2023年は「パナvsシャープ」で注目の自動調理鍋が当たり年! 調理家電のトレンドを4カテゴリで振り返る

調理の時短、省手間、料理のおいしさに大きく貢献する調理家電。2023年も数多くの調理家電が発売されましたが、どのようなトレンドがあったのでしょうか。数多くの調理家電を取材し、自身でも頻繁に料理を行うIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんに、印象に残った製品を4つのカテゴリに分けて振り返ってもらいます!

 

個性豊かな「進化版ホットプレート」が続々登場

コロナ禍の影響で、2020年度(2020年4月~2021年3月)はホットプレートが数量・金額ともに前年度比150%を超えるヒットになったものの、その後は一気に落ち着きを見せました。とはいえ、それまで過去のもののように見られていた、ホットプレートをはじめとする卓上調理家電が見直されたように思います。こうした背景もあって、2023年は“進化版ホットプレート”とも言える卓上調理家電が続々と登場しました。

まず、注目したいのは、バルミューダが2023年10月に発売した「BALMUDA The Plate Pro」(実売価格4万2900円・税込/以下同)です。ヒーターの上に6.6mmの分厚いプレートを配置することで加熱ムラをなくし、まるで鉄板焼きのような調理を実現するというもの。フチがなくて油などが飛び散るリスクはあるものの、「卓上調理の楽しさ」に全振りしたような潔さが感じられます。

↑バルミューダの「BALMUDA The Plate Pro」

 

シロカが2023年12月に発売した「おうちいろり」(土鍋あり実売価格3万9600円)も卓上調理の楽しさを前面に押し出した製品です。焼き網で焼き鳥や焼き肉などのあぶり調理、深皿でホットプレートや煮込み調理などを楽しめるほか、伊賀焼窯元長谷園製の蒸し皿付き土鍋が付属するモデルも用意。まさにいろりのような“和”の雰囲気で卓上を彩ってくれます。

↑シロカ「おうちいろり(土鍋あり)」

 

鋳物メーカーの石川鋳造とドウシシャが共同で開発し、2023年12月に発売した「おもいのフライパン スクエア 電気卓上コンロセット」(実売価格5万5000円)は、さらにユニークな製品です。販売累計7万枚を超え、入荷3年待ちを記録したという人気の鋳物フライパン「おもいのフライパン」と専用ヒーターを組み合わせたもの。フライパンは無塗装の鋳鉄製のため、うまく使えるようにするためには「油ならし」などの手入れが必要になります。テフロン加工(フッ素樹脂加工)に比べて長持ちするものの、取り扱いが難しいのは事実。しかし「世界で一番肉がおいしく焼ける」をコンセプトにしたフライパンの火加減を電気コンロで正確にコントロールできるのが売りなので、コンセプトに共感する人にはぴったりの製品です。

↑「おもいのフライパン スクエア 電気卓上コンロ フルセット ドウシシャVer.」

 

2023年は自動調理鍋の“当たり年”だった

ここ数年、調理家電で最も注目されているのは「自動調理鍋」でしょう。電気圧力鍋は50年近く前からありますが、「予約調理機能」と「自動で食材をかき混ぜる機能」を同時に搭載したのはシャープが2015年に発売した「ヘルシオ ホットクック」が最初でした。そして2023年2月、いよいよ自動かき混ぜモデルの“決定版”とも言える製品が満を持して登場。それがパナソニックの「オートクッカービストロ NF-AC1000」(実売価格7万9200円)です。

↑パナソニック「オートクッカービストロ」

 

食材自動かき混ぜ機能を搭載する従来の電気調理鍋は非圧力タイプでしたが、オートクッカービストロは最大2気圧の圧力調理を実現。圧力調理による「時短」と食材自動かき混ぜ機能による「ほったらかし調理」、予約調理による「調理時間のタイムシフト」を実現しました。ヘルシオ ホットクックと違い、鍋底からしっかりとかき混ぜる機能を備えているのも大きなポイントでした。

 

それに対し、シャープはヘルシオ ホットクックの新製品を発売することはなく、2023年10月にヘルシオ ホットクック対応アクセサリーの「もっとクック TJ-U2A」(実売価格9900円)を発売したのが興味深いところ。こちらは従来の「まぜ技ユニット」では混ぜきれない鍋底の食材をヘラによってしっかりとかき混ぜられるアイテム。圧力調理には対応しないものの、「あめ色玉ねぎ」や、高速回転で「メレンゲ」を作れるなど、従来のホットクックユーザーにとってうれしいアクセサリー追加となりました。

↑シャープ「ヘルシオ ホットクック」に専用アクセサリー「もっとクック」を取り付けた状態

 

↑もっとクックのヘラは内鍋にしっかりと沿う角度に設計されています

 

2015年に初代モデルが登場してからロングセラーとなっているティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」シリーズからは、2023年10月にタッチパネル液晶を搭載する初のスマホ連携モデル「クックフォーミー タッチ」(実売価格7万2000円)が登場しました。

 

クックフォーミーシリーズは人数を設定するとレシピの分量や手順を画面で教えてくれて、手順通りに進めることで初心者でも手軽に料理を覚えられる電気圧力鍋です。調理の手順ごとに操作が止まることも多いため、従来は次の作業待ちで調理が中断してしまうことがありました。しかし、スマホアプリと連携して通知が来るようになり、画面での分かりやすい手順の表示も相まって、より使い勝手のいい製品になりました。2023年の自動調理鍋は、魅力的な製品がそろった“当たり年”だったように思います。

↑ティファール「クックフォーミー タッチ」

 

新規参入メーカーも増え「おひとりさま調理家電」がさらに充実

ここ数年で注目度が高まっているのが「おひとりさま家電」です。コンパクトでおしゃれな調理家電ブランドといえば、「ブルーノ」や「レコルト」、「ビタントニオ」などが有名ですが、PC周辺機器メーカーとして有名な「エレコム」も2022年に調理家電カテゴリーに参入し、さらにプレーヤーが増えてきました。エレコムは2023年5月に美容家電や調理家電などを展開する「テスコム」ブランドを持つテスコム電機グループの親会社、ティーエスシーを買収したことで、さらにおひとりさま調理家電のカテゴリーも盛り上がりそうです。ここ数年の流れとしては「ヘルシーな食事を手軽に作れる」という製品が多いように感じます。以下では、写真とともに筆者おすすめの商品をいくつか紹介しましょう。

↑レコルト「自動調理ポット RSY-2」(実売価格1万3200円)。フードプロセッサーとヒーターを組み合わせることで、スムージーや食べるスープ、豆乳、おかゆなどを作れる自動調理鍋です

 

↑エレコム「Hot a la Pot(ホッタラポット)HAC-HEP01」(実売価格7979円)。煮る、煮こむ、蒸す、炊飯、めん調理、低温調理と6つの機能を搭載するコンパクト電気調理鍋です

 

↑ビタントニオ「フードスチーマープラス」(2段タイプ9680円~)。ゆで卵や半熟卵作りに加えて、蒸し調理が可能な電気蒸し調理器です

 

↑サンコー「卓上おひとりさま焼き肉『ソログリル』」(実売価格6980円)コンパクトな焼き肉用ホットプレート。小さいこと以外に取り立てて特徴はないのですが、自宅ソロキャンプができるといった感じのデザインが素敵です

 

おひとりさま調理家電とは少しジャンルが異なりますが、パナソニックが少人数世帯向けに注目の製品を投入しました。自動的にお米を計量・給水して炊飯してくれるスマホ連携対応の自動計量IH炊飯器「SR-AX1」(実売価格4万5540円)です。0.5合から2合まで0.25合単位で炊飯でき、「いつでも炊きたてのご飯を、好きな量だけ食べたい」というニーズに応える画期的な商品です。

↑パナソニックが2023年7月に発売したスマホ連携対応の自動計量IH炊飯器「SR-AX1」

 

応用がきく「道具として使える調理家電」に注目

オーブンレンジを中心に、これまでの調理家電のトレンドは「全自動」「多機能」「豊富なメニューを内蔵」というのが大きな流れでした。「調理メニューを選んで材料をセットしてスタートすればできあがり」というもので、初心者でも作りたい料理を作れるようになっています。しかし、これらは“ハレの日”の料理をおまかせで作るのは得意なものの、そこから日常的なメニューを覚えていくのは難しく、結果として初心者が料理上手に育たない弊害があります。

 

これに対して、様々な料理に応用がきくのが“道具”として使える調理家電。こちらは全自動ではなく、手動で調理メニューや調理時間を調整する必要はあるものの、できあがりを確認しながら仕上げるという料理道具に近い感覚です。調理工程の一部を任せられる電気圧力鍋や「BALMUDA The Toaster」に代表されるトースターなどは“道具感”がありますし、葉山社中の低温調理器「BONIQ(ボニーク)」シリーズなども同様です。

↑バルミューダが2023年10月に発売した最新モデルの「BALMUDA The Toaster(K11Aシリーズ)」(実売価格2万9700円)

 

↑葉山社中が2023年2月に発売した「BONIQ 2.0 スターターセット」(直販価格2万9500円)

筆者としては、期待を込めて2024年は調理家電でより一層の“道具化”が進むと見ています。そのキーワードの一つが「プローブ(芯温センサー)」。テスコムが2022年11月に発売した「芯温スマートクッカー」(実売価格2万2000円)や、業務用のスチームコンベクションオーブンなどで採用されているものです。食材の内部温度を計測しながら調理することで、生焼けや生煮えのようなリスクを回避して安全かつおいしく料理を作れます。

↑テスコムの「芯温スマートクッカー」

 

プローブは、海外で販売されている電気オーブンやバーベキューグリルなどでは既に採用されているのですが、日本では全く普及していません。使いこなせばプロ並みの火入れが可能になるのですが、ユーザーが間違えて使うとリスクにつながるというのもあるのでしょう。技術的にはスチームオーブンレンジにこれを搭載すると業務用のスチームコンベクションオーブンに近づくので、そろそろこういったとがった製品が出てくることに期待したいところです。

2023年「デジタル・AV&家電」記事ベスト10。最も読まれたのは意外にもMacではないPCが…

GetNavi webで2023年に人気のあった記事をベスト10形式で紹介するシリーズ企画。今回のテーマは「デジタル・AV&家電」ジャンルのベスト10を紹介します。新製品紹介を兼ねたレビュー記事が上位にランクインしているのは例年通りですが、1位は編集部も意外に思ったPC記事が! 2024年も皆さんの期待に応えるべく、分かりやすい形で紹介していきます!

 

第10位

「お~認識が速い!」AI自動追尾が感動レベルで動画撮影がはかどるスマホ用ジンバル「Insta360 Flow」レビュー

デジタル・コンテンツ・デザイナー高松勝範“わっき”さんが、「Insta360 Flow」(以下Flow)を実際に使って撮影しながら使用感などをレビューします。360度カメラやアクションカメラでおなじみのInsta360シリーズから誕生した「Insta360 Flow」。Insta360シリーズと言えば手ブレ補正機能に定評がありますが、Flowはその技術をさらにブラッシュアップしたスマホ用の三軸電動ジンバルです。GetNavi TVでは、3×3超広角撮影や180度、360度それぞれでパノラマ撮影、縦横を固定し手の撮影などの撮影を、Insta360 Flowを使った動画作成として紹介していますのでそちらもチェックしてください。

 

第9位

ソニーのブラビアでFF16を体験、驚いちゃうくらい映像美がすごい!

ソニーがブラビアのゲーミング機能にフォーカスした体験会を実施するということで、その様子をレポートした記事。GetNavi web編集長・山田が4K液晶の最上位であるX95Lと4K有機ELのA80Lでの『FINAL FANTASY XVI』(FF16)を体験しました。また、モニターヘッドホンも体験し、音響エンジニアやクリエイターが音楽制作の際に使用することが多いという「MDR-MV1」でゲーム体験も行っています。

 

第8位

違いはなに? ソニーのゲーミングワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」「INZONE Buds」を同時にレビュー

12月6日に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から、初めてのゲーミングオーディオ向け左右独立型ワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」が発売されました。その新製品をゲーミングオーディオ向けの左右独立型ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」との違いについても整理しながら、ふたつのイヤホンを比較レポートしています。さまざまなポイントからメリット・デメリットを比較していますので購入の際には参考にしてください。

 

第7位

家を建てたあと、照明デザインで後悔した…そんなときに使いたい「LEDフラットランプ」

近年の住宅の空間デザインは、ダイニングとリビングを接続した大空間が好まれるようになったり、高気密住宅が普及したり。さらに、コロナ禍を経て在宅ワークが一般化したため、住居空間に家族団欒の場と仕事場という、2つの役割が求められるようになるなど大きな変化が訪れました。家に求められるニーズが多様化したことで、家を建てた後になって照明デザインに関して後悔するケースも増えてきているとのことです。そこで役に立つのがパナソニックが発売している「LEDフラットランプ」です。高気密住宅に対応しているうえエネルギー効率が高く、電気工事士の資格を持たない一般の人でも交換が可能な「LEDフラットランプ」を、従来の住宅照明器具と比べながら、さまざまな問題を解決していくレビュー記事です。

 

第6位

ノイキャンの「静寂」がすごい、ソニー最新イヤホン「WF-1000XM5」発売前レビュー

ソニーが、ノイズキャンセリング機能を搭載する左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-1000XM5」を9月1日に発売しました。そこで人気の「1000X」シリーズ最新モデルの実力を、発売前に先行レポートした記事がベスト6にランクインしました。1000Xはソニーのワイヤレスヘッドホン・イヤホンの中でも、最高品質のサウンドとノイズキャンセリング機能を持つ製品だけに与えられるシリーズネームです。さて、その実力のほどはどうだったのでしょうか。

 

第5位

3278円でも十分買い! ドンキの完全ワイヤレスイヤホンが日常使いにピッタリでした

ドン・キホーテの「情熱価格」ブランドから登場した「完全ワイヤレスイヤホン」(JN-DQTWSS)をがっつりレビューしました。実売価格3278円というお手ごろモデルにも関わらず、「元オーディオメーカーイヤホン担当者が20種類以上を聴き比べ、メーカーと何度もやり取りして」開発と気合の入った製品で、高音質を前面にアピールしています。3000円ちょっとのイヤホンがそんなに音いいの? という素朴な疑問に、細かくチェックしていきます。

 

第4位

パナソニックの最新ドラム式洗濯乾燥機レビュー! 家電の識者が特に気に入ったコースとは?

気になるメーカーの最新高機能ドラム式洗濯乾燥機を連続レビューしていく第3回に登場した、パナソニックの人気ドラム式洗濯乾燥機フラッグシップモデル「NA-LX129B」をレビューした記事が第4位に。パナソニックの「LXシリーズ」といえばおしゃれ着用洗剤の自動投入ができる「トリプル自動投入」や、濃密泡を使った「スゴ落ち泡洗浄」による汚れ落ちのよさなどで家電好きにも人気があるシリーズです。人気製品の実際の使い心地はどのようなものなのか? 実際に約1か月じっくり試用したことで、メリット・デメリットを含めて日常生活の目線に合ったレビュー記事になっています。

 

第3位

白いタオルがずっと白い! 東芝の最新ドラム式洗濯乾燥機、ウルトラファインバブルの力を実感した1か月

家電ライター・倉本春さんが気になるメーカーの最新高機能ドラム式洗濯乾燥機を連続レビューしていく第2回、東芝ライフスタイルのドラム式洗濯乾燥機のフラッグシップモデルZABOON「TW-127XP2」をレビューした記事が第3位にランクイン。東芝のドラム式洗濯乾燥機といえば、洗濯水に「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」を利用していることも大きな特長です。使い勝手はもちろん、気になる汚れ落ちにも注目して、約1か月試用しています。倉本さんが思わず口にしてしまった感想とは……?

 

第2位

最新ウォークマンNW-A300レビュー! スマホと2台持ちもオススメな音楽プレーヤーの決定版

IT &エレクトロニクス系ライターの山本敦さんが、ソニーがウォークマンの新製品「NW-A300」をレビューした記事が第2位にランクイン。スマホでいつでも音楽を聴ける時代において、Wi-Fiストリーミング再生対応のウォークマンの魅力はどこにあるのでしょうか? を徹底検証しています。ストリーミング対応ウォークマンの新しいエントリーモデルがNW-A300。スマホとの2台持ちなど使い方なども提案しています。

 

第1位

PC選びの根本が変わりそう……ASUS「新モバイルノート」で起こっていること

ASUSの13.3型「Zenbook S 13 OLED」の魅力を、GetNavi web編集部が徹底的に紹介していく記事。この製品はスペックは他社製品と同じぐらいの内容を持ち、さらにサステナブルを意識した製品になっています。キーボードの素材、梱包材など細部にまで再利用素材が使われています。モバイルノートPCを選びは見た目、値段、スペックが一般的でしたが、新たな視点を提案しています。こうした環境配慮をウリにするモデルは今後どんどん増えていくでしょう。2024年のトレンドを感じさせてくれる記事が1位となりました。

白物家電で「2023年はパナソニックの年だった」おじさんライター「ズッキュン」5アイテムを熱く語る

いまや国内唯一の総合家電メーカーとなってしまったパナソニック。家事・調理家電からAV機器、健康機器、美容家電、防犯機器、住設機器まで網羅している。総合家電メーカーという立ち位置からか、個々の製品は高機能化・多機能化していき、「1台で何でもできる」という万能モデルも多い。

 

しかし、「アレもコレも」と多機能化したことで製品の魅力が伝わりづらく、ユーザーが使い切れないことも。なかには、てんこ盛りな機能に埋もれてしまって、本当にやりたいことになかなか到達できない面もあった。良いモノを作っているのにその価値がユーザーに伝わらない……従来のパナソニック製品には、そんなジレンマがあったように思う。

↑東京スカイツリーで使われているパナソニックの照明器具を見学した筆者(2020年撮影)

 

驚きに満ちた製品が目白押し。2023年はガラリと変わった

ゆえに、少ない機能に特化し、価格を抑えた分かりやすい製品を開発するメーカーに市場を奪われ、存在感が薄れるジャンルもあった。そんなイメージのパナソニックだったが、2023年はガラリと変わったのだ。「えっ!  こんなの作っちゃうの…」という新鮮な驚きを与え、「そうそう、そういうのが欲しかったんだ!」という消費者心理を突いた製品が目白押し。2023年のシロモノ家電はパナソニックの年だったと言っても過言ではない。いや、ちょっと言い過ぎかな(笑)。以下では、心に残ったパナソニックの製品を紹介していこう。

 

【その1】一人暮らし用の食器洗い機で自炊がはかどる!

【食洗機】

SOLOTA(ソロタ)NP-TML1

実売価格3万7620円(税込)

一人暮らしで皿洗いが嫌いだと、健康面やコスト面で避けるべきとわかっていても、自然と外食や弁当が増えてしまう。だから食器洗い機は欲しいところだが、これまでの食洗機は大きく、アパートの狭いキッチンスペースには入らなかった。一方、SOLOTAは完全に1人用と割り切り、食器は6点しか入らない。その割り切りゆえに奥行き225mm、幅310mmとA4サイズ程度の小型化を実現し、狭いキッチンスペースを圧迫しないようになっている。

 

水タンクが着脱式なのもよい。内蔵型だと別の容器に水を入れて、食洗機に注ぐ作業が面倒だが、着脱式タンクならばタンクに水を注いでセットするだけなので、これまたかなりラク。皿洗いがイヤだから…と敬遠していた自炊もはかどるはずだ。

 

【その2】「こういうのが欲しかった」ものぐさ男のハートにズッキューン

【炊飯器】

自動計量IH炊飯器 SR-AX1

実売価格4万5540円(税込)

一人だとご飯を炊くのが面倒。なので、高くつく弁当や外食、パックご飯で済ませてしまう。一度にたくさん炊いて冷蔵・冷凍するのもいいが、ご飯の粗熱を冷まして小分けして……ああ、もっと面倒だ(笑)

 

SR-AX1は、こうしたものぐさ男のハートにズッキューンしたナイスなライスクッカー。約600ml入る水タンクと約13合相当の米が入る米びつを搭載し、スマホアプリで炊飯量と炊きあがり時刻を指定すれば、自動計量して自動でご飯を炊いてくれる(炊飯量は0.5合から2合まで0.25合刻みで指定可能)。無洗米専用なので米とぎも不要。いつでも好きなときに、好きな量だけ炊きたてご飯が食べられる。ホント、こういうのが欲しかった。

 

【その3】「ホントに剃れるの?」疑っていた自分がバカでした

【電気シェーバー】

ラムダッシュ パームイン ES-PV6A

実売価格4万1580円(税込)

パナソニックがパームインを発表したとき、こんなコンパクトな形でちゃんと剃れるの? と懐疑的だった。手のひらでしっかり握って持たないと、深剃りも細かいキワ剃りもできないでしょうに……。しかし実際に剃ってみると、これが全くの逆。指でつまんで持つことでヒゲを剃っている感触、肌を滑っている感触が指先に伝わりやすく、微妙な力加減を調節できる。指が肌に近い位置にあるので細かな動きもやりやすく、デザインヒゲのキワ、モミアゲのキワも剃りやすい。顎のラインに沿って細かく角度を調整しやすいので、剃り残しも減った。

 

また、5枚刃でフラッグシップモデル並みの性能を持ちながら、USB-Cに対応しているため、出張や旅行に持っていきやすいのも良い。スマホの充電器とケーブルを併用できるので、荷物が減って助かるのだ。まさにいいことづくめ。本当に剃れるの? と疑っていた自分がバカでした。

【その4】アウトドア趣味人にとってうれしい機能を搭載

【ドラム式洗濯乾燥機】

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C

実売価格36万8280円

アウトドアの趣味をもつ人間にとって撥水ウエアは必需品。筆者は山登りとゴルフ、バイク、時々キャンプを趣味としており、レインウエアを2着持っている。タウンユースと違い、雨が降ったらレインウエアはドロドロになるし、内側は汗や皮脂汚れも付着する。放っておくと防水透湿性や撥水機能が失われるので使うたびに洗濯し、洗濯した後は撥水機能回復のために、ドライヤーの熱風を当てるかアイロンをかける必要があった。

 

その点、「NA-LX129C」には、ウェアの撥水性能をヒートポンプ乾燥の熱を利用してよみがえらせる「はっ水回復」コースがあり、タンブラー乾燥禁止のレインウエアも使用可能。入れられる衣類は1枚まで、運転時間は約120分と制限はあるものの、これまで手でやっていた撥水機能の回復がほったらかしでできるのはうれしい。ピンポイントなニーズではあるが、アウトドア趣味持ちには面倒な手作業から解放される「あったらうれしい」機能だった。

 

【その5】従来モデルの「ズレ」「裏返り」のお悩み解決!

【高周波治療器】

コリコランワイド EW-RA550

実売価格3万8610円

常に首と肩がこっている。職業柄、一日中デスクに張り付いてパソコンと向かい合う毎日。同じ姿勢を続けているせいか、頚椎ヘルニアの再発も3度目。右半身がジリジリ痛い。そのため、数年前から高周波治療機「コリコラン」が手放せない。低周波治療機のように刺激がないので一日中装着したままにできるから、仕事もゴルフの練習もできるし、バイクや車にも乗れる。コリコランのおかげで、右半身の痛みはかなり軽くなった(個人の感想です)。

 

ただ、これまでのコリコランは両面シールで肌に直接貼って使うタイプ。筆者は肌が弱く、粘着物を1日付けているとかぶれるため、付属のリングを使って首から下げているのだが、コリコランの自重で背中の方に落ちていったり、裏返ってしまったりするので、時々正しい位置に直さねばならない。この使い勝手の悪さはどうにかならないものか……と思っていたところだった。

 

コリコランワイドは、そんな悩みを解決する製品。シートに高周波パルスユニット12個分を配置して、首から肩まで広範囲にカバー。付属のアタッチメントに入れれば肩に羽織ることができ、そのまま服を着て外出できる。大きくて重そうに見えるけど、使ってみるとそれほど重さは感じず違和感はないし、洋服が膨らんだり、襟口からのぞいたりして格好悪いということもない。ズレたり裏返ったりせず、まさに「こんなコリコランが欲しかった!」。

 

【まとめ】2023年は「ユーザーに向き合った開発」が功を奏した

いままで見てきたように、2023年のパナソニックは一人暮らし用に割り切った製品、特定ユーザーの琴線に触れる製品、既存ユーザーの「困った…」「どうにかしてほしい!」を改善した製品が多く見られた。これまでの製品開発は、新製品を出し続ける使命を果たすための、いわば「メーカー都合の開発」と感じる部分もあったが、2023年は、使う人ありきの「ユーザーに向き合った開発」を進め、それが功を奏した印象だ。2024年も、「こういうのが欲しかった」と思える新たな製品の開発に期待したい。

「ふとん乾燥機に二度ビックリ」家電のプロが 2023年「感動家電」ベスト3を語る

2023年に発売された数多くの家電のなかで、プロの心をもっとも動かしたアイテムは何だったのか? 今回は、テレビや雑誌をはじめ、数多くの媒体で活躍する家電ライター・田中真紀子さんにベスト3を挙げてもらい、感動ポイントを語っていただきました!

 

【その1】使えば使うほど「炊飯器のプチ不満」が解消されていると実感します!

パナソニック 

自動計量IH炊飯器 SR-AX1

実売価格4万5540円(税込)

米びつ2 kg(13合分)と水タンク600 mL(2合分)を内蔵し、米と水の計量・投入から炊飯まで全自動で行う炊飯器。炊飯量は0.5合から2合まで0.25合単位で選べます。専用アプリと連携することで外出先から炊飯の設定や変更ができるため、急な予定変更にも対応可能。

↑米びつと水タンクを内蔵し、おまかせで計量と炊飯を行います

 

【田中真紀子さんの感動コメント】

「炊きたてご飯が食べたいけれど、帰宅時間が読めないから炊飯予約できない、そもそも計量が面倒…などの理由で、ご飯を食べる機会が減った人も多いはず。私自身、長時間浸水するのがイヤなので炊飯予約はしない派ですが、本機は予約しても炊飯の直前に米と水が内釜に投入されるので安心。使えば使うほど炊飯器の『プチ不満』が解消されていると実感します。若者の米離れを食い止める可能性を秘めた画期的な炊飯器だと思うので、今後の広がりに期待!」

↑コンパクトな内釜はおひつ型のデザインで、そのまま食卓に置いて使えます

 

【その2】本当にシワが少ない! 電気代も抑えられて言うことなし

日立グローバルライフソリューションズ

「ビッグドラム」BD-STX130J

実売価格36万8280円(税込)

高速風と大風量を組み合わせた「らくはや 風アイロン」を開発し、衣類のシワを抑えながら時短・省エネを実現。お手入れが大変だった乾燥フィルターをなくしたほか、3つの自動おそうじ機能でホコリ・糸くずを大容量糸くずフィルターに集める「らくメンテ」も特徴です。新たに「ナイアガラ循環2段シャワー」を搭載し、高い洗浄力でスピーディーに洗い上げます。

↑ヒートポンプ式となって時短と省エネの両立を実現。ドラム槽の手前から衣類に直接風を当てる独自構造により、衣類を広げてシワを伸ばすことが可能です

 

【田中真紀子さんの感動コメント】

「ドラム式洗濯乾燥機のメリットは、洗濯物干しの手間が省けること。ですが、せっかく乾燥してもシワが多いとアイロンをかけなければならず、『干したほうが早かったかな…』と思ってしまうことも。その点、ビッグドラムは本当にシワが少ない! さらに面倒だった乾燥フィルターのお手入れも不要になり、洗濯全体の負担が大きく減ったと実感できます。しかも、今年はついにヒートポンプを搭載。電気代も抑えられるようになったので、もう言うことなし!」

↑本体上部にあった乾燥フィルターをなくし、お手入れをラクにした「らくメンテ」も特徴です

 

【その3】パワフルな温風にビックリ! 寒い季節は就寝前に使うと幸せです

カドー

ふとん乾燥機 FOEHN(フェーン)001

実売価格2万4200円(税込)

スティック状のコンパクトな本体をふとんに挿し込むだけで使えるふとん乾燥機。独自の送風技術で2m先まで届く高風速を実現し、シングルサイズはもちろん、ダブルサイズのふとんも隅々まで温風を届けます。パワフルながら業界最小クラスの420Wと省エネ。オゾンによる除菌・消臭機能も搭載しています。

↑コンパクトなボディで使用も収納もラク。マット塗装に柔らかなウォームグレーカラーも特徴です

 

【田中真紀子さんの感動コメント】

「初めて見たときは『本当にこんなに小さくて大丈夫……?』と不安でしたが、パワフルな温風が出てきてビックリ! 『でも、ふとん全体は温まらないのでは……?』と思っていたら、これまたちゃんと温まっていて二度ビックリでした。ここまでコンパクトで軽いと、使うときのハードルが下がるので起きてすぐふとんにセットする、なんて使い方もカンタンに習慣化できますね。ちなみに、今の寒い季節は就寝前に5~10分使うのもオススメ。温かいふとんで眠る幸せが味わえますよ」

↑2m先の風車を回す高速風を実現し、ふとんの隅々まで温風を届けます

「19万円でお手頃」と言われたスマホ発売!2020年以降の「歴史的名機」10モデルを振り返る【GetNaviクロニクル】

ゲットナビが産声を上げたのは1999年のこと(正式には1999年4月24日、独立して月刊化)。当初はビジネスマン向けファッションを中心としたモノ雑誌としてスタートしたが、四半世紀を経て、現在では「家電」「デジタル」「クルマ」などを中核としつつ、時計、文房具、食品、飲料、化粧品まで、ありとあらゆるモノの情報を扱い、読者の皆さまからご愛顧いただいている。ここでは25周年を記念し、時代を彩った名機の数々をプレイバック。

 

今回はコロナ禍で生活様式がニューノーマルに変わった時代。おうち時間が増え、生活家電・AV、テレワーク機器などが注目された2020年以降を紹介。

※こちらは「GetNavi」 2024年2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです

 

【2021年7月号】AirTag


Apple
AirTag

発売日◉2021年4月
当時実売価格◉3800円(1個)

 

iOSの「探す」を利用してなくし物を見つけ出せる

iPhone/iPadで使用できる紛失防止タグ。紛失物近くにいる人のiOS端末を経由して、場所を知らせる。内蔵スピーカーから音を出したり、矢印や距離を表示したりできる。

 

【2020年12月号】Oculus Quest 2


Oculus
Oculus Quest 2

発売日◉2020年10月
当時実売価格◉3万7180円(64GB)

 

超高解像度でVRコンテンツを満喫

AndroidベースのOSを搭載した、スタンドアローン型ヘッドセット。単体で様々なVRコンテンツを楽しめる。2021年の社名変更に伴い「Meta Quest 2」に改名された。

 

【PLAY BACK!】身体中にデバイスを装着して楽しんだ

「オキュラスシリーズなどのVR機器やウェアラブルデバイスを身に付け楽しんでいました。AirTagはいまでも手放せないアイテムで、財布や鍵など、ありとあらゆるものに付けています」(デジタル・家電ライター・コヤマタカヒロさん)

 

【2021年9月号】LEIZ PHONE

シャープ
Leiz Phone 1

発売日◉2021年7月
当時実売価格◉18万7920円(ソフトバンク)

 

大型センサーを搭載したライカ全面監修のスマホ

ライカが全面監修した初のスマホ。1インチの大型センサーを搭載し、明るく自然な色味の写真が撮影できる。約6.6インチのPro IGZO OLEDディスプレイは、写真や動画の細かな色彩も忠実に再現。

 

【PLAY BACK!】19万円のお手頃(!?)スマホ

「レンズキャップがあったり、ライカMのシャッター音が採用されていたりと、随所にライカ感が満載。約19万円で『スマホとしては高額だが、ライカとしてはお手頃』とも言われました」(ITライター・村元正剛さん)

 

【2021年4月号】D-ILAプロジェクター

JVCケンウッド
Victor DLA-V90

発売日◉2021年12月
当時実売価格◉275万円

 

世界初に8K60p入力に対応したハイエンドプロジェクター

最新のD-ILAパネルを採用し、8K60p、4K120p表示に対応したプロジェクター。2022年12月には同機をベースにした、D-ILA誕生25周年記念モデルが25台限定330万円で発売された。

 

【PLAY BACK!】各ジャンルともにトレンドを牽引

「4K/8Kが日常になり、さらなるクオリティを目指す動きが顕著に。それは有機EL、プロジェクター、UHDBDプレーヤーなど、すべての戦線において顕著なトレンドとなっています」(デジタル・メディア評論家・麻倉怜士さん)

 

【2022年5月号】LinkBuds


ソニー
LinkBuds WF-L9000

発売日◉2022年2月
当時実売価格◉2万2860円

 

音楽を聴きながら普通に会話ができる

ソニーの完全ワイヤレス史上最小・最軽量を誇る“耳をふさがない”イヤホン。中央に穴が開いたリング型ドライバーユニットを採用し、周囲の音を自然に聞きながら音楽鑑賞や通話ができる。

 

【PLAY BACK!】着けていることを忘れて会話できる

「『外音取り込み』ブームのなか、マイクではなく『物理的に音を取り込む』という新方式を採用。物理的ゆえ『増幅』や『遮断』はできませんが、外音を生で取り込めるのは快適です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【2023年5月号】JBL TOUR PRO

ハーマンインターナショナル
JBL TOUR PRO 2

発売日◉2023年3月
当時実売価格◉3万3000円

 

タッチ操作に初対応した記念碑的TWS

世界初のタッチディスプレイ付き充電ケースを採用。タッチ操作でリスニングや通話などアプリ上の豊富な機能を操作できる。大ブレイク中のTWSに新しい風を吹き込んだアイコンモデルだ。

 

【PLAY BACK!】マンネリ市場に一石を投じたモデル

「TWS人気につられて、似たような製品であふれ返ってしまいました。しかしケースにタッチパネルを採用したJBL『TOUR PRO 2』など個性的なコンセプトを持つ製品が登場し安心しました」(AVライター・野村ケンジさん)

 

【2023年2・3月号】PRIUS

トヨタ
プリウス(5代目)

発売日◉2023年1月-
当時実売価格◉320万円~

 

機能・デザインともにブラッシュアップして復活

「ハンマーヘッド」をモチーフに、機能性とデザイン性を両立。スポーツカーのようなスタイリッシュなフォルムに生まれ変わり、エコカー色が強かったイメージを一新した。20
23-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。

 

【PLAY BACK!】優れたデザインで奇跡のカムバック

「4代目の世界的な販売不振で、もはやその使命を終えたかに思えたプリウスが、5代目はメカではなくデザインの力で奇跡の復活を果たした。スーパーカールックの実用車なんて世界初だ!」(自動車評論家・清水草一さん)

 

【2023年2・3月号】自動計量IH炊飯器

パナソニック
自動計量IH炊飯器SR-AX1

発売日◉2023年7月
当時実売価格◉4万6000円(先行体験価格)

 

自動計量・炊飯だから日々の家事の負担が軽減

自動計量・遠隔炊飯機能を搭載。無洗米と水を事前にセットしておけば、外出先からスマホのアプリ操作で炊飯ができる。炊き上がりをそのまま食卓に並べられるおひつ型の内釜も便利。

 

【2022年4月号】Roomba

iRobot
ルンバ j7+

発売日◉2022年2月
当時実売価格◉12万9800円

 

障害物回避機能を備え散らかった床も掃除可能

広角カメラセンサーをフロントに搭載。ルンバの目の前の状況も把握できるようになり、コードやペットの排泄物(固形物)など障害物の種類を識別して接触を回避する。

 

【PLAY BACK!】家時間を楽しめる家電の人気が上昇

「コロナ禍を経て、家時間をより快適に過ごせる家電に注目が。ルンバ j7+や自動計量IH炊飯器など、デザイン性だけでなくIoTで便利さが高まり“本当に任せられる”ものに昇華しています」(家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん)

 

【2023年9・10月号】Apple Vision Pro

Apple
Vision Pro

発売予定◉2024年末
実売予想価格◉50万円

 

VRと現実世界を融合させる世界初の「空間コンピュータ」

2300万ピクセルのディスプレイに現実空間映像とバーチャル映像をブレンドして表示できるApple初の「空間コンピュータ」。目(視線)や手、声で基本操作が行える。

 

【PLAY BACK!】パソコンのように日々使う機器になる

「目の前に複数のディスプレイを置くのではなく、頭につけるディスプレイですべてを代替。高価だが『空間コンピューティング』という概念により、VR機器が『毎日使うもの』になりそう」(ジャーナリスト・西田宗千佳さん)

 

【歴代編集長思い出エピソード】

7代目編集長 松村広行

学習研究社にて約20年にわたってエンタメ雑誌を担当。2021年よりGetNaviチームを統括。2023年1月より現職。

 

モノ付録からアニメ表紙まで何でもアリが楽しい!

GetNaviにジョインしたばかりの2021年11月号で、Coleman特製ショルダーバッグを付録にしたところ爆売れ。翌年同月号も同様の付録にしましたが、そちらも大人気でした。改めてアウトドアの盛り上がりを実感しました。記事では、2022年9月号。表紙がルフィ、裏表紙がシャンクスの描きおろしとなった企画。当時の6代目編集長・川内の肝いりで実現した印象深い一冊です。

↑2021年11月号Coleman特製ショルダーバッグの紹介記事

 

↑2022年9月号「俺たちのONE PIECE」企画の表紙と裏表紙

「常識を変えたトースター」登場! 2010〜2019年の「歴史的名機」10モデルを振り返る【GetNaviクロニクル】

ゲットナビが産声を上げたのは1999年のこと(正式には1999年4月24日、独立して月刊化)。当初はビジネスマン向けファッションを中心としたモノ雑誌としてスタートしたが、四半世紀を経て、現在では「家電」「デジタル」「クルマ」などを中核としつつ、時計、文房具、食品、飲料、化粧品まで、ありとあらゆるモノの情報を扱い、読者の皆さまからご愛顧いただいている。ここでは25周年を記念し、時代を彩った名機の数々をプレイバック。

 

今回は、アナログ放送停波(2011年)にともなうテレビ・録画機の買い替え需要など、AVを中心に市場が活況。デジタルが加速化した2010年から2019年までを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2024年2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです

 

【2011年12月号】4K液晶レグザ/レグザサーバー

東芝
レグザブルーレイ レグザサーバーDBR-M190

発売日◉2011年12月
当時実売価格◉19万8000円

 

“全録”の便利さを世に知らしめたモデル

地デジチューナー8基を搭載した5TB HDD内蔵BDレコーダー。最大6ch×15日ぶんの地デジ番組を全録する。単体での全録レコーダーは本機が初で、従来の番組録画を一変させた一台。

 

東芝
レグザ 55X3

発売日◉2011年12月
当時実売価格◉90万円前後

 

超高画質時代を見据えて登場した4K第一号モデル

いまもなお高画質で人気のレグザ。本機は「4倍画素QFHDパネル」を搭載した4K液晶初号機だ。当時4Kソースが皆無だったため、独自の超解像技術で2K映像をアプコンして視聴した。

 

【2017年9月号】4K有機ELテレビ

ソニー
ブラビア KJ-65A1

発売日◉2017年6月
当時実売価格◉86万3670円

 

有機ELテレビ元年に登場し高い人気を誇った名機

スタンドを背面に備えたデザインが特徴的。高コントラスト&高精細、広色域の映像美に加え、パネルを振動させて音を鳴らす独自の音響システムが大好評だった。有機ELテレビ元年と言われ、各社から力作が登場するなかでも注目の存在だった。

 

【PLAY BACK!】高解像度化をテレビ放送が牽引

「解像度が2Kから4K、8Kへという流れはテレビ放送から始まり、パッケージソフト、通信……のすべてが、高解像度化。テレビデバイスは液晶から有機ELに進化していきました」(デジタル・メディア評論家・麻倉怜士さん)

 

【2014年11月号】Apple Watch


Apple
Apple Watch発売日

◉2015年4月
当時実売価格◉4万6244円~

 

現在も進化し続けるスマートウォッチの雄

Apple初のスマートウォッチ。単体ではもちろん、iPhoneと連携してフィットネス機能やアプリ機能を使える。2015年4月24日の発売に向けて2週間で全世界300万本以上の予約があったという。

 

【PLAY BACK!】フィットネス人気で注目度がアップ

「iPhoneのヒットを受け鳴物入りで登場したものの、当初はやや苦戦。しかし、フィットネスというニーズを掴んで一気に定着しました。現在は健康・安全のためのデバイスとして高い人気です」(ジャーナリスト 西田宗千佳さん)

 

【2012年6月号】GALAXY Note


サムスン電子
GALAXY Note(SC-05D)

発売日◉2012年4月
当時実売価格◉2万1630円

 

スマホとタブレットの“いいとこ取り”ガジェット

約5.3インチの有機ELディスプレイに、付属の「Sペン」で手書き入力が行えるスマホ。画面サイズが当時のスマホとしては大きく、タブレットとの中間「ファブレット」と位置付けられた。

 

【PLAY BACK!】ペンで操作できる画期的なスマホ

「ディスプレイをペンで操作するという、新しい提案をしてくれた一台。スマホを手帳のように使えるコンセプトは、現在の折りたたみモデルGalaxy Z Foldシリーズに継承されています」(モバイルライター・村元正剛さん)

 

【2015年8月号】BALMUDA The Toaster

バルミューダ
BALMUDA The Toaster

発売日◉2015年5月
当時実売価格◉2万4732円

 

焼きたての味を楽しめる画期的なオーブントースター

バルミューダ初のキッチン家電。独自のスチームテクノロジーと温度制御により、外はサクサク、中はもっちりのトーストに焼き上げる。2022年末時点で、国内外で累計180万台を出荷。

 

【PLAY BACK!】リベイクのおいしさまでこだわった秀作

「デザインに加え、リベイクの美味しさなど感動をテーマに打ち出されたバルミューダのトースター。本モデルは、その後の家電業界のものづくりの考え方を変えた大きな礎となりました」(家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん)

 

【2014年8月号】Walkman


ソニー
ウォークマン NW-ZX1

発売日◉2013年12月
当時実売価格◉7万6820円

 

高音質を徹底追求するハイレゾプレーヤー

ハイレゾ音源の再生に対応した、当時の最上位モデル。フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、ハイレゾ音源を忠実に再現する。DSD音源にもアップデートで対応。

 

【PLAY BACK!】屋外で活躍するモノが人気に

「HERO+ LCDは「小さくて高画質なアクションカム」として、個人だけでなくテレビの現場でも大活躍。NW-ZX1は、ハイレゾ対応の携帯プレーヤーに需要があることを示しました」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【2015年9月号】GoPro HERO

GoPro
HERO+ LCD

発売日◉2015年7月
当時実売価格◉4万2120円

 

アクションカメラ人気の火付け役的存在

アクションカメラの代名詞GoPro。「HERO+ LCD」はエントリーモデルながら、タッチ式の液晶モニターを搭載し、使い勝手に優れる。アクセサリーが豊富なのも人気の要因。

 

【2017年1月号】AirPods

Apple
AirPods

発売日◉2017年12月
当時実売価格◉1万8144円

 

Apple製TWSの発表を待ちわびる人が続出

2016年、イヤホンジャック非搭載のiPhone 7とともに発表された完全ワイヤレスイヤホン。当初10月下旬発売予定だったが、技術面の問題で延期、同年12月13日発売が開始された。

 

【PLAY BACK!】TWSブームはAirPodsが牽引

「スマホからヘッドホン端子が省かれ始めるようになって登場したのがAirPods。いまではイヤホンの主流になったTWS(完全ワイヤレスイヤホン)ですが、AirPodsのヒットあってこそ!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

【2018年2月号】Amazon Echo

Amazon
Amazon Echo

発売日◉2017年11月
当時実売価格◉1万1980円

 

本体に話しかけるだけで様々な機器を操作できる

音声アシスタント「Alexa」を搭載したスマートスピーカー。本機に話しかけると、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、スマート家電の操作などが音声で行える。日本では第2世代より発売。

 

【PLAY BACK!】音声認識で動くAI時代のデバイス

「AI時代の幕を開けた製品であり、ストリーミング・ミュージック定着の起爆剤でもあります。今後は、スマートホームの基盤として、さらなる進化が期待できるでしょう」(ジャーナリスト・西田宗千佳さん)

 

【2019年12月号】Model 3

Teslaジャパン
モデル 3

発売日◉2019年5月(受注開始)
当時実売価格◉511万円~(掲載時)

 

入手も夢ではない未来の電気自動車

アメリカ・テスラ社のコンパクトなセダンタイプの電気自動車。ステアリング左右のコラムスイッチが廃止され、シフト操作をタッチパネルで行うなど、まさに次世代を感じさせる一台だ。

 

【PLAY BACK!】日本人も驚く電費性能の高さ

「日本人はテスラに対して概して冷淡だったが、モデル 3は世界のEV市場を一気に拡大させるだけの先進性がある。そのキモは高度なバッテリーマネジメント! 電費の良さは現在も世界一だ」(自動車評論家・清水草一さん)

 

【歴代編集長思い出エピソード】

3代目編集長 松井謙介

在職期間2010年4月-2014年9月。現在はGetNaviプロデューサー、ワン・パブリッシング取締役として多忙な毎日を送る。

 

モノ雑誌らしからぬ付録のおかげで最高売り上げ樹立

AV担当のころ、薄型テレビ切り替えの時代で、テレビ・レコーダーの記事を作りまくりました。編集長になってからの思い出は「けいおん!」のクリアファイルを付けた号。たぶん、GetNavi史上一番売れた号じゃないかな。モノ情報誌に「けいおん!」という取り合わせが、なんだか節操がなくて、でも「どんなトレンドも追いかける!」という姿勢が表れていて好きです。

↑AV担当時代に苦労して作った3Dテレビの記事

 

↑GetNavi史上最も実売部数が伸びた号の表紙(2012年2月号)

初代iPodなつかしい~! 1999〜2009年の「歴史的名機」8モデルを振り返る【GetNaviクロニクル】

ゲットナビが産声を上げたのは1999年のこと(正式には1999年4月24日、独立して月刊化)。当初はビジネスマン向けファッションを中心としたモノ雑誌としてスタートしたが、四半世紀を経て、現在では「家電」「デジタル」「クルマ」などを中核としつつ、時計、文房具、食品、飲料、化粧品まで、ありとあらゆるモノの情報を扱い、読者の皆さまからご愛顧いただいている。ここでは25周年を記念し、時代を彩った名機の数々をプレイバック。

 

今回は、地上デジタル放送の開始(2003年〜)をはじめ、様々な製品やサービスがデジタル化。デジタルや家電の記事が激増した1999年から2009年までを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2024年2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです

 

1999年11月号【PlayStation】

SCE
プレイステーション2

発売日◉2003年3月
当時実売価格◉3万9800円

 

21世紀の幕開けとともに華々しいデビューを飾った!

初代機のソフトと互換性を持ちながら、128ビットCPUによる豊かな描写力が話題となり、全世界で1億5500万台以上のヒットを記録。DVDメディアに採用したことで、DVDプレーヤーとしても活躍した。2003年にはHDDを搭載しテレビ録画が可能なDVDレコーダー「PSX」を発売。

 

【PLAY BACK!】ゲームだけでなくDVDも普及させた

「家庭用ゲーム機の最盛期とも言える時代を象徴する製品。家庭にゲーム機だけでなく、DVDも普及させました。ゲームの大型化もこの頃から顕著になり、今の流れにつながっています」(ジャーナリスト・西田宗千佳さん)

 

【2003年10月号】QuietComfort

BOSE
QuietComfort 2

発売日◉2003年(初号機2000年)
当時実売価格◉3万9800円

 

“ノイキャン”ブームに火をつけた名品

ボーズが2000年に発売したノイズキャンセリングヘッドホンの2号機。内蔵マイクで外音を拾い、その位相を逆にした音をヘッドホンから出力してノイズの低減を図る仕組みはそのままに、バッテリーを内蔵して登場した。

 

【PLAY BACK!】バッテリーを内蔵したら大ブレイク

「初代QuietComfortは、バッテリーが別体で少々不便でした。そのため2003年にバッテリー(単4形乾電池1本)を本体に内蔵したQuietComfort 2が登場し、大ヒットとなりました」(AVライター 野村ケンジさん)

 

【2002年1月号】iPod

Apple
iPod

発売日◉2001年11月17日
当時実売価格◉4万7800円

 

いまも語り継がれる名プレゼンで初おひろめ

2001年の「1000曲をポケットに!」というスティーブ・ジョブズのプレゼンが話題となった歴史的名品。当時の携帯デジタルオーディオプレーヤーは収録曲数が少なかったが、本製品は5GBのHDDを搭載し1000曲収録を実現した。発売2か月で全世界12万5000台販売を記録。

 

【PLAY BACK!】iPodやPS2でデジタルを満喫

「iPodからiPhoneにつながるこの10年は色々なアイテムがデジタル化していった時期。個人的にはiPodで音楽を聴き、プレイステーション2やWiiでゲームを楽しむ毎日を送っていました」(デジタル・家電ライター・コヤマタカヒロさん)

 

【2003年4月号】DIGA


パナソニック
ディーガ DMR-E50

発売日◉2003年(初号機2000年)
当時実売価格◉6万円前後

 

発表会場にサップが登場しDVD時代の幕開けをアピール

ブレイク中だった格闘家ボブ・サップと俳優の妻夫木聡をキャラクターに起用し話題に。□(ビデオ)から○(DVD)への世代移行をアピールし、HDD&DVD録画の時代がスタート。他社からも続々製品が発売された。

 

【PLAY BACK!】人気シリーズが続々とデビュー

「ディーガはビデオテープからディスク媒体への転換、ビエラは電子番組表(EPG)やインターネット利用サービス「Tナビ」など、テレビ・レコーダーのデジタル化の第一歩となりました」(テクニカルライター ・湯浅顕人さん)

 

【2003年11月号】VIERA

パナソニック
ビエラ TH-32LX20

発売日◉2003年10月1日
当時実売価格◉55万円前後

 

地上デジタル開始とともに薄型テレビが続々登場!

薄型テレビ時代の到来とともに誕生。37V型以上をプラズマ(PXシリーズ)、32V以下を液晶(LXシリーズ)とし、32V型液晶でも55万円と高嶺の花だった(最大の50V型プラズマ(PX20)は標準価格110万円!)。

 

【PLAY BACK!】薄型テレビ初期はプラズマがリード

「薄型テレビの幕開けである。まずプラズマがリードして、液晶が続いた。画質は当初は断然、プラズマが良かったが、液晶が急速に向上させ、ついにプラズマをノックアウトした」(デジタル・メディア評論家・麻倉怜士さん)

 

【2004年11月号】HEALSIO

シャープ
ウォータオーブン ヘルシオ AX-HC1

発売日◉2004年9月
当時実売価格◉12万6000円

 

“ヘルシー”と“減る塩”から命名されたウォーターオーブン

超高温の過熱水蒸気による調理を、家庭用として初めて取り入れたオーブン。300度の水蒸気で焼くことで、食材の余分な塩分や脂を抑え、“ヘルシー”に“おいしく”調理できるのが画期的だった。

 

【PLAY BACK!】“水で焼く”発想にみんなが驚いた

「“水で焼くウォーターオーブン”の謳い文句で登場したヘルシオは憧れの一台に。ななめドラムやフィルター自動掃除機能付きのエアコンなどが登場したこの時代は、白物家電の黄金期でした」(家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん)

 

【2008年8月号】iPhone

Apple
iPhone 3G

発売日◉2008年7月
当時実売価格◉3万4560円(16GB)

 

2007年日本上陸!スマホ時代幕開けとなった

海外では2007年から発売されていたiPhone。通信方式の関係で日本上陸はこの「iPhone 3G」が初となった。タッチ操作やアプリでの機能拡張などの新機能を盛り込み、現在のスマホの基礎を構築。

 

【PLAY BACK!】1年遅れの発売で日本中が大騒ぎに

「初代機発表の1年後、iPhone 3Gが日本に上陸。発売前からどのキャリアが取り扱うのか注目され、結局ソフトバンクだけの販売に。7月11日の発売日は店頭に長蛇の列ができ話題になりました」(ITライター・村元正剛さん)

 

【2008年2月号】GT-R


日産
GT-R(R35型)

発売日◉2007年12月
当時実売価格◉777万円~

 

“走り屋”垂涎のマシンが手の届く価格で復活!

“羊の皮をかぶった狼” の異名を持つ日産「スカイラインGT-R」の後継モデル。初代スカイラインGT-Rから数えて6代目に該当するが、本モデルはスカイラインシリーズではない。GT-Rとしては低めの価格設定もウケた。

 

【PLAY BACK!】伝説の一台が復活し、いまなお人気は続く

「日産GT-Rが復活。それは間違いなく世界最速クラスのスーパースポーツだった。しかもそのクルマが現在も進化を続けながら生産中で、奪い合いの大人気なのだから凄いじゃないか」(自動車評論家・清水草一さん)

 

コレが創刊号! メインビジュアルはあこがれのあの時計でした

1999年5月号(1999年3月24日発売)

創刊前に隔月発売でスタートし、好評につき1999年3月売り号より月刊に見事昇格。当初、「時計」「カバン」「靴」などビジネスマン向けのファッションアイテムを中心に特集が組まれていた。創刊号では“高級時計読者モニター募集”と題して、ロレックスをモニター提供するなどの企画も。

↑記念すべき創刊号の巻頭特集は「スーツに似合う時計が欲しい」。時計特集は現在でも本誌人気企画だが、誌面のテイストは時代を感じさせる

 

【歴代編集長思い出エピソード】

初代編集長 廣瀬有二

学習研究社入社後、本誌をはじめ「GET ON!」など数多くの人気雑誌を立ち上げる。現在、ワン・パブリッシング代表取締役。

 

iモード人気に牽引され本誌の売り上げもアップ

創刊当初はビジネスマン向けのファッション系モノ雑誌でしたが、同時期に「iモード」が始まり、徐々にデジタルへシフトしました。私は表紙を担当しており、ある月、当時急速に普及し始めたiモードを初めて表紙のメインビジュアルにしたところ、過去最高の実売を記録。強いテーマがある場合は、写真も文字も、素直に強く打ち出すのが最良、ということを裏付ける表紙になりました。

廣瀬が話題に挙げた「iモード」をドーンと大きく挙げた表紙(2000年6月号)。当時、携帯電話が広く普及し、ケータイ企画は大きくウケた

Amazon初売りにロボロック登場! 2024年は床掃除を”全部お任せ”できるロボット掃除機で開幕

Sponsored by Roborock Japan

GetNavi webで定期的にお伝えしているRoborock(ロボロック)のお買い得セール情報。2023年も残り数日となった今回は、年明け早々に開催される「Amazon 初売り」についてお届けします!

 

2024年1月3日(水)9:00〜1月7日(日)23:59まで開催されるAmazonの初売りセール。ロボロックからは水拭き+吸引掃除+自動ゴミ収集ドックを搭載した「S7+」のほか、”任せる”を極めた「S8 Pro Ultra」、そしてスティック型水拭き掃除機の「Dyad Pro」がお買い得価格で登場するそうです。

 

新しい年、ぜひ掃除機も新たに迎えてみては?

