そんな中、この新モデルに搭載されるチップセットは「Snapdragon 8s Gen 4」になると、著名リーカーのYogesh Brar氏がXで述べています。
このSnapdragon 8s Gen 4は、クアルコムの最上位チップ「Snapdragon 8 Elite」よりも性能を抑えたミッドハイレンジ向けモデルです。
ただし、昨年のハイエンドSoCである「Snapdragon 8 Gen 3」と比べれば、ほぼ同等の性能を持ち、マルチコア性能では上回るというベンチマーク結果も報告されています。それでも、最新のOryonコアを搭載していないため、Snapdragon 8 Eliteには及ばないと見られています。
また、GPUにはSnapdragon 8 Eliteで初採用された「スライスド」アーキテクチャのAdreno GPUを搭載しています。ただし、Eliteが3スライス構成であるのに対し、8s Gen 4は2スライス構成となっており、グラフィックス性能や並列処理能力に差が出る可能性があります。
そのほかの注目ポイントとしては、AI処理を担うNPUが前世代の8s Gen 3と比べて約44%高速化されていることや、4K/30fpsでの低照度ビデオ撮影、画像・映像のリアルタイムセグメンテーションへの対応、Bluetooth 6.0やWi-Fi 7、そしてWi-Fi経由でイヤホン・ヘッドホン接続が可能な「XPAN」機能などが挙げられます。
Pixelsnap Charger with Stand: 充電器とスタンドが一体化したアクセサリー
Pixelsnap Ring Stand: スマートフォンを立てかけることができるリング型スタンド
さらに調査を進めた結果、貿易データベースでワイヤレス充電器(コード名「STN4」)の存在が確認されたとのこと。この充電器は黒と白の2種類があり、Qi 2.2とMagnetic Power Profile(MPP)に対応しています。また、最大60Wのワイヤレス充電が可能なチップ(ConvenientPower CPS4041)が搭載されることも判明しました。
同社のGalaxy Z Foldシリーズは年々薄型化を進めてきましたが、中国のOppoやHonorなど競合他社に比べて遅れを取ってきました。しかし、Galaxy Z Fold7は大幅な進化を遂げ、閉じた状態でわずか9mm、開いた状態で約4.5mmの薄さを実現するといわれています。
そんななか、大手掲示板Redditと韓国のコミュニティサイト・DogDripに投稿された画像には、Galaxy Z Fold7の宣伝用スタンドが写っています。これは小売店やキャリアショップで使われる物ですが、新型デバイスの薄型デザインをアピール。もちろん実物のGalaxy Z Fold7ではなく巨大な模型に過ぎませんが、デザインはこのままと見ていいでしょう。
このスタンドでは、Galaxy Z Fold7の新デザインが現行のFold6よりもはるかに薄く、ヒンジ(折りたたみの軸)部分も小型化されていることが強調されています。
ほぼ時を同じくして、Galaxy Z Fold7にケースを装着した画像がRedditに投稿され、本体の薄さと背面カメラの分厚さが確認できます。これは噂通り、メインカメラが前モデルの50MPから200MPに強化されていることを示しているのかもしれません。
次期折りたたみスマートフォンは「Ultra体験」になると宣言したサムスン。その続報が入り、横折りタイプの「Galaxy Z Fold7」は「最も薄く、最も軽く、最も先進的な折りたたみ式デバイスになる」と述べています。
↑薄さ、軽さ、先進性の三拍子揃った一台に(画像提供/サムスン)。
サムスンが公開した記事内では具体的な数値や他社製品との明確な比較情報はありませんが、短いティザー動画では次期Galaxy Z Fold7の非常に薄い筐体が強調されており、続いて折りたたみディスプレイが開く様子が映し出されています。
これまでサムスンは、折りたたみデバイスの薄型化において競合に後れを取ってきました。例えば、Google Pixel 9 Pro FoldはGalaxy Z Fold6よりはるかに薄く、OppoのFind N5は「開いた状態で4.21mm、閉じた状態で8.93mm」という薄さで業界をリードしています。
Galaxy Z Fold7は、閉じた状態で約9mm、開いた状態で4.54mmになると予想されており、現行モデルであるGalaxy Z Fold6の12.1mm/5.6mmから大幅に薄くなるかもしれません。さらには「開いた状態で3.9mm、閉じた状態で8.9mm」との説もあります。
サムスンは毎年、Galaxy Z Foldシリーズの薄型化・軽量化を目指して改良を重ねてきました。今年のGalaxy Z Fold7は、そうした努力の集大成とも言える仕上がりになりそうです。2024年には韓国と中国で超薄型モデル「Galaxy Z Fold Special Edition」を限定販売しており、その際に得たノウハウが今回の設計に生かされていると考えられます。
