フルHD解像度と高フレームレートで快適にPCゲームをプレイ! MSI「Pulse-GL76-12UEK-452JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPC「Pulse-GL76-12UEK-452JP」を、6月8日より順次販売開始します。税込価格は26万円前後。

 

同製品は、フルHD解像度、高フレームレートゲーミングに最適なGeForce RTX 3060 Laptop GPUに加え、ハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、マルチタスク、ゲーミング、クリエイティブなどあらゆる用途で処理性能が大幅に向上した「第12世代インテル Core i7 プロセッサー」を搭載。高性能CPUとGPUの組み合せにより、バトルロイヤルやFPSゲームを、フルHD解像度でフレームレート100以上を安定的に維持できるパフォーマンスを可能にしています。

 

カクツキや残像感の少ない滑らかな映像表示で、バトルロイヤルやFPSゲームに適した「滑らか表示ディスプレイ(144Hz)」を標準搭載。マルチタスク性能が大幅に向上したことで、PCゲームの起動と並行して動画配信ソフトを起動し、ゲームプレイを配信するときにも高速・快適動作が可能。長時間のゲームや配信でも安定動作をを可能にするための、強力冷却システム「Cooler Boost 5」を搭載しています。

マイクロソフトが「Surface Laptop Go 2」を発表! MacBook Airより軽いぞ

米マイクロソフトは新型ノートパソコン「Surface Laptop Go 2」を国内外にて発表しました。

↑Surface Laptop Go 2(画像提供/マイクロソフト)

 

マイクロソフトが販売するノートパソコン/タブレットシリーズの中でも、廉価に購入できる「Surface Laptop Go」シリーズ。初代モデルの「Surface Laptop Go」ではプロセッサに第10世代Coreプロセッサを採用し、Windows 10を搭載して出荷されていました。

 

今回のSurface Laptop Go 2では、プロセッサを第11世代のCore i5-1135G7にアップグレード。これにともない、GPUもIntel Iris Xeに刷新されています。メモリ容量は4GB/8GB/16GB(法人向けモデル)で、内蔵ストレージは128GB/256GBとなっています。

 

↑MacBook Airより軽い(画像提供/マイクロソフト)

 

本体には12.4インチの「Pixelsense」タッチスクリーンを搭載しており、キーボードやトラックパッドだけでなく、指先でも操作が可能です。初代モデルと同じく、電源ボタンには指紋認証センサーを内蔵。画面上部には改良されたHDカメラと一体型のスタジオマイクが搭載されています。

 

本体重量は1127gと、気軽に持ち運べる重さで、MacBook Air(1290g)より軽いです。バッテリー駆動時間は最長13.5時間。本体にはUSB-CポートやUSB-Aポート、Surface Connect、イヤホンジャックを搭載し、Windows Hello サインインも利用可能です。

 

Surface Laptop Go 2のカラーバリエーションはプラチナ/セージ/アイスブルー/サンドストーンの4色で、日本国内の価格は9万6580円から。6月7日9時より販売が開始されます。スペック面での刷新が主な変更点となったSurface Laptop Go 2ですが、気軽に購入できるSurfaceノートパソコンとして、注目度の高い製品となるでしょう。MacBook Airと迷う人が続出するかもしれません。

 

Source: マイクロソフト

新シリーズ「FV3」登場! パナ「レッツノート」2022年夏モデル全4シリーズ、6月17日から順次発売

パナソニック コネクトは、ノートPC「レッツノート」の2022年夏モデル「SV2」「QV1」シリーズを6月17日に、「FV3」「FV1」シリーズを7月15日に発売します。

 

新シリーズ「FV3」は、第12世代「インテル Core i7-1260P プロセッサー」を搭載。性能重視のP-coreと電力効率重視のE-coreのハイブリッド構成で、マルチタスク処理のスピードと安定感が向上しました。レッツノート初となる「Windows Hello Enhanced Sign-in Security」に対応し、新機能「明るさ補正、背景ぼかし、顔位置自動補正」を搭載しています。

 

「QV1」シリーズに続き、今シーズンから「SV2」シリーズもeSIMを搭載したデュアルSIM対応モデルが登場。外出先や移動中でも簡単にインターネットに接続可能で、環境に応じて最適な通信手段を選択できます。

 

今回発売となる夏モデルはすべて、メモリー16GB、PCIe 4.0対応の高速SSD 512GBに統一。高パフォーマンスを支える独自設計「Maxperformer」を搭載しています。

 

レッツノート独自アプリ「Panasonic PC快適NAVI」のアップデートにより、FV3/FV1/QV1シリーズは、内蔵ディスプレイを低解像度に変更して消費電力を抑制できます。FV3/FV1シリーズはクリアな音声で“話す・聞く”ことができ快適にWeb会議ができる「COMFORTALK(コンフォトーク)」を搭載しています。

 

ラインナップの詳細と予想実売価格は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

もう迷わない! Chromebookがスペック不足のUSB-Cケーブルを教えてくれます

↑グーグルより

 

米グーグルはラップトップ向けOS「Chrome OS」のアップデートとして、誤ったUSB-Cケーブルを接続すると警告する機能を追加すると案内しています。

 

市場で販売されているUSB-Cケーブルはひとくくりにされがちですが、実は充電速度や通信速度などのスペックが異なるケースがあります。これにより、例えば高解像度ディスプレイに接続したのに十分な性能を発揮できないこともあるのです。

 

しかし今後のChromebookでは、接続したUSB-Cケーブルがディスプレイをサポートしていなかったり、ノートパソコンにとって十分な性能でない場合には、「ケーブルがディスプレイをサポートしていない可能性があります」と通知されるのです。

 

また、手持ちのChromebookに搭載されている「USB 4/Thunderbolt 3」規格にUSB-Cケーブルが対応していない場合にも、通知が表示されます。

 

ただしこの機能を利用するには、Chromebookが第11世代または第12世代のIntel Core CPUを搭載し、USB 4/Thunderbolt 3に対応している必要があります。

 

今回のChrome OSのアップデートではその他にも、手書きメモを簡単にChromebookに取り込める「Cursive」をすべてのChromebookへ提供することや、画面の拡大/縮小表示機能の改善などが案内されています。

 

先述のように、まだまだユーザーにとってわかりにくいUSB-Cケーブルのスペックの違い。これをOS側からユーザーに指摘してくれる今回のChromebookの新機能は、ユーザーにとってありがたいものとなりそうです。

 

Source: グーグル via The Verge

「Surface Laptop Go」後継モデルまもなく発売? 韓国の販売店がリーク

マイクロソフトがSurface Laptop Goの次期モデルをまもなく発表する予定である可能性が、韓国の販売店が発表した(現在は非公開)製品リストから明らかになったと報じられています。

Microsoft

 

次期モデルでの最大の変更点は、前モデル(2020年発売)のインテル第10世代プロセッサから第11世代にアップデートされることだそう。またWindows 10に代わってWindows 11を搭載して出荷され、「HDカメラの性能も向上」するとのことです。予約開始は6月2日となっており、正式な発表もそう遠くないかもしれません。

 

以前、ドイツのテック系サイトWinFutureは、本製品の開始価格が650ドル(約8万4000円)になるかもしれないと報じていました。またWindows Centralのライターも、新色「セージ」(おそらく灰緑色)が追加されて6月発売と予想していたことがあります

 

そうしたプロセッサやカメラ、OS以外は前モデルと非常によく似ているようです。すなわちアスペクト比3:2の12.4インチ画面、ポート類も同じ(USB-A、USB-C、3.5mmヘッドフォンジャック、MS独自の充電ポート)、一部のモデルでは電源ボタン内蔵の指紋センサーなど。バックライト付きキーボード(あるいはオプション)があるかどうかも、現時点では不明です。

 

また販売店のリストでは、前モデルと同じくRAMは最大8GB、ストレージは最大256GBとなるようです。最低価格のベースモデルはどうなるかは情報が乏しいのですが(初代Surface Laptop Goは4GB / 64GB)以前WinFutureはストレージが128GB~かもしれないと報じていました

 

初代モデルはSurfaceノートPCの中では手頃な価格のエントリーモデルとして、学生に人気のあるChromebookに対抗する狙いが窺われました。その一方で削りに削ったスペックや機能はコアユーザーには素通りされている感もありましたが、何か魅力的な新要素が追加されていると期待したいところです。

 

Source:Naver(現在はアクセス不可)
via:The Verge

スマホとPC間でファイルやメモをやり取りできる!Edgeブラウザで新機能「Drop」をテスト中

マイクロソフトがWebブラウザ「Edge」にて、モバイル機器とPCなど異なるデバイスやプラットフォームのあいだで、ファイルやメモを同期(やり取り)できる新機能「Drop」をテストしていることが明らかとなりました。

 

この新機能は、技術ニュースサイトNeowinが発見して報告しているものです。スクリーンショットでは「あなたのファイルとノートは、サインインした全てのモバイル機器とPCデバイス間で利用できます」との説明が確認できます。

 

より具体的には、すでにある「コレクション」や「履歴』と同じくサイドパネルから利用できます。ここにファイルをドラッグ&ドロップしたり、あるいはメッセージボックスにメモを書き込むと、他のコンピュータやモバイル機器のEdgeに同期されるしくみです。

Neowin

 

この機能はメッセージアプリTelegramの「保存用メッセージ」をイメージしているようです。が、Telegramが無制限のクラウドストレージを提供しているのに対して、こちらはユーザーが契約しているOneDriveの空き容量が上限となっているようです。

 

本機能はEdge Canary(テストビルド。毎日更新される)で提供されているため、現時点では一部のユーザーだけが試すことができます。もしもDropが十分な完成度に達していると判断されれば、近い将来、すべてのユーザーが使えるようになりそうです

Source:Neowin
via:Windows Central

E-Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」は価格や仕様などで気になる点もあるけど、実力ある製品だ

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新製品発表会を実施。一挙9製品を発表しました。なかでもユニークな製品が「HUAWEI MatePad Paper」。ハイエンドタブレットの性能を備えながら、ディスプレイに電子ペーパー(E-Ink)を採用しており、読書やメモ取りに特化した製品となっています。

 

本記事では新製品9製品のうち、HUAWEI MatePad Paperを含むPC関連の4製品をレポートします。なお、もう1つの目玉製品であるメガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」については、以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

ビジネスツールな風合いの電子ペーパー搭載タブレット

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイ初となる電子ペーパー搭載のタブレット端末です。ディスプレイに10.8インチと大きめなタッチパネル付き電子ペーパーを採用。同梱のタッチペン「HUAWEI M-Pencil」(第2世代)による手書き入力にも対応します。

↑HUAWEI MatePad Peper。手書きの書き心地がよく、ペンの追従性も良いため、メモを取りやすいです

 

電子ペーパーは紙に近い表示性能を備えるディスプレイで、液晶や有機ELなどと比べると、長時間閲覧しても目が疲れづらく、また表示の書き換えが少ない電子書籍などの閲覧では省電力という特徴もあります。

 

背面は合皮製で、見た目はいかにもビジネスツールといった風合い。マグネット装着式の専用カバー(同梱)をカチャッと装着した様子は、大判のビジネス手帳か豪華な装丁本のようにも見えます。付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は、本体にマグネットで取り付けて一緒に持ち歩けます。

↑電子ペーパーは目に優しく、直射日光下でも見やすい画面です

 

ケースなしでの大きさは約182.7×225.2×6.65mmで、重さは約360gとなっています。薄型で雑誌も見やすい大きさですが、片手持ちではやや持て余すサイズにも思えます。また生体認証は、電源ボタンが指紋認証対応型となっています。このほか充電はUSB Type-Cポートを備えており、ケーブルも付属します。

↑外装はフェイクレザーを採用。手帳のような質感です

 

ペン入力のレスポンスは良く、スピーカーの音響も良好

ペン入力では4096段階の筆圧検知に対応。レスポンス良く手書きメモを作成できます。メモのテンプレートとして、罫線やドット、グラフといった紙のノートブックでおなじみのものから、議事録やToDoリストなどの実用的なものまでそろっています。もちろん、電子書籍やオフィスファイルなどへメモを書き込むことも可能です。

 

なお、タブレット端末でもあるため、Wi-Fiに接続すればWebサイトなども閲覧できます。YouTubeの動画を再生することも可能です。とはいえ、電子ペーパーの性質上、動きのある映像を再生すると残像が残ってしまい、あまり実用的とは言えないでしょう。

 

ちなみに、ステレオスピーカーを内蔵しており、音響は良好。読書しながら音楽やWebラジオを聴くといった使い方もできそうです。

 

タブレットとしては高級だけど、価格相応の実力もある

OSはファーウェイ独自のHarmonyOS 2を搭載しています。Google アカウントやGoogle Play ストアには対応してません。この点は注意が必要でしょう。

 

ただし、HarmonyOSはAndroidと互換性があり、電子書籍アプリなども動作します。Amazon アプリストアなどを導入すれば、Kindleアプリも動作するようです。

↑アプリ一覧画面などは一般的なAndroidとはやや異なる作り

 

電子書籍に限って言えば、独自のストア「HUAWEI Books」で日本語版の電子書籍の取り扱いが開始されており、日本語書籍は約10万冊取り扱います。なお、6月30日までにHUAWEI MatePad Paperを購入した人にはキャンペーンとして、1000円分の電子書籍クーポンが提供されます。

 

もう1つ注意点として、HUAWEI MatePad Paperは一般的なAndroidタブレットのように横画面に回転させることができない仕様となっています。HUAWEI Booksでは横画面での見開き表示が可能ですが、Kindleなどの他社製アプリの多くでは見開き表示に非対応です。

↑HUAWEI Booksの電子書籍は設定メニューから見開き表示が選べます

 

また、実用面で気になるのは内蔵ストレージの容量が約64GBと控えめで、外部ストレージに対応していない点です。さらに、ケースとペンが付属するとはいえ、価格は6万4800円(税込)とタブレット端末としては高級な点も気になります。

 

もっとも、大画面の電子書籍デバイスかつ、レスポンスの良いデジタルノート機器と考えれば、価格相応の実力を備えているのは確かです。

 

PCやWi-Fiルーターも拡充

5月26日の製品発表会では、9製品が一挙に発表されました。PC関連製品では、Windows PC「MateBook」のマイナーチェンジモデルが2機種と、Wi-Fiルーターの高性能モデルが1機種投入されています。

↑PC関連では4製品が新発表

 

14インチのノートパソコン「HUAWEI MateBook 14 2022」には、AMD製のRyzen 5500Uプロセッサー搭載モデルが登場。メモリー8GBモデルが12万6800円(税込)、16GBモデルが13万6800円(税込)で、26日から販売しています。

 

狭額縁で縦横比3:2のIPS液晶ディスプレイを備えており、事務作業などを効率良く行える仕様となっています。また、USB Type-C端子での急速充電や、指紋センサー一体型の電源ボタン、キーボードに内蔵されているインカメラなど、見どころが多い1台です。

↑HUAWEI MateBook 14 2022

 

↑ファーウェイ製のタブレットを拡張ディスプレイとして使えます

 

↑カメラはキーボードの中に格納されています

 

2in1 PCの「HUAWEI MateBook E」には、メモリー16GB/ストレージ512GBのスペック強化モデルが登場。価格は16万9800円(税込)で、こちらも26日から販売しています。

 

12.6インチの有機ELディスプレイや、インテル製プロセッサー搭載するほか、重さは約709gと軽量なWindowsタブレットです。付属のフルサイズキーボード(約440g)を装着すると、ノートパソコンとしても活用できます。

↑HUAWEI MateBook E

 

↑キーボードを取り付けてPCとして、取り外せばタブレットとして使えます

 

Wi-Fiルーターは、メッシュWi-Fi対応の高機能タイプ「HUAWEI WiFi Mesh 7」が発表されました。1ユニットモデルが2万2880円(税込)で、2ユニットモデルは4万4880円(税込)。6月9日発売です。

 

メッシュWi-Fiは建物の各所に置いたWi-Fiルーターが連動して、建物全体をWi-Fiで満たすというシステムです。HUAWEI WiFi Mesh 7は最新規格のWi-Fi 6に加えて、ファーウェイ独自規格のWi-Fi 6 Plusをサポート。ファーウェイ製のモバイル機器で高速な通信が可能としています。発売済みの小型モデル「HUAWEI WiFi Mesh 3」など、ファーウェイのメッシュWi-Fiルーターと組み合わせても利用できます。

↑HUAWEI WiFi Mesh 7

 

↑Wi-Fiの電波の浸透具合をアプリで確認できます

 

メガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」をはじめとしたオーディオ、ヘルスケア製品計5機種については以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

“液冷”で約30%省電力に。NVIDIAがデータセンター向けGPUを発表

↑NVIDIAより

 

米NVIDIAはデータセンター向けに液冷機能を組み込んだGPU「NVIDIA A100(水冷版)」を発表しました。

 

データセンター向けGPUと聞くとあまり馴染みがない製品ですが、NVIDIAはAI(人工知能)やディープラーニングの処理、あるいは研究用に製品を投入しています。また同社は2020年に、組み込み用や拡張カードタイプの「NVIDIA A100」を発表していました。

 

NVIDIA A100(水冷版)は冷却に液体を利用することで、ファンなどをもちいた従来の非効率的な冷却方法と比較して、高い省電力動作を実現。具体的には空冷式と比較することで、約30%少ない電力での運用が可能だとしています。

 

さらに液冷方式を採用したことにより、専有するPCIeスロットの数が2基から1基へと減少。これにより、データセンターのスペースを効率よく活用することができます。

 

NVIDIA A100(水冷版)は今年後半から、販売が開始されます。また来年には、Hopperアーキテクチャをベースとした「NVIDIA H100」の販売も予定されています。

 

一般消費者向けのゲーミングデスクトップパソコンや自作パソコンでは、幅広く取り入れられてきた液冷システム。そのメリットは、データセンターでも有効に活用されることになりそうです。

 

Source: Engadget

なんと5GHz超え! AMDの次期デスクトップ向けプロセッサ「Ryzen 7000」は今秋投入

↑AMDより

 

米AMDは次期デスクトップ向けプロセッサ「Ryzen 7000」シリーズの詳細を発表しました。製品は今年秋に市場に投入される予定です。

 

以前から、今年後半の投入が宣言されていたデスクトップ向けのRyzen 7000シリーズ。また今月前半には、次期アーキテクチャ「Zen 4」をベースにしたRyzen 7000のノートパソコン向け製品となる「Dragon Range」も発表されています。

 

Ryzen 7000では先述のようにZen 4アーキテクチャをベースとし、5nmプロセスで製造される4コアCPUと、再設計された6nmのI/Oコア(RDNA2グラフィックスやDDR5、PCIe 5.0コントローラ、低電力アーキテクチャを含む)を搭載しています。

 

スペックとしては1コアあたり1MBのL2キャッシュを搭載し、ブースト時スピードは5GHz超を実現。またAI(人工知能)処理のハードウェアアクセラレーション機能も搭載。これにより、現行モデルの「Ryzen 5950X」と比較し15%の性能向上を果たしています。

 

ソケットには新たにLGA1718ピンのSocket AM5が採用されるものの、Socket AM4の冷却ファンは流用が可能です。入出力インターフェイスとしては、20Gbps動作の最大14個のUSB SuperSpeedポート、最大4個のHDMI 2.1/DisplayPort 2ポートに対応します。

 

さらにAMDはメインストリームノートパソコン向けプロセッサ「Mendocino」を、今年第4四半期(10月〜12月)に投入すると発表。こちらは6nmプロセスのZen 2コアを4基搭載しています。ライバルとなる米インテルも今年後半に5GHz超えを実現した「Raptor Lake」を投入する予定となっており、今年の秋は激しい鍔迫り合いが繰り広げられそうです。

 

Source: Engadget

【5月28日開催】人気スマートウォッチが当たる抽選会も! ファーウェイの最新アイテムをお試しできるタッチ&トライイベント

5月28日、二子玉川 蔦屋家電2階 E-room 2にて、ファーウェイ・ジャパン主催「Make Everywhere Your WorkSpace by HUAWEI Mate Family」が開催されます。

 

同イベントでは、「HUAWEI MateBook E」をはじめ、「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」「HUAWEI MateBook 14」「HUAWEI MateBook D 14」など、3月に発表されたファーウェイの新製品を、様々なビジネスシーン・作業環境を想定したブースにて展開。「Home×Work」「Outside×Work」「Public×Work」の、3種類のワークスペースで、HUAWEI Mate Familyの活用方法を提案します。

↑HUAWEI MateBook E

 

会場でアンケートに答えると、「HUAWEI WATCH 3」や「HUAWEI WATCH FIT エレガントエディション」、Amazonギフト券が当たる抽選抽選会も実施。

 

開催時間は11時~18時。ファーウェイの最新アイテムをお試しできるチャンスです!

 

【イベント概要】

開催日:2022年5月28日(土)

時間:11時~18時(施設の営業時間は10時~21時)

開催場所:二子玉川 蔦屋家電 2階 E-room 2

イベント名:Make Everywhere Your WorkSpace by HUAWEI Mate Family

リサイクル素材を活用! サステナブルなマルチモードPC「Lenovo Yoga 670」5月20日発売

レノボ・ジャパンは、13.3型マルチモードPC「Lenovo Yoga 670」を、5月20日に発売します。税込価格は14万円~。

 

同製品は、天板のファブリック素材やクッション材などにリサイクルプラスチックを活用し、環境への負荷を低減。天板のファブリックカバーには50%、電源アダプターには30%、バッテリーには25%、クッション材には90%のリサイクルプラスチックを用いており、梱包材にはFSC認証を受けた資材を使用しています。

 

13.3型ディスプレイはアスペクト比16:10で縦に作業領域が広く、解像度はWUXGA(1920×1200)、広色域sRGBカバー率100%。ペン入力にも対応し、Lenovoデジタルペンを同梱しています。

 

エッジ部分は丸みを帯びたデザインで、手にフィットして持ち運びやすい設計。USB Type-C×2、USB Type-A×2、HDMI、microSDカードスロットを備えています。

 

CPUには最新のAMD Ryzenモバイル・プロセッサーを搭載。Dolby Vision、Dolby Atmosに対応。「Fn+Q」キーでファンの回転数を切り替えられるSmart Power機能により、製品のパフォーマンスを制御することが可能です。

GeForce RTX 3050搭載! マウス「G-Tune」新作ゲーミングデスクトップ「G-Tune EM-B」発売

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、GeForce RTX 3050を搭載したゲーミングデスクトップPC「G-Tune EM-B」を5月11日に発売しました。税込価格は17万9800円。

 

同製品で採用しているGeForce RTX 3050は、第2世代RTコアと第3世代Tensorコアを搭載しています。RTコアは、光の挙動を瞬時に計算することで、現実世界のような光の反射や影をゲームプレイ中に描画するリアルタイムレイトレーシングのための専用コアです。

 

Tensorコアは、深層学習AIによって画質やフレームレートを向上させるNVIDIA DLSS(ディープラーニング スーパー サンプリング)2.0に対応。DLSSテクノロジによるAIレンダリングは、高画質、高解像度、高フレームレートで、競技性を損なうことなくゲームを楽しめます。

 

旧世代のGeForce GTX 1660と比較して約7%性能が向上し、高解像度環境でも、安定した処理と低遅延でのゲームプレイが可能です。

日本HPの高性能な「Victus 16」をレビュー、ゲーミングノートPCらしくないのがポイント

高性能GPUの小型化が進んだ昨今、ゲーミングノートPCが多く発売され、持ち運びが可能であるなどの、デスクトップPCにはない利点から、ユーザーの支持を集めています。一方で、それらの製品は”いかにも”ゲーミングらしい見た目なものが多く、その外見が苦手な人からは手を出しにくいのも事実でしょう。

 

そんな人のために紹介したいのが、日本HPが販売している16.1インチのゲーミングノートPC「Victus 16」シリーズ。ゲーミングPCらしくないすっきりした外見のボディに、高負荷なゲームタイトルのプレイにも耐える十分な性能を詰め込んでいます。この記事では、そのフラグシップモデルである「アドバンスモデル」のうち、AMD製CPU搭載機(直販税込価格20万9000円)のレビューをお届けします。

 

ゲーミングモデルらしくないボディと相反する十分な性能

上述したように、Victus 16シリーズのボディはゲーミングノートPCに見えないような外見をしています。外付けGPUを搭載していることによる厚みこそありますが、逆にいえば、本機のゲーミングらしさはその厚みと、キーボードに内蔵されたLEDくらい。”ありがち”な、PC背面のLEDなどは、本機には搭載されていません。

↑ゲーミングモデルであることを感じさせない、セラミックホワイトのシンプルなボディ

 

シンプルな外見の一方で、性能は「アドバンスモデル」の名に恥じないものを持っています。搭載しているCPUは、ゲーミングPCへの採用が多いAMDの8コアCPU・AMD Ryzen 7 5800H。また外付けGPUには、高コスパGPUとしておなじみのNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop(6GB/GDDR6)を装備しています。

 

このGPUは、人気タイトル「Apex Legends」を使用したベンチマークテストで、フレームレート144Hzに迫るスコアを叩き出すスグレモノ。そのGPUの性能に応えるように、ディスプレイはフレームレート144Hzに対応したものを搭載しています。

 

また、メモリーは8GB×2の16GBで、32GBまでの増設が可能です。

↑キーボードはテンキー付き。また右下には、フレームレート144Hzに対応している証のシールが貼られています

 

今回は、その性能をチェックすべく、ファイナルファンタジーXVのベンチマークテストを実施しました。すると、高品質モードで動作させても「快適」との結果が。標準品質であれば「とても快適」との評価です。

 

最も高い「非常に快適」までは及びませんでしたが、「快適」は「快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます」(公式サイトより引用)という基準であり、十分なグラフィック描画性能といえます。

↑「高品質」でのベンチマークテスト時の結果表示。なお、テストは本機のフルスペックを発揮できるハイパフォーマンスモードで実行しています

 

↑「通常品質」では「とても快適」にアップしました。これは「高フレームでの動作が可能で、より高品質のグラフィックス設定を行うことも可能」という評価。フレームレート144Hzに対応した本機のディスプレイを活かすのなら、グラフィックを高品質にしないのも手です

 

また、ネットワークは高速無線LANのWi-Fi 6での通信が可能なアンテナを複数装備するうえに、ゲーミングで重宝される有線LANの接続も可能です。筆者がたびたびプレイしている海戦FPS「World of Warships」を本機の無線環境で動作させてみたところ、プレイにあたって致命的な不満を抱くことはありませんでした。

↑本機の左側面。並んでいるジャックは、左から充電用端子、有線LAN、HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン・マイク出力コンボポート、SDメモリーカードリーダー

 

↑右側には、USB-Aのポートが2つあります。その左にあるのは排気口

 

本機について、「ゲーミングらしくない外見と、それに相反する十分な性能」としてここまで紹介してきました。しかし、実は性能面で1つだけ、ゲーミングらしくない点があるのです。それは、バッテリー持続時間の長さ。

 

使用状況にもよりますが、本機は最長8時間30分もの間、バッテリー駆動で動作できます。高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCは電力消費が激しく、バッテリーの持ちが短くなりがちです。ですが、本機はその問題を克服しています。16.1インチサイズなうえに結構な厚み・重さ(本体サイズ約幅370×奥行き260×厚さ23.5mm、重さ約2.48kg)があるため、持ち運んで使用するシーンは決して多くないと思われますが、いざというときには頼りになるでしょう。

↑本機の厚みをボールペンと比較。底面に排気口があることも相まって、結構な厚みです

 

「ゲーミングスペックを搭載したオフィスPC」と表現するのが適切か

ただ、今回のレビューで、使用感について2点気になったポイントがありました。1点目は、ゲームプレイ中のファン動作音です。

 

プレイするタイトル、グラフィックの品質、動作モードによって差はあるものの、静音設定にしない限りは、標準程度の音量でゲームのBGMを流していても、しっかりユーザーの耳に届くくらいにファンの音が響きます。PCのスペックを最大限に発揮できる「パフォーマンスモード」で使用した場合、そのボリュームは一層大きくなるので、さすがに気になりました。

 

本機は右サイドに加え、底面にも大きな排気口を備えており、特にそこからの音が大きいような印象を受けます。

↑本機底面の排気口。底面の半分近くを占めています

 

とはいえ、高性能パーツをノートPCに詰め込んでいるわけですから、冷却の必要性を考えればこの騒音はある程度仕方がありません。実際、ファイナルファンタジーXVでのベンチマーク計測時は、CPU、GPUともにかなりの発熱がありました。熱を十分に逃せないとPCが故障する原因になりますから、冷却は必須です。

 

ファン動作音が気になるのであれば、ヘッドフォンを使用したほうがいいでしょう。

↑ファイナルファンタジーXVのベンチマークテストをハイパフォーマンスモードで行っているときの発熱状況。CPUは82℃まで上がっているのがわかります。なお、プリインストールのソフトウェア・OMEN GAMING HUBで測定しました

 

↑ハイパフォーマンスモード中のCPU・GPUの使用率。この時点では、GPUがフル稼働しています

 

ファンの音以上に気になったのが、キーボードの配置です。その最大の問題点は、電源ボタンがデリートキーの左隣、バックスペースキーの左上にあること。特にバックスペースキーは使う頻度が高いですから、誤って電源ボタンを押してしまわないか心配になります。

 

少なくとも筆者が使っていた1週間ほどの間にその誤射は発生しなかったのですが、”もしかしたら”がありうる位置なのは事実。本機でオフィス系の作業をする際には、ストレスになる恐れがあります。ここは、本機の最大の懸念点であると感じました。

↑デリートキー、バックスペースキーの近傍にある電源ボタン。¥キーの直上にあります

 

また本機のキーボードでは、FPSなどのゲームで使用頻度が高いWASDキーが強化されていません。LEDが内蔵されていることを除いては、ゲーミングらしさのないキーボードといった印象です。

 

一方で、オフィス作業でストレスな配置と先に述べたものの、テンキーがついているため作業時は重宝されそう。こういった点を考慮して本機を表現するのであれば、「ゲーミングらしくないゲーミングノートPC」というよりも、「ゲーミングスペックを搭載したオフィスPC」とするのが適切かもしれません。

↑キーボード内蔵のLEDライト

 

↑ベゼルにフロントカメラが内蔵されています。ベゼルはやや厚めです

 

16.1インチというレアなサイズは差別化ポイント

これまであまり触れてきませんでしたが、本機のサイズはゲーミングノートPCとしては珍しい16.1インチです。主流になっている15.6インチと比べてやや大きいこのサイズは、ライバル機種との差別化ポイント。ゲーミングノートPCとしてのスペックは申し分ないので、15.6インチでは小さいと感じていたユーザーにとっては選択肢となりえる一台です。

 

なおVictusシリーズからは、10万円を切る「モデレートモデル」も発売されています。スペックは控えめではありますがGPUはしっかり搭載しているので、とにかく安くゲーミングPCが欲しい人はチェックしてみてもよいでしょう。

 

【SPEC】

  • 型番: Victus by HP 16-e0167AX
  • OS:Windows 11 Home
  • CPU:AMD Ryzen 7 5800H
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop(6GB/GDDR6)
  • ディスプレイ: 16.1インチワイド・IPSディスプレイ
  • ディスプレイ解像度:1920×1080
  • メモリー:16GB(8GB×2)
  • ストレージ:512GB SSD
  • 無線LAN:IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)対応
  • Webカメラ画素数:92万画素

打倒Appleにめちゃ燃えてる?クアルコムがPC向け新プロセッサを2023年後半投入

米クアルコムは米アップルの「M1チップ」に対抗可能なパソコン向けプロセッサを2023年後半に投入すると、同社CEOのクリスチャン・アモン氏が明かしています。

 ↑Remus Rigo / Shutterstock.comより

 

スマートフォンやタブレット向けのプロセッサで知られているクアルコムですが、実はパソコン向けにも「Snapdragon 8cx」などのプロセッサを投入しています。これらは長時間駆動や、電源オン/スタンバイ状態からすぐに使えるように設計されているのが特徴。しかしパフォーマンスでは米インテルやアップルなどの他社製プロセッサに一歩劣っており、市場でも存在感を示せていません。

 

一方でアップルが2020年末からMac向けに投入を開始したM1チップは消費電力あたりの高い性能と、低消費電力が特徴。特にワットあたりのパフォーマンスではインテル製プロセッサを大きく引き離しており、同プロセッサを搭載したMacも市場で高い評価を得ています。

 

実はクアルコム、2021年11月にはすでに、アップルのM1チップに対抗できる「Arm」ベースのプロセッサを投入すると発表していました。クアルコムによれば、このプロセッサはアップルのM1チップに直接対抗できる「高いパフォーマンスと長時間のバッテリー駆動」を実現することを目標としています。

 

さらにアモン氏は先週の決算発表会にて、クアルコムの新型 PC向けプロセッサは「パフォーマンスを重視するユーザーをターゲットにする」と明言。開発が順調に進めば、かなりの高性能プロセッサになることが予測されます。

 

なお2023年には、アップルは次世代プロッサ「M2チップ」を投入していることが予測されます。アップルの素早い自社プロセッサの世代交代に、クアルコムやインテルが今後追いついて行くことができるのかどうかに注目です。

 

Source: Tom’s Hardware

via MacRumors

インテル「B660」チップセットを搭載したJeSU公認PC! マウス「G-Tune HM-BJ」

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、第12世代CPUに対応したチップセット「B660」を搭載した「G-Tune HM-BJ」を発売しました。税込価格は29万9800円。

 

第12世代インテル Core プロセッサーに対応するインテル B660チップセットは、VGA用の×16スロット1本とM.2 SSD用スロット2本がPCIe Gen4に対応。対応しているグラフィックカードやM.2 SSDを使用することで、高速なデータ転送により、滑らかな画像描画や効率的な作業が可能です。USB 3.2(20Gbps)に対応したType-C端子(1個)も搭載しています。

 

今回発売されたG-Tune HM-BJは、JeSU(日本eスポーツ連合)のオフィシャルPCサプライヤーとして、プレイヤー視点と運営側視点に基づいて動作検証を行い、プレイヤーが快適にプレイでき、大会運営もスムーズに行える「JeSU公認PC」です。

マルチタスクも快適に! 「ASUS X515EA/X515JA」新たに6モデルを追加……5月9日発売

ASUS JAPANは、15.6型「ASUS X515EA/X515JA」シリーズに、6モデルの追加を発表しました。現在予約販売中で、販売開始予定は5月9日。

 

ASUS X515EAは、第11世代インテル Core i7 プロセッサーとIntel Iris Xe グラフィックスを搭載し、動画編集や画像編集で快適な操作が可能。SSD 512GBのPCIe接続の高速なストレージを搭載し、幅広い用途で使用できます。税込価格は14万9800円。

 

ASUS X515JAは、あらゆるシーンで利用できる、第10世代インテル Core i5 プロセッサー搭載モデルをはじめ、第10世代インテル Core i3 プロセッサー搭載モデルの5モデルを用意。税込価格はCore i5搭載モデルが8万9800円~10万9800円、Core i3搭載モデルが6万9800円~9万9800円です。

 

すべてのモデルに15.6型ディスプレイを搭載しながら、軽さは約1.8kg。フルサイズキーボード右側にはテンキーも搭載しており、表計算や文書作成にも活用できます。

VAIOからノートPCで最高クラスの性能を追求した15.6型ノートPC「VAIO S15」登場

VAIOは4月26日、15.6型のノートPC「VAIO S15」を発表。5月下旬以降に発売します。店頭での想定価格は21万9800円(税込)から。

 

今回登場のVAIO S15は、2019年11月にフルモデルチェンジ以降、約2年半ぶりの製品更新となります。新モデルはノートPCで最高クラスの性能と、耐久性の高い筐体を追求したそうです。

 

性能面ではCPUに、ハイパフォーマンスが期待できるインテル Core i5-12500H プロセッサー/インテル Core i7-12700H プロセッサーを搭載。クリエイティブ作業で新たな挑戦ができるほか、普段使いでも数年経っても快適に使用できるとしています。

 

また、メモリーには最新規格のDDR5メモリーを採用し、前世代のDDR4メモリーに比べてデータ転送速度が80%高速化。あらゆる動作で高いレスポンスを実現したといいます。さらに、VAIOとしては初めて、メモリーの容量を64GBまで選択できるようになっています。

 

このほか、最新のWi-Fi 6Eや、Web会議などで役立つAIノイズキャンセリング機能などに対応しています。

 

加えて、カメラ機能もアップデート。Web会議ツールに依存することなく背景をぼかす機能や、映っている自分の顔を認識して画面のセンターにフレームを合わせる機能などを利用できます。

 

ラインナップは、VJS15590111B(ブラック)/VJS15590211W(ホワイト)、VJS15590311B(ブラック)/VJS15590411W(ホワイト)の4機種で、基本スペックは下記のとおりです。

モデル名 VJS15590111B VJS15590211W VJS15590311B VJS15590411W
CPU インテル Core i7-12700H プロセッサー インテル Core i5-12500H プロセッサー
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレイ 15.6型、アスペクト比16:9、解像度1920×1080ドット
インターフェイス 有線LAN、USB 3.0(給電機能付き)、USB 3.0×2、HDMI出力、ミニD-sub、マイク入力/ヘッドホン出力、Blu-ray Discドライブ、SDメモリーカードスロット 有線LAN、USB 3.0(給電機能付き)、USB 3.0×2、HDMI出力、ミニD-sub、マイク入力/ヘッドホン出力、DVDスーパーマルチドライブ、SDメモリーカードスロット
本体サイズ 約幅361.4×高さ22.0~26.0×奥行254.3mm
重量 約2.25kg
OS Windows 11 Home 64ビット
想定価格 25万9800円(税込) 21万9800円(税込)

 

VAIOによると、15.6型のノートPCはコンシューマー市場で人気が高く、特に動画や写真編集といったクリエイティブ用途での支持と、長く安心して使いたい層からの支持を集めているとのこと。今回も、同じ層から注目されそうです。

Z世代実業家×HUAWEI MateBook E――ビジネスの“共有”と“探究”を促進させるPCについて

「Z世代」の定義は文献によって異なる部分もありますが、1990年代の半ばから2010年までに生まれた人たちを指すことが多いようです。

 

彼らは、生まれたときからインターネットやデジタル機器が身の回りに存在し、それまでの世代よりも情報収集への関心が高く、社会変革への熱意も大きいと評価されることがあります。その真偽はさておき。Z世代には、世の中に役立つソリューションやサービスを生み出そうという意欲の元、若くして自ら会社を立ち上げている人物が数多く存在しているのも事実。

 

株式会社アルゴリズムのCEO・勝俣篤志(かつまた あつし)さんもZ世代起業家の1人です。本稿では、同社の立ち上げの経緯や事業内容と合わせて、デジタルネイティブでもあるZ世代の視点から、HUAWEIの2in1 PC「HUAWEI MateBook E」を評価していただきました。軽量で高精細な有機ELを搭載するキーボード着脱式のHUAWEI MateBook Eは、Z世代の目にどう映るのでしょうか。

勝俣篤志さん(25歳)

株式会社アルゴリズム CEO。2017年、東京大学在学中に弱冠20歳という若さで株式会社アルゴリズムを企業。コンテンツマーケティングの経験を生かしたメディア事業をはじめ、医療機関のDXを支援する事業を行う。

 

製品の紹介

●HUAWEI MateBook E

メインとしてもタブレットとしても活用できる2in1 PC。有機ELディスプレイを搭載しており、ダイナミックで躍動感のある色彩で映像を楽しめるほか、画面占有率も90%と高い。●サイズ:12.6インチ/幅286.5×厚さ184.7×縦7.99mm/質量709g ●プロセッサー:インテルCore i3/Core i5  ●メモリー:8GB ●ストレージ:128GB /256GB ●画素数:インカメラ800万画素/アウトカメラ1300万画素

画像のキーボードはグローバル版ですが、国内販売モデルは日本語キーボードです

 

医療機関のDXは進んでいない。取り巻く古い仕組みを、新しい仕組みに置き換えたい

――まず、株式会社アルゴリズムの立ち上げの経緯を教えてください。

 

勝俣さん:僕がITの分野に参入したのは、浪人時代のことです。海外のガジェット系のリーク情報を日本向けに翻訳して、発信するようなニュースサイトを立ち上げたんです。当時、ちょうどクラウドソーシングなどが台頭し始めていて、僕も広告で収益をもらうようなことをしていました。その流れで、学生時代に起業家が集まるサークルに参加するようになり、アルゴリズムの立ち上げにつながりました。今では医療機関やクリニック向けのDXを主事業としていますが、もともとは複数のウェブメディアを運営している会社だったんですよ。いろんなジャンルのウェブメディアを譲り受けて、収益を伸ばすという事業からスタートしました。

 

――なぜ、医療機関のDXに注力するようになったのでしょう?

 

勝俣さん:メディア運営をしていく中で、とあるクリニックから「メディアを集客につなげられませんか?」とご相談をいただいたことがきっかけです。色々調べてみたら、ウェブ診療システムやウェブ広告での集客を頑張っているクリニックは多いのに、その後の診療に結びつける工夫ができていなかったり、デジタルネイティブ世代にとっては使いにくいウェブ診療システムが採用されていることがとても多いことに気づきました。広告、集客、その後のウェブ問診まで一気通貫で請け負うことができる事業は、医療業界全体のDXにもつながっていくのではないかと考えました。

 

――そこに情熱を持てるのは、やはりZ世代ならではの特性なのかもしれませんね。

 

勝俣さん:もともと、古い仕組みを新しい仕組みに置き換えていくことに興味があるんですよね。例えば、風邪をひいて病院に行くとずっと待たされるじゃないですか。なのに診察は5分で終わるみたいな(笑)。僕も含めデジタルに慣れた世代は、スマホから予約して時間通りに向かえば、サービスが提供されることが割と当たり前なので、そういった経験ってあまりないんですよね。なので、今までの仕組みが全部デジタルに置き換わって便利になれば良いのに、と日頃から思っています。それも関係しているのかもしれません。

 

情報の非対称性を無くすデジタルの力で「探究」する強い組織を作る

――アルゴリズムという会社の社風や特徴はなんですか?

 

勝俣さん:僕たちの会社では「探究」という姿勢を大事にしていて、組織の運営ルールも、その時に応じてけっこう頻繁に変えているんですよ。例えば、コロナ禍に入ったときにはフルリモートに切り替えました。その後、リアルなコミュニケーションの重要性に気が付き、週一の出社日を設けました。今は、集中して作業する日と、コミュニケーションを図る日を作るという意味で、週二で出社、週三でリモートという体制です。「組織の運営ルールは変わっていくのが前提」ということも全社員に伝えていますし、そういう意味では受容性の高い人が社風に合っているかもしれませんね。物事を探究するという姿勢も、状況に合わせて最適なやり方を探ろうとする、好奇心から生まれるものだと思います。

――勝俣さんは学生時代に起業されていますが、その背景にも「探究」があるのでしょうか。

 

勝俣さん:自分の中から湧き上がる好奇心やモチベーションのまま動きたいタイプなんですよね。なので、大学を卒業した後に就職して働いている自分も想像できなくて(笑)。自分の好奇心の赴くままに仕事・働き方を見つけようと思っていました。就活時期を待たず在学中に起業してから、1~2年後にはもうこの道かなという確信があって。まさに自分の好奇心に従って、大学を中退してすぐにビジネスという一つのことに集中することにしました。

 

――潔いですね! では、勝俣さんが経営者、組織のリーダーとして特に大切にしていることはなんですか?

