【ムー古代ゾンビの謎】マヤ文明はゾンビによって滅ぼされた!?古代から息づくゾンビ禍の恐怖

「ゾンビ・アポカリプス」という言葉をご存じだろうか?

映画なら『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』、テレビドラマなら『ウォーキング・デッド』といった作品で描かれたテーマで、地球を覆おおいつくすほどのゾンビによって現代文明が滅ぼされてしまうというシナリオだ。

 

こういう話は、映画やテレビ番組の中だけのはずだった。しかし今は、軍事や医療、科学といった各分野の専門家を巻きこみながら急速に高まりつつ、ひとつの認識を端的に示すキーワードになっている。

 

つまり、ゾンビは実在するというのである。

 

実際、有史以前から人間は、死せる者の復活と復ふく讐しゅうを恐れていた。石器時代のシリア、ルネッサンス期のイタリア、ギリシア文明の遺跡からも、ゾンビ・アポカリプスを示し唆さするさまざまな遺物が見つかっている。

 

中でも特筆すべきは、マヤ文明だろう。

 

西暦250年から900年ころに最盛期を迎えたマヤ文明は、世界史上稀まれに見る人口密集型文明で、社会的動力に満ちていた。現在のメキシコからホンジュラス、グアテマラ全土に都市が点在し、ホンジュラス西部の都市コパンだけでも、約43平方キロの敷地に6000棟以上の建造物がひしめきあっていた。

 

しかしこのメソアメリカ最大規模の文明は、突如として人口激減に見舞われる。そのペースは急激で、結果的にマヤそのものが姿を消すことになってしまった。このマヤ文明崩壊の謎は、考古学最大のミステリーのひとつとされている。

人肉を食するアステカの壁画。

 

大規模な人口減少も大きな謎だが、不思議なことはもうひとつある。マヤの都市から発掘される遺骸や遺骨に、共通する奇妙な特徴が見られるのだ。

 

それは、数多く残された咬かみ傷と思われる痕跡である。あるいは関節部分に、無理やり引きちぎられたような痕跡も目立つ。こうした特徴のある遺骸が、あちこちの遺跡から掘りだされるのだ。しかも、墓所ではないところに多くの人骨が集められ、埋められていることが多い。

 

一般的には、マヤ文明崩壊の原因は大干ばつだったといわれている。しかし、本当にそれだけなのだろうか。マヤほどの文明が、死者をその場でまとめて埋葬したとは考えにくい。おそらく、そうせざるを得ない「理由」があったはずなのだ。

 

また、大規模な村がまるごとひとつ、数日で全滅してしまった証拠も見つかっている。干ばつで食糧の備蓄が徐々に減っていったのではない。しかもそこには、「共喰い」を連想させる凄せい惨さんな場面の証拠や、子供が親を食べたことを思わせる痕跡さえ見つけられるのだ。

 

恐怖のゾンビ病が村中に蔓延?

オルターナティブ・アーケオロジーという研究分野がある。主流派科学の枠組みから離れたところで大胆な仮説を展開していく「代替考古学論」だ。この論でよくいわれるのが、マヤ文明崩壊の理由は「ゾンビ病」の蔓まん延だったという仮説である。

 

ゾンビ病――正確にいえば、ゾンビ・ウイルスということになるだろうか――の蔓延。主流派科学の中ではなかなか出にくい発想であることは間違いない。

 

こうした可能性に特化して、マヤ文明崩壊の謎に迫ろうとする「ゾンビ・リサーチ・ソサイエティ(ZRS)」というグループがある。

 

その中核メンバーであるユージーン・フレデリックは、次のように語っている。

 

「マヤ文明に関しては、ゴーストタウン化した都市がそのまま遺跡になったことを思わせるものが多い。しかもこうした都市は、ごく短期間のうちに、急激に滅びたと考えられる」

 

フレデリックはまた、死体をその場に埋めざるを得なかった理由についても語っている。ウイルスに感染した人たちが、それ以上の悪影響を与えないようにするためだというのだ。

 

ZRSによれば、ゾンビ・ウイルスは狂犬病に似た症状をもたらし、感染者が他の人たちを咬むことで拡散していく。こうしたウイルスの拡散過程は、まさに「共喰い」と表現できるかもしれない。

 

しかし、マヤ人たちも惨状をただ見ているだけではなかった。感染者を殺害し、その場で埋めた。生き返っても動きが取れないようにするため、手足の関節を意図的に壊してからだ。

 

考古学の分野からの裏づけも

ゾンビ・ウイルスは、人口が密集する都市が多かったマヤ文明であっという間に蔓延し、文明に終焉をもたらした――確かに斬新な仮説だ。

 

だが、ゾンビ・ウイルス説につながる可能性を研究をしている人は他にもいる。アメリカのアトランタにあるエモリー大学考古学部のリブ・ニルソン・スタッツ博士の専門は、埋葬考古学という耳慣れない分野だ。

 

スタッツ博士は「ニュー・サイエンティスト」誌2012年8月号に掲載された、石器時代の変わった風習に関する特集記事に注目している。記事を書いたのは、バルセロナに本拠を置くスペイン国立調査委員会所属の考古学者、ファン・ホセ・イバニェス博士だ。

 

博士はシリアの石器時代の遺跡で発掘調査を行い、奇妙な状態の遺骸を大量に発見した。頭蓋骨が完全に粉砕され、胴体と切り離された遺骸である。しかも、埋葬後一定の時間が経過してから頭蓋骨を砕き、首と胴体を切り離した痕跡が認められる。

 

そこでスタッツ博士は、次のような解釈を提示した。

 

「生ける者の世界に対する脅威は、生ける者たち自身が排除しなければならない。そのための手段として選ばれたのが、だれの目にも明らかな、一番わかりやすいアイデンティティーである顔を奪うことだったのだろう。

 

頭を切り落とすことで、生者の世界と死者の世界の境界線を明確に示したのだ。頭を頭蓋骨ごと潰つぶし、境界線を越えられないようにした例もある」

フランスの洞窟壁画。

 

古代の墓地では、首が切り離されただけでなく、胴体部分が大きな岩で押さえつけられた状態で埋葬されている遺骸が発見されることも珍しくない。口の中に岩が入れられた頭蓋骨が見つかることもある。こうした儀式的行動の意味は何だったのか。

 

「ヒストリック・ミステリーズ・ドット・コム」というウェブサイトを運営管理するキンバリー・リンは、次のように語る。

 

「墓から甦る死者という概念は、何千年も前から存在しつづけている。世界中の文明にアンデッドに関する迷信や伝説が残っており、そういう概念が今日でも受け容れられていることには何の疑いもない」

 

『ザ・ゾンビ・サバイバル・ガイド』(2003年)、および『ザ・ゾンビ・サバイバル・ガイド:レコーデッド・アタックス』(2009年)の著者マックス・ブルックスは、考古学関連の専門誌のインタビューに対し、次のように語っている。

 

「ゾンビが実在した証拠を求める考古学者が捜すべきものは、頭をはねられた死体、あるいは脳みそが取り除かれた形跡がある頭蓋骨である。リビング・デッドを止めるには、このふたつしかないからだ」

 

この仮説の信憑性を高める物証はあるのか?

 

前述のスタッツ博士は次のようにいう。

 

「考古学的記録、特に新石器時代の中東地域に関するものには、亡くなった人を埋め、組織が腐敗した後に掘り返し、頭蓋骨だけ外したという事実が記されている。漆喰いで塗り固め、その上に新しい顔が描かれることもあった。ゾンビ=リビング・デッドという概念は、未知ではあるが確実に――ある意味経験則的に――存在がわかっているものに対する恐れを表すものではなかっただろうか」

月刊ムー 2018年3月号

 

(ムー2018年3月号 特別企画「マヤ文明はゾンビで滅亡した!?」より抜粋)

 

文=シャニアル・エマニュエル、宇佐和通

 

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【週間ムー占い】4位はカップル成立か? 12位は「引っぱられやすい」ので注意! 3月5日~11日の運勢&開運ヒント

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◆双子座 5/22~6/21生まれ

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【開運アクション】

ティータイムには洋酒入りチョコレートをどうぞ。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

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★ラッキー星座ランキング 4位

週の前半は、恋が深まる暗示あり。一気にカップル成立という可能性も。後半になると一転してお勉強モード。図書館や美術館などへ足を運ぶと、嬉しい発見が待っています。仕事では、ハードワークの星が猛威をふるうかも。早めの退社を心がけて健康的なペースをキープして。

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ゴージャスなホテルのカフェでひと休みしましょう。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

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★ラッキー星座ランキング 9位

集団の中で、自分がどんなポジションにいるのかが気になってしまいそう。幸い、よい評判をあちこちで耳にして、ホクホク笑顔になりそうですが、そこで天狗になると後でツケが回ってきます。謙虚な姿勢でいっそうの精進をしてこそ実力が身につくというもの。

【開運アクション】

たまには夢見る乙女ふうの装いをしてみるのはいかが。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 8位

なんとなくウキウキした気分で過ごせそう。来週からは運気が切り替わるので、今のうちに目一杯楽しんでおきましょう。お金は出ていきますが、楽しい買い物ができる時期。変にケチって陰気になるより、プチプラ狙いでお得感を味わうほうが健康的といえそう。

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◆天秤座 9/24~10/23生まれ

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★ラッキー星座ランキング 11位

告白のチャンスをうかがっている人は、どうやら今週が好機。うまくいけば、スルリとディープな関係になれそう。金運は長期的に安定。蓄えをつくっておきたいなら、財形貯蓄など手堅い方法を試してみるのがおすすめ。親の懐は当てになりそうでならない暗示。自立しましょう。

【開運アクション】

甘い物を控え目に。コーヒーと紅茶も、できればお砂糖抜きで。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 3位

恋心が刺激されたり、新たなことへの好奇心が湧いてきたり、インスピレーションを感じたりと、内面的な動きが活発になりそう。これに乗じてアクションを起こせば、よいスタートが切れるはず。各種イベントやレジャーのお誘いも、無理のない範囲でOKして。

【開運アクション】

ワインレッドの小物をアクセントに。靴下や下着をワインレッドにするのも可。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 6位

娯楽と恋のハウスに魅力的な星がまたたき、ときめく出来事を暗示。しかしながら、仕事のハウスに星がギュウ詰めで、せめぎ合いが発生しそう。うまく手綱をさばかないと、二兎を追う者は一兎をも得ずという結果に。この際、仕事優先のほうが正解という気配も。

【開運アクション】

寝る前にふくらはぎのマッサージを。翌朝には運気も心身もスッキリ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 2位

これまで自分がしてきたことについて、四方にケジメをつける運気の山羊座に、「キミは正しい! 自信を持て!」と声援を送る後押しがチラホラと。それに勇気を得て、思い切った決断を下していけそうな気配です。自分を休ませる時間をしっかりと確保して、明日への英気を養うことも大切!

【開運アクション】

スポーツを楽しみましょう。観戦するだけでもOKです。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 12位

空想的・妄想的になりがちな傾向あり。今週に限っては、ピンとひらめいたことに従っちゃダメ。あえて理詰めで考え、手堅い方法を選ぶのが賢明です。あちらの世界に引っぱられやすいので、心霊スポット探索は厳禁。不安を感じたらホットココアで一息入れて。

【開運アクション】

午前中に太陽光を浴びましょう。お祓い効果が得られます。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 1位

「私はエライ!」と、鼻高々になれそう。周囲からの評価も高まり、自信満々で何でもできるような気力が湧いてきます。仕事にもますます力が入るうえに順調。デキる自分を実感してやりがいもバッチリ。とはいえ、これも星の支援と周囲の協力があってこそ。感謝を忘れずに。

【開運アクション】

ご飯のおともに海苔や小魚の佃煮などの海産物をどうぞ。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー懐かしの昭和オカルト回顧録】消えてしまった僕らの「四次元」2

四次元とはこういうことか!
「四次元」というテーマに特化した児童書として、僕が今もって本気で「名著」だと思っているのが、1973に刊行された福島正実著『四次元の世界をさぐる』である。

小学生時代の僕はこれを読んで、それまでやたらと目にしていながらも曖昧模糊としていた「四次元」という言葉のイメージが急にハッキリとして、「そうか、こういうことなのかっ!」と開眼したような気分になった(今思えばなにが「こういうことなのかっ!」だったのか、われながらよくわからないのだが)。

 

この本は講談社少年少女文庫(通称「ふくろうの本」)の一冊として刊行されたが、この「ふくろうの本」はオカルトを扱いながらも、「学習に役立つ児童書」というラインを最後まで大きく逸脱せずに編集され続けたシリーズだった。心霊やUFOなどのオカルト系の巻も多いが、どれも教育的児童書とオカルト児童書の中間あたり、しかもやや教育方面寄りという絶妙のバランスを保っている。エグイ表紙や口絵で子どもたちの気を惹きつつも、内容的にはトンデモ度は低めで、意外なほどマットウに教育的見地からの編集がなされているのである。

 

『四次元の世界をさぐる』の内容も例外ではなく、典型的な「四次元」的怪現象を扱いながらも、この種の児童書にありがちなコケオドシ的な展開はほとんどない。不思議な話で子どもたちの好奇心を刺激しつつ、最終的には相対性理論や量子力学の基礎の基礎をレクチャーし、ちゃんと科学への興味を持てるように構成されている。著者の福島氏は日本のSF黎明期にこのジャンルの認知に尽力した人物だが、王道の「SF人」が矜持をもって「四次元」というテーマを真正面から子どもたちに語った一冊なのだ。

 

また、本書の最大の功績は、前回で触れた「竜ヶ崎車両消失事件」を、おそらく児童書で初めて本格的に扱ったこと(実はその数年前に佐藤有文も児童書で触れているのだが)。本書によって事件は子どもたちの間で定番ネタ化し、後に多くのオカルト児童書や児童雑誌が追随することになった。

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『四次元の世界をさぐる』(福島正美・著 1973年 講談社少年少女文庫)。謎の怪事件レポートを楽しみながら相対性理論の基礎も学べてしまう稀有な良書。桑名起代至のイラストも素晴らしい。
もう一冊、やはり大好きだったのが、昭和こどもオカルトの立役者の人であった斎藤守弘御大が書いた学研「ユアコース」シリーズの一冊、『SF入門 なぞの四次元』(1975年)。こちらは昭和のオカルト児童書の定型だった「世界各国の奇譚アンソロジー」の体裁をとりつつ、それらを「四次元」というキーワードで科学的(?)に推理(?)する、というもの。

 

人や乗り物の消失事件から瞬間移動現象、未来人・古代人の出現、人体自然発火(これまた懐かしいネタ!)、人を狂わせる「悪魔の風」(ダリオ・アルジェントが映画『フェノミナ』でネタにしていたフェーン現象)などなど、扱われる怪事件が多岐に及んでおり、とにかく読んでいて楽しい。各エピソードには斎藤氏による分析コーナーが設けられ、この思いっきり大胆な「超科学推理」が本書の白眉だ。多岐にわたる謎をすべて「四次元!」のひとことで手際よく解決していく手腕が、なんとも見事なのである。

 

それぞれの怪事件に対し、まずはごくごくマットウで常識的な解釈(「ただの偶然だった」とか「単なる見間違えだった」とか)を提示する、というスタイルも秀逸。読者を「なぁーんだ」と思わせておきながら、「しかし、これを四次元的に解釈してみると……」の一文によって斎藤氏の筆は一気に加速する。そして、まさに「超科学」感が全開となったなりふりかまわぬ「四次元的解釈」が披露されるのである。この「四次元的解釈」には妙な説得力を持つ図版が多数用いられ、これがまた読者を圧倒する。「四次元空間の構造」の図解ページなどは問答無用の迫力に満ちており、どんなに懐疑的な人でも一読すれば「うむ、なるほど!」と思わざるを得ない(個人差があります)。

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『SF入門 なぞの四次元』(斎藤守弘・著 1975年 学研ユアコースシリーズ)。まさに「怪事件ア・ラ・カルト」という感じで、多種多様な「四次元現象」を収録。小説風の語り口も味わい深い。
上記の2冊はあくまで科学的、いや、SF的なアプローチで「四次元」を語った本だが、一種の怪談として、もっとドロッとした日本的「神隠し譚」のような「四次元」ネタを紹介する本も多かった。こういう「怖い四次元話」を得意としていたのが、泣く子も黙る昭和オカルトの巨匠、中岡俊哉大先生である。

 

中岡氏の場合は一冊丸ごと「四次元」をテーマにした児童書はあまり書いていないが、大量に手掛けた子ども向け心霊本のアチコチに「四次元話」を入れている。なので、どの本にどんな話が入っていたのか、今となっては非常に特定しづらいのだが、僕の印象に強く残っているのは、ある青年が都心の繁華街を歩いてるうちに道に迷ってしまい、とっくの昔にダムの底に沈んでいるはずの郷里の村に行き着いてしまう……というもの。

 

まさに典型的な昭和の日本的「四次元話」だが、通いなれた通学路など、いわゆる「いつもの道」を歩いていたはずなのに、なぜか「道に迷ってしまった」というこの感覚、これこそが日本的「四次元話」の醍醐味なのだと思う。子ども時代の僕は、この種の話を読むたびに不思議なドキドキ感を堪能していた。

 

特に小学生中学年くらいまでの子どもには、幼児期の「迷子になったらどうしよう?」という恐怖の感覚がまだまだ生々しく残っていて、この類いの話は体感的に文字通り「怖い」のだ。いや、年端のいかぬ子どもだけではないかも知れない。大人でも「ふと道に迷ってしまう」といった感覚は、遠い幼児期の記憶と呼応し、忘れていた不安が呼び覚まされることがあるような気がする。

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『ふしぎな現象の世界 四次元が、きみのとなりに…』(中岡俊哉・著 1984年 永岡書店ピコピコブックス)。中岡先生による四次元話アンソロジー。「時空のゆがみ」にまつわる「実話」が採集されている。自らの体験談も披露。
70年代ならではの傾向としておもしろいのは、タイトルに「四次元」という言葉が使われているにもかかわらず、「四次元」に言及している箇所がいっさいないといった本もやたらと多かったことだ。中岡俊哉の著作(共著)にも、『四次元図鑑』(1973年)というハードカバーの大部の本がある。「四次元」の本格的な研究本かと思いきや、心霊写真や心霊手術、UFO、超能力といったことに関する研究文献で、いわゆる「四次元」に関する記述はまったくない。

 

当時はこういう本が大量に刊行されており、タイトルの「四次元」に惹かれて買ったのに、ただの怪談集だったということが多発した。「四次元」という曖昧な言葉が、単に「不思議な」とか「謎めいた」といった意味合いで使用される慣例があったのだ。

 

心霊現象やUFOの出現を「四次元現象」と呼んでひとくくりにしている本も多く、これはオカルトブームで心霊本が飽和状態となってしまい、タイトルに目新しい言葉を冠す必要があったからなのかも知れない。そうした意味で「四次元」という単語は、実体があるようでないような、意味がわかるようでわからないような、それでいてオカルト感だけは濃厚に感じられる非常に便利な言葉だったのだと思う。

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『四次元図鑑』(中岡俊哉ほか・著 1974年 池田書店)。「四次元」をタイトルに掲げつつ、内容は心霊とUFOと超能力のみ。学術書のような大げさな装丁で異彩を放つ一冊。

 

『四次元の謎』(フランク・エドワーズ・著 1975年 角川文庫)。これも偽・四次元本の定番。内容はありがちな古今東西の「不思議な事件」アンソロジー。『世にも不思議な物語』というタイトルで刊行されたこともある。
『世界の幽霊怪奇 なぞの四次元現象』(佐藤有文・著 1976年 KKベストセラーズ ワニの豆本)。四次元本かと思ったらただの怪談集だった……というパターン。しかし、本書は内容が強烈にエグい! 小学生時代に読んでトラウマになった。

 

ここではないどこかへの入り口
前回語ったように、「四次元」は「幽霊船」とともに、80年代なかばころから「こどもオカルト」のなかでも「前時代的」なネタと目されるようになり、徐々に消えていった。人気を失った原因は、子ども文化の在り様の変化によって、そこに子どもたちがオカルト的なリアリティを見いだしにくくなったということなのだろう。

 

70年代なかばあたりまでの「こどもオカルト」には、リアルで身近な恐怖を楽しむコンテンツと、一種のロマンを感じさせたり、「別世界」への冒険心を駆り立てたりするコンテンツが共存していたと思う。児童雑誌などの巻頭オカルト特集でも、生々しい投稿心霊写真や心霊体験談を特集した翌週に、古典的なポーやラブクラウフトの恐怖小説、小栗虫太郎のいにしえの魔境小説などをイラストで構成して鑑賞させるような企画が掲載されたりしていた。が、そうした「遠いどこか」へ思いを馳せるような、ある種おおらかな(?)なオカルトコンテンツは徐々に「ぬるい」と目されるようになり、直接的に生理に訴えかけるような、身近なリアリティを強調する「実話系」のネタによって駆逐されていった、という印象がある。

 

ダイレクトな恐怖やリアリティこそがオカルトのネタのおもしろさを図る指針になっていくなかでは、霧深い大海原をさまよう無人の帆船とか、この世のどこかに「四次元」への扉があって、その向こうに人智を超えた世界が広がっている……といった想像力の介在を必要とするロマンチックなオカルト的ビジョンは、当時の子どもたちにも「子どもだまし」としか思えなくなっていったのだろう。そして徐々にツッコミどころ満載の笑える「与太話」の地位に転落していったのだと思う。

 

しかし……と今さらながら思うのである。

 

オカルトの愉しみは身近なリアリティや直接的な恐怖を味わうだけではなかったはずだ。想像力を媒介にして「別世界」に思いを馳せる。これも、ある時期までのオカルト的娯楽の非常に重要な機能だったと思う。そもそも僕らは、「遠いどこか」を夢想してばかりいたボンクラ少年だったからこそ、オカルトに魅了されたのではなかったか?

 

70年代オカルトが「四次元」と「幽霊船」を捨て去ったとき、僕らは現世の些末なリアリティを享受する代わりに、遠い「別世界」に対する「ロマン」と「冒険」への憧れを失ってしまったのかもしれない。というより、あの80年代初頭あたりに、子ども文化全般から「ロマン」や「冒険」といったキーワードが無効化されるようなモードの変化があった……という気がしてならないのである。

【ムー懐かしの昭和オカルト回顧録】消えてしまった僕らの「四次元」1

70年代オカルトブームのまっただなかで小学生時代を過ごし、高校生になってもいわゆる「怪奇系児童書」の類を読み漁ってきたボンクラ少年としては、80年代なかばあたりからのオカルト児童書の傾向にちょっとした不満を抱いていた。

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僕が年端もいかぬガキのころから大好きだった70年代オカルト本の2つのジャンル、「幽霊船」と「四次元」が、80年代に入ったころから徐々に「旬の話題」からハズされ、これらを扱うオカルト児童書がガクンと数を減らしてしまったのだ。

 

このことについては自著でも何度か書いているのだが、同世代かつ同レベルのボンクラ度の元オカルト少年じゃないとどうもピンとこない話らしく、「なにをいってるのかよくわからん」などと笑われてしまう。なので、ここでまたちょっとシツコク書いてみたいのである。

 

幽霊船はどこへ消えた?「幽霊船」と「四次元」。

 

これらは70年代までの子ども向けオカルト本の2大テーマ……というと言い過ぎかも知れないが、かなり主要な定番ネタだったはずだ。オカルト系の児童書シリーズにはたいていこれらを扱う巻が何冊か入っていたし、昭和のオカルト児童書の定型である「世界の不思議な話」みたいな奇譚アンソロジーのようなものにも、この2つは必須のテーマだったと思う。

 

「幽霊船」の方は、敗戦直後から児童雑誌の主要コンテンツとなっていった絵物語(イラストとテキストで構成された読みもの。後にストーリーマンガに駆逐される)としてよく掲載されていた「海洋冒険物語」(海賊が出てきたり無人島で宝探しをしたり、といった話)の名残だったのだろう。

 

70年代までのオカルト児童書には、禍々しくも謎めいた「良栄丸遭難事件」(1926年に起きた海難事故。原因不明のまま乗組員が全員死亡・行方不明になった)の話がやたらと載っていたし、このジャンルの大家であるロベール・ド・ラ・クロワの海洋奇譚も定番だった。僕ら世代はそういうものをワクワクしながら読み漁っていたわけだ。

 

あと、そうだ、1980年に公開された「幽霊船」映画『ゴースト/血のシャワー』(アルヴィン・ラーコフ監督。それにしてもヒドイ邦題。原題は『Death Ship』)の衝撃で、ほんのちょっとだけ「幽霊船」ネタが子ども文化のなかで再燃したこともあった(バンダイのボードゲームのシリーズ「パーティージョイ」に「幽霊船ゲーム」が加わったのも、確かこのころだったと思う)。

 

おそらくこの80年代初頭あたりのプチ盛り上がりを最後に、「幽霊船」ネタはどんどん下火になって、「昭和こどもオカルト」の世界からほぼ消えてしまったと思う。これについてもアレコレ語りたくなってきたが、話がとっちらかるので別の機会にまわすとして、本稿で語りたいのはあくまでも「四次元」についてなのである。

『ゆうれい船のなぞとふしぎ』(ド・ラ・クロワ・著 1972年 講談社少年少女文庫)。ロベール・ド・ラ・クロワの幽霊船話アンソロジー。海洋奇譚といえばこの人!という感じで、当時は多数の児童書にド・ラ・クロワの作品が収録されていた。『ゆうれい船のなぞとふしぎ』(ド・ラ・クロワ・著 1972年 講談社少年少女文庫)。ロベール・ド・ラ・クロワの幽霊船話アンソロジー。海洋奇譚といえばこの人!という感じで、当時は多数の児童書にド・ラ・クロワの作品が収録されていた。

 

「四次元」が「昭和こどもオカルト」においてクローズアップされるようになった根底には、いうまでもなく「魔のバミューダ・トライアングル」があった。これはもう当時のオカルト児童書の定番中の定番ネタで、これが載っていないオカルト本を探すほうが難しい、というくらいに語られまくったトピックだ。

 

この種の話が大好きだった僕でさえ、当時は「もうバミューダの話はいいから!」とウンザリするくらいにアレコレの本や雑誌の特集で目にしたものだ。なので、ここでまた概略を解説すると同世代の連中を40年越しでウンザリさせてしまうかも知れないが、一応やっておくと、バミューダ・プエルトリコ・フロリダを結ぶエリアに「魔の三角地帯」が存在し、ここを往来する航空機や船舶が跡形もなく消失するっ!……といった類のお話である。このエリアに「四次元」への入り口があるのでは?というスリリングな仮説が当時の「こどもオカルト」界を席巻していた。

 

「魔の三角地帯」という発想は、1881年に起こった「エレンオースティン号事件」(航海中のオースティン号が無人の漂流船を発見。調査を開始したが、オースティン号の乗組員も船もろとも忽然と姿を消したっ!……とされる事件)を起源としているといわれている。つまり、「四次元」の源流をたどっていくと「幽霊船」にぶつかるというわけで、このあたりも実は非常に興味深い。

 

それはともかくとして、「魔の三角地帯」を世界に知らしめ、この海域で起こる謎の現象の定型パターンをつくったのが、1945年に起こった航空機消失事件だ。フロリダの米軍基地から飛びたった5機の軍用機が、「方角がわからない!計器が機能しない!すべてがおかしい!」といった不可解な通信を残し、忽然と姿を消したっ!……とされる事件である。70年代のオカルト児童書はこぞってこの顛末を掲載し、いたいけな僕らに「魔の三角地帯」の恐ろしくも魅惑的なイメージを植え付けた。

 

このネタは当時の映画やマンガなどでもちょこちょこ触れられていたが、特に『未知との遭遇』(1977年、スティーブン・スピルバーグ監督)の序盤のエピソードは妙なリアリティがあって恐かった。バミューダで消失した船舶や飛行機がなぜか南米の砂漠で発見されるという場面。砂漠のど真ん中でデカい船が座礁(?)している光景は不気味だったなぁ……。

 

あと、『エアポート’77 バミューダからの脱出』(1977年、ジェリー・ジェームソン監督)! 当時の男の子たちが大好きだった「航空パニック映画」+「魔の三角地帯」とくれば、これはもうオムライスの上にハンバーグを載せたような大好物映画だっ!と期待して見に行ったら、なんとオカルト感はまったくナシ。特に不思議なことはなにも起こらず、ただ「一応バミューダ海域を舞台にしておきました」というだけの航空機事故映画だった。「金返せっ!」と思ったことを覚えている。

『月刊ムー』1981年1月号より。『月刊ムー』1981年1月号より。

 

「バミューダ・トライアングル」に比べるとスケールは一気に小さくなるが、日本国内でも当時の児童書で語られまくった「四次元的怪現象」が起こっている。「国産」エピソードの定番として有名なのが、1963年(日付については諸説あるが、1964年の春に新聞で取りあげられて話題となった)に起きたとされる「竜ヶ崎車両消失事件」だ。

 

これまた僕ら世代はさまざまな本や雑誌で繰り返し読んだエピソードで、掲載される媒体によって細部がアレコレ違っていたり、尾ヒレがいくつもついたりしていたが、茨城県の藤城バイパスを走行中の黒いトヨペット・クラウンが後方の車両に乗る人たちの目の前で、突如、白い霧に包まれ、そのまま忽然と姿を消したっ!……という事件だ(「忽然と姿を消したっ!」という話ばかりが続くが、「四次元」ネタというのはそういうものなのである)。

 

これについては近年に至るまでさまざまな人がいろいろな解釈を披露し、オカルトではなく、ある種の犯罪がらみのフェイクだったのでは?といった説もあったりしてなかなかおもしろいのだが、とにかくこの事件は当時の多くの子どもたちを魅了した。

 

バミューダの話は海の向こうで起こった非常にスケールのデカい地球規模の「SF的怪現象」という感じだが、「茨城県で……」とか「トヨペット・クラウンが……」となってくると、同じ「消失事件」でもガラリと様相が変わって、とたんに身近な感じがしてしまう。日本的な「神隠し」っぽさがウッスラと漂ったりして、ゾゾッと背筋に悪寒が走るのだ。この「不条理怪談」とでも呼ぶべき不可解な怖さも、「四次元」エピソードの多様な味わいどころのひとつである。

 

というわけで、次回は以上のようなエピソードがたっぷり掲載された70年代の子ども向け「四次元本」を何冊か紹介してみたいと思う。いずれも僕ら世代のオカルト少年たちが文面を暗記してしまうほど繰り返し愛読した定番の「名著」だ。それらを回顧しつつ、なぜ「四次元」ネタが徐々に人気を失っていったのか? といったことを考察してみたい。まぁ、そんなことを今さら考察されてもなぁ……っていう話ではあるだろうけど。

『月刊ムー』1979年11月号(創刊号)より。『月刊ムー』1979年11月号(創刊号)より。

【週間ムー占い】1位には大量の「ひらめき」が! 5位は「言い方」で味方を増やせ – 2月26日~3月4日の運勢&開運ヒント

ピョンチャンオリンピックがついに閉会。華やかな大会が終わった寂しさに、週初めの憂鬱が加わって、やるせない思いを抱く方も多いでしょう。そんな方こそ、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いで、パワーを注入してみては?

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 8位

引き続き、水面下で進行中の事柄に変化が起こりそうな気配。自分の無力さを痛感することもありそうですが、気を落とすよりは、よい経験ととらえ、今後に生かしましょう。仕事のチャンスが大きく広がる暗示あり。とくに、思いがけない方面からお声がかかったら、ぜひ引き受けてください。

【開運アクション】

見栄やプライドは捨て、謙虚さと寛容さを養いましょう。日々これ精進です。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 6位

生活習慣を見直し、変えるべきところは変えていくのに適した時期。具体的な習慣だけでなく、心の癖についてもアプローチすると、自分でも驚くほど大きな変化が起こるはず。なお、その気はなくても言葉があいまいになりがちなので、もろもろ連絡する際は、わかりやすく簡潔な言葉を心がけて。

【開運アクション】

話題の小説や映画を楽しみましょう。1作品だけでOKです。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 9位

パートナー運に注意信号が点滅中。候補者が登場しやすい運気ではあるものの、相手を見る目がユルくなりがちなので気をつけてください。いいムードになったとしても、最終的な決断を下すのは来週以降にするほうが無難。カップルの人は、誤解に注意。腹を立てる前に、行き違いが起こっていないか確認を。

【開運アクション】

裏地のきれいな服など、見えないところに凝ったアイテムがツキを招きます。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 4位

自分の楽しみを追求することが、新たなチャンスを引き寄せる星回り。眉間に皺を寄せるのはやめて、あらゆることを楽しんでください。とくに芸術系と最新技術系は有望なので、展覧会や展示会、各種イベントなどをのぞいてみるのもおすすめ。結婚を含め、約束や契約にもよい時期です。

【開運アクション】

相互理解のためにはきちんとした会話が大切。以心伝心をあてにするのはNGです。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 10位

ささやかな幸せが味わえる時期ですが、その一方で、現実離れした願望がふくらみ、何かと振り回される可能性あり。でも、願望に蓋をするのはかえって危険。なぜそれを望むのかを落ち着いて考えてみると、意外な発見ができそう。仕事の場では、冒険が求められる時期です。

【開運アクション】

どんなに忙しくても良質の睡眠を。午後以降はカフェインを控えることも大切。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 5位

思考がシャープになる時期ですが、少々キツイ言葉が出やすいので要注意。図星を指されてショックを受ける人をつくらぬよう、ソフトな表現を心がけましょう。できれば、頭の回転を活用して相手を誉めるべし。いらぬトラブルが避けられるうえ、味方を増やすという嬉しい効果が期待できます。

【開運アクション】

財布のヒモが大きくゆるみそう。気合いを入れて締め直しましょう。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 11位

引き続き、自己改革の好機。過去と訣別し、よりよい自分に変わりたいと意識するだけで、どこを変えればよいのかがわかってくるはず。このチャンスをうまく生かせば飛躍が待っています。折しも、内省を促す星たちが活性化。内向きになりすぎるのは危険ですが、前向きに自分を見つめ直すには最適です。

【開運アクション】

憶測で動かないこと。確実な情報を得てから行動しましょう。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 2位

まだまだ恋愛運が盛りあがり中。平穏無事な関係をキープするというよりは、出会いと別れ、結婚に踏み切るなど、大きな変化が幸せを運ぶ星回り。恋愛はいいや、という人は、「楽しさ」を価値観の中心に据えるべし。仕事であれ何であれ、相手と自分が楽しければ、必ず大きなチャンスがめぐってきます。

【開運アクション】

1対1の勝負を楽しみましょう。スポーツでもゲームでも、場合によりジャンケンでも。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 12位

にわかに自分のポジションが気になってくるかもしれません。そこで勘違いをすると、自分を過大評価してしまう人が出てきそうな気配。よい位置に来ていることは確かですが、そうであるほど頭を低くするのが賢明。日本ではおおむね「出る杭は打たれる」ことをお忘れなく。

【開運アクション】

アートの制作か鑑賞をどうぞ。創造力が活性化します。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 3位

引き続き、有言実行と改革断行が飛躍のカギとなります。改革に際しては、独善的にならないよう注意が必要。強運の時期だけに、自分の理想に気持ちが奪われ、周囲への配慮が少々薄れがちなので、温かいフォローを心がけて。ただし、相手への配慮は必要ですが、余計な詮索はしないことが肝心。

【開運アクション】

何かを愛でましょう。植物、動物、宝石、イケメンに美女など、何でもOK。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 7位

引き続き、俗世を離れて静かに過ごしたい自分と、仕事や学業をバリバリこなしたい自分が葛藤中。生活にメリハリをつけて両方とも楽しめればベストですが、どちらかを選ぶとすれば静かな時間のほうに軍配が上がります。哲学や心理学関連の本を読み、自分の心を探るのも超おすすめ。

【開運アクション】

芸術鑑賞や創作活動をぜひ。表現力やアートのセンスが目覚めます。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 1位

いろいろなことがトントン拍子に進み、やる気がますます湧いてきます。魚座ならではの美しいセンスが開花し、ひらめきもビシバシ降りてくるでしょう。もろもろの契約にもよい時期。地に足をしっかりと着けながらも、夢や理想を追いかける姿勢を忘れないことが、この運気を最大限に生かす秘訣です。

【開運アクション】

体が固まっていると、頭も固くなります。首と肩を中心に、5分程度のストレッチを。

 

占い・文=山河ゆい

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魂の全遺伝情報ソウルゲノムを受け継いだ!?“誕生痕”の謎

大都会ニューヨークの元警官で退職後にガードマンに転職したジョン・マコーネル氏は、1992年のある深夜、仕事先から帰る途中で、とある電器店に押し入った強盗団と鉢合わせした。

20180223_suzuki_29

驚いた強盗団のひとりがライフルを撃ってきたので、マコーネルもハンドガンで応戦したが、レジの陰にいた別のひとりに不意撃ちされて、その場に倒れた。

 

それでもなんとかまた立ち上がると発砲したが、今度はライフルを連射され、銃弾が6発たてつづけに体に食い込んだ。うち1発は背中から入って、左肺と心臓、さらに赤血球を心臓の右側から肺臓に運んで酸素を受け取る主肺動脈を切り裂いた。

 

ようやく遠くから警察車のサイレンが近づいてくるや、強盗団は慌てふためいて逃亡し、マコーネルはただちに病院に緊急搬送されたが、結局、命は助からなかった。

 

マコーネルは家族をこよなく愛していて、とりわけ大きくなっても怖がりやの末娘ドリーンには、こういい聞かせるのが常だった。

 

「何が起ころうと、パパはいつもお前を見守っているからね」

20180223_suzuki_29ジョン・マコーネル警官の孫、ウィリアムの幼年時代の写真

 

マコーネルが死んでから5年目、結婚したドリーンは長男を授かって、ウィリアムと名づけた。だが、ウィリアムは生来の虚弱体質で、しょっちゅうひきつけを起こしては、母親を心配させた。

 

病院の診断では、ウィリアムの病気は肺動脈弁閉鎖症といい、これは肺動脈の開閉弁の形状がちょっと異常なせいで、血流がスムーズに肺臓まで移動していかない病気だという。さらに、心臓の右心室も弁に問題があって、ちょっと奇形化していた。

 

ウィリアムは外科手術を数度にわたって受けた。内用薬は不断に服用する必要があったが、おかげで健康はすっかり回復した。

 

ウィリアムの体には生まれたときから、祖父が致命傷を負ったのと同じ部位に、その傷口とそっくり同じ形状のアザがあった。リーインカーネーション専門の研究家が「生まれ変わりの具体的証拠」と見なすいわゆる“誕生痕”である。

 

それに加え、ちょっと大きくなって言葉を話せるようになると、ウィリアムは会ったことなどないはずの祖父の人生について、あれやこれや口にするようになったのだ。

 

 

前世の死と生まれ変わった日を正確に答えた!