この新型横折りスマホは、縦折りモデルの「Galaxy Z Flip7」や新型スマートウォッチ「Galaxy Watch8」などとともに約1か月後に発売される見通し。これらの新製品群が発表される「Unpacked」イベントを、楽しみに待ちたいところです。
6.78インチの大画面は迫力があって良いですが、同時に重量がかさんでしまうのが気になるところ。ほぼ同じ6.9インチのiPhone 16 Pro Maxは227gなので、このスマホがほかの製品と比べて特に重いわけではありませんが、6インチ程度のスマホから乗り換えようと考えている場合は一度実際の重さをチェックしたほうが良いでしょう。
サムスンは、お手ごろな縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を、7月のUnpackedイベントで通常モデルの「Galaxy Z Flip7」と同時に発表する見込みです。特に注目されているのは価格ですが、最新の報道によると、Galaxy Z Flip FEの価格は100万ウォン(約10万6000円※)〜になると伝えられています。
※1ウォン=約0.1円で換算(2025年6月10日現在)
↑次期Galaxy Z Flip FEはお買い得かも(画像提供/Evgeny Opanasenko/Unsplash)。
一方、先日サムスンが発表した「Ultra体験の新章」と題するプレスリリースでは、「Galaxy Z Fold7 Ultra」という製品名も噂されていました。しかし、今回のアプリ名から判断すると、「Ultra」モデルが登場する可能性は低いと考えられます。
また、このプレスリリースに添付された画像のファイル名が「Galaxy-Z-Fold7-Z-Flip7-Pre-tease-Bartype_1920x1080.gif」となっていることからも、従来の命名規則に沿った「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」が正式名称となる可能性は非常に高いと思われます。
Galaxy Z Fold7およびFlip7は、2025年7月に発表・発売される見込み。縦折りの廉価モデル「Galaxy Z Flip 7 FE」や、三つ折り構造の「Galaxy G Fold」も同時に登場すると予想されています。
サムスンの未発表製品に詳しいSammobileは、米国版ファームウェアに「Exynos 2500」が記載されていたと報道。これまでGalaxyフラッグシップは米国や中国などの主要市場ではSnapdragonチップを、欧州やアジア向けモデルにはExynosチップを使ってきました。しかし、次期Galaxy Z Flip7では全モデル共通でExynosチップとなるようです。
そのベンチマークスコアは、シングルコアで2012、マルチコアで7563という結果でした。この数値は、前モデルのGalaxy Z Flip6に搭載されたSnapdragon 8 Gen 3とほぼ同等であり、Galaxy S25シリーズに搭載予定のSnapdragon 8 Gen 4(Elite)にはやや劣ります。
サムスンは2025年後半に、同社の縦折りスマートフォンとして初のFE(「Fan Edition」の略。フラッグシップ機をベースに一部の仕様を見直すことで価格を抑えたモデル)を発売する予定だと噂されています。このデバイスは「Galaxy Z Flip FE」と呼ばれ、従来のGalaxy Z Flipシリーズを踏襲したデザインになる見込み。
↑ほぼこれと同じになりそうな次期「Galaxy Z Flip FE」
以前は、次期フラッグシップ機「Galaxy Z Flip7」より発売が遅れるとの見方が強かったものの、最新の情報では両モデルが同時に発売される可能性が高まっています。
しかし、著名リーカーのMax Jambor氏によると、Galaxy Z Flip7とGalaxy Z Flip FEは同時に量産が始まったとのこと。これは両モデルが同時に発売される可能性が高いことを示唆しています。
Galaxy Z Flip FEは、Galaxy Z Flip5や6とほぼ同じデザインと重さ(約187g)で、3.4インチのカバー(外側)ディスプレイや6.7インチの折りたたみディスプレイを搭載する見込み。搭載プロセッサーは発売地域によって異なり、サムスン製のExynos 2400またはSnapdragon 3を採用する可能性があります。
ほか、カメラやバッテリー容量を含めて、現行のGalaxy Z Flip6と同じ仕様になると言われています。
今回の噂が正しければ、Galaxy Z Flip FEは「ほぼGalaxy Z Flip6」であり、ただ価格が下がるだけ。まさにGalaxy Z Flip7のシェアを奪いかねないとも思われますが、今後の続報を待ちたいところです。