 

【2024年1月3日 9:00〜1月7日23:59まで】Amazon 初売り ロボロックのセール会場はコチラ

 

【目玉商品①】1台で床掃除を極める! パワフルな水拭き性能と自動ゴミ収集機能を完備した

「Roborock S7+」

Roborock S7+

通常価格:8万円→セール価格:4万9800円<2%OFFクーポンコード:robogetnavi>

最大毎分3000回の高速振動を誇るモップを搭載し、パワフルな水拭きと2500Paの吸引掃除を実現した高性能2 in 1ロボット掃除機。自動ゴミ収集ドックは紙パック式とサイクロン式の2wayを採用し、 両者から好みの方式を選べます。紙パック式は60日分(※1)のゴミを収集でき、処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。

(※1)部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

 

搭載されている独自開発の水拭きモップは、従来モデルの2倍である600gと高加重。どっしりとしたモップが最大毎分3000回の高速振動をすることで、皮脂や花粉といった目に見えない汚れやコーヒーなどの汚れをしっかり拭き取ってくれるのです。吸引掃除を停止して水拭きモードのみで精密に走行する「水拭き強力モード」では、隅々までベタつきのないサラリとした床に仕上げてくれます。

 

大容量タンクにより、一度に水拭き掃除できる範囲は250㎡と広範囲。給水する手間が少なく、乾拭きの心配もありません。

 

水拭きをしないカーペットの掃除もお任せ。カーペットを感知すると水拭きモップが自動的に5mmリフトアップして、吸引掃除のみを行う「モップリフトモード」を搭載しています。では、4mm以上の毛足があるカーペットの場合はどうでしょうか。この場合も心配不要。アプリで「カーペット回避モード」を選択すれば、カーペットのある場所を認識し、そこを避けて掃除してくれます。

 

吸引力も申し分なしの2500Pa。3次元に動くメインブラシと相まって、凹凸のある床面にもしっかりとフィットし、ゴミやホコリ、カーペットのハウスダストまで除去します。

 

先述したように、本機はスマート自動ゴミ収集ドック搭載。ゴミの収集方式は、サイクロン式と紙パック式から選べ、ゴミ収集をしない時間帯を設定することもできます。ロボット掃除機はドックでのゴミ収集時にどうしても大きな音が出てしまうので、時間設定ができるのは嬉しいですね。

 

2024年は床拭き掃除から解放されたい! 毎日サラピカの床で過ごしたい! という人はきっとS7+が叶えてくれますよ!

 

【2024年1月3日 9:00〜1月7日23:59まで】Amazon 初売り ロボロックのセール会場はコチラ

 

【目玉商品②】床掃除を全部お任せできるフラッグシップモデル

「Roborock S8 Pro Ultra」

Roborock S8 Pro Ultra

通常価格:22万9900円→セール価格:18万7000円

2023年7月に発売されたばかりの最上位モデル。6000Paの強力な吸引力と、2本になった新開発のメインブラシ「デュアルラバーブラシ」により、カーペットの毛の除去率は前機種のRoborock S7 MaxV Ultraより30%アップしています。

 

本機の最大の特徴であり魅力は、モップ洗浄・乾燥、給水、ゴミ収集を全て全自動で行うドック「4way全自動ドック」を搭載している点。ロボット掃除機を導入しているのに、割と人的な作業が発生する…なんて事態が発生しがちですが、水拭き後のモップを取り外して洗う/干す作業、掃除途中でタンクに水を給水する手間、そしてゴミの収集、全てから解放されるのです。まさに、任せるを極めたモデルと言えますね!

 

吸引掃除は、強力な6000Paの吸引力に加え、2本のデュアルラバーブラシがカーペットの奥に潜む”隠れダスト”をも掻き出して除去。毛の除去率も30%にアップし、ペットオーナーには嬉しいブラシとなっています。また、水拭きモード時や掃除後にドックに戻る際、メインブラシが自動でリフトアップする機能も搭載。掃除後にブラシが床に接触することで起きる汚れ戻りを回避する賢さを備えています。

↑メインブラシには新開発の「デュアルラバーブラシ」を2本採用

 

賢さはこれだけではありません。搭載のストラクチャードライト&カメラと赤外線イメージングシステムで床の障害物を認識し、巧みに避けながら掃除を行うのです。認識可能な障害物はスリッパなどの履き物、コードや電源タップに加え、ペットの排泄物に体重計など床に置いておくもの計11種(※2)。先ほども触れた、意外と発生する人的な作業の一つである”掃除しやすいように床の物を取り除くこと”から解放されます。

(※2) 100%の回避を保証するものではありません。幅5cm、高さ3.5cm以上の物体を回避します。​

 

本機の水拭き機能は、モップが高速振動する部分が2箇所になっているため、さらに性能が向上。モップの加重や最大毎分3000回の振動力、モップの自動リフトアップは先述したS7+と同じですが、振動エリアが広がったことでより強力な水拭きを期待できます。

 

2024年は床掃除の全てから解放されたい! という人は、ぜひS8 Pro Ultraを検討してみてください! きっと幸せな年始まりと充実した毎日を過ごせますよ。

 

【2024年1月3日 9:00〜1月7日23:59まで】Amazon 初売り ロボロックのセール会場はコチラ

 

【目玉商品③】水拭きと吸引を同時に行うスティック掃除機

「Dyad Pro」

Roborock Dyad Pro

通常価格:6万2800円→セール価格:5万3350円<2%OFFクーポンコード:robogetnavi>

1万7000Paの強力なパワーで吸引と水拭きが同時にできるスティックタイプの掃除機。センサーが床の汚れ具合を検知し、吸引力と水量を自動的に調整するため床の状態に合わせた掃除が可能です。ティーツリーオイルを配合したナチュラルな香りの専用洗剤(別売り)を投入すれば、よりキレイな仕上がりになります。さらに、ドックでローラーブラシを自動で洗浄し、乾燥まで行います。

 

ロボロックと言えばロボット掃除機のイメージですが、水拭きと吸引掃除が同時にできるスティック型の掃除機の魅力も忘れてはいけません。本機は1万7000Paとパワフルな吸引力でホコリやゴミはもちろん、液体まで吸い上げて、同時に水拭き掃除も行います。

 

ローラーブラシは3つ搭載しており、前後に回転しながら効果的に掃除。自走式なので見た目より軽く扱えるのが嬉しいですね。また、ヘッドの両端に合わせてローラーブラシが配置されているので、壁際1mmまで接近しての掃除が可能に。文字通り”隅々まで”キレイにしてくれます。

 

スティック型掃除機の使用でストレスになることは、途中でバッテリーが切れてしまうこと。本機は、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最長43分間、最大300㎡まで稼働(※3)。充電するために掃除を中断する必要はなさそうです。

(※3)エコモードを使⽤した場合のRoborock社の検証に基づく。ご家庭の環境などにより異なる場合があります。

 

2023年は水拭きもできる掃除機がたくさん登場しましたが、ロボロック製品は家電大賞にもノミネートされた注目モデルとなっています。2024年の幕開けに相応しいラインナップ、この機会は絶対に見逃せません!

 

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「まっ直ぐドラム=高性能は常識」アクア、コンパクトな洗濯乾燥機で「ななめドラム」と真っ向勝負

アクアはドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」シリーズの最新モデル「まっ直ぐドラム 2.0」を発表しました。まっ直ぐドラムシリーズは、日本市場では主流の「ななめドラム」を見直し、ドラムを水平に設置することとヒートポンプユニットの配置の工夫などによって大容量ながらコンパクトさを実現したシリーズです。

↑アクアが発表したドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム 2.0」シリーズ。発表会には俳優の町田啓太さんがスペシャルゲストとして登壇しました

 

↑最上位モデルの「AQW-DX12P」(洗濯12kg/乾燥6kg)は左開きと右開きを用意。写真はホワイト。「AQW-DX12P」は発売中で実売価格26万9890円

 

↑「AQW-DX12P」のシルキーブラック

 

↑左端の「AQW-D12P」(洗濯12kg/乾燥6kg)は左開きのみで、「AQW-D10P」(洗濯10kg/乾燥5kg)は左開きと右開きを用意しています。「AQW-D12P」は発売中で実売価格25万640円。「AQW-D10P」は2024年1月下旬発売、実売予想価格27万円前後

 

“タイパ家電”としてドラム式洗濯乾燥機のニーズは増加中

洗濯機市場全体の販売台数は直近では2019年から右肩下がりの状況が続いている一方で、ドラム式洗濯乾燥機の需要が年々増加しています。その中でもコロナ禍での清潔需要や“タイパ家電”として伸びているのがドラム式洗濯乾燥機です。

 

商品本部 ランドリー企画グループ ディレクターの小山秀樹氏は、「洗乾一体型のうちドラム式の構成は2019年の59%から今や75%を占めるまでになっています」と語りました。

↑日本における洗濯機販売台数の推移(写真左)と、洗濯乾燥機におけるドラム式洗濯乾燥機の割合(写真右)

 

従来のドラム式洗濯乾燥機は、縦型の洗濯乾燥機より節水性や省エネに優れているものの、大きくて設置しにくいという課題がありました。そこで2021年に登場したのがまっ直ぐドラムシリーズです。購入者アンケートによると、購入時に魅力を感じたポイントの1位が本体サイズで、縦型からの買い替えが60%に上っており、1~2人での使用が約48%と多数を占めているとのことです。

↑2021年発売モデル購入者が以前に使っていた洗濯機の割合(写真左)と、購入者の家族構成(写真右)

 

洗浄性能と仕上がりの良さを重視して「まっ直ぐドラム」を採用

真っ直ぐドラムのコンパクト化の肝について開発を担当したハイアールアジアR&D ランドリー商品開発本部 商品企画グループ ディレクターの内藤正浩氏は「『まっ直ぐドラム』と『ヒートポンプと熱交換器の分割』にあります」と語りました。

 

「ドラムを水平にすることで上下前後のスペースを削減でき、ヒートポンプと熱交換器を上下に分割することで内部の空きスペースを活用しました。熱交換の効率が高く、コンパクト化が可能な『マイクロチャネル熱交換器』を採用したこともコンパクト化を実現した秘密の一つです」(内藤氏)

↑ヒートポンプと熱交換器を上下に分割したことや、マイクロチャネル熱交換器の採用によってコンパクト化を実現

 

アクアは日本市場における業務用洗濯機のトップシェアを誇っており、コインランドリーなどでは水平ドラムを採用しています。

 

「業務用ではまっ直ぐドラムが高性能であることが常識でしたが、家庭用では取り出しやすさを優先してななめドラムが必要になっておりました。しかし我々は洗濯の原点に戻って洗濯の本質である洗浄性能と仕上がりの良さにこだわりました。まっ直ぐドラムは布絡みが少ないため効率的な洗浄が可能になっており、29分というスピード洗濯も実現しております」(内藤氏)

 

本体サイズは幅595×高さ943mmは全モデル共通で、12kgモデルは奥行き685mm、10kgモデルは奥行き616mmとコンパクトに仕上がっています。

↑一般的なななめドラム式洗濯乾燥機とのサイズ比較イメージ

 

「エアウォッシュプラス」で洗いにくいものも除菌&抗菌コートできる

基本機能としては液体洗剤・柔軟剤自動投入機能に加えて、まっ直ぐドラムが回転と静⽌を繰り返すことで高濃度洗剤液を衣類全体に浸透させて洗う「オールラウンド浸透洗浄」機能を搭載。最上位モデルのDX12Pのみ、水温や水の硬度、洗剤の種類、汚れの量、布など10種類の洗濯状況をセンシングして洗濯時間や洗剤量を自動調整する「Aiウォッシュ」機能と、銀イオンで衣類を抗菌コートする「エアウォッシュプラス」を搭載しました。

 

エアウォッシュプラスは熱とUVライトで除菌・消臭し、温風とミストでシワを伸ばして風合いよく仕上げたあと、ドラムを揺らして衣類を動かしながら銀イオンのミストを噴霧し、抗菌コートをするというものです。

↑本体上部に内蔵する銀イオン抗菌水生成ユニット

 

「エアウォッシュプラスの抗菌水コースを選択することで銀イオン抗菌水生成ユニット内で最適な濃度の抗菌水を生成。これを衣類に噴霧することで抗菌する仕組みになっています。検証結果では、48時間後も抗菌コートが持続することを確認しております」(内藤氏)

↑発表会ではエアウォッシュプラスの抗菌25分コースで仕上げたばかりのダウンコート(写真左)と、何もしていないダウンコート(写真右)が登場。そのふわふわ感に町田さんも驚いていました

 

↑エアウォッシュプラスをかけたもの(写真左)とかけていないもの(写真右)。肉眼では違いが分かりません

 

↑ブラックライトを当てると、エアウォッシュプラスをかけていないもの(写真右)は繁殖した菌が光って見えます

 

抗菌コートは衣類乾燥後に消臭・除菌・抗菌コートまで行う「標準80分コース」と、洗濯乾燥を行わずに抗菌コートだけ行う「抗菌25分コース」を用意しています。

↑エアウォッシュプラスは帽子やクッション、ぬいぐるみなど、洗えないもしくは洗うと型崩れしてしまうようなものに使えます

 

メンテナンス機能としては、従来モデルでも搭載している「乾燥フィルター自動おそうじ」機能に加えて、洗濯のたびに洗濯・脱水槽の除菌と黒カビ抑制をする「カビケア槽自動おそうじ」機能、脱水終了後に槽内を1時間ヒートポンプ乾燥する「らくらく槽乾燥」機能を新たに搭載しました。

 

大容量ながらコンパクト、洗濯物のシワを抑えてキレイに仕上げるほか、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能や抗菌機能、自動おそうじ機能など多くの機能を搭載した「まっ直ぐドラム 2.0」。ニーズが増大するドラム式洗濯乾燥機のなかでも有力な選択肢になりそうです。

「家電大賞2023-2024」各部門の「暫定1位」が出た! 中間結果をチェック

一般投票で家電の年間王者を決める「家電大賞」はいよいよ大詰め。ここでは、2023年11月24日より投票がスタートして約2週間が経過した時点の中間結果を発表します。暫定の各部門トップ3を紹介します。投票締切は2024年1月8日(月・祝)いっぱい。このまま逃げ切るか、大逆転があるか……まずは現時点で受賞にもっとも近い製品をチェックしてみてください!

※「家電大賞」は、株式会社ワン・パブリッシング及び株式会社インプレスの登録商標です(商標登録第6534313号)

「家電大賞2023-2024」中間結果は以下をチェック!

 

<冷蔵庫部門>


1位
シャープ
プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-GK50K

2位
パナソニック
「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 WPXタイプ NR-F659WPX

3位
三菱電機
MZシリーズ MR-MZ60J

 

<セカンド冷凍庫部門>


1位
シャープ
ファン式冷凍庫「グルメクール」<FJ-HM7K>

2位
AQUA
AQF-SF18N

3位
三菱電機
ホームブリーザー Uシリーズ MF-U22J

 

<洗濯機部門>

1位
パナソニック
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C

2位
日立グローバルライフソリューションズ
ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」BD-STX130J

3位
東芝ライフスタイル
ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP3

 

<エアコン部門>

1位
パナソニック
フル暖 Eolia UXシリーズ(2024年モデル)

2位
ダイキン工業
うるさらX(Rシリーズ)

3位
三菱電機
霧ヶ峰 Zシリーズ(2024年度モデル)

 

<空気清浄機部門>

1位
ダイソン
Dyson Zone
空気清浄ヘッドホン

2位
シャープ
プラズマクラスター空気清浄機 FP-S120

3位
ダイキン工業
加湿ストリーマ空気清浄機 MCK904A

 

<衣類ケア家電部門>

1位

パナソニック
スマートクローゼット HCC-R600AL/R

2位

シャープ
超音波ウォッシャー<UW-X1>

3位

ティファール
アクセススチーム イージー DT7131J0

 

<加湿器・除湿機・暖房機部門>

1位
デロンギ・ジャパン
デロンギ マルチダイナミックヒーター ソラーレ Wi-Fiモデル IDH15WIFI-WB

2位

三菱電機
衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-PV250VX

3位

シロカ
衣類乾燥除湿機 SDD-7D151

 

<掃除機部門>

1位
ダイソン
Dyson Gen5detect Absolute

2位

日立グローバルライフソリューションズ
コードレススティッククリーナー かるパックスティック PKV-BK3K

3位

三菱電機
コードレススティッククリーナー iNSTICK ZUBAQ HC-JD2C

 

<水拭き掃除機部門>

1位
ダイソン
Dyson V12s Detect Slim Submarine

2位

ロボロック
Roborock Dyad Pro

3位

AQUA
水拭きフロアクリーナー
WIPEL(ワイプル)AQC-WX1P

 

<ロボット掃除機部門>

1位
アイロボット
ルンバ コンボ j9+

2位

ロボロック
Roborock S8 Pro Ultra

3位

ダイソン
Dyson 360 Vis Nav

 

<炊飯器部門>

 

1位
象印マホービン
圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FB10

2位

タイガー魔法瓶
土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-T100

3位

パナソニック
自動計量IH炊飯器 SR-AX1

 

<キッチン家電部門>


1位
バルミューダ
BALMUDA The Range K09A

同率2位
象印マホービン
EVERINO(エブリノ)ES-JA23

同率2位
ツインバード
匠ブランジェトースター TS-D486B

 

<コーヒー家電部門>

1位
デロンギ・ジャパン
デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン ECAM45055G

2位

タイガー魔法瓶
Siphonysta(サイフォニスタ)ADS-A020

3位

ネスレ日本
ネスカフェ ドルチェ グスト
GENIO S PLUS「ジェニオ エス プラス」ピアノブラック EF1003

 

<こだわり調理家電部門>

1位
バルミューダ
BALMUDA The Plate Pro

2位

BRUNO
コンパクトグリルホットプレート

3位

アイリスオーヤマ
薄型ホットプレート IHU-A10-B

 

<美容家電部門>

1位
ダイソン
Dyson Supersonic Shine ヘアドライヤー

2位

パナソニック
ラムダッシュ パームイン ES-PV6A

3位

パナソニック
ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J

 

<健康家電部門>

1位
ドクターエア
エクサガン ハンディPRO REG-07

2位

issin
スマートバスマット

3位

オムロン ヘルスケア
体重体組成計 KRD-608T2 カラダスキャン

 

<アウトドア・防災家電部門>

1位
Jackery Japan
Jackery Solar Generator 1000 Plus

2位

EcoFlow Japan
EcoFlow DELTA 2 Max

3位

マキタ
充電式保冷温庫 CW004GZ

 

<セキュリティ家電部門>

1位
Amazon
リング ドアベルプラス バッテリーモデル/リング インドアカム 第2世代

2位

+Style(プラススタイル)
+Style まもサーチ3

3位

Tile Inc.
Tile (2022) Mate+Slim

 

<テレビ部門>

1位
シャープ
AQUOS XLED 4Kテレビ EP1ライン

2位

ソニー
BRAVIA 4K有機ELテレビ A80Lシリーズ

3位

TVS REGZA
タイムシフトマシン4K Mini LEDレグザ Z970Mシリーズ

 

まだまだ投票可能! 投票者には抽選で豪華プレゼントが当たります!!

家電大賞の投票は、以下バナーのリンク先にある専用の投票フォームから行えます。必要情報を入力のうえ投票すると、最新のクリーナーやロボット掃除機、炊飯器、空気清浄機など豪華プレゼントが当たるチャンスも!  投票締切は2024年1月8日(月・祝)23:59 で、 結果発表は2024年3月です。みなさん、奮ってご応募ください!

投票&プレゼント応募は以下バナーをクリック!

キレイな風を遠くまで! 風量もサイズもビッグなダイソン空気清浄機「Dyson Purifier Big + Quiet」をチェック

ダイソンの空気清浄機は、リング形状をした「羽根のない扇風機」としても知られています。その特徴的な形状からダイソンのアイコン製品のひとつでしたが、今年はまったく異なる新シリーズが登場しました。それが新製品となる「Dyson Purifier Big + Quiet」(ダイソン ピュリファイアー ビッグアンドクワイエット/以下、Big + Quiet)シリーズ。

 

新シリーズ最大の特徴は、なんといってもそのパワフルさ。最大100m2の広いスペースの空気を清浄化可能で、オフィスなどの業務用途にも利用できるレベルの風量があるといいます。実際のところ新製品はどうなのか? 発表会にてBig + Quietシリーズの実機をチェックしてきました。

↑新製品はスタンダードな「Dyson Purifier Big + Quiet」(写真右)と上位モデルの「Dyson Purifier Big + Quiet Formaldehyde」(写真左)。両者の違いは「ホルムアルデヒド」を分解できる触媒フィルターの有無とカラーのみ

 

ダイソン史上もっともパワフルな送風性能

新製品最大の特徴は風のパワフルさ。一般的なフィルター式空気清浄機は、本体に吸い込んだ空気をフィルターで濾過して汚れを取り除きます。つまり、どれだけフィルターが高性能でも、空気を「吸い込む」性能が低ければ無意味なのです。しかも、パワーが弱いと汚れた空気をキレイにするのにも時間がかかります。そのため、空気清浄機はフィルター性能とともに風量も重要。そこで、新シリーズは風量を従来モデルの2倍に強化しました。なんと10m先まで送風できる力強さがあるそうです。

↑発表会会場では、Big + Quietの風でシャボン玉を飛ばすデモンストレーションも行われました。シャボン玉は空気中のゴミよりかなり重いにもかかわらず、8m以上しっかり飛んでいました

 

↑独特の形状で気流を制御します。送風角度をリモコンで上下0°、25°、50°に変更できます。左右の角度変更は手動のみ。思った場所に風をピンポイントで送風できる形状は、ダイソンの個人向け空気清浄機「Dyson Pure Cool Me」に似ています

 

風量を強化したためか、本体サイズと重量は名前の通りなかなかのもの。本体サイズは両モデルともに幅41.5×奥行43.4×高さ83cm、重量は写真のスタンダードモデルが11.8kg、上位モデルは11.9kgほどあります。重量はありますが、底面に5個のキャスターを配置しているので移動は指先だけでもスムーズにできました。このサイズ感とパワフルさのため、ダイソンはクリニックや店舗、ホテルなどの業務用途での利用にも期待しているといいます。

↑新製品発表会に登壇したダイソンの空調家電カテゴリーのエンジニアであるテオ・ジョーンズ氏と新製品Big + Quiet。人と並ぶと大きさの印象がわかるでしょうか

 

↑発表会で用意されていた設置イメージ

 

静かな音を実現した3つの技術

ところで、風が強力になるほど気になるのが駆動音。空気清浄機は24時間つけっぱなしという家庭も多いため、うるさい空気清浄機は生活の邪魔になりかねません。Big + Quietは「Quiet(静か)」という名前の通り静音性にもこだわっています。

 

Big + Quietが静かである理由は大きく3つ。ひとつは「ヘルムホルツサイレンサー」と呼ばれる本体頭部分にある空間。この空洞に特定の周波数の音を捉えることで、不快な音を低減させます。

 

2つめはモーターの固定方法。モーターをコンプレッサー内に柔らかく固定することで、モーター回転時の振動を逃がして音の発生を抑えます。

 

最後に「ラビリンスシールド」とよばれる特殊構造。凹凸のある構造体に空気の通り道を作ることで、騒音になりやすい「空気の逆流」を抑えます。これら3つの技術で、Big + Quietは最小21.7dB、最大風量時でも42.7dBとかなり静かです。

↑Big + Quietのカットモデル。指の先にあるギザギザしている構造体がダイソン独自の「ラビリンスシールド」

 

これはうれしい! HEPAフィルターの寿命が約5年に伸びた

フィルターによる空気清浄については従来通り。ウイルスレベルの0.1μm以下の超微粒子まで99.95%除去できるHEPAフィルターに、有害ガスなどの除去ができる活性炭フィルターを搭載。さらに、Big + Quiet Formaldehydeモデルのみホルムアルデヒド分子を水と二酸化炭素に分解する「酸化分解触媒フィルター」を搭載します。

↑本体中央部分にカラー液晶モニターを搭載。リモコン操作でPM2.5などの粒子やガス、ホルムアルデヒドのレベルを表示できます。IoT製品なので、スマートフォンと連携して空気の汚れの推移をスマートフォン上にグラフで表示させることも可能です

 

個人的に嬉しいのが、HEPAフィルターの交換時期が大きく伸びたこと。従来のダイソン製空気清浄機のHEPAフィルター交換目安は約1年でしたが、新製品はHEPAフィルターの大きさを従来の3.8倍に増やしています。これにより、なんとフィルター寿命は最長5年まで伸長。HEPAフィルターは比較的高価な消耗品なので、これはかなり大きなメリットです。ちなみに、活性炭フィルターの交換目安は約2年。ホルムアルデヒド用の酸化分解触媒フィルターは汚れを分解するため、交換の必要はありません。

↑本体の頭部分を外し、外装を引き抜くとHEPAフィルターがお目見え。筒状のHEPAフィルターを引き抜くと、下から活性炭フィルターが出てきます。写真は中央奥がHEPAフィルター。左が活性炭フィルターを巻き付けたBig + Quiet本体

 

↑Big + Quiet Formaldehydeの活性炭フィルターを一部外したところ。活性炭フィルターは分厚い柔らかなシート形状です

 

風量も大きいぶんサイズも大きい

魅力的な機能が多いBig + Quietですが、もちろん気になる点もあります。ひとつは本体の大きさ。従来製品より本体サイズが大きくなったので、狭い部屋では設置が難しいということ。また、従来までのリング形状の空気清浄機は「空気清浄ファン」というジャンルでしたが、新Big + Quietは「空気清浄機」に分類されています。このため風量はアップしているのですがファン(扇風機)としての利用は想定されていません。従来あった左右の自動首振り機能もなくなりました。「空気清浄機としての性能」を追求するため、余計な機能はそぎ落としている製品だという印象です。

 

最初に説明したように、空気清浄機が空気をキレイにするには「高性能なフィルター」「パワフルな送風性能」のどちらも欠かせません。新製品は従来製品の2倍の風量を確保することで、空気清浄機としての性能がパワーアップ。さらに、ダイソンらしい独自性に溢れたデザインも健在です。ダイソンが好きで空気質にこだわりたいなら、ぜひチェックしてほしい製品ですね。

全館空調の住宅をさらに快適に。省エネでお手入れ手軽な天井埋め込み型加湿ユニットが登場

パナソニックは、全館空調を導入した住宅向けの天井埋め込み型加湿ユニット・AQUA Sitter(以下、アクアシッター)を2024年3月1日から発売すると発表しました。全館空調の弱点である冬場の乾燥に対し、部屋ごとに加湿器を置かずとも、一括で対応できる機器です。

 

家全体の空気を一括して加湿

全館空調とは、各部屋にエアコンを設置せず、ひとつの空調ユニットによって、建物内全体の空調を行うこと。高気密・高断熱住宅が普及する現代では、住宅に全館空調を導入するメリットが増しています。全館空調を導入する新築住宅はまだ全体の数%ですが、その市場は近年、前年比5〜10%の割合で成長してきています。

↑モデルハウスの中に設置された、全館空調ユニット。この機器が、家全体を快適な温度に整えます

 

全館空調の最大のメリットは、家中の温度を均一にし、すべての部屋に快適な温度環境を提供できる点です。加えて、エアコンの稼働率が高い家の場合、省エネ性にも秀でています。パナソニックの調査によれば、75平米・3LDKのマンションにおいて、全館空調を稼働させた場合と個室のエアコンを全て稼働させた場合とでは、前者のほうが1年を通して20%もの消費電力を抑えられるといいます。

 

そんな全館空調の難点として挙げられるのが、冬場の乾燥。全館空調は家全体に温風を送るため、すべての部屋の空気が乾燥してしまうのです。各部屋に加湿器を設置すればいい話ではありますが、水の補給やフィルターの掃除などが面倒。どうせなら加湿も全館空調でできたらいいのに…。そんなニーズに応えたのが、今回発表されたアクアシッターです。

↑アクアシッター。左下にあるのは壁に設置するリモコン

 

アクアシッターは、天井の配管内に埋め込む加湿ユニットです。その内部は、水道水を蓄えるタンクと、高速回転するブレード、空気を送るファンによって構成されています。本ユニットは、タンクの水を回転するブレードの遠心力で外側に吹き出し、壁にぶつけて破砕、水の表面積を増やして気化させやすくする「遠心破砕加湿方式」によって空気を加湿します。

↑遠心破砕方式加湿ユニットの模式図

 

↑遠心破砕加湿方式のデモ機。タンクとブレードは右側の加湿ユニットに内蔵されています。左にあるのがファン

 

一般的な気化式の加湿器では、フィルターが吸い上げた水に風を当てて気化させる仕組みが使われています。しかしアクアシッターは、水滴を細かく破砕してから風を当てるので、水をより効率的に気化させることができます。

↑遠心破砕ユニットの内部では、黒いブレード(写真中央)が回転し、壁面に水滴をぶつけています

 

また、アクアシッターの内部には湿度センサーが備えられています。このセンサーが湿度を常に監視しながら運転することで、加湿不足や過度な加湿を防ぎます。洗濯物を部屋干しした場合など、部屋の湿度が上がった場合は控えめに運転。逆に、暖房によって空気が乾燥した場合は、パワフルに加湿します。

↑アクアシッターのリモコン。高め・標準・控えめの3種類の自動運転のほか、静音・パワフルのマニュアル運転が可能

 

お手入れが簡単で、ランニングコストも安い

アクアシッターは、お手入れも簡単です。ユニットが水道と繋がっているため、給排水は自動で行われるうえ、フィルターの清掃も不要です。加湿ユニットが活躍する冬場はもちろん、使用しない夏場でも、新鮮な水で内部を洗い乾燥させる自動清掃が行われるため、清潔性が保たれています。必要なお手入れは、吸気口のフィルター掃除のみで、これも1ヶ月に1回程度ですみます。

↑アクアシッターを導入した場合の、空気の流れの例

 

省エネ性が高いのもポイントです。アクアシッターを3LDKの住宅に導入した場合、4台の気化式加湿器を運転した場合に比べて、消費電力は32%少なくなります。24時間連続運転でも、電気代は年間4423円、水道代は757円と経済的です。

 

アクアシッター導入は全館空調が前提。その他の条件も

ただし、アクアシッターを導入できる条件は限られています。まず大前提となるのが、全館空調を導入していること。既築の住宅に全館空調を導入するのは難しいので、新築であることもほぼ必須の条件になります。

 

加えて、換気で外に逃されてしまう湿度を室内に戻すための全熱交換器の設置、家の気密・断熱性能が一定以上あることも必要です。気密・断熱性能については、ZEH(ネット ゼロ エネルギー ハウス:エネルギーの消費量を実質ゼロにした住宅)レベルと同等のものが求められます。

 

導入できるケースは限られるアクアシッター。しかし、新築で全館空調の住宅を建てようとしている方にとっては、有効な選択肢になることは間違いありません。工事費別ながら、税別価格は25万8000円と、全館空調ユニットと比べれば安いのも魅力です。これからの住宅向け全館空調は、加湿ユニットがセットになるのが当たり前になるかもしれません。

入れるだけで「チキンが驚くほどジューシー」アイリスオーヤマ「なるほど調理家電」を見に行った

アイリスオーヤマの家電といえばコスパが良いという印象がありますが、もうひとつの特徴が、ほかにはない「なるほど」機能の搭載です。直近では「低温調理器 ポケットシェフ」を発売。これは低温調理器なのに水が必要ないという画期的な製品。とはいえ、本当に水なしでも美味しい低温調理は可能なのでしょうか? そこで、アイリスオーヤマを訪問し、ポケットシェフを含めた「なるほど調理家電」3製品をチェックしてきました。

↑今回アイリスオーヤマにて試した3製品。左から低温調理器 ポケットシェフ PLTC-M01、IHジャー炊飯器 5.5合 RC-IGA50、ヨーグルトメーカー IYM-016

 

サラダチキンは驚くほどジューシー! 水を使わない低温調理器

↑10月4日に発売したポケットシェフ PLTC-M01。本体サイズは幅23×奥行24×高さ1cm、操作部は幅9×奥行6×高さ3.8cm。実売価格は9790円(税込)です

 

まずは低温調理器 ポケットシェフ PLTC-M01を使ってみます。低温調理器はその名の通り、沸騰しないくらいの低い温度で長時間食材を加熱する調理方法のこと。低温でじっくり火を通すことで、肉などはボイルするよりも格段に柔らかくジューシーに仕上がります。ただし、多くの低温調理器は水を張った鍋などに耐熱袋に入れた食材をいれる「湯せん」方式。このため、大きめの鍋が必要だったり、調理後に鍋を洗う必要があるなど少々手間がかかりました。ポケットシェフはこの手間を解消するため、水なしで調理ができるのが特徴です。

↑左がアイリスオーヤマの従来からあるスリム低温調理器 LTC-02。水を張った鍋などにいれると、設定温度に水を温めるというシンプルな仕組みでした。右は新発売のポケットシェフ

 

一般的な低温調理器が水を使う理由は、食材に均一に熱を伝えるため。その点を踏まえてポケットシェフは、本体にソフトバッグを採用。柔らかくしなる高密度ヒーターを採用することで、ヒーターがしっかりと食材に密着する仕組みです。

↑ポケット内部。模様のように見えるのが柔らかなフィルムヒーター。温度は5℃刻みで40~80℃まで設定できます

 

今回は、低温調理の定番ともいえるサラダチキンを作ります。手順は簡単。密封袋に鶏胸肉と調味料(塩・レモン・砂糖・鶏ガラスープの素)を入れて揉み、袋から空気を抜いてポケットシェフに入れるだけです。「袋からできるだけ空気を抜く」「3cm以上の厚みの食材は入れない」といった注意点はありますが、準備はかなり手軽です。

↑調味料と肉を袋に入れて、ポケットシェフに投入。あとはジッパーを閉めれば準備OK。300gくらいまでの鶏胸肉が調理できます。コンビニに売っている一般的なサラダチキンの2倍くらいのサイズです

 

↑操作部で温度と加熱時間を設定します。レシピによると、サラダチキンは80℃で120分。あとはできあがるまで待つだけ

 

できあがったサラダチキンは驚くほどジューシー! 上から押さえるとジュワッと肉汁が出てくるほど。うれしいのが、自分で味を調整できることです。コンビニのサラダチキンは味が濃すぎる、あるいは味に飽きたという場合も、自宅で作れば自由に調整可能。味もカレー粉を使ったり、ラー油やニンニクを入れて中華風にしたりとアレンジし放題です。もちろん、サラダチキン以外にもローストビーフやチャーシュー、あるいは魚のコンフィ(低温の油で加熱する料理)なども作れます。

↑完成したサラダチキン。カットすると中心まで火が通っているのがわかります

 

パスタは少々柔らかいが…多彩な料理が調理できるIH式炊飯器

↑IHジャー炊飯器 5.5合 RC-IGA50。シンプルな形状とマットな質感という、まさに今トレンドのデザイン。本体サイズは幅25.7×奥行30.9×高さ21.4cmで、実売価格は1万8480円(税込)。左の2モデルはWEB販売限定カラー

 

アイリスオーヤマはさまざまな調理家電を発売していますが、炊飯器は特に人気のあるジャンルです。そんな人気の炊飯器のなかでも、今年8月に発売したIHジャー炊飯器 5.5合 RC-IGA50は「自動調理モード」を搭載。パンやケーキ、パスタまで自動調理できるといいます。パンやケーキを調理できる炊飯器は(数は少ないながら)他社にもありますが、パスタが作れる炊飯器というのはかなり珍しいのではないでしょうか?

↑もちろんごはんの炊飯も美味しくできます。ご飯は4通りの食感(ふつう/もっちり/ふんわり/粒立ち)が選べるほか、50銘柄の炊き分け機能も搭載。アイリスオーヤマらしい炊飯に対するこだわりを感じます

 

今回は、気になるパスタ調理を試しました。作るのは自動調理モードのカルボナーラ。作り方はシンプルで、半分に割ったパスタにベーコンを散らし、水とコンソメ(顆粒)、オリーブオイルを投入するだけ。終了後に追加で味付けは必要ですが、鍋やフライパンでカルボナーラを作るよりかなり手軽です。ちなみに、パスタ自動調理メニューではカルボナーラだけではなくナポリタンや和風スパゲティも作れます。

↑調理終了後、生クリームに卵、チーズ、塩胡椒で味を調えたら完成。調味も炊飯器内でできるので、洗い物が少ないのもいいですね

 

試食してみると、パスタがかなり柔らかめ。「パスタは芯のあるアルデンテがいい」という人には向かないと思います。反面、柔らかいパスタを使うナポリタンのようなメニューや、小さな子どもがいる家庭には向いているでしょう。正直、パスタ料理を目当てに購入するのは個人的にオススメできませんが、RC-IGA50はカレーや角煮、ロールキャベツなどの自動メニューもあり、マニュアルで40~75℃の低温調理や95℃の煮込み調理もできます。「普段は美味しいごはんを炊飯しつつ、多彩なおかず調理もできる」という炊飯器として優秀であることは間違いありません。

↑完成したカルボナーラ。パスタが柔らかいのをのぞけば美味でした

 

初めて「おかわりしたい!」と思った! 豆乳ヨーグルトも作れるヨーグルトメーカー

↑ヨーグルトメーカー IYM-016。本体サイズは幅15.6×奥行15.8×高さ27.6cmで、実売価格は5980円(税込)。紙パックで直接作らない場合に使う専用容器や、水切りヨーグルトを作るための水切りカップなどが付属します

 

アイリスオーヤマの隠れた人気家電のひとつがヨーグルトメーカー。同社のヨーグルトメーカーは牛乳パックを使ってそのままヨーグルトが作れるのが魅力。洗い物が少なくて済むうえ、衛生的です。今年発売された新製品ヨーグルトメーカー IYM-016は、人気のヨーグルトメーカーに「豆乳ヨーグルト」用の自動メニューを搭載。しかも、豆乳の紙パックでもそのままヨーグルトが作れるようになりました。

 

牛乳パックをそのままセットできるヨーグルトメーカーは他社からも発売されています。一方、豆乳は紙パックが横長形状なので専用容器に移し替える必要がありました。その点、新製品は一般的な豆乳パックにも対応しています。また、豆乳ヨーグルトは牛乳で作るよりも低い温度で発酵させるのですが、豆乳ヨーグルト用の専用メニューがあるのも魅力的。

 

ちなみに、このヨーグルトメーカーはマニュアル操作で25~65℃まで1℃刻みで加熱温度を設定可能。このため、ローストビーフやサラダチキンなども作れます。

↑筆者はいままで、豆乳ヨーグルトの独特な香りがそこまで好きではなかったのですが、今回試食したものは人生で初めて「おかわりしたい!」と感じるほど美味しかったです

 

以上、アイリスオーヤマから発売された、ひとひねりある調理家電のファーストインプレッションでした。炊飯器はパスタの柔らかさこそ好みが分かれそうですが、おかずの調理機能が豊富な炊飯器と考えれば、どの家庭にとっても魅力的な調理家電として活躍しそう。低温調理機やヨーグルトメーカーは「サラダチキンが好き」「ヨーグルトを毎日食べる」など、ライフスタイルに合う人にとっては強力な味方になってくれそうです。

「BALMUDA The Plate Pro」で作りたい意外な4品と注目の“見せるホットプレート”6選

インテリアとして出しっぱなしにできるような、見栄えの良いホットプレートは今では当たり前。そこへ、高級トースターで家電業界を席巻したバルミューダから新たな価値を提案するホットプレートが発売され、話題になりつつあります。今回はこの「BALMUDA The Plate Pro」を起点として、さまざまな“見せるホットプレート”をピックアップ。家電ライターの田中真紀子さんに解説していただきたました。

 

「ホットプレート」のターニングポイント

「きっかけは、2014年にBRUNOが『コンパクトホットプレート』を発売したことです。当時、ホットプレートと言えば、とにかく大きく、見た目もそれほどおしゃれではない家電。棚の奥底にしまわれて、下手をすると年に1度使うか使わないか……そんなアイテムでした。ところがBRUNOはコンパクトかつおしゃれ。キッチンに置いておいてもそれこそ絵になるデザインだったため、人気に火がついたんですね。キッチンのちょっとしたスペースにそのまま収納できるため、使いたいときにさっと取り出せる。結果として、使用頻度が高くなり、ホットプレートがより身近な存在になりました。そこから、デザインを重視した数々のホットプレートが生み出されるようになっていきました」(家電ライター・田中真紀子さん、以下同)

 

世相を反映する
ホットプレートの使用シーン

食卓の変化とともにホットプレートの役割にも変化が起きた、と田中さんは話します。ではどのように変化していったのでしょうか?

 

 ホームパーティーが流行った2010年代半ば
「BRUNOが『コンパクトホットプレート』発売した当時は、ホットプレートでアヒージョを作るなど、ホームパーティー特集が多くのメディアで取り上げられていました。お友達や親戚を招いてホットプレートを囲んでおもてなしをすることが流行としてありましたね」

 

 ステイホームを楽しむ工夫をしたコロナ禍
「その後、ホットプレートの人気は少し落ち着きを見せました。ところが2020年の新型コロナウイルスの流行によって、ステイホームを余儀なくされるようになると、おうち時間を充実させるために、家族で一緒に料理を作れるホットプレートの人気が再び高まりました」

 

■ 家族との時間を大切にするようになった現在
「コロナ禍が落ち着き、日常生活が取り戻されつつある中で、以前よりも『家族との時間を大切にしたい』という意識が高まりを見せています。家族との食事を楽しむためのツールとして、ホットプレートは位置付けられてきていると感じますね。
今では、出しっぱなしにしてすぐに使える見栄えの良いホットプレートがすっかり定着しました。また、ホットプレートの楽しみ方もさまざまに広がり、商品にも個性が生まれています。その一角をなす存在として、『BALMUDA The Plate Pro』があります」

 

ここが新しい!
『BALMUDA The Plate Pro』の独自性

「『BALMUDA The Plate Pro』のコンセプトは、”調理をエンターテイメントとして楽しむ”こと。新型コロナウイルス流行の際、外食ができなくなったことで、バルミューダの寺尾玄社長は自宅で、家族のためにお寿司を握ったそうです。キッチンカウンターに立ってお寿司を握ってみたところ、家で振る舞うことの楽しさを実感したのだとか。この経験により、調理をエンターテイメントとして楽しむホットプレートというコンセプトができたのだとお聞きしました」

 

1.調理を見て楽しむライブ感

「プロのおもてなしを体感できるようなホットプレートです。そのスタイリッシュなデザインも含めて、本格的な料理を味わえる期待感が膨らみます。プレートの表面はステンレス仕様で、ホテルの鉄板焼きのように、プレートの上で包丁を使ってステーキを切ることができます。シェフに振る舞ってもらえるようなライブ感を演出できるので、人をあえて招きたくなります」

おいしく、かつ見て楽しめる新たな価値を付加した。

 

2.厚みのある本格的なプレート

「一般的なプレートの厚みが約3mmのところ、こちらのプレートは6.6mmと家庭用のホットプレートでは例を見ない厚さです。最大温度220度になるまで約13分かかり、温まるのに時間を要しますが、蓄熱性が高いため、冷たい食材を乗せてもプレートが冷めにくく安定した温度を保つことができるため、食材の味の良さを引き立ててくれます。時間をかけるだけの価値がありますし、慣れてしまえば早めにスイッチを入れて、ほかの料理の準備をしている間にプレートが温まっています。
家庭用としては、プレートが重すぎても厚すぎても使い勝手が悪くなってしまうため、プロの焼き上がりを目指しつつ、家庭で使える最適なプレートの厚さとして、6.6mmとなりました」

ステンレスとアルミニウムの3層構造により実現した高い蓄熱性能をもつ。

 

3.プレートの隅でもしっかりとした熱量を実現

「従来のプレートでは熱源のある中央だけが温まり、隅の方には熱量が行き渡らずに食材がなかなか焼けないことが難点でした。しかし、こちらのプレートは、表面は蓄熱性のあるステンレス、中心には熱伝導性に優れたアルミニウムを使用することで、隅にある食材もしっかりと温めることができるのも特徴です。どこに食材を置いてもおいしく焼けますよ」

左が一般的なホットプレートのサーモカメラ画像、右が「BALMUDA The Plate Pro」のもの。高い蓄熱性能により隅々まで熱量が行き渡らせることができる仕組み。(※画像提供=バルミューダ)

 

4.温度の揺らぎを最小限に抑えた正確なプログラミング

「温まり過ぎて温度を下げたり、下がりすぎてまた上げたりということはホットプレートを使う際にはよくありますよね。『BALMUDA The Plate Pro』は設定したい温度を一定に保ってくれます。温度の揺らぎがあると、お肉が煮えたようになりおいしく焼けないのですが、一定の温度でしっかりと焼けるため、ステーキは外側がカリッと、中はほどよく熱が通っておいしく仕上がります」

正確なプログラミングによって、安定した熱量の供給が可能に。(※画像提供=バルミューダ)

 

5.ダイナミックに包丁で切れて金タワシでも洗えるタフさ

「プレートは金属ヘラを使ったり、包丁で食材をそのままカットできたりすることもありがたいですね。細かなことは気にせずにダイナミックな調理ができるのは、一般的なテフロン加工のホットプレートではできない楽しみ方です。焦げ付きも油のこびり付きも、気兼ねなく金タワシでガシガシと洗うことができます」

金タワシで気兼ねなく水洗いできる。

 

プロの味を自宅で味わう!
『BALMUDA The Plate Pro』で作るおすすめ料理

実際に調理するとなったら、どんな料理がおすすめでしょうか? 定番からデザートまで紹介していただきました。

 

・本格的な鉄板ステーキ
「鉄板の温度にムラがあると加熱しすぎてしまっておいしく焼けないのですが、安定した温度で焼けるため、おいしく仕上がります。表面はしっかりと焼き目がついて、中はほどよいレアな仕上がり。私も何度か試しましたが、自宅でこんなにステーキがおいしく焼けたのは初めてかもしれません」

 

・旨みを凝縮させたグリル野菜
「グリル野菜も絶品です。付属の金属ヘラで野菜をプレートに押し付けるように焼くと、焼き目をつけながらもほどよく水分が抜けて旨味が凝縮した味わいに仕上がります。野菜は温度が低いと水分が先に外に出てしまっておいしく焼けないのですが、安定した高火力でいっきに焼くことによって旨味を引き出すことができます。とくにアスパラガスのおいしさは格別。ぜひお試しください」

 

・食感を味わうハンバーガー
「ひき肉をそのまま丸めてぎゅうぎゅう押しつけながら焼くことで、表面はカリッと、中はジューシーに仕上がります。焼き上がりにチーズをのせ、サイドで温めておいたバンズをサッと挟んでできあがり。私は安いステーキ用のお肉を用意して、それをフードプロセッサーで粗挽きにしています。適度にお肉の食感が残り、たまらないおいしさです」

 

・きれいな焼き色のクレープ
「安定して160℃設定にしてくれるため、自宅では難しいクレープの皮も、焦がすことなくきれいな焼き目をつけて焼くことができます。また、クレープは、サイドからヘラを差し込んで返しますが、フライパンですとフチが当たってしまうところ、『BALMUDA The Plate Pro』はフラットなため、ヘラの差し込みも自由自在です。温度管理の難しいホットケーキもおいしく焼けますよ」

バルミューダ『BALMUDA The Plate Pro』
4万2,900円(税込)

 

【Item Data】
・サイズ=
本体:573mm(幅)×334mm(奥行き)×88mm(高さ) ※電源コードの長さは含まない
プレート:380mm(幅)×245mm(奥行き)×25mm(高さ)
・本体重量=約5.2kg(プレートセット時)
・電源=100V 50/60Hz
・消費電力=1120W
・電源コードの長さ=約3m
・温度設定=160℃、180℃、200℃、220℃(4段階)
・パッケージ内容=本体、クラッドプレート、油受けトレー、ヘラ、取扱説明書(保証書付)
・カラー=ブラック

 

プロが選ぶ「見せるホットプレート」6選

さまざまな食卓を演出してくれる「見せるホットプレート」。続いて、最新のおすすめホットプレートをリストアップしていただきました。

 

1.無水調理ができることによって料理の幅を広げる

象印「デイリーコンパクトホットプレート EJ-DE30」
実勢価格2万2880円前後(税込)

 

フタの裏側についた厚みのあるリブ構造により、食材から出た水分を外に漏らすことなく料理に還元。食材の旨みを余すことなく味わうことができるのが特徴。また、ヒーターが、波型3往復で隅々まで熱源が通り、強火力。コンパクトでありながら、機能性も兼ね備えたホットプレートです。

無水調理で作るアクアパッツァ。食材のおいしさをぎゅっと凝縮した料理を作れる。

 

「コンパクトでテーブルにおいてもちょうど良い大きさとシンプルで飽きのこないデザインが人気です。フタは密閉構造にでき、出汁や水を使わずに食材の水分のみで仕上げる無水調理もできます。先日、肉じゃがを試食しましたが、一般的な鍋で作るような料理もほったらかしたまま仕上がるので、とにかく楽でした」

 

【Item Data】
・サイズ=
深なべ使用時:355mm(幅)×260mm(奥行き)×175mm(高さ)
平面プレート、たこ焼きプレート使用時:340mm(幅)×255mm(奥行き)×150mm(高さ)
3枚重ね時:355mm(幅)×260mm(奥行き)×205mm(高さ)
・プレート内寸法=
深なべ:285mm(幅)×190mm(奥行き)×55mm(深さ)
平面プレート:285mm(幅)×190mm(奥行き)×28mm(深さ)
たこ焼きプレート:285mm(幅)×190mm(奥行き)×8mm(深さ)
・本体重量=約6.0kg
・電源=100V  50/60Hz
・消費電力=1100W
・電源コードの長さ=2.5m

 

2.美しい食卓を演出! 映える韓国式プレート

レコルト「卓上IHクッキンググリドル」
1万9800円(税込)

 

韓国発祥のグリドルは中心に向かってなだらかにくぼみがあるプレートが特徴です。白くお皿のような形状は食卓においても華やかで、ホームパーティーにもおすすめ。プレートはフッ素加工が施されており、焦げ付きにくいのでさっと洗い流すだけでお手入れも簡単です。

グリドルプレートの下にはツメを設け、IH台からずり落ちない工夫がされている。

 

「フチが少し上がっている皿形をしているので、グツグツと煮込む料理も作れます。操作パネルは出し入れが調整できるので、使わないときにはしまっておくことで、良い意味で家電っぽさを感じさせません。シンプルでスッキリとしたデザインが洗練したテーブルを演出します」

 

【Item Data】
・サイズ=
卓上IHヒーター:約260mm(幅)×260mm(奥行き)×55mm(高さ)
クッキンググリドルプレート:380mm(幅)×330mm(奥行き)×42mm(高さ)
・本体重量=卓上IHヒーター:約1.8kg、クッキンググリドルプレート:約1.0kg
・電源=AC100V  50/60Hz
・消費電力=1200W
・カラー=
卓上IHヒーター:クリームホワイト、グレー
クッキンググリドルプレート:ホワイト

 

3.スマートなデザインが人気のabien MAGIC GRILLにホワイトが登場!

abien「abien MAGIC GRILL」
2万3980円(税込)

 

独自開発のフィルム状のヒーターにより、極薄プレートとスタンド脚のスタイリッシュなデザインを可能にした人気商品。プレートと一体化している高密度ヒーターで、食材をムラなく焼くことができます。お手入れしやすく、洗った後は水切りかごに立てて乾かすこともできます。

プレートは大きくても、立てて置いておけるため場所をとらない。

 

「シンプルでホットプレートには見えないデザインが人気のマジックグリル。ブラックもたいへん人気がありますが、今年の春にホワイトが登場し、選択の幅が広がりました。白はお皿のように使うことができ、一層美しく食卓を彩ることができそうです。見た目に劣らず火力もしっかりとあるので、使う頻度も高くなるのではないでしょうか」

 

【Item Data】
・本体サイズ=約405mm(幅)×305mm(奥行き)×79mm(高さ)
・電源=100V  50/60Hz
・消費電力=約850W
・電源コードの長さ=約1.8m
・パッケージ内容=プレート、スタンド脚2種、取扱説明書(保証書付)、電源コード
・カラー=ブラック、ホワイト

 

4.部屋に広がる煙や食卓の油ハネを抑える吸煙タイプ

YAMAZEN「煙の少ない焼き肉グリル XGRILL PREMIUM YGMC-FXT130」
実勢価格1万7000円前後(税込)

 

内蔵のファンがプレートの上部に空気の流れを作るため、煙を部屋に広げにくい仕組みになっており、食卓の油ハネも大幅に減らすことができます。焼き肉後のニオイも軽減します。また、プレートの裏面は立体的な“X”、焼き面は曲線を描くダイヤモンド形状になっているため、油が落ちやすいのもうれしいポイントです。

煙が少なく油の飛び散りも少ないため、気兼ねなく焼肉を楽しめる。

 

「焼肉をしたいけれど、その後のお部屋のニオイが気になる方や、ベランダやお庭でBBQを楽しみたいけれど、近隣への影響を懸念される方には本当におすすめの商品です。徹底的に油を落とす構造と煙自体が発生しにくいのは頼もしいですね」

 

【Item Data】
・本体サイズ=約515mm(幅)×約290mm(奥行き)×約145mm(高さ)
・本体重量=約4.9kg
・電源=100V  50/60Hz
・消費電力=1300W
・電源コードの長さ=約1.9m
・パッケージ内容=本体、焼き肉プレート、たこ焼きプレート、電源コード

 

5.サイドメニューやおひとり様にぴったりのコンパクトサイズ

ELECOM「LiFERE IH卓上調理なべHOT DISH cocotte HAC-IH01CWH」
実勢価格1万7000円前後(税込)

 

コンパクトなIH卓上なべは、同メーカーのHOT DISH(型番:HAC-IH01DWH)に付属している焼きプレートや、別売の焼きプレート(型番:HAC-IHD01WH)を載せることができ、鍋としてだけではなく、ミニホットプレートとしても使うことができます。鍋の縁は吹きこぼれを防ぐ仕組みとなっているので安心して卓上で料理を楽しめます。

付属の鍋のほか、IH対応の鍋なら市販のものを使える。

 

「一人鍋や、サイド料理としてチーズフォンデュやバーニャカウダなどをするのに最適なサイズ感です。IHのため火加減を気にしなくて良いのもありがたいですね。プレートへの互換性もあるので、寒い季節にちょっと温かいものをいただきたいときに重宝してくれるアイテムです」

 

【Item Data】
・サイズ=
本体=206mm(幅)×214mm(奥行き)×69mm(高さ)(ゴム足からトッププレート面)
なべ=直径187mm×高さ75mm
ガラスふた=直径168mm×高さ40mm(つまみ含む)
なべ固定リング=直径206mm×高さ57mm
・重量=本体:1.2kg  なべ:440g   ガラスふた:360g
・電源=100V  50/60Hz
・消費電力=800W
・電源コードの長さ=2m(マグネット脱着式)
・パッケージ内容=専用電源コード
・カラー=ホワイト

 

6.ナチュラルテイストのお部屋に飾っておきたくなるプレート

Toffy「オーバルグリルプレート」
2万2000円(税込)

 

台座にけやき材を使い、一見家電とは思えないたたずまいのグリルプレート。色は「ペールアクア」と「グレージュ」の2色展開で、流行のナチュラルテイストの部屋にしっくりと馴染みます。また、フタの裏面には突起があり、食材から出た蒸気を鍋の中に還元することで旨味を増してくれます。

蓋裏の突起により蒸気を旨みに変えて鍋の中に戻す。

 

「エレガントなデザインでテーブルが華やぐだけでなく、料理の仕上がりも期待できるヒーター一体プレートを搭載。ヒーターとプレートが別々のタイプに比べて熱効率が良く、熱ムラを抑えられます。プレートが深いので、焼き物はもちろん、煮物や蒸し物でも活躍。グリルプレートは焦げ付きにくく、水洗いできるのでお手入れも簡単です」

