デル、「最もパワフル」と自信のゲーミングノートPCがAlienwareから

デル・テクノロジーズは、ゲーミングブランドのAlienwareから「Alienware 18 Area-51 Gaming Notebook」「Alienware 16 Area-51 Gaming Notebook」を発売しました。

記事のポイント

デルのAlienwareブランドが新しくなってから登場した製品の第2弾。グラフィックスとCPUの電力設定を高めることでそれぞれのパフォーマンスを上げ、より高性能に仕上げています。当然パフォーマンスが上がるとPC内に熱がこもりますが、そこは独自の排熱設計でカバーしています。

Alienware 18 Area-51 Gaming Notebookは、デル・テクノロジーズのこれまでのノートPCで最もパワフルとうたう製品です。スペックはCPUがインテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HX、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 5080、メモリーが32GB、ストレージが1TB SSDという構成。またディスプレイは18型で2560×1600ドットの解像度、リフレッシュレートは最大300Hzとなっています。

 

Alienware 16 Area-51 Gaming Notebookは、16型ノートPCとしてはデル・テクノロジーズのこれまでの製品で最もパワフルとする製品。主なスペックはAlienware 18 Area-51 Gaming Notebookと同じで、ディスプレイはリフレッシュレートが240Hzとなっていますが、それでも十分高性能です。

 

また、両モデル共通でグラフィックスとCPUの電力制限を高く設定。これにより、より高いパフォーマンスを実現しています。電力を高く設定したぶん冷却性能も高めており、4基のファンを内蔵したり、銅素材を増やしたりすることで排熱を促しています。

デル・テクノロジーズ

Alienware 18 Area-51 Gaming Notebook 69万9800円(税込、推奨構成の価格)

Alienware 16 Area-51 Gaming Notebook 64万9800円(税込、推奨構成の価格)

高性能で軽量、ASUSがゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14 GA403WR」などを発売

ASUS JAPANは、ゲーミングブランドの「ROG」から「ROG Strix G18 G815LR」「ROG Strix G16 G615LR」と、「ROG Strix G16 G614シリーズ」、「ROG Zephyrus G14 GA403WR」を発表しました。それぞれの発売日と希望小売価格は下記のとおりです。

 

ROG Strix G18 G815LR/5月21日発売/39万9800円(税込)

ROG Strix G16 G615LR/4月25日発売/35万9800円(税込)

ROG Strix G16 G614FR/5月中旬発売/45万9800円(税込)
ROG Strix G16 G614PR/5月2日発売/35万9800円(税込)

ROG Zephyrus G14 GA403WR/5月1日発売/41万3820円(税込)~

記事のポイント

新製品はいずれも高性能なスペックですが、特に注目なのはROG Zephyrus G14 GA403WRで、14型の有機ELディスプレイ搭載やゲーミングノートPCとしては軽い本体など、見どころの多い製品です。今後活用する機会が増えるであろうAIアプリケーションも快適に使えます。

 

インテルの高性能CPUを搭載したROG Strix G18 G815LR

ROG Strix G18 G815LRとROG Strix G16 G615LRは、CPUに高性能なインテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HXを搭載したノートPCです。また、グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPUを搭載しており、これらによって高画質なゲームタイトルを楽しんだり、クリエイティブ作業を快適にこなしたりできます。

 

このほか、ストレージは1TB SSD、メモリーは32GB/64GBで、ディスプレイはROG Strix G18 G815LRが18型の2560×1600ドット、ROG Strix G16 G615LRが16型の1920×1200ドット。

 

ストレージやメモリーの増設・交換がしやすい構造を採用しており、ツールレスで底面を開き、SSDやメモリーを接続するスロットにアクセスできます。また、ファンのクリーニングも可能です。なお、増設や交換にともなう破損に対しては、ASUSの「あんしん保証」の対象内ですが、基本的には自己責任となります。

 

CPUのパフォーマンスを高めるために、Thermal Grizzlyの液体金属グリスを塗布して熱伝導率を上げ、CPUやGPUの温度を最大15度下げる冷却機構も搭載しています。

 

AMDのCPUとディスプレイに注目のROG Strix G16 G614シリーズ

ROG Strix G16 G614シリーズは、CPUのパフォーマンスを高める第2世代AMD 3D V-Cacheテクノロジーを採用した「AMD Ryzen 9 9955HX3D」、もしくは「AMD Ryzen 9 8940HX」を搭載したノートPCです。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU、SSDは1TB、メモリーは32GB/64GBの構成となっています。

 

ディスプレイはROG Strix G16 G614FRが16型で2560×1600ドットの解像度、 ROG Strix G16 G614PRが16型で1920×1200ドットの解像度。アスペクト比は16:10、リフレッシュレートは240Hz対応、色表現はデジタルシネマ向けのRGB色空間規格DCI-P3に100%対応と、ディスプレイも高性能な仕上がりです。

 

軽量、有機ELディスプレイ搭載のROG Zephyrus G14 GA403WR

ROG Zephyrus G14 GA403WRは、CPUにAMD Ryzen AI 9 HX370を搭載したノートPCで、ゲームプレイや動画編集のほか、AIアプリケーションの使用においても高いパフォーマンスを発揮します。グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU、ストレージは1TB SSD、メモリーは32GBです。

 

ディスプレイは14型の有機ELで、解像度は2880×1800ドット、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

 

また、ゲーミングノートPCとしては軽量なのも特徴で、約1.57kgなので持ち運んでの使用も想定できるでしょう。

日本HPがAI PC新製品を大量投入! 軽量ノート「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」などが登場

日本HPは、AI活用に適したPCやワークステーションの新製品群を発表しました。個人向けの軽量ノートPCから、ビジネス向けの高性能モデル、プロフェッショナル向けのワークステーション、さらにはWeb会議を快適にする周辺機器まで、幅広いラインアップです。多様化する働き方やAI活用ニーズに応える、注目の新製品を見ていきましょう。

記事のポイント

今回の新製品は、PCにおけるAI活用の本格化を感じさせるものばかり。個人のクリエイティビティから企業の生産性向上、プロフェッショナルの高度な要求まで、幅広いニーズに応える選択肢が揃いました。自分の使い方に合ったAI PCを探している方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

【個人向け】人気の軽量モデル後継や高性能コンバーチブルが登場

個人向けには、次世代AI PCとして「HP OmniBook」ブランドのノートPC2機種が登場しました。注目は、人気の軽量ノートPC「HP Pavilion Aero 13」の後継となる「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」です。重量1kg未満の軽さを実現したほか、最新のAMD Ryzen AI 300シリーズプロセッサーを搭載。持ち運びやすさとAIによる生産性を両立させたい学生やモバイルワーカーにぴったりです。

 

HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC

希望販売価格:18万4800円(税込)~
発売日:4月11日(5月以降出荷予定)

 

もう一方の「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」は、14インチのタッチ対応有機ELディスプレイを備えたコンバーチブル型。最新のインテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)またはAMD Ryzen AI 300シリーズプロセッサーを搭載し、AIを活用したクリエイティブ作業にも対応します。ミッドナイトブルー(インテルモデルのみ)とメテオシルバーの2色が用意されています。

 

HP OmniBook X Flip 14 AI PC(インテルモデル)

希望販売価格:20万9000円(税込)~
発売日:4月11日

HP OmniBook X Flip 14 AI PC(AMDモデル)
希望販売価格:19万8000円(税込)~
発売日:4月11日

 

【法人向け】セキュリティも性能も強化されたビジネスPC

法人向けモデルもAI対応を強化。「HP EliteBook 8」シリーズは、より薄型のデザインに刷新されました。AI処理専用のプロセッサーであるNPU(Neural Processing Unit)を搭載したモデルでは、電力効率が従来比で最大224%向上、AIによる画像生成は最大43倍高速化したとしています(日本HP調べ)。13.3インチから15.6インチまで、クラムシェル型とコンバーチブル型をラインアップし、ハイブリッドワークを支えます。一部モデルではLTE通信無制限利用権付きも選択可能です。

 

■HP EliteBook 8 シリーズ(主なモデル)

HP EliteBook 8 Flip G1i 13
希望販売価格:37万3780円(税込)~
発売日:5月下旬

HP EliteBook 8 G1i 13
希望販売価格:32万9780円(税込)~
発売日:5月8日

HP EliteBook 8 G1a 13
希望販売価格:未定
発売日:5月下旬

 

ミニデスクトップPC「HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC」は、量子コンピューティングによるハッキングに対抗する最新のセキュリティチップを搭載。コンパクトながら高性能で、NPUにより消費電力も抑えられています。

 

HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC
希望販売価格:未定
発売日:7月中旬

 

【ソフトウェア】AI PCの体験を高める独自ツールも進化

これらのAI PCには、生産性を高めるための専用ソフトウェアも搭載・アップデートされます。「HP AI Companion」は、ローカルにあるファイルを分析・要約したり、コンテンツを作成したりできるAIアシスタント。今後はインターネット接続なしで使えるオンデバイスモードや音声コマンド機能も追加予定です。ビデオ会議ソフト「Poly Camera Pro」も、バーチャル背景機能などが強化され、オンラインでのコミュニケーションをより豊かにします。

 

【プロ向け】ワークステーションもAI時代へ、「HP Z」ブランドに刷新

プロフェッショナル向けのワークステーションは、ブランド名が「Z by HP」から「HP Z」へと変わりました。モバイルワークステーションの最高峰「HP ZBook Fury G1i」(16/18インチ)は、最新CPUとプロ向けGPU「NVIDIA RTX PRO Blackwell Laptop GPU」を搭載。特に18インチモデルは高い冷却性能でCPUとGPUのパワーを最大限に引き出し、AI開発や高度なシミュレーションにも対応します。

 

HP ZBook Fury G1i(18 inch)
希望販売価格:72万8200円(税込)~
発売日:6月下旬

HP ZBook Fury G1i(16 inch)
希望販売価格:59万7300円(税込)~
発売日:6月下旬

 

ほかにも、ミドルレンジの「HP ZBook X G1i」や、携帯性と性能のバランスに優れた「HP ZBook 8 G1i/G1a」、小型化されたデスクトップ「HP Z2 SFF G1i」、冷却性能を高めたタワー型「HP Z2 Tower G1i」など、多彩なモデルが登場します。

 

【周辺機器】小規模会議室に最適なビデオバーや高音質ヘッドセットも

Web会議関連では、「Poly Studio V12 ビデオバー」が登場。コンパクトながら高画質なカメラとAIによるノイズ抑制機能を備え、小規模会議室に最適です。USB接続で簡単にセットアップできます。

 

Poly Studio V12 ビデオバー
希望販売価格:未定
発売日:6月予定

 

また、クリアな音声通話を実現する片耳タイプのBluetoothヘッドセット「Poly Voyager Legend」シリーズの新モデル(30/50/50 UC)も発売されています。

 

■Poly Voyager Legend シリーズ

Legend 30
希望販売価格:1万5510円(税込)
発売日:3月

Legend 50
希望販売価格:1万8590円(税込)
発売日:3月

Legend 50 UC
希望販売価格:4万480円(税込)
発売日:3月

AMD Ryzen AI搭載でスペックに不足なし。MSI「Venture A14 AI+ A3HM」登場

エムエスアイコンピュータージャパンは、ビジネスノートPC「Venture/VenturePro」シリーズから、AMD Ryzen AIを搭載した「Venture A14 AI+ A3HM」を発表しました。4月10日より順次販売します。

記事のポイント

今後活用できるであろうAI機能を使いこなすためのスペックを備えたノートPCです。32GBメモリーや1TB SSDなど、CPU以外の仕様も充実しているほか、ビジネスになじむデザインも特徴。ビジネス用で今後数年使うノートPCを探している人にとって選択肢のひとつとなりそうです。

 

「Venture A14 AI+ A3HM」シリーズは、AMD Ryzen AIを搭載。このプロセッサーには、AI処理性能が最大50TOPSに達するNPUを内蔵しているため、「Copilot+ PC」のさまざまなAI機能を活用できる、次世代AI PCです。

 

プロセッサーには「AMD Ryzen AI 350」を採用。マルチタスクに最適な、高いCPU処理性能を発揮するといいます。

 

ディスプレイはアスペクト比16:10、解像度QWXGA+(2880×1800ドット)の、14インチOLED(有機EL)ディスプレイを採用しているため、OLEDならではの高コントラストで広色域の映像表示が可能です。一般的な14インチフルHDディスプレイより、広い表示領域と高解像度を実現しており、より多くの情報をはっきり・くっきりと表示できます。

 

ビジネスシーンで重宝する有線LANやHDMIなど、あると便利な機能を省かず搭載しているのも特徴の一つ。変換アダプターを必要とせず、さまざまなデバイスを接続できます。

 

「VenturePro 15 AI」、「Modern 15 H C13M」も同時発売

「Venture」シリーズとして、「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」を搭載した「VenturePro 15 AI」もラインナップ。動画編集・画像編集作業などにもパワーを発揮できるようグレードアップしたハイスペックモデルです。

 

CPUにはパフォーマンスコア・高効率コア・省電力コアを組み合わせた「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H」を採用。AI専用プロセッサー「NPU」も内蔵し、「AI機能をより身近に・より便利に活用できるようになることが期待されている」としています。

ビジネスノートPC「Modern 15 H C13M」シリーズのバリエーションモデルも、4月17日から順次発売。「第13世代インテル Core H プロセッサー」を採用することで、高性能デスクトップPCレベルにCPU処理性能を向上させた、高性能ビジネスノートPCです。

 

盗撮を防止するプライバシーシャッターを、Webカメラ部分に搭載。またUSB Type-Cは、映像出力とUSB PDに対応したUSB 3.2 Gen2 Type-Cを採用。さらに高速タイプ無線LAN「Wi-Fi 6E」を取り入れるなどして、機能面も充実させています。

エムエスアイコンピュータージャパン
Venture A14 AI+ A3HMシリーズ
参考小売価格:22万9800円(税込)

VenturePro 15 AI A1V シリーズ
価格:オープン

Modern 15 H C13M シリーズ
価格:オープン

ビジネスでの使い勝手を追求したVAIOの新モバイルノートPC「VAIO S13」

VAIOは、13.3型の個人向けモバイルノートPC「VAIO S13」を発売しました。直販価格は16万9800円(税込)からとなっています。

記事のポイント

オンライン会議向けの独自機能や、堅牢性、軽量によるモバイル性、作業しやすいディスプレイなど、ビジネスでの使い勝手を追求したモデルとなっています。見た目ではわからない使い心地や、使ったときの快適さを感じられそうなので、購入を検討するのであれば店頭で触ってみるといいでしょう。

 

VAIO S13は、A4ファイル程度のサイズで約1.019kg~と軽量なモデルです。コンパクトながら、ディスプレイのアスペクト比を16:10とすることで、16:9で14型のディスプレイに匹敵する生産性を実現したとうたっています。

 

インターフェイスには、有線LAN、USB 3.0×2、HDMI、USB 3.1(Type-C、USB PD対応)×2、ヘッドホン出力(ヘッドセット対応)を装備。また5G/4G LTE対応モデルも選べ、対応モデルはnanoSIMスロットも追加されます。5G/4G LTE対応モデルはeSIMも利用可能です。

 

オンライン会議向けとして、マイクを3つ搭載。これによりAIノイズキャンセリング機能が強化されたほか、会議のシチュエーションに合わせて4つのモードを利用できます。「標準モード」では360度周囲の雑音を低減し、「プライベートモード」ではマイクの集音範囲を正面約90度程度に制限してくれて、「プライバシーモード」はマイクの集音範囲を正面約40度程度に制限、「会議室モード」は6~8人ほどの会議室で遠くの声を自動調整します。

 

堅牢性においては、ハイエンドモデルと同等の品質試験を実施しており、独自のテストで強度を証明しているとのこと。もちろん、VAIOならではの品質チェックである「安曇野FINISH」も実施しています。

 

ハイエンド構成のスペックは、インテル Core 7 プロセッサー 150U、32GBメモリー、1TB SSDで、ディスプレイの解像度は1920×1200ドットとなっています。

VAIO S13

16万9800円(税込)~

期待に応えて1kg以下に軽量化、レノボ「ThinkPad X13 Gen 6」など7モデルが登場

レノボ・ジャパンは、一挙に7モデルのThinkPadを発表。順次販売を開始します。登場したのは下記のモデルです。

 

「ThinkPad X13 Gen 6」

「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」

「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Edition」

「ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 1」

「ThinkPad T14s Gen 6」

「ThinkPad T14 Gen 6」

「ThinkPad T16 Gen 4」

記事のポイント

ThinkPad Xシリーズとしては意外なことに初の1kg以下の軽量モデル「ThinkPad X13 Gen 6」が登場しました。5G/4G LTEオプションもあってビジネスユースでは歓迎される製品となりそうです。

 

新モデルはすべてオプションで5G(Sub6)または4G LTE通信に対応可能。場所を選ばない、柔軟な働き方をサポートするとしています。

 

ThinkPad X13 Gen 6は、日本のユーザーの声に応え、重さを約933g~(最軽量構成時)と軽量に仕上げた、13.3型のモバイルノートPCです。軽量でありながら堅牢性をそなえるほか、ほかのデバイスとの接続性のよさや、すぐれたメンテナンス性など、ThinkPadならではの使い勝手の高さを実現しているとのこと。

 

インターフェイスは、HDMI、Thunderbolt 4×2、マイク/ヘッドホンジャック、nanoSIMカードスロット(5G/4G LTE内蔵モデル)、USB 3.2 Gen 1をそろえています。

 

ラインアップは、インテルCPU搭載モデルとAMD Ryzen搭載モデルを用意。インテルCPU搭載モデルの主なスペックは、メモリーが16/32GB、ストレージが256/512/1TB SSDで、CPUは下記から選択できます。

インテルCore Ultra 7 プロセッサー 255H

インテルCore Ultra 5 プロセッサー 225H

インテルCore Ultra 7 vPro Enterprise プロセッサー 265U

インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

インテル Core Ultra 5 vPro Enterprise プロセッサー 235U

インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

 

また、ディスプレイの解像度は1920×1200ドットで、タッチ対応も選択できます。

 

AMD Ryzenモデルはメモリー、ストレージは共通で、プロセッサーはAMD Ryzen AI 7 PRO 350、AMD Ryzen AI 5 PRO 340から選べます。なお、ディスプレイはタッチ非対応です。

 

販売価格は現時点で公開されていません。

レノボ・ジャパン

ThinkPad X13 Gen 6

エプソンダイレクト初のCopilot+PC! AIで業務効率化を支援する16型ノートPC

エプソンダイレクトは、同社初の「Copilot+ PC」を2025年6月頃に発売すると発表しました。A4サイズの16型ノートPCです。

↑エプソンダイレクト初のCopilot+PC

 

記事のポイント

Copilot+ PCは、AIによる業務効率化と生産性向上を支援するPC。タスクの自動化・最適化を推し進めたい人は注目です。発売はまだ先ですが、メール配信サービスに登録すれば、販売開始のお知らせをいち早く受け取れますよ。

 

AI活用により、企業の業務効率化をサポートし、課題解決を推進することを目指す一台です。Microsoft 365 Copilotとの連携により、ドキュメント作成やスケジュール管理、メールの整理、画像生成など、日常的なタスクを効率的に行える環境を提供するとのこと。

 

搭載CPUは、インテル Core Ultra プロセッサー (シリーズ 2)です。

 

エプソンダイレクト
Copilot+ PC
発売時期:2025年6月頃

マウスコンピューターの14型ノートパソコン! Copilotキー搭載「mouse A4-A5U01SR-B」

マウスコンピューターは、14型ノートパソコン「mouse A4-A5U01SR-B」を10月31日に発売しました。

 

記事のポイント

本体重量は約1.33kg、持ち運びやすく丈夫で、外出や満員電車など移動が多い人も安心です。Copilotキーを搭載しているほか、Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )にも対応。

 

「mouse A4」 シリーズの後継機種で、CPUに6コア12スレッドの「AMD Ryzen 5 7430U」プロセッサを搭載しています。2コア4スレッドの「AMD Ryzen 3 3250U」プロセッサを搭載していた従来製品と比べると、各Officeソフトウェアを使用したOffice Productivityスコアで、性能が約136%アップしているとのこと。

 

200万画素、フルHD画質のWEBカメラにより、高画質な映像でオンラインミーティングなどに出られます。不意の映り込みを防ぎ、プライバシーを守れる「プライバシーシャッター」つき。

 

USB端子はType-A端子(USB3.0)とType-C端子(USB3.1)を搭載。Type-C端子は、USB Power Deliveryと画面出力に対応しているため、別途USBハブや変換を使うことなく様々な周辺機器と接続できます。

↑パソコン本体の液晶含め、3画面出力にも対応

 

microSDカードリーダーを搭載しているほか、UHS-Iにも対応しており、後付けのカードリーダーを使わずにデータのバックアップなどを行えます。

 

パソコンのパフォーマンスを設定できるControl Centerを使えば、パフォーマンスと静音性のバランスが取りたい時や、ファンの騒音を抑えたい時など、状況に合わせて設定を変えられます。

 

バランス:パフォーマンスと静音性のバランスが取れた設定
静音  :パソコンのパフォーマンスとファンの騒音を抑えた設定

 

充電量を制御できる、「バッテリーマネージャープラス」機能も付いています。2段階のモードと、任意の値でのカスタム充電から状況に合わせて選べます。

 

100%充電  :頻繁に持ち運ぶ人、バッテリー時間を最大限に使いたい人向け
80%充電    :ACアダプタに常時接続する、または満充電によるバッテリー寿命の低下を抑制したい人向け
カスタム充電:充電開始は最低50%、充電停止は最低60%から設定可能。1か月以上の長期保管や短時間使用の人向け

 

mouse A4「mouse A4-A5U01SR-B
価格:8万9800円(税込)

レッツノート「FV5」シリーズ新モデルはAI PC。Copilotキーを搭載

パナソニック コネクトは、モバイルパソコン「カスタマイズレッツノート」の「FV5」シリーズの新モデルを 、10月5日に発売します(9月18日11時より受注開始)。Webショッピングサイト「Panasonic Store Plus(パナソニック ストア プラス)」で購入できます。

 

記事のポイント

「Copilot in Windows」を呼び出せるCopilotキーが搭載。文章や画像、動画生成などが簡単にできるので、AIをより便利に使って効率的に作業したい人に便利な一台です。

 

「FV5」シリーズは、高速で省電力な CPU を搭載しているほか、レッツノート独自技術により、「従来シリーズに比べてパフォーマンスが向上し、電池駆動時間も延長されている点」に特徴があります。さらに、独立した NPU(AI処理を高速化するために設計されたプロセッサー)「インテル AI ブースト」により、生成 AI など NPU を利用できるアプリの処理速度が向上するのも強みです。

 

新モデルでは、「Copilot in Windows」を呼び出せるCopilotキーを搭載し、AI 技術をスムーズに使えるようにしています。これにより、⽂章の要約/生成、画像や動画の生成などが簡単でき、業務の大幅な効率化をサポートしてくれます。

 

■使用イメージ

また、カスタマイズで、Microsoft 365 Basic(1年間は無料で試用可、2年目から有料となる自動継続サービス)+ Office Home & Business 2024 を選択できます。

 

従来の、Microsoft Office Home & Business 2021 から機能が強化された、Microsoft365 Basic + Office Home & Business 2024 が本体購入時のカスタマイズで選べるようになったことで、Excel、PowerPoint などがより使いやすくなり、作業がよりスムーズに進むように助けてくれます。

 

パナソニック コネクト
Let’s note(レッツノート)
価格(税込):29万7,000 円~
発売日:2024年10月5日(予約受付開始日 2024年9月18 日)

ASUSから登場した今年注目のAI PCを改めておさらい

6月上旬に台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2024」では多くの新型PCが発表されました。その中でも今年、注目を集めているのが「AI PC」です。これは昨今トレンドとなっているAI機能に特化した性能を搭載しているPCのこと。

↑COMPUTEXでASUSの発表会のワンシーン。多くのCopilot+ PCが発表された

 

たとえば「Copilot+ PC」はマイクロソフトが推進する新世代のAI PCで、AIを活用したさまざまな機能が用意されます。その機能を快適に使うために、PCには認定条件のひとつとして40TOPS以上の処理能力があるNPU(Neural network Processing Unit)の搭載が必須となっています。

 

GPU(Graphics Processing Unit)が映像処理に特化しているように、このNPUはAI処理に特化しているのが特徴。汎用的な演算を実行するCPUではなく、NPUがAIに関する演算を担当することで、より効率的にAIを活用できるというわけです。

 

45TOPSを実現するSnapdragon X Elite搭載Vivobook S 15

では一体どのような製品が登場したのか。ここでは、ASUSのノートPCを一挙に紹介していきます。

 

マイクロソフト製以外のCopilot+ PCとしていち早く登場したのが、CPUに45TOPSを実現するNPUが統合されたSnapdragon X Elite X1E-78-100採用の「Vivobook S 15」です。Windows 11 Home(Arm版)搭載ノートPCで、6月18日に日本市場でも発表されています。

↑ASUS Vivobook S 15 S5507は22万9800円(税込)から

 

ディスプレイには3K(2880×1620ドット)表示の15.6型有機ELを採用。メモリーは16GB/32GB、ストレージには1TB SSDを内蔵しています。

 

最薄部1.47cmのスリムデザインを採用しており、オールメタルながら約1.42kgと軽いのも魅力です。それでいて、バッテリー駆動時間は約18時間と高いスタミナも備えています。

 

キーボードには「Copilotキー」を搭載し、すばやくAI機能を呼び出すことが可能。AI時代を先取りするスタンダードなノートPCです。

 

現時点で最も高い性能なAMDのCPUを搭載したASUS Vivobook S 16/14

同じくVivobookシリーズでは「ASUS Vivobook S 16/14」もラインナップしています。こちらはCOMPUTEX TAIPEI 2024で発表されたAMDの新プロセッサー「AMD Ryzen AI 9 HX 370」を搭載。AMD Ryzen AI 9 HX 370は50TOPSを誇るNPUを統合しており、現段階では最も高性能なCPUです。

 

ASUS Vivobook S 16/14は16型と14型の2サイズを展開しており、16型にはテンキーも搭載されています。32GBメモリーと1TBのSSDを内蔵するなど、サイズ以外の基本的な仕様は共通です。

↑ASUS Vivobook S 16 M5606は21万9800円(税込)で販売中

 

大型ながらモバイルノートPCとして使えそうなASUS Zenbook S16

大型モバイルノートPCの本命とも言えるのが「ASUS Zenbook S16」です。プレミアムモデルらしく、ボディにはセラミックとアルミニウムを組み合わせた「セラルミナム」素材を採用。軽さと堅牢性を担保しつつ、最厚部でも1.1cmのスリムボディを実現しています。本体質量は1.5kg。また、78Whの大容量バッテリーを搭載しており、長時間駆動にも対応できます。

 

デュアルファンで強力にCPUを冷やしながらも、静音性が高いのもポイント。加えて最大2TBのSSDを搭載できます。高性能PCを持ち歩きたいというモバイル派には見逃せないモデルです。

↑ASUS Zenbook S16 UM5606は31万9800円(税込)で販売。Wi-Fi 7に対応するほか、米国軍用規格のMIL規格に準拠する堅牢性も実現している

 

独自のAIソフトを搭載したクリエイター向けのProArt

クリエイター向けの機能を備えるのが「ProArt」シリーズです。ラインナップは3モデルとなっており、16型の「ProArt P16 H7606」と13型で2in1タイプの「ProArt PX13 HN7306」はCPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用。さらに両モデルとも、外付けのグラフィックスであるNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUの搭載モデルを選べます。

 

ディスプレイは16型と13型のタッチ対応3K有機ELを搭載。またタッチパッドの左上に指先でクルクルとなぞりながら回して操作できる「ASUS DialPad」を搭載しており、レタッチソフトやペイントソフトなどをより効率的に操作できます。

 

タブレットタイプの「ProArt PZ13 HT5306」はCPUにSnapdragonを採用しています。

 

また3モデルに共通する機能として、ASUS独自のAIソフトを搭載。そのひとつ「MuzeTree」では、簡単なラフスケッチと単語による指示だけで画像の生成などができます。このほか、写真や動画の整理、シーンの検出などができるAIアプリも用意しています。

↑ASUS ProArt P16 H7606(税込32万9800円)。AIアプリによって、簡単なスケッチを元にひまわりの絵が自動生成できる

 

ゲーミングPC「TUF Gaming」「ROG Zephyrus」もCopilot+ PC対応

さらにCOMPUTEX TAIPEI 2024ではCopilot+ PC対応のゲーミングPCも登場しました。「TUF Gaming A16/A14」はCPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用し、GPUとしてNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載しています。

 

ゲーミングノートPCながらスリムボディを採用。14型の「TUF Gaming A14」は1.46kgと軽めで、持ち運びもできそうです。派手すぎないデザインなので、ビジネスシーンやカジュアルユースでも使用可能。AI性能だけでなく、GPUも必要、といったニーズにマッチしています。

↑TUF Gaming A16 FA608は9月下旬の発売がアナウンスされている。30万9800円(税込)から

 

よりハイパワーでゲームをプレイしたいユーザーには「ROG Zephyrus G16 GA605」が用意されています。搭載しているCPU、GPUはTUF Gamingと同じですが、冷却機構として「ROGインテリジェントクーリングシステム」を採用。本体背面での吸排気により、本体内部を効率よく冷却することで、ハイパフォーマンスのゲームプレイができます。

↑ROG Zephyrus G16 GA605は30万9800円(税込)からで販売中

 

インテルCPU製品は?

今回開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024では主に、40TOPS以上のAI処理性能を実現したQualcommのSnapdragon X Eliteと、AMDのAMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載するPCが、Copilot+ PCとして発表されました。

 

そうなると気になるのがインテルの動向です。インテル製のCPUが40TOPSを超えるのは、コードネーム「Lunar Lake」と呼ばれる、次世代Core Ultraプロセッサーだと言われています。

 

ASUSの発表会場にはこの次世代Core Ultraプロセッサーを搭載したビジネス向けノートPC「ExpertBook P5 P5405」が展示されていました。性能などは未知数ですが、Copilot+ PCに準拠するノートPCとして秋以降の発表が予想されています。

↑Lunar Lakeを搭載したExpertBook P5 P5405。14型ディスプレイを採用する薄型ノートPCだ

 

モバイル性とパフォーマンスを追求! マウスのクリエイター向け14型ノートパソコン「DAIV R4」がリニューアル

マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド「DAIV(ダイブ)」から、14型ノートパソコン「DAIV R4」を7月22日に発売しました。価格は19万9800円(税込)から。

 

重さは約1.41kg、薄さは約18.3mm。カメラとパソコンを一緒に持ち運ぶカメラマンやCDA設計者、建築・クリエイター学科に通う学生の移動シーンを支える、としています。

 

同品は「DAIV R4」シリーズの後継機種で、CPUはインテル Core i7-13620H プロセッサー、グラフィックスカードにGeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載しているとのこと。UL Procyonのベンチマーク計測では、動画編集で約40%性能がアップし、作業時間を短縮可能だとしています。

 

液晶パネルには、sRGB比 100%の広色域パネルを採用。色潰れなどを起こしにくく、高画質な写真や動画の豊かな色合いを表現できると言います。

 

Thunderbolt4を搭載しており、CFexpressカードリーダーや外付けのSSD、ハードディスク等のストレージ、10GbE対応外付けネットワークアダプタなど周辺機器と接続可能とのこと。SDカードスロットも搭載しています。

 

メモリは、DDR5メモリを採用。換装可能な2つのスロットを備えており、BTOカスタマイズで最大64GB(32GB×2)まで増設できるそう。SSDはM.2 SSDを標準搭載しているだけでなく、同様にBTOカスタマイズで2本まで増やせるのがうれしいですね。

 

カラーはホワイト。天面を除く筐体全体に、紫外線による変色が起こりにくい とするUV コーティングを施しています。

 

■OS:Windows 11 Home (64bit)

■サイズ:320.5×214.1×18.3mm

ローカル環境でAIを使い倒せるPC「Dynabook R8・R7」が登場! 7月19日から発売開始

Dynabookは、AI処理専用チップ内蔵のインテル Core Ultra プロセッサーを搭載し、快適なエッジAI処理を実現するとうたうプレミアムモバイルノートPC「dynabook R8・R7」を発売します。発売日は7月19日からです。

 

 

 

記事のポイント

4月に発売した「dynabook R9」に続いて、Dynabookからインテル Core Ultra プロセッサーを搭載した製品が出ました。dynabook R7/Xであれば25万円を切る価格となり、若干手を出しやすくなってきています。

本機は、AI処理専用チップ「インテル AI Boost」(NPU)と「インテル Arc グラフィックス」(GPU)を内蔵し、CPUと融合することで生成AI、画像や動画のレタッチ、そしてワンランク上のゲームプレイなど、多様なAI処理や性能体験が可能とうたう製品。

 

また、軽量な低消費電力IGZOパネルの採用などにより、14.0型液晶搭載でありながら約899gと軽いボディになりました。さらに、使用シーンに合わせパネルのリフレッシュレートを最適化するALRR(自律的低リフレッシュレート)によって消費電力を抑えることで、約9時間(動画再生時)のバッテリー駆動を実現しています。

 

なお、本機の発売と同時に、インテル第13世代CPUに加え、データ移行の負担を軽減する「PC引越ナビ2」や、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどの有料サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」を搭載した「dynabook S6」と、14.0型ホームモバイルノートPC「dynabook M7・M6」の計3機種3モデルも順次発売します。

 

また、キャンペーン期間中に対象のdynabookを購入して応募をすると「ぱらちゃん純金メダル」などの賞品が当たる「dynabook大感謝祭キャンペーン」も開始されます。

 

主なスペック

dynabook R8/X dynabook R7/X
CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H
ディスプレイ 14.0型ディスプレイ(1920×1200ドット、16:10比率)
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
メモリー 16GB
重さ 約899g

 

製品名:dynabook R8・R7

価格:dynabook R8/X  27万円前後/dynabook R7/X 24万円台前半

 

4K・8Kの動画編集に最適なノートPCが、マウスのクリエイター向けPCブランドに仲間入り

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」から、デジタルシネマの規格であるDCI-P3比約100%の広色域パネルを採用した16型ノートパソコン「DAIV R6」シリーズを発売しました。

↑DAIV R6-I7G60SR-A

 

記事のポイント

最近だとVlog向けカメラなどもあり、映像作品を作る敷居はどんどん下がっていますが、DAIV R6シリーズのようなノートPCがあればより自分好みの色味の映像に仕上げることができます。映像を編集でもう一歩ステップアップしたいのであれば検討してみるといいでしょう。

液晶にDCI-P3 100%に対応した広色域パネルを採用したのは、同社ではDAIV R6が初となるそうです。映画撮影用に使用されるカラーフィルムの色域に対応することで、従来のsRGB比 100%対応液晶よりもさらに広い色域に対応し、複数の環境で作業する場合でも調整したデータの色味が狂いにくい仕様になっています。

 

搭載されているGPUは最新のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ Laptop GPU。NVIDIA DLSS 3に対応する第4世代Tensorコアや、第3世代RTコア、AV1ハードウェアエンコードに対応した第8世代 NVIDIA Encoderを備え、3Dから映像制作、AIツールまで多くのクリエイティブなタスクを高速化します。

 

内蔵ストレージは標準でGen4×4接続に対応したM.2 SSDを搭載し、高速なアプリケーション動作にくわえ、写真や動画、音楽などの大容量データの移動も快適です。また、カスタマイズにより3枚のSSDを搭載可能で、合計6TBのストレージ構成が可能となります。

 

モデル名:DAIV R6-I7G60SR-A
OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル Core i7-13650HX プロセッサー
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリー:16GB
M.2 SSD:500GB(NVMe Gen4×4)
液晶:16型 液晶パネル(ノングレア/DCI-P3 100%/240Hz対応/Dolby Vision対応)
販売価格:24万9800円(税込)~

マウスからGeForce RTX 2050 Laptop GPU搭載のノートPC登場。ゲームから動画編集まで幅広く活躍

マウスコンピューターは、mouse K5シリーズにGeForce RTX 2050 Laptop GPUを搭載した15.6型のノートパソコンを発売しました。

 

本機は、高性能グラフィックスのGeForce RTX 2050 Laptop GPUを搭載することで、従来モデルよりもグラフィック性能が向上。より高度な処理が可能になりました。また、ディスプレイには144Hz対応でsRGB比 100%の液晶パネルを採用しているので、一般的なエンタメに加えて写真・動画編集やWebページ作成、ゲームなど幅広い用途で活躍するとのこと。

 

インターフェイスはUSB Type-C(USB3.1)を含む計4基のUSB端子を搭載。また、SDXCカードが使用可能なUHS-I対応カードリーダーも内蔵し、 さまざまな周辺機器と簡単、高速にデータ転送が可能です。

 

シリーズの一例として、「mouse K5-I7G50BK-A」のスペックはOSがWindows 11 Home 64ビット、CPUがインテル Core i7-12650H プロセッサーを搭載。メモリーが16GBで、ストレージは500GBとなっています。販売価格は14万9800円(税込)です。

14.0型で世界最軽量、VAIOから約325gのモバイルディスプレイ「VAIO Vision+ 14」登場

VAIOは7月1日、14.0型ワイド以上のモバイルディスプレイにおいて世界最軽量※とする「VAIO Vision+ 14」を発表しました。7月4日に発売します。価格は5万4800円(税込)。

※14.0型ワイド以上のモバイルディスプレイにおいて。2024年6月14日時点 ステラアソシエ調べ。

 

VAIO Vision+ 14は、重さ約325gで14.0型ワイドのモバイルディスプレイ。アスペクト比16:10、解像度1920×1200ドットの液晶を搭載しています。

製品のポイント

持ってみるとまるで「モック?」と思ってしまうような軽さです。14.0型のディスプレイが大きいこともあって、いい意味で見た目とのギャップがあります。詳細をのちに記載しますが、USB Type-C搭載もうれしいポイント。ケーブル1本でノートPCと接続できるので、アダプターなどを持ち歩く必要がありません。軽さを求めつつ、作業効率のアップが期待できそうです。

 

↑ノートPCの上に置かれているのがVAIO Vision+ 14

 

軽量化のために、新開発の熱可塑性立体成形カーボンを採用しました。軽さが特徴のカーボンシート(熱可塑性カーボン)に熱を加えてプレスすることで、立体成形。加えて小型で軽量のアルミスタンドを採用するなどで、本体を軽くしています。熱可塑性カーボンは剛性に優れているため、軽量でありながら堅牢性も高めているそうです。

 

なお、軽量化の面では有機ELの方が優れていますが、有機ELは焼き付きによって長く使えないのではという懸念から液晶を選んだとしています。

 

インターフェイスにはUSB PDとDisplayPortの機能をサポートするUSB Type-Cを2基備えています。これにより、映像入力と電源供給をケーブル1本で対応できます。

 

また、本体は横表示と縦表示の両方に対応。WebサイトやWordなどで縦に長いコンテンツを表示させる場合は縦置きにするなど、柔軟な使い方ができます。

↑縦置き時。インターフェイスが画面上部にくるようになっています

 

さらに別売りの本体カバーを使えば、ノートPC画面の上部にVAIO Vision+ 14を設置したり、縦置き時に安定させたりできます。このカバーは本体を包み込むようにできているため、移動時に液晶をしっかり保護してくれるとのこと。

↑別売りの本体カバー。横置き、縦置き時ともにスタンドとしての役割も果たします

 

↑スタンドとして使う場合は背面のアルミスタンドを本体カバーに差し込みます

 

本体サイズは約幅312×奥行き211.1×高さ12.4mm。そのほかのスペックは、ディスプレイの表示色が1677万色、輝度が400cd/㎡、色域がsRGBに100%対応、視野角が上下左右178度、コントラストが1200:1となっています。

 

VAIOによると、どこでも働けるような「真のハイブリッドワーク」の実現にはどこにでも持ち運べるディスプレイが求められるとのこと。とはいえ従来のモバイルディスプレイは毎日持ち運べる重さの製品は少ない、といった課題から製品の開発に至ったそうです。

↑14.0型のVAIOの上に設置したときのイメージ

15.6型でも軽量! オールインワンな「dynabook T」とスタンダードな「dynabook C」が登場

Dynabookは5月14日、15.6型の「dynabook T」シリーズおよび「dynabook C」シリーズの新製品を7機種発表しました。発売は5月17日から順次となっています。店頭予想価格(税込)は下記のとおりです。

 

dynabook Tシリーズ

dynabook T9/X 29万円台前半

dynabook T7/X 23万円台半ば

dynabook T6/X 22万円前後

dynabook T5/X 17万円前後

 

dynabook Cシリーズ

dynabook C7/X 21万円台半ば

dynabook C6/X 19万円台前半

dynabook C5/X 14万円台後半

 

↑dynabook T9/X

 

dynabook Tシリーズは、動画もオンラインコミュニケーションも1台で楽しめるとうたう、オールインワンノートPCに位置づけられる製品です。光学ドライブ搭載の15.6型ノートPCとしては軽量な部類の重さ約1.98kgを実現。また、ディスプレイの額縁を狭くすることでボディ自体もコンパクトに仕上げています。

 

性能面ではCPUのパフォーマンスを維持する独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」を搭載(dynabook T9/Xとdynabook T7/Xのみ)。放熱技術と本体内部パーツを高密度に実装する技術により、CPUの性能を引き出します。

 

また使い勝手においては、抗菌キーボードを搭載したり、サブスクリプションの「Microsoft 365 Basic」を1年間無償で使えたりするほか、新たにデータ移行がより簡単にできるようになった「PC引越ナビ2」を搭載。アプリに従って作業するだけでデータを移行できるとしています。

 

上位モデルであるdynabook T9/Xのスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、1TB SSD、32GBメモリー。また光学ドライブにBlu-ray Discドライブを搭載しています。ディスプレイはフルHD解像度で、ノングレアパネルを採用。

↑dynabook C7/X

 

dynabook Cシリーズは15.6型ながらコンパクトで、家のどこでもオンラインコミュニケーションを楽しめるとする、スタンダードノートPCです。重さは約1.77kgと軽量なうえに、狭額縁ディスプレイによってボディを小さくしています。

 

CPUの性能を引き出すdynabook エンパワーテクノロジーのほか、抗菌キーボード、Microsoft 365 Basic、PC引越ナビ2といった使い勝手は同様となっています。

 

上位モデルのdynabook C7/Xは、インテル Core i7-1355U プロセッサー、512GB SSD、16GBメモリーを搭載。またディスプレイはフルHDで、ノングレアパネルを採用しています。

日本HPが力を入れる「AI PC」を拡充。個人向けノートPC「Envy」登場

日本HPは、個人向けノートPC「HP Envy」シリーズの新モデルを発表しました。ラインアップは「HP Envy x360 14(インテル)」「HP Envy x360 14(AMD)」「HP Envy x360 16」の3モデルで、それぞれの販売開始日と希望小売価格は下記のとおりです。

 

HP Envy x360 14(インテル)/発売中/19万8000円~(税込)

HP Envy x360 14(AMD)/発売中/17万6000円~(税込)

HP Envy x360 16/4月中旬以降の発売/20万9000円~(税込)

↑発表された新モデルのラインアップ

 

HP Envyは、「確かな性能、先進体な機能、そして柔軟なスタイルでユーザーの新たな挑戦を応援するハイパフォーマンスPC」と位置付けられたモデル。副業やフリーランス、クリエイターなどがターゲットです。

↑HP Envyのコンセプトとメインターゲット

 

新モデルは、2024年1月に「2024年はAI PC元年」と掲げてHPブランドを築いていくことを明らかにしたとおり、AI性能やテクノロジーに寄せた製品となっています。

 

プロセッサーにはインテル Core Ultra プロセッサーもしくはAMD Ryzen 8000シリーズを搭載しており、NPU内蔵によってAI処理の高速化やバッテリーの省電力化が図られています。

↑NPU内蔵プロセッサーを搭載。処理性能も高いため、ハイパフォーマンスが期待できます

 

また、ユーザーのPC使用状況を機械学習し、CPU温度の最適化やファンの騒音を調節する「HP Smart Sense」を搭載しました。PC作業で課題となりがちな熱と騒音の問題を解決できるうえに、将来的には製品寿命をのばすことに期待できるとしています。

 

加えて、Microsoft製品をサポートする「Microsoft Copilot」をボタン1つで起動できるCopilotキーを搭載しています。

↑AIを活用した機能を搭載

 

使い勝手にもこだわっており、たとえば約500万画素のWebカメラは高精細としたうえで、背景ぼかしやオートフレーミングが可能な「Windows Studio エフェクト」に対応。コミュニケーションも快適としています。

 

また、インテルCPU搭載モデルであれば、スマホなどと連携してファイルの相互転送や通知確認、通話などが可能な「インテル Unison アプリ」も利用できるとのこと。

↑Webカメラなどにもこだわっています

 

ディスプレイは一部を除き有機ELを採用するほか、IMAXが要求する性能基準をクリアした製品に与えられる「IMAX Enhanced」に対応。劇場さながらの明るさやアスペクト比などで映像作品を楽しめるそうです。

↑同梱物はマウスのほか、HP Envy x360 16にはアクティブペンもあります

 

これらに加え、360度回転するコンバーチブルデザインや強度の高いアルミニウムボディのほか、PCの前から離れると画面がオフになったり、近づいたらスリープを解除したりするセキュリティ機能を備えています。

↑セキュリティの高さも強調

 

新モデルのスペックは下記のとおりです。

製品名 HP Envy x360 14(インテル)
モデル スタンダードモデル パフォーマンスモデル パフォーマンスプラスモデル
プロセッサー インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U
メモリー 16GB 32GB
ストレージ 512GB SSD 1TB SSD
ディスプレイ 14型タッチディスプレイ(1920×1200ドット) タッチ対応14型有機ELディスプレイ(2880×1600ドット)
重さ 約1.39kg
バッテリー 最大15時間 最大10時間30分

 

製品名 HP Envy x360 14(AMD)
モデル スタンダードモデル パフォーマンスプラスモデル
プロセッサー AMD Ryzen 5 8640HS AMD Ryzen 7 8840HS
メモリー 16GB 32GB
ストレージ 512GB SSD 1TB SSD
ディスプレイ 14型タッチディスプレイ(1920×1200ドット) タッチ対応14型有機ELディスプレイ(2880×1600ドット)
重さ 約1.39kg
バッテリー 最大14時間30分 最大10時間30分

 

製品名 HP Envy x360 16
モデル スタンダードモデル パフォーマンスモデル
プロセッサー インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U インテ Core Ultra 7 プロセッサー 155U
メモリー 16GB 32GB
ストレージ 512GB SSD 1TB SSD
ディスプレイ 16型タッチディスプレイ(1920×1200ドット) タッチ対応16型有機ELディスプレイ(2880×1600ドット)
重さ 約1.87kg
バッテリー 最大14時間30分 最大11時間

 

複数のスタイルで使える2画面ノートPC! 「ASUS Zenbook DUO」など新モデルが登場

ASUS JAPANは3月4日、2画面ノートPCの「ASUS Zenbook DUO UX8406MA」および、13.3型のノートPC「ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MA」を発表しました。希望小売価格はASUS Zenbook DUO UX8406MAが34万9800円(税込)で、ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MAが23万9800円(税込)です。3月4日から予約を開始しており、順次発売されます。

↑ASUS Zenbook DUO UX8406MA

 

ASUS Zenbook DUO UX8406MAは、一般的なノートPCのキーボードにあたる部分にもディスプレイを搭載した2画面ノートPC。このセカンドディスプレイとメインディスプレイは仕様が同じとなっており、14型の有機ELディスプレイで解像度は2880×1800ドット、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

↑ディスプレイの仕様

 

Bluetooth対応キーボードも付属し、ポゴピンでノートPC本体と接続可能。セカンドディスプレイの上にキーボードを乗せて使用できます。これらにより、一般的なノートPCとしてはもちろん、2つのディスプレイを縦に並べてフル活用できる「デュアルスクリーンモード」、ディスプレイを横置きにして使う「デスクトップモード」、本体を180度開くことで対面の相手に画面を見せやすい「共有モード」といった使い方が可能です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

デュアルスクリーンモード時は、本体底面に付いているキックスタンドを開くことで画面を縦に並べられます。デスクトップモード時もキックスタンドで固定できます。

 

スペックはインテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H、32GBメモリー、1TB SSD(NVMe接続)。また本体サイズは幅313.5×奥行き217.9×高さ14.6~19.9mm、重さは約1.65kg(ノートPCとキーボードの合計)です。

 

インターフェイスはHDMI×1、Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB3.2(Type-A/Gen1)×1、マイク/ヘッドホン・コンボジャック×1を備えています。

↑製品特徴のサマリー

 

ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MAは、薄型軽量と高性能を両立させたノートPCです。本体サイズは幅296.2×奥行き216.3×高さ10.9~11.8mmで、重さは約1kg。またスペックは、インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U、32GBメモリー、1TB SSD(NVMe接続)となっています。

↑ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MA

 

ディスプレイは13.3型の有機ELで、解像度は2880×1800ドット、リフレッシュレートは60Hz。加えて、Dolby Visionに対応しており、同じくDolby Vision対応コンテンツであればより美しい映像を楽しめます。

 

インターフェイスはHDMI×1、Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB3.2(Type-A/Gen2)×1、マイク/ヘッドホン・コンボジャック×1を装備しています。

↑Copilotキーが搭載されています

ASUS「Zenbook DUO」は2画面ノートPCだけど「普段通り使える」のが実は革新的

↑ASUS Zenbook DUO UX8406MA

 

昨今のスマホの世界では、「折りたたみ」がひとつのキーワードとなっています。現状は一部のハイエンドモデルに限られたユニークな機構という印象ではあるものの、いずれはこのスタイルが一般的になる可能性もあるかもしれません。

 

では、同じような折りたたみ機構がノートPCにも採用されたら? ASUSの「Zenbook DUO UX8406MA」(以下、Zenbook DUO)は、上下にディスプレイを持つ2画面のノートPCです。過去に紹介したLenovoの「Yoga Book 9i Gen 8」と同様のスタイルですね。

常識破りのノートPC! 2つのディスプレイを備えた「Yoga Book 9i Gen 8」は使いこなせるのか?

