樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのが『さっちゃん、僕は。』に出演決定!京介(木村慧人)と早智(中山ひなの)がそれぞれ通う大学の同級生に

FANTASTICSの木村慧人が主演を務めるドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』(TBS 6月11日(火)スタート 毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分 ※一部地域を除く/見逃し配信あり)に、樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのの出演が決定した。

ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』左から)平野莉玖、のせりん、樋口日奈、田中偉登、葵うたの(c)『さっちゃん、僕は。』製作委員会

 

本作は、その過激な内容で話題となった朝賀庵による漫画「さっちゃん、僕は。」を実写化。主人公・片桐京介(木村)と地元に残してきた彼女・早智(中山ひなの)、隣に住む人妻・紫乃(石川恋)、そしてその夫・要(桜田通)、それぞれの歪んだ愛が絡み合う、純愛と破滅のラブストーリーだ。

 

このたび、京介と早智がそれぞれ通う大学の同級生役が決定した。京介の同級生・須川美鈴役を元乃木坂46・樋口日奈、黒磯朝日役をのせりん、文也役をドラマ初挑戦となる平野莉玖が務める。また、早智の同級生・伊勢埼真役で田中偉登、山田彩花役で葵うたのが出演する。

 

樋口が演じる美鈴は、京介と早智をつなぐ唯一の存在で、密かに京介に想いを寄せていた過去がある。のせりんが演じる朝日は、いつも違う女の子を連れているプレイボーイで、京介と紫乃の浮気をいち早く見抜く。美鈴を気にかけているところもあり、2人の関係性も見どころだ。

 

平野が演じる文也は、京介と大学内でよく共に行動している親しい友人のひとり。朝日を見習って「今年は女の子と遊んでやる」と意気込んでいる。

 

そして田中演じる伊勢埼は、いつも早智の味方をし、気にかけている。葵演じる彩花も同様に、早智の恋路をサポートする友人のひとりである。

 

樋口日奈 コメント

原作を読ませていただき、この物語の中で巻き起こる渦のようなものに一気に引き込まれていく自分がいました。私が演じる須川美鈴は、自身を成長させるため、揺るがない芯の強い女性だと思います。それぞれの役の気持ちで考えるとまた違う景色が広がり、胸が切なくなったり、同情してしまったり…さまざまな立場、視点でこのドラマを皆さんに楽しんでいただきたいです!

 

のせりん コメント

はじめに原作を読んだとき、さまざまな視点からいろいろなストーリーが繰り広げられていく作品で、全く結末が予想できない展開にすごく興味が湧きました。出演が決まったときは純粋に「うれしい!」という感情と同時に、世界観にうまく入り込めるか不安と好奇心が入り混じった不思議な気持ちがありました。朝日は自分とは反対のキャラクターなのでとても挑戦的な役柄ですが、朝日を理解することで、新しい自分を発見できるような気もしています。

すごいスピードでいろいろなことが起こるのであまり瞬きしないで見てください! そして作中で変化していく朝日の気持ちにも気づいてくれたらうれしいです。

 

田中偉登 コメント

ドラマの出演が決まり原作も読みましたが、“これを実写でやるのかぁ”と心が痛くなりそうでした(笑)。

僕の演じる伊勢埼は早智と大学の同級生という関係性なので、京介や紫乃さんとは直接対峙する機会はほとんどありませんでした。ですが、揺れ動くさっちゃんを通して伊勢埼の想いも見えてきたりと、作品に登場するすべての人物の激しく、切なく、揺れ動く心に影響されながらも自分たちの未来へと進んでいく姿を見てくださると幸いです。ぜひ、お楽しみに!

 

平野莉玖 コメント

演技に挑戦をしたことがなかったので不安な気持ちもありましたが、新しいことにチャレンジするワクワクもあって、出演が決まりすごくうれしかったです。 僕が演じる文也は陽気な大学生なのですが、僕自身ポジティブで明るい性格なので素の自分と近い部分があり、演じやすかったです。

この作品はいろいろな展開があってドキドキするシーンがたくさんあると思います。その中で文也たちが本当に少年のような人物なので癒やしにもなるかと思います。

 

葵うたの コメント

山田彩花役に決まり、原作とドラマ台本を読ませていただいたときに、友人として「さっちゃんを支えなきゃ」と強く思いました。それぞれの登場人物の想いがディープに絡み合う作品で、私の演じる山田彩花はお節介な友人として登場しております。さまざまな愛の形が描かれる中で、友情の愛も楽しんで見ていただけたらうれしいです!

 

番組情報

ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』
TBS ※一部地域を除く
2024年6月11日(火)スタート
毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分(※放送日によって放送時間が異なる)

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信
先行配信:日本国内では地上波放送開始に先行して6月4日(火)から「Netflix」にて毎週火曜配信。その後、海外にて順次配信を予定

製作:『さっちゃん、僕は。』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
原作:朝賀庵「さっちゃん、僕は。」(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本:今西祐子、國吉咲貴
プロデューサー:箱森菜々花、熊田寧々
配信プロデューサー:齊藤彩奈、杉山香織
監督:熊坂出、富田未来、小菅規照

オープニングテーマ:Hi-Fi Un!corn「Left or Right」
エンディングテーマ:Hi-Fi Un!corn「PHANTOM PAIN」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sacchan_bokuha_tbs/

(c)『さっちゃん、僕は。』製作委員会

『アンメット』ミヤビ(杉咲花)を支える医局メンバー・野呂佳代、山谷花純、尾崎匠海、中村里帆のコメント到着

杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)より、野呂佳代、山谷花純、尾崎匠海、中村里帆のコメントが到着した。

 

本作は、事故による後遺症で過去2年間の記憶がない脳外科医のミヤビ(杉咲花)が、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶(若葉竜也)と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく医療ヒューマンドラマ。

 

第5話では、ミヤビを本格的に脳外科医として復帰させるべく、三瓶が難易度の高いもやもや病の手術の術者にミヤビを指名。自分にはまだ無理だと言うミヤビに対し「あなたは、できます」と断言する三瓶の力強いまなざしに、三瓶を信じるべきか葛藤するミヤビの姿が描かれた。

 

さらに、まるでミヤビが手術を了承することを分かっていたかのように、冷蔵庫から手羽先を取り出し、血管吻合(ふんごう)の練習に付き合う三瓶の姿には、「ミヤビへの深い愛情を感じずにはいられない」と三瓶の熱い思いにグッとくる人も多かったようだ。

 

また、Yuki Saito監督が自身のXに投稿したように「第5話のテーマは“チーム”」。星前(千葉雄大)が自らの信念を語ることで、術者に挑戦するかどうか迷うミヤビの背中を押し、麻酔科医の成増(野呂佳代)は外科医として再び歩き出すことを決めたミヤビに安心感を与え、そして看護師の森(山谷花純)は手術でミヤビが全力を出せるよう、前日の夜から泊まり込みでサポートするなど、医局メンバーの優しさが心にしみる回だった。

 

SNSにも「手術に挑むミヤビちゃんを最大限にサポートするチーム最高!」「今回すごくいい話でまさに神回」「『私たちは1人じゃない。だから自分だけで完璧でなくてもいい』っていうせりふに、最終回?っていうくらいボロボロと泣いてしまった」といった感想が多数寄せられた。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

出演者の一人である看護師・新井小春役の中村里帆も「手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼き付け感情があふれ出るミヤビ先生の姿は、私にとっても忘れられない景色になりました」と語るなど、劇中で研修医の風間(尾崎匠海)が「この病院はチーム医療が充実している」と評した“丘陵セントラルチーム”の結束力に胸を打たれる視聴者が多かったようだ。

 

そんな医局メンバーは撮影現場でも日々仲を深めているようで、麻酔科医の成増を演じる野呂は「この作品ならではですが、現場ではみんなで縫合の練習をしながらお話しています。私は麻酔科医なので劇中で縫合はしませんが、(杉咲)花ちゃんが貸してくれたキットで練習しています(笑)。みんな医大生のような感覚でいられるところが面白いなと思ってます」とコメント。

 

さらに「若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひらでグミをギュッと握りしめて渡してきます(笑)」と、ユーモアのあるやりとりも楽しんでいる様子。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

また、ミヤビの記憶に残っている数少ない人物で、プライベートでも仲の良い看護師・森役の山谷は「今回の現場では、杉咲花も、役の川内ミヤビも特別扱いせず、ごく普通の一人の人間として向き合うと自分と約束して過ごしている」といい、中でも第5話でミヤビの部屋に泊まるシーンはひときわ思い入れが強かったそうで「レンズに映らない景色や、強く残る記憶の積み重ねがあったからこそ残せたシーンだった」と明かした。

 

また、自身も毎日日記をつけていることから「ミヤビが毎朝起きるたびに日記を見返すシーンが好き」と話す研修医・風間役の尾崎は「星前先生役の千葉さんと一緒にいることが多く、演技のことを聞くと真剣に考えて教えてくれます。最近では、ピクミンの縫いぐるみも頂きました(笑)」と現場でのかわいらしいエピソードを明かした。

 

そんな森の後輩看護師を演じる中村は「第6話では、ミヤビ先生と森ちゃん先輩と3人だけのシーンがあり、小春が普段、どういう思いでミヤビ先生と接しているのか感じられるシーンだったので、撮影のときは緊張や不安がいつもの倍ありました。でも、花さんがその不安をすぐに察してくれて、撮影直前まで話をする時間を作ってくださったので、いつの間にか悪い緊張感や不安はなくなりました」と、座長・杉咲に感謝。

 

さらに「第6話では、ミヤビ先生の記憶障害についても、ある疑惑が浮かび上がり、新たな展開が訪れるので、ぜひご覧ください!」と見どころを明かした。野呂、山谷、尾崎、中村によるコメント全文は以下を参照。

 

野呂佳代 コメント

◆野呂さんが思う『アンメット』の魅力や好きなシーンをお教えてください。

ミヤビの症状やこれまでの物語をそのまま受け止めてしまうと、やはり少し暗い気持ちになったりしてしまうかもしれないですが、『アンメット』は、ミヤビの明るく前向きな性格や、ミヤビを囲む周りの仲間たちがみんなで同じ方向を向いているところがとてもいいなと思いました。医者や看護師の仲間たちということもあり、みんなで落ち込まずに冷静に見守れるところも、この物語の明るくすてきな魅力的な部分なのだと思います。私が好きなシーンは、よく集まるたかみ(居酒屋)で、ミヤビの病気とも明るく向き合ってる仲間たちとの会話や、あーだこーだと楽しく宴会をしているにもかかわらず、仕事に戻るとみんなが冷静に医療従事者として接しているギャップが、演じていてもとても好きなところです。医療シーンを作るに当たっても、みんなそれぞれ専門の先生から勉強して挑んでいるので、それぞれの役割も注目していただきたいです。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?麻酔科医・成増を演じるに当たり意識していること、参考にしたことはありますか?

よく視聴者の皆さんには、「安心感」というワードのコメントをしていただいているようで、非常にありがたい限りだなと思います。『アンメット』以外のお仕事現場でも、とっても面白いドラマだねぇと言っていただいております。そして、安心感あるよという言葉を頂きました。

私も、麻酔科医 成増貴子さんを演じるに当たり、自分なりに麻酔科医業務内容や、心持ち、どんな人が向いているのかなど調べまして、現場に来てくださっている麻酔科医の先生に毎回教わっている中で、またさらに業務内容、所作、心持ちなど教えていただいて、役作りさせていただいてます。父が、病院の中で理美容室をやっていまして、芸能界に入る前によく手伝いをしていました。今でも行ける時は手伝いをしていますが、そこで見かける看護師さん、医療事務の皆さん、先生方の動きを拝見する機会が多く、それも役作りの勉強になっています。

 

◆撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。

みんなとは空き時間に楽しくお話をして、ゲラゲラと笑って過ごしています! はなちゃん、りゅぴっぴ(若葉さん)とは、浅草で大衆演劇を見てご飯食べようという話で盛り上がってます! 若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひら全体でグミをぎゅうっと握りしめて渡してきます。山谷さんは、私のお仕事を褒めてくれて(涙)。とてもうれしかったです。居酒屋のシーンでは、本番以外ではだいたい出ているお料理を食べているなという印象です! バクって効果音をつけていたくらい食べてます。一度食べ過ぎでズボンのホックを緩めていたような、、、けどとっても美人で、笑顔がすてきで、サバっとしていて頼りになる存在です。

尾崎くんは、やはり面白いです。まだまだだな!(笑)と思うところもあれば、振る舞いが大人でえらいなぁと思うことがあります。とても勉強家で、よくみんなの作品を見ては感想を述べたりしています。演技も若葉くんや千葉くんにアドバイスを受けながら、即実践してみる!というところに、素直さとすてきさを感じています。忙しいと思うけれど、なんでも吸収しようという前向きな仕事への姿勢が推せます! ファンの方もきっとそんな尾崎くんを応援しているんでしょうね! 尾崎くんが現場にいるとみんなの張り詰めている気持ちが和らぐと思います。

 

◆『アンメット』の現場で好きなところ、またはここが特別だなと思うところがあればお教えください。

ここは『アンメット』ならではだなと強く感じることは、みんなで縫合の練習をしながらお話しているところです。私は、縫合とは関係のない人物ではありますが、はなちゃんが数ある中の1つのキットを貸してくれて、やってます(笑)。仕事中ではありますが、みんなプライベートも医学生のような感覚でいられるところが面白いなって思います。本当の医学生は、もっともっと大変だと思いますが。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

アンメット毎週楽しみにしてくださっている皆様、ありがとうございます。原作を読んでる方は、成増はイメージが少し違うかと思いますが、読んだことない方も原作もぜひ読んでもらって両方合わせると面白さが倍増すると思います。今後の物語もお楽しみにしていてください。

 

山谷花純 コメント

◆山谷さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。また、ミヤビとの共演シーンで好きなシーン、印象に残ったせりふがあればお教えください。

視聴者の方々を信じているところです。せりふで説明し過ぎず余白の部分をきちんと残しての作り方は、近年のドラマでは珍しいと思いました。だからこそより想像力が膨らみ、言葉に表せない感情が湧き出てくる。今作の大切なテーマ「記憶」に、結びついていると感じます。5話でミヤビの家に泊まったシーンは、とても思い入れがあります。今回、杉咲花も、役の川内ミヤビも、特別扱いせずごく普通の一人の人間として向き合うと自分と約束して現場を過ごしていて。たまに雑に返答してしまいほっぺたを膨らまされる時もあるのですが、その時間もなぜかいとおしくて。レンズに映らない景色や強く残る記憶の積み重ねがあって残せたシーンだったと思います。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

家族。友人。応援してくださっているファンの方々。たくさんの人から作品の感想を頂きました。 花さんと若葉さんが先陣を切って紡いできた思いが届き始めたと実感してすごくうれしかったです。その中でも、理学療法士をやっている妹からの言葉が印象的でした。「アンメットで扱う症例は、ドラマではあまり取り上げられないけど実際多くの方が抱えている症例なの。患者さん側の世界を初めて見られて勉強になる」いろんな見方がある作品なんだなと思いました。

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

撮影当初、足が子鹿みたいに震えるほど緊張が止まらず。普段ここまで緊張することがないため、自分でも戸惑っていると、若葉さんがそっと寄ってきて「目線とか、やりにくいことがあったら何でも言ってください!」って声をかけてくださいました。少ない言葉で多くの事をくみ取っていることを自然と感じられる、三瓶先生と一緒だって思った瞬間でした。

 

◆『アンメット』の現場で好きなところは?

みんな違ってみんな良い。真面目な性格の人が多く、だからこそ人の気持ちに繊細な空気感がただよっている気がします。役の大小関係なく意見交換をしやすい環境があるのもそこにつながると思います。それぞれの役への思いがしっかりあるから耳を傾けたくなるし、客観的な意見も知りたくなる。通常、時間に追われがちなドラマの現場とは違う作り方に胸が熱くなります。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

この作品が皆さまの明日へとつながるきっかけになればと、キャストスタッフ一同、誠心誠意向き合って撮影を重ねております。通常の台本には、感情を説明するト書きというものが多く書かれているのですが、今作では「ー」横棒だけのページが多く役者に委ねる作りになっています。形はないけれど確かにある心。自分の感情なのか、役としての感情なのか分からないけれど、忘れたくないなぁ、終わりたくないなぁ、ってミヤビの笑顔を見る度に込み上げています。そう思える作品と出会えたことは、少なからず自分にとって明日へつながっているのだと思うのです。一人でも多くの方々へこの作品が届き、自分の人生と重ねて見ていただけたらうれしいです。

 

尾崎匠海 コメント

◆尾崎さんが思う『アンメット』の魅力や好きなシーンをお教えてください。

いろんな医療ドラマがある中で、この作品は、主人公のミヤビ自身が脳に障害をあり日々苦悩しながらも同じ立場から患者さんに寄り添うところがたくさん描かれて、実際に同じ思いを感じている視聴者の方々にも共感していただける部分が多くあると思います。僕個人的には、ミヤビが毎朝起きるたびに昨日まで記していた日記を見返すシーンが、自分自身も1年ほど前から日記をつけるようにしていることもあり好きなシーンの一つです。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

INIのメンバーも何人か見てくれているみたいで、家族からも連絡がありました。ほかにもまわりのスタッフさんだったりドラマ以外の現場に行っても、いろいろな人から「見てるよ!」と声をかけてくださったりしてます!

 

◆撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。

千葉さん演じる星前先生と一緒にいることが多いのですが、演技のことを聞いたら真剣に考えて教えてくれます。そして、最近のエピソードでいうとピクミンの縫いぐるみを千葉さんから頂きました(笑)。

 

◆撮影を乗り切るためのリラックス方法を教えてください。

ドラマの撮影とINIとしての活動が続くとどうしても足が疲れがちになってしまうので、最近寝る前に足ツボを自分でよく押して、翌日に疲れが残らないように心がけています。

 

◆6話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします。

ミヤビの記憶障害に関して、前々から疑問を抱いていた三瓶が真実を確かめるために、これまで以上に行動を起こすのですが、それによって周囲の人々も関わってきて回を追うごとに新展開があるので、第6話も見逃せないこと間違いないです! もちろん、僕が演じる風間も登場しますので、ぜひお楽しみに(笑)。

 

中村里帆 コメント

◆中村さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。

ドラマを見ているというか、ミヤビ先生を始めとしたこの作品に出てくる皆さんのドキュメンタリーを見ているような気持ちになるところです。それくらい一人一人の人生や背景が丁寧に描かれていて、毎話最後には温かい涙が流れています。皆さんの生き様から私自身も励まされる事が本当に多く、生きる気力が湧いてくるドラマです。5話の手術シーンは特に印象深いです! 丘陵セントラルチームの一体感を強く感じられ胸が熱くなりました。手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼きつけ感情が溢れ出るミヤビ先生を見て、視聴者としても忘れられない大切な景色になりました。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

『アンメット』に関しては、見たよの報告だけじゃなく熱量のある感想も一緒に伝えてくれる方が多くて、このドラマを愛して大切に見てくださっているんだなと感じることが多いです。看護師の友達からも、本当に丁寧に作られていて毎話引き込まれると言ってもらえてうれしかったです!

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

6話ではミヤビ先生と森ちゃん先輩と小春の3人だけの日常的な空間が描かれているシーンがあって、そういったシーンが描かれるのはここが初めてでしたし、小春が普段どういう思いを持ってミヤビ先生と接しているのかが少し感じられるシーンだったので、緊張感や不安がいつもの倍ありました。でもその不安を花さんがすぐに察してくれて、撮影直前まで3人でこのシーンに対してどう思っているのか話し合う時間を作って下さり自然と悪い緊張感や不安は消えていきました。常にいい緊張感とともに温かくて優しい空気が流れている、呼吸のしやすい現場です。

 

◆杉咲さんの印象、驚いたことなどありましたらお願いします。

誰1人として絶対に置いていかない包容力、この現場にいる人全員に向ける愛情が本当に深くて、会う度いつもどうしたら花さんみたいな人間になれるの?と、自問自答してしまうほど魅力が尽きません。休憩中も長時間吻合の練習をしている後ろ姿を見た時や、ミヤビ先生と共に生きている花さんを近くで見ると、より一層私も頑張らなければと思わされますし、だからこそ美味しそうにご飯を食べてる姿や誰よりも大きな声で笑っている姿を見ると、本当にこちらも幸せな気持ちになります!!

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

6話も後遺症を抱えて生きる患者さんに、ミヤビ先生にしか出来ない寄り添い方、向き合い方で救っていく姿に胸を打たれるはずです。そしてミヤビ先生の記憶障害についてもある疑惑が浮かび上がったり、新たな展開が訪れます。ぜひご覧ください!

 

番組情報

『アンメット ある脳外科医の日記』
カンテレ・フジテレビ系
毎週月曜 午後10時~

出演:杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆・安井順平、野呂佳代、千葉雄大・小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新

原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)
「アンメット-ある脳外科医の日記-」 (講談社「モーニング」連載)
脚本:篠﨑絵里子
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」
オープニング曲:上野大樹「縫い目」
演出:Yuki Saito、本橋圭太
プロデューサー:米田孝、本郷達也
制作協力:MMJ
制作著作:カンテレ

TVer:https://tver.jp/episodes/epyi56mukr
公式サイト:https://www.ktv.jp/unmet/
公式X:https://twitter.com/unmet_ktv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@unmet_ktv8

(c)カンテレ

栗山千明主演『晩酌の流儀3』放送決定!おなじみのレギュラーキャスト&インパクト大なキービジュアルも解禁【コメントあり】

ドラマ25『晩酌の流儀3』(テレ東系 毎週金曜 深夜0時42分~1時13分)が、6月28日(金)スタート。主演の栗山千明、レギュラーキャストの武田航平、辻凪子、馬場裕之(ロバート)、ミスターちん、おかやまはじめ、松本拓プロデューサーよりコメントが到着した。

ドラマ25『晩酌の流儀3』©「晩酌の流儀3」製作委員会

 

本作は、「1日の最後に飲むお酒をいかにおいしく飲むことが出来るか」を追求する、“お酒”をテーマにしたグルメドラマ。一昨年にシーズン1がスタートし、同年末にはスペシャル、昨年にはシーズン2と続けて放送された。

 

放送を重ねるたびに、主演・栗山千明演じる伊澤美幸の飲みっぷりが話題を呼び、SNS上ではそんな美幸に感化されて「#晩酌の流儀」で自らの晩酌を投稿する視聴者が続出。各シーズンの最終回では放送終了を惜しむ声が数多く寄せられた。そんな多くの人に愛されている本作が待望のシーズン3に突入する。

 

シーズン3では、今まで以上に美幸のお酒への情熱が加速。さらに、美幸の周りにも少しずつ変化が訪れることに。美幸の晩酌の要である食材調達はこれまで「ツルマート」中心だったが、商店街へと広がりを見せる。

 

そしてお酒を手に真剣な表情の美幸にクローズアップ、洗練された黄金色を背景に、美幸の晩酌への思いがほとばしる、思わず喉を鳴らしてしまいそうなインパクト大なキービジュアルが解禁。

 

そんな本作には、主演を筆頭におなじみのキャストが再集結。“晩酌”という日々の幸せのために全力を尽くす主人公・伊澤美幸を演じる栗山千明。美幸が勤める「ホップハウジング」の個性豊かなメンバー、常識人で好青年な後輩・島村を演じる武田航平、美幸の“晩酌の流儀”を一番に理解している後輩・葵を演じる辻凪子、“冗談”の塊である支店長・海野を演じるおかやまはじめが続投。

 

さらにちょっとした変化が訪れる美幸が通うスーパー「ツルマート」の面々には、変わらずお客様想いで常連の美幸の晩酌を気に掛ける店員・牛場を演じる馬場裕之(ロバート)、牛場とは違うアプローチで晩酌のヒントを美幸に授ける店長・珍山を演じるミスターちんの再登場も決定した。

 

そして商店街を彩る新たなレギュラーキャストたちも登場し、美幸の晩酌がさらにパワーアップ。詳細は第2報にて解禁予定となっている。

 

伊澤美幸役/栗山千明 コメント

今年も美幸を演じられること、シーズン3をお届けできることを大変うれしく思っています。

 

手軽なおつまみから少し手の込んだお料理まで、美幸の晩酌を通して私自身も日頃の参考にさせてもらっています。今年の夏はどんな晩酌を迎えられるか、今からとても楽しみです。皆さまもぜひ、ご一緒にすてきな晩酌時間を過ごしましょう!

 

島村直人役/武田航平 コメント

なんとなんと!!晩酌がまたまた帰ってきました。

 

まさかのシーズン3!こうなったらどこまで続くか見ものですね~!

 

今回も自宅で「まねしてみたい!」料理とおいしいお酒でみんなで乾杯しましょう。

 

美幸さんがどんな晩酌をするのか、ぼくも楽しみです!そして、普通系男子代表の島村君はどうなるのか? そこも見どころとして楽しみにしていただけたらうれしいです!!

 

ちなみに武田家はシーズン1からオンエアを見ながらお酒を飲んでます(笑)。皆さんもぜひ!

 

富川葵役/辻凪子 コメント

ありがたいことに私が演じる富川葵も3年目に突入します!『晩酌の流儀』観てます!ってよく言われます。とてもうれしいです。このドラマのおかげで普段から全力で食とお酒を楽しむようになりました。今年も来年も再来年も視聴者の皆さんと一緒に晩酌できますように。乾杯!!!!!

 

牛場役/馬場裕之(ロバート)コメント

シーズン3が決まって、またツルマートで美幸さんと会えるのがとても楽しみです。最高の晩酌のために珍山さんと精いっぱいサポートする姿をご覧になってください。全シーズン撮影日は終わった後の一杯がたまらなくおいしいのでそれも楽しみにしています。

 

珍山役/ミスターちん コメント

どうも~!ツルマート店長の珍山ことミスターちんです。

 

シーズン2に続き、また出演できてうれしいです!シーズン3ではさらに進化したツルマートの姿をお見せすることになるでしょう。地域の皆さまとの共存をテーマに、牛場君と共に、よりディープな食材をお届けしてまいりますので、ご期待ください!

 

海野二郎役/おかやまはじめ コメント

街でよく「晩酌見てます」と声をかけられます。そのたびにうれしさと同時に「あーまたやりたいなぁ」と思っていたのです。またやるんですって?!そりゃやりますよー。

 

支店長海野、相変わらずバカやらさせていただきます。また、あのメンバーに会えるんだ、うれしい。シーズン1・2に劣ることなく、全力で挑みます。(ケガしない程度に)。皆さん、楽しみにお待ちくださいませー!

 

松本拓(テレビ東京プロデューサー)コメント

約二年半前、企画書を書いていた時、まさかシーズン3までになるとは全く思っておらず、今こうしてシーズンを重ねさせていただけること、大変うれしく思っています。ここまで続いた要因は本当にたくさんあると思いますが、何より栗山さん演じる美幸役が、キャラクターとして確立されたことが一番大きなことかなと思っております。

 

連ドラはシーズン3が大切と昔どなたかに教わりました。その時は理由も分からず、特に共感もできなかったですが、今こうやってそのステージに立ってみるとその意味がとてもわかります。ドラマの確固たる世界観は残しつつ、さまざまな変化に挑戦していきたいと思います。「より身近な、共感できる晩酌」これが、シーズン3のテーマです。ぜひ、ご期待ください!

 

番組情報

ドラマ25『晩酌の流儀3』

テレ東系

2024年6月28日(金)スタート

毎週金曜 深夜0時42分~25時13分

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Prime Video」にて順次見放題配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

 

主演:栗山千明

出演:武田航平 辻凪子 馬場裕之(ロバート) ミスターちん おかやまはじめ

監督:北畑龍一 松本拓 丸山恵 佐藤リョウ 小山亮太

脚本:政池洋祐 當銘啓

音楽:渡邊崇

プロデューサー:松本拓(テレビ東京) 丸山恵(テレビ東京) 勝俣円(DASH) 永崎真甲(DASH)

制作:テレビ東京 株式会社DASH

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/banshaku3/

公式X(Twitter):@tx_banshaku

公式Instagram:@tx_banshaku

公式TikTok:@tx_banshaku

 

©「晩酌の流儀3」製作委員会

今泉力哉監督が語るドラマストリーム『からかい上手の高木さん』実写化の舞台裏「テクニカルになってしまうと生まれないものがたくさん撮れた」

5月21日(火)に最終回を迎える『からかい上手の高木さん』(TBS系 午後11時56分~深夜0時26分/一部地域を除く)で監督を務めた今泉力哉さんにインタビュー。高木さん役を演じた月島琉衣さん、西片役を演じた黒川想矢さんの印象や、撮影の裏話などを聞きました。

『からかい上手の高木さん』©山本崇一朗/小学館 ©TBS

 

本作は、月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載されていた山本崇一朗による同名ラブコメ漫画を実写ドラマ化。とある島の中学校、隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」、そんな2人の日常のやりとりを描く青春ラブコメディ。

 

西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役を月島さん、高木さんにいつもからかわれてしまう西片を黒川さんと10代のフレッシュなキャストが演じている。また今泉監督は永野芽郁さん×高橋文哉さんで送る、5月31日(金)公開の映画『からかい上手の高木さん』も手掛ける。

 

◆本作のメガホンを取るに当たって、意識したことは何でしょうか?

普段、学生の恋愛ものをあまり手掛けていなくて、初めてぐらいだったんです。原作を読んだら、すごく細かい繊細なやりとりというか、小さい日常のやりとりを積み重ねた物語で、これは普段自分が作ってきたり、興味あること、こだわっていることに近いことで、何か面白いものができるんじゃないかと思って、引き受けました。もちろん原作はすごく人気があって、アニメ化もされていて、そのアニメもすごくヒットしているという中で、どう描くかを考えました。実際に小豆島で撮れたこともそうですが、実写だからこそ生まれる空気もあるのかなと思って、脚本家チームとプロデューサーと作っていきました。

 

◆原作に出てくるシーンから、このシーンは取り入れようというのはありましたか?

僕が関わる前から、プロデューサーと脚本家チームで作った仮の脚本が一度できあがっていたんです。そこから僕も加わって、ちょっと派手なことや接触するようなシーンは削いでいき、実写でやっても面白くなるだろう話や、僕が得意とする生っぽい空気のエピソードなどを中心に、話の抜粋もみんなで相談しながらやっていきました。1話冒頭の消しゴムのエピソードは、原作でも1巻の最初の話なのですが、僕が加わる前から既に最初のシーンとして設定されていました。僕もこの話には2人の関係性の提示含め、原作のいろんな要素がしっかり詰まっていると思い、そのまま揺るがずに、実写もここから始めることになりました。とてもいい取捨選択ができたと思っています。

 

ただ、原作ものでも自分の経験を入れた方が強度が出ると思っていて。5話の合唱のシーンで高木さんが西片を鏡越しに見るところは自分の経験から入れたんです。僕が小学生の時に合唱部だったんですけど、発声練習で鏡を持たされたことがあり、その時に僕が好きな子を見ていたかは覚えてませんが(笑)、そういう距離感は覚えていて。そういう個人的な具体の体験をいれると強度が増して、作品が観客にとってもぐっと近いものになるんです。

 

◆放送後の反響は届いていますでしょうか?

よく見ています。もともと原作がすごく人気があるので、実写化自体にすごくいろんな反応があることも想像していました。さまざまな原作ファンの声をSNSなど目にする中で、「中学生で、小豆島でやってほしい」という意見がけっこうあったのですが、「全編、小豆島で撮るし、中学生でやるよ」と思いながら、情報解禁までは言えないので(笑)お楽しみにね、と思っていました。原作もアニメも人気がある作品なので、「3次元は無理だろう」「高木さんを演じれる人はいる?」みたいな意見もそこそこあがっていたのですが、そんな方たちも今ではすごく好意的にドラマを見てくれているという印象です。

 

本当に中学生でやることは、ある種、知名度しかり、芝居の部分しかりチャレンジングな部分もあると思うのですが、プロデューサーチームと丁寧にオーディションを重ねていきました。キャスティングは、この世界の空気を作り出せるかどうかに大きく関わる部分なので、月島さん、黒川さんに出会えたのはすごく大きかったです。

 

◆その反響の中で印象的だったものはありますか?

高木さんというキャラクターはもちろん、受け手の西片のキャラクターがすごく大事で、「高木さんもだけど、西片の反応がかわいいのが魅力」「もう1人のヒロインなんじゃないか」という原作ファンの感想を読んでいたので、実写化する時も西片のキャラクターは気をつけました。ドラマを見て、もちろん月島さんのお芝居の良さもあってのことですが、実際に西片をすごくかわいがる人も多くて。映画「怪物」があって、ちょうど注目されたことも含めて、黒川さんのリアクションは本当にフレッシュで素晴らしかったです。景色や映像の美しさについてもすごく反応があって、島で撮ってよかったなと。2回同じ芝居ができないような、本当にそういう繊細で生っぽいものがいっぱい撮れた気がします。

 

◆月島さんと黒川さんの印象を教えてください。

2人は、ある種真逆でもあり、似ている部分もある。月島さんはすごく明るくて元気で、撮影が終わった後の食事会で「毎日お母さんに連絡して、今日も120%できましたと伝えてました」と。僕は今日やってしまった失敗や後悔ばかり考えてしまうので、その真っすぐさがすごいなと思いました。

 

黒川さんはどちらかというと、「西片になれた瞬間があったかな?」と悩むタイプ。でも、その距離感が、高木さんと西片にすごくあっていたと思うし、それこそ2人がいろんな取材を受けてくださっている記事を読む中で、黒川さんが「監督や月島さんは西片っぽいって言うけど、僕は違うと思う」「僕は、もうちょっとうまく、からかわれたらからかい返せるし」と言っていた記事が上がっていて、だからそれがもう西片だよと(笑)。純粋さを含めて、すごく真っすぐな感じがしました。からかわれた時のリアクションやどのくらい驚くかなどは、リアルよりも少しオーバーに演じなきゃいけない部分もあってかなり難しかったと思うので、そういう部分は相談しながらやっていきました。あと、演出ではない変な動きがとても多いんです。変顔の回で、怒られたら普通は顔から手を離すと思うんですけど、彼は変顔のまま立ち上がってそのまま怒られていて(笑)。あとバレンタインデーの回で、自分の机の中にチョコが入っていないかのぞき込む場面で、普通にのぞくのではなくて、体をくの字にしてのぞいていたり。その不器用さがかわいかったですね。

 

◆今泉監督の演出なのかと気になっていました。

演出ではないんです。どういうこと?みたいな動きは演出では生まれないし、そういうのが面白い。第1話でも、右後方から呼ばれているのに、1回左後方を振り返ってから右を見たり。僕は演出する際に、俳優が中学生だろうが大人だろうが、まずは何も言わずに1回お任せで演じてもらうんです。先に「ここはこういうシーンだからこういうふうにしてください」とか細かい指示は出さない。いろいろ伝えてしまうと、自分が思っているよりも面白くなる可能性を潰してしまう可能性がある。任せることで、想像よりも面白いことが起きる。2人もいろいろアイデアを持っていてくれて、素晴らしい瞬間がたくさん生まれました。

 

◆月島さんと黒川さんのオーディションで印象に残っていることはありますか?

オーディションって、とても緊張してやって来ると思うので、みんな1回目ではベストな力を発揮できないと思って、極力2回やるようにしています。芝居を見て、それで終わりではなく、「やってみてどうでしたか」と聞き、コミュニケーションも取り、今回は選ばないことになった人にも何か持ち帰ってもらえたら、という意識で行なっています。

 

月島さんは芝居経験が少ないにもかかわらず、同じ台本で同じ芝居をするにしても、他の子たちよりもすごくアイデアを持って臨んでいた。他の方がやらないような自由な動きをしたり、失敗を恐れずに挑戦してくれた気がします。それに高木さん役は声もすごく大事。お芝居はいいけど、声が低いから選ばれなかった子もいる。役にハマるかどうかを総合的に見て、月島さんがベストな選択だったんです。

 

◆今回、ドラマ化、映画化と映像化される本作の魅力はどこにあると思われますか?

本作は、ベースの形こそ恋愛ものですけど、第三者的な、当て馬的な人がいて嫉妬したりさせたりみたいなこともなく、本当に2人の、ほぼ2人しか出てないというミニマルなやりとりの中で物語を成立させている。高木さんが西片を好きっていう気持ちがある前提でのからかいだったり、小豆島っていう島で撮っていることもありますけど、世代関係なく、みんながその情景として、どこか懐かしめるような空気や、重ねられるような時間だったりが魅力かなと思います。僕の子供たちが中学生と小学生なんですけど、今回、監督のオファーを受けて、原作の漫画を頂いて家に置いておいたら、子供たちもすごく楽しんで読んでいて、そこからアニメも楽しく見ていて。高木さんと西片のキャラクターの面白さに目がいきがちですが、セリフの1つ1つとか、その挙動の1つ1つがものすごく繊細に作られていて。セリフの順番1つ違ったら、もう壊れてしまうような場面がたくさんあって。そこは漫画を読んだ時に惹かれた部分でした。

 

◆小豆島での撮影で特にこだわったところはありますか?

どう景色を取り込むかはこだわりましたね。本当にそこで生活している2人に見えた方がいいので、取り立てて観光名所のような場所で撮るというよりは、そこに普通に2人がいるみたいになればいいなというのはありました。もちろん、原作やアニメで「ここ行ってたよね」という本屋や神社などとリンクさせる良さもあって、それらは取り入れましたが、本当に島で暮らしている感じになったらな、とは思っていました。

 

あとすごく印象的だったのは、ロケハンしたときに助監督さんになんとなく立ってもらって、この辺で撮るかなとカメラマンと相談していた場所に、いざ撮影の本番のときに、中学生のキャストが立つと、月島さんも黒川さんも小さいんですよ。中学生って物理的に小さいんです。それにものすごく感動して。大人が立った時とは全く雰囲気が違っていて、それだけでカメラマンの士気も上がっていましたね。

 

あと、海がとても穏やかなんです。それは場所としてすごく特殊でした。1話の夕焼けも広々とした海水浴とかできそうな浜辺も一応ロケハン時には見たのですが、それよりは小さい浜のような、自転車で降りていけるぐらいのこっそりとした場所を探そうと。2人だけが知っているこぢんまりした場所がいいなみたいな。そうしたらそこで生活している人たちの場所になるのではないかなと、意識して見つけていきました。

 

一番重要視して探した場所のひとつが、登下校の道です。ドラマにも映画にも出てくるし、本当にこの道では何回も撮影するので、結構時間をかけてロケハンして遠くに海が見えるすてきな場所を探しました。

 

ロケハンしていて覚えているのは、既に島のあちこちに「高木さん」がいたこと。小豆島は原作者の山本(崇一朗)先生の出身地で、アニメの舞台にもなっているので、あちこちに高木さんがいるんです(笑)。撮影でお世話になった中学校の図書館や、島の本屋さんには、漫画「からかい上手の高木さん」のコーナーができていて。さすがにそれが写ってしまうと、パラレルワールドになってしまうから、撮影の間だけ片付けさせてもらいました。島への行き来に利用していたフェリーにも「からかい上手の高木さん」のラッピングがされたものがあるぐらい、小豆島ではすごく愛されている作品なんだなと感じました。

 

◆フレッシュなキャスト陣で、大変だったことはありますか?

特にはないですね。この子たちで良かったなっていうことばかりでした。レギュラーエキストラとして毎日撮影へ来られる島の方や、俳優事務所の方も含めて教室のクラスメイトを作っていたんですけど、僕が俳優ではない子にもせりふを足すから、みんながちょっと焦っていたりはありました(笑)。この子に芝居をさせるの?みたいな。でもそれがなじむぐらい、みんな一緒になって仲良くしてくれていたので。それは年齢的なことがあるのか、月島さんや黒川さんがそういう風に現場にいてくれたからなのか、すごくみんな仲良くなっていて、とても良かったですね。

 

◆現場で注目していた方はいらっしゃいますか?

高尾役の市村(優汰)さんは、ちょっとせりふを変えたいとアフレコに来てもらった時に、現場とアフレコの期間が半年くらいしかたっていなかったのですが、身長も伸びていて、雰囲気も全然変わっていて、カッコよくなっていて。現場の時にはあんなにもちゃんと中学生でいてくれたのに格好もオシャレになっていて(笑)。そうだよな、変化する子は一番変化する年頃だよなあと、しみじみ思いました。

 

◆5話のバレンタインもすごく印象的ですが、裏話はありますか?

浜口(永原諒人)と北条(早瀬憩)ペアのところは、浜口が廊下で360度回ってるんですけど、あれも演出じゃなくて。照れた結果、一周回ってしまったと思うのですが、ちょっと意味が分からなさすぎて最高でした(笑)。それが面白くて、生かしたくて、別のアングルから撮るときも、永原さんに、「また、回れる?」と言ってやってもらったのですが、無理して回っているから、うまくいかなくて。(笑)。そういうのも込みで、好きなシーンですね。

 

あと、中井(川尻拓弥)、真野(森永怜杏)ペアは特に器用な子というよりは、朴訥で素朴な子たちの方が僕は演出で生かせる気がして、オーディションの時に2人を選びました。2人に限らず、僕が、芝居が「うまい」って感じの子よりも、不器用そうな子たちを好んで選びすぎていたので、「現場が大変になりませんか?」と焦っているスタッフもいましたが(笑)、でもそれぞれがすごく純粋でいてくれたし、テクニカルになってしまうと生まれないものがたくさん撮れた。素朴さって作って生み出せるものではないですからね。バレンタインデー回は面白いですよね。他のキャストたちもたくさん出てくることもあって。

 

◆8話の見どころを教えてください。

高木さんが引っ越していくという第7話のあとの第8話(最終話)。電話でのやりとりで、お互いの顔が見えないという電話の距離感があるからこそのからかいとか、意図せず起きる西片から高木さんをからかう感じになるところもあって。あと目の前に西片がいないからこそ出せる高木さんの表情があったり、声だけだからできることをいろいろ描いています。2年生から3年生になる新学期に向けての時間になっていますし、映画につながるようなシーンもあるので、ぜひ楽しんでもらえればと思います。

 

PROFILE

今泉力哉

●いまいずみ・りきや…1981年2月1日生まれ、福島県出身。2010年に「たまの映画」で商業映画監督デビューし、「サッドティー」「愛がなんだ」「街の上で」「窓辺にて」「ちひろさん」などを手掛けている。

 

番組情報

ドラマストリーム『からかい上手の高木さん』

TBS系(放送時間は変更になる場合があります。一部地域を除く)

最終回:5月21日(火)午後11時56分~深夜0時26分

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

先行配信:地上波放送開始に先行して「Netflix」にて配信中

 

製作著作:TBS

制作協力:ファインエンターテイメント

原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)

脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉

主題歌:「遥か」Aimer(SACRA MUSIC/Sony Music Labels Inc.)

プロデューサー:大澤祐樹、森川真行(ファインエンターテイメント)

監督:今泉力哉

 

©山本崇一朗/小学館 ©TBS

堀田真由、長谷川博己との共演で刺激「常に自分と戦っている姿を真ん中で見せてくださる」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、紫ノ宮飛鳥役を演じる堀田真由さんにインタビュー。バイクシーンの裏話や共演者の印象などを聞いた。

『アンチヒーロー』紫ノ宮飛鳥役の堀田真由©TBS

 

長谷川が演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

堀田さん演じる紫ノ宮飛鳥は、北村匠海さん演じる赤峰と共に明墨が追う事件の真相に迫っていく。

 

◆本作で紫ノ宮を演じる中で、これまでにない挑戦だなと感じていることや、出演したことで得たことはありますか?

『アンチヒーロー』の中でちょっと絵がわりするシーンとして、紫ノ宮であればバイクに乗るシーンや袴姿などがあるのですが、そこは視聴者の皆さんからすごく反響を頂いています。特にバイクを乗るシーンは彼女の性格を表す一つでもあると思っています。バイクの免許自体は以前から持っていたのですが、お芝居の中で乗る機会がなかったので、そういった自分の持っているものを生かせるチャンスを下さったことがすごくうれしいです。

 

近年、時代劇では芯の通った役を演じたことはありましたが、現代劇ではわりと笑顔の印象がある役柄の方が多かったので、社会人でカッコいい自立した女性というのは新たな挑戦だなと感じています。

 

◆クールな紫ノ宮だからこそ感情を抑えなければいけないところもありますが、その辺の難しさはありましたか?

彼女が何を思って明墨法律事務所にいるのかが明かされていなかった3話までと、事務所に来た理由が明かされた4話以降では、表情をいろいろと変えていかなければいけないなとか、事務所のメンバーとの距離感も変えていかなければいけないなと思っていたんです。

 

藤木直人さん演じる父と対峙して、ようやく彼女は父が何を隠蔽していたのか知ることができ、それをずっと知りたくて、事務所に入ったので、その4話のシーンを撮り終わったときは役として報われた感じがしました。父のことは分かりましたが、まだまだ物語は続いていくので、その上で紫ノ宮が父との向き合い方を、娘として、弁護士として揺れ動くところも見ていただけたと思います。

 

◆飯田(和孝)プロデューサーが普段やらなそうな人に紫ノ宮を演じてもらいたくて、そこに堀田さんがはまったと言われていました。実際に演じられていかがですか?

どういうふうになるんだろうというある意味挑戦な中で託してくださるというのは、すごくうれしいです。自分の中ではまだまだできないことがたくさんあって、日々努力ですが、この作品が終わったときにどう感じるのかなと。今はまだ撮影の途中で、クランクアップに向けて大事なシーンもたくさん残っているので、走り終えた後にどう感じるのかを楽しみにしたいです。

 

◆バイクシーンで何かハプニングなどありましたか?

私のクランクインが2話で出てくる最初のバイクシーンでした。作品の中で乗るので、クランクインする前から練習させていただいていたのですが、クランクインの日の緊張感というのは作品を何度やってもつかみきれない状態で、その中でバイクに乗るというのはすごくドキドキしました。練習していたのに、ちょっとエンストしてしまったこともありましたが、無事に撮影できました。反響を頂き、第4話でも乗らせていただきましたが、また乗る機会があればいいなと思っています。

 

◆長谷川さんと対峙されての感想を教えてください。

8年前にご一緒させていただいたときは島での撮影で、たくさん絡むシーンがあったわけではないですが、そのときから長谷川さんは撮影ではないときも10代で1人で島に来ていた私に、ずっと話かけてくださったことを今でも覚えています。

 

長谷川さん自身はすごく柔らかくて、本当にチャーミングな方ですが、役のスイッチが入ると、明墨として本当に迫力があります。そして、妥協をしないというか、どのシーンでも納得のいくものを出されている姿を見ます。特に法廷は長いシーンで、常に自分と戦っている姿を真ん中で見せてくださるので、私も食らいついていかなければと思いますし、私たちのお芝居も引き上げてくださるので、そんな長谷川さんに負けじと、本当の先生と後輩のように食らいついています。

 

◆話が進むにつれて、北村匠海さん演じる赤峰とのバディ感も強くなっていきますが、北村さんと話し合われたりしていますか?

4話で紫ノ宮のお父さんが倉田ということに赤峰も気づいてから、紫ノ宮が過去のことを打ち明けていく事務所でのシーンの際は、2人で「どういうふうにしようか」と話しました。きっと紫ノ宮は父のことをずっと知りたいと思っていて、それを人に伝えることがたぶん初めてだったと思うんです。すごくショックなことではあるけれども、明墨法律事務所の一員として父が隠蔽したことを知った上で、弁護士としてどう向き合っていくか、成長しないといけない中で、過去のこと、父のことを話していくうちに気持ちがどんどん落ちてしまうと思うのですが、 北村さんが「こういうお芝居のときは受け取る側の人がすごく重要だから、僕が頑張ります」とさらっとおっしゃってくださって。その時にお芝居って人と人とのキャッチボールなんだなとあらためて感じました。

 

ここから私たちは明墨の過去についてもそうですし、父がそこに何か関わっているのではないかと探っていくバディになるので、2人のシーンがかなり増えてくると思います。今まではそれぞれが抱えていたものを探ってきて、赤峰に対してちょっと強い態度で当たっていましたが、最初から同じ線の上にいたと思うんです。最終回に向けては、2人が明墨法律事務所でどのように成長するかというよりは、事務所の一員としてどう動いていくのかが見どころになってくるのかなと思います。

 

◆明墨法律事務所には、パラリーガル役の大島優子さん、林泰文さんもいらっしゃいますが、撮影の雰囲気はいかがでしょうか?

作品でも専門用語とかがたくさんあって、大変なシーンもありますが、空気感はすごく和気あいあいとしていて。本当にそれぞれ年齢もバラバラの中で、林さんや大島さんのプライベートな話を聞いてほっこりしたり、ゴールデンリトリバーのミルにすごく癒やされたりしています。なので、法廷のシーンなどを撮っているとき、北村さんが隣にいることが多いので、「事務所に帰りたいね」「2人に会いたいね」と話しながら撮影しています。

 

◆撮影現場での面白いエピソードはありますか?

4話で赤峰とラーメンを食べるシーンの紫ノ宮が替え玉をするところは、飯田プロデューサーが取り入れた方がいいんじゃないかと入れてくださったシーンです。替え玉をする人は、入れるときに幸せという感じでちょっと笑顔になるらしく、私は普段なかなか替え玉までたどり着けないのですが、紫ノ宮のちょっとしたギャップが出るいいシーンになったと思います。あと、湯気越しの横顔のアングルも、そのときはまだ父のことが皆さんには明かされていない状況なので、心のモヤモヤした霧のかかった感じと、ラーメンのこの湯気がリンクしていて、すごくいいなと思いました。

 

◆考察も盛り上がっていますが、演じている中で驚いたりする場面はありますか?

明墨先生のやり方は毎度驚かされます。紫ノ宮は赤峰よりも先に事務所にいたと思うので、3話までは赤峰との違いをちょっと出したいなと思いながらやっていましたが、先生の考えは、どこまでもたどり着けないもので。そしてその明墨を演じている長谷川さんが、私がこういうふうに演じられるのかなと思っていたこととは全く違ったやり方で、段取りから役の幅を広げたり、空間を使っていらっしゃる姿を見て驚かされています。

 

◆紫ノ宮を演じる中で難しいなと感じることはありますか?

専門用語が自分になじむようになるまではすごく苦労はしました。1話、2話で法廷に立っていましたが、その中で2話の紫ノ宮1人で過呼吸のおじいちゃんと接する法廷のシーンは、いつもの事務所のメンバーがいない単独行動なので、紫ノ宮がどういう弁護をするのかという中で、少し明墨節みたいなものを出せたらいいなと。普段の紫ノ宮はわりと淡々と話す口調ですが、飯田プロデューサーから「少し大きく伝えてみたり、手振りを入れてみたらいいんじゃないか」とおっしゃっていただいて、この明墨法律事務所のメンバーなんだなというのが、みんなといるところとは違うところにすごく出てくると思うので、やっていて楽しかったです。

 

◆難しい用語はどのように覚えているのでしょうか?

意味を知らないものはしっかりと調べて、意味を理解すると、「そういうことか」とすっと入ってくるものもあるのですが、普段言い慣れていないので、口を慣らすというのはすごく大変でした。

 

◆「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」で北村さんから「NGを出さない」と言われていましたが、何か意識していることはありますか?

NGは出しています(笑)。ですが、紫ノ宮という人間はきっと完璧主義だと思うし、すごく努力をしている人で、信念があって、それを貫くカッコいい女性。なので、できるだけ自分の中でも紫ノ宮と同居していけるように、せりふは何度も何度も練習して、1日に何回しか間違えないみたいなルールを自分の中で決めています。いろんな作品をやっていても、毎回役柄が違うので、その楽しさがあるのですが、役者としての成長という中で、自分の中でチャレンジみたいなものを課していく方が楽しいなと思っています。今回は5か月も1つの作品で紫ノ宮という役を演じさせていただくので、完璧な彼女でいなければいけないというところから、できるだけせりふは間違えないようにしようとチャレンジしています。

 

◆父親役に藤木直人さんが登場されましたが、撮影現場ではどのような方でしたか?

初めて藤木さんとお会いしたのは5話の対峙しているシーン。明墨から「あとは紫ノ宮さんがどう父親と向かい合うか」と言われた後、久々に実家に帰って父とお総菜を食べているところが初めましてだったんです。でも紫ノ宮も父と会っていない時間があるので、そこが初めましてで良かったんじゃないかなと。あまりにもコミュニケーションを取りすぎていたら、出せない空気だったのかなと思います。普段の藤木さんはプライベートなお話をしてくださったり、『オールスター感謝祭』の前はどういうふうにやったらクイズがうまくいくのかなど、お父さんのように「頑張ってね」と言ってくださって。劇中ではちょっとバチバチしてはいますが、普段はとても優しい方です。

 

◆この作品の大きなテーマである“正義”についてはご自身ではどう分析されていますか?

正義って難しい言葉だなと思います。悪でもその中に正義があったり、正義という言葉を掲げてしまえば成立してしまうことも怖さだなと。ある本に書かれていたのですが、正義の正しいという字は、漢数字の一に止まると書いて正しい。だから一度立ち止まることなんだと読んだことがあったんです。それって本当にそうだなと思っていて。いろんな物事に対して問診して、何も考えずに正しいと思って進んでしまうと、本当に誰かを傷つけてしまうことにもなるかもしれないので、一度立ち止まって、他人の人生ではない、自分の人生として、責任をきちんと持って生きていくことが、紫ノ宮というか、私自身の正義だなと感じています。

 

PROFILE

堀田真由

●ほった・まゆ…1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。O型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

大島優子が『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』で小芝風花のバディに!「一緒にお芝居できるのが楽しみ」

大島優子が、小芝風花主演の7月期土ドラ9『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系 毎週土曜 午後9時)に相棒役として出演が決定し、コメントが到着した。

『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』月本真を演じる大島優子(c)日本テレビ

 

本作は、警視庁に実在する部署「身元不明相談室」をモデルにドラマ化した完全オリジナルストーリー。主演を務める小芝風花は、これまで日本テレビ系ではドラマ『美食探偵 明智五郎』『霊媒探偵・城塚翡翠』などに出演してきたが、本作が初めての連続ドラマの主演となる。

 

物語の舞台は、社会問題になりつつある、全国に2万体も存在するどこの誰かも分からない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」。

 

地味で誰も行きたがらない警視庁の部署に自ら志願して配属された変わり者・三田桜(小芝)と、10歳上の同期・月本真(大島)は、性格も趣味もまるで正反対。明るく天真らんまんな桜と、クールで冷静沈着な真。顔を合わせればいがみ合ってばかりだが、一人でも多くの身元不明者を家族の元に帰したい思いは一緒。

 

遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマで、事件発生から犯人逮捕までの王道“警察ドラマ”ではなく、身元不明の遺体から始まり、秘められた死者の思いを描く。

 

大島が演じるのは、警視庁身元不明人相談室・捜査官の月本真。桜の10歳年上の同期で、性格も趣味もまるで正反対。一見クールな真だが、心の底では身元不明者を家族の元に帰したいという熱い思いは桜と一緒。桜の相棒(バディ)として、ご遺体に残された手掛かりを頼りに奔走する。そんな真が地味な部署である身元不明人相談室を志望した背景には、ある悲しい過去があった…。大島と荻野哲弘プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

大島優子 コメント

純粋に今回お話をいただけてうれしかったです。これまで警察ドラマにいくつか出演させていただきましたが、今回舞台となる「警視庁身元不明人相談室」は、これまでとは異なる警察ドラマになると感じました。

描かれる状況は苦しい心情になるものもありますが、残されたご家族の元に帰したいという真っすぐな思いがこの作品のテーマになっていて、私が演じる真も桜と同じその強い思いを抱いた人物です。その桜・真の思いを通じて真相が描かれることによって、わずかでも頑張っている人の背中を押すことができたり、明日への活力につながるといいなと思いながら、台本を読ませていただきました。何よりも毎週楽しみに見ていただくのが一番だと思うので、そんなドラマになるように役に挑んでいきたいと思います。

また、ご一緒できるのがうれしい共演者の方々ばかりで、個性豊かな相談室のメンバーとのお芝居は今からどんなシーンになるかとても楽しみです。特にバディを組ませていただく小芝さんが演じる桜は、台本の読み合わせの時からもう桜そのもので、バディとして一緒にお芝居できるのが今からとても楽しみです。

 

プロデューサー:荻野哲弘 コメント

小芝風花さん演じる三田桜と同期入庁の相棒で、出版社の記者から転職した月本真を、いつかご一緒したいと願っていた大島優子さんに演じていただけると決まった時、心底ワクワクしました。亡くなった方の思いに寄り添い感情が先行しがちな桜と、遺された方の心に寄り添う冷静沈着な真を小芝さんと大島さんに演じていただければ、日テレドラマ史に残るすてきなバディ誕生! になると予感したからです。

大島さんが演じる真は、責任感が強い“しっかり者”であると同時に、天然なチャーミングさを併せ持つキャラクターで、先日行われた本読みでは小芝さんとの絶妙な間合いの掛け合い芝居を披露していただき、予感は確信に進化しました。

このドラマのテーマの一つである、人が連帯して誰かの役に立つべく尽力することの尊さを、このお2人なら間違いなく体現してくださると思います。これから社会に出る視聴者の皆さんには、「桜と真のように働きたい!!」と思っていただきたいと願ってやみません。

 

番組情報

土ドラ9『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』
日本テレビ系
2024年7月スタート
毎週土曜 午後9時

<出演>
小芝風花、大島優子

<スタッフ>
脚本:八津弘幸 佐藤友治
音楽:横山克
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:荻野哲弘、鈴木将大、本多繁勝(AX-ON)
演出:菅原伸太郎、大谷太郎 ほか
制作協力:AX-ON、アバンズゲート
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/gohome
番組公式X&Instagram&TikTok:@gohome_ntv

(c)日本テレビ

生田絵梨花が地上波連ドラ初主演!“人間らしさ全開”の高校教師役「一緒にめげずに乗り越えていけたら」脚本・演出は宅間孝行『素晴らしき哉、先生!』

今夏スタートの日10ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系 毎週日曜 午後10時~)にて、生田絵梨花が主演を務めることが決定。生田、脚本・演出の宅間孝行よりコメントが到着した。

 

生田絵梨花が地上波連続ドラマ主演に初挑戦する今作は、理不尽な教育現場が舞台。生田は生徒や保護者、同僚など、あらゆる人間関係の板挟みになる中、辞め時を探しながらもなんだかんだ生徒のために奮闘していく、2年目の高校教師を演じる。

 

主人公・笹岡りお(生田)は、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。しかし、その過酷さは想像を絶し、2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている。「自由」を拡大解釈し奔放に振る舞う生徒たち、学校に過度な期待を寄せる保護者や近隣住民、トラブル処理を若手に押し付けてくる年配教師…。

 

りおはそんな毎日の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出したり、優しい彼氏に聞いてもらったり、「先生だって人間だ!」と適度に発散しながら持ち前の元気と明るさでどうにかバランスを保っている。

 

しかし、その我慢もとうとう限界に到達。辞職を決意するが、同じタイミングでクラス担任に急きょ欠員が発生し、穴埋めのお鉢が、なぜかりおに回ってきてしまう。初めての担任で3年生を任されることとなったりおの教師生活は、さらなるいばらの道に突入。果たして、りおの運命は…。

 

生田、脚本・演出の宅間のコメントは下記に掲載。

 

生田絵梨花 コメント

『素晴らしき哉、先生!』生田絵梨花 (c)ABC

◆今作が地上波連続ドラマ初主演となります、意気込みを教えてください。

今回初主演を託していただき、とてもうれしく感じています。先生という役どころにも緊張しますし、初めての大役を務め切れるだろうかと不安も大きいですが、私が演じる新米教師のりおも、過酷な教育現場に挫折寸前という状態から物語が始まるので、りおと手を組んで、走るも立ち止まるも転ぶも一緒にめげずに乗り越えていけたらと思います。

 

◆主人公・りおは愚痴も吐けば大泣きも大笑いもする人間らしさ全開で、教師という仕事に向き合っています。今までの生田さんの印象とは異なるキャラクターですが、どういったところをイメージして演じたいですか?

りおは感情の振り幅が大きく、良いところも悪いところも真っ向から食らって放出していく印象があります。なので自分もこれは相当赤裸々に臨まねばならないなと、撮影前の今はちょっと身構えています。ですが、一人で頭の中でどうにかできるものでもないと思うので、共演者の皆さまと接する中で生まれるものや反応を大事にしながら、りおという人物を探っていきたいです。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

このドラマは先生の話ですが、生徒たちと過ごす学校の時間だけではなく、家族やパートナーとの私生活の部分も描かれます。

一人の人間としての未熟さや愚かさを抱えながらも、先生として奮闘していくりおの姿に、視聴者の皆さんが少しでも前を向けたり、共感してもらえたらうれしいなと思います。

とにかく必死に汗をかきまくる夏になると思いますが、この作品を終えた時、「素晴らしき哉、先生!」と腹の底から言えるように、言っていただけるように、全力で頑張ります!

 

脚本・演出 宅間孝行 コメント

宅間孝行

先生のなり手がいない! という窮状に、教育現場ではSNS上に“#教師のバトン”を付けて「教師の素晴らしさ」を投稿してくれ! と、現役教師に呼び掛けたところ、「教師がいかに大変か」という愚痴祭りで炎上というROCKなエピソードが物語の原点です。そこをきっかけに調べると、現代における教育現場の実情や普段見えていない先生の実像が、何とも演歌チックに浮かび上がってきて、何なら、若いZ世代がその下のα世代の人生の道しるべとなるというFUNKな現実を知るにつけ、先生たちの応援歌を作りたい! という衝動に駆られました。

物語は、若手のひよっ子ヘナチョコ教師と令和の今に生きる高校生たちを中心に、そこに関わる人たちの人生の悲喜こもごもを描いた王道ポップスな青春群像劇です。

俳優陣は、生田絵梨花さんを筆頭に、明日の日本を背負うPUNKでフレッシュな若手たちが盛りだくさん、そして粋でJAZZYな大人俳優たちがこれでもかと集結してくれました。

日本の民放ドラマは遅れている、何なら終わってるなどとちまたではハードコアに嘆かれて久しいですが、そんな中、私としては久しぶりに民放連ドラの執筆、そして監督を務めます。ドラマ好きな方はもちろん、辛口の方、めったに見ない方にも、納得いくこだわりの作品をお届けするつもりです。日曜の夜に笑顔になれて、ちょっぴりグッとくるSOULな人間ドラマ『素晴らしき哉、先生!』どうぞご期待ください。

 

番組情報

『素晴らしき哉、先生!』
ABCテレビ・テレビ朝日系
2024年夏スタート
毎週日曜 午後10時~
※放送終了後、TVerで見逃し配信あり

出演:生田絵梨花
脚本・演出:宅間孝行
制作協力:エー・ビー・シーリブラ
制作著作:ABCテレビ

公式HP:https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/
公式X:@subakana_sensei
公式Instagram:@subakana_sensei
公式TikTok:@subakana_sensei
公式LINEアカウント:@abc_drama

丸山礼、ドラマ現場でミニコント「瀬戸さんが“面白いことないの?”という目で訴えてくる(笑)」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、まこと(生見)のマンションの向かいの部屋に住むカフェ店員・平野香絵を演じる丸山礼さんにインタビュー。演じるに当たって意識したことや、共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』平野香絵(丸山礼)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まことが、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆ここまで香絵を演じての感想を教えてください。

まことにとって記憶がなくなってから最初の友達なので、すごく全力でまことに寄り添っている感じがしますし、まことの言動一つ一つに気を付けてたりするんです。それに香絵はまことが求めている先のことまで見て動いたりするので、そういうところは私もお節介なところがあるので似ているなと思いながら演じています。ただ、1話のまことのクローゼットを開けて、洋服を見ていくシーンのように、たまに香絵は言い過ぎてしまうところがあって、フォローしなくてはとあたふたするようなせりふもあるので、そこは意識するようにしています。

 

◆難しいと感じることもありますか?

ミステリー要素も含まれる作品だから、少しの表現が考察の鍵になってしまうので、皆さんいろんなことを話し合いながら演じられていて、その姿に私も意識しながら演じないといけないんだなと思いました。監督からは「細かい表情や、言い方の変化を付けてほしい」とよく言われます。

 

◆台本を読まれた時の最初の印象はいかがでしたか?

記憶喪失ではあるけれど、周りに男の人が3人もいるすごくモテている状況というのはなかなかないので、そういう面ではうらやましいなと思いました。ただ香絵は人の気持ちをしゃべりすぎたりしてしまうので…。恋について問うシーンでは、私はこんなふうに言えないかもみたいな感じになりました。ただ香絵は恋愛の渦中にいないので(笑)。ですが、キーパーソンにはなっているので、そういった面ではすごく重要な役割ですし、やりがいがあるなと思いながら、果敢に挑戦しています。

 

◆そんな撮影現場の雰囲気はいかがですか?

私は主要キャストの皆さん4人としかあまり関わらないのですが、皆さんすごくコミュニケーション能力が高くて、おしゃべりなんです。私が台本を見ながらせりふをブツクサと言っていたら、それに事務所の先輩の瀬戸(康史)さんが「礼ちゃん、付き合ってあげるよ」と付き合ってくださって、そこに皆さんも続々と入ってきてくれます。

 

ただ、すごく和気あいあいとした感じで1秒前までしゃべっていたのに、撮影が始まると皆さん、プロの顔に切り替わっていて。私だけ「今までしゃべっていたからテンションが迷子」みたいになってしまって、皆さんの切り替えのうまさにビックリしますし、ついていかないとと必死になってます。

 

◆丸山さん流の共演者との距離の縮め方は?

私は人の様子をうかがっちゃうタイプなので、距離の縮め方は自然の成り行きに任せます。あまりぐいぐい行き過ぎても、皆さんのペースがあると思うので。きっといろんな方がやっていると思いますが、共演者の方の出演作品の感想を言ったり、役の中でおしゃべりして、ちょっとずつお近づきになるみたいな雰囲気がありますし、今回はめるるが皆さんと仲良くなるのがお上手なので、私もその話の輪に入れてもらった感じがします。

 

◆生見さんの第一印象を教えてください。

バラエティでお会いしたときは、すごくクールなイメージがありました。ですが、この現場で会った初日に、まことの部屋で体育座りして撮影を待つ時間ができて、そこで2人で「ご飯は何が好き?」「何時に寝てる?」とか、「ご飯行こうよ!」「行きましょう!」といういろんな話をして、連絡先をその日に交換しました。

 

私の誕生日が4月1日だったのですが、たまたまその日に撮影があって、しかも私とめるるは空き時間があったので、ちょっと抜けて現場の近くでご飯を食べていたらめるるがお支払いしてくれていたり、めるるがよく使っているシャンプーをプレゼントしてくれたんです。なので、私もめるるの誕生日がちょっと過ぎていたんですけど、タオルやハンドクリームをプレゼントしたら、いつも使ってくれたりして、そういう感じで友情を育んでいます(笑)。

 

◆女優としての生見さんの魅力はどこでしょうか?

スイッチのオンオフが上手な方だなと。普段はキャピキャピしているのですが、ひとたびスイッチが入ると、顔や目の動きの演技がお上手だなと感じますし、彼女が何かをずっと見つめているだけでも、すごくいろんな感情が湧き上がっていることが分かるので、すごいなと思います。

 

◆実際にお芝居で対峙していかがですか?

記憶喪失というキャラクターなので、やりづらさもたくさんあると思うのですが、その状況を飲み込みながら、なおかつ監督の要望にも答えながら、1発でやっている姿にすごいなと思います。

 

◆瀬戸さんや神尾楓珠さん、宮世琉弥さんの第一印象は?

瀬戸さんは事務所のことなどいろんな話をしていますし、神尾さんはクールな印象があったのですが、笑うととてもかわいくて、それでいて深い演技をなさる方だなと。宮世さんは若いのにアーティスト活動をしながら、演技もしていてすごいですし、先日、宮世さんが主演の映画も見に行って、ときめきました(笑)。私がイケメン耐性がないので、目が合うたびにどこを見ていいか分からなくなりながら、ドギマギしゃべっているのですが、その人ごとの関わり方をしています。

 

◆先日のインタビューで神尾さんが「丸山さんのミニコントがじわじわ来ちゃって、笑いを耐えることが大変!」という話をしていました。その中で瀬戸さんだけがミニコントに乗っかっていたそうですが、せりふの練習だけでなく、ミニコントも付き合ってくださるんですね。

瀬戸さんは私に「礼ちゃん、面白いことないの?」というような目で訴えてくることが多いです(笑)。公太郎さんは神妙な面持ちのシーンが多いので、その雰囲気のまま「礼ちゃん」と話しかけられたり、それに応えてやっているところもあります。私とめるるがわりとテンション高めにやっている中で、神尾さんに振ると本当に困っているので申し訳なくなりますし、宮世さんもこの間初めて一緒になったときは、私たちのハイテンション具合にちょっと困惑していました(笑)。

 

◆そのミニコントは意識して、現場を盛り上げようとやられているんでしょうか?

いつも瀬戸さんが求めてくるんです(笑)。その時もたしか何かの弾みで、私がYouTubeでやっている、韓国のオンマのキャラクター「ミリンオンマ」が、エプロンをしていたからか、乗り移っちゃったんです。それで、もう止まらなくなってしまって(笑)。ラテアートを待っている時間が何回かあったので、そこで披露させていただいたら、神尾さんにハマったみたいです(笑)。

 

そういったキャラクターコントみたいことをやったり、カメラが回っていない間は、皆さんと平成にはやった名言とかを言い合って、「それ知らない」「これ知ってる」みたいなことを話したりして、クラスの前と後ろの席の人たちみたいな感じで盛り上がっています。

 

◆丸山さんご自身も、行くからには楽しい現場にしたいとか、そういう思いがあったりしますか?

そうですね。コミカルなことを求められているのかなと思うこともあります。カメラマンさんに「丸山さん、ちょっと時間が空いたので、何か面白い話ないですか?」みたいに話を振られることもあるので、絞り出して「この間、実は…」みたいな話をヒヤヒヤしながらして、ウケなかったら「あちゃー」とか言ってめるると笑い合っています。

 

◆周りからの反響や、SNSでの盛り上がりはいかがですか?

友達からは会って第一声に「『くるり』、見てるよ」とか、『王様のブランチ』のメンバーの方も『くるり』の話をすごくしてくださいますし、「公太郎がカッコいい」と私に言っていただくので、それをそのままご本人にお伝えするシステムを導入しています(笑)。

 

SNSも、私のフルネームや香絵で検索して見ています。皆さんがすごく好印象を持ってくださっていてうれしいですし、私と杏璃を演じるともさか(りえ)さんの役柄が「まこっちゃんにとって癒やしになっているんじゃない?」みたいな感じのコメントもあったりして、いい役割をできてよかったなと思います。

 

◆周りではどなたが人気ですか?

周りは公太郎さんです。3話で、まことにハンドクリームを塗るシーンが、私もめるると話していたんですけど、すごくセクシーだったというのがありまして。それに公太郎はまだまことのこと好きだよね?みたいなシーンもあるので、周りは公太郎派が多いです。

 

◆丸山さん的には公太郎、朝日、律の3人で誰がタイプでしょうか?

私は一番ガツガツ来てくれそうな律。まこと的な立ち位置だと公太郎です。元カレは元カレの思い出があるから、手がかりはたくさん持っていそうで、信頼度も高いからたくさん関わると思います。でも、元カレだから、きっと何かしらがあって別れているので、ちょっと一回置いておきたい(笑)。けど、朝日はちょっと引っ込み思案すぎて、香絵としても丸山としても「もっといけよ!」と思ったりしながら見ています(笑)。そんな中で、律はまことが働くリングショップにも行ってしまうし、「どこで仕入れた情報?」みたいな感じのこともありますが、結構ガツガツ来てくれるので、かき乱してくれるような人がいいなと思います。

 

◆香絵を演じるに当たって、意識していることは何でしょうか?

本読みの時から、監督の松木(彩)さんからまことはずっと戸惑っているので、「清涼剤になるような感じでいてほしい」「暗い雰囲気を打ち切るような香絵でいてほしいです」と言われています。

 

もともと漫画家になりたかったという香絵は夢を諦めて、3Dラテアートの職人になるためにカフェで働いているのですが、髪にインナーカラーが入っていたり、服も派手だったりする中、意外とカフェではシャツを着て真面目に働いています。準備段階では髪をピンクにしようという話が出ていましたが、「もうちょっとマイルドでもいいかも」となって、みんなでいろんな意見を出し合って、ワイドめの前髪にしてみたりと、「個性があるけど、いろんな人生経験しているような役にしたい」という思いでヘアメーク含め香絵を作っています。

 

◆役作りをする中で、ご自身で考えた裏設定などありますか?

夢を諦めて違う職業についているけど、でもその延長線上にいるなと思いました。香絵は絵を描くことはずっと好きで、それはそのまま生かせたらいいなと思っています。それにカフェでは、朝日の相談に乗ることがあって、その相談を通して恋愛について言及するシーンがとても多いので、恋愛を語れるということは恋愛マスターなのかなと。まことの向かい側の部屋で、香絵がどんな恋愛をしてきて、どれだけ傷ついてきたり、楽しい思いをしてきたんだろうなみたいなのは、私はそんなに経験がないので、ちょっと妄想しながらやっています。

 

◆丸山さんご自身の居場所は、どんな場所ですか?

20歳から21歳ぐらいの時に出会った人とは、いまだにプライベートで遊んだり、人生で何かあった時に相談したり、ふと誘ってご飯を食べたりします。なんでこの時に会った人なんだろうと思うのですが、自分が芸人になって、仕事がないけど、若いから遊びたいという時にお会いして、そういう時にご飯を食べさせてくださったり、いろんな話を聞いてくれたりしたんです。私が夢を語っていた人には「こんなふうになれてよかったね」と言われて、今までよりいいお家に引っ越したら泣いて喜んでくれたりとか、ずっと応援してくれている人といるようになりました。

 

◆丸山さんご自身が記憶喪失になったら、最初にすることは何でしょうか?

海へ行って、自然を感じて、海に対して落ち着くのか、イライラするのかなど、どういうふうに感じる人間なのかちょっと見定めちゃうと思います。でも、病院から家に帰って、家に帰っても手掛かりがないから隣人に話しかける、まことの行動はある意味、正解だと思いました。きっと私も隣の人や向かいの人に「私のこと知っています?」と話しかけちゃうと思います。

 

◆ちなみに、本作に出演したことで生まれたネタはありますか?

スタリストさんのアシスタントの方に、30秒で200文字ぐらいしゃべる方がいらっしゃって、ご自身でも「早口なんですよ」と言われていて、その方のものまねが瀬戸さんやめるるの間で話題になっているので、いつかできたらいいなと思います。

 

◆最後に、第5話の見どころをお願いします。

“百合子”という名前の人がまことのお母さんだというのが分かって、そのお母さんに実際に連絡を取って会いに行く回になります。きっと不安な気持ちを抱きながらお母さんに会うことになると思いますが、どんな子供だったのかを通して記憶がところどころ戻ったりもするので、そこもまことの過去を探る上では欠かせないシーンなので見逃せないと思います。香絵的には、朝日がとても心配で、朝日は好きだけどまことに自分の気持ちを言えなくて、「香絵さん、どうしたらいいかな」みたいな感じでカフェによく来るので、「もう、朝日君…」みたいな気持ちになるところもあります。

 

これからまことの周りを取り巻く人や昔を知る人物が続々と現れてきます。そして公太郎、朝日、律の中で誰がリードするのか、誰が一番まことにとって大事な人なのかご注目ください。あとは本当に楽しんで考察していたり、キュンキュンしたり、感情が忙しいと思いますが見ていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

丸山礼

●まるやま・れい…1997年4月1日生まれ。北海道出身。AB型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<ゲスト>

加藤百合子:坂井真紀

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

北村匠海「役者としてあらためて“芝居が面白い”と思える瞬間がすごく多い」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、赤峰柊斗役を演じる北村匠海さんにインタビュー。撮影で感じている思いや作品の魅力、今後の展望などを聞いた。

『アンチヒーロー』赤峰柊斗役を演じる北村匠海©TBS

 

長谷川が演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

そんな明墨に憧れ、明墨法律事務所へと入所したのが、北村さん演じる赤峰柊斗。明墨の「犯罪者を無罪にする」というやり方を一度は拒絶したものの、「私は私の道を突き進む」という明墨の元で学び、見極めていくことを決意。「正義とは何なのか?」という問いに揺れ動いていく。

 

◆これまでの放送を受けての反響はいかがですか?

「面白い」という反響が一番多いなと思います。「何が正義なのか」と考えてくれる方はもちろん、ストーリーの全貌が見え隠れしはじめたので、一体誰が本当に悪い人なのか、全員が怪しまれている段階なのかなと。僕としても、純粋にエンターテインメントとして楽しんでくださっている方がたくさんいて、とてもうれしいです。

 

◆これまでの撮影で印象に残っていることは?

テレビドラマにしては珍しく、台本が最後の方まで出来上がっている段階で撮影に入っているので、本作においてはその難しさを感じています。全体を通して感情を出すお芝居は意外と少なくて、事件の説明をするシーンが多いのが本作の特徴の1つ。特に明墨法律事務所での撮影は、1日かけて全員でひたすら何かの説明芝居をしています。大変ではありますが、それをみんなで共有できている日々はとてもいとおしいですね。

 

◆NGが出ても和気あいあいとした雰囲気のようですね。

もうNGが出ても仕方ないんです(笑)。セリフそのものというより、視聴者の方々に分かりやすく説明することがとにかく難しくて…。覚えないといけない人名も多いので、「この人が何をやった人で…」という複雑な関係を説明しているうちに頭がこんがらがってしまうんです。みんなが難しいと分かっているからこそ変な緊張感がなくて、誰かがセリフを間違えても笑い合える和やかな撮影現場。第1~3話は特に長谷川さんの難しいセリフが多くて苦戦されていたのですが、そこに対して少しずつ笑える空気感を作り出してくださって、それがその後全員の助けにもなりました。

 

◆肩肘張らないような関係性を作ることができているんですね。

そうですね。それでいてシーンによっては「次は和やかな空気で撮るものじゃないな」という役者としての配慮が全体的に漂います。シリアスな法廷のシーンではそういうお互いの距離感もすごく大事なので、全員があうんの呼吸で臨めている感覚があります。

 

◆長谷川さんの芝居を間近で見て、あらためてどんなことを感じていますか?

僕なんかがとやかく言える立場ではありませんが、やっぱり迫力がすごいです。長谷川さんご自身は細いタイプだと思うのですが、赤峰として対峙する時はすごく芯が太いなと感じます。明墨の独特な雰囲気は、長谷川さんだからこそ引き立つのだろうなと。役者はそれぞれのルーツによって演じ方が異なるのですが、長谷川さんのお芝居を間近で感じるととてもワクワクしますし、赤峰としても立ち向かうかいがありますね。

 

◆ご自身のお芝居に影響があったと感じる瞬間は?

表情、姿勢、歩き方などの技法はもちろん、ネクタイの玉の結び方など1つとっても、作品ごとに変えているので、具体的に何かというよりはそういった演技などへの姿勢を間近で感じられるのは良い刺激になります。今回、弁護士ドラマだからなのか、撮影すればするほど全員の顔つきや目つきが鋭くなっているのを、モニターを通して感じています。特におでこの力の入り方などは、演じていても分かるもの。これも長谷川さんが余裕のあるミステリアスな明墨を演じてくれるからこそです。得体の知れないキャラクターと対峙しているからどんどん力が入っていく。みんな顔がつり上がった状態でずっとお芝居しているので、すごく顔が痛いです(笑)。

 

◆紫ノ宮飛鳥(堀田真由)とのお芝居にも注目が集まっています。

紫ノ宮と赤峰は犬猿の仲のようで、実はずっと同じラインにいると思っています。第3話で赤峰がようやく紫ノ宮と並ぶような感覚があったので、この先2人が誰のために動いていくのかも注目してほしいです。ここからは2人のシーンも増えていくので、演じていてもバディーものに近いような。撮影では、相談して芝居を決めることはあまりなくて、テストの撮影でびっくり箱を開けるような感じ。「どうくるかな?」「そうくるか!」みたいなことが多いです。そんな僕らの“タッグ感”もぜひ楽しんでください。

 

◆第4話では、これまでよりも赤峰のいろいろな表情が見られた気がしています。

飯田和孝プロデューサーから、「赤峰は別の弁護士事務所にいたことがあり、刑事事件の担当経験はないが、民事事件などの裁判を経験してきている優秀な弁護士」という説明を受けていました。実は僕の中で、赤峰が弁護士としてどう成長するかは第3話で終わっていて、第4話からは明墨法律事務所のアンチヒーロー率いるチームのパーツの1つになっていく準備をしているつもりなんです。

 

◆たしかに第1話と比べると、ちょっと明墨に近づいてきたような…。

赤峰は明墨に憧れて法律事務所に入った設定なので、実は少しずつ明墨要素をちりばめていました。ポケットに手を突っ込むような細かいしぐさをはじめとして、少しずつ明墨のやり方に染まっていく様子は細かく演じているつもりです。これまで僕は視聴者の皆さんの安心材料的な役割だったかもしれませんが、次は誰がその役割なのでしょうか。明墨なのか紫ノ宮なのか、はたまた別の誰かなのか。それを探してもらうのも面白いと思います。

 

◆作品としても次のフェーズに突入するんですね。

もちろん軸としては僕らの変化もありますが、本作は“僕らがどう成長するか”よりも、被害者にフォーカスが当たる作品だと思ってもらえたら、さらに違った楽しみ方をしてもらえると思います。みんなが弁護士として抱えている正義は、常に被害者を助けること。どんなにアンチな弁護士でも依頼人を助けることが全てなんです。僕たちは最後まで依頼人を中心に動いているので、そこにはより一層注目してほしいです。

 

◆ここまで演じてみてあらためて感じた作品の魅力を教えてください。

僕は、ドラマや映画は「ただ面白ければいい」と思うタイプ。“ただ面白い”ってすごいことで、作品全体を通して「いやぁ、面白かった!」で終わることはすごくバランスの取れている証拠でもあります。本作を観てくださっている方たちも日頃からたくさんの作品を観たり、我々俳優の世界をのぞいてくれているおかげで、すごく目が肥えているはず。着眼点がすごいなと思う瞬間もあって、「いや、もうスタッフさん目線じゃん!」と感じることも(笑)。そんな皆さんからも「面白い!」と言ってもらえる作品になっているんじゃないかなと思います。純粋に「次の話も観たい」と思わせてくれる本作は俳優としてもすごく頼もしい。脚本が本当に素晴らしいので、いい意味で僕たちが頑張りすぎなくても、この船に乗るだけで面白くなっていくだろうなという安心感もあります。

 

◆本作は北村さんにとってどんな作品になっていますか?

日曜劇場への出演は『仰げば尊し』『グッドワイフ』と合わせて今回で3度目ですが、やっぱり日曜劇場はちょっと特別ですね。これまで数々の歴史がある中で、昨年大きな話題になった『VIVANT』に関わっていた多くのスタッフさんが、『アンチヒーロー』を手掛けています。日本のエンターテインメント作品の旅路はまだ始まったばかりで、今まさに世界に向けて羽ばたいていく途中。プロデューサー陣の皆さんとは芝居の話だけではなくて、今後の日本ドラマの展望などについても話していて、僕の役者人生としてもすごく希望の持てる作品になっています。内容としては光と影がありますが、現場はものすごく光に満ちています。そんな中、役者としてあらためて「芝居が面白いな」と思える瞬間がすごく多く、貴重な出合いとなっている作品です。

 

◆最後に、今後の見どころを教えてください。

第3話まではある意味スタートライン。明墨法律事務所がようやく完成するまでを描いていたので、僕の“視聴者の皆さんの目”という役目は終わったかなと。第4話以降は目線も変わり、視聴者の皆さんにとっても作品の見方が変わった分岐点になったと思います。今後は、明墨の思惑が何なのかが鍵を握ります。明墨の言っていることが嘘か真か。「一体誰のために動いているんだ?」と気になる瞬間もあると思うので、そういった伏線も楽しんでもらえたら。今後の展開を考察したり、それぞれ作品への思いも感じてくださっていると思いますが、いい意味でそれを裏切ってくれるはず。脚本から伏線のつながり方が細部にわたって作り上げられているので、1つひとつ見逃さずに楽しんでいただけたらうれしいです!

 

PROFILE

北村匠海

●きたむら・たくみ…1997年11月3日生まれ。東京都出身。B型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

『光る君へ』玉置玲央が“汚れ役”藤原道兼のラストシーン秘話を明かす「(柄本)佑君が道長で本当に良かった」

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』の主人公は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部(まひろ/吉高由里子)。変わりゆく世で、藤原道長(柄本佑)への変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語を描く。

『光る君へ』玉置玲央 ©NHK

 

今回は、そんな本作で道長の次兄・藤原道兼を好演した玉置玲央さんにインタビューを敢行。そのヒールぶりが大きな話題を呼んだ道兼への思いや印象的なシーン、柄本さんとの撮影秘話などを聞きました。

 

◆道兼は第1回からまひろの母・ちやは(国仲涼子)を刺し殺すという衝撃のシーンが描かれましたが、当初ヒール役である道兼を演じるプレッシャーはありましたか?

第1回については、台本を頂いて読んだ時に過去の大河ドラマを見てもあまりない流れで、言い方は悪いですが、正直面白いなと思ったんです。なので、プレッシャーを感じるということはあまりなく、芝居もその先の物語や今後の道兼の人物像にどうつなげていこうかということを意識しながらやっていたような気がします。

 

ただ、やはり衝撃的な終わり方ではあるので、“こういう話が続くなら今回の大河ドラマは見なくていいや”と思われてしまったら嫌だなと思って。そうなってしまうとしたらそれは僕の所業…だなと、そういう意味でのプレッシャーはありました。僕も道兼がやったことは肯定できないのですが、物語の流れとして、そして今後のまひろと道長の運命としては大事な出来事で。なにより共演者の皆さん、スタッフの皆さんが肯定してくださったのがとても心強く、それを機にヒール役を全うしようと思うことができました。

 

◆道兼を演じると決まった時の心境は?