ウィリアムが3歳になったある日、騒ぎ回るのをいつまでもやめないので、見かねた母親が思わず、「ちょっとおとなしくしなさい。でないとお尻ペンペンしますよ !」と声を荒らげてみせた。

 

すると、幼いウィリアムは不思議な答え方をした。

 

「ママがちっちゃいとき、ボクはママのパパだったけど、ママがいくらいけない子になっても、ボクはママをぶったりしなかったよ !」

 

ウイリアムの母親は呆気にとられた。だが、わが子が自分の祖父(母親の父)の人生をさらにあれこれ具体的に語るにつれ、ドリーンは自分の父親が本当にこの世に帰ってきたような気がして、心がほのぼのと温かくなった。それからもウィリアムは何度も祖父になりきっては、数人の男に銃で撃たれて殺されたときの様子を繰り返し物語ったのだ。

 

またあるとき、ウィリアムは母親のドリーンにこう尋ねた。

 

「ママがちっちゃな女の子で、ボクがママのパパだったとき、ボクのニャンちゃんは何て名前だったっけ?」

 

「マニアックのこと?」

 

「ううん、それじゃないほうだよ。白いほう」

 

「ボストン?」

 

「そうそう、ボクはボスって呼んでたよね?」

 

正解だった。ジョン・マコーネル家では、猫を2匹飼っていたのだ。そして家長のジョンだけが白猫のほうを、名前のボストンを省略し、いつも“ボス”と呼んでいたのである。

 

さらにある日のこと、ドリーンはウィリアムに、生まれてくる前のことを何か憶えているかと聞いてみた。ウィリアムは自分が死んだのは木曜日で、すぐ天国に昇ったという。

 

「そこには動物たちがいて、神様にもそこで出会ったよ。ボクは神様に、いつでも地上に戻れますって答えたの。そしたら、火曜日に生まれたんだ」

 

ドリーンはひっくり返りそうになるほど驚いた。ウィリアムは幼すぎて、まだ曜日の区別などつかないはずだったからだ。そこでドリーンはウィリアムを試すために、わざと間違えてみた。

 

「それじゃ、キミが生まれたのは木曜日で、死んだのは火曜日ね?」

 

ウィリアムは間髪を入れず即答した。

 

「ううん、ボクが死んだのは木曜日の夜で、生まれたのは火曜日の朝だよ」

 

この回答は、深い意味で正しかった。祖父のジョン・マコーネルが強盗犯に撃たれて死んだのは木曜日の夜で、孫のウィリアムとして生まれ変わったのは、5年後の火曜日の朝だったのである。

20180223_suzuki_30ウィリアムの前世は、祖父ジョン・マコーネルだったのだろうか?

 

 

人は転生するまでにいろいろな場所に行く

またウィリアムは、前世で死んで現世に転生するまでの期間(ちなみに仏教では文字どおり“中有”という)についても、母親にこんなふうに説明した。

 

「人は死んでも、すぐには天国に行かないんだよ。あっちこっち、いろんなところに行くんだ。あっちの場所、こっちの場所って――」

 

ウィリアムは手で、高さの違う場所をいろいろ示してみせた。

 

「動物も人間もみんな生まれ変わるんだ。天国にはいろんな動物がいたよ。嚙みついたりも引っ掻いたりもしない。みんなおとなしかった。ボクは今度、生まれ変わったら、動物のお医者さんになりたいな。動物園で大きな動物の世話をするのもいいね」

 

ドリーンの話では、父親のジョンは前世や生まれ変わりを否定するカトリック教徒だったにもかかわらず、個人的にはそれを信じていたそうだ。ウィリアムは母親に、さまざまな形でそんなジョンのことを思い出させた。

 

たとえば、ジョンはかなりの読書家だったが、ウィリアムもまだろくに字も読めないのに、なぜか人一倍の本好きで、大人向けの難しい書物をよく持ち歩いては、ドリーンにその本の読み聞かせをせがんだりした。

 

ウィリアムが母親に連れられて祖母のマコーネル夫人を訪ねたときには、初めてきた家なのにだれにも教えられずに自分から、生前のジョンが使っていた書斎に入るなり、何時間も出てこなかった。

 

さらにウィリアムは、祖父がやはりそうだったように、一見関係なさそうな別々の物事を巧みに結びつけるのが得意で、話しだしたら止まらないお喋り好きだった。

 

しかし、ウィリアムがドリーンに、父親のことをいつも強く連想させたのは、「ママ、心配しないで。ボクが必ずママを守るからね」と何かにつけて口にしたことだ。

 

これこそが、ウィリアムの祖父でありドリーンの父親であるジョン・マコーネルが、生前しょっちゅう口にしていた、いわば十お八は番この決めゼリフだったからである。

 

父親が銃弾を浴びて非業の死を遂げたために、心に深い悲しみと重い永遠の傷を負わされたドリーンだが、その愛する父親の魂が思いがけなくもわが子に生まれ変わったことを知ったおかげで、彼女は父親を早くに失った悲しみをなんとか乗り越え、これからの長い人生を大きな安堵と光明とともに歩んでいけるにちがいない。

 

また、このウィリアムのケースで注目される“誕生痕”の現象は、リーインカーネーション現象の真実性を裏づける極めて重要な状況証拠であるとともに、この特異な超常的心霊現象を解明する重要なキーワードのひとつでもあるといえるだろう。

20180223_suzuki_31

月刊ムー 2018年3月号

 

(ムー2018年3月号総力特集「生まれ変わりの遺伝子『ソウルゲノム』の謎」より抜粋)

 

文=南山宏

 

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【ムー的オリンピック秘話】矛で結ばれた結界は空襲で破られた……!?「1938年の聖矛継走」(3)

【ムー的オリンピック秘話】聖火でなく矛!戦勝祈願の1万人リレー「1938年の聖矛継走」(1)

【ムー的オリンピック秘話】幻の東京五輪を悼む神事だった!?「1938年の聖矛継走」(2)

 

 

神聖リレーの秘された目的地とは

矛を掲げて走ることは、「神事」として特別な意味を帯びてくる。前回はその仮定のもとに聖矛継走の意味を推測してみたが、そのルートについてもまた「神事」と仮定して再確認してみたい。

20180223_suzuki_33聖矛継走を報じる「東京日日新聞」(国会図書館デジタルアーカイブより)

 

 

伊勢を出発した聖矛は熱田神宮を中継し、ひたすら東海道を下る。そして江戸時代には江戸四宿のひとつとして栄えた玄関口・品川から東京に入っている。

 

東海道から最終目的地の明治神宮を目指すには、距離だけを考えれば、品川駅のやや手前から左に折れ、山手線と並走するように五反田、渋谷方面を通って原宿に至るのが最短のルートになるだろう。あるいは神宮外苑を目指すのならば、六本木を抜けて青山に向かう方法もある。

 

しかし実際の継走コースは、日比谷から二重橋前に向かい、神田を経由して靖国神社へと向かっている。そして半蔵門から赤坂の日枝神社を通過して外苑方面に折れていくのである。ずいぶんな遠回り、寄り道をしながら進んでいるといった印象だ。

 

そしてそのコースを眺めると、まるでぐるりと皇居を囲い込むような線を描いているのである。

 

聖矛継走は、明治神宮を最終目的地と宣言しながら、実は皇居(宮城)を隠れた目的地としていたのではないだろうか。

 

つまり、聖矛継走は、八咫の鏡を奉斎する伊勢神宮、草薙御剣をもつ熱田神宮、そして天皇と八尺瓊の勾玉の鎮まる宮城の三点、三種の神器が鎮座する三つの聖地をすべて結びつけ、明治天皇の御霊が眠る明治神宮へと収束していくのである。

 

聖矛継走とは、伊勢、熱田、皇居の三聖地を結びつける、巨大な結界を張るための神事だったのではないか――。

 

キリスト教が「7」を聖数とするように、古来神道では「8」という数字が重んじられてきた。また、矛は本来神前に二本一対で並べ立てるものであり、奇数では座りが悪いところがあるのだ。

 

聖矛継走が、隠された目的地「宮城」を含め、8箇所の神域を結ぶ神事だったのだとしたら。諸々がうまく説明できるようにも思うのだ。

 

「支那事変」勃発の昭和12年以降、日本軍はなし崩しに戦線を拡大させ、収拾のつかない戦争に足を踏み込んでいく。そして昭和16年12月8日の真珠湾攻撃をもって、米英に対する全面戦争にまで突入していく。

 

昭和13年当時、中国大陸での戦争に国力を集中させていた日本で、対米戦を想定していた人間などほぼ皆無だっただろう。

 

しかし、聖矛が描いた軌跡を眺めていると、それはまるで、太平洋側からもたらされる「なにか」を防ぐための、総延長500キロにもわたる巨大な結界――のようにも見えてならないのである。

 

聖矛継走が空前の巨大結界だったとして、それは効力を発揮したのだろうか。結果は、歴史が示す通りである。

 

聖矛が奉納された神社の、その後の歴史を見てみよう。2番目の奉納神社となった結城神社は、昭和20年7月の津市大空襲において灰燼に帰してしまう。

 

これに先立つ1ヶ月前、6月9日に名古屋市熱田区域を襲った大空襲によって、第3の奉納社、熱田神宮も焼失している。

 

継走の最終目的地だった明治神宮、そして宮城も、無事ではすまなかった。昭和20年5月25日夜、帝都東京は3月10日に次ぐ二度目の大規模空襲に襲われる。

 

このなかで明治神宮は社殿を完全に焼失。そして同日未明、天皇の住まいであり、憲法発布式など大日本帝国の歴史を見守ってきた文字通りの国家の中枢・明治宮殿も跡形もなく焼き尽くされてしまったのである。

 

伊勢神宮、三島大社、鶴岡八幡宮、そして奇跡的に焼失を免れた靖国神社と4つの神社が残されたが、聖矛により結ばれた結界は、無残に寸断されてしまったといえるだろう(伊勢神宮も空襲を受けているのだが、ここも奇跡的に燃えなかったのだ)。

 

日本の敗北が決定し占領軍の上陸が始まるのは、明治神宮および宮殿が焼滅した3ヶ月後のことだった。もちろん、首都をなす術なく空襲されている時点で、すでに敗北は必至だったとはいえるのだが。

20180223_suzuki_32

最後に、聖矛継走がその後に与えた影響についてもみてみたい。

 

昭和13年の聖矛継走はおおむね大成功として捉えられ、継走というスタイルを今後も続けるべきだという論調が新聞などにも展開された。

 

こうした空気を受けてのものか、翌14年、後醍醐天皇崩御600年を記念して催行された後醍醐天皇六百年祭では、南朝ゆかりの15の神社が参加した「建武中興神旗継走大会」が挙行されている。

 

後醍醐天皇を祭神とする吉野神宮に向けて、14の神社からそれぞれの神紋が染め抜かれた神旗を奉じた一団が継走するというもので、北は福島県の霊山神社、南は熊本県の八代宮からも神旗継走団が送られている。聖矛が奉納された結城神社は、この神旗継走の参加社にも名を連ねていた。

 

そして昭和15年。この年は「紀元二千六百年」を奉祝するイベントとして、各地で多くの神社巡拝継走が行われたのである。

 

九州では、霧島神宮の神火を捧げて九州全県を走破する「御神火九州継走」が、長野県では、橿原神宮の神火を諏訪大社にいただき、その分火をもって県下各地を疾走する「橿原神宮聖火継走」が行われた。

 

横須賀市で開催された「建国祭記念神社参拝継走大会」は、現在の同市市民駅伝の前身になるものだという。

 

最も規模の大きなものでは、軍用保護馬の鍛錬と愛馬思想の普及をはかる、との名目で挙行された「全日本軍用保護馬継走大騎乗」がある。

 

馬を使っただけに走行距離はぐんと伸び、継走も2班に分けて行われている。

 

南下班は北海道旭川市の護国神社から奈良県の橿原神宮へ、北上班は宮崎神宮から明治神宮へと、馬上神旗を捧げながら走破。紀元二千六百年にちなみ、両班の走行距離はそれぞれ2600キロになるよう計画されたとのこと。

 

そして、平和であればこの年に行われたはずの東京オリンピック、そして聖火リレーもまた、紀元二千六百年を祝祭するものとなるはずだったのである。

 

戦時中に行われたこれら多くの神社巡拝継走は、戦勝祈願、あるいは国威・皇威発揚を大義とし、自治体や官庁もコミットする半官半民の準公的行事として開催されていた。

 

そこからは、神社と国家が、また神道と国策が一体化するように結びついた、「オカルト国家・日本」というかつてのこの国の姿が浮かび上がってくるようでもある。

 

文=鹿角崇彦

 

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【週間ムー占い】2位は大ボラが現実に? 8位にはドッキリする出会いが! 2月19~25日の運勢&開運ヒント

バレンタインの結果はいかがでしたでしょうか? うれしい思いをした方も、寂しい思いをした方も、気を引き締めて新たな週を迎えましょう! ということで、本日もスーパーミステリーマガジン「ムー」の占いを参考に、今週の方針を固めていくと致しましょう。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 12位

秘密にしていた事柄が、何やら決定的な局面を迎えそう。内容が内容だけに、軽々しく第三者に相談するわけにもいかず、ひとり悶々としそうな雰囲気。とはいえ今回の一件は、すったもんだがあっても結果オーライに終わるはず。今のうちに「実は……」と告白してしまう手もあり。

【開運アクション】

「〜しすぎ」は事故のもと。食べすぎ、遊びすぎ、仕事のしすぎなど、もろもろ注意。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 6位

金運・財運がそこそこ好調で、気分的なゆとりが生まれそう。少し贅沢な食事や小旅行など、心身に潤いを与えるような時間を楽しんではいかが。大きな出費が発生する暗示はあるものの、それが自分にとって本当に有益なものならば、思い切って大枚をはたく価値は充分です。

【開運アクション】

好奇心を解放しましょう。自分の隠れた才能を発見できそうです。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 8位

ドッキリするような出会いが訪れるかも。ですが、いきなりエンジン全開でのめり込まないようご注意を。2〜3週間後にはもうひとり候補者が現れるので、とりあえず今週のお相手はキープ程度にとどめるほうが賢明です。週の前半には心がチクリと痛みそう。一過性のものなので、やり過ごすこと。

【開運アクション】

余力があれば宝くじにチャレンジを。当たればけっこうデカいはず。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 5位

今の仕事や人間関係を充実させていきたいと思う半面、これまでのことには一区切りをつけて、自分が本当に夢見ていたことをやってみたいという思いにもとらわれそう。現実と理想は必ずしも矛盾しないはずなので、二者択一に悩むより、一挙両得の道を考えてみては?

【開運アクション】

サクセスストーリーを描いた映画や小説をどうぞ。成功する「気」を吸収できます。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 7位

リッチな運気が漂う一週間。サプライズギフトを手にする暗示もあるので、どうぞお楽しみに。リッチでもないし、ギフトをもらえそうな気配もないと悲しんでいる人は、とりあえず少し贅沢なランチかディナーを。それが呼び水となって、リッチな運気がじわじわと引き寄せられてきます。

【開運アクション】

押し入れやクローゼットの整理を。断捨離の実行もおすすめ。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 4位

にぎやかさと楽しさにあふれた星回り。何かにつけ、楽しむこと自体が最大の開運法となるので、そのための工夫を。恋人募集中の人は、合コンや各種パーティーにチャンスがたくさん。公私にかかわらずイベントなどを企画中の人は、奇抜で斬新な方向で考えると、ウケる可能性が大です。

【開運アクション】

一日に一度は遠くを眺めましょう。目にも心にも、よい効果があります。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 11位

よい意味で自分を変えることが運気アップにつながりそう。変わりたいけれど踏ん切りがつかないとグジグジしている人は、ぜひ勇気を出して自己変革を。ついでにファッションなり髪型なりも変えてイメチェンすれば、まったく新しい自分になれること請け合いです。よからぬ人間関係もこの機会に清算するのが賢明。

【開運アクション】

変えるべきところが何もない人は、部屋の模様替えをどうぞ。小規模でOK。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 3位

恋愛運が沸騰しています。当たって砕けろ的な境地の人にとっては、かなり勝率のよい星回りなので、思い切って勝負に出るのもおすすめ。一方で、イヤな思いをすることなく縁切りができる時期でもあります。恋愛に限らず、別れが最善という結論に達した人は、誠意をもって相手に伝えましょう。

【開運アクション】

大海原、大空、大草原など、スケールの大きな自然の絶景を楽しんで。写真等でもOK。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 9位

身近な物事が、うまくいきそうに見えて、実はそうでもないという微妙な1週間。守りに徹したい自分と、大胆に攻めていきたい自分との間に葛藤が生まれ、結局は動けないという可能性もありそうです。運気的には一種の膠着状態なので、焦りを捨ててドンと構えるのがベスト。

【開運アクション】

血湧き肉躍る冒険映画や小説をどうぞ。心のエネルギーが活性化します。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 2位

大言壮語したことが意外にスンナリと実現できてしまい、周囲もあなた自身もびっくりしそう。いわゆる有言実行を地で行く星回りなので、やりたいことがあったら、とりあえず宣言しておくとよいのかも。自分が本当にやりたいことは何かを、自分自身に改めて問い直すにもよい時期です。

【開運アクション】

神仏の図像や聖書を題材にした絵画など、宗教美術から良質のパワーがもらえそう。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 10位

表舞台から一歩退き、心静かに過ごしたい自分がいるかと思えば、仕事や学業に猛然と意欲が湧き、奮い立つ自分も。ふたりの自分の間で右往左往しそうな気配なので、うまくバランスをとることが課題に。仕事で頼られ、つい無理をする場面もありそうですが、オーバーワークにはくれぐれもご注意を。

【開運アクション】

外へ出て、早春の気配を感じましょう。心が少しずつほぐれていきます。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 1位

行く手をさえぎっていた深い霧が晴れたかのように、いろいろなことがクリアに見えてきそう。ハチマキを締め直し、夢の実現に向かって走りだしましょう。頭の回転も上々なので、プランの修正や見直しも今なら可。現実的でシビアな目を持つサポーターが現れたら、頼るのが大正解。

【開運アクション】

眠る直前は、楽しいことだけを思い描きましょう。健やかな眠りが得られます。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー的オリンピック秘話】幻の東京五輪を悼む神事だった!?「1938年の聖矛継走」(2)

前回紹介した(聖火でなく矛! 戦勝祈願の1万人リレー「1938年の聖矛継走」(1)はこちら。)出発式のようすからもわかるように、「聖矛継走」はスポーツ大会の看板を掲げながら、濃厚に神事の空気感を漂わせていた。

 

そして国民の側でも、これがただのスポーツ大会だとは受け止めていなかったのだ。

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聖矛継走を報じる「読売新聞」(国会図書館デジタルアーカイブより)。

 

聖矛の走るところ、沿道では日の丸が振られ、万歳三唱が沸き起こったが、これはまだライトな反応のほうだった。

 

静岡県内のある区間では、継走の一団が富士登拝よろしく口々に「六根清浄」を唱えながら走ったというし、一家総出で玉串を捧げて聖矛を迎える家族があったり、選士(リレー選手)や先導のオートバイに賽銭が投げ込まれることまであったりしたという(こうした道中のエピソードは、伴走した記者・小澤豊氏が記した「聖矛継走伴走記」(『陸上日本』臨時増刊に掲載)に詳しい)。

 

沿道となった土地の人々にとって、聖矛継走は「神様が通過する」に等しいできごとだったのだ。

 

継走のルートが、聖矛奉納の7社以外にも多くの寺社を経由していることからも、それは裏付けられる。

 

たとえば横浜では「関東のお伊勢さま」「横浜総鎮守」として崇敬される伊勢山皇大神宮が継走行程に加えられている。

 

都内(当時は東京市内)のルートをみてみると、神奈川県境の六郷橋を渡ったのち、六郷神社、貴船神社、大森神社、品川神社、泉岳寺、増上寺、愛宕神社、そして皇居(当時の呼び方では宮城)二重橋前と靖国神社をはさんで、日枝神社、神宮外苑競技場を経由して明治神宮と、これもまた実に多くの寺社が中継ポイントに設定されているのである。

 

もしもこの大会が現代に行われていたら、さしずめ「神様駅伝」とでも呼ばれていたのではないか……などと想像してしまう。

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そもそも、聖矛はなぜ明治神宮をゴールに目指したのか。実は、聖矛継走が行われた11月3〜6日というまさにこの期間、神宮外苑では「国民精神作興体育大会」という競技大会が行われていたのだ。

 

1938年は、日本のスポーツ界にとっては失意のどん底ともいえる年だった。嘉納治五郎らの尽力により、東洋初の五輪としての開催が決定していた1940年オリンピック東京大会の返上が正式決定されたのが、この年7月のことだったのである。

 

前年の盧溝橋事件に端を発する「支那事変」勃発以降、軍部はオリンピックへの協力姿勢を撤回し、国際情勢も戦争当事国である日本での五輪開催に異を唱えるようになっていた。

 

そのうえ、より現実的な問題として、オリンピック競技場の建設が「戦争遂行には不要の工事」として閣議決定よりに中断させられてしまい、五輪開催は断念せざるを得ない状況に追い込まれていたのである。

 

さらに言えば、五輪招致最大の功労者といってもよい嘉納治五郎が逝去したのもこの年だった。その最期は、まさに東京五輪の先行きについて話し合われたIOC総会の帰路、帰国直前の船のなかで亡くなるという壮絶なものだった。

 

この幻となった東京オリンピックでは、ベルリンでの聖火リレーの大成功に触発され、いくつもの壮大な聖火リレー案が提唱されていた。たとえばローマから海を越えて聖火を持ってくるという世界規模の案や、天皇家発祥の地とされる宮崎神宮から東京までを聖火でつなぐという案などがあったのだが、これらも五輪の返上とともに幻と消えた。

 

まるでその無念の仇討ちをするかのように決行されたのが、この年の国民精神作興体育大会、そして聖矛継走だったのである。

 

聖矛継走は、体育大会の閉会式にあわせてきっちり神宮競技場に入場するようペースを計算されていた。平均時速10〜11キロという予定速度を全行程においてほとんど乱すことなく管理され、見事どんぴしゃりで大会のフィナーレを演出することに成功している。

 

閉会式には、大会総裁として出席する昭和天皇の弟宮・秩父宮の姿もあった。その構図は1964年、20年越しで現実のものとなった東京オリンピックでの開会式の様子を彷彿とさせる。

 

聖矛継走は、この体育大会にとっての「聖火リレー」でもあったのだ。

 

それにしてもだ。体育振興、戦勝祈願が実際にこの継走の目的だったのだとしても、まだぬぐいきれない疑問が残る。

 

「神都」伊勢と「帝都」東京を結び、名だたる神社を中継しながら聖なる矛を運ぶという行為は、なにか表向き以上の意味を発生させてしまっているのではないか――ということだ。

 

そもそも、なぜ聖火ではなく聖矛だったのか。ひとつには、途中で消えるとまずいといったような現実的な声が、大会の後援者だった厚生省から上がったということがあるようだ。

 

しかし、この継走を「神事」と仮定して眺めてみると、「矛」には違った意味が見えてくる。

 

記紀神話の、天照大神の孫ニニギが高天原から天下る「天孫降臨」の場面を思い浮かべてもらいたい。ここでは、天津神一行を迎え入れる国津神・猿田彦は常に矛を携えた姿で描かれる。

 

あるいは猿田彦の妻となる女神アメノウズメは、天岩戸に引きこもってしまった天照大神を招き出すため、手に矛をもって舞い踊ったと『日本書紀』には記されている。

 

現代においても、ユネスコの無形文化財に登録されている津島神社(愛知県)の尾張津島天王祭では、神の先導として「鉾持ち衆」と呼ばれる若者たちが活躍する。

 

天王祭の朝、10人の鉾持ち衆は、それぞれに長大な布鉾を持ち、御旅所に遷座する神の先祓いとしてその鉾を手にしたまま天王川に飛び込むのだ。

 

その後、岸に着いた彼らが神社までの道のりを駆け抜けることで、神の進む道中が祓い清められる、とされている。そして、このとき鉾から滴り落ちるしずくには、病気や怪我を治す力があるという言い伝えも残されているのだという(「広報あいさい」2017年7月号を参照)。

 

このように、古来より矛を捧げて進むことには、神の先導、祓い清めという意味が見出されていた。伊勢神宮を出発する継走のアイテムとして、矛は他のなによりも相応しいものだったのではないだろうか。

 

続く……。

 

文=鹿角崇彦

 

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【ムー的オリンピック秘話】聖火でなく矛!戦勝祈願の1万人リレー「1938年の聖矛継走」(1)

毀誉褒貶ありつつも、どうにか無事に開幕を迎えようとしている平昌オリンピック。

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オリンピックといえば聖火リレーがつきものだが、今大会でも昨年11月1日から開会式までの101日間をかけた聖火リレーが行われている。

 

近代オリンピック大会で初めて聖火リレーが行われたのは、1936年、ナチス政権下で開かれたベルリンオリンピックでのことで、五輪と聖火が切っても切れないものとして定着していくのはこの大会以降のことだ。

 

平昌五輪でも、ギリシアから仁川にもたらされた聖火は、済州島や珍島などもルートに加えながら、韓国国内全2018キロの行程を走破しようとしている。

 

ところで平昌五輪のちょうど80年前、昭和13年(1938)の日本において、とある特異なリレーが行われていたことをご存じだろうか?

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当時の「日本陸上(臨時増刊)」(国会図書館デジタルアーカイブより)。

 

そのリレーとは、伊勢神宮でお祓いをうけた7本の聖なる矛を携え、東海道筋の神社に奉納しながら東京・明治神宮を目指して500キロ超の長距離をひた走る……というもの。

 

スポーツ競技とも、儀式とも、神事ともつかない大会、その名も「伊勢神宮明治神宮戦捷記念聖矛継走大会」である。

 

当時、この大会は「聖矛継走」と呼ばれて新聞でも盛んに報じられていた。この大会だけの特集号を組んだ雑誌もあったほどで、国民の注目度、認知度は現在からは想像もつかないほど高かったのだ。

 

なにしろ、この継走(リレー)には走者、伴奏者だけで1万5千人もの国民が参加しているのである。当時の記事からは、継走の一団が沿道の市町村から熱烈な歓迎を受けていた様子も見て取れる。

 

大会を主催したのは、日本陸上競技連盟と大日本体育協会という2つの団体で、その意味では聖矛継走はれっきとした「体育大会」だった。

 

一方で、その正式名称からもわかるように、大会はこの前年、昭和12年(1937)に勃発した「支那事変」の戦勝を祈願するという名目で行われたものでもあった。南京陥落が12年12月、その後内陸へと拠点を移す中華民国政府を追うように、日本は大陸に大量の兵力を投入し続けていた。やがて「泥沼」と呼ばれる長期戦化の兆しはありつつも、この頃はまだ多くの国民が「支那事変」の勝利を信じていた時代でもあった。

 

しかし、伊勢神宮から明治神宮の間を、聖なる矛を先頭に計1万人以上の国民が疾走するという行為が、果たして本当に「スポーツ振興」と「戦勝祈願」の意味しかないものだったのだろうか。目的に対して、その規模や内容がどうにも不釣り合いに見えてしまうのだ。当時の新聞や雑誌記事などから聖矛継走の様子を再現しつつ、その謎に迫ってみたい。

 

昭和13年(1938)、明治節(明治天皇誕生日として祝祭日になっていた11月3日)の翌日4日朝、伊勢神宮内宮の神楽殿に、はるばる東京から運び込まれた7本の矛が到着した。

 

矛は柄の長さ約180センチ、矛先6寸(約18センチ)の全長約2メートル、穂の付け根には金襴のヒレが下げられた立派なもので、東京神田の神祭具装束師・増田英治の手による、古式に則った「ホンモノ」の祭具である。

 

午前11時になると、陸連会長や宇治山田市長など名士列席のもと、神宮神職による修祓(お祓い)が行われ、7本の矛は晴れて「聖矛」となる。このうち1本が伊勢神宮に献納され、残りの6本は高々と天に掲げられ、継走の出発地となる宇治橋に移動していく。

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当時の「日本陸上(臨時増刊)」(国会図書館デジタルアーカイブより)。

 

宇治橋前で、ゴールの明治神宮に奉納される聖矛が正選士に、2番目の神社に奉納される1本が副選士に手渡される。そして12時、宇治山田市長の打ち鳴らす太鼓の音を合図に、両選士はじめ伴走の衛団は、1000人超という大観衆の見守るなか、栄えある大会のスタートを切ったのである。この様子は、NHKのラジオによって全国に生中継されていた。

 

こうして始まった聖矛継走は、11月4日〜6日の3日間をかけて、520キロの道のりを昼夜ぶっ通し、文字通り不眠不休で走り通した。

 

聖矛が奉納される7つの神社とは、スタート地点の伊勢神宮、結城神社(津市)、熱田神宮(名古屋市)、三嶋大社(三島市)、鶴岡八幡宮(鎌倉市)、そして東京の靖国神社、ゴールの明治神宮だ。

 

結城神社は、南朝の忠臣・結城宗広を祭神として創建された神社で、建武中興十五社と呼ばれる神社の一社でもある。

 

熱田神宮は言わずと知れた草薙御剣を神体とする日本屈指の大社。三嶋大社、鶴岡八幡宮はいずれも源氏からもあつく信仰された武功の神として名高い。

 

聖矛を奉納する7社は、戦勝祈願にふさわしい武神と、皇室ゆかりの神社とをバランスよく選んだ絶妙なラインナップになっている、といえるだろう。

 

出発式前後の様子をみるだけでも、この大会が「普通のリレー」でないことは容易に感じとれるが、それは走者を「選手」でなくあえて「選士」と呼ばせているようなところからも伝わって来る。『大辞林』によれば、「選士」には選ばれた人というほかに、平安時代に大宰府のもとで国防の任にあたった兵士、という意味もあるそうだ。

 

この正副選士が捧げ持つ2本以外の矛はバスに載せて追走させていたのだが、そのバスもまた並みのものではない。

 

バスの内部には事前に矛を納める祭壇が設置され、車外にはしめ縄を巡らせて榊を立てるという特別仕様が施されていた。バスというよりも、即席の移動式神社が仕立てられたといった様相だ。

 

矛は明らかに、駅伝のタスキや聖火のトーチとは次元の異なる、まさに「聖矛」以外のなにものでもない扱いを受けていたのである。

 

続く……。

 

文=鹿角崇彦

 

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【ムー妖怪図鑑】あなたは「びろーん」を知っていますか?――昭和の児童書に出現した妖怪たち

ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」(隔週水曜日更新)! 連載第22回は、黒氏も親しんだ「昭和の子供向け妖怪本」に掲載されている思い出の妖怪を補遺々々しました。

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あの頃の妖怪本

妖怪が好きな人で、水木しげる氏の本を一度も読んだことがない人はいないのではないでしょうか。

 

私は子供のころに小学館入門百科シリーズの『妖怪100物語』『妖怪なんでも入門』『妖怪クイズ百科事典』と出会いました(このシリーズは新デザインになって現在も読まれつづけています)。

 

水木氏の描く妖怪はどこか親しみやすく、面白く、でもちょっと怖いものもいて、次はどんな妖怪が出るのかなとワクワクしながら頁をめくりました。

 

読み終えるともっと妖怪を知りたくて、書店や図書館へ走りました。

 

皆さんは、どんな本を読んで妖怪を好きになりましたか?

 

どんな妖怪がいちばん印象に残っていますか?

 

今回は趣向を変えまして「昭和の子供向け妖怪本」の中から、いくつか変わった妖怪をご紹介いたしましょう。

 

黒史郎の心に残る妖怪たち

昭和43年に秋田書店から発行された「世界怪奇スリラー全集」全6巻は、魔術、怪奇事件、空飛ぶ円盤と、ひじょうに充実した内容でした。奥付の頁を見ると小・中学生が対象年齢と書かれていますので子供向けに出された全集であることは間違いないのですが、大人が読んでもなかなか過激な内容でした。この全集の2巻目、山内重昭著の『世界のモンスター』は、タイトルどおり、世界中の妖怪たちを紹介しています。

 

私がとくに印象に残った妖怪は「みンな」です。この変わった名称の妖怪は、夜道をひとりで歩いていると出遭うもので、ずっと後ろからついてくるストーカーです。走って逃げても、走って追いついてきます。その姿はいろいろと変化をしますが、基本は人に近い形で、全身は真っ黒、顔の真ん中に赤いひとつ目が縦についています。こちらが怖がると、どんどん身を寄せてきて、「怖いから見るな、怖いから見ンな」と呟きます。「みンな」という名は、「見るな」という意味だったのです。後をつけてくる以外の悪さはしないのですが、人の不安感、恐怖心を絶妙に煽ってくる嫌な妖怪です。

 

嫌といえば「金ン縛り(かなンしばり)」も、かなり嫌な妖怪です。これは人に似た姿をしていますが、ネズミのような髭と手を持っています。就寝中に動けなくなる金縛りは、この「金ン縛り」が馬鹿力で胸を押さえ込むから起こる現象なんだそうです。

 

本の解説によると、金縛りにあったら無理に解こうとはせず、じっとしているほうがいいようです。無理に動こうとすると心臓が止まってしまうからです。なんと、「ポックリ死」の原因は、この「金ン縛り」のせいだというのです。

 

「米つき座頭」は、たいへん醜悪で残忍な性格の妖怪です。目の潰れたお坊さんの姿をしており、墓場から死体を掘りだします。そして臼と杵で死体を砕き、食べるのです。「米つき座頭」なんですから、米だけを搗いてほしいものです。

 

また、ゲームなどですっかり有名になった巨大骸骨妖怪「がしゃどくろ」も載っています。「がしゃどくろ」は歌川国芳『相馬の古内裏(そうまのふるだいり)』に描かれた大きな骸骨のイメージが強いですが、この本では人間の頭蓋骨を腹に溜め込んだ(巨大)骸骨として描かれています。

 

子供向けの妖怪本といえば、やはりこの本でしょう。昭和47年刊行の佐藤有文著『日本妖怪図鑑』。子供向け妖怪本の金字塔です。

 

多くの妖怪好きから愛される「びろーん」も、この本に載っています。

 

この気の抜けるような響きをもつ名前の妖怪は、別名を「ぬりぼとけ」といい、コンニャクのようにぶよぶよとしています。もともと化ける能力があったようで、「びろ・びろ・びろーん」と唱えて仏さまに化けようとしたところを失敗してしまい、名のとおり、びろーんとした、へんてこな姿になってしまったのです。目は腫れぼったく、ほうれい線はくっきり、すきっ歯に出っ歯とお世辞にも美形とはいえませんが、それが愛くるしくもあり、多くのファンを獲得しました。

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1970年代は、少年漫画雑誌でも多くの妖怪企画がありました。そこでしか見ることのできない妖怪もたくさんあります。

 

昭和43年発行『週刊少年マガジン』25号の「日本の怪異 大妖怪」には、「白骨大入道(はっこつおおにゅうどう)」なる妖怪が紹介されています。紹介といっても記事に解説はありません。その姿は先述した歌川国芳『相馬の古内裏(そうまのふるだいり)』に描かれた大きな骸骨とほぼ同じですが、こちらは目が血走っていて、より怖いです。

 

同じく『週刊少年マガジン』の昭和42年発行、41号の企画「四谷怪談ウルトラ妖怪画報」には、「四谷怪談」の主人公・お岩の恨みをはらすべく、沼の主の「もうりょう」、内臓を食べる「かっぱ」、50年以上生きている「化けうなぎ」、山奥に住む獣が化けた地獄の「火車」、火事を起こしに井戸から現れる「井戸黒鳥(いどこくちょう)」、6人の「雪女」といった妖怪たちが伊右衛門を襲っています。お岩様の人望(妖望)の厚さがうかがえます。

 

昭和の子供たちを妖怪・オカルトの世界にどっぷり引き込んだ立役者、手の平サイズのぶ厚い「百科」系を忘れてはなりません。ケイブンシャ『妖怪・幽霊大百科』『日本の妖怪大百科』、小学館コロタン文庫『世界の妖怪全(オール)百科』など、素晴らしい本がたくさんありました。

 

その中でもわたしは昭和58年に秋田書店から発行された竹内義和・編『悪魔・オカルト大全科』が印象的でした。この本に紹介された妖怪はいずれも個性的で魅力的なのです。

 

「1ツ目おばあさん」は夕方になると現れる単眼のお婆さんで、人の家の前に長時間立ちつづけます。イラストを見ると「大安売」の文字の書かれた幟を持ってお店の宣伝をしているようにも見えますし、頭にかわいいリボンをつけているので、それほど怖くはありません。

 

「手だけがサソリ」という妖怪はその名のとおり、外見は人間のおじさんですが、手だけが大きなハサミです。大木をも簡単に切ることのできるこのハサミで、人間の首も切ったといいます。同じハサミでもカニやザリガニですと名前がカッコ悪いので、やはりサソリで正解でしょう。

 

「ケンケン男」は片足を縄で縛ってケンケンで移動する奇妙な妖怪です。「ケンケン男」についての情報はほとんど明記されておらず、解説に「首のないおとうさん」をおんぶしているとあるだけです。掲載されているイラストでは「ケンケン男」の後方に潰れて炎上している車が確認できます。路上には男性の生首が転がっています。背負っている「首のないおとうさん」は、被害に遭った人物の父親でしょうか。あるいは「ケンケン男」の父親なのでしょうか。謎の多い妖怪です。

 

今回紹介した妖怪はいずれも、民俗資料の中では見つけることができませんでした。

 

もしかしたら著者の完全な創作だったのかもしれませんし、一部だけ創作なのかもしれません。あるいは、まだ見つかっていないだけで、どこかの伝承・絵巻に名前や姿があるのかも――。

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文・絵=黒史郎

 

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【ムー謎の巨大構造物】天空神へのメッセージか?アラビアの巨大地上絵カイトサイトの謎

7000年前に作られた不思議な構造が、サウジアラビアの砂漠に広がっている。全体像は空からしか確認できない。

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だれが、いつ、何のために作ったものなのか? グーグルアースを使った新たな検証により、発見当時よりも規模がはるかに大きいことが明らかになった。

 

空からしか――今回の場合は、衛星からしかといったほうがいいだろう――確認できない大規模な構造が宿していた機能は、具体的には何だったのか?