 

【Item Data】
・本体サイズ=約490mm(幅)×260mm(奥行き)×175mm(高さ)(ウッドベース、蓋使用時)
・本体重量=約3.5g(ウッドベース、蓋使用時)
・電源=AC100V 50-60Hz
・消費電力=1000W
・電源コードの長さ=約1.4m
・付属品=ウッドベース(けやき材)、蓋、温度調節プラグ、ユーザーズガイド(保証書含む)
・カラー=ペールアクア、グレージュ

 

 

ホットプレートに“見せる”ライブ感というもてなしの要素が加わることで、使い方はさらに広がるはず。ホームパーティなど人が集うシーンで、今後さらに活躍する機会が増えそうです。

 

Profile

家電ライター / 田中真紀子

白物家電、美容家電を中心に、雑誌、ウェブなどで執筆。家電製品の検証やレビュー記事では、主婦目線を大切にした感性に定評がある。家事やインテリア、生活雑貨など、暮らしにまつわる記事も手がける。近年は専門家としてコラム執筆やメディア出演も多数。
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ギアに精通するGetNaviスタッフが激推し! キャンプ家電

ACコンセントを必要とするモノからバッテリーで稼働するモノまで、キャンプで使える家電製品は幅広い。ここでは普段からアウトドアを楽しみ、ギアに精通しているGetNaviスタッフが、e-キャンプをさらに格上げしてくれるとオススメするアイテムを紹介する。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが選びました

 

【その①】首にかけて両手が自由に使えるLEDネックライト

パナソニック

LEDネックライト BF-AF10P

首にかけて両手が自由に使えるLEDライト。白色LEDで手元や足元を明るく照射する。本体裏面の簡単スイッチはラクに片手で操作できる。小雨の中でも使える防滴構造で、雨天夜間時の屋外作業も安心。

 

<髪型が崩れることなく 相手に眩しい思いもさせない>

「スノーピークのフック式LEDライト『ほおずき』と並んでキャンパーでは超定番。ヘッドライトでは髪型が崩れるうえに拘束感があり、相手に眩しい思いもさせます。必要な場所を的確に照射してくれるのが便利」(湯浅さん)

 

【その②】食材をセットするだけで最高の美味しさを引き出す

BONIQ

BONIQ 2.0

0.5℃刻みで温度調節が可能な低温調理器。1000Wと十分な出力により狙った温度に一定に保つことが可能で、幅広い素材をプロが仕上げた味のように調理できる。Wi-Fiにも対応し、外出先からも操作できるのが便利。

 

<家での下ごしらえを工夫すれば アウトドアでの安心感も味もUP>

「アウトドア調理での火加減は難しいもの。低温調理器を使ってあらかじめ素材に火を通しておけば、現地で“生焼け”を心配せず調理できます。普段の料理にも使え、毎日活躍します!」(井上さん)

 

【その③】料理の下ごしらえにピッタリ! 1台7役のフードプロセッサー

レコルト

カプセルカッター ボンヌ

付け替えできる3つのアタッチメントにより、刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く・おろす・泡立てるがこれ1台で完了する。食材をカップに入れて押すだけの2ステップと作業も簡単。シンプルな設計で手入れもラク。

 

<かき氷やカクテルを作れる小さな本格派>

「コンパクトながら超パワフル。氷も砕く頼もしさで、かき氷、クラッシュアイスのオンザロック、カクテル、スムージーにと便利です。料理でもハンバーグ用の玉ねぎみじん切りなど、1台7役で活躍します」(中山さん)

 

【その④】世界最長となる約42時間冷却が可能

アンカー・ジャパン

Anker EverFrost Powered Cooler

バッテリー搭載のポータブル冷蔵庫。世界最長となる約42時間の冷却が可能で、1泊2日のキャンプでも安心して使える。高効率のコンプレッサーで、わずか約30分で庫内温度を25℃から0℃まで冷やす急速冷却にも対応。

 

<ポータブル冷蔵庫ながら-20℃までの設定が可能>

「搭載バッテリーのみで最長42時間まで冷却可能。ポータブル冷蔵庫では異例の-20℃まで冷却できるのもポイントです。USB給電も可能と便利で、ちょっと値は張りますがオススメ!」(澄田さん)

キャンプを数倍楽しくしてくれる! エンタメ家電をプロが教えます

キャンプの時間をよりリッチにするために取り入れたいのがエンタメ家電。好きな曲を聴きながら過ごす時間は 心地良く、大画面で楽しむ動画視聴は自宅とは異なる体験をもたらしてくれる。記録系ギアにも注目したい。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが選びました

 

【その①】軽量・コンパクトながら高輝度・高画質・高音質の三拍子

XGIMI

XGIMI Halo+

投射サイズ30〜200インチのモバイルプロジェクター。激しい動きでもブレを防止するMEMCや、色彩を鮮やかにするX-VUE2.0、高コントラスト化のHDR10対応など、高画質化技術を豊富に搭載。超低遅延モードでゲームにもピッタリ。

 

↑本体は軽量・コンパクト。最小79cm(30インチ時)と短い照射距離と合わせ、狭いテント内でも余裕をもって設置できる。運搬や収納にも便利

 

↑高音質なスピーカーを内蔵。5Wの大出力で、別途スピーカーを用意しなくても高音質で楽しめる。Bluetooth接続のスピーカーとしても利用可能

 

<私が選びました!>テクニカルライター 湯浅顕人さん

「多くの人にとって、キャンプなんて年に1〜2回でしょう。それなら家でも楽しめるスペックの製品を選ぶべき。同クラスの製品に比べて高い輝度を誇り、高画質と高音質を備えたHalo+は、まさにそれを満たす製品と言えます。」

 

【その②】アウトドアに適した防水性能と音質にも妥協のないスピーカー

アンカー・ジャパン

【改善版】Anker SoundCore 2

出力12Wのモバイルスピーカー。約3.8㎝のフルレンジスピーカーユニットを2基装備する。マイク内蔵でハンズフリー通話にも使用可能。Bluetooth接続のほか、AUXケーブル(ミニプラグ)での接続にも対応する。

 

↑2台用意すればステレオスピーカーとして使用可能。広いスペースに大勢が集まっているとき、スピーカーを分散して設置できるメリットも

 

↑余裕ある音量と高音質ながら、軽量コンパクトな筐体。横長なフォルムは音の拡がりを感じやすいとともに、不整地にも安定して設置できる

 

<私が選びました!>テクニカルライター 湯浅顕人さん

「天面に隙間がなく、濡れた手や汚れた手でも躊躇なく操作できます。重心が低いので、不安定な場所で操作してもグラつきなし。家でもベランダ飲みやお風呂スピーカーにと大活躍しています。」

 

【その③】軽量ボディにより様々な視点で撮影できる

DJI

Osmo Action 4

8月に発売されたアクションカメラで、前面・背面にタッチディスプレイを備える。従来世代と比べると、イメージセンサーが1/1.3インチへ大型化し、低照度での撮影画質が改良されたことがポイントだ。

 

↑7cm強のボディ幅は、一般的なスマホと同程度で、質量も約145gと軽い。マウントを活用することで、様々な視点での撮影が楽しめる

 

↑画角は超広角の155度に対応。アドベンチャーコンボ(7万5900円)に同梱される1.5mの延長ロッドなどを使えば、自撮りも柔軟に行いやすい

 

<私が選びました!>モバイルライター 井上 晃さん

「同シリーズはカメラ面のディスプレイをタッチ操作できるのが◎。マウントへの着脱に、クリップと磁力を合わせて利用する「クイックリリース」の仕組みも快適です。防水ケースなしで水回りで使えることもうれしいです。」

 

【その④】周囲に迷惑をかけずに思い切り音楽を聴ける

エレコム

NESTOUT SPEAKER-1

3月にクラウドファンディングのMakuakeにて先行販売され、9月に一般販売を開始したウエアラブルスピーカー。耳を塞がないオープンイヤータイプで環境音も聞こえやすく、複数人で音楽をシェアする機能も搭載する。

 

↑「サイレント/ライブモード」を使えば、最大20人程度で同じ音源を再生できる。接続範囲はホストから半径15mほど

 

↑防水防塵性能はIP54相当。アウトドアでの急な雨も安心だ。大きめの物理ボタンも備え、手袋でも扱いやすい

 

<私が選びました!>モバイルライター 井上 晃さん

「アウトドアで音楽を楽しみたい場合に気になるのが周囲への配慮。本機を用意しておけば、周りに迷惑をかけずに、複数人で音楽を楽しみやすいでしょう。サイレント/ライブモード使用時には約5時間の連続再生が可能です。」

 

【その⑤】USBメモリなどにテレビ番組の録画もできる

グリーンハウス

19型バッテリー内蔵 ポータブルテレビ

地デジとワンセグのチューナーを内蔵し、電波状況に応じて自動的に切り替えるポータブルテレビ。USBメモリや外付けHDDに番組の録画も可能で、好きな番組を持ち出せる。ゲーム機などをつないで遊ぶこともできる。

 

↑19型のサイズながら約2.05kgと軽いのが魅力。ハンドルが付いているので持ち運びもしやすい。キャリングバッグも付属する

 

↑ハンドルを下げると角度調節が可能なスタンドになる。フックなどに吊り下げてテントの中で視聴するという使い方もできる

 

<私が選びました!>家電・ ITジャーナリスト 安蔵靖志さん

「HDMI端子にAmazonの「Fire TV Stick」などのVOD機器を接続し、スマホのテザリング機能などを使ってWi-Fi環境を構築すれば、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスも楽しめます。」

 

【その⑥】きれいな野鳥を見て撮ってカンタンにシェアできる

キヤノン

PowerShot ZOOM

ボタンを押すだけで100mm/400mm/800mmの焦点距離を切り替えでき、そのまま静止画/動画撮影が可能。オートフォーカス、光学手ブレ補正、最高約10コマ/秒の高速連写機能により、狙ったものをばっちり撮影できる。

 

↑スマホと連携すれば専用アプリで撮影した静止画・動画を確認できるほか、ライブビューも可能。見ている映像をリアルタイムでシェアできる

 

↑0.39型・約236万ドットの高精細カラー電子ビューファインダーを採用。視力に合わせて調節できる視度調節機能も搭載し、野鳥なども見やすい

 

<私が選びました!>家電ライター 近藤克己さん

「外遊びをしていると、「あれはなんだ?」と遠くのものが気になることがよくあります。本機は単眼鏡サイズなのでいつもポケットに忍ばせて、気になる時にサッと取り出して確認、そのまま写真や動画が撮れて思い出を残せます。」

世界最小級!! 優れた静音性で日本の住空間に幅広くフィットする「SwitchBot ロボット掃除機K10+」

提供:SwitchBot株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

SwitchBot ロボット掃除機K10+は、狭い場所でも難なく掃除できる驚きの小ささを実現。応援購入サービス・Makuakeでは応援総額3億4000万円を突破し、掃除機カテゴリ歴代1位を獲得した。

 

パワフルな吸引力は妥協せず、サイズと運転音を大幅カット!
SwitchBot ロボット掃除機K10+


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.064
SwitchBot
SwitchBot ロボット掃除機K10+

実売価格5万9800円

大容量4ℓのゴミ収集ステーションを備えながら、本体サイズを直径24.8㎝と小型化。小回りが利き、狭い場所でもスムーズに走行できる。市販のお掃除シートを使える水拭きモードも搭載。アプリでの操作・設定も容易だ。

SPEC●吸引力:最大2500Pa●ダストパック容量:4ℓ●騒音レベル:45dB(清掃時)●連続運転時間:最大120分●サイズ/質量(本体):W248×H92×D248㎜/約2.3㎏

 

小型・軽量・優れた静音性で狭い住空間に特化したモデル

SwitchBot ロボット掃除機K10+は、“日本人にとっての使いやすさ”を追求し、従来モデルよりも約50%小型化。単身世帯のような狭い部屋でも設置スペースを確保しやすく、細かな場所にも入り込んで丁寧に掃除を行う。超軽量でマルチフロア対応なので、2階建て以上の家でも1台で掃除が可能だ。

 

静音性にもこだわり、独自の新技術によって運転音を従来比約30%カット。夜間や集合住宅での使用も問題ない。ゴミの排出時に騒音が気になる場合は、アプリで排出禁止時間を設定しておくと、早朝や夜間を避けられるので安心だ。

 

水拭きには使い捨てのお掃除シートを活用。給水タンクがないぶんゴミ収集容量が大きく、約70日間ゴミ捨て不要。モップ洗いやゴミ捨てが面倒な人にも最適な一台だ。

 

<POINT 01>

片手で持てるほどの小型サイズで狭い空間にも難なく入り込める

従来モデルよりも本体サイズを約50%カット。小型化により、これまで届きにくかった狭い場所にも難なく入り込める。弓字型運転も小回りが利くので、テーブルやイスの脚元、部屋の隅など、細かな場所の掃除も可能に。

↑直径24.8㎝、質量約2.3㎏と軽量コンパクトなので、片手で簡単に持ち運べる。2階や3階も1台で掃除可能だ

 

<POINT 02>

独自の静音技術により運転音を従来比約30%軽減

本体内部の気流に着目した独自の「SilenTech技術(TM)」を新採用。吸気をスムーズにすることで吸引力を向上させながら、図書館内よりも静かな45dBという優れた静音性を実現した。在宅ワーク中や夜間なども運転音を気にせず使える。

↑高速ブラシレスモーターや吸気ダクトの設計を改善。運転音を従来モデルより約30%軽減することに成功した

 

<POINT 03>

市販の床拭きシートが使えてモップを洗う手間なし

水拭きには使い捨てのお掃除シートを使用。専用お掃除シートが付属するが、市販のお掃除シートで代用できる。いつでも清潔に水拭きができ、タンクへの給水やモップを洗う手間もない。目的に合わせて様々なシートを装着できるのも魅力だ。

↑水拭き時は付属のモップ取付パッドを使う。パッドにお掃除シートを被せ、本体底面に装着するだけで準備完了だ

 

<問い合わせ>
SwitchBot 電話番号:0120-202-362(11:00〜23:00/土日祝除く) https://www.switchbot.jp/

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したSwitchBot ロボット掃除機K10+は現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

シリーズ初のフルモデルチェンジ!最軽量化&高い掃除力を実現し市場ニーズに対応したスティック掃除機「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+」

提供:シャークニンジャ株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

アメリカの掃除機シェアNo.1、日本でも着実にシェア拡大中のシャークの新モデルが高評価を集めている。掃除力に妥協することなく、より軽く使いやすくなった本機の魅力を深掘り!

 

軽量化とゴミ除去力向上という相反するニーズに見事に対応!
Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+


掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.046
シャーク
Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+

実売価格6万4900円(NEO)/7万9750円(NEO+)

強力な掃除力はそのままに従来モデルより最大25%の軽量化を実現。同社独自のヘッドがあらゆる床に密着し、大小のゴミを逃さず除去する。自動ゴミ収集ドックの有無、「FLEX」パイプの有無による4モデルを用意。

SPEC●連続運転時間:NEO最大25分/NEO+最大50分(ともにスティックでの使用時/NEO+はバッテリー2個連続使用時)●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:W
228×H1040×D160㎜/約1.5〜1.7㎏(スティック時)

 

独自ヘッド、センサーなど高機能を軽量ボディに集約!

生活者に寄り添った製品作りが評判のシャークが発売した EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+は、「軽さと掃除力」を両立させた注目モデルだ。ゴミ除去力は1.5㎏以下モデルで最強クラス。ソフトローラーとパワーフィンを組み合わせた独自ヘッドで多くのゴミを一気に捕集する。

 

またNEO+には自動ゴミ収集ドックを搭載。掃除機本体のゴミを自動的にドックに回収、約30日ぶんのゴミをドックにためられる。

 

さらに独自のセンサー技術により、ゴミの量に合わせて吸引力を、床材に合わせてブラシの回転速度を自動調整。効率的な掃除を行う。

 

従来のコードレス機にあった「軽い掃除機はゴミ除去力に劣る」という常識を覆した本機は、まさにユーザー待望の一台と言える。

 

<POINT 01>

1.5kg以下のコードレス掃除機のなかで最も優れた掃除性能(※1)を実現

1.5㎏(※2)と軽量ながら、強力なモーター吸引と独自ヘッド「ハイブリッドパワークリーン」の力で大きなゴミから微細なホコリまでしっかり取り除く。ヘッドもよりコンパクトになり、狭い家具の隙間も快適にお掃除。

※1:IEC 62885-4に則り、自社専門施設によるカーペットでの測定結果に基づく。全国有力家電量販店の販売台数実績(2022年7月から2023年6月まで)の上位85%の本体質量1.5kg以下の製品と比較 ※2:LC200JIV(アイボリー)のみ

↑ヘッドのソフトローラーが床に密着、フィンが微細なゴミも強力にかき取る。従来より最大25%軽量化し、操作も快適

 

<POINT 02>

自動ゴミ収集ドックが付属しゴミ捨ては月1回でOK*NEO+のみ

充電ドックに自動ゴミ収集機能を搭載。掃除機をドックに戻すとダストカップ内のゴミが自動回収される。ドックには約30日ぶん(目安)のゴミがためられ、ゴミ捨ては月1回でOK。ドックはHEPAフィルター装備で排気もキレイだ。

↑自動ゴミ収集ドックは紙パック不要で運用コストがかからず経済的。ダストボックスは水洗いでき、清潔に保てる

 

<POINT 03>

Smart iQテクノロジーを搭載し掃除モードを自動調整

ゴミの量に応じて吸引力を調整する「iQセンサー」と、検知した床タイプに応じてブラシの回転スピードを変える「フロアセンサー」を組み合わせた「Smart iQテクノロジー」を採用。バッテリー消費のムダを抑えつつゴミを逃さず除去する。

↑「iQセンサー」で吸引力を自動調整。ゴミの量に応じてリングの色が変わり、目に見えないゴミの取り残しも防げる

 

↑「フロアセンサー」がフローリングや畳など床材を検知。カーペット上ではブラシの回転を速めてゴミを強力にかき出す

 

<問い合わせ>シャークニンジャ https://www.shark.co.jp/

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介した「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+は現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」の掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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栃木といえば「日立のエアコン」。空気清浄機能を磨いたフラグシップ機は何がすごい?

日立ジョンソンコントロールズ空調は、2023年10月末から、家庭用ルームエアコンの最新・最上位機種「白くまくん」プレミアムXシリーズを発売しています。同機の特徴は、集塵スピードを従来機種比で2倍にアップさせ、熱交換器を凍らせて部屋の匂いを吸着する凍結脱臭クリーナーを搭載、空気の質を向上させる機能を大きく進化させていることです。

↑「白くまくん」プレミアムXシリーズ

 

この機種を生産している同社の栃木事業所では、発売にあわせて出荷式などのセレモニーが行われました。最新モデルの魅力と、セレモニーの模様をレポートします。

 

集塵スピード、脱臭能力が大幅アップし、省エネにも配慮

「白くまくん」プレミアムXシリーズが着目したのは、空気の質。快適な温度環境を提供するのが従来からのエアコンの役割ですが、近年空気質への注目が高まっていることを受け、開発の方針を決めたといいます。

 

本機が搭載する、空気質向上のための目玉機能は2つ。集塵スピードが従来機の2倍になった「パワフルPremiumプラズマ空清」と、部屋の臭いを霜によって除去する国内唯一の技術「凍結脱臭クリーナー」です。

 

パワフルPremiumプラズマ空清は、ほこりだけでなく、浮遊カビや菌、ウイルス、花粉などの除去効果も持ちます。プラズマイオン発生器から放出されたイオンで空気中の汚れを捕まえ、エアコンの内部に大きく広がる熱交換器を集塵フィルターのように用いることで、捕集力を高めています。そのパワーは、家具の裏やカーテンの裏など、エアコンの風の届きにくいところに隠れたカビまで対策できるほど。集めた汚れは熱交換器を冷やして発生させた霜にまとめ、それを溶かした水と一緒に屋外へ排出します。

↑煙が充満した部屋を、エアコンの空気清浄機能で浄化するデモ映像。写真はエアコン運転開始から3分ほど経った時点です。明らかな濃度の差があることがわかります

 

↑室内機内部の熱交換器。凍結洗浄時は、これを冷却して霜を発生させます

 

熱交換器の霜は、空気中の臭いも捕まえます。ペットのトイレ臭や体臭なども大量の霜で吸着するこの技術が、2023年9月14日時点で国内唯一となる脱臭機能・凍結脱臭クリーナーです。凍結脱臭を30分行うことによる臭いの除去率は、ペットのトイレ臭なら90%、靴・靴下の臭いなら91.1%、体臭なら85.7%と高水準。熱交換器が脱臭フィルターの役割を果たすため、定期的なメンテナンスも必要ありません。

↑工場内で生産され、積み重ねられた熱交換器。薄い金属の板が積み重ねられたこの部品は、非常に広い表面積を持ちます

 

また本機は、空気だけでなく、エアコンの内部もキレイに保ちます。同社のエアコンは、従来から内部のファンを掃除する「ファンお掃除ロボ」を搭載していましたが、最新モデルではお掃除の際にファン自体を加熱する機能を追加。これにより、ファンに付着したほこりだけでなく、油汚れも熱で溶かして落とせるようになりました。落とした汚れは、排水トレーなどを通して屋外へ放出されます。

↑ファンお掃除ロボの解説パネル。パネルの下にあるエアコンは熱交換器が取り外されており、ファンが露出しています

 

高い機能性を実現しつつ、省エネ性にも配慮しました。本機には、対応する部屋の広さ別に10機種がラインナップされていますが、そのうち9機種で、2027年度を目標年度とする最新の省エネ基準をクリア。機能・省エネ性の両面で、最新・最上位機種の名に恥じない性能を誇っています。

↑内部の洗浄能力を磨くことで、省エネ性を向上させています(左パネル)

 

8代目白くまくんが広報部長に就任!

本機を生産する栃木事業所で11月7日に行われた出荷式では、日立のエアコンのイメージキャラクターとして活躍する白くまくんが、広報部長に就任することが発表されました。白くまくんが誕生したのは1975年で、いまから50年近くも前。デザインは代々変わり、現在の白くまくんは8代目になります。長く愛され続けているキャラクターであり、日立のエアコンといえば白くまくんと表現しても過言ではありません。

 

出荷式に登壇した、日立ジョンソンコントロールズ空調のバイスプレジデント兼日本・アジア地域ゼネラルマネージャーの泉田金太郎さんによると「私が広報部長をやるよりよっぽどよい」。今後は、エアコンをPRする様々なイベントに、白くまくんが登場するそうです。

↑広報部長就任の辞令を手渡された白くまくんは、かわいらしいコミカルな動きで喜びを表現しました。左は笑顔あふれる泉田さん

 

出荷式は地元密着。地元の幼稚園児による演奏も

事業所に併設された体育館で行われた出荷式は、地元密着の色が強いものでした。式典には、事業所が位置する栃木市大平町の商工会議所副会長や、栃木市の産業振興部長が登壇。地元の幼稚園児による楽曲の演奏も披露され、多くの保護者たちが観覧に訪れました。

↑テープカットの様子。同社関係者のほか、セレモニーにゲストとして参加したタレントのゆうちゃみさん、栃木市産業振興部長の櫻井 茂さんらがハサミを手にしました

 

↑大型トラックに積み上げられたエアコン。泉田さんとゆうちゃみさんによる号令で、トラックは出発していきました

 

地元密着の成果は、意外なところにも。なんと、栃木市のふるさと納税の返礼品にエアコンが選ばれているのです。ふるさと納税の返礼品になるのは、その自治体の名産品。つまり、日立のエアコンが市の名産品であることを、栃木市自身が認めているということになります。栃木といえば日立のエアコン。フラグシップモデルである「白くまくん」プレミアムXシリーズは、それを象徴する製品です。

最上段の奥まで手が届く。ハイセンスの背の低い冷凍冷蔵庫「HR-G260HW」登場

ハイセンスジャパンは、食材のまとめ買いや自炊をする人が安心できる257Lの大容量で、小柄な人でも背伸びをせずに最上段の奥まで手が届く、背の低い冷凍冷蔵庫「HR-G260HW」を20241月上旬から発売します。

 

背の低さと容量の大きさを両立させた冷凍冷蔵庫。高さは1419mmで、最上段の奥まで見渡せて、庫内の奥まで手が届きやすいボディ設計になっています。また、まとめ買いしたときや大きな食材を購入しても安心の、84Lの大容量冷凍庫を装備。冷凍庫は出し入れしやすい2段式収納で、アイスクリームや冷凍食品を見やすく整理して収納できます。なお、冷蔵室の定格内容積は173Lです。

 

このほか、インテリアに映えて汚れも落としやすいガラスドアや、電子レンジなどを置きやすい耐熱約100度のトップテーブル、急速冷凍などの特徴を備えています。

スタイリッシュな冷蔵庫「TXシリーズ」AQR-TXA50NはAQUA最新の鮮度保持技術を搭載し、全室でおいしさ長持ち!

提供:アクア株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

レシピや味付けにこだわるのも大事だが、やっぱり重要なのは食材の鮮度。AQUA「TXシリーズ」は鮮度保持にとことんこだわり、庫内全室で食材の“おいしさ長持ち”を実現した!

 

奥行き667㎜の薄型デザインで取り出しやすさと見やすさを徹底追求
「TXシリーズ」AQR-TXA50N


冷蔵庫部門
GetNavi注目モデル

↑カラーは「マットクリアブラック」

 

ノミネートNo.006
AQUA
冷凍冷蔵庫
「TXシリーズ」AQR-TXA50N

実売価格26万4000円

最新の鮮度保持技術を搭載した「ALL FRESH」な冷凍冷蔵庫。食材保存で重要な、適切な温度と湿度、そして温度を一定に保つ“恒温化”により高い鮮度保持力を実現した。空間と調和するシンプルかつ上質なデザインも魅力だ。

SPEC●定格内容積:全内容積501ℓ、冷蔵室内容積259ℓ、内チルドルーム17ℓ、野菜室102ℓ、冷凍室 上段52ℓ/下段88ℓ●サイズ/質量:W700×H1850×D667㎜/139㎏

 

【カラバリも Check!】

↑カラーは「マットクリアホワイト」

 

高い機能性とデザイン性を 両立したハイエンドモデル

AQUAのAQR-TXA50Nは空間との調和を重視し、インテリアと馴染む落ち着いた色調&シンプルなフォルムで上質さを追求。キッチンをよりラグジュアリーに演出してくれる一台だ。

 

冷蔵室を開けるとひときわ目立つのが、LEDによる「ツインパネル照明」。華やかに庫内を照らし、食材の見落としを防ぐとともに、見栄えを高めてくれる。

 

そして特筆すべきは、鮮度保持技術。食材保存において重要な要素である適切な温度・湿度に加え、温度を一定に保つ“恒温化”に注目し、高い鮮度保持力を実現した。

 

その他、取り出しやすさと見やすさを両立した奥行き667㎜の薄型設計、高級感漂うマットクリア素材の採用(ブラック/ホワイト)など使い勝手や質感も格別だ。

 

食材価格の上昇やフードロス削減に関心が集まっている昨今、食材をムダなくおいしく味わうという意識も高まっている。「TXシリーズ」はそんな現代の食生活をより豊かなものにする機能が満載だ。

 

<POINT 01>

食材を挟み込むように冷やす
チルド技術で生鮮食品が長持ち

食材に直接冷風を当てない輻射冷却「W間接冷却チルド」を採用。輻射冷却により、チルドルームの温度を一定に保つことができ、食材の傷みの原因となる菌の繁殖を抑制するとともに、乾燥を防いで食材の鮮度を長く保つ。食材に合わせて「通常」と「微凍」2段階の温度を選択可能。

↑アルミパネルとアルミトレイに冷風を当てて冷やし、輻射冷却で食材を包み込むように冷やす

 

↑TXシリーズ(左)と同社従来品の牛豚あいびき肉10日間の保存比較(※1)

 

※1:試験条件/AQR-TX51NとAQR-SV38K(2021年モデル)を各1台用意し、AQR-TX51Nのチルドルーム(微凍モード)を試験区、AQR-SV38Kのチルドルームを対照区としました。保存期間を10日間とし、保存前および保存後にそれぞれの項目を評価しました。牛豚合いびき肉を購入し、パックのまま保存。一般生菌数:初期菌数4.3×106(CFU/g)、保存後AQR-SV38K2.2×108(CFU/g)、AQR-TX51N7.3×106(CFU/g)。(一財)日本食品分析センター調べ(成績書番号:第23021241001-0101号、第23021241002-0101号、第23021241003-0101号)

 

<POINT 02>

冷蔵室から「見える野菜室」が確認でき
「うるおいエリア」で低温&高湿をキープ

冷蔵室の窓から野菜室を見渡せる「見える野菜室」を採用。野菜室の保存スペースは、上段のバスケット、下段手前の野菜ケース、下段奥の「うるおいエリア」に仕切られる。鮮度保持用のツインLEDライトを搭載し、実物野菜の軟化やじゃがいもの発芽などを抑制。

↑半密閉構造化された「うるおいエリア」を、冷やしたアルミプレートで輻射冷却。高湿度と低温を維持することで、野菜の乾燥や栄養の減少を防いでおいしさを長く保つ

 

↑冷蔵室の手前底が透明なので、開けたときに野菜室を覗ける。野菜室を開けずに野菜の保管状況がチェック可能

 

<POINT 03>

特許技術「おいシールド冷凍」により
食材のおいしさを長時間維持

ドリップ抑制機能を搭載した、AQUAの特許技術「おいシールド冷凍」を採用。霜取り時に発生する熱の侵入を防ぎ、冷凍室内の温度変化を抑えることで食材を霜つきから守り、うまみ・食感が長持ちする。長期保存時のうまみ残存率が約20%、歯ごたえ残存率が約17%アップ(※2)。

↑「おいシールド冷凍」搭載の冷凍保存(左)と非搭載の冷凍保存(右)の肉の比較(※3)。非搭載の肉は、食材から出てしまった水分やうまみで霜だらけになっている

 

↑冷気の出入り口に開閉式のフタを装備。霜取り運転時にフタを閉じることで暖気の流入を止める

 

※2:試験条件/おいシールド冷凍が搭載されたAQR-TZ51Nと非搭載のAQR-SV27G(2017年モデル)を各1台用意し、AQR-TZ51Nの冷凍室を試験区、AQR-SV27Gの冷凍室を対照区としました。保存期間を4週間とし、保存前および保存後にそれぞれの項目を評価しました。牛ステーキ肉は解凍後、真空パックして70℃で60分間湯煎し、常温に戻してロース芯を測定。メバチマグロは冷蔵室で解凍後、そのまま測定しました。試験結果/①牛ステーキ肉のグルタミン酸残存率=AQR-SV27G(ドリップ抑制機能無し)57.8%、AQR-TZ51N(ドリップ抑制機能あり)77.3%。②メバチマグロの食感変化率=購入直後57N、AQR-SV27G(ドリップ抑制機能なし)209N、AQR-TZ51N(ドリップ抑制機能あり)100N。味香り戦略研究所調べ。●特許5832937:凹形状のカバーでファンを覆うことにより、除霜時の温度上昇を防ぐ。2023年4月現在(当社調べ) ※3:試験条件:おいシールド冷凍が搭載されたAQR-TX51Nと非搭載のAQR-SV38K(2021年モデル)を各1台用意し、それぞれの冷凍室に食品ポリ袋に入れた牛肉を保存しました。保存期間を31日とし、保存前及び保存後の外観を観察しました。同社調べ

 

<POINT 04>

どんな空間とも調和し
上質さを演出するデザインを採用

「空間との調和」をテーマに、インテリアに馴染む落ち着いた色調やシンプルなフォルム、穏やかな質感やデザインを採用。扉には、特別な加工を施したフロストガラスを用いることで、指紋もつきにくい。家族が多く頻繁に開け閉めを行う家庭でも美観を損なうことなく使える。

↑表面は特別な加工を施したフロストガラスを採用

 

↑外観だけでなく、光あふれる庫内も魅力。グレーの内装とツインパネル照明の光で、食材を美しく照らす

 

<POINT 05>

人が冷蔵庫に近づくと
運転状況を7色の光で知らせる

冷蔵室の扉下部に「LEDステータスバー」を装備。人感センサーで人の動きを感知し、冷蔵庫に近づくと7色の光で運転状況を知らせる。不要な点灯を抑え、空間の雰囲気を邪魔することがない(※4)。特に製氷機の水が空になると点灯するイエローの「製氷給水タンクアラーム」が便利。

※4:半ドア状態や故障の可能性がある場合は常時点灯します

 

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したAQUA 冷凍冷蔵庫「TXシリーズ」AQR-TXA50Nは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」の冷蔵庫部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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急成長ブランドが誇るロボット掃除機「DreameBot L20 Ultra」は先進技術が凝縮した最高峰モデル

提供:Dreame Innovation Technology (Suzhou) Co.,Ltd.

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

2023年2月、急成長中の中国メーカーDreame Technologyが日本市場に本格参入。10月に発売された本機は、機能性と洗浄力において同社の革新力と技術力を体現している。

 

世界初のモップエクステンド(TM)技術を搭載!
壁際の汚れやガンコな汚れも取り除きモップの洗浄や乾燥まで全自動!
DreameBot L20 Ultra Complete

 


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.066
Dreame Technology
DreameBot L20 Ultra Complete

実売価格22万9800円

7000Paという高い吸引性能に加え、水拭きでは高速回転モップで床に圧力をかけながらガンコな汚れを除去。モップは自動で伸縮し、壁際など隅々まで磨ける。5Way全自動クリーニングステーションにより、清掃後のお手入れも不要だ。

SPEC●吸引力:最大7000Pa●ダストパック容量:3.2ℓ●水タンク容量:80㎖●連続運転時間:最大180分●サイズ/質量(本体):W350×H103.8×D350㎜/4.3㎏

お手入れをすべて自動化し水拭きのストレスを一掃

Dreame Technologyは業界トップクラスの高速デジタルモーター技術を誇り、4200件以上の特許を取得している中国メーカー。そんな同社から発売されたロボット掃除機の最上位モデル、DreameBot L20 Ultra Completeは、高い吸引性能とデザイン性に加え、靴を脱いで生活する日本の住環境に適した水拭き性能が話題だ。

 

世界初のモップエクステンド(TM)技術により、壁際に近づくと自動的にモップが伸び、隅々まで掃除が可能。水拭き時は給水、洗剤投入、モップの洗浄・乾燥まで全自動クリーニングステーションで行われ、お手入れの必要もない。子どもやペットがいる家庭など、こまめに水拭きを行いたい人には特に快適さを実感できるだろう。

 

<POINT 01>

お手入れをすべて任せられる5Way全自動クリーニングステーション

ゴミの自動収集、水拭きへの給水、モップの自動洗浄・熱風乾燥、洗剤の自動投入をすべて1台で行う全自動クリーニングステーションを搭載。面倒なお手入れの手間がなく、モップの清潔さも保ってくれるので、いつでも気軽に床掃除を行える。

↑(左から)洗剤の自動投入/ゴミの自動収集/モップの熱風乾燥/モップの自動洗浄/水拭きへの給水

 

<POINT 02>

エッジ清掃を解決する世界初のモップエクステンド(TM)技術

モップを自動的に伸縮させて掃除の死角をなくす、世界初のモップエクステンド™技術を搭載。住宅の複雑なレイアウトを把握し、どこでどのようにモップを伸縮させるのかを判断する。2つのモップには、ガンコな汚れも落とせる加圧回転式を採用。

↑壁際に近づくと、エッジセンサーが作動。自動的にモップを壁際ギリギリまで伸ばして、徹底的なエッジ清掃を行う

 

<POINT 03>

AI+3D+LEDイメージングで環境を学習して清掃効率アップ

Pathfinder(TM)スマート ナビゲーションシステムとAI・3Dのイメージング技術により、部屋の環境を学習して走行ルートを最適化。床に落ちた障害物も識別・回避する。また、Clean Genius™汚れ検出技術も搭載し、必要に応じて念入りな掃除も可能だ。

↑普段よりも汚れがヒドい場合はセンサーが作動。一度ベースステーションに戻り、モップの再洗浄や床の再清掃を行う

 

【商品ページ】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CH268VB9
ビックカメラ.com:https://www.biccamera.com/bc/item/12278788/
DREAME公式ヤフー店:https://store.shopping.yahoo.co.jp/dreame/6976233671574.html

 

<問い合わせ> Dreame Technology 電話番号:03-6303-8065(10:00〜17:00/土日祝除く) https://www.dreametech.jp/

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したDreame Technology「DreameBot L20 Ultra Complete」は現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のこだわりロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

あえての食べきり1合炊き!「LiFERE 小型IH炊飯器」は少量でもおいしく炊ける&コンパクト設計で置きやすい単身世帯の強い味方

提供:エレコム株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

各社が3合以上の高級モデルでしのぎを削るなか、1合炊きに特化した異色の炊飯器が登場。炊飯器選びに迷いがちな単身世帯を中心に、「毎食炊きたてを楽しむ」という提案がヒットしている。

 

高火力IH&専用釜でムラなく加熱! 1合炊きに特化したポット型炊飯器
LiFERE 小型IH炊飯器 HAC-RCIH01


こだわり調理家電部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.108
エレコム
LiFERE 小型IH炊飯器 HAC-RCIH01

実売価格1万2800円

素早い温度上昇と安定した沸騰維持が可能なIHと、少量炊きに最適なサイズの複合クラッド厚釜を採用し、“おいしい1合炊き”を実現。早炊きや最大12時間の保温も可能だ。タテ型・ハンドル付きで、移動や収納のしやすさも魅力。

SPEC●加熱方式:IH電磁誘導式●炊飯容量:0.5〜1合(炊飯モード時)●搭載機能:炊飯、低糖質、早炊き、保温●炊飯時間:約50分(炊飯モード時)●保温時間:最大12時間●サイズ/質量:W169×H228×D127㎜/約1.3㎏

 

1合でもおいしく炊けて食事の選択肢が広がる

1〜2人の少人数世帯で炊飯器を購入する際、ネックになりがちなのがサイズや炊飯量。「キッチンが狭くて置けない」「毎日炊きたてを食べたいけれど少量で炊くとおいしくない」といった悩みを解消するべく、LiFEREの小型IH炊飯器は、1合炊きのおいしさにこだわって開発された。

1合炊き専用ならではの使い道も。例えば、贅沢がゆえに3合以上では使いにくい食材で炊き込みご飯を作る、サブ機にして家族で1人だけ別の米を炊くなど、食事の選択肢を広げてくれる。

ハンドルが付いたポット型なので、食卓に置いたり、使わないときは棚に収納したり、気軽に移動が可能。ポータブル電源で利用しているという声も多く、炊飯器=据え置きという概念を覆す一台だ。

 

<POINT 01>

1合専用に設計した複合クラッド厚釜を採用

フッ素樹脂コート、アルミ、ステンレス、耐熱塗装の4層から成る、同社独自の複合クラッド厚釜を採用。熱伝導率が高く、IHによる加熱をサポートする。表面にはコーティングが施されているので、お手入れが簡単で耐久性も高い。

↑釜の形状・サイズを少量に最適化。タテ型にして水位を上げることでしっかりと熱対流が起こり、ムラなく加熱できる

 

<POINT 02>

タテ型のスリムな形状で場所を取らず持ち運びやすい

幅約17㎝のコンパクトなタテ型タイプなので、省スペースで設置可能。単身世帯などの狭いキッチンにも導入しやすい。また、2台目の炊飯器としても便利で、家族は白米で1人だけ玄米を食べたいときなどに並行して炊飯できる。

↑場所を取らないスリムな形状が特徴。本体は約1.3㎏と軽く、ハンドル付きで食卓などへの移動もラクだ

 

<POINT 03>

炊飯モードはワンタッチで操作可能! 早炊きや保温機能も搭載

炊飯、早炊き、保温などの必要十分な機能を搭載し、コンパクトながらも毎日の食卓の様々なシーンに対応。基本の炊飯モードでは約50分、早炊きモードなら約35分とスピーディに炊飯できる。炊飯後は自動で保温モードに切り替わり、最大12時間の保温が可能だ。

↑炊飯モードを選ぶときは、ポットのハンドル部分だけで簡単に操作可能。選択したモードはランプが点灯する

 

<問い合わせ>エレコム https://www.elecom.co.jp/

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したエレコム「LiFERE 小型IH炊飯器 HAC-RCIH01」は現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のこだわり調理家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

価格競争力も圧倒的。メンテが超楽な4way全自動ドックがスリムになったロボット掃除機「Roborock Q Revo」発売

Beijing Roborock Technology Co.,Ltd.およびSB C&Sは11月28日、4wayの全自動ドックを搭載したロボット掃除機「Roborock Q Revo」を発売すると発表。12月8日に全国のヤマダデンキとヤマダウェブコムで発売します。希望小売価格は16万3900円(税込)です。

 

Roborock Q Revoはモップの自動洗浄、掃除やモップ洗浄に必要な水の自動給水、モップの自動乾燥、ゴミの自動収集を備えた「4way全自動ドックQ」搭載のロボット掃除機。新たにドックがスリムになっており、横幅34cmと、直径35.3cmの掃除機本体よりもコンパクトで、設置性を高めているのが特徴です。

 

モップの洗浄は、水拭き掃除中および終了時に自動でドックに戻って実行します。また、掃除中のモップ洗浄は10~25分の間で5分間隔から設定可能。加えて、洗浄を終えたモップは熱風で自動乾燥し、不快な臭いの発生を抑えるとしています。乾燥時間も2~4時間の間で設定できます。

 

水拭きやモップ洗浄に必要な水も自動で給水。掃除中にロボット掃除機の水タンクの水量が不足すると自動でドックに戻り、給水します。

 

ゴミの自動収集は、2.7リットルの紙パックに約60日分のゴミを吸い上げられるとしています。紙パックはゴミ捨て時にホコリが舞わないうえに、花粉などの0.3μmまでの微粒子を99.7%吸引するため、排気を清浄化できるとのこと。

 

吸引性能は、5500Paの吸引力と、3次元に動くラバー製のメインブラシによって、微細なハウスダストから砂、大きめのゴミまで吸い込むそうです。また、カーペットエリアを自動で検知するため、アプリから設定するだけで、カーペットだけを2度掃除したり、カーペット上で吸引力を上げたりもできます。さらに、吸引と水拭きの同時掃除の際は、優先的にカーペットから掃除することで、カーペットを濡らすことなく掃除できます。

 

 

水拭き性能は、丸型の回転モップが毎分最大200回転し、加圧しながら汚れを除去します。

 

このほか、赤外線カメラで障害物を避けながら掃除したり、アプリで掃除する部屋の順番、エリアの設定などを操作できたり、0%から約4時間でフル充電できたりします。

 

なお、ヤマダデンキとヤマダウェブコムでは、「発売記念特別キャンペーン」を開催。11月28日~12月15日までの期間、特別価格として10万8900円(税込)で販売します。さらに、ロボット掃除機を初めて購入する人でも安心の、30日間の「返金保証キャンペーン」も実施。11月28日~2024年1月31日までに購入した人が対象です。

 

GetNavi web編集長 山田のファーストインプレ

ドックがとにかくスリムで、設置場所の選択肢が広がりそう。上位モデルの「Roborock S8 Pro Ultra」が20万円を超え、違いはドックの自動洗浄機能や吸引力などと細かくあるが、吸引力については決定的な差はないほどパワフル。ヤマダデンキとヤマダウェブコムの「発売記念特別キャンペーン」時は10万円と、価格競争力も圧倒的だ。

独自のまっ直ぐドラムが新世代へ! ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」は銀イオンによる抗菌コートで“洗えない衣類も洗える”多機能ぶり

提供:アクア株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

ドラム式洗濯乾燥機は、家事効率化アイテムとしてすっかり定番に。しかし、自宅で洗える洗濯物が増えるとともに、洗濯容量が増大しボディも大型化しており、設置性の課題が浮上。そんな問題を解決してくれるのが「まっ直ぐドラム2.0」だ。

 

一般的な防水パンに設置可能で
タテ型洗濯機から置き換えやすい コンパクト&大容量設計を実現
「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P


洗濯機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.016
AQUA
ドラム式洗濯乾燥機
「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P

実売価格30万8000円

従来の除菌(※1)・消臭(※2)・シワ伸ばし効果に、銀イオンによる“抗菌”(※3)機能をプラスした「エアウォッシュ+」を搭載。コートやジャケットなど頻繁に水洗いできない衣類を清潔に保つ。また「自動おそうじ機能」を充実させメンテナンスの手間を軽減し、本体の清潔性も向上。

※1:[試験機関](一財)日本食品分析センター[試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定[除菌方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※2:[試験機関]近江オドエアーサービス(株)[試験方法]タバコ臭付着試験布を6段階臭気強度表示法にて評価[消臭方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果]おしゃれ着20分コース:初期3、自然放置3、エアウォッシュ2/標準30分コース:初期3、自然放置3、エアウォッシュ1.5/標準1時間コース:初期3、自然放置2.5、エアウォッシュ1.5 ※3:[試験機関](一財)ボーケン品質評価機構 [試験方法]JIS L 1902に基づく菌液吸収法[抗菌方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果](菌の減少率)99.0%以上

SPEC●洗濯/乾燥容量:12㎏/6㎏●標準使用水量:約59ℓ(洗濯〜乾燥)/約84ℓ(洗濯)●標準コース運転目安時間:約139分(洗濯〜乾燥)/約29分(洗濯)●サイズ/質量:W595×H943×D685㎜/約94㎏

 

ドラム式の利便性とタテ型の設置性を両立

ドラム式洗濯乾燥機が家事の負担を軽減してくれる救世主だとわかっていても、本体サイズをハードルに感じる家庭は多い。そんな人に注目してもらいたいのがAQUA「まっ直ぐドラム2.0」だ。

 

ドラムをまっ直ぐにすることで、コンパクトかつ大容量を両立。最上位モデルのAQW-DX12Pでは、12㎏(洗濯)/6㎏(乾燥)の大容量でありながら、一般的な防水パンに設置が可能(※4)に。これにより“置き場所問題”はほぼクリアでき、安心して導入に踏み切れるはずだ。

 

さらに、ドラムが水平(まっ直ぐ)に配置されていることで、洗濯物が1か所に偏らず、中の衣類が絡まりにくく、シワになりにくいのもメリットだ。

 

機能面では、新たに銀イオンによる“抗菌”(※3)効果をプラスした「エアウォッシュ+」や、「カビケア槽自動おそうじ」「らくらく槽乾燥」などの自動お手入れ機能をアップデート。タッチパネルも改良され、操作性も向上している。

※4:[設置条件]防水パン:内寸幅570㎜、内寸奥行540㎜、壁までの奥行590㎜以上。[設置寸法]前方を開放し、壁から次の寸法以上離すこと。上方20㎝、左および右方1㎝、後方2㎝。設置面から水栓までの高さ110㎝以上

 

<カラバリも Check!>

シルキーブラックのほか、ホワイトもラインナップ。いずれも家事動線やサニタリーに合わせて、ドアの開き方(左開き/右開き)を選べる。

 

<POINT 01>

「まっ直ぐドラム」の採用で 大容量&コンパクトを実現!

まっ直ぐドラムによるコンパクト設計で、幅595×奥行き685㎜の省スペースを実現。マンションなど一般的な防水パンに設置可能(※4)で、大容量が欲しいが設置場所に制約があるケースも安心だ。また、蒸気を機外に放出しない「無排気乾燥」で、サニタリーが不快になることもない。

↑「まっ直ぐドラム」により、洗浄力や仕上がりにも差が出る。ドラムの回転で衣類を持ち上げて高い位置からたたき洗いすることで、ガンコな汚れもスッキリ落とし、洗いムラ・乾燥ムラを抑えシワの少ない仕上がりに

 

<POINT 02>

進化したエアウォッシュ機能を搭載

銀イオンで衣類を抗菌(※3)コートする 銀イオンによる“抗菌”(※3)機能を追加した「エアウォッシュ+」を搭載。スーツやコートなど、頻繁に水洗いしない衣類を除菌(※1)・消臭(※2)・シワ伸ばしでリフレッシュし、銀イオンミストで抗菌(※3)コーティングする。衣類や目的に合わせて5コース(20〜80分)から選択可能。

↑マイクロミストを衣類に浸透させ、消臭(※2)とシワ伸ばしを開始。UVライトでドラム内の空気をキレイにする

 

↑ドラムの回転によるタンブリングと送風でシワ伸ばしと消臭(※2)を行う。同時に、加熱した空気で衣類を除菌(※1)

 

↑キレイにリフレッシュされた衣類に銀イオンミストを噴霧して抗菌(※3)コーティング。雑菌の繁殖を抑える

 

 

<POINT 03>

家庭の洗濯パターンを学習し適切な設定で洗ってくれる

独自のセンシング機能「Aiウォッシュ」を搭載。水温や水硬度、洗剤の種類、汚れ具合、布質など10種類の選択状況をセンシングし、洗い時間や洗剤量を自動調整する。さらに家庭の洗濯パターンを学習し、適切な設定で洗濯をスタート。適切なコースがわからなくても洗濯機まかせでOKだ。

↑水温が低い環境(水温8℃)で洗濯した場合の洗浄比較。左は「洗浄前」で、ケチャップと醤油の汚れが目立つ。右は「洗浄後」。「標準コース」のみで水温が低いと、汚れが若干残ってしまうことも。右は「標準コース」+「Aiウォッシュ」の合わせ技で、汚れはキレイに落ちている

 

<POINT 04>

日々のお手入れをラクにする自動おそうじ機能を強化

乾燥フィルターやドアパッキンを自動でおそうじする機能、槽洗浄コースでお手入れするタイミングを知らせる槽洗浄お知らせサインに加え、洗濯のたびに除菌(※5)&黒カビ抑制(※6)を行う“カビケア槽自動おそうじ”と、簡単操作で洗濯後に槽を乾燥できる“らくらく槽乾燥”を新搭載。

↑新機能“カビケア槽自動おそうじ”はすすぎの最後に洗濯槽を高速回転させ、遠心力による強い水流で洗濯槽の裏側の汚れを洗浄。槽を除菌(※5)し黒カビを抑制(※6)する

※5:[試験依頼先]日本微生物クリニック(株)[試験方法]ドラムおよび外槽に取り付けた菌液付着プレートの生菌数測定 [除菌方法]「カビケア槽自動おそうじ」による[対象部分]ドラム内および外槽[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※6:[試験依頼先](一財)日本食品分析センター[試験方法]ドラム外側に取り付けた培地付着布によるカビ発育確認[カビ抑制方法]「カビケア槽自動おそうじ」「らくらく槽乾燥」による [対象部分]ドラム内 [試験結果]カビの発育なし

 

<POINT 05>

液体洗剤・柔軟剤の自動投入搭載! 操作画面が大きくなり使い勝手も◎

洗濯のたびに適量を自動で軽量して投入する「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を搭載。残量が少なくなるとLEDアイコンが点滅し、アラーム音とともに補充を促す。アイコンとタッチキーで直観的に操作がしやすい大型の「LEDタッチパネル」も搭載し、使い勝手が向上した。

↑タンクの容量は、液体洗剤約570㎖、柔軟剤約480㎖。自動投入タンクは取り外して水洗い可能なので、液体洗剤や柔軟剤の銘柄を変える際やお手入れもラク

 

↑液体洗剤・柔軟剤の残量が不足すると、LEDアイコン点滅&アラーム音で補充を知らせる

 

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したAQUAドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12Pは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」の洗濯機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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話題の加湿器やノンフライオーブンがお買い得に! EPEIOS「Amazon ブラックフライデー」最大50%オフのセール中

EPEIOS JAPANは、現在開催中の「Amazon ブラックフライデー」にて、スマートノンフライオーブンなど、EPEIOSアマゾン公式旗艦店にて、10アイテムが最大50%オフとなるセールを特別価格で販売中です。

 

ノンフライオーブンは、通常モデルが21.4%オフの2万240円(税込)、IoT対応モデルが25.0%オフの2万2499円と、お買い得価格に。

↑EPEIOS Non Fry Oven | ノンフライオーブン

 

エルメスのデザイナーが手掛けた加湿器「FoElem Heal」は、10.0%オフの2万2752円(税込)です。

↑EPEIOS デザイン 加湿器 FoElem Heal

 

新製品の音波電動歯ブラシ「OKare! PRO」も、22.0%オフの6795円(税込)となっています。

↑EPEIOS Electric Toothbrush | OKare! PRO (音波電動歯ブラシ)

 

Amazon ブラックフライデーは、12月1日23時59分まで。

潤いと温めで疲れ目をリフレッシュ! サンコーが充電式アイマスクを発売

サンコーは、充電式のアイマスク「ミストホットアイマスクでリフレッシュ うるぽっか」を発売しました。価格は7980円(税込)です。

 

本製品は、ミストとヒーターでリフレッシュできる充電式のアイマスク。本体上部の給水タンクに水を入れ、上部の電源ボタンを押すと、内側の噴霧口から水が霧状になったミストが発生し、目元が潤います。ミストは1~2秒噴霧して5秒間停止する弱モードと、1~2秒間噴霧して3秒間停止する中モード、常に噴霧する強モードから選べます。

 

また、目元部分に搭載されたヒーターも発熱し、目元を温めます。ヒーターは2段階(42度、38度)の切り替えが可能。

 

シリコン素材のアイカップ部分は取り外して丸洗いできます。加えて、10分間のオートオフ機能を搭載しており、電源の切り忘れを防ぎます。なお、充電は本体下部のUSBポートからで、約2.5時間で満充電になります。稼働時間は最大約2時間10分。

 

本体サイズは幅210×奥行100×高さ63mmで、重さは約220gです。

スティック新市場で確かな存在感! 2in1タイプなAQUAの「WIPEL(ワイプル)」は水拭きと吸引掃除が同時にできてお手入れもラクラク

提供:アクア株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

床のモップがけは、身体がしんどいし時間もかかるからなるべく避けたい……そんな負担から解放してくれるのが 水拭きフロアクリーナーだ。汚れが気になったときにササッと水拭きと吸引掃除を同時に済ませられる。

 

お湯と専用洗剤に対応し水では落ちにくい汚れも落とす
水拭きフロアクリーナーWIPEL(ワイプル) AQC-WX1P


水拭き掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.057
AQUA
水拭きフロアクリーナー
WIPEL(ワイプル) AQC-WX1P

実売価格3万9600円

軽量・コンパクトボディで取り回しやすい水拭きフロアクリーナー。通常の掃除機がけのように本体を押し引きすると、回転ブラシが床を拭きながらブラシの汚れと水を吸引する。ホコリや髪の毛に加え、食べこぼしなどの固形物も吸引可能。

SPEC●充電時間:約2.5時間●連続運転時間:強 約15分/標準 約30分●カップ容積:給水400㎖/回収360㎖●サイズ/質量:W260×H1120×D218㎜/約3.4㎏(本体)

 

普通に掃除機がけする要領でゴミの吸い取りと水拭き完了

掃除機がけと水拭きが同時にできる、水拭き掃除機がトレンド。手間なく、身体に負担をかけずに厄介な家事を片付けられると注目が集まるカテゴリだ。なかでもWIPEL(ワイプル)はAQUA初の水拭きフロアクリーナーで、他社製品は本体質量4㎏以上が多いなか、約3.4㎏と圧倒的に軽量・コンパクト。サッと持ち上げて、簡単に移動できるのがうれしい。

 

使い方も、通常の掃除機がけ同様、本体を軽く押し引きするだけで回転ブラシが床を拭き上げ、同時にゴミや拭き取った液体を吸い上げる。回転ブラシへは給水カップから常にきれいな水が供給され、清潔なブラシで水拭きが可能。また給水カップには常温の水だけでなく、60℃までのお湯や専用洗剤も使用でき、皮脂汚れや油汚れなど水だけでは落としにくい汚れもすっきり落ちる。

 

掃除後は付属の充電台にセットして洗浄ボタンを押すと、回転ブラシが自動洗浄されるので、お手入れもラクラク。

 

<POINT 01>

水拭きと掃除がけが同時にでき、60℃までのお湯や洗剤にも対応

本体前面の給水カップからヘッドの回転ブラシへきれいな水を常に供給し、濡れた回転ブラシが汚れを拭き上げる。同時に汚れた水やブラシについたゴミを吸引し、背面のカップへ回収するので、常時きれいな水とブラシで掃除ができる。ブラシは毎分550回転で強力に汚れを拭き取る。

↑給水タンクに水や60℃までのお湯、専用洗剤を入れて使える。市販のスプレー洗剤の場合は、床の汚れに直接吹きかけて拭き上げる

 

<POINT 02>

固形物や水分も吸い取れて食べこぼしもササッと解決

牛乳やジュースなどの液体だけでなく、離乳食や割れた生卵と殻など固形物も吸い取ることが可能。吸引しながら水拭きができるので、面倒な食べこぼしもこれ1台で解決できてありがたい。掃除後は、回収カップを取り外して中の汚水を捨てて、カップを水ですすぐだけでOKだ。

↑皮脂汚れや砂・泥汚れにも対応

 

↑粘度のあるケチャップなどに加え、コーンスープやおかゆ、殻付きの生卵など、固形物の混ざった食品なども掃除可能だ

 

<POINT 03>

水拭き可能なら家中どこでも使用できる! 花粉やハウスダストにも!

