Google折りたたみ機「Pixel Fold」のプロトタイプが流出! スタイラスペンが使えた?

Google初の折り畳みスマートフォン「Pixel Fold」は2023年6月に発売されましたが、その数年前から折りたたみデバイスが開発中だと噂されていました。その初期プロトタイプの写真がネット上に公開されています。

↑流出したGoogle折りたたみデバイスのプロトタイプ(画像提供/Android Authority/XDA Developer)

 

ことの始まりは、GoogleがPixel 6シリーズと同時に2021年末に「Passport(パスポート)」と呼ばれる折りたたみ機を発売予定との内部文書がリークされたことです。

 

さらに2022年末には著名リーカーのOnleaks氏が予想レンダリング画像を公開。この頃にはすでに現在のPixel Foldとほぼ同じデザインが見てとれました。

 

実はこの最終バージョンの前に別のプロトタイプがあったものの、「満足いかない」との理由で破棄していたことをGoogleは公式に明かしていました

 

今回Android Authorityが掲載したのは、その幻に終わったモデルのようです。折りたたみ機はコード名「pipit」と「passport」の2種類あると噂されましたが、これらは「ある時点では別々のプロジェクト」だったものの、最終的には「pipit」に合流したそうです。

 

この試作機「pipit」は、背面のカメラバーはPixel 6と似ているものの、他はPixel Foldとほぼ同じデザインのようです。後ろ側はガラス張りで、上部と下部には金属製のレールがあります。表面のテクスチャーは、単に後付けで貼ったスキンに過ぎません。

 

それ以外は、画面のアスペクト比はやフレーム、ヒンジも同じ。あくまで社内でのテスト機であり、公に見せることは想定していないためか、自由気ままな壁紙が設定されています。

↑さまざまな角度から見たテスト機(画像提供/Android Authority/XDA Developer)

 

カメラについてはメインと超広角の二つしかなく、Pixel Foldにある望遠カメラはなし。両方ともPixel Foldより世代が古いセンサーを使っていたとのことです。

 

内側の折りたたみ画面も、Pixel Foldとパネルが全く同じだと確認が取れたとされています。ただし、プロトタイプではスタイラスペンが使えたそうで、そちらは製品版より勝っています。

 

そしてpipitのプロセッサーやモデムは、第1世代のTensorチップとExynos Modem 5123を搭載。これらもPixel Foldより一世代古く、Pixel 6と同じであり、1年延期されたことで性能が上がったようです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

「Galaxy Z fold6」と「Flip6」の最新予想! 全カラバリが判明!?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」および「Galaxy Z Fold6」は、7月10日夜のGalaxy Unpackedイベントで発表される見通しです。すでに数々の噂話が流れてきましたが、新たに予想CG画像や全カラーバリエーションの情報が届けられています。

↑新たな予想CG画像(画像提供/Evan Blass)

 

著名リーカーのEvan Blass氏は、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6の予想CG画像をXおよびSubstackのメルマガでシェアしました。概ねこれまでのリーク情報を裏付ける内容となっています。

 

Galaxy Z Fold6は、内側の折りたたみ画面と外側のカバーディスプレイともに横幅が広くなり、正方形に近づいています。カバーディスプレイのベゼルも細くなったようで、ヒンジ(折りたたみ軸)もスリムになっている模様。本体色はシルバーとダークネイビーブルーの2色。このうちシルバーはGalaxy S24 Ultraのチタニウムグレーに似ており、チタニウム製ボディとなる噂が本当である可能性を示しています。

 

さらにドイツメディアのWinfutureは、オーストラリアのオンラインショップから見つけたとして、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6の画像を掲載。全カラバリも公開しており、Galaxy Z Fold 6はグレー、ネイビーブルー、ピンクの計3色。Galaxy Z Flip 6はグレー、ブルー、グリーン、イエローの4色とのことです。

 

これら折りたたみスマホは、どちらも現行モデルのSnapdragon 8 Gen 2チップからSnapdragon 8 Gen 3に強化され、さまざまな改良が加えられると予想されています。Galaxy Flip6のバッテリー容量が増えていることが確認済みであり、Galaxy Z Fold6はより薄くなるといったところです。

 

Source: Evan Blass(X), Winfuture

via: 9to5Google

Googleが「Pixel 9 Pro」をチラ見せ。8月のイベントで全てが明らかに!

Googleは新型ハードウェア発表イベント「Made by Google」を8月13日に開催すると予告しました。同時に、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9 Pro」らしきデバイスをチラ見せしています。

↑もうすぐベールを脱ぐ(画像提供/Google)

 

公式ストア内では「Google Pixel」から始まる12秒間のアニメーションが表示。「ⅸ」(ローマ数字の9)が表示されるとともに、デバイスのボタンが付いた横側と背面のカメラバーが煌めいています。

 

三つのカメラが並び、Pixel 8より丸みを帯びたカメラバーは、前に流出した「Pixel 9 Pro」の写真とソックリです。

 

Made by Googleの基調講演は、Google本社のある米カリフォルニア州マウンテンビューにて、現地時間で8月13日午前10時に開始。日本時間では14日の深夜2時にスタートします。

 

すでに海外の大手メディアは、Googleから招待状を受け取っています。そこには「最高のGoogle AI、Androidソフトウェア、およびPixelポートフォリオ・デバイスを紹介します」と書かれており、複数のPixel製品のほか、新たな生成AI機能の発表もありそうです。

 

この場で発表が予想されるPixelデバイスは、まずスマートフォンの「Pixel 9」シリーズ。今年は「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」のほか、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

 

ほかにも、第3世代のスマートウォッチ「Pixel Watch 3」は、41mm/45mmの2サイズ展開になると見られています。大型サイズの製品名は「Pixel Watch 3 XL」になり、予想CG画像も公開されています

 

Googleストアのトップページには「新たなマジックをお見逃しなく」と意味深な言葉もあります。Pixel 8シリーズでは、写真から消したいものを取り除ける「消しゴムマジック」や、動画に入り込んだ雑音を小さくできる「音声消しゴムマジック」が使えますが、さらなる「魔法」に期待したいところです。

 

Source: Google Store

via: 9to5Google

「Pixelスマホ」は使用中止か即刻アップデートせよ! 米政府が職員に要請する理由とは?

GoogleのPixelデバイスに深刻な脆弱性が見つかったとして、米政府は連邦政府職員に対して7月4日までにアップデートするか、使用を中止するよう求めていると米Forbesが報じています。

↑即刻アップデートを

 

これはゼロデイ脆弱性「CVE-2024-29748」に関するものです。Googleは6月にセキュリティ・アップデートを配信するとともに対処したと報告していました。「高深刻度」とラベル付けされ、放置すれば「限定的な標的型攻撃」を受ける可能性があります。

 

すでにアップデート済みであれば問題ありませんが、そうでなければ設定アプリから更新する必要があります。今回の警告は政府職員に向けられたものですが、それ以外のユーザー、特に企業サーバーに接続している個人ユーザーも速やかに対応すべきでしょう。

 

Googleは脆弱性について詳しく説明していませんが、政府も動いていることから、普通の脆弱性よりも少し深刻なようです。また、この脆弱性は「他のAndroidデバイスでも最終的に、Android 15にアップデートされたときに修正されます」と同社は述べており、Pixel以外にも及ぶ可能性をほのめかしています。

 

AndroidベースのOSであるGrapheneOSの開発者も、「これはPixel固有ではない」として、他のAndroidデバイスも危険にさらされると指摘しています。

 

また、修正プログラムはAndroid 15に含まれるものの、Android 14にはバックポート(新バージョンでの修正を古いバージョンにも適用する)されないとのこと。つまり、Android 14のままで、15にアップデートしなければ、脆弱性を修正できない可能性が高いということです。

 

つまり、Pixelスマホのユーザーは今すぐ設定アプリからアップデートしたほうがよさそう。その他のAndroidデバイスは静観するしかなさそうです。

 

Source: Forbes
via: Engadget

サムスンの新製品発表会「Galaxy Unpacked」、オランダのサイトで広告が目撃される

サムスンは7月10日に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、数々の新製品をお披露目すると噂されています。それを裏付けるように、オランダの携帯電話プロバイダ「Mobile.nl」サイトに、この日にちが一時的に登場しました。

↑新製品への期待が高まる

 

オランダのテック系サイトTweakersによれば、同サイトに下記の画像が掲載されたとのこと。すでに記事執筆時点ではサイトから削除されており、「404」(ページが存在していない)が表示されています

↑オランダのサイトで目撃された画像(出典/Tweakers)

 

今回のバナーにはサムスンの生成AI「Galaxy AI」を意味する星マークもありました。ちょうど先日、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」にも落書きした絵をきれいに描き直す新AI機能が搭載されるとの噂が伝えられていました

 

Mobile.nlはイベントの開催地を明らかにしていませんが、フランス・パリで開催される説が有力です。なぜなら2024年夏季オリンピックが開催される場所であり、サムスンが五輪の公式パートナーだからです。

 

このGalaxy Unpackedイベントでは、次期折りたたみスマホやスマートウォッチなどが登場すると噂され、新製品リストも流出していました。価格についてもリーク情報が流れており、例えば、米国では縦折りの「Galaxy Z Flip6」が前モデルより100ドル近く高くなると言われています。

 

ほかにも、サムスン初のスマートリング「Galaxy Ring」も正式発表される見通し。さらに「Galaxy Watch7」シリーズや最高級モデルの「Galaxy Watch Ultra」、タブレットの「Galaxy Tab S10」シリーズや、新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」シリーズも登場する可能性があります。

 

Source: Tweakers
via: Gizmochina

「Galaxy S25 Ultra」、新型センサー搭載でカメラの画素数が4~5倍アップ!?

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S25 Ultra」が登場するのは2025年初めと思われますが、すでに「背面カメラが大幅に強化される」との噂が相次いでいました。それを裏付けるように、リーカーが新たな情報をもたらしています。

↑カメラの性能がさらに向上!?

 

リークアカウントのSperandio4Techは「Galaxy S25 Ultraの新たな(カメラ)センサー」が明らかになったとXで主張。大まかに言えば、超広角カメラと光学3倍望遠レンズがともに解像度50MPになると述べています。

 

まず、超広角センサーは、1/2.76インチの「JN1センサー」に変更するとのこと。現行のGalaxy S24 Ultraは1/2.55インチで小さくなる格好ですが、それでも12MPから50MPに移行。つまり、解像度が4倍以上になるというわけです。

 

また、光学3倍望遠カメラも、1/3インチの新型Isocellセンサー(サムスン製イメージセンサー)を搭載。こちらも解像度が大きく跳ね上がり、従来の10MPから50MPに、なんと5倍になる計算です。

 

このようにハードウェアが大幅に改善されつつ、カメラの画質と機能を拡張するアルゴリズム(ソフトウェア)も準備中とのこと。Galaxy S24 Ultraのアルゴリズムは、画質と手ぶれ補正を大きく改善していました。

 

その一方、標準モデル「Galaxy S25」と「Galaxy S25+」のカメラに大きな変更はなく、どちらも超広角カメラは12MP、望遠カメラは10MPのままだと予想されています。

 

Galaxy S25シリーズはクアルコムの次期チップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると噂されていますが、このチップは最先端の3nmプロセス製造となるため、30%もの値上げが予想されています。それが本体の価格に上乗せされる可能性もありますが、生成AI機能やカメラの性能が飛躍的に向上すれば、十分にお買い得なスマホとなりそうです。

 

Source: Sperandio4Tech(X) 
via: Wccftech

「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」のプロトタイプ写真が流出! 折りたたみ画面のシワは…

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」は、折りたたみ画面のシワが目立たなくなるとの噂が相次いでいました。今度は、それがどの程度なのかを推測できる試作機の画像がネット上に流出しています。

↑流出した「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」のダミーモデル(画像提供/9to5Google)

 

米9to5Googleは、信頼性の高いリーカーSonny Dickson氏を通じて、両モデルのプロトタイプ写真を入手したとのこと。この画像には、それぞれの外側と内側のディスプレイが写っていますが、第6世代でもディスプレイには大きな折り目がついているようです。

 

とはいえ、このデバイスはあくまで試作機(あるいはダミーモデル)であり、ここから大幅な変更が加えられる余地が残されています。全体的なボディは最終的な製品と同じながらも、画面だけは古いバージョンを装備している可能性もありそう。

 

今回の画像には、両デバイスともヒンジ(折りたたみ軸)部分に「Samsung」と刻印されています。通常のダミーモデルは、あくまでサードパーティーがアクセサリを開発するために自作するものであり、こうしたロゴまで入れる必要はないはず。サムスン社内から流出したことを示しているのかもしれません。

 

また、両デバイスとも折りたたみ画面まわりのベゼルが前モデルより狭くなっているようで、全体的なサイズが小さくなるか、サイズは同じのまま画面だけ大きくなるとも考えられそうです。

 

サムスンはGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6を、新型ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチと同時に、7月10日にパリで発表する予定と見られています。実際に発表される製品版では、シワが小さくなっているように祈りたいところです。

 

Source: 9to5Google

3万円台で過不足なし! モトローラから「moto g64 5G」登場

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月20日、Androidスマートフォン「moto g64 5G」を発表しました。6月28日から公式オンラインストア「MOTO STORE」のほか、Amazonや家電量販店などで発売します。価格は3万4800円(税込)。

 

moto g64 5Gは、洗練された美しいデザインと優れた機能性を兼ね備えたとうたう、ミドルレンジの5Gスマホです。6.5インチのFHD+ディスプレイを搭載し、120Hzの高リフレッシュレートに対応。滑らかな画面表示を実現します。また、Dolby Atmos対応のステレオサウンドを搭載しており、立体感のある音響体験が可能です。

 

カメラは、5000万画素のメインと200万画素のマクロを組み合わせたデュアルカメラシステムを採用しています。またクワッドピクセルテクノロジーにより、低光量環境でも高品質な写真撮影が可能としています。さらに、1600万画素のフロントカメラも搭載しており、セルフィーやビデオ通話も高画質で楽しめるとのこと。

 

スペックは、MediaTek Dimensity 7025プロセッサーを搭載しており、8GBメモリーと128GBのストレージを内蔵しています。また、バッテリーの容量は5000mAhで、長時間の使用が可能です。30Wの「TurboPowerチャージ」にも対応しています。

 

このほか、おサイフケータイやIP52相当の防水・防塵に対応し、日本のユーザー向けの仕様を備えています。

 

本体の厚さは7.99mm、質量は約177gと、手にフィットする薄型軽量デザインとなっています。カラーはスペースブラックとシルバーブルーの2色展開です。

 

なお、同日にワイモバイルの新商品として「moto g64y 5G」も登場。7月上旬に発売します。moto g64 5Gとの違いはメモリーが4GBになっていることと、カラバリにバニラクリームが追加されていることが挙げられます。

「CMF Phone 1」、7月8日に発表へ! 新型スマートウォッチとワイヤレスイヤホンも

英テクノロジー企業のNothingは、安価なサブブランドのCMFで新型スマートフォン「CMF Phone 1」を7月8日に発表すると予告しました。新型ワイヤレスイヤホン「Buds Pro 2」とスマートウォッチ「Watch Pro 2」も登場すると述べています。

↑謎のダイヤルの意味が明らかに(画像提供/CMF by Nothing/X)

 

これは「CMF by Nothing」アカウントがXでシェアした情報です。英国の夏時間(BST)で7月8日10時発表とのこと(日本時間では8日の18時)。

 

CMF Phone 1は、公式アカウントが物理ダイヤルの付いたオレンジ色のボディをチラ見せ。安価で高性能なチップ「MediaTek Dimensity 7200」を搭載するとのリーク情報もありました

 

一方、「CMF Buds Pro」と「Watch Pro」は、どちらも現行モデルの後継機やバリエーションのようです。国内ではそれぞれ「CMF by Nothing Buds」と「CMF by Nothing Watch Pro」が販売中であり、どちらも低価格なわりに高性能であることが人気を集めています。

 

今回の予告では短い動画があり、円形の製品と、Phone 1のように物理的なダイヤルを備えたものが確認できます。現行のWatch ProはApple Watchのようにボディが四角となっていますが、新モデルは丸い文字盤になる可能性もありそうです。

 

Source: CMF by Nothing(X)
via: 9to5Google

「ちょうどいいスマホ」の新水準。急速充電やAI編集機能対応のOPPO Reno11 Aレビュー

OPPOは6月20日、Androidスマートフォン「OPPO Reno11 A」を発表しました。多くの人の使い方に寄り添ったミッドレンジスマートフォンです。メーカー直販版の価格は4万8800円(税込)で、発売は6月27日。ワイモバイル・楽天モバイルと各MVNOでも販売されます。

↑OPPO Reno11 A

 

OPPO Reno11 Aの特徴は主に以下の4点が挙げられます。

・薄型デザインで大画面

・48分、超急速充電対応

・MediaTek製チップで性能向上

・AI写真編集ツール搭載

 

一方で気になる点はこの2点です。

・角張った形状

・プリインストールアプリが多い

 

ここでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。

 

価格帯で考えると高品質なディスプレイ

OPPO Reno11 Aの画面サイズは6.7インチと、前モデル「OPPO Reno9 A」に比べて大きくなりました。動画が見やすい長めの画面で、額縁が細く、スタイリッシュな作りです。前面カメラはパンチホール型ですが、カメラ穴は小さく、画面を見ているときにそれほど目立ちません。

↑画面占有率は93.4%と高め

 

ディスプレイは価格帯を踏まえても高品質です。10ビットカラー対応で、当然HDRも再生可能。120Hz駆動で滑らかに動くのでSNSも楽しめます。また、本体に保護フィルムが貼り付けられているので、使い始めるときにフィルムを購入する必要がありません。

 

背面は最近のミッドレンジらしく、カメラを強調したデザインを採用しています。カメラ部の出っ張りは1mmほどと控えめです。

 

カラーはスーツに合いそうなダークグリーンと、オシャレなコーラルパープルの2色をそろえます。

↑カラーは2色展開

 

少し気になったのは、本体の側面が角ばった形状になっているところで、指先に当たる感触があまり心地よくないと感じました。前世代モデルのOPPO Reno9 Aでは付属していた保護ケースが今回は同梱されないため、余計に本体の手触りが気になってしまうのかもしれません。

 

最短48分で100%になる急速充電対応

実用的な特徴として、OPPO Reno11 Aは超急速充電に対応します。専用の充電器とケーブルを用意した場合は、最大67Wの急速充電が可能。スマホを100%まで充電するのにたった48分で済みます。

 

また、OPPO Reno11 Aは端末側もUSB-PDによる最大55Wの急速充電に対応しているため、標準規格のUSB-PD充電器を使えます。充電機器はメーカーの種類も幅広いので、好みに合わせて選べるでしょう。

 

急速充電をするとバッテリーがへたるのではないかという疑問が湧きますが、長く使ううえでの配慮もなされています。独自のバッテリー管理の仕組みがあり、動作する際の電池の消耗を抑えられるといいます。

 

なお、67Wの「SUPERVOOC充電器」は別売りです。7920円(税込)とお値段が張る製品ですが、USB-PDとも互換性があり、モバイルPCも充電できます。IIJmioでOPPO Reno11 Aを購入するユーザーには無料でプレゼントされます。

↑67WのSUPERVOOC充電器

 

4万円台ながらAI編集ツール搭載

4万円台のスマホとしては珍しく、AIによる写真編集ツールを搭載します。発売当初からの搭載ではなく、7月のアップデートで配信されます。

 

「AIクリッピング」という機能で、Google Pixelの消しゴムマジックのように、選択した部分の一部を写真から削除して、何もなかったかのように埋め合わせることができます。

↑なぞった部分が消える消しゴムマジック的な機能を搭載

 

また、iPhoneが搭載するような、被写体を長押しするだけで白抜きにできる機能も備えています。LINEアプリなどに貼り付ければ“疑似スタンプ”として楽しめます。

↑写真を長押しすると……

 

↑被写体が切り出されてコピーされます

 

PixelやiPhoneでは、これらの機能はオンデバイスで処理されますが、OPPOの場合はクラウドサーバー上で処理が行なわれます。この価格帯のスマホでこれらの機能を実現するために、OPPOがクラウドサーバーを用意した点では、ユーザー体験向上のための努力が感じられます。

 

背面カメラは3眼構成で、広角約6400万画素、超広角約800万画素、マクロ約200万画素。2倍ズームも画質劣化を抑えて撮影できます。インカメラは約3200万画素と高解像度です。

↑上のカメラは6400万画素。下のサークルには800万画素と200万画素のカメラが8の字を描いて並びます

 

【作例フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

MediaTek製チップで価格を抑えつつ性能向上

OSはAndroid 14ベースで、独自UIのColorOS 14を搭載。ファイルマネージャーやボイスメモ、天気アプリやリラックス音源アプリなど、実用的なツール類がそろっています。

↑さまざまなアプリをそろえています

 

日本向けのカスタマイズとしては、おサイフケータイとマイナンバーカードのスマホ搭載にも対応しています。

 

プリインストールアプリは多めで、アゴダやBooking.comのような旅行予約アプリのほか、カジュアルゲームがいくつか入っている点は気になります。これらのアプリを使わない人にはアンインストールを手間に感じるかもしれません。

↑筆者にとってはよく使うアプリだったO Reluxアプリ。海の音や睡眠用の音楽など、心地よい音を再生できます

 

スマホの性能を決めるチップセットには、今回初めてMediaTek社製のDimensity 7050を採用し、パフォーマンスを向上させました。ベンチマークスコアでは5年前のフラッグシップスマホを上回るスコアを出しています。

↑ベンチマークスコアでは5年前のフラッグシップ「Galaxy S10」を上回る程度の性能

 

パフォーマンス管理にも独自の工夫を取り入れています。OPPOはトリニティエンジンという、計算資源やメモリー、ストレージを細かく管理する仕組みを開発しました。たとえばアプリを使っているうちに生じるキャッシュファイルの重複を圧縮し、アプリを快適に実行できる状態を保ち続けるとしています。

 

Web閲覧や動画視聴、電子書籍などで2週間ほど試用しましたが、カクつきやもたつきを感じることはありませんでした。KindleやBlueskyのような軽量なアプリが中心なら、何不自由なく快適に過ごせそうです。

 

「ちょうどいい」を一歩超えた新時代のミッドレンジスマホ

OPPO Reno11 Aは、急速充電対応やAI写真編集ツールなど、ハイエンドモデルに匹敵する機能を搭載しながら、4万円台という手頃な価格設定を実現しました。単に「ちょうどいいスマホ」という枠にとどまらない、新時代のミッドレンジスマートフォンと位置付けられます。

 

6.7インチの大画面ディスプレイは、没入感のある動画視聴体験やスムーズなSNSの利用を可能にします。MediaTek製チップセットやトリニティエンジンの導入によって、普段使いの些細なストレスをなくす、スペックに現れない性能向上も実現。

 

「ちょうどいい」を一歩超えた、ミッドレンジスマホの新水準を打ち立てたOPPO Reno11 A。この夏の注目モデルとなりそうです。

 

OPPO Reno11 Aの主なスペック

大きさ 約75×162×7.6mm
重さ 約177g
画面サイズ 6.7インチ
ディスプレイ 有機EL フルHD+(2412×1080ドット)
駆動速度 120Hz
背面カメラ 約6400万画素(広角)+約800万画素(超広角)+約200万画素(マクロ)
インカメラ 約3200万画素
SoC MediaTek Dimensity 7050
メモリー 8GB
ストレージ 128GB
OS Android 14(ColorOS 14)
生体認証 ディスプレイ内指紋認証・顔認証
おサイフケータイ 対応
防水防塵 IP65対応
SIM デュアルSIM(nanoSIM×2/eSIM)
急速充電 最大67W(SUPERVOOC)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、10月に中国で発売!?

サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に薄型モデルを投入するとの噂は、現れたり否定されたりしていました。しかし、中国で実際に10月に発売されると著名リーカーが主張しています。

↑「Slim」が発売される確率は高い(画像はGalaxy Z Fold3)

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏によると、サムスンは薄型のGalaxy Z Fold6を「W25」と名付け、10月に中国で販売予定とのこと。標準モデルのGalaxy Z Fold6より軽くて画面は大きく、Sペン(スタイラス)には対応しないと述べています。

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も、標準モデルより画面が大きくてSペンが使えないスリムモデルが登場すると予想。両氏ともサムスンの未発表製品に関する情報は確かなことから、Galaxy Z Fold6 Slimが登場する可能性は高まりました。

 

サムスンは他社に先がけて折りたたみスマホを発売し、この分野で圧倒的なシェアを誇っていました。しかし、その後に中国企業の猛追を受け、ついに2024年第1四半期に首位から陥落し、ファーウェイにトップの座を明け渡しています

 

そのために、まず中国でシェアを取り返すべく、折りたたみスマホの「分厚くて重い」弱点を克服したスリムモデルの投入に踏み切るのかもしれません。

 

サムスンは7月10日にフランスのパリで「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、新型の折りたたみスマホやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンを発表すると予想されています。今回の噂が正しければ、それから3か月後にGalaxy Z Fold6 Slimが登場することになりそうです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Galaxy Z Flip6」のベンチマーク結果が判明! 高性能になる予感

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」については、折りたたみ画面のシワが減る外側の画面が大型化するなど噂される一方、スペックに関する情報は乏しい感がありました。

↑Galaxy Z Flip6のベンチマーク結果は?(画像提供/@Onleaks/Smartprix)

 

そんななか、Galaxy Z Flip6のベンチマーク結果が登場し、搭載プロセッサーやRAM容量の手がかりが得られました。

 

人気ベンチマークアプリの投稿サイト・Geekbench Browserに、「SM-F741B」という型番のサムスン製スマホが登場。この型番は、NBTC(タイの電波法)認証からGalaxy Z Flip6だと分かっています

 

それによれば、Galaxy Z Flip6はSnapdragon 8 Gen 3チップや12GB RAMを搭載。これらは両方ともGalaxy Z Flip5のSnapdragon 8 Gen 2や8GB RAMを上回るもの。以前からの噂話が裏付けられた形です。

 

最近のGalaxyスマホは、生成AI機能「Galaxy AI」の一部をオンデバイス(クラウドと通信せず、端末内で完結)で処理できます。この機能をスムーズに使うために、RAM容量を増やすのかもしれません。

 

また、Geekbench 6.3によるシングルコアスコアは2247、マルチコアスコアは6857で、それぞれ現行モデルより13.2%および30%もアップしています。

 

今のところGalaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証

 

価格については1099ドル(約17万4000円※)~(内蔵ストレージ256GB)との噂もありました 。前モデルGalaxy Z Fold5は999ドル~だったため、少し値上げとなります。

※1ドル=約158円で換算(2024年6月20日現在)

 

とはいえ、性能が大幅にアップし、カメラやバッテリー容量も強化されるなら、お値段以上のアップデートとなりそうです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Wccftech

Google AIでなにができるの? 7万円台の「Pixel 8a」で検証してみた

5月14日にグーグルが発売したAndroidスマホ「Google Pixel 8a」(以下、Pixel 8a)が好調のようです。本機には独自設計の最新プロセッサー「Tensor G3」が搭載され、「Google AI」のさまざまな機能が使えます。価格は7万2600円(税込)。

 

このAIスマホを1か月ほど使ってみた筆者がおすすめする、Pixel 8aの実践的なAI機能を紹介します。

 

片手持ち操作も快適な6.1インチ。バッテリーも長持ち

Pixel 8aはディスプレイのサイズが6.1インチ。最大120Hz駆動に対応する有機ELの「Actuaディスプレイ」は、自然な色再現と滑らかな動画表示が特徴です。背面には広角64MP・超広角13MPのデュアルレンズカメラを搭載しています。前面の13MPカメラと合わせて、本機で撮影できる写真や動画のクオリティはとても安定しています。

↑コンパクトな6.1インチ。片手持ち操作も快適にこなせます

 

↑有機ELを採用する「Actuaディスプレイ」は発色が自然

 

Tensor G3チップは最先端のAI機能を高速に処理できる​パフォーマンスを備えていますが、同時にAIに関連する機能を1日中ふつうに使いながら、むやみにバッテリーを消費しないように駆動効率の最適化も図っています。グーグルが公式スペックに記載するバッテリーのスタミナは「24時間以上持続可能」となっていますが、実際には1日半ぐらい持つ印象です。最大72時間のバッテリー持ちを実現する「スーパーバッテリー セーバー」の機能もあります。

 

「a」が付かないPixel 8/Pixel 8 Proとの違いは「バッテリーシェア」の機能がないことです。PixelスマホでQi対応デバイスをワイヤレス充電できる機能で、対応イヤホンや2台持ちしているiPhoneがPixel 8aだとチャージできない点はピンチが訪れたときに不便さを実感することがあります。

 

本体はPixel 8よりも縦横サイズが2mmほど広くなりました。筆者の実感としては、Pixel 8の方が手に持つとグリップ感がより安定します。

↑左がPixel 8a、右がPixel 8。Pixel 8aの方が縦横のサイズが2mmほど広くなっています

 

AI画像編集機能はプロ向けソフトなみの実力

Pixel 8aが搭載するGoogle AI機能は多岐に渡りますが、筆者はやはりAIによる写真と動画の加工機能がとても役に立っています。

 

Google Pixel純正の「フォト」アプリにはさまざまなAIによる写真・動画の編集機能があります。特筆すべき良いところは、写真などはPixel 8aで撮影した素材でなくても、フォトアプリで読み込めれば独自のAI編集ができることです。Pixel 8aがあれば、PCと画像編集ソフトで時間をかけて写真を補正する手間はもう必要ないかもしれません。

 

筆者がよく使う「ボケ補正」は、​手ブレなどで精細感を欠いてしまった写真のディティールをAIと​機械学習の力で​直す​機能です。夜景などは、撮影したその場で確認するとキレイに撮れているように見えても、PCに取り込んでみたら輪郭がぼんやりしていることがよくあります。そんなときに、フォトアプリの「編集」から「ボケ補正」を選ぶだけでシャキッとした写真になります。加工があまり不自然にならないように、補正レベルは0から100の間で細かく調整できます。

↑フォトアプリの「ボケ補正」。補正レベルを細かく調整できます

 

大勢が写るグループ写真は、誰かの目線や表情がイケてない場合が多々あります。同じ場所で複数のショットを撮っておけば、あとからGoogle Pixelの「ベストテイク」機能で、各人のいいとこ取りをしたベストな1枚を合成して残せます。

 

貴重なフォトチャンスを逃してしまっても、Pixel 8aがあれば「やり直し」が効くところがGoogle AIの魅力です。たとえば旅行に行って歴史的建造物の前で自撮りをパシャリ。スマホの画面でプレビューを入念にチェックしたはずなのに、写真に写る自分が建物の手前に被りすぎていることもよくあります。Pixel 8aの「編集マジック」を使えば写真に写る自分の立ち位置や大きさを変えて、背後に写るランドマークの方をより目立たせた写真に加工できます。

↑黄色い印を付けたアイコンが「編集マジック」。被写体のサイズや配置を自由に変更できます

 

ただし、被写体を動かした元の場所にある画像はAIが機械学習によって復元してくれるのですが、建物などの場合は復元された画像が不自然になる場合もあります。あとで編集マジックを使う前提だとしても、自撮り撮影の際にはプレビューチェックを欠かさないようにしましょう。

↑左が編集前、右が編集後の写真。建物の形などはAIがキレイに復元していますが、人物の影は元の位置のままでした

 

不要な画像・音声をAIで消す

AIによる写真補正機能といえば、Pixel 6シリーズから搭載する「消しゴムマジック」の便利さが図抜けています。観光地など人通りが絶えない場所で、背景に人が写り込んでいない写真を撮ることは困難です。Pixel 8aの「消しゴムマジック」があれば、フォトレタッチの技術がなくても不要な被写体をサクッと消せます。

↑「消しゴムマジック」で背後に写る人物を消去。SNSにも公開しやすくなります

 

Pixel 8シリーズから搭載が始まった「音声消しゴムマジック」も、ビデオに収録された音声の種類をAIが自動で分類して、たとえば「人の声だけ残して、ノイズを消す」といった後加工が簡単にできる機能です。観光地のきれいな風景を動画で撮影中に、クルマのクラクションが鳴っても「うるさいノイズだけを消す」こともできます。使いこなせるようになると動画撮影の幅がグンと広がる実感があります。

↑「音声消しゴムマジック」の機能。動画に含まれる音声を自動で分類して、消したい音だけを消せるようになります

 


↑元の動画。背景で盛大にノイズが鳴り響いています

 


↑音声消しゴムマジックをかけると、ノイズだけが消えて、人の声や自然の音だけが残ります

 

メインカメラでの撮影時には最大8倍の超解像ズームが効きます。遠くの被写体もPixel 8aなら手ブレを抑えながらキレイに撮れます。

 

グーグルの生成AI「Gemini Nano」で何ができる?