撮影現場で目撃されたデバイスには、カメラ部分にフラッシュと温度センサーらしき二つの円が確認されており、「Pixel 10 Pro」または「Pixel 10 Pro XL」であると推測されています。その理由は、Pixel 8 Pro以降の非折りたたみProモデル全てに温度センサーが搭載されているから。
【Pixel 10の広告撮影の様子(@MarksGonePublic)】
Just out for a walk…
stumbled onto a full-on commercial shoot for the Google Pixel 10
They had a macro probe lens, a Panavision rig, and 20+ crew members…
to film someone holding a phone
If the Pixel camera’s so good, why not just use it? #BTS#Vancouverpic.twitter.com/muDluZfK75
さらに、本製品は「数量限定」での販売となるそう。価格は3000ドル〜3500ドル(約43万円〜50万円※)になるとみられ、二つ折りスマホ「Galaxy Z Fold6」(約1900ドル)のほぼ2倍近くになります。ただし、中国ファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」も同程度の価格であったことから、これ以上の値下げは現実的ではないと見られます。
※1ドル=約142円で換算(2025年5月27日現在)
一見すると残念なニュースのようにも思えますが、サムスンは高価格の新型デバイスを発売する際、まず韓国と中国で投入し、顧客の反応を見たうえで翌年の次期モデルに新技術を反映させるという戦略を取ることがあります。たとえば、Galaxy Z Fold SEで採用された薄型化技術は、グローバル展開される「Galaxy Z Fold7」に生かされるという見方もあります。
いずれにしても、Galaxy G Foldが中国と韓国で成功を収め、それをきっかけにサムスン製の三つ折りスマホがグローバル市場に展開されることを期待したいところです。
Galaxy Z Fold7と、同時発表が期待される次期縦折りスマホ「Galaxy Z Flip7」は、例年通りであれば数ヶ月以内、具体的には7月開催の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で登場する可能性が高いと見られています。今後のさらなるリーク情報や公式発表に注目したいところです。
折りたたみスマホにチタンを導入することは今回が初めてではありません。サムスンはすでに、中国および韓国向けに限定販売された「Galaxy Z Fold Special Edition」のバックプレートにもチタンを使っています。
ここでいうバックプレートとは、ヒンジ(折りたたみ軸)とディスプレイパネルの間を支える重要な部品のこと。Galaxy Z FoldやFold2ではステンレス、Fold3以降ではカーボンファイバーが使われてきました。チタンは加工が難しいものの、軽くて強度が高く、薄型化にも適した素材として注目されています。
今回の報道によれば、Galaxy Z Fold7およびGalaxy G Foldは、スタイラス用のデジタイザーを非搭載とすることでさらなる薄型化を図るそう。これは、先に登場したGalaxy Z Fold Special Editionと同様の設計方針です。Sペンへの対応を一時的に見送ることで、筐体の薄さを優先する形です。
一方、サムスンディスプレイは、デジタイザーなしでもスタイラス入力が可能な有機ELパネルの開発を進めているものの、Z Fold7やG Foldにはまだ採用されない見通しです。そのため、今後のGalaxy Z Foldシリーズは一時的にSペン非対応となり、将来のモデルで復活するかもしれません。
サムスンが2025年夏頃に発売するとみられる「Galaxy Z Fold7」が、世界最薄の折りたたみスマートフォンになる可能性があると報じられました。さらに今回、新たな情報として、画面まわりのベゼルがGalaxy S25 Ultraよりも薄くなるというリークが登場しています。
↑VGV/Adobe Stockより。本体の厚みだけでなく、ベゼル幅も非常に薄い可能性があります。
著名リーカーのIce Universe氏によると、Galaxy Z Fold7の内側(折りたたみ)ディスプレイまわりのベゼル幅は、わずか1mm程度とのことです。これは、前モデルGalaxy Z Fold6の1.9mmよりも明らかに薄く、Galaxy S25 Ultraの1.32mmすら下回る数値になります。