僕、これまでクズや殺人犯を数多くやってきたので、嫌われ者はお手のものなんです(笑)。道兼も作者の大石(静)先生から「玉置さんにピッタリな役があるの」と頂いた役で、よしやるぞと思っていたのですが、いざフタを開けてみたら“こいつはなかなかじゃねえか…”と。もう“クズ役やるよ”と“これをやるのか”という気持ちのジェットコースターでした(笑)。

 

でも、この作品の撮影を通して、もっとたくさんクズ役をやれるなと思えて。数をこなしたいというわけではなく、クズ役にもいろんなやり方があるという意味で、まだまだやれるなと思えました。でも、いい人の役もやりたいです!(笑)。

 

◆ヒール役として躍動しつつ、第18回では“汚れ役”を全うし死を迎えます。父・兼家(段田安則)が死去してからの道兼の変化についてはどう感じられていますか?

よくぞ聞いてくださいました(笑)。兼家が亡くなって以降、第15~17回にかけて道長との関係性の変化が描かれてきましたが、一番信奉していた父という自分の柱のような存在を失い、ポキッと折れて崩れてしまった道兼を道長が救ってくれた、それが大きなきっかけになったと思っています。人間そんな簡単に性根は変わりませんが、彼の中ではその出来事を機に変化が起き、“汚れ役”というのが言葉通りの意味ではなく、藤原家を守る、藤原家のために何かを成していく、という方向にシフトしていって。

 

これは僕の想像でしかないですが、自分が亡くなるとは思っていなかった道兼は、この先の道長の未来のために、そして人々のために“汚れ役”を担っていこうと思っていたのではないかなと。道長のおかげで、最後に彼は少しだけ真人間になることができたんです。

 

◆最期はそんな道長が道兼に寄り添う、涙のラストシーンとなりました。

実は、台本上では道兼が見舞いに来た道長に対し、家を守るためにも入ってくるなと突っぱね、御簾越しにやりとりをして去っていく…とあったんです。でも、佑君が「道長なら入っていくのでは。御簾の中に入っていって、道兼に寄り添うと思います」ということを監督に提案してくれて。その後、リハーサルの段階では流れが確定しなかったのですが、数日後にあった撮影の時にも佑君がその意見を主張してくれ、監督も「やってみましょう」とああいう最期になったといういきさつがあるんです。それが道兼としてはうれしかったですし、すごくありがたくて。

 

もちろん台本のままやったほうがいい可能性もあったのですが、道兼が道長に救われたと思っていたのが一方的な思いじゃないというのが分かるし、僕自身も分かった瞬間だったんですよ。兄たちとは違い、自分という存在をぶらさずに貫いてきた道長が、これだけぶれてきた兄に寄り添ってくれたことに救われましたね。本当に佑君が道長で良かったな、共演できて良かったなと思いました。

 

そういういろんな思いが刻まれたラストシーンで、カメラが止まった後も咳が止まらなくなってしまったのですが、佑君がずっと僕の背中をさすりながら「つらいよね、つらいよね」と言ってくれたのを今でも覚えていて。道兼としての役割及び死というものを全うできたな、と思えて幸せでした。

 

◆ほかに玉置さんが思う、道兼としてやりがいのあったシーンは?

第14回で兼家に「とっとと死ね!」と言い放ったシーンでしょうか。道兼は割と自我を押し殺してきたキャラクターだと思うのですが、信奉していた人物に対して、しかも生みの親に対してそういう言葉を吐けたというのは、すごく意味のあることだったのではないかなと。 物語上でもインパクトのあるシーンとして演出されていましたが、彼の人生においても自分に嘘をつかず表現できるようになった、ものすごく重要な瞬間であり、ターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

 

また、家族が一堂に会するようなシーンも演じがいがありましたね。それぞれがよーいどんで自分を出してきて、“おお、お前はそう来るか”とこちらも返す、みんながそろうシーンはもう演技合戦なんです(笑)。リハーサルで言葉を特別すり合わせることもなく、本番でのやりとりのみだったのですが、それがあの家族を表していた気もするし、俳優としてもある種あうんの呼吸で1シーンを作るというのがすごく楽しかったです。

 

◆舞台である平安時代には、どのような印象を感じましたか?

現代に通ずる部分はたくさんあるんだなと。家族が抱える問題とか自身の欲求とか、そういう根幹の部分は変わらないんだなと思いました。平安時代だから難しそうと見るのを敬遠している方もいらっしゃるかもしれないのですが、意外と共感できる部分があるよと。そこをたぐり寄せて自分に置き換えてみたり、日常生活を振り返ってみると「これってこういうことかも」と思える部分がたくさんあって、僕はそういう意味でもこの作品を楽しめましたし、視聴者の方にとってもそうであったらうれしいです。

 

また、僕は最近まで「リア王」という舞台に出演していて、これは約400年前にシェイクスピアが描いた物語なのですが、もう本当に『光る君へ』のような話なんですよ。年老いて親が死んでいくに当たり、子供たちはどう振る舞えばいいのだろうか…という物語で、極論同じことをやっているなと思って。きっとそこは国や時代が違っても変わらない部分で、この作品もいろいろな方に響く要素があるんじゃないかなと思っています。

 

PROFILE

玉置玲央

●たまおき・れお…1985年3月22日生まれ。東京都出身。劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。

 

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』

NHK総合ほか

毎週日曜 午後8時~8時45分ほか

 

●text/片岡聡恵

『光る君へ』玉置玲央が“汚れ役”藤原道兼のラストシーン秘話を明かす「(柄本)佑君が道長で本当に良かった」

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』の主人公は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部(まひろ/吉高由里子)。変わりゆく世で、藤原道長(柄本佑)への変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語を描く。

『光る君へ』玉置玲央 ©NHK

 

今回は、そんな本作で道長の次兄・藤原道兼を好演した玉置玲央さんにインタビューを敢行。そのヒールぶりが大きな話題を呼んだ道兼への思いや印象的なシーン、柄本さんとの撮影秘話などを聞きました。

 

◆道兼は第1回からまひろの母・ちやは(国仲涼子)を刺し殺すという衝撃のシーンが描かれましたが、当初ヒール役である道兼を演じるプレッシャーはありましたか?

第1回については、台本を頂いて読んだ時に過去の大河ドラマを見てもあまりない流れで、言い方は悪いですが、正直面白いなと思ったんです。なので、プレッシャーを感じるということはあまりなく、芝居もその先の物語や今後の道兼の人物像にどうつなげていこうかということを意識しながらやっていたような気がします。

 

ただ、やはり衝撃的な終わり方ではあるので、“こういう話が続くなら今回の大河ドラマは見なくていいや”と思われてしまったら嫌だなと思って。そうなってしまうとしたらそれは僕の所業…だなと、そういう意味でのプレッシャーはありました。僕も道兼がやったことは肯定できないのですが、物語の流れとして、そして今後のまひろと道長の運命としては大事な出来事で。なにより共演者の皆さん、スタッフの皆さんが肯定してくださったのがとても心強く、それを機にヒール役を全うしようと思うことができました。

 

◆道兼を演じると決まった時の心境は?

僕、これまでクズや殺人犯を数多くやってきたので、嫌われ者はお手のものなんです(笑)。道兼も作者の大石(静)先生から「玉置さんにピッタリな役があるの」と頂いた役で、よしやるぞと思っていたのですが、いざフタを開けてみたら“こいつはなかなかじゃねえか…”と。もう“クズ役やるよ”と“これをやるのか”という気持ちのジェットコースターでした(笑)。

 

でも、この作品の撮影を通して、もっとたくさんクズ役をやれるなと思えて。数をこなしたいというわけではなく、クズ役にもいろんなやり方があるという意味で、まだまだやれるなと思えました。でも、いい人の役もやりたいです!(笑)。

 

◆ヒール役として躍動しつつ、第18回では“汚れ役”を全うし死を迎えます。父・兼家(段田安則)が死去してからの道兼の変化についてはどう感じられていますか?

よくぞ聞いてくださいました(笑)。兼家が亡くなって以降、第15~17回にかけて道長との関係性の変化が描かれてきましたが、一番信奉していた父という自分の柱のような存在を失い、ポキッと折れて崩れてしまった道兼を道長が救ってくれた、それが大きなきっかけになったと思っています。人間そんな簡単に性根は変わりませんが、彼の中ではその出来事を機に変化が起き、“汚れ役”というのが言葉通りの意味ではなく、藤原家を守る、藤原家のために何かを成していく、という方向にシフトしていって。

 

これは僕の想像でしかないですが、自分が亡くなるとは思っていなかった道兼は、この先の道長の未来のために、そして人々のために“汚れ役”を担っていこうと思っていたのではないかなと。道長のおかげで、最後に彼は少しだけ真人間になることができたんです。

 

◆最期はそんな道長が道兼に寄り添う、涙のラストシーンとなりました。

実は、台本上では道兼が見舞いに来た道長に対し、家を守るためにも入ってくるなと突っぱね、御簾越しにやりとりをして去っていく…とあったんです。でも、佑君が「道長なら入っていくのでは。御簾の中に入っていって、道兼に寄り添うと思います」ということを監督に提案してくれて。その後、リハーサルの段階では流れが確定しなかったのですが、数日後にあった撮影の時にも佑君がその意見を主張してくれ、監督も「やってみましょう」とああいう最期になったといういきさつがあるんです。それが道兼としてはうれしかったですし、すごくありがたくて。

 

もちろん台本のままやったほうがいい可能性もあったのですが、道兼が道長に救われたと思っていたのが一方的な思いじゃないというのが分かるし、僕自身も分かった瞬間だったんですよ。兄たちとは違い、自分という存在をぶらさずに貫いてきた道長が、これだけぶれてきた兄に寄り添ってくれたことに救われましたね。本当に佑君が道長で良かったな、共演できて良かったなと思いました。

 

そういういろんな思いが刻まれたラストシーンで、カメラが止まった後も咳が止まらなくなってしまったのですが、佑君がずっと僕の背中をさすりながら「つらいよね、つらいよね」と言ってくれたのを今でも覚えていて。道兼としての役割及び死というものを全うできたな、と思えて幸せでした。

 

◆ほかに玉置さんが思う、道兼としてやりがいのあったシーンは?

第14回で兼家に「とっとと死ね!」と言い放ったシーンでしょうか。道兼は割と自我を押し殺してきたキャラクターだと思うのですが、信奉していた人物に対して、しかも生みの親に対してそういう言葉を吐けたというのは、すごく意味のあることだったのではないかなと。 物語上でもインパクトのあるシーンとして演出されていましたが、彼の人生においても自分に嘘をつかず表現できるようになった、ものすごく重要な瞬間であり、ターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

 

また、家族が一堂に会するようなシーンも演じがいがありましたね。それぞれがよーいどんで自分を出してきて、“おお、お前はそう来るか”とこちらも返す、みんながそろうシーンはもう演技合戦なんです(笑)。リハーサルで言葉を特別すり合わせることもなく、本番でのやりとりのみだったのですが、それがあの家族を表していた気もするし、俳優としてもある種あうんの呼吸で1シーンを作るというのがすごく楽しかったです。

 

◆舞台である平安時代には、どのような印象を感じましたか?

現代に通ずる部分はたくさんあるんだなと。家族が抱える問題とか自身の欲求とか、そういう根幹の部分は変わらないんだなと思いました。平安時代だから難しそうと見るのを敬遠している方もいらっしゃるかもしれないのですが、意外と共感できる部分があるよと。そこをたぐり寄せて自分に置き換えてみたり、日常生活を振り返ってみると「これってこういうことかも」と思える部分がたくさんあって、僕はそういう意味でもこの作品を楽しめましたし、視聴者の方にとってもそうであったらうれしいです。

 

また、僕は最近まで「リア王」という舞台に出演していて、これは約400年前にシェイクスピアが描いた物語なのですが、もう本当に『光る君へ』のような話なんですよ。年老いて親が死んでいくに当たり、子供たちはどう振る舞えばいいのだろうか…という物語で、極論同じことをやっているなと思って。きっとそこは国や時代が違っても変わらない部分で、この作品もいろいろな方に響く要素があるんじゃないかなと思っています。

 

PROFILE

玉置玲央

●たまおき・れお…1985年3月22日生まれ。東京都出身。劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。

 

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』

NHK総合ほか

毎週日曜 午後8時~8時45分ほか

 

●text/片岡聡恵

与田祐希主演『量産型リコ』最終章が6・27スタート!テーマは“家族”「毎日のちょっとした癒やしになれたら」

与田祐希(乃木坂46)が主演を務める木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京ほか 毎週木曜 深夜0時30分~深夜1時)が、6月27日(木)スタート。コメントが到着した。

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(c)「量産型リコ」製作委員会 2024

 

2022年7月期に与田祐希が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』、そして昨年7月期に“もう1つの世界”を描いた『量産型リコ -もう一人のプラモ女子の人生組み立て記-』が放送され、与田をはじめとする前作に出演したキャスト陣が同姓同名の全く異なる役柄で登場し話題に。

 

そしてこのたび、待望のシリーズ3作目にして最終章となる『量産型リコ』が再び帰ってくる。今回は“家族”をテーマに、実家に帰ってきたリコとその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマを送る。

 

今作で描く小向璃子(リコ/与田)は、東京で派遣の仕事をしている25歳で、しっかり者の長女と自由人な三女に挟まれ、実に平均的に育った小向家の次女。

 

祖父の死をきっかけに三姉妹が集まり、4年ぶりに家族全員がそろった小向家。祖父の遺品を整理していると作りかけのプラモデルを発見したリコは、生前に祖父が通っていた「矢島模型店」で出会ったやっさんに導かれ、初めてプラモデルを作ってみることに。

 

プラモデルを通して祖父のこと、家族のことを少しだけ知れた気がしたリコは、祖父の心残りを終わらせるまで夏の間、実家に残ることに。よく知った家族の顔、でも実はちゃんと知らなかった家族の心。そんな家族をもっと知っていく、リコのひと夏の物語だ。

 

今回もBANDAI SPIRITS制作協力の下、各話実在するさまざまなプラモデルが続々登場する。物語の始まりとなる第1話のプラモデルには『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する「ガンダム・バルバトス」が決定している。与田、企画・原案・脚本の畑中翔太(BABEL LABEL)、プロデューサーの漆間宏一(テレビ東京)のコメントは下記に掲載。

 

与田祐希 コメント

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(c)「量産型リコ」製作委員会 2024

まさかまさかのシーズン3

とてもうれしく、楽しみです!

今回は「家族」がテーマなのですが、

私にとってリコチームはもはや家族のような存在で、

この関係性だからこそ生まれるドラマを楽しみにしていただけたらと思います!

ほっこり温かいひと夏の物語が、何げない(かもしれない)毎日のちょっとした癒やしになれたらうれしいです。

そして今回上京したリコが夏休みに田舎の実家に帰るという設定で今までで1番自分に近いリコちゃんだと感じています。

等身大で伸び伸びとプラモデルと愉快な仲間たちと共に私自身も夏を満喫するぞと意気込んでおります!

3年目の『量産型リコ』もどうぞよろしくお願い致します!

 

企画・原案・脚本 畑中翔太(BABEL LABEL)コメント

『量産型リコ』ワールド、最終章となる第3弾のテーマは「ひと夏の家族」です!

舞台は片田舎にある小向家の実家。前作ではスタートアップの社長でしたが、今作のリコは三姉妹の次女。

島育ちである与田さん本人に1番近いかもしれない、自由で伸び伸びとした“小向リコ”です。
これから始まる撮影で、これまで以上に与田さんの自然な一面を出していってもらいたいと思います。

そして、劇中の登場キャラクターの関係性も大シャッフル!

前作では同僚だったキャストが、今作ではリコの家族になったり、これまでにないリコワールドが展開されます。

ぜひ今年の夏は、『量産型リコ』と一緒にひと夏の時間を過ごしてみてください。

 

プロデューサー・漆間宏一(テレビ東京)コメント

前作の解禁時に、“夏といえばプラモデル×ドラマ“が定着するまで頑張ります! と意気込んでから1年。『量産型リコ』3作品目を発表できてうれしいです!

今回のテーマは「家族」。シリーズを重ねてきたからこそ挑戦できるテーマだと思っています。たくさんの太陽の光や緑に囲まれた一軒家を舞台に、リコ史上1番自然体で、与田さん自身に近い小向リコが、久々に家族と過ごす、リコシリーズ初の夏をたくさん感じることができるドラマです! 毎話のプラモデルに関して、まだまだたくさんの種類があることに驚きました。今回はついにこれがきたか! というプラモデルもあるので、各話のラインアップを予想してもらえるとうれしいです!

そして今作は中川(和博)監督の案でプラモデルを作るだけでなく、作った後の「愛でる」にも挑戦します。自然で自由なリコがプラモデルをどう愛でるかも楽しみの一つです! パーツを一つひとつ紡ぐように大切に作っていきますので、今作もご期待ください!

 

番組情報

木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
2024年6月27日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時30分~深夜1時

BSテレ東、BSテレ東4K
2024年7月2日(火)スタート 毎週火曜 深夜0時~0時30分

〈配信〉
各話放送終了後から、映像配信サービス「Lemino」にて第1話から最新話まで独占見放題配信(予定)
Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer)にて見逃し配信
テレ東HP:https://video.tv-tokyo.co.jp/
TVer:https://tver.jp/

出演:与田祐希(乃木坂46)
原案・企画・プロデュース:畑中翔太(BABEL LABEL)
脚本:畑中翔太(TX『量産型リコ』シリーズ、『ポケットに冒険をつめこんで』『絶メシロード』シリーズ)
マンボウやしろ(TX『絶メシロード』シリーズ、『お耳に合いましたら。』『量産型リコ』シリーズ)
オコチャ(ラジオドラマ『食わざるもの、DON’T WORK』、TX『量産型リコ』シリーズ)
監督:中川和博(TX『ウルトラマンブレーザー』、WOWOW オリジナルドラマ『白暮のクロニクル』)
ヤングポール(TX『量産型リコ』シリーズ、『ポケットに冒険をつめこんで』、映画「ゴーストマスター」)
中村祐太郎(映画「太陽を掴め」「若さと馬鹿さ」「新しい風」)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)寺原洋平(テレビ東京)涌田秀幸(C&I エンタテインメント)
制作:テレビ東京 / C&I エンタテインメント
制作協力:株式会社 BANDAI SPIRITS
製作著作:「量産型リコ」製作委員会 2024

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2024/
公式X(Twitter) :@ryosangatariko
Instagram:@ryosangatariko

(c)「量産型リコ」製作委員会 2024

ドラマ初出演のAKB48佐藤綺星が『星屑テレパス』主演に大抜てき!オーディションで選出された総勢16名の出演メンバー解禁

ドラマチューズ!『星屑テレパス』(テレ東ほか 毎週火曜 深夜0時30分~)より、オーディションで選出された総勢16名のAKB48出演メンバーが解禁された。

ドラマチューズ!『星屑テレパス』左から)山﨑空、佐藤綺星、伊藤百花、大盛真歩(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会

 

原作は、「けいおん!」シリーズなどで知られる芳文社の4コママンガ誌「まんがタイムきらら」にて連載中、2023年にはテレビアニメ化もされた話題のガールズコミック「星屑テレパス」(大熊らすこ)。テレ東としては福原遥主演の『ゆるキャン△』シリーズ以来の同誌とのタッグで、極度のあがり症で人とのコミュニケーションに悩む女子高生の主人公が、宇宙人の新入生と出会いロケットを製作する過程で成長していく、“宇宙”を巡る壮大で繊細な“青春ガールズ群像劇”を描く。

 

そして本作には、テレ東ドラマとは『マジすか学園』シリーズ以来のタッグとなる国民的アイドルグループのAKB48が参戦。このたび、オーディションで選出された総勢16名の出演メンバーが一斉解禁された。

 

主演は、2022年5月から17期生として活動をスタートし、同年10月に発売されたAKB48 60thシングルから2024年7月17日(水)に発売される64thシングルまで5作連続で表題曲メンバーに選出され、さらに64thシングルでは初のセンターを務めることが決まった人気メンバーの佐藤綺星が大抜てき。見る人を一瞬で魅了する容姿端麗な“ヒロイン性”と、演技未経験ながらも伸び代を感じさせる“努力家”な一面を発揮し、“ドラマ初挑戦”にして主演の座を勝ち取った。

 

そして、主人公のクラスメイトで物語の主軸を担うメインキャストには、2024年3月に19期生としてお披露目されたばかりの期待の新星・伊藤百花、音楽活動のみならずモデル・バラエティ・グラビアとマルチに活躍する大盛真歩、2023年11月公開の映画「ガールズドライブ」で主演の経験を持つ山﨑空の3名が選ばれた。その他、布袋百椛、倉野尾成美、山内瑞葵、工藤華純、秋山由奈、平田侑希、田口愛佳、八木愛月、橋本陽菜、橋本恵理子、水島美結、髙橋彩音の12名が出演。

 

極度のあがり症で人とのコミュニケーションが苦手な主人公の女子高生・小ノ星海果(佐藤綺星)は、友達を作れない自身の性格にコンプレックスを抱き悩んでいた。「地球上では自分は理解されない。宇宙に行って居場所を見つけよう。」日々そんな妄想を抱きながらも、不安な気持ちを隠しきれず高校の入学式に出席した海果は、自らを“宇宙人”と名乗る謎の新入生・明内ユウ(伊藤百花)と出会う。

 

夢にまで見た宇宙人が突然目の前に現れ驚くとともに、勇気を振り絞って話しかける海果。聞くと、ユウは記憶を無くして故郷の星に帰る方法を探しているらしい。「二人で一緒に宇宙を目指せば、お得ってこと?」宇宙に行きたい海果と宇宙に帰りたいユウは目的が一致し、二人は力を合わせてロケット製作をすることに。

 

そしてキャスト解禁に併せて、原作の大熊らすこ先生より「ドラマ化記念イラスト」が到着。AKB48ドラマ出演メンバー16名の「集合ビジュアル」も公開された。

ドラマチューズ!『星屑テレパス』(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会

 

小ノ星海果役:佐藤綺星

役紹介

主人公。藤野岬高校1年生。極度のあがり症で友達ができず、地球以外の星に住む宇宙人なら自分の気持ちを伝えられると夢見ていた。ユウと出会い、自分たちの作るロケットで共に宇宙を目指すため、「ロケット研究同好会」を結成する。

コメント

3月のコンサート会場で『星屑テレパス』のオーディションがあると聞いて、少しでもいいから出演したいという気持ちが強かったので、海果ちゃん役が決まったときは驚きが大きかったですが、すごくうれしかったです! この作品は絵がとってもかわいくて、私はコメディ要素がたくさんあるところもすごく好きだなぁと思いました。でも、それだけじゃなく一人ひとりの人生が深く描かれているところなど、キャラクターに共感することもできました。演技をすること自体初めてなので、すごくドキドキしていますが、たくさん稽古をして演技をすることの楽しさを知ったので、海果ちゃんの心情をよく理解して一緒に成長していきたいと思います。主役を務めさせていただくにあたり、私らしく全てのことに真摯に向き合って、笑顔で現場の雰囲気を明るくできたらいいなぁと思っています。周りの皆さんのお力をお借りして、演技経験が無いことを感じさせないくらい、全力で頑張ります!

 

明内ユウ役:伊藤百花

役紹介

海果のクラスメイト。自称”宇宙人”で地球に来るまでの記憶がなく、目覚めた時には制服を着て灯台にいた。「おでこぱしー」という宇宙人特有の能力を持っており、自身と相手のおでこをくっつけ合わせると、相手の気持ちを読み取ることができる。

コメント

自分ができることは全て挑戦してみようという気持ちで、オーディションを受けることを即決したので、「まさか自分がユウちゃん役をやらせていただけるとは!」と驚きの気持ちでいっぱいです。演技をすることは大好きなので、これからたくさん演技ができるということにうれしい気持ちもあります。「星屑テレパス」は”宇宙”が題材ということもあり、キラキラした青春物語だと思いました。また、登場人物全員が全く違う性格をしていて、それぞれが物語を通してたくさん成長するので、魅力が多すぎて「推しキャラが決められない!」と感じました。このようなすてきな作品に携わることができて、とても幸せです。私が演じさせていただく明内ユウちゃんは、宇宙人ですが、性格が明るくて素直なところが自分と似ていると感じたので、自分の声の大きさや明るさを生かして演じたいです。そして、ユウちゃんは誰よりも繊細で周りをよく見ているはずなので、そこは普段の私以上に丁寧に演じられるようにしたいです。私自身ドラマ出演は初めてなのですごくドキドキしていますが、全力を尽くしてユウちゃんを愛していただけるよう頑張ります!

 

宝木遥乃役:大盛真歩

役紹介

海果のクラスメイトで、副学級委員長。温和な性格で誰に対しても優しく公平に接し、時にロマンティストの一面も持つ。宇宙を目指してロケットを作る海果とユウの目標に好意的で応援している。

コメント

私自身あまり「ドラマ」を経験したことがなかったので、経験として挑戦してみようという気持ちからオーディションを受けました。ただ、オーディションに合格できるなんて1ミリも思っていなかったので、本当に驚きと、自分にできるかなという不安や心配な気持ちが強かったです。ですが、決まったからには自分が出来ることを精いっぱい行って、「全部出し切って頑張ろう!」と思います。「星屑テレパス」という作品は、海果・ユウ・遥乃・瞬の4人が一緒に目標に向かって進んでいく中で、4人の関係性や心情の変化など、細かな部分も描かれていてすてきな作品だなと思いました。演技はほぼ未経験なのでどうなるか不安もありますが、精いっぱい頑張ってみんなとすてきなドラマを作れるように頑張ります!

 

雷門瞬役:山﨑空

役紹介

海果のクラスメイト。学校にはほとんど登校していない。機械に強く、自宅の工場(こうば)でよく作業をしている。興味があることしかやらない主義で、一匹狼な性格のため周りからは少し怖がられている。

コメント

ドラマのオーディションがきっかけで「星屑テレパス」と出会い、全部見終わって一番好きになったキャラクターが雷門瞬ちゃんでした。それは、瞬ちゃんは私とどこか似ていて、人との関わり方が少し上手じゃなかったりするので、そういうところから共感する場面が多く、瞬ちゃん推しになりました。なので瞬ちゃんに決まった時はすごくうれしい気持ちでいっぱいでした。この作品は、とにかくかわいくて見ているだけで癒やされるイラストで、最初は宇宙人が出てきたり宇宙を目指したりと、不思議な物語だなと思っていました。ですが読み進めるうちに、一人ひとりの登場人物が抱えていることがあったり、どこか自分に似ているキャラを見つけ気持ちに寄り添ったりでき、主人公たちの成長していく姿を見て、私たちも学べることもあるのかなと思いました。ドラマや映画に出演させていただくことは何度かあったのですが、アニメや漫画原作の実写化作品に携わらせていただくことは初めてなので緊張しています。私自身アニメや漫画が好きなので、実写となるとやっぱり難しいことが多いのではと感じます。たくさんの方がこの作品を好きだと思うので、少しでも原作ファンの方々にも喜んでいただけるような作品を作りたいですし、違和感なくどれだけリアルに作れるかこだわることで、私なりに精いっぱい、瞬になりたいと思います。そして、この作品をまだ知らないという方にも、この作品を好きになっていただけるよう、みんなで楽しみながら作っていければと思っています!

 

番組情報

ドラマチューズ!『星屑テレパス』
テレ東ほか
2024年6月25日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~1時

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

出演:佐藤綺星
伊藤百花 大盛真歩 山﨑空
布袋百椛 倉野尾成美 山内瑞葵 工藤華純
秋山由奈 平田侑希 田口愛佳 八木愛月 橋本陽菜 橋本恵理子 水島美結 髙橋彩音
原作:「星屑テレパス」大熊らすこ(芳文社)
監督:安村栄美 杉岡知哉
脚本:杉岡知哉
プロデューサー:中村晋野(テレビ東京) 柴原祐一(株式会社ダブ)
制作:テレビ東京/ダブ

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hoshitele_drama/
公式X(Twitter):@hoshitele_drama
公式Instagram:@hoshitele_drama

(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会
(c)大熊らすこ/芳文社

川津明日香が『社内処刑人』出演決定 “5年前の事件”で姿を消した謎多き社員役【コメントあり】

中村ゆりかと生駒里奈がW主演を務める『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(カンテレ ※関西ローカル 毎週木曜 深夜0時25分~0時55分/DMM TVにて独占配信)に、川津明日香の出演が決定。コメントが到着した。

 

本作は、カンテレと動画配信サービス・DMM TVがコラボした“リベンジ・復讐”をテーマとするドラマ企画の第2弾。原作は、世の中のさまざまな女性たちの生きざまに問題提起する社会派“ヒューマン”コミック誌「ストーリーな女たち ブラック」にて連載中のタナカトモ(原作担当)・つかさき有(漫画担当)の同名コミックス(ぶんか社)。

 

生駒里奈演じる地味で内向的な派遣社員・ほのかが、中村ゆりか演じる謎の美女・のぞみの入社と同時に社内で多発する、まるでパワハラを粛清するような怪事件の真相を追う復讐エンターテインメントドラマ。

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(c)カンテレ

 

5月2日に放送された第3話では、パワハラ社員への“処刑”と思わしき事件が相次ぐ社内で、ついに殺人事件が発生。打ち沈むほのか(生駒里奈)は、のぞみ(中村ゆりか)の入社以来、事件が相次ぐことを不審に思いながらも、心を通わせた友人を信じたいと、副島(猪塚健太)にほのめかされた“5年前の事件”を探る決意をする。

 

すると、5年前にこつぜんと姿を消した社員がいたことが判明した上、“深瀬のぞみ”という人物は存在しないことまで発覚する。先が読めない展開の連続に、SNSでは視聴者からの投稿が相次ぎ「深瀬のぞみは誰!?」「背景が気になる」と話題を呼んだ。

 

そんな謎が謎を呼ぶ一連の“処刑”の鍵を握る“5年前の事件”の重要人物として、川津明日香の出演が発表された。『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)のヒロイン役で人気を博し、『君の花になる』(TBS系)、『Sugar Sugar Honey』(TOKYO MX系)、『ブラックガールズトーク』(テレビ東京系)など話題作への出演が相次ぐ川津。本作では、“5年前の事件”で突然姿を消した謎多き社員・白石沙希を演じる。

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(c)カンテレ

 

沙希は、同期だった早川うらら(水上京香)によれば「地味な子で人付き合いもない子」だったが、ある日、峰岸英子(鈴木ゆうか)と同時期に一切の前触れもなく会社からいなくなったといい、その理由はいまだに明らかになっていない。果たして“5年前の事件”の真相は。そして、のぞみの入社と時を同じくして多発する“処刑”との関係は。

 

本作への出演にあたり、川津は「演じることでも社会的な風刺という意味でも、やりがいのある役柄だと感じました」と意気込みを。急展開を迎える4話の放送を前に「沙希の存在によって変貌を遂げる周囲や、追い込まれていく様子を見ていただきたいです」と期待を寄せた。

 

最後に、視聴者に向けて「白石沙希という女性の人生が、さまざまな社会での裏切りやしがらみを通じてどのように変わっていくのか、沙希のてんまつをぜひご覧ください!」とメッセージを送った。川津のコメント全文は下記に掲載。

 

川津明日香 コメント

台本を読ませていただいて率直に面白くて、演じることでも社会的な風刺という意味でも、やりがいのある役柄だと感じました。沙希の会社への思いや未来に対しての前向きな情熱、一生懸命さを演じることの軸としました。沙希のすべての行動の裏には、未来へのビジョンや物事を立体的に捉える力があると感じ、彼女のひたむきさや、つらいことを耐えるエネルギーは未来の自分への期待の表れなのではないかと思い演じました。沙希の存在によって変ぼうを遂げる周囲や、追い込まれていく様子を見ていただきたいです。白石沙希という女性の人生が、さまざまな社会での裏切りやしがらみを通じてどのように変わっていくのか、沙希のてんまつをぜひご覧ください。

 

番組情報

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』
カンテレ ※関西ローカル
毎週木曜 深夜0時25分~0時55分
DMM TVにて独占配信

キャスト:中村ゆりか、生駒里奈、猪塚健太、水上京香、河邑ミク、鈴⽊ゆうか、納谷健、岩男海史、栗⼭英宜、川津明日香、宮地真緒

主題歌:LOVE PSYCHEDELICO「Forgive me not」(ビクターエンタテインメント)
原作:タナカトモ・つかさき有『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(ぶんか社)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:石田陽希(カンテレ)、玉木雄介、高杉考宏
脚本:ニシオカ・ト・ニール、藤平久子、灯敦生
プロデューサー:石田陽希(カンテレ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
チーフプロデューサー:米田孝(カンテレ)
制作著作:カンテレ
制作協力:ファインエンターテイメント
見逃し配信:カンテレドーガ、TVer

番組公式HP:https://www.ktv.jp/shokei/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@edge_ktv
公式X:https://twitter.com/edge_ktv
公式Instagram:https://www.instagram.com/edge_ktv

(c)カンテレ

神尾楓珠「ここまでスーツを着る役も初めてなので新鮮」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、自称“唯一の男友達”の朝日結生を演じる神尾楓珠さんにインタビュー。演じる上で意識していることや共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』朝日結生(神尾楓珠)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆火曜ドラマ枠で放送される本作に出演されることになったときの心境を教えてください。

もちろんうれしかったです。ですが、台本を読んだ印象だとミステリーの要素もあるので、どういうふうに撮るんだろうと思いました。会話している中でちょっと切ない表情を浮かべるといった感情の作り方も難しいなと思っていましたが、出来上がった映像を見てすごく面白かったので、自信につながりました。

 

◆朝日を演じるに当たって、意識されていることはありますか?

僕自身にあまりスーツのイメージがないと思うので、それも新しいなとは思いますし、ここまでスーツを着る役を演じることも初めてなので新鮮です。監督から「表情を大きく動かしてほしい」という演出があったのですが、それも今までないことだったので、チャレンジだなと思っています。

 

◆スーツを着ると引き締まりますか?

普段少し姿勢が悪いので、ずっと背筋を伸ばしているとちょっと背筋がしんどいときもあるんですけど(笑)。やはりスーツを着るとピシッとします。

 

◆監督から表情について演出があったということですが、そのほかにリクエストされたことはありますか?

朝日は“ブランケット男子”ということで、柔らかい雰囲気もそうですし、「基本的には明るいキャラクター」でいてほしいと言われたので、そこは意識して演じています。僕自身まだ物語の最後がどうなるのか分かっていないのですが、朝日は隙がなくて、いい人なんだろうなと感じています。

 

◆ご自身と朝日の共通点はありますか?

朝日は記憶喪失のまことをサポートすることが多いのですが、僕も友人が悩んでいたりすると、多少無理してでも会いに行ったりすることがあるので、そういったところはちょっと似ているなと思います。

 

◆出演発表時のコメントにあった「誰かのために尽くすことが好きなタイプ」というところでしょうか?

そうですね。実際に、僕友人と遠出するときは、僕が基本的に車を運転して、友人全員の家へ迎えに行って、全員送って帰るということがよくあります。

 

◆生見さんの印象を教えてください。

最初はバラエティの印象が強くて、天真らんまんで、現場でも明るく笑顔が多い方ですが、しっかりしているなというか、すごく周りを見てくれている方だなと思います。それにせりふ覚えが早いなというイメージがあります。基本的に生見さんは出ずっぱりなので、その中でもせりふをちゃんと覚えていますし、これだけずっと出ていると苦労するだろうなと思うので。それでも周りに気を配ったり、現場でも笑顔を絶やさないところがすごいなと感じます。

 

◆生見さんとのシーンで印象に残っていることはありますか?

記憶を失う前と後のまことのキャラクターが違うので、そこに対する葛藤がまこと自身ある中で、朝日も事故後で変わったまことと、みんなから見ていたまこと像との違いに、自分の思いを言うシーンが1話であったのですが、そこは印象的でした。朝日としてはそれまで優しい雰囲気を持つキャラクターだったけれど、そこではしっかり気持ちを伝えたるので、そこのギャップは少し難しかったです。

 

◆瀬戸康史さんの印象を教えてください。

瀬戸さんはおちゃめな印象です。最初からイジってくださるというか、コミュニケーションをとってくださるので、すごくありがたかったです。ただ真顔で言われるので、これはボケなのか、どっちなのか、最初は少し探っていましたが、今は“これはボケだな”と分かるようになったので、楽しく会話させていただいています。

 

◆宮世琉弥さんは?

顔立ちが大人っぽいですし、落ち着いている雰囲気なので、クールな印象がありました。いざ話してみると年下感というか、弟感があって、懐に入るのがうまい愛嬌がある人だなと思います。

 

◆これからお芝居で対峙するのが楽しみですね。

そうですね。4人でそろうシーンはまだ少なくて…。番宣で集まったときに4人のバランスがすごくいいなと思ったので、お芝居でもそうなったらいいなと感じています。今のところ生見さんと2人のシーンが多いのですが、楽しく柔らかい雰囲気で進んでいます。

 

◆そんな和気あいあいとした雰囲気の撮影現場で、笑ってしまったことや楽しかったなというエピソードはありますか?

丸山礼さんとのシーンがあって、そのときは僕も生見さんも瀬戸さんも全員ずっと笑ってしまって、笑いをこらえるのが大変でした(笑)。丸山さんがミニコントを自然と始められて、しかも誰も止めないのでずっとやり続けるんです。ずっとできることもすごいなと思いますし、それがじわじわときて、面白くて笑ってしまいました(笑)。みんなが集まるシーンは、丸山さんのおかげで楽しくなっているかもしれません。

 

◆そのミニコントにどなたか乗っかったりされたのでしょうか?

瀬戸さんがちょっと乗っかっていましたが、僕はちょっと勇気が出なかったです。

 

◆神尾さんは現場で共演者の方たちとどのように距離を縮められますか?

あまり意識はしていないですが、一緒に撮影している方が楽な気持ちになってもらえたらいいなとは思うので、気張らずに自然体でいることは意識しています。

 

◆もし実際に瀬戸さんと宮世さんが恋のライバルになったら、誰が強そうでしょうか? また恋愛コミュニケーション力が高そうな人は誰ですか?

瀬戸さんは恋愛コミュニケーション力が高いと思います。丸山さんのミニコントに入っていけるすごさもありますし、そのノリの良さみたいなところはちょっと勝てないなと思います。あと瀬戸さんは声がすごくいいので、それもちょっとずるいなと。

 

◆宮世さんはいかがでしょうか?

琉弥にも勝てないと思います。ミステリアスな顔立ちだけど、笑ったときのギャップがすごい破壊力だなと。そう考えると、僕が一番印象に残らなそうだなと感じます。

 

◆4月期のTBSドラマ出演者が集結した「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」で、神尾さんは“リバーシブル男子”というお話が出ていましたが、どんな意味で“リバーシブル男子”なのでしょうか?

会見ではその“リバーシブル男子”の捉え方が、ちょっと違う捉え方をされてしまったんです。僕は“クールに見えて、実はそんなにクールではない”みたいな意味で言ったのですが、二面性があるみたいな感じで捉えられてしまって…。ギャップがあるという意味で僕は“リバーシブル男子”です!

 

◆最後にメッセージをお願いします。

まことが記憶をなくして自分らしさというのを探している姿というのは、応援したくなりますし、その前向きに頑張っている姿を見て、自分自身の背中を押してもらえるような作品になっていると思うので、楽しんでもらえたらうれしいです。

 

PROFILE

神尾楓珠

●かみお・ふうじゅ…1999年1月21日生まれ。東京都出身。O型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信(第1話は4月9日)

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

上白石萌歌×森田想×加藤拓也監督『滅相も無い』インタビュー 演劇と映像が交差する意欲作の舞台裏を語る

気鋭の劇作家・演出家の加藤拓也さんが監督・脚本を担当するMBS/TBSドラマイズム『滅相も無い』(MBS 毎週火曜 深夜0時59分~、TBS 毎週火曜 深夜1時28分~/配信あり)に出演する上白石萌歌さん、森田想さんと加藤さんにインタビュー。作品の魅力やお互いの印象などを聞きました。

『滅相も無い』左から)森田想、加藤拓也監督、上白石萌歌©「滅相も無い」製作委員会・MBS

 

キャストに上白石さん、森田さんをはじめ、中川大志さん、染谷将太さん、古舘寛治さん、平原テツさん、中嶋朋子さん、窪田正孝さん、堤真一さんが集結した本作は、加藤さんが初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマ。

 

巨大な“穴”が現れた日本を舞台に、入るか悩む8人の男女がお互いの人生を語り合う。第3回(4月30日放送)は3番目に穴に入る松岡(上白石)、第4回(5月7日放送)は4番目に穴に入る青山(森田)がそれぞれ穴に入る理由を語り出す。

 

◆演じられた役柄について教えてください。

上白石:私は田舎暮らしの松岡という役を演じました。松岡は自分の生き方や、人は生きる上で働くとか、社会に対して自分がどうあるべきかを考えていかなくてはいけない中で、自分自身の心地よいあり方をすごく模索しているような人物です。松岡の最初は結構壮絶なシーンから始まるのですが、そんな極限状態の人物がどうやったら自分としての豊かさみたいなものを求めていけるかを見つけていくような役どころです。

 

森田:私は帰国生の青山役を演じさせていただきました。幼少期をイギリスで過ごし、日本に来て生活したのちに穴に入ることを決意して、今回の別荘での会合に参加するようになります。青山は、内面で考えることが多かった役で、見られ方であったり、生活する上で自分をどのように出していきたいか、でもそれが出せなかったり、自分の言いたいことが言えなかったり、そこの言い方にも悩んだりとか、人との関わり、特に母親との関わりについて悩んだ部分をフィーチャーして描いていただいて。なので会合でもすごくしゃべったりせずに、自分の中で構築した関わり方で人と接していくような役だったかなと思います。

 

◆上白石さんは加藤組に初参加。森田さんは2年ぶりに参加ということですが、本作に参加されていかがでしたか?

上白石:私、たぶん加藤さんが演出されたお芝居を初めて見たのが「誰にも知られず死ぬ朝」という彩の国さいたま芸術劇場で上演されていた舞台で。

 

加藤:2020年のちょうどコロナ前ぐらいの頃ですね。その舞台の千秋楽が終わった次の日に、演劇は全部やめてくださいみたいに言われていた時期でした。

 

上白石:その頃ですか。その時の舞台の見せ方がすごく面白くて、お客さんが舞台を取り囲むという不思議な構図で、余白はあるのですが、すごく隙がない空間で。あんなふうにお芝居を全身に浴びた経験は初めてで、衝撃を受けました。私、日記を書いているのですが、その日記に感想をたっぷりと書いたのを覚えています。いつか自分も何らかの形で加藤さんにお目にかかりたいなと思っていたので、今回お会いできてすごくうれしいです。

 

脚本をもらった時の“これが加藤さんの言葉なのか”という初めての衝撃とずっしり感は忘れられません。今回はオムニバスドラマなので、1人1人の役目とか、どう見せたいかということがあって、その中で自分はどういうことを伝えたいかを本読みのときに確認したりして。でも現場に行ってみないと分からない、どんな映像になるかも分からないという、みんなが分からない状態でクランクインをしたので、初日はビクビクと過ごしていましたし、初めてのことが多く、すごく新鮮で刺激的な日々でした。

 

森田:私もすごく新鮮でしたし、本当に難しいんです。正解を見つけ出そうとするのも野暮に感じますし、どこが良かったと聞くのも、自分で考えるのもすごく野暮。萌歌が拝見した隙がなかったお芝居というのが、本当に加藤さんの作品を象徴していると思っていて。本当に見る側としても、こうして演じる側としても、加藤監督本人がそうさせているわけではないんですけど、勝手に背筋が伸びてしまうというか、いい意味でいつも試されている気がするので、こちらがそうやって勝手に緊張して、勝手にやる気が出るような、すごくいい緊張感のある現場だと、今回特に思いました。

 

◆加藤さんから見たお2人の印象は?

加藤:そういう話したことないね。

 

森田:確かに、聞いたことないかもしれないです。

 

上白石:怖いけど、聞いてみましょう。

 

加藤:もりここ(森田)とは2回目なのですが、言語感覚がすごく近い感じがしていて、しゃべりやすいです。それは萌歌ちゃんも一緒で、自分と言語感覚が近い人と一緒にお仕事ができるといいなと思ってやっているので、そういう意味では2人ともぴったりだったのかなと思います。

 

◆現場ではいかがでしたか?

加藤:もりこことは2年ぶりに一緒になって、しかも作品のクランクインがもりここだったんですよ。全体的にもちょっと手探りな緊張感が走る中やっていたんですけど、楽しそうにやってくれてよかったなみたいな。マインドが強いので、楽しそうにやってくれていました。基本的に楽しく、みんながやれたらいいなというのは常にあって。そして、萌歌ちゃんでクランクアップだったんです。

 

上白石:松岡は過労で精神的にグラグラしている極限状態から始まるので、ちょっと普通に寝ちゃいけない気がしてソファや床で2時間ぐらい浅めに寝るようにしたら、加藤さんに、「いや、寝たら?」って言われて(笑)。

 

加藤:寝た方が健康だからね。そんなこともありました。

 

◆お2人それぞれ演じる上で難しかったところはありましたか?

上白石:終始ずっとバクバクしていました。モノローグと実際の会話の切り替えがはっきりしている作品なので、このせりふは今誰に言っているのか、自分に言ってる言葉なのかもしれないし、その会合にいる人に言っているかもしれないし、本当にモノローグとして言っているのかもしれない。そういったベクトルを自分できちんと分かっていないといけなかったので、そこの言葉の感覚がすごく難しかったです。

 

森田:そのモノローグを言っていた独白がカメラ目線で言わなきゃいけない。というよりも、演出上カメラ目線で言うようになっていたので、話している相手にしゃべっていたのに、カメラに向かなきゃいけないみたいな切り替えというのがすごく重い作業で…。

 

上白石:お芝居をしていてカメラ目線ってなかなかないよね。

 

森田:脚本を読んだ時点で、「これは絶対にカメラ目線だ」と分かって、すごくのしかかってきたのを覚えています。個人的にはバレエをやっている役だったので、実際にバレエをしている風景を撮るシーンよりも、それ以外のシーンでバレエをやっていた人の姿勢になれているだろうかと、見え方に少し不安というか、意識することが難しかったです。

 

◆この作品だからこその面白さや醍醐味、やっていての手応えを教えてください。

上白石:加藤さん節が全開なところはいちファンとしてすごくうれしかったです。私も舞台、映像のどちらもやっているので、どっちも好きだし、怖いし、楽しいので、その両方のエッセンスを現場で感じられて、完成した作品を見ても感じられたので、早く目撃してほしいなという気持ちになりました。

 

森田:演じる側にとっては、どの瞬間も楽しかったのではないかなと思っています。なかなかここまでうれしい条件がそろうことがないので、ちょっと張り切りがちな空気ではあったんですけど(笑)。それこそ情報解禁のときの加藤さんのコメントで映画的、演劇的の定義の融合みたいなことを言われていましたが、それは自分の中でも撮影時に思っていながらも、決めつけることはなく、いい意味で現場だったり、スタッフさんや監督、スタジオキャストのみんなとの空気に流されながら作った感じが、スタジオという狭い空間でしか起きえなかったのかなと思うので、そこが面白い部分でしたし、しっかり映像として映っているんじゃないかなと思っています。

 

◆タイトルに込められた思いや、登場人物の順番について、何か意図があるのでしょうか?

加藤:ネタバレまでではないですが、モチーフの解説になってしまうので…。俳優たちには、もちろん台本の最初の方にディレクターズノートじゃないですけど、なんでこうなっているのかという話をするための解説を実はつけています。ぜひ皆さんにはタイトルや出演者の順番については最後まで見ていただいて、楽しんでいただけたらいいなと思っています。

 

◆視聴者の方に向けてメッセージを。

森田:年齢層だったり、性別も同じ比率じゃなかったりして、さまざまな話が展開されていくドラマです。こんなに30分の中で、私は1時間半ぐらいの作品を見たかのような気持ちになりました。すごく濃密ですし、必ずしも強く受け取ってほしいと圧をかけるわけではないですが、手放しで見たとしても、何か引っかかる部分が起きるような、本当に面白いドラマだと思うので、楽しみに見ていただけたらと思います。

 

上白石:このドラマは1人1話ごと、それぞれ8つの苦しみとかささいな悩みから、いろんな大きさ、いろんな形のそれぞれの葛藤が描かれるいわゆるオムニバスドラマで、きっとご覧になる方は「自分はこの人だな」と重なる瞬間があると思うので、見ている方も主人公になれるようなドラマだと感じています。私は深夜にテレビをつけて、そのままドラマに見入ってしまうことがよくあるので、深い時間にこの作品を見られるというのはすごくぜいたくだなと。ぜひ春の夜長ならぬ、春の長い夜のおともにしていただけたらうれしいです。

 

加藤:8人のすごく個人的なお話です。その個人的なお話を楽しんでもらえたらなと思っています。

 

PROFILE

上白石萌歌

●かみしらいし・もか…2000年2月28日生まれ。鹿児島県出身。

 

森田想

●もりた・こころ…2000年2月11日生まれ。東京都出身。

 

加藤拓也

●かとう・たくや…1993年12月26日生まれ。大阪府出身。

 

番組情報

ドラマイズム『滅相も無い』(全8話)

MBS:毎週火曜 深夜0時59分~

TBS:毎週火曜 深夜1時28分~

 

<配信>

TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり

Netflixにて全世界独占見放題配信

 

<キャスト>
中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想、古舘寛治、平原テツ、中嶋朋子、窪田正孝/堤真一

ナレーション:津田健次郎

 

<スタッフ>

監督・脚本:加藤拓也

主題歌:クリープハイプ 「喉仏」(UNIVERSAL SIGMA)

企画・プロデュース:上浦侑奈(MBS)

プロデューサー:戸倉亮爾(AX-ON)、林田むつみ(MEW)

制作プロダクション:AX-ON

協力プロダクション:ウインズモーメント

製作:「滅相も無い」製作委員会・MBS

 

公式HP:https://www.mbs.jp/messoumonai/

公式X&Instagram&TikTok:@dramaism_mbs

 

©「滅相も無い」製作委員会・MBS

松岡茉優が7月期木曜劇場『ギークス/GEEKS』に主演 田中みな実、滝沢カレンと井戸端会議で謎を解く!?【コメントあり】

松岡茉優が、7月期木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)にて、フジテレビのGP帯連続ドラマ初主演を務めることが決定。松岡と共演の田中みな実、滝沢カレンからコメントが到着した。

『ギークス/GEEKS』左から)田中みな実、松岡茉優、滝沢カレン (c)フジテレビ

 

タイトルにもなっている「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば賢いオタク。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのことだ。本作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマとなっている。

 

3人にはそれぞれ得意分野があり、松岡演じる主人公・西条唯(29)は優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。田中演じる産業医・吉良ます美(35)は、プロファイリングもお手のものの心理分析のプロ。滝沢演じる交通課員・基山伊織(28)は、地域の情報すべてが頭に入っているほど地理に精通している。

 

彼女たちは毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課だった。するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれる。

 

3人のギークたちがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を元に捜査の違和感や矛盾点を指摘したところ、やがて意外な事実が発覚。彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまう。

 

そんな知識の持ち主のギークでも、プライベートでは悩める普通の女性。事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルの方が難解すぎる大事件だった…!?

 

持ち前の知識と技術で難事件をひっそりと解決しつつも、仕事でもプライベートでも難がありすぎて何かとこじらせる3人のギークたち。一筋縄ではいかない彼女たちの厄介な生きざまをキュートでコミカルに描きつつ、時には痛快に事件を解決する新感覚エンターテインメントがこの夏スタートする。

『ギークス/GEEKS』左から)田中みな実、松岡茉優、滝沢カレン (c)フジテレビ

 

優秀だがクセ者の鑑識官の主人公・西条を演じるのは、松岡茉優。10代の頃から磨き上げてきた高い演技力でさまざまな役柄を幅広く演じ分ける、人気・実力を併せ持った俳優だ。

 

近年も、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した映画「万引き家族」(2018年)や、『フェンス』(WOWOW/2023年)といった注目作に出演。フジテレビの連続ドラマには、土ドラ『She』以来、約9年ぶり3度目の出演。フジテレビのGP帯連ドラには初主演となる。

 

演じる西条は、小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤務する鑑識官。署内での証拠品の分析や管理を担当しており、優れた観察眼を持つことから、一度見た指紋や足跡、靴などの特徴が全て頭に入っている。

 

頭脳明晰で優秀な鑑識官ではあるが、ムダな労力を使うことが大嫌い。やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまうなど、泥くさい刑事の世界や古くさい警察組織の体質から一線を引いている。そのことから、「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも。

 

人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手。なのに、隣の部屋に引っ越してきた謎のイケメンが、やたらと西条に関心を示し始め…。一癖も二癖もある鑑識官を松岡がどのように演じるのか注目だ。

 

心理分析のプロである吉良を演じるのは、田中みな実。2023年4月期の木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)では、キャリアとプライベートの間で揺れ動く女性を繊細かつ大胆に演じ、多くの共感と注目を集めた。その後も、『ばらかもん』(フジテレビ系/2023年7月期)、現在放送中の『Destiny』(テレビ朝日系)と、民放連ドラに立て続けに出演している。

 

演じる吉良は、小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう。初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感がまひしていて、仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。

 

イケメンが大好きで「目の保養になる」と常にアンテナを張っているが、その一方で本気の恋愛に対しては踏み込んでいかない事情があるようで…。田中が心理分析のプロ役で新境地を切り開く。

 

地理に精通した交通課員、基山を演じるのは、滝沢カレン。明るいキャラクターでモデルやタレントとして人気を博し、現在放送中の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)では、独特なワードチョイスがたびたびお茶の間の話題をさらうなど、バラエティ番組でもおなじみの存在だ。

 

女優としても着々とキャリアを重ねており、『G線上のあなたと私』(TBS系/2019年10月期)にて初の連続ドラマレギュラー出演。『未来への10カウント』(テレビ朝日系/2022年4月期)では、満島ひかり演じるシングルマザーの妹役を演じ、話題となった。

 

演じる基山は、小鳥遊署の交通課に勤務。「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊町の地理は全て頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい。常に最短ルートを知っているため、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできる。

 

3人の中では最も論理的で、曲がったことを許さない生真面目な性格。22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられている。バラエティ番組での明るいキャラクターとはひと味違った、地理好きのギークという独特の役を滝沢がどのように表現するのか。

 

高い正義感と泥くさいハードワークのイメージが強い警察という組織の中、なるべく効率的に、ドライに生き抜こうと振る舞う「省エネ3人組」こと3人のギークたち。優秀なのに仕事や人間関係に難アリの彼女たちが進む先に、何が待っているのか。松岡、田中、滝沢らのコメントは下記に掲載。

 

松岡茉優 コメント

◆松岡さんは今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演となります。オファーを受けた感想をお聞かせください。

森安彩プロデューサーから、『ギークス/GEEKS』(仮)で描きたいことを聞き、私自身が“そんなドラマが今、見たかった!”と感じました。こだわり強めの3人が織り成す会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます。ちょうど放送が木曜日ということもあり、放送を見てくださった方が、“明日1日頑張って、あいつと飲みたいな”と気の置けない仲間のことを思い浮かべてもらえたらとてもうれしいです。

 

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

ゆるくて、気だるいのに、ドキドキする。そんなドラマを作れたらなと本読みの時に感じました。私が演じる西条、田中みな実さんが演じる吉良、滝沢カレンさんが演じる基山はそれぞれどこか気だるげなのですが、誰かが本気で困っていたら手を差し伸べられる、実は温かい人たちだなと思っていて。人としての温度はちょっと低めな彼女たちですが、なんだかんだ巻き込まれながら事件を解決していく姿が痛快です。

 

◆すでに撮影に入っていますが、西条という役をどのように演じるよう心がけていますか?

ちょうど先日の撮影で感じたことがあって。西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別。私もオタなので、自分が興奮している時のテンションになってしまってはいけないなと自戒しました。

西条には西条の興奮の仕方があるのだと思い直し、西条さんはどんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかったです。

皆さんも“オタ”の部分がおありでしたら、共感してもらえるところも多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです。

 

◆共演の田中みな実さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

ずっと前に出会っていたような気がする、と勝手ながら思っています。

お2人といると、妙に安心して、居心地が良いのです。

育ってきた畑の違う私たちなのですが、そのグルーヴ感を皆さまにも感じていただけたらうれしいです。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

刑事モノだけどそこまで考察せずに、というと少し語弊があるやもしれませんが、遅めの夕飯でも食べながら、だらだら見てもらえたらうれしいです。そんなドラマをみんな本気で撮っています。

好きなものは好きでいいじゃん! 嫌なものは嫌でいいじゃん! そんなふうに自分を肯定できるドラマにできるよう、スタッフ、キャスト一同、本気で頑張ります!

 

田中みな実 コメント

◆今作のオファーを受けたときの感想をお聞かせください。

思いがけないタイミングでバタバタと出演が決まり、気付けば撮影に入っていたという感じでしたが、松岡茉優さん、滝沢カレンさんとどんな面白いことができるんだろう、と胸の高鳴りを覚えました。

 

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

仕事よりもやりたいことや生き方を堂々と優先し、人に嫌われることを恐れないギークスは笑ってしまうほどすがすがしい。頑張らないことの正義について、初めて考えさせられました。

 

◆吉良という役をどのように演じるよう心がけていますか?

本読みの際、監督に“色気が過ぎる”と、度重なるご指摘をいただきまして…。意識的になくしても“まだ、少し感じる”とのことで、極端に振り切ったところ、今回のキャラクターが生まれました。

 

◆共演の松岡茉優さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

松岡さんは3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーンごとに飛び出します。それでいて、時に甘えん坊で無邪気。「私、2人には“まゆちん”って呼ばれたいです」と照れ笑いする様子は子供のようで、すっかり翻弄されています。

顔合わせ兼本読みの日、せりふを全て暗記してきた滝沢さん。“絶対に絶対に絶対に迷惑を掛けないように頑張るのでよろしくお願いします!”と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスでみんなを笑わせてくれる、最高の役者です。

2人に会えると思うと現場に向かう足取りが軽く、休みの日にも2人を思ってしまうほど。ギークスのチームワークにご期待ください!

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

気楽に見てください。な〜んにも考えずに見てみてください。周囲と足並みをそろえず、他人の顔色をうかがわず、愛想笑いもしない。代わりに、自分にとっての大切な人や時間にはとことん愛を注ぐギークスの潔さは痛快です。ぜひご覧ください!

 

滝沢カレン コメント

◆今作のオファーを受けた感想をお聞かせください。

最初は、“なぜ私に?”と驚きました。演技のお仕事のオファーをいただくと毎回どうしてそう思ったのか、まず発案者の方に聞きたくなります。役柄や設定、物語を聞いて、さらに今回の事の重大さを知りました。そして、“私が演じていいと言ってもらえるのはありがたい! まだ見ぬ世界を見てみたい!”と思いました。

 

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

毎話毎話魅力が詰まっていますが、一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、全て初めて見る景色でした。でもそこに芽生えた友情や生きる上での楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致する時、どれだけ人はうれしいか、あらためて知りました。1人のようで1人じゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います。

 

◆基山という役をどのように演じるよう心がけていますか?

基山さんは私1人で出来上がっている人ではなく、監督さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、助監督さん、スタッフさん、みんなで基山さんを育てていただいています。それは基山という人間そのもので、“しっかりしてなきゃいけない”という思いがある分、周りに支えられて、“しっかり”を学んでいっているような気がします。本当にたくさんの方に育てていただき感謝しかありません。

 

◆共演の松岡茉優さん、田中みな実さんの印象をお聞かせください。

茉優ちゃんは、出会ってすぐの頃から優しく気遣ってくれて、私が困っているといつも助けてくれたり、誰よりも年上みたいに何もかもから守ってくれたり、支えてくれたりして、申し訳ないくらいにお姉さんとしか思えないです。そして知識まで詰まっていて、私が胃の悩みを言ったら胃薬をくれますし、睡眠時間があまり取れずに現場に参加した日は、頭からビタミンを吹きかけるスプレーや、目を温めるマスクまでくれたり、その日に言ったのに、前から知っていたかのようにいろいろなものが出てくる茉優ちゃんのバッグはまるでドラえもんポケットです。たまに、おなかがすいておなか鳴っちゃったり、話していたのに急に眠ったり、赤ちゃんみたいな一面も見られたりして、茉優ちゃんは魅力が詰まりすぎていて、ドラマが終わっても仲良くしていたいと、現時点でもう思っています。

みな実さんは、以前番組でご一緒させていただいていたので、すぐにまた仲良くさせていただきました。むしろその時よりも仲良くなれている気がします。いつも私を引っ張ってくださって、美容や健康のことも、先生みたいにたくさん教えてくれたり、茉優ちゃんが“コレおすすめだよ!”と言っていたものをみな実さんがすぐに買って、私にまでプレゼントしてくれるのです。そのお気持ちが信じられないくらいうれしかったです。みな実さんは、面白いこともよく言うので笑っちゃいます。声のトーンが低くなったり高くなったりコロコロ変わるところも魅力的です。英語をしゃべったり、“どこで覚えてきたのか?”と思う関西弁をしゃべったり、たまに不思議なことをしています。でもだからこそ毎日、“今日はどんなみな実さんなんだろう?”ってワクワクしています。

お2人ともお姉さんみたいで本当に心強くて、本当に毎日居心地がよくて、お2人と一緒にお仕事ができて、仲良くなれて私は幸せ者です。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

私こそ放送が楽しみなので、出る側でありながら見る側でもあるので、皆さんと一緒に待ち望みたいと思います。食べながら、飲みながら、お菓子をつまみながら、ストレッチしながらでも愉快に見られてしまう、ポップで優しくて温かい人間物語にどうぞお風呂のごとく漬かっていただきたいです。撮影が楽しすぎるので、その空気感まで皆さまのお目に届いたらうれしいです。

 

プロデューサー・森安彩(共同テレビジョン)コメント

世の中には大変なお仕事がたくさんあって、誰もが働きながら自分の役割や責任を果たすために 必死に頑張っていると思います。でも、どんな人も家に帰ればただの人。趣味や生活のこだわりがあり、家族や恋人や友人がいて、職場で見せるのとは違う顔を持っています。あえて所轄警察署を舞台に、女性3人がライフワークバランスを大事にしながら事件解決をするコメディードラマを作ったら面白いのでは? という思いつきがこの企画の始まりでした。定時までに仕事を終えたい3人に、時間などお構いなしに事件は降り注ぎます。いかに彼女たちがプライベートタイムを守るために奮闘するか、がストーリーの見どころであり、ギークス3人の個性がぶつかり合って繰り広げられるコミカルな会話もぜひ楽しみにしていただけたらと思います。松岡さん、田中さん、滝沢さんというすてきすぎるキャストと、信頼できるスタッフと一緒にこのドラマにチャレンジできることを心よりうれしく思っております。

 

番組情報

木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)
フジテレビ系
2024年7月スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分

<出演者>
松岡茉優
田中みな実
滝沢カレン

<脚本>
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『純愛ディソナンス』)
原野吉弘(『婚活1000本ノック』)

<演出>
山内大典(『知ってるワイフ』『ストロベリーナイト・サーガ』ほか)
村上正典(『1リットルの涙』『プロミス・シンデレラ』、映画「モエカレはオレンジ色」「電車男」ほか)

<プロデュース>
森安彩(共同テレビ)
貸川聡子(共同テレビ)

<制作・著作>
共同テレビ

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(c)フジテレビ

 

瀬戸康史、生見愛瑠の“人間力”に感服「プラスのエネルギーであふれている」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、自称“元カレ”の西公太郎を演じる瀬戸康史さんにインタビュー。作品の見どころや共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』西公太郎(瀬戸康史)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆脚本を読んだときの率直な感想を教えてください。

ラブコメ要素としては、主人公が記憶喪失で、タイプの違う男性が3人出てくるというのはすごく面白いなと思いました。そこにプラスしてミステリー要素が加えられるということで、いろんな意味でドキドキしながら読みました。オリジナル作品で、まだ僕たち自身もどうなっていくのか全く分かっていないので、次の台本が早く来ないかなとすごくワクワクしています。

 

◆演じられる公太郎はどんな人物ですか?

西公太郎は、主人公・まことの“自称元カレ”でフラワーショップを経営しています。とても優しくて、わりと気持ちは正直に伝えるようなタイプの人間で、その優しさというのも押し付けがましくではなく、さらっといろんなことをこなすような人です。

 

◆ご自身との共通点はありますか?

さらっとしているところは似ているかもしれません。公太郎は何も言わないように見えて、たぶんその人が前向きに行動できるような言葉をチョイスして言っているんじゃないかなと。口数はあまり多くないですが、そういうタイプかなと思います。

 

◆現場で印象に残ったエピソードはありますか?

美緒役の(村方)乃々佳ちゃんは実年齢が5歳で子供らしいというか、カメラが回っていない、撮影の準備をしているときに「あぱぱぱぱぱ」みたいな少しふざけた言葉で話しかけてきたりするんです。なので、僕や生見さんも同じように乃々佳ちゃんに返すのですが、そうやって遊んでいる間に、監督が乃々佳ちゃんに「公太郎さんがこうやって言ったら、公太郎さんの手を握ろうね」と指示を出すと、遊んでいたはずなのに本番できちんとできるので「子役ってすごいな」と思いました。逆にそういう時に僕たちの方があまり指示を聞いていなかったみたいなこともあって(笑)。すごく器用というか、ただふざけているだけではなく、冷静な部分もあるんだと思って、ちょっとびっくりしました。

 

◆ここまで撮影されてきて、面白さなど感じられていますでしょうか?

やっと公太郎がまことだけではなくて、朝日(神尾楓珠)や律(宮世琉弥)と絡み出したんです。ここから男性陣の小競り合いがあるのかは分かりませんが、男性陣の絡みが楽しみですし、「こことここもつながっていたのか」みたいな、そういう新たな展開もすごく楽しみです。

 

◆お芝居をする中での面白さはどうですか?

せりふではあるのですが、エチュードをやっているみたいな感覚があるかもしれないです。なので、ナチュラルな飾ってない会話と言いますか、そういうところが面白いです。

 

◆公太郎は恋の四角関係を繰り広げていく1人ですが、瀬戸さんが思う朝日と律に勝っているなと感じる公太郎の良さはどこでしょうか?

思いやり。さらっとドライフラワーをアレンジメントして渡したりとか、まことのピンチに駆け付けたり。あと絵文字はないけれどメッセージを送ったりとか、そういうところは負けていないと思います。

 

◆第1話の中でも悩んでいるまことにそっと手を差し伸べるような、言葉で背中を押すシーンもありましたが、そういったところでの声のトーンは意識されていますか?

お芝居でそうなっているのだと思います。心がけていないわけではないですけど、あまりそこに重きはおいていなくて。お芝居の流れできっとそういう優しさが少しこぼれている感じだと思います。

 

◆生見さんの印象を教えてください。

皆さんが思っている通りの明るい方です。ただ、それだけじゃなくて、彼女は連日撮影していて、毎シーンに出ていると言ってもいいぐらいの分量があって、それでいてせりふ量もあってすごくしゃべるんです。ですが、現場で疲れている様子もなくて、いつもフラットにいてくださるので、現場の士気もすごく上がりますし、彼女の明るさからプラスのエネルギーであふれている感じがします。人間力がすごいなと思います。

 

◆神尾さん、宮世さんは?

神尾君も宮世君もとても真面目です。どちらも20代でまだ若いですが、とてもしっかりいて、僕がその年齢だった頃よりもかなりしっかりしているなと思いますし、お芝居に対する内に秘めた熱さみたいなものがすごく伝わってくるので、お2人とも頼もしいです。

 

◆実際に現場で絡んでみていかがでしょうか?

宮世君とは1回しか同じシーンがないのでこれからですが、神尾君はクスっと笑えるようなシーンも多かったりするんですけど、そういうシーンもパッと切り替えられているので器用だなと思います。

 

◆胸キュンといえばの火ドラに出演されて、いかがですか?

この枠というのもあってキュンキュンさせたいなと思います。ただ公太郎はキュンキュンさせてやろうみたいな、卑しい気持ちが前面に出るのはあまり良くないというか、それこそ公太郎としてはさらっとみたいなところがテーマだと思うので、胸キュンシーンも力まず、狙わずにやるように心がけています。

 

◆出演発表の時のコメントに「10代、20代のときにみんなに好かれよう、嫌われたくないといい顔をして悩んでいた」とありましたが、そのような考え方から脱却できたきっかけは何でしょうか?

具体的なきっかけはないんですけど、年を重ねるということだと思います。いろんな経験を積んできたこともあるとは思いますが、人と比べることにくたびれてしまったというか、みんなに好かれようとだいぶ無理していたんだなと、どこかのタイミングで自覚して、もう少しありのままではないですけど、自分自身を大切に、うそをつかずに生きていきたいなって、いつの日か思ったんです。

 

◆第2話の見どころを交えつつ、メッセージをお願いします。

公太郎で言えば、知らない若くてキラキラしている謎めいた律がいきなり自分の店に来るので、「まことは大丈夫か?」と心配になる要素が増えて物語がざわざわしてきます。そして、美緒も登場するので、子供にも好かれる公太郎ってすてきだなと思ってくれたらうれしいです。これから胸キュンに、少しずつミステリーが挟み込まれてくるので、「ミステリーもあるんだ」と楽しんでくれたらいいかなと思います。

 

PROFILE

瀬戸康史

●せと・こうじ…1988年5月18日生まれ。福岡県出身。A型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信(第1話は4月9日)

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

駒木根葵汰&新原泰佑インタビュー 俳優同士の恋愛物語『25時、赤坂で』は「新しい世界に飛び込む作品」

4月18日(木)にスタートする木ドラ24『25時、赤坂で』(テレ東系 毎週木曜 深夜0時30分~1時)でW主演を務める駒木根葵汰さんと新原泰佑さんにインタビュー。演じる役柄や作品について、初共演となるお互いの印象などを聞きました。

木ドラ24『25時、赤坂で』駒木根葵汰、新原泰佑 ©「25時、赤坂で」製作委員会

 

原作は、on BLUEで連載中の夏野寛子による同名作。累計120万部超えで、BLアワード2023ではWランキング(シリーズ部門、ドラマCD部門)1位を受賞した超人気作品。「“ボーイズラブ(BL)”カップルを演じる俳優同士が、リアルでも恋愛関係にあったら…?」という夢物語をかなえた話題作を実写ドラマ化する。

 

◆本作への出演が決まった際の気持ちはいかがでしたか?

駒木根:僕自身、今までこのジャンルの作品とはなかなかご縁がなくここまできてしまいました。今回は、俳優の物語というところに惹かれたのと、年明けに、自分のラジオにゲストで同じホリプロのパシンペロンはやぶささんがゲストで来てくださって2024年を占ってもらったんです。その時に「2024年、駒木根君はあまりいい年じゃない」と言われまして。いい年にするには新しい世界に飛び込むことが必要だと言われたんです。それが胸のどこかにずっとあって。避けてきたわけではないのですが、自分の俳優人生において、自分が体験したことのない世界に飛びこんでみるのはとても大切なことなんじゃないかと。パシンペロンさんの一言がなかったら、今僕はここにいなかったかもしれませんし、いろいろな縁がつながって思い切ってこの作品に飛び込むことができました。

 

新原:僕は今までも『先輩、断じて恋では!』『永遠の昨日』などBL作品に出演させていただいたことはあったのですが、そこでは恋愛をする役ではなかったんです。『先輩、断じて恋では!』では、今どきな若手社員の井口という役で、『永遠の昨日』では委員長という黒縁眼鏡の真面目な子で。今回やっと恋愛をさせていただくんですよね。すごく緊張していますし、プレッシャーもありますが、そういう意味では僕も新しい世界に飛び込むような気持ちなので、駒木根さんと一緒に新しい世界に手をつないで飛び込めればなと思っています。

 

◆原作や脚本を読まれて、作品の印象はいかがでしたか?

駒木根:僕は先に脚本を読んで、その後に原作を読ませていただのですが、俳優同士の恋愛という世界線が新しいなと思いました。僕もまだまだ若手で、芸能界を全て知っているわけではありませんが、僕が演じる人気俳優・羽山麻水のように売れてくると、いろいろなことが大変になってきたり、外に出づらくなったり、恋愛するときもいろいろなことを考えながらしないといけないという。ある種、普通の生活よりも生きづらい部分もあると思うんです。同じ俳優として、そういうところに共感できる部分もあると思いましたし、シンプルに2人の恋愛がきれいな恋愛だなと思いました。

 

新原:僕はもともと漫画やアニメがすごく好きで、今回の作品も原作をすごく楽しんで読ませていただきました。撮影現場というのは我々がいつも経験しているものですが、スタッフさんの配置など、「あっ、ここにいるよねこの人!」と思いましたし、あるあるが詰まりすぎていて。例えば助監督さんの位置だったり、こういうときにメークを直す、とか。ドラマを撮影する人たちは、我々を含めてその世界の人たちなので、それをドラマでやるときにより一層あるあるが詰まるような感じがしました。見てくださる方々は、撮影現場の裏側みたいなものを見ていただけるんじゃないかなと思いますし、そこが面白いポイントでもあると思います。

 

◆ご自身が演じる役で似ていると感じた部分はありますか?

駒木根:この世界に入るきっかけになったのがスカウトだったというところは羽山と同じです。ありがたいことに僕もこの世界に入ってからいろいろなお仕事をさせていただいていて。今は少しずつ分かってきましたが、最初は芸能界という世界も分からないし、ドラマの撮影というのも分からない中で必死にもがいていた時もありました。でもそれをあまり誰かに言えないんですよね。この仕事ってすごく特別だから、誰かに話しても共感してもらえるわけではないので、自分の中で込める思いがたくさんありました。そういったものを羽山もたくさん抱えているので、そこは近しいものを感じます。

 

新原:僕は新人俳優の白崎由岐を演じていますが、白崎は不器用ながらもすごく真っすぐで、お芝居に対しての熱がすごくある人です。僕が今回の作品ですごく印象に残っているせりふが、「俺にはこれしかないんです」っていうせりふで。“俺にはこの仕事しかない”と。たぶんどの俳優さんも同じだと思うのですが、僕自身も、一本に懸ける熱量をすごく大事にしています。自分が演じることによってこの作品をいい方向にしたい、この作品をもっと楽しんでほしい、という思いを持って芝居をしているので、ひと作品、一本に懸ける思いの強さというのは白崎に共感できる部分です。

 

◆漫画の実写化作品ですが、原作を自分の体で表現するに当たって意識したことはありますか?

駒木根:原作イラストと同じポーズで撮影したビジュアルが最初に解禁されたのですが、その撮影のときに新原君と初めてお会いしました。上半身裸での撮影もあったので、初めましての方の前で裸になるのがすごく新鮮というか、初めての体験で少し緊張しました。何よりも漫画に忠実に撮るということで、試行錯誤しながら撮影しましたね。もう少し顎を上げた方が漫画に忠実になるね、とか。

 

新原:そうですね。人差し指がちょっと上がってて親指を立てて…という細かいところまでみんなで写真を見ながら話し合って、ディスカッションしながら撮影していきましたが、僕はすごくうれしかったです。原作も好きですし、2次元オタクとしてすごく胸アツな展開というか(笑)。ここまでちゃんと再現したいという制作陣の熱の入り方からも、この役に選んでいただけてうれしかったです。

 

◆お互いの印象はいかがですか?

駒木根:この作品が初共演ですが、新原君はすごく明るくてずっとしゃべっているなと(笑)。僕はそこまで口数が多くないタイプなのですが、僕にないものを補ってくれる、すごくフレッシュな方です。本当に気さくで、初めて会った時も僕の方が年上なのに率先して話しかけてきてくれたりして、とても助かっています。

 

新原:駒木根さんは、すごく特別なオーラを持っている方だなと思っていて…。

 

駒木根:ほんと?(笑)

 

新原:本当に!今おっしゃっていましたが、駒木根さんは口数は少ないんですよ。僕はすごくおしゃべりなので、そこは真逆なのですが、一緒に撮影をして分かったのは、隣にいるとしゃべってなくてもこの人の考えていることが分かる、っていう瞬間がすごくあって。今こういうこと考えているのかもしれないな、というのが表に出さずに相手に伝わる。ある種、不思議な人だなって。例えば、撮影をしているときに「今たぶんポーズ変えたいんじゃないかな」とかがすごく分かりやすいんです。

 

駒木根:(笑)。たしかにそれはあるかもしれないね(笑)。

 

新原:そしたら僕もそれに気づいて同時に動くみたいな。これって当たり前じゃなくて、うまくいかないときも絶対あるんです。人間全然違うので。でも僕としてはその波長が合ったなと思うので、今回白崎と羽山をやる上ですごく大事なところだと思います。もっと撮影を通して駒木根さんのいろいろなところを見ていろいろなことを知りたいです。

 

◆駒木根さんは新原さんとの波長についてどう思われましたか?

駒木根:今新原君が話してくれたほど深く考えたことはなかったんですけど(笑)、でも今思い返してみると、たしかに合わないなと思うこともなく、同じタイミングで動いているのも肌で感じていました。2人の息が合っているのか、新原君が僕に気を使って動いてくれているのか分からないですけど、やりやすかったです。

 

新原:気使ってないですよ!(笑)息が合ってたんです!

 

PROFILE

駒木根葵汰

●こまぎね・きいた…2000年1月30日生まれ。茨城県出身。O型。

 

新原泰佑

●にいはら・たいすけ…2000年10月7日生まれ。埼玉県出身。B型。

 

番組情報

木ドラ24『25時、赤坂で』

テレ東系

2024年4月18日(木)スタート

毎週木曜 深夜0時30分~1時

 

BSテレ東、BSテレ東4K

2024年4月23日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時~0時30分

 

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

GagaOOLalaにて見放題配信 ※日本を除く全世界で7年間独占配信

 

主演:駒木根葵汰、新原泰佑

原作:夏野寛子『25時、赤坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)

監督:堀江貴大、川崎僚

脚本:青塚美穂、阿相クミコ

プロデューサー:江川智(テレビ東京)、千葉貴也(テレビ東京)、木村綾乃(The icon)、古林都子(The icon)

特別協力:GagaOOLala

制作:テレビ東京 / The icon

製作著作:「25時、赤坂で」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/25jiakasakade/

公式X:@25ji_akasakade

公式Instagram:@25ji_akasakade

 

©「25時、赤坂で」製作委員会

福原遥が25年『べらぼう』で大河ドラマ初出演 当代一の花魁・誰袖役「愛される誰袖を演じられるよう精いっぱい頑張りたい」

横浜流星が主演を務める、2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合ほか 2025年1月スタート)に、福原遥の出演が決定し、コメントが到着した。

福原遥

 

本作の主人公となるのは、親なし、金なし、画才なし…とないない尽くしの生まれから、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(蔦重/横浜流星)。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽“を世に送り出した人物だ。

 

そんな蔦重の故郷・吉原で共に生きる人物役として、新たな出演者が決定。“疑惑の金”で身請けされた、蔦重を慕う当代一の花魁・誰袖(たがそで)役を福原遥が務める。

 

誰袖は吉原の新興勢力・大文字屋の遊女。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦重に一方的な恋心を抱いていたが、その想いはやがて…。そして成長し、吉原を代表する花魁となる。

 

その後、老中・田沼意次の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出所についてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していく。

 

福原遥 コメント

蔦重を慕う花魁の誰袖と聞いてまず、江戸時代の花魁という世界は一体どんな世界なんだろうと思いました。

すごくきらびやかに見える一方で、きっと陰もある世界に身を置く誰袖の心情・苦悩などいろんな顔があるだろうなと感じています。今まで自分が演じたことのない役どころなので、不安もありますが、誠心誠意努めて参りたいと思います。

そして横浜流星さん演じる蔦屋重三郎との関係性もどうなっていくのかとても楽しみです。

横浜流星さんとは10年くらい前に共演させていただいており、今回またご一緒できると聞いて、とてもうれしかったですし心強いです!今からお芝居をご一緒できるのがとても楽しみです!

大河ドラマに出演させていただくことは、目標にしていたことだったので、今もまだ信じられないくらい、本当にうれしく思っております。

観てくださる皆さまに楽しんでいただける、愛される誰袖を演じられるよう精いっぱい頑張りたいです!

 

番組情報

2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
NHK総合ほか
2025年1月スタート

(c)NHK

濱田龍臣×沢口愛華W主演の青春ラブ“エロ”コメディ『サバエとヤッたら終わる』TOKYO MXで8月スタート【コメントあり】

濱田龍臣と沢口愛華がW主演を務めるドラマ『サバエとヤッたら終わる』がTOKYO MXで8月より放送されることが決定した。

(左から)濱田龍臣、沢口愛華

 

原作は、新潮社のWEBマンガサイト「くらげバンチ」で連載中の早坂啓吾による大人気オリジナルコミック。大学生の宇治と鯖江は、仲のいいサークル友達。宇治は同じサークルの人気者で鯖江の親友でもある桜井に好意を抱いているが、あまり話しかけられないでいた。居酒屋で、カラオケで、学食でと鯖江に恋愛相談をする宇治だが、巨乳と下ネタに惑わされ、鯖江を女と意識してしまい、いい雰囲気になってしまうことも多く、ドキドキする。友情を取るか性欲を取るか…理性ギリギリキャンパスライフが開幕する。

 

主人公・宇治を演じるのは、TOKYO MXのドラマに初出演となる濱田龍臣。23歳の濱田が同世代の男子大学生の心情をリアルに演じる。

 

もう1人の主人公・鯖江レイカ役には、地上波連続ドラマ初主演となる“令和のグラビアクイーン”沢口愛華が決定。グラビアでは見られない沢口の新たな一面に注目だ。

 

<宇治役・濱田龍臣 コメント>

宇治役を演じさせていただきます、濱田龍臣です!

 

原作が短編で物語がとてもスムーズに進んでいくので、その原作を実写としてドラマ化した時に、原作のテンポ感や笑いどころになる部分を損なわずに、宇治の理性と欲との葛藤やかわいらしさ、面白さ、そして「宇治って良い奴だなぁ」と視聴者の皆様に感じていただけるよう、精いっぱい励みたいと思います!

 

<鯖江レイカ(さばえ・れいか)役・沢口愛華 コメント>

まさか私が連続ドラマの主演をできる日が来るとは…というのが、初めてお話をいただいた時の感想でした。

 

「サバエとヤッたら終わる」というタイトルはインパクトが強くて、表紙からもう既にクスクス笑ってしまって、自分がサバエをやることを忘れて、いただいた3巻を読み切ってしまい、続きも気になって4巻以降をすぐに購入してしまいました。

 

どんどん読み進めてしまえる感覚をドラマにも落とし込めたらと思いつつ、また私もその空間にいられる楽しさを感じながら演じていけたらと思っています。

 

<原作者・早坂啓吾 コメント>

まさか自分の漫画をドラマ化していただけることになる日が来るとは夢にも思いませんでした。

 

役者の方々がどんなふうにセリフや動きを表現していただけるのか、監督、スタッフの方々がどんな映像にしていただけるのかめちゃくちゃ楽しみにしています。

 

何より応援していただいている読者の皆さんに感謝しかないです!

 

番組情報

『サバエとヤッたら終わる』

TOKYO MX

2024年8月放送開始

 

出演:濱田龍臣、沢口愛華 ほか

監督:UBUNA(ドラマ作品初監督)

脚本:小林哲也(ヨーロッパ企画)

 

民放公式テレビ配信サービス「TVer」で無料見逃し配信

 

公式X:https://x.com/sabae_drama_(@sabae_drama_)

公式Instagram:https://www.instagram.com/sabae_drama_(@sabae_drama_)

 

©ヤッたら終わる委員会 ©早坂啓吾/新潮社

高橋一生主演『6秒間の軌跡』×『ブラック・ジャック』パロディ画像が登場 セット内にも原作本や人気キャラが…

高橋一生が主演を務め、橋爪功らが共演するドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時~)が、4月13日(土)にスタート。そんな本作の公式Xに、高橋と橋爪が共演する、6月30日(日)放送のドラマ『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系 午後9時~)のパロディ画像が投稿された。

『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』公式Xより ©テレビ朝日

 

ドラマから映画、舞台と引っ張りだこの実力、人気を兼ね備えた俊英・高橋一生。俳優生活60年を超えるベテランで、日本俳優界を代表する名優・橋爪功。互いにリスペクトを送り合う彼らが抱いていた、2人で一緒にドラマをやりたいという熱き思いが、ついに実現した形となった2023年放送の土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』。

 

お互いに役者として尊敬の念を抱いている2人の関係性に、本田翼が参戦し、女優としての存在感をより開花。3人での芝居の化学反応が、新感覚ファンタジーホームコメディドラマとして昇華され、大団円を迎えたことも記憶に新しい本作が、『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』として帰ってくる。

 

そんな本作の公式Xが、6月30日(日)に放送されるドラマ『ブラック・ジャック』情報解禁時のビジュアルを使用したパロディ画像を投稿。本作同様に高橋、橋爪が『ブラック・ジャック』にも出演することから、このパロディが実現したという。

 

さらに、『6秒間の軌跡』のセット内には『ブラック・ジャック』の原作本や人気キャラクター・ヒョウタンツギが置かれているといい、ドラマ本編を楽しみつつ『ブラック・ジャック』のネタ探しをしても楽しめるだろう。

 

番組情報

土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』

テレビ朝日系

2024年4月13日(土)スタート 初回1時間SP 午後11時~

毎週土曜 午後11時30分~深夜0時

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/6byoukannokiseki_2/

 

テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』

テレビ朝日系

2024年6月30日(日)午後9時~

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/bj/

小林虎之介「吉沢亮さんが僕のグッズを見ながらニヤニヤしてるんです。もう勘弁してくれーって(笑)」『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』4・13放送

広大な北海道で子供の命を守るために戦う医師たちの姿を描いた『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)のスペシャルドラマが4月13日(土)に放送される。ドラマ『下剋上球児』ではキャッチャー・日沖壮磨役を演じていた小林虎之介さんがスーパーエリートの研修医役で出演する。主演・吉沢亮さんとの撮影中のエピソードなどを語ってくれた。

 

小林虎之介●こばやし・とらのすけ…1998年2月12日生まれ。岡山県出身。ドラマ「遺留捜査スペシャル」(テレビ朝日系)、映画「18歳、つむぎます」(2023)などに出演。日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)に野球部員の日沖壮磨役を演じて注目を集めた。Instagram

【小林虎之介さんの撮り下ろし写真】

 

急いで治療しないといけないけど、丁寧な処置をしなければいけない

──今作では吉沢亮さん演じる志子田武四郎の指導を受ける研修医・瀬戸廉役です。この役のオファーを受けたときの心境はいかがでしたか。

 

小林 ありがたくて、「とにかくやるしかない」って思いました。そしてテレビで見ていた人たちに会えるという楽しみもありました。皆さん、どんな感じで現場にいるんだろうって興味がありましたし、瀬戸役にというお話をいただいてすごくうれしかったです。

 

──医師役を演じるにあたって勉強したことはありましたか。

 

小林 自分なりに勉強はしましたが、もともとフジテレビの医療ドラマが好きで、『Dr.コトー診療所』を何回も見ていて、『PICU』も見ていたので、医師役はイメージしやすかったです。ただ瀬戸はまだ研修医なので、医療ドラマを参考にガチガチに医師の役作りをするのではなく、『PICU』の連続ドラマの吉沢さんをよく見るようにしました。特に最初の3話ぐらいの志子田先生と瀬戸の境遇が若干似ている部分もあったので参考にしましたね。

 

──医師役を実際に演じて難しく感じたことはありました?

