水も滴るイイ女…橋本環奈の新カット解禁!「小説の神様」オフショットも公開

10月2日(金)に全国公開の映画「小説の神様 君としか描けない物語」より、小余綾詩凪を演じる橋本環奈が大雨の中で繊細な演技を魅せる、新カットとオフショットが解禁された。

最新作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」で「このミステリーがすごい!2020年版」「2020本格ミステリー・ベスト10」「2019ベストブック」「2019 SRミステリーの会ベスト10」「第20回本格ミステリ大賞」の5冠を受賞。さらに「2020本屋大賞」「第41回吉川英治文学新人賞」へもノミネートされるという快挙を遂げた、気鋭作家・相沢沙呼のベストセラー小説を映画化した本作。

 

ナイーブで売れない小説家・千谷一也(佐藤大樹)と、秘密を抱えたドSな小説家・小余綾詩凪(橋本環奈)の何もかもが真逆な2人が、「一緒に大ベストセラーを生み出す」という共作ミッションを課せられ、時に激しく反発し合いながらも物語を作り始める青春ストーリーだ。

 

共作するにあたり、文章を一也、プロット部分を詩凪が担当するという役割で小説を書き進めていく2人。今回解禁されたカットは、傑作のプロットを思いついた詩凪が早く一也に伝えたいという一心で、大雨の中を一也の家へと飛び出した場面だ。びしょ濡れになりながらも駅で一也を待つ詩凪の姿から、小説に対する純粋な熱い思いが感じられる印象的なカットとなっている。

 

また、カメラが回っていない時に、両手を上げて大雨を浴びるお茶目な橋本のオフショットも公開。知的で気が強いキャラクターの詩凪とのギャップに、思わず胸がときめいてしまうだろう。

 

 

<作品情報>

「小説の神様 君としか描けない物語」
2020年10月2日(金)全国公開

出演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS) 橋本環奈
佐藤流司 杏花 莉子 山本未來 片岡愛之助 和久井映見

主題歌:『Call Me Sick』 伶(Sony Music Labels Inc.)
原作:相沢沙呼「小説の神様」(講談社タイガ刊)
監督:久保茂昭

配給:HIGH BROW CINEMA

<WEB>

公式サイト:https://shokami.jp/

©2020映画「小説の神様」製作委員会

高良健吾・石橋静河・山下リオの出演決定!「あのこは貴族」2・26公開&特報解禁

映画「あのこは貴族」の公開日が2月26日(金)に決定し、高良健吾・石橋静河・山下リオら追加キャストも発表された。併せて、3名と原作者の山内マリコよりコメントも到着。さらに、ティザービジュアルと特報映像も解禁となった。

都会の異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた本作。監督は初のオリジナル長編作品「グッド・ストライプス」で、新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子。原作は、映像業界が注目する山内マリコによる同名小説だ。

 

主人公の箱入り娘・華子役は門脇麦、地方から上京し、自力で生きる美紀役は水原希子が演じる。さらに今回、追加キャストとして、奇しくも2人を繋ぐこととなる弁護士・幸一郎役に高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役に石橋静河、美紀の友人で同じ名門大学に入学する平田役に山下リオが決定。

 

そのほか、銀粉蝶、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種など、実力派俳優が集結した。20代後半から30代にかけて、息苦しさを抱える女性たちが軽やかに変化していく姿を、最後の青春譚として静かに紡いでゆく。

 

出演にあたり、高良は「当時、意識していたことを現場がアップしてから時間が経つにつれ、自分の中でより大きな意味を持っていることに驚いています。本当にいい経験をさせてもらいました。映画自体も時間がひとつのキーワードです」と、当時を振り返りながら作品を語る。

 

石橋は「今回、初めてプロのバイオリニストの役を演じることになり、短い期間でしたが猛特訓をして、肩がガチガチに凝りながらも、なんとか自分なりの精一杯を形にしました」と、役作りについてを明かした。

 

山下も「撮影中、岨手監督は、優しく背中を押し続けて下さいましたし、希子ちゃんとは、旧友のように居心地よくいさせて頂きました。あの一瞬一瞬が、すべて愛おしい時間です。ありのままの自分を抱きしめてあげたくなる映画になっているのでは」と、愛が伺えるコメントを寄せている。3名と原作者の山内からのコメント全文は、次ページを参照。

 

今回解禁された特報では、お見合いの末、幸一郎との結婚生活をスタートした華子だが、彼に「華子には夢なんかあるの?」と、結婚することのみにしか関心がなかったことを言い当てられてしまう。一方で、華子とは一見接点などなさそうな美紀だが、幸一郎と楽しげにパーティで過ごしている様子が…。

 

そして、美紀を偶然見かけた華子がタクシーを降り、自転車で通り過ぎる彼女を呼び止める瞬間までが切り取られている。2人がこの出会いをきっかけに、どのような決断をし、人生を切り拓くのか。その先の展開が楽しみになる映像だ。

 

また、同時に解禁されたティザービジュアルは、「ミッドサマー」「デッド・ドント・ダイ」などで知られるグラフィックデザイナーの大島依提亜、人気イラストレーターの塩川いづみがイラストを描き下ろしたもの。異なる階層に生き、身に纏うものが異なっていても、中身は同じ女性であると、シンプルな線で描くことで気づきを与えてくれるビジュアルとなっている。

 

<動画>

特報

<高良健吾 コメント>

それぞれの一生があり、そこにある当たり前のズレが、それぞれの一生に色を添えていて、すべてがひとつの生き方で、この役だからこそ思うことが多くありました。その加減を監督と話し合うことが多く、役としての立場を監督は包み込んでくれていたと思います。そして、感覚的な演出がいろんな気づきを与えてくれて楽しかったです。

 

当時、意識していたことを現場がアップしてから時間が経つにつれ、自分の中でより大きな意味を持っていることに驚いています。本当にいい経験をさせてもらいました。映画自体も時間がひとつのキーワードです。

 

わからない正解が多い中、この映画はいろんな今。が押し付けられることなく切り取られていると思います。

 

<石橋静河 コメント>

今回、初めてプロのバイオリニストの役を演じることになり、短い期間でしたが猛特訓をして、肩がガチガチに凝りながらも、なんとか自分なりの精一杯を形にしました。お芝居の面では、門脇麦さんと水原希子さんという人間的にも素晴らしいお2人とご一緒できたことがとても嬉しかったです。ぜひ劇場でご覧ください!

 

<山下リオ コメント>

私は、日々生きていく中で、社会には見えないカーストがあるのでは?と思うことがあります。そして、その社会の目を気にしながら、自由に生きることは難しい。台詞の一言一言に共感し、そんな社会に生きる女性たちが、足掻きながらも成長し、逞しく生きていく姿に、いつしか私自身がリンクし、演じながら勇気をもらっていました。

 

撮影中、岨手監督は、優しく背中を押し続けて下さいましたし、水原希子ちゃんとは、旧友のように居心地よくいさせて頂きました。あの一瞬一瞬が、すべて愛おしい時間です。ありのままの自分を抱きしめてあげたくなる映画になっているのでは。

 

是非、たくさんの方に観ていただきたいです。

 

<原作者・山内マリコ コメント>

映画「あのこは貴族」、正直に言ってわたし、ものすごぉーく気に入ってます。2021年の日本映画の大収穫のひとつなんじゃないかと。

 

籠の鳥のようなヒロイン華子は、いつも安全なタクシーの中から、2度目のオリンピックを夢見て普請中の東京を眺めます。そして上京者という名の越境者であるもうひとりのヒロイン美紀は、バッグを斜めがけにして自転車を漕ぐ。異なる階層に属する2人を岨手監督は、移動手段ひとつとっても映画的にアプローチしている。

 

その演出力は本当に見事で、主役から傍役まで役者さんたちは誰もがその役柄を生きていて、命が吹き込まれるってこういうことかと唸りました。深みのある映像、美術、衣装、音響、どれをとっても丁寧ないい仕事ばかり。映画を観るよろこびをビリビリ感じます。

 

世襲され固定化した社会階層と、女性をしばる価値観。女同士を分断させてなるものかと橋をわたす、逸子の存在。原作に込めたメッセージを大事にしてくれているのは、監督の作家性とこの物語が、ちゃんと共鳴しているからにほかなりません。監督ありがとう。岨手監督に撮ってもらえて、とても幸せな作品となりました。

 

<作品情報>

「あのこは貴族」
2021年2月26日(金)全国公開

 

監督・脚本:岨手由貴子

 

出演:門脇麦 水原希子 高良健吾

 

石橋静河 山下リオ 佐戸井けん太 篠原ゆき子 石橋けい 山中崇

 

高橋ひとみ 津嘉山正種 銀粉蝶

 

原作:山内マリコ「あのこは貴族」(集英社文庫刊)

 

配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ

 

<WEB>

公式サイト:https://anokohakizoku-movie.com/

 

公式Twitter:@aristocrats0226

 

公式Instagram:@aristocrats0226

 

©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

三浦春馬が“五代友厚”役に挑んだ「天外者」12・11公開!三浦翔平ら主要キャスト解禁

映画「天外者」(てんがらもん)が、12月11日(金)に公開決定。主演の三浦春馬ほか、三浦翔平や西川貴教ら主要キャスト情報が解禁された。さらに、ポスタービジュアルと場面写真も初公開。併せて、キャスト5名と田中光敏監督よりコメントも到着した。

本作の企画スタートは、2013年。五代友厚の「想い」と「志」を次世代に継承するため、製作総指揮の廣田稔をはじめ、市民有志が立ち上げた「五代友厚プロジェクト」が映画化に向けて尽力してきた。そして長い歳月を経て、ついに悲願の映画公開が実現。

 

脚本の小松江里子と監督の田中光敏は、これまで「利久にたずねよ」「海難1890」を共に生み出した名コンビだ。五代の壮大なスケールを現代に体現するべく、入り組んだ時代背景と膨大な関連人物の中からオリジナルストーリーを誕生させた。

 

激動の幕末から明治初期。五代は、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家に。“東の渋沢栄一・西の五代友厚”とも評される功績を挙げながらも、長らく歴史に埋もれていたが、近年の研究により、その真価が再認識された。「実もいらぬ、名もいらぬ、ただ未来へ…」と、ひたすら大いなる目標に向かったその志と熱い想いが、時代を超えて解き放たれる。

 

その圧倒的な熱量で生き抜いた五代を演じたのは、三浦春馬。大胆な発想と行動力、そして冷静かつ緻密さと優しさを持つ、このミステリアスでさえある人物像をかつて見たことのない迫力と重厚な演技で表現した。

 

さらに、彼を取り囲む盟友の坂本龍馬を三浦翔平、龍馬と共に現れ後に三菱財閥を築く岩崎弥太郎を西川貴教。そして初代内閣総理大臣となる伊藤博文の若かりし頃を、森永悠希が演じている。

 

五代の両親役として、脇を固めるのは生瀬勝久と筒井真理子。遊女はる役の森川葵は、五代の繊細さや優しさを引き出した。妻を演じた蓮佛美沙子など、取り巻く女性達もまた、時代の渦の中で五代友厚に重ねた己の人生を全うしていく。

 

出演にあたり、三浦翔平は「沢山のファンがいらっしゃる方なので、重圧を物凄い感じましたが、払拭するために土佐弁の稽古や、霊山歴史館、龍馬のお墓など、歴史から学びました。クランクイン前には春馬と何度も読み合わせして、才助、利助、弥太郎との関係性を築きあげ、自分なりの新しい豪快な龍馬を思いっきり演じる事ができました」と役作りについてを語った。

 

西川も「かつら作りから、着物の着付け、土佐弁や武士としての所作など緊張の毎日でしたが、春馬、翔平、森永くんをはじめキャスト全員で作品を生き抜いた時間は、かけがえのない瞬間でした」と撮影を振り返る。

 

田中監督は「三浦春馬を中心に役者達が、登場人物に生き生きと命を吹き込んでくれたのです。春馬くん、参加してくれてありがとう。そして主演を支えるそれぞれの役者達の素晴らしい生き生きとした芝居を、是非ともスクリーンでご覧いただきたいと思っています」と自信をのぞかせ、作品をアピールした。

 

<三浦翔平 コメント>

この度、歴史的偉人である坂本龍馬役をやらせてもらえると聞き、生涯で龍馬を演じれる事は、とても光栄な事だと喜びました。

 

沢山のファンがいらっしゃる方なので、重圧を物凄い感じましたが、払拭するために土佐弁の稽古や、霊山歴史館、龍馬のお墓など、歴史から学びました。

 

クランクイン前には、春馬と何度も読み合わせして、才助、利助、弥太郎との関係性を築きあげ、自分なりの新しい豪快な龍馬を思いっきり演じる事ができました。

 

撮影期間は長くはなかったのですが、初めての太秦で、濃密で貴重な経験をさせて頂き、とても感謝しております。

 

幕末から明治へ、激動の時代を生き、同じ志を持った者達の生き様を是非劇場でご覧下さい。

 

そして、天国で五代さんと一緒に観てくれる事を願います。

 

<西川貴教 コメント>

近代日本の経済の礎を築いた岩崎弥太郎を演じさせていただいたことを心から誇りに思います。これまでにも数々の名優の皆さんが演られてきましたが、自分なりの弥太郎像を模索し撮影に挑みました。

 

かつら作りから、着物の着付け、土佐弁や武士としての所作など緊張の毎日でしたが、春馬、翔平、森永くんをはじめキャスト全員で作品を生き抜いた時間は、かけがえのない瞬間でした。

 

この映画は現代の日本に生きる我々ひとりひとりに、何を成すべきかを問いかけ続けています。日本のみならず、世界中が大きな変化を求められている今だからこそ観ていただきたい作品です。是非劇場にお越し下さい。

 

<森永悠希 コメント>

撮影当時23歳で、伊藤博文という大きな名前の人物を演じることに、ワクワクとそれ以上の責任感を感じていました。

 

ひとつの作品の中で歳を重ねる役は毎度思うのですが、特に伊藤はやがて総理大臣になる人ですので、「利助」であったときからの変化をつけるのが、難しくもあり、面白くもありました。

 

激動の時代、より良い世へと前へ前へと進もうとした人たちの姿が、皆様にとって、前を向くための原動力のようなものになればと願っております。

 

<森川葵 コメント>

撮影が終わってから、いつ皆さんにお知らせできるようになるかとずっと待ち続けていました。一緒に撮影した時間が蘇ります。

 

はるの言葉が五代様の胸に残り続け新しい時代を切り開いていくきっかけになるんだ、と監督からの言葉に責任重大だな…と感じながらも、そのプレッシャーにわくわくしました。登場人物それぞれの勇姿を皆さんに見届けていただけますように。

 

<蓮佛美沙子 コメント>

この世を変えたい、誰もが夢を見られる国にしたい、その為に、自分にしか出来ないことがある。そんな強い想いを胸に、一心不乱に生き抜いた1人の人間の物語です。

 

私はそんな彼の強さや真っ直ぐすぎるほどの瞳を、妻豊子として、受け止め、心を交わしました。

 

作品の中にいる春馬くんは五代友厚そのもので、何より瞳を覗き込めば、そこに五代の全てが在りました。彼が五代として生きたその時間を、作品を、愛してもらえたらと心から願っています。

 

<田中光敏監督 コメント>

「オリジナル作品で五代友厚の作品を作る。」その時、イメージで浮かんできた俳優は三浦春馬くんでした。 透明感があり強い信念を持ち、そして美しく…。

 

春馬くんに声をかけてから2年の歳月が流れ、集まってきてくれた役者達は、みんな春馬くんの仲間のような俳優たちでした。

 

三浦翔平、西川貴教、森永悠希、 森川葵、蓮佛美沙子と、春馬くんと交流のある友人達が、偶然にもこの作品に関わってくれました。

 

京都撮影所でのリハーサル後、翔平くんとはオフでも落ち合って、映画のために本読みをしてくれたと春馬くんから聞きました。

 

主演三浦春馬を中心に役者達が、登場人物に生き生きと命を吹き込んでくれたのです。春馬くん、参加してくれてありがとう。

 

そして主演を支えるそれぞれの役者達の素晴らしい生き生きとした芝居を是非ともスクリーンでご覧いただきたいと思っています。

 

最後に…ただただ残念なのは春馬くんに出来上がった作品を見てもらえなかったことです。

 

<作品情報>

「天外者」(てんがらもん)

2020年12月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

 

出演:三浦春馬 三浦翔平 西川貴教 森永悠希 森川葵/蓮佛美沙子 生瀬勝久 ほか

 

監督:田中光敏

 

脚本:小松江里子

 

配給:ギグリーボックス

 

<WEB>

公式HP:https://tengaramon-movie.com/

 

©2020 「五代友厚」製作委員会

波瑠主演「ホテルローヤル」桜木紫乃&武正晴監督のコメント到着!ラブホテル写真も解禁

11月13日(金)に全国公開の映画「ホテルローヤル」より、原作者の桜木紫乃と武正晴監督からのコメントが到着した。さらに、リアルな情景がわかる場面写真も解禁。

累計発行部数95万部を超える桜木の直木賞受賞作を、「百円の恋」や「嘘八百」、Netflixで配信中の「全裸監督」など精力的な活動を続ける武監督が映画化。主人公であるホテル経営者の一人娘・雅代を演じたのは波瑠。共演には、松山ケンイチ、安田顕、余貴美子、原扶貴子、夏川結衣、伊藤沙莉、岡山天音ら実力派俳優陣が名を連ねている。

 

本作の舞台となった「ホテルローヤル」は、2012年まで釧路に実在していたラブホテル。このホテルを実家とする桜木は、これまで生まれ育った北海道を舞台に、その土地に暮らす男女の営みを静謐なタッチで書き続けてきた。

 

父親が営んでいたラブホテルの名前がそのままタイトルになった本作は、7編の短編で綴られ、2013年に第149回直木賞を受賞。学生時代から家業を手伝い、そこで見聞きしてきたことが反映されている。

 

劇中と同様、住まいもラブホテルの事務所の上だったことから、常に他人が出入りしており、いろいろな人と出会える場所だったという。そんな桜木の実体験をもとに書かれた「ホテルローヤル」だが、映画では桜木が描き起こした見取り図を元にし、働いていた当時の日常をヒアリングしながら美術が作られたそうだ。

 

「撮影現場にお邪魔して、波瑠さん演じる雅代の部屋を見学した際に、『彼女の生い立ちから、持ち物を探し追ってゆく』という美術さんの姿勢に頭が下がりました」と述べた桜木。「ホテルの部屋も、そこを訪れた誰がどんな表情をするかまで計算されているセットでした」とその完成度の高さを賞賛する。

 

さらに「ホテルの部屋に用意されているものや販売グッズは、経営者が大真面目に取り組んで用意したものです。 『人間って滑稽で切ないよなぁ』という、小説で最も伝えたかったことが、部屋のデザインや小道具のひとつひとつから伝わって来ました」と、かつての「ホテルローヤル」がいかにリアルに再現されているかを語った。

 

制作陣の温度を信じ、「お好きなように作ってください」と懐の深さを見せた桜木に応えるよう、本作を作りあげた武監督。「小説を読んで、明らかにひとつの部屋が軸になっているのが分かったので、あの部屋での出来事が全部繋がっていることが読み取れた時に、このホテル、そして部屋をもうひとつの主人公にできないかと考えました。この部屋で起こる10年近くを描けたら、それはとても映画的だと」と、世界観を作り上げるうえで意識した点を明かしている。

 

併せて、実在した「ホテルローヤル」を再現した、ラブホテルのリアルな情景が分かる場面写真も解禁。誰しもに訪れる人生の一瞬の煌めきを切り取り、観る人の心に温かな余韻と感動をもたらす本作は、11月13日(金)より全国公開される。

 

<作品情報>

「ホテルローヤル」

2020年11月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

 

出演:
波瑠
松山ケンイチ
余貴美子 原扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音
正名僕蔵 内田慈 冨手麻妙 丞威 稲葉友
斎藤歩 友近/夏川結衣
安田顕

 

原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)

 

監督:武正晴

 

主題歌:Leola「白いページの中に」(Sony Music Labels Inc.)

 

配給・宣伝:ファントム・フィルム

 

<WEB>

公式サイト:https://www.phantom-film.com/hotelroyal/

 

©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会

齋藤飛鳥・山下美月・梅澤美波が最強の「映像研」コラボカフェを堪能!【レポート】

9月25日(金)に全国公開となる映画「映像研には手を出すな!」。齋藤飛鳥・山下美月・梅澤美波が、9月10日(木)にオープンした本作のコラボレーションカフェに来店した。以下、オフィシャルレポートを掲載する。

“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を、独特な世界観と共に描き出す本作。4月よりスタートしたTVドラマシリーズも好評に終わり、映画版の公開をまもなくに控えている。

 

作品のアイディアを次々と生み出す、極度の人見知りな主人公・浅草みどり役を齋藤。超お嬢様でカリスマ読者モデルながら、アニメーターを目指している天真爛漫な水崎ツバメ役を山下。アニメに興味はないものの、金儲けの嗅覚と持ち前のビジネスセンスでプロデューサー的立ち位置の金森さやか役を梅澤が演じた。

 

普段は国民的アイドルグループ・乃木坂46のメンバーとして華麗に活躍する3人が体当たりの演技で挑み、その迫真の演技とVFXを駆使した映像のクオリティの高さから、SNS上で大きな盛り上がりを見せている。

 

そしてこの度、9月10日(木)から10月12日(月)までの期間限定で、「表参道ヒルズ」内の「TOKYO BOX cafe&space」にオープンする「映画『映像研には手を出すな!』コラボレーションカフェ」に、電撃3人娘を演じる齋藤、山下、梅澤が来店。

 

先に来店した齋藤と梅澤は、店内の装飾を見るやいなや「すごーい!」「かわいい!」と声を揃えて大喜び。事前予約者限定のカフェオリジナルチケットファイルを渡されると、それぞれ違う種類が当たり、「わたしそっちが良い(笑)」と互いに見せ合っていた。

 

店員にオススメのメニューを聞きつつ、仲良く相談しながら、齋藤は「迷彩リュックパフェ」「スケッチブック風フルーツサンド」「金森氏:はれやか牛乳」、梅澤は「金森氏の激辛コロッケパン」「電撃3人娘のパンケーキ」「アイスカフェラテ」をそれぞれ注文する。

 

ドリンクを注文するとランダムでプレゼントされるカフェオリジナルコースターのくじを引いたところ、齋藤は浅草柄で「自分を引いた!」、梅澤は水崎柄で「水崎氏引いたー!」とはしゃぐ2人。

 

「映像研」をイメージしたユニークでどこか懐かしいメニューが到着すると、「はれやか牛乳」を飲んだ齋藤は「あまい!おいしい!」と笑顔を浮かべる。「激辛コロッケパン」を食べた梅澤も「おいしー!」と、それぞれメニューを堪能。さらに、電撃3人娘のシルエットが描かれた「パンケーキ」に、梅澤が「食べるのもったいない!」とためらう場面もあった。

 

遅れて到着した山下も、2人と同様に「すごい!面白い!」と、楽しそうに店内の写真や動画を撮り始める。メニューは「どうしよう!最高…!」と迷いつつも、「電撃3人娘のパンケーキ」「迷彩リュックパフェ」「コーラ」を注文。

 

カフェオリジナルコースターは金森柄を引き当て、「あ!金森氏だ!」と嬉しそうな声を上げる。そのあとも「かわいい!映える!」と写真を撮りながら、「おいしすぎる!」とコラボカフェのメニューを堪能していた。

 

終始「映像研」の世界に浸りながら、“最強”の時間を過ごしていた3人。すでに予約が殺到しているというコラボカフェの壁には、この日に彼女たちが書いたファンへ向けたメッセージ入りのサインも。映画と併せ、コラボレーションカフェにも注目だ。

 

<イベント情報>

「映画『映像研には手を出すな!』コラボレーションカフェ」

2020年9月10日(木)〜10月12日(月)TOKYO BOX cafe&space 表参道ヒルズ店

 

予約金:600円(税抜)※予約特典付き

 

コラボカフェ公式サイト:http://eizouken-cafe.jp/

 

<作品情報>

「映像研には手を出すな!」

2020年9月25日(金)より全国公開

 

キャスト:齋藤飛鳥 山下美月 梅澤美波 小西桜子 グレイス・エマ 福本莉子 松﨑亮 桜田ひより 板垣瑞生 赤楚衛二 鈴之助 出合正幸 松本若菜 山中聡 浜辺美波 / 髙嶋政宏

 

原作:大童澄瞳「映像研には手を出すな!」(小学館「月刊!スピリッツ」連載中)

 

脚本・監督:英勉

 

主題歌:「ファンタスティック三色パン」乃木坂46

 

配給:東宝映像事業部

 

<WEB>

公式サイト:https://eizouken-saikyo.com/

公式Twitter:https://twitter.com/eizouken_saikyo

 

©2020「映像研」実写映画化作戦会議 ©2016大童澄瞳/小学館

吉田志織「1人の人間同士が本気でぶつかり合うラブストーリーです」映画「窮鼠はチーズの夢を見る」

9月11日(金)公開の映画「窮鼠はチーズの夢を見る」で、大倉忠義さん演じる大伴恭一のことを健気に思う岡村たまきを演じた吉田志織さん。撮影エピソードや吉田さんの意外なプライベートについて伺いました。

◆本作のストーリーと吉田さんが演じられたたまきについて教えてください。

大倉さん演じる恭一と成田凌さん演じる今ヶ瀬の、男と男だからとかではなく、1人の人間同士が本気でぶつかり合う、すごくピュアなラブストーリーです。私が演じたたまきは、恭一が勤める会社の部下で、恭一をとても慕っています。たまきは素直ですごく健気で、優しくて思いやりがある子。でも少し女っぽいというか、したたかさも感じられるような役です。

 

◆たまきをどんなふうに演じようと思いましたか?

オーディションを受ける前にまず原作を読んだのですが、笑顔がかわいいなという印象の一方で、つらい時や悲しい時でも笑顔で頑張ってしまう子なんだなという印象も受けました。笑顔でいることが余計に悲しく見えるなと思ったので、お芝居中は意識して笑顔でいるようにしようと思いました。

 

◆撮影中は行定勲監督とたまき役についてお話はされたのですか?

いえ、特に細かい指示はなく、自由にやらせていただきました。原作や台本を読んで、なんとなくたまきはこういう感じの子なのかなというイメージぐらいであまり役づくりはせず、笑顔でいることは意識しましたが、それ以外は撮影現場に入ってその時の感情で動きました。

 

◆恭一とたまきは劇中、徐々に関係性が変わっていきます。大倉さんとは本作が初共演になりますが、何か打ち合わせなどはされていたのですか?

役については全く話をしませんでした。たまたま休憩中に向かいに座っていた時に少しおしゃべりしたり、「外寒いね~大丈夫?」って気遣って話しかけてくださったり、それくらいでした。恭一とたまきは、関係性は変わっていくけどずっと少し距離がある関係でもあったので、実際にカメラが回っていないところでたくさんおしゃべりしてしまうと、あのスクリーンの中の微妙な距離感がにじみ出せないと思うので、その距離感でいられたのが良かったです。

 

◆カフェでのシーンも印象的でした。あの撮影前も特に打ち合わせはなかったんですか?

はい、あのシーンの撮影が始まる前も大倉さんとは一切お話してないんです。先に私が座っていて、後から大倉さんがいらっしゃったんですけど、すっと恭一となった大倉さんとは特に打ち合わせとかはなく、そのまま撮影が始まりましたね。

 

◆では、たまきの恋敵となる今ヶ瀬役の成田さんとは撮影中の雰囲気は悪く…。

恋のライバルの役だから撮影裏でもバチバチだった、というわけではないですよ(笑)。ただ共演シーンが少なかったので、「お疲れ様でした」のようなあいさつ程度しかお話しする機会がありませんでした。

 

◆本作は少女漫画が原作ですが、吉田さんはこれまで少女漫画は読まれていましたか?

はい!すごく買っていました!「ちゃお」とか「なかよし」とか「りぼん」とか。私は「スイッチガール!!」や「GALS!」が好きでしたね。特に「GALS!」は東京が舞台の物語なので、読んでいた当時はまだ子供で東京に行ったことがなくて、「すごく東京に行きたい!」って思っていました(笑)。

 

◆そう言えば、吉田さんはご出身の北海道から「よし、明日東京に行こう」と決めてすぐ上京したというエピソードを聞いたのですが…。

そうなんです(笑)。「あ、明日行こう」と思って東京に来ちゃいました。…行動力はあるのかもしれません。

 

◆では、本作のツイッターキャンペーンの1つで「#好きで苦しくて幸せ」というハッシュタグを付けてお気に入りのシーンを投稿するという企画があります。それにちなんで、吉田さんが苦しくなるほど好きなものがあれば教えてください!

苦しくなるほど好き?…私、爬虫類を飼っているんです。フトアゴヒゲトカゲのスーパーレッド…。

 

◆すみません、もう一度お願いします。

フトアゴヒゲトカゲのスーパーレッドハイポトランスと、ヒガシヘルマンリクガメを飼っています(笑)。見ていると胸が苦しいくらいにかわいくて。愛おしいです。最初は小さかったのに最近ちょっと大きくなったんですよ。ご飯をしっかり食べて成長してくれているんだなと思うとうれしくなります! 飼い始めた時は「何で?」って友達には結構驚かれたんですけど、でも本当にかわいいから良いでしょって(笑)。

 

◆(笑)。吉田さんはギターが趣味と伺ったのですが。

吉田拓郎さんが好きで、アコースティックギターが弾けるようになりたいなと思って買ったんです。母が拓郎さんの曲を聴いていた影響もあるけど、名字が同じ「吉田」だからかな(笑)。勝手に親近感を感じていて、それで聴き始めた気がします。まだ楽譜を見ながらですが、YUIさんの「CHE.R.RY」や「SUMMER SONG」は弾けるようになりました。Fコードはまだちょっと難しいですね。

 

◆では、そんな吉田さんが今後挑戦してみたい役はありますか?

まだ全然演じたことのない役の方が多いので、コメディやサスペンス、アクションなど、全部挑戦していきたいなと思っています。

 

◆最後に本作の見どころをお願いします。

登場人物たちが1人の人間としてしっかり生きていて、大なり小なり問題がある中で、それを真剣にぶつけ合う物語です。意志がなかった人間が最後は自分で答えを出したり。男と男だからじゃなく、すごく真剣な2人のピュアなラブストーリーですので、ぜひ楽しんで見ていただけたらうれしいです!

 

PROFILE

吉田志織

●よしだ・しおり…1997年3月21日生まれ。北海道出身。A型。2017年、テレビドラマ『クズの本懐』で女優デビュー。以降『突然ですが、明日結婚します』、「心が叫びたがってるんだ。」、「honey」、『仮面同窓会』などに出演。19年に映画「チワワちゃん」のチワワ役に抜擢され注目を集める。

 

公式Instagram:https://www.instagram.com/shiori_official_321/

 

公式Twitter:https://twitter.com/_shioriyoshida_

 

作品情報

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」

2020年9月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
R-15

 

<STAFF&CAST>

原作:水城せとな

 

監督:行定勲

 

脚本:堀泉杏

 

音楽:半野喜弘

 

出演:大倉忠義、成田凌

吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子

 

<STORY>

学生時代から「自分を好きになってくれる女性」ばかりと受け身の恋愛を繰り返してきた恭一(大倉)。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬(成田)と7年ぶりに再会する。「昔からずっと好きだった」と突然思いを告げられ、戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、2人は一緒に暮らすことに。ただひたすらに真っすぐな思いに、恭一も少しずつ心を開いていく。しかし、恭一の昔の恋人・夏生(さとう)が現れ、2人の関係が変わり始める。

 

©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会

 

●photo/中村圭吾 text/山村千晴

濱田岳と水川あさみ演じる夫婦が車内で大喧嘩!「喜劇 愛妻物語」本編映像解禁

9月11日(金)に全国公開の映画「喜劇 愛妻物語」より、濱田岳と水川あさみ演じる夫婦が車内で大喧嘩を繰り広げる本編映像が解禁された。

 

 

「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々に綴った自伝的小説を自ら監督・脚本を務めて映画化した本作。主人公は、いつまで経っても売れる見込みがない、年収50万円の脚本家の豪太(濱田)と、そんな情けない夫に絶望している酒好きの妻チカ(水川)。結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいる、セックスレス夫婦の痛快な愛憎劇だ。

 

 

この度、以前公開された特報映像が大きな反響を呼んだ、「車中でケンカ」シーンの続きとなる本編映像が到着。家計が苦しい中、香川県に住んでいる「高速でうどんを打つ女子高生」の企画プロットを書くため、取材旅行に旅立った豪太、チカ、アキ(新津ちせ)。

 

何とか現地にたどり着き、女子高生の家族にもてなしを受けるも、既に彼女を題材にした別の企画が進行中であることが発覚…。計画が頓挫してしまい、激怒したチカが豪太に対し帰りの車内で罵詈雑言を浴びせかける。

 

 

さらに、女子高生の家族と食事をした際に豪太がお酒を飲んだことにも詰め寄り、酒好きなのにドライバーのため飲酒が出来ないチカの「おぉぉぉ酒が飲みたかったんだよぉ!!!!!!!!」という魂の叫びが爆発。水川が振り切った演技を見せる、迫力と見ごたえたっぷりの映像になっている。

 

 

<作品情報>

「喜劇 愛妻物語」
2020年9月11日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー

出演:濱田岳 水川あさみ 新津ちせ
大久保佳代子 坂田聡 宇野祥平 黒田大輔 冨手麻妙 河合優実
夏帆 ふせえり 光石研
脚本・監督:足立紳
原作:足立紳「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)

配給:キュー・テック/バンダイナムコアーツ

<WEB>

公式サイト:http://kigeki-aisai.jp/

©2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

予告編がYouTube740万再生の注目作『喜劇 愛妻物語』監督夫妻に訊く、夫婦円満の秘訣

2020年9月11日(金)より公開される映画『喜劇 愛妻物語』。水川あさみさんが濱田 岳さんに暴言を吐きまくる予告編が話題となり、映画公開前にもかかわらずYouTubeで740万回も再生されている超注目の作品なのです。

 

 

本作の監督は、2014年に安藤サクラさん主演で公開された『百円の恋』で脚本を担当し、日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立 紳さん。人生のバイブルは『ロッキー』シリーズと言っても過言ではない私も、32歳直前でこの『百円の恋』を鑑賞し、エンディングで嗚咽! 人生に悩む全女子が見るべき映画として日頃からいろんな人にオススメしています。

 

そんな足立監督の最新監督作は、なんと喜劇だというではないですか!

 

しかも自伝小説をもとにした夫婦の話で、映画に出てくるエピソードはほぼ実話。内容もかなり赤裸々!! ……って、面白くないわけがない! ということで、今回は足立監督とその「妻」である晃子さんに、映画について、そして夫婦についてお話をお伺いしました。

 

「青春18きっぷ」での四国旅行も、年収50万円も、セックスレスもほぼ実話!

↑足立監督(右)と妻の晃子さん(左)

 

–本日はよろしくお願いいたします。先に映画を拝見したんですが、濱田 岳さんが演じる豪太にイライラが止まらなくて……でも最後にはなんだかこの夫婦が羨ましい気持ちにもなりました。この作品は、足立監督の自伝小説『喜劇 愛妻物語』がもとになっていますが、一体どこまでが本当のエピソードなのでしょうか?

 

晃子さん「警察に捕まるとか、法に触れること以外は実話ですよ!」

 

–えっ!?  青春18きっぷで旅行したりとか、年収が50万円だとか、夫婦がセックスレスで豪太が妻・チカ役である水川あさみさんに猫撫で声で「ねぇ〜マッサージする?」って聞いてくるのも本当……?

 

晃子さん「はい……ってここで言うの本当に恥ずかしいんですけど、この人、すっごいしつこいんですよ。疲れているからやりたくないって言っても『なんで? どうして?』って聞いてきて。やりたくないのになんでもクソもないよ!!  って思うし、実際やったとしても大したことないですし(笑)。セックスもコミュニケーションの一種なんだろうけど、内容よりも回数をしたいって思っているんですかね」

 

足立監督「いやぁ〜そういうわけでもないんだけど。奥さんには『早く終われ』って言われちゃうからね。内容を濃くする時間もなくて……」

 

晃子さん「そんな言い方すると、まるで技があるみたいじゃない!」

 

–ちょちょちょっと待ってください! 取材なのに、映画のワンシーンをみているような気分になってきました(笑)。このやりとりだけで「あぁ〜実話だな」と確信しました! 現在は二人のお子さんもいらっしゃいますが、結婚何年目ですか?

 

晃子さん「結婚してから今年で18年目ですね。私が20歳、彼が24歳のころから6年付き合って結婚しました」

 

足立監督「付き合っている時には、3回くらい別れたりしましたけどね(笑)」

 

晃子さん「この結婚するタイミングも、私が『もう別れる!』って言ったら、『いや結婚しよう!』って、なし崩し的に結婚しちゃって」

 

–なし崩し! そんな結婚初めて聞きます……。

 

足立監督「結婚した時期が、僕のどん底期だったんですよ。奥さんと出会った時は現場で助監督をしていたんですけど、シナリオを書けば売れっ子になれるでしょ〜って、先のことも考えないまま助監督を辞めたのがちょうど30歳になるころで。ろくな仕事もなかったから、もう結婚しないと死活問題で。実家に帰るか、東京でホームレスになるか、そんな状態でしたから」

 

–結婚できて良かったですね、って私が言うのもおかしな話ですが(笑)、私だったら「無理!」って断っちゃいます。

 

晃子さん「そうですね。ほんと今思い返しても本当にアホな選択をしたと思っています。 『そっか、私がいないと生きていけないよね、結婚しましょう』って思っちゃったんですよね」

 

離婚する選択も、結婚し続ける選択も同じくらいツラい

 

–映画『喜劇 愛妻物語』では、若かりしころの仲睦まじい二人が回想シーンとして出てきます。実際のお二人もあんな感じだったんですか?

 

足立監督「あんな感じでしたよ。新婚のころは、僕がなかなかうまくいかないのを同情してくれていたんだと思いますねぇ」

 

晃子さん「私も『この人面白いのになー』って思っていたし、努力をしていたことも知っていたから応援していました」

 

–でもいつのころから、映画のような感じになってしまったと……。

 

晃子さん「彼の企画が成立しないことが続いたり、応援していた私も『あんたが悪いんじゃないの?』って思うようになってきて、いろんな感情が積もり積もって爆発してしまったんですよね。これというキッカケがあったわけじゃないんですが……」

 

足立監督「あ、でも! 上の子が生まれたタイミングで、彼女には仕事も続けて欲しかったから『俺は専業主夫になるんだ』って決意したんですよ。そのころは結構、頑張ってたよね?」

 

晃子さん「……私、いつもその話の時に思うんだけど、あなたの専業主夫って全然専業主夫じゃないよ? 食いしん坊だから食べ物は作るけど、A5ランクのお肉とか豪華なお弁当買ってきたり、掃除は下手だし。昨日だってご飯あるよっていうのに、穴子寿司買ってきちゃったり、そういうところだからね!」

 

–こんなこと言うのも失礼ですが……「もう離婚!」ってタイミングはいつでもあったと思うんですよ。でもそれをせずにここまで過ごせているのは、どうしてなんでしょう? なにか努力したり、仲良くする秘訣みたいなのはあるのでしょうか?

 

足立監督「僕はちょっと恥ずかしいですけど、彼女に……週に1回は求め続けることですね」

 

晃子さん「その感覚が間違えてるから(笑)」

 

足立監督「他の家庭はわからないですけど、求め続けるって大事だと思っています。あと、離婚するという選択をして、それぞれの道を歩むっていう『マリッジ・ストーリー』的なお話もありだけど、一緒にいるのは一緒にいるで超大変なんですよね。その選択の厳しさも映画で描きたかったんです」

 

–なるほど。

 

足立監督「離婚するという選択をするのも、夫婦であり続けるという選択もするのもどちらも大変。僕自身も別れないようにする努力をしてきたつもりです(笑)。だって本当に嫌いだったらもう別れてるでしょ?」

 

晃子さん「そうね。私も大っ嫌いなんだけど、1%のいいところがあるから、そこが引っかかって捨てきれないんですよ。全部嫌いではないんですよね。なんか憎めないところというか……、超憎んでいるんだけど、可愛い部分がねぇ」

 

–取材させてもらってまだ少しですが、失礼ながら足立監督の憎めない可愛さめっちゃわかります!!

 

足立監督「本音を言うと、僕は彼女のことを『お守り』みたいに思っているんですよ。映画の中でも赤いパンツが出てきますけど、手放したらダメだって思っているんです」

 

晃子さん「あぁ〜有名アーティストにありがちな、俺は売れたからって若い女と取り替えちゃうようなやつじゃないって言いたいと!」

 

–あぁ〜なんちゃらガールズに目移りしちゃったりとか(笑)。

 

足立監督「そこまで細かくは言えないですけど、僕の場合、彼女を失ったら暗黒時代に戻ってしまうのではないか? なんて気持ちはありますね。それ、うれしい?」

 

晃子さん「あんまうれしくない!なんか愛妻キャラ作ってるし。全然なのに」

 

なんだかんだ言って、笑って過ごせる夫婦は最強!

 

–映画の中でも実際も、夫が妻を求め続けるってすごいことだな! とも思うんです。最近セックスレスな夫婦って多いじゃないですか? 私自身も結婚3年目ですが、もうやらなくてもいっか、みたいな感覚になっているんですよ。お二人は夫婦のセックスレスについてどう思います?

 

晃子さん「紳はセックスレスが不思議なんだよね?」

 

足立監督「僕の中では、それくらいしか取り柄がないと思っていたから……」

 

晃子さん「待って、その流れだと自分が取り柄あるみたいになるからやめてよ(笑)」

 

足立監督「違う、違う! 彼女に寂しい想いだけはさせないようにしようって新婚のころに思って、ちゃんと求め続けるって決めたんですよ。でも毎回は受け入れられない。そのうち、お願いして断られてっていう攻防が楽しくなってきちゃって『ごっこ遊び』に発展していったんです」

 

–セックスを断られたことがきっかけで、倦怠期ゾーンに突入ってよく聞きますけど、監督はそこでめげなかったわけですね!

 

足立監督「そそそう! 一度やらなくなるだけで取り返しがつかなくなるって周りから聞いていましたし、それは嫌だと思ってました。『ごっこ遊び』についても映画の中でチカが『役所広司で』って言うシーンがありますけど、こういうのよくやるんですよ(笑)」

 

–それも実話だったんですね! 個人的にはもっと詳しく『ごっこ遊び』についてもお伺いしたいのですが(笑)、そろそろお時間なので。最後にこれから映画を観る方や、結婚生活に悩んでいるご夫婦に先輩夫婦として、お二人からアドバイスをお願いします!

 

晃子さん「私たち、別に円満夫婦じゃないからなぁ」

 

–いやいや! 今回お話をお伺いして改めて思ったんですけど、どんな出来事も「笑い」に変えているお二人は、円満夫婦です! 映画を観た人の中には、「こんなの悲劇だよ」って感想もあるかもしれませんけど、喜劇にできる夫婦って最強だな! って思うんです。足立監督の円満の秘訣はやっぱり、アレですか?(笑)

 

足立監督「うん、求め続けることですね。寝室も分けたくないです!」

 

晃子さん「私は安眠も大事にしたいから! それにスキンシップ好きじゃないんですよ。この人年中ベタベタするしっ」

 

足立監督「まぁまぁ(笑)。最近だと二人で40分くらい、朝の散歩をしています」

 

–素敵! やっぱり円満夫婦じゃないですか!

 

晃子さん「勝手についてくるんですよ。コロナの時期から始めたんですけど、近所の神社まで願掛けを」

 

–めちゃくちゃいい夫婦! 晃子さんの思う円満の秘訣も是非教えて欲しいです。

 

晃子さん「私のっていうよりも、周りの人の話を聞いていて思うのは『諦めずに言う』ですね。これが嫌だったとか、どんな小さなことでも言葉で伝えないとダメかな、と。言ったことで喧嘩になって、険悪な1週間を過ごすかもしれないけど、言ったらいいじゃん! って思います」

 

足立監督「言いたいことを言うって難しいですからね」

 

晃子さん「難しいの。私も昔は嫌なことも言わずに、自分でやっちゃってました。洗濯物とか、食器洗いとかね。でも育児に追われて『言わなきゃやってられない!』って状態になったんです。これはお互い様ですけど、『気がつくかな〜』って思っていても、言わなきゃ絶対伝わらない。うるさいなーって思われても言う、言ってみる! ひとつ屋根の下で、一緒に暮らしているわけですから」

 

–確かに。言うことをちゃんと言う妻と、求め続ける夫ということが円満の秘訣ですね!

 

晃子さん「全然噛み合ってない!(笑)」

 

足立監督「(笑)お互い我慢しないってことが円満の秘訣かもしれないですね。映画のタイトルにも“喜劇”って付けましたけど、どんな夫婦でも一緒にいるなら少しでも楽しい方がいいです」

 

–そうですね。足立家のように、悲劇も喜劇にできるような夫婦が増えて、お二人のように“笑う門には福来る”な人生を歩んでいきたいと思いました。今日は本当にありがとうございました!

 

約1時間の取材でしたが、終始笑いが絶えず、私も笑いすぎて帰りに龍角散を飲むほどでした。母性をくすぐる可愛さ満点な足立監督と、海より広い心を持って一家を支える晃子さん。映画『喜劇 愛妻物語』は、そんな二人の赤裸々なエピソードが詰まったコメディ作品ですが、コメディに留まることなく夫婦の愛を感じられる作品でもあります。

 

私が好きなシーンに、チカが豪太に代わり原稿をタイピングする場面が出てくるのですが、これも足立夫妻のエピソードに基づいたもの。タイピングが苦手な足立監督に変わって、晃子さんが原稿を打ち込んでいるのだとか。これまで足立監督が手がけてきた数多くの脚本はもちろん、現在GetNavi webで連載している足立 紳 後ろ向きで進むも、晃子さんがタイピングしているもの。

 

「時間がたっぷりあるんだから、タイピングくらい練習しなさいよ!」なんてチカに怒られてしまいそうですが、きっと二人で過ごすこの時間こそ夫婦にとって大切なものなのかもしれないなぁ〜としみじみしました。

 

そこの旦那さん、最近奥さん求めてますか?