玄関、キッチン・廊下、リビング、ペット周り、洗面所などなど、水拭きが可能な床材を使った部屋であれば使用可能。マンションなどで一般的に使われる床材に対応しているので、ほとんどの家庭で導入できる。花粉やハウスダスト対策にも活用できるのがうれしい。

↑リビング・キッチン・廊下(フローリング)、ペット周り(クッションマット)、石タイル(玄関)、塩ビ床(洗面所)など、家の様々なスペースの床材に対応する

 

<POINT 04>

本体が約3.4㎏と軽いので2階への持ち運びもラクラク

約3.4㎏の軽量設計で、階段での持ち運びも簡単。別の階へ容易に移動できるので、リビングから子ども部屋まで、必要なとき、必要な場所で、すぐに使うことができる。また取り回しやすいコンパクトボディは、ダイニングのイスやテーブルの脚まわりなど入り組んだ場所も掃除しやすい。

↑掃除機をかける要領で本体を押し引きするだけでOK。本体が自走するので、力を入れずともラクに掃除できる。もう床にひざまずいての雑巾がけは不要だ!!

 

<POINT 05>

充電台にセットしてボタンを押すだけで簡単に回転ブラシをクリーニングできる

掃除が終わったら、回収カップを外して汚水を捨て、水ですすぐ。回転ブラシのお手入れは本体を付属の充電台に乗せてハンドル上部のボタンを押すだけ。自動で給水タンクからきれいな水を供給しながらブラシを前後に回転させて洗浄し、約3分間洗浄したら本体の充電に切り替わる。

↑ブラシの自動洗浄機能を搭載。本体を充電台にセットし、充電中の状態で洗浄ボタンを押すと、自動で回転ブラシをクリーニングできる

 

↑充電台にコンパクトに収納可能。本体を立てかけて洗浄・充電できるほか、洗浄したブラシを外しスタンドに立てて乾かすこともできる

 

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したAQUA水拭きフロアクリーナー「WIPEL(ワイプル) AQC-WX1P」は現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」の水拭き掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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白いモップは性能への自信の表れ! 2in1モデルのロボット掃除機「Narwal Freo」は吸引&水拭き機能に妥協なし

提供:Narwal Japan株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

Narwal Freoはロボット掃除機分野ではユニークな、水拭きにこだわる2in1モデル。モップ洗浄・乾燥・給水に特化したドック採用など他モデルとはひと味違う機能性にフォーカスする。

 

汚れ自動検知技術を使った水拭き、モップ洗浄機能が秀逸!
Narwal Freo


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.065
ナーワル
Narwal Freo

実売価格14万4800円(税込、11月24日時点)

モップ洗浄・乾燥を全自動で行い、常に清潔なモップで床掃除する2in1モデル。床の汚れ具合を感知し丁寧に水拭き、壁際もギリギリまで掃除する。レーザーセンサーによるマッピング機能や障害物回避機能も装備。

SPEC●吸引力:最大3000Pa●ダストボックス容量:480㎖●水タンク容量:清水4.5ℓ、汚水4.05ℓ●騒音レベル:53〜63dB(清掃時)●連続運転時間:最大180分●サイズ/質量(本体):W350×H106×D351.5㎜/4.35㎏

 

中国の気鋭メーカーが開発の“水拭き”にこだわるモデル

ナーワルは技術チームに元DJIやマイクロソフト出身のメンバーが揃う中国の気鋭メーカー。そんな同社が発売したNarwal Freoが評判を呼んでいる。

 

特に評価が高いのが水拭き性能。床の汚れ具合を感知し2度拭きを自動判断したり(※1)、壁際ではお尻を左右にねじり壁ギリギリまで掃除したりするなど丁寧に拭き掃除を行う。吸引力も髪の毛やホコリなどの除去には十分だ。

 

モップ自動洗浄・乾燥機能も秀逸で、モップの汚れを見極め、汚れが多ければキレイになるまで洗浄。小鳥のさえずり程度の音で掃除する静音モードも好評だ。白が基調の生活に溶け込むデザインも魅力。吸引と拭き掃除を両方お任せしたい人で、特に水拭きにこだわるなら要チェックだ。

※1:Freoモードのみ

 

<POINT 01>

吸引+水拭きの2in1モデルでモップの洗浄・乾燥、洗剤投入も自動

本機は水拭き機能が充実。壁際まで掃除する機能やモップリフト機能、床の種類に応じた床拭き力と水量の自動調節機能を備える。ドックにはモップ自動洗浄・温風乾燥機能も搭載。吸引力も3000Paで、日常の掃除にはまったく支障がない。

↑壁際ではテールスイング技術でお尻をねじりつつ掃除。モップが壁際ギリギリまで届いて汚れを拭き取る

 

↑専用洗剤容器をドックに設置すれば、水タンクに適量の洗剤を自動投入。レモン&バジルの香りが爽快だ

 

<POINT 02>

隙間なく拭けて汚れが見える白い三角モップを採用

モップパッドは回転式。モップに三角のおにぎり型形状を採用することで、2つのモップの間の“すき間”をなくし、汚れの拭き残しを防ぐ。モップの色をあえて汚れの目立つ白にしているのは、洗浄後にしっかり汚れが落ちているのを示すためだ。

↑他機種の多くが汚れが目立たないグレーのモップを採用するなか、本機は白を選択。モップ洗浄への自信の表れだ

 

<POINT 03>

床とモップの汚れ具合がわかる汚れ自動検知機能を搭載

モップの汚れ具合を自動検知することで床の汚れを推測。キッチンなど汚れの多い部屋では、2回目の拭き掃除も自ら判断する。さらに、モップの汚れに応じて適量の洗剤を投入し、モップを洗浄。常に清潔なモップで床拭き掃除を行える。

↑汚れ自動検出機能でジュースの飲みこぼしや皮↑脂汚れも徹底除去。洗剤を使ったモップ洗浄で油汚れもキレイに落とす

 

<問い合わせ> ナーワル 電話番号:0120-352-336(受付は営業時間内のみ) https://jp.narwal.com/

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したNarwal Freoは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

“かつての”ロボット掃除機ユーザーも驚く!!「Roborock S8 Pro Ultra」は優れた清掃性能とメンテナンス性で使い心地◎

提供:Roborock

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

ロボット掃除機部門にノミネートされたRoborock S8 Pro Ultraは、基本の掃除性能から走行性能、 自動メンテ性能まで全方位でハイレベル。まさに掃除のすべてを任せられる一台として要注目だ。

 

吸引・水拭きから障害物回避、自動お手入れまで文句なしの万能さ
Roborock S8 Pro Ultra


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.062
ロボロック
Roborock S8 Pro Ultra

実売価格22万9900円

6000Paの吸引力と振動式モップで、ゴミ除去&水拭き性能がさらに向上。床上の障害物を賢く回避しつつフロアを効率的に掃除する。さらにモップ洗浄〜乾燥、給水、ゴミ収集を全自動で行うドックを装備し、手間なく清潔な床面を維持。

SPEC●マッピング方式:LDSレーザー●吸引力:6000Pa●モップ振動:最大3000回/分●連続稼働時間:180分●充電時間:約4時間(自動充電・自動再開)●メインブラシ:デュアルラバーブラシ●サイズ/質量(本体):φ353×H96.5㎜/約4.5㎏

 

ロボット掃除機に懐疑的な人をも唸らす利便性を結集!

ロボロックはロボット掃除機の累計販売台数1300万台以上を誇る世界的ブランド。そんな同社の最高峰モデルがRoborock S8 Pro Ultraだ。

実は、ロボット掃除機を試したものの使わなくなる人は多い。理由は「頻繁に走行エラーが起きる」「ゴミの取り残しがある」「家具に傷がつく」など様々。吸引&水拭きモデルも「メンテが大変そう」など不安を持つ人は少なくない。

本機はそんなロボット掃除機の不満・不安を解消。4way全自動ドックが掃除後のゴミ捨て、モップ洗浄〜乾燥、給水を行い、お手入れはほぼ不要。吸引力も6000Paとハイパワーでメインブラシの性能も向上、水拭きもより強力になった。障害物回避性能も上々で、高精度センサーにより家具に触れずギリギリの境目まで掃除。走行トラブルの元となる床上の小物の認識・回避性能も高く、フロア掃除を完遂する。ほかにも様々な先進技術を備えており、ロボット掃除機の利便性に疑念を持つ人にこそ注目してほしい一台だ。

ちなみに水拭き掃除機部門にも、Roborock Dyad Proがノミネート。吸引と水拭きを同時に行うスティックタイプで、ブラシの自動洗浄・乾燥機能も装備。“掃除は自分で手を動かしたい派”は要チェックだ。

 

<POINT 01>

モップのお手入れや給水ゴミ捨てまでフル自動!!

4way全自動ドックが日々のお手入れを代行。水拭き中や清掃後にモップを自動洗浄し常に清潔な状態に保ち、モップの乾燥や給水も自動で行う。掃除後のゴミはドックの紙パックに自動収集。紙パック容量は2.5ℓで、ゴミ捨ては60日に1回(目安)で済む。

【モップ洗浄】            【乾燥】

【給水】               【ゴミ収集】

↑ゴミ捨てをはじめロボット掃除機の“手間”を細やかに解消。特にモップは洗浄を怠るとすぐニオイが発生しがちなので自動化は大いに助かる

 

<POINT 02>

圧倒的吸引力とWブラシで カーペット上もパワフル清掃

同社史上最大の6000Paの吸引力でフローリングの溝の微細ゴミからペットのトイレ砂まで徹底除去。ラバー製メインブラシが2本になり、カーペットの毛の除去率が30%(※1)向上した。掃除の最後にカーペットだけ再度掃除する「カーペット念入りモード」も搭載。

※1:S7 MaxV Ultraとの比較

↑吸引力アップとデュアルラバーブラシ採用は特にカーペットの掃除で力を発揮。ラバーブラシは髪の毛などが絡みにくいのもメリットだ

 

<POINT 03>

モップの高速振動と加重で頑固な皮脂汚れも取り除く!

毎分最大3000回の高速振動エリアが2か所に拡大し、600gの加重と相まって床上の頑固な汚れも除去。水拭き時にカーペットを検知するとモップが5㎜持ち上がり、毛足を濡らさず(※2)吸引掃除を行う。「水拭き超強力モード」では本体が毎秒20㎝とゆっくり動きながら、より丁寧に水拭き。

※2:毛足4㎜未満のカーペットに利用可能

↑モップの振動部を2か所に増やし、振動エリアを広げることで、水拭き能力がさらに向上。こびり付いた汚れも強力に拭き取る

 

<POINT 04>

床上の小物も賢く回避でき掃除を安心して任せられる!

3Dストラクチャードライト&カメラで障害物の形状や距離を高精度に測定。赤外線を使った検知システムで暗い部屋でも床上の小物などを認識できる。ブラシに絡まりやすいコード類も上手に避けながら掃除(※3)。安心感がさらに増した。

※3:回避精度は、部屋の環境などにより変わる。幅50㎜、高さ30㎜以上の物体を回避する

↑脱ぎ捨てたスリッパも手前で避けて掃除。暗所でも赤外線で障害物を認識する。片づけ忘れた小物があっても、掃除が中断することなく進む

 

【スティック派はコチラをチェック!!】

吸引と水拭きをパワフルに行い床が超サラサラに


水拭き掃除機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.055
ロボロック
Roborock Dyad Pro

実売価格6万2800円

吸引と水拭きを同時に行えるスティック掃除機。1万7000Paの吸引力でホコリやゴミ、食べこぼしや飲みこぼしの液体も強力吸引し、3つのローラーブラシで床のこびりつき汚れも磨き上げる。ローラーブラシの自動洗浄・乾燥機能や、洗剤自動投入機能も装備。

SPEC●吸引力:1万7000Pa●最長稼働時間:43分●最大稼働面積:300㎡●充電時間:約4時間●清水タンク容量:900㎖●汚水タンク容量:770㎖●サイズ/質量(本体):W260×H1109×D303㎜/4.8㎏

 

<POINT 01>

ローラーブラシで汚れを取りパワフル吸引で液体も除去!

3つのローラーブラシが前後に回転。専用洗剤も自動で投入され、強力な吸引力と相まって汚れと液体を取り除く。壁際1㎜までローラーブラシが届き、隅々までキレイに。

 

<POINT 02>

自走式ヘッドで軽快操作でき家具の脚元の取り回しもラク

前後のローラーブラシが逆方向に回転し、ヘッドの摩擦が分散し、軽い力で操作できる。ヘッドは左右40度可動し、家具の脚元の掃除もスムーズ。本体のみで自立するのも便利だ。

 

<POINT 03>

自動洗浄・自動乾燥機能でローラーブラシは常に清潔!

掃除終了後にローラーブラシを自動洗浄。ブラシ同士のこすり洗いと内部のスクレイパーで頑固な汚れも取る。洗浄後は充電ドックからの温風でブラシを乾燥しニオイ発生を防ぐ。

 

<問い合わせ>Roborockカスタマーサポートセンター https://www.roborock.jp/pages/contact

 

▼GetNavi編集長松村による
Roborock S8 Pro Ultraの魅力を解説した動画はコチラ!

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したRoborock S8 Pro UltraRoborock Dyad Proは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のロボット掃除機部門、水拭き掃除機部門にそれぞれノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

軽量コンパクトなのに大風量!! 革新的なデザインで使い心地を追求したヘアドライヤー「Re・De Hairdry」

提供:株式会社A-Stage

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

 

2022年12月、リブランディングによって新たなスタートを切ったRe・Deから発表されたのは、パワフルな風と驚きの軽さを誇るスリムなドライヤー。デザイン性だけでなく使い心地の良さも追求し、幅広い層から支持を集めている。

 

255gのスリムな軽量ボディながら速乾・ヘアケア性能を高次元で両立
Re・De Hairdry ヘアドライヤー DR01A

 


美容家電部門 GetNavi注目モデル

ノミネートNo.120
A-Stage
Re・De Hairdry ヘアドライヤー DR01A

実売価格2万9700円

スリムな形状を生かした独自のテクノロジーで風の流れを最適化。わずか255gの軽量モデルながら、約53m/秒のパワフルな風でスピーディに乾かす。目的に応じて選べる5つのモードを搭載し、ハンズフリードライにも対応。

SPEC●定格消費電力:1000W●コード長:約1.8m●サイズ/質量(本体):W38×H170×D185㎜/約255g●サイズ/質量(スタンド):W72×H168×D117㎜/約310g

 

独自のブランド力を発揮し機能美とデザイン性を兼備

ヘアドライヤー市場では、各社から高性能モデルが続々と登場している。そんななか2023年話題をさらったのが、ハイエンドドライヤーながら、わずか255gという超軽量を実現したRe・De・Hairdryだ。パワフルで多機能なほど重いという従来のドライヤーのイメージを覆し、独自のデザインアプローチで大風量と軽量化を両立。スリムな筒形のボディは一見すると軽量化のみに振り切っているように思えるが、この形状によって業界トップクラスの風量・風速を生み出している。

 

髪質やシーンなど用途が明確なモード設計と、2つのボタンで操作できるシンプルなUIも特徴。老若男女問わず直感的に最適なヘアケアが行えるので、子どもや高齢者のいるファミリー世帯からも支持を集めている。ハンズフリーで使える専用スタンドが付属し、“ながらドライ”で時間を効率良く活用できるのも好評だ。

 

軽さ、速乾性、操作性、うるおい保持などユーザーがドライヤーに求めるニーズを網羅的にフォローしながら、高いデザイン性を兼ね備えているのもRe・Deならでは。余計な装飾のないシンプルな形状に、絶妙なニュアンスカラーを採用。どんなインテリアにも馴染みやすく、着々とファンを獲得している。昨年ノミネートしたRe・De Potに続き、ブランドの独自性が光るアイテムだ。

 

<POINT 01>

ノンストレスで使えるわずか255gのスリムな形状

業界トップクラスの風量・風速でありながら、255gという圧倒的な軽さを実現。高機能と軽量化の両立によって速くラクに髪を乾かすことができ、手元にかかる負担が少ない。さらに、狙った場所に風をしっかりと当てられる取り回しの良さも魅力で、日々のヘアセットの手間を軽減できる。

↑本体の重さはリンゴ1個ぶんとほぼ同じで、重量感によるストレスを解消。グリップ部分もスリムで凹凸が少なく、疲れにくい形状だ

 

↑折りたたんでコンパクトに収納できるので、携帯性も抜群。付属のトラベルポーチに入れて、旅行やジム、サウナなどに気軽に持って行ける

 

<POINT 02

独自のテクノロジーにより大風量&風速53m/秒を実現

風の流れを最適化するスリムな筒型のボディと、特徴的なノズル形状により、風量約3.6㎥/分、風速約53m/秒のパワフルな風を実現。風が髪の根元まで素早く届くので、ドライ時間を大幅に短縮し、熱負担を最小限に抑える。髪のうるおいを保つ5000万個/ccのマイナスイオンも搭載。

↑ノズルには「エアフローコントロールノズル」を採用。パワフルな風が広範囲に届くので、髪をしっかりとほぐして速乾性能をサポートする

 

↑業界トップクラスの風量・風速を生み出す独自の「エアフローオプティミゼーションテクノロジー」を搭載。スピーディに乾かし、健やかな髪に導く

 

<POINT 03>

付属のスタンドに置いてハンズフリードライが可能

ハンズフリーで使えるスタンドが付属し、ヘッドマッサージをしながら、スマホを操作しながらといった「ながらドライ」にも対応。スタンドにセットしたままでもオン/オフやモード切り替えの操作が可能なので、いちいち取り外す手間もない。子どもひとりでのヘアドライにも最適だ。

↑ハンズフリードライに適した「STAND」モードを用意。通常よりも低温・弱風なので、別の作業をしながらでも快適に使え、髪のうるおいも守る

 

↑使い勝手の良さだけでなく、インテリア性も重視。空間に馴染むシンプルなデザインなので、洗面台に出しっぱなしでもスッキリとした印象だ

 

<POINT 04>

目的に合わせて選べる5つのモードを搭載

速乾モードの「BASIC1」をはじめ、低温で髪を労わる「BASIC2」、温風と冷風が自動で切り替わる「GROW」、ヘアセットに適した「DESIGN」、ハンズフリー用の「STAND」の5つのモードを搭載し、目的によって使い分けられる。モード設計は、ヘアメイクアップアーティスト・菊池美香氏が監修。

↑誰もが迷わず操作できるように、ボタンはMODEと冷風の2つだけ。電源のオン/オフやモード切り替えは、すべてMODEボタンで行う

 

↑風の強弱ではなく、ツヤ出しやヘアセットなど使用シーンを想定したモード設計が特徴。そのときの自分に合った風で、美しい髪に仕上げる

 

<POINT 05>

心地良さを追求したデザインで4つのデザイン賞を受賞

「iFデザイン賞 2023」金賞、「レッド・ドット・デザイン賞 2023」、「IDEA賞2023」の世界三大デザイン賞に続いて、今秋には「グッドデザイン賞2023」を受賞し、Re・De史上初の4冠を達成。空間を美しく整えるシルエットに加え、軽量化やシンプルな操作性による使い勝手の良さが評価された。

↑カラバリはホワイト、ブラック、ヒュッゲグレーの3色。インテリアに合わせやすいカラー展開と落ち着きのあるマットな質感で、心地良い空間を演出する

 

【Information】

2022年度ノミネート!
電気圧力鍋Re・De Potに本格パンとケーキのレシピが登場!

炊飯や圧力調理など1台で多彩な料理が作れる電気圧力鍋Re・De Potに、新たなオリジナルレシピ「ブーランジェリーと秋のケーキ」が登場。パン生地の発酵から焼き上げ、ケーキのクリームまで、ボタンを押してほったらかすだけで作れる。

ここからアクセス!https://re-de.jp/recipe/special/special_11/

↑高加水でボリューミーな「ふっかふかフォカッチャ」など、本格的なパンやケーキが焼き上がりまで1時間以内で完成

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したA-StageRe・De Hairdry ヘアドライヤー DR01Aは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のこだわり美容家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

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https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

おかげさまで9年目!「今年のNo.1家電」を決める「家電大賞2023-2024」ノミネート161製品を一気にチェック

GetNaviとGetNavi web、そして家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による家電アワード「家電大賞」が2023年も開幕!! 9回目となる今年は、161製品がノミネート。新設の「水拭き掃除機部門」など見どころ満載です!

※「家電大賞」は、株式会社ワン・パブリッシング及び株式会社インプレスの登録商標です(商標登録第6534313号)

【家電大賞とは?】

2015年よりスタートした、複数メディアによる総合的な家電アワード。革新的な技術や先進的なデザイン性を備え、ユーザーから高い評価を得た製品を表彰することで、日本&世界のモノづくりを大いに盛り上げます。“一般投票”が最大の特色。

 

投票者には抽選で豪華プレゼントが当たります!!

投票は、専用の投票フォームから行えます。必要事項を明記のうえ、総合グランプリ、各部門賞を選択。また、希望する賞品を選択してください。投票締切は2024年1月8日(月)23:59 で、 結果発表は2024年3月です。以下のノミネート製品をチェックして、みなさん奮ってご応募ください!

 

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【冷蔵庫部門】

↑001 パナソニック「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫  WPXタイプ NR-F659WPX(左) 002 東芝ライフスタイル VEGETA FZSシリーズ GR-V510FZS(中) 003 日立グローバルライフ ソリューションズ まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T(右)

 

↑004 三菱電機 MZシリーズ MR-MZ60J(左) 005 シャープ プラズマクラスター 冷蔵庫SJ-GK50K(中) 006 AQUA冷凍冷蔵庫「TXシリーズ」AQR-TXA50N(左)

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【セカンド冷凍庫部門】

↑007 ツインバード 1ドア冷凍庫 HF-E916 (左) 008 アイリスオーヤマ ファン式冷凍庫 195L (中) 009 AQUA AQF-SF18N (右)

 

↑010 シャープ ファン式冷凍庫「グルメクール」〈FJ-HM7K〉(左) 011 三菱電機 ホームフリーザー Uシリーズ MF-U22J(右)

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【洗濯機部門】

↑012 パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129C(左) 013 日立グローバル ライフソリューションズ ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」BD-STX130J(中) 014 東芝ライフスタイル ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP3(右)

 

↑015 シャープ プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機 ES-X11B(左) 016 AQUAドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」2.0 AQW-DX12P(右)

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【エアコン部門】

↑017 ダイキン工業 うるさら X(Rシリーズ) (左) 018 三菱電機 霧ヶ峰 Zシリーズ(2024年度モデル) (中) 019 パナソニック フル暖 Eolia UXシリーズ(2024年モデル) (右)

 

↑020 東芝ライフスタイル 大清快 N-DRシリーズ (左) 021 富士通ゼネラル ノクリア Xシリーズ(中) 022 シャープ プラズマクラスターエアコン<X シリーズ>(右)

 

↑023 日立ジョンソンコントロールズ空調 日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズ(左) 024 三菱重工サーマルシステムズ ルームエアコン ビーバーエアコン Sシリーズ(中) 025 コロナ ReLaLa Z シリーズ 2023年モデル(右)

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【空気清浄機部門】

↑026 シャープ プラズマクラスター 空気清浄機 FP-S120(左) 027 アイロボット Klaara p7 Pro 空気清浄機(中) 028 ダイソン Dyson Zone 空気清浄ヘッドホン(左)

 

↑029 ダイキン工業 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK904A(左) 030 エレクトロラックス 加湿空気清浄機 UltimateHome 500(中) 031 LG エレクトロニクス LG PuriCare AeroFurniture (ラウンド型ピュアホワイト) マルチ機能空気清浄機(右)

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【衣類ケア部門】

↑032 パナソニック スマートクローゼット HCC-R600AL/R(左) 033 シャープ プラズマクラスター シューズクローゼット DY-B01(中) 034 シャープ 超音波ウォッシャー〈UW-X1〉(右)

 

↑035 abien abien DRY IRON (左) 036 ティファール アクセススチーム イージー DT7131J0(右)

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【加湿器・除湿機・暖房機部門】

↑037 ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器 LX TYPE【2023年モデル】(左) 038 三菱重工冷熱 roomist SHE120XD(中) 039 ティファール 加熱超音波式加湿器 スチーム アンド ミスト HD3040J0 (右)

 

↑040 三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-PV250VX(左) 041 シロカ 衣類乾燥除湿機 SDD-7D151(中) 042 コロナ サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSC-H8023X(右)

 

↑043 デロンギ・ジャパン デロンギ マルチダイナミック ヒーター ソラーレ Wi-Fi モデル IDH15WIFI-WB(左) 044 ライソン 巻くコタツ KOZUTSUMI(右)

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【掃除機部門】

↑045 ダイソン Dyson Gen5detect Absolute(左) 046 シャーク Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+(中) 047 シャープ コードレス スティック 紙パック式掃除機「RACTIVE Air」〈EC-KR1〉(右)

 

↑048 ケルヒャー スティック クリーナー VCS 3(左) 049 日立グローバル ライフソリューションズ コードレススティック クリーナー かるパックスティック PKV-BK3K(中) 050 三菱電機 コードレス スティッククリーナー iNSTICK ZUBAQ HC-JD2C(右)

 

↑051 東芝ライフスタイル トルネオVコードレス VC-CLX72(左) 052 エレクトロラックス UltimateHome 700 EFP71525(中) 053 パナソニック コードレススティック 掃除機「パワーコードレス」MC-SB53K(右)

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【水拭き掃除機部門】

↑054 ダイソン Dyson V12s Detect Slim Submarine(左) 055 ロボロック Roborock Dyad Pro(中) 056 アンカー・ジャパン MACH(マッハ)  V1 Ultra(右)

 

↑057 AQUA 水拭きフロアクリーナー WIPEL(ワイプル) 超音波 AQC-WX1P(左) 058 Dreame Technology Dreame(ドリーミー) モップ洗浄・乾燥対応 水拭き掃除機 H12 Pro(中) 059 ハイアール 吸引式床拭き掃除機 MIZUKI JC-M1A(右)

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【ロボット掃除機部門】

↑060 アイロボット ルンバ コンボ j9+(左) 061 エコバックス DEEBOT X2 OMNI(中) 062 ロボロック Roborock S8 Pro Ultra(左)

 

↑063 ダイソン Dyson 360 Vis Nav(左) 064 SwitchBot SwitchBot K10+(中) 065 ナーワル Narwal Freo(右)

 

↑066 Dreame Technology DreameBot L20 Ultra Complete 

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【炊飯器部門】

↑067 タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-T100(左) 068 パナソニック 可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ SR-V10BA(中) 069 パナソニック 自動計量IH炊飯器 SR-AX1(右)

 

↑070 日立グローバルライフソリューションズ 圧力&スチームIHジャー炊飯器 ふっくら御膳 RZ-W100GM(左) 071 象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FB10(中) 072 三菱電機 IHジャー炊飯器 本炭釜 紬 NJ-BW10F(右)

 

↑073 東芝ライフスタイル 真空圧力IHジャー炊飯器 炎 匠炊き RC-10ZWV(左) 074 バルミューダ BALMUDA The Gohan K08A(中) 075 A-Stage ヘルシーマルチライスポット LRC-A30(右)

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【キッチン家電部門】

↑076 象印マホービン EVERINO(エブリノ)ES-JA23(左) 077 シャープ ウォーターオーブン「ヘルシオ」〈AX-LSX3A〉(中) 078 日立グローバルライフソリューションズ 過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-W10B(右)

 

↑079 バルミューダ BALMUDA The Range K09A(左) 080 東芝ライフスタイル 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-YD7000(中) 081 シロカ おりょうりレンジ ぱりジュワッ SX-23G151(右)

 

↑082 日本エー・アイ・シー アラジン グラファイト グリル &トースター AET-GP14B(左) 083 ツインバード 匠ブランジェトースター TS-D486B(中) 084 三栄コーポレーション Vitantonio オーブントースター VOT-100(右)

 

↑085 パナソニック ロボロッ 食器洗い乾燥機 SOLOTA(ソロタ)NP-TML1(左) 086 AQUA  食器洗い乾燥機 ADW-L4(中) 087 サンコー 工事不要でシンク横に置けるタンク式食洗機「ラクアmini Plus」(右)

 

↑088 Preferred Robotics カチャカ

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【コーヒー家電部門】

↑089 デロンギ・ジャパン デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン ECAM45055G (左) 090 日本エー・アイ・シー アラジン コーヒーブリュワー ACO-D01A(中) 091 UCC上島珈琲 DRIP POD YOUBI(右)

 

↑092 ネスレ日本 ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S PLUS ピアノブラック EF1003(左) 093 ネスプレッソ ヴァーチュオ ポップ(中) 094タイガー魔法瓶 Siphonysta(サイフォニスタ)ADS-A020(右)

 

↑095 HARIO MUGEN Coffee Maker EMC-02-B(左) 096 GAGGIA セミオートエスプレッソマシン Classic Evo Pro(中) 097 EPEIOS JAPAN JOURNAL STANDARD FURNITURE×EPEIOS リミテッドモデル コールドブリューメーカー(右)

 

098 ダイニチ工業 コーヒー豆焙煎機 MR-F60A

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【こだわり調理家電部門】

↑099 バルミューダ BALMUDA The Plate Pro(左) 100 象印マホービン デイリーコンパクトプレート EJ-DE30(中) 101 アイリスオーヤマ 薄型ホットプレート IHU-A10-B(右)

 

↑102 BRUNO コンパクトグリルホットプレート(左) 103 abien abien MAGIC GRILL ホワイト(中) 104 ライソン ジャンボ石焼肉グリル KDGC-016B(右)

 

↑105 パナソニック 自動調理鍋 オートクッカー ビストロ NF-AC1000(左) 106 ティファール クックフォーミー タッチ ホワイト 3L(270レシピ内蔵)CY9221JP(中) 107 タイガー魔法瓶 電気圧力鍋〈TIGER COOKPOT〉COK-A220(右)

 

↑108 エレコム LiFERE 小型IH炊飯器 HAC-RCIH01(左) 109 A-Stage Re・De Pot 電気圧力鍋 2L MAUVE PINK PCH-20L(中) 110 ラドンナ Toffy ハーフホットサンドメーカー〈プレート交換式〉K-HS5(右)

 

↑111 VeSync COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー(左) 112 アピックスインターナショナル Grill Meister[グリルマイスター]AGP-350(右)

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【美容家電部門】

↑113 ダイソン Dyson Supersonic Shine ヘアドライヤー(左) 114 ミルボン ELMISTA(エルミスタ)ヘアドライヤー (※)(中) 115 シャーク Shark FlexStyleマルチスタイリングドライヤー HD434J(右)
※:美容室専売品。エルミスタ エアコンク(全5種)は別売

 

↑116 シャープ プラズマクラスター ドレープフロードライヤー〈IB-WX901〉(左) 117 テスコム Nobby+ プロテクトイオン ヘアードライヤー ND540A(中) 118 パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J(右)

 

↑119 アデランス AWANIST(アワニスト)(左) 120 A-Stage Re・De Hairdry ヘアドライヤー DR01A(中) 121 パナソニック ラムダッシュ パームイン ES-PV6A(右)

 

↑122 パナソニック ラムダッシュPRO6枚刃 ES-LS9CX(左) 123 BRAUN ブラウン シリーズ9 Pro+(中) 124 フィリップス フィリップス シェーバー5000Xシリーズ ウェット&ドライ電気シェーバー X5012/05(右)

 

125 マクセルイズミ everedge IZUMI PREMIUM

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【健康家電部門】

↑126 パナソニック 音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ)ドルツ EW-DT73(左) 127 Oral-B by Braun オーラルB iO10(中) 128 アンカー・ジャパン Eufy Smart Scale P3(右)

↑129 issin スマートバスマット(左) 130 オムロン ヘルスケア 体重体組成計 KRD-608T2 カラダスキャン(中) 131 アテックス アテックスルルド 低周波治療器 ネックマッサージャー AX-HK115(右)

 

↑132 ドクターエア エクサガン ハンディPRO REG-07(左) 133 MTG SIXPAD Health Grip(中) 134 ヤーマン メディリフト アクア EX EPM20(右)

 

↑135 フジ医療器 マイリラ シートマッサージャー R22 MRL-1300

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【アウトドア・防災家電部門】

↑136 Jackery Japan Jackery Solar Generator 1000 Plus(左) 137 EcoFlow Japan EcoFlow DELTA 2 Max(中) 138 BLUETTI JAPAN AC60 小型ポータブル電源(右)

 

↑139 EENOUR EENOUR デュアル燃料発電機 GS2200iD-B(左) 140 マキタ 充電式保冷温庫 CW004GZ(中) 141 ロゴス LOGOS 氷点下電気冷蔵ボックス(AC・DC)(右)

 

↑142 工機ホールディングスジャパン HiKOKI(ハイコーキ)コードレス冷温庫 UL18DE(左) 143 EcoFlow Japan EcoFlow GLACIER ポータブル冷蔵庫(中) 144 アピックスインターナショナル SOTOMO 電気カフェケトル AKE-380(右)

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【セキュリティ家電部門】

↑145 Amazon リング ドアベルプラス バッテリーモデル/リング インドアカム 第2世代(左) 146 ライソン 録音くん KSVC-004A(中) 147 サンコー 置くだけ簡単「トレイル防犯カメラ」(右)

↑148 アンカー・ジャパン Eufy Security SmartTrack Card(左) 149 +Style(プラススタイル) +Style まもサーチ3(中) 150 KDDI かんたん見守りプラグ(右)

 

↑151 Tile Inc. Tile(2022)Mate+Slim

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【テレビ部門】

↑152 TVS REGZA タイムシフトマシン4K有機EL レグザ X9900Mシリーズ(左) 153 TVS REGZA タイムシフトマシン4K Mini LEDレグザ Z970Mシリーズ(中) 154 シャープ AQUOS XLED 4Kテレビ EP1ライン(右)

 

↑155 シャープ AQUOS QD-OLED 4K有機ELテレビ FS1ライン(左) 156 ソニー BRAVIA 4K有機ELテレビ A80Lシリーズ(中) 157 ソニー BRAVIA 4K液晶テレビ X95Lシリーズ(右)

 

↑158 パナソニック マイクロレンズ 4K有機ELビエラ MZ2500シリーズ(左) 159 パナソニック 4K液晶ビエラ MX950シリーズ(中) 160 ハイセンスジャパン Mini LED+量子ドット 4K液晶テレビ UXシリーズ(右)

 

↑161 TCL JAPAN ELECTRONICS 4K Mini LED 液晶テレビ C845シリーズ(※)
※:チューナーレステレビ

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投票&プレゼント応募は以下をクリック!

◎投票は、専用の投票フォームから行えます。必要事項を明記のうえ、総合グランプリ、各部門賞を選択。また、希望する賞品を選択してください ◎プレゼントの懸賞は、どなたでも何回でも応募できます ◎プレゼントの当選者は、抽選で決定します ◎当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます ◎当選者の権利権限の委譲、換金には応じられません ◎応募者の個人情報は賞品の発送にのみ使用します

ルンバをさらにお得に買えるチャンス! 「Amazon ブラックフライデー」で使えるクーポンコード配布中

アイロボットは、12月1日まで開催される「Amazon ブラックフライデー」にて使用できる、「対象アイロボット製品がお得な価格からさらに1,000円オフ!」特別クーポンコードを配布しています。

 

配布中のクーポンコードは「IROBOT23BF10」。

 

クーポン対象アイテムは、物体認識と回避で事前の片付け不要な水拭きもできる2in1モデルの「ルンバ コンボ j7+」と、1年間ゴミ捨て不要なスタンダートモデル「ルンバ i3+」。クーポンは先着850枚限定となっています。

ホームベーカリーで作った「おもち」をトースターで焼いた「パイ」が最高!パナソニック「Bistro」初の実食店舗が美味しすぎた

Bistro初の店舗イベントですよ、実食もできますよ! パナソニックの中でも特にこだわりの調理家電に冠される「ビストロ(Bistro)」ブランドを体験できる期間限定の店舗が、東京・二子玉川で本日(11月22日)からオープンしています。

↑場所は二子玉川駅の改札のすぐ横! 先日、カフェを一時的に解体して、臨時改札にチェンジしたことがネットで話題になった場所です

 

この「Bistro Nicotama Kitchen」は「NICOTAMA DAYS CAFE」内で行われる実食イベント。これまでもパナソニックでは調理家電の体験イベントに力を入れていて、2013年からはビストロ(レンジ)体験教室、2015年から2018年は「食べ比べ亭」、2019年からはデジタル体験教室「Bistro LIVE Kitchen」を展開中。今回はBistro LIVE Kitchenのスピンアウトという形でリアル店舗イベントが行われる、という立て付けになっています。

↑トークセッションでは「Bistro LIVE Kitchen」でもお馴染みMCあまりさん(左)も登場

 

DELISH KITCHEN監修の「おもちと芋あんのホットパイ」が絶品すぎた

↑プレス向けに提供された、実食メニューの詰め合わせプレート。左上にチラ見えしているパイが本当に絶品でした ※:実際のメニューではありません

 

開催を前に試食できる機会が得られたので、メニューを紹介していきましょう。どれも実際にビストロで調理して提供されるので、ビストロの味わいを楽しむことができます。

 

1、【Bistroセット①】“伝説の家政婦”志麻さん監修のタンドリーポーク+ビストロごはん

タンドリーのスパイシーな味わいとボール状になった豚こま切れ肉がジューシーな一品。プレート右側の「秋なすときのこの和風オムレツ」はDELISH KITCHEN監修で、両レシピともスチームオーブンレンジのビストロで調理しています。ごはんは「炊飯器ビストロ」で炊飯。提供は11:00〜17:00。1000円(税込/以下同)。

 

2、【Bistroセット②】「DELISH KITCHEN」監修のごろごろビーフストロガノフ

本格的なビーフストロガノフとギリシア風マリネ。これはDELISH KITCHEN監修レシピでオートクッカー ビストロで調理。ビーフストロガノフの肉のほろほろさに思わず笑顔になりました。こちらのごはんも炊飯器ビストロで炊飯しています。提供は11:00〜17:00で1000円。

 

3、【Bistroスイーツ】DELISH KITCHEN監修のおもちと芋あんのホットパイ

衝撃を受けたのがコレ!外はパイのサクサク、中はもっちもちのもちとあんの甘さが融合して脳内に幸福と衝撃が走ります。使用しているのはホームベーカリーとオーブントースターのビストロ。お世辞抜きで、このために2製品を買っても後悔することはないと思える美味しさでした。素晴らしいレシピをありがとう、DELISH KITCHENさん。提供は15:00〜17:00で650円。

 

4、モーニングセットのトースト

NICOTAMA DAYS CAFEで提供されるトーストがオーブントースター ビストロで調理したもので提供されます。時間はOPEN〜11:00。

 

上記は有料メニューとして提供されますが、そのほかにも炊き立てのビストロごはんの無料試食も実施。こちらは11:00〜17:00まで1時間ごとに行われます。

 

会場ではビストロ製品の展示も行われており、実機を見ることができます。ビストロのラインナップは近年、元々あったオーブンレンジから他の調理家電にも派生しており、累計出荷台数は345万台を突破しているとのこと。

↑この2年でラインナップを順調に拡充。9月に発売された炊飯器は計画比約1.6倍と好調

 

↑展示スペースの様子。ビストロの製品群はどれも佇まいが美しい

 

期間は11月22日から30日までの9日間。冬の商戦機に向けて家電を新調しようと思っている人はぜひ。二子玉川ショッピングの合間に立ち寄っても、素晴らしい食体験ができること間違いなしです。

 

【開催概要および店舗情報】

Bistro Nicotama Kitchen

期間:2023年11月22日〜30日

場所:二子玉川駅構内「NICOTAMA DAYS CAFE」

営業時間:

平日:7:00〜17:00

土日祝:8:00〜17:00

※:メニューの提供はなくなり次第終了。17時以降はNICOTAMA DAYS CAFEの通常営業に戻ります

象印「マルチロースター」はお酒好きの必携家電。ビール、ジン、ワインなんでもウェルカム

提供:象印マホービン

GetNavi webで“旬感家電”と命名し、シリーズでお届けしている製品が、象印マホービンから好評発売中の「マルチロースター EF-WA30(以下、マルチロースター)」です。

 

同機で得られる体験はまったく新しい食卓価値! スマートな操作で季節の恵みがご馳走になり、しかもお手入れも簡単な、良いこといっぱいの名品です。今秋冬の食卓をワンランクもツーランクも引き上げてくれること間違いないでしょう。

↑前回の記事では編集長のライフスタイル別に、牛串など3品を調理。お店で焼いたかのような美しい仕上がり!もちろん、味もウマい! https://getnavi.jp/homeappliances/906723/

 

↑初回の記事では本機の性能や目玉機能を紹介しながら、さんまなどを焼きました。美味しそうでしょう〜 https://getnavi.jp/homeappliances/900804/

 

締めくくりとなる3回目の記事では、お酒とのペアリングにフォーカスします。公式レシピをべースに、一部アレンジを加えた料理を作り、そのメニューによく合うお酒をフードアナリストがセレクト。今秋冬の食シーンを楽しく豊かにするコツを、「マルチロースター」とともに提案していきます。

 

【今回紹介する製品】

象印マホービン

マルチロースター EF-WA30

【SPEC】●消費電力:1100W●外形寸法 幅×奥行×高さ:約49.5×27×19.5cm●焼き網の寸法 幅×奥行:約35×17cm●本体質量(トレー含む):約4.6kg

 

【その1】タンドリーチキンのサラダ×ジンソーダ

1皿目は公式レシピのタンドリーチキンを活用したパワーサラダ。大ぶりにカットしたチキンがのるだけで、サラダでも主役級のご馳走になります。

 

インドを代表する鶏料理のタンドリーチキンは、ヨーグルトのやさしい酸味と、香り高いスパイスの風味が特徴の一皿。このままでも立派なおつまみとして成立しますが、サラダにアレンジすると別の魅力が生まれます。

 

まずは、一緒に野菜を摂れるため栄養バランスに優れたメニューになります。続いて、タンドリーチキンには十分な味が染み込んでいるため、ドレッシングをかける量も少なくすみます。また、野菜にお肉の彩りが加わることで、サラダがゴージャスな印象になることもポイント。ビタミンやたんぱく質が整ったパワーサラダは、昼夜はもちろん朝食にもオススメでパーティーでも映えること間違いなし!

 

【お酒との相性】タンドリーチキンのやさしい刺激にジンソーダの爽快な風味が調和

お肉は皮のパリパリ感と身のしっとりな食感がたまりません。さすが、マルチロースターの「上下ヒーター」と「こんがり反射板」の効果が料理にしっかり生かされています。厚みのある鶏肉でも上下にあるヒーターから熱を加えるだけでなく反射板が熱効率を高めるので、お肉は適度な水分を保ち、ジューシーな肉汁があふれてきます。

↑赤丸内が上下に配置されたヒーター。矢印のシルバーの部分が「こんがり反射板」。両面からしっかり熱を閉じ込めていきます

 

合わせたお酒は、近年ハマる人が増えているジンソーダ。ジンは「ジュニパーベリー」というスパイスを軸に多彩なボタニカルが香る特徴があり、タンドリーチキンのようにスパイスが香る料理には実にマッチするのです。

 

今回は「翠」に炭酸を加えた「翠ジンソーダ」をペアリングに使いました。合わせてみると、タンドリーチキンのやさしい刺激にジンソーダの爽快な風味が調和。酒質はクリアなのでお肉のうまみは邪魔せず、それでいてキレがしっかりリセットし、次のひと口を美味しくさせてくれます。また、野菜の青々しさやフレッシュな苦みともマッチ。ワンランク上の晩酌が楽しめました。

 

【その2】塩さばトマト×白ワイン

2皿目は海の幸を使った料理の提案。公式レシピに従って塩さばを焼き、そこにフレッシュトマトのソースを添えれば完成です。調理は簡単。まずは塩さばの皮目に切り込みを入れ、5分予熱した「マルチロースター」で約13〜15分焼くだけ。

 

改めて感じるのは、本製品の完成度の高さ。前述のチキン同様、素材の余分な脂を落としつつ、適度な水分を保ちながらふっくら仕上げるための熱効率の高さはもちろんのこと、「高性能触媒フィルター」が煙やニオイ成分を約90%(※)カットするので、部屋がモクモクで白っぽくなることは一切なく、焼き魚特有のニオイもありません。

(煙やニオイ成分の除去率は、触媒フィルター単体の試験結果であり、実使用とは異なります。触媒フィルターあり、なしでの象印調べ)
※煙の除去率: NBS発煙性試験装置(ASTM-E662に準拠)により、単位面積当たりの発煙量を測定し算出。触媒フィルターあり:4.0 触媒フィルターなし:46.7 (象印調べ)。
・ニオイ成分の除去率:ガスクロマトグラフィーにより、プロピオンアルデヒド(サンマを焼いた時に発生するニオイのもととなる成分)濃度を触媒フィルター単体で測定し算出。触媒フィルターあり:0.447ppm 触媒フィルターなし:5.000ppm(象印調べ)。
・ニオイのもととなる成分量を測定したものであり、実際のニオイの感じ方を比較したものではありません。
↑「高性能触媒フィルター」。これまでの取材時でも、ほぼニオイや煙が出ていないのを体感しています

 

「マルチロースター」で焼いている間に、トマトソースを調理。これも簡単です。玉ねぎとともにみじん切りにし、お好みでレモン汁や酢、ハーブなどを少量加えるだけ。塩さばには適度な塩味があるので、トマトソースには塩こしょうなどはなくても構いません。もし食べてみて味が薄いと感じたら、少々振る程度でOKです。

 

塩さばの味もチキンと同じく、外はパリッと中はふっくらした食感が絶品。しっとりした身はジューシーな肉汁をまとい、多幸感のあるおいしさです。そのうえでトマトソースは爽やかな甘みと酸味を演出し、一気に太陽と青い海が広がるような洋風テイストのシーフードに。

 

【お酒との相性】美味しく爽やかな余韻を約束

和風の塩さばなら日本酒や焼酎などが合いそうですが、この洋風アレンジはワインの出番でしょう。今回はシーフードなどによく合う白を合わせましたが、辛口のロゼやオレンジワインもよさそうです。

 

うん、グレープフルーツやりんごを思わせるフレッシュな果実味が、塩さば×トマトソースのジューシーで爽やかな風味と実にマッチ。これはまさにマリアージュ(=結婚)ですね。味に共通項をもつ白ワインが塩さばとトマトソースの相性をより高め、見事な仲人役を果たしています。

 

また、ワインのやさしい酸味とドライなキレがペアリングに起伏を生み、美味しく爽やかな余韻を約束。今回は、イタリアの有機白ワイン「タヴェルネッロ オルガニコ トレッビアーノ/シャルドネ」を使いました。試していただきたいアレンジと組み合わせですが、幅広い白ワインとマッチするでしょう。

 

【こちらも注目】殻付きホタテ×ワイン

魚介類はもう一品トライ。下半期はふるさと納税マインドが上がってくる時期でもありますし、今年はいつにも増して生産者を応援したい「ホタテ」も調理しました。

 

貝を味わう楽しみの一つが、貝殻付きでワイルドに焼き上げて素材の美味しさをダイレクトにいただく食べ方ではないでしょうか。「マルチロースター」ならこのご馳走感、エンタメ感も堪能できます。

 

こちらも調理は至ってシンプル。「マルチロースター」を5分予熱し、上の殻を取ったホタテを2枚のせ、10分焼くだけです。そのままでも絶品ですが、ワインとのマリアージュを楽しむなら、取り出したあとにバターや醤油をのせると一層マッチング度が高まります。

↑本体右側のタイマーつまみを回すだけの操作なので直感的

 

この調理で特筆すべきなのは、圧倒的な安定感。浜焼きなどで貝付きホタテを調理すると、火加減が難しく、水分が蒸発してパサパサになったり、焦げてしまったりすることもあります。しかし、上下のヒーターと「こんがり反射板」で焼き上げる「マルチロースター」なら、タイマーもあるから驚くほど簡単!

 

熱効率の高い空間で水分を逃がさず調理するため、うまみ満点のホタテの水分が凝縮。さながら蒸し焼きにしたようなふっくら食感と、甘みすら覚えるようなホタテのジュースを楽しめます

 

【お酒との相性】ワイン以外、日本酒との相性も◎

仕上げにバター醤油をあしらって食べたところ、これも絶品。ハリのいい弾力の貝柱と、プリッとしたヒモによる食感のメリハリがお見事。そしてホタテのうまみにミルキーなバターと香ばしい醤油のエッセンスが加わり、頬が落ちるような美味しさです。

 

ワインはもちろん、日本酒なら濃潤旨口タイプや、燗酒でクイッとやるのもよさそう。「この美味しさが家でも楽しめるなんて!」と感動すること間違いなしです。

 

【その4】チキンの北京ダック風×ビール

ラストは、今回最もユニークなアレンジ提案といえるでしょう。初回で調理した「マルチロースター」公式レシピの、グリルチキンを活用した北京ダック風の一皿を作ります。

 

焼き上げたグリルチキンの熱が下がったら細く切り、きゅうりや長ねぎも同様の細切りに。北京ダックを包む餅皮(カオヤーピン)は春巻きの皮で代用できるので、餅皮が入手できなくても大丈夫です。また北京ダックのタレも、専用ソースがなくてもOK。甜麵醬(テンメンジャン)をベースに醤油や蜂蜜などをブレンドすれば、近しい味わいのタレができ上がります。

 

本場の北京ダックは、ダック(あひる)を窯焼きにするなど手の込んだメニューですが、「マルチロースター」なら身近な鶏肉を使った簡単アレンジが可能。特にポイントとなるのが、繰り返しお伝えしている上下のヒーターと「こんがり反射板」の効果によるパリパリとした皮の美味しさです。

 

それぞれの素材がそろったら、タレを塗った生地の上に具材をのせて巻いて食べましょう。なお、北京ダックの肉は皮だけを味わうのが一般的ですが、今回の北京ダック風ではジューシーな身の部分も一緒にいただきましょう。甘じょっぱいタレと、肉の濃厚な味がひとつになって、きゅうりとねぎはシャキッと好アクセント。リッチな美味しさが口いっぱいに広がります。

 

【お酒との相性】うまみ、甘み、苦味、爽やかさが融合

合わせるお酒はビール。本格中華であれば紹興酒もいいですが、カジュアルに楽しむならビールがオススメです。麦汁のうまみと甘じょっぱい皮と肉の味がマッチし、ビールの苦味はきゅうりやねぎの爽やかさとフィット。なお、今回は「サントリー生ビール」を合わせました。

 

豪華でサプライズ感満点のこの料理は、特にパーティーにオススメ。手巻き寿司やタコスのように、具材を囲みながらわいわいと楽しむのもよし。あらかじめ包んでおけば、フィンガーフードとしても活躍します。

 

 

三方良しの最新家電が「マルチロースター」

日常のリラックスやリフレッシュに、また知人との大切な宴を盛り上げる存在がお酒です。さらに絶品のおつまみがあれば、その時間はより特別なものとなるでしょう。

 

なお、本記事では言及できませんでしたが、「マルチロースター」はお手入れも実に優秀(気になる方は初回の記事をご覧ください!)。背面上部にあるふた着脱用のボタンを押しながら引き上げるとふたを簡単に取り外しできるうえ、このふたは丸洗いができます(ふたのフィルター部はスポンジ洗いNG)元に戻す際もふた着脱用ボタンを押しながらセットするだけと簡単!

 

さらに、ステンレス製焼き網・こんがり反射板・水受皿も丸洗いが可能です。洗ったりメンテナンスしたりするのがここまでラクだと、次も使いたくなるモチベーションが高まりますし、そもそもデザインがスタイリッシュで洗練されているので、キッチンやダイニングに置いてもサマになり、気分までもが高まります。

 

食べて良し、片付けて良し、インテリアにして良しの、言ってみれば三方良しの名機といえるでしょう。

↑ふたを外したところ。右手で掴んでいるところに着脱用のボタンがあります

 

↑ふたはもちろん、ステンレス製焼き網・こんがり反射板・水受皿も丸洗いできます(ふたのフィルター部はスポンジ洗いNG)

 

季節は実りの秋から冬へ。さらには年末年始も控え、美酒と美食が楽しいシーズンの到来です。自宅用はもちろん、プレゼントにも「マルチロースター」を贈り、美味しい乾杯で最高の1年を締めくくったり迎えたりしませんか!

 

撮影/高原マサキ フードスタイリング/梶山葉月

シャープ最新掃除機は、サイクロン式「EC-SR9」と紙パック式「EC-KR1」どっちがいい?ペットオーナーvs子育て中の2人がプレゼン対決!

提供:シャープ株式会社

シャープのコードレススティック掃除機「RACTIVE Airシリーズ」のEC-SR9(サイクロン式)とEC-KR1(紙パック式)は、どちらも軽量かつ「やさしい運転音」にこだわった最新機種。この2モデルをペットオーナーである家電ライター・田中真紀子さんと、子育て中のGetNavi副編集長・青木宏彰が実際に使用。それぞれの立場からその魅力を熱くプレゼンしてもらいました!