 

勝俣さん:そうですね、特に情報共有は常に強く意識しています。情報の非対称性といいますか、「この人は知っているのに、この人は知らない」という状況が、組織に不和を生むと思っているんです。それを解消するために、ビジネスで使用するサービスにはこだわっていて、情報を可視化することに重きを置いています。スクショに書き込んだものを送ったり、プレビュー画面のシェア、資料のやり取りも含めて、自分から情報共有することも多いので、いつでもどこでも情報共有できる環境にいたいと感じています。

 

「情報共有」と「探究」−–HUAWEI MateBook Eは勝俣さんにどうフィットするのか

――普段の業務の中で、デジタル機器とはどのような付き合い方をしていますか?

 

勝俣さん:自宅では、デスクトップPCとモニターの2台を使っています。左側にチャットツールやメッセンジャーを、右側にブラウザーやパワーポイント、スプレッドシートなどを表示して、情報処理とコミュニケーションの両方がまかなえるように。オフィスではノートPCを主に使っていて、クライアントにお会いするときは、プレビューの用途でタブレットも併用することが多いですね。チャットツールで返信したりとか、簡易なコミュニケーションはスマートフォンですることも多いです。

 

――現在のデバイス環境で、大切にされている情報共有は十分にできていますか?

 

勝俣さん:僕は出先ではノートPCとタブレットを携帯して、移動中など簡単なメール・チャットの返信はスマホで行っていますが、時折不便を感じる状況はあります例えば、移動先だと常にPCを開ける状態じゃなかったりしますよね。スマホだとエクセルなどの資料は開けないし、そうなるとカフェに寄ってPCをわざわざ開いて、資料確認をして送り返すという手間が発生して、フラストレーションが溜まります。タブレットもビューイングはできるけれど、資料を編集したいとなるとやり難いというのが難点です。

 

――なるほど。そんな作業の要となるPCを選ぶ際には、どんな点を重視しますか?

 

勝俣さん:持ち運びが簡単かどうかは重要です。どこにいても何が(ファイルや資料など)送られてきても確認、編集、共有ができるかどうかを重視しています。そこが一連でシームレスにできることが理想ですね。先ほど話した例でいうと、出先で送られてきた資料をスマホで確認したくても、見切れてしまったり開けなかったりするし、PCでそれをしようとするとカフェを探すところから始めなきゃいけない。これでは何度も手間が発生するので、持ち歩きに不便がないデバイス、しかもどんな資料も編集まで出来るOSが入ったものがやっぱり望ましいです。あとは、使っていてストレスがないことが一番大事だと思っているので、スペックは見ますね。それほど詳しい方ではありませんが、CPUの型番と、メモリー容量と、ストレージ容量くらいはチェックします。

 

――今触っていただいているHUAWEI MateBook Eは、ラップトップとしてもタブレットとしても使える2in1 PCなんですよ。

 

勝俣さん:HUAWEI MateBook Eを最初に見て思ったのですが、画面がとにかく綺麗ですよね。ベゼルが狭いので、本体のサイズに対して、画面もすごく大きく見えます。この、キーボードの打鍵感も僕の好みです。深いストロークのキーボードを好む人も多いですが、僕は軽く打ち込める薄いタイプのキーボードの方が好きなんですよね。普段使っているタブレットは、ほぼ本を読むためのビューワーとなっています。資料の編集もしたいけれど、タブレットはそういう作業には向いていないと思う理由の一つは、作業しにくいキーボードにあると感じていて。閲覧から編集までをシームレスに行うにはキーボードも重要なので、HUAWEI MateBook Eなら、普段使っているPCのキーボードと比べても感触に違和感がないし、作業効率も上がりそう。

 

【お気に入りポイントその1】709gの軽量ボディでどこにでも持ち運べる

HUAWEI MateBook Eはキーボード着脱式の2in1 PC。ディスプレイサイズは12.6型とタブレットとしては十分なサイズながら、重量は709gと軽量。かつWindows 11搭載のため、勝俣さんが語る閲覧~編集までのシームレスな作業が可能です。コンパクトかつ十分なビジネス環境を、バッグの中でいつでも持ち歩けます。

画面占有率90%の狭額ベゼルは、見たい情報を画面ギリギリまで表示してくれます。スマホでは見切れてしまう資料も一気に確認でき、編集作業画面のスペースも快適なものに。

 

【お気に入りポイントその2】ストローク1.3mmの打鍵感が気持ちいいキーボード

デスクにピタリと接着するキーボードカバーは、薄型ながらストロークは1.3mm。その打鍵感の良さに勝俣さんも満足顔。ラップトップなどの本格的なPCと変わらない使い心地が実現します。カバーはキックスタンドになっており、110〜160度で角度調整が可能です。

画像のキーボードはグローバル版ですが、国内販売モデルは日本語キーボードです

 

――普段、どのようにして情報共有することが多いですか?

 

勝俣さん:クライアントさんにプレビュー画面を見せて説明したり、簡単な資料をその場で作って送ることもあります。あとは、調べ物をしているときに、その画面をキャプチャーして社員などに送ることも多いです。その場合、プラスの作業としてチャットで気になったポイントとか読んでほしい箇所を別途伝えています。

 

――HUAWEI MateBook Eは、PC・タブレットのどちらのモードでもペンが使えるので、スクショ画面への書き込みもできるんですよ。ちなみにスクショはペンの軸をダブルタップするだけで撮れます。勝俣さんの共有作業に役立ちそうな機能です。

 

勝俣さん:(ペン軸をダブルタップして)あ、本当だ! この機能を使えば気になった箇所に線を引いて送ったり、コメントを書き込んで共有するのもラクですね。この機能好きかも!

 

――逆に他の人から大切な話を聞いたり、勝俣さん自身が情報共有を受けることもあると思います。そうして生まれる考えやアイデアはどのように管理、アウトプットしていますか?

 

勝俣さん:僕、メモを取るのがすごく好きなんですよ。ミーティングの際に気になった発言・情報をメモすることもあるし、自分の発想を書き留めることもあります。後で見返して「この時はこう考えていたんだな」とか、新しい発想につながることがあったり。手書きの直感的な感覚が好きというのと、自分の思考をアウトプットするのにはアナログなほうが向いていると考えています。でもそういった考えごとは手書きでアナログだけど、逆に調べものをするときは速さと効率が大事だと思っていて。いつも紙でメモを取って、バッグからPCを取り出して調べものをするという流れなんですが、HUAWEI MateBook Eのような2in1 PCでペンも使えるとなると、その間をいつでもすぐに行き来できると思うので魅力的ですね。

 

【お気に入りポイントその3】HUAWEI M-Pencil(第2世代)でフレキシブルに使える

4096段階の筆圧検知に対応するHUAWEI M-Pencil(第2世代)が使えるのも、HUAWEI MateBook Eの特徴。最小2msと、ほとんどレイテンシー(遅延)がないため、勝俣さんが言う「手書きの直感的な感覚」をリアルに味わえます。軸部分をダブルタップするだけでスクリーンショットが取れるので、コメントを書き込んでの情報共有には最適です。

 

――クライアントとの情報共有で言えば、「マルチスクリーンコラボレーション」という機能も面白いんですよ。ファーウェイのデバイス同士を連携して、ディスプレイをミラーリングしたりデバイス間のファイルをドラッグ&ドロップで移動したり、色々な使い方ができます。

 

勝俣さん:うわ、これで(ファイルが)移動できちゃうんですか⁉︎ これは面白いですね。先ほども話したように、会食の席などでプレビューをお見せする機会も多くて。そういう席でラップトップのPCを“バーン”と取り出すと、なんとなく大袈裟に見えるし、相手も身構えちゃって空気が壊れてしまうので、タブレットを使うようにしているんですが、このミラーリング機能ならもっと自然かつ効率的にプレゼンできそうです。

 

――勝俣さんなら、マルチスクリーンコラボレーションを情報共有にどう活用しますか?

 

勝俣さん:リモート会議のときは画面共有をすれば伝わりやすいけれど、逆にオフラインで隣の人や対面の人に画面を共有するのは大変。デバイスを相手側と自分側に向けるという動作が逐一発生しますから。でも、マルチスクリーンコラボレーションのミラーリングを使えば、便利ですよね。新入社員やインターン生にOJTをするときにも、タブレット一枚を渡せばいいだけなので。あとは、ツールなどの操作を共有したいときに、横に来てもらって同じ画面を眺める必要があるけれど、それもタブレットを渡せばもっと分かりやすく簡単に共有できるんだから、便利だろうな。

 

――では最後に、‟探究心“を企業理念にするほど大切にされている勝俣さんから見て、HUAWEI MateBook Eのどんな点に‟探究心”がくすぐられましたか?

勝俣さん:1台のパソコンというだけでなく、タブレットにもなるしペンを使えばクリエイティブなデバイスにもなる。他のデバイスに繋げても使えるし、エンタメを楽しむこともできる。やれることの選択肢が多いんですよね。色々できるからこそ、工夫して自分だけの使い方を「探究」することができる2in1 PCだと感じました! それこそ、マルチスクリーンコラボレーションとか、まだまだ本当の使い方を見つけられてない、見つけたい! と思わせてくれます(笑)。

 

【お気に入りポイントその4】マルチスクリーンコラボレーションで使い方の幅が広がる

「マルチスクリーンコラボレーション」を使うと、ファーウェイデバイス同士のディスプレイを連携させることができます。片方のデバイスをもう一方のデバイスのサブディスプレイとして使ったり、デバイス間のドラッグ&ドロップでのファイル移動、デバイスをまたがってのファイル検索、ミラーリングが可能。勝俣さんの場合を例にすると、ミラーリングしたタブレットを説明用としてクライアントに渡し、手元のHUAWEI MateBook Eで操作をする、といったことができます。複数のデバイスをひとつのまとまったソリューションとして運用できる使用感は、一度使うと手放せなくなります。

↑「マルチスクリーンコラボレーション」で連携すると、デバイス間のファイル共有が劇的にラクになる。HUAWEI MateBook E(左)で選択したファイルが、青いアイコンとなってHUAWEI MatePad 11(右)に移動しているのが分かる

 

パソコン、タブレット、スマートフォンなどのデジタル機器を巧みに使い、医療業界のDXを推進する株式会社アルゴリズム。CEOの勝俣さんには、穏やかな話し方の中にも、ひたむきに邁進する力強さを感じさせられました。彼のデジタルとの付き合い方に一貫している点は「コミュニケーションを円滑化、効率化させるためのデジタル」です。

 

勝俣さんのお話を通じて、さまざまな環境に合わせて使い方を変化させられるHUAWEI MateBook Eのフレキシブルな使用感も、改めて感じることができました。使い方の幅が広いからこそシーンや用途に限定されず、ユーザーに合わせた形で活用できること。これが、HUAWEI MateBook Eの最大の魅力なのです。

 

撮影/篠田麦也

反射の少ないノングレアディスプレイを採用! ウェブカメラも強化された「LG gram」2022年モデル……5月下旬発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の2022年モデルを、5月下旬から順次発売します。

 

LG gramは、2016年に日本発売を開始した、軽量&スリムなコンパクトデザインで、耐久性と長時間駆動が特徴のモバイルノートPC。

 

今回発売される2022年モデルは、17インチ、16インチ、14インチの3サイズ、カラーはオブシディアンブラック、チャコールグレー、スノーホワイトの3色で展開し、主要9モデルのほか、販売店限定モデルもラインナップ。主要9モデルそれぞれの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

 

14インチモデルの場合、999gの軽さに、駆動時間最大26時間のバッテリーを採用。16、17インチも、一日なら充電を必要としない長時間駆動が可能。各種マグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さで、耐久性も備えています。

 

4個のPコアと8個のEコアで、計12個ものコアを実装する新しいアーキテクチャを採用し、高いパフォーマンスの第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。メモリもデュアルチャネルのLPDDR5 5200MHz、ストレージにはGen4 NVMe SSDを採用し、高速なデータ転送によってCPUのパフォーマンスを最大限に引き出します。

 

また、今回発売モデルは、反射の少ないノングレア仕様のIPS液晶ディスプレイを採用。ノングレアディスプレイの欠点でもあった輝度の低さを改善し、より明るく鮮明な画質になっています。ウェブカメラもHDからフルHD(1920×1080)に強化し、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載しました。ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティを強化するため「LG Glance by Mirametrix」を搭載し、安全性と利便性を高めています。

スリムでスタイリッシュなデザインがオシャレ! ミドルクラスゲーミングPC「Trident AS 12TG-050JP」MSIから4月28日発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、スリム筐体を採用したゲーミングデスクトップPCブランド「Trident」の新モデル「Trident AS 12TG-050JP」を、4月28日にAmazonで発売します。税込価格は24万円前後。

 

同製品は、第12世代インテル Core i7 12700F、NVIDIA GeForce RTX 3060Ti LHRを採用した、ミドルクラスゲーミングデスクトップPC。

 

396.57×137.06×410.39mmのスリムサイズ筐体に高性能パーツを搭載しており、熱源を独立した区画に配置し効率的な冷却性能を備えています。

 

構成パーツには前出のCPUとグラフィックスボードのほか、ストレージにM.2 NVMeタイプのSSDを採用することで、ゲームの起動やロード時間の短縮ができます。

 

また、交換用の強化ガラスパネルも付属しているので、本体のイルミネーション機能と組み合わせることで、より煌びやかなゲーミング環境が構築可能です。

 

ネットワーク機能は2.5GLANポート、Wi-Fi6機能を搭載しており、有線・無線どちらも利用できます。

 

スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

デル、“プレミアムな13インチ”国内発売決定! 「XPS 13 Plus ノートパソコン」

デル・テクノロジーズは、個人向けプレミアムノートPC「XPS 13 Plus ノートパソコン」の、国内販売予定を発表しました。

 

同製品は、第12世代インテル Core プロセッサーと、最新のバッテリー テクノロジーを搭載し、軽量設計でバッテリー持続時間が向上した、13インチノートPC。以前の同じサイズのモデルと比較して、最大2倍の性能を発揮します。大きくなったデュアル ファンによりエアフローが最大55%増加。Dell Performanceは、静音、パフォーマンス、冷却、最適化と4つのモードで、ファンの速度とバッテリー持続時間を調整可能です。

 

本体デザインはCNC削り出しアルミとガラスを使用して製造され、ほぼ縁のないインターフェイスのコレクションにより、全体的な設計がシンプルになり、スタイリッシュで洗練された外観です。

 

バックライト付きタッチ機能列を使用するとメディアとファンクション キーを簡単に切り替え、必要なアイコンのみを前面に出せる「タッチファンクションメディアキー」を搭載。キーボードは縁のない「ゼロラティス キーボード」で、これまで以上に大きく、より深いキーキャップを備えています。タッチパッドはシンプルでモダンなデザインの、シームレスなガラス製です。

 

サイズは約W295.30×H15.28×D199.04mm、重量は約1.23kg~。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。カラーバリエーションは、プラチナとグラファイトの2色です。

「ゲーミングノブ」搭載! 一度見たら忘れられないデザインのMSI「Aegis」シリーズに新モデルが登場

エムエスアイコンピュータージャパンは、ゲーミングデスクトップPCブランド「Aegis」の新モデル「Aegis Ti5 12VTE-046JP」を、4月28日に発売します。税込価格は46万5300円前後。

 

「Aegis Ti5 12VTE-046JP」は、インパクトのある筐体デザインと、特徴的なゲーミングノブを搭載したAegisシリーズの新モデル。標準インストールソフト「MSI Center」で設定した項目を、ゲーミングノブを使って直感的な操作ですぐに呼び出すことができ、ヘッドセットスタンドとして使用可能なフックを左右側面に備えています。

 

構成パーツには消費電力と性能に優れた最新の第12世代インテル Core i7 12700K、最大4画面出力対応のGeForce RTX 3070Tiを搭載しており、ゲームや配信などの高負荷な作業を快適に行うことができます。

 

ストレージにM.2 NVMeタイプのSSDを採用することでゲームの起動やロード時間が短縮でき、大容量32GBメモリを搭載することで、複数のアプリケーションの実行中でもメモリ不足による不安定動作を防ぎます。

 

CPUクーラーには水冷方式を採用し、熱源を分離した構造により、長時間でも安定した動作が可能です。ネットワーク機能は2.5GLANポート、Wi-Fi6機能を搭載しています。スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

外出先も“職場”になるクリエイティブ環境! MSIのモバイルワークステーション「CreatorPro M16 A12U」

エムエスアイコンピュータージャパンは、プロフェッショナル向けグラフィックス機能「NVIDIA RTX Laptop GPU」と「第12世代インテル Core プロセッサー」を搭載したモバイルワークステーションの16インチモデル「CreatorPro M16 A12U」を、4月21日に発売します。税込価格は33万3000円前後。

 

同製品は、3D CADや3Dモデリングなど、3Dグラフィックを用いたクリエイティブソフトで、高速動作や安定動作が可能なプロフェッショナル向けグラフィックス機能「NVIDIA RTX Laptop GPU」の最新モデルと、ハイブリッドコアアーキテクチャを採用してパワフルなPコアと省電力なEコアを備え、性能が向上した第12世代インテル Core プロセッサーを採用したモバイルワークステーション。バックパックなどに収納して持ち運べる16インチサイズの本体に、アスペクト比16:10、WQXGA(2560×1600)のGolden Ratio ディスプレイを搭載。メモリは32GBを標準搭載しています。

 

本体には、BIOSパスワードロックやストレージの暗号化機能を使用する際に必須となるハードウェアTPM2.0を内蔵し、ハッキングやデータ漏洩など万が一のリスクに対するセキュリティ機能を搭載しています。パスワード入力不要で簡単・安全にWindowsへログインできるWindows Hello対応指紋認証リーダーを搭載し、ワンタッチで素早くログインできます。

小学生から社会人まで幅広く使える、セルラーモデルのChromebook! レノボ「Lenovo 300e Chromebook Gen3」ソフトバンクから発売

レノボ・ジャパンは、タブレットのように使用でき、LTEネットワークを通していつでもインターネットに接続できる、Chrome OS搭載のACPC(Always Connected PC)「Lenovo 300e Chromebook Gen3(レノボ サンビャクイー クロームブック ジェンスリー)」を、ソフトバンク社の「ソフトバンク」から4月22日に発売。4月15日から予約を受け付けています。価格は5万7600円。

 

同製品は、スワイプやタップ、スクロールなどに対応した11.6型のディスプレーを搭載し、キーボードだけでなく、ディスプレーを指でタッチすることで操作することができます。PCとしての使用のほか、動画視聴時などには画面を360度回転させて、タブレットのように使用することも可能。ディスプレイにはコーニング社の「ゴリラガラス」を採用しています。

 

「Google アカウント」にログインすると、現在使用中の「Google ドライブ」のファイルや「Chrome」の設定など、簡単にアクセスできます。Chrome OSは自動的にセキュリティ機能の更新を行い、常に最新の状態で利用できます。ソフトウェアもバックグラウンドで自動的に更新されます。PCは数秒で起動でき、すぐに操作が可能です。

 

LTEに対応しており、Wi-Fi環境がなくてもネットワークに接続することが可能。Google Playストアから様々なアプリケーションをインストールしたり、Chromeウェブストアから拡張機能を追加したりすることができます。

レノボ「ThinkPad」シリーズ22モデル発表! 在宅勤務やフリーアドレスなど、快適なリモートワークをサポート

レノボ・ジャパンは、ThinkPadシリーズの最新ラインナップ22モデルを発表しました。

 

「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」「ThinkPad X1 Yoga Gen 7」「ThinkPad L14 Gen 3」「ThinkPad L15 Gen 3」を4月12日に発売。最軽量時構成1kg未満の「ThinkPad X1 Nano Gen 2」や、新たにアスペクト比16:10のディスプレイを搭載した「ThinkPad Tシリーズ」と「ThinkPad L13 Gen 3」、Qualcomm Snapdragon 8cx Gen 3を搭載したモバイルノートPC「ThinkPad X13s Gen 1」などのラインアップを、2022年夏までに順次発売します。

↑「ThinkPad X1シリーズ」…左から、ThinkPad X1 Carbon Gen 10、ThinkPad X1 Yoga Gen 7、ThinkPad X1 Extreme Gen 5、ThinkPad X1 Nano Gen 2

 

今回発売された4モデル(最小構成時)の税込価格は、ThinkPad X1 Carbon Gen 10が29万1500円~、ThinkPad X1 Yoga Gen 7が30万9100円~、ThinkPad L14 Gen 3が15万9060円~、ThinkPad L15 Gen 3が17万3360円~です。

 

今回発表されたモデルはすべて移動体通信を介した高速通信に対応可能で、13型のモバイルノートPCから16型の大画面ノートPCまで、ワイヤレスWANの内蔵が可能です。ThinkPad X13s Gen 1では、5Gミリ波に対応。

↑「ThinkPad X13シリーズ」…左から、ThinkPad X13s Gen 1、ThinkPad X13 Gen 3、ThinkPad X13 Yoga Gen 3

 

オンライン会議での利用に最適化された1080pのWebカメラを搭載可能としており、従来のノートPCの720pカメラと比較して、より明るく、鮮明なオンライン会議が可能です。オンライン会議の音質も、会議スペースからの参加時に複数人の声量を均一化し、バックエンドノイズを低減するDolby Voiceを全モデルに標準搭載。また、ThinkPad L14 Gen 3、ThinkPad L15 Gen 3を除く、すべてのモデルでアスペクト比16:10のディスプレイを4辺狭額縁の筐体に凝縮し、広い画面領域ながらポータビリティも向上しました。

↑「ThinkPad Tシリーズ」…左から、ThinkPad T14 Gen 3、ThinkPad T14s Gen 3、ThinkPad T16 Gen 1

 

そのほか、FIDOキーをプリブート認証に利用可能なThinkShield Password-less Power-on、OSよりも下のレイヤーを保護する自己回復ファームウェア 3.0、Microsoft Pluton セキュリティプロセッサーへの対応などセキュリティ機能も強化しています。

↑「ThinkPad Lシリーズ」…左から、ThinkPad L13 Gen 3、ThinkPad L13 Yoga Gen 3、ThinkPad L14 Gen 3、ThinkPad L15 Gen 3

チャートでわかる、今注目のノートPCシリーズ「HUAWEI MateBook」の中であなたにピッタリなモデル

ファーウェイは3月、14インチのエントリーモデル「HUAWEI MateBook D 14」、14インチのスタンダードモデル「HUAWEI MateBook 14」、同社初の有機ELディスプレイを搭載した2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」と、一挙に3つのノートPCを発売しました。

 

ここ数年、着実にノートPCを発売し続けてきたファーウェイですが、今回の新モデル登場によってラインナップが充実。さまざまな要望に応えられる、豊富な製品がそろっています。そんな、HUAWEI MateBookはシリーズ全体を通して、上質なデザインと、高性能なディスプレイとスペック構成が魅力。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、高いレベルでデザインと性能を両立させています。

 

加えて、外部ディスプレイ「HUAWEI MateView」や、タブレット「HUAWEI MatePad」などと連携して、デバイス間のデータ転送や画面共有が簡単にできる独自機能「スーパーデバイス」も優位点といえます。

 

本記事では、そうした見どころの多いHUAWEI MateBookをチャートで紹介。豊富なラインナップの中から、チャートを辿って、自分にピッタリの1台を見つけてみましょう。

 

一般的なノートPC選びは、用途、ディスプレイサイズ、スペックで決める

チャートに入る前に、簡単に一般的なノートPCの選び方を見ていきましょう。ノートPCを選ぶうえで重要なのは、用途、ディスプレイサイズ、スペックの3点です。

 

用途は主に4つに分類

ノートPCの用途は大きく分けて、下記の4つに分類できるでしょう。

・ビジネス作業

・PCゲームのほかに映画やドラマといったエンタメを楽しむ

・ビジネス・エンタメと幅広く使える自宅据え置き

・動画編集やイラスト制作などのクリエイティブ作業を楽しむ

 

外出先に持ち運ぶか、自宅据え置きかなどで選ぶディスプレイサイズが変わる

ディスプレイサイズは、UMPC(Ultra-Mobile PC)のような超小型ノートPCを除いて、10.1~17.3インチまでのモデルが多いです。その中で、外出先に持ち運んで使用することを想定するなら、本体がコンパクトで軽量な画面サイズの小さいモデルを、自宅据え置きやPCゲーム・クリエイティブ作業をこなすなら大画面モデルを選ぶのがいいでしょう。

 

目安としては、外出先で使うことがメインであれば画面サイズは13.3インチまで、テレワークや在宅・出社など複数の働き方を組み合わせるハイブリッドワークに対応するなら13.3~14インチ自宅据え置きや大画面で作業するなら14インチより大きいサイズとなります。

↑HUAWEI MateBook 14は名前のとおり、14インチのディスプレイを搭載。それでいて、本体サイズは13.3インチクラスに収まった、コンパクトなモデルです

 

ビジネス用途でも高性能が必要、PCゲーム・クリエイティブはさらにハイスペックがいい

スペックは用途に合わせて決めると選びやすいです。たとえば、複数のアプリを立ち上げてのマルチタスクや、オンライン会議で資料を見せながら説明といったビジネス作業では、高性能なCPUと十分なメモリー容量が求められます。

 

具体的には、CPUはインテル Core i5/AMD Ryzen 5以上、メモリーは8GB以上が最低限必要。これは外出先でも使うモバイルノートPCであっても、在宅作業がメインの自宅据え置き用ノートPCでも共通です。

 

PCゲームを快適に遊ぶなら、CPUはより高性能なうえに、3Dグラフィック描画用のGPUも搭載したいところ。また、複数のゲームタイトルを保存するためにストレージも余裕がほしいですし、ゲームタイトルによってはメモリー容量も求められます。

 

そのため、CPUはインテル Core i7/AMD Ryzen 7、メモリーは16GB以上、ストレージは512GB以上のほか、dGPU(外付けグラフィックス)搭載モデルが望ましいです。

 

クリエイティブ作業の場合は、動画編集を本格的にこなすのであれば、PCゲームをプレイするのと同程度のスペックが必要です。ただ、短くて簡単な動画の編集や写真編集くらいであれば、dGPU非搭載モデルでも対応できます。

 

また、イラストは簡単なものを制作する程度なら、ビジネス作業で求められるスペックと同程度で問題ないでしょう。ただし、ペン入力対応は必須です。

 

映像視聴を重視するなら解像度とアスペクト比をチェック

同じエンタメでも、ストリーミングサービスで映画やドラマを楽しむくらいであれば、そこまでのスペックは必要ありません。ただ、ディスプレイの性能、特にどれだけ細かく表示できるかを示す解像度と画面のアスペクト比はチェックしたいポイントです。

 

解像度は、フルHD(1920×1080ドット)がひとつの目安。高精細な映像を鑑賞したいなら、フルHD以上の高解像度を選びましょう。一方のアスペクト比は、一般的なテレビと同じ16:9であれば、映像視聴に適しています。

 

なお、ディスプレイは液晶を採用しているモデルが多いですが、最近は有機ELを採用しているモデルも登場しています。こだわるのであれば、チェックしてみるといいでしょう。

↑HUAWEI MateBook Eは2in1のノートPCとしては珍しい、有機ELディスプレイを搭載しています

 

ノートPC選びで迷いがちな人は、まずは用途を決めてから、必要なディスプレイサイズとスペックを選んでいくとスムーズ。用途だけでも考えておくと、チャートも選びやすいはずです。もちろん、チャート以外でのノートPC選びにも活用できますので、参考にしてみてください。

 

自分にピッタリなモデルがわかる、HUAWEI MateBookの選び方チャート

ここからはチャートで用途やノートPCの使い方を確認しながら、自分にピッタリなHUAWEI MateBookをチェックしてみましょう。

 

手ごろな価格で、メインマシンとして使えるHUAWEI MateBook 14を選んだ人はコチラ

ハイスペックだから、ビジネス・エンタメ・クリエイティブのどれもいけちゃうHUAWEI MateBook X Pro 2021を選んだ人はコチラ

持ち運びに特化した、ビジネス・エンタメ・クリエイティブでも使えるHUAWEI MateBook Eを選んだ人はコチラ

16:9の横に広い画面で、オールラウンドな使い方ができるHUAWEI MateBook D 14を選んだ人はコチラ

 


HUAWEI MateBook 14

 

主に在宅が中心のビジネス作業で使うなら、14インチのスタンダードモデル・HUAWEI MateBook 14がおすすめです。CPUはCore i5-1135G7、メモリーは8GB/16GBと、ビジネス作業における必要スペックを満たしているほか、14インチの大画面でしかも表計算ソフトなどの作業で有利な、縦方向に長い3:2のアスペクト比を実現しています。また、タイムラインを追うようなWebサイトの閲覧などで有利な、タッチ操作にも対応(メモリー16GB搭載モデルのみ)。さらに、重量は約1.49kgと少々重いですが、オフィスやコワーキングスペースなどの拠点移動くらいなら持ち運びも可能です。

↑メタルボディをなめらかに見えるよう仕上げているため、見た目は薄く感じられます。実際、折りたたみ時の厚さは約15.9mmと、持ちやすい薄さを実現

 

直販価格は14万4800円(税込)から。少し値が張る印象かもしれませんが、ビジネスメインとなると平日8時間程度は使用します。それだけの長時間で、快適に作業できるかどうかは重要なポイント。しかも数年にわたって使用するはずです。最初の投資で、長期間ビジネス作業に集中できる使い勝手のモデルを手にするという見方をすれば、コストパフォーマンスに優れていると捉えられるでしょう。

 


HUAWEI MateBook X Pro 2021

 

性能で妥協したくないなら、13.3インチのハイエンドモデル・HUAWEI MateBook X Pro 2021を選びましょう。CPUはCore i7-1165G7、メモリーは16GB、ストレージは1TB SSD(PCIe接続)と申し分ないスペックで、ビジネス作業はもちろん、簡単な動画編集もこなせます。

 

ディスプレイは、アスペクト比こそ3:2になってはいるものの、解像度が3000×2000ドットと高いため、高精細な映像を楽しめます。また、重量は約1.33kgと軽く、外出先に持ち運ぶモバイルノートPCとしても活躍できるはず。実売価格は24万84340円(税込)前後です。

↑画面のベゼルを狭くすることで、画面占有率は約91%を達成。ベゼルが気になりにくく、映像や写真を映すとコンテンツに没頭できます

 

 


HUAWEI MateBook E

 

外出先に積極的に持ち運んで使うなら、タブレットにもなる2in1タイプのHUAWEI MateBook Eがピッタリです。本体重量約709g、専用の「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard」を装着しても約1.14kgと軽量なため、持ち運びがラク。また、スペックは上位モデルであればCore i5-1135G7、8GBメモリーなので、ビジネス使いのモバイルノートPCとして使えます。

↑HUAWEI Smart Magnetic Keyboardを外すと、大画面タブレットとして使用可能。また、ほかのノートPCと連携させて、ノートPCのサブディスプレイとして使うこともできます

 

さらに、12.6インチのディスプレイは解像度が2560×1600ドットなうえに有機ELを採用。加えて、ペン入力にも対応しているため、場所を問わず使える映像視聴用もしくはイラスト制作用タブレットにも向いています。直販価格は8万8800円(税込)から。

 


HUAWEI MateBook D 14

 

ビジネス・エンタメ問わず、大きめな画面で使いたいなら14インチのエントリーモデル・HUAWEI MateBook D 14がいいでしょう。スペックはCPUがCore i5-1135G7、メモリーが8GBと、ビジネス使いでは十分なパフォーマンスが期待できます。

↑ディスプレイが180度開閉するため、対面の相手に画面を見せたり、机に立てかけて高い位置でディスプレイを見ながら作業したりできます

 

また、ディスプレイの解像度は1920×1080ドットとこちらも十分です。アスペクト比は16:9なので、ほかのモデルに比べるとビジネス用途では見劣りしそうですが、まだまだ一般的なノートPCだと16:9は多いですし、映像を楽しむのには向いています。直販価格は12万9800円(税込)です。

 

チャートでベストなモデルにたどり着いたかとは思いますが、ほかのモデルと見比べてみたいことでしょう。そこで最後に、4モデルのスペック表を用意しました。チャートで選んだモデルとほかのモデルを比較しながら、自分にピッタリの1台はどれか、検討してみてください。

※記事中のすべての製品画像はグローバルモデルです。日本で販売されているモデルは日本語配列のキーボードとなります。

 

HUAWEI MateBook X Pro 2021 HUAWEI MateBook 14
CPU 第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサー 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリー 16GB 8GB/16GB
ストレージ 1TB NVMe PCIe SSD 512GB NVMe PCle SSD
ディスプレイ 13.9型(3000×2000ドット、アスペクト比3:2)、画面占有率91%、輝度450ニト、タッチ操作対応 14型(2160×1440ドット、アスペクト比3:2)画面占有率90%、輝度300ニト、タッチ操作対応
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C×2(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2、ヘッドホン出力/マイク入力 USB Type-C(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力
その他 指紋電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス 指紋認証一体型電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス
サイズ 約幅304×奥行き217×高さ14.6mm 約幅307.5×奥行き223.8×高さ15.9mm
重さ 約1.33kg 約1.49kg
OS Windows 10 Home(今後、Windows 11 Homeにアップデート予定) Windows 11 Home

 

HUAWEI MateBook D 14 HUAWEI MateBook E
CPU 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー 第11世代インテル Core i3-1110G4 プロセッサー/第11世代インテル Core i5-1130G7 プロセッサー
メモリー 8GB 8GB
ストレージ 512GB NVMe PCle SSD 128GB/256GB NVMe PCIe SSD
ディスプレイ 14型(1920×1080ドット、アスペクト比16:9)、画面占有率84%、輝度250ニト 12.6型(2560×1600ドット、アスペクト比16:10)、画面占有率90%、輝度最大600ニト
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C、USB 3.2、USB 2.0、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力 USB Type-C(Thunderbolt 4、充電、ディスプレイ出力、データ転送)、ヘッドホン出力/マイク入力
その他 指紋電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス 指紋認証一体型電源ボタン、スーパーデバイス
サイズ 約幅322.5×奥行き214.8×高さ15.9mm 約幅286.5×奥行き184.7×高さ7.99mm
重さ 約1.38kg 約709g(タブレット時)、約1.14kg(キーボード装着時)
OS Windows 11 Home Windows 11 Home

 

チャートをやり直す場合はコチラ

第3弾はSSD搭載モデル! ドンキのUMPC「NANOTE NEXT」3万2780円……5月16日発売

ドン・キホーテは、オリジナルブランド「情熱価格」より、7インチUMPC「NANOTE NEXT(ナノート ネクスト)」を5月16日に発売します。税込価格は3万2780円。現在、発売に先駆けて予約受付も開始しています。

 

同製品は、2020年5月に発売開始した「NANOTE」シリーズの第3弾で、新たにSSDを導入しています。7インチ液晶、タブレットモード、360度回転キーボードという基本構造は変わらず、ユーザーから要望のあった内部仕様を改良したモデルとなっており、サイト表示速度は先代モデル「NANOTE P8(UMPC-02-SR)」と比較して、約150%アップしています。

 

4月25日まで、2000台限定でドン・キホーテ店舗やECサイトで予約を受け付けており、予約購入すると、一般発売よりも早い4月末ごろから受け取りが可能です。

11年ぶりの「LOOX」はどうやってできた?世界最薄・最軽量の2in1パソコン「FMV LOOX」開発秘話

3月29日、富士通クライアントコンピューティング(以下、FCCL)は、13.3インチ有機ELディスプレイを搭載した2in1ノートパソコン「FMV LOOX」を発表しました。富士通のPC・40周年企画の第3弾でもあるこの製品は、13インチのWindowsタブレットとしては世界最薄・最軽量の599g(※)。USB-C接続でほかのWindows PCのファイル共有・直接操作を可能にする「クリエイティブコネクト」などの画期的機能を複数搭載した、インパクトの強いモデルです。

 

※:13.3型ワイドのWindowsタブレットとして /W-LANモデル タブレット使用時

 

ラスベガスで毎年開催される電子機器の見本市・CESで「CES Innovation Awards 2022」を受賞。本機の革新性は、国際的に高い評価を受けています。そんな画期的モデルはどのようにして生まれたのか。開発陣に取材しました。

↑FMV LOOX(直販価格18万1280円~)

 

クリエイターのニーズに応えるべく、”世界最先端”が結集

本品の開発コンセプトは、「想像を超える軽さと、創造できる賢さ」です。そのコンセプト通り、599gという軽さ、7.2mmという薄さは、世界最軽量かつ最薄。外出時にPCを持ち運んでいることを忘れさせるような携帯性を実現しています。

 

「賢さ」の面では、クリエイティブなユーザーからのニーズに応える機構を多く盛り込みました。まず、ペンタブレットのトップメーカー・ワコムの次世代ペン技術「Wacom Linear Pen(ワコム リニアペン)」に対応。描画ポイントが見えやすいとがった形状のペン先、ペンの傾きによる座標ズレ抑制機能などを採用したこのペンは、タブレットでの手書き体験をかつてないレベルに高めています。さらに、手書きのテキストを高精度で文字認識できるメモ用アプリケーション「Wacom Notes」をプリインストールしており、ノートとしての使い勝手も追求しました。

↑Wacom Linear Pen

 

USB-Cケーブル接続でほかのWindows端末と画面をシェアしながら、ファイルを直接操作できる「クリエイティブコネクト」機能は、FCCL製でないPCとも接続できるという点で革新性が高いポイントです。FMV LOOXをペンタブレットとして使い、メインPC上にあるイラストを編集するといった、かつてのタブレットPCではできなかった用途に対応。「軽さ」「賢さ」の両面に世界最先端の技術・機能を詰め込んだ本機は、イラストレーターはもちろん、幅広いクリエイターの相棒として活躍できる一台に仕上がっています。

 

ボトムアップで作られた「ヒーローになる端末」

本機の開発を統括したFCCLの小中陽介さんによれば「今回の開発は、ボトムアップで行われた」といいます。これは、タブレットPCというジャンルにおいて珍しいことだそうです。

 

「タブレットPCはすでにたくさんの製品が世に出ているので、ビジネス的に考えると難しい商材です。そのため、通常であれば他社の製品や市場の動向を見ながら、慎重に開発を進めることになります。ですが今回は、『既存の枠にとらわれない、全く新しい製品を作ろう』という声が社内で出てきまして、その熱意を商品化するという形で開発を始めました。その過程では、『ヒーローになる端末を作ろう』という想いから、『ヒーロータブ』という愛称も生まれました」(小中さん)

 

↑プロダクトマネジメント本部 小中陽介さん。開発全体を統括。開発時の苦労話を笑いながら話していたのが印象的でした

 

そんなボトムアップの声が社内で出てきたのが、2021年の1月ごろ。着想から1年強で製品の発表にこぎつけたことになります。1年以上という開発期間について「長い」と思われる読者もいらっしゃるかもしれませんが、エンジニアにとっては厳しいものだったそうです。

 

「通常、このようなデバイスの開発には、11か月程度の期間を要します。製品の構想ができてからすぐに開発を始める必要があり、スケジュールはハードになりました。FCCLでは、商品化の可否を決める『企画判定会議』、開発サイドで製品のコスト・性能面のバランスを見極める『開発審議会』という2つの会議をクリアしなければ商品化ができないのですが、このうちの開発審議会が大きな難所になりました」(小中さん)

 

世界最薄・最軽量を叶えたエンジニアの執念

なぜ、開発審議会が難航したのか。それは、「新しいものを作りたい」という同社エンジニアの執念によるものでした。

 

「クリエイティブなユーザーに『これなら新しいものを創造できそう』と思わせられるようなデバイスを作ろうとしていたのですが、開発審議会に上がってきた初期の案は、案外”普通”なものでした。既存の枠組みにとらわれないというこだわりが企画の出発点でしたから、もっと軽くしたい、ベゼルを小さくしたい、デザインを洗練させたい……といったふうに、何度も案が跳ね返されたんです。その過程で、当初は7.28mm厚で開発していた本体も、7.20mm厚と、さらに薄型化されました」(小中さん)

↑プロダクトマネジメント本部 第一開発センター 内田哲也さん。FMV LOOXの装置開発を担当。開発審議会では、本機を「新しい」ものにするため、多くの厳しい意見を出し続けたといいます。取材では、苦笑いを浮かべながらその苦労を語ってくれました

 

本機のコンセプトのひとつである「想像できる軽さ」。それを実現するための構造開発を担当したのが青木伸次さんです。

 

「小型化にあたっては、ただサイズを小さくするだけでなく、内部の熱をどう逃すのかが課題でした。また熱が一部に集中してしまうと、機械の寿命が短くなってしまうので、熱の均質化も行う必要がありました」(青木さん)

プロダクトマネジメント本部 第一開発センター 青木伸次さん。小型化にあたっての苦労を語ってくれた青木さん。語り口は冷静でしたが、開発への熱意がこもっていました

 

試行錯誤の結果、本機には、ヒートシンク、ヒートパイプ、さらには高い熱伝導率を誇るグラファイトのフィルムが内蔵されました。この3つが組み合わせることで、ファンレスであることをものともしない、高い放熱性、熱の均一化を実現しています。

 

↑青木さんが腐心して開発したFMV LOOXの内部。青木さん曰く「軽くしたかったので、実はスカスカになっています」

 

「クリエイティブに使ってほしい」という想いが結晶した、多彩な機能

FMV LOOXは、独自の機能を複数搭載しています。その際たるものが、外部連携機能「クリエイティブコネクト」(上写真)とワコムの新技術「Wacom Linear Pen」です。これらの機能は、本機が初搭載。Wacom Linear Penに至っては、ワコム製のペンタブレットにすら未だ搭載されていない最新の技術。PCである本機は、世界最新鋭のペンタブレットでもあるのです。

↑外部連携の技術開発を担当したコンシューマ事業本部 日浅好則さん。「ユーザーがFMV LOOXをクリエイティブに使えるように、連携できる外部端末を少しでも増やしたい」という考えから、発表ギリギリまで調整を行いました

 

また、スピーカー、キーボードなどにもこだわりが詰まっています。たとえば、ボディの背面に搭載された4つのスピーカーは、本体の小ささを感じさせない力強い音を鳴らします。しっとり、上品に響くその音は、小型スピーカーの音にありがちなシャリシャリ感とは無縁です。

 

