを搭載すると報じられています。つまりGalaxy Z Fold6と比べてメインカメラの画素数が4倍になり、折りたたみ画面内にある自撮りカメラの撮影クォリティが上がる可能性があります。

 

また内側の折りたたみ画面が8.2インチ、外側が6.5インチとなり、どちらも大型化するとの噂もあります。そして折りたたむと9.5mm、開いた状態ではわずか4.5mmもの薄さになると言われています

 

かたやGalaxy Z Flip 7は、4300mAhもの大容量バッテリー(Z Flip6は4000mAh)を搭載し、折りたたみ画面は6.85インチ、外側ディスプレイは4インチとなり、ともに大型化すると報告されていました。今後の、さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:91mobiles

とにかくタフなスマホ!高耐久&長寿命が魅力、シャオミ「Redmi Note 14 Pro 5G」

シャオミ・ジャパンは、耐久性とバッテリー性能を向上させたスマートフォン「Redmi Note 14 Pro 5G」を3月22日より順次発売。AIを活用したカメラ機能が豊富です。

記事のポイント

スマホは一度買うと、数年にわたる付き合いになる人が多いはず。AI機能はもちろん重要ですが、さまざまな場所に持ち運んで長く使ううえで、「高耐久である」点は譲れない要素では。4月20日までの期間中、Redmi Note 14 Pro 5Gを買うと、製品の急速充電に対応した67W充電器がもらえるキャンペーンを実施しています。なくなり次第終了なので、気になる方はお早めに。

 

アウトカメラは2億画素のメインカメラを含むトリプルレンズ構成で、光学式手ブレ補正(OIS)にも対応。夜景撮影や最大4倍のロスレスズームが可能です。Xiaomi Imaging Engineにより、AI消しゴムPro、AI画像拡張、AIボケ処理、AIカットアウトなど、AIを活用した撮影・編集機能も利用できます。

 

耐久性も特徴の一つです。ディスプレイにCorning Gorilla Glass Victus 2 を採用し、落下や傷に強い設計です。筐体もアルミニウム複合フレームや衝撃吸収フォームなどで保護されています。

 

「300回のローラー耐久試験」「3000回の圧縮試験」などの各種試験もクリアしており、IP68の防水防塵設計。水深1.5メートルで30分間の水没に耐えることができるとのこと。また、濡れた手でも操作できるウェットタッチテクノロジーも搭載しています。


5110mAhの大容量バッテリーを搭載し、バッテリー充電管理システムにより、バッテリーの劣化を効果的に遅らせることができる、としています。約4年間使用した場合でも、80%のバッテリー容量を維持できるそう。OSアップデートは最大3回、セキュリティパッチは4年間提供されるので、長期間安心して使えます。

 

そのほか、Google Gemini、Googleかこって検索にも対応しています。

 

シャオミ
Redmi Note 14 Pro 5G
価格: 8GB/256GBモデル:4万5980円(税込)、12GB/512GBモデル:5万5980円(税込)
カラー: ミッドナイトブラック / ラベンダーパープル / コーラルグリーン
販売チャネル: 量販店、Xiaomi Store、オンラインストア

iPhone 17、全機種が2400万画素のフロントカメラを搭載するかも

今年後半に発売される4モデルの「iPhone 17」シリーズでは、アップグレードされた2400万画素のフロントカメラが搭載されると、アナリストのジェフ・プー氏が報告しています。

↑アップルより。フロントカメラも高画素化の流れが来るかもしれません。

 

現行モデルの「iPhone 16」シリーズでは、全モデルで1200万画素の「TrueDepth」フロントカメラを搭載しています。一方でプー氏によれば、「iPhone 17」「iPhone 17 Air」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」の4機種では、フロントカメラが2400万画素に強化されるというのです。

 

iPhone 17シリーズのフロントカメラについては、別のアナリストのミンチー・クオ氏が、「すくなくとも1機種のiPhone 17に、2400万画素のフロントカメラが搭載される」と報告していました。カメラの解像度が2400万画素にアップグレードされることで、写真を大きくトリミングしても画質が劣化しにくいと予測しています。

 

プー氏はその他にも、iPhone 17 Pro/Pro Maxに12GBのRAMと、4800万画素の望遠カメラが搭載されると報告しています。また、搭載される「A19/A19 Pro」チップには、TSMCの第3世代3nmプロセスが用いられるようです。

 

iPhone 17シリーズは、今年も9月に発売される見込みです。今回予測されているアップグレードが正しいのか、今から楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

アップルの大画面折りたたみ製品、搭載OSの噂

アップルからの投入が噂されている「大画面折りたたみ製品」は、OSに「macOS」を搭載すると、アナリストのジェフ・プー氏が述べています。

↑Thawinrat/Adobe Stockより。折りたたみ製品に関する噂がますます増えてきています。

 

プー氏の予測によれば、アップル初の折りたたみ製品は2機種が2026年後半に量産されるとのこと。そして、製品は2026年または2027年に発売されます。折りたたみ製品のうちの一つは、内側に7.8インチのディスプレイを搭載した「折りたたみiPhone」です。

 

そしてもう一つは、内側に18.8インチディスプレイを搭載した「MacBookとiPadのハイブリッド製品」です。これはiPadOSではなくmacOSを搭載した、いわば「タッチスクリーン搭載Mac」に相当するようです。

 

ブルームバーグは以前、今年リリースされる「iOS 19」と「macOS 16」におけるデザイン変更が、「折りたたみ製品やタッチスクリーン搭載Mac」のための土台になると報じていました。またウォール・ストリート・ジャーナルは、アップルの18.8インチ製品が「ノートパソコンとして機能することを意図している」とも予測しています。

 

折りたたみスマートフォンでは若干出遅れているアップルですが、今後折りたたみiPhoneやMacが続々と登場するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: MacRumors

一安心。iPhone 17 AirにはMagSafeがある模様

超薄型モデル「iPhone 17 Air」のダミーモデルとされる画像を、リークアカウントのソニー・ディクソンが投稿しています。

↑Sonny Dickson/Xより。「iPhone 16e」にはMagSafeがありませんでした。

 

今年の「iPhone 17」シリーズでは、標準モデルの「iPhone 17」、超薄型モデルのiPhone 17 Air、上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」の投入が期待されています。また、iPhone 17 AirやiPhone 17 Pro/Pro Maxでは本体上部に横長のカメラ突起が搭載されることも噂されています。

 

今回のダミーモデルは、アクセサリメーカーがケースなどを設計するために利用するものです。画像をみると、iPhone 17 Air/Pro/Pro Maxには長方形のカメラ突起が存在していることがわかります。一方で、iPhone 17は従来どおりの縦長のカメラ突起が存在しています。

 

そして背面カメラの下部には、4モデルともワイヤレス充電機能「MagSafe」が存在しています。先日発売された「iPhone 16e」にはMagSafeが無かったので、これは一安心でしょう。また本体サイドには、全モデルとも「アクションボタン」「カメラボタン」が搭載されています。

 

ダミーモデルを比較する限り、iPhone 17 Airは噂通りの超薄型な本体となるようです。iPhone 17 Airが本当にこのままの姿で登場するのか、今年秋の発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: Sonny Dickson / X via MacRumors

「Googleアシスタント」が終了に向かう。今後はどうなる?

Googleは今後数カ月をかけて、モバイルデバイスのGoogleアシスタントを生成AI「Gemini」に置き換えることを発表しました。

↑Koshiro K/Adobe Stockより。数ヵ月かけてGeminiへの置き換えが進められるようです。

 

2025年後半までに、従来のGoogleアシスタントはほとんどのモバイルデバイスで利用できなくなる見通しです。また、モバイルアプリストアからのダウンロードもできなくなります。

 

この移行は、スマートフォンだけでなく、タブレット、自動車(車載システム)、ヘッドホン、スマートウォッチ、その他のスマホと連携するデバイスも対象となります。また、スピーカーやディスプレイ、テレビなどの家庭用デバイス向けには、Geminiを活用した「新しい体験」が提供される予定です。

 

ただし、次のデバイスはGeminiへの移行対象外となります。

  • Android 9以前のOSを搭載したデバイス
  • RAM 2GB未満のデバイス

 

Googleアシスタントは2016年に登場し、約10年にわたり音声アシスタントとして活躍してきました。しかし、生成AI技術の進化に伴い、より高度なGeminiに置き換わる形となります。

 

過去1年間に発売されたGoogle Pixel、サムスン、OnePlus、モトローラ製のスマホは、GoogleアシスタントからGeminiに置き換えられています。Googleも「すでに何百万人ものユーザーが切り替えている」と述べています。

 

Geminiは2024年にリリースされた当初、スマホでの利用には多くの機能が不足していました。しかし、その後のアップデートにより、ロックを解除せずにさまざまな機能が使えるようになり、一般的な質問への回答、リマインダーの作成、電話の発信やテキストメッセージへの応答などが可能となっています

 

今後さらにGeminiが進化し、日常生活をより快適にすることを期待したいところです。

ちょっとガッカリ? 次期「Pixel 10」シリーズの搭載チップ、Pixel 9とほぼ同等か

Googleは次期「Pixel 10」シリーズに搭載する「Tensor G5」チップをゼロから設計し、従来の「Tensor G4」から大幅に進化させると噂されていました。しかし、実際にはG4と製造元が変わるだけで、中身は同じチップだと著名リーカーが主張しています。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。基本的なパフォーマンスは大きく向上しない可能性が出てきました。

 

リークアカウント@chunvn8888は、「G5は基本的にTSMC製造版のG4」だと述べています。同アカウントは、サムスンのOne UIアップデートやGalaxy AI機能、GoogleのPixelシリーズについて精度の高い情報を提供してきた実績があります。

 

これまでのTensorチップは、サムスンが設計したExynosチップをベースにしており、製造もサムスンが担当していました。しかし、iPhoneのAシリーズチップや、サムスンがハイエンド製品に採用しているクアルコムのSnapdragonチップほど高性能ではありませんでした。

 

Tensor G5では、Googleが自社設計を行い、世界最大の半導体ファウンドリ(受託製造企業)であるTSMCが製造を担当すると考えられています。そのため、大幅なパフォーマンス向上とバッテリー寿命の改善が期待されていました。しかし、今回のリーク情報が正しければ、Tensor G5チップは製造元が変わるだけで、基本的な性能はG4と変わらない可能性があります。

 

それでも、プロセスノードがTensor G3とG4の製造に使われた4nmノードから、TSMCの第3世代3nmノード「N3P」に移行すれば、それだけで性能と電力効率の向上が見込めるでしょう。一般的に、回路線幅が小さくなるほどチップの性能と効率はアップする傾向があるからです。

 

一方で@chunvn8888によると、G5チップは引き続きUFS 3.1ストレージを採用するとのことです。競合他社のハイエンド製品はすでに高速なUFS 4.1へ移行しているため、この点では時代遅れとなる可能性があります。

 

実際、Tensor G5を搭載したPixel 10標準モデルのベンチマーク結果が公開されましたが、Pixel 9よりもスコアが低いという結果が出ています。発売までは数ヶ月あるため、今後の調整によって改善される可能性もありますが、現時点では不安が残る状況です。

 

最近、Pixel 10シリーズの予想CG画像が公開され、標準モデルにも望遠レンズが搭載される可能性が浮上しています。今後の続報に注目したいところです。

 

Source: @chunvn8888 (X) 
via: PhoneArena

事前の設定が必須! 災害時の「iPhone」「Apple Watch」活用術と操作方法をガジェットのプロが伝授

災害はいつ発生するかわからないもの。いざというときに、慌てず、的確な行動を選択できるようにするためには、日頃からの防災を意識した準備が欠かせません。防災グッズや備蓄の準備がひと段落したら、日頃身につけているスマートフォンやスマートウォッチを駆使した防災対策もしっかり考えておきたいところ。

 

そこで今回は、国内での利用率が高い「iPhone」や「Apple Watch」に関する準備や心構えについておさらい。これらの機器における、迅速な避難や安全確保のために役立ちそうな設定・機能や、あらかじめ備えておきたいことなどを、ガジェットライターの井上 晃さんに聞きました。5つのポイントにわけてご紹介します。

 

1.防災に備える準備をしておこう

まずチェックしておきたいのが、iPhoneの標準機能に関する設定です。

 

「とくに重要になるのは、気象庁や政府が発信する災害情報をリアルタイムで受信するための「緊急速報」。これについては、「設定」アプリの「通知」画面の最下部にある「緊急速報」の項目が有効になっているかどうかを確かめておきましょう」(ガジェットライター・井上 晃さん、以下同)

 

「常に警報音を鳴らす」が有効になっていれば、消音モードの場合でも警報音が鳴るそうです。

↑「設定」アプリで「通知」→「緊急速報」と画面を進め、設定の状態を確認しておきましょう。

 

一方、防災関連の詳細な情報を得るには、サードパーティアプリを活用することが必要になると井上さんは言います。

 

サードパーティ製アプリまで範囲を広げると選択肢は膨大になるので、おすすめのアプリを2つ教えてもらいました。

 

「1つ目は『Yahoo! 防災速報』です。自宅や実家などのエリアを指定しておくことで、気を付けるべき災害や犯罪などの情報について、こまめに通知が届くようになり、防災マップや防災手帳なども同アプリ内から確認できます。
2つ目は『全国避難所ガイド』です。周辺のハザードマップや避難所の位置を端的に確認できます。たとえば、洪水や津波で注意しなくてはいけないエリアを視覚的に把握しやすいので、生活圏で備えておくのにはもちろん、引越し先の候補地や、旅行先の周辺情報などをリサーチする際などにも活躍します」

 

2緊急時の操作をチェックしておこう

続いて、万が一の事態に命を守るための操作についてです。

 

「iPhoneには、簡単な操作で、警察(110)や、海上保安庁(118)、火事/救急車/救助(119)のどれかに電話を発信できる『緊急SOS』機能が備わっています」

 

緊急SOSを発信するには、サイドボタンと音量ボタン(上下どちらでもOK)を同時に長押しすればOK。画面に表示された「緊急SOS」のスライダーを操作するか、そのままボタンを長押しし続けるか、どちらかの操作をすれば緊急SOSの画面が開くので、そこで発信先を選択しましょう。

↑サイドボタンと音量上下キーを同時に押し続けると「緊急SOS」の画面が起動します。

 

また、緊急SOSは普段意識しない機能のため、これを機に関連の設定もチェックしておくのがいい、と井上さんは言います。

 

「『設定』アプリの『緊急SOS』の項目に集約されています。たとえば『サイドボタンで通報』がオンになっていれば、サイドボタンを5連続で押す操作で、素早く緊急SOSを実行できるようになります。
また、『ヘルスケア』アプリで、家族や親戚、友人などを緊急連絡先として登録しておくことも可能です。こちらの設定をしておくと、緊急SOSを発信した旨と、現在地情報が指定の連絡先に共有されるようになります」

 

なお、Apple Watchでも、通信環境が整っていれば、緊急SOS機能を利用できます。こちらは、より身につけている時間が長いため、自分の身を守るためには覚えておきたいところ。

 

「サイドボタン」(Digital Crownではない細長い方のボタン)を長押しすることで、同様の操作ができます。上位モデルの「Apple Watch Ultra」の場合は「アクションボタン」の長押しでも同様の挙動になります。

↑Apple Watchも通信環境が整っている状態ならば、サイドボタンを長押しから「緊急SOS」を利用できる。

 

「こうした緊急SOSは、大規模な災害よりも、事故や病気の際により役立つことが期待できるものではありますが、操作を把握しておいて損はありません。
ポイントは、ロックを解除できない他人のiPhoneでも利用できること。万が一の際に、サッと扱えるよう、平時のうちに操作の流れをイメージしておくことが重要です。ただし、誤発信してしまうことはないよう気をつけてくださいね」

 

3位置情報の共有の仕方を確認しておこう

外出先で被災した場合には、音声やテキストでの安否確認のほか、家族や友人などに現在地を伝えられるとより安心でき、行動計画も立てやすくなるでしょう。

 

「iPhoneには位置情報を共有するための複数の手段がありますが、いざというときに使えないのは困るので、家族同士でお互いにチェックしやすい方法を、予備を含めて、平時にいくつか確認しておくおのがベター。
具体的には、『メッセージ』アプリ内での位置情報の共有や、『探す』アプリでの位置情報の確認、あるいは『LINE』や各種SNS等での共有操作などが候補です」

 

たとえば、iOS標準の「メッセージ」アプリでは、チャットを開いた画面で「+」をタップし「位置情報」を選択することで、現在地や場所を指定した位置情報などを相手に共有できます。

 

連絡先がわかっている相手に対して、シンプルな操作で位置情報を共有できるので、何度か練習しておくと良いかもしれません。

↑「メッセージ」アプリの宛先に位置情報を送りたい相手を入れてから、「+」をタップ(左)。一覧から「位置情報」を選択し(中)、マップ上でピンの場所を定めて「ピンを送信」をタップすれば送れます(右)。

 

4.伝言板サービスの候補も決めておこう

ただし、大規模な災害時には、電話やチャットが使える状態とは限りません。避難時にスマートフォンを紛失したり、破損したりしている可能性もあります。

 

万が一連絡が取れなくなる場合のことも想定して、「伝言板」の使い方も把握しておく方がいいと井上さんは付け加えます。

 

「被災地への通信が増加し、通話がつながりづらい状態などになると、災害用伝言ダイヤル(171)の提供が開始されます。『171』=『イナイ』で覚えておきましょう
たとえば、伝言を残す場合には、固定電話または携帯電話から、この171に電話をかけ、自動音声に従って、『1』をプッシュ。相手の電話番号を入力し、30秒の音声メッセージを残すという流れです。
細かい使い方は、NTT東日本西日本のWebページにて解説されているので、目を通しておきましょう。ちなみに、大手携帯キャリアが展開する伝言板アプリなども多数あるので、こちらも有事の際にどれを使うのか、家族で事前に打ち合わせしておくことが重要になります」