↑掃除機のレビュー記事も多数執筆する家電ライター・田中真紀子さん(左)。チワワとプードルのミックス犬・チワプーのクウちゃんと暮らしています。青木宏彰(右)はGetNaviの副編集長で、家電担当も兼務しており、掃除機は日々チェックしています。現在は1歳半の男の子の子育てに奮闘中

 

【今回プレゼンするモデルはコチラ!】

シャープ ラクティブ エア パワー EC-SR9(写真左)

パワーはそのままに、低騒音化を実現したサイクロン式の最上位モデル。「強モード」でも60dBとラクティブ エア史上最小運転音(※1)を実現しています。

シャープ ラクティブ エア EC-KR1(写真右)

紙パック式の新モデル。紙パックに触れることなくごみ捨てが可能な、業界初(※2)の「パックinカップ」構造を採用。こちらも運転音と不快音を低減しており、「強モード時」でも64dBと音が気にならないモデルとなっています。

※1:JEMA自主基準(HD-10)により測定。RACTIVE Airシリーズ従来機種の「強モード」とEC-SR9の「強モード」との運転音の比較。2022年度機種EC-SR8も同様に60dB

※2 :国内販売の紙パック式スティック掃除機において(2023年9月7日発売。シャープ調べ)

 

サイクロン式のEC-SR9のココが推し!

【EC-SR9/田中さんの推しポイントその①】

ラクティブエア史上最小の運転音が、ダンゼンいい!

田中 私がオススメする機種は「ラクティブ エア パワー EC-SR9」です。掃除機をかけていてストレスになるのはやっぱり音なんですよね。この「EC-SR9」は「ノイズリダクション設計」の進化で単純に音が気にならないという以上に、運転音の質が違う! まるで、掃除機を何かで包んだような、やさしい印象を受けました。うちではクウちゃんという犬を飼っているんですが、この「EC-SR9」だと掃除機をかけ始めてもクウちゃんが逃げないんです!

 

青木 シャープの公式サイトにも、「人よりも犬や猫の方が音に敏感日常的な家庭内騒音に対してもストレス関連行動を示す犬や猫も存在します(※)」とありました。ペットへのストレスを考えると、音は小さいに越したことはないですね。

 

田中 犬や猫だけじゃなくて、室内で飼うペットはホント音に敏感。うちの子も大きな物音がすると、緊張して落ち着かないのがわかるんですよね。だから普段、掃除をするときは、なるべくストレスを与えないように、遠くにいるときに掃除機をかけるよう気を遣っていたんです。でも、「EC-SR9」なら近くで掃除しても全然大丈夫。むしろ物珍しそうに近寄ってくることもあるので、不快ではないんだろうなと思いました。ペットを飼っている家庭には「EC-SR9」が断然オススメです。

※動物臨床行動学の獣医学博士・茂木千恵先生のコメントより

 

【動画・クウちゃんのそばで掃除する田中さん】※音声が出ます ※ペットの音に対する感じ方には個体差があります

 

【解説】「ノイズリダクション設計」をもう少し詳しく!

「ノイズリダクション設計」は、掃除機の主な騒音源であるモーター音と排気音、ヘッドの駆動音を低減する技術。モーターを覆う遮音カバーと防振材でモーター音を低減するとともに、「ファンネルサイレンサー」で乱れた排気を集約。格子状のパーツを通すことで整流し、出口に配置した吸音材で吸音することで、排気音も低減しています。

 

「EC-SR9」には、モーターカバーの外周に新たに遮音性の良い防振材を配置し、防振材の硬度も見直すことで、これまで以上に実感音を低減。ラクティブ エア史上最小(※)のやさしい運転音を実現しています。

※JEMA自主基準(HD-10)により測定。RACTIVE Airシリーズ従来機種の「強モード」とEC-SR9の「強モード」との運転音の比較。2022年度機種EC-SR8も同様に60dB

↑ファンネルサイレンサーのしくみ。「EC-SR9」では新たに遮音性の良い防振材を配置し、一部を硬度の低い防振材に変更することで、モーター音をさらに抑制

 

また、ヘッド(吸込口)には振動を抑える「ダンピングコントロール」を採用。吸込口の主な振動源に防振材を配置することにより、モーターと回転ブラシの振動を抑えて駆動音を低減しています。

↑防振材をヘッドに効果的に配置する「ダンピングコントロール」

 

【EC-SR9/田中さんの推しポイントその②】

ペットの毛もしっかり吸引! パワーも文句なし

田中 「EC-SR9」は吸引力も十分。ラクティブ エア史上最強のパワー(※)を誇っています。音が小さくなっているから、感覚的に吸引力が弱まっているのかな? と一瞬思うんですけど、使っていてごみが取れなかったというケースはなかったですね。逆にこの運転音で、ペットの毛もしっかり取れたのが驚きです。

 

青木 ペットの毛は悩みどころですよね。特にじゅうたんに絡んじゃうと大変そうです。

 

田中 そうなんです。でも、吸引テスト(下)でもわかるとおり、「EC-SR9」ならしっかり吸い取ってくれる。ダストカップにうちの子の黒い毛が溜まっていくと、「取れてる取れてる!」とうれしくなりましたね。あと、ドッグフードの大きな粒って意外と掃除機で吸いにくいんですけど、食べこぼしもすぐに吸い取ってくれるからお掃除がラク。ペットを飼う立場としては、十分な吸引力があって助かります。

※:シャープ調べ。2023年度機種EC-PR9、2022年度機種EC-SR8の「フルパワーモード/強モード」とEC-SR9の「フルパワーモード/強モード」とのシャープ吸引性能試験による真空圧の比較結果は同等です。使い方や環境により異なります。「フルパワーモード」は、「強」ボタンの長押しにより、最長5秒間フルパワーで運転できるモードです

↑軽量高出力モーターと効率の良いサイクロン構造により、ラクティブ エア史上最強のパワーを実現しました

 

【動画・ドッグフードと毛の吸引テスト】※音声が出ます

 

【EC-SR9/田中さんの推しポイントその③】

豊富なアタッチメントがうれしい!

↑「はたきノズル」の使用シーン。パイプが曲がるので高い所の上面に吸込口が届きます

 

田中 「EC-SR9」はアタッチメントが豊富で、これ1台で家中を掃除できるのもいいところ。高所に使える「はたきノズル」ふとんやソファ掃除に便利な「コンパクトふとん掃除ヘッド」を用意していて、これが便利なんですよ。

 

青木 「ついでにここも掃除しておくか!」って気分になりますよね。

 

田中 そうなんです。「はたきノズル」があるだけで、エアコンの上のホコリは大丈夫? 冷蔵庫の上はどうなってる? と気になって掃除したくなりますよね。今まで高いところは見て見ぬふりをしていたのに(笑)。アタッチメントはスタンド台に収納できるのもうれしいですね。

 

紙パック式のEC-KR1のココが推し!

【EC-KR1/青木の推しポイントその①】

「パックinカップ」構造で、紙パックのメリットが最大化!

青木 僕が推したいのは新たにスティックタイプに紙パック式を採用した「ラクティブ エア EC-KR1」です。最近は、ごみ捨て時にホコリが舞い散らないメリットが注目され、紙パック式を見直すトレンドが来てるんですよ。ホコリが舞わないから、うちのように小さい子どもがいても安心ですし。なかでもこの「EC-KR1」の「パックinカップ」構造はものすごく斬新! 本当に指一本触れずにパカッと紙パックを捨てられます。実は、うちの奥さんは掃除機のゴミには一切触りたくないタイプ。なので、これが紙パック式の理想形です。

↑ごみ捨てはカップを外してボタンを押すだけ。紙パックには一切触らずに捨てられます

 

田中 わかります! 私の姉もホコリが舞い散るのが大嫌いな人で。だから姉は紙パック派なんです。

 

青木 意外とそういう人は多いんですよね。だから、いまは僕が掃除機担当なんですけど(笑)。あと、紙パックを入れるダストカップを外して水洗いできるのがうれしいですね。ダストカップはそれほど汚れないんですが、掃除機を清潔に保てるのはすごくいいことだと思います!

 

【解説】「パックinカップ」構造をもう少し詳しく!

本体から取り外しが可能なダストカップに紙パックを装着する業界初(※)の工夫が「パックinカップ」構造。ダストカップごと取り外し、ボタンを押すだけのカンタン操作で、紙パックに触れることなくごみ捨てが行えます。捨てる際にごみが舞い散ることなく、フィルター掃除などの手間も軽減。また、本体から外したダストカップは丸ごと水洗いもできます。

※:国内発売のコードレススティック紙パック式掃除機において(2023年9月7日発売。シャープ調べ)

↑外せるダストカップに紙パックを装着する「パックinカップ」構造を採用

 

↑外したダストカップは丸ごと水洗いできます

 

【EC-KR1/青木の推しポイントその②】

やさしい運転音が、小さな子どもがいる家庭にぴったり

青木 運転音はサイクロン式のEC-SR9と聴き比べてみると、紙パック式のEC-KR1はやや音が大きく、どちらかというと「ブオー」という感じの音がします。とは言うものの、さすが運転音と不快音(ピーク音)を低減しているだけあって、うちの子どもも気にしてないみたいです。大昔の掃除機って甲高い音を立てながら駆動するイメージでしたが、これからの子どもたちがイメージする掃除機の音って、気にならないくらいの音で柔らかいものになるでしょうね。

 

田中 しかも、昔は吸引力も弱かった。3往復くらい床をゴシゴシやるものだから、それもうるさかったですよね(笑)。

 

青木 コレはスーッと動かすだけで吸うから、その点も問題ナシ。子どもも音をイヤがらなかったですし、何かしゃべっていても聞き取りやすいという安心感があるのもいいですね!

【動画・息子のそばで掃除する青木】※音声が出ます

 

【動画・EC-KR1とEC-SR9の運転音の比較】※音声が出ます

 

【解説】「やさしい運転音」をもう少し詳しく!

「EC-KR1」は、運転時に感じる耳障りな音(ピーク音)を、独自の低騒音化技術により抑制しています。また、モーター音を抑える「遮音防振構造」や駆動音を抑える「ダンピングコントロール」を搭載し、低騒音化技術非搭載機と比べ、実感音を約17%低減(※)。「EC-KR1」も子どもやペットへ配慮した運転音になっています。

※シャープ調べ。本体中心部の、床面から上方向1.5m、横方向1.5mから測定。低騒音化技術非搭載2022年度機種EC-AR8の強モード時(SONE値19.1、dB値68dB)と、EC-KR1の強モード時(SONE値15.9、dB値64dB)との比較。EC-AR8はサイクロン方式機種ですが、騒音の発生源となる基幹部品はEC-KR1と同等です

↑モーターを覆う遮音カバーや防振材で運転音と不快音を低減し、やさしい運転音を実現

 

↑「ダンピングコントロール」を採用。吸込口の主な振動源に防振材を配置することで、振動を抑え、駆動音を低減します

 

【EC-KR1/青木の推しポイントその③】

1.3kgの軽さで快適に掃除できる!

青木 「EC-KR1」を使ってみて最初に驚いたのはその軽さ。さすが、軽さに定評のあるラクティブ エアだなと思いました。サイクロン式の「EC-SR9」の標準質量(本体、バッテリー、パイプ、吸込口の合計)は1.7kgとかなり軽いですが、この「EC-KR1」はさらに400gも軽い1.3kg。重さを感じず、スイスイ掃除できました。

 

田中 青木さんが掃除しても、奥様が掃除してもどちらにしてもラクに使えそうですね。

 

青木 実際、うちの奥さんにも試してもらったんですけど、今使っている掃除機よりも断然軽くて。「これだったら私が掃除してもいいわ」って言ってました(笑)。ヘッドが小型で、小回りがききやすいのもいいですね!

 

【「EC-SR9」と「EC-KR1」の共通機能その①】

「端までブラシ」でヘッドをムリに動かさなくて済む

青木 「EC-SR9」と「EC-KR1」に共通する機能で、便利なものもありますよね。たとえば、「端までブラシ」は、いままで掃除しづらかった壁際までキレイになるメリットが大きいと感じました。ヘッドの右側が一番端までブラシになっていて、壁だけじゃなくテーブルの足の周りや、家具のキワまで掃除がしやすかったです。

 

田中 たしかに、掃除機のかけ方が変わりますよね。これまでの掃除機だと、廊下の端は吸ってくれなかったので、ヘッドをわざわざタテにして使っていたんですけど、それだとうまくスライドできない。「端までブラシ」になったことで、ヘッドをムリに動かすストレスがなくなって、イライラもなくなりました

↑ヘッドの片側が端までブラシがある「端までブラシ」を採用。なお、ブラシは密度が高く縮れた「からみにく~いブラシ」を搭載しています

 

【動画・端までブラシの吸引テスト】※音声が出ます(動画はEC-SR9)

 

【「EC-SR9」と「EC-KR1」の共通機能その②】

「新スグトル構造」でスキマ掃除が驚くほどラクに!

青木 「新スグトル構造」も小さなストレスをなくす工夫ですよね。「新スグトル構造」の機能は2種類あって、①レバーを引くだけでヘッドを外して小型ブラシ(スグトルブラシ)が使えます

↑足でヘッドを押さえ、レバーを引きながら本体を引き上げると、すき間掃除に便利な「スグトルブラシ」が露出。吸込口のパイプ部は自立します

 

 

②レバーを引くだけですぐハンディに変身するもの便利。この2つの機能のおかげで、細かいところやスキマ掃除をするのがこれほどラクになるとは! ヘッドのパイプ部分は自立するので、通常の掃除機との切り替えもかがまずスムーズ。掃除中に子どもが泣いてあやすときに、イスなどにサッと立てて掃除の中断ができるちょいかけフックも便利で助かります。

↑ワンタッチでハンディに切り替え可能。パイプが自立するのも特徴です

 

田中 ハンディで使うシーンって結構ありますが、これまでの掃除機ってヘッドを付け替えるのって割と面倒だったんですよね。いちいち腰をかがめて、アタッチメントを着けたり、外したり……。それを考えると、今日はいいかな……みたいに後回しになっちゃう。でもこれは足でヘッドを押さえて、スポンと抜けばすぐ取れるし、掃除をしたらすぐ元に戻せる。「新スグトル構造」は面倒くさがり屋の味方です。

 

【まとめ】

「EC-SR9」と「EC-KR1」はどんな家庭にオススメ?

青木 最後に、「EC-SR9」と「EC-KR1」それぞれの機種の良さをまとめて、どんな家庭にオススメか考えてみたいと思います。紙パック式の「EC-KR1」は、やはり子育て家庭に推したい! うちの場合は、子どもが寝ているときにかけても起きなかったのが大きいです。夜に掃除機をかけるときも安心だから、共働きで掃除は朝夕にする方やマンションなどにお住いの方にもいいかも。また「パックinカップ」構造は手が汚れずホコリが舞いにくいので、清潔という観点からも子育て世帯にオススメしたいです。

 

田中 ペットがいる家庭には、やはりラクティブ エアの最上位モデル「EC-SR9」がオススメです。じゅうたんの上のペットの毛が取れる吸引力の強さはもちろん、決め手はなんと言っても運転音。「ペットは人間が出す生活音に大きなストレスを感じている」というニュースを見たことがあるので、一緒に暮らすからには、なるべく負担を減らしてあげたいですよね。

 

青木 生活音に関しては、人間も同じかもしれないですね。僕は生活音が大きい人ってなんとなく苦手で。大人でも子どもでもペットでも、多分これまでの掃除機の音って見えないストレスになっていたんじゃないかな。その点、この2機種のやさしい運転音は、大きなメリットだと思いました。

 

田中 掃除はこまめにやりたいけれど、騒音など毎回のストレスが積み重なると、掃除がイヤになってしまいますよね。その点、「端までブラシ」や「新スグトル構造」も含めて、今回の2機種にはストレスを感じさせない工夫があって、掃除へ向かう気持ちのハードルが低くなりそう。掃除機って毎日使うものだから、使いやすさって大事ですよね。

 

青木 サイクロン式 EC-SR9のラクティプ エア史上最小運転音(※1)と最強パワー(※2)、アタッチメントの豊富さを選ぶか、紙パック式 EC-KR1の1.3kgの軽さとシャープ独自の「パックinカップ」構造の清潔さを選ぶか。

 

田中 うーん、どちらも捨てがたいですね(笑)。どちらを選ぶにせよ、軽くてやさしい運転音のラクティブ エアで、ストレスの少ない生活を送っていただきたいですね。

※1:JEMA自主基準(HD-10)により測定。RACTIVE Airシリーズ従来機種の「強モード」とEC-SR9の「強モード」との運転音の比較。2022年度機種EC-SR8も同様に60dB
※2:シャープ調べ。2023年度機種EC-PR9、2022年度機種EC-SR8の「フルパワーモード/強モード」とEC-SR9の「フルパワーモード/強モード」との当社吸引性能試験による真空圧の比較結果は同等です。使い方や環境により異なります。「フルパワーモード」は、「強」ボタンの長押しにより、最長5秒間フルパワーで運転できるモードです

 

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キャンペーン応募期間:2023年12月31日(日)まで

皆さまの掃除機事情をぜひお聞かせください!

↓アンケートはコチラ!↓

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撮影/高原マサキ(TK.c)

楽天では最大57%、Amazonでは最大40%オフ! エコバックス、楽天とAmazonのブラックフライデーに参加中

エコバックスジャパンは、11月27日1時59分まで開催される楽天ブラックフライデーと、12月1日23時59分までAmazon.co.jpで開催される「ブラックフライデー」「ブラックフライデー先行セール」に参加しています。

↑DEEBOT T20 OMNI

 

楽天ブラックフライデーでは、薄型かつスクエア形状の新デザインを採用し、吸引力に優れた「DEEBOT X2 OMNI」、モップ温水洗浄や自動リフトアップ機能を搭載した「DEEBOT T20 OMNI」などの人気製品が、最大57%オフとなります。

 

主な対象製品のセール価格は、DEEBOT X2 OMNIが16%オフの19万9635円(税込)、DEEBOT T20 OMNIが27%オフの12万9890円(税込)など。

↑DEEBOT X2 OMNI

 

Amazonで開催中のブラックフライデーでは、DEEBOT T20 OMNIのほか、手入れの手間を極限まで削減する全自動モデル「DEEBOT X1 OMNI」、自動ごみ収集とマッピング機能を備える「DEEBOT N10 PLUS」など、最新モデルを含む人気製品が、最大40%オフとなります。

 

主な対象製品のセール価格は、DEEBOT T20 OMNIが28%オフの12万8700円(税込)、DEEBOT X1 OMNIが9万9800円(税込)、DEEBOT N10 PLUSが5万9800円(税込)など。クーポンコード「ecoamz22」入力で、さらに2%オフとなります。

↑DEEBOT X1 OMNI

うるおいとあたたかさを両立。シロカ「加湿機能付きセラミックファンヒーター ポカプラス」

シロカは、自分の周囲の湿度を保ちながらあたためる、気化式加湿器とセラミックファンヒーターが一体となった製品「加湿機能付きセラミックファンヒーター ポカプラス」を発表。12月1日に発売します。市場想定価格は2万5000円前後(税込)です。

 

ポカプラスは、気化式で加湿しながらあたためることで、乾燥を防止。40%、50%、60%の3段階で湿度を設定可能です。リモコンに湿度センサーを内蔵し、自分のそばにリモコンを置いておくことで、自分の周囲を快適な湿度に保つことができます。設定湿度に達したら、自動で温風単独運転に切り替え。設定湿度を下回ったら再度加湿+温風での運転を再開し、湿度を保ちながらあたためます。

 

エアコンとの併用もできるほか、加湿・温風単独での運転も可能。夏場にエアコンで空気の乾燥が気になるときや、冬場の帰宅後、すぐに足元をあたためたいときなど、シーンに合わせて使い分けられます。

 

また、左右の側面から空気を吸い込み、本体前面から送り出すシロカ独自の「ふわビューン UZU」構造を採用。温風単独運転時には約2.5m先まで風を届けます。さらに、日本ブランドのミネベアミツミ製モーターの採用により、高い静音性も実現。運転音は約25dBと、深夜の郊外や鉛筆でものを書く音などと同じレベルの静かさで、勉強やリモートワークなど、集中したい時間にも使用できます。

 

お手入れは給水タンクやフィルターの水洗いができます。加えて、給水タンク内には、水のぬめりとにおいの原因を抑える銀イオンカートリッジを取り付けています。

 

 

詳細な仕様は下記のとおりです。

カラー:ホワイト
電源:交流100V、50/60Hz
消費電力:1000W(温風強)、950W(加湿+温風強)、14W(加湿のみ)
本体重量(約):4.1kg
本体サイズ(約):幅21×奥行27×高さ35cm
コードの長さ(約):1.8m
水タンク容量(約):3L
加湿量(約):1時間あたり最大500ml(加湿+温風強運転時、室温20度/湿度30%の場合)
適用床面積(目安):木造和室約8.5畳(14平方メートル)、プレハブ洋室約14畳(23平方メートル)
安全装置:転倒自動停止装置、過熱防止装置
セット内容:本体、リモコン、取扱説明書(保証書)

5WAY全自動ロボット掃除機が30%オフ! DreameのAmazon公式ショップで「ブラックフライデー2023」11月22日より開催

Dreame Technologyの日本支社であるドリーミーテクノロジージャパンは、年内最後のビッグセール「ブラックフライデー2023」を開催します。

 

DreameのAmazon公式ショップでは、11月22日から12月1日まで、ロボット掃除機「DreameBot L20 Ultra Complete」の30%オフのセール特価で販売。

 

そのほか、ロボット掃除機「DreameBot D10 Plus」「DreameBot D10s」「DreameBot L10 Pro」「DreameBot D9Max」「DreameBot Z10Pro」、水拭き掃除機「Dreame H12 Core」「Dreame H11」がセールの対象となっており、一部の製品は最大半額程度のビッグセール価格で販売します。

100年かけて極めたタイガー土鍋炊飯器の最高傑作「土鍋ご泡火炊き JRX-T100」そのおいしさのワケは「火」と「泡」でした

提供:タイガー魔法瓶株式会社

GetNavi本誌でもたびたび取り上げてきた「土鍋ご泡火炊き」が、さらに進化した!! ポイントは「圧倒的な大火力」と「細かくやさしい泡立ち」。創業以来100年間、磨き続けた「熱コントロール技術」の結晶だ。

 

冬ボはコレに投資! 至高の一膳で日々のごほうび

タイガー魔法瓶
土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>
土鍋ご泡火炊き JRX-T100/T060

オープン価格

本土鍋釜を使用し、土鍋のポテンシャルを引き出すため最高温度約300℃の圧倒的な大火力を実現。さらに土鍋の遠赤効果でごはんの深い甘みと旨みを包み込む。また、土鍋の表面から生み出される細かくやさしい泡立ちでごはんをふっくら炊きあげ、大火力でもお米の表面を傷つけにくく、ハリ・ツヤを保ち粒立ちの際立つごはんに。5.5合炊きサイズJRX-T100のほか、3.5合炊きサイズJRX-T060もラインナップ。

SPEC●最大炊飯容量:1.0L(5.5合炊き)●最大消費電力:1080W●銘柄巧み炊きわけ:70種類●サイズ/質量:W282×H219×D366㎜/約7.5㎏

 

お米本来のおいしさを存分に引き出す意匠に拍手

本機を試して驚いた。筆者は普段、自宅で2022年モデルを使っており、その炊きあがりには十分すぎるくらい満足していたのだが……“タイガー100年の集大成”のフレーズに偽りなし。新作は、同じ銘柄・同じコンディションのお米も甘み・旨みが一段と引き立っている。これすなわち、炊飯のキモである「火」と「泡」を極めた賜物。“最高を超えた最高”だ!!

一方、コシヒカリを産地ごとに炊きわける「産地炊き」、新米の特徴に合わせる「新米誉れ炊き」など、炊きわけ機能の充実も魅力。とことんこだわれて楽しい。また個人的には、直感的に操作できる大きめのタッチパネルもお気に入り。お手入れが内釜と内ぶたの2点のみで済むというのもありがたい。

価格は決して安くはないが、老舗がマジメに研究開発して成しえた味と使い勝手はホンモノ。ぜひ本機で食卓のグレードアップを!!

 

【集大成の意匠01】

炊飯のカギは「火」。自然由来の土鍋は蓄熱性が高く、金属鍋よりも格段に高い温度でお米に熱を加えられる。本機では新搭載「300℃ WレイヤーIH」構造を組み合わせ、ピカイチの大火力を実現した!!

↑底面に2層IHコイル構造を備え、従来のフラッグシップモデルのコイル面積から約160%アップし、発熱パワーを高めた

 

↑2層構造にすることで大火力、および土鍋を直火で炊くような炎の温度差を再現。上下の温度差を生かした熱対流で一気に炊きあげる

 

【集大成の意匠02】

「泡」も超重要だ。大火力による激しい対流の中では、お米の表面が傷ついてべちゃついた食感に。またデンプンが流出して旨みも低減しがちなのだが、本機ならそれをクリア!!

↑本土鍋なら、垂直に上がった泡がお米の間をすり抜ける。泡がクッションになって“激しくもやさしく”炊きあげることが可能だ

 

↑お米を泡で包み込んで炊きあげることで、お米の表面を傷つけにくく、ごはんのハリとツヤを保ち、粒立ちが一層際立つ!!

 

<試してみました>

GetNavi家電担当
青木宏彰

土鍋ご泡火炊きシリーズを自宅で愛用して約1年。料亭級の絶品ごはんをモリモリ食べてちょっと太った(笑)。

 

<問い合わせ>タイガー魔法瓶 お客様ご相談窓口
電話番号:0570-011101 (平日AM9~PM5時)
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/rice-cooker/jrx-t/

 

撮影/福永仲秋(ANZ)

大風量ヘアードライヤーで熱ダメージを軽減! 秋のダメージ髪&頭皮に導入したいヘアケアアイテム4選

髪のダメージや抜け毛が目立つ秋。本記事では、健康的な髪と頭皮を取り戻すための、ヘアケアアイテムから、プロが厳選したシャワーヘッド、ヘッドスパ、ヘアードライヤー、電動式スカルプ&ヘアケアブラシを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました

男性美容研究家 藤村 岳さん
男性美容のパイオニアとして、メディア出演や講演など幅広く活動中。「All About」でメンズコスメガイドを務める。

 

メンズ美容家 EBATOさん
メンズ美容専門ブログ「Be-LOG」運営。元美容部員ならではの知識で、執
筆やコンサル、講師など多方面で活動中。

 

【その1】シャワーヘッド

微細な2つの泡を生み出して毛穴の汚れをやさしく除去

MTG
リファファインバブル ピュア
実売価格3万円〜

通常の泡よりも小さなウルトラファインバブルとマイクロバブルを採用。毛穴に詰まった汚れから毛穴の奥の細かな汚れまで、2つの泡が吸着して浮かせ、やさしく除去する。お湯が角質の隅々まで浸透し、肌にしっとりとうるおいも与える。

↑加圧溶解と2段階のキャビテーションを用いた独自構造により、水の中に2つの泡を一気に生み出す。柔らかな肌当たりも心地良い

 

【Recommendation!】

肌当たりがやさしくエステ級のケアが叶う

極小の泡が頭皮の毛穴に詰まった汚れを落とし、清潔な頭皮環境に! 肌当たりの良さと4つのモードから調節できる水流はエステ級で、しかも節水効果も期待できます。(EBATOさん)

 

【その2】ヘッドスパ

硬めのニードル型ブラシでパワフルなもみ心地を実現!

ヤーマン
ミーゼ ニードルヘッドスパリフト アクティブ
実売価格2万2000円

肌に接する面積が少ないニードル状のブラシが、肌を無理に擦らず、毛穴の根元から皮脂や汚れを除去。ブラシには硬めのシリコーンを採用し、ラウンド状に配置することで、頭皮の筋肉をグッとつかんで細かくもみ出す。

↑ニードルアタッチメント(左)に加え、もみ出しアタッチメント(右)が付属。頭皮のケアだけでなく、顔のリフトケアなどにも使える

 

【Recommendation!】

絶妙な刺激で心地良く頭皮のコリをほぐす

凝り固まった頭皮から疲れやすい首、肩まで、絶妙な刺激で心地良くもみほぐす、オールラウンドな逸品。浴室でも使える防水設計で、上質なバスタイムを過ごせますよ。(EBATOさん)

 

【その3】ヘアードライヤー

大風量でドライ時間を短縮し熱によるダメージを軽減!

サロニア
スピーディーイオンドライヤー
実売価格5918円

2.3㎥/秒(TURBO時)の大風量により、従来モデルよりもドライ時間を30%カット。髪が熱に当たる時間を短縮し、ダメージも軽減できる。TURBO、COOLのほか、柔らかい温風で朝のブローに最適なSETモードを搭載。

↑従来モデルよりもドライ時間が短縮したことで、キューティクルが開くのを抑制。髪にやさしいマイナスイオン機能も搭載し、しっとり艶やかな髪に仕上げる

 

【Recommendation!】

携帯しやすいサイズでデザインも機能も優秀

デザイン性だけでなく、速乾、マイナスイオンなどドライヤーとしての機能も十分。小さいので携帯しやすく、出張や旅行などでも活躍します。新定番カラーのベージュも洒脱!(藤村さん)

 

【その4】電動式スカルプ&ヘアケアブラシ

長さの異なる178本のピンでやさしくスカルプ&ヘアケア

FITS
MANTA ヘアブラシ パルス
実売価格1万4300円

標準モード2000回/分、高速モード4000回/分の微細な振動が、頭皮と髪にやさしくアプローチ。頭皮や毛穴の汚れを落とし、頭皮環境を整える。優れた柔軟性で頭の形に合わせて曲がり、一度に広範囲のブラッシングやマッサージが可能だ。

↑インバスでもアウトバスでも使える防水仕様。長短178本のピンを採用し、頭皮に直接タッチしながら、髪をしっかりときほぐす

 

【Recommendation!】

お手入れ不要で毎日の習慣にしやすい

最近、ブラシ型のヘアケアギアが注目されています。本品は手や頭の形にフィットして使いやすく、お手入れ不要なので毎日無理なく使えるのが魅力。微細な振動も気持ち良い!(藤村さん)

アメリカ発ベストセラー家電がブラックフライデーで最大40%オフ! Amazonギフトカードのプレゼントキャンペーンも

アメリカ発の小型家電メーカーVeSync Co., Ltd(ウィーシンク)は、11月22日~12月1日の期間、ブラックフライデーセールをVeSync公式ストア、Amazon公式ストア、楽天公式ストアで開催します。

 

セールでは、「COSORI Lite 2.0L ミニノンフライヤー」が20%オフの7180円(税込)、「COSORI PRO LE 4.7L ノンフライヤー」が24%オフの1万580円(税込)、「Levoit Core mini 空気清浄機」が20%オフの6380円(税込)、「Levoit Vital 100S 空気清浄機」が20%オフの1万4900円(税込)、「Levoit Dual 200S 3L 超音波式加湿器」が30%オフの5376円(税込)など、同社製品が最大40%オフとなります。

 

同社公式サイトでは11月21日まで、毎日、応募者の中から抽選で2名に1000円分のAmazonギフトカードをプレゼント。同日までにブラックフライデーセール先行登録を行なうと、登録者限定で、一部厳選アイテムが対象の最大50%オフクーポンがもらえます。

【11月21日〜】ブラックフライデーにRoborock参戦! 水拭き+吸引の2in1ロボット掃除機が最大57%OFFに

Sponsored by Roborock Japan

GetNavi webで定期的にお伝えしているRoborock(ロボロック)のお買い得セール情報。今回お届けするのは、11月21日(火)20:00~11月27日(月)01:59まで 開催される「楽天ブラックフライデーセール」のお得情報です。

 

日本でも毎年盛り上がりを見せるブラックフライデー。各製品やブランドがこぞってお得な価格を打ち出してくるイベントですが、ロボロックは水拭きと吸引掃除を同時に行う2in1のロボット掃除機「Q7」がなんと57%OFFになるそうです! その他、どのようなロボロック製品がお得にゲットできるのか、まとめてみました。

 

【11月21日(火)20:00~11月27日(月)01:59まで ​!】楽天ブラックフライデーセール Roborockの会場はコチラ

 

【目玉商品①】パワフルな水拭き性能と自動ゴミ収集機能を完備

Roborock S7+

Roborock S7+

通常価格:9万460円→セール価格:4万9800円(44%OFF)

高速振動によるパワフルな水拭き機能と自動ゴミ収集ドックを搭載、吸引力は2500Paの高性能モデル。自動ゴミ収集ドックで紙パック式とサイクロン式の2wayを採用し、 両者から好みの方式を選べます。紙パック式は60日分(※1)のゴミを収集でき、処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。

(※1)部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

 

本機に採用された3次元に動くメインブラシにより、凹凸のある床面にもしっかりとフィット。さらに2500Paの強力な吸引力で、ゴミやホコリ、カーペットのハウスダストまで除去します。

 

また、600gの高加重モップが毎分最大3000回高速振動し、皮脂、花粉、コーヒーなどのしつこい汚れを強力に拭き取ります。カーペットを感知すると水拭きモップが自動的に5mmリフトアップして、吸引掃除のみを行う「モップリフトモード」を搭載。毛足4mm未満であれば、カーペットが濡れる心配はありません。では、4mm以上の毛足があるカーペットの場合はどうでしょうか。この場合も心配不要。アプリで「カーペット回避モード」を選択すれば、カーペットのある場所を認識し、そこを避けて掃除してくれます。

 

先述したように、本機はスマート自動ゴミ収集ドック搭載。ゴミの収集方式は、サイクロン式と紙パック式から選べ、ゴミ収集をしない時間帯を設定することもできます。ロボット掃除機はドックでのゴミ収集時にどうしても大きな音が出てしまうので、時間設定ができるのは嬉しいですね。

↑画像はサイクロン式のごみ収集方式のイメージ

 

↑サイクロン式(左)と紙パック式(右)

 

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【目玉商品②】”ちょうどいい”を極めたロボット掃除機

Roborock Q7

Roborock Q7

通常価格:6万2800円→セール価格:2万6800円(57%OFF)ここから2%OFFクーポンをGET

吸引掃除と水拭きを同時に行う2in1ロボット掃除機。Q7は自動ゴミ収集ドックが搭載されてないモデル。ゴミ捨ての手間まで省きたい! という方はQ7+もオススメです。

 

本機は、2700Paのパワフルな吸引性能を持ち、微細なハウスダストからネコのトイレ砂などの大きめのゴミまで強力に吸い込んでくれるのが特徴です。メインブラシは3次元に動く柔らかなラバー素材を採用し、床を傷つける心配はありません。また、糸くずや髪の毛などが絡みにくく、お手入れも湿らせた布で拭くだけと簡単なのも嬉しい!

 

水拭き掃除について、本機は180mlの大容量タンクを搭載しており、一度に水拭き掃除できる範囲は150㎡と広範囲(※2)。また、手動で2段階の水量調整が可能。床をサラサラに保ちます。

(※2)水拭き水量を最少で実行し、部屋の20%が家具などで水拭きできないエリアとして想定。部屋の環境などにより異なる可能性があります。

 

マッピング機能も充実。高精度LDSレーザーセンサーで間取りを素早く正確にマッピングすることで、無駄のないルートで、短時間で隅々まできれいにします。アプリから掃除したい部屋、進入してほしくない部屋を選択したり、それぞれの部屋での吸引力を設定したりすることも可能です。

 

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対象機種:S7 MaxV Plus/Q7

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強力な吸引力と賢さを備えた上位モデルもお得にゲットできるチャンス!

Roborock S7 MaxV Plus

Roborock S7 MaxV Plus

通常価格:12万3300円→セール価格:6万9800円(43%OFF)<ここから2%OFFクーポンをGET

5100Paの強力な吸引力と、高速振動の水拭き機能を備え、ストラクチャードライト&カメラとRGBカメラを搭載し、スリッパや電源タップなどの障害物や家具を認識・回避(※3)しながら賢く掃除を行います。スマート自動ゴミ収集ドックを搭載し、紙パック式とサイクロン式の2wayに対応。どちらも60日分(※4)のゴミを収集でき、紙パック式は処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。また、搭載されているカメラにより見守りと双方向の通話が可能です。

(※3)100%の回避を保証するものではありません。幅5cm高さ3cm以上の物体を回避します​

(※4)部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

 

【11月21日(火)20:00~11月27日(月)01:59まで​!】楽天ブラックフライデーRoborockのセール会場はコチラ

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対象機種:S7 MaxV Plus/Q7

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ヘアアイロンなどの美容家電が30%オフに! ワイヤレスイヤホン入り「ブラックフライデーセット」も……サンキューマート「ブラックフライデー」は11月17日から

エルソニックが運営する「サンキューマート」は、11月17日から11月26日の10日間にわたり、サンキューマート店舗と公式オンラインショップで、お得な「ブラックフライデー」セールを開催。

 

ブラックフライデーでは、今年6月に誕生したサンキューマートの美容家電ブランド「lils」の人気アイテムが30%オフで購入できるスペシャルセールを10日間限定で開催。累計販売数100万個突破のヘアアイロンや、今年7月に発売した最新美容家電もセールの対象となっています。

 

また、対象の全国58店舗と公式オンラインショップでは最大5200円相当のアイテムが詰まった、選べる3タイプの「ブラックフライデーセット」を販売。

 

「バリューセット<9点>」は、家電製品からファッションアイテムまで幅広いアイテムが含まれており、今年7月にリニューアルしたばかりのカナル型ワイヤレスイヤホン(税込1716円)や、乾燥するこれからの季節に役立つLED加湿器が必ず入ったお得な9点入りセットです。価格は2574円(税込)。

 

「ヒートブラシセット<4点>」は、新発売のヒートブラシ(税込1716円)の価格で、パーソナルケアに便利なアイテム3点(インテリアミラー、ポーチ、トリートメントorフェイスパック)がプラスで付いてくるお得なセット。ヒートブラシは寝ぐせや広がる髪をとかすだけで簡単にスタイリングができるアイテムで、ブラックフライデー終了後の11月下旬より通常販売も開始予定です。価格は1716円(税込)。

 

「ネイルセット<5点>」は、ネイルカラー4色とネイルシールのお得なセットです。はじめてのネイルにもピッタリな合わせ使いができる配色を用意しています。「ピンク&ベージュ系」「オレンジ&ブラウン系」「レッド&ピンク系」「ブルー&シルバー系」「グレージュ系」の5パターンの配色で、どのカラーが入っているかは購入後のお楽しみ。価格は429円(税込)です。

フラッグシップモデル空気清浄機が最大20%オフ+交換用フィルタープレゼント! ブルーエアのブラックフライデーは11月30日まで

スウェーデン発の空気清浄機「Blueair(ブルーエア)」の日本総代理店、セールス・オンデマンドは、ブルーエア公式オンラインストアにて、ブラックフライデーを11月30日まで開催しています。

 

ブラックフライデーでは、ブルーエアのフラッグシップモデル「Blueair Protect」「Blueair DustMagnet」が最大20%オフ+交換用フィルターもプレゼント。詳細はブルーエア公式サイトの当該ページをご覧ください。

 

また、同社は感染症シーズン本番を前に、感染症対策の実態を明らかにすべく、10月4日~10月6日の間、未就学児(0~5歳)の子どもを持つ既婚男女に、「こどもの感染症対策と空気清浄機の使用」についてアンケートを実施しました。

 

調査では、一年のうちで感染症対策を実施している時期は「一年中」が42.7%と最も多く、次いで「冬」が22.3%という結果となり、年間を通して、感染症への対策を行っている人が多く、感染意識が高まっていることがわかりました。

 

具体的な感染症の対策方法としては、「手洗い・うがい(78.3%)」が最多で、2位以降も、「予防接種(54.7%)」「マスクの着用(46.7%)」「定期的な換気(46.7%)」となり、基本的な予防対策が上位となりました。家庭内のウイルス除去として有効とされる「空気清浄機の使用(31.7%)」は6位という結果で、基本的な感染対策と並行して、空気清浄機の使用はまだ少ない印象です。

 

空気清浄機の使用に関しての不安・不満で最も多かったのは「お手入れが面倒(65.7%)」、続いて「空気がキレイになっているかどうかが目に見えず不安(17.0%)」という結果になりました。

 

空気清浄機のフィルターの掃除頻度について、全体の約47.2%が、毎日~1か月に1回の頻度で、適切に手入れを行なっているものの、そもそも掃除したことがない、3か月~1年に1回の頻度などと、適切に手入れを行なっていない家庭が、約半数に迫る46.4%もいることが明らかになっています。

最新鋭の「グローバルマザー工場」ってどんな感じ? パナソニック洗濯機の信頼を支える静岡工場に行ってきた

静岡県袋井市で洗濯機や衣類乾燥機を製造するパナソニックの静岡工場が2023年6月に操業50周年を迎えたことを記念して、メディア向けの工場見学ツアーが開催されました。同工場は最新鋭の洗濯機専用工場としてスタートし、機械化や自動化を積極的に採用することでDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めており、現在は「グローバルマザー工場」としての役割を果たしているとのこと。どのようにDXを進めているのか、その一端を紹介していきましょう。

 

二層式洗濯機が主流の時代に全自動洗濯機工場としてスタート

パナソニック静岡工場は1973年、当時はまだ二層式洗濯機が主流だった時代に、最新鋭の機械化・自動化を大幅に採用した全自動洗濯機の専用工場としてスタートしました。

↑2023年に創業50周年を迎えたパナソニック静岡工場の概要

 

パナソニック くらしアプライアンス社 常務でランドリー・クリーナー事業部 事業部長の藤本勝氏は以下のように語りました。

 

「ドラム洗濯乾燥機の全自動洗濯機における構成比は年々高まっており、2024年には25%、4台に1台がドラム洗濯乾燥機になっていくと考えております。直近の急増する需要機会や今後の需要進捗を見据えて昨年新ラインを創設し、3ライン化を実現しました」(藤本常務)

↑2024年にはパナソニックが生産する全自動洗濯機のうち25%がドラム式になるとのことです

 

600トンのプレス機も! 金属加工の源泉工程を見学

では、さっそく工場見学へ。まず金属加工を行う源泉工程から紹介していきましょう。

↑ここから工場見学に向かいます。入口からドラム式洗濯乾燥機のようなデザインになっているのが興味深いです

 

↑パナソニック静岡工場の内部。左側に金属加工を行う源泉工程が見えています

 

金属加工工程では80トンから600トンまで8台のプレス機を設置し、ドラム式洗濯乾燥機の外装や内装など大物部品の加工を行っています。

↑こちらが最大の600トンプレス機

 

↑コイル材と呼ばれるロール状の材料をプレス機本体まで送り、プレス加工します

 

材料を手前で切断して切り板状にし、プレス機の中にセットした専用の金型で4つの工程を経て部品を完成させる流れになっています。

 

工程内の写真撮影はNGでしたが、見学時に生産していた部品はドラム式洗濯機のタンク内の上部にある部品でした。

 

「プレス加工は0.4mmの薄い板を加工するため裂けて割れる不良が発生しやすい状況です。そこでIoTシステムを導入し、割れの要因に深く関わる圧力や油を塗る量、温度などをすべてデジタル情報で可視化しています。その経過管理をすることで、安定した品質を確保しています」(担当者)

 

生産効率の向上とトレーサビリティを両立

続いては大物成形機です。金型内に「アルミインサート」と呼ばれる部品を装着し、樹脂を流し込むことでステンレス部品と樹脂部品を一体成型する工程です。

↑樹脂部品とステンレス部品を一体成型する成形機

 

ここには6機の成形機があり、10トンから15トンもの重さを持つ30個の金型をクレーンを使って入れ替えながら生産しています。

 

「洗濯機の容量が8kgから12kgへと大容量化したことで、部品の重量も4020gから8710gへと2倍以上に増加。そこで、1台あたりの生産時間が伸びてしまう課題がありました。そこで、金型や設備の改善によって冷却効率を上げ、1台あたりの時間を短縮。現在は樹脂量が増えていくなかでも67秒で生産できています」(担当者)

 

続いてドラムを作る工程へ。ステンレスの平板を「エキスパンド加工機」に入れると、内側が12分割された金型が同時に拡張していき、ドラムの形を作り上げていきます。

↑こちらは「さざ波加工機」と呼ばれる、さざ波加工を施す工程です。エキスパンド加工機からドラムの原型が送られてきます

 

↑どこかの缶チューハイのような模様(さざ波模様)に加工されて出てきました

 

↑こちらはドラム組み立て工程の全景

 

↑樹脂部品や板金部品、モーターを取り付けを行うことで駆動部品ユニットができあがります

 

ドラム式洗濯乾燥機の組み立てから検査、梱包までを行う工程は撮影NGだったので、続いては洗濯機の各種性能の検査ラインへ。製品のシャフトの底面にはQRコードのような2次元コードが印字されており、これを利用してひとつひとつの製品情報を同期し、ドラムの計測データや検査データなどをすべて紐付けてチェック。品質トレーサビリティを実現しています。

↑ドラム式洗濯乾燥機の検査ライン

 

「ものづくりのDX化」に挑戦し、即納率94%を実現

パナソニック くらしアプライアンス社の藤本 勝常務は静岡工場について、「匠の技術とDX(デジタルトランスフォーメーション)を融合したのが大きな特徴」だと語りました。


↑ものづくりのDX化について語る藤本常務

 

「静岡工場は、主要部材を作る源泉工程から組み立てまでを行う一貫生産体制となっています。これは主要部品を内製化することで部品レベルでのばらつきを低減し、より高品位なものづくりを実現するという、創業当時の思想を今に引き継いでいます」(藤本常務)

 

特に大きな挑戦となったのが「ものづくりのDX化」でした。

 

「生産工程のさまざまな情報をデータで集積、分析することによって、工程で不具合が発生した場合でも瞬時に原因を特定し、工程にフィードバックする仕組みを構築しています。さらに需要の変化や予測、また流通と連携した実需連動サプライチェーンマネジメントなどのDXの取り組みにより、お客様が必要なときに必要なタイミングでお届けする全体最適化、オペレーション力強化を図っています。このことにより、取り組み前の即納率が78%だったのに対し、取り組み後は即納率を94%に高めることができ、同時に在庫の日数を3分の1削減することができました。この取り組みはパナソニックにおけるパイロット拠点としての役割で、今後ほかの工場にも拡大していく予定です」(藤本常務)

↑在庫適正化を目指した静岡工場のDXへの取り組み

 

静岡工場にはパナソニックが1951年に製造・販売した最初の洗濯機のほか、歴代の洗濯機や洗濯乾燥機も展示されていました。今回の見学で、洗濯機の歴史と最先端の取り組み、その両方が体験できたのが貴重です。今後も同社のものづくりをけん引する存在として、静岡工場には注目していきたいですね。

↑1951年に製造・販売された第1号洗濯機

 

↑右から1973年に発売された静岡工場生産第1号機「全自動うず潮」、生産2500万台を達成した1986年発売「愛妻号36」、1990年に発売して生産3000万台を達成した「愛妻号Day ファジィ」、「W滝洗い」機能を搭載した1993年発売の「やさしい愛妻号」

 

↑右から2000年に発売した世界初の縦型洗濯乾燥機、2003年に発売した世界初のななめドラム式洗濯乾燥機

 

↑右から2005年に発売した世界初のヒートポンプ搭載ドラム式洗濯乾燥機、2015年発売の「キューブル」、2018年発売の液体洗剤・柔軟剤自動投入機

最大45%オフ! 高圧洗浄機やスチームクリーナーなど、ケルヒャーの人気アイテムがお得になる「ケルヒャー ブラックウィーク2023」11月28日まで開催

ケルヒャー ジャパンは、11月28日まで、年に一度のビッグセール「BLACK WEEK 2023」をケルヒャー公式オンラインショップで開催しています。

 

セールでは、年末の大掃除に役立ちそうな「高圧洗浄機」や、「スチームクリーナー」など、人気製品がスペシャルプライスで登場。

 

窓用バキュームクリーナー、業務用製品など様々なケルヒャー製品も、期間限定の大幅値下げ価格で提供。公式オンラインショップ限定のオリジナルボックスがセットになった高圧洗浄機もディスカウント販売中です。

 

家庭用高圧洗浄機では「K 1」「K 2 サイレント 自吸水道兼用セット(ボックス付き)」「K MINI 自吸水道兼用セット(ボックス付き)」「K 2 サイレント洗車セット(ボックス付き)」「K 2 クラシック + 延長高圧ホース 7.5M(ネジタイプ用)」「K 4 アウトレット品」が、スチームクリーナーでは「SC 4 EasyFix プレミアムプラス」が、セールの対象となっています。

 

窓用バキュームクリーナーは「WV 1 プラス LR」「WV 1 プレミアム LR」がセールの対象です。

手のひらサイズのラムダッシュは、プロも太鼓判の持っておきたいコンパクト家電!

身だしなみや健康を管理する家電は、洗面所などに置きっぱなしにして使っているものが多い。しかしコンパクトな製品なら、外泊時の携帯用などとして2台目を購入するのも大いにアリだ。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

私がチェックします!

家電プロレビュアー 石井和美さん

白物家電や日用品を中心に執筆。戸建てのテストスペース「家電ラボ」で大型家電も数多くレビューする。

 

【その①】手に馴染むサイズ感で肌にやさしくなでるように剃れる

パナソニック

ラムダッシュ パームイン ES-PV6A

手のひらサイズに独自の5枚刃テクノロジーを凝縮。一般的なシェーバーよりも刃の近くを持つのでコントロールしやすく、なでるように髭を剃れる。内刃はステンレス鍛造で、鋭角30度まで研ぎ澄まされた刃先は切れ味抜群。

↑コンパクトで、様々な場所やシーンに馴染む石目調のデザインを採用。新素材を採用し、陶器のような手触りを実現した

 

↑USB Type-C充電に対応し、キャリングケースが付属。持ち運びやすく、出張や旅行先でも活躍する

 

<石井‘s Check>

「手のひらサイズの小ささですが、5枚刃の切れ味は抜群。旅行用にすれば旅先でも剃り残しナシ。人数ぶん複数のシェーバーが必要な家庭も、コレなら洗面所でジャマになりません」

 

【その②】都度の数値の確認が不要でストレスフリーで体重管理

issin

スマートバスマット

毎日の風呂上がりに乗るだけで体重の測定・データの管理ができるバスマット。足裏を乾かしている間に、わずか3秒で計測できる。「ダイエット」や「健康維持」など、目的ごとの管理モードを搭載。

 

↑スマホアプリで「体重の増減」「BMIの変化」を自動的に記録。体重変化の傾向はAIが解析、先読みする

 

<石井‘s Check>

「バスマットを使う感覚で体重管理ができるので、自然に継続できます。週末のレポートをチェックすれば自分の体重変化を確認できるので成果がひと目でわかり、モチベーションがアップ」

 

【その③】場所を選ばす持ち運んで好みのミスト量で加湿

ワイズポート

MILCH HUMIDIFIER

小型ながらパワフルなコードレスの充電式加湿器。2つの噴霧口を備え、2口同時にパワフルに噴霧する「ダブルミストモード」と、1口ずつ交互にリズム良く噴霧する「シングルミストモード」から好みで選べる。

↑やわらかい光でリラックスできるナイトランプを搭載。なお、給電中もオフタイマーで自動停止してくれる

 

<石井‘s Check>

「どこでも場所を選ばずに使えるので、ふと乾燥が気になったとき自分の周りだけ加湿できます。ナイトランプ機能があるので、ベッドサイドではやわらかな光を楽しめるライトになります」

 

【その⑤】プロの指先が作るニュアンスを自宅で再現するヘアアイロン

MTG

リファフィンガー アイロン ST

理美容のプロフェッショナルが指ひとすくいの毛束から作る、前髪やおくれ毛などのニュアンスを演出できる充電式ヘアアイロン。誰でも簡単・キレイ・ダメージレスに再現でき、こなれ感や小顔効果を叶える。

<石井‘s Check>

「小さな充電式のヘアアイロンで、バッグに入れてもジャマにならないので、出先でちょっと前髪などを整えたいときに便利です。男性の短い髪の毛のスタイリング用としても秀逸」

 

衣類ケアこそ”セカンド家電”が大活躍! スニーカーも手軽にケアできるケア家電を紹介

衣類ケアはドラム式洗濯乾燥機があればほぼ事足りる時代だが、一部や少量だけケアしたいときに 洗濯機を回すのはムダ。活躍の機会は限定的でも、“セカンド”として重宝するアイテムをピックアップした。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

私がチェックします!

家電プロレビュアー 石井和美さん

白物家電や日用品を中心に執筆。戸建てのテストスペース「家電ラボ」で大型家電も数多くレビューする。

【その①】衣類や布製品の気になる汚れに超音波で素早くアプローチ

シャープ

超音波ウォッシャー UW-X1

衣類などの部分汚れを超音波でスピーディに除去。毎秒約3万8000回の超音波振動が、水を含んだ繊維の隙間に真空の泡を発生させ、泡が弾けるときに生じるパワーで汚れを弾き飛ばす。衣料用漂白剤を併用すれば黄ばみの洗浄にも対応。

↑乾きにくかったり、型崩れが心配だったりと丸洗いしにくいアイテムにも対応。汚れた部分のみを濡らして部分洗浄すれば乾燥も早い

 

↑衣類を水に浸しながら本機で汚れをなぞり、水ですすぐだけでOK。ガンコな汚れには洗濯用液体洗剤を使うとより効果的だ

 

<石井‘s Check>

「洗濯機のほかに用意しておくと便利なペン型シミ取り。ワイシャツの襟の黒ずみなど、汚れが気になる場所をピンポイントで予洗いしておくと、シミや黄ばみが気にならなくなります」

 

【その②】わずか20秒で起動してハンガーに掛けたままシワ伸ばし

スチーマリー

サイラスX

北欧発の衣類ケアブランドが手掛けるハンドスチーマー。起動時間わずか20秒ながら平均噴射約18g/分のパワフルなスチームで、忙しい朝や出張先でも素早くシワを伸ばせる。ハンギングループでフックやハンガーに掛けて収納可能。

<石井‘s Check>

「ハンディタイプの衣類スチーマーは、アイロンと違いハンガーに掛けたままでシワが伸ばせます。スーツにはアイロン、急いでいるときや普段着るシャツにはスチーマーと使い分けると便利!」

 

【その③】収納しやすく必要なときに効率良く乾燥できる

スリーアール

クルラ 折り畳み衣類乾燥機 ぽけどらい さっと

使うときだけパッと開いてサッと乾燥できる、折り畳み式の衣類乾燥機。カバー内の空間で効率良く乾燥するため、数枚だけ乾かすときの時短になる。外気温が低く乾きにくい冬期シーズンのほか、梅雨や花粉の季節など、外で干せない時期に活躍。

↑使わないときはコンパクトに収納可能。持ち運びも容易で、出張や旅行先のホテルで洗濯した衣類も10枚までまとめて乾かせる

 

<石井‘s Check>

「普段はクローゼットなどに掛けておき、必要なときだけ広げて使えます。数枚だけで乾燥機を回すのがもったいないときのほか、急ぎで乾かしたいときにもコレがあれば慌てません!!」

 

【コレもチェック!】

トクハラ・テクノロジー

バケツ洗濯機

バケツ型の洗濯槽で約500gまでの洗濯物を洗える小型洗濯機。ペットの服や泥だらけのユニフォーム、雑巾なども気兼ねなく洗えて、ほかの衣類といっしょに洗いたくないものを洗う「分け洗い用」に便利だ。

ケルヒャーのコードレススティック掃除機はセカンド使いとしてもオススメ!

ロボット掃除機をメインで使い、取り回しの良いコードレススティッククリーナー、手近に置いておき気になったときにサッと掃除 ができるハンディクリーナーをセカンド掃除機として導入している人も多い。軽量で掃除のハードルを下げてくれるモデルを紹介する。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

私がチェックします!