 

小林 僕は手術シーンはなくて、器械を触るところがあったんですが、それはドラマで見ていたイメージ通りでした。医師の所作などは、実際にPICUの現場に行き、職場体験みたいな感じで教えていただいたんですが、たまたま病院を見学しているときに、救急車で重傷の方が搬送されてきたんですね。そこで医師の方の目や、現場の空気に危機感を感じたんです。急いで治療しないといけないけど、丁寧な処置をしなければいけない、絶対に焦って雑にしてはいけないという心構えみたいなものを実際に学ぶことができました。

 

本当に共通点や似ている部分はないですね(笑)

──瀬戸廉をどんな人物と捉えていらっしゃいますか。

 

小林 瀬戸は東京の大病院の御曹司で両親が東大卒。生い立ちからして、医者にならないといけないってプレッシャーの中で生きてきたと思うんですね。偉大な両親の息子だし、医師になるためにたくさん勉強して得た知識もある。だからプライドもそれなりに高いんだろうと。それが丘珠病院で研修医として働くことになり、知識だけで戦っていけないことを経験していきます。それこそ「無知の知」みたいな経験をすることが多くて、演じていても苦しいなって思う部分がたくさんありました。自分ではできると思っていたのに、できないことを思い知ってどんどん打ちのめされるような感覚って、生きているとわりと経験する機会もあるじゃないですか。でもエリートの瀬戸は、研修医になって初めて大きな打撃を受けたんだろうなって思いました。

 

──瀬戸先生との共通点や似ている部分はありますか? 志子田先生に本を勧められて「もう読みました。英語で」と返している場面からも、自信が相当あるタイプに思えましたが。

 

小林 今回は本当に共通点や似ている部分はないですね(笑)。あのシーンは『PICU』の現場に入って、初めて撮ったシーンだったんです。そのときに、改めて監督と「瀬戸はこういう役だから表情をこうしてみよう」みたいな擦り合わせをしました。その3日前まで『下剋上球児』の撮影をしていたので、監督に「心の中には日沖壮磨が宿っているから、最初のシーンでそれをなくそう」と言われて(笑)。それで監督と「瀬戸はこういう感じ」「オッケーです」と確認しながら、瀬戸に変わる作業をすることができました。

 

忘れ物をすることも多いんです……一年で財布を4個ぐらい失くして

──役柄を切り換えるシーンでもあったんですね。以前『下剋上球児』でご登場いただいたお兄さん役の菅生新樹さんが、小林さんがシャンプーかコンディショナーを流し忘れてお風呂から出てきたエピソードを教えてくださったので、なるほど、瀬戸先生とは違うんだなと納得できました。

 

小林 シャンプーですね(笑)。髪を赤く染めていたので、髪色を維持するためにピンクシャンプーを使っていたんです。シャンプーを流し忘れたまま温泉に入って、お風呂から出て頭を拭いたら白いタオルが真っ赤になって「なんだこれ!?」と。

 

──流し忘れたのはどうして……?

 

小林 疲れていたのと、みんなで一緒にお風呂に入るからずっとしゃべっていて楽しくて忘れてしまって(笑)。それからずっとイジられてます。あいつ(菅生)に一生擦られるネタを提供してしまったなって。もう勘弁してほしい(笑)。

 

──天然なところがあるわけではないと。

 

小林 でも……多分ちょっとそういう部分もあるんでしょうね。僕は忘れ物をすることも多いんです。一昨年かな。多分財布を4個ぐらい失くして、免許センターに行きまくりました。そのたびに財布を買うのもお金がもったいないなと思って、今は1000円もしないような財布を使っています。でもそうしたら失くさなくなるんですよね。……って、ちょっと恥ずかしい話しちゃったな(笑)。

 

子役たちの存在は僕にとって大きかった

──『PICU』では子役の演技が毎回話題になっていました。子役たちとの共演はいかがしたか。

 

小林 みんな元気でピュアでしたね。空き時間にお菓子を一緒に食べたり、たくさんおしゃべりしました。でも現場に入ると全然違って、ちゃんと役者になるんですよね。でも僕は子供たちがたくさんいるから楽しめました。周りを大人の役者さんたちに囲まれていたので、子役と一緒のときは気持ちが和らいだというか(笑)。子役たちの存在は僕にとって大きかったです。

 

──そういえば、瀬戸先生はPICUにいる女の子の推しのアイドルに似ているという設定もありましたね(笑)。

 

小林 僕はまず「この設定、大丈夫かな」って思いました(笑)。写真で出てくる推しのアイドルも僕がやっていて、なんならこの現場で最初にやったのはアイドル役のほうなんです。スタッフさんたちに乗せられて、調子に乗って撮影して。ドラマの中で、カレンダーやアルバムのジャケット、うちわになって、その写真が出てくるわけですよ。もう恥ずかしくてしょうがない! 撮影中は目の前に吉沢さんがいますからね。もう真のイケメンじゃないですか。その人が僕のグッズを見ながらニヤニヤしてるんですよ。もう勘弁してくれーって思いました(笑)。

↑『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』より

 

──モノやコトにまつわるお話もお聞きしたいのですが、現場に必ず持っていくものってありますか。

 

小林 僕は体がすごく乾燥しやすいので、最近はずっとハンドクリームを持っています。『下剋上球児』の撮影中に、メイクさんにハンドクリームを持っていたほうがいいよって言われたんです。特に『PICU』の撮影中は乾燥がひどくて、手とかガッサガサだったんですよ。手の皮が剥けまくって、どうしようと思っていたら、吉沢さんも『PICU』の連ドラの頃、乾燥がひどかったらしいんです。でも今は大丈夫だったので、「どうしてるんですか?」と質問したら、吉沢さんから「水を飲んでないっしょ?」って聞かれて。「飲んでないですね」と答えたら、「水を飲めばいいよ。そしたらすぐ治る」と教えていただいて。

 

──なるほど。水分不足の自覚はあったんですね。

 

小林 そうなんです。吉沢さんが連ドラのときに、「一日2リットル水を飲むようにした」っておっしゃるので、「そんなに飲めないです」と言ったら、「意外とイケるぜ」って言われて。それで飲むようにしました。家にいると飲まないんですど、仕事場にずっといると飲めるんですよね。で、撮影や今日みたいな取材の日は、ちょこちょこ飲むようにしています。

 

好きなドラマや映画を上げるのって、なんか考え込んじゃいますね(笑)

──ハンドクリームにこだわりはあります?

 

小林 全然ないです。でも良い匂いのと薬用、両方持っています。なので、こだわりというと2つ持っていることかな。匂いがないほうが良い場所では、薬用のハンドクリームを使ったりします。

 

──お仕事の現場によって使い分けられるのはいいですね。では趣味はありますか。

 

小林 趣味は本当になくて……。昔はアニメやマンガが大好きだったんですけど、この仕事で成功してやる! みたいなことを思ってからは映画やドラマを見ることが多くなったんですよね。

 

──そうすると映画やドラマを仕事目線で見てしまいませんか。

 

小林 最初の頃はそうでした。以前は「こういうときはこういう表情するのか」「こういうキャラクターいいな」って、参考にしよう、盗もうみたいな気持ちで見ていました。でもそうすると、だんだん見るのが楽しくなくなってきて。なので、最近は楽しんで見るようにしています。楽しんで見ても、自ずと自分の中の引き出しには入っているようで、演じるときに「あんな雰囲気でやってみよう」って思いつくので。それに気がついてからは、普通に楽しんで見るようになりました。

 

──どんなドラマを見ることが多いんですか。

 

小林 今は韓ドラです。『その年、私たちは』ってNetflixのドラマにハマっていました。それが終わったら『忍びの家 House of Ninjas』を見ようと思っています。……好きなドラマや映画を上げるのって、なんか考え込んじゃいますね(笑)。自分のセンスが出ちゃうから。『その年、私たちは』、『無人島のディーバ』、『二十五、二十一』という直近に見た3作品がすごく良かったです。

 

 

PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024

4/13(土)フジテレビ系 午後9時~11時10分

 

(STAFF&CAST)
脚本:倉光泰子
演出:平野 眞
医療監修:浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院)、植田育也(埼玉県立小児医療センター)、川嶋 寛(埼玉県立小児医療センター)、齊藤 修(東京都立小児総合医療センター)
取材協力:宮城久之(旭川医科大学)
プロデュース:金城綾香、栗原彩乃

出演:吉沢 亮
安田 顕、木村文乃、高杉真宙、高梨 臨、菅野莉央、小林虎之介
生田絵梨花、中尾明慶、正名僕蔵、甲本雅裕、大竹しのぶ

 

撮影・映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/樫本佳奈(山田かつら) スタイリスト/AKIHIRO MIZUMOTO 衣装協力:nonnative(the nonnative shop)

ウエディングドレス姿の松本まりかの右手にピンクの手錠がかけられ…『ミス・ターゲット』メインビジュアル公開 登場人物相関図も到着

松本まりかが主演を務める、4月21日(日)スタートのドラマ『ミス・ターゲット』(ABCテレビ・テレビ朝日系 毎週日曜 午後10時~)より、メインビジュアルと登場人物相関図が到着した。

 

本作は、松本まりか扮する結婚詐欺師・朝倉すみれが本気の婚活を始め、それを機に巻き起こるジレンマだらけのラブストーリー。だましたりだまされたり、追ったり追われたり、うその恋と真実の愛がコミカルにもスリリングにも絡まり合っていくさまを、政池洋佑による書き下ろし脚本で描く。

 

このたび、メインビジュアルが完成。ウエディングドレス姿の松本をパウダーピンクの背景色が優しく包み込む、ハッピーでポジティブな“恋”を連想させる仕上がりだが、実は一筋縄ではいかないドラマの展開を暗示するさまざまな意味が隠されている。そこで、同時に解禁されたレギュラーキャラクター&キャスト続報と合わせて、メインビジュアルの鑑賞ポイントを紹介。

 

百戦錬磨の結婚詐欺師のすみれが本気の婚活を始め、ちぐはぐな出会いと別れを繰り返しながらもやがて本当の恋を知り、少しずつ変化を遂げていくさまを温かな視線で描いていく本作。

 

そんなドラマを象徴するメインビジュアルで、まず注目してほしいのは、すみれに扮する松本の表情。口元にわずかに笑みを浮かべつつ、瞳は何か思うところがあるような…、一点の曇りなく晴れの日を迎えた花嫁とは違う様子が見て取れる。

 

すみれの周りに配されたのは、彼女を取り巻く個性豊かな主要キャラクターたち。写真のフレームには照準がモチーフとして使用され、誰もが何かのターゲットになり得る、そんな雰囲気が漂う。

 

何より気になるのが、すみれの右手にかけられたピンクの手錠。事情はあるものの、結婚詐欺という言い逃れのできない過去を持つすみれ。彼女が本当の恋に目覚めた時、果たして純白のウエディングドレスを身にまとうことが許されるのか。

『ミス・ターゲット』(c)ABCテレビ

 

また、本作に登場する個性豊かな主要キャラクターたちがイラストになって登場。それぞれのキャラクターの特徴を捉えたポップなイラストは、イラストレーター・木村耕太郎によるもの。さらに、本日から本格稼働する公式サイトでは相関図も公開されている。

 

本編の映像を使用したティザーPRも配信中。すみれの「婚活する!」宣言から始まり、宗春(上杉柊平)との出会いの行方は…。そして、いつもすみれのそばですみれを支えてくれる弥生(筒井真理子)と萌(鈴木愛理)。宗春をほどよい距離感で支える父・竜太郎(沢村一樹)、長年の友人・謙(川西賢志郎)。さらにスパイスとなる轟(八嶋智人)も絡み合い…。

 

すみれと宗春の「これって運命の恋!?」にさらなる彩りを添えるキャラクターたち。いったいどんな展開が待っているのか。

 

相関図

『ミス・ターゲット』(c)ABCテレビ

 

PR動画

 

番組情報

『ミス・ターゲット』
ABCテレビ・テレビ朝日系
2024年4月21日(日)スタート
毎週日曜 午後10時~
※放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信

出演:松本まりか、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎/八嶋智人/筒井真理子、沢村一樹
脚本:政池洋佑
音楽:富貴晴美
プロデューサー:山崎宏太、南雄大(ABCテレビ)
山本喜彦、神通勉、小路美智子(MMJ)
演出:植田尚、日暮謙、近藤幸子
制作協力:MMJ
制作著作:ABCテレビ

ティザーPR:https://youtu.be/baqQSEH6_lw
公式HP:https://www.asahi.co.jp/misstarget/
公式X(旧Twitter):@misstarget_abc
公式Instagram:@misstarget_abc
公式LINEアカウント:@abc_drama

(c)ABCテレビ

倉沢杏菜、主演・野間口徹と共に挑んだナオキ役は「誰もが本心では共感できる部分がある」『VRおじさんの初恋』

『VRおじさんの初恋』は“現実世界”と“バーチャル世界”という2つの世界を行き交いながら、さえない中年の独身男性・遠藤直樹(野間口徹)の初恋を描く新たな形のヒューマンドラマ。直樹は、自身の生きがいであるVRゲーム「トワイライト」の中では制服姿の少女・ナオキとして過ごしており、突如現れた美少女アバター・ホナミ(井桁弘恵)と心を通わせていく。

『VRおじさんの初恋』倉沢杏菜 ©NHK

 

今回は、そんなナオキを演じる新星・倉沢杏菜さんにインタビュー。野間口さん演じる直樹と同一人物とも言えるナオキの役どころや演じる上で意識していたこと、野間口さんや井桁さんとの共演エピソードや本作の魅力などを聞きました。倉沢さんの女優としての一面に迫る話題にも注目です。

 

◆今回、ナオキ役はオーディションで勝ち取ったとお伺いしました。オーディション時、手ごたえなどは感じられましたか?

オーディションは緊張のあまりほとんど放心状態で受けていたのですが、いま振り返るとあの時の“心ここにあらず”という感じがナオキの雰囲気と少し通じていたのかなと思っています。ナオキを演じられると決まってから、監督方からは「お芝居が繊細で良かった」と言っていただき、とてもうれしかったです。

 

◆まずタイトルから目を引く本作ですが、最初に台本を読んだ時の印象は?

タイトルだけ見ると非現実的といいますか、普段の私の生活とはだいぶ掛け離れた雰囲気の作品なのかなと思っていたのですが、いざ読んでみるととても人間らしくもどかしく、でも温かくて繊細で…。ナオキともこの作品とも丁寧に向き合い、作品の良さを届けられるように頑張らないと、とあらためて感じました。

 

◆ナオキという役をどのような人物だと捉えていますか?

ナオキは自分でも言っているのですが、ひねくれていて、いろいろなものから逃げていて、人生をも諦めてしまっているんです。でも、私から見ると本人さえ気づいてない優しさが根底にはあって、人間らしい感情を今までは押し殺していただけなのかなと。それがVRの世界でホナミという人と出会い、少しずつほどけていくさまが描かれていきます。そして、今を生きている人たちは、誰しも本心ではナオキに共感できる部分がたくさんあると思うんです。そういうことが見てくださる方に届けばいいなと思いながら演じさせていただきました。

 

◆倉沢さんご自身はナオキとリンクする部分はありましたか?

私は人とコミュニケーションをとることに喜びや幸せを感じるタイプなので、そういう意味ではナオキと大きく違っていると思います。一方で、私も悩みや苦しみは周囲に打ち明けることが得意ではなく、自分の中に閉じ込めてしまうなど、ナオキに共感できる部分もあって。撮影期間はナオキと向き合いつつ、自分とも向き合うことができました。

 

◆根底は野間口さん演じる直樹と同じ人物という、そんな難役・ナオキをどのように作り上げていったのでしょうか。

役作りに関しては本当に感謝しかないのですが、撮影に入る前に野間口さんが本読みの機会を作ってくださり、その際にナオキのせりふを読んでくださったんです。そのおかげで台本を読んでいても直樹が話しているイメージが浮かびやすくなって…。あの時間に助けられたことがたくさんあります。そして、野間口さんはもちろん、直樹くらいの年齢の方を普段から意識的にたくさん見るようにしていました。

 

私としては、何も考えていないようで実は何か考えているような、ボーっとしている時のナオキというのが一番直樹を感じられたのですが、スタッフの方からも「ボーっとしている時のナオキがすごく直樹に見える」と言っていただいて…。そういう直樹を感じていただけるポイントがいろいろなところにちりばめられていると思います。

 

◆野間口さんと撮影中にコミュニケーションを取る機会はあったのでしょうか。

はい。現場にはたくさん見学に行かせていただき、野間口さんのお芝居を拝見したり、ナオキのお芝居についてご相談したりしていました。そこで監督も交えてディスカッションをするなど、皆さんと一緒に役を作り上げていった感覚でいます。

 

◆そんな撮影を経て感じた、野間口さんの印象を教えてください。

野間口さんは優しく柔らかい雰囲気をお持ちで、私が1人であっぷあっぷしている時も温かく受け入れてくださいました。お芝居についても俳優さんとしてあれだけすごい経歴をお持ちなのに、いつも真摯に柔軟に向き合われていて、とてもカッコいい方です。ご一緒できたことを本当に光栄に思っています。

 

◆本作はナオキはホナミとのやりとりも見どころのひとつですが、ホナミを演じる井桁さんの印象はいかがでしたか?

きっと皆さんが想像されているそのまま、優しく明るくてユーモアのある方です。優しさといってもいろいろな種類があると思うのですが、井桁さんは周囲を巻き込む優しさをお持ちで、現場の空気をも包み込んでくださる方。井桁さんがいらっしゃるだけで雰囲気が和やかになるんです。私がお芝居で悩んでいる時にはアドバイスをくださったり、井桁さんのおかげで安心してナオキとしていられましたし、現場でのあり方もたくさん学ばせていただきました。

 

◆撮影の合間などは井桁さんとお話されることも?

たくさんお話させていただきました。お芝居のことはもちろん、時には井桁さんがお好きという焼き鳥のお話なども(笑)。あと、俳優さんって台本やお水、貴重品などを入れたサブバッグを現場に持って行く方が多く、それを“現場バッグ”と言うのですが、最近まで私はその存在を知らなくて…。井桁さんが現場バッグを使われているのを見ていいなと思い、私もある日バッグを持って行き「井桁さんのまねをしました!」と報告したら「みんなやってるよ」と笑っていただいたこともありました(笑)。本当にかわいらしくて、おちゃめなところもあるすてきな方です。

 

◆本作は現実世界とVRの世界を行き来しながら物語が展開していくということで、撮影はどのように行われたのでしょうか。

セットやロケでの撮影が中心でしたが、グリーンバックでの撮影もやらせていただきました。今後、ナオキが水中にいるシーンが登場するのですが、それはグリーンバックを背景にワイヤーで吊られながらお芝居をしていて、初のワイヤー体験もできました! ロケでは各地に行かせていただいて、すてきな場所がたくさん登場するので、そういう部分もチェックしていただけたらうれしいです。

 

◆劇中でお気に入りのシーンをひとつ挙げていただくと?

1話でのナオキとホナミの出会いのシーンでしょうか。現実同様にVRの世界でもひとりで過ごしていたナオキの前に突然ホナミという人が現れ、困惑しつつどこかうれしい気持ちもあって…。そんな心の葛藤を抱えながら、今後もどんどんホナミに巻き込まれていきます。ぜひ、見てくださる皆さんにもナオキと一緒に巻き込まれていただきたいです。

 

◆倉沢さんが感じるこの作品の魅力は?

まず、他のどのような作品とも似つかない唯一無二な作品だということ。ただ、それゆえにユニークさが際立ち、一見とっつきにくく見えるかもしれないのですが、いざフタを開けてみると今を生きている人たちにはみんなどこかしら刺さるものがあるんじゃないかなと。この作品を作り上げながら私自身が自分と向き合えたように、きっと見てくださった方の中にあるわだかまりみたいなものが温かくほどけていくような魅力が詰まっています。この作品が1人でも多くの方に届いたらいいなと願うばかりです。

 

◆今回、ナオキ役に大抜てきされた倉沢さんですが、そもそも芸能界に入ろうと思ったきっかけは?

5歳から8年間クラシックバレエを習っていたのもあり、元々自分の体を使って表現することが好きだったんです。そんな中、中学生の頃に授業参観で英語の劇をやったのですが、芝居をしている私を見た母が「女優さんやってみれば」と言ってくれたんです。そこから高校生になり、進路に悩んでいた時にちょうど今の事務所がオーディションをやっているのを知って、挑戦だけしてみようと受け、ここまでたどり着きました。

 

◆そこから女優として本格始動し、想像とのギャップはありましたか?

もちろん思っていたより楽しいと思える時もあれば、難しさを感じることも多いです。決して簡単にできるものではなく、とても丁寧に、真摯に向き合い続けないといけないお仕事なのだなと感じています。そして、それはつまり自分と向き合い続けるということでもあり、成長を感じられたり、同時にこれまで知らなかった感情が出てきたり、終わりがないのだろうなと。だからこそもっといろいろなことをやってみたいですし、なんならもっと悩んでもみたいです。とても魅力的なお仕事だなと思っています。

 

◆最後に、今後の展望を教えてください。

今の年齢だからこそできる役や難しい役など、まずはもっといろいろな役に挑戦してみたいです。あと、バレエをやっていたのもそうですが、歌を歌うことも好きなので、そういうことを活かせる舞台など、やってみたいことが本当にいっぱいあって。これからお仕事をさせていただく中で、そういう糸が少しずつつながっていけばいいなと思っています。

 

PROFILE

倉沢杏菜

●くらさわ・あんな…2005年3月18日生まれ。神奈川県出身。レプロエンタテインメントが2021年から22年にかけて開催していた「レプロ30周年主役オーディション」がきっかけで芸能界入り。近作はドラマ『君には届かない。』『先生さようなら』など。

 

番組情報

夜ドラ『VRおじさんの初恋』

NHK総合

毎週月~木曜日 午後10時45分~11時

番組公式HP:https://www.nhk.jp/p/ts/GXWGM1YQG1/

 

●text/片岡聡恵

橋本環奈、両親との思い出残る福岡県糸島で朝ドラ『おむすび』ロケ「海水浴場で撮影した“パラパラ”が印象的」

橋本環奈が主演を務める、2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合ほか 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)の福岡・糸島ロケ取材会が開催。出席者の橋本、仲里依紗、宮崎美子、松平健よりコメントが到着した。

『おむすび』(c)NHK

 

本作は“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々と結んでいく“平成青春グラフィティ”。

 

主人公・米田結(よねだ・ゆい)役はNHKドラマ初出演となる橋本環奈。結の姉・米田歩役を仲里依紗が務め、脚本は『正直不動産』の根本ノンジが担当。食と人情の街・福岡、神戸、大阪を舞台に、日本の朝に元気と笑顔を届けるオリジナル作品を送る。

 

このたび、結が青春時代を過ごす福岡・糸島でのロケに合わせて、取材会が実施された。橋本、仲、結の祖母・米田佳代役の宮崎美子、結の祖父・米田永吉役の松平健によるコメントは以下を参照。

 

橋本環奈 コメント

糸島のすてきな自然と空気感の中で撮影が進んでいます。福岡出身の私に地元の方が「お帰り」と言ってくれたりして温かく接してくださるのがうれしいです。私が演じる結にとって、食べ物も海も山も畑もすべて、大切な宝物みたいな場所なんだろうな、と思いながら演じています。私自身、糸島は以前から両親とよく遊びに行っていた町で、そこで撮影ができるのは幸せだなと思っています。

これまでの撮影で印象に残っているのは、海水浴場で3日かけて撮影した、イベントで「パラパラ」を披露するシーンです。地元のエキストラの皆さんも参加してくださってボリュームのある映像になっていると思うので、楽しみにしてほしいです。

 

仲里依紗 コメント

私はまだ撮影に入って日が浅いですが、糸島に初めて来ることができてうれしいです。九州出身なので糸島の存在は知っていたのですが、今回実際に海を見て、自然に触れてみて、なんてすてきな場所なんだと思いました。実の妹から、「糸島はギャルの間では映えスポットだよ」といううわさを聞いていたので、今回来てみて、すごくすてきでおしゃれなカフェがあったりして、これは若者にバズるなと感じました。

家族のシーンは、私はまだ少ししか撮影していないので、今後家族のシーンが増えて、楽しいお芝居ができることがすごく楽しみです。

 

宮崎美子 コメント

こんな大きな孫を持つおばあちゃんです(笑)。糸島で野菜を作ったり売ったりして暮らしています。地元の方に手取り足取り教えていただきながら収穫のシーンを撮影しました。

桜の花が日々ほころんだなと思ったら一気に咲き、タンポポ、レンゲ、シロツメクサ、そして名前は知らないけれど懐かしい草花がいっぱいあって、四季折々の魅力を感じながら全国の皆さんにこの“ふるさと感”のある景色が伝わればうれしいです。

 

松平健 コメント

糸島には初めて来ましたが、海がきれいでとてもすてきでした。そこでイベントをやって、ステージの上でいろいろ手品などをするシーンを撮影したのですが、たくさんの地元のエキストラの方に集まっていただいて、協力していただいた皆さんに笑顔で迎えていただき、本当にうれしかったです。きょうも商店街で撮影しましたが、皆さん温かい方々ばかりで、とてもいい雰囲気で撮影させていただいています。

 

番組情報

2024年後期連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合ほか
2024年後期放送

(c)NHK

伊藤万理華、和合由依と共に挑んだドラマ『パーセント』の撮影経て「生き方が大きく変わりました」

伊藤万理華が主演、和合由依が共演する土曜ドラマ『パーセント』(NHK総合ほか 毎週土曜 午後10時~ほか)が5月11日(土)にスタート。それに先駆けて合同取材会が開催され、伊藤と和合、南野彩子プロデューサーが登壇した。

 

テレビ局は「多様性」にしっかりと向き合えているのだろうか。これまで「当たり前」とされてきた表現も、実は誰かを軽んじたり、傷つけたりしていたのではないか…。そんな、これからのテレビ局が「どうあるべきか」という自戒と「こうしていきたい」という希望を込めた本作。本当の意味で人を思いやるために、多様性社会を生きる全ての人に送る。

 

そんな本作の合同取材会が開催され、主人公でローカルテレビ局「Pテレ」の局員・吉澤未来を演じる伊藤万理華、俳優を目指す車椅子の高校生・宮島ハル役の和合由依、南野彩子プロデューサーが登壇した。

 

本作の撮影を経て、伊藤は「私はこの『パーセント』をやる前とやった後とでは、大げさではなく生き方が大きく変わりました。それは世界の見方や日常のささいなこともそうですが、なによりも対人、人と丁寧に会話するという部分です。今まで物作りをする上でも意識はしていましたが、そこにフォーカスを当てた作品だったのでよりそう思えて。これから先、大切な人や周囲の人に言葉を尽くすことを一番大切にしたい」と。

 

なお、オーディションで抜てきされた和合は東京パラリンピック開会式で「片翼の小さな飛行機」として主演を務めたが、せりふのある演技は本作が初めてのこと。「私は『パーセント』で1日ずっとお芝居をするということを初めて経験して、すごく楽しい時間を過ごさせていただきました。そもそもお芝居をするのも本当に久しぶりで、慣れないことばかりだったのですが、万理華さんからいろいろ影響を受けましたし、現場でたくさんのことを学ばせていただきました」と。

 

「私はこれまでせりふのある役をやったことがなく、周りにいる役者さんたちは皆さんプロなので、撮影前はついていけるようなお芝居ができるかなと不安はあったのですが、終わった今振り返るとやりたいことを全部精一杯できたので、すごく良かったなと感じています」と思いを明かした。

左から)南野彩子P、伊藤万理華、和合由依

 

自身が演じる未来について、伊藤は「未来は最初はAPで、それからプロデューサーになるのですが、一番身近なお手本である南野さんが隣にいらっしゃったので。私自身も今までドラマをはじめいろいろな映像現場でスタッフさんの様子は見てきましたが、企画が通ってドラマとなるまでの流れを見る機会はなかったので、そういう部分は特に興味深かったです。毎回南野さんに“プロデューサーって、画面を見ている時にどういう部分を注意して見ますか?”とか、そういう細かいところまで教わって」と。

 

対して、和合は「ずっと演技をしている中で思っていたことは、 自分に見えなければいいなということ。ハルちゃんは私と同じ年齢で同じ障害を持っていて、結構性格も被るところが多かったんです。でも、ハルちゃんが私に見えちゃうとそれはハルちゃんではなくなってしまうので、 どう自分の要素をなくすかということを毎回結構考えていました。ハルちゃんのモチベーションが高いところ、芯があるところをすごく尊敬しています」と語った。

 

なお、本作には和合以外にも障害を持つ俳優陣が出演するが、伊藤は「最初の入り口としては障害者と健常者というのがあると思うのですが、それよりも私が意識して見ていただきたいところは“この人だから特別なんだ、この人だから一緒にやりたいんだ”っていう、それこそ数合わせじゃなくて、あるカテゴライズの1人だからとかではなくて、その人にしかない魅力があるからというところ」と。

 

「私自身、そういう意識で人と対話できたらいいなと思っていたので、私が今まで感じていたことを『パーセント』で消化できた気がして。あらためて勉強にもなり、すごくいい機会をいただいたなと思います」と笑顔を浮かべた。

左から)伊藤万理華、和合由依

 

最後は本作の見どころについて、伊藤は「未来がハルちゃんに出会ったことでスタートする物語ですが、未来は初めてのことを体験して、人以外でも物でもいろいろな障壁にぶつかって、言っちゃえば本当に失敗しまくるんですよ(笑)。ハルちゃんと出会ったことで、挫折や後悔を何度も繰り返しながらもどう“パーセント”を動かしてドラマを完成させるか、そういうところの未来の成長物語でもあると思っています」と。

 

和合も「私の好きな言葉に“人を傷つけるのは人だけれども、人を元気にしてくれるのも人”というものがあるのですが、その言葉がすごくしっくりきて。それを『パーセント』が伝えてくれているなと、いちファンとして作品を見て感じました。『パーセント』に出ているのは人ですからせりふがありますが、せりふ以外のところでも胸に響くポイントがたくさんあって。それがすごくすてきだなと思いますし、私が『パーセント』を好きな理由です」と力強くアピールした。

 

番組情報

土曜ドラマ『パーセント』
NHK総合ほか
2024年5月11日(土)スタート
毎週土曜 午後10時~ほか

番組公式HP:https://www.nhk.jp/p/ts/8N2ML9PMRG/

元優等生の少年と生活保護を受けて暮らす少女が見失った夢を取り戻す 特集ドラマ『むこう岸』5・6放送 西山蓮都、石田莉子らが出演

特集ドラマ『むこう岸』(NHK総合 午後9時30分〜10時43分)の放送日が5月6日(月・祝)に決定。また、西山蓮都、石田莉子、サニー マックレンドン、岡田義徳、酒井若菜、遠藤久美子、森永悠希、山下リオ、渋川清彦の出演が発表された。

『むこう岸』(c)NHK

 

本作は、安田夏菜による小説「むこう岸」をドラマ化。有名私立中学をドロップアウトした少年が生活保護を受けて暮らす少女と出会い、再び未来への希望を見いだしていく。

 

公立中学校に転校してきた山之内和真は、「有名私立中学で落ちこぼれた」という秘密を、クラスメートの佐野樹希に知られてしまう。「取り引きしない?」と樹希に命じられたのは、彼女を慕う口のきけない少年・アベルに勉強を教えることだった。

 

エリート主義の父親からのプレッシャーに悩んでいた和真は、近所のカフェのマスターが子供たちに開放している小さな部屋で、アベルや樹希と過ごすうちに、自分の居場所を見つけていく。だが、病気の母と幼い妹を抱え、生活保護を受けて暮らす樹希は、将来に希望が持てず、なりたかった看護師の夢もあきらめていた。

 

そんな樹希を見かねて、「理不尽だよ」と和真が手にしたのは「生活保護手帳」。大人でも難解な内容を読み解き、なんとか解決策を見つけようと奮闘する。そして、ケースワーカーや塾講師など、周囲の大人たちを巻き込みながら、ついに起死回生の一手を見つけ出す。だが、その矢先、事件は起きた。果たして和真の未来は。樹希は夢を取り戻せるのか。

 

このたび、本作のキャストが決定。西山蓮都、石田莉子、サニー マックレンドン、岡田義徳、酒井若菜、遠藤久美子、森永悠希、山下リオ、渋川清彦が出演する。

 

番組情報

特集ドラマ『むこう岸』
NHK総合
2024年5月6日(月・祝)午後9時30分〜10時43分
※BSP4Kでの放送時期は未定

原作:安田夏菜「むこう岸」
脚本:澤井香織
演出:吉川久岳(ランプ)
制作統括:齋藤圭介(NHK)、西村崇(NHKエンタープライズ)、石井智久(ランプ)

(c)NHK

山崎紘菜×飯島寛騎×小笠原海インタビュー 不倫成敗ドラマ『御社の乱れ正します!』に込める思い「頑張っている人を応援したい」

4月2日(火)よりスタートする火曜ドラマ9『御社の乱れ正します!』(BS-TBS、BS-TBS 4K 毎週火曜 午後9時~9時30分)で主演を務める山崎紘菜さん、共演の飯島寛騎さんと小笠原海(超特急)さんにインタビュー。演じるに当たって意識したことやお互いの印象などを聞きました(取材はクランクイン前)。

『御社の乱れ正します!』©樹ユウマ・DPNブックス/「御社の乱れ正します!」製作委員会

 

本作は、累計1600万DLされている電子コミック「御社の不倫の件~絶対に別れさせます~」(樹ユウマ/DPNブックス)を実写ドラマ化。“迷惑な社内不倫”に天罰を与える、爽快な不倫成敗ドラマだ。

 

山崎さん演じる主人公・三枝玲は、身勝手な不倫で周囲に迷惑をかける男女の仲を、鮮やかな手口で別れさせるプロ。そんな玲のトラップに華麗なスルーパスをする鹿妻新を飯島さん。依頼を受ける窓口となるバーの店主ガンちゃんを小笠原さんが演じる。

 

◆本作に出演することになっての率直な感想を教えてください。

山崎:玲というひとりの人物を演じますが、潜入捜査をしているときはまた別のキャラクターを演じているような感覚になるのかなと思いました。いろいろな一面をお見せできそうで今からワクワクしています。

 

飯島:不倫をテーマにした作品ですが、スカッとするような気持ちになれる作品だなというのが第一印象です。

 

小笠原:確かにすごくすっきりする作品。そんな中で、ガンちゃんのバーは作戦会議する場ではありますが、みんなの安心する場でもありたいなと。居心地のいい空間にしたいです。

 

◆どのように役柄を演じたいと思われていますか?

山崎:玲の人生は時間が止まってしまっているところがあるので、このドラマを通して彼女の時間が少しずつポジティブな方に動きだしたらいいなと思っています。

 

飯島:普段の新は、たぶん直感で動いている人。自分の信じているものを信じて突き進むので、仕事となってもガラッと意識的に変わるというのはないんじゃないかなと思っています。もちろん現場に入って、空気感や皆さんと役を通して対峙することで変わってくるとは思いますが、力んで新を作ろうという感じではないです。

 

小笠原:ガンちゃんはすごく俯瞰する能力に長けていると感じました。バーを経営していることや、玲たちに依頼を持ってくること、一歩引いてみんなのことを見守ったり、すごく良い兄貴分的な存在でもあるのかなと思います。でも、ただ冷たい、クールというわけではなくて、気にかける優しさや温かさを持っていたりもするので、大人の余裕を感じるようにしたいです。

 

◆作中では、さまざまな変装をされますが、楽しみにされていることはありますか?

山崎:これまで自分が演じてきた役が助けてくれそうなキャラクターもあって、すごく楽しみにしています。

 

◆対峙する共演者の方によっても、潜入先の玲も変わりそうですよね。

山崎:そうですね。潜入の仕方もさまざまですし、これまで見せたことのない表情だったり、新しい自分ともこの作品で出会えたらいいなと思います。

 

◆飯島さんは、『シンデレラ・コンプレックス』で不倫をする側の役を演じられましたが、今回は成敗する側に変わりますね。

飯島:不倫はよくないと思います(笑)。僕が潜入するキャラクターで言うと、楽しみという感情が強くて、どう演じ分けようか。相手を引っ張り出す方の立場になるのでそういった面ではすごく楽しみです。

 

◆第1話で新はホスト姿を披露する場面もあります。

山崎:楽しみですね!

 

飯島:めちゃくちゃカッコいいぞ(笑)。

 

小笠原:自信たっぷりだね(笑)。

 

◆小笠原さんもバーを飛び出して、変装するシーンもありますね。

飯島:一番すごいよね。

 

小笠原:いやいや。僕は普段はバーにいることが多いと思うんですけど、この2人に対して愛情がありますし、2人の頼みならばという部分がすごく大きいので、話が進むにつれて、バー以外のところでもお目にかかれるところが来ると思うので、楽しみにしていてほしいです。ただ少し怖いのは、ある姿でオールアップを迎える可能性があること(笑)。

 

◆山崎さんは小笠原さんと初共演ということですが、お会いしてみての印象はいかがですか?

山崎:マイナスイオンが出ているような、柔らかい雰囲気を持たれている方でとても安心しました。玲もガンちゃんには信頼を寄せていますし、ご本人も信頼できる方だなと思いました。

 

小笠原:初めましてですが、いつも映画館で見ていたので初めましてな感じがしていないです(笑)。それに94年生まれで同い年なんです。だから2人で、2個下の寛騎をかわいいかわいいしてあげようかなと。

 

◆飯島さんはお2人と3度目の共演ということで、安心するところもありますか?

飯島:安心もありますし、変に気を使わず、初めましてのフィルターがないから、僕もすごくやりやすいです。今回この3人でいる時間が多いので、楽しみです。作戦会議もそうですが、視聴者がワクワクするようなものを作っていけたらなと思っています。

 

山崎:飯島さんと共演するときは、絶対イケメン役(笑)。なので、今回はどんなイケメンを見せてくれるのかなって楽しみです(笑)。

 

飯島:今回はホストにもなるし、今までもそういう役で会うことが多かった(笑)。

 

◆小笠原さんは飯島さんとはいかがですか?

小笠原:プライベートで飲みに行ったりすることもあるので、現場でも会えることがすごくうれしいです。一緒の現場が3回目ということもすごくうれしいので、 一緒にいい作品にしていけたらいいなと思っています。

 

◆作中でも皆さんの和気あいあいとした雰囲気が出てきそうですね。では、演じられるキャラクターとの共通点はどこでしょうか?

山崎:お芝居で日々いろいろな役を演じているところや、プライベートで感情を出すことがそんなに得意ではないところが似ているのかなと思います。

 

飯島:新のオンとオフの切り分けは、僕と似ているなと思います。あとうまいならうまい、楽しいなら楽しい、幸せなら幸せみたいに真っすぐに感情豊かな表現するところも。

 

小笠原:普段活動している超特急や、事務所の「EBiDAN」というアーティスト集団でも最年長。ガンちゃんも2人の兄貴分的なところがあるので共通しているところかなと思います。

 

◆この3人の中で友達になれそうだなと思うキャラクターはいらっしゃいますか?

山崎:新とはいろいろとアクティブに一緒に楽しめそう。みんな魅力的ですが、すぐ仲良くなれそうなのは新かなと思います。

 

飯島:僕はゆっくり話したいタイプなので、ガンちゃん。普通のテンション感で飲みながらとか会話したいです。

 

小笠原:玲かな。しっかり話できそうだなと。クールな部分はあるけれど、心を許して、仲良くなったら、自分の秘密も話せそうだし、それを他の誰にも言わないという安心感もある。玲さんが話してくれたらすごくうれしいし、より親密になれそうなので時間をかけて仲良くなりたい人です。

 

◆不倫を一掃する本作ですが、皆さんが一掃したいことは?

山崎:家を片付けたい。忙しくなると、家事がたまってしまうので、撮影中はより気をつけないと怖いです。

 

飯島:同じです。いらないものを捨てたいです。

 

小笠原:部屋を片付けたいのはもちろんそうなんですけど、やめたいことで言うと、僕、お風呂がすごく好きで、結構長い時間、湯船に漬かるんです。そこでドラマを見たり、YouTubeを見たり、映画を見たりしているんですけど、そろそろエンディングというタイミングで、湯船の栓を抜いて、ちょうどいいタイミングで出たいんですけど、これがもう終わるかなみたいな感覚でいたら、思ったよりエンディングが長い時があって。だから僕、たまに空の浴槽に入ったまま、動画を見てる時があるんです(笑)。

 

山崎&飯島:えー!

 

小笠原:でも、最後まで見たくて、僕の中で途中で終えることは許されないし、そこから湯船にお湯を足すこともないのでそれをやめたいです。

 

◆どう改善しましょうか?(笑)

飯島:動画をお風呂で見なければいいんじゃない?

 

小笠原:お風呂で見るのがいいんだよ!でも、きちんと1回残りの時間を確認して、湯船の栓を抜くタイミングを見計らうことを徹底しようかな。

 

◆今回、変装もする役柄、ちょっと2面性があるのかなって思うんですけど、皆さんの仕事とプライベートの切り替え、タイミングやスイッチはどこで変わりますか?

山崎:スイッチは特になくて、家に帰ったり、休みとなったら勝手にスイッチがオフになるタイプだと思います。2人はある?

 

飯島:ないです。自然とオフになっていたり、それこそ仕事に向かってるときにオンになっているかもしれないです。

 

山崎:ステージに上がるスイッチはありますか?

 

小笠原:ステージはその日ずっと緊張しているとかはなくて、ライブが始まる直前ぐらいに緊張して、ステージに出たら平気みたいな感じ。緊張したタイミングでスイッチが入ってるのかもしれない。

 

◆では、役者と超特急の切り替えはありますか?

小笠原:超特急のときはカタカナで「カイ」と書いて本名ではないんです。なので、素の自分とは少し違っていて。“超特急のカイ”として自然とスイッチが切り替わっているかもしれないです。

 

◆では皆さん、自然とスイッチが切り替わるタイプという。

山崎:そうですね。ただ演じるときはどうしても自分の延長に役を置いてしまうタイプなので、別の人に切り替わるという感覚ではないかも。自分と近いところもあるし、遠いところもある、みたいな距離感なので、演じるスイッチというのはないかもしれないです。

 

◆不倫を裁く、新しいヒーローが誕生します。皆さんのヒーローはどんな方ですか?

飯島:世界の平和を元々守ってきた人間なので。

 

山崎&小笠原:そうじゃん!

 

飯島:そういった面で言うと、普段生活している中で、街のゴミを拾っている人とか、住みやすくしてくれている人はヒーローだなと思います。みんなが暮らしやすくって、自分のためというよりかは、みんなのためで。そういう気配りがヒーローなんじゃないかなと僕は思います。

 

山崎:小学生のころ、吠えて飛びかかってくるすごく怖い犬が、通学路にいたんですけど、その狂犬を手なずけている飼い主の人がカッコよく見えました。

 

小笠原:どんなヒーローでもいいと思うんですけど、その姿を見て背中を押されたでもいいし、何かをしたいと思うきっかけになるという時点でヒーローだなと思うんです。僕、『ウルトラマンティガ』が幼い頃にとても好きで。 好きすぎて『ウルトラマンティガ』を見たいがために時計の読み方を覚えたり、VHSの録画の方法を2歳とか3歳で覚えたりとか、僕の“何かをするために自分が何かをしよう”というきっかけになったので、リアルヒーローです。

 

◆本作の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。

山崎:最初にこのドラマの打ち合わせをしたときに、「頑張っている人を応援したい」というワードが出てきて、それがすごくすてきだなと思いました。私自身も玲を通して頑張っている方の助けになりたいと思いますし、見てくださる方に何かメッセージをお届けできるように頑張るので、ひとりでも多くの方にご覧いただけたらうれしいです。

 

飯島:人それぞれ悩みの重さは違うと思いますが、この作品を見ていただき、自分の壁を越えていくきっかけになったらうれしいです。そしてみんな目標や夢に向かって、頑張っている姿を楽しんでもらえたらなと思います。

 

小笠原:今回、迷惑不倫を成敗するということで、真面目に生きている人が報われる世界であってほしいと思いますし、自分の信じるものに対して真っすぐ向き合えるような気持ちになれるドラマだと思います。この3人の作戦会議の空気感も楽しんでいただきながら、物語を楽しんでいただければうれしいです。

 

PROFILE

山崎紘菜

●やまざき・ひろな…1994年4月25日生まれ。千葉県出身。A型。

 

飯島寛騎

●いいじま・ひろき…1996年8月16日生まれ。北海道出身。B型。

 

小笠原海

●おがさわら・かい…1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。O型。超特急のメンバー。

 

あらすじ

仕事先に不倫をしている人物がいたら、どうしますか? 当人たちの問題だから放っておけ? でもその不倫の影響で、周囲が迷惑や損害を被ることになったら…。

 

イベント会社に、若くて美人の正社員・安西梨々香(優希美青)と、地味な派遣社員・三枝玲(山崎紘菜)が異動してくる。入社5年目の高橋さつき(小島藤子)は、課長命令で梨々香の面倒をみることになった。
しかし、梨々香は全く仕事ができず、さつきの業務は増えるばかり。

 

ある日、さつきは仕事帰りに、課長と梨々香がラブホテルから出てくるのを目撃する。梨々香は課長と不倫関係にあったのだ。

 

大事な彼氏とのデート日に、梨々香が起こしたトラブルのせいで残業をする羽目になり、あまりの理不尽さにさつきが涙を流す。そこに派遣社員の玲が声をかけてくる。

 

彼女は「社内不倫は排除されるべき迷惑行為です。誰かが別れさせてくれるといいんですけど」と意味深な言葉を残し去っていく…。

 

番組情報

火曜ドラマ9『御社の乱れ正します!』(全8話)

BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送

2024年4月2日(火)スタート

毎週火曜 午後9時~9時30分

 

<出演>

三枝玲:山崎紘菜

鹿妻新:飯島寛騎

ガンちゃん:小笠原海(超特急)ほか

 

<スタッフ>

原作:「御社の不倫の件~絶対に別れさせます~」 樹ユウマ/DPNブックス

脚本:まなべ ゆきこ(『雪女と蟹を食う』「劇場版 奥様は、取り扱い注意」)、丹保あずさ

監督:北畑龍一(『孤独のグルメ Season10』「君が、おにぎり好きだから。」)、森裕史

企画プロデュース:北川雅一(BS-TBS)

プロデューサー:韮澤享峻(BS-TBS)武井哲(PADMA)前田利洋(THE EINS)

企画:BS-TBS

 

番組ホームページ:https://www.bs-tbs.co.jp/drama/onsha/

番組公式X&Instagram:@drama9_onsha

 

©樹ユウマ・DPNブックス/「御社の乱れ正します!」製作委員会

月島琉衣&黒川想矢、今泉力哉監督の現場で成長を実感「毎日が本当に学びでした」『からかい上手の高木さん』インタビュー

4月2日(火)スタートの『からかい上手の高木さん』(TBS系 毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分/一部地域を除く)でW主演を務める月島琉衣さん、黒川想矢さんにインタビュー。オーディションに受かった時の心境や、全編にわたり香川県小豆島で行われた撮影の裏話などを聞きました。

『からかい上手の高木さん』左から)黒川想矢、月島琉衣

 

本作は、月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載された山本崇一朗による同名ラブコメ漫画を実写ドラマ化。とある島の中学校、隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」、そんな2人の日常のやりとりを描く青春ラブコメディ。

 

西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役を月島さん、高木さんにいつもからかわれてしまう西片を黒川さんと10代のフレッシュなキャストが演じる。監督は恋愛映画の名手として映画ファンから絶大な支持を集める今泉力哉さんが務める。

 

◆オーディションで本作への出演が決まったということですが、受かった時の心境を教えてください。

月島:オーディションが3回あったのですが、特に最終オーディションではエチュードやゲームをしたのが楽しかったです。ただ、その場には女の子も男の子もすごい方たちが来ていたので、その中で選ばれたと聞いた時はすごくうれしかったですし、主演ドラマということが初めての経験でもあったので、台本も早めに覚えたりとか、今後の活動や将来のための第1歩にも大きくつながるなと思って、とにかく頑張ろうと思いました。

 

黒川:僕もオーディションが3回あって、1回目はたくさんの人がいる中、渡された台本から西片がどういう子なのか分からなかったので、「これはダメかも…」と思っていたのですが、2次の時に女の子が6人と僕1人だけだったんです。「これはまさか!」と思っていたら、3次では男の子3人と女の子3人でのオーディションだったので、受かった時はうれしかったです。

 

◆オーディション中の心境や、役を勝ち取るために意識していたことを教えてください。

月島:原作を読んで高木さんの声のトーンやちょっと大人っぽい表情といった特徴を学びながら、頂いた台本でせりふの練習をしていました。相手がいる想定で練習することは難しかったですが、高木さんのせりふだけでもすごく楽しい内容で、練習も楽しくできました。

 

黒川:オーディション中にコミュニケーションを取るために、いろんなゲームをしました。1から6までカードが用意されていて、1は一番弱く「好きです」、6は思いを強めて「好きです!」と番号を伏せて言って、その番号を当てるというゲームだったのですが、ゲームをしていくうちにだんだん緊張がほぐれて楽しくなって、演技中も楽しく会話をすることができました。

 

◆お2人が初めて会話したのはどの段階ですか?

月島:本読みでした。そこからリハーサルして撮影だったのですが、最初はお互い緊張していたので、ひと言も話せなかったりもしましたが、撮影を重ねていくうちに、最後は仲良くなれました。

 

◆撮影までに何か準備されたことはありますか?

黒川:今泉監督からのリクエストで、「ゆっくりなテンポで、リアクションを大きく演じてみよう」と言われました。今まで演じたことがなくて、むしろ反対の演技を同時にやらなければいけない気がして難しいなと。なので、「うわぁ!」など叫ぶ練習をたくさんしました。

 

◆月島さんはいかがですか?

月島:高木さんは、凛としていて、大人っぽい感じの子。でも、私は普段はすごくおしゃべりだし、元気なので真反対なのかなと。ただ高木さんは笑顔がすてきなので、そこは普段の私も生かせたらいいなと思いました。あと高木さんはゆっくりしゃべるのでリズム感も意識して練習しました。

 

◆全編、小豆島での撮影ということでしたが、いかがでしたか?

月島:主に中学校で撮影することが多かったのですが、そこから外を見るとすぐに海が広がっていて。海や空などの景色を見ることがすごく好きなので、その景色を見て、心が浄化されるといいますか、すごく明るい気持ちになれましたし、朝が早い撮影の時など小豆島の空気が気持ちよくて、朝日もきれいですてきな島でした。

 

黒川:僕は海なし県出身なので、海と触れ合うことは1年に1回ぐらいしかないんです。そんな中で、今回撮影が1か月間あったのですが、毎日朝起きてカーテンを開けると海が目の前に広がっていて感動がすごかったです。

 

◆グルメなども楽しみましたか?

黒川:一番好きだったのはジェラート。そのジェラートが本物のフルーツをそのまんま食べているみたいな感じで。

 

月島:いろんなフレーバーがあって、その色もそれぞれ違うんですよ。組み合わせも変えられたので、撮影終わりやお休みの日に行ったりしました。

 

◆そのほかに現場ではやっていたことはありましたか?

月島:クランクアップ前ぐらいに、オリーブ公園へ行きました。そこで、ちょうど桜が咲いている頃だったので、レジャーシートを敷いて、みんなでお花見したり。ハートのオリーブがあったので、そのハートのオリーブをみんなで探したりしました。最後に共演したみんなと外出ができて、すごく楽しかったです。

 

黒川:僕もそれが思い出に残っています。学校での撮影が多かったので、みんなで給食みたいに自分たちの席でケータリングを食べたのも楽しかったです。

 

◆お気に入りのシーンはありますか?

月島:西片が歩いているところに、高木さんが自転車で合流して、「西片、おはよう」という、日常のかけがえのないやりとりのところ。その最初のシーンがクランクインの日だったので、思い出に残っているし、天気も良くて良かったです。

 

◆クランクインのシーンが最初のシーンというのは、入りやすかったですか?

月島:いろいろと調整してくださったと思うんですけど、最初のシーンがクランクインというのは気持ち的にもやりやすかったですし、高木さんが始まるなという感じがしました。あと、原作でも有名な消しゴムのシーンを一緒にできたというのも思い出深くて。長いシーンでカット数は多かったですが、つなげて撮ってくださったので、やりやすかったし、思い出に残っています。

 

◆実際、その消しゴムの反対側を渡してしまったとかありましたか?

黒川:ありました。「本番!」で、あ、逆だったって(笑)。僕はお気に入りのシーンというか、先に完成した映像を見させてもらった時に、缶を開けたように、撮影をした小豆島の景色や、風や波の音など小豆島のすてきな雰囲気がドラマの中に詰まっていて、感動して初めて泣いてしまいました。

 

◆撮影の合間は、お二人はどんな感じだったのでしょうか?

月島:撮影の合間は、私が黒川君をからかうというか、ちょっといたずらして。

 

黒川:消しゴムを隠されたり。

 

月島:後ろからわー!とやったりしました(笑)。あと、黒川君から俳優としての活動経験も聞かせてもらって、私にとってとても深い話だったので、すごく良かったです。そういう役のことに対してとか深いお話から、笑えるたわいもない話もしました。

 

黒川:ホテルにある銅像に“ヘレンさん”という名前をつけたり、学校にあったガイコツに“キューカンバーくん”と名前をつけていましたよね。

 

月島:そうでした。不思議な銅像だったので、思い出として名前をつけました(笑)。ガイコツはドラマにも映っていると思います。

 

◆お互いの印象を教えてください。

月島:お芝居の経験が少ない中で、黒川君と出会って、高木さんと西片として演じている間のテンポ感がやりやすくて、すごく支えてもらったなと感じます。休憩時間や合間、本読みの練習も1シーン1シーンを大切にお互いやってきたので、それも黒川君含めて、関わってくれた皆さんと一緒に『からかい上手の高木さん』を作り上げられた気がします。

 

黒川:月島さんは、すごく明るくていろんな人と話していて、現場を明るくしてくれる人。すごく真面目で、役に対して、考えているんだなと思いました。

 

◆今泉監督からアドバイスを受けたことや、監督と一緒に仕事してみての感想を教えてください。

月島:監督はとにかく優しくて、穏やかな方。一つ一つ丁寧に細かく教えてくださるので、すごく分かりやすかったです。「暗いシーンでも中学生らしい明るさ、楽しさというのは常に保ってほしい」と言われていたので、そこは話し合って、常に意識できるように頑張りました。あとは私の演技を大切にしてくれたので、1シーン1シーンの感情を大切にできましたし、つながりも自然にできた気がして、撮影が終わるたびに、「今日もよくできた」「満足できた」という気持ちで終わることができました。クランクアップまで楽しかったですし、一緒にいい作品を作れてよかったです。

 

黒川:監督は本当に優しくて、すごく話しかけやすい方。ドラマだけどものすごくゆっくり撮影をしてくれて、僕らと向き合ってくださって。大好きな監督です。

 

◆本作を経験して、成長したなと思うところはどこでしょうか?

月島:毎日が本当に学びでした。撮影の雰囲気だったり、前のシーンとのつながりの大切さなどを学べたことで、自分にできることはやってみようという思考に変わりましたし、この作品を通して大きく成長できたなと思います。

 

黒川:今泉組のみんなで、家族みたいに、同じ場所に向かって、高木さんと西片の関係性を丁寧に作っていたので、すごく楽しかったです。毎回演技が変わるといけないから、なるべく同じ演技ができるようにということを言ってもらえて、すごく学びになりました。

 

月島:私はこんなに長いせりふをもらったことも初めてだったので、最初は覚え方も分からなかったのですが、早めに覚えてみたことで、意外とスムーズにできた気がしたので、これからも出来ることは続けていきたいです。

 

◆黒川さんは演技の引き出しが増えたなという感覚はありましたか?

黒川:今回ラブコメディなのですが、今までやってきた演技と違って、演じる役によっていろいろな日常のテンポがあって楽しいなって感じました。もっとコメディをやりたいなと思いました。

 

◆今後挑戦したい役はありますか?

黒川:僕はヤンキー役をやってみたいです。ギラギラのネックレスとかして、けんかシーンもやってみたいです。これまで剣を振り回す役はやったことがありますが、拳を使う感じのものはないので。

 

月島:秘密を隠していそうなミステリアスな役や、私も体を動かすことが大好きなので、アクション系もやってみたいです。

 

◆この物語が中学生のお話ということで、月島さんはどんな中学時代を過ごされていましたか?

月島:特に中学3年生の時の文化祭や体育祭などの行事が思い出に残っていて。最高学年だから、1、2年生を引っ張っていく立場として、体育祭ではみんなに声がけしたりとか、練習のスケジュールを組んだりするポジションを任せてもらえて、放課後の学校に残ったりしながら、行事に参加できたのがすごく楽しかったです。

 

黒川:4月から中学3年生になるので、楽しみになりました。撮影中も月島さんから「中学3年生だけは違う」とずっと言われていたので(笑)。

 

月島: 3年生は1、2年と違ってクラスみんなで団結して、楽しく最後まで終われた気がしているので楽しんでほしいです。

 

◆黒川さんは実際に中学生ですが、学校生活はどのように過ごされていますか?

黒川:仲良い友達と絵を描いたり、理科室に行って、メダカの世話をするのが楽しいです。

 

◆4月から新年度を迎えるということで、仕事とプライベートのそれぞれの目標を教えてください。

月島:まだまだいろんなことに挑戦したいですし、もっとたくさんの作品や人と出合って、いろんなことを学んで頑張っていきたいです。学校は高校2年生になるという立場なので、変わらずお友達と仲良くして楽しみたいです。

 

黒川:これまでは学生役が多かったので、ちょっと不思議な宇宙人役とかやってみたいです。プライベートでは、最近カメラで写真を撮るのがすごく楽しいので、いろんな景色などを撮りつつ、来年は受験なので、勉強も頑張りたいです。宇宙が好きなので、そういうことも学べたらいいなと思っています。

 

◆小豆島にもカメラは持っていきましたか?

黒川:はい。自分が生きている中で出会ったことのない景色がいろいろ見えて、すごく幸せでしたし、月島さんも撮らせてもらいました。

 

月島:いっぱい撮ってもらいました。景色の写真ももらったのですが、色も好きで気に入っています。

 

◆最後にメッセージをお願いします

月島:小豆島のきれいな自然と一緒に自由な演技ができましたし、小豆島のいろんなところに行っているので、景色も楽しんで見ていただけたら。中学生のそのかわいらしい日常の感じもすてきになっていると思います。

 

黒川:2人の掛け合いも見てほしいんですが、小豆島の雰囲気も見てくれたらすごくうれしいです。

 

月島:電話のシーンもあるのですが、そこが台本で11ページぐらいあって。お互いノーカットでつなげて撮ってくださったので、すごく感情も保ちやすかったですし、私にとっても大きな経験のひとつだったので、そこもぜひ見てほしいです。

 

PROFILE

月島琉衣

●つきしま・るい…2008年3月1日生まれ。神奈川県出身。AB型。

 

黒川想矢

●くろかわ・そうや…2009年12月5日生まれ。埼玉県出身。

 

番組情報

ドラマストリーム『からかい上手の高木さん』

TBS系

2024年4月2日(火)地上波放送スタート

毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分(※放送日によって放送時間が異なります)

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

先行配信:4月2日(火)の地上波放送開始に先行して「Netflix」にて3月26日(火)から毎週火曜配信

 

製作著作:TBS

制作協力:ファインエンターテイメント

原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)

脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉

主題歌:「遥か」Aimer(SACRA MUSIC/Sony Music Labels Inc.)

プロデューサー:大澤祐樹、森川真行(ファインエンターテイメント)

監督:今泉力哉

 

●hair&make/沼田真実(月島)、岩渕賀世(黒川) styling/船橋翔大(月島)、岩田友裕(黒川) 衣装協力/カーディガン33,000円(DRESS HIPPY/New name! TOKYO 03-6447-2199)シャツ18,700円(EGO TRIPPING/GARROT 03-4361-8562)(黒川)

 

©山本崇一朗/小学館 ©TBS

飯尾和樹、要潤、栗山千明、三宅弘城、山田真歩が『花咲舞が黙ってない』出演決定!ポスタービジュアルも解禁

今田美桜主演の土ドラ9『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系 4月13日(土)スタート 毎週土曜 午後9時)に、飯尾和樹(ずん)、要潤、栗山千明、三宅弘城、山田真歩の出演が決定。ポスタービジュアルも解禁された。

『花咲舞が黙ってない』左から)山田真歩、飯尾和樹、要潤、栗山千明、三宅弘城©日本テレビ

 

銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品で、2014年、2015年、杏主演で放送して大ヒット。前回のドラマ放送後に出版された新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)を原作にした新たな物語を、主人公・花咲舞役に今田美桜、舞のバディ・相馬健役に山本耕史という新たなキャストで送る。

 

舞と相馬が所属する臨店班は、問題を抱えた支店に赴いて改善指導を行う部署だが、毎回この2人に仕事の依頼を持ってくるのが支店統括部次長の芝崎太一。前作では塚地武雅(ドランクドラゴン)が演じたこの役を、今作では飯尾和樹(ずん)が演じる。

 

飯尾は「環七で信号待ちをしている時に、マネージャーさんから今回のオファーがあったことを聞きました。ドラマ好きのマネージャーさんから作品の説明を受けまして、環七から目黒通りに左折する時には『もうやろう!』って決めていましたね。撮影が始まりましたけど、みんなでアイデア出し合って『いいね! こうしていこう!』って決めていくすごく明るい現場で。こんな家に生まれたかったなあ、なんて思いながらやっています」と、笑いを誘いつつ思いを語った。

 

新シリーズで舞と相馬の前に立ちはだかる壁となるのが、菊地凛子演じる昇仙峡玲子。経営企画部に所属し、銀行の利益のために不祥事を洗い出してつぶし、隠蔽する特命任務を行う役どころだ。

 

昇仙峡にその任務を与えるのが、要潤演じる経営企画部部長・紀本平八。40代にして執行役員、経営企画部長にまでのし上がった超エリートで、将来の頭取候補とも言われている「銀行の利益のためならどんな手段もいとわない」という信条を持つ男・紀本を演じる。

 

要は「とてもワクワクする台本で一気に読みました。(紀本は)暗い部屋でボソボソと指示を出しているような人で、決していい人ではない。かなり偉い立場なので、盛大に何かやらかして舞の強大な壁になるような、そんな存在になれれば。できれば最後は、思いっきり舞に叱られたいですね(笑)」と思いを語った。

 

また舞台となる支店が毎週変わるため、1話ごとに豪華ゲスト俳優が登場することも本作の見どころのひとつ。今作にも栗山千明、三宅弘城、山田真歩らの出演が既に決定している。

 

栗山が演じるのは、舞の支店勤務時代の元同僚・根津京香。支店長のイエスマンと言われ、後輩に厳しく、支店内の全女性行員から恐れられているが…という役どころ。

 

栗山は今回の出演に、「前のシリーズを楽しく拝見させていただいていたので、今回のオファーはうれしかったです。撮影が始まったばかりのはずなのに、もうずいぶん長く撮影しているかのような、和やかな空気の現場でした。皆さん息の合うお芝居をされていて、私もその中に飛び込んで楽しく演じさせていただきました」とコメント。

 

三宅は、ベテラン行員・畑仲康晴を演じる。身を粉にして銀行に尽くしてきたが、嫌われ役の検査部に異動するという役どころ。今回の配役に三宅は「理不尽なことや納得できないことが多い世の中ですが、このドラマを見ていただいて少しでも明日の活力にしていただければ幸いです。花咲舞さんの『黙りません!』はスカッとします!すてきなキャストの皆さまとそんな世界に参加することができて光栄です」とコメントした。

 

山田は、取引先の経理担当・大沢あゆみ役で出演する。支店勤務時代の舞とも面識があり、舞に窓口でよく愚痴をきいてもらっていた仲。山田は今回の出演に際し、「私が演じさせていただいた大沢あゆみさんは、言いたいことがあってものみ込んで、ずっとずっと黙っています。でも、花咲舞さんのように黙っていない人の存在に心を揺さぶられ、勇気をもらえるのでした。たくさんの『あゆみさん』のためにも、GO!花咲舞さん!応援しています」とコメント。

 

併せて、そんな豪華ゲストらも出演するPR動画が、日テレドラマ公式YouTubeチャンネルなどで公開。また、ポスタービジュアルも発表された。

 

名刺や入構証にスマホ、マイボトルなど、私物をかばんからまき散らしながら柵を飛び越える花咲舞の姿は、銀行内の悪事に正面からぶつかり、周囲をかき回しながらも突破していく…そんな舞の生きざまをそのまま現したかのような躍動感にあふれている。

 

4月放送スタートという時季、花咲舞という名前を踏まえ、さらに正義の象徴としての意味もある“桜吹雪”をイメージしたタイトルロゴにも注目だ。

 

番組情報

土ドラ9『花咲舞が黙ってない』

日本テレビ系

2024年4月13日(土)スタート

毎週土曜 午後9時放送

 

<配信>

放送後TVer、Huluで配信

 

<キャスト>

今田美桜、山本耕史、飯尾和樹(ずん)、要潤、菊地凛子、上川隆也 ほか

 

<スタッフ>

原作:池井戸潤『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)、『不祥事』(講談社文庫/実業之日本社文庫)

脚本:松田裕子、ひかわかよ

演出:南雲聖一

チーフプロデューサー:田中宏史

プロデューサー:小田玲奈、鈴木香織、能勢荘志

シリーズプロデューサー:加藤正俊

制作協力:AX-ON

製作著作:日本テレビ

 

第1話PR動画:https://youtu.be/GXsRxRdLQfk

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/hanasakimai2024/

公式X&Instagram&TikTok:@hanasakimai2024

 

©日本テレビ

宇宙がテーマの人気コミックを、AKB48出演で実写化『星屑テレパス』6・25スタート

AKB48が出演するドラマチューズ!『星屑テレパス』(テレ東 毎週火曜 深夜0時30分~)が、6月25日(火)より放送されることが決定した。

ドラマチューズ!『星屑テレパス』左)原作ビジュアル(c)大熊らすこ/芳文社 右)AKB48(c)AKB48

 

原作は、「けいおん!」や「ご注文はうさぎですか?」などで知られる芳文社の4コママンガ誌「まんがタイムきらら」にて連載中の同名コミック「星屑テレパス」(大熊らすこ)。「次にくるマンガ大賞2021」コミックス部門にノミネートされ、2023年10月から12月まではテレビアニメ化もされた話題のガールズコミックだ。

 

テレ東としては福原遥主演の『ゆるキャン△』シリーズ以来のタッグとなり、極度のあがり症で人とのコミュニケーションに悩む女子高生の主人公が、宇宙人の新入生と出会いロケットを製作する過程で成長していく、“宇宙”を巡る壮大で繊細な“青春ガールズ群像劇”を描く。

 

そして本ドラマには、国民的アイドルグループのAKB48が参戦。テレ東でのドラマ作品は『マジすか学園』シリーズ以来のタッグとなり、キャストはメンバーの中からオーディションで選出される。

 

第3期生としてグループを牽引してきた柏木由紀が卒業を迎え、4代目AKB48グループ総監督に倉野尾成美が就任、第19期生も加入して新たなスタートを切ったAKB48。そんな“新生AKB48”の個性豊かなメンバーたちが、「青春×ガールズ」という同作の魅力的な世界観を彩り、それぞれのキャラクターやカラーとマッチさせて作品を盛り上げる。

 

原作・大熊らすこ(「星屑テレパス」/芳文社)コメント

『星屑テレパス』原作書影(c)大熊らすこ/芳文社

「星屑テレパス」がまさかTVドラマ化されるなんて…多分私が一番驚いています。同時に、言葉にできないくらい非常にうれしく思います。“おでこぱしー”で伝われこの気持ち! 原作ファンの方も、新しく知っていただいた方も、新たな舞台に一歩踏み出した「星屑テレパス」をぜひ楽しんでいただけるとうれしいです。

 

プロデューサー・中村晋野(テレビ東京 配信ビジネス局)コメント

ドラマ『星屑テレパス』は、夢をかなえる作品にします。私は今までドラマを作る時「フィクションの物語の中なら何をやっても最後は許される」という、いわばフィクションを“逃げ道”として考えていました。しかし、とある方が「ドラマの世界だからこそ“夢”を見たい」と話していたのを耳にした時、ドラマの役割、「フィクション」という言葉の真意、そして作り手として作品を届ける存在意義を、あらためて考え直すきっかけになりました。そんな時に出会ったのが、この『星屑テレパス』という作品です。主人公の海果が流れ星に願うように、ドラマを見た人が「こんな世界線があったら良いな」と思えるような、そんな誰かの背中をそっと押せるようなドラマを作ってみたいと強く思い、大熊先生をはじめ芳文社さまに企画を提案させていただきました。そして、この夢をかなえるドラマ作りに欠かせない存在として、自らが夢を追い続け、そして周りに夢を与えてくれる、そんな圧倒的な象徴としてお力をお借りしたいと、AKB48さんにお声がけさせていただきました。小さな希望の種から生まれたこの企画が、この上なくありがたい仲間と出会い、いよいよ夢へと一歩を踏み出します…! ぜひ、この“夢物語”にお付き合いいただけたらうれしいです。

 

番組情報

ドラマチューズ!『星屑テレパス』
テレ東
2024年6月25日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~1時

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

出演:AKB48 ほか
原作:「星屑テレパス」大熊らすこ(芳文社)
プロデューサー:中村晋野(テレビ東京) 柴原祐一(株式会社ダブ)
制作:テレビ東京/ダブ

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hoshitele_drama/
公式X(Twitter):@hoshitele_drama
公式Instagram:@hoshitele_drama

(c)AKB48
(c)大熊らすこ/芳文社

川口春奈が『心はロンリー』最新作のヒロインに!明石家さんま扮する主人公の一人娘「一生自慢できる経験になりました」

川口春奈が、明石家さんま主演の『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』(読み:こころはろんりー きもちはてんてんてん ふぁいなる/フジテレビ系 4月27日(土)午後9時~11時40分)のヒロインに決定。コメントが到着した。

『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』左から)明石家さんま、川口春奈 ©フジテレビ

 

『心はロンリー 気持ちは「・・・」』は、明石家さんまが主演を務め、三宅恵介をはじめとする『オレたちひょうきん族』(1981~1989年/フジテレビ系)の制作スタッフ、そして、後に『踊る大捜査線』シリーズ(1997年ほか/フジテレビ系)や『教場』シリーズ(2020年ほか/フジテレビ系)などの脚本を手掛ける君塚良一とタッグを組んで作り上げた、一大ギャグドラマ。

 

シリアスな物語の中にたくさんのナンセンスな笑いをちりばめた遊び心満載の異色作として、1984年から2003年にかけて、11本が制作された。そんな伝説のスペシャルドラマシリーズが、21年ぶりに復活。通算12作目となる今作をもって、ついに完結を迎えることに…!?

 

総合演出・三宅恵介、脚本・君塚良一、ギャグ考案・大岩賞介、藤沢めぐみ、杉本高文(明石家さんま)という盤石のスタッフ陣で送る今作。

 

恋愛ものからサスペンスまでさまざまなジャンルに挑んできたこのシリーズだが、今回は、心温まる人間ドラマが展開。さんまが主人公の定年間近のベテラン刑事・轟木竜二(とどろき・りゅうじ)に扮し、“最後の事件”に立ち向かう轟木とその家族の物語が情感豊かにつづられていく。

 

第1作の田中美佐子をはじめ、今井美樹(第4作)、黒木瞳、賀来千香子(ともに第6作)、松下由樹(第10作)、飯島直子(第11作)ら、そうそうたる顔ぶれがヒロインを務め、さんまと豪華共演を繰り広げてきた本シリーズ。記念すべき最新作のヒロインに選ばれたのは、川口春奈。フジテレビのドラマ出演は、2022年10月期の大ヒットドラマ『silent』以来、約1年半ぶりとなる。

 

本作で川口が演じるのは、さんま扮する主人公・轟木の一人娘・寺沢和来(てらさわ・わく)。警察官である父親に対し、愛憎相半ばする複雑な感情を抱き続ける和来を、“今、最も注目を集める女優”がどのように演じるのか。そして、さんまとともにどんな“父と娘”を表現して見せるのか、期待が高まる。

 

もちろん川口も、本シリーズの真骨頂ともいうべき、劇中の随所にちりばめられたギャグシーンの数々に参戦。“お笑い怪獣”のさんまをして「伝わりにくいギャグ」と言わしめる、高度な(?)ギャグの仕掛けに、川口はどう絡んでいくのか。

 

また、ほかにも超豪華な共演者が多数出演予定。ワンシーンのみ出演するゲストも含め、なんと約60人ものキャストが登場する。まさにFINALを飾るにふさわしい、ビッグスターの面々に注目だ。

 

さんまと川口のコメントは下記に掲載。

 

明石家さんま コメント

◆『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』を制作することになった経緯を教えてください。

『心はロンリー』は毎回、細かいギャグまで作り込んでるんで、制作費もすごく掛かるんですね。だから、もう二度とできないだろうなと諦めていたんですが、ある日フジテレビの元スタッフから、“『心はロンリー』をもう一度やってください”とお願いされまして。彼が言うには、“僕は『心はロンリー』が作りたくてフジテレビに入社したのに、結局その夢が果たせなかった”と。“でも、たとえ自分が関われなくても、『心はロンリー』の新作を作ってほしいんです”と言われて。そんな熱い思いに心打たれて、動き出した企画なんです。ただ、今日に至るまで、だいぶ苦労しましたけどね。そもそも最初、プロデューサーの渡辺俊介に話を持っていったら、“無理でしょ”って笑われましたから(笑)。あと、総合演出の三宅(恵介)さんが、今どきのテレビの作り方が分かってない(笑)。お金の計算が全くできなくて、えらいことになってたみたいです(笑)。

 

◆ずばり、『心はロンリー 気持ちは「・・・」』シリーズの魅力とは?

良くも悪くも、伝わりにくいギャグが多いっていう(笑)。特に初期の頃は、打ち合わせを夜遅くまでやってたんで、ほとんどが深夜3時くらいに思い浮かんだギャグなんですよ(笑)。思い付いたときはみんなでゲラゲラ笑ってるんだけど、実際に撮影して、後で見てみたら全然面白くない…ということも多々ありました(笑)。ギャグの意味が分からないってよく言われるんですけど、逆にそこがたまらないと言ってくれるファンもいるんで、そこは見どころなのかなと。今回は、これまでよりも分かりやすいように作ったつもりではあるんですが、それでも、一回見ただけでは気が付かないギャグもたくさんあると思います(笑)。

 

◆ヒロインの川口春奈さんの印象は?

こういう特殊なドラマなんで、最初は断られると思ってたんです。でも、ダメ元でオファーしてみたら、即OKの返事が返ってきて。びっくりしましたね、“大丈夫?”って(笑)。で、いざ撮影が始まったら、さらに驚いたことがあって。彼女は、現場でいきなり“これやってくれ”“あれやってくれ”って言われても、戸惑ったり、疑ったりするところが一切ないんですよ。“はい、分かりました!”言うて、全部やってくれる。それと、お芝居の“抜き方”が抜群にうまいんです。そのへんの呼吸も、すごく僕と合うなと思いました。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへ、メッセージをお願いします。

とにかく、一生懸命頑張りましたので、ぜひ見ていただけたらと思います。ちなみに今回、“ファイナル”とうたっていますが、私としては、「ファイナルプラスワン」なのか、「シン・心はロンリー」なのか。どうにかタイトルを考えて、次回作をもくろんでおります(笑)。

 

川口春奈 コメント

◆出演のオファーを受けたときの率直な心境をお聞かせください。

この作品のことは存じ上げていなかったので、最初は、フジテレビの大きな企画で、さんまさんと親子役で…というお話を突然聞かされて、びっくりしちゃいました。ただ、バラエティーではなく、ドラマという枠組みで、しっかりお芝居をするということだったので、とてもうれしかったです。

 

◆明石家さんまさんとの共演はいかがでしたか?

撮影が始まるまで、実はずっと緊張していたんです。もちろん楽しみな気持ちもありつつ、一方で“どうしよう、自分にできるかな…”という不安もあって。でも撮影の初日、さんまさんが、さんまさんのままで(現場に)入ってこられたんです(笑)。その姿を見た瞬間、一気に緊張が解けて、リラックスできたのを覚えています。

 

◆撮影現場はいかがでしたか?

こんなに楽しい現場は初めてじゃないかと思うくらい、とにかく楽しかったです!普段のドラマの現場とは全く違って、どのシーンの撮影もお祭りのような感じで。“ドラマを撮っているんだけど、ドラマを撮っているんじゃない”みたいな(笑)。でも、すごく中身の濃い、独特な空気感を味わっていました。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへ、メッセージをお願いします。

長年にわたって、そうそうたるキャストの皆さま、スタッフの皆さまが作り上げてきた、素晴らしい作品のファイナルに呼んでいただけて、すごく光栄です。私にとって、一生自慢できる経験になりました。見ていてハッピーになれる場面が随所にちりばめられている作品ですので、ぜひご覧ください。

 

番組情報

フジテレビ開局65周年企画『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』

フジテレビ系

2024年4月27日(土)午後9時~11時40分

 

出演:明石家さんま 川口春奈 ほか

 

脚本:君塚良一

ギャグ考案:大岩賞介、藤沢めぐみ/杉本高文

音楽:門司肇

チーフプロデューサー:渡辺俊介

プロデュース:竹岡直弘、高橋味楓、野田悠介

総合演出:三宅恵介

制作・著作:フジテレビ

 

オフィシャルサイト:https://www.fujitv.co.jp/lonely-final/

 

©フジテレビ

元BiSH 加藤千尋が伊原六花主演『肝臓を奪われた妻』で連続ドラマ初出演!「私自身ゾクゾクします」

加藤千尋が、伊原六花が主演を務める、4月2日(火)スタートのドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系 毎週火曜 深夜0時24分~0時54分)に出演決定。コメントが到着した。

『肝臓を奪われた妻』中村弘子を演じる加藤千尋©読売テレビ

 

昨年4月、大人の女性をターゲットに深夜だからこそ描けるディープな人間模様や、緊迫するサスペンスをテーマに新設された「金曜ドラマDEEP」。その第1弾『夫婦が壊れるとき』は、24時以降に放送された深夜ドラマとしてTVer配信再生数歴代1位を獲得。第2弾『癒やしのお隣さんには秘密がある』も1800万再生を超え、2023年7月期深夜ドラマ再生ランキング1位を獲得した。

 

そんなドラマDEEPが、金曜日から火曜日へお引越し。話題の中心となったコンセプトはそのままに、火曜プラチナイト枠の全国ネット放送となり、新番組『上田と女がDEEPに吠える夜』と共に火曜の夜を彩る。

 

第1弾『肝臓を奪われた妻』は、「LINEマンガ2022年間ランキング(女性編)」6位にランクイン、国内累計閲覧数1億3,300万viewsを超える大人気作品を、伊原六花主演でドラマ化。夫に裏切られ、肝臓を奪われた悲劇の主人公・北山優香を演じる。

 

そして、シングルマザーとしてけなげに働く優香に引かれ、次第に支えたいと思うようになる心優しい男・小栗健役を戸塚純貴。母の肝臓移植のために優香に「幸せな結婚」を持ちかけ、手術後は、離婚を強いて突き放した冷酷な元夫・中村光星役を桐山漣(※漣のしんにょうは点が一つ)が務める。

 

このたび、中村光星の妹・弘子役に連続ドラマ初出演となる加藤千尋が決定した。2015年より”楽器を持たないパンクバンド”「BiSH」のメンバー、セントチヒロ・チッチとして活動した加藤は、2023年6月のグループ解散後、同年8月に「加藤千尋」名義で女優としての活動をスタート。

 

CX『ほんとにあった怖い話』、舞台「雷に7回撃たれても」、映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(吹き替え版声優)など俳優としても才能を発揮。音楽活動としては、2022年8月より「CENT」名義でソロプロジェクトを開始し、2023年には全国ツアーも行った。

 

演じる中村弘子は、優香の復讐相手である中村光星の妹で、我が強く、激しい感情の持ち主。兄・光星の威を借り、わがままし放題。井川グループの御曹司・井川賢三と玉のこし狙いで付き合っているが、実は本当にほれている?! というかわいらしい一面も。

 

そんな物語に独特のスパイスを振りかけるエネルギッシュなキャラクター・弘子に、優香はどのように復讐を遂げていくのか。弘子は何を”奪われる”のか、加藤の鬼気迫る演技に注目だ。加藤のコメントは下記に掲載。

 

加藤千尋 コメント

脚本をいただいた時、『肝臓を奪われた妻』という衝撃的なタイトルに読むのがわくわくしました。「火曜ドラマDEEP」が新しく始まる大切な瞬間に私としても初めて連ドラ出演する機会をいただき、とてもうれしく思います。

 

強がりでわがままだけどどこか不器用な弘子は強烈な中村家の中で人生にもがきながらも、素直に誰よりも人間くさく生きる女の子だなと感じます。エネルギーあふれる彼女のパワーに負けないよう、私も精いっぱい挑戦していきたいです。

 

優香の復讐劇の中で弘子自身がどんな変化をしてゆくのか、キャラクターそれぞれの想いや交差する人間関係がどんな結末にたどり着くのか、私自身ゾクゾクします。ぜひお楽しみしてくださいませ。

 

番組情報

ドラマDEEP『肝臓を奪われた妻』

日本テレビ系

2024年4月2日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時24分~0時54分

 

<配信>

TVer、Hulu 毎話放送後配信開始

 

<キャスト>

伊原六花、戸塚純貴、加藤千尋、桐山漣

 

<スタッフ>

原作 : Mana・JYUN『肝臓を奪われた妻』(「LINEマンガ」連載)

脚本:遠山絵梨香(『癒やしのお隣さんには秘密がある』)

演出:中前勇児、二宮崇

音楽 : 桶狭間ありさ

制作:下村忠文

プロデュース:明石広人

プロデューサー:桑原丈弥、秋元孝之

制作プロダクション:オフィスクレッシェンド

製作著作:日本テレビ

 

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/deep-kantsuma/

X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@dramadeep_ntv

 

©読売テレビ

超ときめき♡宣伝部が稽古に挑む様子などを切り取った『リトライ、青春!』本予告映像が解禁!新宿ユニカビジョンで期間限定放映も

超ときめき♡宣伝部が主演を務める、生配信ドラマ『リトライ、青春!』(Rakuten TV 3月29日(金)、30日(土)、31日(日)午後3時~LIVE配信予定)より、本予告映像が到着した。

『リトライ、青春!』©リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

 

本作は通常のドラマとは異なり、90分間ノンストップでカメラを回し続ける「生配信ドラマ(通称:リアドラ)」。Rakuten TVにて3月29日(金)30日(土)31日(日)の3日間連続で生配信される。

 

3日間とも同じストーリーであるが、生ならではのその日限りの演技やアドリブ、台本通りにはいかない展開、そして1日目と3日目ではドラマの登場人物のみならず、出演キャストたち自身の成長も見られる、毎日見比べて3日間の違いを楽しむことができる作品だ。

 

このたび、本予告映像が解禁された。超とき宣が、グループとして初めて全員で演技に挑戦する本作。稽古が本格的にスタートし、楽しくみんなでディスカッションしながら取り組む様子から、稽古が進むにつれ6人それぞれが乗り越えなければならない壁に悩んだり、時には涙したりしながら必死に向き合う様子。

 

さらにはドラマ本番で初披露となる主題歌「リトライ、青春!」のパフォーマンスの練習を行う様子など、いろんな感情の揺れ動く瞬間がたくさん切り取られ、『リトライ、青春!』というプロジェクトが始動してから本番まで、メンバー6人それぞれの様子が“リアル”に映し出された衝撃的な映像となった。

 

本番へのワクワク感や、本当に成功するのかハラハラドキドキの気持ちを共有できる“予習編”ともいえるこの映像は、新宿ユニカビジョンにて期間限定放映も決定。3月22日(金)~3月28日(木)までの一週間限定で、新宿を象徴するビジョンに『リトライ、青春!』の本予告が流れる。

 

さらに先日、メンバーが生出演したラジオで初フル尺OAとなった主題歌「リトライ、青春!」が、3月20日(水)よりサブスク配信スタート。TikTokでは先行して一部音源を配信中。メンバーが考案した“リトライ、青春!”ポーズを入れて踊ってみた動画も。また、視聴チケットの購入者の中から抽選で、リアルイベントに招待。詳細は後日発表される。

 

本予告映像

あらすじ

高校2年生のそら(辻野かなみ)、菫(杏ジュリア)、苺(坂井仁香)、桃華(小泉遥香)、日向(菅田愛貴)、翠(吉川ひより)。生徒から人気の梨乃先生に集められた初対面の6人は、3年生を送る会(三送会)でダンスパフォーマンスをすることに。そこでみんなには内緒で赤点免除を条件に、苺はチームのリーダーに任命される。バラバラのチームメイトたちをまとめようと奮闘する苺だったが、本番直前、ある事件をきっかけにチームに亀裂が入る。「留年やだぁーーーーー!」と願いを込めると、なんと30分前に巻き戻り、事件が起こる前にタイムリープしていた…!苺は仲間のピンチを救うため、告白を成功させるため!?

