「いま急速に梅干しが進化してる」マツコ・デラックスが“梅干しの世界”に驚愕!

1月16日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)では、“梅干の世界”がテーマに。様々な梅干しが紹介され、マツコ・デラックスや視聴者を驚かせていた。

出典画像:「マツコの知らない世界」公式サイトより出典画像:「マツコの知らない世界」公式サイトより

 

「ガッテン」立川志の輔の一人息子が梅干しの世界を紹介

今回番組に登場したマニアは、全国300種類の梅干しを食べ歩いてきた竹内順平。なんと落語家・立川志の輔の一人息子なのだが、24歳で何故か「梅干しを知る旅」に出て全国を渡り歩き、26歳で梅干しの魅力を伝える会社を設立。現在も“梅干しプロデューサー”として活躍している。

 

そんな竹内がまず紹介したのは、昔ながらの王道梅干し「杉田赤しそ梅干(延楽梅花堂)」。強烈な酸味と梅本来の豊かな風味が味わえる梅干しなのだが、一口食べたマツコは「うおおおおお!」としょっぱさに大絶叫していた。しかしその後に「あ、でもおいしい!」「食べたことありそうでないわ、こんな梅干し」と絶賛。77歳の女性職人がたった1人で手作りしたこだわりの梅干しに、「今まで大した梅干し食ってなかったんだな」「これが梅干しなのね」と驚いていた。ちなみにこの梅干しは、粒の大きさによっては1粒350円ほどするとのこと。

 

さらに「いま急速に梅干しが進化してる」という竹内は、ユニークな最新の梅干しも紹介した。例えば燻製料理店「TE kara TE」が販売している「燻製梅」は、その名の通り燻製された梅干し。桜チップでいぶされており、梅干しの酸味がマイルドになっている。

 

そのほか番組には、キムチ風味の「キムチ梅(不動農園)」や、オリーブオイルに漬け込んだ梅干し「オリーブオイルしらら(中田食品)」などが登場。ユニークな梅干しの数々に、視聴者からは「『マツコの知らない世界』を見たせいで梅干し食べたい病にかかった」「一度でもいいから高級な梅干しを食べてみたい」「見てるだけで涎が止まらなくなる企画だな」「ガッテン師匠の息子さんって梅干しプロデューサーだったのかよ!(笑)」といった声が相次いだ。

 

日本一高い梅干しの値段とは?

番組で紹介されたもの以外にも、日本には様々な梅干しがある。まずは“日本一高価な梅干し”とされている「丙申年の梅 五福」。12年に一度しか販売されない限定品で、最近では2016年に発売されたばかり。値段は1.8kgだと10万8000円で、たった1粒だけでも3240円。この梅干しは2017年6月の「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)に登場しており、実食したMCの後藤輝基は「結構な塩味やね!」と驚いていた。

 

また、紀州南高梅の生産量日本一を誇る和歌山県には、梅干しが出てくる“ガチャポン”が。「JA紀州 ほんまもんふるさと産地直売所」などに設置されており、カプセルには白干、はちみつ、しそ、こんぶの4種類の梅干しが入っている。さらに通常は2Lサイズの梅干しが出てくるのだが、ごく稀に4L~5Lの大粒梅干しも出てくるとのこと。

 

かなり奥が深い梅干しの世界だが、「マツコの知らない世界」に登場した竹内曰く、最近では日本人の梅干し離れが進んでいる模様。「普段はあまり梅干しを食べない!」という人も、これを機に梅干しの世界へ足を踏み入れてみてはいかが?

マツコも驚く“大学博物館”の知られざる魅力! タダなのにガラガラ、でも超充実の大学博物館とは?

11月7日に放送された「マツコの知らない世界」では、知られざる“大学博物館の世界”を紹介。「タダなのにガラガラ」だという大学博物館の魅力に、「これは知らなかった!」「行ってみたい…!!」と大反響が巻き起こった。

出典画像:「マツコの知らない世界」公式サイトより出典画像:「マツコの知らない世界」公式サイトより

 

年に100回大学博物館に通う男が魅力を解説!

プレゼンターとして登場したのは、年に100回大学博物館に通う男・大坪 覚。大学博物館とは、各大学に併設された博物館のことで、大坪いわく、大学博物館は全国に420か所以上、大学博物館が存在しない都道府県はないらしい。

 

これにマツコ・デラックスは「結構みんな図々しくつくってるんですね」とコメントするが、実はほとんどの大学博物館が入館無料。しかもなかなかお客さんがこないとのこと。

 

そこで、大坪がおススメの大学博物館を紹介していったのだが、“大学博物館のスター的存在”なのが明治大学の博物館。ここは世界中の拷問器具が見られる日本唯一の博物館で、常設展はもちろん無料。明治大学はもともと法律の学校だったため、刑罰の研究のために拷問器具が展示されている。

 

なかでも有名なのが、ヨーロッパの拷問器具「鉄の処女(アイアンメイデン)」。SNSでも「日本にあるとは知らなかった」「一生に一度は見てみたい!」との驚きの声が上がっていて、大坪は1年に20回以上この博物館に通っているらしい。これにも「拷問器具見たさに20回通うとは恐ろしい…」と驚きの声が上がった。ちなみに、この博物館では過去に「鉄の処女Tシャツ」が販売されていたことも。

 

博物館のおススメが“学芸員”!?

その後、独自の「一度は行ってほしいランキング」が発表されることに。まず第3位は、「國學院大學博物館」(入館無料)。日本に1体しかない手のついた人面土器など、約3万年前からの貴重なお宝が展示されていて、大坪の一番のおススメが縄文土器の縄を再現した展示。縄文土器に模様を入れるために使われていた縄を学芸員が手づくりで再現したもので、「縄の再現すごく見たい!」「縄文を再現とは…」と興味を抱く人が続出していた。

 

第2位に選ばれたのは、東京家政大学の博物館(入館無料)。家政大学は女子大だが、守衛室で入館証をもらえば一般の人でも入ることができる。この博物館ではスタンプラリーを実施していて、入館無料なのにスタンプを4つ集めればオリジナルグッズがもらえてしまう。

 

東京家政大学はもともと日本で最初の服飾系の専門学校だったため、明治から昭和にかけての生活や衣類に関する展示が充実している。なかでもイチ押しなのが、明治から昭和にかけて学生が作ったミニチュアの衣服「裁縫雛型」。4500点のコレクションがあるが、その内2290点が国の重要有形民俗文化財に指定されている。

 

そして第1位は、城西大学の大石化石ギャラリー(入館無料)。館内には1億年前の貴重な化石が数多く展示されているが、大坪のおススメは学芸員の“宮田さん”だという。VTRの中で「ヘリコプリオン」の歯の化石を「ヘリコちゃん」と呼んだり、化石愛にあふれる宮田さんはスタジオにも登場。「三葉虫のご遺体」などパワーワードを繰り出し、「ガチの人だ」「宮田さんだけで1時間もつだろ」と大反響。

 

ちなみに展示されている化石や宮田さんだけでなく、ギャラリーグッズも魅力のひとつ。化石型の落雁があったり、1億年前の本物の化石が1000円で売っていたりと子どもから大人まで楽しめそう。大学博物館の奥深い世界をぜひ味わってほしい。