キーの中央が凹んだ形状になっているキーボードは、携帯性は維持しつつも堅牢な作り。叩いてみるとしっかりした反発があり、打鍵感にはいい意味で2in1デバイスらしさがありません。小中さんが「ユーザーが創造性を発揮する前に、疲れてしまってはいけない」と語るように、使用者のクリエイティビティを最大限引き出すための操作性を追求した結果生まれた、オリジナルのキーボードです。

 

11年ぶりに復活した「LOOX」の名が意味するもの

あらゆるこだわりが詰まった、今回のFMV LOOX。この製品名にも特別な意味があります。LOOXは「Look at “X”-perience」の略。このXは「変化、無限の可能性、体験」といった意味であり、本機が「未来の変革をみすえた革命的なデバイス」であることを表しています。

 

そして、「LOOX」という名の端末が発売されるのは今回が初めてではありません。実は同社、これまでにも同一の名称を冠した端末を発売しています。とはいえ、LOOXの名に聞きなじみのない読者もいるでしょう。それもそのはず、”新たなLOOX”が世に出るのは、実に11年ぶりのことなのです。

 

“直近のLOOX”は、2011年に発売された携帯電話「LOOX F-07C」。Windows 7搭載の携帯電話という新規性がウリのF-07Cは、発表当時、大きな注目を集めました。またそれ以前には、背広の内ポケットに入るサイズの超小型PC「LOOX U」も発売しています。LOOXの名は、超小型PCのラインナップで使われてきた名称です。

 

長らく封印されてきた名称が復活した要因は、本機に対する全幅の自信。そもそもFCCLにとって、LOOXの名称は軽々しく使えるものではありません。LOOXの示すところが「未来の変革をみすえた革命的なデバイス」である以上、それに相応しい製品でない限り、命名できないのです。

 

「LOOXは、FCCLが『これは革命的だ!』と自負する端末が生まれたときにつける名前なんです。かつてのLOOXも、企画当初からその名で売り出そうと決めていたことはありませんでした。今回も、企画の後半段階になってこの商品名にするという意見が出たことが、名付けのきっかけになっています。この商品名は、”かつてないほどクリエイティブに使えるタブレットができた”という、会社としての自信の証です」(小中さん)

 

FMV LOOXの発売は、6月中旬と発表されています。その時期までまだ間がありますが、この夏、本機がもたらす革新に期待が高まります。

 

撮影/高原マサキ(TK.c/1枚目写真と人物)

タッチ機能搭載&360度展開できるコンバーチブル! 「書く、描く、働くを自由にする」ビジネスノートPCがMSIから

エムエスアイコンピュータージャパンは、360度展開可能なタッチ機能対応ディスプレイを搭載し、独自開発のアクティブスタイラス「MSI Pen」が付属するビジネスノートPC「Summit E13 Flip Evo」の、第12世代インテル Core プロセッサー搭載モデルを、MSI公式オンラインショップ「MSIストア」で、4月下旬に発売します。税込価格は27万円前後です。

 

CPUに最新のハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、パワフルなPコアと省電力なEコアを備え性能が向上した第12世代インテル Core プロセッサーと、インテル Iris Xe グラフィックスを搭載し、インテル Evo プラットフォームに準拠。高速処理性能を備え、オフィスソフトやWebブラウザ、テレビ会議ソフトなどのマルチタスクでも快適な動作が可能です。グラフィックス処理性能も高く、動画・画像編集ソフトなどを使ったクリエイティブ作業にも活用できます。薄さ14.9mm、軽さ1.35kgの薄型軽量な本体デザインで、最大12時間(JEITA 2.0)動作可能なバッテリーを搭載しています。

 

本体には360度展開やタッチ機能にも対応した、アスペクト比16:10、WUXGA(1920×1200)解像度の「Golden Ratio ディスプレイ」を搭載。直感的な操作性ができ、ノートPCモード、タブレットモード、テントモードなど様々なスタイルで、プライベートやビジネス、クリエイティブなど、幅広いシーンで利用可能です。付属のMSI Penは、4096段階の筆圧感度に対応。ペン内部にはマグネットを内蔵しており、本体側面に固定すれば楽に持ち運びできます。スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

デルで最も多く生産されているPCがサステナブル仕様に! 100%リサイクル可能な新梱包材も

デル・テクノロジーズは、増え続ける廃棄物や資源の制約といった問題に対処するため、同社史上最もサステナブルなノートPCとなるNew Latitude 5000シリーズと、サステナブルな新素材を使った梱包材を発表しました。

 

Latitude 5000シリーズは、デルで最も多く生産されているPC。最新の同シリーズでは、リサイクル素材や再生可能素材の使用を増やすために、様々な設計が行われています。

 

ノートPCの天板は、製紙業界からアップサイクルされた樹木由来のバイオプラスチック、再生炭素繊維や、使用済みプラスチックなど、71%がリサイクル可能で再生可能な素材により作られています。同社はPCパーツのうち、2番目に重い天板に着目し、CO2排出量や水、消費電力を削減す。システムのベース部分には、再生炭素繊維とヒマシ油から作られた、バイオベースのゴム足を使用し、石油系素材への依存を低減します。

 

海洋プラスチックの使用の対象を、梱包材から製品へと拡大し、ファンのケースにも使用しています。保護するための梱包材は100%リサイクル、もしくは再生可能な素材で作られています。

 

また、同社は2017年に、水路に流れ込む前に廃棄物を回収して資源に変えることを目的として、海洋プラスチックを使用した商用の梱包材を作る業界初のプロジェクトを立ち上げ。以来、同素材を使用した梱包材の取扱量を拡大し、22万7000ポンドを超える同素材を消費し、510万個以上のリサイクル可能な梱包用トレイとエンドキャップに同素材を使用しています。

 

海洋プラスチックは、Precision 3000シリーズ モバイルワークステーションのファンのケースや、OptiPlex 5000 マイクロ デスクトップ、Precisionワークステーションのファンとそのケースにも使用。EcoLoop Proシリーズのバックパックやスリーブ、ブリーフケースの外側のメインファブリックにも100%海洋プラスチックを使用しており、ヒマシ豆に由来するバイオベース ゴムは、Latitude 7430、7530や、Precision 3000シリーズ モバイルワークステーションの底面バンパーにも使用しています。

 

100%リサイクル可能な再生可能素材を使用した、サステナブルな梱包材は、電源コードや書類などの梱包材を、従来のビニール袋から紙製に変更。紙製テープを採用し、ビニールテープの使用により発生する可能性のある廃棄物汚染を低減しました。配送用リサイクル段ボール箱は、サステナブルな方法で調達された竹とサトウキビ繊維パルプから作られた、インナートレイを備えています。

 

同梱包材は、Latitudeシリーズ ノートPC、Precision モバイルワークステーション、XPSシリーズのデバイスの新製品すべてに展開されます。

第12世代インテル Core プロセッサー搭載! デル「Inspiron」ノートPC5製品を発売

デル・テクノロジーズは、「New Inspiron 16 ノートパソコン」「New Inspiron 16 2-in-1 ノートパソコン」「New Inspiron 14 ノートパソコン」「New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン」「New Inspiron 13 ノートパソコン」を発売しました。

 

いずれもOSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載しています。

 

New Inspiron 16 ノートパソコンは、アスペクト比16:10のフルHD+ディスプレイ搭載。250ニットの明るさで、室内でも屋外でも、映像を美しく表示します。税込価格は10万9980円~。

 

New Inspiron 16 2-in-1 ノートパソコンは、16:10のアスペクト比のディスプレイをスリムな2-in-1に搭載。4K UHD+有機ELディスプレイまで選択可能です。VESA認定DisplayHDR 500 True Black製品として、深い黒と多様な影によって、映像を鮮明に表示します。

 

17%薄くなった360度ヒンジによって汎用性が向上。パームレスト全体に渡るエッジツーエッジの、ガラスに近いマイラー素材と、30%大きくなったタッチパッドで、指紋や汚れへの対応を強化。別売オプションのアクティブ ペンは、ペアリング不要で、自然で正確な書き心地を提供します。税込価格は16万7980円~。

 

New Inspiron 14 ノートパソコンは、フルHDカメラとAIノイズ リダクション付きデュアル マイクを備え、ビデオ通話に最適です。16:10のアスペクト比により、コンパクトなサイズながら大画面が特徴。税込価格は9万8980円~。

 

New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、標準の14インチ ディスプレイよりも表示領域が5.6%大きくなった16:10のフルHD+ディスプレイや、Waves MaxxAudio Proを搭載しています。

 

360度ヒンジによって汎用性が大幅に向上し、4つの異なるモードで作業可能です。リフトヒンジを採用しており、タイピング時の手首の疲れを軽減します。14%大きくなったタッチパッドによる、広々とした操作性が特徴。税込価格は12万1980円~。

 

New Inspiron 13 ノートパソコンは、最大QHD+ディスプレイと100%のsRGBカラーカバレッジによる鮮明な画質により、リアルな映像体験を表現。縁のないキーボード、4辺狭額縁、Type-C電源アダプターなどが追加。16:10のアスペクト比で、高さが拡張された画面に、より多くのコンテンツを表示できます。なお、New Inspiron 13 ノートパソコンのみ、Dell.comで現在販売していません。

覗き込み検知機能など、さらにセキュアで便利になったNECのPCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」新バージョン

NECは、顔認証AIエンジン「NeoFace」を利用した、法人向けのPCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」の新バージョンを発表。4月6日から順次販売を開始します。

 

新バージョンは、パッケージ版とクラウド版で提供。パッケージ版の「NeoFace Monitor V6」は、第三者によるPC画面の覗き込みを検知すると、PC画面にポップアップで通知するほか、自動的にPCをロックする機能を追加しています。また、自宅や外出先からオフィスにあるリモートPC環境への、顔認証によるログオンもサポート。テレワーク時の情報漏えいリスクを低減できるとしています。

 

クラウド版「NeoFace Monitor クラウド版 R1.2」は、スマホやタブレットから顔認証によるサインインで、企業が利用しているクラウドサービスにアクセスできる機能を追加。これにより、セキュリティ性の高いマルチデバイス運用が可能になり、情報セキュリティ対策とセキュアな環境下での利便性向上による業務効率化を実現できるといいます。

 

NeoFace Monitor V6の希望小売価格は、PC1台への導入で1万6800円(税別)から。発売は4月6日を予定しています。一方のNeoFace Monitor クラウド版 R1.2の希望小売価格は、月額換算で300円(1名あたり、税別)から。こちらは4月8日発売です。

覗き込み検知機能など、さらにセキュアで便利になったNECのPCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」新バージョン

NECは、顔認証AIエンジン「NeoFace」を利用した、法人向けのPCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」の新バージョンを発表。4月6日から順次販売を開始します。

 

新バージョンは、パッケージ版とクラウド版で提供。パッケージ版の「NeoFace Monitor V6」は、第三者によるPC画面の覗き込みを検知すると、PC画面にポップアップで通知するほか、自動的にPCをロックする機能を追加しています。また、自宅や外出先からオフィスにあるリモートPC環境への、顔認証によるログオンもサポート。テレワーク時の情報漏えいリスクを低減できるとしています。

 

クラウド版「NeoFace Monitor クラウド版 R1.2」は、スマホやタブレットから顔認証によるサインインで、企業が利用しているクラウドサービスにアクセスできる機能を追加。これにより、セキュリティ性の高いマルチデバイス運用が可能になり、情報セキュリティ対策とセキュアな環境下での利便性向上による業務効率化を実現できるといいます。

 

NeoFace Monitor V6の希望小売価格は、PC1台への導入で1万6800円(税別)から。発売は4月6日を予定しています。一方のNeoFace Monitor クラウド版 R1.2の希望小売価格は、月額換算で300円(1名あたり、税別)から。こちらは4月8日発売です。

世界最軽量599g! 持ち歩き楽々なモバイルPC「FMV LOOX」誕生

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、FUJITSU PC 40th Anniversary企画第3弾として、2in1 PC「FMV LOOX」を2022年6月中旬より順次発売します。

↑FMV LOOX(直販価格18万1280円~)

 

同機は、13.3型ワイドのWindowsタブレットとしては世界最軽量(※)となる599gを実現。持ち歩きやすく、どこでも自由に使える究極のモバイル端末として訴求します。

※13.3型ワイドのWindowsタブレットとして (W-LANモデル タブレット使用時)
↑世界最軽量となる599gを実現

 

約11年ぶりに復活したLOOXの名を冠したモバイルPC

LOOXブランドは2000年に誕生し、2011年のモバイル端末を最後に途絶えていましたが、今回のモデルがLOOX=Look at eXperienceの名にふさわしい革新的なエクスペリエンスを提供するものだとし、同社の基幹ブランドLIFEBOOKとは異なるコンセプトの製品として位置づけられています。

 

本機は13.3型ワイドのタッチ式有機ELディスプレイを備えたWindowsタブレット端末。別売の着脱式キーボード「FMV LOOXキーボード」や、ワコムの最新技術「Wacom Linear Pen」を採用した「FMV LOOXペン」(別売)を使用することで、ノートPCやペンタブレットのように使うことができます。

↑別売の「FMV LOOXキーボード」を装着すればノートPCのように使えます

 

↑ワコムの最新技術が採用された「FMV LOOXペン」。ペン先が細く快適な書き心地

 

このほか、クラウドファンディングで実施され多くの支援を集めたモバイルキーボード「FMV Mobile Keyboard」が合わせて一般発売されることも発表され、FMV LOOXと組み合わせて使用できることも明かされました。

 

また、FMV LOOXはデスクトップPCやノートPCとUSBケーブルで接続して拡張できる「クリエイティブコネクション」機能を搭載しており、セカンドディスプレイやペンタブレットとして使用したり、2台のPC間で高速でデータ移動が行えたりするなど、サブ機として活用することも想定した機能を備えています。

↑セカンドディスプレイモードの使用イメージ。USB Type-Cケーブルで接続するのでデータのやりとりも高速

 

本体にはステレオ再生が可能なQuad Box Speakerを内蔵。有機ELディスプレイの美しい画面と迫力のサウンドで動画再生も楽しめます。

 

【スペック】

品名 FMV LOOX 90/G FMV LOOX 75/G
OS Windows 11 Home 64ビット版
プロセッサー インテル Core i7-1250U
最大4.70GHz
インテル Core i5-1230U
最大4.40GHz
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD

 

新時代のライフスタイルに合わせた新モバイルPC

発表会では、FMV LOOXを担当した同社のチーフデザインプロデューサーの藤田博之氏が登壇し、本機のテーマを説明しました。

↑FMV LOOXのテーマを説明する藤田氏

 

FMV LOOXは、「コロナ禍以降の新しい生活様式に応じた、オンオフ問わず使える究極のモバイル端末であること」、「誰でも自由に発信できる時代にクリエイションを刺激する端末であること」という2つのコンセプトをもとに開発されたそう。

 

なかでも、今日はPCをカバンに入れようか、置いていこうかと迷わず持ち出せるよう、本体の軽さを徹底的に追求しており、重量634gの超軽量で話題を呼んだノートPC「UH-X」で培った軽量化技術を継承し、基板の小型化や筐体の薄型化で1g単位まで軽くすることを目指したとのこと。世界最軽量の599gという重量に決まったのも、この発表会の直前だったということで、本当にギリギリまで軽量化に努めていたことが伺えます。

 

発表会には同社の取締役会長を務める齋藤邦彰氏も同席しており、「FMV LOOXは40周年の集大成となる端末」と説明。また、LOOXブランドの初代モデルとなる「FMV-BIBLO LOOX」(2000年発売)を思い出のPCとして披露しました。

↑初代モデル「FMV-BIBLO LOOX」を披露する齋藤会長

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ビジネス向けモバイルノートPCはどう選ぶべき? 最新「HUAWEI MateBook 14」でポイントを探る

ここ数年でリモートワークが身近になり、会社だけでなく自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事をする機会が増加。仕事をする場所が決まっているときはどんなノートPCでも問題なかったのですが、場所を移動して作業するとなると、ビジネス向けのモバイルノートPC選びもちょっと変わってきます。

 

そこで、3月に登場したばかりのスタンダードなモバイルノートPC「HUAWEI MateBook 14」を例に、モバイルノートPC選びで重視したいポイントやトレンドを紹介していきます。

 

最初に見るべきポイントは「画面サイズ」「基本性能」「軽さ」

モバイルノートPCを選ぶうえでの基本となるのが、①「画面サイズ」②「基本性能」③「軽さ」の3つ。ここでは「HUAWEI MateBook 14」を例に、この3つのポイントをどういった基準でチェックすればいいのか解説します。

↑HUAWEI MateBook 14は3月18日に発売されたばかりのモバイルノートPCです

 

①画面サイズの主流は13.3~14型

一般的なノートPCだと、15.6型の大きなサイズが主流。画面が大きくて見やすいのですが、そのぶん本体サイズは巨大化し、重量も重たくなりがちで、モバイルノートPCには向いていません。

 

そのため、モバイルノートPCの主流は13.3~14型となっています。HUAWEI MateBook 14は、モバイルノートPCとしては大きめの14型を採用。作業のしやすさと持ち歩きやすいサイズ・重量を両立しているモデルです。

 

HUAWEI MateBook 14に関して言えば、うれしいのは、14型ながらも13.3型クラスに匹敵するほどコンパクトになっていること。これは画面周囲のベゼルを細くすることで実現しています。見た目がスタイリッシュというだけでなく、サイズ面でも有利になるデザインです。

↑狭額縁デザインを採用することで、14型ながら本体サイズをギリギリまでコンパクト化

 

②基本性能はCPU、メモリー、ストレージで決まるので要チェック

PCの基本的な性能は、CPUとメモリー、そしてストレージでほぼ決まります。とくにモバイルノートPC向けのCPUはここ数年で大きく性能が向上しており、5年前の製品から買い替えると、一番驚くポイントかもしれません。

モデル名 HUAWEI MateBook 14
CPU 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリー 8GB/16GB
ストレージ 512GB NVMe PCle SSD
ディスプレイ 14型(2160×1440ドット、アスペクト比3:2)画面占有率90%、輝度300ニト、タッチ操作対応(16GBメモリーモデルのみ)
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力
キーボード バックライト付き日本語キーボード
その他 指紋認証一体型電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス
サイズ 約幅307.5×奥行き223.8×高さ15.9mm
重さ 約1.49kg
OS Windows 11 Home

↑HUAWEI MateBook 14の主なスペック。CPUやメモリー、ストレージなどは、スペック表から読み取れます

 

具体的には、5年前であれば、ミドルクラスの製品に多く採用されていたのがCore i5-7200U。これは2コアCPUで、1つのCPUの中に2つの頭脳が搭載されています。これに対し、HUAWEI MateBook 14が搭載しているのは、Core i5-1135G7。こちらは4コアCPU、つまり4つの頭脳が搭載されていることになります。動作クロック当たりの性能向上もありますので、実際は2倍以上の性能が期待できるでしょう。

 

複数のアプリを同時に使うことが増えた現在は、このCPUの性能が快適さに直結します。アプリを立ち上げる間の待ち時間が短縮され、アプリを終了しなくても別のアプリがサクサクと動く。たったこれだけのことでも、作業の効率は大きくアップするはずです。

 

続いて、軽く見られがちなメモリーですが、多くのアプリを同時に利用する場合にはとくに威力を発揮します。各アプリが必要とするメモリー量が増えていることもあって、今は最低でも8GBは必須。16GBあれば、とりあえず困ることはないといった基準になっています。デスクトップPCと違い、モバイルノートPCは後からメモリーを増量するのが難しいことが多いだけに、なるべく多いものを選んでおきたいところです。

 

ファイルを保存するストレージは、快適性を考えればHDDではなく、SSDを選びましょう。今はSATA接続とNVMe対応のPCIe接続の二択ですが、PCIe接続の方が、多くの場合、ファイルの転送速度が2倍以上高速。主流もPCIe接続となっていますのでよほどの理由がない限り、PCIe接続を選ぶのが無難です。

 

容量は、512GB以上がおすすめ。256GBでも当面問題はありませんが、メインPCとして使う場合、多くのアプリをインストールするほか、データもどんどん増えていきます。最低でも数年間は容量不足に悩まないためにも、512GBあると安心です。

 

以前からノートPCを使っている人であれば、「そこまでの性能は必要ない」と思われるかもしれませんが、リモート会議中にオフィスアプリを起動し、作成した資料を画面上で共有しながら説明する、なんていうのはよくあるシーン。性能の低いPCでも同じことはできますが、資料表示まで時間がかかる、アプリが突然落ちてしまうなどのトラブルの原因ともなります。それだけに、性能の余裕は大切です。

 

メーカー側でもそうしたニーズに応えるためか、HUAWEI MateBook 14のように、Core i5-1135G7、8GBもしくは16GBメモリー、512GB SSDを内蔵した、トレンドど真ん中のモデルも展開されています。

↑インテルのCore i5を搭載したモデルは、このようにシールが貼付されています。HUAWEI MateBook 14には、4コア/8スレッドのCore i5-1135G7を搭載。ミドルクラスのCPUながら、性能はかなり高いです

 

③軽さは1kg以下が理想だが、用途によっては1kg以上でもOK

モバイルノートPCの要ともいえる軽さ。本来であれば移動時の負担にならないよう、1kgを切っているのが理想ですが、これは常時携行して1日中外出している人向けの話です。作業場所を移動するくらいで、移動時間より利用時間の方が圧倒的に長いのであれば、そこまで重量にこだわる必要はありません。

 

とはいえ、2~3kgもある重たいノートPCを持ち運ぶのは非現実的です。

 

HUAWEI MateBook 14を見ると、重量は約1.49kg。超軽量というわけではありませんが、自宅内での移動、コワーキングスペースに持ち出す、出張時にカバンに入れていくといった用途であれば、十分な軽さです。これはひとつの目安にしてもいいでしょう。

↑重量は約1.49kgと決して軽くはないですが、片手で保持して移動するくらいは余裕です

 

モバイルノートPC選びの基本は以上の3つです。この基本を押さえつつ、さらに「あったほうがうれしい」ポイントを次に見ていきましょう。

 

HUAWEI MateBook 14に見る、モバイルノートPC選びでさらに気にしたい4つのポイント

スペック表からわかる情報だけで製品を選ぶと、実物が手元に届いたときに「思っていたのと違う……」となってしまいがち。もちろん、店頭で実物を見て買えばそんな食い違いは減らせますが、長期間使ってみなければ実感できない部分もあります。

 

こういった実際に使ってみないとわかりにくい部分を、HUAWEI MateBook 14を例にチェックしてみましょう。

 

チェックポイント1 アスペクト比と解像度

画面のサイズはスペック表ですぐにわかりますが、実感しづらいのはアスペクト比と解像度。一般的なのは16:9/1920×1080ドット(フルHD)で、画面サイズに関係なく、多くのノートPCで採用されています。

 

16:9は一般的なテレビと同じ比率で、見慣れているぶん受け入れやすいのですが、アプリを使い始めると少々不満に感じることがあります。横幅に比べて縦幅が圧倒的に狭いのです。

 

PDFの書類を見開き表示にしたら左右の余白が大きい、エクセルの表で表示できる範囲が狭いなど、もうちょっと何とかなってくれるといいのに……と思うでしょう。とくに書類関係を扱うことが多いビジネスシーンでは、感じやすいはずです。

 

HUAWEI MateBook 14は、解像度2160×1440ドット、アスペクト比3:2という液晶を採用。フルHDと比べて解像度が高いうえ、縦の比率が大きめとなっているため、書類を無駄なく表示できるのがメリットです。

 

また、純粋に解像度が高いため、表示できる情報量も多いです。これは、Excelファイルを開いてみるとよくわかるでしょう。

↑Office on the webのExcelを使い、テンプレートの請求書を表示してみたところ

 

1920×1080ドットでは、テンプレートの請求書の27行目までしか表示できなかったのに対し、2160×1440ドットのHUAWEI MateBook 14では、43行目まで表示。必要な情報が1画面にすべて収まっています。

 

チェックポイント2 バッテリー

外出先で利用するときに心配なのが、電源問題。電源が借りられる場所であればACアダプターで充電できますが、どこでも借りられるわけではありません。また、コンセントのある席が限られていることも多いでしょう。

 

そんなときでも安心できるのが、長時間バッテリー駆動が可能なモデル。1日中電源のないところで仕事をするなら、8時間以上が最低条件です。余裕を考えれば、10時間以上が目安となります。

 

HUAWEI MateBook 14のバッテリー駆動時間は、しっかり使える約12.9時間以上(JEITA2.0基準)。しかも、付属のACアダプターで急速充電を行なえば、15分で約2.5時間利用可能となるため、短時間しかコンセントが使えないといったときでも安心です。

 

なお、付属のACアダプターはUSB Type-CでPD対応なので、Androidスマートフォンなどほかの機器にも利用できます。

 

チェックポイント3 インターフェイス

モバイルノートPCは、自宅はもちろん、意外と外出先でも外部ディスプレイやマウスなどの周辺機器に接続する機会が多いはず。

 

そのときに重要なのが、インターフェイスの種類。USB Type-C対応の機器が増えてきたといっても、今でも主流はUSB Type-Aなので、USB Type-Aも搭載しているのが1つ目のポイントといえるでしょう。

 

2つ目は、HDMI。USB Type-Cからディスプレイ出力が可能な場合も多いですが、HDMI入力のある機器との接続には、変換ケーブルが必要です。その点、HDMIをもつモバイルノートPCであれば、先方のHDMIケーブルを借りるだけでよく、ピンチを切り抜けられます。

 

HUAWEI MateBook 14のインターフェイスを見ると、USB Type-A×2、USB Type-C、HDMIを装備しており、しっかりと対応できています。とくにUSB Type-A×2は、マウスのほかにUSBメモリーなども同時に使えますから、実用的な構成といえるでしょう。

↑右側面には、USB Type-A×2を装備。マウスとUSBメモリーなど、複数機器を接続できます

 

↑左側面は、USB Type-CとHDMI。間にあるのはヘッドホン出力です

 

ちなみに、HUAWEI MateBook 14に搭載されているUSB Type-Cは、USB機器の接続のほか、充電、ディスプレイ出力にも対応。USB PDに対応した外部ディスプレイとType-Cケーブルで接続すれば、充電とディスプレイ出力を1本でまかなうことも可能です。

 

チェックポイント4 生体認証やWi-Fi 6などの付加機能

必須ではないものの、あると便利な機能が生体認証。顔認証や指紋認証ができると、周囲に人がいる状態でパスワードを入力する機会が激減し、のぞき見でパスワードがばれてしまう危険が小さくなります。とくに屋外で使う機会が多い人には、安心の機能でしょう。

 

また、通信機能も重要。Wi-Fi内蔵は当然として、最新のWi-Fi 6に対応しているかがポイントです。最近はWi-Fi 6対応のルーターも低価格化してきているので、今はまだ導入していなくても、将来性を考えれば対応しておいて損はありません。さらに、外での利用が多いというのであれば、4Gや5Gといったモバイル通信に対応したモデルを選ぶのも手です。

 

これ以外にも、操作性を重視したければ指で画面に触れて操作できるタッチパネル、アプリからの意図しないカメラ利用を防ぐカバーなどもあると便利です。

 

HUAWEI MateBook 14は、このうち指紋センサーとWi-Fi 6、そしてタッチパネルが搭載されています。また、カメラは少々特殊で、ファンクションキーの中央部分に埋め込まれているタイプ。撮影の角度が急になる、膝に乗せて使うと顔が映らないといった難点もありますが、別途カメラを用意しなくてもリモート会議などに参加できるのは心強いです。

↑必要なときだけポップアップできるカメラを装備。不要なときはしまえるのがユニーク

 

↑電源ボタン一体型の指紋センサー。電源オン時に指を置いておけば、自動でサインインできます

 

 

HUAWEI MateBook 14は性能や使いやすさにこだわった、実用性の高い1台

モバイルノート選びのポイントをいくつもそろえたHUAWEI MateBook 14ですが、実際使ってみて感じた最初の印象は、モバイルノートPCとは思えないほど広い画面だということ。14型という数字以上に広く、アプリが利用しやすく感じました。16:9では表示できる情報が少なく、デッドスペースができてしまうのが、知らないうちにストレスになっていたようです。

 

操作性の面でいうと、大きなタッチパッドが魅力。ポインターの移動もスクロールも自在にできるため、小さいエリアを何度も指でこする必要はありません。

↑かなり大きなタッチパッドを装備。余裕をもってポインターの移動ができます。なお、キーボードの配列は英語ですが、こちらは試用機のため。製品版ではフルサイズ日本語キーボードです

 

さらに、メモリー16GBモデルであれば、画面にタッチパネルが搭載されています。ポインターを移動してボタンをクリック、また元の位置にポインターを戻して……なんていう作業は必要なく、直接画面上のボタンにタッチすればOKです。モバイルノートPCだと画面とキーボードの距離が近いため、意外とこの操作方法が便利。タブレットPCでないならタッチパネルは不要だ、と考えている人こそ、使ってもらいたいです。

 

なお、バッテリー駆動時間が長くて重量も約1.49kgと重ためというと、本体は分厚いようなイメージがありますが、HUAWEI MateBook 14の厚みは約15.9mm。かなりスリムなので、カバンへもしまいやすいです。

↑モバイルノートPCらしい薄型デザイン。本体に手を置いて長時間作業しても手首が痛くなりにくいでしょう

 

1kgを切るような軽量モバイルノートPCと比べてしまうと重たいうえに、特徴の少ないデザインは武骨な印象を与えがちですが、そのぶん性能や使いやすさにこだわっているのがわかるはず。ビジネスモバイルノートPCとして実用性の高い、魅力的な1台といえるでしょう。

 

懐にやさしいコスパの高さも製品選びの重要ポイント

HUAWEI MateBook 14は実売価格で14万4800円(税込)~と、そこまで高くありませんが、メインPCとは別のセカンドPCとして欲しいと考えると、もう少し安い方がうれしいのは事実です。

 

そこで、アスペクト比3:2やタッチパネルといった特徴にそこまでメリットを感じない、というのであれば、「HUAWEI MateBook D 14」という選択肢もあります。

 

解像度が1920×1080ドットのフルHD、タッチパネル非対応、メモリー 8GBと若干見劣りしますが、CPUはCore i5-1135G7、SSDもPCIe接続の512GBと、HUAWEI MateBook 14と同等で、実力は負けていません。

 

もちろん、モバイルノートPCであるとうれしい指紋センサーやカメラはしっかりと搭載しています。

↑画面がフルHDとなるため、それに合わせ横幅が若干大きめ。ただし奥行きは短くなっています

 

しかも、重量は約1.38kgと少し軽くなっているため、軽さ重視で選びたいという人もこちらを選ぶとよさそうです。

 

価格は12万9800円(税込)。HUAWEI MateBook 14よりも買いやすく、しかもデザインはほぼ同じで、安っぽさはありません。アルミ筐体による堅牢性も同等ですから、モバイルノートPCとして、安心して持ち歩けるでしょう。

 

なお、見た目はHUAWEI MateBook 14とそっくりですが、ユニークな点として、画面が180度まで開きます。机で向かいに座った相手に画面を見せやすいほか、180度開いた状態でスタンドに立て、マウスとキーボードを接続してデスクトップPCライクに使う、といった活用も可能です。

↑画面が180度まで開くので、周囲の人全員に画面を見せるというのもやりやすいです

 

モバイルノートPCとしての重要ポイントはしっかりと押さえつつ、価格も抑えられているという良モデル。コスパを重視するなら、HUAWEI MateBook D 14を選んでも後悔しないでしょう。

 

ここまで、モバイルノートPCの選び方を見てきましたが、各ポイントを押さえながら10万円台半ばくらいで手に入るHUAWEI MateBook 14は、かなり理想的な製品といえるでしょう。一方で、よりコスパの高さを追求するならHUAWEI MateBook D 14を選ぶと、満足できるはず。今回挙げたポイントを参考にしながら、欲しい機能と価格帯を考えて、さまざまな製品と比べて検討してみてください。

 

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撮影/ヒゲ企画

「これが出てから、ほかのCPUをおすすめできなくなった」プロが語る、自作PCパーツの最新トレンド

PCパーツの入れ替えや変更により長く使えたり、大人のプラモデル感覚で楽しめたりと、魅力の多い自作PC。これを始めるうえで、いま旬のPCパーツにはどんな製品があるのでしょうか。秋葉原の中央通り沿いで存在感を発揮するPCパーツショップ・TSUKUMO eX.の紅谷さんに、店内を案内してもらいながら、売れ筋のPCパーツやおすすめの構成について聞いてみました。

 

なお本企画は、既製品にはない自作PCならではの魅力、いまのトレンドやパーツの選び方、PCを初めて自作する人が注意すべきポイントなど解説する、3本立ての記事で構成されており、本記事は3本目にあたります。

 

これまでの記事をまだお読みでない人は、ぜひそちらもご覧ください。

関連記事:あえてPCを自作する理由。”大人のプラモデル”としての自作PCの魅力に迫る

関連記事:実はいまメモリーが爆安!? 自作PCのパーツの選び方をプロに聞いてきた

 

↑TSUKUMO eX.の店舗ビル。黒一色の外装デザインは、まるでデスクトップPCのケースのよう

 

眩い光を放ちながらズラリと並ぶケースに心惹かれる

紅谷さんがまず案内してくれたのが6階のケース売り場です。PCの外装を決めるケースはシンプルなものはもちろん、スケルトンでケース内部の様子が見えるもの、メカニックな装飾が施されたものなど、多種多様なものがズラリと並んでいます。これを自室に置いたら映えるだろうなあ、などと考えていたら物欲が刺激されてたまりません。

↑売り場に陳列されたケース。内部に光源が仕込まれたものも多数あり、売れ筋です

 

↑大型のケースが多く並ぶなか、かわいらしいサイズ&形状のものも

 

↑売り場に立つスタッフの紅谷さん。曰く「これほどの数のケースを展示販売しているのはおそらくウチだけ」

 

↑ケースに追加で取り付けるファンも販売されています。売り場の片隅では、LED内蔵のファンが光る様子をデモンストレーションしていました

 

「これが出てから、ほかをおすすめできなくなった」怪物コスパCPU

次に案内してもらったのが、CPUとマザーボードを販売する4階フロア。スタッフの紅谷さんが「これが出てから、ほかのCPUをおすすめできなくなった」と語るほど、高いコスパを誇るモデルを紹介してくれました。

 

それは2022年1月に登場した「インテル Core i5-12400F プロセッサー」。高性能コアと省エネコアを兼備し、効率よく演算できる本品は、2万4800円(税込、2月8日取材時点)という価格設定ながら、ライバルメーカー・AMDの3万円台の製品に引けを取らない能力を秘めています。

 

「ほとんどのゲームは、インテル Core i5-12400F プロセッサーでストレスなく遊べます。いま、若いお客様のなかに10万円台でゲーミングPCを作りたいというニーズが増えていて、そういう方に向けておすすめしているのがこのCPUです。ただし、動画編集をされる場合はさらに高いCPU性能が要求されるので、より高性能な『インテル Core i5-12600KF プロセッサー』などをおすすめしています」(紅谷さん)

↑CPUの販売フロアに掲示されている、インテル製CPUの価格表。中央にインテル Core i5-12400F プロセッサーの表示があります。なお、このCPUはグラフィック機能を内蔵していないので、別途GPUを購入するのが必須になります

 

CPUなどのPCパーツは、日々新しい製品が世に出ています。なので、インテル Core i5-12400F プロセッサーがコスパの頂点に立っている時期はいつまで続くかわかりません。新しい製品が世に出るたびにコスパの優劣が変動するため、PCを自作しようと決めたらまずは店頭に足を運んで、その時々のトレンドをチェックするのがおすすめです。

↑AMDのハイスペックCPUには10万円オーバーの品も。AMDは、コア数の多いシリーズをラインナップしているのが特徴

 

マザーボードにも、プロおすすめの鉄板モデルが

CPUの隣で販売されていたのがマザーボード。小さなCPUとは異なり、デザインにこだわって選ぶことも多いマザーボードは、現物がディスプレイされています。

↑高価なPCパーツの箱がうずたかく積まれているのはショップならではです

 

↑黒や白を基調にしたモデルを中心にラインナップ。なかにはマザーボード自体が光る機能を搭載したものもあります

 

そのなかでも、紅谷さんが「特別なこだわりがない限り、これを選んでおけば困らない」と語るのがASUSの「PRIME B660-PLUS D4」。HDMI、DisplayPortなどの映像出力端子のほか、USB Type-Cを含む数多くのUSB端子、最大128GB搭載に対応したメモリースロット、SSDの高速読み書きが可能なM.2ソケットを3つ備えるなど、万能さが光るマザーボードです。

↑PRIME B660-PLUS D4のパッケージ。店頭では、スペックが表で一覧化されているので、スペックの比較検討が容易です

 

「PRIME B660-PLUS D4は、LED内蔵パーツの光り方をカスタマイズできる機能も備えていて、PCを光らせたい人のニーズにも応えてくれます。Thunderboltなど、本品が搭載していない特定の規格の端子がどうしても必要というわけでなければ、これを採用して困るパターンはほとんどないと思います。まさに”無難”といえる構成になっているので、自作初心者の方には特におすすめです」(紅谷さん)

 

メモリーやSSDの売り場の”PCパーツショップ名物”とは?

続いて、紅谷さんが「もはやPCパーツショップ名物ですよね」と語るのが、メモリーやSSDの売り場にある価格表です。細かい文字がひしめくそのさまは、初めてショップを訪れたユーザーを驚かせます。既製品のPCには何気なく積まれているメモリーやSSDにも、自作となれば多くの選択肢があります。

↑一口にメモリーといっても、メーカーや容量、性能差、発光するしないなど、千差万別。デスクトップ用のほかに、ノートパソコン用のメモリーも販売されています

 

↑自発光するメモリーのディスプレイ。価格は発光しないメモリーの2倍弱と高額になります

 

紅谷さんによれば、「いま、メモリーの価格は2年前の約半分ほどに落ちている」のだそう(2月8日取材時点)。製品にもよりますが、3万円未満で16GB×2枚のメモリーを買えるので、予算に余裕がある場合は優先して積み増したいPCパーツです。

 

メモリー以上に価格表の存在感が大きいのが、SSD・HDDの売り場です。基本的に、容量に比して価格が高くなっていきますが、日頃からデータの読み書きを多くするユーザーなら、容量以外にも耐久性をチェックしておいた方が良いそう。

 

耐久性は「最大〇〇TBW」という表記で表されており、「最大で〇〇TBの読み書きが可能」という意味になります。この数字が大きいほど、繰り返しの大容量読み書きに耐えられるというわけです。大容量の動画を日常的に撮影する人などは、耐久性の項目にも注目してSSDを選んでみましょう。

↑SSD・HDDの価格表。写真の枠に収めるのが大変なほど、多くの製品が並んでいます

 

↑SSDのパッケージに記された耐久性の表記。この数字は、価格表にも掲示されています

 

GPUよりもディスプレイの方が投資効率が良い!?

世界的な半導体不足のあおりで価格が高騰しているGPU。お金をかければかけるほど性能が高くなるのは事実ですが、紅谷さんは「高いGPUを買う前に、ディスプレイの性能をチェックしてください」と言います。

 

その理由は、10万円近くするGPUを買うよりも、2万円台のディスプレイを買うだけでPCのパフォーマンスを上げられる可能性があるから。GPUやディスプレイの性能を表す指標であるリフレッシュレートがその要因です。リフレッシュレートとは、1秒間に画面を切り替えられる回数を表しています。

 

現行のゲーミングディスプレイのリフレッシュレートは144Hzが一般的です。一方で、数年前のゲーミングディスプレイやゲーミング向けでないディスプレイには、144Hzに及ばないものも多くあります。

 

それを理解したうえで価格を見てみると、リフレッシュレートが144Hzに対応したディスプレイは2万円台でも十分手が届きますが、144Hzのリフレッシュレートで映像を表示できるグラフィック性能の高いGPUは10万円に迫る高価格。ディスプレイとGPUには大きな価格差があるので、GPUを高価なものにするのなら、その前にディスプレイを買うべきというわけです。

↑有名ゲーム「‎Apex Legends」プレイ時にリフレッシュレート144Hzを出せるGPUのなかでは、比較的安価なGeForce RTX 3060 Tiがあります。それでも9万4050円(税込)と高額です

 

↑ディスプレイ売り場を見てみると、リフレッシュレートが144Hz対応のモデルが2万円台から並んでいます。なかには240Hzに対応したものもありますが、それでも価格は4万円台です

 

GPUがリフレッシュレート・144Hzのグラフィック描画に対応していても、ディスプレイがその映像を映し出せなければ、せっかくの投資が腐ってしまいます。GPUの価格が高騰している一方でディスプレイの価格はそれほど上がっていないので、バランスを考えた投資が吉です。

 

「ゲームを快適にプレイするだけなら、GPUが144Hzのリフレッシュレート出力にこだわらなくても問題ありません。GeForce RTX 3060 Tiより2万円ほど安い7万5680円(税込)のGeForce RTX 3060でも、144Hzに近いリフレッシュレート出力は実現できますし、これでストレスを感じるゲーマーは少ないと思います。

 

ちなみに、動画編集の場合はゲーミングほどGPUにこだわる必要はありませんが、Adobe Premiereなどの動画編集ソフトではGPUに負担がかかるので、使用している動画編集ソフト次第では上位ランクのGPUを採用する価値があります」(紅谷さん)

↑高価なGPUの価格は30万円を超えています。GPUだけの価格で、ある程度のハイスペックマシンが1台組めてしまうほどのお値段です

 

↑GPU売り場に展示されているデモ機。ファンやメモリーに加え、GPUも発光しています

 

行くだけで物欲が刺激される魔境、初心者にとっては新たな世界が開ける

PCのヘビーユーザーなら、行くだけで楽しいのがPCパーツショップです。新しい相棒の構成を練ることは当然楽しいですし、いま使っているマシンの改造計画を考えるのも、実現するかはお財布と相談ながら妄想がはかどります。

 

最低限の知識こそ必要な自作PCの世界ですが、一度足を踏み入れてしまえば、いつも何気なく使っているPCが生活の相棒にグレードアップします。家で使用するPCの新調を考えている人は、ただ新品を買うのではなく、新しい世界へと足を踏み入れてはいかがでしょうか?

 

「興味を持ったら、まずは丸腰で構いませんから、ぜひショップを訪れてみてください。そして、“予算は○万円しかないけれど、〜ができるパソコンが欲しい!”などと、スタッフにワガママを言いましょう(笑)。もちろん限度はありますが、良いものができるように構成を考えます。予算を節約しながらでも、十分使えるマシンを作れることが多いですよ」(紅谷さん)

 

ちなみに、この取材を終えた筆者、現在使用しているPCの大幅改修をしたい衝動に駆られています。やはり、PCパーツショップは魔境です。

 

※価格のトレンドについては記事掲載時点のものです。今後の国際情勢などによって変動する場合があります

 

撮影/我妻 慶一、取材協力/TSUKUMO eX.