 

問題の構造は、サウジアラビア西部に位置するハラット・カイバールという地域にある。そもそもは“ゲート”(門)という構造で注目を集めていた。現地の砂漠には、400ほどの大小の構造が点在している。

 

“ゲート”をはじめとする“カイト”(凧)、“ペンダント”、“キーホール”(鍵穴)といった各構造は空から見ないと形状がわからない。ナスカの地上絵と同じだ。上空からの画像と、地上でのデータ収集を組み合わせる形での立体的検証が急務となっていたが、ようやくそれが始まったことになる。

 

現時点では専門家による調査も限られているが、サウジアラビア政府から例外的に許可を得たオーストラリア人考古学者が、構造を上空から観察し、構造の各部分の鮮明な写真を撮影することに成功した。

 

西オーストラリア大学の考古学教授デビッド・ケネディ博士は、地元のベドウィン族が“古き人たちの作品”と呼ぶこの構造に対する検証を20年以上行ってきた人物だ。ケネディ博士は、サウジアラビアでは初となるヘリコプターを使った上空からの観察を行い、それに関して「ライブ・サイエンス」誌でレポートしている。

 

200以上にわたる構造を15時間にわたって上空から観察し、6000枚の画像データを集めたケネディ博士が『ライブ・サイエンス』誌に寄せた文章を見てみよう。

 

“2013年2月のランドサット8衛星の打ち上げを機に、グーグルアースによる高解像度画像が爆発的に増加した。これから先も、有益な考古学的調査手法となっていくだろう。調査対象全域をシステマティックな形で分類し、かつ測量と描写もでき、構造の配置の詳細な地図を作成することができる”

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構造は多くが溶岩ドームの上に作られており、中には全長500メートルを超えるものもある。溶岩流をかぶった構造も残っていることから考えると、何千年も前の噴火よりもさらに前に作られていたと考えたほうがよさそうだ。

 

玄武岩を積み上げて作った“車輪”という構造については、外敵を退けるための城壁だった可能性が指摘されているが、それにしてはあまりにも低く、積み方も雑で、見るからに脆い。精緻に積み上げられた城壁が長い年月を経て崩落した状態とも考えにくい。そうなれば、構造そのものに独自のメッセージが込められていた可能性を考えないわけにはいかないだろう。

 

また、地上絵といえば、ナスカ平原には、地上絵の他に“バンド・オブ・ホールズ”という、見るからに不思議な構造もある。ピスコ峡谷一帯に広がる、ちょうど人間がひとり入るくらいの穴が数千個も連なる構造だ。古代人はこの穴にかがり火を入れ、空に向かって何らかのメッセージを送っていたという説を唱える考古学者もいる。

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それが事実なら、空から見た時しかわからない中東の石積みも同様に、空からやってくる者に向けて作られたとはいえないだろうか。それが異星人なのか、古代の天空神なのかはわからない。

 

いずれにしても、古代の地球を高いところから見ていた存在へ向けられた強い意思が宿っているような気がしてならないのだ。

 

(ムー2018年2月号「知られざる古代遺跡アラビア・カイトサイトの謎」より抜粋)

 

文=宇佐和通

写真=Google Inc.

 

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【ムー宇宙人の遺跡】メキシコでグレイ・エイリアンとの遭遇を示す石板が発見された!

古代に異星人が地球に飛来していた「古代宇宙飛行士説」を裏づける伝説や遺物や彫像、壁画の類いが世界各地に残されている。

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2017年3月、メキシコのベラクルスとプエブラとの州境に位置する洞窟内から、UFOやグレイ・タイプの異星人の姿が刻まれた謎の石板が発見された。

 

古代アステカ文明が深く息づくこの町では、過去にも異星人を描写した遺跡が多数発見されており、今回発見された石板、も人類と異星人との接触を示す証拠になるかもしれない。

 

石板が発見された場所だが、現時点では人知れず存在していた森の中の洞窟だとしか明かされていない。漏れ伝わる情報では、発見者のトレジャーハンターらは、古くからこの地に伝わる「UFO不時着伝説」をヒントに地域一帯を捜索、林が枝を絡めるように広がる深い森の中を数時間以上歩き続け、この洞窟にたどり着いたという。洞窟内を流れる川にハンターのひとりが偶然足を滑らせたとき、川砂の中から1枚の石板が出土した。

 

これをきっかけとして彼らがさらに奥へと進むと、案の定、古代のものと思われる壁画群や、彫刻が施された多数の翡翠石が発見された、というのである。

 

発見された石板にはUFOのような物体や、アーモンド型のつり上がった目をした生物が描かれている。その姿形は現代でいうグレイ・タイプのエイリアンを彷彿とさせる。

 

現在発見された石板は10枚で、それぞれ20~30センチ、大きいものでは50センチ以上のものもある。少なくとも1000年以上は遡る遺物とされている。

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石板探索の発端である「UFO不時着伝説」では、「はるか昔に飛来し、この地に不時着した宇宙船から乗員を地元民が救出したというもの。しばらくの間、異星人はこの地に滞在していたと現地で語り継がれているのだ。

 

だとすれば、これら石板は紛れもなく宇宙人との交流の記録として残されたものだ、ということになる。

 

アステカ文明の天空神ケツァルコアトルは空から、ひいいては地球外からの訪問者で、その正体はアステカに文明を授けた異星人だという説もある。

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石板には直線と小さな円を組み合わせた記号(信号)のようなものも描かれ、これが解読されれば宇宙考古学の進歩につながると期待されている。

 

ただし、「古代の遺物にしては状態がよすぎる」という懐疑的な指摘もあり、まだ検証必要だろう。メキシコの歴史研究所と国立人類学研究所がこの石板の解析を急いでいるが、まだその結果は出ていないので、続編を待ちたい。

 

(ムー2018年2月号「メキシコで発見!! 異星人石板の謎」より抜粋)

 

文=並木伸一郎

 

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【週間ムー占い】星座別「贈るべきチョコ」とは? 距離を縮める近道って? 星が導く「バレンタイン攻略法」

先週に引き続き、日本列島を大寒波が襲来しそうな今週。いよいよバレンタインが近づいてきたということで、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いを参考に、バレンタインの準備を始めましょう。気になる相手に贈るといい感じになれる…かもしれない「開運のチョコレート」も伝授します!

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 2位

バレンタインに向けて、サプライズを生みだす星が、いい仕事をしてくれそう。もしかしたら職場あるいは仕事の関係者から、本気チョコをリクエストされて、幸せに浸れるかもしれません。密かな職場恋愛が進行中に人にとっては上々の星回り。公表するには時期尚早ですが、バレンタイン当日は、ムード満点のデートが楽しめそう。

【開運アクション】

見えない努力によって運気が磨かれます。何事も諦めないで。

*開運のチョコレート*

種類よりも渡し方がポイント。本気チョコはこっそりと。義理チョコは仕事仲間を中心に、大っぴらにどうぞ。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 12位

バレンタインに向けて準備中の人は、できれば当日、お目当ての相手と食事が楽しめるような計画を立てましょう。美味しいものを一緒にいただくことが、ふたりの距離を一気に縮める最上の策となりそうです。義理チョコは、目上の男性を中心に配ると吉。上司、先輩、父親や祖父あたりが狙い目かも。

【開運アクション】

自分へのご褒美チョコを準備しましょう。極上の物を少量どうぞ。

*開運のチョコレート*

シンプルな物より、あれこれ詰まっている印象の物がおすすめ。

 

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 10位

バレンタインに向けての準備は、本気チョコも義理チョコも手を抜かないで。とくに義理チョコをうまく配ると、あなたのファンがグッと増えるはず。シングルの人は、本気チョコで勝負に出るのもあり。パッと渡して走り去るのではなく、きっちりとした告白の言葉を添えることが成功のポイントに。

【開運アクション】

座して待つより行動を。あなたの味方になってくれる人は多いはずです。

*開運のチョコレート*

ひとひねりしたチョコのほうがよさそう。ネットなどで情報を収集しましょう。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 7位

特定の相手と深いおつきあいのできる星回り。加えて、長期にわたる約束を交わすにもよいタイミング。結婚の話が出たら、思い切って承諾するのも吉。可能であれば当日は、あなたがお店の予約などをして、イニシアチブをとると、運気に弾みがつきます。シングルの人は、チョコレートにちょっとしたギフトを添えて渡すのがおすすめ。

【開運アクション】

細かいことを気にしすぎないで、大らかにいきましょう。

*開運のチョコレート*

ビター系は避け、きっちりとスイートなものが正解。ミント系もgood。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 8位

バレンタインに向けて、パートナー運が順調に上昇中。先週からその気で行動していたシングルの人は、そろそろ候補者が絞り込めるタイミングかも。かなり有望な相手が出現する星回りなので、奮起してください! いい感じのカップルは、バレンタインといえども女性ファーストのデートコースに幸あり。

【開運アクション】

髪の毛のケアとお洒落を念入りに。魅力が格段にアップします。

*開運のチョコレート*

高級なチョコを少なめに用意して。勝利が見えていますから堂々といきましょう。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 9位

バレンタインは、やや控え目な落ち着いたイベントにするのがおすすめ。とくにシングルの人は、一か八かの大勝負に出ると残念な結果に終わる可能性がありそうなので、本気を感じさせないような軽めのチョコを選ぶのが無難かも。カップルの人は、チョコを渡しつつ、将来について話しあうとよさそう。

【開運アクション】

身近な人たちへの義理チョコの準備にも力を入れて。人間関係の潤滑油になります。

*開運のチョコレート*

ミルキーで上質なチョコが、甘いムードを運んでくれます。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 6位

バランスのよい星の配置に恵まれ、幸せなバレンタインを迎えられそう。カップルの人はグレードが高めのチョコを用意して。シングルの人は、何人かに義理チョコより少し上のチョコを渡して、反応を見てはいかが。週の前半はメランコリックになりがちなので、お買い物をするなら週の後半以降が吉。

【開運アクション】

友人主催のイベントにツキあり。声がかかったらお出かけください。

*開運のチョコレート*

ビター系に開運効果あり。ラッピングはシックなものがおすすめ。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 4位

バレンタインに向けて、アットホームな演出を準備すると、成功の確率が高まりそう。カップルの人は、相手を自宅へ招いて、手作りのチョコケーキなどを一緒に食べるのもおすすめ。シングルの人も、ひと手間かけたチョコを用意したいところですが、やりすぎると重くなるので、ほどよく加減して。

【開運アクション】

無理を通そうとしないこと。楽にできることを確実に進めましょう。

*開運のチョコレート*

華美なものより素朴なもののほうが好感触。ナッツ入りも吉。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 3位

コミュニケーションの座にポジティブな星が集まり、バレンタインデーに向けて、明るい光を投げかけてくれそう。ほかの星についても、ビシッと決めるには適した配置です。本気チョコを準備して、絆をいっそう深めましょう。シングルの人にとっては告白の大チャンス。ただ渡すだけでなく、言葉や手紙を添えて!

【開運アクション】

やろうと思いながら、まだしていないことにチャレンジを。ジャンルは問いません。

*開運のチョコレート*

奇をてらったものは避け、超有名店か老舗の本格派チョコで勝負を。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 5位

成就と試練、両方の波に揉まれている山羊座ですが、バレンタインに向けてポジティブな星の加護を受け、充実した時間を過ごすことができそう。本気チョコから義理チョコまで、お祭り気分で楽しく準備しましょう。告白のチャンスをうかがっている人は、重たい感じにならないことが成功への鍵です。

【開運アクション】

身近な人に思いやりの言葉を。予想以上に喜んでもらえます。

*開運のチョコレート*

ラッピングはセンスよく。メッセージカードをぜひ添えましょう。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 1位

バレンタインに向けて、ポジティブな星のパワーが水瓶座に降り注いでいます。あなたが行動を起こしさえすれば、たいていのことが面白いようにうまくいくはず。友達以上・恋人未満の状態で足踏みがつづいている人は、ぜひ勇気を出して気持ちを伝えましょう。カップルの人も、関係をさらに強化するチャンスです。

【開運アクション】

暖色系のカラーをファッションのワンポイントに。

*開運のチョコレート*

どこかの王室の御用達など、海外の高級ブランドがおすすめ。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 11位

ひょっとしたら、人にいえない恋が進行中なのでは。「私がいないと、この人はダメになる!」なんていう思考回路は赤信号です。今のあなたは、問題の多い人やパートナーのある人にひかれやすく、自分を犠牲にして相手に尽くしがち。2週間もすれば夢から覚めるはずなので、軽はずみな行動は厳禁。

【開運アクション】

思いつめないこと。友人などにグチを聞いてもらうのもおすすめです。

*開運のチョコレート*

お手ごろ価格の義理チョコに力を入れて。秘密の恋の相手に本気チョコを渡すのはNG。

 

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占い・文=山河ゆい

【ムー謎の料理法】通電処理を発明したのはだれか?電気肉03/グルメの錬金術師

蛇蔵のマンガ『決してマネしないでください。』は、工学部の研究室に集う変人学生たちの話だ。一般文系から見ると、理系は変人の集まりだとよくわかる。紙飛行機を量産するロボットを作ったり、素数でポーカーしたり、普通の人はそういうことはしない。

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その中に食べ物をハッキングする回があり、鶏肉に電気を通すとおいしくなるという話が載っていたのである。

 

電気刺激法を知らなかった私は、そんなバカなことがあるものかと思ったが、出典は『アリエナイ理科の教科書』という隠れたベストセラーだった。作者の作家集団・薬凶室は『決してマネしないでください。』の学生たちが大人になったような方たちで、バリバリの理系エンジニアである。都市伝説の類いとは思えない。

 

蛇蔵さんと知り合いになり、鶏肉に通電する話を試したかどうかを聞くと、やっていないという。そこでマンガの通り、鶏肉に電極として釘を差し込み、家庭用の100Vを直結してみた。

20180202_suzuki_21

最初の通電実験。鶏胸肉に100Vを流した。

 

通電すると数秒で湯気が上がりはじめた。よく見ると、肉が中から光っている。電気を流したことで、肉の中で放電が起きているのだ。

 

(これはおいしくなる前に調理されてしまうのではないか?)

 

不安なまま、1分ほど通電し、電気を切って肉に触ると、冷たい。釘を刺した場所は周囲が少し焦げていたが、他は生のままだ。

 

比較する。通電した鶏肉と未通電の鶏肉を焼き、食べ比べてみた。

 

「なにこれ!全然違う!」

 

蛇蔵さんが大騒ぎし、本当かよ?と疑いつつ、食べると本当に味が違う。電気を通した鶏肉の方が、明らかに柔らかく、味がおいしくなっている。通電により、肉の味が変わるのは本当だったのだ。

 

私たちは本当の鶏肉の味を知らない

日本では肉の通電はほとんど行われていない。欧米に比べて肉の消費量も国内生産量も桁違いに少ないためだ。

 

日本の場合、輸入肉と鶏肉を除き、寝かせて熟成させる余裕がある。しかし国産の鶏肉は加工から出荷までの時間が非常に短く、熟成の時間がない。殺してすぐに内臓を抜くなどの処理をされ、冷凍される。冷凍のままスーパーなどに搬入され、解凍後も冷蔵状態で店頭に並ぶ。買った人はそのまま冷蔵庫に鶏肉を入れるので、結局、鶏肉はずっと死後硬直のままで食卓に並ぶのだ。私たちはちゃんと熟成した鶏肉の味を知らないのだ。

 

では『決してマネしないでください。』や『アリエナイ理科の教科書』で紹介された鶏肉への通電はだれが元ネタなのか?

 

2002年に麻布大学獣医学部の坂田亮一教授が(株)前川製作所と共同で開発した鶏肉の通電処理装置が元ネタである。

 

坂田教授の研究室の卒業生が鶏肉会社に就職、そこで課題として与えられたのが鶏肉の骨の除去の高速化だった。前述のとおり、鶏は殺されてすぐに加工される。内臓と骨を抜き、部位にカットされて冷凍(または冷蔵)されるが、この時、骨の除去に時間がかかる。死後硬直が解けていないため、肉が骨に噛んでしまうのだ。

 

教え子から相談を受けた坂田教授は、欧米で行われている電気刺激法を使うことを提案、通電処理装置を作る。通電により、死後硬直を解除すれば肉は容易に外れるというわけだ。

 

坂田教授は肉質の変化についても論文を発表、それによると通電の前と後では、肉の固さはおよそ半分になり、保水性は数倍に向上した。鶏肉は通電により柔らかくジューシーに変化するのだ。

 

坂田教授の研究を受けて、私は慶応大学発のベンチャー企業AISSYに鶏肉とマグロを持ち込み、同社の味覚センサー『レオ』を使って、通電による味の変化がどのように起きるかを調べた。その結果、うま味成分が有意に向上、肉の味自体がおいしくなっていることがわかった。ATPが電気刺激により短時間でイノシン酸に分解されることは間違いないのだ。

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AI搭載の味覚センサー『レオ』。

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左が通電前、右が通電後のマグロのうま味成分の変化。明らかに増している。

 

以降、私は通電した肉を『電気肉』と名付け、キルリアン写真の撮影技法で肉を光らせて、月一回開いている科学実験酒場などで提供している。

 

通電自体は30V程度で十分であり、高電圧を使う必要はない。ただ見世物としては派手な方が面白いので、わざと1万5000Vを通電させ、肉から放電させては客がワーワー騒ぐのを楽しんでいる。

 

現在、長野県短期大学の小木曽准教授が電気肉による肉質の変化を鹿肉などに応用する研究を進めている。野生の肉は比較的固いものが多く、熟成が欠かせないが、腐敗させずに熟成させるには技術が必要だ。通電でそれができれば、特別な冷蔵装置がなくても熟成した肉を出荷できる。

 

また通電することで肉を殺菌できるらしいこともわかっている。『電気肉』を使って刺身などの殺菌も可能かもしれない。鳥刺しのように菌が肉の内部で繁殖するために除菌が難しい生肉も、肉を加熱しない通電殺菌が可能になるかもしれないのだ。

 

現象として知られてはいるものの、なぜ通電でATPの分解が加速されるのかはわかっていない。電気の生命の関係は、動物電気が否定されてからほとんど研究されていないのだ。

 

もしかしたら電気肉には、生命に関する重大な秘密が隠されているのだろうか。フランケンシュタイン博士の妄想は案外に正鵠を射抜いているのかもしれない。

 

(電気肉編/了)

 

*次回は、キノコに放電!お楽しみに。

 

関連リンク

AISSY株式会社

科学実験酒場

 

文=川口友万

 

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【ムー秘密結社の伝説】ソロモン神殿とフリーメーソン その神話と起源とは?

フリーメーソンの起源を探るうえで、最も重要かつ謎に満ちた伝説のひとつが「ヒラム伝説」である。その主人公は「ヒラム・アビフ」と呼ばれる、フリーメーソンの始祖とされる人物だ。

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衆知のごとく『旧約聖書』に登場する古代イスラエル最大の英雄のひとりソロモン王は、紀元前10 世紀ごろ、エルサレムに最初のヤハウェの聖所―― いわゆる「ソロモン神殿」を建立した。

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この神殿の建立に際して、『旧約聖書』には「ヒラム」という名の人物が、ふたり登場する。まずは「列王記・上」の第5章を見る。

 

「さて、ティルスの王ヒラムは、ソロモンが油を注がれ、父に代わって王となったことを聞き、家臣を遣わしてきた。ヒラムは常にダビデと友好関係にあったからである」

 

ここに登場するヒラムはレバノンの古代都市ティルスの王で、ソロモン王の求めに応じて神殿建立のためにレバノン杉や糸杉などを提供し、石工職人を派遣する。その返礼として、ソロモン王はヒラム王に小麦粉やオリーブ油を提供している。

 

もうひとりのヒラムは、同じく「列王記・上」の第7章に登場する。

 

「ソロモン王は、人を遣わしてティルスからヒラムを連れて来させた。その母はナフタリ族出身でやもめであった。父はティルス人で、青銅工芸の職人であった。ヒラムは知恵と洞察力と知識に満ち、青銅にかけてはどんな仕事にも通じていた。彼はソロモン王のもとに来て、ゆだねられたあらゆる仕事をした」

 

この青銅職人のヒラムが先のティルス王ヒラムとは別人であることは明らかだが、なぜか『旧約聖書』においては、同名のふたりがいずれもソロモン神殿の建造と深く関わっている。

 

さて、フリーメーソンの伝説に登場するヒラム・アビフは、『旧約聖書』のヒラムのいずれとも別人であると思われる。というのも、彼は王でもなく青銅職人でもないからだ。

 

だが、このヒラム・アビフもやはり、ソロモン神殿の建造と深く関わりを持っている。メーソンの参入儀礼で語られる伝説によれば、ヒラム・アビフとは、ソロモン神殿の建造を指揮した親方、すなわち「マスター・メーソン」であったという。中にはヒラム・アビフと青銅職人ヒラムを同一視する見解もあるにはあるが、いずれにせよ「ヒラム・アビフ」というフルネームは『旧約聖書』には登場しない。

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ヒラム・アビフの死をなぞる昇格儀礼

ヒラム・アビフは石工たちの集団を、その熟練度や腕前に応じて3つの階梯に分けていた。「親方」「職人」「徒弟」――すなわち現在のフリーメーソンの基本的な階梯そのままである。さらにこのそれぞれの階梯に、それぞれの秘密の合言葉や符牒を定めて仕事に当たらせていた。これもまた、現在のフリーメーソンと同じである。

 

だが、神殿の完成を目前にしたある日、15 人の職人がヒラムの名声を妬み、「親方」の合言葉をどうにかして手に入れようと目論んだ。その企みを実行に移す前日、15 人のうちの12 人は思いとどまったが、残る3人(それぞれの名はジュベラ、ジュベロ、ジュベラムとされる)は神殿の南、西、東の門で待ち伏せした。

 

昼の12 時ごろ、神殿で祈りを終えたヒラム・アビフが南の門に退くと、そこに職人のひとりが待ち受けていた。ヒラムはこの職人に秘密の開示を迫られるが、これを拒絶する。職人は下げ振り定規でヒラムに斬りかかり、右の額を一撃した。負傷したヒラムは西門へと逃走。そこで待ちぶせていた第2の職人にコンパスで襲撃される。それでもなお、ヒラムは口を割らず、さらに東門へと走った。そこにいた職人は巨大な石鎚を持っており、これで殴打されたヒラムはついに息絶えた。

 

その後、3人の職人はヒラムの遺体を東門から運び出し、とある山腹に埋めて、目印としてアカシアの小枝を刺しておいた。

 

やがて、ヒラムの姿が見えないことを不審に思ったソロモン王は、ヒラムの12 人の弟子に命じて、東西南北の方角へ捜索に向かわせた。このうち東へ向かったひとりがアカシアの小枝を見つけ、そこを掘り返してみると、死後すでに14 日が経過したヒラムの遺体が現れたのである。しかし、そこで弟子が「獅子の爪」と呼ばれる特殊な握手法によってヒラムを引き起こすと、彼は復活したという。

 

この伝説がなぜそれほど重要かといえば、フリーメーソンの最高位階、すなわち「親方」になるための参入儀礼が同伝説にもとづき、それをなぞる形で行われるからである。

 

儀礼場となるロッジには南、西、東の3つの門があり、そこで志願者はヒラム・アビフその人となって、伝説をそのまま再演する。儀礼の中で、志願者は伝説通りに3 度の打撃を受け、柩に横たえられる。その後、あの「獅子の爪」の握手によって、柩から引き起こされるのだ。

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すなわち志願者は、儀礼的な死と再生を経て、新たなフリーメーソンとして生まれ変わるのである。3度の襲撃は物的世界、心的世界、霊的世界よりなる世俗的世界から、死を通じて解放されることを意味し、この死は埋葬という闇を潜って神的世界に復活することを表している。換言すれば「親方」の階梯に達したメーソンは、象徴的にはヒラム・アビフその人なのだ。

 

同伝説は、フリーメーソンの起源をソロモン第1神殿の時代にまで遡らせている。だが、当然ながらヒラム・アビフの建築術は、何もヒラム自身がゼロから生み出したものではなく、さらに古い時代からの叡智を受け継いだものとも考えられるのである。

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(ムー2018年2月号 特集「秘密結社フリーメーソンの神話と起原」より抜粋)

 

文=松田アフラ

 

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【週間ムー占い】9位は恋愛で「大当たり」が…? 2位は「ピュア」を思い出せ! 1月29日~2月4日の運勢&開運ヒント

大寒波が襲来し、インフルエンザが大流行した先週。さて、今週は波乱の1月を終え、2月に突入する大事な週です。寒さに負けず、トップスピードで駆け抜けることができるのか? 今回も、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いに、おのれの運命を問うてみることにいたしましょう。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 12位

12位とはいえ、引き続きリーダーシップが求められそうな星回り。信頼と期待も相変わらず厚いのですが、今週は自分自身の暴走にくれぐれもご注意を。状況をどうにか変えようと、大胆な手を打てば打つほど裏目に出ます。何事も穏便にすませることを第一に考えるほうが吉です。

【開運アクション】

一日一回、ストレッチの時間を設けて体をほぐしましょう。3分くらいでもOK。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 8位

自分の本音と理想、加えて周囲からの期待と評価が、不協和音を奏でそう。そのせいでストレスが蓄積していく気配もあり。この際、余計なことはすべて取り払い、まずは自分の素直な気持ちを確認してはいかが。どの道を行くかで迷ったら、自分がワクワクするものを選べば間違いありません。

【開運アクション】

考え事をするときは、視線を上げて。前向きなアイデアに恵まれやすくなります。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 11位

引き続き、特定の人との関係が深まりやすい時期です。それだけに、「知らないほうがよかった」と思うような出来事も起こりがち。聞いても忘れる、できれば聞かなくてすむよう距離を置くといった対処法が有効。週のはじめにイラッときたら、それは星のいたずら。あまり気にせず、やり過ごして。

【開運アクション】

酢の物を多めにどうぞ。疲労が軽減され、勘が冴えます。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 4位

引き続き、楽しいイベントや大勢の人が集まる場に、出会いと開運のチャンスが潜んでいます。家にこもっていないで、ぜひお出かけを。前からほしかった物が、思いがけない経路で転がり込んでくる可能性も。ギフト運が好調なので、そちらにも期待がかかります。パートナーがいる人は、おねだりも可。

【開運アクション】

かつての絆が復活する兆し。疎遠になってしまった人に連絡してみましょう。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 9位

パートナー運が波に乗り、今後3週間くらいはチャンスが多くなります。恋人も仕事の相棒も、つかまえたいならこの時期にどうぞ。あなたを楽しい気分にさせてくれる人や、親身になって忠告してくれる人がいたら、大当たりの可能性が濃厚。じわりじわりと距離を縮めていきましょう。

【開運アクション】

浪費注意報。「いいや、買っちゃえ!」は最悪の決断と心得て。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 7位

仕事や学業など、表の生活の基盤となる部分に明るさと華やかさをもたらす星が入り、気分をアゲてくれます。心身のリズムを整えて福を呼び込むにも好機。早寝早起きと腹八分目を実践すれば、運気の上昇が実感できるでしょう。気分転換には、長めの散歩かサイクリングがおすすめ。

【開運アクション】

地球とのつながりを意識しましょう。裸足で砂浜や芝生を歩くなど、おすすめ。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 6位

浪費と衝動買いの星が去っていき、金運が安定しそう。福の神的な星は、長期に渡って残留するので、腰をすえて貯める気になれば、相応の成果が得られるはず。加えて、今週から来週にかけては、ギャンブル運と宝くじ運が高めをキープ。懐に余裕のある人は、運試しをするのもおすすめ。

【開運アクション】

パステル系で甘めのファッションが吉。男性も、ピンク系のカラーを上手に使って。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 2位

昨年の10月以来、幸運の波に乗っている蠍座ですが、このへんで軌道を確認してみるとよさそう。何より大切なのは、最初のピュアな気持ち。それを忘れて妙に浮かれたり、名声だけを求めたりしていないか、自分をふり返りましょう。幸運はまだまだ続きますので、軌道修正の時間は十分にあります。

【開運アクション】

スパイシーな料理を召しあがれ。仕上げに七味をふるだけでもOK。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 10位

右を取るか、左を取るかで迷ってしまいそうな気配あり。そんなときは、自分がワクワクするほうを選ぶのが賢明。あるいは、不安を感じるほうを排除するという手も。いったん気分をリセットしてから、改めて選択肢に向き合うのも有効。そのためには映画や音楽、日帰りの旅行などがおすすめ。

【開運アクション】

リラックスタイムには、香りのよいお茶をどうぞ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 3位

楽しく有意義なお金の使い方ができるとき。ふだんは倹約家の山羊座ですが、自分が嬉しくなるようなことに使ってみると、運が大きく開けそう。全体として幸運な時期ですが、なんだか身動きが取れないと感じる人も。日帰りで遠出するなど、物理的に体を動かしてみると、突破口が見えてきます。

【開運アクション】

部屋の模様替えをする好機。その予定がない人は、PCやスマホの壁紙を替えてみて。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 1位

これといった理由がなくても、明るく元気に過ごせる恵まれた星回り。その勢いに乗って、かねてからの計画などを実行に移すと、思った以上にうまく進んでいくはず。まさに今アイデアを練っている最中の人は、しばし温存を。来週になれば、具体化に向けてのインスピレーションが降りてきます。

【開運アクション】

ボーッとする時間を大切に。肩の力を抜いて、眉間もゆるめましょう。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 5位

物事の表面だけを見ないで、その裏に隠された本質や真実に注目してください。そうすることで、大きな利益と周囲の応援が得られます。仲間とともに祝杯を上げるような出来事が起こる暗示も。長らく取り組んできた物事が、ほどほどの結論に到達する可能性もありそうです。

【開運アクション】

歩く時間を少し多めに取りましょう。早朝の散歩もグッド。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー的大陸移動説】日本列島は世界大陸の縮図だ!! 古神道の神国雛形論で見る地球の謎

下の地図を見ていただきたい。

 

「日本地図にしては、なんだかいびつだな……」

 

一見して読者の多くはそう思うだろう。

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だが、この地図をもう一度、下の方からじっくりご覧いただきたい。

 

まず、「九州」とおぼしき土地が、アフリカ大陸のかたちに似ていることに、いやそっくりそのままのかたちであることに気づくはずだ。

 

そして、「四国」がオーストラリア大陸で、「紀伊半島」はアラビア半島で、「本州」はユーラシア大陸、「北海道」は北米大陸……という具合に、日本の地形の各部が、世界地図の各所のかたちと相似であることに気づくだろう。

 

すなわち、この風変わりな「地図」は、世界の大陸を――やや引き延ばしたり大きさを変えたりと多少加工はしてあるが――配置しなおすことによって表現された、「日本地図」なのだ。

 

このように日本地図が世界地図によって表現できるということ、つまり日本と世界の地形が相似的な関係にあるということは、つぎのような事実を端的に証ししている。

 

「日本の国土は世界全土の縮図であり、日本は世界の命運を担っている特別な国なのだ!」

 

――こう断じると、当然、異論の声があがるだろう。

 

「アフリカが九州に、オーストラリアが四国に似ているのは、たんなる偶然だ」

 

誠にもっともな批判である。

 

だが、この批判に対しては、まずこう反論させていただこう。

 

「偶然とは思えないほどに、日本と世界の地理には照応関係が多い」

 

たとえば、先ほどの地図にもとづけば、世界最高峰のエベレストを擁するヒマラヤ山脈のある場所は、日本地図では日本最高峰の富士山にあたる。世界最大の湖カスピ海は、日本地図では日本最大の湖である琵琶湖にあたる。

 

こうした、なんとも魔訶不思議な、驚くほどの照応はこのほかにもまだいくらでも挙げることができる(それについては「ムー」2018年2月号をご参照いただきたい)。

 

唯一の超大陸パンゲア

一方、科学的な立場から、日本と世界の地形の相似に意味を読み取ろうとすることに疑問を呈する人もいるだろう。

 

現代のわれわれは、大陸や島の形状が決して不変のままではないことを知っている。

 

地球科学のプレートテクトニクス理論によれば、地球の表層はプレートと呼ばれる厚さ100キロメートルほどの板に覆われている。そしてそのプレートは10以上もの断片にわかれており、相互にひしめき合いながら運動をつづけている。つまり大陸は、プレート運動によって、非常にゆったりとしたスピードで――年間に数センチ程度の速度で――移動を続けている。要するに、大陸や島の形状というのは、ほんの少しずつではあるが、常に変化しつづけているのだ。

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時間を遠くさかのぼると、今から3億年前には、地球上にはひとつの巨大な大陸「パンゲア」しか存在しなかったと考えられている。パンゲアとはギリシア語で「すべての大陸」という意味である。そして、約2億年前からパンゲアが分裂・移動をはじめて、徐々に現在の大陸配置へと変わっていったと考えられている。

 

つまり、地球科学の成果を踏まえれば、はるか太古の昔においては、世界の地形と日本列島の地形は、相似的な関係にはまったくなかったが(そもそも日本列島のもとになった地殻は大陸の一部だった)、非常に長大な時間をかけて、今見るような、相似的な関係に近づいていったということになる。

 

したがって、地球という巨大な生命体の長大な生涯のほんの一局面を切り取って、「地形がなんとなく似ているから、日本は世界の縮図だ」などと主張するのは、ナンセンスだ、と批判するのももっともなことだろう。

 

だが、「日本は世界の縮図である」という言説が真に言わんとするところは、結局、「地球上の地形は、徐々に日本が世界の縮図になるように仕組まれているのだ」ということなのだ。

 

仕組まれている?

 

では、いったいだれが仕組んだというのか?