カメラ系以外のGoogle AI機能の中では「かこって検索」が便利です。Pixel 6以降のモデルや、サムスンのGalaxyシリーズの一部機種などが対応しています。たとえば誰かがSNSに投稿したギターの写真にグッときたときも、画像を「かこって検索」すれば即座にWebで検索したり、取り扱っているショップを調べたりすることができます。

↑インスタで見つけた気になるギターを「かこって検索」で調べると、機種や扱っているショップなどをすぐに調べられます

 

Pixel 8aは今後予定しているグーグルのFeature Dropアップデートにより、デベロッパーオプションとしてグーグル独自のモバイル向け生成AI「Gemini Nano」が使えるようになることが予告されています。

 

Gemini Nanoに一足早く対応したPixel 8 Proでは、Pixel純正のレコーダーアプリで録音した音声のテキスト文字起こしを「要約」できるほか、メッセージアプリなどでGboardを使ったスマートリプライ(テキストをAIが先読みして提案する機能)が搭載されました。これらの機能はPixel 8 Proがオフラインの状態でも使える、デバイス上に搭載された生成AIベースの機能です。日本でも使えるのですが、対応する言語が英語のみなので、正直あまり筆者の生活の中で活躍する場面はありません。Pixel 8aへの対応と、日本語対応を期待しながら待ちましょう。

↑Gemini Nanoが実現するレコーダーの「要約」機能。今のところ日本語の要約には対応していません

 

グーグルの下取りサービスを使えばさらに安く買える

価格面において、携帯通信キャリアによる割引サービスを上手に活用すれば上位のPixel 8がPixel 8aに並ぶお得な価格で買える場合もあります。一方で、上位のPixel 8でなければ力不足、と感じることもないと思います。ですので、最先端のGoogle AIをとりあえず体験してみるのに、Pixel 8aは最適といえます。

 

Googleストアの下取りプログラムを活用してPixel 8aを買う場合、Pixel 6aからの買い換えは最大1万4000円、Pixel 7aからであれば最大1万9000円の値引きが適用されます。また、グーグルはPixel 8aに対して、今後7年間に渡ってOSアップデートとセキュリティアップデートを提供し続けることを宣言しています。Google AIのアップデートもPixel 8aで長く楽しめる可能性も考えれば、7万円台のGoogle AIスマホは十分にお買い得だといえそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Android向け最強チップ「Snapdragon 8」シリーズ、次世代は価格が最大30%もアップ!?

2025年、主なハイエンドのAndroidスマートフォンは、クアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると予想されています。しかし、このチップが現行のSnapdragon 8 Gen 3から大幅に値上げされる可能性があると著名アナリストが主張しています。

↑価格がどんどん高くなる

 

SnapdragonチップはAndroid向けで最も強力なチップとして人気を集めていますが、年を追うごとに高価になっています。どれほどかと言えば、この7年間で5倍近くとの指摘もあります。

 

信頼性の高いアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、次期Snapdragon 8 Gen 4の値上げ幅は25~30%にも及び、1個あたり190~200ドル(約3万円~3万2000円※)になるとのこと。

※1ドル=約158円で換算(2024年6月18日現在)

 

これほど値上がりする主な理由は、TSMCの「最新でより高価なN3Eノード」、つまり3nmプロセス技術を使うため。このN3Eは3nm製造技術の第2世代であり、新型iPad Proに搭載されたM4チップにも投入。それほど高度な技術であるがゆえに、製造費も高くつくというわけです。

 

チップの価格が上がれば、サムスンの次期ハイエンド機「Galaxy S25 Ultra」などの価格にも上乗せされるかもしれません。もっとも、ここ数年でスマホ本体はSnapdragonチップほど値上がりしていないため、メーカーが値上がりを抑える可能性もありそうです。

 

その一方、Kuo氏はクアルコムがWindowsノートPC向けに安価なチップを発売する予定とも付け加えています。現行のSnapdragon X Elite/X Plusは、マイクロソフトやDell、LenovoなどのノートPCに搭載されて発売が始まりましたが、どれも安くはありません。

 

しかし、新型チップ「Canim」は、Snapdragon X Eliteと同じAI処理能力を持ちながら、599ドル~(約9万5000円)の低価格PCに搭載される見通し。さらに高価になったハイエンドAndroidスマホを買うか、AI処理に優れた安価なノートPCを買うか、頭を悩ませる日が来るかもしれません。

 

Source: Medium
via: 9to5Google

HTCから新作スマホ「U24 Pro」がデビュー! 海外メディアも高評価

HTCが新型スマートフォン「HTC U24 Pro」を発表しました。

↑HTC U24 Pro(画像提供/9to5Google)

 

かつては名作スマホを数多く投入してきたHTCですが、近年は端末の発売ペースが激減。2023年5月にリリースされた「HTC U23 Pro」は、6.7インチディスプレイとSnapdragon 7 Gen 1、Android 13を搭載した、お手ごろ価格のスマートフォンでした。

 

HTC U24 ProはプロセッサにSnapdragon 7 Gen 3を搭載した、ミドルレンジスマートフォンです。ディスプレイは6.8インチでFHD+解像度、12GBのRAMと256GB/512GBのストレージ、Android 14を搭載。背面カメラは5000万画素メイン+800万画素超広角+5000万画素望遠カメラで、前面には5000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。

 

HTC U24 Proは、最近のハイエンドスマホからは省かれがちな、microSDカードスロットやイヤホンジャックを搭載していることも特徴。その他にも、4600mAhのバッテリーを搭載し、最大60Wの有線充電と最大15Wのワイヤレス充電に対応。NFCやBluetooth、IP67の防塵防水性能を実現しています。

 

HTC U24 Proについて海外メディアは好意的に受け止めており、9to5Googleは「かなりよい」と評価。GsmArenaは「ミドルレンジスマートフォンでの中国ブランドとの競争は厳しいが、(HTC U24 Proは)興味深いデバイスで、HTCがスマートフォン分野でまだ生き残っているのは喜ばしい」と伝えています。

 

HTC U24 Proの本体カラーはトワイライト・ホワイトとスペース・ブルーの2色で、ヨーロッパ市場では564ユーロ(約9万5000円※)で販売されます。日本販売の有無を含めて、今後の展開に注目です。

※1ユーロ=約169円で換算(2024年6月18日現在)

 

Source: HTC via 9to5Google

発売間近の「Galaxy S24 FE」の予想CG画像が登場! 大画面を実現!?

サムスンのお手ごろ価格かつ高性能スマートフォン「Galaxy S24 FE」は、発売が間近に迫っているとの手がかりが見つかっています。搭載プロセッサーやバッテリー容量など各種スペックの予想も、複数の情報源から伝えられていました。

↑公開された「Galaxy S24 FE」の予想CG画像(画像提供/Onleaks/GizNext)

 

そんななか、今度はその予想CG画像がネット上に登場しました。

 

信頼性の高いリークアカウントのOnLeaks(Steve H.McFly氏)はテックサイトGizNextと協力し、Galaxy S24 FEの「5Kレンダリング」と「360度動画」を公開しています。

 

それによれば、Galaxy S24 FEの寸法は、前Galaxy S23 FEの158 x 76.5 x 8.2mmに対し、162 x 77.3 x 8mmとのこと。

 

ボディがわずかに大きくなり、ベゼルが薄くなったおかげで、ディスプレイは前モデルの6.4インチに対して6.65インチの大画面を実現。上位モデルGalaxy S24(6.2インチ)とGalaxy S24+(6.7インチ)の中間となるようです。

 

さらに、背面にはトリプルカメラがあり、筐体の側面はフラット。底面にはUSB-Cポートがあります。電源ボタンと音量ボタンは向かって右側に配置され、おおむねGalaxy S24やGalaxy S24+に近い印象です。ただし、下側のベゼルは他の3辺よりも分厚くなっています。

 

Galaxy S24 FEの搭載プロセッサーは、ほとんどの国でサムスン製Exynos 2400を搭載する見通し。ただし、米国など一部地域では、Galaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen 3を採用する可能性が高いとされています。前Galaxy S23 FEでは、日本向けモデルも米国と同じSnapdragon 8 Gen 1を搭載していたため、その例に倣うのかもしれません。

 

ほかにも、基本のRAM容量は8GBながらも、オプションで12GBモデルも用意されているとの手がかりも見つかっていました。背面トリプルカメラについては、前モデルと全く同じになるとのリーク情報が伝えられています

 

Source: GizNext
via: Sammobile

次期「Galaxy Z Fold6」、手書きのスケッチから画像を生成!? ライバルの先を行く機能とは

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」には、全く新しいAI機能が搭載されると著名リーカーが主張しています。

↑新しいAI体験を準備中

 

Androidやサムスンの未発表製品に詳しいリーカーのIce Universe氏は、次期Galaxy Z Fold6において「新AIがアップルより先に実現する」ことや「落書きが画像になる」との情報を画像付きでXに投稿しました。

 

これらの画像は「15世紀から18世紀にかけてのインドの建築物」という題名になっており、その説明や手書きのスケッチが左側の画像に添えられています。AIがその画像を取り込み、手書きのメモに基づいて3Dのイメージを生成。できたのが右側の画像のようです。

 

さらに、Ice Universe氏は他のユーザーからの質問に、後日Galaxy S23とGalaxy S24シリーズにもアップデートで提供されると答えています。

 

先週、「サムスン・カザフスタンから流出したと思われる」というGalaxy Z Fold6(とタテ折りの「Galaxy Z Flip6」)の公式画像らしきものがインターネットに登場。そこには「Galaxy AI」のロゴも確認できました。

↑カザフスタンから流出(画像提供/Reddit)

 

また、サムスンも「今後の折りたたみ式デバイス向けにGalaxy AI体験をさらに最適化します」と公式に述べたばかりです。

 

ここ最近、サムスンはGalaxy AIをフラッグシップ機の目玉としています。今年初めに発売したGalaxy S24シリーズは「かこって検索」や生成AIによる写真編集機能をいち早く利用することができました。これらの機能は後にGalaxy S23シリーズなどの過去モデルにもソフトウェア更新により追加されました。

 

開くと大画面になるGalaxy Z Foldシリーズは、手書きのメモやスケッチを描きやすく、非折りたたみ機とは違った方向で生成AIを活用できると期待したいところです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25 Ultra」、アップルの上を行く顔認証技術「Polar ID」を搭載!?

サムスンのGalaxyスマートフォンは顔認証で画面のロックを解除できますが、決済はできません。対して、iPhoneのFace IDが決済まで可能なのは、それだけ強固なセキュリティーが保証されているからです。

↑Polar IDって何?

 

しかし、次の最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」では、Face IDにも匹敵する顔認証技術「Polar ID」を採用すると、あるリーカーが主張しています。

 

iPhoneにおけるFace IDの欠点は、顔を正確に認識するため投光イルミネーターやドットプロジェクタなどが必要であり、装置が大型化すること。そのため、最新のiPhone 15 Proモデルでも「ダイナミックアイランド」として画面内に広いスペースを取っています。

 

リーカーのHaizaki Ryouhei氏は、サムスンがGalaxy S25 Ultraに、Face IDのライバルであるPolar IDを搭載するとXで主張。アップルと違い、追加のセンサーを必要とせず、パンチホール(画面上に穴が一つ開いたデザイン)のまま実現できると述べています。

 

さらに、PolarIDは「Face IDよりもさらに安全で、他の顔認識技術よりも上手く機能する」とも付け加えています。

 

ここでいうPolar IDとは、Metalenz社が開発した顔認証システム。この技術は、近赤外線偏光カメラとメタ光学技術を使っており、Snapdragon 8 Gen 3(Galaxy S24シリーズに搭載)チップを搭載したリファレンスモデルで有効性を実証したと発表していました

 

かたや、別のリーカーのSawyer Galox氏は、同技術はGalaxy S25 Ultraでは間に合わず、再来年の「Galaxy S26 Ultra」まで待つことになると述べています。

 

iPhoneのFace IDは、ただ画面をのぞき込むだけで、支払いの決済ができる便利な仕組みです。これ以上に安全性が高いPolar IDが、2025~2026年のGalaxyスマートフォンにやって来る可能性は高そうです。

 

Source: Haizaki Ryouhei(X)
via: 91mobiles

「Pixel 8」シリーズ、ついにUSB-Cから外付けディスプレイに映像出力が可能に!

Googleは6月のPixelスマートフォン向けアップデート「Feature Drop」を発表。ついに、Pixel 8シリーズをUSB-C経由で外付けディスプレイに接続し、大画面で映画やスライドなどのコンテンツを表示できるようになると明らかにしました。

↑外付けディスプレイに手軽に出力

 

このアップデートは11日(現地時間)から配信が始まり、今後数週間にわたって展開される予定です。

 

こうしたUSB-Cによる有線接続での外付けディスプレイへの映像出力は、「DisplayPort Alternate Mode」と呼ばれます。もともとPixel 8シリーズはハードウェアレベルでは対応していましたが、なぜか封じられていました。

 

先月初め、Android 14ベータ版で外付けディスプレイ出力は有効となっていましたが、ようやく本番環境でも提供されます。

 

ただし、当面はPixelスマホの画面をそのまま映すミラーリング・モードのみ。横長ディスプレイの真ん中に縦長スマホがこじんまり表示されるか、横向きにして拡大表示となります(どのように見えるかは下の画像を参照)。

↑Pixelスマホの画面を外付けディスプレイで表示(画像提供/Android Authority)

 

今回のアップデートを受けて、AndroidスマホをPCのように使える「デスクトップ・モード」への期待が再び高まっています。Googleは長年にわたってこの機能をテストしてきたものの、2019年には単なる実験プロジェクトに過ぎないとコメントしていました

 

しかし、次期Android 15ベータ版では複数のウィンドウが扱える、進化したデスクトップ・モードが確認されています。これが正式に採用されることを期待したいところです。

 

Source: Google
via: Ars Technica

Nothingの「CMF Phone 1」、安くて高性能なチップ「Dimensity 7300」を搭載? コスパがいいかも

英テクノロジー企業のNothingは、安価なサブブランドCMFから新型スマートフォン「CMF Phone 1」を発売すると予告し、物理ダイヤルが付いたデザインをチラ見せしていました

↑このダイヤル、もう覚えた?(画像提供/Nothing)

 

この新型スマホはNothing Phone(2a)をベースとして、MediaTek Dimensity 7200チップを搭載しているとの噂が以前にありましたが、最近では改良型のDimensity 7300チップを採用する可能性が浮上しています。

 

リークアカウントGadget Bitsは、CMF Phone 1の搭載チップやその他の詳細をXでシェア。これまでリークの実績はないものの、最近CMF Phone 1関係の情報を積極的に発信していました。

 

今回の自称リークにあるDimensity 7300は、Nothing Phone (1)内蔵のSnapdragon 778G+と同等の性能を発揮すると予想されるものです。MediaTekが先月末に発表し、「AIとモバイルゲームをレベルアップする」とアピールしていました

 

このDimensity 7300は、Dimensity 7050の後継チップ。前チップよりも消費電力が25%も減っており、AI関連タスクでは2倍のパフォーマンスを発揮するとうたっています。また、噂にあったDimensity 7200が6nmプロセス(半導体の回路線幅)に対して4nmであり、基本的なチップ構成は同じながら性能が向上しています。

 

同アカウントが予想する各種スペックは次の通りです。

 

  • ディスプレイ: 6.7インチFHD+AMOLED 120hz
  • 生体認証: 画面内指紋認証
  • 背面カメラ: デュアルカメラ/50MP OIS(手ぶれ補正)と4k+30fps動画が撮影可能
  • 自撮りカメラ: 16MP
  • バッテリー: 5000mAh
  • Glyph(背面のLEDライト)なし/NFC搭載
  • 背面はレザー
  • 価格: 2万ルピー(約3万8000円※)以下(※1ルピー=約1.9円で換算)

 

これらの予想が当たっていれば、コストパフォーマンスが高いスマホとなるはず。日本での発売も期待したいところです。

 

Source: Gadget Bits(X) 
via: 91mobiles

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、Sペンが使えないのに価格は高い!?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に、新たなラインアップが追加されるとの噂が何度も報じられてきました。この新機種が「Ultra」ではなく「Slim」であり、標準モデルよりも高価になると著名リーカーが主張しています。

↑スリムになるのは難しい(画像はGalaxy Z Fold5)

 

Androidの未発表製品に詳しいIce Universe氏は、サムスンがGalaxy Z Fold6 Slimの準備に取り組んでおり、これは「Ultra」ではないと中国SNSのWeiboで述べています。

 

同氏によれば「Ultraではなく、ただ薄いだけ」とのこと。つまり、標準モデルよりも仕様がアップグレードされているわけではなく、薄さに特化したバージョンになるようです。

 

性能が落ちているわけではないものの、薄さと引き換えにSペンが使えないともIce Universe氏は述べています。このスリムモデルが薄型化のため、デジタイザー(ペン入力を読み取る層)を省くことは、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も伝えていました

 

最も注目すべきは、仕様のアップグレードやSペン対応がなくても、Galaxy Z Fold6 Slimは標準モデルよりも高いと示唆されていることでしょう。

 

サムスンと競合するアップルも、2025年には「iPhone 17 Slim」を、Pro Maxよりも高い価格で発売するとの噂もありました。スマホの薄型化は、それほど難しい技術が必要なのかもしれません。

 

サムスンは7月10日に噂される「Galaxy Unpacked」イベントで、次期「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を発表する可能性が高いと見られています。

 

しかし上記のYoung氏は、Galaxy Z Fold6 Slim用の画面パネル出荷が2024年第4半期だと述べ、2025年初頭に「Galaxy S25」シリーズと同時に発表する可能性を示唆していました。

 

かたや「Galaxy Z Fold6 Ultra」はスリムモデルとは別にあり、韓国国内だけで限定発売されるとの噂もあります。サムスンは今年から来年にかけて折りたたみスマホのバリエーションを次々と投入し、ユーザー人口を広げる狙いかもしれません。

 

Source: Ice Universe(Weibo) 
via: Gizmochina

次期「Galaxy S25 Ultra」のスペックはどうなる? 著名な情報通の予想は…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」の発売は数か月先とみられていますが、すでにカメラやデザインなどのリーク情報は次々と届いています。すでに準備が整いつつあることを示すように、今度は国際移動体装置識別番号(IMEI)認証サイトに、それらしきデバイスが発見されました。

↑これまでの情報を整理すると…

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesは、サムスン製の端末「SM-S938U 」をIMEIデータベース内で発見。Galaxy 24 Ultraの型番が「SM-S928U」(「U」は米国向けモデル)だったことから、後継機のGalaxy S25 Ultraを意味するというわけです。

 

このデータベースには、Galaxy S25 Ultraの詳細な仕様は書かれていません。ただし、カメラの性能や生成AI機能を助ける高速ストレージなど、リーク情報はさみだれ的に伝えられてきました。

 

そんななか、著名リーカーのBenIt Bruhner Pro氏は、Galaxy S25 Ultraの「噂とリークされたスペック」をまとめてXに投稿しています。同氏はサムスンの未発表製品やソフトウェアに詳しく、数々の「Galaxy AI」機能を正確に予想していました

 

そこで挙げられたGalaxy S24 Ultraの仕様は、概ね次の通りです。

 

  • ディスプレイ: 6.9インチ/ピーク輝度3000ニト
  • プロセッサー: Snapdragon 8 Gen4 for Galaxy
  • RAM: 12~16 GBのLPDDR5X
  • ストレージ: 256 GB/512 GB/1TB
  • カメラ: メイン200MP(センサーサイズが少し大型化)/超広角50MP/3倍ズームは50MP/5倍ズームは50MP
  • バッテリー: 5000~5500 mAh/有線充電 65W対応(テスト中)/ワイヤレス充電 Qi2(MagSafe互換)25W
  • デザイン: カメラやフレームデザインは更新/新色あり

 

これらをGalaxy S24 Ultraと比べると、画面のピーク輝度は2600ニトから3000ニトに増加。背面カメラは3倍ズームが10MPから50MP、5倍ズームが12MPから50MPへと大幅にアップグレードされているようです。

 

つまり、プロセッサーも最新世代となり、画面はより明るく、望遠カメラはより鮮明に撮れるということ。正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines, BenIt Bruhner Pro(X) 
via: 91mobiles

6月12日にお披露目!「HTC」が久しぶりに新型スマホを投入へ

HTCが新型スマートフォンの投入を予告しました。同社にとって久しぶりの新モデルの投入となりそうです。

↑明日お会いしましょう(画像提供/HTC/X)

 

HTCといえば、Androidスマートフォンの創世記には評判の高いモデルを多数投入していました。近年は端末の投入ペースが落ち、2022年9月に4年ぶりの日本向けスマホを投入していました。現在の同社の主力スマホは、2023年5月に発表されたミドルレンジモデルの「HTC U23 Pro」となっています。

 

今回の予告からは、HTCの新型デバイスがどのようなものになるのかは不明。投稿された画像にはスマートフォンの横からの姿と、「6月12日に正式発表」というコメントが添えられています。

 

昨年にHTC U23 Proが投入されたことを考えると、今回のスマホは「HTC U24」に相当する可能性が高そう。HTCの近年のスマホの傾向を踏まえると、HTC U24もミドルレンジ向けモデルとなりそう。今年4月には、「HTC U24 Pro」という未発表スマートフォンが、Google Play Consoleに登録されているのも見つかっています。

 

以前にはメタバーススマホ「HTC Desire 22 Pro」を投入するなど、なんとか他社との差別化を図ろうとしているHTC。今回の新型スマホがどんな端末になるのか楽しみです。

 

Source: HTC / X via 9to5Google

Nothingが「CMF Phone 1」をチラ見せ! 物理ダイヤルは何に使うのか…

Nothingのサブブランド「CMF」は、物理ダイヤルを搭載したブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」の画像を公開しました。

↑「CMF Phone 1」のダイヤル(画像提供/Nothing)

 

コストパフォーマンスに優れ、スケルトンによる特徴的なデザインのスマホを投入しているNothing。昨年には、そのサブブランドのCMFからお手ごろ価格のスマートウォッチワイヤレスイヤホン、急速充電器が発表されました。

 

現時点では、CMF Phone 1の全体の外観やスペック、発売日や価格は判明していません。Xに投稿された画像から、本体の隅に物理ダイヤルが存在していることがわかります。CMFの公式アカウントによれば、このスマホは「デザインが素晴らしく、他社が見落としている分野の製品」とのこと。何やら自信満々です。

 

最新のデジタルガジェットと物理的なインターフェイスという組み合わせは、2022年4月に出荷されたゲーム機「Playdate」でも話題となりました。Playdateには本体サイドにクランクが搭載され、これを回すことでゲームを操作することが可能です。

 

Nothingは今年3月、廉価なスマートフォン「Phone (2a)」を発表しました。このスマホはMediaTek製のプロセッサや5000万画素のデュアル背面カメラ、最大120Hz駆動の5.7インチディスプレイを搭載していますが、CMF Phone 1はこのPhone (2a)がベースとなっている可能性があります。

 

CMF Phone 1の物理ダイヤルでは、一体何ができるのか……。ただの音量調整ダイヤルでないことを祈りつつ、今後の詳細発表を待ちたいものです。

 

Source: CMF by Nothing / X via 9to5Google

デザインだけじゃない、Nothing Phone (2a)は人とスマホの関係性を見直す設計思想が魅力

個性的なスマホを世に送り出しているNothingから、初の廉価版「Nothing Phone (2a)」が登場しました。日本ではオープンマーケットモデル(SIMフリー版)として販売中。価格は4万9800円(税込)からとなっています。このスマホは、同社初のおサイフケータイ対応モデルでもあります。

 

ユニークさが目立つ製品ですが、スマホの実用面ではどのような魅力があるのか、ここでは改めて探っていきます。

↑Nothing Phone (2a)

 

コストダウンを感じるものの、ワクワク感のあるデザイン

Nothing Phone (2a)は、スタイリッシュでありながらガジェット感もあり、手にすると単なるツールを超えた満足感があります。モノとして手に取って楽しいという製品です。

 

スタイリッシュさを体現する、個性的なデザインも目を引きます。スケルトンのバックパネル越しに、リボンケーブルが敷かれた見せ回路が透けて見えます。この回路はロンドンの地下鉄路線図にインスパイアされているそうです。印象としては昔のゲームボーイのようにワクワク感がありながら、目立ちすぎず、引き締まったデザインになっています。

 

またカメラカバーの部分は有機的な曲線で形づくられていて、ほかのスマホのように出っ張りが目立って煩わしいということもありません。

 

一方で、バックパネルには若干のコストダウンが見られます。上位機種のガラス素材と比べると、Nothing Phone (2a)のプラスチック製バックパネルは、やや安っぽい手触り。指紋や汚れが付きやすく、拭き取りにくいのは気になるところです。

 

演出的でありながら実用性もある「Glyphインターフェイス」

ユニークな機能として、Nothing Phone (2a)には「Glyphインターフェイス」というハードウェアの仕掛けがあります。カメラの周りを半周するようにリング状のLEDライトが仕込まれ、通知や音楽再生に合わせて光で演出してくれるのです。

 

電話の着信時には、スマホを伏せておくだけで背面のライトがゆっくり点滅し、着信を上品に知らせてくれます。メッセージを受信すると、ライトが特定のパターンで光ることで、通知を視覚的に確認できます。

↑スマホが光る「Glyphインターフェイス」の設定画面

 

また、「ミュージックの視覚化」機能を使えば、音楽の再生に合わせてライトがリズミカルに点滅し、まるでDJブースのようにピカピカ光る演出を楽しめます。「Glyph Composer」機能を使って、ユーザー自身がライトの光り方をカスタマイズすることもできます。

 

さらに、「Glyphタイマー」機能を使えば、リングライトで時間経過を示すタイマーとして活用できます。

 

「スマホを主体的に使う」意識ができあがるモノクロなホーム画面

もうひとつユニークな部分であり、筆者が気に入ったのは、モノクロームなホーム画面へのこだわりです。

 

Nothingはホーム画面に置けるウィジェットを、20種類以上も用意しています。すべてのウィジェットがモノクロームで作られていて、アイコンを並べるだけですっきりとしたホーム画面を作成できます。

↑統一感のあるホーム画面を手軽に作成できる

 

睡眠をサポートするAndroidの標準機能「おやすみ時間モード」では、スマホの全体をグレースケールで表示できますが、Nothingのホームアプリではアプリの色合いはそのままで、ホーム画面をモノクロにできます。

 

また、アプリのアイコンも含めてすべてモノクロに設定も可能。アプリのアイコンから色をなくして、グレースケールで統一したホーム画面を作れるのです。

↑Google Playアプリのアイコンもモノクロで表示できる

 

単にアプリのアイコンを単色にしただけですが、使ってみるとホーム画面を見るときの誘惑が減って、目的のアプリを探しやすくなります。使いたいアプリにたどり着くまでの操作で、ほかのアプリも目に入ってつい開いてしまうのはよくあることですが、モノクロになることで必要なアプリだけ開いて、用が済んだらスマホの操作は終わりという気持ちになるのです。

 

漫然とスマホを触るのではなく、主体的にスマホを使おうという意識になります。

↑生成AIで壁紙を作成する機能も搭載。モノトーンデザインの壁紙は特に作りやすい

 

Glyphインターフェイスはポモドーロ・タイマーとして使える

先に紹介した、Glyphインターフェイスのリングライトも、スマホから意識を切り離すのに役立ちます。Glyphタイマー機能を使えば、ポモドーロ・テクニックのタイマーとして活用できるのです。

 

ポモドーロ・テクニックは、25分の作業と5分の休憩を繰り返すことで、集中力を維持しながら効率的に作業を進める時間管理法です。一般的にはキッチンタイマーがよく使われますが、Glyphタイマーはそれとよく似た特徴を持っています。

 

キッチンタイマーは文字盤の目盛りが減っていくのに対し、Glyphタイマーはリングライトが徐々に消灯していき、さながら蚊取り線香のようです。どちらもアナログ的に時間の経過を可視化するので、直感的に残り時間を把握でき、作業に集中しやすくなります。

↑Glyphライトをポモドーロ・タイマーのように使える。スマホを伏せて置けるので気をそらす心配が減らせる

 

また、スマホ画面を見なくても時間がわかるため、ほかのアプリを開いてしまう誘惑を避けられます。時間を設定してスマホを裏返しておけば、リングライトが時間を知らせてくれるので、スマホに触れずに済むのです。

 

惜しむらくは標準の時計アプリとの連携がないことです。Nothing PhoneはGoogle製の時計アプリを採用していますが、Glyphタイマーの設定はこのアプリとは連動しません。

 

Glyphタイマーの設定は設定パネルの奥深くに位置しており、少々わかりづらいのですが、通知パネルにショートカットを設置することができます。ただ、ホーム画面の時計ウィジェットを開くと標準の時計アプリが起動するため、Glyphタイマーの設定場所を探し回ってしまった経験が何度かありました。

 

もしGlyphタイマーが標準の時計アプリに対応していれば、Googleアシスタントの音声入力でもタイマー設定ができるようになるでしょう。ぜひ今後のアップデートで改善されることを期待します。

 

スマホとしての基礎は十分

目新しい機能で選ぶとしても、スマホとしての使い勝手が十分に保証されていなければ検討要素にはなりません。

 

その点、Nothing Phone (2a)は性能面で物足りなさを感じることはないでしょう。ユニークな機能を利用する以前に検討課題となる、スマホとしての性能のベースラインはきっちり抑えている印象です。

 

CPUは8コアチップの「Dimensity 7200 Pro」、メモリーは8GB/12GB搭載で、4年前のフラッグシップスマホ並みの性能があります。WebサイトやYouTube再生は余裕でこなせますし、軽いゲームも快適に動かせるでしょう。

 

OSはAndroid 14を搭載しています。また3年間のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートを提供。十分に使い続けられるでしょう。

 

背面カメラは5000万画素の標準+5000万画素の広角カメラの2眼仕様です。暗所撮影に強く、価格帯を考慮すれば実用的と言えます。

 

Nothing Phone (2a)はスマホと人の関係性を見直すきっかけになる

Nothing Phone (2a)は、カメラやディスプレイの性能において、他社の同価格帯のスマートフォンと比べて突出しているわけではありません。

↑スマホとのあり方を見直すきっかけを与えてくれる1台

 

一方で、モノトーンに統一されたホーム画面は、使いたいアプリ集中しやすくなるように設計されており、スマホを意識的に使うという本質的なところを促しています。

 

Glyphインターフェイスも現状では発展途上な部分もありますが、ディスプレイに依存せずにスマホの状態を知らせるツールとして興味深い存在です。

 

スマホと人との関係性を見直すきっかけを与えてくれる一貫した設計思想があり、思想が機能として反映されていることが、Nothing Phone (2a)の妙味と言えるでしょう。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

サードパーティ製部品が使われているスマホも返却へ。グーグルが修理方針を転換

グーグルはスマートフォンの修理ポリシーを変更しました。デバイスの内部にサードパーティ製部品が含まれていたとしても、顧客に返却するなどの手段を取るとAndroid Authorityに伝えています。

↑サードパーティ製が使われていても返却へ(画像提供/グーグル)

 

これまでグーグルは、修理に送られてきたスマホの内部にサードパーティ製部品が含まれていた場合、デバイスを保管する、つまり返却しないとの姿勢を取っていました。2023年7月からスタートしたこのポリシーには、多くの批判が寄せられていたのです。

 

しかし6月4日、同社はこのポリシーを撤回。Android Authorityに以下のような声明を出しています。

 

お客様がPixelスマートフォンを修理のためにグーグルに送った場合、サードパーティ製部品の有無にかかわらず、弊社ではそれを保管しません。安全上の懸念がある場合、状況によっては修理を完了できないことがあります。その場合、お客様に返送するか、お客様と協力して今後の方針を決定します。この点を明確にするために、利用規約を更新しています。

 

このような問題はグーグルだけではなく、サムスンも独立系の修理業者に対し、「スマホにサードパーティ製部品があった場合、デバイスを分解して顧客情報を報告すること」と義務付けていたことが判明しています。

 

メーカー側にとって、自社の利益を損ないトラブルまで起こす可能性があるサードパーティ製部品は排除したい存在であることも事実。今後は、顧客の権利を尊重するような明確なポリシーを表明してほしいものです。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy Z Fold6」の新たなダミーモデルが流出! シワが減った?