インテル Celeron プロセッサー 6305搭載モデルが新登場! FCCL「FMV Chromebook 14F」3月25日発売

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、14型液晶搭載の「FMV Chromebook 14F インテル Celeron プロセッサー 6305搭載モデル」を、3月25日から順次販売開始します。市場想定価格は6万5780円。

 

同製品は、オンラインとリアルのハイブリッド環境下でのPC利用が増加するなか、シンプルかつ快適で、安全な環境を求める声が増えてきたことから開発されたChromebook。

 

数秒で起動し、セットアップもすぐに完了。開いてすぐに使うことができる、直感的なデザインの一台です。

 

安全性を重視した設計で、自動更新により、常に最新の状態に保つことができ、セキュリティ上の脅威に対する最新の保護機能が適用されます。

 

Androidスマートフォンと、ワイヤレスで写真や動画、ファイルなどを共有することができます。普段スマートフォンで使っているGoogleアカウントでログインすれば、簡単に連携できます。また、Google Playストアからアプリをダウンロードでき、ゲーム、映画、テレビ番組、書籍などが楽しめます。

 

資料制作アプリのGoogle ドキュメント、スプレッドシート、スライドを標準搭載しており、Microsoft Word、Excel、PowerPointのファイルを開いて、そのまま編集が可能。Web版のOfficeを使ったファイルの閲覧、作成、編集も行えます。

自作PCだけでなく、PS5にも使えます! オウルテックのM.2 SSD用ヒートシンクセット「OWL-SSDHS03PS」

自作PC初心者でもとっつきやすい工夫が施されている、オウルテックのPCパーツ。今回紹介するのは、M.2 SSD冷却用ヒートシンク、EXTREME COOL M2「OWL-SSDHS03PS」です。税込価格は580円。

 

同製品は、自作PCやプレイステーション5(以下PS5)でM.2 SSDを利用する際に、低価格かつ簡単に利用できる、M.2 2280 SSD用ヒートシンク、熱伝導シート、固定用シリコンゴムバンドのセット。ヒートシンクは、軽くて冷却性能が高いアルミ素材を採用しています。

 

「ヒートシンクの素材選定時には、アルミ素材、銅素材のサンプルを準備し、それぞれを実際にPS5に取り付け検証した結果、アルミ素材が最適という結果になりました。また、アルミ素材にしたことで低価格、軽量化もできました。また、シリコンゴムに、温度による変質が起こらないかも確認しています」(オウルテック担当者/以下同)

 

M.2 SSDに貼り付けると、熱を効率よく吸収・放熱し、サーマルスロットリング(熱による性能低下)などを抑制。ラベルを傷付けないように、両面粘着タイプの熱伝導シートが付属し、熱伝導シートとシリコンゴムバンドの併用でしっかりと固定できるので、効率良く熱を逃すことができます。

 

PS5にM.2 SSDを増設する場合、プレイステーション公式では冷却用ヒートシンクを取り付けるよう案内しており、ヒートシンクのサイズについてもプレイステーション公式から具体的な指定がありますが、問題なく利用できるように設計されています。

 

 

「この価格帯の製品は、型番とJANコードと一言程度の説明しかない製品が多いです。初心者ユーザーに、店頭で、これはどういう製品なのか、どういう使い方ができるものなのか理解してもらえるように、パッケージの内容を工夫したところ、結果的に販売価格に見合わない内容になってしまいました」

 

パッケージからも自作PC初心者への優しさを感じられる、オウルテックの“想い”が込められた製品といえるでしょう。

Dynabookからインテル最新CPU搭載のプレミアムな14型「dynabook R」などが登場

↑dynabook R9

 

Dynabookは3月18日、14型のプレミアムモバイルノートPC「dynabook R」シリーズ、13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook G9」、15.6型プレミアムスタンダードノートPC「dynabook T9」を発表しました。それぞれの店頭予想価格(税込)と発売日は下記のとおりです。

 

dynabook R9/29万円台前半/3月24日から順次発売
dynabook R8/25万円台前半/3月24日から順次発売
dynabook R6/22万円前後/3月24日から順次発売
dynabook G9/26万円台半ば/3月24日から順次発売
dynabook T9/27万円台半ば/3月24日から順次発売

 

今回発表の新モデルはすべて、1月に発表された最新CPU「第12世代インテル Core プロセッサー」を採用。パフォーマンスとモバイル性能を両立する「Pシリーズ」のCPUを搭載しています。

 

ハイスペックな証「インテル Evo プラットフォーム」に準拠した14型モバイルノートPC

「dynabook R9」は、同シリーズの中では最も性能が高いモデル。インテルが定めたノートPCのスペック要件を満たした「インテル Evo プラットフォーム」認証を取得しています。そのスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5)、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットとなっています。

 

本体は、約幅312.4×奥行き224.0×高さ15.9mmの13.3型サイズ。それでいて、ディスプレイは14型を採用しています。また、ディスプレイ解像度はWUXGA(1920×1200ドット)、アスペクト比は16:10を実現。さらにディスプレイ部は180度まで開閉できます。

 

インターフェイスは、USB 3.2×2、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそなえています。このほか、重量は約1.05kg、バッテリーは約24時間駆動などとなっています。

 

dynabook R8とdynabook R6は一部スペック、重量、バッテリー駆動時間が異なります。dynabook R8のスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー(LPDDR5)、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビット。一方のdynabook R6は、インテル Core i5-1240P プロセッサー、8GBメモリー(LPDDR5)、256GB SSD、Windows 11 Home 64ビットです。

↑こちらはdynabook R8。見た目はdynabook R6も同じです

 

重量はdynabook R8/dynabook R6ともに約940g、バッテリー駆動時間は約20.5時間です。

 

ハイスペックな性能の13.3型モバイルノートPC

dynabook G9は、省電力なIGZO液晶を搭載したモデル。ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)、アスペクト比は16:9となっています。

↑dynabook G9

 

スペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5)、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットを搭載。また、インターフェイスはUSB 3.1、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそなえています。

 

本体サイズは、約幅306.0×奥行き210.0×高さ17.9mmで、重量は約875g。このほか、バッテリー駆動時間は約24時間を実現しています。

 

ブルーレイディスクドライブ搭載の15.6型スタンダードノートPC

dynabook T9は、光学ドライブにブルーレイディスクドライブを搭載したモデル。ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)、アスペクト比は16:9となっており、映画などを十分に楽しめます。

↑dynabook T9

 

スペックはインテル Core i7-1260P プロセッサー、32GBメモリー(DDR4)、1TB SSD、Windows 11 Home 64ビットを搭載。また、インターフェイスはUSB 3.1(Gen1)×3、USB 3.2(Gen2、Type-C)、HDMI出力、有線LAN、マイク入力/ヘッドホン出力をそなえています。

 

本体サイズは約幅361.0×奥行き244.0×高さ23.8mm、重量は約1.98kgです。

 

実はいまメモリーが爆安!? 自作PCのパーツの選び方をプロに聞いてみた

大人のプラモデルとして楽しめるほか、自分好みの1台を作ることができることから、eSportsプレイヤーやクリエイターなど、PCのヘビーユーザーから根強い支持を集めている自作PC。深い魅力を持っているその世界ですが、一方で初心者にとってはハードルが高いのも事実です。

 

そこで今回は、既製品にはない自作PCならではの魅力、いまのトレンドやPCパーツの選び方、PCを初めて自作する人が注意すべきポイントなどを記事3本立てでお届けします。

 

2本目となるこの記事では、自作PCのトレンドと、組み立てる際のPCパーツの選び方を、初心者でもわかりやすいように解説していきます。自作PCのプロに最新の話を聞くため、秋葉原にそびえるPCパーツショップ・TSUKUMO eX.を取材しました。

関連記事:あえてPCを自作する理由。”大人のプラモデル”としての自作PCの魅力に迫る

 

↑秋葉原の街にそびえるTSUKUMO eX.。地上6階、地下1階の店舗全体がPCパーツショップになっています

 

自作PCを構成する主要なPCパーツ

まずは必要なPCパーツと、各々の役割を見ていきましょう。

 

自作PCを含むすべてのPCは、下記の主要PCパーツによって構成されています。これらの役割を説明する際、しばしば”デスクワークをしている人”に例えられますが、その例えを一部交えながら紹介していきます。

 

ケース

特殊な例を除いて、すべてのPCパーツは1つのケース内に収めることになります。また、外見の方向性を決定づけるため、見た目にこだわりたい人にとっては特に重要な部品です。デスクワークに例えたら、デスクのデザイン性がこれにあたります。なお、ノートPCの場合、ボディがケースを兼ねています。

↑以下すべてイメージ画像で、実際の製品ではありません

 

CPU
中央処理装置(Central Processing Unit)の略。PCの頭脳といえる存在です。CPUの性能は、搭載されているコアの数や周波数の大きさによって差が出ます。

 

・マザーボード
PCパーツにおける母艦といえる部品。CPUをはじめ、すべてのPCパーツはこのマザーボードの上に装着してからケースに収納します。

 

・メモリー
PCが現在処理中の情報を一時的に保存しておく部品。RAM(ランダムアクセスメモリー)というアルファベットで表記されることもあります。メモリーの容量を多くすると、マルチタスクなどの場合に高いパフォーマンスを発揮します。デスクワークの例えでは、デスクの面積。デスクが広ければ、同時に多くの書類を展開できるというわけです。

 

・SSD、HDD
総称して、ストレージとも呼ばれる大量記憶装置です。作業によって生まれた成果物や、ダウンロードしたファイルなど、あらゆるデータはここに保管されています。また、SSDは高速・高価、HDDは低速・安価という特徴があります。デスクワークの例えでは、ストレージはデスクの引き出しの大きさです。引き出しが大きければ大きいほど、多くの書類を保存できます。

↑こちらはSSD。下がSATA接続で、上がNVMe接続と、それぞれ接続方式が違うため、形状も違いがあります

 

・GPU
PCのグラフィック性能を専門に扱う装置。板状のパーツのため、グラフィックボードとも呼ばれます。なお、CPUにGPUが統合された、グラフィックボード非搭載のPCもありますが、こちらはどうしても性能が控えめになりがちです。近年はゲームや動画の高画質化が進んでいるため、ゲーマーやクリエイターにとって、GPUは必須のパーツになっています。

 

・電源ユニット
PCパーツに電気を供給する装置。特殊な事情を除き、CPUやGPUの消費電力より高い電源容量を備える電源ユニットを選べば問題ありません。大容量になればなるほど高価になります。

 

PCパーツの概略を理解したところで、続いては選び方の解説に入っていきます。取材に答えてくれたのは、TSUKUMO eX.スタッフの紅谷さん。PCパーツの最前線に身を置き、これまで何台ものPCを組み上げてきた、自作PCのプロです。

 

まず決めるのは、用途・予算・ケース

紅谷さんは「PCを自作する場合、用途・予算・ケースの3つを最初に決めるべき」と語ります。なぜなら、この3つがあらゆるPCパーツ選びの軸となるからです。

↑店頭に立つ紅谷さん。とても楽しそうに取材に応じてくれました

 

・用途
どのPCパーツに対して予算を重点的に割り振るかは、用途に合わせて決定します。たとえばゲーミングPCならGPUに、動画編集用PCならCPUとメモリーに集中投資する必要があります。

 

「自作PCはカスタマイズの幅が広いぶん、選択肢の多さに戸惑いがちです。ただでさえ迷うPCパーツ選びで余計に迷わないためにも、”そのPCで何をしたいのか”、イメージしてから構成を考えましょう。一度作ってからPCパーツを変更・増設することも可能なので、自作前に想定する用途は、将来的にやりたいことでも構いません」(紅谷さん)

 

・予算
自作PCの構成を考えていると、あれもこれもこだわりたい! という思いにかられがち。そうなると予算が際限なく上がってしまうので、お財布との相談は事前にしっかりしておきましょう。

 

「同じ用途のPCでも、予算次第で構成が変わってきます。店舗のスタッフはその時々のPCパーツのトレンドを熟知しており、予算の範囲内で可能な限り良いスペックを出せるような構成を提案できます。自分で考えるのに困ったらぜひ相談してみてください」(紅谷さん)

 

・ケース
小さすぎるケースに、大きなPCパーツを収めることはできません。また、PCパーツがすべて収まったとしてもケース内の空気の流れが悪くなってしまったら、CPUなどから発生する熱がケース内にこもってしまい、故障を招くこともあります。さらにケースはPCの外見の方向性を決定づけますから、慎重に選びましょう。

 

「小さいケースだと、大きいマザーボードを収められず、性能に制約がかかることもあります。PCのケースは”大は小を兼ねる”世界なので、置き場所さえ確保できるなら、大きいモノがおすすめです。ただし、購入前に寸法をしっかり確認しましょう。せっかくお気に入りのケースを買っても、部屋に置いてみたらデカすぎた、というケースは少なくないので注意してください。ケースは最も好みを反映しやすい部品でもあるので、直感で探してもおもしろいですよ」(紅谷さん)

↑高さや幅が似たようなケースでも、奥行きに大きな差があることも。現物に触れて確かめられるのは、PCパーツショップの長所です

 

↑光源を内蔵し、サイドから駆動する様子が見えるスケルトンデザインのモデルが売れ筋。1万円未満でも、”いかにも”なケースが手に入ります

 

コスパで選ぶなら、”いま”はインテル製CPU

用途・予算・ケースの3つが決まったら、CPU、マザーボード、GPUなどのPCパーツを選んでいきます。最初に決めるべきは”PCの脳みそ”であるCPU。CPUのメーカーは主にインテルとAMDの2社があり、それそれ対応するマザーボードが異なるため、どちらのCPUを採用するかが大きな分かれ道になります。

 

「インテルとAMDは、時代によって売れ筋が異なっています。”いま”CPUをコスパで選ぶなら、年初にニューモデルが登場したインテル製がおすすめです。ただし、日々新しい製品が開発されているため、タイミングによっておすすめのCPUがコロコロと入れ替わります。初めて自作をする場合は、店舗で相談したほうがよいでしょう」(紅谷さん)

↑店頭にあるCPUの価格表。選択肢が多いため、ショップスタッフのアドバイスがあると心強いです

 

最初のマザーボードは2万円程度の製品がおすすめ

採用するCPUが決まれば、次はマザーボードです。CPUのメーカー次第で選択肢が限定されるので、決めやすいかと思いきや……店頭にはたくさんのマザーボードが並んでいて、あれやこれやと目移りしてしまいそう。選び方のコツはどこにあるのでしょうか。

 

「マザーボードのサイズの規格はATX、Micro-ATX、Mini-ATXの3種類があり、ATX>Micro-ATX>Mini-ATXの順に大きくなっています。小さいマザーボードを選ぶと搭載できるPCパーツの数が限られてしまうので、ケースがATXサイズに対応しているのであれば、ATX規格のものを選んでおきましょう。

 

同一サイズの製品ごとの違いとしては、接続できる外部端子の種類や数、GPU・キャプチャボード・SSDなどを接続する内部のスロットの数が主に異なっています。デザインの方向性も、黒基調のもの、白基調のものなど種類があるので、外見の好みで選んでもいいですね。ただし価格差も激しいため、自作初心者の方には、2万円程度のものをおすすめしています。特別なこだわりがない限りは、マザーボードよりCPUやGPUにお金をかけましょう」(紅谷さん)

↑あらゆるPCパーツを装着する母艦となるマザーボード。中央に写っている「在庫展示品」の表示があるエリアがCPUを搭載するソケット、その右上がメモリーのスロットです

 

↑CPUを装着するソケットを開いた様子。ここに並んでいる細かいピンの数は、なんと1700本に及びます

 

なお、CPUは多くの熱を発するので、CPUクーラーの装着が必須。インテルとAMDのどちらのメーカー製品でもCPUにクーラーが同梱されていますが、別途購入することを紅谷さんはすすめていました。

 

「CPU同梱のクーラーは、放熱性や静粛性の面で劣っています。特に放熱性能はPCの寿命を左右しかねない重要な項目です。CPUクーラーにもさまざまな種類がありますから、自作のおもしろさを堪能していただくためにも、標準付属のCPUクーラーからは即卒業しましょう!」(紅谷さん)

↑CPUクーラーも、多彩なモデルが並んでいます。ケース内の空気の流れも考えて決める必要があるため、プロのアドバイスが欲しくなります

 

いま自作するなら、メモリーはマシマシがお得

続いて選ぶのはメモリーとSSD。ここで紅谷さんが意外なことを教えてくれました。

 

「実はいま、メモリーとSSDの価格が落ちているんです(2月8日取材時点)。半導体の価格が高騰していることはニュースになっていますが、PCパーツという点で見ると高くなっているのはGPUだけ。メモリーは2年前と比べて半値くらいになっています。予算次第ですが、いまPCを作るならメモリーとSSDを多めに積んでおくのがお得ですよ」(紅谷さん)

↑メモリーの価格表。マザーボードに2枚ずつ差すのが一般的であるため、2枚組で販売されています。左上に書かれている「DDR4」というのはメモリーの規格で、その後ろの数字は読み書きの速度を表しています。数字が大きくなるほど高速での読み書きが可能です「DDR5という新しい規格も登場していますが、価格の割に性能がおとなしいので、DDR4を選んでおいて問題ありません」(紅谷さん)

 

なお、メモリーは後から増設もできるものの、マザーボードに差せるメモリーの枚数は基本的に4枚が上限となっています。そのため、同容量のメモリーを搭載するのなら、メモリー1枚当たりの容量を多めにしておくのがコツです。

 

たとえば、16GB×2枚を差した場合、合計32GBとなり、さらに32GBぶん増設の余地がありますが、8GB×4枚だと同じ32GBでも空きのメモリースロットがなくなってしまうため、それ以上のメモリー増設が不可能です。16GB×2枚と8GB×4枚の価格差はほとんどないので、32GB搭載で考えるのであれば、16GB×2枚にしておきましょう。

 

「リビングの棚」SSDと「物置」HDDを使い分けよう

SSDはマザーボードに直接装着する、NVMe接続のものが主流になっています。NVMe接続のSSDは、HDDなどで用いられるSATA接続に比べて圧倒的に高速です。

 

なお、SATA接続のSSDも売られてはいますが、いま選ぶなら選択肢から外した方がいいでしょう。NVMe接続が可能なソケットの数はマザーボードによって異なりますが、将来の増設も視野に入れるなら、可能な限りNVMeソケットを多く備えたマザーボードを選んでおきたいものです。

 

「SSDもHDDもデータの保管庫ですが、容量や読み書きの速さに差があります。家に例えるなら、SSDはリビングの棚、HDDは屋外の物置というイメージで、データを取りに行く速度にそれくらい差があるということです。SSDだけで事足りるユーザーが多いと思いますが、動画編集などでストレージを多く使う方は、大容量のHDDもあわせて組み込んでおきましょう」(紅谷さん)

↑ディスプレイされた多彩なSSD。上の列と真ん中の列に写っているのがNVMe接続のSSDです

 

高性能GPUは高性能ディスプレイとセットで

GPUは、用途がゲーミングであれば高性能なものを搭載したくなりますが、近年価格の高騰が顕著なPCパーツでもあります。店頭では、GPUの性能にどれくらいの差があるのか、グラフ化された表が掲示されています。

 

「GPUは上を見過ぎると価格が非常に高くなるので、予算と相談することになります。たとえば、予算15万円ならGPUの価格は7万5000円くらいが限度ですね。なお、いくらいいGPUを搭載したPCでも、ディスプレイの性能が低ければそのパワーを発揮できません。高性能GPUをPCに搭載するなら、ディスプレイも高性能なもの、特にリフレッシュレートは144Hz以上に対応したものを使用してください。また、動画編集用のPCではゲーミングPCほどのGPU性能は求められませんが、使用する動画編集ソフトによっては、必要なものもあります」(紅谷さん)

↑eSportsにもなっているゲームタイトル「Apex Legends」プレイ時を想定したGPUの性能表。背後に写っているGeForce RTX 3060はハイエンドの入り口ともいえるGPUであり、グラフでも赤色で強調されています

 

GPUの性能に応じて電源ユニットの容量を決定

GPUは価格が高いだけでなく、最も多くの電力を消費するPCパーツでもあります。高性能なGPUほど消費電力が大きいため、PCパーツに電力を供給する電源ユニットのサイズは、GPUの性能にあわせて決めることになります。

 

なお、同じ容量の電源ユニットでも、ブロンズ・シルバー・ゴールドと、電力の変換効率によるランク差、それに応じた価格差があります。省エネにもなるのなら多少高くてもゴールドを選んだほうがよいのかと思いきや、紅谷さんの見解は違いました。

 

「電源が壊れてしまうとパソコンそのものが動かなくなってしまうので、電源は信頼性で選ぶべきです。その目安となるのが、メーカーによる保証年数。保証年数はメーカーが製品の耐久性に自信を持っている証なので、これが長いものほど信頼できる電源ということになります。具体的には、5年程度の保証がある製品を選んでおくと安心です。

 

ちなみに、ゴールドやシルバー、ブロンズによる消費電力の差はあるのですが、それほど大きい差にはなりませんから、高過ぎるものを買う必要はありません。保証年数のほうが大切です」(紅谷さん)

 

ちなみに、高価な電源ユニットが必要になるユーザーは、株取引などの用途で常にPCの電源を入れたままにするような人だそう。多くのユーザーは、別のところに投資したほうがよさそうです。

 

組み立て前には、YouTubeの動画でイメトレを

ここまで、紅谷さんにケース、CPU、マザーボードなど、部品の選び方を解説してもらいました。ほかにも細かな部品・用品はありますが、PCの自作に必要な部品はほとんど揃ったといえます。

 

しかし、PCを初めて組み立てる人には不安もつきもの。そこで頼りになるのは、YouTubeで視聴できる、自作PCの工程を解説した動画たちです。

 

「店頭でご相談いただければ組み立てのノウハウをお教えすることはできますが、実践にはかないません。初めて自作に挑まれる方は、YouTubeにアップされている組み立て工程の動画を見てイメトレしておくだけでも、組み立て作業が格段にスムーズになりますよ」(紅谷さん)

 

また万が一、苦労して組み立てたPCが動かなかった場合は、PCパーツの初期不良の可能性があります。そうともなれば、原因究明にかかる時間、ストレスはかなりのもの。PCパーツを販売しているショップでは、そのような不安を解消するための動作確認サービス(有料)も用意されています。

↑組み立て前に、PCパーツの初期不良がないか確かめてくれるサービスも用意されています

 

プロが語る、自作PCの1番のコツは「愛」!

最後に、紅谷さんに自作PCについてのコツを伺いました。そこで語られた言葉はまさかの「愛」! その正体とは……

 

「PCは精密機械なんです。だから、作業中は力を加えることなく、やさしく接してあげてください。組み立ての工程でグッと力を入れるのは、メモリーをマザーボードに差し込むときだけ。また、各PCパーツは静電気にとても弱いので、絶縁手袋を装着して作業する、事前に鉄製のものを触って放電しておくなど、最大限の注意を払いましょう。長く使う大切な相棒なのですから、愛を込めて組み立ててください」(紅谷さん)

 

5年ほど前に組み立てた自作PCに改造を重ねていまだ愛用している筆者は、紅谷さんのこの言葉に深く納得しました。過去には愛を欠いた扱いをしてしまったがためにPCを壊してしまったこともありましたが、現行のマシンは大切に使っているおかげか長持ちしてくれています。

 

この記事では、自作PCのパーツの選び方やコツについて紅谷さんに語ってもらいました。次回の記事では、いまPCを自作するならおすすめはどのPCパーツなのか、商品名も交えながら具体的に聞いていきます。この記事では掲載しきれなかったポイントも多く載せていくので、ぜひあわせてお楽しみください。

 

※価格のトレンドについては記事掲載時点のものです。今後の国際情勢などによって変動する場合があります

 

撮影/我妻 慶一、取材協力/TSUKUMO eX.

編集者3人から学ぶ、今年最注目の2in1 PC「HUAWEI MateBook E」が実現するリミットレスなワークスタイル

コロナ禍以降、「働き方の多様化」がたびたび話題になります。変化の度合いは職種や業種によってもさまざまですが、「会社のオフィスに行く頻度が減った」「会社の外から仕事をする機会が増えた」など、なんらかの影響を受けている人も多いのではないでしょうか。

 

働き方が多様化するにともなって、再注目されているのがキーボード着脱型の「2in1 PC」というカテゴリー。使用シーンに応じて、ノートPCにもタブレットにもなるフレキシブルな使用感は、オンとオフの境界線が曖昧になりつつある最近のビジネス事情にフィットする、ひとつの解でしょう。

 

本稿では、ノートPCとして十分な処理性能を備えつつ、タブレット端末としての使い勝手も追求したファーウェイの12.6型2in1 PC「HUAWEI MateBook E」を囲みながら、GetNavi webの編集者3人が、その可能性を探っていきます。

 

ポテンシャルが高すぎる「HUAWEI MateBook E」

はじめに、「HUAWEI MateBook E」のスペックの側面から、その魅力をチェックしていきましょう。

 

一見してまず飛び込んでくるのは、その広大なディスプレイです。ベゼル部分が非常に細く、フットプリントに対するディスプレーの占有面積は90%を実現。この狭ベゼル仕様によって、12.6型ながらサイズは幅286.5mm×奥行き184.7mm×厚み7.99mmとコンパクトに収まっています。例えるなら、11型クラスのサイズに12.6型のディスプレイが搭載されているかのような状態です。

↑占有面積90%を誇る狭額ベゼル。丸みを帯びたディスプレイでデザインに調和が生まれている

 

パネルは有機EL方式で、解像度は2560×1600ピクセルと高精細。輝度は600ニトと、同ジャンルの製品の中でもトップクラスの明るさです。黒が深く沈み込み、明るい部分は力強く発光するため、表示コンテンツにもはっきりと陰影がつき、特に映画鑑賞などではリッチな映像が楽しめます。

 

ファーウェイのPCとしては、初めてスタイラス「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」による操作に対応しています。筆圧検知は4096段階で、レイテンシーは公称で2ms。これは、ペンタブレットの専用機などにも匹敵する性能です。

↑遅延はわずか2ミリ秒。アナログでの手書き感覚を味わえる (国内販売モデルは日本語版キーボードです)

 

カメラと音響周りの性能も見逃せません。インカメラは約800万画素、アウトカメラは約1300万画素で、それぞれ1080p/60fps、4k/30fpsでの動画撮影に対応。音響面では、搭載されているマイクに「AIノイズキャンセリング」機能を設け、キーボードを叩く音や足音、ドアを閉める音といった生活音を抑制してくれます。スピーカーは4基搭載していますが、映画、音楽、ゲーム、通話など、用途に応じて音質を変えてくれるほか、音場を立体的に再構成する「アコースティックキューブ」というアルゴリズムにも対応しています。リモート会議をする機会が多い人にも嬉しい仕様ですね。

↑アウトカメラは約1300万画素

 

「HUAWEI MateBook E」を使うなら、他のデバイスもファーウェイで揃えたくなります。というのも、ファーウェイは製品同士をスムーズに連携させる「スーパーデバイス」という機能があり、HUAWEI MateBook Eもスーパーデバイスに対応したモデルのひとつ。PCのタスクバーから「スーパーデバイス」を立ち上げ、表示されたデバイスをドラッグするだけで連携完了。指一本で設定ができてしまうので、手間が省けます。

↑「スーパーデバイス」画面に表示された任意のデバイスをドラッグし、中央に映るMateBook Eに近づけるだけで設定が完了する

 

異なるデバイス同士のディスプレイを連携させる「マルチスクリーンコラボレーション」機能を使えば、デバイス間でドラッグ&ドロップしてファイルを移動させたり、片方のデバイスをもう一方のデバイスのサブディスプレイとして使ったりといったことが可能になります。また、デバイスをまたがってファイル検索をすることもできるので、「あれ? あのファイルはどっちに保存したかな……」といったシーンでも、慌てて探したり、戸惑ったりすることなく、安心して作業が進められそうです。

↑「マルチスクリーンコラボレーション」では、ファイルをドラッグ&ドロップしてデバイス間で共有できる。写真ではHUAWEI MateBook E(左)と、HUAWEI MatePad 11(右)を連携している

 

2in1 PCというカテゴリーは、さまざまなスペックのモデルが混在している状態で、中にはメインのPCとしての使用に向かないものも存在します。HUAWEI MateBook Eのプロセッサーはインテル Core i3-1110G4、Core i5-1130G7 から選択ができ、OSにはWindows 11 Homeを採用。スペックはまさに“本気”。タブレットとして使える側面を持ちながら、ビジネスの相棒として活躍してくれる性能を持っています。また、Core i3-1110G4は単体での発売、Core i5-1130G7 はキーボードカバー同梱のモデルとなっており、想定する使い道に合わせて選ぶことができます。

 

盛り上がりを見せる2in1 PC界に、洗練されたデザインと強力なスペックで登場したHUAWEI MateBook E。これほどのポテンシャルを持っていると、どういう使い方をしようかと考えるのも楽しいものです。

 

編集部3人が語る「HUAWEI MateBook E」のある生活

さてここからは、GetNavi webの編集者たちの普段の働き方やライフスタイルを交え、本人たちのコメントと合わせて、具体的な活用術を紹介していきましょう。

●GetNavi web 編集部メンバー

副編集長 玉造優也

普段はノートPCとタブレットを併用しているものの、WindowsノートPCとタブレット間でのデータのやり取りにストレスを感じることがあり、どうにかしたいと思っていた。毎日膨大なタスクをこなすため、ストレスのないデータ連携は必須。

 

編集部員 西牧裕太

主に自宅で仕事をしているが、既婚者であり、妻が打ち合わせなどをする際は、配慮して近所のカフェで仕事をすることもある。場所を急に移すこともある、ハイブリッド型の働き方における最適解を見つけたい。

 

編集部員 松永舞香

ノートPCがメインの業務端末だが、手書きの使用感が好きで、タブレットも併用している。カフェやコワーキングスペースで仕事をする機会も多く、移動時にノートPCとタブレットの両方を持ち歩くと、荷物が大きくなりがちなのが目下の悩み。

 

松永の場合:1台で何役もこなせる万能機。荷物が減ってカバンが軽い!

編集者の松永は、ノートPCをメインの業務デバイスとして使っています。でも、記事の構成をメモを取りながら練ったり、デザイナーにコンテンツを発注したりする際は、手書きの方が捗るため、タブレットを併用する機会も多いそう。

コロナ禍以降は、自宅やカフェ、コワーキングスペースを移動しながら仕事をする機会も増えましたが、ノートPCとタブレットを同時に持ち運ぶと、かばんが重くなってしまいます。そこでデバイスを1台に集約し、荷物を減らせないかと考えているようです。

 

松永「タブレットは常に必要というわけでもないのですが、急にラフを直すこともあるので、外に出るときは、持っていないと不安なんです。パソコン、タブレット、ペン、ACアダプターに加えて、メイク道具、お財布なども入れると、荷物はけっこうな量になります。大事に使いたいと思って買ったバッグが、パンパンになっちゃうのがイヤだなと思っていました。HUAWEI MateBook Eなら、原稿を書いたり編集したりすることも、スタイラスを使ってラフを書くことも1台で完結するので、持ち歩く荷物を大きく減らせます。日用品と一緒に持ち歩いても、苦痛にならない重さです」

 

また、AIノイズキャンセリングをはじめとした音響性能の高さも、松永のライフスタイルにフィットしました。

 

松永「リモート会議をする機会も多いのですが、ワンちゃんが騒いで『松永、何か大きな音がしたけど大丈夫?』と言われてしまうことがありました。部屋を分けていても、遊んでほしくてドアにぶつかってきてしまったりとか。AIノイズキャンセリングは、話し声以外の生活音を大きく低減してくれるので、集中したいリモート会議との相性がとても良かったです。ペットオーナーとしては、この機能は嬉しいですね。インカメラも約800万画素と高画質なので、リモート会議向きですよね」

 

さらに松永は、「HUAWEI MateBook E」の魅力は、ビジネス利用にとどまらないと話します。

 

松永「このサイズ感は、ソファーでくつろぎながら映画を見たりするのにも、ちょうど良いんです。タブレットのディスプレイで映画を見ると、なんとなく映像が貧相に見えてしまうこともあると思います。でも、HUAWEI MateBook Eのパネルで見ると、普段から見慣れている映画もくっきりとコントラストがついて、映像の世界に集中できるように感じました。色んな映画を見てみたくなるディスプレイです。手に持ったときの、ザラっとした背面の質感もお気に入りです」

↑家でくつろぐ時にはタブレットとして活用。有機ELのディスプレイが映画への没入感を高める

 

↑本体の背面は塗装と焼きを3回繰り返し、中間塗装に特殊な素材を採用。マットで優しい手触りを実現している

 

西牧の場合:メイン級の性能なのに、急に移動するときもサッと持ち出せる身軽さがお気に入り

西牧「僕はほとんど自宅で仕事をしていて、妻も自宅で仕事をしているので、普段はデスクに2人横並びの状態です。HUAWEI MateBook Eは、コンパクトなサイズなのに、メイン級で使える性能を持っているところが良いなと思っています。2人分の作業スペースを確保するためには、デバイスの占有面積は小さい方がいいんです。譲り合って、互いに快適に仕事ができる環境を作るのが、在宅ワークでは大事だと思います」

そう話すのは編集者の西牧。コロナ禍以降、会社のオフィスに出社する機会はほとんどなくなったそうです。HUAWEI MateBook Eの、省スペースながら優れたパフォーマンスを発揮できる性能は、家族と自宅でスペースを共有する現代的な働き方にぴったりです。そして、HUAWEI MateBook Eのモバイル性能の高さも、西牧のスタイルには合っているようです。

 

西牧「基本的には2人とも家にいることが多いのですが、時々、片方に打ち合わせが入って、席を外さないといけないことがあります。互いに、社外の秘匿情報を耳にしてしまうとまずいので、そこは気をつけているんです。そんなときにも、HUAWEI MateBook Eなら、サッと持って別室に移動したり、時には屋外に出たりといったことがしやすいです。この軽さで、マルチにウィンドウを開いて、さまざまな作業が同時並行でこなせるパワフルさを備えているのは、とても心強いですよ」

↑HUAWEI MateViewとの連携も簡単。デスクでの作業は、ディスプレイを拡張することで生産性を向上させている

 

日頃から長い文章を書いたり、編集をしたりすることが多いのことは、出版社で働く人たちの最大の特徴です。したがってキーボードの打鍵感にもこだわりを持つ編集者はとても多いのですが、西牧もまたその1人。HUAWEI MateBook Eのキーボードについて、彼はこう話します。

 

西牧「このキーボード、ストロークが1.3mmと深くてとても打鍵感が良いですよ。カバータイプのキーボードだと、ペコペコと貧弱な質感のものも多いのですが、かなり本格的なパソコンらしいキーボードです。置いたときに、キーボードの底面が机とぴったり接するところも好きです。熱中して原稿を書いていると、つい力が入ってガシガシと打ち込むようにタイピングしてしまうことがあるんですよね。そういうときに、キーボードがたわむと打ち心地が悪いのですが、このキーボードなら下は机なので、安定感があります。この完成度なら、メインの作業にどんどん活用していけますね」

↑強めに打ち込んでも快適なキーボードカバー。写真は撮影用のため英語版キーボードだが、国内販売モデルは日本語版キーボードとなる

 

↑接着面に厚みがないため、安定感が抜群

 

玉造の場合:ファーウェイ独自の連携性能で、働き方に自由さを

GetNavi web編集部の副編集長 玉造は、松永と同様に、ノートパソコンとタブレットを併用しています。原稿に指示を入れる校正作業では、手書きの方が素早く、直感的に作業ができる場合も多いとのこと。しかし、ノートパソコンとタブレットをしばらく併用していく中で、不満に感じることも出てきたそうです。

玉造「タブレットの方が捗る作業はあります。でも、タブレットだけで完結するわけではなく、タブレットで仕上げたファイルを外部とやり取りするために、一度ノートパソコンにインポートすることも多いのです。ある時期から、そのデータ移動が面倒に感じるようになってきました。数件ならいいのですが、副編集長という立場上、毎日たくさんの原稿をチェックすることになるので、積み重なると効率に影響します。データ移行に時間を取られるくらいなら、最初からノートパソコンで仕上げちゃった方が良いと思って、タブレットを避けてしまうことがあります。最近では、タブレットはビューワーに特化させて使ってみることも試していますが、なかなか納得のいく使い方は見つけられません」

 

ファーウェイのデバイス間ディスプレイ連携機能「マルチスクリーンコラボレーション」は、そんな玉造の不満を解消してくれます。

 

玉造「マルチスクリーンコラボレーション機能を使うと、2つのデバイス間でドラッグ&ドロップでファイルを移動できます。2つのデバイスがシームレスにつながっている感覚は心地よく、しかも安定性が高く実用的です。『拡張モード』で、タブレットを2つ目のデスクトップとして設定したり、『ミラーリングモード』にも対応しているので、クライアントにタブレット側をお渡しして、資料を見せながら、手元で操作するといった使い方もできますね。例えば、HUAWEI MateBook Eとファーウェイのタブレット『HUAWEI MatePad 11』を組み合わせれば、執筆、編集、外部との連絡、プレゼン、すべてがスムーズに完結します。このスーパーデバイスという機能は、ファーウェイならではのものですし、積極的に使ってみたくなる、面白い機能ですね」

↑マルチスクリーンコラボレーションの1つ「拡張」モード。MatePad 11(左)をセカンドディスプレイとして活用

 

また玉造は、マルチスクリーンコラボレーション機能で作業性をアップさせることは、働き方を変えることにも結びつくと話します。

 

玉造「例えば、HUAWEI MateBook EとHUAWEI MatePad 11を組み合わせて使うことを想定してみます。HUAWEI MateBook Eは約709gで、HUAWEI MatePad 11は約485g。HUAWEI MateBook Eのキーボードカバーを合わせても、2つで2kgに満たないので持ち運べる範囲に収まっています。これのすごいところは、マルチスクリーンによる効率の高い作業環境を、モバイルで、どこでも実現できてしまうということです。普段はオフィスに出社することが多いのですが、僕の業務は出社してもしなくても、画面が2つ欲しくなることが多いんですよ。なので『ちょっと気分転換に外に出て、サッと作業をして帰る』というスタイルを羨ましく思いつつも、なかなか実現は難しい状態でした。HUAWEI MateBook EとHUAWEI MatePad 11を組み合わせたときの使い勝手は、これまでできなかったそういう働き方にも挑戦してみようと思わせる魅力があります」

 

3者それぞれのワークスタイルに寄り添う、懐深き2in1 PC

最後に、3人の編集者にHUAWEI MateBook Eを評価してもらいましょう。

松永「ビジネスとプライベートの垣根がわかりにくくなっていますが、『ずっと仕事をしている感じ』もイヤだし、『ずっとプライベートを引きずっている感』もイヤですよね。HUAWEI MateBook Eはキーボードをつけると完全にビジネスマシンで、キーボードを外すと、プライベートにも活用できる高性能なタブレットになるところが好きです。あいまいになったオンとオフを切り替えながら使っていける、相棒になってくれそうです」

 

西牧「これまで、他社の2in1 PCをメインで使っていたんです。使用感に不満はないですが、買ってからしばらく経っていて、性能の面で不安を感じることも出てきました。メインマシンとして使える製品がなかなか出てこないなと思っていたところ、やっとこういう製品が出てきたなと思っています。2in1を愛用している人にとって、HUAWEI MateBook Eのようなメインマシン級のモデルの登場は、すごく嬉しいです」

 

玉造「『働き方が多様化している』と言われますが、僕の場合は、『家もオフィスになってしまった』とずっと感じていました。オフィスにいても、家にいても『整えておかないといけないワークスペース』には、ほとんど違いがありません。HUAWEI MateBook Eは、HUAWEI MateBook E自体がワークスペースになってくれるモデルですし、完成度の高い2in1 PCなら、それが実現できるということを実感しています」

 

同じ編集部内でも、働き方や業務の進め方、家庭の環境はまったく異なります。3人の編集者に、HUAWEI MateBook Eを軸に話を聞いて感じたのは、HUAWEI MateBook Eというデバイスの懐の広さです。

 

モバイルに向いた軽量設計の中に、メインのPCとして使える性能を詰め込み、着脱式のキーボードカバーとHUAWEI M-Pencilによるフレキシブルな使用感をプラスしたことで、さまざまな環境やシーンに違和感なく取り入れられるモデルに仕上がっています。このカテゴリーではトップクラスに美しいディスプレイの品質や、音響性能の良さ、マルチスクリーンコラボレーションをはじめとした、スーパーデバイス連携が楽しめるのも、HUAWEI MateBook Eの魅力を一段上に押し上げていると言えます。

 

2in1 PCカテゴリーに誕生した新たな有力モデルHUAWEI MateBook Eを、あなたならどう使いたいですか?

複数CPUソケットに対応してリニューアル! 初心者でも取り付けやすいCPUクーラー「OWL-SC200V2」

新しい趣味として自作PCを始めてみたいけど、パーツをうまく取り付けられるか不安……と、お悩みの方でも安心!

 

オウルテックのPCパーツは、自作PC初心者でも、簡単に取り付けられる工夫が施されているものを豊富に用意しています。

 

今回紹介するのは、CPUソケットに合わせて調整できるバックプレート付きでTDP200W対応、CPUクーラーSilent Cooler V2「OWL-SC200V2」です。税込価格は4380円。

 

同製品は、2021年発売「OWL-SC200」のリニューアルモデル。前モデルのコンセプトである「購入しやすい価格帯で最も冷却性能の高い製品であること」を継承しながら、OWL-SC200のバックプレートを改良し、ネジ受けをスライド調整させることで、複数CPUソケットに対応できる可動式バックプレートを採用。より多くの環境にて使用できる製品として進化しました。Intel最新ソケットLGA1700にも対応しており、1枚のバックプレートでLGA1700/LGA1200(LGA15xx系含む)に対応可能です。

↑可動式バックプレート

 

「LGA1700は形状が従来と異なっており、CPUクーラーを固定するための取り付けキットを新規開発する必要がありました。寸法が異なる従来型LGA1200と共用できる取り付けキットとすることで、コスト増を最小限にしています。LGA1700系の検証環境を整えるために、発売日に秋葉原のショップに並びました」(オウルテック担当者)

 

前モデルで好評だったアタッチメントは引き続き採用。取り付け金具の部品数を少なくしており(※他社製品比)、初心者でも取り付けやすくしています。パッケージや取扱説明書も日本語に対応。付属のグリスは注射器型の容器に入っているので保管しやすく、次回再利用が可能です。

 

自作PCファンに支えられ、初心者にも優しいオウルテックのPCパーツ。取り付け方動画も現在準備中とのことです。取り付け方が動画ですぐわかるなんて、素晴らしい世の中になったと思いませんか?