 

ASUSはこれまでにもDuoの名を持つノートPCを手掛けてきました。直近のモデル「Zenbook Pro 14 Duo OLED」はキーボード部分の上部に横長のディスプレイを備えていましたが、ついにキーボード部分までもディスプレイで覆うに至ったのが今回のモデル。ある意味で、真の意味のDuoの登場です。

ASUSのディスプレイ2枚搭載のノートPCどう使う?「Zenbook Pro 14 Duo OLED」はガジェット好きへの挑戦状だ

 

↑とても2画面を備えているとは思えない

 

慣れ親しんだ操作性も残した2画面ノートPC

さっそく、本機をチェックしていきましょう。個人的に驚いたのが、畳んだ状態だと一般的なノートPCとまったくおなじに見える点です。天板のデザインや質感がほかのZenbookシリーズと共通しており、この段階ではあくまでも普通のノートPCに見えています。

↑発色の良い有機ELディスプレイが飛び込んでくる

 

開いてみても、まだ普通のノートPCと同じ見た目です。Yoga Book 9i Gen 8はBluetooth接続のキーボードが付属されてはいるものの、開いてもキーボードは搭載されていないので、同じ2画面ノートの枠でもずいぶん異なるデザインといえます。

 

しかし、キーボード部分を持ち上げると……。

↑普通のノートPCではありえない動き!

 

↑キーボードを外した状態での運用も可能

 

この通り、上下2画面を持つユニークすぎるノートPCに早変わり! キーボードとトラックパッド部分をまるまる取り外せるようにしたのは注目すべき点です。逆に言うと、キーボード部分を取り付けた状態の操作性は一般的なノートPCとまったく同じ。慣れ親しんだ操作性が残っているのはありがたいですね。

↑マグネットの吸着力は高く、入力時にブレることもなし

 

キーボードはマグネットで固定&充電される仕組み。取り外した状態でもBluetoothでつながっているので、遠隔からのキー入力やトラックパッド操作も可能です。

↑持ち心地は一般的なノートPCと変わらない

 

キーボードを取り付けた状態での厚さは19.9mm、重量は約1.65Kg(キーボードなしの状態では約1.35kg)。2つのディスプレイを備えたデバイスとしては軽量と呼べるでしょう。

↑大きな排気口が頼もしい

 

写真上は本体右側面で、HDMI端子と3.5mmヘッドホン端子を搭載。写真下は本体左側面で、USB 3.2 Gen1、Thunderbolt 4端子×2を搭載します。キーボード単体にも充電用のUSB Type-C端子が備わっています。

 

「普通」に使える、大画面体験

2画面ノートPCということで、Yoga Book 9i Gen 8のように下画面(セカンドスクリーン)に仮想キーボードや仮想トラックパッドを表示させて、物理キーボードなしでの操作も可能です。

↑タッチ感は滑らかで、タブレットのよう。フリック入力ができればもっと便利かも

 

物理キーボードを外し、6本指で画面をタッチするとキーボードが登場。ディスプレイの品質は上下同じで、14インチの有機EL。2880×1800ドットのグレア仕様、リフレッシュレート120Hzとなっています。

↑上段に仮想ファンクションキーを表示することもできる

 

キーボードを上方向にスワイプすると、仮想トラックパッドも登場します。さすがに物理キーボードほど快適な入力性ではないものの、検索ボックスへの入力やチャットアプリへの返信程度であれば問題なし。

 

とはいえ、本機は物理キーボードを装着した状態で一般的なノートPCとして使っても問題ありません。わざわざ仮想キーボードを使う場面、すなわち物理キーボードが手元にない状態があるとすれば、荷物を減らしたいときかセカンドスクリーンでの情報表示を活用したいときでしょう。

↑ディスプレイを余すところなく使える

 

大画面での情報表示を味わいたいならこの「デュアルスクリーンモード」がオススメ。上下2画面はもちろん、Bluetoothでつながった物理キーボードがとにかく快適。キーやトラックパッドがノートPCと同じ位置にあるから、操作性も違和感がないんです。上画面に資料や動画を表示しつつ下画面で文書を作成する、なんて使い方も。

↑ヒンジは40〜70度の角度で調整可能。とはいえ角度が浅すぎると転倒の危険が

 

本体がキックスタンドを内蔵している点も、外付けのスタンドが必要なYoga Book 9i Gen 8と異なる点。外部パーツなしに自立させられるのはやっぱり便利です。

↑2画面ノートを使うならぜひやってみたい構成

 

たとえばこんな使い方も。デュアルスクリーンモードの本体をラップトップスタンドに設置しつつ、本体のHDMIから外部ディスプレイに接続。外部ディスプレイは1枚なのに、贅沢なトリプルディスプレイ環境が構築できちゃいます。

↑縦表示になるため帳簿など入力にも重宝しそう

 

もうひとつのスタイルはディスプレイを横配置した「デスクトップモード」で、2画面合計で19.8インチのディスプレイとして使えます。Yoga Book 9i Gen 8と違いディスプレイのヒンジ部分に段差があるものの、真正面から見る分にはあまり気になりません。同じ2画面ノートといえど、細やかな部分に差異が見られますね。

↑付属のAsus Pen 2.0を使ったお絵かきにも向いたスタイル

 

さらに、ぺたんと180度展開し、上下画面をミラーリングすれば「共有モード」に。対面の人に資料を見せる際には重宝し、ビジネスシーンでの活躍が期待できそうです。

 

縦置きや横置き、180度展開など、同じ2画面ノートであるYoga Book 9i Gen 8と近い体験がありました。一方で大きく異なるのは、キックスタンドの有無と物理キーボード。特に物理キーボードは装着状態でも取り外した状態でも使いやすいインターフェースでした。やはり慣れ親しんだデバイスは使いやすい……。

 

2画面ノートの新機軸となるか

↑天面のデザインはZenbookシリーズそのもの。あくまでノートPCの延長としての2画面性を感じた

 

キーボード部分をディスプレイにした、2画面ノートPCはやはり新しい存在。と同時に、今までのノートPCと変わらない生産性も求めたい。最新のZenbook DUOは、これら2つを高いレベルで融合させています。スペックも意外と高く、贅沢なハイエンドノートとして見ることもできますね。

 

ユーザーにとってどのような2画面体験がなじみやすいのか、これからさらなる探求が始まっていくでしょう。スマホだけでなく、ノートPCにも2画面の波がやってきつつあります。

 

製品名:Zenbook DUO UX8406MA

CPU:インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H

メモリー:32GB

ストレージ:1TB SSD (NVMe接続/M.2)

本体サイズ:幅約313.5×奥行き217.9×高さ14.6~19.9mm

価格:34万9800円(税込)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

ASUS「Zenbook DUO」は2画面ノートPCだけど「普段通り使える」のが実は革新的

↑ASUS Zenbook DUO UX8406MA

 

昨今のスマホの世界では、「折りたたみ」がひとつのキーワードとなっています。現状は一部のハイエンドモデルに限られたユニークな機構という印象ではあるものの、いずれはこのスタイルが一般的になる可能性もあるかもしれません。

 

では、同じような折りたたみ機構がノートPCにも採用されたら? ASUSの「Zenbook DUO UX8406MA」(以下、Zenbook DUO)は、上下にディスプレイを持つ2画面のノートPCです。過去に紹介したLenovoの「Yoga Book 9i Gen 8」と同様のスタイルですね。

常識破りのノートPC! 2つのディスプレイを備えた「Yoga Book 9i Gen 8」は使いこなせるのか?

 

ASUSはこれまでにもDuoの名を持つノートPCを手掛けてきました。直近のモデル「Zenbook Pro 14 Duo OLED」はキーボード部分の上部に横長のディスプレイを備えていましたが、ついにキーボード部分までもディスプレイで覆うに至ったのが今回のモデル。ある意味で、真の意味のDuoの登場です。

ASUSのディスプレイ2枚搭載のノートPCどう使う?「Zenbook Pro 14 Duo OLED」はガジェット好きへの挑戦状だ

 

↑とても2画面を備えているとは思えない

 

慣れ親しんだ操作性も残した2画面ノートPC

さっそく、本機をチェックしていきましょう。個人的に驚いたのが、畳んだ状態だと一般的なノートPCとまったくおなじに見える点です。天板のデザインや質感がほかのZenbookシリーズと共通しており、この段階ではあくまでも普通のノートPCに見えています。

↑発色の良い有機ELディスプレイが飛び込んでくる

 

開いてみても、まだ普通のノートPCと同じ見た目です。Yoga Book 9i Gen 8はBluetooth接続のキーボードが付属されてはいるものの、開いてもキーボードは搭載されていないので、同じ2画面ノートの枠でもずいぶん異なるデザインといえます。

 

しかし、キーボード部分を持ち上げると……。

↑普通のノートPCではありえない動き!

 

↑キーボードを外した状態での運用も可能

 

この通り、上下2画面を持つユニークすぎるノートPCに早変わり! キーボードとトラックパッド部分をまるまる取り外せるようにしたのは注目すべき点です。逆に言うと、キーボード部分を取り付けた状態の操作性は一般的なノートPCとまったく同じ。慣れ親しんだ操作性が残っているのはありがたいですね。

↑マグネットの吸着力は高く、入力時にブレることもなし

 

キーボードはマグネットで固定&充電される仕組み。取り外した状態でもBluetoothでつながっているので、遠隔からのキー入力やトラックパッド操作も可能です。

↑持ち心地は一般的なノートPCと変わらない

 

キーボードを取り付けた状態での厚さは19.9mm、重量は約1.65Kg(キーボードなしの状態では約1.35kg)。2つのディスプレイを備えたデバイスとしては軽量と呼べるでしょう。

↑大きな排気口が頼もしい

 

写真上は本体右側面で、HDMI端子と3.5mmヘッドホン端子を搭載。写真下は本体左側面で、USB 3.2 Gen1、Thunderbolt 4端子×2を搭載します。キーボード単体にも充電用のUSB Type-C端子が備わっています。

 

「普通」に使える、大画面体験

2画面ノートPCということで、Yoga Book 9i Gen 8のように下画面(セカンドスクリーン)に仮想キーボードや仮想トラックパッドを表示させて、物理キーボードなしでの操作も可能です。

↑タッチ感は滑らかで、タブレットのよう。フリック入力ができればもっと便利かも

 

物理キーボードを外し、6本指で画面をタッチするとキーボードが登場。ディスプレイの品質は上下同じで、14インチの有機EL。2880×1800ドットのグレア仕様、リフレッシュレート120Hzとなっています。

↑上段に仮想ファンクションキーを表示することもできる

 

キーボードを上方向にスワイプすると、仮想トラックパッドも登場します。さすがに物理キーボードほど快適な入力性ではないものの、検索ボックスへの入力やチャットアプリへの返信程度であれば問題なし。

 

とはいえ、本機は物理キーボードを装着した状態で一般的なノートPCとして使っても問題ありません。わざわざ仮想キーボードを使う場面、すなわち物理キーボードが手元にない状態があるとすれば、荷物を減らしたいときかセカンドスクリーンでの情報表示を活用したいときでしょう。

↑ディスプレイを余すところなく使える

 

大画面での情報表示を味わいたいならこの「デュアルスクリーンモード」がオススメ。上下2画面はもちろん、Bluetoothでつながった物理キーボードがとにかく快適。キーやトラックパッドがノートPCと同じ位置にあるから、操作性も違和感がないんです。上画面に資料や動画を表示しつつ下画面で文書を作成する、なんて使い方も。

↑ヒンジは40〜70度の角度で調整可能。とはいえ角度が浅すぎると転倒の危険が

 

本体がキックスタンドを内蔵している点も、外付けのスタンドが必要なYoga Book 9i Gen 8と異なる点。外部パーツなしに自立させられるのはやっぱり便利です。

↑2画面ノートを使うならぜひやってみたい構成

 

たとえばこんな使い方も。デュアルスクリーンモードの本体をラップトップスタンドに設置しつつ、本体のHDMIから外部ディスプレイに接続。外部ディスプレイは1枚なのに、贅沢なトリプルディスプレイ環境が構築できちゃいます。

↑縦表示になるため帳簿など入力にも重宝しそう

 

もうひとつのスタイルはディスプレイを横配置した「デスクトップモード」で、2画面合計で19.8インチのディスプレイとして使えます。Yoga Book 9i Gen 8と違いディスプレイのヒンジ部分に段差があるものの、真正面から見る分にはあまり気になりません。同じ2画面ノートといえど、細やかな部分に差異が見られますね。

↑付属のAsus Pen 2.0を使ったお絵かきにも向いたスタイル

 

さらに、ぺたんと180度展開し、上下画面をミラーリングすれば「共有モード」に。対面の人に資料を見せる際には重宝し、ビジネスシーンでの活躍が期待できそうです。

 

縦置きや横置き、180度展開など、同じ2画面ノートであるYoga Book 9i Gen 8と近い体験がありました。一方で大きく異なるのは、キックスタンドの有無と物理キーボード。特に物理キーボードは装着状態でも取り外した状態でも使いやすいインターフェースでした。やはり慣れ親しんだデバイスは使いやすい……。

 

2画面ノートの新機軸となるか

↑天面のデザインはZenbookシリーズそのもの。あくまでノートPCの延長としての2画面性を感じた

 

キーボード部分をディスプレイにした、2画面ノートPCはやはり新しい存在。と同時に、今までのノートPCと変わらない生産性も求めたい。最新のZenbook DUOは、これら2つを高いレベルで融合させています。スペックも意外と高く、贅沢なハイエンドノートとして見ることもできますね。

 

ユーザーにとってどのような2画面体験がなじみやすいのか、これからさらなる探求が始まっていくでしょう。スマホだけでなく、ノートPCにも2画面の波がやってきつつあります。

 

製品名:Zenbook DUO UX8406MA

CPU:インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H

メモリー:32GB

ストレージ:1TB SSD (NVMe接続/M.2)

本体サイズ:幅約313.5×奥行き217.9×高さ14.6~19.9mm

価格:34万9800円(税込)

 

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ホームユースや学習用途向けのお手頃ノートPCがマウスから発売

マウスコンピューターは、14型のモバイルノートPC「mouse B4-I1U01PG-B」を発売しました。Web直販価格は7万9800円(税込)から。

 

mouse B4-I1U01PG-Bはホームユースや学習用に最適とうたったモバイルノートPCです。ファンレス設計のため、図書館や教室などでも周囲を気にすることなく使えるとしています。

 

スペックはインテル プロセッサー N100、16GBメモリー、256GB SSD。また、バッテリーは動画再生時で約4.5時間駆動します。本体サイズは約幅325.2×奥行き218.8×高さ19.4mm、重さは約1.33kg。

 

インターフェイスはHDMI出力、USB3.0(Type-C)、USB3.0(Type-A)、USB2.0、電源用のUSB Type-C(USB PD対応)、ヘッドホン出力をそなえています。

インテル Core UltraやCopilotキーを搭載した「AI PC」、「dynabook R9」が4月に発売

Dynabookは、インテル Core Ultra プロセッサーを搭載した店頭向けノートPCの新モデル「dynabook R9」を発表。4月下旬に発売します。店頭予想価格は29万円台半ば(税込)です。

 

dynabook R9はAI処理をエッジ側でも担う、「AI PC」と位置付けたモデル。AIを活用するシーンが増えてはいるものの、現状はクラウド側での処理が多く、通信速度の遅延やセキュリティの問題も懸念されています。そのため、エッジ側でのAI処理の必要性が求められています。dynabook R9はそうしたニーズに応えるモデルです。

 

CPUにはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155Hを搭載。加えて、生成AIを活用した「Copilot in Windows」機能が呼び出せる「Copilot」キーを追加しています。メモリーは32GB、ストレージは512GB SSDを採用。

 

ディスプレイは14型で、解像度は1920×1200ドット、アスペクト比は16:10となっています。また、本体サイズは約幅312.4×奥行き224.0×高さ15.9mm、重さは約1.05kgです。

 

このほか、CPUの性能を最大限に引き出す「エンパワーテクノロジー」や、MIL規格準拠の堅牢性、Web会議時などにAIが周囲の雑音を除去する「AIノイズキャンセラー」、Dolby Atmos対応のスピーカーなどを備えています。

 

インターフェイスはUSB3.2(Type-A)×2、Thunderbolt 4×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそろえています。また、バッテリーは動画再生時で約11時間駆動します。

ノートPC/タブレットで使えて、耐衝撃性も高い「dynabook K2/X」が9万円台で登場

Dynabookは2月7日、個人向けの2in1ノートPC「dynabook K2/X」を発表しました。2月16日発売で、店頭予想価格は9万円台後半(税込)です。

 

dynabook K2/Xはディスプレイとキーボードを分離できるデタッチャブルタイプのノートPCで、子どもの使用を想定したモデルです。これまで同じデタッチャブルタイプの「dynabook K1/V」がラインアップしていましたが、スペックアップしたモデルが新たに追加されたことになります。

 

筐体の外周には滑りにくいうえに、耐衝撃性の高いTPUを装着。落下時の衝撃を吸収し、本体を保護してくれます。また、TPUはベージュカラーを採用しており、本体デザインのアクセントにもなっています。

 

ディスプレイは10.1型で解像度は1280×800ドット。また、キーボードを外したときの重さは約590gとなっており、コンパクトサイズで持ち運びしやすいタブレットとして扱えます。キーボードを装着した際の重さは約1.097kgと、ノートPCとしても軽量です。

 

キーボードは、キーピッチ17mm、キーストローク1.4mmを実現しているほか、キートップの印字を見やすく配置することで、視認性を高めています。加えて、キーキャップが外れにくいよう、キーの左右に突起部を設けています。

 

また、子どもが使用することを想定し、米軍の調達基準であるMIL規格に準拠した耐久テストを実施予定とのこと。

 

インターフェイスはディスプレイ部に集約し、電源のほか、マイク入力/ヘッドホン出力、USB3.2(Gen1)Type-A、USB3.2(Gen1)Type-C×2、microSDカードスロット、電源ボタン、音量ボタンを備えています。さらに、キーボード部には付属の充電式アクティブ静電ペンを収納するスロットも設けています。

 

 

 

スペックはインテル Celeron N4500 プロセッサー、8GBメモリー、256GBフラッシュメモリー、Windows 11 Pro 64ビットで、バッテリー駆動時間は動画再生時で約6.5時間です。なお、バッテリーは30分で約40%まで充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応しています。

LGノートPC「LG gram」2024年モデルは高性能と薄型軽量を追求したProシリーズ登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは1月31日、モバイルノートPC「LG gram」の2024年モデルを発表。2月1日から順次販売を開始します。ラインアップは以下のとおりです。

 

シリーズ名 モデル名 予想実売価格(税込) 発売時期
LG gram Pro 17Z90SP-MA78J 32万円前後 3月上旬
LG gram Pro 2in1 16T90SP-MA78J 34万円前後
LG gram(Microsoft Office搭載) 17Z90S-MA78J2 32万5000円前後 2月1日
16Z90S-MA78J2 31万5000円前後
15Z90S-MR54J2 25万円前後
14Z90S-MA78J2 29万5000円前後
LG gram(Windows 11 Pro搭載) 17Z90S-VP55J 26万円前後 3月上旬
15Z90S-VP55J 23万円前後 2月中旬
14Z90S-VP55J 22万円前後
LG gram 2in1 14T90S-MA55J 25万円前後 3月上旬

 

2024年モデルは、17型/16型/15.6型/14型の4サイズ展開です。またすべてのモデル共通でインテル Core Ultraプロセッサーを採用。従来からパフォーマンス、AI処理性能、グラフィックス性能の向上により、生産性が高められるのはもちろん、映像制作や負荷の軽いゲームも楽しめるとしています。

 

なお、2023年モデルはきらびやかなデザインの「LG gram Style」などがラインアップにありましたが、2024年はオブシディアンブラックのカラーモデルのみとなっています。

 

性能と機動力の高さを両立させたProモデル登場

2024年モデルではあらたに「Pro」シリーズとして、17型のLG gram Proと16型のLG gram Pro 2in1が追加されました。LG gram Proは大画面ながら約1.299kgの重さ、約12.9mmの薄さを実現。LG gram Pro 2in1も重さ約1.399kg/薄さ約12.9mmと、ともに薄型軽量なモデルとなっています。

 

 

製品プレゼンの場では一般的なPC市場のプログレード製品について「性能が第一主義とされ、持ち運びやすさは二の次とされてきました。結果的にPro向けノートPCの多くは大きく重くなり、むしろデスクトップPCの代わりとして機能しているように思われます」と解説。一方でLG gramのProシリーズは「場所の制約に縛られず、いついかなるときも最高のパフォーマンスを発揮できる存在」と定義しており、高い性能と機動力を高めたモデルと位置付けています。

 

その定義どおり、Proシリーズは薄型軽量に加えてスペック面でも妥協のない仕様となっています。スペックは両モデルともに、インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H、16GBメモリー、1TB SSD。ディスプレイの解像度はWQXGA(2560×1600ドット)、リフレッシュレートは31~144Hzの可変式を採用しています。

 

さらに、LG gram Pro 2in1はディスプレイが360度回転するため、タブレットライクな使い方も可能です。筆圧を4096段階で感知する「LG Stylus Pen」も付属。イラスト制作などにも使えます。

 

このほか、2024年モデルのLG gramの一部スペックは下記のとおりです。

モデル名 17Z90S-MA78J2
CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD
ディスプレイ 17型/WQXGA(2560×1600ドット)/リフレッシュレート60Hz
サイズ 約幅378.8×奥行き258.8×高さ17.8mm
重さ 約1.35kg

 

全モデルに連携性を高める独自アプリも搭載

2024年モデルはほかのデバイスとの連携性も強化しています。独自開発アプリ「LG gram Link」を搭載し、iOSやAndroidなどほかのOSと、ファイルや画面の共有が可能。ファイル共有はBluetooth接続のため、ネットワークに接続されていなくても利用できます。また、画面の共有はたとえば、LG gramと接続したタブレットに画面を複製したり拡張したりできるほか、スマホの画面をLG gramにミラーリングといったことも可能です。

 

【LG gram Linkの機能をフォトギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

働き方の変化に合わせて強化、NECが消費電力を抑える機能など搭載のノートPCを発売

NECは1月24日、ビジネス・教育向けパソコン「VersaPro」シリーズの新製品6タイプ、14モデルを販売開始しました。ラインアップは下記のとおりです。

製品カテゴリ 製品名 希望小売価格(税別) 出荷開始時期
タブレットPC VersaPro タイプVS 28万5800円~ 2月26日
モバイルノートPC VersaPro UltraLite タイプVN 35万8000 円~ 1月29日
VersaPro UltraLite タイプVG 43万7000 円~
A4ノートPC VersaPro タイプVE 22万6500 円~ 2月15日
VersaPro タイプVW 28万5000 円~
A4ノートPC(SOHO・中小企業向け) VersaPro タイプVF オープン価格

 

↑VersaPro UltraLite タイプVG

 

働き方が在宅から出社中心や場所を選ばない方向にシフトしていることから、「モビリティ」「セキュリティ」「ユーザービリティ」にフォーカスしたのが、今回の新製品です。

 

6タイプすべてに、消費電力を抑えてバッテリー駆動時間を延ばす「ロングバッテリーモード」を搭載。ディスプレイの輝度を下げるほか、Web会議中にバックグラウンドで動いているアプリの処理を抑えることでバッテリー駆動時間を延ばします。また、夜間などでスリープ時にメッセージの受信などをしているモダンスタンバイから、自動で休止状態にする「スマートスタンバイ」も新たに搭載しています。

 

オンラインミーティング時のサウンド品質を向上させるヤマハ製「AudioEngine」も強化。声を拾う範囲を広げられる「ノイズ抑制レベル調整」や、自分の声がどう聞こえるかをテストできる「マイクテスト機能」を追加しています。

 

タブレットのVersaPro タイプVSと、モバイルノートPCのVersaPro UltraLite タイプVNでは、新筐体を採用しています。VersaPro タイプVSは、薄さ約10.5mmのほか、キーボードと合わせても約1kgの質量を実現。現行モデルから約95g軽量化を図っています。また、USB Type-Cを3基装備するほか、Wi-Fi 6E対応、LTE/5G やvPro Essentialsが選択可能、第13世代インテル Core プロセッサー搭載など、仕様も強化されています。

↑2年ぶりに新筐体を採用したVersaPro タイプVS。ペンと着脱式のキーボードは追加で選択可能

 

一方のVersaPro UltraLite タイプVNは、現行モデルからディスプレイのアスペクト比を変更し、16:10比率を採用することで、縦に長い資料の閲覧・作成がしやすくなっています。加えて、第13世代インテル Core プロセッサーの搭載、バッテリー容量の大きいLバッテリーを選択肢に追加、USB Type-Cを従来モデルから1基追加など、性能を向上させています。

↑筐体を一新させたVersaPro UltraLite タイプVN

 

このほか、14型で約825gと軽量なVersaPro UltraLite タイプVGでは第13世代インテル Core プロセッサーを搭載、A4ノートPCのVersaPro タイプVWでは、AMD Ryzen 5を搭載するなど、いずれも基本性能を強化したとのこと。

「2024年はAI PC元年」その始まりとして登場した日本HP「HP Spectre x360」シリーズ

日本HPは、個人向けノートPCの新製品「HP Spectre x360 16」「HP Spectre x360 14」および、ゲーミングノートPC「OMEN Transcend 14」を発表。1月18日から販売を開始しています。直販サイトの価格は、HP Spectre x360 16が33万9900円(税込、以下同)~、HP Spectre x360 14が27万9400円~、OMEN Transcend 14が27万8300円~です。

 

新製品はいずれも、AI専用のエンジン「NPU」を搭載した最新のインテル Core Ultra プロセッサーを採用。AIをかなり意識して作ったモデルとなっています。

 

また、HP Spectre x360シリーズはユーザーが立ち去るのを検知して画面を自動ロックしたり、戻るとスリープを自動で解除したり、他人からの覗き見を警告したりといった機能にも、専用のAIチップを介しているとのこと。以前から一部のノートPCに搭載されている機能ではあるものの、積極的にAIを活用していることが伺えます。

 

さらに、ナイトモード機能付きの9MPカメラを搭載し、昼夜問わずクリアなWeb会議が可能としています。これに加えて、音声・映像ソリューションを提供するPolyがオーディオのチューニングを担当。クリアな音声とサウンドを提供するとしています。このほか、オートフレーム機能、背景ぼかし、視線維持といった、Web会議を便利にするWindows Studio エフェクトにも対応しています。

 

HP Spectre x360 16は16型ディスプレイのモデルで、HP Spectre x360 14は14型ディスプレイのモデル。ハイエンドとなる、「HP Spectre x360 16 パフォーマンスプラスモデル」のスペックは下記のとおりです。

 

CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

メモリー 32GB

ストレージ 1TB SSD(NVMe)

ディスプレイ 2.8K(2880×1800ドット)OLED(タッチ対応)

グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4050 グラフィックス

ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、 Bluetooth 5.3

インターフェイス HDMI 2.1出力、USB Type-A(電源オフUSBチャージ機能対応)、Thunderbolt 4×2 (Power Delivery、DisplayPort 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)、ヘッドフォン出力/マイク入力

バッテリー駆動時間 最大10時間30分

サイズ/重量 約幅356×奥行き245×高さ19.8mm/約2.07kg

 

 

OMEN Transcend 14は14型のゲーミングノートPC。持ち運びを想定し、ゲーミングノートPCとしては軽量な約1.63kgの重さと、Netflixを最大11時間再生できるバッテリー駆動時間を備えています。

 

また、冷却技術としてベイパーチャンバーを搭載。加えて、底面から吸気する空気を従来から約4倍加圧することで、背面への排熱効果を高めています。

 

ハイエンドとなるスプリームモデルの主なスペックは、インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H、32GBメモリー、2TB SSD(NVMe)、NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop。また、ディスプレイは2.8K(2880×1800ドット)のOLEDで、リフレッシュレートは48~120Hzの可変対応となっています。直販サイトでの価格は38万4450円~です。

 

2024年はAI PC元年

日本HPは、新製品の発表とともに事業説明会を開催。プレゼンの場で代表取締役 社長執行役員の岡戸 伸樹さんは、「2024年はAI PC元年」と位置づけ、そのなかでHPのブランドを築いていくことを明らかにしました。

 

また、「PCはパーソナルコンピューターからパーソナルコンパニオンに」と再解釈。「AIの出現によってテクノロジーがわかりやすくなり、(AIが)横に来て伴走者という形で、人々を支援するような年になる」と説明しました。

 

一方で、ChatGPTに代表されるような現在のAIはクラウドがベースになっていることも指摘。クラウドとのやり取りに発生する時間やコスト、さらにはセキュリティなどに問題を抱えているといいます。

 

その点、「AI PCの実現によってエッジ側でかなり多くのAI処理ができる時代が来る」とのこと。それによってクラウドが抱える問題の解決を狙う姿勢が見て取れます。

 

こうしたプレゼンと新製品から、改めて強くAIを意識していることが伺えます。ただし、現状製品においてはインテル Core Ultra プロセッサーを搭載したことにとどまっており、AI PCがどういったものを指すのかを推しはかるのは、難しい部分でもあります。より具体的な定義がなされた製品は今後登場するかもしれません。

 

とはいえ、今回出た新製品は現時点で最新のCPUや、いまのニーズをとらえた機能を搭載しており、買い替えを検討している人にとっては選択肢のひとつになるでしょう。

常識破りのノートPC! 2つのディスプレイを備えた「Yoga Book 9i Gen 8」は使いこなせるのか?

↑Lenovo Yoga Book 9i Gen 8

 

SF映画などでは、物理キーボードではなくディスプレイを直接操作するような装置が登場することがあります。現代でいうところのタブレットやスマホに近いですが、もしノートPCのキーボード部分が全部ディスプレイになったら?

 

そんなロマンをカタチにしてしまったのが、2023年12月にレノボから登場したノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」。公式サイトでは2-in-1のノートPCと銘打ってますが、いざ使ってみると2-in-1どころか3-in-1にも5-in-1にもなりえる、とてもマルチなデバイスでした。

 

デュアルスクリーン+αな操作性を実現

↑一見するとシンプルなノートPCですが…

 

天面には「Lenovo」と「YOGA」のロゴが落ち着いた印象で配置されています。しかし、ディスプレイ側を見てみると……。

↑13.3型のOLEDディスプレイを2枚搭載

 

物理キーボードが搭載されていない! その代わり、メインディスプレイと同じ2880×1800ドットのディスプレイがキーボードの部分にも配置されています。どちらの画面もタッチに対応し、まるでタブレットのように操作が可能。

 

下画面には「Virtualキーボード」と「Virtualタッチパッド」を表示でき、これらを使えば一般的なノートPCに似た操作性が得られます。もちろんキーボードに物理的な手応えはありませんが、タブレットなどのソフトウェアキーボードに比べて横に広いおかげか、見た目ほど操作性は悪くありません。

↑8本指で画面をタッチすると、キーボードとトラックパッドが出現

 

それでは、このYoga Book 9i Gen 8がどれだけの可能性を秘めているのか、トランスフォームの一端をお見せしましょう。

 

見よ、この変幻自在っぷり!

まずは、画面を360度折りたたんでタブレットスタイルに。この状態では上画面のみが起動し、下画面はブラックアウトします。縦or横方向へのフリップも可能で、片手や立ちながらでの操作もお手の物です。

↑Yogaシリーズ伝統の360度フリップ。重量は約1.34kgと、片手で支えられる重さです

 

ディスプレイを前後に展開し、テントモードとして使うことも。タブレットスタイルをスタンドで立てている感覚でも使えますね。さらにこのままぺたんと180度展開すれば、ディスプレイを相手側と手前側にそれぞれ向けることができます。プレゼンにも便利。

↑ヒンジの固定力は充分で、滑り落ちる感覚もなし

 

上画面と下画面を繋ぐヒンジパーツには厚みがあり、高い保持力があります。2枚のディスプレイを繋ぐ役割がある重要なパーツですね。名門オーディオブランドのBowers&Wilkinsが監修したスピーカーを搭載しており、Dolby Atmosにも対応。

↑ヒンジはサウンドバーの役割も兼ねています

 

↑左右のどちらからでも充電ができます

 

本体の左側面の様子。左から電源ボタン、Webカメラのプライバシーシャッター、それからThunderbolt 4端子が2口用意されています。右側面にもThunderbolt 4端子が1口あるので、合計3口のType-C端子が備わっていることに。

 

また、Yoga Book 9i Gen 8にはワイヤレス接続の物理キーボードとスタイラスが付属し、さらにそれらを収納できる専用ケースもセットになっています(ケースの中にキーボードが収納されています)。

↑キーボードとペンを収納可能なフォリオケース

 

↑物理キーボード派にはうれしいセッティング

 

ワイヤレスキーボードを使えば、下画面をキーボードではなくディスプレイとして使うことも。ケースにはマグネットが仕込まれていて、キーボードやPC本体がしっかりと固定されます。

 

さらに、このケースはPCのスタンドにもなるんです。写真のような形状にしてやると……。

↑まるで折り紙のように折り目に沿って畳み込めます

 

↑このスタイルで仕事をしていると、驚かれること間違いなし

 

PC本体をスタンドに立てかけて、大きな縦画面として自立させることも! ちなみに上画面と下画面をひとつの画面として、縦に長くブラウジングすることもできます。

 

縦に置けるなら、もちろん横向きに置くことも。まるで書見台のようなこの見た目、とてもテンションがあがりますね。

↑読書や資料読みにはこのスタイルがオススメ

 

↑PCが倒れてこないのはこのパーツのおかげ

 

キーボードが置かれている上部には、写真でわかるようにPCを自立させるための支えがあります。手でわざと押した程度ではPCが落ちることはありませんでした。

 

ここで紹介した以外にも、下画面に直接キーボードを置いて「物理キーボード+Virtualタッチパッド」のような一般的ノートPCスタイルにしたり、Virtualキーボードだけを表示するスタイルにしたりと、さまざまなスタイルでの操作が楽しめます。

 

筆者が数えてみた限りでは、10通りのスタイルを発見できました。つまり、10台分のデバイスが本機に詰まっているということに。直販の価格で38万2800円(税込)と、ノートPCとしてはかなり高価ですが、10台分と言われるとアリな気がする価格に見えてきます。

 

実際にYoga Book 9i Gen 8を数日ほど使ってみましが、スタイルの変更はかなり有用だと感じました。タブレットにして寝転びながら動画を見たり、仮想キーボードで簡単な検索をしてみたり、1枚の大画面として活用してみたり。いままでのノートPCの形状にとらわれない、より自由な使い方が楽しめました。

 

奇抜すぎるトランスフォームの恩恵は?

