次期「Google Pixel 10」、意外にもテレマクロ機能を搭載?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズでは、標準モデルにも望遠レンズが搭載されると予想されています。この望遠レンズにより、従来の広角レンズによるマクロ撮影に加えて、「テレマクロ」機能が利用できるようになる見込みです。

↑カメラがパワーアップしそう(画像提供/Samuel Angor/Unsplash)。

 

テレマクロとは、望遠レンズ(テレフォト)を使って接写を行う機能であり、物理的に近づきにくい被写体や、一定の距離を保ちたい対象(虫や花など)の撮影に適しています。また、マクロ撮影で起こりやすい「カメラの影が被写体にかかる」「光量が不足しやすい」といった課題を軽減できるメリットもあります。

 

このテレマクロ機能は、過去にサムスンのGalaxy Z Fold4に搭載されていましたが、その後は廃止されました。しかし最近では、OPPOの「Find N5」に搭載されており、再び注目を集めつつあるようです。

 

なお、Pixel 10シリーズでは、これまで通り超広角レンズを使ったマクロ撮影も継続して利用できると言われています。望遠レンズは最短撮影距離がやや長いため、被写体との距離に応じて超広角レンズと望遠レンズが自動で切り替わる仕組みになると推測されています。

 

Pixel 10シリーズは、2025年8月下旬に登場する見込み。具体的には8月20日に「Made by Google」イベントが開催され、同日から予約受付が始まり、8月28日に出荷が開始されるというスケジュールが有力視されています

 

すでにカラーバリエーションの情報もリークされており、CM撮影現場も目撃されています。Googleが得意とする先進的なAI技術やカメラ性能の進化が正式発表される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

次期「Google Pixel 10」、意外にもテレマクロ機能を搭載?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズでは、標準モデルにも望遠レンズが搭載されると予想されています。この望遠レンズにより、従来の広角レンズによるマクロ撮影に加えて、「テレマクロ」機能が利用できるようになる見込みです。

↑カメラがパワーアップしそう(画像提供/Samuel Angor/Unsplash)。

 

テレマクロとは、望遠レンズ(テレフォト)を使って接写を行う機能であり、物理的に近づきにくい被写体や、一定の距離を保ちたい対象(虫や花など)の撮影に適しています。また、マクロ撮影で起こりやすい「カメラの影が被写体にかかる」「光量が不足しやすい」といった課題を軽減できるメリットもあります。

 

このテレマクロ機能は、過去にサムスンのGalaxy Z Fold4に搭載されていましたが、その後は廃止されました。しかし最近では、OPPOの「Find N5」に搭載されており、再び注目を集めつつあるようです。

 

なお、Pixel 10シリーズでは、これまで通り超広角レンズを使ったマクロ撮影も継続して利用できると言われています。望遠レンズは最短撮影距離がやや長いため、被写体との距離に応じて超広角レンズと望遠レンズが自動で切り替わる仕組みになると推測されています。

 

Pixel 10シリーズは、2025年8月下旬に登場する見込み。具体的には8月20日に「Made by Google」イベントが開催され、同日から予約受付が始まり、8月28日に出荷が開始されるというスケジュールが有力視されています

 

すでにカラーバリエーションの情報もリークされており、CM撮影現場も目撃されています。Googleが得意とする先進的なAI技術やカメラ性能の進化が正式発表される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

次期「Nothing Phone(3)」は「真のフラッグシップ」ではない? 意外なことが判明

Nothingの次期スマートフォン「Phone(3)」は、2025年7月1日に正式発表される見通しです。すでに予想価格CGレンダリング画像が流出しており、注目が高まっています。

↑次期「Phone(3)」の予想画像(提供/Max Jambor/X)。

 

そんな中、この新モデルに搭載されるチップセットは「Snapdragon 8s Gen 4」になると、著名リーカーのYogesh Brar氏がXで述べています。

 

このSnapdragon 8s Gen 4は、クアルコムの最上位チップ「Snapdragon 8 Elite」よりも性能を抑えたミッドハイレンジ向けモデルです。

 

ただし、昨年のハイエンドSoCである「Snapdragon 8 Gen 3」と比べれば、ほぼ同等の性能を持ち、マルチコア性能では上回るというベンチマーク結果も報告されています。それでも、最新のOryonコアを搭載していないため、Snapdragon 8 Eliteには及ばないと見られています。

 

また、GPUにはSnapdragon 8 Eliteで初採用された「スライスド」アーキテクチャのAdreno GPUを搭載しています。ただし、Eliteが3スライス構成であるのに対し、8s Gen 4は2スライス構成となっており、グラフィックス性能や並列処理能力に差が出る可能性があります。

 

そのほかの注目ポイントとしては、AI処理を担うNPUが前世代の8s Gen 3と比べて約44%高速化されていることや、4K/30fpsでの低照度ビデオ撮影、画像・映像のリアルタイムセグメンテーションへの対応、Bluetooth 6.0やWi-Fi 7、そしてWi-Fi経由でイヤホン・ヘッドホン接続が可能な「XPAN」機能などが挙げられます。

 

その一方、8K動画撮影や4K/120fpsのスローモーション撮影、5Gミリ波には非対応となっており、これらを求めるユーザーにはやや物足りないかもしれません。とはいえ、これらの機能はすべてのユーザーにとって必須というわけではなく、用途によっては問題ないでしょう。

 

これらの情報を総合すると、Phone(3) は「真のフラッグシップモデル」とは言い切れないものの、性能と価格のバランスが取れた「準フラッグシップ」機として注目されそうです。

 

Source: Yogesh Brar (X)
via: Android Authority

次期「Galaxy S26」、搭載予定の「Snapdragon 8 Elite 2」が「A19 Pro」を上回った!

サムスンのGalaxy S25シリーズでは、Snapdragon 8 Eliteチップのみが採用されていましたが、2026年登場予定の次期「Galaxy S26」シリーズでは、モデルや地域によってサムスン製の「Exynos 2600」または「Snapdragon 8 Elite 2」のいずれかが搭載される見通しです。

↑次期モデルのチップに期待大!

 

最近では、後者の性能に関する情報が初めてリークされました。

 

Snapdragon 8 Elite 2は、TSMCの第3世代3nmプロセスノード(N3P)で製造されると噂されています。これは、「iPhone 17 Pro」シリーズに搭載される見込みの「A19 Pro」チップと同じ製造プロセスであり、いずれも最先端の技術です。

 

信頼性の高い中国のリーカー、数码闲聊站(Digital Chat Station)氏は、Snapdragon 8 Elite 2のGeekbench 6による暫定的なベンチマーク結果を投稿。シングルコアスコアは4000点以上、マルチコアスコアは1万1000点以上に達するとされています。これは前世代のSnapdragon 8 Eliteと比べて、シングルコアで約29%、マルチコアで約12%の性能向上となります。

 

特にシングルコア性能では、A19 Proチップの推定スコアと互角であり、マルチコア性能ではA19 Proを大きく上回る結果となっています。

 

さらに、Snapdragon 8 Elite 2は「Adreno 840」という新しいGPUを搭載し、16MBのグラフィックスメモリも備えているとのこと。これにより、前モデルから大幅なGPU性能の向上が予想されます。

 

もしこの情報が正確であれば、Androidデバイス向けのチップセットが、初めてAppleのフラッグシップiPhoneチップのCPU性能を上回ることになります。なお、Galaxy S25に搭載されたSnapdragon 8 Eliteチップは、GPUの性能面ではすでにiPhone 16 Pro MaxのA18 Proを上回っています。

 

Galaxy S26シリーズには大きな期待が寄せられますが、これほどの高性能を実現するには、チップの製造コストも上昇する可能性があります。ユーザーとしては、なるべく価格が抑えられることを願いたいところです。

 

Source: Weibo
via: Sammobile

次期「Pixel 10」の新機能が流出!「Magic Cue」とは?

Googleは次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズに新機能「Magic Cue」を導入すると海外で詳しく報じられています。

↑次期モデルに導入される新機能とは?

 

未発表デバイスのリークで知られるTelegramアカウントのMystic Leaksは、新たなスクリーンショットを公開。そこでは、「Magic CueはAIを活用し、現在使っているアプリに応じて役立つ情報や時短アクションを自動で提案する機能」と説明しています。

 

例えば、チャット中に友人からフライト番号を尋ねられた場合、Magic CueはGmailの中から該当情報を自動で探し出し、検索の手間を省いてくれます。

 

このMagic Cueは、2025年初めに「Pixel Sense」という名称でリークされていました。当時は「ユーザーの行動を観察し、リクエストを察知(sense)する」という意味合いが込められていたようですが、現在は正式に「Magic Cue」という名称に改められたようです。

 

本機能がPixel 10でどのように起動するのか、操作インターフェースがどうなるのかはまだ不明。ただし、画面に表示されている内容をMagic Cueが自動で分析し、ユーザーの指示がなくても目的を判断してアクションを提案してくれると考えられています。

 

公開されたスクリーンショットでは、Magic Cueの主な特徴として以下の2点が強調されています。

 

  • 必要な情報をすぐに表示する(Find info instantly)
  • 他のアプリでタスクを完了する際にリンクを提示する(Finish tasks faster)

 

Magic Cueは、AIやアプリの使用履歴、「最近の画面アクティビティ」、特定のGoogleアプリのデータ、Googleアカウント情報(メールアドレスや電話番号など)を利用します。設定画面では「Magic Cueが使用できるアプリ」をユーザーが選択することが可能。

 

具体的に選べるアプリは「メインのGoogleアカウントに紐づくGmail、カレンダー、Keep、タスク」などのほか、「端末内の連絡先、メッセージ、スクリーンショット」などが含まれます。Googleは、「Magic Cueが利用するアプリデータと最近の画面アクティビティは、安全な隔離環境で保護されています」と説明しています。

 

これらの機能が実現すれば、ユーザーは必要な情報をほしいタイミングで素早く受け取ることができ、カレンダーへの予定登録などもワンタップで済むようになるかもしれません。Pixel 10シリーズの正式発表を楽しみに待ちましょう。

 

Source: Telegram
via: 9to5Google

最新OS「Android 16」で「オフにすべき六つの新機能」とは?

ついに最新OS「Android 16」が、先週から正式に配信を開始しました。まずはGoogle Pixelシリーズを対象に展開されており、今後は他のメーカーのAndroid端末にも順次配信される見通しです。

↑不要な機能はどれ?(画像提供/Google)

 

Android 16では多くの新機能が追加されましたが、その中には「すぐにオフにしたほうがよい」と指摘されている機能もあります。Android関連の情報サイト「Android Police」のライターは、個人的に即座に無効化した機能として、次の六つを挙げており、他のユーザーにも同様の対応をすすめています。

 

  1. Material You 3の派手なUIアニメーション

    Android 16の新しいデザイン「Material You 3 Expressive」は、鮮やかな色使いとダイナミックなアニメーションが特徴。しかし、これによりスマートフォンの動作が重く感じたり、過剰な動きに不快感を覚えるユーザーもいるようです。この機能は、[設定] > [アクセシビリティ] > [色とモーション] からオフにできます。

  2. AIアシスタント「Gemini Live」の常時起動

    Gemini LiveはGoogleアシスタントの進化版として登場しましたが、マイクが常時作動することからプライバシー面への懸念があり、バッテリーの消費も増える傾向があります。不要な場合はGeminiを無効にし、従来のGoogleアシスタントに戻すことが推奨されています。

  3. アプリの自動アーカイブ

    あまり使用しないアプリを自動的にアンインストールする機能。しかし、いざという時にそのアプリが使えず、不便に感じる可能性があります。この機能は個別のアプリごとにオフに設定できます。

  4. Wi-Fi/Bluetoothスキャンの積極化

    位置情報の精度を高めるため、Wi-FiやBluetoothのスキャンが定期的に実行されます。ただし、これによってバッテリーの消費が増加したり、プライバシーへの影響が懸念されたりします。設定からオフにすることが可能。

  5. 自動輝度調整(Adaptive Brightness)

    画面の明るさを周囲の環境に応じて自動的に調整する機能ですが、暗すぎると感じる場面があり、手動で調整し直す手間に不満を感じるユーザーもいます。

  6. アダプティブ・コネクティビティ(Adaptive Connectivity)

    5Gと4Gを自動で切り替えることで、通信速度とバッテリーの持ちを最適化する機能。しかし、地域によっては通信が不安定になるケースがあり、設定でオフにできます。

 

これらの機能についての感じ方は人それぞれですが、少なくないユーザーが「自分には合わない」と判断して無効化しているのも事実です。

 

Source: Android Police

Google、次期Pixel 10向け「Qi2.2対応マグネット式ワイヤレス充電器」などを開発中?

Googleは次期「Pixel 10」シリーズにおいて、「Qi2.2」規格に準拠したマグネット式ワイヤレス充電と、それに対応する純正アクセサリー「Pixelsnap」シリーズを発売する予定だと報じられています。

↑次期「Pixel 10」向けに新たなアクセサリーを開発中(画像提供/Triyansh Gill/Unsplash)。

 

Android情報サイトの Android Authority は、小売店向けに作成された「信頼できるマーケティング資料」に基づき、この情報を発信。Googleはこれらの製品を「Pixelsnap」としてブランド化し、少なくとも三つのアクセサリーを開発中とのことです。

 

その製品名と推測される内容は以下の通りです。

 

  • Pixelsnap Charger: AppleのMagSafeのようなマグネット式ワイヤレス充電器
  • Pixelsnap Charger with Stand: 充電器とスタンドが一体化したアクセサリー
  • Pixelsnap Ring Stand: スマートフォンを立てかけることができるリング型スタンド

 

さらに調査を進めた結果、貿易データベースでワイヤレス充電器(コード名「STN4」)の存在が確認されたとのこと。この充電器は黒と白の2種類があり、Qi 2.2とMagnetic Power Profile(MPP)に対応しています。また、最大60Wのワイヤレス充電が可能なチップ(ConvenientPower CPS4041)が搭載されることも判明しました。

 

このPixelsnapプロジェクトがPixel 10と関連していることは、Googleの内部情報源から確認されたそう。つまり、Pixel 10は最大60Wの充電ができる可能性もありますが、充電速度はスマホ側で制御するため、それを実現するかどうかはGoogle次第となります。

 

一方、Pixel 10では「Hub Mode」(ハブモード)という新機能も開発中と言われています。このマグネット機能と組み合わせることで、充電中にPixel 10を小型のスマートディスプレイに変えることができるのかもしれません。ちなみに、こうした機能はすでにiPhoneがスタンバイモードとして実現済みです。

 

ただし、Pixel 10シリーズは本体に磁石を内蔵せず、マグネット式アクセサリーを使うにはGoogle純正またはサードパーティ製のQi2対応ケースを装着する必要があるとの 噂も……。いずれにせよ、現行のPixel 9シリーズよりも便利になりそうです。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy Z Fold7」、驚きの薄さを宣伝用スタンドで見せ付ける!

サムスンは、次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」が「最も薄く、最も軽く、最も先進的な折りたたみデバイスになる」と予告しています。その薄さを裏付ける宣伝用スタンドの画像が登場しました。

↑この薄さを見よ!(画像提供/DogDrip)

 

同社のGalaxy Z Foldシリーズは年々薄型化を進めてきましたが、中国のOppoやHonorなど競合他社に比べて遅れを取ってきました。しかし、Galaxy Z Fold7は大幅な進化を遂げ、閉じた状態でわずか9mm、開いた状態で約4.5mmの薄さを実現するといわれています。

 

そんななか、大手掲示板Redditと韓国のコミュニティサイト・DogDripに投稿された画像には、Galaxy Z Fold7の宣伝用スタンドが写っています。これは小売店やキャリアショップで使われる物ですが、新型デバイスの薄型デザインをアピール。もちろん実物のGalaxy Z Fold7ではなく巨大な模型に過ぎませんが、デザインはこのままと見ていいでしょう。

 

このスタンドでは、Galaxy Z Fold7の新デザインが現行のFold6よりもはるかに薄く、ヒンジ(折りたたみの軸)部分も小型化されていることが強調されています。

 

ほぼ時を同じくして、Galaxy Z Fold7にケースを装着した画像がRedditに投稿され、本体の薄さと背面カメラの分厚さが確認できます。これは噂通り、メインカメラが前モデルの50MPから200MPに強化されていることを示しているのかもしれません。

 

Source: Reddit, DogDrip

via: 9to5Google

サムスン、「iOS 26」への皮肉が炸裂!「ガラスのUI、見覚えがあるな」

アップルは先日、新たなデザイン言語「Liquid Glass(リキッドグラス)」を採用したiOS 26を発表しました。これに対して、スマートフォンで競合するサムスンはSNS上ですかさず皮肉を投稿しています。

↑ライバルに痛いところを突かれる(画像提供/Sahej Brar/Unsplash)。

 

サムスンはまず、iOS 26の「ガラス感のあるUI(ユーザーインターフェース)」に対し、2025年初めにリリースした自社のOne UI 7もガラスや半透明の要素を採用していることを示唆しました。両社のデザイン言語は完全に同じではありませんが、確かに似た印象を与える部分もあります。

 

続いてサムスンは、アップルがiOS 26で新たに追加したAI機能(メッセージやFaceTime、電話アプリでのライブ翻訳など)についても言及し、これらはすでにGalaxy S24シリーズで導入済みであり、現在は多くのGalaxyデバイスに展開されているとアピールしているようです。

 

また、Apple WatchのAI機能(AIによるWorkout Buddyなど)にも皮肉を込めた投稿を行い、「すでにGalaxy Watchは、ユーザーが(そんなことを)気にすることもできないほど疲れてしまう時間を知っている」と述べました。なお、サムスンの公式サイトでは、Galaxy WatchがすでにAIを活用したスマート返信機能や、睡眠・エネルギー分析機能などを備えていると紹介しています

 

さらに、iOS 26で搭載された「通話スクリーニング(Call Screening)」や「保留アシスト(Hold Assist)」機能についても、Google Pixelスマホでは2018年から先行して提供されているものであり、アップルは後発と言えそうです。

 

こうしてiPhoneとAndroid陣営は激しい競争の中で互いの強みを取り込みながら、ともに進化していくのかもしれません。

 

Source: Samsung Mobile US

via: 9to5Google

そんなバカな…。「Vivo」の次期スマホが「Apple Watch」に対応?

中国のスマートフォンメーカー・Vivoは、次期折りたたみデバイス「X Fold 5」がAndroid端末として初めてApple Watchに接続できると主張しています。

↑あり得ない組み合わせ(画像提供/Vivo/Weibo)。

 

VivoはWeiboで「X Fold 5は、Apple Watchで着信やテキストメッセージを表示できるだけでなく、ウォッチに記録された健康データも健康管理アプリと同期できる」と発表しました。

 

この主張は、控えめに言っても驚くべきものです。Appleは公式にはAndroid端末とのApple Watchのペアリングを許可していないため、実際にネイティブで接続できるのかどうかには疑問が残ります。おそらく、iPhoneなどのApple製デバイスを介したアプリ経由の「ワークアラウンド(間接的な方法)」で実現している可能性が高いと考えられます。

 

もっとも、同じく中国ブランドのOppoなどもiOSやmacOSとの連携を強化しており、Android端末からMacをリモート操作できる機能などを実現。Vivoも別の投稿で、iCloudとの「直接」統合や、X Fold 5をMacの拡張モニターとして使える機能を予告しており、何らかの新しいアプローチがあるのかもしれません。

 

Vivo X Fold 5は、ハイエンドな仕様になると噂されており、本格的な防塵性能を備える可能性があります。Apple Watchとの連携機能を抜きにしても、魅力的な折りたたみスマホとなりそうです。

 

Source: Weibo, 9to5Google

次期「Pixel 10」、廃止されていた機能がまさか復活?

Googleは、かつてPixel 4に搭載されていたある機能を次期フラッグシップ機「Pixel 10」シリーズで復活させると報じられています。

↑昔の機能が復活?(画像提供/Amanz/Unsplash)

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、Pixel 10シリーズでは「Ambient EQ」機能を「Adaptive tone」に名称を変えて採用する予定とのこと。この機能は、周囲の環境光に応じてディスプレイのホワイトバランス(色温度)を自動調整し、目の負担を軽減するものです。

 

これはアップル製品のTrue Toneに似た機能で、Pixel 5以降では廃止されていましたが、Pixel Tabletに限っては「Adaptive tone」として復活していました。

 

Pixel 10シリーズでは、新たに「ams TMD3743」という環境光・色センサーを搭載し、折りたたみモデルを除く全機種でこの機能が利用できる見通しです。逆に言えば、Pixel 9やPixel 8シリーズは必要なセンサーを搭載していないため、この機能は利用できないと考えられます。

 

ただし、Pixel 4ではホワイトバランスの調整精度に課題があり、Pixel Tabletでも完全とは言えませんでした。Googleがそれらの課題をどれだけ克服し、Pixel 10でより優れた性能を実現できるかに注目が集まります。

 

なお、写真の色再現や編集にこだわる場合は、「Adaptive tone」機能をオフにすることが推奨されます。色温度の自動調整により、画像の見え方に影響が出る可能性があるためです。

 

Source: Android Authority

via: Android Police

次期「Galaxy Z Fold7」、同シリーズ史上最も「薄く、軽く、先進的」になる!

次期折りたたみスマートフォンは「Ultra体験」になると宣言したサムスン。その続報が入り、横折りタイプの「Galaxy Z Fold7」は「最も薄く、最も軽く、最も先進的な折りたたみ式デバイスになる」と述べています。

↑薄さ、軽さ、先進性の三拍子揃った一台に(画像提供/サムスン)。

 

サムスンが公開した記事内では具体的な数値や他社製品との明確な比較情報はありませんが、短いティザー動画では次期Galaxy Z Fold7の非常に薄い筐体が強調されており、続いて折りたたみディスプレイが開く様子が映し出されています。

 

これまでサムスンは、折りたたみデバイスの薄型化において競合に後れを取ってきました。例えば、Google Pixel 9 Pro FoldはGalaxy Z Fold6よりはるかに薄く、OppoのFind N5は「開いた状態で4.21mm、閉じた状態で8.93mm」という薄さで業界をリードしています。

 

Galaxy Z Fold7は、閉じた状態で約9mm、開いた状態で4.54mmになると予想されており、現行モデルであるGalaxy Z Fold6の12.1mm/5.6mmから大幅に薄くなるかもしれません。さらには「開いた状態で3.9mm、閉じた状態で8.9mm」との説もあります

 

サムスンは毎年、Galaxy Z Foldシリーズの薄型化・軽量化を目指して改良を重ねてきました。今年のGalaxy Z Fold7は、そうした努力の集大成とも言える仕上がりになりそうです。2024年には韓国と中国で超薄型モデル「Galaxy Z Fold Special Edition」を限定販売しており、その際に得たノウハウが今回の設計に生かされていると考えられます。

 

この新型横折りスマホは、縦折りモデルの「Galaxy Z Flip7」や新型スマートウォッチ「Galaxy Watch8」などとともに約1か月後に発売される見通し。これらの新製品群が発表される「Unpacked」イベントを、楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Samsung

via: 9to5Google

ASUS最新フラッグシップスマホ「Zenfone 12 Ultra」レビュー。カメラも良いけど真の魅力は「手間なく使えるAI」かも

2025年2月にグローバル市場で先行発売されたASUSのフラッグシップモデル「Zenfone 12 Ultra」が5月30日、日本での販売を開始しました。通話やカメラなどさまざまなアプリにおいてAIとの連携が可能な「AIスマホ」と言える本機種を、さっそくレビューしていきます。

 

サイズ感は前世代機を踏襲。重さはやや気になるかも

↑Zenfone 12 Ultra。12の文字が大きくあしらわれた箱に入っており、同梱品は専用ケース、ケーブル、ピン。充電器は付属していません。

 

Zenfoneは一世代前の「Zenfone 11 Ultra」で大型化に舵を切り、本体サイズをそれまでの5.9インチから6.78インチに変更しました。今回のZenfone 12 Ultraにもその大きさは引き継がれており、ディスプレイサイズは同じ6.78インチです。本体サイズは高さ163.8×幅77.0×奥行き8.9mm、重量は220g。11と比較すると、幅が0.2mm伸びて重さが5g軽くなったというわずかな変更に留まっています。

 

6.78インチの大画面は迫力があって良いですが、同時に重量がかさんでしまうのが気になるところ。ほぼ同じ6.9インチのiPhone 16 Pro Maxは227gなので、このスマホがほかの製品と比べて特に重いわけではありませんが、6インチ程度のスマホから乗り換えようと考えている場合は一度実際の重さをチェックしたほうが良いでしょう。

 

全体的なデザインも前モデルと大きな違いは少なく、四角く少し出っ張ったカメラ周りや、下部に集まったスロット類なども変わりありません。大きな違いとして挙げられるのは、背面デザイン。前世代機にはASUSのシンボルマークが大きく配置されていましたが、今回はシンプルなデザインに変更されています。

↑ASUSのシンボルマークはカメラ横に小さく配置される形に変更されました。

 

↑下部にUSB Type-C、SIMスロット(デュアル)、イヤホンジャックがまとまっています。なお、SDカードスロットは非搭載です。

 

AI特化のプロセッサーとカメラのジンバルスタビライザーに注目

次にスペックを見てみましょう。

 

カラーバリエーションも含め、前世代からいくつか変更された項目があるのですが、ここではプロセッサーとカメラのジンバルスタビライザーに注目してみます。

 

ディスプレイ 6.78インチ LTPO AMOLED(FHD+、最大144Hz)
プロセッサー Snapdragon 8 Gen 3 Elite
メモリ 12GB / 16GB
ストレージ 256GB / 512GB
メインカメラ 広角5000万画素 + 超広角1300万画素 + 望遠3200万画素

※6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0搭載

フロントカメラ 3200万画素
動画撮影 最大8K@30fps、4K@30/60fps、スローモーション対応
バッテリー 5,500mAh(Quick Charge 5.0およびPD充電対応)
オーディオ ステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、ハイレゾ対応
通信 Wi-Fi、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ、5G対応
耐久性 IP68防水防塵
生体認証 画面内指紋認証 / 顔認証
AI機能 通話翻訳・要約・壁紙生成など
サイズ / 重量 163.8 x 77.0 x 8.9mm / 220g
カラー エボニーブラック / サクラホワイト / セージグリーン
OS Android 15(ZenUI)

 

・Qualcomm Snapdragon 8 Elite

↑ASUSのサイトより。

 

前世代機とのもっとも大きな違いは、プロセッサーがSnapdragon 8 Gen 3からSnapdragon 8 Eliteに変わったことでしょう。8 Elite最大の特徴はAI処理に特化していることで、AI使用時のパフォーマンスがおよそ40%向上しています。前世代機よりも、AIスマホとしての立ち位置が明確になったと言えるでしょう。

↑Geekbenchの数値もシングルコアで3000超と非常に良好です。

 

・6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー4.0

カメラの手ブレを強力に補正してくれるスタビライザーシステムが、従来の3.0から4.0にアップデートされています。以下の動画は「補正なし」モードと、もっとも強力な補正モード「HyperSteady」を適用し、同じくらいの速度で小走りをして撮影したものです。

HyperSteadyでは、強力な手ぶれ補正が効いていることがわかります。補正がしっかり効いている代わりにスピード感が若干失われているほどなので、シーンによっては軽めの補正モードで撮影したほうがいいかもしれません。

 

手ぶれ補正をかけることで画角が若干クロップされたり、解像度が少々劣化したりするデメリットがあるので、外付けのジンバルと比較するとどうしても劣ってしまいますが、普段使いにはこの機能で十分と言えるでしょう。

 

AI機能でスマホの概念が変わる

Zenfone 12 Ultraでは、AIがスマホのあらゆる領域に広がっていて、既存のスマホでは考えられなかった使い勝手を提供してくれます。

 

通話関連なら、通話中の周囲の騒音を軽減してくれる「AIノイズキャンセリング」や、リアルタイムの同時通訳機能「AI通話翻訳」など、SF作品に登場するデバイスのような機能を使うことができます。

↑ASUSのサイトより。通話翻訳は電話アプリのほか、LINEやWhatsAppなどでも使用可。日本語を含め10以上の言語に対応しています。

 

ビジネスで活用できそうな機能も多く、中でも「AIドキュメントの要約」や「AI記事の要約」が便利そうだと感じました。試しに長文のPDFをこのスマホとChat GPTの双方で要約してみたところ、Chat GPTよりもかなりあっさりとした要約でしたが、要所は捉えており、こちらも十分使えそうな印象です。

 