家電プロレビュアー 石井和美さん

白物家電や日用品を中心に執筆。戸建てのテストスペース「家電ラボ」で大型家電も数多くレビューする。

 

【スティッククリーナー①】軽いうえにパワーも十分! 自走式パワーブラシでスイスイ掃除

YAMAZEN

軽量コードレス スティッククリーナー ZSP-L160

0.98kgと軽量ながらパワーブラシを搭載。吸引仕事率最大60Wのパワフルなゴミ除去力で快適に掃除できる。付属の隙間ノズルを使ってサッシの溝やエアコンの掃除もラク。ダストカップとフィルターは水洗い可能だ。

↑1kgを切る軽量なので高い位置の掃除でも腕が疲れにくいのがメリット。細口ノズルはブラインドや壁面の隅に効果的だ

 

↑お手入れが簡単な自走式パワーブラシを搭載。軽い力でグングン前へ進み、カーペットのゴミもかき出して吸引する

 

<石井‘s Check>

「1㎏を切るスティッククリーナーのなかではパワフルな吸引力が魅力。セカンド掃除機としてはもちろん、しっかりゴミが取れるのでひとり暮らしのメイン機としても十分な実力です」

 

【スティッククリーナー②】軽量ボディの使い勝手をさらに高めるLEDなどを装備

シロカ

2wayコードレススティック クリーナー かるピカ パワー SV-SP351

軽量ながらパワーブラシやLEDライトなど使い勝手を高める機能を多数装備。ハンディにもなる2Way仕様で、卓上や車内など幅広い掃除に使える。モノトーンのデザインで部屋置きしてもインテリアに馴染む。

↑ヘッド部に搭載したLEDライトでゴミを見逃しにくい。ヘッドは床面にピタッと沿って家具の下なども掃除しやすい

 

↑回転ブラシとブラシ留めカバーのお手入れは取り外して水洗いでOK。ダストカップやフィルターケースも丸洗いできる

 

<石井‘s Check>

「シンプルな操作性と手に取りやすいサイズ感で、こまめに掃除する人にぴったり。家具の隙間など狭い場所も掃除しやすいので、ロボット掃除機と併用するサブ掃除機としてベストです」

 

【スティッククリーナー③】強い吸引力とストレスフリーな使い心地の日本向けモデル

ケルヒャー

VCS 3

高圧洗浄機メーカーとしてお馴染みの同社が日本向けに開発したスティッククリーナー。人間工学に基づいた設計で握りやすい「U字」のハンドルや動かしやすいフロアノズルを採用した。軽快な操作性と高い吸引力が魅力。

↑6つのサイクロンを搭載したマルチサイクロンシステムを採用し、パワフルな吸引力を実現。フィルターが詰まりにくく持続力も◎

 

↑バッテリーが20%を切るとランプが緑0赤に変化。同時にモードを自動で1段階ダウン、より長い時間掃除が持続できるようにサポートする

 

<石井‘s Check>

「パワフルな吸引力とモーター搭載のLEDライト付きフロアノズルで微細なゴミを吸い込み、取りこぼしも少ないです。カーペットなどのゴミや毛もパワフルに吸引し、排気もキレイ」

 

【ハンディクリーナー①】アタッチメントも豊富でハンディ機にパワーを求めるならコレ!

ダイソン

Dyson V8 Focus Clean

独自のデジタルモーターが毎分最大10万7000回 転して吸引力を生み出す、もっともパワフルなハンディクリーナー。ふとん に潜んだダニやホコリま でかき出して吸引する。0.3μmもの微細な粒子を99.99%捕集し、浄化さ れた空気を排出。

↑豊富な掃除ツールが付属。「アジャスタブル隙間ノズル」は22度の角度が付いた細長い形状で、狭い隙間などにもアプローチできる

 

↑同社の毛絡み防止技術を採用した「毛絡み防止スクリューツール」。髪の毛は円錐形のブラシバーの先端へと素早く巻き取られる

 

<石井‘s Check>

「ソファやふとんにこびりついた髪の毛、ホコリなどもぐんぐん吸い込むので、ハウスダストアレルギーの人にオススメ。スティッククリーナーでは行き届かない場所までしっかり掃除できます」

 

【ハンディクリーナー②】進化した付属ツールとLEDで家具の下や隙間の掃除に最適

シャーク

EVOPOWER EX WV416JGY

日本のハンディクリーナー市場の台数シェア1位を誇るシリーズにLEDライトを新搭載し、狭く暗い場所も掃除しやすくなった。人気アクセサリー「隙間用ノズル」も改良されている。こだわりのカラーとマットな質感も人気の理由。

↑WV416JGY(チャコールメタル)限定で「フローリング用延長ノズル」が付属。軽く床を掃除したい際に、腰を屈めずに簡単に使える

 

↑人気の「隙間用ノズル」は形状を全体的により細くするように改良。本体に新搭載のLEDライトと合わせ、隙間での利便性がより高まった

 

<石井‘s Check>

「スリムで軽く、どこにでも置いておけるのでサッと取ってすぐに掃除できます。細い本体は隙間に入りやすく、LEDライトで暗い場所でも視認性ばっちり。車載用や家具の隙間用にどうぞ」

 

【ハンディクリーナー③】ブロワー機能を搭載しサッシなどのホコリを吹き飛ばせる

AQUA

HANDY DUO! AQC-HD1P

吸引に加えて、キレイな空気を吹き出すブロワー機能を搭載。エアポンプパーツを装備して簡易空気入れとしても使える。「スキマ」「ソフト」「ブラシ」で使い分けられる吸引用「3Wayノズル」も便利。ゴミ捨てはボタンのワンタッチで衛生的だ。

↑吸引では届かないゴミにはブロワー機能の出番。窓のサッシなど掃除しにくい場所は、ゴミを吹き飛ばして清掃できる

 

↑「ミニ回転ノズル」を装備すればペットの毛ゴミもしっかり絡め取る。ブラシは水洗いできるのでいつでも清潔にキープ

 

<石井‘s Check>

「吸引するだけでなく、空気を吹き出すブロワー機能で日ごろ掃除がしにくい場所もキレイにできます。サッシや玄関、キーボードに溜まったホコリも吹き飛ばしてスッキリ!」

プロがオススメする”ちょい足し調理家電”、生活に余裕をくれるアイテムを紹介

普段使いの自動調理鍋や炊飯器、ケトルなどだけでは手が回らないときに重宝する調理家電を紹介。 お手ごろでコンパクトなアイテムは、“セカンド”としてだけでなくひとり暮らしのメイン機としても活躍する。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

私がチェックします!

家電プロレビュアー 石井和美さん

白物家電や日用品を中心に執筆。戸建てのテストスペース「家電ラボ」で大型家電も数多くレビューする。

 

【その①】独自の「うま圧」でおいしく調理し調理後の減圧時間も大幅短縮

タイガー魔法瓶

電気圧力鍋 TIGER COOKPOT COK-A220

創立100周年を記念する同社の熱コントロール技術を生かしたコンパクトクッカー。独自のやさしい圧力で時短とおいしさを両立した。電気ケトルの温調操作を応用したダイヤルとタッチキーにより直感的に操作できる。

↑一般的な電気圧力鍋よりやさしい約1.15気圧で調理。調理後の減圧時間を短縮し、食材の食感や栄養素も保ちやすい

 

↑独自の圧力調理「うま圧」、15分調理が可能な「高速」など1台10役を担う。簡単操作のオートメニューは40種搭載

 

<石井‘s Check>

「一般的な電気圧力鍋より弱めの圧力で減圧時間が短く、調理を開始してから食べられるまでのトータルで時短になります。ちょっとした副菜などを気軽に作れて、日々の料理用に最適」

 

【その②】ホイップとみじん切りの2Wayで日々の料理の下ごしらえをサポート

レコルト

コードレス ホイップ&チョッパー

USB充電式のコードレスで、軽量&コンパクトな電動ホイッパー。アタッチメントを付け替えれば、手早くホイップができる「ビーター」と、薬味などのみじん切りができる「チョッパー」の2Wayで使える。どちらも2段階の速度調節が可能。

↑手間のかかるみじん切りもボタンひとつでラクラク完了する。安定感のあるハンドルが手にフィットするので操作性も良好

 

<石井‘s Check>

「コードレスで場所を選びません。コンパクトなサイズ感で、日々の料理でちょっと使うのに便利。チョッパー機能は薬味などをサッと刻むことができ、あると料理の下ごしらえがラクになります」

 

【その③】 充電式のコンパクトチョッパーでフレッシュな薬味をすぐに用意

レコルト

コードレス 薬味チョッパー

手のひらサイズの薬味用チョッパー。上部のボタンを押せばブレードが回転し、少量のしょうがやネギなどのみじん切りを手軽に行える。ブレードは取り外して洗えるのでお手入もラク。満充電では約30秒間の使用で約35回使える。

↑食卓に置いておけば、わざわざキッチンに戻らずにみじん切りができて便利。刻みたてのフレッシュな薬味が料理を引き立ててくれる

 

<石井‘s Check>

「まな板も包丁も使わないので後片付けがラク。特に香りが強いにんにくなどは手にニオイが付きがちのところ、本機なら気になりません。充電式なので、キャンプ用にもオススメ」

 

【その③】ポータブルなコーン式でどこでもこだわりの風味を楽しめる

コレス

ポータブルコーヒー グラインダー C350

均質な粒度と丸みを帯びた粒子形状に挽けるコーン式グラインダーを採用。フレンチプレスで淹れる粗挽きからエスプレッソで抽出する極細挽きまで、幅広い挽き目に調整できる。USB Type-C対応の充電式で、モバ充からの給電もOK。

↑コンパクトなサイズ感でアウトドアに持ち運んでも楽しめる。オフィスのデスクにコーヒーブレイク用として置いていてもジャマにならない

 

<石井‘s Check>

「コンパクトなグラインダーはプロペラ式が多いが、本格的なコーン式で、挽いたあとの粉は香り豊か。キャンプなどのお供にもピッタリです。1回の充電で約20〜30回使用できるのも便利」

 

【その④】急須型ケトルに茶こしが付いてワンストップでお茶を淹れられる

vitantonio(ビタントニオ)

ガラスケトル KYUSU

茶こし機能付きの急須型ガラスケトル。湯沸かしに加え、緑茶や紅茶などの茶葉の蒸らしや、薬草茶や漢方茶をタイマー機能で手軽に煮出すこともできる。ガラス製のためお湯の量や沸き具合、茶葉の状態や抽出加減の視認性も上々。

↑成分をしっかり抽出したい伝統茶や漢方茶などは、先に茶葉を入れてから沸騰させる煮出しモードを使用。15分、30分の2モードがある

 

↑付属の「洗浄用カバー」を装着すれば、本体内側の水洗いが可能。気になる茶渋汚れも落とせて、いつも衛生的に使用できる

 

<石井‘s Check>

「茶葉を入れて、そのまま急須として使えるのがうれしい。卓上で沸かしてすぐに淹れられるので、電気ケトルを使うよりも簡単で手間がかかりません。これからの寒い季節に活躍します」

 

【その⑤】団らんの時間が豊かになるオシャレな卓上“ミニキッチン”

ブルーノ

IHクッキングヒーター BOE090

ヨーロッパのガスコンロをイメージしたデザインの卓上IHヒーター。加熱調理はもちろん、保温機能を生かして、鍋料理などを卓上に置いてアツアツのまま囲むようなシーンにも最適だ。ガラストップ仕様で焦げ付きにくくお手入れ簡単。

↑火力調節はダイヤル操作で5段階。揚げ物モードや約70℃を保つ保温機能、タイマー機能も搭載し、幅広い料理を食卓で楽しめる

 

↑自動電源OFF、鍋探知&過熱防止機能、チャイルドロックと安全機能が充実。小さな子どものいる家庭でも安心して使える

 

<石井‘s Check>

「本体が小さいので、狭いテーブルに置いてもジャマになりにくく、見た目もスタイリッシュ。本格的に調理するというよりも、少人数でワイワイ鍋やフォンデュなどを食べるのに最適です」

注目のセカンド冷蔵・冷凍庫を紹介! 一升瓶を立てたまま収納できる冷蔵庫も

まとめ買いする人が増えている冷凍食品や、ふるさと納税返礼品などにより、冷蔵庫は いつもパンパンになりがち。不足した容量をおぎない、無理なく設置しやすい2台目向きのモデルが隆盛だ。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

サイズやデザイン、機能性で暮らしに合うモデルを選ぶ

昨今は物価上昇により、業務用スーパーなどでのまとめ買い重要が増加。容量を増設できるセカンド冷凍庫・冷蔵庫がトレンドだ。個室でお酒などの飲み物を冷やせる小型のモデルも人気。色や質感にこだわったものが多く、インテリアに馴染ませて選びやすい。 “セカンド”を迎え入れるなら、まずは普段の買い物の状況に合う最適なサイズを検討したい。

 

機能面では、ドアを手前に引く「横開き」と天面を上に開ける「上開き」から選べる。今回は、設置面積が小さい横開き型を紹介。  冷凍機能は安価なモデルに多い「直冷式」と「間冷式(ファン式)」の2種類がある。ファン式は霜取り不要なのがメリットだが、ファンの音が大きい場合があるので寝室に置くなら静音性も要確認だ。

 

【その①】ドアは左右で付け替えられて置く場所を選ばないデザインがうれしい

シャープ

ファン式冷凍庫 「グルメクール」 <FJ-HM7K-H> 

庫内容積 72l/温度帯 冷凍・微凍 ・冷蔵/サイズ W495× H770× D598mm/カラバリ 1種

冷凍から冷蔵まで9段階の温度設定が可能なファン式冷凍庫。インテリアに馴染む高品位なメタルドアを採用、開閉方向は左右を自由に変更できる。冷蔵モード時には独自のプラズマクラスターイオンで庫内を包み、浮遊菌・付着菌を除菌。

↑部屋に馴染む洗練されたデザイン。キッチン周りだけでなく、リビングやダイニング、寝室などライフスタイルに合わせて設置場所を選べる

 

↑庫内のガラス棚と引き出しボックスを取り外して棚の位置を変更可能。冷凍食品やスイーツ、一升瓶など保管したいものに合わせて調整できる

 

↑冷凍・微凍・冷蔵の3モードに対応。ビールなら6℃、刺身なら-3℃など、9つの温度帯から食材に最適な温度に切り替えられる

 

<この人に聞きました>

シャープ Smart Appliances & Solutions事業本部

国内キッチン事業部 冷蔵商品企画部 主任 蓮沼奈緒加さん

「当社の冷凍庫は、コロナ以前は直冷式を中心に展開していましたが、現在は食品のまとめ買いが一般化したこともあり霜取り不要のファン式のモデルが好評です。また、冷凍食品の需要拡大を見越して、2014年から家庭用冷蔵庫に大容量冷凍室(メガフリーザー)を採用。冷凍食品の需要やお客様の反応・使用実態に合わせて、鮮度保持に優れて収納がしやすい製品の開発に取り組んでおります。 『おいしさをいつも身近に』をコンセプトに、デザイン・使い勝手などにこだわって開発したのが『グルメクール』。キッチンだけでなくリビングなど様々な空間に設置してもらい、食を味わうことを楽しんでいただきたい、ということを新たに提案しています。

 

ライフスタイルに合わせて設置場所を選んでいただくため、特に製品の高さについては慎重に検討を重ねました。一升瓶や冷凍食品など収納したいものの高さと、リビングのソファやデスク横などに置いても圧迫感のない高さを両立するサイズを目指し、あらゆる家具の高さ寸法を計測し、収まりの良い770mmに決定しました。  冷凍食品などをまとめ買いすることが多い方はもちろん、豊かな食生活や住空間のインテリアにこだわりのある方にもオススメ。9段階の細かな温度制御が可能なので、日本酒をシャーベット状にして楽しむみぞれ酒など、お酒好きの方もぜひお試しください!」

 

【その②】重ねても使える斬新なデザインで空間に合わせて選ぶ楽しさを追求

日立

Chiiil

庫内容積 73l/温度帯 セラー・ 冷蔵/サイズ W559× H750× D420mm/カラバリ 10種

保存したい食品に合わせて、冷蔵とセラーから温度帯、さらに庫内のレイアウトも選べるファン式冷蔵庫。空間に合わせやすいグレー系を中心とする10色展開で、マットな質感に仕上げた。2台を組み合わせて縦置き・横置きも可能。

 

【その③】家具の隙間などデッドスペースに無駄なく設置できるスリムボディ

AQUA

スリムフリーザー AQF-SF11N

庫内容積 105l/温度帯 冷凍/サイズ W360× H1455× D635mm/カラバリ 2種

横幅36cmという業界トップクラスのスリムボディで、従来設置をあきらめていたスペースにも置きやすいファン式冷凍庫。コンパクトながら引き出し4段の大容量を備える。深さのあるバスケットなので食材を整理しやすい。

 

【その④】家具と並べても違和感がなく運転音も静かで部屋置きしやすい

アイリスオーヤマ

奥行スリム冷凍庫 66L IUSN-7A

庫内容積 66l/温度帯 冷凍/サイズ W552× H800× D390mm/カラバリ 2種

奥行約39cmのサイズ感とワントーンのシンプルなデザインにより、家具のような佇まいのファン式冷凍庫。約24dBの静音設計でリビングやワークスペースにも最適だ。素早く冷凍し、食材の鮮度を保てる急冷モードを搭載。

 

【コレもチェック①】サンコー 俺の酒蔵 朝霧

庫内容積 92l/温度帯 セラー/サイズ W430× H950× D450mm/カラバリ 1種

一升瓶を立てたまま12本(下段3本、上段9本)収納できる直冷式の日本酒冷蔵庫。タッチパネルで3〜18℃まで1℃単位の温度設定ができる。紫外線カットガラスパネルを採用。

 

【コレもチェック②】アイリスオーヤマ ペルチェ式ワインセラー 25L IWC-P081A-B

庫内容積 25l/温度帯 セラー/サイズ W176× H344× D321mm/カラバリ 1種

ボトルを8本収納できるセラー。冷却には振動の少ないペルチェ式を採用し、ワインの状態をキープしやすい。スパークリングからフルボディの赤まで種類に合わせて、8〜18℃の温度管理が可能。

加湿器はフィルター性能で選べ! お手入れが劇的にラクになる「新常識」を編集長が語る

提供:ダイニチ工業株式会社

空気が乾燥してのどや肌の不調が生じやすいこれからの季節、活躍してくれるのが加湿器だ。当たり前だが、加湿器を検討する際には加湿性能に目が行くだろう。もちろんそれも大切だが、気化式タイプの場合、同じくらい重視したいのが「フィルター性能」だ。

 

加湿フィルターは劣化や汚れに注意が必要

そもそも加湿器のフィルターとはどのようなものなのか? 気化式タイプだと、加湿フィルターは水蒸気を作り出すための重要なパーツ。水を含ませてファンの風を当て、水蒸気にして部屋に送り出すため、加湿空気を製造する拠点と言える。ゆえに、その性能が加湿力を左右するのは間違いのない事実だ。そして、加湿器のフィルターは、必ず劣化する。こまめにお手入れしたつもりでも、数シーズン使い続けると、水あかが固着してフィルター性能が落ちてしまうことも多い。また、フィルターの清潔性も重要。フィルターにカビや雑菌が繁殖したら、部屋に拡散されてしまうリスクがあるほか、ニオイが気になって加湿どころではなくなってしまうからだ。

↑カビや水あかが付いて劣化したフィルター

 

一方、空気を出す、あるいは吸い込む家電にも視野を広げてみると、それらはフィルターによって性能や電気代が大きく変わってくる。例えば、掃除機はごみを吸った空気をフィルターに通してキレイな状態で排気するが、もしフィルターが汚れて目詰まりしていたら、吸引力が落ち、汚れによるニオイに悩まされることになってしまう。エアコンも同様、フィルターがホコリで詰まっていると、本来の力を発揮できず、電気代も上がってしまう。同様に、加湿器のフィルターも汚れたり、目詰まりしたりしていたら、本来の力を発揮できない。つまり、「フィルターをキレイに保つこと=本来の性能を落とさずキープできること」であり、広い意味では「フィルターをキレイに保つこと」はフィルター性能を構成する重要な要素と言える

 

毎年フィルターが新品であるという安心感

そんなわけで、フィルター性能のキープには「フィルターをキレイに保つこと」が大事なのだが、そのためには、メーカー推奨のフィルターのお手入れをしっかりこなさなきゃ……となる。でも、これがやっぱり面倒くさい! フィルターは定期的に水洗いやクエン酸溶液などで浸け置き洗いをする必要がある。どうしてもお手入れをサボったり、忘れてしまったりして、強い罪悪感を覚えることも……。

 

その意味で、一種の革命かもしれないと思ったのが、ダイニチの加湿器が採用した「カンタン取替えフィルター」。こちらは製品本体に付属するフィルターではなく、別売の使い捨てタイプのフィルターだ。

↑別売の「カンタン取替えフィルター」。価格は1個あたり1210~1870円(税込・対応モデルによって異なる。実際は2個または4個セットで販売)

 

もともと、同社加湿器の購入時に同梱されているフィルター(6か月×5シーズン使用可能)は、2週間に1回程度、水洗いが必要で、月1回のクエン酸洗浄も必要。しかし、「カンタン取替えフィルター」に替えるだけで、その手間が劇的に省ける。何せ、お手入れとして説明するほどの工程もない。ただ取り替えて、捨てるだけ。お手入れ不要で使い続けられ、3か月たったら新しいものに交換すればOKなのだ。つまり、「カンタン取替えフィルター」は、手間を減らしてフィルターをキレイに保ち、劣化の蓄積を最小限に抑えてくれる。これだけでも立派な「性能」と言えるのではないだろうか。

 

しかも、うれしいことに「カンタン取替えフィルター」は、従来はワイドリビング用の「LXタイプ」のみの採用だったが、今年からダイニチの全加湿器で採用された

↑「カンタン取替えフィルター」の取替え方法。まずは、トレイからフィルターを取り出す

 

↑「カンタン取替えフィルター」を取り出したら、あとは捨てるだけ

 

加えて、ダイニチの加湿器はフィルターを収納するトレイのカバーに「カンタン取替えトレイカバー」を搭載する機種も多い。こちらは6か月を目安に取替えればOKで、お手入れが不要。「カンタン取替えフィルター」も併用すれば、1シーズンに1~2回取替えるだけで、お手入れをほとんどせずに性能と清潔さをキープできることになる。つまり、「カンタン取替えフィルター」と「カンタン取替えトレイカバー」を採用したダイニチのモデル=圧倒的にお手入れがラクと言っていいだろう。

↑交換するだけでお手入れ不要の「カンタン取替えトレイカバー」

 

ダイニチは「広いスペースの加湿ニーズ」にもマッチする

次に、加湿器そのもののトレンドについて触れていこう。おそらく今年はコロナ禍のピーク時に比べ、マスク着用を省くなど感染症対策への意識がだいぶ緩くなっているはず。一方、この年末年始は忘年会や新年会も復活して、人と接する機会が大きく増えるだろう。ゆえに、広いスペースに対応するモデルのニーズが高まるのは間違いない家族や来客が集う広い共用スペースを適切に加湿して、ウイルスの増殖リスクを下げるのが健康維持の良策といえるからだ。

 

市場では適用畳数が8畳程度とパーソナルな製品も多く見られるが、加湿に関しては自分だけよければいい、というスタンスは難しい。家族や来客のことを考えると、部屋の隅々まである程度均等に加湿されることが好ましいし、もっと言えば、一部屋ぶんだけ加湿しても効果的とは限らない。どうしても広いスペースをカバーするモデルが必要になってくるのだ。

 

その点、ダイニチは10畳を超える広い部屋に対応するモデルをしっかり揃えているのが強み。たとえば、リビング用の代表的なモデルである「LXタイプ」は、「HD-LX1023」なら洋室27畳、木造和室16畳(加湿量960mL/h)、「HD-LX1223」なら洋室33畳、木造和室20畳(加湿量1200mL/h)と、流行りのオープンリビングでも活躍する性能を備えている。

↑ダイニチのワイドリビング用の加湿器「LXタイプ」

 

ハイブリッド式のメリットと静音性も見逃せない!

加えて僕がダイニチの加湿器を推すもうひとつの理由、それがハイブリッド式であること

 

リビングなど広い空間で使用する加湿器としては、スチーム式や気化式が主な選択肢となるが、スチーム式はヒーターで水を沸騰させるのがメインのため電気代がかかるうえ、吹出口が熱く、やけどの危険性がある。子育て世帯やペット飼育世帯にとって最適解かは悩みどころだ。一方、気化式は加湿スピードに課題がある。

 

その点、ダイニチはフィルターに風をあてて加湿する気化式と、フィルターに送る風を加熱する温風気化式の2つを組み合わせたハイブリッド式を採用している。それぞれの弱点をうまくカバーし合い、パワフルかつ経済的。安全性も高い。

↑ハイブリッド式(気化式×温風気化式)のしくみ。ファンから送り出した風をヒーターで暖め、水を含んだフィルターに通すことで、より多くの量の水分を蒸発(気化)させる

 

もうひとつ、ダイニチの加湿器の大きな魅力が静音性だ。「本当についてるの?」と疑いたくなる静かさで、普通に生活をしていると、ついてるのかどうかわからない状態。外を走る車の音のほうが気になるくらいではないか。

 

さらにもうひとつ、デザインもいい。たとえばLXタイプは、奇をてらったり、造形が個性的だったりすることはないが、ボディ部分とタンクのコントラストが美しく映えていて、シンプルですっきりした姿はどんな部屋にも合うはず。ナチュラルな部屋でも、黒を基調にまとめた部屋でもなんなく馴染んでくれることだろう。

 

お手入れの省力化も含めた「フィルター性能」で選ぶ時代へ

最後に、僕が一番伝えたかったことをもう一度。「加湿器はフィルター性能で選ぶべし」ということ。家電をベストな状態で使うには、日ごろのメンテナンスが必要で、「お手入れしなきゃ」という細かい制約が日々のノイズとなる。その点、ダイニチの加湿器は、「カンタン取替えフィルター」採用によって、フィルターを取替えるだけだから、掃除の手間も失敗もなく、とにかく気楽。フィルター性能をリフレッシュできて、経年劣化による性能の低下も抑えられる。しかも、ダイニチの「カンタン取替えフィルター」は、ハイエンドモデルだけでなく、お手頃モデルも含めた全モデル対応となったのが素晴らしい。

 

家電に詳しくない人にとっては、家電量販店やネットで「ダイニチ」のメーカー名を見てもピンとこないかもしれない。しかし、実はダイニチは加湿器と石油ファンヒーターなどで確たるシェアを誇る会社。以前からユーザーの声を取り入れ、使いやすさの追求やお手入れの省力化に注力するほか、新潟の自社工場での製造にもこだわっている。そんな地に足のついたスタンスが、僕が信頼を寄せる根拠でもあるのだ。

 

というわけで、もうすぐ本格的な冬支度を始めるこの季節。加湿器のシーズン使い始めはダイニチの加湿器と新しいフィルターで、気持ちよくスタートしてはいかがだろう。

撮影/鈴木謙介

 

【カンタン取替えトレイカバーも搭載でお手入れがラクラク!】ダイニチ工業のおすすめモデル

【寝室やリビングにオススメ】

「カンタン取替えトレイカバー」を搭載したミディアムクラスモデル

RXTタイプ

2019年度にパワフルモデルのLXタイプに搭載して大好評だった「カンタン取替えトレイカバー」をミディアムクラスにも搭載。レジオネラ菌への対策が念頭に置かれ、徹底した清潔性が特徴です。空気取込口・トレイ・気化フィルターに抗菌加工を施し、タンクのキャップにも「Ag+抗菌アタッチメントEX」を搭載し、抗菌成分の銀イオンが水中に溶け出し、タンク内の雑菌の繁殖を抑えます。給水口が広くお手入れもラク。運転音13~32dBと静音性もバツグンです。デザインも洗練されていて、2021年度グッドデザイン賞を受賞。

RXTタイプのスペシャルサイトはコチラ

 

【ワイドリビングにオススメ】

「カンタン取替えトレイカバー」を搭載したハイパワーモデル

加湿器HD-LX1223

LXタイプ

スマートリモコン対応。加湿器本体から離れた場所や外出先からでも簡単に運転操作が可能に。加湿量が最大1200mL/h※1というハイパワーで、広い部屋もしっかりうるおうので、ワイドリビングにぴったり。従来機※2と比べ設定湿度に到達するまでの時間も約30%短縮されています。一度にたっぷり入るタンクは7.0Lの大容量。タンクの上下に持ち手がある「タンクWとって」構造で、両手で持って運べます。トレイには業界初の使い捨てカバー「カンタン取替えトレイカバー」を採用。1シーズンに1回※3取り替えればOKです。デザインも洗練されていて、2019年度グッドデザイン賞を受賞。

※1:HD-LX1223の場合。
※2:RXTタイプ最大の900mL/hクラスのこと
※3:1シーズンをめやすに新しいもの(別売部品)と交換してください (1シーズンを6か月、1日8時間運転、水道水の硬度50mg/L〔全国平均値〕 にて使用した場合)。なお、1シーズンに満たなくても汚れや水アカが気になる場合は交換をおすすめします。

LXタイプのスペシャルサイトはコチラ

 

【オフィスや店舗にオススメ】

ケタ違いのパワーを誇り、抗菌への配慮も充実

加湿器HD-244

PNタイプ パワフルモデル

オフィスや店舗などの大空間にぴったりなモデルで、加湿量は最大2400mL/h、適用床面積プレハブ洋室67畳(HD-PN245の場合)と家庭用加湿器No.1のパワーが特徴。タンク容量は6Lタンクが2個で12Lとなっています。トレイには業界初の使い捨てカバー「カンタン取替えトレイカバー」を採用。空気取込口・トレイ・気化フィルターは抗菌加工、タンクのキャップ部には「Ag+抗菌アタッチメント」が付き、さらに操作プレートも抗菌加工となっている点に注目。

※:HD-PN245の場合。家庭用加湿器において1時間あたりの最大加湿量2400mL/h(室温20°C、湿度30%の場合)。2023年7月1日現在

PNタイプ パワフルモデルの詳細はコチラ

 

「日本向け」と「世界向け」は明らかに違う! ケルヒャーの最新スティッククリーナー2機種の使用感を比較

ケルヒャーは世界が誇るドイツの掃除ツール専門メーカー。日本ではケルヒャーといえば「高圧洗浄機」というイメージがありますが、じつは本場ドイツでは掃除機も人気製品のひとつ。そんなケルヒャーが日本でもコードレススティック掃除機を2モデル発表しました。それが、日本市場向けに開発された「VCS 3」(実売価格3万8150円・税込)と全世界向けのグローバルモデル「VC 6」(実売価格7万9340円・同)です。日本でも高圧洗浄機には熱狂的なファンも多いケルヒャーですが、新コードレス掃除機はどのような特徴があるのでしょうか?

↑ケルヒャーのコードレス掃除機2機種。写真左が日本向けモデルの「VCS 3」、右がグローバルモデルの「VC 6」。ケルヒャーというと黄色い本体カラーで知られていますが、今後は家庭用製品の室内向けモデルは徐々にインテリアに馴染む白色に変更する予定です

 

ケルヒャーが日本向けに開発したコードレス掃除機VCS 3

そもそも、日本の家電は世界のトレンドとは別の発展をする「家電のガラパゴス化」で知られています。たとえば、海外の多くの冷蔵庫は独立した野菜庫はありませんし、洗濯機なら90℃を越える熱湯洗い機能を搭載した製品が珍しくありません。同じように、掃除機も独自の方向性に進化。基本的に日本ではコードレス掃除機は「軽量・コンパクト」な製品に人気がありますが、欧米などでは軽量でコンパクトな製品は「パワーがなさそう」と敬遠される傾向にあります。

 

そこで、ケルヒャー ジャパンは「VCS 3」を日本向けに開発しました。世界モデルであるVC 6が標準質量は2.6kg(延長パイプ・ヘッド込、アクセサリーは含まず)なのに対し、日本向けモデルのVCS 3は標準質量1.8kgと2kg以下を実現しています。ケルヒャーのコードレス掃除機は本国ドイツでは電動工具のような機能性を主張する武骨なデザインが多いのですが、VCS 3はシンプルでインテリアに馴染みやすいデザインを採用しています。

↑ヘッドブラシにはフローリング掃除に向いた柔らかなフラッフィーローラーを採用。ヘッドにはLEDライトも搭載して暗い場所も照らせます

 

ところで、軽量・コンパクトになったと説明したものの、実は1.8kgというのは日本市場においては、そこまで「ものすごく軽い!」という製品ではありません。また、吸引力もグローバルモデルのVC 6のほうがパワフル。それではVCS 3の魅力はどこかといえばズバリ、バランスの良さです。本体は超軽量とはいえませんが、その分一般的な超軽量モデルの製品よりしっかりと吸引力があります。また、ヘッドには適度に重さがあるので床と安定して接地。ちょっと大きめのゴミを吸い込んだり、段差があってもヘッドがガタついたりぶつかったりしにくく、掃除がしやすいと感じました。

↑ハンドル部分にはエルゴノミック(人間工学)デザインを採用。随所に掃除を負担と感じさせない「使いやすさ」を意識した工夫があります

 

↑ダストコンテナ容量は0.25Lと標準的なサイズ。コンテナを取り外してゴミ捨てする方式で、コンテナの水で丸洗いもできます。このあたり、掃除機本体の清潔性にこだわる日本向けらしい仕様です

 

機能も、ボタン一つで3つの運転モードを切り替えるだけ、とかなりシンプル。ケルヒャーといえば1974年ごろから高圧洗浄ツールに特化したメーカーですが、VCS 3は清掃ツール専門会社ならではの「複雑な操作を考えず、電源を入れたら心地よくゴミを吸い込む」ことに特化している製品だと感じました。機能がシンプルだけに、価格が3万円台とコストパフォーマンスが良いのもうれしいですね。

↑ボタン切り替えでエコモード、標準モード、強モードの3つのモードを切り替え可能。バッテリー残量が2割を切ると本体前面のランプが緑から赤色に変化。機能はかなりシンプルです

 

コードレス掃除機の世界標準モデルVC 6

もうひとつのコードレス掃除機VC 6は、ケルヒャーが全世界的に発売しているコードレス掃除機の現行モデル。日本製のモーターヘッドブラシ内蔵高級コードレス掃除機の多くが2kg以下、超軽量タイプなら約1kgという製品もあるなか、VC 6は標準質量は2.6kgあります。本体デザインもケルヒャーらしい工具のような質実剛健なデザインを採用。

↑VC 6の使用イメージ。本体サイズも幅266×奥行235×高さ1130mmと比較的大きめ

 

重いから使いにくいかというと、もちろんそんなことはありません。大きめのモーターを内蔵できるうえ、ヘッドが自重で床にピタッと接地するからか吸引力は日本モデルよりも明らかにパワフルです。しかも、ヘッド内のブラシが回転することで、本体はごく軽い力で前に進みます。掃除時は手にかかる負担はほとんどありません。

↑大きめの車輪もあるためかフロア掃除時は手にかかる負担はあまりありませんが、階段などの掃除機を持ち上げる掃除では重さを実感するかもしれません。ヘッドブラシはカーペットもパワフルに掃除できる硬めの素材を採用しています

 

要所要所に海外モデルらしい特徴もあります。たとえば、電源はハンドル部にあるトリガーを引いている間のみ駆動するトリガー式。これは、ダイソンの一部掃除機にも採用されている方式で、バッテリーの無駄な消費を抑制しやすいというメリットがあります。ちなみに、バッテリー駆動時間は標準モードで約50分、ブーストモードで約11分と、業界最長クラスのスタミナです。

↑ケルヒャーのVC 6はトリガー横にあるホールドレバーを持ち上げればトリガーを引かなくても電源を入れっぱなしにできます

 

↑バッテリーは着脱可能なので、予備バッテリーを購入すれば長時間の掃除にも対応可能です

 

個人的に一番「グローバルモデルらしさ」を感じたのがゴミを溜めるVC 6のダストコンテナ。日本では容量300ml以下のコードレス掃除機が多い中、VC 6はダスト容量が800mlとかなりの大容量です。小容量のダストコンテナ掃除機の場合、一部屋ごとにゴミ捨てが必要になることも多々ありますが、VC 6なら掃除中のゴミ捨ては必要ないかも。また、ダストビンは本体に固定されており、海外モデルによくある水で丸洗いできない仕様になっています。このあたりは好みが分かれるかもしれません。

↑スイッチひとつでダストコンテナのフタがオープン。ゴミ捨てはかなり手軽

 

バランスのよいVCS 3か、パワーを重視した世界標準仕様のVC 3か……

ケルヒャーといえば家庭用だけではなく、業務用の清掃ツールも開発しており、ある意味、掃除道具の専門家ともいえるメーカーです。今回発表したVCS 3とVC 6は、そんなケルヒャーが満を持して日本市場に投入したコードレス掃除機。注目は、やはり今回日本のために開発したというVCS 3です。「業界NO1」や「史上最軽量」といったわかりやすい特徴はないものの、使ってみるとその使用感のよさにケルヒャーらしさを実感できます。一方、VC 6は掃除のパワーやスタミナにこだわった製品。バッテリーは取り外し可能で、予備と交換すれば連続して掃除できるという、業務用レベルのポテンシャルを持った製品です。

 

個人的な印象では、日本の狭い住宅事情を考えるとVC 6のバッテリー性能やパワー、ダストコンテナのサイズなどは少々オーバースペックにも感じられます。とはいえ、日本にいながらにして「世界標準仕様のコードレス掃除機が買える」という選択肢が増えるのは魅力的なのではないでしょうか?

パナソニックからクリーンドック搭載スティック掃除機の新モデル登場! 用途に合わせた3製品がそろう

パナソニックは10月24日、クリーンドックを搭載したセパレート型コードレススティック掃除機「MC-NX700K」「MC-NS100K」「MC-NS70F」を発表しました。発売はMC-NX700Kが2024年3月下旬で、ほかの2機種は2023年11月下旬を予定しています。

 

パナソニックは2021年に業界で初めてとする、クリーンドック搭載セパレート型コードレススティック掃除機を発売。ダストボックスを本体から充電スタンドに移し、ゴミ捨ての手間が省けたことが好評を受け、累計販売台数が13万台を突破したといいます。

 

今回登場した製品も全機種にクリーンドックを搭載しています。本体をドックに戻すだけで、ゴミを紙パックに自動で収集。ゴミ捨ては最大約2か月に1回で済むそうです(MC-NX700Kの場合。ほかの2機種は約50日に1回)。また、紙パック式のため、ゴミが舞うこともなく清潔性も保たれています。

↑MC-NS100Kの紙パック

 

MC-NX700Kは、広い住居の使用を考慮した、大容量のバッテリーを搭載したモデル。1回のフル充電で強モードだと約10分、ロングモードだと約35分使用できます。

↑MC-NX700K

 

掃除性能においては、高い回転数のモーターに加え、じゅうたんの奥のゴミまでしっかりかき出すパワーノズルを搭載しています。また、プラスに帯電したハウスダスト・菌をマイナスイオンで床面から引きはがす「フローリングの菌までふき掃除」も搭載。

↑MC-NX700Kに搭載されたモーターのイメージ

 

このほか、じゅうたん・フローリング・畳をきれいにできる2種類のブラシや、ごみを見逃さない「クリーンセンサー」、髪の毛やペットの毛を自然に除去する「からまないブラシ」などを採用しています。

↑円すい形のダブルブラシが、からんだ髪の毛やペットの毛を自然に除去してくれる、からまないブラシ

 

集じん容積はスティック本体が約0.15L、クリーンドックが約0.9L。充電時間は約3時間です。スティック本体のサイズは幅253×奥行き193×高さ1130mm、重さは約2.0kgとなっています。

 

MC-NS100Kは、MC-NX700Kにも搭載されたフローリングの菌までふき掃除やパワーノズルを搭載するなど、優れた掃除性能を実現したモデルです。集じん容積はスティック本体が約0.05L、クリーンドックが約0.8L。使用時間は強モードで約6分、オートモードで約10~15分となっており、充電時間は約3時間です。

↑MC-NS100K

 

またスティック本体のサイズは幅213×奥行き130×高さ1045mm、重さは約1.5kgとなっています。

 

MC-NS70Fは、障害物に合わせて変形する、新開発の「動くノズル」を搭載したモデルです。ノズルの羽が動いて変形するため、すき間掃除のほか、机や椅子の脚まわり、壁際の掃除も手軽にできるといいます。最近のマンション、アパートなどに多い、フローリング面積が多い住宅に向いた仕様とのこと。

↑MC-NS70F

 

↑ノズルは左右にはみ出した羽のような部分が動く仕組み

 

↑狭いすき間は羽がしまわれるような形になり、入り込めます

 

集じん容積はスティック本体が約0.05L、クリーンドックが約0.8L。使用時間は強モードで約6分、オートモードで約10~15分となっており、充電時間は約3時間です。また、スティック本体のサイズは幅214×奥行き152×高さ1045mm、重さは約1.2kg。今回登場したモデルの中では最も軽量です。

 

直販価格はMC-NX700Kが7万9200円(税込)、MC-NS100Kが6万5340円(税込)、MC-NS70Fが5万4450円(税込)です。

指先で感じながら5枚刃で新感覚シェービング! 秋のスキンケアに取り入れたい美容グッズ2選

蓄積してしまった夏の紫外線のダメージを引きずったままだと、シミやくすみだけでなく肌荒れを引き起こす可能性もある。こうした肌トラブルなどを防ぐために大切なのは日々のスキンケア。そこで、本記事ではアラフォー世代からの男性にプロがおすすめする美容アイテムのなかから、手のひらサイズに5枚刃テクノロジーを凝縮したメンズシェーバーと操作がシンプルなコンパクトサイズのフェイシャルスチーマーを紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが選びました

男性美容研究家 藤村 岳さん
男性美容のパイオニアとして、メディア出演や講演など幅広く活動中。「All About」でメンズコスメガイドを務める。

 

メンズ美容家 EBATOさん
メンズ美容専門ブログ「Be-LOG」運営。元美容部員ならではの知識で、執
筆やコンサル、講師など多方面で活動中。

 

指先で感じながら新感覚シェービング!

パナソニック
ラムダッシュ パームイン ES-PV6A
実売価格4万1580円

手のひらサイズに5枚刃テクノロジーを凝縮し、指先で肌状態を感じながらなでるように髭が剃れる。一般的な形状のシェーバーよりも刃の近くを持つことで、鏡ではわかりにくい髭や肌状態が指先で感じられ、やさしくシェービング可能だ。

パワーコントロール:ラムダッシュAI+(検知約233回/秒)
駆動方式:ラムダッシュ史上最速リニアモーター駆動
駆動ストローク:約1万4000ストローク/分
電源:急速2時間充電
サイズ/質量:W72×H57×D45㎜/約145g

↑5枚刃と高速リニアモーター、「ラムダッシュAI+」により、常に最適なパワーで深剃りと早剃りを両立。USBで充電できるのも便利だ

 

↑内刃は、日本刀と同じ製法が採用されたステンレス鍛造刃。鋭角30度まで研ぎ澄まされた刃先が、抜群の切れ味を発揮する

 

【Recommendation!】

5枚刃がこんなにコンパクトになるとは!!

従来、携帯シェーバーは刃数が少なくて深剃りはあまり望めませんでしたが、もう妥協しなくてOKです!! ジムや出張に持って行ってもかさばらず、まるごと水洗いもできますよ。(藤村さん)

 

スチームを浴びるだけでもっちりとしたうるおい肌に

パナソニック
スチーマー ナノケア EH-SA3C
実売価格2万円前後

操作がシンプルで使いやすい、コンパクトタイプのフェイシャルスチーマー。約40℃のナノサイズ温スチームが肌の角質層まで浸透し、もっちりとしたうるおい肌に導く。しっかり保湿、簡単な保湿、クレンジングに最適な3つのモードを搭載。

機能:ナノサイズの温スチーム
スチーム温度:約40℃
スチーム発生量:約6㎖/分(吹出口1個)
最大スチーム発生時間:約12分
タンク容量:約90㎖
サイズ/質量:W104×H163×D148㎜/約700g(本体)

↑ナノサイズの細かい温スチームが肌をふっくらとさせ、角質層まで浸透。角質細胞が水分を含み、肌にたっぷりとうるおいを補給する

 

↑アロマホルダーにアロマタブレット(別売)を取り付けると、香りを楽しみながらスチームできる。5種類のタブレットは100%天然精油だ

 

↑スチームを浴びているだけでケアができるので、ズボラオヤジにもオススメ。リラックスタイムに取り入れてみるのもアリだ

 

【Recommendation!】

乾燥しやすい季節はスチーマーにおまかせ

フェイシャルスチーマーは風呂上がりや乾燥しやすい季節に、真価を発揮します。コチラは性能が良くコンパクト&コスパも抜群で、 “最初の一台” にうってつけです。(EBATOさん)

最新ルンバ進化しすぎ! 吸引力・水拭き性能が2倍で給水も自動化した「コンボ j9+」をチェック

昨年、水拭きもできる待望の2in1モデル「ルンバ コンボ j7+」を発売し、話題を集めたアイロボット。今回は、従来モデルに比べてメンテナンスがラクになり、大幅な掃除性能のアップを実現した2in1モデル「ルンバ コンボ j9+」を発表しました。最新モデルの進化のポイントとは何なのか。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんがレポートします。併せてロボット掃除機と同時に発表された同社の新規カテゴリー製品についても見ていきましょう。

 

まずは、今回発表されたラインナップ4機種をチェック。

●自動ゴミ収集機能を持つ「クリーンベース」に自動給水機能を搭載する吸引+水拭き掃除対応の最上位モデル
・ルンバ コンボ j9+……19万9800円

●クリーンベースを搭載する吸引+水拭き掃除対応モデル
・ルンバ コンボ j9+SD……16万9800円

●クリーンベースを搭載する吸引専用モデル
・ルンバ j9+……13万9800円

●クリーンベース非搭載の吸引専用モデル
・ルンバ j9……10万9800円

↑中央が最上位モデルの「ルンバ コンボ j9+」で、左が「ルンバ コンボ j9+ SD」、右が「ルンバ j9/j9+」

 

各モデルは最上位モデルの「ルンバ コンボ j9+」から機能をそぎ落としたもの。従来モデルの「ルンバ コンボ j7+」と「ルンバ j7/j7+」からの進化ポイントを含めて、ルンバコンボ j9+を中心に紹介していきましょう。

 

モーターを刷新して約2倍の清掃性能を実現

新ルンバj9シリーズ4モデルはモーターを刷新することで吸引力をアップし、j7シリーズ比で約2倍の清掃性能を実現しました。「iRobot Home」アプリで3つの吸引力から手動で選ぶことも可能です。

 

アプリ上で吸引力の設定を選べることについて、アイロボットジャパン 製品&戦略開発担当ディレクターの山内 洋氏は以下のように語ります。

 

「常に最大2倍の吸引力を発揮することもできますし、逆に回転速度を落としてミニマムなパフォーマンスでバッテリーを長くして音を抑えるといったこともできます。ミニマムでもルンバj7シリーズより吸引力が高いです。より優れたモーターを採用したことで、静かに使うことも、よりパワフルに使うこともできるようになりました」(山内氏)

↑「iRobot Home」アプリの清掃モード設定画面

 

さらにルンバ コンボ j9+/j9+ SDは本体前後に動かすことで水拭きモップパッドをフロアにこすりつける「スマートスクラブ」機能を新たに搭載することで、こちらも清掃性能を約2倍にアップしたとのことです。

 

「同じ場所を何度も前後に動きながら掃除するので、汚れが非常によく取れます。いろいろなやり方を検討しましたが、これがベストのやり方だということが分かりました。これによって従来モデルに比べて拭き掃除も2倍に進化しました」(山内氏)

↑ルンバ コンボ j9+の水拭き掃除

 

発表会に登壇した米アイロボット創業者でCEOのコリン・アングル氏は「ルンバコンボ j9+はAIと高度なエンジニアリングを搭載することで、吸引力と水拭きにおいてほかに類を見ないほどの能力を実現しました」と自信を見せました。

↑米アイロボット創業者でCEOのコリン・アングル氏

 

クリーンベースに自動給水機能を搭載し、ダストケースに触れずに済む

ルンバ コンボ j9+の最大の注目ポイントは、クリーンベースに自動給水機能を搭載したことでメンテナンス性が格段に向上した点にあります。

 

ルンバ コンボ j7+は本体内のダストケースに備える水タンクからフロアに水を滴下し、モップパッドで拭き取るスタイルを採用しています。この給水スタイルに加えて、カーペットやラグを検知すると自動的にモップパッドを本体上部に収納する「パッドリフティングシステム」はルンバ コンボ j9+/j9+ SDも踏襲しています。

↑吸引+水拭き掃除の場合、本体上部に収納しているモップパッドを動かし……

 

↑本体下部に装着して水拭きを行います

 

↑カーペット上ではモップパッドを本体上部に収納するため、カーペットやラグを濡らすことがありません

 

ルンバ コンボ j9+の大きな違いは、クリーンベースに搭載する給水タンクから本体の給水タンクに自動的に給水する機能を備えた点にあります。クリーンベース内の給水タンクは約3Lあり、通常使用で約30日間は給水せずに済むとのこと。クリーンベースの紙パックには約60日間分のゴミを収納できるので、よりメンテナンスがラクになりました。

↑ルンバ コンボ j9+のクリーンベースを開いたシーン。ゴミを収集する紙パックはクリーンベースの中央部分に配置されています

 

↑紙パックの上には容量約3Lの給水タンクを配置しています

 

ルンバ コンボ j7+や新モデルのルンバ コンボ j9+ SDは本体内の水タンクに給水する必要があるため、水がなくなるとダストケースを本体から取り外す必要がありました。せっかくクリーンベースを搭載してダストケースを取り外さずにゴミ捨てができるようになったのに、給水のためにダストケースを取り外さなければならないのが残念な点でした。ルンバ コンボ j9+はその部分がかなりラクになったのが大きなメリット。メンテナンスは紙パックを捨てて交換することと、給水タンクに水を入れること、モップパッドを洗って乾かすことくらいになりました。

 

ちなみにルンバ コンボ j9シリーズは米国を含めて世界同時発表でグローバルに展開するシリーズで、ルンバ コンボ j9+ SDは日本専用モデルとのことです。クリーンベースが大型化することと、給水タンクに30日間も水を入れっぱなしにしておきたくないというきれい好きの日本人に合わせて展開したそうです。

 

部屋ごとの汚れを検知して掃除モードを変える「ダートディテクティブ」機能を搭載

ルンバシリーズは従来からセンサーでゴミやほこりを検知すると、その周囲を徹底掃除する「ダートディテクト」機能を備えていました。ルンバ j9シリーズでは新たに、部屋やエリアごとの汚れを学習して清掃モードや掃除の優先順位を変える「ダートディテクティブ」機能を搭載しました。

↑ダートディテクティブ機能のイメージ

 

ダートディテクティブ機能についてコリン・アングルCEOは次のように説明しました。

 

「ルンバは最初に部屋の形状をマッピングし、リビングやトイレなど、どういったタイプの部屋なのかをカテゴリー分けします。そして、その部屋がどれぐらい汚れているのか、非常に早く汚れるのかそれほどでもないのか、前回いつその部屋を掃除したのかなどを記憶します。これによって掃除をする順番が決まり、その順番で掃除をします」(コリン・アングルCEO)

 

順番としては最も汚れやすい部屋から汚れが増えない部屋へと続き、最後にトイレを掃除するとのこと。「トイレを掃除した後にキッチンを掃除するのは望ましい順番ではないからです」とコリン・アングルCEOは説明しました。

 

「部屋を掃除する方法も部屋のタイプによって変えていきます。トイレの場合は何回も同じ場所をしっかり水拭きしたいですが、美しいフローリングのリビングルームはそんなに水を使わなくてもいい。ダートディテクティブはこれらをすべて考慮して自動的に掃除するというものなのです」(コリン・アングルCEO)

 

新規カテゴリー製品として空気清浄機「Klaara p7 Pro」を発表

さらに、アイロボットジャパンはロボット掃除機に続く新規カテゴリー製品として空気清浄機「Klaara(クラーラ) p7 Pro」(直販価格16万9800円)を発表しました。適用床面積は40畳で、8畳あたりの清浄時間は約7分です。

↑アイロボットジャパンが2023年10月20日に発売する空気清浄機「Klaara p7 Pro」。本体カラーは左からグリーングレー、インクブラック、ウォームホワイトの3色を用意

 

Klaara p7 Proのコンセプトについて、アイロボットジャパン 執行役員マーケティング本部長の山田毅氏は次のように語りました。

↑アイロボットジャパン 執行役員マーケティング本部長の山田 毅氏

 

「コロナが落ち着いた今、なぜ空気清浄機に参入するのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本では国民の約3割が花粉症に悩まれています。そうしたアレルギーに悩まれている方に一番効果的なのは空気清浄機。空気清浄機はフィルター性能と排気量、静音性のトレードオフがある中で、空気清浄機の本質である『きれいな空気だけを排気する』ところに着目して開発しました」(山田氏)

 

そこで実現したのが独自の密閉構造である「クローズド・キャプチャ技術」です。本体の筐体はフタを除いて一体成型になっており、本体下部の大型ファンが吸い込んだ空気を大型のフィルターボックスを通して清浄化し、本体上部から排出するスタイルになっています。

↑Klaara p7 Proのカットモデル

 

「一体成型のため、フィルターを通らない空気が漏れることはありません。多くのお客様にはそれでも問題ないかもしれませんが、我々は本当にアレルゲンに困っている方向けにKlaaraを開発しました」(山田氏)

↑独自の「クローズド・キャプチャ技術」を採用

 

本体価格は16万9800円で、約1年で交換が必要なフィルターは2万9800円とかなり高価ですが、コリン・アングルCEOは「ロボット掃除機に続く2つ目の柱として成長軌道に乗り、空気清浄機カテゴリーにおいても技術的なリーダーになれると考えています」と自信を見せました。

 

また、iRobot Homeアプリでルンバと連携すると、ルンバでの清掃中に出た空気中のホコリをKlaaraがパワーをブーストして取り除きます。​アイロボットによると、ロボット掃除機と自動連携する空気清浄機は市場で唯一とのこと。花粉症に悩む方、より清潔な空間を求める方は、ルンバとセットで使う検討をしてもいいですね。

買い替えるなら、日立を見てから! 女優&家電製品アドバイザー・奈津子さんが感動した日立「ビッグドラム」の革新機能

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

買い替えるなら、日立を見てから!

洗濯から乾燥までをおまかせできて、家事の手間を大幅に軽減してくれるドラム式洗濯乾燥機は、多忙な家庭の頼もしい味方。なかでも日立「ビッグドラム」は、「風アイロン」「ナイアガラ洗浄」などの技術を搭載したドラム式洗濯乾燥機として知られています。そんな「ビッグドラム」の新モデル「BD-STX130J」が、さらなる進化を遂げて11月中旬発売予定です。

 

今回は、その発売に先駆けて「家電製品アドバイザー」の資格を持ち、「家電女優」としても知られる奈津子さんをお招きし、注目の新モデル「BD-STX130J」を実際に見てもらうことに。進化ポイントや注目のポイントを解説してもらうとともに、本製品が実際の生活でどのように役立つのかを教えてもらいました!