あえてPCを自作する理由。”大人のプラモデル”としての自作PCの魅力に迫る

IT機器の小型化、高性能化が進んで久しいいま、グラフィックボードを搭載したゲーミングノートパソコンでも持ち運びしやすいサイズ・重さのものが増えてきました。ゲーム用途以外のモバイルノートパソコンも、高性能なモデルが数多く発売されています。それゆえ、デスクトップパソコンを利用する人は減少傾向にあります。

 

そんな時勢にあって、デスクトップPCを自作する、という選択肢をとる人たちが根強くいることをご存知でしょうか。PCの自作には、何から何まで自分好みのPCを”作れる”ことによる満足感に加え、実用的な利点もあります。

 

そこで今回は、既製品にはない「自作PC」ならではの魅力、いまのトレンドやPCパーツの選び方、PCを初めて自作する人が注意すべきポイントなどを記事3本立てでお届けします。

 

1本目となるこの記事では、ノートPCがどれほど便利であってもデスクトップPCを自作したくなってしまう、魅力の入り口をご紹介します。

 

「PCを自作する」とは?

PCはさまざまな部品から成り立っています。PCの頭脳ともいえるCPUや、短期記憶を司るメモリー、画像処理を担うグラフィックボード(GPU)、膨大なデータを保存するストレージ。これらのワードはメーカー既製品のPCを選ぶ際にも目にするものですし、ほとんどの方が聞いたことはあるでしょう。しかし、実物を見たことのある人は少数派ではないでしょうか。

 

PCの自作とは、こういったパーツひとつひとつを自分で選び、組み立てていくことを指します。

 

先に挙げた部品以外にも、既製品を買う際にはあまり気にしないであろうマザーボード、電源、ファン、さらにはそれらのパーツを組み込むPCケースなどの部品についても細かい選択肢があるため、完成品のバリエーションはまさに無限大。特に、外観は既製品ではほとんどカスタマイズができませんが、自作PCであれば個性的なPCケースやファンなどがあり、これらを組み合わせることで、唯一無二な1台を作ることができます。

 

選べるPCケースのなかには、スタイリッシュでインテリア性の高いもの、LEDが仕込まれていてカラフルに光るもの、これがPCなのか! と目を疑うような奇抜な形のものなど、多くの人をビックリさせるであろう製品が幅広く存在しています。筆者も、初めてPCパーツショップを訪れた際に、その数の多さ、個性の強さに驚かされました。

 

組み立てや初期設定には一定の知識が必要になるものの、スペックだけにとどまらない幅広いカスタマイズ性が得られることが、自作PCの大きな特徴です。

↑たとえばファンひとつとっても、回転数や静粛性といった性能面、外観などが異なる、幅広い選択肢があります

 

自作PCは”大人のプラモデル”だ! 3つのイイところを解説

ここまでは主にカスタマイズ性について語ってきましたが、自作PCの良さはなにもそれだけではありません。ここからはその良さを3つに分けて整理してみます。

 

1.使いながらカスタマイズできるから、長く使える

自作PCには組み立ての手間こそありますが、スペックから外観まで、あらゆる面で自分好みな1台を作れます。既製品ですと100%満足できる1台を探すのは大変ですが、自作であればあなたの要求を完全に満たしうる逸品が手に入ります。

 

また、メモリーやSSD、GPUなどについては、それらを接続するマザーボードに増設の余地がある製品を選んでおけば、いざ使い始めてからのスペック向上も容易です。予算次第ではありますが「もう少し高性能なものを買えばよかった」と後悔した場合に後から対応できるのも、自作PCのメリットといえます。

 

CPUやマザーボードなどに当初からある程度の投資をしておく必要はあるものの、使いながらのカスタマイズが容易なおかげで、結果的に長く使えるものが仕上がるというわけです。

 

なお、マザーボードや電源の選択によっては、事後の増設が難しいケースも発生してしまいます。初心者の方であれば、自作経験者やPCパーツショップのスタッフに相談するなどして決めたほうが良いでしょう。

↑CPUやメモリー、GPUといったあらゆるパーツを差す、PCパーツの母艦となるマザーボード。モデルによって対応するCPUが異なるほか、SSDやメモリー、GPUを差し込めるスロットの数など、多様な選択肢があります

 

2.自室で異彩を放つ唯一の存在は、所有欲を確実に満たしてくれる

個性的なケースやファンを採用すれば、インテリアとしても映えるものにできる自作PC。自室で異彩を放つ自分好みのPCは、ユーザーの所有欲を満たしてくれます。

 

ちなみに、自作PCユーザーのなかにはケースから自作する人や、透明なPCケースの中にLEDを仕込んで好みのフィギュアをライトアップする人もいます。そこまで尖ったものを作ろうとすると組み立ての手間は増えますが、そんな1台であればモノとしての魅力はオンリーワン。これが、自作PCの最たる魅力かもしれません。

↑透明なケースを採用すれば、動作中のPCパーツの様子を見ることができます。自分で作ったモノが動いている様子が見えるうれしさは格別です

 

3.PCパーツ選びや組み立て作業が楽しくなる “大人のプラモデル”としての魅力

これまで、組み立て作業について「手間」と書いてきましたが、PCを自作しているとその手間すら楽しいものになってきます。その点で、自作PCはプラモデルやミニ四駆のカスタマイズと似ているといえるでしょう。

 

それどころか、自作PCの場合、パーツ単位で好みのものを選べるわけですから、カスタマイズ性の面ではプラモデル以上に魅力があるかもしれません。さらに、飾るだけでなく実際に使う存在になるので、愛着も生まれます。また、初めての1台を自分で組み、それがちゃんと動いたときの達成感は格別です。プラモデル好きな人なら、その深い魅力にきっとハマるでしょう。自作PCは、まさに”大人のプラモデル”なのです。

 

作る前に知っておきたい、自作PCの注意点

ここまで自作PCのメリットばかりを語ってきましたが、もちろんデメリットも存在します。最後に、それについて触れておきます。

 

まずは、PCに関する知識が最低限必要だという点。ですが、現代ならインターネットで調べれば確実に情報が見つかりますし、エンジニアレベルに詳しい知識が必要というわけでもありません。ショップのスタッフに聞けば助言もしてもらえますから、乗り越えやすい壁です。また、その知識を得た先には、PCがトラブルを起こした際の修理・部品交換を自分でできるようになる知見もたまります。

 

そして、各パーツは精密機械であるため雑に扱わず、注意を払いながら組み立てる必要があります。特に、半導体は静電気に弱いので、組み立て作業時はゴム手袋をするなどの配慮も必要です。

 

なお、自作PCは、その構成次第では価格が既製品と比べて高くなることもあります。特にいまは世界的な半導体不足のためGPUの値上がりが顕著。コスパだけを考えて選ぶとしたら既製品からチョイスしたほうが良い場合も少なくないため、注意が必要です。

 

ここまで、自作PCの魅力について語ってきました。本稿に続く2本目、3本目の記事では、PCパーツ選びのコツや初めて自作をする際のポイントをPCパーツショップのスタッフに取材していきます。この記事で自作PCに興味を持たれた方は、ぜひ2本目以降もお読みください!

ファーウェイが有機EL採用の2in1「MateBook E」など4つの新製品を発表!

3月8日、ファーウェイ・ジャパンはノートPCを中心とする4つの新作デバイスを発表しました。この記事では、3月18日の発売を前にしてそれらの端末を触れる機会をいただいた筆者が、新製品の概要とともに、それらを触った感想をレポートしていきます。

 

14インチのMateBookに2つの新作が登場

今回発表された新製品の目玉は、14インチノートPCの新作・HUAWEI MateBook 14と、そのマイナーチェンジモデル・HUAWEI MateBook D 14です。これまで13インチのノートPCを多く出してきたファーウェイですが、今回はひと回り大きい14インチに注力したラインナップとなりました。

 

同社のマーケティング部に所属する片山 将さんによれば、従来よりサイズを大型化させた理由は、現在の市場ニーズを考慮した結果だそう。というのも、コロナ禍による巣ごもり需要で、大型のノートPCの売れ行きが以前より好調となっているそうです。一方で、持ち運びやすさを犠牲にしたくないという考えも同社内にあり、15インチではなく、14インチで新製品を開発したとのこと。

↑新登場のHUAWEI MateBook 14。写真の製品はキーボードが英字配列になっていますが、日本国内では日本語配列のものが発売されます

 

MateBook 14は、これまでのMateBookシリーズと同様、アスペクト比3:2のディスプレイを採用。低ブルーライト・フリッカーフリー(ちらつき防止)の2要素で、ドイツの企業テュフ ラインランド社の認証を獲得しています。既存のMateBookシリーズも低ブルーライトの認証は取得していますが、フリッカーフリーで第三者企業の認証がついたのは本製品が初。ディスプレイのベゼルはかなり薄く、その画面占有率は90%。視野角は178度と、オフィス・ビジネス向けの製品ではありますが、画面の美しさにはファーウェイならではのこだわりが見えます。

↑ディスプレイの視野角が広いので、横から見ても画面をしっかり視認可能。また、本体の薄さも見てとれます

 

MateBook 14は、シリーズ初の新機能「ハイパフォーマンスモード」も搭載しています。これは、FnキーとPキーを同時押しするだけで、CPUとファンにブーストをかけられるというもの。このおかげで、クリエイティブ関連のソフト使用など、CPUに負荷をかける作業の効率がアップしました。独自開発のシャークフィンファンによる静粛性も兼ね備えているので、ハイパフォーマンス発揮時の動作音が静かなのもポイントです。なお、CPUにはIntel製の第11世代Core i5-1135G7を採用しています。

↑キーボードをワンタッチするでだけでハイパフォーマンスモードに切り替えできます

 

メモリ8GB、16GBの2モデルがラインナップされ、16GB搭載モデルは画面がタッチパネルに対応。このタッチパネルには、3本指で画面をスワイプするとキャプチャを撮影できるユニークな機能も搭載されています。ほかにも、13.7時間持続する大容量バッテリーや15分の充電で2.5時間のオフィスワークが可能になる急速チャージ機能、サラウンド音響に対応したスピーカーなど、ビジネス向けのノートPCとしてはハイスペックといえる機能を各方面で完備。にもかかわらず、重さ1.49kg、厚み15.9mmと、持ち運びやすさをしっかり担保しています。

↑カメラはキーボードの上部中央に内蔵。これまでのMateBookシリーズ独特の仕組みを踏襲しました

 

一方、MateBook 14のエントリーモデルといえる位置づけなのが、MateBook D 14。MateBook 14との主な違いは下記の5点です。

  • 画面のアスペクト比が16:9(MateBook 14は3:2)
  • モデルがメモリ8GB搭載モデルのみの展開(MateBook 14は、8GB・16GBの2モデル)
  • ディスプレイがタッチパネルでない(MateBook 14は、メモリ16GBモデルのみ、タッチパネルを搭載)
  • スピーカーがサラウンド音響に非対応(MateBook 14は対応)
  • ヒンジが180度展開に対応(MateBook 14は非対応)
↑MateBook D 14は、ヒンジを180度開くことが可能。これはMateBook 14にはない機構です

 

上記以外にも、ファンの数やヒートパイプの形状の差異、MateBook D 14の重量はMateBook 14よりわずかに軽い、バッテリー持続時間が微妙に異なるといった細かな相違点があります。一方で、採用しているCPUが同一で、ハイパフォーマンスモードも共通して搭載するなど、2つの製品のスペックに似通っている部分が多いのも事実。MateBook D 14はエントリーモデルでありながら、見た目・スペックの両面でハイスペックモデルに迫る製品になっています。筆者個人の感覚ではありますが、MateBook 14のメモリ8GBモデルと、MateBook D 14の価格差が1万5000円であることを考慮したら、MateBook D 14がかなり魅力的に感じられました。

↑MateBook D 14。外見はMateBook 14とそっくり

 

↑本体カラーは、MateBook 14、MateBook D 14ともにスペースグレーの1色展開。写真はMateBook D 14です

 

【製品概要】

MateBook 14

価格:14万4800円(メモリ8GBモデル)/16万4800円(メモリ16GB・タッチパネル搭載モデル)
ディスプレイ:14インチIPS、解像度2160×1440(185ppi)、コントラスト比 1500:1、最大輝度300ニト
CPU:Intel Core i5-1135G7
グラフィックス:Intel Iris Xe グラフックス
メモリ:8GB/16GB
ストレージ:512GB SSD
オーディオ:内蔵スピーカー×2、内蔵マイク×4
バッテリー駆動時間:約13.7時間(8GBモデル)/約12.9時間(16GBモデル)
内蔵カメラ解像度:HD(720p)
外部入出力端子:USB-C×1、USB-A 3.2 Gen1×2、HDMI×1、ヘッドフォンジャック
サイズ/質量:(W)約308×(H)15.9×(D)224mm/約1.49kg
OS:Windows 11

 

MateBook D 14

価格:12万9800円
ディスプレイ:約14インチIPS、解像度1920 × 1080(157ppi)、コントラスト比 1000:1 、輝度250ニト
CPU:Intel Core i5-1135G7
グラフィックス:Intel Iris Xe グラフックス
メモリ:8GB
ストレージ:512GB SSD
オーディオ:内蔵ステレオスピーカー、内蔵マイク×2
バッテリー駆動時間:約13.6時間
内蔵カメラ解像度:HD(720p)
外部入出力端子:USB-C×1、USB-A 3.2Gen1×1、USB-A 2.0×1、HDMI×1、ヘッドフォンジャック
サイズ/質量:(W)約323×(H)15.9× (D)215 mm/約1.38kg
OS:Windows 11 Home

 

シネマレベルの映像美を楽しめる、有機EL採用の2 in 1

↑HUAWEI MateBook Eは、ディスプレイの色の深さがとにかく印象的。モニターの上部についているのは、第二世代HUAWEI M-Pencil(1万2980円・別売)です

 

今回発表されたもののなかで、個人的に最も気になった新製品がHUAWEI MateBook E。というのも、一目見てすぐわかるほど、その画面が美しいのです。

 

MateBook Eは、有機ELディスプレイを採用した12.6インチサイズの2 in 1デバイス。画面は高コントラスト比、シネマレベルの色再現性を実現しており、小型端末らしくない美麗な映像を映します。テュフ ラインランド社による「フルケアディスプレイ2.0」認証をファーウェイ史上初めて取得したこの有機ELディスプレイは、映像の品質と目へのやさしさを高いレベルで兼ね備えています。もちろんタッチパネルになっていて、第二世代のHUAWEI M-Pencilに対応します。本機を使って絵を描いたり、ノートを取ることも可能です。

 

また、800万画素のインカメラが搭載されているので、オンライン会議などでも十分に活躍します。さらに、オーディオはファーウェイ独自の立体音響「HUAWEI SOUND」を奏でるクアッドスピーカーを搭載。大型端末にも負けない、力強い音を鳴らします。

 

これらの高機能が詰まったボディは7.9mmと極薄で、質量はわずか709g。A4用紙よりも小さい12.6インチというサイズと相まって、バッグに入れたときまったく気になりません。Intel製CPU、Core i5-1130G7およびCore i3-1110G4をそれぞれ搭載した2モデルをラインナップし、Core i5搭載モデルには、スマートキーボードが付属します。(Core i3搭載モデルの場合、スマートキーボードは別売1万3200円)なお、カラーはネビュラグレー1色のみとなっています。

↑スマートキーボードの角度は、110〜160度の範囲で無段調整できます。薄型ながらもしっかりしたつくりなので、使用中、角度が勝手に変わってしまうこともありません。キーの打鍵感はしっかりしており、タイピングしやすい印象です

 

【製品概要】

MateBook E

価格:8万8800円(Core i3・SSD128GBモデル)/13万9800円(Core i5・SSD256GB・スマートキーボード同梱モデル)
ディスプレイ:12.6インチ有機EL、解像度2560×1600(240ppi)、コントラスト比 100万:1、最大輝度600ニト
CPU:Intel Core i3-1110G4/Intel Core i5-113oG7
グラフィックス:Intel Iris Xe グラフックス
メモリ:8GB
ストレージ:128GB SSD(Core i3モデル)/256BG SSD(Core i5モデル)
オーディオ:「HUAWEI SOUND」内蔵マイク×4、内蔵スピーカー×4
バッテリー駆動時間:約8.1時間(Core i3モデル)/約7.4時間(Core i5モデル)
内蔵カメラ解像度:インカメラ800万画素、アウトカメラ1300万画素
外部入出力端子:USB-C×1(Thunderbolt 4、充電、データ転送、ディスプレイポート対応)、ヘッドフォンジャック
サイズ/質量:(W)約286.5×(H)184.7× (D)7.99mm/約709g
OS:Windows 11 Home 64bit(Sモード)(Core i3モデル)/Windows 11 Home 64bit(Core i5モデル)

 

2021年に話題を呼んだモニターのエントリーモデルが登場

昨夏に発売された高性能モニターHUAWEI MateViewには、エントリーモデル・HUAWEI MateView 28 Standard Edition(HUAWEI MateView 28 SE)が登場しました。この製品は、MateViewからワイヤレスネットワーク機能を除いたもの。MateViewとの性能的な違いは、ワイヤレスで外部機器と連携できないという点だけです。

 

アスペクト比3:2で4Kに対応という、モニターの性能はもちろん、65Wの充電出力が可能なUSB-Cポート、省スペースでも設置が可能なデザインなどは、MateViewと何ら変わりがありません。価格は、MateViewより1万円安い7万9800円となっています。

↑MateView SEとMateBook 14をUSB-Cで接続。MateView SEのUSB-Cポートは脚部側面にあるので、本体を動かさずとも楽に接続できます

 

【製品概要】

・MateView SE

価格:7万9800円
画面サイズ:28.2インチ(アスペクト比3:2)
パネルタイプ:IPS液晶(視野角178度)、非光沢
解像度:3840×2560(164ppi)
色域・色差:98% DCI-P3(RGBを100%カバー)、ΔE値<2(DCI-P3)
最大表示色数:10.7憶色(10ビットカラー)
最大輝度:500ニト(コントラスト比1200:1)
映像入力端子:HDMI×1、MiniDP×1、USB-C×1
オーディオ入出力:内蔵マイク×2、内蔵スピーカー×2、ヘッドフォンジャック
USB端子:USB-C×1、USB-A 3.2 Gen1×2、USB-C×1(電源入力専用)
サイズ/質量:(W)約608×(H)591 ×(D)182mm/約6.2kg

 

今回発表された製品の発売日は、3月18日(金)となっています。

 

※本記事内に記載されている価格は、すべてメーカー発表価格・税込です

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

360度回転して、自由自在なスタイルで使える2in1! 「ASUS VivoBook Flip 14 TP470EA」ほか2モデルがASUSから発売

ASUS JAPANは、14型「ASUS VivoBook Flip 14 TP470EA」と、14型「ASUS X415JA」、15.6型「ASUS X515JA」を、順次販売中です(ASUS X415JAのみ3月10日発売)。

↑ASUS X415JA ※発売する製品は日本語キーボード

 

税込価格は、ASUS VivoBook Flip 14 TP470EAが8万9800円、ASUS X415JAが5万4800円、ASUS X515JAが7万9800円です。同製品をASUS Storeで購入すると、「ASUS Store限定30日間返品保証キャンペーン」の対象となります。

 

ASUS VivoBook Flip 14 TP470EAは、360度ディスプレイが回転し、あらゆるシーンで使用可能なノートPC。通常のノートPCとしての使用だけでなく、タブレットモードやスタンドモードなど、多彩なスタイルに変化するフレキシビリティが特徴的な1台です。2万回にも及ぶ開閉テストをクリアしており、堅牢性にも優れています。10点マルチタッチに対応したディスプレイを採用しており、別売りのスタイラスペン入力にも対応しているため、様々な用途で使用することが可能です。

↑ASUS VivoBook Flip 14 TP470EA ※発売する製品は日本語キーボード

 

ASUS X415JA/X515JAは、インテル Core i3 プロセッサーを搭載し、快適な使い心地とマルチタスクをこなせるノートPC。起動やデータの読み書きが高速なPCI Express 3.0×2接続対応のSSDを最大256GB搭載しており、幅広い用途で使用可能。OSは、ASUS X415JAはWindows 11 Home(S モード)、ASUS X515JAは最新のWindows 11 Homeをプリインストール。最新のWindows 11標準アプリなどを、より便利に使うことができます。

↑ASUS X515JA ※発売する製品は日本語キーボード

モダンなデザインでお手頃価格! アンダー5万円のノートPC「ASUS E210KA/E410KA/E510MA」

ASUS JAPANは、モダンなデザインの11.6型軽量ノートPC「ASUS E210KA」、様々なタスクを快適にこなせる性能を持ち、スタンダードを極めた14型ノートPC「ASUS E410KA」、15.6型ノートPC「ASUS E510MA」の、3製品計5モデルを、順次販売開始します。

 

ASUS E210KAは、279.1mm×191.2mmの、A4用紙よりも一回り程小さいコンパクトサイズで、約1kgの軽量ボディ。本体カラーは、ピーコックブルー、ローズピンク、ドリーミーホワイトの全3色。天板にはASUSロゴをモチーフにしたモダンなデザインパターンが入っています。

↑ASUS E210KA ※発売する製品は日本語キーボード

 

ASUS E410KAは見やすい14型フルHDディスプレイを搭載しており、W325.4mm×H18.4mm×D217.4mmと、バッグやリュックなどに簡単に収納可能なサイズ。ASUS E510MAは約1.57kgと、15.6型でありながら軽く、薄さも約18.1mmです。本体カラーは、ASUS E410KAがスターブラックメタル、ASUS E510MAがスターブラックを採用し、それぞれのモデルにはキーボードに1つだけ色が異なるイエローで縁取られたエンターキーを搭載するなど、ポップで楽しいデザインが施されています。

↑ASUS E410KA ※発売する製品は日本語キーボード

 

ASUS E210KAとASUS E410KAは、1度の満充電で最長約9.2時間使える長時間のバッテリー駆動が可能。ASUS E510MAも、最長約8.4時間のバッテリー駆動時間です。

 

ASUS E210KAとASUS E410KAはワンタッチでタッチパッドをテンキーとして利用できるNumberPad機能を搭載しており、数字を入力する際に、モード切り替えで快適な数字入力が行えます。ASUS E510MAは、キーボード右側にテンキーを搭載。サイズが大きめのタッチパッドは、手のひらが当たってもタッチパッドを反応させないパームリジェクション技術を採用しており、キーボード使用時のタッチパッド誤反応を防ぎます。キーボードはスリムでありながら、各キーのストロークは1.35mmを確保し、しっかりとした打鍵感にこだわって作られています。

↑ASUS E510MA ※発売する製品は日本語キーボード

 

通常よりも稼働範囲が広いヒンジを使用しており、液晶ディスプレイを180度まで開くことが可能。液晶ディスプレイの角度調節の範囲が広く、どのような姿勢でも目線にあった角度に調節できます。液晶ディスプレイを真上に向けることができるので、机を挟んだ向かい側にいる人に画面を見せたいときなどにも便利です。

 

税込価格は、ASUS E210KAとASUS E410KAが4万9800円、ASUS E510MAが4万9980円。ASUS Storeで購入すると「ASUS Store限定30日間返品保証キャンペーン」の対象となります。

「エルデンリング」を快適にプレイするならコレ! 推奨PC「G-Tune EP-A-6700XT」発売

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、アクションRPG「ELDEN RING(エルデンリング)」の推奨PC「G-Tune EP-A-6700XT」を発売しました。税込価格は29万6780円~。

 

同製品は、高画質による美麗なグラフィックスで、エルデンリングをプレイすることが可能。動作検証を行なっており、負荷が高い状況でも、動作がカクつくことなく、快適なプレイが楽しめます。

 

G-Tune直販サイトにて同製品を購入すると、特大マウスパッドがもらえるキャンペーンも実施。詳細は、同社公式サイトの製品ページをご覧ください。

インテリアに溶け込む美しいデザイン! Windows 11搭載オールインワンPC「ASUS Zen AiO 24 A5401WR」

ASUS JAPANは、Windows 11搭載オールインワンPC「ASUS Zen AiO 24 A5401WR」全4モデルを発表しました。2月25日に発売された「A5401WR-I710700EC」のほか、「A5401WR-I710700ECO」「A5401WR-I310100ECO」「A5401WR-I310100EC」も、同日より予約を受け付けています。

 

税込価格は、インテル Core i7-10700T プロセッサー搭載、メモリ16GBのA5401WR-I710700ECOが17万9800円、A5401WR-I710700ECが14万9800円。インテル Core i3-10100T プロセッサー搭載、メモリ8GBのA5401WR-I310100ECOが12万9800円、A5401WR-I310100ECが9万9800円です。

 

同製品は、フレームレスのように見える超狭額ベゼルディスプレイにアシンメトリーに配置されたスタンドを組み合わせたデザインの、ディスプレイ一体型PCです。本体下部のスピーカー搭載部分にのみファブリック素材を使用して、やさしいぬくもりをプラスしています。

 

画面の表示内容だけを切り取って空中に置いたかのように見える、わずか6mmの超狭額ベゼルディスプレイを搭載。ディスプレイ部分の画面占有率は約90%です。最大輝度250nitおよび178度の広視野角で、sRGB 100%の広色域に対応しています。

 

HDMIの入力端子を搭載し、ゲーム機やノートPCの画面を映して使用できます。HDMI出力端子も搭載しているので、もう1台液晶ディスプレイを用意すれば、デュアルディスプレイで使用可能です。

 

オーディオブランド「Harman/Kardon」と共同で調整を行ったオーディオ機能を搭載し、3Wの2つのスピーカーで、上質かつパワフルなサウンドを楽しめます。

 

ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスが付属しているので、本体から離れた場所でも使えます。Webカメラにはレンズを隠すスライド式のプライバシーシールドを搭載し、もしものときなどのプライバシーを完全に守ることができます。

 

無線LANだけでなく有線LANも搭載しており、どちらでも接続可能。Bluetooth 5.1にも対応しているので、ヘッドセットなど様々な周辺機器をワイヤレスで接続可能です。USBポートは、USB 3.2 Gen1 Type-Cを1ポートに、USB 3.2 Gen1 Type-Aを2ポート、USB 2.0を2ポート搭載。

 

ビジネス統合アプリとして、A5401WR-I710700ECOとA5401WR-I310100ECOは「Microsoft Office Home and Business 2021」、A5401WR-I710700ECとA5401WR-I310100ECは「WPS Office 2 Standard Edition(3製品共通ライセンス付)」がそれぞれ利用できます。

運びやすい軽量薄型ボディ! インテル Core i5 プロセッサー搭載Chromebook「ASUS Chromebook CX9(CX9400)」

ASUS JAPANは、軽量薄型ボディに第11世代インテル Core i5プロセッサーを搭載した14型Chromebook製品「ASUS Chromebook CX9(CX9400)」を発売しました。価格は10万9800円です。

 

同製品は、第11世代インテル Core i5プロセッサーとインテル Iris Xeグラフィックス、8GBのメモリ、大容量かつ高速なPCle接続のSSDを搭載。インテル Evo認証を取得しています。

 

14型ディスプレイを搭載しながら、軽さ約1.18kg、薄さ約18.4mmの軽量薄型。幅322.2mm×奥行き204.9mmなので、小さめのビジネスバッグでも手軽に持ち運ぶことができます。最長約12.7時間駆動を実現したロングライフバッテリー搭載。

 

無線LAN機能は最新規格のWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しており、理論値で最大2.4Gbpsの高速ネットワーク通信が可能で、オンラインでの大容量ファイル転送や、フルHDのストリーミング再生もストレスフリーで利用できます。2.4GHz帯だけでなく干渉の少ない5GHz帯のサポートと、ASUS WiFi Master Premium for Chromeテクノロジーにより、スムーズな無線接続が可能。

 

オーディオブランド「Harman/Kardon」の認証を取得したオーディオ機能を搭載。高音質なので音声も聞き取りやすい、臨場感のあるプレミアムサウンドも楽しめます。

 

バックライトを搭載したイルミネートキーボードにより、夜間フライトの機内のような暗闇でも正確な入力作業を行うことが可能。ワンタッチでタッチパッドにテンキーを表示できるNumberPad機能も搭載しており、数字の入力作業などがしやすくなっています。人間工学に基づいたエルゴリフトヒンジで、キーボードを少し傾斜のついた最適な位置に固定し、長時間のタイピングによる疲労を軽減します。

 

USI規格スタイラスペン対応のタッチパネルと、180度開くことができるフラットヒンジで、卓上にChromebookを平らに置いて画面をタッチしたり、ペンでメモを書き込んだりするなど、直感的な操作が可能です。

 

Thunderbolt 4(Type-C)ポートを2基搭載することで、40Gbpsの高速データ転送、4Kディスプレイ出力、本体への充電に対応。HDMIとあわせて最大3台の4K外部ディスプレイに出力できます。そのほか、USB3.2(Type-A/Gen2)ポート1基、microSDカードスロットも備えています。

 

筐体は非常に高い強度のアルミニウム合金を採用し、米国国防総省が定める軍用規格であるMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠しており、堅牢性に優れています。

 

指紋認証センサとWebカメラにスライド式のプライバシーシールドを搭載し、セキュリティを高めています。シールドを閉じておくことで、Webカメラのオンオフに関係なく物理的にカメラを遮り、プライバシーを保護します。指紋認証センサは、外出先などの人目のある場所で使用する場合でも、パスワードを見られる心配がありません。

 

水没や落下や災害による破損、コンピュータウイルスによる故障などを含む、すべての故障原因に対して修理対応を受けられる「ASUSのあんしん保証」サービスにも対応しています。

インテル Celeron NシリーズとAMD Ryzen、選べる2モデル同時発売! デル「Inspiron 15 3000(Intel N-series/AMD)」

デル・テクノロジーズは、個人向けノートPC「Inspiron 15 3000(Intel N-series/AMD)」を発売しました。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

「Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン」は、インテル Celeron プロセッサー Nシリーズを、「Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン」は、AMD Ryzenプロセッサーをそれぞれ搭載している、15.6インチのノートPC。スタイリッシュで環境に配慮したデザインと、サステナブルな設計で、日常生活に必要な機能が備わっています。

↑Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン(プラチナ シルバー)

 

OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。インテル Nシリーズ プロセッサーもしくはAMDプロセッサーを搭載し、SSDと組み合わせることで、応答性と静音性に優れた性能を発揮します。カラーバリエーションはカーボン ブラックとプラチナ シルバーの2種類。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(プラチナ シルバー)

 

大きなキーキャップと広いタッチパッドで操作がしやすく、Dell ComfortViewソフトウェアを利用することで、有害なブルーライトの発生を抑え、目の負担を軽減できます。HDウェブカメラを内蔵。3辺の狭額縁ベゼルで臨場感のある映像体験が可能です。

↑Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

人間工学に基づいた、タイピングに快適な角度になるリフト ヒンジを採用。ヒンジ部分に搭載された小さなゴム製の脚とバンパーで、安定性を向上させています。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

迅速な電源投入、起動、ログインが可能で、オプションの指紋認証リーダーやWindows Helloを使用すれば、瞬時にログインして使用できます。ExpressCharge機能により、コンセントにつないでいる時間を短縮し、バッテリーを60分で最大80%充電可能です。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

EPEAT Silver認定を受けており、ノートPCの塗装部分には低VOC(揮発性有機複合)の水性塗料を使用。ボトム カバーには再生プラスチックを使い、廃棄物の埋め立てを抑制しています。梱包トレイには 100%再生紙を使用し、他の梱包コンポーネントにはリサイクル素材を最大90%使用しています。

↑Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン(プラチナ シルバー)

 

税込価格は、Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン7万1980円~、Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコンが7万4980円~です。

ゲームも動画編集もできる、高性能なタブレットPC「ROG Flow Z13」がASUSから登場

ASUS JAPANは2月17日、ディスプレイとキーボードが着脱する2 in 1のゲーミングノートPC「ROG Flow Z13」シリーズを発表しました。ラインナップと価格、発売日はそれぞれ下記のとおりです。

↑ROG Flow Z13

 

GZ301ZE-I9R3050TE4K/26万9800円(税込)/2月21日発売予定
GZ301ZE-I9R3050TE/25万4800円(税込)/2月17日発売
GZ301ZC-I7R3050/23万9800円(税込)/2月17日発売
GZ301ZA-I5UMA/19万9800円(税込)/2月17日発売

 

ROG Flow Z13シリーズは、ゲーミング向けのWindowsタブレットPCというカテゴリの製品。Webブラウジングや動画鑑賞はもちろん、ゲームをプレイしたり、動画編集をしたりといったクリエイティブ作業も可能です。

 

最上位モデルのスペックは、インテル Core i9-12900H プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSD、GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU、Windows 11 Home 64ビットと高性能な仕様。またディスプレイはタッチ対応の13.4型で、解像度は3840×2400ドット(WQUXGA)、リフレッシュレートは60Hzとなっています。

 

さらに、外付けGPUを接続できるASUSの「ROG XG Mobile」に対応しているため、GeForce RTX 3080/GeForce RTX 3070といった、より高性能なGPUに接続できます。

 

インターフェイスはUSB Type-C(Thunderbolt 4対応)、USB Type-C、USB 2.0、microSDXC/microSDHC/microSDメモリーカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャックを装備。USB Type-Cはどちらもデータ転送と映像出力、本体への給電に対応しており、外部ディスプレイに接続すればより快適にゲームやクリエイティブ作業を楽しめます。

↑タブレット使用時。背面のスタンドは着脱できます

 

各モデルの詳細なスペックは下記のとおりです。

GZ301ZE-I9R3050TE4K GZ301ZE-I9R3050TE GZ301ZC-I7R3050 GZ301ZA-I5UMA
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i9-12900H プロセッサー インテル Core i7-12700H プロセッサー インテル Core i5-12500H プロセッサー
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD 512GB SSD
グラフィックス GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU GeForce RTX 3050 Laptop GPU インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
ディスプレイ タッチ対応13.4型ワイドTFTカラー液晶(3840×2400ドット、60Hz) タッチ対応13.4型ワイドTFTカラー液晶(1920×1200ドット、120Hz)
Webカメラ インカメラ:92万画素/アウトカメラ:799万画素
インターフェイス USB Type-C(Thunderbolt 4対応)、USB Type-C、USB 2.0、microSDXC/microSDHC/microSDメモリーカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー駆動時間 約6.5時間 約6.6時間 約7.3時間 約8.1時間
本体サイズ 幅302×奥行き204×高さ14.5mm(タブレット時)
重量 約1.18kg(タブレットのみ) 約1.12kg(タブレットのみ)

メタリックデザインがスタイリッシュ! 学習、仕事、遊びなど、ありとあらゆる場面で活用できる「ASUS Chromebook C425TA」

ASUS JAPANは、タッチパネル搭載、ディスプレイを180度開くことができるクラムシェルタイプの「ASUS Chromebook C425TA」を発売しました。税込価格は4万4800円。

 

同製品は、通常よりも広い可動範囲を持つディスプレイヒンジを採用しており、ディスプレイを180度まで開くことができ、様々な角度でディスプレイを表示可能。10点マルチタッチ対応のディスプレイを搭載し、直感的な操作ができます。

 

スタイリッシュなメタリックデザインが特徴で、ナノエッジディスプレイにより、14インチのディスプレイを搭載しながらも、通常の13インチノートパソコンと同程度のコンパクトなサイズに仕上がっています。

 

CPUにインテル Core m3-8100Yプロセッサーと8GB(LPDDR3-1866)メモリ、64GBのeMMCストレージを搭載。バッテリーの駆動時間は最長約12時間です。

 

充電、周辺機器や外部ディスプレイとの接続が簡単にできるUSB3.2(Type-C/Gen1)ポートを2つ搭載するほか、標準的なUSB3.2(Type-A/Gen1)ポートも1基備え、データの取り込みに便利なmicroSDカードリーダーも搭載しています。

 

キーストロークが1.4mmでフルサイズの英語イルミネートキーボードを搭載し、約6インチの大型タッチパッドは、手のひらが触れることによる誤動作を防ぐパームリジェクション技術と精度の高いマルチタッチジェスチャーに対応し、快適かつ正確でスムーズな操作が可能です。

 

Google社が提供するGoogle Playストアにて、無料のものから有料のものまで豊富なアプリをダウンロード可能。必要なときに必要なアプリをすぐに使うことができ、あらゆる用途に対応できます。

 

Chrome OSはアンチウイルス機能などのセキュリティ機能をOSに統合しており、別途セキュリティアプリなどを用意することなく、安心して使用できます。

 

通常の故障だけでなく、落下による故障や水没による故障、災害による故障、コンピュータウイルスによる故障など、あらゆる故障に対応する「ASUSのあんしん保証」サービスに対応しています。保証には無料サービスと有料サービスと法人向けサービスがあり、それぞれサービスの有効期間や対応回数、故障時の負担金などが異なります。

シンプルイズベスト! シルバーの洗練されたデザインが目を引く、エイサーのノートPC「Aspire」シリーズ新モデル3機種

日本エイサーは、基本性能をおさえたスタンダードノートパソコン「Aspire(アスパイア)」シリーズから、新モデル3機種「A514-54-WF38U/SF」「A514-54-WF38U/S」「A315-58-WF58Y/SF」を、3月中旬に発売します。

 

今回発売する新モデル3機種は、いずれもフルHDディスプレイを搭載。OSはWindows 11です。非光沢のIPSパネルを採用することで映り込みを抑え、どの角度からでも画面が見やすくなっています。3機種ともにAcerロゴを含めた天板やヒンジはシルバーカラー、ディスプレイ回りを囲むベゼルやキーボードはブラックカラーと、シックなデザインに仕上がっています。

 

人間工学に基づいてパソコンの画面を開くと快適にキー入力ができる角度にキーボード面が傾斜するヒンジを採用し、タイピングがしやすいだけではなく、底面に隙間ができることで、放熱効率を向上させています。

 

「Aspire 5」の2機種A514-54-WF38U/SFとA514-54-WF38U/Sは14インチのディスプレイで、第11世代インテル Core i3プロセッサーを搭載。本体の厚さは約17.95mmと薄く、ディスプレイを左右から囲むベゼルを約7.99mmと狭く設計。重さ約1.45kgの軽量モデルです。

 

「Aspire 3」のA315-58-WF58Y/SFは15.6インチのディスプレイで、第11世代インテル Core i5プロセッサーを搭載したモデルです。前出の2機種同様、ベゼルを約7.99mm以下と狭く設計しています。

 

A514-54-WF38U/SFとA315-58-WF58Y/SFはMicrosoft Office Home & Business 2021を搭載。インターフェースは、USB 3.2(Type-AおよびType-C)ポートやUSB 2.0 ポート、HDMIポート、有線LANポートを備えています。ウェブカメラやマイクも搭載し、ビデオ通話も可能。ディスプレイは「弱・中・強・長時間」の4つのモードから選択でき、長時間利用しても目が疲れにくいブルーライト軽減機能「Acer BluelightShield」を搭載しています。

 

市場想定価格(税込)は、A514-54-WF38U/SFが12万4800円、A514-54-WF38U/Sが10万4800円、A315-58-WF58Y/SFが14万4800円です。

超高速な応答性&高効率のバッテリー持続時間! デル、AMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサー搭載ノートPC3製品を発売

デル・テクノロジーズは、AMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサーを搭載した「Inspiron 16ノートパソコン」「Inspiron 14ノートパソコン」「Inspiron 14 2-in-1ノートパソコン」を発売しました。

 

今回発売された新製品はいずれも、Radeon グラフィックス搭載のAMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサーにより、応答性とバッテリー持続時間の効率を向上。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応します。

 

16:10のFHD+(1920×1200)ディスプレイパネルを採用。ComfortViewソフトウェアにより、有害なブルーライトの発生を抑えています。

 

内蔵のデュアル マイクロフォンと、バックグラウンドノイズを低減するAIにより、音声が明瞭で聞き取りやすくなっています。Waves MaxxAudio Proで最適化されたスピーカーで音量を強化。FHDカメラのノイズリダクション&ワイドダイナミックレンジ機能の組み合わせにより、画質も鮮明です。

↑Inspiron 16ノートパソコン(W356.78×H15.67~18.3×D251.9mm、最小重量1.87kg)

 

パネルオープン センサーを搭載し、カバーを開ければ即時にデバイスが起動。指紋認証リーダーで安全にログインできます。Type-Cを含む幅広いポートを備え、ドングルを追加せずに様々なデバイスと接続可能。ExpressChargeにより、1時間で最大80%充電することができます。Wi-Fi 6にも対応。

 

EPEAT Silver認定を受けており、すべての塗装パーツに低VOC水性塗料を使用。梱包トレイには100%再生紙を使用し、他の梱包コンポーネントは最大90%のリサイクル素材で構成されています。Inspiron 16ノートパソコンとInspiron 14ノートパソコンのヒンジ キャップには再生可能資源由来のバイオベース素材を使用しています。

↑Inspiron 14ノートパソコン(W314×H15.7~19×D227.5mm、最小重量1.54kg)

 

Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、360度ヒンジによってすべての汎用性が提供され、4つの異なるモードで作業が可能。リフト ヒンジにより、タイピングなどで手首の快適さを維持します。タッチパッドは14%大きくなり、より広いスペースで操作ができます。オプションの(別売り)アクティブペンは、ペアリング不要で自然かつ正確な書き心地を味わえます。

↑Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン(W314×H15.70~17.86×D227.50mm、最小重量1.63kg)

 

税込価格は、Inspiron 16ノートパソコンとInspiron 14ノートパソコンが9万4980円~、Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンが14万4980円~です。

CPU性能がさらにアップグレード! マウスのゲーミングノートPC「G-Tune E5-165」シリーズ新モデル、2月9日発売

マウスコンピューターは、同社のゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」より、リフレッシュレート165Hz対応の「G-Tune E5-165」シリーズから、CPU性能をアップグレードした15.6型ゲーミングノートPC「G-Tune E5-165-R9」を、2月9日に発売しました。税込価格は21万9780円です。

 

CPUには、ゲーマーに最適なハイパフォーマンスのために再設計された「Zen 3」アーキテクチャーを採用する「AMD Ryzen 9 5900HX モバイルプロセッサー」を搭載。「G-Tune E5-165」2021年4月モデルと比較して、シングルコアで約22%、マルチコアで約25%パフォーマンスが向上しました(※CINEBENCH R23での測定結果に基づく)。

 

リフレッシュレート165Hz対応の液晶パネルにより、FPSなどのゲームプレイにおいて求められる素早い動きがノートPCでも可能。WQHDの高解像度はあらゆるジャンルで高精細な映像表現が可能で、ゲームだけでなくクリエイティブユースなど幅広い用途で活用できます。

 

GPUには、最新世代の「NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載し、230WのACアダプタを採用することで、CPUやGPUに適切な電力を割り当て、CPU性能を大きく向上させながら、「3DMark Time Spy」や「Port Royal」でもグラフィックス性能を最大限に引き出します。電源が確保できる環境にて、常に高性能グラフィックスでの処理に固定することで、安定したパフォーマンスを発揮する「Discrete Mode」への切り替えにも対応しています。