さまざまなスタイルで操作できるのはわかりましたが、肝心の操作性や仕事への生産性の部分はどうなのか。今度は実践的な部分をチェックしてみましょう。

↑簡単な文字入力なら物理キーボードなしでもOK

 

筆者がよく活用したのは、下画面に表示させるVirtualキーボードとVirtualトラックパッド。検索にしてもメッセージアプリの返信にしても、文字入力が欠かせません。かといってわざわざ物理キーボードを持ってくるのも面倒。

 

VirtualキーボードとVirtualトラックパッドは、下画面を8本指でタップすると瞬時に呼び出せます。また、3本指でタップするとトラックパッドだけを表示でき、ブラウジングやフォルダ操作をしたいときにはこちらも便利でした。

 

タッチ操作でも充分ではありますが、タッチ操作orトラックパッドorキーボードとトラックパッドと、複数の選択肢から選べるのはユニークですね。

 

ペンを使えばメモアプリやクリエイティブ系のソフトを活用することも。こうして下画面で描画できるようにしておけば、たとえば上画面で資料を見ながら気になる点をメモしたり、オンラインプレゼンを聞きながらメモを取ったりといったこともできます。今回はテストできませんでしたが、「CLIP STUDIO PAINT」のようなペイントソフトと組み合わせても活用できそうな予感です。

↑アプリ「Smart Note」を起動し、ペンで描画

 

しかし「たくさんスタイルがあっても、操作性が覚えきれないのでは……?」という意見もさもありなん。筆者もそう思っていましたが、そこは専用のアプリがサポートしてくれました。

↑タッチの操作方法や設定はいつでも確認可能

 

アプリ「User Center」からは、Virtualキーボードの呼び出し方や下画面の挙動などがいつでも確認できます。「下画面のタスクバーにあるアプリをタッチすると、選んだアプリが下画面に移動する」など、細かい挙動も変更可能です。自分にあった設定を追い込めそうです。

 

ノートPCの進化先のひとつを提示してくれるモデル

かなり尖ったコンセプトのモデルでありながら「意外と活用できちゃった」というのが正直な感想です。2画面があっても使いこなせないかもと考えていましたが、あったらあったで何かしら使えちゃうな、という感じ。

↑本格的に実用するならこのセットで持ち歩くことになりそうです

 

ただ、Virtualキーボードが便利とはいえメインで使うには物足りないのも事実。そうなるとキーボードも持ち歩きたいし、なんならマウスも欲しくなる。こうなると結局荷物が増えてしまうなとも感じました。2-in-1的なマルチデバイスは「これ一台でOK」的な身軽さも魅力だと思うのですが、キーボード+ケース+マウスなど、作業効率を求めると外部デバイスが欲しくなってしまうのは現状のノートPCと変わらない点ですね。

 

個人的には仕事PCとは別で、サブ機としての可能性を感じています。それこそ一台でタブレットにもPCにもなる利点が活かせるし、なんならメインPCを補佐する情報表示用サブディスプレイとして、13.3型×2枚の大画面表示はとても心強い。ノートPCの可能性は、まだまだ広がりそうです。

 

製品名:Yoga Book 9i Gen 8

CPU:インテル Core i7-1355U プロセッサー

メモリー:16GB

ストレージ:1TB (NVMe接続/M.2)

本体サイズ:約幅299.1×奥行き203.9×高さ15.95mm

 

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ファミリーや年配向けの大画面、LAVIEから16型と15.6型ノートPC登場

NECパーソナルコンピュータは1月16日、個人向けノートPC「LAVIE N16」「LAVIE N15(N1577/HAL)」を発表。1月18日から順次販売を開始します。

↑LAVIE N16

 

新モデルはどちらもファミリー層や年配層に向けたノートPCです。LAVIE N16は、アスペクト比16:10の16型ディスプレイを搭載したモデル。WUXGA(1920×1200ドット)の解像度を実現しているほか、4辺狭額縁を採用しているため、大きくて美しい画面で作業できるとしています。

 

ラインアップはAMD Ryzen 7-7735U プロセッサー、インテル Core i7-1255U プロセッサー、インテル Core i3-1215U プロセッサーを搭載した、3モデルをそろえます。AMD Ryzen 7-7735U プロセッサーを搭載するN1675/Hシリーズは、16GBメモリー、512GB SSDという構成。バッテリーは約14.9時間(JEITA 2.0)となっています。

 

また、インターフェイスは共通で、USB3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、 HDMI出力端子×1をそろえているほか、AMD Ryzen搭載モデルはドライブにブルーレイドライブを、インテルCPU搭載モデルはDVDスーパーマルチドライブを搭載しています。

 

なお、新たにカラバリとしてオリーブグリーンを追加。Z世代への調査で人気色だったことがわかったことから、ラインアップに加えたそうです。

↑オリーブグリーンカラーのモデル

 

市場想定価格はAMD Ryzen 7-7735U プロセッサー搭載のN1675/Hシリーズが21万9780円(税込)前後、インテル Core i7-1255U プロセッサー搭載のN1670/Hシリーズが20万3280円(税込)前後、インテル Core i3-1215U プロセッサー搭載のN1635/Hシリーズが17万280円(税込)前後です。

 

LAVIE N15(N1577/HAL)は、インテル Core i7-1360P プロセッサーと外付けグラフィック(Intel ARC A350M)を搭載した、15.6型ディスプレイのノートPCです。このほかのスペックは16GBメモリー、512GB SSDを採用しています。

↑LAVIE N15(N1577/HAL)

 

インターフェイスは、USB3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、HDMI出力端子×1をそろえています。

 

市場想定価格は23万6280円(税込)前後です。

社会人も学生もターゲット。FMVから手頃な14型モバイルノートPC「MHシリーズ」登場

富士通クライアントコンピューティングは1月16日、2024年の春モデルとしてノートPC「MHシリーズ」の新モデル「MH55/J1」を発表しました。1月18日から提供を開始します。想定価格は17万円強(税込)です。

 

MHシリーズは14型のモバイルノートPC。現行モデルからディスプレイの性能やスペックなどが進化しています。

 

ディスプレイの解像度はWUXGA(1920×1200)ドットに向上。加えて、アスペクト比は16:10にしたうえ、画面占有率を87.4%としており、現行シリーズから表示画面が大きくなっています。

 

スペック面の進化では、PDDR5-5500のメモリーを搭載。現行シリーズが搭載していたDDR4から消費電力を抑えつつ性能アップが図られています。

 

またクリックパッドを大型化したほか、Webカメラの解像度をフルHDにしたうえにカメラシャッターを搭載するなど、使い勝手も向上しています。

 

スペックは、AMD Ryzen 5 7520U モバイル・プロセッサー、16GBメモリー、256GB SSD(PCIe接続)。またインターフェイスはUSB3.2(Gen2)Type-C×2(USB Power DeliveryおよびDisplayPort Alt Mode対応)、HDMI出力、ヘッドホン出力/マイク入力などを装備しています。本体サイズは313.4×223×19.8~20.4mmで、重さは約1.3kg。

 

なお、FMVならではのタイピングしやすいキーボードや、AIメイクアプリ「Umore」は変わらず採用されています。

 

FMVのなかでは仕事でも学業でも対応できるとうたうモデル。手頃な価格で国内メーカーの製品がほしい人の選択肢になる製品といえそうです。

 

また、MHシリーズのWeb直販モデル「WMB/J1」と、15.6型ディスプレイのAHシリーズ「WA3/J1」も同時にリリース。こちらは1月16日から富士通ショッピングサイト「WEB MART」で受注を開始しています。

幅広く使えてお手頃、マウスから17.3型ノートPC「mouse K7-I7G50BK-A」発売

マウスコンピューターは12月21日、一般向けのPCブランド「mouse」から、17.3型のノートPC「mouse K7-I7G50BK-A」を発売しました。Web直販の価格は16万9800円(税込)です。

 

mouse K7-I7G50BK-Aは、mouseブランドのノートPCでは初めてRTXシリーズのグラフィックスを搭載したモデルです。GeForce RTX 2050 Laptop GPU採用で、3Dゲームに加えて、CG映像の描画や画像・映像処理も対応可能。また、CPUには第12世代のインテル Core i7-12650H プロセッサーを搭載しています。

 

ディスプレイは17.3型のフルHD解像度で、一般的なノートPCよりも画面が大きいため、複数のウィンドウを開いて作業も可能です。さらに、映像出力には4K UHD解像度に対応のHDMIと、miniDisplayPortを1基ずつ装備しているため、3画面同時に映像を表示できます。

 

このほかスペックは、Windows 11 Home 64ビット、16GBメモリー、500GB SSD(NVMe接続)です。

 

大画面でゲームから画像や映像の編集もできるうえに、価格は20万円以下なので、さまざまな用途を想定した家族共用もしくは趣味用のPCとして選択肢にのぼりそうですね。

バッテリー交換で長く使える。高性能と軽量も両立させたノートPC「dynabook X8/X6」

Dynabookは12月13日、ユーザー自身でバッテリーを交換できる個人向けモバイルノートPC「dynabook X8/W」「dynabook X6/W」を発表しました。発売は2024年1月19日から順次となっており、店頭予想価格はdynabook X8/Wが27万円台半ば(税込)、dynabook X6/Wが25万円台前半(税込)です。

↑dynabook X8/W

 

新機種は、Dynabookとしてはプレミアムモバイルに位置づけられる製品。これまでのプレミアムモバイルは、14型で軽量・高性能・高耐久を実現した「dynabook R」、13.3型で長時間駆動と軽量を突き詰めた「dynabook G」がラインアップされていましたが、そこに追加されました。

↑新シリーズとして追加された機種

 

↑カラーは2色展開です

 

なお、バッテリー交換式のdynabook Xシリーズは2023年7月に、法人向けが先行して販売。今回、個人向けにも拡充された形です。

 

交換できるバッテリーは着脱式を採用しており、家庭にあるドライバーでカバーのネジを外して、バッテリーを簡単に取り外せる機構となっています。モバイルノートPCの場合、多くは本体内蔵バッテリーを採用し、着脱式にするとPCの重量やコストが上がる、故障のリスクが高まるといった懸念が発生するそうですが、それらの懸念を克服しているといいます。

↑カバーを外すとバッテリーにアクセス可能。内部の基板には触れないよう設計されています

 

バッテリーの両面には金属板を入れて強度を高めたうえに、強度や絶縁性に優れたフィルムを採用しています。また、バッテリーは留め金でロックされており、これらによって落下などの衝撃で外れにくく、壊れにくい構造を実現しているとのこと。

↑壊れにくい構造による安全性とバッテリーを簡単に交換できる利便性を両立

 

バッテリー交換によって製品自体を長く使えるのはもちろん、バッテリーそのものも長時間駆動を実現。動画再生時で約10時間、アイドル時約26時間(JEITA 3.0)のバッテリー駆動が可能です。加えて、30分で約40%の充電が可能な「お急ぎ30分チャージ」や、PCの使用状況によって、100%まで充電もしくは80%まで充電に切り替えられる「Autoモード」も採用されています。たとえば充電モードを80%まで充電に切り替えることで、バッテリーの寿命を長持ちさせられます。

↑モバイルノートPCに求められる長時間駆動を実現。充電においては便利な機能も採用しています

 

パフォーマンスにおいては、dynabookではおなじみの「エンパワーテクノロジー」を採用。放熱技術と本体内部パーツを高密度に実装する技術により、CPUの性能を発揮させています。

↑冷却性能を高めてCPUのパフォーマンスを高めるエンパワーテクノロジー

 

このエンパワーテクノロジー、これまでのモデルからいくつか進化を遂げています。ひとつは内蔵ファンが従来よりも大きくなっています。また、フィンの数も従来の40枚程度から89枚と倍増しており、風量を上げることで冷却性能を向上させています。一方で、フィンの取り付け角度を調整することで、従来に比べて静音性も高めているとのこと。

↑風量を上げた新しいファン。なお左右で大きさが違うのは、同じファンで同じ回転数だと共振音が鳴ってしまうためと、なるべく大きなファンを搭載したかったからだそうです。また、ヒートパイプが外観から目立たないよう黒く塗装しています。このあたりの細やかな設計はさすがです

 

さらに、吸気口や排気口のフィン部分に溜まりやすいホコリをユーザー自身で清掃できる機構を搭載しました。なお、清掃するタイミングもメッセージで通知してくれます。

↑画像のようにPC背面の一部を外して、掃除機などでホコリを吸い取ることができます

 

上位モデルにあたるdynabook X8/Wのスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD(PCIe 4.0対応)、Windows 11 Home 64ビット。ディスプレイは全モデル共通で、13.3型、1920×1200ドット(WUXGA)解像度となっています。

 

インターフェイスも共通で、マイク入力/ヘッドホン出力端子、USB 3.2(Gen1) Type-A×2(1基はUSBパワーオフアンドチャージ機能付き)、Thunderbolt 4(USB 4 Type-C)×3、有線LAN(RJ45)、HDMI出力端子、microSDを装備しています。

 

本体サイズは、約幅298.8×奥行き212.0×高さ17.9~18.9mmで、重さは約937gです。

 

5in1プレミアムなdynabook VはCPUとバッテリー駆動時間が進化

Wacom製アクティブ静電ペンが付属し、5in1で使用できるプレミアムモバイルノートPC「dynabook V8/W」「dynabook V6/W」も登場しました。12月15日から順次発売で、店頭予想価格はdynabook V8/Wが28万円台半ば(税込)、dynabook V6/Wが25万円台後半(税込)です。

↑dynabook V8/W

 

新機種は、従来からバッテリー駆動時間の増加、最新の第13世代 インテル Core プロセッサーの搭載などのアップデートが図られています。

 

dynabook V8/Wの主なスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD(PCIe 4.0対応)、Windows 11 Home 64ビット。ディスプレイは全モデル共通で、13.3型、1920×1080ドット解像度となっています。

 

インターフェイスも共通で、マイク入力/ヘッドホン出力端子、USB 3.2(Gen1)Type-A(USBパワーオフアンドチャージ機能付き)、Thunderbolt 4(USB 4 Type-C)×2、HDMI出力端子、microSDを装備しています。

 

本体サイズは、約幅303.9×奥行き197.4×高さ17.9mmで、重さは約979g。またバッテリー駆動時間は約24時間(JEITA 2.0)です。

2つの有機ELディスプレイで使い方の幅が広がる、レノボの2画面ノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」登場

レノボ・ジャパンは、2画面ノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」を発表しました。12月8日発売で、価格は38万2800円(税込)です。

 

Yoga Book 9i Gen 8は、一般的なノートPCのキーボード部も全面ディスプレイにした、2画面ノートPCです。2つのディスプレイは有機ELなうえに13.3型のマルチタッチ対応で、解像度は1画面あたり2880×1800ドット、400nitの明るさを実現しています。

↑ディスプレイのスペック

 

2つのディスプレイに加えて、360度回転するヒンジを備えているため、さまざまな使い方が可能。通常のラップトップモード、ディスプレイを回転させて立てかけるテントモード、ディスプレイを横向きにしたブックモードなど、あらゆるスタイルで使えるとしています。また、2画面をまたいで全画面表示と、別々のディスプレイとしての使用に対応しています。

↑レノボは「Multimode+」とうたった使い方をプレゼン

 

↑本体を横向きにすると、縦長ディスプレイが2枚並んだ状態に。全画面表示はもちろん、左に資料、右にWebブラウザーを並べて操作といったこともできます

 

↑設定アプリ「Yoga Book 9 User Center」で画面の表示設定を変えられます

 

ラップトップモード時には画面のタップでバーチャルキーボードやバーチャルタッチパッドを表示でき、物理キーボードなしで操作が可能です。キーボードは位置をずらすこともできます。

↑ラップトップモード

 

【製品のキーボード周りを画像でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

さらに、Bluetoothキーボードとペン、この2つを収納するフォリオケースが付属します。フォリオケースは折りたたむことでスタンドとしても使えます。

↑付属のBluetoothキーボードとペン。画像のようにキーボードを置いて使用できるほか、ディスプレイの上に直接Bluetoothキーボードを置いて使用もできます

 

主なスペックは、インテル Core i7-1355U、16GBメモリー、1TB SSD(NVMe接続)で、バッテリー駆動時間は約11時間となっています。また本体サイズは約299.1×203.9×15.95mmで、重さは約1.34kgです。

↑ヒンジ部分はB&W製のスピーカーを搭載

 

↑Dolby VisionとDolby Atmosにも対応

最大5万8800円割引も、マウスコンピューターが冬のボーナスセール開始

マウスコンピューターは、11月24日から店頭で「冬のボーナスセール」を開催します。期間は12月31日の閉店までで、対象店舗はマウスコンピューターダイレクトショップ(仙台・秋葉原・ヨドバシAkiba・新宿・春日部・名古屋・大阪・福岡店)と、G-Tune : Garage 大阪店です。

 

セールでは、ノートPCが7万8800円(税込)から、ゲーミングPCが14万9800円(税込)からで販売。なかには最大5万8800円割引もあるそうです。

 

セールモデルの一例はこちら。

 

モデル名:mouse B5-A5A01IS-B

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen 5 5560Uプロセッサー

グラフィックス:AMD Radeonグラフィックス

メモリー:16GB

ストレージ:512GB SSD

ディスプレイ:15.6型フルHDノングレア(1920×1080ドット)

店頭販売価格:7万8800円(税込)

↑家庭用として使いやすい15.6型ノートPCが7万円台から

 

モデル名:DAIV Z6-I7G60SR-A

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:インテル Core i7-13700H プロセッサー

グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU(8GB)

メモリー:32GB(DDR5-4800)

ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen 4×4対応)

ディスプレイ:16型WQXGAノングレア(2560×1600ドット)

店頭販売価格:23万1000円(税込)

↑動画の編集なども快適にこなせそうなクリエイター向けノートPCは23万円台

 

このほかのセール品はマウスコンピューターのWebサイトで確認できます。

モバイル性と生産性を両立、NECPCが大学生をターゲットにしたノートPCを発表

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は11月21日、個人向けのモバイルノートPC4モデルを発表。12月初旬から順次出荷を開始します。ラインアップと市場想定価格は下記のとおりです。

 

製品名/市場想定価格(税込)/出荷開始予定

LAVIE NEXTREME Carbon/26万3780円前後~/2024年1月18日予定

LAVIE N14 Slim/16万4780円前後~/2023年12月7日予定

LAVIE N13 Slim/21万9780円前後~/2024年1月18日予定

LAVIE N13/20万3280円前後/2023年12月7日予定

↑LAVIE NEXTREME Carbon

 

製品はいずれも大学生やフレッシャーズに適したとうたうモデル。NECPCによると、いまの大学生がノートPCに求めるのは「コンパクトなサイズ」「軽量」「デザイン」だそうです。加えて、最近では「オンラインコミュニケーション」「バッテリー駆動時間」を気にする学生も増えているとのこと。

 

そのなかで、LAVIEのモバイルノートは「毎日持ち運べるモバイル性」と「高い生産性」を兼ね備えているとしています。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、プレミアムモバイルノートPCに位置づけられるモデル。1kg以下の軽量さと、カーボンボディによる堅牢性を両立させています。また、ディスプレイは14インチで、アスペクト比は16:10。解像度は1920×1200ドット(WUXGA)となっています。

↑14インチのディスプレイ

 

↑キーボード。タイプの頻度が高いEnterキーが大きいです

 

バッテリー駆動時間はアイドル時で約22.6時間(JEITA 3.0)。加えて、バッテリーの持ちを延ばすために「ロングバッテリーモード」「80%充電」「スマートスタンバイ」機能を搭載しました。

 

ロングバッテリーモードは、ディスプレイの輝度を下げるほか、Web会議中にバックグラウンドで動いているアプリの処理を抑えることでバッテリー消費を抑制する機能です。80%充電は、ACアダプターに繋ぎっぱなしにしても充電の上限を制限することで、バッテリーへの負荷を軽減します。スマートスタンバイは、夜間などでスリープ時にメッセージの受信などをしているモダンスタンバイ時から自動で休止状態にする機能。これにより夜間のバッテリー消費を抑えることが可能です。

↑F10キーを押すとロングバッテリーモードかエコモード(OS由来のモード)などを選べます

 

↑「LAVIEかんたん設定」で詳細の確認が可能

 

↑同じくLAVIEかんたん設定でスマートスタンバイの設定もできます

 

また、オンラインミーティング機能も強化しています。従来モデルでも搭載しているヤマハ製のAudio Engineに、「ノイズ抑制レベル調整」と「マイクテスト」が追加。ノイズ抑制はたとえば周囲の雑音が少なければ、声を拾う範囲を広げるよう抑制レベルを下げるなどが可能で、マイクテストは相手にどう聞こえるか事前に確認ができます。

 

LAVIE NEXTREME Carbonのラインアップは上位モデルの「XC750/HAシリーズ」と「XC550/HAシリーズ」を用意しています。それぞれのスペックは下記のとおりです。

XC750/HAシリーズ XC550/HAシリーズ
CPU 第13世代インテル Core i7-1355U 第13世代インテル Core i5-1335U
メモリー 16GB
SSD 512GB
インターフェイス Thunderbolt 4×2、USB 3.1(Type-A)×1、HDMI出力×1、microSDカードリーダー×1
重さ 約887g 約879g
市場想定価格(税込) 28万280円前後 26万3780円前後

 

LAVIE N14 Slimは、コスパに優れたとうたうモデル。CPUにAMDのノートPC向けプロセッサーを採用することなどで価格を抑えています。また、「ロングバッテリーモード」「80%充電」「スマートスタンバイ」機能も搭載しています。

↑LAVIE N14 Slim

 

さらに、現行のLAVIE N14からコンパクトになっており、奥行きは約11mm、薄さは約2.8mm短くなっているうえに、重さも約250g減っています。ディスプレイは14インチで、アスペクト比は16:9、解像度はフルHDとなっています。

 

ラインアップは「N1475/Hシリーズ」と「N1455/Hシリーズ」をそろえています。それぞれのスペックは下記のとおりです。

N1475/Hシリーズ N1455/Hシリーズ
CPU AMD Ryzen 7 7730U AMD Ryzen 5 7530U
メモリー 16GB
SSD 512GB 256GB
インターフェイス USB 3.2(Type-C)×1(映像出力対応)、USB 3.1(Type-A)×2、HDMI出力×1、SDカードリーダー×1
重さ 約1.24kg
バッテリー駆動時間 アイドル時で約12.8時間(JEITA 3.0)
市場想定価格(税込) 18万1280円前後 16万4780円前後

 

LAVIE N13 Slimは長時間駆動のバッテリーを搭載した、13.3インチのモデル。バッテリーはアイドル時で約20.4時間(JEITA 3.0)持続します。

↑LAVIE N13 Slim

 

ディスプレイはアスペクト比16:10を採用。また画面にフルフラットガラスを使用したことで、より鮮明になったといいます。

 

ラインアップは2モデル展開。LAVIE N13とまとめて、それぞれのスペックは下記のとおりです。

N1375/Hシリーズ N1355/Hシリーズ N1350/Hシリーズ
ディスプレイ 13.3インチ(16:10) 13.3インチ(16:9)

※フルフラットガラス非搭載
CPU 第13世代インテル Core i7-1355U 第13世代インテル Core i5-1335U 第12世代インテル Core i5-1235U
メモリー 16GB 8GB
SSD 512GB 256GB
インターフェイス USB 3.2(Type-C)×2、USB 3.2(Type-A)×2、HDMI出力×1、SDカードリーダー×1 USB 3.2(Type-C)×1、USB 3.2(Type-A)×2、HDMI出力×1、SDカードリーダー×1
重さ 約1.26kg 約1.035kg以下
バッテリー駆動時間 アイドル時で約20.4時間(JEITA 3.0) アイドル時で約18.8時間(JEITA 3.0)
市場想定価格(税込) 23万6280円前後 21万9780円前後 20万3280円前後

 

デル、「ブラックフライデー」を11月21日から開催! QUOカードPayが当たるキャンペーンも実施

デル・テクノロジーズは、11月21日から12月4日まで、「ブラックフライデー」を順次開催します。

 

ブラックフライデーセールでは、ノートPC、デスクトップ、ゲーミングPC、モニター、サーバー、ワークステーション、周辺機器などがセールの対象となる予定です。

 

また、製品購入キャンペーンも同日より順次開始します。12月25日まで、対象のXPS、Inspiron、Vostroを購入すると、抽選で1000名にQUOカードPay5000円分をプレゼント。

 

12月22日まで、対象のビジネス向けパソコンPC、OptiPlex、Latitude、Dell Precisionを購入すると、抽選で400名にQUOカードPay5000円分をプレゼント。12月11日まで、対象のゲーミングPCを購入すると、抽選で100名にQUOカードPay5000円分をプレゼントします。

 

キャンペーン期間中の2024年1月10日までにモニターを購入し、応募フォームへ登録すると、QUOカードPay、プレイステーションストアカード、Alienware有線ゲーミングマウス(AW320M)の3つから選べる賞品を、抽選で300名にプレゼントします。

 

11月22日から2024年1月15日まで、AMD Ryzen搭載ゲーミングPCを購入すると、抽選で合計100名に、購入製品により5000円~1万円分のQUOカードPayが当たります。

FMVから2023年冬の新PC登場、省スペースな液晶一体型デスクトップなど

富士通クライアントコンピューティングは11月14日、2023年冬モデルのラインアップとして複数の新製品を発表しました。登場したのは下記製品です。

 

23.8型液晶の一体型デスクトップ「FHシリーズ」

15.6型のノートPC「AHシリーズ」

13.3型のモバイルノートPC「CHシリーズ」

10.1型のタブレット「QHシリーズ」

 

FHシリーズからは、「FH77/H3」と「FH60/H3」の2モデルが登場。本体にはプライバシーカメラシャッターや収納式のインターフェイスを搭載するほか、ベゼルの4辺を狭額縁にしています。

↑FH77/H3

 

また、スタンドの設置幅を約62mm縮小したうえに、装置内部のレイアウトを見直して最上部を約21mm薄型化したことで、省スペースを実現しています。本体サイズは最小傾斜時で、幅544×奥行き189×高さ395mmです。

 

液晶の解像度はフルHD(1920×1080ドット)。さらに、スピーカーは2+2chステレオスピーカーを搭載します。

 

FH77/H3のスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー(最大32GB)、512GB SSD。また、インターフェイスはUSB 3.2(Gen2)×1(Type-C)、USB 3.2(Gen2)×2(Type-A)、USB 3.2(Gen1)×1(Type-A)、HDMI入力×1、HDMI出力×1、有線LAN×1、マイク入力/ヘッドホン出力×1、スーパーマルチドライブ×1、SDカードリーダー×1を備えています。

 

FH60/H3のスペックは、AMD Ryzen 5 7530U モバイル・プロセッサー、8GBメモリー(最大32GB)、512GB SSDで、インターフェイスはFH77/H3と同じです。

 

提供開始は11月16日からで、想定価格はFH77/H3が24万円強(税込、以下同)、FH60/H3が21万円強となっています。

 

AHシリーズからは「AH50/H3」が登場。従来モデルからのアップグレードとして、Wi-Fi 6Eへの対応や、立体音響技術のDolby Atomosの対応が挙げられます。

↑AH50/H3

 

スペックは、AMD Ryzen 7 5700U モバイル・プロセッサー、16GBメモリー(最大32GB)、256GB SSD。また液晶の解像度はフルHDとなっています。

 

インターフェイスはUSB 3.2(Gen2)×1(Type-C)、USB 3.2(Gen1)×2(Type-A)、HDMI出力×1、有線LAN×1、マイク入力/ヘッドホン出力×1、スーパーマルチドライブ×1、SDカードリーダー×1を装備します。

 

本体サイズは幅360×奥行き235.5×高さ25mmで、重さは約1.7kgです。

 

提供開始は11月16日からで、想定価格は17万円強となっています。

 

CHシリーズからは「CH75/H3」が登場しました。前モデルからのアップデートとしては、メモリーの強化(8GB→16GB)、SSDの容量アップ(256GB→512GB)、バッテリー駆動時間の増加(約19.8時間→約26.1時間)が挙げられます。

↑CH75/H

 

CPUはインテル Core i5-1235U プロセッサーを搭載。また液晶は16:10のアスペクト比で、解像度は1920×1200ドットです。インターフェイスはThunderbolt 4×2、USB 3.2(Gen1)×1(Type-A)、HDMI出力×1、マイク入力/ヘッドホン出力×1を搭載しています。

 

本体サイズは幅298×奥行き210×高さ17.5mmで、重さは約998g。

 

提供開始は11月16日からで、想定価格は20万円強です。

 

タブレットのQHシリーズは直販の富士通 WEB MART 限定モデルとして「STYLISTIC WQ2/H3」が登場しました。OSにWindows 11 Proを搭載するほか、インテル Celeron N5100、8GBメモリー、256GBのフラッシュメモリーを選択できます。

↑STYLISTIC WQ2/H3

最大1万円引きも! 3つのパートに分けてお得なイベントを実施……CHUWIブラックフライデースーパーセールが開催中

ノートPC、タブレット、ミニPCを手掛けるCHUWI INNOVATION LIMITED.は、現在CHUWI公式ウェブサイトにて、ブラックフライデースーパーセールを開催しています。

 

セールは3つのパートに分かれており、各パートはそれぞれ1週間で、お得な割引、限定アイテムのスペシャルオファー、抽選会などの実施や、指定アイテムが最大1万円引きとなります。

 

MiniBook X、CoreBox 5th、UBook X、LarkBox X、GemiBook XProなど全製品を特別価格で販売するほか、メールアドレスを登録すると、ベストセラー製品を割引で購入できる抽選会も開催。抽選結果は翌日にメールで届きます。また、購入金額3万8000円以上で、数量限定のプレゼントも用意しています。

Dynabookから14型のプレミアムモバイルノートPCとスタンダードモデルが登場

Dynabookは11月2日、14型の「dynabook R7/W」および13.3型の「dynabook GS5/W」を発表しました。11月10日から順次発売します。店頭予想価格はdynabook R7/Wが23万円前後(税込)、dynabook GS5/Wが20万円台半ばです。

↑dynabook R7/W

 

dynabook R7/WはプレミアムモバイルノートPCに位置づけられるモデル。これまで「dynabook R9/W」「dynabook R8/W」がラインアップされていましたが、そこに追加された形です。

 

ディスプレイはアスペクト比16:10の14型を採用し、解像度は1920×1200ドット。狭額縁液晶となっているため、13.3型並みのコンパクトさを実現しています。また、バッテリーは約20時間駆動のほか、薄さ約15.9mm、約940gの軽さ、マグネシウム合金のボディなど、持ち運びに向いている仕様となっています。

 

スペックは第13世代インテル Core i5-1340Pプロセッサー、16GBメモリー、256GB SSDの構成。加えて、最新のWi-Fi 6Eに対応しています。インターフェイスはHDMI出力、USB 3.2(Type-A)×2、Thunderbolt 4×2、有線LANをそろえています。

 

dynabook GS5/Wはこれまで販売されていた「dynabook GS5/V」に置き換えるモデルで、スタンダードモバイルノートPCに位置づけられます。

↑dynabook GS5/W

 

スペックは、第13世代インテル Core i5-1334Uプロセッサー、8GBメモリー、256GB SSDを搭載。ディスプレイは13.3型で1920×1080ドットの解像度となっています。また、こちらもWi-Fi 6Eに対応。

 

インターフェイスはHDMI出力、USB 3.2(Type-A)×2、Thunderbolt 4×2、有線LANをそろえています。

 

バッテリーは約14時間駆動、重さは約956g、本体サイズは約幅306.0×奥行き210.0×高さ17.9mmです。

価格以上の価値アリ! 識者おすすめ高コスパ「ノートPC」6選

高性能スペックを有し快適な作業ができる高コスパモデルが続々登場する「ノートPC」注目の6アイテムを紹介。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

天面荷重や開閉テストをクリアし軽さと堅牢性を兼ね備える

HP
HP Pavilion Aero 13-be

実売価格:9万2651円〜

1㎏を切る軽量モバイルPC。軽量かつたわみに強いユニボディを採用する。最大12時間駆動のバッテリー容量ながら、45分で50%もの急速充電が可能。液晶ディスプレイは非光沢でチラつき防止機能も備えるため、目にやさしい。

SPEC●OS:Windows 11 Home●CPU:AMD Ryzen 5 7535Uプロセッサー●ディスプレイ:13.3インチワイド(1900×1200)●メモリ:8GB●ストレージ:256GB SSD●サイズ/質量:約W298×H16.9〜18.9×D209mm/約957g

 

↑側面のUSB端子。充電や10Gbpsの高速データ転送のほか、ディスプレイ出力も可能だ。両側面に「B&O Play」ブランドのステレオスピーカーも装備

 

↑ディスプレイを開くと本体の奥が持ち上がり、キーボードが傾斜する「リフトアップヒンジ」を採用。快適にタイピングできる

 

↑天面に荷重をかける耐圧試験では、300kgf(300㎏の荷重に耐える)を実現。満員電車や荷物でいっぱいのカバンなどでも安心できる

 

【ここが価格以上!】

「高コスパで知られるCPU『Ryzen 5 7535U』を採用し、高速でありながら10万円を切る価格を実現。直販モデルは静音ワイヤレスマウス付属、オフィス30%オフなどのキャンペーンもあるため、いっそうおトクです」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

「13.3型&縦横比16:10という余裕ある作業領域を、1㎏未満で持ち運べるという取り回しの良さがとにかく魅力。マスク装着時に使いやすい指紋センサーなども、外出時の利用を想定するならうれしいポイントです」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

タブレットとノートの2in1で専用ペン付属で手書きも快適

レノボ
Lenovo IdeaPad Flex 5 Gen 8

実売価格:7万4800円

液晶画面が回転することで、タブレットとしてもノートPCとして使える2-in-1PC。上写真のように立てれば動画鑑賞などに便利だ。筆圧感知機能や、手のひらの接触による誤動作防止機能を備えたデジタルペンも付属する。

SPEC●OS:Windows 11 Home●CPU:AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサー●ディスプレイ:14インチワイド(1900×1200)●メモリ:16GB●ストレージ:512GB SSD●サイズ/質量:約W313.1×H17.8×D224.9mm/約1.55㎏

 

↑キーボード面の左端と右端にスピーカーを装備。側面に装備されている場合に比べて、音が直接耳に届くので聴きやすい

 

↑液晶ディスプレイはフルHD(16:9)よりやや縦に長い16:10という比率。ウェブページや文書など、縦長の資料を快適に見られる

 

【ここが価格以上!】

「タブレットとノートPCの両方が必要な場合に、コレ1台買えば済みます。ペンを別途買わなくて良いのもおトク。ノートPCとしても、この価格で大容量メモリ・大容量SSD・高速Wi-Fiを備えた高コスパ製品です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

PC+タブレットの機能を融合! 2画面で作業をスムーズにこなせる

Gloture
RevoPad

実売価格:12万9800円

知る人ぞ知るガジェット会社「Gloture」が展開するユニークなノートPC。15.6インチのメインディスプレイに加え、キーボード面に7インチのタッチディスプレイを備え、タブレットとしての使い方もできる。

SPEC●OS:Windows 11 Home●CPU:インテル Celeron N5105プロセッサー●ディスプレイ:15.6インチワイド(1920×1080)+7インチタッチスクリーン(1200×1080)●メモリ:16GB●ストレージ:512GB SSD●サイズ/質量:約W335×H17×D218㎜/非公表

 

↑サブ画面には別アプリのウィンドウを表示できる。オンライン会議中にメモを取ったり、動画を見ながらチャットすることもOK

 

↑別途スタイラスペンを用意すれば、キーボード面のタッチディスプレイを使った手書き入力も可能に。特に右利きなら書きやすい配置だ

 

【ここが価格以上!】

「メインディスプレイにタッチ操作可能なサブディスプレイ搭載のアイデアが斬新! 2画面でソフトを自在に移動しながら作業できるマルチタスクが可能です。タブレット機能をプラスと考えればおトクです」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

高速グラフィックチップの搭載で精細な3Dゲームもスムーズにプレイ

ドスパラ
GALLERIA RL5R-G165

実売価格:9万9980円〜

3Dゲームを快適にプレイするために、高速なCPUと処理能力の高いグラフィックチップ、そして動きを滑らかに見せる高リフレッシュレートのディスプレイを採用。キーボードはバックライト内蔵で、明るさや色を変更できる。

SPEC●OS:Windows 11 Home●CPU:AMD Ryzen 5 6600Hプロセッサー●GPU:GeForce GTX 1650 4GB+AMD Radeon Graphic●ディスプレイ:15.6インチワイド(1920×1080)●メモリ:16GB●ストレージ:500GB SSD●サイズ/質量:約W360×H22×D244mm/約2.1kg

 

↑キーボードはLEDライト付きでゲームプレイを華やかに彩る。HOMEやPgUpキーも独立して配置され、テンキーがあるのも便利だ

 

↑側面にはUSB2.0(Type-A)やUSB3.2(Type-A)やヘッドホン端子などを装備。USBは背面にもあり(Type-C)、計4つと豊富なのはさすがゲーミングPCだ

 

【ここが価格以上!】

「ディスプレイ内蔵なので同価格帯のゲーミングデスクトップPCより高コスパ。ゲーム用ベンチマーク(速度計測)も高ポイントで、かなり快適に遊べそうです。もちろん仕事や動画編集用としても快適でしょう」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

底面積はA5以下! 緊急な仕事にも場所を選ばず対応

FFF SMART LIFE CONNECTED
FFF-PCM2B

実売価格:4万4800円

超コンパクトサイズの2-in-1ノートPC。電源端子はUSB(Type-C)なので、普段スマホ用などでUSB PD対応の充電器やバッテリーを持ち歩いているなら兼用できる。キーボードはバックライト内蔵で、暗い場所でも使いやすい。

SPEC●OS:Windows 11 Pro●CPU:インテル Celeron プロセッサー N4120●ディスプレイ:8インチワイド(1900×1200)●メモリ:6GB●ストレージ:128GB SSD●サイズ/質量:約W201×H20×D129mm/約657g

 

↑液晶画面を回転させればタブレットとしても使える2-in-1タイプ。写真のようにすればスタンドなしで自立し、動画鑑賞やビデオ会議などに便利

 

↑20mmの薄さで、657gと軽い。通勤電車や街頭などでやむなく立ったまま、という場合にも快適だ。フルメタルボディで耐久性にも優れる

 

【ここが価格以上!】

資料の修正、チャットしながらのビデオ会議などスマホではツラい作業を、かなり狭い場所でもこなせます。デジタル機器は小型化にもコストがかかるもの。ここまで小さくなって5万円を切るとはアッパレ!!」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

高速動作・大画面と薄型・軽量を両立

デル
DELL Inspiron 14 5430

実売価格:7万2195円〜

最新の第13世代CPUを搭載したノートPC。上向きのスピーカーとDolby Atmos対応で、リアルなサウンドを大音量で楽しめる。フルHDカメラとデュアルマイクを装備し、周辺ノイズをAIで低減することによりビデオ会議も快適。

SPEC●OS:Windows 11 Home●CPU:インテル Core i5 1335U●ディスプレイ:14.0インチ Full HD+(1920×1200)●メモリ:8GB●ストレージ:256GB SSD●サイズ/質量:約W314×H18.75×D226.3mm/約1.53kg

 

↑狭額縁で没入感の高いディスプレイ。縦横比は、フルHD(16:9)よりもやや高さのある16:10なので、縦長の資料や写真などを閲覧・編集しやすい

 

↑なんと最厚部でも20㎜を大きく切る薄さ。それでいて複数のUSB端子やHDMI端子、Thunderbolt4.0端子を装備など、拡張性も高い

 

【ここが価格以上!】

CPUには、高度なグラフィック機能を内蔵した「Core i5-1335U」を採用。専用のグラフィックチップを搭載したモデルよりも、安価に動画編集やゲームなどを楽しめます。価格を感じさせないデザインの良さも魅力」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

●ノートPCの価格は9月11日時点での最小構成価格。随時変動する場合がある

NECPCから直販のノートPCとデスクトップPCが発売、購入時にいろいろ選べる

NECパーソナルコンピュータは10月24日、直販モデルの個人向け新製品としてノートPCの「LAVIE Direct N13」とデスクトップPCの「LAVIE Direct DT」を発売しました。

 

LAVIE Direct N13は、CPUにAMD Ryzen 7000シリーズを搭載した13.3型のモバイルノートPCです。購入時にAMD Ryzen 7 7730Uプロセッサー/AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサー/AMD Ryzen 3 7330Uプロセッサーから選択できます。

 

本体は約972g~と軽量ながら、MIL-STD 810Hに準拠するなど、高い堅牢性を備えています。また、最大約10.5時間駆動のMバッテリーと最大約15.8時間駆動のLバッテリーを選択できるほか、ヤマハ製Audio Engineや美肌補正機能などによってオンラインMTGが快適になるなど、外出先で使用するのに向いている製品となっています。

 

直販価格は14万9000円(税込)からです。

 

LAVIE Direct DTは、拡張性を備えながら約幅89×奥行き298×高さ336mmとスリムでコンパクトなデザインのデスクトップPC。CPUは、第13世代インテル Core i9-13900 プロセッサー/Core i7-13700 プロセッサー/Core i5-13500 プロセッサー/Core i3-13100 プロセッサーから選択できます。また、SSDのストレージ構成はもちろん、SSDとHDDのハイブリッドストレージ構成も選択可能です。メモリーは最大64GB搭載できます。

 

このほか、テンキー付きUSB小型キーボードやUSBレーザーマウスを同梱。さらにセットモデルのディスプレイは、24型ワイドVA液晶と23.8型ワイド LED IPS液晶から選べます。

 

直販価格は13万9000円(税込)からです。

 

なお、どちらのモデルも「PaintShop Pro 2023」、「Adobe Creative Cloudフォトプラン(1年)」、「Xbox Game Pass Ultimate(3ヶ月)」が付属します。ただし、PaintShop Pro 2023は「ミニマムソフトウェアパック」選択時は除き、Adobe Creative Cloudフォトプランはライセンスカードがなくなり次第終了、Xbox Game Pass Ultimate(3ヶ月)は18歳未満だと利用できません。

eSIMにも対応。VAIOがビジネスモバイルの最適解を追求したノートPC「VAIO S13」を発売

VAIOは、13.3型のモバイルノートPC「VAIO S13」を発表。8月29日から受注を開始しており、9月8日に発売します。価格はVAIOストアの最小構成時で15万9800円(税込)から。

 

VAIO S13は、ビジネスモバイルの最適解を目指し、こだわった機能とデザインを実現したとうたうモデルです。ディスプレイにはアスペクト比16:10を採用し、横長の16:9ディスプレイに比べて縦方向にサイズが約8.2%増加。16:9の14型ディスプレイに匹敵する生産性を実現したといいいます。

↑16:10比率の13.3型ディスプレイ。解像度は1920×1200ドット

 

また、重さはモバイルノートPCらしく、最軽量構成で約1.072kgを実現。サイズもA4ファイル程度に収まっているため、スリムなビジネスバッグにもしっかり収まるそうです。

 

さらに、LTEモデルを選択するとeSIMとnanoSIMに対応。SIMカードなしで通信環境を構築することも可能です。

 

カラーには、ハイエンドモデルでも人気の高いというブロンズカラーを新たに追加。ブロンズの天板にブラックのロゴや、オーナメントを組み合わせることで、ビジネスシーンにもなじむよう仕上げたとのこと。

↑VAIO S13のために、専用で調色したブロンズカラー

 

このほか、キーピッチ約19mm、キーストローク約1.5mmで心地よい打鍵感を追求したキーボードや、ディスプレイを開くとキーボードが奥側から持ち上がってタイピングしやすくなるチルトアップヒンジ機構などを備えています。

↑配列などに変わったところはないキーボード。キーひとつひとつを、特別配合したUV硬化塗装で防汚性を向上させています

 

↑表面の美しさを保つために、ボディにはアルマイト処理を施しています

 

VAIO S13最上位モデルの構成は、インテル Core i7-1355U プロセッサー、32GBメモリー、1TB SSD(NVMe接続)、Windows 11 Pro 64ビット。またインターフェイスは、有線LAN、USB 3.0×3(Type-A)、HDMI出力、Thunderbolt 4、ヘッドホン出力/マイク入力をそろえています。バッテリー駆動時間は約21.5時間です。

↑こちらは最上位モデルに採用されるブラックカラー

 

A BATHING APEとコラボした「ASUS Vivobook」をチェック! デザインとアクセサリーにこだわりが

ASUS JAPANは8月18日、A BATHING APEとコラボしたノートPC「ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE Edition K5504VA」(以下、Vivobookコラボモデル)を発表しました。同日から発売しています。

↑製品発表に合わせて二子玉川 蔦屋家電でPOP UP EVENTを8月18日~21日まで開催。発表されたモデルなどを展示します

 

特別デザインがふんだんに取り入れられたノートPC

Vivobookコラボモデルは、本体はもちろん、液晶の壁紙やアクセサリーも特別にデザインされた製品です。Vivobookとしては初めてファッションブランドとコラボしたモデルであり、A BATHING APEもPCとコラボしたのは初だといいます。

↑Vivobookコラボモデルを購入すると同梱されるもの一式

 

カラバリはミッドナイトブラックとクールシルバーの2色展開。ボディを見てみると、まず目を引くのが天板で、フォトエッチング加工が施されており、カモフラージュ柄が切り出されて装飾されています。また、VivobookとA BATHING APEの文字がロゴプレートとしてデザインされており、見た目の特別感を演出しています。

 

ディスプレイを開くと、タッチパッドにもカモフラージュ柄のデザインを採用したほか、パームレスト部分にオリジナルコラボロゴを配置しているのがわかります。ですが、やはり目立つのは専用デザインのオリジナル壁紙を用意した液晶でしょう。

 

【クールシルバーのフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

【ミッドナイトブラックのフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

性能面では、スペック違いで2モデルをそろえています。上位機種はインテル Core i9-13900H プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Homeという仕様。ディスプレイは15.6型の有機ELで、解像度は2880×1620ドット、リフレッシュレートは120Hz駆動を実現しています。

 

インターフェイスはHDMI出力、Thunderbolt 4、USB 3.2(Type-A)、USB 2.0、マイク/ヘッドホンジャックを装備。またバッテリー駆動時間は約14.4時間で充電時間は約1.8時間です。本体サイズは約幅359.3×奥行き229.4×高さ19.35mm、重さは約1.6kg。

 

下位モデルはECの取り扱い限定で、CPUはインテル Core i5-13500H プロセッサー、SSDは512GBの容量を採用しています。ほかの仕様は上位モデルと同じです。

 

このほか、Dolby AtmosやWindows Helloの採用、Webカメラを物理的に閉じるシールド、米軍の調達基準となる「MIL-STD 810H」の堅牢性など、使い勝手にもこだわっています。

 

ステッカーにマウスにキャリーバッグまで、アクセサリーも充実

コラボデザインはノートPC本体に留まりません。パッケージも特別デザインを採用しているほか、複数のアクセサリーも同梱しています。

↑同梱されるステッカー

 