 

「日本は世界の雛形だ」

ここで視点をちょっと変えよう。

 

「日本は世界の縮図である」を古神道的に言い換えると、つぎのようになる。

 

「日本は世界の雛形である」

 

これは、じつをいうと、大本教の聖師・出口王仁三郎のことばである。

 

「日出る国の日の本は、全く世界の雛形ぞ。(中略)我九州はアフリカに、北海道は北米に、台湾島は南米に、台湾島は南米に四国の島は豪州に、我本州は広くして、欧亜大陸其儘の、地形を止むるも千早振、神代の古き昔より、深き神誓の在すなり」(「いろは神歌」より/『神霊界』大正7年1月号)

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国常立尊に扮した出口王仁三郎(写真=八幡書店)。

 

「雛形(雛型)」とは古神道的な文脈では「霊的なモデル」というようなニュアンスをもち、その雛型が出現することに、神的な経綸が働いていることを暗示している。

 

すなわち、オカルト的に解すれば、日本は、神的な経綸にもとづいて、いうなれば神の定めによって、長大な時間をかけながら、地理地形のみならず、あらゆる意味で世界の縮図になるように仕組まれていたのである!

 

日本と世界の照応関係からは、驚くべき霊的メカニズムと地球の未来の姿についても浮き彫りになるのだ。

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(ムー2018年2月号 総力特集「日本列島は世界大陸の縮図だ!!」より抜粋)

 

文=古銀 剛

 

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【ムー謎の料理法】電気で硬直を解けば美味しい!?謎の電気肉02/グルメの錬金術師

「1951年、アメリカのハーシュマンとディサージュ(Harsham and Deatherage)は肉を軟化させるための電気刺激法について特許を出願した。そして電気刺激によって畜肉の死後の解糖とphの低下を促進できるとした。

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エサが十分に与えられていないなど飼育状況が悪いと、筋肉中のグリコーゲンが著しく減少した肉になる。こうした肉はphが高く、保水力が高くなる。これをDFD肉という。

 

たとえば食肉に塩を加えると筋繊維の結合が緩み、保水力が高まる。合わせて肉のphが上昇する。すぐに食べる場合は肉が軟らかくなるので好ましいが、商品として扱う肉は、一定期間保存する必要がある。保水性が高いということは、それだけ雑菌が増えやすく、腐りやすいのだ。また肉の色が濃い暗赤色で、印象もよくない。

 

電気刺激法は質の悪いDFD肉中の糖を解糖してグリコーゲンを増やし、質を向上させることができるのだ。

 

発表当時、彼らの電気刺激法はまるで注目されなかったが、1970年代に入り、一気にメジャーになる。当時、ニュージーランドから輸入される羊肉のコールドショートニング(寒冷短縮)が問題となっていた。冷凍により、肉が異常に収縮し、まずくなるのだ。

 

なぜ異常収縮が起きるのか?

 

屠畜した肉をすぐに冷凍すると、筋肉中にATPが大量に残っている。ATPは筋肉の燃料で、筋肉を収縮させる。摂氏5度以下では酵素が働かず、ATPがほとんど分解されない。ATPが残っているので、筋肉は収縮したままになる。これが死後硬直だ。

 

冷凍羊肉は死後硬直を起こした状態で出荷されるのだ。解凍しても、肉の死後硬直は解けておらず、固いままだ。固い肉はおいしくない。つまり売れない。

 

では解凍した肉の死後硬直が解けるのを待って、それから売ればいいのではないか? それがそうもいかない。肉を解凍するとドリップが出るのはご存じだろう。肉から染み出す赤い汁だ。冷凍によって筋肉内に氷の塊ができ、繊維を破壊してしまう。肉汁がダダ漏れで、寝かしておけばうま味が抜けて肉のカスしか残らない。

 

そこで電気刺激法である。解凍直後の羊肉に通電、ドリップが流れ出す前に死後硬直を強制解除するのだ。

 

1975年にニュージーランド食肉産業研究所が発表した論文『電気刺激と子羊肉の軟性(Electrical stimulation and lamb tenderness)』によると、屠殺後すぐに凍結した子羊の肉に高電圧(3600V)の刺激を与えることで、軟化に必要な16時間から24時間をカットできるとしている。

 

電気刺激法は牛肉や豚肉でも有効なことがわかり、解凍肉の質の向上や屠殺後の肉の熟成期間の大幅短縮のために使われている。

 

フランケンシュタインの肉

生物と電気の関係は古く、18世紀ごろから知られていた。

 

当時のヨーロッパは電気がブームで、どんな病気も治すという電気治療や電気風呂が公然と行われていた。今の水素水みたいなものだと思えばいい。なぜ電気治療なる根拠不明の疑似科学が公然と知られるようになったかといえば、この頃、ライデン管(もっとも簡易な蓄電池である)が発明され、それによってだれもが容易に“感電”できるようになったからだ。感電の衝撃に、病気が治ると錯覚したわけだ。1775年には、生きた電気ウナギがロンドンに輸入され、40人以上が電気ウナギによる感電実験を楽しんだという。平賀源内のエレキテルの原型である。

 

電気を流すと筋肉が収縮することが分かると、生物と電気の関係へと興味の対象は移っていく。

 

1789年、イタリアの解剖学者ルイージ・ガルヴァーニは、起電機とカエルを使って筋肉の収縮を実験していた。その最中、鉄の柵にひっかけておいたカエルの足に黄銅と鉄でできたメスで触ったところ、電気を流してもいないのにカエルの足が動いたのだ!

 

なぜそんなことが?

 

当時、動物電気という、生物の中には電気が溜まっているという考え方が主流だった。筋肉に電気を流すと収縮するということは、電気こそが体を動かすエネルギーであろう。私たちの体は何らかの方法で電気を生み出し、たくわえ、それにより体を動かしている。

 

だからメスと鉄柵が電極となり、カエルの足にたまっていた電気が流れた? とガルヴァーニは考えた。神経は動物電気を流す管で、全身に動物電気を流す役割を果たす。

 

ガルヴァーニはこれにより動物電気を理論化し、ガルヴァーニ動物電気理論、通称『ガルバリズム』を打ち立てる。さらに動物電気学会も設立され、動物電気は当時の医学界の主流になっていく。

20180126_suzuki8ルイージ・ガルヴァーニの実験。

 

しかしこれは話が逆だった。カエルの足の中に電気があったのではなく、ポイントは金属だ。カエルの足の電解液と2種類の違う金属との間で電池が形成され、それによってカエルの足が動いたのだ。

 

ガルヴァーニの実験を再試験していたボルタはこのことに気がつき、1800年、世界初の電池を発明する。カエルの足の代わりに希硫酸を浸した布を用意、それを亜鉛の板と銅の板で交互に挟み、起電に成功した。ガルヴァーニが亜鉛と銅の合金である黄銅のメスを使ったことが大きなヒントになっている。

 

カエルの感電実験から蓄電池が誕生し、この蓄電池を使って、今度はガルヴァーニの甥であるアルディーニ・ガルヴァーニが動物電気の公開実験を開始する。ボルタの電池は、動物電気はないことの証明になるはずだったが、当時はそうは考えられず、“切断されたカエルの足に動物電気は残っていない”ことの証明となったのだった。

 

アルディーニは根っからの山師だったらしい。広場に医療関係者を集め、動物や人間の死体にボルタの電池から電気を流して見せた。電気を流された死体は踊り、顔に突き刺さった電極に電流を流すと、死体はまばたきし、にやりと笑ったという。

 

こうした興業の噂を聞いた作家メアリー・シェリーが、1818年に発表したのが『フランケンシュタインの怪物』なのだ。フランケンシュタインは電気うなぎの放電によって生命を得るが、その元ネタはアルディーニが阿呆な興業なのである。

 

生命と電気の関係はカエルからフランケンシュタインを生み、凍った羊肉を軟化させ、21世紀の日本へ到達することになる。私はそれを『電気肉』と呼んでいる。

 

文=川口友万

 

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【週間ムー占い】3位は「軽いノリ」で大吉! 12位は一線を超えるべき…? 1月22~28日の運勢&開運ヒント

日本列島を大寒波が襲った月曜日。東京では、大雪が降り続いています。果たして寒さに負けることなく、元気にスタートダッシュを切れるのか? 今週も、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いをチェックして、スピリチュアルなエネルギーを補給していきましょう!

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 8位

リーダー的なポジションを任される可能性が高い時期。それは信頼と期待の証に他なりませんが、天狗になってはダメ。できるだけ謙虚な姿勢で、身近な人たちをバックアップするという意識を持って行動することが、今後の運気を大きく上昇させるコツです。明るい未来が具体的に見えてくる暗示もあり。

【開運アクション】

おしゃれを楽しむ好機。運気と魅力に輝きが宿ります。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 7位

パートナーから厳しいお言葉をいただきそうな予感。でも、それはあなたのことを思うがゆえ。耳が痛くてもきちんと受けとめれば、立ち位置の確認や軌道修正に役立つはず。感受性が豊かになり、審美眼が冴える時期でもあります。美術館や映画館へ足を運べば、感動が体験できそう。

【開運アクション】

半年先の自分を思い描いて。今やるべきことが見えてきます。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 12位

12位とはいえ、悪くはありません。ただ、よくも悪くも特定の人との絆が深まり、恋愛に限らず、一線を越えるといったことが起きやすい時期。後悔のないよう、慎重な行動が望まれます。これはマズイと思ったら、脱兎のごとく逃げるべし。人は人、自分は自分という割り切りも、ときには必要です。

【開運アクション】

セクシャルな魅力がキラリ。それを意識した装いで恋愛運がさらにアップ。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 5位

パートナー運の盛りあがりは、今週で一段落。もうひと押ししたいなら、一刻も早く行動しましょう。とはいえ、大胆なことをするのは愚策。気やすく会話できる間柄になっていれば、ひとまず成功と考え、そこから先はのんびりと歩を進めて。楽しげなイベントにもチャンスが待機。進んで参加を。

【開運アクション】

じつはギャンブル運が絶好調。宝くじを試すのもよさそう。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 11位

引き続き、職場や学校で頼りにされやすい時期。やり甲斐も成果も得られますが、無理をして体調を崩さないよう気をつけて。一方で、パートナー運がじわじわと高まっています。親友や恋人から忠告を受けたら、とりあえずは謙虚に耳を傾けましょう。よき指針が得られるはずです。

【開運アクション】

たわいないおしゃべりが運気を明るくし、ストレスの発散にも役立ちます。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 6位

さまざまな集まりやイベントに誘われ、忙しいけれど楽しさあふれる運気は、今週で一段落。劇的なものではないにせよ、小さなチャンスに数多く出合えるはずなので、こまめに動いて確実につかみましょう。ここ一番の場面では、オーソドックスで上質なものを身につければ、幸運の女神が微笑みます。

【開運アクション】

冒険小説や戦記物など、血湧き肉躍る作品をお楽しみあれ。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 9位

遠くの理想を追いかけるより、足もとの現実に意識を向けることが福を招きます。自室を居心地よく整える、身近な人たちに優しい言葉をかける、目の前の課題をひとつずつ片付けるといった地道な行動を丁寧に積み重ねましょう。来週にかけて、ギャンブル運がじわりとアップ。宝くじ購入には吉です。

【開運アクション】

生来の魅力が輝くとき。とりあえず笑顔とおしゃれを忘れずに。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 3位

引き続き、意欲・行動力・コミュニケーション能力の三位一体が、よい展開を招きます。この運気を活用するには、明るさと多少の軽さが必要。眉間に皺を寄せて思い詰めたりしないで、まずは今の状況を楽しみましょう。その勢いで、協力してくれそうな人にアイデアや意図を話せばうまくいきます。

【開運アクション】

体を動かして過剰なエネルギーの発散を。スポーツ観戦もおすすめ。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 10位

有形か無形かにかかわらず、断捨離を決行するのに適した時期。年末に処分しそびれた不用品などは、今週中に何とかするのがおすすめ。モヤモヤした気持ちやネガティブな感情なども、この機会に一掃を。シャワーを浴びるとき、体の汚れと一緒に内面のドロドロ&モヤモヤも流れていくとイメージを。

【開運アクション】

自室を癒しの空間に。フローラル系のアロマを使うのもおすすめ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 1位

引き続き好調ながら、平常運転に向けて徐々に運気が落ちついていきそう。やり残したことがある人は、今週中に片をつけるつもりで行動しましょう。ただし、逆転満塁ホームランのような展開を望むのは禁物。もう少し手を伸ばせば願いが叶う、という距離感のものを狙うのが上策です。

【開運アクション】

愛らしい小物を買うなら今。気分が上がるばかりか、運気にも好影響が。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 2位

先週、縁の下の力持ち的なポジションをこなした人は、運気が大きく上昇していることを実感できるはず。もちろん、今からでも遅くありません。陰に回って他人様を支えることが、福招きのコツとなります。並行して、あなた自身が活躍するチャンスも到来。成功を引き寄せるカギは、自信と愛嬌です。

【開運アクション】

魅力的な女性が力を貸してくれそう。申し出があったら甘えてみましょう。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 4位

理想の実現に向けて闘志を燃やせる時期ですが、勢い込んで大きくジャンプしようとすると、思ったような結果が得られないかも。無理のない小さな一歩を重ねていくほうが、結果的にうまくいきそうです。仲間や同志に恵まれる時期なので、ひとりで頑張るより、お互いの得意分野を生かすのが吉。

【開運アクション】

神社や仏閣を参拝したら、お賽銭を少し弾みましょう。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー謎の料理法】電気で生肉がおいしくなる? 謎の電気肉01/グルメの錬金術師

「電気を流すと肉がおいしくなるんですよ」

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そういうと大抵の人は笑う。また変なことをいっている、という目で私を見る。

 

しかし本当だ。肉は電気を流すとおいしくなる。

 

「電気で焼くとおいしいんですか?」

 

違います。肉は生のままです。

 

相手は黙って、(この人はおかしい人なんじゃないか?)という目に変わる。

 

本当だ。肉に電気を流しても、肉は焼けない。電気を流したら肉が焼けるというのは、たぶんマンガなどで電撃を食らった人が丸焦げになるからだと思う。でも考えれば、スタンガンを押し付けられたって、犯人は黒焦げ死体にはならない。

 

これは電流と電圧の違いで、電圧が高くても電流が小さければ、ショックが強烈なだけで肉は焼けない。スタンガンが1万ボルトでも感電するだけで、黒焦げにならないのは流れる電流が小さいからだ。逆に電圧が低くても電流が大きくなると肉は焼ける。

 

電気で肉を焼く技術は確立しており、「ジュール加熱製法」という。工場で大量に焼き鳥を作るときなどに使われている。肉に電気を流して、その電気抵抗で焼く。電熱線と同じ原理だ。面白いことに、通電された肉は外側ではなく内側から焼けていく。普通に焼くと外が焦げて中が生という失敗が起こりうるが、ジュール加熱製法では反対に、中が焦げて外が生ということが起きる。

 

戦時中はジュール加熱製法でパンを焼いていた。木箱に電極をつけ、パン生地を入れて通電するとパンが焼ける。熱が生地の中のふくらし粉を分解すると電気が通らなくなり、結果、焼き上がりと同時に電気が切れる。

 

そういうことを説明してもいいが、大抵は面倒なので、私は黙ってニコニコする。

 

ともあれ、電気を流すと、肉はおいしくなるのだ。

 

世の中、あなたの知らないことはいっぱいあるのだよ。

 

電気を通して肉を熟成させる

料理は科学だとよくいう。焼き肉は熱反応を利用してタンパク質を変性させる行為で、スープはアミノ酸の水溶液、うなぎのかば焼きではメイラード反応で生じる分子をわざと大気中に放出して香りを出す。料理のメカニズムは科学に則っているのだ。

 

さらに科学は料理を解体し、分析し、再構築する。

 

流行りの分子調理法(人工イクラの手法でスープを粒状にしたり、液体窒素でアイスクリームを作ったりする最新のフランス料理)は料理を再構築したと評されている。今までの料理を科学の原理原則から捉えなおし、新しい味を作り出したという意味だ。

 

それはそうかもしれないが、やっていることは食品工学の応用だ。工場で行われてきたことをキッチンで行うと、ミシュランの三ツ星がもらえるのだ。何ごとも発想の転換である。

 

料理は科学であり、科学は料理を再構築する。しかし科学は、さらに料理を変成し創造する。食べるという行為から科学が抽出され、その科学が新たな知見を生む。

 

「電気肉」――肉に電気を通すことで、肉の熟成を促進させる……フランケンシュタインを連想させるこの技術は、欧米では当たり前のように使われている。食肉業界で『Electrical stimulation(=電気刺激)』といえば、電気刺激による肉の熟成を意味する。

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電気刺激による熟成の様子。食肉の電気刺激は欧米では一般的。

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専用の装置も『Electrostimulator(=電気刺激装置)』の名称で販売されている。

 

筋肉を動かすのはATP(アデノシン3リン酸)という物質だ。ATPはDNAのような核酸にリン酸が結合した物質で、リン酸が離れる過程で高いエネルギーを放出する。

 

ATP → ADP(アデノシン2リン酸) → AMP(アデニル酸) → IMP(イノシン酸)

 

ATPが分解した先はイノシン酸になる。イノシン酸はかつお節で有名なうま味成分だ。電気刺激は本来は酵素が行うATPの分解を肩代わりし、短時間でイノシン酸にまで分解する技術なのだ。

 

なぜこのような技術が生まれたのか? 話はやはり、フランシュタインまでさかのぼる。

 

(続く)

 

文=川口友万

 

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【ムー妖怪図鑑】凶事を伝える不吉な犬の鳴き声

ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」。新春のおだやかな雰囲気とは逆張り(?)に、凶事の兆しとなる怪異の数々を補遺々々しました。

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兆しをとらえる

私たちは、あらゆることを前もって知ることができます。なぜなら、多くの物事には前兆があるからです。

 

荒天の兆し、噴火の起こる前触れ、ミサイル発射の兆候。

 

それら「兆し」を見逃すことなくとらえられるのは、感知する技術が発展したからです。

 

そういった技術のなかった昔はどうだったのでしょう。なにかが起こる兆しを人々は見逃していたのでしょうか。

 

――いいえ。昔の人たちは現代人よりも鋭敏な感覚で、その兆しをしっかりととらえていました。

 

死と火の兆し

江戸時代、現在の高知県高岡郡佐川に、棚橋精庵(たなはしせいあん)という医者がいました。江戸で医学を学んだ名医で、その名は広く知れ渡っていました。

 

ある夜更けのことです。隣村の川ノ内というところから使いの者がやってきて、「重病人がいるので、ぜひおいで願いたい」と頼まれました。精庵はさっそく、おかかえの駕籠(かご)に乗って隣村へと向かいました。

 

その道中、鳥ノ巣村というところを通りました。その道は人里から離れた寂しい場所にあり、両側を山に挟まれていました。道の上の方には古寺があり、その近くを通りかかると奇妙な光景と出くわしました。

 

道の傍らに4、5人の女性が並んで腰を下ろしているのです。

 

みんな白装束を着て、菅笠(すげがさ)を被っています。

 

こんな場所で、こんな時間に何をしているのだろうと気になり、「あなたがたは何者か」と問いかけますが、だれも返事をしません。不思議に思いながら通り過ぎようとすると、後ろから声をかけられました。

 

「今から出かけても、どうにもならんじゃろう」

 

どういうことかと駕籠かき(籠を担ぐ者)が引き返すと、女たちはいっせいにケタケタと笑いだし、そして消え失せてしまいました。

 

ゾッとしながら病人の待つ隣村へと急ぎましたが、家へ着くと「今しがた死にました」といわれたといいます。

 

こちらも高岡郡に伝わる話です。

 

堀田権太夫という武芸に優れた武士がおりました。彼は泳ぎの達人でもあり、たいへん勇気のある人物だったそうです。

 

ある夏の夜でした。眠っていた権太夫が目を覚まし、ふと蚊帳の外を見ると、そこに小さな坊主が座っています。ひどく痩せ衰え、頭が長く、鼻は高く、青漆(あおうるし)を塗ったような色をしています。

 

「何者だ、こんな夜中に武士の寝所に来るとは」

 

家人も寝ているので静かに叱りますと、その坊主はひとことも返さず、ただニコニコとしながら座っています。

 

さて、どうしたものか。この坊主、明らかに化け物です。斬り捨ててしまうのは簡単ですが、騒ぎ立てて家族に知られるのも厄介ですし、血で部屋が汚れるのも困ります。

 

考えた末、権太夫は坊主を放っておくことにしました。

 

すると坊主は鶏の鳴くころには帰ったので、このことはだれにも話しませんでした。

 

ところが、この怪しい坊主は次の夜も同じ時刻に、蚊帳の外で同じように座っておりました。そして、鶏の鳴くころに音もなく去るのです。こんなことが毎晩、続きました。

 

7日目の夜。権太夫はとうとう、帰ろうとする坊主を呼び止め、厳しくとがめました。

 

すると坊主は泣くような声で「硫黄坊主(ゆおうぼうず)でございます」といい残し、帰ってしまったのです。

 

その翌日、堀田の屋敷では火事が起こり、何も残さず焼けてしまったそうです。

 

権太夫が臆病な性格で、この妖怪坊主をすぐに斬っていたら、運命は変わっていたかもしれません。

 

白装束の女たちはどうでしょう。病人が死ぬ先触れとして現れた彼女たちは、こういいました。「どうにもならん」と。死の運命はもう、確定していたのかもしれません。

 

犬が鳴く夜

今年は戌年ですから、犬にまつわる話もご紹介しておきましょう。

 

『犬が気味の悪い鳴き方をすると悪いことが起きる』、そんな俗信があります。

 

青森県下北郡脇野沢村では「犬の長吠え」は不吉であると考えられていました。これは夜中に犬が、気味が悪いくらい長く吠えることで、葬式が出る前兆といわれていました。この声が聞こえてきたら外に出て、どの方角を向いて鳴いているのかを確かめれば葬式の出る家の方角がわかるといいます。また、死期が近くなると魂が火玉のようになって飛んでいくので、それに向かって犬が吠えているのだともいいます。

 

福島県相馬市でも「犬がくぼえる」ときは近所に死人があるときだといいます。「くぼえる」とは、無気味に鳴くことです。長野県北安曇郡では、犬が人間の泣き真似をすると人が死ぬといいます。シクシク、メソメソというよりはウオォォンという慟哭でしょうか。

 

沖縄県では「犬のタカナチ」「犬の立ち鳴き」「犬(イン)のヤナナチ」といって、犬が遠吠えをすることは不吉であり、人死にや悪いことの起こる兆しとされています。また、このような鳴き方をするときは、犬が幽霊や化け物を見ているのだといいます。

 

犬が夜に鳴くことを不吉と考えるのは日本だけではありません。シェイクスピアの史劇でも語られているので、かなり古くからある俗信なのでしょう。

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文・絵=黒史郎

 

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【週間ムー占い】2位は何かが終わって始まる…? 6位は「楽しみな展開」が盛りだくさん! 1月15日~21日の運勢&開運ヒント

1月も半ばに突入し、寒さが本格化してきましたね。とはいえ、身体は寒くとも、心のなかは日々アツい情熱を燃やし続けていきたいところ。スーパーミステリーマガジン「ムー」監修の占いを参考に、心に火を灯してみてはいかがですか?

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 11位

うまく進んでいた物事に横ヤリが入るなど、ちょっとしたアクシデントが発生しそう。とはいえ、短期間で収束に向かうはずなので、あわてずに静観するのが正解。新たな挑戦への意欲が湧く時期ではあるものの、勢いだけで行動すると痛い目にあいそうです。状況をよく見て、慎重かつ冷静に動きましょう。

【開運アクション】

外から帰ったら手洗いとうがいを。雑菌に加え、邪気も祓うつもりでどうぞ。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 5位

今後のヴィジョンが明確になり、自分のやるべきことに向かって行動する時期ですが、第1コーナーで分かれ道に遭遇しそう。右を選ぶか左を選ぶかで迷ったときは、気持ちがワクワクするほうを選べば後悔なし。目先の利益だけにとらわれると、結果的に苦しくなる可能性があるので、ご用心を。

【開運アクション】

耳の痛い言葉は、神様からのアドバイス。真摯に受けとめましょう。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 9位

相手の本音や物事の本質を見抜くセンスが相変わらず冴えています。頼まれた以上のことをこなして、相手に驚かれることも。でも、そうした行動がオーバーワークの原因になりかねないので、まずは自分をいたわりましょう。実はギフトに恵まれやすい時期。ほしかった物を贈られて頬がゆるむ可能性も。

【開運アクション】

ボディケアに力を入れると、予想以上の効果が得られます。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 4位

公私いずれにせよ、パートナー探しをしている人にとっては決断の時期といえるかもしれません。ターゲットを絞り込み、アプローチを開始しましょう。最初はあくまでも軽く、というのが成功の秘訣。簡単な相手なら、あっさり乗ってきます。手強い相手ならば、いったん引いて、来週もうひと押しを。

【開運アクション】

ネットサーフィンもいいのですが、じっくり読書を楽しむと運気が豊かになります。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 10位

職場や学校など、オフィシャルなホームグラウンドで頼られて、てんてこ舞いの忙しさになりそう。やり甲斐があり、充実した日々ではあるのですが、無理をしないように気をつけて。何かを諦めるか継続するかで迷っている人は、もうしばらく継続すると、自然に気持ちが決まりそう。

【開運アクション】

自室に花を飾りましょう。一輪でもいいし、絵画やポスターでもOK。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 6位

来週いっぱいは、新年会などのお誘いであわただしい毎日となりそう。しかし、願ってもない出会いや新たな試みの話など、今後が楽しみになる展開が盛りだくさん。とくに今週のイベントは期待できそうなので、できるだけ顔を出すと吉です。ただ、危ない橋を渡るような話には、乗らないこと。

【開運アクション】

いつもより多めに歩きましょう。一歩ごとに大地を意識すると、なお吉です。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 12位

今の心地よさや安心感を手放したくないという気持ちが、執着へと変化しそうな気配です。しかし、すべての物事には始まりと終わり、出会いと別れがあり、だからこそ次のステージへと歩を進めることができます。現状維持を望むあまり臆病にならないよう、自分で自分を励ましてください。

【開運アクション】

香りのよい上質な入浴剤で、贅沢なバスタイムを楽しみましょう。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 1位

意欲や行動力とコミュニケーションの巧みさがあいまって、よい結果を出していける星回り。何をしたいのか、それはなぜかを丁寧に説明すれば、たいていの人を味方につけることができるでしょう。ただ、大きな1歩を踏み出そうとするのは少し危険かも。様子を見ながら小刻みに前進しましょう。

【開運アクション】

朝起きたら窓を開け放って、新鮮な空気を取り入れましょう。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 7位

引き続き、五感を喜ばせることが、運気をレベルアップさせます。お金を上手に使うことが幸運を招く星回りなので、自分の将来に投資するか、身近な人と一緒に楽しむためにドンと使うのも吉。第六感もけっこう冴えています。突然ひらめいたことは実行に移す方向で検討しましょう。

【開運アクション】

疲れたときは蜂蜜入りのドリンクをどうぞ。おすすめは温かいレモネード。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 3位

かなりハイレベルな幸運が継続中ですが、先週までに比べると、思いがけない出来事が少し増えたような感じがするかも。そこで臆せず、新たな展開に乗じて別の手を繰り出せば、運気はますます盛んになっていくはず。思い込みを捨て、柔軟に対応することが、幸運を引き寄せるコツといえます。

【開運アクション】

お好きな柑橘類を召しあがれ。食べるまではカゴに盛り、インテリアのアクセントに。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 8位

人から見えないところに、幸運のタネがたくさん落ちています。活躍の舞台を表から裏へと移す決意をすれば、ラッキーな展開に恵まれやすくなるはず。縁の下の力持ちでも、フィクサーでもOK。とにかく、表立った動きをしないことが、あなたにとってプラスになります。

【開運アクション】

今週の目標をひとつ設定し、クリアしましょう。小さなことで十分です。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 2位

温めていたプランを実行に移そうとしたところで、思わぬアクシデントに見まわれるかもしれません。でも、それを逆手に取って成功への近道とする方法があるはずなので、関係者とともに知恵を絞りましょう。何かが終わり、何かが始まる運気でもあります。気持ちの整理をして、新たなステージへ。

【開運アクション】

海の幸をいつもより多めに召しあがれ。三平汁やアクアパッツァがおすすめ。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー月の秘密】「かぐや」が発見した月の巨大地下空間が物語る「月空洞説」

2017年10月18日、JAXAの国際共同研究チームが、月の地下数10メートルから約200メートル、幅約100メートルで、縦孔を東端として西に約50キロにわたって延びる超巨大な空洞を発見したと発表した。「かぐや」の観測データを解析中に発見したものだ。

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トンネルが見つかったのは、月の表側の西側に広がる「嵐の大洋」の中ほどに位置する「マリウス丘」。そこは2009年に「かぐや」が月の地下へと縦に伸びる「巨大な穴」を発見していた場所だった。当時からその竪穴の周囲に地下空洞が広がっている可能性が示唆されていて、この縦孔が単なる孔ではないことは早い段階からわかっていたという。

 

今回、見つかった地下空洞は、なお、東側にも空洞が存在しているらしく、現在データを分析中だという。

 

研究チームは、このトンネルが過去の火山活動で生じた「溶岩洞=チューブ」。つまり、天然の穴だ、と考えているが、確証が得られたるわけではない、としている。

 

はたして、巨大トンネルは“天然の穴”なのだろうか?

 

実は、この巨大なトンネルの存在こそ、しばしば語られる「空洞説」が現実味を帯びてきた、といっても過言ではなくなったのだ。

 

本誌読者なら周知のとおり、天体としても多くの謎を持つ月には、その内部を空っぽだとする仮説「空洞説」がある。月の地表の石の比重と月全体の平均密度がほぼ同じであるといった事実から、月の内部が空洞であるとする説だ。実際、アポロ計画で数回にわたって行われた人工地震による波形の調査結果も、この説を裏づけるものだった。天文学的見地では、内部が空洞化した星など、ありえないだろう。だがそれは、月が自然構造物であった場合の話だ。実は、月を“人工天体”と仮定する「人工天体説」で、空洞説は十分説明がつくのだ。

 

一見すると荒唐無稽に思えるかもしれないが、アポロ計画で設置された地震計の数値は、月内部が空洞で、しかも金属製である可能性が高いことを示していた。つまり、月が何らかの金属で構成された人工的な星であることを、データが証明しているのだ。

 

さらにいえば、月に存在する「先住者=異星人」が空洞を利用して地下基地を建設しているという説も根強い。地下ばかりではない。月面には宇宙基地らしき異常な構造物も発見されている。

 

例を挙げれば、1967年8月1日に打ち上げられたルナ・オービター5号が、今回巨大トンネルが発見された「嵐の大洋」のウィテロ・クレーター内に、地表深く掘削痕を残して進んでいくマシンの姿を捉えている。

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さらには2009年6月18日に打ち上げられたルナー・リコネサンス・オービターが、アルスタルコス台地で掘削中のマシンを撮っている。これら掘削マシンを稼働させているのは、当然、地球人ではありえない。だとしたら、考えられるのは、月の”先住者=異星人“でしかないのである。

 

その異星人に月面で掘削など、強制労働させられたという元軍人がいる。元アメリカ空軍所属のレーダー追尾技師ニアラ・テレラ・アイズリーは1980年に、ネバダ州トノパ試験場で勤務中、UFOを目撃。その後、月の裏側にある秘密基地に拉致され、月面を採掘するため厳しい肉体労働に従事させられたという。当時、月の裏側では、秘密基地を拡大するための工事が行われていたといい、秘密基地では、奴隷のように働かされている彼女以外の人間の姿も目にしたと告白している。

ニアラ・アイズリー。ニアラ・アイズリー。

 

実は、彼女の体験は決して妄想でも絵空事ではない。1969年7月16日に打ち上げられたアポロ11号のクルーが、円錐形の檻の中に収容されている人間たちを目撃していたことが、ブラック・ボックスの会話記録から明らかになっているのだ。

 

月には秘密地下基地ばかりか、恐るべきことに人間の捕虜収容所まで存在しているのだ!

 

月はアポロが到達する以前に、彼ら(“先住者=月人=異星人”)が、すでに占拠し、拉致した人間を強制労働させているのだ!

 

それこそが、アポロ計画が中途で頓挫した最大の理由ではないのか?

 

はたして、今回発見された巨大なトンネル内に、いかなる真相が隠されているのだろうか……?

 

(ムー2018年1月号 「月に巨大地下空間を発見!!」より抜粋)

 

文=並木伸一郎

 

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【ムー戌年のお告げ】2018年 「戊戌年」の世相と開運法を読む!

2018年はどんな年になるのだろうか? 易学や風水学に通じ、天地の「気」を観測する望龍術の使い手でもある花谷幸比古宮司に、一年の傾向などについて、詳しくお話をうかがった。

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慣例が破られ、大変化が起こる

「2018年の干支は、戊戌です。陰陽五行でいうと、戊と戌は、ともに『陽土』に分類されます。このように同じものがふたつ重なることを比和といいます。比和の年は、徹底的に幸せ、または不幸せになりやすく、大改革の年ともいわれています」

 

はたして、どんな改革がなされるのだろうか? こんなときは、60年前、120年前の出来事をふり返ることが予測の参考になると、花谷宮司はいう。60年ごとに同じ干支がめぐってくるからだ。

 

「2018年の60年前といえば、1958年です。ちょうど今上陛下が美智子様と婚約された年ですね。これは皇室の歴史から見れば、大変な慣例破りです。それをわかったうえで、今上陛下は大英断されました。

 

日本でロカビリーが大ブームになったのも、このころです。それまでは日本の歌といえば演歌調で、ロカビリーなどはやらないと思われていました。

 

また、1958年の総選挙では、自民党が絶対安定多数となる287議席を獲得しました。第57代内閣総理大臣に就任した岸信介は、法の改正や新しい社会制度の導入を進め、憲法改正を強く主張したことでも知られています」

 

こうした過去の例も踏まえ、2018年は、これまでのルールや慣習などを捨て、新しいことを行う年になると、花谷宮司は予測している。

 

「2018年は、憲法改正に向けて、大きな動きがあると見ています。祖父である岸首相の思いは、孫の安倍首相に通じているでしょう。憲法改正を進めていくし、法の骨組みまで変えてしまうと読んでいます。

 

年末には平成の御代が終わり、新たな元号になります。おそらく今上陛下が譲位されると、日本はコロッと変わるのではないか。大変革がはじまる時期だと思わなくてはなりません」

 

独立問題が激化! 災害にも注意

変化の時期を迎えるのは、日本だけではない。世界中が変わると、花谷宮司は語る。

 

「各地で独立問題が激化するでしょう。イラク北部のクルド人たちは独立国家の樹立を願っていますし、独立宣言を事実上撤回したとはいえ、スペインのカタルーニャ州も、今後どうなるかわかりません。イギリスのスコットランドでも、独立の是非を問う住民投票が行われました。そうした動きがいっそう激しくなり、いろいろな意味での独立戦争が起こってくるでしょう。

 

北朝鮮の動きにも気をつけねばなりません。あるいはこの年末から2018年早々くらいに、一戦を交える覚悟が必要になるかもしれません」

 

自然災害にも注意が必要だと、花谷宮司はいう。

 

「比和の年は、地震が多くなります。とくに太平洋側の地域にお住まいの方は、防災意識を高めていただきたい。

 

また、戊戌は『陽土』で、土は水を必要としますから、大雨や洪水も多くなるでしょう。

 

これまでの比和の年は、九州や東北が災害に見まわれるケースが多かったのですが、2018年は、太平洋に面する四国地方にも注意を払ったほうがよいと思われます」

 

穏やかな年とはいえなさそうだが、明るい話題もある。

 

「比和の年は、経済が非常によい。日本経済も世界経済も、大きく成長するでしょう」

 

「姦臣」を退け、漁夫の利を狙う

2018年の運気にうまく乗り、これを活用するにはどうすればよいのか。それを示唆する逸話があるそうだ。

 

「中国の古典である『韓非子』に、『狗猛くして酒酸む』という言葉が出てきます。

 

宋の時代に、荘子という評判の酒造店があったのですが、いつのまにか客足が遠のき、のぼりに工夫を凝らしても効果がなく、売れずに残った酒が酸っぱくなってしまった。そこで、ある老人に相談したところ、店先で飼っている犬が原因だと。その犬がだんだんと大きくなり、唸り声が恐ろしいので、女性や子供が寄りつかなくなったから客が減ったのだ、というのです。

 

著者の韓非は、朝廷にも大きな狗(犬)がいると書いています。だれかれかまわず門前で追い払ってしまう、獰猛で厄介な番犬のような人物です。韓非はこれを姦臣(邪悪な臣下)という言葉で表現しています。そのような人物がリーダーのそばにいると、だれも寄りつこうとしません。結果、会社や国が滅ぶことになると戒めています」

 

この逸話が示すように、集団の中でリーダーを務める人は、自分の身近に姦臣がいないか、注意を払う必要がある。

 

「安倍総理もそうです。憲法改正を進めるなら、姦臣のような人物を、まずは重要なポジションから外さねばなりません」

 

もうひとつ、「犬兎の争い」という言葉があるそうだ。

 

「中国人がよくいう話ですが、速く走る犬に、逃げ足の速い兎を追わせたらどうなるか。どちらも走りすぎて共倒れになります。そのときを待てば、まんまと2匹とも捕獲できます。

 

このように、AとBを争わせて、共倒れしたときにつかまえるというのが、2018年にとるべき策です。日本から見れば米中、中韓、南北朝鮮の間にも問題があります。そこに首を突っ込まず、両者を争わせて漁夫の利を得ることが肝心です。

 

とはいえ、逆につかまえられることがあるかもしれません。日本は、北朝鮮、韓国、中国と距離的に近い。ここで争いが起きたら、アメリカがいいところだけ持っていくでしょう。そのあたりに注意しながら、改革を断行していく年です」

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生活の中で行う6つの開運法

一般庶民の生活レベルでは、どんなことが開運につながっていくのだろうか。

 

「これまでの仕組みや常識を変えていくとよいでしょう。あとは、争いが起こったら、距離を置いて待つことです」

 

いくつか具体的なヒントをいただいた。

 

(1)家庭内の仕組みを変える。

「これまで当たり前のようにしてきたことがあったら、それを変えてみましょう。母親が料理をしている家庭なら、父親やお兄ちゃんがその役割を担ってもいいし、日曜大工は父親の役目という家庭なら、母親やお姉ちゃんが交代してもいい。親が子にお小遣いをあげていたなら、子から親にお小遣いを渡してもいい。もちろん、無理に変える必要はありませんが、よりよい方向に変えられるところがないか、柔軟な視点に立って考えましょう」

 

(2)模様替えをする。

「家庭内の仕組みを変える必要がない場合は、模様替えをするのもけっこうです。カーテンやベッドカバーなど、面積の広いものを取り換えると、部屋の印象がかなり変わります。自分がいっそう心地よく暮らせるよう、身の回りで小さな改革を進めてはどうでしょう。

 

より大きく生活を変えたいときは、引っ越しを検討するのもけっこうです」

 

(3)預貯金の仕方を一考する。

「2018年は、景気がよくなります。うまくいけば、蓄えどくになるかもしれません。

 

そこで、いかに蓄えるかを考えたほうがいいでしょう。今は銀行口座に1000万円を預けても、わずかな利息がつくだけです。ならば、ほかの方法がないかを調べたほうがよい。たとえば切手、時計、絵画などで残すのはどうか、などです」

 

(4)常識破りの発想を大切に。

「2018年は、これまでの常識を破るような、ユニークな発明が増えると思います。

 

その波に乗れるよう、頭を柔軟にして、新しいことを考えましょう。たとえば、つま先にライトがついていて、夜道を照らしながら歩ける靴があったら面白い。どんなことでもかまいませんから、既成の概念にとらわれず、楽しみながら考えてみることです」

 

(5)争いの当事者にならない。

「対人関係については、公私いずれにせよ身近なところで争いが発生したら、距離を置いて静観することが大切です。どちらの味方もしないで、どちらかが倒れるのを待ちましょう。これほど楽なことはありません。冷静な落ち着きと心の癒しを最優先すれば、できることです。

 

2017年の衆院選では、希望の党と民進党が共倒れして、自民党が大勝しました。安倍総理には、よいブレーンがついているのかもしれません。この図式を参考にしましょう。

 

また、家庭内の争いといえば、夫婦ゲンカが真っ先に思い浮かびますが、ほどほどにしておかないと、どこかで漁夫の利を得る人がいるかもしれません」

 

(6)変化はチャンスだと思え。

「2018年が、改革と変化の年であることを不安に思う人がいるかもしれません。しかし、見方を変えれば、家庭、社会、国を動かす大きなチャンスなのです。このチャンスは、60年に1回しか訪れません。めったにないのですから、勇気を出して行うべきです。

 

予期しない変化が訪れたときも、いたずらに恐れず、変化の波を利用する方法を考えましょう。柔軟な発想があれば、必ずできます」

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(ムー2018年1月号 「戊戌年 開運法」より抜粋)

 

監修=花谷幸比古

文=藤江優

 

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【週間ムー占い】1位は「星の加護」をひとりじめ! 9位は物事のウラが自然に見える!? 1月8日~14日の運勢&開運ヒント

年末年始の連休が終わり、ブルーの極みに達しているあなた。そんなときは、スーパーミステリーマガジン「ムー」監修の占いで、スピリチュアルなパワーをチャージしてみてはいかがでしょう?