 

そして、本番を成功させるため!学校中を駆け回り、全てがうまくいくようにリトライし続けるが…?そして次第に明らかになる6人が集められた本当の理由。果たして、6人は心をひとつに三送会のパフォーマンスを成功させることができるのか。

 

番組情報

『リトライ、青春!』

Rakuten TV

2024年3月29日(金)、30日(土)、31日(日)午後3時~LIVE配信予定

 

<キャスト>

超ときめき♡宣伝部(辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひより)

キタキマユ、岩井拳士朗、若林拓也、大島由香里、中村まこと

 

<スタッフ>

企画・プロデュース:熊谷喜一、岩倉達哉

プロデュース:城田信義、大塩秀太、今川広樹

監督・脚本:平林克理

 

<配信チケット情報>

【3日間通しチケット】

チケットのみ:13,200円(税込)

応援グッズ付き3日間通しチケットセット:16,850円(税込)そらver./すみれver./いちごver./ももかver./ひなたver./みどりver.

 

【各公演単独チケット】

チケットのみ:5,500円(税込)

応援グッズ付き視聴チケットセット:9,150円(税込)そらver./すみれver./いちごver./ももかver./ひなたver./みどりver.

※応援グッズは役名入りTシャツと応援ロゴ缶バッチ。

 

視聴方法詳細:https://tv.rakuten.co.jp/static/guide/

公式サイト:https://retry-tokimeki.com/

X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@retry_tokimeki

 

©リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

俳優・奥 智哉が今ハマっているモノ「味が好きで、食感も他とは違う」Huluオリジナル「十角館の殺人」インタビュー

人気ミステリー作家・綾辻行人のデビュー作でベストセラー『十角館の殺人』がHuluオリジナルとしてドラマ化。3月22日(金)に独占配信が開始。主人公・江南(かわみなみ)孝明を演じた奥 智哉さんには原作の感想から初主演を務めた気持ち、青木崇高さんをはじめとする共演者とのエピソードまで聞いた。続けてGetNavi web恒例の今ハマっているモノについて聞く。

奥 智哉●おく・ともや…2004年7月18日生まれ。神奈川県出身。2020年、蜷川実花が監督を務めた配信ドラマ『Followers』で俳優デビュー。近年の主なドラマ出演作に『仮面ライダーリバイス』(2021・テレビ朝日系)、『みなと商事コインランドリー』(2022・テレビ東京系)、NHK『大奥』、TBS日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』、『みなと商事コインランドリー2』(テレビ朝日系)、『癒やしのお隣さんには秘密がある』(2023・日本テレビ系)など。映画出演作に『ラーゲリより愛を込めて』(2022)。Instagram

 

あの牛丼屋に大ハマリ「キムチ牛丼大盛りが鉄板」

 

──GetNavi webということで今ハマっていることを教えていただけますか。

 

 昨年末から吉野家の牛丼にハマっています。他のお店の牛丼と食べ比べてみたのですが、出汁の味が好きですし、肉の切り方なのか食感も他とは違うんですよね

 

──頼むメニューは決まっているのですか?

 

 キムチ牛丼の大盛りが鉄板です! 最初はシンプルに牛丼を食べて、後半からキムチを混ぜます。牛丼のおかげで、苦手だった紅しょうがも大好きになったんです。牛丼になくてはならない存在ですね。

 

──牛丼愛が伝わってきます。ちなみに趣味は読書とお聞きしました。

 

 はい、母親の影響で小学生の頃から小説が大好きです。本格的なミステリーを読んだのは『十角館の殺人』が初めてでしたが、オカルトミステリーやSFミステリーなど、ミステリーものは結構読んでいます。中でも有川浩さんの大ファンで、小学5年生のときに読んだ『キケン』は小説にのめり込むきっかけになりました。自衛隊三部作も大好きなシリーズです。

 

──またアニメもお好きなんですよね。

 

 大好きです! 最近観たアニメだと『うる星やつら』のリメイクバージョンや『俺だけレベルアップな件』が印象に残っています。

 

──江南の部屋は風変わりな趣味のもので溢れていますが、奥さん自身、集めているものはありますか。

 

 『チェンソーマン』、『ベルセルク』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『ドラゴンボール』などのアニメのフィギュアを少しずつ集めています。今は飾る場所がないので、7体程度ですが、これからどんどん集めていきたいです。特にジョジョの第6部『ストーンオーシャン』に出てくるナルシソ・アナスイと、ベルセルクのガッツがお気に入りです!

 

Huluオリジナル「十角館の殺人」

Huluで独占配信

 

【Huluオリジナル「十角館の殺人」よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
出演:奥 智哉 青木崇高 / 望月 歩 長濱ねる 今井悠貴 鈴木康介 小林大斗 米倉れいあ 瑠己也 菊池和澄 / 濱田マリ 池田鉄洋 前川泰之 河井青葉 / 草刈民代 角田晃広 仲村トオル
原作:綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)
監督:内片 輝
脚本:八津弘幸 早野 円 藤井香織
音楽:富貴晴美
プロデューサー:内片 輝 内丸摂子 木下 俊 / 中村圭吾 渋谷昌彦
チーフプロデューサー:石尾 純 勝江正隆
エグゼクティブプロデューサー: 川邊昭宏 長澤一史
制作:下村忠文
制作協力:内片輝事務所 東阪企画 いまじん
製作著作:日本テレビ
©綾辻行人/講談社 ©NTV
公式HP : https://www.ntv.co.jp/jukkakukannosatsujin/
「十角館の殺人」Hulu配信ページ:https://www.hulu.jp/jukkakukannosatsujin

 

(STORY)
十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島。 1986 年、“十角館”を建てた天才建築家・中村青司(なかむら・せいじ)は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げていた。半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明(かわみなみ・たかあき)のもとに【死んだはずの中村青司】から1通の手紙が届く。<十角館に滞在するミス研メンバー>と<死者からの手紙>。「偶然とは思えない」―。江南は調査を進めるなか、島田潔(しまだ・きよし)という男と出会い、行動を共にしていく。一方“十角館”では、ミス研の1人が何者かに殺害される。「犯人は一体誰だ?」疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち……孤島である角島から出ることができるのは、1週間後。2つの物語から起こる【想像を超えた衝撃の結末】とは。

 

取材・文/猪口貴裕 撮影/金井尭子 ヘアメイク/岩下倫之(Leinwand) スタイリスト/カワセ136

衣装協力/
【アイテム:ブランド名/金額(税抜)/問い合わせ先】
ジャケット:DISCOVERED/4万8000円/DISCOVERED
パンツ:DISCOVERED/3万9000円/DISCOVERED
シャツ:LITTLEBIG/3万8000円/LITTLEBIG
靴:opposite of vulgarity/1万4000円/HEMT PR
リング:PLUIE/3万1000円/PLUIE Tokyo

DISCOVERED
03-3463-3082
東京都渋谷区恵比寿西1-33-3光雲閣404

LITTLEBIG
03-6427-6875
東京都渋谷区円山町28-8 #305

HEMT PR
03-6721-0882
東京都渋谷区神宮前2-31-8 FKビル3F

PLUIE Tokyo
03-6450-5777
東京都渋谷区神宮前6-18-10海老名ビル3F

“映像化不可能”「十角館の殺人」でドラマ初主演・奥 智哉インタビュー「ドッキリじゃないかと」3月22日Hulu独占配信

人気ミステリー作家・綾辻行人のデビュー作で、日本のみならず海外の作家にも多大な影響を与えた「館」シリーズの第1作『十角館の殺人』。長年、映像化は難しいと言われていた本作が、綾辻行人と親交のある内片輝(うちかた・あきら)監督によりHuluオリジナルでドラマ化。3月22日(金)に独占配信が開始した。通称“コナン”こと主人公・江南(かわみなみ)孝明を演じるのは、ドラマ初主演となる奥 智哉だ。自然体で臨むことができたという彼が経験した撮影でのエピソードを聞いた。

奥 智哉●おく・ともや…2004年7月18日生まれ。神奈川県出身。2020年、蜷川実花が監督を務めた配信ドラマ『Followers』で俳優デビュー。近年の主なドラマ出演作に『仮面ライダーリバイス』(2021・テレビ朝日系)、『みなと商事コインランドリー』(2022・テレビ東京系)、NHK『大奥』、TBS日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』、『みなと商事コインランドリー2』(テレビ朝日系)、『癒やしのお隣さんには秘密がある』(2023・日本テレビ系)など。映画出演作に『ラーゲリより愛を込めて』(2022)。Instagram

 

【奥 智哉さん撮り下ろし写真】

 

「最後の一行を読んだ衝撃は忘れられない」

 

──原作の『十角館の殺人』は読みましたか?

 

 今回のお話をいただいて読ませていただきました。本格的なミステリーを読んだのは初めてで時系列が混乱することもあり、何度も読み返して思い出すなど、頭の中で整理しながら読みました。

 

──原作ならではの良さはどういうところに感じましたか?

 

 文字だからこそキャラクターの声や造形などが頭の中で膨らんで、それがトリックの肝に結び付くのが醍醐味かなと感じました。“十角館”が存在する角島(つのじま)と、本土の描写のバランスが素晴らしくて、種明かしまでたどり着く過程が味わい深かったです。

 

──原作をお読みになったとき、途中で犯人の予想はつきましたか。

 

 中盤で犯人の予想はついたんです。でも、なぜそうなったのかは1ミリも想像できなくて。だからこそ最後の一行を読んだ衝撃は忘れられないですね。 “館シリーズ”を読み進めていて、まだまだ初心者ですが、ミステリーの面白さをひしひしと感じています。

 

──ドラマ初主演ですが、オファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか。

 

 マネージャーさんから聞いて、最初はドッキリじゃないかと(笑)。絶対に嘘だと思いました。衣装合わせや監督との顔合わせなどをしていくうちに、徐々に実感が湧いてきました。

 

──撮影に臨むにあたって、どんな準備をしたのでしょうか。

 

 撮影前に内片輝監督から「そんなに硬くならずに楽しくやろう。優しいメンバーばかりだから気楽に演じてほしい」と言ってもらい、主演だからと肩ひじを張らずに、自然体で臨むことができました。原作を読んだときに混乱したところがあったので、「このシーンはどこまで進んでいるんだっけ?」「この時点で誰が死んでいて」という情報整理をして、物語を理解した上で撮影に臨みました。ここまで細かく脚本を整理したのは初めての経験でしたね。

 

──事前に内片監督から、こう演じてほしいといった指示はありましたか。

 

 「とにかく明るく、常に好奇心旺盛でいてほしい」と。僕はお芝居をする時に控えめに表現してしまう癖があったので、もっと明るくていいんだ、もっと前のめりでいいんだと、すり合わせをできたのが良かったです。

 

青木崇高さんは「思い描く理想の大人」

 

──内片監督の印象はいかがでしたか。

 

 第一印象は「デカい!」です(笑)。共演者の方々と「RIZINに出てそう」と話していました。演出に関しては、内片監督から具体的な技術について教えていただくことが多かったです。例えば顔を上げるタイミングで、目線を先に上げてから顔を上げたほうがかっこいい画が撮れるなど、細かいところまで教えてくださいました。一シーンが撮り終わった後も、すぐに監督と見返して、「最初はこうだったけど、こう変わったよね」と自分の変化が具体的に分かりました。監督のおかげで、表現の幅も広がったと思います。

 

──青木崇高さん、角田晃広さん、濱田マリさんなど、キャリアのある方との共演シーンが多かったですが、プレッシャーはありましたか?

 

 最初はプレッシャーを感じていましたが、江南は関係者にぐいぐい質問して真相に迫っていくので、僕も見習わなきゃいけないなと思いました。ですので5分休憩でも自分から積極的に話しかけました。特に共演シーンの多い青木さんと角田さんとは、3人でよく読み合わせもしていました。

 

──バディ役の青木さんは、どんな方でしたか。

 

 芸能界に入る前から知っている俳優さんで、お会いしたときはスター感を感じました。親子ぐらい年の差がありますし、俳優としても大先輩ですが、めちゃめちゃ優しくて。お話をしていても、僕の目線に自然と合わせてくださるんですよね。とてもひょうきんな方で、子どものような純粋さもありましたが、芯はしっかりしていて、島田に通じるものがありました。僕が思い描く理想の大人です。

 

──青木さんとの会話で印象に残っていることを教えてください。

 

 ちょっとした人生相談をさせていただいたとき「いろんなことに挑戦して、そのときに自分が感じたものを大事にしたらいい」という言葉をいただき、一人旅を勧めていただきました。あと青木さんは謎解きがお好きで、脱出ゲームにも行かれているそうなんです。僕は実生活で何かを推理することはなかったのですが、撮影の合間に青木さんと謎解きをしたことで推理の楽しさに触れることができました。

 

──江南を演じる上で、他にどんなことを意識しましたか。

 

 江南は常に明るく楽しそうで、聞き込みのときは失礼にあたることも、ぐいぐいと斬り込んでいきます。島田に対して「よくそんなことを言えますね」とツッコミを入れるのに、自分も初対面の人にずけずけとものを言う。そういう図太さや、好奇心旺盛な一面を、お芝居で意識しました。僕自身も好奇心旺盛ですし、子どもっぽさも根っこにあるので、そこは似ているなと感じます。

 

──改めて「十角館の殺人」という大きな作品で主演を飾ったお気持ちを聞かせてください。

 

 配信日が近付くに従って、偉大な作品に参加させていただいたことが身に染みています。撮影期間中はそれほどプレッシャーを感じずにいられましたが、今はなかなかの恐怖体験です(笑)。

 

Huluオリジナル「十角館の殺人」

Huluで独占配信

 

【Huluオリジナル「十角館の殺人」よりシーン写真】

 

(STAFF&CAST)
出演:奥 智哉 青木崇高 / 望月 歩 長濱ねる 今井悠貴 鈴木康介 小林大斗 米倉れいあ 瑠己也 菊池和澄 / 濱田マリ 池田鉄洋 前川泰之 河井青葉 / 草刈民代 角田晃広 仲村トオル
原作:綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)
監督:内片 輝
脚本:八津弘幸 早野 円 藤井香織
音楽:富貴晴美
プロデューサー:内片 輝 内丸摂子 木下 俊 / 中村圭吾 渋谷昌彦
チーフプロデューサー:石尾 純 勝江正隆
エグゼクティブプロデューサー: 川邊昭宏 長澤一史
制作:下村忠文
制作協力:内片輝事務所 東阪企画 いまじん
製作著作:日本テレビ
©綾辻行人/講談社 ©NTV
公式HP : https://www.ntv.co.jp/jukkakukannosatsujin/
「十角館の殺人」Hulu配信ページ:https://www.hulu.jp/jukkakukannosatsujin

 

(STORY)
十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島。 1986 年、“十角館”を建てた天才建築家・中村青司(なかむら・せいじ)は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げていた。半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明(かわみなみ・たかあき)のもとに【死んだはずの中村青司】から1通の手紙が届く。<十角館に滞在するミス研メンバー>と<死者からの手紙>。「偶然とは思えない」―。江南は調査を進めるなか、島田潔(しまだ・きよし)という男と出会い、行動を共にしていく。一方“十角館”では、ミス研の1人が何者かに殺害される。「犯人は一体誰だ?」疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち……孤島である角島から出ることができるのは、1週間後。2つの物語から起こる【想像を超えた衝撃の結末】とは。

 

取材・文/猪口貴裕 撮影/金井尭子 ヘアメイク/岩下倫之(Leinwand) スタイリスト/カワセ136

衣装協力/
【アイテム:ブランド名/金額(税抜)/問い合わせ先】
ジャケット:DISCOVERED/4万8000円/DISCOVERED
パンツ:DISCOVERED/3万9000円/DISCOVERED
シャツ:LITTLEBIG/3万8000円/LITTLEBIG
靴:opposite of vulgarity/1万4000円/HEMT PR
リング:PLUIE/3万1000円/PLUIE Tokyo

DISCOVERED
03-3463-3082
東京都渋谷区恵比寿西1-33-3光雲閣404

LITTLEBIG
03-6427-6875
東京都渋谷区円山町28-8 #305

HEMT PR
03-6721-0882
東京都渋谷区神宮前2-31-8 FKビル3F

PLUIE Tokyo
03-6450-5777
東京都渋谷区神宮前6-18-10海老名ビル3F

中村ゆりか&生駒里奈が『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』W主演!社内で多発する怪事件の真相を追う復讐エンタメ

中村ゆりかと生駒里奈がW主演を務める『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(カンテレ ※関西ローカル 毎週木曜 深夜0時25分~0時55分/DMM TVにて独占配信)が、4月18日(木)スタート。放送に先駆け、ティザー映像が公開された。

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』左から)中村ゆりか、生駒里奈 (c)カンテレ

 

本作は、カンテレと動画配信サービス・DMM TVがコラボした“リベンジ・復讐”をテーマとするドラマ企画の第2弾。原作は、世の中のさまざまな女性たちの生きざまに問題提起する社会派“ヒューマン”コミック誌「ストーリーな女たち ブラック」にて連載中のタナカトモ(原作担当)・つかさき有(漫画担当)の同名コミックス(ぶんか社)。

 

地味で内向的な派遣社員・ほのかが、謎の美女・のぞみの入社と同時に社内で多発する、まるでパワハラを粛清するような怪事件の真相を追う、先が読めない復讐エンターテインメントドラマ。社内に底知れぬ恐怖を呼び込む謎の美女・深瀬のぞみ役を中村ゆりか、おとなしく純粋な性格で会社に居心地の悪さを感じている派遣社員・浅見ほのか役を生駒里奈が演じる。

 

出演決定時の心境について、中村は「私が独立してから初めてオファーを受けたドラマのお仕事なので、新しい気持ちとともに、この作品に巡り合えてよかった、という光栄な思いで引き受けました。『社内処刑人』というタイトルから『~彼女は敵を消していく~』というサブタイトルまで、なんだか怖い感じですごくインパクトがあって、ドロドロしたお話なのかなと思いながら読んだら本当にそうだったのですけれど(笑)。展開がスピーディーで、繰り広げられるストーリーが気になって楽しみながら読みました」と語る。

 

また、役作りについて聞くと「のぞみは視聴者の方からはどういう人なのか読み取りづらい、というところを大事にしたいと思っています。一見気さくに接してくれるけれど、どこか裏があるんじゃないかと思ってしまう。その微妙な表現ができるように、“ミステリアスさ”を意識してのぞみを演じていきたいです」と意気込んだ。

 

本作が初共演となる生駒について尋ねると、「いろんなところでご活躍を拝見していたのですが、初めてお互いに役に入る本読みの時に生駒さんのお芝居を見て “もうこれはほのかだ!”と思いました。その日の終わり際にたまたま同じエレベーターになって、帰り道は途中まで一緒にお話させていただいたのですが、すごく安心して作品に臨めそうだなと思いました。今後一緒にお芝居していくのが楽しみです!」と表情をほころばせる。

 

最後に「ストーリーが進んでいくごとに展開がドロドロしたところも含めてどんどん増していって、“次は何が起こるんだろう?”という期待や楽しみが募っていく作品になっていると思います。放送を楽しみながら見届けていってほしいです!」と笑顔で呼びかけた。

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』左から)中村ゆりか、生駒里奈 (c)カンテレ

 

一方、共に主演を務める中村について、生駒は「ゆりかちゃんとは今回が初めましてだったのですが、人として魅力のある役者さんだということは分かっていました。実際お会いしてみると本当にかわいくて! 私の方が年上なのですが、ルックス的にゆりかちゃんの方が大人っぽく見えると思います。お互い人見知りで、20代後半という女性が体の機能的にも人生のことを考えなければならない年齢で、似たような考え方を持っていて。初めて顔合わせをした日、本読みの後に駅まで2人で一緒に帰って“この年齢ってそういうこと考えるよね、役者やってるとそれ思うよね”と話をしたんです。撮影していく中で、のぞみとほのかのように仲良くなっていけたらと思っています!」と裏話を明かした。

 

また、演じるほのかと自身の共通点を聞くと「ほのかと見た目はちょっと似てるかも、と思いましたが、私は自分ではないものになることが“役になる”ことだと思っているので、似てない部分があって当たり前だと思います。なので演技を見て私と似ていると感じる部分を見つけてもらえたらうれしいですし、視聴者の方にとってもほのかと自分が1番似ていると思える部分がきっとあると思いますので、そう思ってもらえるよう、ほのかの人物像を演じられたらと思います」と真っすぐに語った。

 

最後に、視聴者に向けて「目立って自分から物事を進めていくタイプではない、というほのかのような方はたくさんいらっしゃると思います。皆さんが大変なとき“自分はこんな性格だから”と諦めるのではなく、ちょっとやり方を変えるだけでこんなにも世界が変わるんだ、と思うきっかけにこのドラマがなればと思います。私たちは本当に理不尽ばかりな世の仕組みの中で生きていますが、ドラマを通してスカッとしてもらえたらうれしいです。勇気を持ちたい時にほのかたちを見て“頑張ってみようかな”、と思える時間になるとうれしいです」と熱を込めメッセージを送った。

 

さらに、ティザー映像が先行解禁。地上波では、本日3月21日(木)放送のドラマ『極限夫婦』(深夜0時25分~)内で初放送される。タナカトモとつかさき有から寄せられたコメントは以下を参照。

 

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』ティザー映像

 

原作担当・タナカトモ コメント

『社内処刑人』ドラマ化、本当にうれしいです。先日、撮影を見学させていただきました。笑い声が絶えない中にも熱意があふれ出す素晴らしい現場でした。1つのシーンに何度も調整を繰り返し、精度を高めていく俳優陣の皆さまと撮影クルーの皆さま。キャラの「ぽさ」について意見を交わしあう脚本チームの皆さま。こんなチームが作るドラマは面白いに決まっています! 映像作品としての『社内処刑人』、ぜひ多くの方に見ていただければうれしいです。

 

漫画・つかさき有 コメント

『社内処刑人 〜彼女は敵を消していく〜』のドラマ化、思ってもみなかったお話で楽しみが過ぎてます。(撮影)現場を見学させていただいてまず驚いたのは舞台となる「白馬不動産」の美術。ポスターも細部までこだわって作られてて見習おうと思いました(猛省)。モニターでの確認室では脚本家の皆さまとも和気あいあいでほっこり。機材が入ったカゴにものぞみたちのイラストのコピーでメモが貼られてたり感動…。撮影現場の見学では皆さん役名で呼び合われててこそばゆい感じ。カットがかかった時の俳優さんのリラックス姿を見られるのはまさに役得。どうぞ皆さまもほのかたちと一緒にドキドキワクワクを楽しんでください!

 

第1話 あらすじ

純粋だが地味で内向的な派遣社員・浅見ほのか(生駒里奈)は、ハラスメントが横行する社内で仕事を押し付けられたり、トラブルの濡れ衣を着せられたりしながらも「この仕事にしがみつくしかない」と耐える日々を送っていた。

そんなほのかの前に突如、新たに入社した派遣社員・深瀬のぞみ(中村ゆりか)が現れる。仕事ができて美しく目立つのぞみはすぐさま先輩社員から目を付けられるが、ほのかと急接近し、深く共鳴する。のぞみと出会い親しくなったことで、徐々に毎日を楽しいと感じられるようになっていくほのか。そんな中、ほのかにハラスメントを働いていた先輩社員が社内で起こったある事件によって突然の退職に追い込まれ、騒然となる。

しかし、それは発端に過ぎなかった。数日後、社内でほのかはある衝撃的な光景を目にする。のぞみの入社をキッカケに次々と巻き起こる不審な事件。果たして、のぞみは社内をムチャクチャにする悪女なのか…!?

 

番組情報

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』
カンテレ ※関西ローカル
2024年4月18日(木)スタート
毎週木曜 深夜0時25分~0時55分
DMM TVにて独占配信

キャスト:中村ゆりか、生駒里奈
原作:タナカトモ・つかさき有『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(ぶんか社)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:石田陽希(カンテレ)、玉木雄介、高杉考宏
脚本:ニシオカ・ト・ニール、藤平久子、灯敦生
プロデューサー:石田陽希(カンテレ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
チーフプロデューサー:米田孝(カンテレ)
制作著作:カンテレ
制作協力:ファインエンターテイメント
見逃し配信:カンテレドーガ、TVer

番組公式HP:https://www.ktv.jp/shokei/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@edge_ktv
公式X:https://twitter.com/edge_ktv
公式Instagram:https://www.instagram.com/edge_ktv

(c)カンテレ

ゆめっちが旅館の女将役で『婚活1000本ノック』に出演 福田麻貴と3時のヒロインコラボで感激「麻貴ってスーパーウーマンだなぁ」

福田麻貴(3時のヒロイン)がドラマ初主演を務める『婚活1000本ノック』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の最終話(3月20日(水)放送)にゆめっち(3時のヒロイン)の出演が決定し、コメントが到着した。

『婚活1000本ノック』左から)ゆめっち、福田麻貴 (c)フジテレビ

 

本作は“女子会”や“婚活”といった女性目線の作品を多く手がけている南綾子の同名小説(新潮文庫刊)をドラマ化。出会いを求めて婚活に挑むヒロイン・南綾子(福田麻貴)の生きざまに共感したり、綾子とバディとなった幽霊・山田(八木勇征)が一緒に奮闘する、失敗だらけを笑い飛ばす婚活コメディードラマだ。

 

ゆめっちが演じるのは、物語の舞台となる旅館の女将役。いよいよ物語もクライマックスへと向かう中、綾子は人生を共に歩むパートナーと温泉に行けるのか。そして、幽霊・山田の成仏はかなうのか。登場人物それぞれの幸せを追い求めた婚活の旅に、ゆめっちが“個性”を生かして出演する。

 

ゆめっちは、2017年1月に福田麻貴、かなでと共にお笑いトリオ・3時のヒロインを結成。『女芸人No. 1決定戦 THE W』(日本テレビ系)では、2017年、2018年連続で準決勝進出、2019年には悲願の優勝を果たした。また、土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 2021特別編』(フジテレビ系)内のゆめっち本人の“心霊実体験”をドラマ化したドラマパート「だるまさんが転んだ?」で『ほん怖』シリーズ初出演にして、ドラマ初主演を飾っている。

 

本作では、これまでさまざまな俳優たちが個性的なクセの強いキャラクターたちを演じ、作品を盛り上げてきた。ヒロイン役を演じる福田とゆめっちの劇中共演がどのような形で実現するのかに注目だ。

 

ゆめっち コメント

『婚活1000本ノック』ゆめっち (c)フジテレビ

は〜い、女将役のゆめっちよ〜!まさか毎週欠かさずに観ているドラマの最終回に、ちょこんとお邪魔させていただけるなんてうれしすぎて幸せ×1000本ノックです♡。3時のヒロイン出演コンプリート!(笑)スタッフさんや出演者の皆さんはみんな仲良しで、現場の雰囲気がほのぼのとしていて笑いが絶えないのに、撮影がスタートするとパキッと変わる姿を見て、あらためて麻貴ってスーパーウーマンだなぁと思いました!さぁ、綾子どうなる?! 一緒に見守りましょう!

 

最終話 あらすじ

地方の婚活イベントで、地元の男たちに絡まれてしまった南綾子(福田麻貴)。小池(野村周平)は綾子を助けるため、自らのツルッパゲをさらしてカツラを投げた。その瞬間、綾子は小池への特別な想いに気づく。幽霊の山田クソ男(八木勇征)は、そんな綾子の気持ちを見抜き、背中を押す。

イベント参加者のオカメ(足立梨花)から「小池は先に東京に帰るらしい」と聞かされた綾子は、急いでバス停に向かう。しかしそこには誰もおらず焦る綾子。そこに、担当編集の相沢(白河れい)から電話が。綾子を監視するために婚活イベントに参加している相沢によると、小池は会場でオカメと談笑しているという。オカメにまんまと出し抜かれたことに気づいた綾子は、再び急いで会場へ向かう。タクシーを拾いようやく会場に着くが、そこにはカップル成立した小池とオカメが拍手に包まれていた…。ショックで放心状態の綾子だが、相沢に原稿を書くようハッパをかけられる。旅館に戻り、自分を奮い立たせて仕事に向かう綾子。そこにオカメが訪ねてきた。小池を好きになり、どうしても諦められずにうそをついてしまったと泣きながら謝るオカメを、綾子は複雑な気持ちでなだめる。しかし、山田はオカメが不敵な笑みを浮かべたのを見逃さなかった。果たして、オカメの目的は何なのか?そして、綾子は愛する人と温泉に行くことはかなうのか。

 

番組情報

『婚活1000本ノック』
フジテレビ系
毎週水曜 午後10時~10時54分

出演:福田麻貴、八木勇征、関水渚、野村周平、白河れい・橋本マナミ、中越典子 ほか

主題歌:水曜日のカンパネラ「幽霊と作家」(Warner Music Japan)
原作:「婚活1000本ノック」南綾子(新潮文庫刊)
脚本:ニシオカ・ト・ニール、松本美弥子、山岡潤平、藤平久子
プロデュース:羽鳥健一(『貴族探偵』『ようこそ、わが家へ』ほか)
矢ノ口真実(The icon)(映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」ほか)
髙石明彦(The icon)(『恋なんて、本気でやってどうするの?』ほか)
演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズほか)
西岡和宏(『元彼の遺言状』『親愛なる僕へ殺意をこめて』ほか)
吉野主(『ショジョ恋。』『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』ほか)
制作協力:The icon
制作著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/konkatsu-1000
公式X:konkatsu1000_cx
公式Instagram:konkatsu1000_cx
公式TikTok:@konkatsu1000_cx

(c)フジテレビ

橋本環奈主演『万博の太陽』昭和を緻密に再現した“レトロかわいい”セット公開 当時の大阪万博コンパニオンがエキストラ出演

3月24日(日)に放送される橋本環奈主演のテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』(テレビ朝日系 午後9時~)よりセット写真、制作秘話が到着。さらに、1970年の大阪万博で実際にコンパニオンとして働いていた女性たちのエキストラ出演が決定し、コメントが到着した。

 

本作は、1970(昭和45)年に空前絶後の熱気を巻き起こした国民的イベント・日本万国博覧会(大阪万博 EXPO’70)で働くことを夢見たヒロインの青春と家族の物語を描く物語。

『万博の太陽』(c)テレビ朝日

 

物語の舞台は、戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っただ中にあった昭和40年代。主人公・朝野今日子(橋本環奈)は“世界とつながる場所”である万博への憧れを募らせ、大阪へ。居候先の伯父一家に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、やがて万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていく。

 

脚本は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』『七人の秘書』(テレビ朝日系)、『ハケンの品格』(日本テレビ系)など大ヒットドラマを手がけ、2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』の執筆も発表されている中園ミホが担当する。

 

さらに、今日子の従妹で女子大生の万田千夏を飯豊まりえ、千夏の見合い相手で“建築家の卵”である倉本鉄平を木戸大聖、千夏の年の離れた弟・博士を番家天嵩、千夏と博士の母・和世を江口のりこ、千夏らの父で“昭和の頑固オヤジ”の昭太朗を唐沢寿明らが演じるのも大きな見どころ。夢に向かって邁進する今日子をはじめ、さまざまな形で万博に携わった登場人物たちの情熱や、激動の昭和をたくましく生きた家族の姿をエネルギッシュに描写していく。

 

今回公開されたのは、番組プロデューサーと監督、スタッフが細部まで緻密に昭和を再現したセットの数々。今日子が居候する万田家の茶の間にはダイヤル式の黒電話、ちゃぶ台、分厚いブラウン管のテレビなど、昭和を象徴するアイテムがちりばめられている。

 

大手電機メーカーの下請け工場を営む万田家は“家電が安く手に入る”という設定のため、台所には当時の最新式2ドアタイプの冷蔵庫も鎮座。大阪の街角を再現したセットには、10円玉を入れて話す赤い公衆電話も。昭和の時代を知っている人は懐かしさを覚え、知らない人は“レトロかわいい”と感じる世界が広がっている。

 

セットだけでなく、劇中に登場するトレンドも時代感たっぷり。登場人物たちのファッション、髪形、メイク、ラジオから流れる歌など、いたるところに昭和を感じさせる映像に仕上がっている。

『万博の太陽』(c)テレビ朝日

 

また、本作には1970年の大阪万博でコンパニオンとして活躍した女性たちが“万博来場者”役でエキストラ出演。元コンパニオンの女性たちは、飯豊演じる千夏が会場のパビリオンで“人間洗濯機”のデモンストレーションを行うシーンに参加した。人間洗濯機はカプセルの中に入ると自動で体を洗ってくれる装置で、当時、この展示には多くの人々が詰めかけた。

 

今回、エキストラに参加した奥原さゆりさんは、劇中で飯豊が務める人間洗濯機の紹介アナウンスを実際に担当していたとのことで、再現したセットやシーンに「見事な出来栄えで、思わず当時のせりふが口をついて出そうになりました」と太鼓判。また、元コンパニオンたちはイエローのユニホームを身に着けたキャストたちを見て、口々に「懐かしい!」と話し、50年の月日を経て大阪万博の空気を満喫していた。

 

神田エミイ亜希子(テレビ朝日プロデューサー)、エキストラとして出演したコンパニオンとして働いていた女性たちによるコメントは以下を参照。

 

神田エミイ亜希子(テレビ朝日プロデューサー)コメント

◆1970年 大阪万博のコンパニオンを題材にしたきっかけ、どのようにこの作品の制作を進めてきたか

一緒に本作を作っている先輩プロデューサーの内山(聖子)から、「70年の大阪万博ってすごいよ」と言われ…。いろいろ調べてみたところ、面白いエピソードが続々出てくるので興味を持ちました。技術もライフスタイルもどんどん変わるエネルギッシュな時代の中で、女性のコンパニオンも万博を支えたということが面白いなと思いました。
ただ、史実を基にしたフィクションドラマは、取材や下調べをしなければ制作できないので、コンパニオンとして実際に働いた方々を探し、取材させていただきました。ありがたいことに、奈良にお住まいのエキスポシスターだった方と、大阪にお住まいのサンヨーのコンパニオンだった方にお目にかかることができ、さまざまなお話を伺いました。また、万博記念公園マネジメント・パートナーズの方にも資料を見せていただくなど、さまざまな形でご協力いただきました。

◆本作のセットや衣装でこだわったポイント

今回の『万博の太陽』では、万田家の家のセットを建てました。ちゃぶ台返しのシーンがあるので、当然ちゃぶ台がドンと置かれた居間を中心に、ブラウン管のテレビ、茶だんすなどが飾られました。黒電話は若い役者さんにとっては「知っているけれど、使ったことがない」歴史的なアイテムだったり、まだレトルトカレーが登場したばかりという時代であることも驚きだったりしていました。昭和を良くご存知の視聴者の方もいらっしゃるので、懐かしいなと思っていただけたらうれしいです!
衣装では橋本環奈さん演じるエキスポシスターの衣装と飯豊まりえさん演じるサンヨー館のコンパニオンの衣装は、1970年に使用された本物のユニホームをお借りし、それを参考にしながら仕立てていただきました。色、質感、形などかなり本物に近いものに仕上がったかと思います。少しでも当時の雰囲気をドラマの中で表現するために、細部もこだわりました。この時代のお洋服は、色も明るいですし、柄を使ったものなども多く、すごくおしゃれですよね。

◆人間洗濯機は作るのが大変

まず「人間洗濯機」という名称がとても面白いなと思いました。この名前を聞くと、いったいどんなものか見てみたくなりますよね?発想がすごいなと思いましたし、調べてみたら形や性能も斬新でびっくりしました。当時の技術者の皆さんはきっとたくさん苦労しながら制作なさったと思うのですが、丸みをおび、窓から中が見える宇宙船のようなデザインはどうしたらドラマでも再現できるか…本当に試行錯誤しました。
美術のスタッフは、サンヨーの資料を拝見させていただいたり写真を撮ったりもして、素材、大きさ、安全性など検討を重ねていました。ただ、本当にこの人間洗濯機を再現することは難しくて…! 監督、美術スタッフ、CG担当など様々なスタッフがどうしたら良いか何度も相談して、シーンをどうしたら成立できるか検討を重ねました。最終的にはスタッフのこだわりと頑張りがあり、本物のコンパニオンの方々に「そっくり」と褒めていただけるものが出来上がりました。

◆当時、コンパニオンだった方々がエキストラ出演することに

サンヨー館のコンパニオンとして働いた方に、エキストラとして人間洗濯機のシーンの撮影にいらっしゃっていただけませんか?とお願いしました。快く受けてくださり、現場にいらしてくださいました。本物のコンパニオンだった方々に、撮影用に作った人間洗濯機やサンヨー館のユニホームをご覧いただけてうれしかったです。「すごいね!」と褒めていただき、励みになりました。

◆視聴者へのメッセージ

年度末のドラマでは、毎年、新しいことにチャレンジし、道を切り開いてきた女性を主人公にしたドラマをお届けしています。昭和から令和へ――。多くの先人がバトンをつなげてきてくださったから今がある…そんな気持ちになるドラマに仕上がっていると思います。そして、私たちもまた未来に渡せるバトンをそれぞれが手にしている事に気が付くことができたらと思っています!

 

大阪万博でサンヨー館のコンパニオンだった人たちのコメント

<瀧川京子さん>

◆1970大阪万博でコンパニオンとして働いた日々にはどんな思い出がありますか?

私の青春の全てが詰めこまれたキラキラの思い出になっています。

◆劇中の人間洗濯機の出来栄えはいかがでしたか?

当時とそっくりのセットに置かれた人間洗濯機を見て、元気でいてくれてありがとうと胸が熱くなるほどの素晴らしい出来栄えでした。

◆再現されたユニホームをご覧になっていかがでしたか?

色も風合いもシルエットもまるで54年前の制服かと思うほどに再現されたユニホ-ム、ちょっと着てみたくなりました。しかしそのユニホ-ムを着たスタイル抜群の美しい女優さんを間近に見て、ただただ見ほれるばかりでした。

◆『万博の太陽』にエキストラ出演した感想を教えてください。

観客としての立ち位置を決められ、緊張のあまり仁王立ちになって、ひたすら人間洗濯機を見つめていましたが、撮影現場は真剣な中にもとても和やかで、途中からすっかり楽しくなりました。
唐沢寿明さんが私の横を後ろから通り抜けていくシーンで、私のジャケットに唐沢寿明さんの手が少し触れたような気がして、永久保存しようかと思っています。あれは私の勘違いだったかな~(笑)

<奥原さゆりさん>

◆1970大阪万博でコンパニオンとして働いた日々にはどんな思い出がありますか?

サンヨー館は一年半ほど時間をかけさまざまな研修を行ったため、コンパニオン同士が大変仲が良く、チームで外国館のレストランに行ったり、仕事では担当場所を交換してみたり、お客様との楽しいやりとりなど懐かしい思い出がいっぱいです。
また当時は今ほど気軽に海外旅行に行ける時代ではなかったので、パビリオンが林立する会場は毎日が海外旅行の気分でした。

◆劇中の人間洗濯機の出来栄えはいかがでしたか?

人間洗濯機は見事な出来栄えで、現場で人間洗濯機の前に立った時には、思わず当時のせりふが口をついて出そうになりました。

◆再現されたユニホームをご覧になっていかがでしたか?

ユニホームの再現も完璧だったと思います。ただ女優さん方のスタイルがとても良いので、当時より一層ユニホームが輝いていました。

◆『万博の太陽』にエキストラ出演した感想を教えてください。

エキストラ出演は初めての経験でとても緊張していましたが、スタッフの方々の優しさで気持ちがほぐれ、次第に周りのエキストラの方々とお話ができる余裕も出て、最後には撮影を楽しむことができました。

<岡本香奈さん>

◆1970大阪万博でコンパニオンとして働いた日々にはどんな思い出がありますか?

50余年前は女性が今ほど社会で活躍していない時代でした。一年間研修期間を共にした47人で晴れやかな社会人デビューをしたつもりでした。今思えば、サンヨーの方々に甘やかされて社会人とは程遠かったと思います。今会ってもすぐその頃に戻れる友人が出来たことが宝物です。

◆劇中の人間洗濯機の出来栄えはいかがでしたか?

再現するのに大変ご苦労なさったと伺っていますが、素晴らしい出来栄えでした。

◆再現されたユニホームをご覧になっていかがでしたか?

出演なさった女優さんたちそれぞれの背格好、雰囲気に似ている昔のコンパニオンを重ね合わせて拝見していました。

◆『万博の太陽』にエキストラ出演した感想を教えてください。

初めての経験で面白かったです。一つのシーンを撮るのにたくさんのスタッフさん、時間をかけているのですね。

 

番組情報

テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』
テレビ朝日系
2024年3月24日(日)午後9時~

(c)テレビ朝日

ジャルジャル「テレビもYouTubeも両思い」人気コント「奴」が地上波でドラマ化&YouTubeでも配信『奴劇場 フレンドリー捜査官』

ジャルジャルの公式YouTubeチャンネル「ジャルジャルアイランド」で絶大な人気を誇る「奴シリーズ」のコントが、『奴劇場 フレンドリー捜査官』(深夜0時50分~1時20分)としてCBCで4月2日(火)から4週連続で地上波放送されることが決定。放送後、YouTubeでも配信される。

『奴劇場 フレンドリー捜査官』©CBC

 

ジャルジャルのコントで人気を博す「奴」とは、パッと見た瞬間にヤバい奴、じわじわとヤバさが増してくる奴など、とにかくヤバい奴の総称。今回はそんなシリーズから「フレンドリー捜査官」をドラマ化。ジャルジャルYouTubeが地上波とコラボするのは今回が初で、CBCで放送後、ジャルジャルのYouTubeチャンネルでも配信される。

 

主人公の刑事(後藤淳平)は、親近感たっぷりな見た目と話術で人の懐に入り込み、どんな相手でも心をわしづかみにして逮捕する、人呼んで「フレンドリー捜査官」。

 

ある日、クラブイベントで大量の不審死事件が発生。新人刑事・進藤(岡田結実)と捜査に当たっていくうち次々と現れる怪しすぎる「奴」たち(福徳秀介)。事件の裏側にあった衝撃の事実とは…。

 

ジャルジャル インタビュー

◆YouTubeと地上波がコラボすることになりました。感想をお願いします。

後藤淳平:とてもぜいたくな話で。いつも短いコントをYouTubeで流しているのですが、こういうストーリーものはあまりやったことがなかったですし、しかもこんな大掛かりな感じにCBCさんで放送していただけて、しかも自分たちのYouTubeにもアップできるというのは、本当に夢のような話です。

 

福徳秀介:いつものYouTube撮影では、スマホで撮っていたり、僕ら2人だけで撮る時もあるのですが、今回はテレビでも放送されるということで、大掛かりな撮影になっています。しかもそれをYouTubeにもアップできるということで、本当にぜいたくさせてもらっていますし、本格的な映像が撮れるので完成がとても楽しみです。

 

◆これまですごい数の「奴」がYouTubeでアップされていますが、今回「フレンドリー捜査官」になった経緯を教えてください。

後藤:僕たちに携わってくれているスタッフさんがキャラをチョイスしてくれました。そこから、ざっくりこんなストーリーでと詰めていく中で、じゃあどんな“奴”を入れていけるかを、一緒に話し合いながら決めていった感じです。まさか、フレンドリー捜査官が主役になるとは思ってもみなかったです。

 

◆本作には岡田結実さんも出演されますが、共演されての感想を教えてください。

福徳:僕は岡田さんがますだおかだの岡田(圭右)さんの娘さんということを若干忘れていまして…。撮影の合間に雑談している時に「せやせや」と思い出しました(笑)。普通にしゃべったり、撮影で掛け合いをしていると、とても息や間があって、とてもやりやすかったです。

 

後藤:太陽のように明るい方。僕たちは世間的に言うと、暗いアラフォーだと思うので、そんな中で岡田さんがこの現場にいてくれることで、現場も明るく、楽しくなったなと。もちろん本編でのやりとりもバッチリで最高です!

 

◆そんな撮影の合間に、ハプニングだったり、印象に残っていることはありますか?

福徳:岡田さんが思いのほかゲラで、NGを出してました。

 

後藤:「ふふふ(笑)」みたいな笑いでNGというより、マックスの吹き出しでNGという(笑)。そういうところもいいですよね(笑)。

 

福徳:思いっきり吹き出して笑って「すみません。後藤さんにツバかけちゃった(笑)」ってね(笑)。

 

後藤:ちょっとじゃなくて、思いっきりでした(笑)。

 

福徳:きっと僕らのコントを普段見ている方は岡田さんのように大いに笑ってくれると思いますが、初見の方がどういう見方をしてくださるのか楽しみです。

 

◆今回、地上波とYouTubeで放送、配信されるわけですが、デビューした頃から比べて、テレビなどでの取り巻く環境の変化を感じていますか?

福徳:デビュー当時は今みたいにYouTubeなどがなじみあるものではなくて、10何年ぐらい前からネット配信が始まって、「なんやこれ、こんなはやるわけないやろ」みたいな雰囲気でしたけど、あれよあれよとはやって、むしろテレビかYouTubeかみたいな雰囲気になっていますよね。でも今回こういうかたちでお互い協力し合うので、テレビもYouTubeも両思いなんだなって。まるでテレビとYouTubeが恋愛していて、どっちが男でどっちが女なんかなとか考えて胸キュンしています。

 

後藤:何言ってるの?

 

福徳:俺の胸キュンの話や。

 

後藤:こんな自分らのネタで。

 

福徳:何言ってるの?

 

後藤:まだ早い(笑)。自分らのネタ発信でわーとやるって、昔やったらイベントのVTRとかでやっていたんですけど、それがテレビでこうやって放送してもらえることがぜいたくです。確かにテレビもYouTubeもあまりわけて考えていないというか。テレビでも見られるし、YouTubeでも見られるし、なんでしょう、この2つが出会った…胸キュンですね。

 

福徳:一緒じゃん(笑)。

 

◆このコントドラマをシリーズ化できたらいいですね。

福徳:うれしいですね。

 

後藤:それはうれしいですよ。今回、深夜帯での放送ですが、時間帯もだんだん上がっていって。

 

福徳:上がりすぎて早朝になったらおもろいよな(笑)。

 

後藤:おもろいよなというほどおもろないで。

 

福徳:本当、こういう特殊な企画をOKしてくれたCBCさんは個性的だなと思いますし、逆に言えば、企画を通したということは、その前に企画書があったということ。いわゆるプロデューサー的な方も個性的な方なんだろうなというのを感じます。

 

後藤:今回のプロデューサーの方が、以前CBCさんで番組をやらせてもらっていた時からのお付き合いがある方で、個性的な方ですね。その方だからこそ実現した企画だと思っています。

 

◆最後に、注目してほしいところを教えてください。

後藤:ストーリーです。いつものコントはその場の現象だけで終わってしまうことが多いのですが、今回はコントドラマと言っているので、しっかりドラマしていますので、そのストーリーも楽しんでもらいたいなと思います。

 

福徳:本当にきれいな映像ですし、カメラも3台、4台あってカット割りもできて、映像も本格的だし、出ている人も僕らだけでなく、役者さんたちも出てくださるので、その辺の絡みも見どころかなと思います。

 

番組情報

『奴劇場 フレンドリー捜査官』

CBC

2024年4月2日(火)より4週連続

毎週火曜 深夜0時50分~深夜1時20分

 

<配信>

地上波放送後、YouTube「ジャルジャルアイランド」で独占配信(3か月限定)

https://www.youtube.com/@jarujaruisland8111

 

<出演>

ジャルジャル、岡田結実

 

©CBC

宇垣美里「まともなのは私だけじゃない!?と思っていました(笑)」『シンデレラ・コンプレックス』インタビュー

MBSドラマ特区『シンデレラ・コンプレックス』(MBSほか 毎週木曜 深夜0時59分ほか)で、陽介(飯島寛騎)に不倫されてしまう妻の舞を演じる宇垣美里さんにインタビュー。演じるに当たって意識したことや共演者の印象などを聞きました。

『シンデレラ・コンプレックス』第3話©「シンデレラ・コンプレックス」製作委員会・MBS

 

本作は、縦型マンガ・Webtoonに登場後4億Viewを突破した、人気イケメン教師と教え子の女子高生の禁断の不倫から始まる過激でセンセーショナルな衝撃作を実写ドラマ化。

 

誰もがうらやむ理想の教師夫婦の陽介(飯島)と舞(宇垣美里)。しかし陽介は、クラス内でアイドル的人気を誇る女子高生・由良(田中美久)と不倫をしていた…。「この女子高生、何かがおかしい―」妖しさと中毒的な魅力を兼ね備えた由良は、ある大きな秘密を抱えていた。やがて夫の不倫から復讐を心に誓う妻・舞と、謎多き同級生・工藤(森愁斗)の思惑が絡み合い、恐ろしい事態へと展開していく。

 

◆本作で舞というキャラクターを演じた感想をお願いします。

翻弄される受難の子という感じで、いろんなつらい目に遭うのですけれども、その中でこのままではダメだと立ち上がるところがすごくカッコいいと思います。

 

◆舞を演じるに当たって意識したことはありますか?

あまり自分と似ているタイプのキャラクターではなかったので、「何でこういう思考回路になるんだろう」「この子の正義はどこにあるんだろう」と考えながら、そういう考え方もあるよねと理解しながら演じられたのかなと思います。

 

◆田中美久さん、飯島寛騎さんのインタビューで、宇垣さんが舞を演じている時の目が怖かったという話が出たのですが、目や表情で意識したことは?

本当に2人が演じる由良と陽介がとにかくひどいし、怖いし、「なんでそんなことするの?」と思うぐらい、ちょっと嫌だったし、怒っていたんだと思います。内心では、舞に「もうちょっと前に逃げなさい」と思っていました。

 

◆監督からの指示や、皆さんで話し合ったことはありましたか?

宮本秀光監督、島添亮監督のお二人ともすごく話を聞いてくださる方だったので、「ここはこういう気持ちで、こうだと思います」「たぶん舞はこう考えるからこうだと思いますが、どう思いますか」「こうした方がいいかなと私は思うんですけど」といったことを都度聞いてくださいました。なので、すごくやりやすかったですし、「僕はちなみにこう思うんですけど」と言われて、自分だけでは出てこなかったところもあったので、みんなで作り上げた感じがします。

 

◆本作とはまた違ったキャラクターですが、『あなたは私におとされたい』でも不倫をされる側の女性を演じた宇垣さん。不倫される役を演じることについてどう思っていますか?

「そんなに不倫される? 2連続で」とは思いました(笑)。『あなたは私におとされたい』で演じた夏菜は、舞よりちょっと心が強くて、夏菜自身も不倫をしてしまうような暴走気味なところがあったんですけど、この作品で演じている舞は、夏菜とは逆にすごく受け身。舞の主体性がないところがこの状況を引き起こしてしまった、引き寄せてしまったところだと思いますし、陽介に不倫されてしまうこともきっと「この人だったら大丈夫か」と思わせてしまう何かがあったと思うんです。そういったところは、私にはないところだったので自分らしさをセーブしなければいけないなと思いました。

 

◆この原作が縦型マンガ・Webtoonで4億Viewされている話題の作品です。これまでも原作がある作品に出演してきて、意識していることはありますか?

作品にもよるのかなと思うのですが、基本的には原作ありきなので、演じるに当たって参考にしますし、一つの形として尊敬しながらも、リアリティーラインというか、絵で見たらすごくよかったのに、同じことを実在の人間がやったら陳腐だったり、ちょっとおかしかったり、引っかかりが強くなってしまうこともあると思うんです。実在の人間が演じる上での調整が必要だと思うので、そこは意識しながら演じています。ただ、原作もので、ここは絶対やってほしいよねというところは、1人の原作を読んだ者として反映したいと思っています。

 

◆実際に本作の原作を読んでいかがでしたか?

ドラマよりも陽介がクズですよね(笑)。ひどすぎるし、もう別れなよと思いながら読んでいました。Webtoonならではの展開の早さというか、どんどん状況が悪化していく、変わっていくところに目が離せなかったです。でもそういう展開が、もしかしたら見ている人にとっては、気軽に読める部分なのかな、この作品の一つのポイントなのかなと思いました。

 

◆今回、共演された田中さん、飯島さん、森さんのそれぞれの第一印象と、役を通しての印象を教えてください。

田中さんは現れた瞬間から「はぁ、かわいい」と思って、メロメロだったのですけれども、由良になった瞬間の恐ろしさというか、声の出し方もドスが利いていたりとギャップがあって、悪魔という感じがしました。ですが、カメラが回っていない時は、天真らんまんで、現場にいるだけでその場が華やぎますし、癒やされる感じがありました。

 

飯島さんは本当に紳士で優しくて丁寧な方なんですけれども、陽介のすることがひどすぎるので、舞と陽介が言い合うシーンの時に、せりふが飛んでしまったことがあったんです。そこで思わず「嫌い」と言ってしまって…、飯島さんに「傷つきました」と言われました。そんな中でも、カメラが回っていない時の私のおふざけにもノッてくれる優しい方でした。つらいシーンが多い分、カメラが回っていないところではひと息つかないとしんどくなってしまうこともあったので、みんなで励まし合っていました。

 

◆森さんはいかがでしたか?

すごくふわっとしていて、かわいいなと思っていたのですけど、ちょっと豹変する役なので、最初のはかなげな感じから変わるところがさすがだなと思いながら見ていました。「あんなに心配したのに…!」となると思います(笑)。

 

◆本作に登場するキャラクター、それぞれひどいところがありますね(笑)。

「まともなのは私だけじゃない!?」と思っていました(笑)。

 

◆本作は“予測不能で中毒的なラブサイコスリラー”という作品です。“カルチャー中毒”という宇垣さんが、最近気になっていたり、好きだなと思う作品と出合いましたか?

アカデミー賞のノミネーションが発表されて、ノミネートされている作品をひたすらに見続けるということをしているのですが、映画「ゴジラ-1.0」がすごく面白かったです。あと人は選ぶかもしれないんですけど、アリ・アスター監督の最新映画「ボーはおそれている」が本当に狂っていて面白かったです。

 

◆そういう作品に出合うきっかけはなんでしょうか?

基本的にこの監督だったら、この人が出演しているんだったら見ようと、映画や舞台を見ることがわりと多いです。あとは、人からお薦めされた作品。『アフター6ジャンクション2』というラジオをやっているのですが、そこですごく映画に詳しいライムスターの宇多丸さんにお聞きしたりしています。

 

◆アカデミー賞の生中継の司会など、好きなことが仕事につながっているんですね。

司会をする前からもすごく好きでさまざまな作品を見ていたのですが、これは仕事なんだよという顔をしながら、見られるようになってすごくうれしいです。漫画もすごく好きなんですが、漫画評のお仕事もさせていただいているので、「これ仕事なんで」と言いながら漫画が読めることがとても幸せだなと思っています。

 

◆最後に見どころをお願いします。

ここからどんどんひどくなります。笑ってしまうぐらい舞にとってひどいことが起き続けるのでこんなものだと思わないでください。「こんなひどいことがあっていいのか」と思うように震え上がるようなところと、「こんなにひどいことが続く?」というように笑ってしまうところがあることが、この作品の醍醐味だと思うので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

 

PROFILE

宇垣美里

●うがき・みさと…1991年4月16日生まれ。兵庫県出身。O型。

 

番組情報

ドラマ特区『シンデレラ・コンプレックス』(全7話)

MBS

毎週木曜 深夜0時59分~

 

テレビ神奈川

毎週木曜 午後11時30分~

 

チバテレビ

毎週金曜 午後11時~

 

テレビ埼玉

毎週水曜 深夜0時~

 

とちぎテレビ

毎週木曜 午後10時30分~

 

群馬テレビ

毎週木曜 午後11時30分~

 

<配信>

MBS放送後にTVer、MBS動画イズムで1週間見逃し配信あり

FODにて見放題独占配信

 

<出演>

田中美久、飯島寛騎/森愁斗、堀井新太、大澄賢也/宇垣美里

 

脚本:舘そらみ、渋谷英史

監督:宮本秀光、島添亮

制作プロダクション:ソケット

製作:「シンデレラ・コンプレックス」製作委員会・MBS

 

公式HP:https://www.mbs.jp/cinderella_complex/

公式X:@dramatokku_mbs

公式TikTok:@drama_mbs

公式Instagram:@dramatokku_mbs

 

©「シンデレラ・コンプレックス」製作委員会・MBS

志田彩良&柄本時生インタビュー「柄本さんはとんでもないことをしそうだから、早めに身動きできないようにしたいです(笑)」『消せない「私」-復讐の連鎖-』

高校時代にいじめに遭い、人生を台なしにされた主人公の硝子(志田彩良)が、復讐を遂げるリベンジ・エンターテインメント『消せない「私」-復讐の連鎖-』(日本テレビほか 毎週(金)深0・30)が話題に。かつて自分を変えてくれた元美容系配信者の徳道(本郷奏多)の協力により、自分に消せないデジタルタトゥーを刻み込んだ3人の同級生への復讐を果たした硝子。しかし、復讐はまだ終わっていなかった――。

3月8日(金)放送の第10話から、物語は硝子の過去と深く関わっていた迷惑系配信者・綿貫(柄本時生)との対決へ。いよいよ迎える最終章を前に、硝子役の志田さんと綿貫役の柄本さんが、見どころや現場でのエピソードを語ってくれた。

 

◆ここまでの撮影を振り返っていかがですか?

志田:復讐が順調に進んでいます(笑)。

 

柄本:確かに、順調に復讐していっているもんなぁ。みちる役のゆかっぴぃ(小日向ゆか)、すごいことになってたもんね。インスタで見ていたのと違うなって。

 

志田:序盤はきれいなみちるでしたけど、会うたびにボロボロになっていました。

 

柄本:オレはボロボロの状態しか見てないからびっくりした。でも生で見られるだけでありがたいし、「いつも“いいね!”してます」とだけ伝えておきました(笑)。

 

志田:復讐相手は皆さん、ボロボロになるんです。でも、綿貫さんへの復讐が一番壮絶になると思います。

 

◆最初に柄本さんが綿貫役を演じると聞いたときは?

志田:わりとイメージはしやすくて。迷惑系配信者役がぴったりだと思いました(笑)。

 

柄本:こういう役は2回目だしね(笑)。その分、また同じ引き出しを出すのも恥ずかしいと思って。2回目の方が難しいけど、考えがいがあって楽しいです。

 

◆10話以降、単なる「迷惑系配信者」という言葉では括れない、綿貫の闇深い人格が掘り下げられていきます。彼をどんな人物だととらえていますか?

志田:まさに現代の象徴というか、承認欲求の塊でしかないなって。今の時代には、リアルな存在なのかなと思います。

 

柄本:ちょっと硝子ちゃんと通じるところもあるよね。ネットという存在が人生で大きなものとなって、ある種の暴走をしてしまうという。だから硝子ちゃんと綿貫、立場は違っても両方の気持ちが分かるところがある。そういう見方もできるところがこの作品の面白いところだと思います。

 

◆現場でお会いしてみて、お互いの普段の雰囲気はいかがですか?

柄本:志田ちゃんは合間によくみんなと談笑していて、すごく明るいです。ああいう役柄だし、現場で思い悩んでたらどうしようと思っていたけど、真逆な人間性でよかったと思いました。

 

志田:柄本さんも綿貫さんとは全然違って、ずっと優しいです。1話で肩がぶつかるシーンの撮影でも、終わった後に「ごめんね、大丈夫?」と気にかけてくださって。

 

柄本:その前にちゃんと当たれなかったときも謝ってたんです。当たらなきゃいけないのにうまく当たれなくて、ごめんねって。

 

志田:そのとき、私、ちょっと避けちゃったんです。ぶつかるのが怖くて。

 

柄本:そうだったの?俺のミスだと思ってた(笑)。

 

志田:私が悪いのに、なんて優しい人なんだろうと思いました(笑)。

 

◆合間にどんな会話をされているんですか?

柄本:住むならどんな街がいいか、どんなものがはやっているか…とか、そんな他愛ない話です。でも、僕の中では結構盛り上がっているんですよ。友達と使っているアプリの話を聞いて“今はそんなのがあるんだ!”って。

 

志田:私からは「普段、ラップをやってるんですか?」って聞きました。

 

柄本:そうだ、聞かれた!

 

志田:綿貫の徳道さんへの詰め方を見ていたら、なんかラップっぽいものを感じて。すごく心地いいテンポ感があるんですよ。

 

柄本:それを聞いて“俺ってリズムを刻んでいたんだ…”と思いました。何か今後、意識しちゃいそうです(笑)。

 

◆SNSが一つキーになっている作品ですが、お2人は普段どんな使い方をされているのかお聞きしたいです。お気に入りのコンテンツなどはありますか?

志田:私は最近、犬がご飯を食べている動画をよく見ます。食べている音を聴いていると癒やされるし、かわいいんです。

 

柄本:僕はボクシングの動画を見ています。あとはそれこそ、ゆかっぴぃとか、かわいい女の子によく“いいね!”してます。

 

志田:…私、“いいね!”されたこと、ないかも。

 

柄本:えっ、ウソ!? 絶対してると思うんだけどな。これ、分からないのよ。無差別に“いいね!”してるから。

 

志田:じゃあ、たどったらありますかね?(笑)

 

柄本:あると思うよ。…今後は誰に“いいね!”をしたか、ちゃんと覚えておかなきゃいけないのかな(笑)。

 

◆誰に“いいね!”されたか、結構チェックしているものなんですね。

志田:いつも“いいね!”してくれる人は自然と覚えちゃうし、自分のことをタグ付けしてくれてる投稿を追ったりもします。

 

柄本:確かに、俺に“いいね!”をされたという話を聞いたことがある!友達から連絡が来て、「柄本時生に“いいね!”されたっていう女の子がいるんだけど」って。全く心当たりがないんだけど、これはこれで人に話せるネタとしていいのかなと(笑)。

 

◆最後に、ドラマ終盤の見どころを教えてください。

志田:これまでの硝子は、間接的に復讐相手を追い詰めていく形でした。でも綿貫さんに関しては直接対決になるので、そこを見ていただけたらと思います。ラスト2話はもう、とんでもないことになります。

 

柄本:せりふの量もすごいことになっているよね。お互いちょこちょこ、「せりふ入った?」なんていう話もしてるんですけど、楽しくできたらなと思います。

 

志田:私はまだちょっと不安があります。それこそ綿貫さんと徳道さんが対峙するシーンを見たとき、“私の想像とは全然違う感じで来るんだろうな…”と感じて。柄本さんがどう来ても応じられるように、覚悟だけはしておこうと。

 

柄本:俺、突拍子もないことしなきゃいけない感じ?(笑)

 

志田:監督さんとも「ナイフ突き付けたりしても、それをなめてきそうだよね」という話になって…(笑)。

 

柄本:そんなこと、全然想像もしてなかった(笑)。

 

志田:動かれると怖いので、早めに身動きができないようにしようと思っています(笑)。

 

PROFILE

志田彩良

●しだ・さら…1999年7月28日生まれ。神奈川県出身。A型。最近の出演作に、ドラマ『アオハライド season2』『大奥 Season2「幕末編」』『ホスト相続しちゃいました』など。現在、『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ)が放送中。映画「からかい上手の高木さん」が5月31日(金)公開。

 

柄本時生

●えもと・ときお…1989年10月17日生まれ。東京都出身。O型。現在、ドラマ『舟を編む~私、辞書つくります~』(NHKBS・NHK BSプレミアム4K)に出演中。舞台「帰れない男~慰留と斡旋の攻防~」が4月13日(土)より上演。映画「鬼平犯科帳 血闘」が5月10日(金)公開。

 

番組情報

金曜ドラマDEEP『消せない「私」-復讐の連鎖-』

日本テレビほか

毎週(金)深0・30~0・59

 

HP:https://www.ntv.co.jp/deep-kesenai/

X(旧Twitter)、Instagram:@deepfriday_ntv

TikTok:@deepfriday_ntv

 

●photo/中田智章 text/小山智久 hair&make/朝日光輝(SUNVALLEY)(志田)styling/山本隆司(style3)(志田)

鈴木康介&本田響矢、約1年ぶり共演で感じた手ごたえ語る「今まで一緒にやってきたからこそ」『セレブ男子は手に負えません』

『セレブ男子は手に負えません』はWEBTOONとの連動で、マンガ連載とともに物語が展開する新感覚のドラマ。ある大事件から立ち直るため“二度と恋はしない”と誓ったヒロインが、ひょんなことから誰もがうらやむセレブ男子たちと高級ペントハウスで共同生活を始め、恋模様を繰り広げるシンデレラストーリーだ。

左から)本田響矢、鈴木康介

 

そんなヒロイン・百瀬ひかる役を地上波連ドラ初主演となる若月佑美が演じ、個性あふれるセレブ男子役を鈴木康介、本田響矢、井手上漠、中尾暢樹という若手実力派俳優陣が体現している。

 

今回は残り2話というクライマックスを前に、セレブ男子の一員である西園寺シオン役の鈴木さん&天羽律役の本田さんの“戦友”コンビにインタビューを敢行。これまでのお気に入りシーンや撮影時のエピソード、今後の見どころはもちろん、仲良しなお2人が本作を通じて発見した互いの新たな一面や関係性についても語ってくれました。

 

◆これまで8話が放送されてきましたが、それぞれお気に入りのシーンは?

本田:僕個人としては、(1話で)もんじゃ焼きを食べた後の彰人(中尾)の「溶けた…」がお気に入りです(笑)。律で言うと、やはり3話でひかるに怒りをぶつけてからのキスシーンでしょうか。あのシーンを経て、律のキャラクターが見えた気がします。シリアスな雰囲気のシーンではありましたが、キスシーンなので美しく映ったらいいなというのと律の強引さにドキッとしてもらいたいという思いもあり、そういうバランス感などは監督に相談させていただいて。ただ、監督は基本的に「自由に動いていいよ」と言ってくださっていて、僕の思う律をのびのびやらせていただきました。

 

鈴木:僕もいっぱいあるのですが、中盤以降に弱っていくシオンは見どころ満載かなと。特に、ルカ(井手上)がシオンの元部下に襲われ、自分のせいで傷つけてしまったと落ち込むシーン(6話)は、最初にシオンを慰めに来てくれたのが律なんですよ。僕ら2人が幼なじみというのは劇中で描かれていないですが、律だけが常に味方でいてくれるといいますか、このシーンから“小さいころからずっと一緒だったんだな”というのを読み取れましたし、完成した映像を見てもグッときて。しかも、このシーンを撮ったのが実はクランクインの日だったんです。そういう感情的なシーンを撮影初日にやれたのは、響矢君と今までいろいろな作品を一緒にやってきたからこそだと思っています。

 

◆お互いのキャラクターで好きなシーンがあれば教えてください。

鈴木:8話で律が変装してひかるを迎えに行くシーンです。5話でも夕食を食べながらそれまでのことをひかるに謝るシーンがあったりして、ドラマ後半の律は本当に人間的に成長したな、と。特に、8話は当初の自分本位な律からは考えられないような彼の仲間思いな部分が見えて、とてもすてきだなと思いました。

 

本田:僕がこれまでで一番印象に残っているシオンは、2話でひかるが冷蔵庫の中を見ている時に、後ろからバスローブ姿で近づいていくところ。「イケメンだな~!」と思いながら見ていました(笑)。

 

◆鈴木さんと本田さんはドラマ『ジャックフロスト』でW主演を務めるなどこれまでにも共演経験がありますが、この作品を経てお互いに新たな発見はありましたか?

鈴木:それこそ『ジャックフロスト』では基本的に2人きりでの撮影で、共演者の方がたまにいらっしゃるくらいだったのですが、今回はもうずっと5人で一緒にいて。そこで初めて響矢君が他の役者さんと関わっている姿をきちんと見たのですが、本当に裏表がないんです。誰に対しても同じ接し方ですし、その嘘がない正直さがお芝居にも反映されているんだなって。そこは新たな発見だったなと思います。

 

本田:康介君は…変わらないですね(笑)。でも、『ジャックフロスト』の時からすてきな方だなと思っていたので、そのままでいてくれて安心しました。ただ今回、衣装合わせの時に久々に再会したのですが、最初に顔を合わせた時にうれしくて「おいっ!」と声を掛けたら、康介君はすごく他人行儀に「おはようございます(小声)」と返してきて、「なんでだよ!」 と(笑)。後から理由を聞いたら「久しぶりだったから、照れて恥ずかしくて…」みたいなことを言っていたのですが、現場に入ったらすぐに元に戻っていたので良かったです(笑)。

 

鈴木:あの時は本当に緊張してたの(笑)。でも、響矢君も変わっていなくてホッとしました。

 

◆お2人は本作の撮影中に2人で食事に行かれたそうですが、もし休日に2人で出掛けるならどこに行きたいですか?

鈴木:先程もちょうど話していたのですが、2人とも服が好きなので(服の)展示会に行きたいねって。一緒に服を買いに行きたいです。

 

本田:僕も同じくですね。これが一番早く実行できそうなので!

 

◆本作のクランクアップ後は打ち上げなどされたのでしょうか。

鈴木:みんなで打ち上げしました。

 

本田:そうですね。プチ打ち上げという感じだったのですが、みんなで焼鳥を食べに行って。

 

鈴木:全員のいいところを発表し合ったりもしました(笑)。

 

本田:やったね(笑)。僕は何を言われたか全く覚えていないのですが、照れる感じの本気のことを言ってもらった記憶があります。みんなお酒が入っていたのもあって、ガチ褒めしてくれたんですよ。なので、全員が照れていました(笑)。

 

◆以前、若月さんのインタビューをさせていただいた際に、現場で鈴木さんが“こんなシオンは嫌だ”というネタをやっていたとお聞きしましたが…。

鈴木:はい(笑)。“服を買ってもタグを外さずに着て、新品と言ってフリマアプリに出すシオン”みたいなことを(笑)。

 

◆さらには律のものまねも披露されていたそうで。

本田:馬鹿にしてくるんですよ!僕はそんなお芝居1回もやったことないよ、というような律のものまねをやってきて…(笑)。

 

鈴木:(笑)。撮影の合間はもうずっとふざけていましたね。あともう一、二歩いったら監督に怒られていたんじゃないかなと思うくらい(笑)。何回も笑いが止まらなくてNGを出してしまいました。

 

本田:僕は耐えたよ(笑)。

 

鈴木:耐えてたね。しかも暢樹君がずるくて、カメラに映らないところでいつも笑わせてくるんです(笑)。

 

本田:本当に(笑)。暢樹君は一見クールで大人っぽく見えるのですが、一緒にノッてくださる方ですごく楽しかったです。漠ちゃんもそうですし、そんな僕らを若月さんがいつも温かい目で見守ってくれていました。

 

◆和気あいあいな鈴木さんと本田さんですが、お2人の関係性を言葉で表すと?

鈴木:白?2人とも色白なので(笑)。それか戦友じゃない?これまでいろいろ一緒に乗り超えてきたよね。

 

本田:確かに、戦友かな。この作品でも一緒に乗り超えたシーンが結構あって。

 

鈴木:響矢君がいなければ諦めていたかもしれない、と思うシーンもあります。一緒に戦ってきた大切な仲間です。

 

◆お2人が本作をいち視聴者として見た場合、推しの“セレブ男子”は誰になりそうですか?

鈴木:僕は暢樹…じゃない、彰人です(笑)。

 

本田:暢樹!?(爆笑)

 

鈴木:彰人は優しくて、何をやっても許してくれそうといいますか。シオンは、僕が何か失敗してしまったら怒りそうなので…(笑)。彰人は器も広いですし、大人な感じがいいなと思います。響矢君は?

 

本田:うーん…難しい(笑)。でも、僕はルカかな。ところどころで急に渋いことを言い出すところが好きなんです。「壁に耳あり、障子に目あり」とか(笑)。あと、彰人同様にルカも大人だなと思います。

 

◆最後に、クライマックスに向けて見どころをお願いします。

鈴木:ひかるがシオンを選ぶのか、彰人を選ぶのか、はたまたどちらも選ばないのか、というのは最後の最後まで分からないと思うので、ぜひそこは注目していただきたいです。ラストは本当にすてきな終わり方になっているので、最後まで楽しんでいただけたらと思います。

 

本田:律をはじめ、セレブ男子たちはみんな大人になりきれていない子供で、何かひとつ足りていないものがそれぞれにあって。そんな中、ひかるちゃんが管理人としてペントハウスに来たことでそれぞれが成長してきましたが、今後みんなの未来が花開く瞬間がやってくるので、それぞれがどういう道に行き、どう歩んでいくのかを見守っていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

鈴木康介

●すずき・こうすけ…1997年12月19日生まれ。愛知県出身。近作はドラマ『アカイリンゴ』『君に届け』『彼女たちの犯罪』、映画「正欲」など。本作で共演中の本田響矢と『ジャックフロスト』でW主演を務めた。 5月24日(金)公開の映画「帰ってきた あぶない刑事」にも出演。

 

本田響矢

●ほんだ・きょうや…1999年6月20日生まれ。福井県出身。近作はドラマ『青春シンデレラ』『正しい恋の始めかた』『私と夫と夫の彼氏』『恋愛のすゝめ』など。本作で共演中の鈴木康介と『ジャックフロスト』でW主演を務めた。現在、ドラマ『ブラックガールズトーク』にも出演中。

 

番組情報

『セレブ男子は手に負えません』

ABCテレビ

毎週日曜 午後11時55分~

 

テレビ朝日

毎週土曜 深夜2時30分~

 

※ほか地域でも放送予定

※ABCテレビでの放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信あり

 

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/serebu_dansi/

 

連動WEBTOON情報

LINEマンガ:https://u.lin.ee/t0nmweA/pnjo

ebookjapan:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/stories/138282/

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make/崎山彩実(marvee) styling/曽根菜月(鈴木)、泉敦夫(本田) 衣装協力/YOTA TOKI、TOKIS、POLPETTA(鈴木)、カルド×ビショップ、セラー ドアー(本田)

 

鈴木康介さん&本田響矢さんのサイン入り生写真を1名様にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名様にBiSのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者の方には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年3月18日(月)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

星乃夢奈がBUMP×MBS共同制作オリジナルショートドラマ『春になれ!』で主演!野球部のコーチ役に赤星憲広

1話3分のショートドラマ配信アプリ「BUMP」とMBSが共同制作した、星乃夢奈主演のオリジナルショートドラマ『春になれ!』が3月18日(月)午前9時30分より配信開始。

オリジナルショートドラマ『春になれ!』(c)MBS

 

本作は、甲子園を目指す高校の野球部で起きる、選手とマネージャーの甘酸っぱい恋模様を描く完全オリジナルショートドラマ。

 

主演の星乃夢奈は、MBS系列で放送される第96回選抜高校野球のハイライト番組『みんなの甲子園』のSNSアンバサダーを務め、同番組MCで元・阪神タイガースの赤星憲広が野球部のコーチ役としてドラマに初出演するなど、MBS毎日放送とBUMPのショートドラマの連動も見どころだ。

 

高校1年生の綾瀬瑞樹(星乃)は、野球部エースの先輩・高坂蓮(安部伊織)に片想い中。ある日、瑞樹は、高坂宛にラブレターを書くが、間違って別の人に渡してしまう。それは、2年生の野球部エース・美野原拓実(夏生大湖)だった。ラブレターのことを秘密にしてもらう代わりに、美野原の言いなりになる瑞樹。野球部のマネージャーをすることになるが…。

オリジナルショートドラマ『春になれ!』(c)MBS

 

配信情報

『春になれ!』(全8話)
ショートドラマ配信アプリ「BUMP」 ほか
2024年3月18日(月)午前9時30分

<キャスト>
綾瀬瑞樹役:星乃夢奈
美野原拓実役:夏生大湖
高坂蓮役:安部伊織
川島瑛太役:八条院蔵人
栗原美沙役:山田愛奈
星川憲司役:赤星憲広

(c)MBS

超ときめき♡宣伝部主演『リトライ、青春!』メインビジュアル&キャラクター写真が解禁!第2弾あらすじも到着

超ときめき♡宣伝部が主演を務める、生配信ドラマ『リトライ、青春!』(Rakuten TV 3月29日(金)、30日(土)、31日(日)午後3時~LIVE配信予定)より、メインビジュアル、キャラクター写真が解禁された。

『リトライ、青春!』(c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

 

本作は通常のドラマとは異なり、90分間ノンストップでカメラを回し続ける「生配信ドラマ(通称:リアドラ)」。Rakuten TVにて3月29日(金)30日(土)31日(日)の3日間連続で生配信される。

 

3日間とも同じストーリーであるが、生ならではのその日限りの演技やアドリブ、台本通りにはいかない展開、そして1日目と3日目ではドラマの登場人物のみならず、出演キャストたち自身の成長も見られる、毎日見比べて3日間の違いを楽しむことができる作品だ。

 

このたび、本作のメインビジュアルが解禁。教室でドラマオリジナルの制服を着た6人と、ティザービジュアルでも好評だったメンバーの手描きイラストが散りばめられた、青春感あふれる爽やかなビジュアルとなっている。また物語の関係性に沿って、いつもとは異なるメンバーの並び順もドラマならではの新鮮なビジュアルに。制服には超とき宣の各メンバカラーが取り入れられており、それぞれのキャラクターによって異なる着こなしにも注目。キャッチコピーの「この友情は、タイムリープから始まったー。」が物語の展開を予期させる。

 

また、各キャラクター写真も一斉解禁。合わせて役柄も発表された。辻野かなみが演じる竹田そらは、真面目で優しい生徒会長を目指して、次期生徒会長に立候補中。杏ジュリアが演じる神谷菫は、楽しいことが好きで、ノリが良くダンスが大好き。坂井仁香が演じる関本苺は、留年の危機を迎えており、赤点免除を条件にチームのリーダーに任命される。

 

小泉遥香が演じる葛西桃華は、学校でも有名なJKインフルエンサー。菅田愛貴が演じる伊東日向は、一人称が「僕」で「友達」に興味がある。吉川ひよりが演じる星野翠は、3年生の宮本先輩に片思い中で、三送会前日に告白しようと決意するが…。監督とメンバーが一緒に作り上げた、個性的なキャラクターは本編でも必見だ。

 

さらに、第2弾あらすじも解禁。先日実施された作品公式Instagramのインスタグラムライブ内で、「タイムリープ」のストーリーであることが発表されたが、詳細なあらすじが到着した。タイムリープは坂井が演じる苺が鍵を握っているようで、劇中では一筋縄ではいかないさまざまな困難が待ち受けているらしい…。果たして、6人は心をひとつに三送会のパフォーマンスを成功させることができるのか。

 

あらすじ

高校2年生のそら(辻野かなみ)、菫(杏ジュリア)、苺(坂井仁香)、桃華(小泉遥香)、日向(菅田愛貴)、翠(吉川ひより)。生徒から人気の梨乃先生に集められた初対面の6人は、3年生を送る会(三送会)でダンスパフォーマンスをすることに。そこでみんなには内緒で赤点免除を条件に、苺はチームのリーダーに任命される。バラバラのチームメイトたちをまとめようと奮闘する苺だったが、本番直前、ある事件をきっかけにチームに亀裂が入る。「留年やだぁーーーーー!」と願いを込めると、なんと30分前に巻き戻り、事件が起こる前にタイムリープしていた…! 苺は仲間のピンチを救うため、告白を成功させるため!? そして、本番を成功させるため! 学校中を駆け回り、全てが上手くいくようにリトライし続けるが…? そして次第に明らかになる6人が集められた本当の理由。果たして、6人は心をひとつに三送会のパフォーマンスを成功させることができるのか。

 

番組情報

『リトライ、青春!』
Rakuten TV
2024年3月29日(金)、30日(土)、31日(日)午後3時~LIVE配信予定

<キャスト>
超ときめき♡宣伝部(辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひより)
キタキマユ、岩井拳士朗、若林拓也、大島由香里、中村まこと

<スタッフ>
企画・プロデュース:熊谷喜一、岩倉達哉
プロデュース:城田信義、大塩秀太、今川広樹
監督・脚本:平林克理

<配信チケット情報>
【3日間通しチケット】
チケットのみ:13,200円(税込)
応援グッズ付き3日間通しチケットセット:16,850円(税込)そらver./すみれver./いちごver./ももかver./ひなたver./みどりver.

【各公演単独チケット】
チケットのみ:5,500円(税込)
応援グッズ付き視聴チケットセット:9,150円(税込)そらver./すみれver./いちごver./ももかver./ひなたver./みどりver.
※応援グッズは役名入りTシャツと応援ロゴ缶バッチ。

視聴方法詳細:https://tv.rakuten.co.jp/static/guide/
公式サイト:https://retry-tokimeki.com/
X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@retry_tokimeki

(c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

大島優子が出産後初の連ドラレギュラー出演!日曜劇場『アンチヒーロー』でパラリーガル役を【コメントあり】

大島優子が、長谷川博己が主演を務める4月期の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)に出演することが決定し、コメントとティザー映像が到着した。

『アンチヒーロー』に出演する大島優子(c)TBS

 

長谷川が演じる主人公は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士。たとえ、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る、ヒーローとは言いがたい限りなくダークで危険な人物だ。

 

「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」という問いを視聴者に投げかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく。日常のほんの小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、逆転パラドックスエンターテインメントを描き出す。主人公の法律事務所で働く同僚弁護士役で北村匠海と堀田真由の共演が決定している。

 

このたび、そんな司法の世界を舞台にした前代未聞の本作に、パラリーガル役で大島優子の出演が決定。ビジュアルとティザー映像が解禁となった。大島が連続ドラマにレギュラー出演するのは、第一子出産後初となる。パラリーガルとは弁護士のサポートをする事務員だが、彼女は果たしてアンチな弁護士たちの敵か味方か。

 

大島のTBSドラマへの出演は『ブラックボード〜時代と戦った教師たち~』や自身の初の主演ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』などがあり、日曜劇場への出演は2013年放送の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』以来、実に11年ぶり。地上波連続テレビドラマへの本格的な出演は、NHK大河ドラマ『青天を衝け』以来、2年半ぶりとなる。大島のコメントは下記に掲載。

 

大島優子 コメント

日曜劇場『アンチヒーロー』に出演させていただけること、とても光栄に思います。すでに、撮影現場では刺激ある空気と芝居でのキャッチボールを楽しませてもらっています。

自分の役と向き合える時間を久しぶりに体感して、あらためてものづくりをすることの時間を貴重に感じています。

微力ながら、この作品のエネルギーに少しでもなれるよう努めていきたいと思います。

 

プロデューサー・飯田和孝 コメント

法律と同様に、資格もまた人間が決めたルールです。資格を持っているかどうかで「合法的にやれること」が大きく変わります。大島さんには、ベースが陽の中にも、一言では言い表せない繊細な感情を表現していただいています。大島さん演じるパラリーガルが弁護士資格を持っていない中で、どんなことを感じて、どう動いていくのか、アンチな弁護士とどう向き合っていくのか、楽しみにしていただければと思います。

 

ティザー映像(大島優子ver.)

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』
TBS系
2024年4月スタート
毎週日曜 午後9時~9時54分

<キャスト>
長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子

<スタッフ>
プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵
演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野
脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/
番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

(c)TBS

ハシヤスメ・アツコが謎の調査官“細武調”役で『爆上戦隊ブンブンジャー』に出演「地球を守る側でございます」

『爆上戦隊ブンブンジャー』(テレビ朝日系 毎週日曜 午前9時30分~10時)のバクアゲ3(第3話・3月17日(日)放送)より、ハシヤスメ・アツコが出演することが分かった。さらに、出演キャストの素顔や個性に迫った新企画「The Boon Identity」が東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信をスタートした。

 

スーパー戦隊シリーズ48作目となる本作は、子供たちに圧倒的な人気を誇る「クルマ」をモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだヒーローが、困難を知恵と技術で乗り越えていく物語。

 

ハシヤスメ・アツコが演じるのは、謎の調査官・細武調(さいぶ・しらべ)。実はバクアゲ2のオープニングにも一瞬登場している調。これまでたびたび範道大也(井内悠陽)らブンブンジャーと遭遇してきた警察官・阿久瀬錠(齋藤璃佑)と関わりがあるようだが、果たして彼女の目的とは…。

 

ハシアツメは「ハシヤスメとハシリヤン、少し名前が似ていますが、私は地球を守る側でございます。この『ブンブンジャー』は歴代から数えると今回が48作品目。ただの数字ではなく、たくさんの方に愛されてきた証だと思っています」と語り「調の真面目な部ブンや意外な一面!? いろんな表情に注目して見ていただけたらうれしいです」とアピールした。

「The Boon Identity」(c)テレビ朝日・東映AG・東映

 

さらに、出演キャストの素顔や魅力的な個性に迫った新企画「The Boon Identity」が、東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信開始。3月2日に公開された新ビジュアルの撮影に密着しながら、各キャストにインタビューを敢行。幼少期の話や憧れの俳優などのトークをはじめ、「ギター」「書道」「アクロバット」などメンバーそれぞれが特技も披露する。

 

なお、ブンレッド/範道大也を演じる井内の魅力に迫った「井内悠陽 編」は3月10日(日)より配信開始。「葉山侑樹 編」「鈴木美羽 編」「齋藤璃佑 編」「相馬理 編」も順次配信される予定。

 

さらに『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ1(3月3日放送)のオーディオコメンタリー(副音声)もTTFC独占で会員見放題配信中。井内、中澤祥次郎監督、久慈麗人プロデューサーの3人が『爆上戦隊ブンブンジャー』の裏話をたっぷり披露する「バクアゲトーク」を送る。

 

3月10日(日)から31日(日)までの期間限定で、バクアゲ1・2がYouTubeで期間限定無料配信されており、こちらも要チェックだ。

 

ハシヤスメ・アツコ(細武 調 役)コメント

『爆上戦隊ブンブンジャー』ハシヤスメ・アツコ

初めまして! テレビ朝日系『爆上戦隊ブンブンジャー』に出演させていただくことになりました、ハシヤスメ・アツコです!

この度、調査官の細武調という役を務めさせていただきます。ハシヤスメとハシリヤン、少し名前が似てますが私は地球を守る側でございます。

この『ブンブンジャー』は歴代から数えると今回が48作品目。ただの数字ではなく、たくさんの方に愛されてきた証だと思っています。

このお話を頂いたときは「私が特撮に!?」と、とにかく驚きました。とても緊張と責任感が芽生えましたが、今はただ楽しく皆さんの心に残る作品になってほしいという気持ちでいっぱいです! 調の真面目な部ブンや意外な一面!? いろんな表情に注目して見ていただけたらうれしいです。

皆さんが「日曜日が待ち遠しい〜」って思ってくれたり、「朝が来るのが楽しみ!」なんて言っていただけたら、気ブン爆上げでさらに頑張れます! どうか熱い応援をよろしくお願いします!