↑大手キャリアの場合、NTTドコモは「災害用キット」アプリ(左)を、auは「+メッセージ」アプリ(中)内の公式アカウントである「au災害対策」を、ソフトバンクは「災害用伝言板」アプリ(右)をチェックしておこう。

 

5バッテリー管理の基本を覚えておこう

災害時の初期対応が終わり、もし充電手段が確保できていない場合には、スマートフォンなどのバッテリーを節約するのが大切です。この際のポイントが大きく2つあると、井上さんは言います。

 

「1つ目は、iPhoneの電源をオフにするか、使うとしても『低電力モード』に切り替えておくことです。複数の設定を手動で制御するよりも確実にバッテリーを節約できます。
2つ目は、Apple Watchを利用している場合には、その電源をオフにすることです。基本的には、Apple Watchとの接続によって、iPhoneのバッテリー消費は早まりやすくなりますので、細かい制御は考えず、iPhoneの電源を長持ちさせるように割り切るのがよいでしょう」

↑「設定」アプリで「バッテリー」を選択(左)、「低電力モード」のスイッチをタップしてオンに(中)、低電力モードが有効になるとバッテリーアイコンが黄色くなる(右)。

 

また、あらかじめ被災時に備えて充電手段を確保しておくことも重要だとのこと。当然、機器類の準備には、検討の時間も費用もかかるので、余裕があるときに考えておかなくてはいけません。

 

「家が無事な場合でも、普段使いのモバイルバッテリーだけでは、数日間以上の停電には対応しづらいと思われます。
スマートフォンの充電だけでなく、照明や、消費電力の小さい家電なども使用したい場合には、中容量以上のポータブル電源を確保しておき、できればさらに何かしらの発電手段も確保しておけると安心です」

 

【関連記事】

停電時に安心!防災の専門家が解説する大容量ポータブル電源の選び方とおすすめ8製品

 

「自動車がある家庭では、車のアクセサリーソケットの直流電流を、家電で使える交流電流(コンセントにプラグを指して使える状態)に変換できる『車載用インバータ』などを用意しておくとスマートフォンの充電やノートPCの使用くらいは対応しやすくなります」

 

いざというときに慌てて操作ができなくなるのはもちろん、事前に設定しておかないと必要なときに使えない機能もたくさん。毎年3月11日と、防災の日である9月1日には、設定と操作方法を確認するなどルーティン化し、災害に備えてはいかがでしょうか。

 

Profile

ガジェットライター / 井上 晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。

 

アップルが謎の新型ディスプレイを開発中。次期Pro Display XDRかも?

アップルが未知の「新型外部ディスプレイ」を開発していると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑Bambalino Studio/Adobe Stockより。コードネームのみが分かっている状況ですが……。

 

アップルは現在、外部ディスプレイとしてスタンダードな「Studio Display」と、プロ向けの「Pro Display XDR」をラインナップしています。また今年後半から来年初めには、ミニLEDバックライトを搭載した「次期Studio Display(コードネーム:J427)」が登場するとも噂されています。

 

今回の報道によれば、アップルは別の外部ディスプレイとして「コードネーム:J527」とよばれる製品を開発しているとのこと。これは、次期Studio Displayの別バージョンか、あるいは次期Pro Display XDRである可能性もあります。

 

現行モデルのPro Display XDRは2019年に、そしてStudio Displayは2022年に発売されました。ということは、そろそろ次期モデルが登場してもいい頃。どのような製品になるのかが楽しみです。

 

Source: MacRumors

Androidの「デバイスを探す」に位置情報シェア機能が登場! 見守りにも使えそう

Googleは今月初め、Android向けの新機能「New Android Feature」の一環として、「デバイスを探す」アプリに位置情報のライブ共有機能を追加することを発表しました。この機能は同アプリの3.1.277-4アップデートとして正式に展開されています。

↑Ungureanu/Adobe Stockより。子どもや高齢者の見守りにも活躍しそうです。

 

この新機能は基本的にGoogleマップの「現在地の共有」と同じであり、「デバイスを探す」アプリにも追加された形です。これにより、モノと人を1つのアプリで探せるようになりました。また、最新版ではiOSのGoogleマップでシェアしている友人たちの位置も表示されます。

 

アプリを最新版にアップデートすると、新しい「ユーザー(ベータ版)」タブが表示され、そこから利用できます。このタブではマップ上に位置情報を共有している相手の場所が表示され、「デバイス」タブでは従来通りスマホや忘れ物タグなどモノの位置が表示されます。

 

最新版「デバイスを探す」のインターフェースは、アップルの「探す」アプリにより近づきました。どちらも画面が上下に分割され、下にはモノや人が、上には現在位置が表示されます。また、アップルの「探す」アプリが共有期間を「1時間」「明け方まで」「無制限」から選べるように、Androidでも共有する期間を変更できます。

 

位置を共有した相手には定期的にリマインダーが通知されるため、子供や高齢者など家族の位置をリアルタイムで確認するなど、さまざまな用途で活用できそうです。

 

Source: 9to5Google
via: The Verge

サムスン、次期「Galaxy S26 Ultra」のカメラで可変絞り機能を復活か

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」では、かつてGalaxy S9およびGalaxy S9 Plusに搭載されていたメインカメラの可変絞りが復活すると、著名なリーカーが主張しています。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラの強化は嬉しいところですが……。

 

かつてサムスンは、Galaxy S9以降のフラッグシップ機にデュアル絞り、つまり2段階の可変絞りを採用していました。撮影環境に応じて自動的に絞りの大きさを調整し、明るい環境では絞りを強めて(F2.4)シャープな写真を撮影し、暗い環境では絞りを開放して(F1.5)より多くの光を取り込む仕組みです。

 

この機能はGalaxy S10シリーズにも搭載されていましたが、Galaxy S20シリーズでは廃止されました。

 

しかし、信頼性の高いリーカーであるIce Universe氏は、中国のSNS「Weibo」において、Galaxy S26 Ultraのメインカメラに可変絞りが復活すると述べています。ただし、ほかのカメラについては言及していないため、それらは固定絞りのままである可能性が示唆されています。

 

Ice Universe氏は、コメント欄でさらに詳細を述べており、S26 Ultraのメインカメラが「夜景とHDRを大幅に改善する」と付け加えています。

 

ただし、この可変絞りがGalaxy S9シリーズのようなデュアル絞り方式を採用するのか、それとも複数の絞り値を持つ「真の可変絞り」になるのかは、現時点では明らかにされていません。

 

Xiaomi 14 UltraやHUAWEI Mate X6など、最近の中国製ハイエンドスマートフォンでは、多段階の可変絞りを搭載する傾向が見られます。サムスンも、それに対抗する形で新たな技術を投入する可能性がありそうです。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

発表直前の「Pixel 9a」、早くも開封動画が公開! 搭載チップやRAM容量は…

Googleはまもなく「Pixel 9a」を発表する見通しですが、その直前に非公式の開封動画が登場しました。

↑Image:Sahil Karou。動画から多くの情報が読み取れてしまうようです。

 

YouTuberのSahil Karoul氏は、ドバイで初期のPixel 9a(カラバリはパーブル系の「Iris」)を入手したとして、そのアンボックス(開封)動画を公開しました。

 

予想通り、Pixel 9aのパッケージも他のPixel 9シリーズと同じ方針を採用しており、箱の中身は多くありません。SIM取り出しツール、USB-Cケーブル、そしていくつかの紙が入っているだけです。動画では、デバイスの背面と側面レール部分の両方で、「Iris」カラーのマット仕上げがはっきりと示されています。

 

ビデオでは、Pixel 9aがTensor G4と8GBのRAMを搭載していることが確認できます。Pixel 9シリーズとチップは同じながらも、RAM容量は標準モデルの12GBよりも少なくなっています。

 

さらに、動画で表示されているベースバンド(モデム)バージョンは「g5300」で始まっており、Pixel 8/8 Proと同じExynos 5300モデムチップが使われていることがほぼ確実です。他のPixel 9シリーズでは新型のExynos 5400モデムが搭載され、ベースバンドバージョンも「g5400」となっています。つまり、Pixel 9aの通信パフォーマンスは1年遅れということになります。

 

Karoul氏はAnTuTuやGeekBenchなどのベンチマークスコアもいくつか公開しており、ゲーム『PUBG Mobile』もサクサク動いていることを示しています。

 

Pixel 9aは、3月19日(米国時間)に発表が予想されています。まもなく、Googleから何らかのアナウンスがありそうです。

 

Source:Sahil Karoul(YouTube) https://youtu.be/S64oWRtVOA0
via:9to5Google https://9to5google.com/2025/03/17/google-pixel-9a-early-unboxing-review-videos-modem-details

生成AIが生活や娯楽を快適にサポート!プロがヒットを予見するデジタル製品6選

2025年に流行するモノは何か、専門家が大断言する「GetNavi NEXTトレンド」。今回は日々進化を続けるデジタル部門。「生成AIデバイス」や「XRデバイス」などを6つ紹介する。

 

【生成AIデバイス】スマホやPCなしに、身に着けて持ち歩けるデバイスが続々登場

生成AIはこれまでスマホやPCを介して利用するものが多かったが、2025年はウェアラブルなど“単体”あるいは“連携”して使えるデバイスが増加。マイクやスピーカー、カメラなどを搭載し、それらが周囲環境を把握・分析してヒトをアシストしてくれるように。

 

AIとコミュニケーションしながらユーザーをサポートしてくれる

シャープ
ウェアラブルデバイス AI SMART LINK
2025年実用化予定

 

首にかけるだけで、音声による生成AIとの自然なコミュニケーションが実現するウェアラブルデバイス。ユーザーの問いかけに対し、内蔵のマイクとカメラで周囲環境を把握して、音声で応答。利用者の生活を様々なシーンでサポートしてくれる。

↑カメラ搭載モデル(非搭載モデルもあり)。約100gの軽量首掛けタイプデザインで、ハンズフリーで長時間快適に利用できる。

 

【ヒット確定の根拠】実用化が進む生成AIは、“身に着ける”時代が到来

「スマホやPCで身近になった生成AIですが、24年には既にイヤホンやネックバンド型などウェアラブル化した生成AI活用デバイスの話題も増加。シャープがこうした機器の実用化を25年に目指すとしており、期待は募ります」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

ラウンド中にAIが正しい打ち方などをアドバイスしてくれる

ソースネクスト
BirdieTalk(バーディ・トーク)
3万9600円

 

GPT技術を利用し、音声でアドバイスを提供する日本初のゴルフ専用デバイス。プレー中にボタンを押しながら話しかけるだけで、AIからの音声アドバイスを受けられる。ライの状況や残り距離、不調の改善法、ルールなども聞ける。

 

SPEC ●アプリ動作環境:iOS16以上、Android OS 10以上 ●充電時間:約2時間でフル充電 ●連続使用時間:約8時間 ●防水・防塵:IP55 ●サイズ/質量:W60×H33×D18mm/30g

 

↑ライの状況や不調の改善法、ルールなどをボタンを押しながら質問すると、AIが音声でアドバイス。ゴルフ理論は東京大学ゴルフ部が監修した。

 

【ヒット確定の根拠】スイングからルールまで教えてくれる専属コーチ

「ショットのたびにスマホを取り出すことなく、キャップやバイザーのひさしに着けておけば、質問したいときすぐに使えてとても手軽。テクニックだけでなく、残り距離やルールまで教えてくれるのでまさにキャディいらずです」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

<コレも注目!>GoogleのGeminiアプリがiPhoneでも使えるように!

Google
iOS版Gemini
無料

 

Googleは、AIアシスタント「Gemini」のiOSアプリを提供開始。iPhoneでもGoogle Live(日本語に対応)を使って、質問したり、Google検索やYouTube、Googleマップなどと連携し、チャットでGeminiと会話したりできる。

 

【XRデバイス】“普及版”の登場で、いよいよVRブーム本格化

上位モデルとほぼ同等の性能で、3万円以上もリーズナブル!

Meta
Meta Quest 3S
実売価格4万8400円〜

 

Quest 3と同等のMR体験が可能で、Quest 2の4.5倍の解像度とカラー性能を誇る。Snapdragon XR2 Gen 2チップセットにより、視界がさらに鮮明になり、さらに読み込み時間も短縮、パフォーマンスがよりスムーズになった。

 

SPEC ●ストレージ:128GB/256GB ●解像度:1832×1920ピクセル(片目) ●視野角:水平96度×垂直90度 ●リフレッシュレート:72/90/120Hz ●質量(ヘッドセット):514g

 

↑上位モデルQuest 3と同等のMR(複合現実)を実現。解像度とカラーはQuest 2の4.5倍で、圧倒的な没入体験ができる。

 

【ヒット確定の根拠】本格的なVR/MRヘッドセットが5万円切りで手に入る!

「高価なモデルが話題になっている一方で、本製品は5万円を切る購入しやすい価格ながらハイクオリティなXR体験ができます。『Quest 3』と性能はほとんど変わらず安価になったことで、さらに購入者が増えることでしょう」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【固体電池ポータブル電源】安全性の高い固体電池搭載で、ポータブル電源がさらに盛り上がる

“もしも”のときに安心して使える、新時代のポータブル電源

YOSHINO
ポータブル電源 B300 SST
実売価格5万4900

 

海外の高級電気自動車にも採用されている、新世代の固体電池を使用したポータブル電源。小型軽量化に加え、高出力化を実現し、容量に対しての出力の高さも美点だ。同時にソーラーパネル(実売3万4900円〜)も発売。

 

SPEC ●容量:241Wh ●定格AC出力:300W ●充電サイクル:4000回(初期容量の80%を維持) ●充電時間:2時間(80%) ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:W255×H242×D156mm/4.5kg

↑容量241Wh、602Wh、1326Wh、2611Whの4種をラインナップ。2024年10月より、全国のビックカメラ・コジマにて発売中だ。

 

【ヒット確定の根拠】防災意識の高まりから多くの人に支持される

「23年秋発売ですが、24年秋からはビックカメラ・コジマなど大手家電量販店での取り扱いが開始され、認知度を高めていく段階に。安全性重視の選択肢として、防災・レジャー等で検討候補に挙がる機会も増えるでしょう」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【紛失防止トラッカー】手軽に貴重品紛失を回避できると注目度アップ!

「探す」アプリを活用してロストバゲージ対策できる

アンカー・ジャパン
Eufy SmartTrack Card E30
実売価格4990円

 

薄さ約2.6mmのクレジットカードサイズで、財布やカードケースにスッキリと収まる紛失防止トラッカー。iPhoneやiPadなどAppleの「探す」アプリに対応し、世界中の「探す」ネットワークにより、登録した本製品の位置を確認できる。

 

SPEC ●駆動時間:最長1年間(充電1回につき) ●最大接続距離:約80m(スマホを鳴らす場合) ●音量:約85dB(1m距離の最大値) ●防水性能:IPX4 ●サイズ/質量:約W85×H54×D2.6mm/約15.4g

 

↑充電はUSB-Cケーブルに付属のマグネット式充電器を接続して行う。本体に充電式バッテリーを内蔵しており、1回の充電で最大1年間使用できる。

 

【ヒット確定の根拠】“スマホを探す”を利用したアイデアで忘れ物を撲滅

「スマートウオッチの普及で“スマホを探す”の便利さを知り、これをほかのモノにも活用できたら、と考える人が出てきました。海外旅行や外飲みの機会が増え始めており、ロストバゲージや忘れ物対策の需要も高まっています」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

モバイルライター :井上 晃さん
PCやスマホを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを精力的に取材。多くの雑誌やウェブメディアに寄稿する。

 

テクニカルライター:湯浅 顕人さん
PCやAV製品、ガジェットなどデジタル全般をカバー。週末にはアウトドアをエンジョイするアクティブ派でもある。

 

※「GetNavi」2025月2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。
 

超薄型「iPhone 17 Air」はUSB-Cポート非搭載に? 気になる価格も判明か

超薄型スマートフォン「iPhone 17 Air」が899ドル(約13万円)からで発売されると、ブルームバーグが報じています。なお、本体には「USB-C」ポートが搭載されないようです。

↑Front Page Techより。あくまで薄さを追求するようですが……。

 

今回の報道によれば、iPhone 17 Airの米国向けの価格は899ドルで、「iPhone 16 Plus」と同じ価格帯になるとのこと。つまり、iPhone 17 AirがiPhone 16 Plusの位置を引き継ぐ形になります。

 

また、iPhone 17 Airは本体が薄型ながら「現行のiPhoneと同等」のバッテリー駆動時間を実現しているとのこと。これは、高密度バッテリーの採用や省電力な「C1」モデムチップの搭載、超広角カメラの非搭載によるバッテリーサイズの拡大が寄与しているようです。

 

iPhone 17 Airのディスプレイ周囲のベゼルは、「iPhone 16 Pro」と同様に極薄になる見込み。画面サイズは6.6インチで、120Hzの高速駆動に対応します。本体には、iPhone 16シリーズにも採用された「カメラコントロール」ボタンを搭載し、物理SIMカードスロットは搭載されません。

 

一方で気になることに、iPhone 17 AirにはUSB-Cポートが搭載されないことも報じられています。詳細は不明ですが、iPhone 17 Airは無線充電だけで利用するスタイルになるのかもしれません。願わくば「iPhone 16e」と違い、無線充電だけでなく「MagSafe」にも対応してほしいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

iOS 19、デザイン大幅刷新の見込み。キーワードは「透明感」ってどういうこと?