そして、ビジネス系のAI機能でもっとも好印象だったのが「AI文字起こし」です。こちらは、日本語を含む10か国語以上の言語をリアルタイムで文字起こしできることに加え、「話者認識」や「内容の要約」も行なうことができる機能。もちろんテキストデータに出力できるので、インタビュー原稿の作成や議事録作成などで大活躍してくれそうです。

↑「Zenfone」が「Zenphone」になっているのは御愛嬌ですが、ほぼ完璧な認識精度と言っていいでしょう。

 

カメラ周りのAI機能が大幅拡充

ただし、ここまで解説したAI機能はZenfone 11 Ultraの時点で搭載されていたもの。ではZenfone 12 Ultraで大きく進化したのは何かと言えば、カメラ周りのAI機能です。新機能をピックアップして解説します。

 

・「AI流し撮り」

カメラの撮影手法に、背景が流れているように見える「流し撮り」という手法がありますが、それをAIで擬似的に再現できる機能です。一眼レフなどで流し撮りをするのはある程度のテクニックが必要ですが、この機能を使えば動いている被写体を普通に撮影するだけで、こんな写真を撮影することができます。車や電車、スポーツなど、活用シーンが多そうな機能です。

↑電車にピントが合って、周囲が流れているような写真を撮影できます。流れの強さは調整可能。

 

・「AIトラッキング」

カメラ周りの新機能の中でもっともおもしろいと思ったのが「AIトラッキング」です。これは動画撮影時に人物がAIで自動認識され、その対象を画面の中央に捉え続けてくれるもの。

 

まず、AIトラッキングモードにして、追いかけたい対象を選択します。すると、それ以降は対象が中心に来るように自動的に画角を調整してくれます。

↑人物を認識すると白枠で囲われるので、タップすると「ロックしました」という表示が。それ以後、トラッキングが行なわれます。

 

下の動画では奥に行く人物に合わせて、ズームで画角が調整されています。しかし、撮影時にカメラの操作は一切していません。

 

 

一度トラッキング対象を指定すれば、あとは大まかにカメラを構えているだけで被写体を追いかけてくれるので、スポーツの撮影などで役立ってくれそうです。

 

残念なポイントとしては、AIが認識してくれるのは人物のみということ。動物園で撮影をしてみましたが、人間以外はすべてトラッキング対象になりませんでした。ペットの撮影でも役立ちそうな機能なので、先々のアップデートに期待したいところです。

↑鹿と猿で試したがどちらも認識されず。このあと後ろを通った動物園のスタッフには即座に枠がついてトラッキング対象にすることができました。

 

ほかにも写真編集に使えるAI機能が拡充されており、写真から消したいオブジェクトを削除できる「AI消しゴム」や、ピンボケした写真を補正できる「AIピンボケ補正」などが新搭載されています。試しにAI消しゴムを使ってみましたが、若干の不自然さはあるものの、十分満足な仕上がりだと感じました。

 

しかし、AI消しゴムでは削除したいものをすべて自分で選択する必要があります。Googleの「消しゴムマジック」の場合、削除候補を自動選択してくれる機能があるので、便利さでは一歩劣るでしょう。

↑「AI消しゴム」の画面。消したいオブジェクトを手動で選択する必要があります。

 

作業の流れでAIを自然に活用する感覚

上記で解説した以外にも、Zenfone 12 Ultraには多くのAI機能が備わっています。

 

しかし、ここで思うのは「これらのAI機能って、ほかのデバイスでもできることでは?」ということ。実際のところ、紹介したAI機能の多くは別のデバイス・アプリでも対応できます。例えば文書・Webサイトの要約や文字起こしなどはChat GPTでできるし、写真のオブジェクト削除はGoogleフォトでも行なえます。好みによっては、「要約の精度はChat GPTのほうがいい」や「Googleフォトの消しゴムマジックほうが使いやすい」などと感じるケースもあるかもしれません。

 

それでも、今回使ってみて、AIを使うのにこのスマホは非常に適したデバイスだと思えました。その理由は、よりシームレスにAIの力を借りられる設計になっていることが大きいです。

 

現在、自分がAIを使う状況を振り返ってみると、「作業内容に応じて適切なAIサービスを選んで、必要なデータをアップロードする」というのがやや手間なのです。例えば、インタビューで音声を録音した場合、文字起こしができるAIサービスを選んでデータをアップロードするという作業をしています。ところが、本機種の場合、音声レコーダーがAIと連携しているので、録音と同時に文字起こしを行なうことができます。

 

PDFを要約するときも同様です。通常は要約したいPDFをChat GPTなどにアップロードする手間が発生しますが、このスマホの場合、PDFを選択するだけで「要約」のメニューが表示されます。

↑ダウンロードしたPDFを選択すると右下に「要約」のメニューが出現。このようにさまざまなデフォルトアプリでAIの使用を促してきます。

 

たかだかひと手間かもしれませんが、「この作業工程でAIを活用しよう」と能動的に考えてアップロードなどをするのではなく、作業の流れの中で自然とAIによる補助を促してくる設計になっているのは、Zenfone 12 Ultraを使う大きな利点だと感じました。

 

さまざまなAI関連サービスを活用している人ほど、この一元的でスムーズな使い勝手を試してみてほしいです。

 

注意点があるとすれば、前世代機であるZenfone 11 Ultraからの変更点そのものはあまり多くない点でしょうか。AI特化のプロセッサー搭載など明らかな進化はありますし、前述したカメラ周りの機能は本機種からの新搭載ですが、「AI文字起こし」、「AI通話翻訳」などは11でも利用できます。Zenfone 11 Ultraのユーザーでカメラ周りの機能に注目しないのであれば、急いで最新機種にする必要はないかもしれません。

次期「Galaxy G Fold」、中国の認証通過も充電速度がやはり残念…

サムスンが開発中と噂されている三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」が、中国の3C認証サイトに登場しました。これにより、同端末がまもなく正式に発表される可能性が高まっています。

↑発表が近づく「Galaxy G Fold」は充電速度よりチップに期待

 

3C認証(China Compulsory Certification)とは、中国国内で製品を生産・販売・輸入する際に、その製品が中国の安全・品質基準に適合しているかどうかを審査し、合格した製品のみに付与される制度。スマホも例外ではなく、メーカーはこの認証を取得する必要があります。そのため、3C認証サイトには型番やモデル情報が掲載され、未発表デバイスやスペックの一部が明らかになることもあります。

 

今回確認されたGalaxy G Foldのモデル番号は「SM-F9680」で、末尾の「0」は中国向けバージョンを示しています。Galaxy G Foldの販売地域は韓国と中国の2か国に限定されると報じられており、そのうちの1地域が今回確認された形です。

 

さらに、Galaxy G Foldの有線充電速度が最大25Wであることも認証情報から判明しました。おそらくこれは、薄型設計による内部スペースの制約や発熱リスクを考慮した結果と考えられます。この仕様は、著名リーカーが以前に報じた内容とも一致しています。

 

しかし、ライバル機となる中国ファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」は、有線66W・無線50Wという高速充電に対応。また、Galaxy G Foldのバッテリー容量は5000mAh未満と噂されており、Mate XTの5800mAhと比べると少なめです。

 

このようにサムスンが保守的な設計を採っている背景には、過去にGalaxy Note 7で発生したバッテリー発火事故の教訓があるのかもしれません。

 

Galaxy G Foldは、完全に開いた際のディスプレイサイズが9.96インチとされており、Mate XTの10.2インチよりやや小さめです。しかし、搭載されるプロセッサーはTSMCの3nmプロセスで製造されたSnapdragon 8 Eliteであり、7nmプロセスのKirinチップを採用しているMate XTより高性能であると見られています。

 

価格については、Galaxy G Foldは3000〜3500ドル(約43万〜50万円※)になると予想されており、決して手ごろな価格とは言えません。ただし、中国と韓国でヒットすれば量産体制が強化され、将来的には価格が下がると期待したいところです。

※1ドル=約145円で換算(2025年6月11日現在)

 

Source: Wccftech

次期「Galaxy Z Flip FE」、お手ごろ価格なのにコスパ最高!?

サムスンは、お手ごろな縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を、7月のUnpackedイベントで通常モデルの「Galaxy Z Flip7」と同時に発表する見込みです。特に注目されているのは価格ですが、最新の報道によると、Galaxy Z Flip FEの価格は100万ウォン(約10万6000円※)〜になると伝えられています。

※1ウォン=約0.1円で換算(2025年6月10日現在)

↑次期Galaxy Z Flip FEはお買い得かも(画像提供/Evgeny Opanasenko/Unsplash)。

 

これは韓国からのレポートに基づく情報。サムスンは、このFEモデルに256GBのストレージを搭載したバリエーションも展開する予定とされています。

 

一方、通常モデルであるGalaxy Z Flip7については、価格が前モデルのFlip6から引き上げられない可能性があると以前から報じられてきました。少なくとも米国や主要市場では、現行と同じ1099ドル(約16万円※)から発売されるとみられています

※1ドル=約144.7円で換算(2025年6月10日現在)

 

今回のレポートでは、この見通しが改めて裏付けられており、韓国においてもGalaxy Z Flip7は前モデルと同じ148万5000ウォン(約15万7000円)で販売されると伝えられています。

 

これまでの情報を総合すると、Galaxy Z Flip FEの予想スペックは以下の通りです。

 

  • 搭載チップはExynos 2400e

  • カメラ性能はGalaxy Z Flip5と同等

  • バッテリー容量もFlip5と同程度になる見込み

  • 重量は約187gで、従来のZ Flipシリーズと同水準

 

これらの仕様で価格が約10万円であれば、折りたたみスマホとしてはコストパフォーマンスに優れ、日本市場でも注目を集めるモデルとなる可能性が高そうです。

 

Source: Sammobile

次期「Galaxy Z Fold7」と「Flip7」、正式名称が意外な形で判明!

サムスンは、次期折りたたみスマートフォンの製品名「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」を、予想外の方法で明らかにしてしまいました。

↑次期モデルの正式名称が奇妙な形で判明(画像提供/Amanz/Unsplash)。

 

サムスンは、同社のアプリストア「Galaxy Store」において、「Samsung Internet Browser for Fold7 and Flip7」という特別バージョンのウェブブラウザを掲載したのです。このアプリ名が両モデルの正式名称を初めて公にしました。

 

サムスンによる表記では、Android 16をベースとしたOne UI 8のベータ版向けとされています。通常版との具体的な違いは説明されていませんが、製品名を含むこの表記は決定的な「公式発表」といえるでしょう。

Image:Samsung

 

一方、先日サムスンが発表した「Ultra体験の新章」と題するプレスリリースでは、「Galaxy Z Fold7 Ultra」という製品名も噂されていました。しかし、今回のアプリ名から判断すると、「Ultra」モデルが登場する可能性は低いと考えられます。

 

また、このプレスリリースに添付された画像のファイル名が「Galaxy-Z-Fold7-Z-Flip7-Pre-tease-Bartype_1920x1080.gif」となっていることからも、従来の命名規則に沿った「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」が正式名称となる可能性は非常に高いと思われます。

 

Galaxy Z Fold7およびFlip7は、2025年7月に発表・発売される見込み。縦折りの廉価モデル「Galaxy Z Flip 7 FE」や、三つ折り構造の「Galaxy G Fold」も同時に登場すると予想されています。

 

今年の夏は、サムスンの多彩な折りたたみスマートフォンが一斉に登場する注目のシーズンとなりそうです。

 

Source: Galaxy Store, Digital Trends

via: Galaxy Club, 9to5Google

次期「Google Pixel 10 Pro」の試作機が流出! 現行モデルとそっくりだけど…

Googleの次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 10 Pro」の初期プロトタイプとされる実機が、中国のSNSで公開されました。これにより、外観デザインや内部仕様、搭載チップに関する詳細な情報が明らかになっています。

↑現行モデルとの違いは何?(画像提供/Samuel Angor/Unsplash)

 

この情報は、未発表デバイスのリークで知られるアカウント「Mystic Leaks」が転載したもの。今回の端末は「Pixel 10 Pro」のDVT1.0(デザイン検証テスト)段階の試作機とされています。

↑今回流出した画像の一部(出典/Mystic Leaks)

 

外観はPixel 9 Proと非常によく似ていますが、いくつかの細かな変更点が確認できます。

 

  • USB-Cポートの左右にスピーカーとマイク用の対称的な切り欠きが配置されている

  • SIMカードトレイが本体左上端に移動している

  • カメラバーはやや厚くなり、カバーガラスが端まで広がっている

  • 本体はわずかに薄型化している可能性があるものの、カメラバーの出っ張りはより大きくなっている

  • 試作機識別用のロゴが背面に刻印されている

 

また、端末情報を表示するアプリ上では、開発コードネームが「Blazer」、RAMが16GB、ストレージが256GBであることも確認されています。搭載チップは「Tensor G5」で、構成はCortex-X4が1コア、Cortex-A725が5コア、Cortex-A520が2コアという8コア構成です。

 

なお、画面上には「5nm」との表示がありますが、Tensor G5はTSMCの3nmプロセス「N3E」で製造されると見られており、これは誤表示の可能性があります。

 

こうした情報を総合すると、外観上は大きな変化がない一方、内部チップの進化によって、AI処理やカメラ性能の向上が期待されるモデルとなりそうです。

 

Source: Mystic Leaks

via: 9to5Google

「Ultra体験の新章」幕開け! 次期「Galaxy Z Fold7」は伝説になる?

サムスンは次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」の正式発表に先立ち、その予告と見られる情報を公開しました。

↑新たな伝説の幕開け?(画像提供/サムスン)

 

今回のプレスリリースは、「Ultra体験の新章」と題して、Galaxy Z Fold7と推測される新型スマホの特徴を紹介。単なるスペックの向上にとどまらず、芸術性とエンジニアリングの融合によって、新しいユーザー体験を提供することを強調しています。

 

主なポイントは以下の通りです。

 

  • ユーザーの要望に応える進化

    より大きな画面、優れたカメラ、新しいつながり方や創造的体験へのニーズに応えるため、小型・軽量で持ち運びやすい「Ultra体験」が目標。

  • AIとハードウェアの融合

    音声操作によるAIアシスタントが、レストランの検索、メッセージの送信、仕事用メールの仕上げなど、日常生活を幅広くサポート。

    また、AI搭載ツールによって、外出先でも快適にメッセージ送信・ブラウジング・ゲームが楽しめることもアピール。

  • 折りたたみデバイスの新たな価値

    折りたたみ時はコンパクトで携帯性に優れ、展開時にはエンタメハブや作業スペース、マルチタスク用端末として活躍できる点を強調。さらに、Galaxy AIによる体験強化が折りたたみ端末向けに最適化されていることも示唆。

 

なお、今回の記事では具体的な製品名やスペックには一切言及されていませんが、これまでの複数のリーク情報により、以下のような仕様が予想されています。

 

  • 展開時の厚さは約4.5mm、折りたたみ時は約8.25mm

  • チタン合金フレームを採用し、薄型化と強度を両立

  • メインディスプレイは8〜8.2インチ、カバーディスプレイは6.5インチに拡大

  • メインカメラは200MP(2億画素)に強化

 

これらの仕様が事実であれば、まさに「Ultra体験」と呼ぶにふさわしい一台となるでしょう。今後のサムスンによる正式発表や、さらなるリーク情報に注目したいところです。

 

Source: Samsung

via: 9to5Google

サムスン、次期「Galaxy S26」シリーズに「Perplexity」を標準搭載!?

サムスンがAIスタートアップ「Perplexity」と大規模な提携に向けて最終段階にあり、同社の検索技術やAIアシスタントを自社端末に統合する予定であると、米ブルームバーグが報じています。

↑Perplexityとディール間近!

 

ブルームバーグによると、サムスンは2026年前半に発売予定の「Galaxy S26」シリーズにおいて、PerplexityのアプリおよびAIアシスタントを標準の選択肢としてプリインストールする見込みとのこと。この提携によって、PerplexityのAI検索技術やアシスタント機能が、サムスン製のウェブブラウザやバーチャルアシスタントに統合される可能性があると伝えられています。

 

さらに、サムスンはPerplexityの新たな資金調達ラウンドにおいて主要な出資者になる可能性もあるそう。この動きにより、サムスンはGoogleへの依存度を下げ、AI戦略の多様化を図るものと見られています。

 

具体的には、初期設定時にPerplexityとGoogle GeminiのいずれかをデフォルトAIアシスタントとして選択でき、ユーザーは設定メニューからいつでも切り替えられるようになると予想されています。

 

一方、アップルもPerplexityの技術に関心を寄せており、音声アシスタントSiriへの統合やGoogle検索の代替としての活用を検討していると報じられています。両社ともOpenAIやGoogleに頼る度合いを減らしつつ、ユーザーの自由度を高める意図のようです。

 

この提携が実現すれば、サムスンとPerplexityの双方にとってウィンウィンの関係になる可能性があります。Perplexityはインターネット上の最新情報を直接取得できる仕組みを持ち、ニュースや市場動向への対応力が高く、高精度な回答性能でも評価されています。

 

有料版「Perplexity Pro」の月額料金は約3000円ですが、Galaxyスマートフォンに統合される場合、一定期間は無料で利用できると期待したいところです。

 

Source: Bloomberg

via: Gizmochina

次期「Nothing Phone (3)」は意外にお得!? 米国価格が判明か

Nothingは次期スマートフォン「Phone (3)」が「真のフラッグシップ」になると宣言していますが、その米国価格は799ドル(約11万5000円※)〜であると報じられています。

※1ドル=約144円で換算(2025年6月4日現在)

↑なんとか手が届くかも(画像提供/Gavin Phillips/Unsplash)。

 

信頼性の高いリーカー@MysteryLupin氏によると、Phone (3)は12GB RAM/256GBストレージモデルが799ドル、16GB RAM/512GBストレージモデルが899ドル(約13万円)になるとのこと。これは前モデルのPhone (2)(599ドル)から大幅に値上げされており、同社CEOのカール・ペイ氏が語った通り、価格帯としても本格的なフラッグシップ機に位置付けられます。

 

Phone (3)には、最新のSnapdragonチップやフルカメラセットが搭載される模様。仮にSnapdragon 8 Eliteが採用されると、同価格帯のOnePlus 13(米国価格は899ドル〜)より安価な選択肢となり得ます。発売日は7月25日になるとの情報も

 

その一方、Nothingは新たにオーバーイヤー型のヘッドホンを開発中とも報じられています。同じく@MysteryLupin氏によると、この製品は「Nothing Headphone (1)」という名称で、米国において9月下旬に299ドル(約4万3000円)で発売されるとのこと。

 

この価格は、ソニーのWH-1000XM6やAppleのAirPods Maxと比べて明確に低く設定されており、Nothing製オーディオデバイスとして注目を集める可能性がありそうです。

 

Source: @MysteryLupin(1, 2

via: 9to5Google

超薄型「Galaxy S25 Edge」、過酷な耐久テストで意外な結果を出す!

サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」は、厚さ5.8mm・重量163gという超薄型かつ軽量な設計のため、一部では耐久性に不安の声が上がっていました。実際にどうなのでしょうか? 過酷な耐久テストで知られるYouTuber、JerryRigEverything(Zack Nelson)氏が検証しました。

↑超薄い=超弱い?(画像提供/JerryRigEverything/YouTube)

 

Galaxy S25 Edgeはフレームにチタンを採用しており、従来のアルミニウム製フレームより高い強度を実現しています。前面ガラスにはGorilla Glass Ceramic 2、背面にはGorilla Glass Victus 2が使われており、いずれも傷や衝撃に強い素材。さらに、防塵・防水性能を示すIP68等級にも対応しています。

 

JerryRigEverything氏によると、S25 Edgeは折り曲げテストで本体がたわんだり破損したりすることはなかったとのこと。フレームは刃物で引っかいても傷が付きにくいと確認されました。前面ガラスはモース硬度6のピックで傷がつき始め、7で深めの傷が入るものの、これは一般的なスマホと同等のレベルです。背面カメラもパネルから剥がれることなく、しっかりと固定されていました。

 

さらに、30秒間ライターの火をあてる耐熱テストでも、画面に焼け跡や恒久的な損傷は確認されず、高い耐熱性能が証明されています。このテストでは多くのスマホが損傷を受けており、S25 Edgeの優秀さが際立ちます。

 

同氏は、超薄型設計であることから当初は「曲がりやすい」と予想していたものの、実際には「予想以上に強い」とコメントしています。“薄さ”が話題となった最新iPad Proがいとも簡単に曲がったのとは対照的だとも述べています。

 

一方で、背面カメラの出っ張りが大きく、机の上に置いた際に本体がぐらつく点や、機能重視のユーザーにとってはやや物足りなさがあるとも同氏は指摘。それでも、耐久性については「まったく心配不要」と太鼓判を押しています。

 

Source: JerryRigEverything (YouTube)

via: Sammobile

次期「Galaxy Z Flip7」、Exynos 2500搭載の可能性が高まり米が慌てふためく

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」は、地域によって同社の「Exynos 2500」を採用しつつ、米国向けモデルにはクアルコム製のSnapdragonチップが搭載される可能性があると言われていました。

↑Exynos 2500の新たな証拠をつかんだ米メディアは「Oops(おっと)」とうろたえた(画像提供/Evgeny Opanasenko/Unsplash)

 

しかし、米国を含む全ての市場でExynos 2500チップが搭載されることがファームウェアから判明したようです。

 

サムスンの未発表製品に詳しいSammobileは、米国版ファームウェアに「Exynos 2500」が記載されていたと報道。これまでGalaxyフラッグシップは米国や中国などの主要市場ではSnapdragonチップを、欧州やアジア向けモデルにはExynosチップを使ってきました。しかし、次期Galaxy Z Flip7では全モデル共通でExynosチップとなるようです。

 

先日、米国向けモデルでもExynosチップの搭載を裏付けるベンチマーク結果が登場していました。しかし、その後に韓国経済新聞が米国向けにはSnapdragon 8 Eliteを搭載すると報道。情報が錯綜していましたが、Exynos採用の可能性が高まりました。

 

Snapdragon 8 Eliteは高性能ですが、薄型の折りたたみ端末では発熱対策が難しいため、採用が見送られるのかもしれません。超薄型のGalaxy S25 Edgeでもバッテリー温度上昇や持続時間の短さが課題だと指摘されています

 

とはいえ、Exynos 2500は実機に搭載された例がなく、処理能力や発熱、省電力性については不明。その性能は、Galaxy Z Flip7が発売された後、実機でのレビューを待つことになりそうです。

 

Source: Sammobile

次期「Pixel 10」シリーズ、6月27日に極秘イベントで先行発表!?

Googleはこれまで夏から秋頃にPixelスマートフォンの最新モデルを発表してきました。しかし、2025年は6月末に発表される可能性が高まっています。

↑コアなファンだけに先行発表?(画像提供/Amanz/Unsplash)

 

Android情報サイトのAndroid Policeによると、GoogleはPixelの熱心なファン(Pixel Superfans)向けに、「Pixel Penthouse」という限定イベントを6月27日に開催するとのこと。このイベントの招待状には製品名こそ書かれていないものの、「今後登場するデバイス」と記載されており、Pixel 10シリーズが発表されるのではないかと推測されています。

 

例年より2〜3か月ほど前倒しの発表となりますが、廉価モデルのPixel 9aも、前モデルのPixel 8aより1か月以上も早い3月に発表されていました。また最近では、「Pixel 10 Pro」のCM撮影現場が目撃されており、正式発表が間近に迫っていても不思議ではありません。

 

さらに、次期Android 16の正式リリースも大幅に早まり、2025年6月に予定されていることをGoogle自らが認めています。この動きもPixel 10シリーズの発表・発売に合わせるためではないかと推測されている次第です。

 

Pixel 10シリーズでは、メインチップの製造元が従来のサムスンからTSMCに切り替えられ、性能の向上や発熱の抑制、バッテリー持ちの改善などが期待されています。また、カラーバリエーションに関する情報も先日流出していました

 

このイベントは、25名限定のクローズドなもので、Pixelグッズの提供やGoogleスタッフとの交流も予定されているそう。当日、どのような発表があるのか、期待して待ちたいところです。

 

Source: Android Police

Nothing、次期「Phone (3)」で「Glyph Interface」を廃止。現実的な選択?

Nothingは、同社のスマートフォンの代名詞といえる「Glyph Interface」(デバイス背面にあるLEDライト)を廃止すると明言しました。おりしも、次期「Nothing Phone (3)」の正式発表に先立つタイミングでのことです。

↑シンボルを捨てて実を取る。

 

同社の公式Xアカウントは「We killed the Glyph Interface(Glyph Interfaceは廃止しました)」と述べ、初代モデルPhone (1)の背面ライトが点滅し、やがて消えていく動画と一緒に投稿しています。

 

今回の発表により、Nothing Phone (3)は初めてこのインターフェースを搭載しないモデルとなる見通しです。

 

これまでGlyph Interfaceは、Nothing Phoneシリーズの象徴的な機能であり、通知や着信、充電状況などを光のパターンで知らせるものでした。同社は廃止の理由を説明していませんが、次期Nothing Phone (3)は「真のフラッグシップスマホ」に位置づけられており、上位機種を目指す見通しです。それに伴い製造コストも上がるなか、独自のLEDシステムを残し続けると、価格面で不利になるためかもしれません。

 

また、この仕組みは背面を上にしておいた場合だけ視認できるため、画面を上にして置くユーザーが多いなかでは、あまり役に立っていなかった感もあります。

 

もっとも、Nothing公式のティザー(予告動画)からは、LEDに代えてドットマトリクスディスプレイを搭載する可能性が指摘されています。これはドットで文字や記号、簡単な画像を表示することができ、より多彩な通知が可能となるものです。ただし、現時点では憶測の域を出ていません。

 

Source: Nothing(X)

via: 9to5Google

iPhoneからAndroidへのeSIM転送がラクになる!? iOS 19に新機能か

iPhoneからAndroidスマートフォンへ乗り換える際、面倒な作業の一つがeSIMの移行。しかし、この作業をワイヤレスで簡単に行えるようにする新機能が準備中のようです。Googleの最新ベータ版(Android 16 QPR1)のコード解析から明らかになりました。

↑乗り換えの手間が減りそう。

 

この情報は、Android OSに詳しいMishaal Rahman氏が報告しています。現在のAndroidデバイス同士では、Googleの「SIMマネージャー」を利用してeSIMの転送ができますが、今回の新たな文字列では、iPhoneからAndroidへのeSIM転送に対応する機能が追加されることが示されています。

 

具体的には、iOSの「iPhoneを転送またはリセット」メニューに、「Androidに転送」という新しいオプションが加わる見込み。また、ワイヤレス転送を行うには、移行元のデバイスがiOS 19を実行している必要があるとも記載されています。

 

この新機能の登場は、Appleが6月のWWDC(世界開発者会議)でiOS 19を発表すると見られているタイミングと一致。現在のGoogle SIMマネージャーでは、QRコードを使ってeSIMを移行しますが、iOSからの移行でも同様の方式が採用される可能性があります。

 

なお、AppleとGoogleがこのような機能で協力するのは極めて珍しいこと。そのため、通信キャリアからの要請が背景にあるとも考えられます。今のところ、GoogleがiPhoneへのeSIM転送機能を開発しているかどうかは確認されていませんが、両社が協力しているのであれば、今後その逆方向の転送が実現すると期待できそうです。

 

Source: Android Authority

Snapdragonのほうが上? クアルコムとアップルのモデム対決が白熱

アップルが初の自社設計5Gモデム「C1」を導入した「iPhone 16e」。このiPhoneと、クアルコム製のSnapdragon X75およびX80モデムを搭載した2機種のAndroidスマートフォンを比較した調査が行われました。どのような結果が出たのでしょうか?