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に注目が集まっており、先日も著名リーカーが予想レンダリング画像を公開していました

↑新たに流失したGalaxy Z Fold6のダミーモデル(画像提供/Ali TA Tech/X)

 

それに続き、ネット上にGalaxy Z Fold6のダミーモデルと称するものが登場しました。

 

リーカーのAli TA Techは「韓国のフォーラムで見つけた」というダミーモデルの写真をXで公開しています。こうしたダミーモデルは、サードパーティーのアクセサリー企業が、製品の正式発表前に情報を集め、独自に作成することが一般的です。

 

今回の画像も、以前のリークに基づく予想CG画像と一致しており、幅がより広くなったカバー(折りたたんだときの外側)ディスプレイや、正方形に近づいた折りたたみ画面が確認できます。

 

また、現行モデルGalaxy Z Fold5本体の角は丸みを帯びていますが、こちらはGalaxy S24 Ultraのように直角に近くなっています。こうした形状も、複数の情報源が伝えてきたことです。

 

ただし、今回の写真を見る限りでは、折りたたみ画面の中央にあるシワはまだ目立っています。筆者の手元にあるGalaxy Z Fold5よりは折り目が浅くなっている印象もありますが、競合他社もシワの除去を進めているため、製品版ではさらに軽減していると期待したいところです。

 

Galaxy Z Fold6のほか、次期縦折りの「Galaxy Z Flip6」や新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズは、フランスのパリで開催される「Galaxy Unpacked」イベントでのお披露目が噂されています。それまでに、さらに細部まで分かるダミーモデルや実物の写真が登場するのかもしれません。

 

Source: Ali TA Tech(X) 
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25 Ultra」、ストレージが「UFS 4.1」に進化!? AI機能を強烈に後押し

サムスンの最上位スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、高速な「UFS 4.0」規格のストレージを採用しています。次期「Galaxy S25 Ultra」では、さらにアクセス速度がアップした「UFS 4.1」ストレージを採用し、Galaxy AI機能が改善される可能性が浮上しました。

↑次はもっと軽快に動きそう

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーののSawyer Galox氏は、Galaxy S25 UltraはUFS 4.1ストレージを搭載するとXで主張。これまでのUFS 3.0やUFS 4.0と比べて、どれほどアクセス速度が改善するかを示したグラフを投稿しています。

 

サムスンとグーグルはGalaxy S24シリーズで提携していますが、Galaxy S25シリーズでも協力は続き、第2世代Gemini Nanoが利用可能になるとの噂もありました

 

Gemini NanoなどオンデバイスAI、つまり「クラウドと通信せず、スマホ内部だけで処理を完結する」AIは、大容量のRAMと高速なストレージが必要になります。

 

サムスンはスマホ向けに先進技術の「UFS 5.0」も開発中であるものの、おそらく2027年まで実用化はできません。その一方で「高速バージョンのUFS 4.0」の準備も進行中と見られていました

 

もっとも、最新の標準モデルGalaxy S24の128GB版では、低速なUFS 3.1ストレージが搭載されています。次期Galaxy S25シリーズでも、一部モデルが低速ストレージのままなのか、それとも格上げされるのかは気になるところです。

 

Galaxy S24 Ultraに話を戻すと、最大RAM容量を前モデルの12GBから16GBに引き上げるとの予想もありました。大容量RAMと高速ストレージを組み合わせれば、Galaxy AIもサクサク動きやすくなるはず。

 

その一方で、次期「iPhone 16」シリーズもさまざまなオンデバイスAI機能が利用できると噂されています。2024年後半から2025年初めにかけて、アップルとサムスンのAIスマホ対決が繰り広げられることになりそうです。

 

Source: Sawyer Galox(X)
via: Wccftech

次期「Pixel 9」のベンチマーク結果が流出! Tensor G4の実力やいかに

グーグルの次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 9」シリーズのベンチマークスコアを、海外テックサイトのRozetkedが掲載しました。

↑Pixel 9の性能は?(画像はPixel 8)

 

Pixel 9シリーズでは上位モデルの「Pixel 9 Pro/Pro XL」だけでなく、背面カメラ数を減らした「Pixel 9」を含む、3モデルの登場が噂されています。実機とされる画像からは、背面カメラが側面フレームから分離し、より強調されたデザインになることが示唆されていました。

 

Rozetkedによれば、Tensor G4のCPUは1+3+4コア構成とのことで、「Pixel 9/9 Pro」に搭載された「Tensor G3」の1+4+4コア構成から変更されていることがわかります。Armいわく、Tensor G4の高性能コアに採用されている「Cortex-X4」は、Tensor G3の「Cortex-X3」から性能が15%向上しているとのこと。

 

実際、ベンチマークスコアは、Pixel 9/9 Pro/9 Pro XLがそれぞれ1,016,167/1,148,452/1,176,410ポイントとなったようです。これはPixel 8の877,443ポイントから、十分な性能向上と言ってよさそう。

 

すでにカラーバリエーションなど、さまざまな情報が明らかになっているPixel 9シリーズ。例年通りなら今年10月頃に発売されるはずですが、それまでにさらなる情報が届きそうです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold 6」、新たな予想画像が登場! ディスプレイの形はどう?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6(仮称)」とされる予測レンダリング画像や実機画像を、リークアカウントのIce universe氏が投稿しています。

↑Ice universe氏が公開した予測レンダリング画像(画像提供/Ice universe/X)

 

現行モデルの「Galaxy Z Fold 5」では、外側ディスプレイの端が丸まったデザインとなっていますが、Galaxy Z Fold 6ではより角張った形になることが以前から報告されていました。また、同スマホでは駆動時間の延長や画面の折り目の低減も報告されています。

 

今回Ice universe氏が公開した予測レンダリング画像では、外側ディスプレイの端が角張っており、左右対称になっていることがわかります。これにより、Galaxy Z Fold 6はさらにソリッドな「板状」のデザインとなるようです。

↑角張った形に(画像提供/Ice universe/X)

 

Ice universe氏はGalaxy Z Fold 6の実機らしき画像も投稿しており、こちらからも外側ディスプレイがより角張った形状になっていることがわかります。

 

サムスンは7月10日に「Galaxy Unpacked」を開催し、そこでGalaxy Z Fold 6などが発表されると予想されています。果たしてどんな形になるのでしょうか?

 

Source: 9to5Google 1, 2

アップル、iPhoneの耐久テストをついに公開!「修理しやすさより頑丈さ」こそ地球に優しいと主張

iPhoneは頑丈に作られている一方、ユーザーが自分で修理したり、サードパーティの修理業者が自前で直したりすことは非常に難しくなっています。単にこじ開けにくいだけではなく、非純正の部品と交換できないようソフトウェアでロックする仕組みなどを講じているためです。

↑公開されたiPhoneの耐久テストの一場面(画像提供/MKBHD/X)

 

この点について、アップル幹部が修理しやすさよりも耐久性を高めることを優先していると語っています。

 

有名なテック系YouTuberのMKBHDことマルケス・ブラウンリー氏はアップルに招待され、未発表のiPhoneなどが発売される前に受ける耐久性テストをXで公開しました。耐水性能をチェックするため180度から水を低圧ジェット噴射で吹きかける、産業用ロボットを使って落下テストを行い、超高輝度ライトと高速度カメラで観察するという具合です。

 

さらに、ブラウンリー氏は、アップルのハードウェアエンジニアリング責任者であるジョン・ターナス氏と対談し、デバイスの耐久性と修理しやすさをどうやって両立させているかを聞いています。

 

ターナス氏は、アップルが一つの製品を発売する前に1万台以上をテストしているうえ、他の懸念事項が見つかれば、さらにテストを行なっているとコメント。耐久性のテストには多額の費用が掛かっているが、それには全て正当な理由があるというわけです。

 

また、ターナス氏は製品の耐久性に重きを置いていると発言。耐久性の高さはユーザーにとって良いことであり、アップルがその考えを実践してから故障率は激減しているので、「最終的には地球にとっても良いことなのです」と述べています。

 

耐久性と修理しやすさを天秤にかけると、前者が上回るとのこと。「実際に計算してみれば、これだけの耐久性を持たせられるのであれば、修理が少し難しいほうが良いという閾値があると分かる」と説明しています。

 

つまり、iPhoneを頑丈に作ることで故障が減れば、部品の交換や廃棄も減ることになり、全世界や地球レベルで考えればユーザーにとっても地球環境にとっても優しいということでしょう。

 

しかし、ほとんどのスマートフォンは前側と背面にガラス板があるため(背面はワイヤレス充電のため)機能停止までは行かなくともひび割れしやすく、できるだけ修理しやすいほうがユーザーにも有り難いはず。アップルは先回りして修理代金の値下げや、交換しやすい設計変更を行っていましたが、さらなる歩み寄りが求められるのかもしれません。

 

Source: MKBHD(X)
via: Wccftech

povoが楽天モバイル対抗プランで話題に! いま無制限プランを使うならどこがいい?

2024年4月25日、povoが新たなトッピング「データ使い放題(7日間)12回分」の提供を開始しました。料金は9834円(税込、以下同)で、1か月に換算すると3278円。この金額は楽天モバイルの月額料金と同額であることから、「povoが楽天に真っ向から対抗した」と話題になりました。

 

本記事では、次第に充実しつつある大手通信キャリア、サブブランド、MVNOそれぞれの無制限プランをピックアップして解説するとともに、通常のプランを「実質無制限」で使えるテクニックなども紹介します。

 

大手4社の無制限プランをおさらい

一般的に、MVNOは小容量~中容量、サブブランドは中容量~大容量、大手通信キャリアは無制限プランに強いという傾向があります。そこでまずは、大手通信キャリア4社の無制限プランを一覧で比較してみましょう。なお、ここでは基本的な無制限プランを解説します。

会社名 プラン名 月額料金 割引適用時の月額料金
ドコモ eximo 7315円(3GB超使用時) 4928円(※1)
au 使い放題MAX 5G/4G 7238円(3GB超使用時) 4928円(※2)
ソフトバンク メリハリ無制限+ 7425円(2GB超使用時) 4928円(※3)
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3278円(20GB超使用時)  3168円(※4)
※1:「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割/home 5G セット割」「dカードお支払割」適用時
※2:「家族割プラス(3回線以上)」「auスマートバリュー」「au PAY カードお支払い割」適用時
※3:「新みんな家族割(3回線以上)」「おうち割光セット」「PayPayカード割」適用時
※4:「最強家族プログラム」適用時

 

ドコモ・au・ソフトバンクの3社は、ほぼ横並びと言える月額料金です。割引の仕組みもまったく同じで「3回線以上の家族割引」「自宅インターネットとのセット割引」「系列クレジットカードでの支払い割引」を適用させることで月額4928円と、3社とも同額となります。

 

大手通信キャリアの中で異彩を放つのが、楽天モバイルです。月額料金は3278円と他社の半額以下、さらに最近は割引も拡充され、家族割引「最強家族プログラム」を適用させれば毎月110円割引、ユーザーが22歳までなら毎月110ポイント還元、12歳までなら毎月最大440ポイント還元などが用意されています。楽天モバイルには通信品質の不安がつきまといますが、プラチナバンドの試験電波も発射されて品質改善が期待されるいま、やはり注目したい通信キャリアと言えるでしょう。

 

しかし、無制限プランといえども通信速度制限の可能性があることは覚えておきましょう。ソフトバンクの場合では「200GB/月超で最大4.5Mbpsに速度制限される」となっており、中画質程度の動画なら大きなストレスなく再生できる速度まで制限されます。

 

サブブランド・MVNOの主な無制限プランをおさらい

大手通信キャリアが4社とも無制限プランを展開する一方、サブブランドやMVNOで無制限プランを提供しているところは多くありません。ここでは、新たなトッピングを開始したpovoと、ユニークな無制限プランを提供しているmineoとトーンモバイルの3社を紹介します。

 

【サブブランド・MVNOの無制限プラン】

会社・サービス名 プラン名

(povoはトッピング名)

月額料金

(povoはトッピング1回の料金)

割引適用時の月額料金
povo データ使い放題(24時間) 330円
データ使い放題 7日間×12回分 9834円

(約1か月あたり3278円)

mineo マイそくプレミアム

(最大3Mbps)

2200円 2145円(※5)
マイそくスタンダード

(最大1.5Mbps)

990円 935円(※5)
マイそくライト

(最大300kbps)

660円 605円(※5)
マイそくスーパーライト

(最大32kbps)

250円 195円(※5)
トーンモバイル 1100円
※5:「家族割引」または「複数回線割引」適用時。「家族割引」3回線以降は、月165円割引

 

「データ使い放題 7日間×12回分」の使い勝手がいいpovo

povoのサイトから

 

povoには従来、1回330円の「データ使い放題(24時間)」がラインアップしています。povoのトッピングは当面、期間満了日の23時59分まで使えるため、実質2日間使用することができます。そのため、このトッピングを2日に1回購入すれば、1か月4950円で使い放題にすることが可能です。

 

一方、今回新たにスタートしたデータ使い放題 7日間×12回分の料金は9834円。1か月あたりにすると3278円となり、これまでよりも安価に使い放題が利用できるようになりました。前述のとおり、この金額は楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」とまったく同じ金額であることは要注目です。

 

こちらのトッピングは購入後即時、1回目の7日間使い放題が適用されます。残りの11回分は、メールで送付されたプリペイドコードを入力することで、そこから7日間の使い放題を都度利用できます。プリペイドコードの入力期限は購入日から160日間なので、好きなタイミングで7日分を使えることが大きな魅力。使用データ量にばらつきがある人にとって最適な無制限プランと言えるでしょう。

 

できるだけコストを抑えたい人にとって選択肢になるmineo「マイそく」

mineoのサイトから

 

mineoの料金プランは大きく分けて、月々のデータ容量から選ぶ「マイピタ」と、最大通信速度で選ぶ無制限プラン「マイそく」の2つがあります。

 

マイそくはさらに細かく4つのプランに分けられており、最大3Mbpsの速度が出る「プレミアム」から、最大32kbpsの「スーパーライト」までラインアップしています。最上位のプレミアムでも月額2200円という格安価格なので、できるだけ安価に使い放題環境を作りたい人にとっては、マイそくがファーストチョイスとなるはずです。

 

ただし、安いぶん制限があることに要注意。どのプランも「月~金曜日の12時台」は32kbpsに速度が制限されます。32kbpsだとテキストの送受信くらいしかできないので、昼休みにインターネットを使う人には不向きです。また、3日間で10GB以上利用した場合も速度制限がかかると明記されています。

 

これらの速度制限を回避するため、1回(24時間)198円で高速データ通信に切り替えられるオプションも販売されていますが、使いすぎると他社より月間コストが高くなるので、計画的な利用が求められます。

 

動画をそこまで見ないならおすすめなトーンモバイル

トーンモバイルのサイトから

 

トーンモバイルは、少々変則的な使い放題プランを月額1100円という格安料金で提供しています。このプランの特徴は、動画視聴時は使い放題にならないということ。動画視聴はチケット制となっており、チケット1枚で1GB分の動画を観ることができます。動画チケットは毎月1枚配布され、追加で購入したい場合は1枚(1GB)330円で購入することも可能です。

 

1GBはYouTube(360Pの動画)なら約3時間で上限に達するので、ひんぱんに動画を楽しむ人や高画質で視聴したい人には不向きですが、そうでない人にはおすすめできるプランと言えるでしょう。

 

「速度制限がゆるい通信キャリア」や「カウントフリーオプション」にも注目

「無制限」や「使い放題」ではないものの、うまく使うことで「実質無制限」として使えるプランやオプションも存在します。ここでは、2つの方法を解説します。

 

その1 速度制限がゆるい通信キャリアを選ぶ

多くの通信キャリアの場合、月間のデータ量を超過すると200~300kbpsまで通信速度が制限されます。この程度の速度の場合、画像の少ないWebページ閲覧やSNS利用程度が限界で、動画を視聴するのは難しいと言えます。

 

一方、速度制限後も1Mbpsの速度が出せることを強みにしているサブブランドやMVNOも存在します。1Mbpsなら低画質の動画を再生することも可能なので、そうしたプランを選んで「実質無制限」として使用することも可能です。

 

なお、下表に速度制限後も1Mbpsのプランをピックアップしましたが、同様のサービスを提供している会社はほかにもあるので、乗り換え先を選ぶときは注目してみるといいでしょう。

 

【速度制限後が1Mbpsのプラン例】

会社・サービス名 プラン名 1Mbpsの速度制限に達するデータ量 月額料金 割引適用時の月額料金
ahamo ahamo 20GB 2970円
UQモバイル トクトクプラン 15GB 3465円 2178円(※1)
コミコミプラン 20GB 3278円
ワイモバイル シンプル2 M 20GB 4015円 2178円(※2)
シンプル2 L 30GB 5115円 3278円(※2)
LINEMO スマホプラン 20GB 2728円
NUROモバイル NEOプラン 20GB 2699円
NEOプランW 40GB 3980円
J:COMモバイル J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 10GB 2178円
20GB 2728円
※6:「自宅セット割」「au PAYカードお支払い割」適用時
※7:「おうち割光セット(A)」「PayPayカード割」適用時

 

その2 カウントフリーオプションを活用する

特定のアプリで通信をした場合のデータ量がカウントされなくなる「カウントフリーオプション」を活用することも「実質無制限」にする方法のひとつです。

 

カウントフリーオプションはさまざまなMVNOが導入していますが、その多くはLINEやInstagramなどが対象で、そもそものデータ量があまり多くないアプリ・サービスがフリー対象となっています。

 

そんな中で注目したいのが、動画視聴時の通信量カウントがフリーになる「BIGLOBEモバイル」と「LinksMate」のオプションです。

会社名 オプション名 月額料金 対象アプリ例
BIGLOBEモバイル エンタメフリー・オプション 308円 【動画配信】

YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids

【音楽・ラジオ配信】

YouTube Music、Apple Music、Spotify、radikoなど

【電子書籍配信】

dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天kobo

LinksMate カウントフリーオプション(※1) 550円  【動画配信】ABEMA、ニコニコ動画、U-NEXTなど

【ゲーム】

アークナイツ、モンスターストライク、荒野行動など多数

※8: 対象のアプリやゲームの通信量カウントが90%以上OFF

 

BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」は、月額308円でYouTube、ABEMA、U-NEXTなど動画サイトのほか、音楽配信サービスや電子書籍配信などもカウントフリーにできるオプションです。BIGLOBEモバイルでもっとも安いプランは、月額1078円の「プランS」なので、動画中心に利用している場合、月額1386円という激安価格で「実質無制限」にすることも可能です。

 

また、LinksMateが提供する「カウントフリーオプション」にも要注目。こちらは対象の通信量カウントが90%以上OFFになるという仕組みのため上限が存在しますが、ABEMAやニコニコ動画などの動画サイトに加え、数多くのスマホゲームも対象になることが大きなポイントです。自分がよく利用するアプリ・ゲームが対象なら、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

以上のほかにも通信キャリアによっては、高速通信と低速通信をスイッチで任意で切り替えることができ、低速時にはデータ量を消費しない仕組みを採用している会社も存在します。この低速モードを多用することで実質無制限プランとして使うことも可能です。

 

月額料金を気にしないのであれば、通信品質や速度が優れた大手通信キャリアの無制限プランを選ぶのが無難です。乗り換える前には、SNSでユーザーの口コミなどもチェックしつつ、プランを選ぶことをおすすめします。

 

端末価格で安いのは? Google Pixel 8aはどこで買うべきか

近年急速にシェアを拡大しているGoogle Pixelシリーズ。その廉価モデルの最新作「Google Pixel 8a」が、2024年5月14日に発売されました。

 

Google ストアを始め、大手通信キャリアのオンラインショップなどさまざまなチャネルで販売されていますが、「下取りありで実質◯万円」や「2年後に端末返却で実質◯円」など、条件つきの価格が目立ちます。

 

そこで本記事では、できるだけシンプルに各社の端末価格を一覧で比較し、一括購入するならどこがお得かを解説します。また、端末価格が落ち着きつつある前モデル「Google Pixel 7a」もあわせて比較してみましょう。

↑Google Pixel 8a

 

円安の影響は? 前モデルとの価格差をチェック

記録的な円安水準が続くいま、スマホの価格も高騰傾向にあります。そこではじめに、前モデルであるGoogle Pixel 7a(以下、7a)の端末価格と比較をしてみましょう。

 

【Google Pixel 8aとGoogle Pixel 7aの端末価格(Google ストア)】

現行価格 発売時の価格
Google Pixel 8a 7万2600円 7万2600円
Google Pixel 7a 6万9300円 6万2700円
※2024年5月22日時点の情報(以下同)
※価格は税込(以下同)

 

Google ストアの現行価格を見ると、現行の価格差は3300円とあまり大きくありません。ただし、7aは発売日の2023年5月11日、6万2700円に設定されていましたが、同年11月に現在の価格に値上げされています。

 

そのため、発売時の端末価格のみを比較すると、前モデルから約1万円の値上げという結果になりました。

 

大手通信キャリアの価格を一覧でチェック

Google Pixel 8a(以下、8a)をネットで購入する場合、Google ストアに加え、ドコモ、au、ソフトバンクのオンラインショップが選択肢となります。現時点で、楽天モバイルはPixelシリーズを販売していません。

 

まずは、これらの端末価格を一覧で比較してみましょう。なお、大手通信キャリアには2年ほどで端末を返却すれば安価にスマホを使える「端末購入プログラム」が導入されていますが、本記事ではこれに触れず、一括で購入する場合の金額を比較します。

 

【Google Pixel 8aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 7万2600円
ドコモオンラインショップ 8万4480円 5万2030円

(5G WELCOME割適用)

8万4480円
auオンラインショップ 8万円 5万8000円

(au Online Shop お得割適用)

6万9000円

(au Online Shop お得割適用)

ソフトバンクオンラインショップ 7万7760円 5万5776円

(オンラインショップ割適用)

・7万7760円

・5万5776円

(U22オンラインショップ割適用)

 

割引を適用させない場合、一括価格がもっとも安いのはGoogle ストアです。最高額であるドコモと比較するとその差は1万1880円と、無視できない価格差となっています。

 

ところが、他社からの乗り換え割を適用した場合、もっとも安価に購入できるのはドコモです。これは、ドコモの「5G WELCOME割」で8aを購入した場合の割引額が約3万3000円と大きくなっているためで、割引後はGoogle ストアよりも約2万円安い、5万2030円で購入することができます。

 

一方、新規契約の場合、割引の恩恵はほとんどありません。唯一Google ストアよりも安価になるのはauのみ。ソフトバンクオンラインショップでは、5歳から22歳までなら「U22 オンラインショップ割」が新規契約にも適用できますが、それ以外に割引は効きません。

 

なお、基本的に各社とも、8aへの機種変更時に適用できる割引はありません。

 

ただし現在、auが期間限定で「5G機種変更おトク割」を展開しており、8aへ機種変更する際に6万3500円で購入できるキャンペーンを実施しています。こちらのキャンペーンは2024年6月30日までなので、auユーザーで機種変更を検討している人は早めに手続きをしましょう。

 

価格下落は? 前モデルのGoogle Pixel 7aを狙ってみる

IIJmioのサイトから

 

8aは廉価モデルとはいえ、割引を適用させなければ約7万円。キャリアの乗り換え割引を適用しても、最安値は約5万円と決して安い買い物ではありません。スマホの端末価格をもう少し節約したい場合、前モデルである7aも選択肢に入ります。プロセッサーの性能などは8aと比べると劣りますが、全体的な機能は十分と言えるでしょう。

 

7aはGoogle ストアや大手通信キャリアに加え、サブブランドでも取り扱いがあります。ただし、ソフトバンクやUQモバイルなど、多くの販売窓口で在庫切れが目立っていることに要注意。ここでは、本記事執筆時点で在庫がある販売窓口の端末価格を比較していきます。

 

【Google Pixel 7aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 6万9300円
ドコモオンラインショップ 5万3911円 5万3911円 5万3911円
ワイモバイルオンラインストア 5万5440円 ・3万3120円

(シンプル2 S契約時)

・2万9520円

(シンプル2 M/L契約時)

・4万3920円

(シンプル2 S契約時)

・4万320円

(シンプル2 M/L契約時)

IIJmio(中古) 5万7800円 4万4800円 5万7800円

 

8aの場合、割引未適用の価格はGoogle ストアが最安値でしたが、7aの場合、もっとも高額なのがGoogle ストアという結果になりました。また、乗り換え割引を適用させた場合の最安値はドコモでしたが、7aに割引は適用できないことに要注意。そのため、他社からドコモに乗り換える場合、7aよりも8aのほうが安くなる結果になっています。

 

そんな中、注目したいのがワイモバイルの価格です。ワイモバイルは乗り換える際にどのプランに加入するかによって割引金額が変わりますが、シンプル2 MまたはLに加入した場合、2万9520円という格安価格で購入することができます。

 

一方、MVNOでPixelシリーズを取り扱っている事業者はほとんどありません。IIJmioでは取り扱いがあるものの、中古品であることに注意が必要。未使用品のため、状態は良好ですが、新品とは異なることを理解したうえで購入をしましょう。

 

少し良いものを長く使うという節約方法

ここまで解説してきたとおり、乗り換え割引を適用させれば8a、7aともに比較的安価に購入することできます。これ以外にも、各社の下取りキャンペーンを併用することで、さらなる節約も可能です。

 

またPixelシリーズの場合、他社製品と比較してソフトウェアアップデートの提供期間が長いという特徴があります。

 

【Google Pixelのソフトウェアアップデート提供期間】

Androidバージョン

アップデートの提供期限

セキュリティ

アップデートの提供期限

Google Pixel 8a 2031年5月まで 2031年5月まで
Google Pixel 7a 2026年5月まで 2028年5月まで

 

8aのアップデートは発売日から7年間提供されることになっており、2031年5月までは最新のAndroid OSを使うことが可能です。

 

故障リスクやバッテリーの経年劣化などで、実際にこれだけ長く使うのは不可能かもしれませんが、ひとつの機種をできるだけ長く使うことで、円安・物価高時代に対抗するという方法も選択肢と言えるでしょう。

「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Ring」のバッテリー容量が判明!