今年リリースされるであろう「iOS 19」では、「より透明感のあるインターフェイス」が採用されると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。各プラットフォームのユーザー体験に一貫性をもたせるのが目的のようですが……

 

ブルームバーグは以前から、「iOS 19」「iPadOS 19」「macOS 16」ではユーザーインターフェイス(操作方法)が大規模に刷新されると報じていました。これにより、アップルのオペレーティングシステム(OS)の見た目が根本的に変わり、より一貫性のあるクロスプラットフォーム体験が提供されるそうです。

 

今回のブルームバーグの報道によれば、iOS 19はアップルの空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」に搭載されている「visionOS」に似たデザインを採用し、より透明感のあるUIが特徴になるとのこと。これにより、より高い透明性や新しい種類のウィンドウ、ボタンが登場すると予測されています。

 

iOS 19のより透明感のあるデザインは、すでに「カメラ」アプリでリークされています。この新しい外観は、その他のアプリにも拡張される可能性が高そうです。ブルームバーグによれば、同様のデザイン変更はiPadやMacにも導入され、iPadOS 19やmacOS 16で実現する見込みです。

 

アップルは今年6月の開催が期待されている「WWDC」にて、iOS 19やiPadOS 19、macOS 16を披露する見込みです。アップルのOSが今後どのように進化していくのかに、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

ビジネスでの使い勝手を追求したVAIOの新モバイルノートPC「VAIO S13」

VAIOは、13.3型の個人向けモバイルノートPC「VAIO S13」を発売しました。直販価格は16万9800円(税込)からとなっています。

記事のポイント

オンライン会議向けの独自機能や、堅牢性、軽量によるモバイル性、作業しやすいディスプレイなど、ビジネスでの使い勝手を追求したモデルとなっています。見た目ではわからない使い心地や、使ったときの快適さを感じられそうなので、購入を検討するのであれば店頭で触ってみるといいでしょう。

 

VAIO S13は、A4ファイル程度のサイズで約1.019kg~と軽量なモデルです。コンパクトながら、ディスプレイのアスペクト比を16:10とすることで、16:9で14型のディスプレイに匹敵する生産性を実現したとうたっています。

 

インターフェイスには、有線LAN、USB 3.0×2、HDMI、USB 3.1(Type-C、USB PD対応)×2、ヘッドホン出力(ヘッドセット対応)を装備。また5G/4G LTE対応モデルも選べ、対応モデルはnanoSIMスロットも追加されます。5G/4G LTE対応モデルはeSIMも利用可能です。

 

オンライン会議向けとして、マイクを3つ搭載。これによりAIノイズキャンセリング機能が強化されたほか、会議のシチュエーションに合わせて4つのモードを利用できます。「標準モード」では360度周囲の雑音を低減し、「プライベートモード」ではマイクの集音範囲を正面約90度程度に制限してくれて、「プライバシーモード」はマイクの集音範囲を正面約40度程度に制限、「会議室モード」は6~8人ほどの会議室で遠くの声を自動調整します。

 

堅牢性においては、ハイエンドモデルと同等の品質試験を実施しており、独自のテストで強度を証明しているとのこと。もちろん、VAIOならではの品質チェックである「安曇野FINISH」も実施しています。

 

ハイエンド構成のスペックは、インテル Core 7 プロセッサー 150U、32GBメモリー、1TB SSDで、ディスプレイの解像度は1920×1200ドットとなっています。

VAIO S13

16万9800円(税込)~

期待に応えて1kg以下に軽量化、レノボ「ThinkPad X13 Gen 6」など7モデルが登場

レノボ・ジャパンは、一挙に7モデルのThinkPadを発表。順次販売を開始します。登場したのは下記のモデルです。

 

「ThinkPad X13 Gen 6」

「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」

「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Edition」

「ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 1」

「ThinkPad T14s Gen 6」

「ThinkPad T14 Gen 6」

「ThinkPad T16 Gen 4」

記事のポイント

ThinkPad Xシリーズとしては意外なことに初の1kg以下の軽量モデル「ThinkPad X13 Gen 6」が登場しました。5G/4G LTEオプションもあってビジネスユースでは歓迎される製品となりそうです。

 

新モデルはすべてオプションで5G(Sub6)または4G LTE通信に対応可能。場所を選ばない、柔軟な働き方をサポートするとしています。

 

ThinkPad X13 Gen 6は、日本のユーザーの声に応え、重さを約933g~(最軽量構成時)と軽量に仕上げた、13.3型のモバイルノートPCです。軽量でありながら堅牢性をそなえるほか、ほかのデバイスとの接続性のよさや、すぐれたメンテナンス性など、ThinkPadならではの使い勝手の高さを実現しているとのこと。

 

インターフェイスは、HDMI、Thunderbolt 4×2、マイク/ヘッドホンジャック、nanoSIMカードスロット(5G/4G LTE内蔵モデル)、USB 3.2 Gen 1をそろえています。

 

ラインアップは、インテルCPU搭載モデルとAMD Ryzen搭載モデルを用意。インテルCPU搭載モデルの主なスペックは、メモリーが16/32GB、ストレージが256/512/1TB SSDで、CPUは下記から選択できます。

インテルCore Ultra 7 プロセッサー 255H

インテルCore Ultra 5 プロセッサー 225H

インテルCore Ultra 7 vPro Enterprise プロセッサー 265U

インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

インテル Core Ultra 5 vPro Enterprise プロセッサー 235U

インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

 

また、ディスプレイの解像度は1920×1200ドットで、タッチ対応も選択できます。

 

AMD Ryzenモデルはメモリー、ストレージは共通で、プロセッサーはAMD Ryzen AI 7 PRO 350、AMD Ryzen AI 5 PRO 340から選べます。なお、ディスプレイはタッチ非対応です。

 

販売価格は現時点で公開されていません。

レノボ・ジャパン

ThinkPad X13 Gen 6

超薄型の「Galaxy S25 Edge」、フレームはチタン製? カラバリや価格が判明したかも

サムスンは超薄型の「Galaxy S25 Edge」について、今年初めの家電見本市CESとモバイル通信機器の見本市MWCでメディア関係者に非公開で披露した後、沈黙を貫いています。現在のところ公式な情報は発表されていませんが、本体のカラーバリエーションやEUでの価格設定に関する詳細がリークされました。

↑Image:Sammobile。いまだ細かい仕様は不明ですが、期待が高まります。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesによると、Galaxy S25 Edgeは少なくともEUでは3色が提供されるということです。それぞれ「チタニウム・アイシーブルー」「チタニウム・シルバー」「チタニウム・ジェットブラック」と名付けられています。

 

これらのカラーネームから、Galaxy S25 Edgeのサイドフレームはアルミニウムではなくチタン製である可能性が示唆されています。以前の報道では、サイドフレームはアルミ製で背面がセラミック製になるとの噂もありました。もし「フレームがチタン製、背面がセラミック製」となれば、耐久性が高く、プレミアムな仕上がりになりそうです。

 

ストレージ容量は256GBと512GBの2種類が用意され、価格は以下の通りとされています。

 

  • 256GBモデル:1200〜1300ユーロ(約19万5000円〜21万円)
  • 512GBモデル:1300〜1400ユーロ(約21万円〜22万6000円)

 

背面カメラが2つしかなく、極薄のボディ以外に目立った特徴がないデバイスとしては、かなり高額な印象を受けます。

 

ただしこれまでの傾向では、サムスン製品の価格設定は市場や地域によって大きく異なります。最近の噂によると、Galaxy S25 Edgeの米国価格はGalaxy S25+と同じく999ドル(約14万8000円)〜になるともいわれています。ライバルと目される「iPhone 17 Air」は、iPhone 16 Plus(256GBモデルのApple公式価格が15万4800円)と同程度の価格になると予想されており、価格面でも接戦が繰り広げられることになりそうです。

 

 

Source:Android Headlines
via:Sammobile

シャオミとライカが共同開発した、2億画素望遠カメラ搭載!AI機能も豊富「Xiaomi 15 Ultra」

シャオミ・ジャパンは、ライカと共同開発したカメラシステムを搭載する最新フラッグシップモデル「Xiaomi 15 Ultra」を3月18日に順次発売。シリーズ初の大型イメージセンサーと、2億画素望遠カメラを含むライカ共同開発のクアッドカメラシステムを搭載し、撮影体験の頂点を目指したモデルです。

 

記事のポイント

カメラのような見た目のスマホです。そのデザインがあらわす通り、「より高品質な撮影体験」をスマホに期待している人にとっては見逃せない一台でしょう。バッテリーも大容量で、AI機能も豊富に搭載しています。

 

「Xiaomi 15 Ultra」は、ライカカメラ社のLEICA VARIO-SUMMILUX光学レンズを採用。大口径と優れた光学性能により、低光量下でも美しいディテール、優れた色再現、コントラスト、解像度を実現するとのこと。

 

特に注目は、業界最高レベルの焦点距離100mmを誇る、ライカ2億画素超望遠カメラです。1/1.4インチの大型センサーと、F値2.6の絞りを組み合わせることで、Xiaomi 14 Ultraよりも136%多くの受光性能を実現。撮影距離や明暗環境を気にせず、高品質な望遠撮影が可能です。

 

メインカメラには、5000万画素のSony LYT-900イメージセンサー(1インチ型)を搭載。ライカSummilux光学レンズとの組み合わせにより、F値1.63の絞り、23mm、28mm、35mmの可変焦点距離、14EVのハイダイナミックレンジを実現し、低照度下でも鮮明で忠実な画像を撮影できるそう。

 

ポートレートやストリート撮影には、70mmのフローティング望遠カメラが活躍。約10cmまでのテレマクロ性能も備え、細部までしっかり撮影可能。

「Xiaomi 15 Ultra」には、「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」が搭載され、前世代と比較してCPU性能が45%、GPU性能が44%向上。Xiaomi IceLoop冷却システムにより、写真・動画撮影、AI活用、ゲームなど、負荷の高い処理を求められた時も安定したパフォーマンスを発揮するといいます。

 

また、最新のXiaomi HyperOS 2を搭載。Xiaomi HyperCore、Xiaomi HyperConnect、Xiaomi HyperAIの3つにより、「快適な使用体験を提供する」としています。AI文章作成、AI音声認識、AI翻訳などの機能に加え、AI画像編集、AI画像拡張などのクリエイティブツールも機能に含まれます。

 

期間中、同製品を購入し、応募した人限定で「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit Legend Edition」がもらえます。特徴的な赤い装飾リング、ファストショットモード、取り外し可能なサムサポートレストとレリーズシャッターボタン、67mmフィルターアダプタリング、2000mAhバッテリーを内蔵しています。

 

購入期間:2025年3月13日(木)~2025年4月15日(火)
応募期間:2025年3月18日(火)~2025年4月22日(火)
応募サイト

 

シャオミ
Xiaomi 15 Ultra
価格:16GB/512GBモデル:17万9800円(税込)、16GB/1TBモデル:19万9800円(税込)
カラー: シルバークローム / ブラック / ホワイト

iOS 19、UI大幅刷新でiPhone操作が根本的に変わる? 理由は…

アップルが今年後半に発表予定の「iOS 19」「iPadOS 19」「macOS 16」では、iPhoneやiPad、Macのインターフェイス(操作方法)が大規模に刷新されると、ブルームバーグが報じています。

↑ravinepz/Adobe Stockより。プラットフォーム間の一貫性を意識した変更になるとのことですが……

 

報道によれば、iOS 19やiPadOS 19、macOS 16のアップデートでは、アップルのオペレーティングシステム(OS)の見た目を根本的に変え、より一貫性のあるクロスプラットフォーム体験を提供することを目指しているそうです。

 

具体的には、アイコンやメニュー、アプリ、ウィンドウ、システムボタンのスタイルを変更し、デバイスの操作やナビゲーション方法を簡素化する予定です。これは「iOS 7」以来最大のアップデートであり、macOSでは「Big Sur」以来の大規模な変更となります。

 

新デザインには、アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」に搭載された「visionOS」からの要素が含まれているとの情報もあります。visionOSには、丸いアプリアイコンや透明感のあるデザイン、シンプルなナビゲーションシステム、3D要素が多用されています。

 

アップルが新デザインを導入する狙いには、遅れているAI(人工知能)機能の「Apple Intelligence Siri」への批判をかわす目的もあるようです。それはともかく、今年のiPhoneやiPad、Macの操作画面がよりカッコよくなれば、ユーザーとしても気分が上がるかもしれません。

 

Source: MacRumors

任天堂の目覚まし時計「Alarmo」、ホール効果技術を採用していた? 新型Joy-Conにも期待できそう

任天堂の目覚まし時計「Alarmo(アラーモ)」は、「スーパーマリオ」や「ゼルダの伝説」などの人気ゲーム音楽で起床できることが好評を呼んでいます。この人気製品を分解したところ、意外な技術が採用されていました。

↑Image:iFixit。近年の高級コントローラーで人気のホール効果技術ですが、意外なところに使われていたようです

 

ハイテク製品の分解でおなじみの修理業者iFixitは、Alarmoを分解するYouTube動画を公開しています。最近のスマートフォンの複雑な構造とは異なり、底部にあるネジ1つとフェイスプレートを取り外せば、内部のハードウェアに手が届くようになります。

 

基本的にAlarmoの内部には、それほど驚くようなものはありません。2.4インチの液晶画面の下には、ユーザーの体の動きや目覚ましを無視して寝ているかどうかを検出する24GHzのミリ波人感センサーがあります。

 

また、USBケーブルで電源に接続していない間に、設定を保持するためのCR2032電池も見つかりました。これは、簡単に交換できるようです。

↑Image:iFixit

 

ただし、上部の回転ダイヤルボタン内に磁石とホール効果センサーがあったのは予想外でした。この技術は機械的な接触がないため、摩耗や劣化が少なく、長期間にわたり信頼性を維持できるものです。すでにNintendo Switch用のサードパーティ製コントローラーにも使われており、高い耐久性を実現しています。

↑Image:iFixit

 

スイッチのJoy-Conは長期間にわたり使い込むと、ジョイスティックに触れてないのに勝手にゲームキャラが動く「ドリフト現象」の症状が起こりがちです。もしもホール効果センサーを採用していれば解決するとみられていますが、任天堂は先に目覚まし時計に採用したかたちです。

 

Nintendo Switch 2の詳細な仕様はまだ発表されていませんが、新たなJoy-Conにホール効果センサーが搭載されることを期待したいところです。

 

Source:iFixit(YouTube)
via:The Verge

ケーブル抜けを徹底ガード! スクリューロック機構を備えた高品質Type-Cケーブル

サンワサプライは、産業用途およびモバイル機器の接続を強固にサポートする高品質USBケーブル「KU-20GCCPEシリーズ」を発売しました。シングルスクリューとデュアルスクリューの2タイプで、ケーブル長は1mと2mの2種類をラインナップ。実売価格は、シングル・デュアルいずれも1mタイプが6380円、2mタイプが7480円(税込)。

デュアルスクリューロック KU-20GCCPEDSL10。

 

シングルスクリューロック KU-20GCCPESSL10。

 

記事のポイント

工業用端末やPOS機器、監視カメラなど、ケーブル抜けをしっかり防ぎたい機器の接続に便利なスクリューロック機構を備えたUSB Type-Cケーブル。PD240Wや20Gbpsハイスピード転送などにも対応しているので、ハイスペックが要求される機器でも不自由なく使えます。

 

本品は、ケーブルをネジで固定するスクリューロック機構を備えたUSB Type-Cケーブル。コネクタに1つまたは2つのネジ固定方式を採用することで、不意のケーブル抜けを防ぎ確実な接続を実現します。なお、固定には機器側にネジ穴が必要です。

 

また、USB PD240W対応やSuperSpeed+USB(転送速度20Gbps)を備え、4K60Hz対応の映像伝送や大出力電源供給が可能。

 

ケーブルは外部からのノイズを低減する3重シールド構造です。端子部分には、サビに強く、経年変化による信号劣化の心配が少ない金メッキ処理を施したピンを使用しています。

 

サンワサプライ
スクリューロック式USB Type-Cケーブル「KU-20GCCPEシリーズ」
2025年3月発売
実売価格:1m 6380円、2m 7480円(税込)

噂の折りたたみiPad Proは「画面下Face ID」を搭載する?

アップルの「折りたたみiPad Pro」のプロトタイプには「画面下Face ID」が搭載されると、リークアカウントのDigital Chat Stationが報告しています。

↑Hamza/Adobe Stockより。コストが嵩みそうですが……

 

今回の情報によれば、アップルが開発している折りたたみiPad Proのプロトタイプは、18.8インチの折りたたみディスプレイを搭載しているとのこと。そして「金属スーパーストラクチャーレンズ」により、画面の下にFace IDを統合しているというのです。

 

これまでも、アップルが折りたたみiPadや「折りたたみMacBook」を開発しているという噂は存在していました。このデバイスがiPadなのかMacなのかは、現時点では明確ではありません。またアップルは、「折りたたみiPhone」を開発しているとも噂されています。

 

アンドロイドスマートフォンではすでに、画面の下にフロントカメラを搭載したモデルがいくつか存在しています。同様の技術がiPadやMacBookにも導入されるのか、今後が楽しみです。

 

Source: MacRumors

Google、「Pixel 10」標準モデルにも望遠レンズを搭載するかも

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 10」シリーズのうち、標準モデルにも望遠レンズが搭載されるとの噂が報じられています。

↑Image:@Onleaks/Android Headlines。カメラの使い勝手がよくなるのは嬉しいところです

 

これまでPixelスマートフォンの標準モデルとProモデルは、望遠カメラの有無で差別化されてきました。Pixel 6では標準モデルにはメインカメラと超広角カメラのみが搭載され、Pixel 6 Proにはペリスコープ望遠レンズ(潜望鏡に似た構造を持ち、高倍率の光学ズームを実現)が搭載。この違いが、現行のPixel 9シリーズにも引き継がれています。

 

そんななか、著名リークアカウント@OnleaksはAndroid Headlinesを通じて、Pixel 10標準モデルのCAD(設計図)を元にしたCG画像を公開。その後に多くの質問が寄せられたことを受けて、Pixel 10標準モデルにもペリスコープ望遠レンズが搭載されると主張しています。

たしかに、予想CG画像では背面カメラバーのガラス部分が広がり、もう1つレンズを追加できるスペースを確保しているようです。さらに、同時に公開された「Pixel 10 Pro」の予想CGでのガラス部分と全く同じように見え、望遠レンズの追加を裏付けているとも思われます。

 

最近は中価格帯スマートフォンでもカメラを強化する傾向にあり、Nothing Phone(3a)シリーズも価格を抑えつつ2〜3倍光学ズーム望遠カメラを搭載しています。Googleも、そうした流れに続くのかもしれません。

 

Source:@Onleaks(X)
via:9to5Google

全世界スマートウォッチ市場、2024年に初の縮小。大きな原因はApple Watch?

