4月2日に新体制での放送を迎えた『あさイチ』(NHK)。リニューアル初日の特集に登場した「川幅うどん」が、さっそくネット上で「ビジュアルのインパクトが半端ない」と話題を呼んでいる。

「一反木綿みたい」なビジュアル!
「川幅うどん」が紹介されたのは、話題のスポットや旬の味覚を伝える新コーナー「おでかけLIVE」でのこと。埼玉県鴻巣市の“ご当地グルメ”であり、同市を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなんだ「川幅グルメ」の1つになる。
鴻巣市からの中継冒頭で紹介された「川幅うどん」だが、よく見かけるうどんの上に何やらどどんと被さるものが。スタジオからも「もち?」と疑問の声が上がるような見た目で、その横幅はどんぶりの半分を覆ってしまうほど。
箸で持ち上げたその正体は、なんと幅約9cmにもおよぶうどんの麺。厚みこそないものの口に運んでもすすり上げることができず、食べ方としては湯葉を口に入れるような動きに。幅だけでなく通常の麺と同じくらいの長さもあり、1口では収まりきらないほどのサイズだった。
どんぶりの半分を覆ってしまうパンチの効いた見た目に視聴者はびっくり。「一反木綿みたいで面白い!」「“川幅うどん”と聞いて『なんぞ?』と思ったけどそのまますぎてワロタ」「ご当地グルメとはいえ、よくこんなアイデア思いつくなwww」「あきらかに食べずらそうだけど、こういう発想嫌いじゃないよ」といった声が続出している。
B級グルメ大会で優勝も
ビジュアルから衝撃を与えた川幅うどんだが、効いているのはパンチだけではなかったよう。麺自体は薄いながらもモチモチの食感で、表面積が広い分よくダシが絡むという利点が。そんなメリットもあり、川幅うどんは2015年に開催された埼玉県内のB級グルメ大会で見事優勝。ちなみに埼玉県は全国でも有数の小麦生産地としても有名で、うどんの消費量はなんと香川県に次いで全国2位になるという。
手打ちによる製法で手間ひまかけて作られるご当地グルメ・川幅うどんに、視聴者はさらに興味を惹かれたようす。ネット上には「近いうちに食べに行こう!」「見た目にビックリだけど、食感も含めて美味しそう」「こういうご当地グルメは食べて応援したいね」などの反応が相次いだ。
もし埼玉県を訪れる機会があれば、足を伸ばして“川幅グルメ”に挑戦してみては?