 

番組情報

『爆上戦隊ブンブンジャー』
テレビ朝日系
毎週日曜 午前9時30分~10時

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/boonboom/
公式X:https://twitter.com/BoonBoom_toei
公式Instagram:https://www.instagram.com/supersentai_tvasahi/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@superherotime_tvasahi

『ある日、下北沢にて』主演の鈴木愛理が主題歌「ONE DAY」も担当!楽曲を使用した予告映像&場面写真も公開【コメントあり】

TOKYO MXにて3月17日(日)、BS11にて3月24日(日)に放送されるオリジナルドラマ『ある日、下北沢にて』(午後7時~8時)より、場面写真と予告映像が公開。また、主題歌が鈴木による「ONE DAY」に決定し、コメントが到着した。

『ある日、下北沢で』©TOKYO MX/BS11

 

TOKYO MXとBS11の共同制作による本作は、下北沢×音楽をテーマにしたヒューマンドラマ。レコードショップで働く愛理が、街で起こる“幻のレコード事件”に巻き込まれたことをきっかけに、自分の本当の気持ちと向き合っていく。

 

このたび、本作の場面写真と予告映像が公開。撮影を全て下北沢で行ったドラマの世界観がいよいよ明らかとなった。また、ドラマの放送を記念して、京王井の頭線下北沢駅や京王電鉄(株)が運営する複合施設「ミカン下北」など下北沢エリアを中心に、ドラマコラボ企画や、キービジュアル、予告映像などの街頭広告の掲出がスタートした。

 

主題歌は鈴木の歌唱による「ONE DAY」に決定。ドラマにも出演するノーナ・リーヴスの西寺郷太がドラマのために書き下ろした楽曲で、舞台となる下北沢の街を描いた歌詞に。予告映像ではそんな主題歌に乗せ、下北沢の街並みや下北沢を愛する住人たちが映し出され、美しい映像でドラマの世界観を伝えている。

 

なお、劇中歌はドラマにも出演するフウセンカヅラが書き下ろした「見上げた星空」。春風亭一之輔、アン ミカ、ヒロ杉山の特別出演も決定した。鈴木、西寺、フウセンカヅラのコメントは下記に掲載。

 

『ある日、下北沢にて』予告映像

コメント

鈴木愛

今回ドラマのテーマソング「ONE DAY」を、ドラマにも出演される西寺郷太さんに楽曲提供していただきました。

 

下北沢のレコード屋独特の温かみと、物語を見て行くことで分かる曲の雰囲気がとてつもなくいとおしい楽曲です。お楽しみに!!!

 

西寺郷太

下北沢は、90年代に学生時代の自分がライブハウスで先輩や仲間と出会い成長した街。

 

今回のドラマ、主演の鈴木愛理さんの輝きと引力でミュージシャンたちがひとつになってゆく、その場所が時を経た下北沢だったのが感慨深かったです。何よりすべての瞬間が楽しかった!

 

テーマ曲「ONE DAY」、愛理さんのライブで、みんなで歌える定番アンセムになってくれたら本当にうれしいです。

 

フウセンカヅラ

初めてのドラマ出演でただただ必死でしたが、スタッフの皆さん、鈴木愛理さん、出演者の皆さんが温かく受け入れてくれたおかげで緊張がほぐれました!

 

劇中では、新譜「見上げた星空」を歌わせてもらいました。多くの「夢」が集う下北沢という街と、その夢を誓う「星」をイメージした曲です。

 

自分の夢を見つめ直し、自身に問いかける歌なので、きっと共感していただけると思います! ぜひ聴いてください。

 

番組情報

『ある日、下北沢で』

TOKYO MX 2024年3月17日(日)午後7時~8時

BS11 2024年3月24日(日)午後7時~8時

 

出演:鈴木愛理、石毛輝、岡本伸明、松本誠治、御徒町凧、おかもとえみ

土岐麻子、小林克也、西寺郷太、ピエール中野、

曽我部恵一、高野洸、Licaxxx、フウセンカヅラ、

春風亭一之輔、アン ミカ、ヒロ杉山 ほか

 

企画・プロデューサー:脇田佳香 (TOKYO MX)

脚本・演出:天明晃太郎

プロデューサー:白石真教(BS11)

製作著作:TOKYO MX/BS11

 

配信:スマホアプリ/Webサイト「エムキャス」にて全国無料でリアルタイム配信

(3月17日(日)午後7時~8時リアルタイム配信)

民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて2週間無料見逃し配信

(3月24日(日)午後8時~配信開始)

ネット見逃し配信サービス「BS11+(BS11プラス)」にて2週間見逃し配信

(3月24日(日)午後8時~配信開始)

 

HP:https://s.mxtv.jp/drama/onedayshimokita/

X:@onedayshimokita(https://twitter.com/onedayshimokita

Instagram:@onedayshimokita(https://www.instagram.com/onedayshimokita/

TikTok:@onedayshimokita(https://www.tiktok.com/@onedayshimokita

 

©TOKYO MX/BS11

Photo by Kitchen Minoru

『スパイの人事部』山崎紘菜×大原優乃×近江谷太朗インタビュー「リアルにあるかもしれないと思って見てほしい」

FANTASTICSの堀夏喜さんが主演を務める『スパイの人事部』(CBC 3月11日、18日、25日(月)午後11時59分~深夜0時29分/CBCローカル・TVer、U-NEXTで配信あり)で、人事部のメンバーを演じる山崎紘菜さん、大原優乃さん、近江谷太朗さんにインタビュー。撮影の舞台裏や見どころなどを聞きました。

『スパイの人事部』左から)大原優乃、山崎紘菜、近江谷太朗©CBC

 

本作はスパイ組織の人事部が活躍する一風変わったお仕事ドラマ。日本の安全を秘密裏に守る「スパイ組織・N’IA(エヌ・アイ・エー)」。そんなスパイ組織の中にも、一般企業と同じように人事部員が働いている。

 

主人公は、最近人事部に異動になった元すご腕スパイ・守田守(堀)。守田は、外資系企業で人事を担当していたプロフェッショナル・滝川まどか(山崎)、広報部を希望していたが人事部に配属された新入社員・玉木香奈(大原)、問題を起こしたくない人事部長・神宮司竜太郎(近江谷)と共に、最前線で国家の危機を救うスパイたちの悩みに向き合っていく。

 

◆出演に当たっての感想を教えてください。

山崎:タイトなスケジュールの中でハプニングもありますが、メインキャストの4人のシーンが多いのでチームワークよく乗り越えて頑張っています。

 

大原:タイトルの通り、スパイの人事部のお話。オフィス内でずっと撮影をしていて、私たち人事部の日常が切り取られています。役の関係性を前提に、キャストの皆さんと話をしながら作らせていただいているので、とても楽しく撮影させてもらっています。

 

近江谷:キャストの人数が少ないので、それぞれの手の内などがすぐに分かって、おかげでいいチームワークになっています。それがうまいこと進む一つの要因なのかなと思っています。

 

◆それぞれ演じられるキャラクターについて教えてください。

山崎:私が演じる滝川まどかは、外資の会社からもともと3人が働いていたこの人事部にやってきた人事のエキスパートです。すごくスマートな役柄なので、話すテンポには気を使っていて、せりふ量も多いですが、淀みなく、ちょっと早口気味にしゃべることで、彼女のスマートさを表現できたらいいなと思っています。

 

近江谷:人事部長の神宮司竜太郎役です。人事部にいるみんなが有能な人たちですし、緊迫した事件の裏側の中で、ポンコツぶりを発揮すれば癒やしになれるかなと。普段わりとすごく嫌なやつだったり、警察の偉い人など緊迫したシーンで緊迫した芝居をすることが映像作品ではあるのですが、舞台ではいろいろな役をやっていて、今回は久々に映像でちょっと遊べる役をやらせてもらっているので、そこを楽しんでもらいたいです。

 

大原:私が演じる玉木香奈は新入社員として、この人事部に入って仕事にも勉強にも熱心な明るい天真らんまんなキャラクターで、部長や先輩に事件が起こるたびに「これはなんですか?」と質問するような人です。守田さんとまどかさんがいつもバチバチにシリアスなのですが、私の役はその空気をひと言のせりふで変えられるようなところがあります。

 

◆収録中のハプニングや、印象的なことはありますか?

山崎:クランクイン初日にモニターが映らなくなってしまって。それをみんなで頑張って解消するという時間がありました(笑)。

 

大原:堀さんが壁の端を持って急に懸垂しだしたことには驚きました(笑)。もともとスパイで、最近人事部に異動してきた役柄なのですが、堀さん自身も「体を動かしていないと気持ち悪い」と言ってトレーニングされていました。

 

◆本作の主演を務められている堀さんの印象を教えてください。

近江谷:顔合わせのときから真面目で誠実なオーラを感じて、一生懸命な感じをイメージしていたら、大勢のファンの前で見せているアーティストの自信というか、スターオーラがあって。いざ本番になったときに、違った表情を見せてくれて、「カッコいいじゃん」と思いました。

 

山崎:すごくハードなスケジュールの中でこの作品を取り組んでいらっしゃると思うのですが、疲れている姿だったり、弱音を吐いている姿を一切見ていないので、すごくプロ意識も感じましたし、ものすごくタフな方だなと思いました。

 

大原:座長についていきたいな、座長を少しでも支えたいなと思うような方。本当に真っすぐで、常に現場を客観的に見られていて、自分がどうするべきかをスマートに考えられている印象です。その中でも、空き時間は演じている守田さんとは違って、柔らかいところもあって、そこにギャップを感じました。

 

◆最近感じた“働き方改革”だなと思うことはありますか?

山崎:お仕事を始めた10年ぐらい前と違うなと感じることは、作品に入る前にセクハラやパワハラの講習をきちんと受けられるようになったことです。スタッフ、キャスト含め全員で講習を受けることで、その共通認識を持って現場に入ることができるという取り組みがどこでも行われているのは、とてもすてきなことだなと思います。現場で怒号が飛び交うような現場に遭遇したことはないですが、以前はあったといううわさも聞くので、そういうことがない環境にいられるのはすごくありがたいなと思います。

 

大原:私も先日、リスペクトトレーニングという講習を受けさせていただきました。ただ講習を受けるだけではなく、キャスト、スタッフの皆さん、年齢も関係なく、全員で意見をセッションするという時間もあって。自分もよりその作品に入る中でやるべきことだったり、あらためて自分の意見も整理できたので、とても勉強になりました。

 

近江谷:まさにパワハラ、セクハラ、ど真ん中のところからこの世界にいるので、なんて効率よくいろいろ進んでいくんだろうと。自分も歳を取ったこともありますが、当時はビビりながらやっていたこともあったので、いい時代になったと思っています。

 

◆最後に作品の見どころを教えてください。

山崎:スパイの人事部という架空の部署のお話ではありますが、扱っているテーマや、キャラクター同士の会話が私たちの実生活、社会に通ずるような、働く人なら「分かる!」と刺さるようなせりふがたくさん出てきます。フィクションだけれどもフィクションではないようなすごく不思議な感覚で見ていただけると思います。

 

近江谷:設定がきっと面白いと思います。言ってみれば「007」でジェームズ・ボンドが活躍していることはなく、それを派遣している人たちの事務所の話。裏側では大事件が起こっているのに、人事部では「今日晩飯、何を食べに行く?」みたいな日常部分も描かれている感じというか。もしかしたらこのドラマで描かれていることがリアルにあるかもしれないと思って見てもらえると、より一層楽しんでもらえると思います。

 

大原:初めて脚本を読ませていただいたときに、壮大な話のスケール感と壮大なセットなのに、人事部のやっていることだったり、メインキャストが会話しているせりふがとてもシュールなコメディで、そこのギャップがすごく面白いなという印象を受けました。なので、そこをぜひ見てもらいたいです。

 

番組情報

『スパイの人事部』(全3話)

CBC

2024年3月11日、18日、25日(月)午後11時59分~深夜0時29分

 

<配信>

TVer:各話放送翌日の正午より配信

U-NEXT:各話放送後より配信

※U-NEXTでは、トークやメイキング映像を収録したオリジナルスピンオフ番組を独占配信

 

出演:堀夏喜(FANTASTICS)、山崎紘菜、大原優乃、近江谷太朗

主題歌:Girls²「Make My Day」

番組HP:https://hicbc.com/tv/spy-jinji/

 

©CBC

デイヴ・ボイル監督が語る『忍びの家 House of Ninjas』のこだわりと革新性「このためにストーリーテラーになったんだと改めて実感できた」

Netflix週間グローバルTOP10で1位を獲得するなど、世界中で旋風を巻き起こしているNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』。現代の日本を舞台に、最後の忍び一家が、国家を揺るがす危機と対峙していく本作で、脚本と監督を担当したのはアメリカ人のデイヴ・ボイル監督。主演と共同エグゼクティブ・プロデューサーを務めた賀来賢人さんらと共に、今までにない“忍者もの”を目指したという氏に、『忍びの家 House of Ninjas』のこだわりと革新性を語ってもらった。

 

デイヴ・ボイル…1982年生まれ。アメリカの監督、作家、編集者、俳優。映画『ビッグ・ドリームス・リトル・トーキョー』(2006年)、『ホワイト・オン・ライス』 (2009年)、『サロゲート バレンタイン』(2011年)、『サマータイム』(2012年)、『リノから来た男』(2014年)の監督・脚本を務める。

【デイヴ・ボイル監督インタビュー写真一覧】

 

市川雷蔵主演の映画『忍びの者』シリーズに多大な影響を受けた

──配信2週目で、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で1位を獲得するなど、『忍びの家 House of Ninjas』(以下、『忍びの家』)の勢いはとどまることを知りません。世界中で観られているとデイヴ監督が実感したのは、どういうタイミングでしたか。

 

デイヴ ちょうど日本からアメリカに帰国しようと飛行機に乗るタイミングで配信が始まったんです。機内で携帯は使えないので、ロスに到着してからチェックしたら、たくさんの連絡やリアクションがあって。しかも日本とアメリカだけではなく、フランスやドイツなど、さまざまな国から、SNSを通じて面白いという声が次々と届いて。「嘘だろう……」という気持ちもありましたし、自分の関わった作品が、ここまで喜ばれていることがうれしかったです。

 

──ここまでの反響は考えていましたか。

 

デイヴ 当初から(賀来)賢人さんとは「今までにない“忍者もの”を作ろう」という話をしていて、実際にそういう作品を作れた自信は2人ともあったんです。どういう反応があるのかワクワクしていた反面、新しい作品だからこその不安もあって、多くの方に受け入れられなかったらどうしようという怖さもありました。でも配信が始まると、最初からいろんな国の視聴者が喜んでくれて。そこまで大勢の方から反響があるのは個人的に初めての経験だったので、想像もしていなかったですし、非常にありがたいことです。

 

──以前からアメリカで忍者ものは愛されているジャンルで、たくさんのドラマや映画が作られていますが、『忍びの家』の新しさとはどういうところなのでしょうか。

 

デイヴ 『忍びの家』では、忍者のアイデンティティ・心を描きたいと思っていたんです。今までアメリカで制作された忍者ものは、どちらかというとアクションやガジェット的なものが強調されていました。もちろん、そういう部分もしっかり描きたいと考えていましたが、一体、忍びとはどういうものなのかというセントラルクエスチョンを強調したかったんです。今回、文献などを通して忍者や、忍者の歴史を勉強していく中で、特に惹かれたのが、忍者には縛りやルールが多いことでした。

 

──例えばどういうものでしょうか。

 

デイヴ 主(あるじ)の言うことに従わなければならなかったり、食べ物でいえば肉を我慢しなくちゃいけなかったり、恋愛に対する縛りも多くて、それが心に響いたんです。そういった縛りやルールを現代に生きる忍者に置き換えたとき、何百年も前の価値観で生活しなければいけないのは、どんなにつらいだろうと思ったんです。そういう部分をベースにしつつも、エンタメですから、苦しみばかりを描いても駄目で。忍者のアイデンティティをベースにして、その土台の上にストーリーを作ろうと考えました。

 

──「Get Navi web」で賀来さんにインタビューした際、デイヴ監督について、「日本のカルチャーに造詣が深くて、忍者というキーワードに強く興味を示し、僕たちの作った企画書を何十倍にも広げてくれたんです」と仰っていました。例えば、どういう要素を提案したのでしょうか。

 

デイヴ 実際にあった忍者の歴史を織り交ぜることが重要だという提案をしました。賀来さんたちの書いた企画書の時点で、すでに忍者家族というコンセプトが土台としてあったんですが、忍者の伝統を受け継いだ家族であれば、史実に基づいてストーリーに繋げたほうがいいんじゃないかと思ったんです。先ほどお話した忍者の規則を踏襲するのも僕が提案しました。やっぱり忍者は主に仕えなければいけないから、主を作らなきゃいけない。でも舞台は日本ですから、CIA的なスパイ・エージェンシーみたいなものじゃなくて、忍者だからこその国家秘密組織が必要だろうということで “Bureau of Ninja Management” BNM「忍者管理局」を作りました。

 

──主な舞台を小田原に設定した理由は何でしょうか。

 

デイヴ これまでの忍者ものといえば、伊賀と甲賀を舞台にすることが多かったじゃないですか。特に時代劇はそうですよね。でも忍者の歴史を調べると、小田原も重要な場所なんです。それに東京近郊にある小さな街として魅力がありますし、忍者が小田原を拠点にしてもおかしくないなと考えました。

 

──デイヴ監督自身、『忍びの家』に関わる前から、忍者ものの作品は好きだったんですか。

 

デイヴ 大好きでした。特に1960年代にヒットした市川雷蔵主演の映画『忍びの者』シリーズの大ファンです。あの作品もアクションだけではなく、権力者たちの下で活動する忍者の苦しさを描いていて、深くて面白いシリーズです。だから、『忍びの家』を撮る上でも、多大な影響を受けています。

 

木村多江さんのアクションはアスリートのようだった

──忍者の伝統を大切にしつつ、日本の今のカルチャーも巧みに取り入れていますが、そういう部分もデイヴ監督にはなじみがあったのでしょうか。

 

デイヴ 僕は日本語こそしゃべれますが、本作の撮影前は一度も日本に住んだことがないんです。だから、それほど詳しくはありません。ただ賀来さんたちと話し合っていく中で、主人公である俵(たわら)一家の日常生活は絶対にキープしないといけないねという話になって。賢人さん演じる俵家の次男・晴(はる)は、自動販売機の商品を補充する仕事をしていますが、アメリカで自動販売機はそこまで一般的じゃないんです。吉岡里帆さん演じる伊藤可憐(いとう・かれん)と晴が出会うのは牛丼屋ですが、それも日本ならではの飲食店ですよね。そういった日本における日常生活の要素は僕にとって新鮮でしたし、外からの視点で無意識に強調している面はあるかもしれません。賢人さんを始め、脚本家や演出家の方々の意見を聞きながら、ナチュラルに日本での日常生活を描こうと務めました。

 

──奇想天外な忍術に頼らないのも印象的でした。

 

デイヴ 賀来さんたちが出した企画書の中にも、日常生活から戦いが始まっていくことは書かれていて、僕もその要素が面白いなと思ったんです。だから現代の忍者だったら、日常生活でどうやって忍術を使うのか、脚本チームと演出チーム全員で考えました。

 

──アクションシーンも闇雲に派手なものではなく、リアルで実践的な殺陣が多いですが、そこも意識しましたか。

 

デイヴ まさに、そういう狙いでした。現代日本の地味な日常から入って、徐々に忍者の動きに気づかせていくという流れにしたかったんですよね。忍者は周囲に気づかれてはいけないという第一のルールがあるので、派手なアクションは適切ではないなという考えはありました。だから細かい動きでアクションを作ろうということで、そこはアクション監督を務めていただいた田渕景也さんの存在が大きかったです。本作りの段階から田渕さんに参加していただいて、いろんな意見を聞かせていただき、アクションを考えてもらいました。

 

──アクションを演出する上で気を付けたことはありますか。

 

デイヴ 例えば1話で忍び二人が戦うシーンがありますが、あれは周りは誰も気づいていない中で戦うというコンセプトから始まったアクションシーンなんです。僕自身、CGなどを使った派手なアクションよりも、ナチュラルで実用的なアクションのほうが撮っていてワクワクします。そういうアクションのほうが観ていて、リアルに感じられてストーリーに入り込めるんですよね。かといってドキュメンタリーみたいな撮り方ではなくて、ちゃんとエンタメ性もありつつ、実用的なアクションの演出を心がけました。

 

──俵家の母・陽子を演じた木村多江さん、晴の妹・凪を演じた蒔田彩珠さんをはじめ、女性陣のアクションも素晴らしかったです。

 

デイヴ 僕が最初に出したプロットの時点で、前半で一番アクションをやっているのはお母さんでした。最初にお母さんが動き出して、お母さんのアクションシーンがたくさんあったほうが、意外性があって面白いと思ったんです。多江さんはアスリートそのもので、この作品のために何か月も前から準備をしてくれて、とてもかっこよかったです。

 

もっともっと現代社会にうごめく忍びの世界を見せていきたい

──日本での撮影はいかがでしたか。

 

デイヴ 俵一家の住む日本家屋のセットは東宝スタジオに作ったので、夢の中の世界にいるようで、とても楽しかったです。今回は日本を代表する一流のスタッフが集結して、一緒にお仕事をさせていただいたので、すごくやりやすかったです。私なんかが監督でいいのだろうかと思うぐらいでした(笑)。ただ驚いたのは、ロケ地の許可が簡単に下りないことでした。

 

──確かに日本は厳しいと言われますよね。

 

デイヴ アメリカだと、撮影の許可をもらえば、警察が一般の車を停めるなどの協力もしてくれるんですが、それが日本では難しいということを初めて知りました。でも今回のチームは本当に優秀で、ロケ地の交渉も頑張ってくれましたし、事前準備も素晴らしくて。日本ならではの景色をたくさん撮ることができました。外国人監督でこういう経験をできたのは本当にラッキーでした。

 

──光と闇を効果的に使った撮影など、映画に引けを取らない映像美にも圧倒されました。

 

デイヴ 僕自身、ほぼ映画しか撮ったことがないですし、スタッフも映画畑の人たちが中心でした。最初から劇場で公開しても遜色のないクオリティの映像を目指していましたし、撮影監督の江原祥二さんにも一切の妥協をせずに撮影していただきました。あと配信ドラマって自由度が高いんですよね。途中でコマーシャルを入れたり、各話を50分に統一したりみたいな縛りがないからこそ、撮り方も自由なんです。編集の面でも、映画的なリズムやテンポで繋ぐことができました。

 

──デイヴ監督の他に、瀧本智行監督、村尾嘉昭監督でエピソードを分けて演出されていますが、監督同士のコミュニケーションは円滑でしたか。

 

デイヴ 本作りの段階から話し合って、お二人の意見を聞かせていただいたので、同じ方向を向いていましたし、大きな認識のズレもなく、やりやすかったです。そもそも村尾さんは、賢人さんとともに原案者の一人なので、最初からチームとして一緒に動いていました。6、7話を担当した瀧本監督もベテランで、いろんな経験と知識がある方だから、僕にとっても勉強になりました。二人には、とても感謝しています。

 

──シーズン1を終えて今思うところを教えてください。

 

デイヴ 『忍びの家』は僕にとっても特別な作品で、みんなが楽しく見られる作品を作るためにストーリーテラーになったんだと改めて実感できました。最終話で、ちょっとずつ世界が広がっていくシーンがありますが、次の展開を期待させますし、もっともっと現代社会にうごめく忍びの世界を見せていきたいです。

 

 

Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」

Netflixにて世界独占配信中

 

(STAFF&CAST)
原案:賀来賢人 村尾嘉昭 今井隆文
監督:デイヴ・ボイル 瀧本智行 村尾嘉昭
脚本:デイヴ・ボイル 山浦雅大 大浦光太 木村緩菜
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:神戸明

出演:賀来賢人 江口洋介 木村多江 高良健吾 蒔田彩珠 吉岡里帆・ 宮本信子 ・田口トモロヲ 柄本時生 嶋田久作 ピエール瀧 筒井真理子 番家天嵩

 

取材・文/猪口貴裕

橋本環奈主演『万博の太陽』場面写真が先行公開「太陽の塔」前のコンパニオン集合写真、ポニテ、振り袖など“昭和レトロ”な11カット

3月24日(日)に放送される橋本環奈主演のテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』(テレビ朝日系 午後9時~)より、場面写真が到着した。

 

本作は、1970(昭和45)年に空前絶後の熱気を巻き起こした国民的イベント・日本万国博覧会(大阪万博 EXPO’70)で働くことを夢見たヒロインの青春と家族の物語を描く物語。

 

物語の舞台は、戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っただ中にあった昭和40年代。主人公・朝野今日子は“世界とつながる場所”である万博への憧れを募らせ、大阪へ。居候先の伯父一家に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、やがて万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていく。

 

脚本は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』『七人の秘書』(テレビ朝日系)、『ハケンの品格』(日本テレビ系)など大ヒットドラマを手がけ、2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』の執筆も発表されている中園ミホが担当する。

『万博の太陽』(c)テレビ朝日

 

放送に先立ち、世界への憧れを胸に夢に向かって邁進した主人公・朝野今日子(橋本環奈)の奮闘を切り取った場面写真が先行公開。コンパニオンの集合写真では、大阪万博を象徴する“太陽の塔”をバックに、コンパニオンたちが華やかなユニホームに身を包み、笑顔で集合写真を撮っている様子を再現。まるでタイムスリップしたかのようなカットとなっている。

『万博の太陽』(c)テレビ朝日

さらに、ポニーテールで気合を入れ、緊張しながらもコンパニオンの面接に挑む姿や、見合いの席で披露した可憐な振り袖姿、コンパニオンの筆記試験で一心不乱に鉛筆を走らせる様子、東京の母に電話をかけ、自分の夢が見つかったことを報告する様子、念願のエキスポシスター制服を身にまとい、希望に満ちた笑顔を浮かべる姿など、“昭和ファッション”に身を包んで今日子を熱演する橋本のはつらつ&キュートなカットも。いずれも「世界とつながりたい」という願いをかなえるべく元気いっぱいに突き進む、ヒロインのひたむきな表情が収められている。

 

また、今日子のいとこで女子大生の万田千夏(飯豊まりえ)、千夏の見合い相手で“建築家の卵”である倉本鉄平(木戸大聖)、千夏の年の離れた弟・博士(番家天嵩)、千夏と博士の母・和世(江口のりこ)、千夏らの父で“昭和の頑固オヤジ”の昭太朗(唐沢寿明)の場面写真も一挙公開。

 

飯豊演じる千夏の昭和の女子大生スタイル、エキスポシスターやコンパニオンのユニホームを試着しておどける今日子&千夏の仲良しショット、木戸演じる鉄平の爽やかさ全開の好青年ショット、ドキドキの合否通知を前に結集したメインキャラクターたち、唐沢&江口演じる万田夫婦の2ショットなど、熱のこもった演技が伝わるカットが公開された。

 

番組情報

テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』
テレビ朝日系
2024年3月24日(日)午後9時~

(c)テレビ朝日

城桧吏が『おっパン』を通して伝えたいこと「自分の価値観や“好き”を大切に」

毎週土曜に放送中の土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系 午後11時40分~深夜0時35分)で、原田泰造さん演じる主人公・沖田誠の息子・翔を演じる城桧吏さんにインタビュー。翔の印象や、ドラマから学んだこと、ドラマを通して伝えたいことなどを聞きました。

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

 

本作は、通称「おっパン」として知られる、LINEマンガで連載中の同名人気作をドラマ化。家族からも嫌がられる古い価値観を持った堅物のおっさん・沖田誠(原田泰造)が、ゲイの青年・五十嵐大地(中島颯太)との出会いによって、これまでの「自分の常識」をどんどんアップデート。全ての人の「好き」を肯定し、多様性を問うヒューマンコメディを送る。

 

◆オファーを受けた時の感想、また、原作・台本を読んでみて印象はいかがでしたか?

翔は今までに演じたことがない役柄で最初は不安もありましたが、新しい自分の発見がありそうで、楽しみな気持ちもありました。原作を読ませていただいて、いろいろなキャラクターの個性が面白かったですし、ドラマの台本を読んでみても流れが面白くて、撮影がとても楽しみでした。また、多様性について考えるきっかけにもなりました。

 

◆実際に翔を演じられてどのような発見がありましたか?

髪の毛を編み込みするシーンがあって、最初は難しかったんですけど、練習していくうちにけっこうできるようになったんです。自分は意外と手先が器用なんだなという発見がありました(笑)。

 

◆翔はメークもしていますが、実際にメークをされてみていかがでしたか?

グロスを塗るのが初めてだったんですけど、自分で言うのも変ですが、鏡を見て「あ、かわいくなってる」と思いました(笑)。

 

◆沖田翔という役の印象はいかがですか?

自分の好きなものがしっかりある、自分の好きを貫ける、芯の強い子だと思っています。とても応援したくなるキャラクターです。

 

◆ご自身に似ている部分や似ていない部分はありますか?

翔は同い年くらいの子が苦手なのですが、僕も同年代の方に自分から話しかけに行ったりするのがあまり得意ではなくて。かわいいものが好きというところも似ていて、僕自身も縫いぐるみが好きだったりするので、似ていると感じる部分が多いなと思います。

 

◆かわいいものが好きとのことですが、特にお気に入りのものはありますか?

昔から小さいペンギンの縫いぐるみを弟と一緒に集めていて。今家に10匹くらいいるんですけど、最初からいる子はロケや撮影に時々持って行っています(笑)。

 

◆翔を演じる上で大事にしていること、意識していることはありますか?

翔はとても繊細な子なので、お父さんや友達など、相手から何かを言われたときに翔だったらどう思うんだろう、というのを普段から考えて、感情の入れ具合を調節しました。顔の表情や動きなどは、ドラマの回ごとに変化をつけるように意識しています。

 

◆ドラマの反響はいかがですか?

友達や親戚から「見たよ」と言われます。翔のお姉ちゃん(沖田萌/大原梓)のような知り合いがいて、その子はドラマを見ていてすごく共感できると言っていました。

 

◆共演者の皆さんの印象はいかがですか?

主演の原田泰造さんは、現場の雰囲気をすごく明るくしてくださいます。面白い表情や何とも言えない表情などがすごいなと感じていて、僕も泰造さんのような細かな表現ができるようになれたらいいなと思います。

 

中島颯太さんは、優しくて面白くて。僕がボケたら、颯太さんがツッコんでくれたりします(笑)。たくさん話しかけてくださいますし、お兄ちゃんみたいな存在です。

 

大原梓さんは、役の通りお姉ちゃんみたいな存在で、何かする時に手伝ってくれたり、すごく気遣ってくれます。

 

富田靖子さんは、ロケでたまたまその場にスタッフさんがいなかったときに、一般の方が道を通ろうとして迷っていたことがあったんですけど、自ら「全然通って大丈夫ですよ」と声をかけていて。周りが見えている方だなと思いましたし、尊敬しています。

 

◆作中で特に印象に残っているシーンはありますか?

1話の、翔が初めて反抗したシーンですね。翔にとってもすごく大事なシーンで、初めてお父さんに向かって本当の気持ちを言う、人のために怒れる、という翔の優しさが見えてくる場面でした。そのシーンは、撮影している時も、完成した映像を見た時も、特に印象に残っています。

 

◆2話では萌が二次創作に熱中しているシーンもありましたが、城さんご自身が熱中しているものはありますか?

昔から写真を撮ったり絵を描いたり、映画を見たりするのがとても好きで。日常で歩いている中で、「ここいいな」「ここをこうやって撮ったらきれいに見えるだろうな」というのを見つけたらすぐに写真を撮りたくなっちゃいます。なので、ちょっとお出かけしたりした時は大量に写真を撮って帰ってきちゃいます(笑)。今回の現場には写真を撮るのが好きな方がたくさんいたので、カメラの撮り方も教えていただきました。カメラは前から持っていたので、それからスマホよりカメラを使って撮ることも増えてきています。

 

◆このドラマは多様性が大きなテーマとしてありますが、城さんの中で考え方に変化はありましたか? また、ドラマを通して視聴者の方に伝えたいことはありますか?

昔から、人にはそれぞれいろんな考え方があると思っていましたが、あらためてこういう考え方もあるんだな、という学びになりました。このドラマを見てくださっている方には、自分の好きなものや価値観を大切にしてほしいなと思います。

 

◆最後に、ドラマの見どころや視聴者の方へのメッセージをお願いします。

翔のせりふで僕が好きなせりふがあって。「人に好きになってもらうには自分の根っこまで変えなきゃいけないのかな」という言葉がとても心に刺さりました。ドラマを見てくださる皆さんにも、自分のありのままの姿でいてもらいたいですし、自分の好きをちゃんと出してほしいということが伝わるとうれしいです。

 

PROFILE

城桧吏

●じょう・かいり…2006年9月6日生まれ。東京都出身。「万引き家族」「約束のネバーランド」などに出演。「都会のトム&ソーヤ」で映画・ドラマ初主演を務めた。

 

番組情報

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(全11回)

東海テレビ・フジテレビ系全国ネット

毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分

 

企画:市野直親(東海テレビ)

原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム (LINEマンガ)

脚本:藤井清美

音楽:鈴木ヤスヨシ

主題歌:「Dancing Dreamer」 4-CaraT(RISING RECORDS)

オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS from EXILE TRIBE(rhythm zone)

演出:二宮崇、室井岳人、加治屋彰人

プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、古林都子(The icon)、渋谷未来(The icon)

制作:東海テレビ The icon

森川葵×臼田あさ美×吉住が『訳アリ女ダイアリー』で感じたものづくりに大切なこと オークラ脚本でドラマ脚本づくりの舞台裏描く

2024年3月2日(土)に放送される『訳アリ女ダイアリー』(TBSほか 午後2時~2時54分)で主演を務める森川葵さん、共演の臼田あさ美さん、吉住さんにインタビュー。脚本を読んでの感想や、印象的なシーンなどを聞きました。

森川葵×臼田あさ美×吉住が『訳アリ女ダイアリー』で感じたものづくりに大切なこと オークラ脚本でドラマ脚本づくりの舞台裏描く

 

本作は、25歳の若手ドラマプロデューサー・美知留(森川)、42歳のベテランディレクター・昭子(臼田)、35歳の気弱な脚本家・佳代(吉住)が、ドラマの脚本づくりに四苦八苦する様子を描いたコメディー。脚本は、バナナマンや東京03などのコントを手掛け、ドラマ脚本も執筆するコメディーの名手・オークラ。

 

世代も性格も異なる3人は、価値観の違いから衝突してばかり。会議室という閉じられた空間の中で、3人の恋愛や社会に対する赤裸々な本音がさく裂する。さらにはそれぞれが抱える私生活での“訳アリ”な事情も影響し、ドラマ脚本の話し合いは大混乱。美知留は窮地を乗り越え、プロデューサーデビュー作品を放送することができるのか。そして、“訳アリ”女たちが選ぶそれぞれの結末とは…。

 

◆本作の脚本を読んでの感想をお願いします。

森川:自分も知らなかったテレビ業界の裏側が描かれているのかなと思いながら読みました。本当にこの作品のような部分もあれば、きっとドラマとして盛っているところもあると思うんです。私はドラマなどの作品にいろいろ出演させていただいていますが、プロデューサーさんや脚本家さんが普段どんな話し合いをして、どのような作品にしようとしているのか全く知らなかったので、このドラマの脚本を読みながら、「へー、こうなっているのか!」と初めて知る部分が多かったです。

 

臼田:それぞれが抱えている“訳アリ”な事情など、すごくリアリティーがあって、それが物語が進むにつれて、「こういう展開をしちゃうの?」と面白おかしくできています。あり得ないようなことを笑うのではなくて、リアルで面白いなと。

 

吉住:オークラさんの脚本なのでテンポもいいですし、きっとここをこだわって作られたんだろうなみたいな部分も見えたりして、そこは丁寧にやりたいなと。先ほど言われていたみたいに、テレビ業界のあるあるが入っていたりするみたいで、スタッフさんたちが「これ、あるある!」みたいなことを言いながら撮影していたので、私たちも「えー!そうなんですね」と。なので、そこも楽しんでいただけたら。

 

◆印象的だったシーンを教えてください。

森川:吉住さんと2人っきりのシーン。台本を読んでいる時はそこまでけんかするという印象ではなかったのですが、実際に現場へ行ってやりとりをしてみたら、信じられないぐらいがっつりとしたけんかになりました(笑)。そこは読んでいた印象と全く違って、現場に行ったら変わるということを久々に味わったので印象的でした。

 

◆気づいたらヒートアップしていた?

森川:私も思ったより怒ってしまって、それに対して吉住さんも怒りだすという(笑)。

 

吉住:そっちがそう来るんだったら、こっちはこんな感じですけど?みたいな(笑)。

 

森川:現場の空気感とお互いのお芝居の感じで、ヒートアップしていって印象的でした。

 

◆臼田さんもおふたりのけんかシーンに立ち会われていますが、いかがでしたか?

臼田:本当に台本に書いてある以上に、増し増しにそのシーンを作ったので、リハーサルの時から、「え、お互いそんなワードが出てくる?」というような言葉が飛び出したりして、私はそれを止めなきゃいけないのに、もうちょっと見たいと思ってしまうようなシーンになっていました。

 

吉住:臼田さんが止めてくださっているのに、すごく盛り上がりすぎて、ずっとけんかをしているみたいなこともあって(笑)。人とけんかすることってなかなかないので、疑似けんかみたいな感じで、ちょっと楽しんでいる自分もいました。言い過ぎだろと思いながらも、すごく楽しかったです。

 

◆3人の関係性について、演じられていく中で感じたことはありますか?

臼田:私がリハーサルの時に感じたのは、私自身の性格もあると思うんですけど、一緒に物を作ることに対して一生懸命になって、垣根を超えるじゃないけど、役割も違うし、世代も違うけど、一緒に熱くなれる仲間という感じを自然に感じました。監督からは、一番上だし、「ちょっと先輩風を出して」と言われて、確かにちょっと寄り添いすぎたかなとも思いつつ、でも一緒にひとつのものを作ろうという気持ちにさせてくれる仲間だと感じます。

 

森川:確かに、年齢は違うけど同じものを作るために、プライベートで友達だったら突っ込んでいかないようなところまで、突っ込んでいきますよね。年齢は違うけれど、逆にこれをきっかけにプライベートでもすごく仲良くなりそうだなっていう印象を抱きました。実際にこういう関係性にお互いになれたら、言いたいことも言えるし、向こうも思っていることを言ってくれて、きっとすごくいいものも作れるだろうし、すてきな関係性だなと思いました。

 

吉住:そうですね。佳代はどちらかというと売れない脚本家の役なので、美知留、昭子さん、護間さん(岡部たかし)というテレビ局のお3方がいて、最初は部外者じゃないですけど、自分はちょっと外側にいるようなポジションだったのですが、だんだんものづくりに真剣になればなるほど、どんどん入っていくし、そうやって普段なら踏み越えないようなところまで踏み込む瞬間もあったりして。でも、それぐらいみんなが本気だから、いいものを作ることができるのかもと思います。きっとこういうことをみんなは普段やっているんだなって、ピンだと分からないので(笑)。こういうことって大事だよなと、あらためて芸人としても大事なものを持ち帰ることができたなと思いました。

 

◆それぞれ演じたキャラクターと1日過ごせるとしたら、何をして過ごしたいですか?

臼田:岡部さんが演じた護間さんの少しカッコつけているようないないような芝居が絶妙で(笑)。「すごく嫌だけど、すごく好き」みたいな気持ちになったので、護間さんと飲みに行きたいです。

 

森川:私は、美知留に面白いドラマを教えてもらいたいです。本人もドラマが好きで、この会社に入っているという役なので、たぶん私よりも面白いドラマをたくさん知っているだろうから。家のシーンの時にDVDなどが置いてあったのを見て、自分が参加した作品という可能性もありますが、きっと自分の好きなドラマのDVDだろうから、そのDVDをちょっと貸してほしいです。

 

吉住:佳代は本当にうじうじしすぎて嫌だなと思っていて。プライベートであったことをそんなに顔に出します? というぐらい顔に出す役で、それは周りから心配されるだろうみたいなせりふもあったりして、大人なんだから気遣わせちゃダメだよと。

 

臼田:叱っている(笑)。

 

吉住:だから、佳代にスポーツとかさせたいです。

 

森川:え、佳代は絶対しないですよ(笑)。

 

臼田:できなくてへこみそう(笑)。

 

◆私生活で抱える“訳アリ”事情が仕事に影響するという場面もありますが、皆さんはどのように仕事とプライベートを両立されていますか?

吉住:私はプライベートがおろそかになってしまっているなと絶望しています。特に芸人は30歳を過ぎたくらいからテレビに出始められるイメージで。そうなると、そこからやっとキャリアをスタートできるようになるんです。でも、そうなってくると、同い年ぐらいの方たちはもう子供を産んでいたりするので、本当に悩んでいる最中です。そういう意味では、佳代には子供がいて、「こういう人生もあったのかな」と思いながら演じましたけど…。1日1日をしっかり生きていきたいなと思っています。

 

臼田:私も両立なんて程遠くて、日々仕事と、子供がいる生活とで、思うようにコントロールできないです。仕事はある程度スケジュールを組めますが、子供のこととなると、「今!?」というタイミングで熱を出したりとか、お迎えが必要になったりして、とても思うようにはいかないので、もう両立は正直諦めています(笑)。ただ、全て自分が好きで選んでやっていることだから、今何が大事か、今この瞬間どちらを選択するか、その今を生きるのに精いっぱいです。

 

森川:すごくすてきですね。諦めるところはきっぱり諦めるというのは素晴らしいです。私は人と会いたくないなという時があるんです。でも結局人と会わずに仕事だけしていると、視野が狭くなっていくというか、自分のことしか見えなくなってしまうんです。ただ人と会うといろんな気持ちが解放されてスッキリするので、どれだけ疲れきっていても、話を聞いてもらうわけではないですが、誰かと会ったりすることによって、それだけで気分が晴れることが多いので、仕事だけに集中しすぎないように、なるべく分散するようにと心がけています。

 

◆最後にメッセージをお願いします。

吉住:いろんな女性の悩みや、共感できる部分がすごくあると思うので、そこに共感してもらいつつ、最後はちょっとスカッとするようなコメディーにもなっているので、楽しんでご覧いただけると思います。

 

臼田:ドラマ作りの裏側ものぞき見したような気分が味わえるんじゃないかなと思うので、そこも楽しんで見ていただけたら。

 

森川:会話劇なので、なかなかシチュエーションが変わらないですが、そこにいろんなドラマが混ざっていって、見ていけばいくほど、面白くなっていくドラマになっていると思うので、最後まで見るのをやめずに見きっていただきたいです。そして、皆さんがどう感じたのかという感想を聞けたらいいなと思います。ぜひご覧ください。

 

PROFILE

森川葵

●もりかわ・あおい…1995年6月17日生まれ。愛知県出身。

 

臼田あさ美

●うすだ・あさみ…1984年10月17日生まれ。千葉県出身。

 

吉住

●よしずみ…1989年11月12日生まれ。福岡県出身。O型。

 

番組情報

土曜☆ブレイク『訳アリ女ダイアリー』

TBSほか(一部地域を除く)

2024年3月2日(土)午後2時~2時54分

 

©TBS

『推しを召し上がれ』主演の鞘師里保が『ハコビヤ』最終回にサプライズ出演「初めてで貴重な機会を頂きました」

田辺誠一主演、影山優佳共演のドラマ25『ハコビヤ』(テレ東系 毎週金曜 深夜0時52分)の最終回(3月1日放送)に、水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』で主演を務める鞘師里保がサプライズ出演することが分かった。

 

「グルメ」「酒」「サウナ」「ソロ活」など、テレ東の深夜ドラマではさまざまな切り口のライフスタイルを描いてきた。そして今回テレ東深夜枠で描くのは、今までありそうでなかった「運び屋」。主人公は洋食屋と運び屋の2つの顔を持つ男、白鳥剣(田辺誠一)。通常の宅配便では不可能な分単位の正確性が要求される運びや、一風変わった依頼物、さらに人間まで運ぶ。そのため、この男の元にはさまざまな依頼が飛んでくる。

 

そんな剣の洋食屋に、アルバイトとして働きたいと言ってきた女性、天野杏奈(影山優佳)。好奇心旺盛な杏奈は、運び屋の仕事にも首を突っ込んでくる。しかし彼女が運び屋に関わるのには、実は剣との過去が大きく関わっていた。「モノ」や「ヒト」と共に、依頼人が抱えるさまざまな事情を運ぶことで生まれる、今までにない新たなヒューマンドラマは、配信を中心に話題を集めている。

 

3月1日放送の第8話で最終回を迎える『ハコビヤ』では、白鳥剣と天野杏奈の過去のつながりが明らかに。そして現在テレ東にて放送中の水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(毎週水曜 深夜1時)で主演を務める鞘師里保が、ドラマ内で演じている乳酸菌オタクの新人広報部員・朋太子由寿としてサプライズ出演。テレ東の深夜ドラマがコラボして実現した最終回の特別な演出に注目だ。

 

鞘師は「このたび、『推しを召し上がれ』の朋太子由寿として、作品の枠を超えて『ハコビヤ』の世界にお邪魔するという、私自身にとっては初めてで貴重な機会を頂きました。撮影はあっという間でしたが、短い時間の中、現場の皆さんには温かく受け入れていただき、とてもありがたかったです。全体を通してどのように完成されているのか、私自身も皆さんと同じいち視聴者として楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 

さらに、最終回のディレクターズカット版がTVerで配信されることが決定。地上波に入りきらなかった、剣や杏奈の泣く泣くカットしたシーンが満載となっている。

 

『ハコビヤ』第8話(3月1日放送)あらすじ

ドラマ25『ハコビヤ』(c)「ハコビヤ」製作委員会

洋食屋・キッチン白鳥を営む白鳥剣(田辺誠一)には「運び屋」という、もう一つの顔がある。キッチン白鳥でバイトとして働く天野杏奈(影山優佳)は、運び屋の仕事にも興味を持ち勝手に手伝うことに。ある日、小学5年生の少年・小泉湊(木村優来)がずっと帰ってこない母親に会いたいとやってくる。「僕をお母さんのところに運んでほしい」という湊に、杏奈は過去の自分と重なるところが…。

 

『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』第9話(3月6日放送)あらすじ

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(c)テレビ東京

全国の社員からヨーグルトレシピも集まり、レシピ本のブックデザインも着々と進む中、緑川(明日海りお)とプロキシ(橋本淳)が会話している場面を目撃する吾輩(橋本さとし)。真相を確かめるべく慌てて追いかけるが見失ってしまう。対して、由寿(鞘師里保)は兄・迦寿(永田崇人)のコスプレが親にバレたことで急きょ帰省することに。追い出された兄を家に連れ戻すため、自分自身の生き方を宣言するために両親に思いの丈を伝える由寿。そして、推し活にも新たな進展が。

 

番組情報

ドラマ25『ハコビヤ』
テレ東系
毎週金曜 深夜0時52分~1時23分

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Amazon Prime Video」 にて順次見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

出演:田辺誠一、影山優佳
ゲスト:戸塚純貴、山口大地、立石晴香、おいでやす小田、東風万智子、志水心音、升毅、中島ひろ子、中井友望、皆川猿時、映美くらら、水瀬裕也、森永悠希、原田佳奈、木村優来、菊池麻衣子

監督:日暮謙、松本拓、角田恭弥
脚本:政池洋佑、當銘啓太、守口悠介、綿種アヤ、高尾苑子
プロデューサー:松本拓(テレビ東京)、馬渕義史(テレビ東京)、澤田賢一(カーツメディアワークス)、小松俊喜(楽映舎)
オープニングテーマ:クボタカイ「gear5」(ROOFTOP/WARNER MUSIC JAPAN)
エンディングテーマ:オレンジスパイニクラブ「六号線」(ろくごうせん)(WARNER MUSIC JAPAN)
制作:テレビ東京、カーツメディアワークス
制作協力:日産自動車、楽映舎
企画協力:TBWA\HAKUHODO
製作著作:「ハコビヤ」製作委員会

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hakobiya/
公式X(Twitter):@tx_hakobiya
公式Instagram:@tx_hakobiya
公式TikTok:@tx_hakobiya

TVer:https://tver.jp/series/sra96wkv2x

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』
テレ東ほか
毎週水曜 深夜1時~1時30分

配信:
各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)
主演:鞘師里保
共演:明日海りお、生駒里奈/橋本さとし
野村麻純、永田崇人、好井まさお、水間ロン・宇野祥平、中島ひろ子

脚本:阿相クミコ、波多野都
監督:片桐健滋、藤田結衣、佐藤洋輔
音楽:田井モトヨシ、鈴木俊介、田井千里
プロデューサー:阿部真士(テレビ東京)、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
企画協力:株式会社 明治/株式会社 明治アドエージェンシー
制作協力:東通企画
製作著作:テレビ東京

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/
公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi
公式 Instagram: @tx_oshimeshi
公式 TikTok @tx_oshimeshi

(c)「ハコビヤ」製作委員会
(c)テレビ東京

生見愛瑠が『誰が私と恋をした?』でGP帯連ドラ単独初主演「うれしすぎて、まだビックリしています」【コメントあり】

生見愛瑠が、4月期火曜ドラマ『誰が私と恋をした?』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で主演を務めることが決定。コメントが到着した。

『誰が私と恋をした?』緒方まことを演じる生見愛瑠(c)TBS

 

家・職場・ネット上・友達・恋人…社会で生きるため、それぞれの場所や相手によって自然と違うキャラクターを使い分け、気付けば“好き”な服よりも“似合う”服を選び、“自分というキャラクター”を演じているということはないだろうか。

 

さまざまな恋愛の形、多様すぎるキャリア形成、手を出しやすい趣味も各段に増え、欲しい物を検索すればあふれんばかりの選択肢…日々何かを選びながら生きていかなければならない現代、あなたは“本当の自分”を問われて、即答できるだろうか。

 

『誰が私と恋をした?』は、まさに自分自身ともいえる記憶を失ったヒロインが、不安と同時に“自分らしさ”から解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして“本当の自分らしさ”を探していく物語だ。

 

主人公・緒方まことを演じるのは、生見愛瑠。2012年にモデルとして芸能活動を開始すると“めるる”の愛称で親しまれ、今ではその人懐っこさを感じる愛嬌とユーモアあふれるコメントでバラエティ番組に引っ張りだこだ。

 

一方で、2021年に女優デビューを果たすと、初出演映画「モエカレはオレンジ色」で主人公に一途に恋するヒロインを演じ、第46回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞。その後も、影のある役や生きづらさを内に秘めながらも懸命に生きるキャラクターなどを好演。女優としての活躍も期待され、2023年ブレイク俳優ランキング(女性編)では1位に輝いた。着実に女優としてのキャリアを重ねている生見が、本作で満を持してGP帯連続ドラマで単独初主演に挑む。

 

生見が演じる緒方まことは、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまったことから人生が一変する。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ってしまったのだ。

 

カバンの中にはプレゼントに贈ろうとしていた男性用の指輪が入っていたが、もちろん誰に贈ろうとしていたのか思い出すことができない。そんな前途多難なまことの前に、指輪がピッタリとはまる3人の男性が現れる。“自称元恋人”、“自称唯一の男友達”、“自称運命の相手”を名乗る彼らの登場で、恋の四角関係が幕を開ける。しかし、彼らはそれぞれウソを抱えていて…。

 

指輪を贈ろうとしていた相手は、彼らの中にいるのか。そして、自分は一体誰なのか。“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリーが始まる。主演・生見とプロデューサー・八木亜未からのコメントは以下に掲載。

 

主演・生見愛瑠 コメント

主演のお話を聞いたときは「え、本当?」って、何度もマネージャーさんに確認しちゃいました。まだまだお芝居を勉強中なので、とても光栄ですし、うれしすぎて、まだビックリしています。ラブコメにミステリー要素が入っている作品は私もこれまでにあまり見たことがないジャンルなので、今から演じるのがとても楽しみです。

私が演じるまことは、周囲に本当の自分を隠していて、会う人会う人に違う印象を与えてしまう女の子。いろいろな顔を持つまことをどう演じ分けていくのか…新しい挑戦になるなと思っています。私も人見知りの部分があり、初対面からすぐに仲良くなれるタイプではないので、本当の自分を見せることができないまことの気持ちには共感できます。

火曜ドラマなのでキュンキュンするシーンもあれば、ミステリー的な要素もあるということで、続きが気になるようなワクワクする作品にできるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

プロデューサー・八木亜未 コメント

「もしも記憶を失い、自分を知るすてきな男性が現れたら…しかも次々と…」そんな妄想からこのドラマは始まりました。

ファンタジー要素があるけれど共感できる主人公にしたいと考えたとき、生見愛瑠さんが思い浮かびました。明るくかわいらしい“めるる”と、芯のあるお芝居をする“生見愛瑠”。全く違う一面を持っているというところが、さまざまなキャラを持つ主人公にぴったりと思いオファーさせていただきました。

“本当の自分”を見せないでいたら誰も“本当の私”を知らないままになってしまうという恐怖に、主人公がどう向き合っていくのか。前に進むことを選択したヒロインの明るさが、そして次々に登場するすてきな男性たちとのドキドキが、視聴者の皆さんに元気を与えられるよう、スタッフ・キャスト一丸となって撮影に臨みます! 明るく楽しいラブコメに記憶喪失とどんなミステリーが加わるのか? …ぜひご期待ください!

 

番組情報

火曜ドラマ『誰が私と恋をした?』
TBS系
2024年4月スタート
毎週火曜 午後10時~10時57分

<キャスト>
緒方まこと:生見愛瑠

<スタッフ>
製作:大映テレビ、TBS
脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』ほか)
プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)、松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)
編成:武田梓

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/
公式X(旧Twitter)&Instagram:@darekoi_tbs

(c)TBS

なかやまきんに君主演ドラマ『筋トレサラリーマン中山筋太郎』第2弾決定!「寒い季節なので減量が過酷です!」3・28放送

なかやまきんに君が主演を務める『筋トレサラリーマン中山筋太郎』(読売テレビ/日本テレビ系 午後11時59分~)の第2弾が、3月28日(木)放送。コメントが到着した。

『筋トレサラリーマン中山筋太郎』(c)読売テレビ

 

本ドラマの主人公は、仕事に、恋愛に、人間関係に小さな悩みが山積みのさえないサラリーマン・中山筋太郎。そんな彼の生きがいは「筋トレ」。筋太郎は己の肉体をとことん鍛えることで、現代社会のしがらみから解放されるのだ。

 

筋肉を愛する筋太郎の真面目なバカバカしさ、知られざるマッチョあるある、バラエティに富んだキャストの魅力が絡み合って、筋肉と笑いがあふれる背徳の筋トレドラマが繰り広げられていく。

 

第2弾となる今回、筋太郎はどんな悩みにぶつかって、そしてどんな女性に恋をするのか。最後にはきっと筋太郎がたまらなくいとおしくなる物語となっている。

 

主演を務めるきんに君からは「撮影に向けて、体脂肪を削ってかなり減量しています。夏場の撮影だった第1弾と比べて、今回は寒い季節なので減量が過酷です! 思いのほか減量が進んでいません」と、まるでボディビルの大会前をほうふつとさせるようなコメントが到着。筋肉を仕上げて撮影に挑む演技にも期待が高まる。

 

なお、新作の放送決定を記念し、TVerにて『筋トレサラリーマン中山筋太郎』第1弾の無料配信がスタート。Huluオリジナルストーリーも制作され、3月28日の地上波放送終了後から配信される。きんに君と金井南燮プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

なかやまきんに君 コメント

◆第2弾の制作決定を受けての想いを聞かせてください!

第2弾のお話をいただいた時は大変うれしく思いました! キリの良いところまで最低限やりたいと思っていまして…“いい肉”ということで第1129弾までは想定しております! 今が半年に一回ペースなので、完結まできっと500年くらい。そこまでは頑張ります(笑)。

 

◆撮影に向けて準備していることを聞かせてください!

撮影に向けて、筋肉をしっかり仕上げなければいけないということで、体脂肪を削ってかなり減量しています。夏場の撮影だった第1弾と比べて、今回は寒い季節なので減量が過酷です! 思いのほか減量が進んでいません。そして、演技については…全く準備ができていません。でも、僕なりの中で一生懸命ベストを尽くしていきます!

 

◆最後に視聴者へメッセージをください!

『筋トレサラリーマン中山筋太郎』第2弾、とんでもなく面白い作品になっています…というか、これから撮影が始まります(笑)。ぜひご覧ください! パワー! ハッ(笑顔)

 

プロデューサー金井南燮(読売テレビ)コメント

前回の放送後「なぜ、続編がないんだ!?」という視聴者の皆さまの温かい声を受け、第2弾をお届けできる運びとなりました。本当にありがとうございます。

今回も筋太郎は、悩み、もがき、苦しみ…そのたび、体を鍛えます。

さらに今回も多彩なゲストの方々に友情マッチョ出演していただけることになりました。

見ていただいた方に「パワー」を与えられるよう、鋭意制作中ですのでぜひお楽しみにしてください。季節の巡りとともに皆さんにお会いできる作品になるよう…皆さまの応援が頼りです。

何卒よろしくお願い致します。

 

番組情報

『筋トレサラリーマン中山筋太郎』
読売テレビ・日本テレビ系
2024年3月28日(木)午後11時59分~

公式HP:https://www.ytv.co.jp/muscle_drama/
公式X&TikTok:@kintaronakayama

(c)読売テレビ

川口春奈が『9ボーダー』でTBS金ドラ初主演!木南晴夏&畑芽育と3姉妹役『着飾る恋』新井順子P×脚本・金子ありさと再タッグ【コメントあり】

川口春奈が、4月期の金曜ドラマ『9ボーダー』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)で主演を務めることが決定。あわせて、木南晴夏、畑芽育の共演も発表され、コメントが到着した。

『9ボーダー』左から)畑芽育、川口春奈、木南晴夏

 

10代、20代、30代…年齢を重ねていくと誰もが直面する「大台」の年齢への期待と不安。特に女性の人生には、就職、恋愛、結婚、出産、育児など、課題が次々と訪れ、何かと制約やタイムリミットが設定されてしまいがち。

 

本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っただ中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結し、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描く完全オリジナルのヒューマンラブストーリー。

 

主演を務めるのは川口春奈。TBSドラマへの出演は2021年の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』に主演して以来3年ぶりとなる。また、物語の主軸となる“ボーダー世代3姉妹”の姉、妹役として、木南晴夏・畑芽育が出演。俳優界の各世代で輝きを放つキャスト陣が初共演する。

 

川口が演じるのは、自身と同じ29歳の主人公・大庭七苗。3姉妹の次女である七苗は大庭家イチのしっかり者で、母がいないこともあり幼い頃から家を切り盛りしてきた。勤めている飲食業のトータルプロデュース会社では仕事ぶりを評価され最年少で副部長に抜擢されるが、自分が仕事に一生懸命だった間に元彼や友人たちは結婚や出産をしていて心がかき乱される。

 

いつも明るく猪突猛進な大庭家の39歳の長女・成澤六月を演じるのは、2022年の火曜ドラマ『君の花になる』以来約2年ぶりのTBSドラマ出演となる木南晴夏。六月は直感や思いつきで行動しがちな大庭家随一の“とんでも娘”。大学卒業以来気の向くままに世界を渡り歩いていたが、海外で出会ったフリーカメラマンと結婚するため突如帰国し、家計を支えるべく公認会計士に転身。しかし現在は夫の浮気が原因で4年もの間別居生活を送っている。

 

19歳の三女・大庭八海を演じるのは、主演ドラマや注目映画でのヒロイン役が相次ぐ期待の若手俳優・畑芽育。歳の離れた末っ子ゆえ、家族の愛情を一身に浴びて育つも、どこか低体温の八海。夢も特になく、今は浪人生という名目で実家に居座っている。目標を持って人生を歩む同級生たちを見て焦りを募らせる中、気持ちを紛らわすために始めたマッチングアプリで出会った彼氏から交際0日婚を申し込まれる。

 

本作のプロデューサーは、『下剋上球児』『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』『最愛』など数々の話題作を仕掛けてきた新井順子。脚本は『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』『恋はつづくよどこまでも』などを手掛けた金子ありさ。新井Pと金子は『中学聖日記』や『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』でもタッグを組んでいるが、川口主演の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』もそのひとつ。2021年の同作以来3年ぶりに3人が集結する。

 

そして、監督は小説家兼映画監督で、映画「ずっと独身でいるつもり?」「君が世界のはじまり」をはじめ、近年はテレビドラマの演出も手掛けるふくだももこがメインで担当する。

 

川口春奈 コメント

◆木南さん、畑さんとは今回が初共演ということですが、それぞれの印象をお聞かせください。

木南さんは思っていたイメージそのままな方でした。すごくカラっとしてカッコいい女性というか、お姉ちゃんぽいというか。こんなお姉ちゃんがいたらいいなっていうような、すごく頼りがいのあるハンサムな印象です。

 

畑さんは初めてお会いしましたが、小柄でかわいらしい感じだけど、肝が据わっている印象があります。目がとってもきれいなので、畑さんの美しい瞳が見どころのひとつかもしれません。

 

◆今年で29歳になり「9ボーダー」となりますが、どんな心境ですか?

年齢に焦ったりすることはあまりないんですけど、19歳も29歳も大きな節目の年にはなると思います。今回私が演じる七苗というキャラクターも、年齢に対して何にも思わないわけではないというか、あまり気にせず仕事をしたりしているけど30歳が迫ってきて。20代も終わっちゃうんだっていう何ともいえない気持ちはあるな、ぐらいで。あと、周りの友達とか環境もライフステージが変わったりしていろんな変化がある中で、感慨深いなっていう感じではありますね。

 

◆ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージをお願いします。

私は29歳で3姉妹の次女・七苗を演じさせていただきます。不思議だけど、すごくコミカルな楽しい家族だなと思っています。そして、仕事に恋に家族になんだかこれでいいのかなと悩みながら、もがきながら一生懸命演じさせていただきたいなと思います。特に女性の方には、心に響くような元気をもらえるメッセージを少しでも受け取っていただければなと思います。

 

木南晴夏 コメント

◆川口さん、畑さんとは今回が初共演ということですが、それぞれの印象をお聞かせください。

川口さんとはすごく昔に同じドラマに出ていたことがあって。一緒のシーンはなかったと思いますが、そのとき川口さんは高校生ぐらいだったから、大人になったなという印象です。

 

畑さんとは初めましてでしたが、かわいらしいけどしっかりしていそうだなと感じました。

 

◆今年で39歳を迎え「9ボーダー」となりますが、どんな心境ですか?

私は29歳のとき、年代がひとつ上がるっていうことを大きく考えたくないがゆえに、28歳ぐらいから30歳のつもりで生きていました。予行演習みたいな感じで。いきなり明日が「30歳です!」って言われるより、2年ぐらい準備しておけばそのボーダーラインを超える勢いがつきそうな気がして。特に何をするってわけじゃないんですけど、今も40代に向けて準備している感じの気持ちはあります。準備が必要なくらい、ラインは感じている気がします。

 

◆ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージをお願いします。

私は3姉妹の長女・六月を演じさせていただきます。10歳ずつ歳の差がある姉妹はなかなか珍しいと思いますが、これから仲を深めて姉妹感を出していけたらいいなと思っております。そして、六月は本当に想像しがたい展開がありますが、頑張って演じていきたいと思います。

 

畑芽育 コメント

◆川口さん、木南さんとは今回が初共演ということですが、それぞれの印象をお聞かせください。

役柄同様歳は少し離れていますが、お二方ともとても気さくでユーモアにあふれていて、親しみやすい空気を作ってくださったので、すぐ打ち解けられました。

 

川口さんは、公式YouTubeチャンネルもよく拝見しているのですが、実際にお会いして美しさとオーラに圧倒されつつも、動画を見て抱いていた印象と変わらないおおらかで飾らない方で、とても頼りがいのある先輩だなと感じました。

 

木南さんは、大好きなシリーズ作品にずっと出演されていたので、いちファンとしてお会いできてうれしかったです。特に木南さんのテンポ感あふれるお芝居が大好きなので、これから一緒にお芝居できることがすごく光栄です。

 

◆19歳のときに「9ボーダー」を経験されていますが、振り返ってみていかがでしたか?

小さい頃から仕事をしてきて、どのタイミングで子役から俳優という肩書きに変わるのだろうという悩みを、19歳の頃に抱えていました。

 

20歳になったら周りの役者さんたちに仲間入りできるような気がしていたので、早く20代になりたいという気持ちと、19歳という10代特有の気持ちが、せめぎ合っていたような思い出があります。そういった部分は、今回演じる八海に通ずるものもあるのかもしれません。

 

◆ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージをお願いします。

新井プロデューサー、ふくだ監督をはじめとした最高のスタッフの皆さん、そして尊敬する川口さんや木南さんと共に、かわいらしくあたたかい作品をお届けできることが楽しみです。

 

19歳は、私自身も人生の岐路に立ってすごく悩んだ年齢でもありました。そのときの自分を思い返しながら、大切に八海を演じさせていただきます。ぜひご覧ください!

 

プロデュース・新井順子 コメント

ラブ、ライフ、リミット、ファミリー、ミュージック、ハッピー、ときどきサスペンス。人生に必要なものを混ぜ混ぜして、1週間頑張った金曜日にハッピーな気持ちになれる作品にしたいと、5年越しに実現した企画です。現場では登場人物や衣装やセットに「かわいい!」連発で、新しいものが生まれていくワクワクを感じています。「敬語はやめよう」「せりふ合わせしよう」などと、川口春奈さん&木南晴夏さん&畑芽育さん3姉妹の息はぴったり! 毎話数ページにおよぶ会話劇があり、テンポのよい掛け合いも楽しみの1つです。 タイトルの『9ボーダー』は、9歳、19歳、29歳、39歳、49歳、59歳、69歳、79歳、89歳、99歳、109歳…の人を指した造語ですが、9ボーダーでない人ももちろん楽しんでいただける作品ですので、とにかく難しいことは考えず気楽に見てもらえるとうれしいです。

 

番組情報

金曜ドラマ『9ボーダー』

TBS系

2024年4月スタート

毎週金曜 午後10時~10時54分

 

<キャスト>

大庭七苗:川口春奈

成澤六月:木南晴夏

大庭八海:畑芽育

 

<スタッフ>

脚本:金子ありさ

プロデュース:新井順子

協力プロデュース:阿部愛沙美

演出:ふくだももこ、坂上卓哉

 

©TBS

若月佑美、地上波連ドラ初主演作で願望かなえる「がっつり王道なラブコメ作品に巡り合えた」『セレブ男子は手に負えません』

『セレブ男子は手に負えません』はWEBTOONとの連動で、マンガ連載とともに物語が展開する新感覚のドラマ。ある大事件から立ち直るため“二度と恋はしない”と誓ったヒロインが、ひょんなことから誰もがうらやむセレブ男子たちと高級ペントハウスで共同生活をはじめ、恋模様を繰り広げるシンデレラストーリーだ。

『セレブ男子は手に負えません』若月佑美 ©ABC・DLE

 

そんなヒロイン・百瀬ひかる役を地上波連ドラ初主演となる若月佑美が演じ、個性あふれるセレブ男子役を鈴木康介、本田響矢、井手上漠、中尾暢樹という若手実力派俳優陣が体現している。

 

これまで4名のセレブ男子メンバーのインタビューをリレー形式で展開してきたTV LIFE webでは、物語も中盤を迎えた今回、主演の若月さんにインタビューを敢行。明るく天真爛漫なひかるに感じる魅力、キャスト陣との関係性や撮影時のエピソード、今後の見どころなどをお聞きしました。座長・若月さんの作品愛、そしてキャスト愛にあふれる回答の数々に注目です!

 

◆若月さんが感じる主人公・ひかるの魅力は?

物おじせず、自分の思ったことをきちんと相手に伝えられるところ。序盤での律(本田)との対峙をはじめ、セレブ男子たちに対しては若干踏み込みすぎている部分もありますが(笑)、嫌なことは嫌と伝え、自分が悪いと思えばすぐに謝れる、そんな素直なところが魅力だと思います。あと、お給料に惹かれたとはいっても、管理人という誰かを助ける仕事をしている時点で根っからいい子なのだろうなって。ヒロインというと守られるイメージが強いですが、ひかるはセレブ男子たちの心を守ることのできる存在だなと思いながら演じていました。

 

◆そんなひかるを演じる上で意識していたことは?

メークや表情を含め、普段のひかるはちょっとあか抜けない感じを意識していました。それがセレブ男子たちに囲まれて新しい価値観をもらったり、ルカ(井手上)からメークすることの楽しさを教えてもらったり、恋をすることできれいになっていくさまも表現できたらと思い、話が進むごとに自分なりに変化をつけていて。視聴者の方からすると微妙な差かもしれないのですが、そういう細かな部分も意識しながら演じています。

 

◆ひかるを演じる上で感じた難しさはありますか?

物語前半のひかるはとにかく感情の起伏が激しいんです。結婚相手が見つかって喜んでいるところから、それがロマンス詐欺だと気づきどん底に落とされて。そこから頑張って借金を返そうと立ち直ったら、今度はすごく横暴な人の下で働くことになり…。そこでシオン(鈴木)に認めてもらうべく一生懸命働いていたら他の住人たちのいろいろなハプニングに巻き込まれていき、もうジェットコースターのように感情が変わっていくので、それを表現するのが大変でした。私自身は普段どちらかいうとローな感じで生きていて、うれしいことがあっても手を上げてイェーイという感じではないので、ひとつギアを上げながら演じるというのは、苦労しながらも楽しかった点ではあります。

 

◆監督やスタッフの方から、演じるに当たってオーダーなどはあったのでしょうか。

このドラマはラブコメですが、コメディの部分を強く出していきたいと。普段、何かに驚いた時のリアクションがレベル3とすると、ひかるを演じている時はレベル10まで振り切ってほしい、などとお話を頂きました。監督さんからラブストーリーとコメディのバランス感を都度細かく伝えていただけて、いいセッションができたのでお芝居はやりやすかったです。あと、このせりふはどういう感情なのだろうと悩むような時も、監督さんが私と同じ気持ちになってひと言ひと言考えてくださって。皆さん息の合う方々だったのでやっていて面白かったですし、物作りってこういうことなんだと実感することができました。

 

◆今夜5話の放送を迎えますが、物語の前半においてお気に入りのシーンは?

たくさんあるのですが、4話でひかるが筑前煮を作った晩ご飯のシーンでしょうか。それまで律とぶつかる場面がたびたびありながら、やっとしっかり向き合えた。そのきっかけが筑前煮というのが印象深かったです。ただ、新たな問題がどんどん出てくるので、今後誰にフォーカスが当たっていくのかというのも楽しみにしていただきたいです。

 

◆毎話登場するお料理のシーンはご自身で調理されているとお聞きしました。

はい、そうなんです。完成品はフードコーディネーターさんに作っていただいているのですが、調理行程の撮影は全て私がやっています。監督さんがお料理好きで、手元がきれいに見えるように教えていただくなど、貴重な経験になりました。

 

◆これまで印象に残っている料理や食材はありますか?

1話に登場したもんじゃ焼きに使ったオマール海老です。そもそもオマール海老に触れること自体が初めてだった上、まさかの生きているものをさばくことになって。でも、セレブな生活を送っている舌の肥えた方に提供する料理と考えると、高級食材ということに加えて新鮮さも重要だと思うので、そういうリアルさの追求に感心しましたし、ちょっと怖かったですが…すごく面白い体験ができました。

 

◆若月さん発案でキャスト皆さんで焼き肉に行くなど、和気あいあいとしているイメージですが、今振り返られて現場の雰囲気はいかがでしたか?

ずっとしゃべっていた印象です(笑)。みんな本当に明るくて楽しい人たちで、私はそれをほほ笑ましく見ていることが多かったのですが、懐かしい気持ちにもなりました。(自分の)年齢が上がっていくと若い子たちを一歩引いて見たり、話を聞いてあげるとか、そういう立場になっていくと思うのですが、今回は一緒にふざけて楽しむこともできて。なんだか男子校に来たような気分を味わっていました(笑)。すごく楽しい時間を過ごさせてもらって、本当に感謝しています。

 

◆セレブ男子メンバーと過ごして感じたそれぞれの印象は?

鈴木君と響矢君の2人は以前にも共演していて、もともとすごく仲がいいんです。鈴木君にイジられまくって響矢君が怒る…みたいな図をよく見かけましたね(笑)。鈴木君は気が使えて、真面目で誠実でありながら、少年の心も忘れない人。撮影の裏では“こんなシオンは嫌だ”みたいなネタや律のモノマネをしてくれたり…(笑)。シオンとは真逆の人です。そして、響矢君はみんなの弟キャラでありつつ、実は一番みんなのことを見ている視野の広い人。時にふざけたりもするのですが、いつもみんなの空気を読んでくれていました。

 

漠ちゃんは本当に大人な人です。年齢は若いですが、どんなことも受け入れて、誰の価値観も否定しない。それはお芝居でもそうで、監督が言ったことをスッと自分の中に入れてすぐに出すことができるといいますか。パワフルで、いろいろな流行に詳しく教えてくれて、なにより漠ちゃんがいるだけで現場が盛り上がるんです。漠ちゃんの引っ張っていく力にはいつも助けられていました。

 

中尾君は、ある日漠ちゃんが「うちのパパに似ている」と言い出して、そこから私の中でも何だかお父さんのように感じていました(笑)。実際に中尾君が男性陣の中では一番年上なのですが、ムードメーカーを担いつつも何か選択を迫られるような時はビシッと一番に決めてくれたり、すごく頼れる存在です。

 

◆そんなセレブ男子メンバー皆さんが若月さんの座長ぶりを絶賛されていました。何かご自身で意識していたことはありますか?

私こそみんなに助けられていました。私は何もできないので、最初から無理に何かをしようとしないようにと思っていたんです。最初のころにみんなとやった決起集会も、普段の私は人を誘えないタイプなのですが、みんなが「ご飯に行きたい」と言ってくれたのもあり、120%の勇気を出して言い出せたといいますか(笑)。それからも「ひかるちゃんやりづらくないですか?」とみんなが気を使ってくれ、いい現場の空気感を作ってくれて…。みんなに座長にしてもらっていました。

 

◆皆さんの距離感を縮めたムードメーカー的存在は?

漠ちゃんと中尾君の親子コンビです(笑)。漠ちゃんは場を明るくする天才で、監督に対しても「オッケー、そういうことね!」みたいな感じなんです。中尾君も最終的には顔を見るだけで笑ってしまうといいますか、もう本当に面白い方で…(笑)。そんな中尾君を鈴木君が次第に尊敬し始めて、中尾君が「やめたほうがいいよ」と止めていたりもしました(笑)。

 

◆若月さんが視聴者だったら、どのセレブ男子が“推し”になりそうですか?

みんなともこの話をしたことがあるのですが、それぞれが自身のキャラクターを知りすぎている分、みんな「嫌だ」って言うんです(笑)。私は、最初に台本を読んだ時点ではお医者さんで、優しくて落ち着いている彰人(中尾)がいいなと思ったのですが、面白いもので、傲慢なシオンも鈴木君が演じることで脚本以上に何倍もすてきなキャラクターになり、この人になら惹かれるなと思えて。律は情緒不安定で、何を考えているか分からなくて怖いなと思っていたのですが、響矢君が演じることで律を助けてあげたいって思えるような人物像に仕上がっていたり。ルカもミステリアスですが実は誰より人を包む力があって、ルカがいなかったらみんなバラバラになっていたんじゃないかなと思えるくらい、実は一番魅力がある人。そういう部分は漠ちゃんが演じるからこそより輝きが増していましたし、真面目な彰人も中尾君が演じることでくすっと笑えるような面白いキャラクターになっていて…本当に迷っちゃいますね(笑)。でも、服装だけだと律が好きです! 4人の中では一番ゆるいスタイルなのですが、あの雰囲気が好きですね。

 

◆若月さんがこの作品に感じる魅力は?

最近、王道のラブコメドラマが少なくなってきている気がしているんです。刑事ものや医療もの、伏線が張り巡らされた社会派ドラマなどが多い印象で、私も楽しく拝見しているのですが、私の青春時代は『花より男子』や『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』『ウォーターボーイズ』などを夢中で見ていたので、またそういう王道のラブコメを見たいなと思っていて。私自身もいつか出演できたらと思っていた中でがっつり王道なラブコメ作品に巡り合えました。放送は深夜ちょっと遅い時間ではありますが、幅広い世代の方に楽しんでいただけるドラマだと思います。

 

◆最後に、5話以降の見どころをお願いします。

5話では彰人にフォーカスが当たり、彼のバックボーンや女性に対するトラウマが見えてきます。女性が苦手ながら彰人が頼ったのもひかるという女性で、そんな2人が今後どうなっていくのかぜひ注目していただきたいです。また、今後ひかるとセレブ男子たちとの間で正義のぶつかり合いのようなことが起こるのですが、どちらも正しいしどちらも間違ってはいない。そこでお互いが意見をぶつけ合った結果、大きな問題へと発展し、そこをどう乗り越えていくのか。ひかるがペントハウスに入ったときから、4人それぞれに徐々に変化が起きていたことが分かってきます。ぜひ今後も彼らの行方を見守っていただけたらと思います。

 

ANOTHER TALK

Q.若月さんの普段の生活のセレブ度は?

A.ゼロです…(笑)。というのも無趣味かつ無欲で、ファッションやアクセサリーも好きではあるのですが、絶対にここのブランドがいいというのがないんです。ご飯もおいしければどこでも何でもいいですし、どれだけ安く物を買えるかに挑むのも好きなので、料理をするのにスーパーをはしごしたりもします。

 

PROFILE

●わかつき・ゆみ…1994年6月27日生まれ。静岡県出身。O型。現在放送中のドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)にも出演中。

 

番組情報

『セレブ男子は手に負えません』

ABCテレビ(関西)

毎週日曜 午後11時55分~

 

テレビ朝日(関東)

毎週土曜 深夜2時30分~

※ほか地域でも放送予定

※ABCテレビの放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信あり

 

●text/片岡聡恵

 

若月佑美さんのサイン入り生写真を1名様にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名に若月さんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者の方には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年2月25日(日)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

丸山礼×渡邊圭祐が語る『すっぴんヒーロー』で伝えたい思い「みんなが無条件に幸せになる資格がある」

2月24日(土)に放送される、土曜☆ブレイク『すっぴんヒーロー』(TBS 午後2時~2時54分/一部地域を除く・TVer、TBS FREE、U-NEXT Paraviコーナーで配信あり)で主演を務める丸山礼さんと共演の渡邊圭祐さんにインタビュー。現場での裏話や、ご自身にとってのヒーローなどを語ってもらいました。

『すっぴんヒーロー』©TBS/撮影:加藤春日

 

本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに“すっぴん”になってしまうという、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描いた新感覚ヒーロー・ラブコメディだ。スーパーマーケットの店員として働く傍ら町の平和を守るために日々こっそりと活躍するスーパーヒーロー・ひろこを丸山さんが演じ、そんなひろこが住む町の交番に新しく赴任してきた、笑顔が爽やかな警察官・藤崎を渡邊さんが演じる。

 

◆本作に出演することになっての感想を教えてください。

丸山:興奮は遅れてやってきたみたいな感じでした。あと、ラブをやったことがなかったので、すごく緊張して、その時点で「大丈夫かな、私」と。これまでコントじみたドラマや作品での役が多かったので、封印しなくてはいけないんじゃないかと心構えをしました。

 

渡邊:そうだったんだと思ってしまうぐらいに、丸山節がさく裂していました(笑)。僕は初めての警察官役で、こんなに固い職業の役をやるのもほとんどなかったので、楽しみでした。

 

◆現場の雰囲気はいかがでしたか?

丸山:撮影が4日間しかなかったので、あまり皆さんと深い話はしてなくて…。でも、我々は撮影に入る前にリハーサルがたくさんあったんです。そのタイトなスケジュールをこなさなくてはいけないので、カメラさんにも来ていただいて、イメージをすごく作りながらたくさんリハーサルしました。あとはおちゃめな監督がいらっしゃるので、たまに重いシーンもありながらも、みんなわりと楽しい、和気あいあいとした現場だったと思います。

 

渡邊:その通りだと思います。4日間で撮り切らなくてはいけないという時間に追われている中でも、現場の空気が悪くなることもなく、楽しく。見ている人にポップな気持ちを与える楽しい作品でもあるので、現場もそういう空気感でした。

 

◆お互いの印象は?

丸山:顔面の余白がない私が150%だとしたら、彼は30%ぐらいという印象を最初に抱きました(笑)。あとは、入る前に舞台などの出演作を見させていただいていたので、「あのカッコいいスラッとした人と…!」「きゃー!めちゃくちゃ私のこと見ている…!」みたいな感じでした(笑)。

 

渡邊:テレビやYouTubeでの印象をなんとなく持っていたので、明るい方だろうと思っていたんですけど、ものすごく真面目。そしてすごく不器用なんですよ。

 

◆どういったところでそう感じられましたか?

渡邊:この取材でもそうですが、スラスラと言葉を楽しそうにしゃべるじゃないですか。でも、別の方向から「丸山さん、今お願いします」と言われたりすると、急に真顔になって「はい」と言うんです。

 

丸山:2つのことが同時にできません。

 

渡邊:なので、ひとつのことに全力を注ぐ人なんだなという印象です。

 

丸山:それを最初の日に言われて、「あ、見抜かれちゃった」と(笑)。

 

渡邊:2日目です(笑)。

 

丸山:それも覚えてないぐらい、ひとつのことしかできないので不器用ですね(笑)。でもすごく構ってくださって、「今こうしたらいいですよ」「こっちに来てください」と、お兄ちゃんみたいな感じでサポートしていただきました。

 

◆役に向けて、準備されたことはありますか?

丸山:ひげや毛穴とかどうしようみたいな感じで思っていたのですが、いざすっぴんになったら「もっとメークしている時との差が欲しい」となったので、1か月ぐらい眉毛の手入れをやめて、ぼさぼさにして入りました。あと、スーパーで働いている役なので、ちょっとタクシー移動を控えて、電車移動を心がけました。電車に乗っていると、いろんな方がいるなと人間観察ができるので、見られてよかったなと思いました。

 

渡邊:僕は警察官の役だったので、信号を守るみたいな普段通りの生活を心がけました。

 

◆本作に出演されて、こういう演技も楽しいなと感じたことや、撮影で印象に残ったエピソードを教えてください。

丸山:これまでコメディーはあったけどラブがなかったので、やっぱりそういう面では面白かったです。 あと渡邊さんと至近距離になることが何回もあったし、抱えていただくことも何回もあったのに、おなかはすくのでご飯を食べてしまって、気をつけることができなかったのが心残りです…。

 

◆ひろこの妄想シーンもすごく楽しそうですよね。

丸山:そうなんですよ。そこは本領発揮させてもらいました。面白かったですか?

 

渡邊:面白かったです。

 

丸山:よかった。本当に違う世界に行ってしまうほどの妄想癖があるひろこさんなので、そこは没入していただけたらうれしいですし、(渡邊さんに)お付き合いいただいて、コスプレもあります。そこが最大の見どころです。

 

◆渡邊さんは、その妄想シーンはいかがでしたか?

渡邊:本読みの、声だけの時点でまず面白かったんです。丸山さんがどうやるんだろうっていうのがすぐ想像できるような本でもありましたし、その想像をちゃんと超えてくる本読みがあって、さらに想像を超える撮影があって。だから、カメラ外だった時は僕、基本ニヤニヤしていました(笑)。

 

丸山:本当にいっぱい笑ってくださったから、とても助かりました。

 

◆撮影中の裏話をお聞かせください。

渡邊:シーンが終わると、監督がとことこと僕が待機しているところに来て、「さっき、こんなことがありました」と報告してくれるぐらい、風通しがいい現場でした。基本笑ってNGを出しての繰り返しでしたよね。

 

丸山:撮影が4日間しかなかったので平和でした。あとイナバウアーして抱えてもらうシーンがあるんですけど、たぶんリハーサルを含めると100回ぐらい練習して。ちょっとよろけて抱えてもらう時に、ものすごく後ろに反るのでそこで腰を痛めました(笑)。

 

◆丸山さんはお笑いのお仕事と、演技のお仕事をされている中で、役者業への思いはありますか?

丸山:何かに成り切る面では一緒なのかなと思いますし、お笑いの面がなかったら、ここまでの私にはなってないので。コントをやらせてもらった上での、こういう演技のお仕事なのかなと感じています。

 

◆渡邊さんは30代になって、役者への思いだったり、目標が変わったりという心境の変化などありますか?

渡邊:びっくりするぐらいなくて。30歳になったからといって、という感覚です。ただできる役が変わってくるとは思うので、そこにちゃんとフォーカスを当てながら、大人の役もやれるようになればいいなという感じです。

 

丸山:こういうことを言ってみたい。私はすぐ決めちゃうから。たぶんルーティンとかないタイプですよね。

 

◆丸山さんから刺激を受けたことはありましたか?

渡邊:芸人魂みたいなものはすごく感じました。その芸人のギアで来てないっていうのもすごく感じたので。そういう意味では器用だなって思いました。

 

丸山:結局、器用なのか、不器用なのか(笑)。

 

◆丸山さんが演じるスーパーヒーロー・ひろこは超人的なパワーを持っているということですが、欲しい力はありますか?

丸山:掃除する力が欲しいです。本当に掃除が苦手で、たまに足の踏み場がなくなってしまう時があったりするので…。あと、ひろこの怪力のパワーもいいですよね。模様替えが一気にできそう。

 

渡邊:僕は料理ができるようになりたいです。包丁さばきがすごいみたいな感じに憧れますし、角煮をうまく作りたいです。

 

◆ひろこは藤崎にひと目ぼれしますが、お二人が最近したひとめぼれは何かありますか?

渡邊:基本、物を買うときはひと目ぼれです。家具や服は基本ひと目ぼれが多い気がしますね。最近はリビングに置く、テーブルを買いました。

 

丸山:私、好きになる時、ひと目ぼれが多いかもしれないです。そこはちょっとひろこさんと似ているかも。芸能界にいるとイケメンの方とバッティングすることが多いので、もう全員好き(笑)。全員好きになって、「お疲れさまでした」と言った瞬間に、その人のSNSを調べちゃいます(笑)。

 

◆では、ご自身にとってのヒーローはどなたでしょうか?