これまでスマートウォッチ市場は年を追うごとに成長を続けてきましたが、2024年には初めて世界的に減少したとのレポートが発表されています。

↑ARM/Adobe Stockより。Apple Watchの出荷量減少が大きく影響しているようです

 

市場調査会社Counterpoint Researchによると、2024年は全世界のスマートウォッチ市場が前年比で7%減少し、初めて市場規模が縮小したとのこと。その主な原因はApple Watchの落ち込みであり、出荷量が19%減ったと述べています。

 

その一方で、サムスンのGalaxy Watchシリーズは3%の成長を記録。特に新型モデルのGalaxy Watch7、Galaxy Watch Ultra、Galaxy Watch FEが「高い採用率」となり、昨年よりも多くのスマートウォッチを出荷するのに貢献したとのことです。

 

全体としてサムスンはスマートウォッチ総出荷台数の9%ものシェアを獲得し、3位に付けています。昨年よりも1%アップですが、それでも35%増加したファーウェイや、数を減らしたもののトップを守るアップルには及んでいません。

 

なぜApple Watchの出荷が落ち込んだかといえば、「米国ではそれほど人気がないため」と分析されています。最上位モデルの後継機「Apple Watch Ultra 3」も登場せず、最新のSeries 10も買い替えるほど魅力がないと見られているようです。

 

興味深いことに、子供向けスマートウォッチは前年比で増えています。この分野のトップブランドはImooであり、日本では馴染みがありませんが、中国では大きな人気を勝ちえており、EUやイギリスでも展開しています。

 

こうした市場の変化が、サムスンが今年初めに「キッズモード」を搭載したGalaxy Watch FEを投入し、Galaxy Watch7などのモデル向けに「Galaxy Watch キッズバンド」を発売する決定に繋がったのかもしれません。

 

2025年のスマートウォッチ市場については、「緩やかに回復し、一ケタ台の成長率」が予想されています。新モデルには「より多くのAI機能と高度なセンサーが統合される」とみられており、健康機器としてのスマートウォッチの価値がますます高まりそうです。

Source:Counterpoint Research
via:Sammobile

次世代iPhone 17 Air、薄型だけど「高密度バッテリー」で長く使える?

今年の投入が期待される超薄型モデル「iPhone 17 Air」では、高密度バッテリーが搭載されるとの情報を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。

↑Front Page Techより。バッテリー容量も気になるところ

 

iPhone 17 Airは、標準モデルの「iPhone 17」や上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」と比較し、本体の厚さが大幅に薄くなると予測されています。背面にはシングルカメラと横長のカメラ突起を配置し、アップル独自モデム「C1」の搭載も噂されています。

 

クオ氏によれば、iPhone 17 Airは「折りたたみiPhone」と同じ、高密度バッテリーを搭載するとのこと。なお、今回の報告ではバッテリー容量の正確な数値はわかっていません。

 

iPhone 17 Airは超薄型デザインであることから、バッテリー駆動時間が短いのではという懸念がありました。しかし、高密度バッテリーや省電力なC1モデムチップ、そしてシングルカメラ仕様による大きなバッテリースペースの採用で、予想以上に長いバッテリー駆動時間が実現するかもしれません。

 

iPhone 17 Airは、今年9月の発売が予測されています。ますます分厚くなる近年のiPhoneのアンチテーゼ的な製品となるのか、今後の動向が楽しみです。

 

Source: MacRumors

バッテリー残量がわかるから便利! MOTTERUのディスプレイ付きモバイルバッテリー

MOTTERU(モッテル)は、USB-Cケーブルが一体型となった残量表示ディスプレイ付きのモバイルバッテリー10000mAh(MOT-MB10004)を、公式オンラインショップ含むECモールで2025年3月14日(金)に発売しました。カラーはアーモンドミルクとシェルピンクの2色。直販価格は5490円(税込)。

 

各色30点限定で、2000円オフになるモニターセールも実施されます。

 

記事のポイント

バッテリー残量がわかるディスプレイ付きのモバイルバッテリーは、充電のタイミングがわかりやすく、うっかり充電し忘れてまったく使えなかった、といったミスを防いでくれます。ケーブル一体型なので、別途ケーブルを持ち歩く必要がないのも便利。

 

本品は、充電用ケーブル一体型で、スマホなどのデバイスにつなぐだけで即充電が可能。ケーブルを持ち運ぶ必要がなく、うっかり忘れる心配もないため、外出先でいつでも快適に充電ができます。

※一体型になっているのはUSB-Cケーブルです。それ以外のケーブルをご利用の方は別途ケーブルを用意してください。

 

最大PD35Wの出力に対応しており、iPhone、iPadなどの急速充電が可能です。またMacBookAirなども充電でき、幅広い機種を充電に対応しています。バッテリー容量は10000mAhの大容量です。

 

一体型のUSB-Cケーブルだけでなく、PD35W入出力対応のUSB-Cポートも1つ搭載しており、2台同時に充電することができます。

※2台同時充電時は、合計出力は5V/4.8A(24W)となります。

 

バッテリー残量が0~100%の数字で表示されるディスプレイを搭載。残量が一目でわかるので、うっかり充電し忘れなどを防ぎます。

 

付属のケーブルで本体充電も可能。一体型USB-Cケーブル・USB-Cポート、どちらからでも約2時間でバッテリー本体を充電可能です。

※35W出力のUSB充電器を使用して、空の状態から満充電までにかかる時間

 

航空機内への持ち込みが可能なバッテリー容量ですので、手荷物カバンにいれて持ち込みできます。

 

MOTTERU
USB-Cケーブル一体型モバイルバッテリー 10000mAh 残量表示ディスプレイ PD35W対応(MOT-MB10004)
2025年3月14日発売
実売価格:5490円(税込)

アップルの次世代iPhoneモデム、超高速でミリ波も対応? 搭載時期は…

アップルは来年に向けて新たなモデムチップ「刷新版C1」を開発しており、通信速度の向上や消費電力の削減が期待できると、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑アップルより。現行のC1モデムも高評価を受けていますが、次世代にも期待できそうです

 

先月に発売された「iPhone 16e」には、アップルが独自開発したC1が搭載されています。これは高速なミリ波の5Gには対応していないものの、「iPhone史上最も電力効率に優れたモデム」だとアピールされています。

 

クオ氏の報告によれば、刷新版C1はミリ波の5G通信に対応しており、都市部などの特に密集した場所で、高速通信が可能になるとのこと。

 

アップルは今後も独自のモデムチップの改良を続ける予定で、今年投入される超薄型モデル「iPhone 17 Air」にはC1が搭載されます。そして来年の「iPhone 17e」では、刷新版C1が採用されるというのです。また刷新版C1は、iPadや来年の「iPhone 18」シリーズの標準モデルに搭載される可能性があります。

 

さらに2026年には、ミリ波の5Gに対応したアップルの独自モデムが登場します。「C2」と呼ばれる可能性もあるこのチップは、2026年の「iPhone 18 Pro/Pro Max」に搭載される可能性があるのです。

 

とうとうアップルから登場した、独自モデムのC1。今後もさらなる進化を遂げ、クアルコムなどのライバルのモデムチップにも負けない性能を実現して欲しいものです。

 

Source: ミンチー・クオ / X via MacRumors

やっぱりカメラ周りが気になる? 内部情報ベースの次期iPhone 17モックアップが出現

アップルからの投入が期待される「iPhone 17」シリーズの、内部文書をベースにしたとされるモックアップが、YouTuberのiDeviceHelpにより公開されています。

↑iDeviceHelpより。やはり気になるのはカメラ周りのデザインです

 

最近の報道によれば、上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」と薄型モデルの「iPhone 17 Air」には、背面に横長のカメラ突起が搭載されると噂されています。一方で標準モデルのiPhone 17では、これまでどおりの縦長のカメラ突起が用意されるようです。

 

今回のモックアップも、これまでのiPhone 17に関する噂を裏付けるものです。またボタンの位置も「iPhone 16」シリーズと変わりません。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、背面にアルミとガラス素材が採用されると噂されています。iPhone 17 Airは最薄部が5.5mmと薄く、また6.6インチディスプレイを搭載するようです。本体フレームはiPhone 17/17 Pro/17 Pro Maxがアルミ素材で、iPhone 17 Airがチタン素材を採用します。

 

今回のモックアップがどれだけ正確なのかは、現時点では不明です。例年どおりなら9月に製品が発売されるはずですが、今回のような大幅なデザイン変更が本当にあるのか、今から気になってしまいます。

 

Source: MacRumors

超薄型「Galaxy S25 Edge」についてのさらなる噂。価格は…

サムスンは1月の「Galaxy Unpacked」イベントにて、超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」をチラ見せしました。それ以降に正式な追加情報はありませんが、ベゼル幅や価格についての新たな噂が報じられています。

↑Image:9to5Google。いよいよ確度の高そうな情報が出そろってきていますが……

 

同社の未発表製品に詳しいIce Universe氏は、Galaxy S25 Edgeを正面から見た予想CG画像をシェアしています。

↑Image:Ice Universe

 

これを見るかぎり、Galaxy S25+(国内未発売)とS25 Ultraの中間のようなデザインである印象を受けます。画面サイズは前者に近い(Edgeが6.656インチ、S25+が6.7インチ)一方で、ベゼルは大幅に薄くなり「S25 Ultraと同じ」になるとのことです。

 

以前の投稿で、Ice Universe氏はGalaxy S25 Edgeの厚さはわずか5.84mmで、重さは162gになると主張していました。これはGalaxy S25+よりも軽く、Galaxy S25標準モデルと同じ重量で、両モデルよりも薄いことを意味しています。

 

さらに同氏は別の投稿で「S25+とS25 Edgeの価格が同じとして、どちらを選ぶ?」とのアンケートも行っています。

これにより、Galaxy S25 EdgeはGalaxy S25+と近い価格になると示唆しているようです。日本ではGalaxy S25+は発売されていませんが、Galaxy S25標準モデルの価格から推測すれば、256GBモデルが17万円前後になるかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:Tom’s Guide

シャオミ、AI機能搭載の「Xiaomi Pad 7」シリーズ!高性能タブレットを、早割なら5万円未満で買える

シャオミ・ジャパンは、高性能タブレット「Xiaomi Pad 7」シリーズを3月13日より順次発売。3.2Kの高解像度ディスプレイ、高性能チップセット、豊富なアクセサリーで、エンターテインメントからビジネスまで幅広く活用できるのが特徴です。

記事のポイント
高性能でありながら、価格は上位モデル(Pro)でさえ9万円を下回るコスパの良さ。Xiaomi Pad7にもXiaomi Pad7 Proにも、最新のHyperOS 2を搭載しており、リアルタイム翻訳やAI電卓、AIアートなど、AIを活用した便利な機能を利用できますよ。

 

Xiaomi Pad 7シリーズは、3.2K解像度(3200×2136)の約11.2インチディスプレイを搭載。最大144Hzのリフレッシュレートに対応し、資料作成などはもちろん、動画視聴やゲームも滑らかに楽しめます。

 

厚さ6.18mm、重さ500gの薄型軽量ボディに、8850mAhの大容量バッテリーを搭載。長時間の使用でも安心です。67W(Xiaomi Pad 7 Pro)または45W(Xiaomi Pad 7)の急速充電に対応し、短時間で充電できます。

 

また、フォーカスキーボードやフォーカスペンなどのアクセサリーが豊富に用意されています。キーボードを装着すれば、ノートPCのように快適に文字入力が可能。フォーカスペンを使えば、イラスト制作やメモ書きもスムーズに行えます。

上位モデルのXiaomi Pad 7 Proには、光の反射を抑えるMatte Glass Versionモデルも用意。日差しの強い場所でも画面が見やすく、メモ書きやイラスト制作にも難がありません。

 

またSnapdragon 8s Gen 3 Mobile Platformを搭載し、高い処理性能を実現。動画編集やゲームなど、負荷の高い作業もスムーズに行えます。3200万画素のフロントカメラと5000万画素のアウトカメラは、オンラインミーティングや資料撮影に便利です。

 

Xiaomi Pad7は、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platformを搭載。仕事や学習、エンターテインメントなど、あらゆる場面においてバランスの取れたパフォーマンスを発揮します。

 

シャオミ
Xiaomi Pad 7 Pro
8GB/128GB版:6万7980円(税込)
12GB/512GB版:8万1980円(税込)
Matte Glass Version(12GB/512GB版):8万4980円(税込)

Xiaomi Pad 7
8GB/128GB版:5万4980円(税込)(早割価格:4万9980円(税込)※3月13日~3月31日)
8GB/256GB版:6万4980円(税込)

 

この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。 ※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。 

Galaxyスマホで外付けディスプレイが使いやすくなる? 次期Android 16で「Dex」大進化か

サムスンの「Dex」モードは、対応するGalaxyデバイスを外付けディスプレイに接続し、まるでPCのように使える機能です。スマホで広々とした画面を活用でき、複数のウィンドウを同時に開ける便利さですが、しばらく改良が止まっており、日本では普及が進んでいるとは言い難くあります。

↑image:Android Authority。普及すれば便利そうです

 

そんななか、次期Android 16ではDexを進化させる新機能が開発中だと報じられています。

 

米Android Authorityによると、Android 16の最新ベータ版(バージョン2.1)ではAndroidデバイスの画面と外付けディスプレイの間での「カーソル遷移」を導入したとのこと。つまり、カーソルがAndroid側の画面と外付け画面とで自由に行き来できるわけです。

 

また、スマホ内蔵画面と外付けディスプレイの位置を入れ替える機能も追加。たとえばAndroidデバイスが左に、外付け画面が右にある場合、左右を逆にできることになります。

 

第3に、「ディスプレイ拡張」と「ディスプレイ・ミラーリング」を切り替えるトグル機能も導入されているそうです。前者では、内蔵ディスプレイと外付けディスプレイを1つの大画面として扱うことができ、一部のアプリをAndroid側で、別のアプリを外付け画面で使うことも可能です。かたやミラーリング字には、内蔵ディスプレイで表示しているものはすべて外付けディスプレイにも表示されます。

 

最後に、外付けディスプレイ側のテキストやアイコンのサイズを内蔵ディスプレイとは別に調整できるとのこと。外付け画面でフォントを大きくしても、Android側には影響しないようです。

 

 

Android 16の最初の安定版(6月頃)には、この機能は搭載されるかどうか不明です。もっとも、Googleは2025年第4四半期(10月〜12月)にマイナーアップデートを配信すると発表しており、そちらで実現するのかもしれません。

 

Source:Android Authority
via:Sammobile

アップル、レイバンのサングラスに似たスマートグラスを開発中?