↑こちらはキーキャップに貼るステッカー。いくつかのキーに貼ることで、オリジナル感を出せます

 

ワイヤレスマウス「MD100」も付属。カバーの色をVivobookコラボモデルの色に合わせており、ミッドナイトブラックにはグリーンカモ、クールシルバーにはブルーカモが採用されています。加えて、ブラックカモの付け替えカバーも付属。

↑付属のマウス。それぞれオリジナル壁紙と色を合わせています

 

さらに、キャリーバッグも付属します。Vivobookコラボモデル本体やワイヤレスマウス、ACアダプターはもちろん、カギやワイヤレスイヤホン、ペンなどを収納するスペースも確保しています。キャリーバッグ自体もノートPC本体のカラーに合わせてグリーンカモ、ブルーカモが同梱されます。

 

【キャリーバッグのフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

もうひとつ、ファンであればうれしい「BABY MILO」のオリジナルフィギュアも付いてきます。

↑ノートPCを持ったBABY MILO

 

VivobookとA BATHING APEには年代の親和性がある

A BATHING APEといえば、昔の言葉でいえばゼロ年代のストリートブランドの代表という認識を持っている人がいるかと思います。ですが、いまは「Y2K」(Year2000)という言葉に表されるように、2000年代のトレンドを取り入れたファッションが注目を集めています。A BATHING APEも例外ではなく、特に韓国アイドルなども着用していることから、いまも人気のブランドになっているそうです。

 

今回コラボしたのは、そうした背景から。Vivobookが20~30代のクリエイターをターゲットにしているところから、親和性が高いと考え、コラボにいたったそうです。

 

とはいえ、デザイン「だけ」というわけではなく、スペックに目を向けるとある程度のクリエイティブ作業で使えるモデルになっており、ASUSとしてはおなじみの有機ELディスプレイも採用されているので、実用性も兼ね備えているように見えます。クリエイター向けの部分は決しておろそかになっていないわけです。

 

価格は上位モデルが19万9800円(税込)、下位モデルが14万9800円(税込)。上位モデルの販売は直販や楽天市場、Amazonのほか、一部家電量販店でも取り扱います。

↑二子玉川 蔦屋家電のPOP UP EVENT会場ではこうした展示も

 

↑巨大なBABY MILOもお出迎えしてくれます。期間内にぜひ行ってみてはいかがでしょうか

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

LAVIE史上最高峰。NECPCが4000台限定ノートPC「LAVIE NEXTREME Infinity」発売

NECPCは8月1日、LAVIE史上最高峰とする個人向けのノートPC「LAVIE NEXTREME Infinity」を発表しました。価格は27万4780円(税込)で、直販モデルは同日から、店頭モデルは8月3日から発売します。

 

初代PC-9801の発売から40周年を記念して、4000台限定で販売されるアニバーサリーモデル。LAVIE史上最速のパフォーマンス、最上のディスプレイ、最高の操作性を追求したとうたう、フラッグシップノートPCです。

↑「史上最強」が付けられた製品。なお、発表会場ではオリジナルVTuberがプレゼンする、異例の形式に

 

店頭モデルのスペックは、CPUが第13世代インテル Core i7-13700Hプロセッサー、グラフィックスがインテル Arc A570M グラフィックス、メモリーが16GB(DDR5)、ストレージが1TB SSD(PCle接続)。また、高いパフォーマンスを維持するため、熱による性能低下を防ぐ「Dualファン 冷却システム」を搭載しています。

 

ディスプレイは16型の16:10比率、解像度は3840×2400ドットの有機EL液晶を採用しています。色域はDCI-P3を100%カバー。

↑発表会で展示されていたLAVIE NEXTREME Infinity

 

キーボードは、手前から奥に向かって約3.5度の緩やかな傾斜が付いたステップスカルプチャ設計を取り入れました。手前はフラットに、奥のキーは傾斜が強いため、優れた打ち心地を実現しているといいます。このほか、シリンドリカルキー、静音設計、バックライトなどを採用しています。

 

さらに、PCとしては初めて、波長360~400ナノメートルの可視光を照射する「バイオレットライトLED」を搭載。慶応義塾大学発のベンチャー企業である坪田ラボ監修のもと、屋内活動の多い現代人の眼に必要といわれるバイオレットライトを浴びることが可能になったといいます。

↑眼に必要なライトを屋内でも取り込める、バイオレットライトLEDが搭載

 

もうひとつ新機能として「バ美肉(VTuber)機能」を搭載し、だれでも簡単にVTuberを始められるガイドやアプリをパッケージングしています。

 

インターフェイスはUSB 3.2(Type-A)×2、Thunderbolt 4(USB Type-C)、有線LAN、HDMI出力、ヘッドホン/マイクジャック、SDメモリーカードスロットをそろえています。

 

バッテリーは約9.7時間駆動のほか、重さは約2.5kgとなっています。

 

注力エリアは3つ。LAVIE NEXTREME Infinityはハイパフォーマンス向け

発表会に登壇した同社の執行役員である河島 良輔氏は、PCにおける注力エリアを3つに分けていると説明します。

↑河島 良輔氏

 

「若い世代は特に、コロナ禍において学校でPCを使う頻度が増えており、PCの浸透が目覚ましい状態です。そこをしっかりとアプローチしていきたいと思っています。次は、ハイパフォーマンス。ゲーミングやクリエーションが中心で、良いPCを使いたいお客様がいます。もうひとつはハイブリッドワーカーですね。コロナ禍ではテレワークという形がありましたが、いまは出社と在宅で働くハイブリッドなお客様が増えています。そういったところにしっかりと適したPCを提供できればと思い、フォーカスしています」

↑2023年にNECPCが注力している3つの領域

 

そのなかで、LAVIE NEXTREME Infinityはハイパフォーマンスを求めるユーザーを対象にした製品と位置付けています。

 

記念モデルとして、「PC-9801らしさ」こそ見られませんが、いまのユーザーに求められる形をLAVIEとして追求。しかも、製品の完成度を高めながら価格は30万円を切るなど、コストパフォーマンスにも優れていると言えます。加えて、バイオレットライトLED、そしてバ美肉機能といった先進性やおもしろさに振った要素も備えています。40周年の記念として、十分に注目されそうな製品です。

NECPCからRyzen搭載大画面ノートPCや、第13世代インテルCPU搭載のゲーミングPC「LAVIE Direct GX」など登場

NECPCは8月1日、2023年夏の新製品としてノートPC2モデルと、直販サイト「NEC Direct」専売のデスクトップ2モデルを発表しました。ノートPCは15.6型の「LAVIE N15」と14型の「LAVIE N14」、デスクトップはゲーミングPCの「LAVIE Direct GX」と、スリムコンパクトな「LAVIE Direct DT Slim」です。

 

15.6型はRyzen搭載モデルを用意、14型はビジネス作業向きの機能を搭載

↑LAVIE N15

 

LAVIE N15はあらたにAMDのRyzen搭載モデルと、第11世代インテル Core プロセッサー搭載モデルをラインアップ。スペックは下記のとおりです。

N1575/Gシリーズ N1570/Gシリーズ N1535/Gシリーズ
ディスプレイ 15.6型IPS液晶
プロセッサー Ryzen7 7730U

(8コア、16スレッド)

Core i7-1165G7

(4コア、8スレッド)

Core i3-1115G4

(2コア、4スレッド)

グラフィックス AMD Radeon インテルIris Xe グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
バッテリー 約13.3時間 約6.8時間 約7時間
市場想定価格 21万9780円(税込)前後 18万6780円(税込)前後 15万3780円(税込)前後

 

Ryzen搭載のN1575/Gシリーズは、最新のWi-Fi 6Eに対応。また、スリープ時でも低消費電力状態を維持して無線通信が可能なうえに、スタンバイからの復帰も速い「Modern standby」に対応しています。

 

ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)のほか、ベゼルは狭額縁に仕上げています。また音質はヤマハ製の「AudioEngine」を採用しており、臨場感のあるサウンドを実現。なお、15.6型ならではの装備として、N1575/GシリーズはBDXLドライブ、インテルCPU搭載の2モデルはDVDドライブを内蔵しています。

 

さらに、N1575/Gシリーズは静音キーボードや、指紋認証付きの電源スイッチなどを搭載しています。

 

LAVIE N14は2モデルを展開します。

N1475/G シリーズ N1435/G シリーズ
ディスプレイ 14型IPS液晶
プロセッサー Core i7-1255U

(Pコア2/Eコア8、12スレッド)

Core i3-1215U

(Pコア2/Eコア4、8スレッド)

グラフィックス インテルIris Xe グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256 SSD
バッテリー 約13時間
市場想定価格 20万8780円(税込)前後 16万4780円(税込)前後

 

↑LAVIE N14

 

14型のディスプレイは縦に長い16:10比率のWUXGA(1920×1200ドット)解像度。また、静音キーボードを搭載するなど、PCでビジネス作業に向いている特徴を備えています。

 

さらに、両モデルともにWi-Fi 6EやModern standbyに対応。加えて上位のN1475/G シリーズは、フルHD画質のカメラや指紋認証によるWindows Helloを採用しています。

 

話題を集めたゲーミングデスクトップの2023年モデル

LAVIE Direct GXは、2022年7月に発売して注目を集めた「LAVIE GX」の新モデル。2022年モデルからCPUを最新の第13世代インテル Core プロセッサーに刷新したほか、メモリーやストレージなどの一部スペックの選択肢が広がっています。

LAVIE Direct GX
プロセッサー Core i7-13700F(16コア、24スレッド)/Core i5-13400F(10コア、16スレッド)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3060/NVIDIA GeForce GTX 1650SP
メモリー 32GB(16GB×2)/16GB(8GB×2)/8GB(8GB×1)
ストレージ
(SSDのみとSSDとHDDのハイブリッドを用意)
1TB SSD/512GB SSD/256GB SSD、1TB/512GB/256GB SSD+2TB/1TB HDD
ゲーミングセット あり(Xboxゲームコントローラー、ヘッドセット)/なし
参考価格 14万円(税込)から

 

↑LAVIE Direct GX

 

NVIDIA GeForce RTX 3060はメジャーなゲームタイトルを快適に遊べて、NVIDIA GeForce GTX 1650SPはエントリーゲーミングPCとして十分な性能としています。また、前モデル同様、ゲーミングセットを選べば、ディスプレイと組み合わせるだけで必要なものがそろうとのこと。

 

100以上のタイトルを遊べる「Xbox Game Pass Ultimate」を3か月間無料で利用できるほか、1980年代のレトロゲームを遊べる「プロジェクトEGGランチャー」で配信されている7タイトルを無料で楽しめます。プロジェクトEGGランチャーでは、会員登録なしで利用できるのが、「ルードブレイカー」「ザ・スキーム」「38万キロの虚空」、メール登録で利用できるのが、「ハイドライド」「夢幻の心臓II」「EGGY」「たぬキッズ」です。

 

なお、1年間無料でゲームに関する質問を24時間365日電話で問い合わせが可能な「LAVIE ゲーミングサポート」は付いていません。

 

↑コンパクトサイズのデスクトップ、LAVIE Direct DT Slimも登場。参考価格は13万1000円(税込)からです

「滑らかな映像を楽しみたい」「ゲーム配信したい」人向けのゲーミングPC「G-Tune E6」発売

マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランドのG-Tuneから16型ノートPC「G-Tune E6」を発売しました。価格は27万9800円(税込)です。

 

G-Tune E6は、高精細なうえに滑らかな映像表示でゲームをプレイしたい人や、ゲーム配信をするストリーマー向けとするモデル。ディスプレイの解像度は2560×1600(WQXGA)ドットで、リフレッシュレートは240Hzに対応しています。

 

また、スペックはAMD Ryzen 7 7840HS プロセッサー、GeForce RTX 4070 Laptop GPU、32GBメモリー、1TB SSD(NVMe接続)。プロセッサーに搭載されるAMD Ryzen AI テクノロジーによって、自動フレーミングや音声ノイズ除去などの生放送やゲーム配信をサポートする機能を、スムーズに処理します。

 

本体サイズは約幅357.8×奥行き266×高さ22.8mmで、重さは約2.19kg。ノートPCとはいえ、それなりの重量があるので自宅に据え置きで使うのがよさそうです。

NECPCが家庭向けノートPCの直販モデルを7万円台からで販売

NECパーソナルコンピュータは、直販モデル「LAVIE Direct N15 Slim」を発表。7月11日から発売しています。価格は7万8000円(税込)からです。

 

LAVIE Direct N15 Slimは、家庭向けの「LAVIE N15シリーズ」を薄型軽量にした15.6型ノートPC。厚み約17.9mmで、重さは約1.65kgに抑えられています。

 

CPUは、第13世代インテル Core i7-1355U プロセッサー、インテル Core i5-1335U プロセッサー、インテル Core i3-1305U プロセッサー、インテル U300プロセッサーから選択可能。また、メモリーはDDR5を採用しており、高速なデータ転送が可能です。

 

15.6型らしく、キーボードにはテンキーを搭載。さらにキーピッチを約18.5mmと広めにとったうえ、キーストローク約1.6mmと深いため快適にタイピングできるとしています。

 

このほか、「Adobe Creative Cloudフォトプラン」を1年間利用できるライセンスカードを添付したり、各種ゲームが楽しめる「Xbox Game Pass Ultimate」が3か月無料で利用できたりします。ただし、インテル U300プロセッサー搭載モデルは対象外です。

 

カラバリは、カームブラックとフロストブルーの2色展開です。

白いカラーでシンプルに! マウスのDAIVから14型ノートPC「DAIV R4」登場

マウスコンピューターは、クリエイター向けのPCブランドであるDAIVから、14型のノートPC「DAIV R4」を発売しました。直販価格は17万9800円(税込)からです。

 

DAIV R4は、DAIVブランドとして初めてホワイトカラーのボディを採用したモデル。シンプルかつシーンを選ばない色にしたことで、いつでもどこでも作業できるようにしたといいます。また、紫外線による変色が起きにくい、UVコーティングも施されています。

 

主なスペックは、Windows 11 Home 64 ビット、インテル Core i7-12650H プロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU、16GBメモリー、500GB SSD(NVMe)。画像や動画の編集を始めてみたい人や、自宅はもちろのこと、外でも作業したいクリエイターをターゲットにしたDAIV Rシリーズのコンセプトに沿った構成に仕上がっています。

 

14型のディスプレイは、フルHD解像度(1920×1080ドット)。加えて、sRGB比で約100%の色域に対応しており、たとえば画像や動画の編集、Webサイトやイラストの制作に向いています。

 

このほか、約11.5時間駆動のバッテリー搭載、Dolby Atmos対応なども特徴です。

 

インターフェイスは、HDMI、Thunderbolt 4、USB 3.1(Type-C)、USB 3.0×2(Type-A)、ヘッドホン出力/マイク入力、SDカードリーダーを備えています。

 

また、本体サイズは約幅320×奥行き215×高さ19mmで、重さは約1.42kgです。

15.6型のオールインワンノートPC「dynabook Tシリーズ」とモバイル性に優れた「dynabook Cシリーズ」登場

Dynabookは6月14日、15.6型のオールインワンノートPC「dynabook Tシリーズ」、15.6型のスタンダードノートPC「dynabook Cシリーズ」を発表しました。6月16日から順次発売します。ラインナップと価格は下記のとおりです。

↑dynabook T9/W

 

dynabook Tシリーズ

dynabook T9/W 28万円台半ば
dynabook T7/W 24万円台前半
dynabook T6/W 21万円台半ば
dynabook T5/W 16万円前後

 

dynabook Cシリーズ

dynabook C7/W 21万円台半ば
dynabook C6/W 18万円台半ば
dynabook C5/W 14万円台半ば

 

dynabook Tシリーズは、光学ドライブと大画面を兼ね備えたモデルで、dynabook Cシリーズは大画面ながら薄型・軽量とうたうモデル。また、両モデルともに最新の第13世代インテル Core プロセッサーを搭載しているうえに、独自の冷却技術とCPU高速化処理技術などを合わせた「dynabook エンパワーテクノロジー」を採用しています。これにより、CPUのパフォーマンスを最大限に引き出し、オンライン通話はもちろん、動画編集などもスムーズにこなせるといいます。

 

また、全モデル共通で「Microsoft Office Home & Business 2021」に加えて、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」を搭載しています。

 

このほか、快適な打ち心地のキーボードや最新の無線LAN規格であるWi-Fi 6Eなどを採用。

 

dynabook T9/Wの主なスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、1TB SSD、32GBメモリーで、OSはWindows 11 Homeとなっています。また、バッテリー駆動時間は約11時間。

 

インターフェイスは、ブルーレイディスクドライブ、マイク入力/ヘッドホン出力、USB 3.2(Gen1)Type-A×3、USB 3.2(Gen2) Type-C、有線LAN、HDMI出力をそろえています。本体サイズは約幅361.0×奥行き244.0×高さ23.8mm、重さは約1.98kg。

 

dynabook C7/Wの主なスペックは、インテル Core i7-1355U プロセッサー、512GB SSD、16GBメモリーで、OSはWindows 11 Homeを搭載。バッテリー駆動時間は約9.5時間です。

↑dynabook C7/W

 

インターフェイスは、マイク入力/ヘッドホン出力、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、USB 3.2(Gen2) Type-C、有線LAN、HDMI出力を装備。本体サイズは、約幅361.0×奥行き244.0×高さ19.9mm、重さは約1.77kgです。

エンタメ性能とデザインを両立、FMVから液晶一体型デスクトップ「FHシリーズ」などが登場

富士通クライアントコンピューティングは6月13日、2023年夏の新モデルとして27型の一体型デスクトップ「FHシリーズ」、15.6型ノートPC「AHシリーズ」を発表しました。ラインナップと価格は以下の通りです。

↑FHシリーズ

 

ラインナップ/想定価格(税込)/発売予定日

27型 FH90/H2/30万円強/7月中旬
15.6型 AH77/H2/24万円強/6月15日
15.6型 AH53/H2/20万円強/6月15日
15.6型 AH50/H1/16万円強/7月中旬
15.6型 AH45/H1/15万円強/7月中旬

 

FHシリーズは、従来エンタメ用途向けだった27型モデルと、シンプルなデザインで空間との調和を目指した23.8型モデルの、両方の良いところを兼ね備えたとするモデルです。ディスプレイは4辺狭額縁を採用したほか、スタンド周りをスッキリとさせることで、シンプルな見た目にさせています。また幅61.6cm、奥行き18.9cmのため、省スペースでも置きやすくなっています。

 

エンタメ性能では、ディスプレイの解像度を2560×1440ドットにしたほか、光の反射を抑えつつ、画面の鮮やかさも保つ高輝度低反射液晶を搭載しています。

 

音響面では、低音域を表現する3Wのボックススピーカーと、高音域をサポートする2基のツイーターを搭載。これにより、映像から直接音が聞こえるような一体感のあるサウンドを実現しているそうです。

 

このほか、地デジ/BSデジタル/110度CSデジタルの3波対応チューナーを2系統装備しています。

 

主なスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビットです。

 

15.6型のAHシリーズは、従来モデルからWi-Fi 6EやDolby Atomosに対応するなど、最新の仕様にアップデートされたモデル。AH77/H2は、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDを搭載しています。AH53/H2は、AMD Ryzen 7 7730U モバイル・プロセッサーを搭載。AH45/H2とAH43/H2は、第11世代インテルCPUを搭載したベーシックに位置付けられるモデルです。

↑AHシリーズ

 

なお、直販モデルとして下記の製品も同時にリリースしています。

 

27型液晶一体型 WF-X/H2/価格非公開(直販モデルは以下すべて)/7月中旬発売
27型液晶一体型 WF2/H2/7月中旬発売
デスクトップ WD2/H2/6月下旬発売
デスクトップ WD1/H2/6月下旬発売
15.6型ノートPC WA3/H2/6月中旬発売
15.6型ノートPC WA3/H2/7月中旬発売
13.3型ノートPC WU3/H2/6月中旬発売

パナソニック「レッツノート」に新機種「QR」が登場。モバイルワーカーを支える軽量・頑丈・長時間の2in1

パナソニック コネクトは6月6日、モバイルノートパソコン「レッツノート」の新モデル「QR」シリーズを発表。6月16日から順次発売する。同製品はPCとタブレットの機能を1台に集約した2in1モデルとして展開予定。店頭での予想実勢価格は34万円(税込)、パナソニック ストア プラスにおける販売価格は34万3200円(税込)から。同サイトでは6月6日から予約受付が開始されている。

 

第13世代インテルCPU搭載の高性能ノートパソコン

↑6月16日から順次発売を開始する、新モデル「QR」シリーズ

 

QRシリーズは12.4型液晶ディスプレーを搭載、製品サイズを大きくすることなく従来の12.0型QVシリーズから大型化した。また、3:2の縦長ディスプレーを採用することで、16:9比率のディスプレーに比べて、縦に2cm表示領域が拡大している。通常のノートパソコンスタイルに加えて、ディスプレー部分を折り曲げるとタブレットタイプとして使用することが可能だ。

↑バッテリーは着脱式で連続稼働時間は約16時間、QVシリーズと比較して約1.5倍へと高まった。標準バッテリー装着時の本体重量は約1.029kg

 

性能強化のために採用されたのは、第13世代インテルCoreプロセッサーだ。第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載した「QV1」シリーズと比べて、処理能力を約1.3倍に向上。

↑第13世代インテルCoreプロセッサー搭載で高い処理速度を実現した

 

同社の独自技術「Maxperformer」を採用したCPU制御と放熱設計により、作業中にも高い処理能力を保てるため、Web会議中の資料編集や表示などもスムーズに対応することができる。また、LAN環境のない現場においても、ネットワークに常時接続可能な5G/LTEモデルもラインアップ予定とのこと。

↑新設計の冷却ファンは風量約20%アップ

 

頑丈性確保のためには、逆ドーム型ボンネット構造を考案、採用した。この構造は、天板の内側に補強リブを追加することで頑丈性を確保するというものだ。さらに、液晶画面を下にした状態で76cmの高さから落下試験を行った結果、故障することのない頑丈設計を実現させた。

 

Web会議時の音声を聞き取りやすくする「COMFORTALK」機能も搭載。「ボックス型スピーカー」を採用したことで高い音圧で、雑音が入り込みやすい外出先でもスムーズなコミュニケーションを図ることができる。セキュリティサポートとしては、従来のモデルと同様に、AIセンサーによる「離席時ロック」と「着席時ロック解除」、「のぞき見注意」の機能が備わっているほか、盗難・紛失・廃棄時にパソコンの電源がオフでもデータを遠隔消去できる「TRUST DELETE Biz」も装備されている。さらに、ユーザーが画面から視線を外した「よそ見」時に画面をオフにする省電力機能も新たに追加された。

↑ノートパソコンの持ち歩き時でも安心のセキュリティサポート機能

 

使用環境に左右されない「頑丈・軽量・長時間」を追求

今回の新モデル開発の背景には、コロナ禍を経て変化したモバイルワーカーの働き方に対応していく、という考え方があるそうだ。従来では会社に申請して持ち出し・返却をしていたパソコンを、今では1人1台持ち歩くことが当たり前となった。そのために、移動先での紛失や故障のリスクも深刻化しているという。

 

パナソニック コネクトの執行役員 ヴァイス・プレジデント モバイルソリューションズ事業部 マネージングダイレクター 山本清高氏は、「新しい働き方となったモバイルワーカーを支えるために、『丈夫で軽くて長時間使える』というレッツノート従来の特徴をより一層研ぎ澄ますことを考えました」と語る。

↑パナソニック コネクトの執行役員 ヴァイス・プレジデント モバイルソリューションズ事業部マネージングダイレクター 山本清高氏

また、レッツノート全体のビジネスモデルは生産台数を追うものではないが、QRシリーズの生産台数目標は4年間で13万~14万台を目指していくとのこと。

 

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マウス、クリエイターの制作をサポートする「NVIDIA Studio」認定ノートPCを発売

マウスコンピューターは、クリエイター向けのPCブランド「DAIV」から「DAVI Z6」を発売しました。Webの直販価格は28万9800円(税込)から。

 

DAVI Z6はDAIVシリーズとして初めて、クリエイターの制作を支援するプラットフォーム「NVIDIA Studio」の認定を受けたモデル。高速かつスムーズなパフォーマンスが可能としています。出荷時に、NVIDIA Studio ドライバーと専用ツールをプリインストールしており、人気のクリエイティブ作業向けアプリに最適化されているため、すぐに作業に取り組めるとのこと。

 

また、約1.6kgの重さと約16時間駆動のバッテリーのほか、暗所でも画質を調整するWebカメラ、Wi-Fi 6Eに対応するなどによって、マイクロソフトが提唱する「モダンPC」にも準拠しています。

 

上位モデルにあたる「DAIV Z6-I9G70SR-A」の主なスペックは、インテル Core i9-13900H プロセッサー、GeForce RTX 4070 Laptop GPU、32GBメモリー、1TB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載。またディスプレイは、16型で解像度は2560×1600ドットとなっています。

 

インターフェースはUSB 3.0(Type-A)×2、USB 3.1(Type-C、USB PDと画面出力に対応)、Thunderbolt 4、HDMI出力、SDカードリーダーをそろえています。

“しごでき”ギアでハイブリッドワークをさらに効率化! ワイド画面PCとサブモニターの傑作はコレだ

昨今スタンダードとなりつつあるハイブリッドワークでは、従来のオフィスワークの環境からの変化に戸惑う声も聞こえてくる。そんな悩みの種を取り除き、快適に仕事ができるギアを紹介しよう。今回はNEC「LAVIE NEXTREME Carbon」LGエレクトロニクス「LG gram +view 16MR70」をピックアップ!

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【私が選びました】

GetNaviデジタル担当・上岡 篤

デジタル全般に明るい、本誌のデジタル・クルマ担当。在宅ワークを軸にしつつ、取材などに飛び回る日々を送る。

 

軽量&堅牢なPCを携行して世界中じゅうワークスペース化!

NEC
LAVIE NEXTREME Carbon

実売価格24万7280円(XC550/FAG)

アスペクト比16:10のWUXGA(1920×1200) 14.0型ワイド LED IPS液晶を採用。ボディにはカーボン素材を使用し、軽量ながら高い堅牢性を誇る。受話音量の均一化や、スピーカーの指向性の調節ができる「ミーティング機能」を搭載し、オンライン会議に便利。

SPEC(XC550/FAG)●CPU:第12世代 インテル Core i5-1235U プロセッサー●メモリー:16GB●ストレージ:512GB SSD●通信:LTE非対応、Wi-Fi 6E対応●サイズ/質量:約W313×H17.5×D218mm/約879g

↑インターフェイスが豊富。高速データ転送に加えて、給電やディスプレイ出力にも対応する「Thunderbolt 4」を2ポート備える

 

↑静音設計のキーボードは、1.5㎜のキーストロークで心地良く打鍵が可能。トップが凹んだ「シリンドリカル形状」で誤入力を抑える

 

【”しごでき”point】タスクバーのスペースぶん広く表示できるのは便利

「16:9のディスプレイだと、タスクバーぶんのスペースを“損”しています。16:10ならウェブページも『もう少しで見たい箇所が表示できるのに……』とイライラすることが少なくなります」(上岡)

 

ノートPCやスマホと接続してマルチタスクの効率をアップ

LGエレクトロニクス
LG gram +view 16MR70

実売価格4万9800円

ノートPCと接続してデュアルモニター環境を実現できるポータブルモニター。IPS液晶パネルを採用し、太陽光が照りつける屋外などの環境下でも反射や映り込みを抑える。スマホとの接続も可能で、電子書類や動画などの視認性を向上したい場面にも効果的。

SPEC●画面サイズ:16インチ●アスペクト比:16:10●最大解像度:2560×1600●リフレッシュレート:60Hz●応答速度:30ms(GTG)●サイズ/質量: W360×H246×D8mm/約670g(本体のみ)

↑カバースタンドが付属。背面にカバースタンドを貼った状態でも薄さ11mm、質量約920gなので、自在に持ち運んで作業しやすい

 

↑サブモニターに資料を表示させれば、対面での打ち合わせや、オンライン会議で画面共有したい際に便利。エンタメ視聴も快適だ

 

【”しごでき”point】モニターを設置できない外出先などで活躍!

「PD(Power Delivery)対応のUSB Type-Cを2ポート備え、PC接続と給電が同時に行えます。AC電源が不要で、一般的なモニターを持ち込めないカフェなど外出先での作業に最適です」(上岡)

PC選びの根本が変わりそう……ASUS「新モバイルノート」で起こっていること

モバイルノートPCを選ぶうえでチェックするポイントは、軽さやディスプレイサイズ、バッテリーなどに加えて、やはりスペックが一般的でしょう。ですが、いま挙げたところ以外で、気にすべき点が出てきています。

 

ASUSの13.3型「Zenbook S 13 OLED」は、モバイルノートPCを見たときに目が行きがちなスペックはもちろん、ほかにも見どころを備えた製品です。今回は、発売からしばらく経った本モデルの魅力を、改めて探っていきます。

↑Zenbook S 13 OLED

 

スペックと同じくらいサステナブルを重要視

Zenbook S 13 OLEDの見どころは、“サステナブル”であるところです。いまや企業にとって環境に配慮して事業を展開するのは当たり前。PCも例外ではありません。ほかのメーカーを見ても、環境に優しい取り組みをしながら製品を作っています。

 

ただ、PCはやはりスペックや機能、デザインなどがまずありきで、それらと同列でサステナブルであることが強調されることは多くありません。ですが、Zenbook S 13 OLEDは、同シリーズ史上初のサステナブルモデルをうたっており、スペックと同列に強調されているところに目新しさがあります。

 

本体キーボードのキーキャップには「PCR」プラスチックを50%採用。スピーカー部分には海洋プラスチックを5%と、PCRプラスチックを45%使用しています。また、ディスプレイのカバーには製造工程で発生した廃棄物を再利用した「PIR」アルミニウムを50%、キーボード周囲のトップカバーにはPIRマグネシウムおよびPIRアルミニウムを90%使用。こうした具体的な数字をともなって、製品にリサイクル素材が使われているのをうたうのは珍しいことです。

↑製品のあらゆる部分に、リサイクル材が使われています

 

↑梱包材も100%リサイクル可能なパッケージ

 

さらに、天板には独自の「プラズマ電解酸化処理」によるコーティングを施しています。この処理では、有機物や強酸、あるいは重金属などの有害性のある物質ではなく、純粋な水を使用したうえに、環境負荷の少ない方法を採用して、アルミニウムをコーティングしているそうです。

↑コーティングによって、キズや温度変化に強い耐久性も備えたといいます。なお、触り心地は滑らかな石に近く、触り続けても飽きのこない質感。環境に配慮して質感に手を抜くようなことはしていないとすぐにわかります

 

細部まで行き届いた配慮によって製造されていることがよくわかり、サステナブルモデルを冠する理由も納得できます。しかし、こうした環境配慮を全面に押し出した製品がまったくないわけではありません。たとえば日本エイサーは、2022年にサステナブルな製品シリーズとして「Aspire Vero」を出しています。

 

また、製品を選ぶ側にとって、サステナブルを全面に押し出すのは、ノートPCの本分であるスペックが控えめなのではないかと、うがって見てしまうところでもあります。

 

ですが、Zenbook S 13 OLEDはハイエンドに位置付けられるモデル。当然、スペックにも抜かりがなく、そこが本モデルの独自性にあたるのです。

 

ビジネス利用でまったく不満のない性能

今回試用したZenbook S 13 OLEDのスペックを見ていきましょう。

 

CPU:インテル Core i7-1355U

メモリー:16GB

ストレージ:512GB SSD

ディスプレイ:13.3型(2880×1800ドット)、有機ELパネル

OS:Windows 11 Home

ネットワーク:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1

バッテリー駆動時間:約14.1時間

本体サイズ:幅296.2×奥行き216.3×高さ10.9~12.3mm

重さ:約1.0kg

 

価格はMicrosoft Office Home and Business 2021搭載モデルが25万9800円(税込)、WPS Office 2搭載モデルが22万9800円(税込)です。また、下位モデルとして、CPUにインテル Core i5-1335Uを搭載したモデルもラインナップしており、直販サイトで13万9800円(税込)から販売されています。

↑左側面にはHDMI出力、Thunderbolt 4×2

 

↑右側面はUSB 3.2、ヘッドホン/マイクジャックをそろえています

 

スペックを見たときに、モバイルノートPCのユースケースとして多い、文書や資料作成などのビジネス利用で不満を感じることはなさそうです。すでに多くのレビューも掲載されているので、詳細は省きますが、実際にPhotoshopで簡単な写真編集はもちろんスムーズに処理できたほか、Webブラウザーを立ち上げながらWordでテキスト作成などしても、動作は快適でした。

↑重さは約1.0kgなので、片手で持ってもまったく難はありません。また薄さは約1cm。ビジネスバッグに荷物を多く詰め込んでも、すき間に入れられそうです

 

有機ELパネルを採用したディスプレイはさすがの映像表現

また、ハードウェアで最も見どころなのは有機ELパネルの採用。モバイルノートPCとしてはなかなか見かけることはありませんが、Zenbook Sシリーズとしては2022年から有機ELパネルのモデルを出しており、特徴的な部分です。

↑有機EL採用のディスプレイは、最大輝度550nitと明るさも十分。またDCI-P3規格の色域を100%カバーしています。アスペクト比はモバイルノートPCらしく縦に長い16:10を採用

 

↑ベゼルもいまのモバイルノートPCらしく細くなっています。これにより、画面占有率は85%を実現しています

 

映像の表示はさすがの一言。夜の市街地を映したシーンでは、暗い部分はしっかり暗く、反対に煌々としたネオンは明るく表現されます。高輝度なディスプレイを搭載したノートPCだと全体的に明るく表示されがちですが、明暗がちゃんと分かれているため、その違いを楽しめます。

 

Zenbook S 13 OLEDの登場で、ノートPCの見る目が変わる

これまで、サステナブルを訴求した製品を見ると、「企業として当然だから言わないといけないよね」「あんまりサステナブルを推しているところを見ると、製品としては微妙なのでは?」などと思ってしまいがちでした。

 

ですが、Zenbook S 13 OLEDはサステナブルとスペックを高いレベルで両立させています。見た目からしても、リサイクル材を使用しているとは思えない、ハイエンドにふさわしい質感です。また、たとえばキーボードの打ち心地は快適だったり、ディスプレイを開くとキーボードに傾斜がついて操作しやすくなっていたりと、細部の作り込みも隙がありません。

↑キーボードの打鍵感は適度な反発があって心地がよいほか、タイピング音はあまりうるさくありません。ただ、Enterキーがやや小さいため打ちにくく、今回試用した中では気になるところでした

 

↑タッチパッドは大きめに取られているため、作業しやすいです

 

↑ディスプレイを開くとキーボードに傾斜がつく仕組み。モバイルノートPCとしてはよくありますが、細部もしっかり作りこんでいる証左です

 

こうした製品が出てくるのであれば選ぶ方も、製品を見る目をアップデートする必要があるでしょう。以前から言われていることではありますが、スペックだけで見るべきではない時代が来ているのかもしれません。そのなかで、どれだけ環境に配慮されているかは今後、より注目が集まる点です。

 

その視点で見たときに、Zenbook S 13 OLEDはいまのところ最も有力な候補といえるでしょう。

↑梱包材はノートPCスタンドにもなります。ただし、傾斜がつきすぎて個人的には使いづらいと感じました。とはいえ、もとは梱包材なので、そこまでうるさく言う必要はないかもしれません

 

↑ACアダプターは小型サイズ。本体と一緒に持ち歩いてもスペースは取らないでしょう

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

VAIOハイエンドな「VAIO SX12」「VAIO SX14」に新モデル、性能が向上してオンライン会議が快適に

VAIOは6月7日、個人向けのノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」の新モデルを発表しました。両モデルともに受注を開始しており、発売は6月16日を予定しています。価格はどちらも19万9800円(税込)から。

 

VAIO SXシリーズはハイエンドに位置づけられるモデル。12.5型のVAIO SX12はコンパクト、軽量、堅牢、長時間駆動がそろったモバイルPCで、14.0型のVAIO SX14は、軽量モバイルでも生産性を追求した大画面モバイルPCというコンセプトを持っています。

 

従来モデルからの進化点は、最新の第13世代インテル Core プロセッサー搭載によるパフォーマンス向上、オンラインコミュニケーションの充実などが挙げられます。

 

両モデル共通で、上位モデルにはインテル Core i7-1360P プロセッサーを、下位モデルにはインテル Core i5-1340P プロセッサーを搭載。従来の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載したVAIO SX14と、インテル Core i7-1360P搭載のVAIO SX14のパフォーマンスを比較したときに、約13%性能が向上しているそうです。

 

また、インテルが定める条件をクリアした高性能モデルに与えられる、インテル Evo プラットフォームに準拠しているほか、PCとスマホを接続して連携する機能「インテル Unison」に対応しています。

 

オンラインコミュニケーションでは、映像の前後のフレームをチェックしてノイズを除去する「TNR(Temporal Noise Reduction)」を導入。解像感と色再現性が向上し、オンラインコミュニケーションが快適になるとしています。また、「VAIOの設定」画面で、新たに美肌効果を搭載。肌をなめらかに再現し、自然な印象を与えるとのこと。

 

さらに、オンライン会議で消費しがちなバッテリーを抑えるため、「バッテリー節約設定」も採用。作業の快適さを損なうことなく、バッテリー駆動時の使用時間を長くするため、CPUのパフォーマンスを制御しています。

 

VAIO SX12の上位モデル「VJS12690111B」のスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDで、OSはWindows 11 Pro 64ビット。また、ディスプレイは16:9比率の12.5型で、解像度は1920×1080ドットです。

 

本体サイズは、約幅287.8×奥行き205.0×高さ15.0~17.9mmで、重さは約929g。想定価格は27万6800円(税込)となっています。

 

VAIO SX14の上位モデル「VJS14690111B」のスペックは、VJS12690111Bと同様。ディスプレイも14型のサイズ違いで、ほかは同じです。本体サイズは、約幅320.4×奥行き222.9×高さ13.3~17.9mmで、重さは約1.08kg。想定価格は28万9800円(税込)となっています。

ASUSのディスプレイ2枚搭載のノートPCどう使う?「Zenbook Pro 14 Duo OLED」はガジェット好きへの挑戦状だ

時代が進むにつれどんどん多様化していくノートPC。大きさや重量といった物理的制限があるなかで、各メーカーから個性豊かな製品がリリースされています。

 

そんなノートPC戦国時代において一際目を引く個性を放っているのが、ASUSの「Zenbook Pro 14 Duo OLED」です。デュオというネーミングの通り、ディスプレイを2つも搭載しているんですから、なんとも贅沢マシンですよ。

↑ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VV

 

とはいえ「ディスプレイが2つあってもどう活用するの?」という疑問もさもありなん。今回は動画視聴やゲームプレイなどのエンタメ要素と、動画編集などのクリエイティブ要素の2点に絞って、本機の使い心地を確かめてみました。

 

タッチ操作可能な2画面ノートPC。冷却できる機構も兼ねる

↑ヘアライン加工が美しい天面

 

このZenbook Duoシリーズが登場したのは2020年ごろで、今回は2023年初夏モデルとなる「ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VV」を試用させてもらいました。

 

スペックを簡単にまとめると、

CPU:Core i9-13900H

GPU:NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU(専用ビデオメモリー8GB)

メモリー:32GB

ストレージ:1TB SSD

メインディスプレイ:14.5型OLED、2880×1800ドット(120Hz)、グレア液晶、タッチ対応

セカンドディスプレイ:12.7型ワイドTFT液晶、2880×864ドット(120Hz)、ノングレア、タッチ対応

バッテリー:最大約8.4時間(消費電力約180W)

重量:約1.75kg

直販価格:44万9800円(税込)

 

といった具合。非常にハイスペックな、クリエイティブマシン然とした構成です。2画面といった個性を抜きにしても、ハイスペックなノートPCを探している人の候補になりえるかと。

↑セカンドディスプレイはキーボード上部に鎮座

 

最大の特徴であるセカンドディスプレイの正式名称は「ScreenPad Plus」。ディスプレイ左端には専用のアイコンが並んでおり、たとえばメインディスプレイとセカンドディスプレイに表示しているウィンドウを一瞬で入れ替えたり、ウィンドウの配置をカスタムしたりといった動作が可能(アイコンの位置や有無は変更可能)です。タッチ対応なので指先で直感的にアクセスできます。

↑ScreenPad Plusだけでブラウジングすることも

 

もちろんブラウジングだってお手の物。使用感としてはタブレットを操作している感覚に近いです。メインディスプレイもタッチ対応ですが、やはり角度や安定感の関係でScreenPad Plusの方がタッチ操作に向いています。ピンチやズーム動作も可能です。

↑PCを折り畳んだ状態

 

ScreenPad Plusは、物理的な構造方法もユニーク。PCを閉じるとフラットな形状になっていますが……、

↑この角度が絶妙! スペックシートによると傾きは12度とのこと

 

メインディスプレイをオープンすると、ScreenPad Plusがやや傾斜をつけた状態として立ち上がります。あえてキーボード部分と隙間を設けることでエアフローを最大38%アップさせ、冷却効果をも高めているとのこと。2つのディスプレイに電源を供給していることを思えば、エアフローの確保は重要になってきますね。ヒンジも頑丈で、タッチ操作程度でグラつくことはありません。

 

セカンドディスプレイで動画のながら見はアリ

ここからは使い心地の面をチェックしていきましょう。PC作業に生産性を求めるならマルチディスプレイ環境が思い浮かびますが、本機はそれをノートPC1台で完結させた仕様ともとれます。いわばモバイルディスプレイを内蔵したようなスタイルです。となると、本機のターゲット層となるのは、生産性を重視する人やクリエイティブ作業をこなしたい人となるでしょう。

 

ですが、何かしらの作業をする以外でPCに触れている時間も少なくないはず。用途としては一般的なブラウジングや動画視聴などですね。このようなシーンではどのような活用方法があるかを見ていきます。

↑メインディスプレイで映画を見つつ、セカンドディスプレイでブラウジング

 

まずはこんなケース。NetflixやPrimeビデオで動画を見つつ、ネットをぶらぶらする場合です。メインディスプレイによる映画の見応えは十分なので、気になるのはセカンドディスプレイの使い心地。セカンドディスプレイはかなり横長なので、通常のブラウジングよりもどうしても使いにくくなってしまいます。

 

ですが、セカンドディスプレイ操作時もメインディスプレイが常に視界に入ってくるので、動画を横目にスマホをいじるよりも動画の情報がよく目に入ってきました。見ているディスプレイの距離感が変わらないので、目のピント調節もラク。セカンドディスプレイでのブラウジングも、ピンチズームを活用すればそれなりに使えます。

↑メインディスプレイで仕事をしつつセカンドディスプレイで動画視聴

 

今度は反対のケース。動画はセカンドディスプレイで垂れ流しておいて、メインディスプレイでは仕事やメールといった何かしらの作業をこなす場合を考えます。今回は原稿を執筆しながらYouTubeの動画を流すスタイルを実践してみました。ビジネスシーンで使うならこんなスタイルでしょう。

 

なんとなく予想はしていましたが、こちらの方がノートPCの使い方としては自然ですね。ゲーム実況やライブ配信など、ながら視聴向けのコンテンツを横目に作業をするなら、理想的な配置だと感じました。逆に映画やドラマのように本気で映像に集中したいなら、横長のセカンドディスプレイはけっこう見づらい。その場合、メインとセカンドで見るものを入れ替えると良いでしょう。

 

ゲームはメインにゲームを、セカンドには攻略情報などを表示すると実用的

↑ハイスペックさを活かして、PCゲームも快適に

 

お次のエンタメ要素はPCゲーム。メインディスプレイでゲームをしつつ、セカンドディスプレイではブラウジングしながら攻略情報をチェックするという状況を考えてみます。これもかなり実用的でした。本来であればPCでゲームをしつつスマホで検索、もしくはゲーム画面の裏でブラウジングというかたちになるところを、まるでマルチディスプレイ環境のように情報が表示できていますね。

 

ただ、後述しますがキーボードの配置が独特なので、WASDでの操作にはわりと慣れがいるかなぁと。パッドでプレイする分には問題ありませんが、ゲーミングノートを名乗っているわけではないので(ゲーミング向け2画面にはROG Zephyrus Duo 16があります)。動作性やディスプレイの見応えに関しては文句なしなので、シビアな対人戦や重量級のゲームをプレイしない人であれば、この2画面スタイルはかなりオススメです。Steamのインディーゲームを消化するには最適ですよ。

 

クリエイティブ用途としてはもう少しパワーが欲しいところ

エンタメにおいての使い心地はわかったので、次はクリエイティブソフトの使用感を見ていきましょう。イラストと動画編集での操作感を確かめてみました。

↑イラストソフト「CLIP STUDIO PAINT」でお絵かき

 

本機にはスタイラス「ASUS Pen 2.0」が同梱されており、メインディスプレイでもセカンドディスプレイでもお絵描きが可能です。イラストソフト「CLIP STUDIO PAINT」で絵を描いてみました。メインディスプレイにナビゲーターを表示して常に全体像を表示させつつ、セカンドディスプレイにキャンバスを持ってきています。

 

正直、横長のセカンドディスプレイは絵を描くには不向きな形状でした。パームレストがなく腕が宙ぶらりんになるので、長時間描き続けるにはかなりキツイ。メインディスプレイで描いても宙ぶらりんになるのは変わらないので、イラスト用途は補助的なものと捉えたほうが良さそうです。動作面では拡大・縮小時に引っかかることもありました。写真のレタッチや原稿校正などには十分でしょう。

 

ちなみに写真のレタッチでいうと、本機はアドビなどのクリエイティブソフトと連携して使える、コントロールパネルソフトウェアが内蔵されています。

 

上記の動画のように輝度や色温度といった項目を仮想的なスライダーで調整できるので、直感的な操作が可能です。こうした操作ができるデバイスはTourBoxやLoupedeckなど、いくつかありますが、セカンドディスプレイ上で同じことができるのは何かと便利。出張先やカフェなどで、省スペースかつ手軽に操作できる点は魅力です。

 

最後は動画編集ソフト「DaVinci Resolve」の使用感をチェック。メインディスプレイとセカンドディスプレイ、それぞれにウィンドウを大きく出すことで、各項目へのアクセス性が大きく向上しています。用途としてはマルチディスプレイと同じ感覚ですね。タッチ操作が可能な分、一般的なマルチディスプレイより使いやすい場面も少なくありませんでした。

↑マウスではクリックが面倒なポイントも、指なら直感的に操作が可能

 

タイピング時の窮屈に耐えられるか……!?