↑打倒アップルへ闘志メラメラ

 

このテストは米ニューヨーク市のT-Mobileのsub-6GHz 5Gネットワークを使用し、さまざまな実環境で実施されました。その結果、Android端末はiPhone 16eよりも「一貫して高速」で、特に屋内では差が顕著でした。具体的には、ダウンロード速度で最大35%、アップロード速度で最大91%の差があったと報告されています。

 

また、iPhone 16eはテスト中に本体が熱くなる場面が何度か見られましたが、これが通信性能に影響したかどうかは明らかにされていません。

 

テストに使用されたAndroid端末の米国価格はそれぞれ619ドル(約9万円※)と799ドル(約12万円)とされており、iPhone 16eの599ドル(約8万7000円)〜とほぼ同じ価格帯のようです。

※1ドル=約145円(2025年5月29日現在)

 

Cellular Insightsは「安定した高速5G性能を求めるなら、クアルコム製モデムを搭載したAndroidスマートフォンが明確に優位である」と結論づけています。また、クアルコムの広告部門もこの調査結果を強調しているとのこと。

 

この調査はクアルコムがリサーチ会社のCellular Insightsに委託しました。クアルコム側は今回の調査が「米国ネットワーク上での唯一包括的かつ科学的な比較」であると主張していますが、スポンサーに有利な内容が公表された可能性も否定できません。

 

それを踏まえたうえで公平な見方をすれば、アップルのC1モデムは通信速度よりも電力効率の高さが評価されており、iPhone 16eでは6.1インチiPhoneとして史上最長のバッテリー持続時間を実現したとされています。

 

実際、過去のテストでは、C1モデムがクアルコム製モデムと同等以上の性能を示したこともありました。

 

なお、C1はアップルにとって自社設計モデムの第1世代にあたります。今後「C2」や「C3」といった次世代モデムで、クアルコムとの差が縮まるかもしれません。

 

Source: Cellular Insights

via: MacRumors

ピーク輝度3000nitの明るい画面で動画が楽しめる「AQUOS R10」がドコモより7月上旬に発売

NTTドコモは、ピーク輝度3000nitのPro IGZO OLEDとフルメタルスピーカーで迫力ある映像と音を楽しめるスマートフォン「AQUOS R10 SH-51F」を2025年7月上旬以降に、約6.6インチの大画面で動画が見やすいスマートフォン「AQUOS wish5 SH-52F」を2025年6月下旬以降に発売します。

「AQUOS R10 SH-51F」

 

記事のポイント

AQUOS R10は動画視聴や高性能カメラによる撮影など、ポイントをしっかり押さえたハイエンドモデル。AIによるサポート機能も備えており、いま欲しい機能を取りそろえた満足感の高い1台です。お手軽に使いたいなら、カラバリ豊富な「AQUOS wish5」もオススメ。

 

「AQUOS R10 SH-51F」は、さまざまな動画配信サービスを、階調豊かな迫力ある映像で楽しめるピーク輝度3000nitの約6.5インチディスプレイと、小さい音量でもしっかり伝わるステレオスピーカーを搭載。音量を小さくすると聞こえにくくなる低域・高域を、音量ごとに周波数特性を制御する新音響技術も搭載しているので、小さい音量でも自然な音を楽しめます。

「AQUOS R10 SH-51F」(カシミアホワイト、チャコールブラック、トレンチベージュ)※トレンチベージュはドコモではオンラインショップのみの取扱い

 

HEKTORレンズと1/1.5インチの明るく被写体をとらえるセンサーを搭載したカメラ。さらに、14chスペクトルセンサーで、照明の下など難しいシーンでも忠実な色合いで撮影が可能です。マクロ撮影にも対応し、広大な景色からクローズアップ写真まで繊細に写し撮ります。

 

また、細部までのリアルさと驚異的なコントラスト、色彩、明るさで撮影できる「Dolby Vision」撮影やノイズの少ないナイトビデオなど、ビデオ撮影の楽しさが拡がります。

 

AIが通話中に出てきたキーワードやスケジュールを自動でメモしてハイライト表示。さらに、あやしい電話と判断すればその場で代理応答、通話録音もできます。

 

また、AQUOS R10向けに最適化した放熱部材ベイパーチャンバーの搭載で、熱の影響を低減し、安定した動作を継続させます。日常利用や高精細な動画視聴もカクツキなく快適にストレスフリーで使えます。

 

発売に併せ、SHARP製純正ケース「AQUOS R10 SH-51F Silicone Case」も発売されます。柔らかな手触りのシリコン素材と上質なマイクロファイバー裏地で、スマートフォンを保護します。

SHARP製純正ケース「AQUOS R10 SH-51F Silicone Case」

 

5色のカラバリを揃えたお手軽モデル

「AQUOS wish5 SH-52F」は、120Hz駆動の約6.6インチのディスプレイを搭載。磨いた石膏のような手触りで手に吸い付く触り心地と持ちやすさに配慮したやさしいデザインと、選ぶのが楽しくなる5色のカラーバリエーションを用意します。

「AQUOS wish5 SH-52F」(左上からミソラ、ナデシコ、ワカバ、ユキ、スミ)

 

約5010万画素のカメラを搭載し、美しい夜景が撮れる専用のナイトモードや人物撮影に適したポートレートモード、手のひらをスマホに向けるだけで撮影できる設定など、多彩な楽しみ方ができます。

 

たっぷり使える5000mAhバッテリーと電池に優しい「インテリジェントチャージ」で、電池の負荷を軽減し安心して長く使えます。また、「ジュニアモード」「かんたんモード」など、読みやすいフォントを使う人に合わせてカスタマイズが可能です。

 

コンクリートに落下しても割れにくい丈夫さや、お掃除で使用する高圧洗浄や80℃のお湯にも耐えられる高い防水性能(IPX5/8/9)、泡ハンドソープでのお手入れなど、日常の中で安心して使えます。また、迷惑電話や不審な電話など、もしもの時の対策機能も搭載しています。

 

NTTドコモ
「AQUOS R10 SH-51F」
2025年7月上旬以降発売

 

NTTドコモ
「AQUOS wish5 SH-52F」
2025年6月下旬以降発売

「Xperia 1 VII」レビュー。ソニーらしい”AIだけじゃない”提案が光る最新モデル

ソニーのAndroidスマホ、Xperiaシリーズに新しいフラッグシップモデル「Xperia 1 VII(エクスペリア ワン マークセブン)」が登場します。筆者は今回、6月上旬に発売予定のSIMフリー対応モデルを試す機会に恵まれました。この記事では、ソニーが培ってきたカメラ・オーディオ・テレビの先端技術を投入した最新モデルの完成度をレポートしていきます。

 

Xperia 1シリーズのいいところを継承

↑ソニーの新しいフラッグシップスマホ「Xperia 1 VII(エクスペリア ワン マークセブン)」が発売されます。本体は横幅約7.4cmとスリムです。

 

Xperia 1 VIIはオンラインのソニーストアで20万4600円(税込)から予約販売を受け付けています。カラーバリエーションはスレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープルの3色で、モデルごとにRAMとROMの容量も選択可能です。ソニーストアでは不要になったスマホの買取りサービスも行なっているので、うまく活用すればXperiaの本体や関連するアクセサリーを購入する際の足しにもなるでしょう。

 

2024年夏にソニーが発売した「Xperia 1 VI」と比べると、主要な「変わったところ・変わらなかったところ」は以下の通りです。

 

【変わったところ】
・クアルコムの最新SoCを搭載(Snapdragon 8 Elite Mobile Platform)
・超広角カメラのセンサー(新機種に最適化。センサーサイズは少し小型化)
・さまざまなカメラの撮影機能追加
・オーディオ再生のパフォーマンス向上
・最大4回のOSバージョンアップ、6年間のセキュリティアップデート(回数・年数が拡大)

 

【変わらなかったところ】
・約6.5インチの有機ELディスプレイ(Full HD+/リフレッシュレート1~120Hz可変/HDR対応)
・トリプルレンズのメインカメラ(光学ズーム7.1倍/超広角カメラ/テレマクロ撮影など)
・防水防塵対応
・指紋による生体認証
・バッテリーの容量

 

本体サイズもほぼ変わらず。ディスプレイが6.5インチと大型でありながら、横幅が約7.4cmというスリムなデザインが魅力。手が小さい筆者でもギリギリ片手で持ちながら操作ができます。

 

万一に備えて純正のスタイルカバーやスマホリングがあると片手持ちも安心。スタイルカバーはタテ・ヨコ置きに対応するスタンドにもなるので便利です。

↑純正スタイルカバーとスマホリングを装着するとこんな感じ。

 

ソニーのAI技術の粋を集めた「Xperia Intelligence」

直近では、スマホとAIテクノロジーの融合がますます進んでいます。Xperia 1 VIIに関して言えば、ソニーが各領域で培ってきたとするAI技術を最適化した「Xperia Intelligence」を搭載しているのが特徴です。

 

Xperia Intelligenceは、ソニー独自のAI技術をブランド化した名称のようなものです。Xperiaのカメラには、被写体の人物や動物を高精細な写真・ビデオに記録するためのAIカメラオートフレーミング機能が搭載されています。オーディオには、音源をデジタル化した際に失われる情報を独自のAI解析により補完する「DSEE Ultimate」があります。そしてテレビ「BRAVIA」シリーズの開発で培ったAI画質調整機能により、さまざまな場所に持ち歩く「スマホの画質」を環境に合わせて常時最適化してくれます。こうした部分でAIの力を使い、スマートフォンの総合力を高めているわけです。

 

生成AI技術をベースにした機能やサービスは、GoogleのAIと高い親和性を確保しています。電源ボタンを長押しすれば「Google Gemini」を呼び出して使えるのはもちろん、Webの「かこって検索」や写真編集に便利な「編集マジック」といったAI機能も軽快に動作します。クアルコムのモバイル向け最新SoCであるSnapdragon 8 Elite Mobile Platformが搭載されたことから、処理速度もなおさら速く安定しています。

↑OSはAndroid 15を搭載。電源ボタンの長押し操作によりGeminiが起動します。

 

αシリーズの技術を搭載、精細さと自然な写りが魅力のカメラ

カメラ機能は、従来モデルに引き続きトリプルレンズのメインカメラシステムを搭載しています。構成は、16mm超広角・24mm広角・85〜170mmのペリスコープ式望遠です。広角レンズは、有効画素数約4800万画素のセンサーが捉えた画像をクロップ(トリミング)することで、約1200万画素の48mm(光学2倍ズーム相当)の写真として記録することも可能。

↑背面にはトリプルレンズカメラを搭載しています。

 

iPhone 16 Proと夜景を撮り比べてみました。Xperiaは標準のカメラアプリの「写真」モードで撮影。マニュアルによる細かな設定変更は行なっていません。

 

iPhoneの写真は全体に明るく色鮮やかな印象を受けますが、Xperiaで撮った写真に比べると露出がややオーバー気味で、被写体の輪郭が曖昧になりがちです。Xperiaはパッと見が暗い写真になりますが、見た目の風景により近い明暗や色彩を自然に再現しています。被写体の輪郭や質感など細部もリアルです。

↑夜景の撮影比較。どちらも綺麗に映っていますが、Xperiaはより実際の見た目に近いコントラスト感です。

 

同じ夜景を超広角(0.7倍)モードで撮影しました。レンズの影響による“たる型歪み”が少なく抑えられるので、風景などを広く写し込みたいシーンで本領を発揮します。今回比較ができていませんが、Xperia 1 VIよりも歪みの補正は大きく改善されているようです。

↑Xperia 1 VIIの超広角カメラによる撮影。

 

光学ズーム7倍モードで昼間の遠景を撮りました。iPhone 16 Proは光学5倍ズーム撮影です。Xperiaの方は被写体の平坦部分のノイズ感が和らぐものの、コントラストにメリハリを効かせたiPhoneの方がシャープで立体的です。

↑光学ズーム撮影の比較。

 

続いて、テレマクロ機能でケーキやコップの水滴を撮ってみました。Xperiaのカメラを近づければ、カメラは自動的にマクロ撮影に切り替わります。精細感や色合いはXperiaならではの高クオリティ。心地よい透明感が魅力です。

 

本機のカメラには被写体の明部・暗部をよりリアルに再現するウルトラHDR撮影モードがあります。カメラアプリのメニューからオン・オフを選べますが、基本はデフォルトのオンで良いと思います。きらびやかな夜景の撮影時などに真価を実感します。

↑Xperia 1 VIIでケーキに接写。

 

↑Xperia 1 VIIで撮ったコップの水滴。

 

Xperia 1 VIIのカメラは使いやすさも含めてよくできていると感じました。一点気になったことは、iPhoneよりも“うす暗い場所”の撮影がやや苦手らしいということ。手持ちで撮影するとブレやすくもなるので、スマホ用の三脚やジンバルを併用すればこれを攻略できるかもしれません。

↑うす暗い室内でマスコットを撮影。

 

ウォークマンゆずりのサウンドは何がすごい?

ソニーのXperiaは「スマホによるハイレゾ再生」の技術進化をリードしてきたシリーズです。独自のデジタル音源のアップスケーリング技術であるDSEE Ultimateは、ハイレゾ楽曲はそのまま、ハイレゾではない楽曲は最高192kHz/32bitまで拡張して情報量豊かなサウンドを楽しませてくれる画期的な機能。本体の「音設定」(またはミュージックアプリの「オーディオ設定」)から「再生音質」に入り、「オーディオエフェクト」をオンにします。

↑DSEE Ultimateや立体再生の効果は「オーディオエフェクト」から選択します。

 

音楽配信サービスの一般的な楽曲を再生して、「おすすめ」「音質重視」などの機能を切り替えてみると、その効果がよくわかると思います。立体音響に関しては、ソニー独自の「360 Upmix」により映画館やコンサートホールのような広がりのある音楽体験を楽しませてくれます。

 

なお、Xperia 1 VIIのオーディオ的なハイライトは、デジタルオーディオプレーヤー「ウォークマン」の基本的な高音質化技術を継承した点にあります。プレミアムグレードのオーディオ集積回路を備え、回路にパーツを固定する“はんだ”やオーディオジャック、抵抗といった部品の厳選など、そのノウハウが活用された箇所は多岐に渡ると言えるでしょう。地味に感じるかもしれませんが、その効果は抜群です。本体の3.5mmオーディオジャックに有線のイヤホン・ヘッドホンをつないでサウンドを聴くと、違いがわかります。

↑3.5mmオーディオジャックを本体のトップに搭載しています。有線リスニングによるサウンドが一段と強化されました。

 

筆者は米SHURE(シュア)の1万円台で買える高音質イヤホン「SE215」で試しましたが、サウンドがとても活き活きとしています。Amazon Music Unlimitedで、ソニーの360 Reality Audio対応のコンテンツとして配信されているYOASOBIのアルバム「THE BOOK」の『群青』がおすすめの試聴コンテンツです。Xperia 1 VIIで聴くと、音場の豊かな立体感、オブジェクトオーディオの鮮明な粒立ちと移動感にものすごく引き込まれます。

 

Xperia 1シリーズは、内蔵スピーカーの音質にも徹底的にこだわってきたスマホです。今回の最新モデルも、ソニー・ミュージックのエンジニアと一緒に音づくりを極めてきました。高音域の限界、中低音域の深みを最大10%拡張したというサウンドは、スマホから鳴っていることがにわかに信じられないほどパワフルです。ちなみに先述の「オーディオエフェクト」は、スピーカー再生の場合も有効です。「おすすめ」や「立体音響」を選ぶと、Dolby Atmosによる没入サウンドが楽しめます。スマホを手もとに構えるぐらいの短い間合いが、最も鮮やかな立体サウンドが楽しめる最適視聴距離になっていますが、音のパワー感と立体感は並みのサウンドバーよりも鮮やかです。

↑ディスプレイ側に正面向きのステレオスピーカーを搭載しています。

 

明るく自然な映像はブラビアゆずり

Xperia 1 VIIの6.5インチ有機ELディスプレイはソニーのテレビ「BRAVIAの高画質」を継承しています。とても自然な発色と明暗の再現力を特徴としていますが、本体設定の「画質設定」から画質モードやホワイトバランスも好みに合わせて選べます。

 

Xperia 1 VIIはディスプレイ側と本体の背面にも照度センサーを載せており、視聴環境に合わせてディスプレイの明るさを自動調整します。画面の輝度は従来モデルから20%アップしました。

 

晴れた日の屋外で、Google Pixel 9 Proと画面の視認性を比較してみました。Google Pixel 9 Proの性能は最大HDR輝度が2000nits(HDR 輝度)、明るい屋外で使ったときのピーク輝度は3000nitsです。Xperia 1 VIIはそれぞれの性能を数値にして公開はしていないので、筆者の目視による評価ですが、やはりXperiaの方が一枚上手だと感じます。

↑画面の明るさは最大値に固定。右側Xperiaの方がより明るく視認性に富んでいます。

 

Xperia 1 VIIのカメラで撮ったウルトラHDRの写真を見比べると、やはりXperiaの方が明部の明るさに優れているうえに、明暗の階調表現が豊かです。Androidのホーム画面を表示したディスプレイを晴天の屋外で見比べてみても、やはりXperiaの表示はクッキリとしていて力強く感じます。電車などの移動中も動画が心地よく楽しめます。

↑上がXperia、下がGoogle Pixel。同じHDR写真を表示すると、陰影の繊細な表現力はXperiaが上手であることがわかります。

 

Xperia 1 VIIは昨今ブームの「生成AIスマホ」とは一線を画しながら、職人気質にプレミアムスマホを追求した端末です。加えてSnapdragonの最新チップも搭載しているので、もちろんアプリ版のChatGPTなどもサクサクと動きます。見方を変えれば、「AIスマホ+α」の上質な体験を味わいたい方には、Xperia 1 VIIがふさわしい選択になるだろうと思うのですが、いかがでしょうか。

次期「Galaxy Z Flip7」、Exynos 2500の搭載が濃厚に! ベンチマーク結果が出現

サムスンが次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」に、自社製チップ「Exynos 2500」を搭載するとの噂がありました。それを裏付けるようなベンチマークテストの結果が出現しています。

↑自前チップの性能に期待

 

今回確認されたのは、人気ベンチマークアプリ・Geekbenchの投稿サイト「Geekbench Browser」に登場したモデル番号「SM-F766U」のプロトタイプ。このモデル番号は米国向けモデルを意味しており、Exynos 2500チップが世界展開される可能性を示しています。

 

そのベンチマークスコアは、シングルコアで2012、マルチコアで7563という結果でした。この数値は、前モデルのGalaxy Z Flip6に搭載されたSnapdragon 8 Gen 3とほぼ同等であり、Galaxy S25シリーズに搭載予定のSnapdragon 8 Gen 4(Elite)にはやや劣ります。

 

今回のベンチマーク結果から明らかになったGalaxy Z Flip7の主な仕様は次の通りです。

 

  • SoC: Exynos 2500(10コア構成)

     ・1コア: Cortex-X925(3.3GHz)

     ・2コア: Cortex-A725(2.75GHz)

     ・5コア: Cortex-A725(2.36GHz)

     ・2コア: Cortex-A520(1.8GHz)

  • GPU: Samsung Xclipse 950

  • RAM: 12GB

  • OS: Android 16(One UI 8)

 

Exynos 2500のクロック速度は、クアルコムやMediaTek、Xiaomiの最新チップと比べて明らかに低めです。これが折りたたみ端末特有の放熱制約による調整なのか、それともExynos 2500の標準設定なのかは明らかではありません。

 

もともとサムスンはGalaxy S25シリーズにExynos 2500を搭載する予定だったものの、歩留まり(良品率)が十分に高くなかったために採用を見送ったと噂されていました。しかし、今年の夏に登場が見込まれるGalaxy Z Flip7には、量産が間に合った可能性があります。

 

Source: Abhishek Yadav (X)

via: GSMArena

Google、ついにPixel向けチップの製造委託先をTSMCに切り替え!

Googleが、半導体受託生産の世界最大手であるTSMCと長期契約を結び、今後のPixelスマートフォン向けメインチップの製造を委託する予定であると報じられています。

↑TSMCにスイッチ

 

台湾の電子業界誌・DigiTimesによると、Googleは2025年の「Pixel 10」シリーズ以降、独自開発のTensorチップの製造委託先をサムスンからTSMCに切り替える方針を固めたとのこと。これにより、TSMCとの協力関係は少なくとも「Pixel 14」世代まで約3~5年続くと予想されています。

 

Googleは初代Tensorチップ(Pixel 6シリーズに搭載)の投入以来、サムスンへの製造依存を続けてきました。しかし、サムスンは最新の自社製Exynosチップで歩留まり(良品率)の低さや製造の遅れが指摘されており、Googleがより信頼性の高いTSMCへの切り替えを決断したとみられています。

 

最初のTSMC製Tensorチップは、TSMCの3nmプロセス(N3E)で製造される予定。これにより、従来のサムスン製4nmプロセス製チップに比べて、バッテリー効率・発熱・性能面での大幅な改善が期待されています(それらは従来のTensorチップで批判の的になっていました)。

 

新しい「Tensor G5」チップには、Cortex-X4、Cortex-A725、Cortex-A520といった構成のCPUコアに加えて、Google独自のTPUも搭載される見通し。なかでもTPU(Tensor Processing Unit)の改善は、音声入力や写真処理など、端末内でのAI処理の強化に直結すると考えられています。

 

ただし、チップの製造プロセスが進化しても、必ずしも劇的な性能向上が保証されるわけではありません。それでも、歴代Pixelスマートフォンが抱えてきたバッテリー持ちや発熱の課題を考慮すれば、Pixel 10シリーズには、より快適に安心して1日中使えるデバイスに進化してほしいです。

 

Source: DigiTimes

via: Gizmochina

シャープ「AQUOS」スマホ発表会レポ! AQUOS R10は映像体験を高めるスマホに

2024年に人気を博したシャープのスマホ「AQUOS」。その人気を確固たるものにするため、新モデルが登場しました。ハイエンドスマホ「AQUOS R10」とスタンダードスマホ「AQUOS wish5」です。それぞれの発売時期と市場想定価格は下記のとおり。

 

AQUOS R10

2025年7月上旬以降/10万円程度~

 

AQUOS wish5

2025年6月下旬以降/3万円程度

 

新製品の発表に合わせて発表会を開催。ここでは発表会で披露された製品の概要をレポートしていきます。

 

視聴体験を重視し、ディスプレイとスピーカーを進化

AQUOS R10はどんなシーンも高い没入感を得られるオーディオビジュアルと、目で見た感動を作品として収められるクオリティを持つカメラによる「生で観るより生々しい」がコンセプトの製品。特に映像の視聴体験を重視したモデルです。

 

ディスプレイは約6.5インチのPro IGZO OLEDを搭載しました。ピーク輝度は従来モデル「AQUOS R9」の1.5倍となる3000nitsで、解像度は1080×2340ドット。ピーク輝度を高めたことで明暗のコントラストも向上し、風景や夜景をリアルに描き出せるようになったといいます。リフレッシュレートは1~240Hzの可変式を採用。

 

AQUOS R9もピーク輝度が2000nitsだったため、パッと見では輝度の高さを感じにくいですが、夕日や強い日差しが当たった壁などの細部を見比べると違いがわかります。

↑左奥の「AQUOS R8」と比べると画面の明るさがまるで違うAQUOS R10。

 

このディスプレイであらゆるコンテンツを楽しめるように、独自の「バーチャルHDR」機能にも対応しました。配信サービスのHDR非対応動画を明るく鮮やかにするため、よりリアルな映像体験を楽しめるとしています。

 

スピーカーは上下に配置し、上側には新開発の「フルメタルBOXスピーカー」を搭載することで音圧を上げ、パワフルなサウンドを実現したとのこと。下側はスペースを広く取ることができたため、フルメタルではないものの上側よりも大きなスピーカーを搭載しています。また、上下どちらのスピーカーもドライバーユニットを新開発したそうです。さらにDolby Atmosに対応し、音の広がりと高い臨場感も備えています。

↑スペースが限られる下側はフルメタルBOXスピーカーで音圧を上げ、スペースを広く取れる上側は大きめなスピーカーを搭載。どちらも新開発のスピーカーユニットです。

 

ライカ監修カメラには画像処理技術や色味補正機能が追加

カメラは引き続きライカカメラが監修しており、F1.9の標準カメラとF2.2の広角カメラを搭載しました。有効画素数はどちらも約5030万画素です。

↑特徴的なカメラの配置はAQUOS R10でも健在。

 

標準カメラには1/1.55インチの新しいイメージセンサーを搭載。イメージセンサーによって暗い部分のノイズを低減する画像処理技術も採用され、星やライトの輝きを引き立たせた夜景を撮影できるそうです。

 

また、周囲の光を測定して撮影時に正確な色味に補正する「14chスペクトルセンサー」を搭載しました。室内照明下など色味の調整が難しいシーンでも自然な色合いの写真を撮影できるとのこと。

 

さらにAIによる合成処理技術にも対応し、ディティールや階調を向上させたり、写り込んだ影をAIが消したりといったことが可能。影を消す機能は新たに書類などのテキストにも利用できるようになりました。

↑テキストに対応したAIによる影の除去。メモとして雑誌のレシピを撮影、あるいは必要に応じてマイナンバーカードを撮影なんてときも影を消してくれます。

 

動画においてはDolby Visionに対応したことで、「PROビデオモード」で撮影したときに鮮やかな色彩での撮影が可能です。このほか、AIが被写体を予測して追尾するオートフォーカス撮影もできます。

 

高画質な動画を長時間撮影してもパフォーマンスを落とさないための工夫も施されています。ベイパーチャンバーとCPUの間に、高熱伝導素材の銅ブロックを圧着した放熱構造を新たに採用しました。

 

生成AIにはカレンダー登録を促す新機能

AQUOS R9に搭載された生成AI機能はAQUOS R10でも引き継いでいます。通話の文字起こしはもちろん、留守電の要約、通話内容を解析して詐欺などの不審な電話をお知らせする迷惑電話機能などを利用できます。

 

さらに新機能として、電話で日付に関する内容があったらAIがカレンダーに登録するよう促してくれるようになりました。「29日に~」といったピンポイントな日付はもちろん「次の土曜日」「来週水曜日」などの曜日でも対応します。ただし、時間まではAIで解析するのが難しいとのことでした。

↑通話の内容を分析して、カレンダーに登録を促してくれます。

 

↑従来モデルから生成AIの性能自体も向上。同時に会話記録を要約しているのですが、右のAQUOS R10の方が要約スピードが速いです。

 

デザインは引き続き、デザイナーである三宅一成さんのmiyake designが監修。従来モデルでも好評だったという、カメラを囲う曲線を採用しています。また背面には光沢感のあるガラス素材を使用しました。

↑カメラ周りが印象的ですが、全体的には主張が少ないデザイン。

 

スペックはCPUがSnapdragon 7+ Gen 3、メモリーは12GB、ストレージは256GB/512GBで、本体サイズは約156×75×8.9mm、重さは約197gです。バッテリー容量は5000mAh。このほかおサイフケータイやnanoSIM/eSIMのDSDVに対応しています。

 

強力な防水性能と防犯機能で安心感を高めたAQUOS wish5

AQUOS wish5は、これまで特に好評だったという耐久性による長く使える安心感や心地よいデザインをアップデート。より幅広い世代およびグローバルを意識したというモデルです。

↑AQUOS wish5。

 

本体は米国国防省の調達基準である「MIL-STD-810H」に準拠した防水/防じん/耐衝撃性能のほか、耐コンクリート落下性能を備えています。また、AQUOSスマホとしては初めてIPX9の防水性能にも対応。80度の高温や、水道水の約40倍の高圧水でも耐えられるようになっています。

↑高圧洗浄機で洗っても無事であることを示すデモ。当然シャワーの水がかかった程度では問題なく、石鹸で洗うこともできます。

 

安心感をもたらす機能として、本体を振るだけで起動する防犯アラート機能も新たに搭載しました。本体を振ると大きなアラート音が鳴り、事前に登録した連絡先のSMSに自動で位置情報を送信し、自動で電話もかける仕組みです。この機能はバッグに入れた状態でバッグごと振っても作動するため、緊急時にスマホを操作できなくても使えます。

 

一方で子どもの場合、走ったときにスマホが振ったような状態になりがちですが、そこは加速度センサーが検知しないよう調整に気を使っているそうです。

↑端末を振るとこのように位置情報が送信されます。子どもに持たせて、連絡先を親にしておけば安心できるでしょう。

 

ディスプレイは国内外で好評という大画面の約6.6インチで、解像度は720×1612ドット。リフレッシュレートは120Hzに対応しています。またスペックはCPUがMediaTek Dimensity 6300、メモリーが4GB、ストレージが64GB/128GBで、バッテリー容量は5000mAh。本体サイズは約166×76×8.8mm、重さは約187gです。

 

デザインはこちらもmiyake designが監修しています。カラーは5色展開で、文房具から着想を得たカラーを採用し、情景のイメージが湧く和の色名にこだわったとのことです。

↑文房具から着想を得たというカラーは左から「MISORA」「NADESHIKO」「WAKABA」「YUKI」「SUMI」。

 

販売はそれぞれSIMフリーモデルのほか、AQUOS R10はNTTドコモとソフトバンクからで、AQUOS wish5はNTTドコモとワイモバイルからです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

新色登場!? 次期「Pixel 10シリーズ」のカラバリが流出

次期Pixel 10シリーズは現行モデルとほぼ同じデザインになると予想される中、非折りたたみの「Pixel 10」「Pixel 10 Pro」「Pixel 10 Pro XL」のカラーバリエーションが流出しました。

↑何色が来るのか?(画像提供/Samuel Angor)

 

主にスマートフォンなどの未発表製品に関する情報で知られるMystic Leaks氏によると、Pixel 10(標準モデル)のカラバリは次の通りです。

 

  • Obsidian(ブラック)

  • Blue(ブルー)

  • Iris(パープル)

  • Limoncello(イエロー)

 

「Obsidian」は定番の黒色で、他の情報源も同じことを述べていました。「Limoncello」は従来のPorcelain(白系)に代わる明るい色に位置づけられる可能性があり、最終的な名称は変更されるかもしれません(過去にはLemongrass(レモングラス)という名前が使われたことがあります)。一方、「Iris」はPixel 9aに続く紫系の色。「Blue」は昨年はスキップされていましたが、久々の復活となりそうです。

 

Pixel 10 ProとPro XLのカラーは、次の通りです。

 

  • Obsidian(ブラック)

  • Green(グリーン)

  • Sterling(グレー)

  • Porcelain(ホワイト)

 

こちらは「Obsidian」と「Porcelain」が定番色です。「Sterling」はグレー系で、Pixel 9 ProのHazel(ヘーゼル)に近い落ち着いた色合い。「Green」はより鮮やかな色合いになることが期待されます。

 

以上をまとめると、Pixel 10標準モデルは鮮やかな色が多く、エントリーモデルらしいカラフルさ。かたやProとPro XLは例年通りの定番色や落ち着いた中間色が中心となり、プレミアム感を重視したラインナップとなるようです。特に「Limoncello」などの新色がどうなるのか、続報を待ちたいところです。

 

Source: Mystic Leaks

via: 9to5Google

サムスン、意外にも次期「Galaxy Z Flip7」と廉価版「Flip FE」を同時発売!?