サムスンは今年7月の新製品発表イベント「Unpacked」で、新型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」とスマートリング「Galaxy Ring」を正式発表すると噂されています。この両製品が米連邦通信委員会(FCC)のデータベースから発見され、それぞれの搭載バッテリー容量が明らかとなりました。

↑バッテリー容量はどれほど上がった?(画像提供/@Onleaks/Smartprix)

 

米国内で無線機器を販売するには、事前にFCCの認証を受ける必要があります。公的機関への届出でもあり、メーカー側も正確な仕様を申告するため、「最も信頼性の高いリーク情報源」と評する声もあります。

 

まず、Galaxy Z Flip6のバッテリー容量は3790mAhとのこと。これは現行モデルGalaxy Z Flip5が公称する3700mAhより高いものの、以前の噂にあった4000mAh、すなわちGalaxy S24並には及んでいません。

 

とはいえ、サムスンは今後の新型スマートフォンにバッテリーAIを導入し、消費電力を細かく制御することで、同じバッテリー容量でも駆動時間を伸ばすとの噂もあります。容量の増加がわずかだとしても、AIとの組み合わせにより大幅にバッテリー持ちが改善されることもあり得そうです。

 

次に、Galaxy Ringに関しては、サイズが5号(指周りが約4.5cm)から12号(約5.2cm)まである模様。これを他社のスマートリングと比べると、Evie Ringとは同じですが、6号~13号のOura Ring Gen 3や、5号~14号まであるUltrahuman Ring Airとは異なります。

 

また、バッテリー容量はサイズにより17mAh~22mAhとのこと。Oura Ring Gen 3は15mAh~22mAhであり、一度の充電で7日間は使えます。そしてサムスン幹部は、自社のGalaxy Ringは最大9日間は持つと述べていました

 

普段、身に着けていることを忘れがちなウェアラブル機器は、バッテリー持ちが長いほど使いやすくなるもの。サムスンがアピールしていた通り、他社を大きく引き離すスタミナを期待したいところです。

 

Source: MySmartPrice
via: The Verge

Pixel 10向け「Tensor G5」、TSMCが製造中!?

グーグルが2025年にリリースすると予想される「Pixel 10」シリーズ。その搭載プロセッサ「Tensor G5(仮称)」が台湾のTSMCによって製造されると海外で報じられています。

↑サムスンからTSMCにスイッチ(画像提供/グーグル)

 

グーグル独自のプロセッサ「Tensor」を搭載したPixelシリーズでは、「Pixel 6」シリーズに搭載された「Google Tensor」から、現行モデルの「Pixel 8」シリーズに搭載されている「Tensor G3」まで、その開発と製造にはサムスンが密接に関わってきました。

 

次期モデルの「Pixel 9」シリーズでも、引き続きサムスンが「Tensor G4(仮称)」を製造し、かなり小規模なアップグレードになることが予測されています。しかし、同社が製造するチップには熱と電力効率に問題があると報告されているのです。

 

今回、Android Authorityが入手した取引データベースの情報によれば、Tensor G5の略称である「Laguna Beach」が、TSMC独自のパッケージング技術である「InFO_POP」を採用すると記載されています。今回見つかったのはチップの最初のリビジョンで、今後のバージョンアップが予定されています。

 

さらに今回の情報からは、Tensor G5に16GBのメモリが搭載されることも確認されました。Pixel 9やPixel 10に搭載されるTensor G4やG5では、AI(人工知能)処理のために大容量のRAMを搭載するとみられています。

 

例年通りのスケジュールなら、Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズは2025年の後半に登場するはず。もし大幅にアップグレードされたPixelスマートフォンが欲しいのなら、Pixel 10を待ってみてもいいかもしれません。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy S25 Ultra」、望遠と超広角カメラが5000万画素に向上!?

2025年の投入が期待されているサムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S25 Ultra」において、メインカメラ以外のカメラが大幅にアップグレードされると海外で報じられています。

↑カメラが全体的にパワーアップしそう

 

現行モデルの「Galaxy S24 Ultra」では、2億画素のメインカメラに、5000万画素/1000万画素の3倍/5倍ズームカメラ、1200万画素の超広角カメラが組み合わされています。

 

Ice universe氏によれば、Galaxy S25 Ultraでは望遠カメラと超広角カメラの両方に5000万画素が採用されるとのこと。メインカメラは2億画素のままですが、これによってさらに強力なカメラシステムが実現するというのです。

 

Galaxy S25 Ultraには1インチのカメラセンサーが搭載されるとの情報も伝えられているほか、ベゼルデザインの変更やAI(人工知能)処理向けの大容量RAMの搭載も噂されています。例年通りのスケジュールなら、Galaxy S25シリーズが登場するのは来年初頭になるはずですが、今からその進化が楽しみです。

 

Source: Ice universe / Weibo via 9to5Google

Android版「YouTube Music」、鼻歌で曲を探せるようになった!

「この歌、何だっけ?」……とおぼろげにメロディーは覚えているものの、曲名を思い出せないのはよくあることです。そんなときに役立つ「鼻歌で楽曲が探せる」機能がAndroid版YouTube Musicアプリで展開されています。

↑この歌、何だっけ? 鼻歌で見つけよう

 

この新機能が有効になったアプリでは、右上にある虫眼鏡ボタンをタップすると、マイクの横に新たな波形アイコンが表示されます。そちらの新ボタンを選ぶと、「曲を再生、歌う、または鼻歌」を発するよう求められます。

 

ここで再び波形アイコンをタップすると、アプリは聞き取りを開始。ユーザーが鼻歌を歌ったり口ずさんだりすると、驚くほどの速さで識別し、お目当ての曲を探し当ててくれます。

↑鼻歌で検索(画像提供/9to5Google)

 

フルスクリーンの検索結果ページには、カバーアートや曲名、アーティスト、アルバム、年、さらには再生またはライブラリへの保存のショートカットが表示されます。探し当てた曲をすぐに聴くことも、曲名だけを確認することも、スマホに保存して後に取っておくこともできるわけです。

 

実はAndroid版YouTube Musicは、今年3月からこの機能のテストを始めていました。また、Android版YouTubeやGoogle Play Musicアプリでは以前から使うことができ、うろ覚えの曲でもハミングすると、かなりの精度で的中させています。

 

この鼻歌サーチは、Android版YouTube Musicのバージョン7.02 で確認されています。iOS版ではまだ使えませんが、「街やテレビで流れた曲を探す」のであれば、iPhoneの標準アプリShazamが代わりとなりそうです(鼻歌はなかなか認識してくれませんが)。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy Z Flip6」の新たな予想画像が登場! Galaxy S24に近い?

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」を巡り、さまざまな噂が相次いでいるなか、サードパーティのケースメーカーが作ったという予想CG画像が公開されました。

↑次はどうなりそう?

 

これは信頼性の高いリーカーであるRoland Quandt氏が、Xに投稿したものです。こうした予想CG画像は、非公式のアクセサリーメーカーがスマホの発売に合わせて製品を作るため、独自の情報を集めて自作することが珍しくありません。

 

すぐに目に付くのは、現行のGalaxy Z Flip5よりもフレームが平らになっていること。全体的な印象として、Galaxy S24シリーズのそれに印象が近くなっています。

 

もう一つの変更点は、スピーカーグリル周辺であり、複数の小さな穴から一つの幅広い切り欠きに変更されています。ちょうどGalaxy S24シリーズでも、Galaxy S23にあった複数の穴が1つの広い切り欠きとなっていました。

 

また、背面のカメラ二つは間隔が狭くなっており、ともに大型化している可能性を示しています。これは、前モデルのメインカメラが12MPから50MPに、4倍以上も画素数が増えるとの噂と関係があるのかもしれません。

 

以前Galaxy Z Flip6の一部モデルには、サムスン自社開発のExynosチップが搭載されるとの予想もありましたが、韓国メディアのThe Elecは全世界でクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3が採用されると報道。一般的にSnapdragonチップはExynosチップより性能が高い傾向にあります。

 

サムスンは7月10日にフランス・パリで「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、Galaxy Z Flip6ほか多くの新製品を発表すると予想されています。それまでに、さらなる追加情報を待ちたいところです。

 

Source: Roland Quandt(X) 
via: PhoneArena

「Galaxy Z Fold6」シリーズにまさかの新機種!? 謎の「Slim」とは

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の最上位モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」を発売予定だとの噂が相次いでいました。しかし、突如として薄型の「Galaxy Z Fold6 Slim」を開発しており、今年の第4四半期(10~12月)に発売されるとの情報が飛び込んできました。

↑「Galaxy Z Fold6 Slim」計画は本当に存在するのか?

 

この情報は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏が発信。Galaxy Z Fold6よりもディスプレイが大きく、価格は同じぐらい。ただしSペンは使えないと述べています。

 

さらに、今後は折りたたみ画面と外側のカバー画面の寸法を明らかにするとも予告。また、この機種が「Galaxy Z Fold6 Ultra」と呼ばれるかもしれないとのことですが、デジタイザー(ペン入力を読み取る層)がないため、間違いなくスリムになるそうです。それ以上の、具体的な内容には踏み込んでいません。

 

Galaxt Z Fold6 Ultraも規制機関のデータベース内に型番が見つかりつつも、韓国だけの発売になる可能性もあります。Galaxy Z Fold6 Slimも同じ扱いになるのかもしれません。

 

もっとも、この噂を伝えたのは、今のところYoung氏ただ一人だけです。同氏はサムスンの未発表製品について正確な予想をしてきましたが、より多くの情報源によって裏付けされることを待ちたいところです。

 

Source: Ross Young(X)

via: Sammobile

期間限定! シャオミのアイテムを購入&体験できる「Xiaomi POP-UP Store」渋谷PARCOに登場……9月1日まで

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、5月25日から渋谷PARCOの5階にて「XiaomiPOP-UP Store」を期間限定でオープンします。

 

今回の出店は、グローバルで展開しているXiaomi Storeのデザインコンセプトを踏襲した内容で、日本では初の試み。

 

5月に発売した「Xiaomi 14 Ultra」「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をはじめ、最新のウェアラブル製品や、テレビ、モニター、ロボット掃除機などのIoT製品を含む、シャオミ製品の体験や購入が可能。POCOブランド最新スマートフォン「POCO F6 Pro」とタブレット「POCO Pad」をはじめとした、オンライン専売の製品も数多く展示します。

 

Xiaomi Storeは中国、インド、ヨーロッパ、南米、東南アジアなど世界各国で展開されており、今年は8周年を迎えます。ブランドのシンプルさとユーザーフレンドリーなデザインを反映した、ミニマリストでモダンな美学を強調した店舗デザインで、シャオミが発表した最新のテクノロジーを体験することができます。

 

オープンイベントも開催され、店舗で5000円(税込)以上購入すると、先着100名にシャオミ製品をプレゼント。

 

また、Xiaomi JapanのXアカウント(@XiaomiJapan)をフォローしたうえで、来店時に、店舗内のおすすめ製品の写真や動画を、@XiaomiJapanへのメンションとハッシュタグ「#渋谷でシャオミ」をつけて投稿し、スタッフへ投稿を見せると、製品購入の有無にかかわらず、シャオミグッズをプレゼントします。

 

 

開催期間は9月1日までで、時間は11時~21時。入場は無料です。

「Galaxy Z Flip6」、メインカメラの画素数が4倍以上になる可能性大! 新たな証拠が見つかる

昨年夏、サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」が、50MPのメインカメラを搭載してテスト中との噂が浮上しました。それが本当であることを裏付ける新たな手がかりが見つかったと報じられています。

↑メインカメラの性能が上がりそう(画像はGalaxy Z Flip5)

 

Galaxy Z Flipシリーズのカメラ構成は、2年連続で据え置きとなっています。すなわち12MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、10MPの自撮りカメラという具合です。

 

しかし最近、全世界で人気のカメラアプリ「Camera FV-5」内に、Galaxy Z Flip6のグローバル版(モデル番号: SM-F741)が発見され、そこで50MPのメインカメラが確認されました。

 

正確には「12.5MPのプライマリ背面カメラ」と書かれているものの、それは2×2ピクセルビニング(4画素を1画素として扱うことで鮮明な画像を得る)のため。つまり、50MPのイメージセンサーが搭載されているものの、標準設定では12.5MPの写真が撮れるというわけです。

 

さらに新型 50MP カメラの絞り値は f/1.8 で、EIS(電子式手ぶれ補正)と OIS(光学式手ぶれ補正)を備えているとのこと。この情報が本当であれば、画素数は4倍以上に向上するばかりか、手ぶれ補正も優秀なカメラが得られることになります。

 

一方、Galaxy Z Flip6はインドでBIS(強制認証制度)承認を得たことも明らかとなりました。あと数か月ほどで、正式に発表されることになりそうです。

 

Source: 91mobiles
via: Android Headlines

「Galaxy Z Fold6」、3年ぶりにカメラのデザインが変わる!?

ここ数年、サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズでは、背面カメラのデザインはほぼ同じでした。が、次期「Galaxy Z Fold6」では新設計になる可能性が浮上しています。

↑斬新なデザインになる?

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、独占情報として「Galaxy Z Fold6背面カメラの詳細なデザイン」をXで公開。

 

新デザインでは、カメラレンズの周囲に金属製のレールがあり、何本ものテクスチャー(溝)も追加されています。これはサムスンの全製品を見渡しても、かつて例がないデザインです。

 

ただし、画像の下部には「AI生成」の透かしが入っていることから、元の画像があるにせよ、部分的には加工されているようです。

 

それでも、斬新なデザインはユーザーに歓迎されるはず。Galaxy Z Foldシリーズは過去3世代にわたり、「三つのカメラレンズが縦並びで盛り上がっている」という、似通った見かけでした。

 

サムスンはGalaxy Z Fold6のカメラを強化するとの噂もありつつ、それは最上位モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」に限られる可能性があります

 

折りたたみスマホは構造が複雑であり、収納スペースも限られるため、イメージセンサーを大型化するなどカメラ性能を強化するのも難しいと言われています。そうした限界を、技術革新が打ち破ると期待したいところです。

 

Source: Ice universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold6」、画面の折り目がもっと目立たなくなる可能性大!

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は、まもなく7月に発表されると噂されています。初代モデルGalaxy Foldが2019年に発売されて以来、毎年改良が続けられているなか、次期モデルは折り目がさらに目立たなくなるとの有力情報が届いています。

↑折り目がもっと見えなくなりそう(画像はGalaxy Z Fold3)

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は、「折り目は完全には除去されていないものの、テスターによるとGalaxy Z Fold6では折り目が軽減されているとのことだ」とXで述べています。

 

Ice universe氏はサムスンの未発表製品に特に詳しく、現行モデルGalaxy Z Fold5に関しても正確な情報を発信していたことがあります

 

ここ数年、折りたたみスマホを投入している各社は、画面のシワが目立たない仕組みに精力的に取り組んでいます。例えば、競合するOnePlus Openでは、折り目を減らすことに成功していました。

 

サムスンも折り目を減らす方法を進歩させており、さらに改善しても驚くことではありません。現行モデルのGalaxy Z Fold5でも水滴型ヒンジ(画面が内側にたわみ、上下が密着する)を採用し、折りたたんだときに薄くなり、画面のシワも目立たなくなっています。

 

また、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip6」では、超薄型ガラスの改良によりシワを減らすとの報道もありました。同じ技術がGalaxy Z Fold6にも持ち込まれるのかもしれません。

 

ほかにも、Galaxy Z Fold6は、Snapdragon 8 Gen 3や改良されたカメラ、さらにはAI制御によりバッテリー持ち時間も最大30分伸びると噂されています。競合他社を圧倒する、素晴らしい折りたたみスマホに仕上がっていることを期待したいところです。

 

Source: Ice universe(X) 
via: Wccftech

次期「Pixel 9」シリーズ、全カラバリが流出! ゴールドも!?

次期Googleフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズは、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」のほか、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

↑次はどんな色になる?

 

それらのカラーバリエーションが、Google公式壁紙のネーミングから明らかになったと報じられています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、Google社内で準備されたPixel 9シリーズ用の壁紙を入手したと主張。

 

これら壁紙の色に付けられたコード名は、毎年スマートフォン本体の色と一致しているため、カラーバリエーションも分かったというわけです。

 

今回、Android Authorityが公開したカラーコード名は次の通りです。

 

Pixel 9

Obsidian(オブシディアン)
Porcelain(ポーセリン)
Jade(ジェイド)
Peony(ピオニー)

↑Pixel 9向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro/Pixel 9 Pro XL

Obsidian
Porcelain
Hazel(ヘーゼル)
Rose(ローズ)

↑Pixel 9 Pro/Pro XL向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro Fold

PorcelainまたはGold(ゴールド)

↑Pixel 9 Pro Fold向けの色(画像提供/Android Authority)

 

このうちオブシディアンは、ストレートな黒のようです。ただし、光沢仕上げと噂されるPixel 9とマット仕上げのPixel 9 Proでは、背面パネルの色合いが異なるかもしれません。

 

ポーセリンはPixel 8aにもあり、真っ白というよりはベージュに近い印象です。

 

また、ジェイドはPixel 8が発売前に噂されていた情報に挙がっていましたが、最終的にはグレーに近いヘーゼルとなっています。

 

これらは初期のコード名に過ぎず、最終的には異なる名前を使う可能性も高いと但し書きされています。また、一部の色は発売時には提供されない可能性もあるとのこと。

 

おそらくPixel 9シリーズが発売されるのは、例年通りであれば今年10月頃のはず。あと5か月近くもあるだけに、さらなるリーク情報も飛び出してきそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

Google、生成AIに「Gemini」と名付けた理由を明かす

最近のGoogleは、自社のAI機能の製品名すべてに「Gemini」という言葉を使っています。これまで同社は「Gemini」の意味を明らかにしていませんでしたが、初めて名前の由来を公式に説明しています。

↑その意味は?

 

Google Deepmindチームによると、初期には「Titan」という名前を使っていたそう。これにはギリシャ神話の側面もありますが、もっぱら土星最大の衛星を想定していたとのことです。

 

共同技術責任者のジェフ・ディーン氏は、宇宙つながりで双子座の「Gemini」を発想。天文学ではギリシャ神話に登場する双子「カストル」と「ポルックス」にちなんだ星座の名前であり、最も明るい二つの星にちなんで名付けられたもの。

 

つまり、AIモデルのGeminiには二つの意味が込められているというわけです。

 

一つ目は、これがAI分野の2つの研究グループ、DeepmindとGoogle ResearchのBrainチームが合併したという「当時のGoogleで起きていた状況にピッタリだ」ということ。言語モデルに取り組む、両チームの距離を縮めたいとの思いがあったそうです。

 

もう一つの意味は、NASAが196o年代に行ったジェミニ計画、すなわち有人宇宙ロケットの月面着陸プロジェクトです。Geminiの共同技術責任者でオリオール・ヴィンヤルス氏は「LLM(大規模言語モデル)を訓練するという途方もない努力が、ロケットを打ち上げる精神と共鳴したから」と語っています。

 

また、Geminiは言語モデルの規模によりNano、Flash、Pro、Ultraといった種類があります。これも元々は「大きさの異なる星がたくさんあることから、宇宙の星の名前を使った」命名方法も検討したものの、今の形に落ち着いたとのことです。

 

スマートフォン向けオンデバイス(クラウドサーバーとの通信なしで動く)AIの第2世代Gemini Nanoは、Pixelスマホのほかサムスンの次期Galaxyデバイスでも動くと噂されています。今後も、さらなる進化を期待したいところです。

 

Source: Google

次期「Galaxy Z Flip6」、超薄型ガラスの改良で折りたたみ画面のシワが目立たない!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、カバー画面の大型化やバッテリー容量の強化が噂されてきました。それに続き、新技術の導入により折りたたみ画面のシワが目立たなくなり、頑丈になるとの情報が届けられています。

↑次はシワが目立たないかも(画像はGalaxy Z Flip5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Flip6の折りたたみ画面に厚めの超薄型ガラス(Ultra-Thin Glass〔UTG〕)素材を採用する予定とのこと。現行モデルにもディスプレイ保護材にUTGは使われていますが、より厚くするというわけです。

 

具体的には、現行の約30μmから50μmに変更。これによりディスプレイ表面が飛躍的に頑丈になるとともに、画面のシワが目立たなくると述べています。折り曲げても割れないUTGを厚くするのは難しく、それだけ製造技術が進化したようです。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6は、前モデルと同じく水滴型ヒンジ(折りたたんだとき、たわんだ部分が水滴のように丸くなる方式)を採用する予定とのこと。しかし、翌年の「Galaxy Z Flip7」以降では、新たなヒンジ機構と進化したUTGを搭載するかもしれないと伝えています。

 

今のところ、Galaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

さらにThe Elecは、アップルがサムスンディスプレイやLGディスプレイと折りたたみ式デバイスの開発に共同で取り組んできたとも主張。台湾の電子業界誌DigiTimesも先週、アップルとサムスンが折りたたみデバイス開発について合意したと報じていました

 

これまでGalaxy Z Flipシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズで培ってきた折りたたみ技術が、将来のiPhoneに搭載されるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Flip6」、超薄型ガラスの改良で折りたたみ画面のシワが目立たない!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、カバー画面の大型化やバッテリー容量の強化が噂されてきました。それに続き、新技術の導入により折りたたみ画面のシワが目立たなくなり、頑丈になるとの情報が届けられています。

↑次はシワが目立たないかも(画像はGalaxy Z Flip5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Flip6の折りたたみ画面に厚めの超薄型ガラス(Ultra-Thin Glass〔UTG〕)素材を採用する予定とのこと。現行モデルにもディスプレイ保護材にUTGは使われていますが、より厚くするというわけです。

 

具体的には、現行の約30μmから50μmに変更。これによりディスプレイ表面が飛躍的に頑丈になるとともに、画面のシワが目立たなくると述べています。折り曲げても割れないUTGを厚くするのは難しく、それだけ製造技術が進化したようです。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6は、前モデルと同じく水滴型ヒンジ(折りたたんだとき、たわんだ部分が水滴のように丸くなる方式)を採用する予定とのこと。しかし、翌年の「Galaxy Z Flip7」以降では、新たなヒンジ機構と進化したUTGを搭載するかもしれないと伝えています。

 

今のところ、Galaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

さらにThe Elecは、アップルがサムスンディスプレイやLGディスプレイと折りたたみ式デバイスの開発に共同で取り組んできたとも主張。台湾の電子業界誌DigiTimesも先週、アップルとサムスンが折りたたみデバイス開発について合意したと報じていました

 

これまでGalaxy Z Flipシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズで培ってきた折りたたみ技術が、将来のiPhoneに搭載されるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: Wccftech

280万台売れたベストセラースマホの後継「arrows We2」「arrows We2 Plus」が登場

FCNTは、Androidスマートフォンの新機種「arrows We2」と「arrows We2 Plus」を発表しました。8月中旬に発売します。arrows We2はNTTドコモとau、UQ mobileが、arrows We2 PlusはNTTドコモが取り扱います。MVNOや量販店での取り扱いも予定しているそうです。

↑arrows We2 Plus(左2台)とarrows We2

 

Androidで一番売れた「arrows We」の後継機

初代arrows Weは2021年12月発売で、つい最近まで販売していた入門モデルです。2万円弱で手に入るお手頃さから、初めてスマホを手に取る人が多く選ぶ機種となり、Androidスマホとしては国内最多の280万台を出荷するベストセラーモデルとなりました。

↑arrows We2はNTTドコモとau/UQ mobileから発売します

 

arrows We2はそんなarrows Weを継ぐエントリークラスのスマートフォンです。販売価格は初代arrows Weと同じくらいの価格帯を想定します。つまり一括価格で2万円前後、MNPでの購入なら0円で買える価格水準となるでしょう。

 

2年半かかってのモデルリニューアルということで、性能は大幅に向上しています。まず、画面サイズは6.1インチにサイズアップしました。チップセットはMediaTek製のDimensity 7025を搭載し、初代arrows We比でCPU性能は30%アップ、GPU性能は18%アップとなっています。

↑arrows We2の特徴まとめ

 

このスマホならではの特徴は、頑丈さです。1.5mの高さから落としても画面が割れず、防水性能にも影響がでないように、独自基準での落下試験を実施しています。

 

タフネスさでは、MIL規格で23項目の耐久試験を実施。サウナのような高温環境や、雪山のような極寒の環境で動かしてみたり、激しい水流を当ててみたりして耐久性を確認しています。さらに、ハンドソープで手洗いできることも、耐久試験を通して確認。まさに、お風呂でも安心して使えるスマホとなっています。

↑MIL規格で23項目の耐久試験を通過しています

 

↑ハンドソープで洗えるという特徴

 

操作では「Exlider」(エクスライダー)というユニークな機能があります。これは右側面にある指紋センサーを、マウスのホイールのようになぞって、画面のスクロール操作ができるというもの。画面上の拡大も最大5倍まで対応します。

 

Exliderなら、画面をタップせずにページ送りできるので、広告を誤って触ってしまうことはありません。筆者としては「あらゆるスマホにもついていてほしい」と思ってしまう便利な機能です。

↑指紋センサーをスライドしてページ送りできるExliderが復活

 

カメラはデュアルカメラで、広角5010万画素、マクロ190万画素という構成。流行のクアッドピクセル技術を取り入れていて、暗い場所では4画素を大きな1画素として扱い、解像感が高くノイズが少ない写真を撮影できます。

↑カメラは流行のクアッド技術を採用し、暗所に強くなりました

 

ホーム画面は、シニア向けのシンプルモードや、子ども向けのジュニアモードを搭載。初めての1台を意識した構成になっています。また通話対策では、迷惑な電話番号を保存する「迷惑電話対策機能」や、詐欺に使われる言葉を警告する「還付金詐欺警告機能」なども備えています。

 

なんとハイスペ、2台目持ちに選びやすいarrows We2 Plus

arrows We2 Plusは、同じarrows Weシリーズとくくるには驚きのハイスペックになっています。4年前のハイエンドモデルから買い替えても違和感なく使える性能です。

↑同じWeブランドとは思えないぐらいスペック高めのarrows We2 Plus。NTTドコモから発売します

 

チップセットはSnapdragon 7s Gen 2を搭載。メモリーは8GBで、仮想メモリー機能によって16GB相当に拡張可能で、arrowsとしては最大級のメモリー容量になっています。

 

ディスプレイは144Hz駆動もサポートしており、Exlider機能でスクロールしたときの動きもぬるぬると表示されます。

 

メインカメラはクアッドピクセル対応の5010万画素で、静止画で光学式手ブレ補正(OIS)が利用できます。つまり夜景などでブレを抑えて撮影できます。

↑arrows We2 Plusのスペックまとめ

 

厚さ8mmとスタイリッシュな見た目ながらタフネスさにも妥協はありません。1.5mからの落下試験やMIL規格での23項目の試験、ハンドソープでの洗浄も対応しています。

 

バッテリーは5000mAhの容量を搭載したうえ、Qnovo社の長寿命技術によって、4年後も劣化を抑えて使えるとしています。OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは4年保証をうたいます。

 

arrows We2 Plusならではの機能としては、「自律神経のチェック機能」を備えています。自律神経の状態を正確に計測。日々のストレスに耐えられる状況なのかを図る目安とすることができます。

↑自律神経を計測するためのセンサーを備えています

 

医療機器ではありませんが、心電図を使って計測する精度で測定できるように、計測精度には工夫を凝らしたとしています。計測は背面の脈拍センサーに指を2分間ほど当てる必要があるため、食事の後や就寝前などに時間をかけて計る使い方になるでしょう。

 

専用のアプリでは、自律神経を改善させるためにどのような活動をすれば良いか、アドバイスする機能もあります。

↑自律神経のチェック機能は、京都大学名誉教授の森谷敏夫氏が監修。生活の中で自律神経の機能を高めるためのアドバイスも確認できます

 

らくらくスマホや、折りたたみスマホも投入も視野に

FCNTは2023年5月末に経営破たんを経ており、10月に中国Lenovo社の子会社となっています。新生FCNTとして初となる製品発表会では、今後の製品投入の方向性について紹介されました。

↑FCNTは中国レノボ傘下の新体制に。ロゴも刷新しました

 

FCNTがこれまで重視していた、人に寄り添う技術の使い方は変えずに続けて行くと表明。実際に今回発表されたarrows We2シリーズも、良い意味でFCNTらしい、着眼点のユニークな製品となっています。

 

製品開発では「シニア向け」「ヘルスケア」「サステナビリティ」の3つの軸を重視するとしています。シニア向けのらくらくスマホや、再生素材を多用した「arrows N」の新型を今後発表すると予告しました。新製品のうちいずれかの機種は2024年内に発表される見込みです。

 

また、ハイエンドモデルの投入についても言及。FCNTとしては2020年の「arrows 5G」を最後にハイエンドモデルは途絶えていますが今後、標準型と折りたたみ型のハイエンドモデルの投入を計画しているそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

ソニーの新ミッドレンジスマホ「Xperia 10 VI」登場、スリムながらロングバッテリー搭載

ソニーは、最新のミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VI」を発表しました。カラーバリエーションはブルー、ブラック、ホワイトを用意。発売は7月上旬以降を予定しています。

 

Xperia 10 VIは、約5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながらも、重量約164gの軽量設計を実現したスマホです。サイズは縦約155mm、横約68mmで片手でも操作しやすいコンパクトさに収まっています。また、背面パネルには半透明の樹脂材を採用し、柔らかい色合いのデザインも特徴としています。

 

耐久性にも優れており、防水・防塵性能はIP65/68規格に準拠したほか、ディスプレイには「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しています。

 

チップセットには、Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platformを採用し、従来機種よりも約10%動画再生時間が向上した省電力性を備えています。

 

撮影面では「Video Creator」アプリを搭載しました。撮影した写真や動画を簡単に編集し、約1分でショート動画を作成できるとしています。また背面には、16mm、26mm、52mmの3つの焦点距離に対応した2眼カメラを搭載しており、光学2倍相当で画質劣化を抑えて撮影可能とのこと。加えて、好みの色味で撮影できる「ルック」機能も搭載しています。

 

ディスプレイは、約6.1インチのフルHD+有機ELを採用したうえに、BRAVIAの技術を取り入れた「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載しています。これにより、ポケットサイズでありながら没入感のあるシアター体験を楽しめるそうです。