アップルがメタとレイバン(Ray-Ban)のコラボサングラスに似た「スマートグラス(スマートメガネ)」を開発していると、ブルームバーグが報じています。

↑Metaより。普段使いできるデザインなら流行の可能性もありそうですが……

 

報道によれば、アップルのスマートグラスは同社のヘッドセット「Apple Vision Pro」のような、本格的な拡張現実(AR)デバイスではないものの、AI(人工知能)やマイク、カメラを搭載し、「かなり良いユーザー体験」を提供するそうです。

 

「もしアップルのデザインが発揮され、AirPods並みの音質を提供し、iPhoneと緊密に連携させることができれば、大ヒットするだろう」と、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は報告しています。

 

アップルは当初、メガネのような外観でAR機能を備えたスマートグラスの開発を目指していました。しかしiPhoneやMacに接続した際のバッテリー持続時間といった課題、コンセプト自体の問題などにより、計画は中止。現在は、メタとレイバンがコラボレーションしたスマートグラスのような製品を開発しているというのです。

 

ガーマン記者によれば、アップルはスマートグラス向けに特化した「visionOS」を開発しているとのこと。また将来は、真のARスマートグラス(Apple Glass)の開発にも着手する可能性があります。さらに、AirPodsとカメラを組み合わせた製品の開発も続けているそうです。

 

アップルがスマートグラスを発売するとすれば、やはり気になるのがそのデザイン。つけているだけで自慢できるような、かっこいいプロダクトの登場に期待したいもうです。

 

Source: MacRumors

約20万円のサムスン最新スマホ「Galaxy S25 Ultra」。1ヶ月かけてAI、カメラ、Sペン、便利機能をみっちりレビュー

サムスン電子ジャパンが2月14日に発売した最新のAndroidスマホ「Galaxy S25 Ultra」のSIMフリーモデルを約1か月使い続けてみました。完成度が一段と増した実力派“AIスマホ”のよかった点、気になった点をレポートします。

↑6.9インチのGalaxy S25 Ultra。チタニウム グレーの256GBモデルを試用しました

 

分割画面表示が可能。高輝度・高精細な6.9インチ大画面が活きる

Galaxy S25 Ultraは約6.9インチのラージサイズなスマホ。3120×1440ピクセル(QHD+)の高精細な有機ELディスプレイを搭載し、ピーク輝度2600nitsという明るい画面がビデオや写真を引き立てます。デフォルトではやや画面の色温度が高めで青みがかっているように感じられましたが、本体設定から「ディスプレイ」に入り「色調を最適化」するメニューをオンにすると、自然でバランスの良い色合いになりました。

 

実際に使用した機能の中では、6.9インチの大画面に2つのアプリを同時に表示できる「分割画面表示」がとても気に入っています。YouTubeでコンテンツを視聴しながら、隣にWebやメール、SNSといった他のアプリを同時に立ち上げることもできます。

↑6.9インチの大型有機ELディスプレイを採用

 

↑本体を横に構えて分割画面表示に。左側でYouTubeを視聴しながら、もう片側でWeb検索やSNSを利用できます

 

頭脳となるプロセッサーはクアルコムの最新鋭モバイル向けSoC「Snapdragon」シリーズを、Galaxyシリーズのためにチューニングした「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」。もともとが高性能なこともあり、滑らかで安定した動作を実現しています。

 

本体質量は218g。2024年発売の6.8インチGalaxy S24 Ultraよりも15g軽くなりました。このサイズにしては片手持ち操作も軽快です。ディスプレイ周囲の黒い縁(ベゼル)も超スリムで、隅々にまで映像表示が広がります。

 

ボディの素材はチタニウム。ディスプレイのカバーガラスはキズに強い最新世代のCorning Gorilla Armor 2です。側面のフレームやバックパネルに指紋の付着が目立ちにくい反面、表面の質感がサラサラしているので、片手でホールドしているとうっかり手もとが滑りそうになります。落としてキズを付けないように、ケースを装着して使うべきスマホだと思いますが、本体の軽さが損なわれないようなケースを見つけたいところです。

↑質感の高いチタニウム合金のフレームを採用。指触りがとても滑らかです

 

ちなみに、生体認証はディスプレイ埋め込みタイプの指紋センサーとフロントカメラによる顔認識です。両方あれば、春の花粉症シーズンにマスクを着けたまま指紋センサーでスムーズに画面ロック解除もできて便利ですね。

 

ショートカット操作で便利に使えるSペンを内蔵

S25シリーズの大型モデルであるUltraは、入力操作やイラストのスケッチなどさまざまな用途に使える専用スタイラス「Sペン」を本体に格納できます。SペンもIP68相当の防塵・防水に対応していますが、これはスマホ本体にペンが収納されている場合に限るので注意しましょう。筆者は長風呂しながら原稿の草案を手書きでまとめられるタブレットやスマホが欲しかったのですが、残念ながらお風呂に入りながらSペンを使うことは推奨されていません。

↑S25 Ultraは本体に専用のスタイラス「Sペン」が収納できます

 

なお、S25 Ultraが内蔵するSペンにはBluetooth機能がありません。S24 UltraのSペンのように、ペンのボタンでカメラアプリのシャッターを遠隔操作する機能は省かれてしまいましたが、その他の機能は健在です。スマホの画面に近づけてSペン側面のボタンをクリックすると、ディスプレイにアプリへのショートカットメニューが呼び出せる「エアコマンド」には、「スケッチアシスト」「翻訳」や「ボイスレコーダー」など、頻繁に使うアプリのショートカットを割り当てておくと便利でした。

 

独自のAIエージェント「Bixby」とGoogle Geminiを比べる

サムスン独自のAIエージェント「Bixby(ビグスビー)」が、Galaxy S25シリーズからついに日本語に対応しました。Samsungアカウントを登録すれば無料で使えるサービスです。スマホに「ビグスビー」と話しかけるか、アプリアイコンをタップして選択、またはサイドボタンの長押し操作から呼び出せます。

↑Galaxy独自のAIエージェント、ビグスビーの日本語対応が2月12日から始まりました

 

S25 Ultraの場合、サイドボタンの操作を「Google Geminiの呼び出し」にも設定できます。筆者が試した限り、Bixbyに「いまおすすめパソコンを教えて」と聞くと「申し訳ありません。最新の情報は取得できません。」という答えが返ってきたり、新しい知識の習得がまだ不十分に感じられたりすることがありました。Geminiに同じ質問を聞くと、私が「パソコンで何をしたいか」「予算は?」など具体的な候補を絞り込むためのヒントを次々に答えてくれます。またGeminiは、例えば「池袋駅周辺でインターネットと電源が使えるカフェを検索して、リストを山本敦にメールして」といった具合に、2つのアプリによる連続操作もシームレスにこなします。

↑Google Geminiは検索したスポーツ観戦のスケジュールをカレンダーに登録したり、Googleアプリを連係して操作したりもできます。筆者はGemini Advancedに登録していますが、今回は「2.0 Flash」で試しました

 

S24 Ultraに続いてSペンによるAIスケッチも可能です。プリインストールされているスケッチアシストアプリなら、手書きのラフなイラストをきれいに清書してくれます。また「ギャラリー」アプリに保存されている写真に、Sペンでラフにスケッチした画も同様に清書します。

↑エアコマンドからスケッチアシストを起動。Sペンで描いた雑なスケッチから雰囲気のあるイラストにAIが生成してくれました

 

↑Sペンで写真データに落書きしたスケッチ

 

↑いい感じのイラストに仕上げてくれます

 

仕事に役立つボイスレコーダーと旅行に欠かせない翻訳

ライターとしては、Galaxyオリジナルのボイスレコーダーアプリを活用する機会が多くありました。独自のGalaxy AIによる文字起こしは、昨年のGalaxy S24でこの機能が使えるようになったときと比べて、さらに精度が上がった手応えがあります。特に日本語の認識精度が高くなりました。複数人数が参加する会話の「話者認識」と「要約」もしっかり日本語対応です。Google Pixelシリーズのボイスレコーダーは英語のみの対応なので、この点では今のところGalaxy S25が勝っています。

 

ただし、録音中に文字起こしの結果がリアルタイムに見られないところがGalaxyのボイスレコーダーの弱点と言えます。終了後にまとめて文字起こしをしますが、およそ30分間の会話の日本語起こしが約3分、1時間の会話は6分でした。言語ごとの辞書ファイルをデバイスにダウンロードしておけば、文字起こしはオフラインでも可能。録音音声と文字起こしのテキストファイルはGoogleドライブなどに保存できます。反対に、ほかのデバイスで録音したファイルをボイスレコーダーアプリに取り込んで文字起こしができるのか試しましたが、このような使い方には対応していないようです。

↑ピンチのときに役立つ翻訳アプリ。デバイスがオフラインでも使えます

 

言語関連の機能では、クイックパネルからアクセスできるリアルタイム通訳もあります。音声入力が求められますが、日本語から外国語への短文の翻訳であれば精度は高く実用的です。オフラインでも使えるので、例えば海外の航空会社を利用する際、客室乗務員の方と「この飛行機は目的地空港の何番ターミナルに到着しますか?」「ワイヤレスイヤホンを片方落としてしまいました」など、困りごとが発生したときに会話ができます。

↑Galaxy AIがユーザーに有用な情報をよいタイミングで知らせてくれる「Now Brief」の機能もあります

 

写真やビデオの手軽なAI加工は今後のトレンドになりそう

メインカメラは前世代から仕様があまり変わっていませんが、超広角カメラの画素数が1200万から5000万にアップしました。Galaxy Sシリーズのカメラは操作性がとてもスムーズなのが特徴です。画面をタップするとズーム倍率が変わるほか、被写体にカメラを近づけると自動的にマクロ撮影に切り替わります。広角カメラは2億画素のイメージセンサーの実力をフルに活かした写真が撮れますが、ファイルサイズが一気に跳ね上がってストレージが逼迫するので要注意です。

↑充実のカメラ機能もGalaxy S25 Ultraの魅力です

 

撮影後の写真・動画はネイティブのギャラリーアプリで閲覧・編集ができます。写真にSペンで直接スケッチを描き込むような使い方はもちろん、動画の気になるノイズを取り除く「オーディオ消しゴム」のようなGalaxy AIが活躍する機能も便利でしょう。高性能なカメラで「撮る」だけでなく、撮影した素材を生成AIの技術で加工して楽しめるスマホはこれからのトレンドになる気がします。

↑動画に収録されてしまったノイズだけをキレイに消すオーディオ消しゴムも便利でした

 

バッテリー容量は5000mAh、連続してビデオを再生できる時間の目安は約31時間。1日中使い倒してもバッテリーがしっかり持つうえ、別売の45W Power Adapterによる急速充電にも対応します。

 

Galaxy S25 Ultraはカメラ、ディスプレイ、Sペン、そしてGalaxy AIに関連する機能も充実する完成度の高いハイエンドモデルです。Samsung.comでは内蔵ストレージが256GBのモデルが19万9800円(税込)と高価なので、気軽に買えるスマホとは言えませんが、少し背伸びをしてでも本当に良質な最新のAIスマホが欲しい方には最重要な選択肢の一つになるはずです。

Google Pixel 9a、3月19日に発表かも。早くも公式画像が流出?

Google製中価格帯スマートフォン「Pixel 9a」の3月中旬発売が噂されるなか、公式プロモーションらしき画像がネット上に登場しています。

↑Image:Evan Blass。発表は間近とみられています

 

未発表のAndroid製品に詳しいリーカーEvan Blass氏はXにて、数多くのPixel 9a関連の画像をシェアしています。ただしプライベートモードのため、フォロワー以外に投稿を見ることはできません。

 

これらはデザインが前モデルから大幅に変わるとの予想、特にカメラバーがなくなるとの噂を裏付けています。

 

また前面ディスプレイの画像は、これまでのPixel aシリーズよりもベゼルが太くなっていることを明らかにしています。さらにはブラック、オフホワイト、コーラル、そしてライラックと思しき4つの本体カラーが用意されるとの予想とも一致しています。

 

今回の画像はGemini AIの様々な新機能を示しているほか、防塵・防水性能がIP68とも明記されています。これは「水深1mで最大30分間の浸水に耐えられる」ことを意味するもの。前モデルPixel 8aはIP67等級であり、長時間の水中使用は保証されていません。

↑Image:Evan Blass

 

これまでの噂では、Pixel 9aは上位機種Pixel 9シリーズと同じTensor G4チップ、Pixel 8aと同じ6.3インチ画面を搭載。ボディは大きくなりつつも軽くなり、内蔵ストレージ128GB版のお値段は据え置きとみられています

 

記事執筆時点では、Pixel 9aは3月19日頃に発表され、26日に発売と予想されています。まもなく、噂話の答合わせができそうです。

 

Source:Evan Blass(X)
via:Notebookcheck

グローバル発売のファーウェイ「三つ折りスマホ」で見せた、ファーウェイの「世界への再挑戦」の決意

2025年2月18日、マレーシア・クアラルンプールで、ファーウェイのグローバル向け発表会「HUAWEI Innovative Product Launch」が開催された。発表会のメインコンテンツは、世界初の三つ折りスマートフォン「Mate XT ULTIMATE DESIGN」(以下、Mate XT)の世界発売だ。

↑Mate XT ULTIMATE DESIGN

 

中国国内で2024年9月に先行発売された本機は、下位モデルが1万9999元(約40万円)、上位モデルなら2万3999元(約48万円)という高値にもかかわらず、予約台数が600万台を超えるなど、一大センセーションを巻き起こした。その機種が、ついに海外市場へ挑戦することとなる。

↑発表会会場には、Mate XTの巨大な看板があった

 

三つ折りなだけじゃない。性能とデザインを極めた究極のスマホ

Mate XTの最大の特徴は、なんといっても「三つ折り」であること。サムスンのGalaxy Z Foldや、GoogleのPixel Foldなど、他社の折りたたみスマホが二つ折りなのに対して、本機は三つ折りの機構を採用している。

↑本機を屏風の形状に折り曲げると、自立する

 

Mate XTは屏風のように折りたためる有機ELディスプレイを搭載し、6.4インチ(アスペクト比約20:9)、7.9インチ(アスペクト比約16:15)、10.2インチ(アスペクト比約16:11)の3つの画面サイズを一台のデバイスで使い分けられる。6.4インチは一般的なスマートフォンと同等のサイズ感だが、10.2インチにもなれば小型のタブレットと変わらない大きさだ。スマホとタブレットを使い分けていたユーザーでも、本機を持てば一台で事足りるようになる。

↑折りたたんだ状態では、一般的なスマホのサイズと変わらない

 

画面の解像度は、6.4インチなら2232×1008、7.9インチなら2232×2048、10.2インチなら2232×3184。本機を完全に開き、10.2インチで使用した場合の画質は、QHDを超えており、4Kにも迫る。

↑画面を一つだけ開いた7.9インチ仕様。従来の二つ折りの折りたたみスマホはこのサイズが限界だったが、縦横比が中途半端で活用の幅が狭まっていた。読書などには向いているが、動画視聴ではムダが多くなってしまう

 

↑Mate XTを完全に開き、iPhone 16 Pro(右、画面サイズ6.3インチ)と並べたところ。大きさの差は歴然だ

 

そして特筆すべきはその薄さ。画面をすべて開いたときの厚みは、最薄部で3.6mm。折りたたんで一般的なスマホ形状にしたときの厚みは単純計算で10.8mmである。筆者が所持しているiPhone 16 Proの8.25mmと比べれば流石に分厚いのだが、並べて見てみるとそこまで変わらないようにも感じる。実際に本機を持ってみても、「厚すぎる」というほどの感覚はなかった。ただし重量は298gで、ずっしり感はある。↑開いた状態のMate XTの下辺。見るからに薄い。また右側にはスピーカーが見える。発表会では「史上最も薄く、大きい折りたたみスマホ」だと説明された

 

↑折りたたんだMate XT(右)とiPhone 16 Pro。前者の方がさすがに厚いものの、三つ折りであることを考えれば薄いといえるだろう

 

画面の薄さを支えているのが、安定性の高いヒンジだ。折りたたむ際には適度な抵抗感があり、グラつきは全くない。3つの画面の内部には、バッテリーが分散して内蔵されており、容量は5600mAh。有線で66W、非接触で50Wの急速充電に対応する。

↑ヒンジ部を構成する数多の部品。非常に細かく、複雑な構造であることがわかる

 

↑画面の内部。3つに分かれたバッテリーが内蔵されている。背面ボードの素材には極薄のカーボンを使用

 

背面のカメラは、F1.4〜F4.0の可変絞りに対応した広角(5000万画素)に加え、超広角(1200万画素)、5.5倍望遠(1200万画素)の3基。加えて800万画素のフロントカメラも装備している。背面カメラ周辺の構造にはかなりのこだわりがあるそうで、カメラ周囲のリングを作るだけでも78の工程を経る必要があり、完成までに22日間を要するという。

↑背面のカメラ。左下が可変絞りの広角カメラ

 

↑本機の画面を一つ折りたたんで自立させ、カメラを起動。三脚がなくとも自立するのは大きな強みだ

 

表面の素材には極薄レザーが採用されている。Mate XTの外観には、既存のスマホにはないような高級感がある。

↑背面にレザー素材を採用しているスマホは珍しい。Mate XTは、三つ折りだけにとどまらない新しさを感じさせる

 

グローバル向けMate XTは、メモリ16GB・ストレージ1TBの最上位モデルのみで、価格は3499ユーロ。日本円に換算すると約55万円だ。中国では50万円弱で売られていルモデルなので、やや高い値付けとなっている。ファーウェイのスタッフによると、中国国外で発売される同社のデバイスは、中国国内向けのものと比べてやや高い値付けになる傾向があり、本機もその例だという。

 

↑発表会で価格が画面に映し出されると、大きな歓声が起こった。カラーは、レッドとブラックの2色展開

 

本機は世界初の三つ折りスマホというだけでなく、単純なスマホとして見ても最上級のスペックを誇っている。価格が高くなってしまうのは承知のうえで、三つ折りの市場を開拓すると同時に確固たるリードを築こうというファーウェイの意図が垣間見える。グローバル向けの発売機種を最上位のみに限定した背景にも、“究極”にこだわる同社の考え方があるのだろう。

 

ファーウェイのスマホが世界へ再挑戦する試金石に

冒頭に書いた通り、今回の発表会はマレーシアで行われた。その理由は、ファーウェイのアジア方面を統括する本部が同国にあることが大きい。

↑HUAWEI Inovative Product Launch会場のロビー看板

 

だがMate XTの価格発表では、マレーシアの通貨であるリンギット建ての表記はなく、ユーロ建てのもののみが示された。また発表会には日本を含む各国のメディアが招待されていたが、欧州のメディアそのなかに含まれていた。これが意味するところは、本機を欧州向けに展開したいというファーウェイの狙いだ。現時点でMate XTの発売が決まっている国は、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアなどの東南アジア諸国に限られている。だが今回の発表会の内容は、その先を明らかに見据えたものであった。

↑発表会開始前の様子。会が始まる頃には用意されていた多数の座席が全て埋まっていた

 

ファーウェイは米国の制裁によってGMS(GooglePlayストアを含むGoogle系のアプリを、スマホやタブレットにプリインストールしておけるサービス)が利用できなくなり、世界のスマホ市場におけるシェアを大きく低下させた。だが今回の発表会からは、端末の革新性を武器に、グローバル市場へ再挑戦しようという同社の本気がはっきりと見える。

↑ファーウェイでHead of Productを務めるAndreas Zimmer氏は、「Inovation」という言葉を何度も繰り返し、Mate XTの革新性を強調した

 