丸山:ロバートの秋山竜次さん。私は芸能界に入る時から物まねもさせていただいたこともあってヒーローですし、この間、福岡の空港でたまたまお会いして。「礼ちゃん」と声を掛けられて、誰だろうと思ったら、秋山さんで「俺みたいな女がいると思ったよ」と言われて、すごくカッコいいって思っていました。秋山さんに憧れて芸能界やってきて良かったなって思いますし、演技も上手で大河ドラマにも出られているし、これからも追いかけたいヒーローだなって思います。

 

渡邊:僕は家族ですね。シンプルに家族を見て育ったから、家族がヒーローです。

 

◆最後に、見どころをお願いします。

丸山:私が演じるひろこは、普段スーパーで働いている女の子ですが、過去のある出来事をきっかけに訓練をして、怪力や俊足といった力を手に入れて、ただ、ヒーローに変身すると、すっぴんになってしまうところには納得いってない、すっぴんヒーローです。すっぴんヒーローがたまたま出会った警察官の藤崎さんとのちょっとラブも見えながらも、すっぴんでも毎日頑張る女性たちも出てきて、そういう人たちの背中を押す作品でもあります。私、幸せになっていいのかなとよく思うのですが、ひろこさんのフィルターを通した時に、いろんな人と手を取り合いながら、笑って幸せになっていいんだと。みんなが無条件に幸せになる資格があるんだなと思えたので、皆さんにもそういうふうに感じ取ってもらえたらうれしいなって思います。

 

渡邊:今、丸山さんが言ったこともそうですが、今回プロデューサーさんがすごく熱い思いを持って、初めてこの企画を通したということもあって、全員が力を合わせて今回の作品を作り上げたので、本当にいろんな人の背中を押せる作品ができたんじゃないかなと思います。そこも含めながら見ていただけたらより楽しいんでもらえると思います。

 

PROFILE

丸山礼

●まるやま・れい…1997年4月1日生まれ。北海道出身。AB型。

 

渡邊圭祐

●わたなべ・けいすけ…1993年11月21日生まれ。宮城県出身。

 

番組情報

土曜☆ブレイク『すっぴんヒーロー』

TBS ※一部地域を除く

2024年2月24日(土)午後2時~2時54分

 

<配信>

TVer・TBS FREE:放送終了後、2週間限定見逃し配信

U-NEXT Paraviコーナー:放送終了後配信スタート

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/program/suppinhero_tbs/

公式X(旧 Twitter)&Instagram&TikTok:@suppinhero

 

©TBS/撮影:加藤春日

俳優・賀来賢人がハマり続けているモノ「見つける度に買っていたらとんでもない数に」Netflix「忍びの家 House of Ninjas」

現代の日本を舞台に、最後の忍び一家が、国家を揺るがす危機と対峙していくNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で、主演、原案と一人二役をこなす賀来賢人さん。ファッションに造詣が深い賀来さんに、今ハマっているコト・モノについて聞いた。

賀来賢人●かく・けんと…1989年7月3日生まれ。東京都出身。2007年に映画『神童』で俳優デビュー。主な出演作に映画『新解釈・三國志』、『今日から俺は!!劇場版』(2020)、『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(23)、ドラマ『今日から俺は!!』(2018・日本テレビ系)、TBS日曜劇場『半沢直樹』(2020)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021)、『マイファミリー』(2022)など。映画『金の国 水の国』、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(2023)では声優も務めた。InstagramX

 

ファッション小物は必需品「帽子屋さんになれる」

 

──GetNavi webということで、賀来さんが今ハマっているコトを教えてください。

 

賀来 英語です。本作でデイヴ・ボイル監督と仕事をし始めたのをきっかけに、座学とオンライン英会話を始め、塾にも通っています。仕事で海外の方と会話する機会も増えているので、すごく役立っています。英語を知っておくだけで、行動範囲も広がるじゃないですか。違う言語だと思考も変わることも面白いですね。

 

──素敵です。ではハマっているモノはありますか?

 

賀来 ファッション小物が好きで、眼鏡、時計、帽子はずっとハマっています。特に眼鏡は数えきれないぐらい所有しています。目が弱いので、普段から眼鏡は欠かせないんですよ。

 

──眼鏡はどのように選んでいるのでしょう?

 

賀来 古い眼鏡が好きなんです。アンティークと呼ばれるモノから、70・80年代のモノまで、いろいろ持っています。精巧に作られていて、貴金属素材のジュエリーフレームもあり、ラグジュアリーでかっこいいんです。見つける度に買っていたらとんでもない数になりました。

 

──たくさんのコレクションの中から、その日の眼鏡をどうやって選ぶのでしょう?

 

賀来 出かける直前に玄関の鏡を見て、今日のファッションに似合う眼鏡を選ぶこともあれば、眼鏡から服装を決めることもあります。僕はメイクをしないので、眼鏡は唯一のメイクのようなモノです。

 

──時計もアンティークがお好きなのでしょうか?

 

賀来 そうですね。眼鏡ほどではないですが、たくさん持っています。シックな時計もあれば、昔の人が付けていそうな派手な金時計もあり、気分によって変えています。仲の良いスタイリストさんが時計マスターなので、「これは絶対に買っといたほうがいい」という時計を教えてもらって、ネットで買うこともあります。

 

──帽子はいかがでしょう?

 

賀来 帽子屋さんになれるぐらいの数を持っています(笑)。髪の毛がクルクルで、スタイリストさんがいなければ、まとめられないんです。だから現場に行く時、帽子は必需品です。素材、裏地、形にこだわって選んでいますね。とはいえ、よく被る帽子は同じモノが多いですが。

 

──ぜひお気に入りの帽子を教えてください。

 

賀来 「ソラリス」という知り合いのブランドです。昨年、オリジナルの帽子を作らせてもらいました。レザーのキャスケットで、長年被り続けたような味わいがあってお気に入りです。

 

Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」

Netflixで独占配信中

 

(STAFF&CAST)
出演:賀来賢人 江口洋介 木村多江 高良健吾 蒔田彩珠 吉岡里帆・ 宮本信子 ・田口トモロヲ 柄本時生 嶋田久作 ピエール瀧 筒井真理子 番家天嵩 山田孝之
原案:賀来賢人 村尾嘉昭 今井隆文
監督:デイヴ・ボイル 瀧本智行 村尾嘉昭
脚本:デイヴ・ボイル、山浦雅大、大浦光太、木村緩菜
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:神戸明
製作プロダクション:TOHOスタジオ
製作:Netflix
Netflix公式Instagram:https://www.instagram.com/netflixjp
Netflix公式X: https://twitter.com/i/broadcasts/1YqGoDZZANEJv
Netflix公式YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=qmaDgyhEEzA

 

(STORY)
古く巨大な屋敷に暮らす俵一家。自動販売機の補充をするアルバイトを続ける次男の晴(賀来賢人)は孤独な毎日を送っていた。実は俵家は、服部半蔵直系の最後の”忍び”ファミリー。かつては家族全員がエリートの”忍び”として、BNM(=忍者管理局)から重宝される存在だった。しかし6年前、死闘の末長男の岳(高良健吾)を失い、一家は”忍び”の世界から完全に足を洗うことを決意。晴のささやかな楽しみは、仕事の後に訪れる牛丼屋で毎日顔を合わせる可憐(吉岡里帆)の存在。勇気を振り絞って話しかけることに成功した晴は、徐々に可憐との距離を縮めていく。しかし可憐は雑誌記者で、晴に接近する“ある目的”があった。可憐と行動を共にするうち、晴は辻岡と自身の強烈な因縁に気付き始める──。

 

撮影/中村功 取材・文/猪口貴裕 スタイリスト/小林新(UM) ヘアメイク/西岡達也

賀来賢人、忍者役作りで初の15キロ増「筋肉を大きくしました」Netflix「忍びの家 House of Ninjas」企画持ち込み一人二役

現代の日本を舞台に、最後の忍び一家・俵(タワラ)家が国家を揺るがす危機と対峙していくNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」。2月15日(木)に配信されるや否や世界92の国と地域でTOP10入りし、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で初登場2位にランクイン。全世界で大ヒット中の本作において主演、原案の一人二役をこなした賀来賢人さんに、個性的なキャスト陣と、世界的に活躍するスタッフ陣が集結した本作の制作秘話を語ってもらった。

賀来賢人●かく・けんと…1989年7月3日生まれ。東京都出身。2007年に映画『神童』で俳優デビュー。主な出演作に映画『新解釈・三國志』、『今日から俺は!!劇場版』(2020)、『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(23)、ドラマ『今日から俺は!!』(2018・日本テレビ系)、TBS日曜劇場『半沢直樹』(2020)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021)、『マイファミリー』(2022)など。映画『金の国 水の国』、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(2023)では声優も務めた。InstagramX

 

【賀来賢人さん撮り下ろし写真】

 

「家族を通して懸命に生きている人たちを描きたかった」

 

──原案と主演を担うNetflix「忍びの家 House of Ninjas」では、原案としても名を連ねている賀来さん。企画の発端を教えてください。

 

賀来 子どもと忍者のテーマパークに行った時に、日本人として“忍び”というカルチャーがおざなりになっていると感じたんです。子どもや外国人観光客は興奮しているのに、僕たち大人は「忍者なんて現代にいないし」と言う。そういう感覚がもったいないなと。そこで忍びをエンタメに昇華できたら、世界中が楽しめる作品になるだろうなと思いつきました。

 

──思いついてから、どのように作品に落とし込んだのでしょう?

 

賀来 作品を作るうえで僕の中に2つのキーワードがありました。1つは「忍者」。もう1つは「家族」。やりたかったことの一つが「普遍的なモノ」で、「全世界で普遍的なテーマって何だろう」と考えた時に家族が思い浮かんだんです。年齢幅の広い大家族かつ、かわいらしい家族にしたかった。同時に、家族を通して懸命に生きている人たちを描きたかったんです。

 

──原案には、賀来さんを含め村尾嘉昭監督と今井隆文さんが名を連ねていますが、どのように作業を進めていったのでしょう?

 

賀来 ドラマ『死にたい夜にかぎって』(2020)でご一緒した村尾嘉昭監督と、コロナ禍の緊急事態宣言の時に「何か作品を作ろう」と話していました。でも途中で「俺たち文章が書けないね」と気づいて(笑)。脚本も書ける役者の今井隆文くんに入ってもらいました。僕たちが話すことを文章にしてもらい、それをNetflixに提出しました。

 

──企画を提出した時の手応えはいかがでしたか?

 

賀来 常に根拠のない自信があるタイプなので、「これは絶対いける!」という感覚でした(笑)。実際にNetflixの方も可能性を感じてくださり「キャラクターとストーリーにもっと広がりがあるほうがいい」と、クリエイターであるデイヴ・ボイルさんと繋げてくれたんです。

 

──監督と脚本に名を連ねている方ですね。

 

賀来 デイヴはアメリカ人ですが日本のカルチャーに造詣が深く、忍者に強く興味を示し、僕たちの作った企画書を何十倍にも広げてくれました。例えば忍者には、肉を食べちゃいけない、酒を飲んじゃいけない、セックスをしちゃいけない……たくさん縛りがある。そんな面白いキーワードをピックアップして、窮屈な忍者を表現してくれました。彼がいなければこのストーリーは作れなかったです。

 

──俵家の父役の江口洋介さん、母役の木村多江さん、長男役の高良健吾さんはじめ、俵家以外のキャスト陣も実力派・個性派揃いですが、キャスティングにも賀来さんは関わっているのでしょうか?

 

賀来 はい、僕が直接お願いをした方もいます。カメラマンには江原祥二さん、照明には杉本崇さんなど、日本映画界のオールスターのような超一流の方々が集まってくださいました。そこにピヨピヨの僕と、アメリカから来たクリエイターという不思議な組み合わせで、最初は皆不安だったと思います。でも誰もが常に提案をしてくださり、想像を遥かに超えるセッティングをしてくださり、助けられまくりでした。やっぱり一流ってすごいなと感動しました。

 

一番に考えた「どれだけ居心地の良い環境で仕事ができるか」

 

──共同エグゼクティブ・プロデューサーとして、現場では何を意識しましたか。

 

賀来 皆さんがどれだけ居心地の良い環境で仕事ができるかを一番に考えました。特に役者は、どんな脚本でも「これでは動けない、会話ができない」という状況が生まれることがあります。僕自身が役者なので、皆が迷いを感じていたら、すぐに飛んで行きました。

 

──予算管理も賀来さんがされたのでしょうか? セットやCGなど、かなり豪華でした。

 

賀来 僕に予算の判断はできなかったので担当者に任せましたが、プロデューサーは頭を抱えていましたね(笑)。例えば江原さんは推進力がすごくて「ここはクレーンじゃないと撮れないよ、持って来て!」と、どんどんクリエイティブを提案してくれる。林田さんが作ったセットも、とんでもなくすごいです。日本家屋を一軒建てたようなもので、実際に住めるくらいの完成度でした。アクションは基本的にCGなしでやる予定でしたが、予想外のCGも結構ありました。

 

──原案兼主演として、お芝居でのやりにくさはなかったですか?

 

賀来 撮影に入るまでは両立が難しいと思っていました。でも原案から関わり時間をかけて準備を進めていったからこそ、作品に対しての理解が深く現場で迷うことがありませんでしたね。

 

──監督との話し合いは、どういう場面ですることが多かったのでしょう?

 

賀来 全シーンを、事前に話し合うようにしていました。直前の話し合いは絶対に事故が起きると思ったので、なるべく前に解消しておきたかったです。撮影終わりに、翌日のシーンについて監督陣とディスカッションを重ねました。客観視はできていたのかなと思います。

 

──主演ということで座長的な役割も意識しましたか?

 

賀来 これまでも主演であっても、僕は意識しません。僕が楽しそうにしていたら、みんなも楽しそうになると勝手に信じています。

 

──ちなみに今後監督兼主演に興味はありますか?

 

賀来 監督たちから「もしシーズン2があったら、一話でも撮ってみたら」と言われたんですが絶対に無理ですね。体力的にも難しく、監督も役者も疎かになってしまうなと。次は自分が役者として参加しないで、プロデューサーに専念してみたいですね。

 

母役・木村多江さんは「これまでのイメージを覆す」

 

──賀来さんの肉体美が服越しでも伝わってきたのですが、ボディメイクやアクションの事前準備はどのようにしていたのでしょう?

 

賀来 一度、体重を15キロぐらい増やし、そこから体重は落として筋肉を大きくしました。アクションも、半年ぐらい前からコンディションを整え始めましたね。僕ができていないと、他のキャストさんに示しがつかないですから。

 

──そこまで体重を増やしたことはこれまでありましたか?

 

賀来 初めてです!

 

──アクション面は、どんなことを意識しましたか?

 

賀来 今回のアクションはド派手なものというよりは、地味で実践的な殺陣でした。あくまで忍者というカテゴリーで表現しなければ、忍者という文化にも失礼だし、世界の人たちもがっかりすると思ったんです。伝統から抜けられない古いタイプの忍者が令和に生きている姿を描いているので、アクションも伝統を守った殺陣に徹底しました。

 

──女性陣のアクションが、男性陣に引けを取らないなと感じました。

 

賀来 そうなんですよ! 俵家で言うと、(木村)多江さんはこれまでのイメージを覆すぐらい動ける方なのです。(蒔田)彩珠ちゃんも、最初はストレッチの段階で体が硬かったのに、どんどん動けるようになって。女性陣は本当にかっこよかったです。

 

──「かわいらしい家族にしたかった」というお話もありましたが、家族の描き方でこだわったポイントを教えてください。

 

賀来 いかに説明を省いて、短いセリフと表情で、家族というものを伝えられるかが大きなチャレンジでした。あと俵家は、子どもからおばあちゃんまでいるので、幅広い視聴者が感情移入できるようにしました。そして家族全員が主役であることが今回のテーマですね。一応僕が主演となっていますが、出演時間は他の家族と変わりません。家族一人ひとりが葛藤や謎を抱えていて、それを丁寧に描いていく。キャラクターの個性が少しずつめくれていく構成にしました。すごく難しいやり方ですが、丁寧にめくれればめくれるほど、視聴者はこの家族に共感してくれるんじゃないかなと。

 

──俵家は伝統的な家族ですが現代的なところもあり、特に木村さん演じる母親は行動もぶっ飛んでいますよね(笑)。

 

賀来 やっぱり女性は強いですよ。一方で江口(洋介)さん演じる父も、普段はパッとしないけど、ここぞというときは誰よりも家族を守るヒーローになる。その姿を見て娘も見直す。そういう構造を作りたかったんです。

 

──もうすぐ配信が始まります。今はどんなお気持ちでしょうか?

 

賀来 今日のような取材も含めて、いろんな方の意見を聞くと、改めて見る人によってさまざまな視点や楽しみ方があるんだなと思います。今までは役者として「ここを見てほしい」と思うことがありましたが、今回は「面白かった」と言ってもらえたらいい。視聴者の娯楽の一部になれば、どういう解釈でもいいんです。本作がきっかけで忍者や日本の文化に興味を持っていただけたらうれしいですね。

 

Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」

Netflixで独占配信中

 

(STAFF&CAST)
出演:賀来賢人 江口洋介 木村多江 高良健吾 蒔田彩珠 吉岡里帆・ 宮本信子 ・田口トモロヲ 柄本時生 嶋田久作 ピエール瀧 筒井真理子 番家天嵩 山田孝之
原案:賀来賢人 村尾嘉昭 今井隆文
監督:デイヴ・ボイル 瀧本智行 村尾嘉昭
脚本:デイヴ・ボイル、山浦雅大、大浦光太、木村緩菜
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:神戸明
製作プロダクション:TOHOスタジオ
製作:Netflix
Netflix公式Instagram:https://www.instagram.com/netflixjp
Netflix公式X: https://twitter.com/i/broadcasts/1YqGoDZZANEJv
Netflix公式YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=qmaDgyhEEzA

 

(STORY)
古く巨大な屋敷に暮らす俵一家。自動販売機の補充をするアルバイトを続ける次男の晴(賀来賢人)は孤独な毎日を送っていた。実は俵家は、服部半蔵直系の最後の”忍び”ファミリー。かつては家族全員がエリートの”忍び”として、BNM(=忍者管理局)から重宝される存在だった。しかし6年前、死闘の末長男の岳(高良健吾)を失い、一家は”忍び”の世界から完全に足を洗うことを決意。晴のささやかな楽しみは、仕事の後に訪れる牛丼屋で毎日顔を合わせる可憐(吉岡里帆)の存在。勇気を振り絞って話しかけることに成功した晴は、徐々に可憐との距離を縮めていく。しかし可憐は雑誌記者で、晴に接近する“ある目的”があった。可憐と行動を共にするうち、晴は辻岡と自身の強烈な因縁に気付き始める──。

 

撮影/中村功 取材・文/猪口貴裕 スタイリスト/小林新(UM) ヘアメイク/西岡達也

鈴木愛理主演『ある日、下北沢にて』キービジュアル解禁 小林克也、曽我部恵一、高野洸らも登場【コメントあり】

TOKYO MXにて3月17日(日)、BS11にて3月24日(日)に放送されるオリジナルドラマ『ある日、下北沢にて』(午後7時~8時)より、キービジュアル&キャストが解禁。主演の鈴木愛理からコメントも到着した。

『ある日、下北沢で』キービジュアル(c)TOKYO MX/BS11

 

TOKYO MXとBS11の共同制作による本作は、下北沢×音楽をテーマにしたヒューマンドラマ。レコードショップで働く愛理が、街で起こる“幻のレコード事件”に巻き込まれたことをきっかけに、自分の本当の気持ちと向き合っていく。

 

撮影は物語の舞台となる下北沢の街中にて行われ、ビジュアルもドラマの世界観満載の仕上がりに。また、愛理と大きな関わりを持ち、下北沢に生きる人物として、the telephonesより石毛輝、岡本伸明、松本誠治の3人、御徒町凧、フレンズのボーカルを担当するおかもとえみ、土岐麻子。

 

小林克也、ノーナ・リーヴスの西寺郷太、凛として時雨のピエール中野、サニーデイ・サービスの曽我部恵一、高野洸、Licaxxxらの出演が決定。音楽はもちろん、下北沢への思い入れも深い豪華アーティストが登場する。本発表に伴う鈴木愛理のコメントは下記に掲載。

 

鈴木愛理(愛理役)コメント

鈴木愛理

制作現場スタッフの方のほとんどが普段はドラマを担当していなかったり、出演者もアーティストの方が多くて、“お芝居!”という雰囲気ではなく、アーティストさん特有のゆったりとしたテンポ感が心地いいドラマになっていると思います。

出演者の皆さんそれぞれが自分の名前の役を演じているので、自分でありながらも物語の世界に住んでいる人を演じている感じがして楽しかったです。しかも、衣装が私服の方もいたので、リアルに物語の世界に生きているようで面白かったです。愛理が着ている衣装もとてもかわいいので、そこも見どころです!

 

あらすじ

下北沢の街の中にある小さなレコードショップで働く愛理。 「このまま下北沢に居ていいのかな」とぼんやり考えながらも、大好きな下北沢で過ごす愛理は、ある日、近くの古着屋で万引き事件に遭遇する。刑事に取り押さえられた万引き犯は、盗んだTシャツを売って幻のレコードを買うお金を作ろうとしたと話す。万引き犯が探していた幻のレコードは、“ゴースト・レコード”と呼ばれる、レコードコレクターの願望が作り出すありもしないレコード。タイトルは「One Day In SHIMOKITAZAWA」という話を聞いた愛理はそのレコードに興味をもち、ついには「One Day In SHIMOKITAZAWA」を販売するWebサイトでレコード詐欺に遭ってしまう。詐欺に遭って落ち込む愛理を見て、下北沢の街の人々がとあるアイデアを思いつく。

 

番組情報

『ある日、下北沢で』
TOKYO MX 2024年3月17日(日)午後7時~8時
BS11 2024年3月24日(日)午後7時~8時

出演:鈴木愛理、石毛輝、岡本伸明、松本誠治、御徒町凧、おかもとえみ、
土岐麻子、小林克也、西寺郷太、ピエール中野、
曽我部恵一、高野洸、Licaxxx、フウセンカヅラ ほか ※出演順

企画・プロデューサー:脇田佳香 (TOKYO MX)
脚本・演出:天明晃太郎
プロデューサー:白石真教(BS11)
製作著作:TOKYO MX/BS11

配信:
スマホアプリ/Webサイト「エムキャス」にて全国無料でリアルタイム配信
(3月17日(日)午後7時~8時リアルタイム配信)
民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて2週間無料見逃し配信
(3月24日(日)午後8時~配信開始)
ネット見逃し配信サービス「BS11+(BS11プラス)」にて2週間見逃し配信
(3月24日(日)午後8時~配信開始)

HP:https://s.mxtv.jp/drama/onedayshimokita/
X:@onedayshimokita(https://twitter.com/onedayshimokita
Instagram:@onedayshimokita(https://www.instagram.com/onedayshimokita/
TikTok:@onedayshimokita(https://www.tiktok.com/@onedayshimokita

(c)TOKYO MX/BS11

森川葵×臼田あさ美×吉住がドラマの脚本づくりに奔走する悩める“訳アリ”女子に オークラ脚本『訳アリ女ダイアリー』3・2放送

森川葵が主演を務め、臼田あさ美、吉住が共演するオークラ脚本のドラマ『訳アリ女ダイアリー』(TBSほか 午後2時~2時54分/一部地域を除く・TVer、TBS FREE、U-NEXT Paraviコーナーで配信あり)が3月2日(土)に放送されることが決定し、コメントが到着した。

『訳アリ女ダイアリー』©TBS

 

本作は、25歳の若手ドラマプロデューサー・美知留(森川)と42歳のベテランディレクター・昭子(臼田)、35歳の気弱な脚本家・佳代(吉住)が、ドラマの脚本づくりに四苦八苦する様子を描いたコメディードラマ。

 

年代も性格も異なる3人は、価値観の違いから衝突してばかり。会議室という閉ざされた空間の中で、3人の恋愛や社会に対する赤裸々な本音がさく裂する。さらにはそれぞれが抱える私生活での“訳アリ”な事情も影響し、ドラマ脚本の話し合いは大混乱。

 

20代・30代・40代と、年代で異なる価値観によって生じるズレや人生における悩み。美知留・昭子・佳代によるコミカルでリアルな会話劇に加え、それぞれ事情を抱える彼女たちがどんな結末を選ぶのかにも注目だ。

 

脚本を担当するのは、数々の人気バラエティで放送作家を務め、日曜劇場『ドラゴン桜』(2021年)などのドラマ脚本も執筆するオークラ。バナナマンや東京03などのコントも手掛けるコメディーの名手が、女子たちの赤裸々な本音をリズミカルな掛け合いで描く。

 

主人公・美知留に扮するのは、TBSドラマ初主演を飾る森川。数々の映画やドラマで主演を務める森川が、物事にズバッと斬り込む強気なキャラクターを表情豊かに演じる。

 

美知留は新東京テレビのドラマ制作部に所属する若手社員。急きょプロデューサーに抜擢され、「当たり前のことはやりたくない! 新しい価値観を打ち出すドラマを作りたい!」と気合十分で挑む。私生活では学生時代から付き合っている彼氏と同棲中。公私共に順風満帆なはずの美知留が抱える悩みとは。

 

そんな美知留の先輩で、新東京テレビドラマ制作部のディレクター・昭子を演じるのは臼田。幅広い役柄を演じ分け、映画やドラマに欠かせない臼田が“バリキャリ”のかっこよさを等身大で魅せる。

 

昭子はドラマ制作を20年続けているベテランで、プライベートでは独身を貫き自由な恋愛を謳歌している。仕事も恋愛も余裕たっぷりの昭子だが、年齢ならではのある問題にぶつかることに。モテにモテまくる“イイ女”モードの臼田に注目だ。

 

コントで見せる高い演技力が注目されている吉住が演じるのは、新人脚本家発掘プロジェクトで優勝して脚本家デビューしたものの、関わったドラマは鳴かず飛ばずの佳代。実績がないこと、気が弱いことから美知留らに意見を強く言えずにいる。3人の中で唯一の既婚者で、夫と5歳の息子と暮らしているが、思いもかけぬ試練が降りかかる。そんな佳代が自分の意見を主張できない控えめな役柄ながらも、独特な存在感を放ち、物語をかき回す。

 

森川葵、臼田あさ美、吉住 インタビューコメント

◆台本を読んだ感想を教えてください。

森川:実際、私たちがドラマに参加するまでの間に、プロデューサーさんや脚本家さんがどういう話し合いを重ねているのか全然知らなかったので、こんなやりとりがあるのかも!?と考えながら読むのはとても面白かったです。

 

臼田:仕事をする上でベテランディレクターの方とも接する機会があるので、私の役はあの方の要素もあるのかな? とイメージを湧かせることができました。あとは、3人の会話を楽しみながら演じられたらいいなと思い、撮影に臨みました。

 

吉住:佳代は私自身と同じくらいの年齢で、子供がいる役。私にもし子供がいたらこんな感じかな? と想像して演じました。ドラマを撮り終えてからも街で子供を見かけると、かわいいな~とつい目で追ってしまいます(笑)。

 

◆本作の象徴的な会議室のシーンをはじめ、撮影はいかがでしたか?

森川:私はとにかくせりふ量が多かったです! 場所が会議室から変わらない中、ただただしゃべり続けるのは面白くないので、抑揚をつけるとか身振り手振りをつけるとか工夫するのが難しかったです。

 

吉住:撮影が4日間だったのに、半年分はしゃべったって言ってましたよね(笑)。私は(せりふが少なくて)ラッキーって感じで(笑)。森川さんに作品を支えていただきました。

 

臼田:美知留は熱い気持ちを持っているキャラクターなので、テンション高く演じないといけなかったこともあり、余計大変だったと思います。昭子が美知留を見守るのと同じように、私自身も森川さんに「頑張れ!頑張れ!」という気持ちでいました。

 

吉住:休憩時間には、お二人ともすごく気さくに話してくださってうれしかったです。私はドラマに出演させていただくことがあまりないので、自分のお芝居で精いっぱいでしたが、お二人がアドリブをつけてくださったシーンもあってお芝居って楽しい!と感じました。

 

◆本作の見どころを教えてください。

吉住:3人の言葉に共感する部分もあると思いますし、最後はスカッとするので楽しんでご覧いただきたいです。

 

臼田:ドラマ作りの裏側をちょっとのぞき見したような気分が味わえるので、そこも楽しんでください。

 

森川:3人の会話劇を中心にいろんな人生ドラマが織り込まれているので、見れば見るほど面白くなっていくと思います。視聴者の皆さんがどのように感じたかすごく気になる作品なので、たくさんの方にご覧いただきたいです。

 

プロデューサー・乳井真希 コメント

この物語の主人公である美知留は「とにかく新しいドラマが作りたい!」という熱い思いがありながら、その一生懸命さ故に少し空回りしてしまうようなキャラクターです。普段どんな役柄も器用に演じておられる森川さんが、そんなちょっと不器用な人物を演じるとしたらどうなるのだろう? と思い、オファーさせていただきました。森川さんのすてきなお芝居によって、負けん気の強さと頑固さで周りの大人たちを困らせながらも、どこか憎めない、とても魅力的な主人公にしていただけたと思っています。

 

臼田さんは役柄上、お三方の中で“姉御的存在”なのですが、実際にお話をさせていただくと非常に気さくでチャーミングな方だという印象を受けました。撮影中はベテラン女性監督としての気高いオーラと、私生活でモテまくっているイイ女っぷりを存分に発揮してくださり、カメラが回っていないところではおちゃめでキュートな一面を見せてくださり、そのギャップに私自身がメロメロになってしまいました。

 

初めて吉住さんのコントを拝見した瞬間、「ドラマの中でお芝居をしているところが見たい!」と純粋に思いました。また、コメディアンとして日頃から“笑い”というものに対して向き合っておられる吉住さんの存在は、コメディードラマを作るうえで大変心強かったです。その唯一無二のセンスを、劇中でも随所にちりばめてくださっています。

 

強力で個性豊かなキャストの皆様によって、見応えのある濃密なドラマにしていただきました。また、フレッシュな感性とアイデアにあふれる若手スタッフと共に、演出的にもさまざまな挑戦をしておりますので、そちらもぜひご注目いただけたらと思います。クスッと笑えてちょっとだけジーンと来る、そんな1時間をお届けできたらうれしいです。

 

番組情報

土曜☆ブレイク『訳アリ女ダイアリー』

TBSほか ※一部地域を除く

2024年3月2日(土)午後2時~2時54分

 

<配信>

TVer・TBS FREE:放送終了後、2週間限定見逃し配信

U-NEXT Paraviコーナー:放送終了後配信スタート

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/program/wakeari_onna_diary_20240302//

公式X(旧 Twitter)&Instagram:@wakeari_tbs

 

©TBS

宮本佳林、小片リサ、佐藤優樹、稲場愛香、小関舞の新ユニット・SIOOMがHigh-Kingの名曲をカバー!『シンデレラ・コンプレックス』ED主題歌に【コメントあり】

ハロー!プロジェクトOGメンバーによる新ユニット・SIOOMが、田中美久と飯島寛騎がW主演を務めるMBSドラマ特区『シンデレラ・コンプレックス』(MBSほか 2月29日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時59分ほか)のエンディング主題歌を担当することが決定。あわせて、エンディング主題歌版予告映像が解禁された。

『シンデレラ・コンプレックス』エンディング主題歌を担当するSIOOM(左から)小関舞、宮本佳林、佐藤優樹、稲場愛香、小片リサ)

 

本作は、韓国発の縦型マンガ・Webtoonに登場後4億Viewを突破した、人気イケメン教師と教え子の女子高生の禁断の不倫から始まる過激でセンセーショナルな衝撃作を実写ドラマ化。

 

誰もがうらやむ理想の教師夫婦の陽介(飯島寛騎)と舞(宇垣美里)。しかし陽介は、クラス内でアイドル的人気を誇る女子高生・由良(田中美久)と不倫をしていた…。

 

「この女子高生、何かがおかしい―」妖しさと中毒的な魅力を兼ね備えた由良は、ある大きな秘密を抱えていた。やがて夫の不倫から復讐を心に誓う妻・舞と、謎多き同級生・工藤(森愁斗)の思惑が絡み合い、恐ろしい事態へと展開していく。

 

本作のエンディング主題歌が、ハロー!プロジェクトOGの宮本佳林、小片リサ、佐藤優樹、稲場愛香、小関舞からなる新ユニット・SIOOM(from M-line Music)の「C\C(シンデレラ\コンプレックス)’24」に決定した。

 

この楽曲は、2008年にハロー!プロジェクトから生まれたユニット・High-King(高橋愛、田中れいな、清水佐紀、矢島舞美、前田憂佳)による楽曲「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」を16年の時を経てカバー。このドラマのために、オリジナルのテイストを残しつつも、新たなるアレンジを加え今の時代にアップデートされたダンスミュージックに仕上げている。

 

なお、ドラマの原作「シンデレラ・コンプレックス」は、楽曲「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」から大きなインスピレーションを受けて出来た作品でもある。

 

宮本佳林 コメント

ドラマ『シンデレラ・コンプレックス』のエンディング主題歌をM-lineの選抜メンバーで、歌わせていただけることすごくうれしいです!

 

大先輩のHigh-Kingさんが歌われていた「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」の新アレンジでのカバーなので、原曲のカッコ良さはそのままに今の私たちらしく、よりドラマの世界に入り込んで頂けるよう全力で歌いました!

 

メンバー一人一人が楽曲に込めた熱い気持ちが届きますように。

 

原作「シンデレラ・コンプレックス」担当編集S コメント

ハロープロジェクト様の名曲をリスペクトして名付けた本作品がドラマ化!?

 

そしてED曲が「C\C(シンデレラ\コンプレックス)’24」という夢のような展開でいまだに信じられません!豪華なメンバー様によってどんな歌割りでどんなアレンジになるのか今から妄想とワクワクが止まりません…!

※(「\」は半角が正式表記)

 

『シンデレラ・コンプレックス』エンディング主題歌版予告映像

番組情報

『シンデレラ・コンプレックス』©「シンデレラ・コンプレックス」製作委員会・MBS

ドラマ特区『シンデレラ・コンプレックス』(全7話)

 

MBS:2024年2月29日(木)スタート

毎週木曜 深夜0時59分~

 

テレビ神奈川:2024年2月29日(木)スタート

毎週木曜 午後11時30分~

 

チバテレビ:2024年3月1日(金)スタート

毎週金曜 午後11時~

 

テレビ埼玉:2024年3月6日(水)スタート

毎週水曜 深夜0時~

 

とちぎテレビ:2024年3月7日(木)スタート

毎週木曜 午後10時30分~

 

群馬テレビ:2024年3月7日(木)スタート

毎週木曜 午後11時30分~

 

<配信>

MBS放送後にTVer、MBS動画イズムで1週間見逃し配信あり

FODにて見放題独占配信(2月29日(木)深夜1時29分~配信予定)

 

<出演>

田中美久、飯島寛騎/森愁斗、堀井新太、大澄賢也/宇垣美里

 

脚本:舘そらみ

監督:宮本秀光 島添亮

制作プロダクション:ソケット

製作:「シンデレラ・コンプレックス」製作委員会・MBS

オープニング主題歌:DeNeel「富と果実」(SKID ZERO)

エンディング主題歌:SIOOM(from M-line Music)「C\C(シンデレラ\コンプレックス)’24」(※本来の表記は半角「\」です)(アップフロントワークス)

 

公式HP:https://www.mbs.jp/cinderella_complex/

公式X:@dramatokku_mbs

公式TikTok:@drama_mbs

公式Instagram:@dramatokku_mbs

 

©「シンデレラ・コンプレックス」製作委員会・MBS

今田美桜が池井戸潤原作『花咲舞が黙ってない』に主演!日テレ新設ドラマ枠“土ドラ9”のトップバッターに【コメントあり】

今田美桜が、日本テレビ系の土曜午後9時に新設されるドラマ枠“土ドラ9(ナイン)”の『花咲舞が黙ってない』(4月13日(土)スタート 毎週土曜 午後9時放送)で主演を務めることが決定した。

『花咲舞が黙ってない』で主演を務める今田美桜(c)日本テレビ

 

前作のドラマ『花咲舞が黙ってない』は、銀行を舞台にした池井戸潤の小説「不祥事」を原作に2014年、2015年、杏主演で放送して大ヒット。前回のドラマ放送後、ドラマと同名の新作小説「花咲舞が黙ってない」(池井戸潤・著)が出版された。銀行の大合併が描かれ、新たな敵役も登場するが、2024年版はこの新たな物語を、新たなキャストで届ける。

 

今作で主人公・花咲舞役を務めるのは今田美桜。大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になった花咲舞が、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。今田は2022年4月期ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』以来、2年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる。

 

出世をあきらめた元融資マン・相馬健と花咲舞の名コンビもシリーズの名物だが、さらに今作で新たな強敵として登場するのが、上層部からの刺客・昇仙峡玲子。銀行の古い体質に抗う舞たちの前に、スーパーエリートが大きく立ちはだかる。

 

今田は「10年前に大ヒットしたドラマの新シリーズを担当できるのは光栄です。私が演じる花咲舞は、いまだに古い体質が残る銀行を舞台に、忖度や権力など関係なく立ち上がって、ズバッと物申していく銀行員。曲がったことが許せない姿勢に私も力をもらいますし、視聴者の皆様が爽快な気持ちになれるような、そんな土曜日にできたらうれしいです」とコメントを寄せた。

 

また新シリーズのドラマ化に際して、原作者の池井戸潤からも「装いも新たに、花咲舞が帰ってきてくれました。少しおてんばなところもあるけれど、曲がったことは大嫌い。そして相手が誰だろうと理不尽には黙っていない――。そんな花咲舞を今田美桜さんがどう演じられるか、ほんとうに楽しみです。自分は小さな存在でも、旧態依然とした大企業の闇に力一杯立ち向かう花咲の姿は、観る人たちに勇気を与え、閉塞感漂ういまの世の中に吹く一陣の風になってくれるでしょう。一視聴者として、土曜日午後9時が待ち遠しいです。花咲よ、風になれ!」とのコメントが到着した。

 

池井戸潤から期待を寄せられた今田は「うれしいです!原作を読ませていただいて、勇気をもらいました。ドラマを見られる皆様にその感動を伝えたいです」と、決意を新たにした。

 

番組情報

『花咲舞が黙ってない』(c)日本テレビ

土ドラ9『花咲舞が黙ってない』
日本テレビ系
2024年4月13日(土)スタート
毎週土曜 午後9時放送

<配信>
放送後TVer、Huluで配信

<スタッフ>
原作:池井戸潤『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)、『不祥事』(講談社文庫/実業之日本社文庫)
脚本:松田裕子、ひかわかよ
演出:南雲聖一
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:小田玲奈、鈴木香織、能勢荘志
シリーズプロデューサー:加藤正俊
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/hanasakimai2024/
公式X&Instagram&TikTok:@hanasakimai2024

(c)日本テレビ

松井愛莉、日向坂46加藤史帆、超特急・小笠原海、堀家一希、池田鉄洋ら出演『これから配信はじめます』3・8スタート【コメントあり】

ドラマ25『これから配信はじめます』(テレ東系 毎週金曜 深夜0時52分~)が、3月8日(金)スタート。各話の主演キャスト、スタッフよりコメントが到着した。

ドラマ25『これから配信はじめます』上段左から)松井愛莉、加藤史帆(日向坂46) 下段左から)小笠原海(超特急)、堀家一希、池田鉄洋

 

本作は、“ライブ配信“を題材に、配信に集うライバーとリスナーを双方向から描いたオリジナルドラマ。現代に足りていないフレンドリーなつながりを描きながら、受け身の自分から積極的に行動する自分へ、一歩進もうと思えるドラマになっている。

 

第1話の主演は、ドラマ『社内マリッジハニー』(MBS)、 『ブルーバースデー』(関西テレビ)、映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」の主演など女優・モデルとして幅広く活躍し、3月1日に初回放送を予定しているWOWOW 連続ドラマW30『白暮のクロニクル』に出演が決まっている松井愛莉。多彩な演技を魅せる松井が、ある秘密を抱える主人公・桂木美緒を繊細に演じる。

 

第2話では、地上波のドラマ初主演となる加藤史帆が大人気ライバーのかすみ役で出演。所属グループ日向坂46のアイドル活動に加え、情報番組やバラエティでもマルチに活躍。そんな、老若男女問わず人気を博している加藤が、2つのキャラクターを演じ分ける難役に挑戦する。

 

さらに第3話は、若手男性アーティスト集団EBiDANのメンバーで、音楽ユニット・超特急のメンバーでもある小笠原海と、第37回高崎映画祭で“最優秀新進俳優賞”を受賞した堀家一希がダブル主演を務める。『アンナチュラル』(TBS)などの話題作にも出演し、好演が話題の小笠原。今作では、普段はアパレル会社に務めるサラリーマンだが、ライブ配信ではメイク系ライバーとして人気のキラ(本名:木之本光)役に挑戦。配信で披露するメイクも見どころに。

 

映画「東京リベンジャーズ」シリーズや『君と世界が終わる日に』(日本テレビ)に出演し、存在感をみせた堀家が演じるのは、推しであるキラの配信を見ることにハマっているリスナー・水戸匠。キラの配信存続のために、仕事に邁進するサラリーマンを演じる。

 

第4話の主演は、美緒(松井)の父親・桂木祐介を演じる池田鉄洋。脚本家としても活動し、『赤いナースコール』(テレ東)やNHK連続テレビ小説『らんまん』などドラマや映画、舞台など数多くの作品に出演。さまざまな役を演じてきた池田が、本作では、無口で厳格な父親を演じる。ライブ配信をきっかけに、不器用ながらも優しく娘と向きあっていく姿にも注目。

 

松井愛莉(桂木美緒 役)コメント

◆本作の出演オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

素直にうれしかったです。私が演じる美緒は誰にも言えない悩みを抱えています。言えたらどれだけ楽か。私も昔から思っていることを伝えるのがとても苦手で殻にこもっていた時期がありました。そんな悩んでいる方たちに寄り添えるドラマにしたいと思いました。

◆演じられる役どころについての印象などお聞かせください。

小さい頃からの違和感やいろんな葛藤、そして言えないもどかしさ、そんな想いを必死に隠して抑えて生きて来た苦悩をひとつも落とさないよう、繊細な感情を大事に演じようと思いました。

◆視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。

みんな何かしら悩みを抱えて生きていると思います。見てくれた方、そして悩んでいる方の肩の荷がおりて、これでいいんだ!と少しでもそのままの自分を愛せる、そっと寄り添える、そんなドラマになればと思っております!

 

加藤史帆(かすみ 役)コメント

◆本作の出演オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

お芝居に挑戦したいという気持ちが強かったので率直にうれしかったです。最初マネージャーさんから伝えられた時ドッキリかな?と思うくらい驚きました。精いっぱい演じさせていただきたいと思います。

◆演じられる役どころについての印象などお聞かせください。

脱力系ライバーのかすみ役を演じさせていただきます。私自身脱力系と言われることがあるので、似ている部分があるかなと思います! かすみの過去にも注目していただきたいので楽しみにしていてください。

◆視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。

ライブ配信アプリから繰り広げられる物語で、きっと視聴者の皆さんが共感できるような、心に寄り添えるような部分もあると思います。ぜひ、全4話楽しみにしていてください! よろしくお願いします。

 

小笠原海(キラ/木之本光 役)コメント

◆本作の出演オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

最初にお話を聞いた時に何か新しい一歩を踏み出す、そんな背中を押すような作品だと思いました。出演できることを光栄に感じています。この作品を見てくださった方に自分らしさとは何かを少しでも考えていただけるきっかけになればうれしいです。

◆演じられる役どころについての印象などお聞かせください。

本を読んだときに光という役はひとりだと自信がない印象を受けました。ただ、人とのつながりを経て自分らしさを再発見し一歩踏み出すことの出来る芯の強い人物ですごく共感することが多いと感じました。

◆視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。

光と一緒に自分らしい姿と出会える、そんな作品になるよう演じられればと思いますので皆さま楽しみに待っていただけるとうれしいです。

 

堀家一希(水戸匠 役)コメント

◆本作の出演オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

率直にうれしかったです。僕自身“推し”がいるわけではないですが、今回の役と一緒に“推し”のいる生活を楽しんでいけたらと思います。

◆演じられる役どころについての印象などお聞かせください。

良い意味で人間らしい役だなぁと思います。自分の中の優先順位も明確で、面倒くさいのは面倒くさい、と自分に正直なところも好感が持てます。

◆視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。

初めまして、堀家一希です。本作は、生配信、推しなど、最近っぽさもありつつ、人の成長も描かれた人間ドラマです。ぜひ、僕の演じる匠がどう成長していくのかも楽しんでくれるとうれしいです。お楽しみに!

 

池田鉄洋(桂木祐介 役)コメント

◆本作の出演オファーを受けた時の感想をお聞かせください。

人と人とのつながりの大切さを感じられる、ハートウォーミングなストーリーなので、オファーをいただけて、とてもうれしく、ワクワクしました。

◆演じられる役どころについての印象などお聞かせください。

娘のために奔走する健気な父親ですね。かなりムリめなピンチも訪れますが、ライブ配信が彼を助けてくれて……と、これ以上は話せません!

◆視聴者の皆さんへ見どころなどメッセージをお願いいたします。

人気配信者のように愛される父親になれたらうれしいので、ライブ配信アプリのPocochaを見ながら役作りします。楽しんでいただけましたら幸いです。

 

番組プロデューサー・正井彩夏(テレビ東京 配信ビジネス局)コメント

誰でも配信したり配信を見たり、当たり前にリアルとデジタルが融合する今の日常を、5人の主人公とともにあたたかく描いたドラマです。全4話のオムニバスストーリーではありますが、1話~4話、どこかで少しずつつながっています。

どのキャラクターもそれぞれのカタチでライブ配信と向き合っていて、全員、愛おしいです。自分に近い誰かに自分を投影して見ていただくでも、応援したくなる誰かに寄り添って見ていただくでも、さまざまな楽しみ方や刺激を提供できたらと思います。金曜深夜に、ホッと、ウルっと、あたたかい時間をお届けできたら幸いです。ぜひご覧ください!

 

番組プロデューサー・佐々木梢(PROTX)コメント

ライブ配信をきっかけに人々が触れ合い、成長する物語。誰でもライブ配信をしたり、見たりする世の中なので、今にピッタリな企画だと思いました。1話を見て理解できなかったシーンが、4話を見ると答えが分かる、そんな仕掛けをストーリーに散りばめています。今回はオムニバスストーリーのため、下さんと我人さんの脚本家お2人にはそれぞれの色を前面に出していただきました。そして、それを熊坂監督が演出する。面白くないわけがないです! 金曜の夜に、心温まる5人の物語をぜひお楽しみください。

 

あらすじ

第1話/主演:松井愛莉

「言いたいことが言える魔法が欲しい」
思いを口にするのが苦手な役所職員の桂木美緒(松井愛莉)は友人の岩田千春(梶原ひかり)に秘めた想いを抱いていた。千春からあるライブ配信アプリを教えてもらった美緒は、脱力系ライバーかすみ(加藤史帆)のライブ配信をのぞき、好きなことを好きなように話している空間に戸惑いを覚えつつもうらやましさを感じ始める。そんなある日、美緒は自分の気持ちをうまく伝えることができず千春とけんかをしてしまう。自分の本心から逃げ続けていた美緒は、意を決して自らライブ配信をしてみることに…。

 

第2話/主演:加藤史帆(日向坂46)

「なりたい自分に、なれる魔法を」
お嬢様系ライバーとして活動しているかすみ(加藤史帆)は、実はネタ切れ気味の貧乏ライバー。満たされない日々を過ごすかすみはアルバイトとライブ配信で生計を立て、現実とは異なる自分のなりたい姿でチヤホヤされる配信空間に居心地の良さを感じていた。そんなある日、メイク系ライバーのキラ(小笠原海)との偶然の出会いにより、ハリボテの生活が明かされてしまう大ピンチに陥る…。

 

第3話/主演:小笠原海(超特急) 堀家一希

「配信を続けてもらうために、俺はなんでもする!」
アパレル企業に勤めている水戸匠(堀家一希)の日課は、推しのライバー・キラ(小笠原海)の配信を見ること。ある日、他部署から異動してきた先輩・光と新たなプロジェクトを進めることになった匠は、おどおどして冴えない光にイラついていた。しかし、キラと光は同一人物という衝撃の事実に気づく。その日の夜、匠はキラがライブ配信で「仕事がうまくいっていなくて配信を休もうと考えている」と発言したのを聞いてしまう。果たして匠は「キラの配信の継続」と「新規プロジェクト」の2つを成功させることができるのか。

 

第4話/主演:池田鉄洋

「魔法は使えない、時間も戻せない、でも奇跡はあるんだ!」
桂木美緒(松井愛莉)の父、桂木祐介(池田鉄洋)は焦っていた。美緒が友人・千春(梶原ひかり)に渡そうとしていたパンダの人形をなくしてしまったのである。わらにもすがる思いで「仮面オジサン」としてライブ配信を始める祐介。配信を続けることで、次第に視聴者も増えてきた。そして別のライバーのところへも「人形を探している人がいる」とコメントが届き、思いやりが次々と伝播していく。ついに人形に関するコメントが祐介に届くが、その一方で、タイムリミットも迫っていた…。窮地に立たされた祐介に起きた奇跡とは。

 

番組情報

ドラマ25『これから配信はじめます』(全4話)
テレ東系
2024年3月8日スタート
毎週金曜 深夜0時52分~1時23分

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Amazon Prime Video」 にて順次見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

出演者:松井愛莉 加藤史帆(日向坂46) 小笠原海(超特急) 堀家一希 池田鉄洋
監督:熊坂出
脚本:下亜友美 我人祥太
音楽:小山絵里奈
プロデューサー:正井彩夏(テレビ東京) 佐々木梢(PROTX)
制作:テレビ東京 PROTX
制作協力:DeNA
企画協力:猿人|ENJIN TOKYO
著作製作:「これから配信はじめます」製作委員会

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/haihaji/
公式X(Twitter):@tx_haihaji
公式Instagram:@tx_haihaji

(c)「これから配信はじめます」製作委員会

奈緒&磯村勇斗『演じ屋』続編が24年初夏放送・配信!連続ドラマW-30『演じ屋 Re:act』【コメントあり】

連続ドラマW-30『演じ屋 Re:act』(WOWOW/WOWOWオンデマンド)の2024年初夏放送・配信が決定。W主演を務める奈緒と磯村勇斗、監督・脚本の野口照夫からコメントも到着した。

 

本作は、2021年7月に放送・配信されて大好評を博したヒューマンストーリー『演じ屋』の続編。「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」のテレビドラマ版、映画版などを手掛けた野口照夫が2000年代初頭にインディーズ作品として制作した「演じ屋」を、奈緒と磯村勇斗を主演に迎えて約20年ぶりに新しい「演じ屋」を生み出し、話題を呼んだ。

 

前作同様に監督・脚本を野口照夫、音楽を花岡拓也が担当。今作では、依頼された役になりきるという新しい職業・演じ屋の奈緒演じるアイカと、演じ屋という職業に魅了され、その一員となった磯村演じるトモキは、警察の要請でホームレス襲撃事件の犯人を見つけ出すため、おとり捜査に乗り出す。その先で彼らの前に立ちはだかるモノとは。

 

また、番組公式Instagramも再始動。貴重なオフショットやメイキングなど、ここでしか見ることのできない写真や動画を定期的に投稿していく。なお、前作『演じ屋』全6話は現在、WOWOWオンデマンドで絶賛配信中。奈緒と磯村、監督・脚本の野口によるコメントは下記に掲載。

 

コメント

奈緒

また『演じ屋』の皆さんと再会できることがとてもうれしかったです! 今回は特に”家族”について考える時間を過ごしながら撮影していました。ひとつの家族を演じながらそれぞれが何を感じ思っているのか、秘密の多い演じ屋ファミリーの心の内が、また少しだけのぞけるシーズン2となっています。そして、今回も心強い共演者の皆さま…続報をお楽しみに…!

 

磯村勇斗

再びシーズン2として帰って来れたのも、皆さまの応援のおかげです。ありがとうございます。

新作『演じ屋 Re:act』は、新たなミッションを遂行すべく潜入捜査を行ったり、社会的テーマにも切り込んだりと、シーズン1よりさらに演じ屋ファミリーの活躍を楽しめると思います。そして「家族」の在り方について心温まる物語もあり、より一層演じ屋の世界を堪能できる作品となっています。

 

監督・脚本:野口照夫

まったく予期していなかった続編の決定はうれしいサプライズでした。とてつもなく多忙な奈緒さん、磯村さんの再びの出演に心から感謝。そして何よりも前作を支持してくださった視聴者の皆さまあってのシーズン2の決定です。本当にありがとうございます。演じ屋の面々が繰り広げる新たな物語をどうぞお楽しみください。

 

第1話あらすじ

アイカ(奈緒)は、演じ屋の一員となったトモキ(磯村勇斗)と共に依頼を受け、惨殺されるフリをする仕事をしていた。しかし、そこにホームレス襲撃事件の張り込みをしていた刑事が、本当の惨殺事件と勘違いして駆け付けてしまう。刑事ともめている間に、ホームレスが暴行を受ける事件が発生。捜査を妨害したことで事件に協力することになった演じ屋一行は、犯人を突き止めるべく、トモキがホームレスを演じて公園に住み込み、おとり捜査に乗り出す。

 

番組情報

連続ドラマW-30『演じ屋 Re:act』(全7話)
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2024年初夏放送・配信(第1話無料放送)

出演:奈緒、磯村勇斗 ほか

監督・脚本:野口照夫
音楽:花岡拓也
プロデューサー:二宮崇昌、平田樹彦、渋谷恒一
制作:ダブル・フィールド
製作著作:WOWOW

WOWOWオンデマンド『演じ屋』:https://wod.wowow.co.jp/program/173046
番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/enjiya2/
公式Instagram:enjiya_wowow

金子隼也&野村康太インタビュー!理想のプロポーズは「2人の思い出の場所で」ドキドキの同居生活を描く「パーフェクトプロポーズ」が配信中

現在、動画配信サービス・FODにて配信中の「パーフェクトプロポーズ」は累計発行部数21万部を超える、鶴亀まよ氏による同名漫画を原作としたBLドラマ。仕事でパワハラ上司にプレッシャーをかけられ、眠れない毎日を送る主人公の疲れた心を、10年ぶりに再会した家事能力抜群の年下クール男子がおいしいご飯で癒す、ドキドキの同居生活を描いた作品です。

主人公・渡浩国(わたり・ひろくに)を演じる金子隼也さんと、相手役の深谷甲斐(ふかや・かい)を演じる野村康太さんに、原作やキャラクターに感じる魅力や役柄を演じる上で意識していたこと、それぞれ相手の印象や撮影時のエピソードなど、お2人のかわいらしさ満載のインタビューを行いました。GetNavi web恒例の今ハマっているモノについてもお聞きしました。

 

(写真右)金子隼也●かねこ・しゅんや…1999年11月27日生まれ。神奈川県出身。O型。現在、ドラマ『春になったら』に出演中。3月8日(金)公開の映画「マイホームヒーロー」にも出演。X(旧Twitter)Instagram (写真左)野村康太●のむら・こうた…2003年11月30日生まれ。東京都出身。O型。2月9日(金)公開の映画「身代わり忠臣蔵」、2月23日(金)公開の映画「ただ、あなたを理解したい」にも出演。Instagram

 

【金子隼也さん&野村康太さん撮り下ろし写真】

 

浩国の繊細な心情の変化をしっかり捉えて表現していくことを大切に

──原作や脚本を最初に読んだ際に感じた印象は?

 

金子 僕はこのドラマのオーディションを受けるに当たって原作を読んだのですが、これまでBL作品を読んだことがなかったこともあり、ちょっとドキドキしつつ、同時に温かさを感じました。浩国と甲斐が抱えているものが繊細に描かれていたので、どちらの役にも感情移入でき、とても素敵な作品だなと思いました。

 

野村 僕も原作を読んですごく癒されました。2人の優しさや当たり前にある日常の大切さというのが丁寧に描かれていて、尊さを感じました。

 

──それぞれが演じるキャラクターに感じた印象や、演じる上で意識していたことは?

 

金子 浩国は上司にプレッシャーを掛けられながらも忍耐強く仕事を続けて、仕事に夢中になっているが故に、家事には全然手が回らなくなってしまっていて……というところは、何かに夢中になると他のことに手が回らなくなってしまう自分と少し似ている部分でした。また、浩国は会社においても甲斐に対しても優しさにあふれる人で、その中で起こる繊細な心情の変化をしっかり捉えて表現していくことを大切にしていました。原作から感じられた浩国の感情を大切にしながら台本を読んでいたので、それぞれの場面でどれぐらい甲斐に心が揺れているのか、どんな思いで言葉を発しているのかイメージしやすかったです。

 

野村 甲斐はクールで淡々としていて、感情をあまり表に出さないタイプ。僕はどちらかと言うとふわふわした性格で感情もわりとすぐ顔に出てしまうので、僕自身とは違うところがたくさんあるなという印象でした。僕も原作の甲斐を大切にしつつ、ドラマの撮影では、現場であったり、隼也君からの受けたものをお芝居で返すということを意識していました。

 

サウナという同じ趣味が見つかって盛り上がりました

──最初の頃は会話がなかったとお聞きしましたが、お互い第一印象と今の印象で変わった部分は?

 

金子 最初に野村君と会った時は、これまで見上げるくらい身長が高い方と共演することがあまりなかったので、まずそこにびっくりしましたし、19歳(※当時)という年齢にも驚いて。しかもかっこよくて、スタイルもよくて、ザ・好青年だなと思いました。そこから撮影を通して人懐っこさも見えてきて、かわいらしくて……もう無敵だなって思っています(笑)。

 

野村 ありがとうございます(笑)。隼也君は、最初は物静かであまりしゃべらない人なのかなと思っていたのですが、本読みやリハーサルと現場を重ねていくうちにおちゃめでかわいらしくて明るい部分が見えてきて。当時と今ではもうガラッと印象が変わりました。

 

──今となっては和気あいあいとされたお2人ですが、どのように信頼関係を築いていったのでしょうか。

 

金子 浩国の家のセットがそこまで広くない空間の中でずっと一緒にいたのもありますし、それぞれ1人ずつのシーンを撮っている時も、空き時間はいつも2人で過ごしていたんです。そこでたわいもない話をしたりして、徐々に関係性が築かれていったのかなと思います。

 

野村 お互いサウナという同じ趣味が見つかって、そういう話でも盛り上がりました。

 

金子 まだ一緒に行けてないね(笑)。

 

野村 行けてないですね……。

 

金子 というのも、撮影の時は野村君が甲斐を演じるのに茶髪だったので(色が落ちてしまうため)行けず、終わってからは逆に僕が茶髪にしないといけなくなって……もどかしいです(笑)。今度行こうね。

 

──相手が演じるキャラクターに感じる魅力的な部分は?

 

金子 甲斐はなかなか感情を表には出さず、生い立ちからときどき結果を見ずに諦めてしまっているような部分があるのですが、その弱さのようなものを浩国だけには見せてくれるんです。甲斐のそういうところに、みんな落ちてしまうんじゃないかなと思います(笑)。

 

野村 僕は浩国の優しさ。甲斐の全てを受け入れてくれるといいますか、包み込んでくれるような優しさに僕自身もグッと来てしまって。そんな浩国だからこそ甲斐も自分の感情をぶつけられたのかなと。本当に、優しさであふれているキャラクターだと思います。

 

野村君はいつもまとっている雰囲気が温かい

──お互い個人としてかわいいなと思うところ、逆にモノ申したいところは?

 

金子 野村君は、現場に椅子を2つ用意していただいていたのに僕の膝の上に座ってきたりして、そういうところがかわいいです(笑)。対して、うらやましいのは身長があり、顔も小さく、かっこいい上にちゃんと筋肉もついている……という完璧なところ。いつもいいな~と思いながら見ていました(笑)。

 

野村 僕は、隼也君が見せる無邪気な笑顔がすごい好きで。劇中の浩国もそうですが、普段からすごく笑顔がかわいいんです。うらやましいのは、家事が得意なところ。僕はどちらかというと家事が苦手なので、きちんと料理や掃除ができるのはいいなと思います。

 

──では、実際のお2人は役柄とは正反対?

 

野村 そうですね。甲斐の役柄としては家事万能という感じですが、僕自身は普段ほとんど料理をしたことなくて。なので、どうやったら上手に料理を作ってるように見えるかというのは、現場で相談しながら、何度も撮り直しをしながらやっていました。

 

──そうすると、それぞれ相手と役にギャップは感じていた?

 

金子 そうですね。でも、演じている時は甲斐、オフになったら野村君、というそのギャップが見ていて楽しかったです。野村君はいつもまとっている雰囲気が温かいんです。あと、僕は家のベッドじゃないと寝られないタイプなのですが、彼はどこでも寝られたり(笑)、そういうかわいらしさをいつも感じていました。

 

野村 僕は、逆に隼也君と浩国は似ているなと思っていました。浩国もですが、隼也君本人もすごく優しくて、それこそ膝の上に座ってしまうぐらいの安心感や包容力があるので(笑)。

 

──そもそも、野村さんはなぜ膝の上に座っていたのでしょうか?(笑)

 

金子 あまり深く考えていないよね?

 

野村 そうですね(笑)。

 

金子 僕も野村君の胸筋を勝手に触ったりして、特に何も考えることなく、いつも2人で楽しんでいました(笑)。

 

浩国は変わらず優しい心の持ち主だなとキュンとした

──本作は全6話とのことですが、それぞれ印象深いシーンを挙げていただくと?

 

金子 浩国の感情の動きが見えるようなシーンはもちろん、毎話登場する食事のシーンも大好きです。浩国が甲斐の作ってくれたご飯を食べ、少しずつ自分らしさを取り戻していく過程を見守っていただくのと同時に、同じようなご飯を作ったりして楽しんでいただくのもいいんじゃないかなと思います。

 

野村 甲斐はあまり感情を表に出さない性格ですが、最終回で初めて浩国に対して自分の感情をさらけ出すシーンがあって。クライマックスということもあり、お互いの関係性や心情の変化というのも鮮明に描かれるので、そこはぜひ注目して見ていただけたらうれしいです。

 

──それでは、それぞれにキュンとしたシーンは?

 

金子 僕は、3話で甲斐と一緒に寝るシーンです。突然無言で布団に入ってくるところに甲斐らしさを感じつつ、浩国と距離を詰めたいという思いが見えてキュンとしますし、ここから何かが始まりそうな予感がするといいますか。僕自身、映像を見ていて「おおっ」となりました(笑)。

 

野村 僕は、1話で浩国が甲斐に「これからも晩飯作ってくれよ」と、甲斐に気を使わせずに家に泊まることを許すシーンです。浩国は昔から変わらず優しい心の持ち主だなとキュンとしたのと、あと、最終回で浩国が甲斐に思いを伝えるシーンもすごくグッときました。

 

──既に配信されていますが、序盤の撮影において印象深いエピソードはありますか?

 

金子 2話で、甲斐と一緒にお祭りに行く約束をしたものの浩国が時間に間に合わず……というシーンがあるのですが、野村君が撮影の合間にチョコバナナとリンゴ飴とかき氷を食べていたんです。かつ、スタッフさんから追加でチョコバナナと焼きそばを持って帰ったと聞いて、めっちゃ食べるな! って(笑)。というのも、僕はこの時に初めてリンゴ飴を食べたのですが、飴1本とかき氷をちょっと食べただけでお腹いっぱいになっちゃったんです。なのに、野村君はそんなに食べていて、さらに持ち帰ったという大食い具合に感心しつつ、かわいらしかったことを思い出しました(笑)。

 

野村 僕は、2話の甲斐が洗面所で着替えているところに浩国が入ってきて慌てちゃうシーンかな。その時の浩国のリアクションも好きなのですが、隼也君がずっと「筋肉すごい」って腕や胸をちょんちょん触ってきて、僕もそういうところがかわいらしいなと思いました(笑)。

 

1週間に1度だけご褒美としてラーメンを食べに行く

──劇中にて“食事”が大切な存在として描かれていますが、お2人の生活において力をくれる存在は?

 

金子 僕は散歩と睡眠とラーメン。インドアなのでオフの日は家にいることが多いのですが、台本を読んでいたりして息詰まった時に30分ぐらい歩くと、いい息抜きになって気持ちの切り替えができます。あと、睡眠は3時間だけしか寝られない……みたいな状況が続くと体調が悪くなってしまうので一定の時間を確保することを大切にしたいというのと(笑)、ラーメンは単純に大好きで週1ぐらいで食べに行っています。ただ、食べ過ぎるとすぐに太ってしまうので、他の日はバランスよく食べ、1週間に1度だけご褒美として食べに行く、というのが日々の楽しみです。

 

野村 僕は筋トレ。高校の時から継続して週に3~4日やっているのですが、体も心も元気になるだけでなく、ストレス解消にもなるんです。僕の生活において、筋トレは欠かせないルーティンかなと思っています。

 

──もし、お2人が浩国と甲斐同様に同居するとしたらそれぞれ何担当をしますか?

 

金子 僕はひとまず料理と掃除。……何やる?(笑)

 

野村 買い物、ゴミ出し、洗濯……?

 

金子 洗濯も僕がやりたい(笑)。劇中で甲斐が洗濯物を干すシーンがあるんですけど、思いのほか雑で……(笑)。 僕は結構きっちりやりたいタイプなのと、特に家事を苦に感じないので、家事全般は僕がやりたいです。

 

野村 でも、最近洗濯物を干す時は、トップスなら縫い目とハンガーの線を合わせて掛けるように気を付けています。

 

金子 ちなみに、ハンガーは下から入れているよね?(笑)

 

野村 はい。前は何も気にせず上から入れていたんですけど、隼也君に言われてからは下から入れるようになりました!(笑)

 

──本作のタイトルにちなみ、それぞれが思う理想のプロポーズのシチュエーションは?

 

金子 僕は2人の思い出の場所かな。“プロポーズするぞ”みたいな空気感の場所だと緊張しちゃいそうなので、そういう場所のほうがやりやすいのかなと。キザな感じでいって断られてしまったら立ち直れない気がするので、フラットに普段通りの雰囲気でできたらと思います(笑)。

 

野村 僕、以前の取材の時は「おしゃれなレストランに行ったり、ドローンを使って派手にやりたい」みたいなことを言っていたんですけど、いま隼也君くんの“思い出の場所”っていうのを聞いて、それもいいなって。緊張しいなのでいかにもそういう雰囲気だとガチガチになってしまう気がするのですが、思い出の場所ならほっこりできそう。2人の思い出に浸りながらプロポーズするのもいいなと思います。

 

自分にどれが合うのかなっていうのを試して楽しんでいます

──最後に、GetNavi webということで普段の必須アイテムやハマっているアイテムを教えてください。

 

金子 Apple Watch SEです。電車の中など人が多くてスマホを触れないような時でも音楽を変えたりできますし、アプリの通知も来るのですごく便利だなって。あとは目薬。コンタクトを付けていてもスース―するものがあって、それはもう必須アイテムです。あと、美容で言えばリップクリームは絶対持ち歩いていますし、ほぼ毎日パックもしています。最近美容に目覚めたばかりなので(笑)、ひとまずいろんなものを買っては自分にどれが合うのかなっていうのを試して楽しんでいます。

 

野村 僕も唇の乾燥が気になるので、リップクリームは2、3本持ち歩いています。保湿してくれるやつ、血色が良くなるやつ…と用途もそれぞれ違うものを。あと、スキンケアには前から気を使っていて、美顔器を使ったり、化粧水、乳液、パックも毎日しています。お風呂に入っている時とか寝る前に小顔エクササイズみたいなものをやってみたり……。

 

金子 あるある(笑)。顔のラインがシャープになる6~7分くらいのエクササイズがあって、僕もたまにやったりします。

 

野村 僕は電化製品なら電子レンジかな(笑)。毎朝、卵を温めて半熟にして食べているんです。あと、Nintendo Switchは撮影で地方に泊りがけで行く時なんかは必ず持っていきます。

 

 

ドラマ「パーフェクトプロポーズ」(全6話)

動画配信サービス・FODにて現在配信中
以降毎週金曜よる9時に最新話を配信

※メイキング
Short Ver.:現在配信中(無料)
Long Ver.:3月1日(金)21時~(FODプレミアム会員限定)

(STAFF&CAST)
監督:宝来忠昭
脚本:宮本武史
原作:鶴亀まよ「パーフェクトプロポーズ」(海王社「GUSH COMICS」刊)
主題歌:「Daydream」OCTPATH(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)
挿入歌:「Hello Tomorrow」OCTPATH(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)

出演:金子隼也、野村康太
入江甚儀、木下彩音、高橋璃央、林裕太/田中幸太朗、岩瀬亮/北見敏之ほか

(STORY)
パワハラ上司にプレッシャーをかけられながら仕事に追われ、眠れない毎日を送るサラリーマン・渡浩国(金子隼也)。彼はある日、どこか謎めいた美しい青年に突然声をかけられた。

「結婚まで約束した仲なのに……」

それは浩国が中学生の頃に仲良しだった小学生の深谷甲斐(野村康太)だった。あれから10年ほどが経ち、大人に成長した甲斐が浩国の前に現れたのだ。住む所がなくなったという彼は、浩国の家に転がり込んできて、毎日ご飯を作ることを条件に2人の同居生活がスタート。

ちょっと生意気だけど家事能力バツグンで、浩国の好きなものは何でも知っている甲斐。仕事で上手くいかず疲れきった浩国は、美味しい料理と居心地の良さに癒されていく。日々年上の浩国をからかいながらも、自身の愛情をまっすぐに届ける甲斐。一方で、彼が大切な存在と気付きながら、その愛を受け止めきれずにいる浩国。そんな2人の同居生活にもタイムリミットが近づいていて―。

 

ドラマ公式HP https://www.fujitv.co.jp/propose_drama/

配信ページ https://fod.fujitv.co.jp/title/70li

 

撮影/映美 取材・文/片岡聡恵 ヘアメイク/佐々木麻里子(金子)、SUGA NAKATA(野村)、木下佐知子(野村) スタイリスト/清水拓郎(金子)、能城 匠(野村)

鈴木愛理がドラマ『ある日、下北沢で』に主演!テーマは“下北沢×音楽”「遊びに来ている雰囲気で楽しく撮影できました」

鈴木愛理が主演を務めるオリジナルドラマ『ある日、下北沢で』(TOKYO MX/BS11 午後7時~8時)が、3月17日(日)放送(BS11は3月24日(日)放送)。コメントが到着した。

鈴木愛理

 

TOKYO MXとBS11の共同制作による本作は、下北沢×音楽をテーマにしたヒューマンドラマ。レコードショップで働く愛理が、街で起こる“幻のレコード事件”に巻き込まれたことをきっかけに、自分の本当の気持ちと向き合っていく。

 

主人公・愛理を演じるのは、『推しが上司になりまして』でも主演を務めた鈴木愛理。ほか、豪華アーティストが多数出演する。撮影はドラマの舞台となる東京・下北沢でのオールロケ。下北沢の風景やこの街を愛するアーティストたちが登場することで、リアルなドラマを描いていく。鈴木のコメントは下記に掲載。

 

鈴木愛理 コメント

制作現場がとても温かく、いい意味で下北沢の時間の流れがせかせかしていない感じが、ドラマの撮影というよりも下北沢に遊びに来ているくらいの雰囲気で楽しく撮影ができました!

主人公の愛理とは同名ですが、私は常に夢を追っていたいタイプなので、主人公の「このままでいいかな」というタイプとは真逆なんですけど、自分らしさを忘れないとか自分が生きやすい状態で生きるという点は共感できるので、「芸能界にいなかったら愛理みたいな人生だったのかな」とちょっと不思議な感覚で演じていました!

1話限りのドラマなのがもったいないくらいです!(笑) ぜひご覧ください!

 

あらすじ

下北沢の街の中にある小さなレコードショップで働く愛理。 「このまま下北沢に居ていいのかな」とぼんやり考えながらも、大好きな下北沢で過ごす愛理は、ある日、近くの古着屋で万引き事件に遭遇する。刑事に取り押さえられた万引き犯は、盗んだTシャツを売って幻のレコードを買うお金を作ろうとしたと話す。万引き犯が探していた幻のレコードは、“ゴースト・レコード”と呼ばれる、レコードコレクターの願望が作り出すありもしないレコード。タイトルは「One Day In SHIMOKITAZAWA」という話を聞いた愛理はそのレコードに興味をもち、ついには「One Day In SHIMOKITAZAWA」を販売するWebサイトでレコード詐欺に遭ってしまう。詐欺に遭って落ち込む愛理を見て、下北沢の街の人々がとあるアイデアを思いつく。

 

番組情報

(c)TOKYO MX/BS11

『ある日、下北沢で』
TOKYO MX 2024年3月17日(日)午後7時~8時
BS11 2024年3月24日(日)午後7時~8時

主演:鈴木愛理
脚本・演出:天明晃太郎
企画:脇田佳香 (TOKYO MX)
製作著作:TOKYO MX/BS11

X:@onedayshimokita(https://twitter.com/onedayshimokita
Instagram:@onedayshimokita(https://www.instagram.com/onedayshimokita/

(c)TOKYO MX/BS11

寺本莉緒が売れっ子キャバ嬢、乃木坂46中村麗乃がアイドル役で『RoOT / ルート』に出演決定!篠原篤、稲葉友、渡辺いっけい、松尾貴史らも【コメントあり】

河合優実と坂東龍汰がW主演を務めるドラマ『RoOT / ルート』(テレ東にて2024年4月放送開始)に、寺本莉緒、中村麗乃(乃木坂46)、篠原篤、稲葉友、渡辺いっけい、松尾貴史らの出演が決定。コメントも到着した。

『RoOT / ルート』(c)P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

 

映画化、舞台化と展開してきたアニメ『オッドタクシー』の世界から新たに実写ドラマが誕生。地上波ドラマ初主演の河合優実と、地上波連続ドラマ初主演の坂東龍汰をW主演に迎え、漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で展開する若手探偵コンビの奮闘劇を基に、ドラマオリジナルストーリーを展開する。

 

探偵事務所で働く玲奈(河合優実)とポンコツ新人・佐藤(坂東龍汰)は、ひょんなことからタクシードライバーの素行調査を請け負うことに。簡単に見えた依頼は、街の人々を巻き込む“女子高生失踪事件”へとつながっていく。

 

このたび、本作で描かれる“オッド”な世界を彩る出演キャストが解禁。玲奈と佐藤が働く、指宿探偵事務所の所長・指宿を黒田大輔、調査を助ける謎の便利屋・赤道を紗羅マリーが演じる。

 

玲奈の高校の同級生で親友の売れっ子キャバ嬢・花音に、世界的ヒットで大反響を巻き起こしたNetflix日本オリジナルドラマ『サンクチュアリ-聖域‐』で強烈なインパクトを残し話題を呼んだ寺本莉緒。そして、失踪した女子高生は菊池日菜子が演じる。

 

ドラマには、アニメでもおなじみのキャラクターたちも登場。メジャーデビューを控えた3人組アイドルグループ・ミステリーキッスのセンターで、負けず嫌いで気が強い・二階堂ルイに、新ヒロインを演じ反響を呼んだ「Endless SHOCK」「Endless SHOCK -Eternal-」など、数多くの舞台・ミュージカルの出演で注目を浴びる中村麗乃(乃木坂46)。

 

おとなしそうに見えて野心を秘めた・市村しほに伊藤友希。無邪気で天真らんまんな三矢ユキは小林桃子。マネージャー・山本に鳥谷宏之。アイドル・二階堂の大ファンでキャバクラの黒服・今井に、原作アニメ『オッドタクシー』の大ファンでもあり、映画にドラマ、ラジオとマルチに才能を発揮し出演作が絶えない稲葉友。

 

そして、アニメ『オッドタクシー』の主人公で、ドラマでも事件の鍵を握ることになる、奇妙なタクシードライバー・小戸川を演じるのは、主演映画「恋人たち」でアカデミー賞新人賞をはじめ数々の賞を受賞し、実力派俳優として脚光を浴び、以降注目作の出演が続いている篠原篤。

 

ほかにも柿花、ドブ、ヤノと人気キャラクターのキャストも発表。大御所落語家・笑風亭呑楽を松尾貴史、黒田役を渡辺いっけいが演じ、アニメ『オッドタクシー』で声優を務めたダイアンの津田篤宏とユースケも名を連ねている。

 

寺本、中村、篠原、稲葉、渡辺、松尾らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

花音役:寺本莉緒

花音役を演じさせていただきました、寺本莉緒です。

実写版『オッドタクシー』ということで当初はどのような形になるのか分かりませんでしたが、キャストの皆さまと本読みをした瞬間から新しい感覚が生まれ、撮影がとても楽しみになりました。
個性豊かなキャラクターとキャストの方々に刺激を受けながら日々楽しく撮影ができました。

花音の高校時代とのギャップや目まぐるしく進んでいくストーリーにぜひ魅了されてください!

 

二階堂ルイ(ミステリーキッス)役:中村麗乃(乃木坂46)

二階堂ルイ役を演じさせていただきました、中村麗乃です。

お話をいただく前からアニメを拝見していたので、動物で描かれていたあの世界がどう実写化されるのかとてもワクワクしました。

普段アイドルグループを中心に活動させていただいている身として、二階堂ルイの抱えるものや葛藤に共感できる場面も多くありました。

どんなふうに完成されているのか、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

どうぞよろしくお願い致します。

 

小戸川役:篠原篤

お話をいただいたとき、まずソファーに横になり穴が空くほど天井を見つめました。

いったいあの小戸川をどうやって演じるんだ?

脚本を読みました。そこには『オッドタクシー』に寄り添うように最高で面白い新たな銀河が広がっていました。

あとはもう、毎日コツコツと準備を進め、撮影を楽しみました。

主演のお2人がその明るい性格で現場をけん引してくださいました。

先輩方のキャラクターが皆さん濃い! 胸をお借りしました。

土屋(貴史)監督が笑っていると場が和みました。

エンターテインメントが人々の心の明かりであり続けますように。

そしてきっと、ドラマ『RoOT / ルート』がその一端を担えますように。

そう願っております。

 

今井役:稲葉友

今井役を演じました稲葉友です。

世界観もキャラクターもデザインもせりふも脚本の構成も、と挙げたらキリがないですが、何から何まで「好き」にズバリとハマった作品である大好きな『オッドタクシー』の世界に飛び込めてとても幸せなお仕事でした。

演じるにあたり今井という人と改めて向き合ってみると、なんだかもう底抜けにいいやつでいとおしく感じられました。

生身の人間だからこそ感じられる面白さもギッシリと詰まっていると思います。『RoOT / ルート』ぜひともお楽しみください。

 

黒田役:渡辺いっけい

不思議な現場でした。1つひとつバラバラのピースをはめ込んでいくような撮影。ドラマとも映画とも違う空気感。

『オッドタクシー』の世界が三次元に広がっていく面白さを体感させてもらいました。

ヤクザの親分を演じるのは初めてではありませんが、今回は少しポップな味付けというか、なかなかに魅力的な親分で…主役お2人の掛け合いが見事だと伝え聞いておりますが、箸休めに親分のキャラクターも楽しんでいただければ幸いです。

 

笑風亭呑楽役:松尾貴史

落語家の役を演じたのは、カメオ出演を除いては33年ぶりでした。前の時は実話に基づくもので明確なモデルがいたのですが、今回は「いそうでいない」架空の存在、どこからキャラクターの要素を持って来ようかと思案する楽しみがありました。

若く才気煥発な共演の皆さんに混じって明るく楽しい現場で、どんな世界観になっているのか出来上がりを見るのが非常に楽しみです。

 

あらすじ

探偵事務所で働く玲奈は、経験ゼロのポンコツ新人・佐藤を押し付けられ、退屈な浮気調査に。うまくいったかに思えた矢先、ドブと呼ばれるチンピラの男によって、せっかくの証拠を奪われてしまう。意気消沈する2人だが、助けてもらった小料理屋の女将から、小戸川というタクシードライバーの謎めいた私生活を解明してほしいという依頼を受け、汚名返上のチャンスとばかりに動き出す。

小戸川の素行調査はいつの間にか、街を牛耳るヤクザ、バズりたい大学生、脳天気な黒服、裏社会の便利屋、地下アイドルと街の人々が複雑に絡み合う、“女子高生失踪事件”へと、2人を巻き込んでいく。

 

番組情報

『RoOT / ルート』
テレ東にて2024年4月放送開始

出演:河合優実 坂東龍汰
黒田大輔 寺本莉緒 福田温子 紗羅マリー
中村麗乃(乃木坂46) 小林桃子 菊池日菜子 伊藤友希 鳥谷宏之
中込佐知子 吉本菜穂子 富川一人 遠藤雄斗 ユースケ(ダイアン) 津田篤宏(ダイアン)
篠原篤 政修二郎 稲葉友 奥野瑛太 山口航太
三浦誠己 渡辺いっけい 松尾貴史

原作:P.I.C.S./此元和津也
監督・脚本:土屋貴史
チーフプロデューサー:伊藤裕史(HI Production)、平賀大介(P.I.C.S.)

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/root/
公式X:@drama_RoOT
公式TikTok: @oddtaxi
公式Instagram:@drama_RoOT

(c)P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

朝日奈央、関水渚、石井杏奈が印象に残った“迷惑人間”とは?『ブラックガールズトーク』記者会見

2月5日(月)スタートのドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 毎週月曜 午後11時6分~11時55分)の記者会見が2月4日に行われ、朝日奈央、関水渚、石井杏奈が登壇した。

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』左から)ナナナ、関水渚、朝日奈央、石井杏奈

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

地上波連続ドラマ初出演、そして初主演という朝日は、演じる太田佳央梨という役柄について「佳央梨は物事を慎重に考えるタイプで、平和に生きたいと思っている人なので、そこは私自身と重なる部分もあって共感できます。ただ、すごく賢くて怒ると理詰めしてしまうときがあって。そこは自分にはなくて共感できないところではあるのですが、だからこそ演じていて楽しいし、やりがいがあります」と役との共通点などを明かした。

 

優しくて面倒見のいい性格の保育士・三浦あやを演じる関水は「あやは性善説を信じているタイプ。生まれた時から悪な人間はいないという純粋な心を持って人と接しています。とにかく人が大好きで、人のいいところを見つけて日々生活しているような子です。私も保育士さんになりたいなと思ったことがあったので、その部分は共感できます」と役について説明。

 

なにもかもが平均的なOL・高橋奈緒を演じる石井は「奈緒は良くも悪くも目立ちたくない、平和を目指している女の子です。人を傷つけるのも嫌だし、争い事に参加するのも嫌だという生き方はすごく共感できます。何かあった時に頼るのが友達だったり家族だったり、大切な人がいるというのも共感できました。でも、だからこそ頑張りすぎるところ、優しすぎてしまうところ、自分の気持ちにふたをして人と接してしまうところは、頑張りすぎなんじゃないかなと思う時もあります」と奈緒に共感できるところとそうでないところを語った。

 

また、仲良し女子3人が、迷惑人間あるあるをおしゃべりでぶった切るというドラマのストーリーにちなんで、3人がぶった切りたいことを発表するコーナーも。

 

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』朝日奈央

朝日は「私」と回答し、「奈緒の部屋で1日中3人でしゃべり続けるシーンがあったんですけど、その前に、3人でその日の流れを話し合いながら確認していたんです。その中で2人が『今日鍋出てくるじゃん、撮影中食べながらやるのかな?』という話をさらっとしていて。それを聞いて私は心の中で『鍋? 今日鍋出てくるっけ? 今日韓国ドラマ出てこなかった?』と全然違うことを思ってたんですよ。それで台本を確認したら、私が全く違うシーンを覚えてきちゃってて。でもそんなこと2人に言えないじゃないですか(笑)。迷惑かけたくないし。なので、顔真っ青になりながら、『鍋ね~。食べるのかな~』とか言って(笑)。2人がしゃべっているすきに急いではけて、マネージャーさんと一緒に超小声で稽古して、即座に覚えて。そういう時って頭回転するんですね(笑)。なんとか撮影は乗り切れたんですけど、そんな私をぶった切りたいです」と撮影時のエピソードを披露した。

 

関水は「スタジオのあまりにも急な階段!(ほぼ90度)」と回答。「奈緒の部屋が、あるスタジオに建てられていまして、その部屋に行くには階段を上らないといけないんですけど、それがほぼ90度。すごい足を上げないと上れないんですよね。ぶった切って幅を広くしたいかな」と話し、朝日と石井も「分かる分かる」と同意していた。

 

「節分を今日だと勘違いしていた自分」と答えた石井は「節分が2月4日だとずっと思ってて。2月2日の撮影で、『もしかしたら記者会見で恵方巻き食べるんじゃない?』『そんな記者会見あるかー!』みたいな話をしてて(笑)。でも誰も否定もしないし修正もしなかったから、たった今までずっと4日だと思ってて。さっき3日だと知りました(笑)」と自身の“勘違い”について明かした。

 

さらに、記者から「ドラマに数多く登場するクセが強いキャラクターの中で、特に印象に残ったキャラクターは?」という質問も。朝日は「佳央梨が働く会社に派遣社員としてやって来る女性がいるんですけど、本当に全部が許せない(笑)。言ってることと行動していることが全て違う。人としての価値観が全く合わないですし、もし自分の会社にこんな人がいたらどうしようと思います。演じてくださった小林涼子さんに対してもグッと力が入っちゃうくらい(笑)、本当にハマり役で。少し大きく描かれてはいると思いますが、こういう人もいるかもしれないと思うと、共感できる方もいるんじゃないかなと。絶対に出会いたくない人物だなと思います」と1話に登場する強烈なキャラクターについて語った。

 

関水は「あやのお姉ちゃんの旦那さんがクソ男です。本当に最低で、全部許せないですね。こんなこと言う人いるんだ、と思います。見ていただければ同じ感想が飛び交うと思うんですけど、本当にあの男にはびっくりです」と話し、朝日は「本当に実在するみたいになってるね(笑)。登場するキャラクターについて、自分だったらどうする? という話を3人でよくしています」とコメントした。

 

石井は「奈緒がマッチングアプリをするんですけど、そこで何人かの男性と出会うんです。その中の一人で、第一印象は良かったのに、店員さんに対して嫌な態度をとる人がいて。その後の奈緒のせりふに『店員さんへの態度は結婚後の相手への態度なんだよ』というものがあるのですが、それがけっこうグサッときて、ごもっともだなと思いました。あと、『常識が合う人と一緒にいればいいよね』というせりふもあって。“世の中にはいろんな人がいるけど、それぞれが生きていくためには、自分が大切にしたいものを大切にして、近しい人と一緒に手を取り合って進んでいけばいいよね”という、そこにもグッときました。確かにこの人はすごく嫌な人だけど、私と合わないっていうだけ。そういう部分は、男女問わずいろいろな人に響くんじゃないかなと思います」と作品への共感を語った。

 

そして、関水からの熱烈オファーを受けて会場にナナナが登場。3人が「かわいい」と喜ぶ中、関水は「忙しそうなのに来てくれてありがとう~」と笑顔でナナナに感謝。4人で写真撮影を行い、会見を締めくくった。

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』
テレ東系
2024年2月5日(月)スタート
毎週月曜 午後11時6分~11時55分

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)
主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈
監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)
脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳
チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)
プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

制作:テレビ東京、ザ・ワークス
制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/
公式 X(Twitter):@tx_premiere23
公式 Instagram:@tx_premiere23
公式 TikTok:@tx_premiere23

朝日奈央、関水渚、石井杏奈が“お騒がせなヤバい人あるある”に共感「登場するのはクセ強ばかり」『ブラックガールズトーク』

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 毎週月曜 午後11時6分~11時55分)で主演を務める朝日奈央さん、関水渚さん、石井杏奈さんにインタビュー。共感型リアル体験ドラマとなる本作で、3人が特に共感したエピソードとは…?