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 7位

集団の中でとても頼りにされ、リーダー的なポジションにまつりあげられる可能性が濃厚。実力を発揮するにはよい機会なので、謹んでお受けしましょう。このところ取り組んできたことが決着するという暗示も。結果がどうであれ、いったん受けとめることが、次なるステージを引き寄せます。

【開運アクション】

見えないところのお洒落を念入りに。下着に凝るなどおすすめ。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 4位

先週の傾向がますます顕著になり、自分のやるべきこと、目指すべき境地などがいっそう明確になってきます。ブレることなく行動できる時期を迎えるでしょう。さらなるヒントがほしい人は、身近な人のアドバイスに耳を傾けるのがおすすめ。また、神社や仏閣、美術館へ行くと、思わぬ気づきが得られます。

【開運アクション】

怒りが込みあげてきたときこそ相手の身になって。どんな行為にも理由があるはずです。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 9位

人に共感するセンスが冴え、どんな場面でも相手を思いやることができそう。とくに職場や学校などでは、そんなあなたの優しさや深い心が皆に伝わり、ファンが増えるでしょう。引き続き、物事の裏が自然と見えてしまうくらいの洞察力にも恵まれます。ときと場合によっては見て見ぬふりを。

【開運アクション】

リラックスタイムには、名パティシエが手がけた絶品ケーキをどうぞ。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 5位

今週ビビッときた相手は、この先、長いおつきあいをするキーパーソンかもしれません。しっかりと観察して、人となりを見きわめたうえでお近づきになりましょう。あなたのよさを認め、きちんと誉め称えてくれるかどうかも、チェックポイントのひとつです。新年会で知り合う人のなかにも有望株が。

【開運アクション】

噂を鵜呑みにしないで。十中八九、真実ではありません。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 10位

後輩をはじめとする年下の知人の面倒を見なければならない星回り。なかなか大変ではありますが、「先輩!」と慕われたり尊敬されたりで、けっこういい気分になれそう。自分自身の心身のケアをするにも好機。忙しい時間のあいまを縫ってエステやジムなどに行くと、思った以上の結果が得られます。

【開運アクション】

考えがまとまらなくなったらお散歩を。頭がスッキリします。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 3位

引き続き、楽しい会話と集いに恵まれる嬉しい一週間となります。この傾向は来週いっぱい継続しそうなので、ペース配分に気をつけて、余力を残しましょう。どちらかというと控え目な乙女座ですが、楽しくてハメが外れる可能性も。それもまたご愛敬ですから、自分を責める必要はありません。

【開運アクション】

少し甘めのファッションやパフュームが幸運を引き寄せます。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 11位

2018年の開運ポイントとして先週お伝えした「五感を喜ばせること」によって、まずは身近なところでよい変化が起きる時期。実行すればするほど感性が豊かになり、これまでとは違った世界が見えてくるはずです。自室の掃除も重要。きっちり整理しろとはいいませんが、気持ちよく過ごせるよう心がけて。

【開運アクション】

ゆっくりとしたソフトな話し方が好感度をアップします。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 2位

たくさんの星の加護を受けて、行動を起こす好機が到来。今動けば、たいていのことはスムーズに運びますので、勇気を出して。大切なポイントがふたつ。ひとつは、事前にきちんとアナウンスして、あなたの意図を理解してもらうこと。もうひとつは、大きな成功を望むより、小さな成功を重ねることです。

【開運アクション】

砂浜や川原を裸足で歩いてみて。ネガティブなエネルギーが一掃できます。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 8位

五感とお金をうまく使えば使うほど、運気が豊かになります。おいしい物、美しいアート、肌触りのよい服など、五感が喜ぶものを生活に取り入れましょう。お金については、見えないところに使うのが正解。贅沢な下着、福祉団体への寄付、オカルト的な楽しみに使うのも悪くありません。

【開運アクション】

古くて美しい美術品を鑑賞しましょう。できれば仏像や仏画がおすすめ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 1位

引き続き、星の加護をほぼ独占中。この状態は来週いっぱい継続するものの、ピークは今週。やりたいことがある人は、実現に向けて行動を起こし、幸運の女神の前髪をつかまえて。自分と身近な人が楽しくなること、豊かになることに焦点を合わせると、成功の可能性がぐんと高まります。

【開運アクション】

高い所にのぼって遠くを眺めましょう。広い視野が得られます。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 12位

12位ではあるものの、悪くはありません。むしろ、自分の本当の願いを素直に見つめ、その実現に向けて体勢を立て直すことで、運気がゆるやかに開花していく時期です。自分の敵だと思っていた人の言葉に、開運のヒントが潜んでいる可能性も。オープンマインドで話を聞いてみるとよさそうです。

【開運アクション】

装いのどこかに真紅をあしらって。アクセサリーやネイルでもOK。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 6位

引き続き、目標を同じくする同志たちの熱いサポートが得られる時期。この傾向は来週いっぱい続きますが、ピークは今週なので、ぜひ早めのアクションを。行動するにあたり、安易な妥協は禁物。理想を追求することと、遊び心を忘れないことが、よい結果を得るための秘訣です。

【開運アクション】

噂話には耳を貸さないか、聞いてもすぐに忘れてしまうのが正解。

 

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占い・文=山河ゆい

【週間ムー占い】1位には「星」が来てる! 12位は「秘密」でザワつくハメに…12月25~31日の運勢&開運ヒント

クリスマスイヴが過ぎ、いよいよ年末年始に向けてカウントダウンが入りました。果たして、仕事もプライベートもしっかりと締めることができるのか? スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いにおうかがいを立ててみましょう!

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 6位

隠しておきたいことが、いつの間にか周囲にバレてしまいそう。でも、かえって悩みが一掃されたり、身近な人の理解が得られたりなど、結果オーライの顛末に落ち着くはず。反対に、他人様の秘密を知ってしまうことも。場合によりますが、知らんふりで静観するのが基本。君子危うきに近寄らず、です。

【開運アクション】

大好きなアーティストの世界に浸りましょう。音楽でもアートでも。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 8位

パートナーや友人が何くれとなくあなたを思いやり、力になってくれそう。意地を張らず、ときには頼ってみるのも吉。将来については五里霧中という状態だった人は、今週を境に少しずつ明確なヴィジョンが見えてくるはず。ハチマキを締め直して、使命達成へのモチベーションを高めましょう。

【開運アクション】

緊張感が高まったら、深呼吸をしながら、エネルギーが下りていくというイメージを持って。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 7位

人間関係の再構築が先週でひと区切りを迎え、気持ちも新たに物事を進めていける時期。ただ、男女関係に限らず、特定の相手と急速に距離が縮まりやすく、それが微妙な足枷となる可能性も。相手がだれであれ、適度な距離を置くほうが、お互いにとって快適です。過労注意報は、引き続き発令中。ご用心を。

【開運アクション】

夜空の一番星、宵の明星に願いをかけて。美しい輝きを見るだけでも運気上昇の効果が。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 4位

先週から高まりを見せていたパートナー運が急上昇し、高め安定の状態へ。この傾向は1月いっぱい継続しますので、もろもろ募集中の人は、チャンスをお見逃しなきよう。ただ、この時期の約束や契約は、長期にわたる堅固なものとなります。出来心で行動すると後悔を招きますので、くれぐれも慎重に。

【開運アクション】

ネイルケアをきちんと。暴走しがちなパワーを適度に制御できます。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 10位

年末のあわただしさが世間より先に一段落し、真面目&地道モードの運気へ突入。住まいの大掃除などに精を出すと、厄除けと福招きの効果が得られます。何かが終わり、何かが始まるという可能性もありそう。時期的には気持ちを切り替えやすいタイミングなので、後ろをふり返らずに変化を受け入れると吉。

【開運アクション】

革製品を新調しましょう。財布、定期入れ、キーホルダー、靴、何でもOKです。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 9位

12月20日に、土星が山羊座へ移動したことを受け、乙女座の運気も微妙に変化します。ざっくりといえば、向こう3年は「真面目に遊んで何かを得る」という運気で、そこはかとなく乙女座向き。生来の真面目さや几帳面さを遊びの場面にも生かせば、未来が大きく開けていきます。

【開運アクション】

季節柄、うがいを励行。首や喉を冷やさないこともポイントです。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 11位

軽やかな運気にブレーキがかかり、地に足の着いた行動が求められる時期を迎えます。耳ざわりのよい言葉より、たったひとつの具体的な行動がものをいう可能性もありますので、不言実行を心がけると吉。悲観的な考えをしがちな点も、少し気がかり。ネガティブとポジティブは表裏一体なので、明るい面を見てください。

【開運アクション】

少し大股で、スタスタと歩きましょう。視線は前に向け、ながらスマホは厳禁。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 2位

行動への意欲と豊かなアイデアが手に手を携え、運命の歯車を軽やかに回していきます。臆することなく前進すれば、思い描いた以上の結果が得られるでしょう。迷っていたことについて、最終的な答えが見つかる暗示も。これをひと区切りとして、次のステージへと歩を進めてください。

【開運アクション】

沈黙は必ずしも金ならず。いうべきときには明確な言葉で伝えましょう。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

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★ラッキー星座ランキング 5位

2年以上にわたる重苦しさから解放され、天にも昇る気分を満喫中の射手座が多いのではないかと拝察します。隠れた味方やファンの声援が感じられ、二重の喜びに浸る人も出現しそう。この年末は、しみじみと自分をねぎらうのも吉。のんびりとくつろぎながら、明るい新年の青写真を描きましょう。

【開運アクション】

腹も身のうち。食物を消化してくれる胃腸に感謝し、よく嚙んで食べましょう。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 1位

土星に続き、太陽や金星などの有力な星が、次々と山羊座へ入場。年末から1月いっぱいまでは、運気を強力にバックアップしてくれます。何かを始めるには最適な時期なので、プランを温めていた人は、そろそろ実行に移しましょう。賛同者や協力者にも恵まれ、盤石の構えで物事を進めていけます。

【開運アクション】

背筋を伸ばしてさっそうと歩きましょう。自分の進むべき道が見えてきます。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 12位

「秘密の部屋」と呼ばれる場所に次々と星が入場して、あなたの隠された生活を刺激していきます。心がザワついたり、秘密がバレるのではと心配になったりする人も出てきそう。この運気を有効活用するには、自分自身を見つめ直すのがベスト。人里離れた隠れ家的な宿泊先で、静かな時間を過ごすのも吉です。

【開運アクション】

会話の際にはできるだけ聞き役に徹して。好感度が高まります。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 3位

物事が、スルスルッとうまくいきやすい星回り。棚ボタ的な展開はなく、あなたからの働きかけが必須ではありますが、何かを思いどおりに進めたい人にとっては、願ってもない好機です。にわかにお金が舞い込むという暗示も。これが実現したあかつきには、ひとり占めしないで、一部を初詣のお賽銭に。

【開運アクション】

両手を熱くなるまで擦り合わせ、腰の少し上に当ててみて。セルフヒーリングができます。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー聖書の預言】2018年、聖書が警告する人類滅亡の危機とは?

現在、国際情勢はすでに危険水域を突破し、世界は第3次世界大戦の勃発から、それこそ人類滅亡の危機の瀬戸際にいる――そういっても過言ではないことはおわかりだろう。

 

だが、ここ最近の慌ただしい動き、さらには緊迫する世界情勢は、遙か以前から――それこそ、何千年も前から「予言」されていた、といえば、読者諸氏はどう思われるだろうか?

 

ここでは、現在の世界情勢や北朝鮮の動向が、すでに何千年も前から聖書に書かれていた、という仮説を論証していこう。

キリスト教徒の聖典『新約聖書』。画像は15世紀の手書き聖書。キリスト教徒の聖典『新約聖書』。画像は15世紀の手書き聖書。

 

そもそも聖書の預言者は「予言者」ではないし、預言は予言とは別物だ。聖書でいう「預言」とは、文字通り神から「預った言葉」なのである。そこで筆者は、聖書の預言とは純然たる未来予知というよりも、聖書を記した者たちが後世に与えた一種の指令書、未来の歴史を形作るためのプログラムなのではないかと考えている。

 

それがプログラムであるならば、それを忠実に実行する者がいる限り、聖書の預言が実現する――的中するとしても不思議はない。

 

さらにいうなら、聖書の解読に基づいたハルマゲドンの予言は、これまでにも何度もなされてきた。たとえば西暦1000年がハルマゲドンの始まりであるとか、近年では1844年に世界が滅ぶとか、1917年に最終戦争が勃発するとか……。

 

ご存じのように、これらの終末予言はすべて外れたわけだが、それが「予知」ではなく「プログラム」であるのなら、やはり何の不思議もないのである。

 

プログラムの実現を目指す勢力は、過去の時点においてはまだ、いくらそれを実現したいと願っても、それだけの力を備えていなかったのだ。

 

だが今や、人類は地球を何度も破壊しうるだけの力を実際に手にしている。このような時代は、聖書が書かれて以後、ここ数十年が歴史上で唯一である。

 

すなわち他ならぬ21世紀の現代こそ、聖書の預言が実現する条件が整ったといえるのである。

 

聖書にちりばめられた極東の暗喩

さて、ご存じのように聖書はユダヤ教およびキリスト教の聖典であり、とくに『旧約聖書』はユダヤ民族の歴史書でもある。  したがって、その舞台の中心となるのはもっぱら中東であり、現在のわれわれの焦点となっている極東に関する記述などは事実上、存在しない。

『旧約聖書』は古代イスラエル史、モーセの律法、預言者の言葉などを含む聖典。画像は19世紀の絵。『旧約聖書』は古代イスラエル史、モーセの律法、預言者の言葉などを含む聖典。画像は19世紀の絵。

 

だが、アメリカの聖書預言研究者ダラス・ジェイムズは、聖書全体を丹念に読み込んだ末に、聖句の中に見え隠れする「北朝鮮」を暗示すると思われる単語を発見した。「東風」という単語がそれである。

 

また、聖書において「終末の時」を暗示しているのが、「苦難の時」という言葉である。

 

たとえば『旧約聖書』「エレミヤ書」第14には、次のような一節がある。

 

「イスラエルの希望、苦難のときの救い主よ。なぜあなたは、この地に身を寄せている人、宿を求める旅人のようになっておられるのか」

預言者エレミヤ。預言者エレミヤ。

 

さらに、同じく「ダニエル書」第12章。

 

「その時、大天使長ミカエルが立つ。彼はおまえの民の子らを守護する。その時まで、苦難が続く。国が始まって以来、かつてなかったほどの苦難が。しかし、その時には救われるであろう。おまえの民、あの書に記された人々は」

 

ここでいう「苦難の時」とは、単なる日常的な苦しみではない。聖書における苦難とは、人類の終末直前の戦争を意味しているのだ。『新約聖書』「マルコによる福音書」の中で、イエス・キリストはこう述べている。

 

「それらの日には、神が天地を造られた創造の初めから今までなく、今後も決してないほどの苦難が来る」

イエス・キリストも多くの預言を残している。イエス・キリストも多くの預言を残している。

 

また「災い」や「争い」などの言葉もこれに準じている。これを念頭において、たとえば次のような聖句をごらんいただきたい。

 

『旧約聖書』「ヨブ記」第38章には、次のようにあるのだ。

 

「災いの時のために、戦いや争いの日のために、わたしはこれらを蓄えているのだ。光が放たれるのはどの方向か。東風が地上に送られる道はどこか」

 

ここでいう「わたし」とは神のこと。この一節はつまり神が「災い」や「戦いや争いの日」のために「東風」を予め用意している、という意味だ。もともと古代イスラエルにおいて「東風」とは、砂漠から吹き付ける烈しい熱風のことで、人畜、農作物に多大な被害を与えることで知られていた。であるなら、終末戦争のためにわざわざ用意された「東風」とは、「東方からの熱風のような脅威」、すなわち中国もしくは北朝鮮(あるいはその両方)のことにほかならない。そこに「光が放たれる」、つまり核が炸裂するのである !

 

さらに「ヨブ記」第27章を見ると――。次のようにある。

 

「破滅が洪水のように彼を襲い、つむじ風が夜の間にさらう。東0風0に運び去られて彼は消えうせ、その住まいから吹き払われる」

 

この文章が先の一節よりも前に出てくることから見ても、これはあるいは、核の先制攻撃は「東風」すなわち北朝鮮のほうから行われるということを意味するのかもしれない。

 

そして、やはり『旧約聖書』「ハバクク書」第1章――。

 

「騎兵は遠くから来て、獲物に襲いかかる鷲のように飛ぶ。彼らは来て、皆、暴虐を行う。どの顔も前方に向き、砂を集めるようにとりこを集める」

 

この部分は新共同訳ではわかりにくいが、ヘブライ語本文自体が不完全で、読み方も不明。聖書学者のW・H・ウォードが「訳不可能と諦めるほかなし」と述べているほどだ。ちなみに、ここで「前方」と訳された単語は「東」を指しているので、全体を「東風」と読むこともできる。

 

もしそうなら、この一節は遠くから来た「鷲」、すなわちアメリカが北朝鮮を攻撃するという意味になる。

 

米朝戦争と日本への軍事介入

また、やはり『旧約聖書』の「エゼキエル書」にある次の一節――。

 

「タルシシュの船はおまえの物品を運び回った。おまえは荷を重く積み、海の真ん中を進んだ。漕ぎ手がおまえを大海原に漕ぎ出したが、東風00がおまえを打ち砕いた、海の真ん中で。おまえの富、商品、物品、船乗り、水夫、水漏れを繕う者、物品を交換する者、船上のすべての戦士、すべての乗組員たちはおまえが滅びる日に海の真ん中に沈む」

預言者エゼキエ預言者エゼキエ

 

ジェイムズはこれを、米朝戦争の後、中国がアメリカを攻撃し、アメリカの海上貿易が不可能となることを意味する、と解釈している。

 

だが、何といってもわれわれ日本人にとって最も恐ろしいのは、『旧約聖書』「ホセア書」第13章にある次の一節だろう。

 

「エフライムは兄弟の中で最も栄えた。しかし熱風00が襲う。主の風が荒れ野から吹きつける。水の源は涸れ、泉は干上がり、すべての富、すべての宝は奪い去られる」

 

冒頭の「エフライム」とは、イスラエルの族長ヤコブの子ヨセフが、エジプトでもうけた子だ。その子孫はエフライム部族を形成し、イスラエル12支族中最大の氏族となった。その後、エフライム族は歴史の上から姿を消すが、聖書研究家の久保有政氏によれば、このエフライム族こそ、シルクロードを越えて日本に渡り、皇室の祖先となった一族だというのである。

エフライム。彼の子孫たちが日本に渡ったという説もある。エフライム。彼の子孫たちが日本に渡ったという説もある。

 

ということは「兄弟の中で最も栄えた」エフライム族を「熱風(すなわち東風)が襲う」という非情な一節の意味は、ここまでお読みいただいた読者諸氏には、火を見るよりも明らかであろう。

 

すなわち近い将来、北朝鮮の核ミサイルは日本をも襲うのだ。そしてその結果、「水の源は涸れ、泉は干上がり、すべての富、すべての宝は奪い去られる」のである !

 

われわれは今はただ、この預言が実現せずにすむことを祈るしかない――。

20171219_suzuki3

(ムー2018年1月号 総力特集「2018年聖書大預言」より抜粋)

 

文=星野太朗

 

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【週間ムー占い】1位は「試練が終わった解放感」がスゴイ! 8位は世界を見下ろすと吉 – 12月18~24日の運勢&開運ヒント

いよいよクリスマス直前! ワクワクしている人も、苦々しく思う人も、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いの前では平等です。以下のアドバイスを参考に、充実した週になるよう、まい進していきましょう!

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 2位

運気は高め安定。よりよい環境や状況をつくるべく行動したことが、ほぼ図に当たり、自分で自分を誉めてあげたくなる場面が多いでしょう。明確な意志とリーダーシップにも恵まれ、評価が得られやすい一週間でもあります。ただ、クリスマスに向けて、運気はいくぶん下り坂。過度な期待をしないこと、多少の行き違いは大目に見ること、意地を張らないことの3つが、イヴと当日をハッピーに過ごす秘訣です。

【開運アクション】

東洋医学でいう上虚下実を心がけて。上半身をゆるめ、下半身を安定させましょう。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 12位

12位ではありますが、それほど悪いわけではないのでご安心を。ただ、引き続きディープな内緒話や噂話を耳にしやすく、重苦しい気分になるかも。また、相棒と頼む人との関係が極端になりがちで、お互いに牽制したり、ベッタリと依存したり。こちらも少々疲れそうな気配です。そしてクリスマスは、大いに盛り上がること間違いなし。ただ、ひとつ間違えるとケンカに発展するので、穏やかな対応を心がけて!

【開運アクション】

座りっぱなし・立ちっぱなしを回避! 数分でもいいから、ときどき体を動かして。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 5位

引き続き、出会いと別れの多い星回りです。とはいえ、涙は伴いません。むしろ、すがすがしい気持ちで新たな人間関係を構築していけるでしょう。また、心身のコンディションが上々で、気力も充実していますが、それだけに、いつもより多く働きがち。何事も余力を残して取り組むようにしてください。クリスマスについては、仕事に邪魔されそうな予感あり。今のうちから前倒しに進めて、イヴと当日の自由時間を確保しましょう。

【開運アクション】

関節の動きを滑らかに。回せるところはすべて、ゆっくりと回してみましょう。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 9位

今週の前半から、パートナー運がじわじわと高まっていきます。公私いずれにせよ、相棒と呼べるような人を募集中ならば、アンテナをしっかりと立てておきましょう。同時に、他人の言葉に左右されがちな時期でもあります。うまく距離を取り、マイペースを崩さないほうが吉。クリスマスに向けて、運気は上り調子です。にぎやかなイベントに二人で参加するのもおすすめ。告白は、深刻にならないほうが、勝率が上がります。

【開運アクション】

ふくらはぎのマッサージを。バスタブの中で、つまんで引っぱるだけでも効果大です。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 3位

忘年会をはじめ、年末のさまざまなイベントに引っ張りだこ。忙しい一週間を過ごすことになりそうですが、華やかで喜びに満ちた運気といえます。どのイベントもしっかりと楽しみながら、あなたらしい存在感や魅力をアピールできるでしょう。ただ、クリスマスに向けて、運気は「外」から「内」へとシフトチェンジしていきます。明るくにぎやかな場所で騒ぐより、落ち着いた静かな場所で語りあうほうが、実りが多いでしょう。

【開運アクション】

胃に優しい食事を心がけましょう。夕食後にはつまみ食いをしないこともポイントです。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 11位

11位ではありますが、悪くはありません。アットホームな運気を高める星々の働きにより、対人関係では和気あいあいとしたハッピーな雰囲気が維持されるでしょう。模様替えや断捨離をして自室の環境をよりよくすると、いっそうの開運効果が得られます。ただ、クリスマスに向けて、運気はアクティブなものへと変化していきそうな気配。日帰り旅行にもツキがあります。ちょっと遠出をした先で、聖夜を祝うのもおすすめです。

【開運アクション】

肩をグッと後ろへそらせて、胸を開きましょう。空気と運気を取り込みやすくなります。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 6位

引き続き、人当たりのよさと軽やかな会話で周囲を魅了し、高め安定の人気を維持できる一週間です。意表を突いた表現で、ウケを取ることもあるでしょう。パートナーとの関係でも、掛けあい漫才のような面白さが味わえます。クリスマスに向けて、運気は温かく穏やかなものに変化していきそう。人気レストランでディナーを楽しむのも悪くありませんが、どちらかの自宅で一緒に料理をして、手づくりディナーを味わうのも大吉です。

【開運アクション】

喉を冷やさないこと。ネックウォーマーやマフラーを活用して。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 4位

頭の中のプランを見える形にしていく時期は、今週で一段落。来週からは、人のネットワークを構築し、コミュニケーションや情報交換によって、運気を育てていく星回りとなります。どの分野の人たちと、どうつながっていけばよいか、今のうちから考えておきましょう。クリスマスは、主役級の充実感が味わえそう。太っ腹なプレゼントを用意すれば、相手が大感激する予感も。感謝の言葉や愛の言葉を添えれば、もはや無敵です。

【開運アクション】

ヘッドマッサージを励行。指を立て、頭部の下から上へと滑らせるだけでOK。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 1位

約2年3か月に及んだ「試練の時期」が、ついに12月20日をもって終了!! その解放感たるや、いかばかりでしょうか。文句なしの1位です。さらに嬉しいことには、多くの星々に見守られ、射手座の真骨頂を発揮する好機に恵まれます。自分の信ずるところを堂々と行動に移しましょう。クリスマスが近づくにつれ、金運も上昇していきます。少し張り込んだプレゼントを渡せば、二人の関係に弾みがつくでしょう。

【開運アクション】

爪のお手入れを入念に。短くスッキリと切りそろえるのがベスト。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 10位

12月20日、「試練の星」といわれる土星が山羊座に入場し、約3年3か月にわたって滞在します。とはいえ、山羊座にとっては、土星は守護星。これまで取り組んできたことの総決算期と位置づけ、ひとつひとつの事柄にけじめをつけていけば、実りある時期となるはずです。クリスマスは、隠れ家的なお店や、知る人ぞ知るパワースポットを訪ねてみるのがおすすめ。人里離れた、自然の豊かな保養地で静かに過ごすのも大吉です。

【開運アクション】

足の裏のお手入れを。タコ、魚の目、角質は、プロに除去してもらいましょう。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 7位

引き続き、明るい展望と予感に満たされる一週間。ともに行動する仲間が、具体的なプランを提示してくることもあるでしょう。そのときに大切なのは、まず受け入れること。どんなプランであれ、頭ごなしにダメ出しすると、関係にヒビが入りますのでご注意を。クリスマスは、二人だけの世界に浸るのも悪くありませんが、仲間と一緒にパーティを開くのも大いにおすすめ。シングルの人は、そこから恋が芽生える可能性あり。

【開運アクション】

膝から下のスキンケアを丁寧に。カサついていたらクリームで保湿しましょう。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 8位

この一週間は、収穫の時期。とはいえ、よいこと尽くしとは限りません。善因善果、悪因悪果という言葉のとおり、これまでの自分の行いに対して、相応の結果がもたらされます。善果を手にした人は、自分を誉めてあげましょう。悪果しか収穫できなかった人は、素直に反省し、今後の糧としてください。クリスマスは、二人で高い場所から夜景などを楽しむと、一気にムードが高まりそう。シングルの人も友人や家族を誘って、高所から世界を見下ろしてはいかが。

【開運アクション】

お気に入りの写真集か画集を眺めて、美意識を高めましょう。

 

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占い・文=山河ゆい

【ムー神秘の宴】現代の魔女が催すハロウィンの宴(後編)

「魔女術はペイガニズム、アニミズムの世界です。自然崇拝であり、多神教の世界観。自然に対する敬意、そしてその自然の力と一体となるための儀式でもあります。

 

サーウィンは伝統的には火の祭りであり、先祖を祈り、豊穣を祈ります。今回は著名な魔女たちが行っていた魔術の基本に沿いながら、私が実践してきた上で、とてもパワフルだと感じた呪文や祈りの歌を儀式に取り入れています。

 

ウィッチクラフトや魔術というものは、伝統を重んじながらも自分自身に問いかけることがとても大切なのです」

祭壇に並べられた術具。祭壇に並べられた術具。

 

儀式の前に魔女から、「サークル」の開き方と閉じ方、呼び出した精霊や霊とアクセスするやり方などを説明された。

 

自分の中に湧き上がる感情・感覚に耳を澄ませることも重要らしい。

 

魔女に促され、宴の始めに各々が選んだカードの封印を解いた。

 

中には“Thank you for coming today.”と更に”ナンバー”の記されたカードが……。

 

他の参加者のカードには、“Thank you for coming. Your special.”や“merry meet marry part merry meet again.”などとも書かれていた。

同じ数字でペアになる。同じ数字でペアになる。

 

それから、自分と同数のナンバーを持つ参加者とペアになり、「0」「1」「2」「3」…「99」「00」と、魔女が指定する数字の順にひとつの列を作っていく。参加者の作った列は、やがて円、サークルとなった。

 

カードは参加者自身が無作為に選んだものであったが、不思議なことに、サークルの1組目の0番の方は、この魔女のハロウィン会への参加表明がもっとも早い方で、最後に参加を表明し、会場入りがもっとも遅くなった方がサークルの最後に配されていた。

 

さらに、サークルにおいて火のエレメントを意味する場所にキャンドルアーティストの方が並ぶなど、それぞれがいるべき位置へと誘われたようでもあった。これは、偶然なのだろうか……。

 

チリンッチリンッ。

 

魔女の鈴の音が響き渡り、風の精霊を呼びだす呪文を唱えた。

 

続いて蝋燭に火を灯し、火の精霊を。

 

ひとりひとりに聖水をふりかけ、水の精霊を。

 

大きなラピスラズリを持って、大地の精霊を。

 

東南西北の四方に対応する精霊が招かれた。

精霊を召喚する魔女。精霊を召喚する魔女。

 

魔女の唄が聴こえる。

 

すると、ひとり、またひとり。

 

自重に耐えられないように、うずくまり、または気絶するように倒れ込む参加者が現れはじめた。

 

「みなさん、自分自身のご先祖様を、今の自分の骨や血を創ってくださっているご先祖様を、ご自分の後ろに連なる、たくさんの祖先の姿を思い描いてください」

 

魔女の唄で会場中が包まれて行く。

 

しばらくすると、火のエネルギーを感じるときが訪れた(私もそう感じたのだが、このタイミングで体が熱く感じた人も多いそうだ)。

 

「今宵、この場に集ったみなさんに。供物に。総てに感謝をしましょう」

 

火への祈り、

豊穣への祈り、

祖先への祈り。

 

一通りの祈りを終え、呼びだした四つの精霊に感謝と別れを告げると、魔女はサークルを解いた。

 

この場で何が起きたのか、何が現れたのか。現象面で伝えることは難しい。

 

ただ、今回、ハロウィンの歴史、文化や習慣に触れ、心を同じくした方々とともにそれを感じ、深めていく交流の場は、稀有であった。

 

帰り道、時空を超え、帰ってきたという気持ちが不思議と湧いてきた。

 

やはりわれわれは、サーウィンの時期、見えざる世界に足を踏み込んでいたのかもしれない。

 

文=松本祐介
写真=住谷勇幸

 

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【ムー神秘の宴】現代の魔女が催すハロウィンの宴(前編)

2017年10月31日。この日、渋谷のハロウィンの騒ぎから少し離れた青山で、魔女の叶ここさん主催の「魔女とハロウィンの宴」が行われた。

 

私は、そのイベントの参加者である。叶ここさんとは、以前から、妻を通じ交流を持たせていただいていたが、「魔女」としての彼女と対面するのは初めてであった。

 

あの場で体験した奇跡、できごとは、いまだ私の脳内で行き場を探して彷徨っている。

 

宴の当日。引力により月に2度だけ訪れる若潮の日。一部の漁師の世界では、若潮の日は『豊漁(魚が大量に釣れること) 』になると言われ、その日にスケジュールを合わせることもあるそうだ。

 

奇しくも、若潮の宵。魔女の引力によって、私たちは、この場所へ赴いた。

 

Museum1999 Leau a la bouche(ロアラブッシュ)である。

ロアラブッシュ。ロアラブッシュ。

 

青山の中に佇むアンティークな西洋館は、閑静な青山の中で、ことさら異色異彩のオーラを放っていた。

 

扉を開き、広々とした吹き抜けから、突然、別次元を演出したかの様な暗がりの階段を降りる。

 

ロアラブッシュの地下にあるダイニングBAR【Jardin d’Erte(ジャルダンデルテ)】が、此度の儀式の場である。魔女による原点回帰のハロウィンの宴が催されるのだ。

 

会場では、女司祭である魔女、叶ここさんが待ち構えていた。

 

叶ここさんは、スペイン人魔術師の祖父とマガガリと呼ばれるフィリピン人の祈祷師の祖母を持つ、魔術師家系の魔女だという。

魔女の叶ここさん。魔女の叶ここさん。

 

会場の奥には、祭壇と供物を捧げる場所があり、参加者はひとつ、ふたつの果物や木の実を持ち寄り、祭壇に供えていく。儀式に使うのであろう。燭台や天秤、分厚い書物、水晶……そして、鞘に収められた数種の剣が置かれていた。

祭壇に捧げられた果物。祭壇に捧げられた果物。

 

一般的なハロウィンといえば、アニメやゲームキャラのコスプレした人が、ピザやシュークリームを食べる程度のイメージだろう。

 

しかし、この日、ここで行われるのは、真のハロウィン(サーウィン)なのだ。

 

魔女の宴

アイルランドの伝統料理 コルカノン。アイルランドの伝統料理 コルカノン。

 

ヨーロッパのハロウィンでは重要な意味を占めるりんご、ナッツ、レーズンやいも類が食材としてふんだんに使われた料理や、コルカノンなどの伝統的なハロウィン料理を囲みながら、まずは和やかな雰囲気の宴が始まった。

 

しばらくすると、魔女がカードをひとセット、用意した。そこから一枚のカードを引くように、指示される。シーリングワックスにより封をされた意味深なカードだ。

会場で配布されたカード。会場で配布されたカード。

 

「???」

 

疑問を持ちながらも、次々に登場するハロウィンの伝統料理の宴は続く。いつしか、すっかりカードのことは忘れていた。

 

よくよく考えてみれば、この日私たち参加者は、すべて魔女の思い通りに思い、動いていたのかもしれない。後の儀式で鍵を握るカードは、儀式の直前ではなく、宴の序盤で配られたのだが、この後、このカードを選ぶことが決まっていたかのよう偶然が重なるのだから。

 

ここで、今回の主役のひとつであるハロウィン(サーウィン)の伝統料理について補足しておく。

 

ハロウィンの起源は古代ケルトの季節のお祭りである『サーウィン』。

 

夏が終わり、冬が訪れるこの日をケルト民族は新年とした。秋の豊穣を祝い、太陽の弱まる季節であるが故に火を祀るそうだ。また、この日は季節の変わり目ということもあり、死者がこの世に現れると信じられていた。日本のお盆のように先祖への感謝を祈る日でもあるという。

 

ハロウィンの伝統料理に多くの種のスパイスが使われているのには、『魔を祓う』意味があるという。保存食や体を温めるなど、冬の季節に備える効果もあるようだ。

リンゴとスパイスのデザート タルト・タタン。リンゴとスパイスのデザート タルト・タタン。

 

ヨーロッパではハロウィンの時期になると。リンゴを使った料理が多くなる。リンゴは魔を祓う食べ物だと信じられているそうだ。魔術や占いに使われることや、ギリシャなどで古来より死者の食べ物と信じられていることなども、起因しているという。

占いに使われるバーンブラック。占いに使われるバーンブラック。

 

今回の宴では、スウィーツのひとつにバーンブラックという、スパイスとレーズンの入ったパウンドケーキがあった。

 

これもハロウィンの伝統で、中にコインが入っていると金運に恵まれる、布が入っていると貧乏になる、といった占いに使われていたそうだ。今回は、魔女の計らいで、『豊穣』の証であるナッツが数名の参加者に入っていた。

 

他にも、参加者には『魔女の媚薬サングリア』が配られた。これは、カルダモン、コリアンダー、スターアニス、グローブ、ローリエ、シナモン、そして、愛の魔術でよく使われるというリンゴとオレンジを漬け込んで作られたもの。さらに、叶ここさん考案の媚薬として、他にも秘密のスパイスが用いられているとのことだ。

 

口に含むと、体の芯から温かくなるのを感じる。

 

提供される料理・飲み物・場所・時間。すべてが、真の魔女のおもてなしなのだろう……。

 

そして、時刻は、22時45分を迎えた。

 

ついに儀式の時が訪れる。

 

後編へ続く

 

文=松本祐介

写真=住谷勇幸

 

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【週間ムー占い】1位の星座は「転んでから」が勝負! 11位は財政がようやく好転? 12月11~17日の運勢&開運ヒント

師走も中盤に突入。目の回るような忙しさで、知らずに心がすさんでいる……という人も多いのではないでしょうか。そんなときは、スーパーミステリーマガジン「ムー」がお届けする占いをごらんになって。あなたの心に沁み入るような、魂の金言に癒されてみてはいかがでしょう。ちなみに今回、2週連続1位の星座は、調子に乗るとどんでん返しを食らうそう……。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 2位

引き続き、理想や夢を熱く語り、自分の力で実現させたいと思う時期。そのために必要なのは、一にも二にも具体的な行動です。一足飛びの成果を求めず、自らの手と足を使ってコツコツと取り組むことが、結局はいちばんの早道。今週は、その第一歩を踏み出してください!

