アディダスが誇る次世代ミッドソール“アディダス 4D”を搭載したランシュー「4D FUSIO」が降臨!

マイクロメーター単位でデジタル設計された、次世代の3Dプリントともいうべき製造工程によって生み出されるミッドソール“アディダス 4D”。人気モデルの「ウルトラブースト」のアッパーを組み合わせたフュージョンモデル「ウルトラ 4D」がリリースされてヒットを記録したりと、スニーカーシーンでは何かと話題のソールテクノロジーです。

 

【アディダス オリジナルスの「4D FUSIO」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

格子状のミッドソールを覆うラバー製のカバーが新鮮です!

アディダス 4Dは多くのスニーカーフリークたちから熱い注目を集めているにもかかわらず、そのソールテクノロジーを搭載したシューズはここ最近ご無沙汰でした……。アディダスでもカーボン搭載ソールが開発されたので、“そっちに力を入れているのかな”と思っていたら、前触れもなくいきなり新作のランニングシューズ「4D FUSIO」が登場しました!

↑アッパーにはニットを使用しケージも設けているので、足を包み込むようなしなやかさと確実なホールド力を兼ね備えています

 

↑さらにアッパーのサイドから伸びる樹脂製のコードがシューレースと繋がり、シューズ全体で足をしっかりとホールドします

 

↑シュータンとアッパーが一体になったブーティ構造で、シューズと足とのフィッティングを高めてくれます

 

↑4Dミッドソールの入り組んだ細かいグリッドは、強力な推進力を発揮し着地の衝撃を分散、足の動きを正確にサポートしてくれます。さらに、ミッドソール上部にはラバー製のカバーを設け耐久性を高めて、ホコリなどの侵入を防ぎます

 

あらためて見ると、4D FUSIOはソール部分だけでもかなりのインパクトがありますね。しかもカバーも設けられて、ますますシューズの存在感が増しています。カーボン搭載型の厚底ミッドソールは高性能でもちろん言うことありませんが、個人的には“アディダス 4D”がツボです! 4D搭載モデルのさらなる発展を期待しています。

アディダス オリジナルス
4D FUSIO
2万7500円(税込)

 

アディダスお客様窓口
TEL:0570‐033‐033

 

このデニムには「ムダ」が一切ないーー天然藍染めの「The 5 Pocket Pants」の新しい‟透明な魅力”

斬新なアイデアや機能を備えるモノは、人の心を躍らせる──新しいモノやサービスが誕生し続けるMakuakeとGetNaviのコラボで「新しいモノづくりプロジェクト」を実施中!

 

【Makuakeとは?】

「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げる、新しいモノや体験の応援購入サービス。2013年のサービススタート以来、累計1万件以上のプロジェクトが誕生し、数千万円を超えるプロジェクトも多数。

 

本取り組みでは、MakuakeとGetNaviチームが厳選した注目プロダクトをピックアップ。読者のみなさんとプロジェクト実行者をつなぐ橋渡し役を担います!

 

今回ピックアップした製品は、「土に還るデニム」という新機軸のデニム。一見、オーソドックスなデニムに見えますが、その作りと込められたマインドは、世界で唯一のものでした。

 

素材、色染、加工の全てで、あるがままにこだわった「土に還るデニム」

Distance

The 5 Pocket Pants

ベルト裏やボタンに天然の木、オーガニックコットンを使用。ムダな糸を使用せず、シームレスなデザインで仕上げられている点や、製造から環境に配慮した「土に還る」をコンセプトにした製品です。

プロジェクトスタートページはこちら!

 

【The 5 Pocket Pantsの写真を見る】※タップすると画像を閲覧できます。一部SNSでは表示できません。

 

こちらの製品のポイントは大きく3点!

 

・生地、ボタンなど全てを天然素材のみでの仕上げに

・糸を極力使わないまま実現した、シームレスなデザイン

・3Dシミュレーターを導入した、ムダのない新たな制作体制

 

上記のポイントに共通するのは、「ムダをなくす」というマインドに全てもとづいていること。ムダな加工をせず、ムダな資源を使わず、ムダの出る作り方はしない。そういった一貫したマインドを持っていることが、The 5 Pocket Pantsを知る上で重要なポイントとなります。それぞれの詳細について見ていきましょう。

 

天然素材だけの仕上がりとは?

まず、天然繊維の特徴から説明します。天然繊維は、元々持っている様々な機能によって、私たちを心地よく守ってくれるものです。例えば、綿は通気・吸水性が良く、熱にも強く、洗濯しやすいので汚れを容易に洗浄。The 5 Pocket Pantsは、綿のようなバランスの良い天然繊維を用いることで、いつでも着心地よく設計されているのです。

 

The 5 Pocket Pantsで使用している天然藍染めオーガニックコットンのデニムは、化学染料の合成インディゴよりも色が落ちにくいとのこと。使い込み洗浄するほどに色が変化していきますが、その様もピュアな生地本来のブルーへと変化。天然藍染め特有のオーラを纏ったような浮遊感のあるその発色が、自分の暮らしに馴染んでいく過程そのものを楽しむことができます。

↑上写真は5回ほど洗濯したサンプル

 

また、ポケット袋に使用されるスレーキという生地にもオーガニックコットンを使用し、ベルト裏や腰裏にも採用することで肌さわりの良さとデザイン的な独自性を両立しています。ステッチもポリエステルではなく、綿の生成り色のステッチワークにすることで綿素材に統一しています。

 

↑ボタンには温もりある木材を使用し、手が触れる部分に自然を感じられる落ち着きと優しさを生み出す。細かな部分も天然にこだわり抜いている

 

糸を極力使わない、その意図

本製品の大きな特徴として、本来ならパンツで必要不可欠な脇の縫い目をシームレスにしたデザインが挙げられます。肌に当たる縫い代を無くすことで、他にない着心地を実現しています。さらに縫製距離を短縮し使用する糸の量もカット。縫い代の倒し方も工夫して、布がほどけないように端をかがるロック始末を施していないことも、糸の使用量を大幅に削減することにつながり、内側の気になるもたつきや肌触りも解消しています。

 

デザインの特徴として、ポケットのラインからつながったバックヨーク線が立体的に腰を包み込むシームレスな作りにして、着る人の身体を包み込むように設計しています。デザイン線が横一直線になることで従来のジーンズよりシンプルになり、誰にでも似合うような仕上げに。

 

ウエスト調整はジーンズ特有の金具を使用するシンチバックの代わりとして、後ろ両腰にウエスト調整タブが付けられています。タブ調整で5cmウエストを絞ることができ、女性特有の腰のラインに合わせて着用しやすいシルエット・サイズに調整。ユニセックスでより広い体形をカバーできます。

 

糸を排して作られたデザインも「ムダをなくす」というマインドに沿ったもの。そのマインドがあるからこそナチュラルな着心地と独自のデザインが生まれたのです。

 

3Dシミュレーターの導入によって変わること

The 5 Pocket Pantsは、最新の3Dシミュレーターを使用することにより、従来ではたたき台を作っては直しを繰り返してしまう無駄をなくし、ある程度最初から精度の高いサンプル作成を行っています。それにより生地や資材の無駄や、時間の圧倒的な短縮を行うことができるので、ゆとりを持った取り組みが可能になっているのです。

 

 

 

3Dでここまでリアルなサンプルを作れるとは驚きですね! この3Dの導入も、すべてはムダをなくすというマインドによるもの。

 

 

さて、これらが簡単にThe 5 Pocket Pantsのポイントですが、最後に「ムダをなくす」のマインドを持った、Distanceというブランドの「土に還る」というコンセプトについて。以下は、Distanceのメッセージです。

 

日常でモノが大量に生産され、残った多くのものが廃棄されるのを横目に見ながら、自分の子供たちの未来を想像すると、未来につながっている自分たちの生活習慣や仕事環境を、一人ひとりが変えていけると自覚して行動していかなければいけないと感じます。それには環境に配慮されたものが増え、それらを大切に使用する心を受け継いでいくことが重要です。

 

自然の摂理に従った、環境サイクルを破壊しないものを大切に使用することこそが、私たち自身の未来と環境をより良くすることができると信じています。今回生み出したコンセプト「土に還る服」、そして「The 5 Pocket Pants」というプロダクトは、そんな未来の第一歩となるものです。

 

この製品本来の魅力とは、デニム自体の良さ、コンセプトへのこだわりもさることながら、自然であるがままの暮らしに沿ったモノ作りが徹底されていること。この透明性がDistanceというブランドのこだわりと新しさなのです。きちんと思いと考えが反映された良きモノを身に着けることで、この先の我々の暮らしに可能性が残る――そんな思いに共感される方に、ぜひ身に着けてほしいです。

 

Distanceのマインドはインスタにて日々発信されています。気になる方はぜひアカウントをフォローしてみてください!

リーボック×エイサップ・ナストの「CLレガシー」 #今週の一足

#今週の一足は、Reebok×A$AP NASTのCLレガシー

昨年までリーボックの裏定番は「CLUB C(クラブシー)」と言われていましたが、今や表の定番であるポンプヒューリーより履いている人が多いのでは…? と思うほどの人気っぷり。実際、個人的にもめっちゃヘビロテしているのですが(昨年紹介したSNEEZコラボは昨年一番履きました)、ここまで人気が出るとそろそろ次のモデルを探したいなと思うわけです。

そんなわけでいま気になっているのは、編集部・溝口も愛用しているクラシックナイロン。ただ社内かぶりはご法度ではないですが、なるべくしたくないので、最近発売したA$AP NAST(エイサップ・ナスト)コラボのクラシックレザーレガシー(CLレガシー)をゲットしてきました。

CLレガシーは昨年末発売したばかりの新作モデル。デザインはReebokの定番シューズである「AZTEC(アズテック)」と「CL LTHR(クラシック レザー)」のミックス。通常モデルにはアッパーの30%以上にリサイクル素材を使用するなどサステナブルにも考慮した、Reebokの次世代を担う注目のシューズです。

この新作をさっそくセレクトしたのが、A$AP Rockyの従兄弟であり、A$AP Mobの創設メンバーでもある、ラッパーのA$AP NAST。

靴紐も通常モデルとは変更している。

イメージは自身が生まれ育った“90年代のロンドン”。サンディートープ、ブラウン、パープルという組み合わせ、どことなく昔のSILAS&MARIAっぽい気も。アッパーもガーメントレザー、プレミアムスエード、ヘリンボーンを採用し、インラインのスポーティーなイメージからはガラッと変えてきています。

履いてみるとこんな感じ。白パンと合わせるとカッコいいかも…。

ちなみに発売から2週間経っていますが、リセールサイトではほぼ定価。一部スニーカーショップにはまだ在庫もあるようなので、クラブシーの次を探している方はぜひ!


FACY編集部・岩崎

このスニーカーを買ったSNS(Sneakersnstuff)のアプリが最近フルリニューアルして驚きました。以前はSNKRS、現在はSpotifyっぽい雰囲気。週末たっぷり使ってみます。

マンハッタンポーテージの新型メッセンジャーバッグは中の荷物が傾かないってスゴッ!!

マンハッタンポーテージから、新開発されたクロスボディタイプのメッセンジャーバッグ「Tillary Messenger Bag」が登場しました。従来の一般的なメッセンジャーバッグと比べると稀有な存在です。

 

このTillary Messenger Bagは中の荷物が傾かないように、バッグ本体を平行に持ち運べるよう設計されたショルダーベルトが特徴。現代のライフスタイルに則した需要を研究して開発されています。マンハッタンポーテージの代表的なレッドロゴと防水性に優れた素材を使用したイエローロゴの2タイプを用意しています。

↑左から「Tillary Messenger Bag」1万5950円(税込)、「Tillary Messenger Bag Waterproof Nylon Linning」1万7600円(税込)■サイズ:W39×H25×D14cm

 

↑背面には保冷剤や蓄熱材を収納可能なメッシュポケットを搭載。自転車での移動時に気になる気温の影響にも配慮したデザインとなっています

 

マンハッタンポーテージから毎シーズン発信している『Documentary Film – Feature』。今回はこの新型メッセンジャーバッグ発売に合わせて、クリエイティブコンサルティング、心理学者、アーティスト、そしてスタイリストという多彩な才能をもつKyle Kivijarviの日常使いに焦点をあてた動画も公式サイトにて公開しています。良かったらチェックしてみて下さい。

↑多彩な才能を持つアーティストKyle Kivijarvi

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ニューバランス「THE CITY」×自転車通勤の相性は抜群だった! アンカーの新モデル「RL1」でGPSアートしながらレビュー。

“働く日(ワークDay)にもアクティブな要素をとり入れる”『ワークティブ』というコンセプトで、ジャケット・パンツのスタイルでありながら、圧倒的な動きやすさを誇るニューバランスの「THE CITY」コレクション。これは自転車通勤にも最適なのでは? と感じた筆者がクロスバイクで都内を走り回って、その相性を体感してみました。

 

【ニューバランス「THE CITY」コレクションの写真を先見せ(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

 

ニューバランス「THE CITY」コレクションとは?

昨年の登場以来、スポーツデポ・アルペンでの限定販売でありながら大きな支持を集め、売り切れとなる店舗が続出したシリーズ。一見するとビジネスシーンでも違和感のないジャケット・パンツだが、ストレッチ性のあるジャージのような柔らかさと、新たに開発された伸縮性を持つストレッチウーブンを採用しているのが特徴です。着用してみると、まるでジャージを着ているような快適さ。それでいて生地の質感も高く、見た目には完全にジャケットとパンツのセットアップです。シルエットもキレイだし、洗濯してもシワになりにくいというのもうれしいところ。

↑THE CITY シティージャケット 1万3800円、ポロシャツ 5900円、スキニーフィットパンツ 8900円、ニューバランスのシューズ 8400円(すべてアルペン)※すべて税別

 

昨年から展開されている「THE CITY」コレクションですが、今回着てみた「THE CITY シティージャケット」は今季から追加されたもの。ストレッチ製の高い素材を採用している点は共通ですが、ディテールにバージョンアップが施され、さらにフォーマルな雰囲気が向上。見た目は完全にジャケットになりました。

↑胸ポケットはスーツなどに採用される箱ポケットデザインに。細かい部分ですが、上品な雰囲気を高めます

 

↑サイドのポケットにもフラップを装備。見た目のフォーマル感が一気にアップしました

 

↑袖部分には新たにボタンが追加されました。デザインはフォーマルっぽいですがニューバランスのロゴが入ります

 

見た目の上品さはさらにアップしていますが、着心地の良さや動きやすさはもちろんそのまま。伸縮性が高いだけでなく、サラッとした生地なので汗をかいても快適です。おまけに撥水性もあるので、ちょっとした雨くらいならはじいてくれそう。自転車通勤などに使うには最適なウェアでしょう。

 

試乗したのはこのモデル:ブリヂストンサイクル アンカー「RL1」

相棒に選んだのは、アンカーの「RL1」。同ブランドのロードバイク「RL」シリーズに名を連ねるクロスバイクです。上位モデルのロードバイクの設計思想を受け継ぎながら、カギ・ライト・スタンドを標準装備し、街乗りで安心感のある太めのタイヤを採用するなど、実用性にも配慮。ロードバイクのような軽快な乗り味を、フラットなハンドルのリラックスしたポジションが味わえるので、初めてのスポーツバイクに最適な1台といえるでしょう。

↑「アンカーRL1(機械式)」5万7000円(ブリヂストンサイクル)※税別

 

↑リアの変速ギアはシマノ製のアルタスグレードで、フロントはターニーというグレード。変速段数は3×8の24段

 

近年流行りのGPSアートを描きながら、「THE CITY」コレクションの快適性を検証!

ストレッチ性が高く、サラッとした快適な着心地は自転車に乗るのにも都合がいいに違いない。それを検証するため、「RL1」で街中を走り回ってみました。目的もなく走っても面白くないので、GPSの走行軌跡を利用して文字や絵などを描くGPSアートにチャレンジしてみることに。GPSで走ったルートを記録できるアプリはいくつもありますが、今回は普段から使っている「STRAVA(ストラバ)」というアプリを使いました。

 

↑近年、都内でも見かける機会が増えてきた自転車レーンは走りやすく、「THE CITY」コレクションも街映えします

 

↑パンツのストレッチ性の高さは特筆もの。ヒザや股関節の屈伸がまったくストレスなく行えるので、高いケイデンス(ペダルの回転数)をキープしやすい

 

↑バッグも同コレクションの「THE CITY デイパック」(9900円※税別)を使用。スマートなシルエットだが、動きやすく自転車通勤にも適している

 

気持ちよく走れるから「THE CITY」は日常使いでまったく問題なし

本格ロードバイクの設計思想を受け継ぐ「RL1」は、ペダルを漕ぐとグイグイと気持ち良くスピードが乗ります。そんな特性なので、どんどんペダルを回したくなるのですが、「THE CITY」コレクションのパンツは伸縮性が高いのでスムーズに漕ぐことができました。筆者は自転車に乗る機会が多いので、これまでにいくつもサイクルパンツを試してきましたが、その中でもトップクラスの動きやすさ。また、5種類あるパンツのうちスキニーフィットをセレクトしたので、裾がチェーンに巻き込まれる心配がまったくないのもポイントです。

 

スポーツタイプの自転車は、ハンドルの押し引きなど上半身も積極的に使うのが、スピードを維持するコツですが、ジャケットも抜群の動きやすさでストレスがありません。乗っている本人は上下サイクルジャージを着ているような気分なのですが、写真で見るとスーツを着ているビジネスマンのように見えるのが不思議な感覚です。

↑初チャレンジなので、「NB」マークを描いてみましたが、それなりに見えるでしょうか?

 

気持ち良くスピードが乗るので、ついつい走り過ぎてしまったりして、何度かやり直して結構な距離を走ってしまいましたが、GPSアートもそこそこ上手く描くことができました。「THE CITY」コレクションの動きやすさは、クロスバイクを漕いでいても存分に感じられるもの。近年は“密”を避ける移動手段として、自転車が売れ行きを伸ばしていますが、何を着るか迷っている人には、同シリーズは手放しでおすすめできます。筆者も1セット購入しようと思います。

 

 

撮影/松川 忍

 

今さらだけど、スウェットパンツってどう穿けばいいですか?

ワンマイルウェアとしてだけでなく、最近は街着としても人気のスウェットパンツ。ただ、従来の部屋着っぽいイメージが崩せず、どう穿いていいか分からない…なんて人も多いのでは?

そんな苦手意識を克服するため、今回は普段からスウェットパンツを愛用しているというJOURNAL STANDARDのプレス玉木 悠斗さんに突撃! 着こなしのポイントとおすすめのスタイリングを教えてもらいました。

スウェットパンツを部屋着っぽく見せないポイントは?

JOURNAL STANDARDのオリジナルレーベル〈are you happy?〉のスウェットパンツ。タウンユースで穿きやすいワイドすぎず、タイトすぎずの“ちょうどいいシルエット”と、たまりを調整できる裾ジップがポイント。 / ¥14,300

「スウェットパンツ選びのポイントは、サイズ感とリブ。サイズは大きすぎると“ザ・スウェットパンツ”になっちゃうので、ジャストからちょっとゆるめくらいのシルエットを選びましょう。あと、裾のリブは強すぎると一気にバスケット選手感が出ちゃいます(笑)。今日穿いてるパンツのように、裾ジップだとテンションを調整できるから合わせやすいですよ」

部屋着感が拭えないときは小物をプラスするべし!

Tシャツ(MASON×JOURNAL STANDARD)¥8,250、パンツ(JOURNAL STANDARD)¥14,300、シューズ(New Balance)¥10,890、帽子(NEW ERA)¥6,050

「最近JOURNAL STANDARDでは“メリカンスタイル”って造語を作っているんですよ。AMERICANのAをとってMERICAN(笑)。LAのキャップかぶって、ブレザー合わせて、みたいな新しいアメトラ的なイメージです。このフットボールTもメリカン要素のあるアイテム。ただ、スウェットパンツにこのトップスだと今期っぽくはあるけど、部屋着にしか見えない。だから小物をプラスして、小洒落た感じでまとめてみました」

下半身をシンプルにしてトップスで遊ぶ

カーディガン(77circa)¥49,500、Tシャツ(YOUTHLESS)¥8,580、パンツ(JOURNAL STANDARD)¥14,300、シューズ(KEEN)¥13,200、帽子(POTEN)¥8,140

「次は足元にスニーカーではなく、別注の〈KEEN〉を合わせてます。下半身をシンプルにすると、こういう風にトップスで遊べるんですよね。ただ、このカーディガンは僕の中ではオシャレ度+5くらい(笑)。JOURNAL STANDARDの中でもオシャレ度高い方なので、“いなたい”感じのキャップとかで少し引いてます」

スウェットパンツでもタックインはアリ!

アウター(JOURNAL STANDARD)¥9,900、Tシャツ(MASON×JOURNAL STANDARD)¥8,250、パンツ(JOURNAL STANDARD)¥14,300、シューズ(G.H.BASS)¥24,200

「2021年版のアメトラというか、まさにジャーナルが提案したいメリカンスタイル。アメリカ人がさらっとやってそうな感じのスタイリングです。アウターはヴィーガンレザーなんですけど、ナイロン素材に合皮を合わせる方が季節的にも重くないかなと。あと、タックインするとまた違った見え方になりますよね。しかし、スウェットパンツって万能選手じゃないですか? 言ったらジーンズみたいな感じ。なんでもいけるので気にせず、普通に穿いてください!」


Info
JOURNAL STANDARD
https://baycrews.jp/brand/detail/journalstandard
Instagram:
JOURNAL STANDARD(@journalstandard.jp)
玉木 悠斗(@yuto_tamaki)

【2021年版】いま欲しいグッドデザインなエコバッグ5選

昨年7月1日からスタートしたレジ袋の有料化。それに伴いエコバッグを使い始めたものの、「いまいち持ち歩く習慣が定着しない…」なんてことありませんか?その理由はもしかしたら、単純に気に入ったデザインのエコバッグに出会っていないからかもしれません。

そこで今回はFACY編集部が厳選した「これなら毎日持ち歩きたい!」と思えるエコバッグを5品紹介していきます。各ショップにしっかりセールスポイントもヒアリングしてきましたよ。ここらでそろそろ本命のエコバッグを手に入れておきませんか?


1.〈エルエルビーン〉のグローサリートート

〈エルエルビーン〉の看板アイテムであるボートアンドトートをベースにしたグローサリートート。容量はボートアンドトートのLサイズとほぼ同じ。W45×H37×D17cm / ¥2,640

スーパーの買い物以外にも重宝。老舗のグローサリートート

「食料品(=GROCERY)を意味するアイテム名のとおり、スーパーの買い物かご1個分の商品が丸々入るくらいの収納力があります。キャンプ等のアウトドアレジャーで活用される方も多く、僕は趣味のバスケに行く際にも愛用しています。7号ボール、バッシュ、ウェア、ドリンクなどを入れるのにちょうどいいんです。コインランドリーの乾燥機を使いに行く時や、クリーニングに持っていく時も、服をガサッと入れて持ち運べるので重宝しています。シンプルかつリーズナブルなので、色違いで購入される方も多いですよ」(HUNKYDORY大阪店・塚本康博さん)

HUNKY DORY OSAKA
住所:大阪府大阪市西区南堀江1丁目20-20 アンシャンテ南堀江1F
営業時間:12:00 ~19:00
TEL:06-6531-8033

2.〈ネーエ〉のショッパー

福岡発の文具・雑貨メーカー「HIGHTIDE(ハイタイド)」が手がける〈ネーエ〉のショッパー。メイン収納部の前面にメッシュポケットを配置。 W42×H67×D13cm / ¥1,100

デザインのアクセントとしても機能するメッシュポケット

「前面の大きなメッシュポケットはすぐに取り出したいお財布やスマートフォンを入れたり、カギや定期を入れるのに便利です。男性も持ちやすいシンプルなデザインなので、家族で共有して使えるのも魅力ですね。実際、発売当初は大変人気でしばらく品薄状態でした。カラバリも充実しているので、2・3色買われる方もいらっしゃいます。より小ぶりなSサイズもあるので、ぜひこちらの通常版と併せて揃えてほしいですね」(ハイタイド広報・安達まどかさん)

HIGHTIDE STORE MIYASHITA PARK
住所: 東京都渋谷区神宮前6丁目20-10 MIYASHITA PARK South 2F
営業時間:11:00~21:00
TEL: 03-6450-6203

3.〈インフィールダーデザイン〉のLAドジャース トートバッグ

内野手を意味する〈インフィールダーデザイン〉らしいロサンゼルスドジャースのナイロントートバッグ。直球のスポーティーなロゴが今っぽい。W33×H45×D9cm / ¥3,960

手ぶら派にもおすすめ。ラフな抜け感を演出するLAトート

「最近ベースボールキャップを被る方をよく見かけますが、NYのロゴではなく、LAをチョイスする方も増えていますよね。日々のスタイルにラフな抜け感や緩さをいれるのが好きなので、個人的にも西海岸のLAのほうが気分です。このバッグは小さくまとめてポケットに入れておけるので、普段は手ぶら派という方にもおすすめ。ついつい余分なものも買ってしまうぐらい大容量です。実際にどのくらい入るか、僕が試した動画もyoutubeにアップしているので、そちらもぜひ」(JOURNAL STANDARDプレス・玉木悠斗さん)

JOURNAL STANDARD 表参道店
住所: 東京都渋谷区神宮前5-25-4 BARCAビル1F・2F
営業時間:11:00~20:00
TEL: 03-6418-7961

4.〈パッキング〉のキャンバストート

〈PACKING(パッキング)〉は2018年に大阪でスタートしたバッグブランド。一品目の〈エルエルビーン〉へのオマージュを感じさせるデザインがユニーク。W60×H35.5×D18cm / ¥3,080

シンプルデザインの中に遊び心。新進ブランドの大容量トート

「アメリカのスーパーに雑多に売られているようなシンプルなデザインのバックパックが人気のブランドです。こちらは一泊旅行にも行けるくらい大容量のキャンバストート。お買い物して帰る時も、バッグの容量の心配をしなくていいくらい。エコバッグは手持ちタイプが多いですが、持ち手が長いのでしっかり肩に掛けて使えるのも魅力です。男女兼用で使えるデザインですよ」(Sig FREAK’S STORE 新宿ルミネ店・西村曜さん)

※現在はFREAK’S STOREオンラインのみで販売中

5.〈ポーター〉のグロサリーバッグ(GMS)

1935年の創業以来、日本製にこだわりカバンを作り続ける吉田カバン。〈ポーター〉は2種類の大きさの「GROCERY BAG(グロサリーバッグ)」をリリースしている。こちらは大きいサイズの「GMS(ゼネラルマーチャンダイズストア)」サイズ。W30×H35cm / ¥10,780

ファッション性、機能性ともにこだわるなら〈ポーター〉

「機能面や使い勝手の良さだけでなく、裏面のPORTERロゴやカラーリングなど、ファッション性の高さも魅力的な一品です。お買物時のエコバッグとしての使用はもちろん、ビジカジスタイルのオンシーンから、カジュアルスタイルのオフシーンまで、幅広くお使いいただけます。別売りのストラップを左右のD管に取り付けるのもおすすめ。ショルダーバッグのように使えるので、荷物が増えた際にも両手が空いて便利です。男女問わず、幅広い年齢層の方にご好評いただいています」(吉田カバン広報・金木唯さん)

PORTER OMOTESANDO
住所: 東京都渋谷区神宮前5-6-8
営業時間:12:00~20:00
※営業時間変更の可能性あり
TEL: 03-5464-1766

アメ横の街中華の名店の「スウェット」が夫婦兼用ウェアとしてちょうど良かった【愛用品コラム22】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【#愛用品 22:UENO LEISURE CLUBのスウェット「新東洋」】

●起

新会社になって10か月、新オフィスに移転してもうすぐで8か月。会社の中でトップクラスに御徒町とアメ横を楽しんでいる自信がある。むしろ、休みの日に御徒町に行くほどだ。

 

●承

となると、このウェアは買わないと気が済まない。御徒町の街中華の名店「新東洋」にフィーチャーしたスウェットだ(TシャツとロンTもある)。気付いたら「ご注文ありがとうございました」。で、会社にも着て行った。しっかりとツッコミを受けた。最近できてないけど、街中華連載もやっているので、ぜひ取材に行きたい。

 

●転

ただ最近、困ったことに着ようと思うと、妻が着ているケースが多いのだ。背中は全面、新東洋&排骨麵、電話番号付きだが、正面は胸にロゴだけのシンプルなスウェット。男性が着ると店員感が出るが、女性が着るとちょうどいい塩梅になる。ちょうどいいストリート感だ。

 

●結

我が家は平日、同じテーブルで向き合って仕事しているから、妻がこのスウェットを着ている日は、猛烈に中華が食べたくなる。服から食欲を刺激されるってなかなかないからいい。あと、売上の一部がお店に入るのもいい。いいことだらけだ。

 

このシリーズ、まだ2店分しか出ていない模様なので次回作に期待中。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

【お洒落パイセンは“似合わない”をこう克服してきた!#04】テーパードよりやっぱりストレートシルエットが好き(かも)

自分には似合わないな〜と思っている服、ありますよね? お店では試着することも無くなって、いつしか目にすら入らなくなっている。ただそんな敬遠してきた服を克服した日には…!さぞかし楽しい日が待っていることでしょう。

というわけで、春まであと少し。新年度はもうすぐそこ。始まりの時が、変わり時! ここはひとつ酸いも甘いも知るお洒落パイセンのエピソードを参考に、自分の“似合わない”を克服していきましょう!


克服アイテム#04_
テーパードパンツ

シャツ(ソウボウ)、Tシャツ(スティルバイハンド)、パンツ(コントール)、シューズ(私物)

芹澤伸介(蔵前「WEEKENDER SHOP」オーナー)
テーパードパンツがあまり好きじゃなかったんです。実は、今もちょっと違和感があります(笑)。多分、体型に合ってないんでしょうね。身長が低くてお尻が大きいので、どうしてもシュッと見えないんです。なんか、下半身だけポテッとしてる感じ。ただ、自分でお店をやるからにはお客さんやマーケットへの理解が必要になる。いまパンツの主流となっているテーパードも仕入れて、穿く。けど、しっくりこない(笑)。でもこれって、お客さんも同じなんですよね。試着して「これ、似合ってる?」っていう気持ち。でも、こっちから見たら「いや、むしろ似合ってますよ」と。ほんと、思っている以上に似合ってます。ただ着慣れていないだけなのかと。お店としては無理に押し付けるつもりはないですが、本当に似合っている。似合わないとすれば、だいたいはサイズの問題で。うちで取り扱っているものは日本のブランド、かつ変なものは仕入れていないので日本人に合わないはずがないんです。……と、お客さんに普段伝えていることに気づいてからは、自分もテーパードを穿くようになりましたね(笑)。お客さんがテーパードへの苦手意識を克服してくれました。

「パンツの穿く位置を上げて極力シュッと見えるようにしている」と芹澤さん

今日は、〈コントール〉のテーパードパンツを穿いています。シルエットは中太で裾口がそんなに狭くなく、テーパードが苦手な人にもおすすめです。

と、ここまで言っておいてなんですが、やっぱりストレートシルエットのパンツが好きなんですよね。一度穿いたら苦手だった頃に戻ってしまいそうになるので、今は穿かないようにしています(笑)

「ナイキ ワイルドホース 7」は、アウトドアを快適にする“反発力”をより一層強化!

「ワイルドホース」は、ナイキがこれまでにランニング&アウトドアカテゴリーで培ったノウハウと、最新のシューズテクノロジーを集約させたトレイルランニングモデルです。山林など未舗装の荒れ地でも安定感とサポート力、軽やかな履き心地をキープしてくれます。そんなワイルドホースの最新版となる「ワイルドホース 7」がこの春登場したので、早速お試しです!

 

【ナイキの「ナイキ ワイルドホース 7」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

これまでのモデルと同様に通気性の高いアッパーを採用しながら、よりタフな構造でハードなトレイルランニングに対応。さらに高反発のNike Reactフォームをミッドソールに採用し、ランニング中に優れた反発力を発揮してくれます。

 

タフさと快適さを兼ね備えたユーティリティシューズ!

最新版となるナイキ ワイルドホース7は、アッパー全体はメッシュで構成して、通気性に優れた涼しい履き心地をキープ。さらにトウ部分には耐久性に優れたラバーを配して、起伏のある地形に対応します。

 

↑伸縮性のある履き口が足首周りをスッポリと包み込み、土や小石の侵入を防いでくれます

 

↑ミッドソールにはNike Reactフォームを内蔵して、柔らかくスムーズな履き心地と優れた反発力の両立を実現。さらにヒール周りに追加したクッションで、安定性も高めています

 

↑アウトソールには多方向トラクションラグを採用して、下り坂や上り坂問わず常に高いグリップ力を確保。さらに摩耗に強いラバーを使用して耐久性も強化

 

ソロキャンプをはじめアウトドアに注目が集まる今日この頃、見逃せないニューモデルと言えますね! アウトドアシーンに特化した機能は、もちろん普段使いでもタフで快適な履き心地を提供してくれるので、とても使い勝手の良い一足と言えます。

ナイキ
ナイキ ワイルドホース 7
1万4300円(税込)

※写真のカラーは4月下旬発売予定。

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

締め付けからの解放。レイルロードのだるだるなソックス #ととのいま品

最近メイン使いしている某ブランドの白ソックス。かなりリブの締め付けが強く(毎回脱ぐとしっかり足に跡がついている)、正直履き心地も微妙…。ぼちぼち次のソックスが必要だな〜と思っていたところ、三軒茶屋「SEPTIS」さんの取材終わりにゆるっゆるなヤツを発見!

年始くらいに吉祥寺のthe Apartmentに入荷していて気になってたんですよね。

アメリカはミズーリ州にて1901年創業の老舗ソックスメーカー〈レイルロードソック〉。白ソックス好きにはお馴染みのブランドで、定番の3パックや6パックを愛用している人は多いのでは(自分も毎年夏に6パックを買い足してます)。

ただ今回購入したのは定番の方ではなく、ヘルストラックというモデル。ヘルストラック、またはパッケージの「THERAPEUTIC」という文字でピンときた方もいるかもしれませんが、もともと糖尿病患者などへ向けに作られたアイテムです。

履いているスニーカーの方は来週の「#今週の一足」で公開予定。

特徴はリブの作り。足首を締め付けないよう、リブは“だっるだる”です。引っ張ってみるとまるでガーゼのように伸びる、伸びる! 履いたときの圧迫感も一切なし。とにかく履き心地が良いし、見た目的にも溜まる感じがカッコいい。ショーツと合わせると尚良さそうです。

これは久しぶりに白ソックス、ととのったかも。お店によっては在庫薄だったりしますが、SEPTISさんには入荷したばかりということもあり、まだあるよう。気になる方はお早めにどうぞ。


FACY編集部・岩崎

最近ここ一年で一番忙しいかも?ってくらいバタついてます。このまま大型連休がきたらマズイと思いながら、終わっていない原稿とにらめっこ中…。

オニツカタイガーの名シリーズ40周年モデル「ULTIMATE 81 MP」は、見た目と快適さもこだわり抜いた一足!

日本が世界に誇るファッションブランド「オニツカタイガー」が展開する“モンスターピースシリーズ”。無駄を削ぎ落したルックスに多くのハイスペック機能を搭載したシリーズです。モンスターピースシリーズには、1981年当時のテクノロジーを結集した「ULTIMATE」というスニーカーがありました。そのULTIMATEの誕生40周年を記念し、モダンなデザインと機能性を加えることにより最新のスタイルにアップデートされた「ULTIMATE 81 MP」が登場!

 

【オニツカタイガーの「ULTIMATE 81 MP」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作は、ULTIMATEをベースに当時の特徴的なディテールを継承しながらも、ファッションアイテムの枠を超えて、トレーニングやさまざまなアクティビティにも対応するモデルにアップデート。2層で構成されるミッドソールには独自開発の素材を採用しており、ファッションと快適性の両面にこだわった一足へと仕上げられています。

 

クラシック&モダンが絶妙なバランスでミックス!

アッパーはメッシュとレザーで構成されていて、高い通気性と耐久性を両立。オリジナルのULTIMATEはオニツカタイガーお馴染みの“オニツカタイガーストライプ”が設けられていますが、本作ではそれが省かれ、よりシンプルで汎用性の高いルックスへと仕上げられています。

 

↑ミッドソールはクッション性と反発性に優れたFLYTEFOAM Propelと 軽量性に優れたFLYTEFOAMによる2層構造のミッドソールを採用。さらにヒール部分には“クッシュホール”と呼ばれる穴を設け、クッション性を高めています

 

↑インソールには衝撃吸収性に優れたOrthoLiteを採用

 

↑シューレースの先端には金属製のキャップが配されており、サイドには本シリーズ名のロゴが描かれているとは抜かりのない作り

 

ファッションアイテムとしてもトレーニング用の一足としても有用なんて、とてもお値打ちな一足と言えますね! しかもシックなルックスだから、スポーツミックスやストリートなどのカジュアルシーンだけじゃなく、ビジカジスタイルなどキレイ目系にもイケてしまう。これは一足あると助かるやつですよ!

オニツカタイガー
ULTIMATE 81 MP
2万2000円(税込)

 

オニツカタイガージャパン お客様相談室
TEL:0120-504-630

 

新人発掘? アディダスの「レスポンス CL」#今週の一足

見てください、これ。カッコよくないですか。名は、〈アディダス〉の「レスポンス CL」と言います。ただアディダスとは言っても、3つ葉(トレフォイルロゴ)でお馴染みの〈アディダスオリジナルス〉ではなく、3角形一つに斜めの線が2本入ったほう(スポーツパフォーマンスロゴ)。同じ3本線でも、小学生の時に間違って買ってしまったジャージのほうです。

何が良いかって、やっぱりこのデザイン。ご覧の通り、イナたさマックス! ひょっとしたら時代(タイミング)が違えば手に取っていなかったかもしれない面構え。ですが、90’sなムード漂う現在の出塁率は異常。

ナイスビューポイントその1。インソールまでグリーン!履く時にテンションが上がります
ナイスビューポイントその2。これでもかというほどアクセントにグリーンが配されています

やはり、この見た目、『Euphonica』井本さんが言うところの溢れんばかりの「物のパワー」を感じます(解釈が違うかも)。純粋に、カッコいい。あれこれの述語なしにカッコいいのです。

でも、あれ? 詳細は?と改めて調べてみると、特に情報がない。唯一得られたのは、アディダス公式サイトにあった「ランニングの世界から生まれた、スポーティーなシューズ」という情報だけ。その他、ブログ等で言及されていないんです。逆に言えば、ヒットを生み出す与件。未だ述語を持たない、新人の登場です。

と、期待値を上げておいてなんですが、一部のファンだけで落ち着きそう、というのが正直なところ。だって、ニューバランスの990シリーズとは違って、さすがイナたすぎるんだもの!

20数年ぶりに邂逅を果たした、パフォーマンスロゴのほうの〈アディダス〉。勢いそのままに古着屋でトラックパンツも探してみようかなと思っています。


FACY編集部・溝口

好きな色は、ネイビーとグリーンとグレー。その2色を満たすスニーカーは見逃せません。

“大人なBIRKENSTOCK”。URBAN RESEARCH DOORSの別注モデルはクールな足元を演出します

URBAN RESEARCH DOORSから、BIRKENSTOCKの別注モデル「ARIZONA(アリゾナ)」が発売。現在ONLINE STOREでの先行予約受付中、一般発売は4月29日からです。

 

1973年から発売しているアリゾナは、BIRKENSTOCKを代表するモデルです。2つのストラップがアイコンとなり、世界中の人々に愛されてきました。ソールにはBIRKENSTOCKが独自に開発したフットベッドを搭載しており、コルクと麻(ジュート)の素材と解剖学に基づいた形状が、足をサポートしてくれるだけでなく、履き心地の良さも同時に実現しています。

↑「アリゾナ」1万3200円(税込)

 

素材は、BIRKENSTOCKが独自に開発した素材、Birko-Flor(R)にエナメルコーティングを施したオリジナルの素材を採用。通気性もよく湿気を寄せつけず、肌に優しく耐久性の高い合成素材となっています。別注ポイントは、モノトーンでスタイリッシュなカラーの代表であるブラック。ワントーンに拘りを持ち、一歩先をゆく“大人なBIRKENSTOCK”をテーマにデザインされています。

↑長時間履いていても疲れにくいだけでなく、アイコニックでタイムレスなデザインは、ファッションを選ばず、幅広いシーンで着用できます

 

軽快さのあるパテントにマットなシルバーのバックルを使用。ソールのカラーもそれぞれのカラーに統一し、品のある都会的な印象に仕上げています。URBAN RESEARCH DOORSで根強い人気を誇るBIRKENSTOCKです。

↑6年ぶり2度目となる今回の別注は、URBAN RESEARCH DOORSらしさはもちろん、新しさもプラスしたBIRKENSTOCKを提案

 

↑本商品購入者限定にBIRKENSTOCKオリジナルデザインの手ぬぐいをプレゼント

 

【取り扱い店舗】
URBAN RESEARCH ONLINE STORE
URBAN RESEARCH DOORS 各店
URBAN RESEARCH Store 各店

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

爆売れ中! まだまだ話題の「ワークマン」2021春夏コレクションを見てきた

ワークマンは昨年10月、初となる女性向け店舗「#ワークマン女子」を横浜・桜木町駅前(神奈川県)にオープンして大人気でしたが、このほど「#ワークマン女子」の東京1号店として東京ソラマチ店をオープンしました。東京スカイツリータウン内、とうきょうスカイツリー駅から徒歩5秒の好立地で、女性向けを中心にカジュアルウェアを多数取り揃えています。

 

「#ワークマン女子」店は、店名に女子が入っていても、実は男性用ウェア4割、男女兼用ウェア2割の展示内容となっており、男性も楽しめる店舗です。路面店のようにワークウェアを扱っていない分、スペースに余裕があって見やすく選びやすいのが特徴です。

↑#ワークマン女子東京ソラマチ店

 

なお、4月2日に関西1号店としてなんばCITY店(大阪市)、4月16日に川崎駅前の川崎ルフロン店(神奈川県)、5月中旬に千住大橋駅前のポンテポルタ千住(東京都)、6月には初の路面店として南柏(千葉県)と、続々と「#ワークマン女子」を出店していく予定です。

 

新設されたアウトドアグッズコーナー!

東京ソラマチ店のオープンに伴い、同店で2021年春夏新作コレクションのお披露目も行われたので、特徴的な新製品を紹介していきましょう。まずは、ソラマチ店から取り扱いを開始したアウトドアグッズ。ロゴスやサーモスといった大手メーカーの製品だけでなく、ワークマンオリジナル製品も開発、販売をスタートしました。

↑ソラマチ店から新たにアウトドアグッズコーナーが新設されました。コンパクトローチェアや真空ハイブリット、グローブなどが並んでいます

 

オリジナルグッズで目を引いたのは「コンパクトローチェア」。大手メーカーの人気製品が1万円以上もするのに対し、ワークマンのモデルは激安です。ただし、フレームがスチール製なので本体質量が約1.6kgとちょっと重い。音楽フェスのようにチェアも持ち歩くシーンではキツイかもしれませんが、クルマで運び、設置したらほとんど移動しないキャンプで使うなら十分ではないでしょうか。耐荷重が100kgあるので大柄な人でも安心。

↑「コンパクトローチェア」1500円(税込、以下同)。3色を用意、収納ケース付き

 

簡単に組み立てられる「アルミテーブル」も激安です。焚き火をする時のサブテーブルによさそう。収納袋付き。そして、昨年発売して大人気となった真空保冷缶ホルダーの大容量版、「真空ハイブリット」もラインナップ。容量約4.6Lで、冷凍肉や魚などの生鮮食料品ほか、500mlのペットボトル飲料が4本入り、冷えたままキャンプ場まで運ぶことができます。

↑左から、保冷・保温両対応の「真空ハイブリッドコンテナ」1900円。そして、耐荷重30kgの「アルミテーブル」980円。カラーラインナップは3色

 

このほか、ワークマン匠シリーズのゴム手袋をアウトドア用にデザイン変更した「ワーク&アウトドアグローブ」(99円)や、焚き火用に溶接工用の皮手袋「フィールドクレストグローブ」(499円)、ペグ打ちに大工用「コンパクトハンマー」(680円)など既存のワーク用品をアウトドア用に転用した製品。ほかにもカッター刃と鋸刃が使える「ハイブリッドソー」(980円)、最近話題の「2合炊き飯ごうメスティン」(980円)なども販売しています。

↑既存製品のデザインを変更してアウトドア用に仕立てたグローブ類。安い!

 

スポーツや夏場に最適なウェアもラインナップ!