ちなみに、Galaxy S25 Ultraのベゼル幅は、歴代iPhoneでも最もベゼルが細いとされるiPhone 16 Pro Max(約1.44mm)よりも狭くなっており、Galaxy Z Fold7はスマートフォン業界の中でもトップクラスの狭額デザインになる見込みです。
またIce Universe氏の別の投稿では、Galaxy Z Fold7の本体サイズについても言及されています。展開時の寸法は158.4×143.1mmで、Galaxy Z Fold6よりも縦に長く、幅も広い設計です。このサイズと狭額ベゼルの組み合わせにより、ディスプレイサイズも従来の約7.6インチから約8インチに拡大されると予想されています。
一方、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip7」のカバーディスプレイ(外側画面)も前モデルより薄くなり、わずか1.2mmとのこと。これはディスプレイサイズも前モデルの3.4インチから4インチへと拡大されるとの噂とも一致しています。
Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7は、ともに2025年7月頃に発表・発売されると見られています。両機種とも、前モデル以上の使いやすさと画面の広さが期待されており、続報が待たれます。
また、手頃な価格の縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」でも搭載チップについて複数の噂が飛び交っており、一部ではExynos 2400e搭載説、一方でより高性能なSnapdragon 8 Gen 3搭載説が囁かれています。サムスンが十分な数量のチップを製造できない場合、こちらも予想以上にお買い得なモデルになるかもしれません。ともあれ、続報に注目したいところです。
サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りのお手ごろ価格モデル「Galaxy Z Flip FE」に関するさまざまなうわさが伝えられています。中には現行の「Galaxy Z Flip6」とほとんど同じ見かけの予想CG画像も含まれていましたが、仕様についても「中身はFlip6と同じで、単なる名前違いのリブランド版に過ぎない」と報じられています。
↑Robert/Adobe Stockより。ユーザーとしては非常にコスパの良い製品かもしれません。
ギリシャのテックサイトTechmaniacsによれば、「Galaxy Z Flip FE」のスペックは以下のとおりです。
プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
RAM:12GB
メインディスプレイ:6.7インチ AMOLED
カバーディスプレイ:3.4インチ Super AMOLED
カメラ:50MPメインカメラ、12MPウルトラワイドカメラ、10MP前面カメラ
バッテリー:4,000mAh(25W有線充電、15W無線充電対応)
防塵・防水:IP48認証
これらはすべて「Galaxy Z Flip6」と同じ仕様であり、見た目だけでなく内部も同一とされています。唯一の違いは「Galaxy Z Flip FE」がAndroid 15をプリインストールしている点です。ちなみにGalaxy Z Flip6は、Android 14搭載で出荷されています。
一方で「Galaxy Z Flip FE」の魅力は価格にあると見られています。今回の報道によれば、EUでの販売価格は1000ユーロ未満とされ、Z Flip6の当初価格(1300ユーロ超)よりも大幅に低く設定される模様です。
搭載チップがSnapdragon 8 Gen 3であれば、かつて噂されていたExynos 2400e(GetNavi)よりも高性能となります。仕様が1年前のモデルと同等でも、価格次第ではコストパフォーマンスの高い製品となるかもしれません。
そんな中、サムスン関連のリーク情報に定評のあるIce Universe氏が、新たな予想を投稿しました。彼によると「Galaxy Z Fold7の厚みは、開いた状態で3.9mm、閉じた状態で8.9mm」になるそうです。この数値は、現在世界最薄とされるOppo Find N5の「開いた状態4.21mm」「閉じた状態8.93mm」を上回る薄さです。
According to some exclusive information, the next direction of Samsung flagship machine is still to be thin and light, and the battery will be thin and thin, and the body will continue to be thin. The Galaxy Z Fold7 will be the thinnest folding machine in the world at that time,… pic.twitter.com/uAs3NzAf8j