そこの奥さん、旦那さんに言いたいこと言えてますか?

 

夫婦の愛を確認するためにも、映画『喜劇 愛妻物語』ぜひ劇場でご覧ください!

 

<作品情報>

「喜劇 愛妻物語」

2020年9月11日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

出演:濱田岳 水川あさみ 新津ちせ
大久保佳代子 坂田聡 宇野祥平 黒田大輔 冨手麻妙 河合優実
夏帆 ふせえり 光石研

脚本・監督:足立紳
原作:足立紳「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)

配給:キュー・テック/バンダイナムコアーツ

【公式サイトはコチラ

予告編がYouTube740万再生の注目作『喜劇 愛妻物語』監督夫妻に訊く、夫婦円満の秘訣

2020年9月11日(金)より公開される映画『喜劇 愛妻物語』。水川あさみさんが濱田 岳さんに暴言を吐きまくる予告編が話題となり、映画公開前にもかかわらずYouTubeで740万回も再生されている超注目の作品なのです。

 

 

本作の監督は、2014年に安藤サクラさん主演で公開された『百円の恋』で脚本を担当し、日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立 紳さん。人生のバイブルは『ロッキー』シリーズと言っても過言ではない私も、32歳直前でこの『百円の恋』を鑑賞し、エンディングで嗚咽! 人生に悩む全女子が見るべき映画として日頃からいろんな人にオススメしています。

 

そんな足立監督の最新監督作は、なんと喜劇だというではないですか!

 

しかも自伝小説をもとにした夫婦の話で、映画に出てくるエピソードはほぼ実話。内容もかなり赤裸々!! ……って、面白くないわけがない! ということで、今回は足立監督とその「妻」である晃子さんに、映画について、そして夫婦についてお話をお伺いしました。

 

「青春18きっぷ」での四国旅行も、年収50万円も、セックスレスもほぼ実話!

↑足立監督(右)と妻の晃子さん(左)

 

–本日はよろしくお願いいたします。先に映画を拝見したんですが、濱田 岳さんが演じる豪太にイライラが止まらなくて……でも最後にはなんだかこの夫婦が羨ましい気持ちにもなりました。この作品は、足立監督の自伝小説『喜劇 愛妻物語』がもとになっていますが、一体どこまでが本当のエピソードなのでしょうか?

 

晃子さん「警察に捕まるとか、法に触れること以外は実話ですよ!」

 

–えっ!?  青春18きっぷで旅行したりとか、年収が50万円だとか、夫婦がセックスレスで豪太が妻・チカ役である水川あさみさんに猫撫で声で「ねぇ〜マッサージする?」って聞いてくるのも本当……?

 

晃子さん「はい……ってここで言うの本当に恥ずかしいんですけど、この人、すっごいしつこいんですよ。疲れているからやりたくないって言っても『なんで? どうして?』って聞いてきて。やりたくないのになんでもクソもないよ!!  って思うし、実際やったとしても大したことないですし(笑)。セックスもコミュニケーションの一種なんだろうけど、内容よりも回数をしたいって思っているんですかね」

 

足立監督「いやぁ〜そういうわけでもないんだけど。奥さんには『早く終われ』って言われちゃうからね。内容を濃くする時間もなくて……」

 

晃子さん「そんな言い方すると、まるで技があるみたいじゃない!」

 

–ちょちょちょっと待ってください! 取材なのに、映画のワンシーンをみているような気分になってきました(笑)。このやりとりだけで「あぁ〜実話だな」と確信しました! 現在は二人のお子さんもいらっしゃいますが、結婚何年目ですか?

 

晃子さん「結婚してから今年で18年目ですね。私が20歳、彼が24歳のころから6年付き合って結婚しました」

 

足立監督「付き合っている時には、3回くらい別れたりしましたけどね(笑)」

 

晃子さん「この結婚するタイミングも、私が『もう別れる!』って言ったら、『いや結婚しよう!』って、なし崩し的に結婚しちゃって」

 

–なし崩し! そんな結婚初めて聞きます……。

 

足立監督「結婚した時期が、僕のどん底期だったんですよ。奥さんと出会った時は現場で助監督をしていたんですけど、シナリオを書けば売れっ子になれるでしょ〜って、先のことも考えないまま助監督を辞めたのがちょうど30歳になるころで。ろくな仕事もなかったから、もう結婚しないと死活問題で。実家に帰るか、東京でホームレスになるか、そんな状態でしたから」

 

–結婚できて良かったですね、って私が言うのもおかしな話ですが(笑)、私だったら「無理!」って断っちゃいます。

 

晃子さん「そうですね。ほんと今思い返しても本当にアホな選択をしたと思っています。 『そっか、私がいないと生きていけないよね、結婚しましょう』って思っちゃったんですよね」

 

離婚する選択も、結婚し続ける選択も同じくらいツラい

 

–映画『喜劇 愛妻物語』では、若かりしころの仲睦まじい二人が回想シーンとして出てきます。実際のお二人もあんな感じだったんですか?

 

足立監督「あんな感じでしたよ。新婚のころは、僕がなかなかうまくいかないのを同情してくれていたんだと思いますねぇ」

 

晃子さん「私も『この人面白いのになー』って思っていたし、努力をしていたことも知っていたから応援していました」

 

–でもいつのころから、映画のような感じになってしまったと……。

 

晃子さん「彼の企画が成立しないことが続いたり、応援していた私も『あんたが悪いんじゃないの?』って思うようになってきて、いろんな感情が積もり積もって爆発してしまったんですよね。これというキッカケがあったわけじゃないんですが……」

 

足立監督「あ、でも! 上の子が生まれたタイミングで、彼女には仕事も続けて欲しかったから『俺は専業主夫になるんだ』って決意したんですよ。そのころは結構、頑張ってたよね?」

 

晃子さん「……私、いつもその話の時に思うんだけど、あなたの専業主夫って全然専業主夫じゃないよ? 食いしん坊だから食べ物は作るけど、A5ランクのお肉とか豪華なお弁当買ってきたり、掃除は下手だし。昨日だってご飯あるよっていうのに、穴子寿司買ってきちゃったり、そういうところだからね!」

 

–こんなこと言うのも失礼ですが……「もう離婚!」ってタイミングはいつでもあったと思うんですよ。でもそれをせずにここまで過ごせているのは、どうしてなんでしょう? なにか努力したり、仲良くする秘訣みたいなのはあるのでしょうか?

 

足立監督「僕はちょっと恥ずかしいですけど、彼女に……週に1回は求め続けることですね」

 

晃子さん「その感覚が間違えてるから(笑)」

 

足立監督「他の家庭はわからないですけど、求め続けるって大事だと思っています。あと、離婚するという選択をして、それぞれの道を歩むっていう『マリッジ・ストーリー』的なお話もありだけど、一緒にいるのは一緒にいるで超大変なんですよね。その選択の厳しさも映画で描きたかったんです」

 

–なるほど。

 

足立監督「離婚するという選択をするのも、夫婦であり続けるという選択もするのもどちらも大変。僕自身も別れないようにする努力をしてきたつもりです(笑)。だって本当に嫌いだったらもう別れてるでしょ?」

 

晃子さん「そうね。私も大っ嫌いなんだけど、1%のいいところがあるから、そこが引っかかって捨てきれないんですよ。全部嫌いではないんですよね。なんか憎めないところというか……、超憎んでいるんだけど、可愛い部分がねぇ」

 

–取材させてもらってまだ少しですが、失礼ながら足立監督の憎めない可愛さめっちゃわかります!!

 

足立監督「本音を言うと、僕は彼女のことを『お守り』みたいに思っているんですよ。映画の中でも赤いパンツが出てきますけど、手放したらダメだって思っているんです」

 

晃子さん「あぁ〜有名アーティストにありがちな、俺は売れたからって若い女と取り替えちゃうようなやつじゃないって言いたいと!」

 

–あぁ〜なんちゃらガールズに目移りしちゃったりとか(笑)。

 

足立監督「そこまで細かくは言えないですけど、僕の場合、彼女を失ったら暗黒時代に戻ってしまうのではないか? なんて気持ちはありますね。それ、うれしい?」

 

晃子さん「あんまうれしくない!なんか愛妻キャラ作ってるし。全然なのに」

 

なんだかんだ言って、笑って過ごせる夫婦は最強!

 

–映画の中でも実際も、夫が妻を求め続けるってすごいことだな! とも思うんです。最近セックスレスな夫婦って多いじゃないですか? 私自身も結婚3年目ですが、もうやらなくてもいっか、みたいな感覚になっているんですよ。お二人は夫婦のセックスレスについてどう思います?

 

晃子さん「紳はセックスレスが不思議なんだよね?」

 

足立監督「僕の中では、それくらいしか取り柄がないと思っていたから……」

 

晃子さん「待って、その流れだと自分が取り柄あるみたいになるからやめてよ(笑)」

 

足立監督「違う、違う! 彼女に寂しい想いだけはさせないようにしようって新婚のころに思って、ちゃんと求め続けるって決めたんですよ。でも毎回は受け入れられない。そのうち、お願いして断られてっていう攻防が楽しくなってきちゃって『ごっこ遊び』に発展していったんです」

 

–セックスを断られたことがきっかけで、倦怠期ゾーンに突入ってよく聞きますけど、監督はそこでめげなかったわけですね!

 

足立監督「そそそう! 一度やらなくなるだけで取り返しがつかなくなるって周りから聞いていましたし、それは嫌だと思ってました。『ごっこ遊び』についても映画の中でチカが『役所広司で』って言うシーンがありますけど、こういうのよくやるんですよ(笑)」

 

–それも実話だったんですね! 個人的にはもっと詳しく『ごっこ遊び』についてもお伺いしたいのですが(笑)、そろそろお時間なので。最後にこれから映画を観る方や、結婚生活に悩んでいるご夫婦に先輩夫婦として、お二人からアドバイスをお願いします!

 

晃子さん「私たち、別に円満夫婦じゃないからなぁ」

 

–いやいや! 今回お話をお伺いして改めて思ったんですけど、どんな出来事も「笑い」に変えているお二人は、円満夫婦です! 映画を観た人の中には、「こんなの悲劇だよ」って感想もあるかもしれませんけど、喜劇にできる夫婦って最強だな! って思うんです。足立監督の円満の秘訣はやっぱり、アレですか?(笑)

 

足立監督「うん、求め続けることですね。寝室も分けたくないです!」

 

晃子さん「私は安眠も大事にしたいから! それにスキンシップ好きじゃないんですよ。この人年中ベタベタするしっ」

 

足立監督「まぁまぁ(笑)。最近だと二人で40分くらい、朝の散歩をしています」

 

–素敵! やっぱり円満夫婦じゃないですか!

 

晃子さん「勝手についてくるんですよ。コロナの時期から始めたんですけど、近所の神社まで願掛けを」

 

–めちゃくちゃいい夫婦! 晃子さんの思う円満の秘訣も是非教えて欲しいです。

 

晃子さん「私のっていうよりも、周りの人の話を聞いていて思うのは『諦めずに言う』ですね。これが嫌だったとか、どんな小さなことでも言葉で伝えないとダメかな、と。言ったことで喧嘩になって、険悪な1週間を過ごすかもしれないけど、言ったらいいじゃん! って思います」

 

足立監督「言いたいことを言うって難しいですからね」

 

晃子さん「難しいの。私も昔は嫌なことも言わずに、自分でやっちゃってました。洗濯物とか、食器洗いとかね。でも育児に追われて『言わなきゃやってられない!』って状態になったんです。これはお互い様ですけど、『気がつくかな〜』って思っていても、言わなきゃ絶対伝わらない。うるさいなーって思われても言う、言ってみる! ひとつ屋根の下で、一緒に暮らしているわけですから」

 

–確かに。言うことをちゃんと言う妻と、求め続ける夫ということが円満の秘訣ですね!

 

晃子さん「全然噛み合ってない!(笑)」

 

足立監督「(笑)お互い我慢しないってことが円満の秘訣かもしれないですね。映画のタイトルにも“喜劇”って付けましたけど、どんな夫婦でも一緒にいるなら少しでも楽しい方がいいです」

 

–そうですね。足立家のように、悲劇も喜劇にできるような夫婦が増えて、お二人のように“笑う門には福来る”な人生を歩んでいきたいと思いました。今日は本当にありがとうございました!

 

約1時間の取材でしたが、終始笑いが絶えず、私も笑いすぎて帰りに龍角散を飲むほどでした。母性をくすぐる可愛さ満点な足立監督と、海より広い心を持って一家を支える晃子さん。映画『喜劇 愛妻物語』は、そんな二人の赤裸々なエピソードが詰まったコメディ作品ですが、コメディに留まることなく夫婦の愛を感じられる作品でもあります。

 

私が好きなシーンに、チカが豪太に代わり原稿をタイピングする場面が出てくるのですが、これも足立夫妻のエピソードに基づいたもの。タイピングが苦手な足立監督に変わって、晃子さんが原稿を打ち込んでいるのだとか。これまで足立監督が手がけてきた数多くの脚本はもちろん、現在GetNavi webで連載している足立 紳 後ろ向きで進むも、晃子さんがタイピングしているもの。

 

「時間がたっぷりあるんだから、タイピングくらい練習しなさいよ!」なんてチカに怒られてしまいそうですが、きっと二人で過ごすこの時間こそ夫婦にとって大切なものなのかもしれないなぁ〜としみじみしました。

 

そこの旦那さん、最近奥さん求めてますか?

そこの奥さん、旦那さんに言いたいこと言えてますか?

 

夫婦の愛を確認するためにも、映画『喜劇 愛妻物語』ぜひ劇場でご覧ください!

 

<作品情報>

「喜劇 愛妻物語」

2020年9月11日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

出演:濱田岳 水川あさみ 新津ちせ
大久保佳代子 坂田聡 宇野祥平 黒田大輔 冨手麻妙 河合優実
夏帆 ふせえり 光石研

脚本・監督:足立紳
原作:足立紳「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)

配給:キュー・テック/バンダイナムコアーツ

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予告編がYouTube740万再生の注目作『喜劇 愛妻物語』監督夫妻に訊く、夫婦円満の秘訣

2020年9月11日(金)より公開される映画『喜劇 愛妻物語』。水川あさみさんが濱田 岳さんに暴言を吐きまくる予告編が話題となり、映画公開前にもかかわらずYouTubeで740万回も再生されている超注目の作品なのです。

 

 

本作の監督は、2014年に安藤サクラさん主演で公開された『百円の恋』で脚本を担当し、日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立 紳さん。人生のバイブルは『ロッキー』シリーズと言っても過言ではない私も、32歳直前でこの『百円の恋』を鑑賞し、エンディングで嗚咽! 人生に悩む全女子が見るべき映画として日頃からいろんな人にオススメしています。

 

そんな足立監督の最新監督作は、なんと喜劇だというではないですか!

 

しかも自伝小説をもとにした夫婦の話で、映画に出てくるエピソードはほぼ実話。内容もかなり赤裸々!! ……って、面白くないわけがない! ということで、今回は足立監督とその「妻」である晃子さんに、映画について、そして夫婦についてお話をお伺いしました。

 

「青春18きっぷ」での四国旅行も、年収50万円も、セックスレスもほぼ実話!

↑足立監督(右)と妻の晃子さん(左)

 

–本日はよろしくお願いいたします。先に映画を拝見したんですが、濱田 岳さんが演じる豪太にイライラが止まらなくて……でも最後にはなんだかこの夫婦が羨ましい気持ちにもなりました。この作品は、足立監督の自伝小説『喜劇 愛妻物語』がもとになっていますが、一体どこまでが本当のエピソードなのでしょうか?

 

晃子さん「警察に捕まるとか、法に触れること以外は実話ですよ!」

 

–えっ!?  青春18きっぷで旅行したりとか、年収が50万円だとか、夫婦がセックスレスで豪太が妻・チカ役である水川あさみさんに猫撫で声で「ねぇ〜マッサージする?」って聞いてくるのも本当……?

 

晃子さん「はい……ってここで言うの本当に恥ずかしいんですけど、この人、すっごいしつこいんですよ。疲れているからやりたくないって言っても『なんで? どうして?』って聞いてきて。やりたくないのになんでもクソもないよ!!  って思うし、実際やったとしても大したことないですし(笑)。セックスもコミュニケーションの一種なんだろうけど、内容よりも回数をしたいって思っているんですかね」

 

足立監督「いやぁ〜そういうわけでもないんだけど。奥さんには『早く終われ』って言われちゃうからね。内容を濃くする時間もなくて……」

 

晃子さん「そんな言い方すると、まるで技があるみたいじゃない!」

 

–ちょちょちょっと待ってください! 取材なのに、映画のワンシーンをみているような気分になってきました(笑)。このやりとりだけで「あぁ〜実話だな」と確信しました! 現在は二人のお子さんもいらっしゃいますが、結婚何年目ですか?

 

晃子さん「結婚してから今年で18年目ですね。私が20歳、彼が24歳のころから6年付き合って結婚しました」

 

足立監督「付き合っている時には、3回くらい別れたりしましたけどね(笑)」

 

晃子さん「この結婚するタイミングも、私が『もう別れる!』って言ったら、『いや結婚しよう!』って、なし崩し的に結婚しちゃって」

 

–なし崩し! そんな結婚初めて聞きます……。

 

足立監督「結婚した時期が、僕のどん底期だったんですよ。奥さんと出会った時は現場で助監督をしていたんですけど、シナリオを書けば売れっ子になれるでしょ〜って、先のことも考えないまま助監督を辞めたのがちょうど30歳になるころで。ろくな仕事もなかったから、もう結婚しないと死活問題で。実家に帰るか、東京でホームレスになるか、そんな状態でしたから」

 

–結婚できて良かったですね、って私が言うのもおかしな話ですが(笑)、私だったら「無理!」って断っちゃいます。

 

晃子さん「そうですね。ほんと今思い返しても本当にアホな選択をしたと思っています。 『そっか、私がいないと生きていけないよね、結婚しましょう』って思っちゃったんですよね」

 

離婚する選択も、結婚し続ける選択も同じくらいツラい

 

–映画『喜劇 愛妻物語』では、若かりしころの仲睦まじい二人が回想シーンとして出てきます。実際のお二人もあんな感じだったんですか?

 

足立監督「あんな感じでしたよ。新婚のころは、僕がなかなかうまくいかないのを同情してくれていたんだと思いますねぇ」

 

晃子さん「私も『この人面白いのになー』って思っていたし、努力をしていたことも知っていたから応援していました」

 

–でもいつのころから、映画のような感じになってしまったと……。

 

晃子さん「彼の企画が成立しないことが続いたり、応援していた私も『あんたが悪いんじゃないの?』って思うようになってきて、いろんな感情が積もり積もって爆発してしまったんですよね。これというキッカケがあったわけじゃないんですが……」

 

足立監督「あ、でも! 上の子が生まれたタイミングで、彼女には仕事も続けて欲しかったから『俺は専業主夫になるんだ』って決意したんですよ。そのころは結構、頑張ってたよね?」

 

晃子さん「……私、いつもその話の時に思うんだけど、あなたの専業主夫って全然専業主夫じゃないよ? 食いしん坊だから食べ物は作るけど、A5ランクのお肉とか豪華なお弁当買ってきたり、掃除は下手だし。昨日だってご飯あるよっていうのに、穴子寿司買ってきちゃったり、そういうところだからね!」

 

–こんなこと言うのも失礼ですが……「もう離婚!」ってタイミングはいつでもあったと思うんですよ。でもそれをせずにここまで過ごせているのは、どうしてなんでしょう? なにか努力したり、仲良くする秘訣みたいなのはあるのでしょうか?

 

足立監督「僕はちょっと恥ずかしいですけど、彼女に……週に1回は求め続けることですね」

 

晃子さん「その感覚が間違えてるから(笑)」

 

足立監督「他の家庭はわからないですけど、求め続けるって大事だと思っています。あと、離婚するという選択をして、それぞれの道を歩むっていう『マリッジ・ストーリー』的なお話もありだけど、一緒にいるのは一緒にいるで超大変なんですよね。その選択の厳しさも映画で描きたかったんです」

 

–なるほど。

 

足立監督「離婚するという選択をするのも、夫婦であり続けるという選択もするのもどちらも大変。僕自身も別れないようにする努力をしてきたつもりです(笑)。だって本当に嫌いだったらもう別れてるでしょ?」

 

晃子さん「そうね。私も大っ嫌いなんだけど、1%のいいところがあるから、そこが引っかかって捨てきれないんですよ。全部嫌いではないんですよね。なんか憎めないところというか……、超憎んでいるんだけど、可愛い部分がねぇ」

 

–取材させてもらってまだ少しですが、失礼ながら足立監督の憎めない可愛さめっちゃわかります!!

 

足立監督「本音を言うと、僕は彼女のことを『お守り』みたいに思っているんですよ。映画の中でも赤いパンツが出てきますけど、手放したらダメだって思っているんです」

 

晃子さん「あぁ〜有名アーティストにありがちな、俺は売れたからって若い女と取り替えちゃうようなやつじゃないって言いたいと!」

 

–あぁ〜なんちゃらガールズに目移りしちゃったりとか(笑)。

 

足立監督「そこまで細かくは言えないですけど、僕の場合、彼女を失ったら暗黒時代に戻ってしまうのではないか? なんて気持ちはありますね。それ、うれしい?」

 

晃子さん「あんまうれしくない!なんか愛妻キャラ作ってるし。全然なのに」

 

なんだかんだ言って、笑って過ごせる夫婦は最強!

 

–映画の中でも実際も、夫が妻を求め続けるってすごいことだな! とも思うんです。最近セックスレスな夫婦って多いじゃないですか? 私自身も結婚3年目ですが、もうやらなくてもいっか、みたいな感覚になっているんですよ。お二人は夫婦のセックスレスについてどう思います?

 

晃子さん「紳はセックスレスが不思議なんだよね?」

 

足立監督「僕の中では、それくらいしか取り柄がないと思っていたから……」

 

晃子さん「待って、その流れだと自分が取り柄あるみたいになるからやめてよ(笑)」

 

足立監督「違う、違う! 彼女に寂しい想いだけはさせないようにしようって新婚のころに思って、ちゃんと求め続けるって決めたんですよ。でも毎回は受け入れられない。そのうち、お願いして断られてっていう攻防が楽しくなってきちゃって『ごっこ遊び』に発展していったんです」

 

–セックスを断られたことがきっかけで、倦怠期ゾーンに突入ってよく聞きますけど、監督はそこでめげなかったわけですね!

 

足立監督「そそそう! 一度やらなくなるだけで取り返しがつかなくなるって周りから聞いていましたし、それは嫌だと思ってました。『ごっこ遊び』についても映画の中でチカが『役所広司で』って言うシーンがありますけど、こういうのよくやるんですよ(笑)」

 

–それも実話だったんですね! 個人的にはもっと詳しく『ごっこ遊び』についてもお伺いしたいのですが(笑)、そろそろお時間なので。最後にこれから映画を観る方や、結婚生活に悩んでいるご夫婦に先輩夫婦として、お二人からアドバイスをお願いします!

 

晃子さん「私たち、別に円満夫婦じゃないからなぁ」

 

–いやいや! 今回お話をお伺いして改めて思ったんですけど、どんな出来事も「笑い」に変えているお二人は、円満夫婦です! 映画を観た人の中には、「こんなの悲劇だよ」って感想もあるかもしれませんけど、喜劇にできる夫婦って最強だな! って思うんです。足立監督の円満の秘訣はやっぱり、アレですか?(笑)

 

足立監督「うん、求め続けることですね。寝室も分けたくないです!」

 

晃子さん「私は安眠も大事にしたいから! それにスキンシップ好きじゃないんですよ。この人年中ベタベタするしっ」

 

足立監督「まぁまぁ(笑)。最近だと二人で40分くらい、朝の散歩をしています」

 

–素敵! やっぱり円満夫婦じゃないですか!

 

晃子さん「勝手についてくるんですよ。コロナの時期から始めたんですけど、近所の神社まで願掛けを」

 

–めちゃくちゃいい夫婦! 晃子さんの思う円満の秘訣も是非教えて欲しいです。

 

晃子さん「私のっていうよりも、周りの人の話を聞いていて思うのは『諦めずに言う』ですね。これが嫌だったとか、どんな小さなことでも言葉で伝えないとダメかな、と。言ったことで喧嘩になって、険悪な1週間を過ごすかもしれないけど、言ったらいいじゃん! って思います」

 

足立監督「言いたいことを言うって難しいですからね」

 

晃子さん「難しいの。私も昔は嫌なことも言わずに、自分でやっちゃってました。洗濯物とか、食器洗いとかね。でも育児に追われて『言わなきゃやってられない!』って状態になったんです。これはお互い様ですけど、『気がつくかな〜』って思っていても、言わなきゃ絶対伝わらない。うるさいなーって思われても言う、言ってみる! ひとつ屋根の下で、一緒に暮らしているわけですから」

 

–確かに。言うことをちゃんと言う妻と、求め続ける夫ということが円満の秘訣ですね!

 

晃子さん「全然噛み合ってない!(笑)」

 

足立監督「(笑)お互い我慢しないってことが円満の秘訣かもしれないですね。映画のタイトルにも“喜劇”って付けましたけど、どんな夫婦でも一緒にいるなら少しでも楽しい方がいいです」

 

–そうですね。足立家のように、悲劇も喜劇にできるような夫婦が増えて、お二人のように“笑う門には福来る”な人生を歩んでいきたいと思いました。今日は本当にありがとうございました!

 

約1時間の取材でしたが、終始笑いが絶えず、私も笑いすぎて帰りに龍角散を飲むほどでした。母性をくすぐる可愛さ満点な足立監督と、海より広い心を持って一家を支える晃子さん。映画『喜劇 愛妻物語』は、そんな二人の赤裸々なエピソードが詰まったコメディ作品ですが、コメディに留まることなく夫婦の愛を感じられる作品でもあります。

 

私が好きなシーンに、チカが豪太に代わり原稿をタイピングする場面が出てくるのですが、これも足立夫妻のエピソードに基づいたもの。タイピングが苦手な足立監督に変わって、晃子さんが原稿を打ち込んでいるのだとか。これまで足立監督が手がけてきた数多くの脚本はもちろん、現在GetNavi webで連載している足立 紳 後ろ向きで進むも、晃子さんがタイピングしているもの。

 

「時間がたっぷりあるんだから、タイピングくらい練習しなさいよ!」なんてチカに怒られてしまいそうですが、きっと二人で過ごすこの時間こそ夫婦にとって大切なものなのかもしれないなぁ〜としみじみしました。

 

そこの旦那さん、最近奥さん求めてますか?

そこの奥さん、旦那さんに言いたいこと言えてますか?

 

夫婦の愛を確認するためにも、映画『喜劇 愛妻物語』ぜひ劇場でご覧ください!

 

<作品情報>

「喜劇 愛妻物語」

2020年9月11日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

出演:濱田岳 水川あさみ 新津ちせ
大久保佳代子 坂田聡 宇野祥平 黒田大輔 冨手麻妙 河合優実
夏帆 ふせえり 光石研

脚本・監督:足立紳
原作:足立紳「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)

配給:キュー・テック/バンダイナムコアーツ

【公式サイトはコチラ

蒼井優×高橋一生「スパイの妻」物語の謎をさらに紐解く新場面写真を10点解禁

10月16日(金)に全国公開の映画「スパイの妻」より、聡子(蒼井優)や優作(高橋一生)をはじめとする登場人物たちのさまざまな表情が汲み取れる、新たな場面写真が解禁された。

日本を代表する映画監督・黒沢清の最新作となる本作。脚本を手掛けたのは、黒沢自身と濱口竜介、野原位の3名だ。また「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、浮雲名義で「東京事変」のギタリストとしても活動している長岡亮介が映画音楽を初めて手掛け、映画世界の奥行きをさらに広げている。

 

主演は、実力派女優・蒼井優。儚げでいて芯の強さを持ち、夫を愛し抜く聡子を圧倒的な存在感で演じている。「ロマンスドール」に続いて蒼井と夫婦を演じるのは、高橋一生。正義の遂行のために手段を選ばぬ、純粋な夫・優作を魅力的に体現した。さらに夫婦を取り巻く役者も、日本映画界を代表する俳優たちが集結している。

 

 

9月2日(水)より開催の第77回ヴェネチア国際映画祭で、日本映画で唯一コンペティション部門に選ばれ、最高賞の金獅子を目指す「スパイの妻」。ワールドプレミアはチケットがすでに完売するなど、世界から注目が寄せられる本作の新場面写真が今回解禁された。

収められているのは、油紙に包まれたノートを手に深刻な表情の聡子や、微笑んで聡子の手を取る優作のジェントルマンな姿、向かい合いじっと睨み合う泰治(東出昌大)と優作、英国人と憲兵に詰め寄る優作の甥・文雄(坂東龍汰)の緊迫した表情など、登場人物たちのさまざまな表情が汲み取れ、物語の謎を紐解く重要な場面ばかり。

さらに、1940年代・神戸が舞台ならではの、クラシカルで上品な衣装や細部にまでこだわり抜かれた美術の数々にも合わせて注目だ。

 

 

<作品情報>

「スパイの妻」
2020年10月16日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー

キャスト:
蒼井優
高橋一生
坂東龍汰 恒松祐里 みのすけ 玄理
東出昌大 笹野高史

監督:黒沢清
脚本:濱口竜介 野原位 黒沢清
音楽:長岡亮介

配給:ビターズ・エンド
配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ

 

 

<ストーリー>

1940年、神戸で貿易商を営む優作は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。
聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。

<WEB>

公式サイト:http://wos.bitters.co.jp/

©2020 NHK, NEP, Incline, C&I

川添野愛・和田光沙ら出演者コメント到着!「蒲田前奏曲」予告編&新場面写真も解禁

9月25日(金)より全国順次公開の映画「蒲田前奏曲」より、予告編ロングバージョンと新場面写真が解禁。さらに、出演キャストである川添野愛、和田光沙、葉月あさひ、近藤芳正、大西信満、吉村界人からのコメントも到着した。

 

松林うららが出演・プロデュースを務める本作は、中川龍太郎監督、穐山茉由監督、安川有果監督、渡辺紘文監督による連作スタイルの長編映画。売れない女優マチ子の眼差しを通して、“女”であること、“女優”であることで、女性が人格をうまく使い分けることを求められる社会への皮肉を、周囲の人々との交わりを介在しながら描いていく。

 

 

それを4人の監督が各自の手法でコミカルに描き、1つの連作長編として仕上げていった新しいタイプの作品だ。各短編には、伊藤沙莉、瀧内公美など旬の俳優が名を連ねている。

 

この度、予告編のロングバージョンと併せて、それぞれの作品の雰囲気が伺える新場面写真が解禁された。併せて、出演キャスト6名よりコメントも到着。「呑川ラプソディ」で琴子役を演じる川添は、「映画を通して彼女たちを見ると、人間てどんな時でもそれなりに面白おかしく生きようと努力しているんだなと笑みがこぼれました」と思いを語る。

 

 

静役の和田も「人生の価値や、幸せの定義は自分自身が決める事。私が今回『呑川ラプソディ』に関わって感じたテーマです」と話す。そして「個人的には、銭湯巡りが趣味なので、東京名物での黒湯蒲田温泉での撮影、至福の時間でした!」という、撮影時の思い出も明かした。川添、和田をはじめとする出演キャストからのコメント全文は次ページを参照。

 

本作は、9月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・キネカ大森にて公開されるほか、10月16日(金)よりテアトル梅田・京都みなみ会館、10月17日(土)より元町映画館・シネマスコーレで公開することが決定。前売り券も発売されている。

 

 

宣伝費支援のために行われているクラウドファンディングは、更なる公開館拡大を目指し、9月23日(水)まで継続中だ。リターンなどの詳細は、クラウドファンディングページを参照。

 

<動画>

予告編ロングバージョン

 

<川添野愛(第2番「呑川ラプソディ」琴子役)コメント>

歳を重ねるにつれて、性別、地位、社会性、本当に重要ではないことがすごく大きな問題にみえたり、それのせいで息苦しくなったり。みんな自分なりに一生懸命で、秘める思いもあって。
映画を通して彼女たちを見ると人間てどんな時でもそれなりに面白おかしく生きようと努力しているんだなと笑みがこぼれました。撮影中も琴子としてある種どこか俯瞰した視点があったように思います。バランサーでしたね。

 

<和田光沙(第2番「呑川ラプソディ」静役)コメント>

人生の価値や、幸せの定義は自分自身が決める事。私が今回「呑川ラプソディ」に関わって感じたテーマです。
この作品に出てくる5人の女性は、30歳を目前に、未来への不安や、現状への不満、他人と自分を比べて嫉妬したり、それぞれの置かれた立場で葛藤を抱えています。
仲の良い友達同士だったからこそ、互いを意識して言えなかった本音を、腹を割って話し、ぶつかり合うことで、自分自信も他人も肯定して、1歩前に踏み出せたと思います。
私は唯一の既婚者である静香を演じましたが、どんな場所におかれても、今を幸せにいきることが明るい未来に繋がると思い演じました。5人がドレスを着て、呑川の橋を過去を思い出しながら渡るシーンが特に印象的です。
個人的には、銭湯巡りが趣味なので、東京名物での黒湯蒲田温泉での撮影、至福の時間でした!

 

<葉月あさひ(第2番「呑川ラプソディ」小夏役)コメント>

「すべての女は女優である」というフレーズを耳にしたことがあります。職場での顔、友人の前での顔、親の前での顔、好きな人の前での顔…常にその場にふさわしい顔を使いわけている女性は多いのではないでしょうか。私もその一人なのだと思います。
「呑川ラプソディ」で私が演じた小夏という役は、無邪気ながらも心の中に密かな葛藤を抱えた女の子です。そんな彼女に突如「どんな顔をしていいのか分からない」瞬間が訪れます。小夏がつい口にした、本音とも建前ともつかない曖昧な言葉が波紋を生んでしまうのです。
その時彼女は、ずるくもあやふやにしてきた感情に、どう向き合いどう答えを出すのか。偶然の出会いがどう影響するのか。そういったことを考えながら演じました。この映画が、日々演じることに疲れてしまった方々に届くと嬉しいです。

 

<近藤芳正(第3番「行き止まりの人々」プロデューサー・板垣浩介役)コメント>

どうもセクハラプロデューサーの近藤芳正です。
撮影は1日でした。安川監督の求める演技が掴めなくなり苦労したのを思い出したね。
役者はいつでも監督の期待に応えたいものです。しかし応えようとすると益々離れていく事は良くある事で。監督の言う事はイイ加減に「どうでもイイよ」と、いつも自分に言い聞かせてはいますが。ずっと付き纏うのかなぁ。
松林うららちゃんとは、3年ぐらい前にイヴァナ・チャバックというアクティングコーチの方が、日本で演技レッスンをやるというので受けた時に知り合いまして。そのレッスンに参加したメンバー同士が、戦友みたいな気持ちになり結束したんですね。結束と言っても、たまにみんなで一緒に飲むぐらいですけど、照。
その、うららちゃんがプロデュースで映画を撮るって!行動力すごいなぁ!僕も芝居のプロデュースは何度かした事があるのですが、まぁ大変です!でも、大きく自分を成長させる事が出来るチャンスです!だって役者目線とプロデュース目線って全然違うので。視野が拡がるかと!次もやったほうがイイよ、うららちゃん。

 

<大西信満(第3番「行き止まりの人々」監督・間島アラン役)コメント>

セクハラ、パワハラ、モラハラ…。
まだ今ほど、“〇〇ハラスメント”という言葉が世間に浸透していなかった頃に実際に出会ったり見聞してきた人たちをモデルに思い出し、ちょっとアクを強めに演じた作品を観てみたら、そこにはひどく前時代的な、とんでもないハラスメントの権化が映っていました。
日々溢れかえる情報の波を受け止め自分自身をアップデートしていかなければいけない今の時代に、この作品を通して得た気付きはとても大きく、そして、少し怖くもありました。
改めて、日々自分を刷新していかなければと自戒を込めて。

 

<吉村界人(第3番「行き止まりの人々」助監督・水野圭介役)コメント>

まず、普段とは逆の立ち場で女優という存在を見つめてるという不思議な体験でした。
その中で昨今、自分は映像作品に携わっている裏側の人間にもかなり興味があったので、助監督の役というポジションは凄く演じるのが楽しみでした。そしてオムニバス形式というのは、一人の人生をもっと分厚く描くという意味で、凄く意義があると手法だとも思っております。
「女優」という一つの存在の目線が様々で、深くなると感じました。世間のイメージしている「女優」の葛藤だけではなく、色んな視点から時に笑えたりする作品になっていると感じました。

<作品情報>

「蒲田前奏曲」
2020年9月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、キネカ大森にて公開
他、全国順次公開予定

 

出演:伊藤沙莉 瀧内公美 福田麻由子 古川琴音
松林うらら 近藤芳正 須藤蓮 大西信満
和田光沙 吉村界人 川添野愛 山本剛史
二ノ宮隆太郎 葉月あさひ 久次璃子 渡辺紘文

監督・脚本:中川龍太郎 穐山茉由 安川有果 渡辺紘文

配給:和エンタテインメント、MOTION GALLERY STUDIO

<WEB>

公式HP:https://www.kamataprelude.com/
公式Twitter:https://twitter.com/kamataprelude
公式Facebook:https://www.facebook.com/kamataprelude
「蒲田前奏曲」クラウドファンディングページ:
https://motion-gallery.net/projects/kamatapreludefilm/

© 2020 Kamata Prelude Film Partners

芋生悠「日本映画の良さを世界の人に伝えたい」映画『ソワレ』

映画「ソワレ」で、ある事件をきっかけに逃避行するヒロイン・タカラを演じた芋生悠さん。「TVer(ティーバー)」のCMでも話題の日本映画界の新星に、撮影裏話や好きな映画について伺いました。

◆今回のタカラ役は、100人以上から抜擢されたそうですが、どのようなオーディションだったのでしょうか?

翔太役の村上虹郎さんがオーディションに立ち会われていたので、あるシーンのお芝居をご一緒できました。虹郎さんとはその時が初めましてだったのですが、真っすぐで輝く目がとても印象的でした。その時のお芝居の感触から、「やっぱり、タカラを演じたい!」と感じながら、家に帰ったのを覚えています。

 

◆ちなみに、タカラ役は過去にトラウマを持った役柄です。

この仕事を始めて「自分は役者として生きる」と言っていたものの、どこか中途半端なものを感じていたんです。それがやっと「私は役者です」と胸を張って言えるようになった時に『ソワレ』のオーディションだったので、かなり覚悟がいる役とはいえ、絶対にチャレンジしたいと思っていました。

 

◆オーディション合格後、脚本を読んだ時の率直な感想は?

「タカラがもっと報われるように、幸せになるように物語を変えられないのか?」と思ったぐらい、とても孤独でかわいそうな子に見えました。これまでもタカラのように大変な思いをする役を演じたこともありましたが、役に振り回されることで我を忘れることもありました。今回はタカラに寄り添い、一緒に歩んでいきたいといった感覚でした。

 

◆そのため、役作りも大変だったのでは?

タカラはたくさん汚れたものを見ているため、一見とても弱い子に見えるかもしれません。でも、自分の脚でしっかり立っている強い子でもあるので、その芯の強さを出せたらいいなと思っていました。外山文治監督も私の意見を取り入れてくださり、タカラを見守ってくれましたし、虹郎さんも私が迷っている時に、そこにいてくれる存在でした。そのため、お芝居的にもぶつかりにいくことができ、タカラを演じ切ることができました。

 

◆ちなみに、一番苦労されたシーンは?

タカラは全編通してトラウマを抱えた役なので、そこからずっと逃れられないんですが、翔太君と逃避行をすることで不思議と生きることの幸せや喜びを感じてくるんです。そのため逃避行が始まる前、ドキュメンタリータッチで撮られた序盤の撮影は精神的にもキツかったです。ただ、プロデューサーの豊原功補さんや小泉今日子さんも常に現場にいらっしゃって、プロデューサーというよりは役者目線で現場を見守ってくださったこともあり、とても有難かったです。

 

◆そんな苦労の結晶ともいえる作品を最初に見た時の感想は?

涙が止まらず、座席から立ち上がることもできませんでした。そして横にいらっしゃった外山監督と目を合わせた瞬間、無言で握手をしたことを覚えています。その後、この映画の関係者の方だけじゃなく、これまで自分が出会い、お世話になった人たちの顔がパッと浮かび上がり、また泣いてしまいました。その人たちに絶対見てほしい気持ちが沸いてきたのだと思います。

 

◆「ソワレ」は芋生さんにとってどのような作品になったと思いますか?

自分の役者人生における序章のラストを締めくくる、特別な立ち位置の作品になったと思います。そして、これから新たに始まる自分の役者人生が楽しみになりました。また、純粋に「映画っていいな」と思えるきっかけの作品にもなったので、多くの方に映画館で見ていただいて、映画を好きになってもらいたいです。

 

◆芋生さんが思う映画の魅力を教えてください。

どこか限りある時間のようなものがとても魅力的に感じています。物語は上映している間に限定されていて、その後の物語は想像するしかないですし、大人たちが現場に集まって、本気で遊んでいるような限られた時間も好きです。だから、切なくて美しい気がします。

 

◆ちなみに一番お好きな映画は?

ウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」です。学生時代は空手やバスケなど、スポーツ漬けの日々を送ってきて、あまり映画を見たことがなかったんです。それで18歳の時に勉強のために見始めたうちの一本ですが、こうして話す間もニヤついてしまうほど好きなんです。撮り方もおしゃれで見やすいのですが、とても人間臭かったり、剥き出しの人間模様や真っすぐな愛が描かれていることが好きです。日本映画なら「ジョゼと虎と魚たち」が好きです。

 

◆現在公開中の「#ハンド全力」では女子ハンドボール部のエース選手を、「HOKUSAI」(21年公開予定)では花魁とさまざまな役柄を演じています。

これまでシリアスな役が多かったとは思いますが、どんな役でもやっていきたいです。お笑い好きなので、「恋するふたり」のようなコメディもやりたいですし、体を動かすのが好きなので、アクションもぜひ! 今までの私を知っている人が見たら「えっ?」と思うぐらい、いい意味でどんどん裏切りたいです。学生役はお話があれば、まだまだ頑張りたいです(笑)。

 

◆今後、女優としての目標は?

今は英語を勉強していて、将来はハリウッドに行くという目標のようなものはあります。でも、その前に日本映画の良さを世界の人に伝えたいという気持ちが強く、海外の方が日本に行ってみたいと思えるような作品に、たくさん出演したいです。また『SPEC』や『ごくせん』が好きだったので、ドラマにも積極的に出てみたいです。

 

PROFILE

●いもう・はるか…1997年12月18日生まれ。熊本県出身。B型。近年の主な出演作に映画「37seconds」「#ハンド全力」など。今後の出演作に「HOKUSAI」が2021年公開予定。

 

映画情報

「ソワレ」
2020年8月28日(金)よりテアトル新宿、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸ほか全国公開

 

<STAFF&CAST>

監督・脚本:外山文治
プロデューサー:豊原功補
共同プロデュ-サー:前田和紀
アソシエイトプロデュ-サー:小泉今日子

 

出演:村上虹郎、芋生悠、
江口のりこ、石橋けい、山本浩司ほか

 

<STORY>

俳優を目指し上京するも結果が出ず、振り込め詐欺に加担して生活費を稼ぐ翔太(村上)。ある日、故郷・和歌山に帰った翔太は、高齢者施設で働くタカラ(芋生)と出会う。数日後、祭りに誘うためタカラの家を訪れた翔太は、刑務所帰りの父親から暴行を受けるタカラを目撃する。

 

©2020ソワレフィルムパートナーズ

 

●photo/中村圭吾 text/くれい響 hair&make/YOUCA styling/末吉久美子 衣装協力/koll、GOLDY、Daniella & GEMMA

芋生悠「日本映画の良さを世界の人に伝えたい」映画『ソワレ』

映画「ソワレ」で、ある事件をきっかけに逃避行するヒロイン・タカラを演じた芋生悠さん。「TVer(ティーバー)」のCMでも話題の日本映画界の新星に、撮影裏話や好きな映画について伺いました。

◆今回のタカラ役は、100人以上から抜擢されたそうですが、どのようなオーディションだったのでしょうか?

翔太役の村上虹郎さんがオーディションに立ち会われていたので、あるシーンのお芝居をご一緒できました。虹郎さんとはその時が初めましてだったのですが、真っすぐで輝く目がとても印象的でした。その時のお芝居の感触から、「やっぱり、タカラを演じたい!」と感じながら、家に帰ったのを覚えています。

 

◆ちなみに、タカラ役は過去にトラウマを持った役柄です。

この仕事を始めて「自分は役者として生きる」と言っていたものの、どこか中途半端なものを感じていたんです。それがやっと「私は役者です」と胸を張って言えるようになった時に『ソワレ』のオーディションだったので、かなり覚悟がいる役とはいえ、絶対にチャレンジしたいと思っていました。

 

◆オーディション合格後、脚本を読んだ時の率直な感想は?

「タカラがもっと報われるように、幸せになるように物語を変えられないのか?」と思ったぐらい、とても孤独でかわいそうな子に見えました。これまでもタカラのように大変な思いをする役を演じたこともありましたが、役に振り回されることで我を忘れることもありました。今回はタカラに寄り添い、一緒に歩んでいきたいといった感覚でした。

 

◆そのため、役作りも大変だったのでは?