発表会では、プレゼンターが新たな話題を提供するたびに歓声が起き、興奮が渦巻いていた。Mate XTはその価格の高さゆえ、大きなシェアを獲得する機種になるとは考えにくい。だが、コアなユーザーに絶大な興奮をもたらす製品であろうことは、発表会の様子からも明らかであった。あとはそれが世界に広がるかどうか。Mate XTは、ファーウェイのスマホが再度世界に受け入れられるかを占う試金石になるだろう。

↑発表会にあわせ、クアラルンプールの街にはMate XTの広告が多数掲出された。高級ショッピングモール・PAVILION入口にある大型ビジョンにも、その3D映像が映し出された

 

↑PAVILIONのホールには、Mate XTの革新性をアピールする特設の展示ブースが設けられた(写真奥)。手前の両サイドに並んでいるフォトパネルは、Mate XTのカメラで撮影されたものだ

2万円ちょっとでこの高級感と性能!ヴィーガンレザー使用、モトローラのエントリースマホ「moto g05」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、ヴィーガンレザーの質感と手触りを楽しめるエントリーモデルのAndroidスマートフォン「moto g05」を2025年3月14日に発売します。SIMロックフリーで使用可。

↑「moto g05」フレッシュラベンダー、ミスティブルー

 

記事のポイント

デザイン性、基本性能、カメラ、バッテリーのバランスが取れたエントリーモデルです。手頃な価格で高性能なスマホを探している人はチェックを。高級感のある見た目だと傷まないかが心配になりますが、IP52の撥水・防塵設計で、傷や割れにも強いCorning Gorilla Glass3を備えています。

 
高級感のあるデザインもさることながら、Dolby Atmosに対応し、バスブースト機能を搭載したステレオスピーカーや、高輝度モードで屋外でも見やすいディスプレイなど、性能も充実。

 

カメラは5000万画素で、AI対応ポートレート機能を備えています。内蔵ストレージは128GBと大容量で、microSDを使うと最大1TBまで拡張できます。

 

5200mAhの大容量バッテリーを搭載し、18W TurboPower充電にも対応しているとのこと。

 

RAMブースト機能を搭載し、最大24GBまでRAMを拡張可能。複数アプリを同時に使用する際も、快適な動作が期待できそうです。

 

カラーはフレッシュラベンダーとミスティブルーの2色展開。公式オンラインストア「MOTO STORE」の他、「Amazon」、国内オンラインショップ、家電量販店、MVNO事業者などで購入可能です。

 

モトローラ・モビリティ・ジャパン
moto g05
価格:2万800円(税込)

サムスン期待の三つ折りスマホ、モデル番号が判明? 当初は韓国限定販売か

サムスンは1月の「Galaxy Unpacked」イベントにて三つ折りスマートフォンをチラ見せしており、2025年内に発売するとの噂も相次いでいます。

↑Tada Images/Adobe Stockより。画像のファーウェイ製三つ折りスマホ「Mate XT」も当初は限定販売でしたが、こちらも最初は韓国限定での販売になるかもしれません

 

この注目のデバイスにつき、開発コード名やモデル番号、発売時期や発売地域の新たなリーク情報が伝えられています。

 

昨年秋、サムスン関連情報サイトGalaxy Club.nlは、同社が次期横折りスマホ「Galaxy Z Fold 7」シリーズとして、コードネーム「Q7」と「Q7M」の2機種を開発していると明らかにしていました。その続報として、「Q7M」が三つ折りスマホのコードネームだと確認が取れたと述べています。

 

さらにモデル番号として「SM-F966」、つまりGalaxy Z Fold7通常モデルのほか、「SM-F968」も見つけたとのこと。このデバイスが三つ折りスマホだと考えられますが、まだ確認が取れたわけではありません。

 

そしてサムスンは、韓国向けモデル「SM-F968N」の開発に注力しているとのこと。少なくとも当初は、同社の三つ折りスマホは韓国での限定販売になる可能性が浮上しています。

 

昨年、サムスンはGalaxy Z Fold6を6月に、薄型の特別バージョンGalaxy Z Fold Special Editionを10月に発売していました。通常モデルより開発に時間がかかり、またプレミアム感を出すためにも、同社の三つ折りスマホはGalaxy Z Fold7の後に発売されるのかもしれません。

 

Source:Galaxy Club.nl
via:Sammobile

折りたたみiPhone、「本のようなデザイン」で価格が29万円を越える可能性

アップルの「折りたたみiPhone」は2026年末から2027年初頭にかけて登場し、本のように開閉できるデザインになると、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑Falih/Adobe Stockより。まだ実際のデザインは見えてきませんが……

 

報告によれば、折りたたみiPhoneは約7.8インチの「折り目のない内側ディスプレイ」を搭載するとのこと。そして、外側には5.5インチディスプレイが用意されます。

 

折りたたみiPhoneは折りたたんだ状態での厚さは9〜9.5mmで、開いた状態では4.5〜4.8mmになるとのこと。筐体にはチタン合金が使われ、ヒンジ部分にはステンレススチールとチタン合金が採用されます。本体背面にはデュアルカメラを、そして折りたたみ時と展開時の両方で使えるフロントカメラを搭載します。

 

折りたたみiPhoneは「本物のAI(人工知能)駆動方スマートフォン」として位置付けられ、大画面がマルチタスクAI体験を向上させるそうです。なお、顔認証機能「Face ID」は搭載されず、指紋認証機能「Touch ID」を採用するようです。

 

折りたたみiPhoneの価格は2000ドル(約29万円)、場合によっては2500ドル(約37万円)以上と高価格になる見込みです。さらに、1年後には折りたたみiPhoneの第2世代モデルも登場するとのこと。これだけ高価な折りたたみiPhoneが、どれだけ消費者に受け入れられるのかが気になります。

 

Source: MacRumors

期待のiPhone 17 Pro Max、厚みが増すがバッテリーも増える?

アップルの次期ハイエンドスマートフォン「iPhone 17 Pro Max」では、バッテリー容量を拡大するために本体が分厚くなると、リークアカウントのIce Universeが報告しています。

↑Asher / Xより。

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro Max」の厚さは8.25mmですが、iPhone 17 Pro Maxは厚さ8.725mmと、0.475mmの増加になるとのこと。この厚みの増加は「確実にバッテリー容量の増加を意味する」と、Ice Universeは述べています。厚さ以外の本体デザインについては変更はなく、基本的にiPhone 16 Pro Maxと似通ったものになるようです。

 

iPhone 17 Pro / Pro Maxでは、背面に長方形のカメラ突起が搭載されると予測されています。また背面素材の一部がアルミ、一部がガラスになるようです。

 

さらにIce Universeは、今年の登場が期待されている超薄型モデル「iPhone 17 Air」の本体サイズがiPhone 17 Pro Maxと同一になり、違いは厚さだけだと言及しています。なおiPhone 17 Pro Maxの本体の厚さは8.725mmですが、iPhone 17 Airの厚さは5.5mmとなるようです。

 

Ice Universeは「iPhone 16 Pro/Pro Max」の正確なサイズも的中させており、今回の情報も耳を傾ける価値がありそうです。個人的には、最上位モデルのiPhone 17 Pro Maxは多少分厚くなっても、大容量バッテリーを搭載して欲しいと思います。

 

Source: MacRumors 1, 2

エプソンダイレクト初のCopilot+PC! AIで業務効率化を支援する16型ノートPC

エプソンダイレクトは、同社初の「Copilot+ PC」を2025年6月頃に発売すると発表しました。A4サイズの16型ノートPCです。

↑エプソンダイレクト初のCopilot+PC

 

記事のポイント

Copilot+ PCは、AIによる業務効率化と生産性向上を支援するPC。タスクの自動化・最適化を推し進めたい人は注目です。発売はまだ先ですが、メール配信サービスに登録すれば、販売開始のお知らせをいち早く受け取れますよ。

 

AI活用により、企業の業務効率化をサポートし、課題解決を推進することを目指す一台です。Microsoft 365 Copilotとの連携により、ドキュメント作成やスケジュール管理、メールの整理、画像生成など、日常的なタスクを効率的に行える環境を提供するとのこと。

 

搭載CPUは、インテル Core Ultra プロセッサー (シリーズ 2)です。

 

エプソンダイレクト
Copilot+ PC
発売時期:2025年6月頃

Galaxy Z Flip7、カバーディスプレイが史上最大級に大型化するかも

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」の予想CG画像がネット上に登場した一方で、カバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)のサイズがリークされました。

↑Image:@Onleaks/Android Headlines。折りたたみ状態でも快適に使えそう

 

著名リークアカウントの@OnLeaksは新情報に基づき、Galaxy Z Flip7のレンダリング(CG)画像を公開しました。注目すべきはカバー画面のデザインで、Galaxy Z Flip6までの「フォルダー型」(画面の上端が狭くなり、その部分にカメラを配置)から全面ディスプレイに変更されています。カメラレンズがディスプレイ内に埋め込まれ、画面サイズが大きくなった形です。

 

さらにディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、著名リーカーIce Universe氏のGalaxy Z Flip 7に関するつぶやきに対して、カバーディスプレイが4.05インチになるとコメントしました。

 

これが正しければ、Galaxy Z Flip 6の3.4インチよりも約19%大きくなります。さらに、折りたたみスマホのカバーディスプレイとしては最大級となり、Motorola Razr 50 Ultraの役4インチを上回ることになります。

 

これまでのリーク情報によると、Galaxy Z Flip 7はクアルコムのSnapdragon 8 Eliteかサムスン製のExynos 2500を採用し、大容量の4300mAhバッテリー(Galaxy Z Flip6は4000mAh)。背面には50MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを搭載といったところです。

 

Galax Z Flip7は動作はサクサク、バッテリー持続時間にも余裕があり、閉じたままでも広いカバーディスプレイで快適に使えると期待できそうです。

 

Source:Android Headlines,Ross Young(X) 
via:Sammobile

ACアダプタが8個挿せる! 差込口を交互に配置したスリムタイプの電源タップ

サンワサプライは、小型ACアダプタ8個を干渉せずに差せるスリムタイプの電源タップ「TAP-SLIM8Nシリーズ」と、雷ガード機能を搭載した「TAP-SPSLIM8Nシリーズ」を発売しました。ケーブル長は各1m~3mをラインナップしています。実売価格は4180円~5060円(税込)。

電源タップ「TAP-SLIM8Nシリーズ」

 

記事のポイント

ACアダプタが干渉しにくく、最大8個まで挿せるスリムタイプの電源タップは、デスクやテレビまわりなど、複数のコンセントが必要な場所で便利に使えます。また、裏面にマグネットを内蔵しているので、スチール面やパイプなどにくっつけて使うことも可能。

 

電源タップ「TAP-SLIM8Nシリーズ」は、水平面と垂直面に差込口を配置することで、従来の8個口タップよりもスリムなボディを実現。この形状により、通常の電源プラグとACアダプタが干渉しにくく、柔軟に配線が可能です。差込口のピッチは64mmで、小型ACアダプタを並べて接続できるため、複数の機器を同時に充電するのに便利です。

 

背面に強力なネオジムマグネットを内蔵し、スチール製デスクやラックにしっかり固定できます。ACアダプタを差した状態でもずれ落ちず、安定して設置できます。

 

TAP-SPSLIM8Nシリーズは雷ガードを内蔵し、接続機器を雷から保護します。雷ガード作動中は確認ランプが点灯し、機能の状態をひと目で確認できます。

 

スイング式プラグ採用で、コンセントとコードが平行になり、狭い場所でもスッキリ配線できます。プラグの根元には、トラッキング防止予防に効果的な絶縁キャップ付きです。また、コードは被ふく破れによる感電・火災防止に効果的な二重被ふくコードです。

 

サンワサプライ
「TAP-SLIM8N/TAP-SPSLIM8Nシリーズ」
2025年3月11日発売
実売価格:4180円~5060円(税込)

サムスン製XRヘッドセット、Apple Vision Pro以上の高画質となる可能性

サムスンはまもなく XRヘッドセットを発売予定ですが、そのディスプレイが最高峰といわれるApple Vision Proを上回る性能を持つと報じられています。

↑Image:Sammobile。画質の良さはユーザーにとって嬉しいポイントでしょう

 

韓国の業界誌The Elecは、サムスンがAndroid XRヘッドセット「Project Moohan」にOLEDOS(OLED on Silicon)ディスプレイを採用すると伝えています。OLEDOとは有機EL(OLED)を従来のガラス基板ではなく、シリコン基板上に堆積する技術です。これにより、非常に高い画素密度が実現できます。

 

サムスン製ヘッドセットの画面は、おそらく1.3インチのパネルで、おそらく3800 PPI(1インチ当たりに表示される画素数)とのこと。

 

一般的なフラッグシップ・スマートフォンのPPIは500~600程度です。同種のXRデバイスの場合、Meta Quest 3は1200 PPI強、Vision Proは3400 PPIに迫ります。Vision Proもサムスン製ヘッドセットと同じくOLEDOS技術を使用しており、1.42インチのパネルはソニーが製造しています。

 

サムスン製XRヘッドセット用のディスプレイも、ソニーにより製造されるとのこと。以前、ソニーが1.3インチのOLEDOSを発表した際に、サンプル価格は15万円としていました。またVision Pro用のディスプレイは1つあたり約300ドル×2程度の価格と言われています。

 

自社製ヘッドセットをVision Proに対抗できる価格にするためには、サムスンは様々な点でコストダウンを努力する必要がありそうです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

新型MacBook Airのキーボード、「ある場所」を26年ぶりに改善

先日発表されたアップルの「新型MacBook Air」では、Macキーボードの「ミュートキー」に関する、長年の矛盾が解決されています。

↑アップルより。注目すべきはミュートキーのプリントです

 

上の画像は、新型MacBook Airのファンクションキーボードです。指紋認証機能「Touch ID」から左側に、「ボリュームアップ」「ボリュームダウン」「ミュート」のキーが並んでいます。ミュートはスピーカーに斜線が入っており、直感的でわかりやすい印字です。

 

↑アップルより。言われてみると確かに……

 

ちなみに、こちらが以前のMacBookのキーボード。ミュートキーのスピーカーに斜線が入っておらず、音が出るのか出ないのか、よくわかりません。

 

実はこのミュートキーのデザインは、1999年に発売された「PowerBook G3『Lombard』」から続いてきました。20年以上続いたミュートキーのデザインが変更されたことから、今後は他のMacや純正キーボードでも、この新たなデザインが採用される可能性があります。

 

アップルは今年10月頃に、「M5」チップを搭載した「次期MacBook Pro」を発表する可能性があります。そのキーボードのミュートキーがどのようなデザインになるのか、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

数量限定、HHKB Studioが6600円安く買える!リファービッシュ品発売

PFUは、Happy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズにおいて、「HHKB Studio」のリファービッシュ品を特別価格で発売しました。通常4万4000円のところ、3万7400円(税込)となっています。

記事のポイント

リファービッシュ品は、さまざまな理由で返品となった製品を点検・清掃したもの。新品とは違うため、通常の販売価格よりもお買い得に購入できるのがいいところです。

 

販売はPFUダイレクト本店で、数には限りがあるとのこと。また、通常販売品と同等の付属品が付くほか、購入から1年の保証が付きます。

 

なお、本体に汚れが残っている場合があるほか、外装箱に多少のへこみや汚れがあるかもしれないとしています。

 

HHKB Studioは、「正確な高速タイピングを最小動作で奏でる」というHHKBの基本コンセプトを踏襲しつつ、新たに「All-in-One」のコンセプトを加えた製品。マウス機能やジェスチャー操作機能をキーボードに統合し、ホームポジションを崩すことなくすべての入力操作を完結できる製品です。

 

PFU
HHKB Studio
3万7400円(税込)

次期「Galaxy S26」シリーズは自社製Exynosチップを採用? 課題は…

サムスンは今年の最新フラッグシップ機Galaxy S25シリーズでは、全モデルにクアルコム製のSnapdragon 8 Eliteを採用しました。一方、次期「Galaxy S26」シリーズでは、自社製のExynosチップを再び搭載すべく努力していると報じられています。

↑tanaonte/Adobe Stockより。

 

同社はGalaxy S25シリーズに「Exynos 2500」搭載を検討していたものの、歩留まり(良品率)が低いため見送られたと推測されています

 

が、韓国の経済メディアFNNewsは、サムスンはGalaxy S26シリーズでは新型チップ「Exynos 2600」を搭載できるよう、積極的な取り組みを行っていると報じています。

 

今回の報道によると、同社はExynosチップの性能と生産を最適化するために専用のタスクフォースを結成したとのこと。この新型チップはサムスンの2nm(半導体の回路線幅)プロセス技術「SF2」で製造される予定であり、前モデルよりも歩留まり率が大幅に改善されているそうです。

 

サムスンは5月までにチップの量産を目指している一方で、Galaxy S26シリーズに搭載するかどうかの最終決定は年末まで下されないとのことです。

 

ある関係者はFNNewsに対し、サムスンの歩留まりは「ある程度、安定化の兆しを見せている」と語っています。が、社内には危機感があり、ファウンドリ(半導体製造)事業部の一部では、これはExynosにとって正念場だと捉えているとも伝えられています。

 

サムスンにとっては毎年のように値上がりするSnapdragonチップへの依存を断ち切り、自社製のExynosチップに切り替えることは悲願でしょう。これまでExynosチップはSnapdragonチップに性能と省電力ともに遅れを取っていましたが、次期チップは進化していることを祈りたいところです。

 

Source:FNNews
via:Gizmochina

サムスン「Galaxy Ring」を3週間試用。Apple Watchと比べてどう?