一通り見てきましたが、本機は2つのディスプレイ以外にも個性的な点があります。それがキーボードとトラックパッドです。

↑一般的なトラックパッドの半分程度の面積

 

ご覧の通り、本来ならキーボードの下にあるトラックパッドが、キーボードの右端に来ています。これはセカンドディスプレイをキーボード上部に搭載したことで、キーボード下のスペースがなくなったからですね。

 

一般的なトラックパッドよりも窮屈なのは事実ですが、見た目ほど操作感は悪くありません。写真のように親指でクリックするように構えると手首のひねり方も無理がなくなり、サクサクと操作ができました。

↑キーボードは2022年モデルと同じ仕様なので、前モデルに慣れた人であれば問題なし

 

個人的に気になった、というよりもなかなか慣れなかったのが、キーボードです。キーピッチ(隣り合うキートップの中央から中央までの距離)が約17mmとちょい狭め。一般的なノートPCのキーピッチは約19mmなので、タイピング時に窮屈さを感じました。

 

キーストローク(キーを押したときの深さ)の深さやタイプ音などは好印象だっただけに、あの狭さに慣れれば本機をさらに使いこなせるだろうなと思います。WASDキーでゲームをする場合も、キーピッチの狭さが操作性のポイントになるはずです。

 

扱える情報がグッと増える、個性的なハイスペノートPC

まとめると、動画視聴+ブラウジングや、仕事+動画のながら見といった用途にはかなり快適。一覧できる情報が増えるおかげで作業全体が捗りそうです。クリエイティブ用途も悪くはないですが、イラストや動画編集そのものを生業としている人からすると、処理面などで物足りない部分もあるかと。

 

人は選びますが、セカンドディスプレイのコントロールパネルを活用できるソフトをメインに使う人ならば、高い生産性を叩き出せると思います。

 

2画面ノートの歴史はまだまだ黎明期。Zenbook Pro 14 Duo OLEDなら、モバイルディスプレイやタブレットいらずでマルチディスプレイ環境が構築できます。この贅沢な環境、あなたならどう使いこなしますか?

 

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持ち運びやすく、外出先でのゲームプレイにピッタリ! 14型ゲーミングノート「G-Tune E4」

マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」(ジーチューン)より、ゲーミングノートPC「G-Tune E4」を発売しました。

 

同製品はG-Tuneブランド初となる、14型のモバイルゲーミングノートPC。重量約1.80kg、約12時間のバッテリー駆動が可能です。グラフィックスには最新のGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載しており、前世代のGeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載した製品と比較して、3Dグラフィックス性能が約16%アップしています。

 

リフレッシュレート144Hz対応の液晶パネルを採用し、性能向上した3Dグラフィックス性能を活かした、高いフレームレートでのゲームプレイが可能です。

 

外部出力にはHDMI対応ポートと、Thunderbolt 4ポートを設けています。HDMI接続による4K解像度対応のTVや大型液晶ディスプレイに出力したゲームプレイや、Thunderbolt 4ポートにハイエンド外付けキャプチャーカードを接続し、家庭用ゲーム機の映像を低遅延で取り込むことができるので、PCタイトル以外のゲーム実況や、プレイ動画の録画、編集、配信なども可能となります。

 

そのほか、インテル Core i7-12650Hプロセッサー、16GBメモリ、500GB NVMe Gen4×4 SSDを搭載。税込価格は19万9800円です。

薄型軽量、しかも頑丈な13.3型モバイルノートPC「dynabook G」が最新の第13世代インテルCPUを搭載

Dynabookは5月18日、13.3型モバイルノートPCの新モデル「dynabook G8」「dynabook G6」を発表しました。両モデルともにパールホワイトとオニキスブルーの2色展開で、店頭予想価格はdynabook G6が23万円台半ば(税込)、dynabook G8が27万円台半ば(税込)です。

↑dynabook G8のオニキスブルーモデル

 

dynabook Gシリーズは、同社のラインナップでプレミアムモバイルノートPCに位置づけられるモデル。薄型軽量なうえに堅牢性も備えたシリーズです。

 

新モデルはCPUに最新の第13世代インテル Core プロセッサーを搭載。加えて、最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応しています。それでいて、従来から備えていた薄型軽量、高い堅牢性を引き継いでいます。

 

上位モデルであるdynabook G8の主なスペックは下記のとおりです。

第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサー
512GB SSD
16GBメモリー
13.3型ディスプレイ(解像度はフルHD、IGZOパネル採用)

 

本体サイズは約幅306.0×奥行き210.0×高さ17.9mmで、重さは約875g(オニキスブルー)。また、バッテリー駆動時間は約24時間を実現しています。

↑dynabook G6のパールホワイトモデル。上位モデルとはスペック違いで、インテル Core i5-1340P プロセッサー、256GB SSD、8GBメモリーとなっています

 

堅牢性については、アメリカ国防総省が定めるMIL規格に準拠した9項目のテストをクリア。日常生活のトラブルを想定した耐久性を確保しているそうです。

 

さらに、新たにMicrosoftのサブスクリプションサービス「Microsoft 365 Basic」を搭載しました。OneDrive上で容量100GB分利用できるほか、広告のないOutlookメールアドレスの利用、チャットやコールバックサービスによるサポートを受けることができます。dynabook Gシリーズでは、アクティベーション後1年間無料で使用でき、継続して利用する場合は、ユーザー自身でMicrosoft 365 Basicを購入する形となります。その際の料金は月額229円もしくは年額2244円です。

↑同日に10.1型のディスプレイが外れるデタッチャブルタイプのノートPC「dynabook K1」も登場。家庭学習向けノートPCの新モデルです

一気に18製品投入でニーズの全方位に対応! ASUSのノートPC「Vivobook」登場

ASUS JAPANは4月21日、幅広いラインナップをそろえる「ASUS Vivobookシリーズ」から18製品を発表しました。新製品および発売日、希望小売価格は下記のとおりです。

↑ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3304GA

 

ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3304GA/5月12日発売/11万9800円(税込)~

ASUS Vivobook S 14 Flip TN3402YA/5月下旬以降発売/12万9800円(税込)

ASUS Vivobook Pro 16X OLED K6604JI/6月中旬以降発売/32万9800円(税込)

ASUS Vivobook Pro 16X K6604JI/6月中旬以降発売/24万5999円(税込)

ASUS Vivobook Pro 16 K6602VV/4月21日発売/21万9800円(税込)

ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6502VV/4月21日発売/21万9800円(税込)

ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500シリーズ/6月中旬以降発売/17万2999円(税込)~

ASUS Vivobook 14X K3405VC/4月21日発売/17万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 16X K3605シリーズ/4月21日発売/13万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 16X K3604シリーズ/4月28日発売/9万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 15X K3504シリーズ/4月28日発売/9万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 17 X1704VAシリーズ/5月下旬発売/12万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 16 X1605VAシリーズ/4月26日発売/10万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 14 X1405VAシリーズ/4月26日発売/10万9800円(税込)~

ASUS Vivobook 15 OLED X1505VAシリーズ/4月26日発売/12万9800円(税込)~

ASUS Vivobook Go 15 OLED E1504FA/5月中旬以降発売/8万9800円(税込)

ASUS Vivobook Go 15 E1504FAシリーズ/5月中旬以降発売/7万4800円(税込)~

ASUS Vivobook Go 14 E1404FAシリーズ/5月中旬以降発売/7万4800円(税込)~

 

タブレットとしても使える「ASUS Vivobook 13 Slate OLED」、ディスプレイが360度回転する「ASUS Vivobook S 14 Flip」、クリエイティブ作業や負荷の軽いゲームも可能な「ASUS Vivobook Pro」シリーズ5製品、薄型軽量ながら優れたパフォーマンスの「ASUS Vivobook X」シリーズ4製品、さまざまなラインナップの「ASUS Vivobook」シリーズ4製品、エントリーモデルの「ASUS Vivobook Go」シリーズ3製品が登場しています。

 

スペック控えめだけど活用方法が幅広いASUS Vivobook 13 Slate OLED

ASUS Vivobook 13 Slate OLEDは、取り外し可能なキーボードが付属したモデル。普段はノートPCとして使え、キーボードを外すとタブレットとして使えます。また、本体背面に取り付けるスタンドカバーも取り外し可能。スタンドカバーは縦横どちらでも設置できるため、動画視聴は横に、SNSなど長いコンテンツを表示する際は縦に設置といった使い方ができます。

↑キーボード。Enterキーの下側にデザインが入っています。なお、発売時は日本語キーボードです

 

↑本体から外した状態のキーボードとスタンドカバー

 

ディスプレイは有機ELで、サイズは13.3型。解像度は1920×1080ドットで、アスペクト比は横に長い16:9を採用しています。さらに、Dolby Visionに対応しているため、同じくDolby Visionに対応するコンテンツを再生すると、美しい映像を表示できます。

↑有機ELディスプレイのタブレットはそこまで多くはないので、映像視聴用としてのニーズがありそうです

 

タッチ操作ももちろん可能で、付属の「ASUS Pen 2.0」を使ってペン入力もできます。

 

主なスペックは、インテル Core i3-N300 プロセッサー、8GBメモリー(DDR5-4800)、256GB UFS。サイズはキーボード、スタンドカバー付きで約幅310×奥行き215×高さ18.2mm、重量は約1.38kgです。

↑左側面にはUSB 3.2(Type-c)とmicroSDカードスロット、ヘッドホンジャック

 

↑右側にはタブレットらしく、音量ボタンを配置

 

↑本体左上という珍しい位置にUSB 3.2(Type-C)があります

 

Microsoft Office Home and Business 2021を搭載した上位モデルの価格は13万9800円(税込)。

 

なお、そのほかのモデルの写真はこちら。

 

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A BATHING APEエディションモデルも近日登場?

新製品の展示会場では、近日公開予定という形でA BATHING APEとコラボしたエディションモデルも参考展示されていました。詳細は明らかになっていませんが、キーボードがオリジナルデザインになっているなど、ほかにはないファッション色強めのモデルの登場が期待できそうです。

 

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大量11製品! 有機EL搭載1kgモバイルノートPCなどASUSが新「Zenbook」を一挙に発表

ASUS JAPANは4月21日、プレミアムノートPC「ASUS ZenBookシリーズ」11製品を発表しました。ラインナップと発売日、希望小売価格は下記のとおりです。

↑ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA

 

ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA/4月21日発売/15万9800円(税込)~

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VV/4月21日発売/44万9800円(税込)

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VU/5月12日発売/39万9800円(税込)

ASUS Zenbook 14 Flip OLED UP3404VA/4月28日発売/17万9800円(税込)

ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602BZ/6月中旬以降/59万9800円(税込)

ASUS Zenbook Pro 14 OLED UX6404VI/4月28日発売/29万9800円(税込)~

ASUS Zenbook Pro 14 OLED UX6404VV/4月28日発売/24万9800円(税込)

ASUS Zenbook 15 OLED UM3504DA/5月下旬以降/16万9800円(税込)~

ASUS Zenbook 14X OLED UX3404VA/4月28日発売/14万9800円(税込)~

ASUS Zenbook 14 UM3402YA/5月12日発売/13万9800円(税込)~

ASUS Zenbook 15 UM3504DA/6月中旬以降/16万9800円(税込)~

 

有機ELディスプレイ搭載、サステナブルにも配慮した1kgのモバイルノートPC

ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA(以下、Zenbook S 13 OLED)は、最薄部約10.9mmかつ重量約1kgを実現した13.3型モバイルノートPC。後述するスペックなどを含めると、各社のノートPCにおいて、ハイエンドやフラッグシップと並ぶようなモデルです。

 

ディスプレイには有機ELパネルを採用したうえ、解像度が2.8K(2880×1800ドット)と高解像度。また、アスペクト比は16:10と、主流である縦長の比率となっています。さらに、Dolby Visionにも対応し、同じくDolby Vision対応のコンテンツを再生すれば美しい映像を楽しめます。

↑ディスプレイ。左右と上辺のベゼルが狭く、画面占有率が約85%を実現しています。高精細な液晶と相まって没入感のある映像を楽しめそうです

 

Zenbook S 13 OLEDはもうひとつ大きな特徴として、本体すべてにリサイクル素材を採用していることが挙げられます。キーボードのキャップやスピーカーなどに海洋プラスチックなどのリサイクル素材を使用したほか、製品パッケージにはリサイクル古紙を100%使用。サステナブルにも気を配ったモデルとなっています。

↑大きめのタッチパッドとキーボード。Enterキーが少し小さめですが、それ以外は特に変わったところはありません。なお、発売時は日本語キーボードを採用

 

↑天面はASUSのロゴを巨大化し、ロゴを感じさせないデザインにしています。また、表面はプラズマ電解酸化処理を施しています。手触りがよく、ずっと触っていたくなる質感です

 

ラインナップはCPUにCore i7を搭載した上位モデルと、Core i5を搭載した下位モデルをそろえています。上位モデルのスペックは、インテル Core i7-1355U プロセッサー、16GBメモリー(DDR5-6400)、512GB SSD(PCIe Gen4)。またインターフェイスはHDMI、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2(Type-A)×1を装備しています。サイズは約幅296.2×奥行き216.3×高さ10.9~12.3mmです。

↑左側面

 

↑右側面

 

Microsoft Office Home and Business 2021を搭載した最上位モデルの価格は25万9800円(税込)。なお、CPUがインテル Core i5-1335Uプロセッサーで、ビジネスアプリにWPS Office 2 Standard Editionを搭載した廉価モデルは15万9800円(税込)です。

 

ASUSならでは2画面ノートPC最新モデル

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402は、キーボード奥にセカンドディスプレイ「ScreenPad Plus」を搭載した、2画面ノートPC。2画面をひとつの画面として大きく使えるほか、メインディスプレイとScreenPad Plusで違うアプリを表示させて作業といった使い方もできます。また、両ディスプレイともタッチ操作に対応。タッチペンの「ASUS Pen 2.0」も付属するため、クリエイティブ作業などにも向いています。

↑ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402

 

ScreenPad Plusは、ノートPCを開くと手前に起き上がるように少し傾斜します。これにより、ScreenPad Plusの裏側にすき間ができるのですが、そのすき間を吸気口として利用。一般的なノートPCにはないエアフローを実現し、本体の冷却性能を高めているのも特徴です。

↑ディスプレイを開くとすき間ができます

 

メインディスプレイは14.5型の有機ELで、解像度は2880×1800ドット。ScreenPad Plusは、12.7型のTFTカラー液晶で、解像度は2880×864ドットです。

↑メインディスプレイとScreenPad Plus。液晶が違うので、同じ画面を表示していても見え方に違いが出ます

 

ラインナップは外付けグラフィックス違いのモデルを用意しており、上位モデルのスペックは、インテル Core i9-13900H プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5-4800)、1TB SSD(PCIe Gen4)、GeForce RTX 4060 Laptop。サイズは約幅323.5×奥行き224.7×高さ17.9~19.6mmで、重量は約2.4kgです。

↑ScreenPad Plusを搭載しているため、タッチパッドの配列がかなり特殊

 

価格は44万9800円(税込)。なお、グラフィックスにGeForce RTX 4050 Laptopを搭載する下位モデルは39万9800円(税込)です。

 

有機ELディスプレイが360度回転、インテル Evoに準拠の高性能モデル

ASUS Zenbook 14 Flip OLED UP3404VAは、ディスプレイが360度回転するエルゴリフトヒンジを搭載したモデル。ノートPCのほかに、テントスタイルやスタンドスタイル、タブレットスタイルで使うことができます。

↑ASUS Zenbook 14 Flip OLED UP3404VA

 

↑ディスプレイが360度回転するため、このようなテントスタイルでも使えます

 

ディスプレイは14型の有機ELで、縦に長い16:10の比率を採用。また、解像度は2.8K(2800×1800ドット)となっています。さらに、Dolby Visionにも対応。対応コンテンツであれば美しい映像を表示できるため、ディスプレイを好きなスタイルや角度にして、映像を楽しむのに向いています。

↑ディスプレイはタッチ操作に対応

 

↑キーボード。こちらもEnterキーが少し小さめ

 

主なスペックはインテル Core i7-1360P プロセッサー、16GBメモリー(LPDDR5-4800)、1TB SSD(PCIe Gen4)。サイズは約幅311.5×奥行き223.4×高さ15.9~16.8mmで、重量は約1.54kgです。なお、インテルが定めた基準を満たした製品に認定される「インテル Evo プラットフォーム」にも準拠しています。

↑左側面

 

↑右側面

 

価格は17万9800円(税込)です。

 

クリエイティブ作業に特化した高性能かつハイパフォーマンスモデル

ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602BZは、クリエイティブ作業に適した高性能モデルです。2022年登場の前モデルからマザーボードの面積を38%縮小した、独自の「ASUS Supernova System-on-Module(SoM)」デザイン基盤を採用。コンパクトなマザーボードなので、効率的に冷却できるうえに、メモリーチップとCPU間の距離が短いため、より高速なデータのアクセスが可能になります。加えてGPU電源コンポーネントのスペースを広く確保できるため、より高いTDPでの動作と処理性能を実現。

↑ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602BZ

 

さらに、CPUに液体金属グリスを採用することで、最大で-7度の温度低下が可能。これらによって、高いパフォーマンスを実現しています。

 

主なスペックはインテル Core i9-13905H プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5X-7467)、1TB SSD(PCIe Gen4)、GeForce RTX 4080 Laptop。ディスプレイは16型の有機ELで、解像度は3200×2000ドットとなっています。

↑ディスプレイは映画の標準規格であるDCI-P3を100%カバー。映像編集などにも向いています

 

なお、キーボードはチルト方式を採用。ディスプレイを開くとキーボードが手前に向かってせり上がり、傾斜がつきます。

↑キーボードに傾斜がつくためタイピングがしやすいうえに、このすき間から吸気するため冷却効果もあります

 

↑タッチパッド左側にはダイアルパッドを装備。円に沿って指をなぞると音量や明るさを変更できます

 

↑ダイアルを操作するとディスプレイの左上に表示されます

 

価格は59万9800円(税込)です。

 

そのほかのモデルはこちら。

↑ハイエンドなCPUとGPUを搭載しながら約1.6kgと、クリエイター向けノートPCとしては軽量な14.5型のASUS Zenbook Pro 14 OLED

 

↑15.6型で約1.55kgと、大画面と軽量を両立させたASUS Zenbook 15 OLED

 

↑高性能なスペック、2.8Kの有機ELディスプレイ、豊富なインターフェイスと、隙のないモデルに仕上がっているASUS Zenbook 14X OLED

大量11製品! 有機EL搭載1kgモバイルノートPCなどASUSが新「Zenbook」を一挙に発表

ASUS JAPANは4月21日、プレミアムノートPC「ASUS ZenBookシリーズ」11製品を発表しました。ラインナップと発売日、希望小売価格は下記のとおりです。

↑ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA

 

ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA/4月21日発売/15万9800円(税込)~

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VV/4月21日発売/44万9800円(税込)

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VU/5月12日発売/39万9800円(税込)

ASUS Zenbook 14 Flip OLED UP3404VA/4月28日発売/17万9800円(税込)

ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602BZ/6月中旬以降/59万9800円(税込)

ASUS Zenbook Pro 14 OLED UX6404VI/4月28日発売/29万9800円(税込)~

ASUS Zenbook Pro 14 OLED UX6404VV/4月28日発売/24万9800円(税込)

ASUS Zenbook 15 OLED UM3504DA/5月下旬以降/16万9800円(税込)~

ASUS Zenbook 14X OLED UX3404VA/4月28日発売/14万9800円(税込)~

ASUS Zenbook 14 UM3402YA/5月12日発売/13万9800円(税込)~

ASUS Zenbook 15 UM3504DA/6月中旬以降/16万9800円(税込)~

 

有機ELディスプレイ搭載、サステナブルにも配慮した1kgのモバイルノートPC

ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA(以下、Zenbook S 13 OLED)は、最薄部約10.9mmかつ重量約1kgを実現した13.3型モバイルノートPC。後述するスペックなどを含めると、各社のノートPCにおいて、ハイエンドやフラッグシップと並ぶようなモデルです。

 

ディスプレイには有機ELパネルを採用したうえ、解像度が2.8K(2880×1800ドット)と高解像度。また、アスペクト比は16:10と、主流である縦長の比率となっています。さらに、Dolby Visionにも対応し、同じくDolby Vision対応のコンテンツを再生すれば美しい映像を楽しめます。

↑ディスプレイ。左右と上辺のベゼルが狭く、画面占有率が約85%を実現しています。高精細な液晶と相まって没入感のある映像を楽しめそうです

 

Zenbook S 13 OLEDはもうひとつ大きな特徴として、本体すべてにリサイクル素材を採用していることが挙げられます。キーボードのキャップやスピーカーなどに海洋プラスチックなどのリサイクル素材を使用したほか、製品パッケージにはリサイクル古紙を100%使用。サステナブルにも気を配ったモデルとなっています。

↑大きめのタッチパッドとキーボード。Enterキーが少し小さめですが、それ以外は特に変わったところはありません。なお、発売時は日本語キーボードを採用

 

↑天面はASUSのロゴを巨大化し、ロゴを感じさせないデザインにしています。また、表面はプラズマ電解酸化処理を施しています。手触りがよく、ずっと触っていたくなる質感です

 

ラインナップはCPUにCore i7を搭載した上位モデルと、Core i5を搭載した下位モデルをそろえています。上位モデルのスペックは、インテル Core i7-1355U プロセッサー、16GBメモリー(DDR5-6400)、512GB SSD(PCIe Gen4)。またインターフェイスはHDMI、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2(Type-A)×1を装備しています。サイズは約幅296.2×奥行き216.3×高さ10.9~12.3mmです。

↑左側面

 

↑右側面

 

Microsoft Office Home and Business 2021を搭載した最上位モデルの価格は25万9800円(税込)。なお、CPUがインテル Core i5-1335Uプロセッサーで、ビジネスアプリにWPS Office 2 Standard Editionを搭載した廉価モデルは15万9800円(税込)です。

 

ASUSならでは2画面ノートPC最新モデル

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402は、キーボード奥にセカンドディスプレイ「ScreenPad Plus」を搭載した、2画面ノートPC。2画面をひとつの画面として大きく使えるほか、メインディスプレイとScreenPad Plusで違うアプリを表示させて作業といった使い方もできます。また、両ディスプレイともタッチ操作に対応。タッチペンの「ASUS Pen 2.0」も付属するため、クリエイティブ作業などにも向いています。

↑ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402

 

ScreenPad Plusは、ノートPCを開くと手前に起き上がるように少し傾斜します。これにより、ScreenPad Plusの裏側にすき間ができるのですが、そのすき間を吸気口として利用。一般的なノートPCにはないエアフローを実現し、本体の冷却性能を高めているのも特徴です。

↑ディスプレイを開くとすき間ができます

 

メインディスプレイは14.5型の有機ELで、解像度は2880×1800ドット。ScreenPad Plusは、12.7型のTFTカラー液晶で、解像度は2880×864ドットです。

↑メインディスプレイとScreenPad Plus。液晶が違うので、同じ画面を表示していても見え方に違いが出ます

 

ラインナップは外付けグラフィックス違いのモデルを用意しており、上位モデルのスペックは、インテル Core i9-13900H プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5-4800)、1TB SSD(PCIe Gen4)、GeForce RTX 4060 Laptop。サイズは約幅323.5×奥行き224.7×高さ17.9~19.6mmで、重量は約2.4kgです。

↑ScreenPad Plusを搭載しているため、タッチパッドの配列がかなり特殊

 

価格は44万9800円(税込)。なお、グラフィックスにGeForce RTX 4050 Laptopを搭載する下位モデルは39万9800円(税込)です。

 

有機ELディスプレイが360度回転、インテル Evoに準拠の高性能モデル

ASUS Zenbook 14 Flip OLED UP3404VAは、ディスプレイが360度回転するエルゴリフトヒンジを搭載したモデル。ノートPCのほかに、テントスタイルやスタンドスタイル、タブレットスタイルで使うことができます。

↑ASUS Zenbook 14 Flip OLED UP3404VA

 

↑ディスプレイが360度回転するため、このようなテントスタイルでも使えます

 

ディスプレイは14型の有機ELで、縦に長い16:10の比率を採用。また、解像度は2.8K(2800×1800ドット)となっています。さらに、Dolby Visionにも対応。対応コンテンツであれば美しい映像を表示できるため、ディスプレイを好きなスタイルや角度にして、映像を楽しむのに向いています。

↑ディスプレイはタッチ操作に対応

 

↑キーボード。こちらもEnterキーが少し小さめ

 

主なスペックはインテル Core i7-1360P プロセッサー、16GBメモリー(LPDDR5-4800)、1TB SSD(PCIe Gen4)。サイズは約幅311.5×奥行き223.4×高さ15.9~16.8mmで、重量は約1.54kgです。なお、インテルが定めた基準を満たした製品に認定される「インテル Evo プラットフォーム」にも準拠しています。

↑左側面

 

↑右側面

 

価格は17万9800円(税込)です。

 

クリエイティブ作業に特化した高性能かつハイパフォーマンスモデル

ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602BZは、クリエイティブ作業に適した高性能モデルです。2022年登場の前モデルからマザーボードの面積を38%縮小した、独自の「ASUS Supernova System-on-Module(SoM)」デザイン基盤を採用。コンパクトなマザーボードなので、効率的に冷却できるうえに、メモリーチップとCPU間の距離が短いため、より高速なデータのアクセスが可能になります。加えてGPU電源コンポーネントのスペースを広く確保できるため、より高いTDPでの動作と処理性能を実現。

↑ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602BZ

 

さらに、CPUに液体金属グリスを採用することで、最大で-7度の温度低下が可能。これらによって、高いパフォーマンスを実現しています。

 

主なスペックはインテル Core i9-13905H プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5X-7467)、1TB SSD(PCIe Gen4)、GeForce RTX 4080 Laptop。ディスプレイは16型の有機ELで、解像度は3200×2000ドットとなっています。

↑ディスプレイは映画の標準規格であるDCI-P3を100%カバー。映像編集などにも向いています

 

なお、キーボードはチルト方式を採用。ディスプレイを開くとキーボードが手前に向かってせり上がり、傾斜がつきます。

↑キーボードに傾斜がつくためタイピングがしやすいうえに、このすき間から吸気するため冷却効果もあります

 

↑タッチパッド左側にはダイアルパッドを装備。円に沿って指をなぞると音量や明るさを変更できます

 

↑ダイアルを操作するとディスプレイの左上に表示されます

 

価格は59万9800円(税込)です。

 

そのほかのモデルはこちら。

↑ハイエンドなCPUとGPUを搭載しながら約1.6kgと、クリエイター向けノートPCとしては軽量な14.5型のASUS Zenbook Pro 14 OLED

 

↑15.6型で約1.55kgと、大画面と軽量を両立させたASUS Zenbook 15 OLED

 

↑高性能なスペック、2.8Kの有機ELディスプレイ、豊富なインターフェイスと、隙のないモデルに仕上がっているASUS Zenbook 14X OLED

旅が多い筆者と超軽量ノートPCの相性は? 約689gのFMVで試してみた

常に身軽に暮らしたい。1か月のうち、約10日間は全国のどこかを旅しながら暮らしているので、移動の際の荷物は軽ければ軽いほど便利なもの。そんな思いとは裏腹に、いつも背負っているグレゴリーのリュックは持ち上げるたびにずしっと重いのが現実です……。仕事をするうえで欠かせないノートPCと、イヤホンにモバイルバッテリー、目薬やハンドクリームが入ったポーチ。ひとつひとつはそう重くないはずなのに、塵も積もればなんとやら。

 

そんな話をしていたら、GetNavi web編集部さんから「そういえばFMVから新しく発売されたノートPCがとても軽いんですよ」と一言。前のめりに「使ってみたいです!」と連絡し、富士通クライアントコンピューティングから2023年春モデルである「FMV UH-X/H1」(以下、UH-X/H1)をお借りすることが出来たため、レビューしていこうと思います。

↑FMVのフラッグシップモデルであるUH-X/H1。3月に発売されたばかりです

 

約689gのノートPCは持っていることをまるで忘れるほど

まず箱から取り出してびっくりしたのが、その軽さ。メーカー公称値で「約689g」とのことですが、数値以上の軽さを感じます。正直モックなんじゃないかと疑ってしまうほど。普段使っている11型のMacBook Airは「軽量」と呼ばれる部類のものでしたが、それでも重さは約1kg。そこから300g以上も軽いとなるとどれくらい違うものだろうか……とは思っていましたが、予想以上でした。

 

14.0型ワイド液晶搭載ノートPCとしては、世界最軽量。一般的な14.0型のノートPCは1kgを超えるものが多い中で、圧倒的な軽さを誇ります。天板にはカーボン素材、キーボード面・底面にはマグネシウムリチウムを用いていることから、タフさを兼ねた持ち運びに適した軽量化を実現できたそうです。

 

軽いからといって、性能に妥協していないのもこのUH-X/H1のポイント。OSはWindows 11 Proを搭載し、プロセッサーには最新の第13世代インテル Core i7-1355Uを、メモリーはLPDDR5-6400を16GB積んでいます。Web会議やOffice作業で使うには十分なスペックで、ビジネスでの利用にも最適です。

 

多拠点生活を送るなかで、荷物を少しでも軽くと考えてノートPCをタブレットなどに置き換えて仕事が出来ないかとトライしてみたこともありました。ですが、仕事で使う分析ツールやExcelでの演算などは処理に耐えられず、やはりノートPCは必須という結果に。

 

その点、UH-X/H1は申し分のない軽さで持ち運びやすく・ビジネスユースにもぴったりと、バランスの良いマシンだなと感じられました。外出が多い中でも提案資料などを作りこむような、忙しいビジネスユーザーにもピッタリだと思います。

↑天板には左下に控えめなFMVのロゴが入っています。2022年のモデルまでは真ん中に大きなロゴが刻まれていたので、シンプルなデザインになったのはうれしいかも

 

長時間の使用だと特にうれしいキーボードの傾斜

軽量・ハイスペックとカタログで見える部分で見どころの多いUH-X/H1ですが、使ってみて個人的に一番うれしかったのが、画面を開いたときに現れるキーボードの傾斜。平たい状態からほんの少し角度がつくだけで、手首にかかる負担は減るものです。

 

普段メインで使っているMacBbook Airにはこうした傾斜がなく、外付けのPCスタンドを用いることで傾斜をつけていました。UH-X/H1にはデフォルトで傾斜がついているので、スタンドは別で用意しなくても大丈夫。1日に何時間とPCと向き合うことが多い中で、こういった体に優しいポイントがあるのはいいですね。

↑キーボードに角度がつく傾斜。一見細かいポイントですが、裏を返すと細部まで計算された設計であることを感じられます

 

変換ケーブルらずの拡張性も◎

↑インターフェイスは左側にUSB Type-C×2、USB Type-A、オーディオ端子

 

↑右側にLAN端子、HDMI、USB Type-A、microSDスロットを搭載

 

コネクター類も充実。オフィスへの出社時や外出中の作業環境で外部ディスプレイを接続しようと思って「あ゛っ、変換ケーブル忘れたからHDMI接続できない……」なんて経験をしたことがある人も多いはずです。私もそのひとり。持ち運びの荷物を減らせる以上に、持ち運び“忘れ”を防いでくれるのも推しポイントです。

 

省略されがちな有線LANも搭載しています。「Wi-Fiさえあれば仕事ができる」とはよく言いますが、何を隠そう有線LAN至上主義の私。オンライン会議で「あ、ごめんなさいWi-Fiの調子が悪くて〜」って言わなくて良いのは、自分にも相手にもお互いメリットがあります。

 

また左側のUSB Type-C端子はDisplayPort Alt Mode対応。最近増えてきているUSB Type-Cケーブル1本でディスプレイと接続することも可能です。

 

シンプルなデザインながら打鍵感にはこだわりが

UH-X/H1のキーボードはかな表記なしのみの展開。シンプルなデザインを重んじていることが伝わってきます。

↑キーボードはレイアウトに変わったところはなく、ほかの機種からUH-X/H1を使い始めても違和感ないでしょう

 

タイピングしてみると、MacBook Airに比べてUH-X/H1のキーボードはどことなく打鍵感が心地よく感じられました。なぜかと思って公式ページを見てみたところ、キーの重さは2段階あるとのこと!

↑FMVのサイトから。キーボードに注力し続けるFMVだけあって、最新のUH-X/H1もその実力を感じられます

 

左側のtabキーやShiftキー、右側のEnterキーは薬指や小指で押す人も多いのではないでしょうか。そうした力の弱い指で押しそうなキーは軽く、親指や人差し指など力を込めてタイプしがちなキーは重くと、指の力に合わせてキーの重みが設定されています。小さなポイントではあるものの、使い勝手を考えたこだわりが、快適に文字入力をするのを助けてくれます。

↑タッチパッド部分は気持ち小さめ。1日中作業することを考えると、外付けマウスの利用も検討したいところです

 

軽く、荷物も減らせたことで暮らしにちょっとした変化が

お借りしている期間中、ほぼ毎日のようにリュックに入れて持ち運んでいたのですが、もはやPCを置いてきてしまったのでは!? と錯覚するほどの軽さでした。

 

そして軽いだけでなく、傾斜のついているキーボードのおかげでPCスタンドが不要になったり、豊富なインターフェイスが備えられていることで変換ケーブルを持ち運ぶ必要がなくなったりすることで、荷物の総量を少なくすることが叶いました。

 

これにより、旅先でお土産を買う余裕が生まれたり、パンフレットを持ち帰ってみたりなど、暮らしがより充実したものになったと感じられるようになりました。

 

とにかく軽いノートPCを探している、けれどもスペックや使い勝手には妥協したくないという方にはぴったりの1台です。この春、新生活を始めるのと一緒に新しいノートPCを探している方は、一度FMVのUH-X/H1をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

【FMV UH-X/H1の主なスペック】

OS:Windows 11 Pro 64ビット
CPU:インテル Core i7-1355U プロセッサー
メモリー:16GB(LPDDR5-6400)
ストレージ:約512GB SSD(PCI-Express Gen4)
ディスプレイ:14.0型(解像度1920×1200ドット、ノングレア液晶)
インターフェイス:microSDカードスロット、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、HDMI出力、有線LAN、USB 3.2 (Gen2) Type-C×2、マイク入力/ヘッドホン出力
バッテリー駆動時間:約11.0時間(JEITA 2.0)
サイズ:幅308.8×奥行き209×高さ15.8~17.3mm
重量:約689g

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

優れたデザインと機能性を備えた一台! ASUS「ROG」とファッションブランド「ACRONYM」がコラボした「ROG Flow Z13-ACRNM RMT02」

ASUS JAPAN株式会社は、ドイツのファッションブランド「ACRONYM」とコラボレーションした、タブレットタイプのクリエイター向け13.4型2-in-1モバイルノートPC「ROG Flow Z13-ACRNM RMT02」を発売しました。税込価格は46万9800円。

 

同製品は、2020年の「ROG Zephyrus G14-ACRNM RMT01」に続くROGとACRONYMの共同開発で、ASUSの2-in-1モバイルゲーミングノートパソコン「ROG Flow Z13シリーズ」の基本設計を、ACRONYMのデザインと融合。

 

アルミニウム合金で形成された本体背面は、凹んでいるところやザラザラしているところが混在するユニークなテクスチャーデザインで、どこを持っても手や指に独特の感触が伝わります。手で持ったときに、安定して本体をホールドできるラバーホールドも随所に設置。一見すると見た目を重視したデザインのように見えますが、実際には手触りの良さと使いやすさも重視した、ACRONYMならではのトータルデザインといえるデザインに仕上がっています。

 

本体背面にはスタンドを搭載しており、自立させて使うことができ、横向きでの設置、縦向きでの設置のどちらも可能です。

 

本体の四隅にあるフックに付属のメインストラップを取り付けることで、本体をブリーフケースのように片手で持ち運んだり、ショルダーバッグのように肩に掛けて持ち運んだりすることができます。また、首掛け画板のように首から掛けて使うこともできます。

 

本体はタブレットとして使うことができ、付属のキーボードを取り付ければノートPCとしても使えるので、作業内容や、その日の用途によって使い分けることができます。搭載しているディスプレイはタッチ操作に対応しています。

 

キーボードは、キートップのデザインからキーの配色にキーボードの背面まで、すべてにACRONYMのデザインを反映。ベース素材にも上質なレザーを使用しています。

 

付属のスタイラスペン「ASUS Pen 2.0」を使えば、4096段階の筆圧検知による繊細なペン入力を行えます。

 

ASUS Pen 2.0と、ACアダプターと電源ケーブルを持ち運ぶためのアクセサリーバッグを付属しているので、本体とともに肩に掛けてスマートに持ち運ぶことができます。本体と一緒にキーボードを持ち運ぶ用のキーボードストラップも別途付属し、キーボードを本体にしっかりと固定して安全に持ち運べます。

レノボ、最新CPU&GPU搭載ゲーミングPC4機種を発売! 新ゲーミングPCブランド「Lenovo LOQ」も今夏登場予定

レノボ・ジャパンは、ゲーミングPC「Lenovo Legion Pro 7i(レノボ レギオン プロ セブンアイ)」「Lenovo Legion Pro 5i(レノボ レギオン プロ ファイブアイ)」「Lenovo Legion Tower 7i(レノボ レギオン タワー セブンアイ)」を発売。「Lenovo Legion Pro 5(レノボ レギオン プロ ファイブ)」を近日中に発売します。

↑Lenovo Legion Pro 7i

 

Lenovo Legion Pro 7iは、リサイクル素材を活用したスマートなアルミニウムボディが特徴です。CPUにはインテル Core i9-13900HX プロセッサー、GPUにはNVIDIA GeForce RTX 4080 Laptop GPUを採用。左右の側面と背面に配した排気口から熱を効率的に排出し、CPUとGPUのパフォーマンスを最大限まで引き出します。16.0型ディスプレイは、リフレッシュレート240Hz、WQXGA(2560×1600)液晶を採用したナローベゼル設計です。Legion TrueStrikeキーボードを搭載。RGBライティングで、高揚感と没入感を高めます税込価格は49万円~。

↑Lenovo Legion Pro 7i

 

Lenovo Legion Pro 5シリーズは、最新のCPU、GPUを搭載した16.0型ゲーミングノートPC。WQXGA(2560×1600)液晶に、リフレッシュレート240Hzのディスプレイを搭載。GPUにはNVIDIA GeForce RTX 4070が搭載可能です。サーマルデザインが進化し、Legion TrueStrikeキーボードを備えています。税込価格はLenovo Legion Pro 5iが31万円~、Lenovo Legion Pro 5が30万円~です。

↑Lenovo Legion Pro 5シリーズ

 

Lenovo Legion Tower 7iは、第13世代インテル Core i7 プロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 4080、水冷クーラーを搭載したゲーミングタワーPCです。約34Lの筐体に、様々なインターフェースと拡張スロットを備えています。独自の3Dパターンを施したフロントパネルと、強化ガラス製サイドパネルを採用。LEDライティングによる演出で、ゲームのモチベーションを高められます。税込価格は61万円~。

↑Lenovo Legion Tower 7i

 

また、同社はゲーミングPCの新ブランド「Lenovo LOQ」を発表。Lenovo LOQは、エントリーゲーマー向けの「IdeaPad Gaming」、「IdeaCentre Gaming」に置き換わるゲーミングPCブランド。Legionで培ってきた設計思想を盛り込み、PCゲーミングの入り口となる製品展開を予定しています。ブランド名の「LOQ」は、「Lock On」などゲーマーに親しみがある響きを持ち、「Lock」という語から、ゲーマー同士の絆やつながり、コミュニティを強固につなぎとめるといった意図を込め、LenovoやLegionを強く想起させ、ゲーミングブランドとしての一貫性を感じさせる名称、ロゴにしたとのこと。製品は夏ごろに発売予定です。

「新しい定番を目指した」VAIOの新モデル「VAIO F14」「VAIO F16」登場

VAIOは3月29日、個人向けノートPCの新モデル「VAIO F14」「VAIO F16」を発表。2023年6月に受注を開始します。

↑VAIO F14

 

VAIOは今回の新製品において、「いまユーザーが求めている、新しい定番を作ること」を目指したとのこと。「長く快適に使えて、選んでおけば間違いない製品であることに加え、スペックだけじゃない価値を作りたかった」としています。

 

その中で登場した両モデルはともに、「大画面」「必要十分な性能」「長持ちする品質・安心」「映りのよいカメラ・聞き取りやすいマイク」の4つの特徴を備えています。

 

VAIO F14は14インチディスプレイ(1920×1080ドット)搭載で、VAIO F16は16インチディスプレイ(1920×1200ドット)を搭載。どちらもノートPCとしては大きめな画面です。また、VAIO F16は16:10比率の液晶となっており、Excelなど縦に長くなりやすい資料を作るのに適しています。

↑VAIO F16のディスプレイ。ノートPCのトレンドになりつつある16:10を採用しており、Excelで作業のほか、Webサイト閲覧などもはかどります

 

品質面では信頼性を担保するために、国内メーカーの部品を選定。加えて、耐指紋・防汚処理が施されたキートップや、耐久性の高いパームレストなど、細かい部分までこだわったほか、さまざまな利用シーンを想定した品質テストをクリアしているとのこと。

↑キーはVAIO Zと同じ、指紋や汚れがつきにくいものを採用。またパームレストは高揚感をもって使えることを意識し、美しさと質感を高めているそうです

 

