あなたはもう見た!? シチズンが開発した世界最薄の光発電時計の凄さを表参道で体験しよう!

シチズンが光発電式腕時計の発売40周年を記念して2016年に発売した「エコ・ドライブ ワン」で世界中に衝撃を与えたのは、まだ記憶に新しいところでしょう。この世界最薄の光発電時計の世界観を体感できるイベントが、1月1日〜14日まで、表参道ヒルズにて行われています。日本が世界に誇れる腕時計の製造技術に触れるチャンスを、ぜひお見逃しなく!

 

20170109_hayashi_WN_06

 

 

ケースの厚さ2.98mm、ムーブメントはわずか1mm

20170109_hayashi_WN_07

 

 

シチズンは、光発電腕時計のリーディングカンパニーとして、様々な形状のソーラーセルを開発したり、光発電とは思えない質感の高い文字盤を生み出したりと、40年の歴史の中でいくつもの実績を残してきました。エコ・ドライブ ワンは、そうした蓄積された技術の集大成ともいうべき一本で、2016年のバーゼルワールドで披露されるやいなや世界中で話題を呼びました。

 

モデル名の由来でもある厚さわずか1mmのムーブメントは、設計を実現させるために超小型の歯車の加工からそれを組み立てる技術まで、世界屈指のマニュファクチュールブランドであるシチズンの持てるすべてが投入されています。

 

20170109_hayashi_WN_08

 

そして、これを収めるケースも、厚さはたったの2.98mmと極薄。これをクオーツでなく、光発電で実現してしまったところが驚異的なのです。

 

20170109_hayashi_WN_09
ちなみに、超スリム設計なケースは、ベゼル素材などに高硬度素材を用いることで実用に耐える剛性を確保。簡単に曲がったり折れたりはしません。

 

 

期間中に試着をするとオリジナルノベルティがもらえる!

今回のイベントでは、「エコ・ドライブ ワン」の世界観に浸れる展示とともに、2017年11月に発売されたばかりの新作を含めた全8モデルを実際に手にとって、試着できるコーナーが設置されています。

 

「エコ・ドライブ ワン」Ref.AR5004-59H/37万8000円「エコ・ドライブ ワン」Ref.AR5004-59H/37万8000円

 

「エコ・ドライブ ワン」Ref.AR5025-08E/43万2000円「エコ・ドライブ ワン」Ref.AR5025-08E/43万2000円

 

「エコ・ドライブ ワン」Ref.EG9004-18A/43万2000円「エコ・ドライブ ワン」Ref.EG9004-18A/43万2000円

 

 

しかも、試着をするだけでイベント限定のオリジナルノベルティがもらえるほか、会場でエコ・ドライブを購入された方にスペシャルギフトも用意されているそう! ※ノベルティは無くなり次第終了。

 

また、期間中は日時限定でシチズンブランドの時計を持ち込んだ方を対象にサービススタッフによるバンド洗浄やメタルバンドのサイズ調整などのサービス(無料)も行われるとのこと。愛用機に心配事や困ったことがあれば、この機会を活用してみるのもいいでしょう。

 

※メンテナンスサービス実施日時1月6日(土)、7日(日)、8日(月・祝)、13日(土)、14日(日)11:00~18:00(最終日17:00)

 

「エコ・ドライブ ワン」のような革新的な腕時計は、機械工学や工業デザインを学ぶ人々にとっても非常に有意義な発想の元となるに違いありません。薄さ1.00mmのムーブメントに85個もの部品を内包してしまった常識外れの一本を、ぜひ多くの方に体感していただきたいと思います。

 
20170109_hayashi_WN_13

 

<CITIZEN Eco-Drive One POP-UP @ Omotesando 概要>

■開催期間:2018年1月1日(月・祝)~1月14日(日)

1月1日(月・祝)~3日(水)、最終日14日(日)11:00 ~18:00

4日(木)~6日(土)、9日(火)~13日(土)11:00 ~20:00

7日(日)、8日(月・祝)11:00 ~19:00

■場所:表参道ヒルズ1F Rスタジオ

東京都渋谷区神宮前4丁目12-1 表参道ヒルズ西館1F  ※入場は無料です。

 

 

 

ブルガリ・グループCEOのババン氏に直撃! ブルガリが世界最薄ウオッチを立て続けに開発し続ける理由とは?

数年のうちに数々の薄型ウオッチで世界記録を樹立し、2017年のジュネーブウオッチグランプリでは2冠に輝くなど、快進撃を続けるブルガリ。この勢いを生み出した立役者といえば、2013年にブルガリのCEOに就任したジャン-クリストフ・ババン氏でしょう。2017年11月末に行われたブルガリ主催の「アウローラ アワード」授賞式と、12月25日まで六本木ヒルズで行われている「セルペンティ フォーム」の開幕に合わせて来日したババン氏に、時計ブランドとしてのブルガリの展望を聞きました。

20171213_hayashi_WN_01

 

 

ブルガリの芸術性をもって日本の女性に最大限の敬意を払う

 

−−まずは、今回の来日目的である「アウローラ アワード」と「セルペンティ フォーム」展について、同時開催にした理由を聞かせてください。

 

 

−−アウローラアワードは今回で2度目ですが、どのような経緯でこのアワードを設立されたのですか。

 

ブルガリはいつの時代にもジュエリーを通じて女性を讃えてきました。そうした背景から、世界各国でそれぞれの地域に合わせたイベントを行っています。

 