リモートワークでハイパフォーマンスを発揮! 「Modern 14 B11」MSIストア限定モデルが発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、薄さ18.1mm、軽さ1.3kgで持ち運びやすく、リモートワーク利用に最適な性能と機能を備えたパワフルビジネスノートPC「Modern 14 B11」シリーズの、MSI公式オンラインショップ限定モデル「Modern-14-B11MOU-465JP」を、2月17日に発売します。税込価格は12万9800円。

 

Modern-14-B11MOU-465JPは、CPUに4コア8スレッドタイプのCore i7 プロセッサーを搭載し、オフィスソフトやビデオ会議ソフトなどビジネスで多用するソフトを同時に起動しても、快適な動作が可能。高いグラフィックス処理性能を持つCPU内蔵GPU「インテル Iris Xe グラフィックス」により、動画再生やプレゼンテーション資料作成、動画・画像編集ソフト使用時にも活躍します。メモリ16GBと高速タイプSSD 512GBを搭載し、ノートPCの全体的なレスポンスや大容量データの読込み・書込みを高速化する内部構成となっています。

 

ビデオ会議に参加するために必要となる無線LANやマイク内蔵Webカメラを標準搭載し、Type-AとType-Cを合わせて合計3つのUSBポートを備え、複数のUSBデバイスを同時接続できます。変換アダプタ不要で大型ディスプレイやプロジェクターへ映像出力できるHDMIポートを備えています。

クリエイターに嬉しいおトクなセット! マウスのクリエイターPC「DAIV」とEIZOモニターのセット販売がスタート

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」と、EIZOのモニターをセットにしたセットモデルを発売しました。

 

セットのEIZOモニター・ColorEdgeシリーズの各モデルは、Adobe RGBカバー率99%や、カラーマネージメントソフトによるハードウェア・キャリブレーションに対応しており、国内工場で一台一台調整し、独自のムラ補正回路を搭載することで、画面の隅々まで正しく色を表現できます。互換性検証済デスクトップPC3モデル「DAIV Z7」「DAIV Z7-3060Ti」「DAIV Z9-A4」は、ノイズやブリンキングの発生しない正常な色表現の実現、Adobe Photoshop上での10bit表示など、EIZO社にて各種互換性検証を行なっており、フォト編集、イラスト編集、デザイン用途、映像制作など、クリエイティブな作業に没頭できる環境が構築されています。税込価格はそれぞれ、DAIV Z7セットが31万8780円~、DAIV Z7-3060Tiセットが37万3780円~、DAIV Z9-A4セットが54万9780円~となっています。

 

また、USB Type-C端子搭載を搭載した互換性検証済ノートPC「DAIV 4P」と、EIZOモニター「FlexScan EV2495」のセットは、USB Type-Cケーブル1本の接続で、モニターへの映像表示(DisplayPort Alt Mode対応)とともに、モニターからPC本体に給電(USB Power Delivery対応)が可能です。モニターには有線LAN端子を搭載し、ネットワーク接続されている有線LANケーブルをモニターに接続しておくだけで、USB Type-Cケーブルを介して、有線LAN端子を搭載していないDAIV 4Pの有線ネットワーク接続も可能。モニターはUSB Type-Cによるデイジーチェーン接続に対応し、モニター同士をUSB Type-Cケーブルで数珠つなぎすることで、シンプルにマルチモニター環境を構築できます。税込価格は21万3400円~。

ハイブリッドワークの課題を解決、NECが約822gと超軽量なノートPCなどを発売

NECは2月3日、ビジネス・教育向けPC「Mate/VersaPro シリーズ」から17タイプ48モデルを発売しました。

 

新モデルは、PCの筐体を変えずに最新OSのWindows 11を搭載したモデルと、筐体を一新したモデルを展開。新筐体モデルは性能アップデートし、ハイブリッドワークの課題を解決できるモデルとしています。

↑新ラインナップ

 

特にモバイルノートPCの「VersaPro UltraLite タイプVG」と「VersaPro UltraLite タイプVC」は、従来モデルの本体サイズや重量を同程度に維持したまま、画面サイズを大型化し、作業しやすい視認性と携行性を両立しています。

↑新製品のポイントはサイズをほぼ維持したまま、画面サイズを大型化しているところ。また、ビジネスの現場では人気の15.6型ノートPCはメモリーの容量を増やすなどし、アップデートしています

 

VersaPro UltraLite タイプVGは、幅313×奥行き218×高さ17.5mmと、13.3型の従来モデルとほぼ同じサイズながら、14型のWUXGA解像度(1920×1200ドット)ディスプレイを搭載したフラッグシップモデル。

↑VersaPro UltraLite タイプVG。画面の比率が16:10と縦に広く、たとえばExcelなどの作業では16:9の画面よりもはかどります

 

本体は最軽量時で約822gを実現しているほか、バッテリーは約15時間駆動~とモバイル性能に優れています。また、CPUには第11世代インテル Core プロセッサーを搭載し、高いパフォーマンスを期待できます。

 

さらに、LTE通信もしくは5G通信の選択が可能なほか、映像出力が可能なUSB Type-C×2基やカメラシャッターなどを搭載しています。

 

VersaPro UltraLite タイプVCは、従来の12.5型ノートPCの重量をほぼ維持したまま、13.3型のフルHD解像度(1920×1080ドット)ディスプレイを搭載したモデル。最軽量時は約971gです。

↑VersaPro UltraLite タイプVC。こちらは導入コストを下げたい人に向けたモデルだそうです

 

バッテリーは約10.5時間駆動~となっているほか、CPUにはAMDのRyzen 5 5500Uを搭載。Web会議をしながら資料作成など、ハイブリッドワークで想定されるマルチタスクも容易にこなせるとしています。

 

NECのWeb直販サイトでの最小構成価格は、VersaPro UltraLite タイプVGが20万7130円(税込)~、VersaPro UltraLite タイプVCが14万8720円(税込)~となっています。

 

なお、2月3日から3月28日までは一部で値引きするキャンペーンも実施。詳細は直販サイトを確認してみてください。

NECPC、どこでも生産性が求められる時代を意識したモバイルノートPCなどを発表

NECパーソナルコンピュータは2月1日、2022年の春モデルとしてモバイルノートPC2シリーズ、一体型デスクトップPC2シリーズ、Androidタブレット1シリーズを発表しました。

 

どこでも生産性が求められる昨今を意識したLAVIE NEXTREME Carbon

モバイルノートPCは、「Z世代の新入学・新生活を応援、軽量モビリティを備えた」とうたうモデル。モバイルワークに向いた「LAVIE NEXTREME Carbon」と軽量モバイルの「LAVIE N13」がラインナップに加わりました。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、モビリティ、プロダクティビティ、セキュリティを追求したとするモデルです。在宅ワーク、オンライン授業、コワーキングスペースで作業するテレワークなど、どこでも生産性が求められる昨今を強く意識して製品化したといいます。

↑LAVIE NEXTREME Carbonの最上位モデル「XC950/D」

 

モビリティにおいては、14型ディスプレイを搭載しながら約883g~の軽量ボディを実現。加えて、約24時間駆動するバッテリーを搭載しています。また、天板には東レが開発したカーボンを、底面には剛性を持たせつつ熱伝導率の高さとファンによる振動の低減を実現したカーボンを採用し、高い耐久性を確保しました。

 

プロダクティビティにおいては、ディスプレイのアスペクト比を16:10にすることで、画面の表示領域を広くしています。また、バックライト搭載キーボードのほか、フルHD解像度のWebカメラ、キーボード音やマイクに集音されてしまうノイズを抑制するヤマハのミーティング機能などを搭載。さらに、オンライン会議や飲み会においてWebカメラによる映像を演出するソフト「YouCam 9」も採用しています。

 

セキュリティ面では、ノートPCを左右から覗き込まれたときに検知する機能が採用されているほか、PC紛失時にスマホに通知が届くPC紛失防止機能「MAMORIO」を2年間無償で利用できます。

 

このほか、手持ちのPCをセカンドディスプレイとして活用できるアプリ「つながる!LAVIE」も新たに搭載。LAVIE NEXTREME Carbonと手持ちのPCを同じWi-Fiに接続し、アプリを立ち上げるだけで、ディスプレイを拡張できるうえに、2台のPC間でファイルの共有や移行が可能です。

 

LAVIE NEXTREME Carbonのラインナップは3モデル。最上位モデルのスペックは、インテル Core i7-1195G7 プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイはノングレアでWUXGA解像度(1920×1200ドット)となっています。

 

インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2(Type-A)、HDMI出力、micro SDメモリーカードスロットをそろえています。このほか、LTE通信にも対応。

 

市場想定価格は28万280円(税込)前後で、2月10日に出荷開始予定です。

 

持ち運びに適したLAVIE N13

LAVIE N13は13.3型ディスプレイを搭載したモバイルノートPC。バッテリー駆動は約10.5時間~で重量は約970g~と、持ち運んで使うのに適したモデルです。

↑LAVIE N13の最上位モデル「N1375/DA」

 

また、上位モデルのLAVIE NEXTREME Carbonと同様、キーボード音やマイクに集音されてしまうノイズを抑制するヤマハのミーティング機能、YouCam 9、つながる!LAVIEも搭載されています。

 

ラインナップは3モデル展開。最上位モデルのスペックは、AMD Ryzen 7 5700U、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイはノングレアでフルHD解像度(1920×1080ドット)となっています。

 

インターフェイスは、USB 3.2 Gen2(Type-C)、USB 3.2 Gen2(Type-A)×2、HDMI出力、SDメモリーカードスロットをそろえています。

 

市場想定価格は19万7780円(税込)前後で、2月中旬に出荷開始予定です。

 

チューナー搭載でテレビも見られる一体型デスクトップ

一体型デスクトップPCは27型ディスプレイの「LAVIE A27」と23.8型ディスプレイの「LAVIE A23」を用意。最上位モデルのスペックは、AMD Ryzen 7 5800U、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイの解像度はフルHDです。

↑LAVIE A27の最上位モデル「A2797/D」

 

また、地上・BS・110度CSデジタル対応のダブルチューナーを搭載。さらにBDXLも備えています。

 

市場想定価格は28万5780円(税込)前後で、4月上旬の出荷予定です。

 

タブレットは最上位モデルが登場

Androidタブレットは12.6型の「LAVIE Tab T12」が登場。NECパーソナルコンピュータの最上位に位置付けられ、エンタメ、クリエイティブ作業、ビジネス作業をこなせるモデルだそうです。

↑LAVIE Tab T12

 

主なスペックは、Qualcomm Snapdragon 870、8GBメモリー、256GBのストレージ、Android 11で、ディスプレイは有機ELを採用するほか、2560×1600ドットの解像度、120Hz対応のリフレッシュレート、600nitの輝度を実現しています。

 

また、JBLのスピーカーを本体左右に合計4基搭載。低音域の迫力とクリアなサウンドを楽しめます。

 

さらに、別売ではありますが、オプションとして専用のデジタルペンとスタンドカバー付きのBluetooth対応キーボード、タブレットカバーを用意しています。

↑キーボードを使ってノートPCライクに使ったり、ペンでクリエイティブ作業をこなしたりと、幅広い使い方ができそうです

 

市場想定価格は10万2080円(税込)前後で、3月17日の出荷予定です。

750mmのロングなケーブルで取り回し良好! 750W/850Wの2モデル選べる電源ユニット

自作PCにありがちな「内部の配線がぐちゃぐちゃ」というお悩み。昨今、自作PCはケース内部が見える強化ガラスのモデルが多く、せめて見える部分は少しでもキレイに見せたい……そんなときにオススメな、“隠せる”長さのケーブルを採用したオウルテックの電源ユニット「OWL-GPX Sシリーズ」を紹介します。

 

OWL-GPX Sシリーズは、80PLUS GOLD認証フルモジュラー式ATX電源で、750W出力と850W出力の2モデルを用意。

 

2系統あるCPU補助電源ケーブルの長さは750mmで、電源から最も遠く配置されている場所へも、キレイに配線ができるよう配慮。ケーブルを見えないところに隠して見た目をきれいに組み立て配線する“裏配線”など、見た目を意識した配線が可能です。ケーブルは、かさばりにくいフラットケーブル仕様。奥行きも140mmのコンパクトサイズで、PCケースを選ばない大きさです。

 

「CPUやグラフィックボードの飛躍的な高性能化に伴い、お客様から『もっと大容量の電源はないのか』という要望をいただくようになったことから、一般的な高性能ゲーミング環境にも十分対応できる750W/850Wの電源を開発するきっかけとなりました。特に、ゲーミング環境で重要であるグラフィックボードは、高性能化するつれ大型化しており、それに併せてPCケースも大型化しています。電源に付属しているケーブルの長さによってはケーブルが届かず、配線の制限が発生して困ったという声をいただくようになり、電源から最も遠くなるCPU補助電源ケーブルを、業界最長となる750mmとすることで、自由かつ、キレイに配線できるよう配慮しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

750Wモデルは4個、850Wモデルは6個のPCI-Express 8(6+2)ピン電源コネクタを備えており、マルチGPUに対応。長寿命かつ静音性に優れるFDBファン(12cm)を採用し、EXTREME POWER「OWL-GPR1000」同様、日本製105℃電解コンデンサを搭載しています。

 

「最高峰のゲーミング環境ではグラフィックボード単体で最高350W、システム要件で750W以上が推奨されており(※NVIDIA社「GeForce RTX 3090」参考)、本製品はCPU用8ピン(4+4)コネクタが2系統あるので最上位クラスのCPUにも対応し、消費電力の高いハイエンドのグラフィックボードを搭載する構成にも対応しています。また、OWL-GPR1000同様、ケーブル収納バッグと結束バンドを付属品に追加しました」

 

マザーボードの裏側配線でもケーブルの取り回しがしやすいので、PCケース内のLEDドレスアップの邪魔にならない! PCを美しくみせるための、「縁の下の力持ち」的役割を果たしてくれるでしょう。

マウス、重量約985gの14型ノートPC「DAIV 4P」にLTEが追加可能に

マウスコンピューターは、重さ約985gの14型ノートPC「DAIV 4P」の購入時に、カスタマイズでLTEモジュールが搭載可能になったと発表。追加には別途2万2000円(税込)かかります。本体価格は15万3780円(税込)~です

 

DAIV 4Pは、ボディの素材にマグネシウム合金を採用したことで、クリエイター向けブランド「DAIV」において最軽量を実現したモデル。また、本体サイズは幅308.8×奥行き213×高さ16.4mmと、コンパクトなボディに仕上がっています。外出先にも持ち出すやすいでしょう。

 

ディスプレイ部分は、上下左右の額縁が狭い4辺ナローベゼルを採用。コンパクトなボディながら14型のディスプレイを搭載しています。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、パネルはsRGB比100%の広色域に対応。写真や動画の編集に必要な色の再現性を確保しているとしています。

 

主なスペックは、インテル Core i7-1165G7 プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しています。また、インターフェイスはHDMI、USB Type-C×2(USB PD対応。1基はThunderbolt 4対応)、USB 3.0×2、ヘッドホン出力をそろえています。HDMIとUSB Type-C2基経由で外部ディスプレイと接続すれば、最大4画面のマルチディスプレイ環境を構築可能です。

ハイブリッドワークを想定して開発された14型ノートPC「dynabook RJ74/KU」

Dynabookは1月26日、法人向けの14型プレミアムモバイルノートPC「dynabook RJ74/KU」を発表しました。発売は今春を予定しています。

 

dynabook RJ74/KUは、オフィス・在宅を問わずどこでも仕事するハイブリッドワークが今後不可欠になると想定し、開発されたモバイルノートPC。軽量、処理速度の速さ、マグネシウム合金による筐体の強さなどを兼ね備えたモデルとなっています。

 

本体サイズは13.3型の従来モデル「dynabook R63/M」と同等のフットプリントながら、14型ディスプレイを搭載。加えて本体の厚さを15.9mmに、重量を約1kg以下に抑えています。Dynabookとしては、14型ディスプレイで薄型軽量は初の開発とのこと。

 

ディスプレイはWUXGA解像度(1920×1200ドット)のほか、縦幅が広い16:10液晶を採用しています。

 

また、持ち運びすることを考慮し、バッテリーは大容量の48.7Wh搭載。さらに、30分で約40%充電できる「お急ぎ30分チャージ」にも対応しています。

 

スペックは最上位構成で、インテル Core i7-1270P プロセッサー(インテル vPro プラットフォーム)、16GBメモリー、256GBもしくは512GB SSDで、OSはWindows 11 ProもしくはWindows 10 Proのダウングレード版を選択できます。また、CPUのTDP(熱設計電力)を最大28Wに増加させ、処理性能を大幅に強化させる「dynabookエンパワーテクノロジー」に対応しています。

 

このほか、オンライン会議時にユーザーの顔位置を検出し、常に画面正面にユーザーが映るよう調整する「AIカメラエフェクター」や、キーボードのタイプ音や周囲のノイズを除去する「AIノイズキャンセラー」といったオンライン会議向け機能も搭載しています。

 

インターフェイスはHDMI出力、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LANをそろえています。

重さ約1.04kg! 軽量・コンパクトで写真や映像編集も快適なノートPC「Swift」シリーズ3機種同時発売

日本エイサーは、薄型で軽量なモバイルノートPC「Swift(スウィフト)」シリーズから、Swift 5とSwift 3の新モデル3機種「SF514-55T-WA56Y/GF」「SF514-55T-WA56Y/G」「SF314-511-WF58Y/S」を、1月20日に発売しました。実売価格は、SF514-55T-WA56Y/GFが17万9800円、SF514-55T-WA56Y/Gが15万4800円、SF314-511-WF58Y/Sが14万7800円です。

 

3機種とも、インテルが認証するノートPCのプラットフォーム「インテル Evo プラットフォーム」に準拠するOSの応答性、解像度、バッテリー連続駆動時間や薄型であることなどの複数要件をクリアした認定済みPC。14インチのフルHDディスプレイを搭載し、斜めの角度から見ても鮮明に画面を見ることができる高視野角のIPSパネルを採用しています。OSはWindows 11、CPUは第11世代インテル Core i5 プロセッサー、ストレージは高速処理を可能にするNVMe接続 512GB SSDを搭載しています。

 

人間工学に基づき、PCの画面を開くと快適にキー入力ができる角度にキーボード面が傾斜するリフトアップヒンジを採用。タイピングがしやすいだけでなく、底面に隙間ができることで、放熱効率も向上させています。無線LAN規格Wi-Fi 6にも対応。Windows Hello対応の指紋認証リーダーも搭載しているので、パスワードの漏洩リスクを低減し、セキュリティの強化とともに、PCへのスムーズなログインが可能です。

 

インターフェースは、USB 3.2 Type-A 2つ、Thunderbolt 4対応のUSB 3.2 Type-CポートやHDMIポートなど。ウェブカメラやマイクも搭載し、ビデオ通話を楽しめます。ディスプレイは「弱・中・強・長時間」の4つのモードから選択可能で、長時間利用しても目が疲れにくいブルーライト軽減機能「Acer BluelightShield」を搭載しています。

 

Swift 5の2機種、SF514-55T-WA56Y/GF(オフィスソフト搭載)と、SF514-55T-WA56Y/Gは、重量約1.04kg、厚さ14.95mmの軽量薄型設計。筐体はマグネシウム・リチウム合金を採用し、シックでモダンな色合いのミストグリーンカラーに、ゴールドの天板内ロゴとヒンジが差し色となった、高級感のあるデザインです。ディスプレイの保護ガラスは傷に強く抗菌仕様のCorning社製 Gorilla Glass。タッチパネルにも対応しています。ディスプレイを囲むフレームは2.61mm。メモリは16GBを備え、バッテリーの連続駆動時間は約15時間です。

 

Swift 3 SF314-511-WF58Y/Sは、重量約1.3kg、厚さ15.95mmとコンパクトで、筐体はオールメタルデザインを採用し、本体カラーはシンプルで洗練されたピュアシルバーカラー。ディスプレイ対ボディ比は85.73%と、ディスプレイを囲むベゼルを狭く設計しています。GPUはCPU内蔵のインテル Iris Xeグラフィックスを採用。メモリは8GBを備え、バッテリーの連続駆動時間は約16時間です。

DynabookからWindows 11と最新オフィスソフト搭載のノートPC11機種登場

Dynabookは1月20日、個人向けのノートPC11機種を発表しました。1月21日から順次発売します。ラインナップは下記のとおりです。

 

13.3型フラッグシップモデル「dynabook V8/U」「dynabook V6/U」
13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook G8/U」「dynabook G6/U」
13.3型スタンダードモバイルノートPC「dynabook GS5/U」
15.6型スタンダードノートPC「dynabook X6/U」「dynabook X5/U」
15.6型ベーシックノートPC「dynabook Y6/U」
14.0型ホームモバイルノートPC「dynabook M7/U」「dynabook M6/U」
10.1型2in1デタッチャブルPC「dynabook K1/U」

 

dynabook V8/Uとdynabook V6/Uは、キーボード部が360度回転。一般的なノートPCスタイルやタブレットスタイルのほか、本体をテントのように立ててディスプレイを際立たせるモニタースタイル、付属のアクティブ静電ペンで操作するペンスタイル、ディスプレイを180度に倒して周囲の人にも画面を見やすくするフラットスタイルと、5つのスタイルで使用できます。

 

また、インテルが定める高性能なPCの基準をクリアしたモデルに与えられる「インテル Evo プラットフォーム」に準拠。さらに、CPUのTDP(熱設計電力)を最大28Wに増加させ、処理性能を大幅に強化させる「dynabookエンパワーテクノロジー」に対応しています。

 

店頭予想価格はdynabook V8/Uが税込24万円台後半、dynabook V6/Uが税込21万円台半ばです。

↑dynabook V8/U

 

モデル dynabook V8/U dynabook V6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1195G7 プロセッサー インテル Core i5-1155G7 プロセッサー
ディスプレイ タッチパネル付き13.3型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 前面:有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)/背面:約800万画素
サウンド harman/kardon ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2
バッテリー駆動時間 約24時間
重量 約979g
本体サイズ 約303.9×197.4×17.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

dynabook G8/Uとdynabook G6/Uは上位モデル同様、dynabookエンパワーテクノロジーに対応。また、省電力性に優れたシャープのIGZO液晶を搭載しています。店頭予想価格はdynabook G8/Uが税込22万円台半ば、dynabook G6/Uが税込19万円台前半です。

↑dynabook G8/U

 

モデル dynabook G8/U dynabook G6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1195G7 プロセッサー インテル Core i5-1155G7 プロセッサー
ディスプレイ 13.3型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN
バッテリー駆動時間 約24時間
重量 約888g~
本体サイズ 約306.0×210.0×17.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

dynabook GS5/Uは、dynabookのスタンダードモバイルノートPCの新ラインナップに位置付けられるモデル。こちらも上位モデル同様、dynabookエンパワーテクノロジーに対応し、ハイパフォーマンスが期待できます。店頭予想価格は税込17万円台半ばです。

↑dynabook GS5/U

 

モデル dynabook GS5/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i5-1155G7 プロセッサー
ディスプレイ 13.3型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラー LED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN
バッテリー駆動時間 約14時間
重量 約978g
本体サイズ 約306.0×210.0×17.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

dynabook X6/Uとdynabook X5/Uは、DVDスーパーマルチドライブ搭載のモデル。ディスプレイが15.6型のため、DVD視聴が快適なほか、オンライン会議にも向いているとしています。店頭予想価格はdynabook X6/Uが税込16万円台半ば、dynabook X5/Uが税込14万円台前半です。

↑dynabook X6/U

 

モデル dynabook X6/U dynabook X5/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i5-1155G7 プロセッサー インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
ディスプレイ 15.6型ワイド(16:9)フルHD(1920×1080ドット)TFTカラーLED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×3、 USB 4 Type-C、有線LAN、DVDスーパーマルチドライブ
バッテリー駆動時間 約7.5時間
重量 約2.4kg
本体サイズ 約379.0×258.0×23.7mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

このほか、dynabook Y6/U、dynabook M7/U、dynabook M6/U、dynabook K1/Uはそれぞれ前モデルからOSが変更され、Windows 11を搭載しています。店頭予想価格はdynabook Y6/Uが税込12万円台後半、dynabook M7/Uが税込19万円台前半、dynabook M6/Uが税込14万円台後半、dynabook K1/Uが税込7万円台前半です。

↑dynabook Y6/U

 

モデル dynabook Y6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i3-10110U プロセッサー
ディスプレイ 15.6型ワイドHD(1366×768ドット)TFTカラーLED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
無線通信 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応+Bluetooth Ver5.1準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 USB 3.1(Gen1)Type-C、有線LAN
バッテリー駆動時間 約12時間
重量 約1.8kg
本体サイズ 約362.5×240.5×19.7mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021
↑dynabook M7/U

 

モデル dynabook M7/U dynabook M6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1165G7 プロセッサー インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
ディスプレイ 14.0型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラーLED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN
バッテリー駆動時間 約15時間
重量 約1470g~
本体サイズ 約323.6×220.6×19.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021
↑dynabook K1/U

 

モデル dynabook K1/U
OS Windows 11 Pro 64ビット
CPU インテル Celeron プロセッサー N4020
ディスプレイ タッチパネル付き10.1型WXGA(1280×800ドット)TFTカラーLED液晶
メモリー 4GB
ストレージ 128GB フラッシュメモリー
無線通信 IEEE802.11ac/a/b/g/n対応+Bluetooth Ver.5.1準拠
Webカメラ 前面:約200万画素、背面:約500万画素
インターフェイス タブレット:USB 3.1(Gen1)Type-C、キーボード:USB 2.0 Type-A×2
バッテリー駆動時間 約16時間
重量 タブレット:約610g、キーボード接続時:約1.18kg
本体サイズ キーボード接続時:約249.0×186.7×18.7mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

NECがウイルスや菌を不活化するコーティング剤をPCに塗布するサービスを開始

NECは1月19日、新型コロナウイルスなどを不活化する「Hシールド技術」搭載のガラスコーティング剤「Dr.ハドラスEX」を、PCに塗布するサービスを開始すると発表。2月下旬からスタートします。対象となるのはビジネス・教育向けPCで、一般ユーザー向けには展開しません。

 

NECによると、新型コロナウイルスなどの感染症との共存が新しい常識となったいま、企業や公共機関、教育機関などでは安全に業務に取り組める環境の整備や、人々が安心してサービスを利用できる状態を保つことが求められているそうです。

 

その中で、さまざまな用途で使用されるPCは、アルコール液などでふき取り消毒されるのが一般的になりつつありますが、ひんぱんにふき取る必要があるため、業務に支障をきたすなどの課題があるとしています。

 

そこでNECは、Dr.ハドラスEXを開発したハドラスホールディングスと独占契約を締結。PCに塗布するサービスを展開します。

 

サービスは、PCの初期設定などを実施しているNECのキッティングセンターで、独自の認定を取得した作業員がDr.ハドラスEXを塗布するメニューと、作業員が訪問して塗布するメニューの2種類を用意。また、塗布できるのは、ノートPC、デスクップPC、タブレットで、新規購入/すでに導入済みのどちらでも構いません。NEC製以外の製品も塗布可能です。ただし、スマホは対象外となっています。

 

塗布する部分はノートPCであればディスプレイ以外の全面、デスクトップPCはキーボードやマウス、電源ボタンなど触れる機会の多いところとしています。ディスプレイについては、フッ素加工などが施されている場合があり、コーティング剤が弾かれるケースがあるため塗布しないそうです。ただし、専用のフィルムなどをディスプレイに貼って、そのうえにコーティング剤を塗布することは可能とのこと。

↑作業員がファイバー素材の布にDr.ハドラスEXをたらし、その布でPCを拭いていきます

 

サービスで使用するDr.ハドラスEXは、素材に塗布すると空気中の水分と反応し、高純度のガラス被膜を生成。汚れや傷から素材を守るうえに、独自のHシールド技術によってガラス被膜に付着したウイルスや菌を不活化させる効果があるそうです。

↑ハドラスホールディングスのDr.ハドラスEX。一般販売はされていません

 

その効果は、日本繊維製品品質技術センターの評価試験において、塗布後24時間で細菌・ウイルスが99.9%減少(新型コロナウイルスも同様)したことを確認。さらに、国際機関であるISOからSIAA(抗ウイルス加工・抗菌加工)の基準をクリアし、認証を受けているとしています。

 

希望小売価格は下記のとおりです。

 

キッティングセンターでの塗布
100台パック 44万円(税込)
追加20台パック 8万8000円(税込)

 

訪問での塗布
20台パック 21万3400円(税込)から
40台パック 33万5500円(税込)から
60台パック 44万9900円(税込)から
80台パック 52万9100円(税込)から
100台パック 63万8000円(税込)から
100台に追加の20台パック 12万7600円(税込)から

AIノイズキャンセリング機能で、騒音などの環境ノイズだけを除去! VAIOのフラッグシップ「VAIO Z」に新モデルが登場

VAIOは、フラッグシップモバイルPC「VAIO Z」の、機能・性能を向上した新モデルを発表しました。最速お届け日は1月21日、「VAIOストア」最小構成価格は31万1080円~(税込)です。

 

VAIO Zは、立体成型フルカーボンボディにより、1kgを切る軽さ(最軽量構成時)を実現したフラッグシップモデル。

 

今回発売されるモデルでは、最大5.00GHz(インテル ターボ・ブースト・テクノロジー3.0利用時)駆動の高性能プロセッサー インテル Core i7-11390Hを搭載し、インテルが定めるプレミアム・ノートPCの標準規格「インテル Evoプラットフォーム」に準拠。独自機能である、AIの力で騒音などの環境ノイズだけを除去するAIノイズキャンセリング機能も搭載しています。OSは、ウェブ&モバイルフレンドリーかつセキュリティーにも配慮した「Windows 11」をプリインストールしています。

 

筐体のカラーは通常の「ブラック」のほかに「シグネチャーブラック」や、黒色キートップに黒文字で刻印を施した「隠し刻印キーボード」など、プレミアムエディションでしか選択できなかった仕様も選べます。同製品の隠し刻印は刻印を光らせることができ、暗い場所などでも迷わずタイピングできます。

 

シグネチャーブラックは、VAIO Zの特長である立体成型フルカーボンボディの魅力を見た目でも感じられるよう、カーボン繊維の目をあえて表出させており、カーボンならではのテクスチャーを楽しめます。

 

現在、VAIOストアの新規会員登録者を対象に、PC購入時に使用できる最大2万5000円分の「VAIOストア限定クーポン」のプレゼントキャンペーンを行なっています。詳細は、VAIOストアのキャンペーンページをご覧ください。

パナソニック、多様な働き方に合わせて選べる新型レッツノート登場

パナソニックは1月13日、モバイルノートPC「レッツノート」の2022年春モデル「FV1」「SV2」「QV1」シリーズを発表。1月21日から店頭で発売します。

 

今回発表のモデルは、働き方改革やコロナ禍の影響により、人々のワークスタイルが多様化しつつあることを受け、一人ひとりに最適な働き方に合わせて選べるラインナップになっています。

 

3シリーズ共通でOSにはWindows 11 Proを搭載。また、第11世代インテル Core プロセッサー、PCIe4.0対応の高速SSDを512GB、メモリーを16GB搭載し、テレワーク中の高負荷作業も快適だといいます。

 

さらに、放熱設計と適切な電源制御でCPUのパフォーマンスを最大化する独自技術「Maxperformer」を採用。高いパフォーマンスと省電力化を両立しているとのこと。

 

FV1シリーズは14型のモバイルノートPC。高性能なノートPCであることを証明する「インテル Evo プラットフォーム」に準拠するモデルをそろえ、約21時間の長時間駆動や、約1.204kgの軽さなどを実現しています。さらに、タッチパネル、バックライトキーボードを採用するほか、USB PD対応のACアダプターも付属。ハイブリッドワークを支える操作性と機能性を兼ねているとしています。

↑FV1シリーズ

 

SV2シリーズは12.1型のモバイルノートPC。CPUにインテル Core i7-1195G7プロセッサーを搭載することで、2020年秋冬モデルの「CF-SV9」に比べて、約1.7倍の処理性能を発揮するとのこと。

↑SV2シリーズ

 

QV1シリーズは12型のモバイルノートPCで、シリーズ内にSIMカード用のLTE通信モジュールに加え、eSIMに対応するモデルも用意。急な出張や普段使いで回線の調子が悪いときなどでも、回線を切り替えることで、通信が途切れることなく作業できるといいます。また、キーボード部分を折りたたんでタブレットとしても使用可能です。

↑QV1シリーズ

 

カスタマイズレッツノートも発売

2022年春モデルの発表に合わせて、パナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store Plus(パナソニックストアプラス)」で販売されるFV1シリーズ、SV2シリーズ、QV1シリーズも発表。直販価格は、FV1シリーズが27万6100円(税込)から、SV2シリーズが24万8600円(税込)から、QV1シリーズが28万3800円(税込)からです。

↑Panasonic Store Plusでは、カスタマイズによってさらに高性能にできるプレミアムエディションも販売されます

 

製品の特徴はそのままに、全モデルでメモリーを32GBにアップグレードできるほか、セカンドストレージとして最大2TB SSDを追加可能です。また、ファームウェア攻撃からPCを守るデバイスセキュリティ要件「Secured-core PC」を標準搭載するなど、セキュリティ性にもすぐれています。

 

各シリーズのラインナップとスペック一例は下記のとおりです。

 

品番 CF-FV1XRCCP(プレミアムエディション) CF-FV1WRBCP
OS Windows 11 Pro 64ビット
ディスプレイ 14.0型(3:2)QHD TFTカラー液晶(2160×1440ドット)
CPU インテル Core i7-1185G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応) インテル Core i5-1145G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応)
メモリー 32GB LPDDR4x SDRAM 16GB LPDDR4x SDRAM
ストレージ ファーストSSD(PCIe4.0):SSD512GB / SSD1TB / SSD2TBを購入時に選択可
セカンドSSD(PCIe3.0):なし / SSD512GB / SSD1TB / SSD2TBを購入時に選択可
SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)を購入時に選択可
ワイヤレスWAN LTE(4G)あり/なしを購入時に選択可(nano SIM)
無線LAN Wi-Fi 6 AX201、 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
セキュリティ 顔認証対応カメラ / 指紋センサー(タッチ式)
カメラ/マイク 顔認証対応カメラ(有効画素数 最大1920×1080ピクセル)、アレイマイク搭載
インターフェイス USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB PD対応)×2、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニDsub15ピン)、HDMI出力端子、マイク入力/オーディオ出力
本体サイズ 幅308.6×奥行235.3×高さ18.2mm
重量 約1.034kgから
駆動時間 バッテリーパック(S)装着時 約10.5時間、バッテリーパック(L)装着時 約20時間 バッテリーパック(S)装着時 約11時間、バッテリーパック(L)装着時 約21時間

 

品番 CF-SV2MRFCP(プレミアムエディション) CF-SV2LRDCP
OS Windows 11 Pro 64ビット
ディスプレイ 12.1型(16:10)WUXGA TFTカラー液晶(1920×1200ドット)
CPU インテル Core i7-1195G7プロセッサー インテル Core i5-1155G7プロセッサー
メモリー 32GB LPDDR4x SDRAM 16GB LPDDR4x SDRAM
ストレージ SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)/SSD2TB(PCIe4.0)を購入時に選択可 SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)を購入時に選択可
ワイヤレスWAN LTE(4G)あり / なしを購入時に選択可(nano SIM)
無線LAN Wi-Fi 6 AX201、 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
セキュリティ 顔認証対応カメラ / 指紋センサー(タッチ式)
カメラ/マイク 顔認証対応カメラ(有効画素数 最大1920×1080ピクセル)、アレイマイク搭載
インターフェイス USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB PD対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニDsub15ピン)、HDMI出力端子、マイク入力/オーディオ出力
本体サイズ 幅283.5×奥行203.8×高さ24.5mm
重量 約0.949kgから 約1.029kgから
駆動時間 バッテリーパック(S)装着時 約12時間、バッテリーパック(L)装着時 約19時間 バッテリーパック(S)装着時 約12.5時間、バッテリーパック(L)装着時 約19.5時間

 

品番 CF-QV1XRYCP(プレミアムエディション) CF-QV1WRDCP
OS Windows 11 Pro 64ビット
ディスプレイ 12.0型(3:2)WQXGA+ TFTカラー液晶(2880×1920ドット)静電容量式マルチタッチパネル
CPU インテル Core i7-1185G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応) インテル Core i5-1145G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応)
メモリー 32GB LPDDR4x SDRAM 16GB LPDDR4x SDRAM
ストレージ SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)/SSD2TB(PCIe4.0)を購入時に選択可 SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)を購入時に選択可
ワイヤレスWAN デュアルSIM(nano SIM+eSIM)対応あり/なしを購入時に選択可
無線LAN Wi-Fi 6 AX201、 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
セキュリティ 顔認証対応カメラ / 指紋センサー(タッチ式)
カメラ/マイク 顔認証対応カメラ(有効画素数 最大1920×1080ピクセル)、アレイマイク搭載
インターフェイス USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB PD対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニDsub15ピン)、HDMI出力端子、マイク入力/オーディオ出力
本体サイズ 幅273.0×奥行209.2×高さ18.7mm
重量 約0.969kgから
駆動時間 バッテリーパック装着時 約10.5時間 バッテリーパック装着時 約11時間

合言葉は「ガチャ! ポン! パッ!」着脱ラクラクなリムーバブルケース

仕事や趣味で動画の作成・配信などをしていると、録画や編集で使用したデータでPCの保存領域がいっぱいに……。

 

そこでオウルテックでは、現代のPC環境ニーズを捉えて、ガチャ! ポン! パッ! の3ステップで簡単に増設できるリムーバブルケースを発売。SATA仕様対応の、2.5/3.5インチSSD/HDD各1台を5.25インチベイに増設可能な「OWL-GPD523」と、2.5インチSSD/HDD2台を3.5インチベイに増設可能な「OWL-GPD322」の2タイプが、現在販売中です。税込価格はいずれも6180円。

 

「内蔵型HDDやSSDはデスクトップ筐体内にネジで固定されており、簡単に取り出し交換・増設することが難しく、メンテンナンス時に手間が発生していました。誰でも簡単にHDDやSSDを脱着できるよう、ネジや専用のカートリッジを必要としない本品を開発しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

SSDやHDDをインナートレイに入れる必要がなく、ネジ留めや専用カートリッジも不要。5万回の抜き差しが可能な、実用新案のNSS(Non-scratch SATA)コネクターを採用し、摩擦を軽減し耐久性を向上させています。ステンレスフレームにより、頑丈性も高めました。2.5インチドライブ用の保護フィルムも付属しています。

 

「速度面においてはNVMeのSSDが台頭してきた昨今、WindowsなどのOSが動くドライブではNVMeが主流となりつつあります。NVMeのSSDは速度が速い反面、容量が小さく、大きなデータを扱うとすぐに容量がいっぱいになってしまうデメリットがあります。しかし、SATA仕様のハードディスクやSSDは速度面で劣るものの、未だ容量単価の面で秀でており、低価格かつ大容量なドライブはデータ保存用としてまだまだ主力です。とはいえ、1台のパソコンに増設できるディスクには限界があるため、必要に応じて脱着交換できるのがひとつの利便性に繋がります。動画配信の録画や映像編集時に肥大化するデータを効率よく運用する際に、本品は利便性が高くおすすめです」

 

ガチャ! ポン! パッ! で簡単・ラクラク交換できるダイレクトリムーバブルケース、様々なデータを扱う動画クリエイターなら、チェックしておいて損はないでしょう!