タカラはたくさん汚れたものを見ているため、一見とても弱い子に見えるかもしれません。でも、自分の脚でしっかり立っている強い子でもあるので、その芯の強さを出せたらいいなと思っていました。外山文治監督も私の意見を取り入れてくださり、タカラを見守ってくれましたし、虹郎さんも私が迷っている時に、そこにいてくれる存在でした。そのため、お芝居的にもぶつかりにいくことができ、タカラを演じ切ることができました。

 

◆ちなみに、一番苦労されたシーンは?

タカラは全編通してトラウマを抱えた役なので、そこからずっと逃れられないんですが、翔太君と逃避行をすることで不思議と生きることの幸せや喜びを感じてくるんです。そのため逃避行が始まる前、ドキュメンタリータッチで撮られた序盤の撮影は精神的にもキツかったです。ただ、プロデューサーの豊原功補さんや小泉今日子さんも常に現場にいらっしゃって、プロデューサーというよりは役者目線で現場を見守ってくださったこともあり、とても有難かったです。

 

◆そんな苦労の結晶ともいえる作品を最初に見た時の感想は?

涙が止まらず、座席から立ち上がることもできませんでした。そして横にいらっしゃった外山監督と目を合わせた瞬間、無言で握手をしたことを覚えています。その後、この映画の関係者の方だけじゃなく、これまで自分が出会い、お世話になった人たちの顔がパッと浮かび上がり、また泣いてしまいました。その人たちに絶対見てほしい気持ちが沸いてきたのだと思います。

 

◆「ソワレ」は芋生さんにとってどのような作品になったと思いますか?

自分の役者人生における序章のラストを締めくくる、特別な立ち位置の作品になったと思います。そして、これから新たに始まる自分の役者人生が楽しみになりました。また、純粋に「映画っていいな」と思えるきっかけの作品にもなったので、多くの方に映画館で見ていただいて、映画を好きになってもらいたいです。

 

◆芋生さんが思う映画の魅力を教えてください。

どこか限りある時間のようなものがとても魅力的に感じています。物語は上映している間に限定されていて、その後の物語は想像するしかないですし、大人たちが現場に集まって、本気で遊んでいるような限られた時間も好きです。だから、切なくて美しい気がします。

 

◆ちなみに一番お好きな映画は?

ウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」です。学生時代は空手やバスケなど、スポーツ漬けの日々を送ってきて、あまり映画を見たことがなかったんです。それで18歳の時に勉強のために見始めたうちの一本ですが、こうして話す間もニヤついてしまうほど好きなんです。撮り方もおしゃれで見やすいのですが、とても人間臭かったり、剥き出しの人間模様や真っすぐな愛が描かれていることが好きです。日本映画なら「ジョゼと虎と魚たち」が好きです。

 

◆現在公開中の「#ハンド全力」では女子ハンドボール部のエース選手を、「HOKUSAI」(21年公開予定)では花魁とさまざまな役柄を演じています。

これまでシリアスな役が多かったとは思いますが、どんな役でもやっていきたいです。お笑い好きなので、「恋するふたり」のようなコメディもやりたいですし、体を動かすのが好きなので、アクションもぜひ! 今までの私を知っている人が見たら「えっ?」と思うぐらい、いい意味でどんどん裏切りたいです。学生役はお話があれば、まだまだ頑張りたいです(笑)。

 

◆今後、女優としての目標は?

今は英語を勉強していて、将来はハリウッドに行くという目標のようなものはあります。でも、その前に日本映画の良さを世界の人に伝えたいという気持ちが強く、海外の方が日本に行ってみたいと思えるような作品に、たくさん出演したいです。また『SPEC』や『ごくせん』が好きだったので、ドラマにも積極的に出てみたいです。

 

PROFILE

●いもう・はるか…1997年12月18日生まれ。熊本県出身。B型。近年の主な出演作に映画「37seconds」「#ハンド全力」など。今後の出演作に「HOKUSAI」が2021年公開予定。

 

映画情報

「ソワレ」
2020年8月28日(金)よりテアトル新宿、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸ほか全国公開

 

<STAFF&CAST>

監督・脚本:外山文治
プロデューサー:豊原功補
共同プロデュ-サー:前田和紀
アソシエイトプロデュ-サー:小泉今日子

 

出演:村上虹郎、芋生悠、
江口のりこ、石橋けい、山本浩司ほか

 

<STORY>

俳優を目指し上京するも結果が出ず、振り込め詐欺に加担して生活費を稼ぐ翔太(村上)。ある日、故郷・和歌山に帰った翔太は、高齢者施設で働くタカラ(芋生)と出会う。数日後、祭りに誘うためタカラの家を訪れた翔太は、刑務所帰りの父親から暴行を受けるタカラを目撃する。

 

©2020ソワレフィルムパートナーズ

 

●photo/中村圭吾 text/くれい響 hair&make/YOUCA styling/末吉久美子 衣装協力/koll、GOLDY、Daniella & GEMMA

橋本梨菜 主演「はぐれアイドル 地獄変」9・12公開!ポスタービジュアル&予告編解禁

橋本梨菜が初主演を務める映画「はぐれアイドル 地獄変」が、9月12日(土)に公開決定。それに先立ち、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

笑いあり、お下品満載で贈る超問題作として「漫画ゴラクスペシャル」(日本文芸社)で連載中の原作を元に、芸能界でアイドルとして生き残るために主人公が奮闘するさまを描くセクシーコメディを映画化した本作。

 

ポスタービジュアルは、主人公・南風原海空が高々と足を上げ、今にも「ドヤァ」とキックが飛び出して来そうな、迫力120%のポスター。都会の喧騒の中でハイキックをする姿は、芸能界という荒波の中で、夢に向かって強く生きる彼女をまさに体現している。

 

2次元タッチで、臨場感とセクシーさが溢れるポスタービジュアルとなった。インパクトのあるポスターに劣らない、主演・橋本のアクションにも注目だ。予告編では橋本扮する、歌手を目指す売れないグラビアアイドル・南風原海空のセクシーショット、アクションシーンが凝縮されている。

 

また、映画本編撮影時に同時撮影された、限定撮り下ろし写真集の発売も決定。今しか買えないレア写真集は、さらに「はぐれアイドル 地獄編」の本編付きというプレミアムな一冊だ。

 

橋本は「この度、はぐれアイドル 地獄変の南風原海空を実写化させていただく事になりました!主演と聞いた時には信じられずびっくりしていましたが、原作を読んだ後は自分以外の人に演じて欲しくないと思えるほど感情が入っていました」と、作品への思いを明かした。

 

「1年ほど前から準備していた作品がやっと皆様に見てもらえる事が凄く嬉しいです。1つの映画を作ることの大変さを経験させていただいたのと同時にスタッフの皆様の支えで楽しく現場を過ごすことが出来て、初主演のこの作品、とても大切な作品になりました」と語っている。

 

<動画>

「はぐれアイドル地獄変」予告編

https://youtu.be/FW5SLOkBdEk

 

<橋本梨菜 コメント>

この度、はぐれアイドル地獄変の南風原海空を実写化させていただく事になりました!

 

主演と聞いた時には信じられずびっくりしていましたが、原作を読んだ後は自分以外の人に演じて欲しくないと思えるほど感情が入っていました。1年ほど前から準備していた作品がやっと皆様に見てもらえる事が凄く嬉しいです。

 

1つの映画を作ることの大変さを経験させていただいたのと同時にスタッフの皆様の支えで楽しく現場を過ごすことが出来て、初主演のこの作品、とても大切な作品になりました。

 

お芝居の楽しさもさらに感じ、新しい夢を見つける事もできました。この先もっと色んな役に挑戦してみたいです!南風原海空のような強い女の子になれるように私も頑張ります!皆さん是非観てください。

 

<作品情報>

「はぐれアイドル 地獄変」
2020年9月12日(土)池袋シネマ・ロサにて公開

 

出演:橋本梨菜
西山咲子 篠田果歩 卯水咲流 麻木玲那
幸将司 内野智 櫻井孝之 松村恭子 木庭博光

 

監督:東海林毅

 

原作:高遠るい「はぐれアイドル地獄変」(漫画ゴラクスペシャル所載)
脚本:赤間つよし 西貴人
プロデューサー:花田聖 大野貴裕
アソシエイトプロデューサー:澤仁田照雄

 

音楽:間々田優
音楽プロデューサー:Command S.inc
主題歌:間々田優「バカヤロー」

 

製作:「はぐれアイドル地獄変」製作委員会
制作プロダクション:セディックドゥ

 

©高遠るい/日本文芸社 ©「はぐれアイドル地獄変」製作委員会

ディズニー新作映画「ムーラン」が動画配信サービス「ディズニープラス」で9・4配信決定

ディズニーの実写映画「ムーラン」が、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で、9月4日(金)からプレミアアクセスとして配信決定。本作は新型コロナウイルスの影響で公開延期が続いていたが、日本での劇場公開はなくなり、配信のみでの公開となる。

 

ディズニー・アニメーションの傑作「ムーラン」の主人公として全世界で愛されてきた少女ムーランの物語を、空前のスケールで実写映画化した本作。愛する家族を守るために男性と偽って兵士となり、国の命運をかけた闘いに向かう、ディズニー史上最強にして唯一無二のヒロイン・ムーランを描く。

 

日本版声優として、“元宝塚男役トップスター”として絶大な人気を誇る、明日海りおがヒロイン・ムーランを演じる。共演にも小池栄子、細谷佳正、小野賢章、木村昴、安元洋貴、畠中祐ら豪華声優陣が集結した。

 

プレミアアクセスは追加料金2,980円(税抜き)で、ディズニープラス会員期間中は回数制限なしで視聴が可能だ。詳細は公式サイトを参照。

 

<作品情報>

「ムーラン」
2020年9月4日(金)ディズニープラス会員、プレミアアクセスで独占公開
※追加支払いが必要

詳細ページ:https://disneyplus.disney.co.jp/

監督:ニキ・カーロ
キャスト:リウ・イーフェイ/コン・リー/ジェット・リー/ドニー・イェン
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
ジュニアノベル:小学館

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 

<STORY>

愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となったムーランは、家の守り神である“不死鳥”に見守られながら、厳しい訓練と努力を重ね、驚くべき戦闘能力を開花させていく。
闘いの日々の果てに、彼女を待ち受ける運命とは?そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が最後に下す決断とは…?

 

<WEB>
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/mulan.html

© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

Perfume“おしゃべり副音声”上映が決定!「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」

Perfumeによる映画「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」が、9月4日(金)より2週間限定で劇場公開される。この度、劇場公開の音楽ライブ映画では史上初の副音声上映が決定した。

2020年9月、Perfume結成20年&メジャーデビュー15周年を迎えるAnniversary Yearの締め括りとして、様々な企画を展開する「Perfume 15th&20th anniv with you all」。

 

本企画のVol.1では、Perfumeの20年間に渡る全歴史を再構築し、デジタル技術を駆使したアート演出が話題を呼んだコンセプトライブ「Reframe 2019」が、劇場映画「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」として9月4日(金)より2週間限定で劇場公開することが発表されている。

 

このたび新情報として、本作の副音声上映が決定。Perfumeとまるで一緒に映画を鑑賞している気分になれる“Perfume「おしゃべり副音声 with you」”と、クリエイティブ集団ライゾマティクスが「Reframe 2019」のタネあかしともいえる舞台演出の技術解説やエピソードを、グランジ・遠山大輔を聞き手に迎えて披露する“Rhizomatiks 真鍋大度・石橋素「技術解説副音声」”の2種類だ。

 

劇場公開の音楽ライブ映画に、アーティスト自身がコメンタリー収録をした副音声上映は今回が史上初。通常版を鑑賞後にそれぞれの副音声版を鑑賞することで、さらに「Reframe 2019」への理解が深まる、ファンとしては見逃せない企画となっている。なお、副音声上映は、映画音声ガイドアプリケーション「UDCast」を利用した特別上映で、鑑賞時にどちらかを選択することが可能だ。

 

また、公開前日の9月3日(木)には、TOHOシネマズ 六本木ヒルズの全スクリーン&全国8都市の劇場にて、Perfumeのオンライン舞台挨拶付き最速上映を実施する「前夜祭イベント」の開催が決定。チケット販売は、8月21日(金)よりファンクラブ先行(抽選)の申込みが開始となる。詳細は、映画公式サイトを参照。

 

さらに、新たな場面写真2点も解禁。今後の「Perfume 15th&20th anniv with you all」の続報に注目だ。

 

<作品情報>

「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」
2020年9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか2週間限定公開

 

出演:Perfume

 

配給・宣伝:日活

 

公式サイト:https://reframe-theater-experience-with-you.jp/

 

©2020“Reframe THEATER EXPERIENCE with you”Film Partners.

菅田将暉×有村架純W主演「花束みたいな恋をした」超特報&場面写真が初解禁

2021年に全国公開の映画「花束みたいな恋をした」より、超特報と何気ない日常を切り取った場面写真が初解禁。あらすじや役名も公開された。

 

『東京ラブストーリー』『Mother』『anone』など、各時代において連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二が「2020年の東京」を舞台に、今この瞬間を生きるすべての若者へ贈るため書き下ろした本作。なお、映画オリジナルのラブストーリーを坂元が手掛けたのは、今作が初となる。

 

主役を演じるのは、時代を象徴しながらその先端を拓いていく実力派俳優、菅田将暉と有村架純。執筆段階から坂元が主役に想定していたという2人による、初のダブル主演が実現した。

 

監督を担うのは、小栗旬×星野源の共演が話題の「罪の声」公開も控える土井裕泰。多くの大ヒット映画を手がけてきた土井はドラマ『カルテット』で坂元と組んで以来、映画では初のタッグとなる。

 

東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った、大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。

 

拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが…。ずっと2人で一緒にいたいと願い続けた麦と絹が過ごした“最高の5年間”と、誰もが思い出す“恋する月日のすべて”を紡いでいく。

 

解禁された超特報は、恋の始まりから幸せな日々、そして何かに思い詰めるそれぞれの表情が収められた15秒だ。場面写真は、焼きそばパンを食べながらトイレットペーパーを抱えて歩く2人の、何気ない日常を切り取った1枚となっている。

 

映画「花束みたいな恋をした」超特報

<作品情報>

「花束みたいな恋をした」
2021年、全国公開

脚本:坂元裕二
監督:土井裕泰
主演:菅田将暉、有村架純

配給:東京テアトル、リトルモア

公式サイト:http://hana-koi.jp/

©2021『花束みたいな恋をした』製作委員会

早見沙織&小倉唯がアニメ映画「君は彼方」出演決定!コメントも到着

11月27日(金)に全国公開のアニメ映画「君は彼方」に、松本穂香演じる主人公・澪の友人役で早見沙織と小倉唯が出演することが決定。

早見、小倉、瀬名快伸監督よりコメントも到着した。本作は、芸術、映画、そしてマンガ・アニメーションの街として新しさの中に、どこか懐かしいレトロな部分も持ち合わせている街・池袋を舞台に描かれる青春ファンタジー。監督・脚本・原作を務めるのは、長編劇場アニメーション作品を初めて手掛けた瀬名快伸。監督・脚本だけでなくマンガの執筆、『刹界エイトレイド』では主人公の声優も担当するなど、マルチな才能で活躍を見せる新進気鋭の監督だ。

 

努力や面倒なことが嫌いで日々を何となく生きている主人公・澪(みお)を演じるのは、純朴な役からコミカルな役まで幅広い顔で魅了する実力派女優・松本穂香。澪の幼なじみの新(あらた)には、『仮面ライダーエグゼイド』で仮面ライダーブレイブ役を演じ、子供だけでなく幅広い年齢層から支持を得ている俳優・瀬戸利樹と、今注目を集める若手俳優2人が声優を務める。

 

さらにこの度、不思議な世界に迷い込んでしまう澪を助ける謎の少女・菊ちゃん役を早見が、現実世界での澪の友人・円佳役を小倉が演じることが発表された。出演にあたり、早見は「お芝居に関しては、基本的にNGはないのでまずは感じたままに自由に表現してくださいとお言葉を頂きました。その上でより良いものを作り上げるために、何度もリテイクを重ねて監督と共に追求した箇所もありました」と、役作りについて振り返る。

 

小倉は松本と一緒にアフレコを行ったことに触れ、「普段は声優と女優という違う畑にいる私たちですが、その時ばかりはアフレコ技術や演技力を互いにリスペクトし合い、さまざまなことをお話ししながら収録が進みました。演者としてとても刺激になりましたし、情熱ややる気に満ちあふれた、楽しい現場でした」と、共演エピソードを披露。

 

瀬名監督は、2人について「アフレコの後、この映画を作った経緯を説明したのですが、途中からずっと早見さんは泣いてました。本当に純粋な人なんだと、早見さんの存在に僕が感動しました。また、小倉さんは円佳というキャラをそのままストレートに演じるのではなく、演出や物語の構造を理解して、微妙なニュアンスを芝居で出していただきました。ぜひ劇場でそんな無垢な菊ちゃんと、円佳の繊細な芝居を聞いていただけたらと思います」と絶賛し、作品をアピールしている。早見、小倉、瀬名監督のコメント全文は次ページを参照。

 

早見沙織 コメント

◆「君は彼方」に参加して

菊ちゃんは着物を着たかわいらしい少女ですが、物語の中で、主人公・澪を導く存在です。
監督からは、澪のメンター、田舎のおばあちゃんのような存在だとお話を伺いました。

 

アフレコ現場にはスタッフの皆様の熱が満ちていて、自然とマイクの前で気持ちが引き締まったのを覚えています。

 

お芝居に関しては、基本的にNGはないのでまずは感じたままに自由に表現してくださいとお言葉を頂きました。その上でより良いものを作り上げるために、何度もリテイクを重ねて監督と共に追求した箇所もありました。

 

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して

舞台である池袋は私も何度も訪れたことがある場所ですが、細部までリアルな池袋の街並みと、そこで起こるファンタジーな出来事との取り合わせが不思議で、引き込まれました。

 

生きていく中での人と人とのつながり、自分の道を自分で決めること、誰かに正直な思いを伝えること…あらためて見つめ直すきっかけをくれるような作品です。ぜひ、ご覧ください。

 

小倉唯 コメント

◆「君は彼方」に参加して

収録前、監督から直々に作品の世界観やストーリーに込めたメッセージ・各キャラクターへの説明がありました。監督の作品に対しての熱い想いや、信念の強さには圧倒され、その真っすぐな作品への情熱が、そのまま本作の魅力につながっているんだろうな、と感じました。

 

アフレコでは、女優でご活躍されている松本穂香さんとご一緒させていただきました。普段は声優と女優という違う畑にいる私たちですが、その時ばかりはアフレコ技術や演技力を互いにリスペクトし合い、さまざまなことをお話ししながら収録が進みました。演者としてとても刺激になりましたし、情熱ややる気に満ちあふれた、楽しい現場でした。

 

◆アニメの聖地・池袋が舞台という事に対して

池袋は、都内にいる人なら誰もが一度は足を運んだことのあるようなメジャーな土地のイメージですが、特にアニメやゲームファンの方々にとってはどこか親しみある町になっているのではないかな、と思っています。

 

この作品をきっかけに、池袋のよりディープな魅力を感じるきっかけになったり、作中に登場する聖地をファンの方同士で一緒に巡っていただけたたら、本作への魅力や理解度も深まるのではないかな、と思います。

 

監督・脚本・原作:瀬名快伸 コメント

◆早見と小倉を起用した理由

早見さんは随分前に一度だけごあいさつさせていただいた程度でしたが、その時の印象が「無垢な人」でした。菊ちゃんを造形していくときに、“無垢な存在”というのが最初にあって、そこから記憶がポンポンとすぐつながって、早見さんが声を吹き込んでくれたら最高だなと思いオファーしました。

 

小倉さんとは何度か現場でご一緒する機会があり、キャラや芝居の変化に触れる機会が多かったんです。

 

ハキハキしたヒロインキャラ、おっとりキャラ、神秘的なキャラなど毎回違う色んなキャラの芝居を間近で聞き、円佳が持つ、悩みが無さそうだけど、その中にある複雑な感情や状況を表現できると思いお願いしました。

 

◆アフレコを終えての感想

アフレコの後、この映画を作った経緯を説明したのですが、途中からずっと早見さんは泣いてました。

 

本当に純粋な人なんだと、早見さんの存在に僕が感動しました。

 

また、小倉さんは台本を読み込む力、読解力の高さにいつも驚かされます。円佳というキャラをそのままストレートに演じるのではなく、演出や物語の構造を理解して、微妙なニュアンスを芝居で出していただきました。

 

ぜひ劇場でそんな無垢な菊ちゃんと、円佳の繊細な芝居を聞いていただけたらと思います。

 

作品情報

「君は彼方」
2020年11月27日(金)TOHOシネマズ池袋ほか全国ロードショー

 

<出演>

松本穂香 瀬戸利樹
早見沙織 小倉唯

 

監督・脚本・原作:瀬名快伸

 

配給:ラビットハウス、エレファントハウス

 

<ストーリー>

澪は幼なじみの新の事が気になっているが、気持ちを伝えられず微妙な関係を続けていた。ある日、友人のささいな言葉をきっかけに2人はけんかをしてしまう。

 

澪は何とか仲直りをしようと雨の中を新の元へ向かう途中、交通事故に遭ってしまった。意識を取り戻した澪が目を開けると、そこには不思議な世界が広がっていた。

 

<WEB>

公式サイト:http://www.kimikana.jp/

公式Twitter:@kimikana_movie

 

©「君は彼方」製作委員会

中川大志&清原果耶がW主演!アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」12・25公開&特報映像も解禁

劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」で、中川大志と清原果耶がw主演を務めることが分かった。主題歌はEveに決定。さらに新公開日の12月25日(金)に向けて、特報映像も解禁された。

原作は、芥川賞作家・田辺聖子の代表作「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)。2003年に妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写映画化された際も高評価を得た本作は海外でも注目を集めており、時代が変わっても色あせることなく愛され続けている。

 

「ノラガミ」シリーズの監督を務めたタムラコータローが、満を持してアニメ映画初監督を務め、「ストロボ・エッジ」の桑村さや香が脚本を、『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子がキャラクターデザインを手掛けた。

 

また、アニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当。現在の映像シーンをリードするクリエイター陣によって、“新たなジョゼ”が紡がれる。

 

この度、主要キャラクターを演じるキャスト、主題歌情報が一挙解禁された。留学するという夢のためにアルバイトに勤しむ大学生・恒夫には、中川大志。かわいらしい見た目とは裏腹に口が悪い、車いすのヒロイン・ジョゼには、清原果耶。彼らを取り巻くキャラクターには、宮本侑芽、興津和幸、Lynnなど豪華声優陣の参加が発表された。さらに、主題歌はEveの「蒼のワルツ」に決定した。

 

中川は「恒夫を演じていけばいくほど、僕はジョゼがいとおしくてたまらなくなりました。ジョゼと出逢って、見慣れたはずの景色がこんなにもカラフルに見えるなんて」と、ジョゼへの思いを語る。

 

清原も「出会うべくして出会ったような、そんな2人が手を取り合って新しい世界へ飛び出すお話です。ジョゼを演じると聞いた時、とてもうれしく思った事を覚えています。アニメーションでしか描けない映像の美しさを、ぜひスクリーンで感じていただければ幸いです」と、作品の魅力をアピールした。

 

Eveは「最初に監督から頂いた絵コンテはまるで登場人物が今にも動きだしそうで、映像が飛び込んでくるかのような繊細さと美しさに感動したのを覚えています。この作品の一部分を担えることができてとてもうれしいです」と、主題歌を担当することの喜びをコメントしている。中川と清原をはじめとするキャスト陣、Eveのコメント全文は次ページを参照。

 

あわせて解禁された特報映像の前半では、恒夫に「お前は今日から管理人や」と言い放ってさまざまな命令を下すジョゼと、それに対して不満いっぱいの彼のコミカルなやりとりが繰り広げられる。

 

後半では、人魚のような姿になって自由に泳ぎ回る姿とともに「ええなぁ、お前は好きな場所に行けて」と内面を吐露するジョゼ。恒夫の「欲しいものに手を伸ばすのがどれだけ怖いことか…」という嘆きも入り、彼らの関係性や行く先に一抹の不安がよぎる。果たして2人は、自分たちの望むものを手に入れることができるのか…?

 

アニメーションとして生まれ変わった“新たなジョゼ”に、ますます期待が高まる特報映像となっている。本作についての続報に、今後も注目だ。

 

「ジョゼと虎と魚たち」特報映像

中川大志 コメント

恒夫を演じていけばいくほど、僕はジョゼがいとおしくてたまらなくなりました。

 

ジョゼと出逢って、見慣れたはずの景色がこんなにもカラフルに見えるなんて。

 

お客様にも、ジョゼと恒夫と共に、劇場でその景色を観ていただければうれしいです。

 

清原果耶 コメント

出会うべくして出会ったような、そんな2人が手を取り合って新しい世界へ飛び出すお話です。

 

ジョゼを演じると聞いた時、とてもうれしく思った事を覚えています。慣れない演技に足踏みをしたりしましたが監督が丁寧に指導してくださり、中川さんが雰囲気を引っ張ってくださったお陰で無事に撮り終えることができました。

 

役者が声を吹き込む、という事の意味や、監督・スタッフの皆様の、この作品に対する情熱を現場で教えていただいた気がします。本当に有難い経験でした。

 

ジョゼと恒夫のみならず、観てくださった方々に愛されるような登場人物がたくさん出てきます。

 

アニメーションでしか描けない映像の美しさを、ぜひスクリーンで感じてくだければ幸いです。

 

宮本侑芽 コメント

オーディションを受ける際に原作を読ませていただき、実写映画も観させていただきました。
人間のいろんな魅力がギュギュッと詰まったとってもすてきな作品で、一度見たら、読んだら、忘れられない世界観でした。こんなすてきな作品の新たな表現の世界に携われて、本当に幸せです。

 

私が声を担当させていただいた舞ちゃんは、健気で、明るくて、とっても人情に熱い女の子です。台本を読んだ段階から舞への共感度が非常に高く、舞を理解し、たくさん愛せることができたと思います。

 

皆様にもこの作品をたくさん愛していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

 

興津和幸 コメント

「ジョゼと虎と魚たち」知ってるぞ、このタイトル!!??昔々に目にしたことがあるぞ!

 

でも、ジョゼって?虎?魚も出てくるの??と思いつつ、気になりながらも触れなかった作品です。

 

今回改めて田辺聖子さんの御本を拝読しました。短編ながらも、匂い立つ様な大阪のことば。

 

締め付けられる胸。素晴らしい…。

 

この儚く美しく濃厚な物語がどのようにアニメ映画化されるのか、私もとても楽しみです。

 

精いっぱい臨ませていただきます。

 

Lynn コメント

オーディションを受ける際に見た企画書の中のイメージイラストがとても美しくて、繊細で、どこか儚げで。

 

アニメーションとしてこの「ジョゼと虎と魚たち」の世界観が描かれることに純粋にワクワクしましたので、それに参加させていただけるというのは大変光栄なことだなと思っています。

 

私が演じさせていただく花菜は、ジョゼが新しい扉を開けた先で出会うとても柔らかい空気感を持った女性で、作品に寄り添えるよう、自然体なお芝居を意識しました。

 

長年愛されている作品ですが、またさらにたくさんの方に楽しんでいただければうれしいです。

松寺千恵美 コメント

えっ!アニメの声の出演!?驚きと喜びが湧き上がってきたのを覚えています。ずっと挑戦してみたかったアニメの声!!しかも田辺聖子さん原作。田辺聖子さんとはご縁があって、『姥』シリーズは関西芸術座で舞台化。私も出演しました。久しぶりに田辺作品にふれて、お会いした時のことを思い出しました。

 

ジョゼのおばあちゃんは、世の中の人を信じず頑なで一見愛想なし。でも…。

 

お客様がこの映画を見終わって、温かく優しい気持ちになって帰っていただけたらうれしいです。

 

Eve コメント

「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌を担当させていただくこととなりました。

 

最初に監督から頂いた絵コンテはまるで登場人物が今にも動きだしそうで、映像が飛び込んでくるかのような繊細さと美しさに感動したのを覚えています。

 

丁寧に楽曲とも向き合ってくださって、時代を超えても色あせないものとは何か人見知りで不器用なジョゼとの共通項を探していきながら、音楽を作っていきました。

 

この作品の一部分を担えることができてとてもうれしいです。

 

映画館で観られる日を今から心待ちにしています。

 

作品情報

「ジョゼと虎と魚たち」
2020年12月25日(金)ロードショー

 

原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)
監督:タムラコータロー

 

出演:中川大志 清原果耶
宮本侑芽 興津和幸 Lynn 松寺千恵美

 

アニメーション制作:ボンズ
主題歌:Eve「蒼のワルツ」(TOY’S FACTORY)

 

配給:松竹/KADOKAWA

 

<WEB>

公式HP:https://joseetora.jp/

 

©2020 Seiko Tanabe/KADOKAWA/Josee Project

映画「山猫は眠らない8」秋元才加インタビュー映像解禁

8月14日(金)公開の映画「山猫は眠らない8 暗殺者の終幕」でハリウッドデビューを果たした秋元才加のオフィシャルインタビュー映像が解禁された。

「山猫は眠らない」は、本格的なミリタリー描写とドラマチックな展開が映画ファンの心をつかんでいる長寿シリーズ。米海兵隊のすご腕スナイパーを主人公にした戦争アクションで、チャド・マイケル・コリンズ、トム・ベレンジャーらが出演している。

 

最新作には、秋元才加が出演し、ハリウッドデビュー。秋元は、ベケット親子を狙うCIA、ロシアの傭兵、そしてヤクザの訓練を受けた暗殺者レディ・デス役を演じる。

 

劇場公開を記念して、秋元と映画パーソナリティー・伊藤さとりによる15分にもおよぶオフィシャルインタビュー映像が解禁。インタビューでは、秋元がハリウッドデビューまでの道のりや撮影秘話、キャストの印象などを語っている。

 

また、ブランドン・ベケット役のチャド・マイケル・コリンズから、このインタビューのために寄せられた秋元へのメッセージも収録されている。

 

『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』公開記念オフィシャルインタビュー

作品情報

「山猫は眠らない8 暗殺者の終幕」
2020年8月14日(金)公開

 

監督:カーレ・アンドリュース

 

脚本:オリバー・トンプソン

 

製作:ヴィッキー・ソーサラン、グレッグ・マルコム

 

<出演キャスト>

ブランドン・ベケット…チャド・マイケル・コリンズ

 

ユキ・ミフネ(レディ・デス)…秋元才加

 

トーマス・ベケット…トム・ベレンジャー

 

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 

配給協力:イオンエンターテイメント

 

原題:SNIPER: ASSASSIN’S END

 

©2020 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All Rights Reserved.

藤原竜也×竹内涼真「太陽は動かない」3・5劇場公開決定!本予告編も解禁

公開延期となっていた藤原竜也が主演を務める映画「太陽は動かない」の公開日が、2021年3月5日(金)に決定。それに先駆け、本予告編も解禁となった。

 

人気小説家・吉田修一のサスペンス小説「太陽は動かない」を、「海猿」「暗殺教室」などを手がけてきた監督・羽住英一郎が映画化。映画と同時進行で、吉田自身が監修したオリジナルストーリーの連続ドラマ版もWOWOWで放送された。

 

共演は、撮影の3〜4ヶ月前から鍛え上げたという肉体を惜しげもなく披露し、初の本格アクションに挑んだ竹内涼真。初共演となる藤原とともに心臓に機密保持のため定期連絡を行わないと爆発してしまう爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じる。

 

本作は日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1ヶ月にも及ぶ海外ロケを敢行。市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、日本にとどまらず世界規模で異例づくしの大規模な撮影を行った。

 

世界を股にかけたスケールの本作に相応しく、韓国のみならずハリウッド進出も果たした人気女優のハン・ヒョジュ、そして同じく韓国映画・ドラマ界で一躍スターダムを駆け上がってきたピョン・ヨハンが出演。さらには邦画界を牽引し続ける佐藤浩市をはじめ、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾ら、豪華競演陣が集結した。

 

これまでの日本映画を超えたエンターテイメント大作「太陽は動かない」は、2021年3月5日(金)公開。24時間ごとにリセットされる、極限のノンストップ・サスペンスの幕が開ける。

 

<作品情報>
「太陽は動かない」
20201年3月5日(金)全国ロードショー

原作:吉田修一「太陽は動かない」「森は知っている」(幻冬舎文庫)
監督:羽住英一郎
脚本:林民夫
出演:藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、
鶴見辰吾、佐藤浩市 ほか
制作会社:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画

YOUやバカリズムなど共感&称賛コメント到着!濱田岳×水川あさみ「喜劇 愛妻物語」

濱田岳と水川あさみが夫婦役を演じた映画「喜劇 愛妻物語」が、9月11日(金)より公開する。それに先立ち、タレントのYOUやバカリズム、森三中・大島美幸、小堺一機など各界の著名人や映画関係者から、共感と称賛の声が到着した。

「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々に綴った自伝的小説を自ら監督・脚本を務めて映画化した本作。いつまで経っても売れる見込みがない年収50万円の脚本家の豪太と、そんな情けない夫に絶望している酒好きの妻チカ。結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいる、セックスレス夫婦の痛快な愛憎劇だ。

 

YOUは「色あせたでかいパンツを丸出しにして寝れる妻にあたしもなりたかった!岳さん、あさみ、ちせちゃんが素晴らしい。面白痛快リアル。大好き!」と、妻のチカへの憧れも含んだコメントを綴った。

 

バカリズムは「激しくも生々しい夫婦のやりとりに笑いながらも、結婚1年目の僕は時々ゾッとしました。観ておいてよかったです」と、自身の結婚生活にも参考となる映画になったようだ。

 

また、森三中・大島美幸は「お隣の家庭をのぞき見しているようなリアルさ。嫁の脳をつき刺すような罵声と夫の天から授かったクズさが最後は心地よくなり、もっと見たいと思う不思議な現象。笑わせていただきました」と、リアルなクズさすら心地よくなってしまう本作の不思議な魅力に言及。

 

小堺一機は「声を出して、笑い、声を出して泣いた!現実の辛さを知り尽くした者が真のロマンチストだと言う先達の言葉を思い出した。だからラストが照れくさく無く染みる!皆、男も女も頑張ろう!」と力強い賞賛を寄せた。

 

 

<コメント>

■YOU/タレント
色あせたでかいパンツを丸出しにして寝れる妻に
あたしもなりたかった!
岳さん、あさみ、ちせちゃんが素晴らしい。
面白痛快リアル。大好き!

 

■バカリズム/お笑い芸人
激しくも生々しい夫婦のやりとりに笑いながらも、
結婚1年目の僕は時々ゾッとしました。
観ておいてよかったです。

 

■森三中・大島美幸/芸人
お隣の家庭をのぞき見しているようなリアルさ。
嫁の脳をつき刺すような罵声と
夫の天から授かったクズさが最後は心地よくなり、
もっと見たいと思う不思議な現象。
笑わせていただきました。

 

■小堺一機
声を出して、笑い、声を出して泣いた!
現実の辛さを知り尽くした者が
真のロマンチストだと言う先達の言葉を思い出した。
だからラストが照れくさく無く染みる!
皆、男も女も頑張ろう!

 

■メッセンジャー・黒田有/芸人
愛だ!とか、恋だ!とか
馬鹿々しい!と思ってるのなら。
是非、この映画を!
バカバカしくても…
愛も恋も…
あるんです!

 

■北上次郎/文芸評論家
だらしがなく、助平で、それで稼ぎが少ないのでは
妻が怒るのも無理はない。
しかし、この「ダメ男」に限りない共感を寄せる
全国の男性諸君は多いのではないか。頑張れ、豪太!

 

■倉本美津留/放送作家
こんなにどうしようもない映画見たことない。
どうしようもなさ過ぎて笑ってしまう。
これ以上どうしようもない。の先にやっと希望がチラっとした。
そしてこの映画が実在した。究極の私映画。
それは見事な大衆映画。

 

■前野朋哉/俳優・監督
大大大傑作!
妻役の水川さんの罵詈雑言正論マシンガンに
蜂の巣にされました。
夫役の濱田さんは性欲ゾンビ!
これは新解釈ゾンビ映画の誕生か!?
夫婦は何度だって這い上がるんだ。

 

■桜井玲香/女優
足立監督の実体験を元にしていると聞き、
こんなところまで、私覗いちゃっていいのかな。と終始ドキドキしました。
親の喧嘩を見ていた子供の頃の記憶が蘇ったり、
将来自分はもう少し穏やかな奥さんになろう、と反面教師になったり。
先の見えない未来は本当に不安だけれど、
どんな相手であろうとも絶対的に愛して信じてくれるパートナーが
そばにいるということはとても羨ましいと思いました。

 

■しゅはまはるみ/女優
数年前にWSで「乳房に蚊」を演じた事がある。
チクチクと痛痒いところばかりをついてくる
既に泣いて笑える脚本だった。
だから私はこの映画の里親の気持ちです。
誕生日おめでとう。

 

■野々村友紀子/放送作家
最っ低な夫と最っ高の鬼嫁が、
非情な現実の海でもがき、足掻き、けなし合い、掴み合い、
溺れないよう懸命に支え合っていた。
笑い声と同時に涙が流れたのは初めて。

 

■燃え殻/作家
誰かの幸せのために…までは考えてないかもしれない…
いや巡りめぐって、そりゃ喜んでほしい。
けど、目の前のおっぱい、年齢的恐怖、お尻、
面倒臭さにまた負け越しそうな主人公を、誰が手放しで笑えるだろう。
涙が流れた。理由は言えない。

 

■中村義洋/映画監督
濱田岳のニヤニヤ笑いは、万人を脱力させ、
時として場違いで、物悲しくも壮絶で、
ホンモノ(監督)の完コピです。ありゃ奥さんムカつきますよ。
パート7ぐらいまでは必ず観に行くので、
監督夫妻はこれからも末永く喧嘩し続けてください。

 

■武正晴/映画監督
足立さんの小豆島での奇譚小噺は数ある彼の夫婦ネタの中でも鉄板だった。
シナリオにしたら良いじゃないかと勧めたら、もう書いているという。
映画になる前に小説になった。僕と足立さんが敬愛する、尾崎放哉の名句から「乳房に蚊」と表題されていた。小豆島は放哉の終焉の地である。愉しい小説だった。僕が足立夫妻の物語から「リングサイド・ストーリー」という映画を創るきっかけとなった場面に、胸が熱くなった。
小噺が小説になり、映画になった。共に敬愛する新藤兼人監督作品のデビュー作名に「喜劇」の2文字が乗っかっていた。共に売れないシナリオライターが主人公である。小豆島での撮影に僕は駆けつけた。フェリーから臨んだ小豆島の風景と撮影中の足立さんの姿が頼もしく、思い出の一日となった。
完成した映画を観終わって熱いものが込み上げてきた。「やったな足立」と呟かずにはいられなかった。足立さん夫婦とその家族のおかげで僕は愉しい人生が送れている。

 

<作品情報>
「喜劇 愛妻物語」
2020年9月11日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

出演:濱田岳 水川あさみ 新津ちせ
大久保佳代子 坂田聡 宇野祥平 黒田大輔 冨手麻妙 河合優実
夏帆 ふせえり 光石研

脚本・監督:足立紳
原作:足立紳「喜劇 愛妻物語」(幻冬舎文庫)

配給:キュー・テック/バンダイナムコアーツ

<WEB>
公式サイト:http://kigeki-aisai.jp/

©2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会

「鬼ガール!!」主演・井頭愛海の“鬼JK”ビジュアルや新キャストなど鬼盛り解禁

井頭愛海演じる鬼の血を引く女子高生“鬼JK”の高校生活を描いた映画「鬼ガール!!」の新キャストなどが解禁された。

大阪・奥河内地域の魅力を発信するべく地方自治体や地元の観光協会などが全面協力の下で制作された本作。今も鬼伝説が残る秘境・奥河内を舞台に、鬼族の末裔である主人公・鬼瓦ももかが憧れの高校生活の中で仲間と映画作りにかける日々を、恋と友情、笑いと涙、青春が“鬼盛り”で描かれる。

 

新たに発表された追加キャストは、主人公・ももかの幼なじみの蒼月蓮役の板垣瑞生、恋の相手役となる先輩・神宮寺岬役の上村海成、校内No.1の美女・松丸星愛姫役の桜田ひより、ももかの親友・宇佐美雪役の吉田美月喜、映画オタク部員・反町冬季也役の曽野舜太。

 

また、ももかの妹・鬼瓦りりか役に深尾あむ、幼い弟・鬼瓦たいが役に末次寿樹、さらに父親・鬼瓦大鉄役で山口智充が出演する。山口は男手ひとつで家族を優しく見守り、ももかの映画作りにきっかけを与える重要なキーパーソンとなる役どころを演じる。さらに、吉本新喜劇から宇都宮まき、末成映薫が出演。劇中ではお約束のギャグを披露する場面もあるという。

 

併せて予告映像とポスタービジュアル、場面写真も解禁。出演者のコメントは下記に記載。

 

井頭愛海(鬼瓦ももか役)コメント

初めての主演映画で不安や緊張もありましたが、私の地元でもある場所で、この作品に携われた事、とてもうれしかったです。

 

私が演じた鬼瓦ももかは鬼と人間の間に生まれた女子高生という役柄なので、どんな感じに仕上がるのかワクワクしながら撮影していました。

 

周りの目を気にして、自分に自信が持てず悩む毎日から自分を変えたい!と一生懸命に真っ直ぐ生きる、パワフルなももかを私も毎日もがきながら精一杯演じました。

 

個性豊かな登場人物が沢山出てくるところも注目して頂きたいです!

 

1歩踏み出す勇気が沢山の方に届きますように!ぜひ劇場でご覧下さい。

 

板垣瑞生(蒼月蓮役)コメント

青月蓮役を演じました板垣瑞生です。

 

今回「鬼ガール!!」大阪の河内長野で撮影させていただきました。

 

人も素敵で景色も良くて、自然もあって。是非また行きたいです。

 

鬼ガールを通して、そんな温かい一つ一つを皆さんに見ていただきたいです。

 

たくさん笑って、恋も青春も詰まったこの映画を見てもらえると嬉しいです。

 

上村海成(神宮寺岬役)コメント

鬼ガールはこんな青春って最高じゃん!! と思っていただけるような楽しさと、誰しもが抱えているような悩みに寄り添って勇気を与えてくれる作品だと思います。

 

今回演じた神宮寺岬という人間はとんでもない人です、楽しみながら演じさせていただきました。皆様にも楽しんでいただけると嬉しいです!

 

桜田ひより(松丸星愛姫役)コメント

私が演じた星愛姫は名前に負けず、オシャレやメイクが大好きなキラキラJKです。台本を読んで自分とはかけ離れたキャラクターだったので、「これは思いっきり弾けるしかない!」とテンションを上げて楽しみながら演じました。皆さま、公開をお楽しみにしていてください!

 

吉田美月喜(宇佐美雪役)コメント

宇佐美雪役の吉田美月喜です。

 

私が演じる雪は、主人公ももかの親友で、ももかにとって雪は、何があっても真剣に悩みを聞いてくれて、励ましてくれる心強い味方でありたいと思って演じていました。また元ブルーハーツの梶原さん、鼓童の陽介さんの下、初めて和太鼓に挑戦しました。練習を重ね、劇中でも和太鼓のシーンはとても迫力のあるシーンになっていると思います。キャラクター全員が全力で青春を楽しんでいて、とてもエネルギー溢れる映画です。自分の夢ややりたい事を思い切り楽しむ青春のパワーを感じられる映画となっていると思いますので、今だからこそ、この映画を見て、前向きに、少しでも笑っていただけたら嬉しいです。

 

曽野舜太(反町冬季也役)コメント

曽野舜太です!

 

『鬼ガール!!』この映画が解禁される日をずっと心待ちにしていました!

 

僕の映画デビュー作で、とても思い入れが強く、大切な作品となりました。僕が演じたのは、オーディションで頂いたカメラオタク役の反町くん。奥河内でキャストのみなさんや瀧川監督、スタッフの方々と過ごした思い出は、今でも鮮明です。是非劇場でチェックしていただけると嬉しいです!

 

山口智充(鬼瓦大鉄役)コメント

鬼だからこそ生まれる感動と、鬼だからこそ育まれる家族の愛が、しっかりと体にしみわたる作品だと思います。河内長野市に本当に伝えられている鬼伝説と、鬼にゆかりのある場所でのロケにもしびれました! 地元の皆さまの絶大なるご協力にも感謝感激です!! これから節分の豆まきの『鬼は~そと!』は、ちっさい声で言います。

 

動画

■鬼ガール60秒予告

■鬼ガール60秒予告 大阪

作品情報

「鬼ガール!!」

2020年10月9日(金)大阪先行公開

2020年10月16日(金)東京ほか全国順次公開

 

出演:井頭愛海、板垣瑞生、上村海成、桜田ひより、吉田美月喜、曽野舜太、深尾あむ、末次寿樹、テイ龍進、六平直政、山口智充

 

監督:瀧川元気

 

原作:中村航

 

脚本:中村航 作道雄 瀧川元気

 

音楽プロデューサー:梶原徹也

 

製作協力:奥河内ムービー・プロジェクト

 

配給:SDP

 

ストーリー

鬼瓦ももかは、ステキな恋、キラキラした青春にあこがれる、新高校1 年生。でも彼女には、ゼッタイにバレてはならない秘密があった。それは、自分が鬼族の血をひく“鬼”であること。鬼のような天パーをストレートにし、鬼のような怪力をセーブし、興奮すると頭に生える“ツノ”もかくして生きてきた。これがもし見つかったら、彼氏も友だちもできっこない…。高校生活は、初日からドキドキの連続! にっくき幼なじみのせいで鬼のことがバレそうになったり、映画部の岬先輩からヒロインにスカウトされたり……。ソッコーで「女優になる!」と決め、岬先輩のことで頭がいっぱいのももか。あれ、ひょっとしてこれが恋ってやつ!? 青春ってやつ!? しかし! 映画のヒロイン決めはオーディションだった! はたして、ももかは、鬼バレせずにヒロインになれるのか?ももかの恋は、青春は、いったいどうなる!?