そのなかでも日本に関しては、ブルガリにとって非常に特別な国です。グローバル展開でいち早く足場を固められた国でもありますし、私たちの価値や哲学を深く理解していただいているお客様やメディア関係者も多い。

 

すでにブルガリの製品に対する知識が成熟しているから日本では、このように大勢の方々が関わって盛り上がるイベントが相応しいと考えてアウローラ アワードを設立したのです。

 

20171213_hayashi_WN_02

 

アウローラアワードは、まさにジュエリーのような輝きを持った女性を讃えるためのアワードであると同時に、これまでブルガリを支えてきていただいた女性への敬意を表するものでもあります。そういう点では、チャリティの一環ということもできるでしょう。

 

ブルガリ アウローラ アワード授賞式で、受賞者に推薦した操上和美さんのスピーチを聞く蜷川実花さん。このほかにも授賞式には、多くの著名人や各界のセレブリティが参加した。ブルガリ アウローラ アワード授賞式で、受賞者に推薦した操上和美さんのスピーチを聞く蜷川実花さん。このほかにも授賞式には、多くの著名人や各界のセレブリティが参加した。

 

 

時計開発では権威あるGPHGに「美意識」という新風を吹き込んだ

−−そして、ジュネーブウオッチグランプリでの2冠達成、おめでとうございます。いまの率直なご感想をお聞かせください。

 

ありがとうございます。

 

オクトというコレクションだけで「トゥールビヨン&エスケープメント部門」「メンズウオッチ部門」の2つを受賞できたことを、非常に喜ばしく思っています。

 

ジュネーブウオッチグランプリのメンズウオッチ部門の最優秀賞作「オクト フィニッシモ オートマティック」レザー:155万5200円/ブレス:167万4000円。自動巻きにして厚さ2.23mmという世界最薄記録を樹立したムーブメントを搭載し、チタンケースの厚みもわずか5.15mmにまで抑制。約60時間のパワーリザーブを確保した点も含め、革新的な要素が満載ジュネーブウオッチグランプリのメンズウオッチ部門の最優秀賞作「オクト フィニッシモ オートマティック」レザー:155万5200円/ブレス:167万4000円。自動巻きにして厚さ2.23mmという世界最薄記録を樹立したムーブメントを搭載し、チタンケースの厚みもわずか5.15mmにまで抑制。約60時間のパワーリザーブを確保した点も含め、革新的な要素が満載

 

 

これまでのジュネーブウオッチグランプリは、技術面に目を向けられることが多かったように思います。そこに、ブルガリが培ってきた「美意識」を表現したコレクションが選ばれたことで、権威ある賞にひとつ大きな変化をもたらすことができたのではないでしょうか。

 

オクト フィニッシモ トゥールビヨン スケルトンとオクト フィニッシモ オートマティックは、今回の受賞でレジェンダリーウオッチの仲間入りを果たしたのと同時に、私たちにとっても大きなマイルストーンになりました。

 

−−オクト フィニッシモ オートマティックはチタンの素材感が非常にユニークでした。

 

私たちには薄さを追求できるだけのバックグラウンドがあります。加えて、新しいことに挑戦する研究開発も惜しみません。そして、いま力を入れているのがチタンという素材の可能性を広げることです。

 

この素材は軽量で丈夫なだけでなく、ミニッツリピーターの音を豊かにする特性も持っています。前年に発表して、世界最薄記録を樹立したオクト フィニッシモ ミニッツリピーターの開発にも欠かせない素材でした。

 

20171213_hayashi_WN_05

 

この素材はデザインとしても多くの可能性を秘めています。私たちには垂直統合体制があるので、ムーブメントからケース、文字盤にいたるまで、完全に調和のとれた製品を作ることができます。だからこそ、オクト フィニッシモ オートマティックのように、ケースやブレスレットの色と文字盤の色を揃えて唯一無二のデザインができたわけです。

 

これまでも、これからも、ブルガリは「究極のエレガンス」をテーマにジュエリーを手がけてきました。この真髄を男性とも共有していけるよう、腕時計開発では薄さを追求し続けていくつもりです。

 

ブルガリ・グループCEO ジャン-クリストフ・ババン氏 1959年生まれ。ラグジュアリー企業から通信企業まで、様々な一流企業で要職を歴任したのち、2000年末よりタグ・ホイヤーのCEOに就任。同社のイノベーションに情熱を注ぎ、同社の売上および収益を拡大させたほか、ブランド基盤を強化。長期的地位の確立に貢献した。2013年より現職ブルガリ・グループCEO ジャン-クリストフ・ババン氏 1959年生まれ。ラグジュアリー企業から通信企業まで、様々な一流企業で要職を歴任したのち、2000年末よりタグ・ホイヤーのCEOに就任。同社のイノベーションに情熱を注ぎ、同社の売上および収益を拡大させたほか、ブランド基盤を強化。長期的地位の確立に貢献した。2013年より現職

 

 

「ブルガリ セルペンティ フォーム アート ジュエリー デザイン」

 

会期:2017年11月25日(土)〜12月25日(月)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
住所:東京都港区六本木6-10-1
展望台入場料: 一般 1,800円 / 高校・大学生 1,200円 / 4歳~中学生 600円 / シニア(65歳以上) 1,500円
開館時間:10:00〜23:00 (最終入館22:30) ※金・土・休前日は25:00(最終入館24:00)まで

 

セルペンティ フォーム展 https://www.serpentiform.bulgari.com/

ブルガリ公式サイト https://www.bulgari.com/