サムスンは2025年後半に、同社の縦折りスマートフォンとして初のFE(「Fan Edition」の略。フラッグシップ機をベースに一部の仕様を見直すことで価格を抑えたモデル)を発売する予定だと噂されています。このデバイスは「Galaxy Z Flip FE」と呼ばれ、従来のGalaxy Z Flipシリーズを踏襲したデザインになる見込み。

↑ほぼこれと同じになりそうな次期「Galaxy Z Flip FE」

 

以前は、次期フラッグシップ機「Galaxy Z Flip7」より発売が遅れるとの見方が強かったものの、最新の情報では両モデルが同時に発売される可能性が高まっています。

 

サムスンのGalaxy Sシリーズでは、年初にフラッグシップ機が発売され、FEモデルは同じ年の後半に発売されます。これにより安価なモデルがフラッグシップの売り上げを減らすリスクを避けられることになり、折りたたみスマホでも同じ戦略が採られるとみられていました。

 

しかし、著名リーカーのMax Jambor氏によると、Galaxy Z Flip7とGalaxy Z Flip FEは同時に量産が始まったとのこと。これは両モデルが同時に発売される可能性が高いことを示唆しています。

 

Galaxy Z Flip FEは、Galaxy Z Flip5や6とほぼ同じデザインと重さ(約187g)で、3.4インチのカバー(外側)ディスプレイや6.7インチの折りたたみディスプレイを搭載する見込み。搭載プロセッサーは発売地域によって異なり、サムスン製のExynos 2400またはSnapdragon 3を採用する可能性があります。

 

ほか、カメラやバッテリー容量を含めて、現行のGalaxy Z Flip6と同じ仕様になると言われています

 

今回の噂が正しければ、Galaxy Z Flip FEは「ほぼGalaxy Z Flip6」であり、ただ価格が下がるだけ。まさにGalaxy Z Flip7のシェアを奪いかねないとも思われますが、今後の続報を待ちたいところです。

 

Source: Max Jambor

via: Sammobile

もう見ちゃった? 次期「Pixel 10」のCM撮影現場の画像が流出!

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」のCM撮影現場が目撃され、その様子や実機画像がSNS上で拡散されています。

↑次期「Pixel 10」のCM撮影現場が目撃された

 

Xアカウントの@MarksGonePublicは、カナダ・バンクーバーで行われた「Google Pixel 10のフルスケール広告撮影」の映像をシェアしました。撮影現場には広告用のストーリーボード(絵コンテ)が堂々と掲示されており、「Pixel 10」の表記やGoogleらしいビジュアルが確認できます。

 

撮影現場で目撃されたデバイスには、カメラ部分にフラッシュと温度センサーらしき二つの円が確認されており、「Pixel 10 Pro」または「Pixel 10 Pro XL」であると推測されています。その理由は、Pixel 8 Pro以降の非折りたたみProモデル全てに温度センサーが搭載されているから

 

【Pixel 10の広告撮影の様子(@MarksGonePublic)】

 

Pixel 10シリーズのキャッチコピーは「Ask more of your phone」(スマホにもっと質問して)になる見込みです。広告内容はカメラ機能に重点を置いており、「Add me」(集合写真に後から人物を追加)といったPixelならではのAI機能をアピールする構成になっているようです。

 

絵コンテでは、電源ボタンや音量ボタン、カメラレンズ、背面の外観がはっきり描かれており、Pixel 9 Proと大きな違いは見られません。全体として外観は前モデルとほぼ同じに見えます。

 

また、実機画像では黒(Obsidian)カラーのモデルが遠目から撮影された様子が確認できます。こちらもPixel 9 Proのデザインを継承している可能性がありそう。

 

Pixel 10シリーズは、Pixel 9シリーズと同様に8月頃に発表・発売されると噂されています(参考)。発売まであと数か月とみられており、今後の続報に注目が集まりそうです。

 

Source: @MarksGonePublic (X)

via: 9to5Google

サムスンの次期三つ折りスマホ「Galaxy G Fold」、日本にはしばらく来ない!?

サムスンが準備中と噂されている三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」について、発売時期や地域、価格に関する新たな情報が伝えられています。

↑サムスンの三つ折りスマホ「Galaxy G Fold」はまず中国と韓国でテストか

 

著名リーカーのYogesh Brar氏によると、Galaxy G Foldは2025年第3四半期(7月初め〜9月末)に発売される予定で、販売地域は韓国と中国の2か国に限定されるとのこと。これは、昨年のハイエンド折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold SE」と同様の展開になります。

 

こうした予想は、GSAMデータベースの情報や、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストであるRoss Young氏の見解とも一致しています。少なくとも発売直後は米国や日本では入手が難しい可能性が高まっています。

 

さらに、本製品は「数量限定」での販売となるそう。価格は3000ドル〜3500ドル(約43万円〜50万円※)になるとみられ、二つ折りスマホ「Galaxy Z Fold6」(約1900ドル)のほぼ2倍近くになります。ただし、中国ファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」も同程度の価格であったことから、これ以上の値下げは現実的ではないと見られます。

※1ドル=約142円で換算(2025年5月27日現在)

 

一見すると残念なニュースのようにも思えますが、サムスンは高価格の新型デバイスを発売する際、まず韓国と中国で投入し、顧客の反応を見たうえで翌年の次期モデルに新技術を反映させるという戦略を取ることがあります。たとえば、Galaxy Z Fold SEで採用された薄型化技術は、グローバル展開される「Galaxy Z Fold7」に生かされるという見方もあります。

 

いずれにしても、Galaxy G Foldが中国と韓国で成功を収め、それをきっかけにサムスン製の三つ折りスマホがグローバル市場に展開されることを期待したいところです。

 

Source: Yogesh Brar

via: Tom’s Guide

次期「Galaxy Z Fold7」の画像が流出! 現行モデルとの違いを探せ

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」の実物とみられる写真がリークされ、これまで噂されていた新デザインの一部が確認されました。

↑次期「Galaxy Z Fold7」のデザインが見えてきた

 

中国の著名リーカーである刹那数码氏がSNSのWeiboでこの画像をシェア。一見すると現行モデルの「Galaxy Z Fold6」と非常に似ていますが、明確な違いがいくつか見られます。

 

  • 新色「Icy Blue(アイシーブルー)」を採用(Galaxy Z Fold6に存在しないカラーバリエーション)

  • 背面のメタルフレーム(縁取り)がなく、サムスンの新しい構造デザインを示唆

  • フラッシュの位置がZ Fold6よりやや下に移動

 

↑流出した実機とされる「Galaxy Z Fold7」の画像(提供/刹那数码/Weibo)

 

また、Galaxy Z Fold7の仕様についての予想は、現時点で次のようになっています。

 

  • 折りたたみディスプレイは展開時で8.2インチ、閉じた状態で6.5インチとなり、Z Fold6(7.6インチ/6.3インチ)より大きくなる見込み

  • 折りたたみ画面のベゼル幅は1mmとされ、Galaxy S25 Ultraより薄くなる見込み

  • 展開時の厚みは3.9mm、閉じた状態での厚みは8.9mm

  • メインカメラは200MPへ大幅にアップグレードされ、Z Fold6の50MPから大きく進化

  • チップセットには最新の「Snapdragon 8 Elite」を搭載

 

Galaxy Z Fold7と、同時発表が期待される次期縦折りスマホ「Galaxy Z Flip7」は、例年通りであれば数ヶ月以内、具体的には7月開催の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で登場する可能性が高いと見られています。今後のさらなるリーク情報や公式発表に注目したいところです。

 

Source: Tom’s Guide

超薄型「Galaxy S25 Edge」のバッテリー持続時間はどれくらい? 意外なテスト結果が判明

サムスンが発売した超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」は、厚さわずか約5.8mmという極薄設計を実現するため、バッテリー容量は3900mAhに抑えられています。これはGalaxy S25シリーズの中で最も小さく、画面サイズがより小さい標準モデル(4000mAh)をも下回る容量です。

↑バッテリーの持続力が判明(画像提供/サムスン)。

 

このバッテリー容量でS25 Edgeは実際にどれほど持続するのか? スマホ情報サイトのPhoneArenaが詳細なテスト結果を公開しました。

 

同サイトが実施した三つのバッテリーテストの結果は以下の通りです。

 

  • 総合バッテリー持続時間: 6時間22分

  • ブラウジング: 16時間40分

  • 動画視聴: 7時間44分

  • 3Dゲーム: 9時間38分

 

総合持続時間はGalaxy S25(7時間6分)を下回り、PhoneArenaが近年テストしてきた多くの機種の中では86位となりました。

 

一方、サムスンは公式に「通常の使用で1日持続可能」としており、動画再生では最大24時間可能とされています。ただしこれは、Galaxy S25の29時間、S25+の30時間と比べると5時間以上も短くなっています。

 

とはいえ、6時間22分という総合持続時間は一部の人気ミッドレンジ機種よりも良好な結果でもあります(いずれもPhoneArena調べ)。例えば、iPhone 16e(6時間4分)、Galaxy A35(6時間12分)を上回り、Galaxy S24 FE(6時間20分)とほぼ同等の性能となっています。

 

PhoneArenaはこの結果について「バッテリー持ちは特に素晴らしいとは言えないが、決して悪いわけでもない」と評価しています。

 

なお、アップルが2025年秋に発売すると噂されている「iPhone 17 Air」は、S25 Edgeを超える約5.5mmという驚異的な薄さになりながらも、バッテリー容量はわずか2800mAhになるとの見方があります。仮に高密度バッテリーを採用しても最大20%増の3360mAhにとどまるとされ、こちらのバッテリー持ちにも注目が集まりそうです。

 

Source: PhoneArena

クアルコム、次期「Snapdragon 8 Elite 2」を前年より早くお披露目!? 9月末発表に二つの理由

クアルコムは、年次イベント「Snapdragon Summit」の開催時期を前倒して9月下旬に開催することを明らかにしました。これにより、Androidスマートフォン向け次期フラッグシップのシステムオンチップ(SoC)「Snapdragon 8 Elite 2」が9月末に発表される可能性が高まっています。

↑先手を打つ「Snapdragon 8 Elite 2」(画像提供/Samsung/YouTube)。

 

同社は、台湾で開催中の「Computex 2025」におけるプレゼンテーションで、Snapdragon Summitを9月23日〜25日に開催すると発表しました。これは、前年の10月21日からの開催より約1か月早い日程となります。

 

Snapdragon Summitは、クアルコムが最新の半導体技術や製品を発表する場。毎年このイベントで、スマートフォン向けSoCやPC向けプロセッサなどが公開されており、2024年には「Snapdragon 8 Elite」や「Snapdragon X Elite」などが発表されました。

 

今回のイベントでは、Snapdragon 8 Elite 2が目玉になる見通しですが、それだけにとどまらないようです。マイクロソフトのSurfaceシリーズなどでの採用が噂される、WindowsノートPC向けの新世代チップについても発表される可能性があります。

 

Snapdragon 8 Elite 2を搭載したAndroidスマホの発売時期はまだ明らかではありませんが、そう遠くない時期になる可能性が高そう。OnePlus、Xiaomi、モトローラなどは毎年早期にSnapdragonの新チップを採用する傾向にあり、今回も同様の展開が予想されます。一方、サムスンは例年通りであれば、次期「Galaxy S26」シリーズに採用し、翌年初めの発売になる見込み。

 

では、なぜクアルコムは発表を前倒しするのでしょうか? その理由の一つは、競合するMediatekの次期フラッグシップSoC「Dimensity 9500」より先に発表し、注目を集めるため。2024年には、Dimensity 9400がSnapdragon 8 Eliteよりもわずかに早く発表されていました。

 

もう一つの理由は、アップルへの対抗。例年通りであれば、9月にはA19/A19 Proチップを搭載した「iPhone 17」シリーズが登場する見込みです。Snapdragon 8 Elite 2搭載機とのハイエンド市場での真っ向勝負が展開されるかもしれません。

 

Source: NotebookCheck

via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 FE」、現行モデルとの違いはまさか前面カメラだけ!?

サムスンのフラッグシップ機をベースにした次期ミドルレンジ機「Galaxy S25 FE」に関しては、さまざまな噂が飛び交っています。最近では、背面および前面カメラの情報が新たに流出しました。

↑まさかGalaxy S24 FEとほとんど同じ仕様?(画像提供/サムスン)

 

オランダのサムスン製品情報サイト・Galaxyclub.nlは、S25 FEのカメラについて次のように伝えています。

 

  • 前面カメラは12MPにアップグレードされる見込み。これにより、Galaxy S24 FEの10MPから画質が向上し、他のGalaxy S25シリーズと同等レベルの自撮りが可能になりそう。

  • メインカメラは引き続き50MPセンサーを採用。これはS23 FEやS24 FEと同じ構成。

  • 望遠カメラは8MP・3倍光学ズームで、前モデルと同じ。ただし、超薄型のGalaxy S25 Edgeには望遠カメラ自体が搭載されていないため、FEモデルの差別化ポイントになりそう。

  • 超広角カメラは12MPで、前モデルと同じ。

 

つまり、背面カメラの構成はGalaxy S24 FEと全く同じで、前面カメラだけ解像度がわずかに上がることになります。

 

一方、搭載チップに関しては、S24 FEに採用されたExynos 2400eに代わって、Exynos 2400が搭載されるという噂が再確認されています。Exynos 2400eは、動作クロック数が少し下げられたExynos 2400であり、実際の性能差は数%程度とされ、日常的な使用場面では大きな違いは感じにくいとされています。

 

これらの情報が事実であれば、Galaxy S25 FEは「前面カメラがよくなっただけのS24 FE」といった感じになりそう。ただし、サムスンがExynos 2400eを十分な数だけ製造できない場合、より高性能なMediaTek Dimensity 9400を搭載する可能性も噂されており、今後の続報が待たれます。

 

Source: Galaxyclub.nl

via: GSMArena

Pixel、最新アップデートでバッテリー持ちが悪化!? 海外でトラブル相次ぐ

Google Pixelの最新アップデートにより、バッテリーの消耗が激しくなったという報告が複数のユーザーから寄せられています。

↑アップデート後にバッテリートラブルが相次いでいる(画像はPixel 9 Pro)。

 

Googleは5月7日に月例アップデートの配信を開始しました。このアップデートでは、マイクやBluetoothのペアリング不具合の修正、セキュリティの脆弱性対応など、軽微な変更が行われただけでした。

 

しかし、配信直後から多くのPixelユーザーがGoogleのサポートフォーラム大手掲示板redditに次々と「バッテリーの持ちが悪くなった」と投稿。電池の持ちが急激に悪化していることや、端末が異常に熱を持つといった問題が報告されています。

 

この問題は2021年発売のPixel 6から最新のPixel 9世代まで、すべてのPixelデバイスに影響を及ぼしている模様。

 

アップデート直後のバッテリー問題は、単なる一時的な挙動や主観的な印象である可能性もありますが、今回に関しては報告件数が非常に多いため、軽視できない状況となっています。

 

Googleのアップデートによるバッテリー関連のトラブルは今回が初めてではありません。今年初めには、「Pixel 4aバッテリーパフォーマンスプログラム」において、充電速度が半減し、実質的にバッテリー容量が44%も削減されたという報告がありました

 

バッテリーの持続時間や端末の発熱は、スマートフォンの日常的な使いやすさに直結する重要な要素です。今後、Googleがこの問題に対して何らかの対応を発表する可能性もあり、続報を注視したいところです。

 

Source9to5Google

Pixel、最新アップデートでバッテリー持ちが悪化!? 海外でトラブル相次ぐ

Google Pixelの最新アップデートにより、バッテリーの消耗が激しくなったという報告が複数のユーザーから寄せられています。

↑アップデート後にバッテリートラブルが相次いでいる(画像はPixel 9 Pro)。

 

Googleは5月7日に月例アップデートの配信を開始しました。このアップデートでは、マイクやBluetoothのペアリング不具合の修正、セキュリティの脆弱性対応など、軽微な変更が行われただけでした。

 

しかし、配信直後から多くのPixelユーザーがGoogleのサポートフォーラム大手掲示板redditに次々と「バッテリーの持ちが悪くなった」と投稿。電池の持ちが急激に悪化していることや、端末が異常に熱を持つといった問題が報告されています。

 

この問題は2021年発売のPixel 6から最新のPixel 9世代まで、すべてのPixelデバイスに影響を及ぼしている模様。

 

アップデート直後のバッテリー問題は、単なる一時的な挙動や主観的な印象である可能性もありますが、今回に関しては報告件数が非常に多いため、軽視できない状況となっています。

 

Googleのアップデートによるバッテリー関連のトラブルは今回が初めてではありません。今年初めには、「Pixel 4aバッテリーパフォーマンスプログラム」において、充電速度が半減し、実質的にバッテリー容量が44%も削減されたという報告がありました

 

バッテリーの持続時間や端末の発熱は、スマートフォンの日常的な使いやすさに直結する重要な要素です。今後、Googleがこの問題に対して何らかの対応を発表する可能性もあり、続報を注視したいところです。

 

Source9to5Google

サムスン、次期スマホに「SUS CAN」バッテリーを導入!?

サムスンは今後のスマートフォンに新型バッテリーを採用すると噂されています。従来では「シリコンカーボン電池」の搭載が予想されていましたが、別の技術が採用される可能性が新たに浮上しました。

↑新型バッテリーはどうなる?(画像はGalaxy S25 Ultra)

 

シリコンカーボン電池は、従来のリチウムイオン電池で使用されていた黒鉛(グラファイト)を、よりエネルギー密度の高いシリコンに置き換えることで、同じサイズのまま、より多くの電力を蓄えられるようにする技術です。

 

すでに中国メーカーの一部ではシリコンカーボン電池の実用化が進んでおり、例えば、OnePlus 13TはGoogle Pixel 9と同等の筐体サイズで6200mAh超のバッテリーを搭載。また、Oppo Find N5は折りたたみ時8.93mm、展開時4.21mmという薄型ながら5600mAhの大容量を実現しています。

 

しかし、サムスンはこれまでシリコンカーボン電池を採用しておらず、最近発売されたGalaxy S25 Edgeでもバッテリー容量は控えめでした。折りたたみスマホでも、競合製品に比べてバッテリー性能で後れを取っている状況です。

この問題について、著名リーカーのJukanlosreveは最近、韓国メディア・The Elecの記事を引用しながら、サムスンが現在導入を検討しているのは、「SUS CAN」と呼ばれるステンレススチールを利用した新しいバッテリー技術であると述べています。

 

この技術はエネルギー密度と充電速度を向上させるだけでなく、長期間の使用によるバッテリー膨張の抑制効果も期待されています。バッテリーの膨張は、過去のサムスン製スマホでもたびたび問題となっていました。

 

SUS CANはすでにアップルがiPhone 16 Pro Maxに導入している技術ですが、サムスン製スマホにはこれまで搭載された実績はありません。シリコンカーボン方式に比べると、容量面では少し劣る可能性もあります。

 

このSUS CANバッテリーが具体的にいつの製品に導入されるかは明らかになっていませんが、競合に遅れを取らないためにも、できるだけ早期の実用化が求められます。

 

Source: Jukanlosreve (X)

via: 9to5Google

Nothing、次期「Phone (3)」にペリスコープ望遠レンズを採用!? バッテリーの向上は…

次期スマートフォン「Nothing Phone (3)」を2025年夏に発売する予定の英Nothing。その仕様については、より高性能なカメラや大容量バッテリーが搭載されたり、その他の機能も向上したりすると噂されています。

↑バッテリーよりカメラ性能のアップデートに期待?(画像はPhone (2a))

 

最近では、Nothingのカール・ペイCEO自らが「The Android Show」でNothing Phone (3)に言及しました。このデバイスは、同社にとって初となる「真の」フラッグシップスマホであり、価格は約800ポンド(約15万5000円※)になると言います。また、実物を手にした様子も動画に登場しましたが、デバイスにはモザイクがかけられており、詳細なデザインは明らかになっていません。

※1ポンド=約193.8円で換算(2025年5月20日現在)

 

そうしたなか、インドメディアのSmartPrixは、いくつかの新情報を補足しています。Nothing Phone (3)がモデル番号「A024」としてGSMデータベース(携帯端末仕様の情報集)に登録されたのを確認したほか、独自の情報源から以下のアップグレード内容が判明したとしています。

 

  • カメラ:「大幅に改良された」ものとされ、トリプルカメラ構成を採用。そのうち一つは大型のペリスコープ望遠レンズになる可能性がある

  • バッテリー容量:「わずかに」強化され、5000mAhを超える見込み。前モデルのPhone (2)は4700mAh、Nothing Phone (3a) ProやCMF Phone 2は5000mAh

  • OS: 発売時点でAndroid 15をプリインストール予定。リリース時にはAndroid 16がインストールできる可能性もある

 

Phone (3)に関する詳細な情報は、今後数週間から数か月以内にNothingから正式に発表される見込み。続報に期待したいところです。

 

Source: SmartPrix

via: 9to5Google

とにかく薄くしたい! Galaxyの次期「Z Fold7」と「G Fold」が内部にチタンを導入する可能性が浮上

サムスンが次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と、同社初の三つ折りスマホ「Galaxy G Fold」にチタン素材を採用すると、韓国のサプライチェーン情報筋が伝えています。

↑とにかくもっと薄くしたい。

 

韓国のテクノロジー業界専門メディア・The Elecによると、両モデルは2025年下半期に発売予定で、内部の支持構造にあたるバックプレートにチタンを使用するとのこと。Galaxy S25 Ultraでは側面フレームにチタンが使われていますが、それとは異なる部位への採用となります。

 

折りたたみスマホにチタンを導入することは今回が初めてではありません。サムスンはすでに、中国および韓国向けに限定販売された「Galaxy Z Fold Special Edition」のバックプレートにもチタンを使っています。

 

ここでいうバックプレートとは、ヒンジ(折りたたみ軸)とディスプレイパネルの間を支える重要な部品のこと。Galaxy Z FoldやFold2ではステンレス、Fold3以降ではカーボンファイバーが使われてきました。チタンは加工が難しいものの、軽くて強度が高く、薄型化にも適した素材として注目されています。

 

今回の報道によれば、Galaxy Z Fold7およびGalaxy G Foldは、スタイラス用のデジタイザーを非搭載とすることでさらなる薄型化を図るそう。これは、先に登場したGalaxy Z Fold Special Editionと同様の設計方針です。Sペンへの対応を一時的に見送ることで、筐体の薄さを優先する形です。

 

一方、サムスンディスプレイは、デジタイザーなしでもスタイラス入力が可能な有機ELパネルの開発を進めているものの、Z Fold7やG Foldにはまだ採用されない見通しです。そのため、今後のGalaxy Z Foldシリーズは一時的にSペン非対応となり、将来のモデルで復活するかもしれません。

 

Source: The Elec

via: SamMobile

Android 16、配達アプリなどのリアルタイム通知機能を標準化。iPhoneに対抗?

Googleは、次期モバイルOS「Android 16」を正式に発表しました。新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」に基づき、数多くの新機能が導入されています。その中でも特に注目されているのが、「Live Updates」と呼ばれるリアルタイム通知機能です。

↑Image:Google。リアルタイム通知に加え、「デバイスを探す」関連の機能も強化されるとのことです。

 

Live Updatesは、配達やライドシェア、ナビゲーションアプリなどの進行状況を、ロック画面やホーム画面にリアルタイムで表示する機能です。Googleは、Uber Eatsなどの注文状況や移動中の情報を、画面上の“チップ”として表示し、タップすると詳細が確認できると説明しています。

 

この機能は、iPhoneの「ライブアクティビティ」に似ており、iOSでの便利な体験をAndroidにもたらすものといえるでしょう。これまで一部のアプリが独自に実装していたリアルタイム通知を、OSレベルで標準化したことで、より多くのユーザーが恩恵を受けられるようになります。

 

Live Updatesは、まずAndroid 16のベータ版で提供され、Pixelシリーズを皮切りに今後広く展開される予定です。

 

また、Googleは「デバイスを探す」アプリの名称を「Find Hub」に変更し、機能も強化しました。スマートフォンやタブレットに加え、BluetoothタグやUWBタグ、さらに大切な人の帰宅確認といった機能にも対応予定です。AndroidとiPhoneの両プラットフォームともに、ますます便利となりそうです。

 

 Source :Google Blog,Android Authority

Nothing Phone (3)、価格が10万円超えそう…従来から大幅値上げ

英Nothingの次期スマートフォン「Nothing Phone (3)」が、今年夏に発売される予定であり、価格が大幅に引き上げられることが明らかになりました。

↑Image: Google。性能向上にも期待できますが、価格は上がってしまうようです。

 

この情報は、Googleのオンラインイベント「The Android Show」の配信後、Android公式YouTubeチャンネルに投稿された「Device Showcase」動画にて、Nothingの創業者カール・ペイ氏が自ら語ったものです。

 

ペイ氏によると、Nothing Phone (3)は「本当の意味での初のフラッグシップスマートフォン」として、「プレミアム素材、大幅なパフォーマンス向上、そして真のレベルアップを実現するソフトウェア」を搭載し、「全力を注いでいる」と説明しています。

 

価格については「約800ポンド(約1000ドル)」になると明かされました。これは、前モデルであるNothing Phone (2)の米国価格599ドルと比べて大幅な値上げです。参考までに、Nothing Phone (2)の日本での価格は約8万円だったため、同様の比率で換算すれば、Phone (3)は約10万6000円前後になると見込まれます。

 

現在のところ、Nothing Phone (3)の具体的なデザインや仕様については正式には発表されていませんが、動画内ではぼかされた端末の画像が一瞬だけ表示されており、注目を集めています。

 

これに先立ち、Nothing Phone (3)は7月25日に発売されるというリーク情報もありました。正式発表までの間に、Nothing公式から徐々に情報が公開されていく可能性が高そうです。

 

Source: YouTube

via: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold7」のベゼルはGalaxy S25 Ultraを凌ぐ超極薄?

サムスンが2025年夏頃に発売するとみられる「Galaxy Z Fold7」が、世界最薄の折りたたみスマートフォンになる可能性があると報じられました。さらに今回、新たな情報として、画面まわりのベゼルがGalaxy S25 Ultraよりも薄くなるというリークが登場しています。

↑VGV/Adobe Stockより。本体の厚みだけでなく、ベゼル幅も非常に薄い可能性があります。

 

著名リーカーのIce Universe氏によると、Galaxy Z Fold7の内側(折りたたみ)ディスプレイまわりのベゼル幅は、わずか1mm程度とのことです。これは、前モデルGalaxy Z Fold6の1.9mmよりも明らかに薄く、Galaxy S25 Ultraの1.32mmすら下回る数値になります。

 

ちなみに、Galaxy S25 Ultraのベゼル幅は、歴代iPhoneでも最もベゼルが細いとされるiPhone 16 Pro Max(約1.44mm)よりも狭くなっており、Galaxy Z Fold7はスマートフォン業界の中でもトップクラスの狭額デザインになる見込みです。

 

またIce Universe氏の別の投稿では、Galaxy Z Fold7の本体サイズについても言及されています。展開時の寸法は158.4×143.1mmで、Galaxy Z Fold6よりも縦に長く、幅も広い設計です。このサイズと狭額ベゼルの組み合わせにより、ディスプレイサイズも従来の約7.6インチから約8インチに拡大されると予想されています

 

一方、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip7」のカバーディスプレイ(外側画面)も前モデルより薄くなり、わずか1.2mmとのこと。これはディスプレイサイズも前モデルの3.4インチから4インチへと拡大されるとの噂とも一致しています

 

Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7は、ともに2025年7月頃に発表・発売されると見られています。両機種とも、前モデル以上の使いやすさと画面の広さが期待されており、続報が待たれます。

 

Source: Ice Universe(1), (2)

via: 9to5Google

Google、約10年ぶりにロゴを変更。生成AI時代へのシフトを象徴?