【開運アクション】

由緒ある神社や仏閣を参拝しましょう。極上の「気」をチャージできます。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 10位

望んだわけでもないのに、他人様の秘密や本音に触れやすい星回り。それがまた、自分にかかわることだったりして、多少のショックを受ける可能性も。とはいえ、あなたの立場に理解を示し、励ましてくれる人が必ず現れます。そもそも、さほどの事件ではありません。視点を変えてみるのも吉です。

【開運アクション】

会話をするときは、少しゆっくり話すほうがベターです。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 4位

対人関係に、新たな地平が見えてくるかも。別れを告げるべき相手には、笑顔と感謝の気持ちを添えて別れを告げ、次のステージへと踏み出しましょう。後ろをふり返る必要はありません。出会いと別れはこの世の常。そうした変化が大吉運をもたらす可能性は、大いにあるのです。

【開運アクション】

運動不足と睡眠不足は美容と健康の敵。ぜひ解消してください。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 7位

引き続き、仕事や学業での「やりがい」や「達成感」が、かなりの高レベル。先週予告したように、この運気は今週末まで続きますので、最後のひと押しをするなら今です! いろいろな相談を持ちかけられる気配も。相手の身になりつつ中立の立場で対応すれば、万事が丸く収まります。

【開運アクション】

小さな花束を自分にプレゼントして、部屋に飾りましょう。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 5位

年末の多忙さがいっそうエスカレートしていきそうな気配ですが、じつはピークを迎えるのは来週。今週は前哨戦にすぎないので、何事も余力を残して取り組みましょう。「忙中閑あり」ではありませんが、ポッカリと生まれた自分ひとりの時間をいかに充実させ、楽しむかということも重要なテーマです。

【開運アクション】

癒しのドリンクはレモネード。リラックスタイムにどうぞ。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 11位

浪費と出費の星が去っていきます。財布に火がつく寸前だった人は、胸をなでおろすことができるでしょう。ただ、身の回りの環境を整えるために、お金を惜しまないほうがよい星回りではあります。ぜひ、質のよい良品を選んでください。また、心痛が起きる暗示も。信頼の置ける人に胸の内を話すと吉。

【開運アクション】

ミントの香りを楽しんで。ミントティーやチョコミントなど、おすすめ。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 9位

人当たりのよさと軽やかな会話で、周囲を魅了できる一週間。その一方で、心の中に重荷を抱えてしまい、顔で笑って心で泣いて、という事態が発生しそうな暗示も。メンタルヘルスのうえではよろしくないことなので、だれかに打ち明けて、気持ちや状況を整理しましょう。

【開運アクション】

耳のマッサージを。「チョキ」で耳全体をはさみ、ゆっくりと上下に動かせばOK。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 3位

あれこれと考えるより、行動しながらプランを調整していくほうが、実りが多くなる時期を迎えています。もともと長期的にラッキーな星回りなので、現場感覚に優れた人材を確保すれば、鬼に金棒でしょう。疑心暗鬼に陥りがちな傾向がチラリと見えますが、恐れを手放し、本質をつかむことが肝心です。

【開運アクション】

お財布がくたびれてきた人は、新調の好機。できれば質のよい本革を。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 1位

1位ではありますが、油断ならない一週間です。もちろん、さまざまな星があなたに力を貸し、ラッキーなことが連続して起こりはします。でも、それで調子に乗ってしまうと、どんでん返しにあう可能性も。そのときに、転んでもただでは起きない精神を発揮できれば、運気はさらに上昇します。

【開運アクション】

改革は吉ですが、大胆に行うより小規模ですませるのが賢明。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 12位

自分の心に巣くうネガティブな思いが、ひとつ、またひとつと正体をあらわしそう。なんだ、こんなことを気にしていたのかと思うこともあれば、根の深さに愕然とすることも。ただ、そうした一連の体験は、心理的な「新生」へとつながります。新しい自分を生み出すつもりで、心の整理をしましょう。

【開運アクション】

直感が冴えています。危険を感じたら、すぐにその場から遠ざかりましょう。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 6位

来年を視野に入れ、明るいヴィジョンを語りたくなる時期。孤軍奮闘するのではなく、同志を見つけ、ともに手を携えて目標に向かう姿勢が、運気を後押しします。成功のカギは、相互の信頼と、困った事態が発生した際の備え。リスクマネジメントの得意な人を、ひとりは仲間にしたいところです。

【開運アクション】

クリスマスに向けてプレゼントを買うときは、自分へのご褒美もお忘れなく。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 8位

これまでの取り組みが評価され、実を結ぶ時期。この傾向は来週がピークとなりますが、今週からその兆しが見えはじめるでしょう。一方で、「帯に短し、たすきに長し」といいたくなる場面に遭遇する可能性あり。ない物ねだりはしないで、手持ちのコマで対処すべく、知恵を絞ると吉です。

【開運アクション】

怒りは闘志に、悲しみは慈しみに。ネガティブな感情をポジティブに変換しましょう。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー妖怪図鑑】見た目はかわいい豚の妖怪は危険!

ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」(隔週水曜日更新)! 連載第20回は、鹿児島県に伝わる豚妖怪を補遺々々しました。

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見た目はかわいい、でも、こわい

馬、鳥、猫、蛇と、動物の妖怪はいろいろありますが、沖縄や鹿児島にはなぜか、豚の妖怪が多いです。豚というとどうしてもピンクの鼻で、尻尾がクルンとなった愛らしい姿を想像してしまいますが、南島の豚妖怪はけっして愛らしい存在ではありません。

 

とても怖い豚なのです。

 

妖怪には「転がるだけ」「洗うだけ」「砂をかけるだけ」といった、ほとんど無害なものも多いですが、この豚たちはその無害そうな見た目に反して、人の命を奪う恐ろしい妖怪です。

 

今回はそういった豚妖怪の中から鹿児島県に伝わるものをいくつかご紹介いたします。

 

夜の豚

鹿児島県大島郡徳之島町尾母には「ユナウワ」という妖怪が伝わっています。

 

名前の意味は「夜の豚」。その名のとおり、夜(あるいは夕方)に現れました。

 

尾母にある「クラシミチ(暗い道)」と呼ばれる小道は、道の両側に竹が密生し、雀榕(アコウ)や榕樹(ガジュマル)といった樹木も育ち放題になっているので昼間でも夜とさほど変わらないくらい暗い場所でした。この道に「ユナウワ」は現れました。

 

これはチョロチョロと小走りしながら、人に近づいたり、遠ざかったりします。機敏な動きで逃げ隠れしながら、時には地面をころころと転がって人を惑わすのです。この地面を転がるという動きから「ジンモラ(地回り)」とも呼ばれていました。

 

他にも「ジンムン(地の物)」「クビキリウワ(首切り豚)」といった別称があり、後者の別称から「ユナウワ」の姿は「首のない豚」、あるいは、そのように見えるものであったと考えられます。首がないなんてなかなかショッキングな外見ですが、この「ユナウワ」が恐れられるのはその姿ではありません。人の股の間を潜ろうとする行動です。

 

この行動は「マタグィリ」といって、これをされた人は命を奪われてしまいます。「マタグィリ」は南島の妖怪に多く見られる特徴で、このような性質をもつ妖怪と出遭ってしまったときの対処法として、足を交差させ、股の間をくぐらせないようにするというのがあります。

 

「ユナウワ」にも同様の方法が効果的で、足を交差させて立っていれば、くぐるのを諦めるのだそうです。諦めるまで待っていられなければ、両脚を交差させたまま、ぴょんぴょんと跳ねながらその場から去るという方法もあり、また、足を交差させなくても、土手や石などに腰をかけてじっくり通り過ぎるのを待つというのも有効だったようです。

 

この「ユナウワ」に股の間をくぐられてしまった人がいました。

 

その人は竹籠にいっぱいのサツマイモを背負って帰る途中に出遭ってしまい、暗さと背中の荷物の重さでとっさの判断ができず、股の間をくぐられてしまったのです。この人は翌朝に高熱を出し、2日目の晩に死んでしまったといいます。

 

その村では、こういうモノに出遭って高熱が出ることを「カディオーティ(風に遭った、邪神に出遭った)」といって諦めたそうです。

 

殺人豚とイタズラ豚

徳之島町の井之川には、フーシンコと呼ばれる大きな珊瑚岩があり、ここには「ワンクワグワ」という神様がいます。これも怖い豚なのです。

 

こんな実話があります。

 

月夜の晩、フーシンコのあたりを中学生たちが歩いていると、フーシンコから畦道に沿って、子豚のようなものが何匹もピョンピョンと飛びだすのを見ました。

 

「大人がいたら見せるのにね」

 

そう話しているところにMさんという方の奥さんが通りがかったので、中学生たちは彼女をフーシンコまで連れていって不思議な豚たちを見せました。Mさんの奥さんはその年に亡くなってしまったといいます。

 

この岩神様は「ミンキラワー(耳切れ豚)」ともいわれています。

 

龍郷町には「ミンキラウワックワ」という黒い子豚のような妖怪が伝わっています。ふつうの人は視ることができないもので、これに股をくぐられてはいけないといわれています。

 

同町には「ウワッグワ」というものもいて、これも黒い子豚の姿をしており、股をくぐられると死ぬといわれています。

 

「ミンキラウワックワ」と「ウワッグワ」は姿も行動も同じですし、名前も似ているので、同じものなのかもしれません。

 

物騒な豚ばかりを紹介しましたが、最後はそんなに悪いことをしない豚も紹介します。

 

「クビキリャウワ(首切り豚)」です。

 

こちらも龍郷町に伝わるもので、その名のとおり首のない豚の姿をしており、子豚くらいの大きさで色は黒かったといいます。トネンジョという場所のあたりに現れ、前に行ったり後ろに行ったりして人の足にまとわりつき、同じ道を何度も巡らせるといった悪戯をします。朝まで同じ木の周りを回らせられた人もいました。まるで狐に化かされたみたいです。

 

だれにでも視えるというわけではなく、視える人と視えない人がいたそうです。

 

徳之島町の「ユナウワ」の別称も「クビキリウワ」ですが、こちらのほうは道に迷わせるだけで「マタグィリ」をしないところをみると、どうも同じものではないようです。

20171207_suzuki5

文・絵=黒史郎
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【週間ムー占い】あの星座、「ブレーキ状態」で1位って! 9位には成功の足音が…12月4日~10日の運勢&開運ヒント

ついに師走に突入! 仕事も忙しくなり、忘年会やクリスマスなど多くのイベントを控えたにぎやかな月の始まりです。良いスタートが切れるよう、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いに導いてもらいましょう! 1位の星座は、12月20日までは運勢にブレーキがかかっている状態…なのに今週は1位ということで、今後が大いに期待できそうです。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 3位

理想や夢を熱く語りたくなる時期。ここでヴィジョンを明確にして、自分の気持ちも固めておけば、いざ行動に移す段階で、足取り軽く動けそう。自分が目指す方向で、すでに成功している人の話などを聞いておくと、参考になるはず。引き続き、美術館、図書館、寺社には開運と癒しのタネが。

【開運アクション】

本を少なくとも1冊、読破して。ジャンルは問いません。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 10位

親や先輩など、目上の人から何かを引き継ぐことになるかもしれません。それはあなたの今後を豊かにしてくれるものなので、受け取っておきましょう。パートナーがいる人は、彼または彼女の懐がけっこうアテになりそうな気配。「おごってあげる」といわれたら、遠慮なく甘えてください。

【開運アクション】

出不精とものぐさは運気低下のもと。フットワークを軽くしましょう。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 6位

引き続き、頼もしいパートナーに支えられて堅調な運気を満喫できます。複数の候補者に囲まれている人は、ひとりに絞るのであれば、来週中に決断を。絆を固める星が、そろそろ去ろうとしています。遊びのシーンでは、過激・過剰な星の影響を受けがちなのが少し気がかり。心して控え目なふるまいを。

【開運アクション】

ヘアスタイルを変える好機。少し短くするのもおすすめ。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 8位

仕事や学業での「やりがい」が、ハンパないレベルに上がっています。この運気は来週いっぱい続きますので、結果を出したい人は、ラストスパートだと思ってお務めに励んでください。私生活では、小さなアクシデントの気配が。部屋の模様替えをすると、絶大な厄除け効果が得られます。

【開運アクション】

アンテナショップや話題の店へ行くと、感性を刺激してくれる物が見つかりそう。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 5位

年末を迎えてあちこちからお声がかかり、獅子座の血が騒ぎそう。いろいろな場で主役級の存在感を放ち、注目をさらうことになるでしょう。ただし、発言は心してマイルドに。キツイ本音をストレートにぶつけると、人間関係に決定的な亀裂が入ります。噂話などにも参加しないほうが賢明です。

【開運アクション】

早寝早起き、腹八分目。運気も心身もすこやかになります。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 4位

あなたの密かな願いや望みが、実現に向けて進展していきしそうな気配です。あなたのことをよく理解しているごく親しい人と、前祝いをするのもおすすめ。運気にいっそうの弾みがつきます。お金のやりくりに四苦八苦している人は、もう少しの辛抱。来週になれば浪費の星が去っていきます。

【開運アクション】

家の鍵はきれいですか? たまには磨いてあげましょう。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 9位

これまでの取り組みや努力が報われ、成功を手にすることができそうです。少なくとも、その予兆を感じて、喜びに満たされるでしょう。そんなときこそ、周囲の人たちに優しい言葉を。努力しても報われなかった人に手を差し伸べ、あなたを支えてくれた人に感謝を伝えてください。

【開運アクション】

1年間がんばった自分に、ひと足早いクリスマスプレゼントを。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 2位

アイデアやプランを形にしていく時期に入りました。とくに12月下旬までは、方向性や方針をきっちりと固めるのによい星回りなので、テーマを見きわめたうえで決断しましょう。しばらくは、いささか地味と思えるような運気になりますが、これは大切な準備段階です。有効に活用してください。

【開運アクション】

本棚のお掃除をしましょう。もう読まないものは処分してもよさそう。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 1位

健康的な野心を燃やしつつ、実力を発揮できる時期です。見えない力に後押しされているかのように、ラッキーな出来事に恵まれることもあるでしょう。とはいえ、12月20日までは運勢にブレーキがかかっています。後先を考えずに突っ走ると、足もとをすくわれますので、慎重さを忘れずに。

【開運アクション】

他人の裏の顔が気になるときですが、詮索しないで、さりげない励ましを。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 12位

悲観的になりがちな一週間かもしれません。起こってもいないことを心配して、不安をつのらせる傾向も見られます。いずれの場合も、問題となりそうなのは外界の出来事ではなく、あなたの内面。ネガティブな思いが湧いてきたら、とりあえず日光を浴びるか、ゆっくりとお風呂に入るのがおすすめ。

【開運アクション】

できれば午前中に、最寄りの神社やお寺までお散歩を。もちろん参拝も一緒に。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 11位

過ぎたるは及ばざるがごとし。何事もほどほどにしておきたい一週間です。過剰な行動は、一時の成果をもたらすかもしれませんが、苦い後悔と対人関係の崩壊が待っている可能性も。関係者一同の調和と、あなたの心身のバランスを優先して考えることが、この運気を無事にやり過ごす秘訣です。

【開運アクション】

波の音や川のせせらぎなどの自然音をBGMに。良質のひらめきに恵まれます。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 7位

辛い思いをしていた人にとっては、希望の光が見えてくる一週間といえそうです。また、これまでの辛さがなぜ生じたのかをじっくりと考え、思考や行動のパターンを改善していくのに適した時期でもあります。信頼できる人に話を聞いてもらいながら、これまでの経緯を整理するのも吉です。

【開運アクション】

軽いストレッチを毎日の習慣に。体ばかりか心も柔軟になります。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムーアイテム情報】チュパカブラの攻撃も防ぐニットキャップ登場!

ムーTシャツやナスカジャンでおなじみのハードコアチョコレートから新作ムーグッズが登場。まさかの(?)ニットキャップだ!

 

ロゴを編み込んだデザインは、遠目からもムー民だと瞭然。

どこからどうみてもムー民である。どこからどうみてもムー民である。

 

しっかりした厚みのぬくもりは、冬に向けて頼もしい。

キャップ(裏面)キャップ(裏面)

 

これなら、夜道でチュパカブラに飛びかかられても、頭部への攻撃を防げるだろう。赤道付近のプエルトリコでも使いたい(暑いだろうけど)。

 

また、日頃、ふいに第三の目や第6チャクラが開いてしまっても周囲にバレないので安心だ。

第三の目を隠し、グレイと何やら談話中のヅッキィヌ。第三の目を隠し、グレイと何やら談話中のヅッキィヌ。

 

商品名:月刊ムー ニットキャップ2017LIMITED(ミステリーチャコールグレー)

販売元:ハードコアチョコレート

発売日:2017年11月15日入荷予定

価 格:[予約特価]3,800円(税込)

仕 様:フリーサイズ

 

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【ムー世界の超常現象】ラマ僧の即身仏が、夜な夜な寺院を徘徊する!?

ロシアの「ザ・シベリアン・タイムズ」紙(10月11日付)が、驚愕のニュースを報じた。寺院に安置されているはずの即身仏が、夜な夜な寺院内を徘徊している様子が、監視カメラに捉えられたというのだ。その寺院とは、ロシア連邦ブリヤート共和国にあるチベット仏教僧院イヴォルギンスキー・ダツァン。歩き回る即身仏とは、19世紀に活動したチベット仏教のラマ僧ダシ=ドルジョ・イチゲロフだという。

20171201_suzuki14監視カメラに捉えられた人影はダシ=ドルジョなのか?

公開された動画には、確かにヒトが移動する様子が映っている。しかし、奇妙なことに、着衣がラマ僧の袈裟ではなく、迷彩柄のジャケットのようで、さらには両手にビニール袋を抱えているのだ。これは本当に安置されている即身仏なのだろうか?

 

通常、即身仏はガラスケースに収められて鎮座しているはずだが、仮にそれが徘徊するとなると世にも怪奇な現象が起きていることになるのだが……。

 

同寺院のダンバ・アユシェフ師は、被写体がダシ=ドルジョに違いないと信じているようで、次のように語る。

 

「すぐには受け入れがたいが、その可能性はあると考えています」

 

警備員がたまたま映りこんだだけだという指摘もあるが、同寺院の広報ツゥブデン・バルダノフもまた、監視カメラが捉えた映像に映っているのはダシ=ドルジョだと信じている。

 

この現象の真偽はひとまず措くとして、実はダシ=ドルジョに関しては、さらなる驚愕の現象が起きているのである。

 

腐敗せず生命反応まで示した遺体

1927年6月15日。75歳のダシ=ドルジョ・イチゲロフは、不死が嘘ではないことを実証すべく、ヒマラヤスギの棺に自ら入り、

 

「30年後に掘り出してくれ」

 

といって弟子たちに別れを告げた。

 

そして1955年、その遺体が掘り起こされた。棺の中を見た弟子たちは思わず息を飲んだ。なんと、ダシ=ドルジョの遺体が30年前に蓮華座を組んだそのままの姿で鎮座していたからだ。

ダシ=ドルジョのミイラ。それだけではない。ダシ=ドルジョのミイラ。それだけではない。

 

防腐処理の類はいっさい施していないのに、腐敗の跡はほとんど見られなかったのだ。当時の関係者の証言では、死臭さえもしなかったという。発掘当時、ロシアが厳しい宗教上の規制をかけていたため、弟子たちは遺体をその場で再び埋葬せざるを得なかった。その後、1973年にも発掘されたが、やはり腐敗しておらず再度埋葬されている。

 

2002年、ロシアの規制がなくなり、ダシ=ドルジョの遺体が改めて発掘された。まるで背筋をピンと伸ばし姿勢を正した遺体には、やはり腐敗の兆候は見られなかった。それどころか皮膚も柔軟で、関節も容易に動かすことができたという。顔もまた腐食しておらず、生前のままだった。まさしくとうてい科学的に説明ができそうにない奇怪な現象が起きたのだ。

 

ダシ=ドルジョの遺体はその後、密封されたガラスケースに収められ、イヴォルギンスキー・ダツァン寺院に運ばれて安置された。この時も遺体には防腐処理など施されず、2003年にロシアの仏教全体会議によって、「即身仏」と認定されている。

 

その後、数年にわたり医師たちをはじめ、専門家が遺体を検視した。そして皮膚や髪の毛、爪などを採取して調べたところ、驚くべき事実が発見された。信じがたいことに、それらの細胞がいまだに分裂し続けていたのである。体重の増減さえ認められ、さらには体温も、常に18~34度に保たれているというのだ。

 

当然ながら、この現象を説明できる科学者はだれひとりいない。それから15年後経った現在でも、遺体は画像のとおり、変わらず綺麗なままだ。

チベット仏教僧院イヴォルギンスキー・ダツァンで眠るダシ=ドルジョ。チベット仏教僧院イヴォルギンスキー・ダツァンで眠るダシ=ドルジョ。

 

遺体が安置されたイヴォルギンスキー・ダツァン寺院は、大勢の仏教徒が訪れる有名な巡礼地となっているが、噂ではダシ=ドルジョが時折、目を開けるという。

 

しかし、いくら高徳の僧侶とはいえ、ミイラになってからも生命反応があり、しかも動き出すことなどありえるのだろうか?

 

これが事実とすれば、現在の科学では計り知れない“奇跡が起きている”と考えるしかなさそうだ。

生前のダシ=ドルジョ・イチゲロフ。生前のダシ=ドルジョ・イチゲロフ。

20171201_suzuki11

(ムー2017年12月号 特集「超常現象FILE2017」より抜粋)

 

文=並木伸一郎

 

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【週間ムー占い】あの星座、連続1位がついに5週目! 2年に及ぶ「試練」が終わる星座も – 11月27日~12月3日の運勢&開運ヒント

いよいよ11月から12月へ突入する節目の週に突入! スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いを参考に、今週の方針を決定してはいかがでしょう。なんと、あの星座は5週連続1位となっており、とんでもない運気が怒涛のように押し寄せている模様。注目は2位の星座。試練の時期が終わり、もうすぐラッキー期間に突入するようです……。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 3位

先週中に首尾よくケジメがつけられた人は、気持ちが落ち着いていきそう。機を逃した人は、今週前半がラストチャンス。外野席からどんな声が聞こえてこようと、自分自身の意志で最善の選択を。真善美が心と運気を潤してくれる星回りでもあります。美術館、図書館、寺社などへお出かけを。

【開運アクション】

寒天や春雨を食生活に取り入れましょう。麻婆春雨や豆かんなど、おすすめ。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 9位

引き続きパートナー運に恵まれますが、どうも相手を見る目がユルくなりがち。いつもより厳しい目で、仕事ぶりや人となりをチェックしたのちに最終的な判断を。オーバーワークにもまだまだ注意が必要。自分ひとりでどうにかしようなどと思わず、問題点や課題を関係者とシェアしましょう。

【開運アクション】

ミカンやオレンジジュースをどうぞ。見えないパワーが充填されます。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 12位

12位ではありますが、決して悪くないのでご安心を。むしろ、頼もしいパートナーとやりがいのある課題に恵まれて、運気を拡大していける時期です。ただ、公私いずれにせよ、パートナーに頼りすぎないよう気をつけて。最後の決断を下すときは、自分の頭でしっかりと考えてください。

【開運アクション】

ファッションは、モノトーンかダークブラウンでシックにまとめて。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 4位

さまざまなことに喜びや楽しみを見いだせる星回り。また、そうした感情をしみじみと味わうことが、運気と心身に活力を与えます。仕事運・学業運が引き続き好調で、そちらが生活の中心となる可能性も。不屈の意志で目標をクリアできますが、無理は禁物。くつろぎの時間を必ずつくってください。

【開運アクション】

手入れの行き届いた庭園を散策しましょう。和風と洋風、どちらでもOK。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 8位

エンターテイナーよろしく、派手に行動したいという気持ちが高まる半面、それを抑えようとする気持ちもあり、何だかアンビバレント。まもなく見せ場が訪れますので、それまでは小出しにして様子見を。来週から運気がいっそう華やかに。部屋の掃除など、身の回りのことは今のうちに済ませて。

【開運アクション】

七味や胡椒など、辛みのあるスパイスをお料理にひとふり。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 10位

あと一歩、進むか進まないかの見きわめが、運を大きく左右する時期。できればいったん立ち止まり、現状をしっかりと再確認しましょう。問題が見つからなかったら前進すればよし、このままではマズイと思ったら、ぜひ勇気ある撤退を。そうすることで、別の有望な道が見えてきます。

【開運アクション】

黄色い花を自室に飾りましょう。写真やポスターなどでもかまいません。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 6位

アイデアがどんどん湧き、子供のような好奇心に恵まれます。そこに大人の分別が加われば、向かうところ敵なし。両者のバランスをとるのが難しければ、「子供」の部分はあなたが担当し、「大人」の分別はだれかに任せるという手も。その場合は、信頼できる人材を確保することが最重要課題となります。

【開運アクション】

キッチンで使う塩は、グレードの高いものを。料理の味にも運気にも好影響が。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 1位

ぶっちぎりの1位は、今週のなかばまで。それ以降も好調ですが、やや運気が落ち着いていきます。これまで練ってきたプランなどを具体的な形にしていく時期に入りますので、地に足のついた決断を心がけましょう。女性の視線で物事を考えると、目からウロコの発見に恵まれる可能性も。

【開運アクション】

粗塩をガシッとひとつかみバスタブへ。心身が浄化されます。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 2位

待ちに待った太陽が、射手座にご入場。これから約1か月は、本来の力を存分に発揮できる嬉しい時期となります。実は、2年以上にわたった試練の期間が、12月20日をもちまして終了予定。すでにカウントダウンは始まっていますので、あと少し辛抱しつつ、走りだす準備を入念に整えて。

【開運アクション】

自室のお掃除を。不要なものを処分すると運気も気分もスッキリ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 7位

何かが終わり、何かが始まる時期が到来します。まずは、物事の終わりを予感させるような出来事が起こるかもしれません。でもそれは、悲しいことではなく、次のステージへ進みなさいという星からのメッセージ。気持ちをきちんと整理して、後悔のないような決断を下しましょう。

【開運アクション】

隠れ家的な店でランチかお茶を楽しむと、気持ちにゆとりが生まれそう。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 11位

先見の明とインスピレーションに恵まれ、新たな夢や歩むべき道が見えてきそう。心に希望が生まれる嬉しい時期となります。ただ、お金についての見通しは甘くなりがちで、予算オーバーの憂き目を見る可能性も。放漫財政を慎み、締めるべきところはキッチリ締めていきましょう。

【開運アクション】

ムスク系の香りをお試しあれ。そこはかとなく力が湧いてきます。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 5位

引き続き、豊かなイメージやアイデアに恵まれます。この運気は今週から来週にかけてピークを迎えるので、ぜひ有効活用を。逆転の発想など、思いがけない方向からのアプローチも、新境地への手がかりに。対人関係では、自己犠牲の精神を発揮しがちですが、双方が苦しくならないよう、ほどほどに。

【開運アクション】

パワースポット的な寺社や教会を訪ねてみましょう。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー最新宇宙論】超常現象を解く鍵はパラレルワールドにある!!

2017年10月3日、本年度のノーベル物理学賞が発表された。大方の予想どおり、受賞者はマサチューセッツ工科大学のレイナー・ワイス教授他2名であった。

 

「大方の予想どおり」と書いたのは、この3名の業績があまりにもズバ抜けているため、他に有力な対抗馬がいなかったせいである。

LIGO(レーザー重力波観測所)の施設。2016年2月、重力波を観測することに成功した。LIGO(レーザー重力波観測所)の施設。2016年2月、重力波を観測することに成功した。

 

この3名が成し遂げた、他を寄せつけない快挙とは何か。

 

重力波の検出である。

 

重力波は、アインシュタインが残した<予言>を完成させる、最後のピースのひとつであった。アインシュタインが一般相対性理論から導きだした、<未来に観測されるであろう宇宙現象>は、水星の近日点の移動、重力レンズ効果、重力による光の到達時間の遅れなどがあり、それらはこれまで予言どおり観測に成功してきた。

 

が、最後の予言である「巨大な質量の天体が動くとき、時空の歪みが周囲に波として伝わる」という現象だけは、実際に観測することができなかった。

 

ところが昨年、前記の3名の研究チームが、重力波の検出に成功。地球から約35億光年離れた巨大なブラックホール同士の衝突によって生じた時空の歪みを、地上でキャッチすることに成功したのである。

 

そしてなんという偶然であろうか。昨年はアインシュタインが一般相対性理論を発表した1916年から、ちょうど100周年を迎える記念すべき年でもあった。

 

宇宙誕生の謎に迫る

この快挙に、物理学界は沸き立った。なぜなら、重力波の検出技術が確立すれば、宇宙が誕生した瞬間の出来事を綿密に調べることができるからだ。

 

これまで宇宙物理学は、宇宙が誕生してから38万年後の宇宙までは、解析することができるようになっていた。しかし、それより以前となると、ビッグバンによるカオス状態の密度が濃すぎるため、光が通り抜けられない。光を分析することで、過去の宇宙を解析してきたこれまでの宇宙物理学の手法が、ここで行き詰ってしまったのだ。

 

そのため、それ以前の宇宙については、机上の理論と推測で組み立てた仮説に頼るしかなかったのだ。

 

ところが、重力はあらゆる物質を通り抜ける性質をもっている。ドロドロの火の玉のようなビッグバン空間も、重力波ならくぐり抜けることができる。

 

もしこの先、重力波の観測技術が向上すれば、138億年前の宇宙誕生と同時に生じた時空の歪みを、直接キャッチできるかもしれないのだ。それらを解析することで、宇宙誕生のさまざまな謎がついに解き明かされるかもしれない。

2017年8月17日に重力波が検出された。ハッブル望遠鏡がとらえたその衝突による残光。2017年8月17日に重力波が検出された。ハッブル望遠鏡がとらえたその衝突による残光。

 

重力波の解析から多次元宇宙を発見!?