サムスンが2月14日に日本で販売を開始した指輪型のスマートデバイス「Galaxy Ring」を、約3週間に渡って試用しました。ちなみに、筆者はいつも健康管理やワークアウトの記録にApple Watchを活用しています。Apple Watchとの違いについても触れながら、Galaxy Ringの特徴をレポートしてみましょう。

↑サムスンのGalaxy Ringをレビュー。健康トラッカーとしての利便性をApple Watchと比較してみる

 

多くのAndroidスマホに対応するスマートリング

Galaxy Ringは指に装着するフィットネストラッカー、いわゆるスマートリングで、スマホにBluetoothで接続して使います。Galaxyシリーズのプロダクトですが、GalaxyシリーズだけではなくAndroid 11.0以降のスマホに対応しています。iPhoneには非対応なので、残念ながらiPhoneユーザーの方にはおすすめできません。

↑スケルトンデザインのGalaxy Ring専用充電ケース。USB-Cケーブルで充電する

 

今回筆者は、Google Pixel 9 ProをGalaxy Ringにペアリングして試しました。Galaxyシリーズのスマホを組み合わせた場合は、Galaxy Ringを装着した指と親指をダブルタップするフィンガージェスチャーで、スマホのカメラシャッター、時計アプリのアラームがリモート操作できます。今の時点では、それ以外に大きな違いはありません。Android 11.0以降のスマホユーザーはGalaxy Ringの購入を検討してもOKでしょう。

 

筆者は11種類ある本体サイズの中から「9」を選んで試用しました。人さし指に装着しようと思っていたので、少し太めのサイズにしています。カラーバリエーションはチタニウムブラックです。なお、ほかにチタニウムシルバーとチタニウムゴールドを加えた3色展開で、ブラックとシルバーの仕上げはマットフィニッシュ仕上げになっています。

↑筆者はチタニウムブラックのGalaxy Ringを使用した。サイズは「9」。リングはなめらかな凹みのあるデザイン

 

Galaxy Ringは本体の素材を軽量チタニウムとしているので、重量約2.3グラムと軽量です。筆者は結婚指輪のほかにファッションアクセサリーとして指輪を着ける習慣がないので、ほかのファッション系リングと比較した時の大きさや重さは分かりませんが、Galaxy Ringの着け心地はとても快適だと思います。

 

リングのタテ幅が約7ミリ、厚みは約2.6ミリあるので「装着していることをうっかり忘れる」ようなことはないはずです。存在感はしっかりある反面、手をグーの形にしても痛くない程度の薄さに収まっており、睡眠中に着けていても苦に感じないことが魅力的です。この点はスマートウォッチに比べていいところだと思います。

 

スマートウォッチのように毎日充電不要。最長7日間のバッテリー持ち

本体は比較的深い水中にも身に着けたまま潜れる10気圧防水です。キッチン仕事の間に付着した洗剤も洗い流せば清潔に保てますし、故障の原因にはならないと思います。試用期間は約3週間でしたが、確認したところリングの表面に細かなキズが付くこともありませんでした。

 

注意点としては、本機に限らずスマートリングは今までにないタイプのデバイスなので、装着当初は紛失の可能性が考えられます。「Galaxy Ringのある生活」に慣れれば防げるケアレスミスだと思いますが、一応そういった場合のため、Galaxy Wearアプリから探索できる「リングリモート追跡」の機能が用意されていることは覚えておいていいでしょう。ただし、この機能はリング内側のLEDライトを強く点滅させるだけのもの。仮にリングがズボンのポケットの中にあったりするともうお手上げです。振動やビープ音などで場所を知らせてくれる機能もほしいと思いました。

↑スマホから「リングリモート追跡」を起動すると、リング内側センサー部分のLEDライトが発光する

 

バッテリーに関しては、Apple Watchのように本体に“電池食いのディスプレイ”を持っていないため、1度のフル充電から最長7日間も連続して使えます。ほぼ毎日充電が必要になるスマートウォッチに比べて優れているポイントです。筆者はGalaxy Ringを数日ごとにチャージしていたので、バッテリー切れになることはありませんでした。もし正確なバッテリー残量を知りたければ、Galaxy Wearアプリからパーセンテージで数値を確認できます。本機専用の充電ケースを使わないとチャージできないことが手間といえばそうですが、仮に数日間の旅行であっても、出かける前に満充電にしておくことで充電ケースを持たずに外出できるでしょう。

 

毎日の「エナジースコア」を計測してくれる機能が便利

Galaxy Ringには加速度センサーと光学式心拍センサー、そして指の皮膚温度を計測するセンサーが内蔵されています。ユーザーのヘルストラッキングに使う「Samsung Health」アプリと、デバイスの設定とカスタマイズを行うための「Galaxy Wear」アプリをAndroidスマホに入れて、クラウドのSamsungアカウントに記録されるデータから自身の健康状態をチェックします。

↑内側に加速度センサーと光学式心拍センサー、指の皮膚温度を計測するセンサーを搭載

 

デバイスが記録するデータを元に、大きく3種類のヘルストラッキング情報をそれぞれのアプリから参照できます。

 

ひとつは「エナジースコア」という情報で、Galaxy AIを使って睡眠パターンやアクティビティ、心拍の変遷を総合的に分析してリングが採点してくれるデータです。Google Pixel Watch 3がユーザーの身体の回復状況をスコア化してくれる「今日のエナジー」という機能によく似ていると思います。そしてふたつめが「睡眠」トラッキング、3つめが「心拍数」です。

 

それぞれのトラッキングデータの数値とグラフの画面には、Galaxy WearとSamsung Healthどちらのアプリからでもたどり着けます。

 

余談ですが、Apple WatchにはwatchOS 11から「バイタル」というアプリが追加されました。ウォッチを装着して眠ると、翌朝に心拍数、呼吸数、手首皮膚温、血中酸素ウェルネスと睡眠時間の健康指標をバイタル値として知らせてくれます。Apple Watchの場合はバイタル値のスコアが「通常」と「異常値」の2種類だけであるのに対して、Galaxy Ringが計測して示してくれるエナジースコアは4段階に細かく分かれています。

 

また、アプリの画面から確認できるデータも多岐に渡っています。計測できるデータの種類はApple Watchの方が豊富かもしれませんが、Galaxy Ringはヘルストラッキングの基本的なデータをコンパクトに、見やすく整理していると言えそうです。そのため、健康管理のためのスマートデバイスを初めて使う方には馴染みやすいかもしれません。

 

Apple Watch Series 10とGalaxy Ringの両方を身に着けて眠った翌朝、計測されたデータを比べてみました。睡眠時の心拍数変動、呼吸数などのデータはほぼ一致しています。両方のデバイスで同時に図った「現在の心拍数」もだいたい同じです。1日歩いて計測した歩数も誤差は300歩前後の範囲でした。計測の性能に大きな差はないと思います。

↑スマートフォンに表示しているのがGalaxy Ringが計測している心拍数。Apple Watchの計測値とほぼ一致していた

 

↑左がGalaxy Ring、右がApple Watch Series 10の計測値。歩数計の数値もほぼ一緒

 

Galaxy Ringのワークアウト計測は、歩数や活動時間、活動カロリーなどを調べつつ「エナジースコア」を参照する使い方が基本です。どちらかと言えばハードに運動したくなるモチベーションが高まるというよりも、日ごろから自分の健康状態を可視化して管理するためのワークアウト計測という印象を受けました。より積極的に心肺機能の変化を見ながらトレーニングしたり、筋力増強やストイックなワークアウトに没入するのであれば、デバイスの画面上で心拍数や活動量のリアルタイムな変化が見られるApple Watchのようなスマートウォッチが適しているでしょう。

↑Samsung Health、Galaxy Wearのアプリから「エナジースコア」が参照できる

 

価格は6万円。価値はあるが「Ringにしかできないこと」が増えてほしい

筆者は約3週間前にGalaxy Ringを装着した時に「え、けっこういいじゃん!」と直感的に気に入りました。今もその感動は色あせていないし、これからも長く使ってみたいと感じています。特に、現時点でヘルストラッキングやワークアウト計測をやっていない人にとっては「よし、Galaxy Ringからスタートしよう」と奮い立つだけの価値はあるでしょう。

 

一方で、本機の価格が6万円を超えていることを考えれば、導入には少々高めのハードルがあるとも言えます。加えて、Galaxy Ringでできることは大半がApple Watchで実現できていることでもあるわけです。既にApple Watchのようなスマートウォッチに慣れて、長く使っている人が「両方着ける」かと言われると難しいところではないでしょうか。

↑Androidスマホと好相性なGalaxy Ring。これからどんなスマートデバイスに成長していくか楽しみ

 

逆に言えば、これから「Galaxy Ringにしかできないこと」が増えてくると、6万円出して買う価値は大いにありそうです。スマートリング自体はApple Watchとの2台持ちも自然にできるデバイスですし、突破口になるのはフィンガージェスチャーだったり、Galaxy Ringに対応するサードパーティのデベロッパによる面白いアプリなのかもしれません。Galaxyのスマホとペアリングして使うのであればGalaxy AIと連携して、Sペンの代わりにGalaxy Ringを着けた手で「ハンドジェスチャーを使って画を描く」なんてことも、いつかは実現できそうです。いっそiPhoneとの連携にも対応する、なんてことがあれば嬉しい人も多いのではないかと思います。

 

サムスンがこれからGalaxy Ringをどんなデバイスに育てていくのか、とても楽しみです。

 

アップル、ついにストレージ容量64GBの製品がラインナップから消滅

「iPhone 16e」などの新製品の発表の影で、64GBストレージのモデルがとうとう製品ラインナップから消滅したことが、海外にて話題となっています。

↑Tada Images/Adobe Stockより。これも時代の流れでしょうか

 

整備済み製品を除き、アップルが最後に販売した64GBストレージのモデルは「iPhone SE(第3世代)」と「iPad(第10世代)」でした。これらの製品はすでに販売が終了しており、それぞれ最低128GBストレージを搭載した「iPhone 16e」と「iPad(第11世代)」へと置き換えられています。

 

このような製品スペックの底上げは、Macのメインメモリでも起きています。昨年10月以降、アップルが販売するすべてのMacは最大でも16GBのRAMを搭載しており、以前の最低8GBのRAMという基準が引き上げられました。

 

iPhoneで初めて64GBストレージを標準搭載したのは、2017年に発売された「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」でした。また、iPadでは同年に登場した「iPad Pro」が、初めて64GBストレージを搭載していました。これが128GBストレージへと引き上げられるのに8年近くかかったと考えると、なんだか感慨深いものがあります。

 

Source: MacRumors

YouTubeがオンラインギャンブルサイトへの規制を強化。未成年保護のため

日本でも違法オンラインカジノのニュースが相次いでいるなか、YouTubeがギャンブル関連コンテンツのポリシーを強化し、まもなく動画内でGoogleが認定していないギャンブルサイトやアプリに視聴者を誘導することを禁止すると発表しました。

↑Proxima Studio/Adobe Stockより。国内でも問題化していますが……

 

3月19日以降は、そうしたサイトやアプリに口頭で言及したり、動画にロゴを表示したりリンクするのも禁じられるとのこと。また「確実な利益を約束する」内容は、そのサイトがGoogleが認定しているかどうかに関係なく削除対象となります。

 

またコミュニティガイドラインに違反していない場合でも、オンラインカジノなどのプロモーションを含むコンテンツは、18歳未満やログアウトしている状態のユーザーに対して表示されなくなります。ただし、オンラインスポーツでの賭けや対面式のギャンブルは例外となります。

 

YouTubeは今回のポリシー強化が「カジノゲームやアプリなどのオンラインギャンブルコンテンツを主軸としているクリエイターに影響を与える可能性があることは承知」していると説明。それでも「特に若い視聴者を含むコミュニティを守るため、必要なステップだと考えています」と述べています。

 

同社は2021年に、マストヘッド広告枠(YouTubeのホームページやアプリの最上部に表示)でのギャンブル広告を禁止していました。ほか、Twitchも、2022年からロット、ルーレット、サイコロなどのギャンブルサイトを表示するストリームを制限しています。今後も、オンラインカジノへの誘いに対する規制は厳しくなるのかもしれません。

 

Source:Google
via:The Verge

電話やFaceTimeの通話を録音する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「電話の通話を録音する方法」です。

 

 

重要な電話がかかってきたときなどに、通話をそのまま録音したいと思ったことはありませんか。iOS18から、iPhoneの「通話」で録音ができるようになったんです。早速その使い方を解説してみましょう。

 

電話をかけ、相手が通話に出ると画面の左上にある録音ボタンが有効になるのでタップします。すると「この通話は録音されます」というメッセージが表示されて3秒のカウントダウンが開始。カウントダウンが終わると録音がスタートします。相手にも音声で「この通話は録音されます」とメッセージが伝わるので、内緒で録音はできません。ちゃんとプライバシーに配慮していますね。

 

電話を切ると録音は自動的に停止しますが、通話の途中で録音を止めたい時は録音停止ボタンをタップしましょう。

 

録音した内容は「メモ」アプリに「通話録音」というフォルダができて、その中に保存されます。いつでも好きな時に再生して通話内容が確認できます。

 

通話の途中からでも録音でき、相手からかかってきた電話や「FaceTime」のオーディオ通話でも同じように通話を録音できます。

 

もし録音機能が不要なら「設定」を開いて[アプリ]から[電話]をタップ。[通話録音]をタップしてスイッチをオフにしましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

アップルのWi-Fiルーターが復活する? スマートホーム市場を狙うか

アップルが2000年代から2010年代にかけて販売していた、Wi-Fiルーター「AirPort」。2018年に製品は廃止されましたが、それに変わる製品が近々登場するかもしれません。

↑dannyburn/Adobe Stockより。過去には製品展開されていましたが……

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルは独自のWi-FiチップとBluetoothチップを開発しており、それが今年後半に発表される「次期Apple TV」や「次期HomePod mini」に搭載されると報じています。このチップは非常に高機能で、理論上はこれらのデバイスをWi-Fiルーター(ワイヤレスアクセスポイント)として利用することができるそうなのです。

 

アップルはスマートホーム市場への進出を目指しており、今年後半には「新型スマートホームハブ」を発売すると噂されています。また、「HomeKit」対応のスマートホームカメラを開発しており、これらを組み合わせることでホームセキュリティシステムを構築できる可能性があります。

 

ガーマン氏によれば、アップルが開発している新チップは「Wi-Fi 6E」に対応するとのこと。また別のアナリストのジェフ・プー氏は、このチップが実際には「Wi-Fi 7」をサポートすると予測しています。

 

次期Apple TVやHomePod miniが本当にWi-Fiルーターとして機能するかは、現時点では不明です。アップルがWi-Fiルーター市場に再参入するかどうか、今後が注目されます。

 

Source: MacRumors

あらゆるメガネに装着できる4gのハンズフリーマウス!障がい者のPC操作を助ける「JINS ASSIST(ジンズ アシスト)」

手を使わず、頭の小さな動きだけでPCなどのデバイスを操れるハンズフリーマウスが登場しました。ジンズ(以下、JINS)が2月26日に発売した、「JINS ASSIST(ジンズ アシスト)」です。

↑メガネに装着し、コネクタを PCと接続するだけで使えるハンズフリーマウス「JINS ASSIST」

 

現代はITが生活に不可欠。それだけにIT を利⽤できる⼈とできない⼈との間に⽣じる格差「デジタルデバイド」が深刻な社会課題にもなっています。

 

JINS ASSISTはメガネにサッと装着し、USB-CケーブルでPCとつなぐだけですぐに使えるので、障がいがある人や高齢者にとってIT利用のハードルが下がりそうです。基本的なマウス操作はもちろん、補助ソフトの拡張機能によってショートカットキーやスクロールなどの操作もできる代物です。

 

発売日当日に行われた発表会にて、タッチアンドトライしてきました。

 

基本動作は「うなずき」と「首振り」

タッチアンドトライでは、JINS ASSISTの取り付けから、左クリック、右クリック、ダブルクリックの操作まで試すことができました。

 

実物を見て、小ささと軽さにびっくり。本体であるデバイス部分はわずか4gです。それをメガネのテンプル(左か右か、好きな方につける)に平行になるよう装着し、PCと接続すれば準備完了です。JINS製でなくとも、ほぼすべてのメガネに取り付けられるのがうれしいポイント(※)。

 

装着感は薄く、「なんとなく、つけた側のテンプルに微かな重みを感じるかも」といった程度で、首肩に負担がかかる感じはありませんでした。

↑筆者のメガネはJINS製ではないものの、問題なく装着できた

 

接続から数秒待つと、操作をサポートする補助ソフトがPC側で立ち上がりました。チュートリアルを通じ、操作方法を習得していきます。と言っても特別な知識や技術は必要なく、基本動作は「うなずき」や「首(頭)振り」です。

 

JINS ASSISTを付けたメガネをかけてうなずくと、PC画面上のカーソルを動かせるようになります。頭を前後左右に小さく振ってカーソルを操作し、次の動作を行いたい場所で止めます。

 

すると、下図右部分の「クリックする種類を選択できるコマンド」が表示されます。そのまま下を向けば「左クリック」、右を向けば「右クリック」、上を向けば「ダブルクリック」、左を向けば「ドラッグ&ドロップ」が実行されます。

↑通常モードにおける基本操作。よく使うキー⼊⼒やマウス操作、便利な機能をショートカット設定で割り当てられる

 

最初こそ、止めたい場所へカーソルを持っていくのが難しかったですが、頭とカーソルの動き幅がシンクロするようになれば、操作が途端にスムーズになります。トラックボールマウスの使い始めに似た感覚……と表現すると伝わるでしょうか?