Googleは約10年ぶりに、頭文字「G」のロゴデザインをリニューアルしました。この変更は2025年5月12日に複数の海外メディアで報じられ、現在は段階的に展開されています。

↑左が旧バージョン、右が新バージョン。色の分け目がグラデーションになりました。

 

これまでの「G」ロゴは、2015年9月に導入されたものでした。当時、Googleのロゴ全体は「Product Sans」と呼ばれるモダンな書体に刷新され、それに伴って「G」も、青い背景に白い小文字の「g」から、赤・黄・緑・青の4色を使った円形アイコンに変更されていました。

 

今回の新しいロゴは、米9to5Googleが最初に発見したものです。最大の特徴は、色の表現方法が変わったこと。これまでと同様に赤・黄・緑・青の4色を使用していますが、それぞれを明確に分けるのではなく、柔らかなグラデーションで自然につながるデザインに変わっています。形状自体は以前とほぼ同じでありながら、より現代的な印象を与える仕上がりとなっています。

 

この新しい「G」ロゴは、すでにiOS版およびAndroid版のGoogleアプリに適用されています。また、Googleは生成AIサービス「Gemini」のロゴにも同様のグラデーション表現を採用しています。最近ではGoogleアシスタントをGeminiへと置き換える動きも進んでおり、今回のロゴ変更は、AI時代へのシフトを象徴する一環なのかもしれません。

 

Source:9to5Google

Google、約10年ぶりにロゴを変更。生成AI時代へのシフトを象徴?

Googleは約10年ぶりに、頭文字「G」のロゴデザインをリニューアルしました。この変更は2025年5月12日に複数の海外メディアで報じられ、現在は段階的に展開されています。

↑左が旧バージョン、右が新バージョン。色の分け目がグラデーションになりました。

 

これまでの「G」ロゴは、2015年9月に導入されたものでした。当時、Googleのロゴ全体は「Product Sans」と呼ばれるモダンな書体に刷新され、それに伴って「G」も、青い背景に白い小文字の「g」から、赤・黄・緑・青の4色を使った円形アイコンに変更されていました。

 

今回の新しいロゴは、米9to5Googleが最初に発見したものです。最大の特徴は、色の表現方法が変わったこと。これまでと同様に赤・黄・緑・青の4色を使用していますが、それぞれを明確に分けるのではなく、柔らかなグラデーションで自然につながるデザインに変わっています。形状自体は以前とほぼ同じでありながら、より現代的な印象を与える仕上がりとなっています。

 

この新しい「G」ロゴは、すでにiOS版およびAndroid版のGoogleアプリに適用されています。また、Googleは生成AIサービス「Gemini」のロゴにも同様のグラデーション表現を採用しています。最近ではGoogleアシスタントをGeminiへと置き換える動きも進んでおり、今回のロゴ変更は、AI時代へのシフトを象徴する一環なのかもしれません。

 

Source:9to5Google

Galaxy S25 FE、搭載チップ変更で“予定外”のお買い得モデルに?

サムスンのフラッグシップモデルをベースにしたミドルレンジ機「Galaxy S25 FE」は、高性能ながらも手頃な価格を実現するため、自社製チップ「Exynos 2400e」を搭載すると噂されています。このチップは、現行モデル「Galaxy S24 FE」にも採用されており、2年連続で同じプロセッサーを搭載する形となります。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。直近のサムスン製端末は搭載チップの噂が複数飛び交っています。

 

しかし、サムスンがExynos 2400eを十分な量を生産できない場合、より高性能な「MediaTek Dimensity 9400」を搭載する可能性があるとも報じられています。

 

この情報は、テック系サイトNotebookcheckが「最も信頼できる情報筋」に基づき伝えたものです。サムスンとしては、あくまで最有力候補は自社製のExynos 2400eですが、Dimensity 9400が最悪の場合のバックアッププランとして用意されているとのことです。

 

なお、両チップにはベンチマーク上で大きな性能差があります。AnTuTu 10ではDimensity 9400が約49%高いスコアを記録、Geekbench 6ではシングルコアで約36%、マルチコアで約39%も優れた結果となっています

 

サムスンは既に「Galaxy Tab S10」シリーズにMediaTek製チップを採用しており、今回の選択も決して異例ではありません。ただ、同社としては自社製チップの採用によって、自社の半導体製造事業(Samsung Foundry)に利益をもたらしたい思惑もあるようです。

 

また、手頃な価格の縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」でも搭載チップについて複数の噂が飛び交っており、一部ではExynos 2400e搭載説、一方でより高性能なSnapdragon 8 Gen 3搭載説が囁かれています。サムスンが十分な数量のチップを製造できない場合、こちらも予想以上にお買い得なモデルになるかもしれません。ともあれ、続報に注目したいところです。

 

Source: Notebookcheck

via: PhoneArena

厚さわずか5.8mm!サムスン史上最薄のGalaxy S25 Edgeが正式発表

サムスンは、超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」を正式に発表しました。厚さはわずか5.8mmで、Galaxy S25 Ultraより約30%も薄く、同社のスマートフォン史上最も薄いモデルとなっています。重さも約163gと非常に軽量です。

↑Image:Samsung。脅威の薄さがわかるビジュアルはインパクト大です。

 

このような薄型・軽量設計でありながら、フレームにはチタニウムを採用し、前面にはCorning Gorilla Glass Ceramic 2を、背面にはGorilla Glass Victus 2を搭載することで、高い耐久性も兼ね備えています。

 

ディスプレイ

Galaxy S25 Edgeは、6.7インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載し、解像度は1440×3120ピクセル、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。

 

搭載プロセッサーと性能

プロセッサにはSnapdragon 8 Elite for Galaxyを採用し、メモリは12GB、ストレージは256GBまたは512GBの構成です。内部には新設計のベイパーチャンバー(冷却システム)が搭載されており、高負荷時でも安定したパフォーマンスが期待できます。

 

カメラ

Galaxy S25 Ultraと同じ200MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを搭載しています。2倍光学ズームと10倍デジタルズームに対応し、暗所での撮影性能も強化されています。前面カメラは12MPです。

↑Image:Samsung。

 

AI機能

Galaxy AIがシステム全体に統合されており、「Now Brief」や「Now Bar」など新機能で日常の通知やリマインダーを強化。さらに、Google Gemini Liveとの連携により、カメラや画面をAIとリアルタイムで共有しながら対話が可能です。AI処理はオンデバイス(端末内)で行われ、データはSamsung Knox Vaultによって保護されています。

 

バッテリーと充電

バッテリー容量は3,900mAhとやや控えめですが、25Wの急速充電、ワイヤレス充電、そして他端末への給電が可能なWireless PowerShareに対応しています。

 

標準モデルであるGalaxy S25(厚さ6.4mm、重さ164g)よりも薄くて軽く、しかも6.2インチよりも大きい6.7インチの画面を搭載しています。また、iPhone 16 Pro(厚さ8.25mm、重さ199g、画面サイズ6.3インチ)と比べても、Galaxy S25 Edgeは薄さ・軽さ・画面の広さで優位に立っています。ただし望遠カメラは非搭載です。

↑Image:Samsung。

 

価格は米国で1100ドルから。本体カラーはチタニウムシルバー、チタニウムジェットブラック、チタニウムアイシーブルーの3色展開です。米国では5月13日から予約が始まり、発売日は5月30日とされています。

 

日本での発売予定については、現時点では発表されていません。続報に注目したいところです。

 

Source:Samsung

サムスン三つ折りスマホは次世代バッテリー搭載?従来より高密度・高耐久か

サムスンが2025年内に発売を予定している三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」には、従来のリチウムイオンバッテリーに代わって、次世代のシリコンカーボンバッテリーが搭載される可能性があると報じられています。

↑Robert/Adobe Stockより。画像はファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」ですが、「Galaxy G Fold」の仕様はどうなるでしょうか。

 

この情報を明かしたのは、未発表のGalaxy製品に詳しいリーカーのPandaFlash氏です。同氏はX(旧Twitter)上で「サムスンの三つ折りプロトタイプは、シリコンカーボンバッテリーを内蔵している!」と発言。Galaxy G Foldに関する情報を繰り返し投稿している人物でもあります。

 

シリコンカーボンバッテリーとは、従来のリチウムイオン電池の負極材料に使われていたグラファイト(黒鉛)を、よりエネルギー密度の高いシリコンに置き換えたものです。これにより、バッテリーサイズを大きくせずに、より多くの電力を蓄えることが可能になります。

 

すでに中国メーカーのOnePlus 13やHonor Magic7 Proといったスマートフォンに採用されており、スマホの厚みを抑えつつ、大容量化を実現する技術として注目されています。

 

Galaxy G Foldにこの新技術を採用する理由として、以下の点が考えられます。

 

  • バッテリー容量が5000mAh未満との報告がある中、シリコンカーボン技術によって、小型でも十分なバッテリー持続時間が確保できる可能性がある。

  • 三つ折りスマホは大型ディスプレイを搭載し、消費電力が大きいため、より効率的で高密度な電源が求められる。

  • シリコンカーボン電池は耐久性にも優れ、大電力を扱う機器に適している。

 

さらに、このバッテリー技術は来年登場が予想されているフラッグシップモデル「Galaxy S26」シリーズにも搭載される可能性があると噂されています。もしも実現すれば、バッテリー容量を増やすか、もしくは本体をさらに薄型化することも期待できそうです。

 

Source: PandaFlash(X)

via: PhoneArena

Galaxy Z Flip FE、中身はZ Flip6と同等で価格は大幅ダウン?

サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りのお手ごろ価格モデル「Galaxy Z Flip FE」に関するさまざまなうわさが伝えられています。中には現行の「Galaxy Z Flip6」とほとんど同じ見かけの予想CG画像も含まれていましたが、仕様についても「中身はFlip6と同じで、単なる名前違いのリブランド版に過ぎない」と報じられています。

↑Robert/Adobe Stockより。ユーザーとしては非常にコスパの良い製品かもしれません。

 

ギリシャのテックサイトTechmaniacsによれば、「Galaxy Z Flip FE」のスペックは以下のとおりです。

 

  • プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3

  • RAM:12GB

  • メインディスプレイ:6.7インチ AMOLED

  • カバーディスプレイ:3.4インチ Super AMOLED

  • カメラ:50MPメインカメラ、12MPウルトラワイドカメラ、10MP前面カメラ

  • バッテリー:4,000mAh(25W有線充電、15W無線充電対応)

  • 防塵・防水:IP48認証

 

これらはすべて「Galaxy Z Flip6」と同じ仕様であり、見た目だけでなく内部も同一とされています。唯一の違いは「Galaxy Z Flip FE」がAndroid 15をプリインストールしている点です。ちなみにGalaxy Z Flip6は、Android 14搭載で出荷されています。

 

一方で「Galaxy Z Flip FE」の魅力は価格にあると見られています。今回の報道によれば、EUでの販売価格は1000ユーロ未満とされ、Z Flip6の当初価格(1300ユーロ超)よりも大幅に低く設定される模様です。

 

搭載チップがSnapdragon 8 Gen 3であれば、かつて噂されていたExynos 2400e(GetNavi)よりも高性能となります。仕様が1年前のモデルと同等でも、価格次第ではコストパフォーマンスの高い製品となるかもしれません。

 

Source: Techmaniacs

via: PhoneArena

Galaxy Z Fold7、世界最薄の折りたたみスマホな可能性が浮上

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」は、現行のGalaxy Z Fold6よりも大幅に薄くなると予想されています。この「薄さ」について、信頼性の高いリーカーが具体的な数値を明らかにしました。

↑Robert/Adobe Stockより。次世代モデル「Galaxy Z Fold7」に関して複数の噂が飛び交っていますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

数ヶ月前、著名リーカーのOnleaks氏は「Galaxy Z Fold7は閉じた状態で9.5mm、開いた状態で4.5mmの厚さになる」と予想していました。しかし、その後、複数の情報筋から異なる数値が報告されています。

 

たとえば、ギリシャのテックサイトTechmaniacsは「非常に信頼できる情報源」を引用し、「折りたたんだ状態でわずか8.2mm」と伝えていました。この数値は従来モデルの記録を大幅に更新するものですが、「物理の法則を無視しているのでは」と一部で疑問視する声もあります。

 

そんな中、サムスン関連のリーク情報に定評のあるIce Universe氏が、新たな予想を投稿しました。彼によると「Galaxy Z Fold7の厚みは、開いた状態で3.9mm、閉じた状態で8.9mm」になるそうです。この数値は、現在世界最薄とされるOppo Find N5の「開いた状態4.21mm」「閉じた状態8.93mm」を上回る薄さです。

 

さらに注目すべきは、この薄さを実現しながらもバッテリー容量がGalaxy Z Fold6と同じ4400mAhを維持している点です。Ice Universe氏は「新型バッテリーと充電技術によって可能になった」と説明しており、サムスンが開発を進めている全固体電池が搭載される可能性もありそうです

 

Source: Ice Universe(X)

via: 9to5Google

サムスン、超薄型「Galaxy S25 Edge」の発表イベントはあす5月13日開催

サムスンは、超薄型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発表イベントを日本時間5月13日午前9時(米国東部時間5月12日午後8時)に開催すると公式に発表しています。

↑Image:Sammobile。いよいよ正式発表です。

 

今年初め、サムスンはGalaxy S25シリーズを発表した際、Galaxy S25 Edgeのデザインを披露しました。その後、モバイル通信見本市「MWC 2025」にてメディア関係者向けに非公開で実機を公開しましたが、公式には詳細スペックを明かしていませんでした。

 

今回、サムスンはGalaxy S25 Edgeの発表イベント専用サイトを開設しました。イベントは完全オンライン形式で、YouTubeでライブ配信される予定です。米国ではすでに予約登録が始まっており、登録者にはサムスン製アクセサリーなどの購入に使える50ドル分のクレジットが付与されます。

 

ティザー画像では「Beyond Slim(スリムを超える)」というキャッチコピーが掲げられており、サムスン公式ブログではGalaxy S25 Edgeの「スリムを超える理由」が次のように説明されています。

 

【基本コンセプト】

  • 単なる薄型スマートフォンではなく、精密エンジニアリングの革新を体現

  • 強力なAIコンパニオンとエンジニアリングの驚異を融合

  • フラッグシップ級の性能と優れた携帯性を両立

  • Sシリーズにふさわしいプレミアム体験を提供

 

【カメラ機能】

  • 薄型ボディに200MP広角カメラを搭載

  • Galaxy伝統のカメラ体験を継承

  • プロ級撮影機能を直感的に操作可能

  • Galaxy AIがカメラを“スマートレンズ”に変貌

  • 重要な瞬間を認識し、新しい思い出を生み出す機能

 

【デザインと構造】

  • あらゆるカーブ、輪郭、コンポーネントに精密エンジニアリングの革新を反映

  • 携帯性・軽量性を損なわず、パワーとイノベーションを実現

 

特に注目すべきは、200MPのメインカメラ(広角カメラ)です。これは最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」と同等の性能であり、超薄型スマートフォンとしては破格のスペックです。

 

Galaxy S25 Edgeはまず韓国と中国で発売され、米国やその他の地域では遅れて発売されると噂されています。日本向けモデルの発売時期については、今後のサムスン公式発表が待たれます。

 

Source: Samsung

via: 9to5Google

サムスン、将来のGalaxyに交換式レンズを採用? 特許情報が公開

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S」シリーズは、スマートフォンカメラにおいて常に最先端を走ってきたデバイスです。そうしたなか、同社がさらにカメラ機能を進化させるために、「モジュール式レンズ」を将来のモデルに搭載する可能性が浮上しています。

↑ValentinValkov/Adobe Stockより。写真の画質面では優位性がありそうですが、本当に採用されるのでしょうか。

 

昨年、サムスンが世界知的所有権機関(WIPO)に出願した特許が、2025年4月24日に公開されました。その内容はスマートフォンのカメラ機能を拡張するためのもので、デバイス筐体、レンズアセンブリ、イメージセンサー、モーターなどのコンポーネントが含まれます。これらが連携して動作し、モジュール機能(独立した交換式の部品を組み合わせる方式)を実現するという構造です。

↑Image:Samsung/WIPO

 

この技術の概要は、以下のとおりです。

 

  • レンズアセンブリはスマートフォンに内蔵されながらも、独立したコンポーネントとして設計されている

  • デバイス全体のサイズ増加を抑える設計がなされている

  • 磁石やRFIDタグを用いて、取り付けたレンズを自動認識する

  • レンズが認識されると、絞り値やズーム機能などが自動的に調整される

 

すでにアクセサリーメーカーのMomentなどは、各社スマートフォン向けに望遠・広角レンズや、それらを装着する専用ケースを販売しています。サムスンのこの特許技術は、専用ケースを必要とせず、スマートフォン本体のみでレンズを交換・認識・調整できるという点で大きく異なるようです。

 

もちろん、サムスンのような大手メーカーは数多くの特許を出願しており、そのすべてが製品に実装されるわけではありません。それでも、次期「Galaxy S26 Ultra」では可変絞り技術が復活すると噂されており、今後モジュール式レンズが製品に搭載される可能性も十分にありそうです。

 

Source:WIPO

via:Wccftech

Galaxy Z Fold7 / Flip7のバッテリー容量が判明。Flip7だけ増加?

サムスンは7月初旬に、次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と、タテ折りの「Galaxy Z Flip7」を発表すると予想されていますが、それらのバッテリー容量がデンマークの認証機関のデータベースから明らかになりました。

↑JCM/Adobe Stockより。認証機関における認証取得により発覚したとのことです。

 

インドのテックメディアThe Tech Outlookによると、Galaxy Z Fold7とFlip7の搭載バッテリーは、デンマークの認証機関UL Demkoの認証を取得したとのことです。この認証を得ることは、製品の安全性と信頼性を消費者に保証し、市場での競争力を高める要素の1つとなります。

 

これによれば、Galaxy Z Fold7は2つのバッテリーを搭載し、それぞれの定格容量(実際に出力できる容量)は2126mAhと2146mAhで、合計4272mAhとなります。これをサムスンは「4400mAhの標準容量(理論上の公称値)」として販売する見通しであり、前モデルからの変更はないことになります。

 

一方、Galaxy Z Flip7の定格容量は1189mAh + 2985mAh = 4174mAhとなります。おそらく、これも「4300mAhの標準容量」として販売され、前モデルGalaxy Z Flip6と比べて300mAhの増加となります。大幅な増加とは言えないものの、それでも歓迎すべき改善です。

 

サムスンが横折り型であるFoldモデルのバッテリー容量を増やしていない理由は不明です。2021年に発売されたGalaxy Z Fold3以来、4400mAhのまま変更されていません。とくにGalaxy Z Fold7については、次のような新機能の搭載が予想されており、電力消費の増加が懸念されています。

 

  • Snapdragon 8 Elite for Galaxyチップ

  • より大型化されたディスプレイ

  • 200MPカメラ

  • 刷新された冷却機構とスピーカー

 

Source: The Tech Outlook

via: GSMArena

サムスン、やっぱりGalaxy Z Flip7には自社製チップ採用? 歩留まり問題は…

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」は、一時はGalaxy S25シリーズと同じSnapdragon 8 Eliteを搭載するとの噂もありました。が、新たな報告によると、やはりサムスン自社開発のチップ「Exynos 2500」が採用されるとのことです。

↑fifg/Adobe Stockより。クアルコム製SoCの高価格化など、複数の要因がありそうです。

 

今年夏頃に発売予定のタテ折りスマホに搭載するチップについては、これまで多くの憶測が飛び交っていました。当初はExynos 2500を搭載すると噂されたものの、製造の歩留まり(良品率)に問題があるため、最終的にクアルコム製のSnapdragon 8 Eliteを採用するとの報道が出ていました

 

が、韓国の大手メディア朝鮮日報(Chosun Daily)は、Galaxy Z Flip7にExynos 2500搭載が決定したと報じています。その歩留まりは業界では20〜40%と見積もられ、依然として不十分ではあるものの(サムスンは通常、60%以上に達して初めて本格的な量産を開始)、今回は「実行可能なレベル」まで安定したと判断された、とのことです。

 

もう1つの理由として、クアルコム製チップの価格が高いことも示唆されています。今回の報道では、前チップ(Snapdragon 8 Gen 3)よりも「20%以上」値上がりしたとされています。

 

歩留まりが最大40%では低すぎるとも思えますが、折りたたみスマホの出荷台数はフラッグシップのGalaxy Sシリーズよりも少ないことも、採用を後押ししたと伝えられています。その一方で、横折りの「Galaxy Z Fold7」は、噂通りExynosチップを搭載しないとされており、Snapdragon 8 Eliteを搭載する可能性が高いようです。

 

ちなみにExynos 2500チップの性能はSnapdragon 8 Eliteには及ばないものの、現在のGalaxy Z Flip6に搭載されたSnapdragon 8 Gen 3よりも高いとみられています。飛躍的な性能向上とはいかなくとも、価格は据え置きになることを期待したいところです。

 

Source:朝鮮日報

via: 9to5Google

Galaxy S25 Edge、ついに全貌判明? 激薄だけどバッテリーは少なめ

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」の発売が数週間後に迫る中、その全貌が明らかとなる新たなリーク情報が報じられました。

↑Image:Winfuture/9to5Google。いよいよ発売が迫っています。

 

ドイツのテクノロジーメディア「WinFuture」は、Galaxy S25 Edgeの公式と思われるイメージ画像と詳細な仕様表を公開しており、ほぼすべての主要スペックを明らかにしています。

 

これまでの噂通り、Galaxy S25 Edgeの厚さはわずか5.85mmと非常にスリムです。ボディには新たな素材が採用されており、背面パネルにはGalaxy S25シリーズと同じ「Gorilla Glass Victus 2」が、前面ディスプレイにはS25 Ultraの「Gorilla Armor 2」ではなく、「Gorilla Glass Ceramic 2」が使われていると報じられています。背面素材がセラミックとの噂もありましたが、画面保護だったようです。

 

ディスプレイは6.7インチのAMOLEDパネルで、解像度は1440p。カラーバリエーションはチタンシルバー、チタンアイスブルー、チタンジェットブラックの3色展開となる見込みです。

 

内部仕様については、Snapdragon 8 Eliteプロセッサーに加え、12GBのRAM、256GBまたは512GBのストレージが搭載される予定で、これらはGalaxy S25標準モデルと共通しています。

 

スリムな筐体設計のため、バッテリー容量はやや抑えられており、事前の噂通り3900mAhとのことです。これは、画面サイズがほぼ同等のGalaxy S25+と比べて1000mAh(約20%)少ない容量となります。その一方で、本体重量はわずか163gと軽量であり、S25+の190gと比べて大幅に軽くなっています。

 

カメラ構成は、背面に200MPのメインカメラと12MPの超広角カメラを、前面には12MPのフロントカメラを搭載する予定です。

 

バッテリー持続時間に不安は残るものの、高性能なSnapdragon 8 Eliteプロセッサーと、Galaxy S25 Ultraと同等の200MPメインカメラを備え、ゲームや写真撮影など幅広い用途で活躍する超薄型スマートフォンとなりそうです。

 

Source:WinFuture

via:9to5Google

Google、Pixel端末の“画面ちらつき問題”にコメント。年内に改善あるかも

Google Pixelスマートフォンのディスプレイには、有機ELパネル特有のPWM(パルス幅変調)調光方式が採用されています。ここから生じる問題について、今後Googleが改善に乗り出す可能性が明らかになりました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。少なくとも次期モデル「Pixel 10」シリーズでは改善がありそうです。

 

PWM調光とは、画面の明るさを調整する際にディスプレイを高速で点滅させる技術です。目には見えませんが、PWMの周波数が低すぎると無意識レベルでちらつきを感じやすくなり、ユーザーの体質によっては頭痛や目の疲れなどの健康被害を引き起こすことが知られています。この問題は、周波数を引き上げることで起きにくくなります。

 

Pixel 9aを含むGoogleの現行モデルに関して言えば、PWMの周波数は240Hz〜480Hzと比較的低めであり、この点は以前からたびたび指摘されていました。たとえば他メーカーの「Honor 200 Pro」では3840Hz、サムスンのGalaxy S24シリーズ以降では492HzのPWMが採用されており、いずれもGoogleのPixelデバイスよりも高いと言えます。

 

このような状況のなか、Googleの担当者はAndroid Authorityの取材に対し、「社内でこの問題を認識しており、現在調査中です。年内に何らかのアップデートが期待できます」と明言しました。Googleがこの問題に対して前向きな姿勢を示したのは今回が初めてです。

 

詳細はまだ明らかではありませんが、この発言は次期「Pixel 10」シリーズでPWM周波数が改善される可能性を強く示唆しています。なお、PWMのちらつきを抑える改善はソフトウェアでもある程度対応可能ですが、効果的な解決にはハードウェアの見直しが必須です。

 

あわせて、ディスプレイのちらつきを低減する「フリッカー低減モード」や「DC調光」(発光素子に流す電流の量を連続的に調整する方式)といったアクセシビリティ機能の追加も期待されています。これらの機能は、すでにMotorola、OnePlus、Xiaomiなどのスマートフォンに導入済みです。

 

Pixel 10シリーズは2025年8月ごろの発売が見込まれており、今後数ヶ月のうちにさらなる詳細が明らかになると予想されます。

 

Source:Android Central

via:9to5Google

Pixelスマホにも「ダブルタップで画面オフ」機能が追加か。競合に追随?