さらにもうひとつ。重力波の解析技術は、わたしたち人類の未来を左右するかもしれない、とてつもなく重要な局面を切り拓く可能性がある。

 

それは次元を超越する理論だ。

 

現在、謎に満ちた宇宙の構造を、もっとも完璧に解き明かす理論として“超ひも理論”への期待が高まっている。

 

その超ひも理論が説くところによれば、宇宙はわたしたちの住む世界よりも、さらに複雑な多次元構造をしている。そしてそれぞれの次元の間では、重力が互いに影響を及ぼし合い、部分的に重力が“染みでてくる”現象が起きるのだという。

 

今回、ノーベル物理学賞を受賞したチームが所属する、米国「LIGO重力波観測所」の装置は、水素原子1個分の空間の歪みを検出する、きわめて高い精度を誇っている。これらの装置にさらなる改良を加えれば、次元を超越する重力の発見も、そう遠くない日に実現することだろう。

 

それはわたしたちが、もうひとつの宇宙の存在を、否応なく知らされる日でもある。

 

もうひとつの宇宙──その存在を、物理学的に証明するのがマルチバース理論だ。最先端の物理学が描くマルチバース理論は、あなたを奇想天外な異世界へいざなうだろう。そこでは、あなたがこれまでに身につけていた知識や常識は役に立たない。

 

しかし、アインシュタインもいっている。「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである」と。

 

さあ、これまでの“常識”を脱ぎ捨て、異世界へ旅立つ準備はよろしいだろうか。

20171124_suzuki6

(ムー2017年12月号 総力特集「最新マルチバース理論が解き明かす宇宙の真実」より抜粋)

 

文=中野雄司

 

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【ムー古代ミステリー】三種の神器「八咫鏡」に記されたヘブライ語の謎

いま欧米の一部のオカルトマニアのあいだで『The Sacred Mirror (聖なる鏡)』というミステリーが話題になっている。

『THE SACRED MIRROR(聖なる鏡)』。『THE SACRED MIRROR(聖なる鏡)』。

 

そのストーリーは、こうだ。

 

伊勢神宮の神官タイラ・ツトムが何者かに殺され、神宮に伝わる八咫鏡が盗まれる。八咫鏡はアマテラスがニニギノミコトの降臨に際して授けた神鏡である。伊勢内宮に本物が、宮中賢所にレプリカが奉齋されている。

 

盗難事件は公にはされず、警視庁のヤマシタ警部と國學院大學教授のウィリアム・サンドウェル、そして宮内庁のエージェントであるキャッシー山崎の3人が極秘の捜査にあたる。

 

サンドウェルはアメリカ人だが、吉田神道研究の権威で國學院大學の教授という設定だ。

 

宮内庁は影の強大な権力機構で、その実質的トップは書陵部長のキヨノブ・イヘイ。最後に明らかになるが、代々このポストは秦氏の独占で、キヨノブは秦氏の族長である。

 

宮内庁には秘密警察があり、秦氏=ユダヤ人説を唱えた学者タカムラ(秦氏=原始キリスト教団説を唱えた佐伯好郎がモデルか?)を、自殺にみせかけて暗殺しているが、キヨノブの姪キャッシー山崎にはそのような暗黒面は知らされていない。

佐伯好郎博士。佐伯好郎博士。

 

この盗難を計画したのは、ダビデの末裔と称するユダヤ人、シャムバーグだった。

 

盗んだ八咫鏡を紀州沖から船で搬出する計画であったが、ヤマシタ警部はそれを阻止し、いったん八咫鏡を奪還する。しかし運搬途中でタカムラの息子キヘイに横取りされる。シャムバーグはキヘイに取引をもちかけ、八咫鏡を手中にする。

 

ヤマシタ、サンドウェル、キャッシーの3人組は、太秦の蚕の社に潜むシャムバーグを襲撃し、八咫鏡を再び奪還する。

 

八咫鏡には「エイエ・エシェル・エイエ」=「我は在て在るものなり」というヘブライ文字が刻まれていた。負傷したシャムバーグは、八咫鏡の正統な所有者は自分であると延々と講釈を垂れる。

 

キャッシーが叔父のキヨノブに連絡すると、宮内庁の秘密警察が現れ、秘密を知った3人を欺して愛宕山の秘密基地に連れ込み抹殺を謀るが、ヤマシタとサンドウェルが逆襲して射殺。そこへキヨノブが現れるが、揉み合ううちに重傷を負い、死の間際に秦一族の秘密を語る。

 

これが最後のどんでん返しで、実は、シャムバーグに八咫鏡の情報を流していたのはキヨノブだった。キヨノブはユダヤ人秦氏の末裔として、八咫鏡をイスラエルに返還するという野望と、天皇制の管理者としての職務の板挟みになり、マッチポンプのようなことをしていたのだ――。

神聖四文字=テトラグラマトン。神聖四文字=テトラグラマトン。

 

八咫鏡に隠された謎の数々

著者のベン・ミッドランドはライデン大学で日本研究の学位を取ったオランダ人で、1980年代に数年、日本に教員として滞在したことがあるという。

 

ただ、宮内庁の秘密警察という設定には無理があり、どうせなら「八咫烏」にしろと思ったが、書陵部長が宮内庁の影のトップという設定はよく考えられている。というのも書陵部は皇室所蔵の文書、古典籍と天皇陵を管理する部書である。表向きは図書館になっているので、たいした部署ではないというイメージだが、八咫鏡とそれにまつわる文書を管理するなら、この部署以外にありえない。

 

この小説は、八咫鏡の裏面にヘブライ文字が刻まれているという一種の「都市伝説」をテーマにしているわけだが、筆者がこの噂を耳にしたのは、かれこれ40年以上も以前、つまり1970年代のことである。

八咫鏡のスケッチ。八咫鏡のスケッチ。

 

当時は「ムー」などなかったから、一般の人が『竹内文書』や「日本ユダヤ同祖論」といった、メインストリームから排除された異端の歴史セオリーに触れる機会はほとんどなかった。

 

彼らは各地で小さな秘密めいたサークルを作っていたが、蛇の道は蛇で、筆者はそういう会合のひとつに出席を許された。

 

そこで、年配の老人が、宮中賢所の神鏡の裏に古代ヘブライ文字で、「エイエ・エシェル・エイエ」(我は在りて在る者なり)という言葉が刻まれていると唐突に語りだしたのが、この噂を聞いた最初である。

 

しかし、いったいだれがそれを見たのかと質問しても、老人は、口をもごもごさせながら、宮中関係者はみんな知っていると答えるのみであった。

 

だから筆者はよくある与太話の類かと思ったが、ある人が、有名なクリスチャンである賀川豊彦から聞いたと答えたことで興味をもち、この奇怪な伝説のソースを追跡することになった。

 

その過程で『歴史の裏側/日本史上の奇談発掘』という発行年月日不明のガリ版刷りの冊子と出会った。著者は神田孝一という人で、「心の科学会刊」となっていた。その中に「神鏡の裏にヘブライ文字」と題してこの八咫鏡の話が、やや詳しく紹介されていたのだ。

 

それによれば、この噂は早くから囁かれていたが、「きよめ教会」の牧師である生田目俊造が昭和23年5月10日の「きよめの友」に「神秘日本」と題してその真相を発表し、ついで28年1月の英字紙にそれに関する三笠宮の談話が掲載されてからは、「単なる噂の域を出てしまった」ということであった。

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(ムー2017年12月号 特集「三種の神器『八咫鏡』とヘブライ語の謎」より抜粋)

 

文=伊集院卿

 

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【週間ムー占い】あの星座がまさかの4週連続1位に!? 7位は感性・知性がキレッキレ – 11月20~26日の運勢&開運ヒント

各地を真冬並みの寒波が襲った週末が明け、またまた新たな週がやってまいりました。果たして今週の動向はいかなるものか、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いにおうかがいを立ててみてはいかがでしょう。信じられないことに、あの星座が4週連続で1位となったようで……。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

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★ラッキー星座ランキング 4位

引き続き、ケジメのつけどき。でも、「逃げるが勝ち」という区切りのつけ方をすると、後からダメージが追いかけてきます。できることはすべてやり、すがすがしい気持ちで幕を引くことが肝心。もらい物運・おごられ運が好調。パートナーの懐に余裕があれば、たまにはおねだりもOK。

【開運アクション】

お料理をするときはスパイスを効かせて。運気にパンチが加わります。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 12位

12位ではあるものの、とりたてて悪いわけではなく、むしろパートナー運のよさが継続中。ただ、八方美人的な態度をとると、虻蜂取らずの結果になりがち。さらに、お色気で攻めるより誠実さで攻めるほうが効率的かも。過労の星も、引き続きにらみを効かせているので、しっかりと休養しましょう。

【開運アクション】

フローラル系の入浴剤が、気分と運気をアゲてくれます。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 7位

先週とは打って変わって、感性も知性もキレキレ。あっという間にいろいろな見通しが立てられるは、夢のあるアイデアを思いつくはで、実りある一週間になりそう。折しも、仕事や勉学の部屋に有望な星々がまたたき、本業に励むあなたをバックアップ。がんばった分だけ、成果が得られます。

【開運アクション】

アート鑑賞をぜひ。美しい作品世界に浸れば、心地よい感動が得られるはず。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 2位

引き続き、楽しく豊かな気持ちで過ごせる星回り。「そうでもないけど?」という人は、楽しそうなイベントにご参加あれ。出会いのチャンスに恵まれる可能性も大いにありますので、念入りなお洒落を忘れずに。仕事や学業も好調。遊びほうけると運がもったいないのでご注意を。

【開運アクション】

お洒落は少しくらい派手なほうが吉。自信がなければ、センスのよい友人にSOSを。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

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★ラッキー星座ランキング 6位

引き続き、プライベートタイムが豊かに充実。趣味の時間をたっぷり取るのもよし、模様替えなどをして、より快適な居住空間をつくるのもよし。意中の相手がいるなら、あなたが女性であれ男性であれ、ホムパを開いて手料理をふるまうと効果的。縄張り意識が強くなりがちですが、ほどほどに。

【開運アクション】

ブイヤベースやアクアパッツァなど、魚介類を使ったお料理を味わって。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

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★ラッキー星座ランキング 11位

11位ではありますが、悪いわけではなく、むしろ身の回りの細々とした課題やら人づきあいやらを、スムーズにこなしていけそう。今はあまり遠くを見ないで、できることから確実に片づけていきましょう。出ていくお金が多くなりそうな気配も。必要なところだけに相応のお金を使いましょう。

【開運アクション】

気持ちを伝えたいときは、美麗なレターセットを選び、直筆のお手紙を。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

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★ラッキー星座ランキング 9位

引き続き、やる気に恵まれるものの、気持ちだけが空回りという可能性あり。むやみに行動したくなったら、まずは深呼吸を何度かして、「気」を落ち着かせましょう。軽いスポーツや散歩を生活に取り入れ、過剰なエネルギーを発散させるのも吉です。貯金の好機も継続中。この機会にガッツリ蓄えて。

【開運アクション】

焼きたてのパンを召しあがれ。ほっこりとした気持ちになれます。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

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★ラッキー星座ランキング 1位

相変わらず好調というか、いろいろなことが穏やかで円満です。少しくらい危ない橋を渡ってみたいという人は、ぜひ自分から行動を起こしましょう。今ならリスクよりツキがまさり、驚くべき成果が得られるかもしれません。警戒すべきものがあるとしたら、自分の中の怒り。上手にガス抜きを。

【開運アクション】

数打ちゃ当たる方式より、じっくりと狙いを定めるやり方のほうが効率よし。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

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★ラッキー星座ランキング 5位

引き続き、陰に回ってさまざまなサポートを提供することが、運気を温める一週間。同時に、あなた自身も見えない世界・見えない味方からの応援が得られる時期です。こういうときは、とりあえず感謝の気持ちを大切に。もうしばらくすれば、明るい未来や成功の気配がはっきりと見えてくるはず。

【開運アクション】

飲み物はカフェインレスで。カモミールかミントのお茶がとくにおすすめ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 10位

仲間の温かい応援が、しみじみとありがたく感じられる星回り。なのに、心の中が寒々としているのは、自分に対して厳しすぎるせいかも。当分は、自分を誉めて、甘やかすことが何よりの薬に。なお、野心を燃やすのはよいことですが、権力の亡者にならないよう、健全さをキープして。

【開運アクション】

バイオリンやハープなど、弦楽器の音がひらめきと幸運を運んでくれます。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

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★ラッキー星座ランキング 8位

引き続き、収穫のとき。これまでがんばってきた人は、あちらこちらで成果が表れ、充実感と達成感に包まれるでしょう。なまけてしまったという自覚のある人は、ここできちんと反省して、新たな目標を掲げる好機。ハードルを少々高めに設定しても、今の運気ならやり遂げられるはず。

【開運アクション】

シナモンの香るお菓子やドリンクを。カフェ・カプチーノなどがおすすめ。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

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★ラッキー星座ランキング 3位

先週とは打って変わって、豊かなイメージやアイデアが湧き上がってくる一週間。アートやプランニング、創作活動にかかわっている人はもちろん、そうでない人も、ひらめきや感性をぜひ大切にして。現状や結果をありのままに受け入れる素直さも必要。邪推と嫉妬は運気を損なうので要注意です。

【開運アクション】

たまには遊覧船に乗って、水上のお散歩を楽しんで。

 

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占い・文=山河ゆい

現代にも息づく「悪魔憑き」現象に迫る!聖なる儀式「悪魔祓い」の真実

「エクソシスト」という言葉が日本で一躍巷間に知れ渡るようになったのは、1973年に制作された映画『エクソシスト』がきっかけである。世界中にセンセーションを巻き起こし、空前の大ヒットとなったこの映画によって、多くの日本人は初めて「悪魔憑き」という現象と、それに対処する「祓魔師=エクソシスト」という存在に触れた。

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『エクソシスト』は実際に起った事件をモデルにしていると噂されたものだが、もちろん娯楽の殿堂ハリウッド製のホラー映画であるから、その内容にはおどろおどろしい誇張や派手な演出がふんだんに取り入れられていた。つまり、あの映画で描かれるエクソシストと悪魔との闘いは、必ずしも現実に即したものではなかった。

 

では、現実の悪魔祓いの現場では、どのようなことが行なわれ、どのような現象が起っているのだろうか?

 

だれもが知りたいそのような疑問に真正面から応える新時代のエクソシスト映画が、このほど公開される。異色ドキュメンタリー映画『悪魔祓い、聖なる儀式』がそれだ。

 

ドキュメンタリー。そう、この映画は演出や脚色を極力排し、長きにわたって絶対の部外秘とされてきた悪魔祓いの儀式の現場にカメラを持ち込んで、これまで当事者以外、だれも見たことのなかった実際の悪魔祓いの実態を余すところなく白日の下に曝けだした、驚愕の映像記録なのだ。

 

この映画の主役は、今なお中世の面影を色濃く残すイタリアはシチリア島の教会で、悪魔に取り憑かれた人々を解放するために日夜苦闘を続けるカタルド神父。朴訥だが、威厳と信念に満ち満ちた老紳士だ。

 

映画は、ナレーションや説明をいっさい排し、悪魔からの解放を求めて神父の許に集う多種多様な人々と、彼らの話に真摯に耳を傾け、誠実に悪魔祓いに取り組む神父の姿を淡々と映しだしていく。

 

この映画を見れば、われわれ日本人の多くが古臭い中世の迷信、あるいはフィクションの絵空事と考えている「悪魔憑き」「悪魔祓い」といった現象が、21世紀のイタリアで、今なお人々の間に生々しく息づく「現実」であるということが実感できるだろう。

映画『悪魔祓い、聖なる儀式』より。映画『悪魔祓い、聖なる儀式』より。

 

強力な悪魔と戦った教皇

ここで、実際に悪魔と闘った著名な現代の祓魔師たちを何人かご紹介しよう。

 

まずは、26年の長きにわたって司教座に君臨した教皇ヨハネ・パウロ2世である。

 

「悪魔との戦いは、現在でもまだ続いています。悪魔はまだ生きており、この世界で活動しているのです」と、説教の中で悪魔の存在をはっきりと認めた彼は、自らも在任中に3度にわたり、祓魔式を挙行していた。

キリスト教のミサや儀式で使用される『ローマ典礼儀式書』。悪魔祓いの際にも用いられる(写真=t0m15-Fotolia)。キリスト教のミサや儀式で使用される『ローマ典礼儀式書』。悪魔祓いの際にも用いられる(写真=t0m15-Fotolia)。

 

このうち、1978年と1982年の祓魔式では、教皇は悪魔に勝利したが、生涯最後となる2000年の式では、遂に悪魔を放逐することは適わなかった。

 

9月7日、サンピエトロ広場では週に一度の教皇の一般謁見が行なわれていた。広場を埋め尽くす信者たちの中に、北イタリアのモンツァから来た19歳の女性がいた。背骨に障害があり、歩くのもやっとという状態だったのだが、教皇が姿を見せた途端、彼女は激しく身悶えして暴れだし、意味不明の言語で喚きはじめた。何と彼女は幼少時より悪魔に取り憑かれていたというのである。

 

すぐさま警備員らが駆けつけて彼女を連れだそうとしたが、歩行すら困難なはずの彼女は、屈強な複数の警備員を相手に超人的な力で抵抗を見せたのだ。

 

翌日、教皇は彼女を招き、自ら祓魔式を行った。1時間にわたって彼は悪魔に退去を命じつづけたが、追い祓うことは遂にできなかった。

 

多忙な教皇に代って、そのまた翌日、後述するガブリエーレ・アモルス神父が2時間の悪魔祓いを行なったが、それでも悪魔は去らなかった。「お前らの頭目にすら、俺を追い払うことはできないのだ」と悪魔は嘯いたという。

 

アモルス神父によれば、これは彼女に憑依した悪魔が極めて強力だったからである。彼はいう。「教皇御自身の祈りに抵抗できるほど強い力を持った悪魔を追放するには、何年も儀式を続けていくしかないということです」と。

 

5万回もの祓魔式を行った神父

さて、そのアモルス神父だが、彼はヴァチカン公認の祓魔師で、その生涯に挙行した祓魔式は5万回を越えるという。

 

彼によれば、彼が式を施した人々のほとんどは、実際には精神疾患やその他の疾病であり、本当に悪魔が憑いていたのは全体の2パーセントほどに過ぎないという。ことほど然様に本物の悪魔憑きは極めて稀なのだが、それでも悪魔というものが存在すること自体は紛れもない真実であると彼は信じている。

 

では、本物の悪魔憑きと、それに似た疾患をどのように区別するのか?

 

アモルス神父によれば、本物の悪魔憑きの場合、憑かれた者は「聖なる物品」を忌避するようになるという。

映画『悪魔祓い、聖なる儀式』より。映画『悪魔祓い、聖なる儀式』より。

 

たとえば、彼が担当したある機械工は、時折、人が変わったように暴れたり、暴言を吐いたりするという症状を呈していた。しかもこの男は教会を極端に忌避し、祓魔式などまったく受けようとしない。

 

そこでアモルスは、男が仕事着を着て仕事に行っている間に、普段着を聖別した。何も知らない機械工は、帰宅して普段着に着替えた途端、聖別のことなど何も知らないはずなのに、いきなり苦しみはじめ、元の汚い仕事着に替えてしまったというのである。

 

また、ある子どもに取り憑いた悪魔を識別するため、聖水を母親に持たせたこともある。母親がいつものミネストローネに聖水を混ぜると、子どもは「苦い」といってそれを飲まなかった。

 

神父によれば、ひとりの人間に複数の悪魔が憑依することもある。ジョヴァンナという女性は、長年、頭痛、失神、腹痛に悩まされていたが、医学的にはまったくの健康体であると宣言され、アモルスの所にやってきた。

 

アモルスは即座に、彼女には3体の悪魔が憑依していることを見抜いた。いずれも何らかの呪いによって彼女に取り憑いたもので、2体は比較的簡単に祓うことができたが、最後の1体については3年に及ぶ祓魔式が必要だった。この悪魔は、彼女の婚約者に横恋慕した女性によって送り込まれたものだという。

 

実は、このようにひとりの人間に複数の悪魔が憑依することは珍しいことではなく、その際には必ずその中に彼らの班長のような悪魔がいる。ほかの悪魔が出ていった後も最後まで頑強に抵抗を試みるのが、この班長に当たる強力な悪魔だということだ。

 

このような驚異的なエピソードの数々を持つアモルス神父だが、個々の悪魔祓いと共に、彼はまた祓魔師の地位向上のために尽力したことでも知られる。悪魔祓いの真実を描いた著書を数多く出版し、現役祓魔師の多くを自ら発掘、スカウトして育てあげた。1990年には国際エクソシスト協会を設立して会長に就任した。

 

実際に彼と闘った悪魔をして「お前は強すぎる」といわしめたアモルス神父は、2016年、ローマでこの世を去った。享年91歳。

 

現代社会に横たわる悪魔の問題

映画『悪魔祓い、聖なる儀式』のラストで、「需要の増加により、悪魔祓い師の数が急増」という〈ルモンド〉紙の記事が引用される。その通り、現代における祓魔師不足はかなり深刻なものとなっている。

映画『悪魔祓い、聖なる儀式』より。映画『悪魔祓い、聖なる儀式』より。

 

そのため、実は映画に登場するカタルド神父の祓魔式のやり方も、厳密にいえば『ローマ典礼儀式書』に則ったものではない。悪魔憑きがあまりにも多すぎて、独自の方法を採らざるを得なくなったのだという。

 

なぜ今、悪魔祓いがこれほどまでに必要とされているのか。現代人と悪魔との関係はどのようなものであり、そして現代社会が抱える悪魔とは何なのか。

 

この映画は、当然湧きあがるそうした問いに対して、押しつけがましい回答のようなものは何も用意していない。悪魔憑きや悪魔祓いを肯定も否定もせず、その判断は観客であるわれわれに委ねている。

 

本作はただ、当の観客ひとりひとりが自らの判断を可能とできるだけの、悪魔祓いの現場の生々しい「実体験」を提供しているのである。

 

(「ムー」2017年12月号より抜粋)

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映画『悪魔祓い、聖なる儀式』

2017年11月18日(土)渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

配給・宣伝:セテラ・インターナショナル

(c) MIR Cinematografica – Opera Films 2016。

 

関連リンク

映画『悪魔祓い、聖なる儀式』

 

文=松田アフラ

 

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オカルト界のバイブルが参考書になった! まさかのヒット、 『ムー』公式英会話本の正体とは?

2017年も残すところあとわずか。年末年始の休暇を利用して、海外旅行に出かける人も多いと思いますが、旅行のおともとして必携の“トラベル英会話本”のジャンルで、いまヒットしているのが、超常現象専門誌『ムー』がつくった『ムー公式 実践・超日常英会話』という参考書(?)です。

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ムー公式 実践・超日常英会話

学研プラス/1296円(税込)

 

ミステリアスな事件からあなたを救います

“あの『ムー』が英会話!?”と驚かれた人も多いと思いますが、まだ読んだことのない人のために、『ムー』とはなにか、簡単に説明しましょう。

 

『ムー』は1979年の創刊以来、一貫してオカルトに関する情報やコラムを集める専門誌としてコアなファンから熱烈な支持を受けている雑誌です。テーマは“世界の謎と不思議に挑戦する”。最新号の特集をみると、「最新マルチバース理論が 解き明かす宇宙の真実」「三種の神器『八咫鏡』に記されたヘブライ語の謎」といった、『ムー』ならではの神秘に満ちた、肉厚な記事が並びます。また海外から情報も充実しており、「ハリケーン・イルマの襲撃前夜 謎のUFOが出現!!」「コティングリー妖精事件の未公開写真を発見!!」などのスクープも盛りだくさんです。

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ムー 2017年12月号

学研プラス/870円(税込)

1979年創刊。UFO、超能力、UMAを始め、怪奇現象、古代文明、神秘、スピリチュアルから都市伝説まで、世界中のオカルト・ミステリー情報を網羅する月刊誌。最新号の12月号には付録として、あすかあきお氏の別冊マンガと鮑義忠氏の龍神カレンダー(2018)が付いている

 

そんなオカルト専門誌が英会話!? なぜそんなコトを思いついてしまったのか、この英会話本にはどのようなムー的ポイントがつまっているのか、制作を担当した編集部員の望月哲史さんに聞いてみました。

 

――なぜ「ムー」が、英会話の本を出すことになったのでしょうか。

 

望月哲史さん(以下、望月):そもそものきっかけは、ふつうのトラベル英会話本が役に立たないと、気づいたところにはじまります。

 

――例文が悪いとか、実際に使えないということですか?

 

望月:ちょっと言葉が足りませんでした。既存のトラベル英会話本の内容が決してダメというわけではありません。一般的な観光旅行であれば実用性も高いと思います。しかし、『ムー』の読者や、われわれのような『ムー』のスタッフにとっては、あまり役に立たないのです。非実用的というのでしょうか。

 

――本書の例文を読んでみましたが、『ムー』のスタッフの方々にとっては、ホテルまでの道のたずね方やレストランでのオーダーの仕方より、UFOや妖精に遭遇した際の対応に関する例文の方が、より実用的というわけですね。

 

望月:そうなんです。『ムー』の読者はもちろんですが、われわれが海外取材に出かける時、ガイドブックにある観光地や景勝地に行くのは極めてまれで、行く先のほとんどが、UFO多発地帯やUMA(ユーマ=謎の未確認生物)の有名出没地域、心霊現象が頻繁に起こる場所になります。こうしたスポットで何かが起こっても、的確に伝える例文の載った本がない。それなら、うちでムー的なコンパニオンブックをつくりましょう、ということになったんです。

 

例文は、“ムー的あるある”をもとに、8テーマ80本を紹介しています。ホテルで幽霊が出た時に「部屋を替えてください」というようなツーリスト目線の例文に加え、“遭遇された人に話を聞く”という、ジャーナリスト視点を前提に用意したものも数多く含まれています。

 

――UFOやUMAに出くわすことは、ムー的には“あるある”ということですか?

 

望月:はい。本当によくあることです。こうした頻度の高いシチュエーションと英文のマッチングを高めることで、ある種の危険回避にもつなげています。

 

――危険? それは旅先で強盗に遭うというような?

 

望月:それはそれで危険ですが、ムー的ツーリストが行く場所では、UFOに誘拐されたりUMAに襲われたり、ということも考えておかなくてはなりません。また、UMAやパワースポットなど、海外では通じない和製英語についても、正しい名称の紹介をしています。

 

キーワードごとに例文を紹介。ステップアップとして、関連する例文もピックアップされています。キーワードに関する解説や、ページの端にはハミダシネタなどもあり、英会話以外の学習にも役立つ構成になっていますキーワードごとに例文を紹介。ステップアップとして、関連する例文もピックアップされています。キーワードに関する解説や、ページの端にはハミダシネタなどもあり、英会話以外の学習にも役立つ構成になっています

 

――取り扱うテーマも幅広いですね。

 

望月:『ムー』の基本ともいえる、UFO・エイリアン、陰謀・秘密結社、心霊・怪談、スピリチュアル、超人・魔神・神人、UMA・怪人、古代文明、異常気象・滅亡に絞ってキーワードを考え、そこから、これまでに取り上げた記事をベースに、重要であろう例文をつくっていきました。

 

――キーワード解説やハミダシ情報も専門的でとても深い内容です。読みものとしても楽しいですね。

 

望月:いきなり「レプティリアン」(爬虫類型人類)とか「エリア51」(ネバタ州にあるアメリカ軍の極秘施設)と書かれていても、わからない方もいると考えて解説をつけています。ページの端には豆知識をまとめました。オカルトの雑学書として読まれる方も多いようです。

 

――ここで、本書のなかから、いくつかの例文を取り上げてみましょう。

 

【妖精】

Fairies

朝食は、人間ふたりと、妖精さんの分を用意してください

I would like you to prepare a breakfast for two people and one fairy.

妖精に関するレポートは『ムー』1999年4月号(221号)の記事にありました。スコットランドにある農園の開墾者が、霊能力によって妖精とコンタクトをとり、農作業のアドバイスを受けたという話です。不思議なことに、酷寒地で土壌が悪いにも関わらずこの農園では作物が大きく成長し、四季を通じて花々が咲き乱れるといいます。妖精の目撃情報は世界中から報告されています妖精に関するレポートは『ムー』1999年4月号(221号)の記事にありました。スコットランドにある農園の開墾者が、霊能力によって妖精とコンタクトをとり、農作業のアドバイスを受けたという話です。不思議なことに、酷寒地で土壌が悪いにも関わらずこの農園では作物が大きく成長し、四季を通じて花々が咲き乱れるといいます。妖精の目撃情報は世界中から報告されています

 

【接近遭遇】

Close Encounters

目撃だけの接近遭遇は第1種、痕跡があれば第2種、搭乗員と遭遇したら第3種に分類される

If the encounter includes only sightings, it is a CE1. If there is some evidence, then it is a CE2. If the witness actually came across the crew, it is a CE3.

『ムー』では毎号のようにUFOや異星人情報を発信していますが、2016年7月号(428号)では、実際に世界で起こった「UFO接近遭遇事件」を掘り下げています。これによると接近遭遇は9種類あり、第1段階は至近距離からの目撃で、第5段階になると地球人と宇宙人が直接対話。そして第9段階になると地球人と宇宙人が公的に交流するようになるとか『ムー』では毎号のようにUFOや異星人情報を発信していますが、2016年7月号(428号)では、実際に世界で起こった「UFO接近遭遇事件」を掘り下げています。これによると接近遭遇は9種類あり、第1段階は至近距離からの目撃で、第5段階になると地球人と宇宙人が直接対話。そして第9段階になると地球人と宇宙人が公的に交流するようになるとか

 

【ファフロツキーズ】

Fafrotskies

今日は晴れのち曇り、ところによりカエルが降るファフロツキーがあるでしょう

Today, it’ll be fine but cloudy later on, with fafrotskies in some areas. That is, it will be raining frogs.

水中に生息する大量の小魚やカエル、ミミズなどが空から降ってくる現象を「ファフロツキーズ」といいます。日本でもたまに起こるのでご存知の方も多いですよね。『ムー』2009年9月号(346号)では、「実録 空からカエルが降ってきた‼︎」と題し、世界中で起こるファフロツキーズ現象を写真入りで紹介。その原因についても、学者などが唱えるいろいろな説を検証しています水中に生息する大量の小魚やカエル、ミミズなどが空から降ってくる現象を「ファフロツキーズ」といいます。日本でもたまに起こるのでご存知の方も多いですよね。『ムー』2009年9月号(346号)では、「実録 空からカエルが降ってきた‼︎」と題し、世界中で起こるファフロツキーズ現象を写真入りで紹介。その原因についても、学者などが唱えるいろいろな説を検証しています

 

――なるほど、書籍の主旨がわかってきました。本書は発売時から好調に売れているそうですね。

 

望月:書店の前評判が高く注文数が増えたことで、発売前から重版がかかったのは想定外でした。発売1週間でさらに重版が決まった時も驚きましたね。

 

――オカルトとは、マイナーな分野ですよね。それがなぜヒットしたのでしょうか?

 

望月:理由のひとつに、著書である宇佐和通さんも、イラストの石原まこちんさんも、この世界を“わかっている人”だということが挙げられると思います。例文の表現にブレがありませんし、イラストも非常に的確でわかりやすくなっているんです。メインの読者は『ムー』の愛読者だと思いますが、実際にこれからパワースポットに旅行される方やオカルトに興味のある方、そして、ちょっとおもしろそうだから読んでみようという方にも、手にとっていただけたのではないでしょうか。いずれにしてもとてもありがたいことです。

 

――第2弾をつくってほしい、という声も多いのでは?

 

望月:期待していただいているのは感じますね。次のアイデアはいろいろとうまれつつあります。次のムー的参考書、ムーテキストを期待していてください!

 

最初は“わかっている人”だけの本かと思いましたが、初心者向けの解説もしっかりしていて、オカルト的なことにちょっとでも興味がある人なら、最後まで一気に読み進んでしまいそうです。おもしろ雑学本、トラベル英会話のパロディ本という面を持ちながらも、引き込まれてしまうのは、著者、イラストレーターの力量もさることながら、創刊38周年続いている『ムー』の資産によるところも大きいのでしょう。例文も決して思いつきではなく、今までに記事として紹介したトピックをもとにしているので、リアリティも感じさせます。

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海外旅行に出かける際は、荷物のすき間にしのばせておけば、あなたのピンチを救ってくれるかもしれません!

 

■何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

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人か妖怪か みつめ入道と徳利の又吉/黒史郎の妖怪補遺々々

ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」(隔週水曜日更新)! 連載第19回は、人とも妖怪とも考えられる、ボーダーラインの妖怪を補遺々々しました。

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妖怪は一歩違えば迷惑な人

もし今、みなさんが住んでいる家の近くに「小豆洗い」が現れたらどうでしょうか。

 

一般的な「小豆洗い」は、夜間に小豆を洗うような音がし、「小豆洗おか人取って喰おか」と物騒な歌が聞こえてくるという音や声のみの怪異です。昔なら「わっ、小豆洗いだ、怖い!」となったのでしょうが、現代日本でこれをやっても、きっと「妖怪」の仕業とはなりません。近所の住人が出す迷惑な騒音とされるでしょう。ある意味、妖怪より怖いかもしれませんが……。

 

妖怪には、実はただの「迷惑な人」だったのではないか、そう考えられるものがあります。

 

例えば、第7回でご紹介した「にっしいぎりぎり」は、僧の姿をした大男が民家の前で「にっしいぎりぎり、にっしいぎりぎり」と不気味な言葉を唱えるという、ひじょうに迷惑な妖怪でした。しかし、この迷惑行為以外はとくに妖怪らしい部分がありません。人と同じ姿で、人でもできるようなことをしているだけなのですが、そこにあらゆる背景、状況が重なって「妖怪になった」のです。

 

今回も「人か妖怪か」の境界が際どいものを捜してみました。

 

見た目は人、でも中身は――

神奈川県相模原市に「みつめ入道」という妖怪が伝わっています。

 

これは鳩川という川に架かる、いま橋に現れました。

 

「みつめ入道」と書くと3つの目がある妖怪を想像してしまいますが、これは「三つ目入道」ではなく、「見つめ入道」です。橋を渡る通行人をジッと睨みつけるだけの妖怪で、狸の悪戯とされていました。

 

「入道」は坊主頭の人ですから、この橋では夜な夜な、坊主頭の人が睨んでくることがあったのでしょう。妖怪といわれなければ、ただの怖い人です。

 

どうして、この「みつめ入道」は妖怪とされたのでしょうか。

 

怪談ではよく、「こんな深夜に子供がひとりでいるはずがない」「夜の山道を女性がひとりきりで歩いているはずがない」といったシチュエーションがあります。この「~はずがない」が重要なのです。そこに存在している「はずがない」ものを見ると「普通ではない」となり、人は恐怖をおぼえるようです。妖怪にも同じ理由で誕生したものがたくさんありそうです。

 

今は夜が明るく、遅い時間まで開いている居酒屋や24時間営業のコンビニもあるので、深夜に外で人を見かけても「妖怪だ」とはなりません。ですが昔は街灯もコンビニもなく、火を灯さなければ夜は目を塞がれたように真っ暗でした。そんな暗い場所で提灯も持たず、黙ってこちらを睨んでくるという行動の異常性が妖怪「らしい」のです。

 

(※ 民俗資料などに記述のある伝承にはブランク(空白)部分も当然あります。伝承されていくうちに情報の欠けが生じるのです。肝心の「妖怪らしい」特徴の情報が欠けている場合もあるかもしれません)

 

また、そういう妖怪じみた異常な行動をとる人を、狐や狸が「化けている」、あるいは、「化かされている」と考える人もいたようです。

 

東京都大田区で採録された、こんな話があります。

 

おばあさんがイワシを買って帰っていますと、頬かむりをした男が話しかけてきました。

 

男の動きは奇妙でした。おばあさんが右手にイワシを持つと右側にきて、左手に持ちかえると左側にくるので、とても気味が悪いのです。小走りで離れても後ろからずっとついてきます。

 

やがて、村が見えてきたので安心したおばあさんが少し歩みを緩めますと、男は後ろから「たいらの稲荷様はどこだ」と話しかけてきました。

 

「おまえさんがさっき立ち小便した辻の左だよ」とおばあさんが返すと、男は「そうか」といって、おばあさんに向いたまま後退しながら歩いて戻っていきます。奇妙な歩き方をするので気になって見ていると、辻を曲がった途端、男は狐になって走っていきました。

 

後退しながら歩いていたのは、尻尾を見られないためだったようです。イワシを狙って近づいたけれど、おばあさんがまったく隙を見せないので諦めて去ったのでしょう。

 

この話は最後に狐の姿が出てくるので笑い話として聞けますが、狐のシーンがなければ、たいへん気味の悪い話です。

 

徳利の又吉

新潟県佐渡郡相川町(現在は佐渡市)には、不思議な芸を見せる人物が伝わっています。

 

鉱山で働いていた又吉(またきち)という男は、よく不思議な芸を見せて仕事仲間を笑わせたり、困らせたりしていました。ある時は鉄砲玉を取りだし、「酒の肴にはこれがいちばんうまい」とガリガリ食べて見せ、またあるときは「ろくろ首の真似をやって見せる」といって、首をくるんと回したり、伸ばしたり、縮めたりしました。皆が気味悪がって「やめろ」というと、又吉は喜んだ様子で、「これには種があるんだ」とその種を見せるのですが、これがいくら見てもさっぱりわかりません。

 

そんな芸の中でも、もっとも不思議だったのは、徳利を使ったものでした。彼はなんと、自分の身体を小さな徳利の中に隠すことができたのです。この芸の種だけはだれにも明かさなかったそうで、彼は「徳利の又吉」と呼ばれて怖がられていました。

 

このころ、「二つ岩の団三郎狢(だんざぶろうむじな)」という化け狸が鉱山で働いている人たちを化かすという噂があったので、又吉はその狸が化けたものではないかといわれたそうです。

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文・絵=黒史郎

 

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【週間ムー占い】あの星座、3週連続1位かよ! 12位はプライベートが大充実 – 11月13~19日の運勢&開運ヒント

今週も月曜日がやって参りました。スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いはいかがでしょう。なんと、今週の1位は3週連続であの星座……。ちょっと不公平な気もしますが、1位でない星座の人も、占いのアドバイスを参考にしっかり前に進んでいきましょう!