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』左から)関水渚、朝日奈央、石井杏奈 ©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

◆最初にドラマのお話を聞いた時の感想をお聞かせください。

朝日:普段はバラエティで活動させていただいているので、本当に私!?という驚きがありましたし、大丈夫かなという不安もありました。

 

関水:女性3人でひたすらしゃべると聞いて、女性だらけの現場というのが今までなかったな、と新鮮でした。私以外の女性2人も、いつもテレビで見ているお二人だったので、楽しいだろうなと思いましたし、うれしかったです。

 

石井:タイトルを聞いた時に、どんな作品なんだろうと思って原作を読ませていただきましたが、すごく共感の嵐で。女子にはみんなこういう時あるな、という女子会トークが繰り広げられているので、撮影がとても楽しみでした。

 

◆皆さんそれぞれお互いの印象はいかがですか?

朝日:2人がすごく温かい雰囲気で、会った瞬間に私の不安はかなりなくなりました。なぎちゃん(関水)に関しては、1回共演させていただいていますが、バラエティの現場だとあまり話す機会がないんです。でも今回お会いして、前から知ってたんじゃないかな、と思うくらいでした。撮影が楽しみになりましたし、波長が合う感じでしたね。

 

関水:なおぽん(朝日)がおっしゃってくれた通りですね。一緒にいて楽しいし、話しているとすごく笑うんです。楽しい2人だなという印象です。

 

石井:お二人ともテレビで見ていた印象のままでした。とても自然体で話しやすいですし、『ブラックガールズトーク』の3人のようにみんなでお話していたので、ドラマのままの関係になれている気がします。

 

◆3人でお話される時はどのようなお話をされていますか?

朝日:最初は、なんて呼び合うかどうかで盛り上がりました。私は普段年下の子に“なおりん”と呼ばれることが多くて、(呼び方)“なおりん”はどう?と去年の年末に話したんです。でも、次に会うまでの間に、あんちゃん(石井)が「奈央ちゃんのことなんて呼ぶんだっけ、なおぽんだっけ…」と思ったらしく、会った時に「なおぽんでしたっけ?」と聞いてきて(笑)。イントネーションも確認してきて、呼び合う名前だけでそんなに悩ませちゃってごめんねと盛り上がりました(笑)。そこから2人にはなおぽん呼びをしてもらっています。

 

石井:最初はなぎちゃんが率先して話してくれて。「休みの日何する?」ってね。

 

朝日:めちゃくちゃ取材されました(笑)。

 

◆ご自身の役との共通点や似ている点はありますか?

朝日:私が演じる佳央梨は少し陽気で、真面目なところもあって。物事をズバズバ言うというよりも、会社では少し気を使いながら人のことを探っているのですが、そういう部分は私と似ているんじゃないかなと。3人でいるシーンは私が友達といる時に近いので、素で演じられそうだなと思っています。

 

関水:私が演じるあやは、みんなのことをいい人だと信じていて、人に優しいし、意地悪をしてくる人なんて信じられないというスタンスなんです。そういう意味では私もだまされやすい部分があって、ちょっと近いのかなと思います。

 

石井:私が演じる奈緒は、周りを見ながら気を使っていて、いい意味でも悪い意味でも目立ちたくない気弱な子です。いろいろ気を使って空回りしてしまうところは共感できますし、そうなったときの助けが家族や友達で、大切なものをきちんと大切にしている部分もすごく共感できます。

 

◆本作は、「こういう人いる!」と共感できる“共感型リアル体験ドラマ”ですが、台本を読まれて皆さんが実際に共感したことや人物などを教えてください。

朝日:けっこうクセが強い人たちが登場するんですよね。クセ強ばかりで…。その中でも私は、社内でめちゃくちゃミスをするのに絶対に非を認めない人。私に気を使ってくれて、カフェラテを持ってきてくれたり、ちょいちょい優しさをくれるから、ミスされても言いづらいっていうのがリアルで。そういう細かいところまで描かれているんだなと思いました。

 

私自身はそこまでの経験があまりないのですが、前に、一人ロケをする番組に出させていただいて。ディレクターさんに「朝日さんの好きなようにやっていいです」と言われたので、本当に好きな感じでやったんです。そしたらだんだんディレクターさんの顔色も態度も変わってきちゃって、最終的にけっこう怒られたんです。言われたからやったんだけどなぁと思いつつ…。このドラマの非を認めない人もそうですが、言葉と行動が違う人っていますよね。

 

関水:あやは保育園で働いているのですが、そこにクレーマー集団が来たりするんですよね。私が普段経験しているわけではないですが、実際に先生をやられている方たちからすると、すごく共感の嵐なんじゃないかなと思います。ないがしろにもできないし、聞くしかないけど全部聞いていたらきりがないし…。そのあたりは本当にうまく描かれていて、私も保育園の先生役として共感しました。

 

石井:イエスもノーも言わない人。どっちでもいいよって言う人。まさに昨日撮影したのですが、「何食べに行く?」となった時に「好きなものでいいよ」と言ったり、「次どこ行く?」と聞いた時に「それも僕決められないから好きなところでいいよ」と言ったり。

 

朝日:困っちゃうね。

 

石井:こういう人いるよねと思いました。優しいのかもしれないけど、困ってしまうというか…。あるあるだなと思います。

 

◆女性3人のトークが繰り広げられるということで、女性に共感してもらえるドラマだと思いますが、男性にはどのように見てもらいたいですか?

朝日:男性にもこういうトークをする方がいらっしゃるかもしれませんし、それぞれ刺さり方が違うと思いますが、男性からしたら「こんなこと話してるんだ、怖!」と思われちゃうシーンがところどころあるかもしれませんね(笑)。女性の、職場での立ち振る舞いと友達の前での立ち振る舞いのギャップに驚く方がいるかもしれませんが、そこを面白く見ていただけるとうれしいです。

 

関水:女性にとっては愚痴というより現状報告なんですよね。あったことをただ話している。女性って、思ったこと全部は男性に言いにくいと思うんです。“察してちゃん”になっているのかもしれないけど、気を使って言えない部分もあるので、こういうふうに気を使っているんだぞ、というのを勉強していただけたらと思います(笑)。

 

石井:女性のトークが繰り広げられるドラマではありますが、一人の人間として、日常的に「この人すごく個性豊かだな」と思う人っているじゃないですか。そういう意味で共感できるドラマだと思います。女性3人が展開していく物語ですが、一人の人間として、自分もこういうことあるな、と重ねて見ていただけたらと思います。

 

PROFILE

朝日奈央

●あさひ・なお…1994年4月21日生まれ。埼玉県出身。B型。

 

関水渚

●せきみず・なぎさ…1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。O型。

 

石井杏奈

●いしい・あんな…1998年7月11日生まれ。東京都出身。O型。

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』

テレ東系

2024年2月5日(月)スタート

毎週月曜 午後11時6分~11時55分

 

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)

主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈

監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)

脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳

チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)

プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

 

制作:テレビ東京、ザ・ワークス

制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/

公式 X(Twitter):@tx_premiere23

公式 Instagram:@tx_premiere23

公式 TikTok:@tx_premiere23

 

●スタイリスト/尹美希 ヘアメイク/土井彩菜

 

©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

森山未來がタイのアートを巡る旅へ「旅を通して本質的にアートがどうして人間に必要なのかを考え続けた」『地球の歩き方』

三吉彩花さん、森山未來さん、松本まりかさん、森山直太朗さんが主演を務める真夜中ドラマ『地球の歩き方』(BSテレ東/テレビ大阪 毎週土曜 深夜0時~0時30分/深夜0時55分~1時25分 ※配信あり)。2月3日、10日、17日に放送されるタイ「アート特集 バンコク~チェンライ~プーケット」編で主演を務める森山さんに、タイの魅力や“旅”について聞きました。

 

本作は「海外旅行のバイブル」的な存在として長年愛されてきたシリーズ「地球の歩き方」とコラボレーションしたドラマ。「地球の歩き方」編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受け、現地へと旅立つ4人の芸能人ライター。一度は行ってみたかった場所、以前通った場所など興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、その国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく新感覚・海外旅ドラマだ。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』 (c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

◆「地球の歩き方」とのコラボレーションドラマということですが、最初にこのドラマのお話を聞いた時はいかがでしたか?

最初はモキュメンタリーというふうに伺っていました。個人的に旅は自分にとって重要なものです。「地球の歩き方」には10代20代の頃からお世話になっていることもあり、“旅”や「地球の歩き方」に関われる企画というのはシンプルにうれしかったです。

 

◆ドラマでもありドキュメンタリーでもあるという本作ですが、監督とどのようなお話をされて作っていきましたか?

台本をもらったのですが、しっかりと物語の方向性を固めきらないままタイに向かったので、いろいろ撮りながら最終的な着地点をどこにしようかと監督と話し合いながら撮影していきました。ここに行く、ここで誰かと会う、というベースは決まっていましたが、部分の転がし方については、ギリギリまで一緒に作っていった記憶があります。

 

◆タイの撮影で印象に残っているエピソードはありますか?

今回はアートというものにフォーカスして旅をしているので、タイの北から南まで「アート」に則って巡っていきましたが、とにかくどこも良かったです。バンコクは都市としてとてもにぎやかで、いろいろな人が集まっていますし、チェンライではタイランド・ビエンナーレという2年に一度の芸術祭が開かれており、そこに集まっているアーティストや作品も非常に素晴らしかったです。海に面しているプーケットの風景もすごくきれいでした。なにより、どこに行っても食べ物がおいしかったです。タイ料理屋さんは日本にもたくさんありますが、現地のものは超えられないんだなとしみじみ思いました。辛い物が多いので、辛い物が好きな人たちにはたまらないと思います。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』 (c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

◆今回タイの行き先についてはどのような流れで決められましたか?

タイに行くとしたらどういうものに興味があるかとまずは聞かれました。この時期だったらビエンナーレやってますよね、というところからアートにフォーカスして旅するポイントを決めましょうと。

 

◆今回の旅でどのようなことを感じられましたか?

今回僕はアートを軸に旅をして回りましたが、旅を通してアートとは一体なんなのか、ということを見つめることができたと個人的には思っています。旅行が好きな人って、その中でも何に興味を持っているかは人それぞれだと思うんです。アートの他にも景色、料理、建築物などに、僕自身、一喜一憂したので、アートにあまり興味がない方でも楽しんでいただける内容になっています。

観光としてのアートって、たくさんありますよね。パブリックアートだったり、インスタ映えのようなものだったり、取りあえずそこに行ってみよう、という場所。そうやって人を誘導しているものやランドマーク的なものを見に行くと、「すごい」「楽しい」「映え」とはなると思いますが、本質的にアートというものがどうして人間に必要なのか、どうして存在しているのか、なぜ人はそれを求めたり、それを売買したりするのか。観光資源や社会運動、政治運動など、人の全ての行動と共にアートというものがなぜあるのか。僕はタイの旅を通してそれを考え続けることになりましたし、自分の中での落としどころを見つけられたと思います。

 

◆旅がお好きというお話もありましたが、今気になっている国や行ってみたい国はありますか?

あまり行けていないのでアジアと、アフリカあたりに行ってみたいですね。ミャンマー、ネパール、ケニア、南アフリカあたりですかね。

最近は仕事で海外に行くことが多いので、自分で日にちや時間を決めて旅をするということはしなくなってきているのですが、そういう旅をする時は必ず一人と決めていました。もちろんみんなで楽しむための旅行もそれならではの良さはありますが、誰かと行くと何かを感じる感覚が弱くなっちゃう気がして。目的地を決めていたとしてもどんな出会いがあって、どういうふうに動かされて、どういった旅になるのかというのは最後まで分からないものだと思うんですけど、誰かと一緒に行くと予定通りになんとかなってしまうんですよね。一人だと本当にだめな時はだめなんです(笑)。でも、それが最終的に自分の旅になるので、大事だなと思っています。

 

◆最後に、ドラマの見どころを教えてください。

「地球の歩き方」は、旅のお薦め本のように使うこともできますが、「旅とはなんぞや」という哲学的なところからスタートしているとも聞きました。毎年更新して出版し続けているという熱の入り方に対して、リスペクトを抱かれている部分もあるんだと思います。

コロナの時期は旅がご法度だったのもあり、本の売上が95%くらい落ちてしまったらしいんです。でも、ポストコロナになって、今までとは違う「地球の歩き方」の本を次々と発売して創刊以来最高の売上をたたき出しているようで。「地球の歩き方」があらためて今支持されるのは、人が旅を求めているということでもありますし、それと同時に、旅を求めた時にまず「地球の歩き方」に手を出してしまう理由が「ただお薦めポイントを求めているから」ということだけではないからこそなのではないかと。

コラボレーションを通じてドラマを作るというのもチャレンジングなことだし、それを見てさらに多くの人が興味を持てるというところも良い戦略だなと思います。僕にとって旅と言えばやっぱり「地球の歩き方」で、お守りのように持ち歩いていました。道に迷ってもぼったくられても取りあえずこれさえあれば何とか…という存在だったので、そういう求められ方を今も昔もしているんだろうなと。

そういったことがこのドラマでも感じられるんじゃないかなと思います。

 

PROFILE

森山未來
●もりやま・みらい…1984年8月20日生まれ。兵庫県出身。AB型。

 

番組情報

真夜中ドラマ『地球の歩き方』
BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)
毎週土曜 深夜0時~0時30分

テレビ大阪
毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

配信:
Leminoにて1週間独占先行配信(2024年1月6日(土)配信開始)
広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信

出演:三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗(出演順)
原案:「地球の歩き方」(株式会社地球の歩き方)
監督:菅井祐介、永岩祐介
構成:竹村武司
オープニングテーマ:Tempalay「今世紀最大の夢」(unBORDE/Warner Music Japan)
エンディングテーマ:MONKEY MAJIK「The Good Life」(A.S.A.B)
音楽:冨田ラボ
プロデューサー:高柳亮博、石田雄作、石川竜輝
プロデュース:岡本宏毅

話数:30分×12話
制作:テレビ大阪/テレコムスタッフ
製作著作:ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/arukikata/
公式X(Twitter):tvo_mayodora
公式Instagram:arukikata_mayodora
公式TikTok:@arukikata_mayodora

TVer視聴ページ:https://tver.jp/series/srv92dl23x

(c)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

広瀬アリスがHYの名曲に着想を得たラブストーリー『366日』でG帯連ドラ初主演&月9初主演「心臓の鼓動さえも感じさせられるよう、感覚を研ぎ澄まして大切に演じたい」

広瀬アリスが、4月期月9ドラマ『366日』(フジテレビ系)でゴールデン帯連続ドラマ初主演、かつ月9ドラマ初主演を務めることが決定。広瀬、本作のモチーフとなっている楽曲「366日」の作詞・作曲を担当したHYの仲宗根泉、プロデュース・狩野雄太よりコメントが到着した。

広瀬アリス

 

本作はHYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語。

 

HYの「366日」は、2008年にリリースされたアルバム『HeartY』の収録曲で、女性ボーカル・仲宗根泉が作詞・作曲を担当した楽曲。かなわない恋を歌った切ない失恋ソングとして、発売から16年がたった今もなお色あせることなく、世代を越えて多くの人の心をつかんでいる。上白石萌歌、川崎鷹也、清水翔太など多くのアーティストたちにもカバーされ、歌い継がれている。

 

この「366日」をモチーフに、4年に一度のうるう年となる2024年、“一生、忘れられない恋”を描いたオリジナルラブストーリーが月9ドラマとして誕生。今作の主題歌はもちろん「366日」。楽曲とドラマのこれ以上ないシンクロに期待が高まる。

 

音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(ゆきひら・あすか/広瀬アリス)は、通っていた高校が廃校になるということで、高校時代の同級生らと同窓会に行くことに。通っていた校舎を訪れ、かつての同級生たちと久しぶりの話でにぎわう中、高校時代に好きだったクラスメイトの水野遥斗(みずの・はると)と再会する。

 

高校時代、遥斗にひそかに思いを寄せていた明日香は卒業式の日に思いを伝えることを決心するも、お互いの誤解も重なり、思いを伝えられないまま、離ればなれになっていた。「一生、忘れられない恋だった」、そう思いながら過ごしてきた明日香。同窓会が盛り上がり、連絡先を交換した明日香と遥斗は、2人きりで話す中で、高校時代、実は両思いだったことを知る。お互いの気持ちを誤解していたことに気づき、本当の思いを告白しあった2人は、初めて出会った高校2年から12年越しに交際することに。

 

同級生たちにも祝福され、この上ない幸せを手にした明日香だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう。明日も、その先もずっと遥斗との幸せな日々を送ることを信じていた明日香、2人の12年越しの恋の行方は…。目覚めない彼の近くにいる明日香は、忘れていた遥斗や同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。

 

主人公の明日香を演じる広瀬は、昨年10月期に『マイ・セカンド・アオハル』(2023年/TBS系)でTBSドラマ初主演を務め、『どうする家康』(NHK)で大河ドラマ初出演。俳優として第一線で活躍中の広瀬だが、今作でゴールデン帯連続ドラマおよび月9ドラマ初主演を務める。月9ドラマへの出演は『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(2021年10月期)以来、3年ぶりのこと。

 

ラブストーリーやミステリー、医療ドラマなど幅広いジャンルの作品で異なる表情を見せる広瀬が、今作では12年前の高校時代と現代という異なる時間軸を演じ分ける。

 

脚本は『最愛』、連続テレビ小説『エール』などを手掛けた清水友佳子。湊かなえ原作の『リバース』(2017年/TBS系)、完全オリジナル作品の『リバーサルオーケストラ』など、原作・オリジナル問わずさまざまな人気作を手掛けてきた清水だが、楽曲をモチーフにした脚本を手掛けるのは今作が初となる。

 

演出は『御手洗家、炎上する』(2023年/Netflix)、『義母と娘のブルース』シリーズ、『JIN-仁-』シリーズなどの大ヒット作品を数々手がけてきた平川雄一朗。今年1月期のドラマ『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)でも演出を務めており、各方面から引っ張りだこのヒットメーカー・平川だがフジテレビ作品の演出を手掛けるのは今作が初。

 

本作のプロデュースを務めるのは、『スタンドUPスタート』(2023年)、『知ってるワイフ』や『推しの王子様』(共に2021年)などを手がけた狩野雄太。主演の広瀬とは、広瀬がフジテレビ系連続ドラマにて初ヒロインを務めることになった『知ってるワイフ』で作品を共にしており、今作では、ファンタジーラブストーリーから一転、切なくはかないラブストーリーを届ける。

 

広瀬アリス コメント

◆今作のオファーを受けた時の感想

学生時代、ずっと聴いていたHYさんの「366日」は私の思い出の楽曲です。その楽曲にまつわる作品に出演させていただくこと、とてもうれしく思います。

◆HYの楽曲「366日」の印象

恋愛において、あまり人に見せたくない心で思っていることをそのまま言葉として歌詞につづっている楽曲だと思います。

◆ゴールデン帯連続ドラマおよび月9初主演への意気込み

まさか、自分の役者人生で月9の主演を務めさせていただくことになるとは、と心がざわついております。小さい頃から、“月9”というのは私の中では特別な枠です。これまでたくさんの素晴らしい方々がつないできた、月9という枠を次につなげられるよう、しっかり努めたいと思います。と言いつつ、考えすぎると私の場合、何も良いことないどころか空回りするので(笑)。いつも通り、役に真摯に向き合いたいです。

◆演じるうえで心がけようとしていること

心臓の鼓動さえも感じさせられるよう、感覚を研ぎ澄まして大切に演じたいです。

◆視聴者の皆さんへメッセージ

月9×ラブストーリーという王道になります。毎話毎話心が大きく動くかと思います。この作品を通して、人を愛し続けることに全力を注ぎますのでぜひ、見届けていただければ。

 

仲宗根泉(HY)コメント

HY

◆ドラマ化決定を受けて

16年以上も前のこの曲が、まさかこうしてドラマ化されるなんて、喜びというより驚きのほうが大きかったですが、今はただただ素直にうれしいです。ドラマを通して、「366日」からまた新たなラブストーリーが生まれることで、楽曲の意味も違って聞こえてくると思います。ぜひ、ドラマを見ながら、楽曲を聴きながら、あなたの中の「366日」を探してみてください。そして、私も一人の視聴者としてとても楽しみにしています。

 

プロデュース・狩野雄太(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

◆企画の経緯について

1年前くらいに、YouTubeを見ていたら偶然「366日」のPVが流れてきました。何回も何回も聴くうちに、“果たして人生で死ぬほど好きになった恋愛って何回あったのだろう?”とか、“大切な人が明日も同じようにいてくれるとは限らない。もしそういう時、自分はどうするのだろう?”と思うようになり、企画書を書きました。早速HYの事務所に連絡し、HYの皆さまはじめご快諾を頂けました。HYの皆さまにとっても、そしてこれまでこの楽曲を聴いてこられた方にとっても大切な楽曲をモチーフにラブストーリーを制作させていただくので身の引き締まる思いです。脚本は清水友佳子さんにお願いいたしました。清水さんの脚本には、優しさや柔らかさがあると感じていまして、この物語に絶対合うと思いお願いしました。そして演出は平川雄一朗監督にお願いいたしました。鋭いアイデアや熱い思いがみなぎっている監督なので必ずや素晴らしいドラマを一緒に作っていただけると確信しております。

◆キャスティングについて

広瀬アリスさんは『知ってるワイフ』でご一緒させていただいた以来ですが、あの時は鬼嫁をやりながら天真らんまんな女子高生もやり、さらに独身の大人の女性も演じていただくという大変な難役を完璧に演じてくださって、個人的には感謝しかないですし全幅の信頼を寄せております。現場も広瀬さんがいてくださるだけで明るくなりますし、一緒にドラマを作っていけるだけで、楽しみで仕方がないです。広瀬さんの喜怒哀楽を的確に演じていただける表現力もそうですが、広瀬さんご自身が持つ繊細さやはかなさを雪平明日香というキャラクターで見てみたいと思い、ご出演をお願いいたしました。オファーを受けてくださってこの上ない幸せです。

◆視聴者の皆さんへのメッセージ

恋愛しないでもいい時代だとも思います。それでも「366日」の歌詞のように、誰かを深く好きになって胸が苦しくなったり、思いがかなった時にうれしくなったり、かなわなかった時に悲しくなることは、振り返った時に人生の中で宝物の1つなのかなと思います。人と人が巡り合い、心通わすことのかけがえのなさや、当たり前のことなんて必ず毎日そこにあるわけではないという中で、“想いがあれば困難は乗り越えることが出来るのか?”を描いたストーリーになっています。心動かすドラマにしていきたいと思っておりますので、ぜひご覧になっていただけたら幸いです。

 

番組情報

『366日』
フジテレビ系
2024年4月スタート
毎週月曜  午後9時~9時54分

出演者:広瀬アリス ほか

演出:平川雄一朗
脚本:清水友佳子
主題歌:HY「366日」
プロデュース:狩野雄太

制作協力:AOI Pro.
制作・著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/366days/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/366days_fujitv
公式Instagram:https://www.instagram.com/366days_fujitv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@366days_fujitv

超ときめき♡宣伝部、グループ全員でドラマ初主演『リトライ、青春』3・29より3日連続LIVE配信【コメントあり】

超ときめき♡宣伝部が主演を務めるドラマ『リトライ、青春』が、3月29日(金)、30日(土)、31日にLIVE配信(※配信プラットフォームは後日発表)。監督・脚本を担当する平林克理、企画・プロデュースの熊谷喜一からコメントが到着した。

『リトライ、青春!』超ときめき♡宣伝部 (c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

 

辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりからなる6人組アイドルユニット「超ときめき♡宣伝部」。楽曲「すきっ!~超ver~」が各音楽配信サイトで日本のみならず、 海外でも1位を獲得。

 

2022年10月には千葉・幕張メッセ イベントホールでワンマンライブ「行くぜ!超ときめき♡宣伝部 in 幕張メッセ!~星をめざして~」を開催し、約7,000人を動員。今年1月27日、28日には神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ2DAYSを開催した。

 

そんな超ときめき♡宣伝部が、ドラマ『リトライ、青春!』に主演することが決定。グループ全員でのドラマ主演は初めてとなる。

 

ドラマの常識を覆す「LIVE配信」のリアルタイムドラマ「通称・リアドラ」の第1弾となる本作は、演じている様子をリアルタイムで配信し、生だからこその「臨場感」や「没入感」を体感できる新しいエンターテインメント作品。内容の一部を視聴者に投票してもらうなど、 LIVE配信だからこその試みを盛り込んだ、演者と視聴者で作り上げる新感覚ドラマとなっている。

 

生徒から人気の梨乃先生に集められた、高校2年生のそら(辻野)、菫(杏)、苺(坂井)、桃華(小泉)、日向(菅田)、翠(吉川)。初対面の6人は、3年生の送別会でダンスパフォーマンスをすることに。赤点免除を条件に、苺がチームのリーダーに任命される。

 

バラバラのメンバーたちをまとめようと奮闘する苺だったが、本番直前、ある事件をきっかけにチームに亀裂が入る。諦めかけたその時、予測不能な展開が待ち受けていた…。

 

監督・脚本を手掛けるのは、コミカルの中にシリアスを効かせながら、生き生きとした人物描写を得意とし、アイデア豊富な映像スタイルでさまざまなジャンルに挑戦し続けている平林克理。企画・プロデュースを熊谷喜一が務める。

 

なお、今回の発表に伴い、主演決定のサプライズの瞬間を映した超♡特報映像も解禁。さらに、メンバーの手描きイラストを使用したティザービジュアルも公開された。

 

併せて、作品公式SNSとして、公式X・公式Instagram・公式TikTokが開設。本番まで稽古に励むリアルなメンバーの姿や本作の制作の裏側をお届けする。普段見せるアイドルの表情とは異なる、役者としてチャレンジするメンバーの姿や表情に、きっと心がときめき応援したくなるはず。超ときめき♡宣伝部、平林、熊谷のコメントは下記に掲載。

 

超♡特報映像

 

超ときめき♡宣伝部 コメント

辻野かなみ(竹田そら役)

今回、リアルタイムドラマに初挑戦させていただきます! 生配信でそのままお届けするのはドキドキですが、6人で新しいことに挑戦できるのはとても楽しみです! ライブとはまた違った私たちをお見せできるように、稽古頑張ります! 楽しみに待っていてくださるとうれしいです! よろしくお願いします!

 

杏ジュリア(神谷菫役)

超とき宣メンバー6人で本格的に演技にチャレンジするのは初めてなので、今からとてもワクワクしています♡ いつもの歌って踊る私たちとは違う姿をお見せして、皆さんをびっくりさせられるよう頑張ります!! そして、生配信でのドラマということで、その瞬間に生まれる生ならではの物語を自分でも楽しみつつ、見ている皆さんにも楽しんでいただけたらなと思います!

 

坂井仁香(関本苺役)

私たち超とき宣メンバーで生配信でのドラマという新しい挑戦を行うことになりました! 普段はステージ上で歌って踊っている私たちですが、今回の挑戦で皆さんに新しい一面をお届けできたらなと思っています。ライブとドラマは別物かもしれませんが表現といった点では近いものがあると思っています。今までのライブで培ってきたものも含め、ドラマ制作でたくさん吸収をして皆さんに青春をお届けできたらと思っています! ぜひ楽しみにしていてください!

 

小泉遥香(葛西桃華役)

今回初めて超ときめき♡宣伝部で主演ドラマ、しかも生で配信をさせていただきます! 新しいことに挑戦するというのは何事もワクワクするしドキドキするので、どんなふうになるのか楽しみです! 個人的にもお芝居がとっても好きなのでうれしかったです! このドラマを通して、もっとたくさんの方に超ときめき♡宣伝部を知っていただけるよう頑張ります! たくさん青春したいと思います!

 

菅田愛貴(伊東日向役)

メンバーみんなでお芝居をさせていただくのは初めてなので、わくわくしています! 生配信でドラマをお届けするという新たな挑戦でとても緊張していますが、自分らしく全力で挑戦していきたいです! 学べることをたくさん吸収して、成長していけるように頑張ります! 多くの方に『リトライ、青春!』をお届けできますように…! よろしくお願い致します!

 

吉川ひより(星野翠役)

超とき宣として本格的に演技に挑戦させていただくのは初めてです! 私も演技をするのはすごく久しぶりで、何より生配信でのドラマというのは私自身聞いたことがなかったので、まだイメージしきれていないのですが、新しい挑戦になりそうでワクワクしています! ライブのドキドキ感とは違う緊張感を楽しめるように頑張ります! ぜひ楽しみにしていてください!

 

平林克理(監督・脚本)コメント

超ときめき♡宣伝部の皆さんと、「リアドラ」を一緒に作ることになり、とてもワクワクしています! 宣伝部員の皆さんがまだ知らない…超とき宣メンバーそれぞれの魅力を表現したいと思っています。本番当日にドキドキ楽しく見てもらえるような作品を目指しますので、個性豊かな6人が織りなす、かわいい “ときめき”にご期待ください!!

 

熊谷喜一(企画・プロデュース)コメント

「リアドラ」を企画した時、頭に浮かんできたのは「今を一緒に楽しむドラマ」というフレーズでした。それは、出演する超ときめき♡宣伝部の皆さんやキャストの方々、そしてスタッフ陣だけでなく、視聴者である宣伝部員の皆さんとも一緒になって、このドラマを面白がりながら作っていきたいと思っています。「リアドラ」は不確定要素が盛りだくさんですが、だからこそ楽しみがいがあると思いますので、是非、ご覧ください。

 

配信情報

『リトライ、青春!』ティザービジュアル (c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

『リトライ、青春!』
2024年3月29日(金)、30日(土)、31日(日)LIVE配信
※配信プラットフォームは後日発表予定

キャスト:超ときめき♡宣伝部 ほか
企画・プロデュース:熊谷喜一
監督・脚本:平林克理

ドラマ公式サイト:https://retry-tokimeki.com
ドラマ公式X:@retry_tokimeki
ドラマ公式Instagram:@retry_tokimeki
ドラマ公式TikTok:@retry_tokimeki

(c)リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会

朝日奈央×関水渚×石井杏奈『ブラックガールズトーク』メインビジュアル解禁!板垣瑞生、本田響矢がレギュラーキャストとして出演&主題歌はDA PUMPが担当

2月5日(月)スタートのドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 午後11時6分~)より、メインビジュアルが解禁。さらに主演の朝日奈央、関水渚、石井杏奈に深く関わるレギュラーキャストとして、板垣瑞生、本田響矢が出演。主題歌は、DA PUMPの「Use Your Body」に決定した。

『ブラックガールズトーク』左から)関水渚、朝日奈央、石井杏奈©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

本作のメインビジュアルは、仲良し女子3人組を演じる主演の朝日奈央、関水渚、石井杏奈がまるで今まさに女子会を開いているかのような生き生きとしたショットに。原作のカバービジュアルをオマージュした吹き出しには、実際にドラマで主人公たちが繰り広げる、リアルでドキッとするせりふを使用。楽しげな笑い声や会話が聞こえてくるような、明るくポップな一枚に仕上がった。

 

トリプル主演を朝日奈央、関水渚、石井杏奈が務めることは既報の通りだが、このたび本作をさらに盛り上げる豪華レギュラーキャスト2名が解禁。関水演じる三浦あやの彼氏(のちに夫)で同僚の保育士・若村隼人役を演じるのは、2015年公開の映画「ソロモンの偽証」で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞して以降、連続ドラマ小説『エール』(2020年 NHK)、『正直不動産2』(2024年 NHK)など数々の話題作に出演し活躍がめざましい、板垣瑞生。

 

そして、朝日演じるバリキャリOL・太田佳央梨の“出来る後輩社員”・諏訪元哉役を演じるのは、「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞、ドラマ『ジャックフロスト』(2023年 MBS)での切なくもどかしい演技や、ドラマ『私と夫と夫の彼氏』(2023年 テレ東)での難しい役どころを見事に演じ切った今大注目の俳優、本田響矢。

 

あやと隼人の夫婦の間に起きるさまざまなトラブルや悩みを2人はどう乗り越えて行くのか。そして佳央梨と諏訪には会社の先輩・後輩関係を超えたラブ展開も。一見“ブラック”とは無縁な爽やかなキャスト陣が、仲良し女子3人組の“ブラックガールズトーク”にどう関わっていくのか期待が高まる。

 

さらにドラマを彩る主題歌は、日本を代表するボーカル&パフォーマンスグループ、DA PUMPの「Use Your Body」に決定。80年代から90年代のアメリカを意識した、キレのある情熱的なファンクに仕上がっており、振り付けをしたのはメンバーのU-YEAHとKENZO。みんなで真似できる“ツンツンダンス”など、一度見たら忘れられないつい笑顔になってしまう魔法の一曲になっている。レギュラーキャストの板垣、本田、主題歌を担当するDA PUMP・ISSAのコメントは以下掲載。

 

板垣瑞生(若村隼人 役)コメント

この原作は以前から知っていたので、ついに作品と接することになるのかと胸が高まりました。以前共演したキャストの方とも今作での再共演が楽しみです。そして実際に台本を読んでみて、現代女性たちのリアルを、この作品を見てくださっている皆さんに早くお届けしたいなと思いました。僕が演じる隼人は正直者そのものです。子供たちのヒーローだと思ってるところがある人だと思います。現代を生きる女性の皆さんが楽しめるように、そして、男性の方々にもガールズトークって面白いんだと思っていただけるように頑張ります!!!ブラックガールズトークが皆さんの笑顔や元気になるように、日々撮影頑張っていますのでお楽しみに!ぜひ見てください!

 

本田響矢(諏訪元哉 役)コメント

諏訪元哉役の本田響矢です。元哉君は、原作ではあまり詳しく描かれていないので、このドラマを通して彼のさりげない優しさや、サラッとこなすキュンな行動など、すてきな内面を知っていただけたらうれしいです。女子3人組のリアルでどこか共感できる会話は、クスッと笑っちゃうときもあれば、ちょっと悲しい気持ちになる時もあったり。 そんな3人の会話をのぞき見してるような感覚で楽しんで見てください!

 

ISSA(DA PUMP)コメント

後輩でもある朝日奈央のドラマ主題歌ということでうれしく思います。ドラマのようにスパっとぶった切れる曲なので楽しみです。日本語と英語が上手く混ざり合って軽快な曲なのでダンスもリズミカルに仕上げました。レコーディングも軽快に歌い切りMVも楽しい仕上がりになってるのでお楽しみください。ドラマ『ブラックガールズトーク』と共に楽しんでもらえると幸いです。

 

あらすじ

商社に勤めるバリキャリOL佳央梨(朝日奈央)、面倒見のいい保育士あや(関水渚)、ごくごく平凡なOL奈緒(石井杏奈)。仲の良い女子3人組はいつも、それぞれの家やカフェに集まり、たわいもないトークを繰り広げていた。とびきりの主観と偏見、そしてほんの少しの毒を織り交ぜながら――。ある夜、佳央梨は職場に現れた“最強の派遣社員”について語り出す。第一印象は経歴・スキル・性格、全て申し分なし!と思いきや、とんでもない問題を抱えた“最恐の派遣社員”だったことが分かる…。さらに奈緒は自分の彼氏に二股疑惑が。ハイスぺだと信じていた優しい彼氏にヤバ過ぎる裏の顔が発覚!?

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』

テレ東系

2024年2月5日(月)スタート

毎週月曜 午後11時6分~11時55分

 

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Lemino」にて第一話から最新話まで見放題配信

全国どこからでも 「TVer」でリアルタイム配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

 

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)

主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈

出演:板垣瑞生、本田響矢

監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)

脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳

チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)

プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

主題歌:DA PUMP「Use Your Body」(SONIC GROOVE)

 

制作:テレビ東京、ザ・ワークス

制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/

公式 X(Twitter):@tx_premiere23

公式 Instagram:@tx_premiere23

公式 TikTok:@tx_premiere23

 

©マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

©マキノマキ/小学館

柿澤勇人、板倉俊之、宮崎吐夢、トラウデン直美が阿部サダヲ主演『不適切にもほどがある!』第2話にゲスト出演

主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎による金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分/初回15分拡大)が、1月26日(金)スタート。それに先駆け、柿澤勇人、板倉俊之(インパルス)、宮崎吐夢、トラウデン直美が、2月2日(金)放送の第2話にゲスト出演することが決定した。

『不適切にもほどがある!』左から)宮崎吐夢、柿澤勇人、板倉俊之、トラウデン直美(c)TBS

 

本作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。

 

脚本は宮藤官九郎が務め、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

 

柿澤勇人は、仲里依紗演じる犬島渚の夫でフリージャーナリストの谷口龍介を演じる。柿澤は舞台を中心に、映画・ドラマなど多岐にわたって活躍している実力派俳優の一人。第2話でも第1話同様に“ある仕掛けが施されたシーン”が登場するのだが、柿澤がこのシーンをどのように演じるのか注目だ。

 

板倉俊之が演じるのは、渚を振り回す上司でありプロデューサー・瓜生。コント師として人気を博すと同時に、小説の執筆や俳優業など幅広く活躍している板倉。同枠への出演は、本作のプロデューサーである磯山晶がプロデューサーを務めた『100万回 言えばよかった』(2023年)以来1年ぶりとなる。

 

宮崎吐夢が演じるのは、谷口の代理人弁護士である布川。数々の舞台・映画・ドラマで活躍している宮崎だが、俳優業だけにとどまらず、これまでにCDのリリースや、脚本・小説・コラムの執筆などさまざまな分野で精力的に活動している。そんな宮崎が弁護士役をどのように演じるのか。

 

トラウデン直美は、渚の後輩にあたる令和の新人アシスタントプロデューサー・寺沢愛を演じる。モデル業の傍ら、『news23』の水曜コメンテーターをはじめ、多くの報道番組や情報番組でコメンテーターとしても活躍。TBSドラマへの出演は、火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(2020年)で女優デビューして以来2作目となる。

 

番組情報

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』
TBS系
2024年1月26日(金)スタート
毎週金曜 午後10時~10時54分
初回15分拡大 午後10時~11時9分

<キャスト>
阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊 ほか

<スタッフ>
脚本:宮藤官九郎
プロデュース:磯山晶、勝野逸未、天宮沙恵子
演出:金子文紀 ほか
主題歌:Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)
編成:松本友香
製作:TBSスパークル、TBS

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/
公式X(旧Twitter):@futeki_tbs
公式Instagram:futeki_tbs

(c)TBS

久住小春×佐藤大樹が明かすキャラの魅力とこだわりの役作り『瓜を破る』インタビュー

2024年1月23日(火)に放送・配信がスタートするTBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~/一部地域を除く)でW主演を務める久住小春さんとEXILE/FANTASTICSの佐藤大樹さんにインタビュー。演じるに当たって心掛けたことや、見どころを聞きました。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』左から)久住小春、佐藤大樹©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

 

本作は、板倉梓による累計発行部数400万部突破のコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く。

 

◆本作の出演が決まった時の心境を教えてください。

久住:民放の連続ドラマで主演を務めることも、こんなにせりふ量の多い役も初めてだったので、長く活動させていただいていますが、初心に戻った気持ちでプレッシャーを感じていました。ですが、このチャンスを一生懸命全力で駆け抜けたいなと思って、気合たっぷりで頑張りました。

 

佐藤:お話を頂いた時に、その日のうちに原作を読むようにしているのですが、ストーリーが面白かったので、絶対に演じてみたいと思ったんです。最近、大人な役が多かったのですが、鍵谷君はうぶで人見知りなので、そういうキャラクターのギャップも、今回はビジュアルから見せられたらいいなと、撮影に臨むまですごく楽しみでした。

 

◆演じられるキャラクターについて、大事にしたことはありますか? またキャラクターの魅力はどこでしょうか?

久住:まい子は、見た目はすごくキラキラしていて、OLさんという雰囲気なのですが、実は少し自分に自信がないようなキャラクター。私は結構人の目を見てしゃべるほうなので、あまり人と目を合わせないように意識しています。キャラクターの魅力としては、すごく真っすぐで、お仕事もすごく頑張っている中で、自分のコンプレックスを乗り越えようともがいていて、一生懸命なところだと思います。

 

佐藤:鍵谷君はあるトラウマが理由で自分に自信をなくしてしまって、そのトラウマから人とのコミュニケーションを取ることが苦手になってしまった青年。とてもうぶでかわいらしくて、原作ファンの方はきっと鍵谷君の成長を見届けたいなと思うような、すごく魅力的なキャラクターです。演じる上で気をつけたことは、普段の僕と真逆な性格なので、現場であまりしゃべらないようにしました。クランクインした時に久住さんたちに誤解されたくないので、「今回はこういう感じですが、人見知りとかではなくて。普段はもっと盛り上げるタイプなのですが、この現場だけはすみません」と了承を得て(笑)。なるべく鍵谷君でいたほうが、画に映った時もそう見えるのではないかなと役作りしています。

 

◆佐藤さんの現場での様子はいかがですか?

久住:佐藤さんが出演されている作品を何本か見させていただいたので、すごく明るいイメージがあったんです。でも、鍵谷君は真逆で。私はこの作品で初めて佐藤さんにお会いしたので、裏では静かな人なのかと思ってしまいました。

 

◆OLのまい子とOA機器の修理をする鍵谷を演じるに当たって、何か勉強されたことなどありますか?

久住:周りに会社勤めのお友達もいるので、自分が感じたイメージを持ちつつ演じていました。ですが、実際にオフィスで自分の席があって、そこで演じていると、本当にOLになった気分になれるというか。環境がそうさせてくれました。

 

佐藤:これまでの作品は自分に近い職業の役や、その職業をしている家族や友人が周りにいたのでリサーチできていたのですが、今回はコピー機の修理ということで、事前のリサーチができませんでした。現場で実際に修理をしている方から習える時間があったので、気をつけなくてはいけない手順や見せ方などいろいろと話を聞きました。あとは、鍵谷君はひざを片方つくのか、両方つくのかなど、原作と照らし合わせて鍵谷君に仕草などを寄せることを意識しています。

 

◆原作がある中で、特に演じる上で意識したポイントや、何か研究したことはありますか?

久住:原作はしっかり読ませてもらいましたが、私がまい子を演じるので、私にしかできないまい子にできたらいいなと思いました。なので、「ここの表情はこうしよう」といったところはあまり意識せず、まい子の気持ちに成り切って、自分が思ったまい子を演じて、監督から「そこはちょっと違う部分かな」など話し合って演じています。

 

佐藤:ビジュアルから言うと、鍵谷君を演じるに当たって絶対に地毛で表現したいと思ったんです。なので、長かった前髪をばっさり切り、黒髪にしてなるべく近づけました。あとは、原作の中ですごく好きなシーンがあって、それが台本に反映されるかなと毎回ドキドキしていました。現場で原作を見ながら常に「このシーンは今、この原作のシーンだから」というのは意識していました。

 

◆本作出演の一報が出た際、周りの反響はいかがでしたか?

佐藤:すごくうれしかったのが、自分のマネージャーさんが原作の大ファンで、「読んでいます!」と驚いてくれて。ほかにも社員さんたちで読んでいる方が多くて、そういう近しい周りの人からの反響が大きかったです。

 

自分を知ってくださっている方はいつもと違うビジュアルですし、そのギャップが楽しみということや「今までにない役どころで楽しみ」と言ってくださっています。原作者の方のポストを見ていると、原作ファンの方もすごく喜んでくれている印象を受けたので良かったなと思います。

 

久住:自分のInstagramのストーリーで「撮影しています!」と載せたりしているのですが、情報解禁前だったのでどんなお仕事をしているか想像していたと思うのですが、たぶん皆さんの想像を超えていたのかびっくりされている方もいて「え!出るの」みたいな反応の方もいらっしゃいましたし、「絶対見るね!」と喜んでくださる方もいて。昔からのファンの方からはコメントやDMを頂きました。実際に情報解禁されて、1月23日(火)から放送されると思うと、ドキドキしています。

 

◆あらためて共演されての感想を教えてください。またお互いの演技はいかがですか?

久住:役に真っすぐですし、すごく真面目な方で、私も見習わないといけないなと刺激を頂きました。演技については私は自分のことに精いっぱいで…。ですが、私にとって初めてのシーンがたくさんあって、そこで佐藤さんが数多くのドラマや映画に出演されているので、引っ張ってくださっています。

 

佐藤:印象としては、とにかく明るいし現場にいらっしゃるだけで、パーっとみんながやる気に満ちあふれるようなエネルギーを持っている方だなと思いました。あと年下ながらに、すごく根性がある方だなと思いました。これって表の世界で多岐にわたって活動する上ではすごく必要なものなんだなと感じました。

 

お芝居としては、まい子さんって一見どこにでもいるような、すごく共感できるような性格ではあるんですが、実は人には言えない悩みなどを抱えているが故の、ちょっとした瞬間の目の動きとか、ちょっとした闇の部分というのを細かく意識しながら演じているんだろうなと僕は近くで見ていて思いました。すごく目がまい子さんに似ていてピッタリだなと。

 

久住:今は佐藤さんですが、私は鍵谷君に見えちゃいますね。

 

◆撮影時の裏話を教えてください。

久住:まい子の元カレとのシーンが1話に出てきます。31歳ですが、学生時代の回想シーンで学生服を着て演じていることが印象に残っています。

 

佐藤:原作のまい子と鍵谷君のシーンがそのまま反映されていることがすごくうれしいです。ただ、2人の距離が一番近くなるシーンを撮った後に、まい子と鍵谷君の初デートのシーンの撮影があったのですが、そこで監督から「カット、カット。ちょっと“瓜、破っちゃっている”んだよね」と言われたことがあって(笑)。それがめちゃくちゃ面白くて、そういう距離感を忘れるぐらい、時系列の行き来が結構大変です。

 

久住:確かに、そうですね。

 

◆酒井若菜さんたち共演者の方々とは現場でお話しされていますか?

久住:まい子の上司役で酒井若菜さんが出演されるのですが、女優としてすごく大先輩なので、どうやって演じているのか、どうやって役作りしているか、せりふはどうやって覚えているかなど、すごくいろんなことを質問させていただきました。気さくにたくさんのことを教えてくださっています。

 

佐藤:僕はこの撮影中に、久住さん以外の方とのシーンがほぼなくて…。すれ違いでごあいさつしたり、回想シーンでご一緒したりするくらいなのでちょっと寂しいです。

 

◆本作の魅力はどこだと感じられていますか?

久住:皆さん明るく見せていても、コンプレックスがあったり、抱えている悩みがあると思うので、今回出てくる登場人物の誰かに共感できると思います。皆さんのイメージと自分が抱えている悩み、意外に自分自身もギャップがあるなと感じているので、その悩みを乗り越えたりする部分に共感して、たくさんの方が見ているのかなと感じています。

 

佐藤:きっとまい子さんに共感する方が多いんだろうなと思います。多様性の時代の中で、いろんな悩みを抱えている登場人物に、「こういう悩みがあるんだ」「私もこういう経験がある」という共感が大きいのかなと。あとはラブストーリーだけれども、ラブストーリーではないみたいな、絶妙なまい子と鍵谷君の2人の距離感や、それぞれがいろいろな初めてを覚えた時のあのリアルに「分かるな」と感じることも共感できるポイントかなと。2人の成長や、距離がどこまで縮まるのかを見届けて原作と同様楽しみにしてもらえたらうれしいです。

 

第1話 あらすじ

どこにでもいるごく普通の会社員・香坂まい子(久住小春)は生まれてから32年、未だ性体験がないことに悩んでいた。そんな中、同僚の染井菜々(土村芳)、原幸成(泉澤祐希)とランチ中に、上司の味園美由紀(酒井若菜)が「高齢処女」ではないかという噂を聞き、まい子は自分事のように感じてしまう。だが、そんな美由紀にも彼氏がいると知ったまい子は、自分もセックスした側の人間になりたいと切に思うのだった。

 

ある日のこと、仕事終わりに高校の同窓会を控えていたまい子は、子供が熱を出してしまった染井の代わりに残りの仕事を引き受けることに。それを見ていた派遣社員の小平蓮(石川瑠華)から、まい子は気の毒そうな視線を向けられてしまう。あと少しで仕事が片付くかと思った矢先、コピー機にトラブルが……。すぐに駆けつけてくれたメンテナンス会社の鍵谷千里(佐藤大樹)のおかげで無事仕事を終えることができたまい子は、鍵谷に感謝を伝える。

 

同窓会にやってきたまい子は、元彼・佐伯(松本享恭)と再会。高校時代、佐伯と一度はそういう雰囲気になりながらも至らなかった過去を持つまい子は、思い切って佐伯に“あるお願い”を切り出すが……。

 

PROFILE

久住小春

●くすみ・こはる…1992年7月15日生まれ。新潟県出身。A型。主な出演作は『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、映画「GONZA」など。

 

佐藤大樹

●さとう・たいき…1995年1月25日生まれ。埼玉県出身。A型。EXILE、FANTASTICSのパフォーマー。主な出演作は『liar』『理想ノカレシ』『Sister』など。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』

TBSほか

2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~/一部地域を除く

毎週火曜 深夜0時58分~1時28分

 

<配信>

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

 

<キャスト>

久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)

土村芳、石川瑠華、泉澤祐希

酒井若菜

 

<スタッフ>

製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)

脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子

プロデューサー:田中美幸、岩上貴則

配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織

監督:坂下雄一郎、枝優花

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/uriwowaru_tbs/

公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs

公式Instagram:@tbs_drama_stream

公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

©『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

志田彩良×伊武雅刀『こんなところで裏切り飯』第1話あらすじ&場面写真公開!OPテーマは春野が担当

志田彩良と伊武雅刀がW主演を務める、連続ドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ 毎週木曜 深夜1時4分~1時34分/TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信)が1月18日(木)にスタート。場面写真と見どころが公開され、オープニングテーマ曲が春野の「Saint」に決定した。

 

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』の中京テレビが放つ、新たなグルメエンタメが誕生。全国で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた“一見、どこでも食べられるような料理”。「どこで食べても変わらない? いや、ここでしか食べられない!」と予想を裏切り、期待を超えるそのおいしさはまさに“裏切り飯”。本作は全て実在する飲食店で撮影。きっとあなたも食べに行きたくなる“裏切り飯”が毎話登場するハートフルグルメコメディーだ。

 

1月18日放送の初回では、全国にホテルを展開する「榊原ホテルグループ」を一代で築いた豪腕社長・榊原総一朗(伊武雅刀)の前に産休代理の秘書として謎の女性・小野寺真理子(志田彩良)がやってくる。

 

真理子の上司である秘書課長・副島次郎(川島潤哉)と共に榊原の愛媛・松山への出張に同行することになった真理子。社内の誰もが恐れ、日本全国のグルメを食べ尽くしている榊原の食事のアテンドは、秘書として最もプレッシャーのかかる仕事だ。

 

しかし、副島が満を持して用意した店がトラブルで予約の取り消しに。顔面蒼白な副島を横目に真理子が急きょ用意したのは、なぜか全国どこででも食べられる「グラタン」だった。

 

普段は、口数も少なく他人に本心を打ち明けることもない、鉄仮面のような真理子だが「グラタン」をひと口食べた途端、そのおいしさに感情を解き放ち饒舌に語り出し豹変する。そんな真理子を演じる志田の“裏切り”の演技にも注目だ。

『こんなところで裏切り飯』1話(c)中京テレビ

 

さらに初回放送に先駆け、50歳差のW主演を務める志田と伊武の2人が移動中の車の中でやりとりする様子の場面写真を先行公開。ドラマ内では、全国各地で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた予想を裏切り、期待を超えるおいしい「裏切り飯」のほかにも、実在する「地元名産品」が登場する。

 

さらにオープニング曲は、包み込むようなシルキーな歌声と人々の心を揺さぶる叙情的なリリックで人気急上昇中の次世代シンガーソングライター・プロデューサーの春野の最新曲「Saint」に決定。Lo-Fiヒップホップやジャズ、現代的なポップスまでクロスオーバーするスムースでグルーヴィーなトラックが特徴的な春野のサウンドがハートフルグルメコメディーに彩りを添える。

 

春野 コメント

『こんなところで裏切り飯』OPテーマを担当する春野

今回「Saint」という楽曲をドラマOPとして書き下ろさせていただきました!

僕にとっての“裏切り飯”、月並みですが母の手料理を思い出しまして…食事って生命を維持するため必要な欲求であること以上に、色んな出会いや別れといったイベントと共にあると思うんです。母の手料理はわりと味が濃いのですが、数年ぶりに帰った時にあの味が変わらなくて泣けましたね。制作中にそんな出来事を思い出しながら、懐かしさのある楽曲に仕上げてみました。

 

番組情報

『こんなところで裏切り飯』(全10回)
中京テレビ(愛知・岐阜・三重の東海3県で放送)
2024年1月18日(木)スタート
毎週木曜 深夜1時4分~1時34分

秋田放送
2024年1月23日(火)スタート
毎週火曜 深夜1時24分~1時54分

ミヤギテレビ
2024年1月27日(土)スタート
毎週土曜 午後4時30分~5時

南海放送
2024年1月27日(土)スタート
毎週土曜 深夜1時25分~1時55分

長崎国際テレビ
2024年1月29日(月)スタート
毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

<配信>
TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信

出演:志田彩良、伊武雅刀、梅田誠弘、吉田有希、大熊杏優、川島潤哉
脚本:ガクカワサキ
演出:宮岡太郎、大金康平、田中章一
プロデューサー:浅田大道(中京テレビ)、山本喜彦、森一季
制作プロダクション :株式会社メディアミックス・ジャパン
製作著作:中京テレビ放送

ホームページ:https://www.ctv.co.jp/uragiri-meshi
X(旧Twitter)&Instagram:@ctv_drama

(c)中京テレビ

 

萩原利久主演『めぐる未来』今夜スタート!第1話あらすじ&場面写真 田園都市線渋谷駅に大型ポスターが登場

主演・萩原利久×共演・早見あかりで送るプラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ/日本テレビ系 毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分)が1月18日(木)にスタートする。

『めぐる未来』第1話(c)読売テレビ

 

本作は、2021~2023年に「週刊漫画 TIMES」で連載された、辻やもりによる同名コミックス「めぐる未来」(芳文社 芳文社コミックス刊)をドラマ化するタイムリープ・サスペンス。感情の起伏を引き金に“過去に戻る病”を抱える主人公の襷未来(萩原)が、結婚記念日に謎の死を遂げた妻・めぐる(早見)を救うため過去に戻り、その死の真相に迫る。

 

第1話では、デザイナー兼イラストレーターの未来と、出版社に勤める妻・めぐるが2回目の結婚記念日を迎え、幸せな毎日を送る日常から物語がスタートする。

 

平穏な日々を過ごしていた未来には、めぐるにも言えずにいるある秘密があった。それは、感情の起伏が激しくなると、過去に戻ってしまうという病。この病のせいで、感情を出さないよう、ずっと自分を押し殺してきた未来だったが、ある日、めぐるが職場で謎の転落死を遂げる。第一発見者は、同僚の日南小夜(香音)。刑事の時任(勝村政信)は、自殺の可能性が高いと話すが……。めぐるの遺体を前に、動悸が激しくなる未来は、めぐるを救うために過去に戻ることを決意する。「絶対にめぐさんを救う…」

 

最愛の妻の死が引き金となり、未来は過去へタイムリープ。そして、めぐるの死の真相を確かめるため、死の原因となっためぐるの職場を訪れた未来。過去をやり直す中で見えてくる、めぐるの知らなかった一面や人間関係。果たして、この編集部の中に、めぐるの死に関わった人物はいるのか。未来はめぐるの死を防ぐことはできるのか。希望と絶望を繰り返しながら、さまざまな感情が沸き起こり巡る未来の心情を、主演の萩原利久が丁寧に演じる。

 

さらに1月21日(日)まで『めぐる未来』の大型ポスターが東急田園都市線・渋谷駅の改札外コンコースに掲出される。

 

番組情報

プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』
読売テレビ/日本テレビ系
2024年1月18日(木)スタート
毎週木曜 午後11時59分~深夜0時54分

<キャスト>
萩原利久、早見あかり、大西礼芳、時任勇気、中井友望、香音、田中偉登
藤原光博(リットン調査団)、岩瀬顕子、太田駿静(OCTPATH)/佐伯日菜子、勝村政信

原作:『めぐる未来』辻やもり(芳文社 芳文社コミックス刊)
脚本:井上テテ、高矢航志
監督:久万真路、塩崎遵
音楽:瀬川英史
主題歌:OCTPATH「OCTAVE」(YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.)
チーフプロデューサー:前西和成
プロデューサー:山本晃久、大沼知朗(吉本興業)、宇田川寧(ダブ)、田口雄介(ダブ)
制作プロダクション:ダブ
制作協力:吉本興業
制作著作:読売テレビ

公式HP:https://www.ytv.co.jp/megurumirai/
公式X:@megurumiraiytv
公式Instagram&TikTok:@megurumirai_ytv

TVer:https://tver.jp/series/srs23ge013

(c)読売テレビ

 

朝日奈央×関水渚×石井杏奈トリプル主演『ブラックガールズトーク』2・5スタート【コメントあり】

2月5日(月)スタートのドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 午後11時6分~)で、朝日奈央、関水渚、石井杏奈が主演を務めることが決定。主演の3人と原作・マキノマキ、祖父江里奈プロデューサーよりコメントが到着した。

『ブラックガールズトーク』左から)関水渚、朝日奈央、石井杏奈(c)マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会

 

原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。

 

しっかり者の頼れる年上のお姉さんで商社に勤めるバリキャリOL・太田佳央梨役を演じるのは、2015年までアイドルグループ・アイドリング!!!のメンバーとして活動し、グループ卒業後はバラエティ番組を中心に幅広くマルチに活躍している朝日奈央。本作で地上波連続ドラマ初主演を務める。

 

優しくて面倒見のいい性格の保育士、三浦あや役を演じるのは、映画「町田くんの世界」で映画初主演を果たし、『シガテラ』(テレ東)ではヒロインを熱演。1月スタート『彼女と彼氏の明るい未来』(MBS)、『婚活1000本ノック』(フジテレビ)にも出演する今注目の女優、関水渚。

 

なにもかもが平均的なOL・高橋奈緒役を演じるのは、『シェフは名探偵』(テレ東)や『彼女たちの犯罪』(読売テレビ)など数々の作品に出演し、女優としての活躍がめざましい石井杏奈。今回がテレ東ドラマ初主演となる。年齢も近い3人がまるでリアルな友達のように、楽しいおしゃべりの宴を繰り広げる。

 

朝日奈央(太田佳央梨役)コメント

まさか私にお話をいただけるとは思ってもいなかったので、とてもうれしかったです。たわいもない話から内容の濃い話まで、気心の知れた友達だからこそ話せる会話の展開に「わかるわかる」と共感してしまい、あっという間に読み終えてしまいました。普段は明るくて面白いお姉さんなのに、お仕事がバリバリできるすてきなギャップの持ち主です。バリキャリOLを演じるということで不安もありますが、佳央梨のイメージに合うように全力で務めたいです。

初めての現場でドキドキしていたのですが、初顔合わせで杏奈ちゃんと渚ちゃんにお会いして、2人の温かい雰囲気に一気に緊張がほぐれ撮影がとても楽しみになりました。視聴者の皆さまに楽しんでいただけるように、3人で力を合わせて頑張りたいです。日々いろんな出来事がある中で、気心のしれた友達に話すだけで前に進めたり頑張れたりする。逆に友達が悩んでいる時は力になりたいと思ったり。真剣な話からしょうもない話までできる友達に出会えたことに感謝を伝えたくなります。ただ、感謝を一瞬忘れてしまいそうになるくらいクセの強いキャラクターたちが登場します。視聴者の皆さまがツッコミをいれたくなるような楽しい作品をお届けできるように頑張ります。

 

関水渚(三浦あや役)コメント

中学時代の友達と3人で、私の自宅でよく会合を開いているので、まさにそれだ!と思いました。女性には共感して楽しんでいただけて、男性には女性ってこう考えてるんだ…(笑)と、違った目線で楽しんでいただける作品だと思います! 最初に台本を読んで、きれいな心を持った、人に対して寛大な女性だと思いました。私の人生においてあやから教えてもらえることも多そうだなと感じております。朝日奈央さん、石井杏奈さんと3人で仲良く楽しくやっていけたらそれが作品にもいい影響を与えると思うので、仲良く撮影をしていきたいです! 本読みの時に3人で楽しくお話しさせていただきました。 撮影を通してさらに仲良くなって、より良い作品作りができると思います。 月曜日の夜にほっと一息、クスッと笑っていただける作品をお届けしたいと思います! お楽しみに!

 

石井杏奈(高橋奈緒役)コメント

女性たちの会話劇でとても楽しそう!!と率直に感じました。原作を読んでいくと共感の嵐で、女性3人とそして、個性豊かな人たちの面白おかしいお話にページをめくる手が止まりませんでした。奈緒の人柄に共感できることがとても多かったです。良くも悪くも目立たぬように周りと合わせることがあったり、刺激よりも居心地の良さを求めることがあったり、大切な家族や友達がいたり。自分に近いところをたくさんピックアップして役を作っていけたらと思っています。

朝日奈央さんと関水渚さんとは本読みの時にお会いし、話していく中でお2人の個性が見えてきて作品の中での3人のようだなぁと感じました。連絡先も交換し、撮影がより楽しみになりました。この物語は3人の掛け合いがメインになってくるので心をひとつに頑張ります!! とにかくとにかく! 面白いお話です! ムカッとしたり、スッキリしたり、私たち3人と一緒にこの物語を楽しんでいただきたいです! 皆さまにとって、週の初めである月曜日の夜が楽しみになるようなそんな作品になりますように!!

 

原作者・マキノマキ コメント

『ブラックガールズトーク』原作書影(c)マキノマキ/小学館

「ブラックガールズトーク」は短期連載の予定で始まりました。それがこんなに長く描かせていただいている上にドラマ化まで!! 夢ってみてみるものだなと思っております。毎週月曜夜に、あーこんな人いるわ。ちょっとスッキリしたわ。という、良い意味で軽い気持ちで見ていただけるドラマになっているとうれしいです。私も楽しみです。

 

番組プロデューサー・祖父江里奈(ドラマ室)コメント

私にも仲の良い同世代の女友達が2人います。いつも3人で集まって、最近あったこと、悩んでいること、くだらないこと…いろんなことをおしゃべりします。特に目的はないし、何かを解決したいわけでもない。ただ集まって話していること自体が楽しいのです。このドラマも全体を通して何か崇高なメッセージ性があるわけではありません。ただ、月曜の夜の皆さんに寄り添って一緒に楽しい時間をお届けする。そんな友達みたいなドラマになればと思っています。

 

番組情報

ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』
テレ東系
2024年2月5日(月)スタート
毎週月曜 午後11時6分~11時55分

原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)
主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈
監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)
脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳
チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)
プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)

制作:テレビ東京
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会

公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/
公式 X(Twitter):@tx_premiere23
公式 Instagram:@tx_premiere23
公式 TikTok:@tx_premiere23

(c)マキノマキ/小学館/「ブラックガールズトーク」製作委員会
(c)マキノマキ/小学館

志田彩良×伊武雅刀『こんなところで裏切り飯』ポスタービジュアル解禁!追加キャストに吉田有希&大熊杏優、秋田・宮城・愛媛からアナウンサーも出演

志田彩良と伊武雅刀がW主演を務める、1月18日(木)スタートの連続ドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ 毎週木曜 深夜1時4分~1時34分/TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信)よりポスタービジュアルが解禁。さらに吉田有希、大熊杏優の出演も決定した。

『こんなところで裏切り飯』ポスタービジュアル©日本テレビ

 

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』の中京テレビが放つ、新たなグルメエンタメが誕生。全国で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた“一見、どこでも食べられるような料理”。「どこで食べても変わらない? いや、ここでしか食べられない!」と予想を裏切り、期待を超えるそのおいしさはまさに“裏切り飯”。本作は全て実在する飲食店で撮影。きっとあなたも食べに行きたくなる“裏切り飯”が毎話登場するハートフルグルメコメディーだ。

 

このたび、ポスタービジュアルが完成。「一見、どこでも食べられるような料理」にもかかわらず、全国各地で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた予想を裏切り、期待を超えるおいしい“裏切り飯”を50歳差のW主演を務める志田彩良&伊武雅刀の2人が巡る様子がポップに描かれている。

 

さらに、追加キャストも解禁。主人公・真理子(志田)の同僚となる秘書課メンバー・山本玲奈役に、モデルとして22年、23年の関西コレクションランウェイに出演、女優としては『星降る夜に』(テレビ朝日系)などに出演し、多方面で活躍する吉田有希。同じく秘書課メンバー・宇佐美由佳役にTikTokフォロワー45.3万人越え、映画「17歳は止まらない」「札束と温泉」、バラエティ番組『ハタチェ!~おためしトレンド部~』(ABC)などでも活躍が目覚ましい大熊杏優が決定した。

 

“飯テロ”だけではない、どの職場でも共感できる“あるある”が詰まった「榊原ホテルグループ」社内の“企業ドラマ”にも注目だ。

 

また、秋田・宮城・愛媛からアナウンサーの出演も決定。秋田放送からは『えび☆ステ』(毎週金曜 午後3時50分)で活躍中の2019年入社コンビ・田村誉主在アナ&太田英梨花アナ。ミヤギテレビからは、『OH!バンデス』(毎週月曜~金曜 午後3時48分)のMC(木・金)を務める武田玲子アナ。南海放送からは『和牛のA4ランクを召し上がれ!』(毎週日曜 午後0時55分)の2代目アシスタントとして活躍する高野真子アナがそれぞれ各県の裏切り飯放送回に出演する。

 

番組情報

『こんなところで裏切り飯』(全10回)

中京テレビ(愛知・岐阜・三重の東海3県で放送)

2024年1月18日(木)スタート

毎週木曜 深夜1時4分~1時34分

 

秋田放送

2024年1月23日(火)スタート

毎週火曜 深夜1時24分~1時54分

 

ミヤギテレビ

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 午後4時30分~5時

 

南海放送

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 深夜1時25分~1時55分

 

長崎国際テレビ

2024年1月29日(月)スタート

毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

 

<配信>

TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信

 

出演:志田彩良、伊武雅刀、梅田誠弘、吉田有希、大熊杏優、川島潤哉

脚本:ガクカワサキ

演出:宮岡太郎、大金康平、田中章一

プロデューサー:浅田大道(中京テレビ)、山本喜彦、森一季

制作プロダクション :株式会社メディアミックス・ジャパン

製作著作:中京テレビ放送

 

ホームページ:https://www.ctv.co.jp/uragiri-meshi

X(旧Twitter)&Instagram:@ctv_drama

 

©中京テレビ

恋人の過去を見られたら? 関水渚「末澤誠也さん演じる一郎と過ごした幸せな日々は全部印象的」ドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」

末澤誠也さんと関水渚さんがW主演を務めるドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」が、1月11日(木)よりMBSのドラマ特区枠で放映スタート。ある秘密の過去を恋人に知られてしまうヒロインを演じる関水さんが撮影中のエピソードなどを語ってくれた。

 

関水 渚●せきみず・なぎさ…1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。2019年映画「町田くんの世界」でヒロインに選ばれ、女優デビューを果たす。2021年「八月の夜はバッティングセンターで。」で連続ドラマ初主演。1月17日スタートのフジテレビ系「婚活1000本ノック」に出演。Instagram

 

【関水 渚さん撮り下ろし写真】

 

役作りはとにかく丁寧に台本を読む

──出演が決まったときの心境はいかがでしたか。

 

関水 今ノリに乗っているいらっしゃる橋爪駿輝監督とご一緒できると聞いてうれしかったです。

 

──原作と台本を読んだ感想を教えてください。

 

関水 原作は谷口菜津子先生で、私、谷口先生の絵柄が大好きなんです。実は私はアニメとマンガが大好きで、特に、谷口先生のような女性をセクシーに描いているタッチの絵が好きなんです。ストーリーも生感があって面白いと思いました。マンガなので盛っている部分もあるけど、現実にありそうだなって。台本になると一層生々しい感じが増して、これは現実でもあり得るだろうなって思えて、そこが自分にとってはすごくツボでした。

 

──今回演じられた佐々木雪歌は、つらい過去を抱えた女性です。関水さんは雪歌をどんな女性と捉えていらっしゃいますか。

 

関水 台本を読んで自分なりに考えてみたのですが、そもそも女性って男性に比べて、自己肯定感が高い人が少ない気がするんです。雪歌は過去にいろいろとトラウマがあることによって、それが明確に表れている気がしました。ただでさえ自己肯定感が低いのに、過去のトラウマが重なり、自分のことが好きじゃない。だから自分は愛されなくて当然だと思っていたんでしょうね。そうだったんだけど、そんな考え方を変えてくれるような彼と出会って、今はとても幸せという状況から始まります。

 

──役作りとして事前にどんな準備をされましたか。

 

関水 マンガ原作ということはあまり意識せず、台本を丁寧に読みました。私のやり方としては、台本を頂いて内容が分かったら、ノートとペンを持ち歩いて、「あそこのシーンの気持ちって、こういう理由なのかも」って思い付いた瞬間に、バーッといつでも書くようにしているんです。そういう感じで、とにかく丁寧に読んで役作りをしていくようにしました。

 

満たされている雪歌の笑顔に注目してもらいたい

──雪歌を演じていかがでしたか。

 

関水 演じていてものすごく幸せでした。自己肯定感が低い人って、どうしても自分では埋められない部分って絶対にあると思うんです。そこは人によってじゃないと埋まらないから。撮影は短期間でしたが、撮影中は末澤(誠也)さんが演じる青山一郎に雪歌の足りない部分を埋めてもらって、本当に幸せでした。こんなに自分のことを好きでいられる自分になれるなんてって気持ちになりました。

 

──一郎役の末澤さんの印象を教えてください。

 

関水 初めて会ったときから「あ、一郎みたいかも」って思ったかもしれないです。実はごあいさつする前、一発目の私の発言が「トイレ行ってきます」だったんです(笑)。衣装合わせと台本読みの日で、扉を開けた瞬間に立ち上がった監督が目の前にいらっしゃって。でもすごくトイレに行きたくて、「本当にすみません。立ち上がっていただいて申し訳ないのですが、ちょっと一瞬トイレに行ってきます」と。「良かった! 末澤さんをお待たせせずにトイレにも行けた」って思いました(笑)。でも実は末澤さんは監督の横で穏やかに立っていらっしゃって、後から「あれ? 末澤さんだ!」って思いまして。原作で雪歌が初対面の一郎に感じた印象が「メガネ汚れてる」と「なんかいい人そう」なんですけど、私の末澤さんの印象も「いい人そう」だったかもしれないです。

 

──一郎と雪歌として撮影して印象的だったシーンは?

 

関水 一郎と過ごした幸せな日々は全部印象的でした。雪歌として、こんなに自分を満たしてくれる人がいるんだってすごく感じました。途中から幸せな毎日が変わり始めるので、監督に「幸せなシーンはここまでだよ」って言われたときは涙が止まらなくて。それぐらい一郎と雪歌のラブラブなシーンには思い入れがあります。一郎といることによって、満たされている雪歌の笑顔に注目してもらいたいなって思います。

 

──心から幸せそうな笑顔をするために意識したことはありますか。例えば原作の雪歌の表情を意識していたとか。

 

関水 それをやってしまうと、表面的なお芝居になってしまう気がしてしまって、どの作品でも内面から出るものを大事にやっていこうと思っています。原作の雪歌に息を吹き込むのが私の仕事だから、あの顔は雪歌として生きて自然に出た笑顔です。

 

過去が見えたら……両親が出会ったときを見てみたい

──雪歌は雑貨屋さんで働いている設定ですが、雑貨屋さんでの撮影中の思い出はありますか。

 

関水 雑貨屋さんでの撮影は1日で、観葉植物がたくさん売られていました。私は観葉植物が大好きなので、すごく大きい観葉植物があって欲しいと思いました。しかも右肩上がりの形で縁起も良さそうで(笑)。2メートルぐらいあるから、これを買ったとしたらどうやって持って帰ろうかって、撮影以外の時間は1日中ずっと考えていました。

 

──この作品には過去が見られるVRマシーンが登場します。もし過去を見ることができたら、誰のどんなところが見たいですか。

 

関水 両親が出会ったときを見てみたいですね。どんなふうに好きになって、どんな恋愛をして結婚したんだろうって、その過程を見てみたいです。

 

──ではタイトルにちなんで関水さんが考える「明るい未来」とは?

 

関水 一生女優がやりたいのと、いっぱいいい役に恵まれることでしょうか。一生、今の仕事を続けたいです。プライベートはマキシマム ザ ホルモンのライブに全部当たったらいいな(笑)。あと、ドラゴンボールの一番くじ、欲しいやつ全部当たりたいです。

 

とにかく「ドラゴンボール」は全部好き!

──先ほど、マンガやアニメが大好きとおっしゃっていましたが、普段はどんな作品を読まれますか。

 

関水 「ハレ婚。」、「チェンソーマン」、あと「ドラゴンボール」! 鳥山明先生は「SAND LAND」、「Dr.スランプ」も好きです。でも……今は「ドラゴンボール」が一番好きかなぁ。でも「ハレ婚。」も好きだな。「ハレ婚。」たまんないなぁ(笑)。

 

──たくさんタイトルが出てきますね(笑)。「ハレ婚。」はどんなところがお好きですか。

 

関水 「ハレ婚。」は一夫多妻制が認められた日本が舞台なんですけど、主人公の小春ちゃんとだんなさんの2人が心で繋がっている感じが好きです。小春ちゃんだけが特別なんだけど、だんなさんが自分の気持ちに気付いていないところもいい! 「ドラゴンボール」は鳥山先生の絵もストーリーもキャラクターも大好きです。アニメは声優さんが本当に素晴らしい! 私はフリーザが大好きで、自分も早く戦闘力53万になりたいです。善バージョンの魔神ブウとチャオズも好きですが、一番好きなシーンは、ご飯の前でピッコロが亡くなるシーンです。あんなに一緒に過ごしてきたのに! って。とにかく「ドラゴンボール」は全部好き!

 

──「ドラゴンボール」を語り始めると止まらない感じですね(笑)。子供の頃からお好きなんですか。

 

関水 マキシマム ザ ホルモンの「F」という曲をライブで聴いて、フリーザって何だよって思ったんです(笑)。こんなに悪役な歌詞で、フリーザって一体どんなキャラクターなんだろうって思ったのがきっかけです。

 

──まさかのマキシマム ザ ホルモンきっかけ(笑)。

 

関水 はい、曲がきっかけです。それで見始めたらすごくハマってしまって! 今は一番くじを引くことに命をかけている(笑)。次は一体何が出るんだろうって楽しみにしています。前回はオレンジピッコロが当たって、でっかい箱を抱えて帰りました。それを男子大学生風の方に見られて、「デカッ!!」と言われまして。すごく恥ずかしくて、静かにサササササッと走って帰りました。

 

私、ハマり性で一度ハマるとすごく熱中します

──もしかして一度ハマると夢中になるタイプですか。

 

関水 私、ハマり性で一度ハマるとすごく熱中しますね。音楽はマキシマム ザ ホルモンとJUDY AND MARYのYUKIちゃん、アカシックというバンドが大好きでよく聴いています。絵を描いたり、陶芸をするのも好きで、手びねりでオブジェみたいなものを作っています、絵は最近水彩にハマっていますね。それから服も大好き。VIVIANOとYanYanというブランドにハマっています。女の子の夢って感じで大好き! YanYanはニットブランドですごく上質な毛を使っているので、繊細なんです。とにかく傷をつけないように気を使っていて、友達に腕を触られたら「YanYanのニットだから触らないで」ってお願いするぐらい大事に着ています(笑)。

 

──フィギュアも大切にしていそうですね。

 

関水 大切にしています。1回置き場所を移動したんですが、そのときはしっかり新聞紙にくるんで、絶対に崩れないように細心の注意を払って移動しました。友達が家に来たときに倒したりした日には、私どうなるか分からない(笑)。

 

──1回ハマったら長く好きになりそうですね。

 

関水 ずっと好きですね。お友達も仲良くなるとずっと好きです。

 

 

ドラマ特区
彼女と彼氏の明るい未来

1月11日(木)スタート MBS 毎週(木)深夜24・59~
テレビ神奈川、チバテレビ、テレビ埼玉、とちぎテレビ、群馬テレビで順次放送

MBS動画イズム、TVerにてMBS放送後から一週間、無料見逃し配信

【ドラマ「ドラマ特区 彼女と彼氏の明るい未来」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作:谷口菜津子「彼女と彼氏の明るい未来」(ビームコミックス/KADOKAQWA刊)
監督:橋爪駿輝、八重樫風雅
脚本:伊達さん、橋爪駿輝
出演:末澤誠也 関水渚
中川大輔、山谷花純、青木瞭、三原羽衣、落合モトキ

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/井手真紗子 スタイリスト/後藤仁子

鞘師里保の推しは“食品サンプル”「特に楽屋弁当のガチャガチャにテンションが上がります(笑)」『推しを召し上がれ』

1月10日(水)にスタートする水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレ東ほか 毎週水曜 深夜1時~1時30分)で主演を務める鞘師里保さんにインタビュー。ブルガリア菌推しの主人公・由寿を演じる鞘師さんが、由寿にシンパシーを感じる部分とは?

 

原作は、2023年に発売50周年を迎えた人気ベストセラーのヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子(みやぎ・あやこ)が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)。企業の取材協力の下で執筆された、“お仕事+推し事小説”をドラマ化する。

 

鞘師里保さんが演じるのは、岩手の田舎出身でオタク気質な主人公・朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)。そんな由寿が、“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)(橋本さとし)に見守られながら、ヨーグルトを題材にした創作小説に出てくるブルガリア菌への推し活に勤しみつつ、新人広報ガールとして奮闘していく。

 

◆本作が地上波連ドラ初主演となりますが、最初にお話を聞いた時の率直な感想をお聞かせください。

「地上波連ドラ初主演」というギラギラした文字面に戸惑いました(笑)。でも、ソロ活動を始めてからお芝居を3年ほどやらせていただいていて、初主演の機会をいただけたことがすごくうれしいです。主演と聞くと、あまりにも普段の自分と違う世界だなと思っていましたが、実際に現場に入ってからは少しずつ実感が湧いてきています。

最初は、しっかりしなきゃいけない、という気持ちがありました。これまでの現場では、先輩が気を使って話しかけてきてくださったりしていましたが、今回は自分から話しに行きたいなと。私は、相手に興味があっても話しかけていいのか分からなくて行けない、ということが多くて、日常生活でもそれが多いんです。でも今回はあまりそういうことは考えずに飛び込んでみようかなと思いました。キャストの中では私が一番年下ですが、スタッフさんの中には私よりも年下の方もいるので、そういう方にも友達のように話しかけてもらえるような環境作りを心掛けています。

 

◆鞘師さんが演じる朋太子由寿の印象はいかがですか?

由寿は社会人1年目で、岩手県の田舎から急に大阪で働くことになり、途中から東京に転勤になるという、本人からしたらあまりにも展開が多すぎて戸惑っているような状況だと思います。目の前のことにすごく真面目で、行動や挙動から、自分が大切にしているものへの真っすぐな気持ちが感じられます。台本を見ていると、「由寿ちゃんすてきだな」と思うことが多いですし、由寿の頑張っている姿や成長していく姿に感銘を受けたり、応援したくなったりして。私が鞘師里保として由寿を見た時にそう思ったので、ちゃんとそれを私が自分で体現してあげなきゃなと思いますし、由寿は私にとって守りたい存在です。

 

◆由寿の魅力や好きなところはありますか?

目の前にあるもの、自分が大切にしているものに対してすごく誠実な子だなと思います。都会に出て慣れない環境の中で、迷いがあってもがくシーンもあるのですが、信念を貫く意志は強くて。そこがまず彼女の魅力の一つだなと思います。

もう一つは、周りの人に面倒を見てもらったり助けてもらったりする中で、それを自分にしっかり還元できているところ。先輩にご飯に誘われて、打ち解けて、そこから会社にも慣れていって、企画を任せてもらったり。助けてあげたくなるような、放っておけないかわいらしさもあると思います。

 

◆鞘師さんご自身は由寿のそういう部分と共通点はありますか?

自分から「同じです!」とは言えないですが、周りの方のお話を聞くと少し似ている部分もあるかもしれません。例えば、私はつまずきやすくて、普段の生活やステージの上でつまずいてしまうことが多くて。そんな中で私のファンの方は、私がちゃんと階段を上り切ったら拍手してくださるんです(笑)。そういうところは由寿ちゃんに少しシンパシーを感じています。今回のドラマに入る際、周りのスタッフさんに、「あなたのすっとこどっこいなところ、そのままやればいいよ」と言われました(笑)。ナチュラルに演じていればそんなに遠い女の子ではないのかもしれないと思います。

 

◆そんな由寿を演じられて、由寿から学ぶ部分はありますか?

私は12歳から芸能界でお仕事をさせていただいていますが、由寿は初心を思い出させてくれる子だと感じています。私はダンスがやりたくて芸能界に入ったのですが、「憧れていた先輩たちと仕事ができる、頑張ろう」と思いながらも、楽しいだけではなくて苦労することもあったなと。由寿が初めてのものに対して立ち向かっていく姿を見ると昔の自分を思い出しますし、最初のころの気持ちを忘れたくないと思わせてくれます。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(c)テレビ東京

 

◆由寿は岩手県出身ですが、岩手弁はどのようにして習得されましたか?

私は西日本出身で、岩手とはなまり方が全然違うんですよね。なので、岩手弁のお手本を聞きながら練習したり、あとは共演の生駒里奈さんが秋田県出身なので、同じ東北の界隈ということで生駒さんに教えていただいたりしました。県が違うと厳密には違うそうなのですが、若者が使う東北弁などに関しては生駒さんも知識があるそうで、「これってどういうイントネーションなんですかね」とたくさん質問させていただきました。

 

◆本作では人間以外に乳酸菌が出てきますが、物語の世界観の印象はいかがですか?

不思議ですよね。乳酸菌が自分の横に存在しているというのはすごくファンタジーだと思いますが、お話自体は視聴者の皆さんの生活に結びつく部分も多いんじゃないかなと思います。例えば、自分が今やっている仕事の中でもっと上にいきたいけど頑張り切れない部分があるとか、自分が好きなもの、推しているものを周りの人に堂々と言うことに抵抗があるとか。アイドルが好き、音楽が好き、こういう映画が好き、という自分の推しで日々が潤っている、働いたり勉強したりする活力になる方はたくさんいらっしゃると思いますが、それはこのドラマと近いところがあると思います。主人公の由寿が何かに成功して大社長になる! とかそういうお話ではなくて、日々目の前のことを勉強して着実に前に進んでいって、新しい環境で輪を広げていく。一見すごくファンタジックに見えるかもしれませんが、そういった過程を見ていると、とても日常に寄り添ってくれる作品だなと思いました。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

1日中撮影していて、皆さん大変だと思いますが、スタッフさん同士でいじり合っていたり、片桐健滋監督を中心に、面白いことを言ってみんなを笑わせてくださったり。皆さんがそうやって盛り上げてくださるおかげで、とても楽しく撮影させていただいています。最初は主演というのもあって緊張しながらクランクインしたのですが、皆さんの明るさに助けられて、私はただただ楽しんでいます。

 

◆橋本さとしさんが乳酸菌のブルガリア菌を演じられていますが、橋本さんのブルガリア菌はいかがでしたか?

橋本さんのカッコよさ、ダンディーさが、あの菌のかわいらしさを演出してくれているなと感じています。撮影の中で高らかに歌い上げるようにせりふをおっしゃっていたりもしますし、現実世界に存在している役ではないので、自由に動き回られたりもしていて、「かわいい~!」と思う瞬間がすごく多いです(笑)。ただ、劇中では由寿ちゃんは乳酸菌の存在に気づいていなくて、乳酸菌とは会話ができないんです。でも、気づいてないけどそばにいてくれているということを客観的に視聴者の方は見ることができるので、それで私自身も見守られている、支えられているという気持ちになりますし、それが役作りになっているような気もします。

 

◆撮影中は橋本さんとどのようなお話をされていましたか?