 

WEB

公式サイト:https://onigirl.jp

公式Twitter:https://twitter.com/onigirl_jp

 

©2020 映画「鬼ガール!!」製作委員会

ロボコンの暴走にロビンもびっくり!?映画「がんばれいわ!!ロボコン」本編映像解禁

「ロボコン」シリーズ最新作『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン~の巻』の公開に合わせ、本編映像が解禁された。

解禁された映像は、物語のカギとなるロボコンとヒロシがトルネード婆々に出前を届けに行くシーン。ロボコンは出前ができることに大喜びするあまり、タンタンメンが入ったオカモチを振り回し、タンタンメンの汁を飛び散らせてしまう。

 

それを見たヒロシとロビンは衝撃を受けるが、ロボコンは悪びれる様子もなく「おまちどおさま!」とタンタンメンを取り出し「汁がないから汁なしタンタンメン!」とあっけらかんとしている。この汁なしタンタンメンをきっかけに、物語は大きく動きだしていく。

 

本編映像

https://youtu.be/sIGE9Z9qLl8

 

作品情報

映画『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン~の巻』
2020年7月31日(金)全国公開

 

原作:石ノ森章太郎
監督:石田秀範
脚本:浦沢義雄

 

出演:斎藤千和、江原正士、鈴村健一、土屋希乃、小浦一優(芋洗坂係長)、高橋ユウ、屋鋪琥三郎、清水ミチコ

 

©石森プロ・東映

「ダークナイト」版バットマンの全高1m超の高精密フィギュア予約受付開始

映画「ダークナイト」のブルース・ウェインこと“バットマン”の高精密フィギュア「HDミュージアムマスターライン ダークナイト バットマン」の予約受付がスタートした。

「HDミュージアムマスターライン ダークナイト バットマン」は、2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の名作「ダークナイト」からバットマンを全高約104センチの高精密フィギュアで再現。通常版とDX版、2つの仕様をラインナップする。

 

前作「バットマン ビギンズ」からリニューアルされたコスチュームをさまざまなマテリアルを使い、細部まで忠実に再現。首の差し替えパーツが付属し、正面・やや左下・やや右上の3方向に顔を向ける事ができる。

 

右手パーツは差し替え式で、2種握り手と劇中でも多用するグラップルガンを持った状態、左手は開き手と握り手とが付属。さらにベースにはLEDライトを4つ内蔵。首の差替えパーツと組み合わせて、さまざまなシチュエーションでディスプレイすることができる。

 

DX版には通常版の仕様に加え、グライダーケープが収納されたバックパックパーツ、スティッキー・ボムガンを装備した右手パーツ、LEDライトアップ機能内蔵のソナー・ビジョン状態の頭部パーツが付属する。

 

「HDミュージアムマスターライン ダークナイト バットマン」

2021年10月~2022年1月頃発売予定
価格:¥241,900(税別)

 

「HDミュージアムマスターライン ダークナイト バットマン DX版」

2021年10月~2022年1月頃
価格:¥274,900(税別)

 

スケール:1/2スケール

 

サイズ:全高:104.7cm/全幅:47.1cm/奥行:36.2cm
※マントの寸法 (縦:90cm/横:204cm)

 

素材:ポリストーン(一部に別素材を使用)

 

URL:https://www.prime1studio.co.jp/dctdk-batman-hdmmdc-02.html

 

THE DARK KNIGHT and all related characters and elements ©& TM DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. WB SHIELD: TM &©WBEI.(s20)

永瀬正敏&原田知世が両親役に!芦田愛菜 主演映画「星の子」特報&場面写真を解禁

10月に公開される芦田愛菜主演映画「星の子」に、主人公・ちひろの両親役で永瀬正敏と原田知世が出演することが決定。併せて、特報映像と場面写真が解禁された。

本作で芦田が演じるのは、“あやしい宗教”を深く信じている両親を持つ中学3年生の少女・ちひろ。原作は「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子。監督・脚本は「日日是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣が務めた。

 

今回、第2弾キャストとして、ちひろの父役を永瀬正敏、母役を原田知世が演じることが解禁された。永瀬と原田は同じ1983年にスクリーンデビューし、夫婦役では「紙屋悦子の青春」以来、14年ぶり2度目の共演となる。

 

本作では、ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方で、幼少期、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまう2人。それによって家が日に日に貧乏になり、挙句の果てにはフリーマーケットで買ったお揃いの緑ジャージしか着なくなる両親を演じる。

 

娘を助けたい思いから藁にもすがる思いで飛びついた“あやしい宗教”を深く信じ続ける父という自身の役柄について、永瀬は「人は何か一つの出来事に対して、信じてしまえば次第にそれが真実になっていく。そういう風に最後まで流れていくといいなと思いました」と振り返る。

 

一方、現在の芦田と同じ16歳の時に「時をかける少女」でスクリーンデビューを果たした原田は、「今まで演じたことのない新しい役でした。ほかの人から見るとちょっと奇妙に見えたりする部分もあるのですが、子供を深く愛していて、夫婦が同じ方向を見て共に手を取って歩んでいる。すごく幸せそうで温もりを感じました」と自身の役柄について語った。コメント全文は、次のページを参照。

 

芦田は大先輩の2人との共演を「永瀬正敏さんと原田知世さんの演じる両親の姿から、ちひろが大事に育てられてきたことを感じました。お2人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と、親子役として絆を深めたことを明かした。

 

また、芦田が演じる主人公ちひろが自らの思春期を思い悩み、ひとり遠くを見つめる姿から始まる特報映像も今回同時に解禁された。「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語るちひろのセリフからは、病弱だったちひろ自身を救った“あやしい宗教”を深く信じている父(永瀬正敏)と母(原田知世)に対する、複雑な感情が垣間見られる。

 


 

<コメント>

■永瀬正敏

信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか?
大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした。

そこに存在しているだけで愛しさが湧いてくる芦田さん、物語の中の同じ時を過ごして来たその想いを、自然に醸し出してリードして頂いた原田さん、そして再び大森監督の現場に立たせていただいた事…
この作品に関わった全ての皆さんに感謝しています。

“何かを心から信じる”事への“あるひとつの家族”の愛と葛藤の物語を、是非劇場でご覧いただければと思います。

 

■原田知世

「未熟児だって…ただただ健康に」
映画の冒頭で、日記に書き綴られた母の祈り。
そんな母の切実な思いを胸に演じました。
赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました。
この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います。

 

<作品情報>

「星の子」
2020年10月全国公開

キャスト:芦田愛菜/永瀬正敏 原田知世
監督・脚本:大森立嗣
原作:今村夏子「星の子」(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:ハピネット、ヨアケ
製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム
配給:東京テアトル、ヨアケ

<WEB>
公式サイト:https://hoshi-no-ko.jp/

©2020「星の子」製作委員会

カメラ男VSパトランプ男のバトル再び!「NO MORE映画泥棒」新CM公開【動画あり】

2007年から全国の劇場で上映されている「NO MORE映画泥棒」キャンペーンの新CMが7月17日から上映中。

シリーズ5作目となる本作では、永遠のライバルであるカメラ男とパトランプ男によるバトルが、これまでにないスケールとスピード感で描かれる。

 

前回の逮捕後、獄中で罪滅ぼしにと始めた映画業界を盛り上げるためのTwitterなどの功績が認められ、早期釈放されたカメラ男。しかし映画への愛が強すぎるあまり、またしても映画館で盗撮しようとしてしまったところ、常に監視を怠らないパトランプ男が発見する。

 

ついに映画館を飛び出して逃走するカメラ男。服役中にひそかに鍛えた身のこなしで、今度こそ逃げ切れるのか。

 

そんなハラハラドキドキの逃走劇を演出したのは、シリーズ1作目から手掛ける『映画刀剣乱舞』の耶雲哉治監督。アクションシーンが多いために撮影前に十分なトレーニング、リハーサル、安全対策を行い、撮影は2日間にわたって横浜方面で行われた。

 

また、「カメラ男」の後ろ姿(His back)がダンス姿以外では初登場し、前作に続き「ポップコーン男」と「ジュース男」も一瞬出演している。

 

 

コメント

カメラ男
「今回こそは!と、トレーニングにトレーニングを重ねた私の身のこなしにご期待ください!」

パトランプ男
「何度も捕まっている懲りないカメラ男の事はすべてお見通しです。映画泥棒は絶対に逃がしません!」

 

©「映画館に行こう!」実行委員会

反逆の熱気が伝わる「LETO」冒頭映像解禁!斎藤工・GLIM SPANKY松尾レミらコメントも到着

7月24日(金)から全国公開となる映画「LETO」より、反逆の熱気が伝わる冒頭映像が解禁された。また、斎藤工や松尾レミ(GLIM SPANKY)ら著名人からの絶賛コメントも到着。

本作は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され「カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞」を受賞。そのほか、各国の映画祭で数々の受賞&ノミネートを果たし、世界中の映画・音楽ファンを大熱狂の渦に巻きこんだ。

 

監督は無実の容疑で国に拘束され、現在もロシア政府の監視下にある前衛的な芸術家キリル・セレブレンニコフ。1年半の自宅軟禁のさなかに本作を完成させたという。ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したロックシンガーのマイク・ナウメンコ、そしてその妻ナターシャの3人をモデルに、ペレストロイカ目前のレニングラードで純粋に自由と音楽を追い求めた若者たちのひと夏を描いた。

 

T・レックス「Broken Hearted Blues」、トーキング・ヘッズ「サイコ・キラー」、イギー・ポップ「パッセンジャー」、ルー・リード「パーフェクト・デイ」、デヴィッド・ボウイ「すべての若き野郎ども」など、70‘s~80’sのロックシーンを代表する名曲の数々が劇中を彩っていく本作。ミュージカルともMVともとれる、実にユニークでスタイリッシュな映像演出でカヴァーされる点も見どころだ。

 

この度、解禁となった冒頭映像は、体が自然に動き出しそうなライブシーンと音楽を愛する若者たち、それに相反する80年代前半のソ連の規制に縛られた情勢が切り取られている。「いくぞ」の掛け声とともにリハーサルの音が漏れ聴こえてくる流れは、物語の始まりを感じさせ、期待感を高めていく。

 

ノリノリなロックミュージックが響き渡る中、観客は静かに座ってライブ鑑賞をしている場面も。80年代前半当時のソ連は、ロックミュージックと西洋の影響に敵対的な情勢でありながらも、それらに惹かれる若者たちが増えていった時代だ。その対立関係を象徴するように、刺激的な歌詞に険しい顔をしたり、音楽に乗せて体を揺らしている観客に注意するソ連当局者の姿も映し出されている。

 

そんな情勢にロックの新しい波を取り入れようとした、音楽を愛してやまない彼らの純粋さ、無邪気さ、そして反逆への熱気に惹かれたというキリル・セレブレンニコフ監督。彼は「自由が個人的な選択、可能な選択と考えている世代のために、この映画を作ります。私の目的はこの自由の価値を捉え、強調することなのです」と、意気込みを寄せた。音楽を愛してやまない若者たちの、静かに燃える反逆の熱気が伝わる冒頭映像となっている。

 

さらに、本作を鑑賞した著名人よりコメントが到着。斎藤工は「その表現方法に感覚が網羅されて行く このロシアのお洒落青春音楽映画は 新たな映画様式を打ち出してしまったのかも知れない」と感嘆する。GLIM SPANKYの松尾レミも「モノクロとカラー、フィクションとノンフィクションが混ざり合う壮大なMVでもあり、ドキュメントでもあり、青春の儚さに胸が締め付けられた」と語った。

 

<動画>

冒頭映像

<斎藤工 コメント>

モノクロでお洒落にMV風に時折り文字や色を付けたり、、

 

それらに引っかかってしまっているのも束の間

 

気がつくとその作為的な画の奥行き

 

選曲やその表現方法に感覚が網羅されて行く

 

このロシアのお洒落青春音楽映画は

 

新たな映画様式を打ち出してしまったのかも知れない

 

監督のキリル・セレブレンニコフが

 

次作タルコフスキーの自伝のメガホンを撮ると言うのも大いに頷けるし期待しかない

 

劇中Iggy Popの「The Passenger」の描写とか最高過ぎた

 

このご時世に

 

劇場体感の喜びを味わえる意義のある一作

 

<松尾レミ(GLIM SPANKY) コメント>

ロックスターとは?

 

大きな場所で沢山の観客を盛り上げる人をそう言うのかもしれないし、小さなバーで誰かの人生を歌で変えてしまう人をそう言うのかもしれない。私たちはいつだってロックを信じてきた。

 

この映画は、それに憧れ表現すること、時代への葛藤、欲望、音楽への愛が入り混じる若者たちへの映画だと感じる。モノクロとカラー、フィクションとノンフィクションが混ざり合う壮大なMVでもあり、ドキュメントでもあり、青春の儚さに胸が締め付けられた。

 

<鹿野淳(音楽ジャーナリスト/VIVA LA ROCKプロデューサー) コメント>

安直だけど効果的な宣伝文句として言えば、「この映画は北側のトレイン・スポッティングであり、イアン・カーティスの物語である」。

 

いつだって敗北の中にある品や誇りこそが美しい、それを教えてくれる新しいロック映画。

 

<IMALU コメント>

80年代ロシアのアングラロック。また新しい音楽に出会えました!

 

モノクロに映るシーンから想像してしまう、あの若者たちが集まるビーチやお家やライブはどんな景色だったんだろう…!

 

<Rei(シンガー・ソングライター/ギタリスト) コメント>

恋とロックンロール。憧れと反骨。自分たちの表現を模索する彼らのPUREな姿に刺激されて、ついついわたしも曲を書いてしまいました。

 

<作品情報>

「LETO」

2020年7月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

 

監督:キリル・セレブレンニコフ

 

出演:ユ・テオ、イリーナ・ストラシェンバウム、ローマン・ビールィク

 

後援:駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦文化協力庁、ロシア文化フェスティバル組織委員会

 

配給:キノフィルムズ/木下グループ

 

<WEB>

公式サイト:http://leto-movie.jp/

 

© HYPE FILM, 2018

小野みゆき「女の人の見方が変わる映画」男子禁制の集落を舞台にした映画「クシナ」が7・24公開

7月24日(金)公開の映画「クシナ」の記者会見が行われ、速水萌巴監督とキャストの稲本弥生、小野みゆきが登壇した。

本作は監督自身の過去の体験を基に、女だけが暮らす男子禁制の山奥の秘密の共同体の崩壊と母娘の愛を描き、「第13回大阪アジアン映画祭」でJAPAN CUTS Awardを受賞。北米最大の日本映画祭である「JAPAN CUTS 2020」にも正式出品されるなど公開前から高い評価を得ている。

 

本作で女優デビューを果たした郁美カデールがヒロインの奇稲(クシナ)を、14歳の時にクシナを生んだ28歳の母・鹿宮(カグウ)を個性派女優・廣田朋菜が、後輩と共に閉ざされた共同体に足を踏み入れる人類学者・蒼子役を稲本、カグウの母・鬼熊(オニクマ)を小野が演じている。

 

会見では、速水監督が男子禁制の村を舞台に選んだ理由について、「コミュニティを最初に設置したのではなく、まずお母さんと娘の物語を描きたいと思っていて、その舞台を考えていきました」と説明。

 

「日本だと若くして出産した人たちに対して厳しい考え方がありますが、もしそういう人たちが樹海に入ってこういうコミュニティを見つけたら、おそらくみんな住み着いていくんではないかと想像しました。男性が行き着いてもそこに留まることはないだろうなと思い、自然と女性だけの集落になりました」と創作の過程を振り返った。

 

後輩男性と共に村に入る役どころを演じた稲本は、観客へのメッセージとして「部外者を演じた私としては、女性しかいない村に足を踏み入れる男性の目線であったり、村を壊さないようにしているのに壊してしまう人など、いろいろな人の愛の形があるので、自分の目線で楽しんでいただけたら」とコメント。

 

いっぽう小野は、「私が20代、30代だった頃は女の人が“男に守られなくてはいけない生き物”というステレオタイプな描かれ方がとても気持ち悪かったんです。でも、この映画を観ると女の人の見方が変わるかもしれない。日本の古臭い女の人のイメージとは違うものが届けば」と期待を込めた。

 

■動画

映画「クシナ」予告編

■作品情報

「クシナ」

2020年7月24日(金)よりアップリンク渋谷ほかにてロードショー

 

■WEB

公式HP:kushinawhatwillyoube.com

 

Twitter:https://twitter.com/kushina_cinema

 

facebook:https://www.facebook.com/kushina.cinema/

 

©ATELIER KUSHINA

「映画泥棒」6年ぶりの新作! 映画館を飛び出したド迫力アクションシーンは必見

「映画館に行こう!」実行委員会は、映画上映前のキャンペーンCM「NO MORE映画泥棒」新作を7月17日に解禁しました。同日に全国公開の「今日から俺は!!劇場版」から、順次劇場にて上映となります。

↑劇場内のキャンペーンポスター

 

シリーズ5作目となる同作は、永遠のライバルである「カメラ男」と「パトランプ男」によるバトルが、カメラ男の早期釈放によりONE MORE!? と再燃。2人の戦いは、シリーズで初めて、映画館から外に飛び出す展開となりました。

 

今までにないスケールとスピード感の逃走劇は、シリーズ1作目から手掛ける「映画刀剣乱舞」の耶雲哉治監督が演出。アクションシーンが多いため、撮影前に十分なトレーニング、リハーサル、安全対策を行ない、撮影は2日間にわたって横浜方面で実施されました。

 

カメラ男の後ろ姿もダンス姿以外では今回が初登場し、前作に続き「ポップコーン男」と「ジュース男」も一瞬出演。流れるカメラワークにて、ハリウッド映画のようなカメラ男のド迫力アクションで、“NO MORE 映画泥棒”を強くアピールする37秒間となっています。

 

前作から6年近く経ち、ダウンロード刑事罰化が浸透したこと、外国人の映画鑑賞者の増加に伴い英語・中国語・韓国語の3か国語字幕の視認性を高めることに加え、「G」「PG12」「R15+」「R18+」という4つの映倫レーティングを知ってもらい、映画は安全・安心に鑑賞できることを強くアピールしたいという意図や、盗撮=犯罪ということを今一度強く認知、認識してもらうために、新たにキャンペーンCM映像を製作したとのことです。

 

 

(c)「映画館に行こう!」実行委員会

「映画泥棒」6年ぶりの新作! 映画館を飛び出したド迫力アクションシーンは必見

「映画館に行こう!」実行委員会は、映画上映前のキャンペーンCM「NO MORE映画泥棒」新作を7月17日に解禁しました。同日に全国公開の「今日から俺は!!劇場版」から、順次劇場にて上映となります。

↑劇場内のキャンペーンポスター

 

シリーズ5作目となる同作は、永遠のライバルである「カメラ男」と「パトランプ男」によるバトルが、カメラ男の早期釈放によりONE MORE!? と再燃。2人の戦いは、シリーズで初めて、映画館から外に飛び出す展開となりました。

 

今までにないスケールとスピード感の逃走劇は、シリーズ1作目から手掛ける「映画刀剣乱舞」の耶雲哉治監督が演出。アクションシーンが多いため、撮影前に十分なトレーニング、リハーサル、安全対策を行ない、撮影は2日間にわたって横浜方面で実施されました。

 

カメラ男の後ろ姿もダンス姿以外では今回が初登場し、前作に続き「ポップコーン男」と「ジュース男」も一瞬出演。流れるカメラワークにて、ハリウッド映画のようなカメラ男のド迫力アクションで、“NO MORE 映画泥棒”を強くアピールする37秒間となっています。

 

前作から6年近く経ち、ダウンロード刑事罰化が浸透したこと、外国人の映画鑑賞者の増加に伴い英語・中国語・韓国語の3か国語字幕の視認性を高めることに加え、「G」「PG12」「R15+」「R18+」という4つの映倫レーティングを知ってもらい、映画は安全・安心に鑑賞できることを強くアピールしたいという意図や、盗撮=犯罪ということを今一度強く認知、認識してもらうために、新たにキャンペーンCM映像を製作したとのことです。

 

 

(c)「映画館に行こう!」実行委員会

「映画泥棒」6年ぶりの新作! 映画館を飛び出したド迫力アクションシーンは必見

「映画館に行こう!」実行委員会は、映画上映前のキャンペーンCM「NO MORE映画泥棒」新作を7月17日に解禁しました。同日に全国公開の「今日から俺は!!劇場版」から、順次劇場にて上映となります。

↑劇場内のキャンペーンポスター

 

シリーズ5作目となる同作は、永遠のライバルである「カメラ男」と「パトランプ男」によるバトルが、カメラ男の早期釈放によりONE MORE!? と再燃。2人の戦いは、シリーズで初めて、映画館から外に飛び出す展開となりました。

 

今までにないスケールとスピード感の逃走劇は、シリーズ1作目から手掛ける「映画刀剣乱舞」の耶雲哉治監督が演出。アクションシーンが多いため、撮影前に十分なトレーニング、リハーサル、安全対策を行ない、撮影は2日間にわたって横浜方面で実施されました。

 

カメラ男の後ろ姿もダンス姿以外では今回が初登場し、前作に続き「ポップコーン男」と「ジュース男」も一瞬出演。流れるカメラワークにて、ハリウッド映画のようなカメラ男のド迫力アクションで、“NO MORE 映画泥棒”を強くアピールする37秒間となっています。

 

前作から6年近く経ち、ダウンロード刑事罰化が浸透したこと、外国人の映画鑑賞者の増加に伴い英語・中国語・韓国語の3か国語字幕の視認性を高めることに加え、「G」「PG12」「R15+」「R18+」という4つの映倫レーティングを知ってもらい、映画は安全・安心に鑑賞できることを強くアピールしたいという意図や、盗撮=犯罪ということを今一度強く認知、認識してもらうために、新たにキャンペーンCM映像を製作したとのことです。

 

 

(c)「映画館に行こう!」実行委員会

奥平大兼「できるだけその時自分が思ったことを言える状況にしようと思った」映画「MOTHER マザー」

映画「MOTHER マザー」で長澤まさみさん演じる母のゆがんだ愛に育てられた息子・周平役を演じた奥平大兼君。本作が初オーディションとなり、そこで大役をつかんだ奥平君は、現在高校生で「今は学校が楽しい!」と明るく話す。そんな奥平君にお芝居について、学校生活についてなど伺いました。

◆「MOTHER」で受けたのが初オーディションだったそうですね。緊張しました?

あまり緊張しないタイプなんですけど、自分で想像していた以上に緊張しました。オーディションというのは、いろんな人と一緒に受けるんだろうなと思っていましたんですが、実際は1人でした。今はオーディションでせりふを言った時の記憶もあまりないです(笑)。

 

◆オーディションではどんなことをされたのですか?

女性の方がいらっしゃって、その方と一緒に演技をしてくださいと言われました。演技をしたこともなかったので、特別な工夫なんて思いつきもしないし、できないので。とりあえずせりふを忘れないように、そして変なミスをしないように気をつけました。初めてのオーディションだったので、「オーディションではこういうことをするんだ」ということを覚えて帰ろうと思って。本気ではやるけど、オーディションを受けるのも勉強!という意識で受けました。そんな感覚で行ったので受かった時はビックリしました。

 

◆手応えはありましたか?

家に帰るとお母さんに「オーディションどうだった?」って聞かれて。特別すごいことができたりはしなかったけど、ミスはしなかったんです。せりふもちゃんと言えたし、自分の中では「できたな」って感じはありました。でも「できた!」と言って落ちたら恥ずかしいから「まあまあかな」ってお母さんには言ったんですけど(笑)。

 

◆もともと暗記は得意ですか?

得意です。社会系や歴史って覚えればいいじゃないですか。そういう科目はめちゃ得意ですね。

 

◆演技するとなると、与えられた役の気持ちを考えたり、せりふの言い方を考えることが必要ですが。

オーディションではせりふを覚えるだけでしたけど、撮影に入ってからはせりふを覚えないというか…相手に何か言われたらこういうことを言うんだろうなってニュアンスでしか覚えないようにしました。普通ならダメだと思うんですけど、せりふを完璧に覚えちゃうと、どうしても頭の中にせりふとして出てきてしまって、何て言うんですかね…。棒読みみたいになっちゃうんです。なので完璧には覚えずに、できるだけその時自分が思ったことを言える状況にしようと思いました。

 

◆大森立嗣監督にアドバイスされてそのやり方にしたのでしょうか。

撮影の前にワークショップがあって、演技が全然できなかったんです。その時、監督に「自然にやるという意味でも自分がその場で感じたことを体や言葉で表現して」と言われたんです。でもせりふが頭に出てきてしまって、なかなかできなくて。だったらどうすればいいかなって考えて、「台本覚えなくていいかな」と(笑)。それを試してみたらうまくできたので、「この映画はこのやり方でいこう」と思えるようになりました。

 

◆長澤さんと一緒に演技をしてみていかがでした?

生で見ると迫力が違うなって思いました。一緒にいると、テレビで見ているだけでは分からない、役として伝わってくることがあるんだなって思いました。

 

◆周平がなぜそこまで母親に引きずられるようにして生きているのか理解し難い部分もあると思いました。周平の気持ちはどう理解していましたか?

そうですね、演じていると、「あ、実際はこうなんだ」って気づくことがあるというか。台本を読むと、お母さんに無理矢理やらされていることばかりで、お母さんのことをあまり好きじゃないんだろうなって思っていたんです。でも実際に演じてみるとお母さんのことが好きで、だからこそやってしまったことがいっぱいあったんだろうなって。自分の考えが変わっていったことがたくさんありました。

 

◆周平という男の子を演じて一番難しかったり大変だったりしたことは?

周平をこういうふうにしようって普通は考えないといけないんでしょうけど、正直に言うと、僕は経験がないので難しいことができなくて…。大変だったことを聞かれると食事制限ぐらいしかないんです(笑)。

 

◆食事制限してんですね。

はい。朝ちゃんと食べて、夜はあまり食べないようにしたり。おなかが空いたらとりあえず海苔を食べるとか(笑)。海苔が好きだし、ちょっと食べるだけで満腹感があったんですよね。夜ご飯も食べるんですけど、夜9時くらいになると、またおなかが空いてくるので、その時は炭酸水と海苔でしのいでいましたね。取りあえずおなかを満たそうと(笑)。

 

◆周平には冬華という幼い妹がいますが、冬華役の浅田芭路ちゃんとは本当の兄妹みたいに仲良くなったそうですね。

一番一緒にいました。芭路はすごく元気で、集中しないといけないシーンの前でも芭路ちゃんが「遊んで遊んで!」って来ると、僕もどうしてもそっちに行っちゃうんですよね(笑)。体力が追いつかないくらい元気でした。役としても日々の生活の中で、冬華は周平にとって癒やしというか救いで、カメラが回っていない時もそんな感覚だったので、これでいいのかなって思っていました。

 

◆奥平さんは俳優や芸能界に興味はあったのですか?

いえなかったです。中学1年生の冬にスカウトされたんですけど、そのころ、バスケットボール部に入っていて試合にも出たかったので、事務所の方に「部活に専念したいので、今はやらなくてもいいですか?」とお願いしたら「分かりました」と。中学時代はずっと部活に専念して、中3で部活を引退してから、演技レッスンとかに少しずつ行くようになりました。ただ中3は行事も忙しくて、演技レッスンを1か月くらいしか受けられずにすぐオーディションの話を頂いて、なのでなかなか自分の状況についていけなかったです(笑)。

 

◆普段、お友達と遊ぶ時はどんなキャラクターですか?

うるさいですね。友達が近くにいるとすごくしゃべっちゃうので、(どちらかと言えば)先生に注意されるタイプですね(笑)。楽しいことがあるとそっちしか見えなくなっちゃいます。友達も面白い人たちばかりなんですよ。

 

◆今一番楽しいことは?

外出自粛期間は学校に行けなかったので、学校に行ける楽しさが身にしみて分かりました。自粛中もずっと「学校行きたい!」と思っていて、勉強は嫌だけど、友達に会うだけで楽しいなって分かりました。今は本当に学校に行くのが楽しいです。映画「MOTHER マザー」の情報解禁後、初めて学校に行ったので…。

 

◆周りの反応はどうでした?

ずっと「周平~」って言われています(笑)。「もういいじゃん!」っていうくらいネタになっていますね。

 

◆ちなみに今ハマっていることは?

ゲームが好きで夜中までやっちゃうタイプだったんです。でも、やめました。今は、音楽がもともと好きなので、普段は6時間、休日は10時間とか、ずっと音楽を聴いています。スマホでどんなことに時間を使っているか見られるからアプリがあって、それを見るとほぼ音楽を聴いてますね。

 

PROFILE

Daiken Okudaira

●おくだいら・だいけん…2003年9月20日生まれ。東京都出身。O型。中学1年生の時にスカウトされるが、中学3年間は部活に専念。映画「MOTHER マザー」が初めて受けたオーディションで、メインキャストに大抜擢される。

 

作品情報

「MOTHER マザー」

全国公開中

 

<staff&cast>

監督・大森立嗣

脚本・大森立嗣、港岳彦

出演・長澤まさみ、阿部サダヲ、奥平大兼、夏帆、皆川猿時ほか

 

<STORY>

シングルマザーの秋子(長澤)は、ゆきずりの男たちと関係を持ち、その場しのぎの生活を送っていた。息子・周平(奥平)が頼れるのはそんな母親だけ。実家にも見放され、自堕落な生活を送り続ける秋子は、周平に依存し続ける。17歳になった周平は事件を起こしてしまう。

 

©2020「MOTHER」製作委員会

 

●photo/干川修 text/佐久間裕子 hair&make/速水昭仁(CHUUNi.inc) styling/伊藤省吾(sitor)

成田凌×黒島結菜!周防正行最新作「カツベン!(仮)」クランクイン

周防正行監督の4年ぶりとなるオリジナル映画最新作「カツベン!(仮)」がクランクインし、東映京都撮影所で成田凌、黒島結菜、竹中直人、渡辺えり、周防正行監督が囲み取材に応じた。

本作の舞台は、今からおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった時代。楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげ、観客たちを映画の世界に誘った活動弁士、通称“活弁”(カツベン)を夢見る青年が、小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まるノンストップエンターテインメント。

 

主人公を演じるのは成田凌。本作が映画初主演となる。ヒロインには黒島結菜。さらに永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊と実力派俳優が脇を固める。もちろん竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品おなじみのキャストも登場する。

 

周防監督は、本作を撮ろうと思ったきっかけについて「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとして皆さんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった」と。

 

さらに、成田、黒島を抜擢した理由について「2人ともオーディション(3か月にわたり男女100名ずつ実施)で選びました。日本映画のはじまりの頃はまだみんなが初々しく、そのような初々しさを2人に感じました。また成田さんは会った時の素直な感じ、そして活動弁士として映画を解説している姿がオーディションを通じて想像できたので、その才能を信じてキャスティングさせてもらいました。黒島さんは役でも駆け出しの女優を演じる、その役柄にふさわしい初々しさとかわいらしさを感じました」と語った。

 

本作で映画初主演となる成田は「映画初主演を周防組で行えるということで、この世界にいる人間としては誰もがうらやむようなことだと思っており、もちろんプレッシャーも感じておりますが、何より安心感と信頼があるので、何があっても、はいつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と意気込みを語った。

 

役どころについては「活動弁士に憧れる青年で、真っすぐに、素直に、でもやんちゃな部分も持ちつつ、愛するものに突き進んでいく役です」と。実際に活躍している活動弁士の指導を受けたそうで「練習をしてから2か月半程度経つのですが、堂々と自信を持ってやればいい!というアドバイスをしていただきました」と明かした。

 

周防監督が「撮影が始まる前に、他の語り芸を絶対に見た方がいいと思い、講談や浪曲を(成田と)一緒に観に行きました。あとは、活動弁士としての基本的なことを磨いて、この映画のあとはアルバイトとして活動弁士ができるようになってほしいなと思います(笑)」と話すと、成田は「活動弁士という仕事の楽しさを分かってきた。今後機会があれば本当にやってみたいなと思っています」と答え、笑いを誘った。

 

ヒロインに抜擢された黒島は、自身の役どころについて「女優に憧れる女性で、非常に素直で純粋で、小さい頃に活動写真というものを見て、女優になりたいと思う一途な女の子です」と明かし、「今回オーディションで選んでいただいて、なんで私なんだろうという不思議な気持ちがあったのですが、素直にうれしいです。あまりオーディションで受かることが今までなかったので(笑)皆さんと良い作品を作っていけるというのは、今後の私の女優人生の中でも非常に貴重な経験になると思うので、撮影を頑張りたいなと思っています」と語った。

 

竹中は「まぁ、私の役どころは全て渡辺えりが知ってますので!ここに来るまでの間に全部説明してくれたので!説明されて新たな発見がたくさんありました」とコメント。それに対し渡辺が「いや、台本に書いてあるところを自分がちゃんと読んでないだけじゃない!」とツッコんだ。竹中は「渡辺から『あんたは婿養子よ?あんた婿養子だからね?』と、いろいろ言ってくれて、なので私は婿養子らしいです」と、役どころについて語り、『Shall we ダンス?』からの息の合った掛け合いに笑いが起こった。

 

渡辺は「私は芝居小屋の娘で、演劇好きで映画好き。そして長女なので婿養子をもらったのですが、子供が出来なくてずっとイライラしてる?そんな役どころです」と語った。

 

永瀬、高良、井上、音尾、小日向、竹野内と共演するにあたっての気持ちを聞かれた成田は「そうそうたる方々がいる中で、主演という形で携わらせていただきますが、主演だからと変に気構えることなく、監督を信じ、共演者の方々を信じて一生懸命やっていきたいです」と心の内を語った。

 

周防監督は「私の作品に欠かせない方もいれば、初めての方もたくさんいるので、どんな風に私の映画の中で輝いてもらえるかを考えるのは非常に楽しみですし、いつにもましてハジけた映画になると思います。大正時代の空気を感じさせつつ、映画自体の味わいとしては無声映画時代のアクションを意識して作るので、お芝居も普段やっている雰囲気とは違う形を皆さんに要求していこうと思っています」と語った。

 

京都の太秦をはじめ、ロケセット等の手応えを聞かれた周防監督は「劇中のサイレント映画も全て、かつてあったものを使うのではなく、新たに撮影し、それを劇中のサイレント映画として公開します。それに先立って時代劇部分をこの太秦で撮影させていただきました。役者をはじめスタッフも時代劇を長年やってこられた、分かっている方々なので、非常に助かりました。今回は大正時代のお話ですが、太秦にある時代劇に対する蓄積というものを上手にこの映画の中で生かして、なおかつ東映が今まで持ち続けてきた技術や情感というものにも助けていただけるのではないかと思っておりますので、そういう楽しみもあります。私自身も現代劇を離れるという初めての体験であり、日本映画についての映画でもあるので、その培ってきた技術というものを私自身もここで体験し、勉強したいと思っています」と語った。

 

活弁の具体的な練習内容について聞かれた成田は「活動弁士の方に男、女、説明部分の声色をいろいろと作っていただいたり、独特な話し方を教えていただいて練習しています」と。竹中、渡辺との共演については「昔から見ていた方々で、絶対に共演したいと思っていたお2人でしたが、一緒にやってみるとやっぱりさすがだなと感じることばかりです。『Shall we ダンス?』が23年前の作品なので、私が1歳のときから既に活躍をされていると思うと本当にすごいと」と語った。

 

最後にどんな作品にしていきたいかを聞かれた黒島は「日本映画界の中でもオリジナルで、珍しい作品になると思っており、キャストの方々も素晴らし方々ばかりなので、皆さまの足を引っ張らないようにしがみついていきたいなと思っています。日本映画の始まりの話でもあるので、たくさんの方々に絶対見ていただきたいなと思っておりますので、精いっぱい頑張っていきます」と意気込みを熱く語った。

 

『カツベン!(仮)』
2019年12月全国ロードショー

 

公式HP:www.katsuben.jp

 

©「2019カツベン!(仮)」製作委員会

草彅剛ワールド全開トーク!満島真之介も笑い止まらず「最高ですね!」

10月12(金)より全国公開の映画「ムタフカズ(MUTAFUKAZ)」の完成披露試写会に、声優を務めた草彅剛、柄本時生、満島真之介、西見祥示郎監督が登壇した。

客席後方から登場した3人は、ファンの温かい歓声に包まれながらうれしそうな表情。開口一番、草彅が「どうも!アンジェリーノ役のツヨジョリーノです!」とふざけると、エンディングテーマでラップを披露している満島も「今日はウィリーのワンマンライブに集まっていただいてありがとうございます!」とノリノリで、草彅もあわせて軽くダンスを繰り広げるひと幕も。

 

その後も「サンキューベリマッチョ!!」とふざけ続ける草彅を前に「草彅さんってこんな面白い人だったんですね、最高ですね!」と満島も笑いが止まらない様子。さらに草彅が「YOUTUBEやってるんで見てください(笑)」と続けると「見てますよ、今日肉豆腐(の作り方)上げてましたよね!」(満島)、「ありがとう、サンキューベリマッスル(笑)」(草彅)とふざけ倒し、映画「クソ野郎と美しき世界」での1日だけの共演した以来の再会とは思えないほど、息ぴったりの掛け合いを見せていた。

 

映画「鉄コン筋クリート」のスタッフが再集結した今作。同作のファンだという草彅だが「“鉄筋コンクリート”がすごく好きで、普段から見てて。僕クルミっていうわんちゃん飼ってるんですけど、最初“鉄筋コンクリート”のシロとクロってキャラクターがいて、シロとクロ2頭飼おうと思ったぐらい本当に好きで。1頭にして、シロってつけようと思ったけど、見たらちょっと“白”じゃなかったんで、“クルミ”という名前にしたぐらい好きな作品です」と、絶妙な言い間違いを交えながらも「鉄コン」愛を熱弁。続けて「だからこのムタ…フカズ?は脚本も読まずに二言返事で、“は”“い”ですね。“YES”じゃないですよ。日本語で。“はい。”って。まあ“。”をつけたら三文字になりますけど(笑)、“はい”で。二言返事しました」と、草彅ワールド全開のスピーチで出演までの経緯を語り、会場中の笑いをさらった。

 

また、満島がWilly a.k.a. Shinnosuke Mitsushimaとして歌うエンディングテーマ「The King of DMC」は、アフレコ中に満島がアドリブで披露したラップが監督の心に響き、その日のうちに打診されたそう。「今度は草彅さんとコラボしたい」(満島)、「俺何やるの?」(柄本)、「時生はダンスかな」(満島)とノリノリの2人に草彅も「3人でね。言えば夢はかなうっていうのはありますから。とりあえず言ってみるっていうのは大事」と、ユニット結成に意欲を見せた。

 

映画「ムタフカズ(MUTAFUKAZ)」は、10月12日(金)より全国公開。

窪田正孝主演『東京喰種』続編決定 !松田翔太が月山習、山本舞香が霧嶋董香に

映画『東京喰種トーキョーグール2(仮)』の製作が決定し、新キャストも解禁された。

前作に続き、人間でありながら喰種(グール)としての能力に目覚め、悩み葛藤しながらも人間と喰種の「共存」に向けて戦う主人公・金木研を演じるのは窪田正孝。

 

新キャストとして参加するのは、松田翔太と山本舞香。松田は、原作ファンの間で圧倒的な人気キャラで、本作で映画初登場となる月山習を演じる。「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種でカネキと対峙する役どころとなる。山本は、ヒロインの霧嶋董香を演じる。

 

<キャストコメント>
■窪田正孝/金木研(カネキケン)役
金木と再会できて幸せに思います。
スイ先生の東京喰種は新たな感性や感覚、出会いを与えてくれました。
金木は正直扱い辛くやっかいな奴だけど、人には決して感じ得ない世界を魅せてくれます。
新たな東京喰種の「一肉片(いちにくへん)」の作成に精進して参ります。

 

■松田翔太/月山習(ツキヤマシュウ)役
東京喰種の異様な世界にこれから浸れることをうれしく思います。監督をはじめとするスタッフの仲間や、窪田君を中心にキャストの皆さんと、この撮影を楽しめたらなと思っております。月山が具現化するとどうなるのか、巧妙なCGや本格的なアクションも含め、彼の独特な精神性を表現できたらなと思っております。撮影開始が待ち遠しいですね。

 

■山本舞香/霧嶋董香(キリシマトーカ)役
参加できてとてもうれしいです。
今回、「東京喰種トーキョーグール2(仮)」からの参加ですが、世界観を大切にしつつ霧嶋董香として皆様の期待に応えられるよう、そして愛されるように監督とセッションしながら撮影できたらと思いますので見守っていただけるとうれしいです。
アクションもすごく楽しみでしっかりと練習して臨めたらと思っています。
そして、東京喰種のチームの皆様と少しでも早く解け込めたらなと思ってます。
よろしくお願いします。

 

『東京喰種トーキョーグール2(仮)』

原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」集英社「ヤングジャンプコミックス」全14巻

出演:窪田正孝(主演)、松田翔太、山本舞香

 

配給:松竹
制作スケジュール:2018年10月クランクイン
公開:2019年全国公開

 

<ストーリー>
食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族・喰種(グール)が潜む街・東京。
大学生のカネキは、ある事件をきっかけに人間と喰種のハーフとなり、2つの世界の狭間で葛藤しながらも、いまは喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せており、トーカらとともに生活をしている。
そんな最中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山が「あんていく」を訪れる。
月山を厄介者だと言い露骨に嫌な顔をするトーカは、カネキに「あいつとは関わらない方がいい」とくぎを刺す。
だが、月山は人間と喰種のハーフであるカネキの特殊な「におい」に目をつけ、カネキを「グールレストラン」へ招き入れる。
カネキVS月山…それぞれの【正義】がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた闘いがいま始まる―。

 

公式サイト:http://tokyoghoul.jp/

 

 

©石田スイ/集英社©「東京喰種」製作委員会

絢香の新曲が篠原涼子主演「人魚の眠る家」主題歌に!最新予告解禁

11月16日(金)公開の映画「人魚の眠る家」の最新予告映像&ビジュアルが解禁。合わせて主題歌が絢香の書き下ろし新曲「あいことば」に決定し、予告映像内で音源の一部が解禁された。

本作は、ベストセラー作家・東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれた同名小説を堤幸彦監督が実写映画化。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑む、衝撃と感涙のヒューマンミステリー。

 

解禁された予告映像では、薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)の夫婦が、意識のない娘・瑞穂がいつか目覚める日を信じ下した決断、その禁断の技術の内容が垣間見える。母親、父親、祖父、祖母、研究者とその恋人…それぞれが、眠り続ける瑞穂の回復を願う中、娘に向かって包丁を振り上げる薫子の姿が。そんな衝撃的な映像に、絢香の新曲「あいことば」が流れ、全てを優しく包み込む。

 

 

<コメント>
■絢香
不思議なことが。
原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが私の中で止めどなくあふれてきて、読み終える頃に「あいことば」は形を成していました。映画に携わる方々の熱意を感じながら仕上げていくことで、より研ぎ澄ませながら世界観を創り込めた気がします。
曲をお渡ししてしばらくした後に試写を初めて観て、何度も涙しました。本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています。
「あいことば」は私の作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる一曲となりました。

 

■篠原涼子(播磨薫子 役)
初めて聴いた時に、ここまで作品に寄り添ってくれる歌があるのか、と震えました。物語の結末を優しく見守り、送り出してくれるような「あいことば」。映画をご覧になる方は本編で泣いて、最後にこの曲でもう一回泣けると思います。

 

■監督:堤幸彦
見事な曲です!この映画のテーマとメッセージを深くご理解いただき、これ以上ないエンディングとなりました。本当にありがたい!
感動です。

 

■新垣弘隆プロデューサー
絢香さんが紡ぐ、静かに寄り添いながら劇的に心を動かすメロディー、シンプルでありながら強く胸を打つ歌詞、魂を揺さぶる圧倒的な歌唱力。大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。そして母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しいと思いました。「あいことば」を聴いたとき、ただ涙、涙、涙で完全に言葉を失いました。こんな名曲が誕生するなんて、“確信”などというレベルを超えてました。主題歌として書き下ろしてくれた絢香さんに深く感謝します。堤ワールドのラストを飾る絢香さんの歌声をハンカチ持参の上、劇場でご堪能ください。

 

 

「人魚の眠る家」
11月16日(金)公開

監督:堤幸彦
脚本:篠﨑絵里子
原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎文庫)
出演:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中哲司、田中泯、松坂慶子
配給:松竹

<STORY>
二人の子を持つ播磨薫子(篠原涼子)とIT機器メーカーを経営する夫・和昌(西島秀俊)。娘の小学校受験が終わったら、離婚すると約束した夫婦のもとに、突然の悲報が届く。娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか。究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた――。

公式サイト:ningyo-movie.jp

©2018「人魚の眠る家」製作委員会

“Mr.ビーン”ローワン・アトキンソン主演『ジョニー・イングリッシュ』最新作の本予告解禁

“Mr.ビーン”として世界中で絶大な人気を持つローワン・アトキンソンの主演最新作『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が、11月9日(金)より公開されることが決定し、本予告映像が解禁された。

本作は、ローワン・アトキンソン演じるイギリスのスパイ、ジョニー・イングリッシュの活躍を描くスパイ・アクション・コメディシリーズの6年ぶりとなる最新作。

 

主演のローワン・アトキンソンに加え、謎の女オフィーリアに『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ、イギリスの首相に『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・トンプソンなど、無駄に豪華すぎる女優陣が脇を固める。

 

解禁された本予告映像では、冒頭、世界中のコンピューターが何者かに乗っ取られる。イギリスの首相(エマ・トンプソン)から新たなミッションを受け、伝説のスパイが帰ってきた!と思いきや、ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)がとぼけた顔で登場。早速、ミッションを開始するものの、バーチャル・リアリティをリアルと勘違いしてパン店で大暴れしたりと、おとぼけ全開の魅力が詰め込まれている。

『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』
11月9日(金)より全国ロードショー

 

<STORY>
サイバー攻撃によって、イギリスの諜報機関MI7の現役スパイたちの情報が漏洩してしまい、隠居していたジョニー・イングリッシュが最後の頼みの綱としてなぜか呼び出される。早速、陰で糸を引くハッカーを見つけるために任務を開始するが、限られたスキルしか持っていない彼にとって、最先端のテクノロジーの方が脅威だった…。果たして、ジョニーは世界を救うことができるのか?今、ヨーロッパを股に掛けたアナログの逆襲が始まる!