次からは春夏新作の注目ウェアを見ていきましょう。まずはランニングシューズです。「アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール」は、通称“履くだけで前に進むシューズ”。かかと部分はクッション性の高い素材で地面からの衝撃を吸収し、つま先部分には反発力のある素材を内蔵するとともに、つま先を反り上がり形状にすることで自然に前に踏み出しやすくし、推進力を高める工夫がされています。アウトソールは部分的にラバーを使用して滑りにくい設計に。在宅ワークの運動不足解消のためのウォーキングが楽になりそうです。

↑「アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール」1900円。つま先が反り上がっていることで、足が前に踏み出す動きをサポート

 

シューズでもう一つ注目したいのが「走れるJOGサンダル」。ソールはクッション性に優れた3層構造、アッパーに伸縮性と通気性の高いニット素材を採用しています。足首をがっちりホールドするバンドにより、真夏の暑い時でもランニングやウォーキングが快適。ソールがしっかりしているのでカヤックなどの水辺のアクティビティにも使えます。

↑「走れるJOGサンダル」1900円。サンダルなので通気性抜群。足首をしっかりホールドしているので走ってもぐらつきません

 

新作のスポーツウェアも紹介しましょう。「接触×持続冷感-1℃」Tシャツはこれからの季節に活躍しそうです。表面は速乾素材、裏面に独自開発の冷感素材「EXTREME ICE」を立体的に練り込み、運動して汗をかいてもひんやり感を持続。半袖Tシャツ580円、長袖Tシャツ780円。

↑裏地の凹凸が素肌との間に隙間を作り、涼感を作り出します。半袖・長袖ともに6色展開

 

疲労軽減効果を持つ新しい機能性ウェアも登場です。その名も「MEDI HEAL(メディヒール) リカバリー」。繊維に練り込んだ8つの鉱石が身体から放出される熱エネルギーを吸収して熱に変換、再放出することで「疲労を緩和する環境を整える」としています。ワークマン初の一般医療機器に登録されたウェア。長袖クルーネックタイプで1500円。

↑第三者機関の臨床試験で疲労やストレス軽減の効果が認められたとのことです

 

タウンやアウトドアにも最適でしょ!

これからの季節のアウトドアに着ていきたいのが「DIAGUARD COTTON(ディアガード コットン)」シャツ。中厚の丈夫なコットン100%生地に防虫加工を施したもので、両裾には大型で丈夫なポケット付き。半袖980円、長袖1500円。ジュニア用もあります。

↑「ディアガード コットン」は、防虫加工に加えて抗菌・防臭加工も施されています。5色展開

 

“スウェットシェル”シリーズは梅雨の時期のタウンウェアに良さそうです。撥水性、透湿性、防風性に優れた3レイヤー生地を使用し、ちょっとした雨ならば弾いてしまいます。街中でもアウトドアでも着こなせるシルエットで幅広く着回せるウェアです。フード付きの「スウェットシェル アノラック」が1900円、フードなしの「スウェットシェル ピステ」が1500円、「スウェットシェル ロングパンツ」1500円、「スウェットシェル ショートパンツ」1280円。

↑ヤッケから着想を得たウェアですが、ワークマンアンバサダーの意見を取り入れてタウン着として使えるシルエットにしました

 

「ガジェットレインジャケット」はユニークな仕掛けが施されています。防水・耐水圧1万mm、透湿度5000g/平方メートル/24hのレインウェアなのですが、前身頃に大型ポケットを6つ備えるのに加え、背中には脱着式の収納バッグが付属します。

↑「ガジェットレインジャケット」3900円。背中の脱着式収納バッグは斜めがけもできます

 

細身シルエットの「AEGISストレッチレインコート」はビジネスシーンで役立ちそう。スタイリッシュで軽い素材ながら耐水圧1万mm、透湿度1万5000g/平方メートル/24hの高機能。肌寒いときの羽織としても利用できます。コート部分をフードに丸め込めばコンパクトにもなります。

↑春先のコートにも使える1枚の「AEGISストレッチレインコート」3900円。ブラック、ベージュ、グレーの3色展開

 

ちょっと危ない人に間違われそうだけど、実はちゃんと実用性を考えている「AERO GUARD(エアロガード)ステルスジャケット」。網戸・蚊帳から着想を得た360°AMIDOガードシステムをフードの中に備えており、フードのファスナーを完全に閉めれば森の中でも虫に煩わされることはありません。ジャケット全体にも防虫加工が施されており、虫が寄り付きにくい仕様となっています。

↑「エアロガード ステルスジャケット」2900円。顔をすっぽり覆うメッシュフードでハイキングも快適に!?

 

若者の間で人気となっているダンボールニット素材のウェアも初めてラインナップしました。軽くストレッチ性があることでスポーツウェアに多用されるダンボールニットですが、ツヤとハリがあり上品な風合いであることからタウン着としても人気。ワークマンでは「MOVE ACTIVEビッグシルエット5分袖パーカー」の名前で発売しています。

↑「MOVE ACTIVEビッグシルエット5分袖パーカー」1280円。ゆったりとしたシルエットとストレッチ性の高い素材で動きやすさを確保

 

多種多様な働き方の時代にマッチ!

昨年末にテレビ番組でチラ見せしたことで話題になったワークマンスーツ2種を紹介します。ひとつが、東レの快適高通気織物「DotAir」素材を使用した「DotAir リバーシブルジャケット」。高い通気性を保ちながら耐久撥水性能も併せ持つ、真夏にピッタリのスーツです。もうひとつは、帝人フロンティアの繊維を使った「SOLOTEX リバーシブルジャケット」。こちらは耐久撥水性能とストレッチ性能を併せ持つ一方で、復元力の高い素材により肘・膝の抜けを防ぎます。DotAirより若干厚手の生地となっています。

↑話題のワークマンスーツ。両素材ともにジャケットが2900円。パンツが1900円。ジャケットはリバーシブル仕様で、スーツとしてもカジュアルジャケットとしても利用できます

 

遮熱効果で日差しによる熱をカットする機能を持つ「遮熱WメッシュACTIVE クロスショートパンツ」。内側にメッシュのインナーを備えており、下着を付けずにそのまま穿けば通気性抜群。アクティブな動き、まさに真夏の自転車乗りにも最適です。アイスチタン、アイスブラック、ハイビズオレンジの3色から選べます。

↑「遮熱WメッシュACTIVE クロスショートパンツ」2900円。下着を付けずに直穿きすることで股間の蒸れを解消します

 

最後に、メディア向けに参考出品として出していただけで、すぐに引っ込めますと言っていた製品ですが、良い製品なので思い切って暴露しちゃいます。ワークマンの中の人が自分で着たいがために開発した「AEGIS(イージス)ライダーズレインジャケット」。防水・耐水圧1万5000mm、透湿度5000g/平方メートル/24hのDiALiGHT素材を使ったバイク乗りのための防水ジャケットで、高い防水性を持ちながら見た目は革ジャン風に仕上げているため、晴雨関係なくそのまま着こなすことができます。限定生産であり、限られた店舗に限られた数しか入荷しないそうなので、ライダーは見つけたら即買いしましょう。

↑「AEGISライダーズレインジャケット」4900円。風合いは革ジャン、性能は防水ジャケット

 

今回紹介した新製品はすべて路面店の「ワークマン」「ワークマンPlus」でも販売しているので、気になる製品があれば早めにお近くの店舗に行くことをオススメします。例年、人気商品は発売後1〜2週間で売り切れていまい、基本的に売り切ったら今シーズンの再販はないからです。近くのワークマンに急げ!

↑東京ソラマチ店舗入り口には、今年2月の東京ガールズコレクション2021に出展した際、モデルとなった土屋アンナさんが実際に着ていた衣装が展示されています

 

 

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【人気のカレッジスウェットを調査!】いま古着屋で売れているアイテムは?

一人見たと思ったら、また一人……最近、街中でカレッジスウェットを着ている人をよく見かけませんか? どうやら古着界隈を中心に、現在カレッジスウェット人気がものすごく上がっている様子。月初めに「FACYでもカレッジ企画いいんじゃない?」なんて話をしていたときに、ディッキーズ企画でお世話になった原宿「COUNTER TOKYO」の店主・柳澤さんがちょうど買い付けに行くとの情報が。そこで今回はアメリカ出張終わりの柳澤さんにZoomでインタビュー。カレッジスウェットについてあれこれ聞いてみました!


柳澤佳佑さん(COUNTER TOKYO)
原宿の古着屋「COUNTER TOKYO」の店主(今年31歳)。同店の前は系列店であるRAWDRIP、PROVに勤務。

カレッジスウェットの人気の理由は“分かりやすさ”にあり

ーアメリカ出張お疲れさまです! 今回の出張ではどれくらい買い付けられたんですか?

箱の数でいうと、全部で70箱近くですね。

 

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ーおお、めちゃくちゃ多いですね! その中でカレッジスウェットはどれくらいあるんですか?

今回はカレッジスウェットが一番多いです。枚数は600〜700枚くらい。COUNTER TOKYO 1店舗分じゃなくて、系列店である「DAMAGEDONE」町田店、下北沢店の3店舗分ですけどね。ただ、それくらいの数は一ヶ月で消化しちゃうと思うんで、またすぐ行かないとなって感じです。

ー単純計算でも1店舗分の200枚が一ヶ月でなくなるんですね…。個人的にも昨年からスウェットは無地よりプリント物を着る機会が増えたんですが、店頭でも同じようにプリント物の方が売れているんですか?

ロゴものは人気がありますね。中でも、やっぱりカレッジが一番調子良いんじゃないですかね。あのサイジングの物で文字が胸に入ってる感じというか、あのデザインされてないようでされている感じというか。カレッジスウェットって分かりやすいんですよね。だから、人気が集中してるのかなって。

ーなるほど、人気の理由の一つに分かりやすさがあると。

あとは買い付け後の入荷日とかにお店に行くと、色とサイズ、文字の雰囲気が結構選べるので、そういうところも良いのかなって。

店頭では古着だけでなく、大学の生協(ブックストア)で売られている新品のカレッジスウェットなども取り扱っている

ー種類がとにかく多いのもカレッジスウェットの魅力ですよね。アメリカの大学数だけでも何千とありますし。

一応、買い付けのときはアイビーリーグ(※)などの有名大学と、ボディとプリントの色の相性が良いものを選んでいます。あとサイズはある程度デカめで絞ってますね。大体縮んでるので、L〜2XLくらいにしてます。

※アイビーリーグ:アメリカ北東部にある8つの私立大学の総称。大学はハーバード、コロンビア、ペンシルベニア、イェール、ダートマス、コーネル、ブラウン、プリンストン。古着市場でもアイビーリーグのカレッジスウェットは特に人気が高い。

ー有名大学以外のものって、具体的にどういう選び方になるんですか?

ボディとプリントの相性だけでなく、文字のバランスとかを見てますね。あと、何となくですけどアメリカ製の方が良いじゃないですか。なので、そこは多めにしています。カレッジスウェットでアメリカ製以外になると、パキスタン、スリランカ、あとホンデュラスが多いんですが、その辺りは逆に学校が良かったり、状態が良かったり、他のところを見て良かったら買ってます。

ーアメリカ製に代わる良さがあるものを選んでるんですね。カレッジスウェットの中で特に人気のある大学はどこになりますか?

今だと完全に「イェール大学」ですね。もう古着市場での値段の付け方も異常なくらい上がっていて。例えば、〈チャンピオン〉のリバースウィーブのクルースウェットでイェールのアメリカ製だったら、うちでも2万5千円くらいはつけると思います。多分、他のお店さんだったらもっといってると思いますね。

イェール大学のスウェットは新品でも取り扱いあり。古着と同様に人気があり、現在店頭では売り切れ中。(¥15,400 税込)

やはりカレッジスウェットの中でも「イェール」は別格なんですね。他のお店さんでも入荷次第すぐに売り切れると聞いたことがあります。それ以外に、柳澤さんが個人的にオススメする大学はありますか?

個人的には「ダートマス大学」がずっと好きです。純粋に字面が良いのと、緑がスクールカラーってところですね。緑が好きなので(笑)

ニューハンプシャー州にあるダートマス大学のカレッジスウェット。こちらは大学の生協で売られている新品。フーディーと別カラーの展開もあり(¥16,500 税込)

ー「ダートマス」の深いグリーンは今の気分ともマッチしますよね。他にも狙い目のものはあったりしますか?

あと、ハイスクールのスウェットも良いと思います。「High School」って入っちゃうと正直着づらいんですが、所在地名だけ書いてあるスウェットもちょこちょこあって。有名大とかにこだわらなくても、文字がキャッチーだったら、それはそれで良いのかなと。

ーハイスクールは盲点でした! ちなみに、この春カレッジスウェットを着るならどんなスタイリングがおすすめでしょう?

なんとなく自然とやっちゃうのは、ちょっとダサいというか。向こうのアメリカの普段着としてカレッジを着ている雰囲気ですね。

柳澤さんの推しであるダートマス大学のカレッジスウェットを使ったスタイリング。イナタい感じで着るのが今の気分。DARTMOUTH COLLEGE / SWEAT SHIRT ¥16,500, Bimini Bay / Outback Hiker Shorts ¥6,600, Smokey The Bear / Forest With You Cap ¥5,500, Clarks / Wallabee Boot ¥22,000 全て税込(COUNTER TOKYO)

リバースウィーブ以外のカレッジスウェットってどうなの?

 

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ー先ほど「イェール」のスウェットが高騰しているという話がありましたが、それには近年のリバースウィーブの値上がりが影響してるんですよね?

古着のリバースウィーブの値段は確実に上がってますね。数が少なくなっているのはもちろん、アメリカのディーラーにも、フリマに出している人にも、日本人が高く買うことは知られちゃってますし。エンプロイも雇い主からタグの写真を見せられて、年代をしっかり覚えてるんですよ。

ー〈チャンピオン〉のリバースウィーブが人気で値上がりをしている一方で、カレッジスウェットには他メーカーのボディを使ってるものもありますよね

ありますね。例えば〈ラッセルアスレチック〉や〈コットンエクスチェンジ(※)〉にも、リバースウィーブと同じようなオンスでリバース編みのカレッジスウェットがあったりするんですよ。

※1946年創業したTシャツメーカー〈ソフィー〉の別ライン。アメリカ軍との関係性も深いブランド。

ラッセルアスレチック、コットンエクスチェンジのボディを使ったカレッジスウェット。ラッセルアスレチックはコットンポリ 50:50の通常ボディ(編集部私物)

ーこの前買ったカレッジスウェットのボディが〈コットンエクスチェンジ〉だったんですが、たしかにリバースと遜色ないように思いました。

一見では分からないですよね。だから、今回は“リバースもどき”みたいなやつもかなり買い付けてきてます。アメリカ滞在中に、近い将来リバースウィーブがなくなるのは間違いないから、次に値段が上がる可能性があるのは他メーカーのリバースウィーブっぽいやつだなっていう話を上司としてましたね。

ーリバース以外はどうでしょう? 最近ではラッセルアスレチックなどの柔らかいボディにも少し注目が集まっていますよね。

コットンとポリの配合がハーフになっているやつ、あれはあれで着やすくていいですよね。形も良いし。ぶっちゃけリバースってそんなに形が良いものではないですし(笑)。正直、個人的に好きなのはラッセルです。

ー(笑)。いま話に出てきたチャンピオン(リバース)以外って、まだ値段は上がってないんですか?

リバースに比べれば、仕入れは安い価格だと思います。だから、今のうちにいっぱい買っておこうとは思ってますね。今回は本当にいろんなボディのカレッジスウェット買ってきたんで、それも楽しみにしていただけると。


COUNTER TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-10 KOHSAKAビル1F
TEL:03-6271-5580
営業時間:12:00 – 20:30
web:https://countertokyo.com/
instagram:@countertokyo

【人気のカレッジスウェットを調査!】いま古着屋で売れているアイテムは?

一人見たと思ったら、また一人……最近、街中でカレッジスウェットを着ている人をよく見かけませんか? どうやら古着界隈を中心に、現在カレッジスウェット人気がものすごく上がっている様子。月初めに「FACYでもカレッジ企画いいんじゃない?」なんて話をしていたときに、ディッキーズ企画でお世話になった原宿「COUNTER TOKYO」の店主・柳澤さんがちょうど買い付けに行くとの情報が。そこで今回はアメリカ出張終わりの柳澤さんにZoomでインタビュー。カレッジスウェットについてあれこれ聞いてみました!


柳澤佳佑さん(COUNTER TOKYO)
原宿の古着屋「COUNTER TOKYO」の店主(今年31歳)。同店の前は系列店であるRAWDRIP、PROVに勤務。

カレッジスウェットの人気の理由は“分かりやすさ”にあり

ーアメリカ出張お疲れさまです! 今回の出張ではどれくらい買い付けられたんですか?

箱の数でいうと、全部で70箱近くですね。

 

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ーおお、めちゃくちゃ多いですね! その中でカレッジスウェットはどれくらいあるんですか?

今回はカレッジスウェットが一番多いです。枚数は600〜700枚くらい。COUNTER TOKYO 1店舗分じゃなくて、系列店である「DAMAGEDONE」町田店、下北沢店の3店舗分ですけどね。ただ、それくらいの数は一ヶ月で消化しちゃうと思うんで、またすぐ行かないとなって感じです。

ー単純計算でも1店舗分の200枚が一ヶ月でなくなるんですね…。個人的にも昨年からスウェットは無地よりプリント物を着る機会が増えたんですが、店頭でも同じようにプリント物の方が売れているんですか?

ロゴものは人気がありますね。中でも、やっぱりカレッジが一番調子良いんじゃないですかね。あのサイジングの物で文字が胸に入ってる感じというか、あのデザインされてないようでされている感じというか。カレッジスウェットって分かりやすいんですよね。だから、人気が集中してるのかなって。

ーなるほど、人気の理由の一つに分かりやすさがあると。

あとは買い付け後の入荷日とかにお店に行くと、色とサイズ、文字の雰囲気が結構選べるので、そういうところも良いのかなって。

店頭では古着だけでなく、大学の生協(ブックストア)で売られている新品のカレッジスウェットなども取り扱っている

ー種類がとにかく多いのもカレッジスウェットの魅力ですよね。アメリカの大学数だけでも何千とありますし。

一応、買い付けのときはアイビーリーグ(※)などの有名大学と、ボディとプリントの色の相性が良いものを選んでいます。あとサイズはある程度デカめで絞ってますね。大体縮んでるので、L〜2XLくらいにしてます。

※アイビーリーグ:アメリカ北東部にある8つの私立大学の総称。大学はハーバード、コロンビア、ペンシルベニア、イェール、ダートマス、コーネル、ブラウン、プリンストン。古着市場でもアイビーリーグのカレッジスウェットは特に人気が高い。

ー有名大学以外のものって、具体的にどういう選び方になるんですか?

ボディとプリントの相性だけでなく、文字のバランスとかを見てますね。あと、何となくですけどアメリカ製の方が良いじゃないですか。なので、そこは多めにしています。カレッジスウェットでアメリカ製以外になると、パキスタン、スリランカ、あとホンデュラスが多いんですが、その辺りは逆に学校が良かったり、状態が良かったり、他のところを見て良かったら買ってます。

ーアメリカ製に代わる良さがあるものを選んでるんですね。カレッジスウェットの中で特に人気のある大学はどこになりますか?

今だと完全に「イェール大学」ですね。もう古着市場での値段の付け方も異常なくらい上がっていて。例えば、〈チャンピオン〉のリバースウィーブのクルースウェットでイェールのアメリカ製だったら、うちでも2万5千円くらいはつけると思います。多分、他のお店さんだったらもっといってると思いますね。

イェール大学のスウェットは新品でも取り扱いあり。古着と同様に人気があり、現在店頭では売り切れ中。(¥15,400 税込)

やはりカレッジスウェットの中でも「イェール」は別格なんですね。他のお店さんでも入荷次第すぐに売り切れると聞いたことがあります。それ以外に、柳澤さんが個人的にオススメする大学はありますか?

個人的には「ダートマス大学」がずっと好きです。純粋に字面が良いのと、緑がスクールカラーってところですね。緑が好きなので(笑)

ニューハンプシャー州にあるダートマス大学のカレッジスウェット。こちらは大学の生協で売られている新品。フーディーと別カラーの展開もあり(¥16,500 税込)

ー「ダートマス」の深いグリーンは今の気分ともマッチしますよね。他にも狙い目のものはあったりしますか?

あと、ハイスクールのスウェットも良いと思います。「High School」って入っちゃうと正直着づらいんですが、所在地名だけ書いてあるスウェットもちょこちょこあって。有名大とかにこだわらなくても、文字がキャッチーだったら、それはそれで良いのかなと。

ーハイスクールは盲点でした! ちなみに、この春カレッジスウェットを着るならどんなスタイリングがおすすめでしょう?

なんとなく自然とやっちゃうのは、ちょっとダサいというか。向こうのアメリカの普段着としてカレッジを着ている雰囲気ですね。

柳澤さんの推しであるダートマス大学のカレッジスウェットを使ったスタイリング。イナタい感じで着るのが今の気分。DARTMOUTH COLLEGE / SWEAT SHIRT ¥16,500, Bimini Bay / Outback Hiker Shorts ¥6,600, Smokey The Bear / Forest With You Cap ¥5,500, Clarks / Wallabee Boot ¥22,000 全て税込(COUNTER TOKYO)

リバースウィーブ以外のカレッジスウェットってどうなの?

 

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ー先ほど「イェール」のスウェットが高騰しているという話がありましたが、それには近年のリバースウィーブの値上がりが影響してるんですよね?

古着のリバースウィーブの値段は確実に上がってますね。数が少なくなっているのはもちろん、アメリカのディーラーにも、フリマに出している人にも、日本人が高く買うことは知られちゃってますし。エンプロイも雇い主からタグの写真を見せられて、年代をしっかり覚えてるんですよ。

ー〈チャンピオン〉のリバースウィーブが人気で値上がりをしている一方で、カレッジスウェットには他メーカーのボディを使ってるものもありますよね

ありますね。例えば〈ラッセルアスレチック〉や〈コットンエクスチェンジ(※)〉にも、リバースウィーブと同じようなオンスでリバース編みのカレッジスウェットがあったりするんですよ。

※1946年創業したTシャツメーカー〈ソフィー〉の別ライン。アメリカ軍との関係性も深いブランド。

ラッセルアスレチック、コットンエクスチェンジのボディを使ったカレッジスウェット。ラッセルアスレチックはコットンポリ 50:50の通常ボディ(編集部私物)

ーこの前買ったカレッジスウェットのボディが〈コットンエクスチェンジ〉だったんですが、たしかにリバースと遜色ないように思いました。

一見では分からないですよね。だから、今回は“リバースもどき”みたいなやつもかなり買い付けてきてます。アメリカ滞在中に、近い将来リバースウィーブがなくなるのは間違いないから、次に値段が上がる可能性があるのは他メーカーのリバースウィーブっぽいやつだなっていう話を上司としてましたね。

ーリバース以外はどうでしょう? 最近ではラッセルアスレチックなどの柔らかいボディにも少し注目が集まっていますよね。

コットンとポリの配合がハーフになっているやつ、あれはあれで着やすくていいですよね。形も良いし。ぶっちゃけリバースってそんなに形が良いものではないですし(笑)。正直、個人的に好きなのはラッセルです。

ー(笑)。いま話に出てきたチャンピオン(リバース)以外って、まだ値段は上がってないんですか?

リバースに比べれば、仕入れは安い価格だと思います。だから、今のうちにいっぱい買っておこうとは思ってますね。今回は本当にいろんなボディのカレッジスウェット買ってきたんで、それも楽しみにしていただけると。


COUNTER TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-10 KOHSAKAビル1F
TEL:03-6271-5580
営業時間:12:00 – 20:30
web:https://countertokyo.com/
instagram:@countertokyo

「目のノイキャン」ーーOZNIS by TALEXの偏光サングラスは自分の世界に浸れる【愛用品コラム17】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 17:OZNIS by TALEXの偏光サングラス「FLAT5」】

●起

とても変な表現だが、偏光サングラスをすると世界が静かに感じられる。視覚のアイテムなのに、聴覚の話をするのはおかしな話なのだが、OZNIS by TALEX「FLAT5」をかけるとそう感じざるを得ないのだ。

 

●承

TALEXの偏光サングラスの仕組み自体はシンプルだ。紫外線と反射光をカットして目に優しい光だけを通過させる(技術的には非常に難しいとのこと)。雑光と呼ばれる有害な光をカットすると、驚くほどに世界が落ち着いた状態になる。

 

●転

言い換えれば、偏光サングラスは「目のノイズキャンセリング」デバイスだ。ノイキャンオーディオが余計な音を打ち消し、自分だけの世界に入り込めるサポートをしてくれるように、偏光サングラスは余計な光を除去し、世界と向き合うこと促してくれる。

 

●結

実際にかけると、視界の色が濃くなって、引き締まる。空はより青く、木々はより緑に。だから、夏にかけると、夏らしさが一層引き立つ。イメージとして持つ「夏」に近い印象だ。夏以外の季節がどうだったかパッと思い出せないのだが、季節を増幅させるデバイス、とも言えるかもしれない。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

この春、絶対に見逃せない今旬スニーカー「クラシック ランニング」モデル3選!

ここ最近、熱い注目を集めているジャンルと言えば、“厚底ソール”のレトロランニングシューズです。 2019年には「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」を履いた大迫 傑選手が自らの日本記録を塗り替えたのをはじめ、世界のトップアスリートも履いたことで注目を浴び、その特徴的なソール形状から「厚底ソール」と呼ばれるようになりましたね。

 

さらにライフスタイル向けモデルもヒットしたことからランニングモデルの裾野が一気に広がり、現行のパフォーマンスモデルだけでなく、80年代に活躍したモデルにも熱い注目が注がれています! そこで今回は、当時のオリジナルを忠実に再現した復刻モデルから、今っぽくアレンジしたモデルも含めて、今旬なレトロランニングモデルを紹介します。

 

【その1】ナイキランニングモデルの礎を築いた傑作モデル!

ナイキ
ナイキ エア テイルウィンド 79
9900円(税込)

 

本作は1978年のホノルルマラソンでデビューを飾り、ランニングシューズのクッショニングに革命を起こした名作の復刻版。オリジナルモデルのディテールをほぼ忠実に再現していて、素材やカラーも踏襲。そしてミッドソールもしっかりとNike Airユニットを採用しています。

↑アッパーはメッシュのテキスタイルとスエードのオーバーレイで構成されていてシックな質感に

 

↑ヒールにはナイキの通称“縦ナイキ”ロゴを採用し、ヴィンテージ感を盛上げています。ラバーアウトソールは、まるでワッフルのような形状のトラクションパターンが刻まれた通称“ワッフルソール”のめくり上げた形状が、ランニング感を向上

 

【その2】70年代の陸上スパイクをベースに、巧みにモダナイズ!

オニツカタイガー
ACROMOUNT
1万6500円(税込)

 

1970年代に展開していた陸上スパイクからインスピレーションを得た「ACROMOUNT」。当時の陸上スパイクの特徴であった前足部が薄く、中足部からボリューム感があるソールを、軽量なスポンジとラバーの組み合わせで現代のライフスタイルに合わせてモダナイズ。さらにアッパーにはヴィンテージ感のあるファブリックとレザーを組み合わせることで、クラシック感もしっかりとアピールしています!

↑アッパーは肌きめの細やかなナイロンとスエードのコンビネーションで、クラシックな雰囲気とタフさを兼ね備えています

 

↑ヒール部に衝撃緩衝性を備えたfuzeGELを搭載し、しなやかなクッショニングを提供

 

【その3】ニューバランスの80年代アイコンと90年代スタイルをリミックス!

ニューバランス
M5740
1万3200円(税込)

 

1980年代半ばに誕生し、今やニューバランスを象徴するアイコニックモデルのひとつとなった「574」。そして1994年にデビューし、90年代ならではの時代を感じさせるボリューミーなフォルムとディテールが特徴的なライトウェイト・クロストレーニングシューズ「650」。そんな2つの特徴を巧みにリミックスしたフュージョンモデルが「57/40(フィフティーセブン/フォーティ)」です。

↑アッパーはプレミアムなスエード、ヌバック、メッシュを採用して、「574」ならではの上品な雰囲気を継承

 

↑ソールは「574」をベースに2層のミッドソールを採用。「574」にインスパイアされたシンプルなデザインの下層と、90年代の「650」を彷彿とさせるウェービーなデザインの上層が組み合わされています

 

いずれもクラシックなデザインをベースとしていますが、時代や流行を超えた秀逸なデザインとなっていますね。スポーツミックスなど普段のコーディネートにもピッタリだし、旬なワイド系パンツや大人のストリートスタイルにもフィットしてくれますよ!

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

オニツカタイガージャパン お客様相談室
TEL:0120-504-630

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

 

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パステルカラーは新境地。〈ノア〉のネルシャツ #ととのいま品

クローゼットを見渡すと、目に入る服はブラックやネイビー、グレーにオリーブといった地味なカラーばかり。いずれも合わせやすい色ではありますが、すっかり春らしくなった今の時期であれば、もう少し明るい色が着たくなるもの。

そんな折、原宿の〈ノア〉のショップを訪れた際に見つけたのが、このネルシャツでした。

〈ノア〉のライトウェイトフランネルシャツ。いわゆるアメリカンなネルシャツではお目にかかれない淡いカラーパレットが新鮮。

色味には引かれたものの、「結局着ないパターンの服かも」という恐怖が頭をよぎり、結局その日は試着のみ。翌日になっても忘れられない服は買う、というマイルールを適用した結果、数日の間ずっとそわそわする羽目になったので、後日ようやくお買い上げ。

オフィシャルの素材解説によると、生地はポルトガル産のライトフランネル。古着屋さんでよく見かける、がっしりしたタッチのネル生地とはまた違うスムースな肌触り。

“似合う”への道は“見慣れる”ことから。恐る恐るだったパステルカラーデビューでしたが、そろそろ(自分では)見慣れてきました。他のアイテムをブラック系統でまとめてしまってもいいし、同じトーンのベージュのチノパンに合わせてもよし。実は日々の使い勝手もよさそうな一着です。春の買い物のスタートダッシュ、ひとまずは上々。


FACY編集部・杉山

編集部の溝口から教えてもらった「オザークへようこそ」の公開分を見終えてしまったので、同じくNetflixの「グッドガールズ: 崖っぷちの女たち」を観始めました。普通の主婦であるはずの主人公ベスの修羅場での腹の据わり具合がなかなかに痛快です。

NIGO(R)監修のサングラス「JINS&SUN」がデビュー! 個性を彩る全41型129種の豊富なラインナップ

機能的かつオシャレなアイウェアを、常時3000種以上ラインナップしているJINS(ジンズ)。リーズナブルな価格なので、老若男女から支持されているのはご存知の通りです。そんなジンズが、新たなサングラスブランドをローンチしました。その名も、「JINS&SUN(ジンズ アンド サン)」。“EVERYDAY EYE WEAR”をコンセプトに、かける人もシーンも選ばない、自由で新しいサングラスの選択肢を提案していくそうです。先日開催された展示会で試してみましたが、メガネの常識を覆し続けてきたジンズだけあって、期待以上の出来栄えでしたのでご紹介します。

 

NIGO(R)氏を監修に迎えた、ファーストコレクション

満を持してデビューを果たした「ジンズ アンド サン」のファーストコレクションは、なんと、世界中のファッションシーンに影響を与えるファッションデザイナー/クリエイティブ・ディレクターのNIGO(R)氏が監修! そんな気になるラインナップは、カテゴリー別に分けられ、全41型129種という膨大な数で展開されます。タウンユースからアクティブシーンにまで対応する顔ぶれは、必ずお気に入りが見つかると言っても過言ではありません。そんな渾身作がこちら!

 

サングラスの新たな価値観を見いだす「NEW STANDARD」

↑「NEW STANDARD」9型27種/各5500円(税込)

 

“サングラス=主張が強いもの”というこれまでの観念を打ち破るカテゴリー。ボリューム感を抑えた細身のフレームで、空気のような軽い掛け心地を実現しています。独自のデザインであるヒンジレスフレームは、誰の顔にもフィットする、包み込むような感覚。コロナ禍におけるマスク生活でも違和感なく着用できるように、ライトカラーレンズが採用されています。機能性を損なわず、さりげなく主張する、そんなサングラスは誰もが納得できるはずです。

 

時代に左右されない普遍的デザインの「BASIC」

↑「BASIC」8型27種/各3300円(税込)、各5500円(税込)

 

「10年経っても色あせないタイムレスなデザイン」がテーマ。サングラス然としたシェイプと、適度なボリューム感でありながら、軽量樹脂を採用したことによって、軽くて弾力性のある着用感。レンズのカラーはバリエーション豊富で、自分らしい個性を演出しやすいです。フレームに、肌馴染みの良さを考慮したマット加工も施されています。

 

顔まわりに上質さを演出する「MODERN」

↑「MODERN」6型18種/各5500円(税込)

 

上品な印象を与えるステンレスのテンプルが特徴。ミニマルで、スタイルを問わないデザインは、普段使いでも馴染むでしょう。大きすぎないエレガントなサイズ感は、知的な雰囲気も漂っています。レンズはスタンダードな色合いに加えて、彩度が高すぎないニュアンスカラーも用意されているので、スタイリッシュな装いにぴったりです。

 

アグレッシブな生活を送る人に向けた「ACTIVE」

↑「ACTIVE」5型15種/各3300円(税込)、各5500円(税込)

 

タウンユース用とアクティブシーン用に分けがちだったサングラスを一元化する「ACTIVE」は、日常とアクティブをシームレスに繋いでくれます。ストレスフリーの軽量樹脂フレームが用いられ、偏光機能やハイコントラスト機能を持つ、紫外線99%カットのレンズを搭載。エントリーモデルには、テンプルにシリコンラバーが施されているので、ズレ落ちにくくなっています。テンプルの角度を変えてフィット感を調整できるクイックフィットワンタッチや、裸眼状態にできるフリップアップ機構が採用されているモデルも大変便利です。

 

オシャレをしつつ運動できる、本格派の「SPORTS」

↑「SPORTS」4型12種/各3300円(税込)、各5500円(税込)

 

激しい動きでもズレにくく、スポーツシーンを快適に楽しめるカテゴリー。顔を優しく包み込む、オリジナル機構のヒンジレステンプルが起用されています。強めにカーブしているフロントがしっかりと目を覆い、できるだけ日光を遮断するのもポイント。テンプルの角度を自分に合わせられるクイックフィットと、鼻の形状に沿って変形でき、レンズと目の距離を調整できるアクティブノーズパッドを搭載しているモデルにも注目です。

 

ヴィンテージを再構築した、ブランドの象徴「LAUNCH COLLECTION」

↑「LAUNCH COLLECTION」3型12種/各8800円(税込)

 

今シーズンのコレクションを監修するNIGO(R)氏が、これまでにデザインした数々のサングラスを見直して、ヴィンテージを紐解いた「LAUNCH COLLECTION」は、まさにブランドを象徴するもの。ただのリバイバルやオマージュではなく、素材やサイズ感、カラー、そして掛け心地に至るまで、現代的なアレンジを加えています。50年代のヴィンテージサングラスをモチーフにしていて、絶妙なバランスのシェイプで今っぽくデザインされているのが特徴です。しっかりとした存在感を示しながら、トップラインとヨロイ部分のライン調整によって、想像以上に使いやすいデザインに昇華されていて、オシャレ好きも唸るデザインです。

 

どんなライフスタイルも網羅した、自分らしいサングラスを

ここまでご紹介したモデルの他に、女性に似合うフォルムとカラーで展開している「POP」(6種18種/各5500円(税込))もラインナップ。その7つのカテゴリーによって、オシャレに一役買うデザインから、快適にスポーツできるギミックの搭載まで、多彩なモデルが充実しています。冒頭の通り、全41型129種も展開されているので選び甲斐があって、他の人と被りにくいのも嬉しいですね。すべてのサングラスに、海外の郵便物をデザインモチーフにしたケースとメガネ拭きが付属しているところからも、ブランディングの一切を妥協しない姿が映ります。ここまで多様な個性に対応するサングラスブランドって、他にありますか?

↑強度や撥水性に優れたタイベック素材を使用した「ジンズ アンド サン」ケース

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

マーモット「ゼロブリーズジャケット」は、軽量かつ可動域の広いパターンでストレスフリーな着心地!

日中の気温が20℃を超えることが多くなってきた今日この頃。だけど朝晩はまだまだ寒い日も多々ありますよね。薄着でお出かけして、ちょっと寒さを感じたらサッと着れちゃう、そんな春先にコーデにピッタリなのがマーモットの「ゼロブリーズジャケット」です。

 

【マーモット「ゼロブリーズジャケット」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作の生地には超軽量なリップストップナイロンを採用していて、他とは一線を画す軽い着心地を実現しています。そして、マーモットが創業当時から取り入れているオリジナルパターンをベースに、より腕や肩付近の可動域を拡げてモダンにアップデートさせた新パターンを採用。

 

パッカブル仕様で普段の携帯も楽チン!

本国アメリカのマーモットが1980年代に考案した設計「Angel Wing Movement」。そこから進化し、2021年シーズンから採用のオリジナルパターン“FREEDOM ANGEL WING MOVEMENT”。それにより腕・肩まわりに可動域を持たせつつ、腕を上げても裾が持ち上がりにくいのが特徴的で、アクティビティはもちろん電車でつり革を掴むときなど、日常生活でもストスフリーな着心地を提供してくれます。

 

↑ボディ生地に軽量なリップストップナイロンを使用しています。耐久はっ水加工を施しているので、多少の雨であれば対応可能

 

↑片手サイズに折り畳めしまうパッカブル仕様なので、通勤でも遊びでも携帯するのに便利ですね

 

↑バックの右肩付近にはマーモットのイニシャルをかたどったアイコンの刺しゅうが設けられていて、シンプルながらもアクセントに効いています

 

ゼロブリーズジャケットは、シンプル&ベーシックだから合わせるスタイルを選ばないのも嬉しいポイント。しかも超軽量で、コンパクトに折り畳み収納もできるので、バッグのちょっとした隙間に入れやすいですよ。カラーラインナップは、ブラックやグレーシャー(写真)、マーモットレッド、サクソンブルーの全4色展開となっています。

マーモット
ゼロブリーズジャケット
1万2980円(税込)

 

DESCENTE STOREオンライン お客様センター

TEL:0120-159-058(9:30~17:00 /日・祝日を除く)

 

40周年を迎えたアウトドアブランド「メレル」。その原点から現在までを直撃!

アメリカ発のアウトドアブランド「MERRELL(メレル)」は、大自然の中から都市生活までサポートするフットウェアを軸に展開し、世界中で愛され続けて、今年40周年の節目を迎えました。そこで今回は、PRを担当している田中さんを訪ね、ブランドの設立から現在までのストーリーを伺いつつ、メレルが目指す次なるステップについてお話いただくことに。ロングセラーの名作モデルや気鋭のニューモデルは履き心地がいいと好評ですが、その理由を探ってみようと思います。

↑丸紅フットウェア ブランドマーケティング事業部 マーケティング課 PR  田中祐介さん。 16年間シューズ業界に身を置き、現在は「メレル」のPRを担当。昨年ローンチされたアパレルのライン「メレル ジャパン カプセル コレクション」にも携わる

 

オーダーメイドブーツがすべてのきっかけ

ーーメレルブランドが今年で40周年を迎えたということは、ブランド設立は1981年ですね。

 

田中 はい。アメリカ・ユタ州バーナルという、アウトドアが身近にある地域で育った創業者ランディ・メレルは、カウボーイブーツをハンドメイドで製作していました。70年代からオーダーメイドのハイキングブーツを作るようになり、口コミで大人気に。それは、当時としても大変高価な1足500ドルで、完成まで約半年待ち。それでもオーダーが絶えなかったのは、ランディ・メレルが作るブーツが足にフィットする抜群の履き心地だったからです。当時のハイキングブーツは、メンズのラスト(木型)をレディースと兼用していたり、靴底が硬かったりして、足に合わず疲れやすいのが主流だったので、画期的なブーツとして話題になったんですよ。1981年には、アウトドア好きから絶大な支持を得ていたアメリカの雑誌「バッグパッカーマガジン」で、“北米で最も機能的で快適な靴”と特集されるほどでした。

 

ーーそれでブランドとしてメレルが始動したわけですか?

 

田中 いえ、ランディ・メレルの元に、とある2人が加わりメレルが始動します。その2人とは、スキーブランドに勤めていたクラーク・マティスとジョン・シュバイツァー。彼らは独立してブーツを製作しようとしていたのです。そんな時、ランディ・メレルが作るブーツの噂を耳にし、2人からアプローチをして、「メレル ブーツ カンパニー」を一緒に設立しました。それが1981年で、ブランドの始まりでした。2人の商才が加わり、それまでランディ・メレルが手作業で作っていたブーツの量産化に成功していきます。

 

ーーなるほど。その後は、どのようにブランドが成長していったんですか?

 

田中 1983年に、現在も人気のモデル「ウィルダネス」が誕生し、85年にハイキングブーツの「イーグル」、88年にロッククライミングシューズの「フラッシュダンス」を発表して、さまざまなカテゴリーのフットウェアを世に送り出しました。そして1997年に、10以上のブランドを擁する老舗のグローバルシューズカンパニーのウルヴァリン・ワールドワイド社(WWW社)の傘下に加入したのです。それが大きな転換点となりました。

↑メレルの歴史を感じ取れる90年代のブランドカタログ

 

ーー大きな転換点とは、どのような動きがあったのですか?

 

田中 一番大きな出来事としては、98年に、今も人気の「ジャングル モック」が誕生したことです。しかし、その誕生は偶然の産物といえるものでした。

↑今年の2月に登場した「ジャングル モック エコ」。「ジャングル モック」にサステナブルな素材を採用しています

 

ーーあの「ジャングル モック」が偶然の産物だったなんて意外ですね。

 

田中 当時WWW社で、新製品の開発に向けたミーティングが行われている最中に停電が起きたんですよ。でも、復旧に時間が掛かっても、薄暗がりのなかで話し合いを続けたそうです。そんななか、メレルのマルチアウトドアシューズ 「45ディグリー ジャングル ランナー」(※) の話題に差し掛かったところで、デスクの上にあったWWW社の他ブランドのレザースリッポンを偶然手に取ったのをきっかけに、「このアッパーとジャングルランナーのアウトソールを組み合わせたら……」というアイデアが生まれ、「ジャングル モック」が誕生したんです。

※:45ディグリーとは、山の傾斜45度にも対応するという意味

↑過去のカタログページ。45ディグリーマルチスポーツシリーズが載っています

 

ーーそこからメレルをモックシューズの先駆者に成り上げた「アフタースポーツシューズ」という概念が確立し、後にタウンユースでも使われるようになっていったのですね。

 

田中 ライフスタイルシューズとして受け入れられたのは、消費者の皆様に育てられた、という側面もあると思います。90年代半ば、スポーツメーカーによるアウトドアラインなども人気で、中でもタウンファッションにアウトドアアイテムを取り入れるのがトレンドでした。そのような潮流に背中を押されて、「ジャングル モック」にも注目が集まるようになったのです。ブランドとしては「アフタースポーツシューズ」として「ジャングル モック」を売り出しましたが、その唯一無二の履き心地や信頼性の高いアウトドアスペックが、街でもアウトドアフィールドでも活用できると認められ、メレルはアウトドアとタウンの両軸を担うブランドポジションを確立していったのです。

 

ーー「ジャングル モック」はロングセラーが納得できる履き心地です。

 

田中 ジャングル モックはどんなシチュエーションで履いても不安がありません。様々な観点から「コンフォート」が成立している一足だからこそ、ロングセラーになったと思います。

↑上質なフルグレインレザーとデコラティブステッチでクラフト感溢れるデザインに仕上げた「ジャングル モック クラフト」。3月初旬発売

 

40年目の「メレル」の挑戦

ーーメレルには、他にもたくさんのロングセラーモデルがありますよね。

 

田中 2007年に登場したハイキングシューズの「モアブ」は、発売からグローバル全体の累計販売数で2500万足を越えるメガヒットを記録しています。人の足型は左右で違う形状のため、2500万足、つまり5000万パターンの足型にフィットしてきたという史実があり、まさに「メレルの遺伝子」とも言えるハイキングシューズです。

 

その大きな反響の理由となったのが、「モアブ」が持つ抜群のフィット感と履き心地であり、すべてはその「ラスト(木型)」によって実現しています。創業者の一人であるクラーク・マティスは、そのラストを「メレルマジック」と呼び、“万人に合うラスト”と表現しています。現代では新たな機能や先進的なテクノロジーがシューズにも数多く採用されていますが、ラストの構造こそがシューズの心臓部であり、その唯一無二の構造こそがメレルの特徴なのです。

 

ーーラストにメレルの魅力が詰まっているということですね。「モアブ」も数々なモデルが登場していますよね?

 

田中 「スニーカーライクな履き心地を提供できるアウトドアブーツ」をコンセプトにしているのが「モアブ」です。リリース直後から好評で、キング・オブ・ハイキングシューズと呼ばれているほどの人気。デビューから10年後の2017年に、より革新的にアップデートした「モアブ 2」がリリースされました。そして今年、革新的な技術と洗練されたデザインを落とし込みアップデートした「モアブ スピード ゴアテックス」をローンチしました。

↑「モアブ 2 ミッド ゴアテックス」。ハイキングなどマルチに活躍するアウトドアスポーツシューズの定番モデル

 

ーー「モアブ スピード ゴアテックス」! そのシューズ気になりますね。どのように進化しているのですか?