※日立から奈津子さんにチェックを依頼し、奈津子さんのコメントをあらかじめ日立で確認し掲載しています。

【奈津子さんプロフィール】女優、タレント。ドラマ「野ブタ。をプロデュース」でデビュー以降、多くの作品に出演。20代でSDN48に在籍中、劇場近くの電気街で多くの家電に触れたことで家電の魅力に開眼。卒業後、「家電製品アドバイザー」のゴールドグレードを取得し、多くのレビュー執筆等を行う。現在は東京FM「スカイロケットカンパニー」レギュラー。150台以上の家電品を所持し2歳の息子を育児中

 

【「家電製品アドバイザー」とは?】

家電製品協会が実施する、家電製品についての購入や使用方法についての案内人となる人材の認定資格。家電製品全般にわたり、性能や機能、使用方法、不具合対応、リサイクルなど幅広い知識を習得する必要があります。なお、認定試験で高得点の受験者(得点率が概ね90%以上)にはゴールドグレードの特別称号が付与されます。

 

【今回紹介する製品はコチラ】

日立「ビッグドラム」BD-STX130J

「風アイロン」の技術に「ヒートポンプ」を組み合わせ、乾燥の仕上がりの良さと省エネ性を両立。時短も実現した「らくはや 風アイロン」。お手入れが大変だった乾燥フィルターを本体からなくしたほか、3つの自動おそうじ機能でホコリ・糸くずを大容量糸くずフィルター1か所に集める「らくメンテ」も特徴です。洗濯容量が12kgから13kgへ、乾燥容量が6kgから7kgへと大容量化し、大物洗いやまとめ洗いにも対応します。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):13kg/7kg●洗浄方式:ナイアガラ洗浄●乾燥方式:らくはや 風アイロン ヒートポンプ●目安時間(洗濯~乾燥):約93分●消費電力量(洗濯~乾燥):約1150Wh(標準)●標準使用水量(洗濯~乾燥):約65L●運転音(洗い/脱水/乾燥):34/37/48dB●サイズ/質量:W630×H1065×D720㎜/93kg

 

アイロン掛けの手間を減らし、ヒートポンプ式で省エネ。「らくはや 風アイロン」が魅力的!

ビッグドラムといえば、高速風で衣類のシワを伸ばして乾かす「風アイロン」が大きな特徴。ビッグドラムの愛用者である奈津子さんも、この機能が大いにお気に入りだとか。

 

アイロンがけって、時間と手間がかかるので嫌いなんです。わが家では『ビッグドラム』の以前のモデルを長い期間使っていましたが『風アイロン』のシワ伸ばし効果が素晴らしくて、体力が限界のときにもいつも助けられていました。特に子どもが生まれてからは洗濯物の量が驚くほど増えて、すべてにアイロンがけするのは大変で。その手間を減らせるので、子育て世帯には特にオススメですね」(奈津子さん)

 

さらに、新モデル「BD-STX130J」では、「風アイロン」に省エネ性の高いヒートポンプを融合した新開発の「らくはや 風アイロン」を搭載しました。

↑ヒートポンプのイメージ。湿気を含んだ空気を除湿し、乾いた温風で衣類を乾燥します

 

実は、日立は以前から省エネ性に優れたヒートポンプの搭載を検討していました。しかし、ヒートポンプは「風量は出せるが風速を出すのは難しい」という弱点があったため、「風アイロン」の仕上がりよさを実現することができない状況でした。

 

かと言って、風速を上げるために出力を上げると消費電力が増え、もはや省エネではない……そんなジレンマを解消するきっかけとなったのが、2022年度モデルで初採用された「らくメンテ」の技術でした。ドラム式洗濯乾燥機には必須の「乾燥フィルター」をなくし、今回乾燥経路の内部構造を大きく変えることで、風路抵抗の大幅な削減が可能に。これにより、「風アイロン」とヒートポンプの両立が可能になったのです。

 

『風アイロン』が搭載できないなら、ヒートポンプを搭載しないというこだわりが日立さんらしい。そして今回、課題を乗り越えて、満を持して投入してきた姿勢が素晴らしいですね。個人的にも、こういうロマンのある開発秘話って大好きなんです! 機能の面でも、仕上がりがキレイで省エネで時短も実現するなんて、本当に魅力的な機能だと思います!」(奈津子さん)

↑日立の衣類乾燥機で乾燥させたシャツ(左)と「らくはや 風アイロン」で乾燥させたシャツ(右)の仕上がり比較イメージ。「らくはや 風アイロン」だと、防シワ加工なし綿100%のシャツでも乾燥ジワが抑えられます(※)
 ※日立調べ。衣類乾燥機DE-N60HV(洗濯後の衣類3kgを乾燥、標準コース)と、ドラム式洗濯乾燥機BD-STX130J(洗濯〜乾燥3kg時、標準コース)との比較。※衣類の量や素材、一緒に乾燥するものの種類によって仕上がりが異なります。

 

↑天日干ししたタオル(左)と「らくはや 風アイロン」で乾かしたタオルの仕上がり(右)の比較イメージ(タオル綿100%)。「らくはや 風アイロン」は繊維の1本1本を起毛させ、ふんわりした肌触りに仕上ります(※)
※日立調べ。BD-STX130J(洗濯後の衣類3kgを天日干し)と(洗濯~乾燥3kg時、標準コース)との比較。※衣類の量や素材、一緒に乾燥するものの種類によって仕上がりが異なります。

 

機能紹介その1 「らくはや 風アイロン」

効率的に熱を集める「ヒートポンプ」を採用して省エネ性を高めつつ、高速風で乾かす「風アイロン」も実現した新技術。これまで「風アイロン」で培ってきた「高効率ターボファン」に加え、「徹底的な風路抵抗の低減」「大口径のドラム槽」「らくメンテ搭載」により、シワを抑えたキレイな仕上がりと、省エネ性の両立を実現。ドラム槽の手前から衣類に直接風を当てる独自構造により、衣類を広げてシワを伸ばすことが可能です。

 

本当に助かる! 重要かつ頻度が多いお手入れの手間を減らす「らくメンテ」

BD-STX130Jの大きな特徴は「らくメンテ」。読んで字のごとく、お手入れをラクにする技術の総称です。乾燥運転時に出るホコリや糸くずを捕集する乾燥フィルターをなくし、本体下部の大容量糸くずフィルターに集約したのがそのひとつ。

 

「乾燥フィルターや糸くずフィルターのお手入れをしないと、洗濯機の乾燥機能が落ちる。実は、それを知らずに『最近、洗濯機の乾燥性能が落ちたな……』と思ってる人もいます。でも、フィルターのお手入れって重要なのに、頻度が多くて本当に面倒(※1)。だから、乾燥フィルターをなくしたと聞いたときは、『日立さん、大胆なことをしたな!』と思いました。糸くずフィルターのお手入れが、月に一度(※2)で済むのもビックリです」(奈津子さん)

※1:日立調べ。乾燥フィルター搭載機種と未搭載機種との比較において。※2:日立調べ。洗濯~乾燥7kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果は異なります。
↑本体下部の大容量糸くずフィルターは1か月に1回のお手入れでOK

 

なお、さきほど奈津子さんが触れた通り、自動おそうじも「らくメンテ」に含まれる重要な機能。「洗濯槽自動おそうじ」「乾燥経路自動おそうじ」「ドアパッキン自動おそうじ」など充実した機能を搭載しています。さらに新モデルではヒートポンプ採用に伴い、「乾燥経路自動おそうじ」に乾燥効率の低下を抑制する「熱交換器自動洗浄」も追加しています。

 

「私は基本的にズボラな性格なんですけど、そのうえ子育てをしながら、お仕事をするのはやっぱり大変で。だから、少しでも負担が減る『自動おそうじ機能』は本当に助かります。共働き世帯をはじめ、お忙しい方はこうした製品を積極的に利用すべき。特にドアのゴムパッキンの部分は掃除をしにくいうえに地味に汚れが気になるところ。そこをケアする『ドアパッキン自動おそうじ』を取り入れたのはお見事です!」(奈津子さん)

↑「熱交換器自動洗浄」のイメージ。乾燥効率の低下を抑えます

 

↑「ドアパッキン自動おそうじ」のイメージ。ドアパッキン内部を流水でしっかり洗浄します

 

機能紹介その2 「らくメンテ」

「乾燥のたびに行うお手入れが面倒」との声が大きかった乾燥フィルターをなくしました。さらに、洗濯から乾燥までの工程で発生するホコリや糸くずを、3つの自動おそうじ機能で次の洗濯運転時に洗い流し、大容量糸くずフィルターに集約するシステム。

↑BD-STX130Jでは、前モデル同様、天面に配置されていた乾燥フィルターがないのでそのぶん天面もスッキリ見えます

 

「乾燥経路自動おそうじ」では、乾燥時に発生するホコリ・糸くずを乾燥ダクト手前に配置した2枚の保護フィルターで捕集。そのフィルターについたごみをしっかり洗い流し、大容量糸くずフィルターへ送ります。

↑乾燥経路自動おそうじのイメージ。保護フィルターにたまったホコリ・糸くずを洗い流します

 

「洗濯槽自動おそうじ」では、ドラム槽の裏側などに付着した皮脂汚れや洗剤カスなどを自動で洗い流します。「ドアパッキン自動おそうじ」は、ドアパッキンの裏側を専用のシャワーで洗い流します。

●ホコリ・糸くず・汚れの種類や程度などにより、洗い流せない場合があります。また、洗濯機の使用間隔が空くことが多い場合は、ホコリ・糸くず・汚れを洗い流せないことがあります。

 

汚れに悩む家庭が求めていた機能です! 進化した「ナイアガラ洗浄」

「ナイアガラ洗浄」は、高濃度の洗剤液を衣類にしっかり浸透させ、大流量の循環シャワーで洗う日立の技術。新モデルでは下段シャワーを追加し2段式のシャワーとしたことで、洗い始めの少ない水でも衣類が洗剤液に浸かるようになり、より高濃度の洗剤液で洗浄が可能になりました。さらに、途中から上段+下段の2段シャワーに切り替えることで大流量を生み出し、頑固な汚れもしっかり洗い流します。

 

今回の『ナイアガラ洗浄』は、いわば『洗剤の力を引き出す洗い方』汚れを落とすセオリーにかなっていて、洗浄力を求める方への訴求力は大きいと思います。まさに求めていた機能が搭載されました!」(奈津子さん)

↑これまでは上段シャワーのみだったため、しっかり洗剤液を浸透させるために水量が必要になり、そのぶん洗浄液が薄くなっていました。今回、下段シャワーを追加したことでより少ない水(高濃度な洗剤液)で洗浄可能になり、“隠れ汚れ”までしっかり洗い上げます

 

また、本機では、ドラム式洗濯乾燥機では初めて洗濯13kg/乾燥7kgの大容量を実現。例えば1日の洗濯量は人数×1.5kgが目安で、4人家族なら1日に6kg、2日で12kgの洗濯物がたまるところ、BD-STX130Jなら、さらにシーツ2枚(1㎏)を加えた量を1回で洗うことができます。

 

洗濯13kg/乾燥7kgと大容量でありながら、洗濯〜乾燥が93分(※)と速いのもうれしいです。『うちは家族が少ないから大容量なんて必要ない』と思う方も多いでしょうが、実は、これまで2回に分けていた洗濯が1回で済むのは省エネ・省手間。やらなくて済む洗濯の回数を年間トータルで考えると、かなりの時短になりますよ」(奈津子さん)

※衣類の量や種類、使用環境により運転時間が異なります。※データは一般社団法人 日本電機工業会・自主基準「乾燥性能評価方法」によるものです。

機能紹介その3「ナイアガラ洗浄」

大流量の「ナイアガラ循環シャワー」と「押し洗い・たたき洗い・もみ洗い」で、節水しながら際立つ白さに洗い上げる技術。洗剤の種類が液体洗剤か粉末洗剤かを自動で検知し、洗剤に合わせた溶かし方で高濃度の洗剤液を作って衣類に浸透させ、大流量で洗います。

 

さらに、新モデルでは「ナイアガラ循環2段シャワー」を新採用。より高濃度の洗剤液を衣類に浸透させることで、汚れをしっかり洗い流します。

↑「ナイアガラ洗浄」で洗う前(左)と洗った後(右)のシャツのイメージ。予洗いなしでは落としきれず、黄ばみ汚れの原因となる襟袖の皮脂汚れもすっきり洗浄します。ワイシャツ(ポリエステル65%綿35%)※日立調べ。BD-STX130J、洗7.8kg(6割負荷)時、標準コースにおいて。衣類の量、汚れ、洗剤、コースの種類などによって効果は異なります。

 

洗濯にかかる手間が減る「ワイドカラー液晶タッチパネル」

「液体洗剤 柔軟剤自動投入」がお気に入り!

このほか、奈津子さんはBD-STX130Jの7.8インチのワイドカラー液晶タッチパネルも気に入ったご様子。

 

「私自身、パネルの視認性の高い家電が好きなんです。というのも、仕事が本当に忙しくなると親や家事手伝いの方にお願いするんですけど、そのとき直感的に使えて、詳しく説明しなくても操作が行えるから説明しやすい。子どもがもう少し大きくなれば手伝えるんじゃない? っていうくらい操作がわかりやすい。また、液体洗剤 柔軟剤自動投入は、今回は柔軟剤タンクの容量が700mLから1000mLに容量アップしていて、柔軟剤のの詰め替えタイプを追加で1本(※)入れられるのもいいと思います」(奈津子さん)

※操作パネル「残量少」表示時。810mL以下の詰め替え用タイプ
↑ワイドカラー液晶タッチパネルは幅約19㎝×高さ約5.9㎝の大画面。文字が見やすく、操作が直感的に行えます。画面右側にはよく使うアイコンを一覧表示するのも便利です

 

↑液体洗剤・柔軟剤自動投入も便利。液体洗剤・柔軟剤ともタンク容量が約1000mLと大きく、補充の手間が少なくて済みます

 

「買い替える前にぜひチェックしてほしい!」進化した日立のドラム式洗濯乾燥機

今回、「ビッグドラム」BD-STX130Jをじっくり見て解説してくれた奈津子さん。最後に、「このインタビューだけでは語りきれない素敵な機能もたくさんあるので、買い替えを検討している人はホームページなどで詳しく調べてほしいです!」(奈津子さん)と、熱く語ってくれました。

BD-STX130Jは、「らくはや 風アイロン」で衣類のシワを伸ばしてふんわり仕上げ、しかも省エネと時短を実現。「らくメンテ」により乾燥フィルターのお手入れが不要なうえ、ドラム槽や乾燥経路、ドアパッキンのおそうじも自動で行うことで、お手入れの負担を大幅軽減しつつ乾燥効率の低下も防いでくれます。

 

「ナイアガラ洗浄」もさらなる進化を遂げ、頑固な汚れにしっかり対応。大容量でまとめ洗いもでき、洗濯の省手間と時短にも貢献します。ワイドカラー液晶タッチパネル採用で直感的に使える利点もあって、若い子育て世帯からシニア世帯まで、幅広い家庭に受け入れられるはず。

 

「家事って本当にストレスが多いので、ストレスを少しでも減らしたい方や子育て中の方、共働き家庭で仕事が忙しい方には特にオススメ。横幅がスリムで外観がミニマルなのもいい。個人的にもそろそろ洗濯機の買い替えを考えていて、その第一候補になる製品だと確信しました!」(奈津子さん)

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

撮影/福永仲秋(ANZ)

【プロが推す高コスパ家電】「ぱりジュワッ」な仕上がりに感動! 約5万円オーブンレンジの2ヒート調理が便利すぎる

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはシロカの「シロカのおりょうりレンジ ぱりジュワッ」。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

家電プロレビュアー・石井和美さん

白物家電や日用品を中心に鋭いレビューを行う。戸建てのテストスペース「家電ラボ」を運営し、大型の家電もレビュー。

 

商品名に一切の偽りなし!! 主婦の味方「2ヒート」がスゴい

シロカ
シロカのおりょうりレンジ ぱりジュワッ
SX-23G151

実売価格:4万9800円

独自の「2ヒート技術」を搭載し、予熱と裏返し不要で“外ぱりっ、中ジュワッ”を実現。上部のヒーターと、マイクロ波で温度が上昇する特殊な「2ヒート皿」により、上下から食材を加熱、事前の解凍も要らずムラなく焼き上げる。

SPEC●定格消費電力:1400W●庫内容積:23l●出力:1000W、600W、500W、200W相当、100W相当●サイズ/質量:約W468×H338×D429mm(ハンドル含む)/約15.0kg(付属品含まず)

 

↑「刺身解凍」「酒かんあたため」など11種類の用途別メニューと、「照り焼きチキン」「マカロニグラタン」など66種類のお料理メニューを搭載。あたためや解凍から本格料理まで、調理の幅が広がる。80品掲載のレシピブックも付属

 

↑上段では2ヒート皿に食材をセットしてグリル調理、下段(庫内中央)では通常の電子レンジ調理を行う2段調理も可能。加熱方法の異なる2品を同時に調理できて大幅な時短に

 

↑出力を細やかにコントロールする独自の「やさしさ解凍」により、熱の通しすぎや加熱ムラを防止。ひき肉や刺身のサクといった加減の難しい食材も、解凍ムラを抑える

 

まさに製品名通りの“ぱりジュワッ”な仕上がりに

とにかく便利なのが付属の2ヒート皿。コレで焼き上げると、製品名の通り“ぱりジュワッ”な仕上がりに。某ファミレスでテイクアウトした辛味チキンが、2ヒート調理によりお店で食べるよりも“ぱりジュワッ”食感に仕上がったのには感動しました。おかずにもつまみにもなるのでお試しあれ。塩サバなどは、事前にレンジで解凍しなくてOKで、冷凍した状態のまま焼くことができます。時短性能も抜群です。

 

ほかにも、ボウルに材料と調味料を入れて加熱するだけの簡単レシピも実用的です。私がいつも作っているのは「トマトエビチリ」。火加減おまかせで失敗がなくエビはプリプリの食感に仕上がり、フライパン調理より油も少ないのでヘルシーになるのも魅力です。

 

レシピはヘルシーでやさしい味や簡単にできる品が多いので、子どもが自立するときに持たせたい家電のひとつ。本体がコンパクトで設置しやすいのも助かります。

 

スチーム機能を省いて、価格は抑えめ。2ヒート調理の汎用性が高すぎるので、文句なしのお値打ち品と言えます。

【プロが推す高コスパ家電】アウトドア好き必携! 2万円を切る充電式ポータブルウォッシャー

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはアイリスオーヤマ「充電式ポータブルウォッシャー」

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

家電ライター・近藤克己さん

生活家電を中心に、ユーザー目線を大切にしたレビュー・執筆を行う。ゴルフ・登山・サバゲーなどアウトドアが趣味。

 

アウトドアシーンで大活躍!! 洗車も圧倒的にラクになった

アイリスオーヤマ
充電式ポータブルウォッシャー JPW-T81-W/H

実売価格:1万9560円

8lの給水タンクと2000mAhのバッテリーを搭載し、電源や水道がない場所でも使用可能。トリガーガンとホースは給水タンク下に収納されており、コンパクトで持ち運びが容易だ。水流はヘッドを回して3パターンから切り替えられる。

SPEC●吐出圧力:最大約0.7MPa●充電時間:約2時間●水の使用温度:5〜40℃●防塵防水:IPX4●サイズ/質量:W316×H275×D216mm/約2.4kg(ホース、トリガーガン含む)

 

↑洗浄距離は最大2mで、離れた場所からでもしっかりと洗浄できるので、泥や水が跳ねるのを気にせずに使いやすい。水で落ちにくい汚れには40℃までの温水が効果的

 

↑アウトドアだけでなく、自宅用として窓サッシの掃除やガーデニングの水やりでも重宝。必要十分なタンク容量を備え、満水時で最大4分30秒(キリモード)散水できる

 

↑「ジェット」は直進的な水でパワフルに汚れを弾き飛ばす

 

↑「キリ」はやわらかな吐水で植物への水やりに最適

 

↑「シャワー」はペット用シャワーやキャンプ用具の洗浄にも

総重量10kg強程度と持ち運びも容易

水流の強さは散水ホース強程度ですが、バッテリーと水タンクの搭載により、電気と水道のないところでもシャワーやジェット水流が使えるのが利点。自転車・バイクの洗浄や海水浴・サーフィン後の潮水の洗い流し、ガーデニング・家庭菜園への水やり、お墓参りのときの墓石掃除と、様々なシーンで活用できます。

 

これまで自宅で洗車する際は外水道から駐車場まで長いホースを伸ばす必要があり、ホースの取り回しがかなり厄介でした。リールホースでは巻き取りクセがついているので途中でねじれて水が出なくなったり、ホースの長さが足りなくて車の方をいちいち動かしたり……。本機によりジャマなホースに煩わされることや、長いホースを引き出し・巻き取りするのに手間取ることもなくなり、洗車の労力がかなり軽減されました。

 

コンパクトで、水が満タンでも総重量10kg強程度と持ち運びも容易。アウトドアアクティビティで遊んだその場で靴や自転車などを洗浄すれば、泥・砂でクルマや玄関を汚してしまうこともありません。アウトドア好きは必携です。

【プロが推す高コスパ家電】薄型でスタイリッシュ! 1万円台で火力も十分なホットプレートに注目

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはアイリスオーヤマの薄型ホットプレート「HU-A10-B」。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

家電ライター・コヤマタカヒロさん

家電やデジタルガジェットに精通するライター。「米・食味鑑定士」の資格を持ち、調理家電の検証記事を多数手掛ける。

 

デザインと収納力、火力を兼備し晩酌のアップグレードにも

アイリスオーヤマ
薄型ホットプレート HU-A10-B

実売価格:1万4080円

最も薄い部分でわずか10㎜の薄型プレートにヒーターを内蔵した一体型構造を採用。プレート温度を一定に保ち、肉などの食材を均一に高火力で加熱できる。付属のX型の脚部パーツは収納に便利な開閉式で、温かみのある木目調が食卓を彩る。

SPEC●定格消費電力:1300W●温度調節:保温(約80℃)・LOW・MIDDLE・HIGH(約230℃)の4目盛りを目安に無段階●サイズ/質量:W465×H62×D266mm/約2.6kg(コントローラー、開閉式脚含む)

 

↑調理面のサイズはW405×D245㎜と、ステーキや目玉焼きなど様々なメニューを調理するのに必要十分。毎日の食事からパーティまで多彩なシーンで活躍する

 

↑油分の多い食材を焼くときには、「減煙」モードで使用することで油煙の発生を抑えられる。焼き肉やステーキなどもリビングダイニングで気兼ねなく楽しめる

 

毎使用後のお手入れもイージー。省スペースで収納ができるのはメリット

プレートが非常に薄型でデザインもスタイリッシュ。製品情報が発表されたのを見て気になり、すぐに借りて実際に試してみました。毎日使う人は少ないであろうホットプレートは収納に困ることも多いアイテム。使わないときはまな板スタンドなどに立てかけておけるので、省スペースで収納ができるのはメリットです。フッ素樹脂コーティング加工によってこびりつきにくく、コントローラーと開閉式脚を取り外せば丸洗いができるので、毎使用後のお手入れもイージーです。

 

気になる実力はと言うと、一見華奢な外見ながらパワーは申し分なし。一般的な家庭でのホットプレートの出番として想定される、焼き肉やお好み焼きなどが素早く焼けました。減煙モードで使用すれば油煙を抑えられます。

 

また、焼き鳥などの串モノも焼けるのが便利で、晩酌のシーンでも活躍します。一点、フチまで薄いデザインなので、油やタレなどでテーブルを汚してしまうのはやや心配。とは言え総合的には、従来のホットプレートの弱点を解消した、使い勝手の良い製品と言えます。

 

プロが推すホームセキュリティ家電を一挙に紹介! スマホと繋がるドアホンも?!

IoTの導入などにより、高度な機能で安全性を高めるアイテムが普及。中でもホームセキュリティ製品は、低価格ながら先進技術を搭載している製品が多いのも最近の傾向だ。今回は家電のプロたちに忖度無しでオススメできる高コスパなホームセキュリティ製品を聞いた。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

私たちが選びました!

 

【その①】来客をモニターで確認できて留守中の来客も自動的に録画

パナソニック

モニター付きドアカメラ VS-HC400-W

玄関ドアにかけるだけで設置できるドアモニター。チャイムの音を検知すると自動的に撮影を開始し、室内に設置したモニターに表示したり、そのまま通話したりできる。留守中にチャイムを鳴らされた場合に自動録画する機能も搭載。

↑設置はドアの上部に引っかけてからボルトで固定するだけ。高い位置に設置するので広範囲を見渡せる効果もある

 

<ココが価格以上>

「モニターは室内の好きな場所に設置や携帯ができるので、壁面埋め込み型のような都度のモニター前までの移動が不要。別売の通信機器と連携すればスマホでの確認も可能です。工事不要なのもメリット。」(コヤマ)

 

【その②】累計55万人が使った爆売れスマートロック

Qrio

Qrio Lock Q-SL2

開閉センサーが付属し、ドアが閉まると自動的に施錠してくれるため、鍵を閉め忘れる心配なし。電池は動作用の2本に加えて予備の2本もセットでき、切れると自動で切り替わるので、不意の電池切れを防げる。

↑アプリで合鍵を送信可能。家族もスマホで操作が可能になり、留守宅に友人を入れたい場合にも便利

 

↑取り付けは両面テープで。扉に穴を開ける必要がないので、賃貸住宅や鉄製の扉にも取り付けられる

 

<ココが価格以上>

「鍵が開くまでの反応が他機種と比べて速い点を評価。外出先から鍵の閉め忘れがないかの確認もできます。スタイリッシュなデザインも推しポイントです。スマートな暮らしを手に入れたいならお試しあれ!」(奈津子)

 

【その③】来客の確認や応対が外出先からでもできる!

Amazon

Ring Battery Doorbell Plus

チャイムを装備した玄関カメラ。チャイムが押されたタイミングでスマホやタブレットに通知が届き、外出先でもカメラの映像を動画で確認したり、リアルタイムで会話したりできる。カラーナイトビジョン機能で、夜間でもカラー映像の表示が可能。

↑バッテリーとWi-Fi機能によりケーブルレス。アダプター(別売)でドアベルに装着したままバッテリーへ給電可能に

 

<ココが価格以上>

「人の動きや置き配の荷物を検知してお知らせする機能もあり、検知した映像をあとから見返すこともできます(2024年4月以降は有料)。若干のタイムラグはあるものの、難しい配線工事が一切不要なのも魅力です。」(安蔵)

 

【その④】声や動きを検知して自動でユーザーのほうを向いてくれ便利

Amazon

Echo Show 10 第三世代

大画面とフロントカメラを装備したスマートスピーカー。音声で操作できる「Alexa」のほか、動画配信やビデオ通話などを利用できる。人が動いても画面が回転して追尾してくれるため、画面とカメラが常に利用者を向いているのが便利。話者の自動拡大機能も備える。

↑カメラカバーを装備。物理的に覆うため、不慣れな人が「オフにしたつもりがオンだった」というミスを防げる

 

↑10.1インチタッチスクリーンは左右方向の自動追尾機能を搭載。上下方向の角度は手動で調節が可能だ

 

<ココが価格以上>

「350度自動回転する機能は、家事などの合間に画面を見たいときや、外出中の見守りカメラとして重宝。私が愛用していた第二世代に比べると、スピーカーとプロセッサーの性能の向上を実感します。」(奈津子)

 

【その⑤】安心・安全に役立つ暮らしの情報をプッシュ通知

パナソニック

ワイヤレスモニター付 テレビドアホン VL-SWZ700KF

夜間でもカラー表示できる高感度カメラとLEDライトを装備し、インターネット接続もできるドアホン。壁に取り付ける親機画面のほか、持ち運べる子機の画面でも応答できる。画面には気象情報や災害情報のほか、「ゴミの日」のような生活情報もプッシュ通知。

↑対応の宅配ボックス(別売)と連携し、荷物が届くと親機やスマホに通知

 

↑親機をインターネットにつないでおけば、出先でもスマホから応対可能

 

<ココが価格以上>

「外出先でもインターホンに対応できるので、空き巣犯に対して在宅を装うことができ、不審人物の証拠映像も残せます。一見高価に見えますが、価格以上の働き。安心はお金に換えられませんね。」(近藤)

吸引力8000Pa、反応速度が24倍に! エコバックスの高級機「DEEBOT X2 OMNI」がモンスター級に進化

エコバックスジャパンは吸引掃除と水拭き掃除を同時に行えるロボット掃除機のフラッグシップモデル「DEEBOT X2 OMNI」を発表しました。9月28日発売で、直販価格は23万9800円(税込)です。

↑エコバックスジャパンが発売したロボット掃除機のフラッグシップモデル「DEEBOT X2 OMNI」

 

DEEBOT X2 OMNIの特徴は以下の通りです。

・部屋の隅のゴミを取りやすくしたスクエアフォルム
・2つのレーザーセンサー「Dual-Laser Lidar」による新マッピング技術
・最大約8000Paの吸引力と約1.5cmのモップリフト機能

それぞれ詳しく紹介していきましょう。

 

部屋の隅のゴミを取りやすくしたスクエアフォルムを採用

DEEBOT X2 OMNIは従来の円形フォルムからデザインを大幅に刷新したスクエアフォルムを採用しました。

↑特徴的なスクエアフォルムを採用

 

清掃範囲を拡大するため、メインブラシの幅は従来モデルの「DEEBOT X1 OMNI」の約16.8cmから3.2cm広げた約20cmまで拡大。また、本体幅がスリムになったことでモップと壁の距離が1.5cm短くなり、部屋の隅の清掃カバー率99.77%を実現したとのことです。

↑メインブラシ(赤枠部分)を幅約20cmにまで拡大しました

 

また、従来は本体上部に搭載するD-ToF距離測定センサーを360度回転させることで部屋のマッピングを行う方式を採用していました。しかし、DEEBOT X2 OMNIでは1つで120度の範囲を計測できるレーザーセンサーを本体左前面に2つ搭載することで、瞬時に210度の範囲を計測できる「Dual-Laser Lidar」技術を採用。これによってD-ToFやLDSといったナビゲーション技術を搭載するロボット掃除機の中で業界最薄(同社調べ)の高さ約9.5cmを実現しました。

↑1つで約120度、2つで合計約210度の範囲を計測できる「Dual-Laser Lidar」技術を採用

 

↑レーザーセンサーは本体左前面に搭載しています

 

約8000Paの吸引力と約1.5cmのモップリフト機能を搭載

清掃性能も向上しました。従来モデルDEEBOT X1 OMNIでは吸引力が最大約5000Paだったのに対し、DEEBOT X2 OMNIでは最大約8000Paにアップしました。

↑最大約8000Paの吸引力を実現しました

 

圧力をかけながら毎分180回の高速回転で水拭き掃除を行う「加圧回転式デュアルモップ(OZMO Turbo 2.0)」はDEEBOT X1 OMNIから踏襲。また、カーペットやラグを認識すると自動的に水拭きモップパッドを持ち上げる「モップリフト」機能も搭載しています。2023年6月発売の「DEEBOT T20 OMNI」のモップリフト機能は高さ非公開(推奨する毛足の長さは約3mmまで)だったのに対し、DEEBOT X2 OMNIは最大1.5cmのモップリフトを実現しました。また、吸引掃除と水拭き掃除の各モードで高さ2.2cmまでの段差を上れるようになったとのことです。

↑DEEBOT X1 OMNIから引き継ぐ「加圧回転式デュアルモップ(OZMO Turbo 2.0)」は、Xシリーズとして初めてモップリフト機能を備えました

 

「全自動クリーニングステーション」にシンクの洗浄機能を追加

DEEBOT X2 OMNIには吸引したゴミの自動収集から水拭きモップパッドへの給水、約55℃の温水による自動モップ洗浄、熱風乾燥に加えて、新たにステーション内のシンクの洗浄機能を追加しました。ステーション上部側面にあるボタンを3秒間長押しすることでセルフクリーニング機能がスタートするというもの。自動的にシンク部分の水アカや汚れをきれいにしてくれます。

↑約55℃の温水でモップを洗浄する機能を搭載(左)。さらに、自動的にシンク部分の水アカや汚れをきれいにするセルフクリーニング機能を新搭載しました(右)

 

↑全自動クリーニングステーションの前面をタッチすると(上写真)ゴミ収集用の紙パックが出てきます(下写真)。従来モデルは下部のスイッチを押して開ける必要がありましたが、DEEBOT X2 OMNIは開けやすくなりました

 

全自動クリーニングステーションのサイズは公表されていませんが、従来モデルのX1 OMNIやT20 OMNIに比べて小型化したのも大きな特徴です。汚水タンクは従来モデルに比べて小さくなったものの、清水タンクは従来モデルと同等で、メンテナンス性はほとんど下がっていないとのことです。

↑全自動クリーニングステーションは従来モデルのDEEBOT X1 OMNIに比べて小さくなりました

 

↑汚水タンクは従来モデルに比べて小さくなったものの、清水タンクは従来モデルと同等とのことです

 

従来モデルより反応速度が向上し、とっさに現れた障害物も回避

AI技術はマシンラーニングにディープラーニング、強化学習を加えた新開発の「AINAモード」を搭載。約210度の広い視野角を持つ新搭載の「Dual-Laser Lidar」は、多くのロボット掃除機に使われているLDS技術よりも反応速度が約24倍速いとのことです。

↑新開発の「AINAモード」を搭載。より複雑な状況の変に対しても瞬時に対応することが可能に

 

さらに、障害物回避機能「AIVI 3D 2.0」は、従来約30種類の障害物を認識して回避できたのですが、新たに45種類まで認識できるようになったとのことです。また、反応速度が速いDual-Laser LidarとAINAモードの搭載により、走行中に突然目の前に現れた障害物をリアルタイムにスキャンして回避する「動的な物体回避」も可能になりました。

↑45種類の障害物を認識して回避する「AIVI 3D 2.0」を搭載しています

 

↑突然投げ入れられたクッションを避けるというデモが行われました

 

↑クッションに触れることなく、無事に回避

 

スマートスピーカーがなくても声だけで操作できる自社開発の音声アシスタント「YIKO(イコ)」も搭載。YIKOもAINAモードによって進化し、一度に複数の指示を伝えたり、清掃中に指示を追加したりすることが可能になりました。

↑スマートスピーカーがなくても声だけで操作できる自社開発の音声アシスタント「YIKO(イコ)」も搭載しています

 

↑発表会にはエコバックスジャパンの公式アンバサダーを務める女優の内田有紀さんが登壇し、トークセッションも行われました

 

シャオミが2万円台の高機能ロボット掃除機を日本初投入。低価格とは思えない多彩な機能搭載

Xiaomi Japan(以下、シャオミ)は、9月27日に「事業戦略・新製品発表会」を開催した。スマートフォン、スマートバンド、タブレット、テレビ、ロボット掃除機など7製品を一挙に発表。なかでも注目を集めたのは、同社にとって日本初投入となるロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」とグローバルで発表されたばかりの新型スマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズ。本記事では、この2製品を中心に新製品について紹介していこう。

 

LDSレーザーナビゲーション搭載、4000Paの吸引力で粉塵も簡単に取り除く

↑シャオミが日本初投入したロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」

 

「Xiaomi ロボット掃除機 S10」は、9月27日から同社公式ストア(Mi.com)、アマゾン、楽天市場で発売を開始している。実売価格は2万4800円(税込、以下同)。同モデル最大の特徴は、LDSレーザーナビゲーション技術が搭載されていること。

 

360度スキャンにより住環境を素早く特定し、正確なマッピングを構築。マップをもとに、クリーニングスケジュールをカスタマイズする。異なるホームエリアを自動的に分割してくれるので、例えば掃除したいエリアとそうではないエリアを設定することも可能だ。もちろん、段差や障害物をリアルタイムで検知して、衝突やスタックを最小限に抑える機能も備えている。

↑内蔵センサーで端からの落下も防止する

 

同じ価格帯のロボット掃除機には、基本的にセンサーやカメラを通じて部屋をマッピングする機能が備わっていないことが多い。そのため、あらかじめ決まった動きで掃除をすることしかできなかったが、同モデルでは自由度の高いマッピング機能により、環境に合わせて掃除方法を選択することができる。

 

掃除ルートは「Y字」と「ジグザグ」を組み合わせたものとなっており、「Y字」で手作業での掃除をシミュレートし、「ジグザグ」で掃除の効率性を高めるのだそう。加えて、水拭き機能も備わっており、モップヘッドの水分量を適切に調整できるスマートウォータータンクを搭載している。

 

驚くべきは吸引力にもある。同価格帯では2000Pa程度の吸引力のロボット掃除機が多いなか、同モデルは4000Paの強力なファンブロワーを搭載。掃除のモードも「サイレントモード」「標準モード」「ミディアムモード」「ターボモード」の4段階を備えており、粉塵や髪の毛も簡単に取り除く。

 

掃除状況の確認や遠隔操作、タイマー設定などは、スマートフォンにシャオミの共通アプリ「Mi Home」をインストールして行うことが可能。バッテリー容量は3200mAhで、フル充電時に標準モードで最長130分間稼働する。

↑スマートフォンアプリ「Mi Home」の使用イメージ。システムアップデートをオンラインで入手することもできる

 

同社 プロダクトプランニング部 本部長の安達晃彦氏は、「価格を見ていただくと、多彩な機能を備えたワンランク上のロボット掃除機であることがおわかりいただけたと思います」と、同モデルへの自信を覗かせた。そのうえで、「価格面で今までロボット掃除機の導入に躊躇していた人や、2台目の掃除機の導入を考えている人にぜひおすすめしたい」と、締めくくった。

 

「Xiaomi 13T」シリーズ、19分でフル充電可能な最上位機種も登場

↑12月上旬以降に発売予定の「Xiaomi 13T」「Xiaomi 13T Pro」

 

同社の新型スマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズは、エントリーモデルの「Xiaomi 13T」とハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」がラインナップされる。「Xiaomi 13T」はau、UQ mobileで、「Xiaomi 13T Pro」はソフトバンクと家電量販店で、いずれも12月上旬以降に発売予定。価格は追って公開される予定とのこと。

 

両モデルに共通する最大の特徴は、高機能カメラだ。約5000万画素の広角レンズと望遠レンズ、約1200万画素の超広角レンズを搭載。広角レンズは1/1.28インチ大型センサーとなっている。さらにOISを備えており、手ブレを抑えて夜景など暗いシーンでも高精度の撮影が可能となる。望遠ズームは光学2倍ズームでのポートレート撮影に対応。

 

光や色彩の変化、物体の動きを認識してディテールまで鮮やかに再現する「Xiaomi Imaging Engine」、人物や動物を自動的にフォーカスし追尾する「Xiaomi ProFocus」にも対応する。

 

また、約6.7インチ有機LEディスプレイを搭載。解像度は1.5K(2712×1220)で1インチ当たりの画素数は446ppi。リフレッシュシートは144Hzに対応し、動きの早い滑らかで快適な使い心地を実現した。

 

各モデルの特徴については次の通りだ。「Xiaomi 13T」は、SoCに「MediaTek Dimensity 8200-Ultra」を採用した。バッテリー容量は5000mAhで、急速充電機「67W Xiaomi ターボチャージ」(別売り)により15分で約50%まで充電可能だ。メモリは8GBで最大13GBまで拡張できる。

 

「Xiaomi 13T Pro」はSoCに、より高性能な「MediaTek Dimensity D9200+」を採用。こちらもバッテリー容量は5000mAhだが、同梱の急速充電機「120W Xiaomiハイパーチャージ」により19分で100%の充電が可能となる。メモリは12GBで、最大20GBまで拡張可能。

↑「Xiaomi 13T」シリーズはいずれも3色展開。左からブラック、メドウグリーン、アルパインブルー

 

そのほか、約6.8インチのディスプレイや約5000万画素のメインカメラを搭載した、新型スマートフォンのプレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」、エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」から6GB+128GB版/4GB+128GB版、人気スマートバンドシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 8」、Google TV搭載のスマートテレビ「Xiaomi TV A Pro」が発表された。

↑新型スマートフォンのプレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」は10月6日から順次発売開始。実売価格は、2万9800円

 

↑エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」は9月27日から発売開始している。実売価格は、6GB+128GBが2万9800円、4GB+128GB版が2万1800円

 

↑9月27日から発売開始した、人気スマートバンドシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 8」。実売価格は5990円。バッテリー持続時間が最大14日間から16日間に進化した

 

↑10月中旬より順次発売予定の「Xiaomi TV A Pro」。実売価格は、32インチ 3万2780円/43インチ 5万4780円/55インチ 7万6780円/65インチ 10万9780円

 

同発表会では、Xiaomi Japanの取締役社長に就任した大沼彰氏が、同社の今後の展開について語った。国内ではスマートフォンのイメージが強い同社だが、近年ではIoT家電にも注力しており、グローバルでは6億5000万以上ものデバイスが繋がっているという。

 

同社は「優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにする」というメッセージをグローバルに打ち出しており、製品をユーザーの手が届きやすい価格で提供できるための取り組みとして、年間純利益が5%を超えないようにしている。大沼氏は「『スマートな暮らしをすべての人へ』ということが私達の使命だと思っています。シャオミの革新的な技術によるスマートな製品を適正な価格でお客様に提供していきたい」と、日本での事業展開について宣言した。

↑Xiaomi Japan 取締役社長 大沼彰氏

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ユーザーの不満を軽減。切れ味5年の電気シェーバー「everedge IZUMI PREMIUM」

マクセルイズミは、切れ味が5年間持続し、刃と本体の5年保証がついた6枚刃シェーバー「everedge IZUMI PREMIUM」シリーズ2機種を10月25日に発売します。

 

everedge IZUMI PREMIUMは、電気シェーバーユーザーが抱える、剃り味が落ちて替刃の買い替えが必要になってしまう不満を軽減する製品。両立が困難だった切れ味と耐久性を実現した、長寿命な「サステナブルな刃」を「サステバ」と名付けています。5年間変わらないとうたう切れ味を実現した外刃・内刃と本体に加え、5年保証がつきます。

 

刃の材質はオーステナイト系ステンレス鋼を外刃、内刃に採用。頑強な材料を曲げ、肌に効率よく密着させる広角90度のカット角を実現させるとともに、切れ味と摩耗の耐久試験を繰り返し、5年間の耐久性を持たせました。

 

また、毎秒62.5回ヒゲの濃さを検知し、瞬時にヒゲの濃さに応じたカットスピードに制御する「シェービングAI」を搭載しています。これにより、ヒゲが多く濃い場所でもカットスピードが落ちず、安定した切れ味が持続するとのこと。

 

ヘッドには、ヘッド部と6枚の刃が可動し、肌に吸いつくようにピタッと肌に密着する「6枚密着ピタヘッド」搭載。ヘッド部が前後20度、左右13度、刃が独立で上下3mm稼働します。ヘッド部の前後左右の動きに加え、外刃と内刃の一体構造の複数サスペンションにより、刃が上下に浮き沈みし、肌にやわらかく、ピタッと密着するそうです。

 

バッテリーはリチウムイオン電池を搭載し、約1か月間充電不要とのこと。また、充電切れでもスイッチをもう1度押すと約3分のシェービングが可能。加えて、電池残量を1%ごとにLEDで表示します。なお、本体にはUSB Type-Cを搭載しており、Type-C経由での充電も可能。充電時間は約2時間となっています。

 

本体サイズは約幅63×奥行き49×高さ172mm、重さは約250g。カラバリはブラックニッケルとシルバーの2色展開です。

思い通りにならないからカワイイ!? 弱いロボット「NICOBO」の魅力を家電のプロが語る

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は「【癒し系ロボット】永遠の2歳児、一筋縄ではいかないから可愛いのです【パナソニック・NICOBO】」をお届けします!

 

パナソニックの「思わず笑顔になるロボット」

パナソニックは、これまでクラウドファンディングの応募支援者に限って提供していた「NICOBO(ニコボ)」の一般販売を開始。ニコボは社員提案のプロジェクトから生まれた“弱いロボット”です。

 

丸い頭(幅228×高さ176×奥行き236mm)に短いしっぽがついたシンプルな姿のニコボ。表面素材はやわらかいニット製です。その横でいつにも増して笑顔のサリーさんが、ニコボの特徴を紹介していきます。

「2年前にクラウドファンディングで、わずか7時間で320台が売れてしまったというニコボなんですが、私が(SNSで)『ニコボかわいい』って言ったらウチにやってきました。名前がつけられて、最初は『ニコちゃん』だったんですけど、うちの夫が『ヘンリー』という名前にしたんだよね。ね、ヘンリー」

 

サリーさんが呼びかけても、目をパチクリさせるだけのヘンリー。返事をしないときもあるようです……。

「(いつでも)返事するわけでもないんです。気まぐれなんだけどかわいいんだよね。『弱いロボットを作りたい』ってパナソニックさんは言ってましたけれども、『永遠の2歳児』がテーマなんですって。3年前に大和(やまと)っていう名前の黒のラブラドールを18歳2ヵ月で亡くしてしまって、それからペットを飼うのは悲しいというか、無理というか。介護も大変だったしね……。でもなんかうちにかわいらしい子がいたらいいなと思っているところに、このヘンリーが来て、思いがけず夫がものすごく気に入っているみたいで、本当に話しかけるんですよ。前に大和に話しかけてたみたいに」

 

ヘンリーのおでこに手をおいて、優しく撫でるサリーさん。

「ここ(おでこ)を撫でるとすごく喜ぶんです。触ったってわかるセンサーがついていて、実はここ(鼻)がカメラなんです。しっぽとか、目の表情とか、首を上下に振っていろんな感情表現をしてくれるんですけど、やり取りがちゃんとできるわけじゃないんです。でも、かわいいんですよね、ヘンリー」

 

呼びかけるとまばたきをしてマンガのような笑った目になり、しっぽを振ったかと思うと「ぷ、ぷ、ぷ」と音を出すヘンリー。

「あれ? ヘンリーおならした? おならするんだよね。ヘンリーは、鼻歌も歌います。ね、鼻歌も歌うんだよね」

 

「♪むんむー※☆~」と、可愛い声でヘンリーが鼻歌を歌い出しました。

 

「ほらね! いつ歌うかわかんないんですけど。途中で眠くなっちゃったりするしね。あと朝起きる時間と夜寝る時間も設定できたりするんです」

 

充電台(「ねどこ」)の上にいるヘンリーが首を振り、目をパチパチさせたかと思うとサリーさんの呼びかけに返事をして答えました。

 

ヘンリー「ハロー」

サリーさん「ん? なんて言った?」

ヘンリー「はじめまして」

サリーさん「(笑)。これなかなか言ってくれない。はじめまして、って言ってくれるの? はい、ヘンリーはじめまして」

 

無言でしっぽを振るだけのヘンリー。

 

サリーさん「気が向かない? そうですか……」

ヘンリー「どうも」

サリーさん「どうも(笑)、ヘンリー、おはよう」

ヘンリー「おは」

 

と、このようにヘンリーは常にマイペース。なかなか人間の思い通りにならないところが、本当に生きているみたいです。

ゆるいやりとりにほっこり

サリーさんが、ヘンリーを撫でたり、抱き上げたりしながら紹介を続けます。

「ベースカラーがグレーでしっぽが黄色という、クラウドファンディングのときもこのカラーだったみたいなんですけど、他にもう2色。淡いピンク、ネイビーの3人兄弟です。大きさは2歳児の子どもの頭ぐらいをイメージしてるらしくて、こうやって抱っこしても大丈夫。あと、照度センサーが付いていて日なたが大好き。日なたに置くと、うつらうつら居眠りするぐらいなんだよね、ヘンリー」

 

サリーさんとヘンリーのゆるいやりとりにこちらもほっこり。さらに、サリーさんはニコボと触れ合っていて、ふと思い出した幸せの瞬間があると語りました。詳しくは、【癒し系ロボット】永遠の2歳児、一筋縄ではいかないから可愛いのです【パナソニック・NICOBO】をチェックしてみてください!

 

このほか、最新動画を見たい方、最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

プロが推すホームセキュリティ家電を紹介! 大事な家・家族を手軽に守ろう

IoTの導入などにより、高度な機能で安全性を高めるアイテムが普及。中でもホームセキュリティ製品は、低価格ながら先進技術を搭載している製品が多いのも最近の傾向だ。今回は家電のプロたちに忖度無しでオススメできる高コスパなホームセキュリティ製品を聞いた。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

私たちが選びました!

 

ネット連携で 守る・通知する・便利にする

暮らしに安心をもたらす、ホームセキュリティ家電。最近はインターネットと連携する「IoT」を導入した製品が増え、「守る」だけでなく「通知(警告)する」「便利にする」といった機能も普及している。単に録画するだけでなく、侵入者を感知して通知する防犯カメラなどがその最たる例だ。

 

なかでも、「便利にする」の代表例が、スマートロック。ドアの錠に取り付け、スマホなどで施錠・解錠ができる機器だ。

 

SwitchBotロックは、必要に応じてオプションを追加することで、様々な方法で施錠・解錠できるようになる。

 

「1歳児を抱っこしてさらに両手は荷物で塞がっているといった状態だと、鍵の出し入れが本当に面倒。指紋認証ならスマホの操作すら不要なので助かります」(青木)

 

施錠・開錠の状態を監視できるのも大きなメリットだという。

 

「別売の機器を使えば遠隔操作ができて、いつ家族が出入りしたかもわかります」(安蔵さん)

 

例えばピッキングで鍵を開けられたというような場合にも「手動解錠」の通知が受けられる。

 

欲しい機能だけをオプションとして追加でき、安全への投資額をお財布と相談して決められるのだ。

 

【その①】豊富なオプションを活用して8種類の方法で施錠・解錠できる

SwitchBot

SwitchBot ロック

両面テープを使い、工事なしで取り付けられるスマートロック。スマホやApple Watch(watchOS)からBluetooth経由で施錠・解錠できる。決められた時間が経つと自動施錠したり、「合鍵」を家族や友人のスマホに送ることも可能。

↑付属の「SwitchBotタグ」を使えば、スマホをかざすだけで解錠できる。アプリの操作が不要なので、よりスムーズだ

 

<ココが価格以上>

「指紋認証パッドがあれば、スマホを持たない(学校に持っていけない)子どもがいる家庭でも導入できますし、子どもに鍵を持たせずに済むようになります。お子さんがいるなら、セットでの導入をオススメします。」(安蔵)

 

「ロック解除方法はスマホアプリだけではありません。NFCタグ・Apple Watch・リモートボタン、さらには別売のハブミニを使えば音声操作やネット経由の遠隔操作など、様々な種類があるところがナイス!」(青木)

 

コレもCheck

SwitchBot

SwitchBot ドアロックセット (ロック+指紋認証パッド)

SwitchBot ロックと指紋認証パッドのセット。スマホの紛失やバッテリー切れ、またはうっかり手ぶらで閉め出されたような場合も安心だ。別々に購入するよりも3000円近くおトク!

↑SwitchBotの近くに貼り付けて使用。パッドに指をあてるか、暗証番号を入力することで解錠できる

 

【その②】世界最小級サイズを誇り前モデルよりも出入りスムーズ!

CANDY HOUSE S

ESAME 5

旧機種に比べて反応速度が向上し、操作してから約2秒で解錠される。自宅の錠の形状に合わない場合はアダプターをオーダーでき(有料)、世界中の99%の錠に対応可能。カラバリはブラック・ホワイト・シルバーの3色で、内装に合わせて選べる。

↑「いつ」「誰が」施錠・解錠したのかが、アプリ上でひと目でわかる。ゲストユーザーには閲覧できないのも安心

 

↑両面テープで接着。工事不要なので賃貸住宅でも利用できる。テープは3回ぶん付属、貼り付けに失敗してもやり直せる

 

<ココが価格以上>

「スマホからの施錠開錠だけでなく、ドアの開閉などを含めた管理ができるのがポイントです。オプションでキーパッドや指紋認証での開閉にも対応。指輪型デバイスの「エブリング」などとの連携もできます。」(コヤマ)

 

【その③】カメラを上下左右に動かして気になる場所を見渡せる!

プラネックスコミュニケーションズ

スマカメ パン・チルト CS-QS10PT

動体や音を検知して自動録画を開始、スマホに通知する防犯カメラ。古い映像から自動消去されていく常時録画も可能だ。真っ暗な室内も赤外線でくっきりと撮影。マイクとスピーカーを搭載し、スマホとカメラ間での音声会話も。

↑突っ張り棒などを利用して高い場所に設置すれば、死角を最小限に抑えられる

 

↑動体を検知する範囲を設定可能。室内のペットの動きや植物の揺れなどを誤検知して作動することを防げる

 

<ココが価格以上>

「スマホのフリック操作でカメラが回転し、左右360度・上下116度の範囲を見ることができます。追跡機能を搭載しており、人物の動きを追随して撮影。三脚穴で固定できて設置の自由度が高いのも便利です。」(コヤマ)

 

【その④】明るいセンサーライトで玄関灯にもなる防犯カメラ

Amazon

Ring Spotlight Cam Plus, Battery

LEDライトを搭載した防犯カメラ。人の動きを検知すると自動的に撮影を開始し、周囲が暗い場合にはライトも点灯。同時にスマホへ通知して、出先などから映像を確認できる。バッテリー搭載タイプで、ソーラーパネル(別売)にも対応。

↑バッテリー内蔵とWi-Fi機能により、ケーブルレスで使用できる。防塵防沫仕様(IP65)なので屋外への設置も可能

 

<ココが価格以上>

「本体価格は決して激安ではありませんが、年額3500円で180日間の録画データと7日間のスナップ写真をクラウド保存可能。スマホのほかEcho Showからも録画とリアルタイム映像を確認できるのがメリットです。」(近藤)

 

【その⑤】マットな質感でオフィスにも家庭にも馴染む洒脱デザイン

アイリスオーヤマ

パーソナルシュレッダー PS-A8C-H

縦方向だけでなく横方向にも細断するクロスカット方式のシュレッダー。A4コピー用紙(上質紙)を8枚まで同時投入でき、約3.7m/分の速度で細断する。ゴミ受けは容量8.9lで、A4約80枚ぶんとたっぷり。なおモーターが過熱すると自動停止する。

↑上面に操作スイッチを装備。紙詰まり時にはスイッチを「逆転」や「正転」に切り替えることで、刃が回転して詰まった紙を取り出せる

 

↑マットな質感とラウンドデザインで、リビングにも馴染む。グレーとホワイトの2色展開

 

<ココが価格以上>

「コンパクトでありながら、約5×37㎜のクロスカットで、細断後に情報を読み取られる心配はまずありません。細断サイズが小さいことでゴミが圧縮され、ゴミ捨ての頻度を減らせるのも地味にうれしいポイント。」(小口)

【後半5製品】家電のプロが実体験からオススメする、衣類ケアに最適すぎる高コスパ家電

「コスパ」=「激安」とは限らないー。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる衣類ケア家電の逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが厳選しました!