 

監督:デヴィッド・カー
出演:ローワン・アトキンソン、ベン・ミラー、オルガ・キュリレンコ、ジェイク・レイシー、エマ・トンプソン
ユニバーサル映画 配給:東宝東和

 

公式サイト:http://johnnyenglish.jp

©2018 UNIVERSAL STUDIOS

ジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏W主演の河瀨直美最新作『Vision』BD&DVD 12・5発売

河瀨直美監督の最新作『Vision』のBlu-ray&DVDが12月5日(水)に発売されることが決定した。

本作は、フランスの名女優ジュリエット・ビノシュ、日本が世界に誇る俳優・永瀬正敏をダブル主演に迎え、河瀨監督の生まれ故郷である奈良県でオールロケ撮影を行った。共演には、岩田剛典、美波、森山未來、田中泯、夏木マリら実力派が集結した。

 

物語は、世界中を旅しながら紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌが薬草の一種で幻の植物“Vision ”を見つけ出すために吉野を訪れるところから始まる。旅の途中、ジャンヌは森で暮らし、森を知り尽くす山守の無口な男・智と出会い、やがて、言葉や文化の壁を越えて、心を通わせていく。季節は流れ、森が赤く色づく秋。智のもとに、山守の若者・鈴が姿を見せ、運命の歯車が動きだす……。ジャンヌがこの地を訪れた本当の理由とは何か?山とともに生きる智が見た未来(ビジョン)とは――。

 

Blu-ray&DVD豪華版には、メイキング、キャストインタビュー、特報・予告のほか、オリジナルブックレット、特製スリーブケースなどの特典が予定されている。

 

『Vision』Blu-ray&DVD
12月5日(水)発売

 

Blu-ray(豪華版)本編Disc1枚+特典Disc1枚
価格:6,800円+税
収録時間:本編110分+特典映像

 

DVD(豪華版)本編Disc1枚+特典Disc1枚
価格:5,800円+税
収録時間:本編110分+特典映像

 

<豪華版特典(Blu-ray・DVD共通(予定)>

■映像
メイキング
キャストインタビュー
特報・予告

 

■その他特典
オリジナルブックレット
特製スリーブケース

 

※仕様・特典等は予告なく変更になる場合があります。

 

DVD(通常版)本編Disc1枚
価格:3,800円+税
収録時間:本編110分

 

<キャスト>

ジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏
岩田剛典 美波 森山未來 コウ 白川和子 ジジ・ぶぅ 田中泯(特別出演) 夏木マリ

 

<スタッフ>

監督・脚本・編集:河瀨直美

 

製作:LDH JAPAN SLOT MACHINE 組画
エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
プロデューサー:宮崎聡 Marianne Slot 河瀨直美

 

撮影:百々新/照明:太田康裕/録音:Roman Dymny 森英司
美術:塩川節子/音楽:小曽根真
企画協力:小竹正人/制作プロダクション:組画 SLOT MACHINE
配給:LDH PICTURES

 

公式サイト:http://www.vap.co.jp

 

発売元:株式会社バップ

 

©2018“Vision”LDH JAPAN, SLOT MACHINE, KUMIE INC.

深川麻衣、若葉竜也らが岸井ゆきの主演映画「愛がなんだ」に出演決定

2019年春公開の映画「愛がなんだ」に、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこが出演することが発表された。

本作は、直木賞作家・角田光代が2003年に発表した傑作小説を、主演・岸井ゆきの、共演・成田凌で映画化。監督は、伊坂幸太郎の同名小説を三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開が控える今泉力哉。

 

主人公は28歳のOLテルコ。彼女はひと目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。

 

けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことを分かっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3か月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。

 

出演が発表されたのは、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ。深川が演じるのは、テルコ(岸井)と最も近しい友人である葉子。深川は「パンとバスと2度目のハツコイ」(17)に続き2度目の今泉監督作品への出演となる。

 

若葉竜也が演じるのは、葉子に想いを寄せ、友人以上恋人未満の関係を続け、テルコの一番の理解者であるプロカメラマン志望の青年・ナカムラ。

 

片岡礼子は、テルコの仕事場の上司役、筒井真理子は、葉子の母親役、江口のりこは、マモル(成田)がテルコに突然紹介する年上の女性・すみれ役を演じる。

 

「愛がなんだ」
2019年春、全国公開

 

原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
監督:今泉力哉

 

出演:岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子/江口のりこ

 

配給:エレファントハウス

 

©2019「愛がなんだ」製作委員会

すべての魚を味方にする男『アクアマン』予告編解禁

2019年2月8日(金)公開の『アクアマン』から、日本版予告編が解禁された。

人間として育てられた、海底王国アトランティスの末裔にして、サメをはじめ海の生物すべてを従えて戦うことができる男、アクアマン。地上を超える未知の文明をもったアトランティス帝国が、人類の支配を狙い侵略を始めたとき、彼が守るのは――地上か、それとも海か。

 

解禁された予告編は、水族館で「こいつ魚と話してる」と友達にからかわれた長髪の少年が巨大なサメを操るシーンから始まり、筋骨隆々の肉体を見せつける男が登場し「そしてオレはこうなった」とひと言。この男こそ、世界中の海の生物を味方にして戦うヒーロー“アクアマン”。

 

海底王国“アトランティス”の末裔でありながら、人間として地上で暮らしているが、アトランティス帝国の地上への侵攻を止めるために立ち上がる。

 

映像では、海底の巨大帝国の風景も登場するほか、アクアマンが立ち向かうド派手な強敵やド迫力の巨大モンスターの姿も見ることができる。

『アクアマン』
2019年2月8日(金)全国ロードショー

 

監督:ジェームズ・ワン
配給:ワーナー・ブラザース映画

 

©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved”“TM &©DC Comics”

俳優・東出昌大が語る! 主演映画の舞台裏と、チェーンソーを振るう休日

9月1日に全国で公開された映画「寝ても覚めても」。主演の東出昌大さんにとっては初となる、一人二役を演じる、という点でも注目されています。

 

参った!と思う日々のお悩みを5分で解決するウェブメディア「参田家のおうち手帖」から、参田(まいた)ファミリーのお父さんが、この機会に東出さんを直撃しました。

 

「妻からはよく『お父さんって趣味がなさそうね』と言われる僕ですが、実は大の映画好きなんです。2012年に公開された『桐島、部活やめるってよ』を見て以来、東出昌大さんは、大好きな俳優のひとり! しかも、趣味がDIYと聞いたこともあり、親近感を抱いていて(笑)。この『寝ても冷めても』は鮮烈にして衝撃的な作品でしたが、ミステリアスな自由人・麦(ばく)と誠実なサラリーマン・亮平のふたりを見事に演じ切った東出さんのお芝居は、まさに圧巻のひと言! どんな役作りをして現場に挑んだのか、気になるなぁ……。シネフィルの名にかけ、東出さんに早速、お話をうかがっていきます!」

参田家(まいたけ)って誰? → https://maita-ke.com/about/

 

俳優 東出昌大さん

1988年2月1日、埼玉県生まれ。2012年に「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)で俳優デビューを果たし、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞、第67回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞などを受賞。以降、数々の映画やドラマに出演し、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」での好演からお茶の間でも人気を博す。一人二役の主演を務めた映画「寝ても覚めても」(9月1日公開)をはじめ、2018年には6本もの出演作が公開される。
http://netemosametemo.jp//

 

“宇宙人”と“好青年”の一人二役を務めた映画『寝ても覚めても』

お父さん「東出さんが主演を務めた『寝ても覚めても』。いやはや、すごい作品ですね。文学的でもあり、それでいてスリリングでもあり……」

 

東出さん「最初に台本を読んだとき、僕も文学的な印象を抱きました。『寝ても覚めても』は、恋愛を題材とした映画です。恋愛は誰もが経験することですから、多くのラブストーリーには、親しみやすさがありますよね。それが本作は、非常に文学的であり、良い意味での高尚さを感じさせてくれます。オファーをいただくことができ、とても光栄でしたね。役者冥利に尽きます」

 

お父さん「東出さんが持つ、役者としての凄みを感じさせてもらいました。しかも一人二役! 掴みどころのない不思議な青年“麦”と、包容力のある好青年“亮平”。2つのまったく違う人格を演じ分けるなんて、僕には想像もつきません……」

 

東出さん「それが『どのように演じ分けようか?』と思いを巡らせていたのは、本当に最初だけです。現場に入ってからは、その思いは一切なくなりました。メガホンを取った濱口監督は、とてもユニークな演出をされる方。濱口監督の演出メソッドに取り組むうちに、演じ分けは不要だと感じましたね」

 

お父さん「演出メソッドですか、なんだか難しそうだなぁ……。具体的には、どのようなことをされたのですか?」

 

東出さん「実際の撮影に入る前、どんな芝居の現場でも『本読み』というものがあります。共演者とともに、声に出して台本を読むのですが、濱口監督の現場では、ひとつのシーンに対し、この本読みを100回は繰り返しましたね」

 

お父さん「ひゃ、ひゃ、ひゃ、100回ですか! お芝居に縁のない僕からすると、途方もない作業に思えます……!」

 

東出さん「途方もないくらい、何度も本読みを繰り返すことで、東出昌大という人間に、麦であり、亮平の人格を叩き込むようなイメージでしょうか。ほかにも、そして本読みの後には、映画に組み込まれることのないシーンを演じる、ワークショップを行なったりしました。ワークショップ用のテキストをもとに、『この登場人物なら、こういう場面のときこうするだろう』と、自分の中で想像力を働かせて演じました」

 

お父さん「映画の撮影シーンには組み込まれないのに、なぜそういうことを?」

 

東出さん「これも本読みと同様、登場人物の人格を叩き込むためだと思います。例えば、ドライブシーンでは、好きな音楽の話題になり、麦がカーステレオからホーミーを流します。ホーミーというのは、モンゴルに伝わる特殊な歌唱法のことで、ホーミーが好きな人なんてなかなかいないと思うんです。『麦はほんとに変わっている』ということが、麦を演じる僕自身にも、他の共演者にも、より鮮明に麦という人物の人間性が伝わったのではないでしょうか」

 

お父さん「なるほど。やっぱり役者さんの世界って、奥深いなぁ……。ちなみに、麦と亮平、どちらが演じやすかったですか?」

 

東出さん「ふたりをそれぞれひと言で表現するなら、麦は宇宙人、亮平は好青年といった感じです。ただ、濱口監督から『東出さんは、麦のほうが演じやすいはずです』と言われたんです。そして実際に演じ始めてみると、確かに麦のほうが演じやすかったですね」

 

お父さん「変わった性格の麦のほうが演じやすいとは、意外です! 東出さんの言葉通り、麦って、まるで宇宙人。反対に亮平は、すごく常識人じゃないですか。僕からすると、麦の突飛な行動は真似できません……」

 

東出さん「そう、亮平は常識人ですよね。和を重んじて周囲に気を遣い、その根底には『人に好かれたい』という思いがあるはずです。つまり亮平は、相手との呼吸を感じながら、会話をする人。その点、麦は、周囲に無遠慮です。相手と呼吸を合わせる必要のない爬虫類的な奔放さが、演じやすさにつながったのかもしれません」

 

お父さん「なるほど! 周囲の人ありきで存在する亮平に対し、麦は、あくまで自分が主体。だからこそ、演じる上でも、やりやすかったわけですね!」

 

東出さん「ただ、何に対しても無遠慮な人って、その自由さが魅力的な反面、不気味にも映るようです。亮平を演じるときには、みんなで和気あいあいとおしゃべりしてから撮影に入るのに、麦のときには、誰も話し掛けてくれない(笑)」

 

お父さん「でも、スクリーンではその不気味さに、見事に引き込まれました(笑)」

 

 

お父さん「『寝ても覚めても』は、カンヌ国際映画祭にも出品されましたよね。カンヌなんて、素敵だなぁ……」

 

東出さん「僕自身、いわゆる“世界三大映画祭”を訪れるのは、初めての経験でした。ただ、カンヌの空気を楽しむこと以上に、脳裏にあったのは、次の作品に対する思いです。生意気に聞こえるかもしれませんが、これは僕だけじゃなく、多くの役者さんが考えることだと思います。レッドカーペットから見る光景が素晴らしかったからこそ、またカンヌを訪れることができる作品を作らなきゃいけない。濱口監督とも、プロデューサーさんとも、そういう話をしていましたね」

 

お父さん「なんだか、自分が情けなくなってきました……。僕だったら間違いなく、舞い上がってしまいます!」

 

東出さん「いえいえ、僕も舞い上がりましたよ。舞い上がったというか、『世界中のタキシードが、ここに集結しているんだな』と、妙な感慨にふけりました(笑)。カンヌを訪れる全員が、タキシードをビシッと着こなし、その規模感たるや、想像以上の大きさと豪華さでしたから」

 

お父さん「確かに“超”が付く高級タキシードが、集結していそうですね(笑)。そして、今後の作品についての意気込みも聞かせてもらえてうれしかったです。いちファンとしてこれからの活躍も楽しみにしていますね!」

 

【前編のまとめ】

映画「寝ても覚めても」で経験した、濱口監督特有の演出メソッドについても、正反対の人格を持つ麦と亮平の役柄についても、淡々とお話しする姿が印象的だった東出さん。しかし淡々とした表情から確かににじみ出ていたのが、作品に対して真摯に、そしてストイックに向き合う姿勢。同じひとりの男性として、尊敬するばかりです。

それにしても、こんなにストイックな東出さん。息抜きの時間はあるのだろうか……。後編では、気になっていた趣味のDIYについてグッと迫ろうと思います!

俳優・東出昌大が語る! 主演映画の舞台裏と、チェーンソーを振るう休日【後編】はコチラ → https://maita-ke.com/guest/949/

 

【出演作品情報】

「寝ても覚めても」

2018年9月1日(土)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開
出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)
(C)2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS

 

スタイリスト/YASUAKI OIKAWA、ヘア&メイク/NAOKI ISHIKAWA
ニット50000円、パンツ52000円(ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム)、シューズ15800円(ベルベルジン)

 

日々の「参った!」というお悩みを5分で解決!「参田家(まいたけ)のおうち手帖」

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新木優子演じる雫がキュートすぎる!映画「あのコの、トリコ。」場面写真解禁

10月5日(金)公開の映画「あのコの、トリコ。」から、新木優子演じる雫の場面写真が解禁された。

本作は、「Sho-Comi」(小学館)で連載された白石ユキによる人気コミックの実写映画化。主人公の地味で冴えないメガネ男子・頼(より)が大好きなあのコ・雫(しずく)のためにかっこよく変わっていく様と、頼、雫、そして昴(すばる)、幼なじみ3人の恋と夢を追いかけるストーリー。

 

主人公の鈴木頼(すずき・より)を演じるのは吉沢亮。頼が一途に想いを寄せるヒロインの立花雫(たちばな・しずく)を演じるのは新木優子。頼のライバルで超人気イケメン俳優・東條昴を杉野遥亮が演じる。脚本は浅野妙子、宮脇亮が映画初監督に挑む。

 

解禁されたのは、新木演じる女性から高い支持を集めるモデルの立花雫が登場したファッション誌のカット。「カラッとしていて夢に一直線な女の子」をイメージして雫を描いたという原作者の白石ユキも「キュートで元気をもらえる!」と絶賛している新木演じる雫の魅力が詰まった場面写真となっている。

 

 

「あのコの、トリコ。」
10月5日(金)全国ロードショー

 

<ストーリー>
田舎で暮らしていた地味で冴えない男子高校生の鈴木頼(吉沢亮)は、東京の芸能コースがある高校に転入し、幼い頃から好きだった立花雫(新木優子)と再会する。女優という夢に向かって真っすぐにがんばる雫にあらためて恋をした頼は、彼女が所属する芸能事務所に頼まれ、雫の付き人として現場に同行するようになる。ランジェリーの広告撮影では、共演するはずだった、頼と雫の幼なじみでもあり人気俳優の東條昴(杉野遥亮)が、あるアクシデントで帰ってしまい、雫は降板させられそうになる。そんな雫を助けるために頼はなんと昴の代役を受けることに!そして、頼がカメラの前に立つと別人のような輝きを放ち、雫は思いがけずときめいてしまう。そしてこの広告が話題となり、頼、そして雫と昴の未来を変えていく―。

 

吉沢亮 新木優子 杉野遥亮
水上剣星 大幡しえり・内田理央 古坂大魔王/高島礼子(友情出演)/岸谷五朗

 

原作:白石ユキ『あのコの、トリコ。』(小学館Sho-Comiフラワーコミックス刊)
監督:宮脇亮
脚本:浅野妙子

音楽:吉俣良
主題歌:「トリコ」Nissy(西島隆弘)

配給:ショウゲート

公式サイト:toriko-movie.jp

 

©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会

黒木華「鎌倉の風を感じながら楽しんで」『ビブリア古書堂の事件手帖』完成披露

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の完成披露舞台あいさつが行われ、W主演となる黒木華、野村周平をはじめ、成田凌、夏帆、東出昌大、三島有紀子監督が登壇した。

 

本作は、三上延によるシリーズ累計640万部突破のミステリーを主演・黒木華×野村周平×監督・三島有紀子で完全映画化。50年前に隠された夏目漱石「それから」のサイン本と、現代で狙われる太宰治「晩年」の希少本。この2冊を中心に、栞子(黒木)と大輔(野村)がビブリア古書堂を舞台に謎を解き明かしていく『現代のパート』、そして大輔の祖母・絹子(夏帆)と嘉雄(東出昌大)の“知られてはいけない恋”を描く『過去のパート』が交差し、ある真実が明らかになっていく―。

 

ビブリア古書堂の店主、篠川栞子を演じた黒木は「栞子さんの人見知りな部分にも共感できましたし、三島監督とまたご一緒することができて、幸せでした」とあいさつ。ビブリア古書堂で働くことになる青年、五浦大輔を演じた野村も「大輔という役を頂けて、自分も本をあまり読むようなタイプではないので、ピッタリだと思いました。偉大な三島監督ともご一緒にできてうれしかったです」と。漫画専門のネット販売を行う稲垣を演じた成田は「正直、本を読んだ時に自分次第で変わってしまうような役柄と感じ、プレッシャーがありましたが、現場では楽しんで演じることができました」と振り返った。

 

そして、過去パートで、大輔の祖母、五浦絹子を演じた夏帆は「皆様もこれからご覧になられるということで、監督が作り上げたビブリアの世界観をじっくり堪能していただければと思います」と。太宰治に憧れ、小説家を目指している田中嘉雄を演じた東出は「三島監督とは、いつかご一緒したいとずっと思っていましたし、自分にはない非常にピュアな恋愛ができたので、とても素敵な撮影の日々でした」と語った。

 

それぞれが演じなかったパートについての感想と、演じる際にこだわった点を聞かれると、黒木は「過去パートは、本当に素敵で、純文学のような、まるで小説を見ているようで、それらの思いや流れがつながった所に自分たちがいるんだなと思いながら演じました。そして、栞子さんの癖などは、監督と相談して作り上げていきました」と語った。

 

続いて、野村は「過去パートが素晴らしすぎて、実はそっちがメインなのではないか?と錯覚してしまうくらい見入ってしまいました。そして何より“昭和が似合う2人でした”」、成田は「音がなくなるワンカットのシーンが大好きで、それだけでも劇場で観る価値がある作品だと思います。役柄については“ジャミロクワイ”のようにと言われ、イメージができたので演じやすかったです」と。

 

過去パートを演じた夏帆は「撮影中は、(現代パートと)まったく接点がなかったので、出来上がった作品を見て新鮮でした。それぞれが、すごく難しい役を演じていて、楽しく拝見することができました。役については、嘉雄さんとの関係性をきちんと築くことを大事にしながら、演じました」と語り、東出は「元々原作が好きで読んでいたのですが、出来上がった作品を見て、栞子さんと大輔が本当にいる!と思いました。また、太宰治が愛用していた万年筆を実際に劇中の小道具で用意していただくなど、細部までこだわっていただけたので演じやすかったです」と語った。

 

本作ならではの本の扱い方など、気をつけた点を聞かれた三島監督は「栞子さんがどこを切り取っても本にも囲まれているように撮れるように意識し、さらに本棚の背中をなくして、本を通して人と人の目線を合わせるようにと演出しました」とこだわりを紹介。2つの時代を描く上で心がけたことについても「過去パートの2人の思いがしっかりと描かれていなければ、現代パートに届かないと思い、2つの細い川が一本の大きな川になるように心がけました」と語った。

 

イベントでは、劇中の謎解き要素に絡めた文字の並び替えゲームも実施。キャスト陣は和気あいあいとした雰囲気でゲームをこなし、制限時間いっぱいで完成した文字「だざいおさむ」を見事に的中させた黒木は「焦りすぎて、“ざ”という文字が書けなくて、東出さんに教えてもらいました(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘った。

 

最後に野村は「こんなに心温まる作品は他にないと思います。しっかりとしたミステリーになっています。ぜひ2回、3回と見て皆さんで謎解きしていただけたらと思います」、黒木は「本というものは素晴らしいと思っています。そして、古書はそれを過去に持っていた人の時代を超えた思いを感じることができるとともに、本作ではそんな思いを解き明かしていけると感じられる作品です。鎌倉の風を感じながら、楽しんでください!」と語った。

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」
11月1日(木)全国ロードショー

原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平/成田凌/夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈

 

配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

黒木華×野村周平「ビブリア古書堂の事件手帖」サザンの主題歌入り予告編解禁

11月1日(木)公開の映画「ビブリア古書堂の事件手帖」の予告映像が解禁された。

本作は、三上延によるシリーズ累計640万部突破のミステリーを主演・黒木華×野村周平×監督・三島有紀子で完全映画化。50年前に隠された夏目漱石「それから」のサイン本と、現代で狙われる太宰治「晩年」の希少本。この2冊を中心に、栞子(黒木)と大輔(野村)がビブリア古書堂を舞台に謎を解き明かしていく『現代のパート』、そして大輔の祖母・絹子(夏帆)と嘉雄(東出昌大)の“知られてはいけない恋”を描く『過去のパート』が交差し、ある真実が明らかになっていく―。

解禁された映像には、本を手にした栞子が可憐に謎解きをする姿から、栞子が何者かに襲われる衝撃的なシーン、そして、大輔が栞子の名を叫びながら自転車で疾走するシーンなどを収録。さらに、サザンオールスターズによる主題歌「北鎌倉の思い出」も聴くことができる。

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」
11月1日(木)全国ロードショー

原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平/成田凌/夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈

配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

プレデター×範馬刃牙!コラボビジュアル解禁

9月14日(金)公開の映画「ザ・プレデター」と、アニメ「バキ」のコラボが実現し、最強同士の頂上決戦が描かれたビジュアルが解禁された。

「ザ・プレデター」は、1987年の1作目以降、シリーズ3作品と5作品のフランチャイズを世に送り出した「プレデター」の続編。一人の少年が家に届いた箱を開け、謎の装置を起動してしまったことにより、宇宙で最も危険なハンターを呼び寄せてしまうというストーリー。監督を務めるのは、31年前に公開されたシリーズ1作目「プレデター」(1987)で、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公率いる特殊部隊の隊員ホーキンスとして出演した経験を持つシェーン・ブラック。

 

アニメ「バキ」は、板垣恵介による累計発行部数7500万部を誇る原作の第2部・最凶死刑囚編をアニメ化。現在、TOKYO MXほかで放送中、NETFLIXで先行配信中。

 

今回、人を狩り続ける宇宙最凶ハンター・プレデターと、数々の死闘をくぐり抜けてきた最強高校生・範馬刃牙(ハンマ・バキ)との最強コラボレーションが実現。コラボビジュアルでは、プレデターと刃牙が対峙し、今にも闘いの幕が切って落とされそうな緊迫感が漂っている。

 

コラボビジュアル解禁に合わせ、映画オフィシャルサイト(http://www.foxmovies-jp.com/the-predator/)で「地上最強を決めろ!投票キャンペーン」を実施中。プレデターとバキどちらが最強か、ユーザー投稿により決着をつける。

 

TVアニメ「バキ」
TOKYO MX ほかで放送中
NETFLIXで先行配信中

原作:板垣恵介(秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:平野俊貴
シリーズ構成:浦畑達彦
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

出演:島﨑信長、大塚明夫、菅生隆之、島田敏、小山力也、江口拓也ほか

公式サイト:http://baki-anime.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/baki_anime

 

©板垣恵介(秋田書店)/バキ製作委員会

 

 

「ザ・プレデター」
9月14日(金)全国公開

<ストーリー>
一人の少年が起動させてしまった謎の装置。そこから発信されたのは宇宙で最も危険なハンターを呼び寄せる、人類にとって最悪のシグナルだった。かつて人類を恐怖のどん底に突き落とした一人の異星人。比類なき格闘センスと圧倒的キル・スキル、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせた超好戦的ハンター、その名は“プレデター”。ヤツは、より強く、賢く、他の種の DNAを利用して遺伝子レベルでアップグレードして再び我々の前に姿を現す。絶滅必至の人類に果たして生き残る道はあるのか…。そして突如現れた“究極のプレデター(アルティメット・プレデター)”の正体とは?

 

監督・脚本:シェーン・ブラック(『アイアンマン3』)
出演:ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、オリヴィア・マン、トーマス・ジェーン、キーガン=マイケル・キー、ジェイコブ・トレンブレイ

配給:20世紀フォックス

 

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/the-predator/

©2018 Twentieth Century Fox F ilm Corporation

ユアン・マクレガー、堺雅人の粋なフリに神対応『プーと大人になった僕』Jプレミア

9月14日(金)公開の『プーと大人になった僕』のジャパンプレミアが行われ、主人公クリストファー・ロビンを演じるユアン・マクレガーと、日本語吹替を担当した堺雅人が初対面を果たした。

ステージには、切り絵風の100エーカーの森が表現され、プーの物語おなじみの入り口からユアン・マクレガーが登場。「皆さんに会えてうれしいよ!初めて来日を、それもプーと一緒に来ることができて本当によかった」とあいさつした。レッドカーペット上のファンサービスが始まると、ユアンの神対応に涙を流すファンも見られた。

 

舞台あいさつでは、プーを抱きかかえたユアンが再登場。映画の再会シーンを思わせる演出にファンも大興奮で、大きな歓声に包まれた。その後、日本語吹替版でユアン演じるクリストファー・ロビンの声を担当した堺雅人が登場。ユアンとの初対面に、堺は「ユアンさんの演じるクリストファー・ロビンと一つになろうと頑張っていたので、実際にお会いできてうれしいです!」と。ユアンは「今後、彼の映画が英語圏で公開されるときには、僕が彼の声を吹き替えるよ」と話し、会場を沸かせた。

 

本作のテーマの「大人になって忘れかけていた大切なもの」について聞かれたユアンは「プーが言ってるけど、どうやって時間を過ごすかが大切なんだ」とコメント。「何もしない時間を大切にしないと、僕らは仕事ばっかりになってしまうからね」と、プーの名言を使って観客に語りかけた。

 

少年時代の夢について聞かれると、世代も近く、幼い頃から思い描いていた“俳優”という夢をかなえた2人は、多くの共通点が判明。「9歳の頃から思い描いていた夢は、俳優だったんだ」と振り返ったユアン。堺は「僕は幼稚園の学芸会で『白雪姫の森』小鹿役だったんです。その時はまさか俳優になるとは思ってなかったんですが、クリストファー・ロビンのように物語の世界に入ることが子供の頃から好きでした」と意外な少年時代を語った。

 

プーのお気に入りの名言について聞かれると、ユアンは「『何をするのが好き?』というプーの質問に、クリストファーが『何もしないことが好きだよ』と答える場面が一番好きなんだ。僕も何もしない一日が大好き。でも、その日が一番忙しくなったりするんだよね」と笑顔。堺は「僕は『今日が一番好き』という言葉が好きです。まるで不思議な力を持っている“マスター”が語っているみたいですし」とユアンが演じた「スター・ウォーズ」シリーズのオビワン・ケノービ役に思わせる粋な回答を披露。ユアンは「そのマスターは、実は赤いマントをまとっているかもね(笑)」と初対面とは思えない息の合ったやりとりで会場を盛り上げた。

 

最後に、ユアンは「この作品は、感じるままに受け止めてみてほしいし、何よりもこの作品を心から楽しんでほしい。本作への出演はとても美しい経験だった。監督のマークは、とても美しい映画を作り上げたんだ」と。堺は「今日ユアンさんに初めてお会いしましたが、一緒に遊びたくなる素敵な人!近くにいたら、師匠としてずっとついていきたい。皆さんもユアンさんと一緒に、ぜひ100エーカーの森へ遊びに出かけていただけたらと思います!」と締めくくった。

 

『プーと大人になった僕』
9月14日(金)全国ロードショー

 

監督:マーク・フォスター(『チョコレート』『ネバーランド』)
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 

公式HP:disney.jp/Pooh-Boku

 

©2018 Disney Enterprises, Inc.

「寝ても覚めても」演技派猫ジンタンのメイキング解禁!東出昌大とのほっこりシーンも

映画「寝ても覚めても」から、猫のジンタンを演じた“ハの字”のメイキング映像が解禁された。

本作は、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説の映画化。2人の同じ顔をした男と、その間で揺れ動く女を描く。主演の東出昌大が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑む。唐田えりかがヒロイン・朝子を演じ、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子が脇を固める。

 

メガホンをとるのは、前作『ハッピーアワー』でロカルノ、ナント、シンガポールをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞した濱口竜介。本作で、初の世界三大映画祭への出品ながら、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された。また、tofubeatsが初の映画音楽を担当し、主題歌を書き下ろす。

 

劇中では亮平、朝子、麦とその3人とつながりを持つ人物たちの約8年という決して短くはない時間が描かれる。その歳月の中でどんな経験を積み、何が起こり、人はどう変わってゆくのか。大阪、東京、東北という3つの地を舞台に、恋愛と人生が描かれる。

 

解禁されたのは、本作で名演を見せ、その堂々たる演技でカンヌ国際映画祭でも絶賛された、エンドロールにも名を連ねる猫の“ハの字”のメイキング映像。役名ジンタンとして、東出演じる亮平と、唐田演じる朝子と共に暮らし、彼らの転機になるシーンでも迫真の演技を見せている。

 

メイキング映像では、ひるむことなく撮影現場で遊ぶ姿や、本番直前に眠くて動きたくないポーズをとる姿などあいくるしいシーンの数々が登場する。そして、本編未使用の東出との共演シーンも。寝転ぶ東出の脇の間に丸くなり、腕に頭を乗せるはずがなぜかひっくり返っているハの字。その姿に東出も思わずはにかんでしまうという、現場のほっこりシーンが収録されている。

<ハの字 プロフィール>

名前:ハの字(ハノジ)
愛称:ハッチ
性別:オス
毛色:白、頭に「ハ」模様あり
誕生日:不明
性格:人懐こい
運動神経:ちょっとだけ鈍め
過去出演作:『アリーキャット』(榊英雄監督/2017年)、「グーグーだって猫である」(WOWOW/2014)

 

映画「寝ても覚めても」
テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、 渋谷シネクイントほか全国大ヒット公開中

 

出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

 

監督:濱口竜介
脚本:田中幸子 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)
音楽:tofubeats
製作:「寝ても覚めても」製作委員会
製作幹事:メ~テレ、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス

 

公式サイト:www.netemosametemo.jpc2018

 

©映画「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS

『L・DK』上白石萌音×杉野遥亮×横浜流星で「玲苑編」を映画化!来春公開

来春公開される映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』のキャストが発表され、上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星が出演することが分かった。

 「L♡DK」は、渡辺あゆによる累計発行部数1000万部突破の人気少女コミック。2014年に実写映画化され、劇中に登場する“壁ドン”が社会的な現象を巻き起こした。

 

今回描かれるのは、原作コミックの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」。恋人同士となり、2人きりの同居を始めた葵と柊聖。そんな2人の関係は、友達にもナイショ。そんな中、突然、柊聖のいとこ・玲苑がやってきて、秘密を知られてしまい、3人は同居することに。不器用な3人の恋の行方は…。

 

そんな胸キュン必至のラブストーリーを繰り広げる3人のキャストが決定。ヒロイン・西森葵を演じるのは、恋愛映画初挑戦となる上白石萌音。久我山柊聖を杉野遥亮、久我山玲苑を横浜流星が演じる。

 

 

<上白石萌音 コメント>

少女漫画のヒロインとは縁遠いと思っていたので、お話を頂いたときは本当に私でいいのか、何度も確認しました。何度聞いても深くうなずいて背中を押してくださったスタッフの皆さん、そして同世代の頼もしいキャストの皆さんの胸に飛び込んで、純粋に、真っすぐに恋をしようと思いました。言ったことも言われたこともないせりふや、ドキドキするシチュエーションに、顔がほてりっぱなしでしたが、真心で人とぶつかっていく主人公の葵に勇気をもらい、私も真っすぐにお芝居をしたつもりです。同居が軸になる物語でもあるので、狭い部屋で3人で生活をするシーンはとても楽しかったです。クランクインが杉野さんに壁ドンをされるシーンだったのですが、2人の息があっていないと壁ドンはきれいに決まらなくて…廊下の隅の方で、タイミングや角度を何度も練習しているのはシュールだったと思います(笑)。しかも実際にされると思ったより顔が近くて心臓が止まりそうで、1シーン目から恋愛映画の洗礼を受けました。杉野さんと、横浜さんの壁ドンに対するそれぞれの個性も感じました(笑)。3人でいるととても居心地がよく、普段の楽しい空気感がそのまま映画の中に出ているのではないかなと思います。

 

◆初めてキスシーンを演じてみていかがでしたか?

穴があったら入りたい!と本気で思いましたが、優しいリードでとても安心感がありました。
キスシーンに限らず、杉野さんと横浜さんには心身共に支えてもらっていました。
お互いに緊張して、念入りにケアをしすぎて…とても爽快なミントの味でした(笑)

 

 

<杉野遥亮 コメント>

出演のお話を頂いた時は、まだお芝居の経験も非常に浅かったため、とても不安でした。監督やスタッフさん、キャストの皆と話し合いを重ねていく中で、一つの形になるものを作り上げていくんだというワクワクする感覚に変わりました。何より壁ドンのシーンでは、手の位置や角度、魅せ方を試行錯誤しました。そして上白石さんとは初共演でしたが、既に付き合っているという距離感から始まるので、その関係性を表現していくのが難しかったです。上白石さんは作品に臨む上での立ち居振る舞いや、役に対しての理解度や在り方、それに向かっていく姿勢が、正直で一生懸命で偽らないところが魅力的でした。横浜君が演じる玲苑は、同じ男から見てもかっこいいと思える男で、それをリアルに表現していく横浜君に対して、柊聖としても杉野遥亮としても、超えていきたい!と奮い立ちました。

 

<横浜流星 コメント>

大人気少女漫画映画の続編に参加できることにプレッシャーも感じましたが、とてもうれしく、ついに僕も壁ドンをやる日が来たんだなと思いました(笑)。初めての壁ドンだったので不思議な感覚でしたが、監督と相談しながら、原作に忠実に、かっこ良い壁ドンになったと思います。演じる玲苑はぶっきらぼうですが、かわいらしい部分もあるので、ただの「嫌な奴」にならないように気を付けました。周囲をかき乱すお芝居をする場面も多く、度合いが難しかったですが、普段周りをかき乱すことがあまりなかったので、演じていて楽しかったです(笑)。また、共演した杉野君とはプライベートでも仲が良いからこそ「いとこ」という関係をよりリアルに出せたと思いますし、杉野君の撮影の立ち振る舞いなどに、刺激を受けました。柊聖が杉野君でよかったです!監督、プロデューサー、萌音ちゃん、杉野君をはじめキャスト全員で力を合わせ、僕等でしかできない作品になりました。原作を知っている方にも、知らない方にも楽しんで頂ける内容になったと思うので、お楽しみに。

 

<原作者・渡辺あゆ コメント>

まさかの再映画化、ありがとうございます。上白石さんはとても演技がうまい女優さんだなあと、以前から応援していたので、葵役を引き受けてくださると聞いてとにかくうれしかったです。間違いなく葵になる!と思いました。
そして柊聖役の杉野さん、玲苑役の横浜さん、雑誌やテレビで拝見して、これは安心してまかせられそうだなと思いました。実際お会いしたときの衝撃がすごかったです。とんでもないオーラで、うかつに近づいてはいけないと思いました。少女漫画のヒーローでした。皆さんの演じる姿は、しゃべり方からしぐさから、体のシルエットまで、自分の描いたキャラが三次元になってる!と錯覚するくらい目を見張るものがありました。皆さん半端ないって!!という一言につきます。

 

 

<プロデューサーコメント>

◆上白石萌音のキャスティングについて
まず、少女漫画のイメージが全くない女優さんとご一緒したいと思い探していました。葵という役は一見「普通の女の子」に見えるのですが、実はとても芯が強くて母性の強い女の子です。上白石さんは素朴さ、芯の強さ、あと身長(笑)がまさに葵そのもの。演技派で知られる彼女ですから少女漫画映画の思いっきりキラキラ輝く役で新たな魅力を見せてくださると思い、キャスティングしました。

 

◆杉野遥亮のキャスティングについて
読者投票で常に一位を獲得する人気キャラクターの柊聖。「LDK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」の映画化を企画した時は柊聖役を誰にお願いするかは全く思いついていませんでした。たまたま杉野さんにお会いする機会があり、一目で「柊聖は彼しかいない」と確信したのですが、まだ杉野さんには映像の経験がほとんどないデビュー間もない時でした。そこからずっと追いかけて、キャスティングに至りました。

 

◆横浜流星のキャスティングについて
この映画が面白くなるかならないかは、玲苑の役にかかっていると言えるほど、特徴のあるキャラクター。横浜さんとは別の作品のオーディションでお会いしていました。その際はご一緒できなかったのですが、若い俳優さんなのにいろんな表情を持つ横浜さんはとても印象に残っており、玲苑の役をオファーしました。あの赤髪がナチュラルに似合うのも横浜さんしかいなかったと思います。

 

 

『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』
2019年3月21日(木・祝)全国ロードショー

原作:渡辺あゆ『L♡DK』(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:川村泰祐
脚本:江頭美智留
出演:上白石萌音 杉野遥亮 横浜流星 ほか

公式HP:http://www.l-dk.jp/

©「2019 L♡DK」製作委員会

映画『SUNNY』公開記念!大根仁監督作の関連楽曲プレイリスト AWAで公開

サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス「AWA(アワ)」で、8月31日(金)に公開された映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の大根仁監督が手掛けた映画作品の関連楽曲をまとめたプレイリストが公開中。

公開されたプレイリストは、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の公開を記念して作成されたもので、本作と大根仁監督が過去にメガホンを取った映画作品の関連楽曲をセレクト。90年代の楽曲で彩られた映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』からは、TRF「survival dAnce ~no no cry more~」、hitomi「CANDY GIRL」、JUDY AND MARY「そばかす」といった、90年代の名曲の数々が選曲されている。

 

また、過去作品からは、森山未來、長澤まさみが出演し大ヒットを記録した映画『モテキ』のオープニングテーマ、フジファブリック「夜明けのBEAT」や“モテ曲”をセレクト。その他にも、映画『バクマン。』主題歌のサカナクション「新宝島」や、映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』で使用された奥田民生作品など、映画のワンシーンがよみがえるようなプレイリストとなっている。

 

 

<映画『SUNNY』公開記念!大根仁監督ワールドを彩る音楽特集>

プレイリストURL:https://mf.awa.fm/2Lw2y4Q

 

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
1. survival dAnce ~no no cry more~/TRF
2. EZ DO DANCE/TRF
3. CANDY GIRL/hitomi
4. そばかす/JUDY AND MARY
5. これが私の生きる道/PUFFY
6. やさしい気持ち/Chara

 

映画『モテキ』
7. 夜明けのBEAT/フジファブリック
8. デスコ/女王蜂
9. SELF CONTROL/TM NETWORK
10. 走れ! -Zver.-/ももいろクローバー
11. 悦びに咲く花/ACO
12. LOVER SOUL/JUDY AND MAR
13. カルアミルク/岡村靖幸
14. 東京/くるり
15. 物語はちと?不安定/N’夙川BOYS
16. 今夜はブギー・バック smooth rap/スチャダラパー featuring 小沢健二

 

映画『バクマン。』
17. 新宝島/サカナクション

 

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』
18. CUSTOM(BACKING TRACK)/奥田民生
19. 愛のために/奥田民生

 

AWA:https://awa.fm/

松たか子が山田孝之×山下敦弘『ハード・コア』に参戦!ポスター&新キャスト解禁

山田孝之×山下敦弘監督による映画『ハード・コア』の公開日が11月23日(金・祝)に決定し、新キャストとポスタービジュアルが解禁された。

本作は、狩撫麻礼・いましろたかしによる伝説的コミック「ハード・コア-平成地獄ブラザーズ」を山田孝之×山下敦弘監督で完全映画化。現代日本。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田)はあまりにも純粋で、曲がったことが大嫌だ。間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、仕事も居場所もなくしてきた。そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。共に働く牛山(荒川良々)だけが唯一心を許せる友人。2人を見守るのが、右近の弟・権藤左近(佐藤 健)。一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。ある日、そんな彼らの前に、謎の古びたロボットが現れ、男たちの人生が一変するような一大事が巻き起こる。

 

山田孝之、佐藤健、荒川良々に続き、新キャストとして、石橋けい、首くくり栲象、康すおん、藤原季節の出演が解禁。さらに、松たか子のスペシャル参加も決定した。松は山田演じる右近が酔い潰れるバーで出会う謎のOLを演じており、場末のカラオケバーで美しい歌声を披露するサプライズ演出もあるという。

 

さらに、解禁された本ポスターは右近、左近、牛山、そして謎のロボットが一点を見据える姿を写しており、「家族なんていらねぇ。俺たちは空だって飛べるんだ。」というキャッチコピーが添えられている。

 

 

映画『ハード・コア』
11月23日(金・祝)全国公開

 

出演:山田孝之 佐藤健 荒川良々 石橋けい 首くくり栲象 康すおん/松たか子
監督:山下敦弘
脚本:向井康介
原作:狩撫麻礼・いましろたかし「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
配給:KADOKAWA
制作プロダクション:マッチポイント

 

公式サイト:hardcore-movie.jp

 

©2018「ハード・コア」製作委員会

野村周平「硬派なチャッチャ!」映画「純平、考え直せ」完成披露

直木賞作家・奥田英朗による人気小説を実写化した、9月22日(土)公開の映画『純平、考え直せ』の完成披露上映会舞台あいさつが行われ、主演の野村周平、ヒロインの柳ゆり菜をはじめ、佐野岳、佐藤祐基、藤原季節、森岡利行監督が登壇した。

対立する組幹部の命を狙うチンピラ・純平役の野村は、サングラスをかけてのクールな登場。「舞台袖でみんなからSPみたいとか『逃走中』の走って捕まえる人だとか言われた。みんな失礼!」と笑わせつつ、「もう少しサングラスかけます。ネットニュースで『野村周平、サングラスで登壇。調子乗っている』と書かれるはず」と自虐で盛り上げた。

 

硬派な男を演じた野村は「男くさい役をやったのは初めてだし、そういった作品をやってみたいと思ったので、お誘いを受けてうれしかった」と素直な心境を明かすも、撮影は2週間とハードだったが「2週間くらいでチャッチャとやった」と野村節さく裂。それに共演者から非難の声が上がると「ちゃんとしたしっかりとしたチャッチャ!軟派なチャッチャじゃなくて、硬派なチャッチャ!」とその真意を説明していた。

 

いっぽう、太く短く生きる純平の姿に惹かれるOL・加奈役の柳は、初共演の野村の印象について「結構めちゃくちゃ」と爆笑しつつ、「野村さんは純平に通じるカッコよさの詰まった方で、芯が通っていて自分のスタイルと強さを持っている人。人と歩くスピードが違うので、背中を追いかけなければという魅力を持っていて、それは純平に通じる」と純平と加奈同様に野村の男気に惚れた様子。その絶賛に野村は「自分は基本、ハチャメチャ、変わっている、どこに需要があるの?と言われるので、褒められるのはうれしい」とまたまた自虐で笑わせた。

 

コインランドリーに居つくゲイ・ゴローを演じた佐野は「二丁目に通って取材をしたりして、自分の中で“妖精”だと思うようにした。そういったアプローチで臨みました」と役作りを述懐。純平の先輩役を演じた佐藤は「そのまんまでやりましたが、チャッチャとやらずに硬派にやりました」とニヤリ。野村との共演には「デビューしたての時に共演しているけれど、あの時は無口な少年だった。それが今ではすごくしゃべるので、人ってこんなに変わるんだと思った」と野村の意外な過去を明かした。

 

SNSで純平とつながる役どころの藤原は「SNSが炎上していくという野村周平さんにピッタリな役。炎上がここまで似合う俳優も珍しい」と野村のパブリックイメージをつつくと、すかさず野村は「時事ネタをツッコむのやめてもらえる?つぶいたらなるんだから仕方がない!」とぶっちゃけて爆笑となった。

 

最後に森岡監督は「二泊三日の話で、バイクにも乗るし、髪の毛も切るし、僕なりのローマの休日になっている。みんなが一生懸命やってくれて、僕はほとんど演出していなくて、勝手にやってくれた感じ」と役者陣に全幅の信頼を置いていることを感じさせるあいさつを。野村も「ただの任侠映画ではなく、人間として考えさせられる映画。純平という男の現代にないカッコよさ、カッコいい男像を見て感心してほしい。2度、3度と見て」とアピールした。

 

映画『純平、考え直せ』は、9月22日(土)全国順次公開。

阿部サダヲ&吉岡里帆&千葉雄大がぶっ飛び撮影秘話を暴露!「音量を上げろタコ!」完成披露試写会

映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日(金)全国公開)の完成披露試写会が行われ、主演の阿部サダヲ、ヒロインの吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、松尾スズキ、三木聡監督が登壇した。

今回行われた完成披露試写会では、音量MAXで、明治大学応援団12名が大ヒット祈願の応援歌&文字切りを披露。さらなる験を担ぐべく、キャストも一人ずつ応援団風に登場し、大絶叫の“応援団風”自己紹介で会場を大いに盛り上げた。

 

トップバッターで登場した阿部は、応援団長風の構えで「シンを~演じました~!阿部サダヲです~!」と大絶叫。阿部に負けじと二番手の吉岡はきりっとした表情でステージに現れ、背中をグイッと後ろにそらすと「ふうかを~演じました!吉岡里帆で~す!」と腹から声を出しての自己紹介。堂々たる姿に会場から「おおお~!」というどよめきが上がった。女性からの大歓声を浴びて現れた千葉も「坂口を~演じました~!千葉雄大、で~す!」と貫禄の声出し。この応援団風挨拶での登場に阿部は「すごいですね~。声を出したことによって迷いがなくなりました!」とすがすがしい笑みをみせた。

 

三木組参加を熱望していたというシン役の阿部は「三木ワールドに溶け込めるかどうか緊張したけれど、初日にいきなり溺れて死にかけました。この現場は自分で自分の命を守らなければいけないんだと気づいてから、自分の命優先でやりました」と衝撃告白。それは大量の雨が降る中で口を開けなければいけないシーンで「降ってくる雨に溺れて死にそうになったのは初めての経験」と苦笑い。死にそうになったのはこれが初めてではなく「撮影前に石膏で自分の型を取る時も『口を開けていて』と言われて、そこでも死にそうになった」と“口”にまつわる撮影秘話を暴露した。

 

ふうか役の吉岡も“口”繋がりで「私も口でいうと、小型カメラを持ったカメラマンが全速力で走ってきて、それを私が口を開けて待つという大変な撮影があった」と振り返り、「特殊な撮影が多くて、それを皆さんと一緒に過ごしたからこそ今の強さがある」と三木ワールドのブッ飛んだ現場を明らかにした。レコード会社でシンを担当する坂口役の千葉も「僕は口ではないけれど、撮影の2日後くらいにずっとピザの臭いがするなと思って鼻をかんだら、チーズが出てきた」と驚きのエピソード披露。しかし三木ワールドを体感し終えたキャスト陣は冷静で、阿部からは「2日で取れたんだぁ。もう少し待って発酵していればねぇ」と残念がられていた。

 

デビルおばさん役のふせは「松尾君とは若いころからいろいろとやったよね。盆踊りの営業とか、少年刑務所の慰問とか」と懐かしむも、当の松尾からは「それはやってないし、行ってない!そんなにボケる人だっけ!?」とツッコミ。デビルおばさんの夫・ザッパおじさん役の松尾は、小劇場出身の吉岡に対して「小劇場にこんなかわいい人はいない!吉岡さんのおかげで劇団にもこんなきれいな人がいるんだという夢をもらった」と喜んでいた。

 

また、映画の内容にちなんで「ドーピングしたいこと」が共通質問として出題された。阿部は「役者なので、太ったり痩せたり、歳をとったり若くなったりする必要がある。そんな時にドーピングができたら楽。特に松尾さんの舞台では『壁を走って』とか『高くジャンプして』とか言われるので、それができるならばドーピングしたい」と役者の仕事に絡めてコメント。吉岡は「何かを聞かれた時に、気のきいた返しができるようになりたい。何を聞かれても真面目に答えてしまうから」とアドリブ力を上げたいそう。ふせといいコンビネーションを見せる松尾に対して「どんなドーピングをしているんですか?」と笑顔で質問をして、会場からも笑いが。いっぽう、千葉は「『anan』のセックス特集で表紙を飾らせてもらえるならば、筋肉ドーピングをしたい。僕にはご縁がないので」とリアル願望丸出しの返し。松尾も「『anan』のセックス特集の表紙になる夢を見たい」とコメントをかぶせて会場はさらに大爆笑となった。

 

最後に、三木監督は「このメンバーでしかありえないキャスティングです。それは映画を見てもらえれば納得してもらえる。自分でいうのもなんですが、平成の時代にこんなことができるんだ!?と僕自身が幸せな気持ちになった。平成最後のロック・コメディです。体験する映画なので、映画館でみんなで見てもらって感じてほしい」と呼びかけ、大爆笑のイベントは終了した。

 

映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は、10月12日(金)ロードショー。

棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗らがリングイン!

映画『パパはわるものチャンピオン』の完成披露が行われ、棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗、藤村享平監督が舞台あいさつに登壇した。

イベントでは、スクリーン前の舞台上にプロレスリングが設営され、そのリングにMCの口上に合わせてキャストがリングイン。今回が映画初主演となった棚橋は「初めての経験が多かったので、できる限りの準備をして撮影に挑みました。監督さんのご配慮で、心くんと過ごす時間をたくさん作っていただき、演技レッスンもしました」と。

 

棚橋についての印象を聞かれた藤村監督は「初主演ということできっと、相当プレッシャーがあったと思いますが、棚橋さんは努力の方で、どんどん成長していて、リハーサルとクランクインの時には別人のようでした」と太鼓判を押した。

 

妻を演じた木村は「クラッシュギャルズが全盛期の時代に育っておりますので、プロレスはもう大好きです!でもテレビでしか見たことがなかったので、今回ご縁をいただき棚橋さんの試合を観に行かせていただきました。とっても楽しかったです。でも場外乱闘に近づいちゃいけないんですね(笑)」と熱く語った。

 

息子を演じた寺田は「ぼくはころちゃんというくまちゃんを持っているんですが、“たなくま”ちゃんと“よしくま”ちゃんというくまちゃんをいただきました。その子たち今だいじにしています!監督は終わった後、『今日よかったよ。』とほめてくださり、うれしかったです。仲さんはお芝居がほんとうに上手な方で、笑ってはいけないシーンで思わず笑ってしまいそうになるくらい、本当にすごかったです」と元気いっぱいに語った。

 

プロレスが大好きな女子“プ女子”を熱演した仲は「何かに熱中する役は、やっていて自分でも熱中して楽しくなってきますし、難しく考えずに、心から好き!ただ好き!ということだけを考えて演じました。プロレスは昔観たことがありますが、今回本当に久しぶりに観ました」と。

 

そんな仲について藤村監督は「本当に成り切っていらして、素晴らしかったです」と“プ女子”ぶりを絶賛。棚橋も「ファンの方がこういうふうにプロレスを観てくださっているんだ、という気持ちがすごく分かりました」と続いた。

 

棚橋が演じた“逆境から立ち上がる男”という役柄にちなみ、逆境を跳ね返したエピソードを聞かれた棚橋は「チャンピオンなのにブーイングされてしまう時期があり、そのころの大阪での中西(学)さんとの試合で、中西コールから始まったんですが、試合中、一生懸命プロレスに向き合い、最後僕が勝ったときに、棚橋コールになったんです。その時は、試合中に風向きが変わったのを感じました。プロレスを一生懸命やってきてよかったな、と思いましたね」と語った。

 

寺田は「逆上がりができるようになるまでにすっごくいっぱい練習したのですっごく大変です。今はできるようになりました。今は長きょり走がとくいです!」とアピールした。

 

最後に、木村は「私がこの映画に出演を決めたのは監督の脚本です。私より10歳くらい若いですが、これからが本当に楽しみな監督のお一人だと思います。本日は本当にありがとうございます。」と。そして、棚橋は「40歳を迎え、こんなに一生懸命になれることがあったことに驚き、必死で、全身全霊全力でやりました!映画楽しんで観てください!劇場の皆さん、愛してまーす!」と決めぜりふで締めくくった。

 

『パパはわるものチャンピオン』
9月21日(金)全国ロードショー

 

<ストーリー>

まぶしいほどのスポットライトのなか、大歓声を浴びる大村孝志(棚橋弘至)。人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだったが、膝に大ケガを負って試合から長期離脱してしまう。それから10年、かつての強さを取り戻せないでいる孝志は悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っている。妻の詩織(木村佳乃)は変わらず応援してくれるが、孝志は自分の仕事を9歳になった息子の祥太(寺田心)に打ち明けられずにいた。だがある日、偶然から祥太にバレ、「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう。しかし、そんな孝志に、名誉を取り戻すチャンスが訪れる。かつての孝志に憧れていたトップレスラーのドラゴンが、孝志をタイトルマッチの相手に指名したのだ。自らのプライドと家族への愛のために、全く勝ち目のない戦いに立ち上がる孝志。果たして、孝志が決意したすべてを賭けた危険な技とは?そして息子との絆を取り戻すことはできるのか―。
出演:棚橋弘至/木村佳乃/寺田心/仲里依紗/オカダ・カズチカ/田口隆祐/大泉洋(特別出演)/大谷亮平/寺脇康文

 

原作:「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」作:板橋雅弘 絵:吉田尚令(岩崎書店刊)
監督・脚本:藤村享平
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
配給:ショウゲート

 

公式サイト:www.papawaru.jp

 

©2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」二階堂ふみ×GACKT『翔んで埼玉』特報映像解禁

二階堂ふみ×GACKTのW主演映画『翔んで埼玉』の公開日が2019年2月22日(金)に決定し、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

『翔んで埼玉』は、「パタリロ」などで知られる漫画家・魔夜峰央(まやみねお)が1982年に発表した作品で、2015年に『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊。当時、埼玉県所沢市に住んでいたことから“埼玉”を題材に、「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉狩りだー!」など、埼玉県を徹底的にディスるセリフが話題を呼び、大ヒットを記録した。

 

東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長=エリートとして華々しく学生生活を送る、壇ノ浦百美を演じるのは二階堂ふみ。そして、百美が淡い恋心を抱く、容姿端麗でアメリカ帰り、でも実は埼玉県出身の転校生・麻実麗をGACKTが演じる。

 

解禁されたティザービジュアルは、どこか神々しい絵画のようなデザインで、原作の世界観を感じさせる。本作は埼玉をディスる描写が多いため、壇ノ浦百美(二階堂)と麻実麗(GACKT)が、人口730万人の埼玉県民へ向け「埼玉の皆様、映画化してゴメンなさい」と謝罪するビジュアルになっている。

 

本編映像初解禁となる特報は、序盤は大作を思わせるスケール感のある雰囲気が漂うが、後半は一転、埼玉県人をディスるセリフが続き、しまいには「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」という衝撃的なセリフも登場する。

 

ラストでは、魔夜峰央原作の「パタリロ!」の舞台と映画で主演を務めた加藤諒が埼玉県人役で登場する。

『翔んで埼玉』
2019年2月22日(金)公開

 

キャスト:二階堂ふみ GACKT(W主演) ほか
原作:魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)
監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ「テルマエ・ロマエ」シリーズ「今夜、ロマンス劇場で」他)
脚本:徳永友一(ドラマ「海の上の診療所」「水球ヤンキース」「探偵の探偵」「HOPE~期待ゼロの新入社員」「僕たちがやりました」他)

 

公式HP:tondesaitama.com

 

©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

「銀魂」で一番泣けるエピソード!ドラマ『銀魂‐ミツバ篇‐』8・25テレビ初放送

映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」の公開を記念して、2017年に配信されたドラマ『銀魂 ‐ミツバ篇‐』が8月25日(土)にテレビ初放送される。

本作は、原作の超人気エピソード「ミツバ編」の映像化。昨年「銀魂」プロジェクトと銘打ち、実写劇場版との連動ドラマとして配信され、劇場版と同様に豪華俳優陣とスタッフが再集結して制作された。

 

福田雄一監督、小栗旬はもちろん、真選組の局長・近藤勲に中村勘九郎、鬼の副長・土方十四郎には柳楽優弥、ドS隊長・沖田総悟に吉沢亮。そして、dTVオリジナルキャストとして沖田総悟の姉・ミツバを北乃きいが演じる。

 

放送日は、テレビ東京で8月25日(土)深夜3時15分から。「銀魂」史上No.1の泣ける本作をお見逃しなく。

 

『銀魂 ‐ミツバ篇‐』<ストーリー>
沖田の姉・ミツバ(北乃)が貿易商の蔵場当馬との結婚を報告するために真撰組屯所にやってきた。姉の前では普段のSっぷりはすっかり影を潜め、素直な弟になってしまう沖田(吉沢)。弟が毎日きちんと生活して、仲間と仲良くやっているのか気にするミツバを安心させるために、沖田はたまたま通りかかった銀時(小栗)をあろうことか大親友と紹介する。いっぽう、江戸では不審船が出入りしているという情報があり、土方(柳楽)はその件を捜索中。すると、その事件とミツバには意外なつながりがあることが判明し…。

 

「銀魂2」公開記念「銀魂 ‐ミツバ篇‐」
テレビ東京
8月25日(土)深夜3時15分~

 

出演:小栗旬、柳楽優弥、吉沢亮、北乃きい、戸塚純貴/中村勘九郎ほか
脚本・監督:福田雄一
原作:空知英秋

 

©空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会 ©2017 エイベックス通信放送

棚橋弘至、寺田心君のナイスコメントに「この後は言いにくい」

映画『パパはわるものチャンピオン』のトークバトルイベントが行われ、主演の新日本プロレス・棚橋弘至、息子役を演じた寺田心君、レスラー役の田口隆祐、真壁刀義が参戦した。

主人公の大村孝志/ゴキブリマスクを演じた棚橋は「責任感が生まれた。映画全体を引っ張っていかなきゃならないが、初めてのことが多く、何していいか分からなかったので、明るい現場の雰囲気をつくるためにニコニコしていた」と語り、クランクインが去年のG1 CLIMAX終了後すぐだったため、G1が始まる2か月前くらいから心君と監督と3人で演技の練習をしていたことを明かした。

 

そのなかで滑舌をよくするために練習した「外郎売」を実際に披露。それに対して「よく覚えているなとは思ったけど、かんでるよな」と真壁がツッコむと、今年のG1のリング上でもかんでしまったことを明かして笑いを誘った。

 

棚橋は、セリフの言い回しを考えながら繰り返し練習し、その都度監督に指導してもらったという。何回もやっていくうちに「あ、自然に言えた」と正解の感覚をつかんでいく感じにやっていたと明かすと、心君は「努力していててすごい!」と棚橋をねぎらった。

 

親子役について、棚橋は「レッスンの時からずっと一緒にいたため、関係性を親子という役どころに実際に落とし込めたのはよかった」と。また、心君がプロレスに興味を持ってくれたことをうれしそうに語った。

 

それについて心君は、オカダ・カズチカが棚橋にドロップキックをするシーンで心配になってしまい、思わずリングに上がってしまったというエピソードを明かした。

 

また、撮影中にプロレスごっこをして遊んでいたという2人。実際に、レインメーカーを小さな身体を生かしてくぐり抜け、後ろに回ってパンチするという“寺田心式レインメーカー返し”を披露した。

 

心君は、プロレスを知るためにDVDを観たら、たまたま血だらけの映像を見てしまって大丈夫かな?と思ったそうだが「会ってみたらすごく優しくて、遊んでくれて楽しかった」と。それに対して真壁は「リングを降りたら優しいただのおじさんだよ」と笑いを誘った。

 

田口は、演技を試写にきた関係者から評価されていることに触れられると、冗談交じりに「演技は勝負。」と独自の役者論を語り、笑いを誘った。しかし、本作で主人公の妻・詩織役を演じた木村佳乃からは「役者かと思った。あなたは役者に向いているわよ」と言われたエピソードが明かされると「来年から試合数が減るかも…」とまんざらでもない様子を見せた。

 

真壁は見どころを聞かれると「破壊神という役どころで暴れ回っています。控室でのシーンなど裏側の鬼気迫る雰囲気を味わってほしい。心君が逃げ回るシーンもあるので見てほしい」と語った。

 

棚橋が、初のヒールレスラーをやったことに対して「手探りだったけど、パートナー(ギンバエマスク)がいたから心強かったです」と話すと、かつてヒールレスラーとして活躍した真壁は「ヒールレスラーなのにラメが入ってたり光沢のある衣装で派手でこんなオシャレなヒールいねえだろと思ったけど、2人(ゴキブリマスクとギンバエマスク)の掛け合いとかが面白かった」など評価した。

 

プロレスの試合を観戦するシーンについて聞かれた心君は「プロレスファンに応援の仕方を教わったりして、声を枯らして応援したりとプロレスが大好きになりました」と語り、心君の頭を真壁がやさしくなでるひと幕も。

 

また、心君が棚橋の応援で試合を観に行った際に、心君を見つけた棚橋が情報解禁前にもかかわらず「ゴキブリポーズをした」というエピソードも明かされた。

 

最後に、真壁は「プロレスの面白さや裏側が描かれているし、何よりもハートフルな家族の物語なので、心があったかくなりたかったら、この映画を見てください」、田口は「プロレス映画というよりも、プロレスのシーンもある映画として見てほしいです。親子の感動の作品ですので、ぜひ劇場で観ていただきたいです」と。

 

心君は「この映画は小さい子から、おじいちゃんおばあちゃんまで見られる映画だと思います。いろんな役の立場に立ってみればさまざまな見え方があると思います」と大人顔負けのコメントで会場を沸かせた。

 

棚橋は「この後は言いにくい」と言いつつ「全力で頑張りました」と仁王立ちで胸を張った。そして観客と共に記念撮影し「会場の皆さん、愛してま~す!」と棚橋らしく締めくくった。

 

『パパはわるものチャンピオン』
9月21日(金)全国ロードショー

 

<ストーリー>

まぶしいほどのスポットライトのなか、大歓声を浴びる大村孝志(棚橋弘至)。人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだったが、膝に大ケガを負って試合から長期離脱してしまう。それから10年、かつての強さを取り戻せないでいる孝志は悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っている。妻の詩織(木村佳乃)は変わらず応援してくれるが、孝志は自分の仕事を9歳になった息子の祥太(寺田心)に打ち明けられずにいた。だがある日、偶然から祥太にバレ、「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう。しかし、そんな孝志に、名誉を取り戻すチャンスが訪れる。かつての孝志に憧れていたトップレスラーのドラゴンが、孝志をタイトルマッチの相手に指名したのだ。自らのプライドと家族への愛のために、全く勝ち目のない戦いに立ち上がる孝志。果たして、孝志が決意したすべてを賭けた危険な技とは?そして息子との絆を取り戻すことはできるのか―。

 

出演:棚橋弘至/木村佳乃/寺田心/仲里依紗/オカダ・カズチカ/田口隆祐/大泉洋(特別出演)/大谷亮平/寺脇康文

 

原作:「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」作:板橋雅弘 絵:吉田尚令(岩崎書店刊)
監督・脚本:藤村享平
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
配給:ショウゲート

 

公式サイト:www.papawaru.jp

 

©2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

吉沢亮&新木優子の仲良しデートショット解禁!映画「あのコの、トリコ。」

10月5日(金)公開の映画「あのコの、トリコ。」から、吉沢亮演じる主人公・頼と新木優子演じるヒロイン・雫の仲良しデートショットが解禁された。

本作は、「Sho-Comi」(小学館)で連載された白石ユキによる人気コミックの実写映画化。主人公の地味で冴えないメガネ男子・頼(より)が大好きなあのコ・雫(しずく)のためにかっこよく変わっていく様と、頼、雫、そして昴(すばる)、幼なじみ3人の恋と夢を追いかけるストーリー。

 

主人公の鈴木頼(すずき・より)を演じるのは吉沢亮。頼が一途に想いを寄せるヒロインの立花雫(たちばな・しずく)を演じるのは新木優子。頼のライバルで超人気イケメン俳優・東條昴を杉野遥亮が演じる。脚本は浅野妙子、宮脇亮が映画初監督に挑む。

 

解禁されたのは、頼と雫の江の島デートのツーショット。藤沢・鎌倉の景色を一望できる江の島シーキャンドルや、江の島サムエル・コッキング苑を巡り、参道では、江戸時代から続く老舗のお店に立ち寄ったり、江の島デートの定番グルメとなっている顔の倍はある大きなえびせんを雫が持って記念撮影。さらに、縁結びのパワースポットとして有名な江島神社を参拝し、おみくじで運試し。最後は、頼と雫の距離がギュッと縮まる新江ノ島水族館での水族館デートへ。

 

このデートシーンでは、吉沢と新木が自らハンディカメラを持ち、互いに撮影をするという斬新な手法が採用された。2人の自然なやりとりが映し出された胸キュン必須の映像となっている。

 

そして、2人がデートで訪れた江の島の「映画ロケ地MAP」も完成。頼と雫のラブラブカットとともにロケ地が紹介されている。ロケ地MAPは、関東近郊劇場、藤沢市、江の島付近で配布予定。映画公式サイトにも掲載されている。

 

さらに、頼と雫がデートした新江ノ島水族館と本作のスペシャルコラボレーションも決定。館内では、劇中で使用した衣装や小道具に加え、新江ノ島水族館で撮影したシーンの写真が期間限定公開される。

 

また、吉沢亮&新木優子が水族館での撮影を振り返ったオリジナルコメント付き本編ダイジェスト“えのすいVer”も放映予定。映画公開を記念して、劇中でも登場するキーキャラクター“レッサーパンダ”のキュートなあみぐるみの販売も決定している。コラボレーションは9月1日(土)より開催予定。

 

 

「あのコの、トリコ。」
10月5日(金)全国ロードショー

 

<ストーリー>
田舎で暮らしていた地味で冴えない男子高校生の鈴木頼(吉沢亮)は、東京の芸能コースがある高校に転入し、幼い頃から好きだった立花雫(新木優子)と再会する。女優という夢に向かって真っすぐにがんばる雫にあらためて恋をした頼は、彼女が所属する芸能事務所に頼まれ、雫の付き人として現場に同行するようになる。ランジェリーの広告撮影では、共演するはずだった、頼と雫の幼なじみでもあり人気俳優の東條昴(杉野遥亮)が、あるアクシデントで帰ってしまい、雫は降板させられそうになる。そんな雫を助けるために頼はなんと昴の代役を受けることに!そして、頼がカメラの前に立つと別人のような輝きを放ち、雫は思いがけずときめいてしまう。そしてこの広告が話題となり、頼、そして雫と昴の未来を変えていく―。

 

吉沢亮 新木優子 杉野遥亮
水上剣星 大幡しえり・内田理央 古坂大魔王/高島礼子(友情出演)/岸谷五朗

 

原作:白石ユキ『あのコの、トリコ。』(小学館Sho-Comiフラワーコミックス刊)
監督:宮脇亮
脚本:浅野妙子

音楽:吉俣良
主題歌:「トリコ」Nissy(西島隆弘)

配給:ショウゲート

公式サイト:toriko-movie.jp

©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会

高杉真宙×加藤諒×渡辺大知「ギャングース」場面写真解禁!11・23公開決定

高杉真宙×加藤諒×渡辺大知の映画「ギャングース」の公開日が11月23日(金)に決定し、場面写真が解禁された。

本作は「モーニング」で連載され、高い人気を獲得した漫画・肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介による青春漫画を実写映画化。“タタキ”専門の窃盗団の情報収集・標的選定担当のサイケ(高杉真宙)、工具全般担当のカズキ(加藤諒)、車両・機動担当のタケオ(渡辺大知)が、半グレ系アウトローたちによる犯罪営利組織カンパニー「六龍天」を相手に殺るか殺られるかの壮絶なバトルを繰り広げる。監督は入江悠。

 

解禁された場面写真には、サイケとカズキの偵察シーン、林遣都演じる“道具屋・情報調達係”高田とのシーン、さらに、山本舞香演じる、映画のオリジナルキャラクターであるキャバ嬢ユキの登場シーンも。

 

そして「六龍天」のトップであり、詐欺組織のオーナーである安達(MIYAVI)と組織の番頭を任されている加藤(金子ノブアキ)のシーン、加藤が詐欺店舗で指揮を執るシーン、加藤の部下であり詐欺店舗統括補のアゲハを演じる篠田麻里子のスーツ姿も解禁された。

 

 

「ギャングース」
11月23日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

 

<キャスト>
高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー)
林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢/般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太
金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI

 

監督:入江悠(『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』『SRサイタマノラッパー』シリーズ)
脚本:入江悠 和田清人
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載)
製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ
制作プロダクション:アミューズ+パイプライン

公式サイト:gangoose-movie.jp

©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社

長澤茉里奈が九蓮宝燈美に!『ノーマーク爆牌党』追加キャスト発表

石田明(NON STYLE)と矢本悠馬が W主演を務める麻雀映画『ノーマーク爆牌党』より、追加キャストとして長澤茉里奈、高崎翔太、モロ師岡の出演が発表された。

本作は「ぎゅわんぶらあ自己中心派」「スーパーヅガン」で知られる片山まさゆきによる同名漫画を実写映画化。アマチュア麻雀界で全国2連覇を成し遂げ、プロ入りが期待されている大学生の鉄壁保(矢本)は、雀荘ドラ道楽で当大介(高崎)、九蓮宝燈美(長澤)と共に、日々麻雀の腕を磨いていた。3連覇の掛かる大会前日、そこにふらりと爆岡弾十郎と名乗る男(石田)が現れる。自らを天才と名乗り、傲慢な態度で振る舞う爆岡に、大介と宝燈美は鉄壁との勝負を持ち掛ける。相手の余剰牌を狙い撃ちする「爆牌」を武器とする爆岡と、徹底した守備力「爆守備」を武器とする鉄壁。運命に導かれるように出会った2人は、己のプライドと人生を掛けぶつかり合う。

 

「麻雀最強戦」8代目アシスタントとして活躍する長澤は、とにかく高い符を目指す「爆テンパネ」と自ら名づけた打ち筋を駆使する宝燈美を演じる。高崎は、驚異的な確率で役満を上がる天賦の才能「爆役満」を持つ大介、モロ師岡は、爆岡の才能を見抜いて、プロにしようとした万利休役を演じる。

 

<長澤茉里奈(九蓮宝燈美 役)コメント>
出演が決まった時はほんとに驚きました。
長年愛され続けているこの作品に自分が出れるなんて、、、しかも私が宝燈美ちゃん、、、、!?!プレッシャーのかたまりでした。でも富澤監督はじめ、スタッフの皆さん、共演者の皆さんと作品を作っていくことで少しずつプレッシャーが楽しさに変わっていって撮影していくたびにこの作品がもっと大好きになりました。
私自身麻雀がとっても大好きで、いつも雀荘で仲間と麻雀をするのが大好きなので、宝燈美ちゃんとの共通点かなあ~。(打ち方は爆守備です)笑
麻雀好きな方はもちろん、人生ってなんだろうって悩んでる方、上手くいかない世の中だなこんにゃろって、この世界に不満を持ってる方も、この映画を見たらきっとスッキリするし人生頑張ろって思える作品だと思います。

 

<高崎翔太(当大介 役)コメント>
麻雀漫画の金字塔と呼ばれる作品。出演出来ることを嬉しく思います。その作品の中の当大介。イケイケの麻雀を打ちます。真っ直ぐでちょいおばか、だけど憎めない。そんなキャラクターです。しかし、誰よりも揺るぎなくNo.1をめざすキャラクター。画面の中を少し賑やかにできればなと。初の麻雀映画ですが、楽しみつつ盤面に向き合いたいと思います。

 

<モロ師岡(万利休 役)コメント>
昔は、麻雀と言うと、煙草の煙が朦々とする中、朝までやる不健康なイメージでしたが、今は、女性プロ雀士もいて、雀荘も禁煙で学生がジュースを飲みながらやってたり昔とは随分イメージが違います。この映画を観て、麻雀のテクニックや楽しさをもっと沢山の人に知って貰い、世界的に麻雀ブームになって欲しいです。私が演じる麻雀界の最高顧問万利休も、ユニークなキャラクターで、NON STYLEの石田君が演じる爆岡との絡みも緊張感のある面白いシーンになっています。是非、多くの人に観て頂き麻雀ブームを興して映画も大ヒットして欲しいです!

 

<富澤昭文監督 コメント>
安心や安定、備えやリスク回避という言葉が飛び交う現代で、「攻め」の生き方を貫く男と「守り」の生き方を貫く男。真逆の信条を持つ二人の人物を中心にしてこの映画は進みます。人生の困難に直面した時、言い訳や逃げ道を残し格好をつけてその場を立ち去るのか、退路を断ち無様でも必死にそれに立ち向かうのか。生き方や人生観が出るのが麻雀だと思います。生きていく上での理想と現実、さらには現代社会を、小さな麻雀卓の上で描くことが出来たなら面白い映画になるのではないか。そんな思いを胸に恐れ多くもこの名作漫画の映画化に取り組んでいます。

 

 

『ノーマーク爆牌党』
2018年秋公開

<ストーリー>
アマチュア麻雀界で全国二連覇を成し遂げ、プロ入りが期待されている大学生の鉄壁保(矢本悠馬)は、雀荘ドラ道楽で宝燈美(長澤茉里奈)、大介(高崎翔太)と共に、日々麻雀の腕を磨いていた。三連覇の掛かる大会前日、そこにふらりと爆岡弾十郎と名乗る男(石田明)が現れる。自らを天才と名乗り傲慢な態度で振る舞う爆岡に、宝燈美と大介は鉄壁との勝負を持ち掛ける。相手の余剰牌を狙い撃ちする「爆牌」を武器とする爆岡と、徹底した守備力「爆守備」を武器とする鉄壁。運命に導かれるように出会った二人は、己のプライドと人生を掛けぶつかり合う。

出演:石田明(NON STYLE) 矢本悠馬
長澤茉里奈 高崎翔太 永田彬/モロ師岡

原作:「ノーマーク爆牌党」片山まさゆき(竹書房刊)
脚本・監督:富澤昭文
製作:永森裕二
プロデューサー:石川博幸/笠木望
キャスティングプロデューサー:久保田隆久
撮影:甲斐公康
製作:「ノーマーク爆牌党」製作委員会
配給・宣伝:AMGエンタテインメント
制作:レフトハイ
麻雀監修:麻雀企画集団バビロン
協力:日本プロ麻雀連盟

公式HP:http://bakuhai-movie.com/

©2018片山まさゆき/竹書房/『ノーマーク爆牌党』製作委員会

浜辺美波、牛の“膵臓”を初体験!映画「君の膵臓をたべたい」地上波初放送記念

昨年7月公開の大ヒット映画「君の膵臓をたべたい」が、テレビ朝日系で8月19日(日)午後9時から地上波初放送される。それを記念して、ヒロインを演じた浜辺美波が焼肉店で牛の“膵臓”(シビレ)を初体験した。

作家・住野よるのベストセラー小説を実写化した同映画に、浜辺は北村匠海とダブル主演。膵臓の病で余命わずかな女子高生・桜良(浜辺)と、クラスでただ一人その事実を知った読書好きの目立たない同級生“僕”(北村)の心の交流を描いたヒューマンドラマで、興行収入35・2億円を記録した。

 

浜辺は「君の膵臓をたべたい」ならぬ「君と膵臓をたべたい」と焼肉店を訪問。もともと焼肉は大好物で、「打ち上げで焼肉をリクエストすることも」あるとか。実は、映画公開時にもシビレ食べたさに焼肉店へ行ったが、希少部位のため店になく、断念していたという。

 

念願のシビレが焼かれるのを見ながら、浜辺は映画を振り返り「タイトルを初めて聞いたときはインパクトが強いショッキングなタイトルだと思いましたが、今はそれが素敵な言葉だと思っています」と笑顔。自身が演じた桜良については「明るくて元気なひまわりのような女の子。自分とは少し違うので憧れながら演じました」と明かした。

 

やがて焼き上がると、「ついにこの日が来ました!」と大喜び。初めてシビレを味わった浜辺の見事な“食レポ”の様子は、テレビ朝日で8月13日(月)~16日(木)に放送される『よふかしゴーちゃん。』(深3・25)や、「君の膵臓をたべたい」テレビ朝日公式ホームページ(http://www.tv-asahi.co.jp/kimisui/#/)のほか、Youtubeでも公開される。

 

 

<浜辺美波 コメント>
どんなときも明るく笑っている桜良と、教室などの隅っこにいる【僕】のお話ですが、それぞれにかけがえのない存在になりながら、当たり前の日々を過ごしていく、とても綺麗なお話です。高校生のお話かと思いきや、12年後のことも描かれていて年齢を重ねた方が見ていただいても懐かしく、胸が温かくなるような思いを感じていただけると思います。人を思うことで起こる奇跡を感じていただけたら…。みどころは全部ですね(笑)。

私自身、この作品では役に心から寄り添いたいと感じました。桜良の役作りは原作を何度も読み直し、監督ともお話をさせていただき、必死に頑張りました。これからも役の気持ちや感じ方に寄り添いながら表現していける女優さんになりたいですね。

共演の北村さんは、控えめでとても気遣いをされる方でした。一緒に作品のプロモーションで各地を回らせていただいたのですが、あらすじの説明などは北村さんが全部やってくださって頼りになりました。映画の【僕】よりしっかりした頼れる人でした(笑)。

今回の放送はご家族の皆さんが集まって見ていただけたらと思います。見終わった後におじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、息子さん、娘さんで感想を話し合っていただけると、もっと深く映画を感じて楽しむことができるので、ぜひそのようにして楽しんでいただきたいですね。

柳ゆり菜のショートカット姿初公開!野村周平主演『純平、考え直せ』本予告映像&新写真解禁

9月22日(土)公開の映画『純平、考え直せ』の本予告映像と新場面写真が解禁された。

本作は、直木賞作家・奥田英朗の同名小説を実写映画化。限られた3日間を刹那に駆け抜ける若い男女の物語を描く。主人公・坂本純平を演じるのは野村周平。純平と三日間を共にするヒロイン・山本加奈を柳ゆり菜が演じる。

 

解禁された本予告映像は、純平の「忘れるなよ。。。俺のこと。」の決めセリフから始まり、限られた3日間を疾走する純平と加奈の恋愛模様を軽快に描いている。さらに、本作で重要な役割を果たすSNSの住人たちの顔触れも明らかになる。

 

新場面写真は、あてもなく歌舞伎町の街をさまよい歩く2人の2ショットと、純平、加奈の印象深い表情の写真がそれぞれ1点ずつが解禁された。柳が本作で髪の毛をバッサリとカットしたショートカット姿の場面写真は、初お披露目となる。

映画『純平、考え直せ』
9月22日(土)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

 

<ストーリー>
新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村周平)21歳。いつか“一人前の男”になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)と一夜を共にし、つい“鉄砲玉”になることを洩らしてしまう。手元には拳銃一丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの三日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見下ろすホテルに泊まり、大好物の焼き肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した。加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り――さぁ、どうする、純平!

 

出演:野村周平、柳ゆり菜/毎熊克哉、岡山天音、佐野岳/
戸塚純貴、佐藤祐基、藤原季節、日向寺雅人/森田涼花、木下愛華、やしろ優/下條アトム、二階堂智、片岡礼子

 

原作:奥田英朗『純平、考え直せ』(光文社文庫刊)
監督:森岡利行/脚本:角田ルミ、木村暉、吉川菜美
プロデューサー:梅川治男
製作:キングレコード アークエンタテインメント
製作プロダクション:ステューディオスリー
配給:アークエンタテインメント

公式サイト:junpei-movie.com

©2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ

「ボス・ベイビー」が大物芸能人とまさかのコラボ!?JR東日本19駅にてコラボ映像放映開始

ドリームワークス・アニメーション日本歴代興行収入No.1 を記録した劇場大ヒット作『ボス・ベイビー』のブルーレイ&DVDが、8月8日(水)にリリースされることを記念して、小堺一機が特別出演するCMが放映される。

 

 

本作では、見た目は赤ちゃん、中身はおっさん!?というギャップがかわいらしくてパンチある“ポスト・ミニオン”ともいえる愛すべきキャラクターのボス・ベイビーが誕生。そして日本語吹替版にはムロツヨシ、芳根京子、宮野真守ら豪華声優陣が集結した。

 

今回放映されるCMは、主人公「ボス・ベイビー」が“赤ちゃんだけどおっさん”というユニークなキャラクターを映像表現するために、“おっさんだけど赤ちゃん”のようにかわいい芸能人代表として「小堺一機」にオファーし、コラボ映像が実現した。このCMは、交通広告サイネージ用<15秒>とWEB上<30秒>で広告配信されるほか、公式サイト・Youtube でも見ることができる。

 

 

<広告放映概要>
① 交通広告サイネージ
期 間:8月6日(月)~12 日(日)
実施:JR 東日本19駅、206モニターで放映
東京、新宿、渋谷、池袋、品川、恵比寿、上野、秋葉原、
赤羽、巣鴨、吉祥寺、三鷹、国分寺、八王子、船橋、横浜、
桜木町、浦和、大宮

② WEB広告
期間:8月8日(水)~
媒体:グーグルディスプレイ、POPINからネットワーク配信

 

<商品情報>
『ボス・ベイビー』 2018年8月8日(水)リリース  ※同時レンタル
■ブルーレイ+DVDセット \3990(税別)
■3D+ブルーレイセット \5990(税別)
■公式サイト:http://www.nbcuni.co.jp/movie/sp/bossbaby/
発売・販売元 NBCユニバーサル・エンターテイメント

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ハマ・オカモト「『アンヴィル!』は何回観ても泣いてしまう」ムービープラス『この映画が観たい』8・6放送

CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送中の『この映画が観たい』8月放送回は、ベーシストのハマ・オカモトが登場する。

ハマ・オカモトがセレクトした映画は、「スター・ウォーズ」シリーズ(1977年~)、「ビッグ」(1988年)、「ガタカ」(1997年)、「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」(2009年)、「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年)の5作品。番組では、ハマ・オカモトがこれらの映画について熱く語る。

 

 

<ハマ・オカモト 収録インタビュー>

「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」は、実在するメタルバンドが絶頂期を終えて、もう一度かまそうぜ!と再起する過程を追いかけたドキュメンタリー映画です。これを観たときには既に自分もバンドをやっていました。僕らは彼らのように長きに渡る経験はありませんが、自分たちが経験してきたようなこともたくさん出てきたりして。長く一緒にいるがゆえにコミュニケーションがおざなりになり、説明不十分によってメンバー間にただよう嫌な空気だったり、謝りたいのに素直に謝れない場面だったり。そうかと思えば、「私に任せておきなさい」という人が急に出てきてバンドを引っかき回してしまったり。バンドをやっていると同じ様に遭遇するシーンがたくさん出てきて、何回観ても泣いてしまいますし、優しい気持ちになれるというか。この映画をオールタイム・ベストに選ぶ人はあまりいないかもしれませんが、僕は何度も観返しています。音楽ドキュメンタリー映画自体も好きなのでたくさん観ていますが、この作品に近い映画もないですし、ここまで感動した映画もないので、僕の中で一番好きな音楽ドキュメンタリー映画だと思います。

 

OKAMOTO’Sのメンバーは14歳の時から一緒で、そうなると無駄な会話はなくなっていくんです。言わなくても伝わることももちろん多くなっていきますが、だからこそきちんと言わないといけない時もあって。そういう押し引きみたいなものが、いまだに上手じゃない時があります。うちのバンドはリーダーを決めずに全員が意見することがポリシーなので、余計そういうことが起こるんです。劇中、けんかして泣きながら謝りに行くシーンが出てくるのですが、もう本当に止めて!って思います(笑)。でも、誰かと何かを作る時には、大なり小なりこういうことは絶対起こるというか。そういうぶつかり合いをバンドというフォーマットで表現している作品なので、音楽好きな人はより楽しめますし、どんな仕事をしていても感じ取れることがたくさん詰まっていると思います。

 

例えばドームツアーが目標だったり、バンドによっていろいろな夢がありますが、僕らの場合はどちらかというと長く続けていきたいという想いが強くて。かわいがってくれた先輩たちも長く続けているバンドが多いですし、長くやればやるだけ面白いということも、先輩たちの姿を見て学んでいます。この映画のタイトルにもなっている「夢を諦めない」ということは、やり続けることに意味があるということ。それを体現しているすごいドキュメンタリー作品から、そういう要素は絶対にあるなとあらためて思い知らされました。国や音楽のジャンルは異なっても、思うことは一緒というか。新しいものを生み出そうと集まっているので、それがいいものかどうかは別として、続ければ続けるだけ面白いものが生まれていく可能性が高まりますし、だけどそれがさまざまな理由でできなくなって終止符を打つバンドがいるということも分かっています。なので、続けることだけが正義だとは言いませんが、確実に面白いことではあって、それが面白がれなくなった時に解散を迎えるんだろうなと。続けたくなる気持ちもよく分かりますし、だけど思っているだけでは続かない現実もある。それを包み隠さずに描いている作品ですよね。あえて言葉にするならば、すごく恥ずかしくてダサいところも全部描かれているというか、良く許可が出たなと思いました。こんなにかっこ悪いところが描かれている音楽ドキュメンタリーは他にはないと思います。

 

ラストには、誰が脚本を書いたって描けないゴールが待っています。あれには本当に驚かされました。正直、最後は「今でも地元で活動を続けているそうだ」などの字幕が出てくるだけの美談で終わると思っていましたが、まさかあんなことになるとは、、、彼らが出演したLOUD PARKに行きたかったです!

 

そのほか、「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」以外にオールタイム・ベストに挙がった4作品についてや、音楽やベースとの出会い、バンド以外の個人の活動についてなど、貴重なエピソードが満載の「この映画が観たい#59 ~OKAMOTO’S ハマ・オカモトのオールタイム・ベスト~」ムービープラスで8月6日(月)に放送される。

 

 

「この映画が観たい#59 ~OKAMOTO’S ハマ・オカモトのオールタイム・ベスト~」
初回放送:8月6日(月)23:00~23:30
再放送:8月10日(金)19:15~19:45、15日(水)10:30~11:00、24日(金)18:15~18:45、27日(月)深夜0:30~1:00、31日(金)11:15~11:45

 

「この映画が観たい」公式ページ:http://www.movieplus.jp/guide/mybest/
9月は、女優の柚希礼音が登場。

『死霊館のシスター』C・ハーディ監督が明かす“激怖”演出の秘密とは?

