SPEC【e:HEV AIR EX 2WD】●全長×全幅×全高:4310×1695×1755mm●車体重量:1480kg●パワーユニット:1496cc直列4気筒+2モーター●エンジン最高出力:78kW/6000~6400rpm●エンジン最大トルク:13.0kg-m/4500~5000rpm●WLTCモード燃費:25.3km/L
また、V2H(Vehicle to Home)に対応するほか、50kW以上の急速充電(最大125A)で約30分、満充電の80%まで充電が可能となるなど、利便性が向上する。HEVについては、2.5リッター直4エンジンを踏襲しつつ、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、電池等の改良によりモーター出力を向上し、軽やかな出足とシームレスでダイレクト感のある走りを実現するという。
SPEC【XD Sport Appearance】●全長×全幅×全高:4805×1840×1450mm●車両重量:1630kg●パワーユニット:2188cc直列4気筒DOHCディーゼルターボ●最高出力:200PS/4000rpm●最大トルク:45.9㎏-m/2000rpm●WLTCモード燃費:17.8km/l
この走りの良さというのは、トヨタの新時代設計思想「TNGA」から生まれている。TNGA(Toyota New Global Architecture)は、パワートレーンやプラットフォーム(車体)をはじめ、クルマの基本性能を飛躍的に向上させるための車体設計や取り組みをまとめたもの。トヨタによる新時代のクルマづくりにおける構造改革の名称だ。2015年の先代型プリウスに初採用されたTNGAだが、それから3年後となる後出しだけに、カローラシリーズでは、よりセッティングが熟成されたように感じられる。
さらにはリアよりに駆動力を配分するVTD-AWDも効いて、小さな舵角のままコーナーをスムーズに立ち上がっていけるのも、WRX S4ならでは。2グレードあるうち、44万円(税込)高い「STI Sport R」は、「GT-H」に対して装備が充実しているのに加えて、走りの面ではZF製の電子制御ダンパーが与えられるほか、SIドライブではなく、より細かく設定できるドライブモードセレクトが搭載されるのが大きな違いとなる。
新型カローラハッチバックのエクステリアは、スポーティさに磨きをかけるとともに、たくましさや力強さを付与。インテリアでは、シンプルかつ上質なデザインを実現。走行性能については、トヨタが進めるクルマづくりの構造改革「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」(TNGA)のもとで開発したプラットフォームや新型パワートレイン(2.0L Dynamic Force Engine、Direct Shift-CVT、6速MT)により、走りの基本性能や環境性能を大幅に向上させている。
SORA
2018年から市販が予定されているトヨタのFCバスの「SORA」。モーター駆動による変速ショックのないスムースな加速や、バス停へ自動で近接する機能、全方位の安全確認システムなどを搭載。車イスやベビーカーの搭乗を意識した室内デザインや、外部への電力供給システムなども備える。環境都市に向けた、乗りに行きたくなるバスが登場する。
ところで、3代目スターレットは車歴を通してモータースポーツで活躍したモデルでもあった。ベース車は自然吸気のRiと過給器付きのターボR。参加カテゴリーは多岐に渡り、ラリーやダートラ、ジムカーナ、サーキットレースなどで活用される。また、TRD(Toyota Racing Development)の企画開催によるワンメイクレースも行われた。当時のモータースポーツ界では、「FFの基本を覚えるなら、まずK10(マーチ)かEP71(スターレット)に乗れ!」というのが定説だったのである。