サムスンは7月初旬に、次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と、タテ折りの「Galaxy Z Flip7」を発表すると予想されていますが、それらのバッテリー容量がデンマークの認証機関のデータベースから明らかになりました。
↑JCM/Adobe Stockより。認証機関における認証取得により発覚したとのことです。
インドのテックメディアThe Tech Outlookによると、Galaxy Z Fold7とFlip7の搭載バッテリーは、デンマークの認証機関UL Demkoの認証を取得したとのことです。この認証を得ることは、製品の安全性と信頼性を消費者に保証し、市場での競争力を高める要素の1つとなります。
これによれば、Galaxy Z Fold7は2つのバッテリーを搭載し、それぞれの定格容量(実際に出力できる容量)は2126mAhと2146mAhで、合計4272mAhとなります。これをサムスンは「4400mAhの標準容量(理論上の公称値)」として販売する見通しであり、前モデルからの変更はないことになります。
一方、Galaxy Z Flip7の定格容量は1189mAh + 2985mAh = 4174mAhとなります。おそらく、これも「4300mAhの標準容量」として販売され、前モデルGalaxy Z Flip6と比べて300mAhの増加となります。大幅な増加とは言えないものの、それでも歓迎すべき改善です。
サムスンが横折り型であるFoldモデルのバッテリー容量を増やしていない理由は不明です。2021年に発売されたGalaxy Z Fold3以来、4400mAhのまま変更されていません。とくにGalaxy Z Fold7については、次のような新機能の搭載が予想されており、電力消費の増加が懸念されています。
が、韓国の大手メディア朝鮮日報(Chosun Daily)は、Galaxy Z Flip7にExynos 2500搭載が決定したと報じています。その歩留まりは業界では20〜40%と見積もられ、依然として不十分ではあるものの(サムスンは通常、60%以上に達して初めて本格的な量産を開始)、今回は「実行可能なレベル」まで安定したと判断された、とのことです。
もう1つの理由として、クアルコム製チップの価格が高いことも示唆されています。今回の報道では、前チップ(Snapdragon 8 Gen 3)よりも「20%以上」値上がりしたとされています。
歩留まりが最大40%では低すぎるとも思えますが、折りたたみスマホの出荷台数はフラッグシップのGalaxy Sシリーズよりも少ないことも、採用を後押ししたと伝えられています。その一方で、横折りの「Galaxy Z Fold7」は、噂通りExynosチップを搭載しないとされており、Snapdragon 8 Eliteを搭載する可能性が高いようです。
ちなみにExynos 2500チップの性能はSnapdragon 8 Eliteには及ばないものの、現在のGalaxy Z Flip6に搭載されたSnapdragon 8 Gen 3よりも高いとみられています。飛躍的な性能向上とはいかなくとも、価格は据え置きになることを期待したいところです。
これまでPixelスマホでは「ダブルタップで画面オン(スリープ解除)」は可能でしたが、その逆はできませんでした。現時点では、「Double Tap Screen Off / Lock」などのサードパーティ製アプリを使う必要があります。一方、たとえばサムスンのGalaxyスマホでは、ホーム画面やロック画面の何もないスペースをダブルタップすることで画面オフが可能です。
Google Pixelスマホは、AIを活用した通話や撮影など独自機能が高く評価されています。その一方で、他ブランドから移行したユーザーにとっては、期待していた基本的な機能の一部が欠けていることが不満となっており、その代表例が「ダブルタップで画面オフ」機能でした。
この情報は、あるキャリアのeSIM互換性ページに「Galaxy Z Flip Xe」(モデル番号SM-F761)が登録されていたことに基づいています。「SM-F761」は、手頃な価格の縦折りスマートフォンの型番として、これまでも何度か報じられてきました。
「Galaxy Z Flip Xe」という名称が登場したのは、今回が初めてではありません。昨年末にも、モバイル通信業界団体GSMAが提供するIMEIデータベースに、「SM-F761」が同じ製品名で登録されていたことが確認されています。GSMAデータベースは、非常に信頼性が高い情報源として知られています。
もっとも、キャリアが「Galaxy Z Flip Xe」と記載したのは、単にGSMAデータベースにそのように記載されていたためである可能性もあります。また、仮に「Xe」という名称が正しかったとしても、その意味や名称変更の理由については、現時点では不明です。