9月21日(金)公開の『死霊館のシスター』から、新場面写真が解禁され、コリン・ハーディ監督のコメントも到着した。

本作は、大ヒットホラー「死霊館」シリーズの最新作で、シリーズすべての恐怖の始まりを描く。主人公アイリーンを「死霊館」シリーズでロレイン・ウォーレンを演じたヴェラ・ファーミガの妹タイッサ・ファーミガ、バーク神父を『エイリアン:コヴェナント』のデミアン・ビチルが演じる。製作は「死霊館」の生みの親ジェームズ・ワン、監督は『ザ・ハロウ/浸蝕』のコリン・ハーディ。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『アナベル』シリーズを担当したゲイリー・ドーベルマンが脚本を手掛ける。

 

コリン・ハーディ監督は「ドラキュラの故郷として有名なトランシルバニアで映画を製作するというのは本当に素晴らしい機会でした。まずブカレストにあるスタジオにセットを組み立てましたが、それだけにとどまらず、私たちはトランシルバニアの山脈や、フニャド城、シギショアラ、ルーマニアの田舎にある村々まで足を伸ばしました。それらが私の望むリアリティをもたらしてくれたのです。古びた修道院、貯氷庫、城の中やその周辺での撮影によって、私が考える数々のホラー演出を実現することができたのです」と自信を見せている。

 

『死霊館のシスター』
9月21日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

 

<STORY>
1952年、ルーマニアの修道院で1人のシスターが自ら命を絶つ。不可解な点が多いこの事件の真相を探るため、教会はバーク神父とシスターの見習いアイリーンを修道院へ派遣する。二人は事件を調査していくにつれ、この修道院に隠された想像を絶する秘密へとたどりつく。バーク神父とアイリーンは、決して関わってはいけない恐るべき存在“悪魔のシスター”と対峙することになる―。

 

監督:コリン・ハーディ
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
製作:ジェームズ・ワン
出演:タイッサ・ファーミガ、デミアン・ビチル、シャーロット・ホープ、リリー・ボーダン、ボニー・アーロンズほか

 

配給:ワーナー・ブラザース映画
宣伝:スキップ&ポイント・セット

 

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川栄李奈の初主演映画『恋のしずく』ポスター解禁

川栄李奈の初主演映画『恋のしずく』の公開日が10月20日(10月13日広島県先行)に決定し、ポスタービジュアルも解禁された。

本作は、東広島市・西条を舞台に、リケジョの大学生・詩織が、日本酒の酒蔵へ実習に行くことになり、酒造りを通じて目覚める人生の喜び・出会いと別れを経験しながら成長していくヒューマンドラマ。主人公の農大に通う大学三年生・詩織を演じるのは、今作が映画初主演となる川栄李奈。詩織が実習にやってくる乃神酒造の蔵元の息子・莞爾役に劇団EXILEの小野塚勇人。詩織をサポートする農家の娘美咲役に宮地真緒、蔵の杜氏役に小市慢太郎、乃神酒造の蔵元であり、莞爾の父親役に今作が遺作となった名優・大杉漣。監督は、テーマとなる地方に実際に住み綿密な調査と土地土地の息吹を肌で感じながら映画を制作していくことで知られている名手・瀬木直貴。なお、この映画の収益の一部は、西日本豪雨の復興支援活動に寄付される。

 

<川栄李奈 コメント>
みんなの思いが詰まった作品です。見終わったあとすごく温かい気持ちになりました。日本酒や街の良さがでていて、広島の方や、作品に関わっていただいた方に早く見てほしいなと思いました!主人公詩織の成長や、家族、そして仲間の絆を感じられる作品ですので、そこに注目していただきたいです。

 

<小野塚勇人 コメント>
この作品はキャスト・スタッフだけではなく、ロケ地でもある東広島市の方々に支えられ、協力して頂き出来た作品です。
この映画を見た時にその一つひとつのシーンや街並みから、優しさや愛情が感じられ、何より日本酒という伝統文化を好きになって頂けると思っています。心温まる作品になっていますので、ぜひ、観て頂ければうれしいです。

 

<瀬木直貴監督 コメント>
映画は人の手で“作るもの”と考えていましたが、本作で映画は“生まれる”ものであることを実感しました。スタッフやキャストの奮闘、旅情豊かな風景、関係者の期待、様々な要素を混ぜ合わせても映画は出来ません。目には見えない、はっきりと認識できない何かが作用して映画になる。それを見守るのが監督の役割でした。生まれるものには意味があります。本作には西日本豪雨で被災された酒蔵、鉄道、田園風景が登場しています。単に楽しい作品ではなく、この時代に必要な映画という使命を帯びている気がします。

 

『恋のしずく』
10月20日(土)丸の内TOEIほか全国ロードショー
10月13日(土)広島県先行ロードショー

 

<ストーリー>
舞台は酒蔵で有名な東広島市・西条。農大に通う大学三年生の詩織は、意に反して日本酒の蔵へ実習に。やる気のない蔵元の息子、厳格な杜氏、不倫に悩む美咲。老舗酒蔵での出会いに彼らの人生は転がり始める。愛らしくて、せつなくて、そしてじんわり味わい深いヒューマンドラマ。

 

監督:瀬木直貴
脚本:鴨義信

 

出演:川栄李奈
小野塚勇人 宮地真緒 中村優一 蕨野友也 西田篤史 東ちづる
津田寛治 小市慢太郎 大杉漣

 

配給:ブロードメディア・スタジオ

 

公式HP:koinoshizuku.com
公式Twitter:twitter.com/510429_movie

 

©2018「恋のしずく」製作委員会

『インクレディブル・ファミリー』日本限定SP映像2本同時解禁

8月1日(水)公開の『インクレディブル・ファミリー』から、日本限定スペシャルクリップ2本が解禁された。

 

 

本作は、アカデミー®賞2部門(長篇アニメーション賞、音響編集賞)に輝き、世界中の観客を魅了した『Mr.インクレディブル』の待望の最新作。

 

解禁された日本限定スペシャルクリップの1本“スーパー家族戦隊篇”では、青い背景に昭和の戦隊ヒーローモノを思わせる“スーパー家族戦隊インクレディブル・ファミリー”の巨大なロゴが現れ、各キャラクターのスーパーパワーが「怪力無双」パパ、「伸縮自在」ママ、「鉄壁防御」ガール、「電光石火」ボーイとそれぞれ4文字漢字で表現される。本作で本格的にスーパーパワーを開花させるジャック・ジャックにいたっては「暴走怪獣」ベイビーと紹介されるなど、5人のキャラクターにフィーチャーした遊び心も満載な映像となっている。

 

“スパイアクション篇”は、その名のとおりハリウッド超大作のスパイアクション映画を彷彿とさせるクリップ。イラスティガールが飛行中のヘリに飛び乗り、暴走する列車の上をバイクで疾走…といった度肝を抜かれるアクションの連続。そして、スリル満点のアップテンポな音楽が、アニメーションの枠を超えたド迫力の映像をさらに盛り上げる。

 

■スーパー家族戦隊篇

 

■スパイアクション篇

『インクレディブル・ファミリー』
8月1日(水)全国ロードショー

<ストーリー>
彼らは、どこにでもいるフツーの家族…ではない。パパもママも3人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族なのだ!超人的なパワーをもつパパ、ボブ、伸縮自在なゴム人間のママ、ヘレン、超高速移動できる長男ダッシュと、鉄壁バリアで防御できる長女ヴァイオレット。さらに、スーパー・パワーに目覚めたばかりの赤ちゃんジャック・ジャック…その潜在能力は、まだ未知数。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーが誕生した!

監督:ブラッド・バード
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

オフィシャルサイト:disney.jp/incredible

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大泉洋主演「そらのレストラン」に石崎ひゅーい、眞島秀和ら

大泉洋主演の北海道映画シリーズ第三弾「そらのレストラン」の新キャストが発表され、ティザービジュアルが公開された。

本作は、2012年1月に公開された洞爺湖を舞台にした「しあわせのパン」、2014年10月に公開された空知を舞台にした「ぶどうのなみだ」に続く、北海道映画シリーズ第三弾。北海道道南にある“せたな町”が舞台となり、海が見える牧場で作り出される“チーズ”とさまざまな食材が仲間と家族の心をつなぎ、絆を強めていく物語になっている。

 

既に発表された大泉洋、本上まなみ、岡田将生に加え、6名の新キャストが出演。大泉演じる亘理と共に一日限りのレストラン開店に向け奔走する大豆農家・石村をマキタスポーツ、亘理と同級生のトマト農家・富永を高橋努、亘理、石村、富永の仲間でUFOが好きの漁師・野添を石崎ひゅーい、亘理たちと共にレストラン開店に欠かせない存在のカリスマシェフ・朝田を眞島秀和、亘理にチーズ作りを教えるチーズ職人・大谷を小日向文世、その妻を風吹ジュンが演じる。

 

ティザービジュアルも公開され、物語の舞台となる“海が見える牧場”を背に、とびきりの笑顔を見せている大泉ら。その笑顔から物語の温かさを感じとることができる。

 

<ストーリー>

北海道せたなで暮らす亘理(大泉洋)と妻のこと絵(本上まなみ)と一人娘の潮莉。彼は父親から引き継いだ海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営んでいる。しかしチーズ作りはまだまだで、厳しい師匠に怒られてばかり。そんな亘理には気の会う仲間たちがいて日々助け合いながらも楽しく過ごしていた。そこに東京からやって来た牧羊を営む若者・神戸(岡田将生)も加わり、それぞれが生産する食材を持ち寄り「おいしい」を共にしていた。そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌からやって来た、有名レストランのシェフによって自分たちの食材がさらにおいしくなることに感動し、この感動をもっと多くの人たちに届けたいと、仲間たちみんなで一日限りのレストランを開くことを目指す。

 

「そらのレストラン」
2019年正月全国ロードショー

 

監督:深川栄洋
脚本:土城温美
出演:大泉洋/本上まなみ/岡田将生/マキタスポーツ/高橋努/石崎ひゅーい/眞島秀和/小日向文世/風吹ジュン

 

公式HP:http://sorares-movie.jp/

 

©2019『そらのレストラン』製作委員会

「オーシャンズ8」S・ブロック、C・ブランシェット、リアーナ、A・ハサウェイのキャラ動画解禁

8月10日(金)公開の映画「オーシャンズ8」から、新結成されたドリームチーム“オーシャンズ”のキャラクター動画が解禁された。

史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」。彼らを率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の妹、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は類まれなる才能を持つプロフェッショナルな女性たちをスカウトし、大胆不敵な犯罪プロジェクトを企てる。それは世界中のスターセレブが集結する、世界一のセキュリティが敷かれるファッション・イベント“メットガラ”中に1億5000万ドルの宝石を盗みだすという、とてつもない計画だった――。

 

解禁されたのは、“オーシャンズ8”のメンバーと、彼女たちのターゲットとなる重要人物のキャラクターが一目で分かる映像。“オーシャンズ8”のリーダー、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、全世界へ配信中のファッションの祭典で、白昼堂々と1億5000万ドルの激レア宝石を盗み出すというとんでもない計画を立てる。彼女の兄は『オーシャンズ』シリーズでリーダー的な存在であった、ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)。

 

デビーを強力に支える頼れる相棒は、ルー(ケイト・ブランシェット)。計画に必要なスキルを持つメンバーたちに声をかけ、最強のチームを作り上げていくその姿は、まさに天才スカウトマン。時にはリーダーであるデビーに「この計画は協力しなきゃ成功しない!」と冷静にくぎをさす強さも合わせ持つ名参謀だ。

 

ナインボール(リアーナ)はチームのテック担当。アカウントの乗っ取りからセキュリティシステムへの侵入まで何でもこなしてしまう、天才ハッカーだ。

 

彼女たちのターゲットとなるのは、ハリウッドの大女優ダフネ(アン・ハサウェイ)。“オーシャンズ”が狙う宝石を身につける人物で、世界最高峰のファッションの祭典“メットガラ”のホストを務めることで世界から注目されている。

 

本作の監督・ゲイリー・ロスは「ハリウッド映画では、このようなクライムアクションを作る際にいわゆるアウトローたちが主人公になることが多く、わずかな例外を除いてそのアウトローたちは男性。本作では、個性的で魅力あふれる女性たちが、このジャンルに踏み込むという大胆なアイディアが面白いと思いました」と語っている。

 

デビーを演じたサンドラは「この映画の見どころは、すばらしく個性的で、大胆、そしてユーモアのある女性たちが、観客を計画に巻き込んでいくこと。そしてその計画は、誰も予想することができない展開が待ち受けています!」と本作の魅力を語っている。

『オーシャンズ8』
8月10日(金)全国公開

 

<キャスト>
サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム=カーター

 

監督:ゲイリー・ロス(『ハンガー・ゲーム』)
プロデューサー:スティーブン・ソダーバーグ

 

配給:ワーナー・ブラザース映画

 

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福士蒼汰&早乙女太一、呼び名は“ふーちゃん”“たいちゃん”

7月20日(金)公開の映画『BLEACH』の舞台あいさつが名古屋・ミッドランドスクエアシネマで行われ、福士蒼汰、早乙女太一が登壇した。

福士は「皆さんと近くて今日は楽しい回になりそうだ!よろしくお願いします!」、早乙女は「今日は楽しんで帰ってください。よろしくお願いします!」とあいさつしてイベントがスタート。

 

本作の見どころの1つとなるアクションシーンについて、福士は「刀がものすごく大きいのでアクションが難しかった。刀を立てると自分と同じくらいの長さで重かった。太一君と戦うのが大変だった」、早乙女は「ワイヤーが初めてだったので難しかった」と語った。

 

また、和装でのアクションシーンにも苦労したそうで、福士は「今までは着流しが多かったので、袴でのアクションは苦労した。死神の力を得てジャンプしたり転がったりしたので撮影中転びました」と。早乙女は「恋次は原作だと身長が高いのですが、僕は結構背が低いので、少しでも近くなるようにインソールを入れていたんです。福士君がでかいので、なるだけ近くなるようにしていて大変だった」と撮影秘話を明かした。

 

自身の演じたキャラクターについて、福士は「劇中眉間にしわを寄せていた。でも、これが辛くて。けっこう辛いのよ、これ意外と(笑)!」と、実際に眉間にしわを寄せつつコメント。すかさず早乙女が「爽やか戦士だもんね(笑)」とツッコんだ。早乙女は「恋次のようにあまりオラオラしていないんですが、野性的で素直に直感的に心で動く部分が似ている」と語った。

撮影中は一緒にスマホのアプリで顔交換をしたりして遊んでいたという仲良しの2人。福士は早乙女を“たいちゃん”、早乙女は福士を“ふーちゃん”と呼んでいたことを照れながら明かした。

 

最後に福士は「アクションはもちろんなんですが、キャラクター1人ひとりの関係性や心情の変化などの部分も注目して感じてもらえたらより楽しめると思います。アクションはスピード感がすごいものになっているのでぜひ楽しんでください!」と。早乙女は「ぜひ『BLEACH』特有の世界観を味わってもらえたらと思います。皆さん楽しんでください」と呼びかけた。

 

映画『BLEACH』
7月20日(金)全国ロードショー

<ストーリー>
高校生・黒崎一護(福士蒼汰)はユウレイが見える霊感の持ち主。ある日、家族が人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>に襲われてしまう。そこに現れたのは死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)。彼女は一護に究極の選択を迫る。このまま家族と共に殺されるか、世の中の全ての人を虚<ホロウ>から護る《死神》になるか――。《死神》として生きていく道を選んだ一護の先には、想像を超えた闘いが待ち受けていた。

 

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介

監督:佐藤信介
脚本:羽原大介 佐藤信介
音楽:やまだ豊
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊)
主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画

©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会

【迅速に鑑賞推奨】映画館でVRを堪能! 希少なエヴァ、おそ松さんなど意欲作だらけ!

360度の映像体験「VR」が映画になりました。VAIO、東映、クラフターの3社は、映画館向けの「映画館でVR!」の先行体験上映を開始。会場となる映画館は新宿バルト9で鑑賞料金は1500円です。

 

↑映画館の快適な椅子と高品質なサウンドで観るVR映画が登場

 

VR映像は一般的に、専用のヘッドセットを装着して鑑賞するもの。スマートフォンを取り付けて、自宅で手軽に鑑賞できるヘッドセットも発売されています。体験したことがある方なら「わざわざ映画館で観るものではないんじゃ……?」という疑問が浮かぶかもしれません。

 

今回の「VR映画」がユニークなのは、映画館に来た多くの観客と同時に鑑賞できるところ。快適な椅子でより映画の世界に入りこめるのはもちろん、ヘッドセットごしに他の観客との一体感を得られます。そして、映画で重要なサウンドも映画館品質の7.1chサラウンドで体験。

先行体験上映では、アニメーション映画を3本立てで上映。「evangelion:Another Impact (VR)」「evangelion:Another Impact(VR)」「おそ松さん VR」「夏をやりなおす」というテイストの違う3作品を一度に楽しめます。

 

↑大人も楽しめるアニメ3作品を3本立てで上映

 

エヴァ「無号機」のディテールをVRで凝視できます

「evangelion:Another Impact(VR)」は、エヴァンゲリオンシリーズの世界観を踏襲した短編ムービー。日本アニメ(ーター)見本市の公開作品をブラッシュアップしたVRで再現。特撮のような演出によってリアルに表現されたエヴァのボディを、臨場感あふれる立体映像で楽しめる作品です。

 

描き下ろしの6つ子も観れちゃいます

「おそ松さん VR」は、テレビアニメ「おそ松さん」のVR作品。2Dタッチのアニメの世界に入りこんで、おなじみの6つ子のドタバタ劇に巻き込まれます。6つ子の声はもちろんアニメと同じく豪華声優陣が出演。この作品のために新規で収録されています。

 

夏の特別感に没入したい…

「夏をやりなおす」は、VRで制作されたオリジナルアニメーション作品。舞台は蝉しぐれの喧噪に包まれる夏の校舎。セーラー服の少女が語る「あの夏」の真相を探す物語です。

 

上映時間はスクリーンに投影されるガイダンス映像を含めて合計30分と短め。13歳以下は鑑賞できない点に注意が必要です。3社は今回の体験上映の反響などをみて、本格展開の時期や劇場を検討するとしています。今後のVR映画作品では、ホラー作品「呪怨」や特撮の「仮面ライダー」、音楽ライブ映像などの投入が予定されています。

 

映画館の快適な空間で楽しむVR作品。視点を変えて何度も鑑賞したくなりそうですね。新作投入や本格展開の動向も含めて、今後の展開に注目です。今回の3作品、上映予定は7月27日までなので迅速に観にいきましょう…!

映画「寝ても覚めても」東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史らの新場面写真解禁

9月1日(土)公開の映画『寝ても覚めても』より新場面写真が解禁された。

 

 

本作は、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説の映画化。2人の同じ顔をした男と、その間で揺れ動く女を描く。主演の東出昌大が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑む。唐田えりかがヒロイン・朝子を演じ、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子が脇を固める。

 

メガホンをとるのは、前作『ハッピーアワー』でロカルノ、ナント、シンガポールをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞した濱口竜介。また、tofubeatsが初の映画音楽を担当し、主題歌を書き下ろす。

 

劇中では亮平、朝子、麦とその3人とつながりを持つ人物たちの約8年という決して短くはない時間が描かれる。その歳月の中でどんな経験を積み、何が起こり、人はどう変わってゆくのか。大阪、東京、東北という3つの地を舞台に、恋愛と人生が描かれる。

 

映画「寝ても覚めても」
9月1日(土)テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

<あらすじ>
東京。カフェで働く朝子は、コーヒーを届けに行った先の会社で亮平と出会う。真っすぐに想いを伝えてくれる亮平に、戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。

出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

監督:濱口竜介
脚本:田中幸子 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)
音楽:tofubeats
製作:「寝ても覚めても」製作委員会
製作幹事:メ~テレ、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス

公式サイト:www.netemosametemo.jpc2018

©映画「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS

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“究極のプレデター”出たー!『ザ・プレデター』予告編解禁

『ザ・プレデター』の公開日が9月14日(金)に決定し、予告編が解禁された。

『ザ・プレデター』は、一人の少年が家に届いた箱を開け、謎の装置を起動してしまったことにより、宇宙で最も危険なハンターを呼び寄せてしまうというストーリー。

 

到着した予告編では、プレデターが襲来し、人間たちと壮絶な闘いを繰り広げる様子が描かれている。比類なき格闘センスと圧倒的キル・スキル、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせた超好戦的ハンターであるプレデター。本作では異種交配し、さらに進化し続けているという。予告編でも、かつて人類を恐怖のどん底に突き落とした最強の戦闘種族が、より強く、賢く、他の種のDNAを利用して遺伝子レベルでアップグレードした姿で、傭兵たちと激しい死闘を繰り広げている。

 

また、これまで見たことのない“究極のプレデター”と呼ばれる、規格外のパワーを誇る巨大なプレデターの姿も。仲間であるはずのプレデターを軽々と持ち上げ、激しく投げ飛ばすという衝撃的シーンも確認できる。そして物語のカギを握る少年と、少年の父であり傭兵の主人公とのドラマにも期待が高まる。

 

キャストは、X-MEN「ウルヴァリン」シリーズ完結編の『LOGAN/ローガン』(2017)で悪役を演じたボイド・ホルブルックをはじめ、『X-MEN:アポカリプス』(2016)サイロック役のオリヴィア・マン、『ルーム』(2015)で注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイら。監督は、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演したシリーズ第1作『プレデター』(1987)で、プレデターによって最初にハントされた男を演じたシェーン・ブラック。

『ザ・プレデター』
9月14日(金)全国公開

 

監督・脚本:シェーン・ブラック(『アイアンマン3』)
出演:ボイド・ホルブルック、トレヴァンテ・ローズ、オリヴィア・マン、トーマス・ジェーン、キーガン=マイケル・キー、ジェイコブ・トレンブレイ

 

配給:20世紀フォックス映画

 

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/the-predator/
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公式 Facebook:https://www.facebook.com/20thFOXjp/

 

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公開が待ち切れない!『BLEACH』×[ALEXANDROS]特別映像解禁

7月20日(金)公開の映画『BLEACH』から、[ALEXANDROS]による主題歌「Mosquito Bite」特別映像が解禁された。

[ALEXANDROS]は、主題歌「Mosquito Bite」と挿入歌「MILK」の2曲を提供。解禁された映像では、「Mosquito Bite」のロック調のアップテンポなビートに乗せて、高校生・黒崎一護(福士蒼汰)が死神代行として熱く生きる様、愛する者を護るため次々と迫る最凶・最悪の強敵たちと繰り広げるノンストップ超高速バトルが描かれる。

 

[ALEXANDROS]は、未完成の本編鑑賞後、佐藤信介監督との打ち合わせで「イメージに合う楽曲がある」とその場でボーカル・ギターの川上洋平の携帯に入っていたデモ音源を佐藤監督と一緒に聴き、完成前の「MILK」を披露。主題歌が出来上がる前に挿入歌が決定し、その後、佐藤監督のイマジネーションと合致した主題歌も完成。幾度となくやりとりを繰り返して仕上がった2つの楽曲は、エンドロールだけではなく本編に併せて流れるなど、通常の主題歌&挿入歌を越えた究極のコラボレーションが実現した。

 

川上は、楽曲制作について「“へこたれねえぞ”っていう感情がうまくマッチしたんです。タイトルの『Mosquito Bite』は最初に浮かんでいたのですが、お前の攻撃なんて蚊に刺されたくらいだぜって、いう意味もあります。NYへ武者修行的に曲を作りに行った時の、へこたれないための自分たちの主題歌でもありました。[ALEXANDROS]にとっても成長を表す楽曲で、ここからいろんなものがスタートしていくんじゃないかなという一曲になりました」と語っている。

映画『BLEACH』
7月20日(金)全国ロードショー

 

<ストーリー>

高校生・黒崎一護(福士蒼汰)はユウレイが見える霊感の持ち主。ある日、家族が人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>に襲われてしまう。そこに現れたのは死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)。彼女は一護に究極の選択を迫る。このまま家族と共に殺されるか、世の中の全ての人を虚<ホロウ>から護る《死神》になるか――。《死神》として生きていく道を選んだ一護の先には、想像を超えた闘いが待ち受けていた。

 

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介

 

監督:佐藤信介
脚本:羽原大介 佐藤信介
音楽:やまだ豊
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊)
主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画

 

©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会

『水どう』藤村Dがミスター&うれしーと「水曜(どうでしょう)ニャイト!」開催

沢尻エリカ主演、犬童一心監督の映画『猫は抱くもの』に「水曜どうでしょう」でおなじみの藤村忠寿Dが猫役として出演していることから、札幌で舞台あいさつが行われ、盟友の“ミスター”こと鈴井貴之と“うれしー”こと嬉野雅道が駆けつけた。

 

<水曜(どうでしょう)ニャイト!>と題されたこのイベント。藤村Dは「本来なら沢尻さんとか犬童さんとか吉沢亮さんが登壇するのに、札幌だけは俺っていうのが…。でっかいポスターも勝手に作っちゃってさー」と言いながらも、まんざらでもない様子。会場からも拍手が起こり、MCが「札幌は沢尻さんより藤村さんですよね?」と客席に問いかけると、さらに大きな拍手が送られた。

 

ミスターは、「ひと月前にメールで藤村さんから誘われ、てっきり沢尻さんと監督がいると思ったら、今日来てみたらいつもの3人…」と不満げ。「沢尻さんに会いたかった」と駄々をこね始めるミスターに、藤村Dは「めっちゃきれいな人ですよ!」と自慢げ。ミスターはまだ諦めきれないのか「沢尻さんに会いたかった」と繰り返し、藤村Dは「飲み会と変わらないなあ」と笑った。

 

本作が上海国際映画祭のコンペティション部門(長編劇映画)に、邦画として唯一ノミネートされてことについて、MCが「藤村Dのおかげです」と話すと、藤村Dは「そうですよ!映画のいちばん最初のセリフ俺だから」と得意げ。ミスターも「そうそうそう!!!それは驚いた、俺!!お前かよ!って。のっけから!」と大爆笑。

 

うれしーから「そもそもどうして出ることになったの?」と聞かれた藤村Dは、「犬童さんから直接電話きた」と答え、ミスターから「映画に出てくれませんかのオファーにちゅうちょないの?」と聞かれると「ないねー」と断言。うれしーは笑いながら「この人、ちゅうちょないですよ」と付け加えた。

 

「緊張はなかったね、舞台俳優なんで、僕」と語る藤村Dだったが、ミスターに「本当の俳優は自分のこと俳優とはいわない!まだ売れてない証拠だよ」とツッコまれ、「これから!」と言い返した。

 

うれしーがスナックのシーンについて聞くと、藤村Dは「でも俺、ほとんど映ってないでしょ。俺、1人だけ真っ赤にメイクして、沢尻さんが歌っているところで『ええぞー姉ちゃん』って茶々入れるんですよ。ほかにも2人おじさんがいるんですけど、俺の声ばっかりで。2人とも俺より声が小さいから撮れなくて…。犬童監督が初めて声を荒げたんですよ。『もう藤村さんいいですよ!』って。俺の声のせいで現場が混乱きたしているって分かった(笑)」と撮影の裏側を明かした。うれしーは「テレビの現場でも、藤村さんと僕が一緒に声を録音すると、藤村さんの声しか入らないんですよ」と爆笑した。

 

MCから今後の映画俳優としての活動を尋ねられると「まあそうですよね…」と藤村D。ミスターから「また叩かれますよ?(笑)。早く(水曜どうでしょう)ロケ行けって!」と言われて「うるせー」と笑う藤村Dだったが、撮りためているものの、編集をする時間がないと明かした。

 

3人は「今年オンエアする予定だったのに…もう今年はないんで」「でも撮ってますからね、たんまりと」「どうすんだ」と口ぐちに言いはじめ、会場の『水どう』ファンを湧かせた。

 

最後に藤村Dは「映画の第一声が私ということで、私が引っ張っていく映画…と思っては…おりませんが、毎回チャレンジングなことをしたいとおっしゃっていた犬童監督ですが、今回もチャレンジしている作品でして、そこに関われたことが大変私は勉強になったな、と。次も犬童さんからのオファー待っています!」と締めくくり、これから3人で飲みにいくと言いながら楽しげに会場を後にした。

 

 

水曜(どうでしょう)ニャイト!映像

藤村Dら撮影のアンオフィシャル?映像

映画「猫は抱くもの」
公開中

監督:犬童一心
原作:大山淳子「猫は抱くもの」(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ
出演:沢尻エリカ/吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ)/岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠/伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵/柿澤勇人
企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ

公式HP:nekodaku.jp

©2018「猫は抱くもの」製作委員会

沢尻エリカ、犬童一心監督からの手紙に涙「役者人生の中で大切な作品」

映画『猫は抱くもの』の初日舞台あいさつが行われ、沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督が登壇した。

峯田を含めた主要キャストがそろうのは、この1回のみという貴重な全員集合の舞台あいさつ。沢尻は「本日はお越しいただき、ありがとうございます。初日を迎えることができて、うれしく思っております!」とあいさつ。峯田が「今日登壇していているキャストの半分が普段は音楽をやっているという、本業じゃないというのが珍しいですよね。楽器がなくて、マイクがないと僕はしゃべれないですよ」と話すと、沢尻からすかさず「さっきカメラがないところだと、いっぱいしゃべっていたじゃん!」とツッコミが入った。

 

上海国際映画祭から戻ったばかりの犬童監督と沢尻。映画祭の様子について、沢尻が「中国の人の熱量がすごくて、会場もとても近い距離で驚きました!」と話すと、犬童監督は「上映した劇場は、1200人も入るのですが、全席ソールドアウトで、上映後もすごい熱狂だったので、この映画いけるんじゃないかと思いました(笑)」と喜びを語った。

 

さらに、MCから「9000人の“沢尻会”というファンクラブがあると聞きましたが、行かれた時も、大勢のファンの方々が迎えてくれたのですか?」と聞かれると、沢尻は「なかなかファンの皆さんと接する機会がないので、快く迎えていただいて、うれしかったです」と。犬童監督は「みんな沢尻さんを撮っていると分かっていたので、僕はできるだけ離れて歩くようにしました」とコメントし、会場を笑わせた。

 

沢尻は自身が演じた主人公の沙織について「30代女性は仕事であったりプライベートでも考えることが多い時期だと思うんですけど、だからこそ、私も共感できる部分が多かったので、自然体で演じることができました」と。

 

そんな沙織を見守る猫役・良男を演じた吉沢は、沢尻について「飼い主とペットというのは普通の恋人よりも距離感が近い上に猫なので、僕から近づいていくことが多いので、嫌がられたらどうしようと思いましたが、完全に僕を見ている目がペットを見ている目だったので、甘えっぱなしでした」と撮影時の思いを語った。

 

「売れない画家ゴッホ」を演じた峯田は「予告でもある坂を転がっていくシーンは、自分たちは坂の手前で止まってスタントの方が演じる予定だったんですけど、本番は勢い余って、沢尻さんと転がっていってしまいました(笑)」と衝撃の撮影秘話を披露。犬童監督は「本当に転がっていってくれたので、そのシーンを使いました。僕的にはよかったです」とうれしそうに語った。

 

本作の特徴でもある「ねこすて橋の撮影」について聞かれたコムアイは「全員の猫役の方が動いているので、うまく全員の演技を合わせるのに苦労しましたが、すごく面白かったです」と。吉沢が「コムアイさんは、素が猫っぽいので居心地が良くて、楽しかったです」と話すと、コムアイは「私は同じことが2回できないので、吉沢さんに毎回フォローしていただけて、助かりました」と語った。

 

そして、記念すべき初日と、6月24日が犬童監督58歳の誕生日を祝って、“猫の良男型ケーキ”が登場。キャストと観客全員でバースデーソングを歌い、誕生日を祝福した。犬童監督は「ありがとうございます!これを思い出に、余生を過ごせたらと思います」と喜びを語り会場を沸かせた。

 

さらに、犬童監督が沢尻への手紙を披露。「女性が生きにくい時代、自分の在り方で立つその立ち姿に多くの女性たちが励まされることでしょう。いつまでもそうであってください」とメッセージが送られると、沢尻は目に涙を浮かべながら「本当にありがとうございます。うれしいです!この映画は、スタッフもキャストもみんなで良いものを作ろうという思いで、現場で手作りで作り上げていった作品で、とても良い時間を過ごすことができました。役者人生の中で大切な作品になりました」と語った。

 

峯田は「本当にこんな幸福な現場なんてないですよ。沢尻さんの作品を作る姿勢に感動しました。本当に出ることができて、良かったと思います」と思いを明かした。

 

 

映画「猫は抱くもの」
公開中

監督:犬童一心
原作:大山淳子「猫は抱くもの」(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ
出演:沢尻エリカ/吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ)/岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠/伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵/柿澤勇人
企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ

公式HP:nekodaku.jp

©2018「猫は抱くもの」製作委員会

映画「ブラックパンサー」ド派手アクションのメイキング映像公開

映画「ブラックパンサー」MovieNEXと4K UHD MovieNEX、4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)が7月4日(水)に発売、ブルーレイ、DVDのレンタルも開始する。これを記念して、韓国・釜山におけるド派手アクションのメイキング映像が公開された。

メイキング映像では、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギや制作スタッフらが釜山ロケの裏側を語っている。釜山では、夜間に主要な道路をいくつか封鎖し、100人以上のスタッフで歩行者を制限しながら、9日間かけて撮影したという。

 

「アクション満載でマーベルらしくドラマチックだ」とプロデューサーを務めたネイト・ムーアが振り返るように、本編でブラックパンサーやオコエが車の上に乗って戦うシーンや、ド派手なカークラッシュシーンは、瞬きする間がないほどの大迫力だ。

 

釜山のカーチェイスシーンを手掛けたのは、セカンド・ユニット監督を務めたダリン・プレスコット。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や「ベイビー・ドライバー」「ジョン・ウィック」シリーズなどの人気アクション映画で、セカンド・ユニット監督やスタントコーディネーターとして活躍してきたプレスコットは、撮影前にライアン・クーグラー監督と何度も現地へ足を運んでアイデアを練ったという。「これまで手がけてきた他のどの作品、どのアクションよりも誇りに思っていますし、この作品で最大の見どころの1つだと自負していますので、ぜひ注目して見て頂きたいですね」と語っている。

7月4日(水)発売
『ブラックパンサー MovieNEX』
4,000円+税

 

『ブラックパンサー 4K UHD MovieNEX』
7,800円+税

 

『ブラックパンサー 4K UHD MovieNEX プレミアム BOX(数量限定)』
14,000円+税
先行デジタル配信中

 

<ストーリー>

アフリカの秘境にありながら、世界の誰もが創造出来ないような最新テクノロジーをもつ「超文明国ワカンダ」。
ここには世界を変えてしまうほどのパワーを持つ鉱石“ヴィブラニウム”が存在する…。
突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、この国の“秘密”を守る使命を背負うことになる。ヴィブラニウムが悪の手に奪われると、人類に未来はない――。“秘密”を狙う敵に立ち向かうのは若き国王。漆黒の戦闘スーツをまとい、ブラックパンサーとして戦うティ・チャラは、祖国を……そして世界を守ることができるのか?

 

公式サイト:marvel-japan.jp/blackpanther

 

©2018 MARVEL

映画『BLEACH』福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮のキャラPV解禁

7月20日(金)公開の映画『BLEACH』から、黒崎一護(福士蒼汰)、朽木ルキア(杉咲花)、石田雨竜(吉沢亮)に注目した3種のキャラクターPV映像が解禁された。

本作は、久保帯人による大ヒット同名漫画を福士蒼汰主演で映画化。ユウレイが見えること以外は普通の高校生・黒崎一護(福士)は、死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)から力を譲り受け、死神を代行するハメに。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>と死闘を繰り広げる一護だったが、想像を絶する運命が待ち受けていた…。

 

解禁されたのは、死神の力を与えられて死神として生きることとなった普通の高校生である主人公・黒崎一護(福士蒼汰)、死神であり一護に死神の力を渡した朽木ルキア(杉咲花)、そして一護が死神であることを知り、死神に対抗する“滅却師(クインシー)”の石田雨竜(吉沢亮)のキャラクターPV映像。映像では、物語の重要なカギを握る一護、ルキア、雨竜の出会いや、その関係性を見ることができる。

 

映画『BLEACH』
7月20日(金)全国ロードショー

<ストーリー>
高校生・黒崎一護(福士蒼汰)はユウレイが見える霊感の持ち主。ある日、家族が人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>に襲われてしまう。そこに現れたのは死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)。彼女は一護に究極の選択を迫る。このまま家族と共に殺されるか、世の中の全ての人を虚<ホロウ>から護る《死神》になるか――。《死神》として生きていく道を選んだ一護の先には、想像を超えた闘いが待ち受けていた。

 

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介

 

監督:佐藤信介
脚本:羽原大介 佐藤信介
音楽:やまだ豊
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )
主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画

©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会

綾野剛、浅野忠信のパンクぶり明かす「本番中に『あー、剛君!』ってしゃべった」

6月30日(土)公開の映画『パンク侍、斬られて候』の完成披露イベントが行われ、主演の綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、若葉竜也、近藤公園、國村隼、豊川悦司、脚本を務めた宮藤官九郎、石井岳龍監督が集結した。

 

 

綾野は「町田さんの原作に、宮藤さんの脚本、そして監督が石井監督ですから、本作は間違いなく劇薬です!この舞台にいらっしゃる一人ひとりの役者さんがパンク精神を注入した作品で、言葉で説明するにはどうにもこうにも宣伝不可能な作品なんです!」とあいさつ。

 

紅一点の北川は「パンクでロックな男性陣が多い中、思いっきり暴れさせてもらいました!」と語り、石井監督は「この場に皆さんと一緒に立つことができてとても光栄です。やっと監督としての責任を果たせたのかなという感じです」と話した。

 

イベントではタイトルにちなみ、登壇者に事前アンケートを行い“キャスト・スタッフの中で一番パンクだと思う人”を発表。すると11人中7人が石井監督を選ぶという驚きの結果に。東出は「監督はスマートでダンディなのに、ぶっ飛んでたんです」、染谷は「とても腰が低いのですが、誰よりもヤバい感じです。丁寧でヤバいから本当にヤバいんだと思います」と話し、会場を沸かせた。

 

浅野を挙げた宮藤は「浅野さんの役は、本当はセリフがないはずなのに、バリバリしゃべるんです!もーおかしくて!」と浅野の破天荒エピソードを暴露。すると綾野が「本番中に俺の顔を見て、『あー剛君!』ってしゃべったんです!」と続いた。浅野は「自分の中で、監督に言われたことを真剣に考えた結果なんですよ!」と言い返し、爆笑を誘った。

 

さらに、以前、綾野が本作を「宣伝不可能」と表現したことから、他キャストも本作を一言で表現することに挑戦。豊川は「一足お先にオリンピック」、北川は「破壊的でポップなアート」、染谷は「映画におけるパンクの教科書」と回答。

 

そんな中、浅野は「ストレート」な映画と表現。浅野が「キャストがストレートに自分のうちに秘めたものを表現していたんです。でもストレートではない人がひとり…それは豊川さんです!豊川さんが演じた内藤が面白過ぎるんです!」とコメントすると、他のキャストたちも豊川の演じた内藤帯刀を大絶賛。その面白さの秘密について、豊川は「実は撮影中にぎっくり腰になってしまったんです。すると綾野さんが、わざわざ 60分ほどマッサージをしてくれたんです。その日から内藤は掛が大好きになってしまったんです(笑)」と撮影秘話を明かした。

 

最後に、綾野は「今日は何もかもが特別な日となりました。この作品を感じとってもらうのは、皆様自身です。この映画は、皆様の受け取り方により、いろんな表情を見せてくれる作品です。本日は本当にありがとうございました!」とメッセージを送った。

 

 

「パンク侍、斬られて候」
6月30日(土)全国ロードショー

監督:石井岳龍
脚本:宮藤官九郎

出演:綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太/浅野忠信/永瀬正敏/村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦/國村隼、豊川悦司

原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)

配給:東映

©エイベックス通信放送

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レディー・ガガが映画初主演!『アリー/ スター誕生』予告編解禁

レディー・ガガの初主演映画『アリー/ スター誕生』が12月21日(金)に公開されることが決定し、予告編が解禁された。

本作は、音楽業界での成功を夢見るアリーが、国民的ミュージシャンのジャクソンにその才能を見いだされ、華やかなショービジネスの世界で愛と挫折を経験しながら、やがてスターへの階段を駆け上がっていくドリーム・エンターテインメント。

 

アリーを演じるのは、本作が映画初主演となるレディー・ガガ。そして「アメリカン・スナイパー」で主演・製作を務めた俳優ブラッドリー・クーパーが初監督を務め、ジャクソン役として出演する。

解禁された予告編では、自分の容姿と才能に自信のなかったアリーが、戸惑いながらも一歩踏み出し、ステージで魂を震わせる圧巻の歌声を披露する。

 

『アリー/ スター誕生』
12月21日(金)全国ロードショー

配給表記:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:http://starisborn.jp

 

©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

「あんなシリアスなシーンで笑ったのは初めて」映画“みせコド”中島健人×平祐奈×知念侑李

中島健人、平祐奈、知念侑李が出演する映画『未成年だけどコドモじゃない』のBlu-ray&DVDが、7月4日(水)にリリース。その豪華版に収録されるビジュアルコメンタリーの収録が行われ、中島、平、知念が久々に集合した。

 

 

 

本作は、お金目当ての王子様か、強気で一途な幼なじみか、永遠の愛を信じる全女子に贈る“キラ婚”ラフコメディ。水波風南の「未成年だけどコドモじゃない」を原作に、『ヒロイン失格』『トリガール!』『あさひなぐ』などを手掛けた英勉が監督を務める。

 

主人公にはSexy Zoneのメンバーとして活躍するいっぽう、『黒崎くんの言いなりになんてならない』や『心が叫びたがってるんだ。』などで主演を務め、今年も映画『ニセコイ』の公開が控えている中島健人。ヒロインには『ReLIFE』など多数の作品に出演する、今最も勢いのある若手女優・平祐奈。さらにライバル役は、Hey! Say! JUMOのメンバーとして活躍するいっぽう、昨年公開の映画『忍びの国』では平と共演し、『坂道のアポロン』では初の単独主演を果たした知念侑李が務める。

 

今回のビジュアルコメンタリー収録で、作品の宣伝活動以来、久々に集合した3人。作品を見ながら撮影当時の思いや、当時現場ではやった言葉遊び、お気に入りのシーンなどを語り合った。3人そろうシーンは少なかったにもかかわらず、和気あいあいで息もぴったりあった、楽しいコメンタリー収録となった。

 

まず、本編が始まる前に、会えない間に何をやっていたのかなど近況を報告しあった3人。ここでの話が盛り上がってしまい、なかなか本編が始まらない事態に。「僕がスタート!って言わないと、映画が始まらないことになってるんだよ」と中島が言い、ようやく本編がスタートした。

 

冒頭の尚(中島)と香琳(平)の出会いは、スポーツ万能の尚のサッカーの試合のシーン。尚を演じる中島がかっこよくシュートを決めており、撮影では本番で一発OKとなった。「すごく頑張ってた。かなり練習したよね」と知念が言うと、「やった。かなり練習した」と中島が明かす。また、このシーンの撮影を平が見に来ていたそうで、「より気合が入った。やらねば!って思った」と当時の心境を告白した。知念は「限られた時間の中で決めるのってすごいよ。僕だったら“吹き替えお願いしまあ~す”ってすぐ言うね」とおどけると、「ねんちー(中島が知念を呼ぶときの愛称)だってやるでしょ、絶対」と、中島が即座に突っ込みを入れた。

 

実はアドリブも多い本作。「これアドリブだよね」と、本編を見ながらさまざまなシーンで3人も口にしていた。中でも平のアドリブの評判がよく、「アドリブが天才的」と中島は言い、「平さんの中にはいっぱいせりふが用意されている」と褒めている。

 

逆に平は、中島のせりふの言い方や表情など「これ好き。キュンとくる」など、中島の“王子様性”をさすがと絶賛。褒め合う2人の横で知念は「いいなぁ。僕も2人の間に入りたかったな」とぼやき、さらに、尚と香琳の新居近くに住む設定の老人を指して「このおじいちゃんのほうが僕より出番多くない?」と嘆いていた。

 

3人ともギャグシーンにはツッコミを入れまくったり、シリアスなシーンになると作品に関係ないせりふをアテレコしたり、おしゃべりが止まらない。ビジュアルコメンタリーの収録では、「映画に見入ってしまって、話をするのを忘れてしまった」と、本編に集中してしまうことが多いが、本編終わり、エンディングが流れると知念は「久しぶりに会って、話したいことがたくさんあったから、話す方に気が行き過ぎて、あまり映画を見てなかったんじゃないか」と反省。中島も「あんなシリアスなシーンで笑ったの初めて」と振り返った。さらに知念は「でも、買ってくれた方は、家でまた違ったテンションで見てもらえると思うからよかったんじゃないかと思う」とコメント。平に意見を求めると「私も完成した作品を見て、話したいことがたくさんあったから、こうやって3人で見て作品に突っ込みを入れられてよかった」と同意した。

 

最後に中島から平に“みせコド”を経て、『これからもっとこうしていきたいな』など何か思ったことはあったかと問いかけると、平は「コメディは初めての経験。これまで(お芝居が)怖いことも多かったけど、自分のいろんなところを監督に引き出してもらったので、楽しいなと思ったし、怖くなくなった」と語った。

 

これに対して中島が「壁を取っ払えたんだね。これでいいんだって思えるようになったってことだよね」と聞き返すと、平は役柄にちなみ「そう、人を顔で選んでいいんだって分かった」とにっこり。これに中島と知念がツッコミを入れた。

 

このビジュアルコメンタリーは、7月4日(水)発売の『未成年だけどコドモじゃない』Blu-ray&DVD豪華版に収録される。本編と同じくらい笑いと涙(?)の詰まったビジュアルコメンタリーとなっている。また、このほかにも豪華版には、メイキングやイベント映像集など、ファン必見の豪華映像特典が収録される特典ディスクと合計2枚の特典ディスクが付く。

 

『未成年だけどコドモじゃない』Blu-ray&DVD
7月4日(水)発売

■Blu-ray豪華版 ¥6,800+税
■DVD豪華版 ¥5,800+税 /通常版 ¥3,800+税

【Blu-ray&DVD 豪華版 共通特典】
※特製アウターケース

<特典ディスク1>
メイキング映像
公開特番「笑えてとろける!!最上級のラブコメディ「みせコド」誕生SP」
イベント映像集

<特典ディスク2>
ビジュアルコメンタリー(中島健人×平 祐奈×知念侑李)

<本編ディスク>
予告編集(特報/予告/TVCM)

<封入特典>
ブックレット

発売元:小学館
販売元:東宝

©2017 「みせコド」製作委員会
©2012 水波風南/小学館

 

 

 

池田エライザ「大阪イェーイ!」主演映画「ルームロンダリング」舞台挨拶に登場

7月7日(土)公開の映画「ルームロンダリング」の舞台あいさつが大阪シネ・リーブル梅田で行われ、主演の池田エライザが登壇した。

 

 

 

本作は、わけあり物件に住み込み次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化(ロンダリング)する仕事に従事する御子(池田エライザ)と、彼女を取り巻く人々を描くオカルトファンタジー。胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父役をオダギリジョー、御子の隣に住む青年・亜樹人役を健太郎が演じるほか、渋川清彦、光宗薫、木下隆行、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりが出演する。

 

「今日はたくさんの方にお越しいただき、とてもうれしいです。大阪イェーイ!」とハイテンションであいさつした池田エライザ。

 

「こじらせ女子を演じていますが、役作りは難しくなかったですか?」という質問に対して、池田は「御子ちゃんと自分は結構似ているんです」と語り、「片桐(健滋)監督は、廣木隆一監督から『エライザちゃんは暗いよ』と言われて、御子役にピッタリだなと思ったそうです」とキャスティングの裏側を明かした。自身が演じたキャラクターに関しては、「御子ちゃんは頭の中ではとても饒舌なんじゃないかと思っています。言葉がうまくまとまらなくて、なかなか話せない分、表情で物語ることが多くなるんです。」と。

 

「実際に事故物件に住めますか?」という質問が投げかけられると、「この映画の取材でよく聞かれるのですが、劇中に出てくるような人間味あふれる幽霊たちだったら、1か月ぐらいなら大丈夫かなと思います(笑)。ある種のルームシェアって感じですね」と語った。