 

5分ほど利用しましたが、ほんの小さな動きでカーソル移動やクリックができるので、肉体的な疲労感はありませんでした。コツさえつかめば、パワーポイントなどのクリエイティブ要素がある資料も作れるようになりそうです。

↑JINS ASSISTチュートリアル中の筆者。メガネ、マスク、イヤリングの重ね付けでも、耳への負担感は普段と変わらず

 

手に取りやすく、使いやすいように

本製品が世に送り出されるまでには、4年の開発期間がかかり、しかもその間に3回ほど⼀から作り直しを⾏ったといいます。

 

もともとJINSは、心身の状態を知ることができるメガネ型ウエアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ ミーム)」を2015 年に開発していました。そこに搭載された独⾃のセンサー技術を、コントローラー(操作デバイス)として活⽤する⽅法を研究するなかで、障がいを持つ人やその家族から「JINS MEMEでマウス操作ができるようにならないか」「デジタルデバイスを使って、家族ともっと⾃由にコミュニケーションをとりたい」という声が届き、JINS ASSISTの誕生につながったそう。

 

発表会冒頭、挨拶に立ったジンズホールディングスの田中 仁 代表取締役CEOは、JINS ASSISTとはデジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を」の実現に向けて生み出されたものだと説明。手などに障がい持ち、これまでのマウス操作に難を覚えていた人、メール送る・文章を書く・ネット検索するなどのアクションを諦めていた人たちに、「頭でマウスを操作する」という新たな選択肢や、「諦めていた可能性をもう一度広げるきっかけ」を提供できると思う、と語りました。

↑ジンズホールディングスの田中 仁 代表取締役CEO

 

続いて登壇したジンズのJINS ASSIST プロジェクトマネージャー・菰田泰生さんは、開発初期からコストと性能のバランスを意識して製品設計してきたと明かしました。

 

本製品の価格は1万5000円(税込)。JINSで初めて100%内製でソフト開発を⾏って費用を抑えたり、製品をアイウェアではなくアタッチメントにすることで、部品や基盤を小さくするためのコストをかけないようにしたとのこと。

 

Bluetooth接続(無線)ではなく有線にしたのも「低コスト」である点に加え、「安定性がある」「充電が切れる心配がない」など、使いやすさに配慮した結果だと説明。また、「メガネにバッテリーを乗せるのは想像以上に難しい。重さも、10g以上には確実になる」とも語っていました。

↑発表会冒頭で、製品の使い方説明に立った、ジンズのJINS ASSISTプロジェクトマネージャー・菰田泰生さん

 

価格面、使いやすさだけでなく、「必要な人にどう届けるか」にもこだわっています。本製品はJINSオンラインショップに加え、利用者数が40万人を超えるスマホ用アプリのデジタル障がい者手帳「ミライロID」内のオンラインストア「ミライロストア」でも発売(数量限定)。障がい者とその家族に情報が届くように、という狙いがあります。

 

発表会終盤に講演したミライロの垣内俊哉代表取締役社長は、JINS ASSISTを「障がいがあっても、クリエイティブな作業を行える画期的なツール」と太鼓判を押しました。こうしたプロダクトを通じて新たな雇用が生まれれば、人手不足解消にもつながりそうですね。

↑体操の⼤会中の事故により⾞いす⽣活になった、本間未来さん。JINS ASSISTを使い始めて、ドラッグやスクロール、ショートカットキーの操作など、これまでの苦労がうそのように楽になったという(JINS ASSIST Web動画より)

 

細部に渡って趣向が凝らされた製品だと感じましたが、JINS ASSIST自体の価格も抑えられている点に加え、やはり「手持ちのメガネ」に使える点は大きいのではないでしょうか。開発過程でも多くのテストユーザーの声を製品に反映させてきたJINSが、発売後の反響を今後のモノづくりにどう生かしていくのか、動向に注目です。

 

なお初回入荷分は2月28日に完売しており、次回入荷は3月中旬を予定しています。

 

JINS ASSIST(ジンズ アシスト)
価格:1万5000円(税込)
対応OS:Windows 10 以降(x64, ARM64)、macOS 13 以降(Apple silicon, intel)
質量:約13g(本体 4g、ケーブル 9g)
(※)テンプルの厚さが0.8mm以下、4mm以上/縦幅が2mm以下/断⾯形状が円形、または平⾯部分が無い場所には装着できません。

これひとつで最大6台充電できる! 持ち運びしやすいモバイルタップ

サンワサプライは、運営している直販サイト「サンワダイレクト」で、USB PD最大33Wに対応でType-Cポートを搭載したコード巻き取り式のモバイルタップ「700-TAP081」を発売しました。カラーはブラックとホワイトの2色。実売価格は3480円(税込)。

モバイルタップ「700-TAP081」(ブラック)

 

記事のポイント

コンパクトにまとめられるUSB充電端子付きのモバイル電源タップ。これ1台で様々なデバイスを同時に充電できるので、外回りからリモートワーク、出張、旅行などいろいろなシーンで活用できます。

 

本製品は、持ち運びを考慮したコンパクト設計の電源タップ。コード巻き取り式を採用しており、約0.2mのコードを本体に収納できるため、バッグの中で絡まる心配がありません。

 

本製品には3個のACコンセントに加え、USB Aポート2個、USB Cポート1個を搭載。合計1400Wまで対応するAC差込口は、家電やPCの電源供給に最適です。AC差込口は正面と裏面の両面に配置されているので、コンセントの向きを気にせずに差し込めます。

 

USBポートはスマートフォンやタブレットの充電に最適で、複数デバイスの同時充電も可能です。出力はUSB Type-C単独で使った場合は最大33Wまで、複数を同時に使う場合は最大15Wまで。

 

サンワサプライ
モバイルタップ「700-TAP081」
2025年3月6日発売
実売価格:3480円(税込)

太陽光充電、18型折りたたみ画面……レノボが変態ノートPCをMWCに多数展示

中国レノボは、世界最大級のモバイルおよび通信業界の見本市「MWC 2025」にて、未来的なノートPCのコンセプトモデルをいくつか公開しました。タテ長の折りたたみ画面を実装したり、ディスプレイを後付けしたり、太陽電池パネルを搭載したモデルが展示されています。

↑Image:9to5Google。見た目のインパクト大です

 

同社が最初にお披露目したのは、大型のソーラーパネルを内蔵した「Yoga Solar PC」です。このパネルは間接的な日光でも発電でき、それによりバッテリーの充電や持続時間を延ばすのも可能とのこと。

↑Image:9to5Google

 

太陽光のエネルギー変換効率が24%であり「業界最高レベル」と述べています。直射日光のもとで20分充電すると、動画を追加で1時間も再生できるそうです。

 

第2に、「ThinkBook Flip」は通常時には13インチ画面を搭載したノートPCですが、ディスプレイを展開すると、タテ方向に長い18.1インチとなります。ノートPCを畳んで画面を前方に傾けるとタブレットとして使用でき、また背面に画像を表示できる「テント」(ユーザーと対面する相手が同時に画面を見られる)など、様々な形態をとることも可能です。

↑Image:9to5Google

 

最後に、Magic Bay(ノートPC上部にある磁気式のPogoピン接続でかんたんに取り付けられる)による後付けディスプレイの3点セットも。個別に収納しておけるため、出先で気軽にマルチディスプレー環境を構築することも不可能ではないかもしれません。

↑Image:9to5Google

 

これらコンセプトモデルはすべて、すぐに発売される予定はありませんが、いずれ正式に製品化されることを期待したいところです。

Source:9to5Google

 

手軽に2画面環境を構築! USBケーブルでつなぐだけで使える15.6型モバイルディスプレイ

サンワサプライは、USB Type-Cケーブル1本で簡単に接続できるDisplayPortオルタネートモード対応のモバイルディスプレイ「DP-06(タッチパネル搭載)」と「DP-07」を2025年3月7日に発売しました。実売価格はDP-06が5万2800円、DP-07が4万4000円(いずれも税込)。

「DP-06/DP-07」

 

記事のポイント

USBケーブルをつなぐだけで手軽にデュアルモニター環境が作れるモバイルディスプレイ。薄型軽量設計で持ち運びやすく、パソコンやタブレットなどと一緒に持ち歩いても苦になりません。タッチ操作対応モデルも選択可能。

 

本製品は、15.6型の大型画面にフルHD(1920x1080)の解像度で美しい映像を映し出しせるモバイルディスプレイ。視野角の広さ・色の再現性に優れた「IPS方式」を採用し、斜めから見ても鮮明な映像を見られます。また、非光沢(ノングレア)パネルを採用しており、外光の映り込みが少なく、長時間の使用でも目への負担が軽減できます。

 

接続はUSB Type-Cケーブル1本でOK。HDMI接続にも対応しています。また、給電用のUSBポートも備えているので、給電機能を備えていないでデバイスでも別途電源を用意することで使えます。

 

 

モニター本体にスピーカーを内蔵しており、別途スピーカーを接続しなくても音声を再生できます。ヘッドホンジャックを搭載しているため、イヤホンやヘッドホンを接続して快適に音楽を楽しめます。

 

スタンド一体型なので、別途スタンドを用意する必要がなくスマートに使用できます。また、角度を調整して、見やすい角度で画面を閲覧できます。

 

従来品と比べて約20%軽量化し、厚みもわずか約1cmの軽量&スリム設計で、バッグに入れてもかさばりません。持ち運びに便利な専用ケースが付属しています。

 

 

サンワサプライ
モバイルディスプレイ「DP-06/DP-07」
2025年3月7日発売
実売価格:DP-06 5万2800円、DP-07 4万4000円(いずれも税込)

鉛筆より細い!? Galaxy S25 Edgeを上回る極薄スマホの開発が進行中

近年のスマートフォン市場におけるトレンドの一つはスリム化。薄くて高性能なデバイスが増えてきました。最近この分野では「未来的なデザインと、とどまることのないパワーを兼ね備えている」と言われる中国発のスマホが、にわかに注目を集めています。

↑世界一薄いスマホになるか?(画像提供/Tecno Mobile/X)

 

このスマホを発表したのは、中国のTecno Mobile社。スペインのバルセロナで開催された展示会「モバイル・ワールド・コングレス」でベールを脱ぎました。

 

「テクノ・スパーク・スリム」と名付けられたこのモデルは、厚さが5.75mm。競合となるサムスンのGalaxy S25 Edgeは厚さが5.84mmになると一部ではみられていますが、その薄さを0.09mm上回るサイズです。

 

ディスプレイは6.78インチで、5200mAhのバッテリーを搭載。薄型デバイスとしてはかなりの大容量バッテリーであり、この点がテクノ・スパーク・スリムのアピールポイントの一つのようです。シャープでスマートな印象のリサイクルアルミとステンレス製のボディは、いかにも世界最新モデルといった雰囲気を醸し出しており、つい周囲に見せびらかしたくなるデザインかもしれません。

 

ただし、このモデルは電話機能を備えているものの、まだテスト版。このモデルが本当に商業化されて販売されるのか?「限界を打ち破る」と話している同社の今後に注目です。

 

【主な参考記事】

Daily Mail. World’s THINNEST smartphone is unveiled: Tecno Spark Slim is just 5.75mm thick – even slimmer than a pencil. March 3 2025

超薄型なiPhone 17 Air、採用できない3つの機能とは?

アップルからの今年の投入が期待されている超薄型な「iPhone 17 Air(仮称)」について、その薄さから搭載が期待できない3つの機能を、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑Front Page Techより。薄いぶん、一部の機能は搭載が難しいようです

 

海外メディアのThe Informationは昨年、iPhone 17 Airにはデバイス上部のイヤーピースに組み込まれた単一のスピーカーしか搭載されないと報告しました。最近公開されたiPhone 17 Airの3Dレンダリングでも、デバイスの底部には小さな穴しか存在せず、これはマイク用であることから、噂は正しいと思われます。

 

iPhone 17 Airは先日発表された「iPhone 16e」と同様に、4800万画素の一つの「Fusionカメラ」を搭載すると予測されています。Fusionカメラでは1倍と2倍ズームが可能ですが、0.5倍の超広角カメラは搭載されないことになります。そのかわりに内部スペースに余裕があり、より大きなバッテリーが搭載できるようです。

 

さらにアップルは2022年の「iPhone 14」シリーズから、米国市場向けのモデルで物理SIMの廃止を開始しました。そしてThe Informationによれば、iPhone 17 Airは国際市場向けのモデルでも、eSIM専用となる可能性が高いそうです。

 

iPhone 17 Airは他のiPhone 17シリーズと同じく、今年の9月の発表が期待されています。これまでの噂が正しければ、かなり革新的なiPhoneとなって登場することになりそうです。

 

Source: MacRumors

新型Mac Studioが登場! M4 MaxやM3 Ultra搭載で高性能化

アップルは「M4 Max」「M3 Ultra」チップを搭載した新型「Mac Studio」を正式発表しました。

↑アップルより。新型iPadシリーズに続いての発表です

 

新型Mac Studioの最大の特徴は、新たにM4 MaxやM3 Ultraを搭載したこと。M4 Maxは「M1 Max」を搭載したMac Studioよりも最大3.5倍高速であるとうたいます。さらにM3 Ultraは、チップの世代が最新となるM4 Maxより約2倍もパワフルな性能を備え、「M1 Ultra」を搭載したMac Studioよりも最大2.6倍高速とのことです。

 

ストレージやRAMも強化され、最大16TBのSSDや最大512GBのユニファイドメモリが搭載可能。外部ポートには新たに、Thunderbolt 5を採用しています。また、最大8台の4Kディスプレイや、8台の6Kディスプレイ、または4台の8Kディスプレイが接続できます。

 

新型Mac Studioの価格は、M4 Max搭載モデルが32万8800円から、M3 Ultra搭載モデルが66万8800円から。3月12日から販売が開始されます。AI関連の開発やプロフェッショナルな動画、音楽制作に、大いに活躍するマシンとなりそうです。

 

Source: アップル

新色も追加。M4搭載の新型MacBook Airがデビュー

アップルは「M4」チップを搭載した「新型MacBook Air」を公式発表しました。

↑アップルより。満を持しての発表です

 

新型MacBook Airの最大の特徴は、チップがM3からM4へと刷新されたこと。10コアCPUと最大10コアのGPUを搭載したM4は、最大32GBのユニファイドメモリに対応しており、「M1」モデルと比較して最大2倍高速になったとのこと。また、最大18時間のバッテリー駆動時間も維持しています。

 

ディスプレイ上部には、新たに1200万画素のセンターフレームカメラを搭載。ユーザーが動き回っても、自動的にユーザーをフレームの中心に残してくれます。また、新たに最大2台の6K外部ディスプレイに対応しています。

 

新型MacBook Airでは新たに、メタリックな淡いブルーの「スカイブルー」が登場。価格は13インチモデルが16万4800円から、15インチモデルが19万8000円からで、3月12日から販売を開始します。お求めやすい価格でM4のパワーを体験できる新型MacBook Airは、特に新入生や新社会人などにお勧めのモデルとなりそうです。

 

Source: アップル

CIO史上最薄のモバイルバッテリー!ワイヤレス充電でも最大15Wの出力「SMARTCOBY SLIM 5K」

CIOは、同社史上最薄となるモバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM 5K」を2025年3月6日に発売しました。

 

記事のポイント

モバイルバッテリーに求める要素が、携行性や薄さであるという人にはうれしいアイテムです。USB-Cポート搭載、MagSafe、最新のQi2規格対応。コンパクトでも、かゆい所に手が届く性能になっているのでは。

 

「SMARTCOBY SLIM 5K」は、厚さ8.7mm、重さ約117gという極薄・軽量設計が特徴。バッテリー残量は、本体下部のLEDライトで確認でき、Qi2充電時には専用のLEDが点滅(左端)します。

 

iPhoneなどのMagSafe対応スマートフォンにマグネットで吸着し、手軽にワイヤレス充電が可能です。最新のQi2規格に対応しており、ワイヤレス充電でも最大15Wの出力が可能です。Appleのデバイス用アクセサリデザインガイドラインに準拠したケースであれば、カメラに干渉せずに使用できます。

 

モバイルバッテリー本体を充電しながら、スマートフォンなどのデバイスを充電できます。バッテリーセル劣化を抑制する設計も採用。

 

CIO
SMARTCOBY SLIM 5K
(ブラック) https://www.amazon.co.jp/dp/B0DSKG3B5B
(シルバー) https://www.amazon.co.jp/dp/B0DSKFTHMV
価格:5980円(税込)

次期縦折りスマホ「Galaxy Z Flip7」、従来より少しデカくなる?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」の予想CG画像が公開され、それと合わせて画面サイズなどのリーク情報が届けられています。

↑Image:Android Headlines。6.7インチディスプレイ搭載であれば、従来より少し大きいことになります

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesによると、Galaxy Z Flip7は3.6インチのカバーディスプレイ(外側の画面)と6.8インチの折りたたみディスプレイを搭載。それぞれ、Galaxy Z Flip6の3.4インチと6.7インチよりもわずかに大きくなると伝えられています。

 

そして本体サイズ(開いた状態)は166.6 x 75.2 x 6.9mm、背面カメラの突起を含めると厚さは9.1mmとのこと。こちらも、Flip 6の165.1 x 71.9 x 6.9mmより少し大きくなっています。

 

Galaxy Z Flip7でも背面デュアルカメラ構成は引き継がれ、50MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを搭載するとの予想です。これらはGalaxy Z Flip6と同じように見えますが、新型イメージセンサーを使っている可能性もあります。

 

また、本製品はサムスン製Exyns 2500チップを使うとの予想もありましたが、歩留まり(良品率)が低いため、クアルコム製のSnapdragon 8 Eliteを搭載する可能性が高まっています

 

搭載RAM容量は12GB、ストレージは256GBまたは512GBとのことで、Galaxy Z Flip6と変わらない可能性が高いそうです。

 

今回の報告では、Galaxy Z Flip7では画面の折り目が目立たなくなるとの噂を再確認しています。デザインは大きな変更がないようですが、性能はパワフルになり、細かな使いやすさも向上すると期待できそうです。

 

Source:Android Headlines
via:9to5Google