Google Pixelスマートフォンにまもなく「ダブルタップで画面オフ」機能が追加される可能性が、Android 16 Beta 4で確認されました。これは、サムスンやOnePlusのAndroidスマートフォンに続く動きとなります。

↑Koshiro K/Adobe Stockより。これまではダブルタップでスリープ解除だけが可能でした。

 

これまでPixelスマホでは「ダブルタップで画面オン(スリープ解除)」は可能でしたが、その逆はできませんでした。現時点では、「Double Tap Screen Off / Lock」などのサードパーティ製アプリを使う必要があります。一方、たとえばサムスンのGalaxyスマホでは、ホーム画面やロック画面の何もないスペースをダブルタップすることで画面オフが可能です。

 

Google Pixelスマホは、AIを活用した通話や撮影など独自機能が高く評価されています。その一方で、他ブランドから移行したユーザーにとっては、期待していた基本的な機能の一部が欠けていることが不満となっており、その代表例が「ダブルタップで画面オフ」機能でした。

 

Android情報サイトAndroid Authorityによると、最新のAndroid 16 Beta 4では「ロック画面をダブルタップして画面オフ」にするジェスチャーを追加する証拠が見つかったとのことです。

 

現時点ではまだ機能が有効化されておらず、設定メニューにも存在しませんが、同サイトは内部的に有効化して実際に動作している様子を動画で公開しています。サムスンなどと同様に、Pixelスマホの画面上の空白部分をダブルタップすることで画面をオフにできるようになっているようです。

 

 

この機能の正式なリリース時期は未定であり、Android 16の安定版リリースに含まれない可能性が高いものの、今後の四半期アップデートで追加されるかもしれません。

 

Source:Android Authority

Galaxy S25 Edge、正式発表は5月13日か。ただしグローバル展開は…

サムスンは、超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発売をすでに予告しており、すでに数々のリーク情報も届けられています。新たな情報によると5月13日に正式発表、まず韓国と中国で発売され、その後に他の国々でも順次展開される予定とのことです。
↑Image:Sammobileより。国内での発売情報が気になるところですが……。

 

信頼性の高いリーカーであるEvan Blass氏は、「Beyond Slim」と「13 maggio 2025(2025年5月13日)」と記されたサムスン公式らしき画像をSNS上でシェアしました。

↑Image:Evan Blass/Xより。

 

これに先立ち、韓国の大手経済メディアFNNewsは、サムスンが5月13日に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催すると報じていました。それによれば、Galaxy S25 Edgeはまず韓国と中国で発売され、5月14日から予約が開始され、21日から23日にかけて実際の販売が始まる見通しです。米国を含むグローバル市場では、5月30日からの販売開始が予定されているとのことです。

 

このように韓国市場で先行発売されるのは、サムスンがまず自国市場で需要や反応を確認し、その後に米国などグローバル展開へと移行する戦略を取っているためと考えられます。

 

Galaxy S25 Edgeの厚さはわずか5.8mm、重量は163gであり、これまでのサムスンスマートフォンの中で最も薄型のモデルとなる見込みです。すでに仕様やカメラ構成、外部端子のレイアウトなど、さまざまな情報がリークされてきました。

 

もともと本製品は4月に発売されると予想されていましたが、何らかの理由で5月に延期されたとみられています。

 

Evan Blass氏が公開した予告画像には、Galaxy S25 Edgeの超薄型デザインを暗示するシルエットも含まれており、製品の存在感を強く打ち出しています。なお、日本での発売時期や販売の有無については現時点で不明ですが、正式発表が待たれるところです。

 

Galaxy S25 Edgeのデザイン詳細が発覚? iPhone 17 Airと真っ向勝負

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」のカメラやスピーカーなどの配置がリークされました。最上位モデルであるGalaxy S25 Ultraから一部機能は削られているものの、他のS25シリーズと近く、馴染みやすいレイアウトが採用されているようです。

↑Image:Evan Blassより。発表も近いと噂されていますが、どうなるでしょうか。

 

未発表のサムスン製品に詳しいEvan Blass(@evleaks)氏は、以前Galaxy S25 Edgeの公式マーケティング資料と思われるものを公開していました。今回は、S25 Edgeの細部まで分かる新たな画像が投稿されています。

 

これによると、Galaxy S25 Edgeの前面デザインは他のモデルと同じですが、背面カメラの配置は異なっています。この超薄型モデルはデザイン性を重視するユーザーを主なターゲットにしているため、サムスンが他のモデルでも好評なレイアウトに近づけたことは理解できる選択です。

 

また、端末下部には有線イヤホン用の端子や物理SIMトレイが引き続き搭載されているようです。全体としてはGalaxy S25シリーズで見慣れたデザインであり、実際の違いは手に持ったときに初めて感じられるのかもしれません。

 

このGalaxy S25 Edgeは、今年秋に登場が噂されている「iPhone 17 Air」と競合する位置づけとなります。アップルも美学にこだわるユーザーをターゲットとしており、iPhone PlusモデルをAirに置き換える見通しです。iPhone 17 Airも、他のiPhone 17シリーズとは異なる背面デザインを採用し、シングルカメラ仕様になると予想されています。

 

一方で、Galaxy S25 Edgeは、S25 Ultraと同じ200MPカメラを搭載し、12GB RAMおよびSnapdragon 8 Elite for Galaxyを採用すると噂されています。つまり、このモデルは「最新フラッグシップの低価格版」ではなく、「超薄型のフラッグシップ」という位置づけです。この製品やiPhone 17 Airが大ヒットすれば、今後のスマートフォン販売戦略にも大きな影響を与えるかもしれません。

 

Source:Evan Blass (X)
via:PhoneArena

Nothingの新作CMF Phone 2 Proが海外発表!お手ごろ価格でトリプルカメラ搭載

Nothingのサブブランド「CMF」が、新型スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を発表しました。前モデルCMF Phone 1の後継機種であり、お手ごろな価格はそのままに、デザインや機能面で大幅にアップグレードされています。

↑Image:Nothingより。背面カバーを着せ替えできるユニークな筐体デザインが特徴です。

 

CMF Phone 2 Proは、背面カバーを着せ替えできるモジュラーデザインを採用しており、ネジを外すことで簡単に交換可能です。スタンドやストラップ、カードホルダーなどもネジ止めで追加でき、前モデルの仕組みを受け継いでいます。

 

最大の注目ポイントはカメラの強化です。50MPメインカメラ+50MP望遠カメラ(2倍光学/20倍ハイブリッドズーム)+8MP超広角カメラというトリプルレンズ構成を採用しており、上位モデルのNothing Phone (3a)に近い仕様です。ただし、望遠カメラのセンサーサイズや超広角カメラの画角、手ぶれ補正のシステムなど細部に違いがあります。

 

さらに、本体側面には物理ボタン「Essential Key」が搭載されています。ワンプッシュでスクリーンショット保存、長押しでボイスメモ録音・保存ができ、保存データは「Essential Space」アプリでAIによる自動整理・要約・検索が可能です。

 

搭載プロセッサーはDimensity 7300 Proで、前モデルのDimensity 7300よりCPU性能が最大10%向上しています。AnTuTuベンチマークスコアは約71万点と、ミドルレンジとして十分な性能を誇ります。6.77インチのAMOLEDディスプレイは最大3000ニトの明るさと120Hzリフレッシュレートに対応。バッテリーは5000mAhと大容量で、1日以上の駆動が可能です。

↑Image:Nothingより。

 

米国価格は279ドル(約4万円)で、8GB/256GBモデルのみ販売されます。イギリスやEUでは8GB/128GBモデルが219ユーロ(約4万1000円)から提供されます。

 

なお、日本での発売日や予約開始日はまだ発表されていません。前モデルが国内でも販売された実績があるため、続報に期待したいところです。

 

SourceNothing

via9to5Google

Galaxy S25 Edgeの仕様が判明!サムスン史上最薄を実現か

サムスンは、超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の正確な仕様をまだ正式に発表していませんが、著名リーカーが新たな情報を明らかにしました。今回のリークには、厚さ、重量、素材、ソフトウェアなど、これまで知られていなかった詳細が含まれています。
↑Image:Sammobileより。注目の薄さはもちろん、他にも様々なスペックの噂が出はじめました。

 

信頼性の高いリーカーであるEvan Blass(@evleaks)氏は、Xにてサムスンの公式プレスリリースと思しき画像を投稿しました。同氏は未発表Android製品の情報に定評があり、最近もGoogle Pixel 9aの正確な画像をシェアしていました

 

この資料によると、Galaxy S25 Edgeはチタン製のベゼルと、Corning Gorilla Glass Ceramic 2による画面保護カバーを備えているとのことです。背面にセラミック素材が使われるとの噂もありましたが、今回はその点についての言及はありません。

 

また、本機は200MPのメインカメラを搭載し、厚さはわずか5.8mm、重量は163gとのことです。これは、2014年に発売されたGalaxy Alpha(厚さ6.7mm)を超えて、サムスン史上最も薄いスマートフォンとなる見込みです。なお、1月に発売されたGalaxy S25シリーズも「Galaxy Sシリーズ史上最も薄い筐体」として謳われていました。

 

さらに、「スムーズなマルチタスク、シームレスなゲームプレイ、中断のないストリーミング」を実現するため、Snapdragon 8 Eliteプロセッサーを採用しているとのことです。サムスンは、超薄型でありながら「長持ちするバッテリー」を提供すると主張しています。本製品には、One UI 7.0とスマートAI機能も搭載される予定です。

 

これまで判明しているGalaxy S25 Edgeの仕様は次の通りです。

 

•厚さ5.8mm
•重量163g
•ディスプレイ保護にCorning Gorilla Glass Ceramic 2を採用
•チタンフレーム
•200MPメインカメラ
•Snapdragon 8 Eliteプロセッサー
•ストレージ:256GB/512GB
•RAM:12GB
•One UI 7.0 with Galaxy AI

 

価格については、韓国では256GBモデルが150万ウォン(約15万円)、512GBモデルが163万ウォン(約16万3000円)になると噂されています。

 

正式発表は5月13日に予定されており、23日には中国と韓国で発売、米国では5月30日までに店頭に並ぶ可能性があると言われています

 

次世代の「Galaxy Z Flip FE」、名称変更で「Flip Xe」になる可能性

サムスンが手頃な価格の縦折りスマートフォンを開発中であり、これが「Galaxy Z Flip FE」として発売される可能性が高いことは、複数の情報源から伝えられてきました。FE(Fan Edition)とは、フラッグシップモデル並みの機能を備えつつ価格を抑えたシリーズを指し、すでに「Galaxy S24 FE」や「Galaxy Tab S10 FE」、「S10 FE+」などが登場しています。

 

しかし、サムスンがこのクラスの次世代製品を「Galaxy Z Flip Xe」と名付ける可能性が浮上しています。

↑Hamza/Adobe Stockより。最近では「iPhone 16e」も名称変更で話題になりましたが、果たしてこちらはどうでしょうか?

 

この情報は、あるキャリアのeSIM互換性ページに「Galaxy Z Flip Xe」(モデル番号SM-F761)が登録されていたことに基づいています。「SM-F761」は、手頃な価格の縦折りスマートフォンの型番として、これまでも何度か報じられてきました

 

「Galaxy Z Flip Xe」という名称が登場したのは、今回が初めてではありません。昨年末にも、モバイル通信業界団体GSMAが提供するIMEIデータベースに、「SM-F761」が同じ製品名で登録されていたことが確認されています。GSMAデータベースは、非常に信頼性が高い情報源として知られています。

 

もっとも、キャリアが「Galaxy Z Flip Xe」と記載したのは、単にGSMAデータベースにそのように記載されていたためである可能性もあります。また、仮に「Xe」という名称が正しかったとしても、その意味や名称変更の理由については、現時点では不明です。

 

サムスンは2025年後半から、折りたたみスマートフォンの新型モデルを続々と投入すると予想されています。発売スケジュールはおおむね、以下のようになる見込みです。

 

  • Galaxy Z Fold 7(7月頃)
  • Galaxy Z Flip 7(7月頃)
  • Galaxy Z Flip Xe/FE(第4四半期)
  • Galaxy G Fold(三つ折りモデル、第4四半期)

 

Galaxy Z Flip Xe/FEは、Galaxy Z Flip6とほぼ同じ筐体とディスプレイを採用しながら、やや古めのチップセットとカメラを搭載すると噂されています。最新スペックではないものの、高いコストパフォーマンスが期待できそうです。

 

Source:Sammobile

発表近づくGalaxy Z Fold7・Flip7に新たな噂。どちらも薄型・大画面化か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip7」と「Galaxy Z Fold7」は、7月初旬に発表される見通しです。これら2つのモデルについて、新たなリーク情報が届けられています。

↑Image:@Onleaks/Android Headlineより。

 

ギリシャの人気テックサイトTechmaniacsの「非常に信頼できる情報筋」によると、Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7の詳細は次の通りです。

 

Galaxy Z Fold7

  • 驚異的な薄型化:折りたたみ時の厚さがわずか8.2mm。現行のZ Fold6(12.1mm)から大幅に薄く
  • ディスプレイの大型化:折りたたみ画面は8インチに、外側のカバーディスプレイも6.5インチに拡大します(Z Fold6は約7.6インチ/約6.3インチ)。
  • カメラ性能の向上:メインカメラが200MPにアップグレード。10MPの3倍望遠カメラと12MPの超広角カメラはZ Fold6と同じ構成。
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Elite for Galaxy
  • 価格:前モデルより約100ユーロ(約1万6000円)値上げ

 

Galaxy Z Flip7

  • カバーディスプレイの大型化:折りたたみ時の前面全体を覆う形になり、Z Flip6の3.4インチから4インチへと拡大
  • バッテリー容量の向上:4,000mAhから4,300mAhへと増加
  • カメラ構成:前モデルと同じく、50MPメインカメラと12MP超広角カメラを搭載
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Elite for Galaxy
  • 薄型化:Z Flip6よりも薄型化される見通し、ただし具体的な数値は明らかにされず

 

この中で特に注目すべきは、Galaxy Z Fold7が折りたたみ時に8.2mmという驚異的な薄さになるという見通しです。以前の噂では、折りたたみ時9.5mm、開いた状態で4.5mmとされていましたが、それをさらに上回る薄さとなります。ただし、現在サムスンが持つ最高の技術を注ぎ込んだGalaxy Z Fold SEでさえ、折りたたみ状態で10.6mmであるため、ここから大幅な技術革新が必要になるでしょう。

 

なお、このリークを伝えたTechmaniacsは、Galaxy S25シリーズが発表される前にも正確な情報を発信していた実績があります。ともあれ、続報に期待したいところです。

 

Source:Techmaniacs
via:GSMArena

サムスン初の三つ折りスマホ、充電速度が遅い?カメラ仕様もリーク

サムスンは2025年内に、ファーウェイの「Mate XT」に対抗する三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」を発売する予定だと噂されています。それに続き、その充電速度や内蔵カメラ仕様に関する新たなリーク情報が伝えられています。

Robert/Adobe Stockより。画像はファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」ですが、こちらは66Wの急速充電に対応しています。

 

信頼性の高いリーカーであるPandaFlash氏はX上で、Galaxy G Foldの充電速度の上限は25Wにとどまると述べています。実際のテストでは23〜24Wで動作しており、さらに低下する可能性もあるとのことです。

 

サムスンのスマートフォンは、他社製品と比較して充電速度が遅いと批判されることが多くあります。たとえば、Galaxy S25 Ultraの充電速度は45Wですが、中国メーカーのXiaomi 15 Ultraは有線で90W、ワイヤレスで80Wという高速充電を実現しています。

 

中国メーカー製スマートフォンは、高密度バッテリー技術の進化を背景に、充電速度の大幅な向上を続けています。中でも、世界初の8000mAhバッテリーを搭載した機種がまもなく登場する見通しであり、その傾向は今後も加速すると見られています。

 

一方で、サムスンが充電速度を抑えているのには理由があると考えられます。サムスンは世界市場に広く製品を展開しており、高出力充電による発熱や発火事故のリスクを慎重に管理している可能性が高いです。実際、かつてのGalaxy Note 7では複数の爆発・発火事故が発生し、最終的に約250万台が回収される事態となりました

 

また、PandaFlash氏は別の投稿で、Galaxy G Foldはディスプレイ内蔵カメラ(UDC)を採用せず、通常のパンチホール型カメラになる可能性があると述べています。UDCは画面に穴がない分、見た目はすっきりしますが、画質の劣化や認識精度の低下が問題視されており、サムスンは実用性を優先するのかもしれません。

 

折りたたみスマートフォンにおいて、もうひとつの注目点は画面の折り目(シワ)です。PandaFlash氏は以前、Galaxy G Foldの折り目について「Galaxy Z Fold6並みになる」と予想していました。一方、次期「Galaxy Z Fold7」では、さらに目立たなくなるとの噂も出ています。

 

なお、Galaxy G Foldは当初、韓国と中国のみで限定販売され、その後、他地域に向けて段階的に展開されると予想されています。ファーウェイのMate XTは非常に高価格でしたが、サムスンには価格を抑えることを期待したいところです。

 

Source:PandaFlash(X)
via:PhoneArena

EU新規制でスマホのバッテリーが超進化しそう!

2025年6月から、EU域内で販売されるスマートフォンやタブレットには「European Product Registry for Energy Labels(EPREL:欧州製品エネルギーラベル登録)」ラベルの添付が義務づけられます。このラベルを取得するためには、メーカーが新たな厳しい条件を満たす必要があり、その中にはバッテリーの仕様も含まれています。

↑M21Perfect/Adobe Stockより。ユーザーとしては嬉しい改善になりそうです。

 

これにより、サムスン製を含むスマートフォンに搭載されるバッテリー技術が改善される可能性が浮上しています。

 

EPRELラベルは、コードレス固定電話、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット(画面サイズ7〜17.4インチ)に適用されます。各メーカーがこの基準をクリアするためには、以下のような対応が求められます。

 

  • バッテリー寿命:800回の充電サイクル後でも、元の容量の80%以上を維持する必要がある。
  • 耐久性:偶然の落下に耐える構造であり、さらに塵や水に対する保護性能を備えていること
  • 修理アクセス:専門の修理業者や技術者は、必要なファームウェアやソフトウェアに差別なくアクセスできる
  • 修理可能性:メーカーは、重要な交換部品を5〜10営業日以内に提供し、製品のEU販売終了後も7年間は提供を継続する必要がある
  • ソフトウェアサポート:OSアップデートなどのサポートは、EU地域での販売終了日から少なくとも5年間提供する

 

サムスンはすでに、このEUの新要件に沿った長期ソフトウェアサポートを提供する方針を表明しており、低価格スマートフォンでも最大6回のAndroidメジャーアップデートを行う予定です。

 

ただし、「800回の充電サイクル後に80%以上の容量を保つ」というバッテリー寿命要件を満たすには、バッテリーの技術革新が不可欠でしょう。

 

また、その他の規制に対応するには、落下や水濡れに強くなることや、より修理しやすい設計が求められるため、ハードウェア全体の耐久性や保守性の向上も進むと考えられます。

 

今後のサムスン製スマートフォンではこうした要件を満たすため、バッテリーの耐久性が大幅に向上し、経年劣化が抑えられ、ユーザーが末永く使える設計が期待できそうです。

 

Source:European Comission
via:Sammobile

三つ折りスマホの次はこれ?サムスン「巻き取りスマホ」の予想CGが公開

サムスンは、三つ折りスマートフォンに加えて、大画面を本体内に巻き取ることができるデバイスの開発にも取り組んでいると噂されています。同社は過去に、「ダブル折りたたみ」「マルチ折りたたみ」「巻き取り式」などの製品に取り組んでいると公式に言及したこともあります。

↑Image:DomoAI/@xleaks7より。本当にリリースされるとしたら面白そうです。

 

実際に、サムスンは2025年4月15日付で米特許商標庁(USPTO)から巻き取り式スマートフォンの特許を取得しています。この特許の図面をもとに、未発表製品に詳しいDomoAIが、著名リークアカウント@xleaks7と協力し、予想CG画像を作成・公開しました。

 

この画像では、巻き取り式スマホが「あご」(ディスプレイ下部の枠)以外は非常に細いベゼルを備えていることがわかります。また、ディスプレイの巻き取り機構を内蔵するためか、既存のサムスン製スマートフォンよりも本体が厚くなっているようです。さらに、左上に配置された2つのレンズとフラッシュは、Galaxy Z Flip6の背面カメラデザインに似た配置となっています。

 

このデバイスには、以下のようなAIを活用した新機能が搭載される可能性があります。

 

  • リアルタイム翻訳:母国語で話すと、相手の返答が即座に翻訳されて画面に表示されます
  • メッセージ要約:長文のテキストメッセージを自動で短く整理します
  • スケジュール管理:予定の出発時間を通知し、時間に間に合うようサポートします
  • 写真編集:不要な物体の除去や色調変更などを簡単に行えます

 

これらの機能は、画面を広げて使える巻き取り式ディスプレイの特性を活かして、さらに使いやすくなると期待されています。

 

カメラ機能についても、AIによってシーンに応じた設定の自動調整が行われ、照明やフレーミングも自動化されることで、ユーザーはただカメラを向けるだけで最適な撮影が可能になるとされています。

 

さらに、ゲームプレイにおいても電力と発熱の自動管理が行われ、デバイス側面に追加のコントロールをを搭載する可能性もあると伝えられています。

 

ユニークなスマートフォンといえば、現時点ではファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」が注目を集めています。サムスンの巻き取り式スマートフォンが実際に発売された場合、それを上回る評価を得ることもあるかもしれません。なお、今回公開された予想CG画像では閉じた状態の画面のみが確認でき、完全に広げた状態は不明です。

 

サムスンには「ポケットに収まるコンパクトさと、タブレット並みの大画面表示」という二面性の両立を期待したいところです。

 

Source:DomoAI

via:PhoneArena

Nothing Phone (3)、発売日は7月25日? 夏に登場のサイクル維持か

英テクノロジー企業Nothingは、手頃な価格のスマートフォン「Phone (3a)」シリーズを発売したばかりです。また、さらに低価格帯のモデルである「CMF Phone (2)」シリーズの発売準備も進められています。

Timon/Adobe Stockより。

 

そうしたなか、次期フラッグシップモデル「Phone (3)」が7月25日に発売されると著名リーカーが述べています。

 

Nothingの創業者カール・ペイ氏は数日前、X(旧Twitter)で「AMA(Ask Me Anything/何でも質問してください)」セッションを開催しました。その中で、Phone (3)の発売時期について「第3四半期(Q3)」になると明言しています。これは発売が7月から10月の間になることを意味しており、3か月もの幅があります。

 

この話題に対して著名リーカーのYogesh Brar氏は、「7/25」とだけ記した謎めいた返信を投稿しました。その後のやり取りでは、この日付がPhone (3)の発売日であることを明言しています。

 

これまでのPhone (1)とPhone (2)もともに7月に発表されており、今回の情報が本当だとしても不思議ではありません。Nothingは、主力スマートフォンを毎年夏に投入するサイクルを維持するつもりのようです。

 

なお、現時点ではPhone (3)のスペックや新機能に関する有力な情報は出ていません。第2世代のPhone (2)は、初代Phone (1)からの着実な進化を遂げており、バッテリー持続時間の向上、より洗練されたハードウェア、そして安定性を増したNothing OSが高く評価されました。しかし、性能面ではサムスンやアップルのフラッグシップモデルに及ぶほどではありませんでした。

 

Phone (3)がどのような製品になるのかはまだ分かっていませんが、Nothingの正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Yogesh Brar(X)
via:Gizmochina

Razr 60 Ultra、ついに防塵対応? カメラ・充電でもGalaxy Z Flip7を上回る可能性

モトローラは、次期折りたたみスマートフォンを2025年4月24日に米国で発表すると予告しています。この新製品は、新型タテ折りスマホ「Razr 60 Ultra」とされており、サムスンの「Galaxy Z Flip7」のライバルになると予想されています。
↑Image:Evan Blass。本当であれば、かなり有力な折りたたみ端末になるかもしれません。

 

このRazr 60 Ultraに関する公式らしき資料がリークされ、搭載チップや防塵・防水性能など、さまざまな仕様が明らかとなりました。

 

この情報は、実績のあるリーカーEvan Blass(@evleaks)氏がX上でシェアしたものです。ただし、同氏のアカウントは非公開設定のため、フォロワーしか閲覧できません。

 

今回のリークによると、Razr 60 Ultraの主な仕様は次の通りです。

 

  • カバー(外側)ディスプレイ:4インチ
  • 折りたたみディスプレイ:7インチ
  • スピーカー:ステレオ対応
  • 指紋認証:側面にリーダー搭載
  • 自撮りカメラ:50MP
  • 背面メインカメラ:50MP(OIS=光学式手ぶれ補正あり)
  • 望遠カメラ:50MP、2倍光学ズーム
  • 搭載チップ:Snapdragon 8 Elite
  • RAM:16GB
  • 内蔵ストレージ:最大1TB
  • OS:Android 15(Android 18まで3回のメジャーアップデートに対応)
  • バッテリー容量:4,700mAh(Galaxy Z Flip7の4,300mAhより多い)
  • 急速充電:68W(Galaxy Z Flip7は25Wの見込み

 

特に注目すべきは、防塵機能を備えているとされている点です。前モデルであるRazr 50 UltraはIPX規格にのみ対応しており、防水機能はあるが防塵には未対応でした。それに対し、Galaxy Z Flip6は防水・防塵の両方に対応していたため、今回のRazr 60 Ultraはようやくライバルに追いつくことになります。

 

スペック面では、カメラ性能・ストレージ容量・バッテリーの持ち・充電速度など、Galaxy Z Flip7を上回っているようです。ただし、Galaxy Z Flip7はGalaxy Z Flip6と
同様に、最大7年間のソフトウェアアップデートが提供される可能性が高いため、長期的なサポート面では依然として優位にあると見られます。

 

Source:Evan Blass(X)

Androidの新たな紛失・盗難対策が登場。端末が自動で再起動?

Googleは、Androidデバイス向けに新たなセキュリティ機能「自動再起動(Auto-Reboot)」を導入しました。この機能は、先週公開された「Google Play開発者サービス v25.14」のアップデートを通じて展開されています。

↑THAWEERAT/Adobe Stockより。完全に安心できるとは言えませんが、あると便利なのは間違いありません。

 

この新機能は、Androidスマートフォンやタブレットが3日間(72時間)連続でロックされたまま使用されなかった場合、自動的に再起動するというものです。デバイスを使うには、再びパスコードやPIN、パターンの入力が必要となります。

 

また、Google Play開発者サービスを通じて提供されるため、OSのバージョンアップを待つ必要はありません。特に専用の設定項目は用意されておらず、この機能をオフにすることはできません。

 

ちなみに、Play開発者サービスは通常、すべてのデバイスに届くまでに1週間以上かかる場合があります。最新版のv25.14が配信されたデバイスでは、設定画面の見た目が改善されるほか、自動車やスマートウォッチとの接続も強化され、Quick Share(ファイルを簡単に共有できる機能)使用時のコンテンツプレビュー機能が追加されます。

 

この機能の主な目的は、デバイスのセキュリティとプライバシー保護を強化することです。具体的には、デバイスを再起動すると「Before First Unlock(BFU)」という状態に戻ります。この状態では、生体認証や位置情報に基づくロック解除は機能せず、スマートフォン内に保存されたすべてのデータが暗号化されるため、データの抜き取りが大幅に困難になります。

 

これにより、Androidスマートフォンを紛失したり盗難に遭った場合でも、それが72時間放置されれば自動的に再起動し、より安全なBFU状態に戻って不正なデータアクセスが防げるというわけです。

 

もっともGoogleは、この機能がどのバージョンのAndroidでサポートされているかといった詳細を明らかにしていません。もし自動再起動が起こった場合、それを画面上で知らせるメッセージが表示されれば、ユーザーも戸惑うことがなさそうです。

 

Source:Google

via:9to5Google

Nothingの新作「CMF Phone 2 Pro」、トリプルカメラ搭載でゲーム性能も良さそう

Nothingのサブブランド「CMF」は、4月28日に「CMF Phone 2」シリーズを海外で正式発表する予定です。「CMF」とはColor(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)の頭文字を組み合わせたもので、手頃な価格ながらデザイン性に優れ、まずまずの性能を備えていることが好評を博しているブランドです。

↑Image:Nothing。日本での発売にも期待できそうです。

 

このCMF Phone 2のうち、上位のProモデルはミッドレンジ(中価格帯)製品としては珍しく、背面トリプルカメラ構成であること、さらに望遠カメラを搭載していることが公式に明かされました。

 

CMF Phone 2 Proは、50MPのメインカメラ(1/1.57インチセンサー)に加え、超広角カメラは8MP(視野角119.5度)、さらに50MPで光学2倍ズームの望遠カメラを搭載するとのことです。これらのスペックは、少なくとも解像度においては上位モデルであるNothing Phone (3a)とほぼ同等です。

 

また、搭載チップとしてMediaTek Dimensity 7300 Proを採用していることも公開されています。CMF Phone 1に搭載されていたDimensity 7300と比べて、CPU性能は最大10%、グラフィックス性能は最大5%向上しているとのこと。

 

さらに、ゲーム性能も大きく向上しており、BGMI(インド向けPUBGモバイル)が120fpsでプレイ可能、ネットワーク性能は53%以上の向上、1000Hzのタッチサンプリングレートを実現しているようです。

 

また、Nothingが公開した背面の写真では、本体に2つのネジが確認できます。前モデルのCMF Phone 1では、これらのネジを外すことで背面パネル自体を交換したり、スタンドやストラップなどのアクセサリーを取り付けることができたため、CMF Phone 2シリーズでも同様の機構が採用されると見られます。

 

CMF Phone 1も日本で発売されているため、CMF Phone 2シリーズの日本展開にも期待が持てるでしょう。ただし、Proモデルはトリプルカメラ仕様となったことで、前モデルより価格が上がる可能性もありそうです。

 

Source:Flipkart
via:Giizmochina

GeminiとGoogleフォトの連携機能がスタート。まずは一部の国・ユーザー対象

Googleは生成AIの「Gemini」アプリとGoogleフォトの統合機能を、正式にリリースしました。この機能は以前から予告されていましたが、正式にロールアウトが開始されています。

↑Koshiro K/Adobe Stockより。日本でも提供される日を待ちたいところです。

 

この統合機能は、2つのコンポーネントから構成されています。1つは写真・動画検索機能で、バックアップした画像や動画を、以下の条件で検索できます。

 

  • Googleフォトに保存した顔グループまたは人間関係

  • 写真が撮影された場所または日付

  • 写真の内容の説明

  • Geminiモバイルアプリでの現在の会話

 

具体的には、「@Google Photos(Googleフォト)」または「my photos(私の写真)」というプロンプトを使って、次のような検索が可能です。

 

  • アレックスの写真を見つける

  • 昨年の夏の写真を表示

  • 最近の自撮り写真を表示

  • 直近の旅行の写真を表示

  • 風景の写真を見つける

 

2つめは写真に含まれる詳細情報の抽出で、Googleフォト単体の「Ask Photos」(※日本語では未提供)と同じく、写真から重要な詳細情報を抽出できます。

 

  • レナの誕生日パーティーのテーマは何だった?