 

フロントステレオスピーカーは、従来機種よりもダイナミックレンジが広がり、より自然な音質バランスと音量を実現。また3.5mmのオーディオジャックも搭載しているほか、ワイヤレス伝送時のコーデック技術「LDAC」にも対応しています。さらに、ソニー独自のAI技術「DSEE Ultimate」により、ストリーミングサービスなどの音源をハイレゾ相当の高音質で再現します。

写真の表現力にこだわったフラッグシップモデル、ソニー「Xperia 1 VI」登場

ソニーは、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI」を発表しました。通信事業者モデルとSIMフリーモデルを用意し、それぞれのラインアップは下記のとおりです。

 

通信事業者モデル

ブラック、プラチナシルバー/12GBメモリー、256GBストレージ/6月上旬発売

 

SIMフリーモデル

ブラック、カーキグリーン、プラチナシルバー、スカーレット/16GBメモリー、512GBストレージ(ブラック、カーキグリーンのみ)・12GBメモリー、512GBストレージ(全色)・12GBメモリー、256GBストレージ(全色)/6月21日(16GBメモリー、512GBストレージモデルは8月23日)

 

Xperia 1 VIは、85mmから170mmまでの焦点距離を持つ望遠光学ズームレンズを搭載したスマホ。自然な色味と豊かなぼけ表現で人物の表情を美しく捉えることができるとしています。また、最大倍率約2倍のテレマクロ撮影が可能で、肉眼では捉えられない細部まで高精細に写し出すとのこと。これにより、花の中心部や小さな被写体のディテールまで鮮明に撮影できます。

 

イメージセンサーには、ソニー独自の「Exmor T for mobile」が搭載されており、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな写真が撮影可能。さらに、AIを活用した姿勢推定技術が導入されており、被写体の骨格を認識して高精度なAF(オートフォーカス)追従が可能です。

 

カメラアプリはクイック設定での切り替えが簡単になるなど、インターフェースを刷新。さらに、プロ動画モードが追加され、タッチトラッキング中に明るさや色味の自動調整が可能で、詳細な設定とともに動画の撮影ができます。

 

ディスプレイは、ソニーのテレビ「BRAVIA」の高画質を再現するAI画質調整技術「Powered by BRAVIA」と、直射日光下での視認性を向上させる「サンライトビジョン」機能を搭載しています。さらに、進化したフルステージステレオスピーカーは、大音量時の歪みを低減し、低音域の性能が改善されることで、迫力と臨場感のある音響体験を楽しめるとのこと。

 

ゲームプレイにおいてはアシスト機能「ゲームエンハンサー」に新機能「FPS Optimizer」を搭載し、プレイ環境に応じてCPUやフレームレートを最適化します。加えて、Snapdragon 8 Gen3 Mobile PlatformのElite Gaming機能により、高速で快適なゲームプレイを実現するとしています。

サムスン、「Galaxy Z Fold6」廉価版の発売を見送り? もっと薄くしたいが…

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は2つのバリエーション、つまり標準モデルと安価な「FE」モデルの2種類になると噂されてきました

↑廉価版の差別化が難しい

 

しかし、そのうちのFEモデルをサムスンが発売しない可能性が浮上しています。

 

韓国の電子業界誌・The Elecは、同社がGalaxy Z Fold6の廉価モデルを発売する計画を「全面的に見直している」と報じています。

 

なぜか? それはサムスンが廉価モデルを「(ライバル製品と)差別化する要因」がないことと「業界の不確実性」を検討しているためと伝えています。

 

このうち「差別化する要因」とは、廉価モデルを薄くすることです。

 

当初、Galaxy Z Fold6 FEはSペン非対応とすることでデジタイザー(Sペンを認識する層)を省き、薄くなるはずでした。が、既存モデルと同程度の耐久性や防塵・防水性能を追加した結果、中国製の折りたたみスマホよりも薄くなくなってしまったそうです。

 

また、「業界の不確実性」とは、折りたたみスマホをめぐる市場の先行きが不透明なことです。

 

サムスンが安価な折りたたみスマホを投入すると予想されたのは、これが初めてではありません。が、今回は複数の情報源が伝えたうえに、Sペン非対応や性能が低めのチップセットを搭載するなど、かなり具体的な詳細を伝えていました。

 

そのため、廉価モデルのプランが完全に捨て去られたとは考えにくいはず。とはいえ、今年は見送られ、2025年以降となるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: 9to5Google

おサイフケータイにも対応、さらに高性能化したASUS新スマホ「ROG Phone 8シリーズ」

ASUS JAPANは5月15日、ゲーミングスマホの最新モデル「ROG Phone 8シリーズ」を発表しました。ラインアップは「ROG Phone 8 Pro Edition」「ROG Phone 8 Pro」「ROG Phone 8」の3製品で、それぞれ希望小売価格(税込)は以下のとおりです。

 

ROG Phone 8 Pro Edition 21万9800円

ROG Phone 8 Pro 17万9800円

ROG Phone 8 15万9800円

↑ROG Phone 8

 

なお、ROG Phone 8 Pro Editionは数量限定での販売となります。

 

ROG Phone 8シリーズはゲーミングスマホらしい、高性能なスペックを採用したスマホです。SoCはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を、メモリーは最大で24GBを、ストレージは最大で1TBを搭載しています。また今回はシリーズとして初めておサイフケータイとQi規格によるワイヤレス充電に対応しています。

↑最高クラスのスペックを備えるROG Phone 8シリーズ

 

↑おサイフケータイ対応で電子マネーで決済が可能に

 

バッテリーは5500mAhと大容量。また有線だと65Wの急速充電に対応し、Qi規格によるワイヤレス充電では最大15Wで充電が可能です。これまでのシリーズ同様、充電の端子は本体下部と本体側面にUSB Type-Cを備え、ゲームプレイ中でも充電できるよう配慮されています。

 

ディスプレイは約6.78型で、有機ELを採用。また解像度は2400×1080ドット、リフレッシュレートは最大165Hzを実現しています。加えて、リフレッシュレートは1~120Hzの可変式を採用しており、自動で最適化されるために消費電力の削減が期待できます。

 

音質面ではデュアルスピーカーを搭載し、ステレオサウンドを実現しています。空間オーディオ技術の「Dirac Virtuo」やハイレゾにも対応。さらに、コーデックにaptX AdaptiveおよびaptX Losslessにも対応しているため、有線・無線を問わず高音質を楽しめます。

 

ゲーミングならではの機能としては、統合管理アプリ「Armoury Crate」を搭載。ゲームをバックグラウンドで実行したり、ゲーム内のテキストデータをキャプチャーしたりといった操作が可能です。

 

冷却性能もこれまで同様に力をいれており、「GameCool 8 冷却システム」を搭載しています。SoCを全方位から冷却する「360° SoC Cooling System Gen 2」によって熱効率が前モデルから22%向上。また別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」を装着すればより冷却できます。

↑ROG Phone 8 Pro Edition。通常別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」が付属します

 

ROG Phone 8 Pro EditionとROG Phone 8 Proにおいては、本体背面に「AniMe Vision」を搭載。カスタマイズできる341個のミニLEDで天気や時計、バッテリー残量などを表示できます。さらに、文字やアイコンなどのアニメーションも作れるとのこと。

↑ROG Phone 8 Pro。「ROG」と表示されているのがAniMe Visionによるもの

 

最近ではゲーミングスマホをビジネス用として、容量の大きいファイルを開いて外出先で閲覧するなどの使い方をするユーザーもいるそうです。ROG Phone 8シリーズはおサイフケータイに対応で、今後そうした用途で広まる可能性がありそうです。もちろんゲームユーザーにとってもいい選択肢になるでしょう。

ROG Phone 8 Pro Edition ROG Phone 8 Pro ROG Phone 8
プロセッサー Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリー 24GB 16GB
ストレージ 1TB 512GB 256GB
ディスプレイ 約6.78型有機ELディスプレイ/2400×1080ドット/最大165Hz(1~120Hzの可変リフレッシュレート対応)
アウトカメラ 広角(5000万画素)、超広角(1300万画素)、望遠(3200万画素)
インカメラ 3200万画素
インターフェイス USB 2.0(Type-C)、USB 3.1(Type-C)、nanoSIMスロット×2、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー容量 5500mAh
本体サイズ 高さ163.8×幅76.8×奥行き8.9mm
重さ 約225g
OS Android 14(ROG UI)
カラー ファントムブラック ファントムブラック、レベルグレー

 

「Pixel 8a」、上位モデルとの性能比較で大善戦! やはりお買い得です

最近、グーグルが発売したスマートフォンのPixel 8aは、手ごろな価格ながらも、上位モデルのPixel 8シリーズと同じTensor G3チップを搭載することが魅力の一つとなっています。しかし、実はPixel 8よりも性能が落ちるとのベンチマーク結果が公開されました。

↑上位モデルには負けるけど…(画像提供/グーグル)

 

Android情報サイトのAndroid Authorityは、Pixel 8a、Pixel 8、Pixel 8 Proのベンチマークを比較しました。ベンチマークアプリとしては、Geekbench 6とPCMark Work 3.0を使っています。

 

その結果は、どちらもPixel 8aが上位モデルの後塵を拝しています。GeekBench 6のCPUテストでは、シングルコアスコアはPixel 8と並びながらも、マルチコアスコアで差が付くことに。かたやPCMarkテストでは、Pixel 8と僅差ですが、Proモデルにはかなりの差が付けられています。

↑ベンチマーク結果①(画像提供/Android Authority)

 

かたやグラフィック性能に目を向けると、Pixel 8aのTensor G3チップは、少なくとも短時間では上位モデルとほぼ同じ性能を発揮。しかし、長時間となるとスロットリング(発熱による破損を避けるため、動作クロックを下げる)のために下降の一途をたどっています。

↑ベンチマーク結果②(画像提供/Android Authority)

 

それでも前モデルのPixel 7aと比べれば、CPUのシングルコア・マルチコア、グラフィック性能の全てが上回っています。お手ごろな価格を考えれば、十分にお買い得な実力を備えていると言えそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Fold6」、駆動時間が最大30分伸びる? その理由は…

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズで、生成AIをさらに活用すると噂されています。最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」では、そのために最大RAMを増やすとの予想も出ました

↑AIでバッテリーの性能をアップ?

 

そんななか、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」ではバッテリーAI機能が導入され、前モデルより駆動時間が最大30分も伸びると著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーPandaFlash氏は、サムスンのバッテリーAIにより、同じパフォーマンスでも5~10%はバッテリー駆動時間が伸びるとXに投稿。さらに、Galaxy Z Fold6は同技術により20~30分はバッテリー持ちが良くなると述べています。

 

現在、PandaFlash氏はアカウントに鍵をかけ、閲覧できる人を制限しています。が、テックメディアのWccftechがスクリーンショットを公開しています。

↑PandaFlash氏の投稿(画像提供/Wccftech)

 

ここから得られる手がかりは二つ。まず、Galaxy S25シリーズよりも古いGalaxyスマホでも、ソフトウェア更新を通じてバッテリー駆動時間が改善する可能性です。

 

Galaxy Z Fold6は、Galaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen3チップを搭載すると予想されています。つまり、Galaxy S25シリーズの登場が噂される来年初めよりも前にバッテリーAIが展開され、しかもS24シリーズなど過去モデルも恩恵を受けるかもしれないわけです。

 

もう一つは、Galaxy Z Fold6のバッテリー容量が前モデルより増えなくても、バッテリー駆動時間が伸びる可能性。これに先立ち、信頼性の高いリーカー・Ice universe氏が「Galaxy Z Fold6は(Z Fold5と同じ)バッテリー容量4400mAhのまま」と述べていました。

 

より新しいチップを搭載するGalaxy S25シリーズでは、バッテリーAIも賢くなり、さらにバッテリー駆動時間の伸びが期待できそうです。

 

Source: Wccftech 

電話はAIが対応、シャープ高性能なスマホ「AQUOS R9」などが登場

シャープは「AQUOS R9」と「AQUOS wish4」を発表しました。新モデルはデザインを一新し、有機的な曲線を取り入れた印象的な見た目になりました。

↑デザインを刷新した新モデル「AQUOS R9」と「AQUOS wish4」

 

AQUOS R9は7月上旬以降の発売で、NTTドコモとソフトバンクが取り扱います。AQUOS wish4は7月中旬以降で、ドコモとY!mobileが販売します。また、シャープ独自のSIMフリー版も販売予定です。AQUOS R9は10万円前後、AQUOS wish4は3万円台前半となる見込み。

↑5月8日に製品発表会を実施しました。この時点では実機の展示は撮影用のみで、動作を試すことはできませんでした

 

AQUOS R9とAQUOS wish4は、三宅一成氏のデザインスタジオ「miyake design」監修のもとデザインを刷新しました。デザイン上のポイントとして、カメラを囲う部分に“自由曲線”を採用。真円ではなく、四角形でもない柔らかい楕円で囲っています。たとえるなら、『もののけ姫』のコダマのような、ユーモラスな印象を与えます。

↑AQUOS R9

 

↑AQUOS wish4

 

proモデルはないけどライカ監修カメラや強力なスピーカーで高性能化

2023年はAQUOS R8とAQUOS R8 proという2つのフラグシップモデルを投入したシャープ。今回は上位版の「pro」モデルを投入しない判断となりました。為替の状況などから、高性能モデルは製造コストが高止まりしてしまうためとしています。

 

そんななかで登場したAQUOS R9は前作AQUOS R8から引き続き、鮮やかなディスプレイ、ライカ監修のカメラを搭載しています。画面は有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載。画面スクロールは240Hz表示に対応し、ぬるぬるとなめらかに動くのも健在です。

 

【AQUOS R9のデザインをチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

内蔵スピーカーは“スマホAQUOS史上最大”に強化。スマートフォンの内部基盤から独立した「BOX構造」のスピーカーを2つ設置して、最大音量を従来の2.5倍に拡大しました。低音域は2倍にブーストしています。

↑重低音に強いBOX構造のスピーカーを搭載

 

新しいデザインに対応して、熱設計は今回、AQUOSとして初めてベイパーチャンバーを採用。ハイエンドスマホで採用が多い放熱部品で、ゲームやカメラのような処理負荷が高いアプリを動作させるうえで重要な役割を果たします。

 

カメラは独ライカカメラが画質を監修。レンズには「ヘクトール」というライカのカメラに由来する名前が付けられています。デュアルカメラで、標準5030万画素+広角レンズ5030万画素。標準レンズには光学式手ブレ補正(OIS)を新たに搭載し、手ブレに強くなりました。

↑カメラはライカ監修

 

前作のAQUOS R8では省かれていた、「耐衝撃性能」もサポートしました。MIL-STD-810相当で落下の衝撃に対する耐性を確保しています。

↑AQUOS R9の特徴まとめ

 

↑AQUOS R9の主なスペック

 

生成AI採用で留守番電話の要約や代わりに通話してくれる機能も搭載

AQUOS R9には、生成AIを活用した、電話の文字起こし機能が搭載されました。留守番電話の内容を、生成AIが文字を起こして、要約してくれます。これにより録音を聞かずに、電話の要点を素早く確認できます。AQUOSスマホとして初めて、生成AIを取り入れた機能です。

 

また、「代わりに聞いときます」機能も備えています。これは、着信があったときに機械の応答に切り替えられるというもの。知らない人からの着信で直接話すのをためらうときに便利に使えるとしています。

↑AIが通話を文字起こしする機能を搭載

 

なお、文字起こしや要約のタスクはオンデバイスAIを用いて端末上で処理する形です。つまりAI機能を使う際もプライバシーは保たれていて、通信容量を使う心配もいりません。

 

「つよかわ」がテーマのAQUOS wish4

AQUOS R9と同時発表のエントリーモデルにあたるAQUOS wish4も新デザインになりました。

 

AQUOS wish4のテーマは「つよかわ」。かわいいビジュアルでいて、実は頑丈に作られています。手頃な価格に抑えて、スマホを初めて手にする若い人に使ってほしいという製品です。

↑AQUOS wish4。カラーはブルー、ホワイト、ブラック。Y!mobile版はピンクもラインナップする

 

↑本体は再生プラスチック60%を採用。大気汚染への負荷を抑えられる低VOC塗料を使用している

 

画面は約6.6インチと、シリーズの中で最大に。動画をゆったり見られるサイズ感になっています。カメラも5010万画素に強化して、夜景も撮れるようになりました。

 

防水防塵に加えて、ハンドソープで洗える動作確認を実施。お風呂で使えることも確認しています。耐衝撃性能はMIL規格に準拠していて、何回か落としたくらいでは壊れません。

↑AQUOS wish4の特徴まとめ

 

↑AQUOS wish4の主なスペック

 

海外展開を強化、スペックも現地のニーズを見越した仕様に

シャープはAQUOS R9とAQUOS wish4で海外展開を強化する方針です。AQUOS R9は日本、インドネシア、台湾、シンガポールで同時期に発売。AQUOS wish4は日本、台湾、シンガポールへ展開します。

 

“日本発のスマホ”として海外でも販売できるように、現地のニーズを見越した仕様を調整しています。

 

たとえばAQUOS R9では、内蔵スピーカーを強化していますが、これは東南アジアでは地下鉄で通話する習慣が当たり前になっているなど、大きな音が求められるためだといいます。

 

一方AQUOS wish4の場合は、大画面や5000万画素カメラも海外展開を見越してのものでしょう。そのうえでシャープは、日本のスマホならではのこだわりを訴求します。「ハンドソープで洗える」といったようなスペックに現れない特徴が、海外展開時のアピールポイントになるようです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Pixel」の修理をもっと簡単にしたいグーグル、驚きの最終目標を明かす!

グーグルは自社のPixelスマートフォンにおいて、ユーザーに「修理する権利」を認め、パーツ類を販売しています。同社はその方針をさらに進めて、最終的には特別な工具なしに修理できることを目指すと明らかにしました。

↑修理をもっと簡単に

 

これは、グーグルの公式ポッドキャスト番組「Made by Google」で語られたものです。

 

最も重要なのは、最初から修理しやすいように設計されていること。出演者は「エンジニアは接着剤が好き」だが「修理技術者は接着剤が嫌い」だと話しています。

 

例えば、日本の修理工場に行ったとき、「接着剤をすべて取り出し、削り取るだけ」の部署もあったそうです。それだけ、パーツを固定する接着剤は修理にとって厄介というわけです。

 

その後、グーグル社内では修理しやすさの改善に取り組んでいるとのこと。製品ごとに「保守性(修理しやすさ)のための設計スコアカード」を用意しており、次第にスコアが上がっているそうです。

 

最終目標は「修理専用ツールが不要な修理」とのこと。「キッチンの引き出しに手を入れれば、スクリーンを交換できるようにしたい」と述べています。

 

グーグルと提携する修理業者のiFixitは、電子レンジで加熱して接着剤に熱を伝える「Opener」(iPad用は「iOpener」)を販売しています。これらの道具はそう高価なものではありませんが、いずれはネジ回しのドライバーのように、身近な道具だけでスマホの修理が可能になると期待したいところです。

 

Source: Made by Google Podcast
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」、AIをサクサク動かすために最大RAMを増量!?

サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」は、2025年の初めに発表されることが予想されています。しかし、すでに噂話がいくつかあり、画面周りのベゼルが狭くなる以外、見かけはあまり変わらないとみられています。

↑ついに最大RAMを増量?

 

そんななか、最大RAM容量は前モデルGalaxy S24 Ultraの12GBよりも増やされつつ、最大ストレージ容量は同じとの噂が新たに報じられています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのSawyer Galox氏は、Galaxy S25 Ultraに3つのタイプがあるとXに投稿しています。

 

すなわち(RAM)12GB+(ストレージ)256GB、16GB+512GB、16GB+1TBとのこと。Galaxy S24 Ultraの最大ストレージも1TBであり、変化はないということです。

 

数年前、サムスンはGalaxy S20 UltraやGalaxy S21 Ultraでは16GB RAMモデルを発売していましたが、Galaxy S22 Ultra以降は12GBモデルのみとしています。なぜ、スペック面で一歩後退させたかは明らかにしていませんが、部品コストの上昇と関係があるのかもしれません。

 

では、その方針を変える理由とは何か? サムスンはGalaxy S25シリーズ全モデルに、グーグルのGemini Nano第2世代バージョン搭載を検討しているとの噂もありました。こうした生成AIは搭載RAMが多いほど動かしやすいため、コスト増に見合うだけデバイス販売に貢献するという戦略とも推測されます。

 

かたやストレージに関しては、1TB以上の大容量を求めているユーザーはごく一握りのはず。まして2TBともなれば価格も大幅に上げざるを得ないため、そちらは見送った可能性もありそうです。

 

Source: Sawyer Galox(X) 
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Fold 6」、外側画面は幅が広くなる?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6」のパーツとされる画像を、リークアカウントのICE UNIVERSEが投稿しています。

↑幅が広がりそう(画像提供/ICE UNIVERSE/X)

 

サムスンの折りたたみスマホのなかでも、横折りタイプに相当する「Galaxy Z Fold」シリーズ。次期モデルのGalaxy Z Fold 6に関しては、「内側ディスプレイの幅が広くなる」「Galaxy S24 Ultraのようなデザインになる」などの情報が伝えられています。また、プレミアムモデルの「Galaxy Z Fold 6 Ultra」が登場する可能性も高いようです。

 

今回、ICE UNIVERSE氏はGalaxy Z Fold 6について、「外側ディスプレイの幅は60.2mmで、Galaxy Z Fold 5の57.4mmから広くなる。ユーザーエクスペリエンスは向上するが、広過ぎるということはない」と指摘しています。また、投稿された画像を見ても、Galaxy Z Fold 6のほうが、Fold 5よりも横幅が広く見えます。

 

Galaxy Z Fold 6の外側ディスプレイは幅が広くなるだけでなく、エッジがより鋭く(あるいは四角く)なっている模様。このことから、デバイスの高級感の向上にも一役買うことが期待されます。

 

サムスンは今年7月にスマートフォンの発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催すると予想されています。さらに高級感の向上したGalaxy Z Fold 6や、縦折りスマホ「Galaxy Z Flip 6」、そしてプレミアムモデルの「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の登場に期待したいものです。

 

Source: ICE UNIVERSE / X

モトローラの次期「Razr 50 Ultra」の画像が流出! 現行モデルとの違いは…

モトローラの次期折りたたみスマートフォン「Motorola Razr 50 Ultra」とされる画像が海外で流出しました。

↑流出した「Motorola Razr 50 Ultra」とされる写真(画像提供/91Mobiles)

 

モトローラは折りたたみスマホを数世代にわたり投入しており、現行モデルの「Motorola Razr 40 Ultra」では、内側に6.9インチの折りたたみディスプレイ、外側に3.6インチのディスプレイを搭載。また、小さな外側ディスプレイを搭載した廉価版の「Motorola Razr 40」も投入されています。

 

今回流出したMotorola Razr 50 Ultraの画像を見ると、そのデザインはMotorola Razr 40 Ultraとほぼ変わりません。内側の折りたたみディスプレイは本体全面に広がっており、背面には2個のカメラを搭載。カメラの周囲には外側ディスプレイがあり、ネイビーブルーの底面バックプレートが装着されています。

 

91Mobilesによれば、Motorola Razr 50 Ultraにはブルー、オレンジ、グリーンのカラーバリエーションが用意され、12GBと512GBのストレージを搭載したバリエーションが存在するそう。Motorola Razr 40 Ultraの最大RAM容量は8GB、ストレージは256GBなので、こちらはスペックアップとなります。

 

Motorola Razr 50 Ultraの具体的な発売スケジュールや価格は現時点で不明。Motorola Razr 40 Ultraが昨年6月に発売されたことを考えると、Motorola Razr 50 Ultraに関する情報は今後さらに増えそうです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

お手ごろ感ありまくり!「Pixel 8a」が最新チップを搭載してデビュー

グーグルが、ミドルレンジ向けスマートフォン「Pixel 8a」を発表しました。

↑高機能なのに価格が良心的!(画像提供/グーグル)

 

丸みを帯びたエッジや、マットな背面、アルミフレームを採用した、Pixel 8a。端末をハンズオンした9to5Googleによると、本体エッジの丸みにより、以前の「Pixel 6a」よりも持ちやすさが向上しているとのこと。

 

本体背面には6400万画素メインカメラと、1300万画素の超広角カメラを搭載。前面カメラは1300万画素です。Pixelシリーズで特徴のAI(人工知能)機能はPixel 8aでも健在で、複数写真を組み合わせる「ベストテイク」や、画像編集機能の「編集マジック」、音声をクリアにする「音声消しゴムマジック」が利用できます。

 

内蔵型AIアシスタントとして「Gemini」を搭載したことにより、アイデアのブレインストーミングやお礼のメッセージの作成、旅行の計画を立てるのに役立てられます。Geminiの拡張機能では、メールの要約や未読メールの確認が可能です。

 

Pixel 8aでは「Pixel 8/8 Pro」と同じ、「Tensor G3」チップを搭載。セキュリティアップデートやAndroidアップグレードを含む、7年間のソフトウェアサポートが提供されます。保護者向けの制限機能もより簡単に設定できるようになりました。

 

Pixel 8aの本体価格は7万2600円(税込)で、本日より予約受付を開始しています。円高の影響で各社のフラッグシップスマートフォンが値上がりしている中、最新スペックなのに8万円以下で購入できるPixel 8aは、消費者にとって魅力的な選択肢となりそうです。

 

Source: Google, 9to5Google

3機種が噂される次期「Pixel 9」シリーズ、人気メーカー製の専用ケースが流出!

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズが正式に発表されるのは、おそらく数か月先のこと。ですが、すでに人気のアクセサリーメーカー製と称するPixel 9シリーズ用ケースの写真が公開されています。

↑流出したPixel 9シリーズ用ケースの写真(画像提供/Android Central)

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Centralは、薄くて軽いケースを作ることで知られるThinborne製のケースを入手したそう。それは新しいシリーズの構成がPixel 9、Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLの3機種になるというを裏付けていました。

 

実際、Thinborne自らもPixel 9 Pro XL用ケースの画像を公式サイトに公開しています。

 

昨年のPixel 8と Pixel 8 Proは、ディスプレイが完全にフラット(直線的で平ら)になったものの、本体の側面は丸みを帯びたままでした。対してPixel 9は、側面もよりフラットになると噂されています。今回リークされたThinborne製ケースは、Pixel 9シリーズが全体的にどれほどフラットになるか示しているようです。

 

Thinborne製ケースから判断すると、Pixel 9とPixel 9 Proは、Pixel 7aと同じくらいコンパクトになる可能性がありそうです。さらに、最も大きなPixel 9 Pro XLはPixel 8 Proよりも少し背が高くなるとのもありますが、これらの写真はその話とも符合しています。

 

Pixel 9シリーズは、今年10月かそれ以降に発売されると予想されています。しかし、今月14日(現地時間)の年次開発者会議「Google I/O」では、もしかしたらチラ見せ程度はあるのかもしれません。

 

Source: Android Central
via: Wccftech

iPhone対Android、セキュリティはどっちが上? 明白な差が判明

iPhoneとAndroidでは、どちらのほうがセキュリティがより強固で、プライバシーが保護されているのか? 長年にわたるこの問題についてサイバーセキュリティ技術を扱うメディアのCybernewsが実際に検証し、結果を報告しました。

↑セキュリティ能力がより高いのは…

 

今回の検証では、ドイツのApp StoreとGoogle Playストアからトップ100のアプリを、それぞれ工場出荷状態にリセットしたiPhone SEとAndroidスマートフォンにインストール。その後、両方のスマホをアイドル状態にしておき、外部サーバーにアクセスする頻度と、そのサーバーがどこにあるかをチェックしています。

 

その結果、iPhoneは1日あたり平均3308クエリ(問い合わせ)を外部サーバーに送信したのに対し、Androidは2323クエリを送信。つまり、前者が後者より42%多く情報を外部とやり取りしていたことになります。

 

が、話はそれで終わりません、iPhone発クエリのうち60%はアップルに送られていましたが、Androidスマホがグーグルに送ったクエリはわずか24%。いずれも、残りはサードパーティ企業が宛先となっています。

 

例えば、iPhoneは中国アリババのロシア内サーバーに1日平均1回アクセスしていたのに対して、Androidは13回も問い合わせていました。また、中国のサーバーへのアクセス回数はiPhoneが1回もなかったのに対して、Androidスマホは1日平均5回でした。

 

さらに、iPhoneがSNSのサーバーにアクセスする回数も、Androidよりはるかに少ない結果になっています。Facebookの場合、Androidが1日平均200回に対して、iPhoneは20回。TikTokに関しては、iPhoneは5日間で合計36回に対して、Androidスマホは800回近くアクセスしていました。

 

こうした結果から、Cybernewsは「(欧米にとっての)非友好的な国への問い合わせはiPhoneのほうが少ない」との結論を導き出しています。

 

なお、CybernewsはApp StoreとGoogle Playのトップ100アプリについても分析したところ、前者には「あからさまなアドウェアと思しきアプリが一つもなかった」とのこと。しかし、Playストアでは「広告付きの懐中電灯やいたずらジェネレータ、怪しげなPDFビューア」があったと述べています。

 

Source: Cynbernews
via: PhoneArena

カメラが魅力の「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」は何が違う? 撮り比べてみた!