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 6位

物事にケジメをつけて、次の一歩を踏み出すにはよい時期。心機一転、やり直したい人は、「せえの!」の掛け声とともに清水の舞台から飛び降りて、過去の清算と未来の選択を。その一方で、あなたをライバル視する人が何かと絡んできそうな気配も。とりあわずにスルーしておくのが賢明。

【開運アクション】

財布に余裕があったら、ちょっとした差し入れをすると喜ばれます。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 5位

いつのまにか、あなたをパートナーにしたいと思う人たちが身近に何人も。恋愛に限らず、仕事の相棒や親密な友人など、さまざまな可能性がありそう。あわてず、じっくりと吟味して、最良の選択をするべき。それとは別に、過労の星がまたたいているので要注意。心身の健康を最優先事項に。

【開運アクション】

週の後半にドキリとする出会いあり。すぐに声をかければ、実る可能性が大です。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 11位

知性と感覚がどうもしっくりしない運気。一方がイエスと告げているのに、もう一方がノーと否定し、どうすればいいのやらと困惑する場面も。今週だけのことなので、結論を延ばすのがベター。それが無理なら水瓶座か天秤座に参考意見を聞くのがよさそう。仕事にはツキあり。やりがいも大です。

【開運アクション】

お肌のお手入れを念入りに。予想以上の効果が得られます。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 2位

木星と金星のランデブーを海王星が見守り、ひとことでいえば、めくるめく楽しいイマジネーションの世界が広がります。それに溺れてしまうと大変ですが、多少の冷静さを残しておけば、豊かなひらめきに恵まれ、いくつものプランが生まれそう。有望なものはぜひ実現を検討して。

【開運アクション】

週末の出会いを大切に。恋愛とは限りませんが、あなたの味方になってくれる相手です。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 12位

覚悟が問われる一週間かも。これまでをふり返り、真摯な態度で決断を下せば、星はあなたの味方に。オフィシャルな場では、部下や後輩のやることなすことに突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、そこはガマンを。プライベートタイムは大充実! 仕事や課題のことは忘れてくつろぎましょう。

【開運アクション】

自室に潤いを。花や絵を飾るなど、心と目の保養になる要素をプラスして。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 10位

週明け早々は、知性・感覚・感情の3つがそれぞれに自己主張して、結論を出せなくなりそう。でも、翌日には落ち着くはずなので、とりあえずグッスリ眠ってから再考するのがベター。おしゃべりが楽しい運気でもあります。気持ちの整理も兼ねて、友人にあれこれ話してみるのもよし。

【開運アクション】

おもてなしの精神を大切に。ちょっとしたギフトを渡すのもおすすめ。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 7位

やる気が飛躍的に増して、これでもかというくらい活動的になれそうですが、失速と暴走にはご注意を。知性の助けは得られるはずなので、走り出す前にしばしご一考を。その一方で、豊かな金運が到来。この先3週間くらいは持続するので、貯めるなり使うなり、実りあるプランを立てるべし。

【開運アクション】

他人への説明は言葉を尽くして丁寧に。あなたの誠意が伝わります。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 1位

引き続き、不動の1位をばく進中。とくにこの一週間は、非常に人当たりのよい大らかなキャラクターに変身でき、多くのサポーターが得られるでしょう。引き続き、インスピレーションにも恵まれます。実現可能かどうかは後で冷静に考えるとして、今はどんどんイメージを広げていくと吉。

【開運アクション】

たまにはのんびりと日向ぼっこを。太陽がパワーを分けてくれます。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 9位

何事によらず、陰に回ることでさまざまな福分が得られます。射手座の本性は、どちらかというとオラオラ系ですが、この一週間は見えない部分担当ということで、表立った行動は控えるとよさそう。人に言えない恋が芽生える予感も。できれば理性を働かせて、淡い思いで終わらせるのが賢明。

【開運アクション】

なにげない会話の中に、有益な情報が潜んでいます。聞き耳を立てましょう。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 4位

先週までは、無性に「てっぺん取りたい!」という衝動に駆られることが多かったと拝察しますが、今週はそこに明確な目的意識が加わり、いい雰囲気に。よろず企画の立ち上げにも適した星回りなので、善は急げ。ひょんなことで自分の弱点に気づく可能性も。今気づいてよかったと考えてください。

【開運アクション】

スイーツ持ち寄りのホムパをどうぞ。心なごむひとときを堪能できます。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 8位

仕事などのオフィシャルな場で、大活躍できそう。とくに、好きな分野や得意な分野での取り組みに成果が表れやすいでしょう。ただ、棚ぼた式の成功ではなく、相応の努力が求められます。また、夢が大きくなるほど、現実的な対処が雑になりがちなのも心配。緻密な動きを心がけると吉です。

【開運アクション】

ボディラインの引き締めには、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 3位

論理的な思考が、自由な感性や想像力を封じ込んでしまいそうな気配。ですが、ここは感性を信じるほうが得策かも。哲学的な思索を深めるのに適した星回りでもあり、考えること自体は吉。でも、考えるだけ考えたら、最後の結論は感性の命ずるままに。ひらめきや直感も尊重するほうがベター。

【開運アクション】

夜空がきれいな日には月光浴を。窓から月を眺めるだけでもOKです。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー夢解き事典】猛獣の夢はあなたの激しい欲望?――虎・猪・熊の夢の意味

夢の動物は、多かれ少なかれ、その動物とよく似た人物や夢主の象徴的な表現として現れますから、まず、その動物がだれなのか、次に、何が似ているのかを、じっくり考えることが必要です。分析に当たっては連想が非常に役立ちます。

 

なお、動物に咬まれる夢で、咬まれた場所が腫れ物や怪我を示す予知夢を担っているケースがいくつも報告されているので注意してください。

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猛獣の夢

自分の中の激しい欲望(多くは支配欲や性欲)を象徴します。

 

●檻の中の猛獣

自分の中の激しい欲望、衝動を管理しようとすること、自制していること、あるいは自制が必要だということを表している。ただし、中で猛獣がぐったりしているなら、自制・抑圧の度が過ぎて、かえって自分を殺している状態になっており、その場合は衰退に向かう。

 

●自然の中の猛獣

強い力に導かれていること。猛獣をつかまえるなら、開運に向かう。猛獣を殺してしまう夢は、運気・精力が下降線をたどる。

 

●猛獣に食われる

自分の中の制御できない衝動や感情に支配されていること。自己コントロールが要求されている。

 

●猛獣を飼い慣らす・訓練する

運命を従わせようとする強い意志。運気は好転するが、猛獣が牙を抜かれたように柔順なら、さしたる成果はなく、期待はずれに終わる可能性もある。

 

虎の夢

虎は獣の王者です。したがって、予知夢における虎は、

 

①虎に象徴されるような権威、ないし権威をもつ人物

②強烈な運命の展開、開運

 

を象徴します。

 

一方、心的夢では、制御のきかない情動の力、その危険性、虎のように尊大・傲慢な自我、などの象徴になります。

 

●虎の背にまたがる・虎に咬まれる

予知夢では、立身出世、思わぬ幸運、希望の達成などの暗示。心的夢では、無意識の内的圧力が高まって、危険な状態にあることを示している。

 

●瀕死の虎・老いた虎

権力を失う、心身の衰え、支配力の衰退などの暗示。

 

●虎の子の夢

将来豊かな子を得る暗示。もしくはとても大切な何かの象徴。

 

猪の夢

心的夢に現れる攻撃的・破壊的な衝動、強い欲求などの象徴です。

 

●猪に襲われる

抵抗できない衝動に駆られること、あるいは駆られていること。

 

●猪をつかまえる

本能をコントロールすること、またそれができること。

 

●猪を殺す

自分を抑え過ぎて、かえって悪い状況を招いている。

 

熊の夢

熊は“母なるもの”を表すユング心理学の「グレートマザー」の代表的な象徴のひとつで

 

①母そのもの、母性、母の圧力

②権威・権力をもった人物(男女問わない)

 

などを表します。

 

●熊ないし熊の子の夢

既婚者の夢なら妊娠。未婚女性の場合なら母になることへの期待と不安。

 

●熊に襲われる・脅える母

親から逃げ出したい気分、あるいはそうした状況。熊のように強く権威のあるだれかからの迫害、敵視のケースもある。

 

●熊が家の中をうろつく

うろついているのは母。家は夢主の心。母の圧力、支配力が強いこと。

 

(「詳細 夢解き事典」より抜粋・加筆修正)

 

文=藤巻一保

 

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【ムー夢解き事典】吉を呼び込む動物たち――ネズミ・牛・馬の夢の意味

夢の動物は、多かれ少なかれ、その動物とよく似た人物や夢主の象徴的な表現として現れますから、まず、その動物がだれなのか、次に、何が似ているのかを、じっくり考えることが必要です。分析に当たっては連想が非常に役立ちます。

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なお、動物に咬まれる夢で、咬まれた場所が腫れ物や怪我を示す予知夢を担っているケースがいくつも報告されているので注意してください。

 

ネズミの夢

ネズミは屋根裏、地下、どぶなど、薄暗いところにいて、人が寝静まった夜に活動する動物です。そこから

 

①無意識的な活動全般

②隠されたものの象徴

 

として用いられています。ネズミそのもののイメージはよくありませんが、ネズミの夢は一般に吉夢です。

 

●ネズミに咬まれる

自分が気づいていない何かに気づかされること。転じて、思いもよらぬよい知らせ、状況の好転。

 

●ネズミが衣服をかじる

境遇がよいほうに転じる。

 

牛の夢

牛は、財産を意味し、また貴族の乗り物であったところから、権威、栄誉、栄達のシンボルとみなされます。

 

●牛を飼う・牛が増える・多くの牛を飼う

予知夢の場合、財産の獲得、仕事の成功。象徴夢では、牛に対する個人的なイメージからの解釈を進める必要がある。たとえば、牛のようなだれかを暗示していたり、たくさんの娘を意味していたりなど、個人によって意味が異なる。

 

●牛が子を産む

財産が殖えること。あるいは大きな利得があること。

 

●立派な大牛が家にやってくる

思わぬ利得、チャンスの到来。

 

●牛をひいて山を登る

山は人生の目標・課題。牛は栄誉・栄達のシンボル。そこで人生の勝利、仕事の成功、立身。

 

●牛が道をふさぐ

誤った努力目標。価値観の見直しを要求している可能性もある。

 

●牛を失う・牛が死ぬ

財産や成功の機会を逸する。

 

●牛が家から出ていく

財産、地位などうぃ喪失する暗示

 

馬の夢

象徴夢では

 

①肉体的な疲労や苛酷な労働

②激しい性的エネルギー

③(男性の)恋人

④吉凶いずれにせよ、何かがすばやく走り去る、ないし訪れる

 

ことを象徴します。

 

予知夢では、強い力で夢主に押し寄せてくる運命的な(抵抗できない)力を意味します。

 

●馬を走らす

鞍を置き、軽快に疾駆するなら、願望が達成され、勤め人なら立身を告げる吉夢。裸馬にまたがって、危なっかしく走るなら損失の暗示。商人なら商売上の損失、株の相場をやっている人は値下がりなどに注意を要する。
ただし、最終的にうまく制御できれば大過なく、つなぎ止めれば逆に利を得る。

 

●毛並みのよい馬・天馬に乗って天を駆ける

夢主のエネルギーがうまくコントロールされて目的達成に向けて突き進んでいることを示す。地位の向上や仕事の成果があがる。また女性の夢なら良縁の暗示にもなる。

 

●疲れた馬・痩せた馬・荷を背負った馬

夢主の心身のエネルギーの衰えと運気の悪化を暗示している。また、実力以上に望みを戒めている場合もある。

 

●馬に金銭や道具を背負わす

何か荷の重い問題を抱え込んで苦しんでいること。無理して実力以上の課題を背負い込んでいること。

 

●暴れ馬に乗る

男性の場合は女性に対する征服欲、もしくは激しいセックスへの願望。女性の場合は新たな恋の予感、ないしオナニー。裸馬にまたがる夢も同じ意味になる。

 

●荒馬に襲われる・踏まれる

自分の中で制御できない情動、激情に翻弄されること。女性の場合は、男性から強いられた強引なセックス。

 

●群馬が疾走する・馬同士が闘う

自分の中で制御できない葛藤、神経症的なトラブル、処理できない感情問題などがあることを告げている。

 

●白馬に乗る

立身、幸運、開運などの予兆。ただし体調が悪い人や病人がこの夢を見た場合には、病状の悪化の可能性がある。

 

●黒馬が家に侵入する

家はその人の心の全体、もしくは肉体。そこに侵入する黒馬は、災い・不幸・病気の象徴。多いに注意を要する。

 

●馬にネズミがつく

家ないし自分自身が損なわれ、大いなる窮地に立たされるという暗示。

 

●馬から落ちる

失脚、失敗、災いとの遭遇。

 

(「詳細 夢解き事典」より抜粋・加筆修正)

 

文=藤巻一保

 

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【週間ムー占い】2週連続1位は絶好調のあの星座! 12位は恋愛運がスパーク 11月6日~12日の運勢&開運ヒント

3連休が終わった月曜日。憂鬱な朝を迎えた方も多いのでは? そんな方こそ、スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いで、明るい明日へと進むヒントを見つけてみてはいかがでしょう。ちなみに、今週の1位は、2週連続で絶好調のあの星座。12位となった星座には、恋愛に劇的な変化が訪れそうです……。

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

01ohituji

★ラッキー星座ランキング 12位

12位ではありますが、とくに悪いわけではないのでご安心を。ただ、恋愛運がスパークして、劇的な変化が訪れる暗示あり。別れを考えている人にとっては終止符を打つ好機かも。シングルの人は予想外の相手から告白される可能性が。どうしようかと迷ったときには射手座か獅子座に相談を。

【開運アクション】

縁結びや恋愛全般に効く寺社にお参りを。ご利益がきっちりといただけます。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

02ousi

★ラッキー星座ランキング 4位

秋が深まるにつれ、心身が落ち着いてきたのでは。自分の使命を再認識し、改めてスタートを切るには打ってつけの時期です。基本姿勢としては、他人には笑顔を、自分には節目ごとのご褒美を。たまにはだれかにグチや悩みを聞いてもらうのも、ストレス発散の特効薬に。

【開運アクション】

目の前に頼もしい味方がいます。顔を上げて、捜してみましょう。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

03hutago

★ラッキー星座ランキング 10位

10位とはいえ、先週に引き続き、恋愛も仕事も充実しています。恋愛については、決断を迫られる場面がありそうですが、冷静に考えて決めれば間違いなし。仕事については、あれこれとミッションが増えていきそう。自分がやるべきことかどうか、シビアに考えてきっちりと線引きするのが賢明です。

【開運アクション】

派手にするか地味にするかで迷ったら、ぜひ派手なほうを選んで。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 3位

にぎやかな運気がまだまだ続きます。気持ちが明るく大らかになり、いろいろなことを前のめりぎみに楽しめそう。人を楽しませるアイデアが豊富に湧いてくる星回りでもあります。身内やごく親しい知人にかかわることで、ケジメが必要となる場面も。誠意と思いやりがハッピーエンドのカギに。

【開運アクション】

出会いのチャンスが多い時期。外出時には、手抜きなしのおしゃれを。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 9位

引き続き、言葉が毒にも薬にもなる運気。今週からは、そこにトゲも加わってきそうな気配ですが、うまくユーモアを効かせれば、キツさが半減すると同時に、あなたの真意が伝わるはず。身内や親しい人たちにかかわるイベントが多発する暗示も。忙しくても、義理と筋を通すほうが無難。

【開運アクション】

よく遊び、よく学べ。自分の好奇心が行動指針のひとつになります。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

06otome

★ラッキー星座ランキング 7位

五感への心地よい刺激が、運気の血となり肉となる星回り。おいしいものを食べ、美しいものを見て、素敵な音楽を聴くことが、あなたをパワーアップします。折しも芸術と食欲の秋。たまには贅沢な時間をぜひ。メールやSNSもツキ招きのツール。たとえひとことでも、温かい言葉を伝えるのがコツ。

【開運アクション】

スパイシーな料理を食べると、赤字に傾きそうな金運を整える効果あり。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

07tenbin

★ラッキー星座ランキング 5位

風変わりな人や物事に心ひかれて、未知の分野へ足を踏み入れることになりそう。感性の幅を広げるチャンスだと思って、果敢にトライを。ただ、週の前半を過ぎると抑えが効かなくなりがちなので要注意。大胆に行動したいときも、最初の一歩は小さめにして、様子を見ながら前進するのが正解。

【開運アクション】

巨木や古木を見にいきましょう。エネルギーを分けてもらえます。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 1位

幸運の木星と生命力の太陽が蠍座を運行する11月下旬までは、運勢は安泰。とはいえこの一週間は、ささやかな秘密がバレそうになり、あわてるひと幕も。いざというときに備えて手を打っておくと安心です。よきインスピレーションに恵まれる暗示も。思いついたことはメモをどうぞ。

【開運アクション】

1日5分でもいいから瞑想を。目を閉じて呼吸に集中するだけでOKです。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 8位

藪から棒というか猫だましというか、予想外のハプニングを仕掛けたり、仕掛けられたりの一週間。それがきっかけとなり、物事が大きく動く可能性もあるけれど、おおむね結果オーライでしょう。陰ながら、あなたをサポートしてくれる人の気配も。静かな応援を背に受けていっそうの奮起を。

【開運アクション】

思いきった方向転換をするなら、週末に決断するのがおすすめ。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 6位

1ランク上を目指したいという心意気はOKですが、野心をギラつかせてはダメ。本心はどうあれ、余裕しゃくしゃくの態度で臨むことが肝心です。折しも、よき協力者や賛同者が続々と現れる運気。ひとりじゃないという気持ちを胸に、何事にも誠意を尽くせば勝利はあなたのもの。

【開運アクション】

落ち込んだときにはウォーキングなどの有酸素運動を。マイナスの感情を一掃できます。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 11位

引き続き、リーダーシップを求められやすい運気。この傾向は、来週いっそう強くなるので、そろそろ本格的に心の準備を。自分から手を挙げてリーダーの座に就くのも、またよし。今のあなたなら、見事に職責を果たすことができます。会話の場では、借り物の言葉ではなくあなたの言葉を語って。

【開運アクション】

自室にバラを飾って。生花が面倒なら、きれいな写真や絵ハガキでも可。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 2位

ゆったりと明るい気分で過ごせる一週間。イマジネーションもよく働き、見えない力に祝福されているかのような幸福感を味わうことができそう。ちょっと変わったギフトが舞い込む暗示も。最初は面食らうかもしれませんが、何にせよ受け入れてみると、視野を広げるきっかけが見つかるはずです。

【開運アクション】

ファンタジックな作品を楽しんで。絵画でも小説でもOK。

 

占い・文=山河ゆい

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【ムー聖書の秘密】「田」はエデンの園を意味している!漢字に隠された聖書預言

私たちが日ごろ使っている漢字には、『聖書』伝承が取り込まれている――。驚きの仮説について、具体例を見てみよう。

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たとえば「田」の漢字は、

 

田=口+十

 

となっている。「口」は囲い(境界)だ(古代漢字では「口」の部分は丸い形をしていた)。その中に、中心から4方向に発する線「十」が出ている。

 

「田」は、エデンの園の光景である。というのは、『聖書』によるとエデンの園には巨大な泉が湧きでていて、それが4つの川を形成していた。

 

「ひとつの川が、エデンから流れ出て園を潤し、そこから分かれて4つの川となった」(「創世記」2章10節)

 

「田」の「口」という囲いは、エデンの園を表し、その中の「十」は、中心から4方向に分かれでた4つの川を表していたのである。

 

『聖書』によればノアの大洪水前の地表付近には、今よりずっと多くの地下水が存在していたのである(それがのちに、ノアの大洪水をさらに巨大なものとした)。

 

2本の木が示す禁止事項

次に「禁」の字を見てみよう。

 

禁=木+木+示

 

で〝2本の木を示す〟という文字になっている。

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それで思い出されるのは、神はエデンの園の中央に、2本の木=「命の木」と「善悪を知る木」を生えさせたという『聖書』の話だ。神はそれら2本の木を示し、

 

「善悪を知る木からは取って食べてはならない」(「創世記」2章17節)

 

と人に命じたという。つまり「2本の木」を「示」し、「禁」止事項を語った。

 

しかしアダムとエバ(イブ)は、後にこの「禁」を破り、「善悪を知る木」の実をとって食べてしまう。

 

なお、この「善悪を知る木」は「善悪の判断力がつく木」の意味ではない。それは「(人生が)善にも悪にも深くかかわってしまうようになる木」の意味である。

 

「知る」のヘブル原語は、頭の中で観念的に知るの意味ではなく、体験的に知るの意味だからだ。

 

たとえば「創世記」に「アダムはエバを知った」と書かれている。これはアダムがエバと夫婦関係に入ったという意味。この「知った」には同じ原語が使われている。

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また善悪を知る木の実を「食べる」とは、それが人生に展開していく意味である。たとえば「ヨハネの黙示録」を見ると、ヨハネは神から示された巻き物を「食べた」。すると預言の幻と言葉が、彼の前に次々に展開していったのである。食べるとは、展開していくことなのだ。

 

アダムとエバが、2本の木に関する「禁」を破り、「善悪を知る木」から実を取って食べたとき、善も悪も彼らの人生に、その子孫に、また歴史上に展開していったのである。

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(「ムー」11月号特集「漢字に隠された聖書預言」より抜粋)

 

文=久保有政

 

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【ムー妖怪図鑑】災いあるところに妖怪あり!?

ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」(隔週水曜日更新)! 連載第18回は、あらゆる災害時に語られる怪しきものを補遺々々しました。

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災と妖怪の親和性

地震、津波、台風、噴火、火事、旱魃――人類はさまざまな災いに見舞われ、そのたびに多くの大切なものを失っていきました。空、海、大地といった自然の起こす災禍を前にし、無力な人間は成す術もありません。

 

そうした自然災害の起こるメカニズムは今でこそ解明されつつありますが、昔は超常的な存在により引き起こされるものだと信じられておりました。

 

自然の起こす災いに限りません。人の不注意などで引き起こされる災い、いわゆる人災も未知なる存在の仕業とされることもあります。

 

今回はこうした、あらゆる災いの陰で暗躍する怪しきものに触れてみたいと思います。

 

震災・水災・火災の陰に……

地震は地下にいる大きな鯰(なまず)が引き起こす、そんないい伝えがありました。

 

江戸時代には大地震後、大きな鯰の化け物や擬人化された鯰などが描かれた「鯰絵」が流行しました。この鯰ですが、地震を起こせるほどの大きさなのだとすると、間違いなく日本一大きく、日本一厄介な化け物ということになります。ですが、そこに「待った」をかける俗信がありました。

 

【地中の金魚】

大阪府三島郡豊川村宿久庄には、地震を起こすのは大きな鯰ではなく、地中に住む大きな金魚のせいだという俗信があります。地震とは、この金魚が動くために引き起こされるものであり、大阪のあたりは金魚の尾の部分なのでとくによく揺れるのだといいます。金魚の頭があるあたりは東京だそうです。関東から近畿ぐらいまでのサイズの金魚が暴れたら、それは日本にとって大変なことです。鯰と比べると見た目の迫力はありませんが、金魚としては間違いなく最強でしょう。

 

ここ数年、私たちがとくに恐ろしさを思い知ったのは水による災いです。水は俄かに性格を変え、圧倒的な量と勢いですべてをなぎ倒し、押し流し、さらっていきます。この災いを察知して逃れる術は決して多くありません。そんな絶望的な自然の猛威の陰にも妖(あやかし)の存在はありました。

 

【笛吹田(ふえふきだ)】

群馬県勢多郡には「笛吹田」と呼ばれる田がありました。このあたりでは夜な夜な怪しい者が現れ、笛を吹きながら歩いたといわれています。この田にさしかかると笛の音は止み、怪しいものは消えたそうで、こういうことが7日間続いた後、赤城山で大洪水が起こったといいます。洪水の被害は大きいものでしたが、どういうわけかこの田のあるところで水は止まったそうです。笛を吹く者の出現は、災いの兆しなのでしょうか、それとも救いだったのでしょうか……。

 

【白髭の翁】

福島県南会津郡檜枝岐村には、とても迷惑な爺さんの話が伝わっています。この地域は明治のころに大洪水があり、たくさんの橋が押し流されてしまいました。村の中央にある橋だけは高さもあって造りも丈夫だったので、洪水で流されずにしばらく残っていましたが……川上から巨大なボコテイ(暴風などで倒れた大木)に乗った白髭の老人がやってきて、ボコテイから下りると手にした鉄の斧で橋を打ち壊して去ってしまったといいます。この爺さんの正体や目的はわかりません。

 

大水の次は大火に現れた怪しいものです。

 

【火を呼ぶ児】

岐阜県揖斐郡徳山村の櫨原(はぜはら)という地は、7度の大火に見舞われています。その火災は、この地で村人によって殺された新田義貞の祟りによるものだったという伝説があり、新田義貞がこの地に落ち伸びたとき、彼を匿ってあげた1軒の家だけは7度の火災からの被害を免れたといわれています。この火事のときに、謎めいた児(ちご)が村に現れたと伝えられています。この児が川下から悲しげな声でホウイホウイと呼ぶと火が出て、村が全焼してしまったのだそうです。この児は何者なのでしょうか。

 

戦前、戦中にあらわれたもの

震災、水災、火災も怖いですが、私たちが今もっとも恐れるべきは戦災でしょう。人によって引き起こされる最大の災いです。

 

最後は戦争にまつわる変わった妖怪的事例をふたつご紹介いたします。

 

【北山神社の神様火】

鹿児島県河辺郡知覧町では戦時中、北山神社から火玉が尾を引いて飛んでいくのを何人もの人が見たといいます。神社から「ピラピラピラー」と火玉が上がると「北山どんがまた戦争に行くところだ」といい、また何日かして「ピラピラピラー」と光る火玉を見ると、「今、戻ってきたところだ」といったそうです。また、大火が起きたときには、この神社の神様が火の玉になって火を消しに向かったといいます。人々が困っているときに加勢にいくなんて、ありがたい存在です。

 

【日の丸山羊】

沖縄県具志川市(現在のうるま市)上江洲では、日の丸模様のある山羊が見つかっています。

 

戦前のころです。あるお婆さんの飼っている家畜の中に、背中に日の丸の型がついた山羊が見つかりました。これが見つかったころ、田場という場所の井戸(チンガー)や下水から、水が溢れるということがあり、それからすぐに戦争が起こったといいます。この山羊の日の丸は凶兆だったのでしょうか。

 

また戦時中にも、腹に日の丸模様のある山羊を飼っている家があると話題になりました。そのころは敵兵の目を「山羊の目」といっていたことから、山羊の身体に国旗の印があるのは戦争に勝つ徴(しるし)だといわれ、新聞社も取材に来たといいます。こちらでは、良い兆しとして扱われています。

 

このように昔の人々は、良いことや悪いことの兆しである徴(しるし)を、身近なものから見つけていたのです。

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文・絵=黒史郎

 

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【週間ムー占い】1位は「アグレッシブ」が吉! 12位には意外なイベント発生か? 10月30日~11月5日の運勢&開運ヒント

いよいよ月またぎ。有終の美を飾り、スタートダッシュを切ることができるか? スーパーミステリーマガジン「ムー」の占いを参考に、心を整えていきましょう!

 

◆牡羊座 3/21~4/20生まれ

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★ラッキー星座ランキング 8位

引き続き、1対1の人間関係がじんわりと深まっていく運気。お互いのプライベートや内面に踏み込みすぎないことが、良好な関係を維持するカギに。その一方で、新たな絆が発生する気配も。その人はおそらく、あなたの目標やビジョンを上方修正してくれる相手なので、助言に耳を傾けて。

【開運アクション】

帽子やヘアスタイルに凝ってみて。気持ちがいっそう前向きになります。

 

◆牡牛座 4/21~5/21生まれ

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★ラッキー星座ランキング 11位

やらねばならない仕事やら課題やらが山積みで、てんやわんやな状態。それに埋没してしまうと、目の前に差し伸べられた救いの手を見過ごす可能性があるので、少しでも心にゆとりを持ちましょう。プライベートな友人が、意外に頼もしいパートナーに変身しそうな気配もあります。

【開運アクション】

朝目覚めたら、大きく胸を開いて深呼吸を。すがすがしい運気が充填されます。

 

◆双子座 5/22~6/21生まれ

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★ラッキー星座ランキング 5位

恋をすることが楽しくなりそうな星回り。とはいうものの、仕事運が大きな高まりを見せているので、そちらを無視するわけにもいきません。どちらに重きを置くかについては個人の裁量しだいですが、頭で損得を考えないで、ひらめきに頼ったほうがよさそう。年長者の意見は、参考にする価値あり。

【開運アクション】

リラックスタイムには、温かいハーブティーをおともに。

 

◆蟹座 6/22~7/22生まれ

04kani

★ラッキー星座ランキング 4位

引き続き、さまざまなところからワクワクするようなお誘いが舞い込みそう。それに応えてイベントなどに参加するときは、いつもより少し派手なお洒落を心がけると、運気がいっそう華やかになります。あれこれと夢がふくらむ時期ですが、いざ実行に移すときは、現実的な視点を忘れずに。

【開運アクション】

スポーツ観戦で盛りあがると、ストレス発散と運気上昇のW効果が。

 

◆獅子座 7/23~8/22生まれ

05sisi

★ラッキー星座ランキング 10位

言葉選びのセンスが問われそう。とりあえず常套句は避けたいところですが、奇をてらうのも危険です。そんな難しいことをいわれても困るという人は、とにかくポジティブな表現を心がけて。ポジとネガは表裏一体ですから、言葉の上では、いかようにもひっくり返せるはず。腕の見せどころです。

【開運アクション】

表情筋を動かしましょう。大きく口を動かして「あ・い・う・え・お」と、どうぞ。

 

◆乙女座 8/23~9/23生まれ

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★ラッキー星座ランキング 12位

12位ではありますが、悪いわけではなく、先週の運気が小規模になったようなイメージ。引き続き、ポジティブな会話から得るものが多く、思わぬ人脈につながる可能性もあります。金運については、やや出入りが激しくなりそう。意外な物をもらったり贈ったりというイベントが発生する暗示も。

【開運アクション】

手持ちの筆記用具を要整理。書けなくなったペンやマーカーは処分しましょう。

 

◆天秤座 9/24~10/23生まれ

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★ラッキー星座ランキング 2位

押しの強い火星が、天秤座に長期滞在の構えを見せる一方で、守護星の金星が滞在するのは来週の前半まで。度胸と愛嬌でプッシュしたいことがあれば、早めに行動を起こすのが賢明です。金運は、引き続き安定。貯めるのも吉ですが、自分自身のケアにお金を投じると、予想以上の効果が得られます。

【開運アクション】

部屋の換気をしっかりすると、幸運のタネが舞い込みます。

 

◆蠍座 10/24~11/22生まれ

08sasori

★ラッキー星座ランキング 1位

幸運の波をキャッチすることに、そろそろ慣れてくるころ。ただ座して待つのではなく、自分から手を伸ばしてチャンスをつかみ取ることや、状況を見て自分から仕掛けることを心がけてください。エンタメ運もにぎやか。娯楽を提供する立場の人は、夢のある企画を推進することが福招きのカギに。

【開運アクション】

自分にも他人にも、優しいいたわりの言葉をかけましょう。

 

◆射手座 11/23~12/21生まれ

09ite

★ラッキー星座ランキング 7位

ちょっと変わったことや、パッと見には常識外れなことに手を出したくなるかも。それは悪いことではなく、あなたの世界を広げてくれ、新たな発見をもたらす可能性が。遊び心と好奇心を頼りに、冒険に乗り出すのもおすすめ。ただし、危険を察知したら迷わず引き返すのが正解です。

【開運アクション】

第六感が冴えまくる星回りなので、ピンときたことがあったら素直に従うのが正解。

 

◆山羊座 12/22~1/20生まれ

10yagi

★ラッキー星座ランキング 9位

仕事をはじめ、オフィシャルな場面で嬉しい出来事が多くなりそう。それに伴い、私生活に変化が起こる可能性も。とはいえ、不快な変化ではないはずなので、前向きにとらえて。逆も真なりで、私生活を改善することが、仕事によい影響を及ぼします。なお、友人の誘いには、乗ってみる価値あり。

【開運アクション】

目標が達成できたら、自分をしっかりと誉めてあげましょう。

 

◆水瓶座 1/21~2/19生まれ

11mizugame

★ラッキー星座ランキング 6位

先週に続き、健全な野心に後押しされて、1ランク上のポジションを狙いたくなりそう。周囲から頼りにされ、リーダー的なポストが回ってきやすい時期でもあります。ここで経験を積むことが、幸運のタネとなるのは確実。楽な道を選ぶより、少し重いくらいの責任を背負ってみましょう。

【開運アクション】

芸術の秋まっさかり。美術館へ足を運び、名画・名品の鑑賞を。

 

◆魚座 2/20~3/20生まれ

12uo

★ラッキー星座ランキング 3位

引き続き、悠揚迫らぬオーラで周囲から一目置かれる星回り。夢や理想を真摯に追いかけるあなたの姿は、ある意味で、皆の行く手を照らす希望の光となります。実は、恋愛運も濃厚かつ華やか。昼間は理想を、夜は恋心を熱く語ることができれば、これにまさる展開はありません。

【開運アクション】

大河小説や科学サスペンスなど、知性も感情も刺激されるような作品を楽しんで。

 

占い・文=山河ゆい

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入れるけれど、入ってはいけない!? オカルト探偵が警告する「禁足地帯の歩き方」とは?

「禁足地」であれば、文字通り「入ってはいけない場所」だが、「禁足地帯」という語は、単なる法的な立ち入り禁止の場所ではなく、風習や信仰も含めて安易に深入りしてはいけない場所」を意味する。

 

心霊スポットや都市伝説・怪談の現場、廃墟、聖地など「オカルトスポット探訪」を10年以上も取材し、いつしか「オカルト探偵」と呼ばれるようになった吉田悠軌は、新刊「禁足地帯の歩き方」を通じて、それら「禁足地帯」を「精神的な異世界に通じる場所」と定義している。

壱岐の聖域・剣の池。壱岐の聖域・剣の池。

 

たとえば、上記の写真は、壱岐の聖域「剣の池」である。立ち入り禁止ではないが、地元の人たちしか知らない、まさに隠された聖地だ。

 

ここには「異国人の幽霊が現れる」「“しゃべる牛”と遭遇した」という逸話が伝わっているほか、「剣の池には壱岐海人族の王が隠した宝が眠っている」という噂まである。さらに、池を覗くと「いちばん欲しいもの」が浮かび上がるが、手を伸ばせば引きずりこまれる呪いも伝わる。

 

なぜ、人知れぬ池に、多種多様な伝説が紐づけられ、畏れられているのか?その本当の理由は、おそらくだれにもわからない。

 

島への上陸は、物理的には制限されていないが、ともあれ、これらの怪奇譚には、まさしく「精神的な異世界」へ連れていかれそうな気持ちを抱かせる。

 

「禁足地帯」に惹かれる理由

入ってはいけない聖地、見てはいけない秘祭、開けてはならない箱、触ってはいけない神木……。

 

「禁足地帯の歩き方」に収められたそれらは、なぜ、そこにあるのか。20171027_suzuki8

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吉田は、外から畏れるのではなく、現地を訪れることで、禁断とされるものとの人間社会の接点を探っている。謎や未知のもの、まさしくオカルト(隠されたもの)は、秘められているからこそ、人を引き付けるものだ。

 

吉田はそこに、生きとし生けるものすべてが逃れられない異世界=「死」の香りがあると語る。確かに、恋愛の聖地ですらも、他者を排撃し、自分たちだけの世界を作ろうとする滅亡の匂いがするではないか。

 

「禁足地帯」とは、おそらく、人間の想いがぶつかりあう現実において、きっちりと社会に区分けできない「隙間」や「境界」に生じてしまう「異世界」なのかもしれない。社会的動物たる人間も、ふとしたはずみで、その隙間から「禁足地帯」へ、ときには自らの意志で、足を踏み入れてしまうのかもしれない。

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「禁足地帯の歩き方」 吉田悠軌(著)/価格:1000円+税/発行:学研プラス

 

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【現地レポート】MUFON2017で明かされた秘密宇宙計画の真実

2017年7月20日から22日にかけて、米カリフォルニア州ニューポートビーチを活動拠点とする世界最大の民間UFO研究団体『MUFON』のシンポジウムが、ネバダ州ラスベガスで開催された。今回のテーマは、「秘密宇宙計画=Secret Space Program=SSP」だ。

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SSPの内部告発者のひとりコーリー・グッドは、6歳のとき「直感エンパス(intuitive empath =IE)潜在者(地球外生命体とのコミュニケーション能力が有ると認定された者)」として識別され、米軍に拉致されて軍事特別アクセスプログラム(SAP)に参加。その後、SSPの重要な一員となるべく「MILABM=ミリタリー・アブダクション」によって拉致され1976年から1989年代に新たに就航した宇宙艦隊で働く目的で秘密裡に訓練されたという。

 

また1986年、「ソーラー・ウォーデン(太陽系の監視人)」という太陽系を侵入者から守る警備の一員として参加するなど、20年にわたり宇宙艦隊で複数のプロジェクトの任務に就いたが、その間に月の裏側に存在する「LOC(Lunar Operation Command -月運営指令部)でも働いていたという。

 

彼によって、影の政府、米国の海軍、空軍および主要企業等で秘密裡に進められている「秘密のプロジェクト=彼らは秘密裡に太陽系全てを開拓・産業化し、それらのすべての利権を宇宙人とともに独占しようとしているという」の具体的な詳細が暴露され続けているのだ。

コーリー・グッド。コーリー・グッド。

 

SSPに技術協力した異星人

コーリー・グッドの証言には、具体的な証拠がないと指摘されていたが、元海軍出身のウィリアム・トンプキンスがMILABやソーラー・ウォーデンについてすべて真実だと告白し、SSPの原点が米海軍にあることを証言した。

 

SSPの生き証人であるトンプキンスは、ドイツ、ヴリル協会のリーダーだったマリア・オルシック(正体は異星人ノルディック)が、ペーパー・クリップ作戦でフォン・ブラウンやほかの科学者たちと米国に渡り、ダグラス航空機会社で、海軍の宇宙戦艦グループ向けの設計をしたと指摘。彼がダグラス航空機会社時代、アポロ計画の技術部隊の秘書だったというジェシカは、なんとマリアに酷似していたという。彼女もノルディックで、海軍SSPの宇宙艦隊の超弩級クルーザーが完成した一因になっているという。

トンプキンス(写真中央)トンプキンス(写真中央)

 

マリア・オルシックに酷似した女性がSSPにも関与していた?マリア・オルシックに酷似した女性がSSPにも関与していた?

 

SSP関係者への懸念

MUFON2017にて、驚きのSSP内部告発がなされたわけだが、機密情報を暴露した彼らの身が気がかりだ。

 

本稿執筆中、悲報が届いた。8月21日午前2時すぎ、ウィリアム・トンプキンスが急死したのだ。94歳という年齢を考えても、偶然なのか、もしくは……? さらにコーリー・グッドの家族がトラブルに見舞われてという情報も入っている。

 

彼らの身を案じるとともに、今回のシンポジウムを契機に、風雲急を告げているSSPの開示情報を今後もフォローアップしていきたい。

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(ムー2017年11月号「MUFON2017で明かされた秘密宇宙計画の真実」より抜粋)

 

文=並木伸一郎

 

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