  • スタンリーのホテルで何を食べた?

  • メキシコシティで食べたものは?

  • 最後の旅行で見たトップ10のものは?

  • 私の運転免許証番号は?

 

これらの検索結果で表示された画像やアルバムをタップするとGoogleフォトアプリが開き、「さらに表示」をタップすると追加の結果が表示されます。

 

なお、本機能を有効にする手順は次の通りです。

 

  1. Geminiアプリを開く

  2. 右上のプロフィールメニューをタップ

  3. 「Apps」を選択

  4. 「Media」までスクロールし、「Google Photos」を有効にする

 

この統合機能は「招待された一部のユーザーを対象に段階的に」ロールアウトされており、現時点では米国のAndroidデバイスのみで利用できます。Geminiアプリで目当ての写真がすぐに探せる便利な機能が、日本語でも提供される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Google

via:9to5Google

サムスン、One UI 7の配信を突然中断。ロック画面などに不具合?

サムスンは先週、Galaxyデバイス向けにOne UI 7アップデートの展開を開始しましたが、突如としてその配信を中断しました。その具体的な理由は明かされていませんが、有力な情報が浮上しています。

↑PixieMe/Adobe Stockより。アップデートによる不具合が発生した可能性があります。

 

このアップデートは、Galaxy S24シリーズ、Galaxy Z Fold 6、およびGalaxy Z Flip 6向けに配信されたものです。サムスンは配信停止について、Android Authorityに対して「最高の体験を確保するため、One UI 7の展開スケジュールを更新中です。新しい時期と提供開始については、まもなく共有します」とだけ述べています。

 

またサムスンは韓国国内のユーザー向けに、公式アプリを通じて「メンテナンスが必要ないくつかの問題があるため」この措置をとったとして、ご迷惑をおかけしたことをお詫びしています

 

そんななか、著名リーカーであるIce Universe氏は、サムスンがGalaxy S24の一部ユーザーにおいて端末のロックを解除できなくなる問題を発見したと述べています。

 

実際、大手掲示板Redditのあるユーザーは、ロック画面が押し潰されて使えなくなった状態のスクリーンショットを投稿しています。また、別のユーザーはバッテリーの消耗が異常に激しくなったと報告しています

 

今回のOne UI 7では、ボタンやメニュー、通知などのユーザーインターフェースが全面的に刷新されるほか、ロック画面から地図の道順などをリアルタイムで確認できる「Now Bar」、さらに音声消しゴム機能(Audio Erase)やさまざまなAI機能が追加されます

 

それだけに、突然の配信停止は惜しまれるところです。一般的に、最新版One UIの日本での提供はグローバル版から数週間ほど遅れる傾向がありますが、安定してからの国内での配信を望みたいところです。

 

Source:Ice Universe(X)

via:9to5Google

Google AIスマホ「Pixel 9a」実機レビュー。デザイン一新で”長く使える”1台に

グーグル純正スマートフォン最新世代のPixel 9ファミリーに、新モデル「Google Pixel 9a」が登場しました。ユーザーの興味を引く最大の特徴は、やはり7万9900円とシリーズ内で最も手頃な価格ではないでしょうか。コスパに優れ、”長く使える”1台になりそうな最新AIスマホの魅力をお伝えします。

↑Android 15搭載スマートフォン「Google Pixel 9a」が発売を迎えました。ストレージ128GBモデルが7万9900円(税込)という手頃な価格も魅力的です。

 

デザイン一新でカメラ周りがスッキリ。画面はより大きく

グーグルはここ数年、秋にPixelシリーズの上位モデルを発売して、その翌年に手頃な価格のPixel aシリーズを投入するサイクルを続けています。2024年のPixel 9シリーズは、そのサイクルを少し前倒しにして、まだ残暑が厳しかった8月下旬に発売となりました。それに伴ってか、aシリーズの最新モデルであるPixel 9aも、2024年の「Pixel 8a」よりも約1か月早く登場しています。

 

価格は内蔵ストレージ128GBのモデルが7万9900円(税込)~。2024年5月発売のPixel 8aと比べれば7300円値上がりしていますが、最先端のTensor G4チップとAI機能を載せてカメラも強化しているため、使ってみると納得感はあります。iPhone 16ファミリーの中で最も手頃なモデルに位置付けられるiPhone 16eが9万9800円(税込)~で販売されていることもあり、なおさらPixel 9aの価格がフレンドリーに感じられます。

 

Pixel 9aは、前世代のPixel 8aからデザインが一新されました。アルミニウム製のサイドフレームはシャープで精悍なイメージで、Pixel 9ファミリーの上位モデルと統一感を持たせています。ディスプレイは従来の6.1インチから、6.3インチまで大きくなっています。本体もサイズアップしているものの、フレームのエッジを立たせたデザインなのでしっかりと手でホールドできるのは好印象です。もっとも、筆者はPixel 8aの緩やかにラウンドしたサイドフレームのデザインもPixelらしくて好きだったので、少し寂しさもあります。

↑側面フレームをシャープなデザインに変更。カメラユニットの出っ張りも最小限に抑えています。

 

背面のカメラ部分もデザインが大きく変わりました。Pixel 6シリーズから継続してきた、レンズを守るために採用された横一文字のカメラバンプが取り除かれて、カメラユニットだけが広い背面パネルの左上に浮き島のように配置されています。グーグルは“水滴”をイメージしたのだと、デザインのコンセプトを説明しています。

 

カメラユニットはこれまでより張り出しが少ないので、背面側を下にしてテーブルの上などにフラットに置くことができます。一方で、従来のデザインのようにカメラバンプに指を引っかけて持てないので、これまでのPixelシリーズに慣れている人は少し注意する必要があるかもしれません。筆者も背面がフラットなPixel 9aのデザインに慣れるまで少し時間がかかりました。

↑左が24年発売のPixel 6a、中央がPixel 9。右側のPixel 9aはとてもシンプルなデザインです。

 

新色はパープル系の「アイリス」です。鮮やかなピンク系の「ピオニー」に比べると、アイリスは落ち着いた色合いなので大人も選びやすいと思います。定番のホワイト系、ブラック系を加えた全4色展開です。

 

本体はIP68相当の防塵・防水対応。キズが付きにくいCorning Gorilla Glass 3を採用するフロントカバーガラスも含めて、耐久性は十分に確保しているとグーグルは説明しています。ケースなしで使ってもいいですが、傷などが気になるならシリコン製の専用カバーを利用するといいでしょう。

 

多彩なカメラ機能。aシリーズ初のマクロ撮影対応

今回はPixel 9aの実機を1週間ほど試したのですが、全体にハードウェアとしての完成度がとても高いことに驚きました。

 

グーグルの生成AI「Gemini」に関連するAIツールは、上位モデルのPixel 9とほぼ同等のものがスムーズに使えます。カメラは厳密に言えばスペックがPixel 9から若干劣るものの、同じデュアルレンズカメラで日常を写真・動画でクリッピングする用途にはまったく力不足を感じません。

↑広角・超広角カメラを組み合わせたデュアルレンズカメラを搭載。

 

デュアルレンズカメラは48メガピクセルの広角カメラと、13メガピクセルの超広角カメラという構成。広角カメラは光学ズーム撮影が1倍まで。望遠撮影が最大8倍のデジタルズームに対応する仕様はPixel 8aから変わっていません。望遠ズーム撮影をよく使う方で、画質にもこだわるならば上位のPixel 9やPixel 9 Proを選ぶべきでしょう。

↑被写体に近付くと自動でマクロ撮影に切り替わります。カメラアプリの左上にはマクロモードであることを知らせる花のアイコンが表示されます。

 

また、aシリーズのスマホとして初めてマクロ撮影の機能が搭載されているのも注目です。被写体に近付くと画面に花のアイコンが表示され、自動でマクロ撮影モードに切り替わります。植物や料理にクローズアップして“画ヂカラ”のある写真やビデオを撮りたいときに有用です。

 

Pixel 9aのカメラは、Pixel 9のカメラよりもイメージセンサーのサイズが小型で、レンズの絞り値もわずかながら低めです。特に超広角カメラはやや実力差が開いていますが、Pixel 9aでも、スマホで写真やビデオを楽しく撮る用途には十分なレベルだと思います。集合写真を撮る際、撮影者を交代しながら自然な写真合成をしてグループ写真が記録できる「一緒に写る」のほか、複数のグループ写真からみんなのいい表情が選べる「ベストテイク」など、Pixelシリーズの特徴であるAIフォトツールはPixel 9aも上位モデルを継承しています。7万9900円のAIスマホでここまで色々できるのであれば大満足です。

 

動作は速く安定感も高い

6.3インチのディスプレイはOLEDで、HDR(ハイダイナミックレンジ)の映像コンテンツを明るく色鮮やかに表示します。HDRコンテンツの最大輝度表示が1800nits、屋外の明るい場所などでは2700nitsまで明るくできるので、写真や動画の表示がとても見やすくて好印象でした。本体のディスプレイ設定からリフレッシュレート(画面の書き換え頻度)を最大120Hzまで、コンテンツに応じて可変させるスムーズディスプレイ機能もあります。Webページのスクロールや、電子書籍のページ送りの際に文字がチラつきにくくなるので快適です。

↑最大輝度は2700nits。屋外の晴天下でも高い視認性を確保しています。

 

ちなみに画面と本体が大きくなったぶん、Pixel 8aよりも本体は重いのかと思ったら、実際には3〜4gほど軽くなっています。本体の横幅がPixel 8aの72.7mmから0.6mmほどPixel 9aの方が広くなっていますが、ホールド感はほぼ変わらない手応えでした。

 

スマホの頭脳であるSoC(チップセット)には、グーグルが独自に設計した「Tensor G4」を搭載しました。ベンチマーク計測アプリの「Geekbench 6」で複数回計測すると、CPUはシングルコアとマルチコアの平均得点でわずかにPixel 9の方が上回り、GPUのスコアはPixel 9aがむしろ少しリードする結果になりました。グーグルはPixel 9と同じTensor G4チップを搭載していると説明していますが、同じSoCでも本体設計に合わせたチューニングがされているため、スコアは多少変わってくるものです。とは言え、Pixel 9と9aに関してはほとんど変わらないパフォーマンスを発揮できると言っていいでしょう。

 

グーグルの生成AIモデルであるImagen 3をベースにした新しい純正画像生成アプリ「Pixel スタジオ」で、同じテキストプロンプトを打ち込んで画像を生成してみたところ、よく似た雰囲気の違う画像を生成してくれました。イメージが出力される速度はほぼ同じです。AIツールだけでなく、その他機能やサービスの使い勝手についてもPixel 9aに目立つ違いはありません。

↑グーグル純正の画像生成AIモデルをベースに誕生した「Pixel スタジオ」アプリ。テキストプロンプトやプリセットされたスタイルからオリジナルの画像が生成できます。左がPixel 9、右がPixel 9a。

 

長く使えるタフなAIスマホ

Pixel 9aには発売から7年の間、Android OSのバージョンアップ、Pixel Dropによる新機能のアップデート追加、セキュリティアップデートが保証されています。グーグルにはSoCなどハードウェアの性能差もソフトウェアの最適化でカバーしながら、最新のAI機能をPixelシリーズの過去モデルのスマホにも提供してきた実績があります。Pixel 9aは購入後も長く使えるAIスマホとしても要注目の新製品です。

 

さらに、内蔵バッテリーはこれまでに発売されたPixel aシリーズで最高容量の5100mAhで、連続駆動時間をPixel 8aから約25%前後も伸ばしました。通話・データ通信と待受、その他機能の使用などを合わせたグーグル独自のテストでは30時間以上のバッテリー持ちを達成しています。ふたつの意味で“長く使えるAIスマホ”としても、7.9万円から購入できるGoogle Pixel 9aはおすすめの1台です。

 

Galaxy S25 Ultraの超広角カメラに問題? 一部ユーザーが報告

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S25 Ultraと前モデルS24 Ultraとの主な違いは、背面の超広角カメラが12MP(1200万画素)から50MP(5000万画素)に大幅アップグレードしたことです。このカメラについて、一部のユーザーが手ぶれや振動の問題が起きていると報告しています。

↑Image:Samsung/YouTube。いまのところ影響はそれほど大きくないようですが……。

 

複数のGalaxy S25 Ultraユーザーが、大手掲示板RedditやX(旧Twitter)、サムスンのコミュニティフォーラムにて、超広角カメラを使用中に次のような問題が生じると投稿しています。

 

  • カメラが激しく振動する

  • ビューファインダーが非常に不安定で、ぼやけて見える

  • カメラから振動音やカチカチという音が発生する

  • ほぼすべてのカメラモードで問題が発生

  • Snapchatなどのサードパーティアプリ使用時にも起こる

 

 

こうしたカメラの揺れは通常、光学式手ぶれ補正(OIS)ユニットに問題がある場合に発生します。しかし、Galaxy S25 Ultraの超広角カメラにはOISが搭載されていないため、オートフォーカスが原因である可能性が高いと見られています。

 

この症状はそれほど広く起こっているわけではなく、全世界で販売されている何百万台のうち、ごく一部に影響しているようです。

 

あるユーザーは、Galaxy S25 Ultraをサムスンの公式サービスセンターに持ち込んだところ、ハードウェア関連の問題だと説明され、無料で修理してもらったと語っています。もっとも、最近のソフトウェア更新後に問題が起こったとの声もあります。

 

ともあれGalaxy S25 Ultraをお持ちの方で、超広角カメラに問題がある場合は、サムスンの公式サービスセンターに連絡を取ることをお勧めします。

 

Source:Reddit,X,Samsung Community Forum
via:TechIssuesToday,Sammobile

次期横折りスマホ「Galaxy Z Fold7」のベンチマーク登場!高性能チップ搭載か

One UI 8.0を搭載するサムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」らしき機種のベンチマーク結果が、人気のベンチマーク投稿サイト「Geekbench Browser」にて発見されました。

↑VGV/Adobe Stockより。最新モデルは噂より高性能な可能性があります。

 

One UIとは、Galaxyデバイス向けに開発されたカスタムUI(ユーザーインターフェース)であり、Android OSをベースとしています。現在の最新バージョンはOne UI 7で、今年1月にGalaxy S25シリーズとともにリリースされました。4月以降には、他の旧機種にも順次展開される見通しです。

 

今回新たに見つかったベンチマーク結果は、Galaxy Z Fold7とされるモデル番号「SM-F966U」のサムスン製端末に関するものです。この結果によると、本製品はOne UI 8のベースとなるAndroid 16を搭載しているとのことです。

 

Galaxy Z Fold7の発売は7月と噂されており、残り2か月ほどしかありません。また、One UI 7のリリース開始からわずか数か月で次世代UIをテストしているのは、非常に異例といえます。

 

とはいえ、これに先立ち「Galaxy Z Fold7」および次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」が、One UI 8をプリインストールして出荷されるというリーク情報もありました。さらに、Galaxy S25シリーズにおいてOne UI 8のテストが進行中であることを示す裏付けも報じられています

 

また、今回のベンチマーク結果からは、搭載されるプロセッサーやRAM容量についての手がかりも得られました。

 

まず、Galaxy Z Fold7には「sun」というメイン基板を備えたクアルコム製チップが搭載されていることが判明しています。これはGalaxy S25シリーズにも採用されたSnapdragon 8 Eliteのコードネームです。プライマリCPUコアのクロック数が標準バージョンよりも高いため、特別仕様の「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」であると推測されています。通常版からCPUコアを1つ減らした省電力版との噂もありましたが、実際はかなりの高性能となりそうです。

 

そしてRAM容量については、現行モデルであるGalaxy Z Fold6と同じく、12GBであることが明らかになっています。この時期にサムスンがベンチマークテストを開始していることを踏まえると、例年どおり7月頃の発売となる可能性が高そうです。

 

Source:Tarun Vats(X)
via:Sammobile

7000mAh超えが主流化? Androidスマホにバッテリー大容量時代が来そう

ここ数年のAndroidスマートフォンでは、搭載バッテリー容量がほとんどの場合5000mAh前後で頭打ちの状態が続いていました。しかし、2025年末からは新型フラッグシップ機において、7000mAh以上の大容量バッテリーが標準になると著名リーカーが主張しています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。Galaxyシリーズもバッテリー大容量化の噂がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

中国のSNS「Weibo」などで活動しているDigital Chat Station(数码闲聊站)氏によれば、今後登場する新型フラッグシップ機の基本バッテリー容量は7000mAh前後となり、最大で7500mAhに達するとのことです。これらの端末は、最大100Wの有線充電と、50W〜80Wのワイヤレス充電に対応すると述べられています。

 

さらに、ミッドレンジ(中価格帯)機の一部にも8000mAhバッテリーが搭載される可能性があり、場合によってはフラッグシップ機でも同様のバッテリーが採用されるかもしれないと伝えられています。

 

ちょうど同じ時期に、中国メーカーHonor(元はファーウェイのサブブランド)は、新型スマートフォン「Power」シリーズを2025年4月15日に発表すると予告しています。この機種には、Androidスマートフォンとして初めて8000mAhバッテリーが搭載されるとの噂が、複数の情報源から発信されています

 

また、つい先日には、サムスンが次期「Galaxy S26 Ultra」において、Sペン用の内蔵スロットを廃止し、磁石による外付け方式に変更することを検討しているとの噂も報じられていました。これにより本体内部にスペースの余裕が生まれ、7000mAhバッテリーを搭載するための容量が確保できるかもしれません。

 

Source:Weibo
via:PhoneArena

超薄型のGalaxy S25 Edge、グローバル展開に待った? まずは2か国限定販売かも

サムスンの超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」が、当初は全世界向けではなく、中国と韓国のみで発売されるとの噂が報じられています。

↑Image:Sammobile。いったんは2か国販売で様子を見る、ということなのかもしれません。

 

同社は1月に開催された新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」にてGalaxy S25 Edgeを予告し、その後、MWC 2025で実際のデバイスを披露しました。つまり、世界各国に向けて発売される可能性を示唆していたわけです。

 

しかしながら、4月の発売が予想されていたなか、1ヶ月遅れの5月13日に延期されたとの新たなリーク情報が現れました。どうやら技術的な問題が発生したようですが、その具体的な内容は明らかにされていません。

 

この報道に続いて、サムスンの未発表製品に詳しい著名リーカーのIce Universe氏が、中国のSNS「Weibo」にて、Galaxy S25 Edgeは5月下旬に発売予定であり、初期販売国は韓国と中国に限定されると述べています。

 

これが事実であれば、非常に大きな方針転換といえるでしょう。Galaxy S25 Edgeはすでに米国のFCC(連邦通信委員会)による承認を受けており、ヨーロッパでの価格に関するリーク情報も出てきています

 

なお、今回の情報は、後にグローバル展開される可能性を否定するものではありません。続報に注目したいところです。

 

Source:Max Jambor(X)

via:9to5Google

Google「Pixel 10」シリーズの価格が判明? Pro XLは値上げ、折りたたみモデルは値下げか

最近、Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 10」シリーズに関する噂が出回っているなかで、価格に関するリーク情報が報じられています。
↑Koshiro K/Adobe Stockより。関税の影響などもあり、新デバイスの価格がどうなるかは気になるところです。

Android情報メディアAndroid Headlinesの「Googleの計画に詳しい」情報筋によると、Pixel 10シリーズの一部モデルにおいて、Pixel 9シリーズから価格が変更される可能性があるとのことです。それぞれの米国価格は、次のように伝えられています。

 

  • Pixel 10:799ドル(Pixel 9と同価格)
  • Pixel 10 Pro:1000ドル(Pixel 9 Proから据え置き)
  • Pixel 10 Pro XL:1200ドル(Pixel 9 Pro XLから100ドル値上げ)
  • Pixel 10 Pro Fold:1600ドル(Pixel 9 Pro Foldから200ドル値下げ)

 

特に注目されているのは、次期折りたたみモデル「Pixel 10 Pro Fold」が値下げされるという見通しです。今回の情報筋によると、Googleは今後も折りたたみモデルの価格を引き下げていく方針で、2028年には1500ドル前後まで下がる可能性があるそうです。競合メーカーの折りたたみスマートフォンが値上げを続ける一方で、あえて値下げすることで、折りたたみ市場でのシェア拡大を狙った戦略かもしれません。

 

かたやPixel 10 Pro XLが1200ドルに値上げという予想は、最近のアップルやサムスンの方針と似た傾向があるため、意外ではないかもしれません。たとえば、iPhone 15 Pro Maxでは128GBモデルが廃止されたことで事実上の価格引き上げとなっており、「標準モデルは据え置き、Proモデルは上昇」という流れが見られます。

 

また、お手ごろ価格で人気の「Pixel a」シリーズについては、2028年に登場する「Pixel 12a」まで499ドルに据え置かれるとのことです。ここ数年で値上げが続いていたシリーズだけに、この情報が本当であれば、ユーザーにとってはありがたいニュースと言えるでしょう。

 

ただし今回のリーク情報が事実だったとしても、現在トランプ政権が全世界に向けて関税の引き上げを検討している状況を考えれば、計画が変更を余儀なくされる可能性もあります。スマートフォンの価格が高騰しないことを願いつつ、今後の続報を待ちたいところです。

 

Google検索に突然の新機能「ポケモンずかん」が登場。151匹ゲットだぜ

Googleは最近、検索機能にポケモンのミニゲーム「ポケモンずかん」を追加しました。初代ポケモンのカントー地方に登場した151匹のポケモンを検索により「捕まえる」ことができます。

↑スマホ限定ですが、Google検索で「ポケモン」のミニゲームが楽しめます。うまく遊べない人は、ブラウザのシークレットモードをオンにしてみるといいかもしれません。

 

これは、Android版およびiOS版のWebブラウザやGoogleアプリで151匹のポケモンの名前を検索すると、右下にモンスターボールが表示されるというものです。「ポケットモンスター」ないし「ポケモン」で検索すると、基本的な遊び方のガイドが登場します。

 

 

その遊び方をまとめると、次の通りです。

  • モバイルブラウザまたはGoogleアプリでのみ利用可能
  • 151匹の初代ポケモンを名前で検索する
  • 進行状況を保存するにはGoogleアカウントにサインインする必要がある

 

捕まえたポケモンはポケモンずかんに保存され、まだ捕まえていないポケモンのヒントが表示されます。

 

また、伝説のポケモンや幻のポケモンをゲットするのに必要なマスターボールは、たくさんのポケモンをずかんに登録することで入手できます。具体的には5匹、20匹、50匹、150匹のポケモンを捕まえると1つ手に入るとのことです。さらに全151匹のポケモンを捕まえると、特別なサプライズがあるようです。

 

検索するポケモンの名前は、ポケモン公式サイトから探してみるのもいいでしょう。とはいえ、まずは自らの持てる知識を総動員したり、Googleポケモンずかんのヒントを手がかりにすると楽しめそうです。

 

Source:ポケモン公式(X)

via:9to5Google

分解で判明。Pixel 9a、冷却性能が大幅アップしていた

Googleのお手ごろな価格スマートフォン「Pixel 9a」は、米国で4月10日に発売されます。その発売に先駆けて分解動画が公開され、新たな放熱システムなどが明らかになりました。

↑Image:PBKreviews/YouTube。

 

テック系YouTubeチャンネル「PBKreviews」は、Pixel 9aのObsidian(黒系)モデルを分解する様子を紹介しています。分解は、まずSIMトレイの取り外しからスタート。続いてヘアドライヤーを使って背面プレートの接着剤を柔らかくし、取り外すことで内部構造を確認しています。

 

さらに、16本のT4ネジを取り外し、メイン基板のカバーを開けると、下にはLEDフラッシュやNFC、ワイヤレス充電用コイルが搭載されていることが確認できます。それらの上にはグラファイトフィルムが貼られており、熱を効率よく伝える役割を担っていることも分かります。

 

内蔵バッテリーは5100mAhの容量を備えており、取り外し用のプルタブも付属している様子。ただし接着剤でしっかり固定されているため、実際に取り外すにはイソプロピルアルコールを使用して粘着力を弱める必要があるようです。

 

また、バッテリーの下には銅製のベイパーチャンバーを搭載。これは高性能な冷却システムで、これまでPixel 9 Pro以上のモデルにしか採用されていなかったものです。Pixel 9の標準モデルには搭載されておらず、発熱問題が懸念されていただけに、Pixel 9aにこの冷却機構が搭載されたのはうれしいポイントと言えるでしょう。

 

メイン基板上には、広角(メイン)、超広角、および前面カメラが搭載されています。過去のPixel aシリーズと同様、フラッグシップ機に搭載される3つのマイクに対して、Pixel 9aは2つしかマイクを備えていません。USB-Cポートなどはメイン基板にハンダ付けされており、修理のしやすさという点ではやや不利な仕様です。

 

修理しやすさスコアは10点満点中7.5点との評価でした。とはいえ、冷却システムが強化されたことで、負荷の高いアプリも長時間快適に使用できそうです。

 

 

Source:PBKreviews(YouTube)
via:9to5Google

Google太っ腹!Pixel 9とGalaxy S25シリーズに無料で新AI機能を提供

Googleは2025年4月のPixel Drop(Pixelデバイス向けのソフトウェアアップデート)を発表し、Pixel 9シリーズ向けにGemini Liveのカメラ機能と画面共有機能を無料で提供することを明らかにしました。

↑Image:Google。端末は限定されますが、これらの機能が無償提供されるのはサプライズと言えそうです。

 

この機能は「すべての#Pixel9スマートフォンで無料で利用可能」とのことです。本機能は、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldで提供されている「Gemini Advanced」の1年間無料提供とは関係なく、無料期間が終了した後も引き続き利用することができます。

 

また、Googleは米国で今週末に発売予定のPixel 9aにも、これらの機能が無料で提供される予定であると述べています。

 

さらに、サムスンのGalaxy S25シリーズについても、「追加料金なしで利用可能になる」と発表されました。サイドボタンを長押しするだけでGemini Liveが起動し、ライブ会話を始めることができます。

 

この機能では、「スマートフォンのカメラを通して見ているもの」や「スマートフォンの画面に表示されているもの」について、AIチャットボットのGeminiとリアルタイムで会話ができるようになります。たとえば、冷蔵庫の中にある食材で何を作るか相談したり、ショッピングサイトで買い物のアドバイスを受けたりといった活用例が考えられます。

 

他のスマートフォンユーザーがこの機能を利用するには、月額2,900円の「Google One AIプレミアム」への加入が必要ですが、Galaxy S25シリーズとPixel 9シリーズのユーザーはこの負担が免除されます。

 

Pixel Dropは数ヶ月ごとに配信されており、昨年は1月、3月、6月、10月に配信されました。今年も3月に配信されており、今回の4月配信は、かなりのサプライズであると言えそうです。

 

Source:Made by Google(YouTube),Samsung

via:9to5Google

Galaxy S26 UltraではSペンスロット廃止? バッテリー容量アップのため新設計か

サムスン製スマートフォンの最上位モデルである「Galaxy S Ultra」シリーズは、ここ数世代にわたりバッテリー容量が5000mAhに据え置かれたままとなっています。こうした状況を打開するために、次期モデル「Galaxy S26 Ultra」ではSペンの内蔵スロットを廃止し、外付けに変更する案が検討されているという噂が報じられています。

↑M21Perfect/Adobe Stockより。Sペンの内蔵スロットを廃止することで、バッテリー容量を増やせる可能性があるようです。

 

リークアカウントの@PandaFlashProは、サムスンが今後のGalaxy S Ultraシリーズで内部スペースを拡大する目的から、Sペンの内蔵方式を廃止するテストを行っていると伝えています。

 

また、Galaxy S26 Ultraでは引き続きSペンに対応するとも述べており、Sペン自体が廃止されるわけではなく、本体に内蔵せず外付け方式に移行する可能性を示唆しているようです。

 

リーク内容には詳細な仕組みまでは明らかにされていませんが、AppleのiPad Proのように、本体側面に磁石で取り付ける方式が採用される可能性も考えられます。Galaxy S Ultraシリーズもフラットな側面を持っているため、このような機能を搭載することは技術的に難しくないと見られます。

 

また、Galaxy S26 Ultraについては、カメラ数を1つ減らす代わりに、新たに「スタック型バッテリー」技術を採用するという噂もあります

 

この技術によって内部スペースが広がり、バッテリー容量を従来より大幅に増やすことが可能になるかもしれません。

 

さらに、サムスンおよびアップルは将来的に「シリコンカーボンバッテリー」への移行も検討していると報じられています。このバッテリーはエネルギー密度が高いため、同じ容量でもサイズを抑えやすく、将来的にはSペンを内蔵したままでもバッテリー容量を確保できる可能性があります。

 

今後のサムスンの設計方針がどのように変化していくのか、引き続き注目していきたいところです。

 

Source:@PandaFlashPro(X) 
via:Wccftech

お手ごろ縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」、カメラは2年前のFlip5と同じ?