「見逃さへんモード」で温度と負荷を監視し、ファンの動作モードを自動制御! オウルテックの高出力ATX電源

CPUやグラフィックボードの飛躍的な高性能化に伴い、必要電力も肥大化し、大容量の電源ユニットが求められています。

 

オウルテックから、「80PLUS GOLD」認証を取得した、1000Wのフルモジュラー式ATX電源が発売中です。

 

EXTREME POWER「OWL-GPR1000」は、1000Wと出力が大きく、CPU用8ピンコネクタも2系統あり、最上位クラスのCPUや、複数枚のグラフィックボードを搭載するハイエンド構成に対応しています。裏配線時に取り回しやすいフラットケーブルを採用。日本製105℃電解コンデンサを一次側・二次側の両方に搭載し、製品寿命も向上させました。税込価格は2万9980円。

 

同製品の特徴は、温度と負荷双方の監視を行い、ファンの動作モードを自動制御する「見逃さへんモード」。同社独自のファンコントロールのチューニングを行い、負荷が小さいときはファンの回転が止まり、負荷や温度が高くなるにつれファンを回転させる機能です。負荷が0~20%のときはファンレスモード、20~70%のときはファンレスか低速回転、70~100%のときは温度や負荷の状況により、回転数が可変となります。また、見逃さへんモードオフ時には、負荷が0~70%のときは低速回転で動作、70~100%のときは温度・負荷の状況に応じて回転数が変わります。

 

「最高峰のゲーミング環境ではグラフィックボード単体で最高350W、システム要件で750W以上が推奨されています(NVIDIA社「GeForce RTX 3090」を参考にしています)。PC構成によりますが、これに追加で消費電力の高いPCパーツを追加しても余裕をもって対応できます。当初は付属品がモジュラーケーブルとインチネジのみでしたが、それではユーザーに納得していただけないと思い、作業時に何かと重宝するケーブル収納バッグと結束バンドを追加しています」(オウルテック担当者)

 

ヘヴィーなタイトルを快適にプレイするには高性能なグラフィックボードなどが必要不可欠ですが、電力が足りていないと、せっかく組んだPCも動きません。電源ユニットも、快適なゲーミング環境、さらにはクリエイティブ環境作りの重要なポイントのひとつといえるでしょう。

インテル最新の第12世代CPU搭載! マウスのクリエイター向けPC「DAIV Z7」

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV」から、最新の第12世代インテル Core プロセッサーとWindows 11を搭載したデスクトップPC「DAIV Z7」を、1月12日に発売しました。税込価格は25万2780円。

 

第12世代インテル Core i7-12700プロセッサーは、性能の違う2つのコアを組み合わせた、高性能ハイブリッド・アーキテクチャーです。処理やシングルスレッドの性能を高めるPerformance-coreと、消費電力と処理効率を最適化するEfficient-coreを組み合わせ、インテル スレッド・ディレクターによる両コア連携のワークロード割り当てで、第11世代インテル Core プロセッサーと比較し性能が向上。画像加工しながらのレンダリングや高画質ファイルのエフェクト処理など、マルチタスクや負荷の高い作業も快適に行えます。また、搭載しているWindows 11に最適化されており、高性能×省電力の特長を最大限に引き出せます。

 

最新のインテル Z690チップセットは、PCI Express 4.0比で1レーンあたり2倍の帯域幅を実現するPCI Express 5.0に対応し、PCI Express 5.0対応のグラフィックスカードなど、今後の発売が期待されるPCI Express 5.0対応機器の搭載が可能です。

 

GPUには、最新世代の「GeForce RTX 3060」(GDDR6 12GB)を搭載し、映像の描画に多くのメモリを消費する高解像度のコンテンツ制作で、安定した処理と低遅延を実現。搭載されているNVIDIA Ampere アーキテクチャは、AI技術の利用に最適化されたTensor コアが強化されており、AIベースのフォーカスマスク機能やオートリフレーム機能をGPUが強力にサポートするほか、高解像度の動画編集や画像編集を円滑に処理することができます。

デル、美しくシンプルなプレミアムノートPC「XPS 13 Plus」を発表! デジタルハイエンドモニターも

デル・テクノロジーズは、プレミアムノートPC「XPS 13 Plus」と、デジタルハイエンドモニター「U3223QZ」を発表しました。

↑XPS 13 Plus

 

XPS 13 Plusは、第12世代インテル Core 28Wプロセッサー(従来品は15W)向けに設計された「XPS 13」で、静音性と冷却性を保ちながらエアフローを向上した大型ファンを搭載。先進のバッテリー技術により長時間の作業が可能で、Express Charge 2.0を使えば1時間でバッテリー残量を約80%まで充電可能です。

 

フレームをほとんど感じさせないディスプレイなど、全体から無駄な要素を削ぎ落とした、ミニマルでモダンなデザインが特徴。滑らかなキーボード、ファンクションキー、タッチパッド、パームレストは手触りも軽く、全体的にカーブした心地の良いエッジが引き立っています。

 

高級感と落ち着きのある表面仕上げが施された、ライト(プラチナ)とダーク(グラファイト)の、2種類のカラーバリエーションを用意。キーボードはゼロラティスとも呼ばれる大きめのキーキャップを採用し、快適かつスムーズで効率的なキーストロークを可能にします。キーボードの最上段は、メディアキーとファンクションキーを簡単に切り替えられる静電容量式タッチ ファンクションキーを搭載。従来のトラックパッドに代わる、触覚フィードバック付きのシームレスなガラス製タッチパッドも備えています。

 

ディスプレイは最大UHD+の解像度で、ブルーライトを低減するEyesafe搭載有機ELディスプレイ。クアッド スピーカーもデザインの改良を行い、キーボードの下には2つの上向きスピーカーを隠しており、底部には2つの下向きスピーカーを格納しています。

 

環境に配慮したシンプルで効率的な製造プロセスを構築して、仕上げや材料を減らす一方、残すべきものは強化することで廃棄部品を減らし、全体的なカーボンフットプリントを削減。パッケージも100%サステナブルな方法で調達され、再生可能な素材から作られており、リサイクル性を高めるために紙製の説明書が付属しています。

 

XPS 13 Plusは今春に全世界で発売され、Developer EditionにはWindows 11またはUbuntu 20.04が含まれます。価格は未定。

 

Dell デジタルハイエンドシリーズ 32インチ 4Kビデオ会議モニター U3223QZは、デジタル高解像度Webカメラ、エコー キャンセラー付きデュアル アレイ マイク、14Wスピーカーを搭載。プラチナシルバー仕上げの洗練されたデザインが特徴です。CES Innovation Awardも受賞。

 

IPS BlackテクノロジーとVESA DisplayHDR 400、4Kの解像度、コントラスト、カラーで鮮やかな高画質画像の表示が可能。ComfortView Plus機能により、ブルーライトを低減します。

 

内蔵されているインテリジェントWebカメラは、4K HDR Sony STARVIS CMOSセンサーを搭載し、光の調節、AIオート フレーミング機能、統合スマート セキュリティ機能のほか、視覚的な明瞭度も向上させています。

 

ビデオ会議機能はMicrosoft Teamsの認定を受けており、簡単にミュートのオン/オフの切り替えや、SafeShutterを使用したカメラのオン/オフの切り替え、素早くサインイン/アウトが可能です。

 

U3223QZは3月29日に全世界で発売。価格は現時点では未定です。

「性能競争」に「落ち込む売上」、コロナ禍で生じたPC業界の「明るい話」と「暗い話」

2021年は引き続き、世界的な新型コロナウィルス流行の影響が大きく感じられた1年ではありましたが、そのような状況下でも、PC業界にはさまざまなトピックがありました。この記事ではそんなPC業界の動向を振り返り、それぞれのトピックの影響や2022年の展望を解説します。

 

【明るい話】熾烈さを増すインテル vs AMDのCPU性能競争。来年の注目は?

ここ数年にわたり、デスクトップPCやノートPC、サーバー向けのCPUで熾烈な性能競争を繰り広げているのが、どちらも米国の半導体企業であるインテルとAMDです。

 

特にデスクトップPC向けCPUに関して言えば、2017年にAMDが販売開始した「Ryzen」シリーズが成功。世代更新を重ねるごとに大きく性能を伸ばしたことで、直近ではパフォーマンス面でインテルのCoreプロセッサーを圧倒してきました。

 

10コアを超えるようなCPUが当たり前になった現在ですが、コンシューマー向けCPUの「メニーコア化」を促したのはRyzenシリーズの功績であり、しばらくはデスクトップCPU関連の話題もRyzenを中心に回っていた印象があります。

 

一方、長らくAMDの後塵を拝していたインテルは2021年3月に「第11世代Coreプロセッサー(コードネーム:Rocket Lake)」を発表したものの、こちらは前世代からの性能向上が控えめで、それほど成功したとは言えません。

 

しかし、11月には満を持して「第12世代Coreプロセッサー(コードネーム:Alder Lake)」を販売開始。これがAMDのRyzenを性能面で大きく上回っていたことが、業界で大きな話題を呼びました。

↑第12世代Coreプロセッサー(コードネーム:Alder Lake)

 

第12世代Coreプロセッサーは、従来から設計を大きく変更し、2つのCPUコアを1つのCPUとして組み合わせるハイブリッド構成を採用しているのが最大の特徴です。高負荷な作業は高性能な「Pコア」、バックグラウンドタスクなどの低負荷な作業は高効率な「Eコア」に割り振ることで、パフォーマンスと電力をそれぞれ効率化。総合性能が大幅に向上し、数年越しにAMDへの反撃を果たしたと言っていいでしょう。リリースから2ヶ月ほどの期間ではありますが、売り上げも好調なようです。

 

対するAMDはサーバー向けCPUとして第3世代「EPYC」をリリースし、市場シェアも好調をキープしている一方で、今年はCPUに関してそれ以外の大きな発表はありませんでした。

 

第12世代Coreプロセッサーに対するカウンターとしては、2022年に「3D V-Cache」技術でキャッシュ容量を大幅に増やした新CPU、さらに新アーキテクチャ「Zen 4」を採用する新製品の投入を予定しており、こちらに大きな注目が集まっています。

 

インテルの復活によりがぜんおもしろくなってきたCPU性能競争。これによりAMDもさらなる性能向上を迫られることになり、ユーザーとしては結果として良いCPUを手にする機会が増えそうです。合わせて現在良いCPUも手ごろな価格に落ち着くことも予想されます。こうした競争はユーザーにとっては明るい話といえるでしょう。

 

【明るい話】ノートPC市場はハイエンド指向に?

インテルとAMDのCPU性能競争も影響して、ここ数年はデスクトップPC・ノートPCともに目覚ましい性能向上を見せています。特に注目したいのが、ハイエンドノートPCです。直近で言えば、Appleが「M1 Pro」「M1 MAX」を採用した極めて高性能な「MacBook Pro」を発表して話題になりました。

↑MacBook Pro

 

「M1 Pro」および「M1 MAX」はAppleが独自に展開するSoCで、どちらも写真や動画といったコンテンツ編集を行なうプロのクリエイター向けに調整されたものです。従来のMacBookに搭載されていた「M1」と比較すると、CPU性能がおおむね1.6~1.8倍前後、GPU性能が2~4倍に向上するなど、凄まじいパフォーマンスを誇ります。

 

一方、AMDは2021年6月にノートPC向けGPU「Radeon RX 6000M」シリーズを発表しました。最新世代のGPUアーキテクチャ「RDNA 2」を採用し、前世代の「RDNA」系GPUに比べるとパフォーマンスは最大で約1.5倍の向上、同等の性能を発揮するための消費電力は最大約43%低減をうたいます。

 

このGPUと、AMD向けのハイエンドCPU「Ryzen 9 5900H」を組み合わせたノートPCとして、ASUS「ROG Strix G15 Advantage Edition」など複数製品がリリースされており、ゲーミングノートPC市場で注目を集めています。

↑ROG Strix G15 Advantage Edition

 

コロナ禍の根強い在宅勤務ニーズなどの影響もあるのでしょうが、いずれにせよ今年のノートPC市場の新製品は、持ち運びやすいモバイル向けよりも、やや大画面かつ高性能な製品が目立った印象です。

 

2022年は先に述べた第12世代CoreプロセッサーのノートPC版が出荷されることもあり、ひとまずはそちらに話題が集まりそうです。Windowsでハイスペックなモデルを探している人にとっては明るい話になるでしょう。

 

【明るい話】注目のモバイルディスプレイは大手も参入、ニーズの高まりか?

2020年以降、グッと話題に上る機会が増えたPC周辺機器のひとつにモバイルディスプレイがあります。ノートPCに接続して外出先などでマルチディスプレイ環境を構築したり、スマートフォンにつなげて大画面でコンテンツを楽しんだり、比較的手ごろな投資でさまざまな使い道があるのが魅力です。

 

2021年の新製品として注目を集めたモバイルディスプレイはいくつかありますが、インパクトが大きかったのは13型液晶を採用したレノボ「Yoga Tab 13」。本製品は正確にはAndroidタブレットなのですが、HDMI映像入力端子を搭載しているため、モバイルディスプレイとしても活用できる汎用性の高さが魅力です。

↑Yoga Tab 13

 

また、DELLが9月に同社初の14インチモバイルディスプレイ「C1422H」をリリースしたのも、ある意味では市場のニーズの高まりを示していると言えるでしょう。こちらは重量590gと軽量なほか、接続はUSB Type-Cケーブルのみとシンプルさが特徴の製品に仕上がっています。

↑C1422H

 

製品選びのポイントはさまざまですが、基本的には画面サイズと解像度で選ぶことになるでしょう。サイズは製品によっておおむね11~17インチ前後とかなり幅広いので、ノートPCのマルチディスプレイ構築用に使うなら13~15インチ、スマホを大画面化するなら11~13インチなど、目的により選び方が変わってきます。

 

解像度に関してはこだわりがなければフルHDで構わないのですが、たとえばノートPCと組み合わせるのであれば、ノートPCの解像度に合わせるほうがマルチディスプレイ環境の構築はしやすいでしょう。

 

また、頻繁に持ち運ぶのであれば重量も大事なポイントになります。ディスプレイ単体で、というよりも、ノートPCやスマホと合わせてどれぐらいの重さになるか、といった選び方をするほうがいいかもしれません。もう1点、スマホの大画面化に使う場合はタッチ対応かどうかを気にするとよさそうです。

 

なお、こうしたモバイルディスプレイのような周辺機器は、それらを接続したり拡張したりできる、さらに新しい周辺機器の登場の呼び水にもなり得ます。そうなると、新たな製品を楽しむのはもちろん、周辺機器を活用した新たなPC環境の構築も可能です。ガジェット好きや現状のPC周りに不満を感じている人にとっては明るい話になりそうです。

 

【暗い話】落ち込む国内PC需要、今後も厳しい状況は続く?

JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)が発表したPCの国内出荷実績調査によれば、2021年10月時点で、PCの出荷台数・出荷金額はいずれも7ヶ月連続で前年同月を下回ったそうです。2020年比でPCの需要が下がり続けているというわけですが、大きな理由としては2020年のパンデミックによるPC需要増の反動が挙げられます。

↑JEITAの発表

 

2020年4月以降、急速な在宅ワークの推進で、一時的に店舗在庫が品薄になるほどPC需要が急増したのは周知の通りです。加えて、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」による小中学校へのPC大量配備が2020年度中に実施されたことも、全体の出荷台数を大きく引き上げました。

 

そうした想定外の事態の影響が、2021年に入ってからの7ヵ月連続の前年割れ、という一見センセーショナルな事態を引き起こした主な要因でしょう。

 

さらにさかのぼって、2019年度はWindows 7のサポート終了にともなう買い替え需要が高まっていたこともあり、PCは比較的よく売れていました。

 

ひるがえって2021年の出荷台数は、目立ったトピックもなく年間を通じて低調に推移していた2018年度並みの水準に戻りつつあると言えます。直近ではOSのサポート終了などの大きなトピックもなく、さらにテレワーク需要が高まるといった不測の事態が起きない限り、伸び悩みは続きそうです。

 

【どちらともいえない話】いきなり登場したWindows 11、現時点の評価は?

マイクロソフトが「Windows 10はWindowsの最後のバージョンになる」というWindows 10リリース当初の宣伝文句を撤回し、2021年6月に突如発表、10月にリリースしたのが「Windows 11」です。2015年以来、実に6年ぶりのバージョンアップとなりました。

↑Windows 11

 

OS自体はスナップレイアウトやウィジェット機能の採用、Wordの高精度な音声入力機能など、ハイブリッドワークとリモート学習の生産性を高められるようなデザイン・機能を多く盛り込んでいるのが特徴です。さらに、コラボレーションプラットフォーム「Teams」をOSと統合するなど、従来のWindows 10に比べて、昨今のワークスタイル変革を強く意識したものになっています。

 

今回もWindows 10からの無償アップグレードが可能なのですが、現時点ではハードウェアの対応要件がやや厳しめである点が障壁となり、アップグレードの機運はそれほど高まっていないのが実情のよう。加えて、Windows 10のサポート期間は2025年までとされているため、それほど焦って更新する必要もなさそうです。

 

とはいえ、Windows 11を搭載した完成品PCはすでに出荷が始まっているため、今後新規にPCを購入するのであればWindows 11を使用する機会も増えるでしょう。

 

新OSの登場自体は大きなトピックではあるのですが、直近ではAndroidアプリの実行など、いくつかの機能が実装されていない状況なのもあって、現時点ではメリットもデメリットも評価しにくい、というのが正直なところです。2022年のアップデートに期待しましょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

Windows 11とOffice 2021搭載の直販サイト専売PCがNECPCから登場

NECパーソナルコンピュータは、Windows 11やOffice 2021を搭載したモバイルノートPC「LAVIE Direct PM(X)」および、デスクトップPC「LAVIE Direct DT Slim」「LAVIE Direct DT」の販売を開始しました。

 

3モデルは、2021年秋冬モデルの追加ラインアップにあたり、直販サイトのNECダイレクトのみで販売されます。

 

LAVIE Direct PM(X)は、13.3型液晶ディスプレイ搭載のモデル。スペックは第11世代インテル Core i5-1135G7プロセッサー、8GBもしくは16GBメモリー、ストレージは256GB/512GB/1TB SSDとなっています。

 

このほか、本体重量は約1.31kg。バッテリー駆動時間は約19時間です。

 

価格は14万3000円(税込)から。

 

LAVIE Direct DT Slimは、容量1Lサイズの本体と、23.8型液晶ディスプレイがセットになったデスクトップPC。コンパクトな本体ながら、USBポート6基のほか、DisplayPort、HDMIなどを備えています。さらにカスタマイズでシリアルポートやDVDスーパーマルチドライブも選択可能です。

 

価格は9万3000円(税込)から。

 

LAVIE Direct DTは、スリムタワー型本体と23.8型液晶ディスプレイがセットになったモデル。本体はPCI Express ×16を1スロット、PCI Express ×1を2スロット、PCIを1スロットを搭載し、拡張性に優れています。

 

価格は10万9000円(税込)からです。

軽量性と耐久性を両立! OLEDディスプレイ搭載ノートPC「YOGA Slim 760 Carbon」

レノボ・ジャパンは、14.0型スリムノートPC「YOGA Slim 760 Carbon」を、12月17日に発売します。市場想定価格は18万6780円前後。

 

同製品は、アスペクト比16対10のディスプレイに発色の鮮やかなOLEDを採用。ディスプレイサイズを現行モデルの13.3型から14.0型に拡大し、高解像度2.8K(2880×1800)、リフレッシュレート90Hz、高輝度400nit、Dolby Vision HDRなどを搭載しているほか、Dolby Atmos対応スピーカーを左右に4つ内蔵しています。タッチパネル対応モデルもラインナップ。

 

筐体にはカーボンファイバー素材を使用。MIL-STD-810Hにも準拠したテストを実施しており、過酷な環境でも利用できます。3層サーマルコートを施したボディは、指紋がつきにくく、汚れがついても容易に拭き取ることが可能です。

 

パスワードを入力することなく顔認証で素早くログインできるゼロタッチログインや、PCを開くだけで自動的に電源の入るフリップ・トゥ・ブート、周囲の明るさに合わせてバックライトの光量を自動的に調整するスマートセンサーキーボードなどを搭載しています。

 

プロセッサーには、最新のAMD Ryzen 7を選択可能。デュアルヒートパイプ、デュアルファンで熱を効率的に排出します。そのほか、最大約11.6時間のバッテリー駆動、急速充電対応、電子式プライバシーシャッターを搭載。周辺機器との接続に便利なUSB Type-A、HDMI、VGAポートを備えた3 in 1ハブを同梱しています。

大画面エンタメタブレットになるのが魅力、有機EL搭載「ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA」をレビュー

ASUSから13.3型のノートPC「ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA」(以下、Vivobook 13 Slate)が登場しました。ラインアップは上位モデルの「T3300KA-LQ049W」と下位モデルの「T3300KA-LQ046W」をそろえ、価格はT3300KA-LQ049Wが10万9800円(税込)、T3300KA-LQ046Wが9万4800円(税込)です。

↑ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA。T3300KA-LQ049W は12月上旬発売予定で、T3300KA-LQ046Wは現在発売中です

 

Vivobook 13 Slateの注目点は、有機ELディスプレイ搭載でしかも着脱式のキーボードを採用しているところにあります。そもそも、液晶ディスプレイ搭載のノートPCに比べて、有機ELディスプレイ搭載モデルは決して多くはありません。そのなかで、キーボードの着脱によって、ノートPCとタブレットの2 in 1で使えるVivobook 13 Slateは、現状で唯一無二の存在と言えます。

 

また、ディスプレイ部に4基のスピーカーを備えたうえ、3次元のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」にも対応。音質にも力を入れており、エンタメ用途に向いている仕様となっています。

 

そこで今回は、下位モデルのT3300KA-LQ046Wを使用して、エンタメ利用でどれだけ実力を発揮できるのかチェックしてみました。

 

ディスプレイのスペックは極めて高く、写真や映像を鮮やかに楽しめる

ディスプレイは、つい有機ELに目がいきがちですが、シネマグレードの色域規格であるDCI-P3を100%カバーするほか、100万:1のコントラスト比、最大500ニトの輝度、0.2msの応答速度などを実現。ノートPCとしては極めて高いスペックを備えています。なお、解像度はフルHD(1980×1080ドット)。4Kとは言わないまでも、エンタメ用途を考えると、もう少し解像度が高いとうれしいところです。

↑極彩色な壁紙がデフォルトのディスプレイ

 

とはいえ、実際に写真や映像を表示してみると、その鮮やかさに驚きます。有機ELならではの“完全な黒”に近い黒の表現と、優れた色表現が見て取れます。

 

また、いくつかの映像作品を「Netflix」で見てみましたが、大自然が映る映像は花や草木の色彩表現が豊かで、夜景は夜に浮かぶ建物の明かりが鮮やかに表現されており、いずれの映像も没入して楽しめました。

↑イルミネーションの夜景写真を表示すると、締りのある黒のおかげか、イルミネーションの明るさや青いライトがより際立つのが感じられました

 

長時間映像を視聴していられそうなディスプレイですが、有機ELパネルで心配なのは色の劣化と焼き付きです。ASUSはそれらを防ぐためにいくつかの対策を取っています。ひとつは出荷時にWindows 11の「ダークモード」をデフォルトにしていること。もうひとつは、一定時間のアイドル状態で特別なスクリーンセーバーを起動し、有機ELを保護していることです。

 

さらに、サムスン電子の焼き付き防止テクノロジーを採用。老朽化したピクセルを、アルゴリズムを使用して検出し、そのピクセルを通過する電流を増加させることで、より明るい色を表示させて、結果的に正確な色に戻せるそうです。

↑ユーティリティソフト「MyASUS」から、特別なスクリーンセーバーを起動する「ピクセルリフレッシュ」のオンオフ設定が可能です

 

迫力ある音を楽しめる4基のスピーカー

スピーカーはディスプレイの左右端に2基ずつ搭載。出力は1基あたり2Wです。これに加えて、クリアな音を表現するうえに、全体の音量を最大約3.5倍大きく出力できる「スマートアンプテクノロジー」を採用しています。

↑スピーカーの音は本体左右の下側から出ます。また、右側のスピーカー部には「Dolby Atmos」の文字も記載されています

 

出力される音は、確かに設定したボリューム以上の音量を感じることができます。音の情報量も、ノートPC内蔵のスピーカーとは思えないほど多く感じました。音楽はもちろん、銃弾が飛び交い派手な爆発が起こるようなアクション映画なども迫力ある音で楽しめます。

 

なお、ディスプレイ部の左側上部にヘッドホン/マイクジャックが備わっているので、お気に入りのイヤホン/ヘッドホンで楽しむことも可能です。

↑ヘッドホン/マイクジャックを含む外部インターフェイスは、本体左側の上部に配置。データ転送と映像出力、および本体への給電が可能なUSB Type-Cが2基と、SDメモリーカードリーダーがそろっています

 

タブレットなら家の好きな場所でエンタメを楽しめるも、スタンドカバーは扱いに注意

エンタメ用途では十分活躍できる実力だと思いますが、Vivobook 13 Slateの魅力はこの実力をタブレットとして発揮できるところにもあります。そうなると気になるのはタブレットとしての使い勝手でしょう。

 

使用したT3300KA-LQ046Wのディスプレイ部のサイズは、幅309.9×奥行き190×高さ8.25mmで、重さは約785g。映画を視聴する際などは両手で持てば問題ないサイズと重さです。リビングのほか、自分の部屋やベッドルームなど、好きな場所に持ち運んで手軽にエンタメを楽しめます。

 

ただ、長時間持っているとやはり腕が疲れてきます。家でリラックスして映画を楽しみたいのであれば、付属のスタンドカバーを装着するのがいいでしょう。

↑スタンド装着時のタブレット

 

↑スタンドは本体背面にぴったりとくっつきます

 

このスタンドカバーはディスプレイの横置きはもちろん、縦置きにも対応しており、縦置きにするとSNSやWeb記事のチェック時に便利です。また、たとえばインターネットでレシピを検索するときは縦置きにして、検索結果のレシピをじっくり見るときは横置きにするといった、検索とコンテンツの閲覧で分ける使い方もいいでしょう。

↑縦置き時。省スペースな場所に置けるので、メインPCのサブディスプレイとしても活用できそうです

 

ただ、スタンドカバーの扱いには少しクセがあります。マグネットでディスプレイの背面とスタンドカバーがくっつくのですが、このマグネットが若干弱いのです。一方でスタンドの角度を変える際はある程度の力が必要。これによって、角度を変えようとスタンドカバーをいじると、スタンドカバーがディスプレイから外れることがあります。使い始めはこの力加減に悩むかもしれません。

 

なお、ノートPCとして使用する場合は、このスタンドカバーとキーボードを装着します。このときの本体サイズは幅310×奥行き198×高さ17.55mmで、重さは約1385g。13.3型としては一般的なサイズと重さと言えます。

↑キーボードはフルサイズ仕様。ディスプレイとはポゴピンで接続します

 

ちなみに、ノートPCのスペックは、CPUがインテル Pentium Silver N6000 プロセッサー、メモリーが4GB、ストレージが128GB eMMC、OSがWindows 11 Home(Sモード)64ビット。10万円前後だとより良いスペックのモデルが多いため、ノートPCとしては物足りないのが正直なところです。おそらく、有機ELディスプレイや2 in 1といった要素が、価格を押し上げているのではないかと思います。

 

もちろん、映画視聴くらいであればまったく問題はありません。ただし、たとえばYouTubeで音楽を再生しながら、ほかの作業をするといった場合などでは、動作が少し重たくなります。アプリやブラウザーを複数立ち上げて、マルチタスクをこなすのは注意したほうがいいでしょう。

 

なお、上位モデルであるT3300KA-LQ049Wのスペックは、インテル Pentium Silver N6000 プロセッサー、8GBメモリー、256GB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビット。メモリーやストレージなどで若干スペックアップしています。

 

高画質・高音質な大画面エンタメタブレットとしては魅力的

Vivobook 13 SlateはノートPCというカテゴリではありますが、メインのモバイルノートPCとして使用するのは、スペック面でおそらく難しいでしょう。

 

一方で、有機ELディスプレイによる高画質や4基のスピーカーから出る迫力のサウンドは魅力であり、写真・映像も音楽も存分に楽しめて、好きな場所に持ち運べる大画面タブレットとしては、優れた製品と言えそうです。

 

いまはWindows OS搭載のタブレットが少ないという事情もあります。ですから、長らく使っていたタブレットを買い替えるニーズもあるでしょう。

 

そんな優れたタブレットに、Webサイトの閲覧やちょっとしたビジネス資料の作成ができる、ノートPCとしての機能も備わっているととらえると、お買い得なモデルと言うことができそうです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

クリエイティブもゲーミングもイケる! 最新CPU・第12世代インテル Core プロセッサー搭載、デル「New XPS デスクトップ」

デル・テクノロジーズは、「New XPS デスクトップ」を発売しました。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応し、第12世代インテル Core i9k プロセッサーまでサポートします。税込価格は23万4980円~(配送料込み)。

 

最新CPUとともに進化したDDR5メモリーは、DDR4メモリーよりも最大50%高速なクロックスピードを実現。NVIDIAの第2世代RTXアーキテクチャを採用したRTX 3080までのNVIDIA GeForce RTX 30 シリーズ GPUを搭載できます。

 

高速RPMファンを使用してピーク時における性能の維持が可能で、オプションの水冷式CPUクーラーでは、高いパフォーマンスを維持しつつ、さらなる冷却性と静音性を実現。19Lから27Lと以前より大きくなったシャーシや、最大750Wの電源ユニットなど、現在のピーク時に対応する性能と、将来のための拡張性も備えています。

 

カラーバリエーションは、ナイト スカイと、プラチナ シルバーの2色。ナイト スカイは、前面にツートンの樹脂、側面にアルミニウムが採用され、プラチナ シルバーは、アルミニウム ビード吹付加工前面パネル、樹脂製グリル、アルミニウム製のスタンドと側面により、エレガントさを向上させたデザインで、どちらも本体には光沢のあるXPSロゴを搭載しています。

↑ナイト スカイ

 

↑プラチナ シルバー

画面サイズの違う3モデル! レノボ、タッチパネル採用のChromebookを12月3日に発売

レノボ・ジャパンは、タッチパネルを採用し、Chrome OSの特長を最大限に発揮する設計のChromebook3製品を、12月3日に発売します。

 

今回発売となるのは、コンバーチブル型の13.3インチ「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」、11.6インチの「Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook」、クラムシェル型14.0インチ「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」。市場想定価格はLenovo IdeaPad Flex 560i ChromebookとLenovo IdeaPad Slim 560i Chromebookが税込6万8200円、Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebookが税込4万9500円です。

↑Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook

 

Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebookは、前世代モデルからパフォーマンスを強化し、CPUにインテル Core i5 プロセッサーの選択が可能で、持ち運びやすいサイズのボディに高い処理性能を兼ね備えたモデルです。

↑Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook

 

13.3型FHDディスプレイはタッチ操作に加え、ペン入力にも対応しており、スタイラスペンも同梱。暗い場所での入力作業にも便利なバックライトキーボードを採用し、キーボードの両脇にはWaves MaxxAudio搭載スピーカーを備え、クリアなステレオサウンドが楽しめます。最大約10時間の長時間バッテリー駆動、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応。液晶パネルが360度回転し、様々なスタイルで利用できます。

↑Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook

 

Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebookは、筐体にデュアルトーンデザインを採用した14.0型ノートPC。狭額縁設計のFHDディスプレイはマルチタッチに対応しており、クラムシェル型ながら、タッチ操作も快適に行えます。

↑Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook

 

CPUにはインテル Core i5 プロセッサーを搭載可能で、広めの画面サイズから、写真加工などのクリエイティブな作業にも適しています。バックライト付きのキーボード両脇にはWaves MaxxAudio搭載スピーカーを配置。ライトの長さと色でバッテリー残量を表示するライトバーインジケーターを採用し、バッテリー状況が一目で把握可能です。カメラには、物理的なカバーのプライバシーシャッターを備えています。

↑Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook

 

Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebookは、11.6型の軽量コンパクトな回転型マルチモードPCです。CPUには、インテル Celeron N4500 プロセッサーを搭載。A4以下の筐体サイズで、カバンに収納しやすく持ち運びにも便利なモデルです。

↑Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook

 

バッテリー駆動時間は最大約10時間。小型設計ながらキーボード面にスピーカーを備え、プライバシーシャッター付きカメラを搭載しています。USB Type-C、microSDメディアカードリーダー、HDMIなど、豊富なポート類により、大画面モニターや各種周辺機器への接続も行えます。

↑Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook

フリップタイプでノートPCにもタブレットにもなる! 14インチ型Chromebook「ASUS Chromebook Flip CX3(CX3400)」

ASUS JAPANは、フリップタイプの14インチ型Chromebook「ASUS Chromebook Flip CX3(CX3400)」を発売しました。税込価格は9万9800円です。

↑日本発売製品は日本語キーボードとなります

 

同製品は、CPUに最新の第11世代インテル Core i5プロセッサー、ストレージにはPCI Express 3.0×2接続のSSD 128GB、メモリは8GB(LPDDR4X-4266)を搭載。1回の充電でのバッテリー駆動時間は、最大約11時間です。

 

構造補強によりボディの強度を高め、米国の耐久規格「MIL-STD 810H」をクリアしているだけでなく、パネル圧迫、衝撃試験などの厳しい社内試験も実施しており、外出の多いライフスタイルにも対応できる頑丈さを備えています。

 

同製品に搭載されている超狭額ディスプレイは画面の表示域を最大限に引き出し、14インチのフルHDパネルは、広い視野角と優れた色の再現性により、鮮やかでリアルな画質を提供します。ディスプレイは360度回転するので、ノートPCとしてだけでなく、タブレットとしても使用できます。

 

本体の両面にカメラを搭載し、通常のウェブカメラであるインカメラのほか、タブレットモードでは写真や動画を画面越しに撮影できるアウトカメラも搭載されています。解像度は503万画素で、オートフォーカスにも対応。インカメラにはスライドさせるだけで物理的に塞ぐことができるプライバシーシールドを搭載しており、個人のプライバシーやビジネス情報を保護できます。

 

ボディカラーには、スタイルとデザインにマッチする新色、エーアイブルーを採用。筐体は本体と天板の間にV字型のエッジを設けたデュアルテーパーデザインを採用し、本体を開きやすくしています。ファンレスデザインで、パワフルなパフォーマンスを発揮しながら、どんなシーンでも驚異的な静音性を発揮します。本体にASUS USI Penを収納しており、使いたいときにすぐにペン入力が行えます。4096段階の筆圧検知に対応し、ペン先の微妙な強弱も正確に反映。ASUS USI Penも急速充電に対応しているので、本体に15秒収納するだけで充電でき、その後45分間使用できます。

カスタマイズレッツノートが最大2万5000円オフ! ブラックフライデーセール11月30日まで

パナソニックが提供するビジネスモバイルPC 「カスタマイズ Let’s note」(カスタマイズレッツノート)が、11月30日までの期間、ブラックフライデーセールにおいて最大2万5000円オフで購入できます。本体料金に加え、カスタマイズ料金が割引されるキャンペーンとなっており、それぞれのワークスタイルに合わせたレッツノートを手頃に入手するチャンスです。

※価格は全て税込です。

キャンペーン内容

「機種限定 本体価格1万円オフ」

カスタマイズレッツノート秋冬モデル対象機種を購入する際、クーポンを利用すると本体料金が1万円オフになるキャンペーンです。対象機種の一例は以下の通りです。

製品名 通常価格
CF-SV1USWCP 26万5100円から
CF-QV1USDCP 28万9300円から
CF-QV1URDCP 28万3800円から

 

「Lバッテリーカスタマイズ料金5000円オフ」

本製品を購入する際、バッテリーパックLを含むバッテリーのカスタマイズを選択し、クーポンを利用すると、カスタマイズ料金が5000円オフになるキャンペーンです。対象機種はカスタマイズレッツノート秋冬モデル・夏モデルFV/SVシリーズとなっています。

 

「SSDカスタマイズ料金最大1万5000円オフ」

ストレージをカスタマイズし、クーポンを利用すると、SSDのカスタマイズ料金が最大1万5000円オフになるキャンペーンです。対象機種はカスタマイズレッツノート2021秋冬モデルおよび夏モデルの全機種となっています(FV/SV/QV)。

 

なお、上記キャンペーンは併用可能。全てのクーポンを利用できるカスタマイズをした場合、2万5000円オフでカスタマイズレッツノートを購入できるという仕組みです。

VAIO PC 2021年発売モデルも1万円オフ!ブラックフライデーセール29日まで

VAIO(バイオ)は、VAIOストア限定でPCが最大1万円オフになるブラックフライデーセールを、11月29日まで開催します。さらに、新規で会員登録をすると併用可能な最大2万5000円割引となるクーポンが配布されます。

※価格は全て税込です。

セール対象製品一例

VAIO S15 (2019年11月発売モデル)

セール価格:31万4680円から

通常価格:33万9680円

 

VAIO SX14 (2020年10月発売モデル)

セール価格:18万4480円から

通常価格:23万8480円

 

VAIO SX12 (2021年10月発売モデル)

セール価格:23万8600円から

通常価格:24万8600円

薄型軽量かつ高い堅牢性、ビジネス用途に適した15.6型ノートPC「ASUS Zenbook Pro 15 OLED UM535QA」

ASUS JAPANは11月24日、プレミアムノートPCの最新モデル「ASUS Zenbook Pro 15 OLED UM535QA」を発表。ラインアップは上位の「UM535QA-KY212WS」、真ん中の「UM535QA-KY213WS」、下位の「UM535QA-KY214W」をそろえ、価格はそれぞれUM535QA-KY212WSが21万9800円(税込)、UM535QA-KY213WSが19万9800円(税込)、UM535QA-KY214Wが15万4800円(税込)です。発売は12月中旬を予定しています。

 

ASUS Zenbook Pro 15 OLED UM535QAは、プロフェッショナルを支えるとうたう、ビジネス向けの15.6型ノートPC。薄型軽量、洗練されたデザイン、持ち歩いても安心の米国軍用規格に準拠した堅牢性をそなえているといいます。

↑天板にはZenbookではおなじみのスピン加工が施されています

 

ディスプレイは有機ELを採用し、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。また画面左右のベゼルを約5.74mmと狭くすることで、画面占有率86.9%を実現し、没入感を高めています。さらにタッチ操作も可能です。

 

上位モデルであるUM535QA-KY212WSの主なスペックは、AMD Ryzen 9 5900HX モバイル・プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビットです。また、外部インターフェイスは、USB Type-C、USB 3.2、SDカードリーダー、ヘッドホン/マイクジャック、HDMI出力をそろえています。

 

本体サイズは約幅356.7×奥行き239.5×高さ19.65mmで、重さは約1.855kg。このほか、テンキーや、周囲のノイズを低減するAIノイズキャンセリング機能などを搭載しています。

 

なお、13.3型の「ASUS Zenbook 13 OLED UX325EA」も同日に発表しました。インテル Core i7-1165G7 プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSDを搭載する上位モデルの「UX325EA-KG614WS」は19万4800円(税込)、インテル Core i5-1135G7 プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSDを搭載する下位モデルの「UX325EA-KG613WS」は16万9800円(税込)。発売は11月25日です。

↑ASUS Zenbook 13 OLED UX325EA。わかりやすいところの違いでいうと、テンキーが省略されています

 

タブレットとしても使える、13.3型有機ELディスプレイ搭載の「ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA」

 

ASUSは11月24日、ディスプレイとキーボードが分離する2 in 1ノートPC「ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA」を発表しました。ラインアップは上位モデルの「T3300KA-LQ049W」と下位モデルの「T3300KA-LQ046W」をそろえ、価格はT3300KA-LQ049Wが10万9800円(税込)、T3300KA-LQ046Wが9万4800円(税込)です。

 

ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KAは、世界で初めて13.3型有機ELディスプレイ搭載で着脱式キーボードを採用したノートPCとうたうモデル。エンタメを楽しむ際にはスマホやタブレットを使用し、仕事ではノートPCを使用するなど、多くの人がデバイスを使い分けている中で、1台にまとめたノートPCを作ろう、と開発した製品だそうです。

 

ディスプレイ解像度はフルHD(1920×1080ドット)。また、アメリカの映画制作業界団体が策定したDCI-P3を100%カバーし、高い色域を実現するほか、Dolby Visionにも対応しています。

 

ディスプレイ部に搭載されているスピーカーにも力を入れており、4基のスピーカーを搭載したうえ、Dolby Atmosに対応することで没入感を高めているといいます。

 

一方のキーボード部は、キーピッチ19.05mmとフルサイズを確保しています。なお、製品には横置きと縦置きが可能なスタンドカバーも付属します。

 

上位モデルであるT3300KA-LQ049Wの主なスペックは、インテル Pentium Silver N6000 プロセッサー、8GBメモリー、256GB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載。また、外部インターフェイスは、USB Type-C(データ転送および映像出力対応)×2、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャックをそなえています。

 

バッテリー駆動時間はタブレットのみで約12.9時間、キーボード装着時は約10.3時間。このほか、本体サイズはタブレット時で幅309.9×奥行き190×高さ8.25mm、重さは約785g、キーボードとスタンドカバー装着時で幅310×奥行き198×高さ17.55mm、重さは約1385gとなっています。

15.6型有機ELディスプレイ搭載で、オールラウンドに使える「ASUS Vivobook Pro 15 OLED」などが登場

ASUSは11月24日、有機ELディスプレイ搭載のスタンダードノートPC「ASUS Vivobook Pro 15 OLED」シリーズおよび「ASUS Vivobook Pro 14 OLED M3401QA」を発表。ラインアップと税込価格、発売時期は下記のとおりです。

 

ASUS Vivobook Pro 15 OLED K3500PC
K3500PC-L1017WS/17万9800円/11月25日発売
K3500PC-L1017W/14万9800円/11月25日発売

 

ASUS Vivobook Pro 15 OLED M3500QC
M3500QC-L1081WS/19万9800円/12月上旬発売予定
M3500QC-L1081W/16万9800円/12月上旬発売予定

 

ASUS Vivobook Pro 15 OLED M3500QA
M3500QA-L1135W/14万9800円/11月25日発売
M3500QA-L1043WS/16万9800円/11月27日発売
M3500QA-L1043W/13万9800円/11月25日発売
M3500QA-L1066W/12万9800円/11月25日発売

 

ASUS Vivobook Pro 14 OLED M3401QA
M3401QA-KM011WS/17万9800円/12月上旬発売予定
M3401QA-KM011W/14万9800円/12月上旬発売予定
M3401QA-KM010W/12万9800円/12月上旬発売予定

 

ASUS Vivobook Pro 15 OLEDシリーズとASUS Vivobook Pro 14 OLED M3401QAは、いま所有しているPCの性能を全体的に底上げしたい人に向けたとするモデル。スペックの高さを特徴としており、幅広い用途で使えるとしています。

 

各モデルのスペックは以下のとおり。

製品名 ASUS Vivobook Pro 15 OLED K3500PC
型番 K3500PC-L1017WS K3500PC-L1017W
CPU インテル Core i7-11370H プロセッサー
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレイ 15.6型有機ELディスプレイ、フルHD解像度(1920×1080ドット)
外部インターフェイス USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB 3.2、USB 2.0×2、HDMI出力、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー駆動時間 約11.4時間
本体サイズ 約幅359.8×奥行き235.3×高さ20.4mm
重さ 約1.65kg
ビジネスアプリ Microsoft Office Home and Business 2021 WPS Office 2 Standard Edition
OS Windows 11 Home 64ビット

 

製品名 ASUS Vivobook Pro 15 OLED M3500QC
型番 M3500QC-L1081WS M3500QC-L1081W
CPU AMD Ryzen 7 5800H モバイル・プロセッサー
グラフィックス Radeon グラフィックス(CPU統合)、NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレイ 15.6型有機ELディスプレイ、フルHD解像度(1920×1080ドット)
外部インターフェイス USB Type-C、USB 3.2、USB 2.0×2、HDMI出力、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー駆動時間 約12.7時間
本体サイズ 約幅359.8×奥行き235.3×高さ20.4mm
重さ 約1.65kg
ビジネスアプリ Microsoft Office Home and Business 2021 WPS Office 2 Standard Edition
OS Windows 11 Home 64ビット

 

製品名 ASUS Vivobook Pro 15 OLED M3500QA
型番 M3500QA-L1135W M3500QA-L1043WS M3500QA-L1043W M3500QA-L1066W
CPU AMD Ryzen 9 5900HX モバイル・プロセッサー AMD Ryzen 7 5800H モバイル・プロセッサー
グラフィックス Radeon グラフィックス(CPU統合)
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 1TB SSD 512GB SSD
ディスプレイ 15.6型有機ELディスプレイ、フルHD解像度(1920×1080ドット)
外部インターフェイス USB Type-C、USB 3.2、USB 2.0×2、HDMI出力、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー駆動時間 約14.7時間
本体サイズ 約幅359.8×奥行き235.3×高さ20.4mm
重さ 約1.65kg
ビジネスアプリ WPS Office 2 Standard Edition Microsoft Office Home and Business 2021 WPS Office 2 Standard Edition
OS Windows 11 Home 64ビット

 

製品名 ASUS Vivobook Pro 14 OLED M3401QA
型番 M3401QA-KM011WS M3401QA-KM011W M3401QA-KM010W
CPU AMD Ryzen 9 5900HX モバイル・プロセッサー AMD Ryzen 7 5800H モバイル・プロセッサー
グラフィックス Radeon グラフィックス(CPU統合)
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレイ 14型有機ELディスプレイ、WQXGA+解像度(2880×1800ドット)
外部インターフェイス USB Type-C、USB 3.2、USB 2.0×2、HDMI出力、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー駆動時間 約10.9時間
本体サイズ 約幅317.4×奥行き228.5×高さ19.52mm
重さ 約1.464kg
ビジネスアプリ Microsoft Office Home and Business 2021 WPS Office 2 Standard Edition
OS Windows 11 Home 64ビット

鮮やかな13.3型OLEDディスプレイ! 2in1 Chromebookをレノボが発表

レノボ・ジャパンは、「Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook」を11月26日より順次発売します。税込価格は7万5900円~。

 