性能については、第13世代インテル Core プロセッサーを搭載。また、バッテリー駆動時のオンライン会議などを見据え、CPUのパフォーマンスを制御する「バッテリー節約機能」を備えています。

↑CPUのパフォーマンスを損なうことなく、バッテリー駆動時間を長くするバッテリー節約機能。外出先でのオンライン会議など、バッテリー駆動とパフォーマンスの両方を求められるシーンに対応した機能といえます

 

さらに、いまや当たり前となったオンライン会議向けにカメラにもこだわっています。カメラの位置をあえて約5度傾かせることで、画面を見やすい角度にディスプレイを調整したときに、カメラに映る顔が見切れにくいようにしているとのこと。

↑VAIO F16のカラバリはサテンゴールド、ウォームホワイト、ネイビーブルーの3色展開(VAIO F14も同様)。生活になじみつつ、ユーザーのお気に入りになるデザインを目指したとのこと

 

↑ワイヤレスマウスも付属。カラーを本体に合わせたほか、手になじみやすく、かつ携行しやすい形状を考えて開発したそうです

 

VAIO F14とVAIO F16の最高構成の仕様および価格は以下の通りです。

 

VAIO F14

CPU:インテル Core i7-1355U プロセッサー
メモリー:16GB
ストレージ:512GB SSD(NVMe接続)
インターフェイス:有線LAN、USB 3.0×3、HDMI出力、USB Type-C(ディスプレイ出力およびUSB PD対応)、ヘッドホン/マイクジャック、microSDメモリーカードスロット
バッテリー駆動時間:約16時間
本体サイズ:約幅322.9×高さ19.5~19.7×奥行221.5mm
重さ:約1.34kg
想定価格:20万5800円(税込)

 

VAIO F16

CPU:インテル Core i7-1355U プロセッサー
メモリー:16GB
ストレージ:512GB SSD(NVMe接続)
インターフェイス:有線LAN、USB 3.0×3、HDMI出力、USB Type-C(ディスプレイ出力およびUSB PD対応)、ヘッドホン/マイクジャック、microSDメモリーカードスロット
バッテリー駆動時間:約16時間
本体サイズ:約幅358.3×高さ16.6~19.9×奥行255.6mm
重さ:約1.65kg
想定価格:21万3800円(税込)

GPUが交換可能。モジュール式ノートPC「Framework Laptop 16」が誕生

Frameworkはモジュール型ゲーミングノートパソコン「Framework Laptop 16」を発表しました。

↑Frameworkより

 

Framework Laptop 16は本体に6箇所の拡張スロットを搭載。ここにはAIアクセラレータや、グラフィックモジュールを採用することで、たとえば「NVIDIA GeForce RTX 40シリーズ」といった強力なGPUを搭載できるのです。また拡張モジュールに関するドキュメントもオープンソースとしてGitHubで公開する予定です。

 

また本体構成でもオプションの数字テンキー、メカニカルキーボード/非メカニカルキーボード、RGBバックライト付きキーボード/標準バックライトキーボードなどが選択可能となっています。

 

Framework Laptop 16の予約はこの春に開始され、2023年後半に発売予定。価格は未発表となっています。ノートパソコンといえば拡張性の低さが課題となってきましたが、Framework Laptop 16のようにモジュール構造によりアップグレードできるノートパソコンが増えてほしいものです。

 

Source: Framework via tom’s guide

子どもの学習に最適! バッテリー持続時間と耐久性に優れた「Latitude 3140 ノートパソコンまたは 2-in-1」

デル・テクノロジーズは、「Latitude 3140 ノートパソコンまたは 2-in-1」を発売しました。

 

同製品は、自宅や教室など、子どもの学習に最適な11インチノートPC(または2in1 PC)で、Windows 11 Proに対応します。

 

落下時の衝撃を最小限に抑えるゴム製の縁と丸みのある角、防滴キーボード、キャプティブキーにより、液体こぼれや落下に耐えられるように設計。30インチの高さからの鋼板への落下、48インチの高さからの合板への落下、4インチの高さからの数千回のマイクロドロップ、数万回のヒンジ開閉に耐えられるように、従来以上に厳格にテストを行なっています。また、前面や背面カバーに施されたレーザーエッチング加工により、グリップ力を高め、落下を防ぐ構造となっています。

 

Dell アクティブペンと互換性があり、HB鉛筆でも傷が付かない、Dragontrail Proタッチスクリーンにより、ハンズオン学習を強化。バッテリー持続時間は最大10時間で、ExpressChargeにより、約1時間で最大80%の充電が可能です。

第13世代インテル Core プロセッサー搭載! デル、ノートPCとオールインワン3モデル+1モデルを発売

デル・テクノロジーズは、個人向けのInspironシリーズの新製品となる「New Inspiron 15 ノートパソコン」、「New Inspiron 24 オールインワン」、「New Inspiron 27 オールインワン」と、「New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン」の追加構成を発売しました。

 

今回新たに発売された製品は、いずれも最新第13世代 インテル Core プロセッサーを搭載。OSはWindows 11に対応します。

 

New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、Dolby Atmosの空間オーディオや、内蔵スピーカーなど、進化したオーディオ機能を装備。360度ヒンジにより、ノートPC、テント、スタンド、タブレットの4つのモードを切り替えることができます。ディスプレイのアスペクト比は16:10。フルHDカメラや、デュアルマイクとバックグラウンドノイズリダクションAIを搭載し、オンライン会議も快適に行えます。1.5倍に増加したLPDDR5メモリーの帯域幅により、アプリのシームレスな切り替えや、バッテリー持続時間を最長にすることが可能です。税込価格は14万9980円~。

↑New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン

 

New Inspiron 15 ノートパソコンは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴。広いキーパッドと独立したテンキー パッドで、文字や数字が入力しやすくなっています。リフトヒンジが、入力しやすいタイピング角度を保ち、手首の負担を軽減。アダプティブサーマルを備え、デスクでも膝の上でも、PCの効率的な動作を維持します。カラーバリエーションはカーボンブラックとプラチナシルバーの2色で、一部構成は天板にアルミシルバーカバーを採用し、DP/PD対応のUSB Type-C、プライバシーポリシーカメラシャッター付きFHD Webカメラを搭載した、特別仕様のプラチナシルバーも用意しています。税込価格は8万9980円~。

↑New Inspiron 15 ノートパソコン(プラチナシルバー)

 

New Inspiron 24 オールインワンとNew Inspiron 27 オールインワンは、ディスプレイには有害なブルーライトの発生を抑えるComfortView Plus機能を搭載し、フリッカー防止パネルを採用した、目への負担を軽減する設計。スタンドはキーボードに最適なスペースを備えており、デスクの上をすっきりと整頓できます。フルHDポップアップカメラは、ワイドダイナミックレンジにより、ビデオチャットでの光量を最適化。前に 20 度傾けることができるようになり、より柔軟な姿勢で映像を映し出すことが可能。使用しないときはカメラを収納できます。税込価格は、New Inspiron 24 オールインワンが10万4980円~、New Inspiron 27 オールインワンが13万9979円~です。

↑New Inspiron 24 オールインワン

 

↑New Inspiron 27 オールインワン

きらびやかデザインがすごい! 性能もこだわったLG gram Styleなど、LGからノートPC新モデルが登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ノートPC「LG gram」2023年モデルの日本展開を発表しました。きらびやかなデザインの「LG gram Style」などを3月下旬から順次発売します。また、USB Type-C端子搭載の高精細なモバイルディスプレイ「LG gram +view」や、PC向けディスプレイの新製品も発表されています。

 

LG gramは、スタイリッシュなデザインと持ち運びのしやすさ、それに大画面という共通の特徴を備えたシリーズです。

 

2023年モデルは、シリーズ初となる有機ELディスプレイ搭載で、デザイン面でも新たな方向性を示したLG gram Styleや、重さ約1.45kgでハイスペックなGPUも選択可能な「LG gram(17インチモデル)」などをラインナップ。プロセッサーはインテルの第13世代に更新されており、OSはWindows 11を搭載します。

 

さらに、最薄部は11mmと薄型設計の「LG gram ウルトラスリム(仮称)」の投入も予告されました。

 

【発表された2023年モデル】

・LG gram Style――オーロラカラーのおしゃれなノートPC

・LG gram――大画面と耐久性、質感にこだわったノートPC

・LG gram 2in1――ペンやタッチパネルも使えるクリエイター向けモデル

・LG gram ウルトラスリム(仮称)――有機EL搭載の超薄型ノートPC

 

きらびやかなデザインに有機EL搭載のLG gram Style

新たに追加されたLG gram Styleは、シリーズの中でも特にデザインにこだわって設計されたモデルで、きらびやかで独創的な仕上げが特徴となっています。14インチと16インチの2つのモデルがあり、発売は4月上旬予定。価格は29万円から32万円程度(税込)となる見込みです。

↑LG gram Style

 

天面には、特殊な加工が施されたパネルにガラスを張り、その上からマットな質感のコーティング剤が塗布されています。この仕上げにより、まるで真珠のように、光の差し加減によって淡く輝きます。

↑光の当て具合や見る角度が変わると輝きも変化する天面

 

また、パームレスト部も同様にガラス張りで、タッチパッド部分は段差がないスタイリッシュな作りとなっています。このタッチパッドは、触れるとフワッとライトアップされる仕掛けが用意されており、使うときに位置が自然にわかる仕組みです。

↑タッチパッドは触ると、うっすらと線が浮かび上がり、指を離してしばらくすると線が消えます

 

天面とパームレスト部のガラスには、スマホでもおなじみのブランド強化ガラス「Gorilla Glass」が採用されており、落下の衝撃や引っかき傷にも耐えられるような頑丈さも確保されています。

 

ディスプレイは、LG gramシリーズとして初めて、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載。明暗の階調表現が豊かで、忠実な色味を再現するとしています。画面のリフレッシュレートが90Hz(14インチモデル)または120Hz(16インチモデル)と高く、画面のスクロール表示も滑らか。またディスプレイの縦横比はいま流行りの16:10で、WordやWebブラウザーのような、縦に続くアプリで作業・閲覧するには便利なサイズ感です。

 

音響は本体にステレオスピーカーを搭載。映像や音楽再生時には、Dolby Atmosの音響効果でサラウンド再生に対応します。

 

LG gramシリーズでは伝統の“1kg切り”の軽さも健在です。LG gram Styleの14インチモデルが999gで、バッテリー持ちは最大17時間。16インチは約1.25kgで、バッテリーは約14.5時間となっています。

 

このほか細かなポイントとして、付属のUSB Type-C急速充電器が従来モデルよりもコンパクトな設計に刷新されています。重さも約116gと軽くなっており、持ち運んで使うときの負担を減らしています。

↑USB Type-Aポートの形状も変わっていて、指で少し開くと端子を差し込めるようになっています

 

グローバルアンバサダーに韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans」を起用するなど、明確に若い世代をターゲットにしているLG gram Style。価格の高さが気にはなるものの、デザイン性でここまで振り切った製品はなかなか見当たらないので、若い人のノートPC選びにおいて、選択肢として挙がりそうです。

↑グローバルアンバサダーに就任したNewJeans

 

LG gram Styleの主なスペック

16インチモデル 14インチモデル
CPU 第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサー
メモリー 16GB(LPDDR5)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0×4接続) 512GB SSD(PCIe 4.0×4接続)
ディスプレイ 16インチ(解像度3200×2000ドット) 14インチ(解像度2880×1800ドット)
インターフェイス Thunderbolt 4×2、USB 3.2(Type-A)、ステレオミニジャック、microSDカードスロット
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1対応
本体サイズ/重量 約幅355.1×奥行き241.3×高さ15.9mm/約1.25kg 約幅311.6×奥行き213.9×高さ15.9mm/約999g
バッテリー 最大14.5時間(16インチ) 最大17時間(14インチ)
予想実売価格 32万円前後(税込) 29万円前後(税込)

 

LG gramは堅実に性能向上

メインブランドのLG gramは、前世代モデルの特徴を引き継ぎつつ、堅実に性能を向上させています。

 

ラインナップは、14インチ、16インチ、17インチの3つの画面サイズを展開。カラーはいずれも「オブシディアンブラック」で、14インチのみ白系色の「スノーホワイト」も販売されます。

↑LG gram

 

マグネシウム合金によってしなやかながらタフなボディに、14インチモデルは999gと、“1kg切り”の伝統も踏襲しています。また、ディスプレイは従来モデルと同様にIPS液晶で、縦長の16:10比率を採用。さらに、ステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosによるサラウンド再生にも対応しています。

 

インターフェイスはUSB Type-Cポートを2基搭載しており、Thunderbolt 4による高速なデータ転送にも対応。加えてWi-Fi 6Eもサポートするなど、現代のモバイルPCに求められる仕様は一通りそろえています。

 

17インチモデルでは、NVIDIA GeForce RTX 3050搭載モデルも販売されます。スリムなデザインはそのままにグラフィックス能力を向上させており、写真のレタッチなどの画像処理を伴う作業に対応できるほか、比較的軽めのPCゲームを動作させることも可能としています。

 

LG gramの主なスペック

14インチモデル(オブシディアンブラック) 14インチモデル(スノーホワイト)
CPU 第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサー 第13世代インテル Core i7-1340P プロセッサー
メモリー 16GB(LPDDR4X) 8GB(LPDDR4X)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0×4接続) 512GB SSD(PCIe 4.0×4接続)
ディスプレイ 14インチ(解像度1920×1200ドット)
インターフェイス Thunderbolt 4×2、USB 3.2(Type-A)×2、ステレオミニジャック、microSDカードスロット、HDMI出力
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1対応
本体サイズ/重量 約幅313.4×奥行き215.2×高さ16.8mm/約999g
バッテリー 最大37時間
予想実売価格 28万円前後(税込) 23万円前後(税込)

 

16インチモデル
CPU 第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサー
メモリー 16GB(LPDDR4X)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0×4接続)
ディスプレイ 16インチ(解像度2560×1600ドット)
インターフェイス Thunderbolt 4×2、USB 3.2(Type-A)×2、ステレオミニジャック、microSDカードスロット、HDMI出力
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1対応
本体サイズ/重量 約幅355.9×奥行き243.4×高さ16.8mm/約1.19kg
バッテリー 最大30時間
予想実売価格 30万円前後(税込)

 

外付けグラフィックス搭載モデル 17インチモデル
CPU 第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサー 第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサー
メモリー 16GB(LPDDR5) 16GB(LPDDR4X)
ストレージ 1TB SSD(PCIe 4.0×4接続)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3050 インテル Iris Xe グラフィックス
ディスプレイ 17インチ(解像度2560×1600ドット)
インターフェイス Thunderbolt 4×2、USB 3.2(Type-A)×2、ステレオミニジャック、microSDカードスロット、HDMI出力
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1対応
本体サイズ/重量 約幅378.8×奥行き258.8×高さ17.8mm/約1.45kg 約幅380.2×奥行き260.1×高さ17.8mm/約1.35kg
バッテリー 最大23.5時間 最大27時間
予想実売価格 36万円前後(税込) 31万円前後(税込)

 

 

OLED搭載の“超薄型”モデルや、ペン対応も2in1も予告

3月15日に実施された発表会では、LG gram ウルトラスリム(仮称)の日本展開も予告されました。

 

LG gram ウルトラスリム(仮称)は、CES 2023で発表された製品で、15.6インチの大画面を搭載しつつ“1kg切り”に挑んだ意欲的なモデルです。縦横比16:9とやや横長のOLEDディスプレイを搭載し、重さは約998g、厚さは11mmに仕上げています。

↑LG gram ウルトラスリム(仮称)

 

↑大画面ながら、閉じたときのこの薄さは驚きがあります

 

正式な製品発表は4月に改めて実施としており、名称も仮のもの。プレゼンテーションでは「15Z90RT」という型番で呼ばれていました。展示会場の試作機の底面を見たところ「Slim」と記載されたシールが貼られており、「LG gram Slim」というモデル名が付けられることになりそうです(あるいは「LG gram Air」や「LG gram Type P」と呼ばれることになるかも?)。

 

同じく5月に正式発表する製品として、「LG gram 2in1(16T90R)」も紹介されました。キーボードが360度回転できる2in1仕様となっており、ノートPCスタイルで使ったり、閉じてタブレットのように使ったりと、5パターンの開き方ができる製品です。LG gram 2in1はシリーズで唯一、タッチパネルやペン入力に対応しており、ワコムのペン入力技術による4096段階の筆圧検知をサポート。手書きでイラスト制作や、写真編集がしやすいモデルとなっています。

↑LG gram 2in1(16T90R)

 

Type-C接続、持ち運びに便利そうなLG gram +view

LG gramシリーズの周辺機器として、モバイルディスプレイのLG gram +viewも2023年モデルが発表されています。発売は4月上旬で、価格は5万円前後(税込)となる見込みです。

↑右がLG gram +view。重さが約670gと軽量で、1kg以下のLG gramと合わせても1.7kg程度に抑えられるため、持ち運び需要にも応えられそうです。ただし、付属のカバースタンドを付けると約920gになります

 

LG gram +viewは、LG gramのディスプレイパネルをそのまま搭載した、16インチのモバイルディスプレイです。USB Type-Cケーブル1本でつなぐだけで、デュアルディスプレイ環境を構築できます。LG gramのIPS液晶と同じ仕様となっているため、解像度は2560×1600ドット、色域はDCI-P3規格99%準拠とモバイルディスプレイとしては高品位な製品です。

 

基本的な仕様は2022年モデルと共通ですが、新モデルでは左右に1基ずつ搭載されたUSB Type-Cポートを生かした「USB給電のパススルー」に対応しています。ディスプレイの片側のポートにPCをつないで、もう片方のType-Cポートに電源をつなげば、ディスプレイを通して最大45Wを給電することが可能。電源コンセントが限られた場所で使いたいときや、持ち運ぶ充電器を減らしたいときには活用できるでしょう。

 

なお、LG gram +viewは、LG gramシリーズの周辺機器という扱いになっていますが、技術的には業界標準のDisplayPort Alternate Modeをサポートしているため、同規格に対応している他社のPCやスマートフォンでも利用できます。

 

テレビと融合したディスプレイ「LG Smart Monitor」

ディスプレイ製品では、「LG Smart Monitor」やゲーミングディスプレイの「UltraGear」シリーズの新製品が発表されました。

↑LG Smart Monitor

 

LG Smart Monitorは、2022年12月にMakuakeで先行販売された製品で、目標金額比で5078%の出資を集め、注目された製品です。これはいわば「PCディスプレイとスマートテレビの合いの子」のようなもので、テレビ譲りのスタイリッシュなデザインやテレビ向けOSを搭載しつつ、PCディスプレイ基準の表示品質やアンチグレア仕様を兼ね備えています。

 

大きさは31.5インチで、ワンルームで扱うにはほどよいサイズ感。解像度も4Kとなっているため、PCディスプレイ/テレビの両面で満足できそうです。

 

接続端子はUSB Type-C(DisplayPort Alt)やHDMI×2基を装備。AirPlay 2やMiracastもサポートし、スマートフォンからワイヤレスでディスプレイに接続できます。

 

映像再生では4K HDRに対応。テレビ向けのAI処理エンジン「α5 Gen5 AI Processor 4K」による補完機能も搭載しており、HD映像も4K画質にアップデートして再生できます。またオーディオは5W+5Wのスピーカー内蔵で、バーチャルサラウンド再生機能も備えています。

 

さらに、LG Smart Monitorはテレビ向けOSのwebOS 22を搭載しており、映像配信サービスもディスプレイ単体で再生できます。YouTubeやAmazon Prime Video、Netflix、U-NEXT、Hulu、Disney+など幅広く対応。テレビ放送をあまり見ない人なら、このディスプレイだけで十分という人もいるかもしれません。

 

ちなみに、テレビ放送を配信している主要な映像サービスとして「NHKプラス」や「TVer」が挙げられますが、 前者は2022年12月のwebOSの更新で対応済み。後者は2023年3月時点では非対応ですが、関係者によると将来のwebOSの更新で対応される見込みとしています。

 

ゲームに入り込むような湾曲ディスプレイなど、UltraGearの新製品も

PCディスプレイを数多く展開するLG。その中でも、最高峰の製品がゲーミングディスプレイの「UltraGearシリーズ」です。たとえば、CES 2023で発表された「45GR95QE-B」は、44.5インチで横長の21:9ウルトラワイドOLEDディスプレイを搭載。曲率800R(中心点からの半径が80cm)の湾曲型を採用し、大きく包み込むように画面が配置されます。PC向けのゲームをプレイするときに、臨場感のある画面で楽しめそうです。

↑45GR95QE-B

 

ディスプレイとしての機能も高水準で、有機ELディスプレイを採用しつつ、応答速度は0.03msと高速表示を実現。またHDR10規格とNVIDIA G-SYNC、AMD FreeSync Premiumをサポートしています。映像入力はDisneyPort×1とHDMI×2で、どちらも240Hzでの入力をサポート。

 

音声出力では光オーディオと3.5mmジャックに対応。さらにはピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)機能で、ゲーム画面と配信動画などを重ねて表示できるなど、機能面でも充実しています。価格は28万円前後(税込)となる見込みです。

 

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もう失敗しない! 大学生のノートPCの選び方と、春の最新モデルを紹介

春の新生活を間近にひかえ、ガジェットや家電の購入を検討している人は多いでしょう。なかでも、4月から大学生になる人は準備に追われているのではないでしょうか。

 

大学生の新生活において、ガジェットや家電の購入で真っ先に検討してほしいのは、いまや生活の必需品ともいえるPCです。一言でPCといってもさまざまありますが、家と大学を往復する生活の中で、持ち運びに適したモバイルノートPCが狙い目。しかし、製品選びに迷っている人もいるはずです。そこで、この記事では、大学生向けにモバイルノートPCの選び方と、この春登場の最新モバイルノートPCを紹介します。

 

購入において気を付けたいことと、見るべきポイント

モバイルノートPCを選ぶうえで、見ておきたいポイントは大きく分けて3つあります。

 

持ち運ぶことを考えたときの軽さ

・快適に作業するためのキーボードやディスプレイ

・複数アプリの使用や負荷のかかる作業でもサクサクこなせるスペック

 

この3つをおさえつつ、どのような用途で使うかによって、細かい部分で選び方が変わってきます。たとえば、外に持ち運ぶ機会が多そうであれば軽さを第一条件にする、あるいはさまざまなアプリを開いてマルチタスクをこなしてみたいのであれば、軽さよりも大画面やスペック優先させるなどです。

↑家でじっくり作業をするのであれば大画面を、という選び方もあります。その場合、ここでは触れませんがモバイルノートPC以外の選択肢もあるでしょう

 

なお、いま販売されているモバイルノートPCの中には低価格で購入できるモデルもありますが、数年使用することを想定した、メインPCとして購入するのであれば、ハイエンドかそれに近いモデルの方を個人的にはオススメします。低価格な製品の中には使い勝手を犠牲にしているモデルもあり、途中で不満に感じて買い直すと、結果的に高くついてしまいます。もちろん、買い替え前提だったり、サブマシンとして使ったりする場合は問題ないと思いますが、そうでないなら納得のいく1台を選びましょう。PCの買い替えサイクルは5年と言われているので、大学生活の間は十分活躍してくれます。

 

軽さは1kgを切るかどうかで判断

モバイルノートPCの要といえるのが軽さです。大学生の場合、レポートの参考資料となる書籍などと一緒に、バッグにノートPCを入れて持ち歩くことも考えられますので、なるべく軽い方がうれしいはず。

↑ノートPCに文房具、資料、人によってはヘッドホンや化粧道具などをバッグに入れると思います。であればノートPCは軽い方がいいですよね

 

最近は、13.3~14インチのモバイルノートPCに目を向けると、1kgを切るモデルもありますので、1kgを切るかどうかをひとつの目安にすると選びやすいと思います。ただ、基本的に移動時に持ち運ぶと考えるのであれば、理想はやはり1kg以下でしょう。

 

キーボードはメーカーのこだわりをチェック。ディスプレイはサイズとアスペクト比に注目

カタログやWebサイトでチェックしにくいものの、意外と使い勝手に関わってくるのがキーボードです。店頭で試しにタイピングし、押し込んだときの感触やタイピング時の音をチェックするのが一番ですが、メーカーによってはキーボードにこだわりを持っているモデルもあります。そういったモデルを事前にチェックしてから店頭で触ってみるだけでも、候補は絞れるでしょう。

↑レポートや資料作成でしっかり作業するのであればタイピングするキーボードは重要。カタログやWebサイトを見ながら、実際に触ってみるのがオススメです

 

また、製品サイトでキーボード部分の写真が見られるようであれば、極端に小さいキーがないなど、配列をチェックしておくのも手です。

 

もうひとつ、使い勝手に大きく関わってくるのはディスプレイ。まずサイズは、モバイルノートPCだと13.3~14インチが主流です。軽さとの兼ね合いはあるものの、メインPCとして使うのであれば、できる限り画面は大きい方がよいので、14インチがいいでしょう。

 

また、ディスプレイのアスペクト比は縦に長い3:2もしくは16:10と、横に長い16:9が一般的になりつつあります。3:2や16:10だと、ExcelやWebサイトでより多くの情報を表示できるので作業向きです。一方の16:9は一般的なテレビと同じ比率であり、映像コンテンツを見るのに適しているので、エンタメに向いています。縦長か横長かは生活の中で優先すべきものを定めて選ぶのをオススメします。

↑ディスプレイは作業に加えて動画や映像ストリーミングサービス視聴の快適さにつながります

 

数年使用を考えるなら、CPU、メモリー、ストレージはなるべく高性能なものを

最後はPCの基本的な性能を決める部分です。モバイルノートPC選びにおいては、CPUとメモリー、ストレージでほぼ決まります。

 

最近ではチャットアプリ、Webブラウザー、メモアプリなどと複数のアプリを使うのは当たり前。そのときに快適に動くかどうかはCPUの性能に直結します。数年間なるべく快適に使うことも含めて考えるとするなら、高性能なCPUを選びたいところ。具体的にはインテル製のCPUであればCore i5/Core i7クラスが搭載されているモデルが挙がります。

↑このように複数のアプリを開いて作業はいまや当たり前。そこでもたつくとストレスになるのでなるべく高性能なCPUが望ましいです

 

また、メモリーも多くのアプリを同時に利用する場合には特に実力を発揮します。各アプリが必要とするメモリー量が増えていることもあって、いまだと16GBの容量を搭載しておくのがいいでしょう。

 

ファイルを保存するストレージは、モバイルノートPCだとSSDが主流。いまはSATA接続とNVMe対応のPCIe接続の二択ですが、PCIe接続の方が、多くの場合、ファイルの転送速度が2倍以上高速です。販売されているモデルもPCIe接続が多いので、PCIe接続を選ぶのが無難といえます。

 

容量は512GB以上がオススメ。256GBでも当面は問題ありませんが、メインPCとして使う場合、多くのアプリをインストールするほか、データもどんどん増えていきます。数年間は容量不足に悩まないためにも、512GBの容量があると安心できます。

 

このほか、バッテリーの持ちやインターフェイスがどれだけ豊富か、オンライン会議に適した機能やセキュリティ機能といった付加機能なども、できればチェックしたいところ。ただし、使ってみないとわからない部分でもありますので、まずはこれまで見てきたポイントをさらいながら、自分に合った1台を探してみてください。

↑インターフェイスとして定着したUSB Type-Cなど、インターフェイスも可能であれば気にしてみてください

 

2023年春に登場したモバイルノートPCをチェック

ここからは、2023年に登場したばかりの最新モバイルノートPCを紹介。購入の検討・比較の参考にしてみてください。

 

富士通クライアントコンピューティング

FMV「UHシリーズ」

 

14.0型ワイド液晶搭載ノートPCとして世界最軽量の約689gを実現した「UH-X/H1」など、軽さにおいて群を抜いたモデル。それでいて、厳しい耐久性試験をクリアしたほか、スペック面で最新の第13世代CPU インテル Core i7-1355Uや16GBメモリーを搭載するなど、隙のない仕様となっています。「FCCLキーボードマイスター」が監修したこだわりのキーボードや、豊富なインターフェイスも特徴です。

 

FMV UH-X/H1の主なスペック

サイズ/重さ:約幅308.8×奥行き209×高さ15.8~17.3mm/約689g

ディスプレイ:14インチ/WUXGA解像度(1920×1200ドット)/アスペクト比16:10

CPU:第13世代CPU インテル Core i7-1355U

メモリー:16GB

ストレージ:512GB SSD

バッテリー駆動時間:約11時間(JEITA 2.0)

インターフェイス:USB 3.2(Gen2)Type-C×2、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、HDMI出力、有線LAN、マイク入力/オーディオ出力、microSDメモリーカード

実売価格:26万3780円(税込、ヨドバシ.com)

 

Dynabook

「dynabook R8」

 

約20.5時間と長時間のバッテリーを搭載。加えて、30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応し、外出先でも安心して使えます。また、目の負担を軽減する「Low blue light液晶」の搭載、ボディの素材にマグネシウム合金を採用することで軽さと堅牢性を両立、高いスペックなどを備え、総合力の高い1台です。

 

dynabook R8の主なスペック

サイズ/重さ:約幅312.4×奥行き224.0×高さ15.9mm/約940g

ディスプレイ:14インチ/WUXGA解像度(1920×1200ドット)/アスペクト比16:10

CPU:第13世代CPU インテル Core i7-1360P

メモリー:16GB

ストレージ:512GB SSD

バッテリー駆動時間:約20.5時間(JEITA 2.0)

インターフェイス:USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、HDMI出力、有線LAN、マイク入力/オーディオ出力、microSDメモリーカード

実売価格:27万4780円(税込、ヨドバシ.com)

 

NECパーソナルコンピュータ

「LAVIE NEXTREME Carbon」

 

オンラインコミュニケーションをより快適にする機能の追加で、場所に依存しない使いやすさを追求したモデル。オンライン会議で顔の印象をアップするアプリ「YouCam 10」や、周囲の雑音を抑えて相手に自分の声を聞こえやすくするビームフォーミング機能などを搭載しています。もちろん、薄型軽量、高いパフォーマンスなど、モバイルノートPCに求められる性能も持ち合わせています。

 

LAVIE NEXTREME Carbon XC750/FAシリーズの主なスペック

サイズ/重さ:約幅313×奥行き218×高さ17.5mm/約887g

ディスプレイ:14インチ/WUXGA解像度(1920×1200ドット)/アスペクト比16:10

CPU:第12世代CPU インテル Core i7-1255U

メモリー:16GB

ストレージ:512GB SSD

バッテリー駆動時間:約24時間(JEITA 2.0)

インターフェイス:USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2(Gen1)Type-A、HDMI出力、マイク入力/オーディオ出力、microSDメモリーカード

実売価格:27万4780円(税込、ヨドバシ.com)

 

なお、ここではこの春に登場したモバイルノートPCを紹介していますが、2022年発売のモデルまで範囲を広げると、ほかにも選択肢はありますので、気になる人はチェックしてみてください。

 

春はお得に買えるキャンペーンも必見

この時期は新生活に合わせて各メーカーでキャンペーンを実施していることがあります。そうしたキャンペーンをチェックして、最新モデルをお得に購入するのがオススメですので、気になるモデルは公式サイトなどを確認してみてください。

 

たとえば、今回紹介したFMVのUHシリーズは、購入してキャンペーンに応募するともれなく8000円がキャッシュバックされます。また、学生限定かつ抽選で4000人にManhattan Portageのコラボバッグがプレゼントされるキャンペーンも実施中。ほかのメーカーでもこうしたキャンペーンを実施している場合があるので、見逃さないようにしましょう。

 

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GIGABYTEが2023年新作ノートPC発表。ゲーマー&クリエイター向けの個性的マシンが揃う

パソコン・周辺機器メーカーのGIGABYTEは、最新のグラフィックボードGeForce RTX 40シリーズを搭載した、2023年新作ノートパソコンの発表会を開催しました。発表会では、ゲーマー向けのAORUS、ライトゲーマー向けのGIGABYTE、クリエイター向けのAEROの各ブランドから新製品が登場。本稿では製品の概要をレポートします。

 

AORUSからは、インテル第13世代CPU搭載モデルが多くラインナップ

AORUSのゲーミングPCは、ハイエンドモデルを中心とした5シリーズが登場しました。そのフラッグシップとなるのが、インテルの第13世代CPU・HXシリーズを搭載したAORUS 17X/15Xです。

↑フラグシップモデルのコンセプトは「最強重装」

 

特に17.3インチ、QHD画質、リフレッシュレート240Hzのディスプレイを備えた17Xは、CPUにCore i9-13950HX、GPUにGeForce RTX 4090 Laptopを搭載した超ハイエンド機。スペックは次の通りです。

  • CPU:Core i9-13950HX
  • GPU:GeForce RTX 4090 Laptop
  • メモリー:32GB(DDR5、5600MHz、最大64GB)
  • ストレージ:1TB M.2 PCle Gen4 SSD×2(空きスロットなし)
  • ディスプレイ:17.3インチQHD IPS液晶 リフレッシュレート240Hz(アスペクト比16:9)
↑AORUS 17X。タッチパッドには、AORUSのイメージである鳥の頭部があしらわれています

 

↑17X、15Xの背面下辺には、LEDを内蔵

 

15.6インチの15Xには、スペックが異なる2つのモデルが用意されています。両モデルで共通しているのは、GPUやストレージ、ディスプレイの解像度。一方で、CPU、メモリーの転送速度などが異なっています。それぞれのスペックは下記をご覧ください。(左が高スペックモデル)

  • CPU:Core i9-13900HX/Core i7-13700HX
  • GPU:GeForce RTX 4070 Laptop(2モデル共通)
  • メモリー:16GB(DDR5、5600MHz、最大64GB)/16GB(DDR5、4800MHz、最大64GB)
  • ストレージ:1TB M.2 PCle Gen4 SSD×1(空きスロット:M.2  PCle Gen4×1)(2モデル共通)
  • ディスプレイ:15.6インチQHD IPS液晶 リフレッシュレート240Hz/165Hz(ともにアスペクト比16:9)
↑AORUS 15X。17Xがそのまま小さくなったような外見です

 

普及機となるのがAORUS 17H、17、15の各シリーズ。17Hは1モデル、17は2モデル、15は5モデルをラインナップします。17Hは、CPUにCore i7-13700Hを搭載。17および15は、Core i7-13700H搭載モデルと、Core i5-12500H搭載モデルがあります。

↑AORUS 15。今回発売されたAORUSシリーズの製品のなかで、唯一のテンキーレス

 

AORUS新モデルのスペック比較は、下掲の画像を参照してください。

↑各機のディスプレイの比較。なお「VF」は、2023年モデルであることを意味しています

 

↑CPUの比較

 

↑GPUの比較

 

ライトユーザー向けとなるのが、GIGABYTEブランドのG5シリーズ。こちらは、Core i5-12500H、GeForce RTX 4050/4060搭載モデルの発売が発表されています。

↑GIGABYTE G5。今回はモックアップのみの展示でした

 

クリエイター向けのAEROは有機ELディスプレイを搭載

今回の発表会で、筆者が特に気に入ったのが、AEROの新モデル。クリエイター向けとして開発されているこのシリーズは、色精度にこだわった有機ELディスプレイを装備しています。高スペックと薄さ・軽さを追求したデザイン性も特徴です。

 

プロフェッショナル向けの16インチモデルは、異なるスペックの2台をラインナップ。下記にスペックをまとめています。(左が高スペックモデル)

  • CPU:Core i9-13900H/Core i7-13700H
  • GPU:GeForce RTX 4070 Laptop(2モデル共通)
  • メモリー:32GB(DDR5、4800MHz、最大64GB)/16GB(DDR5、4800MHz、最大64GB)
  • ストレージ:1TB M.2 PCle Gen4 SSD×1(空きスロット:M.2  NVMe 専用スロット×1)(2モデル共通)
  • ディスプレイ:16.0インチ4K有機ELパネル(アスペクト比16:10)(2モデル共通)
  • サイズ/質量:34.5×25.5×1.8〜2.2cm/2.1kg(2モデル共通)
↑16インチモデル。大型ではありますが、キーボードはテンキーレス

 

↑左側面にはmicroSDカードスロットを装備。SDカードにしなかった理由は「本体のサイズや重さを抑えるため」だそうです

 

↑右側面には、Thunderbolt 4ポートが2つ並んでいます

 

↑背面には、HDMIポートが。コードをスッキリさせながら、マルチディスプレイ環境ができそうです。2つのThunderbolt 4とあわせて、3画面に出力することも可能

 

↑16インチモデルの外部インターフェイス

 

一方、ミドルハイの14インチモデルも用意されています。16インチモデルと比べてスペックこそ劣りますが、500g以上軽くなっているのは魅力です。

  • CPU:Core i7-13700H
  • GPU:GeForce RTX 4050 Laptop
  • メモリー:16GB(LPDDR5、アップグレード不可)
  • ストレージ:1TB M.2 PCle Gen4 SSD×1(空きスロットなし)
  • ディスプレイ:14.0インチQHD有機ELパネル(アスペクト比16:10)
  • サイズ/質量:31.1×22.08×1.7cm/1.49kg
↑14インチモデルのインターフェイス。16インチモデルとほぼ一緒

 

本シリーズのポイントは、GPUを積んだハイスペックノートでありながら、薄くて軽いという点。特に14インチモデルはかなり軽く感じられます。持ち運びのできるGPU搭載ノートが欲しいという方には、選択肢になりうる一台です。

 

AORUS 17X&17Hはすでに発売。他機種も順次発売予定

内覧会で展示された製品のうち、AORUS 17Xおよび17Hはすでに販売が始まっており、税込の参考価格はそれぞれ66万円/36万800円です。そのほかのモデルについては近日中に順次発売されるとのことで、参考価格についても後日発表となっています。

武骨なデザインにグッとクる! 最新NVIDIA GeForce RTX 40シリーズLaptop GPU搭載、堅牢性に優れた「ASUS TUF Gaming F15シリーズ」

ASUS JAPANは、ゲーミングノートPC「ASUS TUF Gaming F15シリーズ」の新製品を発表。4月より順次販売を開始します。

 

今回発売となるのは、15.6型のディスプレイを搭載した「ASUS TUF Gaming F15 FX507ZV4」と「ASUS TUF Gaming F15 FX507ZU4」の2モデル。筐体カラーは、ASUS TUF Gaming F15 FX507ZV4がメカグレー、ASUS TUF Gaming F15 FX507ZU4がイエガーグレーで、モデルによって異なります。

↑ASUS TUF Gaming F15 FX507ZV4(メカグレー)

 

TUFロゴの位置もモデルにより異なり、イエガーグレーのTUFロゴは大きなレーザー彫刻のデザインで、メカグレーは天板にエンボス加工されたTUFロゴが表示されています。タッチパッドの隅にも小さくTUFマークを配し、キーボード手前のパームレスト部分にもスタイリッシュな英文の文章を入れることで特別感を演出。通常は見えない本体の裏面に、ワンポイントとしてオレンジ色のゴム足を搭載しています。

↑ASUS TUF Gaming F15 FX507ZU4(イエガーグレー)

 

CPUはどちらもインテル Core i7-12700H プロセッサー。グラフィックス機能(GPU)は、第3世代RTコアと第4世代Tensorコアを新搭載し、DLSS 3などの最新機能も利用可能なNVIDIA GeForce RTX 40シリーズLaptop GPUを搭載。ASUS TUF Gaming F15 FX507ZV4はNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU、ASUS TUF Gaming F15 FX507ZU4はNVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPUを、それぞれ搭載しています。

 

高温・低温や振動などへの耐性も高く、米国国防総省が定める軍事規格のMIL規格 (MIL-STD-810H) に準拠したテストをクリアしており、高い堅牢性を備えています。

 

ともにリフレッシュレートが144Hzの高速駆動フルHDディスプレイを搭載しているほか、GPUの画面出力とディスプレイの表示タイミングを同期させるG-Syncにも対応しています。
キーボードはテンキー付きのRGBイルミネートキーボードで、音量調節やマイクのオンオフなどを行える4つのショートカットキーを搭載しています。ゲームでの使用頻度が高いWASDキーには、スモークがかかったスケルトンキーを使用し、ゲーミングノートPCらしさを演出。大型タイプのタッチパッドも搭載しています。

 

本体内部の冷却は、84ブレード構成の静音大風量ファンである、独自のArc Flow Fansを使用して、本体の側面に設けた4つの巨大な通気孔から強力に熱を排出することで、内部に熱がこもるのを防ぎます。低温時には自動でファンを停止する機能も搭載しており、低負荷時などには無音で使用することができます。最大TGP(消費電力)が140WのGPUまで冷却できるので、ハードウェアの性能を大きく引き出すことができます。

 

同時発表のゲーミングノートPC「ROG Strix G18」「ROG Strix G16」同様、GPUの信号を直接出力するMUXスイッチによるグラフィックス性能の向上や、立体音響技術Dolby Atmos対応オーディオ機能を搭載しています。

 

税込価格はASUS TUF Gaming F15 FX507ZV4が21万9800円、ASUS TUF Gaming F15 FX507ZU4が18万9800円です。

ゲーマーに求められるあらゆる要素をバランス良く凝縮! ゲーム好きの“やりたいこと”を叶えるゲーミングノートPC「ROG Strix G18/G16」発表……ASUS

ASUS JAPANは、ゲーミングノートPC「ROG Strix G18」と「ROG Strix G16」を発表。3月より順次販売開始予定です。

↑ROG Strix G18

 

ROG Strix G18は18型ディスプレイを搭載、ROG Strix G16は16型ディスプレイを搭載しており、スペックの違いで複数のモデルを用意。税込価格は、ROG Strix G18が33万9800円~、ROG Strix G16が24万9800円~です。

↑ROG Strix G16(エクリプスグレー)

 

全モデルに最新世代のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ Laptop GPUを搭載。高い効率のNVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャの採用により、従来のNVIDIA GeForce RTX 30シリーズLaptop GPUよりもグラフィックス性能が大きく向上し、より綺麗なグラフィックスでゲームを楽しめます。

↑ROG Strix G16(ボルトグリーン)

 

高性能コアと高効率コア、得意な処理が異なる2種類のプロセッサー(以下、CPU)コアを内蔵する第13世代インテル Core プロセッサーを全モデルに搭載。ゲームだけでなく、ゲームプレイ中の音声チャットや動画配信を行なったり、プレイを録画したり、外付けディスプレイを接続し、そちらにゲームについての情報を表示したままでも、ゲームを快適にプレイすることができます。

 

すべてのモデルに高速なDDR5-4800メモリを搭載。ストレージもすべてのモデルがPCI Express 4.0×4の高速なインターフェースで接続しています。これにより、ゲームの起動やゲーム内でのデータの読み込みなど、あらゆる処理が高速に行えます。

 

通常のノートPCでは、GPUの信号はCPUを経由して出力されていますが、ROG Strix GシリーズではMUXスイッチという機能を搭載することで、CPUを経由させずにGPUから直接出力。これにより、CPUを経由する際の遅延をなくすことができ、同スペックの他のノートPCよりも、ワンランク上のグラフィックス性能を発揮します。

 

全モデルにゲーム用の高速駆動液晶を搭載。240Hz駆動のモデルと165Hz駆動のモデルがあり、どちらも一般的な60Hzディスプレイ搭載のノートPCと比較して、なめらかな表示が可能です。

 

画面解像度が2560×1600ドットのモデルと、1920×1200ドットの2種類のモデルがあり、どちらも一般的なディスプレイ(アスペクト比16:9)よりも、縦に表示領域が広いアスペクト比16:10のディスプレイを搭載しています。

 

ディスプレイを囲むフレーム(ベゼル)の割合は、ROG Strix G16ではディスプレイ全体の約10%、ROG Strix G18では約11%に抑えています。

 

すべてのモデルで、GPUの画面出力とディスプレイの表示タイミングを同期させることができるNVIDIA G-SYNCに対応しており、ゲーム画面がチラつくことやカクつくことがなく、綺麗な画面でゲームを楽しむことができます。