サムスンが開発中と噂されている、お手ごろ価格の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」については、すでに予想CG画像も公開されています。そのデザインは最新のフラッグシップモデル「Galaxy Z Flip6」とほぼ同じであり、チップ性能を除けばFlip6とほぼ同等の仕様になると予想されていました。

↑Image:SmmyGuru。筐体とディスプレイ以外はやや古めの仕様になっているようです。

 

しかし、未発表のサムスン製品に詳しいGalaxy Clubは、「Galaxy Z Flip FE」のカメラは2年前の「Galaxy Z Flip5」と同じものであると伝えています。

 

同サイトによると「Galaxy Z Flip FE」の国際版(モデル番号:SM-F761B)には、少し古めのサムスン製チップ「Exynos 2400e」が搭載されるというがあり、これが事実であることが確認できたそうです。

 

このチップは「Galaxy S24 FE」と同じもので、標準で8GBのRAMを搭載するとされています。「Galaxy Z Flip6」は12GBのRAMを搭載していますので、それよりも容量は減ることになります。

 

さらに、Galaxy Clubはカメラについても「Galaxy Z Flip6」と同じパーツを採用していると述べています。つまり、12MPのメインカメラと超広角カメラ、10MPの前面カメラを搭載する見込みです。

 

一方で、予想されている画面サイズに関しては否定されておらず、その情報は引き続き有効と考えられます。これらの情報を総合すると、「Galaxy Z Flip FE」は「Galaxy Z Flip6とほぼ同じ筐体とディスプレイに、Galaxy S24世代のチップとFlip5のカメラを搭載した」モデルになると見られます。

 

もっとも、バッテリー容量が「Flip5」と同じ3700mAhになるのかどうかは、現時点では確認が取れていません。「Galaxy Z Flip6」と同じ4000mAhになる可能性も残されています。

 

その一方で、次期モデルの「Galaxy Z Flip7」は、高性能チップと大容量バッテリーを搭載し、カメラ性能も向上する見込みです。また、折りたたみ式のメインディスプレイは「Flip6」の6.7インチから6.85インチへ、カバー(外側)ディスプレイは3.4インチから約4インチへと大型化すると予想されています。これにより、廉価モデルである「Galaxy Z Flip FE」との明確な差別化を図る意図があるのかもしれません。

 

Source:Galaxy Club

via:PhoneArena

Nothing「Phone (3a)」が国内で発売。「あんまりよくない」から「非常にいいカメラ」に

Nothing Japanは4月8日、スマホの新モデル「Phone (3a)」を発表しました。4月15日に発売します。ラインアップは2モデルで、12GBメモリー/256GBストレージモデルが5万9800円(税込)、8GBメモリー/128GBストレージモデルが5万4800円(税込)です。

 

Phone (3a)は3月に海外で発表された、「Phone (2a)」の後継にあたるモデルです。今回の発表で日本でも発売されることが決定。これに合わせて発表会が開催されました。

 

デザインにおいては、Nothing Phoneの特徴であるシースルーデザインを踏襲しつつも、Phone (3a)ではガラス製の背面パネルを採用。また、本体の四隅も前モデルに比べて鋭角になり、シャープな印象を与える見た目となっています。

↑ガラス製の背面パネルによって見た目の印象が変わりました。

 

カメラはPhone (3a)の新たな特徴で、光学式手ブレ補正搭載のメインカメラ(50MP)、最大30倍のデジタルズームを備えた望遠カメラ(50MP)、ソニー製センサーを搭載した超広角カメラ(8MP)の3眼構成。加えて画像処理エンジン「TrueLens Engine 3.0」によって高精細な写真撮影が可能です。

↑3眼のカメラは横に並ぶデザイン。

 

↑AI処理なども実行するTrueLens Engine 3.0。

 

処理を担うプロセッサーはSnapdragon 7s Gen 3。Dimensity 7200 Proを搭載するPhone (2a)に比べて最大33%高速化したほか、AI処理性能は92%向上、省電力設計によって日常的なタスクにおける消費電力は8%削減したといいます。また、バッテリー容量は5000mAhで、50Wの急速充電にも対応しています。

 

ディスプレイは6.77インチで、解像度はフルHD+、最大輝度は3000nit、リフレッシュレートは120Hz駆動。

 

独自の機能としては、気になるコンテンツや思いついたアイデアをAIが自動で整理・提案・要約し、アクションプランまで作成してくれる「Essential Space」を搭載しました。本体右側面の「Essential Key」を押してコンテンツやアイデアを保存でき、Essential Keyの長押しでボイスメモの録音、2度押しでEssential Spaceに保存・整理された一覧にアクセスできます。Essential SpaceはPhone (3a)を購入したユーザーに「Essential Space先行アクセス」という形で提供されます。

↑思いついたことをメモ代わりに残しておけば、自動で整理などをしてくれるEssential Space。

 

このほか、日本向けの機能としてFelicaやeSIMに対応します。

 

販売においては、楽天モバイルでの展開も開始。さらに楽天モバイル専売カラーとしてブルーカラーのモデルが販売されます。

↑楽天モバイル専売カラーモデル。

 

カメラも含めてオールラウンダーなスマホになった

発表会ではNothing Japan代表の黒住 吉郎さんが登壇。Phone (3a)について「Nothingのスマートフォンって何? と聞かれたときに、デザイン・パフォーマンス・コストのバランスが取れたオールラウンダーと言っています。今回はそこにカメラも加わった、4方向に対するオールラウンダーになっています」と紹介しました。

 

さらに、「残念ながら『Nothingの(スマホの)カメラってどうなの? あんまりよくないよね』という声をSNSであったり、友人だったりから聞くことがありました。ただ、今回Phone (3a)で搭載するカメラは非常にいいものになりました」と自信をのぞかせます。

 

こうした自信どおりのカメラ性能であれば、デザイン性の高さと不足のないスペックに、5万円台と手に取りやすい価格もあいまって、魅力ある1台といえそうです。なお、楽天モバイルのショップで実機を触ることもできます。製品が気になる人はぜひ店頭で試してみるといいでしょう。

次期Galaxy S26 Ultra、メインカメラのセンサー変更? 可変絞り採用が原因か

サムスンは2023年発売のGalaxy S23 Ultra以来、3年連続でGalaxy S UltraモデルのメインカメラにHP2イメージセンサーを搭載してきました。つまり、200MP(2億画素)を維持しながらも、プロセッサーやソフトウェアによって画質を向上させてきたわけです。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。可変絞り採用の噂が関わっているかもしれません。

 

しかし、2026年の「Galaxy S26 Ultra」では、HP2と同等のサイズながら別のセンサーが採用されるとの噂が報じられています。

 

この情報は、サムスンの未発表製品に詳しい@PandaFlashPro氏が発信しています。それによると、画素数が変更され、レンズも新しくなるとのことです。

 

先日、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプでは可変絞りが数年ぶりに復活しているとの噂が伝えられていました。数年前に設計されたHP2は可変絞りに対応できず、別のセンサーを使用せざるを得ないのかもしれません。

 

今回の噂では、単に画素数が変わるというだけで、増えるとは述べられていません。ただし、@PandaFlashPro氏は、個々のピクセルが捉える光の量を改善できるとコメントしているため、可変絞りと相まって、より鮮明な写真が撮りやすくなる可能性もあります。

 

また、Galaxy S26 Ultraについては、カメラが1つ減るとのリーク情報もあります。それと引き換えにバッテリー容量が増えるとも言われており、新機能が追加されることで、1つのカメラが果たす役割が増えることも考えられます。

 

なお、サムスングループは望遠用の200MPイメージセンサー「HP9」を他社のVivo X100 Ultraなどに供給しています。なぜ自社製品に採用しないのかと言えば、物理サイズが大きくなりすぎるからだと、著名リーカーのIce Universe氏が説明していました。

 

Source:@PandaFlashPro(X)

via:Wccftech

サムスン初の三つ折りスマホ、2か国のみの限定販売? 日本では…

サムスンは、同社初となる三つ折りスマートフォンを準備しており、2025年内に発売すると噂されています。これまでにも複数の手がかりが報じられてきましたが、今回は韓国と中国のみの限定販売になる可能性が浮上しています。

↑Alexarty/Adobe Stockより。いまだ公式発表がないサムスンの三つ折りスマホですが、近日中の発売はあるのでしょうか。

 

最近、GSMAデータベースにモデル番号「SM-F968○」のサムスン製スマートフォンが登録されました。GSMAとは、モバイル通信業界の国際的な業界団体で、メーカーは製品を販売する前にこのデータベースへの登録が義務づけられています。つまり、今回の登録は、発売が間近に迫っていることを示唆しています。

 

添付された書類によると、このデバイスはサムスン社内で「Q7M」と呼ばれているそうです。この「Q7M」という名称は、以前からサムスン製の三つ折りスマートフォンの開発コード名として報じられていました

 

GSMAデータベースには、「SM-F9680」および「SM-F968N」という2つのバリエーションが登録されており、それぞれの末尾が示す地域モデルは次の通りです。

 

•「0」:中国向けモデル
•「N」:韓国向けモデル

 

この情報から、今回の三つ折りスマートフォンはグローバル展開されず、中国と韓国のみで発売される可能性が高いと見られています。日本国内においても、少なくとも当初から販売される見込みは薄そうです。

 

また最近、サムスンが出願した三つ折りスマホに関する特許情報も公開されました。特許の中では、両側のパーツを内側に折りたたむ構造が描かれており、これは過去にサムスンディスプレイが展示会で公開した「Flex G」と似た構造です。

 

これに対して、ファーウェイの三つ折りスマートフォン「Mate XT」は、折りたたみ時にジグザグ構造となり、1枚の大画面ディスプレイを外側画面としても使用できる設計です。

 

一方、サムスン方式では、折りたたんだ状態では大画面ディスプレイが完全に内側に隠れる構造となり、使用時には別のディスプレイ(カバーディスプレイ)が必要です。この設計により、メインディスプレイの耐久性は大きく向上すると考えられます。

 

さらに、特許の図面にはSペン用と見られるスロットも描かれており、サムスン初の三つ折りスマートフォンがSペンに対応する可能性も示唆されています。

 

もちろん、特許に描かれた構造や機能がそのまま製品に反映されるとは限りません。しかし、ライバル機のMate XTでもスタイラスペンが利用可能であることを踏まえると、サムスンが対抗してSペン対応を導入することも十分にあり得るでしょう。

 

Source:SmartPrix

Google Pixel 9aにバッテリーの長寿命化機能が登場!他シリーズにも展開か

Googleは、Pixelスマートフォンに新機能「バッテリーヘルスアシスタンス」を導入し、バッテリーの長期的な使用をサポートすることを明らかにしました。

↑Image:Google。バッテリーの長寿命化は端末を長く使えることに繋がります。

 

この情報は、米国向けGoogleストアのPixel 9a製品ページの脚注に記載されており、「Pixelソフトウェアがバッテリーの性能を管理し、バッテリーの劣化に合わせてバッテリーの状態を維持できるようにします」と説明されています。

 

公式サポート記事によれば、Googleは「バッテリーの最大電圧を200回の充電サイクルから始まり、1000回の充電サイクルまで段階的に調整し、バッテリーのパフォーマンスと経年劣化を安定させます」と述べています。さらに、「調整された容量に基づいてスマートフォンの充電速度も調整します」とのことです。

 

この機能について、Googleは米9to5Googleに対し、「今年後半から一部のPixel端末に展開するソフトウェア機能であり、端末の使用期間を長くすることを目的としています」と伝えています。最近のPixelスマホでは7年間のOSアップデートが提供されており、バッテリーの経年劣化に備えることが重視されているのでしょう。

 

さらに、Pixel 9aについては「Pixel 9aのバッテリーヘルスアシスタンスの設定は、ユーザーがカスタマイズすることはできません」と但し書きされています。しかし、Googleは「前に発売された端末を使っているお客様には順次提供します」との声明を出しています。

 

今年初め、GoogleはPixel 8aとそれ以降の機種について「約1000回の充電サイクルで最大80%の容量を維持できるはず」と説明していました。なお、Pixel 3a~8 Proの場合は、約800回の充電サイクルで最大80%の容量とのことです。今回の新機能は、さらにバッテリー寿命を延ばすことが期待されます。

 

バッテリーヘルス機能はまだ配信されておらず、次期Android 16で導入される予定です。すでにPixel 6a以降には80%充電制限機能が実装されていますが、これらは長期間にわたってPixelスマホを使用することに貢献するでしょう。

 

Source:9to5Google

Galaxy S25、アプデで最大32%パフォーマンス向上? 次期One UI 8が準備中

サムスンは、Android 16をベースとした新しいユーザーインターフェース「One UI 8」を開発中で、2025年後半から2026年初頭にかけてのリリースが予想されています。

↑PixieMe/Adobe Stockより。早めのリリースに期待したいところですが……。

 

そんなOne UI 8を搭載したGalaxy S25のベンチマーク結果が発見され、現行のOne UI 7と比較してパフォーマンスが最大32%向上している可能性が明らかになりました。

 

このデータはベンチマーク投稿サイト「Geekbench Browser」に登録されており、モデル番号は「SM-S931B」、プロセッサはクアルコム製のSnapdragon 8 Elite、RAMは12GBを搭載しています。SM-S931BはGalaxy S25のヨーロッパ市場向け標準モデルで、現在はOne UI 7をインストールして出荷されています。

↑Image:Geekbench Browser

 

ベンチマーク結果によると、シングルコアスコアは3057点、マルチコアスコアは9909点を記録し、One UI 7搭載時の2314点および9158点を上回っています。特にマルチコア性能は32%の向上が見られます。

↑Image:Geekbench Browser

 

この大幅な性能向上は、One UI 8がバックグラウンドアプリのリソース管理を効率化している可能性を示唆しています。ただし、今後のアップデートでAI機能などが追加されることで、ユーザー体験が向上する一方、動作がやや重くなることもあり得そうです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Wccftech

お手ごろ縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」の予想画像が登場。Z Flip6に似すぎ?

サムスンが開発中と噂されている、お手ごろ価格の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」。これまでデザインに関する情報は少なかったのですが、新たに「Galaxy Z Flip6とほぼ同じ」とされる予想CG画像が公開されました。

↑Image:SammyGuru。一見、Galaxy Z Flip6とあまり変わらないように見えますが……。

 

近年、サムスンの折りたたみスマホは高価格化が進む一方で、デザイン面ではあまり変化が見られません。そのせいもあってか、中国メーカーによる安価で斬新な折りたたみ端末に押され気味となっています。この状況を打破するため、サムスンは三つ折りスマホの投入に加え、より手頃な価格のモデルも準備していると噂されています。

 

そうした中、サムスン製品情報サイトSammyGuruが、「Galaxy Z Flip 7 FE」と呼ばれるモデルのCAD(設計図)ベースのCG画像を公開しました。これを見る限り、デザインはGalaxy Z Flip6とほぼ同じで、折りたたみ式の内側ディスプレイは6.7インチ、外側のカバーディスプレイは3.4インチとされています。つまり、画面サイズはFlip6と同等です。

 

一方で、今夏に発売が予想されている上位モデル「Galaxy Z Flip7」は、折りたたみディスプレイが6.8インチ、カバーディスプレイが3.6インチになるという情報があります。これと比較すると、Galaxy Z Flip FEは両ディスプレイともやや小さい、コンパクトな仕様といえます。

 

デザイン面で唯一異なるのが筐体の寸法で、Galaxy Z Flip FEは165.1 × 71.7 × 7.4mmとされており、Flip6(165.1 × 71.9 × 6.9mm)よりもやや狭く、厚みが増しています。わずかな差ではありますが、厚みが増している分、より大きなバッテリーを搭載する可能性もありそうです。

 

また、Galaxy Z Flip FEにはサムスン製のExynosチップが搭載され、Galaxy Z Flip7の数か月後に発売されると報じられています。昨年モデルとほぼ同じディスプレイを持ちながら、価格を抑えた製品として登場すると期待したいところです。

 

Source:SammyGuru

via:9to5Google

Android Auto、車載ディスプレイでのゲーム解禁!? 使用条件は…

Googleは3月初め、Androidスマホと車載システムを連携させる「Android Auto」につき、駐車中にプレイできるゲームを充実させると発表しました。その新機能がAndroid Auto 14.1ベータ版に導入され、実際に何本かが車載ディスプレイで遊べると報告されています。
↑Image:9to5Google。プレイは駐車中に限られます。

 

これらのゲームはAndroidスマホ側にインストールしておくだけでよく、追加ダウンロードは不要です。自動車が駐車中に限り、大きな画面でゲームをプレイしたり、スキマ時間に経験値を稼げます。

 

現在プレイ可能なゲームは、以下の4タイトルです。

  • Candy Crush Soda Saga
  • Angry Birds 2
  • Farm Heroes Saga
  • Beach Buggy Racing

 

アプリは車載ディスプレイでのプレイに対応する必要があるため、現状の対応タイトルは今のところ数本に限られています。もっとも、いずれ互換性があるタイトルは増えていくでしょう。

 

まとめておくと、この機能を使う手順は次の通りです。

  1. Android Auto 14.1ベータ版をインストール
  2. スマートフォンに対応ゲームをインストール済みであること
  3. 車が駐車中(パーキングモード)であること

 

なお、これまでもAndroid AutoではGameSnacksアプリを通じて簡単なゲームが遊べました。今回の新機能は、通常のAndroidゲームアプリが車載の大きなディスプレイで遊べることに意義があります。

 

Source:9to5Google

薄すぎる…Galaxy S25 Edgeのダミーモデルが登場。SIMトレイも用意か

サムスンは超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」を、今後数ヶ月のうちに正式発表・発売すると予想されています。すでに搭載チップやカラーバリエーション、価格などの噂話が伝えられているなか、本物を再現したと称するダミーモデルが公開されました。

↑Image:The Sinza/YouTube。やはり薄さのインパクトはかなりのものです。

 

これは韓国のYouTuberであるThe Sinzaが、最新の動画でシェアしているものです。最上位モデルGalaxy S25 Ultraを横に並べて、どれだけ薄いかを強調しています。Galaxy S25 Ultraの厚さは8.2mmで、決して分厚いスマートフォンではありませんが、S25 Edgeは5.84mmで約30%も薄いとのことです。

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

また、動画ではGalaxy S25 Edgeで噂されている「シルバー」と「ブラック」のカラーが披露されています。これまでのリーク情報では全3色とされ、「チタニウム・アイシーブルー」「チタニウム・シルバー」「チタニウム・ジェットブラック」と名付けられていました

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

注目すべきは、ダミーモデルの底面にてUSB-Cポートが真ん中ではなく、少し右にずれていることです。サムスン製スマートフォンとしては異例の薄さのため、内部パーツを特殊な配置をした結果なのかもしれません。

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

また底面にSIMトレイが確認できるのは嬉しい驚きでしょう。アップルも超薄型の「iPhone 17 Air」を開発中と噂されていますが、薄くするためにSIMトレイはなくし、eSIM専用になると予想されています。

 

当初、Galaxy S25は薄型化により放熱も難しく、そのため性能を控えめにした低発熱版「Snapdragon 8 Elite」を採用すると見られていました。が、最近ではGalaxy S25 Ultraと同じ通常版チップを搭載する可能性が高まっています。薄さと高性能を両立した、素晴らしいスマホになると期待したいところです。

 

Source:The Sinza(YouTube) 
via:Tom’s Guide

次期「Galaxy S26 Ultra」、カメラ強化の噂。可変絞り復活で望遠は8倍ズーム?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」は、さらにカメラが強化されるとの期待が高まっています。その噂の1つである可変絞りの復活や、望遠レンズに関する新たなリーク情報が現れました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラ強化の噂が複数聞こえてきていますが……。

 

サムスンの未発表製品のリークで知られる@SiddhantGeekは、Galaxy S26 Ultraの200MPメインカメラはf/1.4からf/4.0の間で可変絞り機能を備えると主張しています。

 

 

ちなみに、かつてのGalaxy S9はf/1.5とf/2.4を切り替えられるデュアル絞り方式を採用していました。「f/1.4〜f/4.0」が、その間で自由に絞り値を変えられるのか、それとも2つを切り替えられるだけかは不明です。いずれにせよ、暗い場所では絞りを開放して、明るい場所では絞りを強めて、より良い写真が撮れるようになる可能性があります。

 

またGalaxy S25 Ultraの10MP/3倍ズームは50MP/3.4倍ズームに、50MP/5倍ズームのカメラは50MP/8倍ズームに強化されるとのこと。どちらのセンサーも、新型に置き換えられるというわけです。

 

しかし、ここ数年のGalaxy Sシリーズでのカメラ強化は控えめだったため、少し眉唾のようにも思えます。また、2つの望遠カメラのうち1つをなくすとの噂もありました。Galaxy S26 Ultraの登場は1年ほど先と予想されるため、まだ状況は流動的であり、サムスン社内でも仕様が固まらずに複数のプロトタイプがあるのかもしれません。

 

Source:@SiddhantGeek(X)
via:Sammobile

「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」、やはり大型化? アクセサリー画像が登場

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip7」と「Galaxy Z Fold7」を、今年(2025年)夏頃に発売すると予想されています。すでに複数のリーク情報があるなか、サードパーティ製のアクセサリーがネット上に登場し、デザインの変更を示唆しています。

↑JCM/Adobe Stockより。大型化すればカバー画面は使いやすくなりそうですが、果たしてどうでしょうか。

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、X上で画像をいくつかシェアしています。

その1つが、Galaxy Z Flip7用のケースです。背面に大きく開かれたスペースは、Moto Razrのように大型カバーディスプレイを搭載するとの噂が正しい可能性を高めています。以前Ice Universe氏がリークした予想CG画像も、やはりRazrと似たデザインで、4.05インチとされるカバーディスプレイを備えていました

 

もう1つの写真ではGalaxy Z Fold7用の画面プロテクターが示されていますが、現行のGalaxy Z Fold6よりもタテ横ともに大きいようです。以前にリークされた予想CG画像でも、折りたたみ画面が約8.2インチ、カバー画面が6.5インチ(Fold6は約7.6インチ/約6.2インチ)とされていました。これほど大型化すれば、折りたたんだ状態でも使いやすくなると期待できそうです。

Source:Ice Universe(X) 
via:Sammobile

超薄型「Galaxy S25 Edge」、4月に正式発表の確度高まる。米FCC認証を通過

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」は、今年初めにGalaxy Unpackedイベントで発表されたものの、発売日は公表されていません。が、ベンチマーク結果などの情報は次々と登場していました

↑Image:91mobiles。いよいよ発売日が近づいているようです。

 

そんななか、Galaxy S25 Edgeの米国およびインド向けモデルがFCC(米連邦通信委員会)のウェブサイトに登場したと報告されています。

 

インドのテックメディア91mobilesによると、米国向けモデルのモデル番号は「SM-S937U」および「SM-S937U1」、インド版は「SM-S937B/DS」およびSM-S937Bとのことです。登録情報からは5G、Bluetooth LE(低エネルギーBluetooth)、Wi-Fi、NFC、WPT(ワイヤレス電力伝送)、UWB(超広帯域)が搭載されることが明らかになっています。

 

またFCCのリストには、型番「EP-T2510」の充電アダプターと、型番「EP-DN980」のデータケーブルにも言及されています。このことから、Galaxy S25 Edgeは25Wの有線高速充電をサポートする可能性がうかがえます。

 

ここ最近は、スマートフォンがFCC認証を取得してから約1〜3ヶ月以内に発売されるパターンが一般化しています。「4月16日に正式発表、5月に発売」という報道の信ぴょう性が高まったことになります。

 

これまでの噂を総合すると、Galaxy S25 Edgeは次のような仕様となる見通しです。

 

  • ディスプレイ:リフレッシュレート120Hz、ピーク輝度2,600ニト、ベゼル幅1.32mm、6.7インチAMOLED(アクティブマトリックス有機EL)、2K解像度
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Eliteチップセット
  • RAMと内蔵ストレージ:RAMは12GB RAM、ストレージは256GB/512GBの2種類
  • OS:Android 15ベースのOne UI 7
  • カメラ:200MPのメインカメラと12MPの超広角レンズ、前面カメラは12MP
  • バッテリー:3900mAhのバッテリー容量と25Wの有線充電。
  • カラバリ:チタニウム・アイシーブルー、チタニウム・シルバー、チタニウム・ジェットブラック。
  • 価格:256GBモデルが約20万円、512GBモデルが約21万円

 

Source:91mobiles

お手頃折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip FE」、搭載SoCが最新ではない可能性

サムスンは、お手ごろ価格の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を2025年内に発売する予定だと噂されています。しかし、最新チップである「Exynos 2500」ではなく、一部地域向けのGalaxy S24やS24+に搭載されたチップを少しダウングレードした「Exynos 2400e」が搭載される可能性が浮上しました。

↑fifg/Adobe Stockより。パフォーマンスにも影響がありそうですが……

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、信頼性の高い情報筋によるコード解析から、コードネーム「B7R」(Galaxy Z Flip FE)には「S5e9945」チップ、つまりExynos 2400eが使われる見通しとのことです。

 

このExynos 2400eは、Galaxy S24 FEにも搭載されているチップです(出典:GetNavi)。Cortex-X4コアのクロック数は控えめですが、それ以外の構成は標準のExynos 2400とほぼ同じとされています。また、コスト削減のために「IPoP(Integrated Package on Package)」というパッケージング技術が採用される可能性もあります。IPoPは熱がこもりやすい一方で、製造コストを抑えられると伝えられています。

 

注目したいのは、数日前に報じられた「Exynos 2500を搭載するためにGalaxy Z Flip FEの発売を遅らせる可能性がある」というリーク情報と、今回の報道が食い違っている点です。

 

サムスンは、自社の3nmチップ製造で歩留まり(良品率)が上がらず、Galaxy S25の標準モデルに高価なSnapdragon 8 Eliteを搭載せざるを得なかったとみられています。Exynos 2500も期待された性能に達していないという報告もあり、サムスンは安定性とコスト面を優先し、少し古いチップを採用する判断を下した可能性があります。

 

Galaxy Z Flip FEは、サムスンの折りたたみスマホの中で最も手頃なモデルになると予想されています。Exynos 2400eはハイエンドチップではないものの、十分な性能を持っており、クロックダウンや省電力設計により発熱も抑えられています。高性能を求めるユーザー向きではないかもしれませんが、「そこそこ快適な動作」と「手ごろな価格」を重視する層にとっては魅力的な選択肢になりそうです。

 

Source:Android Authority
via:Gizmochina

AIが画面やカメラ映像を見て質問に答える? Android向け新機能が登場

Googleが、AIアシスタント「Gemini Live」に新機能を導入しはじめていることが明らかとなりました。スマートフォンの画面やカメラを通じてリアルタイムで情報を取得し、ユーザーの質問に答えるようです。

↑Squtye/Adobe Stockより。AIに助言を求める機会が増えるかもしれません。

 

これは同社の広報担当者はThe Vergeに対して、メールで確認した形です。Googleが人間とAIの自然なやり取りを可能にする「Project Astra」のデモを行なってから約1年後のことになります。

 

ほぼ時を同じくして、大手掲示板RedditのユーザーはXiaomiのスマートフォンに同機能が登場したと報告していました。その人物が公開した動画では、Geminiが画面を読み上げています。

 

これはGoogleが3月初めに「Google One AIプレミアム(月額2900円)の一部として、Gemini Advancedの加入者に展開を始めます」と発表した2つの機能のうちの1つです。

 

もう1つの機能は「ライブビデオ」であり、これによりGeminiはカメラからの情報をリアルタイムで解釈し、それに関する質問に答えられます。Googleが今月公開した動画では、釉薬をかけたばかりの陶器に使う塗料の色を決めるためGeminiにアドバイスを求めています。

 

 

GoogleのPixel 9 Pro、Pixel Pro XL、Pixel 9 Pro Foldを購入すると、Google One AIプレミアムプランが12ヶ月無料で利用できます。アップルがiPhone向けのApple Intelligenceの開発に苦戦しているなか、大きな強みとなりそうです。

 

Source:9to5Google
via:The Verge