橋本さん演じるブルガリア菌は、おなかの中の菌として共存しているから一緒にいるという設定なのですが、私も橋本さんも同じシーンを演じているはずなのに会話をしていないのでお互い一人芝居なんです。会話ではなく自分発信で情報を出していかないといけないというのがお互いにあるので、それが大変ですよね、とお話をしました。2人が同じ画面にいるのに会話をしていないというのは不思議な状況で難しいですよね、と。乳酸菌は、菌のお話や状況のお話などストーリーテラー的要素も兼ねていると思うので、せりふも多くて。そういう意味で、橋本さんは「僕は長年ミュージカルやドラマをやっているけど、これだけせりふが多いと年々頭に入ってこなくなる。それを今回すごく実感している」とおっしゃっていました。でも、私からしたら、一人芝居の文言を一気に覚えるのは単純に大変だと思いますし、年齢のせいではないと思いますよとお伝えました(笑)。

 

◆菌の名前など難しいせりふもありますよね。

由寿がハマっている、ブルガリア菌とサーモフィルス菌の創作小説があるのですが、キャラクター化されて物語になることによって、難しい言葉もすっと入ってくるんです。分かりやすくエンタメに昇華されたことによって、こんなにも楽しく文字が入ってくるんだ、と実感しています。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(c)テレビ東京

 

◆乳酸菌のお話というのは珍しいと思いますが、役を演じられていて難しいと感じることはありますか?

突如笑ってしまうような出来事が起こるみたいなことが多々ありまして。例えば、仕事が終わって由寿が家に帰ってきて、「疲れたー!」と言う日常にありそうなシーンで、由寿の横10センチくらいのところで乳酸菌が「お疲れさま」って言っていたりするんです(笑)。それをガン無視しているという状況に笑ってしまうことがあります。撮影でもやり直しをすることがよくあります(笑)。

あと、由寿が東京で働くときの先輩として明日海りおさんが出演されるんですけど、明日海さんが乳酸菌演じる橋本さんを見ちゃいけないのに見ちゃうこともあって(笑)。皆さんそこに苦労してらっしゃる感じがしました。橋本さんは、どうしてもいい意味で存在感がすごくあるので、それを無視しなければならないというところに苦労があります。

 

◆由寿はそのブルガリア菌を推していますが、鞘師さんご自身は今推しているものはありますか?

人や生物に対しては今のところないのですが、食品サンプル推し、食玩推しです。今はガチャガチャも種類が増えてすごく流行っていると思うんですけど、私はお菓子の製品が小さくなっているものが特に好きで。今回ドラマで明治さんに協力いただいていますが、明治さんのチョコレートや果汁グミなどがキーホルダーになっているガチャガチャなんかもあって。

その中でも、このお仕事を始めてから私が特にテンションが上がるのが、楽屋弁当のガチャガチャです(笑)。オーベルジーヌとか、まい泉のお弁当とか、喜山のお弁当とか。小さくなってガチャガチャで売られています。ガチャガチャをやる目的として「何が出るのかな」という楽しみがあると思うのですが、私はコンプリートしたくて全種類パックを買いました(笑)。

 

◆人などではなく食品サンプル推し、というところは由寿と少し似ている部分もありそうですね。

そうですね。ドラマの最初の方や東京に転勤した後などの由寿ちゃんは、人と話す時に緊張しているのが見受けられるのですが、ブルガリア菌の話や自分の知識のある専門分野の話になった途端に冗舌になるんです。その気持ちがすごく分かります(笑)。今もこんなに話しすぎたらいけないよなと思いながら楽屋弁当のミニチュアの話をしていました(笑)。

 

PROFILE

鞘師里保
●さやし・りほ…1998年5月28日生まれ。広島県出身。AB型。2011年にモーニング娘。9期生としてデビューし、2015年に卒業。近年は音楽活動を中心に、『ワタシってサバサバしてるから』『めんつゆひとり飯』などに出演。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』
テレ東ほか
2024年1月10日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~1時30分

配信:
各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)
主演:鞘師里保
共演:明日海りお 生駒里奈 / 橋本さとし
野村麻純 永田崇人 好井まさお 水間ロン ・ 宇野祥平 中島ひろ子

脚本:阿相クミコ、波多野都
監督:片桐健滋、藤田結衣、佐藤洋輔
音楽:田井モトヨシ
プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
企画協力:株式会社 明治/株式会社 明治アドエージェンシー
制作協力:東通企画
製作著作:テレビ東京

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/
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(c)テレビ東京

久住小春×佐藤大樹『瓜を破る』OPテーマをヤングスキニー、EDテーマを吉澤嘉代子が担当!Netflixで先行配信も決定【コメントあり】

久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)がW主演を務める、TBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(2024年1月23日(火)放送・配信スタート TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~)より、OPテーマがヤングスキニー、EDテーマが吉澤嘉代子に決定。コメントも到着した。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』OPテーマを担当するヤングスキニー

 

本作は、累計発行部数400万部突破の板倉梓によるコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く群像ラブストーリー。久住と佐藤がW主演を務め、酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希らが共演する。

 

このたび、本作のオープニングテーマがヤングスキニーの「恋は盲目」、エンディングテーマが吉澤嘉代子の「涙の国」に決定した。ヤングスキニーは若者のリアルな思いを描く等身大の歌詞で、10代~20代から支持を受ける平均年齢21歳の4ピース・ロックバンド。

 

シンガーソングライターとして活動していた、かやゆー(Vo.&Gt.)が中心となって2020年8月に結成。インディーズ時代にリリースした「本当はね、」が、ストリーミングの累計再生回数1億回を突破。関連動画の総再生数17億回を超える大ヒットを記録し、2023年2月にメジャーデビューを果たした。

 

今回の楽曲は、自分に自信がなく、タイトルの通り“恋に盲目”な主人公が、自身の殻を破り過去の恋愛から吹っ切れるまでの心情を軽快なビートにのせて歌ったポップなロックナンバーとなっている。

 

エンディングテーマを担当する吉澤は2014年にメジャーデビューしたシンガーソングライターで、2ndシングル「残ってる」がロングヒット。2023年7月に映画「アイスクリームフィーバー」の主題歌として書き下ろしたシングル「氷菓子」をリリース。11月には「青春」をテーマにした2部作の第1弾EP『若草』をリリース。2024年春には第2弾となるEP『六花』のリリースも決定している。

 

今回書き下ろした本作のエンディングテーマは、「ふつうの人生」からこぼれ落ちてしまったと感じている人に向けて書かれた楽曲。“涙の国”というこの世ならざる場所をテーマに制作された。

 

さらに1月23日(火)からのTBSでの地上波放送に先駆け、1月16日(火)から動画配信サービス「Netflix」で先行配信がスタートする。ヤングスキニーと吉澤のコメントは下記に掲載。

 

ヤングスキニー コメント

「恋は盲目」を書き下ろさせていただきました、ヤングスキニーです。この楽曲は、もちろん恋愛ソングではありますが、失恋して落ち込んでいる人が前向きになれるような曲でもある気がします。ドラマと併せて、楽曲も両方楽しんでいただけたらうれしいです!

 

吉澤嘉代子 コメント

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』EDテーマを担当する吉澤嘉代子

ドラマの歌を書くお話をいただき、まずは原作を1冊だけ読もうと手に取ると、面白すぎて最新刊まで読破していました。気づけば空は白んでおり、その熱のまま板倉梓先生のサイトにファンメールを送りかけましたが、この感動は楽曲で伝えなければと踏み止まりました。作品に登場する魅力的なキャラクターたちは本当の気持ちを言葉にするときに涙があふれてしまいます。その姿に私ももらい泣きしてしまい、締めくくりに涙の歌を書こうと思い至りました。とても優しい物語だと思います。ドラマになるのが楽しみです。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』
TBSほか
2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

<配信>
地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

<先行配信>
日本国内では1月16日(火)より「Netflix」にて毎週火曜配信
その後、海外にて順次配信を予定

<キャスト>
久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
土村芳、石川瑠華、泉澤祐希
酒井若菜

<スタッフ>
製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)
脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子
プロデューサー:田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
監督:坂下雄一郎、枝優花
オープニングテーマ:ヤングスキニー「恋は盲目」
エンディングテーマ:吉澤嘉代子「涙の国」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/
公式X(旧Twitter):@drama_streamtbs
公式Instagram:@tbs_drama_stream
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(c)『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

久住小春×佐藤大樹『瓜を破る』OPテーマをヤングスキニー、EDテーマを吉澤嘉代子が担当!Netflixで先行配信も決定【コメントあり】

久住小春と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)がW主演を務める、TBSドラマストリーム枠『瓜を破る~一線を越えた、その先には』(2024年1月23日(火)放送・配信スタート TBS 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分 ※初回は深夜1時13分~)より、OPテーマがヤングスキニー、EDテーマが吉澤嘉代子に決定。コメントも到着した。

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』OPテーマを担当するヤングスキニー

 

本作は、累計発行部数400万部突破の板倉梓によるコミック「瓜を破る」をドラマ化。登場人物たちが30代処女、事実婚、ルッキズム、ノンセクシャルなど、さまざまな悩みに迷いもがきながらも自分なりの答えを模索していく姿を描く群像ラブストーリー。久住と佐藤がW主演を務め、酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希らが共演する。

 

このたび、本作のオープニングテーマがヤングスキニーの「恋は盲目」、エンディングテーマが吉澤嘉代子の「涙の国」に決定した。ヤングスキニーは若者のリアルな思いを描く等身大の歌詞で、10代~20代から支持を受ける平均年齢21歳の4ピース・ロックバンド。

 

シンガーソングライターとして活動していた、かやゆー(Vo.&Gt.)が中心となって2020年8月に結成。インディーズ時代にリリースした「本当はね、」が、ストリーミングの累計再生回数1億回を突破。関連動画の総再生数17億回を超える大ヒットを記録し、2023年2月にメジャーデビューを果たした。

 

今回の楽曲は、自分に自信がなく、タイトルの通り“恋に盲目”な主人公が、自身の殻を破り過去の恋愛から吹っ切れるまでの心情を軽快なビートにのせて歌ったポップなロックナンバーとなっている。

 

エンディングテーマを担当する吉澤は2014年にメジャーデビューしたシンガーソングライターで、2ndシングル「残ってる」がロングヒット。2023年7月に映画「アイスクリームフィーバー」の主題歌として書き下ろしたシングル「氷菓子」をリリース。11月には「青春」をテーマにした2部作の第1弾EP『若草』をリリース。2024年春には第2弾となるEP『六花』のリリースも決定している。

 

今回書き下ろした本作のエンディングテーマは、「ふつうの人生」からこぼれ落ちてしまったと感じている人に向けて書かれた楽曲。“涙の国”というこの世ならざる場所をテーマに制作された。

 

さらに1月23日(火)からのTBSでの地上波放送に先駆け、1月16日(火)から動画配信サービス「Netflix」で先行配信がスタートする。ヤングスキニーと吉澤のコメントは下記に掲載。

 

ヤングスキニー コメント

「恋は盲目」を書き下ろさせていただきました、ヤングスキニーです。この楽曲は、もちろん恋愛ソングではありますが、失恋して落ち込んでいる人が前向きになれるような曲でもある気がします。ドラマと併せて、楽曲も両方楽しんでいただけたらうれしいです!

 

吉澤嘉代子 コメント

『瓜を破る~一線を越えた、その先には』EDテーマを担当する吉澤嘉代子

ドラマの歌を書くお話をいただき、まずは原作を1冊だけ読もうと手に取ると、面白すぎて最新刊まで読破していました。気づけば空は白んでおり、その熱のまま板倉梓先生のサイトにファンメールを送りかけましたが、この感動は楽曲で伝えなければと踏み止まりました。作品に登場する魅力的なキャラクターたちは本当の気持ちを言葉にするときに涙があふれてしまいます。その姿に私ももらい泣きしてしまい、締めくくりに涙の歌を書こうと思い至りました。とても優しい物語だと思います。ドラマになるのが楽しみです。

 

番組情報

ドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』
TBSほか
2024年1月23日(火)スタート ※初回は深夜1時13分~
毎週火曜 深夜0時58分~1時28分(放送日によって放送時間が異なります)

<配信>
地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

<先行配信>
日本国内では1月16日(火)より「Netflix」にて毎週火曜配信
その後、海外にて順次配信を予定

<キャスト>
久住小春、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)
土村芳、石川瑠華、泉澤祐希
酒井若菜

<スタッフ>
製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
原作:板倉梓「瓜を破る」(板倉梓/芳文社刊)
脚本:おかざきさとこ、髙橋幹子
プロデューサー:田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
監督:坂下雄一郎、枝優花
オープニングテーマ:ヤングスキニー「恋は盲目」
エンディングテーマ:吉澤嘉代子「涙の国」

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(c)『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会

松村沙友理、“クズ夫”役・竹財輝之助の演技力に感服「本当にこういう人なのかな!?と疑ってしまいました」『極限夫婦』第1章

2024年1月18日(木)スタートの『極限夫婦』(カンテレ 毎週木曜 深夜0時25分~ ※初回は深夜0時40分~1時10分/DMM TVにて独占配信)より、第1章の主演である松村沙友理と竹財輝之助のコメントが到着。また、追加キャストとして髙田延彦、NANA(MAX)、黒沢ともよの出演が発表された。

 

本作は、「めちゃコミック」で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス「極限夫婦」(双葉社・アクションコミックス)を原作に、モラハラ、浮気、男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマ。

 

第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)では、松村沙友理と竹財輝之助の主演で、結婚後も会社員時代の上下関係が残る年の差夫婦の“極限状態”と、社会的地位に固執するクズ夫に対する痛快な復讐劇を描く。松村が元上司のドS夫に尽くし続ける真面目な専業主婦・桃子役、竹財が妻を家政婦のようにこき使うモラハラエリート夫・高弘役を演じる。このたび、初共演となる2人からコメントが到着した。

 

本作の役どころについて竹財は「クズ夫役を演じられるので楽しみでした。思いきってできるのはお芝居ならではで、ある種のやりがいがあります。高弘を演じる上で意識しているのは、自分がこんな男にはなりたくないなという嫌なやつ、理想と真逆の男をやるということだけですかね。今まで演じていたことを生かしつつ、俳優の先輩方がやってきたキャラクターだったりを意識して演じています」とコメント。

 

一方、松村は「なかなか難しい役どころだと思ったのですが、話が本当に面白くて、演じるのが楽しいです。私と桃子とはそんなに似てるところはないと思っていて、見てくださる方に彼女の気持ちが分かりやすく伝わればいいなとは思いつつ、私の技術でできるかなという不安もあります」と語る。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

そんな松村に対し、竹財は「松村さんは現場では(アイドルの)“さゆりんご”モードの時と、女優さんとしている時といろいろな表情がありすごくすてきな人です。お話を聞いていたら、すごくたくさんの事を考えて悩んだりもされてるのかなと思いましたけど、現場での松村さんは明るくて、全然そういうそぶりを感じさせません。沈んだ空気を出さず、現場を明るく引っ張っていく方なので、すごくありがたいです」とそのプロ意識の高さを称賛した。

 

初共演となる2人だが、松村に竹財の印象を聞くと「初日は“本当にこういう人なのかな!?”と疑ってしまいましたが、普段の姿にクズさはまったくなくて、そう思わせられる演技のテクニックはどこで学ばれるのか、“俳優さんってすごい!”と思いました。実際に竹財さんとしゃべってみると、話すスピードなどもそうですし、高弘とは270度ぐらい違いました。竹財さんがいろんなシーンで演じられている姿を見るたびに驚きがあります」とその演技力に目を輝かせた。

 

これを受けて「普段はうまく(クズさを)隠してるからね(笑)」とほほ笑んだ竹財は「この役を見て楽しんでくださいとは言いづらいのですが…(笑)。夫婦にはどうしてもいろいろあると思います。幸せそうな夫婦に見えて、実は…というところを、皆さんには“ああいう夫婦、ああいう男にはなりたくない”と反面教師として見てもらえればありがたいかなと思います。最後にはスカッとするので楽しんでください」と視聴者に呼びかけた。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

最後に松村は「特に楽しみなのは、船越夫婦宅のシーンです。せりふの量も多いですし、言葉だけで物語が進んでいくんです。私は今まで掛け合いだけで演技をさせていただくことがあまりなかったので、台本を読んでいても面白いです。竹財さんは“本読み”などで私がうまくできないときも、置いていくことなく一緒に連れて行ってくださる方です。なので、胸を借りるつもりで、竹財さん演じる高弘に言葉で打ちのめされていく、その心地よさを感じたいと思っています(笑)。皆さんに存分に楽しんでいただきたいというのが一番なので、最後にスカッとしてもらえたらうれしいです」と見どころを語った。

 

また、第1章のゲストも解禁。高弘が勤める会社の専務で、桃子の復讐のキーマン・前島浩一役を髙田延彦、高弘の上司で桃子のよき相談相手となる頼もしい先輩・伊上美穂役をNANA(MAX)、距離感が近い高弘の後輩・香月美沙役を黒沢ともよが演じる。3人のコメントは以下を参照。

 

髙田延彦 コメント

純粋ピュアな桃子ちゃんというすてきな奥さんがいながら、ひどい仕打ちをし続けた高弘が本当にひどい奴で、どうにかしてやりたいと台本を読みながら思っていました。社会には自分のメリットでどう行動するかなどを判断する人は多いかもしれませんが、私が演じさせていただいた前島はそのキーマンだったように思います。自然と感情移入しやすい役どころだった分、「やっちゃえやっちゃえ!」と桃子の応援団のような気持ちで演じられて、楽しかったです。でも、高弘役の竹財さんが才能もあるし台本よりもかわいすぎて「桃子頑張れ、高弘も頑張れ!」と逆に応援しちゃいました。クライマックスシーンの撮影では、花道での演技を砂かぶり席で見ている気分でした。無垢なかわいらしさがある桃子が、真実を知ることで別人に変化していく姿が見どころです。愛して愛して、尽くしていた分、振り幅が本当にすごいです。女性の怖さを存分に見て、楽しんでください!

 

NANA コメント

まずタイトルの『極限夫婦』に興味津々になり、まさに極限な内容に感情が振り乱され最後にはまさかの展開に“スカッとして面白い!!”と思いました。私が今回演じた伊上は、明るくて仕事ができて後輩思いな先輩上司です。こんな先輩がいたらお仕事もプライベートなお付き合いも、きっと楽しいだろうなと思いました。そんなすてきな役を演じられてうれしかったです。現場は、活気と和やかな空気感もあり、みんなで一緒に作ってる雰囲気で楽しかったです。外からは分からない夫婦の極限状態をのぞき見しながら、スカッとストレス発散できるドラマになっていると思います。ぜひ楽しんで見てください!

 

黒沢ともよ コメント

やばい夫婦の話が3本立てなのですが、すごくテンポよく話が進んでいって、“こんなに気持ちいいのか復讐劇は!”と思いました。私が演じたのは、高弘の後輩・香月美沙です。監督からは、お仕事ではなく人間関係を頑張ってきた女の子だとお話いただきました。美容にお金をかけている感じが出ている女の子でございます。いろんな人に甘えて生きてきた子というところを大切に演じています。演じてみて、“人に甘えるのってこんなに楽しいんだ!”と思いました。今後のことを考えないで立ち振る舞える機会があったら、香月さんぐらい思いっきり甘えてみたいなと思います。とても見ていて爽快な作品なので、まずは3話まで見ていただいて、気持ちよさを味わっていただいたら、次もその次も見たくなると思います。男性諸君はこのドラマを見て、絶対に不倫はしないぞ、と思っていただけたらうれしいです!

 

番組情報

『極限夫婦』
カンテレ(関西ローカルで地上波放送/DMM TVにて独占配信)
2024年1月18日(木)スタート 深夜0時40分~1時10分(※初回のみ)
毎週木曜 深夜0時25分~

<第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)>
主演:松村沙友理、竹財輝之助
出演:岡本玲、桐山漣、北乃きい、平岡祐太

<第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)>
主演:岡本玲、桐山漣

<第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)>
主演:北乃きい、平岡祐太

原作:きづきあきら+サトウナンキ『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:酒見顕守、髙野有里(メディアプルポ)
脚本:保木本真也、渋谷英史
プロデューサー:田中健太(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)

(c)カンテレ

松村沙友理、“クズ夫”役・竹財輝之助の演技力に感服「本当にこういう人なのかな!?と疑ってしまいました」『極限夫婦』第1章

2024年1月18日(木)スタートの『極限夫婦』(カンテレ 毎週木曜 深夜0時25分~ ※初回は深夜0時40分~1時10分/DMM TVにて独占配信)より、第1章の主演である松村沙友理と竹財輝之助のコメントが到着。また、追加キャストとして髙田延彦、NANA(MAX)、黒沢ともよの出演が発表された。

 

本作は、「めちゃコミック」で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス「極限夫婦」(双葉社・アクションコミックス)を原作に、モラハラ、浮気、男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマ。

 

第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)では、松村沙友理と竹財輝之助の主演で、結婚後も会社員時代の上下関係が残る年の差夫婦の“極限状態”と、社会的地位に固執するクズ夫に対する痛快な復讐劇を描く。松村が元上司のドS夫に尽くし続ける真面目な専業主婦・桃子役、竹財が妻を家政婦のようにこき使うモラハラエリート夫・高弘役を演じる。このたび、初共演となる2人からコメントが到着した。

 

本作の役どころについて竹財は「クズ夫役を演じられるので楽しみでした。思いきってできるのはお芝居ならではで、ある種のやりがいがあります。高弘を演じる上で意識しているのは、自分がこんな男にはなりたくないなという嫌なやつ、理想と真逆の男をやるということだけですかね。今まで演じていたことを生かしつつ、俳優の先輩方がやってきたキャラクターだったりを意識して演じています」とコメント。

 

一方、松村は「なかなか難しい役どころだと思ったのですが、話が本当に面白くて、演じるのが楽しいです。私と桃子とはそんなに似てるところはないと思っていて、見てくださる方に彼女の気持ちが分かりやすく伝わればいいなとは思いつつ、私の技術でできるかなという不安もあります」と語る。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

そんな松村に対し、竹財は「松村さんは現場では(アイドルの)“さゆりんご”モードの時と、女優さんとしている時といろいろな表情がありすごくすてきな人です。お話を聞いていたら、すごくたくさんの事を考えて悩んだりもされてるのかなと思いましたけど、現場での松村さんは明るくて、全然そういうそぶりを感じさせません。沈んだ空気を出さず、現場を明るく引っ張っていく方なので、すごくありがたいです」とそのプロ意識の高さを称賛した。

 

初共演となる2人だが、松村に竹財の印象を聞くと「初日は“本当にこういう人なのかな!?”と疑ってしまいましたが、普段の姿にクズさはまったくなくて、そう思わせられる演技のテクニックはどこで学ばれるのか、“俳優さんってすごい!”と思いました。実際に竹財さんとしゃべってみると、話すスピードなどもそうですし、高弘とは270度ぐらい違いました。竹財さんがいろんなシーンで演じられている姿を見るたびに驚きがあります」とその演技力に目を輝かせた。

 

これを受けて「普段はうまく(クズさを)隠してるからね(笑)」とほほ笑んだ竹財は「この役を見て楽しんでくださいとは言いづらいのですが…(笑)。夫婦にはどうしてもいろいろあると思います。幸せそうな夫婦に見えて、実は…というところを、皆さんには“ああいう夫婦、ああいう男にはなりたくない”と反面教師として見てもらえればありがたいかなと思います。最後にはスカッとするので楽しんでください」と視聴者に呼びかけた。

『極限夫婦』(c)カンテレ

 

最後に松村は「特に楽しみなのは、船越夫婦宅のシーンです。せりふの量も多いですし、言葉だけで物語が進んでいくんです。私は今まで掛け合いだけで演技をさせていただくことがあまりなかったので、台本を読んでいても面白いです。竹財さんは“本読み”などで私がうまくできないときも、置いていくことなく一緒に連れて行ってくださる方です。なので、胸を借りるつもりで、竹財さん演じる高弘に言葉で打ちのめされていく、その心地よさを感じたいと思っています(笑)。皆さんに存分に楽しんでいただきたいというのが一番なので、最後にスカッとしてもらえたらうれしいです」と見どころを語った。

 

また、第1章のゲストも解禁。高弘が勤める会社の専務で、桃子の復讐のキーマン・前島浩一役を髙田延彦、高弘の上司で桃子のよき相談相手となる頼もしい先輩・伊上美穂役をNANA(MAX)、距離感が近い高弘の後輩・香月美沙役を黒沢ともよが演じる。3人のコメントは以下を参照。

 

髙田延彦 コメント

純粋ピュアな桃子ちゃんというすてきな奥さんがいながら、ひどい仕打ちをし続けた高弘が本当にひどい奴で、どうにかしてやりたいと台本を読みながら思っていました。社会には自分のメリットでどう行動するかなどを判断する人は多いかもしれませんが、私が演じさせていただいた前島はそのキーマンだったように思います。自然と感情移入しやすい役どころだった分、「やっちゃえやっちゃえ!」と桃子の応援団のような気持ちで演じられて、楽しかったです。でも、高弘役の竹財さんが才能もあるし台本よりもかわいすぎて「桃子頑張れ、高弘も頑張れ!」と逆に応援しちゃいました。クライマックスシーンの撮影では、花道での演技を砂かぶり席で見ている気分でした。無垢なかわいらしさがある桃子が、真実を知ることで別人に変化していく姿が見どころです。愛して愛して、尽くしていた分、振り幅が本当にすごいです。女性の怖さを存分に見て、楽しんでください!

 

NANA コメント

まずタイトルの『極限夫婦』に興味津々になり、まさに極限な内容に感情が振り乱され最後にはまさかの展開に“スカッとして面白い!!”と思いました。私が今回演じた伊上は、明るくて仕事ができて後輩思いな先輩上司です。こんな先輩がいたらお仕事もプライベートなお付き合いも、きっと楽しいだろうなと思いました。そんなすてきな役を演じられてうれしかったです。現場は、活気と和やかな空気感もあり、みんなで一緒に作ってる雰囲気で楽しかったです。外からは分からない夫婦の極限状態をのぞき見しながら、スカッとストレス発散できるドラマになっていると思います。ぜひ楽しんで見てください!

 

黒沢ともよ コメント

やばい夫婦の話が3本立てなのですが、すごくテンポよく話が進んでいって、“こんなに気持ちいいのか復讐劇は!”と思いました。私が演じたのは、高弘の後輩・香月美沙です。監督からは、お仕事ではなく人間関係を頑張ってきた女の子だとお話いただきました。美容にお金をかけている感じが出ている女の子でございます。いろんな人に甘えて生きてきた子というところを大切に演じています。演じてみて、“人に甘えるのってこんなに楽しいんだ!”と思いました。今後のことを考えないで立ち振る舞える機会があったら、香月さんぐらい思いっきり甘えてみたいなと思います。とても見ていて爽快な作品なので、まずは3話まで見ていただいて、気持ちよさを味わっていただいたら、次もその次も見たくなると思います。男性諸君はこのドラマを見て、絶対に不倫はしないぞ、と思っていただけたらうれしいです!

 

番組情報

『極限夫婦』
カンテレ(関西ローカルで地上波放送/DMM TVにて独占配信)
2024年1月18日(木)スタート 深夜0時40分~1時10分(※初回のみ)
毎週木曜 深夜0時25分~

<第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)>
主演:松村沙友理、竹財輝之助
出演:岡本玲、桐山漣、北乃きい、平岡祐太

<第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)>
主演:岡本玲、桐山漣

<第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)>
主演:北乃きい、平岡祐太

原作:きづきあきら+サトウナンキ『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:酒見顕守、髙野有里(メディアプルポ)
脚本:保木本真也、渋谷英史
プロデューサー:田中健太(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)

(c)カンテレ

高梨臨「夫をじわじわ攻めるような復讐劇が1つ、2つと展開されていくのが爽快な部分もあり、楽しんでいただけるかも」ドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2」

2023年1月期に放送され、話題を集めたドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法」のSeason2が1月9日(火)より、テレ東で放送開始。キャストは一新され、最愛の息子を失い、夫への復讐心を募らせる主人公・日野美咲を高梨 臨さんが演じる。「大切なものを失い、愛が憎しみへと変わる気持ちは共感できます」という高梨さんがドラマの見どころなど語ってくれた。

 

高梨臨●たかなし・りん…1988年12月17日生まれ、千葉県出身。2012年第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」に主演。その後NHK連続テレビ小説「花子とアン」、「恋がヘタでも生きてます」などに出演。2023年はドラマ「VIVANT」、「単身花日」などに出演。出演待機作に、日英合作映画「コットンテール」(3月1日(金)公開予定)がある。Instagram

 

【高梨 臨さん撮り下ろし写真】

 

美咲が復讐にとらわれていく姿が怖くもあり、面白く感じられるポイント

──キャストを一新してのSeason2となりますが、改めて「夫を社会的に抹殺する5つの方法」って興味をそそられるタイトルだなと思いました。

 

高梨 最初に聞いたときは私もインパクトが強すぎると思いました。Season1を知っていたので、お話を頂いたときはSeason2をやるんだと思いました。このタイトルは、キャッチーでインパクトもあるし、Season2はどうなるんだろうってワクワク感を視聴者の皆さんに伝えられるのかなって思います。

 

──Season2の脚本をお読みになった印象はいかがですか。

 

高梨 ドラマチックな復讐劇ではありますが、根本にあるのは誰もが持っている普通の感情だと思います。私が演じる日野美咲は最愛の息子を亡くしたことがきっかけで、夫との問題に向き合い、愛した人への感情が復讐心へと変わっていく。美咲が復讐にとらわれていく姿が怖くもあり、視聴者の皆さんにとって面白く感じられるポイントなのかなって思いました。

 

──美咲という女性をどんな人物だと捉えていらっしゃいますか。

 

高梨 私ぐらいの年齢の人から見ると、等身大の女性に感じられると思います。ずっとマンガを描くという夢を見てきて、でも好きな人と出会い、結婚して子供が生まれ、子供の幸せを一番に願っている。そして子供が生まれてからは子供のための人生を送っている……それはよくある話だなと思うんですね。そんな普通の主婦が夫のせいで子供を亡くし、ドラマチックな復讐劇が始まるのは、なかなか現実感のある状況ではなくなりますけど、もともとは自分の意見や思っていることもなかなか言えないタイプ、でも幸せな家庭を築いている、そんな等身大な女性だと感じました。

 

愛は憎しみにも変わりやすい感情なのかな

──美咲はもともとマンガを描くのが大好きでしたが、編集者の夫に劣等感みたいなものを植え付けられているのかなって思いました。そんな美咲を演じる上で楽しみにしていることを教えてください。

 

高梨 モラハラっぽい夫の言葉に抑圧されたり、義理のお母さんに嫌味を言われても言い返せないところは、セリフのない表情での芝居が多いなと台本を読んでも感じていました。そこは丁寧に演じていきたいと思っています。美咲のそういう1つひとつの我慢が、復讐へのパワーになっていくんですね。息子を失った美咲はもうどうなってもいいって気持ちになっていましたが、復讐心によって生きる希望を見出していきます。その復讐心に取り憑かれてしまうところが、この作品の面白さだと思いますし、演じる上でその感情をどれだけ表現できるかがとても大切になると思うので、うまく表現できたらいいなと思っています。

 

──愛して結婚した夫に対して復讐心を抱く気持ちは理解できますか。

 

高梨 愛は憎しみにも変わりやすい感情なのかなって思うと、あり得ると思います。しかも美咲は子供という一番大切にしていた宝物を失って、裏切られた気持ちになり、怨みに変わってしまう。私にはその経験はありませんが、すごく理解できます。

 

社会的地位みたいなものを傷つけられることが一番感情に刺さる

──Season1の野村周平さんは見ているだけでムカッとする夫を演じていましたが、栁俊太郎さん演じる夫・日野 透についてどう思っていらっしゃいますか。

 

高梨 私も野村くんが演じるSeason1の夫は、なかなかインパクトがある夫だなと思いながら見ていました(笑)。栁くんは以前共演したことはありますが、向かい合って一緒にお芝居するのは今回が初めてなんです。ちょっと影があるところがすごく魅力的な方なので、幸せなところから始まり、だんだんと様子がおかしくなっていく2人を演じる過程で、化学反応が起きればいいなって思っています。

 

──栁さんご自身の印象はいかがでしょうか。

 

高梨 この作品では写真撮影が初めてのご一緒させていただく現場でしたが、スタジオに入ってきた瞬間から、スタイルが良くてオーラがすごくて。こんなにスタイリッシュな夫、すごく楽しみって思いました(笑)。お芝居に関しては、やりながら2人でいろいろとアイデアを出して、いい感じに生み出していければいいなと思っています。

 

──Season1は夫の弱いところを的確に狙って、ダメージを与える分かりやすい復讐を面白く見ていました。Season2はどんな復讐劇になりそうでしょうか。

 

高梨 原作ともちょっとストーリーが変わっていますが、タイトルどおり、夫の弱い部分をじわじわとせめて社会的な痛手を与えていくのはSeason1と共通しています。夫の透は社会的地位みたいなものを一番気にしているので、その部分を傷つけられることが一番感情にグサッと刺さるんですよね。そういうじわじわ攻めるような復讐劇が1つ、2つと展開されていくのが面白いし、爽快な部分もあり、楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

次々に登場する怪しい人物たちの行動を見ながら推測してほしい

──だんだん復讐そのものを楽しむようになっていく妻の姿も見どころになりそうですね。

 

高梨 美咲の復讐は、最初は悲しみを抑えられずに始まるけれど、復讐していくことによってパワーみたいなものが自分の中に生まれてくるんでしょうね。果たしてそれでいいのか、幸せなのかと台本を読みながら考えさせられました。

 

──ステイタスのようなものに固執する人間を社会的地位から失墜させるのは、精神的にダメージを与える一番の方法かもしれないですね。

 

高梨 私も外で働いている人間として、周りにどう見られているか気になったり、気にしていないようでも承認欲求みたいなものももちろんあると思うんです。なので、社会的評価をどんどん下げられることって、生きている上で一番つらいことなんじゃないだろうかって思いました。

 

──登場人物が全員怪しくて、最終回まで気になる展開が続きそうですね。

 

高梨 みんながみんな怪しいですよね。その辺りは原作とはまた違うお話になっているので、原作を読んでいらっしゃる方も「どうなるんだろう」って、次々に登場する怪しい人物たちの行動を見ながら推測していただいて。それもこのドラマの楽しみの要素になっていると思います。

 

ウェアをカラフルにしたり、普段はしないような格好ができるのが楽しい

──それではここからは高梨さんがハマっているモノやコトについてお聞かせください。今まさにハマっているものって何かありますか。

 

高梨 今はゴルフです。寒くなってきましたが、お休みの日に月2回ぐらいは行っています。

 

──ハマったきっかけは?

 

高梨 コロナ禍でなかなか外に出られず、仕事も休みになって時間ができたところから始まりました。早朝に起きて、自然に囲まれた木がたくさん植えられた場所で運動するのが気持ち良すぎて。そこからどんどんハマっていきました。

 

──もともとスポーツはお好きなんですか?

 

高梨 はい、大好きです。走るのもすごく好きで、いつも家の近所を走っています。中学生ぐらいのころから駅伝とかやっていました。ランニングはずっと続けている趣味ですね。

 

──ゴルフやランニングするときに着るウェアにこだわりはあったりしますか。

 

高梨 とにかくゴルフなら派手な服が着られるみたいなところはありますね。短いスカートを履いて調子に乗っているんですけど(笑)。それはゴルフだから着られるっていうくらいのウェアがすごく好きです。ランニングウェアもそうですけど、カラフルにしたり、普段はしないような格好ができるのが楽しいです。

 

「乙女のポリシー」は走るペースにちょうどいい

──ランニングするときに音楽を聴いていらっしゃいますか。

 

高梨 普段走るときは聴いています。フルマラソンを走ろうと思って、真剣に走っていた時期があって、その頃は曲も聴かずにタイマーだけ持ってストイックに走っていましたが、今はリラックスするために好きな曲を聴きながら走っています。

 

──走っているときに気持ちいい曲は?

 

高梨 そのときにハマっている曲を聴いています。あとは「美少女戦士セーラームーン」の「乙女のポリシー」。子供のころ、すごく好きで聴いていたんですけど、走るペースにちょうどいいのでよく聴いています。

 

──ではお仕事のときに必ず持っていくものはありますか。

 

高梨 私、特に何もこだわりがないんですけど、時間が空いたときは永遠にケータイアプリでパズルゲームをしています。パズルゲームって、本当に何も考えないのがすごく楽なんです。ゲームをやりながら、セリフを覚えたりもします。パズルしながらセリフを読むと、すごく脳が楽なんですよね。どこかで脳をリセットしながらセリフを入れているんでしょうね。

 

 

(C)テレビ東京

ドラマチューズ!
「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2」

1月9日(火)スタート テレ東ほか 毎週(火)深夜24・30~25・00

 

(STAFF&CAST)
原作:「夫を社会的に抹殺する5つの方法」アップクロス・三田たたみ/CLLENN
監督:上村奈帆、的場政行
脚本:上村奈帆
出演:高梨 臨、栁 俊太郎、桜井玲香、工藤 遥、市村優汰、稲葉 友、藤田朋子、佐戸井けん太

【公式HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu2/
【公式X(Twitter)】@tx_otosatsu https://twitter.com/tx_otosatsu
【公式Instagram】@tx_otosatsu  https://www.instagram.com/tx_otosatsu/
【公式TikTok】  @tx__otosatsu  https://www.tiktok.com/@tx__otosatsu

(C)テレビ東京

 

撮影/映美 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/高取篤史 スタイリスト/岡本純子

河合優実&坂東龍汰がドラマ『RoOT / ルート』W主演!『オッドタクシー』を新たな視点から描く 24年4月スタート【コメントあり】

河合優実と坂東龍汰が、2024年4月スタートのドラマ『RoOT / ルート』(テレビ東京)にW主演。河合と坂東、土屋貴史監督らスタッフ陣よりコメントも到着した。

『RoOT / ルート』©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

 

本作は、「ビッグコミックスペリオールダルパナ」にて連載中の漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で描かれている、若手探偵コンビの奮闘劇を基にしたドラマオリジナルストーリー。

 

とある奇妙なタクシー運転手の素行調査を引き受けた探偵と部下の新人が次第に大きな事件へと巻き込まれていく、踏み込んだら抜け出せない群像“ヒューマン”ミステリー。映画化、舞台化と展開してきたアニメ『オッドタクシー』の世界から新たに実写ドラマが幕を開ける。

 

クールで孤独な19歳の探偵・玲奈を「サマーフィルムにのって」「由宇子の天秤」などで数々の新人賞を受賞、「少女は卒業しない」で長編映画初主演するなど活躍を続け、本作が地上波ドラマ初主演となる河合優実。

 

玲奈の部下で凶運のポジティブ新人・佐藤を映画「フタリノセカイ」「春に散る」などに出演し、2024年舞台「う蝕」で主演、2025年公開の「君の忘れ方」で映画単独初主演を務めるなど、数々の映画・ドラマの話題作に継続的に出演し、同じく本作が地上波連続ドラマ初主演となる坂東龍汰。

 

監督・脚本は映画「花と雨」や、Vaundy、PerfumeといったトップアーティストのMVなどを手掛けた土屋貴史。映画・舞台・コミックと幅広く展開し、国内のみならず海外でも人気を博すアニメ『オッドタクシー』のチームが企画・制作。原作はP.I.C.S./此元和津也が手掛ける。

 

併せて解禁されたティザービジュアルでは、チグハグ探偵コンビの2人がふと何かに気づいたように視線を送る姿が映し出され、湾曲する部屋で散乱するさまざまなものが、2人が巻き込まれていく大事件への複雑かつ期待膨らむミステリードラマへの没入感を予期させる。

 

本ビジュアルは嵐やBUMP OF CHICKEN、Vaundyといったトップアーティストのみならず、数多くの大作映画のポスタービジュアルなども手掛ける写真家・太田好治が撮影。土屋監督がアートディレクションを務め、作品を表すポップでミステリアスなビジュアルとなっている。

 

また、本作の放送決定に合わせ、アニメ『オッドタクシー』の期間限定無料一挙配信も決定。「オッドタクシー」公式 YouTube チャンネルにて、2024年1月2日(火)午後1時より公開される。河合、坂東、土屋監督らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

玲奈役:河合優実

玲奈役を演じました、河合優実です。『オッドタクシー』を別の視点から描いた本作ですが、アニメを見終えて挑んだ撮影では、鳥肌が立つように2つの世界がリンクする瞬間が何度もありました。生身の人間だからこその表現でひとつのヒューマンドラマを作り、またそれが新たに『オッドタクシー』の世界線の豊かな肉付けにもなる、そういうことが成功していたら、未見の方にも履修済みの方にも、まばたきのできない30分を毎週お届けできるんじゃないかと思っています。ドラマ『RoOT / ルート』、めいっぱいドキドキしていただけますように!

 

佐藤役:坂東龍汰

アニメのファンとしてはこのお話をいただいた時、とてもとてもうれしかったですし、ワクワクが止まりませんでした。

 

キャストの皆さんで集まっての本読みで、あんなに鳥肌が立ったのは初めてでした。

 

僕が演じる佐藤はだいぶ空気が読めなくておバカさんですが、一生懸命な凶運ポジティブ星人です。

 

今までにない新しい姿を見ていただけると思います(笑)。

 

玲奈との、息の合っているような合っていないようなチグハグ凸凹コンビも見どころです。

 

ぜひ楽しみに待っていただけたらうれしいです。

 

監督:土屋貴史

私が受けた依頼は、『オッドタクシー』の枠を超えて、アニメで描かれた出来事を基に、現実的な人間ドラマを構築することでした。

 

当然、血も汗も涙もすべてがリアルなものとなるはずです。その居心地の悪さをぜひ愛していただければ幸いです。

 

物語は似て非なる東京の街で展開され、そこに住む個性豊かな人々の悲喜こもごもを玲奈と佐藤と共にのぞいていくことになります。

 

キャスト、スタッフ共々、日々知恵を絞り合いながら、この作品を作り上げました。

 

河合さん演じる玲奈の繊細な心の機微を、坂東さん演じる佐藤の七顛八倒を、お楽しみに。

 

プロデューサー:伊藤裕史(PONY CANYON)

とある日の都内某所で、ピクスの平賀(大介)プロデューサーから、「ドラマやりたいんですけど、どうですか?」と相談を受けたときに、直感的には「絶対にやりたい」と思いましたが、ビジネスとしてはどうかなと思いました(笑)。

 

が、、、アニメとかドラマとか関係なく、全世界にこの世界観の面白さを伝えられるチャンスはなかなかないなと思って、やっちゃいたいと思いました!

 

土屋監督が生み出す世界観、演出と河合さん、坂東さんの織りなす空気感…プロデューサーとしても、作品ファンとしてもとっても楽しみにしてます!

 

全世界の人々と一緒に、「アニメ」と「ドラマ」の交錯する「ルート」をみんなで楽しみましょう!

 

プロデューサー:平賀大介(P.I.C.S.)

『オッドタクシー』の放送が終わった頃、アニメと実写それぞれ別のお話が同じ世界の中で共存する、そんな企画を此元さんに相談しました。奇跡のバランスで組み上がった『オッドタクシー』のお話の隙間を縫って、玲奈と佐藤がまさかの主人公となり、2人視点の新作「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」が生まれました。本作では、土屋監督の下、実写ドラマオリジナルのストーリーがリアルに描かれます。そして、河合さん坂東さんら魅力的なキャストの生の演技を通じて、このドラマをお届けできる喜びをかみ締めています。4月の放送を楽しみにお待ちください。

 

配信情報

アニメ『オッドタクシー』年始一挙配信

プレミア配信日時:2024年1月2日(火)午後1時~以降、30分ごとに各話順次配信(全13話)

※アーカイブ配信期間:全話1月9日(火)午後1時まで

 

「オッドタクシー」Official YouTubeチャンネル:

https://www.youtube.com/c/ODDTAXIOfficial

 

番組情報

『RoOT / ルート』

テレビ東京

2024年4月スタート

 

出演:河合優実、坂東龍汰

原作:P.I.C.S./此元和津也

監督・脚本:土屋貴史

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/root/

公式X:@drama_RoOT

公式TikTok: @oddtaxi

公式Instagram:@drama_RoOT

 

©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

河合優実&坂東龍汰がドラマ『RoOT / ルート』W主演!『オッドタクシー』を新たな視点から描く 24年4月スタート【コメントあり】

河合優実と坂東龍汰が、2024年4月スタートのドラマ『RoOT / ルート』(テレビ東京)にW主演。河合と坂東、土屋貴史監督らスタッフ陣よりコメントも到着した。

『RoOT / ルート』©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

 

本作は、「ビッグコミックスペリオールダルパナ」にて連載中の漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で描かれている、若手探偵コンビの奮闘劇を基にしたドラマオリジナルストーリー。

 

とある奇妙なタクシー運転手の素行調査を引き受けた探偵と部下の新人が次第に大きな事件へと巻き込まれていく、踏み込んだら抜け出せない群像“ヒューマン”ミステリー。映画化、舞台化と展開してきたアニメ『オッドタクシー』の世界から新たに実写ドラマが幕を開ける。

 

クールで孤独な19歳の探偵・玲奈を「サマーフィルムにのって」「由宇子の天秤」などで数々の新人賞を受賞、「少女は卒業しない」で長編映画初主演するなど活躍を続け、本作が地上波ドラマ初主演となる河合優実。

 

玲奈の部下で凶運のポジティブ新人・佐藤を映画「フタリノセカイ」「春に散る」などに出演し、2024年舞台「う蝕」で主演、2025年公開の「君の忘れ方」で映画単独初主演を務めるなど、数々の映画・ドラマの話題作に継続的に出演し、同じく本作が地上波連続ドラマ初主演となる坂東龍汰。

 

監督・脚本は映画「花と雨」や、Vaundy、PerfumeといったトップアーティストのMVなどを手掛けた土屋貴史。映画・舞台・コミックと幅広く展開し、国内のみならず海外でも人気を博すアニメ『オッドタクシー』のチームが企画・制作。原作はP.I.C.S./此元和津也が手掛ける。

 

併せて解禁されたティザービジュアルでは、チグハグ探偵コンビの2人がふと何かに気づいたように視線を送る姿が映し出され、湾曲する部屋で散乱するさまざまなものが、2人が巻き込まれていく大事件への複雑かつ期待膨らむミステリードラマへの没入感を予期させる。

 

本ビジュアルは嵐やBUMP OF CHICKEN、Vaundyといったトップアーティストのみならず、数多くの大作映画のポスタービジュアルなども手掛ける写真家・太田好治が撮影。土屋監督がアートディレクションを務め、作品を表すポップでミステリアスなビジュアルとなっている。

 

また、本作の放送決定に合わせ、アニメ『オッドタクシー』の期間限定無料一挙配信も決定。「オッドタクシー」公式 YouTube チャンネルにて、2024年1月2日(火)午後1時より公開される。河合、坂東、土屋監督らのコメントは下記に掲載。

 

コメント

玲奈役:河合優実

玲奈役を演じました、河合優実です。『オッドタクシー』を別の視点から描いた本作ですが、アニメを見終えて挑んだ撮影では、鳥肌が立つように2つの世界がリンクする瞬間が何度もありました。生身の人間だからこその表現でひとつのヒューマンドラマを作り、またそれが新たに『オッドタクシー』の世界線の豊かな肉付けにもなる、そういうことが成功していたら、未見の方にも履修済みの方にも、まばたきのできない30分を毎週お届けできるんじゃないかと思っています。ドラマ『RoOT / ルート』、めいっぱいドキドキしていただけますように!

 

佐藤役:坂東龍汰

アニメのファンとしてはこのお話をいただいた時、とてもとてもうれしかったですし、ワクワクが止まりませんでした。

 

キャストの皆さんで集まっての本読みで、あんなに鳥肌が立ったのは初めてでした。

 

僕が演じる佐藤はだいぶ空気が読めなくておバカさんですが、一生懸命な凶運ポジティブ星人です。

 

今までにない新しい姿を見ていただけると思います(笑)。

 

玲奈との、息の合っているような合っていないようなチグハグ凸凹コンビも見どころです。

 

ぜひ楽しみに待っていただけたらうれしいです。

 

監督:土屋貴史

私が受けた依頼は、『オッドタクシー』の枠を超えて、アニメで描かれた出来事を基に、現実的な人間ドラマを構築することでした。

 

当然、血も汗も涙もすべてがリアルなものとなるはずです。その居心地の悪さをぜひ愛していただければ幸いです。

 

物語は似て非なる東京の街で展開され、そこに住む個性豊かな人々の悲喜こもごもを玲奈と佐藤と共にのぞいていくことになります。

 

キャスト、スタッフ共々、日々知恵を絞り合いながら、この作品を作り上げました。

 

河合さん演じる玲奈の繊細な心の機微を、坂東さん演じる佐藤の七顛八倒を、お楽しみに。

 

プロデューサー:伊藤裕史(PONY CANYON)

とある日の都内某所で、ピクスの平賀(大介)プロデューサーから、「ドラマやりたいんですけど、どうですか?」と相談を受けたときに、直感的には「絶対にやりたい」と思いましたが、ビジネスとしてはどうかなと思いました(笑)。

 

が、、、アニメとかドラマとか関係なく、全世界にこの世界観の面白さを伝えられるチャンスはなかなかないなと思って、やっちゃいたいと思いました!

 

土屋監督が生み出す世界観、演出と河合さん、坂東さんの織りなす空気感…プロデューサーとしても、作品ファンとしてもとっても楽しみにしてます!

 

全世界の人々と一緒に、「アニメ」と「ドラマ」の交錯する「ルート」をみんなで楽しみましょう!

 

プロデューサー:平賀大介(P.I.C.S.)

『オッドタクシー』の放送が終わった頃、アニメと実写それぞれ別のお話が同じ世界の中で共存する、そんな企画を此元さんに相談しました。奇跡のバランスで組み上がった『オッドタクシー』のお話の隙間を縫って、玲奈と佐藤がまさかの主人公となり、2人視点の新作「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」が生まれました。本作では、土屋監督の下、実写ドラマオリジナルのストーリーがリアルに描かれます。そして、河合さん坂東さんら魅力的なキャストの生の演技を通じて、このドラマをお届けできる喜びをかみ締めています。4月の放送を楽しみにお待ちください。

 

配信情報

アニメ『オッドタクシー』年始一挙配信

プレミア配信日時:2024年1月2日(火)午後1時~以降、30分ごとに各話順次配信(全13話)

※アーカイブ配信期間:全話1月9日(火)午後1時まで

 

「オッドタクシー」Official YouTubeチャンネル:

https://www.youtube.com/c/ODDTAXIOfficial

 

番組情報

『RoOT / ルート』

テレビ東京

2024年4月スタート

 

出演:河合優実、坂東龍汰

原作:P.I.C.S./此元和津也

監督・脚本:土屋貴史

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/root/

公式X:@drama_RoOT

公式TikTok: @oddtaxi

公式Instagram:@drama_RoOT

 

©P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT製作委員会

志田彩良×伊武雅刀『こんなところで裏切り飯』主題歌を日食なつこが書き下ろし!ティザー動画公開&川島潤哉と梅田誠弘の出演も決定【コメントあり】

志田彩良と伊武雅刀がW主演を務める、1月18日(木)スタートの連続ドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ 毎週木曜 深夜1時4分~1時34分/TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信)の主題歌を、日食なつこが担当することが決定。あわせてティザー動画が解禁され、川島潤哉と梅田誠弘の出演も決定した。

『こんなところで裏切り飯』©中京テレビ

 

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』の中京テレビが放つ、新たなグルメエンタメが誕生。全国で燦々と輝く「地元名物」の影に隠れた“一見、どこでも食べられるような料理”。「どこで食べても変わらない? いや、ここでしか食べられない!」と予想を裏切り、期待を超えるそのおいしさはまさに“裏切り飯”。本作は全て実在する飲食店で撮影。きっとあなたも食べに行きたくなる“裏切り飯”が毎話登場するハートフルグルメコメディーだ。

 

このたび、主題歌は『M-1グランプリ2023』のPVにて「ログマロープ」が採用され、話題となった“日食なつこ”が担当。その演奏技術や作詞作曲の完成度で注目を集め、ジャズ、ロック、クラシックなどの要素を取り込みながら、他に類を見ない鮮烈な弾き語りで多くの人を魅了する日食が、当ドラマのために書き下ろした「appetite(アペタイト)」がドラマ主題歌に決定した。

 

さらに、この楽曲を使ったティザー動画が1月5日(金)TVerにて解禁。ドラマの脚本に寄り添った歌詞と共に、明日への元気をもらえる軽快なピアノメロディーとなっている。

 

さらに、主人公・真理子(志田)の上司となる秘書課長・副島次郎役に朝の連続テレビ小説や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』『どうする家康』(NHK総合)にも連続でレギュラー出演。名バイプレーヤーとして知られる川島潤哉。さらに、全社員が恐れる存在である社長・榊原総一朗(伊武)の右腕となる取締役・成本秀平役に、2021年公開の「由宇子の天秤」で「第35回高崎映画祭」最優秀新進俳優賞を受賞した梅田誠弘が連続ドラマ初レギュラー出演。“飯テロ”だけじゃない、実力派俳優陣が脇を固め展開される「榊原ホテルグループ」社内の“裏切りの企業ドラマ”にも注目だ。

 

日食なつこ コメント

ドラマ、漫画、エッセイ…実はグルメもの作品が大好きな私です。そんな自分の元に飛び込んできたこのたびの主題歌書き下ろしオファー、正直ガッツポーズでした。

 

口の中によだれがあふれ、思わずゴクリと喉が鳴るような美味しいもののそばには、厨房の音、食器やカトラリーのふれあう音、咀嚼音、必ず小気味いい音が寄り添っています。それをそのまま鍵盤と言葉に落とし込めば…思ったとおり何の苦労もなく、流れるようにこの楽曲は生まれてくれました。

 

大好きなグルメをテーマにした「appetite」、真理子さんと榊原社長が繰り広げる食のドラマに添えて皆様にご提供いたします!

 

川島潤哉 コメント

何を考えているか分からず、課長なのに締めるべきところが締まらない感じの副島ですが、現場の雰囲気がとてもいいので、コメディ担当として楽しく演じることができました。グルメを題材にしたドラマは数多くありますが、他のグルメドラマとは全然違います。志田さんと伊武さんが向かい合って演じるシーンは本当に面白いと思うのでぜひ、見ていただきたいです。

 

梅田誠弘 コメント

連ドラにレギュラー出演する初めての作品ということで、すごくうれしかったです。しかも、ただの飯テロドラマというだけではなく、「裏切り飯」というテーマの中で、人の心の奥に隠れた思いや価値観を共有することの難しさ・大切さが描かれている人間ドラマにもなっているところも楽しんでもらえれば。視聴者の皆さんの知っている裏切り飯をぜひ共有していただければうれしいです。

 

番組情報

『こんなところで裏切り飯』(全10回)

中京テレビ(愛知・岐阜・三重の東海3県で放送)

2024年1月18日(木)スタート

毎週木曜 深夜1時4分~1時34分

 

秋田放送

2024年1月23日(火)スタート

毎週火曜 深夜1時24分~1時54分

 

ミヤギテレビ

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 午後4時30分~5時

 

南海放送

2024年1月27日(土)スタート

毎週土曜 深夜1時25分~1時55分

 

長崎国際テレビ

2024年1月29日(月)スタート

毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

 

<配信>

TVer、Hulu、Locipo、U-NEXT、Leminoで見逃し配信

 

出演:志田彩良、伊武雅刀、梅田誠弘、川島潤哉

脚本:ガクカワサキ

演出:宮岡太郎、大金康平、田中章一

プロデューサー:浅田大道(中京テレビ)、山本喜彦、森一季

制作プロダクション :株式会社メディアミックス・ジャパン

製作著作:中京テレビ放送

 

ホームページ:https://www.ctv.co.jp/uragiri-meshi

X(旧Twitter)&Instagram:@ctv_drama

 

©中京テレビ

渋谷凪咲がNMB48山本望叶主演『アイドル失格』ゲスト出演決定 陰から何かを見守る?場面写真も解禁

渋谷凪咲が、2024年1月13日(土)にスタートするNMB48山本望叶主演ドラマ『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)にゲストキャストとして出演することが分かった。

『アイドル失格』©BS松竹東急/KADOKAWA

 

NMB48安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)を実写ドラマ化する本作は、不動のセンターとしてキラキラ輝くアイドルと、そのアイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」の禁断の恋と成長を描く青春ストーリー。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花役として、安部と同じくNMB48のメンバーである山本望叶が出演。実々花にガチ恋するオタク・ケイタを小林亮太。実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーとして、NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃らも出演する。

 

さらに、2023年12月27日にNMB48を卒業した渋谷凪咲が、ゲストキャストとして出演。同時に解禁された渋谷の場面写真には、部屋の陰から何かを見守る姿や、実々花と対面する姿が。詳しい役柄や実々花とどう交わっていくのかは、放送で明らかとなる。

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12回)

BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)

2024年1月13日(土)スタート

毎週土曜 午後11時~

 

出演:山本望叶、小林亮太、川上千尋、上西怜、泉綾乃、美山加恋、内藤秀一郎、本田博太郎 ほか

原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)

脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学

監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋

プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)

製作:BS松竹東急 KADOKAWA

制作協力:KAPFILM

 

局公式 X:@BS260_official

ドラマ公式 X:@BS260_drama

 

©BS松竹東急/KADOKAWA

伊東四朗×羽田美智子『おかしな刑事』涙と笑いのクランクアップ!「そこはかとない“おかしさ”が感じられるドラマ。寂しいですね」

2024年1月6日(土)放送の『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』(テレビ朝日系 午後8時~9時54分)より、クランクアップレポートが到着した。

 

たたき上げの刑事・鴨志田新一(伊東四朗)と、エリート警視の娘・岡崎真実(羽田美智子)という“凸凹父娘コンビ”の活躍を描いてきた人気シリーズ『おかしな刑事』。2003年の第1作から約20年にわたって愛されてきたシリーズがついに完結を迎える。

 

2003年8月に『土曜ワイド劇場』で第1弾を放送して以来、同枠や『日曜ワイド』『ミステリースペシャル』枠などで放送を重ねてきた『おかしな刑事』シリーズ。京都を舞台に全編撮影した『京都スペシャル』2作も含めると、最終作は通算27作目となる。

『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』左から)羽田美智子、伊東四朗 (c)テレビ朝日

 

1月6日放送の大千秋楽スペシャルでは、鴨志田がついに定年へ。最後の出勤も終え、あとは有給休暇の消化を残すのみ…という状況で、大手建設会社社長が誘拐される衝撃事件が発生。身代金として2億円分の金のインゴットが犯人に奪われるが、その2億円は栗山が大物政治家に渡す予定のウラ金だったのではないかという疑惑が浮上して…。

 

物語のカギを握る建設会社社長・栗山喜一郎役でゲスト出演するのは、伊東の“盟友”三宅裕司。コントライブや舞台「伊東四朗一座」「熱海五郎一座」で長年、伊東と共演してきた三宅が満を持してシリーズに登場。息のあったやりとりを繰り広げる。

 

そんな最終作のオンエアに先駆け、クランクアップコメントが到着。涙と笑いに包まれた『おかしな刑事』らしいセレモニーの様子が明らかになった。

 

シリーズ最後の撮影は、東王子署刑事課メンバーが勢ぞろいした署内のシーン。ラストカットも順調に進み、「これにて『おかしな刑事』シリーズ、オールアップです!」というプロデューサーの声がスタジオに響くと、キャスト&スタッフから割れんばかりの拍手が沸き起こった。

 

クランクアップセレモニーではキャスト全員に梶間俊一監督から花束が贈られ、一同は万感の表情。ゲストの三宅は「今回初めて参加させていただきましたが、現場の雰囲気は最高でした。伊東さんが撮影を1日間違えてせりふを覚えてきたときはどうしようかと思ったのですが、その場で全部覚えて完璧にこなされまして、結果的に巻いた(=予定より早く進んだ)んですよね。私もこれからはもうせりふを覚えなくていいやと思いました(笑)」と笑いを交えて伊東をたたえた。

『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』左から)羽田美智子、伊東四朗 (c)テレビ朝日

 

セレモニー前から瞳を潤ませていた羽田は「言葉にすると胸が詰まっちゃって…」と込み上げる涙を抑えながら、「このシリーズが始まった頃の30代前半の私は吹けば飛ぶような存在でしたが、世界一尊敬する“お父さん”の背中を見ながら、20年間この世界で頑張ることができました。シリーズを20年間続ける…ということは、この世界でなかなか超えられないハードルだと思います。そこに皆さんと一緒に到達することができて、私は世界一幸せな女優だと思っています」と感謝を。

 

そして「またいつか、『ひょっこりおかしな刑事』とか『おかしな刑事おかわり』とか、カムバック作品が実現して、このメンバーでご一緒できることを夢見ています」と、伊東をはじめとするキャスト&スタッフへの思いを込めた言葉を。羽田のスピーチをうなずきつつ聞いていた伊東は、羽田考案のネ―ミングのところで吹き出し、スタジオもどっと沸いた。

 

最後にひときわ大きな拍手の中、花束を受け取った伊東は「お疲れさまでした。ひと言お願いします!」とスタッフからコメントを求められ、ニヤリと笑いながら「ハイ…疲れました(笑)」と、まさに“ひと言”。

 

キャストたちが爆笑しながら「それだけですか?」とチームワークよくツッコむと「最後のゲストの三宅君とは、これまでコントばかりで一度も真面目な芝居をやったことがなかったものですから、今回、丁々発止の芝居ができたなと自画自賛でうれしく思っております」とファイナル作品の手応えを語った。

 

また、「このシリーズは『おかしな刑事』というタイトルですが、そんなにおかしくもないんです。わりと真面目なドラマだと思ってやってきました。まぁ、“ちょっとおかしいかな?”っていうぐらいですかね(笑)。でも、こんなにも、そこはかとない“おかしさ”が感じられるドラマをやることは今後ないだろうから、寂しいですね」と作品への愛情をにじませるあいさつで締めくくった。

 

誘拐事件の謎に、古き良き人情が残る団地の再開発問題や栗山家の親子の確執、真実の恋愛などさまざまな要素が複雑に絡み合い、温もりあふれるミステリーが展開する大千秋楽スペシャル。三宅演じる栗山社長の息子役で吉村界人、娘役で内藤理沙、その婚約者役で黄川田雅哉が出演。舞台となる団地の住人として遠藤久美子、鷲尾真知子が登場することも注目だ。

 

番組情報

『おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル』
テレビ朝日系
2024年1月6日(土)午後8時~9時54分

(c)テレビ朝日

阿部サダヲ主演『不適切にもほどがある!』第1話に木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二のゲスト出演が決定!

2024年1月26日(金)スタートの主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎による金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分/初回15分拡大)で、第1話に木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二のゲスト出演が決定した。

『不適切にもほどがある!』第1話に出演する3人©TBS

 

本作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。

 

脚本は宮藤官九郎が務め、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

 

このたび、第1話に木下晴香、咲妃みゆ、菅原永二のゲスト出演が決定。3人は令和にタイムスリップした市郎が入った居酒屋で出会うアプリ開発会社の社員を演じる。

 

社員の一人、加賀ちゃんを演じるのは木下晴香。ミュージカルを中心に活躍し、ディズニー実写映画「アラジン」(2019年)でヒロイン・ジャスミン役の吹き替えを務めたことでも話題を集めた、今注目のミュージカル俳優の一人。地上波の連続ドラマは初出演となる。

 

加賀ちゃんの上司・田代を演じるのは咲妃みゆ。宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、退団後は舞台・ミュージカルを中心にドラマや映画にも数多く出演。TBSドラマは初出演となる。

 

田代と同じく加賀ちゃんの上司にあたる鹿島を演じるのは菅原永二。舞台を中心に映画やドラマ、ナレーションなど多岐にわたって活躍している。同枠への出演は、宮藤と磯山晶プロデューサーがタッグを組んだ金曜ドラマ『うぬぼれ刑事』(2010年)以来となる。

 

加賀ちゃん、田代、鹿島は、それぞれが現代社会ならではの悩みを抱えている令和の会社員。偶然隣の席に座っていた“昭和のおじさん”市郎が彼らの悩みに口を出し始めると、徐々に抱え込んでいた本音を吐露するのだが、だんだんと感情が高ぶってしまい…。本作では仕掛けが施された“あるシーン”が第1話から毎話登場。どのようなシーンで、どんな仕上がりになっているのかにも注目だ。

 

番組情報

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』

TBS系

2024年1月26日(金)スタート

毎週金曜 午後10時~10時54分

初回15分拡大 午後10時~11時9分

 

<キャスト>

小川市郎役:阿部サダヲ

犬島渚役:仲里依紗

秋津睦実(ムッチ先輩)役:磯村勇斗

 

小川純子役:河合優実

向坂キヨシ役:坂元愛登

井上昌和役:三宅弘城

マスター(1986年)役:袴田吉彦

安森役:中島歩

 

栗田一也役:山本耕史

???:古田新太

 

向坂サカエ役:吉田羊

 

<スタッフ>

脚本:宮藤官九郎

プロデュース:磯山晶、勝野逸未

演出:金子文紀 ほか

主題歌:Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)

編成:松本友香

製作:TBSスパークル、TBS

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/

公式X(旧Twitter):@futeki_tbs

公式Instagram:futeki_tbs

 

©TBS

黒田有「見ている方が『こういうおっさんいるよね』と思ってくださったらありがたいです」『ブギウギ』

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)より、坂口役・黒田有のコメントが到着した。

『ブギウギ』黒田有 ©NHK

 

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたヒロイン・福来スズ子(花田鈴子/趣里)を主人公に、足立紳が描くオリジナル作品。ブギウギは陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、“ブギウギのように多くの人を明るく元気にしたい”という思いが込められている。

 

黒田が演じる坂口は、村山興業の東京の支社長であると同時に、トミ(小雪)から愛助(水上恒司)の東京での生活を面倒見るように言われている人物。たたき上げの強面だが、実は情にもろい。

 

黒田有 コメント

◆『ブギウギ』に出演が決まったときのお気持ちは?

母が生前欠かさず朝ドラを見ていました。だから誰よりも『ブギウギ』の出演を喜んでくれるだろうと、ありがたく引き受けさせていただきました。母はこれまでのどの仕事よりも喜んでいると思います。脚本家の足立紳さんとは公私共にご縁がありまして、坂口役はあてがきで書いてくださったと聞きました。僕がしゃべりやすいように書いてくれた感じがします。

 

◆脚本やご自身の役柄についての印象、演じていて印象的だったシーンなどを教えてください。

坂口は村山興業のたたき上げで、実力のみで東京支社長にまで出世した人。こわもてで厳しいと聞いていたのですが、話が進むにつれてどんどん地位も名誉もなくなっていきます(笑)。

 

坂口として“肝”だと思ったのは、スズ子への態度がコロッと変わるシーン。役者じゃないなりに精いっぱいやらせてもらいました。見ている方が「こういうおっさんいるよね」と思ってくださったらありがたいです。せりふで印象的なのは、よく出てくる「家族みたいなもん」という言葉。村山興業の社員と同じように、僕ら芸人も先輩後輩の縦のつながりや絆がすごく強いので、そういったことをせりふの中にちりばめていただけたのは一芸人としてうれしかったです。

 

◆共演されている皆さんの印象や、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

僕は途中から撮影に参加したので、もう出来上がっているチームワークの中に、転校生みたいな気持ちで入っていったんですが、皆さんにフォローしていただいて楽しくやらせてもらっています。愛助役の水上恒司さんが結構いじってきよるんすよ(笑)。でもそうやってコミュニケーションをとっていると、声の質やしゃべる間が分かってきて、せりふ覚えも全然違ってくるんですよね。そもそも僕はせりふ覚えがとても悪いので、本当に皆さんに迷惑をかけていますが、いい経験をさせていただいています。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

いまドラマは戦時中の物語ではありますが、『ブギウギ』はタイトルやポスターの雰囲気からも伝わるように、決して暗い話ではなく、人のつながりや家族愛をうまく表現されている作品ですので、そういうところを見ていただけたら、すごく面白いと思います。ぜひご覧ください!

 

番組情報

連続テレビ小説『ブギウギ』

NHK総合ほか

毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

番組公式HP:https://nhk.jp/boogie

 

©NHK

真夜中ドラマ『地球の歩き方』三吉彩花×森山未來×松本まりか×森山直太朗のメインビジュアル完成!エンディングテーマはMONKEY MAJIK、劇中歌は冨田ラボが担当

三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗が主演を務める真夜中ドラマ『地球の歩き方』(テレビ大阪ほか 2024年1月13日スタート 毎週土曜 深夜0時55分~ほか)のメインビジュアルが解禁。さらに、MONKEY MAJIKがエンディングテーマを、冨田ラボ(冨田恵一)が劇中曲を担当することが分かった。

真夜中ドラマ『地球の歩き方』メインビジュアル©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

本作は「海外旅行のバイブル」的な存在として長年愛されてきたシリーズ「地球の歩き方」とコラボレーションしたドラマ。「地球の歩き方」編集部から、特集ページを作ってほしいと依頼を受け、現地へと旅立つ4人の芸能人ライター。一度は行ってみたかった場所、以前通った場所など興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、その国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく新感覚・海外旅ドラマだ。

 

このたび主演の4人の芸能人記者である三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗のメインビジュアル(縦・横)が公開。4人が旅の思い出を一冊のノートにまとめていく、というコンセプトのもと思い思いの旅スタイルで、自分らしく楽しそうに各国をめぐる姿が印象的なビジュアルに。

 

旅の余韻をさらに引き立ててくれるエンディングテーマは、MONKEY MAJIKの書き下ろしの新曲「The Good Life」に決定。MOKEY MAJIKはVo&Gtを担当するカナダ人の兄弟とリズム隊を担当する日本人メンバーの4人からなり、英語と日本語を自然に融合させる歌詞や普遍性に満ちたメロディーが特徴的なハイブリッドロック・バンド。

 

「The Good Life」は旅を終えて帰国の途に就く者を温かく送り出してくれるような晴れやかなイントロから始まり、旅先でのさまざまな経験から一回り成長したような晴れ晴れとした気分にさせてくれるさわやかなメロディーが印象的。旅先でエネルギーをもらうかのように、聴くと元気がもらえる楽曲になっている。

 

そして、劇中曲を手がけるのは冨田ラボ(冨田恵一)。これまでさまざまな著名アーティストのプロデュースを務め、さらに自身の音楽活動である冨田ラボも活動20周年を迎えた冨田による楽曲が、4者4様の旅物語を一つのドラマ作品につなぐ。先日解禁された30秒トレーラー映像に使用され、旅への期待感が高まる予告映像に仕上がった。

 

MONKEY MAJIK コメント

ドラマ『地球の歩き方』のエンディングテーマを書き下ろすことになり、とてもうれしく思います。ガイドブックとして名高い「地球の歩き方」がドラマ化され、しかもドラマとドキュメンタリーの融合とのことで僕たちもオンエアを楽しみにしています。慌ただしい日頃の喧騒、忙しない日常から離れ、旅を通して得られる経験や解放、新しい視点や価値観は、人生の宝物だと思います。僕たちの音楽が、このすてきなドラマに花を添えられればと思っています。

 

冨田ラボ(冨田恵一)コメント

僕が初めて海外へ行ったのは90年代前半、もちろんスマホなんて存在していない。それどころかインターネットさえ普及していなかったその頃、ガイドブックといえば「地球の歩き方」一択であった。どの国へ行っても文字通り「地球の歩き方」に沿って歩いていたのだ。

 

そしてこのたび「地球の歩き方」ドラマ化にあたり、音楽制作の依頼をいただいた。僕個人としては、映画を含めても十数年ぶり、連続ドラマと言うことであれば数十年ぶりの劇中音楽制作になる。

 

ドラマ『地球の歩き方』は舞台となる国が変わり、伴って登場人物、もちろんストーリーも変わる、一種オムニバス形式である。それでいて通底するテイストがしっかりとあるので、共通項と差異を見極めて音楽を作っていくのは初めての経験ながらたいへん楽しかった。そして、ものすごく旅に出たくなってしまった。

 

第1話(1月13日放送)あらすじ

俳優・モデルの三吉彩花は「地球の歩き方」編集部から芸能人記者による特集ページプロジェクトの依頼を受ける。打ち合わせの結果、行き先は三吉自身がよく訪れている韓国に決定。美容、ファッション、エンタメと人気の高い国で何の特集をするか三吉は悩むが、韓国に到着後、行きつけの姉妹オモニが営む海鮮屋台店に訪れたことで、あるアイデアが浮かび…。

 

番組情報

真夜中ドラマ『地球の歩き方』

テレビ大阪

2024年1月13日(土)スタート

毎週土曜 深夜0時55分~1時25分

 

BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)

毎週土曜 深夜0時~0時30分

 

配信:

Leminoにて1週間独占先行配信(2024年1月6日(土)配信開始)

広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信

 

出演:三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗(出演順)

原案:「地球の歩き方」(株式会社地球の歩き方)

監督:菅井祐介、永岩祐介

構成:竹村武司

オープニングテーマ:Tempalay「今世紀最大の夢」(unBORDE/Warner Music Japan)

エンディングテーマ:MONKEY MAJIK「The Good Life」(A.S.A.B)

音楽:冨田ラボ

プロデューサー:高柳亮博、石田雄作、石川竜輝

プロデュース:岡本宏毅

 

話数:30分×12話

制作:テレビ大阪/テレコムスタッフ

製作著作:ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

 

番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/arukikata/

公式X(Twitter):https://twitter.com/tvo_mayodora

公式Instagram:https://www.instagram.com/arukikata_mayodora

公式TikTok:https://www.tiktok.com/@arukikata_mayodora

 

TVer視聴ページ:https://tver.jp/series/srv92dl23x

 

©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

臼田あさ美、剛力彩芽、豊田裕大、山下幸輝、古川毅、桃月なしこが喪服姿で登場 お互いの“裏の顔”明かす『夫婦の秘密』製作発表

2024年1月4日(木)スタートの連続ドラマ『夫婦の秘密』(BS-TBS/BS-TBS 4K 毎週木曜 午後11時~11時54分)の製作発表会見が行われ、主演の臼田あさ美をはじめ、豊田裕大、山下幸輝、古川毅、桃月なしこ、剛力彩芽が役衣装の喪服姿で登壇した。

『夫婦の秘密』製作発表に登壇した 左から)Che’Nelle、山下幸輝、剛力彩芽、臼田あさ美、豊田裕大、古川毅、桃月なしこ

 

本作は、BS-TBSで22年10月期に放送され好評を博したドラマ『サワコ~それは果てなき復讐』を手掛けた武井彩、蓼内健太によるオリジナル脚本。花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女店主、彼らを取り巻く人たちの一見、幸せそうな日常とは裏腹のダークサイドを描いていく物語だ。

 

本当の自分を隠して作り上げた偽りの幸せ、1通の手紙をきっかけに裂けていく夫婦、友人の絆。次々と明らかになる秘密と裏の顔を予想のつかない展開で描く。

 

主人公の穂花を演じた臼田は「みんな表の顔と裏の顔があるキャラクターで、どんな度合いかはそれぞれ違っていて。私自身、演じたことがないようなキャラクターで、みんなで助け合って最後まで乗り切ったなというのが気持ち」と現在の心境を。

 

続けて「第1話はみんなどんな人か分からなくなっていると思うので、皆さん推理していただくもよし、誰かの気持ちに感情移入して1人のキャラクターを中心に見ていただくもよしで、見どころ満載だと思います。後半にかけてどんどんストーリーが加速していくので最後までついてきてもらえたらなと思います」と作品をアピールした。

 

夫の雅道を演じた豊田は、見てほしいポイントとして初めて挑んだ泣きやキスシーンを挙げ「現場で戸惑いながら、監督と相談しながら、これで合っているのか、合っていないのか穂花さんにも相談して、助けていただきながら完成したシーンがたくさんあります」と。初挑戦となったキスシーンについて、記者から追及を受け「ドラマや映画のキスシーンを見て、手の置き方や首の角度などを事前に少し研究して頑張りました」と恥ずかしがりながらも裏話を明かした。

 

バリスタの真白を演じた山下が「ミステリアスで何を考えているか分からないので、せりふで伝えきれないところは顔や目で伝えなければいけないというのは意識しました」と役作りでこだわったことを明かすと、真白が働くカフェのオーナー・翠を演じた剛力は「山下さんの目がとても美しいので、お芝居の目が注目ポイント」と絶賛した。

 

雅道の友人の蒼太を演じた古川は「最初から最後まで秘密たっぷりの内容なので、その秘密をネタバレしないかヒヤヒヤしながらしゃべっている」と明かしながらも、「秘密の中に見える愛情だったり、いろんな部分を皆さんに知っていただいて、愛される作品になればいいなと思っています」と作品の魅力を紹介した。

 

穂花が経営する花屋でアルバイトをしている朱音を演じた桃月は「朱音はすごくかわいらしくて、口数も多く、他人に興味があるという明るいキャラクターで、私とは真逆だったので台本を頂いた時にテンション感は悩みました」と。豊田と同じく初めてキスシーンに挑んでおり「何度もリテイクさせるわけにはいかない、1発で決めなきゃというプレッシャーがある中で挑んだ結果、手で頭の後ろを支えるという男前なキスの仕方をしてしまったので、どういうふうに見えるかなと」と語った。

 

剛力は「オーナーだけでなく、パティシエという設定もあって。そういうシーンも出てきます」と。続けて注目してほしいポイントとして「キャラクターの濃い登場人物がたくさん出てくるので、一人一人の目線や立ち位置に立って、見るのも楽しいだろうなと思いますし、自分に置き換えて『自分ってこんな顔を持っていたっけ?』などありそうでなさそうなたくさんの感情が出てくるのでドキドキハラハラしていただけたらうれしいです」とアピールした。

 

ミステリー作品だが、撮影は和やかに進んだという本作。撮影現場でのムードメーカーが誰だったかという質問が投げかけられると、口々に臼田の名前が挙がり、山下は「現場がいい締まり方をしていて、すごく僕は居心地がよかったです」と感謝。古川は「家のセットでの撮影が多くて、ソファがあったんです。撮影が終わって、次のシーンまでちょっと待ちがあると真っ先に臼田さんがソファに横になっていて。そういうところも含めてふわっとしたリラックスした空間づくりをしてくださったので非常にありがたかったです」と明かした。

 

これに、臼田は「私が皆さんとご一緒するシーンが多いので。お芝居の緊張感を保ちつつ、できるだけリラックスしたほうがみんなのベストパフォーマンスにつながるのではないかなと思っていました」と主演として現場を引っ張っていた様子。

 

ここで、“裏の顔”を持つキャラクター設定にかけて、現場で感じた共演者の裏の顔を語っていくことに。臼田は「剛力さんは360度に目がついているんじゃないかというぐらいお芝居のことだけではなく、技術スタッフや助監督、演出チームのちょっとしたトラブルにもパッと反応していたり、そばでサポートしてくれて裏の顔というよりも、すごい顔を持っています」と明かした。

 

そんな剛力は豊田の名前を挙げ「現場で臼田さんたちに、『今どうやってお芝居したんですか?』と質問していたりして、すごい努力家の一面を見て、初心をあらためて思い出させていただけました」と感謝。さらに、臼田が山下の名前も挙げ「さりげなく上手なダンスを常にされていて、さっきも待っている間踊っていました」と明かすと、山下は「踊ってましたか!?」と驚き顔。実際に作品の主題歌が会場に流れるとリズムを刻んでいた。

 

来年の意気込みを問われた臼田は「今回、特に皆さんのすごく鮮度の高いお芝居を見させていただいて、 長くやったからできることもあるけれども、そうじゃないパワーもすごく感じ取ったので、 私自身、これからも何年やっても、ずっとそういう新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを持っていたいなと思いました」と明かした。

 

さらに、男性陣から女性陣に向けて、花をプレゼントする場面も。豊田が臼田へ赤黒いバラを、山下から剛力へ黄色いカーネーションを、古川から桃月へ黄色いバラを渡し、それぞれの花言葉に表の意味と裏の意味があることに驚いていた。

 

また、会見終盤には、主題歌「SOS」を担当するChe’Nelleも会場に駆け付け、臼田と剛力がそれぞれ主題歌の魅力を語る場面も。Che’Nelleは「どんなに苦しくても、自分の中に愛があれば、人の中に愛があれば、それを乗り越えられる、そういう曲だと思います」とアピールした。

 

番組情報

木曜ドラマ23『夫婦の秘密』(全10話)

BS-TBS/BS-TBS 4Kで同時放送

2024年1月4日(木)スタート

毎週木曜 午後11時~11時54分

※Tverで見逃し配信(放送翌日 金曜日正午配信)

 

<出演者>

野山穂香役:臼田あさ美

野山雅道役:豊田裕大

小野寺真白役:山下幸輝

栗原蒼太役:古川毅(SUPER★DRAGON)

三枝朱音役:桃月なしこ

黒岩涼介役:別府由来

水無瀬蘭役:大月美里果

水無瀬香子役:宮本真希

植村翠役:剛力彩芽

 

脚本:武井彩、蓼内健太

監督:守下敏行、本田大介、吉田和弘

プロデュース :鈴木早苗(BS-TBS)、有我健(BS-TBS)、巣立恭平(ROBOT)、小柳智則(EPISCOPE)

主題歌:「SOS」 Che’Nelle(avex trax)

製作:BS-TBS ROBOT

 

プレサイト:https://bs.tbs.co.jp/drama/fuufunohimitsu/

番組公式Instagram:https://www.instagram.com/himitsu_bstbs/

番組公式X(旧Twitter):https://twitter.com/himitsu_bstbs

BS-TBSドラマ公式TikTok:https://www.tiktok.com/@bstbs_drama

鞘師里保主演『推しを召し上がれ』ポスタービジュアル完成!OPテーマはwowdowの「ブルーステップ」

鞘師里保主演の水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』(テレ東ほか 2024年1月10日(水)スタート 毎週水曜 深夜1時~1時30分)のポスタービジュアルが解禁。さらに本作のOPテーマがwowdowの「ブルーステップ」に決定した。

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』ポスタービジュアル(c)テレビ東京

 

原作は、2023年に発売50周年を迎える人気ベストセラーヨーグルトを題材に「校閲ガール」の宮木あや子が著した「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)。企業の取材協力の下で執筆された、“お仕事+推し事小説”をドラマ化する。

 

鞘師里保演じる岩手の田舎出身でオタク気質な主人公・朋太子由寿が、橋本さとし演じる“吾輩”こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)に見守られながら、ヨーグルトを題材にした創作小説に出てくるブルガリア菌への推し活に勤しみつつ、新人広報ガールとして奮闘していく。

 

ティザービジュアルに続き、明日海りおと生駒里奈を加えたレギュラーキャスト4名でのポスタービジュアルが解禁。株式会社「明和」のプロモーションの顔として、ベストセラー商品である「明和ヨーグルト」50周年特集に向けて奮闘していく鞘師、明日海、生駒演じる広報部の3人。“ヨーグルトブルー”の衣装に身を包み、推しを召し上がるための(?!)大きな銀スプーンを片手に携えた、キュートでクールなビジュアルが完成した。

 

よく目を凝らして見てみると、白と青のヨーグルトカラーで彩られた妖精のような出で立ちの “吾輩”こと乳酸菌役の橋本の姿も。広報ガールズのまろやかでコクのある日々を安心して見守るかのように佇む“吾輩”がビジュアルに良いアクセントを加えている。

 

そして本作のOPテーマが、wowdowの「ブルーステップ」に決定。情景浮かぶリリックと流れるように展開するシティポップで話題の名古屋発の男女ユニット・wowdow(ウオウドウ)。映画のように人生を切り取り、シティポップをはじめさまざまな音楽を独自の解釈でグッドミュージックに仕上げる彼らが、本作のために書きおろした新曲「ブルーステップ」で、物語の始まりを奏でる。楽曲に乗せてドラマの始まり彩るタイトルバックにも注目だ。

 

さらに、ドラマ公式SNS(X、Instagram、TikTok)ではポスタービジュアルのメイキング動画も公開される。12月22日(金)午後6時に鞘師里保、12月23日(土)午後6時に橋本さとし、12月24日(日)午後6時に明日海りお、12月25日(月)午後6時に生駒里奈の動画が投稿予定。

 

OPテーマ/wowdow コメント

wowdow

◆『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』の主題歌に決まってのご感想と楽曲「ブルーステップ」に込めた思いをお聞かせください。

このようなすてきな作品の主題歌に選んでいただいたこと、大変光栄に思います。推し&乳酸菌がテーマという今までにない切り口の作品で、ワクワクしながら制作させていただきました。主人公である由寿の印象はピュア。そんな由寿の一生懸命な姿、優しさと少しの不安をひとつひとつの音に込めました。 そして歌詞では由寿の、一歩ずつひたむきに進んでいく姿勢やそれを支える周囲の想いを素直に言葉にして、制作しました。

 

◆ドラマ放送を楽しみにしています視聴者の方へメッセージをお願いいたします。

今作はwowdow初のドラマタイアップ楽曲となります。これを機にたくさんの方に聴いていただき、たくさんの方に推していただけるように、これからもリアリーナイスな楽曲をお届けしていきます。ぜひ応援よろしくお願いいたします。

 

プロデューサー・阿部真士(テレビ東京 配信ビジネス局 配信ビジネスセンター)コメント

ドラマの主人公・朋太子由寿が新社会人として“一歩”成長する姿とそれを見守る吾輩こと乳酸菌の物語性を、wowdowさんの「ブルーステップ」では独特の歌詞のリズム・語感で、すてきに! 見事に! 表現していただけました。コミカルでキッチュな曲調は、思わず子供たちも口ずさみたくなるようです。タイトルバックに合わせて早く視聴者の皆さまに聴いて、見ていただきたいです。

 

番組情報

水ドラ25『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』
テレ東ほか
2024年1月10日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時~1時30分

配信:
各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

原作:宮木あや子著「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA刊)
主演:鞘師里保
共演:明日海りお、生駒里奈/橋本さとし
野村麻純、永田崇人、好井まさお、水間ロン・宇野祥平、中島ひろ子

脚本:阿相クミコ、波多野都
監督:片桐健滋、藤田結衣、佐藤洋輔
OPテーマ:wowdow「ブルーステップ」(SKID ZERO)
音楽:田井モトヨシ
プロデューサー:阿部真士、元村次宏(東通企画)、藤田結衣(東通企画)
企画協力:株式会社 明治/株式会社 明治アドエージェンシー
制作協力:東通企画
製作著作:テレビ東京

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/oshimeshi/
公式 X(Twitter):@tx_oshimeshi https://twitter.com/tx_oshimeshi
公式 Instagram: @tx_oshimeshi https://www.instagram.com/tx_oshimeshi/
公式 TikTok:@tx_oshimeshi https://www.tiktok.com/@tx_oshimeshi

(c)テレビ東京