2024年4月、カメラ自慢のハイエンドスマホ2機種が発売されました。「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」です。この記事では、カメラ機能にフォーカスして、両機種の個性をチェックしていきます。

↑Leitz Phone 3(左)とGalaxy S24 Ultra(右)

 

ズーム撮影が強力なGalaxy S24 Ultra

Galaxy S24 Ultraは、あらゆるシーンを1台のスマホで撮影できるように、画角の異なるレンズを4つ搭載。なめらかな高倍率ズームを可能としています。

↑Galaxy S24 Ultra。リアルタイム通訳や写真の編集などができる「Galaxy AI」が目玉機能だが、高倍率ズームが自在なカメラも特徴だ。端末価格は18万9700円(税込)から

 

Galaxy S24 Ultraのカメラの写りには安定感があり、柔軟なズームに対応できるのが魅力です。5倍~10倍にズームしても画質劣化が少なく、遠くの小動物や建物も大きく写せます。

 

Galaxy S24 Ultraのカメラ構成は、0.6倍、1倍、2倍、3倍、5倍、そして10倍という6つの画角で画質の劣化を抑えるように構成されています。ただこれは使う人が意識する必要はありません。適切な画角に適切なレンズが割り当てられるようになっているので、直感的なズーム操作で撮影できます。

↑自由自在にズームができるように、得意なズーム倍率を組み合わせた多眼カメラを採用

 

前世代モデルでは光学10倍ズームのレンズを搭載していましたが、本機では5倍ズームに抑えて、近距離での描写力を高めています。加えて、5倍ズームでの8K撮影も可能となりました。手ブレも抑えた見応えのある映像を記録できます。

↑高倍率ズームはGalaxy S24 Ultraのカメラの真骨頂

 

【Galaxy S24 Ultraの作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

カメラの機能ではありませんが、ギャラリーアプリでは「インスタントスローモーション再生」を新たに搭載しています。動画再生時に画面を長押しするとスローモーションで再生されるという機能です。もともとスローモーションで撮っていない動画でも、AIがコマを補完してスローモーションで再生してくれます。常に動き回る小動物が、どんな動きをしているのかを確認するときにとても役に立ちました。

 

撮影の楽しみを実感できるLeitz Phone 3

Galaxy S24 Ultraが動画もズームも撮影できる万能なスマホカメラだとすると、Leitz Phone 3はまったく違ったスタイルを追求しています。

↑Leitz Phone 3。カメラを引き立たせる外観デザインが特徴となっている。端末価格は19万5696円(税込)

 

Leitz Phone 3のメインカメラは19mm相当の単眼レンズのみとシンプルです。このカメラは、スマホとしては大判な1インチのイメージセンサーを搭載。ほかのスマホでは描けない、自然なボケ味を表現できるようになっています。

↑象徴的な単眼レンズは、ライカブランドのレンズ名「SUMMICRON 1:1.9/19 ASPH.」を冠しています

 

そしてLeitz Phone 3には、特徴的な撮影モード「Leitz Looks」があります。これは、フィルムカメラの撮影体験を、カメラアプリで再現するものです。

 

ライカのカメラレンズの風合いを、ソフトウェア処理で再現。ライカの名前を冠する「仮想レンズ」を選んで撮影します。フィルターを装着して、画面全体の雰囲気を調整することもできます。

↑レンズを切り替えながら撮る楽しみを疑似体験できるLeitz Looksモードを搭載

 

Leitz Phoneは光学的なボケ効果が入りやすいスマホですが、Leitz Looksでは被写体を認識して、画像処理によるボケ感の演出もしてくれます。前世代モデルとの違いとして、ボケ感の調整が細かくできるようになりました。

 

仮想レンズは3種類、フィルターは「なし」も含めて6種類あり、絞り値の設定は5~6種類あります。フィルターのかけ具合は大雑把で、あまり調整の余地がありません。被写体が認識されるかどうかによっても、効果が大きく変わります。そのため、印象的に写すにはどのように構図を配置するかを考えて撮影する必要があります。

 

Leitz Looksで印象的な絵を撮るためには、適切な構図を考えて、光の位置を調整して、カメラ(仮想レンズ)の特性を踏まえて適切なフォーカス位置を選ぶ作業が発生します。一見、手間に感じるかもしれませんが、これはカメラを使う楽しさでもあって、構図を予想しては撮っての試行錯誤を繰り返すことにおもしろさを見いだせるように思います。

 

プレビュー画面と撮れる写真の写りには大きな差があるのも、アナログカメラのファインダーを覗いて撮る感覚を再現しているからこそかもしれません。

 

【Leitz Phone 3の作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

鉄板のGalaxy S24 Ultra、試行錯誤のLeitz Phone 3

スマホカメラの利便性を、何も考えずにパッと撮れることに見出すなら、Galaxy S24 Ultraに勝るものはありません。多眼カメラによる高倍率ズームをわかりやすいUIに統合していて、画面操作に戸惑うことなく、このカメラを使いこなすことができます。

 

一方でLeitz Phone 3は、撮影の楽しみを味わうカメラになっています。Leitz Looksのプレビュー画面で写る内容と、実際に撮れる写真には大きな差があって、「どうしてこうなるの?」と戸惑いを感じるかもしれません。その戸惑いに向き合う中で、構図や被写体を意識して撮り、最後は運に任せるという撮影スタイルになっていくことでしょう。

 

いつでも安定した写真を撮れるGalaxy S24 Ultraに対して、外すことも多いが的を捉えると心を射貫く写真を撮れるLeitz Phone 3。同時期に登場しながらそれぞれ対照的な魅力を持つカメラスマホとなっています。

 

(撮影協力:市川市動植物園)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Pixelのフラッグシップ機の「傷つきやすいカメラバー」、海外のユーザーが独自に加工してみたら…

グーグルのフラッグシップ機Pixel 7 ProとPixel 8 Proは洗練されたデザインながら、背面カメラバーの金属部分はポリッシュ仕上げのため傷が付きやすく、使い続けていると見た目が損なわれがちです。

↑ユーザー自らサテン仕上げに(画像提供/the_skinny_drummer/Reddit)

 

そこで両モデルを持つユーザーが自らつや消し加工したところ、とても素敵な仕上がりになったと報告しています。

 

ここ数年のPixel Proモデルは、背面カメラバーの金属部分が、ケースに入れていてもかなり傷つきやすくなりました。より安価な標準モデルのPixel 7とPixel 8はマット仕上げを採用し、耐久性が向上しているのとは対照的と言えます。

 

大手掲示板Redditユーザーのthe_skinny_drummer氏は、「光沢あるカメラバーに耐えられない」として、自らをサテン仕上げ(金属の表面に方向性ある短い筋目を付けてつや消しにすること)に挑戦したところ、非常にいい感じになったと写真を公開しました。

その加工に使われたのは、スコッチ・ブライトの研磨パッド。所要時間わずか5分で「グーグルがやるべきことをやった」と述べています。

 

確かにカメラ周りの見た目は良くなったものの、もしグーグルに修理に出す場合、好意的に扱われない可能性があります。また、金属製ではない背面ガラスや、カメラレンズにも傷が付く危険も。実際にPixel 7 Proでそれが起こっている恐れもあり、絶対におすすめできないでしょう。

 

とはいえ、グーグルが標準モデルでもマット仕上げを採用している以上、Proモデルでも不可能ではないはず。次期「Pixel 9 Pro」では、ポリッシュ仕上げかマット仕上げか、ユーザーが選べる仕様が望まれるかもしれません。

 

Source: Reddit
via: 9to5Google

噂は本当だった! 高級折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の決定的な証拠が見つかる

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」では、高級なバリエーション「Galaxy Z Fold6 Ultra」も開発中だと噂されてきました。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraの型番が見つかった

 

そんななか、未発表のAndroidデバイスに詳しいサイト・Android Policeが規制機関のデータベースで型番を発見し、「本当に発表されることを自信を持ってお伝えする」と主張しています。

 

これまでサムスンは、Galaxy Z Foldシリーズで「Ultra」モデルを投入したことがありません。同社はGalaxy S20シリーズで初めて「Ultra」モデルを発売し、最近ではGalaxy S24 Ultraが大成功を収めています。そして今年は、「Samsung Galaxy Z Fold 6 Ultra」と名付けて発売する予定とのことです。

 

同サイトは「SM-F958N」という型番のデバイスを発見。サムスンは通常、Ultraモデルの下一桁を8とするため、これが「Fold 6 Ultra」だと推測しています。

 

例えば、Galaxy S23の型番はSM-S911xですが、S23 UltraはSM-S918x(xは販売する国や地域により異なる)でした。その一方で、サムスンは、下一桁が「8」の折りたたみスマホを発売したことはありません。Galaxy Z Fold 5の型番はSM-F946xであり、Fold 4の型番はSM-F936xという具合です。

 

これは、別の媒体であるGalaxy Clubの見解とも一致しています。両社が別のデータベースを閲覧したのであれば、それだけGalaxy Z Fold6 Ultraが実在する可能性が高まったことになります。

 

が、データベースにはSM-F958Nというモデル以外、他に「SM-F958x」が存在しませんでした。この「N」は韓国市場を意味していることから、Galaxy Z Fold 6 Ultraも韓国での限定販売になる可能性が高い模様。

 

これまでGalaxy Z Fold6 Ulraについて報じられた噂は、ざっと次の通りです。

 

  • Galaxy Z Fold5と同じくトリプルカメラ構成、ただし性能がアップする可能性
  • これまでのGalaxy Z Foldシリーズよりも薄くて軽くなる
  • Galaxy S24 Ultraのように、Sペンを収納できるスロットが内蔵される可能性あり
  • 「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」チップを搭載

 

Galaxy Z Foldシリーズは非折りたたみのフラッグシップ機よりも高価でしたが、Galaxy Z Fold6 Ultraがおいくらになるかは気になるところです。

 

Source: Android Police

サムスンの「Galaxy Unpacked」、開催日は7月10日が濃厚! ぴったりの場所があった

毎年、夏から秋にかけて恒例の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を行っているサムスン。2024年は7月10日に開催されることを「確認」したと、同社の情報に詳しいサイト・Sammobileが主張しています。

↑パリでお披露目へ

 

同サイトによると、複数の情報源が「サムスンは7月10日を開催日に選んだ」と伝えてきたとのこと。以前も7月だと伝えていましたが、より日にちが絞り込まれました。

 

その開催場所とされるのは、フランスの首都パリ。現地では夏季オリンピックが7月26日から開催され、サムスンは世界最大のスポンサーの1つです。新製品発表イベントもそこで行うことが、最高の宣伝になるというわけです。

 

次のUnpackedイベントで発表が予想されている新製品は、ざっと次の通りです。

  • 次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Fold6」
  • 次期横折りスマホ「Galaxy Z Flip6」
  • 新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」
  • 新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズ

 

ほかにも、発表済みのスマートリング「Galaxy Ring」の独自機能や価格、発売日などの詳細を明らかにすることになりそうです。

 

Unpackedイベントの公式招待状は、5月下旬か6月上旬に発送される可能性が高いとのこと。あと1か月ほどで、サムスンが何らかの動きを起こすのかもしれません。

 

Source: Sammobile

話題を集める次期「Pixel 8a」、今度はハンズオン動画が流出!

最近、グーグルの廉価版スマートフォンの新モデル「Pixel 8a」の予想CG画像や「実物」と称する写真が、ネットに次々と登場しています。これまでは静止画ばかりでしたが、ついに実際に手に取ったハンズオン動画がXに公開されました。

↑今度は動画が流出(画像はPixel 7a)

 

リークアカウントの@MysteryLupinは、「pixel 8a」と題した動画をXに投稿。そこにはグリーン(Mint)とブルー(Bay)の2色という、数日前に流出したカラーバリエーションと一致するものが確認できます。

 

この直前、別のXアカウントの@Mohamma11824513は「モロッコの市場で売られている」というブルーとグリーンらしきPixel 8aの写真をシェアしていました。

 

これまでの噂話をまとめると、Pixel 8aの仕様はざっと次の通りです。

  • ディスプレイ: 6.1インチ、フルHD・有機EL、120Hz対応
  • チップセット: Tensor G3
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • 背面カメラ: メイン64MP(光学手ぶれ補正)+超広角13MP
  • 前面カメラ: 13MP
  • OS: Android 14
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 充電速度: 最大27W

 

ここにあるTensor G3は、上位モデルPixel 8シリーズに搭載されたチップのマイナーチェンジ版と言われています。ただしパッケージング技術(さまざまな部位を一つのチップに収める技術)が異なるために「熱くなりやすい」だけであり、低クロック版ではないとのこと。

 

前モデルのPixel 7aは、昨年の年次イベント「Google I/O」で発表されました。後継モデルのPixel 8aも今年のGoogle I/O(現地時間で5月14日開催)で登場すると予想されていますが、価格も気になるところです。

 

Source: @MysteryLupin(X) 
via: GSMArena

「Galaxy Z Fold6」と「Flip6」のカラー予想をアップデート! 数量限定色とは?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(縦折り)は、今年7月に発売されると噂されています。これらのカラーバリエーションについて、以前も予想したことがある著名アナリストが修正したレポートを発表しました。

↑気になる数量限定色とは?

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、数か月前にも両機種のカラバリについてXに投稿していました。今回は、色の呼び方が変わったり一部の色が別のものになったりしたと述べています。

 

以前、同氏はGalaxy Z Flip6がライトブルー、ライトグリーン、シルバー、イエローの4色になる一方、Galaxy Z Fold6はダークブルー、ライトピンク、シルバーの3色だと伝えていました。

 

しかし、最新情報ではGalaxy Z Flip6は上の4色は残りながらも、ライトグリーンは「ミント」に、シルバーは「シルバーシャドウ」という名前に変更。そこに数量限定のクラフトブラック、ピーチ、ホワイトの3色が加わるとしています。

 

かたやGalaxy Z Fold6では、ダークブルーが「ネイビー」、シルバーが「シルバーシャドウ」に変更。そして数量限定カラーとしてクラフトブラックとホワイトが追加されたと言います。

 

以上を整理すると、それぞれのカラバリは次の通りとなります。

 

Galaxy Z Flip6(全7色)

  • 通常色: ライトブルー、ミント、シルバーシャドウ、イエロー
  • 数量限定: クラフトブラック、ピーチ、ホワイト

Galaxy Z Fold6(全5色)

  • 通常色: ネイビー、ライトピンク、シルバーシャドウ、
  • 数量限定: クラフトブラック、ホワイト

 

ちなみに、前モデルのGalaxy Z Fold5は全5色、Galaxy Z Flip5は全8色でした。

 

加えて、Young氏はGalaxy Z Flip6とGalaxy Z Fold6のストレージ容量についてもさり気なく触れています。

 

まずGalaxy Z Flip6は256GBと512GBの2種類。そしてGalaxy Z Fold5は、256GB、512GB、1TBの3種類とのこと。こうした構成は、Galaxy Z Flip5およびGalaxy Z Fold5と同じものです。

 

特に縦折りのGalaxy Z Flipシリーズは畳めばコンパクトで軽く、値段も控えなためか、性別を問わず愛用されている印象もあります。サムスンはそこを意識して、ファッショナブルで多彩な色を用意しているのかもしれません。

 

Source: Ross Young(X)
via: Tom’s Guide

「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像が流出! メモリが…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像を、海外サイトのRozetkedが掲載しました。

↑流出した「Pixel 9 Pro」の画像(画像提供/Rozetked)

 

Pixel 9シリーズでは、従来と異なり、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3モデルの投入が予想されています。このうちPixel 9 ProとPro XLは背面にトリプルカメラを備えた上位モデルに相当する模様。また、全モデルで次世代プロセッサ「Tensor G4」を搭載します。

 

今回、実機画像として投稿されたのは、6.1インチディスプレイを搭載したPixel 9 Pro。ブート画面によれば、このデバイスは「caiman」と名付けられており、16GB RAMや128GBストレージを搭載しています。「Pixel 8/8 Pro」のRAM容量は8GB/12GBだったので、かなりのスペックアップとなりそうです。

 

本体背面に目を向けると、そこにはトリプルカメラが搭載され、本体フレームから分離したカメラ突起が存在。このデザインは、以前に登場したPixel 9シリーズの予測レンダリング画像と一致しています。本体外周のフレームには光沢があり美しいのですが、実際に使用すると指紋が目立ちそうな予感です。

 

例年通りなら、今年の秋にも市場に投入されるであろうPixel 9シリーズ。新型プロセッサのTensor G4と大容量RAMの組み合わせで、どれだけのパフォーマンスを発揮できるのかが、今から楽しみです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

Galaxyスマホの画面に「緑色の線」が走る問題が発生、インドではディスプレイを無償交換か

最近のソフトウェア更新により、多くのGalaxyスマートフォンにおいて「緑色の線」が走る問題が発生。これを受けてサムスンが、インドで一部の機種に限り、ディスプレイの無償交換を提供していることが明らかとなりました。

↑緑色の線が画面に走る問題が発生(画像提供/9to5Google)

 

この問題は、有機ELディスプレイを搭載したGalaxyスマホで画面全体に緑色の線が入るというもの。Android情報に詳しいAndroid AuthorityはGalaxy S21 FEとGalaxy S21 Ultraに、サムスン製品情報サイトSammobileはGalaxy Z Flip3など古めの機種に起こっていると報告していました。

 

サムスンの動向に精通するTarun Vats氏は、同社の公式サポートチャットにおいて、「緑色の線」問題が起こったユーザーに1回限りの画面交換が提供されている事例を二つ確認。これはGalaxy S21、S21+、S21 Ultra、S22 Ultraや、S20、S20+、S20 Ultra、Note 20、Note 20 Ultraにも及んでいます。

 

通常、こうしたサポート・チャットからは公式のポリシー変更は分かりませんが、今回は2度も繰り返されているため、事実と思われます。

 

今回の報告ではインドだけですが、他の地域でも無償交換に応じる可能性は低くなさそう。また、サポート・チャットでは「過去3年以内に購入された端末に限り無料」とも書かれているため、中古品には及ばないかもしれません。

 

Source: Tarun Vats(X)
via: 9to5Google

お手ごろの「Galaxy S24 FE」、発売は2024年後半?

サムスンが、フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズの廉価版となる「Galaxy S24 FE」を準備中との噂はありつつも、しばらく情報が途絶えていました。しかし最近、2024年の後半に発売されることや開発コード名が分かったと報じられています。

↑夏のデビューは早過ぎるかも

 

サムスンの未発表製品に詳しいGalaxyClub.nlによると、同社は今年もファン・エディション(FE。フラッグシップ機の一部性能を下げて安価にしたモデル)を投入する予定とのこと。Galaxy S21FEの翌年には何も発売されませんでしたが、昨年Galaxy S23 FEが登場したことに続き、Galaxy S24 FEも開発中であると述べています。

 

Galaxy S24 FEの開発コード名は「R12」。これは最初のFEモデルだったGalaxy S20 FEが「R8」、21 FEが「R9」、S23 FEが「R11」だったこととも整合性が取れています。

 

その他の仕様について、追加情報はありません。とはいえ、これまでにGalaxy S24 FEの噂話はいくつも届けられてきました。それらを振り返ると、ざっと次の通りです。

 

  • 搭載プロセッサー: Galaxy S24シリーズと同じく、サムスン製のExynos 2400またはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3
  • 内蔵RAMおよびストレージ: 12GB LPDDR5X RAMと128GB UFS 3.1ストレージ、または256GB UFS 4.0ストレージ
  • バッテリー容量: S23 FEより500mAh大きい4500mAh

 

韓国のサプライチェーン情報筋は、Galaxy S24 FEは「今年夏」に発売される予定だと主張していました。Galaxy S23 FEが10月発表だったことから、夏は早過ぎると思われ、やはり10月以降となるのかもしれません。

 

Source: GalaxyClub

via: 9to5Google

「Pixel」スマホの衛星通信対応はもうすぐ? 準備が着々と進行中

「Pixel」スマートフォンが衛星通信機能に対応するように準備が進められており、地図の位置情報の共有も予定されいると海外メディアで報じられています。

↑衛星通信でユーザーの居場所を特定するように

 

携帯電波の届かない場所で役立つ「衛星経由の緊急SOS」がPixelスマホに追加される可能性は、以前にも9to5Googleが報じていました。これは「安全性と緊急事態」の項目に「衛星SOS」という項目が一時表示されていたというのが証拠となっています。

 

Nail Sadykov氏の報告によれば、自分のデバイスを衛星に合わせるためのUIが、Pixelスマホ向けに搭載されていたそう。衛星SOSに接続するプロセスでは、視界に障害物がないように注意する通知が表示されます。

 

また、PiunikaWebは、衛星を利用した位置情報共有のサポートを示唆する文字列が、「Google Map」の最新ベータ版に追加されていると指摘。その詳細は不明ですが、ユーザーは1日に最大5回、15分おきかそれ以上のタイミングで位置情報を更新できるというのです。これは自分の家族や友人と位置情報を共有し、最後にいた居場所を知らせるための機能だと推測されます。

 

PixelスマホやGoogle Mapがいつ衛星通信をサポートするのかはまだ分かっていません。しかし、今年の秋のリリースが期待されている「Pixel 9」シリーズでは、衛星通信機能への対応がされています。それに合わせて、Google Mapにも衛星経由の位置情報の共有機能が追加されることでしょう。最新のiPhoneのように、Pixelスマホでも衛星通信が利用できる日は、もう間もなくとなりそうです。

 

Source: Nail Sadykov, PiunikaWeb  via 9to5Google

Nothingの「Phone (2)」と「Ear」がChatGPTと統合! その感覚はまるで…

英Nothing Technologyは先週、新型の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」と廉価モデルの「Nothing Ear (a)」を発表。それに続き同社のスマートフォンNothing Phone (2)向けに、人気のChatGPTと統合するソフトウェア更新を配信開始しました。

↑ChatGPTと統合されました(画像提供/Nothing Technology)

 

これはNothing OS 2.5.5により実現するもの。まだ前モデルのPhone (1)と廉価モデルPhone (2a)には提供されず、今のところPhone (2)専用となっています。

 

主なアップデート内容は、ざっと次の通りです。

  • カメラが「Ultra XDR」(一般的にはUltraHDR)に対応
  • RAMブースター機能
  • 新しいレコーダーウィジェットを追加。外出先で簡単にオーディオ録音可能に
  • 新しいバッテリーウィジェットを追加

 

最大の新要素は、Phone (2)にChatGPTを統合したこと。ホーム画面にChatGPTのウィジェットが追加され、ChatGPT(Playストアからインストールが必要)を呼び出せるようになりました。テキストおよび音声での会話が可能です。

 

また、スクリーンショットとクリップボードにも新しいボタンが追加され、その内容をChatGPTとの会話に直接貼り付けることもできます。

 

このChatGPT統合は、Nothing Earと Ear (a)にも及んでいます。Nothing Phone (2)とペアリングしておくと、スマホ本体を取り出すことなく、ChatGPTで音声会話を始めることが可能です。

 

今後Nothing Phone (2)とEarユーザーは、音声アシスタントの感覚でChatGPTを呼び出し、会話を楽しめることになりそうです。

 

Source: Nothing
via: 9to5Google

Galaxy Z Flip6っぽいベンチマーク結果が現れた! Galaxy S24 Ultra並みの性能!?

サムスンは、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(タテ折り)を7月上旬に発表すると見られています。すでに生産準備が本格化していると噂されるなか、Galaxy Z Flip6らしきベンチマーク結果が登場しました。

↑素晴らしいスコアが出た(画像はGalaxy Z Flip5)

 

これは、ベンチマークアプリの人気投稿サイト・Geekbench Browserに掲載されたもの。それによると、Galaxy Z Flip6はクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3チップを採用し、RAM容量は8GBで、予想通りAndroid 14を搭載するとのこと。

 

Galaxy Z Flip6のGPU性能は1万5050点を記録し、Galaxy S24 Ultraと同等の性能を示すものでした。本製品の筐体はコンパクトで、Galaxy S24シリーズに搭載されている大型の冷却システムがないとすれば、このスコアは素晴らしい印象です。

 

ただし、長時間にわたり使い続けた場合は発熱しやすく、すぐにサーマルスロットリング(熱による破損を防ぐため、動作クロック数を下げる)が起こる可能性が高そう。

 

これまでの噂では、Galaxy Z Flip6のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)は前モデルより大型化し、カメラもバッテリーも大幅に強化されるとされていました。そこに高速なチップも加われば、持ち運びやすくサクサク動くスマホになりそうです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Sammobile

ドコモも「ahamo ポイ活」で参入! 大手キャリアのポイ活・マネ活プランは本当にお得?

大手通信キャリアはそれぞれ、「ドコモ経済圏」「au経済圏」「PayPay経済圏(ソフトバンク)」、そして「楽天経済圏」と呼ばれる、ポイント経済圏を構築しています。

 

各社とも囲い込みのため、特定のスマホプランに加入するとポイント還元率などが優遇される「ポイ活・マネ活プラン」の展開を進めており、2024年4月1日にはNTTドコモも新料金プラン「ドコモポイ活プラン」の提供を開始しました。

 

本記事では、ドコモポイ活プランの概要を解説するとともに、他社のポイ活・マネ活プランもチェックしていきます。

 

ドコモは「ahamo ポイ活」が先行スタート

ドコモのサイトから

 

ドコモポイ活プランは、「ahamo ポイ活」と「eximo ポイ活」の2つがラインアップしています。このうち2024年4月にスタートしたのはahamo ポイ活です。eximo ポイ活は、2024年の夏~秋頃の開始を予定しており、詳細はまだ発表されていません。

 

ここからは、ahamo ポイ活の仕組みをチェックしていきましょう。

 

ahamo ポイ活の仕組み

月額料金 概要
ahamo 2970円 月間20GBのデータ容量+国内通話5分無料
大盛りオプション 1980円 月間80GBのデータ容量
ポイ活オプション 2200円 オプション加入でdポイントの還元率がアップ
合計 7150円

※価格は税込です(以下同)

 

ahamoは月額2970円で20GBのデータ容量が使えるワンプラン制が採用されています(国内通話5分無料も付帯)。

 

この基本プランに月額1980円で80GBのデータ容量を追加できる「大盛りオプション」と、月額2200円の「ポイ活オプション」を適用させた、合計7150円のサービスがahamo ポイ活と位置づけられています。注意したいのはポイ活オプションを付ける場合、必ず大盛りオプションも適用しなければならないという点。毎月100GBも使用しない人には不向きなサービスと言えるでしょう。

 

7150円を支払ってahamo ポイ活に加入し、さらにd払いを使って決済をすると、ポイント還元率が+3%になるという特典を受けることができます(上限4000ポイント/月)。

 

ポイ活オプション還元の仕組み

ポイント還元対象となる
支払い方法
d払い
特典内容 dポイント(期間・用途限定)
+3%還元
ポイント上限 4000ポイント

 

+3%は、他社と比較して際立って大きな還元というわけではありません。ただし、注目したいのは、サービス開始と同時に始まったキャンペーンです。上限は4000ポイント/月と変わりませんが、キャンペーン期間中は+10%還元と高水準になっています。

 

こちらのキャンペーンは当面継続が予想されるので、キャンペーン期間中に限ってahamoを契約するという使い方でも良いでしょう。

ahamoのサイトから

 

個性が異なる大手通信キャリアのポイ活・マネ活プラン

ほかの大手通信キャリアは、ドコモに先行してポイ活・マネ活プランを展開しています。ここからは各社のプラン概要を見ていきましょう。

 

特典内容の幅広さが魅力の「auマネ活プラン 5G/4G」

auのサイトから

 

auマネ活プラン 5G/4Gの概要

月額料金 7238円
(auスマートバリュー適用で1100円割引可)
データ容量 無制限
特典内容 ・最大800円相当(不課税)のau PAY残高付与

・au PAYゴールドカードで「auマネ活プラン」の料金を支払うと、12か月間のみPontaポイント20%還元

・au PAYゴールドカード+au PAY利用で最大2%還元

・au PAYゴールドカード決済で最大1.5%還元

・auじぶん銀行の円普通預金金利が最大で年0.33%(税引前)になる

・auカブコム証券のクレカ積立時、ポイント還元率が12か月間のみ合計最大3.0%になる(13か月目以降は2.0%)

 

auは、ポイ活・マネ活向けプランとして、「auマネ活プラン 5G/4G」を提供しています。このプランの大きなメリットは、特典内容の幅広さ。au PAYゴールドカード、auじぶん銀行、auカブコム証券など、au経済圏のサービスを使えば使うほどお得になる仕組みとなっています。

 

ただし、特典期間が12か月間のみなど、一部制限があることに注意が必要です。

 

なお、auマネ活プランには、自宅インターネットとのセット割引「auスマートバリュー」の適用が可能なため、セットで契約できる人は月額料金が上記の金額から1100円割引となります。

 

割引を適用できるかでお得度が変わるソフトバンクの「ペイトク」

ソフトバンクのサイトから

 

ペイトクの概要

月額料金 ・ペイトク30:7425円

・ペイトク50:8525円

・ペイトク無制限:9625円
(3プランとも各種割引適用で2497円割引可)

データ容量 30GB/50GB/無制限
特典内容 PayPay(残高/クレジット)支払時に
利用プランに応じてポイント還元率がアップ【ペイトク30】

・還元率+1%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+2%(月間上限1000円相当)

 

【ペイトク50】

・還元率+3%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+6%(月間上限2500円相当)

 

【ペイトク無制限】

・還元率+5%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+10%(月間上限4000円相当)

 

ソフトバンクは、プランに加入することでPayPayの支払い還元率がアップする「ペイトク」を提供しています。月間データ容量が異なる3つのプランがラインアップされており、それぞれ還元率と月間の還元上限に違いがあることが特徴です。

 

それぞれのプランを見て、まず気になるのは高額な月額料金でしょう。「ペイトク無制限」の場合、月額1万円近くと他社よりもかなり高い水準となっています。ただし、ペイトクには家族割引や自宅インターネット割引などを複数適用できるので、最大で2497円の割引を適用できます。仮にペイトク無制限に割引を最大限適用すれば月額は7128円となり、auマネ活プランとほぼ同水準になります。

 

ソフトバンクを使う場合、割引を適用できるかがお得の分かれ目であると覚えておきましょう。

 

SPUが+4倍とかなり魅力な「楽天最強プラン」

楽天モバイルのサイトから

 

楽天最強プランの概要

月額料金 最大3278円
データ容量 ・3GBまで:1078円

・3GB超20GBまで:2178円

・20GB超無制限:3278円

特典内容 SPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になる(月間獲得上限2000ポイント)

 

楽天モバイルは、auやソフトバンクのようにマネ活・ポイ活専用のプランは用意されておらず、「楽天最強プラン」のワンプランのみとなっています。

 

しかし楽天最強プランは、加入するだけで自動的にSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になり、楽天市場での買い物がお得になります。

 

SPUは、楽天トラベル5000円以上利用で+1倍、楽天ブックス3000円以上利用で+0.5倍などが一般的。そんな中、プラン契約をするだけで+4倍になるのは非常に魅力的です。楽天経済圏でポイントを重点的に貯めたい人は、乗り換えを検討してみましょう。

 

ポイ活・マネ活プランは2つの傾向に分けられる

ここまで解説してきたとおり、大手通信キャリア4社のポイ活・マネ活プランを比較すると、各社とも特色のあるサービスを展開しています。

 

大きく分けると、

 

・ドコモとソフトバンクはd払いやPayPayなど、決済利用時の還元が手厚い

・auと楽天モバイルは、銀行や証券などのサービスを広く使うことで還元がより手厚くなる

 

という2つの傾向があると言えるでしょう。

 

月々のお金の使い方、決済方法、また家族構成などによってお得なプランが変わるので、各社の特徴を捉えたうえで自分に最適なサービスをチョイスしてください。

「Galaxy S25」でもサムスンとグーグルが提携!? 狙いはもちろん…

サムスンはGalaxy S24シリーズにおいてグーグルと協力し、生成AI機能の一部として同社の「Gemini Nano」を搭載しました。両社はさらに次世代機「Galaxy S25」シリーズでも提携を続け、第2世代Gemini Nanoを利用可能にするとの噂が報じられています。

↑グーグルとのコラボを継続(画像提供/サムスン)

 

リークアカウントの@negativeoneheroは、グーグルの第2世代「Gemini Nano」バージョンがGalaxy S25シリーズに採用され、サムスンが同製品でのオンデバイスAIを進化させるため、グーグルとの協力を始めたと述べています。

 

オンデバイスAIとは、外部のクラウドサーバーに依存せず、スマホ内で処理を完結させる仕組みのこと。サムスンの「Galaxy AI」はオンデバイスAIとクラウド依存AIが混ざっており、そのうちGemini Nanoはオンデバイスに属しています。

 

オンデバイスAIを動かすには、かなり強力なプロセッサを搭載する必要があります。先日もGalaxy S25シリーズにサムスン製の次期チップ「Exynos 2500」あるいはクアルコム製の「SnapDragon 8 Gen 4」が搭載されるとの台湾サプライチェーン情報がありましたが、どちらも強力なAI処理能力を備えるとみられ、今回のリーク情報と符合しています。

 

今のところ、第2世代Gemini NanoがGalaxy AIに追加の機能をもたらすのか、「リアルタイム通訳」など既存のものを強化するに留まるのかは不明。

 

ともあれ、Androidスマホでは最高クラスのハードウェアを製造するサムスンと、生成AIの最前線を行くグーグルが再びタッグを組むことで、Galaxy S25シリーズはさらに使いやすくなると期待したいところです。

 

Source: @negativeonehero
via: Wccftech

今度は「Pixel 8a」の色が流出!? 見覚えのあるラインアップ

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 8a」の本体カラーリングが四色判明したと、海外テックサイトのAndroid Headlinesが報じています。

↑流出したPixel 8aのカラー(画像提供/Android Headlines)

 

現行モデルの「Pixel 7a」では、ブルー、ホワイト、ブラック、レッド(正式名称はSea、Snow、Charcoal、Coral)の四色が投入されています。

 

Android Headlinesによれば、Pixel 8aには上画像のようにグリーン、ホワイト、ブラック、ブルー(正式名称はMint、Porcelain、Obsidian、Bay)の四色が存在するとのこと。これは、Pixel 8のグリーン(Mint)やブラック(Obsidian)、そしてPixel 8 Proのホワイト(Porcelain)やブルー(Bay)と共通したカラーラインアップです。

 

Pixel 8aは7aよりも丸みを帯びた本体デザインとなり、6.1インチディスプレイを搭載。プロセッサには「Tensor G3」の低クロック版が搭載されるとされています。

 

例年通りなら、Pixel 8aは5月14日から開催されるイベント「Google I/O」で発表されるはず。Pixel 7aと同様に、廉価ながらさまざまなAI(人工知能)機能を活用できる、コスパの高いスマホになってほしいものです。

 

Source: Android Headlines via 9to5Google

Pixel 9+最上位+折りたたみ。グーグルはどう名づける? 予想は…

グーグルの次期折りたたみスマートフォンの名称が「Pixel 9 Pro Fold」になると、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑次は「Pixel 9 Pro Fold」が投入される?