 

また、一部のモデルには、「ROG Nebula Display」を搭載。500nitの輝度と1200:1のコントラスト比によって鮮やかな画面が表示でき、HDR規格のDolby Visionに対応することで、Dolby Vision対応動画や対応ゲームを、従来よりもリアルな画面で体験できます。ROG Nebula DisplayはDCI-P3 100%の広色域に対応し、PANTONEとTÜV Rheinlandの認証も取得しています。

 

本体の冷却は全モデルとも、本体内部の熱源に直接外気を導くエアフロー設計と、CPU用とGPU用の2つのファンに加えてGPUの熱移動を助ける3つ目のファンを合わせた、複合的な冷却技術であるTri-Fan技術を採用。放熱部には、広い放熱面積を持つPulsarヒートシンクを搭載し、強力に放熱を行ないます。CPUとGPUの熱伝導グリスには、液体金属グリスの中でも極めて高い熱伝導率の、Thermal Grizzly社製のConductonaut Extremeを使用。

 

立体音響技術のDolby Atmosに対応したオーディオ機能を全モデルに搭載しており、本体の2つのスピーカーまたはステレオヘッドセットなどでバーチャルサラウンドを体験可能です。オーディオジャックでの音声出力はHi-Resにも対応しており、音の情報量をたくさん持つハイレゾ音源を使用したハイレゾオーディオを楽しめます。

 

ノートPC用キーボードの多くは、カーソルキーに他のキーよりも小さなキーを採用していますが、今回発表された全モデルでは、カーソルキーに他のキーと同じサイズのキーを搭載することで、ゲームでの操作性を向上。ゲーム中に音量調節やマイクのミュートなどを行うことができる5つのホットキーも搭載しています。モデルにより、4ゾーンRGBイルミネートキーボードまたはオールキーRGBイルミネートキーボードを搭載していることで、ゲーミングノートPCらしさを演出することができます。タッチパッドも操作性を考慮した大型のものを搭載しています。

 

インターフェースはThunderbolt 4とUSB 3.2 Gen 2の2種類のType-Cポートを1つずつ搭載しており、どちらも画面出力にも対応しています。画面出力の専用端子としては、HDMI 2.1を1つ搭載。マウスやゲームコントローラーの接続に便利なUSB 3.2 Gen 2 Type-Aポートを2ポート搭載し、無線LAN接続ではゲームプレイに不安があるというゲーマーのために、有線LANも搭載。

 

全モデルで、本体前面下部と側面の前寄り下部に、ライン状に光るライトバーを搭載しています。好みの色や光り方に設定することもできます。

総合力が高いdynabook R9/dynabook R8登場、第13世代インテルCPU搭載でさらに性能アップ

Dynabookは2月10日、14インチのプレミアムモバイルノートPC「dynabook R9」「dynabook R8」を発表。2月17日から発売します。店頭予想価格はdynabook R9が30万円台後半、dynabook R8が27万円台半ばとなっています。

↑dynabook R9

 

両モデルともに軽さ、速さ、強さ、操作性を兼ね備えており、モバイルノートPCとして総合力の高さが特徴です。

 

前モデルからのアップデートは主にCPUで、最新の第13世代インテル Core プロセッサーを搭載。動画編集などの負荷の大きい作業や、マルチタスクを快適にこなせる性能を実現しています。また、最新のWi-Fi 6Eにも対応しており、おなじく対応のWi-Fiルーターに接続すれば安定した通信が可能です。

 

本体は13.3インチ並みのサイズ感に抑えつつ、dynabook R9は約1.05kg、dynabook R8は約940gと軽量に仕上げています。加えて、米軍の調達基準であるMIL規格に準拠した耐久テストをクリア。堅牢性も備えています。

↑dynabook R8

 

14インチのディスプレイは16:10比率で、解像度は1920×1200ドット。液晶は高輝度、高色純度、広視野角のLED液晶を採用しており、前モデルから変更はありません。一方で、ブルーライトの低減において、新たにドイツの第三者認証機関であるテュフ・ラインランドが定めた安全指標である「Eyesafe 2.0認証」を取得しています。

 

使い勝手の面では、Web会議時に使用できる「AIカメラエフェクター」機能を強化。これまでも、カメラの映像からAI が人を識別し、背景フィルターをかけたり、明るさを補正してカメラ映りを改善したりすることで、オンライン会議に適した映像にしてくれましたが、今回からPC内にある画像を背景画像に選択できるようになりました。

 

上位モデルであるdynabook R9のスペックは、第13世代インテル Core i7 1360P プロセッサー、32GBメモリー、512GB SSD。またバッテリーは約24時間駆動となっています。インターフェイスはHDMI、USB 3.2 Gen1(Type-A)×2、Thunderbolt 4×2、有線LANをそろえています。

PCゲームの初心者が気軽に楽しめる、最新ゲーミングノートPC「ASUS TUF Gamingシリーズ」発売

ASUS JAPANは2月8日、ゲーミングノートPC「ASUS TUF Gamingシリーズ」の新製品を発表。ラインナップは17.3インチの「ASUS TUF Gaming F17 FX707ZC4」と、15.6インチの「ASUS TUF Gaming F15 FX507ZC4」をそろえています。希望小売価格はASUS TUF Gaming F17 FX707ZC4が19万9800円(税込)、ASUS TUF Gaming F15 FX507ZC4が15万9800円(税込)です。

↑ASUS TUF Gaming F17 FX707ZC4

 

ASUS TUF Gamingシリーズは、これからゲーミングノートPCの購入を検討している人や、気楽にゲームを楽しみたい人向けのモデル。スペックはコストパフォーマンスの高さを重視し、PCゲームの初心者が気軽に楽しめる構成を採用したといいいます。それぞれのスペックは下記のとおりです。

 

【ASUS TUF Gaming F17 FX707ZC4】
CPU:インテル Core i7-12700H プロセッサー
メモリー:16GB(DDR4-3200)
ストレージ:512GB SSD
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop
ディスプレイ:17.3インチ(1920×1080ドット/144Hz)

 

【ASUS TUF Gaming F15 FX507ZC4】
CPU:インテル Core i5-12500H プロセッサー
メモリー:16GB(DDR4-3200)
ストレージ:512GB SSD
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop
ディスプレイ:15.6インチ(1920×1080ドット/144Hz)

 

↑ASUS TUF Gaming F15 FX507ZC4

 

両モデルともに、外部グラフィックスからディスプレイに画面出力できる「MUXスイッチ」を搭載。画面出力の際にCPU内蔵のグラフィックスに経由させないことで、ゲームプレイ時のパフォーマンスを向上させています。

 

また、立体音響技術の「Dolby Atmos」に対応したオーディオ機能を備え、本体のスピーカーもしくは接続したステレオヘッドホンで立体的なサラウンドを体験できます。

 

さらに、本体には独自の静音大風量ファン「Arc Flow Fans」を内蔵。本体の側面などに設けた複数の通気口から熱を排出できるため、本体内部に熱がこもりにくいといいます。

 

発売は、ASUS TUF Gaming F17 FX707ZC4が3月上旬、ASUS TUF Gaming F15 FX507ZC4が2月8日から。ゲームを楽しむPCだとどうしても高価になりがちですが、ASUS TUF Gamingシリーズは手を出しやすい価格に抑えられています。PCゲームを始めようか検討している人はチェックしてみるといいかもしれません。

最高峰ゲーミングノートPCはどれだけ快適? ASUSの最新「ROG Strix SCAR 18 G834」でテストしてみた

ASUS JAPANは、ハイエンドゲーミングノートPCの新製品「ROG Strix SCAR 18 G834/16 G634」を発表しました。今回はそのうち、最もハイスペックなROG Strix SCAR 18 G834(NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop搭載モデル)を試用する機会をいただきましたので、使用感・速さのほどをレポートしていきます。

↑ROG Strix SCAR 18 G834

 

現時点で最高クラスのスペックを実現したゲーミングノートPC

具体的なレビューに入る前に、スペック面を中心に、ROG Strix SCAR 18 G834の概要を紹介しましょう。

 

本機のCPUは、第13世代インテル Core i9-13980HX プロセッサー。GPUには、GeForce RTX 4090 Laptopを搭載しています。CPU、GPUは執筆時点で発売されているノートPCのなかで最高峰のモデルであり、メモリーも32GB(DDR5-4800)と、大容量かつ高速です。これを見ただけで、ASUS製ノートPCのなかではもちろん、国内で販売されているノートPCのなかでもハイスペックと断言できるモデルになっています。

↑18インチの画面は、ノートパソコンとしては最大級。持ち運びには適しませんが、迫力は十分です

 

ディスプレイは、アスペクト比16:10の18インチで、オーソドックスな16:9のものと比較するとやや縦長。解像度はWQXGA(2560×1600ドット)、リフレッシュレートは240Hzです。ゲーミングディスプレイの場合、解像度はまだまだ1920×1080ドットのフルHDが多く、リフレッシュレートも144Hz程度が一般的ですが、本機のスペックはそれを大きく上回っています。

↑本体左側面には、Thunderbolt 4、USB 3.2(Type-C)、HDMI、ヘッドホンジャック、有線LANを装備。反対側には、USB 3.2(Type-A)が2基あります

 

また特徴的な点として、容量2TBのSSDがRAID 0に対応していることが挙げられます(ROG Strix SCAR 18 G834のGeForce RTX 4090 Laptop搭載モデルのみ)。RAIDとは、複数のストレージを1台のSSDとして認識させ、読み書きの速度を向上させる技術のこと。これにより、ゲームのローディング時間短縮はもちろん、映像制作などのクリエイティブユースの快適性も向上します。RAID 0に対応したノートPCはレアなので、特筆に値するポイントです。

↑本体の背面。外周部や背後のロゴにはLEDが内蔵されています

 

高負荷なFF15ベンチマークでパフォーマンスをチェック

そんな本機の性能を、高負荷とされるゲーム「FINAL FANTASY XV(以下FF XV)」のベンチマークソフトで測定してみました。なお、本機のパフォーマンスは、プリインストールされているアプリケーション「Armoury Crate」から、CPU、GPUともに個別で設定できます。多くの設定の組み合わせがあるため、今回はそのうち3通りのパターンで検証しました。

↑「Armoury Crate」のウインドウ。CPUのパフォーマンス設定は左下(Windows、サイレント~と並んでいる部分)、GPUのそれは右中央(Ultimate、スタンダード~と並んでいる部分)に表示されています。CPUの設定を変えると、動作周波数が瞬時に切り替わります

 

1.WQHD画質なら、スタンダード設定でも「非常に快適」

まず試したのが、標準設定ともいえる、CPU:パフォーマンス、GPU:スタンダードの組み合わせ。CPU、GPUともに、2番目に高い設定です。ベンチマークソフトの測定条件は、画質を2560×1440ドットのWQHD画質として、グラフィックを高品質としました。

↑ベンチマークの結果画面。スコア12000以上を出すと、「非常に快適」と判定されます

 

その結果は、最高評価の「非常に快適」。FF XVは高負荷なゲームとして知られているため、「本機はパフォーマンスを最高まで高めずとも、WQHD画質であればどのようなゲームにも十二分な快適性をもたらす」といってよいでしょう。スペックがスペックだけに当然ではありますが。

 

ちなみに動作中のファンの騒音は、体感レベルでは「思ったより静か」。「キュィーン」という高回転音ではなく「サーッ」といった感じの排気音が主で、音が気にならないといえば嘘にはなりますが、想定よりは小さなものでした。

↑ベンチマークテスト中のCPU、GPUの状況や排気音の大きさなどをモニタリング。パフォーマンスを最大化せずともGPU使用率はほぼ100%になりますが、周波数にはまだ余裕があります

 

2.パフォーマンス最高の設定にしたら、さらに数値が向上

続いて、CPU、GPUをそれぞれ最高のパフォーマンスを発揮する設定にして測定しました。測定条件は先ほどと変わらず、画質はWQHD、グラフィックは高品質です。

↑当然ながら、さらなるハイスコアを叩き出してくれました

 

スコアは14071と、先ほどと比べ、1300ほど高いものになりました。ただしベンチマーク中の映像を見てその違いを体感できるかといわれれば、正直微妙というのが筆者の感想。スタンダード設定の時点ですでにかなりヌルヌル動いていたので、2つの画面を並べてみないとわからないレベルでしょう。

↑CPUやGPUの使用率は上とほぼ変わりませんが、動作周波数が高くなっていることがわかります。ファンの動作音は先ほどよりも大きくなり、モニタリング画面の表示によれば、約9dBAの違いがありました。また、発熱は先ほどとほぼ変わらず。筆者がテストした限りでは、CPU、GPUともに、80度を超えることはあまりありませんでした

 

3.4K画質でも快適

続いて、ベンチマークソフトの設定を4K画質にしてテストしました。もちろん、CPU、GPUは最高設定。そもそも本機のディスプレイがWQXGA画質なので、4Kでゲームをプレイすることはあまりないと思われますが、興味本位での測定です。

↑結果は「快適」で上から3番目の評価。「とても快適」となる9000以上に迫る数値でした

 

ちなみに、1で紹介したCPU:パフォーマンス、GPU:スタンダードの設定で4K画質のベンチマークテストをしてみたところ、こちらはスコア7791の「快適」。マシンの負荷を最大化せずとも、4K画質でのゲームプレイに耐えられる点は、さすがというしかありません。

 

キーボード配列がかなり独特で好みが分かれそう

最高のスペックで、ゲームはもちろんクリエイティブユースなど、あらゆるシーンに対応可能な本機ですが、好みが分かれそうなポイントもあります。キーボードの配列です。

↑本機のキーボード配列

 

一見すると、テンキー付きの標準的なキーボードですが、1か所だけ特徴的な部分があります。それが、Enterキーの下にあるShiftキー。本機のShiftキーは一般的なキーボードと比べて半分程度のサイズで、しかもEnterキーの直下ではなく、左斜め下に配置されています。Enterキーの直下にあるのは方向キーの「↑」なので、Shiftキーをタップしようとして「↑」を押してしまうことが少なくありません。筆者が本機で文章を打ってみたときは、このShiftキーの位置には小さくない違和感を覚えました。

↑Enterキーの下を拡大。Shiftキーが小さく、また左隣のキーとの間隔が狭くなっていることがわかります

 

多くのゲームで使うキーは、キーボードの左側部分に集中しているため、ゲーミングにおいてこのキー配列が問題になることは少ないと思われます。しかし、そのほかの用途で使うとなると話が変わることも多いでしょう。それ以外のキーはキーピッチ(キーの間隔)が比較的広めにとられているおかげかタイピングしやすいということもあって、このShiftキーの違和感が際立ちます。

↑キーボードの上部はスケルトン仕様になっていて、内蔵LEDとあわせて、ゲーミングPCらしい雰囲気を醸し出しています

 

モンスターマシンを使いこなせるかはユーザー次第

現時点で最高峰のスペックを備えた本機。そのぶん価格は高く(レビューモデルの価格は税込59万9800円)、操作性の面でもユーザーを選ぶ部分はありますが、無限の可能性を秘めているのは間違いありません。

 

ゲーミングにしても、あるいはそれ以外の用途でも、ユーザーがそのポテンシャルを引き出すような使い方をすれば確実に応えてくれるこのマシン。問題はその使い方を見つけ出せるかどうかでしょう。

 

一方で、このようなハイスペック機を触っていると、1人のPCユーザーとして、ロマンのようなものを感じます。これほどの高性能を使いこなすことは難しいですが、そのスペックのなかには果てしない夢が詰まっています。

AMDの最新CPU&GPU搭載! タフ仕様ゲーミングノートPC「ASUS TUF Gaming A16 Advantage Edition」

ASUS JAPANは、16型のゲーミングノートPC「ASUS TUF Gaming A16 Advantage Edition」を発売しました。税込価格は19万9800円。

 

同製品は、プロセッサー(CPU)とグラフィックボード(GPU)に、1月に発表された、最新のAMD Ryzen 7 7735HS 8コア/16スレッド・プロセッサーと、AMD Radeon RX 7600S モバイル・グラフィックスを搭載。

 

CPUとGPUの間で負荷に応じた使用電力の配分を行える、AMD SmartShiftテクノロジーに対応。CPUとGPUで使用電力と熱をうまく融通して双方の性能を最も引き出せる状態にコントロールできるので、AMD CPUだけを搭載した製品や、AMD GPUだけを搭載した製品と比べて、CPUとGPUのトータルでの処理性能が大幅に向上しています。

 

通常のノートPCではGPUの信号はCPU経由して出力されていますが、同製品はAMD Smart Access Graphics テクノロジーという機能を搭載し、CPUを経由させずにGPUから直接出力することで、CPUを経由する際のロスをなくしています。これにより、同じスペックの他のノートPCよりもワンランク上のグラフィックス性能を発揮できるとしています。

 

メモリにはDDR5-4800メモリを搭載し、ストレージにはPCI Express 4.0×4接続のSSDを搭載。

 

アメリカの軍事物資調達規格であるMIL規格(MIL-STD 810H)の基準をクリアしており、高温や低温や衝撃や振動などに強く、高い堅牢性を備えています。

 

ディスプレイには、1秒間に165回の画面書き換えを行う165Hz駆動の高速駆動ディスプレイを搭載。一般的な60Hzディスプレイ搭載のノートPCと比べて、なめらかな表示が可能。解像度が1920×1200ドットの16:10ディスプレイを搭載し、一般的な16:9ディスプレイと比較し、画面の表示領域が縦長になっています。

 

“ゲーミングノートPC”らしく見えるデザインを採用せず、シンプルで落ち着いたデザインを採用。天板の隅とタッチパッドの隅に小さく入っているTUFのロゴと、本体の裏面に搭載しているワンポイントのオレンジ色のゴム足が特徴的なデザインです。

 

本体内部の冷却は、CPUとGPUの熱を素早く移動して分散させる5本のヒートパイプと、84ブレード構成の静音大風量ファンである同社独自のArc Flow Fans、本体の底面に設けた4つの巨大な通気孔で行います。

 

 

キーボードは、テンキー付きのイルミネートキーボードを搭載。音量調節やマイクのオンオフなどを行える4つのショートカットキーを搭載しているので、音量調節なども簡単に行えます。大型タイプのタッチパッドも搭載しています。

 

立体音響技術のDolby Atmosに対応したオーディオ機能を搭載しており、Dolby Atmosのバーチャルサラウンド機能を使用することで、本体のスピーカーやステレオヘッドホンだけで立体的なサラウンドを楽しめます。

 

 

USB3.2(Type-C/Gen2)×2、USB3.2(Type-A/Gen1)×2、HDMI2.1×1、1000BASE-T対応のLANポート×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1を搭載しています。Type-Cの2ポートとも外部ディスプレイへの画面出力と高速なデータ転送に対応し、うち1つのType-Cポートでは5V/3Aまで電力供給(出力)が可能です。

Galaxy Book3シリーズが正式発表! 3K有機ELにGeForce RTX 4070搭載のモデルも

サムスンはグローバルイベントにて、新型ノートパソコン「Galaxy Book3」シリーズを発表しました。

↑サムスンより

 

Galaxy Book3シリーズは、高性能なハイエンドモデルの「Galaxy Book3 Ultra」、Sペンに対応した2 in 1のコンバーチブルモデルの「Galaxy Book3 Pro 360」、薄くて軽量な通常のノートパソコン型の「Galaxy Book3 Pro」の3モデル構成となっています。

 

Galaxy Book3シリーズの特徴は、3K解像度の有機ELディスプレイ「Dynamic AMOLED 2X」を搭載していること。48〜120Hzまでリフレッシュレートを動的に変化せることで、省電力とスムーズな画面表示を実現しています。またAKG4スピーカーを搭載するなど、エンタメ性能にもこだわっています。

 

Galaxy Book3 Ultraは最新の第13世代Core i9/i7プロセッサーと、NVIDIA GeForce RTX  4070グラフィックスを搭載。画面サイズは16インチで、本体重量は1.79kgに留めています。メモリーは最大32GB、ストレージは最大1TBのSSDを搭載し、OSにはWindows 11を採用しています。

 

Galaxy Book3 Pro 360も同じく16インチディスプレイを搭載したほか、プロセッサーは第13世代Core i7/Core i5でグラフィックスには内蔵の「Intel Iris Xe グラフィックス」を採用。一方のGalaxy Book3 Proは14インチ/16インチの2モデルで、プロセッサーは第13世代Core i7/Core i5、グラフィックスは内蔵の「Intel Iris Xe グラフィックス」となっています。

 

カラバリはGalaxy Book3 Ultraがグラファイトの1色、Galaxy Book3 Pro 360とGalaxy Book3 Proはグラファイトとベージュの2色を用意。

 

2023年2月17日から一部市場にて、Galaxy Book3 ProとGalaxy Book Pro360の販売が開始されます。Galaxy Book3 Ultraの海外向け価格は2399.99ドル(約31万円)から、Galaxy Book3 Pro 360は1899.99ドル(約25万円)から、Galaxy Book Pro360は1449.99ドル(約19万円)からとなっています。

ひと癖あり。2画面合体PCやおしっこ分析デバイスなど、CES 2023で出たユニークガジェット7選

1月上旬に米ラスベガスで開催されたテクノロジーの見本市「CES 2023」。今年は世界の国や地域から3200社が参加する大規模な展示会で、PCや家電、モビリティなどさまざまな分野で、新しい製品や技術が次々と発表されました。

 

多数の製品や新技術が発表されたCES 2023の中から、とりわけユニークな7個の製品をピックアップして紹介します。

 

2画面ディスプレイをフル活用できるLenovo「Yoga Book 9i」

CESでまず注目したいのがPC分野。Lenovo、ASUS、Acer、HPなど複数のPCメーカーが多くの新機種を発表しました。IntelやAMD、NVIDIAなどのチップメーカーも新製品を投入しています。

 

見切れないほどの新製品群の中でも、ひときわ目を引いたのがLenovoの「Yoga Book 9i」。使うシーンに合わせて自在に形状を変化できる2画面搭載のPCです。

↑Lenovo Yoga Book 9i

 

2つの13.3型ディスプレイがヒンジでつながれた形状で、持ち歩くときはたためば普通のノートPCと変わらない地味な見た目になります。画面を開いて、脱着できる物理キーボードを下画面に重ねて設置すると、正統的なノートPCのスタイルに。

 

ヒンジは360度まで回転可能。テントのような形でディスプレイを外側に向けて表示すれば、相手にサブ画面を見せながらプレゼンテーションをする使い方も簡単です。

 

机のスペースを取れる場所なら、2つのディスプレイを縦向きにして置くだけで、デュアルディスプレイ環境が展開できます。さらに、横向きに2画面並べて配置することも可能です。倒れないかハラハラしそうですが、付属の折りたたみスタンド付きケースがしっかり本体を支えてくれるようになっています。

↑2画面、外付けキーボード、ペン対応で形状自在です

 

LenovoのYogaシリーズではこれまでも折りたたみディスプレイを備えた「ThinkPad X1 Fold」など、形状自在な製品が発表されています。Yoga Book 9iは折りたたみディスプレイではなく2画面によって、同じような機能性をより実用的な価格で実現する製品となりそうです。

 

Yoga Book 9iは2023年6月から世界各国で発売予定。価格は2099.99ドル(約27万円)からとなっています。日本向けに投入されるかどうかは、現時点では明らかにされていません。

 

人力でPCを充電するエアロバイクデスク「Acer eKinekt BD 3」

テレワークの普及により、ここ数年は在宅勤務が増えたという人も多いことでしょう。一日中自宅のPCに向かっていると気になってくるのが、運動不足です。Acerが多数のPCとともに発表した「eKinekt BD 3」は、この悩みに正面から答えてくれます。

↑Acer eKinekt BD 3

 

eKinekt BD 3は、エアロバイクを合体させたPC用デスクです。ペダルを回す足こぎ運動ができるうえに、エアロバイクで発電してPCを動かすこともできます。

 

たとえば、1秒間に1回転の電力で回し続けると、1時間で75Wの電力を生成可能としています。背面にUSB Type-Cポート1つとUSB Aポート2つを備えており、スマホやノートPCを充電できます。運動不足を解消しつつ、環境にも優しいというわけです。

↑こいだエネルギーでPCを充電できます

 

直立姿勢を取れる仕事モードと、自転車のような前傾姿勢でこげるスポーツモードの2つの形状に変えることができ、専用アプリでは走行距離や速度などを確認できます。ドリンクホルダーとバッグ掛けも備えているなど、細部まで考え抜かれた作りになっています。

 

北米では999ドルで発売予定。台湾では4月発売で、ヨーロッパ・アフリカ諸国では6月発売としています。日本での展開予定は明らかにされていません。

 

VRコントローラーを置かずに飲み物を持てる「FlipVR」

CES 2023ではVR分野の新製品が相次いで発表されました。たとえば大手メーカーの一角であるHTCは、フラグシップモデルの「HTC Vive XR Elite」を発表しています。

 

日本企業の動きも活発です。ソニーも「PlayStation VR2」の発売日を正式に発表。また、シャープは独自のディスプレイを搭載した軽量型VRデバイスの技術展示を実施しました。

 

日本のVR関連スタートアップの中でも勢いがあるのが、パナソニック系のシフトールです。同社はVR Chatなどのメタバース空間に“入り浸る”人向けの製品を多く投入しています。

 

シフトールがCES 2023で新発表したのが、VRコントローラーの「FlipVR」。一般的には手のひら側にボタンが固定配置されているコントローラーを、手の甲側にずらせるという機構を追加した製品です。ちょっと飲み物を取ったりキーボードを使ったりするときに、コントローラーを手に置かずに済み、VR空間上で“手がだらんと下がって見える”という悲劇も防げます。FlipVRは2023年内の発売予定としています。

↑シフトールのFlipVR。VRコントローラーを手放さずに飲み物を持てる製品です

 

シフトールはまた、CES 2022で初公開したメガネ型VRデバイス「MeganeX」を正式に発表しました。パナソニック独自開発のパンケーキレンズを搭載した軽量設計が特徴で、価格は24万9900円(税込)。2023年3月~4月頃に日本市場で発売されます。同社の口ふさぎ型Bluetoothマイク「mutalk」やフルトラッキングツール「HaritoraX」と組み合わせると、メタバース空間をどっぷり楽しめる重武装ができそうです。

↑シフトールはメガネ型VRディスプレイ「MeganeX」も発表しています

 

クッションが息している!? ユカイ工学の「フフリー」

毎年、CESでユニークなロボットを発表しているユカイ工学。CES 2023では呼吸するクッション「fufully(フフリー)」のプロトタイプモデルを公開しました。

 

フフリーは、抱きかかえられる大きさの雲のような形のクッションです。電源を入れると膨らんだり、縮んだりと、まるで寝息を立てている動物のような動きをします。

↑ユカイ工学の「fufully」

 

動物には、仲間の呼吸につられて呼吸をする「呼吸の引き込み現象」があると知られています。フフリーを抱きかかえることでもこの現象が発生し、ゆったりとした深い呼吸になるそうです。

 

フフリーは東京大学の研究をベースに、JT、博報堂、ユカイ工学の4者で開発を進めています。商品化の時期や価格は発表時点では未定とのこと。

↑ほかの生き物の呼吸のペースに合わせようとする「呼吸の引き込み現象」でリラックス状態へ導きます

 

電子ペーパーで変幻自在なクルマ「BMW i Vision Dee」

CESでは毎年、電気自動車も新製品やコンセプトモデルが多数発表されています。CES 2023では、ソニーとホンダが共同開発しているEVの新コンセプト「AFEELA」が話題を集めました。両社はAFEELAをベースとした市販EVを2025年に開発し、受注を開始する予定です。量産モデルに近いコンセプトカーということもあり、装飾的な要素が少ない洗練された見た目に仕上がっています。

 

AFEELAとは対照的に、ひときわ目を引く外観を持っているのが、BMWのコンセプトカー「BMW i Vision Dee」です。 BMWはCES 2022のコンセプトモデルで白黒の電子ペーパー(E Ink)に覆われたクルマを展示していましたが、今年はカラーE Inkにステップアップしました。

↑BMW i Vision Dee

 

Deeのスポーツ・セダン型のボディは全体がE Inkで覆われていて、数秒でボディ全体の色が変わります。まるでレースゲームで塗装変更を試すかのように、現実世界のクルマをカスタマイズ可能です。

 

さらに、Deeにはクルマが感情を持ち合わせているかのような表現も盛り込まれています。フロントマスクのグリルが、まるで瞬きするかのように表示が変化します。また、音声アシスタントを搭載し、流ちょうに会話しながらクルマを操作できるというコンセプトも持ち合わせています。

↑電子ペーパーで自在にカラーチェンジ。色を保持しており、電気を消費しないため、環境にも優しいとしています

 

置くとディスコになるカラフル冷蔵庫、LG「MoodUP」

LGが冷蔵庫に搭載した「MoodUP」は、冷蔵庫の前面ドアが高輝度LEDパネルとなっており、発光する色をアプリで指定できます。また、冷蔵庫にBluetoothスピーカーを内蔵しており、スマホで再生した曲に合わせてリズミカルに色を変えることも可能。まるでディスコライトのように空間を演出します。

↑LGの「MoodUP」冷蔵庫

 

光るドアは単によく目立つだけではありません。夜間に人を検知すると、ドアが光って足元を照らすほか、冷蔵庫が開けっ放しになっているときに点滅して知らせる機能を備えています。また、上部ドアの1か所は透過型のディスプレイになっており、中に入れたドリンクなどの様子を、ドアを開けずに確認できます。

 

CES 2023ではPANTONEとコラボしたMoodUP冷蔵庫の限定色モデルもお披露目。また、スマート家電の共通規格「HCA 1.0」への対応も発表されました。

↑音楽に合わせて光る機能を使えばキッチンがダンスフロアに早変わり

 

世界初の家庭用尿センサー「Withings U-Scan」

スマートヘルスケア製品を手がけるフランスの Withingsは、世界初という個人向けのハンズフリー型尿検査キット「U-Scan」を発表しました。

 

U-Scanはトイレに設置する尿検査キットで、110gの小石のような機器にカートリッジを内蔵しています。デバイスを通して尿を分析した情報はWi-FiやBluetooth経由で、スマホのアプリに送信することができます。

↑Withings U-Scan

 

カートリッジは栄養状態を分析する「U-Scan Nutri Balance」と、女性の月経周期を分析する「U-Scan Cycle Sync」の2種類。2023年前半にまずは欧州で発売し、米国でも保健当局の承認後に販売される見込みです。カートリッジ1個付きのスターターキットの価格は499.95ユーロ(約7万円)となっています。

↑毎日のトイレタイムで健康を確認できます

 

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わずか約689g! FCCLが本気で作った世界最軽量の14型モバイルPC「FMV UH-X」

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、14.0型にサイズアップした世界最軽量モバイルノートPC FMV「UHシリーズ」など4シリーズ8機種を、1月27日から順次発売します。

↑FCCL FMVの23年春モデルが勢ぞろい

 

フラッグシップモデルとなるFMV「UHシリーズ」は、働き方が多様化し、リモートワークやワーケーションなどのさまざまな場所で仕事をする現代のビジネスパーソンに向け、“いつでも、どこでも”使える1台であることをアピール。USB-A×2やUSB-C×2、HDMI、有線LANポート、microSDカードスロットなど豊富な端子を備え、これ1台でどこでも仕事ができます。

↑UH-Xは世界最軽量となる約689gの軽さを実現

 

従来の13.3型ワイド筐体とほぼ変わらない筐体サイズに、新たにアスペクト比16:10の14.0型ワイド液晶(解像度1920×1200ピクセル)を搭載。これにより、表示領域が17%増加し、資料やWebサイトなどの視認性が向上しています。

↑画面サイズは17%大きくなっているのに重量は9%増に抑えています

 

また、オンライン会議の際などに周囲のノイズを消してスムーズな会話をサポートする「AIノイズキャンセリング」機能を搭載するほか、自動で肌質や顔色を補正し、バーチャルメイクを施すAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」も搭載します。

 

ラインナップは、14.0型サイズのモバイルノートPCとしては世界最軽量となる約689gの軽さを実現した「UH-X/H1」と、長時間使用できる大容量バッテリー搭載モデル「UH90/H1」、直販サイト「WEB MART」専用のカスタムメイドモデルを用意します。

↑UHシリーズのスペックの違い

 

UH-X/H1は、最新の第13世代インテル Core i7-1355U プロセッサーと、LPDDR5-6400メモリー16GBを搭載し、基本性能を強化。OSにはWindows 11 Proを搭載しています。

↑世界最軽量モデル「UH-X/H1」

 

UH90/H1は、約848g(ピクトブラック)・約858g(シルバーホワイト・新色フロストグレー)の軽量ボディに、12コアの最新第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサーと、LPDDR5-6400メモリー16GBを搭載。CPU性能を最大限発揮できるように、コンパクトボディにファンを2基搭載し、最大TDP(熱設計電力)28Wでの動作と静音性を実現しました。

↑UH90/H1は新色フロストグレーを新たに追加。カジュアルなシーンにも合いそうなカラーです

 

そのほか、23年春の新モデルとして大画面17.3型ワイド液晶を搭載した「NHシリーズ」、スタンダードな15.6型ワイド液晶搭載の「AHシリーズ」、家ナカモバイルとして提案する「MHシリーズ」などもラインナップします。

↑デザインにこだわったCHシリーズには新色クラウドブルーを追加

 

購入者向けのキャンペーンも

また、学生や新社会人の新生活を応援するキャンペーンとして、2023年1月27日から対象のFMVパソコン購入者向けにキャッシュバックやプレゼント企画を実施します。概要は以下の通り。

↑新製品の発売に合わせて購入者向けのキャンペーンも実施

 

「FMVキャッシュバック大感謝祭」

対象商品を購入し、キャンペーンに申し込んだ全員に最大8000円をキャッシュバック(FMVパソコン 8000円/台、電子ペーパーQUADERNO 2000円/台)。

 

キャンペーン期間
購入期間:2023年1月27日~5月14日まで
申込期間:2023年1月27日~6月15日まで

 

学生限定「Manhattan Portage 新生活応援キャンペーン」

対象の最新FMVモバイルパソコンを購入してキャンペーンに応募すると、抽選で4000名に「Manhattan Portage」とFMVコラボバッグをプレゼント。

 

キャンペーン期間
購入期間:2023年1月27日~3月31日まで
申込期間:
第1弾/2023年1月27日~2月28日までに申し込み→3月末ごろお届け
第2弾/2023年3月1日~4月10日までに申し込み→ 4月中旬ごろお届け
(第1弾、第2弾とも各2000名にプレゼント)

※学生限定…高校生、大学生、専門校生限定のため学生証など在学が確認できる書類が必要です

 

キャンペーンの詳細情報、対象機種、注意事項、お申込みの流れは公式サイトの特設ページをご確認ください(1月27日11時公開予定)。

 

若い世代にも使ってもらえるPCを

発表会にはFCCLの大隈健史代表取締役社長と、TikTokで180万人のフォロワーを持つ現役大学生クリエイターの修一朗さんが登壇。

↑FCCLの大隈健史代表取締役社長

 

↑TikTokクリエイターの修一朗さん

 

普段からスマホやタブレットなどで動画編集などを行っているという修一朗さんは、「久しぶりにキーボードをしっかり使って、あまりの使いやすさに感激した」とコメント。それについて大隈社長は、「FMVは社内にキーボードマイスターという専任者がおり、そこでOKが出ないと商品化できないほどキーボードにこだわっている。そこが伝わってうれしい」と返答していました。

↑修一朗さんは自作の資料を使ってFMVの良いところをプレゼンしてくれました

 

また、修一朗さんからの要望として、「僕らの世代は画面にタッチして操作するのに慣れているので、ついノートPCの画面を触ってしまう。タッチ操作に対応した製品が増えると若い人でも使いやすいかも」と、デジタルネイティブ世代らしい意見を挙げると、大隈社長は「タッチ対応モデルはラインナップしているものの、すべてが対応しているわけではないので、ぜひ参考にしたい」と真剣な表情で答えていました。

 

若い世代のパソコン離れが叫ばれていますが、同社では大学生の声をヒアリングしたり、実際の学生生活での使われ方を参考にしたりしているということで、現役大学生でもある修一朗さんの意見も今後の開発に生かされそうです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

CPUが進化してWi-Fi 6Eにも対応、NECPCがプレミアムな「LAVIE NEXTREME Carbon」など新モデルを発表

NECパーソナルコンピュータは1月24日、2023年の春モデルとしてノートPCの「LAVIE NEXTREME Carbon」「LAVIE N13」「LAVIE N15」および、タブレット「LAVIE Tab T11」を発表しました。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、「プレミアム・モバイル」と位置付けられるモデル。自宅でもオフィスでも働く、ハイブリッドワークを実践している人をターゲットにしています。

↑XC950/FAG

 

製品の特徴は、約879g~からと超軽量でかつコンパクトなボディや、24時間駆動のバッテリー、14型で16:10比率のディスプレイ、こだわりのキーボード、外出先でも使用できるセキュリティ機能などをそろえている点です。

 

2022年に登場した前モデルからはCPUとメモリーを強化したほか、新たにWi-Fi 6Eに対応しています。また、ミーティング機能として、Web会議中のマイクの前後に集音範囲を絞り、周囲の音をカットするノイズキャンセリング機能が追加されています。

 

上位モデル「XC950/FAG」の主なスペックはこちら。

 

CPU:第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリー:16GB(LPDDR5)
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:14型(解像度は1920×1200ドット)
インターフェイス:Thunderbolt 4×2、USB 3.1(Type-A)、HDMI出力、microSDカードスロット
通信:LTE(nanoSIMスロット、eSIM対応)、Wi-Fi 6E対応
重量:約935g

 

発売は2月16日を予定しており、市場想定価格は25万8280円(税込)前後~です。

 

LAVIE N13は、コンパクトなモバイルノート。高性能なうえに、13.3型ディスプレイ搭載で約984g~と軽量なほか、最大で約18時間駆動のバッテリーを搭載しています。また、静音キーボードやMAMORIOのネットワークを活用したPC紛失防止機能なども採用。

↑N1375

 

前モデルからはCPUを強化したほか、Wi-Fi 6Eに対応。上位モデル「N1375/FA」シリーズのスペックはこちら。

 

CPU:第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリー:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:13.3型(解像度は1920×1080ドット)
インターフェイス:USB 3.2(Type-C)、USB 3.2(Type-A)×2、HDMI出力、SDカードスロット
通信:Wi-Fi 6E対応
重量:約1035g

 

発売は1月26日を予定しており、市場想定価格は19万2280円(税込)前後~です。

 

LAVIE N15はスタンダードノートに位置するモデル。Wi-Fi 6Eや、スリープ状態で無線通信ができたりスタンバイ時からの復帰が速いためすぐにPCを使えたりする「モダンスタンバイ」に対応するほか、静音キーボード、指紋認証付き電源スイッチなどを搭載しています。

↑N1570

 

今回登場した中で上位モデルにあたる「N1570/F」シリーズのスペックはこちら。

 

CPU:第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリー:16GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:15.6型
通信:Wi-Fi 6E対応

 

発売は3月2日~順次販売となっており、市場想定価格は16万4780円(税込)前後~です。

 

↑LAVIE Tab T11。キーボードとタッチペンは別売りです

は11型タブレットの中でハイエンドにあたるモデルです。タブレットとしては大画面なうえに、高性能と使い勝手の高さを実現しています。

 

 

ディスプレイは有機ELを採用した11.2型で、解像度は2560×1536ドット、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。また、スペックはCPUがオクタコアのMediaTek Kompanio 1300T、メモリーが8GB、ストレージが256GBです。

 

発売は2月16日予定で、市場想定価格は9万3280円(税込)前後となっています。

“REDS仕様”キーボードに注目! マウスコンピューター「浦和レッズオフィシャルパソコン」今年も登場

浦和レッズのオフィシャルPCサプライヤーのマウスコンピューターは、「浦和レッズオフィシャルパソコン」2機種を、浦和レッズオンラインショップで販売しています。

 

今回発売となるのは、14型の「mouse X4-R5-URDS」と、15.6型の「mouse X5-R5-URDS」。

 

同製品は、AMD Ryzen 5 5560Uプロセッサーを搭載。14型で約2倍、15.6型で約2.1倍と、パフォーマンスがアップ。Windows Hello顔認証カメラ搭載し、カメラに顔を向けるだけでWindows 11にログインすることができます。

 

本体の右側面に搭載した Type-C形状のUSB 3.1端子は、周辺機器との高速データ転送が可能なほか、USB Power Deliveryに対応しており、ACアダプタやモバイルバッテリーなどの対応機器を接続して、PC本体を充電することができます。

 

 

浦和レッズロゴをあしらった専用デザインの天板と、「R」「E」「D」「S」の4点のキーを浦和レッズカラーの赤に配色した特別仕様のキーボードが特徴。オリジナルの壁紙と外箱を採用しています。

 

税込価格は14型が11万9900円~、15.6型が12万9800円~。製品発売を記念し、2月20日までに注文すると抽選で10名に好きな選手の直筆サイン色紙が当たるキャンペーンも開催します。

 

モバイルノートPC全モデルが1kg以下に、NECのビジネス向けPCに新モデル

NECは1月17日、ビジネス向けノートPC「VersaPro」シリーズなど、17タイプ54モデルを発表。1月23日から出荷を開始します。

 

新モデルとして、モバイルノートPC「VersaPro UltraLiteシリーズ」のラインナップに、13.3型ディスプレイで重さ約993gを実現した「タイプVN」を追加。これにより、14型で約822gのフラッグシップモデル「タイプVG」、13.3型で約971gのスタンダードモデル「タイプVC」と、同社のモバイルノートPC全タイプが1kg以下のモデルになりました。

 

タイプVNは、インテル第12世代 Core プロセッサーを搭載したスタンダードモデル。インターフェイスには有線LANやSDカードスロット、HDMIなど、豊富なポートをそろえています。また、画面を開くとキーボードが奥から持ち上がるリフトアップヒンジや、カメラを閉じるプライバシーシャッターなどを搭載しています。

 

さらに、タイプVGとタイプVNには、ヤマハの音響技術「AudioEngine」によるミーティング機能を搭載。周囲の音をカットして発話者の声をよりクリアに伝えることが可能な「ビームフォーミング機能」によって、Web会議などでの円滑なコミュニケーションを支援するとしています。

 

このほか、ノートPCのラインナップでは、画面の大きい15.6型「VersaPro タイプVW」も性能を強化。マルチタスク作業時にパフォーマンスを発揮するAMD Ryzen 5 7530Uを搭載しました。

 

NECは、ハイブリッドワークが進展する中で、モバイル用途のPCには持ち運びやすさに加え、大画面による高い視認性と操作性の両立、Web会議へのよりスムーズな対応など、働く場所に関わらず生産性を維持する機能が求められているとしています。その中で、今回の新モデルはハイブリッドワークにおけるコミュニケーションの活性化や業務効率化、生産性向上を支援するとのこと。

 

新モデルのラインナップおよび販売価格・出荷時期は下記のとおりです。

「レッツノート」2023年春モデル発売! カスタマイズレッツノート「FV4」は早期購入特典も

パナソニック コネクトは、2023年春シーズンのコンシューマ市場向け新製品「カスタマイズレッツノート」を1品番、個人店頭向け「レッツノート」を12品番発売します。

 

カスタマイズレッツノートの新モデル「FV4」は3月3日発売。、Web上で運営するパナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store Plus(パナソニック ストア プラス)」にて1月16日から予約を開始しています。税込価格は37万8400円~。

 

最新のCPU、第13世代インテル Core i7-1360P プロセッサーを搭載。パナソニック独自のMaxperformer(放熱設計とCPUの適切な電力制御チューニング)で、CPU性能のパフォーマンスを最大化しています。Wi-Fi 6Eに対応し、加えてワイヤレスWAN(4G/LTE)のカスタマイズ選択時にはeSIMに対応。有線LANも標準搭載。

 

14.0型QHD(2160×1440ドット 3:2)の縦に広い画面や、操作が快適な面積従来比約2.2倍のホイールパッド、2ndSSDの組み合わせで選べる最大4TBのストレージ、各種カメラエフェクト、Web会議で人の声を聞き取りやすくする「COMFORTALK」など、様々な機能を搭載しています。

 

FV4限定の早期購入特典として、2色のカラー天板カスタマイズを各100台まで無料で選べるキャンペーンを展開します。詳細は同社の特典・プレゼントキャンペーンページをご覧ください。

 

個人店頭向けレッツノート「FV3」「SR3」「SV2」「QV1」は、1月20日から順次発売。安定した性能の第12世代インテル Core プロセッサー搭載モデルをラインアップ。実売予想価格はFV3が税込31万200円~、SR3が税込30万5800円~、SV2が税込29万3700円~、QV1が税込34万8700円~です。

↑レッツノート「SR3」

2022年のPCは低迷、だけどゲーミングやモバイルは期待が持てるかも?