 

田中 近年のアウトドアシューズカテゴリーでは、何よりも「汎用性」が求められています。そんななか特に人気が出ているのが、日常でもスニーカーとして使えて、アウトドアアクティビティでも安心して履けるトレイルランニングシューズです。メレルでもトレイルランニングシューズは多数展開していますが、市場に対し新たな一手として斬新なコンセプトを打ち出すには、ブランドが培ってきた技術と知見を活かしつつ、先進的なテクノロジーを活用することが重要視され、「モアブ」のラストを使った新商品開発に白羽の矢が立ちました。そこで生まれたのが「モアブ スピード ゴアテックス」だったんです。

 

このシューズは「ダイバーストレイルシューズ」という新たなカテゴリーのポジショニングを銘打ち、ハイキングシューズの安定性とトレイルランニングシューズの軽量性、さらに洗練されたデザイン性を兼ね備えることで、“山と街をつなぐ”を新基準で実現するハイブリッドシューズとして登場しました。

↑今年の3月中旬に発売した「モアブ スピード ゴアテックス」

 

ーー街で履けるデザイン性に加えて、ハイキングシューズとトレイルランニングシューズの機能のいいとこ取りをしている、と。

 

田中 そうなんです。ゴアテックスを採用しているので防水透湿性に優れていますし、ヴィブラム社が新開発したトラクションを最大25%も向上させる「トラクションラグ」を日本国内で初めて搭載したモデルでもあります。余談ですけど、ヴィブラム社とメレルはソールを共同開発するほど強いパートナーシップで結ばれており、メレルが使っているヴィブラムソールは、メレル専用に開発されているものが多いんです。また、サステナブルな取り組みとして、廃材を再利用するプロセスも採用しています。

↑製造プロセスで一切の廃材を出さないメレル独自開発のパフォーマンスミッドソールを採用。 軽量性とクッション性にあわせ、 耐久性も両立。「超軽量かつ快適でエコ」を実現しています

 

↑製造工程で排出される廃材を30%配合させたメレル専用のヴィブラムアウトソール「エコデュラ」を採用

 

日本限定のアパレル「メレル ジャパン カプセル コレクション」

ーー昨年から「メレル ジャパン カプセル コレクション」も展開していて、ブランドの裾野が広がっているように感じます。

 

田中 このコレクションは、「メレル」を知ってもらうきっかけになればいいと思っています。2019年にメレルのクリエイティブディレクターが一人で来日し、日本の若い世代が魅せる、アウトドアウェアを使った洗練されたスタイルにインスピレーションを受けたことで、企画・開発に至りました。

 

実際にはハイパフォーマンスウェアのカテゴリーに参入する余地もありましたが、私たちとしてはまずそこではなく、もう少しライトなアウトドアファン層にアプローチしようと試みたのが当コレクションです。

↑今回で2シーズン目を迎える「メレル ジャパン カプセル コレクション」

 

【2021S/Sコレクションのルックはこちらから(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

ーー確かに他社ブランドなどで、かっこいいけど、タウンユースとしてはオーバースペックで高価なアウトドアウェアもありますよね。

 

田中 それと、デザイナーが来日した際に感じたこととして、日本人はスタイル全体にブラックやネイビー、グレーといったベーシックな色遣いを好む傾向が多く、だからこそシルエットやサイズ選びに長けているため、洗練されたスタイルを持ち合わせている、といったポイントがありました。このような背景からもベーシックで汎用性の高いカラーやパターンを基軸として採用し、そこにメレルが培っていきたアウトドアスペックを搭載したのが、「メレル ジャパン カプセル」の特徴です。

 

また、実際の東京の気候が考慮されているのもポイントです。例えば、一般的なアウトドアウェアにおいて「ミッドレイヤー」に採用するレベルの保温性を、当コレクションではアウターに落とし込んでリリースしています。少し心許ないように感じるかもしれませんが、東京の冬では十分なスペックであると言えます。

↑重量180g/㎡の化繊インサレーション(中綿の入った防寒・保温ウェア)を搭載した「ミッドウェイト シンセティック インサレーテッド パーカー」。2020F/Wコレクション

 

ーーこの「ミッドウェイト シンセティック インサレーテッド パーカー」は、大都市での冬も寒くなさそうです。

 

田中 メレルはアウトドアの入り口、つまりアウトドアへのきっかけを作ることを大切にしていて、ブランドのフィロソフィーに「Let’s Get Outside」という言葉があります。いわゆる、自然を楽しもう! ということですね。メレルは、外遊びを楽しむためにプロダクトを作っていますし、アパレルもそのポジションであるべきだと感じています。メレルを知ってもらうきっかけになってもらえればいいですね。

↑防風性・撥水性を発揮する耐久撥水加工(DWR加工)が施してある「カラーレス ウィンド シェル」。2021S/Sコレクション

 

↑紫外線から肌を守るUVカット基準において、優れているUPF30を採用し、さらに快適に着用できるよう抗菌防臭加工を施している「テンセル カーゴ ポケット ティー」。カーゴパンツのような小さな胸ポケットを配置しています。2021S/Sコレクション

 

ーー最後に、40周年である今年の注目すべき動きを教えてください。

 

田中 今年の夏に40周年のセレブレーション期間を設けていて、アニバーサリーモデルもスタンバイしています。下半期には「FUTURE40」と冠して、次の40年に向けて動き出す、新しいメレルを順次紹介していく予定です。また、これまでほとんど展開してこなかったコラボレーションについても、今年以降、グローバル主体で他ブランドやデザイナーとタッグを組んでいくので、それも楽しみにしていただきたいです!

 

40周年の「メレル」は見逃せない!

メレルは、素材や機能はもちろんですが、何よりも40年もの間アウトドアフィールドで培ってきた技術と知見を活かした靴作りや、ラストなどその構造に自信を持つからこそ、あの抜群の履き心地が実現しているわけですね。

 

撮影/我妻慶一

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

まわりまわって辿り着いたのは〈NIKE ACG〉でした #今週の一足

#今週の一足〈ナイキ ACG〉のAIR SKANE(エアスカーン)

ほんのひと月前は〈アディダスオリジナルス〉のフォーラムや、〈ニューバランス〉の550などクラシックなバッシュが気になっていたのに、今の気分はすっかりトレッキング。きっかけは〈バル〉のデザイナー・蒲谷さんがインスタグラムであげていた〈アディダスコンソーシアム(※)〉の「SAHALEX(サハレX)」。4〜5年前だったら際どかったであろうゴツいフォルムのレトロアウトドアなデザイン&ちょっとやそっとじゃ街中でかぶらなそうなモデルというのがイイ!

※adidas Consortium : 世界中の限られたショップのみで扱われるadidasの最上級ライン。日本ではmita sneakersなどで取り扱いがある

 

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@organiclab.zipがシェアした投稿

そんなこんなでトレッキングシューズを探していると、ちょうどアメリカのキュレーションメディア〈organiclab.zip〉に、90年代のACGのモデルを紹介している投稿が。中でも、サハレXに似た雰囲気の「AIR TERRAPIN(エア・テラピン)」というモデル、めっちゃカッコよくないですか。

ただ、これ全然見つかりません…。ググっても、メルカリを見ても、eBayなどの海外サイトを掘っても、全然出てこない(唯一出てきたサイトは売り切れ)。これは根気強く掘り続けて見つけるか、復刻を期待するしかないなと。

で、結局、90年代のNIKE ACGに辿り着いたというオチです。ACGって根強いファンはいるけど、いわゆるレアスニーカー好きとは層が全く違うのも面白いんですよね。モデルによってはセールでびっくりするくらい安く買えることがある一方、エア・テラピンのように全くモノが見つからないこともあったり。

このエア・スカーンはどちらかというと前者かもしれません。アウトドアブーム真っ只中である1996年に発売されたモデルの復刻ですが、NIKE.COMでもセールになっていましたし、自分もメルカリで70%オフくらいの価格で買いましたし。

ただし、人気とデザインの良さは比例しません。トレッキング気分が盛り上がったので久しぶりに出しましたが、この90’sアウトドアなデザインはやっぱりカッコいい! 一度キャンプに履いていったからソールに土汚れがありますが、これがまた良い雰囲気を出している気が。ほんとアウトドシューズって汚れても様になるから好き。

今のところ手に入りやすいエア・スカーンですが、しばらく経つと見つからなくなるのがACG。まだまだ見つかるうちに、買えるモデルは買っときましょう!


FACY編集部・岩崎

今回のサハレX→エア・テラピン→90年代ACGみたいな流れ、普通の買い物でもあるあるですよね。調べるうちにどんどんディープになっていく。これぞ、ファッションの沼。

【東京のご当地アイテム見つけました】VERVE COFFEE ROASTERSのスウェット

新ご当地アイテムを探せ。

最近のローカルショップのオリジナルグッズってめちゃくちゃカッコよくない?という気づきからスタートした連載「東京のご当地アイテム見つけました」。編集部が東京を歩き、ローカルなオリジナルグッズを見つけていきます。今回は新宿のVERVE COFFEE ROASTERS(ヴァーヴコーヒーロースターズ)で、カッコいいスウェットを発見。


【新宿】VERVE COFFEE ROASTERS

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「そのバブアーのジャケット、いい感じに味出てますね。古着で購入されたんですか?」

以前、同店を訪れた際に注文したコーヒーを待っていると、スタッフさんがそう声をかけてくれたことがある。コーヒーがおいしかっただけでなく、そんな何気ないひと言が妙にうれしかったのを覚えている。

「うちのスタッフには『自分の友人の家族が来たつもりでお客さんに接してほしい』といつも話しているんです。採用の際もコーヒーを提供するスキルというより、そのスタッフの人柄だったり、お店への情熱のほうを重視しているんですよ」

そう話してくれたのは、同店の店長を務める深浦哲也さんだ。深浦さん自身も、コーヒーそのものだけではなく、コーヒーを中心にして人が集まってくる空間に引かれてこの仕事を志したそうだ。

2018年に開催されたハンドドリップの技術を競う大会(※ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)のチャンピオンでもある深浦さん。

〈ヴァーヴコーヒーロースターズ〉のコンセプトは“COFFEE IS A FRUIT”。コーヒー豆本来の果実感を楽しめる一杯にこだわっている。「コーヒー=苦いもの」という固定概念を覆す、フルーティーな飲み口が特徴だ。

「一般的にローストが深いほど苦味が強くなり、果実味はなくなっていくんです。そのため、うちでは深煎りではなく、浅煎りの豆を多く揃えています。酸味が苦手な方でも、フレッシュな豆でお作りした浅煎りのコーヒーは全くの別物なので、ぜひ一度試してほしいですね」

取材時に深浦さんが薦めてくれたのが、エチオピアの“ハロベリティナチュラル”で淹れたプアオーバー(¥748)。心地よい酸味だけでなく、フルーツのような甘みも感じられる。

ご当地アイテム見つけました!

また、同店で見逃せないのが所狭しと並べられた店内のオリジナルグッズだ。デザインを提供するアーティストはさまざまだが、カリフォルニアらしいレイドバックした雰囲気のアイテムが揃っている。

中でも今回注目したのは、シンプルなワンポイントロゴが目を引くスウェットシャツ。ボディに採用されているのはカリフォルニア発の新進ライフスタイルブランド〈Known Supply〉だ。全てのプロダクトに作り手のサインが入ることで知られており、オーガニックコットンの肌触りも気持ちいい一着だ。

Bonfire Sweatshirts (¥7,480)
味のあるグラフィックを手がけたのはカリフォルニアのアーティスト、Matthew Allen。杢グレーの色味にもそそられる。
裏起毛タイプだが、厚手過ぎないので春先でも使いやすそう。

グレーのスウェットは何着持っていても、ついまた欲しくなってしまう不思議なアイテム。今ベーシックなスウェットシャツを買い足すなら、こんな一着も候補に上げておきたいところだ。

コーヒーもウェアもカリフォルニアの空気感を存分に味わえる〈ヴァーヴコーヒーロースターズ〉。今年の4月に5周年を迎える同店をぜひ一度訪れてみてほしい。


info
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU 2F エキソト
TEL:03-6273-1325
営業時間:7:00-21:00
※3/22より当面の間
定休日:なし
web:vervecoffee.jp
instagram:@vervecoffeejapan

ニューバランス、アルペン、渋谷未来デザインが共同で発足した「ワークティブプロジェクト」発表会

ニューバランス ジャパンは、アルペン、渋谷未来デザインと共同で、『「働く」をもっとアクティブに。』をテーマに産官連携の新プロジェクト「ワークティブプロジェクト」を3月29日に発足しました。発表会当日にはお笑いコンビのシソンヌも登場! その模様をファッション担当編集部員・野田がお届けします。

 

仕事のパフォーマンスを向上! 「ワークティブプロジェクト」が発足

GetNavi webでは、2月10日から発売された「THE CITY」コレクションを追っかけてきましたが、改めてここでおさらいします。THE CITY コレクションは、ニューバランスとアルペンが様々なシーンにFITする働く大人のデイリーウェアとして、スポーツデポ・アルペン独占販売しているアイテム。昨今、リモートワーク、在宅勤務など様々な働き方が推奨されるなど、労働環境が多様化しています。このような様々な働くシーンにおいて、自分らしくもっとアクティブに働けるよう、運動習慣を取り入れ仕事のパフォーマンスを向上させる「ワークティブ」という新たな働き方を2021年はTHE CITYコレクションで提案。

↑「THE CITY」コレクションのラインナップは、ジャケットやシルエットを選べる4種類のパンツ、ポロシャツなど

 

今回の発表会で語られたのは、(スタートアップ、ベンチャー企業含めて)渋谷に集まる多様性に満ちた個性と共に都市の課題と可能性を考え、プロジェクトを生み出している渋谷未来デザインと手を組み、ワークティブな働き方を推進するとのこと。

 

まず登壇したのは、ニューバランス ジャパンの前川貴宏さん。「働き方が多様化する中、ニューバランスジャパンでも昨年3月より在宅勤務を取り入れ現在でもほとんどの社員が自宅での勤務を続けています。アスレチックブランドとして、日々の働く時間にも運動を取り入れることで、心身の健康と仕事のパフォーマンス向上にもつながると考え、今回在宅勤務者、出社勤務者に対し、ワークティブの効果検証を2週間実証実験を行いました。その結果、適度の運動が仕事の効率の向上、睡眠の質やメンタル、健康状態に関しても良い結果が得られました。

 

これからの新しい時代に働く人々に向けて、運動を取り入れた新しい働き方の提案と、仕事のシーンで使える、快適で動きやすいプロダクトの提案を行い、働く人々の健康推進に寄与していきたいと考えています」(前川さん)

↑ニューバランス ジャパン 営業本部営業企画部 オムニチャンネル マーケティング課 アシスタントマネージャー前川貴宏(まえかわ たかひろ)さん

 

続いて、アルペンの齋藤胤人さん。「昨今、ライフスタイルが多様化し、スポーツの捉え方も大きく変わってきました。自転車通勤、自宅でのヨガやフィットネス、近所への散歩もスポーツとして捉えられ、スポーツが日常生活の一部に溶け込んできております。また、新型コロナウイルスの感染拡大によって外出や活動が制限される中で、多くの方が日常生活の中で身体を動かすことの必要性・重要性を改めて感じられていると思います。

 

アルペンは、『スポーツをもっと身近に』というコーポレートスローガンを掲げております。 ワークティブという働き方は、社会の大きな変化に対応する新しい考え方であり、弊社が目指す理念とも一致しております。2月から弊社で限定発売しているTHE CITY コレクションは既に大きな反響を頂いており、私たちもワークティブが今まさに広がりつつあることを感じております。スポーツ小売店として、今後も働く大人を応援し続けてまいります」(齋藤さん)

↑アルペンスポーツマーケティング部 プランニンググループ マネージャー齋藤胤人(さいとう つぐと)さん

 

そして、一般社団法人渋谷未来デザインの長田新子さん。「渋谷未来デザインは、渋谷区が掲げる『ちがいをちからに変える街。』という未来像を実現するために、渋谷に集まる多様性に満ちた個性と共に都市の課題に向き合い、さらなる可能性をパートナーの皆さんと共にオープンイノベーションでカタチにすることを行なっています。

 

コロナ禍において、人々の働き方は劇的に変化しましたが、自分自身も含めて身体面や精神面のバランスが崩れてきている現状もあります。だからこそ今まさに、“思わず身体を動かしたくなる街”を目指すこの渋谷区から、働くをもっとアクティブにする取り組み『ワークティブプロジェクト』を通じて、スタートアップやベンチャー企業含めて日々ビジネスにチャレンジする方々にパフォーマンスを発揮していただける環境を継続的に推進し、自分らしく働いてほしいという想いから、このプロジェクトに参画しました」(長田さん)

↑一般社団法人渋谷未来デザイン 理事 長田新子(おさだ しんこ)さん

 

シソンヌも絶賛の「THE CITY」コレクション

最後に登壇したのは、お笑いコンビのシソンヌの二人。長谷川 忍さんは昨年の発表会でも登場しましたが、相方のじろうさんは今回がはじめて。シソンヌは日本テレビ系バラエティー番組『有吉の壁』に出演しています。長谷川さんは同番組でも愛用していて、「これをカバンの中に入れておくと何者にでもなれる。走って人を追いかける役をやらされた時は、このウェアだと走りやすい。山の森の回では、上下このTHE CITYのウェアに、スニーカーもニューバランスだった。非常にコント向きのスーツ」と明かしました。

↑左からシソンヌのじろうさん、長谷川 忍さん。二人ともTHE CITYのスーツ姿がビシッとキマっております

 

じろうさんは「ネタ作りは座りでの作業が多いんですが、ストレスなく仕事ができました。それと腰が悪いんですけど、ストレッチしても気にならなかった」と着心地を語り、腕をダイナミックに上げたりストレッチをしたりと、アクティブな動きを披露してスーツの伸縮性をアピールしていました。

 

さらに長谷川さんは、「軽い着心地、伸縮性があり、軽くランニングをしても響かない。自宅の最寄り駅から、ひとつ前やふたつ前の駅で降りて、歩いて自宅まで帰ってみるのも良いかもしれませんね。汗をかいてしまっても洗濯できて、すぐに乾く。非常に利便性が高いウェアですよね」と、今回のワークティブに合った使い道も語ってくれました。

↑こんなに伸縮性があり、ストレスフリーというばかりにストレッチをしてくれて、笑いを誘っていました

 

また、THE CITY コレクションには今シーズンからバッグも登場。コーデュラ素材を使用したバックパックとトートバッグで、収納力と機能性も兼ね備えたアイテム。ビジネスシーンはもちろん、プライベートでもとシーンを選ばずに使えるので、おすすめです!

↑「THE CITY デイパック」1万890円(税込)。サイズ:W30×H48×D11cm/容量:22L

 

↑「THE CITY トートバッグ」1万890円(税込)。サイズ:W36×H33×D18cm/容量:20L

 

仕事の合間や終了後に適度な運動を取り入れることで、身体の凝りや固まりがほぐれて日々の仕事のパフォーマンスは向上します。その適度な運動の時にも、THE CITY コレクションは適していますね。筆者も取材で何度かTHE CITYを着用していますが、本当に動きやすく快適でストレスフリーなウェアです。働き方は多様化していますが、今回新たに発足された「ワークティブプロジェクト」の現代ビジネスへの広がりに期待大!

 

撮影/中田 悟

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

【お洒落パイセンは“似合わない”をこう克服してきた!#03】ウィキペディアで気づいたベスト(=制服)の意味

自分には似合わないな〜と思っている服、ありますよね? お店では試着することも無くなって、いつしか目にすら入らなくなっている。ただそんな敬遠してきた服を克服した日には…!さぞかし楽しい日が待っていることでしょう。

というわけで、春まであと少し。新年度はもうすぐそこ。始まりの時が、変わり時! ここはひとつ酸いも甘いも知るお洒落パイセンのエピソードを参考に、自分の“似合わない”を克服していきましょう!


克服アイテム#03_
ベスト

ベスト(エムエーエスユー)、シャツ(アダムエロペ)、パンツ(アダムエロペ)、シューズ(私物)

神原啓助さん(「ADAM ET ROPE’渋谷PARCO」スタッフ)
高校生の時って、シャツの上に(ニット)ベストを着るじゃないですか。それで“いかにも制服”というイメージがあって、しばらくファッションアイテムとして見れなかったんです。

ところが大学時代に急に転機が訪れた。習慣になっていたウィキペディアのディグがきっかけです。というのも、今もですが、アニメとか映画とかを観ている時に気になる単語があれば逐一ウィキで調べてしまうんですよね。再生中のアニメを一時停止して、スマホでウィキを読むっていう具合に。大学時代もそんな感じだったので、よくアニメそっちのけでウィキってましたね。「へぇ〜ドイツ軍の軍服はかっこいいな〜」とか、「 スキタイ民族ってこんな格好なんだ」とか、「イギリスの高校生の制服はイケてるね」とか……って、今思えばオタクですね(笑)。

ただそうやって情報を得ていくうちに、気づくんです。「いま着ている服は全てなにがしかの制服が元になっている。つまり、制服もファッションなんだ!」って。そこでベスト含め、制服へのイメージが変わった。逆に言えば、ファッションの定義が広がった。別に流行のおしゃれな服だけがファッションではないんだなって。それ以来、僕にとってのファッション雑誌はウィキなんです(笑)。

「ベストに初めて挑戦するのなら、デザインの効いたもの、大きめのサイズ感のものがいいかも」と神原さん。

ちなみにそれに気づいて、高校生ぶりに買ったベストがフレッドペリー。かなり制服っぽい見た目でしたが、気に入ってよくズタボロのデニムに合わせてましたね。今回は個人的に大好きな〈エムエーエスユー〉の新作を着ていますが、当時のことを思い出してスラックスとシャツで“いかにも制服っぽく“、サイズ感で“今っぽく”まとめてみました。

ベストって、本当にいいんですよ。春、秋、冬だけでなく、サマーニットなら夏もいけちゃいます。コーディネートのちょっとしたアクセントにもなりますし、一番長生きするアイテムなんじゃないですかね? みなさんもぜひチャレンジしてみてください。ベスト一つでファッションがもっと楽しくなりますよ。

カレッジスウェットもいいけれど… #ととのいま品

年明けにアメリカのショップやブランドを紹介する記事を公開しましたが、実はそれに伴い、現地のショップで結構買い物してました。もちろん、取材したところ以外でも。

企画を一通り読んでいただいた方には分かると思います。あっちの個人経営のショップはとにかく地元コミュニティを担うぞ!という意識が強い。ただの服屋ではなく、地元のためになるような動きをやっている店が多いんです。だから、オリジナルアイテムにもショップ名だけでなく、地名が入っているパターンが結構ある。

昔のニューヨーク・タイムズのようなフォントで『フィラデルフィア』とプリントが入ったスウェットもそんな一枚。ペンシルベニア州フィラデルフィアにある「Ps & Qs(ピーズ & キューズ)」というお店のオリジナルで、何ならフロントには地名のみ。生地もプリントも地元発(※)。地産地消的なニュアンスを含む、“もろ地元民用”のアイテムです。

※余談になりますが、ペンシルベニア州にはスウェットの工場が多いです。〈キャンパー〉、〈ライフ ウェア〉の工場もこのエリアだったり。

とはいえ、しっかり自分の色を出すのもアメリカのショップらしいところ。「フィラデルフィア」の文字だけでは終わらず、バックプリントにはカプセルコレクション名「Bad Things」とイラストがガツンと入っています……(笑)

個人的に、こういう地元色の強い、地元民のために作られたアイテムって妙に唆られるんですよね。これを買うだけで、そのお店のイケてるコミュニティに入れる気がして。ある意味、バンドTに近いのかも。同じものを着ている人を見かけて「あ、君も…!」みたいな。

ちなみに東京のご当地アイテム見つけましたという企画をスタートしたのも、まさにこんなアイテムを探すためだったりします。ご当地企画でもそろそろ服屋のオリジナルをやるタイミングかもしれませんね。そちらも乞うご期待……!ではでは。


FACY編集部・岩崎

今週テレ東でやってた特番「万年2番手だった麒麟川島が転生したら千鳥おぎやはぎ山里を従えるメインMCだった件」が最高に面白かったです。佐久間宣行さんのANNで番組の説明を聞いたときから気になってましたが、ラノベで人気の異世界転生をバラエティでやるっていう発想ぶっ飛んでますよね(笑)。TVerで見逃し配信してますよ!

こんなに服があるのに、なぜか毎回手にとってしまうニューバランス「THE CITY」の魔力【愛用品コラム09】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【愛用品 09:ニューバランス「THE CITY」コレクションのフーディーコート】

 

●起

クローゼットにやたら沢山の服があるのに、なぜか毎回手に取ってしまうウェアがある。何かに引き寄せられるように、何かの力が働いているかのように、なぜか、その服を選んでしまう。という経験は多くの人にあると思うのだけど、今の自分にとって、「THE CITY」コレクションのフーディーコートがそれにあたる。

 

●承

「THE CITY」はニューバランスがスポーツ・デポ&アルペン専売で展開するアパレルコレクションだ。もともとはジャケパンやポロシャツ、 Tシャツがあり、20A/WでロンTやパーカー、そしてこのコートもラインナップした。ちなみに、21S/Sも好調だという。

 

●転

THE CITYを端的に説明すると、「オン・オフ問わない」である。在宅勤務でビジネスとプライベートの境界線が曖昧になっているのは周知のことだけど、THE CITYはシームレスに着こなせる。Lサイズを買ったというのもあるけど、結構大きめに作られているから、ゆったりリラックスして着れる。撥水性もある。自分を妨げる要素がないというのを身体が覚えており、直感的にクローゼットから選んでしまう。

●結

スポーツブランドのビジネスウェアやセットアップっていうのは、いま群雄割拠で戦国時代に突入。そのなかで、THE CITYが良いのは、価格帯と買える場所はカジュアルという点。ハードル高くない。このジャンル、引き続きウォッチしたい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。

【3月】編集部がよく着たGORE-TEXアウター3着

暖かくなると同時に天気も荒れやすいこの季節には、防水性の高いハードシェルが超がつくほど活躍してくれます。編集部内でも俗称“シャカシャカ”アウターの着用率がうなぎのぼり! ということで、今回は各編集部員が3月によく着たお気に入りのGORE-TEXアウターをご紹介。


アークテリクス×ビームスのゼータSLジャケット

約2ヶ月前、なんの気もなしに予約して手に入れましたが、よく考えたら色違いで買ってました。一着の値段もそこそこするので、ちょっと自分でも恐ろしい。ただコンクリートジャングルをモチーフとするグレーの色味が気に入っています(あと右腕のでっかい始祖鳥!) 。サイズは驚異の「XXL」。ジャストで着られることの多いアークですが、微力ながらデカく着ることを布教していきます。

ザ・ノース・フェイスのマウンテンライトジャケット(古着)

昨年末に原宿の「ベルベルジン」さんで購入した、古着のマウンテンライト。このアイテムをきっかけに、改めてノースの魅力について考えたりもしました(それについてはこちらの記事を!)。ゴアテックス素材のアウターって、これまであまり手を出してこなかったのですが、一着持っておくとやっぱり便利ですね。暖かくなってきたので、最近はもう少し薄手のナイロンアウターを物色中。

ザ・ノース・フェイスのマウンテンライトジャケット(USA企画)

以前ととのいま品でも取り上げた、USA企画のダウン付属マウンテンライトJKT。今月は暖かすぎて、ダウン付けっぱなしだと汗だくになる…ということで現在はシェルのみで着用中。大雨の中、シン・エヴァを観に行ったときにもめっちゃ役立ちました。欲を言えば、オールブラックのアウターシェルも追加でほしいです。

「マンハッタンポーテージ」の良さに37歳になって気づいた、このシンプルさ、この汎用性【愛用品コラム08】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【愛用品 08:マンハッタンポーテージの「メッセンジャーバッグ」】

 

●起

マンハッタンポーテージを購入する機会がないまま37歳まで来てしまった。買ったのはPARCOだったし、なんとなく、大学生〜若手社会人向けなのかなと思っていたのだけど、全然違った。ものすごいしっかりとした作りで、老若男女を選ばない系のプロダクトでした(無知ですみません)。

 

●承

昨日のリヒトラブのバッグインバッグは平日仕様なのだが、休日は休日で記事をチェックしたり、企画のアイデアを書き留めたくなるので、iPadは常に持ち歩きたい。10.2インチのiPadが余裕で入って、財布やカギ、ミニサイズのエコバッグを入れれば休日仕様の完成。

 

ちなみに、12インチのMacBookまでは入るのだけど、さすがにメッセンジャーバッグにMacBook入れるならリュックやトートバッグに入れて外出しようと思うので、それはやっていない。

 

●転

マンハッタンポーテージはショルダーパッドなどが別売になっていて、基本は最小限の装備。今風にいえば「トッピング」が可能で、むしろ、自分仕様に仕上げていくのが楽しい。カメラバッグ的に使う人は仕切り版を入れたりなどなど。外見は極めてミニマルなのに、中身は自分を表現できるっていうのが素敵。

 

●結

繰り返しになるけど、老若男女問わないので、夫婦で兼用で使える。カップルでもシェアして使える。我が家だったら、娘が使っても全然イケる。性別も年齢も使う場面もシームレス&シェアっていう意味では、これまた今風。次はブラックレーベルを買ってみよう。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。

ミステリーランチの日本別注「クレイジーブラックコレクション」。機能性と遊び心が融合してます!

米国モンタナ州ボーズマンを拠点に、米国の特殊部隊やハンター、森林消防隊、登山家が、過酷な現場で本当に使えるハンドメイドのバックパックを展開するブランド「MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)」。ゴリゴリのハイスペックバッグの製作から得たノウハウをバックボーンにした、日本別注シリーズの「クレイジーブラックコレクション」が登場しました!

 

【ミステリーランチのクレイジーブラックコレクション「フルームーン」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

本コレクションは、バッグ本体の生地に使用される「500D Cordura(R)」「210D Robic」「X-Pac VX42」「Blando 566D」といった4種の異素材がポイント。いずれも、ミステリーランチの様々なシリーズで実際に使用されているタフな素材たちで、それらを高度な縫製技術で仕上げた、まさにミステリーランチならではの力作といえます。一見するとオールブラックでシンプルなルックスですが、パーツごとにパッチワーク風に切り替えられた4種の生地の質感が、とても個性的な雰囲気を醸し出しています! ちなみに本コレクションではバックパックなど5種類が展開されていますが、今回は休日のカジュアルスタイルにピッタリなヒップバッグ「フルムーン」を試してみました!

 

ソリッドなイメージをクレイジーパターンでポップに味付け!

ボディ生地は高い耐摩耗性を持つ500D Cordura(R)、軽量でしなやかな210D Robic、強度があり軽量、防水性を兼ね備えたバランスの良いX-Pac VX42、そしてソフトな肌触りのBlando 566Dの4種。それらの異素材をパッチワーク風に構成して、カジュアル感を押し出しています。

 

↑サイドにはストラップが設けられていて、荷物が少ない時にはコンパクトに絞ることが可能です

 

↑背面には肉厚なメッシュパッドを採用し、ソフトでサラッとした当りとなっています

 

↑メインコンパートメントには背面のパッドに沿ったポケットが配されていて、スマホなどデジタル小物の収納に最適です

 

↑ファスナーのレールにはファブリックが貼られていて、砂やホコリなどの侵入をシャットアウト

 

クールでソリッドな印象と、クレイジーパターンによるポップな味付けのバランスが絶妙ですね! オールブラックのシンプルデザインは、アーバンアウトドアからアメカジまでどんなスタイルにもピッタリ合うので、休日のカジュアル用にぜひ!

ミステリーランチ
クレイジーブラックコレクション フルムーン
7150円(税込)

■サイズ:31×20×15cm/容量6.3L

 

エイアンドエフ
TEL:03-3209-7575

 

ザ・ノース・フェイス初のスポーツクライミング向け「BC Climbing Bag」がモダナイズして再降臨!

プロクライマーであり、ザ・ノース・フェイス アスリートの平山ユージ氏と共同開発した背景をもつ「BC Climbing Bag」。耐水性に優れたボディ生地と、フロントのファスナーをグルッと一周して開閉させるメインコンパートメントなど、優れた機能性とオリジナリティの高いルックスから大ヒットを記録した名品です。そんなBC Climbing Bagがこの度直営店限定仕様でカムバックを果たしました!

 

【ザ・ノース・フェイスの「BC Climbing Bag」を写真で先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

1990年代から2000年代頭まで展開されていたBC Climbing Bagは、背面に設けられた2way仕様のグラブハンドルがアイコニックな、ザ・ノース・フェイス初のスポーツクライミング向けのバックパック。クライミングロープやシューズなどクライミングギアの収納に長けています。

 

ラウンドがかったシルエットが今見ても斬新です!

素材には、数々のエクスペディションを支えてきたベース・キャンプ・ダッフルと同じ耐久性、耐水性を備える1000D TPEファブリックラミネートを使用。さらに、擦れが起こりやすいボトムは840Dナイロンで補強しています。

 

↑メインコンパートメントのファスナーをあえて外側に設置したことで、ジッパーを開いた際に縦でも横でも中身の見えやすい仕様に

 

↑現代版にモディファイされた直営店限定仕様の本作は、都市生活も想定してPCスリーブをしっかりと配置

 

↑内部の左サイドに、ペットボトルの収納に便利なメッシュポケット付き

 

↑内部の右サイドにはペンや小物などの収納に便利なメッシュジッパーポケットを装備

 

↑正面のグラブハンドル横にもジッパー付きポケットを新たに備え、ガジェットなど小物の収納に優れた現代的な仕様に

 

90年代にはアウトドアシーンのみならず、ストリートでも愛用者が多かった本製品が、その人気を目の当たりにしてきた私としては、マジで嬉しい復活です! しかもPCスリーブ追加や、新たにグラブハンドル横にもジッパー付きポケットを備えるなど、さらに使い勝手が向上しているのもポイント。3月19日から“ザ・ノース・フェイス オルター”、“ザ・ノース・フェイス スタンダード”など全国の主要直営店で発売を開始したので、ぜひとも実物をチェックしてみて下さい!

ザ・ノース・フェイス
BC Climbing Bag M
1万9800円(税込)

■サイズ:50.5×32×16cm/容量:25L

 

ザ・ノース・フェイス オルター
TEL:03-6427-1180

 

コモリの5ポケットデニム #ととのいま品

「今、私 恋をしている」、もとい「今、私 5ポケットのデニムが履きてぇっす」。

そう思ったのが昨年の9月ごろ。以来、思いつく限りのブランドを検索窓に入力してはああでもないこうでもないと言いながらリサーチを重ねてきました。

そして時を経て今年の1月。スマホの画面で見つけた瞬間、身も心も跳ね上がったのがこちら。

〈コモリ〉のデニムです。シンプルな“日常着“を展開しているブランドですから、漏れなく5ポケットのデニムを作っているかと思いきや、意外にも初となる製作なのです。ただしやはり、当のデニムもコモリらしくベーシックなデザイン。

畳のシワが入っちゃってます…

ただしやはり(2回目)、サイズ感は今風にアレンジされており、ぶっといです。ウエストに対するワタリとか、ちょっと異常です。調べたところによると、デザイナーの小森さん自身が履くサイズ3においては「501XXの40インチ相当」に設定されているとのこと(これもサイズ3)。でも、これが良い。このサイズスペックから1cmでもズラしたらこのシルエットは生まれなかった。

「手塚君はあの場所から一歩たりとも動いてないんだ」。

これを勝手に「コモリゾーン」と呼ぶことにしました。

ヴィンテージのデニムを彷彿とさせる凹凸感のある生地。個人的にクラシックなアイテムやカラーが気になる今。相性の良さを考えるとこの風合いがドンズバ

実は、このデニムを入手したのは今月になってのこと。ブランドからショップへの1月納品の分納分ということで、入荷情報を目にしてからすぐに店頭へダッシュ。コモリ人気は凄まじく、お店の方曰く「今日は電話が鳴り止まない」とややお疲れ気味。その流れで二次流通市場における転売ヤーの話になり、ブランド側も商品を流通してなんぼの世界じゃないよなと再認識。最近ニュースになった、高額転売を抑制するメルカリとユニクロの取り組みはアパレル業界全体に波及していくのでしょうか。気になるところです。

話が逸れました。とにもかくにも、コモリのデニム、良いです。良いデニムを手に入れたもんだから、もう一本欲しくなってきました。同型の別カラーのブリーチも履きてぇっす。とっくに完売してますけど……。でも、あ! ちょうどメルカリに!


FACY編集部・溝口

今季は、すっかりデニムの気分。あと一本欲しいです。次に狙っているのは〈オアスロウ〉。ブリーチのものです。

過去一のミニマルさ。〈スラックフットウェア〉のELCLUDEは平紐で履くのがおすすめ #今週の一足

#今週の一足〈SLACK FOOTWEAR 〉のELCLUDE

ビジネス兼用でも使える、清潔感がある、かぶりにくい…などなどの理由で人気を集めてきた〈SLACK FOOTWEAR(スラックフットウェア)〉のクルードシリーズ。FACYでも何度も取り上げてきましたが、今シーズンの新作「ELCLUDE」はシリーズ史上、過去一のミニマルさが売りです。

前作の光沢感のあるレザーはマットなスムースレザーに変更され、ヒールパッチ部分のグレーのリフレクター、ラバートゥなどの「ちょっとカジュアルかも」というディテールは全て省略! 徹底してミニマルに振り切った“白スニーカー”へと生まれ変わっています。

ここまで潔いデザインであれば、〈SLACK FOOTWEAR〉の代名詞であるコードロックのシューレースから、ベーシックな平紐に変えて履くのも大いにアリ。というか、個人的には平紐で履く方を圧倒的におすすめします。良い意味で特徴がなくなり、匿名性がグッと上がるので(ちなみに平紐は別途買う必要なし。付属です!)。

同価格帯(1.5万前後)且つメジャーブランド以外で、こんな白スニーカーはなかなか見つかりません。「ジャケパン、セットアップの足元にもう迷いたくない!」という方はぜひ一度お試しあれ!


FACY編集部・岩崎

“スニーカーの靴紐を変える”って行為、オフィシャル感が薄まるからあまり好きじゃなかったんです。それがコロナ禍での心境の変化か、最近では2足に1足くらいのペースで変えるようになりました(最初から付属しているもの含む)。些細なことではあるけれど、一つ手を加えるだけで“自分のものになった”って実感が湧いて良いですよ。

ファミリーマートの衣料品新ブランド「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」が登場!

ファミリーマートは、衣料品新ブランド「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」を立ち上げ、インナーやソックスなどアイテム68種類を3月23日から全国のファミリーマート約 1万6600店で発売しました。素材や技術、デザインにこだわった新しいライフスタイルを提案するブランドで、ファミリーマートは、コンビニエンスウェアでこれまでコンビニエンスストアで買えたウェアの常識を変えていくとのこと。

 

コンビニエンスウェアは、これまで緊急需要が主であったコンビニエンスストアのウェアの常識を変えるため、「じぶんを愛そう。いい素材、いい技術、いいデザイン。」をコンセプトに、世界で活躍するファッションブランド“FACETASM(ファセッタズム)”のデザイナー落合宏理氏と共同開発しています。

 

今回発売するアイテムには、旭化成の機能糸「Paircool(R)(ぺアクール)」を使用した機能性インナーや、丈夫で通気性が高い編み仕様のリブソックス、今治タオルやエコバッグなど。さらに伊藤忠商事のリサイクルポリエステル「RENU」の採用など、こだわりの素材、機能性が生かされています。

↑「男女兼用(ユニセックス)アウターTシャツ」1089円(税込)

 

↑「婦人用(レディース)スキンタンクトップ」1089円(税込)

 

↑「紳士用(メンズ)インナーTシャツ」1089円(税込)

 

↑「生活雑貨今治タオル」539円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

気分が上がるワンマイルウェア。〈アディダス〉のセットアップジャージ #ととのいま品

前々回の #ととのいま品 は〈ナイキ〉のスウェットでしたが、今回は節操なく〈アディダス〉です。同ブランドのイメージを決定づけているのは、やはりあのスリーストライプス。改めて考えてみると、3本の線のみで固有のブランドを想起させるって結構すごいことです。

ちなみに、同ブランドはウェアの側面に等間隔および等幅の3本線を付けるデザインそのものを商標登録をしているそう。つまり、このジャージのセットアップも彼らの専売特許。

数年前に新宿店で購入した、Firebirdトラックジャケットとトラックパンツの上下。かなり気を使って着ているのでまだまだきれい。

ジャージとはいえ、自分の中ではちょっとしたおしゃれ着。実は家で過ごす際はあまり手に取りません。かといって、オフィスにジャージ上下で出勤するわけにもいかないので、登場するのはもっぱら休日の外出時のみ。

具体的に言うと、土日に隣り駅のサイゼまで行く時は大体これを着ていきます。つまり、登場回数こそ週1、2回ですが、最高にテンションを上げてくれるワンマイルウェア。ちなみに足元はちゃんと〈アディダス〉を合わせるのがマイルールです。大体キャンパスかサンバ、ガゼル時々ブセニッツといったところ。今年こそスーパースターを買わなきゃ。


FACY編集部・杉山

最近のアーティストで〈アディダス〉をかっこよく着るなーと思うのがラッパーのフレディ・ギブス。マッドリブと組んだ「Piñata」のアルバムジャケットを見るたびにブラックのFirebirdの上下も欲しくなったり。

編集担当とプロの評価は? ニューバランス「THE CITY」コレクション、やっぱり太鼓判の魅力だらけだった

2月10日より全国のスポーツデポ・アルペン、公式オンラインストアで発売を開始し、売れ行きが好調なニューバランスの「THE CITY」コレクション。ノーストレスに着用できる伸縮性がありながらも、スーツのようにも見える、カッチリとしたフォルムのジャケット&パンツはフォーマルな場で着用していても違和感のない、まさに働く大人のデイリーウェアとしてふさわしいアイテムになっています。

 

本稿の前半では、改めてニューバランスの「THE CITY」コレクションの特徴について。後半からは、GetNavi web編集担当とプロによるレビュー記事で「THE CITY」について語りたいと思います。

 

【ニューバランス「THE CITY」コレクション2021S/Sを写真で見る(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

 

2021年のテーマは「Worktive」

2021年のテーマである「Worktive(ワークティブ)」は、“「働く」を、もっとアクティブに”という意味合いの造語。「THE CITY」コレクションのジャケットはフラップポケットタイプの「シティージャケット」と、アウトポケットタイプの「イージーシティージャケット」の2種がラインナップ。ブラック・ネイビー・グレーの、着回しやすい3色展開となっているので、どんなコーディネートとも合わせやすそう。

↑左から「シティージャケット」1万5180円(税込)、「イージーシティージャケット」1万1880円(税込)

 

パンツのコレクションは5種類がラインナップ。どんなスタイルでも着回せるストレートタイプや、人気のスキニーフィットのほか、夏のスタイリングで重宝しそうなショーツが新たにラインナップ。パンツのシルエットを変えて、オン/オフで着回すなどシーンに合わせてのコーディネートもしやすくなっています。

↑「ストレートフィット」、「スキニーフィット」、「スリムテーパードフィット」、「ワイドテーパードフィット」各9790円(税込)。「ショーツ」6490円(税込)

 

「THE CITY」が持つ快適な機能性

THE CITYのジャケット&パンツの特徴は、なんといってもその快適な着心地にあります。生地素材は、ジャージのような柔らかさと優れた伸縮性を持つ独自開発の「サークルストレッチウーブン」。360度全ての方向に伸びるので、靴紐を結ぶ際にしゃがんでもスーツ特有の突っ張る感覚が一切ありません。

 

また、撥水性も高く水滴をしっかりと弾いてくれる素材なのも大きなポイントの1つ。雨が降ってきたときなどしっかりと対応してくれます。梅雨の時期など、天候の変化が激しいシーズンでも安心して着用できそうです。

 

パンツには、ベルトなしでも着用できるようウエスト部分の内側にはドローコードがついています。フォーマルシーンではベルトをつけて、カジュアルシーンではジョガーパンツのようにノーベルトでゆったり履くことができます。また、食事の際などには少し緩めてゆったりできるのも嬉しいですよね。

 

パンツ・ジャケットともに、シワになりにくい特殊な合成繊維を使っているため、洗濯機での丸洗いもOK。ジャケパンは、ハードユースしているうちに気づきにくい汚れがついていたりしますが、自宅で洗濯できるのであれば心配する必要がありません。

 

モノ好き担当編集とパフォーマーの二者レビュー

街をアクティブに駆け回るビジネスパーソンにもうってつけだという「THE CITY」コレクションを実際に着用レビュー! 今回は、GetNavi web編集部の野田と、ダンサーとして世界的に活躍されているHEROさんに着用してもらいました。激しい動きを繰り広げるダンサーは「THE CITY」コレクションにどのような評価を下すのでしょうか。

 

【編集者編】モノ好きも“日常”の側面から「THE CITY」の快適さに太鼓判

GetNavi web編集部員/野田浩樹

GetNavi webでは、クルマや自転車などの乗り物とファッションカテゴリー担当。音楽、映画、漫画・アニメなどサブカルチャーも大好物。物欲を刺激するアイテムたち、「等身大のおしゃれを発信する」をモットーにしています。最近では、リモートワークを快適にできるアイテムをいろいろと物色中。

 

「ニューバランスの「THE CITY」コレクションは昨年のデビューから追いかけていますが、デザインは無地で汎用性が高く、ブラック・グレー・ネイビーどれも着回しやすいカラーラインナップです。編集という仕事柄、取材や打ち合わせなどで徒歩や電車での都内の移動が多いのですが、この軽さのジャケットであれば全くストレスを感じませんね。ジャケットの突っ張る感じがなくてとても動きやすく、走った時はもちろん、屈伸運動にも対応してくれる伸縮性はさすがの一言。

 

見た目もスーツそのもので“スマートさ”がありつつ、着用感はジャージと遜色ありません。もしも汗染みなどができてしまっても、洗濯機で丸洗いできるのでクリーニングいらずなのも嬉しいです。シワにもなりにくいので、毎日アイロンがけをしなくて良くとても楽ちんです!

 

リモートワークの推奨で在宅勤務を実施する人も依然として多く、THE CITYのパンツはお家の中で長時間穿いていても、そして座りっぱなしの姿勢でも疲れにくい快適性がありますよね。まさにニューノーマル時代にうってつけのウエアです」(野田)

 

【パフォーマー編】ダンスのプロも“着心地”の側面から「THE CITY」の快適さに太鼓判

ダンサー/HERO

1997年にダンサーとしての活動を開始。2004年にアメリカ・ニューヨークへ単身で渡った後、世界各国のコンテストで優勝の成績を残す。現在は「至芸」のメンバーとして、国内外でのSHOWやバトルに参加。WORKSHOPを開催する他、学校教育では東京や川崎市立小中学校の表現体育の授業でダンス指導を担当する。

 

「ダンサーというのは人に見られることが仕事ですので、大会やショーの時だけではなくレッスンの時でもファッションには常に気を遣っています。ダンサーってタイトorオーバーサイズの服装の嗜好が分かれる傾向にあるのですが、私は90‘sのカルチャーに影響を受けているので基本的にはオーバーサイズの服を好んで着用します。その中でも、シルエットには特に気を遣って服選びをするのですが、今回着用したTHE CITYは快適な着用感ながらシルエットもしっかりとしていて良いですよね。踊りにくくても、シルエットが良い服を着たいのがダンサーの性なので(笑)。

 

ジャケットって、フォーマルでもカジュアルでも衣装として選ばれることが多いので、いろいろ着たことがあるんですが、良いものと悪いものの差が激しい。安いジャケットだと、光沢感が全くなかったり、1回洗ったら生地がヨレヨレになっちゃったりと、複数回衣装として着るのは難しいんですよ。でも、今日着ているTHE CITYのジャケットは光沢感があるし形状がしっかりしている。踊ってみた感じもシワになりにくそうだし、丸洗いしても崩れないというのは最高ですね。衣装としても全然使えるんじゃないでしょうか!」(HEROさん)

 

「着心地の面でも、すごく良い商品だと思います。普段、衣装として着るジャケットは脇の部分が肩からついてきてしまって突っ張ってしまうのですが、このジャケットは伸縮性があって動きを全く邪魔しません。細くても太くてもストレッチが効いている方が踊りやすいですからね。あと、なんといっても軽い! 靴でも服でも、ダンサーってわずかな重さの違いでコンディションが変わってくるんです。だから衣装合わせの時には、着用感に加えて重さも重点的にチェックするほどなんですよ。今回、1時間ほど着用して踊ってみましたが、通気性がよくて肌触りもいいので快適でした。踊っていると、どうしても汗で服が肌に張り付いてしまうのですが、今日はサラサラとした状態を保てています。シルエットが良くて踊りやすい、さらに快適な状態も保ってくれているので言うことなしですね!!」(HEROさん)

 

【番外編】スポーツ専門学校の講師も“動作”の側面から「THE CITY」の快適さに太鼓判

アスレティックトレーナー/平林 芙美江

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)/東京スポーツ・レクリエーション専門学校所属。コンディショニングセンターにて10年間トップアスリートから一般まで幅広くサポートし、現在は専門学校にて指導に当たりながらトレーナーとしても活動中。サッカー育成年代のサポートやアイスホッケーチームのサポートなど、様々な女子スポーツにおいてアスレティックトレーナーを務める。

 

「日常的な全身運動には、縦横の動きに加え前後の動作が入ってきます。スポーツウェアの中には縦横の動きが快適ではあるものの、前後の動きの際に少し突っ張ってしまう素材のものもあるんです。しかし、THE CITYに使われている「サークルストレッチウーブン」は360度の動きに対応しているということで、着用時にどのような動作を行っても快適さは失われないのではないのでしょうか」(平林さん)

 

「THE CITY」は1着持っておくと、とても便利!

普段からファッションに気を遣っているダンサーのHEROさんから、シルエット面・機能面どちらもお墨付きをもらったTHE CITYのジャケット&パンツ。激しいハウスダンスでも動作に支障がない伸縮性であれば、私生活の動作でより快適に過ごせそうですよね。

 

カジュアルシーンだけではなく、ビジネスなどのフォーマルなシーンでも着回せるしっかりとしたフォルムは、在宅勤務が多い昨今の普段着としても大活躍! リモート会議の際などでも、ゆったりくつろげる着用感ながら、ビジネスパーソンとして相手に与える印象も悪くはならないはず。オンとオフどちらのシーンにも対応してくれるジャケット&パンツは、1着持っておくととても便利なものです。日常的に着られるビジネスウェアを探しているという方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司

 

【お洒落パイセンは“似合わない”をこう克服してきた!#02】おじさん臭くなりがちなポロシャツはローキャップで印象をズラす

自分には似合わないな〜と思っている服、ありますよね? お店では試着することも無くなって、いつしか目にすら入らなくなっている。ただそんな敬遠してきた服を克服した日には…!さぞかし楽しい日が待っていることでしょう。

というわけで、春まであと少し。新年度はもうすぐそこ。始まりの時が、変わり時! ここはひとつ酸いも甘いも知るお洒落パイセンのエピソードを参考に、自分の“似合わない”を克服していきましょう!


克服アイテム#02_
ポロシャツ

着用アイテム全て〈ROTAR〉

太田祐介さん(渋谷「ANCHOR」WEB企画担当)
ちょうど、うちのブランドでリリースしたのが5年前。もちろんポロシャツ自体は知っていたんですけど、趣味がスケートボードということもあってそれまであんまり通ってきてこなかったアイテムなんです。もちろんお客さんに提案しなくちゃいけないので自分自身で着ることになるんですが、いざ着る段階になって「あれ?これって、どうやってコーディネートすればいいんだ?」って(笑)。21歳の時に同じく戸惑ったのを思い出しましたね。

で、色々組み合わせて見出したのが、小物を合わせるという解決法です。中でもキャップ。特にローキャップを合わせるのがいいんじゃないかと。ポロシャツの出自はスポーツウェアですが、一枚で着るとおじさん臭さが前面に出るアイテムでもありますよね。だから、その印象からズラすためにキャップを合わせる。ただし、ベースボールキャップを合わせるとストリートのテイストに寄ってしまうので、形がコンパクトなローキャップがいいかもしれません。程よくクラシカルですし、ポロシャツとも相性がいい。キャップ以外にはバケットハットもおすすめですよ。

「ローキャップでも柄が入りすぎてると子供っぽくなってしまうので、無地以上ワンポイント未満がおすすめ」と太田さん

クリーンなポロシャツに対して、土臭いオリーブのジャケット、ベージュのキャップを合わせているのも、印象をズラすポイントです。もし白のポロシャツを着る際は、白のキャップを合わせない方がよろしいかと。さながらゴルファーになってしまいますからね(笑)。それはそれとしてファッションとしてアリですが、注意が必要な組み合わせです。

Beamsの「ドデカトート」であれば週末の買い物のテンションが爆上げ【愛用品コラム02】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 コラム02 Beamsの折り畳めるドデカな「トートバッグ」】

●起

こちらのBeamsのトートバッグは、昨年、母(60歳)からもらった誕生日プレゼントだ。「オカン、Beamsで買い物するんだ、若けぇ!」っていうので驚いたのと同時に、実用度が実に高い。感謝。

 

●承

平日の買い物は別のエコバッグを使っているが、このトートは週末のまとめ買いで活躍。無印やカインズなどの日用品・雑貨で、体積がデカいものを入れるのに最強(お風呂のイスとか)。もしくは、クリーニングに服を持っていく&引き取るときとか、コインランドリーに洗濯物を持っていくときに使うのも良き。

 

ハンドルが2種類あって「手持ち用」と「肩がけ用」で2wayで使えるので、片手を空けたいときに重宝している。

 

●転

「週末専用のバッグ」があるのは、意外に効能が高い。週末が来るたびクローゼットから取り出して「週末が来た!来週のために色々買い込むぞ!」という気分が上がるのだ。いつも楽しい体験や記憶と結びつくバッグがあるのは、バッグ視点でもきっと幸せなはずだ(たぶん)。

 

●結

ちなみに、エコバッグはコンビニ用、スーパー用、そして今回の週末用で3種類で使い分けている。またそのアイテムは今度。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramで先行して公開中。週3回更新しています。


 

ラルフローレンの「BIG SHIRT」 #ととのいま品

もう、春だよな? そんな気温が続いています。だもんで新しい服を訪ね歩いているわけですが、どうやら今は定番モノが気になるようです。混沌とした時代にあって定番に立ち返ろうという意志の表れなのかなんなのか、保守的な装いが「気分」。消費的な消費にならないような物がほしい。お店の裏ヒット品番を聞いて回っているのも、その入射角を含んでの企画です。ということで、個人的には今、アイビーが気になります。

アイビーが保守的かどうかはさておき、紺ブレ、ポロシャツ、チノパンなどは、ワードローブの中でも神聖にして侵すべからずなアイテムなはず。今回手に入れたオックスフォードシャツもそのひとつ。神々しいお馬さんが左胸に鎮座する、ラルフローレンの一枚です。

ただ一口にラルフのシャツと言っても、こちらは「BIG SHIRT」。お店の方いわく「90年代に作られたもの」らしく、当時のヒップホップやストリートの流れを汲んで作られた(?)のでしょうか。しっかりデカイです。サイズはLですが、日本のXL~XXL相当。ブランド側が、しかもアメトラを代表するラルフローレンが大きなサイズ感で作ってくれたわけですから、なんともありがたい限りです。アイビーが気分だけど、ジャストサイズできりりとは着たくない今の気分にぴったり。

ちなみに購入したのは、ディッキーズの取材でお世話になった原宿『COUNTER』。当のシャツは1ヶ月以上前に買ったので、おそらく在庫はないと思われますが……。ただ最近、店長兼バイヤーの柳澤さんがアメリカからの買い付けから帰ってきたとのこと。なにやら頼りになる定番モノがたんまりと用意されているようです。この春、間違いないアイテムをお探しの方は足を運んでみましょう。自分もまた行かなきゃ。


FACY編集部・溝口

今季はデニムも気になります。1本と言わず、2本は買いたい。リー、オアスロウ、コモリあたりか。

サスティナブルなうえ、近未来的ルックスが光る「ナイキ クレーター インパクト」!

ナイキが「宇宙ゴミ」と捉えている、工場の床に廃棄されるスクラップを蘇らせ、循環性を重視したフットウェアを展開するコレクション「スペース ヒッピー」。素材のチョイスから生産方法、包装材など全ての要素で環境に配慮した取り組みです。“サスティナブルな社会”に向けて、プロダクトがスムースに循環することを目指したこの取り組みから、またもや新たな刺客が現れました。それが「ナイキ クレーター インパクト」です!

 

【ナイキ スポーツウェアの「ナイキ クレーター インパクト」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

ナイキ クレーター インパクトは、全体重量の25%以上にリサイクル素材を使用。モデル名にもあるような、フューチャリスティックなインパクトのあるルックスもポイントですね!

 

まさにクレーターのようなゴツゴツした、ソールが想像以上軽くてクリビツ!

アッパーには、ペットボトルや糸の廃棄物などから得たリサイクル素材をニット全面に仕様。トウにはレザーなどのオーバーレイを設けず、スッキリとスマートなシルエットを形成しています。

 

お馴染みのスウッシュはステッチワークで表現。一番出っ張ている部分にラバーコーディティングが施されていて、ほつれにくい構造に。

 

ミッドソールには他モデルの生産工程で発生したスクラップや、使われなくなったシューズをリサイクルして作る素材「Nike Grind」と複数のフォームを使用。まさにクレーターを連想させるデコボコ&ツブツブ感がインパクトありますね!

 

アウトソールのトウやヒールなど擦れやすい部分には硬質ラバーが設けられていて、耐久性を高めています。

 

サスティナブルシューズを牽引するナイキらしい先進テクノロジーと、これまたナイキらしい大胆なルックスが魅力的ですね。しかも実際に足と通すと分かるのですが、とにかく軽い! 地球に優しく、そのうえボクらの足にも優しいなんて、何て理想的なんでしょう。ボリューム感あふれるフォルムからは想像できないほど軽量なので、ぜひ一度お試し下さい!

ナイキ スポーツウェア
ナイキ クレーター インパクト
1万2100円(税込)

※2021年4月上旬発売予定。

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

今回もソールドアウト間違いないでしょ! ニューバランス「ML2002R」の新色を履いてみた

ニューバランスのハイエンドライン「Made in USA」。厳選された素材を使い、手作業でひとつひとつ作る生産方式を採用していて、まさにニューバランスのクラフトマンシップを象徴するシリーズといえます。そんなMade in USAのフラッグシップモデルとして2010年に登場した「2002」をベースに、ハイスペックソールを融合しアジア製で復刻を遂げたのが「ML2002R」です!

 

【ニューバランスの「ML2002R」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

「2002」のアッパーデザインを継承し、オリジナルが持つ特徴的な重厚感を実現しつつ、ランニングシューズ「M860」と同様のハイスペックソールユニットを採用。USメイドではないものの、それを補って余りあるほどの進化を遂げているのです! 今回登場する新色は、洗練された印象を与えるアーバンカラーを使いトーナルにまとめた3色。ピッグスキンスエードを取り入れたブラックと、レザー/メッシュアッパーを採用したグレー、オフホワイトが登場します。その3色の中から今回はブラックを紹介。

 

オリジナルの貫禄はそのままに機能性アップ!

アッパーには上質なスエードをメインに採用し、上品で落ち着きのある雰囲気に。

 

サイドにはモデル名が蛍光グリーンで配され、さり気なくも絶好のアクセントに機能。

 

ミッドソールには高い衝撃吸収性と反発性を誇るN ERGYと、衝撃を緩和させクッション性に優れたABZORBを同時に搭載して、履き心地を大幅に向上。

 

ソールは前足部と後足部、さらにヒールと主要パーツごとにセパレートで配されて、しなやかな屈曲性を得ています。

 

ほど良いボリューム感とハイテク感が絶妙でスニーカーシーン“今の気分”にピッタリ合致していますね! ちなみにML2002Rはこれまで何度か復刻されていますが、その度にアッと言う間に完売するほどの大人気モデルです。今作も即完売が予想されますので、気になる方はお早めに!

ニューバランス
ML2002R
1万7600円(税込)
※2021年3月20日発売予定。

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

3月20日発売! ニューバランス「57/40」に日本を代表するファッションブランドやショップとのコラボモデルが登場

80年代に誕生したニューバランスのアイコンモデル「574」と、90年代主流であった流線形と曲線のデザインなどからインスパイアされたウェービーなデザインディテールを大胆に表現したスニーカー「57/40(フィフティセブン/フォーティ)」。ローンチを記念して、日本を代表するブランド/ショップとのコラボレーションした3つのモデルが3月20日に発売。ニューバランスの今季最注力モデル「57/40」に、各ブランドやショップそれぞれのアイデンティティやエッセンスを落とし込み表現されています。

 

まずは、ファッションブランド「N.HOOLYWOOD」とのコラボモデルから。MILスペックからインスパイアされたシックなカラーリングに様々な異素材を組み合わせた一足。ビンテージのミリタリーブーツに着想を得て、耐摩耗性に優れたラバーとシンセティックレザーの補強パーツを採用しています。ミリタリーグリーンの色出しにこだわり、多くの時間を費やし、深みのある風合い豊かなカラーを実現。底面のクリアーソールから見えるシリアル番号もポイントです。オリジナルのインソールプリント、スペア紐が付属します。

↑「New Balance 57/40 × N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE」1万9800円(税込)

 

続いて、スニーカーショップ「atmos」とのコラボモデル。インスピレーション源は夏のビーチサイド。砂浜をイメージしたベージュカラーをベースに、ソールやNマークなどに海の水色を彷彿とさせるような透明感のあるクリアパーツをあしらい、夏らしさを表現しています。オリジナルのタイダイ柄を全面に配した印象的な一足に。インソールもタイダイ柄インソールプリントを採用しています。

↑「New Balance 57/40 × atmos」1万7600円(税込)

 

最後は、スニーカーショップ「mita sneakers」とブランド「WHIZLIMITED」とのトリプルコラボモデル。数々のMade in U.S.A.モデルなどで採用している柔らかいグレーのメッシュに力強いブラックのオーバーレイを基調とし、WHIZLIMITED のアイコニックカラーである鮮やかなビビットブルーとレッドをアクセントに配置、インパクトあるカラーリングにブラッシュアップしています。ニューバランスらしいスエード/メッシュの素材感に鮮やかなカラーリングを配すことで、新鮮さを表現。オリジナルのインソールプリント・スペア紐が付属します。

↑「New Balance 57/40 × mita sneakers × WHIZLIMITED」1万7600円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

〈クラークス〉のワラビーにエントリーモデルがあるって知ってました? #今週の一足

#今週の一足〈Clarks〉はワラビー?いや、スティンソンハイです。

2019年頃に90年代リバイバルの流れを受け、人気が再熱したワラビー。当時の弊社の記事でも〈Supreme〉、〈stussy〉、〈Carhartt WIP〉とのコラボが立て続けに発売され、ストリートでの注目度が高まっているという記述が。

雑誌やブランドのルックでも多用され、さすがにここまでいくとトレンドとして早く消化されちゃうのでは……と思いきや、そんな心配なんのその。今ではすっかり定番としての位置についています。

最近でも〈Sporty & Rich(スポーティーアンドリッチ)〉や〈Aimé Leon Dore(エメ レオン ドレ)〉とのコラボが話題になるなど、もはや盤石。ここまで来ると「今買うのは遅いかも」なんて心配もいりません。

ただ、今回ご紹介するのはワラビーではなく、「Stinson Hi(スティンソンハイ)」。オリジナルズではなく、コレクションから発売されているワラビーのエントリーモデルです。

アウトソールがクレープソールではなくラバーだったり、履き口にブランドタグが付いていたりと、細かいディテールがちょっとだけ違いますが、上からのルックスはほぼワラビー。

価格はワラビーより1万円ほど安いので(編集部調べ)、この手のシューズを試してみたいという方にはちょうどいいモデルかと。オイルドレザーだけでなく、定番のスウェードタイプも発売中ですよ!


FACY編集部・岩崎

3年くらい前、アメリカ旅行中にクラークスのアウトレットに寄ったら「ワラビー2足で$110でいいよ」と店員さんに言われ、即決で買いました。しかし、帰ってよく見たら一足はワラビーで、もう一足はスティンソンハイだったというオチ…。まあ、それでも十分安かったから良いんですけどね(笑)

裏アウトドアブランドの名品を探せ。〜エルエルビーンからランズエンドまで〜

今ではすっかり当たり前になった、街着としてのアウトドアウェア。ただ、いまだにその人気は一部のブランドに集中しているのも事実です。〈ザ・ノース・フェイス〉や〈パタゴニア〉といった鉄板のラインナップ以外にも、かくれた名品がきっと眠っているはず。本企画ではいわば“裏アウトドア”とでも呼ぶべき、まだ世に知られていないモデルをディグしていきます

さて、今回そのアテンド役をお願いしたのは、ヴィンテージTシャツ専門ショップの「anytee」さんです。次に注目している古着はまさにアウトドアブランドのウェアだそう。同店を主宰する高橋さんに「今だからこそ着たい」と思える裏アウトドアブランドの5着を紹介していただきました!


高橋龍さん(anytee主宰)

映画、音楽などカルチャーの香りただようヴィンテージTシャツ専門店。オンラインだけでなく、不定期のポップアップストアでも独自のテーマを設けて販売を行う。老舗の中華飯店や銀座の写真館など、過去の出没スポットはさまざま。一点ものを楽しむナイトマーケット”NEO東京夜市”も主催。

なぜ今古着のアウトドアウェアがアツいのか?

―「anytee」さんはヴィンテージTの専門店でありながら、ここ2、3年はミリタリーのM-65やチャンピオンのリバースウィーブのスウェットなどを積極的に紹介されています。他のアイテムも紹介するようになったのはどうしてですか?

「もちろん、ヴィンテージのTシャツは通年で売りたいし、今後も売っていきますよ。ただ、そもそもなぜTシャツだったかというと、その背景にあるカルチャーを紹介したかったということに尽きるんです。つまり、洋服の楽しさを届ける手段のひとつ。最近になってようやく『この人はこの年代に詳しい人だ』とか『いいものを持っている人だ』という認知がされてきたので、じゃあ他のものも売ってみようと。まあ結局自分の好きなものに限りますけどね(笑)」

―そうだったんですね。その中でも、なぜ今アウトドアブランドの古着に注目されているのでしょうか?

「それ、3つ理由があるんです。コロナとシュプリームとネクストヴィンテージの文脈。まずコロナの話でいうと、今って空前のアウトドアブームですよね。それってやっぱり、周りとの接触を気にせず外で楽しみたい、気分転換をしたいっていうのがみんなの中であるから。あと景気が悪い時も、人って自然がある場所に行きたくなるんですよ。やっぱりアウトドアっていいなって思う一因には、確実にコロナの影響があります」

―確かにアウトドアに興味を持つ人は今増えていると思います。2つ目のシュプリームというのは?

「昔のアウトドアブランドをフックアップする存在としてのシュプリームですね。直接的なコラボだけでなく、デザインの元ネタにもしていますから。つまり、オールドアウトドアはストリートカルチャーと繋がっている部分があるんです。ちなみに僕は『プレミアが付いたシュプリームを高値で買うなら、元ネタのアウトドアものを手頃な値段で買うほうがかっこよくない?』っていうことも提案したいんですよね」

―いいですね。元ネタのほうが新鮮に見える場合も多いですし。

「で、最後がネクストヴィンテージとしての話。アウトドアブランドって、廃番になるモデルが結構多いんですよね。どんどんバージョンアップしてモデルチェンジしていくカルチャーがある。日本の自動車会社じゃないですけどね。今いろんな文献を読んでるんですけど、アウトドアウェアのカテゴリーって、リーバイスのデニムとかほど研究されていないんですよ。デニムよりもっとバリエーションが多いはずだし、廃番モデルもたくさんあるはず。だから掘っていく楽しさは間違いなくあると思いますよ」

1.ライフスタイルマーケットの先駆者、〈エルエルビーン〉。

―それは楽しみです。ぜひ一着ずつ見せてください。最初のこれは…?

「まずは〈エルエルビーン〉です。実はこのブランドってめっちゃ古い。1910年の創業で、最初は靴から始まりました。いわゆるビーンブーツですね。これは80年代か90年代初頭くらいのアイテムかな」

L.L.Bean ¥9,800 (税込/送料込) ブルー×ミントのカラーが印象的なナイロンプルオーバージャケット。すでに廃番になっているモデルだ。2000年前後のシュプリームをはじめとする東海岸系のスケートブランドはこの時代のアウトドアウェアの配色の影響をかなり受けているそう。

―エルエルビーンなんですね。ちょっとパタゴニアでありそうなデザインにも見えます。

「確かに似てますよね。パタゴニアではないけど、実際この頃のエルエルビーンって、例えばノースフェイスに生産を依頼していたりするんですよ。つまり、当時はエルエルビーンのほうが巨大企業だった。パタやノースより創業も早いですし。アウトドアブランドでありながら、ライフスタイルのマーケットに売る先駆者だったんです」

―そうなんですね。それは知らなかった。

「色もいいし、裾のパイピングも特徴的。あと、このシャツの裾、〈サカイ〉っぽくないですか?初期によくリリースしてたシャツの裾に付くやつ。これ、サカイサンプリングって僕の中では思ってます(笑)。これをあえてスウェットパーカーの下に着て、裾だけ見せたりしても洒落てるかなって。コートのインナーに着てみたりとか」

―ナイロンの一枚地なら、もう少し暖かくなってからも出番が多そうですね。

「そうですね。パッカブルですし。僕、最近パッカブル使う人少ないなあって思っていて。朝晩はまだまだ寒いじゃないですか。畳んでバッグに入れておいて寒くなったらこれを着る。それってかっこいい行為だと思うんですよ。変化が多い状況にアジャストしていく感じというか。そういう部分もアウトドアウェアのかっこよさですよね」

2.“目無し”のエルエルビーン?ゴアテックス使いが魅力のステンカラーコート

―次の一着です。これはどこのブランドですか?

「実はこれもエルエルビーンなんです。2000年頃でほぼ新品ですね。デッドストックのステンカラーコートです」

L.L.Bean ¥24,800 (税込/送料込) アウトドアブランドらしからぬプレーンな面構えのステンカラーコート。コットン地ではなく、ゴアテックスを採用しているのがユニークだ。

―おお。このルックスでエルエルビーンていうのが面白いですね。

「そうでしょ?このベージュがオートミールとか杢グレーのアイテムに合いそうですよね。あとこれ、生地がゴアテックスなんです。同じデザインでコットンのタイプもあるんですけど、おすすめはゴアテックスのほうですね。現代のブランドで例えるなら、ちょっと〈ナナミカ〉っぽい感じもあるというか」

―確かに。エルエルビーンのロゴは表に全くないんですか?

「ないですね。ポケット口にゴアテックスの表記が入るくらい。これ、僕は“目無しエルエルビーン”って呼んでて」

―目無し?どういうことですか?

「チャンピオンでボディが無地のタイプを“目無し”って言うじゃないですか。この言葉流行らせたいんですよ。だから“目無し”エルエルビーン(笑)。その意味で言うと、パタゴニアのMARSもロゴが表にないから目無しですね。エルエルビーンにも目無しがあった、みたいな(笑)」

―なるほど。今後使っていきますね(笑)

「あと最後のポイントは襟元のチンストラップ。去年、US.NAVYのブラックコートの特集をしたら、すごく売れたんですよ。それと全く同じディテール。いわば、ミリタリーとアウトドアと現代の要素を組み合わせた一着です。完成品とまで言ってしまうと褒めすぎですけどね。〈バーバリー〉のコートみたいな落ち着いたルックスなのに、ゴアテックスということもあり、より気軽に着られると思います」

3.〈コロンビア〉で注目すべきは「インターチェンジシステム」

「お次は〈コロンビア〉です。これもホントに面白くて。コロンビアっていろんなモデルがあるんですけど、僕が注目してるのはこれです」

Columbia Interchange system BLACK ¥17,800 (税込/送料込) 1938年にドイツからアメリカのオレゴン州に渡ってきた家族が現地の帽子屋を買い取ってスタートしたのが〈コロンビア〉だ。黒ボディにミントカラーの差し色が映える一着。

―黒×ミントの配色と襟裏の刺繍がいいですね。この「Long’s Peak」という文字の意味は?

「これは山の名前。ロッキー山脈の中で一番人気がある山です。ノースやナイキのACGもそうですけど、よくアイテム名に山の名前を付けたりするんですよね」

―へえ、フォントの使い方もなんかいいですね。そもそも、コロンビアってどういうブランドなんですか?

「1938年創業なので、実は結構老舗ですね。マルチポケットのフィッシングベストが流行したんですけど、1960年代に一回潰れかけます。その時に継いだお嬢さんがブランドを立て直すんです。残念ながら彼女は一昨年亡くなってしまったんですが。ブランド復活の要因になったのが、このインターチェンジシステムと呼ばれるアウターです」

―インターチェンジシステム…。初めて聞きましたが、どういうものなのでしょうか?

「要はアウターとインナーを組み合わせて着るという服をいち早く作ったんです。ノースのマウンテンライトのジップインジップシステムと同じ発想ですが、その先駆け。おそらく当時は中のフリースとセットで販売していたのかな。全米で100万枚以上売れたアイテムです」

―すごい。大ヒットしたんですね

「コロンビアの復活の旗印になった当時の画期的な大ヒットアイテムです。で、僕はこれをオーバーコート感覚で着てほしいなと。これは2XLなんですけど、バルマカーンコートやモッズコートみたいにガバっと着るとめちゃくちゃかっこいいですよ」

―2XLはさすがに…と思いましたけど、高橋さんが着た感じを見るとありですね。脇下の色の切り替えも洒落てます。

「そもそも、今回の僕の提案のどこが旧来の古着屋さんと違うのかというと、色選びとサイズ選びなんですよ。身長が165cmでも普段よりワンサイズ、ツーサイズ上げて着てほしいなと。Mなんか選んじゃうと、ホントに昔のアメカジのおじさんになっちゃうから。で、色はちょっと派手なカラーリングを選ぶのもポイント。ちなみにこんな色もありますよ。これはLサイズですが、結構大きいのでこれもおすすめです」

Columbia Interchange system ¥14,800 (税込/送料込)

―おお、これは渋い色だ…。これも襟裏に刺繍が入るんですね。

「いい色ですよね。そもそも、コロンビアもエルエルビーンと立ち位置が少し似ているんですよ。タウンユースとしての要素が強いアウトドアブランドなので、モデルも数多くあるのですが、ダントツでかっこいいのがこの辺です」

―この2着に共通するポイントは?

「ロング丈かつ、いいカラーリングのインターチェンジシステムということですね。襟裏の山の刺繍もあったほうが洒落てるかな。着こなしとしては、中にフリースは挟まずに、サイズを上げて大きめに着てほしい。当初の用途どおりフリースを間にはさむと、もこもこして雪だるまっぽくなっちゃうんで。ナイロンのシェルだけで着てください」

―グッドカラーのインターチェンジシステムを大きめで着るのが大事なんですね。コロンビアって正直あまり知らないブランドでしたが、欲しくなってきました(笑)

「よかったです。では最後はこれ。これまで同じ品を見たことがなかった〈ランズエンド〉のアノラックです」

4.70年代の〈ランズエンド〉。漂うのは“海アウトドア”の匂い

LANDS’END reversible parka ¥17,800(税込/送料込) 1963年にコピーライターであり、ヨットマンでもあった創業者がヨット用品店としてスタートした〈ランズエンド〉。70年代にはヨット以外のウェアも作り始め、急成長を遂げる。

―ランズエンドはまた渋いブランドチョイスですね。古着屋さんでたまに見かけますが、ちゃんと紹介されるのはあまり聞いたことありません。

「ランズエンドはレディースもののニットとかがたまに古着屋に並びますね。あとはシャツとか。ジェイクルーに似たイメージもあるけど、ルーツはヨットなんです。なので、山というよりは海のアウトドアですね」

―海の背景があるブランドだったんですね。この一着で高橋さんが引かれたポイントは?

「これはディテールに惚れました。状態もすごくいいです。とにかく、この斜めに入る腹部のポケットジッパーとレザーの使い方がかっこいいなあと」

―確かに見たことないディテールです。現代のブランドとしては〈バテンウェア〉に近い雰囲気も感じます。

「あ、たしかに似ているかも。レトロアウトドアな感じがね。サーフのニュアンスで捉えてもいいですね」

―これ、年代はいつ頃のものなんですか?

「結構古いですよ。1970年くらいじゃないかな。なので、中もフリースじゃなくて、ウールなんですよ。昔ながらのしっかりした固めのウールね。しかもリバーシブル。フード周りのレザーの留め具もかわいくないですか?香港のお菓子のフォーチュンクッキーみたいな(笑)」

―確かにフォーチュンクッキー感あります(笑)。高橋さんとしては、これはどう着てほしい一着ですか?

「合わせたいのはベージュ系のパンツですね。黒のデニムは合わないから、それ以外だと薄い色のデニムとか。サイズに関しては、Mサイズですが結構大きいです。178cmの僕でも着れなくはない。ただ、やはりこれも大きめに着てほしいので、160〜170cmくらいの人におすすめしたいですね」


anytee
web:https://www.anytee.shop/
instagram:@anyteeshop

スウッシュのみがいいんです。〈ナイキ〉のクルースウェット #ととのいま品

シュプリーム、ギャルソン、ノースフェイス、パタゴニア…。多くの人が夢中になるブランドは、往々にしてロゴに強さを感じるもの。さらに言えば、プロダクトに応じてロゴを見せたり隠したりするセンスにも長けている気がします。

ナイキの場合、伝家の宝刀はやはりスウッシュでしょう。創業者のフィリップ・ナイトがグラフィックデザインを専攻していた学生に35ドルで作らせた逸話で知られるアレです。

古着屋で購入した90sの〈ナイキ〉のクルーネックスウェット。胸元にスウッシュ刺繍のみというミニマル具合がお気に入り。

ということで、最近はスウッシュをワンポイントのみ配したこいつをよく着ています。なんてことないグレーのスウェットに、ほんのひとさじスポーティーなニュアンスが加わる感じ。これ以上スウッシュを主張されると着づらくなるし、これより控えめにされると物足りない。絶妙なツボを突いてくれています。

何気にアメリカ製。ロスアパにも通ずるザラッとした肌触りの生地も好み。

色違いはもちろん、同色ももう一着欲しいくらい。でもこの仕様って、意外と現行にはないんだよな……と思っていたら、〈ナイキラボ〉のラインからしれっと出ていました。やっぱり諦めないで、定期的にチェックしないと。グレー、ブラック、ベージュ、3色で欲しい!


FACY編集部・杉山

ちなみに、これを書きながら聴いているのがFrank Oceanの「Nikes」。同曲で幕を開ける「blonde」も最高のアルバムなので未聴の方はぜひ。

オンライン商談や会議でも、きちんと感がでる「デサント」のデジカジウェア

リモートワークの推奨で在宅勤務を実施する人も依然として多く、長時間座りっぱなしの姿勢でも疲れにくい快適性と、オンライン商談や会議の際でもきちんと整って見える身だしなみを合わせ持った “デジカジ(=デジタルカジュアル)ウエア”のニーズが高まっています。本稿では、デサントの“デジカジウエア”を紹介します。

 

まずは、「語れる」ものだけを販売する工場直結ジャパンブランド「ファクトリエ」と共同開発した、ジャケット第2弾「ボーダレス エアージャケット」。デサントが持つプロスポーツのユニフォーム技術を応用したジャケットになります。カラーラインナップは、ブラックとネイビーの2色。

↑デサント「ボーダレス エアージャケット」3万円(税別)

 

ボーダレス エアージャケットは、デスクワークで腕を前に出した姿勢を基本とした立体的な設計しています。野球の投球動作や、バレーボールのレシーブ時に両腕を前に出す姿勢の際に、肩の動きを妨げないように開発したパターンを採用し、肩のツッパリ感を軽減。

↑肩の可動域を考えツッパリ感を軽減し、ストレスフリーに

 

パンツ膝部分に採用した独自開発の3Dパターンを肘部分にも採用。PC作業時、肘から下を机につけて作業することが多いことに着目しています。袖の縫い代位置を、肌に当たりにくい箇所に設定し、肌当たりの良いソフトな縫い糸を使用することで、快適な着心地に。さらに、座った状態でジャケット前身の生地が余って邪魔にならないように計算し、前身の着丈を後ろ身よりも短く調整。

↑曲げた状態をベースに立体縫製するため、腕を曲げた状態が多いPC作業時もストレスを感じにくい

 

続いては、デサントの「PT ZERO ジャケット」。

↑デサント「PT ZERO ジャケット」1万2900円(税別)

 

人体解剖学的な視点から腕の可動を考慮し、肩の切り替えをなくし、立体的に袖を設計することで動きやすさを実現。ストレッチ性に優れ、軽量で非常に柔らかさが特徴のデサント独自素材「エアリー トランスファー」の採用で長時間着用していても快適に過ごせます。繰り返し洗濯をしても劣化しにくく、デイリーユースにオススメ。カラーはカーキ、ブラック、ネイビーの3色展開です。

↑背中にベンチレーションを搭載してムレを軽減

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます。)】

【お洒落パイセンは“似合わない”をこう克服してきた!#01】ボタンダウンシャツはアメリカの青春映画でイメージを刷新

自分には似合わないな〜と思っている服、ありますよね? お店では試着することも無くなって、いつしか目にすら入らなくなっている。ただそんな敬遠してきた服を克服した日には…!さぞかし楽しい日が待っていることでしょう。

というわけで、春まであと少し。新年度はもうすぐそこ。始まりの時が、変わり時! ここはひとつ酸いも甘いも知るお洒落パイセンのエピソードを参考に、自分の“似合わない”を克服していきましょう!


克服アイテム#01_
ボタンダウンシャツ

ニット(ジェームスシャルロット×セプティズ)、シャツ(アイクベーハー)、パンツ(バーンストーマー×セプティズ)、ネクタイ(ベントレークラバッツ)、シューズ(ジーエイチバス)

白木凛太郎さん(SEPTISスタッフ)
実は、うちのお店に入る前はボタンダウンシャツが苦手だったんです。というのも、ちゃんと服を好きになり始めたのが高1の時。当時はヴァージル・アブローの影響でストリートスタイルに傾倒していて、デカイ服ばかり着ていました。で、最初にボタンダウンシャツを見つけたのが古着屋で、「なんか変なボタンが付いてるぞ?」という状態。結局、その柄に惹かれて購入したのでボタンは取って着ていました……(笑)。

ただ、うちのお店に入ってからは、トラディショナルなスタイルを勉強しなきゃいけないと思い本を読み漁りましたね。そうすると、当然ボタンの意味も知ることになる。そして一つのアイテムだけでなく、組み合わせで勝負することのかっこよさもわかってくる。「ああ、こうやって着るんだな」って。

オーナーの玉木に薦められた『ダイナー(1982)』という映画にも影響を受けました。なにがかっこいいかって、自分ら世代の若者たちが、普通の食堂(=ダイナー)に行くにもビシッとタイドアップしていくんですよ? ベラベラ喋るためだけですよ? 服装も含めて、そのスタイルは当時の自分に雷みたいな衝撃を与えましたね。自分の中でのボタンダウンシャツへのイメージが変わったんです。まさにコペルニクス的転回です。

当時に衝撃をそのまま再現しようと思い、今回は「THE・アイビー」をテーマに組んでみました。春らしいカラーのチルデンニットの下には、お店で初めて買ったネクタイとボタンダウンシャツを。そういえば、ネクタイはスーツの時に付けるものだと思っていたのも懐かしいですね……。ちょっと初心に帰った気持ちです(笑)。

 

プロテカ「360T」の汎用性にビックリ! キャンプシーンでテーブルとしても使えるスーツケースなんだな

バッグメーカー、エースは日本製トラベルバッグブランド「PROTECA(プロテカ)」の「360T」 シリーズより、クルマでの旅行で使いやすい大容量のトランクサイズを、直営店およびエース公式オンラインストアにて、3月より順次販売を開始。

 

コロナ禍で三密を避けたレジャーとしてキャンプの人気が高まっています。そこで、360Tはクルマのトランクへの入れやすさと大容量を両立したデザインを実現。航空会社に無料で預けることのできる手荷物(無料受託手荷物)で、多くの航空会社が規定する「3辺の合計が158cm以内(総外寸)」も考慮した設計です。コロナ収束以降の長期旅行はもちろん、クルマでの小旅行でも使いやすい設計で、キャンプシーンではテーブルとして利用可能など旅行以外での使い方もできるスーツケースとなっています。

↑プロテカ「360T」8万8000円(税込)/サイズ;H76×W44×D37cm/容量:97L

 

↑クルマのトランクから引き出しやすいよう、フロントにピックアップ用ハンドルを新搭載

 

↑床や地面に直接触れる底側は 汚れがつきにくいよう凸型の底面構造を採用。 手入れもしやすい設計です

 

↑メッシュの仕切りを開けば片面収納構造となり、スーツケースマチ分の大型荷物の収納も可能!

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

メレルを愛でる 〜4月号のポパイを添えて〜 #ととのいま品

週に1回、#ととのいま品 を紹介していると、時たまガス切れ(=ネタ切れ)が起こります。特に新しい服を買わない季節の狭間は顕著で、なにかネタはないかと古畑任三郎スタイルで家の中を歩き回るのが恒例。今週も漏れなくそうしていると、いよいよネタがないことに気づき、半ば諦め気味に近くのコンビニへ向かうのでした……。

〜おわり〜

といくわけもなく、ホットコーヒーのラージサイズと、本日(3/9)発売された雑誌『POPEYE(ポパイ)』の4月号を購入し、自宅で小休憩を取りながらまずは流し読み。「ふむふむ、今月のテーマは『それ、どこの服?』か。いいな〜、そう言われたい」なんて言いながらページをめくっていると、目の前に見慣れたサンダルが。「あ、そういえばこれがあったな!」。

 

はい。というわけで、今週の#ととのいま品 はコレです。

メレルのハイドロモック/ブラック

 

〈メレル〉のハイドロモック。実は、昨年の9月にもちょろっと登場していましたが、このコーナーではお初。というのも、あまりにも生活に馴染んでいたので、完全に盲点でした。

 

「え、これが生活に馴染むの?」

 

そう、そうなのです。見た目こそユニークであるものの、一体成型のEVA素材によるフィット感、クッション性は下手なスニーカーよりも履き心地が良い。それはもう、「これサンダルなの?」と疑うくらい。快適そのものです。

 

というか、このデザインも気に入っています。当初は嫁に「虫みたい」と揶揄されていましたが、近所のコンビニにあなた(嫁)がしれっと履いていっているのを見逃さない。理由は定かではありませんが、もしやちょっとお気に入り? 筆者は渋谷の街にだって連れて行けますが。

近所を歩く時はだいだいこのスタイル。ソックスの色で楽しめる。夏は通気性もいい。逆にがら空きなので雨の日は注意が必要。

 

そんな感じですから、このメレルのサンダルに、気づけばデレデレです。おまけにポパイの紙面を見たら、もう一足欲しくなってきました。次はスタイリングで使われていた「KOMBU」というカラーを買おうかな〜なんて思ったり。

 

というわけで、今週の#ととのいま品 も無事世に送り出すことができました。ありがとう、メレル。ありがとう、ポパイ。最後は、同誌でメレルの紹介の前段にあった、いまの気持ちをズバッと汲んでくれる一文を添えて終わりにします。

「夏でもないのにサンダルばかり履いている。予定がない日は、世の中の情勢関係なしにできる限り引きこもりたくて、でも宅配サービスは高いので、しぶしぶ近所にテイクアウトを買いに出る。そんなときはスニーカーの靴紐を結ぶのもおっくうで、自然と足がサンダルを選んでいる(出典:POPEYE 4月号『それ、どこの服?』マガジンハウス,2021年,p63)」


FACY編集部・溝口

近所にテニスコートがあることを知り、今年こそは(高校生ぶりに)テニスを再開する!と意気込んでおります。まずはラケットをと思い調べたら、「たけぇ……」。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

ゴアテックス ファブリクス搭載「オールスター 100」が男気溢れるオリーブカラーで登場!

コンバースのオールスター は、スニーカー界の“永久定番”として君臨する名品といえます。1917年に誕生し、ファーストモデルからほぼ不変のデザインで展開しているコンバースを代表するアイコンのひとつです。

 

そんなオールスターに機能性を加えた「オールスター 100」シリーズがあります。2017年に登場以来、ヒットを続けて様々なアレンジバージョンが登場していますが、この春にまたまたゴアテックス ファブリクス搭載の新作モデルが追加されます!

 

【コンバースの「オールスター 100 ゴアテックス サイドロゴ MN OX」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

こちらがオールスター 100をベースにした、ゴアテックス ファブリクス搭載モデル「オールスター 100 ゴアテックス サイドロゴ MN OX」です。アッパーには撥水加工を施したリップストップ素材を採用し、サイドにあるマットな質感のゴアテックスロゴがポイントです。

 

サイドのロゴがミリタリーっぽさを猛烈アピール!

アッパーには擦り傷に強いリップストップ素材を使用。さらに撥水加工が施されているので水や汚れをしっかりガード。

 

内側を見るとゴアテックス ファブリクスのライナーがしっかりと備わっています。さらにガセットタン仕様なので内部に水が入りにくい設計となっています。

 

サイドにはアッパーと同色でゴアテックスのロゴが大胆に配されていて、ガッツリとアクセントに機能。

 

さらにヒールのテープに沿ってゴアテックスのピスネームも配されています。ゴアテックス好きにはたまりませんね。

 

オリーブカラーを基調とした、ミリタリーっぽい雰囲気にも惹かれちゃいますね。武骨でワイルドな雰囲気がより一層増した感がもありますので、アーバンアウトドアスタイルで飾る絶好の相棒と言えます!

コンバース
オールスター 100 ゴアテックス サイドロゴ MN OX
1万7600円(税込)

※GORE-TEX、ゴアテックス、GUARANTEED TO KEEP YOU DRY™、GORE はW.L. GORE & Associatesの商標です。

※2021年3月発売予定。

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

スタイリングにさりげないアクセントを!「ユニクロ」&「ジーユー」小物オススメランキング

今回は、昨今の外出時に欠かせないマスクやベルトをはじめ、キャップやメガネなど、ベーシックなスタイリングにさりげなくアクセントを加えられるユニクロ&ジーユーの小物を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

■ユニクロ編

【第3位】撥水機能を搭載したウエストバッグ

ウエストバッグ(ブラック)

1990円

●4月中旬発売予定

ミニマルなデザインのウエストバッグに撥水機能をプラス。素材には強度が十分なコットンナイロンを使用した。内ポケットやキークリップを備えており、小物類は使いやすく整理して収納可能だ。

 

<Oyama’s Recommend>

ちょっとした外出にジャストなサイズ感が絶妙

「財布とスマホ+αが入り、取り回しの良いサイズ感。あえて前掛けにして、コーデのワンポイントとして取り入れてほしいです」

 

【第2位】UVカットなど多彩な機能を追加

UVカットツイルキャップ(ネイビー)

1990円

ベーシックなデザインにUVカット、吸汗速乾などの高機能を搭載したベースボールキャップ。素材には中空糸が使われており、軽くて蒸れにくいのが特徴だ。内側がゴム仕様のため伸縮性があり、頭にピッタリとフィットする。

 

<Oyama’s Recommend>

シンプルだからこそ使い勝手抜群なキャップ

「実は隠れた名品。無地のシンプルなキャップはほかでは意外と見つからない! コーデに少しアクセントを付けたいときに活躍します」

 

【第1位】革新的なメッシュ素材で通気性がさらに向上!

エアリズムマスク(3枚組・グレー)

990円

独自のメッシュ素材で、従来のエアリズムマスクよりも呼吸がしやすい通気性に進化。マスクのフィット感を微調整し、快適な付け心地にアップデートした。ウォッシャブル仕様のため、手軽に洗えるのもうれしい。

 

<Oyama’s Recommend>

高性能を保ちつつ着用時の快適さは良好!

「従来商品よりも呼吸がしやすくなったうえ、滑らかな肌触りで装着時の不快感がゼロ。飛沫をしっかりとブロックしてくれる安心感があるのもイイ!」

 

■ジーユー編

【第3位】2層構造仕様でたっぷりと収納可能

ファンクショナルバックパック(ブラック)

2990円

フロントとメインの2層構造でたっぷりと収納ができるバックパック。撥水機能を備えたリサイクルポリエステル素材のため、多少の雨なら気にせず使うことができる。背面は通気性の良いメッシュ仕様になっており、蒸れにくいのも特徴だ。

 

<Oyama’s Recommend>

シーンを選ばず使える汎用性の高さが魅力

「ベーシックなデザインでありながら、高機能で使いやすい! オールブラックなのでカジュアルすぎず、ビジネスでも使えます」

 

【第2位】疲れ目予防も期待できるおしゃれな伊達メガネ

ブルーライトカットボストンファッショングラス(ブラック)

990円

日本人の顔に馴染みやすいおしゃれなボストン型のファッショングラス。ブルーライトカット機能を備えており、PCやスマホを長時間使ったときの目の疲れを軽減する。ブラックのほか、クリアタイプのピンクとブルーの全3色展開。

 

<Oyama’s Recommend>

定番コーディネートにアクセントをつけられる

「普段の着こなしに加えるだけでこなれ感をプラスできる便利アイテム。デザインやカラーがシンプルなので使いやすい!」

 

【第1位】好みのフィット感が叶う オン/オフ兼用ベルト

ストレッチメッシュベルト(ブラック)

990円

ストレッチ性が高く、フィット感を細かく調整できるのが特徴。サル革部分(ベルトを通す輪の部分)と剣先がレザータッチ素材のため、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで使えるデザインだ。30mm幅を採用。

 

<Oyama’s Recommend>

上品な装いに仕上がるメッシュベルト

「メッシュタイプのベルトはチープさが目立ちにくいのでオススメ。なかでも約1000円でこの仕上がりは掘り出しモノです。1本持っていると重宝しますよ」

おうち時間を快適に過ごせる「ユニクロ」&「ジーユー」ホームウエア&下着、オススメアイテム紹介

生活様式の変化で、ホームウエアの需要が高まっている。今回は、長引くおうち時間を快適に過ごせるユニクロとジーユーのホームウエア&下着をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

■ユニクロ編

【第3位】スポーツシーンや日常的にも使えるタイツ

エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ

1990円

脚全体をサポートして疲れにくくするタイツ。素材にはドライ機能や接触冷感機能を持つエアリズムを使用しており、汗をかいてもサラッとした肌触りをキープする。ピッタリフィットするためボトムスの下に穿いてもゴワツキが気にならない。

 

<Oyama’s Recommend>

UVカット機能付きでランニング時も活躍

「スポーツブランド製なら確実に倍以上の価格になるサポートタイツ。UVカット機能が付いていて、春先のランニングにも最適です」

 

【第2位】抗菌防臭機能も付いた上質なコットンを採用

スーピマコットンボクサーブリーフ(ネイビー)

590円

※3月18日まで期間限定価格

スーピマ(R) コットンのしなやかな風合 いにストレッチ性をプラスし、さらに 穿き心地の良さを追求したパンツ。ニ オイの原因となる菌の繁殖を抑える抗 菌防臭機能で快適な着用感を実現した。腰まわりまでしっかりと包む。

 

<Oyama’s Recommend>

快適な肌触りとフィット感がヤミツキになる名品

「柔らかな肌触りで適度なフィット感。また、抗菌防臭機能も付いて、この価格は驚き! パンツはこれ一択という人も多い名品です」

 

【第1位】袖のパターンを見直し着脱がよりラクに

ウルトラストレッチセット(ブルー)

1990円

※3月18日まで期間限定価格

360度伸びるウルトラストレッチ素材を使用。トップスはラグランスリーブに変更したことで、腕を上げ下げしやすく、着脱が簡単に行えるようになった。襟は身生地を挟み込んで縫うバインダー仕様で、洗濯によるヨレにも強い。

 

<Oyama’s Recommend>

部屋着にも寝間着にもオススメ。絶妙なカラーも洒落ている

「着心地の良さはもちろん、部屋着にも寝巻きにも使える汎用性の高さがポイント。紺と青の中間色のような、絶妙な色味のブルーがオススメです」

 

■ジーユー編

【第3位】吸水速乾機能が不快な蒸れを解消

ドライボクサーパンツ(ネイビー)

490円

ローライズタイプのボクサーパンツ。下着内の不快な蒸れを軽減してくれる吸水速乾機能が付いており、汗をかきやすい季節もサラリとした肌触りを維持する。ネイビーのほか、ダークグレー、ブラック、オレンジの全4色展開。

 

<Oyama’s Recommend>

サラッとした穿き心地を体験したら手放せない

「吸水速乾機能のおかげで年中快適! デザインもシンプルなので飽きずに長く使えます。複数枚買ってローテーションするのも◎」

 

【第2位】重ね着コーデでも使える薄手のスウェット

ソフトスウェットセット(オリーブ)

1490円

※3月18日まで期間限定価格

柔らかな素材とゆったりとしたリラックスシルエットで心地良い着用感を提供する、スウェットの上下セット。トップスはほど良く薄手で、レイヤードスタイルのインナーとして外出着にも使いやすい。

 

<Oyama’s Recommend>

普段着としても活用! 快適でおしゃれな寝巻き

「おうち時間が増える昨今、やさしい風合いのスウェット上下セットがあると重宝します。くすみ感があるオリーブ色がオシャレ!」

 

【第1位】柔らかな肌触りのパジャマがメンズアイテムからも展開

オーガニックコットンパジャマ(ネイビー)

2990円

オーガニックコットンを100%使った、環境にも肌にもやさしいパジャマがメンズカテゴリで登場。柔らかな風合いと軽い着用感が身体に安らぎと開放感を与える。ネイビーのほか、オリーブ、ナチュラル、グレーの全4色展開。

 

<Oyama’s Recommend>

ソフトな肌触りがクセになる心地良さ

「肌触りが抜群に良く、長時間にわたり肌に直接触れていてもストレスを感じません。大人の男性が着やすいベーシックなデザインもうれしいです!」

専門家がオススメする「ジーユー」パンツ、ベスト3

ジーユーのパンツは、美しいシルエットのスキニーや定番のシェフパンツなど、いずれもストレッチ素材を使用しているので、穿き心地抜群! そこで今回は、ジーユーのオススメパンツを紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

【第3位】定番のシェフパンツが美シルエットに進化

シェフパンツ(ブラック)

1690円

オールシーズン穿けるコットンイージーパンツ。トレンド感のあるワイドテーパードシルエットや、着脱がラクな太めのウエストゴムを採用している。腰まわりのもたつきを軽減し、よりすっきりしたシルエットを実現。

 

↑ユーザーの声を基にシルエットが進化。腰まわりのボリュームを抑えることで、きれいめのスタイルにも合わせやすくなった

 

<Oyama’s Recommend>

初心者にオススメのワイドパンツ

「人気のシェフパンツがアップデートされ、使い勝手が向上。旬のワイドシルエットのパンツに初挑戦するなら、この1本が最適です」

 

【第2位】スッキリシルエットの高機能トラウザー

ドライストレッチアンクルトラウザー(ブラック)

1990円

スリムテーパードシルエットとアンクル丈が、すっきり見えを叶えるトラウザー。素材はストレッチ性に優れ、ウエストはゴムと紐でフィット感を調整できるイージー仕様を採用した。ビジネスシーンでもラクに着こなせるのが魅力だ。

 

↑素材はサラリとした質感で、快適さをキープする吸水速乾機能付き。洗濯機で洗っても型崩れしにくいので、着用後の手入れもラクだ

 

<Oyama’s Recommend>

カジュアル使いもしやすい丈感が秀逸!

「ゴム入りのウエストや、アンクル丈など、カジュアルに使いやすい仕様。同素材のジャケットとセット使いも可能です」

 

【第1位】優れたキックバック性で「膝抜け」問題を解消!

ワンダーシェイプスキニーパンツ(ブラック)

1490円

縦、横、斜め方向に伸びる高い伸縮性を持つ素材を使用し、抜群の穿き心地を実現したパンツ。シワになりにくいうえ、キックバック性に優れており長時間穿いても膝部分の形状が崩れにくい。美しいシルエットがキープされるのが特徴。

 

↑ポリウレタン混のストレッチ素材を使用。足の動きを妨げず、窮屈感は皆無だ。ただし見た目はコットンパンツと見紛うほど高品位!

 

<Oyama’s Recommend>

シャープな印象とラクな穿き心地を両得

「着こなしをシャープに引き締めてくれる黒スキニーは1本あると便利なアイテム。かなり細身でありながら、しっかりとストレッチが効くので、穿き心地も抜群に良いです!」

伝説的テニスプレーヤー「ロッド・レーバー」と「スタン・スミス」にオーマージュを捧げたスタンスミスです!

1960年代後半から1970年にかけてナンバーワンプロテニスプレーヤーと評されていた伝説的アスリートの「ロッド・レーバー」。1970年代には、アディダスから彼の名を冠したシグネチャーモデル「ロッドレーバー」も登場し、その後何度も復刻され定番モデルとしても知られています。そして、ロッド・レーバーと同じく偉大なテニスプレーヤーとして知られているのが「スタン・スミス」。そのシグネチャーモデル「スタンスミス」は時代を超えて世界中で愛され、最近ではサステナモデル化された事でも話題となりました。そんな偉大な2人にオマージュを捧げた新作のスタンスミスが登場しました!

 

【アディダスオリジナルスの「スタンスミス」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

今スニーカーのベースとなっているのは、僕らの定番スタンスミス。シンプルでクリーンな雰囲気はそのままに、片方のシュータンにロドニーを、もう片方にお馴染みのスタンの顔をあしらったり、片足ずつインソールのグラフィックを変えたりと、2人の個性が融合した一足となっています。

 

2人の個性を片足ずつで使い分け!

本スニーカーは高性能リサイクル素材シリーズのひとつ「PRIMEGREEN(プライムグリーン)」を採用したサステナブル仕様となっています。

 

シュータンを見てみると左足にはロッド・レーバーのアイコン、右足にはスタン・スミスのアイコンをオン。

 

トレフォイルマークでお馴染みのヒールも、カラーとロゴで左右のデザインを分けていますね。

 

左足のインソールにはロッド・レーバーのフォトプリント、右足にはスタン・スミスのフォトプリントを配しています。

 

一見するといつものスタンスミスですが、よく見ると右足がスタン・スミス仕様、そして左足がロッド・レーバー仕様と、2人のキャラクターをしっかりと使い分けています。まさに2人の偉人への敬意を表した一足といえます。「実はこのスニーカーってさ……」という感じで、さり気なくウンチクを披露するのもありかと思いますよ!

アディダス オリジナルス
スタンスミス
1万5400円(税込)

 

アディダスお客様窓口
TEL:0570‐033‐033

 

「ユニクロ」パンツ、専門家オススメベスト3

ユニクロのパンツは、上品なアンクルパンツなど、どれも穿き心地抜群で名品ばかり。今回は、そんな名品揃いのユニクロパンツの中から、専門家がオススメするベスト3をご紹介!

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

【第3位】ストレッチが効いたセルビッジジーンズ

ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ

3990円

シルエットのパターン設計を見直し、より洗練されたスリムストレート。ボタンやリベットの形、ステッチワークも最新のものにアップデートした。ポケットの位置や角度も微調整し、脚長に見える工夫が加えられている。

 

↑伝統のセルビッジと現代的なストレッチ機能を両立したデニム生地。穿き込むうちに生まれる、色落ちの美しさもポイントだ

 

<Oyama’s Recommend>

完成度が高いユニクロジーンズの真骨頂

「ユニクロは以前からジーンズの品質に定評がありますが、これはまさに真骨頂。価格からは想像できない完成度の高さが魅力です!」

 

【第2位】ユニクロ独自の超快適素材を使用

感動パンツ(ウルトラライト・ウールライク・ネイビー)

3990円

糸からこだわって作り上げた独自のウルトラライト素材を使用。速乾機能を搭載し、汗ばむ気温でも清涼感のある肌触りを維持する。見た目はウールのような風合いなので、フォーマルなシーンやビジネスシーンにも最適だ。

 

↑汗をかきやすいウエストまわりやポケット裏のあて布には、通気性に優れたエアドッツ素材を使用。速乾性の強化が図られている

 

<Oyama’s Recommend>

セットアップで簡単にビジカジコーデが完成!

「定番となったユニクロの元祖美脚パンツ。感動ジャケットとのセットアップ着用で、簡単にビジカジスタイルが作れます!」

 

【第1位】上品さと快適さを両立したアンクル丈パンツ

スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(ウールライク・ブラック)

1990円

※3月18日まで期間限定価格

品の良さと快適な穿き心地を両立したボトムス。シルエットはアンクル丈に最適な、すっきり見えするスリムフィットテーパードを採用した。ウエストゴムは共生地で完全にカバーされており、シャツをタックインしてもスマートにキマる。

 

↑縦横に伸びる2Way仕様。洗濯してもシワになりにくい。また、センタープレスが取れにくい加工が施されているのもうれしい

 

<Oyama’s Recommend>

きれいなシルエットにイージーパンツの快適さ

「ビジネスでも使えるデザインながら着用感はイージーパンツ並みの快適さ。通常のスラックスと比べてウエストにゆとりがあるため、お腹まわりに窮屈さを感じずに穿けます!」

専門家がオススメする「ユニクロ」&「ジーユー」のアウターが新価格で超お得!

本日3月12日から新価格での販売がスタートしたユニクロとジーユーでは、1万円以下で手に入るアウターを多数ラインナップ。春コーデに活躍する、トレンドを取り入れた主役級アイテムをチェック!

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

■ユニクロ編

【第3位】身体の動きに合わせた「3Dカット」を新採用

ブロックテックパーカ(3Dカット・ブラック)

5990円

ユニクロオリジナルの2.5層素材を使用した高機能パーカ。防水性・伸縮性・透湿性などアクティブなシーンで必要な機能を盛り込んだ。肩まわりにパターン構造の3Dカッティングを採用し、腕がより動きやすいようアップデートしている。

 

<Oyama’s Recommend>

スポーツMIXコーデが作れる高機能パーカ

「スポーツMIXコーデに最適なパーカ。3Dカットの採用で、ジョギングから本格的なスポーツシーンまで難なく使えます」

 

【第2位】ウールライク素材で爽やかさが長続き

感動ジャケット(ウールライク・ネイビー)

5990円

東レと共同開発したウールライク素材を使用。速乾性・ストレッチ性・軽量性に優れた機能を備える同素材は、クリーンな印象を与える生地感でビジネスシーンでも使いやすい。着用したときのシルエットを美しく見せる3面構造を採用。

 

<Oyama’s Recommend>

どんな体型にも合うサイズの豊富さに感動

「ベーシックなデザインなのでビジカジコーデのどちらでも使えます。サイズの選択肢が広く、自身に合った1着を探せるのも特徴!」

 

【第1位】ミニマルデザインのハイテクステンカラーコート

ステンカラーコート(ベージュ)

7990円

シンプルなデザインのハーフ丈スプリングコート。フロントはセットインスリーブ、バックはラグランスリーブにすることで、すっきり見えを叶えた。また、肩から腕にかけての快適さを両立。素材には耐久撥水加工が施され、小雨程度なら対応できる。

 

↑袖口にはストラップを設置。インナーの厚みやシルエットの好みに応じて、ボタンで絞り方を調整できる仕様になっている

 

↑バックスタイルはセンターベントになっており、動きやすさを追求。自転車に乗った際に足捌きを邪魔せずスムーズにこげる

 

<Oyama’s Recommend>

シルエットの刷新で完成度がさらにアップ

「アップデートを繰り返すたびに、完成度が高まっているステンカラーコート。今シーズンはシルエットがややゆったりめにアレンジされており、トレンドを押さえています」

 

■ジーユー編

【第3位】シャツ感覚で着られる最旬ライトアウター

オーバーサイズシャツブルゾン(カーキ)

1490円

●なくなり次第販売終了

大きめのダブルポケットがアクセントのシャツジャケット。素材には、滑らかな質感と適度な落ち感が特徴の再生ポリエステル繊維を使用した。着丈がやや短めなので、Tシャツやパーカーとのレイヤードスタイルとも好相性だ。

 

<Oyama’s Recommend>

羽織るだけで春コーデが軽快な印象に

「オシャレ上級者向けのシャツジャケットも、低価格なら気軽にトライできます! 羽織るだけで軽快な印象になるベージュがオススメ」

 

【第2位】ドロップショルダーが抜け感を演出

オーバーサイズステンカラーコート(グレー)

4990円

オーセンティックなデザインのステンカラーコートを、肩を落としたほど良くゆとりのあるオーバーサイズで仕上げた。トレンド感のあるシルエットなので、きれいめなスタイルだけでなくワイドパンツと合わせてもバランス良く着こなせる。

 

<Oyama’s Recommend>

“王道”と“いまっぽさ”のさじ加減が絶妙

「定番の春コートも、ジーユーが手がけると適度な抜け感のある仕上がりに。春らしい明るめのグレージュが上品な装いにしてくれます」

 

【第1位】汗ばむ季節にも軽やかに羽織れる快適な1着

ドライストレッチジャケット(ブラック)

2990円

※3月18日まで期間限定価格

見た目にきちんと感がありつつ、ストレッチ素材の採用で着用感も快適なジャケット。シャリ感のある肌触りに加え、吸水速乾機能を備えるため、夏の暑い時期でも快適さをキープする。洗濯機で洗える手軽さもポイントだ。

 

↑左胸には内ポケットを搭載。薄手の財布やスマホのほか、ビジネスシーンに欠かせない名刺ケースなどの収納が可能だ

 

↑ほど良いツヤ感がある素材は、上品にもカジュアルにも着回しできる。シワにもなりにくいので、鞄に入れてラクに持ち運び可能

 

<Oyama’s Recommend>

セットアップでも楽しめる傑作ジャケット

「細身に仕上がったシルエットながらストレッチ性と着用感が抜群! ジャケット単品で着ても良いですし、同素材のパンツとのセット使いもオススメです」

新価格開始!「ジーユー」トップスをランキングで紹介!

本日3月12日から新価格での販売がスタートしたジーユー。ジーユーで展開されているトップスは種類が豊富。定番モノから完全新作まで、この春ワードローブに加えるべきジーユーのオススメトップスをご紹介!

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

【第5位】ツヤ感のある風合いが品の良さを演出

ミラノリブVネックカーディガン(ブラウン)

1490円

上品なリラックス感が漂う深めのVネックカーディガン。素材に長い繊維を撚り合わせたフィラメント糸を採用し、ツヤ感のある表面を実現した。Tシャツと合わせるレイヤードスタイルもこなれた印象に仕上がる。

 

↑横幅を出したワイドフィットが特徴。裾に向かってシェイプした丸みのあるシルエットが、ほど良くリラクシーな雰囲気を醸し出す

 

<Oyama’s Recommend>

ゆったりサイジングで最旬コーデが容易に

「カーディガンは春の必須アイテム。本品はミラノリブのリッチな風合いとゆったりめなサイジングが絶妙にマッチした名作です」

 

【第4位】大きく取った前後差がポイントのロングシャツ

オーバーサイズバンドカラーシャツ(カーキ)

2490円

大きく肩をドロップさせ、オーバーサイズシルエットに落とし込んだバンドカラーシャツ。前後で裾の長さが大きく異なるのもポイントだ。左胸のほかウエスト部分の両側にもシームポケットをあしらい、実用性も高めている。

 

↑ペットボトルを原料とした高品質の再生ポリエステル繊維「REPREVE」を使用。滑らかな肌触りと適度な落ち感が楽しめる

 

<Oyama’s Recommend>

絶妙なカーキ色がおしゃれさアップ

「デザインがオーソドックスなシャツ。ゆったりめなサイズなので、ワンサイズ下を選ぶべき!  春の着こなしにピッタリなカーキ色です」

 

【第3位】インナー使いもしやすい白色モックネック

スウェットモックネックシャツ(ホワイト)

790円

ミニマルなデザインのモックネックスウェット。タートルまでいかない絶妙な高さのネックラインは、ジャケットやブルゾンとの重ね着にも使える。1枚での着用はもちろん、インナーとしても幅広いスタイルで活躍。

 

↑表面は毛羽立ちを抑えたスウェット生地を採用。裏起毛仕様で保温性に優れているため、肌寒い季節にも活用できるアイテムだ

 

<Oyama’s Recommend>

上品な印象に仕上がる無地スウェット

「リラックス感のある着心地ですが、見た目は上品な印象に仕上がっています。クルーネックやパーカコーデに飽きた人にオススメしたい!」

 

【第2位】快適な着用感のプルパーカ

ドライダブルフェイスプルパーカ(ダークグレー)

1490円

●一部店舗およびオンラインストアのみ販売

モッチリ感のある風合いが特徴のダンボールニット素材を使用した1着。吸水速乾機能付きの生地にストレッチ性を効かせ、快適な着心地を実現した。シルエットは軽い運動時にも動きやすいレギュラーフィットを採用。

 

↑フードにはドローコード式のアジャスターを採用。紐タイプよりも絞る調節がしやすく、見た目にもアクティブさを印象付ける

 

<Oyama’s Recommend>

モチッとした質感がクセになる肌触り

「ダンボールニット素材は軽くてモッチリとした肌触りが綿よりも気持ちイイ。洗濯しても乾きが早く、使い勝手も優秀です」

 

【第1位】ゆったりサイズでこなれ感のあるミリタリーシャツ

ミリタリーオーバーサイズシャツ(ダークブラウン)

2490円

●一部店舗およびオンラインストアのみ販売(なくなり次第、販売終了)

肩のラインを落としたオーバーサイズで仕上げたミリタリーシャツ。ルーズなシェフパンツや同系色の柄物パンツに合わせれば、こなれ感のあるカジュアルスタイルが完成する。羽織りとして使う際に便利なサイドポケット付き。

 

↑素材は綿を100%採用。ブラウンの発色が美しく、着続けるうちに経年変化で味のある風合いが表れてくるのもポイントだ

 

↑フラップ付きのフロントポケットが存在感を発揮してアイキャッチに。サイズが大きめで、マチがついているため、実用性も高い

 

<Oyama’s Recommend>

ゆったりサイズながらクリーンな印象に

「ミリタリーウエア特有のラフな雰囲気を生かしつつ、ルーズすぎないサイズでクリーンに着こなせるシャツ。左右に配置された胸ポケットがシンプルなデザインに映える!」

新価格スタート!「ユニクロ」トップス、オススメランキング

本日3月12日から新価格での販売がスタートしたユニクロ。そのユニクロで展開されているアイテムのなかで、最も種類豊富なのがトップス。定番モノから完全新作まで、この春ワードローブに加えるべきユニクロトップスアイテムベスト5をご紹介!

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

パーソナルスタイリスト

大山旬さん

株式会社SO styling 代表取締役。日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰し、著書「ユニクロ9割で超速おしゃれ」がヒット中。YouTubeでもおしゃれの基本を丁寧に解説する。

 

【第5位】洗って干すだけ!手入れ簡単な上質シャツ

ファインクロススーパーノンアイロンスリムフィットシャツ(ホワイト)

2990円

コットン100%の柔らかな肌触りなのに、形態安定加工で毎日の手入れが簡単なビジネスシャツ。豊富なサイズ展開に加え、セミオーダータイプも用意されており、自身の体型にピッタリな1枚を見つけることができる。

 

↑従来品から襟の設計も変更したことで、ネクタイを締めたときに首まわりが最も美しく見える。立体的な襟バランスが採用されている

 

<Oyama’s Recommend>

3000円で手に入るノンアイロンのワイシャツ

「消耗品ゆえ、ワイシャツには投資しづらいのがホンネ。その点、コレは手入れが簡単な“ノンアイロン”ながら2990円とリーズナブルです」

 

【第4位】コットン100%で軽やかな着心地

スウェットプルパーカ(ブラック)

1990円(※3月18日まで期間限定価格)

生地はコットン100%のフレンチテリーを採用し、着心地をさらに軽やかにアップグレード。ポケットはサイドのシームに沿って配置することで、ウエストまわりもすっきりさせた。

 

↑厚みのあるフードはきれいな立ち上がりをキープ可能。また、内側の素材のみをポリエステルにしたことで乾きやすくした

 

<Oyama’s Recommend>

大きめのパーカーでおしゃれの格上げ

「あえてワンサイズ上を選ぶことで、旬のルーズスタイルに! また、ネックの高いインナーを合わせて、パーカから覗かせるのもアリ」

 

【第3位】エアリズム素材で爽やかな肌触り

ユニクロ ユー

エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖・グレー)

1500円

コットンと、爽やかな肌触りに優れた独自のエアリズム素材を採用したダブルフェイス仕様。表面にツヤ感があるため、ドロップショルダー&ワイドフィットのシルエットながら上品見えを実現した。1枚で着てもだらしない印象にならない。

 

↑表面にコットン糸、肌面にエアリズムの糸をミックスしたジャージー素材を使用。着用感は爽快で、加えて洗ってもシワになりにくい

 

<Oyama’s Recommend>

ミニマルコーデでも洒脱にキマる素材感

「昨年大ヒットしたユニクロ ユーの鉄板アイテム。柔らかな光沢感が美しく、夏のミニマルコーデも洒脱にキマる最強の無地Tです」

 

【第2位】無骨なワークシャツをスタイリッシュに

デニムオーバーサイズスタンドカラーシャツ(ネイビー)

2990円

王道デザインのデニムシャツを、ゆったりシルエットとスタンドカラーでスタイリッシュにモダナイズ。太めの糸を使ったダブルステッチや胸ポケットの補強布など、要所でワークウエアのタフな仕様を取り入れている。

 

↑背中のヨーク部分にサイドプリーツを採用。肩まわりにゆとりを持たせ、腕を大きく動かした際にも突っ張りを感じにくい

 

<Oyama’s Recommend>

デニム生地で叶う適度なカジュアル感

「トレンドアイテムのバンドカラーシャツも、デニム生地だと適度なカジュアル感が漂って◎。1枚で着てもサマになる最旬アイテム!」

 

【第1位】春のハイゲージセーターがウォッシャブル仕様で登場

ウォッシャブルコットンメリノクルーネックセーター(オフホワイト)

 990円

洗濯機で手軽に洗えるウォッシャブルセーターが、素材から染色、ディテールまでを見直し、より上質感のある仕上がりに。また、シルエットは今季のトレンドに合わせてフィット感を調整し、全体的にリラックスした印象を実現した。

 

↑絞りが強すぎず、ほど良くピッタリ合う裾リブ。中にシャツで着たときも、ウエストまわりを押さえつけるような締め付け感がない

 

↑肌触りの良いコットンに、19.5μmの高品質メリノウールをブレンド。滑らかさが一層際立つ着心地に仕上がっているのがポイントだ

 

<Oyama’s Recommend>

長時間の着用でもストレスフリー

「滑らかな質感で、長時間の着用に一切のストレスを感じないニット。綿染めによる軽やかな色合いも美しく、春コーデの差し色にもピッタリなオフホワイトがイチオシです」

淡い色合いがグッド! アーバンリサーチによるアディダスオリジナルス別注スタンスミス

アディダスオリジナルスとアーバンリサーチによる“共同開発”スニーカーが4月下旬に発売。アディダスオリジナルスのアイコンスニーカーとして圧倒的な人気を誇る名作「STAN SMITH(スタンスミス)」を、アーバンリサーチ初のスペシャルオーダーとして展開します。

 

地球環境に配慮した高性能リサイクル素材「PRIME GREEN(プライムグリーン)」が採用された本作。アッパーは、アーバンリサーチの2021春夏のシーズンカラーである「グレー」で統一。ホワイトのアウトソールとのコントラストにより、クリーンかつモダンな印象が際立つ一足に仕上がっています。

↑「adidas Originals for URBAN RESEARCH STAN SMITH EXCLUSIVE」1万4300円(税込)

 

過去のアーカイブモデルからインスピレーションを得て、サイドの「STAN SMITH」の刻印をなくし、よりミニマルなデザインに。シューレースは、ボディと合わせたグレーとホワイトの2色が付属されます。シューレースの色を交換して、気分に合わせてスタイリングを楽しめますよ。

↑グレーのシューレース

 

↑ホワイトのシューレース

 

<販売店舗>

アーバンリサーチ各店

アーバンリサーチオンラインストア

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

世界的なメンズファッションインフルエンサー西口修平さんの“一生モノ”100点を公開! 「Nishiguchi Essentials 100」が発売

Instagramのフォロワー数12万人を超える、メンズドレス業界のインフルエンサー・西口修平さんの愛用品図鑑「Nishiguchi Essentials 100」が3月11日に発売されます。

 

同書は、カルティエ、エルメス、リーバイス、ラルフ・ローレン、オールデン等々、一生愛し続けたい“男の名品”100点を厳選。洋服のプロである西口さんが長年かけて培った“モノ選びの極意”を余すことなく伝授する一冊となっています。また、海外のファンからの要望もあり、全編英語翻訳付きで一部の海外書店でも販売となります。

 

【中身の一部を公開!(画像をタップすると拡大画像がご覧いただけます)】

 

西口さんは、古着店やデザイナーズブランドを扱うショップで働いたのち、クラシックに目覚め大手セレクトショップに入社。関西で約10年間販売職を経験した後、バイヤーとして抜擢され上京。2014年よりディレクターを務めています。現在はブランドのディレクションのほか、企業とのコラボレーションやセミナーでの講演など、マルチに活動。クラシックを基軸に、独自の感性で古着などをミックスするコーディネートに定評があります。

 

2019年10月発売のコーディネートブック「Nishiguchi’s Closet」は、発売1か月で2度増刷となるほど国内外で人気に。イタリア・フィレンツェで行なわれるメンズファッションの展示会「ピッティ・ウオモ」で最もスナップされるファッショニスタとして世界的にも注目されています。

↑西口修平さん

 

【書籍概要】

著者:メンズファッションディレクター 西口修平

定価:本体2500円+税

発売日:2021年3月11日

判型:B6

 

Amazonで詳しく見る

セブンネットで詳しく見る

楽天ブックスで詳しく見る

いま売れているアイウェアは?薄いカラーレンズが人気! #サングラス編

顔はもちろん、スタイルの印象も左右するアイウェア。今やおしゃれと旬なアイウェアは切り離せません! ファッションと同じく、シーズンごとにしっかりトレンドはチェックしておきたいところ。今回は旬なアイウェアを取り揃える「PROPS(中目黒)」に、いまお店で売れているサングラスを聞きました!(前回のメガネ編はこちらから)


今井太輔さん
アイウェアのセレクトショップ「PROPS(中目黒)」のオーナー。「メガネで大事なのはサイズ感」という名言でお馴染み。アイウェアの悩みに、真摯に答えてくれるアニキ的存在。

 

1. A.D.S.R.のSATCHMO

A.D.S.R. / SATCHMO ¥20,900(税込)

「サングラスは〈A.D.S.R.(エーディーエスアール)〉がダントツ一位です。大きすぎず小さすぎずくらいのフレームサイズで、薄いカラーレンズのモデルが人気ですね。今のトレンドを押さえつつ、手頃な価格というところで好評を得ているんだと思います」

 

2. MOSCOTのレムトッシュ(サングラス)

MOSCOT / LEMTOSH Sun ¥37,400(税込)

「次に売れているのが〈MOSCOT(モスコット)〉のサングラス。こちらも薄いカラーレンズのモデルが人気です。コロナ禍前は濃いレンズと薄いレンズを求める人は半々くらいでしたが、今では売れている7〜8割は薄いレンズ。海外ブランドだと日差しが強い関係で濃いめのレンズが多いので、みなさんカスタムされています(※同モデルはPROPSカスタムでライトカラーレンズ)」

 

3. EYEVANのLUBIN

 EYEVAN / LUBIN ¥33,000(税込)

「〈EYEVAN(アイバン)〉もクリア系のフレームに、薄いカラーレンズのモデルが売れています。〈A.D.S.R.〉と同じく、大きすぎず小さすぎずないサイズのモデルが人気です。コロナ禍、みんな買い物には慎重になり攻めたモノを買わなくなったので、売れ筋は本当に偏ってますね(笑)」

 

番外編. 四角いメタルフレームのサングラス

EYEVAN / HENLEY ¥35,200(税込)

メガネ同様、サングラスでも四角いメタルフレームは面白いかなと思います。まだ早すぎるのか、試したお客さまからは『おじさんっぽい』と言われますけどね(笑)。ただ、丸いサングラスの時も同じく、10年前は誰がかけるんだ?って思ってたのがしっかりマスに広がったので、今後トレンドになる可能性は十分にあります。流れとしても丸の次は四角ってイメージしやすいですしね」


Info
PROPS
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目13-11 ライラックハウス 2F
営業時間:12:00 ~ 20:00
電話番号:03-6416-5573

いま売れているアイウェアは?注目は太めのボストンウェリントン! #メガネ編

顔はもちろん、スタイルの印象も左右するアイウェア。今やおしゃれと旬なアイウェアは切り離せません! ファッションと同じく、シーズンごとにしっかりトレンドはチェックしておきたいところ。今回は旬なアイウェアを取り揃える「PROPS(中目黒)」に、いまお店で売れているモノを聞きました。まずはメガネ編をどうぞ!


今井太輔さん
アイウェアのセレクトショップ「PROPS(中目黒)」のオーナー。「メガネで大事なのはサイズ感」という名言でお馴染み。アイウェアの悩みに、真摯に答えてくれるアニキ的存在。

 

1. JULIUS TART OPTICALのAR

JULIUS TART OPTICAL / AR ¥40,700(税込)

「いま店で一番売れているのが〈JULIUS TART OPTICAL(ジュリアス タートオプティカル)〉のボストンウェリントン。ちょっと前は細くて、顔なじみの良いメガネしか売れなかったんですが、今は逆に主張の強いメガネを探しに来る方が多いです。小さめメガネのカウンターとして、存在感のある大きくて太いアイウェアが注目されているのかなと。中でも〈JULIUS TART OPTICAL〉の復刻モデルは継続して人気がありますね」

 

2. JULIUS TART OPTICALのF.D.R.

JULIUS TART OPTICAL / F.D.R. ¥40,700(税込)

「アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトが愛用していたモデルを復刻した『F.D.R.』も人気です。存在感のあるフレーム、極太なテンプルの組み合わせが好きな人にはすごく刺さっているんだと思います」

 

3. MOSCOTのレムトッシュ

(左)MOSCOT / LEMTOSH w/ METAL NOSE PADS ¥34,100(税込)
(右)MOSCOT / LEMTOSH BKTORT Japan LimitedⅨ ¥35,200(税込)

「〈MOSCOT(モスコット)〉も同じく、太いボストンウェリントンタイプが人気です。特に動きが良いのが定番モデルのレムトッシュ。ちなみに〈MOSCOT〉は2019年に鼻パッド付きのモデルが発売されてから、人気がさらに上がりました」

 

4. EYEVANのクラウンパント

EYEVAN / E-0508 ¥36,300(税込)

「〈EYEVAN(アイバン)〉もまたまた太いウェリントンタイプが売れているんですが…次点としてはフレンチヴィンテージを代表するクラウンパント型のモデルが動いてますね。このE-0508はブランドのアイコンであるE-500番台シリーズを、40数年ぶりにアップデートした新シリーズのファーストモデルです」

 

5. EYEVANのクリアフレーム

(左)EYEVAN / SADLER ¥30,800(税込)
(右上)EYEVAN / WEBB ¥29,700(税込)
(右下)EYEVAN / PHIL ¥28,600(税込)

「ここ最近のトレンドであるクリアフレームは安定して人気があります。ブランドの方が言うには、『グレー系のクリアカラーも人気』とのことですが、うちの店頭では、黄色みがかかったクリアタイプが一番売れていますね。良い意味で存在感がないため、顔馴染みが良く、着る洋服を選ばないというのも人気の理由かもしれません」

 

6. BJ CLASSICのサーモント

 (左)BJ CLASSIC / SIRMONT ¥41,800(税込)
(右)BJ CLASSIC / S-801 ¥35,200(税込)

「1940年代後半に、アメリカ軍将校のモント大佐のために作られた『サーモント』。サーモントは3〜4年前にいろんなブランドから出ていたんですが、今はあまり出しているブランドがないので飢餓感があるようです。あと、少し前にブログでサーモントについてまとめたので、それを見ていらっしゃるお客様もいますね」

 

番外編. 四角いメタルフレーム

(左上)Thom Browne / TB-914 ¥60,500(税込)
(左中央)MOSCOT / SCHLEP ¥35,200(税込)
(左下)MOSCOT / KIBITS ¥35,200(税込)
(右上)Thom Browne / TB-116 ¥56,100(税込)
(右下)STEADY / STD-84 36,300(税込)

「今シーズンの推しは四角いメタルフレームのメガネ。基本的にメタルフレームでは丸いものが多く、四角いのはあまりないんですよね。あっても細いタイプのスクエアばかりで。だから、メタルで四角くて大きいタイプのものを見つけたら、積極的に仕入れるようにしています。まあ、これをおすすめしてるのは僕だけなんですけど(笑)」


Info
PROPS
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目13-11 ライラックハウス 2F
営業時間:12:00 ~ 20:00
電話番号:03-6416-5573

【突撃!巷の隠れヒット品番】レプリカのヘルメットバッグ(渋谷「ZABOU TOKYO」)

スマホの画面を眺めているだけでは知りえない、お店で地味にひっそりと、でも確実に売れている商品を調査するこの企画。

 

名付けて、「突撃!巷の隠れヒット品番」。

 

ただ悲しいかな。これを機に露わになるわけで、若干の矛盾を感じなくもない…。とまぁ細かいことは気にせず、お店に話を聞いてきました!

 

今回、忖度なしで教えてくれたのは、渋谷「ZABOU TOKYO」のスタッフ、大井さん。“紳士をつくる”をコンセプトに国内・海外問わずオーセンティックなアイテムをセレクトするお店の隠れてヒット品番とは?


大井勇人さん
“紳士をつくる”をコンセプトに国内・海外問わずオーセンティックなアイテムをセレクトする『ZABOU TOKYO』の若頭。いつも素敵な笑顔と関西弁で迎えてくれる同店のフロントマン。

 

ー企画名に「突撃!」とあるのに、事前に今日ご紹介していただく隠れヒット品番についてしっかりご相談させていただきました。

 

はい(笑)。その節はありがとうございました。

 

ーその際は、〈スタンレイ〉のペインターパンツ、〈ジーエイチバス〉のローファー、〈ディスイズ〉の靴紐、レプリカのヘルメットバッグを候補として挙げられていましたね。どれも気になるわけですが、やっぱりヘルメットバッグが気になりまして(笑)。

 

はい、ヘルメットバッグですね。

 

ーバッグはバッグでも、なぜヘルメットバッグ? それが気になりますね。

ビッグマック的な売れ方をするヘルメットバッグ

レプリカのヘルメットバッグ 5,280円(税込)

 

ーさて、主役のヘルメットバッグ。ズバリ、隠れヒット品番たらしめる理由はなんでしょう?

 

うーん、これと言ってないですね(笑)。

 

ーな・い?

 

さすがにそれは言い過ぎかもしれません(笑)。でもまぁ、なんてことはないんです。僕らが軍モノを仕入れる時に使わせてもらってる京都のディーラーさんがいて、そこの会社がレプリカとして作っているんです。これはアメリカ軍のヘルメットバッグをモチーフにしているんですけど、いわゆるノーブランドで。

 

ー「あれこれ本物に近づけました」みたいなバッグとは、方向性が違う?

 

はい。あくまでファッションのバッグとして作られています。今だったら、例えばポケットをたくさん付けたりとか、コーデュラ、バリスティックあたりのナイロン生地を使ったりとか、それぞれのディテールをアップデートさせる方向で作ると思うんですけど、そうではない。値段も税込で5,280円と、気軽に買えてしまいます。

 

ーなんてことはないデザイン、質、お値段が売れているポイントなのかもしれませんね。

ー実際はどれくらいのペースで売れているんですか?

 

2ヶ月に1回、定期的に20個単位で仕入れているので、3日に1個売れている計算ですね。気づいたら「あら?もう無くなってるやん。ほな追加せな」という感じで。

 

ー気づいたら、ですか。

 

はい。いつ売れたかの感触がないぐらい馴染んでいる、という言い方のほうが正しいのかもしれません。なにか大きなきっかけがあって一時的に火がついて売れるタイプのものじゃない。ずーっと変わらず売れてるみたいな。

 

ー「あら、そういえば七味がなかったわ」的な。

 

そうです(笑)。七味に流行り廃りがないように、この手のオーセンティックなアイテムにも流行り廃りはありませんから。 マクドナルドのビッグマックみたいなものじゃないですかね。大々的に宣伝は打ち出さないけど、ずっと人気、みたいな。

 

ー月見バーガーとはまた違う。とはいえ、ヘルメットバッグです。持っていない人からすれば馴染みがなく、手に取りづらいアイテムだと思います。

 

逆に持っていないから新鮮なんでしょうね。いわゆるバッグの代名詞的な、〈エルエルビーン〉のボートアンドトートや〈ジャンスポーツ〉のリュック、〈ツゥミ〉や〈ブリーフィング〉など、そういう定番は既に持っていらっしゃる。で、お休みの日に何を使うかとなった場合に、ちょっと違うものを使いたい。これは本格志向じゃない分、手が出しやすい。お値段的にも。

 

ーたしかに、税込5,280円という値段は興味を引き立てるパワーがありますね。

 

気軽に買えますよね。奥さんや彼女さんにもたぶん怒られない値段かと(笑)。ただ、作りとしてはもちろんすごく簡素なもので、現代的なニーズに全て応えられるわけではありません。

例えばここのアウトポケット。スナップとバジバジのテープを取ってようやく開けられるっていう。かつ、荷物が手に届くまで遠いんですよね。荷物が奥底にあるから安心感はあるけど、いかんせん取り出しにくい(笑)。

 

あとはこのハンドル。取っ手が短い(笑)。長いほうが肩にも掛けられるし、便利じゃないですか。ただ、体の近くでバッグを持っている様は「THE・男のバッグ」といった感じで、かっこいいんですけどね。

 

内部の両サイドのポケットにはペットボトルや折り畳み傘が入れられる
肩掛け用のストラップも付属。「自転車に乗るなどのシーンによっては斜め掛けにするのもアリ。ただ基本的には手持ちのほうがかっこいい」と大井さん

スタッフ全員、誰も持っていないのがミソ

ー表現として正しいかわかりませんが、その鈍臭さがなんだか、かわいいですね。

 

だと思います。うちで取り扱っている〈バッグナウン〉のデザイナーの思想にもあるんですけど、利便性とかじゃなくて、そのバッグを持ちたいかどうか、かっこいいかどうか、かわいいかどうか、そういうところなんでしょうね。バッグに関わらず「利便性」という言葉でアイテムの魅力が語られることが多い今、それを一度取っ払ってバッグについて考えてみる。大事なポイントだと思います。

 

ーちなみにオリーブとブラックの2色展開されています。人気なのはどちらでしょう?

 

言うても、オリーブですね。オリーブが7、ブラックは3ぐらいの割合です。やっぱりヘルメットバッグといえば、オリーブ。軍パンもオリーブですし、そこはレプリカながら“軍モノらしさ”がポイントになっているのかと。

 

ー逆にブラックにはどんなニーズがあるんですか?

 

ビジネスで利用される方が多いですね。出張用に着替えを入れたりして、いつものリュックの補佐的な役割で使っているみたいです。たしかにそれなりの容量があるので、大きめのサブバッグとして使い勝手が良いかもしれませんね。

 

ー大井さんはどのようなシーンで使っているんですか?

 

実は、持っていないんです(笑)。

ーえ?

 

うちのスタッフ、誰も持っていないんです(笑)。

 

ーそんな摩訶不思議なことがあるんですか?(笑)。

 

逆に、それが良いんでしょうね。僕らがめっちゃ好きで紹介してお客さんに薦めているから売れているんじゃなくて、僕らが使っていないけどなんか売れてるっていう。そこがこのヘルメットバッグの魅力でもあり、すごいところですよね。隠れヒット品番たる所以です。


渋谷「ZABOU TOKYO」の隠れヒット品番

レプリカのヘルメットバッグ 5,280円(税込)

アメリカ軍が使用していた、ヘルメットを収納するためのヘルメットバッグのレプリカ。素材には軽くて丈夫なナイロン素材を使用。外側・内側にポケットが2つずつ配されている。付属のストラップを取り付ければショルダーバッグとしても使える2WAY仕様。

ZABOU TOKYO
住所: 東京都渋谷区神南1丁目5番2号 川村ビル 2F
TEL: 03-3461-7773
営業時間: 12:00–19:00

フィラのジャマール・マッシュバーンシグネチャーモデル「MB」は、燻し銀な一足だった

フィラのスニーカーといえば、ボリューミーなアッパーとブ厚いミッドソールを備えたダッドシューズが人気。ゆえにメンズ&ウィメンズともに若者を中心に人気を獲得していて“おじさんのボクにはちょっと……”と思っている方もいるのではないでしょうか? フィラは90年代~2000年代初期にかけてNBA選手のシグネチャーモデルを積極的にリリースしていて、今でもその復刻モデルがリリースされているのです! そんなフィラの復刻モデルで今回注目したいのが「MB」。まさに燻し銀な一足です!

 

【フィラの「MB」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

フィラのシグネチャーモデルとして広く知られているのは「グラント・ヒル」ですが、本作は90年代にNBAのチーム、ダラス・マーベリックスに所属していた伝説のスモールフォワード「ジャマール・マッシュバーン」のシグネチャーモデルです。

 

90年代ならではの独創的モチーフにやられます!

アッパーは全面に合成ヌバックを採用したマットな質感で、落ち着きのある雰囲気となっています。

 

バッシュらしくアンクル部分は肉厚で、ソフトで高いフィッティングを得ています。

 

シュータンラベルにはフィラお馴染みのアイコンをオン。モノトーンで統一した中にレッドの差し色が効いていますね。

 

ミッドソールのサイドにはジャマール・マッシュバーンのタトゥーをモチーフにしたトライバル柄を採用して、どことなくオリエンタルな雰囲気を醸し出しています。

 

90年代らしいボリューム感あふれるフォルムと、タトゥーモチーフという唯一無二なデザインが魅力的ですね。昨今は“ダッドといえばフィラ”というくらいの印象ですが、今回お試ししたジャマール・マッシュバーンのシグネチャーモデルだけじゃなくグラント・ヒルのシグネチャーも復刻されていますので、ぜひともそちらもチェックしてみて下さい!

フィラ
MB
1万4300円(税込)

 

過去と未来の融合!? プーマの新作「RS-CONNECT ドリップ」を早速履いてみた

ここ最近のスニーカーシーンでブレイクしたジャンル“ダッドシューズ”。ボリューミーなフォルムと90年代にインスパイアされたエッジの効いたデザインが特徴で、老若男女を問わずに多くの層から指示を獲得してきました。プーマの中でもダッドシューズの人気を牽引してきたと言っても過言でないのが「RSシリーズ」です。そんなRSシリーズから、これまでのイメージとはちょっと異なった新作「RS-CONNECT ドリップ」が登場しました。

 

【プーマの「RS-CONNECT ドリップ」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作は、プーマのランニング テクノロジーをベースに、過去と未来の融合をテーマに作られたモデル。一番のポイントは、ミッドソール。従来のRSシリーズのミッドソールよりもボリュームを落として、より洗練された雰囲気へと昇華。ボリューム感を前面に押し出した前作までとは打って変わって、シャープでスマートな一足へと仕上げられています。

 

シャープなシルエットがよりハイテクデザインを強調!

アッパーはメッシュとシンセティックレザーのコンビネーションとスエードのオーバーレイで、高い通気性と耐久性を両立。

 

80年代のランニングシューズをベースに高品質なクッションテクノロジーを搭載したRS(ランニングシステム)のコンセプトを採用しています。

 

ヒールには毛足の長いヘアリースエードを使用して、ワイルドな雰囲気もさり気なく加味。

 

従来のRSシリーズよりもミッドソールのボリュームを落として、スポーティーなデザインを強調。

 

90年代を連想させるデザインはそのままですが、ミッドソールをシャープにアレンジするだけで、だいぶ印象が違いますね。ボリューム感が抑えられた分、よりスポーティーな印象が強調され、逆にカジュアルさとハイテク感が際立つかと。

プーマ
RS-CONNECT ドリップ
1万4300円(税込)

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

20周年で注目集まるNew Balance 991 #今週の一足

#今週の一足は〈ニューバランス〉の991。昨年復刻を果たした992や、アイコニックなルックスでアパレル業界に愛用者が多い993、幅広い層から安定した支持を得る990v5などと比べると、990番台では如何せん地味な印象でしたが、今年は発売から20周年のアニバーサリーイヤー! これは注目せざるを得ません。

 

1998年に発売された990v2の後継機として、2001年に満を持してリリースされた991。優れた衝撃吸収性と反発性を持つビジブルABZORBを搭載し、クッション性や安定感を向上させたハイグレードモデルです。余談ですが、2000年代前半にスティーブ・ジョブズが履いていたことでも有名だったり(後に992に履き替えていますが)。

 

当時はアメリカ製で作られていましたが、現在はUK製。ということで、ニューバランスのお膝元であるアメリカより、イングランドの方がカラバリ豊富に展開されているというのも面白いところ。他のNBモデルにない、UKらしい絶妙なカラーリングのシーズンモデルがこれまた良いんですよね。

シルエットは今のシュッとした990v5と比べると、ボリュームがありポッテリしています。このほどよく“イナたい”感じ、993の次を探している人にはドンピシャなのでは……。

 

今年は復刻や限定モデルの発売も多数控えており、春以降に注目が集まるのは必至。人気が出始めて、手に入らなくなる前に公式やメルカリをDigっておきましょう!


FACY編集部・岩崎

昨年「次は991が来そうなんですよね〜」と教えてくれたのが、ACACIAS RECORDSのディレクター氏(匿名)。取材のときも思いましたが、目の付け所がイイ!ちなみに991は今年履いているスニーカー教えてください!でもしっかり紹介していただいています。

スマホで手軽にメガネが作れる! JINS「CLICK&GO」を“メガネラバー”が試してみた

人と人との距離をとったり不要不急の外出を自粛したりといった“新しい生活様式”が定着しつつありますが、そんな時代の流れに合った“新しいメガネの購入様式”がJINSから登場しました。それが、スマホでフレーム選びから決済まで完結し、出来上がったメガネを店舗に受け取りに行くだけでOKという新サービス「CLICK&GO」(クリックアンドゴー)です。

 

今回は、この新サービスの魅力を、GetNavi webで「お父ちゃんは月曜日に歯を磨く」を連載中の芸人・チャーミングじろうちゃんが描くオリジナルストーリーで紹介しましょう。

 

 

「CLICK&GO」はココが便利!

マンガのなかでも紹介されていたように、JINS「CLICK&GO」の最も魅力的な点は、スマホのアプリで、メガネのバーチャル試着から店舗の在庫確認、決済までできてしまうこと。店舗に行ってメガネをじっくり選ぶ時間がない、外出は人混みを避けてなるべく短時間で用事を済ませたい、店舗内での待ち時間を短くしたい、という人も安心して自分好みのメガネを作れます。

 

また、受け取りの時は店舗で細かなフィッティング調整などのサービスを受けられますし、宅配便などでは配達時間に合わせて帰宅するのが難しいという人も、お店が開いている時間ならいつでも好きな時間に受け取ることができて便利。忙しい人にもピッタリなサービスといえるでしょう。

 

【CLICK&GOの便利ポイント】

・公式アプリまたはLINEから商品選び・決済まで事前に完了できるので、店頭滞在時間を短縮して“時短”につなげられる

・アプリ上で自由にバーチャル試着できるので、自宅にいながらじっくり自分に似合うメガネを選べる

・店頭で商品を受け取れるので、スタッフによる細かな調整を受けられる

・店舗の営業時間内ならいつでも受け取り可能。仕事の合間や通勤・通学の途中で店舗に立ち寄って手軽にメガネが受け取れる

 

「CLICK&GO」の利用方法をおさらい!

さて、ここで「CLICK&GO」の利用方法を簡単におさらいしてみましょう。

 

まずは、JINSの公式アプリをダウンロードします。LINEでJINSの公式アカウントを友だち登録してもOK。

↑JINS公式アプリのホーム画面

 

↑LINEでJINSの公式アカウントを友だち登録しても利用できます

 

続いて、公式アプリまたはLINEから、自分の好きなデザインのフレームを選んでみましょう。「FACE MATCH」機能を使えば、自分の顔を撮影してバーチャルで様々なフレームを試着できます。

↑アプリでバーチャル試着も可能

 

このときぜひ活用してほしいのが「JINS BRAIN」という機能。これは、JINSスタッフ約3000人が、のべ30万件のメガネ装着画像を評価することで完成させた人工知能をもとに、メガネの“似合い度”をパーセンテージで表示してくれるというもの。AとBのどちらのフレームにするか迷ったときなど、似合い度を参考にしてみるのもいいでしょう。

↑商品詳細の画面から「Click and Go」のボタンをタッチ

 

フレームが決まれば、次は受け取り店舗を選びます。「Click and Go」のボタンを押すと、GPSの位置機能を利用して、現在地の最寄りの店舗が表示されますので、そのなかから在庫がある店舗を選択します。このとき、職場や乗り換え駅の近くの店舗などを地図から選んで指定することも可能。受け取りに便利な店舗を選びましょう。

↑受け取り店舗を選んで在庫を確認します

 

受け取り店舗が決まったら、レンズの度数を入力します。以前にJINSの店舗でメガネを購入したことがあり公式アプリに保証書を登録していれば、レンズの度数が記録されているので、同じ度数のレンズを簡単に選択できます。

↑以前にJINSでメガネを購入し、アプリに保証書を登録していれば、レンズの度数をそのまま使用できます

 

また、手持ちのメガネのレンズ情報があれば、そちらを活用することも可能。改めて視力測定をしたい人、レンズの度数がわからない人は、店舗で視力測定を受けましょう。

 

度数を決定したら、レンズの種類を選びましょう。薄型非球面の「通常クリアレンズ」であれば、どんな度数でも追加料金は0円。このほかにも、ブルーライトカット機能のある「JINS SCREEN」(追加料金5000円+税)や、ファッショナブルな「カラーレンズ」(同3000円+税)など、様々なレンズが選べます(※)。

※:標準レンズ以外は、店舗の在庫状況によって1週間程度時間がかかる場合があります
↑標準レンズなら追加料金不要。オプションも選べます

 

フレームとレンズが決まれば、あとは決済をして出来上がり日数を確認し、完成通知が来たら店舗に受け取りに行くだけ。決済はクレジットカードのほか、LINE Payなども利用できます。店舗で支払いをする必要がなく、非接触で購入までできるのはうれしいですね。

 

新しい時代のメガネの買い方

“フィジカル・ディスタンシング”や“時短”、“非接触”といった、新しい生活様式にも適した特徴を備えたJINSの「CLICK&GO」は、これまでのメガネの買い方を変える新時代のサービスといえます。

 

一度利用すれば、2回目以降も簡単にメガネを作れるようになるので、マンガに登場するヒロイン・清水さんのようにその日の気分やファッションによって数種類のメガネを使い分ける“メガネラバー”にもオススメ!

 

アプリのFACE MATCH(バーチャル試着)やJINS BRAINを使って、メガネを片っ端から試着していくだけでも楽しめます。まずはJINS公式アプリをダウンロードしてみてはいかが?

 

【マンガをもう一度読む】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

 

チャムスの「SLCワークデイパック」はノートPC2台収納可能で、ビジネスシーンでも大活躍!

これまで当たり前だった会社勤務がリモートワークやハイブリッドワークになったことで、会社支給のノートPCとマイノートPCの2台持ちなんてのが常識となりつつありますが、そうなると当然、それを快適にこなせるバッグが欲しくなってきますよね。そこで見つけたのがアウトドアブランド、チャムスの「SLCワークデイパック」です!

 

【チャムスの「SLCワークデイパック」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本バッグはアウトドアとアーバンが共存する街、ソルトレイク・シティを冠にしたチャムスのバッグシリーズ「SLC」のデイパック。通勤通学など普段使いにちょうどよいサイズがイイ感じですね。ノートPCや分厚い資料、書類をはじめ、ペンや手帳といったビジネスツールの収納にも優れ、ビジネスマンにピッタリなのです!

 

仕事&遊びのどっちでもイケちゃうハイブリッドバッグ!

背面のパッドに沿ってノートPC用のスリーブを装備。パット入りで背負っていても身体にやさしい背面構造になっています。

 

さらに大きめなフロントポケット内部にもノートPC用スリーブを設けているので、ノートPCを2台持ち運ぶことができます。

 

オーガナイザーも充実しているので、ペンやスマホ、PC用アクセサリー類など小物の収納も便利。

 

メインコンパートメントには大きめなメッシュポケットが付くので、例えば、着替え用のシャツなどを収納することも可能。

 

左サイドにはポケットが付いてペットボトルなどの収納にも活躍。

 

チャムスのトレードマークである「ブービーバード」の足跡をモチーフにした引手で、さりげなくチャムスらしい遊び心をプラス。

 

こんなにポップでシンプルなルックスにもかかわらず、ノートPC2台持ちもこなす機能を搭載するとは、さすがです。アーバンスタイルとアウトドアを兼ね備えるプロダクトを得意とする、チャムスらしい機能性溢れるバックパックといえますね。

チャムス
SLCワークデイパック
1万2980円(税込)
■サイズ:H47×W30.5×D15cm/容量:24L

 

チャムス表参道店
TEL:03-6418-4834

 

スニーカーの雰囲気は突然に #ととのいま品

スニーカー全盛期にあって、副次的に盛り上がりを見せるシューレース(靴紐)市場。特にインスタにおいては、スニーカーの識者が愛用の一足を上げるなり付属の靴紐についても言及することが増えてきました。そんなこんなで自分もなんとなーく気になっていたのですが、「靴紐だけに送料を払うのはな〜」と躊躇していたのが正直なところ。

 

しかし、その時は急に訪れました。渋谷『ZABOU TOKYO』での取材中、いつもお世話になっている大井さんに「実はこの靴紐が地味に人気で」と言われた瞬間に、『ラブ・ストーリーは突然に(小田和正)』のイントロのギターカッティングが頭に流れたのです(チェケチェン♪)。そこから購入までは一瞬。取材終わり、突然に買ったのがこちら。

〈This is…〉のコットンシューレース / 770円(税込)。ローカット用の45インチ(114cm)を購入

その名は、〈This is…(ディスイズ)〉。ZABOUさんでは店頭だけでなくECでもよく売れるそうで、その理由をネットで探ってみると、どうやらコンバースのスニーカーの付け替え用として購入している人が多い(「this is シューレース」と検索)。その理由は、チャック・テイラー時代のコンバースのスニーカーに使用されていたコットン100%のシューレースを再現しているから、とのこと。現行のスニーカーに付属する靴紐のほとんどは科学繊維ですから、なるほど人気なのも頷けます。

 

で、実際にスニーカーに取り付ければどれほどの違いがあるのか? ここはあえてコンバース以外で試してみました。

付け替え前のリーボックのクラシックナイロン。グレーの紐
付け替え後のリーボックのクラシックナイロン。生成りの紐

 

「なぜ白の靴紐で比較しなかったのか」。まったくもってその通りですが、靴紐を変えるまでは履かんとするほどに付け替えたかった一足なので…。

 

何はともあれ、表情がガラッと変わりました。空気を含んだコットンがスニーカーに立体感を与えて、ギラついたグレーが落ち着きのある柔らかな表情に。溢れるヴィンテージ感が、スポーティな一足をちょっと重みのある雰囲気に。靴紐ひとつで、こんなにも違いが楽しめるのですね。合わせるボトムスも増えたに違いない。

 

こうも見た目が変わると、その他のスニーカーも付け替えたくなってきました。オールホワイトのスニーカーに対して、生成りの靴紐でアクセントをつけても面白いんじゃないですかね? 今ならエアーフォースとか。あとはニューバランスの990シリーズとかも相性が良さそうです。

 

というわけで、春物を買うにはまだ早いけど宙ぶらりんの物欲をどこかにぶつけたい方、真っ白の紐に気恥ずかしさを感じている方、流行りのモデルで違いを見出したい方などなど、ぜひともお試しください。靴紐ひとつでスニーカーの雰囲気が変わりますよ。突然に。

FACY編集部・溝口

下着や靴下だけでなく、今後は靴紐にもこだわっていきたいところ。気になるものを見つけ次第、こちらの#ととのいま品 で引き続き報告させていただきます!

ユニクロ&ジーユー 春の新作 名品ランキング

今回の「GetNavi FASHION LABO」では、ファッションのプロが「コスパ高すぎ」と驚いたユニクロ&ジーユーの春の新作をランキング形式で紹介。色・素材・シルエットにこだわれば、イイモノ発掘できます!!

※こちらは「GetNavi」 2021年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が教えます

スタイリスト

四方章敬さん

メンズファッション誌を中心に活躍。ベーシックでクラシックななかに流行を取り入れた、クリーンなコーディネートを得意する。

 

生活様式の変化に対応するオン/オフ兼用アイテムが豊作

2021年春夏シーズンが本格的にスタートした。今季も、ユニクロ&ジーユーではコスパ抜群の名品が多数展開されている。

 

「この春は、どちらのブランドもシルエットや色のトレンドは押さえつつ、従来以上に着心地の良さにこだわったアイテムが充実している印象です」(四方さん)

 

テーラードジャケットなどのきれいめアイテムにも機能性素材を使い、快適さを追求。堅苦しさがなく、オフの日も袖を通してお洒落を楽しみたくなる仕上がりだ。

 

「今回は、生活様式の変化に合わせて、テレワークなどでも活躍するオン/オフ兼用のアイテムを中心にセレクトしました」(四方さん)

 

★プロが教える!! 買いのポイント

キーワードは“リラックス感”!! さらに明るめカラーでポジティブに

「引き続き、自宅で過ごす時間が長いはず。リラックス感のある素材やシルエットのアイテムが狙い目です。お洒落に見せるポイントは、ユニクロのニットのような明るい色のアイテムをどこかに取り入れること。これだけで、より季節感のある着こなしに仕上がります」(四方さん)

 

【ユニクロ編】

【第5位】スウェットのイメージを覆す超ストレッチ×超軽量セットアップ

 

ユニクロ

ウルトラストレッチドライスウェットプルパーカ

3289 円

ウルトラストレッチドライスウェットパンツ

3289 円

伸長率50%以上、回復率80%以上のウルトラストレッチ素材を使用したスウェットセットアップ。質量も従来品より20%軽く、スポーツウエアとして、部屋着としてなど幅広い用途で使える。

 

<プロの視点>

「コットン素材のスウェットより格段に軽く、肌触り滑らか。ムダなディテールを削ぎ落としたミニマルなデザインがモダンです」(四方)

 

↑パーカのフードは、立体的な形状で立ち上がりがきれい。顔周りにボリュームが出て、着こなしのポイントに

 

【第4位】身体の動きを妨げない3Dカットを採用した高機能パンツ

ユニクロ

ナイロンギアパンツ(3Dカット)

3289 円

昨夏にヒットしたナイロンアクティブショーツのロング版。ストレッチ&ドライ機能を搭載し、気温や天候を問わず着用できる。着脱やウエスト調整をしやすいイージーバックルベルト仕様。

 

<プロの視点>

「細すぎず太すぎないシルエットの良さと、ハリコシのある上品な素材感がナイス。これからの季節のアウトドアやポタリングにも重宝します」(四方)

 

 

↑側面の縫い目を曲線にすることで身体にフィットする立体設計を採用した。股下はマチ構造になっており、動きやすさも抜群だ

 

【第3位】“ドライ” “色落ちしにくい”など機能満載な新ジーンズが誕生!

ユニクロ

テックデニムジーンズ(スリムフィット)

4389 円

従来品とは一線を画す軽さとドライ機能を備えた新作ジーンズ。脚をスッキリときれいに見せる細めのテーパードシルエットながら、ストレッチ効果で穿き心地はかなり快適だ。

 

<プロの視点>

「洗濯しても色落ちしにくいのもうれしいポイント。白シャツなどに色移りする心配も少なく、ビジカジコーデにも使いやすい」(四方)

 

↑東レと共同開発した新素材を採用。見た目からは合繊100%とは思えない、通常のデニムと比べまったく遜色のない出来映えだ

 

【第2位】人気再燃中の紺ブレをお得意の快適素材で提案

ユニクロ

コンフォートブレザー

6589 円

オーセンティックな紺ブレザーを、より快適な着心地とトレンド感のあるシルエットにアレンジ。シワになりにくいイージーケア仕様のため、自宅で洗えて、仕上げも軽くアイロンをかけるだけでOKだ。

 

<プロの視点>

「アイビーファッションが再燃中で、特に紺ブレは要注目アイテム。伝統的なデザインを採用しつつ、現代のスタイルに最適化されていて買いです」(四方)

 

 

↑縦にも横にもしっかりと伸びる2Wayストレッチ素材を使用。そのため、肩周りの窮屈さや腕を上げた際の突っ張り感が少ない

 

【第1位】素材・染色・ディテールを見直し人気の春ニットがより上質に

ユニクロ

ウォッシャブルコットンメリノクルーネックセーター

各2189 円

手触りの良いコットンに19.5マイクロンの高品質メリノウールをブレンド。裾のリブは絞りすぎず、リラックス感のあるシルエットに仕上げられている。洗濯機で洗えるタフさも魅力だ。

 

<プロの視点>

「肌触りの良さもさることながら、カラー展開も秀逸!! 特に明るい色の発色が美しく、コーデのアクセントに使えます」(四方)

 

↑襟リブはやや太めに設定して存在感をプラス。開き具合はシャツやTシャツの上から重ね着するのにちょうど良い塩梅だ

 

【ジーユー編】

【第5位】上下で1万円を切るコスパ最強の機能性セットアップ

ジーユー

ドライストレッチジャケット

5489 円

ドライストレッチアンクルトラウザー

2739 円

ベーシックなデザインでフォーマルシーンでも活躍するセットアップ。ストレッチ素材を使用しており、ストレスのない着心地だ。洗濯機で洗えるイージーケア仕様もうれしい。

 

<プロの視点>

「オリーブグリーンとブラウンの中間的な絶妙の色味が秀逸です!! ビジネス使いするなら、インナーは黒やグレーのニットがオススメ」(四方)

 

↑汗ばむ季節の不快感を抑える吸水速乾機能付き。昼夜で気温差のある春先でも、1日中サラッとした快適な着心地をキープする

 

【第4位】ユーザーの求める機能が全部入りした快適ドレスシューズ

ジーユー

アクティブスマートコインローファー(左)

アクティブスマートダービーシューズ(中・右)

各3289 円

ユーザーの声を商品開発に反映したドレスシューズの人気シリーズ。今季は履き口の形状をミリ単位で調整し、靴擦れをより抑えた設計に。さらにインソールの改良で着用感をアップさせた。

 

<プロの視点>

「ベーシックなデザインと快適機能で、シーンやコーデを選ばずに使える万能シューズです。この完成度の高さで3000円台は驚き」(四方)

 

↑低反発の2層クッション、撥水、抗菌防臭、フィット性、軽量性などの機能を搭載。長時間歩いても疲れにくく、多少の雨なら気にせず着用できる

 

【第3位】ゆったりシルエットと落ち感のある素材が雰囲気十分なアウター

ジーユー

オーバーサイズシャツブルゾン(長袖)

3289 円

トレンド感のあるレイヤードスタイルが楽しめる、ワイドシルエットのシャツブルゾン。高品質の再生ポリエステル繊維素材は、適度に落ち感がありエレガントに着られる。

コーディネート分●ジーユーのワイドフィットスウェットシャツ(長袖)1859円

 

<プロの視点>

「着丈短め&身幅広めのシルエットが絶妙。Tシャツやカットソーの上からラフに羽織るだけで、グッと洒落感が増す優秀アイテムです」(四方)

 

↑背面はヨーク切替にし、バックスタイルに表情をプラス。さらに、タックを入れることでシルエットにほど良いゆるさを生み出している

 

【第2位】リラックス感と上品見えを両立したスウェット風ニット

ジーユー

スウェットライククルーネックセーター

2189 円

スウェット感覚で気軽に着られるニット。やや肩の位置が落ちたシルエットや、リラックス感のある緩めの腰リブなど、シンプルなデザインの随所にこだわりが詰まっている。

 

<プロの視点>

「スウェットのような着用感はそのままに、子どもっぽさを排した技ありアイテム。もちっとした素材は肌触りが良く保温性もあります」(四方)

 

↑番手の細い14ゲージの糸を使用して地厚に編み上げ、モチモチとした肌触りを実現。ライトグリーンなど春らしい色を豊富に展開する

 

【第1位】人気のシェフパンツが進化し、共地のジャケットも新登場

ジーユー

シェフジャケット

3289 円

シェフパンツ

1859 円

ラクな穿き心地で人気のシェフパンツが、ユーザーの声に応えてシルエットやディテールをアップデート。共地のアウターも新登場し、トレンドのセットアップコーデが楽しめる。

コーディネート分●ジーユーのヘビーウェイトボーダービッグT 1859円

 

<プロの視点>

「きれいめなジャケット&パンツのセットアップに続き、こんなカジュアルなセットアップも流行の兆し。簡単&お安くトレンド感を出せます」(四方)

 

↑財布などのちょっとした小物を入れるのに便利なサイドポケット付き。胸元のビッグポケットのダブルステッチがワーク感を漂わせる

 

↑中に入れたモノが落ちやすかったサイドポケットは、深めに改良。さらにスマホが入る“ポケット内ポケット”を追加した

ノースフェイス再考。古着のプロがハーフドームロゴに改めて熱視線を注ぐ理由とは。

ここ何年も街を席巻し続けている〈THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)〉。あのハーフドームロゴを街中で見ない日はありません。その氾濫っぷりを目の当たりにすると、「ノースは今避けたほうがいいのかな…」と思ってしまう方もいるのでは?

 

そんな中、「そもそもノースを嫌いな人なんていない」と言い切るのは、instantbootleg storeの坂本一さん。果たしてその言葉の真意とは? 3月からも着られる春アウターの具体例を交えながら、改めてその魅力を電話取材で聞いてみました!


坂本一さん(instantbootleg store)

キャリアのスタートは「Levi’s」。その後、原宿「BerBerJin」にて8年余り古着業界に携わりバイイングを経験。セレクトショップ「FAN」を経て、2020年に自身のwebショップ「instantbootleg store」を立ち上げる。いま着たいと思える古着をユニークな語り口で提案してくれる頼れる存在。

みんな一度はあのロゴを「かっこいい」と思ったはず

―お店のページを拝見すると、改めて〈ザ・ノース・フェイス〉を推しているようです。何かきっかけがあったんでしょうか?

 

「今だからこそ、あえてノースに挑みたいと思ったんです。渋谷に行くと、黒いマスクをしたお兄さんたちがノースのバルトロライトをよく着ていますよね。別に彼らがどうこうという訳じゃなく、そこまで行き渡ってしまうと、ちょっと着づらくなっちゃうのってあるじゃないですか。でもそれを抜きにすると、ノースを嫌いな人って潜在的にはいないと思うんです」

 

―ノースを嫌いな人なんていない…。どういうことでしょうか?

 

「ここ何年かの中で、誰しもが『あのロゴかっこいい』って一瞬でも思ったはずなんですよ。買う買わないは別にしてね。ただ、あまりに広まっちゃったので、買う機会を逃した人はいるだろうなあと。それはもったいないなって」

―まずは色眼鏡なしで、もう一度見てみようと。

 

「まさにそういうこと。今はたまたま流行ってしまったけど、好きなら着ればいいんです。流行りが収まったあともね。僕にとっては〈リーバイス〉や〈アーペーセー〉と同じような感覚のブランド。世の中の流行りと関係なく着られる。それは現行、古着のノースどちらにも言えることです」

ユニフォームとしてのマウンテンライト

―なるほど。ただ、古着の被りにくさというのは現行のアイテムにはない魅力です。ユニークな古着を揃えるinstantbootlegさんの中でも、おすすめのモデルはありますか?

 

「それで言うなら、マウンテンライトジャケットですね。めちゃくちゃかっこいいエピソードがある一着です。なんであの〈シュプリーム〉が2000年代からずっとコラボしてるかの説明にもなるかなと」

Mt.Light JKT “Mango” by THE NORTH FACE(¥47,080)

 

―それは気になります。どんなエピソードがあるのでしょう?

 

「実はこれ、ニューヨークのグラフィティカルチャーのシーンにいる奴らにとっては、ユニフォーム的な一着なんです。当時はマウンテンガイドというモデルもあって、それは500〜600ドルくらいしたのかな。要はシェルジャケットの上位機種ですね。でもスプレー缶を持って落書きしているやつらには高すぎて買えないと。その次に廉価版として、このマウンテンライトが出てきたんです。『light = 軽い、安い』のダブルミーニングだと思うんですけど。価格も300ドルくらい」

 

―マウンテンライトって軽いだけの意味だと思ってました。廉価版だったんですね。その値段なら彼らも何とか買えたと?

 

「いや、彼らは量販店とか百貨店でこれを万引きしていたんです。で、売りさばいて金にすると。上位機種のマウンテンガイドより価格帯が下がったことによって、本格的なアウトドアショップ以外でも取り扱い店舗が増えたので、格段に万引きしやすくなったという背景があるんです(笑)」

 

―それはまたずいぶん悪いエピソードですね(笑)

 

「あとは胸のポケットが深いので、縦長のスプレー缶を入れておくのにちょうどよかったんですよね。フードをバサッと被れば、顔も見えづらい。なので、売りさばくだけでなく、彼ら自身もこれを着ていた。そういうカルチャーと密接に繋がっているモデルだから、〈シュプリーム〉もチョイスするんです」

〈シュプリーム〉が2016年にリリースしていたマウンテンライトの元ネタカラー。マンゴーカラーはオリジナルでは珍しいそう。

 

―そういったカルチャーとリンクする一着でもあるんですね。ウェア単体としての魅力はいかがですか?

 

「胸じゃなく、袖にロゴがあるところがいいですよね。実はノースのロゴって年代が古ければ古いほど目立たない場所に入ってるんですよ。70年代の茶タグと呼ばれる時期は服の表にロゴが出てこない。92〜93年くらいになると、先ほどのマウンテンガイドやマウンテンライトだったり、袖にロゴが付き始めるんですよ。ストリートで認知されたことによって、その後はどんどん目立つところに配置されるようになっていきます」

袖のハーフドームロゴの下部には刺繍のGORE-TEXタグも並ぶ。古着のノースを探す際はハーフドームロゴの位置に注目するのも面白そうだ。

いま面白いのはスキーウェア

―他にはスキーウェアのラインもかなりセレクトされているようです。

 

「スキーのラインはめっちゃ集めましたね。僕なりに厳選して、グッドカラーで状態がいいモデルに絞りました。このジャケットの色使いとかやばくないですか?まあかっこいいけど売れないんだよなあ(笑)もう少ししたらこの辺も浸透してくるだろうだけど」

THE NORTH FACE SKI “LIME”(¥38,280 → ¥30,624)※現在20%OFF中

―いや、確かにかっこいいです。デザイナーブランドとのコラボでありそう。ノースのスキーラインはどういう点が魅力なんでしょうか?

 

「まず、圧倒的に手間がかかってるんですよね。これ、今自分で作ろうって企画しても、絶対工場に嫌がられますよ。素材が細かく切り替えられていたりするし、パターンも複雑。なので、技術力が高い日本の工場で作られている個体もあります。この一着もそうです。『ノースだけど日本製』というのも面白いですよね」

数種類の生地が使われ、ディテールワークも凝っている。製造時期がバブル期と重なるため、贅沢な仕様でオーバースペックなものを作っていたようだ。
背面の配色も秀逸。ハーフドームロゴは前面だけでなく、フード裏にも配置している。

 

―そもそも、スキーラインは古着でよく出てくるものなんですか?

 

「スキーライン自体はすごいレアな訳じゃないけど、同じ個体はほぼ出てこないですね。よく見かける色も赤×黄とか。でも、それだとレスキューとかで使っていたような雰囲気が強くて、ちょっと街では着づらい。黒系統もほぼ見かけないですね。アウターは絶対黒系がいいっていう方は、他にこんなモデルもおすすめですよ」

スキーウェアの傍流。「モーグル」というレアピース

Twister JKT by THE NORTH FACE(¥41,580 → ¥33,264)※現在20%OFF中

 

―このカラーリング、めちゃくちゃかっこいいです

 

「これは激レアだと思います。よく見ると、身頃はダークネイビーで袖はブラック。イエローのアクセントも洒落てますよね」

 

―モーグルの文字が付いたロゴもいいですね。モーグル専用ウェアも当時作られていたんですか?

 

「忘れちゃいけないのが98年の長野オリンピック。モーグルがすごい盛り上がりましたよね。タグの雰囲気から察するに、その前後の数年間だけ作られていたラインなんじゃないかと見ています。考えてみれば、モーグルって跳んだり回ったりする激しい競技だから、素人は結局あまり手を出せなかった。競技人口がそれほど増えなかったので、ウェアの製造も短命に終わってしまったのかなと」

“MOGUL”の文字を冠した、スペシャル感のあるロゴにそそられる。左右両袖に配置。

 

―そう言われるとますます気になります。

 

「あと、従来のスキーラインとの違いは生地感ですね。先ほどのスキーラインより柔らかい肌触りでストレッチ性も若干ある。激しい競技なので、より動きやすさを重視したのかもしれません。なので、今街着として取り入れる時も使いやすいと思います」

 

―確かにこれはクローゼットにあればすぐ活躍してくれそうです。

 

「実はスキーのラインもモーグルも春アウターとして提案しているんです。雪山で着るアウターというより、若干保温性があるシェルジャケットというニュアンスのほうが近いので。今時期だったら、Tシャツ、スウェットの上に羽織ってちょうどいい感じです。暖かい日中だったら下はカットソーでもいいかも。3月、4月もまだまだ出番がありますよ」

instantbootleg store
web:https://instant-bootleg.com/
instagram:@hajime0722

ルコックスポルティフとデサントの逸品を紹介! ストレスフリーで仕事ができるアイテム

昨今、満員電車の“密”を避けることや運動不足解消のために自転車や徒歩で通勤する人が増えています。またテレワークの推奨で在宅勤務を実施する人も依然として多く、長時間座りっぱなしの姿勢でも疲れにくい快適性と、オンライン商談や会議の際でもきちんと整って見える身だしなみを合わせ持った“デジカジ(=デジタルカジュアル)ウエア”のニーズも上昇。今回はルコックスポルティフ、デサントのアクティブ通勤や在宅勤務にオススメアイテムを紹介します。

 

【その1】徒歩や自転車走行中でも動きやすく、突然の雨にも対応

まずは、“アクティブ通勤”にオススメのルコックスポルティフ「CORDURA サイクリングパンツ」を紹介。徒歩や自転車走行中でも動きやすく、突然の雨にも対応できるなど、日常の様々な困ったシーンで役立つ機能性があり、パンツはそのまま会社でも着用できる見映えを備えたアイテムです。ジャケットなどビジネススタイルにも合わせやすいシンプルなデザインで、100着限定となります!

 

↑ルコックスポルティフ「CORDURA サイクリングパンツ」1万円(税別)3月10日発売

 

素材には高強度で耐久性にも優れているCORDURAを使用し、自転車で転倒した際にも摩擦によるケガのリスクを軽減。ストレッチ性も高いため、ストレスの少ないペダリングを実現します。

↑撥水加工を施しているため突然の雨や水はねが起きても濡れにくいです

 

自転車をこぐ際には裾を裏返し、裏側にあるベルクロを貼り返せて裾を絞ることで風によるバタつきやチェーンに裾が巻き込まれることを防ぎます。

↑裾どめ部分には再帰反射もあり夜道での視認性を高めます

 

自転車通勤後に困りがちなお尻や膝裏のシワがつきにくく、そのシワが気になってオフィスに到着してからパンツを着替える必要もありません。

↑ベルトをしていない時でもウエスト部分を紐で調節可能。クールビズスタイルなどベルトをしないスタイリング時も快適に着用が可能に

 

↑ウエストや膝部分のストレッチにより、長時間のデスクワークでも快適に過ごせます

 

【その2】背中の蒸れを軽減するビジネス用バックパック

「エアロストリームバッグ フォービジネス」は、本体と背中の間に空気を流すために開発したデサント独自の“エアロストリームパネル”を搭載。高さを持たせた凹凸の構造で背中との接地面積を少なくし、効果的に空間を作ることで背中の蒸れ軽減を実現します。バッグ本体には耐水性に優れた素材を使用し、付属のレインカバーもポケットに収納。急な雨の際にもバッグの内部を守ります。ポケットを数多く搭載し、バッグ内の荷物をスッキリと整理できる上、すぐに取り出したいものは背負ったままサイドポケットから出し入れできる便利な構造です。

 

↑「エアロストリームバッグ フォービジネス」1万6000円(税別)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

【東京のご当地アイテム見つけました】NEW NEW YORK CLUBのロゴTシャツ

新ご当地アイテムを探せ。

最近のローカルショップのオリジナルグッズってめちゃくちゃカッコよくない?という気づきからスタートした連載「東京のご当地アイテム見つけました」。編集部が東京を歩き、ローカルなオリジナルグッズを見つけていきます。今回は自由が丘のNEW NEW YORK CLUBで、カッコいいTシャツを発見。


【自由が丘】NEW NEW YORK CLUB

東京・自由が丘に強烈なニューヨーク愛にあふれたお店がある。その名も「NEW NEW YORK CLUB」。ニューヨークの代表的な屋台フードであるチキンオーバーライスを中心に、ベーグルサンドやファラフェル(ひよこ豆を潰して揚げた料理)など現地のローカルに愛されるメニューを豊富に揃えるお店だ。

「とにかくニューヨークの街角の空気感が好きなんです。人に対しての包容力があって、社会的な地位とか関係なくみんなが対等に話せる感じ。若い頃から何度も通うにつれて、あの空気を自分のお店という形で表現したくなったんです」

 

そう語るのはオーナーの振角勇輔さん。現地の人々に愛されるチキンオーバーライスが日本で普及していなかったこともあり、自身の店を開くことを決めたそうだ。

必ずしも飲食がやりたかった訳ではなかったという振角さん。チキンオーバーライスで行列ができる屋台として知られる「ハラルガイズ」(マンハッタン・ミッドタウン)の味を参考に、試行錯誤しながら今の味にたどり着いた。

 

「注文の8割くらいはチキンオーバーライスです。うちに初めて来たという方にはまずおすすめしますね。もちろん他のメニューにも自信はあるのですが、うちの看板と言えばこれです」

中東出身の移民が多いニューヨークを代表する屋台フード、チキンオーバーライス(¥850)。オリジナルスパイスで味付けしたチキンとヨーグルトベースのホワイトソースは相性抜群。添えられたレッドソースはお好みで。

「ホワイトソースとレッドソースはオリジナルです。ライスは2種類の長粒米にターメリックを混ぜて、鳥だしを使って炊いています。向こうのはもっとパラッとしてるんですけど、少しだけしっとりさせて食べやすくしています。ライス単体で食べてもおいしいですよ」

 

あくまで現地の味から逸脱しない範囲で、NEW NEW YORK CLUB流のマイナーチェンジを図った一品。キャロットラペを付け合わせに使うのも、ニューヨークでは見かけない同店独自のアイデアだという。

 

「蜂蜜ベースで甘めに仕上げているので、辛いレッドソースといい感じに中和するんです。最近は、日本の他のお店さんもチキンオーバーライスはキャロットラペ付けるのが当然みたいになってるけど、始めたのはうちが元祖というのは言っておきたいかな(笑)」

ご当地アイテム見つけました!

左:〈NEW NEW YORK CLUB〉ロンT(¥6,380)、中央左:〈Brooklyn Brewery〉 × 〈NEW NEW YORK CLUB〉 コラボロゴT(¥ 4,950)、中央右:〈Brooklyn Brewery〉 × 〈NEW NEW YORK CLUB〉 コラボイラストT(¥ 4,950)、中央右:〈NEW YORK KNICKS〉キャップ(¥ 4,860)、右:〈NEW NEW YORK CLUB〉ベーグルトートバッグ(¥ 3,300)

元々、開店前から個人的なオンラインショップにて、ニューヨークで買い付けたアイテムの販売をしていたという振角さん。今後は取り扱うアパレルの幅を広げ、オリジナルアイテムも増やしていきたいという。

 

ロンTは以前半袖でリリースした際に好評だったデザインを再び採用。振角さん自身がお店で着たかったので、今回は油汚れが気にならないダークネイビーで作っている。

 

半袖Tシャツは〈ブルックリンブルワリー〉とのポップアップイベントを行った際に作った一着だ。NEW NEW YORK CLUBのロゴと半々で並ぶデザインをダメ元で提案してみたら、すんなりOKしてくれたという。いずれもバックプリントという“分かってる感”がたまらない。

スプライトをイメージしたというポップなプリントが映えるロンT(左)。半袖Tシャツ(右)はブルックリンのクラフトビールメーカー〈ブルックリンブルワリー〉とのコラボ。

 

ともすれば、格式高いイメージが強い自由が丘。こんなお店があるなら気軽に訪れやすい。チキンオーバーライスで空腹を満たしたあとは、店内のグッズもぜひ隈なくチェックしてみてほしい。


info
住所:東京都目黒区緑が丘2-15-14
TEL:03-6459-5669
営業時間:11:30-20:00 (L.O 19:00 酒類は19:00)
※1/8より当面の間
テイクアウト・Uber Eats受付時間:11:00-22:00
定休日:毎週火曜日、その他不定休
instagram:@newnewyorkclub

コーデュラ素材で軽快&タフになった、リーボックの名作「ビートニック」 #今週の一足

今週の一足は、1993年にアウトドア向けサンダルとして発売し、2018年に待望の復刻を果たした〈リーボック〉のビートニック。近年、裏定番として人気のクラブシーと並ぶ、ストリートシーンで支持の厚いモデルです。

 

最近では〈Story mfg.〉、〈BRAIN DEAD〉、〈Pleasures〉などの名だたるブランドとのコラボモデルも発売し話題になりましたが、実はその影でこっそり(?)とマイナーチェンジしたシーズンモデルも多数ラインナップしていました。

リーボック / ビートニク キャンバス コーデュラ

その一つが、このコーデュラモデル。通常モデルはスウェードの分厚いアッパーを使用しているためゴツい印象がありますが、こちらはコーデュラなので軽快(だけどタフ!)。また、アッパーからソール、細部のパーツまで、すべてのカラーを統一していて、品も感じさせてくれるルックスです。

 

カラーはブラック、ベージュ、グリーンの3色展開(グリーンは海外展開のみ)。個人的にはミリタリーコヨーテ感があり、ある意味で一番ビートニックらしくないベージュがおすすめ。

すごくカッコいいモデルなのですが……インスタを見ていると国内より欧米の方で人気が高い様子。現在、日本のリーボックではセールにかかっていて、60%オフで買えます(笑)。春になったら活躍すること間違いなしなので、在庫が残っているうちにポチるべし!


FACY編集部・岩崎

個人的には今シーズンのビートニックはどれも当たりでした。海外展開のコーデュロイ、センターで同色のスウェードを切り替えたパッチワークモデル、コーデュラ、どれもすごくカッコいい。あまり注目されていない(?)から、かぶりにくいのもグッド。

グレゴリーを代表する名品「デイパック」がヘビーキャンパス仕様へと一新!

1977年にカリフォルニアで創業したアウトドアバッグブランド、グレゴリーの代表的モデルと言えば「デイパック」。街でもアウトドアでもアクティブに過ごしたい手ぶら派には定番、かつ鉄板のアイテムですよね。そんなデイパックならではのシンプルなルックスと機能性はそのままに、キャンバスボディでアレンジした限定モデルが登場します!

 

【グレゴリーの「デイパック」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

グレゴリー創業当時から40年以上に渡り愛されているデイパックは、シンプルなルックスとは裏腹に、幾度かのアップデートを経ています。現在でも日常使い、またはアウトドアのワンデイアクティビティーと、第一線で活躍できる仕様となっているのが特徴。通常モデルはボディに堅牢なナイロンを使用しているのに対し、限定版となる本作はヘビーキャンバスでアレンジして、イメージを一新。デイパックの持つシンプルでアーバンテイスト溢れる雰囲気の中、よりタフな機能性を同時に加えています!

 

キャンバスボディならではのナチュラル&タフな素材感を前面にプッシュ!

通常のナイロンボディから、本作ではヘビーコットンへと大胆にアレンジ。生成りならではのザラついたような素材感がナチュラルな雰囲気を盛り上げます。

 

ファスナーの引き手に付くストラップは通常モデルと同様のレザーを踏襲。生成りのヘビーコットンと相性バッチリです。

 

トップやフロントに設けられているウェイビングテープや、それに付けられているストラップもコットンキャンバスを採用。

 

底面に付けられている補強ももちろんヘビーコットンを使用しています。

 

ヘビーキャンバスへのアレンジはボディのみかと思いきや、ショルダーストラップの素材もしっかりとキャンバスへとチェンジ。肩へのフィット感&ホールド感も十分です。

 

ナチュラルなテイストがガッツリと加えられていて、アウトドアスタイルはもちろんアメカジスタイルにもより一層マッチする一品といえます。グレゴリーのデイパックは、これまでにもタグや素材使いなどディテールのマイナーチェンジが幾度となく行われてきましたが、ここまで大胆なアレンジは初なのでは!? 本バッグは2021年4月に数量限定リリースとなりますので、気になる方はグレゴリーのHPで発売日など動向を要チェックです!

グレゴリー
デイパック
2万4200円(税込)

※2021年4月発売予定。

 

グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
TEL:0800-12-36910

 

スリムなのに立つ! コクヨが挑戦した「ビジネスリュック」がテレワーカーに絶賛されそうな理由

文房具レビューを連載している筆者だが、実は文房具好きであると同時にカバン好きでもある。とくにリュック系。ライターという仕事柄、取材であちこちへ移動が多いため、快適に荷物を持ち運びたいから……というのが理由だ。

 

そのため、クラウドファンディングのサイトで面白そうな機能がついたリュックを見つけると、ついつい購入してしまう。ちなみにここ最近気になっているのは、ハンモックを内蔵したトラベルリュックだ(いま購入を迷っているところ)。

 

そんなこんなで、自宅にはリュックだけでも20個近くあって、収納スペースを圧迫している。「モノを入れるモノを入れておく場所がない」というのは、冷静に考えるとなかなか無駄の多い話ではある。

 

そんなリュック好きかつ文房具好きにとって、ちょっと聞き逃せない話を耳にした。なんと、お馴染みの文房具メーカー、コクヨが「リュックを作る」というのである。

 

コクヨは、これまでにもポーチやフリーアドレス用バッグをオフィス向けに発売してきたが、リュックというのはさすがに初耳。さらに、リュック以外の製品ラインアップも加えて、2021年3月から「THIRD FIELD」という新ブランドとして全国展開するとのこと(一部店舗では2月10日より先行販売中)。うーむ、どんなものか、気になるに決まっている。

 

今回はありがたいことに、件のリュックを発売前から1か月以上に渡って試用する機会を得たので、同じく「コクヨのリュック気になる!」という方に向けてレポートしてみたい。

 

コクヨのリュック、大地に立つ!!!

あらためて、新ブランドのTHIRD FIELDについて。これはいわゆるサードプレイス(自宅でも職場でもない、第三の居場所)に近い意味合いで、新たに仕事をする空間を快適にしつらえるツールとして展開していくらしい。

 

その中でも注目したいのが、“コクヨのリュック”こと「STAND BACKPACK」である。

コクヨ
THIRD FIELD(サードフィールド)
STAND BACKPACK
13.3インチモデル 1650015.6インチモデル 19000円(ともに税別)
※写真は13.3インチモデル

 

ビジネスリュックとしては定番のややスリムなフォルムで、サイズは13.3インチと15.6インチの2展開。つまり「それぞれノートPCのサイズに合わせた荷室がありますよ」ということで、よくあるリットル容量表記よりも分かりやすく、現実的だ。

 

スリムな分だけ容量は少ないが、都市部での電車移動を考えると、むしろこれぐらいスリムじゃないと困る、というケースも充分に考えられる。13.3インチモデルで厚みの実測が100mmほどだったので、これなら電車内でも周囲への影響は最低限に抑えられそうだ。

↑背負った状態で周りに圧迫感を与えにくいスリムさ

 

上下分割コンパートメントがメインの収納

荷室は、まずサイズ表記の元ともなっているノートPCの収納がひとつ。それに加え、PC収納と同じトップファスナーからアクセスできる上部荷室と、両サイドのファスナーからアクセスする下部荷室の、上下分割コンパートメントがメインの収納となっている。

 

さらにトップポケット、背面パッド脇のサイドポケット、フロントポケットと計3か所のポケットを備えており、小物は適宜振り分けて入れておくという感じだ。

↑ジッパーでガバッと開く上部荷室には、ペンケースやACアダプタなどがすっきり収まる

 

↑上部荷室からアクセスできるPC収納。クッションは内蔵していないので、PCケースに入れるか、底にウレタンクッションを引くなどしたほうが安全かもしれない

 

↑上部荷室に近いトップポケット。内張はメッシュ素材なので、収納物が上部荷室からも透けて確認できる。メガネケースやワイヤレスイヤホンケースがここにちょうど良く収まった

 

スリムなボディに自立機能を搭載

そして最大の特徴が、自立機能。なにしろ“自立型ペンケース”を生んだコクヨだけに、スリムなリュックだって立たせてしまうのだ。

 

立たせ方は簡単で、バッグ前面の下をつまんで引っ張るだけ。マグネットで固定されていたカバーがパクッと開いて支えになることで、しっかり立つという仕組みである。戻すときは、リュックを持ち上げるだけで、勝手にマグネットがくっついて元通り。

↑普段はマグネットで固定されているスタンド用カバー。ここを開いた状態で置くと……

 

↑スリムリュックが安定して自立するのだ!

 

リュックが自立してなにかイイかというと……例えばカフェのベンチ席に立てて置けば上部荷室とPC収納からの出し入れがラクだ。

 

他にも、出先の会議室で荷物を置く場所がないときにも、立たせてしまえば邪魔になりにくい。カウンターだけのラーメン屋で荷物は床に置くしかないという状況でも、立たせておけば汚れる心配は最小限で済むだろう。

 

何も考えずにサッと置けるというだけで、かなりストレスフリーなのである。

↑カフェに床置きしたまま、サッとPCが取り出せる。このスリムではなかなかできないぞ

 

↑ワークスペースでも立たせておけば荷物の出し入れがスムーズだ

 

これまでは壁や椅子の脚に立てかけるなど、状況に合わせてなんとなく乗り切ってきたわけだが、今後はもうその場しのぎでリュックの場所を考える必要がなくなるのだ。自立しなくてもリュックとしては成立するけど、それでもあった方がなにかと嬉しいタイプの機能だろう。

 

実際に、これを1か月ほどメインバッグとして使ってみた体感としても、リュックを立たせておきたいというシーンは日常的に意外とあったんだなあ、という印象だ。

 

物申したいところも……

ただし、収納については、個人的には下部荷室へのアクセスがもうちょっと使いやすいとありがたかった。

↑収納量が一番大きい下部荷室がこれだけしか開口(左サイド)しないのは、ちょっと使いにくい。中もよく見えないので、出し入れは手探りになる

 

サイドファスナーはそれなりに大きく開く構造になってはいるものの、全体を通して最も大きい荷室へのアクセスとしては不十分。手を突っ込んでの出し入れが面倒なので、あまり使う気持ちになれないのである。そこはちょっと惜しいし、容量的にももったいない気がする。

 

対して上部荷室は、ファスナーでフルオープンになるので、アクセス良好。ノートPCと一緒に使うACアダプタやモバイルバッテリーなど、頻繁に使うものは全部こちらに放り込んでおきたい。

 

……などと文句はあるものの、メーカーとして初のリュックと考えれば、この完成度の高さはたいしたものだと思う。

↑右サイドの開口は下部荷室アクセスと兼用でドリンクホルダーにも変身する。これはちょっと面白い機構だ

 

特に「ノートPCとケーブル類、あとは飲み物と文房具一式あればどこでも仕事OK!」というタイプの人……つまり、すでにノマド的な働き方ができている人なら、このリュックはかなり使えるはず。なにより、どこでもワークなスタイルと、自立して「邪魔になりにくい・置き場所で悩まず済む」機能との相性が良すぎだ。

 

価格的にはけっしてお安い方ではないが、他にないタイプのリュックである。気になるのであれば、機会をみてぜひ試してみて欲しい。

ドキュメントバッグも「こいつ……立つぞ!」

THIRD FIELDブランドには、他にツールポーチやPCバッグなどがラインアップされている。その中でも使ってみて面白かったのが、書類ホルダーの「STAND DOCUMENT BAG」だ。

コクヨ
THIRD FIELD
STAND DOCUMENT BAG
3000円(税別)

 

サイズ的にはA4+、具体的には角2封筒がすっぽり収まってまだ余裕があるくらい。硬い表紙と裏表紙の内側には、インデックス付きの仕切りが2枚と透明ポケットが付いており、書類の分類収納ができるように作られている。この仕切りとポケットはタテヨコ両対応なので、どちらの向きに書類を入れても抜け落ちない。

 

ちなみに、閉じた状態ではマグネット内蔵フラップで挟んで固定できるので、カバンの中で勝手に開いて書類がバラ落ち、なんてトラブルもなさそうだ。

↑マグネットフラップを外して表紙を開くと、透明ポケット+黒いインデックス2山が見える。さらに表紙を閉じたままでも、封筒感覚で書類が出し入れ可能だ

 

リュックが立つし、名前にも「STAND」が入っているし、当然のように書類ホルダーだって自立するんだろ? と思ったら、案の定だ。

 

立たせ方は、表紙を開いて中央の折り線から折り曲げて戻すだけ。これで自立して置いておける書類スタンドのできあがり! マグネットフラップは、180度折り返して表紙に貼り付けると邪魔にならない。

↑よっこいしょ、と表紙を三角に折ってホルダー部の後ろに差し込む

 

↑自立して、狭いスペースでも使える書類ストッカーに変形

 

書類ホルダーが自立すると、書類をそのまま机に広げるのに対して半分ぐらいの面積で済むので、かなり省スペース。狭い机で仕事をする場合は、これは作業効率に効いてくる部分なのだ。

 

なにより「STAND DOCUMENT BAG」はサイズが大きめなので、13インチのノートPCを開いた後ろに置いても、インデックスがしっかり見えて、書類を出し入れできる。特に横幅の狭いカフェ机では、この前後配置によって、思った以上にスマートな作業環境ができあがるのだ。

 

コップの結露で平置きした書類を濡らすこともないし、なかなかに快適!

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

シエラデザインズ伝統のマウンテンパーカーが裏ボア仕様で防寒性能UP!

1960年代にアメリカで誕生したアウトドアブランド「シエラデザインズ」が1968年に発売し、アウトドア愛好家はもちろん多くの人たちから賞賛されたアウター「マウンテン パーカー」。ボディにコットン60%とナイロン40%のバランスで混紡している「60/40クロス」を使用し、防寒性と耐久性を兼ね備えた名品です。そんなマウンテン パーカーの流れを汲みつつ、裏地にボアを配して防寒性能を高めた「65/35 ボア パーカー」が登場しました!

 

【シエラデザインズの「65/35 ボア パーカー」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本パーカーは、50年以上の伝統あるアイテムを現代へと伝えるシリーズ「シエラデザインズ ブルーレーベル」からリリースされたもの。ボディには60/40と同様に引き裂きや摩擦に強い「65/35クロス」を採用しています。

 

シックな素材感&フォルムで大人のアメカジにピッタリ!

生地は65/35クロスを採用。ポリエステル65%、コットン35%の混紡で、水を吸うとコットンが膨張して、水分の侵入を防いでくれます。コットン特有の通性を有し、ナイロンよりも摩耗に強いのもポイント。

 

フロントの比翼はスナップでホールドでき、風の侵入を防げます。そして比翼の内側にはダブルジップが設けられているので、上下から開閉が可能に。

 

ライニングにボアを設け、とても暖かい! だけど着る時邪魔にならないよう、袖部分にはあえて付けていないのも特徴。

 

3枚剥ぎ立体フードの内側にもボアを配しています。

 

フードのドローコードはマウンテンパーカーのアイコンともなっている、象徴的なレザークッキーを踏襲。

 

ゆったりしたフォルムで、今っぽい着こなしにも対応する65/35 ボアパーカー。防水性と堅牢性を兼ね備えた65/35クロスならではのマットでシックな雰囲気に仕上げられているので、カジュアルスタイルをより大人っぽく演出してくれる一着といえます!

シエラデザインズ
65/35 ボア パーカー
2万9700円(税込)

 

アリガインターナショナル
TEL:03-6659-4126

 

オーガニック産マギーズギャングソックス #ととのいま品

タンスには大量に靴下があります。おそらく40足は……ある。嫁に見られたくないナンバーワンの私有スペースです。なので洗濯物は必ず自分が取り込むようにしています。

 

余談が過ぎましたが(まだ続きます)、靴下って、お店に行くとなぜか買ってしまうんですよね。個人的にですが、ボールペンの立ち位置に近い。比較的安価に買い物した感が得られる上、いつも履いているスニーカーも違った表情を堪能できる。要は、気軽に気分が変えられる。

 

そんなわけで例に漏れず、先週入手したのがこちら。

Maggie’s oraganic ¥1,300(税抜き、原宿COUNTER TOKYO)

 

〈マギーズオーガニック〉の一足です。手に入れたのは、原宿『COUNTER TOKYO』。「大人がディッキーズを穿いていいの?」という素朴な疑問に「全然あり」と答えてくれた柳澤さんが店長を務めるお店です。

 

前述の通りお店に置いてある靴下を見ずにはいられない性分でして、奥の方でジッーと眺めていたら柳澤さんが一言、「それ調子いいっすよ」。そうそう、お店の人の「調子いいっすよ」という言葉(またはその類)に弱いんですよね。実地で使用している人だからこそ生まれるパワーワード。続けて柳澤さんが実際履いているところをデニムの裾を上げて説明してくれました。曰く、

 

「このリブの感じがいいんですよね。程よくフィットして、キツすぎない。今の気分にぴったりです。あと、コットン98%だから汗もしっかり吸収してくれます。夏は臭いません」。

 

そんなん言われたら、もう買っちゃいますよね。「これにします」と、店頭にあった5色の中から紫色をチョイス。その理由は、映画『アメリカン・ギャングスター』で麻薬ビジネスのカリスマ演じるデンゼル・ワシントンが着用していたシャツの色に近いから。ワイドラペルのジャケットとの合わせがかっこよかった……。ただブランドの説明によれば、この色の名前、「エッグプラント(=茄子)」とのこと。イメージが全然違いました。

というわけで、初陣(2/22月曜日)。スニーカーのゴールドのパーツと相まってギャングな感じにまとまっていますが、とにかくリブの表情がいいですね。履き心地もゆるふわで、キツくない。あと画像では見えませんが、丈はミドルカーフで長すぎないのがポイント。夏はショーツと合わせていいかも、とさっそく妄想が広がります。

 

というわけで、マギーの靴下、見事ととのいました。これはまた『COUNTER TOKYO』に行く日も近いな? 次は穏当にナチュラルカラーか? いや、未所持のオリーブか? いずれにせよ洗濯物の取り込みはまだまだ自分が担当することになりそうです。

 

FACY編集部・溝口

改めてタンスの靴下を覗いてみたら、包装紙すら取っていないものを何足か発見しました。あと2色ほどマギーを揃えてからはしばらく買わないと決めました。

スタイリストも驚いた! アンダー1万円で買えるニューバランス「THE CITY」のパンツ、着こなし術8選

先日リリースされたスポーツデポ・アルペン独占販売のニューバランス「THE CITY」コレクションの新作は、もうチェックしましたか? 今季は『ワークティブ』をテーマに、ファーストシーズンから人気を集めるジャケットとパンツを始め、新登場したショーツやバッグなど、オン/オフをアクティブに過ごす大人のためのラインナップが揃いました。

 

その秀逸なコレクションの中で、今回フォーカスするのはパンツ。どんなシチュエーションにも対応できる全5種類のシルエットで展開されていて、コーディネートの悩みをオシャレに解決してくれるものなので、スタイルサンプルと合わせて紹介します!

 

【ニューバランスTHE CITYコレクションのパンツコーディネートを写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

パンツのコーディネートって悩むよね……。

オシャレをする際、アウターやトップスにばかり注目しがちではありませんか? それも確かに重要ですが、大事なポイントのひとつに、パンツの合わせ方があります。全身のシルエットを左右するものであって、色や形、サイズが他のアイテムと合っていなければ、せっかくの着こなしも台なしです。簡単なようで難しいパンツの合わせ方を、どうしたらいいのか分からないと感じている人も多いはず。そこでコーディネートのコツをスタイリスト宮崎 司さんに聞いてみました。

 

スタイリスト:宮崎 司

1984年生まれ。専門学校卒業後、スタイリスト武内雅英氏に師事。ファッション誌やウェブメディアを中心に、ブランドカタログやECディレクションなど幅広く活動の場を広げている。

 

THE CITYの5種パンツを使い、旬のスタイリングでコーデの悩みを解決!

「THE CITY」コレクションのパンツは、ジャージのような柔らかい伸縮性を持つサークルストレッチウーブン素材が採用され、動きやすいのが特徴です。その生地は、通年着用できる絶妙な厚みで、撥水加工が施されているため、季節も天候も問わずに穿くことができます。また、特殊な合成繊維を使用しているため、自宅で洗濯してもシワになりにくく、お手入れも簡単。

 

そんな使い勝手のいいパンツが5種類のシルエットで、ブラック・ネイビー・グレーの3色で展開されているので、仕事から休日まで、あらゆるシーンにマッチする、まさに万能なパンツ。それを使い、宮崎さんにシチュエーション別のコーディネートを組んでもらいました。ぜひ着こなしの参考にしてみてください。

↑パンツには新機能ハンガーループが追加されました。ハンガーループには、シルエット名も記載されているので、パンツのシルエットが一目でわかりやすいです

 

↑シルエットの記載があるのは、ストレート・スリムテーパード・ワイドテーパード・スキニーパンツの4種。ショーツには記載がありません

 

【その1】THE CITYコレクション「ストレートフィット」

細すぎず太すぎない絶妙なシルエットは、流行に左右されない普遍的な魅力があります。合わせるトップスやシューズを選ばず、平日から休日まで着用することができるシリーズ屈指の汎用性。スタンダードな一本ですが、機能性と着まわし力が高いので、色違いで買っても良さそう。

↑THE CITYコレクション「ストレートフィット」

 

(子どもとの)公園遊びも動きやすい

「子どもと公園で遊ぶなら、動きやすさが大前提ですが、父親としてのきちんと感も演出したいので、ストレートフィットを使ったモノトーンのコーディネートでシックに。パーカーだけではラフすぎるので、ベストをレイヤードして奥行きをプラスしました。収納力もアップするので、子どものためにティッシュやハンカチも携帯しやすくなります」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITYのパンツ9790円(アルペン)/ニューバランスのベスト9900円、同パーカー8690円、同シューズ9900円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)※すべて税込

 

【その2】THE CITYコレクション「スキニーフィット」

全体的に細くシャープなシルエットで、脚のラインにぴったりフィット。スタイリッシュな印象を与えるバランスのいい一本です。細身ですが、サークルストレッチウーブン素材によって動きにくいというストレスはありません。オシャレをしたい休日はもちろん、仕事にもおすすめできるシルエットです。

↑THE CITYコレクション「スキニーフィット」

 

いつもビジネススタイルにハマる

「シリーズの中でも、特にビジネスシーンで穿きたいモデルです。普段から着ているテーラードジャケットに合わせても、違和感なくしっくり馴染むので、ジャケットと色を変えてみるなど、気分を変えたい時に活躍してくれると思います。今回はタイドアップではなく、ノータイでもしっかりと見える長袖ポロシャツを合わせて、こなれ感を演出しました」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITYのパンツ9790円(アルペン)/シップスのジャケット3万1900円、同ポロシャツ1万4960円、同シューズ4万2900円(すべてシップス 渋谷店)すべて税込

 

【その3】THE CITYコレクション「スリムテーパードフィット」

腰回りはゆったりとしつつ、膝から下はスリムなシルエット。脚のラインをキレイに見せるので、脚の長さや腰回りの重さに悩んでいる人も穿きやすいのが特徴です。また、どんなトップスにも合わせやすく、すっきりとした洒落感のあるコーディネートへ導いてくれるので、コーデに困ったら助けてくれることでしょう。

↑THE CITYコレクション「スリムテーパードフィットパンツ」

 

休日、街ブラもスマートに

「ショッピングや食事を楽しむ休日は、ラフさがありながら洒脱な都会感のあるスリムテーパードフィットがいいと思います。男らしいGジャンでも、このパンツに合わせればスマートな印象にシフトさせることができるコーディネートです。シューズは、パンツのカラーに合わせつつ、インナーのカラーも拾っているものをチョイスして、まとまり感のある着こなしに」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITYのパンツ9790円(アルペン)/ニューバランスのロングTシャツ4950円、同シューズ1万890円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/サンディニスタのGジャン2万5300円(トゥー・ステップ)※すべて税込

 

【その4】THE CITYコレクション「ワイドテーパードフィット」

トレンドを取り入れた着こなしを目指すなら、ワイドテーパードフィットが最適。膝下から裾に向かって細くなっている上にアンクル丈なので、野暮ったい印象はありません。人気のゆったりとした着こなしを手軽に完成させることができるので、持っておきたいシルエットです。

↑THE CITYコレクション「ワイドテーパードフィット」

 

小旅は旬なワイド系アイテムで揃える

「パンツに合わせて、他アイテムも大きめのサイジングで選んでいます。全体的にゆったりとしたシルエットになるので、重量感を払拭するために白のインナーを配置して抜け感をプラス。アーバンライクなコートは、ゆるさを感じるラグランスリーブ。例えばインナーをタートルネックニットにすれば、上品な大人の雰囲気を醸し出すこともできます」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITYのパンツ9790円(アルペン)/シップスのコート6万4900円(シップス 渋谷店)/ユナイテッドアスレのスウェットトレーナー3245円(キャブ)/ニューバランスのシューズ1万890円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)※すべて税込

 

【その5】THE CITYコレクション「ショーツ」

今季から登場したショーツは、すっきりとしたシャープなシルエットなので、大人が穿いてもヤンチャ感はありません。長すぎず短すぎない万人が穿ける裾丈で、春夏の着こなしの幅を広げるにはぴったりです。生地のさらっとした感触が心地よく、これからの季節のワードローブの主役になること請け合いです。

↑THE CITYコレクション「ショーツ」

 

無骨なアウトドアもサークルストレッチウーブンなショーツもハマる

「インナーとシューズを色合わせして、アノラックタイプの首元と裾、足元にバランスよく自然に差し色を配置。無骨なアウトドアスタイルも、ソックスのホワイトでワンクッションを入れつつ、シューズのロゴとカラーをリンクさせることで、軽快な印象を加えました。まとまりのあるポイントを各所に散らすことで、敬遠されがちなショーツのアクを取り除けます」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITYのパンツ6490円(アルペン)/ニューバランスのジャケット1万3090円、同シューズ1万890円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/ユナイテッドアスレのスウェットトレーナー3245円(キャブ)/ソックスはスタイリスト私物 ※すべて税込

 

パンツとシューズのそれぞれの色の合わせ方も外したくないよね……。

パンツとシューズの合わせ方は、着こなしの決め手になるので慎重に選ぶべきです。パンツと組み合わせるシューズの種類も肝心ですが、なによりカラーを間違えると、ちぐはぐなスタイリングになってしまいます。色を外すテクニックもありますが、シューズばかりが主張されてしまうので、トータルの上手な合わせ方を宮崎さんに指南いただきましょう。

↑THE CITYコレクションのパンツは3色ラインナップ。ポケット上にはNBロゴがさりげなくプリントされています

 

「一番失敗のない組み合わせは、パンツのカラーに合わせたシューズの選び方です。「THE CITY」のロングパンツはアンクル丈に設定されているので、シューズが際立ちます。ですので、パンツとシューズの色を変えると、切り替わる部分がはっきりするため、迷ったら同じ色を合わせるのがベターかと思います。色を繋ぐことで、脚が長く見えるメリットもあります。ソックスは裾からチラ見えするので、近似色かパンツとシューズの中間にあるカラーを選びましょう。もし違うカラーのシューズを履きたいというのであれば、パンツと同じ色がどこかに入っているものを選ぶと◎」(スタイリスト宮崎)

 

ブラック×ブラック

黒で合わせると精悍な印象に。シューズにアクセントカラーとなるホワイトが入っているので、重すぎません。

 

ネイビー×ホワイト

合わせやすいネイビーのパンツは、ホワイトのシューズを使って清潔感を加速。ネイビーのロゴで、さりげない統一感を。

 

グレー×グレー

グレー同士の組み合わせは、シティライクでオシャレ。合わせるトップスのカラーも選ばないのでおすすめです。

 

「THE CITY」のパンツは簡単に洒落感を演出できる!

今回は、悩んでいるという声が多いパンツの着こなし方を紹介しました。シルエットのレパートリーが多い「THE CITY」のパンツは様々なシチュエーションにフィットしますし、コーディネートしやすいのがポイントです。そして、動きやすい素材で穿き心地も抜群。それなのに手頃な価格というのも魅力ですね。今年の春夏も「THE CITY」コレクションをまとって、例年以上にオシャレを快適に楽しみましょう。

 

【各種問い合わせ先】

ニューバランス ジャパンお客様相談室 TEL:0120-85-0997

シップス 渋谷店 TEL:03-3496-0481

トゥー・ステップ TEL:03-5794-4343

キャブ https://www.united-athle.jp

 

撮影/大田浩樹、スタイリング/宮崎 司

 

【2月】編集部がよく穿いたデニム3本

最近、街中でデニムを愛用している人が増えていませんか? かく言う編集部内でもさっそくデニム着用率がグイグイ上昇中……! 今回は各編集部員が2月によく穿いたお気に入りデニムをご紹介。

 


リーバイス スケートボーディングのデニム

スケートボードをしても“擦れて破れない”のが売りの一本ですが、それ以上にストンと垂直降下するバギーシルエットが気に入っています。レングスは「32」と裾をたんまり溜めたい自分におあつらえ向きな長さ。春は長袖ポロシャツと野暮ったいイメージで合わせたいですね。

リーバイスのユーズド501

去年の秋頃から、好んで穿いているブラックの501。ディテール、シルエットともに特筆する点はないレギュラー古着ですが、よく手に取ってしまいます。ほどよくフェードした色合いなので、グレーやブラックのトップスと合わせた時に全体が暗くなり過ぎないのもいいんです。

ブラスバンドのスタンダードデニム

最近リリースされたダウン型ベンサンが大好評の〈ベンチ〉のデザイナーが手掛けるデニムブランド。トラウザーズのようなキレイなシルエットなのですが、あえて34インチでデカ履きしてます。ワイド過ぎない“ちょい太め”がいま一番使いやすいシルエットかも。

脱ヘビーウェイトなるか。〈チャンピオン〉のエコフリースパーカー #ととのいま品

パーカーが好きです。特にヘビーオンスのずっしりしたやつ。極論を言えば、スウェットパーカーのオンスは高ければ高いほどかっこいいと思っています。ただ、年を取るごとに気になってきているのがフードの重さ。

 

リバースウィーブだったり、カナダ産のしっかりした生地のパーカーを着てしまった日には、肩が「だる重…」。そのたびにア◯ナミンAに頼るわけにもいかないので、最近は少しパーカー選びの目線を変えています。

〈チャンピオン〉のUS企画のエコフリースパーカー。コットンとポリエステルが半々の9ozボディ。無地とプリントもの合わせて現在計3着。

ポリエステル(ペットボトル由来らしい)が半分混紡されているだけあって、着心地は軽ふわ。最初は4,000円程度の手頃な値段に引かれての購入でしたが、今では倍以上の値段を出したリバースウィーブのパーカーより出番が多くなっています。いい意味で芸のないデザインなので、特に無地は使いやすい。

と、ここまで書くといいこと尽くめのパーカーのようですが、とにかくすぐ毛玉ができるのが玉にキズ。理想のパーカーとまでは断言できませんが、そんな隙がある感じも逆に気に入っています。“パーカーのフードだる重い問題”にお悩みの方はぜひ一度お試しあれ。


FACY編集部・杉山

今気が付きましたが、先日の溝口に続き、服の重さが気になる旨のコラムになってしまいました。重たいウールのコートとかも好きなんですけどね。今年の買い物はどうなることやら。

【Best Kicks】自慢のスニーカー教えてください! #2 GOODLOSER 古口悠

昨年、好評を得た今年履いているスニーカーを教えてください!のスピンオフ企画「自慢のスニーカーを教えてください!」。ショップスタッフたちの普段履きとはまた違う、思い入れがあるスニーカーを探っていきます! 今回、自慢のスニーカーを教えてくれたのは[Milok]のデザイナーであり、渋谷にある直営店 GOODLOSERのオーナーでもある古口悠さん。


古口 悠GOOD LOSER 代表/Milok デザイナー )
トラッド崩しをテーマにするメンズウェアブランド〈Milok〉のデザイナー兼、渋谷にある直営店 GOODLOSERのオーナー。ブランドルックやお店では革靴のイメージが強いが、実はスニーカーも革靴と同じくらい好きだそう。

ーお久しぶりです。〈Milok〉もお店(GOODLOSER)もトラッドなイメージですよね。ルックでも〈Makers〉(革靴ブランド)を使用しているイメージなので、今回の企画を承諾していただけたのは意外でした。

 

ああ、そうですね。革靴は50足くらい持ってるんですけど、それと同じくらいスニーカーも持ってるんですよ。オールドスクールとかチャックテイラーとか休日履きつぶす用のスニーカーから、変化球的なモデルまでいろいろあります。今回は自慢の7足を持ってきました。

 

ーおお、ありがとうございます! 店頭にもスニーカーで立たれたりするんですか?

 

全然あります。毎日革靴でお店立つのもきついじゃないですか? となったときにファッション性のあるスニーカーを買って履くようにしているんです。

 

ー失礼かもしれませんが、「スニーカー履いてるのは意外だね」って言われませんか?

 

周りにも革靴のイメージがあるとは言われますね(笑)。基本的には〈JJJJound〉コラボのような明らかにプレ値がつきそうなものよりは、色味とかコーディネートのしやすさで選んでます。革靴で補填できないところをスニーカーで補っているって感じかもしれません。

 

ーなるほど、確かに足元が革靴だけだと印象が偏りますよね。

 

どうしても革靴よりはスニーカーの方が良いなってコーディネートがあるんですよ。革靴だと単色になるし、色も黒とか茶になっちゃうからコーディネートに変化が出づらい。だから、それを補うように色物や変化球的なシルエットのスニーカーを買うことが多いですね。

 

Air Max 95 Comme des Garcons Black(2020)

ーでは、さっそく自慢のスニーカーを教えてください! まずはAIR MAX 95のギャルソンコラボですね。

 

そうです。本当はグラデーションカラーの方もいいなと思ってたんですけど、ギャルソンコラボでインラインのもよりもデザイン性があるので、オーソドックスに黒を選びました。

 

ーこれは昨年のリリースのタイミングで手に入れたものですか?

 

このモデルは海外のDSG(ドーバーストリートマーケット)で抽選発売されて、その少し後に日本でも発売されたんですが、僕は海外発売時に抽選に応募して手に入れました。

ーAIR MAX 95を選ばれたのがまたまた意外なのですが、気に入っているポイントはどこでしょう?

 

元々AIR MAX 95ってボリューミーなシルエットなんですけど、このモデルは上手い具合にギャルソンのテイストが入ってるからちゃんと崩せるんです。カジュアルだけどモードっぽさもあって、バランスが取れてるんですよね。

 

ーなるほど、モードな雰囲気が入っているのがポイントだと。あと、このモデルは切りっぱなしのディテールの他にも、インラインとは違うポイントがちょこちょこあるんですよね。

 

アッパーのレザーはギャルソン側が手配してるって聞きましたね。本当によく見ないと分からないけど、細部にギャルソンのテイストがすごく入ってるんですよ。街で履いてても「あっ」と言われるスニーカーではないけど、知っている人が見ると「おお」と言われるスニーカーというか。

 

OVERBREAK SP(2020)

ーこれは確か昨年リリースされたインラインのモデルですよね?

 

インラインですね。全部で2〜3色出て、今年リリースされた”FOSSIL”というカラーは即完したんですけど、このモデルはまだNIKE.COMに残ってます(笑)。持ってる人を全然見かけなくて、履いていると「これ何?」って聞かれる回数がすごく多いです。

 

ー僕もこのモデルを持ってる人は初めて見ました。これを買った理由は?

 

いまダッドスニーカーも含めて、ボリュームのあるスニーカーが多いじゃないですか? でも、〈HOKA ONE ONE〉などの定番を選んで、周りとかぶるのが嫌だったんですよね。そんなときにSNKRSでこれを見つけて買ってみたら、履きやすくて、足が痛くならなくて、デザインも効いてて、すごく良かった。

 

ー履き心地も良いんですね。

 

めちゃめちゃ良いです。個人的には「ホカよりも良いんじゃないかな?」ってくらい。ソールがとにかく分厚くて、クッション性がすごい。去年買ったスニーカーの中では一番気に入ってるかもしれないです。

ーよく見ると、デザインは攻めてるけどカラーはめっちゃ渋いですね。このアンバランスさ、面白いです。

 

昔の〈NIKE〉のランニングシューズ、コルテッツとかペガサスにありそうな感じですよね。〈J.Crew〉に置いてそうなアイビーっぽいカラーというか。意外とこういうカラーリングって最近出ないんですよね。

 

ーこれは気に入って、履き込んでる感じがありますね。

 

実際気に入って履いてますが、このアウトソールの汚れっぽいのは元からのデザインなんですよ。多分、最初から着崩したイメージで作ってると思うんですよね。だから、デニムにも合うし、スラックスに合わせるとすごいハズれる。本当に重宝してます。

 

adidas FORMEL 1(2016)

ー良い配色ですね。これはどんなスニーカーですか?

 

F-1のフォーミュラカー(レーシングカー)にインスパイアして作られたランニングシューズです。オリジナルは70年代に出ていて、これは2016年に発売した復刻。アイレットの部分がギリーレーシング(靴紐を通しやすくするシステム)仕様になっているんですけど、この復刻が出てから他のモデルでもこの仕様をよく見かけるようになった気がしますね。

 

ーアウトソールのヒール部分の形も面白いですよね。

 

走りやすくするためのデザインなんですが、意外と車の運転のときにも便利なんですよ。ペダルを踏むときにかかとがしっかり止まるから運転しやすい(笑)

ーああ、ドライビングシューズ的な感じでも使えるんですね(笑)

 

あと、当時っぽいビビッドなイエローの感じもすごく良いんですよね。買った当時は全身真っ黒の服装が多かったんで、よく差し色として使ってました。

 

ーちなみに〈adidas〉は定番よりこういうモデルの方が好きなんでしょうか?

 

学生時代から履いているSUPERSTARやSTAN SMITHには正直飽きちゃってるところもあります。今後も掘るとしたらこういうモデルになるかなと。

 

New Balance M2000 (2012)

ーお次は最近2002も復刻して盛り上がっている〈New Balance〉の2000番台です。

 

これはデッドストックのものを買いました。昨年2002はアジア生産で復刻していましたが、2000はまだ復刻したことがないんですよ。中古はまだ見つかるけど、デッドを見つけるのはなかなか難しくて。値上がりもしてるし、加水分解しちゃってるものも多くて、これは1年くらいDigってようやく見つけたものです。

 

ー確かに、〈New Balance〉の古いモデルは加水分解しているものが多いと聞きます。

 

ですね。ただ、これは加水もしてないし、多分価値を分かってない人が出品してたから8,000円くらいで買えたんですよ(笑)。買ったのは1400、1700とかが流行り始めたタイミングだったから、3〜4年前くらいだったかな。人と違う〈New Balance〉が欲しいと思っていて、「あ、今なら2000とか良いよな」って。

 

ーこれは今回持ってきていただいたスニーカーの中でも特に状態良いですよね。

 

ようやく見つけたっていうのもあって、メンテナンスしながら大切に履いてますね。あと、この前スニーカークリーニングに出したばかりなので、かなりキレイな状態だと思います。

ー昨年は〈New Balance〉がすごく人気でしたが、逆にいま買うならコレというモデルってありますか?

 

最近発売したBILLY’S ENT別注の992は良いなと思いますが……。〈New Balance〉はなかなか難しいですね。990、992はみんな持ってるし、あんまり周りと差がつかないというか。あえていま買うなら、バッシュのモデルとかが良いのかな。

 

ー昨年〈Aimé Leon Dore〉とのコラボモデルがリリースした550とかですか?

 

そうそう。インラインの方の赤とかは新しいなって気はしてます。ただ、火がつくのが怖くて買えないっていうのが本音ですね(笑)。あとは新しいモデルより、メルカリとかヤフオクで古いモデルを探してメンテナンスして履くってことが多いかもしれません。

 

New Balance 576 UK(CUSTOM)

ーその流れで、カスタムした576ですね。

 

昔、どこかの古着屋で3,000円くらいで買った576です。買った当時はボロボロで裏も破けて、ソールも加水分解していて……。それをリクチュール(靴修理店。スニーカーに革靴用のソールを付け替えるメニューがある)に出して、リペアとカスタムしたんです。

 

ースニーカーのソールじゃなく、革靴のソールに張り替えてますよね? このカスタムはどれくらい金額するんでしょう?

 

僕が金額の高いシャークソールを選んだっていうのもあるんですけど、3万ちょっとはかかったと思います。

 

ー3,000円で買ったけど、トータルの金額は新品を買う以上にかかってますね(笑)

 

結局4万くらいになっちゃってますね(笑)。まあそれでも革靴と考えたら安いし、576UKのレザーモデルでこの配色はなかなか出てこないから、満足しています。

ーソールを張り替えているからか、印象もかなり変わっている気がします。何となくコート系のシューズっぽいというか。

 

576はシルエットがボテッとしてますが、カスタムによってシュッとした印象になったと思うんです。あと僕は大きめのサイズを買って、靴紐をビシっと締める派なんですが、それも見た目の印象が違って見える要因の一つかなと。

 

ーこれ履いてたら、「どこのですか?」って聞かれません?

 

聞かれますね。この配色自体もそんなにないし、シルエットが良い意味で変な感じだからかなと(笑)。さっきの話に戻りますが、〈New Balance〉は新しいモデルよりこういうカスタムの方が気分かもしれません。ボロボロだけど配色が面白いスニーカーをリペアやリサイズして履く方が面白いですよね。

 

AlexanderLeeChang × VANS
OLD SKOOL(2017)

ーこのダイヤル付きのオールドスクールはどこのですか?

 

〈AlexanderLeeChang〉×〈VANS〉ですね。このコラボは今でも続いてますが、このオールドスクールはコラボ初期のモデルです。

 

ー今はアッパーにeVentを採用したモデルなどもありますが、この頃はまだシンプルですよね。

 

普通のオールドスクールにBoaシステム(ワイヤーでフィットを調整する機能)を付けただけだったと思いますね。当時はまだこのシステムを入れているスニーカーは珍しくて買ったんです。同業で同じモデルを履いている人はかなり多いですね。

ーよく見ると履き口とシュータンが結構厚いんですね。スケシューっぽい感じというか。

 

着用時のフィット感を高めるために、インラインのモデルよりタンを厚くしてるみたいです。ダイヤルをギュッと締めてもボリュームのある見た目になりますね。履き心地はすごく良いです。

 

ーインタビューの冒頭で仰ってましたが、オールドスクールはかなりお好きなんですよね。

 

〈VANS〉に関しては定番モデルが好きなんですよ。普通のものとして履きたいって気持ちが強い。だから、オールドスクールは黒に白ラインのモデルが好きでずっと買い足してるし、ERAも好きでネイビーをずーっと買い足してます。今回の〈AlexanderLeeChang〉が唯一の変わり種ですね。

 

NOVESTA MARATHON

ー最後は〈NOVESTA〉のマラソンです。

 

旧チェコスロバキア産のトレーニングシューズですね。数年前にジャーマントレーナーが欲しいなって時期があったんです。マルジェラの元ネタになったドイツ軍のパイロットシューズは持ってるんですけど、そういう感じのやつを追加で買いたいなと思っていて。

 

ーそこから〈NOVESTA〉にたどり着いたんですね。ちょっと近いような、遠いような気もしますが。

 

最初はヴィンテージや〈REPRODUCTION OF FOUND〉などのリプロダクト系を見てたんですが、なかなかしっくり来るものに出会えなくて。そのとき知人に〈NOVESTA〉を紹介してもらったんです。最初は半信半疑で買ったんですけど、履いていくうちにこの良さに気づきました。履きやすさだけじゃなく、アッパーのレイヤードされたデザインとかギミックも効いてるんですよね。

ー久しぶりに見たんですが、「こんなにカッコよかったっけ?」って印象を受けました。もうちょっとボリュームありませんでしたっけ。

 

これも576と一緒で大きめのサイズを買って、紐をビシッと締めてるんですよ。靴ってやっぱり紐をビシッと締めるか、締めないかで結構印象が変わるんです。SUPERSTARとかも紐をビシッと締めるとオーセンティック感が増してシュッと見えますし。

 

ーあ、それで印象が違うんですね。最近だとヒップホップの流れでゆる〜くする人が多いのでビシッと締めてるのは新鮮です。

 

今もですけど、その履き方が昔流行ったときも僕はギュッと締めて履いてましたね(笑)。


ーいろいろお持ちいただき、ありがとうございました! 途中でもいろいろ聞きましたが、改めて今年古口さんが注目しているスニーカーについて教えてもらっていいですか?

 

最近はモードっぽいスニーカーが新鮮に映りますね。まだ買ってないですけど、〈OAMC〉×〈adidas〉とか。あと中学生のときに持ってた全面にパンチングされていた〈adidas〉があるんですけど、それはずっと探してます。

 

ーなんだろう、ちょっと調べてみますね。……ギャラクシーっていうモデルですか?

 

そうそう!当時、青と黒と黄色の三色買いしてたんですよ。全然復刻しないので、古着屋やメルカリとかでずっとDigってます。さっき言ったみたいに新しいものだけじゃなく、昔のやつをDigるのが気分になってますね。

 

ーそういえばDUNK人気が終わったら、スニーカーブームに陰りが見えるという話もありますが、古口さんはどう思いますか?

 

多分服もそうですけど、スニーカーに関しては落ち着くことはもうないと思ってますね。今まで「スニーカー7:革靴3」、「革靴7:スニーカー3」みたいな比率でトレンドが移り変わっていたのが、今後は5:5、よくて4:6になっていくと思うんですよ。ファッション的に見て、スニーカーはコーディネートに欠かせないアイテムになっているし、服を作っている身としても「この服はスニーカーに合うのか?」というのは考え続けないといけない課題かなと。

 

ーなるほど、昔ほど極端にはならないと読んでいるんですね。最近はワラビーやデザートブーツを街で見かけることも増えましたが、そこはどうですか?

 

確かに革靴に戻ってきてる人は多いので、今から2年後くらいには革靴の人気も上がるのかなと。ただ、それでもさっき言ったみたいに半々くらいじゃないですかね? スニーカーの支持は続くと思いますよ。

 

Info
GOODLOSER
住所:東京都渋谷区神南1-3-11
営業時間:13:00 – 20:00(定休日:水曜)

アウトドアフィールドで映える、左右非対称カラーのサロモン #今週の一足

最近の#ととのいま品が気づけばスニーカーばかりになっていて、「いっそ別シリーズの方が良いのでは?」という話になりました……。ということで、中途半端な時期ですが、新コラム #今週の一足をスタートします。今回はSalomon Advanced ×Organiclab.ZipのXa Pro 1。


フランス発のスポーツブランド〈Salomon〉のハイエンドライン〈Salomon Advanced(サロモン アドバンスド〉より、昨年12月にリリースされたアメリカのソーシャルメディア〈Organiclab.Zip〉とのコラボスニーカー。発売時はアメリカにいて、英語でググってもどこで売っているか分からず……完全に買い逃したと思っていたら、DSMGにマイサイズ(27cm)を発見。速攻ポチりました。

今回のカラーは夏と冬の夜空をイメージしているとのこと。

 

今作のベースとなっているのは2001年発売のXa Pro 1。今でも現行で様々なバリーエーションが発売されているロングセラーモデルです。デザインはOrganiclab.Zipのインスタをフォローしている人なら納得のレトロアウトドア仕様。メインカラーをパープルとブラックに絞り、左右非対称で配置。アウトソールの内側にもグレーの切り替えがあり、インラインよりだいぶ渋い仕上がりです。

 

そして、このスニーカーはちょっと汚して履いても様になりそうな感じが良いんですよね。街はもちろん、アウトドアフィールドでもかなり映えるはず。まだプロパーで買えるところもあるようなので、アウトドア好きの方はぜひ探してみてください!


FACY編集部・岩崎

コラムとは別に、ショップスタッフの自慢のスニーカーを教えてもらう#BestKicks 企画も進行中です。そろそろ第二弾が公開予定なので、スニーカー好きの方はそちらもチェック!

ナイキ発のサステナ系パフォーマンスシューズ「ナイキ コズミック ユニティー」を履いてみた!

シューズ作りにおいて積極的にサステナブルなモデルを開発してきたナイキ。これまで「スペース ヒッピー」や「エアフォース 1 クレーター」など地球環境に考慮したスニーカーを続々世に放ってきた中、遂にプロアスリートにも対応したパフォーマンスモデル「ナイキ コズミック ユニティー」が発表されたということで、以前GetNavi webでも紹介しましたが、先日現物と対面できたので、早速お試ししてみました!

 

【ナイキの「ナイキ コズミック ユニティー」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本シューズは、二酸化炭素や廃棄物の排出量ゼロを目指すナイキの包括的な取り組み「Move to Zero」の理念を取り入れ、重量換算で少なくとも25%以上のリサイクル素材を使用。しかも、超人的パワーとパフォーマンスを誇るNBAプレーヤーの足元をしっかりとサポートしてくれるタフさと機能性も備えた、まさに非の打ち所がない理想的な一足が完成されたのです!

 

サステナ系シューズのイメージを一新させる程のタフ仕様!

アッパーには、リサイクル可能なケーブル糸を使用。肉厚な生地感で高いフィッティングとなっています。

 

ソックライナーやシューレースにも一部リサイクル素材を使用。

 

お馴染みのスウッシュも一部リサイクル材を使ったマーブル模様を入れて、エキゾチックな雰囲気を演出。ソールにはシューズからリサイクルしたナイキ グラインド ラバーをおよそ10%含有し、クレーターのようなくぼみでシューズの重量も削減しています。

 

リサイクル素材も配合したフルレングスのズームエアの足底部材は、つなぎに使う素材を不要にしています。

 

これまでサステナ系のシューズといえばライフスタイル向けが一般的でしたが、遂にスポーツなどのハードなシーンでも対応可能なパフォーマンスモデルが出てきましたね。サステナ系って聞くと、どことなくソフトで洗練されたイメージがありましたが、本シューズに関してはゴリゴリのタフ仕様! 何せ身長2メートル越え、体重100超えがザラなNBAプレーヤーをサポートするわけですからね。まさに機能美を具現化したモデルと言えるのでは!

ナイキ コズミック ユニティー グリーン グロウ
1万8150円(税込)

※2月26日より発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

新進気鋭のスニーカーブランド「SLACK FOOTWEAR」のビジカジスニーカーに要注目です!

スニーカー通勤する人も増えた昨今、ビジネスやプライベートなどシーンを問わずに使えるビジカジスニーカーも人気となっていますが、ここ最近、注目度を上げているスニーカーブランドがあります。それが「SLACK FOOTWEAR(スラックフットウェア)」です!

 

革靴ブランドとスポーツメーカーの両社でシューズ作りを経験したデザイナーを擁し、革靴の技法とモダンな機能素材を融合した、新たなデザインを提案する東京発のブランドです。そんなスラックフットウェアの新作「ローディー」を実際にお試ししてみました!

 

【スラック フットウェアの「ローディー」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

様々なシーンで使えるシンプルなデザインが魅力的な本シューズ。ヒールを踏んでも履けるハイブリットタイプで、ベーシックなローファーとして履けるほか、ヒールを踏んでクロッグサンダルとしてもカスタムできる2WAY仕様。ライニング前方のネオプレーン、インソールには起毛素材を採用し、素足でも着用可能なソフトな構造もポイントとなっています。

 

ヒールが踏める2WAY仕様の本革ローファー・スニーカー!

アッパーは全面をスエードレザーで構成していて、マットな質感で落ち着きのある雰囲気に仕上げられています。

 

本シューズは、アッパーとソールを圧着させる「バルカナイズ製法」を採用して、スマートなフォルムを実現。さらにステッチを施す事で、堅牢性を高めています。手が込んでいますね。

 

インソールには起毛素材を取り入れているので、素足で着用できるくらいソフトな構造となっています。

 

あらかじめヒール部分を踏めるようにデザインされているので、クロッグサンダルとしてラフな履きこなしにも対応してくれます。

 

コーディネートやシーンに合わせて履きこなせる1足ですね。上品な雰囲気なので、ちょっとリッチなリゾートスタイルにもハマるかと。

スラック フットウェア
ローディー
1万4080円(税込)

 

アークテリクスのゼータで肩の荷が下りました #ととのいま品

2月も半ば。今年の冬は「厳冬か?」との予測もありましたが、蓋を開けてみればそんなことはなく、むしろ例年より暖かったような気も。いや、自宅にいる時間が増えた結果、総じてそのような感想になったのかもしれません。いずれにせよ、春まであと少し。はやる気持ちを抑えきれず、重アウターの登場頻度が減っています。その反対に、再び株を上げているのがこちら。

アークテリクスのゼータSLジャケット。前期のビームスによって右腕に始祖鳥の拡大版ロゴが配されている。

 

〈アークテリクス〉のゼータSLジャケット! 「またアークかよ」というツッコミはごもっとも。「しかも去年のベストバイに選んだやつじゃん」というツッコミもごもっとも。ただ冬の終わりにして、活躍の機会が増加中。正直なところ季節の序盤はあまり着ていませんでしたが、同じくアークテリクスの高機能中綿入りベストをインナーとして手に入れて以来、気温が一桁でも第一線を張る存在に。

軽く、着ぶくれもしない。もちろんそれぞれ単体使いも可能。第一級の汎用性を誇る。

 

それもこれも、防水耐久性・透湿性・防風性を備えたゴアテックス使いのゼータがあるから。ダウンに迫る暖かさをベストで得たあとは、アウターとして君臨するゼータがしっかり守ってくれるというわけですね。テックな見た目に違わず、この組み合わせ、伊達じゃありません。

2つ並んだ始祖鳥が頼もしい。右はビームス別注によってブラックの刺繍に変更されている。

 

まぁ、なにもアウターはゼータじゃなくてもいいんですけどね。ベストの上にウールのコートを重ねても十分に暖かい。ただ一つ異なるのは、圧倒的に軽量であるということ。特に今はテレワークが増えて仕事に適していない照明の下で目を酷使しているからか、重いアウターが肩に響きます。それ抜きにしても昔に比べて服の重さが気になる今日この頃。軽いことが服に求める条件に入ってきた。「おしゃれは我慢」という言葉はとうに忘れてしまったようです。

 

というわけで、アークテリクスのゼータで(再び)ととのいました。というか、この組み合わせの最強っぷりに参りました。冬だけでなく、これからやってくる春、飛んで秋にも活躍するのは自明のこと。みなさまも、特に肩にダンベルを抱えている方はぜひ一度お試しあれ。自信を持っておすすめします。


FACY編集部・溝口

もはやレザージャケットは重くて着られない30代の男。映画『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシントンのようにかっこよく着こなすんだ!という夢はとうに忘れてしまいました。

【お財布パパラッチ#06】達観して気づいたバリ財布の魅力 〜ベルーフバゲージの二つ折り財布(ベルクロ)〜

2019年以降、急速に広まりを見せるキャッシュレス決済。当初はコンビニのレジで「○イ○イ♪」と鳴らすことにアーリーアダプターとしての優越感を抱いたものですが、もはやそんなことはなく。いま気になることと言えば、「結局みんな、どんな財布使ってんの?」ってことではないでしょうか。昨年はキャッシュレス化に伴い「ミニ財布バンザーイ!」なんて声が聞こえてきましたが、実際どうなんでしょう?

 

というわけで、いつもお世話になっているショップスタッフのお財布をパパラッチ! 愛用している財布はもちろん、生活が垣間見えるカード類も見せてもらいました! まぁこのご時世なので電話でのパパラッチとなりましたが、悪しからず。


佐野賢太さん
“自転車のある生活を楽しむ全ての人々をサポートする”製品作りをモットーにする〈ベルーフバゲージ〉のデザイナー。代々木の直営店「1197STORE」では自ら店頭に立ち、接客も行う。

Telephone Paparazzi #06
ベルーフバゲージの二つ折り財布(ベルクロ)

beruf baggage/HANDY WALLET ¥6,050(税込)

ー今回は佐野さんが愛用されている財布をパパラッチするわけなんですが…。って、これはまさか! バリバリの財布じゃないですか!

 

はい(笑)。

 

ー本企画、初めての登場です。

 

男子はみんな通ってきている財布ですよね。

 

ー中学生以来、ずっとバリバリの財布なんですか?

 

いえ(笑)。

 

ーなぜ、どうして、今!?

 

もちろん過去には恥ずかしさはありましたよ。でも、それはもう通り越してしまいました(笑)。やっぱり一番使いやすいのがいいなってことで、2年前に復刻したんです。

 

ーそれまでは〈ベルーフバゲージ〉で展開されていたんですね。

 

はい。ブランドを始めた当初からありました。でも、ふとした時に子供っぽく見えてきて、持っていることが恥ずかしくなったんです。それで自分が持たなくなったから、ブランドとしても作らなくなった。ただお客さんからはずっとリクエストされていたんです。「あのベルクロの財布はもうやらないのか?」って。

 

ーそれで2年前に待望の復刻を遂げたと。

 

はい。一旦、自分もバリ財布を持たなくなってからレザー物とかも使ったんですけど、どうもしっくりこなくて。一方でお客さんからの声もありましたし、やっぱりこれかなと。言い方はあれですけど、どうでもよくなっちゃったというか。何も気にせず生きていけるっていう(笑)。

 

ー達観したのですね。

 

単純に歳を取ったんだと思います(笑)。

ガバッと開くのがボックス型の魅力。

 

ーズバリ、作り手としてこだわった点は?

 

現金とクレジットカードをよく使うので、とにかくそれらが十分に入ること。そして一番のこだわりは、小銭が取り出しやすいこと。これはもう絶対ですね。

 

ーいわゆるボックス型ですね。

 

そうです。入り口が大きく開くので、パッと中身を見渡せますし、何より取り出しやすい。個人的にはこれじゃなきゃダメですね。もちろん作り手としていろんなパターンは考えるんですけど、ボックス型の小銭入れ付きのバリ財布がかなり使いやすい。行き着くところはやっぱりバリ財布(笑)。取り回しの良さでは最強なんです。

 

ーさらに手に取りやすい価格ですよね(税込 6,050円)

 

そうですね。変えたくなったらすぐ変えられます。その軽快性もバリ財布の魅力ですね。

 

ーでは次に買い換えるとしても、同じくバリ財布ですか?

 

おっしゃる通り。

 

ー現在はオリーブを愛用されていますよね。で、6色展開。選ぶなら何色にですか?

 

ブラック以外ですね。車内で落としても見つけやすいですから。って、今改めて見てみると、意外とくたびれていることに気づきました。普段、財布をまじまじと見ることはありませんから(笑)。この後、すぐにでも買い換えます。

 

〈ベルーフバゲージ〉デザイナー・佐野さんの精鋭カード

(下から一番目)
ヤマダ電機のカード。

(下から二番目)
ビームスのポイントカード。「ビームスプラスさんでまとめ買いした時に作りました」

(下から三編目)
ザ・ノース・フェイスのポイントカード。「家族揃ってキャンプや波乗りなどアクティビティが趣味。嫁と共用で使っています」

(下から四番目)
イケアのビジネスカード。「会社の備品とかを買う時に使っています。請求書払いができるんで便利なんです」

コーデュラや防水メンブレン採用など、雨の日の天候下でも履けるザ・ノース・フェイスの万能スニーカー!

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のコレクション「Urban Exploration(アーバン エクスプロレーション)」より、日常生活における雨の日も含めた様々な天候下に対応し、長時間の着用でも快適な履き心地を実現した「Shuttle WP(シャトル ウォータープルーフ)」シリーズを、全国のザ・ノース・フェイス直営店、取扱店及びブランドオフィシャルオンラインストアなどで発売。

 

ザ・ノース・フェイスは、アウトドアシーンで培われた機能性と都市部での利便性を軸とするコレクション「Urban Exploration」 を2018年春夏コレクションよりスタートしました。近年の通勤スタイルのカジュアル化の流れもあり、今回の「Shuttle WP」シリーズからは、「Shuttle Lace WP (シャトル レース ウォータープルーフ)」、「Shuttle Slip-On WP (シャトル スリッポン ウォータープルーフ)」の2型を発売。

↑「シャトル レース ウォータープルーフ」1万7600円(税込)

 

↑「シャトル スリッポン ウォータープルーフ」1万5950円(税込)

 

この2型のシューズは、強度の高いCORDURAナイロン素材とTEKWPROOF防水メンブレンを採用したこと、ドライでもウェットでも異なる路面環境で安定したグリップ力を持つラバーをアウトソールに配合したことなど、多くの機能を搭載。日常生活のオンとオフ、または雨の日を含めた天候下など様々なシーンで着用できる快適な履き心地を実現しています。

↑防水性が高いのも特徴で、雨の日でも安心して履ける

 

↑ライニングとインソールには繊維上の細菌の繁殖を抑えることで臭いを抑制するポリジン加工を施しています

 

 

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ニューバランス「2002R」が再発売! 今度はトーナルカラー3色を2月20日にドロップ!!

2010年にMade in U.S.A.のフラッグシップモデルとして登場した「2002」にハイスペックソールを融合し、復刻を遂げた、アジア製「2002R」の新色が2月20日に登場します。

 

「2002R」は、Made in U.S.A.にて2010年に誕生した「2002」のアッパーデザインを継承し、オリジナルが持つ特徴的な重厚感を実現。さらに、ランニングシューズ「M860」と同様の“N ERGY(エナジー)”と“ABZORB(アブゾーブ)”を組み合わせたハイスペックソールユニットを採用し、履き心地とフィット感をアップデートしたモデルです。

↑「ML2002R」1万7600円(税込)

 

時代の最新テクノロジーを搭載したフラッグシップモデルが揃う「1000」番台の流れを汲んだ「2000」番台の中でも、特に復活の呼び声が高かった人気モデル「2002」。今回登場する新色は、トリプルカラーでトーナルにまとめたオールレザーアッパーのトリプルブラックとトリプルホワイト、アウトドアカラーで彩ったオールスエードアッパーのオリーブの3色が登場します。

↑トリプルブラック

 

↑トリプルホワイト

 

↑オリーブ

 

昨年10月にアジア製の2002Rとして復刻し、オリジナルカラーは即完売を記録するなど話題となりました。昨年2002Rをゲットできず、涙ぐんだスニーカー好きも多かったと思います。ファッション担当編集部員・野田もその一人……。そのスニーカーをゲットできるチャンスがまた訪れました! 2月20日はアツい日になりそうです。

 

 

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天の邪鬼ゆえにずっと避けていた〈ニューバランス〉の990 #ととのいま品

天の邪鬼な性格ゆえ、20代のときは定番どころは避けてきた節があります。定番ブランドやアイテムを買うときも、「一番人気の型やカラーは避ける」というのがマイルールでした。ただ定番を知らないというのは職業柄、デメリットになることが多く……30歳になったのを機に(本当はもうちょっと早かったかも)、シーズンごとに定番品を狙って買うようになりました。

「なんで今まで買ってなかったんだろう」と意地を張っていたことを後悔するのも、天の邪鬼な人あるある。

今シーズン狙っていたのは“1000点満点で、990点。”の名コピーでお馴染み、〈ニューバランス〉の990v5。それも鉄板中の鉄板カラーであるグレーです。途中で「現行のv5よりv3を探して買おうかな」、「今シーズン気分のダークグリーンが良いかも」と頭の中の悪魔に散々ささやかれましたが、無事に初志貫徹……。

 

ニューバランスと言えばグレー!というイメージが強すぎて、ずっと避けていましたが、こりゃ良いです。個人的には履きやすさより、スタイリング時の合わせやすさにビックリ。トップスやボトムスで色を拾わなくても(※シューズと服の色を合わせること)、ノースの赤ジャケのような派手な色を持ってきても不思議と違和感がない。

 

ある意味、何にでも合うけど何にでも合わないのかもしれません。990のグレーを履くとスタイリングから足元が浮くというか。他に干渉されない治外法権的なスニーカーというのが、ここ一ヶ月履いてみた上での感想です(笑)。食わず嫌いしている人はぜひお試しあれ。


FACY編集部・岩崎

先日ずっと気になっていた、自由が丘にあるカフェ&ダイナー「NEW NEW YORK CLUB」に行ってきました。NYの屋台やサブで売ってるようなフードを取り扱っているのですが、店の雰囲気も食べ物の味も本場感アリアリ。名物チキンオーバーライス、激ウマでした。店内ではオリジナルアイテムやアパレル、アメリカのスナックなども取り扱っているので、アメリカ好きは行くべし……!

NBのアイコニックモデル「574」がモダン素材使いで、よりスポーティーにリアレンジ!

「996」などと並んで人気を獲得している、ニューバランスの定番モデル「574」。ニューバランスを代表するアイコニックモデルのひとつで、オフロードでの走破性能を高める深い刻みのアウトソールを搭載し、安定した履き心地でも知られています。そんな574のクラシカルなフォルムはそのままに、モダンなマテリアルでアレンジし、よりスポーティーなルックスへとレベルアップさせた新作「ML574I」が登場!

 

【ニューバランスの「ML574I」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作のポイントは、アッパーの素材使い。通常の574だとスエードとメッシュのコンビアッパーですが、本作の場合はさらにサイドパネルにリップストップ状のメッシュを採用。よりソリッドでスッキリとした印象を作り出しています。そしてシューレース周りやミッドソールにはレッドの差し色を設け、さり気なくもビビッドな印象で足元を彩ってくれますね。

 

さり気ないディテールアレンジで雰囲気をガラッと今っぽくアップデート!

アッパーのトウ周りは従来モデルと同様にメッシュとスエードのコンビ使いで、高い通気性と堅牢性を兼ね備えています。

 

サイドパネルは目の細かいリップストップメッシュに切り替わり、さらにお馴染みのNマークはレザーからプリントへとアレンジ。よりソリッドでスッキリとした印象に仕上げられています。

 

衝撃吸収性のあるEVA素材をPU素材で包んだミッドソール「ENCAP」を採用し、優れた安定性を発揮。さらにレッドのラインが配されていて、さり気なくもアクセントになっています。

 

シュータンにはしっかりと574のモデル名入り。そしてシューレースはブラックとグレーの2色使いで、トレイルランニングテイストも添えています。

 

574ならではの丸みのあるトウなどフォルム自体は踏襲しながらも、ルックスや履き心地は、だいぶ進化していますね。クラシックスタイルの定番574とはまた違った印象で、まさに新生574と言える「ML574I」。上品かつスポーティーな雰囲気がアップしているので、ストリートはもちろん、ジャケパンなどキレイ目でピシッとしたい時にもハマりますよ!

ニューバランス
ML574I
1万890円(税込)

※2021年3月発売予定

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

本末転倒、デニム選考 #ととのいま品

昨年の春夏あたりから「デニム再来!」なんて言われて久しく、筆者もかな〜り久しくデニムを購入しました。

 

えーと、たしか、最後は…LVC? モデルは1944年代? たしか、第二次世界大戦時下、物資統制によってディテールが簡略化されたところに惹かれたはず。バックポケットはステッチじゃなくて、当時ペンキで塗ったのを模したやつだったよな? それぐらい記憶が曖昧です。

 

それからおよそ10年ぶり。購入した理由は、実にあっけらかんとしたものでした。

店頭で試着して数分後

「シルエットがいい! 買います!」

ただ、それだけ。いや、たしかに、何かを買う際は往々にしてそのような買い方になるわけですが、買ってからネットで商品情報を読み込むのは変だよなと。それは店員さんの説明不足とかではなくて、「リーバイススケートボーディング デニム」とわざわざ検索して、

 

「え?素材には摩擦に強いコーデュラ使ってんの? ガシガシいけんじゃん!」

「これストレッチ入りなんだ!動きやすい、いいじゃん!」

と自分の選択の成否を測る。なんだかおかしい。

 

購入した意味を強化するというか、再認するというか、買った後の「あ、そうだったのね」というアイテム情報の読み込みを楽しんでいるように思えてくるわけです。いや、もはやアイテム情報を読むために買っていると言っても言い過ぎではない!

 

とまぁそれはさすがに言い過ぎかと思いますが、何かを買う前、商品の情報を追うときはすでに買うことを決めている場合が多いですよね。本末転倒のような気がするんですが、みなさんはいかがでしょう? ここらへんの話って、行動経済学あたりで学べるんですかね? すご〜く気になります。

 

まぁでも、このデニムはいいです。何が良いかって、バギーのシルエットがとにかくいい。いまの気分にピッタリ! 夏には「デニム×白T」のスタイルを久しぶりにやりたい! あ〜楽しみ!

 

やっぱり買ってよかったってことですかね。

オフィスにでの一コマ。ティンバーランドのスリーアイを合わせるのが気分(編集部・杉山撮影)

FACY編集部・溝口

90’sなフレーバー香る色落ちデニムを買ったので、次は濃厚インディゴを探索中。千鳥・ノブに負けてられないんじゃ!

【お財布パパラッチ#05】中学以来、L字一筋 〜ジル サンダーのL字型財布〜

2019年以降、急速に広まりを見せるキャッシュレス決済。当初はコンビニのレジで「○イ○イ♪」と鳴らすことにアーリーアダプターとしての優越感を抱いたものですが、もはやそんなことはなく。いま気になることと言えば、「結局みんな、どんな財布使ってんの?」ってことではないでしょうか。昨年はキャッシュレス化に伴い「ミニ財布バンザーイ!」なんて声が聞こえてきましたが、実際どうなんでしょう?

 

というわけで、いつもお世話になっているショップスタッフのお財布をパパラッチ! 愛用している財布はもちろん、生活が垣間見えるカード類も見せてもらいました! まぁこのご時世なので電話でのパパラッチとなりましたが、悪しからず。


松原将平さん
「IENA EDIFICE LA BOUCLE (NEWoMan新宿店)」の看板スタッフ。いつもEDIFICEらしいクリーンなスタイリングを披露してくれる松原さん。インドカレーが好き。新宿でおすすめのお店は「まさらダイニング」。

Telephone Paparazzi #05
ジル サンダーのL字型財布

ジル サンダーのL字型財布

インスタで活躍されているのを電信柱の影からいつも見ています!

 

ありがとうございます(笑)。

 

ー自分も松原さんのように色んな服が似合う男になりたい! というわけで今回は男の磨き方…ではなく、愛用財布についてお伺いしたいのです。まず、いま使っている財布はなんですか?

 

〈ジル・サンダー〉のL字型の財布です。

 

ー出ましたジルサンダー! いやはや、お似合いですねぇ。いつから使っているんですか?

 

2、3年ぐらい前です。この色がとにかく気に入っていまして。このグレーっぽいようなグリーンっぽいような、他にはない色味が唯一無二といった感じで好きです。

 

ー見るからにこだわってるな〜という感じが伝わってきます。

 

あとは、この形。L字型です。サイズが小さく、薄くい点がお気に入りです。というのも、基本的にバッグすら持ちたくない性分でして、なんなら財布も持ち歩きたくない(笑)。ただそうともいかないので、最低限に収まるL字型は好んで使っていますね。

 

ーいつからですか?

 

中学生ですね。

 

ー中学生で! ませてますねぇ! でも、実際の使い心地はどうなんでしょう?

 

僕の使い方だと、お札とカードは十分入ります。ただ小銭を入れるとどうしても膨らんでしまうので、なるべく入れないように、一日の終わりに小銭を取り出して貯金するのがルーティンです。

中央には小銭入れ用の区分けが配されている。

ー自然とお金が貯まるマネースタイルですね。なるほど、ミニ財布にはそのような副次効果があるのですね。松原さんは大の手ぶら派ということは、昨今のキャッシュレスの波を難なく乗りこなしているのでは?

 

そうですね、かなり重宝しています。ただ基本的にはキャッシュレスですが、金額が大きくなる時は現金といった感じです。キャッシュレスだとどうしても使った心地がしなくて、気づいた時には大変なことになっていますから…(笑)。

 

ーあるあるですよね。「塵も積もれば」の速度が尋常じゃない。

 

ただ個人的には、このキャッシュレスの流れは「待ってました」という感じです。

 

ーやっと時代が俺に追いついてきたかと(笑)。

 

…(笑)。それと、キャッシュレスの波に乗ってミニ財布も増えたじゃないですか。ミニ財布ユーザーとしてはこれほど待ちわびたことはないんです。昔はこれほど種類がありませんでしたから。

 

ーなるほど。ちなみに今、狙っている財布はあるんですか?

 

手前味噌ですが、エディフィスで取り扱っている〈ラルコバレーノ〉の財布です。

表には小銭入れ。裏にはカード入れが配された松原さん待望の財布。L’arcobaleno/EDIFICE別注 スマートウォレット ¥24,200(税込)

ーラルコバレーノ?

 

はい。メゾンのOEMも手掛ける、イタリアの老舗ファクトリーのブランドです。

 

ーやはりコンパクトなサイズ感に惹かれたんですか?

 

そうです。薄型・手のひらサイズの理想の形で、最低限のカードと現金も入りますし、なんといっても色がいい。ブルーとグレーを合わせたような感じがなんとも絶妙で、気になっているんですよねぇ…。ただ、春夏シーズンの立ち上がりで欲しい服もあるので、悩んでいるところです(笑)。

 

ー買い物をする前の一番楽しい時間ですよね。ちなみにポイントカード類は…? 松原さんなら持たないですよねぇ。

 

はい。財布すら持ち歩きたくない手ぶら派ですから(笑)。

スニーカーファン垂涎の「ナイキ エア フォームポジット ワン」に遂に鉄板NBAオールスターエディションが出た!

ハイテクスニーカーブーム全盛の1997年にリリースされたバスケットシューズ、エア フォームポジット ワン。NBAのスーパープレイヤー「アンファニー・ペニー・ハーダウェイ」着用モデルとして華々しいデビューを飾り、20年以上経った今でも、新色がリリースされるたびに話題となる人気モデルです。そんなエア フォームポジットの復刻版である「ナイキ エア フォームポジット ワン」に、オールスターエディションが登場しました!

 

【ナイキの「ナイキ エア フォームポジット ワン AS」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

2017年に20周年記念でスペシャルバージョンが復刻されて以来、シュプリームとのコラボレーションモデルも登場したりと何かと話題のフォームポジットですが、今回リリースされるモデルは、2021年2月にNBAのチーム「インディアナ・ペイサーズ」の本拠地であるインディアナ州インディアナポリスで開催予定となっている、NBAオールスターゲームを記念するスペシャルエディション。蓄光材を採用したアウトソールや特徴的なヒールパッチなど、本作ならではのディテール使いに要注目です!

 

今回はスウッシュを省いた“ワン仕様”となっています!

アッパーはシームレスで軽量なFoampositeアッパーを採用した、まるで生物のようなフォルムが特徴的。そして、フォームポジット“ワン”ならではのデザインとして、スウッシュマークが省かれています。ちなみにフォームポジット“プロ”の方だとスウッシュが付きます。

 

ヒールには2021年のNBAオールスターゲームが開催されるインディアナ州のスペシャルロゴがあしらわれたパッチが配されています。

 

ライナーはブーティ構造なので、まるでソックスのように足にピッタリとフィットして、シューズとの一体感がかなり高いですね。

 

アウトソールには蓄光材が使用されていて、暗闇で幻想的な光を放ちます。

 

ナイキのNBAオールスターモデルは恒例となっていますが、2021年でまさかフォームポジットが選ばれるとは、意外かつ嬉しいニュースでしたね。まさにナイキ好き&スニーカー好きはにたまらないラインナップかと思います。本シューズも取り漏らし無くゲットすべきマストな一足です!

ナイキ エア フォームポジット ワン AS
2万7500円(税込)
※近日発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

フリース嫌いは昔の話。〈ノースフェイス〉のデナリジャケット #ととのいま品

永らくフリースが嫌いでした。ファッションに興味を持ち出した高校生の時分、世は空前のフリースブーム。ユニクロの1,900円のフリースが爆売れしていた時代です。絶賛ひねくれ期に突入していた自分は袖を通すこともなく、そのままフリースそのものをスルーして大人になる結果に。最近になって、ようやくその食わず嫌いを払拭できました。

〈ノースフェイス〉のデナリジャケット。西早稲田の古着屋「ambition」で購入。現行にはないネイビー×チャコールグレーの配色も好み。

ノースのデナリジャケットも「みんなが着ている」アイテムには違いないのですが、その“被りリスク”を補って余りあるのが、デザインの完成度だと思っています。

 

摩耗しやすい肘や肩口に施した、ナイロン地の切り替えは補強の意味合いだけでなく、デザインのアクセントとしての役割も果たしている。また、あまり言及はされない部分ですが、ナイロン地の面積を多くすることで、結果的に「なんかアウターっぽい面構えになる」のも、大ヒットのちょっとした一因のような気がします。

 

要するに、袖を通すたびに「よくできたアイテムだな〜」といちいち感心しているわけです。嫌いだったものを20年越しに好きになれるって、なかなか悪くない経験です。


FACY編集部・杉山

ルイ・ヴィトンで顧客保有数No.1だったという土井美和さん著の「トップ販売員の接客術」を読み始めています。「どうしたら『あなたから買いたい』と思ってもらえるか?」がテーマの一冊なのですが、これって販売職に限った話ではないのかも。単なるメソッドの紹介に終わらない、良著の予感。

 

ニューバランス「THE CITY」コレクション2021S/Sが登場!相変わらず快適なビジカジウェアだ!!【主要モデル網羅】

昨年ローンチされたニューバランスの「THE CITY」コレクション。スポーツデポ・アルペンの限定販売にも関わらず、大反響を呼んでいるその理由は、“すべてのシーンに、あう服”をコンセプトに、働く大人のデイリーウェアとして、ビジネスから休日までを幅広く対応してくれるから。GetNavi webではファーストコレクションから注視してきましたが、2021S/Sも見逃せないアイテムが目白押しのため、紹介します。

 

【ニューバランス「THE CITY」コレクション2021S/Sを写真で見る(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

2月10日からローンチする2021S/Sコレクション。今シーズンは『ワークティブ』をテーマにしたラインナップ。なにやら聞き慣れない言葉ですが、それを紐解きつつ、着こなし例と合わせて新作にフォーカスしていきます。

 

 

2021S/Sのテーマとなっている『ワークティブ』とは?

2020年は働き方を含め、ライフスタイル自体が大きく変わった年でした。ニューノーマルな働き方として在宅でのリモートワークを取り入れる企業が増え、そのほか環境省も補助金を出すなど注目を集めている働き方、ワーケーションもあります。しかし、在宅やワーケーションの場合、環境が環境だけに仕事とプライベートのスイッチのオン/オフの切り替えが難しいのも実情。かと言って、やる気スイッチを入れるためにジャケット・パンツに着替えても普段の生活にストレスを感じてしまいます。そんなストレスを解放してくれるのが、ニューバランス「THE CITY」の魅力でもあります。

 

ニューバランスが掲げる『ワークティブ』とは、〈休日と同じように、働く日(ワークDay)にも“アクティブ”な要素をとり入れることで、働く日をもっとイキイキと快適に、効率的に過ごすライフスタイル〉とのこと。「THE CITY」はコロナ禍によって増加した自転車通勤や快適性を求めたくなるリモートワーク、ワーケーションにもちょうど良さそう。今季もまた、オン/オフ問わずに着こなすことができます。

 

ボーダーTやバッグなど新作アイテムたちが加わりました!

これまでのコレクションと同様に、ジャケットやシルエットを選べる4種類のパンツ、ポロシャツなど、洒落た大人の食指が動くアイテムが揃っています。そして今季は、ショーツとバッグも新登場! まさにアクティブなシーンを想定したラインナップですね。シンプルでありつつ、機能性にトコトンこだわっているのがニューバランス「THE CITY」らしいです。

 

【その1】THE CITY ジャケット

伸縮性に優れたジャケットに、新デザインの「シティージャケット」が登場しました。昨年から登場している「イージーシティージャケット」との違いは、胸元の箱ポケットやフラップポケット、袖ボタン仕様となっていること。素材は共通で、ストレッチ性のあるジャージのような柔らかさと、新たに開発された伸縮性を持つストレッチウーブンを使用して、快適な着心地を実現しました。オールシーズン着用できるように、絶妙な厚みで構築されています。合成繊維なので、洗濯してもシワになりにくく、着用後のケアも簡単。また、生地には撥水性があり、特殊な後加工によってしっかりと水滴をはじいてくれます。

↑左/THE CITY シティージャケット1万3800円、右/THE CITY イージーシティージャケット1万800円 ※各税別

 

【その2】THE CITY ショーツ

どうしても年相応に見えなくなってしまうショーツは、「THE CITY」の手にかかれば、すっきりとしたシャープなシルエットで大人のショーツに。素材は、「サークルストレッチウーブン」を使用していて、ジャージのような柔らかさと滑らかさ、そして全方向に伸びる伸縮性の高さを持ち、さらっとした感触で抜群の着心地を実感することができます。

↑THE CITY ショーツ5900円(税別)

 

【その3】THE CITY シューズパッチ ボーダーTシャツ

まだ羽織りものが必要な春に1枚持っておくだけで、ワードローブの着まわし力がグッとアップするボーダーTにも注目。Vネックとクルーネックが展開されています。休日のお出かけに着れば物足りなさを解消しますし、業種によってはリモートワークにもちょうどいいですね。胸元にはシューズのワッペンがさりげなく配されていて、可愛らしいです。

↑左/THE CITY シューズパッチ VネックボーダーTシャツ3900円、右/THE CITY シューズパッチ クルーネックボーダーTシャツ3900円 ※各税別

 

【その4】THE CITY バッグ

見るからに、ビジネスシーンで活躍することを約束してくれるデザイン。一部にコーデュラ素材を採用しているので、ガシガシ使っても安心です。アパレルと連動したロゴがデザインされているので、統一感のある着こなしに導いてくれるでしょう。収納力も申し分なく、休日のお出かけの際に、コーディネートと合わせるバッグに悩むこともなくなります。

↑左/THE CITY バックパック9900円、右/THE CITY トートバック9900円 ※各税別

 

 

2021S/Sシーン別スタリングを一気見せ!

ここからは、スタイリスト宮崎 司さんが提案する「THE CITY」コレクション、シーン別おすすめのコーディネートを紹介していきます。トップスからパンツまで一通り「THE CITY」で揃えても、オンでもオフでも快適に過ごせます。

 

【その1】自転車通勤

「Tシャツやシューズなど随所に白をおり混ぜることで、より抜け感を演出できます。自転車に乗れば『THE CITY』のジャケットやパンツのストレッチのクオリティを確認できるでしょう」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITY イージーシティージャケット1万800円、スリムテーパードパンツ8900円、カットソー3900円、バックパック9900円、ニューバランスのシューズ8400円(373)(すべてアルペン)/アンカーRL1 6万円(ブリヂストンサイクル)/その他スタイリスト私物 ※すべて税別

 

【その2】対面打ち合わせ

「ネイビーのセットアップに、ホワイトのポロシャツを合わせると誠実感アップ。ワイシャツとは違い、柔らかい印象を与えてくれますし、襟付きなのでTシャツよりしっかりとした見栄えになります。王道的な合わせですが、見落としがちなスタイルだと思います」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITY シティージャケット1万3800円、スリムテーパードパンツ8900円、ポロシャツ5900円(すべてアルペン)/その他スタイリスト私物 ※すべて税別

 

【その3】走る

「パンツはスリムテーパードシルエットですが、少しだけ約束に遅れそうな時に走っても動きやすいです。社外の人との打ち合わせなら、ジャケットはTHE CITYシティージャケットのほうが、フラップポケットが付いていているので、印象が良いでしょう。グレーのセットアップは着用が一見難しそうですが、ダークなアイテムを入れたりトーンを揃えたりするとこなれたスタイルになります」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITY シティージャケット1万3800円、スリムテーパードパンツ8900円、ポロシャツ5900円、トートバック9900円(すべてアルペン)/ニューバランスのシューズ9900円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/その他スタイリスト私物 ※すべて税別

 

【その4】リモートワーク

「画面越しに顔が引き締まって見えるように、オールブラックでコーディネート。色の合わせ方を考えずTシャツに羽織るだけで、すぐ会議に出席できるのもワントーンコーデのメリットです。リモートワーク中までスラックスを穿く必要はないかもしれませんが、THE CITYはリラックスして穿くことができますし、リモートでの緩みがちな仕事のオン/オフのスイッチにするのも良いと思います」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITY イージーシティージャケット1万800円、スリムテーパードパンツ8900円、カットソー3900円、シューズ8400円(UL720)(すべてアルペン) ※すべて税別

 

【その5】デート(待ち合わせ)

黒のセットアップであれば小洒落たお店でのディナーにも、スマートに行けます。印象を悪くしないために、白のTシャツで清涼感を、黒のスニーカーで革靴のような固すぎないイメージを、合わせて嫌味のないモノトーンコーデにしました」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITY シティージャケット1万3800円、スリムテーパードパンツ8900円、カットソー3900円(すべてアルペン)/ニューバランスのシューズ5900円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/その他スタイリスト私物 ※すべて税別

 

【その6】ワーケーション

「ワーケーション中でも、休暇中の移動でも着用ストレスは感じないはず。バケーションも楽しみたいのでボーダーのTシャツがぴったりハマります。ジャケットを上に着ればカジュアル感も薄めてくれます。『THE CITY』は、オン/オフで着られるので、まさにワーケーションにもぴったりだと思います」(スタイリスト宮崎)

↑THE CITY イージーシティージャケット1万800円、スリムテーパードパンツ8900円、カットソー3900円、トートバック9900円(すべてアルペン)/ニューバランスのシューズ9900円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/その他スタイリスト私物 ※すべて税別

 

快適でアクティブな日常を送れる、極上の普段着です!

ご覧いただいたとおり、「THE CITY」は今季も快適な機能性を搭載したオシャレなアイテムが出揃っています。そして、アクティブなエッセンスが加わったことで、さらにアップデートされた着心地を体感することができます。仕事から休日までの日常を、このコレクションだけでも網羅することができるので、一度袖を通してみてはいかがでしょうか。

 

 

撮影/大田浩樹、スタイリング/宮崎 司、モデル/田村 元(HEADS)

 

「ナイキ コズミック ユニティー」サステナブルなシューズが遂にパフォーマンスシューズとして誕生!

「スペース ヒッピー」や「エアフォース 1 クレーター」などサステナブルな最新スニーカーを続々と世に放つナイキ。サステナブル仕様モデルといえば、これまではライフスタイルカテゴリーのシューズで展開してきましたが、遂にサステナブル素材を用いた初のパフォーマンスシューズ「ナイキ コズミック ユニティー」が発表されました!

 

本シューズは二酸化炭素や廃棄物の排出量ゼロを目指すナイキの包括的な取り組み「Move to Zero」の理念を取り入れ、重量換算で少なくとも25%以上のリサイクル素材を使用しています!

 

NBAプレーヤーの超人的パフォーマンスをサステナで対応!

シューズを紐解く

1.アッパーには、リサイクル可能なケーブル糸を使用。
2.リサイクル素材も配合したフルレングスのズームエアのストロベル(足底部材)は、つなぎに使う素材を不要に。
3.ナイキ クレーター フォームは、ナイキ独自のフォームから作られており、ナイキ グラインド ラバーをおよそ10%含有。
4.ミッドソールのクレーターのようなくぼみでシューズ重量を削減。
5.ソックライナーやシューレースには一部リサイクル素材を使用。
6.スウッシュも一部リサイクル材を使ったマーブル模様を入れて、射出成形。

 

コズミック ユニティーは3つのバリエーション!

ナイキ コズミック ユニティー グリーン グロウ 
1万8150円(税込)
※2月26日より発売予定

 

ナイキ コズミック ユニティー アマルガム
1万8150円(税込)
※3月7日より発売予定

 

ナイキ コズミック ユニティー スペース ヒッピー 
1万8150円(税込)
※3月12日より発売予定

 

ナイキ パフォーマンス フットウェア シニア クリエイティブ ディレクターのロス・クラインは、「『世界をより良くできるプロダクトが、同時にアスリートをより良くすることができないか』ということを考えることで、未来に向けてのプロセスが導かれます」と話しています。本作はまさにそれを具現化した一足といえるでしょう!

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

 

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【お財布パパラッチ#04】特選のパーツがてんこ盛り〜ミロックの二つ折り財布〜

2019年以降、急速に広まりを見せるキャッシュレス決済。当初はコンビニのレジで「○イ○イ♪」と鳴らすことにアーリーアダプターとしての優越感を抱いたものですが、もはやそんなことはなく。いま気になることと言えば、「結局みんな、どんな財布使ってんの?」ってことではないでしょうか。昨年はキャッシュレス化に伴い「ミニ財布バンザーイ!」なんて声が聞こえてきましたが、実際どうなんでしょう?

 

というわけで、いつもお世話になっているショップスタッフのお財布をパパラッチ! 愛用している財布はもちろん、生活が垣間見えるカード類も見せてもらいました! まぁこのご時世なので電話でのパパラッチとなりましたが、悪しからず。


古口悠さん
トラッド崩しのリアルクローズ”を掲げる〈Milok〉のデザイナーであり、業界人からの支持も厚いお店「GOOD LOSER(渋谷)」のオーナー。最近は「NiziU」にハマっており、ファンクラブにも入会済み。

Telephone Paparazzi #04
ミロックの二つ折り財布

wallet-Paparazz-milok1
Milok/二つ折り財布

ーどうでしょう? 古口さんはキャッシュレス、してます?

 

ほぼキャッシュレスです。クレジットカード、Apple Pay、SUICA。基本的になんでもスマホでかざす系男子っすね。

 

ーなにやら新しい分類が出てきましたね(笑)。現金で支払う系男子ではないんですか?

 

だいたい1万円〜2万円を財布に入れてます。ポロッと入った定食屋とか、自販機で飲みものを買うときとか。あとはiPhoneの電池が切れた場合のこと恐れてという感じですね。なので、基本的には小銭入れ兼カードケースという認識で使っています。

 

ー基本的に現金は予備であると。

はい。

 

ー財布はいつから使っているんですか?

 

2年前です。うちの〈Milok〉で財布を細かくオーダーできるイベントをした時に「自分もちょうどいいから」ということで特注で作ってもらいました。

 

ー特注。なんだかすごそうです。お気に入りポイントはどこでしょう?

 

これ、周りが特殊な縫い方で、絶対に機械じゃできないんですよ。それこそメゾンブランドの財布にも使われている技術で、日本でもほとんどできる人がいない。

ースペシャルですね。となると、工賃も高そうです。

 

この財布のサイズをやるだけで一日かかっちゃうんで…、上代で◯万円しちゃいますね。

 

ーどひゃー。

 

うちでもお客さん用にオーダーできるようにはしていたんですけど、この編みをお願いしたのは自分だけ(笑)。

 

まぁ、それをお願いするだけでもう一つ財布が買えてしまいますからね(笑)。

 

そうなんです(笑)。あとはネイビーの分厚いディアスキンを使っていたり、お札がジップに引っかからないようにしていたり、全てのパンツポケットに収まるようなサイズにしていたり、ジップにはラッカーニ社のものを使っていたり…って、あげたらキリがないです(笑)。

 

ー日本全国津々浦々のおいしい食材を集めた海鮮丼、始めました、みたいな。ぶっちゃけ、相当なお値段になったのでは?

 

10万円くらいですかね。

 

ーおぉ、なるほど。でも、そっかそっか。…いい塩梅に収まってますね!

 

はい(笑)。

小銭入れの横に設けられた部分にお札が収納可能。これによりジップの開閉時にお札が挟まる心配がないそう

ーもはやそうなると、今後財布を買い換えることはないのでは?

 

いや、実は一つ気になっているのがあって。

 

ー…!

 

渋谷に「WAGAMAMA TOKYO」ってあるじゃないですか。あそことうちの〈Milok〉で別注して、33万円の財布を作ったんですよ。

 

ー…!!

 

僕のわがまま財布を見てそれを超えるものが作りたいと(笑)。それはもうまさにオーナーの中村さんのこだわり満載で、革やらなんやらを突き詰めたらそんな値段になっちゃったっていう。

 

ーでもそれが気になるんですよね。

 

はい。まだ残っていたら買いますね。

 

ーぜひともその路線を突っ走っていってほしいです!

GOODLOSER古口さんの精鋭カード(個人情報のあるものは除く)

wallet-Paparazz-milok4

(一番左)シネマイレージカード。
(下から二番目)自宅の鍵。
(下から三番目)楽天カード。
(下から四番目)めっちゃバナナのポイントカード。
(コイン)鹿島アントラーズの記念硬貨。