 

グーグルは2023年5月に、初となる折りたたみスマホ「Pixel Fold」を発表。内側に7.6インチ、外側に5.8インチのディスプレイを搭載しました。一方で、同社は今年ハイエンドモデル「Pixel 9」シリーズを投入すると期待されています。

 

Android Authorityによれば、グーグルの次期折りたたみスマホは「comet」というコードネームで開発されているとのこと。そして、Pixel 9シリーズでは通常のスマホが「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3機種、そして折りたたみスマホの「Pixel 9 Pro Fold」が投入されるというのです。

 

次期折りたたみスマホがPixel 9 Pro Foldと名付けられれば、これは製品がPixel 9シリーズの最上位モデルに位置づけられていることを、消費者にわかりやすくアピールできそうです。

 

近年、グーグルはフラッグシップのPixelスマートフォンを10月に発表しています。次期プロセッサ「Tensor G4」を搭載したPixel 9 Pro Foldも、それと同時に登場するかもしれません。

 

Source: Android Authority

スマホの出荷台数でサムスンがアップルを追い抜いた!

2024年第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの出荷台数で、サムスンがアップルを追い抜いたと、調査会社のIDCが報告しています。

↑トップになったが…

 

IDCによれば、2024年第1四半期のアップルのスマホ出荷台数は5010万台で、前年同期の5540万台から9.6%減少したとのこと。これはスマホシェア上位5社の中で最も大きな減少幅です。

 

一方、サムスンは6010万台を出荷し、20.8%の市場シェアを獲得。見事、市場シェア1位を獲得しました。なお前年同期の同社の出荷台数は6050万台で、市場シェアは22.5%でした。2024年第1四半期のアップルの市場シェアは17.3%で、前年同期の20.7%から落ちています。

 

アップルとサムスンがともに市場シェアを落とした理由について、IDCは「これらの2社はハイエンド市場での地位を維持しているが、中国でのファーウェイの復活と、シャオミやTranssion、OPPO/OnePlus、Vivoの躍進により、拡大や多角化を模索しているだろう」と分析しています。

 

いまだにトップを走りつつも、勢いを落としつつあるアップルとサムスン。今後は廉価モデルの強化など、次の一手が求められることになりそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

グーグルの開発チーム、「かこって検索」の裏側を語る! 誤作動が起きるのは…

グーグルやサムスン製スマートフォンで使えるAI機能の「かこって検索」は、スマホ上で見つけたものを、アプリを切り替えずに検索できて好評を呼んでいます。

↑開発チームが裏側を語った

 

しかし、画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しすると、間違ってタスク切り替えを呼び出してしまったり、他のジェスチャー操作を使いたいのに、かこって検索が暴発したりするなど、一部では不満の声も上がっています

 

この点について、開発チームが操作性を改善していくとの趣旨をポッドキャストで語りました。

 

グーグル公式ポッドキャスト「Made by Google Podcast」の最新エピソードには、かこって検索の開発チームが出演。そこでは上記の操作について「製品の良し悪しを左右すると分かっていたので、最速のアクセス方法は何かを考えるのにすごく時間を費やした」と述べています。

 

最も重視したのは、OSのどこからでもアクセスできるということ。そうした発想から、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しする現在の方法にたどり着いたそうです。

 

暴発しやすいとの苦情に対しては「まだ先があり、ユーザーが望むときに発動され、望まないときに発動されないようにするために多くの努力をしている」とコメント。現在進行形で改善を進めているようです。

 

また、かこって検索は、実際にはGoogleレンズが大きな役割を果たしていることも明らかになりました。Googleレンズとは、写真や画像を認識し、名前や詳細情報まで教えてくれるアプリのこと。

 

すなわち「技術の多くは、実際には(Google)レンズであり、ビジュアル検索機能、画面上のOCR(光学文字認識)です」と言います。

 

かこって検索の開発は、2023年1月頃にスタートしたそう。同チームは、Googleレンズのように対象をタップして選ぶほうが「丸でかこう」より速いと認めつつも、こちらのほうが「楽しい」と感じたと語っています。

 

今のところ人気が急上昇している使い方は、画像の中のテキストをコピーすること。例えば、YouTubeの字幕や、Instagramアプリ内のテキストなど、普通はコピー&ペーストできないものもコピーしたり検索したりできます。

 

グーグルは今後も「かこって検索」で多くのことを計画しているそう。できることがもっと増えたり、対象スマートフォンが拡大したりするのでしょうか? 今後の発展に期待です。

 

Source: Made by Google
via: 9to5Google

Galaxy S24とiPhone 15が「5G通信速度」対決! 圧倒的な差が判明

アップルのiPhoneとサムスンのGalaxy Sシリーズは、互いに性能などを競い合う良きライバルです。さまざまな面でつばぜり合いを繰り広げるなか、あるテストでGalaxy S24シリーズの5G通信速度が大半の国でiPhone 15シリーズを上回ったとの結果が出ました。

↑5G通信速度で圧倒的な差が…

 

インターネット接続のスピードテストを無料で提供するOoklaは、5Gスマートフォンの性能に関する最新レポートを発表。そこではGalaxy S24シリーズでの5G性能の中央値(データを小さい順に並べたとき真ん中に位置する値)がiPhone 15シリーズをしのいでいると述べています。

 

この調査は2月1日~3月24日にかけて、アジア太平洋、中東・アフリカ、欧州、北米でデータを取得。それによれば、「サムスンのGalaxy S24ファミリーは、今回の調査で15か国中7か国において、5Gダウンロード速度の中央値で統計的に有意なリードを示した」とのことです。

 

かたやiPhone 15シリーズは1か国でトップを獲得したものの、「Galaxy S24とiPhone 15の速度差は、分析対象国の一部ではごくわずかだった」と述べています。つまり、7か国ではGalaxy S24シリーズが大差で上回り、iPhone 15シリーズが勝っているのは1か国だけということです。

 

例えば、米国ではS24の中央値がiPhone 15より34Mbps速いことが判明。同様に香港ではS24がiPhone 15を20Mbps以上も上回り、アラブ首長国連邦でもS24はiPhone 15に9Mbpsの差を付けていました。

 

ただし、日本ではiPhone 15シリーズとGalaxy S24シリーズともに5Gのダウンロード速度が安定しているとのこと。Galaxy AIなどの新機能をすぐに楽しまなくてもよければ、新型Galaxyスマホを急いで買わなくてもいいと同レポートは述べています。

 

日本国内で使う分には差が出ないようですが、海外旅行や出張が多い人は、Galaxy S24シリーズを持っておくと快適なインターネットが楽しめそうです。

 

Source: Ookla
via: 9to5Mac

サムスン、「Galaxy AI」をGalaxy S22シリーズなどにも5月から提供へ! 使える機能は…

先日、サムスンの公式フォーラムで予告されていましたが、ついにGalaxy S22シリーズおよび2022年発売の全フラッグシップ機にGalaxy AI機能がやって来ると公式に発表されました。

↑広がるGalaxy AI(画像提供/サムスン)

 

サムスンはOne UI 6.1(Android 14をベースにした最新インターフェース)を、対象となるGalaxyスマートフォンに5月から提供開始。その一環として、Galaxy S24シリーズから導入された「Galaxy AI」の人気機能をGalaxy S22シリーズやGalaxy Z Fold4およびGalaxy Z Flip4、Galaxy Tab S8シリーズにも拡大します。

 

つまり、2022年内に発売されたサムスン製フラッグシップ機全てが恩恵を受けることになります。改めて確認しておくと、次のデバイスが対象となります。

 

  • Galaxy S22
  • Galaxy S22+
  • Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold 4
  • Galaxy Z Flip 4
  • Galaxy Tab S8
  • Galaxy Tab S8+
  • Galaxy Tab S8 Ultra

 

また、これらのデバイスで利用できる主なGalaxy AI機能は以下の通りです。

  • かこって検索
  • チャットアシスト
  • 通訳
  • リアルタイム通訳(電話)
  • ノートアシスト
  • 文字起こしアシスト
  • AIによる壁紙生成
  • 写真編集の提案
  • AIによる写真編集

 

現時点でGalaxy S24シリーズからやってこない唯一のAI機能はインスタント・スローモーション(動画にAIが新たなフレームを追加した滑らかなスローモーション再生)だけ。少し古めの機種であれ、最新のAI機能が使えるのはうれしい限りです。

 

Source: Samsung
via: Wccftech

「Pixel 8a」の新たな目撃情報を入手! 今度は米大手キャリアがうっかり掲載

グーグルの廉価版スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを裏付ける情報が次々と報じられ、先日もBluetooth SIG認証を取得したことが明らかとなり、発売が近づいているとみられています。

↑Pixel 8aの目撃情報を入手(画像はPixel 7a)

 

そんな中、今度は米国の大手キャリアの公式サイトでPixel 8aが目撃されました。

 

著名リーカーのEvan Blass氏は、UScellularのウェブサイトで見たというスクリーンショットを公開。そこには「Google Pixel 8a」とハッキリ書かれています。同社はPixel 8aのチュートリアルも早々に公開してしまったものの、すでに削除済みです。

 

今回の画像では、前モデルPixel 7aよりも本体が丸みを帯び、ベゼルは少し細くなりながらも上位モデルPixel 8より太く、他のPixelスマートフォンとは一線を画すデザインが確認できます。

 

先週末にも、Pixel 8aに4つの本体カラーバリエーションがあることをAndroid製品情報サイトのAndroid Headlinesが「独占情報」として掲載。それらはObsidian(黒)、Mint(ミント)、Porcelain(ポーセリン)、Bay(青)の4つとされ、それぞれの写真も公開していました。

 

今のところ、Pixel 8aの予想スペックは次の通りです。

  • 画面サイズと解像度: 6.1インチ/2400×1080(Pixel 7aと同じ)
  • 最大リフレッシュレート: Pixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度: 1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップ: Tensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 有線充電速度: 最大27W
  • 米国での価格: 500~550ドル(約7万7000円〜8万5000円〔※〕。前Pixel 7aは499ドル~)

 

おそらくグーグルは、5月14日に開催する年次イベント「Google I/O」でPixel 8aを正式発表するはず。価格がなるべく安くなるよう期待しつつ、当日を待ちたいところです。

※1ドル=約154円で換算(2024年4月16日現在)

 

Source: Evan Blass(X)
via: PhoneArena

「Galaxy AI」、5月に過去モデルでも利用可能に! 対象機種は…

サムスンの新たなAI機能「Galaxy AI」は便利ですが、今のところGalaxy S24シリーズなど一部の製品にしか提供されていません。Galaxy S23シリーズなどもアップデートによって順次対応する予定ですが、それでも新しめのデバイスに限られています。

↑5月にやって来る(画像提供/サムスン)

 

しかしサムスンは、Galaxy S22やGalaxy S21シリーズなど数年前の製品にも、早ければ5月にAI機能を搭載すると明らかにしました。

 

韓国向け公式フォーラムでサムスン社員が、Galaxy AI機能を搭載したOne UI 6.1がGalaxy S22シリーズのほか、2021~2022年に発売されたGalaxy SシリーズやGalaxy Z FoldおよびFlipといった折りたたみスマホにもやって来ると述べています。

 

これは先週、サムスンが「さらに多くのGalaxyユーザー」がまもなくAI機能が使えると述べたコメントとも一致しています。

 

ただし、具体的にはフラッグシップ水準の製品に限られ、Galaxy S21 FEやGalaxy Tab S8 FEなど廉価モデルは対象外となる模様。それでも、これでGalaxy AIが使えるデバイスがさらに増えることになります。

 

また、アップデート対象となっても、全てのGalaxy AI機能が追加されるとは限らないそう。機能によっては、ある程度は新しい、あるいは一定の性能以上のチップやRAM容量が必要なためと思われます。

 

Galaxy AIのほぼ全機能が使える見通しの端末は次の通りです。

  • Galaxy S22
  • Galaxy S22+
  • Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold 4
  • Galaxy Z Flip 4
  • Galaxy Tab S8
  • Galaxy Tab S8+
  • Galaxy Tab S8 Ultra

 

また、「かこって検索」 や「マジックリライト」のみがサポートされる予定の機種は次の通りです。

  • Galaxy S21
  • Galaxy S21+
  • Galaxy S21 Ultra
  • Galaxy Z Fold 3
  • Galaxy Z Flip 3

 

古くなるほど使える新機能にも制限がありますが、それでも旧機種でAIが活用できるのは素晴らしいこと。ソフトウェア・アップデートが配信される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Samsung
via: 9to5Google

「Pixel 9」シリーズの発売はもはや確実! 公式アプリから新たな手がかりが見つかる

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズの予想CG画像が続々と登場しているなか、今度は公式アプリのベータ版の中に「Pixel 9」の記述があったと報告されています。

↑Pixel 9は確実に来ている(画像提供/91mobiles)

 

この情報は、グーグルアプリの最新ベータ版(15.14.34.29.arm64)から見つかったもの。それは二つあり、その一つはユーザーが新しいAndroidデバイスを設定する際のGoogleアシスタント・セットアップのコード内に含まれているものです。

 

もう一つは、同じセットアップ画面に表示されるアニメーション関連ファイルであり、こちらにも「pixel 9」の名前が含まれていたとのこと。どちらも、それ以上の情報は表示できませんが、これによりPixel 9が登場することはほぼ確実となりました。

 

ここ数週間にわたり、さまざまなリーク情報が届けられたことで、Pixel 9シリーズに関する情報はかなり明らかになった感があります。

 

  • これまでの2モデルから3モデルの構成に(「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」)
  • Pixel 9は背面デュアルカメラ、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLは背面トリプルカメラ
  • Pixel 9とPixel 9 Proの本体サイズは同じ
  • 画面サイズはPixel 9よりもPixel 9 Proのほうが大きい(おそらくPixel 9 Proのほうがベゼルが狭い)
  • 全モデルとも次世代の「Tensor G4」チップ搭載

 

ほかにも、Pixel 9は側面がフラットになって角が丸くなり、まるでiPhone 15 Proのようになると予想されています。よりパワフルかつスタイリッシュ、豊富なカメラ機能もあり、グーグルならではのAI機能がフル活用されると期待したいところです。

 

Source: The SP Android
via: Tom’s Guide

紛失とおさらば! Androidの「デバイスを探す」機能がパワーアップ

グーグルは、Android向けに強化された「デバイスを探す」ネットワークの提供を開始しました。まずは北米からですが、ゆくゆくは全世界で利用可能になる予定です。

↑バッテリー切れでも探せます

 

その目玉機能の一つが、オフラインのAndroidスマートフォンを探せること。当初はPixel 8とPixel 8 Proのみ電源がオフ、またはバッテリーが切れていても発見できると発表していましたが、いずれ他社の次世代スマホでも使えるようになるとグーグルが述べています。

 

Pixel 8シリーズは、特殊なハードウェアを使うことで、電源オフの状態でも内蔵Bluetoothチップに電源が供給される仕組みとなっています。

 

Android情報サイトAndroid Authorityの取材に対して、グーグルは「他のSoC(スマホ用チップの製造元)やOEM(各スマホメーカー)と協力して、バッテリー切れのデバイスを見つける機能を、他のプレミアムAndroid製品にも提供する方法を検討しています」と回答しました。

 

つまり、次世代ハードを搭載する予定のフラッグシップ機は、電源切れの状態でも「探す」機能に対応する可能性があるということ。そもそもスマホをなくしたときに困るのは、バッテリー切れで「探す」アプリでも音を鳴らせない場合のため、グーグルの新機能はかなり役に立つと思われます。

 

すでにiPhoneでは、電源をオフにしてから24時間以内であれば見つけることが可能。ようやく、Androidも追いつくようです。

 

過去の機種がこの機能に対応するかどうかは不明ですが、今後は高価なハイエンドスマホを買った場合は、紛失してしまう恐れが減ることになりそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

「Galaxy Z Fold6」のカメラは従来のまま? 一つだけ例外があるかも…

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」はチタン製ボディになり、薄くて軽くなるなど大きな変化が予想されています。が、カメラは現行のGalaxy Z Fold5と同じものだと著名リーカーが主張しています。

↑カメラは変わらない?

 

信頼性の高いリーカー・Ice Universe氏によると「Galaxy Z Fold6のカメラ構成はFold5と全く同じ」とのこと。

 

さらに背面カメラも、自撮りカメラも、UDC(アンダーディスプレイカメラ〔折りたたみ画面の下に隠されたカメラ〕)もそうなると強調。全て前モデルと同じカメラパーツを流用すると示唆しているようです。

 

これが本当であれば、サムスンの最新折りたたみスマホは、2022年に発売されたGalaxy Z Fold4と同じカメラパーツを搭載することになります。つまり、50MPのメインカメラ、10MPの望遠カメラ、12MPの超広角カメラという構成。

 

UDCも変わらないとすれば、こちらは2021年のGalaxy Z Fold3以来、4年連続で同じ仕様に留まる格好です。

 

ただし、Ice Universe氏は「Galaxy Z Fold6 Ultraは変わるかもしれない」と付け加えています。

 

Galaxy Z Fold6 Ultraとは、2024年の発売が噂される高級モデルのこと。まだ標準モデルとどこが異なるのか不明ですが、カメラの性能をアップして差別化を図るのかもしれません。

 

サムスンはGalaxy Z Fold6のほか、次期縦折りスマホ「Galaxy Z Flip6」、新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」などを7月に発表するとの説が有力。あと数か月のうちに、さらに詳しいリークがやって来ると期待したいところです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Pixel 8a」の写真がまた流出! 本体の表面が…

グーグルはフラッグシップ機をベースにした廉価モデル「Pixel 8a」を準備中と噂されており、実際にBluetooth SIG認証を取得したことから、まもなく発売する可能性が高まっています。

↑新モデルではベゼルが…

 

そんな中、今度はブラックモデルと画面周りのベゼル(額縁)が確認できる新たなリーク画像がネット上に出現しました。

 

これまでPixel 8aのイメージは何度か目撃されており、2023年秋には予想CG画像も登場していました。また、Pixelスマホの工場があるベトナム方面からパッケージ写真も流出しており、最近ではグーグル自らが携帯電話サービス「Google Fi Wireless」の広告で披露してしまったばかりです。

 

さて今回、XユーザーのTechDroider氏はPixel 8aの画像を投稿。この画像の出所は不明ですが、そこには光沢仕上げだったPixel 7aとは対照的に、つや消しでマット仕上げの背面が写っています。

↑流出した画像(画像提供/TechDroider/X)

 

また、前面のディスプレイ写真もあり、その下半分にはかなりガッシリしたベゼルがありますが、Pixel 7aよりも細い模様。また、四隅は丸いカーブを描いています。

 

Pixel 8aの画面サイズはPixel 7aと同じながら、最大リフレッシュレートが90Hzから120Hzにアップ。Pixel 8シリーズに内蔵されたTensor G3チップのマイナーチェンジ版を搭載し、有線映像出力にも対応すると予想されています。

 

おそらく、本製品は5月の開発者会議「Google I/O」で発表されるはず。その一方でPixel 7aからの値上げも噂されており、価格が気になるところです。

 

Source: TechDroider(X)
via: 9to5Google

Galaxy S24 Ultraのカメラ画質、今後のアップデートでさらに改善していく見通し!

サムスンのフラッグシップ最上位モデルGalaxy S24 Ultraは発売された当時、カメラアプリにいくつかの問題がありました。それらは今までのアップデートでかなり修正されましたが、今後さらに改善される予定だと報じられています。

↑今後もアプデで改善予定?

 

信頼性の高いリーカーIce Universe氏は、Galaxy S24 Ultraが次の「カメラ・ファームウェア更新」で残っているカメラの問題を修正すると述べています。

 

具体的には望遠カメラの画質、ホワイトバランスの精度、一部の写真に現れる異常な赤色の低減などが含まれるそうです。

 

が、サムスンはいつアップデートを配信するか、時期を明らかにしていないとのこと。「4月に解決できることを願う」と述べていることから、5月以降となりそうです。

 

前回のアップデートでは、ホワイトバランスと露出関連の問題が修正されました。特にGalaxy S24 Ultraは露出オーバーになり、明るい部分や光源が白飛びしがちでした。

 

前回のアップデートでは、標準モデルGalaxy S24のカメラ画質も改善しました。が、まだ不完全な部分もあり、次の数回の更新でカメラが安定すると思われます。

 

またサムスンは、先週リリースしたOne UI 6.1アップデートで、Galaxy S23 Ultraでのカメラ画質をより自然な色に修正しました。1年以上前の過去モデルでも、今後もカメラアプリが進化していくことを期待できるかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:Sammobile

お手ごろ価格の高性能機「Galaxy S24 FE」、今年夏に発売される可能性。S23 FEより数か月前倒し?

サムスンがフラッグシップ機Galaxy S24シリーズの廉価版、「Galaxy S24 FE」を開発中との噂は、先月もお伝えしたところです。

↑廉価モデルは今夏発売?

 

その「お手ごろ価格で高性能」モデルが、予想されていた10月よりも早く、今年の夏に発売予定とのサプライチェーン情報が届けられています。

 

韓国の電子業界誌The Elecによると、Galaxy S24 FEは「今年の夏」に発売される予定とのこと。前モデルにあたるGalaxy S23 FEは2023年10月に一部地域で発売されていました(日本での発売は今年2月)。

 

また同誌は、サムスンのサプライヤーがGalaxy S24 FE用ディスプレイ・ドライバ(画面のピクセルを制御するIC)の量産を始めたとも付け加えています。まもなく、他のパーツの生産や本体の組立も始まるのかもしれません。

 

さらに、Galaxy S24 FEの量産台数は「数百万台」を目指しているとのこと。前モデルGalaxy S23 FEの生産台数は300万台と報じられていたため、それを上回るヒット製品にする意図がうかがわれます。

 

今のところ、Galaxy S24 FEの予想スペックは次の通りです。

  • 搭載プロセッサー:Galaxy S24シリーズと同じく、サムスン製のExynos 2400またはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3
  • 内蔵RAMおよびストレージ:12GB LPDDR5X RAMと128GB UFS 3.1ストレージ、または256GB UFS 4.0ストレージ
  • バッテリー容量: S23 FEより500mAh大きい4500mAh

 

まだディスプレイやカメラについての情報は不足していますが、そちらは控えめにすることで、上位モデルGalaxy S24シリーズと差別化を図るのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:91mobiles

サムスン、お手ごろ折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold FE」と「Galaxy Z Flip FE」を発売するかも!

サムスンは今年に横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」を2モデル、お手ごろ価格版と通常版(あるいは高級モデル)を発売すると噂されています

↑「Galaxy Z Flip」シリーズにも廉価版登場?

 

その横折り廉価モデルのほか、縦折りスマホ「Galaxy Z Flip」シリーズの廉価版も登場するとの噂が報じられています。

 

中国のテックメディアMydriversは独自の情報源に基づき、横折り廉価モデルが「Galaxy Z Fold FE」、縦折りモデルが「Galaxy Z Flip FE」だと主張。それと合わせて、内部文書らしき写真を掲載しています。

 

まずGalaxy Z Fold FEの搭載チップはクアルコム製のSnapDragonと、サムスン自社製のExynosが採用。国や地域により採用チップが異なるということで、Galaxy S24シリーズと同じ展開となりそうです。

Image:Mydrivers

 

そして折りたたんだ状態での寸法は、155.1×67.1×14.2mm。現行モデルGalaxy Z Fold5は154.9×67.1×13.4mmであり、ほぼ同じサイズながら、少し分厚くなるようです。

 

次に縦折りのGalaxy Z Flip FEは、Snapdragon 7s Gen 2を搭載。広げた状態では165.2×71.9×6.9mmになるとのことで、現行モデルGalaxy Z Flip5(165.1×71.9×6.9mm)とほぼ同じサイズとされています。

Image:Mydrivers

 

搭載RAMは、Galaxy Z Fold FEは12GBと16GBの2種類、Flip FEには8GBのみが用意。内蔵ストレージに関しては、どちらも256GBと512GBのオプションがあると伝えられています。

 

次期「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」ともにハイエンドチップ「SnapDragon 8 Gen 3」搭載が噂されており、廉価モデルの性能はそれより落ちるようです。とはいえ、十分に安ければ、お買い得製品となりそうです。

 

Source:Mydrivers
via:GSMARENA

お手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」、Bluetooth SIG認証を取得! まもなく発表・発売かも

Googleは、次期お手ごろ価格スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを公式に認めており、数か月前にパッケージ写真らしき画像も流出していました

↑Pixel 8aはまもなく発表・発売?

 

すでにスペックに関する情報も次々と届けられるなか、Pixel 8aがBluetooth SIG(Bluetooth関連機器の認証機関)の認証を取得したことが明らかとなりました。

 

世界各国でBluetooth内蔵デバイスを発売する前には、事前にBluetooth SIGの認証を得ることが恒例となっています。つまり、Pixel 8aの発表・発売が間近に迫っている可能性が高まったというわけです。

 

Bluetooth SIGデータベースに登録されたモデル番号は、G8HNN、GKV4X、G6GPR、G576D。これらは先月、Googleが米FCC(連邦通信委員会)に申請していたものと一致しています

 

このうちG6GPRは、ベトナム方面から流出したパッケージ写真でも確認できます。

 

今までのところ、Pixel 8aに関するリーク情報は次の通りです。

  • 画面サイズと解像度はPixe 7aと同じ6.1インチ/2400×1080
  • 最大リフレッシュレートはPixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度は1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップはTensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • 米国での価格:500~550ドル(前Pixel 7aは499ドル~)

 

これらの噂話が正しければ、Pixel 8aは「ほぼPixel 8」の高性能なデバイスになるはず。しかし、米国での価格は値上げの可能性もあり、最近の円安のもとでは日本での価格が気になるところです。

 

Source:Mukul Sharma(X)
via:91mobiles

普段あんまりゲームしなくてもゲーミングスマホ「ROG Phone」は意味ある? 使い込んでみた!

スマートフォン市場は昨今、カメラ・バッテリー性能ともに革新的な進化が感じられにくくなってきており、特定の機能に特化したスマホも発売されています。

 

写真を楽しみたいユーザー向けのカメラメーカー発スマホや、ゲームに特化して作られたゲーミングスマホ、折りたたみ式スマホなどが挙げられます。

 

なかでも“ゲーミングスマホ”と聞くと、ゲームをどっぷり楽しんでいる人に向けてのみ作られているんじゃないの? と思われがち。そこで、日常的にそこまでゲームをプレイしないライトユーザーが使ってもメインスマホになり得るのか? という視点でASUSの「ROG Phone 7」をレビューしていきます。

 

ちなみに機種名になっているROGとは”Republic of Gamers”というブランド名の略称で、日常を超えた素晴らしい体験を世界中のゲーマーや愛好家に提供することを目的としてさまざまな製品を開発・販売しているそうです。

 

ケースを着けたくないくらい、所持欲を満たしてくれるデザイン

ROG Phone 7はストームホワイト、ファントムブラックの2カラー展開です。今回はストームホワイトの実機をメーカーさんからお借りしました。

↑239gの本体重量は片手で持つには少し重さも感じられる

 

さっそく不器用な持ち方になっていますが、これはROG Phone 7の重さゆえのもの。カタログ値で239gある本体重量は、筆者が普段使っているiPhone 15よりも約70g重くなっています。片手で長時間使い続けるのは、若干不安を感じます。

 

本体背面は斜めに切り込みが入ったようなデザインで、左側はサラサラとしたマット地、右側は透明感のあるクリアな仕上げとなっています。機種名はホワイトと称されていますが、アッシュグレーに近い印象を受けます。

 

中央にはROGのロゴが大きく入っており、もしや七色に光ったりするのか!? と思ったのですが、さすがにそのようなギミックはありませんでした。

 

iPhoneやGoogle Pixelはそのシンプルなデザインゆえにさまざまなケースを装着して楽しむ人もいますが、ROG Phone 7は背面デザインの良さから、むしろケースは不要で使いたいと思いました。

 

ちなみに、本体左下には薄い文字で「25°07’29.3″N 121°28’17.3″E」と北緯東経の座標が書かれており、何かを表しているのかと思い調べてみると……。

 

台湾に位置するASUS本社の座標でした。ほかのROGシリーズの本体外箱などにも記載があるようで、遊び心のあるデザインが光ります。

 

本体サウンドはもはやスマホとは別物

使い始めて最初に驚いたのは音質。これまでに使ってきたスマホとはまったく異なる体験でした。12×16mmのスピーカーが2機搭載されている本体から鳴るサウンドは、スマホを超えて小型のステレオのような響きが感じられます。一度ROG Phone 7のスピーカーサウンドを聞いてしまうと、これまで満足していたiPhoneやPixelのサウンドが随分と薄く感じられてしまうほど。

ASUS公式サイトから

 

ゲームを楽しむユーザーのために音質を高めたはずですが、たとえゲームをプレイしなくとも、Netflixでドラマや映画を見る際にも本体のサウンドで十二分に満足できるものでした。

 

もちろんバスや電車の移動中、職場での休憩中などはイヤホンをして操作する人も多いことでしょう。そういったユーザーへ向けても、Bluetooth接続時に映画館のような空間オーディオを楽しむことができる「Dirac Virtuo」技術が搭載されており、高音質を堪能することができます。

 

画面の大きさは正義だと改めて知った

せっかくなのでゲームも試してみました。もともと戦闘系のゲームがあまり得意ではないということもあり、友人の教えに沿って「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」をプレイしてみました。

↑友人のすすめでプロセカを始めてみた

 

本体サイズが173mm×77mmでディスプレイが約6.78型と、iPhone 15と比べて少し横長のサイズなこともあり最初は慣れず、プレイ中に目線が追いつかないこともありました。しかし一旦このサイズ感に慣れてしまうとiPhoneに戻ったときに小さく感じてしまうほどで、画面の広さはプレイのしやすさに繋がるものだと改めて実感しました。

 

もちろん画面の大きさはゲームだけでなく、そのほかの映像系サービスでも恩恵を受けられます。YouTubeやNetflixなどを視聴する際は、画面が大きく見やすいことに加えて、先にも触れたとおり音の厚みが一層感じられました。スマホとしては迫力のある映像を楽しめます。ただし本体の重さから長時間手に持って視聴するのは負担がかかるため、適宜置きながらの使い方が良さそうです。

↑画面斜め上からスワイプすると、コントロールパネルが出現

 

ゲーム中でもプレイ環境を快適に整えるためのコントロールパネルも用意されています。最大165Hzまでのリフレッシュレートの設定やプレイ中に通知が来ないような設定に加え、ここから画面録画の開始もできるのでプレイ動画の撮影もお手軽です。

 

なお上記の写真は、充電ケーブルを繋ぎながらのもの。横画面でのゲームプレイが前提とされていることもあり、一般的な本体底面に加えて側面中央にもUSB Type-Cの充電ポートがあるため、プレイしながらの充電もストレスレスです。このあたりはゲーミングスマホならではの配慮が感じられます。

ASUS公式サイトから

 

またROG Phoneシリーズの特徴とも言える「Air Trigger」ですが、今回試用中にプレイしたゲームではあまり活用のタイミングが登場しませんでした。どちらかといえば筆者の苦手とする戦闘系ゲームなどで活用することが多いようで、楽しみ方によってはハマりそうです。

 

日常使いの多いカメラ性能はビビッドな写りが多い

一般的なスマホユーザーのなかでも使用する頻度が高いカメラ機能はどうでしょうか。総括として彩度が高めに写るなどのクセはあるものの、総じて満足度の高い写りをしてくれました。個人的にはiPhoneを使い始める前に使っていた、AQUOS Phoneの写りを思い出します。

↑2月はじめの沖縄の空は高く海は青い

 

↑少し暗い居酒屋の店内でもビビッドな写り

 

海や空などの青色や暖色の店内などの赤色をはじめとして、RGB(赤・青・緑)系の原色は、発色が鮮やかになる傾向がみられます。

 

ここからは同じ条件下で撮影したROG Phone 7とiPhone 15の違いをみてみましょう。

↑飲食店内での撮影

 

暖色照明下では赤みが強く出がちなROG Phone 7ですが、少し白っぽさが感じられる写りとなりました。

 

↑港での撮影

 

iPhoneでの撮影は全体的に落ち着いたトーンで写ったのに対して、 ROG Phone 7は強くビビッドな写りになりました。iPhoneの純正カメラのフィルター”ビビッド”を当てたときに近しいです。

↑カフェ暗所での撮影

 

暗所での撮影はiPhone 15は自動的にHDR撮影となり、暗く映る部分を持ち上げた仕上がりとなるのに対し、ROG Phone 7はピントが定まりづらいのと、ところどころにノイズが見られます。どのスマホにも弱み・強みはあるものなので、暗所での撮影がそこまで多くない、または気にならないという方であれば問題なく使えるレベルかとは思います。

 

Felica非対応なのは痛いかも……

ROG Phone 7をメインスマホとして生活することを考えた際に、致命傷ともいえるのがFelicaの非対応。

 

世界的な半導体不足によってSuicaやPASMOの新規発行が停止しているという社会情勢もあり、モバイルSuicaやモバイルPASMOを利用するユーザーは増加していることから、スマホでSuicaなどを使いたいニーズは高まっています。またキャッシュレス決済の手段でもあるQUICPayや楽天Edyなども利用できないため、不便に思うユーザーも多くいるのではないかと感じられました。

 

またサイズ感も、購入前に確認したいポイントです。一般的な男性よりもいくらか手が小さい筆者ですが、常時片手で操作するには少し大きすぎると感じました。特に画面左側に表示される項目などは、両手で持って操作することが多くありました。

 

iPhoneやPixelとは違う、触っていて楽しいスマホ

普段のスマホの用途といえば、写真や動画を撮ることとSNSを見ること、それに加えて仕事の連絡などでしか使わない筆者ですが、ゲーミングスマホを手にするとゲームをするためにスマホを触る時間が増えることに。これまでに使ってきたiPhoneやPixelシリーズとはまったく毛色の異なる作りをしていることもあり、とにかく触っていて楽しいと感じられる一台でした。

 

もう一声と言いたくなるポイントもありますが、満足できるカメラ性能や、高音質でエンタメをほかのスマホ以上に楽しめることなどから、メインスマホとしても十分活躍してくれることでしょう。

 

この春、新生活を迎える中でスマホを買い替えたいと思っている方や、普段からスマホでゲームを楽しむ機会が多い方に、ROGのスマホも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

次期「Pixel 9」の予想動画が公開! まるでiPhoneなのはどうして?

先日、Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 9」の予想CG画像を、インドメディア91mobilesが公開しました。情報を提供したリークアカウントの@OnLeaks(Steve H.McFly氏)は未発表Android製品の予想において定評があり、この画像も信ぴょう性が高いと思われます。

↑公開されたPixel 9の予想画像(画像提供/Technizo Concept/YouTube)

 

これを基に「Pixel 9をいろんな角度から眺めるとどう見えるか?」を確認できる予想動画が公開されています。

 

テック系YouTubeチャンネルのTechnizo Conceptは、ピンク、イエロー、ブラック、グリーンの4色を想定したPixel 9の予想動画を公開。これらの色が正しいかどうかは不明ですが、デザインに関しては@OnLeaksの情報に沿っています。

 

この動画では、Pixel 9は側面が平らになり、角が丸くなっていることが確認できます。前モデルまでは側面は丸みを帯び、本体の角は直線的となっていましたが、その印象が一変。iPhone 15 Proなどに近く、コメント欄でも「iPixelだ」と呼ぶ声もあります。

 

Pixel 9について、先日の91mobiles情報を改めて整理しておくと次の通りです。

 

  • コンパクトなボディに分厚い背面カメラ部分(本体を合わせた厚みが12mm)。Pixel 8から引き続きデュアルカメラ
  • ディスプレイの中央にはパンチホールの自撮りカメラ。電源ボタンと音量キーは本体の右側に配置
  • ディスプレイのサイズは約6.03インチ
  • 本体サイズは約152.8 x 71.9 x 8.5mm(Pixel 8は150.5 x 70.8 x 8.9 mm)

 

Pixel 9シリーズは「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の予想CGも公開済み。つまり、Pixel 8の2モデル構成から3モデル構成になるというわけです。

 

また、3機種とも次期チップ「Tensor G4」チップを搭載するものの、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLの二つは背面トリプルカメラを採用すると予想されています。つまり、Proモデルとの主な違いはカメラと画面サイズだけであり、特にPixel 9のスペックが低いということはなさそうです。

 

Source: Technizo Concept(YouTube) 
via: Wccftech

「Galaxy S25」シリーズも「Exynos」と「Snapdragon」のデュアルチップが濃厚! その理由は…

サムスンは最新のフラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズで、自社製チップExynos 2400とクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3を搭載した2つのバリエーションを発売しました。国や地域によっては、Exynos搭載モデルかSnapdragon搭載モデルか、どちらかになる格好です。

↑次も同じ戦略で勝負

 

次の「Galaxy S25」シリーズでは全モデルがExynosチップになるとの噂もありましたが、やはり「Exynos 2500とSnapdragon 8 Gen 4」の両方を採用すると台湾サプライチェーン情報筋が主張しています。

 

台湾の電子業界誌・DigiTimesは有料記事で、サムスンがGalaxy S24と同じ「デュアルチップ戦略(2種類のチップを採用)」をGalaxy S24ファミリーでも採用すると述べています。しかし、Exynos 2500搭載モデルとSnapdragon 8 Gen 4モデルの出荷台数が、どれほどの比率になるかは言及していません。

 

これまでSnapdragonチップは、演算性能とグラフィック性能の両方でライバルのExynosチップを凌駕してきました。なぜサムスンがデュアルチップ戦略を選ぶのか? その答えはSnapdragon 8 Gen 4の仕入れ価格にあるようです。

 

Snapdragon 8 Gen 4についてクアルコムの幹部は「これまでで最も高価なチップになる」と示唆していました。そのため、サムスンが十分な利益率を確保するには、自社製で安く作れるExynosチップも使う必要があるというわけです。

 

Exynosチップも徐々に改良されているものの、まだまだSnapdragonチップのほうが優位に立っています。全世界のGalaxy S25 UltraでSnapdragon 8 Gen 4が採用されるなら、安定した動作と性能アップが期待できそうです。

 

Source: DigiTimes
via: Wccftech

「次世代の新しい常識をつくる」Googleと連携でスマホの新時代を宣言したGalaxy S24シリーズ

サムスン電子ジャパンが、独自の「Galaxy AI」機能を搭載するAndroidスマホのフラグシップ「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」の日本導入が決まったことを発表しました。NTTドコモとKDDI/沖縄セルラー(以下:au)が4月11日から販売を開始。同日からSamsungオンラインショップでSIMフリーモデルの取り扱いもスタートします。

↑サムスンがグーグルと共同開発したAIエンジンを搭載する「Galaxy S24」シリーズが日本で発売を迎えます。画像は6.8インチのGalaxy S24 Ultra

 

Galaxy S24シリーズの日本発売は4月11日。気になる価格も発表

Galaxy S24シリーズは2024年1月にサムスン電子が発表したスマホの新しいフラグシップです。クアルコムによる高性能なシステムICチップ「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。グーグルの生成AIモデルを活用して、Web検索に音声通話のリアルタイム通訳、音声文字起こしと要約、そして内蔵カメラによる写真の撮影・編集など、多用途にサムスン独自のGalaxy AI機能が使えます。

 

日本発売の製品にも搭載されるGalaxy AIの一部機能については、グローバルモデルで試した筆者のレビューも参考にしてください。

生成AIスマホ「Galaxy S24」とGoogle Pixel 8を比較、AIはどこまで便利なの?

 

↑コンパクトな6.2インチのGalaxy S24

 

グローバルのラインナップにはS24をベースに、機能の強化を図った「S24+」というモデルもありますが、現時点で日本での発売が決まっているのは約6.2インチのS24と、約6.8インチで専用スタイラス「Sペン」を内蔵するS24 Ultraになります。

↑S24 Ultraには本体に収納できる専用のスタイラス「Sペン」が付属します

 

↑日本で発売されるGalaxy S24シリーズのラインナップとカラーバリエーション

 

NTTドコモ、auが取り扱うラインナップとカラバリの一覧は以下の通りです。

 

【NTTドコモ】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック/コバルトバイオレット 全3色)ストレージ256GB

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムバイオレット/チタニウムブラック 全3色)

※チタニウムグレー/チタニウムバイオレットは256GB、チタニウムブラックは512GB/1TBのみ。チタニウムブラックはドコモのオンラインショップのみでの取り扱い

 

【au】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック 全2色)ストレージ256GB/512GB ※アンバーイエローは256GBのみ

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムブラック 全2色)

※チタニウムグレーは256GBのみ。チタニウムブラックの512GB/1TBはKDDIのオンラインショップのみでの取り扱い

 

なお、Galaxyの上位シリーズが通信事業者での発売と同時にサムスンのショップでSIMフリーモデルとして展開される機会はこれが初めてです。価格とラインナップも発表されています。本体の仕様について、通信事業者のモデルと違いはありません。

 

【Samsungオンラインショップ(SIMフリー)】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック/コバルトバイオレット 全3色)ストレージ256GB/512GB

※アンバーイエロー/コバルトバイオレットは256GBのみ

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムバイオレット/チタニウムブラック 全3色)ストレージ256GB/512GB/1TB

※チタニウムグレー/チタニウムバイオレットは256GBのみ。

 

<価格(税込)>

・Galaxy S24(256GB) 12万4700円

・Galaxy S24(512GB) 13万9000円

・Galaxy S24 Ultra(256GB) 18万9700円

・Galaxy S24 Ultra(512GB) 20万4100円

・Galaxy S24 Ultra(1TB) 23万3000円

 

次世代の新しい常識をつくるのが「AIフォン」

4月3日には都内で記者発表会が開かれ、サムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏がステージに登壇。Galaxy S24シリーズの日本発売に向けた抱負を語りました。

↑AIフォン時代の到来を宣言するサムスン電子ジャパンの小林謙一氏

 

小林氏は2008年から移動通信サービスの主流を担ってきたスマートフォンが、これからクラウド・オンデバイスの「AIによる力」を得ることで、次世代の新しい常識をつくる「AIフォン」になるとアピールしました。そしてGalaxy S24シリーズがサムスンによる初めてのAIフォンであるとしながら、Galaxy AIを実現するためにグーグルとのパートナーシップが不可欠だったと語ります。

 

グーグルの日本法人からはAndroid 事業本部 マネジングディレクターの菅野圭吾氏が登壇。Google Pixelシリーズのスマートフォンから先に搭載が始まった、AIを活用する「かこって検索」の機能が、Androidのパートナーのスマホとして初めてGalaxy S24シリーズに搭載されたことについて喜びのコメントを贈りました。

 

グーグルの菅野氏によると、スマホを使う多くのユーザーから「面倒なアプリの切り替え操作を行なわず、スムーズにいろんな検索をしたい」という声が寄せられたことから、かこって検索ができたそうです。Galaxy S24シリーズはホームアイコンを長押しした後、S24は指で、S24 UltraはSペンも併用して写真の被写体を囲むと素早くAIが検索結果を知らせます。検索対象が画面に映る「テキスト」だった場合、丸く囲わなくてもテキストをラフになぞるようなジェスチャー操作からAI検索ができます。

↑グーグルとサムスンはAIフォンの開発におけるパートナーシップの強化を図ります

 

菅野氏は「AI体験の次のステップも貪欲に進めたい」と語りつつ、サムスンとのパートナーシップの重要性を語りました。コメントに応える形でサムスンの小林氏もまた未来に向けて両社のパートナーシップをさらに強くしていくことを宣言しました。

 

発表会には新機種の各端末も展示され、Galaxy AIによるリアルタイム通訳のスムーズな使い心地などが体験できました。

↑かこって検索のデモンストレーション。ホームアイコンを長押しして、画面に白いベールがかかったような状態になってから、検索したい対象を画面上で選択すると……

 

↑AIが画像やテキストを判定。素早く対象を見つけてくれます

 

Galaxy AIをアップデート提供へ。S23シリーズやZ Fold5なども対象

Galaxy S24シリーズは、国内版のモデルも発売後から7世代のOSアップグレードと、7年間のセキュリティアップデートを提供する予定であることが明らかにされました。

 

さらに4月中旬以降には本体のソフトウェアアップデートにより、Galaxy AIの機能が直近で発売されたGalaxyシリーズのスマホ・タブレットにも展開することが公表されました。対応する機種は以下の通りです。

 

・Galaxy S23シリーズ

・Galaxy S23 FE

・Galaxy Z Flip5

・Galaxy Z Fold5

・Galaxy Tab S9シリーズ

 

↑発売後も7世代のOSアップデートと、7年間のセキュリティアップデートを提供します

 

↑Galaxy AIを直近の過去モデルにも展開します

 

また、サムスンではGalaxy S24/S24 UltraのSIMフリーモデル発売を記念して、サムスンのタブレットやスマートウォッチ、イヤホン、アクセサリーなどの製品を購入すると最大2万8000円の値引きが受けられる予約購入キャンペーンを実施します。期間は2024年4月3日から4月10日まで。

 

加えてGalaxy製品の下取りを申し込むと、通常の下取り価格から最大2万円増額する「Samsung下取りサービス増額キャンペーン」も実施。こちらは2024年4月3日から5月7日までとなっています。

↑サムスンのSIMフリーモデル購入時に展開されるキャンペーンを発表

 

そして、各通信事業社も独自にGalaxy S24シリーズの販売促進キャンペーンを展開します。

 

NTTドコモは2024年4月3日から4月10日までの間に、全国のドコモショップ、ドコモ取扱店、ドコモオンラインショップ(ahamoサイト含む)で、Galaxy S24/S24 Ultraを予約購入して、キャンペーンに応募すると6000〜20000ポイントのdポイントを購入者にプレゼントします。

 

auの予約キャンペーンも期間は同様、2024年4月3日から4月10日まで。全国のau取扱店、au Online Shopでの予約購入・応募者にau PAYギフトカードを最大2万円相当額プレゼントするほか、Galaxy Watchを一緒に買うとさらに最大8000円相当のギフトカードがもらえる特典もあります。

 

サムスンのGalaxy S24シリーズが追加されることで「AIフォン」がつくる次世代のモバイル体験にますます多くの方が触れられる機会が広がります。日ごろ複数のスマホを使い分けている筆者としては、GalaxyのフラグシップであるS24シリーズのSIMフリーモデルが気になっています。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Pixel 9の廉価版? 2カメラで小さめディスプレイの“第3モデル”が存在か

Google(グーグル)の次期スマートフォン「Pixel 9シリーズ」に3番目のモデル「Pixel 9」が存在するとして、海外テックサイトの91Mobilesが予測レンダリングと詳細情報を掲載しています。

↑91Mobilesより

 

Pixelスマートフォンは長らく、画面サイズの大きさで「標準モデル/Proモデル」の2機種が投入されていきました。また、時期をずらして、スペックと価格をおさえた「aシリーズ」も発売されてきました。さらに「Pixel 9 Pro」の予測レンダリング画像も以前に登場しており、背面カメラがより強調されたデザインとなるようです。

 

91Mobilesによれば、Pixel 9は上位モデルの「Pixel 9 Pro/9 Pro XL」と同一のデザインを採用しながら、背面カメラが3個ではなく2個になっているなどの違いがあります。またPixel 9 Pro(約6.2インチ)と比較して、約6.03インチと小さめのディスプレイを搭載。一方で本体サイズは152.8×71.9×8.5mmと、Pixel 9 Proとほぼ同じになるようです。

 

以前リークされたGoogleのPixelリリース計画のロードマップでは、Pixel 9のほか2種類のPixel 9 Proが発売されるとのことでしたが、このようにPixel 9シリーズで3モデルが登場することは、廉価な「aシリーズ」が消滅することを示唆しているのかもしれません。3モデルで最もスペックが低いとされるPixel 9には、手軽に購入できる価格で登場してほしいものです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

Galaxy S24シリーズ、最新ソフトウェアアップデートでカメラの問題がほぼ修正! まもなく日本でも発売の見通し

今年2月に登場したサムスンのGalaxy S24シリーズ(日本では4月3日に発表の見通し)は、素晴らしいカメラのハードウェアを持ちながらも、いくつかの場合は画質等に不満の声が上がっていました。

↑Galaxy S24 Ultra

 

サムスンはこれらを修正すると約束しており、実際、2月半ばに初のアップデートで一部を改善していました。そして米国では、4月のソフトウェア更新で残りの問題がほとんど解消したことが明らかとなりました。

 

このファームウェア更新のバージョンは「S92xU1UEU1AXCB」で、ダウンロードサイズはかなり大きなものです。サムスンは、以下の点を改善したと述べています。

  • ホワイトバランスの精度と露出の向上。
  • 低照度での画質が向上
  • ExpertRAWカメラアプリの色精度が改善(ExpertRAWアプリには別のアップデートが提供)
  • 高倍率ズーム撮影時に、テキストの鮮明度が向上
  • スローモーション動画を撮影できる「Instant Slo-mo」機能が480×480の解像度に対応。

 

このアップデートは、以前のソフトウェアバージョンで見つかったセキュリティの脆弱性を修正するパッチも含まれています。つまり、カメラの画質だけでなく、外部からの攻撃に対してもガードが強化されたわけです。

 

発売直後から何回かアップデートを繰り返し、ソフトウェア的な弱点がなくなってきたGalaxy S24シリーズ。日本で発売される頃には、完成度が高まったものを入手できそうです。

 

Source:Sammobile

折りたたみスマホ最上位「Galaxy Z Fold6 Ultra」は本当に開発中? ただし韓国向けモデルだけかも

サムスンは今年(2024年)7月に、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を発表することが有力視されています。そのうち、横折りの前者については廉価モデル「Galaxy Z Fold6 FE」のほか、高級モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」が出るとの噂も相次いでいました。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraは存在する?

 

このGalaxy Z Fold6 Ultraが「確かに開発中だが、もしかすると韓国だけの限定販売になるかもしれない」と、サムスンの未発表製品に詳しいGalaxy Clubが主張しています。

 

今回の記事によれば、Galaxy Z Fold6 Ultraの型番は「SM-F958N」とのこと。現行モデルのGalaxy Z Fold5は「SM-F946」で、Galaxy Z Fold6通常モデルは「SM-F956」になる見通し。そしてGalaxy S24 Ultraは「SM-S928」であり、最近のUltraモデルでは数字部分の下1ケタが常に「8」になるというわけです。

 

ただし「SM-F958N」のうちNは、韓国向けモデルという意味です。欧州、米国、それ以外の市場向けのデバイスは存在が確認できないと述べています。

 

とはいえ、廉価モデルGalaxy Z Fold6 FEは7月ではなく、「iPhone 16」シリーズと同時期の9~10月に登場との噂もありました。Galaxy Z Fold6 Ultraも発売時期を数ヶ月遅らせて、韓国以外の国や地域に向けても準備を進めるのかもしれません。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

楽天モバイル「最強家族プログラム」はお得? 通信キャリアの家族割引を徹底比較

携帯電話料金の割引サービスのひとつに、家族で同じ通信キャリアに加入すると月額料金が割引になる「家族割引」があります。多くの通信キャリアが採用している割引ですが、大手通信キャリアの一角である楽天モバイルにはこれまで、その家族割引の設定はありませんでした。

 

ところが2024年2月、楽天モバイルが「最強家族プログラム」を突如スタートさせて話題になっています。元々安価な料金が家族割でさらに安くなると歓迎する声がある一方、他社と比較して割引額が少ないという声も聞かれます。

 

そこで本記事では、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が、最強家族プログラムを始めとする各通信キャリアの家族割引を比較・解説していきます。

 

3GBまでなら月額1000円を切る楽天モバイルの最強家族プログラム

楽天モバイルのサイトから

 

まずは、楽天モバイルが2024年2月21日に開始した最強家族プログラムの仕組みをチェックしてみましょう。

 

このプログラムは家族全員の利用料金が月額110円(税込)割引となるもので、名字が同じなら離れて暮らす家族も対象となり、最大20回線まで適用することが可能です。

 

割引金額が110円とあまり大きくはありませんが、割引を適用させることで3GBまでの料金が1000円を切るのは魅力と言えるでしょう。

 

楽天モバイル「最強家族プログラム」

データ容量 通常月額料金 割引適用時の月額料金
~3GB 1078円 968円
~20GB 2178円 2068円
~無制限 3278円 3168円

※価格は税込です(以下すべて同様)

 

ほかの大手通信キャリアの家族割引は割引額が大きい

ドコモのサイトから

 

次に、楽天モバイルを除く大手通信キャリアの家族割引プログラムをチェックしてみましょう。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの家族割引プログラム

会社名・割引名 割引額
ドコモ「みんなドコモ割」 ・2回線:-550円
・3回線以上:-1100円
au「家族割プラス」 ・2回線:-550円または-220円 ※1
・3回線以上:-1100円または-550円 ※1
ソフトバンク「新みんな家族割」 ・2回線:-660円
・3回線以上:-1210円

※1 プランにより割引額が異なる

 

楽天モバイルの最強家族プログラムは、プログラムに参加する家族の人数に関わらず一律に110円の割引になりますが、ドコモ・au・ソフトバンクの場合は、契約回線数によって割引額が変わる仕組みになっています。割引額はソフトバンクが若干大きいものの、ほぼ横並びの結果になっており、最大で1000円程度の割引を受けることが可能です。

 

以上を踏まえて、大手通信キャリア4社の無制限プランに家族割引を適用させた場合の料金を、一覧で比較してみましょう。

 

使用データ容量ごとの料金比較(家族割引適用後)※2

楽天モバイル

「Rakuten最強プラン」

ドコモ

「eximo」

au

「使い放題MAX 5G」

ソフトバンク

「メリハリ無制限」

~1GB 968円 3465円 4488円 4565円
~2GB 4565円
~3GB 6215円
~20GB 2068円 6215円 6138円
無制限 3168円

※2 家族で3回線以上契約した場合の割引金額を適用

 

ドコモ・au・ソフトバンクの3社は家族割引の割引額は大きいものの、楽天モバイルは元の価格が安価なため、割引を適用させてもなお楽天モバイルのほうが大幅に安いことがわかります。

 

格安SIMサービスにもある家族割、楽天モバイルとの価格差は?

元から安価な料金でサービスを提供している格安SIMサービスの場合、家族割引を提供していないケースが多く見られます。またキャリアのサブブランドであるpovo、LINEMOには家族割引の設定がありません。

 

まれに、期間限定の「家族割引キャンペーン」を開催して、数か月間のみ月額料金を割り引くこともありますが、家族割引を常設している格安SIMサービスは多くありません。

 

そんななかでも、常設の家族割引を設定している格安SIMサービスを3社ピックアップして紹介します。

 

格安SIM会社の家族割引プログラム

会社名・割引名 割引額
UQモバイル「家族セット割」 -550円
ワイモバイル「家族割引サービス」 2台目以降-1100円
mineo「家族割引」 ・2回線:-55円
・3回線以上:-165円

 

格安SIMサービスの家族割引は、大手通信キャリアのものと比較して価格が控えめであることがわかります。また、ワイモバイルの家族割引サービスは月額1100円割引と金額が大きく見えますが、割引が適用されるのは2台目以降で、1台目は割引されないことに注意が必要です。

 

次に、これらの割引を適用させた料金と楽天モバイルの料金を比較してみましょう。

 

使用データ容量ごとの料金比較(家族割引適用後)

楽天モバイル UQモバイル ワイモバイル※3 mineo※4
~1GB 968円 1727円(トクトクプラン) 1265円(シンプル2S) 1133円(マイピタ1GB)
~2GB 1815円(ミニミニプラン) 1353円(マイピタ5GB)
~3GB
~4GB 2068円
~5GB 2915円(トクトクプラン) 2915円(シンプル2M)
~10GB 1793円(マイピタ10GB)
~15GB 2013円(マイピタ20GB)
~20GB 4015円(シンプル2L)
~30GB 3168円
無制限

※3 2回線目以降の価格

※4 デュアルタイプ3回線目以降の割引額を適用した場合の料金

 

大手通信キャリア4社を比較した際は、どのデータ容量でも楽天モバイルが最安値という結果になりましたが、格安SIMサービスとの比較の場合は異なる結果となりました。特に、毎月5GB程度のデータ容量を使う場合、楽天モバイルは2068円、mineoは1353円と1か月で約700円の価格差が生まれています。

 

一方、3GBまでの小容量や30GB以上の大容量を使う場合、楽天モバイルが最安値となっています。

 

家族全員で乗り換えを考えている場合、それぞれが毎月どの程度のデータ容量を使用するかを把握してから、最適な通信キャリアを選択する必要があると言えるでしょう。もちろん、つながりやすさなどを考慮するとまた変わった選択肢になります。

 

モバワンではほかにも、楽天モバイルの最強家族プログラムに関する記事や、各社の家族割に関する記事などを多数公開しています。家庭の通信費削減を検討している人は、ぜひアクセスしてみてください。