この中で特に注目すべきは、Galaxy Z Fold7が折りたたみ時に8.2mmという驚異的な薄さになるという見通しです。以前の噂では、折りたたみ時9.5mm、開いた状態で4.5mmとされていましたが、それをさらに上回る薄さとなります。ただし、現在サムスンが持つ最高の技術を注ぎ込んだGalaxy Z Fold SEでさえ、折りたたみ状態で10.6mmであるため、ここから大幅な技術革新が必要になるでしょう。
また、PandaFlash氏は別の投稿で、Galaxy G Foldはディスプレイ内蔵カメラ(UDC)を採用せず、通常のパンチホール型カメラになる可能性があると述べています。UDCは画面に穴がない分、見た目はすっきりしますが、画質の劣化や認識精度の低下が問題視されており、サムスンは実用性を優先するのかもしれません。
折りたたみスマートフォンにおいて、もうひとつの注目点は画面の折り目(シワ)です。PandaFlash氏は以前、Galaxy G Foldの折り目について「Galaxy Z Fold6並みになる」と予想していました。一方、次期「Galaxy Z Fold7」では、さらに目立たなくなるとの噂も出ています。
なお、Galaxy G Foldは当初、韓国と中国のみで限定販売され、その後、他地域に向けて段階的に展開されると予想されています。ファーウェイのMate XTは非常に高価格でしたが、サムスンには価格を抑えることを期待したいところです。
2025年6月から、EU域内で販売されるスマートフォンやタブレットには「European Product Registry for Energy Labels(EPREL:欧州製品エネルギーラベル登録)」ラベルの添付が義務づけられます。このラベルを取得するためには、メーカーが新たな厳しい条件を満たす必要があり、その中にはバッテリーの仕様も含まれています。
この画像では、巻き取り式スマホが「あご」(ディスプレイ下部の枠)以外は非常に細いベゼルを備えていることがわかります。また、ディスプレイの巻き取り機構を内蔵するためか、既存のサムスン製スマートフォンよりも本体が厚くなっているようです。さらに、左上に配置された2つのレンズとフラッシュは、Galaxy Z Flip6の背面カメラデザインに似た配置となっています。
Nothingの創業者カール・ペイ氏は数日前、X(旧Twitter)で「AMA(Ask Me Anything/何でも質問してください)」セッションを開催しました。その中で、Phone (3)の発売時期について「第3四半期(Q3)」になると明言しています。これは発売が7月から10月の間になることを意味しており、3か月もの幅があります。
特に注目すべきは、防塵機能を備えているとされている点です。前モデルであるRazr 50 UltraはIPX規格にのみ対応しており、防水機能はあるが防塵には未対応でした。それに対し、Galaxy Z Flip6は防水・防塵の両方に対応していたため、今回のRazr 60 Ultraはようやくライバルに追いつくことになります。
スペック面では、カメラ性能・ストレージ容量・バッテリーの持ち・充電速度など、Galaxy Z Flip7を上回っているようです。ただし、Galaxy Z Flip7はGalaxy Z Flip6と
同様に、最大7年間のソフトウェアアップデートが提供される可能性が高いため、長期的なサポート面では依然として優位にあると見られます。
この機能の主な目的は、デバイスのセキュリティとプライバシー保護を強化することです。具体的には、デバイスを再起動すると「Before First Unlock(BFU)」という状態に戻ります。この状態では、生体認証や位置情報に基づくロック解除は機能せず、スマートフォン内に保存されたすべてのデータが暗号化されるため、データの抜き取りが大幅に困難になります。
S25 ultra diffect in camera blurs out the video vibrates like anything you can literally feel it makes horrible niose while zooming in and out it completely struggles to focus. It happens with ultra wide lens. I want replacement its been only a month.diffect phon@SamsungMobilepic.twitter.com/NPpFs2Edf7
One UI 8.0を搭載するサムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」らしき機種のベンチマーク結果が、人気のベンチマーク投稿サイト「Geekbench Browser」にて発見されました。