 

撮影中のエピソードを聞かれると、オダギリジョーとの思い出を振り返り「オダギリさんが現場に来た時に、内弁慶な御子ちゃんが気軽に話しかけられる空気を出してくれていたので、あぁ悟郎さんがいるなぁと思い、とても救われました。」と語り、「渋川(清彦)さんや光宗(薫)さんたちから「御子!!」と呼ばれることもうれしかったです」と笑顔を見せた。

 

お気に入りのシーンとして、池田は御子が涙する場面を挙げ「光宗さん演じる、殺人事件の被害者OL役の悠希に両親について尋ねられるシーン。台本には書かれていなかったのですが、思わず泣いてしまったんです。自分と御子の心が近づいた瞬間だと思いました。とても大事なシーンになりましたね」と語った。

 

また、“家族や人とのつながり”を描いている作品だと思っています。とても大切な、例えば、子供の頃に母親からもらった絵本のような、忘れられない存在の映画です。だから、たくさんの人に愛されてほしいです」と作品への想いを明かした。

 

映画「ルームロンダリング」
7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

出演:池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫/オダギリジョー
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋・梅本竜矢

製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:ファントム・フィルム

公式サイト:roomlaundering.com

©2018「ルームロンダリング」製作委員会

 

 

 

橋本環奈も初参戦!dTVオリジナルドラマ「銀魂2(予定)」制作決定

映像配信サービス「dTV」が、8月17日(金)公開の劇場版「銀魂2(仮)」と連動したオリジナルドラマを制作することが決定した。

 

 

 

dTVは、2017年に大ヒットを記録した劇場版映画『銀魂』と連動したオリジナルドラマ「ミツバ篇」を配信。配信初日の視聴数がdTV歴代No.1の視聴数を獲得した。

 

そして2018年、続編『銀魂2(仮)』の公開に合わせ、昨年に引き続き脚本・監督を福田雄一が務め、主演に小栗旬を迎えたdTVオリジナルドラマの制作が決定した。主演の坂田銀時役の小栗をはじめ、真選組・近藤勲役の中村勘九郎、土方十四郎役の柳楽優弥、沖田総悟役の吉沢亮らが前作に続いてドラマ版に登場。さらに、今年は神楽役の橋本環奈が登場する。

 

ドラマ版の制作決定に合わせ、ティザービジュアルも公開。神楽役の橋本が撮影現場で自ら筆を持ち、魂込めて描いたという作品をそのままティザービジュアル化。ちゅるちゅるした髪の毛が印象的な坂田銀時とかわいらしい笑顔の神楽が描かれている。

 

福田監督は「前回も、dTVの方ではギャグ一辺倒の短編をやりたかったのですが、ようやく今回、念願がかないました!ファンの皆様にもとても愛されていて僕も大好きなエピソードを実写化させて頂きました。『これは無理やろ!』と思われているであろうエピソードも果敢に挑戦してみました!かなり無茶な出来になっております!そんな無茶な感じが癖になる感じに仕上がりそうです。銀魂の真髄であるギャグを満喫してください!」とコメントを寄せている。

 

dTVオリジナルドラマ「銀魂2(予定)」
配信日:2018年8月

出演:小栗旬、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、中村勘九郎 ほか
脚本/監督:福田雄一
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
エグゼクティブプロデューサー:上田徳浩(エイベックス通信放送)、小岩井宏悦(ワーナーブラザース映画)
プロデューサー:内部健太郎(エイベックス通信放送)、松橋真三(プラスディー)、稗田晋(集英社)
アソシエイトプロデューサー:平野宏治(プラスディー)、三條場一正(集英社)
制作プロダクション:ワーナー・ブラザース映画・プラスディー
製作著作:©空知英秋/集英社 ©2018映画「銀魂2(仮)」製作委員会
©2018 エイベックス通信放送

特集サイトURL:https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007030

 

『銀魂2(仮)』
公開日:8月17日(金)

出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈/佐藤二朗
脚本/監督:福田雄一
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
制作:映画「銀魂2(仮)」製作委員会
制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画

映画公式HP URL: gintama-film.com

©空知英秋/集英社©2018映画「銀魂2(仮)」製作委員会

 

 

 

『銀幕版 湘南乃風~一期一会~』予告編解禁 デビュー15周年記念ドキュメンタリー

湘南乃風のデビュー15周年記念映画『銀幕版 湘南乃風~一期一会~』の予告編が解禁された。

予告編は、「湘南乃風 15年の軌跡とは?」「湘南乃風は今何を感じているのか?」「湘南乃風はこの先どこへ向かうのか?」という問いかけから始まる。デビュー当時の若い4人がもがきつつも行った貴重なジャマイカレコーディングの映像ののち、メンバー一人ずつの言葉で、RED RICEからは「今の湘南はバラバラじゃないですかね」とドキッとする発言が出たかと思うと、若旦那からも「10年前くらいに作り上げた成功例をずっと追い求めて止まっている」と衝撃的な言葉が吐き出される。

 

一方、HAN-KUNからは「(湘南乃風は)俺を生かしてくれた、なかったらこうやってお話しできていない」、SHOCK EYEからも「湘南乃風がこんなかっこいい歴史を歩んできたとかそういうことは絶対言いたくないし、どうしようもない奴らだけど、そんな俺たちでもこういうふうになれるんだっていうことを教えたい」など、熱いむき出しの言葉も紡がれる。

 

最後は若旦那の「ドキュメンタリーなんだから撮れるもんが、撮れないと、だからそこを撮ろうよ」という期待が高まる言葉で締めくくられる。

 

なお、6月1日(金)より各劇場およびオンライン(AM10:00より)で前売り券が発売スタートされることも解禁され、全22劇場の上映劇場も発表された。

『銀幕版 湘南乃風~一期一会~』

 

7月13日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:湘南乃風
配給:ショウゲート

 

公式サイト:134r-movie.com

 

©134r-movie project

内田真礼が吹替を担当!『プリンセス ユニキャット』カートゥーンNで6・3日本初放送

アニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」で、映画「LEGO®ムービー」のスピンオフアニメ作品『プリンセス ユニキャット』が6月3日(日)午前10・00から日本初放送。主人公プリンセス・ユニキャットの日本語吹き替えを声優・内田真礼が担当する。

 

 

 

『プリンセス ユニキャット』は、映画「LEGO®ムービー」に登場したプリンセス・ユニキャットが主人公のスピンオフアニメ作品。王国のお城で暮らすプリンセス・ユニキャットは社交的で、友達を作ったり、人と人をつなぐことが大好き。弟のパピーコーン、友達の科学者フォックス博士、ボディーガードのホーコダイル、お城の執事のリックなど、個性的な仲間たちと力を合わせて、王国で起こるさまざまなハプニングに立ち向かっていく。

 

プリンセス・ユニキャット役の内田は「主人公のプリンセス・ユニキャットは、とってもかわいくて、みんなをハッピーにすることが大好きで、ポジティブでエネルギッシュな性格。常に誰かがセリフを話しているほど作品のテンポが速くて、楽しくストーリーが展開していくんです。プリンセス・ユニキャットはとてもテンションが高いので、収録の時はいつもよりもテンションを高めているんです。表情もとても豊かで、3秒前まで笑っていたと思ったら、急に泣いてしまったり、大爆発をおこすくらい突然怒ったりもするので、気持ちの切り替えに苦労する時が結構あるんですよ」と作品の印象と収録時のエピソードを紹介。

 

また「注目のキャラクターは、弟のパピーコーン。元気いっぱいで無邪気なんですけれど、『この場面で、どうしてこんな事をしちゃうの?』って、思わずツッコんでしまうようなおバカなことをやらかしてしまうんです。でも自分にも弟がいるので、なんだかかわいくて憎めないんですよね(笑)。テンポがあって、明るく楽しい気持ちになれる作品なので、お子様はもちろん、ハッピーになりたいいろいろな年代の方にもご覧になってほしいですね」と見どころを語っている。

 

日本初放送となる第1話「誕生日の願い事」では、プリンセス・ユニキャットが弟のパピーコーンの誕生日にサプライズパーティーを開く。願い事をできるバースデーキャンドルをもらったパピーコーンは大喜びするが、マスターフラウンとブロックが現れ、キャンドルを奪い去ってしまう。キャンドルを取り戻すため、ユニキャットとパピーコーンは2人を追ってフラウンタウンへ向かう。

 

『プリンセス ユニキャット』
6月3日(日)スタート
毎週日曜 午前10・00~10・15
(再放送:翌土曜 午前10・00~10・15)

<声の出演>
プリンセス・ユニキャット:内田真礼
プリンス・パピーコーン:辻野悦子
フォックス博士:渡辺明乃
ホーコダイル:山下大毅
リック:藤翔平

番組URL:http://www.cartoonnetwork.jp/cn_programs/view/01162

©2017 Warner Bros. Entertainment Inc. LEGO, the LEGO logo, UNIKITTY and the Brick and Knob configurations are trademarks of The LEGO Group.
All new characters and elements from UNIKITTY! Series ™ and ©WBEI and the LEGO Group.

 

 

「パンク侍、斬られて候」本予告&ポスター解禁!ED曲は感覚ピエロの書き下ろし

6月30日(土)公開の映画「パンク侍、斬られて候」の本予告と本ポスターが完成。合わせてエンディングテーマに感覚ピエロの「夜のスピード」が使用されることが分かった。

 

 

 

本作は、綾野剛を主演に迎え、北川景子、浅野忠信、國村隼、豊川悦司、東出昌大、染谷将太といった豪華キャストが出演。原作は芥川賞作家の町田康が2004年に発表した同名小説。脚本は宮藤官九郎、監督を石井岳龍が務める。

 

本予告と本ポスターでは、強烈な個性を放つ12人のクセ者たちの超破天荒な掛け合いと、壮大なハッタリ合戦が描かれている。注目は超個性的なキャラクターたちのたたみかけるような掛け合い。さらに映像の後半には、猿と人間による壮絶な大合戦シーンの一部が映し出される。最も多いシーンでは、1カットに1億匹の猿と人間3000人が映り込んでいるという。この大合戦シーンは『シン・ゴジラ』の特技統括を務めた特撮の第一人者・尾上克郎特撮監督が手掛けている。

 

予告編の冒頭にかかる楽曲は、感覚ピエロの「夜のスピード」。この楽曲は本作のために書き下ろされたオリジナルソングで、エンディングテーマとなることが決定した。

 

楽曲制作に関して感覚ピエロは「今までにはなかったような映像で魅せる、正に文字通り“パンク”なエンターテイメントが生まれようとしている。その事実に胸が躍りました。エンドロールを観る人の心にきしんでいるカオスを、幻想的なサウンドとメロディで包み込むというテーマで黙々と情景を描いていく鍵盤と歌を軸に、余計な音は一切鳴らさずに、あえてバンドサウンドから離れたアプローチで制作しました。『パンク侍』×『感覚ピエロ』の、ジャンルを超越した『パンク』がここに表現されました。ぜひ劇場で、ご自身の目と心で、最後の瞬間まで『パンク侍』そして『夜のスピード』をご堪能ください」と熱く語った。

 

 

 

 

「パンク侍、斬られて候」
6月30日(土)全国ロードショー

監督:石井岳龍
脚本:宮藤官九郎

出演:綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太/浅野忠信/永瀬正敏/村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦/國村隼、豊川悦司

原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)

配給:東映

©エイベックス通信放送

 

 

映画「BLEACH」に長澤まさみ、江口洋介、田辺誠一、真野真里菜、小柳友

7月20日(金)公開の映画「BLEACH」の追加キャストとビジュアルが公開された。

 

 

 

本作は、週刊少年ジャンプで連載され、全世界シリーズ累計発行部数1億2,000万部の人気コミック「BLEACH」を映画化。幽霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護(福士蒼汰)が、死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)から力を譲り受け、死神を代行するハメになる。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊=虚<ホロウ>と死闘を繰り広げるアクションムービー。

 

今回発表された追加キャストは、長澤まさみ、江口洋介、田辺誠一、真野恵里菜、小柳友の5人。長澤は、幼い頃の一護(福士)を虚から命を賭して守った母親の黒崎真咲を演じる。江口は、長澤演じる妻の真咲をなくして以来、男手ひとつで子育てに奮闘する前向きで熱血な一護の父親、黒崎一心を。また、田辺は街の片隅で古びた店を営んでいるが、裏では現世で虚と戦う死神を援助する、風変わりないでたちの商店主、浦原喜助を演じる。さらに、一護のクラスメイトとして、天然な性格とアイドル顔負けの容姿を持つ井上織姫を真野、“チャド”の愛称で呼ばれる、寡黙で無表情だがケンカが強く屈強な身体を持つ茶渡泰虎を小柳が演じる。

 

長澤演じる母親・真咲を幼い頃に亡くした一護は、母を護ることができず家族から母を奪ってしまったと自責の念を抱える。一護にとって“護る”という言葉が大きな意味を持つきっかけとなった真咲は物語のキーパーソンとなる。

 

映画「BLEACH」
7月20日(金)全国ロードショー

<ストーリー>
幽霊が見えること以外は普通の高校生、黒崎一護(福士蒼汰)。そんな彼の平和な日常は突然、壊れた。人の魂を喰らう巨大な悪霊・虚<ホロウ>が現れたのだ。自身と家族の命が狙われる中、死神と名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)が現れ、一護たち家族を守ろうと必死に虚と抗戦するが重傷を負ってしまう。絶望的な状況下で、ルキアは最後の手段として、本来は人間に分け与えてはいけない死神の力の一部を一護に渡すのだった…高校生兼死神代行となった一護の、虚との壮絶な戦いが始まる。

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介
監督:佐藤信介
脚本:羽原大介 佐藤信介
音楽:やまだ豊
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊)
主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会
制作プロダクション:シネバザール
配給:ワーナー・ブラザース映画

©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会

 

 

 

Huluで「スター・ウォーズ」EP1~6 見放題一挙配信

オンライン動画配信サービスHuluで、シリーズ最新作「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開を記念して、映画「スター・ウォーズ」6作品が6月22日(金)から期間限定で一挙配信されることが決定した。

6月22日(金)から6週間の期間限定で配信されるのは、「スター・ウォーズ エピソード 1/ファントム・メナス」「~エピソード 2/クローンの攻撃」「~エピソード 3/シスの復讐」「~エピソード 4/新たなる希望」「~エピソード 5/帝国の逆襲」「~エピソード 6/ジェダイの帰還」の6作品。

 

また「~エピソード2/クローンの攻撃」と「~エピソード 3/シスの復讐」の間の3年間に起こったクローン大戦における戦いを描いたTVアニメシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」シーズン1~6、「~エピソード3/シスの復讐」と「~エピソード4/新たなる希望」の間の物語で、「エピソード4/新たなる希望」の約5年前から始まり反乱同盟軍が結成されるまでを描いたTVアニメシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」のシーズン1~3も6月22日から3か月間限定で配信される(シーズン3はHuluで初配信)。

 

■配信作品(期間限定)

<映画>
配信期間:6月22日(金)から6週間
「スター・ウォーズ エピソード 1/ファントム・メナス」
「スター・ウォーズ エピソード 2/クローンの攻撃」
「スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐」
「スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望」
「スター・ウォーズ エピソード 5/帝国の逆襲」
「スター・ウォーズ エピソード 6/ジェダイの帰還」

 

<TVアニメーションシリーズ>(字幕版/吹替版)

配信期間:6月22日(金)から3か月間
「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」シーズン1~6
「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン1~3(シーズン3はHulu初配信)

 

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島耕作が長瀬智也演じる赤松社長にエール!映画「空飛ぶタイヤ」

6月15日(金)公開の映画「空飛ぶタイヤ」で、主演の長瀬智也が演じる運送会社の社長・赤松徳郎に向けて、人気漫画シリーズのキャラクター・島耕作から激励のコメントが送られた。

「空飛ぶタイヤ」は、累計170万部を突破した池井戸潤の同名小説を映画化。ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故によって整備不良を疑われた運送会社社長が、大企業に立ち向かいながら真実を追求するさまが描かれる。運送会社の社長・赤松徳郎を長瀬智也、大手自動車会社・ホープ自動車に勤め、赤松と対峙する沢田をディーン・フジオカ、ホープ自動車のグループ会社であるホープ銀行の銀行員・井崎を高橋一生が演じる。

 

今回、赤松の闘う姿に感銘を受けた島耕作からコメントが到着。島耕作は、漫画家・弘兼憲史による人気サラリーマン漫画シリーズの主人公。「課長」の肩書きから始まり、現在は「代表取締役会長」に就任している。

 

<島耕作 コメント>

トップに立つ者は部下からそっぽを向かれたら終わりです。
その気骨と情熱で得た信頼を失わないよう頑張ってほしい。
応援しています!

テコットホールディング 代表取締役会長 島耕作

 

今回のコメントは、兼ねてから池井戸作品に親しんでいたという弘兼が、本作をいち早く鑑賞し、共感したことで生まれた。弘兼は「社長としての気骨を感じる、いい演技」と赤松社長を演じる長瀬を絶賛。“日本一有名なビジネスマン”島耕作より、赤松へエールを送るという形で、異例の応援メッセージが発表された。

 

「空飛ぶタイヤ」
6月15日(金)公開

 

<出演>
長瀬智也
ディーン・フジオカ 高橋一生
深田恭子 岸部一徳 笹野高史 寺脇康文 小池栄子 阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.) ムロツヨシ 中村蒼

 

原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」(講談社文庫、実業之日本社文庫)
監督:本木克英
脚本:林民夫
音楽:安川午朗
主題歌:サザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」(タイシタレーベル/スピードスターレコーズ)
企画・配給:松竹

 

©2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会

知英主演『私の人生なのに』予告&ポスター解禁

7月14日(土)に公開される知英の最新主演映画『私の人生なのに』のポスタービジュアルと予告映像が解禁された。

本作は、知英演じる主人公の金城瑞穂が、オリンピック候補の新体操スター選手でありながら、不治の病で半身不随となり、絶望の中、音楽と出会うことで人生がふたたび動き出し、新たな夢に向かって歩き始めていく青春サクセスストーリー。

 

ポスタービジュアルは、瑞穂(知英)と柏原淳之介(稲葉友)が“音楽”を通じて新たなステージに向かっていく貴重なシーンを再現。予告映像は、瑞穂の絶望と孤独、家族との絆、幼なじみの淳之介と音楽を通じて新しいステージを目指していく2人の姿が描かれている。

 

主題歌はJYが担当。脚本を読んで書き下ろされた「涙の理由」が、ストーリーに深みを与える。

映画『私の人生なのに』
7月14日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

 

知英

稲葉友/落合モトキ

蜷川みほ 江田友莉亜 深沢敦 野中隆光 飯田孝男 根岸季衣

髙橋洋 赤間麻里子

監督・脚本:原桂之介

原作:清智英・東きゆう『私の人生なのに』(講談社刊)

製作:瀬井哲也 プロデューサー:行実良 柴原祐一 共同プロデューサー:長井龍

撮影:加藤十大 照明:志村昭裕 録音:小林武史 美術:田口貴久 編集:相良直一郎

衣裳:岡本華菜子 ヘアメイク:及川奈緒美 キャスティング:あんだ敬一 助監督:岩坪梨絵

制作担当:金子堅太郎 ラインプロデューサー:傳野貴之

制作プロダクション:ダブ

協力:J-Workout 幸和義肢研究所 松永製作所 コ・イノベーション研究所 Chacott

配給:プレシディオ 宣伝:MUSA

公式サイト:http://watashinojinsei.com

 

©2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ

岩田剛典の涙も!河瀨直美監督の最新作「Vision」予告編第2弾公開

ジュリエット・ビノシュと永瀬正敏がW主演を務める、河瀨直美監督の最新作「Vision」(6月8日(金)公開)の予告編第2弾が公開された。

世界で高い評価を受ける河瀨直美監督が、生まれ故郷・奈良県を舞台に人生の回帰を描く本作。主演は、世界三大映画祭全てで女優賞を獲得したフランスの名女優ジュリエット・ビノシュと、日本が世界に誇る俳優・永瀬正敏によるダブル主演。ほかに、岩田剛典、美波、森山未來、田中泯(特別出演)、夏木マリらが出演する。

 

予告編第2弾には、ジャンヌ(ジュリエット)と花(美波)が智(永瀬)の家を訪ねるシーンや、智がジャンヌに「(あなたが)見るもの、聞くもの、触れるもの、感じるもの、それがすべてだ」と優しくほほ笑みかけるシーン、さらに鈴(岩田)が涙を流すシーンも。奈良県・吉野の美しい景色にも注目だ。

映画「Vision」
6月8日(金)より全国公開

 

出演:ジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏、岩田剛典、美波、森山未來、コウ、白川和子、ジジ・ぶぅ、田中泯(特別出演)、夏木マリ

監督・脚本:河瀨直美

配給:LDH PICTURES

公式HP:http://vision-movie.jp/

 

©2018“Vision”LDH JAPAN, SLOT MACHINE, KUMIE INC.

榮倉奈々&安田顕の理想の夫婦像は?「妻ふり」完成披露

6月8日(金)公開の映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の完成披露試写会が行われ、榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花、李闘士男監督が登壇した。

榮倉は「上映前に舞台に立つのは不思議です。映画を観る前に私たちを見るのも不思議かと思いますが、楽しい時間を過ごしてください」とあいさつ。安田は「上映前ということで、すべてのあらすじを言っていきます」と笑わせた。

 

続いて大谷が「ゆったりとしたほのぼのした映画です」、野々が「映画館の舞台に立つのが初めて。数日間の話ですが、日常のようで深い映画です」と話した。

 

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」というタイトルについて、李監督は「いまだに正確にタイトルが言えない」と、榮倉が「『Yahoo!知恵袋』 の投稿が膨らんで、映画化という流れが現代っぽいなと思いました。SNSやメディアが広がっていて。コメディかと思って脚本を読んだら予想外の産物が多くて」と話すと、安田は「出来上がった作品を観たとき、わぁ、やられたと思いました。こんなになるんだー!」と感想を明かした。

 

理想の夫婦像を聞かれると、安田は「長生きした上で若干僕が先に死にたい。幸せに囲まれ看取られながら『いい人生だったよ、ありがとう』と言って死にたい。残されるのは絶対に嫌」と力説。榮倉は「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいな」と笑顔で答えた。

 

最後に、安田は「心より感謝申し上げます。よかったなと思っていただければ、ぜひ、口コミのほどよろしくお願いします」、榮倉は「今日見終えたら家族に『良かったよ』と、話題の1つになったらうれしいです。私はこの映画が大好きです」と語った。

 

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

6月8日(金)ロードショー

 

出演:榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花

原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(作:K.Kajunsky 漫画:ichida/PHP研究所刊)

監督:李闘士男『神様はバリにいる』

脚本:坪田文「コウノドリ」

主題歌:チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)

配給:KADOKAWA

映画公式サイト:tsumafuri.jp

 

©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

オダギリジョーが怪しすぎる不動産屋に「ルームロンダリング」新場面写真公開

池田エライザ主演の映画「ルームロンダリング」(7月7日(土)公開)に出演するオダギリジョーの新場面写真が解禁された。

本作は、わけあり物件に住み込み次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化(ロンダリング)する仕事に従事する御子(池田)と、彼女を取り巻く人々を描くオカルトファンタジー。胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父役をオダギリジョー、御子の隣に住む青年・亜樹人役を健太郎が演じるほか、渋川清彦、光宗薫、木下隆行、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりが出演。監督は片桐健滋。

 

今回、御子の叔父を演じるオダギリジョーの新場面写真が解禁。サングラス姿にアヒルのランプを抱えた姿は何とも怪しげだ。悟朗は不動産屋を営みながら中華料理屋に偽造パスポートを作らせたり、サッカー少年たちを使って住人に立ち退きを迫ったりと、世間一般の不動産屋とは少し違う様子。一方で、両親も祖母も亡くした御子に、住む場所とアルバイトを用意してあげる姪っ子思いな一面も見せる。

 

助監督時代の片桐監督と「血と骨」(04年/崔洋一監督)で現場を共にしているオダギリ。本作への出演に関してオダギリは「今の時代、オリジナルの脚本を映画化する事は容易ではありません。微力ながら応援したい気持ちでこの企画に参加することにしました。そしてもちろん、想いの詰まった脚本がとてもユニークでしっかりと魅力のある世界観を感じさせてくれた事も、参加したいと思った大きな理由でした」と語っている。

 

映画『ルームロンダリング』

7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

 

出演:池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫/オダギリジョー

監督:片桐健滋

脚本:片桐健滋・梅本竜矢

製作幹事:カルチュア・エンタテインメント

配給:ファントム・フィルム

公式サイト:roomlaundering.com

 

©2018「ルームロンダリング」製作委員会

【今日の1冊】ラジオを聞いて映画を見よう――『町山智浩の「アメリカ流れ者」』

学生時代も社会人になってからも、そんなに映画を見てこなかったのですが、ある方を知ってからむさぼるように映画を見始め、今では週に1本は自宅や劇場で映画を見ないとソワソワしてしまう人格になってしまいました。その方とは、映画評論家・ 町山智浩さん。1995年に雑誌「映画秘宝」を創刊し、渡米。現在は、カリフォルニア州バークレーのご自宅からラジオ番組「たまむすび」(赤江珠緒さんおかえりぃー!)の毎週火曜日にご出演され、約30分アメリカの最新事情を交えながら「アメリカ流れ者」というコーナーで映画を紹介されています。

 

 

今回は、TBSラジオ大好きリスナーである私が責任を持って! 『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(町山智浩・著/TBSラジオ「たまむすび」・編/スモール出版・刊)の魅力をお伝えさせていただき、ラジオを聞いて映画を見ようキャンペーンを勝手に進めちゃおうと思っています。

 

町山さんの魅力その1「豊富な知識」

『町山智浩の「アメリカ流れ者」』はラジオでお話していたことを元に、書籍化された一冊です。会話調で読みやすくわかりやすいので、映画あまり見たことないという方でもとてもとっつきやすい内容だと思いました。個人的にオススメなのが、マシュー・ヴォーン監督の『キングスマン』(2014年)。この映画は、何も知らずに見てもめちゃめちゃアガって楽しめるスパイ映画でしたが、町山さんのこの一言があるかないかで、映画の見方が大きく変わったと感じました。

 

さらに面白いのは、マシュー・ヴォーン監督の父親が昔スパイを演じていた俳優だということです。彼の父親はロバート・ヴォーンという俳優で、60年代のスパイドラマ『0011 ナポレオン・ソロ』で主役のナポレオン・ソロを演じていました。「洋服屋の試着室がスパイの秘密基地への入り口になっている」という設定は、『ナポレオン・ソロ』へのオマージュです。

(『町山智浩の「アメリカ流れ者」』より引用)

 

へー! ってなりません?(笑)

 

規模がでかい話ではありますが、映画で親子の思いを引き継いでいるなんてかっこよすぎる! しかしDNA鑑定をしたマシュー・ヴォーン監督、血縁上の父親はイギリス貴族のジョージ・ドゥ・ヴィア・ドラモンドという人だったということがわかったんだとか(笑)。その辺も含めて『キングスマン』を見てみると主人公が監督のようにも思えてしまって、好きな映画がより大好きになったエピソードなのです。

 

他にも、若くして亡くなってしまったスタローンの息子さんの話や、アカデミー賞を受賞するまでのディカプリオの話など、「どうやってその知識手に入れたんだ?」と思うことがたくさん。せっかく教えてもらった情報ですから、「これ町山さんが言ってたんだけどね」と映画通ぶって、友達に自慢しちゃいましょう!

 

町山さんの魅力その2「少年のようなテンション」

『町山智浩の「アメリカ流れ者」』の中で、個人的に楽しみにしているのが今回の映画の中に「男性俳優のヌードがあるか」という情報です。例えばこんな感じ!

 

(『X-MEN:フューチャー&パスト』の紹介より)

ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンも、いつもと同じくお尻を見せてくれます。マグニートー役のマイケル・ファスベンダーが、今回は全然脱いでいないのが残念ですが。

(『町山智浩の「アメリカ流れ者」』より引用)

 

だから何? って情報かもしれませんが、これを話す時の町山さんの熱量は、私にとってどの映画を観るか決める基準になっているくらい重要情報です。もちろん『X-MEN:フューチャー&パスト』も劇場へ行きましたが、大スクリーンでお尻を観れたときには「あ! お尻!!」と異様にテンションが上がりました。

 

他にも…

 

・『オデッセイ』では、ちゃんとマット・デイモンのフル・モンティがあります。後姿ですが、完全にオールヌードです!

・ドニー(ジョナ・ヒル)はパーティーで美女を見かけると、その場でチンチンを出してしまうような男です。(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)

・そして今回の映画のポイントをもう1つ。ブラッド・ピットが脱ぎます!(『フューリー』)

 

こんな感じで楽しそうに映画を紹介されちゃったら、そのシーンを見たくなるじゃないですか(笑)。映画というと小難しいとか、知識がないとついていけないとか、色々と御託並べたくなりますが、単純に楽しい! 面白い! でも全然いいんだよ、ということを町山さんに教えてもらっているような気になってきます。これからラジオを聞いてみようかな〜という方は、町山さんの少年のようなテンションにもご注目? ご注耳? してください!

 

町山さんの魅力その3「ネタバレせずに引きつける言葉力」

映画でよく聞く「ネタバレ」。ラストのオチを言われてしまったら「ふーん」で終わってしまいますし、オチだけでなくラストにつながる重要な場面だったりもあまり言われたくないですよね。でもどうして町山さんの解説を聞いてしまうのか? それは、ネタバレを絶対にしない! と安心して解説を聞けるからです。

 

しかし、ネタバレをペロリと言ってしまった映画があります。それは、本誌には紹介されていませんでしたが、2014年ゴーストライター騒動で世間をわかせた佐村河内守さんのドキュメンタリー『FAKE』(2016年)です。

 

しかもこの映画の「ラスト12分は絶対に口外するな」という条件が付いているのにも関わらず「スペシャルウィークだから言っちゃいます!」と、核心には触れないギリギリラインでネタバレさせます。ぜひなんちゃらチューブにアップされている音源を聞いてもらえれば幸いです(笑)。

 

私は、町山さんの解説を聞くまでこの映画の存在を知りませんでしたが、知ってからは見たくて見たくて仕方なくなってしまいました。どうしてこんなに見たくなってしまうんだろう…町山マジックですね!

 

人からオススメされることに慣れた時代だからこそ

町山さんへの愛が強すぎて、若干うざくなってきてしまいましたが、最後にこの言葉をご紹介させてください。

 

映画は、

何も知らずに観ても面白い。

でも、知ってから観ると100倍面白い。

観てから知っても100倍面白い。

(『町山智浩の「アメリカ流れ者」』より引用)

 

今はキュレーションメディアだったり、待ちの姿勢でもどんどん情報が入ってくるようになりました。そんな情報に溢れている時代だからこそ、自分で選ぶ力が大切になってくると感じています。本や映画、ラジオは娯楽ですから、これらがなくなっても生きていけますが、この娯楽が自分の「選ぶ力」を養ってくれるのではないかと思うのです。まずは騙されたと思って、『町山智浩の「アメリカ流れ者」』に掲載されている映画をご覧になって見てください。どんどんハマっちゃうこと間違いなしです。ラジオが聞けるアプリ「radiko」のタイムフリーであれば、最新の「アメリカ流れ者」が聞けちゃいますよ。

 

【書籍紹介】

町山智浩の「アメリカ流れ者」

著者:町山智浩
発行:スモール出版

映画は、何も知らずに観ても面白い。でも、知ってから観ると100倍面白い。観てから知っても100倍面白い! 人種差別・戦争・ドラッグ…映画が映し出す光と闇。合計21本の傑作コラムを収録!

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安達祐実「実生活では堅実です(笑)」映画「ゼニガタ」インタビュー動画公開

大谷亮平が主演を務める映画「ゼニガタ」(5月26日(土)公開)に出演する安達祐実のインタビュー動画が公開された。

 

 

 

ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』『奪い愛、冬』などで注目を集めた大谷が初主演を務める本作。表向きは居酒屋経営者、裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男(大谷)を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く。

 

安達が演じるのは、農業を志すも資金繰りに窮した脱サラ債務者・真田留美。役どころについて安達は「登場人物の中で唯一汗を流して頑張っていこうとする人。やさしさを感じる、救いのような一縷の希望」と。撮影では農業に初挑戦したといい、「少し作業しただけでも手が痛くなった」と苦労を明かした。

 

“お金”がテーマの本作にちなみ、お金にまつわるエピソードを聞かれると、「子供のころに(同情するなら)金をくれって役をやってたんですけど(笑)、ドラマの中でもお金は人を変えるし、人間はそういう時信用できないぞみたいな内容だったのもあって、意外に実生活では堅実な生活を送っています(笑)」と明かした。

 

 

 

映画「ゼニガタ」
5月26日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー

<ストーリー>
錆びついた漁船が停泊するひなびた漁港。路地裏の一角でひっそり営む居酒屋「銭形」。店主は銭形兄弟の富男と静香(小林且弥)。表向きは居酒屋だが、深夜0時から闇金「ゼニガタ」に変わる。トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し苛烈な取り立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。ある日、ボクサー崩れの男・八雲が「銭形」に入れてくれと申し出てきて…。

公式HP:http://zenigata-movie.com/

©2018「ゼニガタ」製作委員会

 

 

ジョージ・ルーカス、マーク・ハミルらの登場にファン歓喜「ハン・ソロ」Wプレミア

「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のワールド・プレミアが、米ハリウッドで現地時間5月10日に開催。ロン・ハワード監督をはじめ、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミル、オビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガー、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスらが登場した。

 

 

ワールド・プレミアの会場となったのは、ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアター、エル・キャピタン、ドルビー・シアターの3劇場。会場前には約400メートルの長いレッドカーペットが敷かれ、ほぼ実物大のミレニアム・ファルコンが飾られるなど、「スター・ウォーズ」の世界に入り込んだかのような装飾で彩られた。

 

そんなレッドカーペットに若きハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクやチューバッカ、謎の美女キーラ役のエミリア・クラーク、ロン・ハワード監督ら豪華キャスト陣が集合。オールデン・エアエンライクは「数年間ずっと取り組んできたこの作品を、ついにファンのみんなに見てもらえてとても素晴らしい気分だよ!」と大興奮。本作について「チューバッカと一緒にいろいろなシーンを演じて本当に最高だった。それにキャストやクルーが信じられないほど素晴らしい才能にあふれていて、彼らと一緒に作り上げられたことがとてもうれしいよ」とコメントした。

 

ハン・ソロの幼なじみで謎の美女キーラを演じたエミリア・クラークは、美しい金髪に肩出しのセクシーな赤いドレスに身を包んで登場。キーラについて「キーラはとてもミステリアスだから、彼女から目を離さないでね。何をしようとしているのか、しっかり見張っておくべきなの。でもキーラはすごくかっこ良いし、ハン・ソロのことをよく知っている重要なキャラクターよ」と明かした。

 

そして、SWシリーズ生みの親であるジョージ・ルーカスと“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルもレッドカーペットに登場。オールデン・エアエンライクとジョージ・ルーカスが肩を組むと、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。

 

<コメント>

■オールデン・エアエンライク(ハン・ソロ役)
◇ワールド・プレミアの盛り上がりを見ていかがでしたか?
「最高だね。ワクワクするよ。数年間ずっと取り組んできたこの作品を、こうしてようやくファンのみんなに見てもらえるなんて、素晴らしい気分だよ」

◇作品に出演した感想
「とにかく素晴らしいんだ。チューバッカと一緒にいろいろなシーンを演じたことも、すべて本当に最高だったし、自分が『スター・ウォーズ』の世界の一部になれたんだって身に染みて感じられた。それに、チューバッカを演じたヨーナス・スオタモは本当に面白いんだ。本当に素晴らしかったね。僕らはとても素晴らしい時間を過ごしたよ」

◇「スター・ウォーズ」作品に出演してみて
「とにかくキャストとクルーが最高だった。僕と一緒に本作を作った人々、この作品を作った今回の『スター・ウォーズ』集団は、ものすごく信じられないほど素晴らしい才能にあふれている、とても興味深い人々の集まりなんだ。そんな彼らと一緒にこれを体験できたことが本当に最高だったね。それにしても楽しいね。僕の姪も甥もみんな今日はここに来ているんだけど、それにも興奮するよ!彼らは一生に一度の思いを楽しんでいるんだ」

 

■エミリア・クラーク(キーラ役)
◇ワールド・プレミアの盛り上がりを見ていかがでしたか?
「すごく最高よ!この日を迎えられてとても嬉しくて興奮しているわ!」

◇謎に包まれているキーラについて
「キーラはとてもミステリアスだから、彼女から目を離さないでね。何をしようとしているのか、しっかり見張っておくべきなの。でもキーラはすごくかっこ良いし、ハン・ソロのことをよく知っている重要なキャラクターよ」

◇日本のSWファンへのメッセージ
「日本の皆さんこんにちは!この映画を楽しんでくれたらとてもうれしいわ」

 

■ロン・ハワード監督
◇ワールド・プレミアの盛り上がりを見ていかがでしたか?
「楽しさがすべて、そしてファンの皆さんがすべてだから、この映画は理にかなったものになっているね。今晩私たちは、ついにこれをファンの皆さんと分かち合うことができる。それは私がずっと以前から待っていた瞬間だから、今日はかなり気合が入っているよ」

◇脚本について
「この作品はローレンス・カスダンが死ぬほど書きたがっていたストーリーなんだ。これは彼が書いた4本目の『スター・ウォーズ』映画に当たるけれど、そんな彼が以前から死ぬほど書きたがっていたのが、この作品なんだ。ディズニーがルーカスフィルムを傘下に入れたのよりもずっと以前からね。このストーリーは、あのアイコン的で最高なキャラクターについて人々がすでに知っているあらゆることを利用しながら、それでもなお観客を驚かせるという、ファンに胸を張れるストーリーだと彼は確信している。それだけに、私もものすごいアドベンチャー・ストーリーだと思ったし、そんな作品に参加できることに、私も本当に興奮したんだ」

◇作品について
「予想がつかない展開に加えて、派手なアクションやユーモアもあり、ドラマチックな人間関係もある。私がそうだろうなと思っているところで観客が笑う声を聞くのが今から待ちきれないよ。それに、観客が若き日のハン・ソロの冒険を共にしてくれること、ハン・ソロになっていくアドベンチャーを共にしてくれることが、本当に待ちきれないんだ。とにかく、観客の皆さんが驚けるサプライズがたくさんあるはずだよ」

 

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
6月29日(金) 全国公開

監督:ロン・ハワード
製作:キャスリーン・ケネディ

出演:オールデン・エアエンライク(ハン・ソロ)/ウッディ・ハレルソン(ベケット)/エミリア・クラーク(キーラ)/ドナルド・グローヴァー(ランド・カルリジアン)/ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

©2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 

 

 

『デッドプール2』はミュージカル!?“爪野郎”をディスる特別映像公開

6月1日(金)公開の『デッドプール2』から、新たな特別映像が公開された。

 

 

 

特別映像では、デッドプールが「日本のみんな、ヒュー・ジャックマンのミュージカルが大人気らしいな。『デッドプール』より大ヒットかよ…殺したいほどジェラシーだ」と、ヒュー・ジャックマンをディスりまくる。

 

そんな“激ツヨな爪野郎”ジャックマン主演の『グレイテスト・ショーマン』の大ヒットに嫉妬したデッドプールは「新作映画を日本だけミュージカルに変更した」と宣言する。

 

前作に引き続き脚本と製作総指揮を務めたレット・リースが「ライアン・レイノルズは、コメディの天才だ。彼は、シリーズに関連するあらゆるものを笑いものにする」と明かしているように、ウルヴァリンを演じたジャックマンはいつも格好のネタにされている。

 

リース同様に脚本家と製作総指揮を兼任するポール・ワーニックは「若者がスパイダーマンに共感するのは、ダサい青年がマスクを付けて素晴らしいスーパーヒーローになるからだ。人が、デッドプールに親しみを感じるのは、彼が厳しい人生を送りながらも、なんとか乗り越え、笑い飛ばし、最後には打ち勝るからだ。『デッドプール』はコメディとして知られているが、本物のハートを持った作品だ」と語っている。

 

 

 

『デッドプール2』
6月1日(金)全国公開

監督:デヴィッド・リーチ
出演:ライアン・レイノルズ ジョシュ・ブローリン モリーナ・バッカリン ジュリアン・デニソン ザジ・ビーツ T・J・ミラー ブリアナ・ヒルデブランド ジャック・ケーシー

配給:20世紀フォックス映画

公式サイト:http://deadpool.jp/

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

 

 

アン・ハサウェイら『オーシャンズ8』キャストが華麗なドレスで魅了

8月10日(金)公開の映画『オーシャンズ8』の舞台となるファッション・イベント“メットガラ”にアン・ハサウェイらキャスト陣が超豪華衣装で登場した。

史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」。彼らを率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の妹、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は類まれなる才能を持つプロフェッショナルな女性たちをスカウトし、大胆不敵な犯罪プロジェクトを企てる。それは世界中のスターセレブが集結する、世界一のセキュリティが敷かれるファッション・イベント“メットガラ”中に1億5000万ドルの宝石を盗みだすという、とてつもない計画だった――。

 

そんな本作の舞台となる「ファッション界のアカデミー賞」とも呼ばれ、『プラダを着た悪魔』のモデルとなったVOGUEの名編集長アナ・ウィンターが主催する世界最大のファッション・イベントである“メットガラ”がニューヨーク メトロポリタン美術館で開幕。このイベントにアン・ハサウェイ、リアーナ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソンの4人が参加し、本編でも着用している一流ファッションブランドが用意した豪華絢爛なドレス姿で登場した。

 

アン・ハサウェイは劇中の衣装も手掛けているヴァレンティノの赤いドレスで会場を魅了した。『オーシャンズ8』は、“メットガラ”が開催されたメトロポリタン美術館で撮影。アンは「映画のセットを見たアナ・ウィンターが、映画のセット、世界観をとても気に入ってくれたの!とてもうれしかったわ。その言葉をみんな待っていたの。だって、心の底ではアナ・ウィンターにみんなヒヤヒヤしていたからね(笑)」と、『プラダを着た悪魔』に主演したアンならではのジョークを入れながらコメントした。

 

“メットガラ”共同主催も務めるリアーナは、ジョン・ガリアーノのデザインのメゾン・マルジェラのドレス。カーペット上でリアーナは「この場に来られて本当に幸せ」と喜びを語り、「ドレスは重いけど」と前置きをしながらも「すべて手縫いなの。これを着ないと罪だと思ったわ!」と語った。

 

“メットガラ”には日本からモデルの森星も参加。『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン、『オーシャンズ11』のジョージ・クルーニーなど第一線で活躍するハリウッド・スターから、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、マドンナと世界で活躍する歌姫、ベラ・ハディッド、ケンダル・ジェンナーら“ITモデル”など、世界中で影響力のあるセレブが集結している。

 

『オーシャンズ8』

8月10日(金)全国公開

 

<キャスト>

サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム・カーター
監督:ゲイリー・ロス(『ハンガー・ゲーム』)
プロデューサー:スティーブン・ソダーバーグ
配給:ワーナー・ブラザース映画

 

©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

野性爆弾が『デッドプール2』をPR「デッケーそろばんで頭ぶったたいてやるぞ!」

6月1日(金)公開の『デッドプール2』のデッカい俺ちゃん“入魂式”イベントが開催され、野性爆弾の2人がゲストで登壇した。

イベントが始まると、警備員のコスプレに身を包んだロッシーの誘導で、会場に全長7メートルの巨大デッドプール像=デッカい俺ちゃんを乗せたトラックが登場。そして、助手席からくっきーが降り立ったが、「デッドプール」のコスプレを披露するはずが、自身の持ちネタ“がんりきまる”で登場。その予想外の姿に、会場は爆笑に包まれた。

 

くっきーは、雨に濡れた地面を裸足で歩き「これが私流のデッドプールですねん。“がんりきまる”は、目が腫れるという能力を持っています!でも持って生まれた口の悪さがあるのでデッドプールと似てますよ!」とPR。

 

前作の大ファンだったというくっきーは「僕はアクション映画が苦手なんですけど、デッドプールのアクションはジャッキー・チェンに肩を並べるほど好きですわ!」と語り、本作に出演している「忽那汐里ちゃんのキャラクターも気になる!」と期待を寄せた。ロッシーも「こんなにしゃべるヒーローは観たことない!面白い!」と。

 

本作では、デッドプールが“Xフォース”というチームを結成し、敵と戦うシーンが魅力の1つ。もし自分がメンバーになれるとしたら?と聞かれたロッシーは「僕はこの警備員として行きますよ!アイム、ガードマン!」と手にした警棒を振りかざした。対するくっきーは、巨大デップー像を「これくらいデケェと墓石にしたい。アートに縛りなんてねぇーんだわ」と語った。

 

イベントでは、今勢いに乗っているくっきーに直筆のメッセージを書いてもらい、「デッドプール」もそのパワーにあやかることに。くっきーが入魂したメッセージは「奥さん…おたくの息子さん万引きしてましたで…」。くっきーは「デッドプールが次回作で言いそうなことを書きました」と語り、ロッシーも「大ヒット間違いなし!」と太鼓判を押した。

 

最後にくっきーは「おい!これ見てる中坊!デッケーそろばんで頭ぶったたいてやるぞ!」と、くっきー流にアピールした。

 

『デッドプール2』

6月1日(金)全国公開

監督:デヴィッド・リーチ

出演:ライアン・レイノルズ ジョシュ・ブローリン モリーナ・バッカリン ジュリアン・デニソン ザジ・ビーツ T・J・ミラー ブリアナ・ヒルデブランド ジャック・ケーシー

配給:20世紀フォックス映画

公式サイト:http://deadpool.jp/

 

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation