地元のコミュニティハブになるために。〈August〉が“マディソン”にお店を開いた理由 編集部Yのアメリカ通信 #4

毎年、年末年始はアメリカに滞在する編集部YがInstagramで見つけた、アメリカのローカルなお店やブランドをメールインタビューで深堀り! #4はウィスコンシン州マディソンのセレクトショップ〈August(オーガスト)〉。

 

アメリカ中西部にあるウィスコンシン州の州都マディソンはNYやLAと比べると、決してアパレルショップが多いとは言えないエリア。この場所をあえて選んだ理由や、お店のコミュニティについてオーナーのロブ・ボーハン氏に話を伺いしました。


Rob Bowhan(ロブ・ボーハン)
ウィスコンシン州マディソンにあるセレクトショップ Augustのオーナー。ウィスコンシン州マディソン生まれ。学生時代から音楽イベントのボランティアや、ヒップホップ・ジェネレーションと呼ばれるグループの役員を務めるなど、イベント企画を積極的に行っていた。

 

ーまずはロブについて教えてください!

僕はウィスコンシン州マディソンで生まれ育ちで、ウィスコンシン大学マディソン校の卒業生です。大学卒業後はすぐにフランスに移り、スイスのジュネーブで経営学の修士号を取得しました。最初の就職はエジプトのアレキサンドリアにあるアパレル製造会社。アメリカ代理店担当して採用され、3ヶ月間エジプトに渡り、その期間にアレキサンドリアとカイロにいくつかの小売店をオープンするのを手伝いました。

その後はニューヨークに移り、7年間〈EDWIN〉から〈PUMA〉までのブランドを統括するブランドマネジメントと卸の仕事をしていて、2013年に妻と出会い、妻が医療研修医になるため、デトロイトに移住したんです。そこでは中規模の専門チェーンのアパレルバイヤーとして働いていました。

そして、2017年8月にマディソンに引っ越し、同年10月28日にAugustをオープンしました。僕はファッション業界で14年の経験があり、販売戦略からブランド管理、マーケティング、バイイング、小売オペレーション管理まで全てを理解しています。これらのスキルを持ちつつ、ストリートウェアとスニーカーを取り扱うショップが少ないマディソンという都市に移り住んだことで、マディソンの文化的景観を進化させるという長年のビジョンを実現する絶好のタイミングを得たと思っています。

 

ーAugustはどんなお店ですか?

 

Augustは、マディソンの先見性、教育、アートの深い伝統に敬意を表したマルチな小売スペースです。ストリートウェアとスニーカーに主眼を置いていますが、希少なブランドへのアクセスを提供しながら、アイデア、アート、ファッション、社会問題を共有するために、コミュニティすべてのメンバーを歓迎することが義務だと思っています。

AUGUST DEFINITION:尊敬や称賛の念を抱かせること、最高の威厳や壮大さ、荘厳さ。

通常の小売スペースとしてだけでなく、August crossというプレフォーミングアート、ビジュアルアート、教育にフォーカスを当てたコミュニティワークショップなどのイベント開催スペースとしての機能もあります。アントレプレナーシップ、政治、アクティビズム、社会問題に至るまで、様々な議論の場を提供しているんです。

Augustが一流のフットウェアとアパレルのブティックとしてだけでなく、コミュニティの文化的支柱として機能し、自分たちが持っていないと感じている人たちにプラットフォームと声を提供することがとても必要だと思いますね。目標は、今後何年にもわたってコミュニティの定番ショップとして有機的に進化していくこと。

 

ー先ほど言われたように、ウィスコンシン州マディソンはファッションのイメージがあまりないエリアですが、オープンしてから地元の人たちの反応はどうでしたか?

 

今のところ、街の人たちの反応は素晴らしいです。Augustのオープンに感謝してくれた人や、「このような店がマディソンにオープンするのを心待ちにしていた!」と教えてくれた人がどれだけいることか……。これは言葉だけでは言い尽くせません。

 

ーファッションだけでなく、アートや音楽などのコミュニティも大切にしていますよね。これについて詳しく教えていただけますか?

 

マディソンはミルウォーキーとシカゴの近くに位置し、名門大学の本拠地であり、高等教育を受ける世界中の人々を受け入れる場所でもあるんです。だからこそ、時事的なイベントやファッション、アートを中心としたイベントを主催したり、スポンサーになったりするとき、パートナーとなるクリエーターにアクセスしやすい。

そういう背景もあり、ライブミュージック、DJセット、アートショー、写真イベント、ファッションショーなど、コミュニティアートセッションを中心としたインストアイベントを月に数回開催しています。

店頭で行っているイベントの様子

また、Overture、Orpheum、MMoCA、Unionなどのアート、教育、音楽の会場を自由に利用できるのも良いところ。そこで地元のアーティスト、DJ、ミュージシャンと協力してイベントを開催し、Augustの代名詞となるようなマルチな文化体験を提供して、ブランド・アイデンティティを体現するようなパートナーシップを築けています。

 

ーそれにしてもイベントが多彩ですよね。他にもウェブサイトで定期的にミックステープを公開しているなど、カルチャーを強く感じます。

 

毎月、美術展で地元のアーティストをサポートするアートギャラリー「AUGUST ART COLLECTIVE」、教育にフォーカスを当てたコミュニティワークショップ「THE AUGUST SALON」、マディソン大学やマディソンカレッジとの取り組みなど、さまざまなプロジェクトを始めています。

 

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また、ウェブサイトで公開している「AUGUST AUX」は、スタッフやマディソン、NYC、LA、海外のDJ達が作ったミックス。Sound Cloud、Spotifyの両方でキュレーションしています。

 

ーここからはセレクトについて教えてください。Augustはメジャーでグローバルなストリートブランドから、インディペンデントなローカルブランドまで幅広くセレクトしています。これらを選ぶときに重視していることはなんですか?

 

セレクトは何よりバランスです。例えば、〈NIKE〉や〈stussy〉のような世界的に広く知られているブランドがある一方で、〈Book Works〉や〈Kids Of Immigrants〉など新進気鋭のブランドも取り扱う。ストーリーを伝え、セレクトブランドがお互いを褒め合い、Augustが持つ価値観を共有できるようにすることが大切ですね。

 

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それと同時にユニークなショッピング・デスティネーションとしての地位を確立するために、他のセレクトショップではあまり売っていないような珍しいブランドも探していますよ。

 

ーいま注目しているブランドやアーティストはいますか?

 

注目しているのは、〈Andrew〉や〈CENTRAL BOOKINGS INTL.〉のように、スケートウェアとストリートウェアを掛け合わせたブランドです。あと、僕たちは常に取り扱っているブランドの“多様性”をサポートしてきたけど、今後はPOCが所有・運営するブランドをもっと増やしていきたい。例えば、〈Bricks & Wood〉、〈Hermanos Koumori〉、〈River Is Wild〉のようなブランド。

 

ーオリジナルアイテムもクールです。これらはどうやって企画していますか?

 

ブランドコンセプトは、アートや教育、ウィスコンシン州の環境を中心にしたもの。クリエイティブの方向がその美学をしっかり包み込めているかを確認するために、細心の注意を払って作っています。

オリジナルではいつも新進気鋭のグラフィックデザイナーを起用。「彼らの名前を世に出すだけでなく、技術を収益化する方法を理解してもらうための学習プラットフォームとしての役割もあります」

 

ー現在でもさまざまな活動を行っていますが、今後の目標はありますか?

 

次の目標は、店内でより多くのパフォーマンスやビジュアルアートのイベントを開催し、マディソンのクリエイティブなコミュニティを教育・育成することにフォーカスしたスペースを開くこと。

また、マディソン大学との関係を強め、ブランドパートナーと提携して、教育プロセスの支援プロジェクトを作ることも計画中です。あと、ウィスコンシン州や中西部の他の州にも2店舗目をオープンしたいですね。

Info
August
住所:414 State St. Madison, WI 53703
営業時間:Winter Hours in Effect Temporarily, Monday – Friday: 12 PM – 5PM, Saturday: 12 PM – 6 PM, Sunday: 12 PM – 4 PM
Instagram:@_augustshop

「オールスター100」に男気モデルが! コンバットブーツをモチーフに武骨に惚れ惚れ

80年代のテクノロジーやそれにまつわるアナログ感満載のデザイン、 そして当時のSF映画のようなレトロフューチャーな世界観をインスピレーション源としたコンバースの21SSシーズン「RETRO&FUTURE」から、オールスター 100をベースにしたソールアレンジモデル「オールスター 100 CB チャンク HI」が登場しました。

 

【コンバースの「オールスター 100 CB チャンク HI」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作のソールには、武骨でワイルドなコンバットブーツをイメージした、厚みのある凹凸とアーチ型の曲線が特徴のラグソールを採用。そしてブラックで統一したアッパーにはガンメタリックカラーで渋めにあしらわれたハトメや、リフレクタープリントを施したアンクルパッチ、ヒールラベルもポイントです!

 

ゴリッと男気あふれるルックス

アッパーは通常のキャンバスと比べて強度を向上させた「テンセルTM キャンバス」を使用しています。

 

ハトメはアッパーの色に合わせてガンメタリックカラーを採用し、クールな印象を加味。さらにシューレースも太めの丸ヒモにチェンジして、デザイン性も高めています。

 

お馴染みのアンクルパッチはリフレクター仕様で、ダーク色ながらも夜間での視認性がアップ!

 

アウトソールは定番オールスターのパターンより、細かく切り込みを入れた意匠を採用することで、グリップ力を高めています。

 

足元に程よいボリューム感を演出でき、普段のスタイリングをアップデートしてくれるこちら。“厚底ソール”が注目されている昨今において、本作のようなミリタリー寄りな“厚底ソール”もありですね! デニムやチノなどのアメリカンカジュアルスタイルに映えます!

コンバース
オールスター 100 CB チャンク HI
9350円(税込)

※2月12日発売予定

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

無印良品といえばコレ。重ねて使えるステンレスバスケット #ととのいま品

みんな大好き無印良品。何かしらお気に入りのアイテムがあるという方は多いはず。レトルトカレーやシリコンスクレイパーの完成度の高さも捨てがたいのですが、ひとつだけ選べと言われたら個人的には迷わずこれです。

商品名は「18-8 ステンレスワイヤーバスケット 1」。7種類あるサイズ展開の中で最も小さいサイズ。約幅26cm×奥行18cm×高さ18cm。積み重ねられるので狭い部屋でも使い勝手よし。

このステンレスバスケットに出会うまで地味に困っていたのが、ソックスや下着などの細々した衣類の収納。いずれも他の服に比べて使用頻度が高いのに、わざわざ衣装ケースにしまうことにずっと違和感を感じていました。とはいえ、出しっぱなしにもできないし。

ソックス、タオル、タンクトップなど毎日使う細かい衣類はこれに収納。ひとつのバスケットにはひとつのカテゴリーしか入れないのがマイルール。

クローゼットの中ではなく、その手前にバスケット2列×3段(=計6つ)置いて使っています。急いでいる朝もパッと中身が分かるのがいい。「もうそろそろパンツないから洗濯しないとなー」なんてことも早い段階で把握しやすかったり。公式のレビューでは、調味料やお風呂道具の収納に使っている方が多いようですが、こんな感じで下着類の収納にもおすすめです。

 

ちなみに、先ほど改めてHPをチェックしてみたら、今年の1月15日から「ずっと見直し。ずっといい値。」の対象品目に入ったそう。筆者が買い集めていた頃より、税込みで400円もお得な1,290円に下がっていましたよ。ってマジか…


FACY編集部・杉山

先月発表された〈ルイ・ヴィトン〉の21年の秋冬ショー。15分余りの映像によるショーを何気なく見ていたら、昔大好きだったラッパーMos Def(現Yasiin Bey)の姿が。相変わらずのかっこよさに改めてほれぼれ。おかげで今月のSpotifyの再生履歴は今のところ彼ばかりです。

ハイプ疲れにはクラシックが良薬です #ととのいま品

正直に言うとハイプなスニーカーも好きです(ほぼ買えないけど)。ただ、そればかりだとカロリーの高い主食をずっと食べているのと一緒。要は胃もたれしちゃうんですよね。30歳を超えると箸休め的にクラシックなスニーカーを挟みたくなるわけです。

というわけで、年末に〈adidas〉のUSアウトレットでSAMBAを購入しました。その値段、なんと$27(!)。めっちゃ安くて白、黒どっちも買おうと思ったけど、編集部・杉山とかぶるなーと思い、白だけにしときました。

 

1950年に発売したSAMBAは、adidasの会社設立後すぐにリリースされたロングセラーモデル。近年はスタンスミスやキャンパスの影に隠れていますが、最近は都内の古着屋でもよく見かけるようになりました(ちなみに、編集部のベストスニーカーで編集部・杉山も紹介しています)。

正直、日本企画のSAMBA OGの方がクオリティは高いと思います。ただ、この“量販店で売られていそうな”ちょいチープな感じもこれはこれで好きなんですよね。80年代のサッカーシューズトレンドの名残りである長いタンや、シュータンの赤ロゴ(日本企画は青)も履いていくうちに愛着わきそうです。

 

最近はスニーカーサイトで新作を追うのにも疲れてたけど、クラシックなスニーカーですっかり胃もたれも解消したような……。ハイプ疲れにはクラシックが良薬かもしれません。


FACY編集部・岩崎

週末に読んだ「小さなチーム、大きな仕事(原題:Rework)」が良著過ぎて、リピート読み中。Basecamp創業者たちが書いた実例ベースのビジネス書なのですが、今までの常識を覆すような内容でめっちゃ面白いです。文庫化されてるので気になる方はぜひぜひ。

アディダスのスーパースターが「ブーツ」になった!? ワイルドさプンプンな「SST BOOTS」を履いてみる

アディダス オリジナルスを代表する鉄板スニーカーのひとつ 「スーパースター」。そのアレンジ版も多彩で、これまでにブーストソール仕様や面ファスナー仕様、「THREE TIDES TATTOO (スリータイズ タトゥー)」とのコラボレーションモデルなど多岐にわたります。

 

そして記憶に新しいのが、2020年末にもリポートしたミリタリーエディション「SST」。ここ最近、スーパースターの動きが激しいな、と思っていたら、またもや新顔が出てきました。それがスーパースターをベースにワークブーツ風に仕立てた「SST BOOTS」です!

 

【アディダス「SST BOOTS」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

天然皮革のプレミアムアッパーにタフなアウトソールを組み合わせ、オールラウンドな仕様に仕上げたこちら。パッと見、ワークブーツそのもですね。だけどつま先を見ると、しっかりとシェルトゥを採用。まさにスーパースターってわけです! それにしても、武骨でワイルドですね~。

 

ストリートはもちろんゴリゴリのアメカジにもピッタリとマッチ!

アッパーは天然由来のプレミアムレザーを使用していて、重厚感とタフな雰囲気が溢れています。お馴染みのスリーストライプスもさり気なくステッチワークでしっかりと表現されていますね!

 

スーパースターのアイデンティティといえるシェルトゥもしっかりと装備。しかもいつものラバーではなくレザーで再現されているとは、手が込んでいますね。

 

ソールはクレープソール風にアレンジされていますが、アディダスならではのクッション性としなやかな履き心地となっています。

 

シューレースは堅牢性の高いレザーを採用。さらにシューホールはワークブーツらしくトップ4段をメタルフックに差し替えられています。

 

これまで登場したスーパースターのアレンジバージョンは、いずれも“スーパースターベース”のデザインでしたが、本作は“ワークブーツベース”! ワークブーツ風というよりはむしろ、まんまワークブーツ!? というレベルまで潔くガッツリアレンジしてますね。ここまでやれちゃうアディダスの懐の深さといいますか、チャレンジングスピリットも感じさせる力作といえます。

アディダス オリジナルス
SST BOOTS
1万7600円(税込)

 

アディダスお客様窓口
TEL:0570‐033‐033

 

「ポーター バガー」の2WAYバッグがオン&オフどっちもいけちゃう、実に優秀なエコバッグ

スーパーやコンビニなどでプラスチック製のレジ袋が有料化されて約半年ほど経った今、普段の買い物使い以外でもマルチに使えるエコバッグが人気となっています。そんな高機能エコバッグの中でも特に熱い注目を集めているのが、ポーター バガーの「CVS バッグ」。仕事から遊びまで幅広いシーンで使えるアイテムなのです!

 

【ポーター バガーの「CVS バッグ」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本アイテムは、お買物でのエコバッグとしてはもちろん、スーツやビジネスカジュアルスタイルでの“お仕事シーン”から、カジュアルスタイルの“遊びのシーン”まで様々なライススタイルで活躍。着脱可能なショルダーストラップが付属するので、トートタイプ&ショルダータイプの2WAYで使えます!

 

普段使いとエコバッグの垣根を超える

ボディのメイン素材は完全オリジナルで製作した、耐久性と伸縮性に優れた高密度ナイロンオックス生地を使用。口元はホックで留められる仕様となっています。

 

生地の裏面にはシレー加工を施し、生地目が詰まることで撥水性を向上させています。また、内装生地はポーターらしいオレンジカラーのナイロンタフタを使用。

 

フロントにはフラップを備えたフック付きのポケットを装備。

 

ショルダーストラップは着脱可能で、取り外せばトート型のエコバッグに早変わり。

 

簡単に折り畳んでコンパクトになるパッカブル仕様なので、カバンの中に収納しておくと便利。また、着脱可能なショルダーストラップで、パッカブル時は首掛けで使用できます。

 

シーンに合わせていろいろと使えちゃう、アクティブ派にはたまらない機能性が魅力的ですね。パッカブル仕様なので普段の携帯にも便利ですが、やっぱりそれじゃーもったいないくらいのスタイリッシュなルックスがたまりません!

ポーター バガー
CVS バッグ
1万780円(税込)
■サイズ:W245×H310

 

吉田
TEL:03-3862-1021

 

【お財布パパラッチ#03】なるべく現金、お札を折りたくない〜ソットの三つ折り財布〜

2019年以降、急速に広まりを見せるキャッシュレス決済。当初はコンビニのレジで「○イ○イ♪」と鳴らすことにアーリーアダプターとしての優越感を抱いたものですが、もはやそんなことはなく。いま気になることと言えば、「結局みんな、どんな財布使ってんの?」ってことではないでしょうか。昨年はキャッシュレス化に伴い「ミニ財布バンザーイ!」なんて声が聞こえてきましたが、実際どうなんでしょう?

 

というわけで、いつもお世話になっているショップスタッフのお財布をパパラッチ! 愛用している財布はもちろん、生活が垣間見えるカード類も見せてもらいました! まぁこのご時世なので電話でのパパラッチとなりましたが、悪しからず。


今井太輔さん
アイウェアのセレクトショップ「PROPS(中目黒)」のオーナー。「メガネで大事なのはサイズ感」という名言でお馴染み。アイウェア選びで困ったときに頼れる兄貴的存在。

Telephone Paparazzi #03
ソットの三つ折り財布

SOT/プエブロレザーミドルウォレット

ー前回(#01#02)までは支払いはほぼ現金という面々が登場したわけですが、今井さんはどうでしょう? キャッシュレス、してます?

まだ出始めの時はキャンペーンに乗っかってやってましたけど、めっきり使わなくなりましたね。

 

ーおや。

口座からお金をチャージして使うのが面倒に感じたんですよね。だからそれ以来…。あ、でも妻の影響でここ一年ぐらいで使うようになったのが一つあります。

 

ーなんですか?

メルペイです。

 

ーお、第三回にして初めて電子マネー使いが現れましたね。

メルカリで売り上げたものをそのままスーパーなどの生活費に当てています。

 

ーなるほど。ある種の自給自足ですね。

そうですね(笑)。

 

ーでは、メルカリでも私物をハードに買っているんですか?

メルカリでは買わないですね。

 

ー古着が嫌とか?

いえ、自分が新品の商品を売っているのに中古で買うのはどうなのかなって思いまして。

 

ーあぁなるほど。

店舗を構えている古着屋とかはいいんですけどね。なんとなく同志を助けるっていうか。自分がお店をやり始めてからそういう考えに変わりましたね。

 

ーそれはすごくいい話ですね。

しかも、こういう仕事をしてるとお店側が取られる手数料がだいたいわかるので。だから個人店とかで買い物する時はなるべく現金で買うようにしていますね。

 

ーうわ〜なんてお優しい方なんですか。自分も見習わなきゃな…。ところで、今使っているのは〈ソット(SOT)〉ですね。お気に入りのポイントは?

ポケットに入るぐらいのサイズ感ですね。

 

ー第一回と第二回の方もそうでした。メンズはやはり手ぶら派が多いですね。

もちろんポケットに入る軽快さというのも理由としてあるんですけど、お札を折り畳んで入れたくないんですよ。

 

ーはい。

だって、めんどくさいじゃないですか。その折り畳んだお札をお店の人に渡すのもなんか嫌ですし。

 

ーはぁなるほど。自分がされて嫌なことは他人にもしないということですね。実直に実行しているあたりカッコいいの一言に尽きますね。

そう言っていただけるとありがたいですね(笑)。

 

ーなんだか、男の中の男を見たような気がします。

PROPS今井さんの精鋭カード(個人情報のあるものは除く)

「損した気分にならない。基本的に得しかない」と言う今井さんは、ポイントカードを作ることが多いそう。中でも使用頻度の高いのがオオゼキ。

 

「もう一人の会社の人間から『オオゼキはすぐポイント貯まるぞ』と聞いたので最近始めました(笑)。ちなみに右の列は一回きりですね…」と最後ポイントカードあるあるを披露してくれた。

ノートPCが取り出しやすく、ハイブリッドワークやワーケーションに便利! ace.「ジェットエクセル」

エースのバッグ&ラゲージブランド「ace.」から、出張から旅行まで使えてリモートワークやワーケーションにも便利なビジネストローリー「ジェットエクセル」が新登場。バッグをセットアップしやすい横型と、容量が多い縦型の2サイズで展開します。税込価格は、横型が3万5200円で、縦型が3万7400円。全国の直営店、オンラインストア、主要専門店・百貨店で発売中です。

↑左が横型で、右が縦型

 

容量は横型が26L(H40×W43×D22cm)、縦型が34L(H55×W38×D22cm)で、横型縦型ともに100席以上の航空機に対応。カラーはブラックとガンメタリックヘアラインの2色で、どちらも傷が目立ちにくいシボ加工が施されています。

↑ブラック(左)とガンメタリック(右)の2色展開

 

精悍な表情のボディに機能的なフロントポケットを配置し、フロントポケット内にPC収納部を備え、移動中などでも手間取らずにノートPCを取り出せます。

↑フロントポケット

 

そのほか、本体とフロントポケットの両方を施錠できるダイヤル式デュアルロック(TSA対応)や、走行音の発生を抑え、軽い力で滑らかに回転する静音双輪キャスターといった移動を快適にする機能を搭載しています。

↑ダイアル式デュアルロック

 

↑静音双輪キャスター

 

横型には書類などの仕分けに便利な着脱式の内装仕切りが付いており、取り外すと厚みのある荷物も入れることができ、出張や旅行などシーンによって変化する荷物に合わせて内装レイアウトを変えることができるので、リモートワークやハイブリッドワーク、ワーケーションにも便利です。

↑着脱式の内装仕切り

遅れてセールで入手した、リーボックのクラブシー #ととのいま品

Reebok/Club C 85 Premium shoes

リーボック クラシック シリーズの中でも限りなく地味な存在として裏番長を務めていた「CLUBE C(クラブシー)」。昨年、誕生35周年を迎えたとして表舞台に立ちファッションシーンを大いに盛り上げてくれました。が、今になってセールに掛かっておりました(しかも半額!)。というわけで、遅ればせながら入手。

やはりこの野暮ったい感じと言いますか、質素な感じと言いますか、慎ましい感じと言いますか、裏番長(=裏定番)の名を欲しいままにする地味、もといミニマルなルックスがグッドです。特にこれにおいてはユニオンフラッグの赤と青すら白。大抵はそれが「アクセントに♪」なんて言ったりもするわけですが、これは白。履き口とアウトソール部分のベージュも履いたら隠れてしまいます。でも、それでいい!

 

冬のピークを前にして、気分はもう春です。春といえば白スニーカー。白スニーカーといえばチノパン。取材時にいてもたってもいられず購入した、映画『アニー・ホール』のウディ・アレンモデルのワイドチノに早く合わせたいものです。あぁ、『春よ、来い(松任谷由実)』。春の足元はもうととのいました。


FACY編集部・溝口

テニス部出身だからか、春夏は妙に「テニス」とつくアイテムが気になります。ちなみに「クラブ シー」も1985年に生まれたテニスシューズ。1988年に生まれた溝口が愛用していたのはヨネックス。

ブリーフィングのイメージを一新する新シリーズ「DELTA」降臨!実際使った感想

1998年にミルスペックに準拠した真の「ミリタリズム」を追及し、卓越した機能美を持つラゲッジレーベルとして誕生したBRIEFING(ブリーフィング)。そんなブリーフィングの根幹となるのが、ミルスペックとMADE IN USA。

 

代表するモデルは武骨な男らしいデザインとウェビングテープに入るレッドラインが特徴的ですが、そのイメージを一新させるMADE IN USAコレクションのニューシリーズ「DELTA(デルタ)」が登場しました。2021年1月に登場以来、常に入荷待ち状態の人気ぶりでなかなかお目見え出来ませんでしたが、遂に対面できたので、早速お試しです!

 

【ブリーフィングの「DELTA ALPHA PACK L」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

今回お試ししたのが「DELTA ALPHA PACK L」! 「BRIEFING USAの新たなスタンダードを作りたい」というデザイナーの思いから、黒にまとめ上げたベーシックでソリッドなスタイルとなっています。ウェビングテープが入るお馴染みのレッドラインは内装にのみさりげなく施していて、荷物を取り出すときにチラリと覗く仕様という、これまでのブリーフィングとはまた違った、クールで渋めなルックスへと仕上げられています。

 

オールブラックでますます男気アップ!

ボディ生地はブリーフィングが展開するマテリアルの中で最もヘビーな、強度や耐久性、耐摩耗性に優れたバリスティックナイロンを採用。そしてフロントのブランドロゴには普段ならレッドカラーでブランドロゴが配されていますが、本シリーズはブラックでまとめて超クール!

 

フロントに設けられたウェビングテープもお馴染みのレッドラインが省かれて、よりソリッドな印象に。

 

メインコンパートメント内に設けられたウェビングテープには従来通りのレッドラインが入り、開閉時のチラ見せ効果あり!

 

15インチ程度までのPCが収納可能なPCスリーブを搭載しています。ワタクシのブ厚いクラシックiMacもラクラク収納できます。

 

メインコンパートメントとサイドポケットともにファスナーを斜めに配置し、荷物の出し入れがスムーズな設計に。

 

ブリーフィングならではのミリタリーデザイン&タフさに、オールブラックのソリッドな雰囲気が加わり、ますます男心をくすぐる逸品と言えます。オン・オフともにフィットする仕上がりも嬉しいポイント。ちなみに、今後も入荷を予定しているとのことなので、気になる方はブランドHPをマメにチェックしてみて下さいね!

ブリーフィング
DELTA ALPHA PACK L
5万7200円 (税込)

■サイズ:W400×H470×D180mm/容量:約30.5L

 

BRIEFING 表参道ヒルズ店
TEL:03-6459-2448

 

この冬の最強防寒コーディネート。アパレルのプロはどうしてる?

いやはや寒い。暦を調べてみると、1月後半から2月の節分にかけての時期は一年で一番寒い「大寒」と呼ばれる時期だそう。「おしゃれは我慢」なんてよく言われますが、やっぱり暖かいほうがいいに決まってます。

 

ということで、今回はカメラのシャッターを切る手も凍える寒空の下、各店ショップスタッフのリアルな防寒コーディネートをパパラッチしてきました!アパレルのプロの着こなしを参考にして、まだまだ続く冬の寒さを乗り切るべし。


白木凛太郎さん
(SELECT STORE SEPTIS)

カウチンセーター / CANADIAN SWEATER、マウンテンパーカー / SIERRA DESIGNS、 キルティングカーディガン/ FIDELITY、中に着たウールシャツ / TELLASON、パンツ / BARNSTORMER、シューズ / L.L.Bean、マフラー / Hanna Hats、ニットグローブ / WILLIAM BRUNTON

―見るからに暖かそうなコーディネートですね。今回の着こなしのポイントを教えてください。

冬っぽさ満点のカウチンを主役にしたくて、そこから逆算して組んでみました。体感としての暖かさだけでなく、見た目や気持ちの部分での暖かさってあると思うんです。「なんか冬っぽくていい」みたいな感じ。着ている自分の気分も上がりますし。

 

― 結構重ね着されていますが、動きにくくはないですか?

ちょっとやり過ぎたかなという感は正直あります(笑)でも、動きづらいということはないですね。通勤に自転車を使うことが多いのですが、トップスの着丈も長くないし、これでも全然いけますね。

ハイテクな機能素材より、ウールなどのローテクな天然素材のほうが好みと語る白木さん。〈シエラデザインズ〉のマウンテンパーカーの上にカウチンニットを羽織るユニークなレイヤードを披露してくれた。

一番下に着たサーマルの上に重ねたのは、ウールのシャツと薄手のキルティングカーディガン。肌に近い部分の熱を閉じ込めるイメージで選んだそう。

―一方、下半身の暖かさはどうですか?

チノパンだと味気ないので、コーデュロイのパンツを選んで季節感を出しました。足元のビーンブーツは風を通さずに、熱を閉じ込めてくれます。ちなみにソックスも〈エルエルビーン〉のウールソックスなので完全防備ですね。

 

―しかもブーツはパンツインされているんですね。

自転車に乗るので、裾を入れるほうがむしろ自然なんです。ビーンブーツに関しては見た目もかっこいいので、こうやって全部見せるのはファッション的にもアリですね。

SELECT STORE SEPTIS
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-41-13
TEL: 03-5481-8651
営業時間: 15:00-19:00(土日祝は12:00 – 19:00)
定休日:毎週水曜日・第三火曜日

大井 勇人さん
(ZABOU TOKYO)

コート / NECESSARY or UNNECESSARY、ダウンベスト / Crescent Down Works、 ニット / Harley of Scotland、中に着たサーマル / Champion、パンツ / RESOLUTE、シューズ / Blundstone、マフラー / Johnstons、ニットキャップ / SUBLiME

―今日のコーディネートのポイントは?

クレセントのダウンベストの上にコートを羽織ったところです。コートにはキルティングの裏地も付いていますし、ニットも着ているので、それだけで暖かいのですが、万全を期してダウンベストをその間に着てみました。

 

―ボリュームがあるダウンベストですが、着膨れして見えないですね。

前面の裾の形がジレのようになっているので、中間着としても取り入れやすいんです。同ブランドだと、他にイタリアンベストというモデルもありますが、こちらはよりインナーダウン的な立ち位置。サイズ感もコンパクトなので、アウターを羽織った時もスタイリッシュです。

最近は営業中も店内の換気をしているため、ダウンベストは屋内でも重宝しているそう。他には〈モンベル〉のインナーダウンなども愛用中。

―下に着たニットの色味もいいですね。

うちで定番のハーレーのシェットランドセーターです。チクチク感がないので、サーマルの上にもストレスなく着られます。

 

―大井さんの冬のインナーはサーマルが基本ですか?

インナーは大体サーマルですね。とりあえずサーマルを着てからどうしようか考えます。単純にヒートテックの見た目が好きじゃなくて…。もちろん暖かいことは知っています。僕も試してみたことはありますよ。でも、着心地や見た目の部分では、コットン100%のサーマルにはかなわないと思ってしまいます。僕がちょっと古い人間なのかもしれませんが(笑)

―そもそも大井さんって寒がりなんですか?

だいぶ寒がりですね。末端冷え性ですし(笑) 今の時期はホッカイロが必須です。今日は忘れてしまったのですが、お店の中でも常にポケットに入れておいて、こっそり手を暖めたりしています。裾上げの調整中などに冷たい手が触れてしまったりすると、お客さんもきっと不快でしょうからね。

 

―すごい。ホスピタリティとしてのホッカイロだったりするんですね。

まあ、いいように言うとそうなりますね(笑)

ZABOU TOKYO
住所: 東京都渋谷区神南1丁目5番2号 川村ビル 2F
TEL: 03-3461-7773
営業時間: 12:00–19:00

森田浩之さん
(ADAM ET ROPE’ 渋谷PARCO店)

ダウンジャケット / Yeti、ニット / LAURENCE J.SMITH、 中に着たロンT / WIND AND SEA、パンツ / SUNSEA、シューズ / SOLOVAIR(ADAM ET ROPÉ別注)、グローブ / Supreme × THE NORTH FACE

―今日のコーディネートのポイントを教えてください。

僕は冬のアウターは断然ダウン派なんです。重いアウターは嫌だし、自転車に乗る事も多いので、丈が長いアウターもあまり着ません。今日は中にロンTとニットを着ているので、あとはダウンを羽織れば十分。〈イエティ〉のダウンはボリュームこそ控えめですが、昼間だとやや暑いくらいです。

―他のスタッフさんは重ね着して寒さをしのぐスタイルでした。森田さんは少し違うようですね。

ごわつくのが嫌なので、重ね着はあまり好きじゃないんです(笑) 家から出る時にパッと羽織れて、どんなインナーを着ていても「これさえあれば完結する」といったようなアウターを選ぶことが多いですね。

黒メインのコーディネートのアクセントにしたのは、以前〈シュプリーム〉から発売されたノースフェイスコラボのペイズリー柄のグローブ。

最近はワイドパンツではなく、細身のパンツに気分が移りつつあるそう。冬に入ってからクローゼットから引っ張り出してきたのは、5、6年前にリリースされた〈サンシー〉のウールパンツ。

―冬場は下半身の寒さも気になります。森田さんは何か工夫されていますか?

今日はウールのパンツなので十分暖かいのですが、いつもの癖でヒートテックのスパッツを下に穿いています。僕にとっては冬の標準装備ですね。ちなみに、ソックスもヒートテック(笑)。冬場はいつもまとめ買いします。

 

―インナーはヒートテック派なんですね。ダウンを着る際のコーディネートで意識されているポイントはありますか?

ダウンはどうしてもアウトドアっぽく見えてしまうアイテムです。なので、その他はテイストを変えるようにしています。今日はインナーの上下ともにウールでまとめて、足元はスニーカーではなく、ブーツを。少しカチッと見えるポイントをどこかで作るのがおすすめですね。

ADAM ET ROPÉ 渋谷PARCO店
住所: 東京都渋谷区宇田川町15-1 3F
TEL: 03-6712-7949
営業時間: 11:00-20:00 ※通常11:00-21:00

コレは楽チン! ナイキがハンズフリーで履けるシューズ「ナイキ ゴー フライイーズ」を発売

ナイキは簡単に脱いだり履いたりできるシューズ「ナイキ ゴー フライイーズ」を発売。 ナイキ ゴー フライイーズは、通学路を急ぐ学生や子ども、荷物で両手を塞がれた母親まで、様々な利用者のライフスタイルにできるだけ幅広く対応するのを目標にしたシューズです。

↑「ナイキ ゴー フライイーズ」1万3000円(税別)。カラーは3色展開

 

このシューズのスムーズな動作を可能にするのが、「双安定性ヒンジ(ちょうつがい)」。開口部を大きく開いた時も閉めた時にも、シューズを安定した状態に保つことができます。もう一つ、特徴的なディテールが「ナイキ ゴー フライイーズ テンショナー(張力調整装置)」。柔軟でユニークなテンショナーのおかげで、足だけでシューズを脱ぐ動作がさらに楽になるうえ、またこれまでとは全く異なる方法で履けるようになっています。

↑多くのユーザーが使いやすさや自分の力で履けることを感じられるデザイン

 

このシューズは、ハンズフリーで使えるシューズという大きな目標のために、ナイキのデザイン、イノベーションとエンジニアリングの力を結集。ナイキ ゴー フライイーズのような精巧で気軽に使えるソリューションは、ナイキ フライイーズ テクノロジー全般の開発における 「改良とは一時的な通過点 (BETTER IS TEMPORARY)」という意識づけを象徴するような存在です。

 

ナイキ フライイーズ技術はバスケットボール、ランニング、スポーツウェアなど様々なフットウェアモデルに採用されています。次々に生まれたデザインは、フライイーズを名乗る上で満たすべき厳しい基準と、妥協のない機能性の基準を満たすものとなっています。

 

車いすフェンシングチャンピオンのべべ・ヴィオは次のように話しています。「いつもはシューズを履くのにとても時間がかかります。ナイキ ゴー フライイーズがあれば、 足を入れて、その上に体重をかけるだけで大丈夫。これは障がいのあるアスリートに限らず、あらゆる人のリアルな生活にも活用できる新しいテクノロジーです。」

 

ナイキ ゴー フライイーズは、2月15日より一部のナイキ メンバーに招待制で発売を開始し、2021年後半に一般販売予定です。

 

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メレル40周年のアニバーサリーイヤー新作第1弾! 数量限定発売されるエコ素材を活用したサステナブルな1足

世界160か国で愛用される米国アウトドアブランドMERRELL(メレル)は、2021年にブランド40周年を迎えました。それに伴い、ブランドを象徴するシューズのアップデートが続々と登場します。

 

まずは第1弾として、20年以上多様なシーンで活躍し続け、アフタースポーツシューズのパイオニアでもある「JUNGLE MOC(ジャングル モック)」にサステナブルな素材を採用した「JUNGLE MOC ECO(ジャングル モック エコ)」をメレル公式オンラインショップにて数量限定の予約発売を開始。

 

シューズ全体でサステナブルを体現する新世代のジャングル モック エコは、自然由来のヘンプアッパーを採用し、両サイドのストレッチゴアや踵部のプルタブまでもリサイクル素材を活用しアッパーを構成しています。また、様々な分野でリユースやリサイクルが進み注目されている余剰バイオマスである「もみ殻」を、EVAミッドソール、ラバーアウトソールにそれぞれ配合し、従来のパフォーマンス性を損なうことなく自然廃材の有効利用を実現しています。

↑「ジャングル モック エコ」1万1000円(税別)。カラーは写真のヘンプのみ

 

ジャングル モックの履き心地はそのままに、スタイルから気持ちまでクリーンな印象を与えてくれるサステナブルな1足。ジャングル モック エコは、数量限定発売となり、現在メレル公式オンラインショップにて予約販売中。2月中旬以降ユーザーの手元へ届くよう配送を開始します。また、公式オンラインショップからの発送と同タイミングにて、メレル直営店でも数量限定にて同商品の販売開始します。

↑アーバンアウトドアスタイルからリラックスタウンカジュアルまで、全方位シーンにマッチする万能モックシューズです

 

 

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さくっとワイヤレスデビューできる「Beats Flex」 #ととのいま品

新年に入り、財布の中身の大掃除をしてみました。PASMOやポイントカード類は基本アプリに切り替え。聖域なき財布改革を断行した結果、めでたく4枚のカードに絞れました。ただ、それに伴い新しい問題も浮上。

改札や店頭で財布の代わりにケータイを出す機会が増えたので、今まであまり気にならなかった有線のイヤフォンが邪魔くさくて仕方ない。ずっと手を出さずにいたワイヤレスイヤフォンを導入してみました。

20代の多感な頃にヒップホップの洗礼を受けた身としては、「ドクター・ドレー」のネームはかなり刺さる“ブランド”。前モデルの「Beats X」よりレビューもよさそうだったので、購入したのは後継機の「Beats Flex」(¥5,940)。

デバイスとのペアリングもスムーズだし、操作ルールもiPhoneデフォルトのイヤフォンと共通する点が多く、初心者でも分かりやすい。そして、何よりケーブルという名の電話とイヤフォンの間の物理的な制約がなくなる解放感ったらありません。

正直、音質はレビューサイトがベタ褒めするほどいいとは思えないけど、悪くもない。イケイケなブランドイメージですが、意外と柔らかい音の曲がいい感じに聴こえるのはちょっと驚きでした。曲によっては、高音のチリチリが気になるものもありますが、ある程度はしょうがないのかなあと。

試しに、ドクター・ドレーご本人のアルバム(「The Chronic」、「2001」、「Compton」)を何枚か聴いてみると、すごくダイナミックに鳴っていたのでちょっと笑ってしまいました。やっぱり自分の作品はかっこよく響く設定にしてるのかしら?


FACY編集部・杉山

全く期待しないで観始めたNetflixの「Sweet Home」にドハマりしてしまいました。間髪なく「次のエピソード」ボタンを押したくなる、Netflixらしい畳み掛け系のサバイバルホラーものです。最終回の続き、気になり過ぎる。

7900円で「超高品質ダウン」見つけた! 「TAION」はインナー&アウターどっちもイケるヤツ

今やアウトドアという垣根を越えてボーダーレスで活躍してくれる、アウトドアブランドのアイテム。動きやすさや防寒性、そして耐久性など、過酷なシーンを快適に過ごすために設計された高性能アイテムゆえに、開発費&材料費などを鑑みると、多少お高めなのは当りまえのことですよね。だけどリーズナブルならば言うこと無し! というのが正直な所。リーズナブルで良きモノ無いかなって探して見たら、見つけました! それが「TAION(タイオン)」の「プルオーバークルーネックダウン」です。

 

【タイオン「プルオーバークルーネックダウン」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作は“体温を保持するウェア”というテーマのもと、シンプルで洗練されたインナーダウンウェアを展開するブランド、タイオンからリリースされたプルオーバータイプのクルーネックダウン。ちなみにブランド名のタイオンとは“体温”から由来したもの。スウェットのように気軽に被って着こなせちゃうにもかかわらず、ボディ生地には650フィルパワー以上のダウンを使用しているので、かなりの保温効果を期待できます!

 

650フィルパワー以上のダウンで7900円とは! コスパ良過ぎでは!?

クルーネック部分にはリブが設けられていてソフトなあたりに。そしてボディ生地の羽毛は軽くて反発力の良い650フィルパワー以上のダウンを使用していて優れた防寒性能を発揮します。さらに表地は超撥水高密度加工を施したナイロンを使用しているので、撥水だけではなく汚れも付きにくくなっています。

 

左胸にはあると便利なポケット付き、さらにスナップ仕様のフラップも付くので、ホコリなどの侵入を防ぎます。

 

ボディの左サイドにはファスナースリットが付いるので、脱着がラクチンに。ベンチレーションとしても機能します。

 

シンプルでシックなルックス、そして薄手の作りなので、ジャケットスタイルのインナーとしても大活躍!

 

インナーとしてもアウターとしても使える、とてもお値打ちなクルーネックダウン。従来のインナーダウンとは違って、1サイズ大きめなシルエットに仕上げられているので、少しルーズにきこなすのオススメです。ちなみに、家庭での洗濯も可能なので、ガンガン使え回せるのもポイントです!

TAION
プルオーバークルーネックダウン
7900円(税抜)

 

TAION
TEL:052-684-5182

 

【Best Kicks】自慢のスニーカー教えてください! #1 HUNKY DORY 塚本

昨年、好評を得た今年履いているスニーカーを教えてください!のスピンオフ企画「自慢のスニーカーを教えてください!」が始まります。

ショップスタッフたちの普段履きとはまた違う、思い入れがあるスニーカーとは……? トップバッターは、大阪のセレクトショップ「HUNKY DORY」の塚本康博さん。2000年代のモデルを中心に自慢のスニーカーたちを教えてくれました!


塚本康博
大阪・南堀江にあるセレクトショップ「HUNKY DORY」大阪店の店長(42歳)。スニーカーは“キレイに履く”派。自宅にある50足以上のスニーカーの保存状態は軒並み良好。

ーあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。

ーちなみに今回の企画、前回の塚本さんの一言から始まっています。

はい。ちょっとさすがに言ったんでやらないとですね(笑)。言った手前、いろいろ家を探したんですけど、「これは自慢していいのかな?」と悩みました。

ーいやいや(笑)。ちなみに今日は何足くらい持ってこられたんですか?

3足くらいってリクエストでしたけど、それだけだと伝えきれないと思って、5足持ってきました。その中で1足はボツになるかもしれませんが(笑)。

ーおお、ありがとうございます!

ただ、いわゆる〈Supreme〉のコラボや〈Off-White〉のプレミアスニーカーは自分のスタイルには合わないので、あんまり持ってなくて。純粋に自慢できるかは微妙なところなんですけど……。僕の中では思い出があったり、比較的珍しいよっていうのを持ってきました。

青春時代の思い出が詰まった
AIR MAX 95 OG(2015)

ーじゃあ、さっそく一足目を見せていただいていいですか?

とりあえず、コレですね。僕の青春です。

ーこのAIR MAX95はいつの復刻です?まさかオリジナル?

いやいや、2015年に復刻した20周年のモデルです。ただ、オリジナルも持ってましたね。AIR MAX 95が発売した95年は、僕が17歳のときなんですよ。高2の思春期真っ只中でまさに青春時代なんですけど、当時は今みたいにネットとかないじゃないですか? 雑誌 BOONの通販ページを見て、そこから全国のショップに片っ端に電話したら買えました。

ーおお、すごい!買えたんですね!

ドンピシャのサイズではなかったんですけど、ハーフサイズ上をたしか沖縄のショップから買ったんですよね。送料が2,500円くらい掛かったんですけど(笑)。当時は定価が15,000円くらいやって、3,000円上乗せくらいの値段で買えたんで全然高くはなかったですね。

ー当時はプレ値だったから、それくらいなら全然良心的ですよね。“買えなかった”という話はよく聞くんですが、ほぼ定価で買えたという話は初めて聞きました

地元は福井なんで売ってる店はまずないし、そもそも発売したことすら知らなかったんですけど、BOONを読んでたらすごい靴が出てるなと思って。すぐに通販ページに載ってるところに電話しても軒並み完売。高いところはあるんですけど、さすがに高校生なんでそんなお金もないし、安いところから順番に電話していって。まあ今で言う楽天市場で価格が安い順に探す的な感じですよね(笑)。で、ヒットしたのが沖縄の店だったんですよね。

ー当時は普通に履いてたんですか?

当時東京だとAIR MAX狩りとかあったみたいなんですけど、僕は田舎なんで普通に高校に履いて行ってました。そんな乱暴な子もいないですし、危ない地域でもないんで(笑)。週2〜3回は履いてましたね。

ー平和的で良いですね(笑)。

高校卒業して大阪に出てきたときも現役で、毎日「狩られたらどうしよう……」とは不安に思いながらも普通に履いてましたね。結構ボロボロになるまで履いて、周りの誰かに譲ったみたいな感じだったと思います。

ーまさに青春の1足ですね。これは2足目なんですか?

実は3足目です。2011年にオリジナルではなくTOUR YELLOW(※シューレースホール部分などがイエローカラーのモデル)を買って大事にしてたんですけど、2015年に20周年で復刻したときにこっちを買い直して、それは手放したって感じです。〈NIKE〉のAIR MAXって加水分解するじゃないですか。加水してボロボロになって……ていうのを何度も経験してるんですが、あれを捨てるときの悲しさって本当ない(笑)。だから長くは持たずに、ある程度持ったらどんどん手放していくっていう感じにしてますね。

ーこの2015年の復刻も状態は良いですよね。

あ、これ新品です。まだ一回も履いてないです(笑)。20周年記念で発売されたOGだったんで、当然めちゃくちゃ人気があったんですけど、それ以上にドラマ HERO 2で木村拓哉さんが履いてた影響が強すぎて、すぐには履けないなっていう(笑)。それで眠らせてたんですけど、結局まだ履けてないですね。

ー今後履く予定はあるんですか?

履く予定はあります。あれこれしてるうちに2018年、2020年って復刻が出てるじゃないですか? 正直ちょっと出過ぎた感はあるんですけど、そろそろ履きたいなとは思ってます。ドラマも再放送していますしね(笑)。

ー2021年はデビューの年になるかもですね。

結局履かずに置いてたら加水分解するっていうのは薄々分かってるんで、そろそろ履いていかないとなと。ちなみに〈NIKE〉のAIR MAXで唯一持ってるモデルがこれなんです。高校時代の思い出があるんで、またこれがダメになったとしても新しく復刻が出たら買おうかなと。

ー塚本さん的にAIR MAX 95 OGは一生持っておきたいスニーカーだと。

90年代のスニーカーって突拍子もないモデルが急に出たりしますが、その中でもAIR MAX 95のデザインは90年代とは思えないくらい完成されてるんですよね。

先輩から譲ってもらった
JORDAN 1 ROYAL(2001)

ーうわ、これはカッコいい。やっぱこの色イイっすねー。

冒頭の話の続きじゃないんですけど「ちゃんと持ってるぞ!」っていう一足です(笑)。〈JORDAN〉の中では、唯一JORDAN 1が外履きしたい靴なんです。高校時代にバスケをやっていたのもあって、バッシュ感が強い5、6とかは外履きしたくないなって。それにこの年代の靴って外履きしてカッコいいバッシュの代表ってところはありますしね。ROYALに関しては復刻した回数が少ないんで、自慢もできるかなと。

ー自慢できますね。僕もROYALはめっちゃ欲しいです……。

このROYALはめちゃキレイなんですけど、2001年の復刻です。2001年の次に2013年、2017年と復刻が出たんですけど、オリジナルとはレザーの質感とかがちょっと違っていて。やっぱり初期の復刻が個人的には一番好きですね。

ー革質は今のより少し前の方が良いって話は聞きますね。

やっぱバブルの時代やからですかねー。〈REDWING〉も90年代から2000年代前半のレザーの質が良いってよく聞きますし。確かにその年代の革ってすごい表情が良いっていうか。

ー復刻した当時に買われたものなんですか?

これは買ったわけではなくて、10年以上お店でお付き合いさせていただいている一回り上の先輩が誕生日にプレゼントしてくれました。たしか、2006年くらいだったと思うんですけど、「欲しい、欲しい」って言ってたら誕生日にわざわざ持って来てくれて、今でもすごく大事に履いてます。

ー羨ましいです。キレイに履く派の名の通り、2006年に譲り受けた二代目でも状態はめちゃくちゃいいですね。

出番が年に2〜3回、それも晴れで休みの日にしか履かないんで、実質その日履いてる時間は5時間もないっていう。かなり徹底した状態です。

ー本当に徹底されてますね(笑)。そういえば、JORDAN 1って他にも持ってるんですか?

持ってないです。これがあるから他がいらないというか、我慢できるというか(笑)。白黒のOGは欲しいなと思ってたんですけど、でも多分それを買ったらこれを履かなくなるしっていうのもあって。やっぱこれを大事に履いていきたいですからね。

何としても欲しかった
New Balance 998 Concrete Jungle(J.CREW)

ーこれもまた良い配色ですね。どこのコラボですか?

これは知ってる人は少ないかもしれないですね。2014年の秋に〈J.CREW〉が限定で発売したモデルです。

ーその辺りはちょうど〈J.CREW〉のNBコラボ全盛の頃ですよね。

このモデルは〈J.CREW〉で発売された中でも特に人気が高くて、すごく入手が難しかったんですよ。ちょうどこれの一作前にインディペンデンス・デイを記念して発売されたモデルがあって、ホワイトベースにトリコロールですごくかっこよかったんです。ただ、それは全米の店舗じゃなくて、東と西の限られた店舗で発売だったので足数も少なくて、買えなかったんですよ。その後にこのコンクリートジャングル(都会的迷彩)が発売して、「これは何としても手に入れたい!」と思って、いろいろ手を尽くした結果、運良く買えました。

ーコンクリートジャングル、この配色最高に良いです。まさに今履きたい色というか。

この当時は〈J.CREW〉の〈New Balance〉のコラボって本当に知名度高かったですし、店舗に入荷してもすぐになくなってましたね。その人気の火付け役になったのは1400。あれ自体が〈J.CREW〉の力でここまで人気が出てるっていっても過言ではないですからね。

ー僕も〈J.CREW〉といえば1400のイメージです。

元々、日本のみで発売していた1400を来日していた〈J.CREW〉のデザイナーが気に入って、アメリカで別注カラーを次々に発売して、それが日本に並行輸入されて一気にドーンときて……っていうエピソードは面白いですよ。

ー昨年は〈New Balance〉の勢いもすごかったですし、この辺りのモデルも近いうちに再評価されそうですね。

そういえば、前の企画ときに993はダッドが履いたら本当のダッドスニーカーって言ってたんですけど、僕の同世代が結構周りで履いてて下手なこと言うモンじゃないなと思いました(笑)。

ーここ1〜2年は993の人気すごいですよね。古着好きな若い子は大体履いてるイメージです。

やっぱりプレミアみたいになってて、それを履いてることが一つの……みたいな感じになってるんですかね。今だと4万ほどしますけど、僕はその値段ならさすがに買えないかな。2万くらいで売っていた時代を知ってるだけにちょっとね……。最近の〈New Balance〉の復刻も高いですもんね。MADE IN JAPANの1300(昨年発売されたM1300JPJ)は6万超えてましたし。

ー値段の理由はもちろん分かるんですが、高いですよね(笑)

メールマガジンが届いて抽選しようと思ったんですけど、値段見てやめました(笑)。

90年代に一世を風靡した
adidas ADIMATIC

ーこれは初めて見ました。〈adidas〉のなんですか?

あれ、これ知らないですか? 〈adidas〉のADIMATIC(アディマティック)です。発売は96年くらいだったかな。90年代に一世風靡したスニーカーなんですけど、中でも一番人気だったのがこのグリーンなんですよ。これも先ほど話に出た、一回り上の先輩にもらったんですけど、かなりテンション上がりましたね。

ーこれはオリジナルなんですか?

そうです、そうです。復刻は一度もされてないので。ちょっとラバーのところの接着は弱くなってますけど、今でも履けます。本当時代を感じるスニーカーですね。僕と同世代、30代後半〜40代前半くらいの方にはドンピシャだと思います。

ースケシューらしい太めのスニーカーですよね。

当時はアーバンスポーツっていうカテゴリーで発売されていて、いわゆる街で履くスケシューみたいな感じです。当時はNORTHWAVEとか、ちょっとぽってりしたスニーカーがブームだったんですよ。

ーサイドラインだけでなく、シューレースもぶっ太い(笑)。

ファットシューレースですね。今ついてるのはオリジナルですけど、当時これに付け替えるのも流行ってました。

ーなるほど、最近ファットシューレースを売ってる店が少し増えましたが、元々はこの辺りがルーツなんですよね。

〈PUMA〉のSUEDEあるじゃないですか? あれに当時はファットシューレースと普通のシューレースの両方が付いてたんですよ。今は多分、細いのしか付かないと思うんですけど。ファットシューレースもいろんな色がスニーカーショップで売られていて、自由にカスタマイズして楽しむ感じでしたね。まだ家に当時のファットシューレースありますよ。

ーそのカルチャーは全然知らなかったです。

当時〈PUMA〉のSUEDEはファットシューで履くのが基本かなってくらい履いてましたね。通し方をパラレルみたいに並行に通すのか、通常のオーバーラップみたいに斜めに通していくのか、そのへんも見え方が変わるんで、トップの紐を結ぶのか、結ばずに中に入れるのかとか、みんな試行錯誤してやってました(笑)。

インラインモデルをスケシューにした先駆け?
adidas skateboarding STAN SMITH

ー最後はSTAN SMITHですが、これはどういうモデルですか

これは〈adidas skateboarding〉から出たSTAN SMITHの初期モデルです。当時このカップソールで1色、バルカナイズドソールで2色出てたんですけど、これはカップソールの方ですね。ただ、調べてたら2年くらい前に全く同じものが復刻したみたいで、ボツにするか迷ってたんですけど……。

ーこれもキレイですね。

例によって新品です。

ー(笑)

一回も履いてないです。これも履くタイミングがつかめなくて。これ、まんまスタンスミスじゃないですか? skateboardingっていっても、今の現行と何も変わらないんですよ。

ースケシューになると横が太くなるイメージですが、これはシュッとしてますね。

いま〈CONS〉のワンスターとか人気ありますけど、その先駆けになってるのがこれかなと思うんです。当時〈adidas〉はSUPERSTARとか通常のモデルをスケート仕様にアップデートしたものを出していて、ゆったりとしたスタイルから細身のスッキリとしたスタイルでスケートするっていう流れになった最初の頃のモデルですね。

ースケシューを新品のまま持ってるっていうのも珍しいですよね。恐らく、他に買った方は履きつぶしてそうな気がします。

発売した当時はまわりに履いてる子らが多くて、履けずにそのまま眠っちゃったって感じですね。ただ、これをスケートで履いてる人らはごく一部だったんじゃないですかね。完全にファッションとして履いてる人が多かったと思います。

ーそういえば、先ほどのADIMATICもグリーンでしたね。

〈adidas〉といえばグリーンっていうイメージがどうしてもあるんです。一番好きなのが、ホワイトにグリーンのスタンスミスなんで、そのイメージが〈adidas〉にはずっと絡んでるのかなって。

ー〈adidas〉は他にどんなモデルを持たれていますか?

今言ったスタンスミスのフランス製とかもありますよ。ただ、今回持ってくるにはちょっと違うかなって。もうちょっとひねった感じが良いなと思って、こっちにしました(笑)。

ーいつも気遣い、ありがとうございます(笑)。今回のスニーカーを総評するとどうでしょう?

最初に言ったように、プレミアとか手に入れにくいものではなく、あくまで自分の中のスタイルで自慢になるようなスニーカーを持ってきました。一つの時代を象徴するようなスニーカーたちというか。その当時の流行りだったり、当時のファッションカルチャーだったりをちょっと感じられるような靴たちですね。

いま気になるのは
最先端なデザインに注目が集まる、あの日本ブランド

ー今回も面白かったです。2000年代くらいのスニーカーの話ってとても魅力的ですよね。

やっぱ古すぎてもな〜とは思いましたね。僕もいろいろ見ていると、AIR MAX 95を先駆けとしてミレニアム世代にエアプレスト、エアクキニ、エアズームサイズミックが出てきてるんで、2000年代が一番スニーカーとして伸び盛りの時代だったのかなという印象はありますね。

ーそれでは逆に今の時代に気になるブランドはありますか? 今年注目しているスニーカーとか。

特にないんですよ。

ー(笑)。

このスニーカーが気になるっていう目ぼしいのはないんですけど、動向が気になるのは〈MIZUNO〉ですね。次世代とか最先端という意味では〈NIKE〉を超えているというか、あの近未来なデザインにはかなり驚かされました。「今の時代だからアリなのかな?」っていう独特のデザインは、履くかどうかは別として気になりますね。

ーモデルとしてはウェーブシリーズとかですかね?

あのドクター中松みたいなやつですか? あとソールが泡になってるやつ(※MIZUNO ENERZY)とかもあるじゃないですか。

ードクター中松(笑)。確かに最先端を感じさせられるモデルは多いですよね。

僕、小学校のときに初めてファッション的な観点で買ったスニーカーが〈MIZUNO〉なんですよ。今でいうレトロランニングみたいな感じで、確かネイビーにライムグリーンのラインが入っていて、それにすごい惹かれたっていう。

ー白ベースの運動靴を履いてる子が多い中、めちゃくちゃ渋いですね

そもそも田舎で〈converse〉や〈NIKE〉が売ってなくて、〈MIZUNO〉か〈asics〉しかなかったのもありますけどね。まあ僕の中では〈MIZUNO〉=RUNBIRD(ランバード※)なんですけど、今はランバードって言わないですよね。

※1983年にシューズ専用として作られ、現在は全ての製品に採用されているロゴマーク。ランバードの前はMロゴが採用されていた。

ー今は言わないですね…

僕の中ではずっとランバードです。みんなに〈MIZUNO〉って言われますけど、いやランバードやろって。それがあるから「あのランバードが今こんなに最先端のシューズを作ってる!」っていう驚きもありますよね(笑)。


Info
HUNKY DORY OSAKA
住所:〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江1丁目20-20 アンシャンテ南堀江1F
営業時間:12:00 ~ 20:00
※現在は新型コロナウイルスの影響で12:00 ~ 19:00の時短営業中

人生初のキャップはLITE YEAR #ととのいま品

昨年夏から沸々と湧いていたキャップ欲。ニット帽がトレードマークになっているため、周りには内緒にしていましたが、実はここ半年ショップに行ってはこっそりキャップを試着しまくってました。ただ定番どころのキャップを一通りかぶっても、どうもしっくり来ない。単純に頭が大きいからか?とも思ったけど、それでも似合ってる人もいるしなあ。。

そんなときにふと思い出したのが、中目黒にあるPROPSのオーナー今井さんが取材で言っていた「メガネで大事なのはサイズ感」という言葉。メガネ自体に似合う、似合わないなんてなく、要はフィットさえちゃんとすればどんなメガネでもかけれるよってことなのですが、あれ?これはキャップにも同じことが言えるんじゃない? 要は自分の頭より小さいキャップではなく、大きめでアジャスター付きならほとんどのキャップかぶれるのではないか、と。

試しに入ったお店で大きめ&アジャスターゆるくしてかぶったら、思いの外悪くない。今まで似合わなかったのは、試着のときにアジャスターをきつくしていたからか…!とようやく気づけました。

ということで、ようやく人生初キャップを購入。買ったのはずーっと気になってたけどニット帽がないから諦めていた、NYのブランド〈ライトイヤー(LITE YEAR)〉。念願のブランドが買えて、めちゃくちゃ嬉しい。今年はニット帽買うのを少し抑えて、キャップをガンガン買っていきたいです。


FACY編集部・岩崎

展示会帰りに寄ったSALT & PEPPERで、NYのローワーイーストサイドにあるカフェレストランDIMESの周辺の広場(通称“DIMES SQUARE”)とその周辺の人々を撮ったYuji KozakaiさんのZINEを買いました。最近こういうアメリカのストリートシーンを切り取った写真集にすごく惹かれるなあ。

【お財布パパラッチ#01】もう大人だからなと思って〜エド ロバート ジャドソンの二つ折り財布〜

2019年以降、急速に広まりを見せるキャッシュレス決済。当初はコンビニのレジで「○イ○イ♪」と鳴らすことにアーリーアダプターとしての優越感を抱いたものですが、もはやそんなことはなく。いま気になることと言えば、「結局みんな、どんな財布使ってんの?」ってことではないでしょうか。昨年はキャッシュレス化に伴い「ミニ財布バンザーイ!」なんて声が聞こえてきましたが、実際どうなんでしょう?

というわけで、いつもお世話になっているショップスタッフのお財布をパパラッチ! 愛用している財布はもちろん、生活が垣間見えるカード類も見せてもらいました! まぁこのご時世なので電話でのパパラッチとなりましたが、悪しからず。


LICLEオーナー 鶴田祐司さん
千歳船橋のセレクトショップ「LICLE」のオーナー。前職がアメカジに強いショップということもあり、現在取り扱っているモード・ストリートまで幅広い知識を誇る。最近ハマっていることは、〜。

Telephone Paparazzi #01
エド ロバート ジャドソンの二つ折り財布

ED ROBERT JUDSONの二つ折り財布(LICLE別注)

ーいま、キャッシュレス化が急速に進んでいますが、鶴田さんはどうです? 使っています?

最近やっとペイペイを使い始めました。と、言ってもたまに(笑)。うちの店でもお客さんがそれで支払えるようにしているので、まず自分が使わないとダメだろうと。でも、いざ支払うとなると忘れちゃうんです(笑)。

ー習慣にならないと。

そう。これまでずっと現金だったんで、いざという時にはもう遅い。未だに「いかにお釣りを5円玉でもらうか」、めんどくさいけど楽しんでいます(笑)。

ーなるほど。では財布の選び方はこれまでと変わらない?

変わらないですね。前提として財布にこだわりはないんです。ただ、今年で35歳、大人。せっかくなら見栄えのいいものを持ちたい(笑)。ちょうどそのタイミングで、昨年の8月にお店の4周年を迎えた。「あ、これはちょうどいいな」と思い、〈エド ロバート ジャドソン〉に別注させてもらいました。形は元からあるもので、素材だけリザードの型押しにしてもらいました。どうですか? 良くないですか? この溢れんばかりの高級感。

バインダー式で小銭入れの取り外しが可能。カードは両サイドに2枚ずつ収納できる。

ーさすがはリザードといった感じですね。いわゆるミニ財布の部類に入るかと思いますが、使い勝手はどうですか? それこそ現金を多く使うなら、入り切らないのでは?

お札と小銭を入れるには十分ですね。カード類は、銀行のキャッシュカードやSuicaなどメインのものを4枚だけ入れています。それ以外の使う頻度の少ないカードは、別のカードケースに入れていますね。

ーSuicaもキャッシュレスに含まれますが、あまり使わない?

駅の改札を通る時と、自販機で缶コーヒーを買うときだけです。ほんといつも思うんですけど、自販機だけは全てSuica対応にしてくれよって。そこだけはキャッシュレスにこだわりたいんですよね(笑)

ー50円玉でお釣りをもらおうと思っても、10円玉が5枚出てくることもありますしね(笑)。ちなみに、銀行のカード、Suica以外ではどんなカードが入っているんですか?

ポイントカードは基本的に作りたくない、というか作るのがめんどくさいんです。でも薬局のカードだけは作ってしまいました。理由は、整髪料やゴミ袋、その他諸々の生活必需品を頻繁に買うから。もちろん主夫になったらカード類はもっと増えるんだと思います。「1ptも逃したくない!」ってね。でも、その予定は当分ないかなぁ。

優れたデザインで長持ちする服を作る。〈druthers NYC〉が出したサスティナビリティへの最適解│編集部Yのアメリカ通信 #2

毎年の年末年始はアメリカに滞在する編集部YがInstagramで見つけた、アメリカのローカルなお店やブランドをメールインタビューで深堀り。#2はNYを拠点に活動するブランド〈druthers NYC(ドゥルーサーズ)〉。

2013年にNYで設立した〈druthers NYC〉は、メンズのアンダーウェアやニット帽などをメインに展開。サスティナブルなものづくりにもいち早く取り組んできたブランドです。今回CEO兼デザインディレクターのアダム・ジャノッティ氏がメールインタビューに答えてくれました。


ーまずはブランドがスタートした経緯を教えてもらえますか?

私は1996年からメンズデザイナー、商品企画者としてファッションビジネスに携わり、アウターからセーター、スニーカー、革小物までさまざまなカテゴリーのデザインをしてきました。当時から素晴らしいブランドはたくさんありましたが、主にフォーカスされるのはプレタポルテ。アンダーウェアなどのベーシックセグメントなどは後回しにされていました。

2014年にスタートさせた〈druthers NYC〉は、その注目されていなかったカテゴリーのために立ち上げたブランドです。ソックスやボクサーパンツ、Tシャツ、ニットキャップを中心としたプロジェクトを立ち上げるのは、難しいチャレンジであると同時にすごく楽しかったですね。

ー〈druthers NYC〉はNYでスタートした後、素材の調達先や工場などを世界中に広げています。この経緯と工場を選んでいる基準を教えていただけますか?

〈druthers NYC〉のもう一つの使命は、日本、米国、フランス、ポルトガル、イタリアのハイクオリティーな工場にフォーカスを当てること。工場を選ぶ基準はシンプルです。優れた職人技と公正な労働条件の両方を持っていること。私は不公正な労働慣行をサポートするブランドを作りたくはありませんでした。

工場の多くは、以前から取引のあったビジネス関係者や工場の友人からの推薦です。ブランド当初に使用していたNYのガーメント・ディストリクト(マンハッタンにあるアパレル産業エリア)では、〈Engineered Garments〉、〈Steven Alan〉、〈Rag & Bone〉、〈Opening Ceremony〉など、友人のブランドたちと同じ工場を使用していました。

彼らは素晴らしい職人技を持っており、その時点までは他の工場に行く理由はなかったのですが……。ニューヨークのガーメント・ディストリクトは年々事業を縮小し、多くのスポットが閉店しています。使っていた工場もニュージャージー州とサウスブルックリンに移転してしまったんです。

ーそこからNY以外に生産拠点を拡張していったのですね。

はい、それ以降は工場を東京、大阪、埼玉、ポルトガル、フランスに移転しました。 2021年にDruthersの裁断と縫製を開始するポルトガルの工場とアメリカ中西部のセーター工場には新型コロナウイルスの旅行制限のため行けていませんが、それ以外の工場にはすべて訪問し、私たちの基準に達しているのを確認しています。

また、GOTS(グローバル・オーガニック・テキスタイル・スタンダード)、BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)、Global Recycle Standardなどのフェアトレード認証ラベルも探していますが、一部の工場では『フェアトレード』はただの言葉に過ぎません。

例えば、さいたまのカットソースポット、東京の靴下工場、大阪と奈良の帽子工場などはフェアトレードを取得しようとしていません。これらの事業は小規模で、地元の職人たちによって運営されています。彼らは熟練した専門家であり、おそらく『フェアトレード』という言葉を気にしていません。

ー世界中の工場にフォーカスを当てるのと同時に、2013年の立ち上げからいち早くサスティナビリティにも力を入れているんですよね。

ブランド当初からクオリティファーストの基準に加え、できる限りサスティナビリティに配慮しようとしていました。アイデアは、オーガニックコットンの栽培者やリサイクル糸の施設を見つけること。ブランドが始まった7年前と比較すると、今でははるかに一般的なものになりましたが……。

東京で靴下の製造をスタートしたときは『オーガニックコットンのオプションはありますか?』と工場に聞いていたが、現在ではオプションを尋ねずとも最初から選択肢として用意されるようになった。『これはサスティナブルな糸の選択肢に向けてサプライチェーンを推進している〈Druthers NYC〉のようなブランドやデザイナーのおかげだと思います』

ーブランドサイトにはサスティナビリティの主な要素は『製品のライフサイクルの長さ』だと記載しています。これについて詳しく教えてもらえますか?

“消費”は世界的に大きな問題です。私はすごく長持ちする服を着ることが、サスティナビリティであるための最善の方法であると確信しています。次に、リサイクルコットンとオーガニックコットン、リサイクル生分解性ナイロンとポリ、動物に優しいウールなどで製品を作ることができればプラスアルファになる。〈druthers NYC〉ではこの両方からのアプローチに取り組んでいます。

 

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化学薬品を使用して成長するバージンコットンよりオーガニックコットンを使うのは素晴らしいことです。しかし、その製品が長持ちしない場合はどうでしょうか? 私は『10か月後に穴が開くファストファッションブランドのオーガニックコットンの靴下より、10年着続けられるノンオーガニックコットンの靴下の方が地球にとってはずっと良い』と思います。

一生に5倍の量の靴下を生産し、消費しなければならないのなら、オーガニックで作る意味はあるのでしょうか? “過剰消費”にサスティナブルなことは何もありません。

ーこのようにサスティナビリティに関心を持ったきっかけはあるんでしょうか?

サスティナビリティはデザインプロセス自体に付随するものであるべきだと思っています。昔、パリのCDGから親友のMehdiと一緒にドライブしたときのことをはっきりと覚えています。それはパリでオーガニックフードが定着し始めた頃で、どこのマーケットやスーパーにも『BIO』と太字でウィンドウに印刷されていました。

そのときMehdiが『BIO, BIO, what’s all this with BIO all the sudden? Why was it not BIO to begin with? (「BIO、BIO、急にBIOってなんだ? そもそもなんでBIOじゃなかったんだ?)』と言い、その言葉にすごく共感しました。正直、どの食べ物も美味しくなかったし、大量にあるせいで腐っていたり、季節外れのものもあったりしたんです……。つまり、BIOであっても一方に無駄や過剰消費がある場合は正しいとは言えません。

『why is it not BIO?』

それが私がサスティナビリティ運動について感じていることです。最近のブランドは“サスティナビリティ”なだけでいいのでしょうか? オーガニックコットンのTシャツブランドが世界に必要とされていると判断しただけなのか? いや、それだけではないですよね。レストランはシェフが素晴らしい仕事をして、他にない素晴らしいレシピを作れるからオープンするんです。オーガニックフードを提供しているからといって、どこにでもある料理でレストランをオープンするのはダメ。まずは素晴らしいシェフにならなければならない。

つまり、まず必要なのはアーティストです。サスティナビリティは言うまでもなく、仕事の一つの側面でしかない。デザインが微妙なブランドだったら、それがサスティナビリティかどうかというのは誰が気にしますか? 〈druthers NYC〉は、何よりもまずファッションブランドです。私たちはサスティナビリティに基づいて自分たちを売り込もうとはしていません。優れたデザインとコレクションを作成し、サスティナビリティの側面を全体の一部にしたいんです。

 

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ー〈druthers NYC〉は世界中の多くのハイエンドショップで取り扱いがあります。これらのショップと取り引きがスタートしたのは何がきっかけだったんでしょうか?

世界中のたくさんの素晴らしいショップと取り引きできていることをとても光栄に思います。ブランドがスタートした2013年、元々いたクルーたちはストリートウェアに集中してロードサイドモールやスケートショップに販売したいと考えていました。その市場に問題はありませんでしたが……私の頭の中にあったイメージとは何かが違いました。“これらの場所では買い物をしない”というシンプルな考えにいきつき、すぐに計画に変更を加えたんです。

『why don’t we make products for stores in our market, where we shop”?(自分たちが買い物するマーケットに向けて、店の商品を作ればいいんじゃない? “)』。

私たちはみんな〈Opening Ceremony〉と〈BEAMS STYLE〉で買い物をしていたし、私の過去の仕事もその市場がメインでした。過去の10年間、Kimou Meyerの下でNYのNIKE IDのレジデント・デザイン・ディレクターを務め、友人であるTeddy Santisのブランド〈Aime Leon Dore〉の立ち上げを手伝いました。他にも〈Ralph Lauren〉のデザインや、〈steven alan〉のプロジェクトなど、多くのメンズウェアブランドのフリーランスを行っていましたが、これらは全てハイエンドなリテール市場向けのものです。なので、私にとってこの方向性はすごく自然なことでした。

ー最後に2021年の新しいプロジェクトについて教えてください。

2021年にはベーシックアパレルをリニューアルします。あと、今年は約12の新しいスペシャルプロジェクトを予定していて、それがすごく楽しみです。

プロジェクトの多くは仲間であるアーティストやデザイナーと一緒に作るものです。去年は友達の〈Lite Year〉と靴下、カリフォルニアの〈General Admission〉とニット帽のコレクションを発表しました。

NYを拠点に活動する〈LITE YEAR〉とのコラボソックス。
カリフォルニアのセレクトショップ〈General Admission〉とはニット帽のコレクションを展開。

私たちが常に心がけていることの一つは、コラボレーションが不自然にならないようにすること。例えば、〈NIKE〉×〈adidas〉というコラボがあったとしても、どちらもシューズメーカーなのであまり意味がありませんよね?

アパレルブランド以外と協力して、本当にユニークなものを作るというアイデアが大好きです。今年はたくさんのたくさんのアーティストやデザイナーが私たちと一緒に仕事をしているのを目にするでしょう。


Info
Druthers NYC
HP:https://www.druthersnyc.com/
Instagram:@druthersnyc

雨の日でも快適に出かけられる、オニツカタイガーのGORE-TEX搭載NEWスニーカー!

オニツカタイガーが、防水透湿性にすぐれたゴアテックスファブリクス搭載のアッパーを採用した新作「GORE-TEX SERIES」3足を発売。ゴアテックス使用のスニーカーなら防水性も高いので、雨のシーンでもゴアテックスのスニーカーで街に出かけられます。

 

GORE-TEX SERIESのラインナップは、クッション性を高めるAmplifoamをヒールウエッジに採用した「MEXICO 66 SD」や、衝撃緩衝性を備えたfuzeGELをかかと部に搭載した「REBILAC RUNNER」、「TIGER HORIZONIA」の3モデルがラインナップ。クラシカルな雰囲気をもったメンズライクなデザインとタフな機能性を実現し、雨の日でも快適に履ける仕様になっています。

↑「MEXICO 66 SD」2万900円(税込)

 

↑「REBILAC RUNNER」1万8700円(税込)

 

↑「TIGER HORIZONIA」1万7600円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

チャンピオンのフットウェア、意外とイケてます。シンプルなデザインだから幅広いコーディネートに合わせやすい!

アメリカを代表するスポーツ・アパレルブランドと言えば「Champion(チャンピオン)」です。ニューヨーク州ロチェスターで1919年にアスレチックウェアとして誕生したチャンピオンのスウェットは、時代や国境を越えて世界が愛するアイテムに成長。いつしか“THE KING OF SWEATSHIRTS”の称号を手にします。

 

そんなチャンピオンはスウェットをはじめコーチジャケットなどウェア類が充実している印象はありますが、フットウェアも展開していることはご存知でしょうか? 実は「チャンピオン フットウェア」として2017年にスタートし、大人に相応しいスニーカーをラインナップさせています!

 

【チャンピオンの「センター コート バンド2」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

こちらがチャンピオン フットウェアの新作「センター コート バンド 2」。チャンピオンのヘリテージモデルからインスピレーションされたスリッポンタイプです。シンプルなアッパーに配置されたクロスバンドが特徴的で、ほど良い伸縮性でストレスフリーな脱ぎ履きを提供してくれます!

 

どんなスタイルにもバッチリとハマる!

アッパーはコットンキャンバスとラバーで構成されていて、シンプルかつタフな一足へと仕上げられています。

 

甲上部分には伸縮性のあるエラスティックバンドが設けられ、足を快適にホールドしてくれます。

 

チャンピオンのスウェットやパーカ、Tシャツなどでもお馴染みの“C”ロゴがヒールのサイドに配され、チャンピオンらしいスポーティさを演出しています。

 

ヒールにはチャンピオンのブランドロゴをプリントしたパッチが設けられ、シンプルなバックシャンにブルーのアクセントが効いてます。

 

ちなみにチャンピオン フットウエアのシューズを生産しているのは、あのジャパンブランド「ムーンスター」。アメリカらしいオーセンティックなプロダクトを、ジャパンブランドならではの繊細で精巧な技術が手掛けているとは、まさに最強のタッグチームと言えますね!

チャンピオン
センター コート バンド 2
5830円(税込)

 

ムーンスター カスタマーセンター
TEL:0800-800-1792(フリーダイヤル)

 

名前って大事。〈アポテーケフレグランス〉 のインセンスコーン #ととのいま品

お香が好きです。家にいる時は常に焚き続けていた時期もありましたが、今なら一日にせいぜい15分程度で満足。となると、よく見かけるスティックタイプではなく、より燃焼時間が短いコーンタイプのほうが使い勝手が良かったりします。

今回の〈アポテーケフレグランス〉はたまたまギフトでもらって知ったブランド。使いやすいコーンタイプであることに加えて、香りも好みだったのですごく気に入っていたのですが、実はリピート買いできない理由がありました。

〈アポテーケフレグランス〉は調合からパッケージングまで、すべてハンドメイドでおこなう国産フレグランスブランド。インセンスコーンの香りの展開は計10種類。

左が以前もらったほう、右が新しいほうです。そう、香りの名前が印字されているのは外側の包装紙のみ。それを知らずに捨ててしまうと、買い足したくても香りの名前が分からない…という事態に陥ります。無情にもコーンは日増しに減っていく。これは店舗に行って、直接スタッフさんに香りを判別してもらうしかない。

ということで、ラスト一個になったコーンを握りしめて、同ブランドの品揃えが充実している『ジャーナルスタンダードファニチャー神南店』に聞きに行ってきました。「確かにこれ、匂いの名前分からなくなっちゃいますよねー」と応じてくれた店頭のスタッフさん。おそるおそるコーンを差し出すと、「ああ、BLACK OUDですね!」。即答でした。ノー間髪。プロだわー。

ようやく名前を知れた「BLACK OUD」。HPの説明によると「異国情緒ただようアダルトなオリエンタル・ウッディーの香り」とのこと。ざっくり言うと、お線香の匂いをめちゃめちゃセンスよくしたら多分こんな感じ。

容器のフタをスライドして外すと、そのままトレイとして使えるナイスな設計。お香の下に敷く不燃シートも付属しているので、周辺グッズを買う必要はなし。

帰宅して久々に焚いてみましたが、やっぱりいい。これでやっとネット上からリピート買いできると思ったものの、一瞬で答えてくれたスタッフさんの頼もしさを思い出すと、やっぱり次もお店に買いに行こうかなとも思ったり。おうち時間の気分転換にもピッタリなので、お香に馴染みがない方もぜひお試しを。


FACY編集部・杉山

年始に財布の中身を整理しました。それと前後して、手持ちのiphoneにはPASMOアプリを導入。めでたく持ち歩くカードが一枚減りました。定期も買えるし、こいつは便利。ケータイの充電切れだけ気をつけないと。

「ナイキ ブレーザー」の古典的デザインはそのまま。サステナブル仕様へと進化した一足を履く

1977年にナイキからバスケットボールシューズとして登場した「BLAZER(ブレーザー)」。サイドに大きめなスウッシュが大胆に配された、クラシックなデザインが特徴的です。最近ではナイキのスケートボードライン「ナイキ SB」仕様、イタリアのファッションブランド「Off-White」など人気ブランドとのコラボレーションモデルが登場したりと、常に熱い注目を集めています。そんなブレーザーに、リサイクル素材を使用したサステナブルパック「ナイキ ブレーザー MID ’77 ビンテージ」が登場しました!

 

【ナイキの「ナイキ ブレーザー MID ’77 ビンテージ」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

アッパーにはリサイクル合成皮革を採用し、スウッシュロゴにはリサイクルフェルトを使用したりと、クラシックなデザインとリサイクル素材を組み合わせることで、新鮮なスタイルへと仕上げられました。ブレーザーならではのシンプルフォルムやディテールはそのままに、総重量の20%以上にリサイクル素材を使用しているのです!

 

重厚感ある質感で大人っぽさとサステナブルを両立!

アッパーのリサイクル合成皮革、100%リサイクルフェルトのスウッシュロゴなど、リサイクル素材を20%以上使用しています。

 

サイドに入るお馴染みのスウッシュロゴは100%リサイクルフェルト。ブラックやグレー、ホワイトの繊維がランダムに混じり合って、ナチュラルな雰囲気を醸し出しています。

 

シュータンも100%リサイクルフェルトを採用。ナイキのロゴ刺しゅうはあえて艶やかなパステルグリーンであしらわれていて、ビビッドなアクセントに機能しています。

 

アウトソールは、回収されたシューズのリサイクル素材で形成された「Nike Grindラバー」を採用。斑点模様のようにツブツブが混じり合ったようなルックスが特徴的です。

 

ブラックを主体にした万能デザインで、どんなスタイルにも合わせやすいですね。環境にも配慮されたスニーカーを選ぶことで、スタイリッシュなだけでなく、メッセージ性にも共感を示せる一足となっています!

ナイキ スポーツウェア
ナイキ ブレーザー MID ’77 ビンテージ
1万3200円(税込)

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

ハードボイルドにウイスキーを楽しむ!スタンレーのマスターフラスコ #ととのいま品

ここ最近、キャンプロスを埋めるためにちょくちょくギアを買い足しています。以前紹介した〈Yeti〉のランブラー(記事紹介後にもう一つ買い足しました)のような家でも使える酒関係のギアに狙いをつけている中、どうしても欲しくなったのがフラスコ。

フラスコ、またはスキットルとも言いますが、要はウイスキーなどの蒸留酒を入れる携帯用の水筒です。サバイバルやミリタリー系の映画や番組だったり(またはロシア人がウォッカを入れたり)でよく見る、あのハードボイルドなヤツ。あれでウイスキーを飲んでいる姿を見ると、なんだか美味しそうだし、カッコよく見えません…?

激シブな見た目のフラスコは、創業100年を超えるアメリカのボトルメーカー〈スタンレー〉のマスターシリーズから発売されているもの。“選び抜かれた最高級のものを求める、プロ中のプロの為に生まれた”マスターシリーズのフラスコは重厚感のある18/8ステンレス製。黒い塗装のおかげで指紋がつきづらいのも個人的お気に入りポイント。

フラスコは別名「ヒップフラスコ」とも呼ばれていて、パンツのバックポケットに入りやすいよう丸みを帯びた形になっているのも特徴(ちなみにクラシックシリーズから発売されているフラスコは長方形)。実際に入れるかはさておき、バックポケットからさっと出して飲む仕草は絶対にカッコいい(はず)!

飲み口は23mmと大きめでお酒を注ぎやすかったり、口当たりを考えてネジ山が内側になっていたりと細部のディテールまで抜かりなし。

本来はキャンプでウイスキーを嗜むために買いましたが、おうち時間のちょっとした気分転換にも一役買ってくれていて満足です。6,050円(税込)とちょいお高めですが、ずっと使えるものなのでぜひぜひ。


FACY編集部・岩崎

冒頭でも書きましたが、ここ2ヶ月くらいキャンプに行けておらず、絶賛キャンプロスです。この気持ちを発散するためにリモートワーク中はヘリノックスのタクティカルチェアに座って仕事したり、イエティのマグでコーヒー飲んだり、デスク横でLEDランタン置いたりして、プチおうちキャンプを楽しんでいます。本当、早くコロナが収束するのを願うばかり。

アーバンリサーチ「ユイセル センスオブプレイス」は着る人のジェンダーを問わないウェア

SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHより、新ブランドの「Uiscel SENSE OF PLACE (ユイセル センスオブプレイス)」がデビュー。ユイセル センスオブプレイスは、ジェンダーレスなアクティブウェアブランドです。

 

ユイセル センスオブプレイス2021S/Sのルックはこちら

 

機能とファッションが融合したアイテムは、アウトドアウェア、シティウェア、ルームウェアと変幻自在で、着る人のジェンダーを問いません。パートナーや仲間と思わず共有したくなったり、気軽に袖を通せるエントリーウェアとして都市に暮らす人が自然に触れ合うきっかけになったり、洋服の使い方や暮らしの幅も広げてくれます。

 

「軽い、速乾性に優れている、モバイルバッテリーがすっぽり入るポケット付き」のように、気が利いていて使い勝手が抜群。それでいて、本気すぎるアウトドアアイテムのように、着るシーンを限定するほどオーバースペックでもありません。

 

ユイセル センスオブプレイスのアイテムはスタンダードでエフォートレスな機能美。例えばエプロンとして、男性にも似合うスカートのようなアイテムがあります。ほとんどがジェンダーを問わずに着ることができ、使う場面によって洋服にもツールにも変身します。

 

そんなありそうでなかったファッションとしてのアクティブウェアを、手頃に楽しむことができるのも、ユイセル センスオブプレイスならでは。

 

発売日
1月22日アーバンリサーチオンラインストアにて予約開始
2月26日センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ各店舗にて発売(一部店舗を除く)

 

取り扱い店舗
アーバンリサーチオンラインストア、ZOZOTOWN
センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ 各店舗(一部店舗を除く)

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

暖房いらずな〈アークテリクス〉のベスト。#ととのいま品

前回に引き続き、またしても〈アークテリクス〉。もはやこいつは回し者なのか、それともただ単にネタ切れなのか。お読みの方に勘繰られる頃合いではありますが、そのどちらでもありませんのでご安心(?)を。

というのもこちら、この寒い時期のリモートワークで欠かせない存在なのです。名は「アトム LT ベスト」。同ブランドの看板ミッドレイヤー、「アトム LT ジャケット」のベスト版です。

特徴は、ダウンと同じくらいの保温性がありながら優れた速乾性と通気性を兼ね備えた、高機能な化繊中綿素材“Coreloft”にアリ。というのもわたくし、暖房が苦手なんですよね。体が暖かくなる分にはいい。けど、頭がぼんやりしてくる。昼寝も辞さないほど眠くなる。ってなわけで、暖房があるとろくに仕事ができません。が、このベストがあるなら安心です。前述の通り、暖房いらずな保温性があるし、着ているのを忘れるほど軽量だから肩こりの心配もない(これ大事です)。そして棚からぼたもちだったのは、ビデオ会議でもなんとなく体裁が保てること(おまけに映える)。「パイセン、それカッコいいですね!」なんつってね。手伝っているのはもちろん、始祖鳥のロゴです。

いやはや、アークテリクスから授かる恩恵たるや底知れないですね。また紹介してしまう日も近いかもしれません。

ちなみにサイズはタウンユース向けにと日本では手に入らない「XXL」をチョイス。年末年始にアメリカに滞在していた編集部・岩崎に買ってきてもらいました。が、さすがに大きすぎました。適正のLサイズだったらもっと保温性を感じられたのかも

FACY編集部・溝口

最近は、メルカリでもアークテリクスのシェルを探す毎日を送っています。春に向けて今気になっているのは「atom lt」のジャケット。ちなみに出品されているものの中には偽物もあるのでお探しの際はご注意を(「アークテリクス 偽物」で検索)。

プーマ代表モデル「スウェード」に日本の匠の技が光る最高峰モデルが降臨!

昨今のスニーカーシーンで人気を博していたジャンルと言えば“ダッドシューズ”です。ボリューム感溢れるフォルムと、90年代ハイテクスニーカーを連想させる派手なデザインが特徴的で、その人気の一躍を担ったとされるのが、プーマの「RS-X」シリーズです。一方で2021年はローテクモデルがシーンを賑わう兆しがあり、プーマはブランドの代表的モデル「スウェード」をベースに、日本国内の工場で生産する匠の技が光る最高峰モデル「スウェード VTG MIJ シルバー」を投入してきました!

 

【プーマの「スウェード VTG MIJ シルバー」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

1970年代にバスケットボールシューズとして登場したスウェードは、1980年~90代にストリートダンサーやミュージシャン、プロスケーターに愛され、現在に至るまでスポーツとストリートカルチャーを結ぶアイコンとして、絶大な支持を獲得しています。本作はそんなスウェードの最高峰に位置するスペシャルな一足! 生産は日本国内の工場で行われ、カラーは1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていた「シルバー フォームストリップ」を採用。プーマの伝統と日本の技が融合した逸品となっています。

 

プーマ本来の魅力を再認識させる原点回帰な一足に!

アッパーは日本で最大の皮革産業地域である兵庫県姫路市で生産された『姫路レザー』を使用。古くから続く生産手法で、革本来の風合いを最大限にいかしたプレミアムスウェードを採用しています。

 

上質なスムースレザーを使用して、旧ユーゴスラビアで生産されていたシルバー フォームストリップを再現しています。

 

インソールには足馴染みやフィット感の向上を追求して、人間の足裏の形状にフィットするカップインソール仕様に。

 

1979~1980年中期の当時に製造されたスウェードの製法を忠実に再現し、アッパーとソールを接着剤で接合するセメント製法となっていて、現行モデルと違い、ソールのサイドにステッチが入っていません。

 

シュータン内側の付け根付近には、ジャパンメイドを裏付けるレザーパッチ入り。

 

スウェード本来のシンプルなルックスと、ジャパンメイドならではの上質さが融合した、まさにプーマの原点回帰を具現化した一足と言えますね。シックなカラーリングもポイントで、カジュアルシーンだけでなくセットアップの大人スタイルにもハマります!

プーマ
スウェード VTG MIJ シルバー
2万350円(税込)

※1月23日発売予定

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

鉄板「オールスター」にサステナブル仕様がラインナップ!早速履いたよ!

アメリカンカジュアルを象徴する“永久定番”アイテムと言えば「コンバース オールスター」! まさにスニーカーのオリジネーターと言っても過言ではありません。そんなオールスターの新作に、エコに敏感な今っぽさを色濃く反映させた、サステナブル仕様の一足が出て参りました。それが「オールスター PETキャンバス HI」です。

 

【コンバース「オールスター PETキャンバス HI」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

本作は環境に配慮したエコ素材を実験的に使用し紹介する、サステナブルなシリーズ「converse e.c.lab(イーシーラボ)」からのモデルです。今シーズンのモデルは、ペットボトルゴミから再利用した、リサイクルポリエステル100%のキャンバス素材をアッパーに採用し、クラシックな雰囲気に仕上げた一足となります!

 

環境に配慮した仕様ですが、いつものデザインは不滅です!

アッパーは一見するといつものコットンキャンバスですが、本作ではペットボトルゴミを回収し、再利用したリサイクルポリエステル100%のキャンバス素材を採用しています。

 

シューレースはコットンシューレースを採用していてクラシック感を演出。

 

オリジナルのアンクルパッチはトリコロールの配色ですが、今作はモノトーンでシックでシンプルな雰囲気に。

 

リサイクルラバー入りのアウトソールを採用し、ツブツブした素材感がアクセントに。

 

昔ながらのフォルムとデザインはそのままながら、環境に配慮した素材を搭載しているとは意外な一足です。リサイクルラバー入りのアウトソールだったりと、“今の時代ならでは”感も十分。どんな時代になろうともしっかりとアップデートを遂げていく、オールスターらしさを垣間見せる一足と言えますね!

コンバース
オールスター PETキャンバス HI
8800円(税込)

※1月発売予定

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

失敗しないファッションECサイト活用術

サイズや着用感のイメージギャップに不安を感じ、ファッションアイテムのネット購入を敬遠する人は多い。しかし、いまやそんな心配は不要。バーチャル試着や無料返品サービスを活用し、気軽に買い物を楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2020年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

<身長や体重からサクッとピッタリサイズが見つかる!>

最新の技術により、オンラインでピッタリサイズを見つけられるECサイトが増加中。試着をしなくてもジャストサイズを提案してくれるから、安心して買い物できる。

 

【No.1】名実ともに日本最大級のファッションEC

ゾゾタウン

7900以上のブランドを取り扱い、83万点のアイテムを揃える国内最大級のファッションEC。ピッタリサイズの商品を購入できる「マルチサイズ」や、チャットによる顧客サポートなどイメージ通りの買い物ができるサービスを多数提供している。

 

【失敗しないワケ!】身長と体重で最適サイズを提案

マルチサイズ

身長と体重を選択するだけで、最適なサイズを提案。パンツ丈もしっかりと合わせてくれる。サイズが合わない場合には、交換もできる。対象は300型以上(※)で、順次拡大中。

※:2020年10月14日現在

 

マルチサイズを試してみた

私が試しました!

フリーライター

星 政明

IT系からポイ活、ビジネスまで、雑食気味に手掛ける編集・ライター。洋服の購入時は、試着などの手間を減らしたい。

 

今回はリーバイスのジーンズをオーダー。試着すると、ウエストや太ももはジャストフィット! 一番気になる丈もローライズ気味で履けばピッタリでした。次回は少し長めに注文したい!

 

【1】身長と体重を指定してオーダー

身長と体重を選択するだけで、丈やウエストのサイズを自動で設定。自分のサイズを知っている人は、好みに合わせた変更もできる。

 

【2】到着したアイテムを試着!

到着したアイテムを試着して、フィット感をチェック。もしサイズが合わない場合には、到着から7日以内に返品や交換もできる。

 

【No.2】プロが実際に試したコメントが役立つ!

ベイクルーズストア

ジャーナルスタンダードなどのブランドを展開するベイクルーズグループのECサイト。ブランド別でもアイテム別でも探すことができ、欲しいアイテムを探しやすい。スタッフによる着用レポートやブログも、ショッピングの参考になる。

 

【失敗しないワケ!】体型や服と合わせられる

unisize

利用者の人体データと国内外のブランドの膨大な洋服データに基づき、最適なサイズを割り出すフィッティングサービス。ベイクルーズストア以外にも導入しているファッションECサイトは多い。

 

ベイクルーズストアで買い物をしてみた

私も愛用しています

GetNavi副編集長

青木宏彰

洋服の買い物はリアル店舗とECを半々くらいの割合で利用。つい最近、オーラリーの秋冬もののシャツをベイクルーズストアで購入。

 

購入前にunisizeでサイズ感をしっかり確認できて安心。スタッフによるレビューや着用写真が豊富なのもイイ。商品のディテールや素材感まで伝わり、買ったあとのコーディネートもイメージしやすいです。

 

【1】好みのアイテムを選択

欲しいアイテムの詳細ページで「あなたにぴったりのサイズを知る」をタップして、身長や体重、年齢などの情報を入力する。

●画像はジャーナルスタンダード「LASKA 850HTフードダウン」(3万800円)

 

【2】バーチャル試着の完了

マネキンにアイテムが重ねられ、着用したときの着丈や袖の長さなどの雰囲気がわかる。次回からはオススメサイズを自動表示。

 

<気軽に試着できるから着用感のイメージ違いを回避!>

ファッションアイテムの着用感のギャップをなくしたければ、実際に試着してみるのが確実だ。注文したアイテムを自宅で試して気軽に返品できるECサイトなら期待外れなし!

 

【No.3】気に入ったモノだけ買う“後払い”も可能!

アマゾンファッション

シャツからパンツ、バッグまで幅広いアイテムをラインナップ。色やサイズの交換だけでなく、返品も到着後30日以内なら返送料無料で可能。プライム会員は自宅で試着できる「プライム ワードローブ」を利用可能。

 

【失敗しないワケ!】試着後に購入できる

プライム ワードローブ

アイテムの到着後最長7日間、自宅で試着ができるプライム会員向けサービス。料金の支払いは後払いで、返送手続きをしなかったアイテムのみに発生するので気軽に注文可能だ。

 

プライム ワードローブを試してみた

私が試しました!

フリーライター

星 政明

注文品と一緒に着払い伝票も同梱されていて、手続き的にも精神的にも気楽に返送できました。バッグやシューズなどのファッション小物も充実していて、手持ちの服とのコーディネートの幅が広がる!!

 

【1】アイテムを追加する

「プライム ワードローブ」対象アイテムで表示される「試す」を選択し、「Prime Wardrobeカートに追加」をタップ。一度に最大6点まで試すことができる。

 

【2】自宅で試着する

注文したアイテムが届いたら早速試着。「注文履歴」で、購入または返品を選択し、不要なアイテムは同梱の着払い伝票を使って返送しよう。

 

【No.4】試着は9日間! ポイントもたっぷりたまる

マガシーク

創業20周年を迎える歴史あるファッションEC。レディースやキッズのファッションを中心に、1500以上のブランドを取り扱う。年間の購入金額に応じて最大6%のポイントが付与され、使えば使うほどおトクだ。

 

【失敗しないワケ!】ゆっくり試着できる

おうち de 試着

商品の受け取りから9日間試着可能。時間がたっぷりあるため、手持ちのアイテムとのコーディネートをじっくり検討できる。返送は、ゆうパックの着払いを利用する。

 

【No.5】2枚の写真から気軽にオンライン試着!

ショップリスト

ウィメンズ、メンズ、キッズの幅広いファストファッションのアイテムを販売するECサイト。1日限定クーポンや期間限定セールを頻繁に実施し、ショップに訪れるのが楽しみになる工夫が満載だ。着用例の写真も豊富。

 

【失敗しないワケ!】オンライン試着と気軽に返品が◎

「bodygram」&「良品返品」

「ショップリスト」アプリでは、2枚の写真から自分の体型を採寸できる「bodygram」を導入。サイズ違いを防止する。送料自己負担での返品も可能なので安心だ。

 

【No.6】シューズの品揃えが豊富でサイズ交換も手軽!

ロコンド

サイズやイメージの違いなどの理由でも無料返品を受け付けるECの先駆け。シューズを中心に、トップスやパンツなどファッションアイテム全般を取り扱っている。人気YouTuberとのコラボなどで注目度が急上昇中だ。

 

【失敗しないワケ!】無料でサイズ交換・返品可能!

自宅で試着、気軽に返品

サイズ交換は商品の発送から14日間、返品は21日間受付。返品にかかる送料は無料なのがうれしい。セール品の場合には660円を差し引いた金額が返金される。

 

購入送料 最速届け日数 返送料
(不良品を除く)
返送期限 取扱ブランド数
ZOZOTOWN 210円(※1) 翌日 元払い 商品受取り後、7日以内に手続き 7900以上
ベイクルーズ 無料 翌日 元払い 発送日を含む、15日以内に手続き 37
Amazon Fashion
「プライム ワードローブ」
無料 翌日 無料 配達完了の翌日から最長で7日間 非公開
MAGASEEK 440円 発送から1〜2日 無料(※3) 商品受取り後、9日以内に指定の配送先に到着 1500以上
ショップリスト 390円
(5500円以上の注文で無料)
翌々日 実費 商品受取り後、8日以内に手続き 850以上
ロコンド ファーストクラス便429円(※2)、お急ぎ便・日時指定便429円、急ぎません。便319円、ポスト投函便(対象商品のみ)209円 当日 無料
(セール品の場合は660円)
商品発送から21日間(サイズ交換は14日間) 2500以上

※1:即日配送は560円 ※2:キャンペーン料金。終了時期未定 ※3:対象外のアイテムあり

 

<マネキン買いならセンスに自信がなくてもコーデが決まる!>

自分のファッションセンスに自信がない人は「マネキン買い」を試してみよう。全身コーデをまとめて購入でき、何も考えずにそのまま着用するだけなのでストレスフリー!

 

【No.7】種類の多さは圧巻! ファッション情報も豊富

メンズファッションプラス

ショップのテーマは「無難カッコいい」。プライベートからカジュアルビジネスまで多様なシーンで着用できるシンプルなアイテムが揃う。マネキン買いのバリエーションは約7200と、ファッションECでNo.1。

 

↑幅広いシーズンに着用できる「モノトーンのコーチジャケット×パーカー×半袖Tシャツ×パンツ」。価格は4点で1万9050円。サイズはMとLの2種類

 

マネキン買いを試してみた

私が試しました!

フリーライター

星 政明

衝動的に服を買いがちなので、手持ちアイテムと組み合わせるとチグハグなことも多く……。プロのコーディネートは統一感抜群。着用写真が多く、イメージが湧きやすいのも◎。

 

【1】気になるコーデを注文

「マネキン買い」カテゴリには、プロがスタイリングしたコーディネートがズラリと並ぶ。気に入ったアイテムを購入!

 

【2】コーデが到着

注文したコーディネートが到着する。早速、試着してイメージ通りか確認してみよう。1万5000円以上の注文で送料は無料になる。

 

 

【No.8】最旬のコーデを届けるサブスクも便利!

スプートニクス

「大人のキレイめカジュアル」がコンセプト。使用シーンを選ばないシンプルなアイテムを購入できる。コーディネートはほぼ毎日追加され、シーズンにピッタリのスタイルを提案。アウターとパンツというように気になるアイテムのみを購入することもできる。

 

↑サブスク「スタイリスト厳選アイテムが毎月届くスタイルアップ便」(月1万1000円)もある。自分が所有している黒のスキニーパンツと合わせるだけでコーディネートがキマる

 

【No.9】ファッション情報が豊富で学びながら買い物できる

ディーコレクション

使用シーンやアイテムの細部の写真が豊富で、自分が着用した姿をイメージしやすいショップ。LINEでファッションに関する悩みを相談できる「オシャレ相談」や、バイヤーがオススメするアイテムが毎月届く「オシャレ定期便」など便利なサービスを提供。

 

↑インナーとしても活躍する「リキッドサーモカーディガン」(7990円)や身体のラインをスマートに見せる「大人テーパードパンツ」(6490円)、「モックネックトレーナー」(3990円)のコーディネート

 

メンズファッションプラス スプートニクス ディーコレクション
購入送料 440円
(1万5000円以上の購入で無料)
650円
(1万6500円以上の購入で無料)
440円
(1万円以上の購入で無料)
最速届け日数 1〜3日 翌日 翌日
返品送料
(不良品を除く)
元払い(※1) 元払い(※2) 無料
返品期限 商品受取り後、7日以内に手続き 商品受取り後、7日以内に手続き 商品受取り後、8日以内に返送
コーディネート数 約7200

※1:別途、事務手数料700円と発送時の送料440円が返金額から差し引かれる ※2:別途、振込手数料が差し引かれる

アラフォーにも刺さる〈シュプリーム〉のリジッドデニム #ととのいま品

ここ1、2年あまりはデニムのジーンズを穿く気分じゃなかったのですが、その揺り戻しがきています。元々はかなり好きなアイテムなので、それなりにちゃんとしたやつが欲しいなーと思っていたここ数ヶ月。

そんな折に渋谷の駅前で見かけたのが、〈シュプリーム〉のリジッドデニムに無地の白Tをパンツインしていた若者の着こなしでした。その上に羽織っていたのは、インラインのノースのヌプシジャケット。つまり、遠目ではまったくシュプリーム感なし。そんな彼のダウンの裾から、あのアイコニックなレザーパッチがちらっと見えた時は「やられた!」とひとりで(勝手に)唸りました。

早速オフィシャルのオンラインをチェックしてみるものの、目当ての「rigid slim jeans」は見当たらず。諦めきれずに、年末の暇な時期にメルカリ、ヤフオクでマイサイズの30を探しまくってゲット。裾上げなしのワンウォッシュ程度で一万ちょいでした。

ウエストのレザーパッチは上下のみの縫製。つまり、ベルトを通してもパッチ部分は隠れない。それ以外のディテールはバックポケットのピスネームも省略するほど奥ゆかしい仕様の一本。

購入の決め手になったもうひとつの理由は、アメリカ製かつ赤耳付きのデニムであること。これ、デニム好きには大いに刺さるポイントです。所有者だけが味わう満足感ですが、デニムというアイテムは往々にしてそんなもの。

彼にならってトップスをタックインこそする予定はありませんが、「こう見えて実はシュプリーム」という密やかな楽しみを享受できるのは、案外大人のほうかもしれないなんて思ったりするわけです。


FACY編集部・杉山

新しいデニムを買った際に(今回はユーズドですが…)必須なのが裾上げ。楽しさと面倒くささが入り混じる儀式ですよね。件の一本も赤耳部分を折り返すか否かで、いまだに悩んでいます。現時点では、別に見せなくてもいいかなーに傾き気味。裾上げの丈の正解が知りたい今日この頃です。

大人気ですぞ! アーバンリサーチ別注企画「グレゴリー」と「ネクサスセブン」のバッグコレクション第3弾、第4弾が登場

アーバンリサーチは、ミリタリーに精通したモノづくりで定評のある「NEXUSⅦ. (ネクサスセブン)」とカリフォルニア発のバックパックブランド「GREGORY (グレゴリー)」の別注企画で、アーバンリサーチがエクスクルーシブしたバッグコレクション「MILITARY PACK」を数量限定で販売します。

 

第1弾、第2弾と人気を博し、第3弾としてグレゴリーの定番ウエストバッグ「TAIL MATE S NX」を1月16日、第4弾の完全オリジナルの巾着型バッグ「CHINCH BAG NX」を1月23日から発売。同社のオンラインストアで販売され、正午12:00からスタートを予定しています。

 

さらに、アーバンリサーチでの発売に先駆けて、NEXUSVII. オフィシャルストアでは、TAILMATE S NX(発売中)、CINCH BAG NXは1月20日より先行発売します。

 

TAIL MATE S NXは、グレゴリーの定番ウエストバッグにミリタリーの要素をプラス。 前面にあるポケットは、M-51のサイドポケットをイメージし、フラップと一方方向プリーツを施しています。さらに、フォールディングハンドルを取り付けることにより、インラインにはない、立体的なデザインに仕上がっています。

↑TAIL MATE S NX 1万2100円(税込)

 

もう一方のCINCH BAG NXは、グレゴリーのインラインにはない、完全オリジナルの巾着型バッグ。 パーソナルエフェクトバッグをベースに作り上げた本作は、コレクションピースの随所にみられる一方方向プリーツを施すことにより、中の荷物が偏りにくいという機能的な効果を発揮。

 

また、口部分を薄めのナイロン生地に切り替えたことにより、閉まりがスムーズに。また、背面にはタイベックにプリントしたスペックタグをむき出しで取り付けることにより、経年変化を楽しむことができます。

↑CINCH BAG NX 7150円(税込)

 

NEXUSVII.のデザイナー今野氏のミリタリーへの深い造詣から実現した、グレゴリーの人気モデルをリデザインした3型と、完全新作1型の計4型からなるスペシャルバッグコレクション。 ミリタリーアイテムの持つ普遍的なデザインを取り込み、時代の変化にも埋もれず、スタイル問わず持ちたくなるようなバッグです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ノースの定番アウターは色で差別化すべし! #ととのいま品

冬の大定番であるだけに、直球よりは“変化球”を狙いたくなる〈ザ・ノース・フェイス〉のアウター。杉山のように90’sの古着や復刻を選ぶか、人とかぶらないカラーを選ぶか、少なからず差別化はしていきたいものです。

「編集部内でかぶるのも……」と思って、自分の場合は後者を選択。どこにいても映えるし、目立つし、マウンテンライトJKTのレッドを買っちゃいました。

本場アメリカのノースでは、イエロー、ブルー、レッドが定番カラー(あと、ブラックやグレーを着ている人も多い)。とはいえ、日本とアメリカでは定番カラーも違うもので、弊社がある渋谷だと一番多いのがブラック、次点でイエロー、カーキやオリーブなどのアースカラーみたいなイメージ。中でもレッドは特に見かけないので、“ノースは着たいけどかぶりたくない派”にはオススメのカラーです。

ちなみに「あれ、ダウンがついてない?」と思った方、鋭い…! 実はこちら、正確にはマウンテンライトではなく、マウンテンライトトリクメートJKTという日本未展開のUSAモデル。

ノースの一部アウターには“ジップインジップ”という他アウターと合体できるシステムがあるのですが、同ジャケットは最初からジップインジップで550FPのダウンジャケットが合体済(※ダウンは取り外しできます)。「面倒くさいから最初からセットで売ればいいじゃん」的な、アメリカの合理主義が見え隠れするアイテムです(笑)。

インナーの赤ダウンの単体使いはハードル高いけど、シェルの方はダウンを取り外せば春までバッチリ活躍してくれそうです。ようやく今冬のアウターも、ノースのおかげでととのいました。


FACY編集部・岩崎

先日の連休でアメリカから日本に帰国しました。アメリカ帰国前、帰国後のダブルPCR検査も無事陰性で、少しホッとしています。2週間の隔離生活(自宅待機)を終えて、早くいろんなところに取材行きたいな〜。

ゴールド刺繍のアークテリクス #ととのいま品

初期のハードシェルに使用されていた、〈アークテリクス〉のゴールド刺繍に目がありません。たかがゴールドかシルバー(現行)の違いですが、最先端を地で行くブランドの王様としての威厳が表現されているかのようで、なんだか好きなんです。現在、多くのブランドで使用されている止水ジッパーも、元はと言えばアークテリクスがYKK社に打診して生まれたもの。その意味で、やっぱりアークテリクスにはゴールドが似合います。

と、ここまで刺繍についてしか触れていませんが、実はこれ、UK発のスケートブランド〈パレス スケートボーズ〉とのコラボレーション。昨年末に発売され、フーディやシェル、バッグなども展開されていましたが、キャップのみを購入しました。理由は前述の通り、ゴールドの刺繍だったから(パレスファンに怒られそうですが…)。

キャップの後ろ部分。「PALACE」の文字もゴールドでクール。アジャスターのパーツはさすがにシルバー。
(左)パレス×アークテリクスのキャップ。(右)2016年にビームスの40周年記念で発売されたアーバンファニー。

というわけで、ゴールド刺繍のアイテムが一つ増えて、見事ととのった次第。今年の10月には〈ジル サンダー+〉とのコラボアイテムが発売予定ということで、さらに盛り上がっていきそうなブランドです。みなさんもぜひ動向を注視してみてください。

P.S.アークテリクス様の益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


FACY編集部・溝口

最近は、メルカリでもアークテリクスのシェルを探す毎日を送っています。春に向けて今気になっているのは「atom lt」のジャケット。ちなみに出品されているものの中には偽物もあるのでお探しの際はご注意を(「アークテリクス 偽物」で検索)。

キャッシュレス時代にあえての巨大財布。ハンドメイドレザーブランド「ヘルツ」に聞いた、革財布の本質

1973年創業で、人気を誇る革製バッグブランド「HERZ(ヘルツ)」。東京(2店舗)、仙台、名古屋、大阪、博多の6店舗で展開し、いずれのお店も店頭に工房が併設。買い物をするそばで、続々とバッグが生産されるユニークなスタイルが特徴です。

 

革製バッグのジャンルは幅広くその型数は500以上にも及びますが、このヘルツで特に気になるのが財布のカテゴリーです。他にはない厚手の革をあえて採用。どれも極めてシンプルで無骨な印象ながらも温もりがあり、使うほどに馴染んでいくモデルがラインナップされています。

 

近年はキャッシュレス化が進んでいるうえ、巣ごもりの影響もあり、生の財布を使う機会は以前より減りつつあるように思います。こういった時代に、ヘルツの財布はどのように進化しているのでしょうか。今回はヘルツ本店の泉 美佳さんを訪ね、ヘルツの財布および、財布の今について話を聞いてきました。

↑ヘルツ本店・泉 美佳さん。以前はアクセサリーの販売員をしていたそうですが、革製品が好きでヘルツに入社。ヘルツ独自の商品展開の楽しさを毎日体感

 

キャッシュレスの影響を受けるどころか、ヘルツならではの巨大財布も!

ーーメインの革製バッグだけでなく、財布も数多くラインナップされているヘルツでは、キャッシュレス化が進む今、どんな影響がありますか?

 

泉 美佳さん(以下、泉) 接客をしていると、たしかにキャッシュレス化が進んで二つ折り財布などのコンパクトなお財布への支持が高まっている印象があり、そういった商品を求められるお客さまもいらっしゃいます。あとは、コインケース、カード専用ケース、マネークリップと、一つのお財布を細分化して使い分ける商品も人気があります。

しかし、これはヘルツ特有のことだと思うのですが、そういった声に耳を傾けながらも、作り手が「まず作りたい」という財布が多いんです(笑)。実はヘルツの場合、後者のような商品のほうが人気があるんです。ヘルツのお客さまは、「流行に左右されない」「長く使える」革製品を求めてこられる方が多いので、キャッシュレス化の影響によって生まれたコンパクトな財布よりも、むしろ他のメーカーにはないボリューム感のある革の財布を求められる傾向があります。

ですので、コンパクトな財布の一定の支持をいただきながらも最近では、通帳も入れられるほどの大きなお財布を出したりしています。

↑「大きいファスナー長財布」3万800円(税込)【サイズ約W215×H125×D25mm】。比較で置いたスマートフォン、タバコと比べてみてもかなり巨大

 

↑5つのカラーバリエーションで、通帳はもちろんA6程度のものなら収納が可能。お薬手帳、母子手帳なども入れられます

 

ーーデカっ(笑)! 大きくて、なぜか笑ってしまいますね。

 

 むしろ時代に逆行しているような大きなお財布ですが、しかし、ヘルツのお客さまからは「こういう財布を待っていた!」「使いやすい!」といった声も多く寄せられるんです。だから、ヘルツでの財布の傾向がそのまま世間の時流とは合致しないように思っています。

↑通常サイズの長財布もラインナップ。 左:内側にホックで止める、収納上手「ソフトレザーの長財布」2万5300円(税込)【サイズ約W190×H90×D35mm】。中上:ヘルツの財布の中で一番人気の「ファスナー長財布」2万5300円(税込)【サイズ約W200×H95×D20mm】。右:お札入れだけに徹した長財布「長札入れ」4840円(税込)【サイズ約W180×H90mm】

 

どんなニーズにも対応するヘルツの財布群

ーー実際、ヘルツの革製品と言っても、種類が豊富ですよね。どれほどの革製品があるのでしょうか。

 

 私自身もパッと言えないほどですが(笑)。長財布、三つ折り財布、二つ折財布、ライトウォレット、マネークリップ、小銭入れ、ポーチなどに加え、名刺入れやカードケース、パスケースも関連商品として展開しています。さらに各カテゴリーごと、金具がなくパタっと閉じるだけのもの、ホックなどの金具で止めるもの、ファスナーで止めるものなどがあるため、本当に数多く展開しています。

↑前述の長財布に対し、小ぶりな二つ折り財布やライトウォレットも数多く展開。 左:小ぶりなのに使い勝手絶大で収納力抜群!「コンパクト財布」9350円(税込)【サイズ約W110×H75×D20mm】。中上:斬新構造をもった取り外せる小銭入れ付きの「チチウォレット」 1万8700円(税込)【サイズ約W110×H100×D35mm】。右上:小銭入れに徹した出し入れらくらくBOX型「シンプル小銭入れ」5060円(税込)【サイズ約W85×H75×D30mm】。左下・右下:お札だけを管理する「マネークリップ」(クリップのみのタイプ)3630円(税込)【サイズ約W100×H95mm】

 

↑収納力抜群!の「コンパクト財布」を開けたところ。シンプルな3ポケット構造で、キャッシュレス時代にはピッタリ

 

↑「チチウォレット」の小銭入れ分離の図。小銭だけを持ち歩きたいときには便利そうです

 

↑「チチウォレット」のお札の仕分け版。お札の種類を把握するのに役立ちます

 

↑出し入れらくらくBOX型「シンプル小銭入れ」。原則小銭入れですが、蛇腹のように開くかわいいタイプ

 

↑クリップのみでお札を閉じる「マネークリップ」。他にカード入れ付き、4620円(税込)もあります

 

 使っている革はいろいろありますが、多いのは2種類で1つが“ラティーゴ”というハードレザーで表面がツルッとしているもの。もう1つが“スターレー”というシボがあって柔らかいソフトレザーですね。財布はカバンに使用する革よりは比較的薄めの革を使うことが多いですが、それでも一般的な革財布よりは厚手で、壊れにくいものが多いです。

↑5つのカラーバリエーションを展開し、キャッシュレス時代にも重宝しそうなミニ財布「一寸ウォレット」1万3200円(税込)【サイズ約W100×H75×D30mm】

 

↑小ぶりながらお札入れ、ポケット入れなどもある財布です

 

無数のラインナップの理由は、創業以来のこだわりによるところも

ーー相当なこだわりを感じる一方、これこそがヘルツだという印象も受けます。そもそものバッグや財布に対するブランドとしての思いはどういったものなのでしょうか。

 

 やはり「長年使っていただく」ことが主眼です。ヘルツでは何年前にご購入されたモノでも、できる限り修理をさせていただいています。創業以来、廃盤はなるべくしないようにしています。たとえ廃盤になったとしても型紙は保存し、できる限り対応させていただけるよう準備しております。

 

ーーそうなんですか?

 

 例えば20年前にご購入いただいて、それと同じ型のモノを使いたい場合、他メーカーだと廃盤になっていることも多くあります。売れるものだけが残っていくので、これは仕方がないことかもしれませんが、ヘルツではこういった声を大切にしていて。たとえ、店頭に並んでいなくても、サンプル品以外の商品化された型であれば、再び使っていただけるように可能な限りの修理をおこなっています。正直言いますと、年間を通して1本も出ない型もありますが、それでも大切に愛用してくださった方の要望はできる限りご対応させていただきたいと思っています。

↑店頭と同等かそれ以上のスペースを持つ工房にて。無数にある各モデルの歯形

 

↑白く吊るされているものは各モデルのパターン

 

工房と店舗が一体となっている理由

ーーそういった点でも、量産ではなく、1つ1つ手作りだからこそなせる技でもありそうですね。

 

 そうですね。ヘルツでは工房と店頭を一緒にしているのですが、お客さまがお買い物をされている横で、製作中の音が響くようなライブ感のある店作りをしています。その場で作ってすぐお出しするというわけにはいきませんが、できる限りお客さまが安心してお使いいただけるよう、製作行程もあえて裸にしています。

↑財布製作中の様子。切り出した革の側面をケバ立たないように塗料を塗る様子

 

↑素材が揃ったら縫製へ

 

↑一連の財布、バッグなどの全商品の製作が店頭併設の工房で行われています

 

10年以上は当たり前? ヘルツの財布&バッグの使用年数

ーー話を財布に戻しますが、年間を通して、最も財布が売れる時期というのはありますか?

 

 やはり年末年始ですね。あと、新生活がスタートする前の2~3月も売れる傾向があります。ただ、これまで話した通り、ヘルツは流行に関係なく売れていることもあり、財布は年間通して動いています。

 

ーーきちんと使えば一生使える商品もありますか?

 

 はい。絶対一生使えるとは言い切れませんが、革なので30年以上同じバッグを使っていただいているお客さまもいらっしゃいますし、お財布にしても10年以上の方は結構いらっしゃいます。もちろん、直せる範囲で直していきながらですけど、これもヘルツ特有のことだと思います。

 

ーー最後に今後の展望をお聞かせください。

 

 これからも「我が道を行く」がメインになるとは思います(笑)。しかし、かと言って頑固なわけでもなく、スタッフが「なんか良いな」「こういうバッグ、財布があったら面白い」といった商品もどんどん出ていくと思います。突拍子もない商品はないと思いますけど、これからもヘルツの良さを継続して、商品に反映していきたいと思っています。

↑財布以外の小物では、サンプルなどで様々な遊び心あふれる商品も順次展開されています

 

↑泉さん自身がまずヘルツの商品のファンだとおっしゃっていました

 

筆者は自分使いはもちろん、プレゼントなどでも数多くヘルツを利用しており、振り返ってみると、財布、名刺入れ、キーホルダー、バッグとヘルツ率がかなり高めでした。時代を追いかけるだけではない「変わらない」良さが詰まっており、使いやすいヘルツの商品群。時代に移り変わりが激しい今ですが、シンプルで長きにわたって使える財布、バッグを求めている方はぜひチェックしてみてください。欲しいものが必ず見つかると思います。

 

撮影/我妻慶一

 

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大人だけど〈ディッキーズ〉ってアリですか? 原宿COUNTER TOKYOの答えは「全然あり」でした。

ワークからストリートに至るまで、幅広いシーンで愛されるパンツの定番といえば〈ディッキーズ〉。手頃な値段とタフな作りには定評があります。かくいう筆者も愛用中。とはいえ、若いイメージも色濃いだけに「いい大人が穿いていいもんかね…」なんて一抹の不安も頭をよぎります。

そこで、今回は同ブランドのパンツを豊富に揃える原宿の「COUNTER TOKYO」さんにその疑問をぶつけてみました。また、お店で好評だという2つの品番もしっかりヒアリング。同店スタッフさんによるおすすめのコーディネートを交えてお届けします!


柳澤佳佑さん(COUNTER TOKYO)
ワードローブの即戦力になる古着がリーズナブルな値段で揃う「COUNTER TOKYO」の店長。店内には柳澤さん自らアメリカで買い付けた古着と新品がバランス良く並ぶ。休日はビール片手に90年代の映画を観るのが楽しみと語る30歳。

―個人的な話ですが、最近〈ディッキーズ〉をよく穿いているんです。同ブランドを豊富に取り扱う「COUNTER TOKYO」さんでの反応はいかがですか?

看板モデルの「874」などはシーズン問わずに売れています。特に二十歳くらいの年の子の間では「とりあえず穿くでしょ」みたいな感じがありますね。海外のショップのインスタだったり、いろんなアーティストとかが穿いていたりする影響なのかな。

―やはり若い方には人気があるんですね。どういう部分が受けているのでしょう?

単純に昔からずっとあるし、ワーカーからスケーターに至るまで当たり前に穿かれてきたパンツ。なので、圧倒的にわかりやすい、そして買いやすいんだと思います。「パンツは欲しいけど、何を買えばいいのかわからない」というお客さんがとりあえず買っていくことも多いですよ。

同店のパンツコーナーの中でも目立つところに置かれている〈ディッキーズ〉。お店が忙しい時でも、お客さんが選びやすいように、カラーとサイズはできるだけ揃えているという。

―とはいえ、若い年齢の着用者が増えると「いい大人は避けたほうがいいのかな」と思ってしまう方もいそうです。柳澤さんとしては、いかがですか?

そうですか?全然ありですよ。個人的には若い子が穿いていても気にならないです。「みんなが穿いているから避けよう」というようなレベルのアイテムではないのかなと。流行っていても、うっとうしくは感じないというか。そこは〈ディッキーズ〉ならではの魅力ですね。

―「流行っていても、うっとうしくない」は至言ですね。僕もよく穿くので、ちょっと安心しました(笑)お店で好評のモデルも具体的に教えていただけますか?

まずはやはり定番の「874」です。完売している色もありますが、今は11色(12/16時点)揃えています。実は〈ディッキーズ〉自体からは18色ほどリリースされているのですが、単純にどれもいい色味なんですよね。うち的にいいなと思う色をピックアップしていくと、必然的にこのくらいのカラー展開になったという感じです。

Dickies / 874 Flat Front Work Pants ¥5,500(税込)
ワークチノの代名詞として世界中で愛されている看板モデルの「874」。センタープレスの入ったトラウザータイプで、シルエットはストレート。綿ポリ混紡のツイル生地はシワや汚れがつきにくい。

―11色展開はすごいですね。特に売れているカラーはありますか?

必ずしもブラックやベージュなどの定番色だけが人気というわけではないですね。色物も同じくらいの割合いで売れています。どちらかに偏るってことはないかな。夏場はホワイトが一気に売れたりしましたよ。

―幅広い色が売れるというのは、他のアイテムではなかなかない気がします。柳澤さんはアメリカにもよく行かれるようですが、本国での〈ディッキーズ〉の人気はどうですか?

買い付けでカリフォリニアに行った際に、向こうのフリマとかを覗くと、メンズだけでなく、女性も穿いていたりします。フリマは現地のおしゃれな人が多く集まるんですけど、彼らの着用率は高いですね。みんな大体ジャストのサイズ感で穿いています。九分丈ってほど短くはないけど、丈感も結構スッキリ目。あの感じはめちゃくちゃかっこいいですね。ダボッと穿く人は意外と見かけないかな。

―それは知らなかったです。874を使った、おすすめのコーディネートも教えてください。

今回はうちの看板スタッフに着用してもらいました。選んだのは僕自身も好きなリンカーングリーンというカラーです。若い子はワンサイズからツーサイズくらい上げて穿く傾向があるけど、20代後半や僕のような30代だったら、ジャストサイズですっきり穿くほうがいいのかなと。特に色物を選ぶ際は、やんちゃになり過ぎないようにジャストで穿くのがかっこいいと思いますよ。

アウター / Levi’s、パーカー / Los Angeles Apparel、パンツ / Dickies、シューズ / Clarks、ニットキャップ / Rothco

ややグレーがかった色味が絶妙なリンカーングリーン。ジャストサイズを選べば、シルエットはスタイリッシュ。柳澤さん曰く、独特の色味を引き立たせるために、他のアイテムをブラックに統一すると全体がまとまりやすいそう。

―品番で言えば、やはり874に人気は集中しているのでしょうか?

もうひとつ挙げるとすれば、今だとこのダブルニーのタイプも結構売れていますね。

Dickies / Loose Fit Double Knee Work Pants(Deadstock)¥7,700 (税込)
874に比べると、ズドンと太いルーズフィットのシルエット。膝部分の生地は補強のために二重にしているダブルニー仕様。今回は、たまたま入荷していた廃番のデッドストックのタイプを紹介してくれた。

―お客さんの選び方としては、874と比べてどのような違いがあるのでしょうか?

ダブルニーのほうは「ディッキーズをしっかり太く穿きたい」という方に好評ですね。874をマイサイズより太く穿こうとすると、ウエストのサイズも併せて大きくなってしまう。その点、ダブルニーはパンツのワタリ幅自体が874より太いので、ウエストのサイズをジャストで選んでもシルエットにちゃんとボリューム感を出せるんです。

―あくまで太く穿きたいという方はダブルニーを選ぶんですね。デザインもワーク感が強調されています。

膝に補強もされていますし、前面にはブランドロゴのパッチが付くので、当然見え方は変わりますね。この“いなたい感じ”が逆にいいと思える方にウケています。僕もこれはこれで好きですよ。

―そうなんですね。ボリュームがある一本ですが、コーディネートはどうすればいいでしょうか?

現行のダブルニーも用意しているのですが、実はこの一本はデッドストック。せっかくなので、今のものとは微妙に違うベージュの色を生かしてみようかなと。他のアイテムも同系色でまとめてみました。

アウター / Tri-Mountain、クルーネックスウェット / Los Angeles Apparel、パンツ / Dickies、シューズ / Simple、ニットキャップ / Philadelphia Rapid Transit

普段から大きめで着るコーディネートを好む人なら、出番が多くなりそうな一本だ。874に比べて太いだけでなく、フロントにロゴパッチが付くのも大きなポイント。90年代に西海岸のスケーターの間で流行った〈Simple〉のシューズというチョイスも渋い。

COUNTER TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-10 KOHSAKAビル1F
TEL:03-6271-5580
営業時間:12:00 – 20:30
web:https://countertokyo.com/
instagram:@countertokyo


\ 編集部から一言/

個人的には、874をジャストで穿くスタッフさんのコーディネートにしびれました。ウエストに合ったサイズを選べば、30代後半の筆者でも今後は堂々と〈ディッキーズ〉を穿けそうです。パンツ選びから同ブランドを外していた方も、ぜひもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

フィラデルフィアで一番クールなショップ〈YOWIE〉が考える、新しいお店のカタチ│編集部Yのアメリカ通信 #1

アメリカ人の妻を持ち、毎年1ヶ月以上は現地に滞在する編集部YがInstagramで見つけた、アメリカのローカルなお店やブランドをメールインタビューで深堀り。今回はNYからほど近い、ペンシルベニア州フィラデルフィアに店を構える〈YOWIE(ヨーウィー)〉。

2019年にアメリカの雑誌「Bon Appétit」によって“the coolest stores in Philly(フィリーで最もクールなショップ)”に選ばれた、小さな人気店です。オーナーのシャノン・マルドナド氏が心地よくメールインタビューに応えてくれました。


Shannon Maldonado / YOWIE オーナー

YOWIEのオーナーであるシャノンはフィラデルフィア出身の元ファッションデザイナー。2016年にYOWIEをオープンする前は、〈アメリカンイーグルアウトフィッターズ〉、〈ラルフローレン〉、〈アーバンアウトフィッターズ〉など名だたるブランドで10年以上デザイナーとして活躍。そんなバリバリのファッションキャリアを持つ彼女がYOWIEというお店をスタートした理由とは……?

ーまずはYOWIEのコンセプトを教えてください。

「YOWIEは、イン​​ディーズレーベル、アーティスト、デザイナーの作品にフォーカスを当てた、黒人女性が所有するキュレーションされたライフスタイルショップ兼デザインスタジオです。」

ーインスタの写真はもちろん、アイテムのセレクトもクールです。YOWIEではどういった基準でインテリアや家具、ZINEをセレクトしていますか?

「キュレーションするときは美しくも機能的というのを前提に、新しく感じたり、今まで見たことのないものを探したりします。それはすべて感情に関することです。私たち自身を刺激し、また私たちのユーザーを刺激するアイテムをセレクトしたいと思っています。」

ーその中でも特に思い入れのあるプロダクツはありますか?

「サラ・エクア・トッドが手掛ける〈Ekua Ceramics(エクア セラミック)〉。彼女と仕事を続けられていることがすごく嬉しいです。また、〈Personal Best(パーソナル ベスト)〉や、〈DEEP BLACK Design(ディープブラックデザイン)〉などの新しいブランドを導入できることにも興奮しています。今後は私たちのプラットフォームを通じて、黒人のアーティストやデザイナーをさらに拡大していきたいと思っています。」

 

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ー先日発売したスウェットコレクションなど、オリジナルアイテムもとても人気です。毎回ユニークなデザインのアイテムが発売されますが、これらはどうやってデザインしているんでしょうか?

「私たちのオリジナルアイテムはアーティストとのコラボレーションと、時間のあるときに作成するものを組み合わせたものです。デザインの方法やプロセスは1つではありませんが、YOWIEでセレクトしているものと同様に、過去の記憶や、時間の経過とともに成長し進化させたアイデアから着想を得ています。一部のプロジェクトはすぐにまとめることもできますが、ほとんどのプロジェクトは作成までに数か月かかっています。」

 

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オリジナルアイテムにも度々使われるYOWIEのブランドロゴは、シャノンの友人であるNathan NedorostekとブランドデザイナーのColin Smightのアイデアを組み合わせたもの。「5年近く経った今でも、私はロゴが大好きで、ブランドにはっきりと表れていると感じています」

ーインスタを見ているとお店のイメージが強いのですが、YOWIEではデザインワークも行っているんですよね?

「フィリーにあるショップの運営だけでなく、ブルックリンにある〈Ethel’s Club(エセルズクラブ)〉や、フィラデルフィアの〈The Deacon(ザ ディーコン)〉などのホスピタリティクライアント向けに、クリエイティブ・アートディレクション、インテリアデザインのコンサルティングなども行っています。」

YOWIEが手掛けているアートディレクションの一つ、ブルックリンの〈Ethel’s Club〉。

ーお店の運営以外も積極的に行っている理由は何でしょう?

「YOWIEを決して一つのことだけでは知られないブランドにしたいと思っているからです。ファッションブランドのデザイナーとして働いていた頃、私を含め、多くのデザイナーは『一つのカテゴリーやスタイルしかデザインすることが許されない』と感じていました。そんな過去のキャリアへの反抗として、YOWIEは縛られずに、どんどん拡張させていきたいと思っています。」

ーYOWIEはフィラデルフィアのコミュニティを作ることにも力を入れています。オープンから4年経ち、フィラデルフィアのアートシーンに何か変化はありましたか?

「さあ、どうでしょう。フィリーに引っ越してからの4年間で自分のスペースやお店を作る人は増えましたが、ここのアートコミュニティはまだ近所やメディアによってかなり細分化されています。コロナウイルスの収束後に、人々がもっと集まって、ジップコード(郵便番号)やサークルから抜け出し、より大きなコミュニティで体験して共有することを願っています。」

 

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ーその理想とするコミュニティを作るために、2020年にはクラウドファンディングも行っていました。これについて詳しく教えてもらえますか?

「YOWIEは2021年にフットプリントを拡大し、ブティックホテルや写真スタジオスペースの開設、小売店の拡張を行う予定です。クラウドファンディングの目的は2021年後半にオープンする新しいスペースのフルタイムポジションをつくること。嬉しいことにキャンペーンは成功して、最初のフルタイムのデザインアシスタントであるシエラを雇うことができました。」

ーその新しいプロジェクトに向け、いま動いていることはありますか?

「現在、2021年初頭にパートナーの協力を得て、購入したいと考えている建物と契約を結んでいます。1月からブランドパートナーの売り込みに取り組み、2021/2022年春までに新しいスペースの準備が整うことを目指しています。」


Info
YOWIE
住所:716 S 4th St, Philadelphia, PA 19147, USA
営業時間:12:00~18:00(木 13:00~17:00)
定休日: 月曜、火曜、水曜、日曜
@helloyowie
※現在コロナウイルスの影響で店内での買い物は不可、ピックアップのみ対応

「インスタポンプフューリー」がベースの新コンセプトモデルが降臨!その詳細

1990年代に大旋風を起こしたハイテクスニーカーブームを牽引したモデルのひとつとして語り継がれる名機と言えば、リーボックの「インスタポンプフューリー」ですよね。1994年に登場してから25周年を迎えた2019年には、それを記念してプロトタイプやファーストカラー通称“シトロン”が復刻されたり、何かと話題にもなりました。そんなポンプフューリーをモチーフに、また新たなスニーカー「モデル F “グリッチ”」が登場しました!

 

【リーボック「モデル F “グリッチ”」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

本作は、ゲームやネットなどデジタル上で起こるバグや誤作動を意味する“グリッチ”をテーマにしたもの。「インスタポンプフューリーにデジタルのノイズが起こったならば、どんなふうになるのか!?」というテーマのもとデザインされていて、ポンプフューリーならではの機能性や特徴を残しながら、ディテールやボリューム感など随所に今っぽさがほど良く加えられています。

 

絶妙なミックス感

アッパーはハニカム状のメッシュで高い通気性を確保しながら、シンセティックレザーのオーバーレイで耐久性も高めています。

 

甲上部分にはポンプフューリーならではのポンプシステムを継承していて、ポンプで空気を注入して好みのフィット感に調節が可能です。

 

さらに今作にはレースクロージャーも採用しているので、ホールド感をさらに高めています。

 

ポンプフューリーのソールは前足部と後足部がセパレートでしたが、今作では一体になっておりボリュームがあります。しかしヒール部分には、オリジナルと同様に「Hexalite」が搭載されていて、優れた衝撃性能を発揮します。

 

ボリュームのある今っぽいフォルムと、ポンプフューリーならではのディテールとの相性がバツグンですね。しかもファーストカラーの“シトロン”もかなりグッド。 90年代のスニーカーシーンを知る、おじさんスニーカーラバーズにはたまりません!

リーボック クラシック
モデル F “グリッチ”
1万5400円(税込)

 

リーボック アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033 (電話受付 平日9:30~18:00)

 

1月14日発売、準備を:72時間で市場から消えたアディダスのジェームス・ハーデン最新シグネチャーモデル「HARDEN VOL.5」ニューカラーがアツい

2020年1月に初登場し、発売72時間で市場から姿を消したジェームス・ハーデンの最新シグネチャーモデル「HARDEN VOL.5」。1月14日に、アディダスからニューカラーウェイモデルが登場します。

↑「HARDEN VOL.5 Futurenatural」1万9800円(税込)

 

ニューカラーモデルのHARDEN VOL.5 Futurenaturalは、世界規模で集めた何千人ものバスケットボールアスリートの足のスキャンデータをもとに、アスリートの足を解剖学的に正確に再現。つまり木型を新たに製作するための広範な研究を行い、これにより実際の人の足型を忠実に再現し、足の一部であるかのような画期的なフィット感を実現しています。

 

デザインで気づくのはシームレスなアッパーとアウトソールで、丸みを帯びたエッジを持つ形であること。テクノロジーでいうと、快適な履き心地を象徴するBOOSTフォームと、軽量性と高い反発力を両立したクッションフォームLIGHTSTRIKEというアディダスの技術力を集めたミッドソールを搭載。これらの新しい製法と構造を、ストレスフリーな動きを可能にするバスケットシューズ「Harden Vol.5」に採用しています。

↑しっかりと固定されたホールド感で、安定性を高めるために生み出されたシームレスなデザイン。 フォージドアッパーとアウトソールのコンビネーションにより、自然な感覚での着地が可能に

 

↑BOOSTフォームが試合全体を通して快適性と耐久性を実現し、LIGHTSTRIKEと組み合わせることで、安定性と重量を犠牲にしないようにしています

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

文字どおり手放せない〈A.P.C〉のネックストラップ #ととのいま品

家のカギをよく失くしてしまうタイプです。より正確に言うなら、忘れてしまうんですよね。

以前よくやったのが、出勤時に職場のデスクに置いたまま、忘れて帰宅してしまうパターン。それに気付かずに、「失くした!」と思って深夜にカギの救急車的なサービスを呼んだこともありましたっけ。あれ、作業中にお隣さんに会うとめちゃくちゃ恥ずかしいんですよね…。

要するに、自分の体からカギを離してはいけないタイプの人間です。こいつを使い始めてからは、おかげさまでそんなトラブルとも無縁の日々。

どこかのお土産さんで売っていそうなチープな雰囲気がたまらない〈A.P.C〉のネックストラップ。何年も使っていたもの(一番下)がみすぼらしくなってきたので、昨年末に新たに2本を買い足し。同ブランドのライナップの中で、たぶん一番安いアイテム。(¥1,980)
同ブランドならではのどこかシニカルなタッチのワンフレーズも好み。余談だけど、創設者ジャン・トゥイトゥがコロナ禍で寄せたメッセージテキストも印象的だった。

本来は首から下げて使うのでしょうが、装着場所はもっぱらベルトループ。その日に穿くパンツを決めたら、こいつをくくりつけるのが、お決まりの朝のルーティンになっています。

高級感のあるレザーのキーケースにも憧れますが、体から物理的に離れる可能性のアイテムを見ると、やはりあの“前科”が頭をよぎる。カギの救急車さんのお手は煩わせたくないので、今年も引き続きお世話になる予定です。


FACY編集部・杉山

年末年始の休みで、狭い部屋にあふれている服をある程度片付けました。とはいえ、今着る気分じゃない服を部屋の隅にひたすら畳んで積んだだけ。いざ選別しだすと、どんどんその山がうず高くなっていくので、ビビりました。今年こそは一着買ったら一着処分したい。できるかな…。

ニューバランスがアンダー1万円! 変わり種3足爆買い inアメリカ #2021初買い

今回はFACY編集部員がサウナばりにととのったアイテムを紹介していく、#ととのいま品に代わり、#2021年の初買いをご紹介。各々、初買いが終わったら(もしくはモノが家に届いたら)、随時更新していきます。トップバッターは現在アメリカでリモートワーク中の編集部・岩崎。


Podcastでもちょこっと話したのですが、年末に〈ニューバランス〉の990 v5を買いました。初990ということもあり、カラーは鉄板中の鉄板であるグレーをセレクト。すごい無難(もちろん良い意味ですよ!)な買い物をした反動が出たのか、2021年の初買いはまさかの変わり種カラーを大人買い。

Made in UKの991(2020年モデル)。渋め配色のクレイジーパターンが今季のNOAHやPACCBETっぽい。ちなみに編集部・溝口がこんな配色のトップスを持ってたような…。
こちらもMade in UKの991(2020年モデル)。海外メディアでは「スパイスカレーのようなカラー」と紹介されていた一足。紐は付属ではなく、↑の991についてた白紐に変えてます(付属の紐はちらっと写ってるマスタードとグレー)。
NBショップの店員曰く「オレンジ」、妻いわく「赤」なシーズンカラーの990v5(2020年モデル)。これは我ながら冒険した感強い。

いやー、セールと初買いの勢いってすごいですね。ふらっと寄ったニューバランスのアウトレットでシーズンカラーの990番台が一足約8,000円くらいになっていたので、勢いで全部買っちゃいました。普段だったら絶対に避けているバイカラー&派手カラーだけど、この値段ならチャレンジできる。セール様様です。

NBの紐は最近こんな感じに通すのが気分。ジャストサイズなら結ばなくてもスニーカーが脱げる心配はなし。

どれもキワモノに近いカラーだし、991に至ってはダッド感もかなり強めだけど、履いたら意外としっくりきます。定番色より何を合わせるかは格段に難しいんですが、コーディネートを考えたり、合わせて洋服を買ったりするのもまた楽しいかなと。

今年の初買いは計画性一切なし、勢い100%での購入でしたが、結果的には満足です! 〈ニューバランス〉のシーズンカラーは定番モデルでもセールにかかりやすいので、気になる方はぜひぜひチェックを。


FACY編集部・岩崎

あけましておめでとうございます! 実はこの初買いの後に今シーズンの大物もゲットしちゃいました。おかげで月初から財布は厳しめですが…そちらは来週の#ととのいま品で。

ニューバランス「574」と「650」が合体! 見るからにハイテクでローテク!

1980年代半ばに誕生し、今やニューバランスを象徴するアイコニックモデルのひとつとなった「574」。ニューバランスらしいシンプルでオーセンティックなデザインが特徴的です。そして1994年にデビューしたライトウェイト・クロストレーニングシューズ「650」。こちらは90年代ならではの時代を感じさせるボリューミーでウェービーなディテールデザインが特徴的です。そんな2つの特徴を巧みに1つへとまとめ上げたフュージョンモデル「57/40(フィフティセブン/フォーティ)」がこの春誕生しました!

 

【ニューバランスの「M5740」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

反射材を使った機能的なディテールやサドルなどの574のデザインDNAに忠実でありながらも、細かく重なり合うレイヤードパーツやウェービーなパターンを取り入れ、今っぽくアップデート。2020年登場の「327」から続くオーバーサイズのNロゴが、クラシックから現代へのシフトを表現しています。そしてソールは574 をベースに現代的にリデザインした2層のミッドソールを搭載し、650を彷彿とさせるボリューミーなルックスへと進化させています。

 

ローテク? ハイテク? どっちもです!

アッパーはプレミアムなスエード、ヌバック、メッシュを採用して、574ならではの上品な雰囲気をしっかりと継承。

 

ソールは574をベースに2層のミッドソールを採用。下層は574にインスパイアされたシンプルなデザインで、上層は90年代の650を彷彿とさせるウェービーなデザインに。

 

2020年登場の327から続くオーバーサイズのNロゴを採用して、クラシックから現代へのシフトを表現しています。

 

アウトソールは全面にラグパターンを配して、不整地でも高いグリップ力を発揮。

 

80年代のシックなフォルムと、90年代ならではの大胆なディテール使いが、絶妙なバランスで融合していますね! しかも327から続くデカNロゴがイイ感じで効いていて、ニューバランスデザインの“今”を象徴する一品です。90年代を思わせる派手なデコレーションでも存在感を決して失わない、574の完成度の高さもあらためて感じさせる一足でもありますね。

ニューバランス
M5740
1万6500円(税込)

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

【本日1月9日発売】アーバンリサーチがエクスクルーシブした「ネクサスセブン」と「グレゴリー」の別注バッグ。ミリタリー好きは絶対に見逃せない

アーバンリサーチは、ミリタリーに精通したモノづくりで定評のある「NEXUSⅦ. (ネクサスセブン)」とカリフォルニア発のバックパックブランド「GREGORY (グレゴリー)」の別注企画で、アーバンリサーチがエクスクルーシブしたバッグコレクション「MILITARY PACK」を数量限定で販売します。

 

今回登場するのは、ミニサイズのショルダーバッグ「QUICK POCKET M NX」で、本日9日から販売スタート。アーバンリサーチの店舗のほか、同社のオンラインストアで販売され、オンラインストアでは正午12:00からスタートを予定しています(ネクサスセブンのオフィシャルストアでは1月6日より発売中)。

 

 

先日、バッグコレクション「MILITARY PACK」から「DAYPACK NX」が発売されましたが、今回、登場するのがミニサイズのショルダーバッグ「QUICK POCKET M NX」。

↑「QUICK POCKET M NX」7700円(税込)

 

今回のエクスクルーシブ企画は、随所にミリタリーの要素が取り入れられています。ボディカラーには、NEXUSⅦ.デザイナー今野智弘氏が、収集していたアメリカ軍のアリスパックからインスパイアされた、オリーブグリーンをベースに製作。タグもミリタリーのネームタグを意識し、オリーブグリーンに染められたタイベックにグレゴリーとネクサスセブンのロゴをプリントしたスペシャル仕様となっています。コーディネートのキーアイテムとしても活躍するミニバッグとなっていますね。

↑タグの経年変化を防ぐため、PVCフィルムでカバーしています

 

「QUICK POCKET M NX」は、インラインではジップ仕様の前面ポケットを、フラップポケットに変更。M-51などのサイドポケットでみられるようなデザインを採用しました。また、ショルダーテープを外して、「DAYPACK NX」のショルダーパッドに取り付けることも可能。

ミリタリーアイテムの持つ普遍的なデザインを取り込みつつも、スタイルを問わず活躍する珠玉のバッグコレクションとなっています。また、今回のバッグはコレクションピースの一部とのこと。続報にも期待したいです。

 

【販売店舗】
アーバンリサーチ 札幌ステラプレイス店 / エスパル仙台店 /ルミネ有楽町店 / TOKYO / 表参道ヒルズ店 / ルミネ新宿店 / キラリナ京王吉祥寺店 /ルミネ横浜店 / ルミネ大宮店 /静岡パルコ店 / 名古屋パルコ店 / 金沢百番街Rinto店 /ルクア イーレ店 / なんばCITY店 / 天王寺MIO店 / 堀江店 / ららぽーとEXPOCITY店 /KYOTO / 三宮店 / ピオレ姫路店 / 広島パルコ店 /小倉井筒屋店 / 福岡パルコ店 / ソラリアプラザ福岡店 / アミュプラザ博多店 / アミュプラザ長崎店 / COCOSA熊本店 / アミュプラザ鹿児島店

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

クラークスでA CHI CHI A CHI#ととのいま品

明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。

というわけで、2021年もさっそくやっていきます。FACY編集部員がサウナばりにととのったアイテムを紹介していく、#ととのいま品。

ただ初買いはまだできていないのでー年末年始は自宅でNetflixしか観ていなかったのでー、昨年末に購入して早速ととのった一足をお届け。それがこちら。

じゃん! 泣く子も黙るシューズ界の雄、〈クラークス〉のデザートブーツ。の、ビームス別注モデル。通称「インサイドアウト」。郷ひろみのゴールドフィ(ry。デザートブーツが70周年を迎え、ビームスに白羽の矢が立って生まれた記念すべき一足です。

特徴はと言うと、何を隠そう「でっかくなっちゃった!(マギー審司)」、もとい全てのパーツを「裏返しちゃった!」点。靴紐がシュータンの裏に隠れていたり、内側に隠れているはずのサイズ表記がミリタリーのステンシルのように入っていたりと、何もかも裏返し。大胆です。

とはいえすでに完成されているマスターピースゆえ、それでもなお美しいのがこのブーツのすごいところ。かのマルタン・マルジェラがフランス軍の名作、M-47の縫製技術の高さに見惚れたことからショーのモデルに裏返して穿かせたという話を思い出します。

サイズスペックが表に出ちゃった! いつもは28.0cmを選ぶところ、こちらは大きめの作りのためハーフサイズダウン(27.5cm=US9.5)。
シュータンを隠してミニマルに
シュータンを出してルーズな印象に

実際に履いてもなお美しい! 90’s全開な色落ちデニムもちょっと品のいい感じに。また、シュータンを出す・出さないでも表情が変わるから活躍の場は広い。名画「ラ・ラ・ランド」のように冬から物語が始まり、春、夏、秋と時が経ち、2回目の冬にはどんな表情を見せてくれるのか。今後も楽しみです。

というわけで、元はといえばデザインに惹かれ「こりゃ買っておかなきゃ後悔する!」と購入したわけですが、翻って考えるとスニーカーにちょっと飽きた頃合いにちょうどいい。同じくそんな気分の方は、こんな歴史的な新たな一足で新年の足元を飾ってみてはいかがでしょうか。


FACY編集部・溝口

年末年始は嫁と二人で「今際の国のアリス」を鑑賞。前評判通り、これは楽しい! 大掃除で疲労していたにも関わらずイッキ見してしましました。シーズン2にも期待です。全裸監督もはよ!

セラミックやカーボンなどトレンドの新素材を使った「25万円以下で注目の腕時計」7選

製造コストを抑え、価格以上のクオリティを実現するアクセシブル(手の届きやすい)ブランドに注目。一部はスマートウオッチと競合するが、時計専門メーカーならではの技術と個性で差別化している。なかでも、特殊な素材を使って個性を演出するモデルが増加傾向にある。

 

ステンレススチールやゴールド、チタンが中心だった時計の外装素材は、ここ最近で急速に多様化。機能性の高いセラミックやカーボンは特に注目で、これら“異素材”の低価格化も進んでいる。ここでは、価格を抑えつつ、異素材で個性を演出するモデルをピックアップ。時計ジャーナリスト・大野高広さん、GetNavi本誌の時計担当・青木宏彰のコメントともに紹介していこう。

 

新素材は長所と短所を熟知したうえで検討を!

ひと口で“ブラック”といっても、素材によって表情が異なるように、特殊な素材を使って個性を演出するモデルが増加傾向にある。

 

「ヴィンテージに通じるレトロ感を追求したエイジング仕上げやブロンズの人気が継続しています。これは経年変化による1点ものとしての魅力も大きいです」(青木)

 

「機能性を追求したハイテク素材も広まっています。その代表格がセラミックとカーボン。傷が付きにくく、外装の状態を新品同様にキープしやすいのがメリットです」(大野)

 

これらは一般的なステンレススチールに比べて修復しにくいなどのデメリットもあるので、素材の特性を理解したうえで検討しよう。

 

【セラミック】摩耗や腐食への耐性が高く成型技術も向上中

【その1】セラミックの巨匠ならではのニュアンスブラック

ラドー

トゥルー シークレット

Ref.R27107152

20万9000円

メタルよりも軽量で高硬度なハイテクセラミックスを流麗なケースとブレスに採用し、ニュアンスのある艶やかなブラックに仕上げたラドーを代表するモデル。12時位置にオープンハートを配したグラデーションダイアルとも好相性だ。

SPEC●駆動方式:自動巻き●素材:ハイテクセラミックスケース&ブレスレット●防水性能:5気圧●サイズ:Φ40㎜(厚さ10.4㎜)

↑80時間パワーリザーブを誇る高性能自動巻きムーブメントはシースルーバックから楽しめる。これだけの内容で税抜10万円台はコスパ高すぎ!

 

↑あえてインデックスを排して、時間確認の視認性よりもダイアルの美しさを追求。12時位置の小窓からは、テンプの精緻な動きが楽しめる

 

【その2】東京モチーフのデザインと異素材を巧みに融合

ゴリラ

ファストバック GT レガシー東京

Ref.FASTBACK GT LEGACY TOKYO

21万7800円

日の丸をイメージした世界250本限定モデル。2020年の記念に4時の「20」にゴールドを配した。ケースはアノダイズアルミとチェッカー柄のフォージドカーボンを重ね、セラミックベゼルとチタンバックで挟んだ異素材ミックス。10気圧防水。

↑信頼性の高い日本製の自動巻きCal.Miyota905を搭載。その精緻な動きと仕上げをシースルーバックから鑑賞できる

 

【こちらもチェック】硬質セラミックは製造が難しい

酸化ジルコニウムなどの原料を均一に押し固め、任意の形状に切削加工。これを高温下で焼結してセラミックを生成すると、約23%収縮する。その際の歪みを制御するのが難しい。

 

【 カーボン】 耐アレルギー性や強度に優れる超軽量素材

【その3】着けているのを忘れるほど軽快なカーボンボディ

JPN

130R チタニウムグレー

Ref.JPNW-001GR

13万2000円

ジャパンクオリティにこだわり、世界進出を目指す新ブランドのクオーツ(ソーラー)クロノグラフ。モデル名は鈴鹿サーキットの高速カーブに由来する。カーボンケースにサファイア風防とチタンバックを合わせるなど、素材にこだわった一本だ。

 

【その4】高耐久性と軽さが特徴のCARBONOX製ケース

ルミノックス

ネイビーシール 3500シリーズ

Ref.3503 NSF

4万9500円

米国特殊部隊ネイビーシールズのファミリーを支援する基金(NSF)との締結を記念して製作。3500をベースに、青文字盤やオレンジでアレンジ。超軽量で耐久性に優れた独自のCARBONOXケースを採用する。クオーツ。

 

【その5】過酷な状況に耐える強靭なカーボンケース

ビクトリノックス・スイスアーミー

イノックス カーボン メカニカル

Ref.241866.1

18万7000円

耐傷性に優れる独自のカーボンケースは、宇宙空間での使用を想定したテストもクリア。限定「スパルタンPS」ナイフとブラックバンパーがセットになったスペシャルパッケージだ。自動巻き。43㎜径。

 

【アセテート】 カスタマイズ可能な植物ベースの複合樹脂

【その6】人気のロングセラーをべっ甲柄でモダンに再解釈

ニクソン

タイムテラー アセテート

Ref.A327-646

1万7600円

クリーンでシンプルかつレトロモダンな雰囲気が特徴のロングセラーを、アセテートの鮮やかな色彩で再解釈。プラスチックの軽さと、べっ甲のような高級感を併せ持つモダンなデザインに仕上がった。クオーツ。

 

【環境配慮型】 トウゴマの種から抽出したバイオ素材を量産品に採用

【その7】大自然の恵みを受けたバイオ素材の初代モデル

スウォッチ

ISIKHATHI

Ref.SO28G101

8800円

1983年に誕生した初代スウォッチを革新的なバイオ素材でリバイバル。グレーのケースとストラップ、バックルはトウゴマの種から抽出した2種類のバイオ素材で製造されている。もちろんスイスメイド基準だ。クオーツ。

 

【おまけ】新しい時計の楽しみ方

ブロンズを深みのある表情に“育てる”

ブロンズ(青銅)は銅に錫などを含んだ合金で、腕時計に使う場合は色ムラを抑えたり、硬度などを調整済み。その魅力は自然に酸化し、ゆっくり退色すること。大気中の水分や汗のpHに影響されつつ経年変化するため“自分だけの1本”に育てる感覚が楽しめる。

 

かつて北海で活躍した潜水士たちに捧ぐ

エドックス

ノースシー 1967 オートマティック ヒストリカル リミテッドエディション

Ref.80118-BRN-N67

28万6000円

石油ブームに沸くノルウェーで、深海記録320mに到達した潜水士たちへのオマージュモデル。油田開発に必須だったヘリウム排出バルブを継承し、ケースにはヴィンテージ加工を施したブロンズを採用。世界限定320本。

↑シリアルナンバーやモデル名が刻印されたケースバック。腕に直接触れる部分のためステンレス素材で強化されている。ブロンズよりも肌荒れを軽減

 

デニムとブロンズの変化に緑文字盤が好相性

オリス

オリス×桃太郎ジーンズ 特別モデル

Ref.733 7707 4337

25万7400円

倉敷の「桃太郎ジーンズ」と異業種コラボ。インディゴ染めのストラップには岡山ゆかりの桃太郎が鬼退治で掲げた幟旗の二本線をあしらう。ベゼル回りにブロンズを配したレトロ感に、淡いグリーン文字盤がよく似合う。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

古着で探す冬アウター。アンダー2万円でかっこいいやつ教えてください!

今さらですが、冬のアウターって高くないですか…?何かと物入りな時期だけに「今年は去年買ったアウターのままでいいかなー」という方も多いはず。そんな時こそ目を向けたいのが古着という選択肢です。他人と被りにくいし、新品メインのコーディネートのアクセントにもしやすい。そして何といってもやっぱり安い!(←これ大事)

そこで今回はいつもと趣向を変えて、2万円以下で買える古着の冬アウターをご紹介。案内人は老舗の古着屋「BerBerJin」のディレクションに携わり、今年から自身の「instantbootleg store」をスタートさせた坂本一さんです。百戦錬磨の坂本さんにしっかり暖かい古着の冬アウターを3着見繕っていただきました。ご本人によるスタイリングを交えてどうぞ!


坂本一さん(instantbootleg store)

「Levi’s」からキャリアをスタートさせたのち、原宿「BerBerJin」にて8年余り古着業界に携わりバイイングを経験。セレクトショップ「FAN」を経て、2020年に自身のwebショップ「instantbootleg store」を立ち上げる。お店のテーマは“素敵な小遣いの使い方”。

1.オランダ軍のSOFTY JACKET(¥16,500)

NETHERLANDS Army / SOFTY JACKET(DEAD STOCK)
近年のオランダ軍のミリタリージャケット。英アウトドアメーカーsnugpak社が開発した高機能中綿「SOFTY」を採用している。折り畳んで収納できる袋も付属。裏返すとセージグリーンからコヨーテカラーになるリバーシブル仕様。

―まずは現行のオランダ軍のミリタリーアウターを選んでいただきました。この一着の魅力はどこでしょう?

そもそも、僕がよく言うのはミリタリーって、車で例えるならF1なんです。全ての最先端の技術がまずミリタリーの分野で使われる。民間に下りてくるのはその後です。何年か前から主流になり出したプリマロフトもそんな素材。この一着も中綿にはプリマロフトに似た「SOFTY」という素材を使用しています。なので、大げさな見た目じゃないのにしっかり暖かいていうのがまずひとつ。

カットソー / JIL SANDER、パンツ / Maiden Noir、シューズ / HESCHUNG

―確かに最近はダウン以外の高機能素材が色々あるようです。ただ、両者を比べた時に結局どちらがいいのか、イマイチ分かりにくいです…。

そこは選ぶ人のライフスタイル次第ですね。車で移動することが多いのか、徒歩が多いのか。手入れにどれだけ気を使えるかでも違いますし。パッと着た時にすぐ暖かいのはダウンです。ただ、手入れは少し面倒ですよね。そんなダウンに対して、今回の「SOFTY」のような素材のメリットはまた少し違います。

―具体的にはどういうメリットがあるのでしょうか?

例えば、家から最寄りの駅まで何分かかります?もし10分程度だったら、このジャケットを着て家を出た瞬間は正直少し寒いと思います。でも歩いて駅に着く頃にはポカポカになっていますよ。で、電車の中は暑いので、ジップを開ける。そうすると、スーッと熱が逃げていく。要は自分のその時の熱エネルギーをそのまま保温性に変えてくれる素材。なので、徒歩や電車での移動が多い人にはすごく合った一着なんです。

―店内や電車の中で暑すぎないというのはいいですね。日本の都市部なら特に活躍してくれそうです。

上記の利便性やギア的な要素はわかりやすいメリット。そこを踏まえた上で、もう一回ファッションとしても捉え直してみようよというのが僕の提案です。今までプリマロフト系って、コートやダウンジャケットのように着丈が長く、ボリュームがあるシルエットばかりだった。これは着丈が短めのブルゾンタイプというのがいいなと。

―そう言われればそうですね。

つまり、ミリタリーものでありながら機能に寄り過ぎていないし、かといってファッションにも寄り過ぎていない。ボリュームが控えめなので、今回のコーディネートのように、ローファーにスラックスなどのきれいな感じで合わせても決まる一着だよっていうのがもうひとつのポイントですね。

2.〈ウールリッチ〉の中綿入りマウンテンパーカー(¥13,200)

Woolrich / INSULATION MOUNTAIN JACKET
70年代の〈ウールリッチ〉のマウンテンパーカー。よくあるフード一体型ではなく、スタンドカラーというのがユニーク。instantbootleg的には今一押しのアウター。お店のwebではグリーンやタンなどの色違いもセレクトしている。

中に着たフリースジャケット / ARC’TERYX、パンツ / O-、シューズ / New Balance

―次に選んでいただいたのは〈ウールリッチ〉のマウンテンパーカーです。

元々オールドなマンパはお尻まで隠れる形になりますが、今回のはちょっとめずらしいロング丈。なので、着丈はさらに長めです。袖もちょっと長いですね。なのでマンパなんですが、コートのような雰囲気がある。あとはシンサレートという中綿が入っています。結構暖かいんですよ。

―普通はマウンテンパーカーって中綿入らないですよね?

入らないですね。〈ウールリッチ〉では、中綿なし、ちょっと入っているやつ、さらに今回のように結構入っているやつの3種類があるみたいです。実は、中綿入りのマンパって〈ウールリッチ〉と〈エディーバウアー〉くらいしかリリースしていないんですよ。

―そうなんですね!坂本さんはなぜ今このマウンテンパーカーに注目しているのでしょう?

ここ何年か、フィッシュテールのモッズパーカーが流行ってるじゃないですか。フードを外してスタンドカラーで着るスタイル。かっこいいですよね。このアイテムもその延長で捉えているんですよ。これ、本来は取り外しのできるフードが付いているんですけど、あのモッズパーカーの文脈で着るならフードは別にいらないよねていう。

―確かに、がばっと着る感じが似ています。それでいてミリタリーではなくアウトドア出自というのが新鮮ですね。

そもそも、ひと口にアウトドアといってもすごく多様な言葉じゃないですか。そのブランドがどのフィールドでの着用を想定しているのかって全然違う。〈ノースフェイス〉は山だし、〈ヘリーハンセン〉だったら海上のヨット。そんな中、〈ウールリッチ〉や〈エディーバウアー〉はどちらかと言うとタウン寄りなんです。本気のエクストリームギアもリリースはするけど、実際みんなに親しまれているのは街で着られる普通のネルシャツだったりする訳です。

―坂本さん的にはタウン寄りのアウトドアブランドも面白いよということですね。

つい見落としがちなブランドだけど、今の温度的にもちょうどいいのかなと。大体、昔のマンパの見た目なんて大体同じに見えるじゃないですか。基本的にフード一体型の形が普通だし。でもじっくり見ていると、スタンドカラーのやつがたまに出てきたりする。そういうものを今着たい服としてピックアップして、どう面白く紹介できるかが古着を提案する上での腕の見せどころなんです!

3.〈エディーバウアー〉のダウンベスト(¥13,200)

Eddie Bauer / Expedition Vest
黒タグの〈エディーバウアー〉のエクスペディション(探検隊用)ダウンベスト。風や雪の侵入を防ぐガードが袖の内側に付く。フロントポケット側面は手を入れた時に暖かいハンドウォームポケット仕様。

―ダウンベストって着ない人は全く手に取らないアイテムのイメージです。

そうですか?前に流行った時期はありましたけどね。10年くらい前かな。前職(BerBerJin)の時もノースのダウンベストとかガンガン売れてましたよ。ロッキーマウンテンとか流行った時かな?あれだけだと結構寒いと思うけど、みんな着てましたよね(笑)

―確かにロッキーマウンテンは昔よく見かけました(笑)

でも最近はダウンベスト自体そんなに着てる人を見かけない。そろそろちょうどいいアイテムなのかなと。あと、男には手ぶらの美学みたいなものがありますよね。たくさん入るものが好きというか。フィッシングベストがついこの間まで流行っていたのもそういう理由だと思います。実用性という裏付けがちゃんとあって、なおかつ見た目もちょっと新しく見えた、ていう。

中に着たデニムジャケット / Lee × oasis、パンツ / Maiden Noir、シューズ / Buenos Aires Factory

―確かにメンズは世代やファッションの嗜好を問わず、手ぶら願望がどこかであるかもしれません。

最初に誰かがフィッシングベストをファッションとして着だした時は「え、何それ?」って思った人のほうが多いと思うんですよ。でも少しずつ着る人が増えるにつれて、抵抗を感じていた人も手に取るようになる。そうやって見慣れないものに対して免疫が付いていく。フィッシングベストの冬バージョンと考えれば、ダウンベストにもすでに免疫は付きつつあるのかなって。

―フィッシングベストの流行からスライドしてダウンベストを捉える発想はなかったです

ダウンベストを一番上に着ることによって、当たり前ですがアクセスできるポケットが増える。コーディネートの見た目も面白くなりますしね。今回はまずGジャンに合わせてみたけど、真冬であれば着丈が長いコートにレイヤードしてもかっこいいですよ。

―えっ。着丈が長いコートですか?

はい。2つ目のコーディネートはみんなが持ってそうで、なおかつ自分もやるだろうなっていうブラックのナイロンのアウターの上に重ねてみました。寒くなるにつれて出番が減る、ちょっと薄手のコートの上に羽織ってもハマると思います。それが気恥ずかしいという人は、下に着るアウターとダウンベストを同色で合わせてみてください。黒×黒とかね。絶対かっこいいんで。

ナイロンジャケット / EBTEK、パンツ / Maiden Noir、シューズ / Buenos Aires Factory

instantbootleg store
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https://www.instagram.com/hajime0722/

約30万円以下で選ぶ「ジャパンブランドの腕時計」珠玉の6選

時計製造において日本は、独自路線を貫きながら極めて高いクオリティとスペックを誇っており、 海外での知名度も高い。ここでは、そんな国産ウオッチの独自技術が詰まったタイムピースを取り上げ、GetNavi本誌の時計担当・青木宏彰のコメントともに紹介していこう。

 

似て非なるものを作り出す4社のジャパンブランド

いまの日本の時計製造は、セイコー、シチズン、カシオの3社が切磋琢磨している状況だ。先進技術に関して言えば、セイコーは世界中のあらゆる場所で高精度の時刻表示を可能にしたGPSソーラーウオッチを開発し、その分野の先駆者となった。

 

シチズンは50年以上のチタン開発の経験を生かした素材開発で、唯一無二の地位を確立。カシオは誰もが知るタフウオッチ「G-SHOCK」の絶え間ない進化を継続している。

 

「ほかに、エプソンの新興ブランドであるトゥルームの『スイングジェネレータ』も、サステナブル時代の要注目ウオッチです」(青木)

 

【その1】グリーンとゴールドの合わせ技で実用機に上質感をもたらす

セイコー

セイコー アストロン 時の記念日制定100周年記念限定モデル

Ref.SBXC071

30万8000円

2000本限定のGPSソーラーウオッチ特別モデルは、純チタンケースと光沢感のあるグリーンのセラミックベゼルが特徴。常に2つの時刻を表すデュアルタイム仕様は、サブダイアルの針にゴールドを合わせて上品に仕上げた。

SPEC●駆動方式:GPSソーラー●素材:純チタンケース&ブレスレット、セラミックベゼル●防水性能:20気圧●サイズ:縦50.3×横42.8㎜(厚さ14.9㎜)

↑文字盤下層に独自開発の小型GPSアンテナを装備。これが人工衛星からの時刻・位置情報を受信し、現在地の正確な時刻を表示する

 

↑GPSアンテナの小型化に伴ってダウンサイジングを実現し、実用性を高めた。ボタンとリューズにはブラックコーティングを施す

 

【ココが先進技術】

↑人工衛星は10万年に1秒誤差の高精度原子時計を備えている。セイコー アストロンは時刻や位置のデータを受信し、高精度に時を刻む。ソーラー発電で機能するというのも驚きだ

 

【その2】シンプルでも多機能なスーパーチタニウムを用いたGPSウオッチ

シチズン

アテッサ エコ・ドライブGPS衛星電波時計F150

Ref.CC3085-51L

18万1500円

アクティブなライフスタイルのパートナーとして開発された「アクトライン」の一本。「ライトレベル インディケーター」機能を備え、エコ・ドライブの発電量が確認できる。シャープなラグの多面設計に代表される、メリハリの効いたデザインも個性的。

SPEC●駆動方式:GPSソーラー●素材:スーパーチタニウムケース&ブレスレット●防水性能:10気圧●サイズ:Φ43.5㎜(厚さ13.2㎜)

↑スーパーチタニウム製のベゼルとバンドの一部にDLC(=ダイヤモンドライクカーボン)加工を施している。ラグのシャープさも際立つ

 

↑サブダイアルは曜日とライトレベル インディケーター(発電量)を表示。手の込んだ文字盤の多層構造が、高級感を醸し出している

 

【ココが先進技術】

↑左が通常のステンレスで、右がスーパーチタニウム (デュラテクトチタンカーバイト)。スーパーチタニウムの表面硬度はステンレスの5倍以上。本来軟らかいチタンに様々なコーティングを施し、硬度を高めたり、カラーを変えたりできるこの独自技術を開発した

 

【シチズンではこちらも注目!】4万通りでカスタマイズできる「シチズン FTS」が好評

累計販売10万本を超えるアテッサ「AT8040」をカスタムオーダーできる、シチズンのサービス「FTS」が好調だ。針まで自社製の強みを生かした4万通りに及ぶ組み合わせで、オリジナルの実用時計が作れる。ギフト需要も高い。

 

【その3】カーボン技術の熟成でメタル感を増したプレミアムなG-SHOCK

カシオ

G-SHOCK MTG-B2000BD-1A4JF

13万7500円

ボルドー色の12角形ベゼルが個性を放つ、G-SHOCKの上位ライン「MT-G」の最新作。外観に占めるメタルの割合が増し、細部の仕上げの美しさが際立っている。デュアルコイルモーターを3基搭載し、運針速度の高速化も実現した。

SPEC●駆動方式:ソーラー(Bluetooth対応)●素材:カーボン+ステンレススチールケース、樹脂+ステンレススチールバンド●防水性能:20気圧●サイズ:縦55.1×横51㎜(厚さ15.9㎜)

↑中空のメタルコマに肉厚ファインレジンを組み込んだ「新レイヤーコンポジットバンド」をセット。大幅な軽量化に貢献している

 

↑裏蓋はカーボン製。耐衝撃、耐震、耐遠心重力の「トリプルGレジスト」や、スマホと繋がるBluetooth対応など先進機能を備える

 

【ココが先進技術】

↑モジュールを収めるカーボンモノコックケースを、メタルフレームと12角型ベゼルで挟んだ「デュアルコアガード構造」。ボタンガードがなくとも、繊細な軸まで衝撃から守り切る

 

【その4】腕の動きで発電する 特殊機構を備えたアウトドアギア

トゥルーム

Lコレクション -Break Line- スイングジェネレータ

Ref.TR-ME2001

8万8000円

機械式時計の自動巻き上げ機構から電力を得て、クオーツ時計の機構を駆動させる「スイングジェネレータ」を初搭載。ケースにブロンズ色の表面硬化処理を施し、ベゼルもセラミックにして耐傷性を高めた。緑のバンドは高強力ナイロン織物のGAIFU製。

SPEC●駆動方式:スイングジェネレータ●素材:チタンケース、ナイロン(GAIFU)ストラップ、セラミックベゼル●防水性能:10気圧●サイズ:縦52.9×横45.4㎜(厚さ12.4㎜)

↑ねじ込み式ケースバックはトランスペアレントになっており、回転するローター越しにクオーツ機構のメカニズムを鑑賞できる

 

↑暗所で光る夜光はインデックスと時分針のほか、1日1周する第2時間帯表示針、セラミックベゼルの4か所の数字にも備えている

 

【ココが先進技術】

↑半円形の錘の回転運動を、コイルを介して電力に変換し、蓄電池に充電。その電力を使ってクオーツ機構を動かし、月差精度の正確さを実現している。定期的な電池交換は不要だ

 

【その5】ベゼルのレインボー色が鮮烈なフルチタン製ダイバーズ

カシオ

オシアナス カシャロ

Ref.OCW-P2000D-2AJF

27万5000円

ISO準拠の200m防水ダイバーズに加わった新色。スマホ連携機能により、約300都市の現在時刻への直感的な切り替えや、ダイビングログが可能だ。美しくシャープな仕上げも見どころ。縦51.8×横48.5㎜(厚さ15.9㎜)。

 

【その6】天と地の動きを宿した人気モデルの最新世代

オリエントスター

メカニカルムーンフェイズ

Ref.RK-AY0103L

19万8000円

水の流れを表現した装飾に、月が浮かぶ幻想的な文字盤が魅力。9時側では機械式時計の心臓部の動きが楽しめる。駆動時間を50時間以上に引き上げたF7M62キャリバーを搭載。自動巻き。5気圧防水。41㎜径(厚さ13.8㎜)。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

マスターピースとアッソブのDNAを持つ「CIE」のバックパックを紹介! とにかく良いとこ尽くし

マスターピースやアッソブにてデザインを手掛けた藤岡高志氏と、同じくアッソブの元デザイナーである中井基裕氏が2017年に立ち上げたブランド「CIE(シー)」。ミリタリーライクなルックスとPCの収納も可能な機能性を併せ持つバッグを展開し、日本はもちろん海外でも熱い注目を集める新進気鋭のラゲッジブランドです。そんなシーの代表的バックパック「WEATHER DAYPACK(ウェザー デイパック)」は要注目です!

 

【CIEの「WEATHER DAYPACK」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作のボディには、アメリカのSAFETY COMPONENTS社がSatura(R)社の糸で織り上げた生地「WEATHER MAX(R)」 を使用。この生地はボートカバーやテントなどで幅広く使用されており、非常にタフな強度&耐久性を備えたファブリックとなっています。しかも「兵庫県鞄工業組合」が定めた基準を満たしていて、「豊岡鞄」としての認定も取得。

 

ミリタリーっぽいシンプルなルックスに高機能がミックス!

本体は2層構造となっていて、背面PC収納部はさらに仕切られた空間が設けられているので、PCと書類などを分けて収納できます。

 

ボディ生地は強度、耐久性も備えたファブリック「WEATHER MAX(R)」を使用。さらに「Hydro Max」加工を施していて、通気性と生地の安定性を保ちながら、高い撥水性を備えています。

 

バッグパック本体前ポケットと本体の間には付属のポーチを収納可能です。

 

付属のポーチはスリングベルトなどでアレンジすれば、サコッシュとしても使えます!

 

メインコンパートメント内にはループが設けられていて、付属のポーチを装着してバッグインバッグとしても機能します。

 

左サイドにボトルポケットを装備。折り畳み傘などの収納にも便利ですね。

 

フロントポケット内にはメッシュのオーガナイザーが付くのでスマホやサングラスなど仕分けの収納にも便利。

 

右サイドにはICカードなど収納可能なファスナーポケットを配し、通勤など電車移動にも便利な仕様に。

 

タフながらも繊細かつ光沢ある素材感が魅力的なウェザー デイパック。シンプルなミリタリーフレーバーでカジュアルなスタイリングにピッタリですよ。今回お試ししたオリーブの他にもブラックやネイビー、グレイといった渋カラーも展開しているので、ビジネスユースにもぜひ!

CIE
WEATHER DAYPACK
3万7400円(税込)

■サイズ:W310×H420×D130mm

 

リアルワークス
TEL:06-6262-2350

 

格調の高さはバツグン! 世界で定番化が進む「ブルーダイアル」腕時計6選

特別モデルや限定仕様に使われることが多かったブルーダイアルは、近年では世界的に定番化している。ひと口に青と言っても色合いや階調が同一ではなく、各モデルで異なる雰囲気を醸し出す。今回は、ハイブランドに匹敵するクオリティを備えたコストパフォーマンス抜群のブランドのなかから、ブルー文字盤モデルをピックアップ。GetNavi本誌の時計担当・青木宏彰のコメントともに紹介していこう。

 

各社こだわりの色彩や加工でブルーダイアルは千差万別

このところ、青文字盤の腕時計が連続して登場。いずれもそのこだわりは、半端なものではない。

 

「ニュアンスによって爽やかな印象を与えたり、格調の高さをアピールできたりするのがブルーの特徴です。またヴィンテージデザインとも相性が良く、新作が増えている傾向にあります」(青木)

 

文字盤に特殊な加工を行い、光の当たり方の加減で違った表情に見せるのもトレンドのひとつ。ブルーとの融合により、それらはさらに魅力的なものとなる。

 

【その1】迫力の48㎜ボディにクロノや飽和潜水用バルブを装備

ティソ

シースター 1000 プロフェッショナル リミテッドエディション

Ref.T120.614.11.041.00

27万2800円

ティソからプロユースの30気圧防水ダイバーズ・クロノグラフが登場。ニュアンスのあるブルーグラデーション文字盤が特徴で、ケース左に潜水時減圧用バルブを備える。セラミックベゼル。自動巻き。世界限定1000本。

↑シースルーバックから見える「バルジューA05.H21」は、最長60時間パワーリザーブ。ガラス面にタツノオトシゴをあしらう

 

【その2】逆パンダダイアルをブルーで彩った洗練のクロノグラフ

ハミルトン

イントラマティック オートクロノ

Ref.H38416141

29万5900円

1968年生まれのシグネチャーモデルに現代的な解釈を与えた、スポーティ&レトロな一本。簡単に長さ調節ができるミラネーゼブレスレットや、60時間駆動の「キャリバーH-31」の搭載など、高機能も光る。自動巻き。

 

【その3】歴史的な航空時計の真髄を凝縮

ロンジン

ロンジン スピリット

Ref.L3.820.4.93.6

40万4800円

1930〜40年代製の航空時計の意匠を発展させ、モダンなサンレイ加工の青文字盤とクロノグラフを採用。かつて高精度時計に授けていた星印に由来する、最高評価の5つ星でクロノメーター認定を表した。自動巻き。42㎜径。

 

【その4】名門ミネルバ社の技術やエッセンスを継承

モンブラン

モンブラン 1858 オートマティック

Ref.126758

31万1300円

傘下ミネルバ社のヴィンテージウオッチにインスパイアされた2針時計に、ネイビー色のバリエーションが誕生。40㎜径(厚さ11㎜)のケースに、イタリアの自社レザー工房製のスフマートカーフストラップを組み合わせた。自動巻き。

 

【その5】新たな流行を予感させる“青金”スタイルの逸品

レイモンド・ウエイル

マエストロ

Ref.2239-PC5-00509

20万3500円

文字盤中央に緻密なギヨシェ彫りを施し、ローマ数字と月の形状を表すムーンフェイズを配したクラシカルな外観が魅力。ローズゴールドPVD加工のステンレススチールケースも特徴だ。自動巻き。39.5㎜径。

 

【その6】クッションフォルムとミラネーゼブレスがマッチ

ミッシェル・エルブラン

ニューポート ヘリテージ

Ref.1764/42B

21万7800円

クッションケース、センターラグ、メッシュブレスレットなど、1970年代に流行したデザインを取り入れたレトロモダンなマリンウオッチ。トリコロールカラーも秀逸だ。自動巻き。世界限定1000本。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

「GORE-TEXしか勝たん」な1足は持っておきたい高性能シューズ&スニーカー3選

アウターなど高性能プロダクトの証しともいえる素材「GORE-TEX」!  高い防水性と防風性、そして水蒸気を外に排出しドライな快適さを持続させる優れた透湿性を備えた、万能のハイテク素材です。

 

そんなGORE-TEXシューズは、足下が悪くなりがちでハードな環境下の冬のシーンではまさに鬼に金棒! アウトドアでの使用を想定したトレイルモデルはもちろん、タウンユース向けでもGORE-TEXメンブレンを搭載した注目モデルがたくさんリリースされているので、紹介していきましょう。

 

【GORE-TEXメンブレン搭載の注目シューズを写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

 

【その1】真冬の荒れ地にもフィットするナイキのトレイル代表モデル!

ナイキ
ナイキ ペガサス トレイル 2 GORE-TEX
1万9250円(税込)

 

アウトドア愛好家をサポートする名シューズ「ナイキ ペガサス トレイル 2」をベースに、アッパーに「GORE-TEX Invisible Fit」を搭載して機能性を大幅にアップ。柔軟性にも優れた軽量デザインでフィット感や履き心地を損なうことなく、優れた防水性を確保しています。

ミッドソールはナイキ リアクト フォームを採用し、優れた耐久性と反発力だけでなくクッション性も提供。

 

アウトソールには、バイクのタイヤをイメージしたスピード感あふれるトレッドパターンを採用。突起がトラクションを発揮して、トレイルでもロードでもスムーズな走り心地をキープ。

 

【その2】アディダステクノロジーが詰まった快適ロングハイクを実現する本格派!

アディダス
Terrex Free Hiker COLD. RDY Hiking
3万800円(税込)

 

アディダスが培ったテクノロジーをベースに本格アウトドアシューズを展開する「TERREX(テレックス)」シリーズからの一足。アディダスが誇る「COLD. RDY」テクノロジーと、撥水性&保温性を備えたモデルで、ライナーにはまるでソックスのような作りのプライムニットアッパーを採用。

フロントには止水式ジップが設けられていて、内部には「GORE-TEX Duratherm」を採用。まるでソックスのような高いフィッティングを実現しています。

 

ミッドソールには“アディダスと言えば”のクッショングフォーム「BOOSTフォーム」を搭載。温度環境による影響を受けにくいため、あらゆる天候下で優れた反発力を発揮。

 

【その3】鉄板ジャックパーセルがGORE-TEXでゴリっと進化!

コンバース
ジャックパーセル ゴアテックス スエード RH
2万2000円(税込)

 

アメカジからキレイ目までどんなスタイルにもバッチリとハマるボクらの定番「コンバース ジャックパーセル」の素材アレンジバージョン。アッパーには撥水加工を施したスエードを採用し、さらにライナーにはGORE-TEXを搭載。シックでシンプルなルックスはそのままに、冬の街での快適性をレベルアップさせています!

ライニングの全面にGORE-TEXが配されていて、防水&ムレ対策を実現。

 

ヒールにはGORE-TEX搭載の証しでもあるピスネームが存在感をアピール。このちょっとしたディテールがあると無いとでは違うんですよね。

 

ゴリゴリの本格アウトドア仕様から、タウンユースまでを筆頭に、各ブランドの高いテクノロジーとデザイン性が生み出した、要注目モデルがいっぱいですね。GORE-TEXって、快適な機能性が魅力的なことはもちろんですが、タフな環境下にふさわしいその男気溢れる機能美にも惹かれます。この冬を乗り切るパートナーとしてぜひ!

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033 (土日・祝除く)9:30~18:00

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

 

手ごろな価格帯ながら見落としてはいけない「自社製ムーブメント搭載」腕時計5選

時計の性能を決めるムーブメントは製造が難しく、技術の結晶ともいえるパーツだ。各社は独自に搭載する機能を考案し、こだわりの仕上げも施すことで、コレクションに個性を与えている。

 

ここでは、ハイブランドに匹敵するクオリティを備えたコストパフォーマンス抜群のブランドのなかから、自社製ムーブメントを搭載するモデルをピックアップ。GetNaviの兄弟誌である時計専門誌「WATCHNAVI」編集長・水藤大輔、時計ジャーナリスト・大野高広さんのコメントともに紹介していこう。

 

他社との差別化を図るにはムーブメントの内製がカギに

「高度な技術を必要とするムーブメント製造はコストがかさむため、一部のハイブランドしか行ってきませんでした。しかし近年は技術革新が進み、手の出しやすい価格帯からも優れたインハウス製モデルが登場しています」(大野)

 

「正確性はもちろん、現代の生活様式に合わせた長時間駆動や耐磁性の強化など、自社製ムーブのハイスペック化が進んでいます」(水藤)

 

自社製ムーブ搭載モデルの多くはシースルーバックで、その構造を眺められるのも魅力のひとつだ。

 

【その1】手の出しやすい価格帯ながら高性能な自動巻きメカを搭載

オリス

アクイス デイト キャリバー400

Ref.400 7763 4135-07 8 24 09PEB

37万4000円

新開発ムーブ「キャリバー400」(※)は、ユーザーが末長く使うことを想定し、パワーリザーブ120時間や耐磁性の強化など現代のライフスタイルに合わせたスペックを実現。まずはダイバーズ「アクイス」に搭載された。30気圧防水。

※キャリバー……自社開発のムーブメントにつけられた名称のこと

↑キャリバー400搭載モデルは、MyOris登録によって10年メーカー保証が付与。そのためオーバーホールは10年ごとの実施を推奨している

 

【その2】専門会社と共同開発した画期的なGMTムーブ

ノルケイン

フリーダム 60 GMT

Ref.NNZ2100ZG/N215/20EO.18Z

48万4000円

ハイブランドにもムーブメントを供給しているケニッシ社と協力して完成させた「キャリバーNN20/2」を搭載。先端の赤い針が第2時間帯を示す。レトロな趣を感じさせるシリコンアルミニウムブロンズ合金ケース。世界限定300本。

↑ローカルジャンピングアワー機能を備え、短針を1時間ずつ素早く調整できる。高精度の証明であるクロノメーター認定を取得済み

 

【その3】高精度かつ長時間駆動のボーマティックキャリバー

ボーム&メルシエ

クリフトン ボーマティック COSC

Ref.M0A10468

38万5000円

サテン仕上げを施したステンレススチール製のケース&ブレスレットに、印象的なグラデーションブルーの文字盤を組み合わせた人気3針時計。シースルーバックから、繊細な装飾のムーブメントを鑑賞できる。40㎜径。

↑自動巻きムーブメント「ボーマティックBM13-19 75A」を採用。スイス公認クロノメーターの高い精度や5日間パワーリザーブ、耐磁機能も備える

 

【その4】GSブルーのセラミックベゼルが鮮やか

グランドセイコー 60周年記念限定 スポーツコレクション クオーツモデル

Ref.SBGP015

44万円

スイス製に匹敵する国産最高峰の腕時計として1960年に生まれたグランドセイコーのアニバーサリーモデル。「紺色」の文字盤に赤針が映えるスポーティなデザインだ。40㎜径(厚さ12.4㎜)。世界限定2000本。

↑年差±10秒の新クオーツ、「キャリバー9F85」を搭載。時計を止めずに時針を単独可動でき、正確なまま時差修正できる

 

【その5】ドイツの技工ブランドによるスリムな手巻きムーブ

ノモス グラスヒュッテ

ラドウィッグ 38 エナメルホワイト

Ref.LD1A2EW238

28万6000円

懐中時計を連想させる意匠のダイアルを、光沢のあるエナメル調の純白で仕上げた手巻きウオッチ。針やムーブメントのネジは鮮やかな発色の青焼きで、価格以上のこだわりを感じさせる。37.5㎜径(厚さ6.8㎜)。

↑3/4プレートやグラスヒュッテストライプ装飾を施した「アルファ」キャリバー。シースルーバックから美しさを体感できる

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

2020年、世界的に注目を集めた「ブレスレット統合型」腕時計7選

ここではハイブランドに匹敵するクオリティを備えながら、コストパフォーマンスは抜群なブランドを紹介する。なかでも、設計当初からケース&ブレスレットをトータルにデザインした「ブレスレット統合型」の注目度が急上昇。躍動感たっぷりの流れるようなフォルムは、スポーティにしてラグジュアリーだ。GetNaviの兄弟誌である時計専門誌「WATCHNAVI」編集長・水藤大輔のコメントともに紹介していこう。

 

ラグジュアリースポーツの人気がトレンドの背景

夏に湿気の多い日本では、元々メタルブレスレットモデルの人気が高いが、2020年、“ブレスありき”の設計でケースとの一体感を重視した「ブレス統合型」が同時多発的に多くのブランドから発売され、世界的に注目を集めた。

 

「このトレンドを先取りしたのが、2019年発売のBR05。ベル&ロスのデザイナーは“1970年代の一体型ウオッチに触発された”と語っていましたが、現在のラグジュアリースポーツウオッチ人気が背景にありそうです」(水藤)

 

ハイブランドはもちろん、ニュースタンダードブランドを含め、ブレスレット統合型のジャンルにはすでに傑作が続々と登場している。

 

【その1】都会に似合う新感覚のラグジュアリースポーツ

ベル&ロス

BR 05 ブラック スティール

Ref.BR05A-BL-ST/SST

60万5000円

航空計器に着想を得た“四角の中に丸”という意匠や四隅のスクリューといったDNAを都会的に昇華させ、2019年発表直後から人気沸騰中のスタイリッシュな3針モデル。丸みを帯びたスクエアケースと一体型ブレスレットを見事に融合させた。

SPEC●駆動方式:自動巻き●素材:ステンレススチールケース&ブレスレット●防水性能:100m●サイズ:縦40×横40㎜(厚さ10㎜)

↑ブレスの第1リンクがケースの一部を兼ねた一体型。レトロモダンな雰囲気も味わえる

 

↑ラグ(ベルトやブレスを固定する部位)からブレスへと流れるようなラインを形成。存在感ある角型ながらスリムな10㎜厚なので、サイドビューはスマートだ

 

↑両開き式バックルを閉じるとコマが連続する設計。サテンとポリッシュを巧みに取り入れた仕上げも高級感たっぷりだ

 

【その2】クラシックとスポーツの要素をエレガントに融合

チューダー

チューダー ロイヤル

Ref.28600

25万800円

1926年の創立以来、独自の歴史を歩んできたチューダーが、1950年代に使用していた“ロイヤル”の名を復活。5連の一体型ブレスと個性的なノッチドベゼルを備えたスポーツシックな新コレクションで、実用的なデイデイト表示も装備する。

SPEC●駆動方式:自動巻き●素材:ステンレススチールケース&ブレスレット●防水性能:100m●サイズ:Φ41㎜

↑スマートで上品なケースにはラグがない。代わりにケースのエッジに角度をつけ、ダイレクトにブレスを連結させている

 

↑チューダーでは珍しい曜日表示を12時位置にレイアウト。41㎜モデルはほかにシルバーやブラックの文字盤を用意する

 

【その3】タフ&スマートな使い勝手抜群の GMTモデル

ボール ウォッチ

ロードマスター マリン GMT

Ref.DG3030B-S1CJ-BK

31万9000円

10時ボタンを押すと24時間針が1時間進み、8時ボタンで1時間戻るGMTを搭載。黒×青の回転ベゼルを併用すると第3時間帯まで読み取れる。ラグとブレスの間に段差がない流麗なフォルムも特徴だ。世界限定1000本。

SPEC●駆動方式:自動巻き●素材:チタンケース&ブレスレット(一部ステンレススチール)、セラミックベゼル●防水性能:200m●サイズ:Φ41㎜(厚さ14㎜)

↑10年以上も常に光り続けるマイクロ・ガスライトを、針とダイアルに計28個も搭載。ベゼルは蓄光型のスーパールミノバだ

 

↑過酷な状況でも正確に時間を刻むため、防水性はもちろん耐衝撃性や耐磁性も凄まじい。外観からも強靭さがうかがえる

 

【その4】伝説的な防水時計がモダンなスケルトンに

 

エドックス

デルフィン メカノ オートマティック

Ref.85303-357RN-NRN

26万4000円

特許取得のダブル-Oリングと衝撃吸収構造により、非ねじ込みリューズで200m防水を実現した1961年モデルがルーツ。同様の防水技術を、スケルトンダイアル&一体型ラバーストラップに合わせた。自動巻き。200m防水。43㎜径。

 

【その5】スーツスタイルに似合うスタイリッシュ3針

モーリス・ラクロア

アイコン オートマティック

Ref.AI6008-SS002-430-1

21万4500円

1990年代のヒット作「カリプソ」に着想を得て、特徴的なポリッシュのツメをサテンベゼルにセット。エッジの効いたシャープな造形とクル・ド・パリ装飾のブルー文字盤、上質な作り込みで人気を呼んでいる。自動巻き。200m防水。42㎜径。

 

【その6】チタンの先駆者が描く硬質な造形美

シチズン

サテライト ウエーブ GPS F950 チタニウム技術 50周年記念モデル

Ref.CC4025-82E

55万円

1970年の世界初のチタンウオッチ発売から50年を祝した世界550本限定モデル。ステンレススチールの5倍以上の表面硬度を持つ、スーパーチタニウム製の光発電GPS衛星電波時計だ。世界限定550本。10気圧防水。47.5㎜径。

 

【その7】赤針で直感的な視認性を高めたクロノグラフ計器

ジン

144.ST.SA

Ref.144.ST.SA

36万3000円

脈拍を計れるパルスメーターとタキメーターをダブルで搭載したダイアルに、デイデイト表示も備えた41㎜径のコンパクトなクロノグラフ。ケースとブレスを一体化したクラシカルな意匠が力強い。自動巻き。20気圧防水。41㎜径。

 

【おまけ】ケースからブレスまで流れるような統合型デザインはいつ生まれた?

天才ジェラルド・ジェンタがデザインして、1972年に発売されたオーデマ ピゲのロイヤル オークは、現在も人気が続く定番。その一体型ブレスが、統合型デザインの元祖といわれる。ビス留めの八角形ベゼルが有名だが、それ以外にも膨大なアイデアが一本の革新的モデルに凝縮されているのだ。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

【2020ベストバイ】ショップスタッフが買ってよかったモノ

編集部のベストバイだけで年末は締まらない!ということで、2020年にFACY MENでお世話になったショップスタッフたちに、今年買ってよかったモノと個人的ニュースを聞いてみました。 総勢15名のショップスタッフによる「2020ベストバイ」をどうぞ!


Shopstaff01_
ACACIAS RECORDS / ディレクター

架空のレコードショップをコンセプトに掲げる、ステファニー・モロー主宰のブランド〈ACACIAS RECORDS〉のディレクター。履けない、買えないネタ系のスニーカーには興味がないスニーカー好き。

ACACIAS RECORDSのBBキャップ

コーデュロイ素材のシンプルな6パネルのベースボールキャップです。自分流の扱い方で正解かどうかはわかりませんが、とりあえず自分は新品の状態から一緒にお風呂にイン。暖かいお湯で暖をとってタオルで水分をおおまかにとると、全体的にふにゃふにゃになりますが気にせずそのまま室内に干し放置します。そうすると程よくクタり馴染みます。

【2020年の個人的ニュース】
お客さんのリクエストでイベント中にチャゲアスをかけてたら、YAH YAH YAHでリクエストしていただいたお客さんを筆頭に昭和生まれが大合唱、平成生まれがドン引き、令和生まれがギャン泣きってのが今年のハイライトです。

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三浦 健司(EDIFICE 新宿店)

オリジナルからセレクトまで豊富に揃う『EDIFICE (新宿店)』のスタッフ。BAY☆FA GOLDの肩書は懇切丁寧な接客をするショップスタッフの証。自身お気に入りの“新宿ご飯”のお店をアーカイブしたインスタのストーリーズハイライトも必見。(@miutake___)。

Hender Schemeのパイソンジップウォレット

今年の頭に新調しました。以前はクロムハーツのWAVE WALLETを8年位使っていたのですが、時代柄コンパクトな財布をずっと探していて、行き着いたのがこれでした。手持ちしていてもパイソンがポイントになりますし、馴染んでからの経年変化も楽しみです!余談ですが、共地でベルトも買いました(笑)

【2020年の個人的ニュース】
自社のインスタライブやYouTube、ECサイトのライブコマースなどに参加した事ですかね。やはりコロナという出来事が大きくて、その前後で仕事的に一番変わった点です。実際店頭に来店できない期間が長く、皆様の買い物スタイルにも変化があったかと思います。店舗での表現やECサイトの在り方など、とても考えさせられました。特に業界的に時代にアジャストしていかないと生き残れないと思うので、日々精進してまいります!!

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太田祐介(ANCHOR)

スケートやモーターサイクルなどを背景に、ポップでユニークなグラフィックが配されたアイテムを展開する〈ROTAR〉。その直営店として渋谷にお店を構える『ANCHOR』のWEB企画担当。スケートが趣味。

ガンプラ

ショッププレイリスト「Vol2. LIFE THROUGH MOVIE」でも少し触れていましたが、ガンダムにドハマり中で、遅ればせながらガンプラも始めてみました。
今までガンプラには全く縁がありませんでしたが、コロナ禍でステイホームが推奨されたタイミングで「時間があるから」と軽い気持ちで初めてみたものの、1体また1体と着実に増えてしまい、終いには時間が足りなくなっています (笑)。新たな楽しみを見つけた、という意味で僕のベストバイです。

【2020年の個人的ニュース】
2020年は僕にとって野球の年になりました。今年の初め、人手が足りないという理由で少年野球のコーチに誘っていただきましたが、何を隠そう僕は野球経験がほとんどありません。教える以前の問題だったので、兎にも角にも野球の理解を深めようと僕自身が練習に参加したり、動画や書物で吸収したものを選手に教える週末を送っていて、すっかり野球民と化しています。そして来年は主審デビューの可能性が浮上していて、来る2021年も野球沼が確定しています(笑)。

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塚本康博HUNKY DORY OSAKA

大阪・南堀江にあるセレクトショップ「HUNKY DORY」大阪店の店長。今年で42歳、スニーカーは“キレイに履く”派。

ハーバード大学のカレッジスウェット

Champion MADE IN USAのリバースウィーブスウェットです。昨年頃から個人的にカレッジスウェットの気分。巷ではYALE大学が人気ですが、あえてライバル校のHARVARDを購入しました(笑)。12.5オンスの厚手生地やUSA製ってのはもちろんですが、一番はやっぱりHARVARD大学を象徴するマルーンカラーです。今の時期ならインナーにも丁度良いので出番も多く、ブラックジーンズやスラックス等を合わせて、コテコテにならない様にコーディネートを楽しんでいます。

【2020年の個人的ニュース】
2020年は後厄でしたが、幸いな事に特別な出来事が無かったので、個人的というかやっぱりコロナウイルスです。リモートワークやおうち時間といった自宅での生活が増えた分、生活自体を見直す良い機会なのかな?と前向きに考えるようにしています。実際、着なくなった服の断捨離や生活用品の買い替え、本当に必要なモノと要らないモノをしっかり区別できましたし、以前にも増して自宅が好きになりました。料理の腕も上がりましたしね(笑)。

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神原 啓助Adam et Rope’ 渋谷パルコ店)

アダム エ ロペ渋谷パルコ店に立って、今年で2年目。以前は、神職と装束司を務めていたという、アパレル業界でも珍しい経歴を持つ。モットーは言葉を大切にすること。

AETHERの香水

私は香水が好きで様々な物を試したのですが、行き着いたのがコイツです。素材に使用されているのはメジャーなものばかりなんです。なのに新しく、使いやすく、他にはない良い香り。どの世界であっても一流と呼ばれる方々は、素材や道具に左右されない根本の強さを持っていると感じさせられるアイテム。唆られますよね。私も周りの環境がいかに変われど、私の個の強さは保てる様になりたいと感じた一年でした。

【2020年の個人的ニュース】
ネット配信ツール(YouTubeなど)でのゲーム配信にどハマり。Vtuberなどの新しい”日本が世界に誇るカルチャー”にこれからの面白さを感じました。そこで友人と共にサウンドチームを作り、ストリーマーの配信時に流れるBGMやOPムービーの挿入音楽の作成を個人的にスタートしました。コロナ情勢もあったからこそ始まった私の変化でありニュースかと。

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今井太輔(PROPS)

中目黒に店を構えるメガネのセレクトショップ PROPSの店主。「メガネで大事なのはサイズ感」という名言でお馴染み、アイウェア選びで困ったときに頼れるお兄さん的存在。

JULIUS TART OPTICALのメガネ

2019年は少し丸みのある黒ブチフレームを購入したので、今年は「黒以外で存在感強いモノを」というテーマで選んだのがこのモデルです。間違いなくインパクトのあるモデルで、さらっと出掛けたいときなんかは、キャップと合わせるだけで何となく良い雰囲気になっているかなと。このフレームカラーの「Amber」もヴィンテージっぽくて他ブランドではあまり見ないカラーで気に入ってるし、この大きいサイズ「48□24」も今の気分です。

【2020年の個人的ニュース】
一昨年あたりから健康のために週に2,3回ジョギングをしているのですが、今年初めて妻に「痩せたね」と言われたことです!継続は力なり。

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芹澤伸介WEEKENDER SHOP)

飽きがこないベーシックなアイテムが揃う『WEEKENDER SHOP』の店主。蔵前一の甘党を自負している。

Graphpaper×LOOPWHEELERのハーフジップパーカー

もともと〈ループウィラー〉の吊編み機を使用した上質なスウェットパーカーが欲しかったのですが、どちらかというとシルエットは細身。ということで、ゆったりめシルエットを探していたところ見つけたのが〈グラフペーパー〉とのコラボ物です。適度に柔らかく(柔らかすぎないのがポイント)、期待通りの上質な素材感が気に入っています。また、ファスナーや袖口のブランドタグに入ったオレンジなど配色も大変魅力的です。

【2020年の個人的ニュース】
やはりコロナが印象的な年となりましたね。それと同時に、お客様の大切さを感じた一年でした。コロナの影響でお店がどうなるか分からない中、笑顔で顔を出してくれるお客様や普段と変わらずお買い物してくれるお客様が多く、気持ちが温かくなりました。お客様あってのWEEKENDER SHOPであることを改めて感じた一年でした。

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遠山勇(Lampa)

“TOKYO STRONG STYLE”をテーマに、タフで男らしく都会的なアイテムをセレクトする『Lampa(高円寺)』のオーナー。青春時代に自身に多大な影響を与えたヒップ・ホップを今でも愛する。

UK GEARのスニーカー

軽く快適な履き心地はかなり衝撃的でお客様からの反応も凄く良いです。ルックス的にも今まで厚底は履いた事がなかったですが、すんなり自分の中で消化でき、履き心地ともにルックスも楽しんでおります。

【2020年の個人的ニュース】
知ってる方もいるかと思いますが、自分はスマホに興味がなくず〜っとガラケーでした。が、3G終了に伴い11月にスマホにチェンジしました! 早く変えておけばよかった…。

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井本征志(Euphonica)

国内外から上質なアイテムをセレクトする“町の洋品店”、『Euphonica(仲町台)』のオーナー。今年提供してくれた「素晴らしきインドネシアンポップスの世界」は必聴。

K.Yairiのパーラーギター

K.Yairiのパーラーギター、ノクターン。店で暇な時間にポロポロ弾いてます。あとは月並みですけど『あつまれ どうぶつの森』ですかね。

【2020年の個人的ニュース】
『あつ森』で遊んでたら、それがなぜか繊研新聞(2020/6/11付)の一面の記事になってしまったこと。

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加藤宏輔(LILY)

閑静な住宅街に位置しながら、セレクトするアパレルや什器から映画や音楽などのカルチャー臭が香ってくる『LILY(代々木上原)』のオーナー。オールドな映画を得意とする。

dahl’ia × LILYのロンT

今回、初めて過去のアーカイブを元に1から作成していただいたエクスクルーシブなアイテムです。センスが抜群なデザイナーは気さくで飾らない性格が自分の憧れるカッコいい大人像。そんな人達が作っている背景が見える魅力的なブランドの1つです。dahl’iaとスペシャルなアイテムが作れたことがとても嬉しく想いの詰まった一点です。

【2020年の個人的ニュース】
書家で現代アーティストの柿沼康二さんと一緒にTシャツを作成した事です。以前から仲良くさせてもらっていたのですが、今年は特によく会って会話の中から自然と発生して生まれた企画でした。LILYでできたコミニュティで生まれたプロジェクトは今だから必要で大切な何かが形になったと思っています。後で振り返っても感慨深い出来事になると思います。

 

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松上侑馬(Sus4Cus

ひとくせあるリアルなカジュアルスタイルを提案する『sus4cus.(大阪)』のショップマネージャー。近所のお気に入りのカフェは「cafe EZE」。

yorozu×KUONのがま口ウォレット

そもそも、財布をあまり持ちたくないのですが、いくらキャッシュレス化が進んでいるとはいえ、持たないという訳にはいきません。そこで、アクセサリーとしてデザイン性が高い物を選択すればよいのでは?と思い、行きついたのがこちら。小銭、お札、カードが最低限入り、モノとしてもオシャレに見えるこのバランスがとても気に入りました。190cmある長めのコードは持ち方によってネックレスにしたり、ショルダーにしたり、巾着のように持ったりと細かく調整できるのも嬉しいポイントです。

【2020年の個人的ニュース】
店舗の移転が決まったことです(2021年3月頃)。次の店舗の事はまだ未確定事項が多いのですが、かなり和の要素が強いお店になる予定です。今回ベストバイに選んだアイテムも和テイスト。新店舗のイメージにも近いですね。

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鵜飼英隆(VELISTA)

YAECA、AURALEEなどを扱う『VELISTA(大阪)』のディレクター。自分でも買おうと思っていたAURALEEのダウンが完売してしまったため、今季はアウター難民だそう。

Nahyatのニット

ナヤットのニットは私とナヤットのデザイナーが共同で制作したものです。ナヤットは卸をしていないブランド。VELISTAでの取り扱いではなく、私が個人で販売しています。現在、少量のみVELISTAでも取り扱いはしていますが、原則として店頭には出さず、私のインスタアカウントにDM頂いてから直接販売する形態を取っています。ただ、お客様からのご要望があったので、12月に少量のみ店頭やオンラインにも展開するかもしれません。

【2020年の個人的ニュース】
新しくサロン事業(ヘア、エステ、リラクゼーション)をローンチしたことです。サロン事業は2年前から動き出していた事業で、実店舗を構えた形態は取っていません。レディースやキッズも対応します。うちと専属契約しているヘアスタイリストとタッグを組み、お客様のファッション的趣向を踏まえ、そのスタイルに適したヘアデザインを提案します。トータルでコーディネートするサービスになります。

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古口悠(GOOD LOSER)

“トラッド崩しのリアルクローズ”を掲げる〈Milok〉のデザイナーであり、業界人からの支持も厚いお店『GOOD LOSER(渋谷)』の代表。J-POPをこよなく愛する。

iPhone 12 Pro

iPhone 10から乗り換えました。みなさんもそうかと思いますが、ご存知の通り、朝から晩まで寄り添ってくれる最高のパートナーです(嫁と子供の次に)。特に驚いたのは、ちょっとした旅行なら一眼カメラを持ち歩かなくてもよくなったこと。機能の進化は素晴らしいですね。

【2020年の個人的ニュース】
オーディションの段階からえこひいきしていたまゆかちゃんが「NiziU」に加入できたこと。今となっては僕だけでなく妻もファンクラブにも入るほどハマっています。が、ファンクラブ限定のまゆかちゃんグッズが未だに当たりません。当たった方はぜひGOOD LOSERまでご連絡を。

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貞方竜二(Synapse)

「Children of the Discordance」など国内の新進ブランドをジャンルレスに展開する『Synapase(愛知)』のウェブショップチーフ。かっちり決めるよりも、ラフな着こなしが好き。

Children of the Discordanceのトレンチコート

今年が自分にとって節目の年ということでこのコートを買いました。トレンチコート=大人の服で綺麗に着こなすアイテムというのがパブリックイメージかと思います。でも、このアイテムは表情の異なるビンテージ生地をつなぎ合わせることで、ストリートなエッセンスを落とし込んでいる。普段カジュアルな着こなしの私にマッチするお気に入りの一着です。これから10年、20年と経年変化を楽しみながら付き合っていきたい逸品です。

【2020年の個人的ニュース】
夏ごろから自分の中で空前のスパイスカレーブームが到来し、食べ歩きをしていることです。数年前までは自分の住んでいる名古屋にスパイスカレーのお店はあまりなかったんです。ただ最近はコーヒーショップが作るコーヒー入りのカレーや出汁をベースに使ったカレーなど、それぞれの色が反映されたお店が多く、そのバリエーションの広さに衝撃を受けました。

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大島 隆(ORANGE COUNTY)

大人の休日を彩るリラックスカジュアルスタイルを提案する『ORANGE COUNTY 熊本並木坂店』の店主。趣味はアウトドア全般。休日はサーフィンやデイキャンプを楽しんでいる。

SIERRA DESIGNSのダウンジャケット

50年以上続く老舗アウトドアブランドの定番ダウンです。首の襟から裾までしっかりとロフト感のある650パワーフィルの上質なダウンが封入されているので、とにかく軽くて暖かい。日常のお出かけ着からキャンプまで幅広く活躍してくれています。

【2020年の個人的ニュース】
大型連休で帰省の際にいつも寄って下さるたくさんのお客様がコロナで帰ってこれず、代わりにたくさん通販のご注文を頂いたこと。めちゃめちゃ嬉しかったですね。

世界の度肝を抜いた新興ブランドの「希少すぎる腕時計」5選

腕時計の新進気鋭の小規模生産(マイクロ)ブランドは、クオリティにこだわりながら、既成概念を覆す革新モデルを少数生産している。ここでは将来、大化けする可能性もある実力派5ブランドを厳選。GetNaviの兄弟誌である時計専門誌「WATCHNAVI」編集長・水藤大輔、時計ジャーナリスト・大野高広さんのコメントともに紹介していこう。

 

 新しい“スーパースター”を小規模ブランドから見つける

「作り手のこだわりが強いほど手間と時間がかかるもの。生産性は上がらなくとも素晴らしい工芸品を作る工房も評価すべき」(大野)

 

それは老舗でも新興マイクロブランドでも同じこと。たとえば徹底して手作業にこだわるモリッツ・グロスマンの時計は、熟練職人が手作業で製作するため、年間生産400本が限界といわれる。

 

「その希少性が時計の価値を高めているという側面も。すでに21世紀創業の新興ブランドからもスーパースターが誕生しています」(水藤)

 

【その1】HYT(エイチ・ワイ・ティ)

創業年=2012年 創業地=スイス/ビエンヌ

流れ続ける特殊な液体で止まることのない時を表現

H0 オールブラック オレンジ

Ref.H02387

680万9000円

時計や医療のスペシャリスト数名で設立した新興ブランド。医療用の細いガラスチューブの中をオレンジの液体が進み、レトログラード式に時表示するユニークな機構が好事家に大好評を博す。分表示は12時位置。

↑ドーム型サファイア風防の内側に手巻き駆動の独創的な機構を凝縮。液体に圧力をかける2つの独自装置なども見える

 

【その2】ROMAIN GAUTHIER(ローマン・ゴティエ)

創業年=2005年 創業地=スイス/ル・サンティエ

年間60本しか作れない革新モデル

ロジカル・ワン

Ref.MON00164

1980万円

エンジニアのローマン・ゴティエが、自身の理想の時計作りを目指して創業したプライベートブランド。2013年に由緒あるGPHGメンズコンプリケーション賞に輝いた本機は、現在も同社の代表作であり続ける。ケースは18KWG、文字盤はグランフーエナメルだ。

↑手仕上げによる美しい手巻きムーブメント。古典的なフュゼチェーン機構を再解釈した革新機構を搭載して世界の度肝を抜いた

 

【その3】RESSENCE(レッセンス)

創業年=2010年 創業地=ベルギー/アントワープ

回転式フラットディスクの10周年記念モデル

タイプ 5X

Ref.Type 5X

393万8000円

創立10周年を記念して名車ランチア・デルタ・フューチャリスタとコラボ。エンジン暖気やスタート、レース、ターボ冷却などの英字表記が入ったベゼル付き。針の描かれたディスクが回転して時刻を表示する。世界限定40本。

↑リューズはなく、巻き上げと時刻設定機能は、シリアルナンバー入りのケースバックで行う。遊び心たっぷりの特許取得機構とディスプレイが時計界を席巻

 

 【その4】MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン)

創業年=2008年 創業地=ドイツ/グラスヒュッテ

19世紀の技法を用いたきめ細かなダイアル

ⅩⅡ バースデーエディション

Ref.MG-002802

418万円

繊細な極細針で有名な同社は、職人の手作業にこだわった高品質が持ち味。創業12周年を祝したこの新作は、19世紀の技法を用いたダイアル面はベルベットのようにきめ細かな仕上がりだ。世界限定6本の超希少な一本。

↑丁寧に磨いた針を手作業で焼き、ブルーに発色させる。極めて難度が高い作業

 

↑空気抵抗を抑え、大きな運動エネルギーを引き出すよう設計したテンプ。ほとんどの部品がこうした独自設計だ

 

【その5】D.DORNBLÜTH & SOHN(D.ドルンブルート&ゾーン)

創業年=1999年 創業地=ドイツ/カルベ

昔ながらの工作機器で創造する

クイントス2010.REG レギュレーター

Ref.Q-2010.REG.ST.BKWH

207万9000円

手作業にこだわるドイツ時計ブランドで、ほぼ受注生産のため年産100本ほど。人気のレギュレーターデザインは、センターに秒・分針、6時側で時、12時側で約52時間の巻き上げ残量を示す。手巻き。

↑コンピュータ制御やOA機器とは無縁。往年の工作機械で昔ながらの手作業で製作する。ドイツらしい質実剛健なブランドだ

 

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お金は必要最小限を持ち運ぶーー“キャッシュレス時代”のミニ財布の選び方

財布が膨らむ様子にちなみ、1~3月に新調する財布は「春財布(=張る財布)」と呼び、縁起が良いものとされています。そこで今回は、キャッシュレス決済全盛時代に相応しい"ミニ財布"を、3つのタイプに分けて紹介していきましょう。

※こちらは「GetNavi」 2021年2月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ミニ財布はカジュアルすぎないデザインを選ぼう

ここ数年、財布の売れ筋が長財布からミニ財布へと移りつつあります。サコッシュなどのミニバッグのヒットに伴い、財布も小型化。さらに、キャッシュレス決済が広く普及したことで、必要最小限の現金と数枚のカードしか持ち歩かないスタイルが一般的となってきました。

 

特に男性人気が高いミニ財布が、今回紹介する3つのタイプ。長財布と比べサイズが小さいぶん、見た目のカジュアル感や子どもっぽさが強くなりがちなので、ビジネスシーンでも使用するなら素材はレザーを選ぶのが鉄則です。

 

【その1】三つ折りタイプ

コンパクトでありながら、カード類も持ち運びやすい収納力の高さを兼備。最近では唯一の難点である厚みを抑えたアイテムも多くなっています。

 

ネオンカラーとの組み合わせが個性的

KUBERA 9981【HYBRID】

NEON スコッチガード 51221

1万6500円

ブラックとネオンカラーの組み合わせが新鮮で個性的な印象。3M社のスコッチガードによる皮革保護剤加工を施したオリジナルレザーが使われており、高い防水性を誇ります。

内装は鮮やかなオリジナルネオンレザーを使用。イエローのほか、ピンクやオレンジなどのカラバリも展開しています。カードポケットは札入れ内に搭載。ストラップは用途に応じて着脱可能です。

●サイズ:W95×H65×D30mm

 

青×紺のバイカラーがスタイリッシュ

L’arcobaleno(ラルコバレーノ)

三つ折りミニウォレット LA390GT

2万8600円

フランスの高級老舗タンナー、アルラン社のゴートレザーを使用。細やかな型押しの陰影が、発色の美しさを一層際立たせています。青×紺のバイカラーが、さり気なく洒脱さをアピール。

3つのカードポケットを札入れ内に独立して縫い付けることで、薄さを確保。外付けされた小銭入れはボックス型のため、視認性に優れており、小銭の出し入れがしやすいです。

●サイズ:W95×H75×D20mm

 

熟練職人が磨き上げたコバの美しさがお見事

FARO(ファーロ)

コンパクトウォレット

3万5200円

2020年秋にリブランディングされたファーロのアイテム。表面にゴートレザーを、内装にはシープレザーを採用しています。素材の上質さに加え、熟練職人が手作業で磨き上げたコバ(皮の切り口)の美しさも魅力。

カードポケットは内側の3面に独立して縫い付けられており、カードの整理や出し入れしやすいのが特徴。レザー表面には防水加工が施されているため、濡れた手で触っても安心です。

●サイズ:W95×H70×D20mm

 

【その2】ラウンドジップタイプ

紙幣・小銭・カード類が1か所にまとまっており、中身を取り出しやすいのが特徴。また、ジッパーで完全に閉じられるため安全性も高くなっています。

 

経年変化が楽しめるブライドルレザーを使用

GLENROYAL(グレンロイヤル)

ジップアラウンドスモールウォレット

4万700円

2層式の札入れや計6つのカードポケットなど、サイズ感以上の充実した収納力を確保。使い込むほどに色とツヤの深みが増す、ブライドルレザーならではの経年変化も魅力です。

小銭入れは内側に折り込まれたマチが付いており、大容量かつ使い勝手良好。カードは札入れの裏面と背面外側にも収納でき、用途や使用頻度に応じて分類可能です。

●サイズ:約W85×H110×D19mm

 

クロコダイル模様の型押しがゴージャス

Felisi(フェリージ)

ミニ財布 905/SA

3万5200円

カードもスムーズに入るシンプル設計のコインケース。美しい光沢をたたえたエンボスレザーは、オリジナルのクロコダイル模様を型押しした、フェリージだけのエクスクルーシブ仕様です。

内部は蛇腹式の3室構造で、カードポケットなど細かな仕分けがないぶん、自分の使いやすい配置でカードや小銭の整理が可能。鍵などのちょっとした小物の収納にも対応します。

●サイズ:W110×H70×D20mm

 

手に馴染むイタリアンレザー使用

PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)

コンパクトマルチコインケース

2万2000円

ツヤ感のある細やかなエンボス加工で仕上げた、手馴染みの良いイタリアンレザーを使用。ブランドロゴを刻印した大きめのメタルスライダーが、見た目の高級感を底上げしています。

6つのカードポケットと2つのフリースペースにキーリングが付属。これ1つで財布とキーケースの役割を果たします。広めのマチがあり、大きく開くため小銭も取り出しやすくなっています。

●サイズ:W105×H90×D20mm

【その3】コイン室付きカードスロット

キャッシュレス化の波に乗って昨今、人気急上昇中なのがこちらの超ミニマルタイプ。支払いは電子マネーやクレカがメインという人にオススメです。

 

ミニマリストに最適な薄型ケース

HERGOPOCH(エルゴポック)

TCW-NWS(スマートウォレット)

1万6500円

メイン収納と3つのカードポケットのみのシンプル設計で、ミニマリストに最適。天然のソフトシュリンクレザーの風合いを生かしつつ、表面には移染を防ぐコーティングを施しています。

 

メイン室はL字型のファスナー付きで、小銭も安全に収納できます。また、同素材のネックストラップ(別売8250円)を装着すれば、ちょっとした外出もより身軽で快適に。

●サイズ:W70×H120mm

 

大きく開いて出し入れスムーズ

SLOW(スロウ)

バブルカーフ ホールドスマートウォレット

2万6400円

世界有数の名門タンナー、仏デュプイ社の3種の異なるカーフレザーを日本伝統のベタ貼り加工で仕上げ、薄さと強度を両立。色落ちや退色が起こりにくいのもうれしいポイントです。

カードポケットは4つ搭載。中央のメインポケットは角のスナップボタンを外すと大きく開く仕様になっており、折りたたんだお札や領収書の出し入れがスムーズに行えます。

●サイズ:W85×H120mm

 

見た目以上の収納力

PORTER(ポーター)

ポーター ビル コードバンウォレット

3万1900円

国産の最高級コードバンをメイン素材に、内装にはイタリア製のヌメ革を贅沢に採用。さらに小銭入れのファスナーにはYKKで最も高級なエクセラファスナーを使っています。ロゴも高級感あり。

5つのカードポケットと小銭入れを片側ずつに装備。小銭入れはマチ付きで、見た目以上の収納力を誇ります。上部のポケットは二つ折りにした紙幣を入れるのにちょうどいいサイズ。

●サイズ:W120×H87mm

 

NEXT TREND「ネックウォレット」に注目!

もともと音楽フェスなどのレジャーシーンで人気を集めていたネックウォレットに、ビジネスシーンでも使えるレザータイプが続々と登場。新たなトレンドとして注目を集めています。右アイテムは高品位な本牛革を使用。ストラップは長さ調節可能で、斜め掛けにも対応します。

 

スマホもお金もこれ1つでOK

銀座逸革工藝

ネックウォレット

9980円

レザー製ゆえジャケパンスタイルとも好相性。財布やスマホをポケットに入れる必要がなくなるため、衣類の型崩れも防ぐことができます。

 

スマホの収納スペースがドッキング。こちらのアイテムはマチが広く、メイン室に別のカードケースなどを収納できるほど余裕があります。

※お札は折り畳まないと収納できません

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ビビッドな文字盤の人気が上昇! 2020年を彩った「カラーダイヤル高級腕時計」4選

腕時計のトレンド色として数年前から注目されているのがグリーンだ。技術の向上で発色も多彩になったうえ、文字盤表面の仕上げを変えたり、グラデーションを加えたりして魅力を広げており、選ぶ楽しみがある。今回は、GetNaviの時計担当・青木宏彰とGetNaviの兄弟誌である時計専門誌「WATCHNAVI」編集長・水藤大輔のコメントともに、2020年を彩った「カラーダイヤル腕時計」を紹介していこう。

 

本格時計1本目は保守的でも2本目なら個性的な色に挑戦

最初の本格時計なら黒か白を選んでおけば間違いないが、もっと個性を主張できるグリーンやビビッドな文字盤色の人気が上昇中だ。

 

「息苦しいコロナ禍のなか、ロレックスのカラーダイアルが気分を盛り上げてくれました」(青木)

 

「鮮やかな明るい色は、これまで同じトーンできれいに仕上げるのが困難でした。塗料や塗装技術が進化したことも、カラーダイアルが流行している理由です」(水藤)

 

2本目以降なら、思い切ってビビッドカラーに挑戦してみたい。

 

【その1】ROLEX (ロレックス)

創業年=1905年 創業地=イギリス/ロンドン

5色のバリエーションをすべて揃えたくなる

© Rolex/Alain Costa

オイスター パーペチュアル 36

Ref.126000

58万8500円

知名度世界一の高級実用時計ブランドのロレックスが、日付のないスタンダードモデルに5色のバリエーションを追加。明るいラッカーダイアルは着けるだけで楽しい。約70時間駆動の新世代の自動巻きムーブを搭載。

↑グリーンのほか、ビビッドなイエローやオレンジ、フェミニンなピンク、ターコイズブルーも選べる。男女共に使える小ぶりな36㎜径だ

 

【その2】H.MOSER & CIE.( H.モーザー)

創業年=1828年 創業地=ロシア/サンクト・ペテルブルグ 

得意のグラデーションで優美なグリーンを演出

ストリームライナー・センターセコンド

Ref.6200-1200

236万5000円

1920〜30年代に活躍した高速鉄道の流線形に着想を得て、ラグを廃したブレスレット一体型モデル。幻想的なグラデーションが美しいアイコニックなフュメダイアルにグリーンを採用した。自動巻き。

↑最新クロノグラフはブルーフュメ。時分針とは別に、60秒積算針と60分積算針をセンター軸にセットした同軸4針の個性的な機構が特徴だ

 

【その3】IWC SCHAFFHAUSEN(アイ・ダブリュー・シー シャフハウゼン)

 創業年=1868年 創業地=スイス/シャフハウゼン

名機の魅力を広げるバーガンディとグリーン

ポルトギーゼ・クロノグラフ

Ref.IW371616 87万4500円(2021年1月1日に価格改定の予定)

上品なインデックスと針、縦に並ぶ二つ目が特徴の人気クロノグラフが、2019年末に自社製ムーブメントにアップデート。2020年にその新色が追加された。艶やかなバーガンディダイアルが腕元を華やかに装う。自動巻き。41㎜径。

↑新色バリエーションには鮮やかなグリーンも揃う。オリジナルカラーのシルバーには、待望のブレスレット仕様が加わった

 

【その4】CARL F. BUCHERER(カール F. ブヘラ)

創業年=1888年 創業地=スイス/ルツェルン

鮮やかな4カラーで春夏秋冬を表現

パトラビ トラベルテック カラー エディション フォーシーズンズ

Ref.00.10620.08.93.03(オレンジ)

各146万3000円

10時ボタンでインターベゼルを回せば、最大3地域の時間がわかるGMTクロノグラフの新色。春(グリーン)・夏(イエロー)・秋(オレンジ)・冬(ブルー)を表現した鮮やかな色でリューズとストラップもコーディネート。自動巻き。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

2020年腕時計業界で話題になった6大ブランドの「復刻モデル」

本記事では、スイス時計界で実力・知名度ともにズバ抜けた名門6ブランドから、話題の2020年ニューモデルをピックアップする。キーワードは、十年来続く「原点回帰」。本年は、時計界の堅実路線と符合して新たな復刻版が数多く登場した。GetNaviの兄弟誌である時計専門誌「WATCHNAVI」編集長・水藤大輔、時計ジャーナリスト・大野高広さん、本誌時計担当・青木のコメントともに紹介していこう。

 

歴史あるブランドの “名機の復刻”を堪能する

「長い歴史を持つブランドが過去の傑作アーカイブを復刻するのだから、人気を呼ぶのも当然です。各社にとって確かなセールスが見込めるうえに、復刻モデルで自らの歴史をユーザーにアピールできるから、まさに一石二鳥」(WATCHNAVI編集長・ 水藤大輔)

 

「新興ブランドもヴィンテージ調の新作を出していますが、やはりオリジナルモデルがあるかどうかが、決定的なリアリティの差となって表れていますね」(時計ジャーナリスト・大野高広 )

 

復刻の手法は、オリジナルへの忠実ぶりで二分できる。リアルな再現か、現代的なアレンジを加えているか。ここで紹介した新作ではオメガが前者、それ以外が後者。今期はアレンジ復刻が優勢だった。

 

【その1】BREITLING(ブライトリング)

創業年=1884年 創業地=スイス/サンティミエ

アイコニックな意匠を統合し航空時計がマルチパーパスに進化

クロノマット B01 42 ジャパンエディション

Ref.AB0134101B2A1

97万9000円

1984年に誕生した初代クロノマットから、ルーローブレスやライダータブ、左右対称ケースといった意匠を継承しつつ、マルチパーパス(万能)クロノグラフに進化。シルバーのクロノグラフ秒針が日本限定仕様の証だ。

SPEC●駆動方式:自動巻き●素材:ステンレススチールケース&ブレスレット●防水性能:200m●サイズ:Φ42㎜(厚さ15.1㎜)

↑イタリア空軍のアクロバット飛行チーム、フレッチェ・トリコローリと共同開発した1983年のプロトタイプ。翌84年に市販化された

 

↑44㎜径×16.95㎜厚だった先代モデルに対し、こちらは42㎜径×15.1㎜厚とスマートに。シンプルなショートラグは初代モデル譲り

 

【その2】HUBLOT(ウブロ)

創業年=1980年  創業地=スイス/ニヨン

ブランドのルーツが40周年で堂々復活

クラシック・フュージョン 40TH アニバーサリー チタニウム

Ref.511.NX.1270.RX.MDM40

97万9000円

高級時計にいち早くラバーストラップを取り入れた原点モデルを、創業40周年を機に復刻。同時発売の18KYG、ブラックセラミックに比べて、仕上げや意匠の美しさをシンプルに楽しめるのが、このチタンモデルだ。自動巻き。世界限定200本。

↑創業した1980年に発表されたクラシックオリジナル。高級時計はメタルブレスレットかレザーストラップが常識だった時代に、ラバーを採用した

 

【その3】ZENITH(ゼニス)

 創業年=1865年 創業地=スイス/ル・ロックル

幻のプロトタイプをモダンに再解釈

クロノマスター リバイバル “シャドウ”

Ref.97.T384.4061/21.C822

96万8000円

1970年の試作品を再解釈。当時は珍しかったステンレススチールのブラックケースを、マイクロブラスト加工のチタンケースで表現した。ニュアンスのあるマットな質感のダークグレーと軽快な装着感は特筆ものだ。自動巻き。5気圧防水。

 

【その4】IWC SCHAFFHAUSEN(アイ・ダブリュー・シー シャフハウゼン)

創業年=1868年 創業地=スイス/シャフハウゼン

シンプル&上品な意匠の原点が現代に甦った

ポルトギーゼ・ オートマティック 40

Ref.IW358304

79万7500円

6時位置にスモールセコンドを配した端正なダイアルは、1939年に発表された元祖Ref.325から受け継いだもの。時代を経ても色褪せない格調高いフェイスに、ブルーの色彩をスタイリッシュに取り入れた。自動巻き。

↑繊細な意匠のルーツRef.325。ポルトギーゼの由来は、1930年代にポルトガル商人から大型高精度腕時計の依頼を受けたこと

 

【その5】TAG HEUER(タグ・ホイヤー)

創業年=1860年 創業地=スイス/サンティミエ

初代ホイヤー カレラのDNAをエレガントに受け継ぐ

タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ

Ref.CBN2011.BA0642

63万2500円

初代ホイヤー カレラからスポーツ&エレガントなデザインコードを継承。3時と9時のカウンターを強調したダイアルやプレーンなベゼルが特徴的だ。42㎜径の絶妙なサイズに、約80時間駆動の自社製自動巻きムーブを搭載する。

↑1963年に誕生したオリジナルの二つ目仕様。フランジに配した1/5秒目盛りやバーインデックスなど、多くの意匠が新作に受け継がれた

 

その6【OMEGA(オメガ)】

創業年=1848年 創業地=スイス/ラ・ショー・ド・フォン

伝説の初代Cal.321を 徹底してリアルに再現

スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール

Ref.311.30.40.30.01.001

166万1000円

月面着陸50周年の2019年、伝説のキャリバー321が復活。2020年には待望のSSモデルが発売されて話題に。外装は米国初の宇宙遊泳で使われた第3世代を踏襲しつつ、ベゼルは最新のセラミック製だ。手巻き。

↑タキメーターの90の上に記された“ドット オーバー90”など、オリジナルのアイコニックな意匠も、復刻版で甦った

 

【おまけ】バランスの良い40㎜前後が流行中

主張の強い44㎜径以上のラージサイズの人気が急減速。最近は小型化とスリム化が進み、装着感と存在感のバランスが良い40㎜径前後が主流となった。クロノマスター リバイバル“シャドウ”(上写真)は、37㎜径(厚さ12.6㎜)と小ぶりだ。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

【2020年ベストバイ】FACY編集部が買ってよかったモノ

振り返れば、2020年もよく買ったFACY編集部。例年よりネットでポチッと購入することが多かったものの、今年も満足のいく買い物ができたようで。 というわけで、例によって例のごとく今年もやっていきます! 3人の編集部員による「2020ベストバイ」。どうぞ!


FACY 編集部・岩崎
今年の一大トピックといえば、やはりFACYのリニューアルでしょうか。4月くらいからリニューアルの話が本格的に進み始め、夏前にデザインが決まり、あとはひたすら企画会議と取材を行って…。リニューアル後からは、ほぼ編集部3名のみで企画出しから取材、ライティング、ときにはカメラまで担当しています。手前味噌ながら面白い企画も増えたと思うので、ぜひ年末はサイト内の記事をDigってみてください!(今年も撮影日までに大物買うのが間に合いませんでした…。恐らく、撮影終了後に買っているので後日#ととのいま品で紹介します)

NAUTICAのカバーオール

秋のはじめに「デニムのカバーオールが着たい!」という衝動にかられ、古着屋に探しに行ったのですが、なかなか気に入るサイズが見つからず。諦めるか〜なんて思ってたときにフリークスストアで見つけたのが、スタイリスト・長谷川昭雄氏がクリエイティブ・ディレクターを務める、新生〈ノーティカ〉のカバーオールでした。アメリカブランドのヘビーでビッグなパーカーの上からでも余裕で羽織れる、まさに理想のサイズ感。ここまでデカいカバーオールってなかなかないよねってことで即決でした。

Patagoniaのシンチラジャケット

2020年の初買いアイテム&人生初の〈パタゴニア〉。今まで縁がなく買っていなかったのですが、みんなが愛用する理由がよ〜く分かりました。今まで着てきたフリースアイテムの中でも、ダントツで軽くて暖かい!(おまけに毛玉もできない!!)そりゃ、みんな買うよね…と一人で勝手に納得です。「定番って避けずに通った方が良いな」というのを再確認できた一品。

DAIWA PIER39のスウェット

正直買うまでは「ポリ100%のスウェットなんて…」とバカにしてました。ごめんなさい。〈ダイワ ピア39〉のスウェット、めっちゃ使い勝手が良くて驚いてます。着心地の面でいえばやっぱりコットンが良いのだけど、シワになりにくい、すぐ乾く、汚れにくい、毛玉ができにくい…などメリットを挙げればキリがないですね。デイリーはもちろん、旅行に持っていく服としてもベストな一枚。

CUP AND CONEとJust Rightのパンツ

今年は“インスタで気になって、そのままネットで服を買う”というパターンが増えました。特にそのパターンで買って気に入っているのが、この2本。今まで何となくボトムスでは避けていたグレーと白というカラーですが、やっぱり食わず嫌いだったようです。コーディネートのバリエーションが増えて、(自分で言うのは恥ずかしいけど)洋服を楽しんでる感がぐっと増しました。直感と勢いで買うっていうのも大事ですね。

MIN-NANO、UPPER LAKE MOB、SSWのプリントT

一昨年まで避けていたのが嘘のように今年は白Tばっかり着てます。特によく着ていたのが、バックプリント物。無地よりなにかしたら面白いプリントが入っている方が自己主張できて良い、というのが今夏の結論でした。Tシャツは新作が出たら必ずチェックしている〈ミンナノ〉、〈アッパーレイクモブ〉、〈SSW〉の3枚。


FACY 編集部 ・溝口
昨年のベストバイに続き、今年も大物アウターを買うことができました。って、別に買わなくてもいいんですけどね。まぁまぁなお値段ですし、クローゼットのスペースをやたら取りますし。でも、なんやかんや買っちゃうんですよね、カッコいいものがあると。コロナ禍でファッションは不要不急?なんて議論もありましたが、そもそも消費大国における消費はすでに無駄使いを意味しているような気も。まぁとにかく、2020年のベストバイを紹介していきます!

77circa×WILD THINGSのモンスターパーカー

この大(おお)ビッグシルエットブームに乗っかる形で一躍有名になった、モンスターパーカー。欲しいな〜なんて思いながら待つこと3年。ようやく自分に合うものが見つかりました。実のところ多くのブランドからリリースされているのを見て昨年にはお腹いっぱいになっていたのですが、これは別腹。抜群の保温力もさることながら、ミリタリー然としていない面構えにもううっとり。買って間もなくフードを外して体育の先生さながらベンチコートっぽいノリで楽しんでます。

ARC’TERYX×BEAMSのZeta SL JACKET

ずーっと欲しかった始祖鳥、もとい〈アークテリクス〉。アウトドアの最先端を走るブランドゆえ(生活費の)計画性が求められるお値段であることは間違いありません。が、これは一目惚れ。まだ灼熱の太陽が照りつける夏、気づけば予約注文していました。それも、恐ろしいことにオンラインで、ポチッと。ひゃー(冷)。でもこの始祖鳥のデカさといったら他にはありません。さすがビームス! と思っていたら、それを上回るサイズの始祖鳥が〈パレス〉とのコラボでリリースされていましたね。来年、始祖鳥は高く羽ばたきそうです。

CREEKのTシャツ

インスタを中心に盛り上がりを見せ、今やリリースしては即完売を繰り返す、話題のブランド〈クリーク〉。今年の7月に無事(?)購入した一枚です。その勢いは加速の一途を辿っているようで、〈オフホワイト〉を手がけるヴァージル・アブローも個人的に愛用中(彼のストーリーズで確認)。今後は海外からも注目されそうですね。インスタという巨大なプラットフォームが新たなリテールを作りつつあります。

PACKINGのデイパック

「こんなの待ってた!」「最高!」という声を生み出している、大阪発の新進バッグブランド〈パッキング〉。シンプルな形でカラバリ豊富!容量は30リットルとデカめ! そしてお値段はアンダー6,000円とお手頃! というわけで半ばノリで秋頃に買ってしまいましたが、かなりの頻度で使っています。鮮やかなパープルは冬のコーデのアクセントとしても使え、あわよくば「NYUの生徒かな?」と見られてもおかしくない(?)。詳細はリモート取材による記事をチェック!

Engineered garments×Timberlandの3 EYE

スニーカー全盛期にあって、2020年もよく買い、よく履きました。編集部3人が紹介した「今年履いたスニーカー」にも嘘偽りはありません…! が、その反動か、ちょっとだけレザーシューズも履きたい気分が11月ごろやってきました。いや、正しくは高橋ラムダさんがYoutubeで紹介していたティンバーが履きたくなった。そして気づけばメルカリでポチッと購入していました。当の一足はというと、よく見なければわからないテレコになったイエローヌバックが最高にクール。来年の春にはバーガンディも買おうかなと思うほど調子がいいです。


FACY 編集部・杉山
いろいろなことが変わった年であったのと同時に、普遍的なことがはっきりした一年だったようにも思います。気が合う人と実際に会って話せるのはうれしいし、好きなお店に直接足を運べるのもやっぱり楽しい。個人的には、ECで買うより、店頭で見て気に入ったものをなるべく買うようにした一年でした。まあそのせいか、冬前にガス欠もとい金欠気味。今年は大物アウターはスルーです。

Polo Ralph Laurenのナイロンジャケット

今年の後半は急激にグリーンが気になりました。〈ジョウンド〉や〈エメレオンドレ〉のようなクラシック回帰のムードを持つ海外ブランドがよく使っていた印象があるせいでしょうか。そんな折に原宿の「COUNTER TOKYO」で一目惚れしたのが、ベージュ×グリーンの配色のナイロンジャケット。ラルフもこういうデザインの時はポニー刺繍は付けないんですね。購入後、一気に寒くなってしまったので、あんまり着れていないものの、かなりのフェイバリット。

Enginieered garmentsのカバーベスト

今年、満足度が一番高かった服の買い物はこれ。青山の直営店で見かけて気に入ったものの、ほぼ4万ほどするプライスに尻込みしてその日は断念。でもこういうのって結局あとで欲しくなるんですよね。後日、日本全国の取り扱い店舗を探しまくった結果、宮崎県にあるショップのwebにて何とかサルベージ。ロンT・シャツ・スウェットなどアイテム問わず、何かもの足りない気がする時にはとりあえずこいつを重ねています。EGはこういう蛇足感のある(?)アイテムを作るのがうまいなあとつくづく感服。

Levisのデニムジャケット

今さら改まって言うのも気が引けますが、ヴァージル・アブローが好きです。とは言いつつ、興味があるのは彼のプロダクトというより着こなしのほう。彼がよく好んで着ているアイテムのひとつが、古着の〈リーバイス〉のGジャン。色もすっぱげていて、後ろ襟も擦り切れてるくらいのやつをよく着てるんですよね。正直、以前はちょっとださいと思っていたアイテムでしたが、ものの見方って変わるものです。彼に倣って、他のアイテムをブラックでまとめてよく着てます。

The Other GuysのロンT

ここ何年かずっとTシャツは無地でしたが、ぼちぼち変化の兆しが出ています。今年の後半は、グラフィックものの白のロンTを立て続けに3着買ってしまいました。中でも、一番気に入っているのが「WISM」で購入した〈ジ・アザーガイズ〉の一着。デザイナーは名だたる方々が集っているらしいのですが、名前の公表はしないというのがコンセプト。そのミステリアスな感じにもそそられます。今年の極私的バックプリント大賞はこの一着に贈呈したい。

Dickiesの874

〈ディッキーズ〉の定番モデル「874」にまたカムバック中です。以前と選ぶポイントが変わったのはカラーリングの部分。最近はネイビー、カーキなどベーシックなカラー以外が気になります。最初の一品目でもちらっと触れた、マイブーム中のグリーンももちろん購入済み。でも愛用度が高いのは同時期に購入したダークブラウンのほう。きちんと感とやんちゃ感がちゃんと同居しているのが魅力のカラーです。10代の頃から愛用しているモデルですが、30代後半になってもまだまだ穿きたいと思えるってすごい。

洒落た大人に寄り添う「マンハッタンポーテージブラックレーベル」の2021新作バッグ、一気見せ

1983年にニューヨークで設立した「マンハッタンポーテージ (Manhattan Portage)」。メッセンジャーバッグを始めとした多種多様なバッグは、都市生活を送る学生からクリエイターにまで愛用者が溢れています。そんなマンハッタンポーテージの系譜を受け継ぎながら、よりフォーマルシーンにも対応できるバッグとして2015年に誕生したのが「マンハッタンポーテージブラックレーベル」です。

 

アイコニックな赤いロゴはブラックであしらわれ、仕事でも休日でも使いやすいデザインが特徴。そして今年は、北青山に初となる旗艦店をオープンして、感度の高いオシャレ好きから注目を集めています。そんなマンハッタンポーテージブラックレーベルの2021年春夏の新作をひと足先に大公開! 人気モデルの男心をくすぐるニューカラーや、ブランド初となる素材やディテールを採用したモデルなどが揃っています。

 

【マンハッタンポーテージブラックレーベル2021春夏ニューモデルを写真で紹介(画像をタップすると閲覧できます)】

 

 

【その1〜3】定番モデルに新色“オリーブ”が追加

マンハッタンポーテージブラックレーベルの中でも、使い勝手のいい容量とシンプルさで高い人気を誇る3モデルに、ニューカラー“オリーブ”が仲間入り。どんなスタイルの着こなしにもマッチする万能のカラーリングです。デザインのポイントとして、さりげなくリフレクターが施されているのも、メッセンジャーカルチャーを背景とするマンハッタンポーテージならでは。ボディには耐久性の高いコーデュラツイルナイロンを採用しているので、とてもタフなんです。ハンドルやストラップには、シートベルトと同じ素材を使っているので、摩擦による服の消耗を抑えてくれます。

↑「TWILL MESEROLE MESSENGER BAG」2万5000円(税別)[W330×H200×D120mm]※2021年1月発売予定

 

↑「KENSINGTON SHOULDER BAG 」1万4000円(税別)[W280×H220×D20mm]※2021年1月発売予定

 

↑「OCEAN PKWY WAIST BAG」1万8000円(税別)[W310×H140×D100mm]※2021年1月発売予定

 

【その4】アクティブだけど上品なメッセンジャーバックパック

人気のメッセンジャーバックパックをツイル生地で構築した新モデル。高級感が漂う落ち着いた雰囲気を醸し出し、アクティブ感と上品さが見事に調和しています。フラップ部分はマグネット式を採用しているので、荷物の出し入れの際にストレスを感じません。背負ったまま飲み物や折り畳み傘を取り出せるように、サイドポケットの開口部分を斜めにしている気遣いにもご注目を。

↑「MERCER BACKPACK CORDURA TWILL BAG」3万3000円(税別)[W280×H440×D130mm]※2021年3月発売予定

 

ルーツであるメッセンジャーカルチャーの片鱗を垣間見せるカラビナが備わっていますが、実はマンハッタンポーテージブラックレーベルでカラビナは初装備。ブランドの世界観に合わせて、レザーの装飾があしらわれています。細かい部分にまで配慮しているところが、目の肥えた大人に支持されている理由のひとつかもしれません。

↑鍵などのアクセサリー類を付けられる、カラビナ付き。レザー装飾が施されているのもポイント

 

【その5】レザーハンドルのトートバッグが初リリース!

高級感あるツイル生地を採用した容量約20リットルのトートバッグ。レザーハンドルは、マンハッタンポーテージブラックレーベルで初めて採用されました。少し長めに設定されているので肩に掛けることができ、両手を空けられます。舟型と呼ばれる間口の広い仕様で、収納力は抜群。メインコンパートメントにファスナーを備えているので、セキュリティ面も安心です。シックなオールブラックなのでビジネスシーンで活躍しますし、男性だけではなく女性も使いこなせます。こちらもレザーの装飾が施された便利なカラビナ付き。

↑「PERRY TOTE TWILL BAG」3万6000円予定(税別)[W380×H345×D160mm]※2021年2月発売予定

 

↑ついつい荷物が散らかりがちなトートバッグですが、こちらのモデルは内ポケットが充実。鍵や財布、デバイスのアクセサリーなど、バッグ内で小物が迷子になる心配はありません

 

【その6〜7】リップストップナイロンを使った新シリーズも登場!

ブランド初となる、リップストップナイロン生地を採用したシリーズは、カジュアルだけれどスタイリッシュで大人顔。サイズが異なる3モデルが展開され、ちょっとした外出の際に手回り品を入れたり、ジムの着替えやシューズを入れたりと用途に合った大きさを選ぶことができます。フロント全面がメッシュポケットになっているので、濡れていたり汚れたりしたものはメイン収納と分けることで、内部を清潔にキープします。アーバンライクなブラックとグレージュの2色が用意されているので、自分のスタイルに合わせて選べます。

↑「OWL’S HEAD PARK TOTE RIPSTOP NYLON BAG」1万1000円予定(税別)[W260×H450×D130mm]※2021年4月発売予定

 

↑「SUNSET PARK TOTE RIPSTOP NYLON BAG 」9000円予定(税別)[W280×H260×D130mm]※2021年4月発売予定

 

↑トートバッグの開口部分が巾着仕様になっているのも、マンハッタンポーテージブラックレーベルでは初めて。プライバシーや防犯の対策も万全です

 

新たな魅力を引き出したマンハッタンポーテージブラックレーベル!

マンハッタンポーテージブラックレーベルが発表した2021年春夏の新作は、初となるカラーや素材を採用したモデルが際立っていました。マンハッタンポーテージのフィロソフィーを継承しているだけあって、使い勝手の良さは言うまでもなく、仕事やプライベートで大活躍することでしょう。もちろん、これまで人気を支えてきたメッセンジャーバッグやブリーフケースなどの定番モデルも見逃し厳禁。どれも機能とデザインの汎用性が高いので、ひとつだけでも持っておくことを猛プッシュします。来年の新生活に向けてバッグを新しくすれば、フレッシュな気分となり充実した生活を送れるはず。洗練されたバッグを探しているなら、マンハッタンポーテージブラックレーベルで決まりです!

 

<SHOP DATA>

Manhattan Portage BLACK LABEL AOYAMA

住所:東京都渋谷区神宮前5-46-7 GEMS青山クロス1F

営業時間:12時〜20時

 

ロゴの配置がグッドです。〈ノースフェイス〉のマウンテンライトJKT

本格的に寒くなってきました。街中で見ない日がないのが〈ノースフェイス〉のアウター。あのハーフドームロゴへの信頼感はしばらく揺らぐことはなさそうです。

ただ個人的には、これだけ着用者が多いと、“着たいんだけど着たくない”というちょっと面倒くさい症状が出てきます。ノースは今持っているフリースのデナリジャケットだけでいいか…そう思っていたところで見つけてしまったのが今回の一着。

原宿での取材帰りに「BerBerJin」で購入した〈ノースフェイス〉のマウンテンライトジャケット。90年代初頭の一着だそう。古着とはいえ、これで2万円しないのは安い。

前身頃にはどこにもロゴはなし。ノースがよくやる右肩後ろにもありません。ややデカ目のブランドロゴが鎮座するのは左袖手首の上部。ベタでもないし、モノ足りなくもない。この場所への配置に決めた当時のデザイナー氏に乾杯です。

ノースのアウターのかっこよさの構成要素であるショルダーやアーム部の切り替えはしっかり健在。ショップスタッフさん曰く、たくさんあるわけではないけど、特別レアな一着でもないそうです。この冬、ベタなノースを回避したい方は、古着屋さんで探してみるのもいいかもしれませんよ。


FACY編集部・杉山

アボカドが好きです。ただ、あれって予算をケチって外れの個体を引いてしまうと、びっくりするほど美味しくない。網状の緩衝材にくるまれている、ちょっと高いやつのほうがコスパがいいことに最近気づきました。おいしいことがわかってるアボカドには198円も余裕で出せる。

この冬のオススメ! トレンド別、体型に合わせたコート選び

本格的に寒くなってきて、アウター選びで迷っている人は必見!! 今回の「GetNavi FASHION LABO」では、この冬にオススメのコートを4つのトレンドに分けて紹介していく。さらに体型別に似合うシルエットや注意すべきポイントも解説しよう。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンドと体型のマッチングが失敗しないコート選びの秘訣!

コロナ禍による仕事着のカジュアル化は、冬の装いにも波及。ビジネスシーンでの着用が許されるコートの幅が広がり、今季はこれまでの定番アイテムとは違う新たなトレンドが生まれている。

 

代表的な潮流が、今回取り上げた4つ。いずれもオン/オフを問わずに使えるのが特徴で、適当に羽織るだけでもいまっぽい着こなしが完成するのでオススメだ。

 

とは言え、コートはコーディネート面積の大半を占めるため、体型によって選び方に注意が必要。以下にざっくりまとめた4パターンの体型ごとにポイントを押さえて、自分と相性抜群の一着を見つけていただきたい。

 

【体型別】コート選びのポイント

高身長 スタイルの良さが際立つロング丈がイチオシ。逆に丈が短すぎると間延びした印象になるため、ミドル丈以上のものをチョイスしよう。
低身長 脚が短く見えるため、丈はひざ上が鉄則。また、アンバランス感が目立つベルテッドやゆったりシルエットも避けるのが無難だ。
がっちり ベージュや明るめのグレーなどの膨張色は、着膨れ感が出てしまうため避けたほうがベター。同じ理由でライナー付きも注意を。
スリム Iラインシルエットが作れるジャスト〜タイトめなものを選ぼう。華奢な体型をカバーしたいなら、ライナー付きや厚めの生地がオススメだ。

 

【TREND 01】グレーチェック

ここ数年の英国トラッド人気が今季も継続。とりわけコートは、おじさんくさくならず、着回しも利く“グレーに見えるチェック柄”がオススメだ。

 

【その1】カシミヤ混のリッチな風合いが冬の定番コーデを洒脱に格上げ

<OFF>

↑黒ニットの上にさらりと羽織ったスタイリッシュなカジュアルコーデ。白Tのチラ見せが、こなれ感を加速させるキーポイントだ

●プラステのニット9889円(プラステ)、エドウィン × シップス エニィのパンツ8470円(シップス エニィ 渋谷店)、ジーユーのシューズ2189円(ジーユー)、その他スタイリスト私物

<ON>

↑ネイビーのセットアップと合わせたオフィスコーデ。ダークトーンの装いに、グレー系チェックがさりげないアクセントとなる

●グリーンレーベル リラクシングのジャケット1万9800円、同パンツ1万2100円(以上ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 自由が丘店)、ジーユーのニット2189円(ジーユー)、グローバルワークのシューズ7150円(アダストリアカスタマーサービス)

 

マッキントッシュ フィロソフィー

ショートビーバーチェスターコート STANHOPE

8万8000円

(問)SANYO SHOKAI カスタマーサポート

カシミヤ混のショートビーバー素材を使用したリッチなチェスターコート。ハンドステッチ風の仕様など美しいディテールが風合いをより一層際立たせ、洒脱な大人の佇まいを作り上げる。

 

↑裏面に柔らかな質感の多機能フィルムをラミネートした2層仕立て。軽やかな着心地と、優れた蓄熱・透湿防水・防風性を備える

 

★POINT

チェスターコートは比較的体型を選ばないが、こちらはやや細身な作り。がっちりめの人にはやや窮屈な着用感かも。

 

【その2】英国調のクラシック柄と最旬ルーズシルエットが融合

ユニバーサルランゲージ

ウールベロア グレンチェック柄バルマカーンコート

4万7300円

(問)ユニバーサルランゲージ 渋谷店

大柄のグレンチェックがクラシックな雰囲気を醸し出すバルマカーンコート。シルエットは裾幅が広めで、スーツスタイルから休日のきれいめな装いまで幅広い着こなしにマッチする。

 

★POINT

着丈が長く、高身長向き。肩のラインが緩やかに見えるラグランスリーブなので、がっちり体型にもオススメだ。

 

【その3】ウール見えする独自素材は軽量性・ストレッチ性抜群

グローバルワーク

ウーリーテック柄チェスターコート

1万4190円

(問)アダストリアカスタマーサービス

ウールのような暖かさを備えつつ、軽量性とストレッチ性にも優れた独自素材「ウーリーテック」を使用。ベーシックなデザインでありながら、着心地が格段に向上した。

 

★POINT

シルエットはどんな体型にも適応。ただし低身長・やせ型だとダークな色に覆われて重たい印象になるため△。

 

【その4】高めに設定された立ち襟が首元への風の侵入をブロック

417 エディフィス

ダブルフェイスカシミヤ メルトンスタンドコート

2万900円

(問)417 エディフィス 新宿

首周りを包み込む立ち襟のデザインが特徴的な一着。上品な光沢感を放つオリジナルのカシミヤメルトン生地を使用しており、保温性のための適度な厚みを持たせつつ、着心地は軽やかだ。

 

★POINT

着丈短めかつ細身のシルエットで、低身長・スリムにマッチ。がっちり体型は首周りが窮屈そうに見えるので注意を。

 

【TREND 02】フーデッド

フード付きコートは、ビジカジの普及に伴い、ビジネスシーンで新定番となりつつある。周囲と差をつけるなら、この冬、断然狙い目だ。

 

【その1】快適機能を備えた「PT-9」からオン/オフ兼用の新型コートが登場

<ON>

↑同系色のセットアップの中に白のタートルネックをコーデ。強めのコントラストが冬のスーツスタイルで陥りがちな重たい印象を軽減する

●ザ・スーツカンパニーのジャケット1万6500円、同パンツ7480円(以上ザ・スーツカンパニー 銀座本店)、ジーユーのニット1639円(一部店舗のみ販売)、同シューズ3289円(以上ジーユー)、ソックスはスタイリスト私物

<OFF>

↑白ニットとベージュパンツで爽やかさを強調したカジュアルコーデ。足元はスウェードシューズで、今季らしい素材感をプラス!

●グローバルワークのニット&Tシャツ(セット)5390円、同パンツ5390円(以上アダストリアカスタマーサービス)、ジーユーのシューズ3289円(ジーユー)

 

パーソンズ フォー メン

PT-9 フーデッドコート

3万6300円

(問)洋服の青山 池袋東口総本店

洋服の青山が展開する機能性ビジネスウエア「PT-9」のコート。高いストレッチ性に加え、静電気プロテクトや撥水・防風など、動きやすさと快適さを追求した多彩な機能を備える。ライナーの中綿と裏地には、温度調整機能のある素材を採用。

 

↑ライナーはスナップボタンで着脱が可能。フロントポケット付きで、インナーダウンやライトアウターとして単体でも着用できる

 

★POINT

スタンダードなシルエットと丈感で身長や体型はあまり選ばない。ライナーが長袖のため、がっちり体型の人には腕が少々窮屈かも。

 

【その2】暖かさは損なわず軽さとすっきりシルエットを実現

 

ユニクロ

ハイブリッドダウンコート

1万989円

(問)ユニクロ

高品質ダウンと吸湿発熱中綿を組み合わせ、高い保温力と軽さを両立。フードは着脱可能で、スタンドカラーコートとしても使用できる。外ポケットから内ポケットのモノを出し入れできるギミックも実用的だ。

 

★POINT

着丈が短く、身長に関係なくバランスよく着こなせる。シルエットが細めなので、普通〜スリム体型にオススメ。

 

【その3】真冬でも快適に着られるハイスペックトレンチ

デサント

フード付きWトレンチコート

3万6300円

(問)洋服の青山 池袋東口総本店

衣服内温度を快適に保つ繊維「97.6°F」とストレッチ素材を使用し、クラシカルなダブルトレンチを機能的に刷新。背中部分に中綿キルティングを、腰裏にフリース素材を配し、真冬でも十分な暖かさを発揮する。フードは着脱が可能だ。

 

★POINT

シルエットは標準的だが、首周りにボリュームがある。ゆえに、華奢な体型だと“着られている感”が出やすいかも。

 

【その4】モッズコートをベースにしつつミリタリー要素を抑えてきれいめに

グリーンレーベル リラクシング

FAbRICA メルトンフードコート

3万5200円

(問)ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング自由が丘店

モッズコートのデザインをベースに、イタリア製の上質なメルトン生地を使用。フロントには小ぶりのスナップボタンを配した。ミリタリー要素を削ぎ落とし、きれいめコーデにも対応する一着に仕上げている。

 

★POINT

身体のラインを拾わず、がっちりにもスリムにも◎。ただしルーズシルエットのため、低身長だとバランスを取りにくい。

 

【TREND 03 】ベルテッド

ベルトの使い方で様々な着こなしを楽しめるベルテッドコートも旬アイテム。ウエストをキュッと絞るだけで手軽にスタイルアップも叶う!

 

【その1】羽織るだけでサマになる いま風シルエットのタイロッケンコート

<OFF>

↑オレンジニット×デニムのカジュアルな装いにも、羽織るだけでエレガントな印象に。もちろん、スーツスタイルとも相性抜群!

●グローバルワークのニット4950円(アダストリアカスタマーサービス)、ジーユーのパンツ2739円、同シューズ3289円(以上ジーユー)、ソックスはスタイリスト私物

 

ユニバーサルランゲージ

ウールタイロッケンコート

4万7300円

(問)ユニバーサルランゲージ 渋谷店

ここ数年、人気上昇中のタイロッケンコートを、優雅なAラインのシルエットでいま風にアップデート。生地には撥水加工が施されたウール100%のオリジナルファブリックが採用されており、ドレープが美しく出るのもうれしい。

 

↑フロントボタンのないミニマルなデザインが、新鮮かつスタイリッシュ。ベルトの結び方ひとつで表情を変えられるのも人気の理由だ

 

★POINT

ベルトの結び方やインナー次第で幅広い体型にマッチ。ベルトをした際のXラインがきれいに出にくいため、低身長は△。

 

【その2】定番のステンカラーコートをベルテッドで旬顔にアレンジ

トラディショナルウェザーウエア

セルビー ミッド ウィズ ベルト

7万300円

(問)トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店

透湿防水機能を備えたステンカラーコートのベルト付きタイプ。着丈はやや長いミディアム丈で、防寒性を高めるチンタブなど英国らしいディテールが随所に配されている。

 

★POINT

ライナー付きなので、痩せ型でもシルエットをきれいに見せてくれる。逆にがっちり体型には重ね着すると窮屈さが出やすい。

 

【その3】トレンド感をほど良く加味した全天候型トレンチコート

ザ・スーツカンパニー

スーピマコットン ライナー付きダブルトレンチコート

2万8600円

(問)ザ・スーツカンパニー 銀座本店

しっとりと柔らかなスーピマコットンと、形態安定性のあるSOLOTEXを使用。リサイクル中綿を使用したライナーは保温性に優れる。撥水加工で雨の日も安心。

 

★POINT

緩めのウエストシェイプとロング丈で、低身長には着こなしの難易度高め。ライナー付きなので、ベルトを締めても着痩せ感は少ない。

 

【TREND 04】ゆったりシルエット

ゆるりとしたシルエットのアウターもトレンド。だらしなく見えず、カジュアルすぎず、ビジネスシーンに対応できるきれいめモデルをチェック。

 

【その1】ゆったりAライン&ラグランスリーブで体型を選ばない万能オーバーコート

<ON>

↑セットアップと合わせたビジカジコーデ。インナーに白ニットを使うことで、清涼感を漂わせつつ抜け感のあるスタイルに仕上げた

●シップス エニィのジャケット1万4960円、同パンツ1万1990円(以上シップス エニィ 渋谷店)、ジーユーのニット2189円(ジーユー)、グローバルワークのシューズ7150円(アダストリアカスタマーサービス)、ソックスはスタイリスト私物

 

グリーンレーベル リラクシング

FAbRICA メルトンチェスターコート

3万3000円

(問)ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 自由が丘店

メルトン素材で仕立てたウォーム感たっぷりのチェスターコート。イタリア・ファブリカ社の素材はふっくらとした風合いが特徴で、ビジネスにもカジュアルにも通用する上品な表情が魅力だ。ゆったりとしたAラインシルエットも優雅。

 

↑スリーブは肩や脇に余裕があるラグラン仕様にアレンジ。ラペルの形もややルーズながら、カジュアルすぎないさじ加減が見事だ

 

★POINT

ほど良いゆったり感とシンプルなデザインで、がっちりにもスリムにも似合う。唯一、着丈のバランス的に低身長は△。

 

【その2】デザイン・機能・価格と三拍子揃った高コスパコート

グローバルワーク

ウーリーテック BIGコート

1万3090円

(問)アダストリアカスタマーサービス

【TREND 01】で紹介したチェスターコートと同じく、独自開発の多機能素材「ウーリーテック」を使用。こちらは、肩ラインを落として身幅も広く取ったビッグシルエットながら、生地に適度なハリ感があるため、いまっぽさと品の良さを両得できる。

 

★POINT

身頃が大きく、“着られている感”が出る低身長には△。がっちり体型の人も明るい色味の影響で太って見えないよう注意を。

 

【その3】別注のダウンベスト付きで3シーズン通して活躍

シップス エニィ

TAION別注 3wayダウンベスト付き オーバーサイズ ステンカラーコート

1万5400円

(問)シップス エニィ 渋谷店

3通りの着こなしが楽しめる、ライナー付きステンカラーコート。インラインでは長袖ダウンだが、より幅広いシーンで使えるパッカブル仕様のダウンベストをセットに。

 

★POINT

ダウンの厚みが出るため、がっちり体型だとやや窮屈な印象に。着丈がやや長めになっており、高身長が好バランスだ。

 

 

スタイリング/四方章敬 モデル/辰宏(HEADS)

リーボック、2つの名作が融合すると…「クラシック レザー レガシー」が完全無欠よ

1978年にアメリカのランニング雑誌「ランナーズワールド」で、最高の五つ星を獲得したランニングシューズ「アズテック」。そして1983年にリリースされて以来40年近くも世界中で愛され続ける「クラシックレザー」。そんなリーボックのアイデンティティとも言える2つの名作を1つに融合した新作「Classic Leather Legacy(クラシック レザー レガシー)」がこの冬登場しました!

 

【リーボック「Classic Leather Legacy(クラシック レザー レガシー)」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作は、リーボックのレトロランシルエットモデルをベースに、現代のトレンドに合わせてデザインし直したニューモデル。歴代モデルの特徴を各パーツで継承しながら、リーボックが掲げるサステナビリティの考え方を反映し、一部アッパーの30%以上にリサイクル素材を使用することで、環境にも配慮しています。

 

クラシックさとモダンさのバランス感覚が絶妙

アッパーはナイロンメッシュをメインに、30%以上にリサイクル素材を使用したサステナビリティ仕様となっています。

 

サイドはベクターロゴをモチーフにしたアズテックのデザインを採用しつつ、クラシック レザーと同様の位置にブランドロゴのパッチが配されています。

 

アウトソールはクラシック レザーのメリハリの効いたラグを用いたトレッドパターンを踏襲し、高いグリップ力を確保。

 

ソールの若干めくれ上がったヒール部分はアズテックに寄せたデザインとなっています。

 

リーボックの誇るべきレトロランシルエットモデルを大胆なデザインに落とし込んだ、新たなリーボックのレガシーモデルとして登場したこちら。現代のトレンドを巧みに採用し、リーボックの過去と未来の完璧な結合を果たした一足と言えるでしょう!

リーボック
クラシック レザー レガシー
1万439円(税込)

 

リーボック アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033 (電話受付 平日9:30~18:00)

【東京のご当地アイテム見つけました】SNOW SHOVELINGのプリントスウェット

新ご当地アイテムを探せ。

最近のローカルショップのオリジナルグッズってめちゃくちゃカッコよくない?っていう気づきからスタートした連載「東京のご当地アイテム見つけました」。編集部が東京を歩き、ローカルなオリジナルグッズを見つけていきます。今回は駒沢の本屋さんでカッコいいスウェットを発見。

【駒沢】SNOW SHOVELING BOOKS & DIALOGUE

初めてで行きづらかったり、入りづらかったりお店ほど、一度知ってしまえば愛着が湧くお店になったりするもの。〈SNOW SHOVELING BOOKS & DIALOGUE〉もそんなお店のひとつかもしれない。同店が入るビルの1階はケーキ屋さん。その裏手にある階段は最初は少し見つけづらい。登った先にあるドアも本屋というより、マニアックなレコード屋のような雰囲気だ。

ドアを開ければ充実したオリジナルグッズがお出迎え。このコーナーだけでも見応え十分。

 

Beatlesの曲名をもじった(?)フレーズ。「お金で愛は買えないけど本なら買える」。

 

海外の本好きの人の家を訪れたような店内。リサイクルショップで買い集めたインテリアも雰囲気満点。

 

お店のコンセプトは”出会い系本屋”。見知らぬお客さんともコミュニケーションが生まれるようにソファーは向かい合って配置。

 

コーヒーなどのドリンクはセルフサービス。任意の金額を置いておくドネーション制。ちなみに持ち込みも自由。

 

同店が推す作家のひとりが村上春樹。オリジナルグッズの着想源でもあったりする。

 

今年でオープンして8年目。“雪かき”を意味する店名は村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」の一節からの命名だ。

「誰でもいいけど、誰かがやらなくてはいけないこと。ルポライターである主人公がそんな自分の仕事を“文化的雪かき”と表現しているのが僕の中ですごくフィットしたんです。自分の役割をきちんと引き受ける感じ。僕にとってはそれがこの本屋なんです」(店主・中村秀一さん)

選書の基準は「単純にいい本」と言い切る中村さん。自宅の本棚に置いていて気持ちいいと思える本、何度でも読み返せる本のみを置いているという。

「いわゆる本屋っぽくするよりも、誰かの本棚を覗いているような店にしたかったんです。ほぼ背表紙しか見えないし、ポップも作らないから、もしかしたら不親切かもしれない。でもこの中から自分で選ぶという行為を大事にしてほしい。本が好きな人は自己決定ができる人だとも思っているんです」

ご当地アイテム見つけました!

ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる1969年の広告メッセージ「WAR IS OVER」のタイポグラフィをサンプリングしたスウェット。¥3,900(税込)

 

お店のシグネチャースウェット。中村さんが一点ずつ手摺りでプリントしている。たまにかすれやムラがあるのはご愛嬌。¥3,900(税込)

 

Tシャツはほぼ¥2,500、スウェット類は¥3,900〜。本を買うついでに気軽に手に取れるようプライスは控えめに設定。

グラフィック関係の仕事をしていた経歴を持つ中村さんがデザインからプリントまで行っているオリジナルグッズもこの店の魅力だ。

「僕が好きなローカルなアメリカの本屋ってシグネチャートートみたいなのをよく作っているんですよ。お客さんはそれを買うだけでなく、使うことでその店を応援している。『自分の好きな本屋はここ』って主張しながら街を歩いている感じがしていいんですよね」

音楽好きがバンドTを着るスタイルは定着しているのに、本好きであることをアピールできるファッションのスタイルがないのもオリジナルアイテムを作っている大きな理由だそう。

「クイーンのTシャツを着ていたら、『クイーン好きなんだ?』って聞きたくなるじゃないですか。それなら、グレート・ギャッツビーのTシャツを着ている人がいたら、そこに『スコット・フィッツジェラルド好きなんだね』というコミュニケーションが生まれてほしい。本が好きであることを胸張ってアピールできる方法をずっと探しているんです」


info
SNOW SHOVELING BOOKS & DIALOGUE
住所:東京都世田谷区深沢4-35-7 2F-C
TEL:03-6432-3468
営業時間:13:00~19:00(定休日:火曜日、水曜日)
Web Shop: http://snow-shoveling.jp/

ゴアテックスにスエードな「ジャックパーセル」。男気にあふれすぎる

バドミントンのワールドチャンピオンに輝いたプレイヤー“JACK PURCELL”の名を受け継いで1935年に誕生したCONVERSE(コンバース)の名作「ジャックパーセル」。微笑む口元のようなつま先のライン”スマイル”、ヒールラベルに描かれた”ヒゲ”など、アイコニックなデザインが特徴的なロングセラーモデルです。アメリカンカジュアルからキレイ目までどんなスタイルにもバッチリとハマるボクらの定番スニーカーとしても君臨していますね!

 

そんなジャックパーセルにゴアテックス ファブリクスを搭載して機能性をグーンとアップさせた「ジャックパーセル ゴアテックス スエード RH」が登場しました。

【「ジャックパーセル ゴアテックス スエード RH」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作のアッパーには撥水加工を施したスエードを採用し、さらにライナーにはゴアテックス ファブリクスを搭載。また、インソールにはコンバースオリジナルの高機能カップインソール「REACT HD」を内蔵し、クッション性をアップ。ルックス的にも機能性的にもアップデートされ、秋冬のスタイリングにピッタリな一足へとアレンジされています!

 

シックな見た目とモダンテクノロジーが共存!

トウはもちろんジャックパーセルならではの“スマイル”が健在。アッパーには撥水加工を施したスエードを採用して、雨や汚れにも強い!

 

ライニングにはゴアテックス ファブリクスが全面に配されていて、防水&ムレ対策は万全!

 

ヒールにはゴアテックス ファブリクス搭載の証しでもあるピスネームが存在感をアピール。

 

インソールには軽量性、安定性、反発性、通気性を向上させた多重構造の高性能カップインソール「REACT HD」を搭載して、履き心地も向上。

 

シックなルックスとタフな機能性のコンビネーションが男心をくすぐりますね。秋冬だけでなく、足元が悪くなりがちな梅雨のシーズンにも強いから季節を問わず活躍するのは間違いなし。とても使える万能スニーカーですね!

コンバース
ジャックパーセル ゴアテックス スエード RH
2万2000円(税込)

※GORE-TEX、ゴアテックス、GUARANTEED TO KEEP YOU DRY TM、GORE はW.L. GORE & Associatesの商標です。

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL.0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

【今年履いているスニーカー教えてください!】番外編 FACY編集部

ショップで働く人がリアルに履いているスニーカーが知りたい! ということでvol.1〜vol.6まで公開した「今年履いているスニーカー教えてください!」。今回は番外編として、FACY 編集部3名が今年よく履いたスニーカーをご紹介。ショップスタッフではなく編集者ですが、そこはご愛嬌ということで…。


FACY 編集部・岩崎
同シリーズ担当。2020年はコロナの影響もあり、ほとんどのスニーカー(洋服もですが)がオンラインでの抽選でしたね。行列に並ぶのが嫌な自分にとってオンライン抽選は願ったり叶ったりなんですが、九分九厘欲しいスニーカーは手に入っておりません。特にSNKRSの抽選には20回以上参加したものの落選スクショが増えるばかり。もはや落選スクショをコレクションするためにやってる感あるんですが、あれ本当に当たってる人います…?

Reebok × SNEEZE / CLUB C

SNKRSは漏れなくハズしてますが、小さいところではたまに買えてます。その一つが#STAYHOME 真っ只中に発売した、カナダのタブロイドマガジン〈SNEEZE magazine〉と〈Reebok〉のコラボモデル。今年35周年を迎えたCLUB Cをヌバック&バブル風ロゴでスケシューっぽい雰囲気にした一足です。わりと力技でどんなスタイルにも合わせられる(気がする)のが魅力かなと。恐らく、白ヌバックに黒シュータンっていうのが良いんだと思います。白一色のスニーカーが苦手な方にもオススメですよ!

VANS / Mod Slip-On

〈VANS〉がたまに出してくる変わり種が好きです。まあ実際は気になるだけで買うまではいかないんですが、年始に発売されたコイツだけは即決でした。アッパー前半分とかかとに半透明の防水コーティングを施した日本企画のスリッポン。共感は得られないかもしれないけど、ちょっとダサくて、ちょっとキモい感じというか、“あまりかっこよくはない最新モデル”というのが〈VANS〉の場合は逆に良かったり。地味に今年一番履いてます。

NIKE × sacai / Dunk Lux

〈NIKE〉×〈sacai〉のダンクが数年ぶりに大活躍。買った当初はハズレ色だと思っていてあまり履いていなかったけど、今では一周まわって「ミシガンじゃなくて白×グレーを買ってて良かった!」と思うほどのお気に入りに。この配色とボリューム、ミリタリー系のワイドパンツとすごく相性良いんですよね。あと、ヴェイパーフライと違って全くかぶらないのも好きなところ。


FACY 編集部 ・溝口
オンライン抽選に応募しては落胆する編集部・岩崎を横目で見ながら、「毎回欲しい物が手に入らないなんて、自分には無理だな…」とスニーカー戦線からあえて距離を取っていた一年でした。当然ラインナップに並んだのはその主戦場にはいなかった者(物)たち(失礼!)。改めて見るとダディな香りがプンプンしてくる愛くるしいスニーカーです。

TOURNA / コートグリップ1

コート系のシューズが盛り上がっていた今年の春夏。「人とはちょっと違うものを」ということでビームスTがアメリカのグリップメーカー〈tourna〉に別注した一足をよく履いてました。たしか、ウィンブルドンをネタに白系のアイテムとよく合わせてたっけ。元テニス部のある種の使命感がそこにあったのは間違いないですが、改めて見ると、う〜んマンダム。市場に媚びていない感じも好きです。ビームスTさん、来年もおもしろい企画を楽しみにしています!

Reebok CLASSIC / CL NYLON

今年はなんといっても〈JJJJound〉元年でしょう。絶妙な味付けで、スニーカー市場を見事盛り上げてくれました。ただしカルト的な人気を誇るゆえ、漏れなく購入できなかったのが実際。たまらずメルカリやヤフオクを駆使して買ったのが元ネタの一つ「CL NYLON」です。二次流通市場まで動かすなんて、恐るべしジャスティン・サンダース。来年もその動向に目が離せませんね。

ASICS / GEL NIMBUS 21

買ったのは4月の緊急事態宣言の最中。リモートワーク全盛でコロナ太りが懸念されている時でした。運動不足もいくらか軽減するためのランニング目的で購入したのですが、その用途で使ったのはたったの2回。今となっては完全に街履き用となってしまいました。残念ながら発揮すべきポテンシャルは後手に回ってしまいましたが、使い勝手の良さで第一線を張っています。来年も同じことを繰り返さないと願うばかりですが、どうなんでしょう。


FACY 編集部・杉山
この企画の趣旨のとおり、自分もスニーカーフリークというよりは、ただの服好き。なので、その日のコーディネートをスニーカーから発想することはほぼ皆無です。どちらかというと、スニーカーに期待するのは着こなしの最後の帳尻合わせの部分。ゆえに、ドヤれるモデルは一切ありませんが、今年一年の足元をしっかり支えてくれた殊勲者たちがこちら。

NIKE / AIR MAX 97 CORDUROY PACK

自粛期間中に衝動買いした一足。実はこれが自分にとって、はじめての「Air Max」でした。LAのヴィンテージショップ「Round Two」のオーナーであるショーン・ウェザースプーン氏による、コーデュロイ素材の「Air Max 97」は今でもプレ値が付いているようですが、似たデザインのこちらはオフィシャルでひっそりとセールになっていました。果たしてこのカラーリングはイケてるのかというドキドキ感を日々楽しんでいます。

ADIDAS / SAMBA FB

前述の「Air Max 97」が自分の中ではチャレンジ枠の一足だったのに対し、オールタイムフェイバリットな一足が〈adidas〉の「SAMBA」。同ブランドのベストセラーモデルではあるものの、フットボール好きやカルチャー好きなど、まだまだ限られた好事家しか選ばないモデルのような気がします。いわば、マスに広まりきらない具合が絶妙というか。だいぶくったりしてきたから、そろそろ予備を買い足さないと。

VANS / AUTHENTIC

すでに同モデルは何足か持っているので、ほんの遊びのつもりで購入したパープル。今年の正月に安い移籍金(確かセール)で獲得してきた選手でしたが、レギュラーメンバーを押しのけて、今ではうちのチーム(下駄箱)の不動のエースです。ブラック、グレー、ベージュ、オリーブなど、とにかく手持ちのあらゆる色のパンツに合う。パープルのパンツ以外なら、どんな色にも合うのでは?というポリバレントっぷり。別売りのインソールを敷けば、履き心地も最高です。

【冬キャンプ&タウンユース兼用アウターを探せ!】総集編

短期連載「冬キャンプ&タウンユース兼用アウターを探せ!」、今回は総集編です。vol.1〜5までに登場したアウターを一挙まとめてご紹介。気温も下がってきたので、冬アウターを探している方はぜひご参考にどうぞ!!

vol.1〈クレセントダウンワークス〉のクラシコパーカー

Crescent Down Works ¥95,700(税込)/ ZABOU TOKYO

創業から50年近く経った今もアメリカ製を貫く、シアトル発ブランドの定番ダウン。フェザーが混じっていないダウン100%がパンパンに詰まっており、もふもふな着心地を味わえる一品。レトロアウトドアを感じさせる、ロクヨンクロスとバイカラーの組み合わせもグッドです。

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vol.2 〈バーラップ アウトフィッター〉のボタンフロントパーカー

burlap outfitter ¥42,900(税込)/ encinitas

スウェーデン軍のスノーパーカーをモチーフに作られた〈バーラップアウトフィッター〉のジャケット。内容物にはプリマロフトがたっぷり200g入っているため、防寒性はすこぶる高し。化繊綿なのでキャンプで汚れた後に“家で洗える”というのもポイントです。

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vol.3 〈ローター〉のブリザテックナイロンフードブルゾン

ROTAR ¥49,500(税込)/ ANCHOR

〈ローター〉のブルゾンは、東レの防水透湿素材「ブリザテックナイロン」を採用。機能性が高いのはもちろん、とにかく軽いのも特徴。裏身頃はフリースで着心地も上々!

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vol.4 〈ハブアグッドデイ〉×〈ナンガ〉のフードダウンコート

Have a good day×Nanga ¥51,700(税込)/Lampa

今回唯一の焚き火対応モデルである〈ハブアグッドデイ〉×〈ナンガ〉のフードコート。素材にナンガの難燃素材“TAKIBI”、内容物にもこれまたナンガのダウンを使用しつつ、どこか都会的なルックスというのが◎ これぞ、兼用アウターです。

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vol.5 〈イエティ〉のノルディックダウンジャケット

Yeti ¥66.000(税込) / Adam et Rope’ 渋谷パルコ店

キャンプで「イエティ」と言えば、クーラーボックスをイメージしてしまいますが…こちらはアメリカではなく、ドイツ(デンマーク)の〈イエティ〉。登山ウェアとしての実績もある本格派のアウトドアブランドです。寒い地域で作られたウェアなだけあり、冬キャンプでの信頼度も十分にあるかと。

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スニーカーだけじゃないのよ、〈サロモン〉は。HA HAN

毎年このシーズンになると、中森明菜の「飾りじゃないのよ 涙は」が頭の中で流れ始めるのはなぜでしょう(「知らねぇよ!」というツッコミはごもっとも)。おそらく過去の忘年会で誰かが歌っていたのがよほど印象的だったのか、映画『ダイ・ハード』で流れる「Let It Snow(フランク・シナトラ)」ばりに年末感を喚起してくるのです。今年はそんな催し物はなさそうなので、ゆっくり後者を楽しむことになりそうですが。

はい、余談が過ぎました。昨今ファッションシーンでも盛り上がりを見せている〈サロモン〉。特には、というかその9割はスニーカーの話題で持ち切りです。が、隠れた名品とも言うべき手袋をこの時期に愛用しています(自転車乗りは特にチェックしておくべし!)。

それがこれ、「FAST WING WINTER GLOVE U」です。何がいいかって、普通の手袋のようにもミトンのようにも使える点。使い方は、本体だけで寒さに耐えられない場合は撥水・防風機能を持つミトンカバーで手の甲から先まで覆って温める、といった具合。なので、機能的に使える上に、見た目の違いも楽しむことができる。まるで1つで2つの手袋を持っているような感覚を味わえるってわけです。

個人的には普段使いはもちろん、毎朝の自転車通勤時に重宝しています。特にミトンカバーの力は恐ろしく、遅刻しそうで“激チャ”で激しく風を切ってもまったく寒くない。おまけに撥水性もあるので小雨程度なら気にすることはない。悪態をつきながらもなんやかんや悪役を倒すブルース・ウィルス演じるジョン・マクレーン(『ダイ・ハード』)とは真逆の、無敵感を得ることができます。あ、あと女性からの「かわいい」という言葉を集められる点も地味にポイントが高いです(実績は嫁のみ)。

というわけで、確かな機能性を誇りながらトランスフォームすることで見た目の違いも楽しめるこちらの手袋。冬の推しメンです。お値段も5,000円を切りますし、これからの相棒としてぜひおすすめです。

先行公開された「マスターピース」の2021春夏・新作バッグはどれ良い? おすすめ4シリーズを選出

1994年に設立した、日本発のバッグブランド「マスターピース(master-piece)」。気が利いた機能と洗練されたデザインによって、デイリーからビジネスまで、幅広いシーンで活躍するプロダクトを揃えています。そして、昨年迎えた25周年の節目に新たなフェーズへ突入し、破竹の勢いで躍進中。そんなステップアップを続ける「マスターピース」が、2021年春夏のニューモデルを発表したので、その一部をご紹介。かゆいところに手が届いたギミックは必見です。

 

【マスターピース 2021年春夏ニューモデルを写真で紹介(画像をタップすると閲覧できます)】

 

25周年に刷新されたブランディング

昨年25周年を迎えた「マスターピース」は、あらゆることがリニューアルされました。新ディレクター2人が就任したり、自社工場を拡大して生産体制を見直したりと大きな動きがありましたが、プロダクトにおける一番大きな変化は、ブランドロゴの統一。これまではバッグのデザインに合わせたロゴを配していましたが、今季(2020秋冬)から、すべて新ロゴに一本化。バッグ自体を主張するため控えめに落とし込んでいます。そして、バッグのラインナップを「プライムカジュアル」と「ネオワーク」の2ラインに分けたのもポイント。ラインを区別して特定の要素にフォーカスすることで付加価値を高め、従来以上に機能性を向上させています。そんな成長し続ける「マスターピース」の、期待せざるを得ない新作がこちらです!

 

「プライムカジュアル」のおすすめ新作①“spot”シリーズ

外遊びに対応するタフな素材。

コロナ禍の影響もあり、趣味でアウトドアを楽しむ人が増えました。そんな外遊びに最適なシリーズが“spot”です。バックパックからフロントパックまで、全6タイプのバッグが大小揃っているので、遊び方に応じて選ぶことができます。最大の特徴は、透湿防水フィルムをラミネート加工したターポリン素材の採用で、高い防水性を実現していること。同系色を2種類使っているので、シンプルなデザインですが奥行きが生まれています。さらに、摩擦や擦り切れなどにも強い耐久性を備えているので、タフに扱うことができます。

↑〈No.02290〉イエロー 3万2000円(税別)[W300×H520×D155mm]※2021年3月発売予定

 

“spot”シリーズすべてにメッシュポケットが搭載されていて、濡れたタオルや汚れた小物などを収納しておけば、バッグ内を清潔にキープすることができます。同時に、止水ファスナーが施されたポケットも装備されているので、濡らしたくないものや汚したくないものはこちらに入れておけば安心です。

↑〈No.02293〉ネイビー 1万7000円(税別)[W300×H200×D60mm]※2021年3月発売予定

 

「プライムカジュアル」のおすすめ新作②“storepack”シリーズ

マスターピースが作ったエコバッグは、優れた伸縮性と環境に優しい素材ソロテックス(R)を使用しています。メッシュポケットのなかにあるコードを引っ張るだけで、簡単に小さく収納できる便利さが魅力。そのコードは肩や首に掛けることができるので、アクセサリー感覚でエコバッグを持ち歩くことができるんです。

↑〈No.289007〉ベージュ 4000円(税別)[W390×H600×D100mm]

 

収納すれば拳ほどの大きさに。洗濯することができるポリエステル素材なので、洗ってもすぐに乾いて清潔に使用できます。

↑収納した状態で首や肩からぶら下げて携帯する事が可能です

 

「ネオワーク」のおすすめ新作①“wall”シリーズ

電波遮断ポケットと自立式オーガナイザーが便利!

会社と自宅間でPCを持ち運んでいる人におすすめしたいのが“wall”です。3WAYのブリーフケースやリュックなど、洗練されたデザインが全6タイプもラインナップしています。強撚・高密度ナイロンを使用したボディはハリとコシがあり、しわになりにくいのが特徴。随所に再帰反射機能を持たせているので、夜間の視認性も高くて安心です。ペットボトルや折り畳み傘を収納できる、撥水・防水性に優れた3レイヤーナイロンを採用したポケットが搭載されていて利便性が高いのも嬉しいですね。なによりの特徴は、PCやタブレット、周辺アクセサリーを一括に収納できるオーガナイザー〈ワークパッド〉を装備していること。取り外すことができて、芯材と背面のスタンドによって自立するので、仕事道具をそのまま持ち運ぶことができるんです。

↑〈No.02325〉ネイビー/ダークグリーン 2万7000円(税別)[W320×H220×D70mm]※2021年2月発売予定

 

↑〈No.02324〉ダークグリーン 3万4000円(税別)[W370×H320×D130mm]※2021年2月発売予定

 

ワークパッドには電波を遮断する特殊な生地を使ったポケットが備わっていて、スマホを入れておくと圏外になります。着信音に邪魔されず作業に集中することができますし、クレジットカードのスキミング防止にも効果を発揮します。

↑ワークパッドは自立してスタンドするので、例えばワーケーションの場でデスクラックとして利用もできます

 

↑こちらが電波を遮断する特殊な生地を使ったポケット。フタを閉めるとスマホなどの電波が圏外になります

 

「ネオワーク」のおすすめ新作②“confi”

ジャケットスタイルに似合うミニバッグ“confi”は、出張の移動の際に持っておくと便利なサイズ感。1898年創業の老舗タンナーによるスムースレザーを使用しているので、上品な輝きを放っています。ホワイトやブルーの清潔感溢れるカラーリングもラインナップされていて、内側のポケットにはご祝儀袋がちょうど入るので、結婚式などのパーティに持って行ってもオシャレを演出できそう。フォーマルからカジュアルまで、幅広いスタイルに登板してくれるバッグです。

マットなレザーは落ち着いた表情ですが、鮮やかで美しい色味が特徴。重厚感のあるバックルが配され、デザインのアクセントとして映えています。

↑〈No.02750〉ネイビー 2万1000円(税別)[W160×H220×D25mm]※2021年2月発売予定

 

ファッション性と機能性を両立したプロダクトが充実!

マスターピースが発表した2021年春夏の新作の一部をご覧いただきました。他にも、ファッション性が高く、こだわりの機能を搭載しているモデルが多数スタンバイしています。新生活を前に、余裕を持ってバッグを新調しましょう。さらに、まだ公開できないビッグニュースも控えているとのことなので、ますます来年は「マスターピース」から目が離せません!

【2020年クリスマスセール】革小物を買うチャンス! 米国の老舗工房がAmazonで40%オフのセール中

2020年もいよいよクリスマスシーズンに突入しようとしています。クリスマスといえばやはり大切な人へ贈るプレゼントですが、そこで見逃せないのがクリスマスセール。GetNavi webでは、大切な人に対してはもちろん、1年を頑張った自分に対しても贈りたい、そんなギフトの情報をお届けしていきます。

 

米国の老舗革工房のバッグが、Amazonで40%オフ!

アメリカで4代続く歴史ある革工房「Orox Leather Co.(オロックスレザー)」では、2020年の間、小物やバッグ類をAmazonにて最大40%OFFで販売中。大切な人へのクリスマスプレゼントに、自分へのご褒美に、職人が丁寧に作り上げたこだわりのアイテムをお得に購入できるチャンスです。

 

■キャンペーン概要

セール内容バッグ類40%、アクセサリー類30%OFF

セール期間:2020年12月4日(金)~12月31日(木)

実施店舗:Orox Leather Co. Amazon内ショップ

 

■おすすめ商品

クロスボディーサチャル

セール価格1万4040円

ほどよいサイズ感が日常使いや小旅行にぴったりのクロスボディーサチャル。なめし工程でオイルをたっぷりと染み込ませたオイルタンレザーは耐久性があり、しっとりなめらかなさわり心地で、上品な光沢があります。オイルのおかげで多少の水分ならはじいてくれます。無骨な風合いのキャンバス地がカジュアル感をプラスし、どんなスタイルにも合わせやすい普段使いにぴったりなアイテム。

 

30%OFF対象商品

クラシックビフォールド

セール価格8260円

米国シカゴを拠点とする歴史ある皮革なめしメーカー・ホーウィン社製のクロムエクセルレザーを使用した二つ折り財布。 クロムエクセルレザー独特の雰囲気を引き立てるシンプルなデザインと、コーナーの型押しロゴがワンポイントです。弾力性に優れたクロムエクセルレザーをハンドステッチで仕上げた丈夫な作りで、使うほどに馴染み光沢が増していきます。

 

クラシックキーチェーン

セール価格4550円

馬具用革として伝統的に用いられてきたイングリッシュブライドルレザーを使用し、耐久性と堅牢度に優れたキーチェーン。ニッケル製のスナップ部分は丈夫で、ベルトループやバッグの持ち手にも取り付け可能です。カラーはブラック、ブラウン、タンの3色展開。

一見、「スーパースター」に見えない「ミリタリー調モデル」が超シック! 大人の足元に抜群に合う

アディダス オリジナルスを代表する鉄板スニーカーと言えば「スーパースター」ですよね。これまでにブーストソールでアレンジしたハイテク仕様や面ファスナー仕様、さらについ最近だと「THREE TIDES TATTOO (スリータイズ タトゥー)」とのコラボレーションモデルなど様々なバージョンが登場してきました。今季もスペシャルなミリタリーエディション「SST」が投入されました!

 

本作の一番のポイントと言えるのが、アッパーの素材。アッパーにはワックス加工を施したキャンバス生地を採用しています。さらにレーシングにはアイレットとフックを採用することで、無骨でワイルドなルックスへと仕上げられています!

 

素材&ディテール使いでワイルド感を追求!

トウはスーパースターならではのシェルトウを使用しています。よく見るとソールとの境目のステッチがカーキに切り替えられていて、アクセントに効いていますね。

 

一見するとお馴染みのスリーストライプスが省かれているようですが、しっかりとステッチワークで表現し、シックでシンプルな表情に。

 

いつもならヒールにはトレフォイルロゴが配されていますが、今作ではあえて取り除くことで無骨なバックシャンを演出。

 

シューホールにブラックのアイレット、上部にはフックでアレンジして、アウトドア&ミリタリー感をガッツリと加えています。

 

スーパースターのクラシカルなフォルムはそのままに、巧みなディテール使いでワイルド感を巧みに演出していますね。旬なアーバンアウトドアの足もとにもピッタリかと!

アディダス オリジナルス
SST
1万5400円(税込)

※12月発売予定

 

アディダスお客様窓口
TEL:0570‐033‐033

 

 

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マイナーなカラーが新鮮です。〈ディッキーズ〉の874

「うまい、はやい、やすい」といえば、みんな大好き吉○家のキャッチコピーですが、実は2000年代に入ってから「うまい、やすい、はやい」の語順に変更されているそうです。細かすぎるアップデートですが、確かに「はやい」ことって、ひと昔前より重要な指標ではなくなったのかも、とひとり納得した次第。

メンズのパンツに目を向けてみると、「かっこいい、やすい」の筆頭に挙がるのが〈ディッキーズ〉のワークパンツではないでしょうか。特に定番の「874」と呼ばれる型番は、多くの人が一度は足を通した経験があるはず。若い印象も強いパンツですが、個人的に最近また“874熱”が再燃しています。

手持ちの874は現在4本。カラーは左からハンターグリーン、ダークブラウン、チャコール、カーキ。グリーンとブラウンは原宿の「COUNTER TOKYO」で最近買い足したもの。

チャコールやカーキのようなベーシックなカラーの使い勝手のよさは言わずもがな。最近はこれまでスルーしていた、少しマイナーなカラーがすこぶるかっこよく見えます。意外と合わせやすいダークブラウンや、コーディネートにハマった時の破壊力がずば抜けているハンターグリーンの2色が最近のお気に入り。ど定番の874ですが、選ぶカラーをアップデートするとかなり楽しいです。価格も手頃なので、冬のパンツがマンネリな方はぜひお試しを。


FACY編集部・杉山

ちなみに、〈ディッキーズ〉のパンツ熱が高まりすぎて、購入した「COUNTER TOKYO」さんに取材を申し込んでしまいました。ぼんくら編集部員ではなく、イケてるスタッフさんの最新の〈ディッキーズ〉コーディネートを後日ご紹介できればと思います!

【2021年の先行福袋】「MAGASEEK」で定番ブランドの福袋をまだまだ予約受付中! 例えばナノユニは6点で1万5000円なり

今年度の福袋は例年と大きくトレンドが変わっています。店頭販売を最小限にしインターネットでの予約や販売に力を入れたり、期間を延長して店頭の密を避けたりと、各社様々な取り組みを実施中。
特に、福袋の販売日を前倒しして年内スタートになっている「年内購入福袋」のトレンドが顕著。もはやクリスマスセールと同時進行になっている様相です。こうした流れを受けてGetNavi webでは、年内から予約や購入が可能な福袋情報をピックアップ。かつ、この手の情報は開始日のだいぶ前にリリースされるので、当日には見逃しやすい傾向があり、販売直前や販売期間終了前を狙って記事を公開していきます。
※記事内でご紹介している商品が完売している可能性がございます
ファッション通販サイト「MAGASEEK(マガシーク)」は、2021年の福袋の予約受付を順次開始しています。マガシーク内の福袋特集ページにて、予約できるブランドの一覧や、福袋購入のための事前準備について案内を掲載中です。数に限りがあるため、確認はお早めに!

 

GetNavi web読者と親和性の高いブランドでいえば、ナノ・ユニバースではすでに11月27日から福袋の予約受付をスタート。1万5000円の福袋に、秋冬にも使えるアウター1点、春秋に活躍するライトアウター1点、トップス2点、ボトムス1点とおまけの計6点が入っており、4パターンから選べるようになっています。1月上旬~中旬頃の到着予定なので、何が届くかを楽しみにするのも、年越しの楽しみになりそうです。

 

下記では、その他のブランドの情報をピックアップしてみました。マガシークは11月中スタートのブランドがほとんどで、すでに完売した商品も多いですが、12月12日17時現在でも取り扱っているブランドも確認できました。気になるブランドの福袋をチェックしてみてください。

 

・ロートレ・アモン(LAUTREAMONT)

マガシークスタッフコメント

キレイめアイテムが揃うロートレ・アモンの福袋には、リピーターが多数ついています。普段は高めの価格帯で展開するブランドですが、福袋なら挑戦しやすいと好評です!

 

※本記事内でご紹介している福袋が完売している可能性がございます。

NB3大名ランシューを合体した「327」にレザー仕様が! 「大人カジュアル」にベスト

1970年代にニューバランスのランニングシューズの礎を築いたと言っても過言じゃない「320」、「355」、「Super Comp」。これら3つの名作レトロ・ランニングシューズの当時のデザインを活かしながらも巧みにモダナイズし、優れたルックスと快適な履き心地を両立させたインスパイア「MS327」は2020年夏に登場して大ヒット。そんな327にこの度、早くもアップデートモデルが登場しました!

 

MS327は2020年5月に第1弾が発売され、すぐに完売。その後6月の第2弾、7月の第3弾もあっと言う間に完売。いずれも当時の素材感を連想させるナイロンアッパーを採用していましたが、今作では初のレザー仕様。しかも全面にパンチングを配し、よりスポーティでモダンな雰囲気が加わっています!

レトロなデザインとモダンな素材使いが絶妙にマッチング!

アッパーはパンチングレザーとスエードのコンビで軽量でタフな作りに。トウはランニングシューズ「320」、トレイルランニングシューズ「355」、レーシングシューズ「Super Comp」から踏襲したセパレートタイプを採用しています。

 

ホワイトを主体にしたシックなカラーリングがベース。さらに、サイドにデカデカとレザーで配されたNマークはインパクト大!

 

ラギッドなトレッドパターンを配したアウトソールで高いグリップ力を発揮します。

 

ヒールまでアウトソールを巻き上げた「355」の特徴的デザインを踏襲しています。

 

ニューバランスのアーカイブに基づきながら、現代的でフレッシュなモデルに再構築されたMS327。前作まではナイロンベースでカジュアルな雰囲気が溢れていましたが、今作ではレザーの採用でグッと大人っぽい雰囲気に。大人カジュアルにより相応しい一足へと仕上げられています!

ニューバランス
MS327
1万5950円(税込)

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

 

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また即完の予感! ニューバランス「M1300」日本製モデルの第2弾降臨

高い品質と優れた履き心地で知られるニューバランスを象徴するモデルのひとつ「M1300」のオリジナル発売35周年を記念して、2020年7月に登場した初の日本製「M1300JPJ」。発表された際には大変話題となり、即完売したことでも知られています。そんなM1300JPJに続く第2弾として、最高級のレザーを使用した「M1300JPV」の発売が12月19日に決定しました!

 

履けば履くほど味わいが増すレザーの質感にやられます!

1985年に登場したオリジナルのM1300はアメリカの職人の技と、日本の高度な技術力を組み合わせて誕生したシューズ。12月に登場する今作では、オリジナルのフォルムやディティールをキープしつつ、アッパーの素材に最高級のレザーを使用。日本が世界に誇る最高級のタンナー「栃木レザー」のベジタブルタンニングレザー(ヌメ革)を採用することで、時代やシーズンを超えた最高級のM1300である「M1300JPV」が誕生したのです!

アッパーの素材は栃木レザーのベジタブルタンニングレザーを使用。履き込むほどに飴色になる経年変化が期待できます。

 

シュータンラベルはシンプルなモノトーンで表現して落ち着きのある雰囲気に。

 

いつの時代も色褪せないM1300のデザインと、最高級ベジタブルタンニングレザーとのコンビネーションが絶妙ですね。まさにアメリカと日本のクラフトマンシップが一体となったと言っても過言でありません。第1弾と同様に今作も即完売が予想されるので、前回買い逃した方や気になる方はお早めに!

ニューバランス
M1300JPV
7万7000円(税込)

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

 

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【突撃!巷の隠れヒット品番】CCPのフルフェイスパーカー(高円寺Lampa編)

スマホの画面を眺めているだけでは知りえない、お店で地味にひっそりと、でも確実に売れている商品を調査するこの企画。

名付けて、「突撃!巷の隠れヒット品番」。

ただ悲しいかな。これを機に露わになるわけで、若干の矛盾を感じなくもない…。とまぁ細かいことは気にせず、お店に話を聞いてきました!

今回、忖度なしで教えてくれたのは、高円寺「Lampa」のオーナー・遠山勇さん。“TOKYO STRONG STYLE”をキーワードに、都会的でタフなアイテムを展開するお店で隠れてヒットしている商品とは?


飛び越え始めた〈CCP〉

ー今日は「巷の隠れヒット品番」の取材でやってきたわけですが。

これね、面白い企画だと思う。いいよ。

ーえ、あ、ありがとうございます!

あれ、思わない? すげぇ良い企画だなって。逆にいままでなんでやらなかったの?っていう。

ーすみません。

だって、CCPのフルフェイスパーカーを取り上げられる機会なんてあまりないじゃない。うれしいよ。

高円寺「Lampa」オーナー / 遠山 勇
御年48歳。ヒップ・ホップが大好きなFACYのご意見番。取材のために、自前の〈CCP〉のフルフェイスパーカーを着用してくれた。

ーあ、では隠れヒット品番は〈CCP〉のフルフェイスパーカーなんですね。

あ、そう。

ー良いですね。好きなアイテムです。でも、〈CCP〉は最近メディアでよく見かけるようになったと思いますが。

だね。

ーお店としては、好きなブランドが徐々に露出していくことに寂しさは感じるんですか?

全然。いろいろな切り口でいろいろ紹介されてうれしいよ。それがそのアイテムが良いアイテムであることの証左だったりするから。だって、本当にいい物ってジャンル(=切り口)を飛び越えていくから。音楽にしてもなんにしても。

ーその意味で〈CCP〉はジャンルを飛び越えた。

なるべくして飛び越え始めた、かな。

隠れヒット品番は、CCP〉のフルフェイスパーカー

CCP / フルフェイスパーカー
定番でリリースされている、〈CCP〉のマスターピース。立体的なパターンメイキングと高機能素材の組み合わせは、ひとえにパーカーといえど異彩を放つ。「忍者パーカー」の異名も持つ。¥15,400(税込)

ーなぜ、〈CCP〉のフルフェイスパーカーがLampaにとっての隠れヒット品番であると?

うーん、消化率がかなりいいんだよ。毎度ね、コンスタントに売れる。即完売って感じじゃなくて、ジワジワと。そしてお客さんの満足度が高い。もちろんこの見た目だし、初見で「合わない」っていう人もいるんだけど、刺さる人には深く刺さる。

ー狭く、深く。

これをきっかけにうちに来た人もいる。なんかね、街でね、CCPの人たちを見たらしいんだよ。自転車に乗ってるところを。で、思わず声をかけちゃったんだって。それでCCPの人たちが「Lampaで売ってるよ」って言ってくれて。それで、うちに来たんだって。

ーいい話ですね。たしかに、見た目のインパクトが大きいですね。フルフェイスパーカーはいつから取り扱っているんですか?

お店でCCPを取り扱い始めてすぐだね。ただブランド自体をいつ取り扱い始めたのかは覚えてない。

ーえ(笑)。

そういうの、覚えてないんだよね。だって、店をいつから始めたのかも定かではない。でも、取り扱い始めて10年くらいは経ってるかな。この人たちもたしか13年ぐらい前…? ごめん、覚えてない(笑)。

機能が愛着を深める

ーなかなかゆるふわな感じですが、いつ頃から隠れヒット品番であると認識するようになりましたか?

取り扱い始めて、3シーズン目ぐらいかな。ただね、最初から反応が良くて。かなりの勢いがあった。

ーどんな反応だったんですか?

「新しい!」「かっこいいっすね!」とかとか。まぁ、最初からそういうものを扱っていたお店だからそういうものが好きなお客さんが集まっていたってのもあるとは思うけど。

ー例えば違うお店だとどうなんでしょう?

かなり対抗はあるだろうね。特にオーセンティックなものが好きな人たちは「はぁ…」ってなるかもしれない。でも、これって気を衒ってデザインされたものじゃないから。機能からデザインされたものだから。

ーその心は?

最近だってほら、厚底ソールのスニーカーとか。最初見た時「なんじゃこりゃ?」ってなるわけでしょ。でも機能としての裏付けがあるからダッドスニーカーっていうジャンルまで生まれた。それと一緒だと思うよ。そういうものは絶対残る。

ー 一過性じゃないと。

見た目の押し付けだけだとすぐ終わってると思う。それって、芯がないっていうか。そういうものには、軽さが出てしまうよね。だから、賞味期限も短い。これは機能から生まれたデザインだから、重みを感じる。ずっとかっこいいなって思える。

「やっぱりかっこいいよな〜」と鏡を覗きながら再度確認する遠山氏。下の2枚目の画像はサービスショット。かわいいです。

参照され、先行する〈CCP〉

ー「隠れヒット品番」たる所以は、お客さんの満足度が高いことにあるとおっしゃっていましたが、その理由はやはり機能面ですか?

そうね。自転車乗りにとっては、フードがしっかりフィットするから後方確認しやすいとか、口を覆う部分も立体的に作られているから苦しくないとか。実際に自転車に乗っている人たちが作っているからね。まず間違いなく、自転車ウェアの日本の第一人者だと思う。

ー海外にまで広がっているのですね。自転車に乗らない人にとってはどうでしょう?

全然イケるよ。忍者みたいでちょっと怪しいけど、実は保温性も高くて、機動性もある。ましてや今の時代にめちゃめちゃ合ってる。結果論だけど、先見の明があったとも言えなくはない。たぶんこれを模したものがすでにあって、これからもいっぱい出てくるだろうけど、これほどしっかり作り込んでるブランドあんまないんじゃないかな。

フード横に配された切り返しを指差しながら「ここ、ここが重要なんだよ」と遠山氏。フードの収まりがよく、形がキレイにでるCCPならではの仕様。下の画像が当のディテール。その下の画像では立体裁断が確認できる。

ー保温性が高いとのことですが、生地には何が使われているんですか?

東レが開発した「Karuishi」っていう生地。ちょっと前からあの人たちが使ってて、お客さんからの評判がよかったんだって。それでフルフェイスパーカーでも採用することになったらしい。

ーテロっとしてるけど、しっかり厚みがある。不思議な生地感ですね。

そう。詳細はなんだっけかな。長くてね、まだ細かく覚えられていない(笑)。ちょっと待ってね。

(パソコンを触る)

「完全2層組織によりボンディング素材並みの肉厚にも関わらず軽量性を確保。嵩高起毛により熱を閉じ込 め保温し断熱を高め、特殊な編み組織により抗ピリング性と高い耐摩耗性を実現した高機能生地になります」

だって。

ーなんだか、スゴそうな生地ですね。

まぁ、あれだね。要は、目の詰まった生地じゃないんだけどちゃんと厚みがある。でも軽いって感じかな。そして「嵩高」ね。みんなこれ言うね、今。バルキーとも言うらしいんだけど。アパレル業界の一つのキーワードなんだろうけど。「バルキー、バルキーな仕上がりで」なんつってね。

ーことファッションにおいてはパーカーといえば大きいシルエットがトレンドですが、これはやや細身の印象です。

いまのトレンドからしたら細いかもね。これだけはずっとパターンはあまり変えていないと思う。ただ、ほんのちょっとサイズ感を大きくしたぐらいだと思う。

ーでも、遠山さんもそうですが、お客さんもファッション目線で選んでいかれるのですね。

そうね。それも見た目がどうのこうのというより、機能性に惹かれているんだと思う。合わせとしては、もちろん機能性の服をとわせてテックテックしてもいいんだけど、うちの提案としては逆にオーセンティックなものと合わせても面白いんじゃないかなって。例えば〈バーンストーマー〉のキレイなチノパンに、レザーのシューズとか。実際にお客さんでいるんだけどね。その合わせに、〈ブレナ〉のテーラードジャケットを着たりして。もう、最高だよね。まさに、この人「うちだな」って(笑)。

ーLampaの“TOKYO STRONG STYLE”というコンセプトを体現する方ですね。

Lampaの意志を継ぐ人だね(笑)。

「CCPがないとうちじゃなくなっちゃうんじゃないかな」

ーフルフェイスパーカーは必ず仕入れていますよね。それはどういった理由でしょう?変な話、売れるからという理由のもあるんですか?

それは全然ない。ただ単に俺がほしいだけ(笑)。あとは、お客さんに喜んでもらえるかな?ってことぐらい。実際に展示会を回っていても「これは金の匂いがするな」ってのもあるけど。

ーか・ね・の・に・お・い(笑)。

でもそれはやらない。

ーなぜですか?

そこがブレると、お店がつまらなくなるから。お店をやってる意味がない。

ーなるほど。

でもそれをやらないから儲かんないだと思う(笑)。

ー(笑)。

誘惑はあるけどね。やらない。ここまできたらね、やり通したいよね。なんか、自分じゃなくなるよね。そういうことをやりたいから独立したんじゃないでしょ?って。お金儲けしたいんだったらある程度デカい会社入ってお金を動かしたほうがいいと思うよ。何千万の予算使って。

ーはい。

バーンって仕入れて。

ーはい。

ドーンって売って。

ーはい。

酒飲んで、ヤッター!みたいな(笑)。

ハハハ!

ーはい(笑)。

でもそれは違うでしょって。自分が「こうだ!」って思うものに賛同してくれるお客さんたちと一緒にやっていきたいね。

ーその意味でもフルフェイスパーカーはLampaになくてはならない存在なんですね。

そうね。これがなくなるとうちじゃなくなるってのは言い過ぎだけど、うちが分かりづらくなっちゃうんじゃないかな。

ーキレイめな〈スティルバイハンド〉がある一方で、テックな〈CCP〉がある、その振れ幅ですね。なんとなく、隠れヒット品番であることの意味が掴めてきました。

だから、こうやって紹介されて、もっと有名になって、もっとお金を儲けてもらって…(笑)。

ーさっきと言ってることが違うじゃないですか(笑)

ってのは半分冗談だけどね。でもね、好きな時に好きなものが食えるぐらいにはならないとね。やっててね、苦労ばっかだと嫌になっちゃうからね(笑)。浪花節ではやってはいけないから。


高円寺「Lampa」の隠れヒット品番

CCP / フルフェイスパーカー ¥15,400(税込)

独自のパターンメイキングにより、頭に綺麗にフィットするフードが特徴のパーカー。裾脇にはコンシールファスナーによるポケットがあり、袖は指貫き仕様。

【2021年内福袋】しまむらが12月12日12時からEC限定の福袋を販売開始! そのラインナップは?急げ!

手ごろな普段着でおなじみの「しまむら」が2020年12月12日12時から、2021年の福袋のオンラインストア予約先行販売を同社のオンラインストアでスタートします。2021年の初売り福袋は初売り(2021年1月1日)または、一部商品は年内から販売されるものですが、ここでは一足早く、予約&ゲットができる模様。自宅への配送のみに対応しているそうです。

 

同社のTwitter上で告知が投稿されていたので、見ていきましょう。

GetNavi web読者にとって親和性が高そうなのが、新日本プロレスとコラボレーションしたグッズの福袋。アウターやTシャツ、バッグなど8点がセットになって5000円(税抜)!1個あたり600円ちょっとですよ!さすが、しまむらプライス。カラーはブラックとカーキがあるようです。

 

このほかにも、女性用のウェア&バッグや、ベビー用の福袋が充実しているようです。

↑女性用のカジュアルウェア

 

↑こちらもレディース用

 

↑プチプラのあやさんプロデュースの福袋

 

↑プチプラのあやさんプロデュースの福袋

 

↑MUMUさんプロデュース福袋

 

↑ポチャッコ、クロミの3L、4Lサイズの福袋

 

 

↑ベビーのキャラクター福袋

 

 

iPhone 12 Proのケースはクリアタイプで

予約開始時間に速攻申し込んだおかげで発売日に手に入った「iPhone 12 Pro」。発売から2ヶ月くらいは生身(ケースなしの状態)で使っていたんですが、以前使っていたiPhone 7 Plusよりサイズが小さいせいか、パンツのポケットから落ちる落ちる。特にキャンプ中はローチェアに座っているせいで、かなりの頻度で落としておりまして…。

先日、指にザラッとした感覚があり、見てみると角っこの方に細かいキズが。これ以上は危ない(!)と思い、急遽ケースを探すことに。

オウルテック社の耐衝撃ハイブリッドケース。側面にソフトなTPU、背面にポリカーボネイトを採用しているらしい。Qi規格の充電器にも対応。

iPhoneを4年買い替えてなかったせいでケースの知識が乏しくなっていたのですが、調べてみると最近はクリアタイプのハイブリッドケースが人気とのこと。「ハイブリッドとはなんぞや?」と思って電器店の店員さんに聞いたら、側面ソフト、背面ハード(外カリ、中フワ的な?)なケースだそうで。使い勝手良さそうなので、おすすめされたものを購入してきました。

ちょっとiPhoneが重くなった気はするけど、今まで買ってきたケースの中で一番しっくりきてるかも。クリアだから見た目もすっきりしていて、側面のボタンも押しやすい。ちなみに買った翌日に思いっきりコンクリに落とし、さっそく「買っててよかった…!」を実感しております(笑)。

あとはちょうどいいサイズのステッカーをいくつか貼れば完全にととのいそうです。編集部おすぎにステッカーおねだりしようかな。


FACY編集部・岩崎

「編集部のニット帽担当」と毎回書いておきながら、最近新しいニット帽を調達出来ていません。ローゲージの分厚いタイプにちょっと飽き気味なので、中肉くらいのショートビーニーをカラバリでずらっと揃えたいです。

彼の「服」は女性を武装させる美しすぎる甲冑なのか?−−『VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン』

初対面の人に会うのが苦手だというヒトは多い。私もそのひとりだ。とりわけ、これから仕事でお世話になる方に会うときは、緊張のあまり心も体もガチガチになる。担当編集者もずっと同じ人でいて欲しいし、大学病院のお医者さまが変わるのも嫌でたまらない。

 

 

圧倒される美しいデザイン

私はそれを情けないと思っていた。「新しい部署に移ると新しい仲間ができて楽しいじゃない」と、明るく言う人に会うたびに私は駄目だなと思っていた。

 

ところが、あるときを境に初対面の人に会うのを乗り越えられるようになった。それはアレキサンダー・マックイーンというデザイナーを知ったからだ。

 

彼の服を着ると、なぜか勇気がわいてきて、何とかなると思えるのだ。マックイーンの洋服は高価で、バーゲンを待たなければ買うことはできない。けれども、「今日は勝負!」という日にはマックイーンの服を着る。すると、その日の仕事はうまくいくのだ。

 

なぜだろう。不思議である。その理由を知りたくて『VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン』(クロエ・フォックス・著/ガイアブックス・刊)を手に取るや、最初のページで圧倒され、あまりの美しさに息をのんだ。それは、2009年のコレクションで発表されたミニドレスだ。ラクラン・ベイリー撮影の写真だが、洋服がモデルの肉体に吸い付いて一体化し、ホログラムのように浮き出て見える。足元をかすかなオレンジ色の光が横切り、女神が降臨したかのようだ。

 

アレキサンダー・マックイーンというヒト

アレキサンダー・マックイーンは、ロンドンの下町で生まれた。父親はロンドンタクシーの運転手で、マックイーンもロンドンの地理には詳しかった。ファッションには縁がない環境で育った彼だが、子どものころから洋服に興味を持ち、16歳で学校を辞めると、サヴィル・ロウにある王室御用達の有名テーラーで見習いとして働き始めた。その後、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの修士コースを卒業し、デザイナーとしての才能を開花させていく。

 

VOGUEの有名エディターであったイザベラ・ブロウは、マックイーンの卒業作品をすべて買い取るほどの惚れ込みようだった。洋服を知り尽くしているイザベラでさえ、度肝を抜くようなマックイーンの服。『VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン』には、ため息が出るほど美しく、目を見張るほど大胆な洋服が溢れている。

 

時に、大胆すぎると非難を受けた彼の洋服だが、実は、伝統的なシルエットに裏打ちされたものだった。背広のテーラーで腕を磨いただけあって、基礎がしっかりしていた。デビューから4年後、パリのジバンシーのデザイナーに抜擢されたのも、確かな技術を買われてのことだ。彼自身も言っている。

 

特定のシルエットか、裁断法を生み出せる唯一の人間になりたい。そうすれば私の死後でも、21世紀がアレキサンダー・マックイーンで始まったことが分かるだろう

(「VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン」より抜粋)

 

服が着る人を守る理由

マックイーンは天才であったが、同時に大変な努力家でもあった。一旦、洋服を作り始めると、その集中力たるや、一緒に働くスタッフも寄せ付けない激しさだった。とりわけ裁断の技術は抜きんでており、彼にしかできない方法で迷うことなく布を切った。

 

集中力を高めて静かにスタジオの床にしゃがみ込み、チョークを使って片手で輪郭を描き、数分で裁断を終えた

( 「VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン」より抜粋)

 

彼には彼だけがわかる世界があった。自分にしかできない仕事をする喜びにあふれてもいただろう。

 

マックイーンの洋服を身にまとうと、どこからともなく力が湧いてくる。それは服に守られていると感じるからに違いない。実際、彼自身も言っている。

 

私のデザインは女性を武装させていくようなものであり、衣服を纏うことの心理的側面を表している

(「VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン」より抜粋)

 

彼が武装するために服を作っていたのだとしたら、それはあまりに美しく、繊細な甲冑だったと言えるだろう。着ている者がそれが甲冑だと気づかないほどに……。

 

仕事に打ち込みすぎての死なのか?

好きなことを仕事にできる。これは素晴らしいことだ。しかし、多くの人に許されることではない。歌うのが好きだから歌手になりたいと思っても、望みを叶える人はほんの一握りだ。結局、人は食べていくために夢をあきらめ、生きていかねばならない。

 

マックイーンの場合は、好きなことを仕事にして、まっしぐらに突き進み、そして成功をおさめた。天賦の才があったとはいえ、多くの人に支えられて実現できたことだ。ファッションは一人だけでは仕事として成り立たない。

 

反対に、マックイーンには自分の洋服作りを支えるスタッフを養っていく義務があった。有名になるにつれ、会社の経営が両肩にのしかかり、単に服を作っていれば幸福な男の子ではいられなくなった。そうしたストレスが彼を蝕んだのだろうか。それとも、唯一、愛した女性である母が亡くなったことが、疲れ切った彼から最後の望みを奪う結果となったのか。

 

2010年2月10日、マックイーンは自ら命を絶った。まだ、40歳の若さだった。死の直前までコレクションの発表に向けて必死の努力を続けており、ファッションへの情熱を失っていたわけではなかった。

 

死の原因については、母の死の他にも、患っていたうつ病の悪化であるとか、ゲイであることの悩みとか、多くの理由が挙げられたが、はっきりしたことはわからないままだ。ただ、死について考え抜いていたデザイナーであったろう。

 

死について考えることは重要だ。それも人生の一部なのだから。悲しく憂鬱なことだが、同時にロマンティックでもある。死は1つのサイクルの最後であり、すべてのものに終わりがある

(「VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン」より抜粋)

 

マックイーン亡き後、跡をついだのはサラ・バートン。長年、マックイーンのもとで働き、マックイーンからすべてを学んだデザイナーだ。

 

死から10年が経った今もなお、マックイーンのデザインは受け継がれ、多くの人の心身を守る甲冑となっている。できれば、彼自身を守って欲しかったと思う。

 

 

【書籍紹介】

VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン

著者:クロエ・フォックス
発行:ガイアブックス

現代のファッション界の天才を描く、エキサイティングな話題の新シリーズ。当時の一流フォトグラファー&イラストレーターによる『ヴォーグ』独自の作品コレクションと名高いファッションライターによる記述を典拠にした本文を組み合わせた、インターナショナルなファッションバイブル。偉大なデザイナーを知る資料としても理想の1冊。

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【冬キャンプ&タウンユース兼用アウターを探せ!】vol.5 イエティ

今年は#STAYHOMEなどの影響もあり、キャンパー人口が加速度的に拡大中。12月からは気温もガクッと下がるので、いま初の冬キャンプに挑むためにアウターを探しているという人も多いのでは? それでもって何ならタウンユースとも兼用できると良いな…と思っているのでは?! ということで、冬キャンプ&タウンユース兼用のアウターを紹介する短期連載がスタート。

ラストとなるvol.5はAdam et Rope’ 渋谷パルコ店で見つけた〈イエティ〉のノルディックダウンジャケット。スタッフ・新野さんにおすすめポイントやコーディネートのコツも聞いてきました!


新野 晃祐(Adam et Rope’ 渋谷パルコ店スタッフ)
今年23歳、Adam et Rope’で働き始めて丸一年。洋服のサイズ感は大きめが好き。趣味はシーシャ(自宅にマイシーシャあり)。

登山ウェアとしての実績もあるハイスペックダウン

Yeti ¥66.000(税込) / Adam et Rope’ 渋谷パルコ店

ークーラーボックスの〈イエティ〉ってアパレルもやってたのか…と思ったら、実は違うブランドなんですよね

名前が一緒でややこしいんですが、クーラーボックスの〈イエティ〉とは別物です(笑)。クーラーボックスの方はアメリカのブランドで、こちらはドイツ発のアウトドアブランド(※現在はノルディスク社が買収し、デンマークを拠点にしている)。1983年創業と歴史もあるブランドなんですよ。

ー本格的な登山ウェアとしての実績もあるみたいですね。

エベレスト登山用のラインなども展開していますね。このダウンジャケットは1988年にグローバルラインから発売された1stモデルを現代的にアレンジしたもので、内容物には「クリスタルダウン」という最高水準の品質を誇るダウンを使用しています。

ー冬キャンプのアウターとしてはいかがでしょう?

正直、全然いけると思います(笑)。フィルパワーはもちろん、清浄度(透視度)というダウンのキレイさを測る数値があるんですけど、それも非常に高くて。着心地もぱふぱふしていて暖かいですよ。

ー表地もレトロな感じで良いですよね。

表地は撥水機能のあるコットンナイロンを使っています。スポーティーなポリエステルのシャカシャカ系ダウンより、すんなり受け入れられる見た目ですよね。

ーフロントのディテールも珍しいような。ポケットが大きかったり、カラビナやパラコードをつけられるループがあったり。

一般的なダウンより、ポケットはかなり大きいですね。ただ大きいだけでなく、しっかりウォームポケットになっているのもポイントです。あと、ダウンでは珍しいディテールですが、ポケット裏にはメッシュの内ポケットもついてるんですよ。

ー細かい道具が多くなるキャンプには嬉しいディテールですね

アウトドアでは水っ気があるものを入れたり、タウンユースではスマホなどを入れたり、いろいろ使いようはあるかなと。休日は手ぶらで出かけたいという人にも良いと思います。

 ダウンジャケット(Yeti)、ニット(Adam et Rope’)、ボトムス(Adam et Rope’)、シューズ(REPRODUCTION OF FOUND)/全てAdam et Rope’ 渋谷パルコ店

ータウンユースではどんな着こなしがおすすめでしょう? ベージュは難しいイメージもありますが。

男性にとってベージュは難しい色ですが、このダウンはレトロな生地感というのに加え、色もそこまで明るすぎないので着やすいと思います。デニムからワイドパンツ、それこそスラックスのようなきれいめなパンツでも馴染んでくれる、オールマイティーなダウンですね。

ー今回は黒スラックスを合わせられてますね。

個人的にはワイドな方が好きなんですが、今回は少しキレイめに黒スラックスで合わせてみました(笑)。基本のコーディネートはアウターとボトムスで組んでもらって、インナーの色で少し遊ぶのがおすすめです。

ーやっぱり色が入ると垢抜けた感じにみえますね。

オレンジのニットを入れると鮮やかですよね。ちなみにこのダウンはクラシックなデザインなので肩幅はジャスト寄りなんですよ。オーバーサイズや分厚いインナーを着ると肩周りがごわつくので、薄めのニットやスウェットなどを合わせるのが良いかなと思います。


Info
Adam et Rope’ 渋谷パルコ店
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 3F
営業時間:11:00 ~ 20:00

契約更新する〈ヘルスニット〉のソックス

さて、師匠も走る師走です。仕事はもちろん、プレイベートもせわしなく過ごしています。目下のタスクは、いま利用しているwi-fiから年末の映画三昧に備えNURO光に変更すること。ただうちのマンションには開通していないのでまぁまぁな工事が必要。それにあたってオーナーの許可取りも必要と、結構めんどくさい。契約は結んではいるものの、たぶん、間に合いません。あぁ。

だいぶ話が逸れてしまいましたが、年末のもう一つのタスクはクローゼットの棚卸し。中でも毎年恒例で行っているのがソックスの見直し。ですが、今年はブランドの変更はなさそう。ビームス別注の〈ヘルスニット〉が調子いいです。

HEALTH KNIT × BEAMS / 別注 2P チューブソックス。セールで¥1,056(税込)

なんてことないチューブソックスですが(失礼!)、リブの厚さが特にグッドです。特にこれからの時期、この手の肉厚なソックスはスウェードの靴とすこぶる相性がいい。足元で季節感を演出するには十分な組み合わせです。

ギュギュッと縮こまったリブは暖かささえ感じる
ビームスの別注ポイントである「H」の文字。同社のコーポレートカラーですが、○ルメスっぽくて好きです

また見た目だけでなく、リブの締め付けも程よい。強すぎず弱すぎずで、かといって長時間履いていてもズレることはない。帰宅して靴下を脱いでも痕が残っていない! 頑なにパンツ一丁で過ごすお父さまの救世主(?)になりうるかと。

というわけで、来年もお世話になりそうなこちらのソックス。ちょうどセールで安くなっているので(税込1,056円!)、気になる方はぜひどうぞ。


FACY編集部・溝口

高校時代はジャージ+学ランでチャリ通するほどの寒さ耐性を備えていたはずなのですが、東京に来て10年、ただの寒がりになってしまいました。ダウンは東京の冬にはオーバースペックと言われていますが、素直に欲しいです。

ザ・ノース・フェイスの「ヌプシ ブーティー コレクション」から日常シーンで役立つ靴を集めてみました

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「ヌプシ ブーティー コレクション」は、今季より軽量性・クッション性に特化したヌプシリフティがラインナップに加わり、より充実した冬の防寒シューズコレクションになりました。防水機能を備えるモノ、あたたかな雰囲気をまとうウール素材のモノ、環境配慮型の化繊わたを採用したモノ、ホコリや汚れなどを徹底的に洗浄したクリーンダウンを採用したモノなど、豊富なバリエーションを揃えます。そんなヌプシ ブーティー コレクションの中から、シーンに応じた特選4種を紹介。

 

【その1】日常からアクティブシーンまで多用途に活躍する

Nuptse Bootie WP VI(ヌプシ ブーティー ウォーター プルーフVI)

1万6000円(税別)

撥水加工を施したナイロンアッパーと環境配慮型のサーモライトエコメイド中わたの間に、オリジナル防水メンブレン「テックプルーフ」を採用し、防水性と軽量性と保温性を向上。また日本人の足に合うラスト形状と足首ホールドシステムを内蔵しているためフィット性も高く、日常からアクティブシーンまで多用途に活躍する汎用性の高い一足です。

 

【その2】暖かなウール素材でカジュアルな見た目の一足

Nuptse Bootie Wool V(ヌプシ ブーティー ウール V)

1万3000円(税別)

撥水加工を施した圧縮ウールアッパー、中わたは濡れに強く快適な暖かさをキープする環境配慮型のサーモライトエコメイドを採用しています。ボトムは低温下でも硬化しづらく耐滑性に優れた特殊なラバー素材で、雪上や氷上での安定した歩行をサポートするオリジナルラグパターン。ウール素材の暖かでカジュアルな見た目ながらヌプシブーティの機能を充分に体感出来る一足です。

 

【その3】ダウンジャケット「ヌプシジャケット」を彷彿させる一足

Nuptse Down Bootie Ⅱ(ヌプシ ダウン ブーティー Ⅱ)

1万4500円(税別)

90年代を代表し、エクスペディション向けに開発されたダウンジャケット「ヌプシジャケット」を彷彿とさせる切り返しが特徴的な一足。ヌプシー ブーティー初代モデルを踏襲した本作は、汚れやホコリなどを徹底的に洗浄し暖かさ、軽さなどダウンが本来もつ機能を余すことなく引き出したクリーンダウンを封入した、ヌプシ ブーティーの中でも抜群の暖かさを誇ります。

 

【その4】保温性・耐久性・防水性・防滑性を発揮する極地対応モデル

Nuptse Pro GORE-TEX(ヌプシ プロ GORE-TEX)

2万8000円(税別)

ヌプシ ブーティー コレクションの中のハイエンドモデル。撥水加工を施した軽量リップストップナイロンのアッパー、高い断熱性を持つ3M社の高機能中わたシンサレート、優れた防水性と透湿性を誇るGORE-TEXメンブレンを採用しています。また断熱性が高いエアロゲルのフッドベッドをボトムに採用し、アウトソールにはセラミック粒子を練り込み雪上や氷上でのグリップ力を高めたVibram ARCTIC GRIPを搭載。さらに雪が詰まりにくいザ・ノース・フェイスオリジナルラグパターンにより、過酷な環境下でも保温性・耐久性・防水性・防滑性を発揮する極地対応モデルです。

 

 

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【冬キャンプ&タウンユース兼用アウターを探せ!】vol.4 ハブアグッドデイ×ナンガ

今年は#STAYHOMEなどの影響もあり、キャンパー人口が加速度的に拡大中。12月からは気温もガクッと下がるので、いま初の冬キャンプに挑むためにアウターを探しているという人も多いのでは? それでもって何ならタウンユースとも兼用できると良いな…と思っているのでは?! ということで、冬キャンプ&タウンユース兼用のアウターを紹介する短期連載がスタート。

vol.4は高円寺のセレクトショップ Lampaで見つけた〈ハブアグッドデイ〉×〈ナンガ〉のフーデッドダウンコート。店主・遠山さんにおすすめポイントやコーディネートのコツも聞いてきました!


\教えてくれたショップスタッフ/

Lampaオーナー / 遠山勇
あのお店のプレイリスト企画でもお馴染み、高円寺のセレクトショップ「Lampa」のオーナー。キャンプには行かないけど、山とスーパー銭湯は好き。

焚き火対応のフードダウンコート

Have a good day×Nanga ¥51,700(税込)/Lampa

ー今回の企画で、唯一の焚き火にも対応したモデルです。このコートは〈ナンガ〉の難燃素材“TAKIBI”を使っていますが、ベースの型は〈ハブアグッドデイ〉なんですよね?

〈ハブアグッドデイ〉のフードコートの型に〈ナンガ〉の生地をのせてるんだよね。まあ社長同士が仲いいみたいで、この2ブランドのコラボ自体はずっとやってる。

ーあ、そうなんですね。〈ハブアグッドデイ〉のデザイナーさんもキャンプや登山好きとか?

あの人、キャンプするのかな…。別にそういうわけじゃないと思う(笑)。

ー(笑)。実際、冬キャンプ用のアウターとしてはいかがでしょう?

全然いけます。〈ナンガ〉と同じヨーロッパ産の高級ダックダウンを使っていて、760 FP(フィルパワー)ある。俺の中ではフィルパワーは650くらいが中間ライン。それを超えてくると良いダウンだよね。

ーデザインも今回のお題にぴったりというか、まさに兼用って感じがします。

フロントがジップじゃないから“ライト”だよね。ジップを使うと重たさが出るんだけど、これはスナップボタンにして雰囲気を軽くしてる。

ーライトなのに、フードの部分はしっかりとボリュームを出しているのも良いです。

そこは今回ちょっとアップデートしたと思うんだよね。前のモデルより首元の高さが出てる。フードのところにはドローコードが付いてるけど、最近こういうデザイン多いよね。

ーアウトドアシーンでの防寒対策にも使えるディテールですね。そういえば、他にリリースされている〈ハブアグッドデイ〉と〈ナンガ〉のコラボアウターもTAKIBI素材ですか?

いや、あっちのダウンコートは普通のナイロン。フードコートはアクティブなイメージがあるから、差別化するためにTAKIBIにしたんだと思う。ダウンコートの方はスーツに合わせるようなデザインだから。

ー確かにデザインは似てるけど、印象は全然違います。こっちの方がシルエットもゆったりしていますよね?

前はタイトめに作ってたけど、今は少し大きく作ってるね。Aラインで少しふわっとさせて。デザイナー本人が細身だから以前はタイトなものが多かったけど、最近は全体的にワイドにしてるって言ってた(笑)。

ー(笑)。

ちなみにこのTAKIBIっていう生地はブラックの展開がないんだよね。多分、生地の性質上、ブラックがチャコールになっちゃうんだと思う。真っ黒っていうのができなくて、ちょっと墨黒っぽくなっちゃうというか。

フードコート(have a good day × NANGA)、インナー(have a good day)、ボトムス(still by hand)、シューズ(Jadd Shoes)、帽子(NULABEL)/全てLampa

ーそれが逆に良い雰囲気を出してますよね。タウンユースで着るなら、どんな着こなしがおすすめですか?

みんなやりがちなのが無難な色で洋服を買っていくから、気づけば全身が真っ黒になっちゃうってやつ。それを避けるために、“ちょっと明るめ”くらいを提案したいかな。アウターはチャコールだから、インナーに白、パンツにグレーを持ってくるとかね。

ーパンツはグレーなんですね。

グレーのパンツって俺は最強だなと思っていて。なんてったって、グレーのパンツ向上委員会だからね(笑)。

still by hand ¥18,700(税込)/Lampa

ーはじめて知りました(笑)。ビジネスではグレーのパンツを穿いてる人は多いですよね。

ビジネスシーンでは多いけど、カジュアルではスウェットパンツ以外であまり穿かないと思うんだよね。でもグレーのパンツって明るくもないし、暗くもないから、どっちにも振りやすくて。例えば、こんなコーデュロイでも野暮ったくならない。だから今シーズンはグレーばっかり入れてる。お客さんからの反応はまだあまりないけどね(笑)。


Info
Lampa
住所:東京都杉並区高円寺南4-8-1
営業時間:13:30~19:30(不定休)

外飲みにもピッタリな〈パタゴニア〉のクージー

いよいよ12月。こう寒いと仕事帰りにちょっとワンカンするのも辛いものです。

念のために補足すると、ワンカンとはビールや酎ハイをコンビニで買ってその場でさくっと飲んで帰ること。お行儀こそあまり良くはないのですが、職場で話さないようなオフ感のあるコミュニケーションも取りやすいし、ダラダラと飲み過ぎることもない。あとは当然ながら安上がり。ただ、前述どおり冬場のワンカンはビールを持つ手が冷たいのがちょっとしたネック。

そんな時に重宝するのが、クージーです。ちょっと聞き慣れない単語ですが、要は缶にかぶせる保冷用カバーのこと。探した中で、デザイン・製造背景ともに一番かっこよかったのが、みんな大好き〈パタゴニア〉のものでした。

patagoniaのクージー (各¥ 990)。同ブランドのウェットスーツをリサイクルして作っているそう。各自がひとつ持っておけば、同じ銘柄を買ってしまった時に飲み間違える心配もなし。
弊FACY編集部のある日のワンカン風景。左は渋谷店限定の柄。確認できる限りでは全4種類。値段も手頃なのでコンプしたくなる。

心なしか、いつものワンカンの景色もちょっぴりグレードアップ。言うなれば、ちょっと意識高い系ワンカン(?)でしょうか。もちろん、ビールを持つ手は冷たさとは無縁。購入以来、いついかなるワンカンにも対応できるように毎日持ち歩く習慣が身につきました。

ワンカンラバーの同志諸兄、これはなかなかおすすめですよ。


FACY編集部・杉山

最近は食品部門にも力を入れている〈パタゴニア〉。最近はビールも作っているようです。環境負荷が低い多年生小麦を使ったロングルートエール。缶でリリースしているようなので、今回のクージーに入れて飲んでみたい。

コレは夜に履きたい「スニーカー」だっ! 「3M×エアマックス」のコラボはさすがのギミック

2020年に25周年を迎えた「ナイキ エア マックス 95」の誕生を祝って登場した「ナイキ エア マックス ZM950」。オリジナルのグラデーションアッパーをモチーフにしながら、ソールに「エア ズーム タイプ」のズームエア ユニットなど最新テクノロジーでアップデートしたヒット作です。そんなナイキ エア マックス ZM950に、世界的化学素材メーカー「3M」とのスペシャルなコラボエディションが登場しました!

 

「ナイキ エア マックス ZM950 SE」はナイキ エア マックス ZM950をベースに、リフレクター仕様にしたスペシャル版。アッパーの一部とシュータンにはハニカム柄のメタリックシルバーが施され、3Mらしいリフレクティブなディテールをガッツリと散りばめています!

 

「3M」リフレクターが夜間で目立ちまくりです!

アッパーは軽量で通気性の高いメッシュをベースにTPIを圧着して、エア マックス 95の特徴的なグラデーションを再現。

 

ソールの前足部にはクッション性とエネルギーリターンを向上させる「ナイキ ズームX エアポッド」を左右2つに分けて搭載。

 

シュータンの根元から最上部まで3Mのロゴが入ったハニカム柄リフレクターが配され、夜間での視認性をアップ!

 

ヒールもご覧の通りメタリックシルバーで飾られ、反射しまくり! タブにもハニカム柄リフレクターが設けられています。

 

リフレクターパーツを用いたメタリックなディテール使いがインパクトありますね。ダークなカラーリングが多くなりがちな秋冬コーディネートのアクセントとして機能するのはもちろん、夜のお散歩にも活躍してくれますよ!

ナイキ スポーツウェア
ナイキ エア マックス ZM950 SE
1万9800円(税込)

※12月発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

 

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アンダー1万円で70年代アディダスの名作「SL 72」の復刻版が買えるぞ~

1972年に第二次世界大戦後に初めて、ドイツのミュンヘンで行われた世界的スポーツの祭典でデビューを果たした「SL 72」。ちなみにモデル名にあるSLとは“スーパーライト”の意味。その名にふさわしく、当時としては珍しいナイロンアッパーを採用した競技用モデルです。そんなSL 72の当時のフォルム&ディテールを忠実に再現した、復刻モデルがこの冬登場します!

 

本作は当時のオリジナルモデルと同様にアッパーはナイロンをメインに、トウやヒールなどにスエードの補強を装備。そして当時のバージョンを彷彿とさせる細身のつま先を再現し、クラシック感を前面に押し出した一足となっています!

 

オリジナルを忠実に再現したトリコロールカラーも肝!

アッパーはツヤ感のあるナイロンとマットなスエードのコンビネーションで、クラシックな雰囲気とタフさを併せ持っています。

 

お馴染みのスリーストライプスはヴィンテージモデルならではのギザギザ仕様を採用。

 

踵を包み込むようなラウンドしたヒールが安定性を高めています。

 

トレフォイルが配されたシュータンには、さり気なくもパンチングが設けられていて、ベンチレート機能を発揮。

 

オーセンティックなデザインとポップなトリコロールカラーのコンビネーションが絶妙なこちら。ハイテクデザインがメインの今だからこそ、シンプルでクラシックな本作はストリートに映えますね。しかも税込アンダー1万円のコスパにも惚れてしまいます!

アディダス オリジナルス
SL 72
8789円(税込)

 

アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033

 

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どこに置いても映える〈ベアボーンズ〉のミニエジソンランタン

先週末に「ふもとっぱら」でデビュー。〈ゼインアーツ〉のゼクーM(友人のテント)の入り口に。

先月Go Toで旅行に行ったとき、某アウトドアショップでオイルランタンを買ったのですが、家で帰って箱を開けるとまさかの不良品…。メーカー在庫もない、とのことで返金対応になってしまいました。有名どころのオイルランタン(ハリケーンランタン)は漏れなく高騰しているので、今回はLEDにターゲットを変えてリサーチ。結果、YouTubeで見て気になった〈ベアボーンズ〉のミニエジソンランタンLEDをゲット。

“ミニ”と名のつく通り、缶ビール350mlよりもコンパクトなサイズ感で重量はわずか150g(!)。徒歩キャンパーにも嬉しいアイテムというのはもちろん、LEDだけど自然の外観を壊さないレトロなルックスがすごく良いんです。カラーはカッパー(銅)を選んだから、多少汚れても様になりますしね。

なるべく製品別にブランドは揃えたい派なので、今後LEDランタンは〈ベアボーンズ〉を中心に揃えることになりそう。別途オイルランタンも欲しいけど、そっちはフュアーハンド、デイツ辺りは価格が落ち着いてからですかね…。


FACY編集部・岩崎

編集部のニット帽担当。先週、有給を取って「ふもとっぱら」に行ってきました。さすがキャンプの聖地、平日でも人が多い…!と思ったけど、隣とのスペースはしっかり空いてるし、良いトイレもあるし、快適ですね。私情により2月まではキャンプに行けないので、それまでにソロキャン用のギアを揃えたいなあ。

アパレル40年のプロに薦められたフリースベスト

いやはや、途端に寒くなりましたね。我が家においてはさっそく手袋に緊急出動要請がかけられています(自宅から最寄り駅まで自転車)。ただ、冬アウターはもうちょっと我慢。なんというか、この時点で着ちゃったら真冬どうすんのよ?というある種のもったいない病が発症していまして。「おしゃれは我慢」とは異なる仕方で我慢を強いられています。

そんなこんなでなんとかやり過ごしつつ、いつものようにお店で取材をしていたら、見つけてしまいました。救世主を。

米国のファクトリーブランド〈サンライズミル〉のジップフリースベスト¥5,940。毛足が短く、ライトで柔らかな生地感が特徴。そして、魅惑の「MADE IN USA」

ブランドは〈サンライズミル〉。見つけたのは三軒茶屋の「SEPTIS」です。1時間程度の取材を終え、オーナーの玉木さんからコロナ禍でのアパレルについて教えていただき、話題は最近売れているものへ。

「そうそう、溝口さん。最近はこういうのものが売れてるんだよ。ほら、コロナで家で過ごす時間が増えたでしょ。そういう時に、こういう袖のないものは外着感がなくてちょうどいいみたい。もちろん外に着て行ってもいいよ。今の時期ならそのスウェットの上に重ね着してもいいね。真冬はアウターの下に着てもいいし、使い勝手はかなりいいと思うよ。そして何よりこの価格。6,000円だよ? こんなのなかなかないよ。どう、着てみる?」

「はい、ぜひ」

と、試着したが最後。さすがはアパレル40年のプロ。この出会いは間違いなく偶然ですが、買うことが必然だったかのようにレジに向かうのでした。

ちなみに画像のグレー(チャコール)の他、ブラック、オリーブ、ネイビー、カーキも展開。最初は最近気分のネイビーを買おうとしていたのですが、玉木さんに「絶対グレーのほうが使えるよ。間違いない」と重みのある一言をもらい、グレーをチョイス。購入して1週間経ちましたが、その選択は間違いなかったなと実感。さすがは玉木さん。経験値が違います。

そして今、玉木さんが言っていたように、スウェットシャツにフリースベストを重ねて無理なく暖を取りながら記事を執筆中(なう)。もちろんその活躍の幅は広く、自転車通勤もこの一枚があるかないかで段(暖)違い。仕事後の外でのワン缶も捗るのなんのって。最高です。

気になる方は、ぜひ三軒茶屋「SEPTIS」へ。玉木さんの接客も実にあったかいですよ〜。


FACY編集部・溝口

高校時代はジャージ+学ランでチャリ通するほどの寒さ耐性を備えていたはずなのですが、東京に来て10年、ただの寒がりになってしまいました。ダウンは東京の冬にはオーバースペックと言われていますが、素直に欲しいです。

コンバース90年代仕様の「カモフラ オールスター」が再登場! 絶対に見逃すな!

スニーカーシーンのオリジネーターと言っても過言じゃない“永久定番”アイテムとして君臨する「コンバース オールスター」。まさにアメリカンカジュアルを象徴する一足です。そんなオールスターに、アラフォー世代なら見逃せないスペシャルな一足が登場します。それが「ALL STAR US CAMO HI」!

 

本作は90年代に発売されたウッドランドカモとサンドカモモデルがベース。大きなサイズ感のカモ柄&洗い加工を施したキャンバスをアッパーに採用して、アメリカンヴィンテージテイストを追求した「U.S. ORIGINATOR」スペックを搭載しています。クラシックで大人の足元にも相応しくアップデートされていますね!

 

ミリタリー好きにはたまらないサンドカモが足元のアクセントに効きまくり!

アッパーは大きなサイズ感のカモ柄を全面に配し、さらに洗い加工を施しヴィンテージっぽい雰囲気を演出。

 

アッパーのラバーのツヤやかな質感もU.S. ORIGINATORならでは。そしてコットンシューレースを採用して柔らかな雰囲気もプラス。

 

ヒールラベルにはALL STARの下にしっかりとU.S. ORIGINATORの印字が入ります。

 

バックタブにはブラウンのコットンテープの補強が配されていて、強度とともに無骨感も増し増し。

 

90年代のカモフラ柄の武骨な雰囲気と、U.S. ORIGINATORならではのクラシックな作りが見事にマッチ。デニムやチノなどシンプルなアメリカンカジュアルには外せませんね!

コンバース
ALL STAR US CAMO HI
8250円(税込)

※12月発売予定

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

 

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オニツカタイガー「HOLIDAY QUILTING SERIES」は艶やかで上質で、何より華やか

オニツカタイガーの人気シューズに「HOLIDAY QUILTING SERIES(ホリデーキルティングシリーズ」と題した3モデルが登場。大切な人、または自分に向けて送るクリスマスギフトにも最適なシューズです。それぞれ12月5日発売。

 

今回のホリデーキルティングシリーズは、オニツカタイガーの定番モデル「SERRANO」や「MEXICO 66」、「LAWNSHIP 3.0」に、艶感のあるベルベット素材をアッパー全体にあしらった素材アップデート版。キルティングステッチがアクセントとなり、上質でやわらかい雰囲気を表現。また、インナーソールには通常のオニツカタイガーロゴに加え、”Happy HOLIDAY”のプリントが施されています。

↑「SERRANO」9900円(税込)

 

↑「MEXICO 66」1万4300円(税込)

 

↑「LAWNSHIP 3.0」1万4300円(税込)

 

 

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テレワーク時代のメガネ選び

テレワークの影響で、コンタクトレンズではなくメガネで一日を過ごすという人は多い。また、オンライン会議での印象付けや、マスク着用時のバランスなどからメガネの買い替えを検討する人も増えている。そこで今回の「GetNavi FASHION LABO」では、4つのカテゴリに分けて機能的かつデザイン性に優れたトレンドメガネを紹介。本記事末尾の用語説明もご参考に!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

印象的な目元を作るツールとしてメガネの需要増

緊急事態宣言の発令以降、新しい生活様式の実践に伴って人々の“装い”にも様々な変化が生じている。なかでも、ビジネスパーソンの間ではメガネを見直す動きがある。

 

マスクの常時着用によって、人の視線が顔回りに集中しやすくなったこと。また、オンライン会議等で画面の向こうの相手に自分を印象付けるため、つまり“盛る”目的で、以前よりも目元のおしゃれを意識する人が増えているのだ。

 

一方、テレワークでPCやスマホの使用時間が増加。目の疲れを軽減するためにコンタクトレンズからメガネに切り替える人や、画面上から発せられるブルーライトをカットする「PC用メガネ」を導入する人も増えているという。

 

Withコロナ時代は、メガネは洋服のようにシーンや気分に応じて“着替える”ことが新常識に。ピリッと誠実感をアピールできて、掛け心地も快適なメガネを味方につけて、パフォーマンスを上げたい。

 

【TOPIC】ゾフのブルーライトカットレンズがコロナ禍で過去最高の受注件数を記録

ゾフでは自粛期間中の4月29日〜5月6日、ブルーライトカットレンズの受注件数が昨年対比で62倍に急増したという。

 

【カテゴリ01】定番で選ぶ

アメリカンクラシックスタイルの代表格から国産メタルフレームのニュースタンダードまで人気ブランドの大定番モデルをピックアップ。

●ユニクロのカーディガン4389円(ユニクロ)、ナノ・ユニバースのシャツ7700円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)

 

MOSCOT

独特な形状のフレームとリベットがアイコニック

モスコット

LEMTOSH(レムトッシュ)

3万4100円

(問)モスコット トウキョウ

ジョニー・デップの愛用でモスコットの名を一躍有名にしたモデル。丸と四角を融合したような独特のフレームデザインは、ボストンの柔らかさとウェリントンのクールさを併せ持つ。

 

↑シルバーのダイヤモンド型リベットがアイコニック。耐久性に優れた7枚蝶番を採用するなど、実用性へのこだわりも抜かりない

 

■999.9

メタルブロウフレームのフラッグシップモデル

フォーナインズ

S-380T

5万1700円

(問)フォーナインズ

フェイスフロントとインナーフロントで構成されるメタルブロウバーが特徴の定番モデル。この独自のダブルフロント構造は、見た目の上質感に加え、掛け外し時のレンズへの負荷も大幅に軽減する。

 

↑ブロウバーの上部からインナーフロントが覗く構造が斬新。逆Rヒンジと連動した立体的な表情は、どの角度から見ても美しい

 

■Ray-Ban

レンズの傾斜角が緩やかで掛けやすい不動のベストセラー

レイバン

Wayfarer(ウェイファーラー)

2万4750円

(問)ルックスオティカジャパン カスタマーサービス

半世紀以上にわたって世界中で愛される名作サングラスのクリアレンズモデル。レンズの傾斜角が緩やかに設計されているのがレイバンならではの特徴で、日本人の顔型にも掛けやすい。

 

↑ボリュームがあり、耳に掛けやすいようにモダンが内側に入り込んだテンプル。ひと目でレイバンとわかるディテールのひとつだ

 

【カテゴリ02】耐久性で選ぶ

メタルフレームのなかで特に耐久性に優れたチタン系モデルを紹介。形状安定性が高く汗にも強いため、長く愛用できるはずだ。

 

■YELLOWS PLUS

チタン製バックリムが高い堅牢性と耐久性を実現

イエローズプラス

NICKY(ニッキー)

3万7400円

(問)デコラ

2016年の発売以来、ロングセラーとなっているコンビフレーム。同ブランドらしい上品なラインで構成されており、クラシックなボストンスタイルと現代的なディテールが美しい融合を見せる。

 

↑フロント裏にはチタン製の板抜きパーツを装着。ブリッジのみのコンビモデルと比べて強度に優れ、変形しにくい構造となっている

 

■LineArt CHARMANT

エクセレンスチタン×樹脂で軽やかな掛け心地が持続

ラインアート シャルマン

バリトン コレクション XL1833 BR

5万1700円 

(問)シャルマン カスタマーサービス

平線状に加工した2本のエクセレンスチタン(次世代チタン合金)の間に、UV印刷技術により立体的な格子模様を施した合成樹脂を配置。フィット感と耐久性を向上させている。

 

↑ほど良い丸みを帯びたスクエア型のフロントには、高品質なプラスチック素材を採用。透け感があるため、掛けると肌にスッと馴染む

 

■OLIVER PEOPLES

定番のボストン型フレームをチタン素材で現代的に再構築

オリバーピープルズ

OTTESON(オッテソン)

5万160円 

(問)オリバーピープルズ 東京ギャラリー

フロントリムをチタンの板抜きで製造するなど、オーソドックスなボストン型フレームを現代的に再構築。現在のコレクションのなかでは数少ない「MADE IN JAPAN」という点もポイントだ。

 

↑フロントリムには一枚のチタンプレートから切り出すシートメタル構造を採用。パーツはすべてメタルの溶接によって作られている

 

【カテゴリ03】軽さで選ぶ

軽さにとことんこだわるならこちらの3本。いずれも掛けていることを忘れてしまうほどの軽さで、見た目も実にエレガントだ。

 

■LINDBERG

独自のスプリング状ヒンジでフィット感も抜群

リンドバーグ

YORK(ヨーク)

7万5900円

(問)グローブスペックス エージェント

高品質なチタン素材を採用し、ミニマルな構造を極めつつ驚きの軽さと高い耐久性を両立。鼻パッドとテンプルカバーには医療用シリコンが使われており、柔らかい肌当たりでズレ落ちを防ぐ。

 

↑最大の特徴である独自開発のスプリング状ヒンジ。ネジのように緩まないうえ、顔にやさしくフィットするほど良いテンションを生み出す

 

■10 eyevan

最細部0.9mmのテンプルが様々な顔型にフィット

10 アイヴァン

NO.3  1S-CL

7万400円

(問)アイヴァン PR

“美しい道具”をコンセプトとするボストン型のメタルフレーム。六角星型のβチタン製トルクスネジや七色に輝く天然貝のノーズパッドなど、選び抜かれた10種類のパーツで構成されている。

 

↑最細部が0.9mmというワイヤーのようなテンプル。βチタンの特性を生かした独自の形状が、様々な顔型に柔軟にフィットする

 

■MYKITA

極薄のシートメタルやネジ不使用のヒンジで軽量化

マイキータ

ライトシリーズ ASMUND(アスムンド)

5万7200円

(問)オブジェ イースト

厚さわずか0.5mmの極薄ステンレスシートをカットした超軽量フレーム。やや大きめで、ボストンでもウェリントンでもないレンズシェイプが、さりげなく個性をアピールする。

 

↑2mm幅のリムがシートメタルの質感を一層引き立てる。ネジを一切使わない革新的なヒンジシステムもマイキータのオリジナルだ

 

【カテゴリ04】低価格で選ぶ

ファッション感覚で気軽に買えるリーズナブルな価格の最旬モデルを厳選。度なしのPC用メガネにもオススメだ。

 

[太セル]

 

■Zoff

50’sアメリカンな黒セルを掛けやすくアップデート

ゾフ

Zoff × JOURNAL STANDARD relume

8800 円(セットレンズ代込み)

(問)ゾフ・カスタマーサポート

1950年代のオールドアメリカンをコンセプトとした、クラシカルなウェリントンスタイルの一本。エッジの立ったブロウラインは存在感を放ちつつ、誰の顔にもしっくりと馴染む。

 

■眼鏡市場

8mm厚の生地を使用した重厚感際立つ黒太セル

眼鏡市場

MONOBASE  MOB-1005 BK

1万3200 円(セットレンズ代込み)

(問)眼鏡市場お客様相談室

一般的なアセテートフレーム(6mm生地)よりも厚い8mm生地を使用。ブラックに映えるシルバーの飾りを智(ち)とテンプルにあしらうことで、太セル特有の重厚感に上品さをプラスした。

 

セル×メタルのコンビ]

 

■OWNDAYS

柔和で知的な印象を与える独自のラウンド型フレーム

OWNDAYS

John Dillinger  JD1008-B C1

1万2078 円(セットレンズ代込み)

(問)OWNDAYS

1920年代のスタイルを彷彿とさせるクラシックな雰囲気のセル巻きフルリムフレーム。ラウンド特有のやさしい印象でありながら、ボストンに近い独自の形状で知的さも演出する。

 

■JINS

1930〜40年代のメガネの特徴的なディテールを再現

ジンズ

Acetate & Metal  MCF-20S-075

1万3200 円(セットレンズ代込み)

(問)ジンズ

智(ち)部分にあしらわれた細やかな飾りやブラウンの鼻パッドなど、1930〜40年代のメガネに見られるディテールを随所に採用。ビンテージ感漂う佇まいと適度なボリュームが魅力の一本だ。

 

【COLUMN 1】パーツの名称

ボルド ザ ヴィンテージ

1943

8800円

(問)三城 お客様センター

 

A:テンプル

メガネを支える両サイドのパーツ。別名「つる」。近年はフィット感に優れた弾力性のある素材が人気だ。

B:智(ち)

リム(C)とテンプルをつなぐフロントの両端部分。リムと一体化しているデザインのものも多い。

C:リム

レンズを囲む縁。全体を囲むタイプをフルリム、上下いずれかだけにあるタイプをハーフリムと呼ぶ。

D:ノーズパッド

鼻梁を両脇から挟んで、メガネの位置を固定するパーツ。素材はシリコンなど肌触りの良いものが主流だ。

E:ブリッジ

左右のリムをつなぐ、鼻にかかる部分。小さなパーツだが、掛け心地や掛けたときの印象を大きく左右する。

F:モダン

テンプル先端の耳にかかる部分。縄手モダンや長手モダンなどの形状がある。「イヤーパッド」とも呼ぶ。

G:テンプルエンド

テンプルの先端部分。その形状や素材感によって、フィット感や掛け心地が変わる隠れた重要パーツだ。

H:蝶番/丁番(ちょうばん)

テンプルをたたむ際に支点となる、メガネで唯一稼働する部分。ネジ式が一般的だ。「ヒンジ」とも呼ぶ。

 

【COLUMN 2】フレームの形の名称

ウェリントン

 

 

ボストン

 

 

スクエア

 

 

オーバル

 

 

ラウンド

 

 

フォックス

冬キャンプ&タウンユース兼用アウターを探せ!】vol.3 ローター

今年は#STAYHOMEなどの影響もあり、キャンパー人口が加速度的に拡大中。12月からは気温もガクッと下がるので、いま初の冬キャンプに挑むためにアウターを探しているという人も多いのでは? それでもって何ならタウンユースとも兼用できると良いな…と思っているのでは?! ということで、冬キャンプ&タウンユース兼用のアウターを紹介する短期連載がスタート。

vol.3は渋谷 ANCHORで見つけた〈ローター〉のブリザテックナイロンフードブルゾン。スタッフ・太田さんにおすすめポイントやコーディネートのコツも聞いてきました!


\教えてくれたショップスタッフ/

太田祐介(ANCHOR/WEB企画)
〈ローター〉をフルラインナップで揃える直営店ANCHOR(渋谷)のWEB企画担当。趣味はスケボー。

1年温めてリリースしたブリザテックの中綿ブルゾン

ROTAR ¥49,500(税込)/ ANCHOR

ーこのアウターは透湿防水素材「ブリザテック」を使用しているんですよね。これってどういう効果があるんですか?

3レイヤーのブリザテックナイロンを使用しているんですが、この素材は撥水・防水・透湿性に優れています。保温性の高いアイテムって内側に暖かい空気が滞留してしまうんですけど、それを逃がす効果があるんですよね。蒸れにくいっていうのが結構ポイントです。ただ、火には弱いので焚き火には気をつけていただかないと…。

ーまあ火はしょうがないですよね…。内側には中綿が入ってるんですか?

中綿を分量多めに入れています。あと身頃の裏地はフリース、袖裏はキルトの中綿なんで今だと逆に暑いくらいですね(笑)。

ー冬キャンプでの防寒性はいかがでしょう?

冬キャンプを想定して作ったので大丈夫だと思います。逆に暖かいので街着でしたらシャツの上からで十分だと思いますね。下にニットとか着てしまうとちょっと暑すぎるかもしれません…(笑)。

ーおお、それなら安心ですね。そういえば昨年もブリザテックのアウターってリリースしてましたよね?

ブリザテックのアノラックをリリースしてますね。実はそのタイミングで今回のようなブルゾンタイプも作ってたんですけど、初期サンプルの仕上がりがあまりよくなくて。納期も間に合わないので、一回温めて練り直そう…ってことでできたのがこのブルゾンです。

ー満を持してのリリースですね。

最初はダウンジャケットみたいなシルエットにしようとしてたんですけど、最終的にミリタリーっぽい雰囲気のブルゾンになりました。ガバっと羽織れるようにアームも大きくして、今年っぽいサイズにしたって感じですね。

ー細部のディテールがクラシックですよね。フード部分がキャップみたいになっていたり。

雨天時にも雨で濡れて視界が遮られないようにフードにはツバを付けてるんです。テントの設営など、傘やカッパ着て作業するのがちょっとだるいなってときに、これをバサッとかぶって設営したりしてもいいのかなと。

ーたしかに防水性もあるので小雨のときには重宝しそうです。

日常ではそんなに使うものではないんですが、まあある方が雰囲気が良いですよね。ライダースのコインポケットとかもそうですが、今は使われてないものもデザインとして残すっていう。

ニットキャップ、ブルゾン、ネルシャツ、スラックス / 全てROTAR

ータウンユースで着るときにはおすすめのコーディネートってありますか?

タウンユースでしたら、ワークパンツなんかは合わせやすいですよ。ちょっとキレイにコーディネートするならば柄物のスラックスと合わせてもバランス取りやすいと思います。

ーグレーのワークパンツを合わせると、カジュアルだけど落ち着いた雰囲気で良いですね。

あとはアウターとボトムスが単色なので、キャップやインナーで柄物を取り入れてて変化をつけながら着回していただくのがおすすめです。今回はオレンジのニットキャップに、ネルシャツを着てますが、これだけで結構印象は変わりますよ。


Info
ANCHOR
住所:〒150-0047 東京都渋谷区神山町9-17
営業時間:13:00 – 19:00(※短縮営業中)
定休日:水曜、日曜(隔週で土曜)

【ブラックフライデー2020情報】イオンレイクタウンmoriで、COACH、GUCCIなど人気ブランド品のセールイベント!

アメリカで親しまれている11月第4週の金曜日「ブラックフライデー」のセール。近年はこの日にセールを行う流れが日本にも波及しています。GetNavi webでは、2020年のブラックフライデーに向けて、気になるセール情報をピックアップしてお届けしていきます。

 

COACH、GUCCIなどの人気ブランド、BTSのコラボアイテムまで、幅広くセール価格に

女性向けファッションアイテムを販売するストア・GINZALoveLoveが、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmoriで、ブラックフライデーのセールを開催中。イベントは12月1日までで、人気ブランドのバッグや時計が、大幅値引きされています。

 

今回のイベントでは、COACHやFURLA、MICHAEL KORSといったブランドのバッグ・財布小物が最大70%割引! 時計コーナーでは、過去のイベントでも人気を博したGaGaMILANOやGUCCIの時計を数量限定のセール価格で販売しています。また、直近になって同ストアでの人気が上昇しているという韓国コスメブランド「MEDIHEAL(メディヒール)」と世界的な人気アーティスト「BTS」との限定コラボ商品も潤沢に入荷し、ブラックフライデーのセール価格で提供中です。

 

なお、イオンモール大高では、施設全体でブラックフライデーイベントを実施中。イオンレイクタウンmoriのブラックフライデーは、11月29日まで施設内の様々なストアで実施されているので、こちらもあわせてチェックしましょう。

 

■GINZALoveLoveイベント会場

埼玉県越谷市レイクタウン3-1-1

イオンレイクタウンmori 1階花の広場特設会場

【ブラックフライデー2020情報】英国のレザーブランド・オールセインツが全品20%オフセールを開催!

アメリカで親しまれている11月第4週の金曜日「ブラックフライデー」のセール。近年はこの日にセールを行う流れが日本にも波及しています。GetNavi webでは、2020年のブラックフライデーに向けて、気になるセール情報をピックアップしてお届けしていきます。

 

11月30日まで全品20%オフセールを開催中!

英国発のレザーブランド・オールセインツが、11月30日(月)まで、一部を除き全品20%オフとなるブラックフライデーセールを実施中。

 

すでに配信を終了していますが、セール開始の前日となった19日の夜20時からは、ブランド初のインスタライブを実施され、ストアで活躍するスタッフが自ら試着を交えながら、ブランドのアイコンである定番レザージャケットについて説明したり、Black Fridayセール対象商品の中からおすすめアイテムをピックアップして紹介しました。

 

モデルのMAGGYさんもスペシャルゲストとして登場したこのインスタライブの模様は、アーカイブから閲覧可能になっています。

【今日はいい風呂の日】アーバンリサーチと高円寺の銭湯「小杉湯」のコラボアイテムがとにかく快感だ!

URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)が地域活性化を掲げ、日本各地の企業やクリエイターによって創られるローカルコミュニティとともに、その土地の魅力を再考し発信するプロジェクト「JAPAN MADE PROJECT」。

 

今回、6つ目の地域となる東京・高円寺の銭湯「小杉湯」とのコラボレーション第2弾として「ルーズフィットベスト」と、「ルーズフィットヘンリーネックシャツ」を本日、11月26日”いい風呂の日”に発売します。

 

第1弾に引き続き、スマイルコットン社が手がけるブランド「HAAG(ハーグ)」とウェアを協業。単なるリラックスウェアではなく、銭湯を起点とし、街の回遊が叶う商品を目指しています。そのため、製作するアイテムの選定から細かなデザインの調整に至るまで、小杉湯の担当者と幾度となく議論を重ねたアイテムに。

↑小杉湯。東京・高円寺にある昭和8年創業の老舗銭湯

 

銭湯の行き帰りで重要となる楽チンで動きやすい服装であると同時に、そのまま街へと繰り出せるよう、両アイテムともゆったりとした、リラックス感のあるシルエットに設定。また「V ネックベスト」「ヘンリーネックシャツ」のデザインにすることで、一枚でもサマになり、街着としておしゃれも楽しめるようになっています。

↑「URBAN SENTO ルーズフィットベスト」 1万3000円(税別)。アイボリー、ネイビー、オレンジブラウンの3色展開

 

↑「URBAN SENTO ルーズフィットヘンリーネックシャツ」 1万5000円(税別)。アイボリー、ネイビー、オレンジブラウンの3色展開

 

さらに、機能面では湯冷めを防ぐため、使用する素材にもこだわっています。スマイルコットン社が手掛ける「スマイルコットン」は、糸の撚りを少なくすることで繊維と繊維の間に空気の層ができます。「わた」のようにふんわり軽くやわらかいため、保温性に優れているのが特徴。その糸から編み立てられた生地は上質な素材で、綿100%でありながら軽く、まるでタオルに包まれているような感覚です。吸水性や乾きやすさにも優れているため、お風呂上りのリラックスタイムに、そして”ととのった”後にぜひ着用してもらいたいウェアです。

↑「小杉湯のミルク風呂」 2000円(税別)。12月4日発売。 優しいミルクの香りと乳白色の湯に、ワセリン・ミツロウ・ミネラルオイルといった保湿成分が配合された優しい入浴剤

 

イメージビジュアルには、小杉湯と所縁があるアーティスト夏目知幸(元シャムキャッツ)さんと野木青依さんをモデルとして起用。 銭湯の運営に留まらず音楽、ファッション、サブカルチャーとも結び付いてきた小杉湯のコミュニティを感じるイメージビジュアルに仕上がっています。

↑左から夏目知幸(元シャムキャッツ)さんと野木青依さん。屋内、 屋外それぞれのイメージビジュアルを撮影し、リラックスウェア、街着のどちらのシーンでも使用いただけることを表現

 

高円寺の小杉湯から始まった「URBAN SENTO」の取り組みは、今後も新たな銭湯へのこのプロジェクトの参画を呼びかけていき、コミュニティの輪を広げていくとのこと。ついつい部屋着で行ってしまいそうな銭湯ですが、銭湯へ行くのにも快適でありながらオシャレに過ごせるという粋なアイテムです

 

■取扱店舗
アーバンリサーチ なんば CITY 店/アーバンリサーチ KYOTO/アーバン・ファミマ!! 虎ノ門ヒルズビジネスタワー店/アーバンリサーチ ストア 東京スカイ ツリータウン・ソラマチ店/オンラインストア

 

JAPAN MADE PROJECT

https://media.urban-research.jp/feature/ur_japanmadeproject/tokyo/

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

【ブラックフライデー2020情報】高級レザーアクセサリーブランドが、最大40%オフセールを実施中!

アメリカで親しまれている11月第4週の金曜日「ブラックフライデー」のセール。近年はこの日にセールを行う流れが日本にも波及しています。GetNavi webでは、2020年のブラックフライデーに向けて、気になるセール情報をピックアップしてお届けしていきます。

 

高級レザーアクセサリーブランドが、最大40%オフセール!

多くの海外セレブや芸能人からも人気となっているオーストラリア発のプレミアムレザーブランドMAISON de SABRÉ (メゾン・ド・サブレ)では、新作を含む全アイテム対象のブラックフライデーセールをオンラインストアで開催中。全商品が最大40%オフになるだけでなく、2点以上のまとめ買いで特別なギフトも同封されるという特典付きで、同社史上最大のセールとなるそうです。

本セールでは全レザーアクセサリー商品が最大40%オフになるだけでなく、いち早くモデルチェンジに対応したiPhone 12ケースコレクションや、新ラインとして先日発売したばかりの新作「ミニトート」も15%割引が適用されます(ミニトートは100個限定)。

 

同社史上最大の割引額に加え、2点以上の購入に対し、寒い季節にぴったりのホリデーギフトソックスをプレゼント。自分へのご褒美として、または、大切な人とのお揃いのアイテムとして、上質なレザーアイテムをお得に手に入れてみませんか?(ホリデーギフトソックスのプレゼントは、在庫が無くなり次第終了)

■セール価格でも変わらないサービス内容

  • 北米産最高品質のペブルグレインレザーを使用
  • 職人の手作業によるイニシャル刻印無料
  • イニシャル刻印はゴールドかシルバーから選択可能
  • 高級感のあるロイヤルブルーのギフトボックスに梱包
  • 日本への送料無料EMS国際スピード郵便にて配送(セール期間のみ2〜5日以内に出荷 ※変動する可能性あり)
  • 365日製品保証付

■セール対象アイテム一覧

MDS人気No.1のスマホケース

 

小さいボディにイニシャル刻印が映える人気No.2のAirPodsケース

 

コンパクトで収納力抜群のジップウォレット

 

中央のポケットをはじめ超軽量ながら機能性の高いカードケース

 

ポケットが多く使いやすい名刺入れ

 

中身を入れても膨らまないウルトラスリム設計のスマートウォレット

 

軽くて手馴染みの良いウォレット

 

用途に合わせて理想のサイズを選べる手馴染みの良いクラッチ(ミニ/レギュラー)

 

MDS初のバッグライン 新発売の「ミニトート」限定カラーシリーズ

タトラス?カナダグース?コンサバ派の最強ダウンを探せ!

寒い冬の頼れるアウターといえば、やっぱりダウン。それなりの値段を出すからには、長く使える間違いない一着が欲しい!となると、狙うべきブランドはタトラス?ウールリッチ?やっぱりカナダグース??

今回はそんな迷えるコンサバさんの代わりに、現場のプロに聞いてきました。お邪魔したのはエディフィス新宿店。みんなが今欲しがっている鉄板の5モデルを、名物スタッフ・三浦さんにコーディネート込みで順番に解説してもらいました!


\ 解説してくれたショップスタッフ /

三浦 健司さん / EDIFICE 新宿店
豊富な知識をベースに懇切丁寧な接客をしてくれるショップスタッフの証、BAY☆FA GOLDの肩書を持つ三浦さん。大のサッカー好き。最近は久保選手も所属するビジャレアル所属のジェラール・モレノの天才っぷりに魅了されているらしい。絶賛更新中のインスタも必見。(@miutake___)。

1.シンプルさと防寒性を兼ね備えた〈カナダグース〉

-15℃から-25℃の環境下でも活動できるスペックを備える〈カナダグース〉の看板モデル。ほどよくミリタリー感のあるシンプルなデザインは街着として取り入れやすい。小柄なアジア人の体型に合わせたフュージョンフィットモデル。CANADA GOOSE / Chateau Parka FF ¥129,800(税込み)

ーカナダグースはやはり選択肢に挙がりますか。

知名度が圧倒的に高いですからね。ダウンといえばカナダグースと思われている方は多い。「カナダグースが欲しい」という方が決め打ちで狙うのは、大体こちらのシャトー、もしくはジャスパーというモデルのどちらかですね。デザインはどちらもほぼ変わらないので、一番人気と言っていいモデルです。

ーあまりダウンっぽく見えないのも、シャトーが人気の理由なのでしょうか?

ボリューム感はあるものの、表地にダウンのキルト部分が露出しないので、野暮ったく見えないというのはありますね。あとは“圧倒的に暖かい”という評判がもうすでに浸透している。お客さんにとって、防寒性への安心感があるのも人気の理由だと思います。

ー〈カナダグース〉はどういう方におすすめなのでしょうか?

表地がタフな生地なので、日々の使用時にあまり気をつかいたくないという方にいいと思います。特に小さなお子さんがいらっしゃる方は、日常生活で取り扱いなどいちいち気にしていられないと思うのでおすすめですね。

ー今シャトーを着るなら、どんなコーディネートがいいですか?

日本でシャトーを普段使いするなら、そんなにインナーに保温性は必要ないかなと。とはいえ、ダウンを脱いだ後もある程度はきちんとして見せたい。タートルネックのカットソーに軽いカーディガンを羽織るスタイルなどはいかがでしょうか。

ダウンジャケット/ CANADA GOOSE、カットソー / alvana(EDIFICE別注)、パンツ / EDIFICE、シューズ / adidas(EDIFICE別注)

2.ビジネスウェアとも好相性の〈ウールリッチ〉

氷点下で作業するアラスカのパイプライン建設作業者向けに誕生したアークティックパーカ。アナログな風合いと機能性を併せもつ、通称60/40(ロクヨン)クロスを表地に採用。さらにテフロン加工を施し、撥水性を強化している。WOOLRICH / EDIFICE別注 New ARCTIC PARKA ML 118,800円(税込み)

ーこちらはエディフィス別注なんですね。別注のポイントはどこでしょう?

ボタンや裏地に至るまで同系色で統一しました。さらに、今年からファーの色も暗い色に変更したんです。従来の(白に近い)ファーの色だと、コーディネートの際に浮いてしまうという声を結構いただいていたんですよね。よりシックな雰囲気で着られる一着になったかなと思います。

ーズバリどんな方におすすめの一着ですか?

セットアップやスーツの上に着られる方がすごく多いモデルですね。しっかり通勤で使いたい方には特に向いていると思います。ブランドのバックボーンが探検隊だったりするので、表地の強度も申し分ありません。カナダグースと立ち位置は似ていますが、よりちょっと玄人向きでしょうか。「カナダグースはカジュアル過ぎる」と思ってしまう方にはハマると思いますよ。

ー今回はセットアップに合わせてコーディネートを組んでいただきました。

まさに冬の通勤時をイメージして、ハイゲージのタートルネックのニット、ネイビーのストライプ地のセットアップを合わせてみました。やはり中にジャケットを着た際の収まりは非常にいいですね。もちろんもっとカジュアルなコーディネートにもお使いいただけます。

ダウンジャケット/ WOOLRICH(EDIFICE別注)、ジャケット / EDIFICE、ニット/ EDIFICE、パンツ / EDIFICE、シューズ / ferrante

3. “上品さ”で抜きん出るのは〈タトラス〉

イタリアの名門生地メーカーであるロロピアーナ社の生地、Super150のウールにシルクを混紡した軽量ウールを表地に使用。タイトなシルエットに加え、身頃にダーツを入れる事で立体的ですっきりとしたシルエットを実現している。TATRAS / DOMIZIANO ¥137,500(税込み)

ー〈タトラス〉のDOMIZIANOは三浦さんから見て、どんな一着ですか?

同ブランドの中でも上質な生地を表地に採用するアールラインの一着です。原毛の時点でいいものを惜しみなく使っているので、今回の中で上品さという意味ではひとつ抜きんでる存在ですね。そのせいか、やや年齢層が上の方が購入されるイメージです。

ーダウンなのに、ボリューム感が少なくすっきりして見えます。

タウンユースに特化しているブランドなので、ダウンのボリュームは抑えています。使用しているダウンの質が高いので、少ない量でも保温性は高い。雪山は厳しいと思いますが、日本の都市部で着る分には十分暖かいと思います。

ーこちらはどんな方に合う一着なのでしょうか?

オンオフ問わず普段からハイゲージのニットやスラックスなどのきれいなスタイリングを好む方には特に向いていると思います。逆にちょっとおすすめできないのは、リュックをメインで使っている方でしょうか。どうしても背中の下の部分が摩擦で擦れてしまうんです。

ーコーディネートのポイントはありますか?

個人的に相性がいいと思っているのが、ハイゲージのニットにスラックスを合わせたコーディネートです。中にジャケットを着込む余裕もありますが、あまりアイテムを重ねないほうが〈タトラス〉のダウン特有のすっきり感が強調されると思いますよ。

ダウンジャケット/ TATRAS、ニット/ EDIFICE、パンツ / EDIFICE、シューズ / ferrante

4.天候・気温問わない唯一のダウン〈デサントオルテライン〉

熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工により水分含浸を防ぎ、高い耐水性を実現した「マウンテニア」。フロント部分には2列のジッパーを配置。ジッパー間のメッシュ生地により、フロントを閉めた状態でもジャケット内の不快な熱や湿気を逃がすことが可能。DESCENTE ALLTERRAIN / EDIFICE別注 マウンテニア ¥115,500(税込み)

ー〈デサントオルテライン〉は黒のイメージが強いのですが、こちらは別注カラーとのことです。インラインではグレーの展開はないんですよね?

はい。エディフィスだけの別注色です。例年だと絶対黒からなくなっていくんですが、今年に関しては、このグレーと黒とで悩まれる方がすごく多いですね。角度によってはカーキっぽくも見えるし、黒っぽくも見える。ちょっとスモーキーな感じのニュンスカラーです。絶妙な色に仕上がったと思います。

ー今回の中では、一番雨に強いダウンということです。

“雨に強い”を通り越して、“雨でも平気”なダウンですね。生地自体が水を通しませんし、ダウン特有のステッチもない。ダウンって生地に撥水加工をかけてもステッチが露出していると、そこから浸水してくるんです。その心配はしなくていいかなと。土砂降りの雨の日でも唯一着られるダウンと言っていいと思います。

ーただ、熱圧着のダウンはクリーニングを受けてもらえないという話も聞いたことがあるのですが。

水沢ダウンの提携先である白洋舎さんのような技術力のあるクリーニング屋さんなら、問題はないと思います。もう数年取り扱いをさせてもらっていますが、圧着が剥がれたという話はいただいていないですね。あと大きいポイントとして、今年からギャランティーカードが付きました。万一、不具合があった際も2年間は対応してもらえます。迷っている方は後押しの材料になるのではないでしょうか。

ーそれは頼もしいです。どういう方におすすめですか?

天候や気温に関わらず、これ一着で済ませたいという方にいいのかなと。やはり一流スポーツブランドの技術を結集したダウンなので、細かい機能性の追求は抜かりないですね。あとはこういうスペックって単純に男心をくすぐるじゃないですか。その部分にグッとくる方というか。この一着に限っては、細かいうんちくは語り出せばキリがないです(笑)

ー普段のコーディネートはどうすればいいですか?

スペック云々を抜きにして、単純にシルエットがキレイなのも魅力です。アームホールも細くてスタイリッシュ。なので、都会的な印象のアイテムとの相性はすごくいい。ホカオネオネのシューズやグラミチに別注したパンツなど、スポーツ感ときれい目な感じを両立させたスタイリングでまとめてみてほしいですね。

ダウンジャケット/ DESCENTE ALLTERRAIN(EDIFICE別注)、スウェット / EDIFICE、パンツ / Gramicci (EDIFICE別注)、シューズ / HOKA ONEONE

5.軽量性と収納性に特化した〈テアトラ〉

〈テアトラ〉の代名詞的モデルである「スーベニアハンター」のショート丈のダウンバージョン。旅先でお土産を買い漁っても平気な収納量を誇る。ダウンは南極観測隊にも採用される老舗日本ダウンメーカーZANTER社製。暖かいだけでなく、同ブランド史上最軽量のアウター。TEATORA / Souvenir Hunter S/L-EVA ¥110,000(税込み)

ーこちらはどんな一着ですか?

今回の中では、はっきりした性格がある一着。とにかく軽いです。今回、他のダウンと着比べて改めて思いました。圧倒的に軽いですね(笑)その代わり、雨や雪の中で着ることを想定していない。都市での使用に振り切っているのがユニークな一着ですね。

ーえっ、雨の日は着れないんですか?

でもこの一着に限らず、ダウンって基本的に雨はNGなんですよ。生地に撥水加工がされていれば、急な雨に降られた際の安心感はありますが、雨の日は着ないに越したことはない。先ほどの〈デサントオルテライン〉だけは別ですが。なので、個人的には雨の日に着られないことに関しては、そこまで気にならないですけどね。

ースーベニアハンターのモデル名どおり、やはり収納力は充実しているのでしょうか?

外ポケットだけでなく、内側にもジップがたくさん付いているのでかなりありますよ。僕もテアトラは好きで何着か持っているんですけど、本当に手ぶらで出歩けます。収納量の目安が記載されたタグもこのブランドらしいですね。

ー〈テアトラ〉に関しては、どんな方におすすめなのでしょうか?

一般的な機能性というよりは、〈テアトラ〉というブランドが必要と考えている機能だけを突き詰めた一着です。なので、その辺を面白がれる少しファッション感度が高い方に受けていますね。〈アクロニウム〉ほどマニアックではないのですが、〈オーラリー〉や〈コモリ〉あたりが好きな方なら、この魅力をわかってくれるのかなと。

ーコーディネートのポイントを教えてください。

身幅がかなりゆるいので、今回の中では一番今っぽいシルエットのダウンです。なので、まさに今挙げた〈オーラリー〉のトップスと合わせました。どちらもゆるっとしたシルエットなので、相性はいいですね。他も〈テアトラ〉にグッとくる方が好みそうなコンテンポラリーなブランドを選んでみました。

ダウンジャケット/ TEATORA、スウェット / AURALEE、パンツ / CELLAR DOOR、シューズ / SUICOKE

EDIFICE新宿店
住所:東京都新宿区新宿3-31-9 1F
TEL:03-5366-5481
営業時間:11:30~20:30(平日)、 11:00~20:30(土日祝)
定休日:不定休

鞄の老舗が手がける、とっても今風なビジネスリュック

P.I.D(ピーアイディー)は2020年冬の新作バッグとして、特殊技術で銀イオンを付着させて抗菌・消臭効果(※)を備えた新シリーズ「Presto(プレスト)」を発表。現在、シリーズ第一弾となるPAI101が現在予約受付中で、価格は税込1万5400円となっています(発送は12月上旬以降を予定)。

※抗菌防臭加工は、病気の治療や予防を目的とするものではなく、また、この効果は全ての菌に対応するものではありません
↑Prestシリーズ第一弾となるPAI101(W​27cm×H40cm×D16cm/約1020g)。カラーは、クロ、コンの2色展開

 

ビジネスにも使いやすい大容量バックパック

P.I.Dは1947年創業の鞄の老舗、ロワードのオリジナルブランド。こだわり抜かれた素材・製法による高品位な仕上がりや高い機能性が特徴で、ビジネスカジュアルスタイルを基本に、デザインやコンセプトの異なる複数のシリーズを展開しています。

 

今回登場したPrestoシリーズは、機能性とデザイン性を両立させたシリーズで、異なる仕上げのポリエステル素材を組み合わせた特別仕様のデザインを採用。特殊技術で付着させた銀イオンによる抗菌・消臭機能を備えているほか、表面に施された撥水加工によって水や汚れの付着も防ぎます。

 

そのPrestoシリーズの第一弾として登場したのが、フロントの大きなポケットが特徴的な大容量のバックパック「PAI101」。2層式ファスナー開閉で、本体内装はウレタンを入れたPC・タブレット用クッションポケットと書類を収容できるベタポケットを装備しています。フロントポケット部分にはスマートフォン入れとペン差し・手帳入れなどオーガナイザー機能を装備し、瞬時な出し入れが容易。デザインだけでなく、機能性も十分です。

↑背面にはノートPCやタブレットを収納できるクッションポケットを備えており、テレワークにも心強い

 

↑高品位なパスケースも付属

 

現在、公式オンラインショップで予約受付中のほか、渋谷の東急百貨店本店にて2021年1月30日まで展開中のポップアップショップでも入荷次第、順次取り扱う予定。気になる方はぜひチェックしてみてください。

「フランク ミュラー×ニューバランス」意外なコラボで生まれた「996」が996足限定発売!

アメリカ ボストンで1906年に創業して以来、独自の理念でプロダクトを作り続けているNew Balance(ニューバランス)。そして、スイスの工房で世界初の超複雑腕時計や数多くの新案特許を発表し続け、世界中の時計愛好家から愛されているFRANCK MULLER(フランク ミュラー)。そんな両雄による初めてのコラボレーションが実現しました!

 

ともに、自社工場・工房で職人によるモノ作りを続け、確固たる個性を磨き、独創的なプロダクトを進化させ続けている点に共通点を見出し、今回ニューバランスを代表する「CM996」をベースにしたコラボレーションモデルが登場したのです! 11月25日から発売開始。

 

いままで見たことがないラグジュアリーな996!

本作のテーマは“自分時間の創造”。フランク ミュラーのダイアルを特徴づけているビザン数字をアッパーに大胆に型押しで配し、ニューバランスのNロゴは外側と内側で異なるカラーを施しています。

 

インソールには時計のダイアルを彷彿とさせるカラーが巧みに配され、2ブランドのイメージが融合!

 

ゴールドとシルバーというこれまでの996ではあり得なかった、激ラグジュアリーな一足となっています。モデル名にちなんで各色996足限定なので、気になる方はお早めにどうぞ!

ニューバランス

CM996

2万2000円(税込)

 

ニューバランスジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

2020年秋に出揃った、今旬ハイテクソール搭載スニーカー3選!

ここ最近のスニーカーシーンで注目すべきワードと言えば、ずばり“厚底”。ナイキを筆頭にブ厚いミッドソールを搭載した本格シリアスランナー向けモデルが続々と登場し、何かと話題となっていますね。さらに今季は厚底だけでなく、3Dプリント技術を応用したソールやカーボンのしなりを応用したソールも登場するなど、知らぬ間にハイテクソールモデル豊作の季節となっています。

 

そこで今回は、トレーニングモデルを続々と展開する3大ブランドから登場した、今旬なハイテクソールモデルをご紹介します!

 

【その1】ナイキ最速モデルの系譜を継ぐ“厚底”最新トレーニングモデル!

ナイキ

ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%

2万4200円(税込)

本作は、厚底で知られる「ナイキ エア ズーム」シリーズの最新モデル。大迫 傑選手が着用して日本記録を更新したことで知られるナイキ史上最速のレースシューズ「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」をベースに、ズーム エア ポッドなどの機能や特徴的なルックスを継承しています。耐久性を高めることで毎日のトレーニングにも最適なようアレンジ。

 

ミッドソールの前足部にはズーム エア ポッドを設けて、反発力に優れたクッション性を発揮。

 

ヒール部分には、軽量性と耐久性を兼ね備えたNike Reactテクノロジーを搭載。足を踏み出すたびに優れたクッション性を発揮し、しっかりとした履き心地を持続します。

 

【その2】アディダスでは初となる待望のカーボンプレート搭載ランニングシューズ!

アディダス

アディゼロ プロ

2万4200円(税込)

カーボンがしなることで得られる高い反発力をスピードへと変える、“推進力を生み出すテクノロジー”として大きな注目を浴びる「CARBITEXカーボンプレート」をミッドソールに搭載。着地時にはダイナミックな柔軟性を、蹴り出し時にはエネルギーを与え、少ない力を大きな推進力へと変換してくれます。さらに、アディダス独自のミッドソール・テクノロジーである「Lightstrike」と「Boostフォーム」と組み合わせることで、足の自然な屈曲と的確なポジションをキープ!

 

ミッドソールに「CARBITEXカーボンプレート」を搭載し、さらにアディダス独自のミッドソール・テクノロジー「Lightstrike」と「Boostフォーム」と組み合わせています。重量は240g(片足重量27cm)。

 

アウトソールには、自動車やレース用の自転車に採用されている「Continental ラバーアウトソール」を採用。様々な路面コンディションで高いグリップ力を発揮します。

 

【その3】MITデザインラボとプーマの共同開発によって誕生した4Dミッドソール!

プーマ

カリブレート ランナー BM

1万6500円(税込)

MIT(マサチューセッツ工科大学)デザインラボとプーマの共同開発によって誕生した4Dミッドソール「XETIC(ゼティック)」を搭載したニューモデル。ミッドソールに開けられた“8の字”と“丸型”の空間に体重がかかると、効率的な潰れ方をすることで衝撃を吸収し、さらに元の形状に戻る力で抜群な反発性を生み出す画期的テクノロジーを採用しています!

 

XETICの素材はプラスチックではなく、高いレスポンシブ性を備えた発泡体を使用。XETICの名前の由来でもある、オーセチック構造(Auxetic Materials)は、圧縮などの機械的負荷を受けたときに新次元のクッショニングを発揮し、着地時の衝撃を最小限にしてくれます!

 

耐久性の高いゴム製アウトソールは全面にではなく部分的に設ける事で、高い屈曲性も確保。

 

ハイテクソールテクノロジーの大本命“厚底ソール”を筆頭に、カーボンプレートや4Dミッドソールなど各社の高い技術力が生み出した、シューズが出揃いました。日々のトレーニングで活躍することはもちろんですが、いずれも今っぽいデザインもポイントなので、スポーツミックスなど普段のコーディネートにもピッタリとフィットしますよ!

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

アディダスグループお客様窓口
TEL:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

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衝動買いを誘う〈イノウエブラザーズ〉のマフラー

衝動買いにも2種類あると思っています。ネット上で気に入ってポチったものと、店頭で気に入って買ったもの。気に入ったという点ではもちろん同じ。ただ、買ったあとの愛用度には微妙な差がある気がしています。

店舗だと実際に触れられるし、スタッフさんとのやり取りも発生する。より濃密な情報に触れてジャッジする分、結果として後者のほうが買い物の精度が高いような。そんな言い訳を用意しつつ、一番最近お店で衝動買いしてしまったのがこちら。

ふらっと立ち寄った新宿の「WISM」にて見つけた〈イノウエブラザーズ〉のベビーアルパカ生地のマフラー。正直もっと高いイメージがあるブランドでしたが、わりと手頃な値段(1万円ちょい)だったのも購入の決め手。

無地の素っ気ないマフラーですが、店頭でしっかり存在感を放っていました。クオリティに並々ならないこだわりを持っているブランドであることは前から知っていましたが、やはり実物はすごい。生後3ヶ月以内というベビーアルパカを使った生地の肌当たりは格別でした。

これまでマフラーは柄が好みかどうかという視点だけで選んでいたので、ちょっぴりコンサバな無地のチャコールグレーというのもなかなか新鮮。この上品さを逆手に取って、わざとカジュアルなグレーのスウェットなんかに合わせてみてもよさそう。今冬のコーディネートの新たなオプションになってくれそうです。


FACY編集部・杉山

先日、前から気になっていた「WAVES」という映画を観に行ってきました。事前に作ったプレイリストから着想したという映画自体も素晴らしかったのですが、都内でまだ唯一上映していた「下高井戸シネマ」もアットホームな雰囲気で最高でした。11/20(金)まで上映しているようなので、見逃していた方はぜひ。

快適に働ける”ゆるビズ”スタイルを提案! 新しい働き方はパンツ選びから

調査によると、コロナ以前と現在を比較して、運動不足になった人は61.7%、「太った」と自覚している人は35.9%。特に「お腹」が気になっているようだ(※)。そこで今回の「GetNavi FASHION LABO」では、Withコロナ、Withお肉(笑)でも快適に働ける”ゆるビズ”スタイルをご提案。新しい働き方は、まずはパンツ選びから始めよう!!

※:ショップジャパン調べ(調査対象は全国20歳から69歳までの男女5262名)

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

見た目の節度を保ちつつ着心地はラクにお腹はカバー

外出自粛による「コロナ太り」に悩む人は実に多い。もちろん肥満の解消には運動が欠かせないが、ひとまず服装で体型をカバーするのが得策だろう。

 

そこでオススメしたいのが、“ゆるビズパンツ”だ。要はビジネススタイルに馴染む面構えながら、気になるお腹まわりにゴムやヒモを備え、ゆるりと穿けるパンツのこと。これがいま、各ブランドで大ヒット中なのだ。

 

コロナ禍で、ビジネスシーンのドレスコードはより多様化。スーツやタイドアップの着用頻度が減り、それに伴ってパンツもよりイージーなものが受け入れられるようになってきている。これを機に、素材感やシルエットにこだわった“ゆるビズパンツ”の導入を検討しよう。長時間座りっぱなしの在宅勤務も効率アップ間違いなしだ。

 

【”ゆるビズパンツ”の条件】

■ストレッチ性のある素材

■ウエストにはゴムかヒモ

■色はあくまでベーシック

伸縮性のある素材で、快適な着用感とシワになりにくさを実現。ウエストは、ベルトなしでも穿けるゴム入りかヒモ付きを。ビジネスシーンに馴染む紺・グレー・黒などを選ぶべし。

 

【No.1】”ゆるビズ”パンツ〜タックなし〜

ややカジュアル寄りのコーディネートには、「ノータック」が好相性。裾幅が細くなるため、見た目がスリムな印象に仕上がる。

●ユニクロのシャツ3289円(ユニクロ)、アバハウスのTシャツ7590円(アバハウス 池袋パルコ店)、ダブルエイチ×ナノ・ユニバースの靴5万2800円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)、その他スタイリスト私物

 

A:無印良品

縦横ストレッチ 乾きやすいテーパードパンツ

3990円

問:無印良品 銀座

ストレッチ性に優れ、雨や汗などの水分も発散しやすい特殊な構造の糸を使った素材を採用。伸びた生地をキックバックする保形性の高さも魅力だ。ワンタッチでウエスト調整できるベルト付き。

 

B:ユニクロ

スマートアンクルパンツ

3289円 

問:ユニクロ

ウールのような上品な質感と、ウエストのストレッチによる快適な着心地を兼備した一本。センタークリースが取れにくいため、アイロンがけの手間を大幅に軽減する。トップスをインしても◎。

 

C:プラステ

コンフォート ストレッチスリムパンツ

8789円 

問:プラステ

高機能素材「ソロテックス」のポリエステルストレッチ糸を縦横に配し、布帛ながらジャージのような高い伸縮性を実現。吸水速乾性が高く、夏でも快適な着用感を維持する。

 

D:ナノ・ユニバース

トレンドを意識した、よりいまっぽいシルエットを取り入れるなら「タック入り」がオススメ。腰まわりのゆとりのおかげで、動きやすさも◎。

BRING COVEROSS AIRメッシュパンツ

7700円 

問:ナノ・ユニバース カスタマーサービス

環境問題に配慮した新レーベルの第1弾。再生糸を使ったストレッチ生地に、吸水速乾や消臭抗菌などの機能も備える。腿横のファスナーポケットは小銭やカード類の収納に便利だ。

 

【No.2】”ゆるビズ”パンツ〜タック入り〜

トレンドを意識した、よりいまっぽいシルエットを取り入れるなら「タック入り」がオススメ。腰まわりのゆとりのおかげで、動きやすさも◎。

●グローバルワークのカーディガン4290円(アダストリアカスタマーサービス)、ナノ・ユニバースのポロシャツ(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)、アシックスランウォークの靴2万4200円(アシックスジャパン お客様相談室)、その他スタイリスト私物

 

E:ニューバランス

WTT105 ワイドフィット

1万4190円

問:ニューバランス ジャパンお客様相談室

軽量性・伸縮性・撥水性に優れた高機能素材「ソロテックス」を採用。ゆるりとしたワイドシルエットと、同ブランドのシューズとベストバランスで穿けるよう計算された丈感が特徴だ。

 

F:ザ・スーツカンパニー

REDA ACTIVEジャージパンツ

1万2100円

問:ザ・スーツカンパニー

銀座本店

イタリアの名門服地メーカー、レダ社の高機能ウール素材を採用。毛羽が少なく上品な光沢感とソフトな風合いを実現しつつ、撥水性・防シワ性・引き裂き強度にも優れる。

 

G:アーバンリサーチ

ドライメランジ タックイージーパンツ

1万2650円

問:アーバンリサーチ ルミネ新宿店

リネンライクな清涼感のあるメランジで仕立てたイージーパンツ。サラッとしたドライな肌触りが特徴で、暑い日も快適に過ごせる。防シワ性を備え、手入れもラクに行える。

 

H:モアレス

コーデュロイ スラウチパンツ

8690円 9月上旬発売

問:洋服の青山 池袋東口総本店

上品な表情の中太畝コーデュロイは、ポリウレタンを混紡することで適度なストレッチ性を実現。ウエストは左右に伸縮するSMART BOOST仕様で、ノーストレスな着用感だ。

 

■上半身を賢くカモフラージュ、トップス”やせ見え”ワザ!

ウエストまわりは、ゆるビズパンツでラクに。上半身も、体型カバーにつながるコーディネート術でズルく“やせ見え”をクリアしてしまおう!!

 

【”やせ見え”ワザ】くっきりストライプで、縦ライン強調

ストライプ柄は縦のラインを強調できるため、視覚的にやせ見え効果が期待できる。なお、コントラスト強めの色味で縞が細いアイテムを選ぶと、よりシャープな印象を与えられる。

●ユニクロのシャツ2189円(ユニクロ)、アバハウスのTシャツ7590円(アバハウス 池袋パルコ店)、ナノ・ユニバースのパンツ8250円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)

 

【”やせ見え”ワザ】Vネックで、首元すっきり

首元をすっきりと見せ、小顔効果を狙いたいならVネックが◎。1枚で着てしまうとビジネスにはラフすぎるが、ニットジャケットを羽織ることで、ほど良くきれいめな印象に。

●無印良品のTシャツ990円(無印良品 銀座)、シップス エニィのジャケット1万8920円(シップス エニィ 渋谷店)、アーバンリサーチのパンツ1万1000円(アーバンリサーチ ルミネ新宿店)

 

【”やせ見え”ワザ】クレリックシャツで、目線を上へ

白襟がアクセントのクレリックシャツは、人の視線を自然と首から上へと集めてくれる。そのため、普通の襟シャツよりも、気になるお腹の出っ張りに目がいきにくい!!

●アーバンリサーチのシャツ8250円(アーバンリサーチ ルミネ新宿店)、ユニクロのカーディガン4389円(ユニクロ)、グローバルワークのパンツ5390円(アダストリアカスタマーサービス)、ベルトはスタイリスト私物

 

【”やせ見え”ワザ】ビッグTで、シルエット補正

トレンドアイテムである“ビッグシルエットTシャツ”は、たっぷりとした布地によって身体のラインを拾いにくい。だらしなく見えないよう、着丈が短めに設定されたものを選ぶこと。

●ナノ・ユニバースのTシャツ4400円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)、アバハウスのパンツ9900円(アバハウス 池袋パルコ店)、メガネはスタイリスト私物

 

【”やせ見え”ワザ】濃色ワントーンで、引き締める

上下に濃色を使ったワントーンコーデは、全身が縦につながって見え、引き締め効果抜群。特にネイビーは黒ほど重たい印象にならず、知的な雰囲気を出せるのでオススメだ。

●プラステのポロシャツ5489円、同パンツ8789円(プラステ)

 

 

文/井上泰佑 撮影/島本一男(BAARL) スタイリング/四方章敬 モデル/辰 宏

 

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