同製品は、デタッチャブル型でタッチパネルを採用した、タブレットとしてもノートPCとしても使える2-in-1 PC。

 

13.3型の狭額縁ディスプレイは発色の鮮やかなOLEDを採用。400nitの高輝度で、屋外でも画面が見やすくなっています。

 

手書き入力に便利なUSI方式のペンを同梱し、キックスタンド付き背面マグネットカバーにはペンホルダーを装備しているので、ペンを紛失してしまう心配がありません。

 

CPUはQualcomm Snapdragon 7c Gen2 プロセッサーを搭載。サイズは約305.9×186.7×7.23mmとコンパクトな筐体ながら、USB Type-Cポートを2つ備えており、周辺機器との接続にも便利です。

 

バッテリーは最大約15.5時間と長時間駆動に対応し、1時間で約50%、2.5時間で100%の高速充電が可能。カラーリングはストームグレーとアビスブルーの2色。

国内メーカー一番乗り! FCCLがコンシューマー向けChromebookを発売

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、14型液晶搭載のコンシューマー(個人)向けChromebook「FMV Chromebook 14F」を、11月16日から順次販売を開始します(提供は12月10日から)。富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、WEBモデル「FMV Chromebook WM1/F3」を受注開始しています。

 

FMV Chromebook 14Fは、国内メーカー初のコンシューマー向けChromebook。Googleが「PREMIUM CHROMEBOOK」とするスペックを満たした、FUJITSUブランドのChromebookです。

 

タッチディスプレイでの操作が可能で、スマホのような手軽さで直感的操作ができます。インテル Core i3-1115G4 プロセッサーを搭載し、動画再生やドキュメント作成、各種マルチタスク利用でも快適に使えます。

 

高解像度フルHDの14型ディスプレイで、動画だけでなく、オンライン会議や授業でも、資料や相手の顔をクリアに映します。WAVES MaxxAudioを搭載し、自然な高音を再現。

 

キーボードマイスターが監修した富士通パソコンのキーボードで、快適なタイピングを実現。大容量の約128GB SSDを搭載し、オンライン環境でもストレスなくデータ編集などの作業が可能。拡張アダプターいらずの充実したインターフェースを備え、HDMI出力端子を搭載しており、自宅での利用や、テレビ画面への出力も簡単に行えます。

 

上質な蒸着箔コーティングを採用し、キーボード面は金属質感の塗装で、洗練された上質な印象を与えるデザインとなっています。

 

FMV Chromebook 14Fの市場想定価格は7万6780円。FMV Chromebook WM1/F3の富士通WEB MART価格は7万9800円(12月1日14時まで6万4800円)です。

NECPCが7万円台からの15.6型スタンダードノートPC「LAVIE Direct N15(S)」を発売

NECパーソナルコンピュータは、直販モデルであるLAVIE Directシリーズの新製品「LAVIE Direct N15(S)」を発売しました。価格は7万5000円(税込)からです。

 

LAVIE Direct N15(S)は、従来から好評とするスタンダードノートPC「LAVIE N15」シリーズの直販モデル。映画や音楽などにおいて臨場感あふれるサウンドを楽しめるDolby Audioを採用するほか、物理的なカバーでWebカメラを覆う「プライバシーシャッタ」を搭載するなどの特徴をそなえています。

 

最も安価なモデルのスペックは、インテル Celeron プロセッサー 6305、4GBメモリー、256GB SSDで、OSはWindows 11 Homeを搭載しています。なお、カスタマイズによるスペックアップも可能です。またディスプレイは15.6型で、解像度は1366×768ドットとなっています。

 

外部インターフェイスは、USB Type-C、USB 3.2×2、HDMI出力、有線LAN、ヘッドホン/マイクジャック、DVDスーパーマルチドライブをそろえています。

 

本体サイズは約幅363×奥行き255×高さ22.9mm、重さは約2.2kgです。

プログラミング学習向けのPCが2万円台、マウスが「mouse E10」を特価で販売

マウスコンピューターは11月11日、学習向けのスタディパソコン「mouse E10」を特価価格で販売開始しました。Webでの直販価格は2万2000円(税込)です。

 

mouse E10は、プログラミング学習をはじめとするさまざまな学習に対応するとうたうパソコン。キーボードとディスプレイ部が分離するのも特徴です。

 

主なスペックは、インテル Celeron プロセッサー N4000、4GBメモリー、64GB eMMCで、OSはWindows 10 Pro 64ビットを搭載。またディスプレイは10.1型となっているほか、10点マルチタッチに対応しています。なお、mouse E10にはタッチペンが付属します。

 

バッテリー駆動時間は約12時間。本体サイズは約幅274.0×奥行き206.0×高さ18.9mm、重さは約1.28kg(ともにキーボードカバー含む)です。

 

さらに、IP54準拠の防塵防滴に対応するほか、オフィスソフト「KINGSOFT WPS Office 2 Standard ダウンロード版」が標準搭載されています。

LG、16型大画面が360度回転する汎用性の高いノートPC「16T90P-KA78J」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の新モデル「16T90P-KA78J」を発表。11月下旬から全国で発売します。予想実売価格は26万円(税込)前後です。

 

16T90P-KA78Jは、16型のタッチ対応ディスプレイと360度回転するヒンジを搭載したノートPC。ディスプレイの角度を調整することで、テントのように立てて映像を楽しんだり、大画面タブレットにして絵を描いたり、ラップトップとして使用したりできます。

 

また、筆圧を4096段階で感知できるタッチペン「LG Stylus Pen」が付属。繊細で自然な描画が可能なほか、ペンの傾きも検出できます。

 

さらに、最大24.5時間駆動の長時間バッテリーや、米国国防省が定める調達規格「MIL-STD-810G」に準拠するテストをクリアするほどの耐久性をそなえています。

 

主なスペックは、第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSDで、OSはWindows 11 Homeを搭載。またディスプレイは、解像度が2560×1600ドットで、縦横比は16:10となっています。

 

外部インターフェイスは、HDMI出力、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2×2、ヘッドホン出力/マイク入力、microSDカードスロットをそろえています。

 

本体サイズは約幅356.6×奥行き248.3×高さ16.95mmで、重さは約1.48kgです。

 

16型の大画面ながら重さ1.5kg以下なうえに、長時間バッテリーを搭載しているため、持ち運んでの使用に向いているでしょう。さらにディスプレイが360度回転し、必要に応じてノートPCとして、あるいはタブレットとして使えるので、汎用性の高い1台と言えそうです。

計10モデルを11月下旬に発売! LGのノートPC「LG gram」「LG UltraPC」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram(エルジー・グラム)」の新モデルとして、最新の第11世代インテル Core プロセッサーとWindows 11を備えた計7モデルと、AMD Ryzen 5000シリーズ モバイル・プロセッサーとWindows 11搭載のノートPCシリーズ「LG UltraPC(エルジー・ウルトラピーシー)」の新モデルを、11月下旬から順次発売します。

 

今回発売されるLG gramは、最新プロセッサーとWindows 11を搭載した17インチ「17Z95P」シリーズ、16インチ「16Z95P」シリーズ、14インチ「14Z95P」シリーズの3サイズ3カラーで展開。

 

最新プロセッサーによる快適なパフォーマンスと、内蔵のIris Xe グラフィックスで、4K映像や高解像度の画像編集、フルHDのゲームなどが、快適に楽しめます。メモリにもデュアルチャネルのLPDDR4x 4266MHz、ストレージにNVMe SSDを採用し、高速データ転送でCPUのパフォーマンスを最大限引き出します。

 

14インチの場合で999gと軽量ながら、最大31時間の駆動時間を誇る長時間バッテリーを採用。16、17インチでも大画面かつ軽量でありながら、一日ならば充電を必要としない長時間駆動を実現。耐久性でも、各種マグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さを備えています。

 

USB3.0の8倍もの最大40Gbpsのデータ転送を実現するThunderbolt 4端子を2ポート搭載。DCI-P3 99%をカバーするIPS液晶ディスプレイは、全サイズ縦横比16:10を採用しています。

 

各モデルのカラーバリエーションや予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

 

LG UltraPCからは、13.3インチの「13U70Q」シリーズ3モデルを新たに発売。

 

プロセッサーに内蔵されたAMD Radeonグラフィックスは、4K動画再生やゲームなど、マルチメディアも強力にサポートし、HDMI接続の場合、AMD FreeSyncテクノロジーも使用可能。メモリはデュアルチャネルのDDR4 3200MHz 16GBまたは8GB、ストレージには512GBのNVMe SSDを採用しています。

 

ポータビリティを追求したデザインで、片手で軽々持ち運べる軽さの980gに、薄さ約1.5cm、幅約30.7cm、奥行き約20.7cmのスリムボディでありながら、最大15.5時間の長時間駆動が可能です。ディスプレイにはIPSパネルを採用することで、鮮やかで自然な美しい表示を実現し、立体的な音響効果とノイズが少なく豊かなサウンドを提供するDTS:X Ultraなど、プライベートでも楽しめるエンタメ機能も備えています。

 

各モデルの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

第12世代インテル Core プロセッサーとZ690チップセットを搭載! 「G-Tune」ハイエンドデスクトップPC

マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」(ジーチューン)より、第12世代インテル Core プロセッサーとZ690チップセットを搭載したハイエンドデスクトップPCを、11月5日に発売しました。

↑G-Tune XP-Z(第12世代CPU)[Windows 11]

税込価格は一例として、インテル Core i9-12900K プロセッサー、GeForce RTX 3090、32GBメモリ、1TB (SAMSUNG PM9A1)SSDを搭載した「G-Tune XP-Z(第12世代CPU)[Windows 11]」が54万9780円~。

 

第12世代インテル Core プロセッサーは、Performance-coreとEfficient-coreの性能の違う2つのコアを組み合わせた、従来とは全く異なる構造を持ち、新開発のワークロード・スケジューラーであるインテル スレッド・ディレクターを備えたインテル社初の高性能ハイブリッド・アーキテクチャー。

 

処理やシングルスレッドの性能を高めるPerformance-coreと、消費電力と処理効率を最適化するEfficient-coreを組み合わせ、インテル スレッド・ディレクターによる両コア連携のワークロード割り当てにより、第11世代インテル Core プロセッサーと比較して約80%性能が向上しています。

 

インテル Z690チップセットは、PCI Express 4.0比で1レーンあたり2倍の帯域幅を実現するPCI Express 5.0に対応。PCI Express 5.0対応のグラフィックスカードなど、今後の発売が期待される対応機器の搭載が可能です。

「Let’s note」秋冬モデルは、ニューノーマルな「ハイブリッドワーク」をサポート!

パナソニックは、モバイルPC「レッツノート」の21年秋冬モデルとして、個人店頭向け「FV1」シリーズを12月10日から、「SV1」「QV1」シリーズを11月19日から順次発売します。

 

今回発売となる秋冬モデルは、マイクロソフトの新OS「Windows 11 Pro」を全品番プリインストール。場所や時間に縛られないハイブリッドワークのためにデザインされたWindows 11と、25年間自社開発、自社生産でビジネスモバイルに特化したレッツノートが組み合わさり、ニューノーマルな働き方「ハイブリッドワーク」をサポート。Officeアプリ「Microsoft Office Home & Business 2021」も搭載しています。

 

FV1シリーズは、縦方向の表示領域が広い縦横比3:2の14.0型大画面で、スナップレイアウトによるウィンドウ表示が見やすく、快適なマルチタスクを実現。Windows 11で操作性が向上したMicrosoft Teamsと、クリアな音声で「話す・聞く」ことができる「COMFORTALK(コンフォトーク)」でWeb会議が快適に行えます。

 

また、FV1シリーズの「CF-FV1KDPCR」は、インテル Evo プラットフォーム準拠モデルで、インテルが提唱する高付加価値モバイルPCの基準に対応しています。

 

実売予想価格は、FV1シリーズが24万2000円~39万500円、SV1シリーズが26万9500円~38万5000円、QV1シリーズが30万8000円~38万5000円です。

9機種15モデルを発売! Dynabook「Windows 11」搭載ノートPC

Dynabookは、「Windows 11」を搭載した9機種15モデルを新たに製品化し、11月5日から順次発売します。

 

今回新たに発売されるモデルはすべて、最新OSのWindows 11 Homeと最新アプリケーションOffice Home & Business 2021を搭載。第11世代インテル CPUを搭載し、CPUのパフォーマンスをTDP(熱設計電力)最大28W(Tシリーズは24W)で動作させる「dynabookエンパワーテクノロジー」の採用により、TDP15Wで「エンパワーテクノロジー」を搭載していないモデルと比較し、約1.7倍の処理能力を発揮。複数のアプリを立ち上げながらの作業も快適に行えます。

 

また、オンライン会議に便利な新機能として、マイクのオン/オフをキー操作(Fnキー+Aキーを同時に押す)だけで素早く切り替えられる「ワンタッチマイクミュート」機能も搭載。オンライン会議時にクリック操作をせずに切り替えることが可能です。基本操作からインターネットへの接続方法、映像や音楽の楽しみ方まで、PCの画面上ですぐに確認できる「パソコンで見るマニュアル」に新たに「Windows 11操作ガイド」を用意。Windows 11の操作に困っても安心です。

 

「dynabook T8・T7」は、光学ドライブを搭載しブルーレイ映像を16.1型の大画面で楽しめるプレミアムスタンダードノートPC。抗菌キーボード、顔認証センサー、約92万画素Webカメラ、Thunderbolt 4対応 USB4 Type-C コネクタ(T7はUSB4 Type-C コネクタ)搭載。無線LAN規格「Wi-Fi 6」にも対応。リアリティや臨場感を生み出す高音質「2way 4speakers」を搭載しています。実売予想価格はT8が24万1780円、T7が22万5280円。

 

「dynabook T6」は、高性能オールインワンの15.6型スタンダードノートPC。初めてのPCや子どもの家庭学習用PCとしても最適です。抗菌キーボード、約92万画素Webカメラ搭載。実売予想価格は19万5580円です。

 

「dynabook C8・C7・C6」は、コンパクトで家庭内の移動や外出時の持ち運びもスムーズな、15.6型ニュースタンダードノートPC。映り込みの少ないノングレア採用の15.6型 フルHD 広視野角液晶搭載の大画面ボディでありながら、薄さ約19.9mm、軽さ約1.84kg~1.94kgの軽量で、家の中の楽しみたい場所で快適に使えます。C7には高速起動と大容量保存を両立するデュアルストレージ(256GB SSD+1TB HDD)搭載。約200万画素のWebカメラ(C6は約92万画素)、顔認証センサー(C6を除く)、抗菌キーボード、Wi-Fi 6、約10時間の長時間バッテリー駆動、急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」を搭載。実売予想価格はC8が20万8780円、C7が19万2280円、C6が17万280円です。

 

「dynabook F8・F6」は、利用シーンに合わせ5つのスタイルで使える15.6型5 in 1 プレミアムPenノートPC。Windows 11に最適なペンやタッチで快適な操作が可能。約12.5~13.0時間の長時間バッテリー駆動とお急ぎ30分チャージを搭載。顔認証センサー、Wi-Fi 6、プライバシーを守るWebカメラシャッター付きの約92万画素Webカメラ搭載。実売予想価格はF8が20万3280円、F6が17万5780円です。

 

「dynabook S6」は、オフィスやキャンパスへ気軽に持ち歩きできる13.3型スタンダードモバイルノートPC。薄さ約19.9mm、軽さ1.279kgのスリム&コンパクトボディと、MIL規格準拠の耐久テストをクリアした堅牢性が特長。約10.5時間の長時間バッテリー駆動、お急ぎ30分チャージ、顔認証センサー、指紋センサー、Wi-Fi 6搭載。実売予想価格は164,780円です。

 

T8・T7・T6・C8・C7・C6は、周囲からのノイズを抑え、自分の声も相手の声も聞き取りやすくする「AIノイズキャンセラー」機能を搭載。人の声や環境ノイズなどの約5億のデータを学習したAIによって、ミーティングアプリを使用中に、人の声と環境ノイズを識別し、環境ノイズ成分を除去。音量の大きな音や突発的に発生したノイズを除去して、自分の声をクリアに届けられ、相手の音声も環境ノイズ成分を除去し、声を聞き取りやすくします。

 

F8・F6・S6は、過酷なテストであるアメリカ国防総省MIL規格に準拠したテストをクリア。底面や天面など26方向からの落下テストを含めた複数のテストを実施しています。

仕事からエンタメまで快適、マウスのWindows 11搭載15.6型ノートPC「mouse B5-i7」が発売

マウスコンピューターは、スタンダードノートPC「mouse B5-i7」をリニューアルした、最新のWindows 11や第11世代インテル Core プロセッサー搭載の「mouse B5-i7-H」を発売しました。価格は13万1780円(税込)からです。

 

mouse B5-i7-Hは、CPUにインテル Core i7-1165G7 プロセッサーを搭載したノートPC。インテル Core i7-1065G7 プロセッサーを搭載した従来モデルに比べて、CPUのシングル性能で約23%、マルチコア性能で約15%の性能向上を実現しているといいます。

 

また、CPUに統合されているインテル Iris Xe グラフィックスにより、グラフィック性能も向上。ドキュメント作成などのオフィスワークはもちろん、簡単な写真編集などのクリエイティブ作業、動画視聴などのエンタメ利用と、幅広く使えるモデルになっています。

 

外部インターフェイスには、HDMI、USB Type-C(USB Power Delivery・映像出力対応)、USB 3.1、USB 2.0×2、有線LAN、ヘッドホン出力、microSDメモリーカードリーダーを装備。HDMIとUSB Type-Cを活用した、最大3画面出力によるマルチディスプレイ環境の構築も可能です。

 

このほかスペックはメモリーが16GB、ストレージが1TB SSD(NVMe接続)で、ディスプレイは15.6型(1920×1080ドット)となっています。

 

また、本体サイズは約幅360.4×奥行き239.3×高さ19.8mm、重量は約1.68kg。バッテリー駆動時間は約9時間です。

Windows 11&インテル最新第11世代CPU搭載! マウスのクリエイター向けPC「DAIV 5N」後継モデルが登場

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランドDAIVの、sRGB比100%の色域とWQHD解像度に対応した「DAIV 5N」シリーズから、最新OS Windows 11とインテル最新の第11世代CPUを標準搭載し、Thunderbolt 4に対応した後継製品を発売しました。税込価格は23万780円。

 

同製品は、新しいアーキテクチャーを採用し、より高いパフォーマンスを実現した、インテル Core i7-11800H プロセッサーを搭載。従来製品(DAIV 5N 2021年4月モデル)と比較して、シングルコア性能は約24%、マルチコア性能は約20%パフォーマンスが向上しています。

 

最大40Gbpsの高速データ転送に対応し、CFexpressカードリーダーやSSD、RAIDハードディスクドライブなどの外部ストレージ、10GbE対応の外付けネットワークアダプタや高解像度ディスプレイなど、Thunderbolt 4に対応する様々な周辺機器を利用できます。

 

最新の第11世代CPUを搭載することで、インターフェースとしてPCI Express 4.0に対応。これまでのPCI Express 3.0搭載製品とのデータ転送速度を比較した場合、約43%の高速データ転送が可能となり、大容量データの取り扱いや、アプリケーション起動がより高速になります。

 

DAIV 5N SPEC●OS:Windows 11 Home 64ビット ●CPU:インテル Core i7-11800H プロセッサー ●グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB) ●メモリ:16GB(8GB×2) ●記憶装置:512GB M.2 NVMe SSD ●液晶パネル:15.6型 WQHD(2560×1440)ノングレア sRGB比 100%

初心者“自作er”にもおすすめ! 付属品も豊富で使いやすいCPU冷却グリス

自作PC初心者でも使いやすいCPU冷却グリスが、オウルテックから発売されました。

 

EXTREME COOL+「OWL-SILG-OC01」は、自作PC用のCPUクーラー(空冷式・水冷式)に使う、高効率シリコングリス。熱伝導率13.4W/m・Kを実現しながら、塗りやすさと、税込価格1980円という低価格を実現。塗布時に必要な道具一式が付属しているので、初心者から上級者まで手軽に扱えます。

 

「本品は高熱伝導率で冷却を強化し、非導電性で塗りやすく、初心者でも安心して利用できるように開発しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

固すぎずゆるすぎない粘度で、ナノサイズの酸化金属とカーボンを多く配合。非導電性なので、マザーボード上に付着してもショートの心配がありません。本体は注射器タイプで、パッケージも透明窓付きジッパー袋。余ったグリスを付属品ごときれいに保管できるよう、配慮されています。

 

「塗布専用ヘラ」および、広範囲にきれいに塗布できる「カード型ヘラ」、基盤を汚しにくい、CPUサイズにカット済みの「マスキングシート」、古いグリスや、失敗したときにクリーニングできる「アルコールシート」と、付属品も豊富。

 

パッケージの裏側には、塗り方動画の二次元コードリンクを記載。わかりやすい3コマイラストも描かれているので、店頭で見かけたらぜひパッケージ裏も注目してみると良いでしょう。

自作PC初心者にもわかりやすく取り付けやすい! 高い冷却能力と静音性を両立した、Silent Cooler「OWL-SC200」

CPUクーラー、冷却性能を重視したいのはもちろんですが、音も気になるところ。

 

そんな“静音”にこだわったCPUクーラーが、オウルテックから発売されました。Silent Cooler「OWL-SC200」は、より静かに冷却能力を強化したいユーザーにおすすめです。税込価格は4280円。

 

「手軽に購入しやすい4000円前後のCPUクーラーのなかで、“最も性能の高い空冷CPUクーラー”をコンセプトとして開発しました。PCに搭載されているCPUは高度に温度管理されており、冷却すればするほど設計上の性能を発揮できます。本品は同価格帯の空冷CPUクーラーのなかで、最も効果が発揮できる製品構成を目指して開発しています」(オウルテック担当者/以下同)

 

6mm×4本のニッケルメッキを施した銅製ヒートパイプをフィン部分に最適な形で分散配置。最多クラスとなる56枚の放熱フィンを搭載し、放熱用の面積を従来モデルよりも拡大、TDP(※)200WまでのCPUに対応します。さらに大型の130mmファンを搭載し、ヒートシンク幅もファンサイズに合わせて130mmとなっており、効率的にクーリングすることが可能です。

※TDP…Thermal Design Powerの略。CPUの発熱量と消費電力の目安

 

さらに、ヒートシンクの厚みを薄くし、メモリと接触しないようコンパクトに設計。高さも159mmと抑えめにしています。アルミベースと4本の銅製ヒートパイプは、CPUに直接接触する新しいDTH(ダイレクトタッチヒートパイプ)方式を採用。表面構造をなめらかにして効率的な熱伝導を実現しています。

 

「恒温装置による他社との比較を行うため、小型の模擬CPU発熱装置を開発。同一条件下でターゲットとした製品より冷えることを確認しています」

 

初心者から上級者まで手に取りやすく、わかりやすさを追及した日本語パッケージ。また、取り付け金具の部品数を少なくし、取り付けのしやすさにこだわりました。付属のグリスは余っても再度利用ができるよう、注射器型の容器に入っているので、保管もラクです。グリスの塗り方動画を視聴できる二次元コードも付いており、取り付け方動画も現在準備中とのこと。このように、初心者でも安心して利用できるような工夫も施されているのが嬉しいですね。

フルHDとHDが選べる! エイサーのテンキー付き大画面Chromebook

日本エイサーは、Chrome OSを搭載した、Acer Chromebook 315シリーズの新モデル3機種「CB315-3H-AF14N」「CB315-3H-A14N2」を10月21日に発売しました。また、法人向け「CB315-3H-AF14N/E」を11月初旬に発売します。同製品群は、15.6型のフルHDとHDの解像度の違いで選べるディスプレイを搭載したテンキー付きモデル。実売価格はCB315-3H-AF14Nが4万4800円、CB315-3H-A14N2が4万1800円です。

 

3機種はすべて15.6型ディスプレイを搭載。日本語キーボード搭載の「CB315-3H-AF14N」と英語キーボード搭載の「CB315-3H-AF14N/E」は、映像を鮮明に映し出すフルHDの解像度、日本語キーボード搭載の「CB315-3H-A14N2」はHDの解像度です。ディスプレイを左右から囲むベゼルは約9.5mmと狭く、広い表示領域設計となっています。いずれもテンキー付きで、数字入力も簡単に行えます。

 

CPUはブラウジングやドキュメント作成が快適に行えるインテル Celeron プロセッサーを搭載。他のAcer Chromebook同様、YouTubeやGoogle ドキュメントなど、Googleが提供するサービスの使い勝手が良く、筐体や天板のAcerロゴをスタイリッシュでシンプルなシルバーカラーに仕上げています。

 

インターフェースは、USB 3.2 Type-Cポートを右側面と左側面の両方に設置することにより、両サイドどちらからでもACアダプターを差し込み充電することが可能。USB 3.2 Type-Aポート2つ、USB 3.2 Type-Cポート2つを搭載しています。バッテリーの連続駆動時間は最大約12.5時間。75度の高視野角のウェブカメラを搭載しています。また、3機種ともGoogleが提供する、複数の端末を一括で設定するための機能である「ゼロタッチ登録」にも対応しています。

シックなデザインとは裏腹に、がっつりPCゲームも遊べる! MSI「Summit-E15-A11SCST-446JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、最新の第11世代インテル Core プロセッサーを搭載したシックなデザインの高性能・高機能ノートPC「Summit E15」シリーズから、高性能グラフィックス「GeForce GTX 1650 Ti Max-Q デザイン」とタッチ機能対応液晶パネルを搭載したバリエーションモデル「Summit-E15-A11SCST-446JP」を、10月21日に発売します。市場想定価格は14万円前後。現在、公式オンラインショップ「MSIストア」や、各販売店で予約を受け付けています。

 

同製品は、薄さ16.9mm、軽さ1.79kgと持ち運びしやすい本体に、デスクトップPCレベルの高い処理性能を備えた、高性能・高機能ノートPC。ディスプレイには大画面で見やすくタッチ機能にも対応した15.6インチフルHD液晶パネルを搭載し、従来のキーボード・マウス・タッチパッドによる操作に加え、指で直接画面に触れる直感的な操作が可能になり、様々な作業を効率化できます。

 

CPUに最新の「Core i7-1185G7」、GPUに「GeForce GTX 1650 Ti Max-Q デザイン」を搭載し、複数のアプリケーションを同時に使用するマルチタスクにも強いだけでなく、一般的なノートPCの最大約3.2倍の高いグラフィックス性能により、国内向けのオンラインゲームやサンドボックスゲームなど、様々なジャンルのPCゲームを、フルHD解像度の高画質でプレイ可能です。

 

高速な16GBメモリ・512GB SSD(M.2 NVMe)を標準搭載。オフィスソフトやビデオ会議システムなど、ビジネスに必要なあらゆるツール・ソフトが高速・快適に動作。複数のアプリケーションを同時に使用するマルチタスクでも高いパフォーマンスを発揮し、ゲームだけでなく幅広い用途に対応します。

 

万能型モバイルノートPC、本当になんでもこなせる? 「LG gram」をたっぷり3か月検証!

リモートワークやオンライン学習、オンライン飲み会など、新しい生活スタイルが定着しつつある2021年。日々の暮らしの中でパソコンを使う機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。LG gramはそんなニューノーマルの暮らしを支える“軽くて大画面、そしてパワフル”という3拍子揃ったノートパソコンです。今回のレビューのため、LG gram 2021年モデルを3か月ほどみっちり使い込んでその実力を検証しました。

↑2021年版LG gram 16インチモデル

 

2021年モデルでは14インチ、16インチ、17インチのラインナップがあります。なかでも今回試用したた16インチモデルは軽さと大画面のバランスが取れたモデルです。どれほどかというと「16インチで世界最軽量のノートパソコン」としてギネス世界記録に登録されたほどです。

 

↑16インチの大きな画面で1.2kg。片手持ちも苦にならないギネス級の軽さ!

 

単純なオフィスワークといえども、使い方によっては意外と負荷がかかるもの。どんな場所でも安定したリモートワークを実現するためには、高いパフォーマンスとモバイル性を兼ね備えたモバイルPCは欠かせません。LG gramはそんな希望に応えてくれるニューノーマルにぴったりなノートパソコンでした。今回、LG gram 2021年モデルを3か月ほど使いこんでみた上、このレビューをお届けします。

 

狭額縁+高解像度で没入感が抜群

LG gramシリーズの最大の強みはなんといっても「ディスプレイ」。視野角が広く明るいIPS液晶ディスプレイを採用し、高精細で映像もWebサイトも高密度で明るく表示できます。ベゼル(額縁)を狭く仕立てたことで、大画面かつコンパクト、そして表示も鮮やかに仕上げています。スマホでは当たり前になった高密度で明るいディスプレイが、ノートパソコンにも取り入れられた、というとイメージできるでしょうか。

↑カフェのテーブルで出す16インチは、見渡す限り画面かと思うほど圧倒的な広さを感じます

 

「世界最軽量」の16インチモデルは重さは約1190g。この重さは他のモバイルノートパソコンなら、13インチ台の平均的な重さに相当します。つまりLG gramの16インチモデルは、同じ重さで比較すると3インチ分の大きな画面を持ち歩けるということになります。

↑左のタブレットは2020年発売の第4世代iPad Air。LG gramはタッチパネルこそないものの、額縁の細さを突き詰めています

 

この3インチ分のアドバンテージは、パソコンとしての使い勝手で威力を発揮します。16インチモデルをカフェの小さいテーブル席で広げてみると、目の前全部がデスクトップと思えるほど広く感じます。ウインドウをたくさん広げるような作業で、13インチノートよりも効率が良いのは間違いありません。それでいてカバンにスッポリ入るコンパクトさも好印象でした。

 

ディスプレイ解像度は16/17インチモデルが2560×1400ドット、14インチモデルが1920×1400ドット。縦横比は16:10と正方形に近い形状で、Webページや書類を縦に並べて表示するにも便利な比率です。

↑縦長ウインドウを2つ並べての作業にちょうど良い縦横比

 

ディスプレイはHDRにも対応しており、映像の視聴にも適しています。Amazon プライム・ビデオやNetflixなども快適に視聴できます。サウンドはステレオスピーカーを内蔵し、サラウンド技術のDTS:X Ultraをサポート。スリムな本体ながらも、本体の底から響き渡るような立体感のある音響を鳴らします。特に高音部はクリアに響くため、ポップ系の音楽やアニメを楽しむ人には相性が良さそうです。

 

表示性能は折り紙付きですが、光沢タイプ(グレア仕様)であることは好みが分かれる点かもしれません。特に暗転した時は映り込みが目立ちがちなことや、明るい場所での反射光が目につきやすい点が気になりました。また、薄さの代償として、タッチパネルは非搭載となっています。

↑インカメラはHD対応で画角も広め。屋外で使うと反射光が目立ちがちなのは光沢ディスプレイの弱点と言えます

 

内蔵のインカメラもHD対応と解像度高め。広角寄りの画角で、家族2~3人で話してもみんな映像に収まります。内蔵のマイクも声を適切に拾っており、Zoom通話でも快適でした。高音がクリアに聞こえる内蔵スピーカーは、人の声もはっきり聞こえるため、オンライン会議向きのチューニングとも言えるでしょう。

 

見た目に反して丈夫な設計

一般的な16インチノートパソコンでは、サイズ的にも持ち運びにちょっと苦労しますが、LG gramならリビングの食卓から書斎へ、そして居間のソファへと、移動しながら使うのもラクラク。薄く設計されていて、大きめのビジネスバッグならすっぽりと収まります。

↑リュックにすっぽり入る16インチ。より小さい14インチは縦横の寸法がA4クリアファイルとほぼ同等です

 

ディスプレイはかなり薄く、ベゼルも狭いことから耐久性が心配になるかもしれません。筆者は当初、この繊細そうなディスプレイが折れてしまわないかと不安になりましたが、使っているうちにそうした心配は無用だと気づきました。ボディは軽量なマグネシウム合金で覆われており、しなやかな見た目に反して丈夫な作りになっています。

 

耐久性については、米軍の調達規格「MIL-STD-810」に準拠したテストを7項目で実施済み。外部からの衝撃や落下、振動や、砂ぼこりや高温・低温の環境下といった厳しい環境でも問題なく稼働すると確認されています。さすがに防水ではないため、ビーチサイドで使うのは避けた方が無難ですが、カバンに入れて満員電車に乗るといったシーンなら十分耐えられるでしょう。

↑筐体はシボ加工仕上げがほどこされ、泥岩のようなさらさらとした手触りです

 

心地よい打鍵感のキーボード

薄型のノートパソコンで気になるのはキーボードの使い勝手。筐体の薄いモデルのキーボードでは、ペナペナとした質感になってしまうことも多いものです。

 

その点で、LG gramのキーボードは良好と感じました。キーストロークは1.65mmと薄型PCとしては深く沈み、打鍵した時にカチッとした感触が伝わってきます。キー同士の感覚もある程度確保されており、長時間タイピングしても疲れづらいと感じました。

↑広いタッチパッドと打鍵感の良いキーボードは隠れた良ポイント

 

16インチ以上のサイズなら、テンキーも付いているため、表計算を多用するような使い方でも不便なく使えるでしょう。キーボードはバックライトも備えており、暗めの環境でも迷わず使えます。

 

気になるところを挙げるとするなら、一部のキーのサイズが小さめで、慣れるまでは打ちづらいようにも感じました。特にEnterキーの左隣にあるカギ括弧「」の幅が狭いため、デスクトップパソコンで使っているキーボードからLG gramに切り替えて作業をするときに、操作に若干戸惑うこともありました。

 

指紋認証と拡張性も満足

キーボードの右上にある電源ボタンには、指紋センサーが内蔵されています。指を当てるだけでロック解除できるため、出先での起動も実にスムーズ。特に、感染症の流行下にある今年は、マスク着用では使えない顔認証よりも、実用的かつ快適に利用できるように感じます。

↑電源ボタンに指紋センサーを内蔵。マスク姿でスマートにロック解除できます

 

また、LG gramは薄型PCながら十分な拡張性も備えています。左側面にはHDMIポートとType-Cポート×2基、3.5mmイヤホンジャックを装備。なかでもType-Cポートは最新規格のThunderbolt 4/USB 4に準拠。急速充電やディスプレイ出力にも活用できます。

 

右側面にはUSB 3.2 Gen2ポート×2基とmicroSDカードスロットを装備。デジカメを使うことが多い筆者にとって、microSDは重宝しています。

↑拡張性にも妥協ナシ。左側面はHDMIポート、Thunderbolt 4/USB 4対応Type-Cポート×2、3.5mmイヤホンジャックを搭載

 

↑右側面はUSB 3.2 Gen2ポート×2基とmicroSDカードスロット。実は幻の規格UFSメモリーカードも読み込めます

 

電池持ちと俊速起動が良好

電池持ちの長さもLG gramならではのポイント。多くの13インチのノートパソコンでは1日1回は充電が必要になりますが、LG gramの16インチモデルはそれと同じサイズ感を保ちつつ、より長時間、充電せずとも利用可能です。

 

電池持ちは14インチモデルなら37時間、16インチモデルなら30時間、17インチモデルは27時間となっています。実際に使ってみた感覚でも、1日8時間ほど持ち歩きつつ使っても、十分に電池残量が残っている印象でした。3日間の国内出張では、1回だけ充電するだけでバッテリーの不安なく使い続けることができました。

↑Type-C端子で65W急速充電というイマドキな仕様。充電端子が右側面にしかないのは惜しいところです

 

さらに、モバイル用途では重要になる、起動時の立ち上がりも高速です。といっても、iPhoneのロック解除ほどにはスムーズではありませんが、画面を開いて1秒ほどで指紋認証が完了し、もう1秒待てば作業していたウインドウに戻って続きに取りかかれる、といった具合です。LG gramが搭載するIntelの第11世代Coreシリーズの高速起動の特徴が活かされているのでしょう。

 

充電は本体左側のType-Cポートで行います。2つのポートのうち1つに充電しつつ、もう1つでスマホへ給電することも可能です。

 

付属の充電器もType-C端子型でパソコンへ65Wの給電が可能。本体側のType-Cポートの出力は最大15Wとこちらも急速充電です。急速充電器はUSB-PC規格準拠で、スマホと共用できるのも便利です。

 

充電周りで強いて要望を挙げるとするなら、右側にもType-Cポートが無いことは、コンセントがテーブルの右側にある喫茶店ではやや不便に感じました。「Thunderboltポートでなくとも、本体へ給電できるType-Cポートが1基あると良いのに……」と思うことはしばしばありました。

 

デスクワークをサクサクこなせる処理性能

CPUは発表時点で最新の第11世代Intel Coreプロセッサシリーズを採用。この世代は内蔵グラフィックスの処理性能が大きく向上しているため、画像処理や3Dのパフォーマンスも良くなっています。

 

ストレージは高速なM.2 NVMe SSDをサポート。ストレージスロットは2基あるため、購入後にストレージを追加することも可能です。

 

メモリ(RAM)はCore-i5モデルが8GB、Core-i7モデルが16GBを搭載。画像や動画を処理するアプリやゲームもある程度遊びたいと思った時にはやや物足りなく感じるかもしれません。

↑外付けディスプレイに繋いでブラウザーのタブを多数開いても安定して動作していました

 

過去のLG gramシリーズでは購入後にメモリを追加できる仕様となっていましたが、2021年モデルはオンボードメモリで増設は不可という仕様です。より長期間使いたい場合は、Core-i7プロセッサー搭載モデルを選ぶ方が無難でしょう。

 

ただし、筆者の日々の利用シーンでは8GBモデルでもメモリ不足を感じず快適に利用できました。筆者はライターとして、パソコンを主に文章作成や画像編集、時にはオンライン会議などで利用します。

 

時にChromeでWebサイトを数十ページほど開きつつ、PhotoshopとLightroomで画像の管理や編集を行いつつ、主なファイルはクラウドストレージのOneDriveで管理し、さらには外部ディスプレイに接続するといったような、メモリ容量が逼迫しがちな使い方をしていますが、LG gramではメモリ8GBモデルでさえも処理能力を感じることはありませんでした。

 

ゲームはさずがに最新の3Dゲームがサクサク動くとはいきませんが、カジュアルなゲームなら十分に動作します。2Dスタイルのアクションゲーム「Hollow Knight」を2時間ほど遊んでみましたが、フル解像度で目立ったコマ落ちや処理不足を感じることなくプレイできました。

↑「Hollow Knight」は2Dゲームとしてはグラフィックス負荷が高め。プレイ中は内蔵GPUが常時フル稼働していました

 

今年後半には新OS「Windows 11」が提供開始となりますが、LG gramの2021年モデルであれば問題なくバージョンアップできるでしょう。LGによる公式な発表はまだ出ていませんが、マイクロソフト製のWindows 11の動作確認ツールを試してみたところ、アップグレード可能と表示されました。

↑Windows 11へのアップグレード検証ツールは合格判定が出ました

 

Windows 11では外付けディスプレイで使ったウインドウ配置を復元する新機能が追加されるため、ディスプレイ系端子を複数備えたLG gramがさらに便利に使えることになるでしょう。

 

自宅PCとしてもモバイルPCとしても大活躍--だけど、一寸の差で…

LG gramの1番の特徴は「軽くて大画面」という点ですが、それ以外にもたくさんの“良いところ”がある総合力に優れたマシンです。軽くてほどよい大画面で取り回しが良いこと、丈夫で持ち歩くときに不安を感じさせないこと、俊敏に起動し待たせないこと、電池持ちのストレスを感じさせずに使い続けるなどです。

 

つまりは、モバイルできるノートパソコンとして、優れたパフォーマンスを備えているマシンと言えます。

 

ここであえて惜しい点を挙げるとするならば、モバイル通信に非対応となっている点は惜しいところです。5Gや4G LTEでいつでもつながるノートパソコンになれば、もはや弱点がほぼ無くなってしまうのではないかと感じました。将来のモデルでの対応を期待したいところです。

 

一方で、家の中で使う分にも、LG gramの特徴は存分に発揮されます。例えば仕事中は書斎で使って、プライベートの時間はリビングで使うというように部屋をまたぐ移動でも、LG gramの持ち運びのしやすさは役立ちます。

 

鮮やかな画面とパワフルな処理性能は、仕事の書類作成やオンライン会議でも、プライベートの映画鑑賞やオンライン通話でも、場所を選ばず活躍します。仕事で使うノートパソコンとしても、家族で使うノートパソコンとしても、ふさわしいパフォーマンスを備えたLG gramが、パソコンを使う機会が増えたニューノーマル時代にもしっかり対応できる理想の1台に仕上がっていました。

VAIO Zの技術を継承した、軽量・頑丈モバイルノートPC「VAIO SX14」「VAIO SX12」デビュー

VAIOは10月13日、14型モバイルノートPC「VAIO SX14」と12.5型のモバイルノートPC「VAIO SX12」を発表。発売はそれぞれ10月22日からで、VAIO SX14の店頭想定価格は19万9800円(税込)から、VAIO SX12は17万9800円(税込)からとなっています。

 

両モデルともに、フラッグシップにあたる「VAIO Z」に次ぐモデル。VAIO Zの技術を継承した、主力モバイルノートPCと位置付けられています。

 

それぞれ共通で、ボディの天板には立体成型したカーボンを採用。これにより軽量化と堅牢性を実現しています。また、米国国防総省が定める調達規格「MIL-STD-810H」に準拠したテストをクリアするほどの強いボディに仕上がっています。

 

このほか、バッテリーは新開発したものを採用し、最大約30時間の駆動時間を実現。モバイルノートとしては不満のないモデルと言えるでしょう。

 

さらに、昨今のビジネス環境のニーズに応えた機能性も備えています。オンライン会議向けに、内蔵マイクを強化したほか、Dolby Atmosによる音声の聞き取りに特化したエフェクトを採用。これに加えて、AIノイズキャンセリング機能をそなえることで、マイク入力に対して騒音などと声を識別し、ノイズを除去してクリアな音声のみを相手に届けることが可能です。

 

また、細部にもこだわっており、新ヒンジによって片手で本体を開けたり、ディスプレイを180度まで倒せたりします。

 

VAIO SX14の中で最高スペックのモデルは、インテル Core i7-1195G7 プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDを搭載。ディスプレイ解像度はフルHD(1920×1080ドット)です。OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しています。本体サイズは約幅320.4×高さ13.3~17.9×奥行222.9mmで、重さは約1.06kg。

VAIO SX14のファインブラックモデル

 

店頭想定価格は26万9800円(税込)です。

 

VAIO SX12の中で最高スペックのモデルも同じ仕様。本体サイズは約幅287.8×高さ15.0~17.9×奥行205.0mm、重さは約925g。

VAIO SX12のファインブラックモデル

 

店頭想定価格も同じ26万9800円(税込)です。

 

なお、インターフェイスは共通で、USB Type-C(Thunderbolt 4、USB PD対応)×2、有線LAN、HDMI出力、USB 3.0×2、ヘッドホンジャックをそろえています。