2022年のPCおよび周辺機器の動向はどうだったのか、本記事で振り返っていきます。ですが、その前にここ数年の状況からおさらいしていきましょう。

 

コロナ禍によって急速に普及したリモートワークやオンライン授業の影響が大きく、個人でも久しぶりに家のPCを買い替える、もしくは、新たに購入するといった動きがみられました。

 

具体的にどんな動きがあったのか、JEITAが公開しているPC出荷台数の動きから、簡単に追ってみましょう。

 

出荷台数が大きく動いたのが、2020年後半~2021年前半です。リモートワークなどへの本格対応のため需要が膨らみ、前年の2倍以上もの出荷台数となった月があったほどです。しかし2021年後半は、買い替えや新規購入が落ち着いたこと、半導体不足による影響で供給が不安定だったことなどが重なり、急激に失速。月間の出荷台数も60万台前後で推移するようになりました。

↑JEITAが公開している「パーソナルコンピュータ国内出荷実績」をグラフ化したもの。調査対象は、Apple、NECパーソナルコンピュータ、セイコーエプソン、Dynabook、パナソニック、FCCL、ユニットコム、レノボ

 

では、2022年はどうかといえば、グラフを見てわかる通り、PCの出荷台数は微減しているものの、大きな動きはありません。

 

ライト層まで認知されるゲーミングPC市場に注目と期待がかかる

そんな中で、台数としてはまだ多くないものの、市場として注目され、伸びてきているのがゲーミングPC市場です。以前から、コアなゲーマーやeスポーツに興味がある人たちから注目されていましたが、それがライト層、一般層にまで認知されるようになってきました。

 

従来は、大型タイトルといえば家庭用ゲーム機というのが当たり前でしたが、今はPC版もほぼ同時にリリースされることが珍しくありません。また、「Steam」や「Epic Games」、「Ubisoft」といったPCゲームをダウンロード販売するオンラインストアで、日本向けタイトルが充実してきたことも大きく影響しているでしょう。とくに過去のビッグタイトルが安価に楽しめるとあって、ライト層にとって魅力的なものとなっています。

 

認知度の高まりやタイトル側の背景を受けてか、メーカーもゲーミングPC市場に力を入れています。その一例として、2022年の夏にNECパーソナルコンピュータが、「LAVIE GX」シリーズでゲーミングPC市場に参入したことが挙げられます。

↑ゲーミングPC市場への再参入は、24年ぶりというNECパーソナルコンピュータ

 

ターゲットを、これからPCゲームを始めたい人向けとしていて、ライト層を狙った製品となっているあたり、これからのPCゲームの広がりに期待していることの現れといえるでしょう。

 

また、ポータブルゲーム機タイプのゲーミングPCが高性能化してきているのも、最近の傾向です。とくに注目されているのは、Steamを運営するValveが発売した「Steam Deck」。海外では2月から発売されていましたが、日本でも12月から予約販売が開始されました。

↑両手でホールドして遊べる、ポータブルゲーミングPCの「Steam Deck」。こうしたデバイスの選択肢が広がることで、PCでゲーミングを楽しむ層がさらに増えるかもしれません

 

再び小型化? ノートPCのトレンドが変化の兆し

ノートPCを大きく分類すると、据え置きのメインPCとして使える15.6型以上の大型モデル、コスパに優れた14~15型モデル、1kg前後のモバイルPCとなる13.3~14型モデルなどが、その代表となります。

 

この中でもこれから大きな変化が起こりそうなのが、1kg前後のモバイルPC。コロナ禍でリモートワークが当たり前になると、あまり外にノートPCを持ち出さなくなり、モバイルPCの出番が少なくなってきました。しかし最近はリモートだけでなく、直接対面しての仕事も少しずつ復活してきています。

 

こういった変化に合わせ、より持ち出しやすいモバイルPCとして、さらにコンパクトなモデルが登場。そのひとつが、12.4型のレッツノートSRシリーズです。

↑レッツノートSRシリーズ。12.4型とコンパクトなだけでなく、画面比も3:2で縦に広くなっているのが特徴です

 

モバイルPCといえば、以前は10.1~12.5型あたりが主流でした。その後、使いやすさ重視で大型化していった経緯がありますが、今度は持ち出しやすさを重視し、再び小型化していく可能性があります。

 

もうひとつノートPCのトレンドとして注目しているのは、画面の縦横比の変化です。多くのノートPCは今でも16:9ですが、以前からマイクロソフトのSurfaceシリーズで3:2の画面が採用されているなど、ビジネスモバイル分野では、縦方向に解像度が高い画面が好まれる傾向にあります。

↑今年11月に発売された、2in1 PCの「Surface Pro 9」。13型で2880×1920ドット(3:2)の画面を採用しています。Excelなどの縦に広がるドキュメントのほか、SNSをチェックするにも16:9より便利です

 

ここ数年で少しずつ数が増えてきていることもあり、そろそろビジネスモバイル以外でも3:2液晶のノートPCが増えるかもしれませんね。

 

ディスプレイや通信機器などは細分化しておもしろい

周辺機器の分野では、ディスプレイにユニークな製品が登場。画面が広いほど作業効率が上がることから、2台並べて使うデュアルディスプレイの利用者も増えています。それなら、最初から2台分の表示ができればいいのでは……と考えたような製品が登場しました。

↑LGエレクトロニクスの「28MQ780-B」は画面比16:18、解像度は2560×2880ドットというディスプレイ。WQHD解像度ディスプレイを縦に2台並べたものと同じです

 

16:9を前提にしたソフトも多くあるだけに、これに合わせやすい画面比にしてあるというのがおもしろいところです。

 

また、Twitterの表示に最適だという小型の縦長ディスプレイが複数登場しています。

↑サンコーのツイ廃しか勝たん!「TL縦長ディスプレイ」

 

↑玄人志向のTwitterのタイムライン表示に最適な縦長ディスプレイ「KURO-MONI/8.8」

 

もちろんTwitter専用というわけではなく、縦長、もしくは横長のサブディスプレイとして使えるので、ソフトのツール類置き場、PCのステータス表示用といった用途でも活躍してくれます。こういった、ちょっと変わった製品が登場すると、ワクワクしますね。

 

通信機器では、従来の2.4GHzと5GHzに加え、さらに6GHz帯が利用可能な「Wi-Fi 6E」対応ルーターが登場しました。まだ対応機器はそこまで多くありませんが、ノートPCやスマホを中心に対応機器が増加中。来年には、広く普及していきそうです。

↑NECプラットフォームズのWi-Fi 6E対応ルーター「Aterm WX11000T12」。従来だと混雑する2.4GHzや5GHzではなく、空いている6GHzが使えるようになれば、通信がより快適になります

 

もうひとつ、USBを電源とする機器のコネクターがType-Cへ移行してきたのも、地味ですがここ数年の変化。これに合わせ、Type-C出力をもつPD対応電源も増えてきました。とくに昨年からは高出力品の小型化が顕著で、Anker Nano IIシリーズに驚かされた人も多いでしょう。

 

今年はこういった小型のUSB電源が多数登場し、低価格化。サプライ製品を扱う国内メーカーからも発売され、選択肢が増えました。

↑エレコムのGaN採用小型電源「ACDC-PD2245BK」。45Wと高出力ながら、約69gと軽量です

 

なお、Amazonのマーケットプレイスなどでは海外輸入品などが多く販売されており、さらに低価格な製品もあります。ただし、安全基準の怪しい製品もあるので、その点は気を付けたいところです。

 

最後に、個人的な意見……というか感想です。

 

2022年は、コロナ禍における特需といってもいいほどの反動で、PCの販売台数は低迷したままでした。しかし、こうして動向を振り返ってみると、モバイルPCの新しい動きや、PCゲーミング関連には期待が持てます。これらが大きな動きとなるにはまだ時間がかかると思いますが、2023年はモバイルPCを中心に需要が少しずつ戻り、今年よりPC市場全体が回復し、新製品が多数登場することに期待したいです。

 

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動画投稿者やライトゲーマーにオススメ! 第12世代CPU&GeForce MX550搭載ノートPC「mouse K5」

マウスコンピューターは、ノートPC「mouse K5」を12月22日に発売しました。税込価格は15万9800円。

 

同製品は、最大4.7GHzで動作する高性能CPU「インテル Core i7-12650Hプロセッサー」を搭載しており、「インテルCore i7-10750H プロセッサー」を搭載した従来製品と比較して、シングルコア性能が約45.6%アップ、マルチコア性能が約90.4%アップしています。
グラフィックス性能は「GeForce MX350」を搭載した従来製品と比較して約88%向上。CPUに内蔵された統合型グラフィックスに比べ、最大2倍のパフォーマンスが期待できます。MS Hybrid テクノロジとシームレスに連動し、バッテリーの長時間使用とのバランスを自動的に調整します。

 

同製品は約8時間稼働可能なバッテリーとともに、設定した値で充電を停止するバッテリーマネージャーアプリを搭載しており、状況に合わせて「100%充電」「75%充電」「50%充電」の、3段階のモードから選ぶことができます。

 

USB3.1端子(Type-C)を含む計4基のUSB端子や、SDXCカードが使用可能なUHS-I対応カードリーダーを内蔵。HDMIとMini DisplayPort端子を本体背面に装備しているので、本体の液晶画面と合わせて、最大3画面の同時出力に対応します。

 

「Dolby Atmos」に対応しており、対応コンテンツでは立体的で臨場感あふれるサウンド体験が可能。「Dolby Atmos」対応コンテンツ以外でも、動画の音声やビデオ通話などの音質を向上させています。「Dolby Atmos for Headphones」機能によって、本来は複数のスピーカーで実現する「Dolby Atmos」対応コンテンツの立体音響が、任意のヘッドホンやイヤホンで楽しめます。

 

1Gbpsの有線LANポートを標準搭載するとともに、最大2.4Gbpsの高速通信をが可能なWi-Fi 6対応の無線LANモジュールを搭載。Bluetoothモジュールも内蔵しています。

サムスンが折りたたみ画面のノートPCを2023年に発売? 17.3インチの大画面になるウワサ

サムスンは次々と折りたたみ式スマートフォンを発売していますが、新たに折り曲げられるディスプレイを搭載したノートPCを2023年に発売するとの噂が報じられています。

↑画面が折りたためるノートPCもサムスンから登場?

 

韓国の電子業界誌The Elecは、市場調査会社Omdiaのレポートを引用。それによると、サムスン電子は17.3インチの折りたたみ式の有機EL画面を持つノートPCを開発しているとのこと。そのためにサムスンディスプレイがディスプレイを準備しているそうです。

 

もともと本製品は2022年内に発売を予定していたものの、2023年に延期されたとのこと。同じく2023年に、HP(ヒューレット・パッカード)もLG製の17インチ折りたたみ式画面を搭載した初のノートPCを発売予定だと述べられています。

 

このHPの折りたたみ式有機EL搭載ノートPCも、2022年内に発売が噂されながら延期されたと見られています。いま現在はノートPC需要が冷え込んでいる上に(2022年第2四半期の出荷台数は前年同期比で15%減)、折りたたみ式画面のノートPCが高価すぎるためかもしれません。たとえば、最近発売されたAsus ZenBook 17 Foldは、日本での価格は約65万円です。

 

しかし、サムスンが折りたたみ式有機ELノートPC市場に参入すれば、自社グループ企業からパネルを調達することになるため、価格は低く抑えられる可能性もありそうです。

 

Source:The Elec
via:NotebookCheck

17.3型の大画面液晶! 第12世代CPU搭載ノートPC「mouse F7-i5」

マウスコンピューターでは、第12世代インテル Core i5-1235U プロセッサーと、17.3型の大画面液晶を採用したノートPC「mouse F7-i5」を発売しました。税込価格は13万9900円。

 

同製品は、一般的なノートPCで多く採用されている15.6型よりも表示面積が大きい、17.3型フルHD液晶画面を搭載しています。

 

Pコア(高性能コア:2)とEコア(高効率コア:8)の、性能の異なる2種類のコアを組み合わせた、インテル社初のハイブリッドアーキテクチャーを採用した第12世代インテル Core i5-1235Uを搭載。Windows 11に最適化されたワークロード・スケジューラーであるインテル スレッド・ディレクターを備えており、作業内容に応じて効率よくコアを使い分けます。

 

映像と音声の出力に対応したHDMIと、DisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cを搭載し、様々なサイズの外部ディスプレイとケーブル一本で接続することが可能です。D-sub端子も搭載しており、D-sub端子搭載の外部ディスプレイとも接続できるので、PC本体の画面と合わせ最大4画面でのマルチディスプレイ環境を構築でき、USB Type-AやSDメモリーカードリーダーを備えているので、様々な周辺機器の接続や、データの移行に便利です。

 

1Gbpsの有線LANポートを標準搭載するとともに、Wi-Fi 5と比較し、約5.5倍高速なWi-Fi 6に対応した無線LANモジュールを選択することができ、様々なな環境に柔軟に対応するネットワーク環境を構築可能で、BTOカスタマイズでLTE通信モジュールの追加ができます。Bluetoothモジュールも搭載。

 

3次元情報を持った音声再生を実現する音響技術「Dolby Atmos」により、Dolby Atmos対応コンテンツでは、立体的で臨場感あふれるサウンド体験が可能。Dolby Atmos対応コンテンツ以外でも、インターネット動画の音声やビデオ通話などの人の声の音質を向上させ、聴き取りやすくしています。また、「Dolby Atmos for Headphones」機能により、本来複数のスピーカーを使用するDolby Atmos対応コンテンツの立体音響を、任意のヘッドホンやイヤホンで楽しむことができます。

女性ライターの悩みを解決、ノートPC選びに困ったらFMVのCHがイイかも

ライター業という性質上、毎日パソコンと向き合い仕事をしている私。ちょっとした空き時間でもカフェなどで仕事ができるよう、出かけるときもたいていバッグの中にはノートパソコンが入っています。

 

そんなに毎日持ち歩いているものなのに、ノートパソコンのデザイン、特にカラーはなんで無骨なものが多いのでしょう。シルバーやブラック、グレー……。持っていてもう少しテンションが上がる製品はないものか……。

 

そんなときにGetNavi web編集部さんから「FMVの新しいノートパソコンを使ってみませんか?」とお声がけいただきました。今回は、富士通クライアントコンピューティングのFMVから、11月15日に登場した「CHシリーズ」をレビューします。

 

見た目がかわいくてテンションあがる! でも使い勝手もしっかり

CHシリーズが届いて最初に思ったのは「かわいい……」の一言。今回お借りしたのは「ベージュゴールド」というカラーのモデルです。その名の通り、落ち着いたゴールドが特徴なのですが、光の当たり方によってはピンクゴールドっぽく見えたり、シャンパンゴールドのように見えたり。ノートパソコンとしては今まであまり見なかった色で、自分の中でのテンション爆上げです!

 

また、持ち運びの多い私にうれしい、約998gの軽量設計。とても軽く、バックパックはもちろん、肩掛けのトートバッグなどでもラクラク持ち運べるのはGoodポイントです。

 

さらに、満員電車での圧迫や机からの落下を想定した堅牢性試験をクリアしているといいます。ちょっとラフに扱ってもへっちゃら。かわいいのに丈夫なところに意外性を感じます。

↑インターフェイスは左側にHDMI、Thunderbolt対応のUSB Type-C、イヤホンジャック

 

↑右側にThunderbolt対応のUSB Type-Cがもう一つと、USB 3.2が付いています

 

インターフェイスも十分。プレゼンなどで、出先で画面をディスプレイやプロジェクターなどへ映し出すことが多いのですが、HDMIケーブルを変換アダプターなしで接続できるのはありがたいですね。

 

また、Thunderbolt対応USB Type-Cも搭載されていて、対応のディスプレイがあればケーブル1本で外部表示できるので、自宅での作業時にはケーブルがごちゃつかず、デスクがすっきりとまとまりそうです。

 

【キーボード周辺のフォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

カラーのかわいさに目が行きますが、インターフェイスやキーボード、指紋センサーなど、使い勝手もしっかり作りこまれていて、単にかわいいだけのパソコンではないことがわかります。これなら、普段デザイン性を気にして無骨なパソコンを選びたくないという人でも手に取りやすく、かつ使いやすいのではないかと感じました。

 

「寝坊した! オンラインミーティングまであと5分!」でも安心な新機機能「Umore

デザインと使い勝手の良さはおわかりいただけたと思うのですが、ここで私イチオシの機能をおひとつ紹介させてください。

 

私はとことん朝が弱く、目覚ましをかけなければ昼過ぎまで寝ていることもしばしばあります。何回かやっちゃったことがあるんですよね、「やばい! あと5分でオンラインミーティング!」。

 

ですが、FMV CHシリーズなら、ギリギリまで寝ていても大丈夫。それを叶えるのが、FMV独自のAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」です。Umoreは、AIが顔を認識し、肌質や顔色を補正。自然なバーチャルメイクもしてくれて、しかも一度設定しておけばいつでも同じメイクアップをしてくれるという機能です。

↑Umoreの効果のイメージ(FMVのサイトより)

 

実践してみようということで、恥を忍んで「寝起きのライター顔」をお見せします。

↑本当のリアル寝起きに撮影してみました。どう見ても寝起きですね……。髪の毛だけやっとのことでなでつけたものの、これでオンラインMTGに出るのはちょっとだけはばかられる気が。いつもはこれに伊達メガネをかけて出席しています。おはずかしい

 

↑そしてこれがUmoreを使用してみた私。上のbefore直後に撮ったのですが、これなら全然大丈夫! ミーティングにも出られます。お肌のアラを滑らかにしてもらい、瞳も心なしか大きく、そしてリップも塗ってもらっています。まるで「おうちにいるときのナチュラルメイク」のよう……

 

うれしいのが、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなど、複数のミーティングアプリを横断してもこの設定が続くこと。いつでも自分の顔はナチュラルメイクが保たれるわけです。なんて安心設計なんだ……。

 

使い方もカンタン。Umoreを起動して、画面下の設定でメイクのスタイルやメイク効果を決めるだけです。これはイイ機能だ……と感じました。

 

持っていてうれしくなる、使ってみて楽しくなるモバイルノート

FMV CHシリーズは、デザイン性の高さで所有欲が満たされ、ついついカフェで自慢したくなっちゃうような仕上がり。そしてUmoreのおかげで寝起きのミーティングだってキレイな自分でいられちゃう。パソコンとしての使い勝手も上々です。

 

私の悩みをとことんクリアしてくれる1台に仕上がっていました。詳しいスペックなどは公式サイトなどをご覧ください。「自分らしいカラーに合った1台」を探しているなら、FMV CHシリーズをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

様々なスタイルで活躍できる“5 in 1”ノートPC! Wi-Fi 6E対応「dynabook V8・V6」

Dynabookは、は、第12世代インテルCPUと、インテル Evo プラットフォームを搭載した13.3型5 in 1プレミアムPenノートPC「dynabook V8・V6」を、11月18日から順次発売します。市場想定価格は「V8」が27万円台半ば、「V6」が24万円台前半です。

↑dynabook V6

 

同製品は、小型ダブルファン冷却システムを搭載するなど、同社が長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術、高速化処理技術を駆使した独自の「dynabookのエンパワーテクノロジー」を適用することで、CPUのハイパワーを持続させ、実力を最大限に引き出し、高パフォーマンスを可能にしています。最新Windows 11(Windows 11 2022 Update)を新たに搭載し、最新OSとの組み合わせで高パフォーマンスが発揮できるよう、ファームウェアやハードウェアとのすり合わせを行い、最適化しています。

↑dynabook V8

 

筐体カラーは様々な場所やシーンになじむ「ダークブルー」を採用。生活様式の変化に合わせて、多様な使い方に対応し、「Pen スタイル」「Monitor スタイル」「Note PC スタイル」「Tablet スタイル」「Flat スタイル」の、5つのスタイルで活用できます。筆圧感知レベル4096のWacom製アクティブ静電ペンを付属しており、手書き入力によるメモのほか、筆圧を変えて線の太さや濃淡を微妙に表現したりといった、繊細な描画などの作業も可能です。

↑dynabook V6

 

最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6E」に対応しており、従来の5GHz帯、2.4GHz帯に加え、新たに解放された帯域である、6GHz帯の周波数が使えることで、電波干渉や混雑や遅延が少なく、より安定した高速通信が行えます。通信環境に合わせて6GHz帯と5GHz帯、2.4GHz帯を交互に組み合わせた通信が行えるため、映像や音声がより途切れにくく、快適な通信が可能です。

↑dynabook V8

ノートPC「LG gram」シリーズから16インチの大画面2in1! 在宅勤務や出張先のお供で活躍しそうな「16T90Q-KA78J」登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の新モデル「16T90Q-KA78J」を発売しました。予想実売価格は28万4000円前後。

 

同製品は16インチの大画面に、最大19.5時間駆動の大容量バッテリーと、約1480gの軽量ボディ、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さを備え、360度回転ヒンジを採用することで、目的に合わせて回転角度を調整し、ノートPCとしても、タブレットとしても使用できる、“2in1”モデルです。

 

「LG Stylus Pen(Wacom AES 2.0)」を付属しており、4096段階の筆圧やペンの傾きを感知して、まるで鉛筆で描いたような繊細で自然な描画が可能。商談中のメモや、外出先でのイラストやグラフィックの編集など、様々なシーンで活用できます。

 

また、これまでのマルチコアとは異なるアプローチの第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーを搭載し、従来の4コアから、合計12にもおよぶコアによって40%近くパフォーマンスが向上。ウェブカメラもHDからフルHD(1920×1080)に強化し、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載しており、ウェブ会議が増えた時代に合わせた進化が行われています。そのほか、ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティ強化のために「LG Glance by Mirametrix」を搭載し、安全性と利便性も高めています。

FCCL「FMV」2022年冬モデル6機種発売決定! “もっと自分らしく”を追求したノートPCなど

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、「もっと自分らしく」を追求した13.3型ワイド液晶モバイルノートPCのFMV「CHシリーズ」、大画面と省スペースが特徴の23.8型ワイド液晶オールインワンデスクトップPCのFMV「FHシリーズ」、2シリーズ4機種を発表しました。

 

CHシリーズ(CH90/G3、CH75/G3)は12月中旬、FHシリーズ(FH77/G3、FH60/G3)は11月17日から順次提供を開始。富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、カスタムメイドモデル2シリーズ2機種(WC1/G3、WF1/G3)を、11月15日より順次受注開始します。

 

CHシリーズは、画面の周りを限りなく細くし、すっきりとした印象の4辺狭額縁で、従来機種から人気の「ベージュゴールド」「モカブラウン」と、新色「クラウドブルー」の、3色のカラーバリエーションのデザインを採用しています。

 

省スペースの筐体は約998gと、持ち運んで使いやすい軽さで、キーボード面はアルマイト処理をしたアルミニウムを採用。天板・底面には軽量・高強度なマグネシウム合金を採用し、厳しい堅牢性試験もクリアしています。電源ボタンは指紋認証に対応しており、ボタンを押すだけでWindowsのパスワード認証も完了でき、すぐに使用を開始できます。

 

FMV独自のAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」を新規搭載。AIが顔を立体的に認識し、肌質や顔色を補正し、自然なバーチャルメイクを施した映像を相手に映すことができます。顔を動かしても、AIが顔の動きを感知・追従して効果を適用。一度設定をしておけばいつでも同じメイクアップを施し、会話アプリを横断して適用されるので、急な呼び出しでも、慌てずにカメラをオンにすることができます。

 

16:10の画面を搭載し、16:9のフルHD(1920×1080ピクセル)に対して、縦に120ピクセル伸びたWUXGA(1920×1200ピクセル)なので、縦に表示できる量が増え、少ないスクロールで情報を得やすくなりました。

 

本体内蔵スピーカーのボックスに海洋プラスチックを使用、本体同梱の添付品袋にバイオマスプラスチック袋を使用、取扱説明書で使用する紙の量を前機種比で約75%削減、梱包用に環境配慮が行われた紙製の緩衝材を使用するなど、環境にも配慮しています。

 

市場想定価格は、CH90/G3が税別22万9800円、CH75/G3が税別18万9800円です。

 

FHシリーズは、フルHDの23.8型ワイド液晶の大画面を搭載した、4辺狭額縁液晶で、スタイリッシュなデザインの省スペース筐体です。本体下のスペースにキーボードやマウスを収納できるので、PC周りをすっきりと片付けることができます。

 

人が近づいたことをセンサーが感知し、Windows Helloで素早く顔認証を行う「瞬感起動(しゅんかんきどう)」を搭載。電源ボタンやマウスなどで操作することなく、スリープから復帰できます。

 

外部ディスプレイとして使用できるHDMI入力端子を搭載しており、ゲーム機や他のPCをつないで、セカンドディスプレイとして利用可能です。

 

FH77/G3はパーソナルテレビとして、地上・BS・110°CSデジタル放送を楽しむことができます。ダブルチューナーを搭載しているので、視聴中に裏番組の録画も可能です。

 

その他、FCCLキーボードマイスターが監修したこだわりの打鍵感が味わえるキーボード、AIエンジンが周囲のノイズを消しオンラインでの会話をサポートする「AIノイズキャンセリング」、対応コンテンツを立体オーディオで楽しめる「Dolby Atmos」、スマホ写真&動画バックアップ、スマホデータ転送、スマホカメラ転送、スマホ音楽再生が可能な「スマホ連携ソフト」、CHシリーズにも搭載されているAIメイクアップアプリ「Umore」などを備えています。

 

市場想定価格は、FH77/G3が税別24万4800円、FH60/G3が税別18万9800円です。

 

カスタムメイドモデルでは、WC1/G3は第12世代CPU「インテル Core i7 プロセッサー」、メモリ16GB、ストレージ容量約1TB SSDやOfficeなし構成などを選択可能。WF1/G3では新たに「インテル Core i5 プロセッサーを選ぶことができ。メモリ最大32GBやテレビチューナーなしなどを自由に選択できます。価格は富士通ショッピングサイト「WEB MART」をご覧ください。

パナソニック、本気でモバイル性を追求した新レッツノート「SR」発表

パナソニック コネクトは10月20日、モバイルノートPC「レッツノート」の最新モデル「SR」シリーズを発表しました。個人向けの店頭モデルとWeb直販モデルを用意し、個人向けの店頭モデルは11月11日発売、Web直販モデルは本日予約受付開始で、11月11日ごろのお届けを予定しています。

 

SRシリーズは、「『働く』を自由にする究極のコンパクトモデル」とうたう製品。同社は、コロナ禍を機にリモートワークが普及し、オンラインを前提とした働き方が進んだ一方、対面コミュニケーションによる重要性が再認識され、オフィスのあり方が見直されたほか、オフィスや取引先訪問などに向かう人々が戻りつつあるとしています。

 

そのなかで、リアルとオンラインが融合した働き方をサポートするノートPCが求められると考え、ビジネスに特化したモバイル性と、Web会議などの高付加作業を支える高性能を兼ね備えたSRシリーズを発売するに至ったとのこと。

 

ディスプレイは12.4インチで、解像度は1920×1280ドット、アスペクト比はビジネス向けノートPCとしては主流になりつつある3:2を採用。12.4インチはあまり見慣れないサイズですが、パナソニック コネクトの担当者いわく、ディスプレイはアスペクト比から決め、そこから13インチ台か12インチ台かを検討し、少しでもコンパクトな方がいいということで決まったそうです。

 

本体サイズは約幅273.2×奥行208.9×高さ19.9mm。また、ディスプレイの額縁を5.6mm幅に抑えており、これにより、A4用紙に収まるサイズ感を実現しています。加えて、重量は約859gから、バッテリーは約9.5時間からとなっており、モバイル性を追求したスペックといえます。

 

デザインもこれまでのモデルから刷新。カラーには新しく、トーンを抑えて落ち着いた色の「カームグレイ」を採用しています。また、ベゼルを黒くすることで、ディスプレイ上部のカメラやセンサーを見えにくくし、スマートな印象にしたとのこと。このほか、ベゼルとの配色バランスを図ったキーボードや、マット仕上げのパッドリングなど、細部までデザインを変更しています。

 

一方でレッツノートらしさも残しており、豊富なインターフェイスは健在。HDMI出力、Thunderbolt 4×2、USB 3.0 Type-A×3、有線LAN、SDメモリーカード、アナログRGBをそろえています。

 

ほかにも、最大100kgfの加圧に耐えられる堅牢性や、着脱式バッテリーなど、レッツノートの特徴はそのまま引き継がれています。

 

なお、SRシリーズは新たにAIセンサーによるセキュリティ機能を搭載。離席時に自動でPCをロックするほか、PC画面を第三者に覗き込まれるとポップアップでのぞき見注意と表示されるなど、セキュリティ性も強化されています。このAIセンサーは同社独自のもので、離席時のPCロックは最短で約1~6秒を実現するなど、ほかのセンサーとは違うとのこと。

 

個人向けの店頭モデルのハイエンドに位置する「CF-SR3HFPCR」のスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、タッチパネル付き液晶、LTE(eSIM対応)、約16時間駆動バッテリー、Windows 11 Proという構成。価格は42万1000円(税込み)です。

 

Web直販のハイエンドモデルのスペックは、インテル Core i7-1270P プロセッサー、32GBメモリー、512GB SSD~、5G対応デュアルSIM(nanoSIM+eSIM)、バッテリー約9.5時間~、重量約899g~、Windows 11 Proとなっています。価格は45万3200円~(税込み)です。Web直販モデルではSSDやバッテリーのほか、天板のカラーもカスタマイズ可能。

NEC「LAVIE N15」シリーズからプレミアムなラインナップ! 高性能を追求した上位モデル「N1585/EAL」「N1575/EAシリーズ」発売

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は、家庭向けノートPC、LAVIE N15シリーズのプレミアムモデル「N1585/EAL」「N1575/EAシリーズ」を、10月13日に発売しました。

↑N1585/EAL

 

今回発売された同製品は、CPUには2種類のコアによるハイブリッドアーキテクチャを採用した第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーを搭載。16GB DDR4メモリ、PCle Gen4対応512GB SSDを備え、メモリ、ストレージともに強化しています。

↑N1575/EAL

 

浮遊感のあるスリムボディで、ドロップダウンヒンジのフルフラットデザインが特徴です。ディスプレイは15.6型ワイドスーパーシャインビューLED IPS液晶(フルHD)を採用。静音設計のキーボード・タッチパッドで、快適な操作が可能です。幅広い帯域をカバーするYAMAHAサウンドシステムで、オンライン会議も快適に行えます。

↑N1575/EAR

 

写真・動画編集アプリの「PaintShop Pro 2022」「VideoStudio」や、3か月間無料で各種ゲームが楽しめる「Xbox Game Pass Ultimate」をプリインストール。スマートフォン感覚で使えるModern Standby機能や、指紋認証機能付き電源ボタンも搭載。Wi-Fi 6Eに対応します。

↑N1575/EAW

 

N1585/EALはインテル Arc A350M グラフィックスを搭載。デュアルファンによる冷却・放熱構造で、CPU、GPUの性能を引き出します。N1575/Eシリーズはブルーレイディスクドライブを備え、ディスクメディアによる動画鑑賞やバックアップなどで活用できます。

 

実売価格(税込)は、N1585/EALが28万280円、N1575/Eシリーズが24万7280円です。N1575/Eシリーズのカラーバリエーションは、ネイビーブルー、カームレッド、パールホワイトの3色展開。

MSIから9万円以下のゲーミングノート! Amazon限定発売「GF63-10SC-854JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、税込価格9万円以下のリーズナブルなエントリーモデルのゲーミングノートPC「GF63-10SC-854JP」を、10月20日からAmazon限定で発売します。

 

同製品は、薄さ21.7mm、軽さ1.86kgの薄型・軽量デザインで持ち運びやすい、英語キーボードを採用したゲーミングノートPCです。

 

6コア12スレッドタイプのCPU「Core i5-10500H」を採用することで、マルチタスク処理に強いCPU性能と高いコストパフォーマンスを可能としています。GPUに「GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン」を搭載し、オンラインゲームを快適にプレイできるだけでなく、クリエイティブ系ソフトを高速処理できるグラフィックス処理性能を提供します。

 

本体価格は8万9800円前後(税込)。

17.3インチの大画面ゲーミングノートPC! リフレッシュレート144Hz対応「G-Tune P7」

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、17.3型液晶パネルを搭載し、リフレッシュレート144Hzに対応した「G-Tune P7」シリーズを発売しました。税込価格は22万9900円。

 

同製品は、最新の第12世代 インテル Core i5-12500H プロセッサーを搭載。CPUパフォーマンスでは、第11世代のインテル Core i5-11400H プロセッサーからシングルコアで約16%、マルチコアで約44%性能が向上しています。

 

標準の15.6型よりもさらに画面が大きな17.3型液晶を搭載し、1秒間に画面が144回書き換わるリフレッシュレート144Hz対応の液晶パネルを採用。ミドルレンジクラスのNVIDIA GeForce RTX 3050Ti Laptop GPUを搭載しており、リアルタイムレイトレーシングやDLSS 2.0など、上位グラフィックスが持つ映像処理の機能に対応します。

 

3次元情報を持った音声再生が可能な音響技術「Dolby Atmos」に対応したゲームなどのコンテンツでは、立体的で臨場感あふれるサウンドが体験できます。「Dolby Atmos for Headphones」機能によって、Dolby Atmos対応コンテンツの立体音響を、普段使っているヘッドホンやイヤホンで楽しむことが可能です。

Tensor搭載のPixelbook、ひっそりキャンセルされていた?

米グーグルが開発をすすめていたとされる未発表ノートパソコン「次期Pixelbook」がキャンセルされたことを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑NYCStock/Shutterstock.com

 

Pixelbookはグーグルが2017年に発売したノートパソコンで、OSとしては「Chrome OS」を採用。販売価格は1000ドル(約14万円)と、Chromebookとしては珍しい高級モデルでした。後継モデルとして2019年に「Pixelbook Go」が登場した一方で、2023年にはAndroid OS搭載のタブレット「Pixel Tablet」が投入される予定です。

 

The Vergeによれば、グーグルは次期Pixelbookへと独自プロセッサ「Tensor」を搭載する予定だったとのこと。開発はすでにかなりの段階まですすんでいたものの、「チームの異動とコストカット」のために、計画がキャンセルされたと伝えられています。

 

先日には、グーグルがハイエンドモデルのタブレット「Pixel Tablet Pro」を開発していると報じられたこともあります。独自プロセッサと独自OSをもつグーグルが、ノートパソコンビジネスへと復帰する可能性は十分にありそうです。

 

Source: The Verge via 9to5Google

スチールグレイカラーでスタイリッシュなボディ! エイサー、スタンダードノートPC「Aspire」シリーズ新モデル3機種を発売

日本エイサーは、スタンダードノートパソコン「Aspire(アスパイア)」シリーズより、Aspire 5の新モデル「A514-55-N76Y」「A514-55-N78Y」「A514-55-N58Y」の3機種を、Amazon、Acer Direct 楽天市場店・Yahoo!ショッピング店、Acer公式オンラインストアなどの各ECサイトにて、9月9日に発売します。

 

今回発売となる3機種はいずれも、14インチ、解像度フルHD(1980×1080)のディスプレイを搭載。斜めの角度から見ても鮮明に画面を見ることができる、高視野角の非光沢IPSパネルを採用しています。CPUは、A514-55-N76YとA514-55-N78Yが第12世代インテル Core i7プロセッサー、A514-55-N58Yが第12世代インテル Core i5プロセッサーを搭載。メモリーは、A514-55-N76Yが16GB、A514-55-N78YとA514-55-N58Yが8GB、ストレージは3機種すべて、高速処理を可能にするPCIe接続 512GB SSDを搭載しています。

 

ボディは落ち着いた色合いのスチールグレイカラーで、筐体の重量は約1490g。カバー上部には、シルバーカラーのAcerロゴをあしらっています。ディスプレイを囲むベゼルを狭く設計しており、スクリーン対ボディ比は81.18%。

 

独自の冷却システムとして、複数の冷却モードをサポートするデュアルファンとデュアル銅製サーマルパイプを搭載。冷却モードは、Fn+Fのショートカットキーからサイレント、ノーマル、パフォーマンスの3つに切り替えることができます。人間工学に基づいて、PCの画面を開くと快適にキー入力ができる角度にキーボード面が傾斜するヒンジを採用。タイピングがしやすいだけではなく、底面に隙間ができることで放熱効率も向上しています。

 

Acer TNR(テンポラルノイズリダクション)テクノロジーにより、暗い場所でも画質を調整し、くっきりと映し出すことが可能。AI技術によるノイズリダクションを実現したAcer PurifiedVoice 機能により、周囲の雑音を抑制し、これまで以上にクリアで快適なビデオ会議などを行うことができます。インターフェースは、USB 3.2 Type-Aポート×3、Thunderbolt 4対応で映像出力にも対応したUSB 3.2 Type-CポートやHDMIポート、有線LANポートを備えています。ディスプレイは長時間利用しても目が疲れにくいブルーライト軽減機能 Acer BluelightShieldを搭載。

 

実売価格(税込)は、A514-55-N76Yが14万9800円、A514-55-N78Yが13万9800円、A514-55-N58Yが11万9800円です。

スタイリッシュ×コンパクトモデルから、ゲームやクリエイティブに最適なモデルまで! ASUS、ノートPC全4製品9モデルを発売

ASUS JAPANはノートPCの新製品として、「ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZA」シリーズと、「ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZM」および「ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZC」「ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500」シリーズを、それぞれ発売しました。

 

ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZAは、14型の有機ELディスプレイと、第12世代インテル Core プロセッサーシリーズを搭載した、薄型軽量モデル。

↑ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZA

 

最新のインテル Evo プラットフォームに準拠した、第12世代インテル Core i7-1260Pプロセッサー、または、第12世代インテル Core i5-1240Pプロセッサーを、軽さ約1.39kgのコンパクトな筐体に搭載しています。

 

タッチスクリーンに対応しながらも、極薄ベゼルで画面占有率は約89%。通常と比べ縦への作業領域を広く確保する、アスペクト比16:10の2.8K有機ELディスプレイを採用。天板部分には新しいASUS Zenbookシリーズに使用されている「Aモノグラム」をスタイリッシュに配置しています。

 

ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZMは、第12世代インテル Core i7-12650Hプロセッサーと、NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載。冷却性能ではゲーミングパソコンにも匹敵する6つのヒートパイプとデュアルファンとASUSアンチダストトンネルを搭載しています。

↑ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZM

 

ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZCは、第12世代インテル Core i7-12650Hプロセッサーと、NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載。ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500シリーズには最大AMD Ryzen 7 5800H 8コア/16スレッド モバイル・プロセッサー + Radeonグラフィックスと、最大NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載しています。

↑ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZC

 

今回発売されるASUS Vivobook Proシリーズは、すべてのモデルに、リフレッシュレート120Hzで応答速度0.2msの、アスペクト比16:9の2.8K有機ELディスプレイを採用。ゲームプレイにも最適です。

↑ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500

 

税込価格は、ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZAが14万9800円~、ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZMが19万9800円、ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZCが17万9800円、ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500シリーズが15万9800円~です。スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

リニューアル&新モデル追加! マウスのクリエイター向けPCシリーズに、新たにノートPCとデスクトップPCが登場

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」より、15.6型ノートPC「DAIV 5N」シリーズのリニューアル発売と、「DAIV Z3」シリーズにインテル Arc A380 グラフィックスを搭載したデスクトップPC(DAIV Z3-A380)の追加発売を行いました。

 

リニューアルしたDAIV 5Nは、最新の第12世代インテルCore i7プロセッサー、GeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載し、従来製品に比べ、シングルコア性能が約15%、マルチコア性能が約9%向上。高解像度の画像や映像の、描画やフィルター処理を高速化することができます。

 

「Thunderbolt 4」で40Gbpsの高速なデータ転送が可能なほか、外部モニタへの出力が可能。「PCIe Gen4×4」にも対応しており、高解像度写真現像時などのストレージ起因による遅延を軽減し、より作業時間を短縮することができます。税込価格は26万9800円。

 

DAIV Z3-A380は、インテル Core i7-12700 プロセッサーを搭載した「DAIV Z3-A380(プレミアムモデル)」と、インテル Core i5-12400 プロセッサー搭載のDAIV Z3-A380の、搭載CPUが違う2モデルを展開。最新の第12世代インテル Core プロセッサーは、Performance-CoreとEfficient-Coreの性能の違う2つのコアを組み合わせた、従来とは全く異なる構造を持ち、第11世代インテル Core プロセッサーと比較し、大幅に性能が向上しています。

 

インテル Arc A380 グラフィックスと第12世代インテル Core プロセッサーを組み合わせることで、インテル ディープ・リンク・テクノロジーが利用可能。ハイパーエンコードにより、エンコード作業が、インテル UHDグラフィックスのみの場合と比較して、約40%短縮されます。

 

クリエイターの利便性を第一に設計したケースは、5インチオープンベイ×3、3.5インチオープンベイ×1を有し、オプションとして、光学ドライブやリムーバブルハードディスクベイなどの、幅広いカスタマイズが可能。フロント上段のオープンベイは、マグネット式の着脱型フロントパネルで格納でき、USB3.0やオーディオなどのI/Oポートはあえてカバーを設けず、オープンレイアウトを採用しています。

 

また、ケースはスタジオやオフィス内での移動を想定し、移動がしやすいように本体上部にハンドル、本体後方下部にキャスターを標準装備。ハンドル部と本体を繋ぐ部分を板金補強しており、PCの総重量を気にすることなく持ち上げることが可能です。キャスターはボールベアリングを採用し、軸の磨耗が少なく、スムーズに移動できます。税込価格はDAIV Z3-A380(プレミアムモデル)が22万9900円、DAIV Z3-A380が17万9800円です。

軽量薄型ながら耐久性も備えたウルトラスリム! レノボ「Yoga Slim 770i Carbon」

レノボ・ジャパンは、ウルトラスリムノートPC「Yoga Slim 770i Carbon」を、9月2日に発売します。

↑左がタッチパネルモデル(ムーンホワイト)、右がノンタッチパネルモデル(オニキスグレー)

 

同製品は、トップカバーにカーボンファイバー素材を採用した13.3型ウルトラスリムノートPCです。質量は約972.7g(マルチタッチ対応モデルは約988.3g)と軽量ながら、MIL-STD-810Hに準拠した高い堅牢性も持ち合わせています。

 

3層サーマルコートを施したボディは、指紋がつきにくく、簡単に拭き取れます。PureSightディスプレイに対応し、2.5Kの解像度でアダプティブリフレッシュレートは90Hz。110%sRGB、400nitの輝度、ブルーライト低減機能などを備えています。

 

CPUには最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載し、インテル Evoプラットフォームに準拠。Fn+QキーでCPUのパワーをコントロールできるSmartPowerに対応。大型のタッチパッドを採用し、筐体の端までキーボードスペースを広げています。

 

タッチパネルモデル(ムーンホワイト)のほか、ノンタッチパネルモデル(オニキスグレー)も、オンラインストア限定で同日発売。タッチパネルモデルの市場想定価格は20万3280円(税込)~、ノンタッチパネルモデルの価格は18万円(税込)前後です。