↑VGV/Adobe Stockより。最新モデルは噂より高性能な可能性があります。
One UIとは、Galaxyデバイス向けに開発されたカスタムUI(ユーザーインターフェース)であり、Android OSをベースとしています。現在の最新バージョンはOne UI 7で、今年1月にGalaxy S25シリーズとともにリリースされました。4月以降には、他の旧機種にも順次展開される見通しです。
今回新たに見つかったベンチマーク結果は、Galaxy Z Fold7とされるモデル番号「SM-F966U」のサムスン製端末に関するものです。この結果によると、本製品はOne UI 8のベースとなるAndroid 16を搭載しているとのことです。
Galaxy Z Fold7の発売は7月と噂されており、残り2か月ほどしかありません。また、One UI 7のリリース開始からわずか数か月で次世代UIをテストしているのは、非常に異例といえます。
とはいえ、これに先立ち「Galaxy Z Fold7」および次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」が、One UI 8をプリインストールして出荷されるというリーク情報もありました。さらに、Galaxy S25シリーズにおいてOne UI 8のテストが進行中であることを示す裏付けも報じられています。
まず、Galaxy Z Fold7には「sun」というメイン基板を備えたクアルコム製チップが搭載されていることが判明しています。これはGalaxy S25シリーズにも採用されたSnapdragon 8 Eliteのコードネームです。プライマリCPUコアのクロック数が標準バージョンよりも高いため、特別仕様の「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」であると推測されています。通常版からCPUコアを1つ減らした省電力版との噂もありましたが、実際はかなりの高性能となりそうです。
そしてRAM容量については、現行モデルであるGalaxy Z Fold6と同じく、12GBであることが明らかになっています。この時期にサムスンがベンチマークテストを開始していることを踏まえると、例年どおり7月頃の発売となる可能性が高そうです。
According to Ice Universe, the Galaxy S25 Edge will be available for sale in late May. The first countries to be able to buy the product are South Korea and China. pic.twitter.com/PdiLagHxKx
Pixel 10 Pro Fold:1600ドル(Pixel 9 Pro Foldから200ドル値下げ)
特に注目されているのは、次期折りたたみモデル「Pixel 10 Pro Fold」が値下げされるという見通しです。今回の情報筋によると、Googleは今後も折りたたみモデルの価格を引き下げていく方針で、2028年には1500ドル前後まで下がる可能性があるそうです。競合メーカーの折りたたみスマートフォンが値上げを続ける一方で、あえて値下げすることで、折りたたみ市場でのシェア拡大を狙った戦略かもしれません。
かたやPixel 10 Pro XLが1200ドルに値上げという予想は、最近のアップルやサムスンの方針と似た傾向があるため、意外ではないかもしれません。たとえば、iPhone 15 Pro Maxでは128GBモデルが廃止されたことで事実上の価格引き上げとなっており、「標準モデルは据え置き、Proモデルは上昇」という流れが見られます。
この機能は「すべての#Pixel9スマートフォンで無料で利用可能」とのことです。本機能は、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldで提供されている「Gemini Advanced」の1年間無料提供とは関係なく、無料期間が終了した後も引き続き利用することができます。
サムスン製スマートフォンの最上位モデルである「Galaxy S Ultra」シリーズは、ここ数世代にわたりバッテリー容量が5000mAhに据え置かれたままとなっています。こうした状況を打開するために、次期モデル「Galaxy S26 Ultra」ではSペンの内蔵スロットを廃止し、外付けに変更する案が検討されているという噂が報じられています。
サムスンが開発中と噂されている、お手ごろ価格の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」については、すでに予想CG画像も公開されています。そのデザインは最新のフラッグシップモデル「Galaxy Z Flip6」とほぼ同じであり、チップ性能を除けばFlip6とほぼ同等の仕様になると予想されていました。
↑Image:SmmyGuru。筐体とディスプレイ以外はやや古めの仕様になっているようです。
しかし、未発表のサムスン製品に詳しいGalaxy Clubは、「Galaxy Z Flip FE」のカメラは2年前の「Galaxy Z Flip5」と同じものであると伝えています。
同サイトによると「Galaxy Z Flip FE」の国際版(モデル番号:SM-F761B)には、少し古めのサムスン製チップ「Exynos 2400e」が搭載されるという噂があり、これが事実であることが確認できたそうです。
このチップは「Galaxy S24 FE」と同じもので、標準で8GBのRAMを搭載するとされています。「Galaxy Z Flip6」は12GBのRAMを搭載していますので、それよりも容量は減ることになります。
さらに、Galaxy Clubはカメラについても「Galaxy Z Flip6」と同じパーツを採用していると述べています。つまり、12MPのメインカメラと超広角カメラ、10MPの前面カメラを搭載する見込みです。
一方で、予想されている画面サイズに関しては否定されておらず、その情報は引き続き有効と考えられます。これらの情報を総合すると、「Galaxy Z Flip FE」は「Galaxy Z Flip6とほぼ同じ筐体とディスプレイに、Galaxy S24世代のチップとFlip5のカメラを搭載した」モデルになると見られます。
もっとも、バッテリー容量が「Flip5」と同じ3700mAhになるのかどうかは、現時点では確認が取れていません。「Galaxy Z Flip6」と同じ4000mAhになる可能性も残されています。
その一方で、次期モデルの「Galaxy Z Flip7」は、高性能チップと大容量バッテリーを搭載し、カメラ性能も向上する見込みです。また、折りたたみ式のメインディスプレイは「Flip6」の6.7インチから6.85インチへ、カバー(外側)ディスプレイは3.4インチから約4インチへと大型化すると予想されています。これにより、廉価モデルである「Galaxy Z Flip FE」との明確な差別化を図る意図があるのかもしれません。
Some people are curious why the Samsung S Ultra doesn't use HP9 as a telephoto lens. Let's take a look at how huge HP9 is. It is thicker than the S25 Ultra. Unless Samsung abandons its current design and turns it into a super bulky design, sensors like HP9 will never be used in… pic.twitter.com/GDAlqey09T
そうした中、サムスン製品情報サイトSammyGuruが、「Galaxy Z Flip 7 FE」と呼ばれるモデルのCAD(設計図)ベースのCG画像を公開しました。これを見る限り、デザインはGalaxy Z Flip6とほぼ同じで、折りたたみ式の内側ディスプレイは6.7インチ、外側のカバーディスプレイは3.4インチとされています。つまり、画面サイズはFlip6と同等です。
一方で、今夏に発売が予想されている上位モデル「Galaxy Z Flip7」は、折りたたみディスプレイが6.8インチ、カバーディスプレイが3.6インチになるという情報があります。これと比較すると、Galaxy Z Flip FEは両ディスプレイともやや小さい、コンパクトな仕様といえます。
その1つが、Galaxy Z Flip7用のケースです。背面に大きく開かれたスペースは、Moto Razrのように大型カバーディスプレイを搭載するとの噂が正しい可能性を高めています。以前Ice Universe氏がリークした予想CG画像も、やはりRazrと似たデザインで、4.05インチとされるカバーディスプレイを備えていました。
もう1つの写真ではGalaxy Z Fold7用の画面プロテクターが示されていますが、現行のGalaxy Z Fold6よりもタテ横ともに大きいようです。以前にリークされた予想CG画像でも、折りたたみ画面が約8.2インチ、カバー画面が6.5インチ(Fold6は約7.6インチ/約6.2インチ)とされていました。これほど大型化すれば、折りたたんだ状態でも使いやすくなると期待できそうです。
Galaxy Z Flip FEは、サムスンの折りたたみスマホの中で最も手頃なモデルになると予想されています。Exynos 2400eはハイエンドチップではないものの、十分な性能を持っており、クロックダウンや省電力設計により発熱も抑えられています。高性能を求めるユーザー向きではないかもしれませんが、「そこそこ快適な動作」と「手ごろな価格」を重視する層にとっては魅力的な選択肢になりそうです。