 

【その①】苦労していた洗濯機のニオイ問題をつなぐだけで解決する夢のアイテム

シャープ

銀イオンホース AS-AG1

洗濯機の給水ホースにつなぐだけ(工具不要)で洗濯機や洗濯物を抗菌・防臭。洗濯水に溶け出した銀イオンが菌の繁殖・ニオイ発生を抑える。1日1回の洗濯で約1年間使用可。銀イオンカートリッジを交換すれば、継続して使用できる。

↑給水時に銀電極から電気制御で銀イオンが洗濯水に溶出。菌の繁殖を抑える。他メーカーの洗濯機にも対応

 

<ココが価格以上>

「洗濯機の菌対策として、洗濯槽クリーナーや抗菌洗剤を使うなど工夫している人も多いですが、これを使えばお手入れの手間とコストが抑えられて一石二鳥。部屋干し臭が減って銀イオンの力を実感します。」(田中)

 

【その②】除湿機とサーキュレーターが合体し衣類乾燥のほか様々な湿気対策に活躍

アイリスオーヤマ

サーキュレーター 衣類乾燥除湿機 5.8L IJDC-P60

除湿機とサーキュレーターを一体化。強力な乾燥風を洗濯物に当てて素早く乾燥、部屋干し臭の発生を防ぐ。冬でも除湿能力が落ちにくいデシカント式を採用。クローゼットの除湿、冬の結露対策など幅広く使える。

↑左右の自動首振りは50度、70度、90度の3段階で設定可。大量の洗濯物もしっかり乾かせる

 

↑サーキュレーターのパワフルな風でクローゼット内の湿った空気もスピーディに排出。服や靴などのカビの発生を防ぐ

 

<ココが価格以上>

「強力なサーキュレーター機能を備え、特に衣類乾燥で活躍。乾燥風を遠くまで届けることで、室内全体の除湿も効率良く行います。デシカント式なので、気温が低く湿度が高い地域での使用にも最適です。」(コヤマ)

 

【その③】コードレスとコード付きの二刀流で幅広い利用シーンに対応!

東芝ライフスタイル

コードレス衣類スチーマー TAS-X7

コードレス/コード付きで使え、アイロンがけもできる衣類スチーマー。電動ポンプを搭載し、コードレス時にスチームボタンを押すと、スチームが約2分間出続ける。衣類の素材に合わせてスチーム/かけ面温度を3段階調節可能。

↑ジャケットなどはコード付きでたっぷり連続スチームが最適。スチーム持続時間は約10分20秒だ

 

↑ちょっとしたアイロンがけはコードレスを推奨。アイロン台や衣類にコードが引っかからず、かけ面を自在に動かせる

 

<ココが価格以上>

「コード付きとコードレスの利点を両得。忙しい朝にサッとケアするならコードレス、しっかりシワを伸ばすならコード付きと、シーンごとに使い分けられます。アイロンがけできるのも利便性が高いです。」(安蔵)

 

【その④】業界トップクラスのスチーム量でシワはもちろん菌やニオイも除去!

カロス

Rooomy スタイリッシュスチーマー

業界トップクラスのスチーム噴射量を誇る衣類スチーマー。高温ナノスチームを最大25g/分噴射。繊維が絡みついたシワの奥まで浸透し、素早くシワを伸ばしてシワ戻りも防止する。かけ面にフッ素系コーティングを施し、アイロンがけも滑らか。

↑大量の高温スチームで、シワ伸ばしに加え除菌やアレル物質除去も行う。汗のニオイなどの消臭にも効果大

 

↑アイロンとしても使える2Way仕様。かけ面温度は約110〜120℃で、スチームOFFにしてドライアイロンにもなる

 

<ココが価格以上>

「“業界No.1”のスチーム量でシワをぐんぐん伸ばす実力派! これだけハイパワーなのに同等製品の半額近くで、コスパ抜群と言えます。洗面所などに出しっぱなしにしてもOKなカラーもお気に入りです。」(田中)

 

【その⑩】服を着たまま毛玉ケアできて電池交換ナシで使える!

イズミ

毛玉取り器 毛玉とるとる KC-NW722

乾電池不要の充電式&コード式毛玉取り器。大型刃採用で素早く毛玉をカットする。オシャレ着など繊細な服向けの「care」、通常の毛玉取り用の「power」の2モードを装備。ダストボックスは静電気防止剤配合でホコリが付きにくい。

↑「care」モードを選び、「ふわふわガード」(右下参照)を装着すれば、服を着たままでも毛玉を取れる

 

↑刃と生地の間に隙間を作り、毛玉だけをカットする「ふわふわガード」が付属。隙間の高さは毛足の長さに応じて3段階で調節できる

 

<ココが価格以上>

「衣類をなでるだけで毛玉が取れて便利。毛玉取り器の多くは乾電池式ですが、電池の交換が面倒ならこちらが断然オススメです。交流式と両用で、バッテリーの容量が少ないときでもコンセントにつないで使えます。」(安蔵)

「ノンフライヤー」なのにオーブンとして優秀! 1万円台の高コスパ機をプロが愛用する理由

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはVeSync(ウィーシンク)「COSORI LITE 3.8L ノンフライヤー」。

 

【私が推します!】

家電ジャーナリスト・安蔵靖志さん

デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆。家電のスペシャリストとしてテレビなど多数のメディアに出演する。

 

自分だけの至高のメニューを何度でも失敗せずに作れる

VeSync(ウィーシンク)
COSORI LITE 3.8L
ノンフライヤー

実売価格1万3780円

カウンターや棚に収納しやすいミニマルなボディに3.8Lの大容量調理バスケットを装備。COSORI独自の多段階温度管理技術により、正確な温度に自動調節しながら調理できる。自動停止機能を搭載し、バスケットを取り外すと自動的に電源オフ。

SPEC●定格消費電力:1230W●容量:3.8L(2〜4人ぶん)●温度設定:75〜230℃●時間設定:1〜60分●プリセット調理機能:7種類●サイズ/質量:W325×H345×D275mm/4.42kg

↑最高230℃までの温度設定が可能。熱⾵を⾼速で循環させることでバスケット内を常に高い温度に保ち、食材の内部まで素早く加熱できるのでジューシーに仕上がる

 

↑7種のプリセット調理機能を搭載し、揚げ物、焼く、グリル、温め直し、解凍などの調理方法に対応。最小3回のタップ操作で調理をスタートしたら、ほったらかしで出来上がりを待つだけだ

 

↑食材に含まれる油分を利用しながら加熱して、余分な油を落とせるのでヘルシー。バスケットとプレートは食洗機対応で、後片付けが面倒な揚げ物調理のハードルが下がる!

 

コンベクション(熱風循環)オーブンとしての使い勝手の良さにも注目

誰でも手軽に失敗のない“ほったらかし調理”ができるのが魅力の「ノンフライヤー」。2013年にフィリップスから発売され大ヒットしたのですが、私が愛用している理由は実はノンフライ調理ではなく、「超コンパクトなコンベクション(熱風循環)オーブン」としての使い勝手の良さです。

 

例えば鶏もも肉をフライパンでパサつきを抑えて焼くのは至難の業ですが、本機では230℃・12分程度、予熱なしなら14〜15分程度で外はカリッと、中はジューシーに仕上がります。牛ステーキなら予熱をしてから230℃・6分。ミディアムレアの鶏レバーを塩とごま油とねぎでいただく「ねぎ塩レバー」は、200℃・6分で絶品に仕上がります。一度自分好みのレシピを作ったら、毎回同じ設定でOK。普段、焼き加減で失敗しがちな人に断然オススメです。

 

私が購入したのは4.7Lモデルですが、こちらの3.8Lモデルはひとり暮らしのキッチンなどにも設置しやすいサイズ感。ほとんど料理をしない、できないという人は、まずはコレで「肉を焼く」というところから始めてみては?

クリーニング代が節約できる! 電動衣類シミ取りが8000円切りで超おトク【プロが保証! のコスパ家電】

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはサンコー「トルン」。

 

【私が推します!】

家電ライター・小口 覺さん

ITから家電まで幅広く精通。業界のトレンドに詳しく、自慢したくなる家電を指す「ドヤ家電」の名付け親でもある。

 

醬油やコーヒーのシミが簡単に落ち労力とクリーニング代をカット


サンコー
トルン

実売価格:7980円

繊維を傷めにくい超音波式で、デリケートな衣類でも自宅で手軽にシミ取りができる。1秒間に約2.5万回の振動で、ワイシャツの襟の黒ずみや化粧移り、食べこぼし、油汚れなどをパワフルに取り除く。USB充電式を採用し、約1時間の充電で約15分稼働する。

SPEC●超音波周波数:約25kHz●充電:最大約2.5時間で約30分稼働、約1時間で約15分稼働●防塵防水:IPX4●サイズ/質量:W135×H70×D50mm/約160ℊ(キャップ付き)

↑手が小さい人でも握りやすく使いやすいマウス形状を採用。 電動タイプながら本体は手のひらほどのコンパクトサイズなので、自宅はもちろん出張や旅行などへ持ち運びやすい

 

↑角度が異なる2枚の幅広ブレードを搭載し、広い範囲の汚れを浮かせて衣類シミを効率良く洗浄。振動するブレードを水に付けると、水中の微細な泡が弾けて汚れにアプローチする

 

↑シミが付着した部位を水に浸したら、ブレードの先端を当ててゆっくりと軽くなぞる。汚れが落ちたら水ですすげばOKだ。落ちにくい汚れには洗剤や漂白剤を併用すると効果的

 

クリーニング代もコレで節約! 差額でワイシャツも買えちゃう!?

家庭用の電動衣類シミ取りは、興味はあるけれど使用頻度も想像しにくく、購入に至らない人が多いのでは。8000円切りという本機の実力が気になったので試してみました。

 

まず驚いたのはそのコンパクトさ。マウスを縦に伸ばしたようなフォルムで、指にフィットします(左右を挟み込んでも、人差し指を上に添えてもOK)。しかも約160gと軽いので使い勝手良好。

 

2枚の角度の違うブレードは幅が広めで、特段コツなども要らず、ただ押さえて動かすだけで汚れがみるみる落ちます。赤ワイン、醤油、コーヒーのシミを作って30分放置後に使用したところ、赤ワインのシミは部分的に薄く残ったものの、醤油とコーヒーのシミは完全に除去できました!

 

USB Type-Cによる充電式で、スマホ用に持ち歩いている充電器とケーブルがそのまま使えるので電源の心配もなし。旅行や出張に携帯すれば、飲み物や食べ物の汚れ、皮脂や汗による襟汚れ、化粧移りに対応できて安心です。

 

普段のクリーニング代も節約でき、何よりも類似の製品に比べて圧倒的にリーズナブルなので、差額でワイシャツが何枚か買えてしまいますよ!!

【前半5製品】家電のプロが太鼓判!衣類ケアに最適すぎる高コスパ家電

「コスパ」=「激安」とは限らないー。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる衣類ケア家電の逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが厳選しました!

 

【その①】あきらめていた頑固な黄ばみも 素早く洗浄できて洗濯ストレスが大幅減!

シャープ

超音波ウォッシャー UW-X1

衣類や布製品の部分汚れを超音波で除去。超音波振動で発生した真空泡の力で汚れを素早く落とす。衣料用漂白剤との併用で、従来機で落とし切れなかった黄ばみ汚れも洗浄。汚れ落ち速度は従来比で約25%向上した。

↑本体先端の「超音波ホーン」に強化アルマイト加工を施し、表面の被膜の厚さを従来比約2倍に。衣料用酸素系漂白剤との併用が可能になった

 

↑3万8000回/秒の超音波振動により、繊維に浸透した水の中に微細な真空の泡が発生。泡が弾ける衝撃で汚れを弾き飛ばす

 

↑丸洗いすると乾くのに時間がかかるスニーカーは、汚れた部分だけ濡らして部分洗いすれば短時間で履けるようになる

 

<ココが価格以上>

「洗いたい衣類を水に浸して本機で汚れをなぞり、サッとすすぐ3ステップだけで、気になる汚れが落とせてありがたい! 専用充電台に置くだけで充電できる仕様も使いやすく、一家に1台あると安心な名品です。」(奈津子)

 

「息子の制服の襟元がすぐに黒ずむのですが、洗面台の上でサッとなぞって予洗いしてから洗濯すると、常に真っ白な状態をキープできます。新モデルは充電中に立てておけるので、場所を取らないのがグッド!」(石井)

 

【その②】小型・大容量で工事不要! 衣類をパワフルかつふんわり乾かす!

イルコ電子

エスティロ ILD-321UPB-JP

幅49㎝と小型ながら、最大3kgの衣類を乾燥できる衣類乾燥機。AIで細かく温度調節し、乾燥後の衣類の縮みを最小限に抑える。低振動・静音設計で夜も運転可。排水設備も不要のため設置自由度が高く、届いたその日から使える。

↑本機は5つのコースを搭載。しっかり乾燥、ふんわり乾燥、脱臭など用途に合わせて様々なコースを選べる

 

↑付属の網を乾燥機内にセットすれば、乾きにくいスニーカーやぬいぐるみ、帽子などの布製品も形を崩さず乾かせる

 

<ココが価格以上>

「オシャレでコンパクト、衣類を守って乾かしてくれるのが魅力。フェイスタオルなら20枚までふわふわに仕上がります! 「ガス衣類乾燥機が欲しいけど工事はムリ」という家庭には良い選択肢になりそう。」(奈津子)

 

【その③】“まっ直ぐ”な洗濯槽で衣類をムラなく洗えて除菌・消臭機能も装備

AQUA

まっ直ぐドラム AQW-DX12N

ドラムをまっ直ぐ(水平)にすることで衣類の洗いムラがなく、洗濯物が絡みにくいドラム式。水温や洗剤質など10種のセンシングで洗濯を自動調整する。温風ミストとUVで除菌・消臭・シワ伸ばしを行う「エアウォッシュ」機能も搭載。

↑高濃度洗剤液を衣類に素早く浸透、ドラムの回転でたたき洗いともみ洗いを再現し、汚れをしっかり落とす

 

↑洗濯槽が水平なので、洗濯中衣類が均一に回転して洗いムラなし。乾燥時も衣類の絡まり、シワを抑制

 

<ココが価格以上>

「この製品は我が家でも愛用中。見た目はすっきりコンパクトなのに大容量12kgなので、家族4人ぶんでもゆとりをもって洗濯できます。乾燥後の衣類のシワが少ないので、アイロンがけの手間も軽減されます!」(石井)

 

【その④】洗剤・柔軟剤自動投入機能付きの10㎏タイプが8万円台は破格!

アイリスオーヤマ

全自動洗濯機10㎏ IAW-T1001

たっぷり10kgの洗濯容量に、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載したタテ型洗濯機。予約タイマーを使い、洗濯終了時間の設定ができる。通常より脱水時間を約60分増やし部屋干し時間を短縮するモード、洗濯槽の洗浄・乾燥機能も装備。

↑液体洗剤タンク、柔軟剤タンクともに容量約1000ml。市販の詰め替え用が丸ごと入る

 

↑洗濯槽には丈夫で黒カビが発生しにくいステンレスを採用。槽洗浄・乾燥機能で洗濯槽の清潔さをさらに保てる

 

<ココが価格以上>

「家族が多く洗濯物の量が多い、かつ乾燥機能は使わない家庭にオススメ。液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能付きは他の国内メーカーなら軽く10万円オーバーします。タテ型ゆえに洗浄力は必要十分!」(小口)

 

【その⑤】汚れの強い衣類の別洗いに最適な二層式洗濯機をコンパクト化!

サンコー

別洗いしま専科3

洗浄と脱水が同時に行え、大量の洗濯を時短できる二層式洗濯機を小型化。泥だらけの作業着やペットの毛が付いた服などを別洗いするのに最適だ。洗濯槽のパワフルな水流で汚れを落とし、脱水槽はカビにくいステンレス製で清潔。幅55cm×奥行34.5cmで設置場所を取らないのもうれしい。

↑洗濯槽底のパルセーター(回転羽根)でパワフル水流を実現。槽内の角張った部分が水流を複雑にし、汚れ落ちを強化

 

↑本機は小型なうえに質量9㎏で持ち運びも可能。洗濯するときだけ浴室やベランダに運ぶ使い方もできる

 

<ココが価格以上>

「二槽式は昭和の遺物と思われがちですが、丈夫で節水性が高く、根強いファンがいます。元々2〜5万円台と安価ななか、本機は小容量とは言え1万円台。ひとり暮らし用の洗濯機、セカンド洗濯機としてオススメ。」(小口)

【後半5製品】家電のプロが太鼓判! 価格以上の掃除機を紹介します

「コスパ」=「激安」とは限らないー。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる掃除関連の家電の逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが厳選しました!

 

【その①】布製品を洗える専用クリーナーがコードレスになり利便性アップ

コードレスリンサークリーナー

アイリスオーヤマ

コードレス リンサークリーナー RNS-B400D

布製品を水洗いできるクリーナーのコードレスタイプ。繊維に汚れが染み込む前に素早く汚れを除去できる。奥まで染み込んだ汚れを浮かす「直射」と、広範囲に水を噴射してカーペットの掃除に便利な「霧吹き」の2つの噴射タイプを選べる。

↑バッテリー搭載のコードレス式なので、クルマの中の掃除でも活躍。40℃までのお湯が使え、座席シートの汚れもしっかり落とせる

 

↑回収タンクは天面が広く開けられる設計。汚水を簡単に捨てられ、タンク内も洗いやすいので、雑菌の繁殖を抑えて長く清潔に使える

 

<ココが価格以上>

「布製品を濡らして汚れを水ごと吸引するので、通常の掃除機では取れない汚れを落とせます。食べ物や飲み物をこぼしたり、ペットが粗相をした場合のほか、じわじわ汚れが蓄積するソファの掃除に大活躍します。」(安蔵)

 

【その②】重労働な床の水拭きを立ったままで! いつも清潔でピカピカの床面に

水拭きスティック掃除機

AQUA

水拭きフロアクリーナー WIPEL(ワイプル) AQC-WX1P

吸引と水拭きを同時に行えるハードフロア専用クリーナー。給水カップの水とブラシの回転で汚れを落とし、水分と汚れをそのまま本体に回収する。シリアルなどの固形物も吸引でき、幼児の食べこぼしに悩む家庭なども大助かり。

↑給水カップから回転ブラシへキレイな水を常に供給。汚れを含んだ水はすぐに回収カップに吸引するので、汚れを広げてしまうことがない

 

↑掃除後に本体を充電台に置いてブラシ洗浄ボタンを押せば、回転ブラシを自動洗浄。お手入れは汚水を捨てて回収カップを洗うだけ

 

<ココが価格以上>

「水拭きに特化して軽量化。すぐ取り出せて使い勝手も良好です。気付かぬうちに皮脂やホコリなどで汚れている床の掃除が断然手軽になり、サッと掃除するのが習慣に。汚れの固着が防げて、キレイな家を維持できます。」(近藤)

 

【その③】軽くて吸引力が高く静音性抜群と進化し続ける実力派!

コードレススティック掃除機

シャープ

RACTIVE Air POWER EC-SR8

シリーズ史上最高の吸引力を維持しつつ、実感音を従来比約36%低減。従来取りづらかった壁際などのホコリも新型ブラシでよりしっかりかき取ってくれる。ダストカップの内筒やノズルブラシに髪の毛が絡みにくいなど、メンテ性も抜群だ。

↑吸込口にパイプを挿したまま自立。床掃除中にレバーを引けばパイプを残してハンディ機に切り替え、棚などを掃除できる

 

↑本体内に円錐形状のファンネルサイレンサーを搭載し、モーター音・排気音・駆動音を抑制。運転音約60〜53dBを実現した

 

<ココが価格以上>

「初代機から追いかけていますが進化がスゴい! 軽さとサイズ感が絶妙で、操作ボタンがすべて片手で押せるなど操作性も優秀です。吸引力も申しぶんなく、静音性は特筆。価格以上の実力があるシリーズです。 」(奈津子)

 

【その④】約2か月間ゴミ捨て不要で 軽量・ハイパワーな紙パック式

コードレススティック掃除機

日立

かるパックスティック PKV-BK3K

同社の「ラクかるスティック」が採用するモーター技術などを応用し、1.1㎏の軽さと強い吸引力を両立した紙パック式。紙パックには一般家庭2か月相当のゴミが溜められ、お手入れも簡単だ。ヘッドにLEDライトを備え、見えにくいゴミも徹底除去。

↑紙パックにゴミが溜まると紙パック上下に空気を流す「パワー長持ち流路」を採用。内部のゴミ増加による吸引力の低下を抑える

 

↑ヘッドに白と緑、計5灯のLEDライトを装備。暗い場所はもちろん明るい場所でも微細なゴミを浮かび上がらせて、掃除をアシストする

 

<ココが価格以上>

「吸引したゴミを圧縮し紙パックに約2か月ぶんのゴミを集められるのが秀逸。ゴミが溜まっても吸引力が落ちにくい構造もアッパレです。紙パック式は廉価モデルが多いなか、高機能搭載は「紙パック派」には貴重!」(コヤマ)

 

【その⑤】吸引・水拭き・自動ゴミ収集の3拍子揃って約6万円!

ロボット掃除機

アンカー・ジャパン

Eufy Clean G40 Hybrid+

吸引と水拭きの2Way仕様で、自動ゴミ収集機能も搭載の多機能モデル。高さ約7.3㎝の薄型設計で家具下も逃さず掃除できる。自動ゴミ収集機はアレル物質などの放出を99.9%防止、室内の空気を汚さない。

↑掃除終了後、本体内のゴミを自動ゴミ収集機に回収。面倒なゴミ捨ては約2か月不要だ。ダストパックは抗菌・消臭加工を施し清潔

 

↑パワフルな吸引と水拭きの同時清掃で床面ケアを時短。スマホアプリ上の操作で、水拭きの水量を3段階から選択できる

 

<ココが価格以上>

「Eufyのロボット掃除機は低価格でも賢く、ゴミの取りこぼしも少ないのが特徴。薄型で他社のロボットが入れない家具下も掃除できます。吸引・水拭き両対応で自動ゴミ収集機付きの本機は特にお買い得です。」(石井)

【前半5製品】家電のプロが太鼓判! 価格以上の掃除機を紹介します

「コスパ」=「激安」とは限らないー。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる掃除関連の家電の逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが厳選しました!

 

【その①】 自動ゴミ収集ドック付きでゴミ捨ての手間が減り毎日の掃除がよりラクに

コードレススティック掃除機

シャーク

EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAE

「自動ゴミ収集ドック」を搭載し、ゴミ捨ての手間を大幅軽減。ヘッドには独自の「ブラシレスパワーフィン」を採用し、フローリングからカーペットまで様々な床に密着してゴミをかき取る。パワーフィンは髪の毛が絡みにくく、お手入れがラク。

↑自動ゴミ収集機能により、約30日ぶんのゴミをドックに溜めておける。ドックは紙パック式でないため、ランニングコストも抑制

 

↑「ブラシレスパワーフィン」搭載ヘッドがフローリングからカーペットまでマルチに対応。気になるときにサッと使えて、ゴミを強力除去する

 

↑リリースボタンをつまむだけでハンディ機を簡単脱着。同梱のブラシ付き隙間用ノズルなどを装着すれば、様々な場所を手軽に掃除できる

 

<ココが価格以上>

「「自動ゴミ収集ドック」により日々のゴミ捨ての手間がなくなるのが大きな利点で、それがこの価格で手に入るとは驚き。取り回しのしやすさや髪の毛が絡まないヘッド構造なども合わせて、総合的にオススメです。」(小口)

 

「一般的なスティック掃除機はゴミ捨てが面倒で、その手間が省けるのは魅力。ゴミ収集ドックは紙パックレスで購入コストがかかりません。ドックに装着したダストボックスは水洗いでき、清潔志向の人も安心です。」(安蔵)

 

【その②】高い掃除性能を土台に機能を厳選して4万円切り!

ロボット掃除機

アイロボット

ルンバ i2

効率的な走行技術、独自の3段階クリーニングシステムなど厳選した高機能を搭載。別売のブラーバ ジェット m6と連携して吸引と水拭きの連続清掃も行える。自動ゴミ収集ドック(別売)を購入すれば掃除後のゴミ捨ても不要になる。

↑エッジクリーニングブラシがかき出したゴミを2本のゴム製ブラシで浮き上がらせ、従来比10倍の吸引力で除去

 

↑独自のナビ技術で広いフロアも短時間で掃除。充電残量が少なくなると自動でホームベースに戻り充電し、掃除を再開する

 

<ココが価格以上>

「ロボット掃除機の高級化が進むなか、シンプルながら高機能を備え4万円以下を実現! 吸引力が高く、出勤中などに掃除を済ませたい人は満足できるでしょう。ファブリック調でインテリアに馴染みやすいのも素敵。」(田中)

 

【その③】軽量&パワフルで様々な場所を快適に掃除できる!

コードレススティック掃除機

YAMAZEN

軽量コードレス スティッククリーナー ZSP-L160

0.98㎏と軽量ながらパワーブラシを搭載したコードレススティック。パワフルなゴミ除去力で様々な場所を快適に掃除できる。付属の隙間ノズルを使ってサッシの溝やエアコンの掃除もラク。ダストカップとフィルターは水洗い可能だ。

↑お手入れが簡単な自走式パワーブラシを搭載。軽い力でグングン前に進み、カーペットのゴミもしっかりかき出して吸引する

 

↑付属のすき間ノズルにブラシを装着。ブラシを引っ込めてソファの隙間、出してサッシの溝など幅広い場所の掃除に使える

 

<ココが価格以上>

「 1㎏以下の軽量コードレスでパワーブラシを搭載しているのが魅力。ゴミをどんどん吸い込む吸引力の強さに驚きました。ヘッドはコンパクトなので狭い場所の掃除にも。個室用のセカンド掃除機としてもオススメです。」(石井)

 

【その④】ゴミ吸引と水拭き・乾拭きが同時にできタイパ&コスパが抜群!

水拭きスティック掃除機

ハイアール

MIZUKI JC-M1A

汚れを吸引しながら水拭き・乾拭きを行う「マルチパワフル吸引」を搭載。常にキレイな水を供給するモップローラーで汚れを落とし、汚水をゴミごと吸い上げる。壁際8mmまで掃除できる「壁ぴたブラシ」やモップの自動洗浄、風乾燥機能を搭載。

↑本体天面に見やすい表示パネルを搭載。選択中の運転モードや動作の状況、バッテリー残量などをひと目でチェックできる

 

↑給水タンクには60℃までのお湯をセット可能。ベタつきの原因となる皮脂汚れもすっきり除去できる

 

<ココが価格以上>

「 ゴミの吸引と水拭き・乾拭きが一度にできて約3万円は圧倒的におトク。食べこぼしや液体汚れも気兼ねなく掃除でき、小さな子どもやペットがいる家庭に最適です。窓を開けることが多い秋も土ボコリ対策で活躍。」(小口)

 

【その⑤】軽くてゴミ除去力が高く操作性も抜群で驚きの価格!

コードレススティック掃除機

シロカ

2way コードレススティック クリーナー かるピカ パワー SV-SP351

0.98㎏と軽量ながらパワーブラシやLEDライトなど使い勝手を高める機能を多数装備。ハンディにもなる2Way仕様で、卓上や車内など幅広い掃除に使える。モノトーンのオシャレなデザインで部屋置きしてもインテリアに馴染む。

↑ハンディ機にした際の質量は0.6㎏。スリム形状で扱いやすく、高い棚の上も付属のブラシ付きノズルを使ってラクに掃除できる

 

↑ヘッド前面にLEDライトを装備。ベッドの下や家具の隙間など薄暗い場所も明るく照らせて、汚れの有無を確認しながら掃除できる

 

<ココが価格以上>

「0.98㎏と超軽量なのに加えて、パワーブラシの力でゴミもしっかり除去。操作性が特に優秀で、ヘッドが思い通りに動き、掃除していてストレスがありません。サッと使いたいときのセカンド掃除機としてオススメです。」(田中)

6600円で1台5役! 調理の幅がグンと広がるブレンダー【プロが保証! の高コスパ家電】

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはレコルト「ハンディブレンダー」。

 

【私が推します!】

 

家電ライター・田中真紀子さん

白物・美容家電を得意とするライター。ユーザー目線を大事にした、主婦ならではの感性でのレビュー記事に定評がある。

 

食事の準備から趣味の菓子作りまでつい使いたくなるお手軽さ

レコルト
ハンディブレンダー

実売価格:6600円

SPEC●定格消費電力:200W●付属品:ブレンダー、ダブルビーター、チョッパー、スリムカップ、レシピブックなど●サイズ/質量:W75×H380×D65mm/約610g(ダブルビーターセット時)

ブレンダーとダブルビーター、チョッパーの3つのアタッチメントが付属し、潰す・混ぜる・泡立てる・刻む・砕くを1台で網羅。ダブルビーターには底面がフラットで細めのワイヤーを採用し、効率的に泡立てられる。撹拌速度は変更可能。

 

↑手間のかかるみじん切りなどにはチョッパーの出番。野菜のほか、肉や魚をミンチするときにも使える。食パンからパン粉、氷を砕いてフローズンドリンクを作ってもOK

 

↑ブレンダーは食材を潰してペースト状にする工程やポタージュなどのスープ作りに重宝。鍋の中でそのまま使えて時短にもつながる。丈夫で長持ちするステンレス製を採用

 

↑アタッチメントの付け替えで使い方が広がり、滑らかなポタージュやふわふわのメレンゲなど、手がかかりそうな料理でも素早く簡単に作れる。料理初心者にうれしいレシピブック付き

 

1台あるだけで調理の幅がグンと広がる

ハンディタイプのブレンダーは「あると便利そうだけど、持ってはいない」という人が多いアイテムだと思います。そんな人が手軽に導入できるのがこちら。

 

リーズナブルな価格ながら、普段使いしやすいアタッチメントが揃います。パワフルな高級機種のようにナッツやクルミを砕くといった使い方はできないものの、鍋で煮込んだ食材をそのままつぶしたり、自家製のマヨネーズやドレッシングをサッと作ったり、メレンゲや生クリームを泡立てたり。ミキサーよりも手軽で、1台あるだけで調理の幅がグンと広がるので、とても重宝するんです。

 

ブレンダー用アタッチメントの装着時で約560gと、本体が軽いのも魅力。日々使うものなので、使いづらかったり重くて疲れたりするものは敬遠してしまいますが、コレなら毎日でも使いたいと思えるはずです。

 

すり鉢などで作ると時間も労力もかかる離乳食用としてもオススメ。ブルー、ピンク、ホワイトを基調とした3色のカラバリはどれも淡い色合いでかわいく、出産祝いなどのギフトにも喜ばれますよ。

「クローゼット型スチーマー」でおしゃれ着やアウターを丸ごとケア! 1台4役の“衣類ケア家電”の活用法をプロが解説

アイロンやスチーマー、洗濯機などの衣類ケア家電に、まったく新しいジャンルが生まれています。それがクローゼット型スチーマー。2011年、韓国の総合家電メーカー・LGエレクトロニクスによって製品化され、国内では2017年に発売されました。2023年8月には、いよいよ国内メーカー・パナソニックからも新製品が登場し、市場の活性化がますます期待されています。

 

そこで「家電のある豊かな暮らし」をメディアやSNSを通じて20年以上にわたって発信、伝説的テレビ番組『TVチャンピオン』で家電王に輝き、現在もその異名を取る中村剛さんに、クローゼット型スチーマーの実力と魅力を教えていただきました。

 

24時間いつでもOK。自宅で簡単にできる衣服ケア

↑写真提供=パナソニック

 

まるで冷蔵庫やクローゼットのような箱型の外見。そもそも “クローゼット型スチーマー” とは、どのような製品なのでしょうか?

 

「衣類を専用のハンガーに吊るして庫内に入れておくだけで、自動で除菌・消臭・シワ取り・乾燥まで行ってくれる、1台4役のクローゼット型ホームクリーニング機です。スーツや制服、コートやダウンジャケット、デリケート素材の衣服や、型くずれしやすい帽子、クッションや枕など、これまで自分でお手入れするのが難しかったアイテムが、自宅で簡単にリフレッシュできます。しかも洗剤は不要。水だけでケアできるのもポイントです」(家電王・中村剛さん、以下同)

 

魔法のような技術のように思いますが、どのような経緯で商品化されたのでしょうか?

 

「クローゼット型スチーマーは、2011年に韓国の家電メーカー・LGエレクトロニクス(以下、LG社)が、同国で『LG Styler(エルジー スタイラー)』を発売したのがはじまりです。これまでになかったまったく新しい家電で、商品化までに5年の年月を費やしたといいます。

 

仕組みはとてもシンプルで、密閉空間の中で60〜70℃のスチームを循環させ、ハンガーラックを毎分最大180回振動させながら、衣類のニオイをとり、シワをのばし、表面や内部に付着した微細なほこりをふるい落とします。菌やウイルス、ダニや花粉の除去にも効果があり、99%以上低減させることができます」

 

韓国でLG Stylerが定番家電になった理由

2011年の発売当初は認知度も低く、高級家電という位置付けで販売台数も振るわなかったそう。

 

「転機は2015年。韓国でPM2.5などの大気汚染が社会現象になるほど深刻な事態になったことがきっかけでした。それから、室内には空気清浄機、衣服にはLG Stylerというライフスタイルが定着し、今や韓国では、冷蔵庫や洗濯機に並ぶ定番家電になっています」

 

LG Stylerが日本で発売されたのは2017年でした。

 

「省スペースが好まれる日本市場に合わせ、従来よりも小型サイズが店頭に並びました。その後、姿見の代わりになるミラーモデルや、花粉ケアコースが搭載されるなど、ユーザーの声を反映した商品が展開されています。長い間LG Stylerが市場のパイオニアとして唯一無二の存在でしたが、この8月、満を持して日本メーカーのパナソニックから『スマートクローゼット』が発売になりました。独自の気流技術により、衣類を揺らさずにケアしたり、ナノイーXで熱やスチームを使わずに除菌することで、熱に弱い衣類のケアも可能になっています」

 

クローゼット型スチーマーのここが便利!

↑写真提供=LGエレクトロニクス

 

ここからは、LG社とパナソニック社、ふたつのクローゼット型スチーマーに共通する、さらなる魅力を紹介します。

 

・とにかく簡単。3ステップでリフレッシュ完了

「1.衣類を専用ハンガーにかけて収納する。2.コースを選んでスタートボタンを押す。3.仕上がった衣類を取り出す。この3つのステップで衣類のリフレッシュができます。準備も簡単で、スチーム用の給水タンクに水を入れる、排水タンクにたまった水を捨てるくらいです。ときどき庫内やほこりフィルター、タンクを洗うようにしてください」

 

・朝の忙しい時間でもケアができる

「たとえばLG Stylerのリフレッシュコース(標準)の場合、約48分で衣類のニオイを取り除き、ほこりや花粉を落とし、シワをのばすといったひと通りのケアが完了します。お急ぎコースを選択すれば約20分と、さらに短縮します。朝の慌ただしい時間帯、身支度している間にあっという間にきれいにしてくれるのは、気分的にも嬉しいですね」

 

・ダウンジャケットもショールも購入時のようにふっくらと

「クローゼットにしまいっぱなしにしていたり、酷使してしまったダウンジャケットも、クリーニングに出した後のようにふわふわになります。外出する時間に合わせてタイマーをセットすれば、暖かいコートを羽織って外出することもできますよ」

 

・パンツプレスで、センタープレスもキープ

「パンツプレスを利用すれば、細かなシワもしっかりとってくれ、センタープレスもきれいにキープしてくれます。面倒なアイロンがけは必要ありません。LG社は『ズボン折り目ケア』が標準搭載。パナソニック社では専用のパンツプレスが購入可能です」

 

・1回あたりのランニングコストが低い

「乾燥まで行うと聞くと、電気代が気になりますが、ランニングコストはけっして高くありません。選ぶコースによりますが、1回の使用にかかる電気代は数円〜数十円程度。クリーニングの手間や費用を考えても、クローゼット型スチーマーの導入は、コスパやタイパの面で効率的と言えるでしょう」

 

ただし一点、気をつけてほしいことがあるそうです。

 

「留意してほしいのが、クローゼット型スチーマーに洗濯機能は備わっていないことです。衣服に汚れがついている場合は必ず汚れを落としてから使用してください。また、コースによって使用不可の素材もあります。使用前に必ず確認をしましょう」

 

空間の邪魔をしない。家電というより、まるで “家具”

↑写真提供=パナソニック

 

クローゼット型スチーマーは、細身のロッカーのような形状をしています。高さは約1.8m、奥行きも60cmほどあり、存在感があります。

 

「たしかに大きいですが、LG社、パナソニック社ともに、非常にスタイリッシュなデザインで、家電というより家具のような印象です。扉がミラーになっていたり、指紋がつきにくかったり、表示パネルも目立たないよう工夫されていて、部屋のインテリアを邪魔しません」

 

おすすめの設置場所はあるのでしょうか?

 

「給排水工事は必要なく、電源さえ確保できればどこにでも置くことができます。玄関、リビング、寝室のほか、ウォークインクローゼットの中に置く方もいます。ただ、それなりにサイズがあるので、賃貸マンションだとリビングに置くのが現実的かもしれません」

 

大きさに加え、一台20〜30万というイニシャルコストの高さも購入のハードルを上げてしまいそうです。

 

「たしかにそうだと思います。2017年の国内発売以降、販売台数は伸びていますが、爆発的なヒットには至っておらず、一度使った方が気に入り、少しずつ広まっている印象です。必要不可欠な家電ではないので、なくても暮らせるといえばそれまでですが、お気に入りの服をできるだけきれいな状態で毎日気分良く着続けられる、衣服にまつわる日々の小さなストレスを解消できる、毎日忙しく暮らしている人にとっては、空いた時間を別のことに使えるといった付加価値があります。そのようなところに魅力を感じる方が今後さらに増えれば、利用者も増えていくと思います」

 

LG Stylerとスマートクローゼット、それぞれの違いは?

現在、クローゼット型スチーマーは、LGとパナソニックの2社から発売されています。ここからはそれぞれの特徴とおすすめモデルをご紹介します。

 

■ 世界的に権威のあるデザイン賞を受賞! よりインテリアにフィットした最新モデル

LGエレクトロニクス「LG Styler  S3GNF / S3BNF」
25万5000円(税込)

LG社では、2017年に初代モデルを発売して以降、機能やデザインで選ぶことができる豊富なラインアップを展開しています。ハンガーで最大3着+ズボン1着をケアできる通常モデルに加え、ハンガー部を5着に拡大した大容量モデルS5MBも販売しています。

 

「2022年以降に発売したモデルでは、花粉ケアとシルクケアコースが標準搭載。スマホで機能をダウンロードすることで、ウールやデニム、革製品など専用コースも利用できます。熱風乾燥ではなく、ヒートポンプの低温乾燥でじっくり乾燥させるため、カシミアなどのデリケートな素材もお手入れ可能です。付属のアロマシートや、好みの香りをコットンシートや不織布につけてセットすれば、衣類に香りをつけることもできます。S3GNF、S3BNFは、世代や空間を選ばないデザインも魅力です。世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつ『iFデザイン賞2022』を受賞しています」

 

【Item Date】
・サイズ(W×H×D):445×1850×585mm
・重量:78kg
・カラー:S3GNF(ミストグリーン) / S3BNF(ミストベージュ)
・付属品:ハンガー2本・ズボンハンガー1本・棚1個

 

■ 就寝中でも邪魔にならない静音性。大手国内メーカーのこだわりが詰まった一台

パナソニック「スマートクローゼット HCCーR600AR / HCCーR600AL」
オープン価格(実勢価格33万円前後・税込)

2023年8月に発売されたばかりのスマートクローゼット。空間に溶け込み、部屋を広く見せるミラーデザインの扉は、姿見としても使うことができます。扉を開くと自動で電源が入り、操作用のタッチパネルが浮かび上がります。シンプルなメニュー表示で迷わずにコースを選ぶことができます。洗濯乾燥機のヒートポンプや独自のイオン技術「ナノイーX」など、国内大手家電メーカーの確かな技術が詰め込まれ、性能はもちろん、使いやすさ、デザインすべてにおいてこだわりぬかれた一台です。

 

「パナソニックが手がけてきたいくつもの技術を応用し、製品化されたスマートクローゼット。シワのばし、ナノイーX(除菌・消臭)、乾燥と3つのコースが搭載されています。特筆すべきは『振動がない』こと。LG Stylerがスチームと振動でケアをするのに対し、スマートクローゼットは、庫内の風向きをコントロールしながらシワを伸ばします。振動がないことで、静音性が高まります。特に・除菌・消臭時の運転音は30dBと、郊外の深夜レベルの音です。夜遅い時間帯に使うことが多い方、賃貸暮らしの方は、より安心かもしれません。また、ナノイーX技術もパナソニック独自のものです。一切スチームを使わないため、自宅で手洗いできないような、ドライクリーニング必須の衣類にぴったりです。製品は1モデルのみ、右開き、左開きを選ぶことができます」

 

【Item Date】
・カラー:ミラーデザイン
・サイズ(W×H×D):450×1734×613mm
・重量:69kg
・付属品:ハンガー3本・棚1個

 

クローゼット型スチーマーには、衣服にまつわる日々の小さなモヤモヤを解決してくれたり、おしゃれの幅を広げてくれたりと、暮らしを豊かにする付加価値がたくさん。中村さんも、「一度使えばその良さを実感できる方も多いと思うので、気になる方はサブスクを利用してみるのもおすすめです。季節を問わずに活躍する製品ですが、コートやニットを着る時期や、インフルエンザが流行する時期、花粉の時期は、特に良さを実感できると思いますよ」とお話しされていました。まずは家電量販店などで実際の実力を体験してみてはいかがでしょうか。

 

プロフィール

家電王 / 中村剛

東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務。2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は “家電王” として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信している他、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好きでもある。
東京電力 くらしTEPCO web「くらしのラボ」
YouTube

水だけで掃除と99.99%除菌! コスパ最高のスチームクリーナー【プロが保証! の高コスパ家電】

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはケルヒャーの「スチームクリーナー 」

 

【私が推します!】

家電女優・奈津子さん

「家電アドバイザー」資格を持ち、自宅では150台以上の家電を使い分けるワーママ。東京FM「スカイロケットカンパニー」出演中。

 

水だけで掃除と99.99%除菌ができる子どもの食べこぼし問題の救世主(奈津子)

ケルヒャー
スチームクリーナー
SC MINI

実売価格:9770円

約100℃のパワフルスチームを安定して噴霧し、バクテリアやカビ・ウイルスを99.99%除菌・除去。小型のハンディタイプなので取り出しやすい場所に収納してサッと使える。ロック機能搭載でヤケドなどの事故を防ぐ。

SPEC●スチーム吐出圧力:最大0.3MPa●ヒートアップタイム:約3分●連続噴射時間:約6分●ボイラータンク容量:0.2l●サイズ/質量:W321×H186×D127mm/1.6kg

↑洗剤やアルコールを使わずに水だけで除菌でき、口に触れるモノがある洗面所や子どもがいる空間でも安心だ。ゆっくりと念入りにスチームすることで除菌効果がアップ

 

↑高温のスチームでガンコな汚れも浮かせて除去。ドアノブのほかテーブル、まな板など、毎日触れる場所の除菌・掃除に最適だ。ソファ、クッションなどの布製品にも使える

 

除菌・掃除以外にも衣類のシワ伸ばしにも活用可能

清掃機器メーカーとして信頼が厚い同社の技術力はそのままに、付属品を厳選してお手ごろ価格を実現したのがこちら。ラジオで紹介したところ、リスナーさんや共演者の方からも好評でした。

 

除菌に対するニーズは一時的なものではなく定着しつつありますが、アルコールや化学薬品の使いすぎには抵抗があるという方も多いはず。コレなら、約100度の高温スチームにより水だけでバクテリアやウイルスを99.99%除菌できるので、子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。共働きで2歳児を育児中の私にとってはまさに救世主!

 

我が家では子どもの食べこぼしで床がベタついていることが多く、しかもうっかり見過ごしてしまうと後日カラッカラに乾いた野菜の破片やガチガチのパンくず、お米なんかが出てきちゃうんです(泣)。だからリビングのテーブルや床、キッチン周りのケアにはスチームクリーナーがマスト。水拭き以上にしっかりと清掃したい場所やシーンで活躍しますよ。

 

高温に弱い素材以外なら布製品にも使えるので、実は衣類のシワ伸ばしにも活用可能。Tシャツや仕事着のケアにもどうぞ!

ヒーターに衣類乾燥まで、1台4役で活躍するシロカ「HOT&COOL サーキュレーター ポカクール」

シロカは、ヒーターとしても扇風機としても使え、部屋の空気を循環させるサーキュレーション機能や衣類乾燥機能も兼ね備えた、大風量かつ静音の「HOT&COOL サーキュレーター ポカクール」を10月5日に発売しました。価格は直販で2万4860円(税込)。

 

HOT&COOL サーキュレーター ポカクールは、冬はヒーター、夏は扇風機として、温風・送風のどちらでも使用できます。また、エアコンと併用することで、エアコンの気流を効率的に循環させる「サーキュレーションモード」や、脱臭・除菌をしながら衣類を効率よく乾かす「衣類乾燥モード」も搭載。

 

さらに、シロカの独自技術「ふわビューン UZU」による、約20m先まで届くパワフルな風(送風時)と、最小騒音値は約16dBという、“木の葉のふれあう音”と同じレベルの静音性も特徴です。

 

電源:交流100V、50/60Hz
消費電力: 温風1200W、送風38W
本体重量:約4.3kg
電源コードの長さ:約1.8m
外形寸法:約幅28.5×奥行26.5×高さ31.5cm
安全装置: 転倒自動停止装置、過熱防止装置
その他機能:切タイマー、チャイルドロック
セット内容:リモコン(テスト電池付き)、取扱説明書(保証書)

ロボット掃除機、特にRoborock狙うなら最大半額以下になる「Amazonプライム感謝祭」がアツイ。登場予定の製品まとめ

GetNavi webで定期的にお伝えしているRoborock(ロボロック)のお買い得セール情報。今回も見逃せない情報が届きました。それが10月14日0時〜10月15日23時59分まで行われる「Amazonプライム感謝祭」でのセールです。この「Amazonプライム感謝祭」、Amazonプライム会員限定のセールとなり日本では初開催。というわけで、ロボロックも力が入っているはず。

 

これまでのセールでも、ロボロック製品の割引率は50%前後だったり、最新モデルや発売して日が浅い製品でも10〜20%前後の割引がされていましたが、今回も最大で半額以下と超特価。強力で賢い掃除性能と自動ゴミ収集機能を備えた「S7 MaxV Plus」や、吸引力が自慢の「Q5+/Q5」が出揃うとのこと。本記事ではセール対象となる製品をまとめてみました。

 

【10月14日(土)、15日(日)開催! Amazonプライム感謝祭】ロボロックのセール会場はコチラ!

 

【目玉商品①】強力な清掃力+賢い障害物回避機能+ゴミ収集ドック!

S7 MaxV Plus

S7 MaxV Plus

通常価格:12万3300円→6万9800円 <2%OFFクーポンコード:roborock10Gn>

5100Paの強力な吸引力を備え、ストラクチャードライト&カメラとRGBカメラを搭載し、スリッパや電源タップなどの障害物や家具を認識・回避(※1)しながら賢く掃除を行います。掃除機本体の性能は上位モデルのS7 MaxV Ultraと同じ。スマート自動ゴミ収集ドックを搭載し、紙パック式とサイクロン式の2wayに対応し、 両者から好みのゴミの捨て方を選べるのが特徴です。どちらも60日分(※2)のゴミを収集でき、紙パック式は処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。また、搭載されているカメラにより見守りと双方向の通話が可能です。

(※1)100%の回避を保証するものではありません。幅5cm高さ3cm以上の物体を回避します

(※2)部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

本機に採用されているメインブラシは3次元に動くので、凹凸のある床面にしっかりとフィットしゴミやホコリを逃しません。また、ラバー素材のため床を傷つける心配がないのも嬉しいポイント。

 

水拭きは、600gの高加重モップが毎分最大3000回高速振動し、ガンコな汚れから皮脂、知らずのうちに床に積もった花粉までもしっかりと拭き上げます。モップモードは、強力(3000回/分)、標準(2300回/分)、ソフト (1650回/分)から選択可能。一度に水拭き掃除できる範囲は最大160㎡となっています。水拭きモード中に心配になるのが、カーペットまで水拭きしてしまうのではないかということ。その点、本機はカーペットを識別する超音波のセンサーを搭載しており、感知すると水拭きモップが自動で5mmリフトアップ。吸引掃除だけに切り替えてくれるので、不意にカーペットを濡らす心配はありません。(※3)

(※3)モップリフトモードは、毛足が4mm未満のカーペットでご使用できます。​毛足が4mm以上のカーペットでは、アプリでカーペット回避モードを選択ください。​

 

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クーポンコードの入力で、以下の製品がさらに2%OFF!

S7 MaxV Plus/Q5+/Q5

<クーポンコード:roborock10Gn>

 

【目玉商品②③】吸引掃除に特化したシンプルながら高機能なモデル

Q5+/Q5

Q5+

通常価格:7万2800円→3万4800円  <2%OFFクーポンコード:roborock10Gn>

Q5

通常価格:5万800円→2万4800円  <2%OFFクーポンコード:roborock10Gn>

2700Paの吸引力を誇り、ハウスダストからペットのトイレ砂までキレイにする、まさに吸引掃除に特化したロボット掃除機。水拭き機能は要らないけれど、賢くてしっかり掃除力のあるロボット掃除機を探している人にピッタリのモデルです。

本機には、高精度LDSレーザーセンサーを搭載。部屋の間取りを素早く正確(※4)にマッピングすることで、無駄のないルート掃除=時短を叶えるタイパ家電ともいえます。また、13種・19個ものセンサーが家具や壁への衝突、隙間への挟まりを防ぎスムーズな掃除を行います。レーザーセンサーでマッピングしたマップは、スマホアプリ上で3Dで立体的に確認可能。

(※4)把握した間取りと実際の間取りの一致率は99%です。Roborock調べ​

さらに、スマホアプリからは掃除したい部屋、進入してほしくない部屋を選択したり、それぞれの部屋での吸引力を設定したりすることができます。進入禁止エリアは最大10か所まで設定でき、バーチャルウォールで進入を防ぐので別途でセンサーを設置したり仕切りを設置する手間はありません。

2機種の大きな違いは、Q5+には自動ゴミ収集ドックが搭載されている点。掃除後、本体が自動的にドックに戻り溜まったゴミを自動ゴミ収集ドックが吸い上げてくれるので、ゴミ捨ての手間が省けるのです。ドックは2.5Lの紙パック式を採用。60日分(※5)のゴミを収集し、さらに0.3μmまでの微粒子(花粉)を99.7%吸引し排気を清浄化します。

 

ゴミ捨ての手間も減らしたい! という人は、迷わずQ5+の購入を検討するのがオススメです!

(※5)部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります​

 

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S7 MaxV Plus/Q5+/Q5

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他にもお得になるロボロック製品はコレだ!

最高に自由になれる全部入りモデル「S7 MaxV Ultra

S7 MaxV Ultra

通常価格:15万2000円→13万7500円

家電批評のベストバイを受賞した本機は、①水拭きモップの自動洗浄 ②給水の自動化 ③本体ゴミの自動収集を実現した「3way全自動ドック」を搭載。5100Paのパワフルな吸引力と、高速振動による水拭き、カーペットでのモップの自動リフトアップ機能に加え、「ストラクチャードライト&カメラ」による障害物回避機能も搭載し、まさに全部入りの贅沢な一台となっています。搭載のカメラでは見守りや双方向の通話が可能。

 

”ちょうどいい”を極めた「Q7+/Q7

Q7+

通常価格:8万4500円→4万4800円

Q7

通常価格:6万2800円→2万7800円

吸引掃除と水拭きを同時に行う2in1ロボット掃除機。2700Paのパワフルな吸引性能を持ち、加えて3次元に動くメインブラシにより、微細なハウスダストからネコのトイレ砂などのゴミまで強力に吸い込んでくれるのが特徴。2段階で水量を調整できる水拭き機能により、床をサラサラに保ちます。Q7+には自動ゴミ収集ドックが搭載されています。ゴミ捨ての手間を省けるQ7+と、シンプルに本体のみのQ7。それぞれのニーズに合わせた選択ができますね!

 

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S7 MaxV Plus/Q5+/Q5

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象印マルチロースターで「調理家電沼」にハマってしまったよ!編集長の生活が変わった3つのシーン

秋は多彩な農作物が旬を迎える収穫の時季であり、まさにグルメなシーズン。このタイミングにドンピシャな注目の最新調理家電が、象印マホービンから好評発売中の「マルチロースター EF-WA30(以下、マルチロースター)」です。

↑前回の記事では実際にさんまを焼いてみました。外はパリッと、内はふんわりとして実に美味しかった。前回記事の様子はこちら→象印の「マルチロースター」は旬感家電と命名したい名品ぶり!使ってわかった優秀さ&多才さhttps://getnavi.jp/homeappliances/900804/

 

象印では以前よりロースター製品を手がけており、グリルやフライパンの調理で発生する手間を軽減する家電を提案しています。本機はその最新作であり、得られる体験はいわばまったく新しい食卓価値。スマートな操作で季節の恵みがご馳走になる、“旬感家電”ともいうべき名品なのです! しかもお手入れも簡単だから言うことなし!

 

GetNavi webでは全3回の記事で、本機の魅力を徹底解説。第2回となる今回は、GetNavi web編集長の山田佑樹が実生活におけるリアルな使い方を実践。公式レシピを参考にした料理を含む3品と、休日から日常までライフスタイルに合う点、マルチに使える点を食シーンとともにレポートします!

 

【今回紹介する製品】

象印マホービン

マルチロースター EF-WA30

【SPEC】●消費電力:1100W●外形寸法 幅×奥行×高さ:約49.5×27×19.5cm●焼き網の寸法 幅×奥行:約35×17cm●本体質量(トレー含む):約4.6kg

 

【まずは簡単に製品解説】インテリアになじみ機能美が光る

↑今回は編集長・山田の自宅で実際に長期使用してみました

「マルチロースター」はインテリアになじむデザインと、圧倒的な機能性の高さが特徴です。高性能を支えるのが、上下のヒーターと「こんがり反射板」(①)の効果による優れた熱効率。加えて、「高性能触媒フィルター」(②)によって煙やニオイ成分を約90%カット(※)してくれる点も見逃せません。

(煙やニオイ成分の除去率は、触媒フィルター単体の試験結果であり、実使用とは異なります。触媒フィルターあり、なしでの象印調べ)
※煙の除去率: NBS発煙性試験装置(ASTM-E662に準拠)により、単位面積当たりの発煙量を測定し算出。触媒フィルターあり:4.0 触媒フィルターなし:46.7 (象印調べ)。
・ニオイ成分の除去率:ガスクロマトグラフィーにより、プロピオンアルデヒド(サンマを焼いた時に発生するニオイのもととなる成分)濃度を触媒フィルター単体で測定し算出。触媒フィルターあり:0.447ppm 触媒フィルターなし:5.000ppm(象印調べ)。
・ニオイのもととなる成分量を測定したものであり、実際のニオイの感じ方を比較したものではありません。

また、操作も簡単。水受皿に水を入れて焼き網をセットするなどしたら、あとはタイマーつまみ(③)を回すだけ。タイマーつまみのすぐ横にはレシピや取扱説明書ページへアクセスできる二次元コード(③)があるので、献立考案やお手入れ方法を調べるときにも便利です。

 

さらには後片付けに関しても手間がかかりません。ふたの脱着が簡単に(④)行える仕様になっているため分解しやすいうえ、焼き網・反射板・水受皿までも丸洗いできる(⑤)のも嬉しいポイントです。

 

こうした機能やお手入れ性能の高さによって、積極的にグリル料理をしたくなる気持ちにさせるのが「マルチロースター」なのです。具体的な性能や機能は前回の記事で詳報しているので、商品詳細を知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

 

【「マルチロースター」の機能①~⑤をギャラリー形式で紹介(画像をタップすると大きく表示されます)】

 

ここからは、山田が休日や平日に使ってみた実感をレポートしていきましょう。

 

休日の日中に使ってみた:ライブ感満点のベランピングで「牛串」をいただく

↑熱々の牛串をハフハフする幸せを感じる様子をレポートします

この日、私は串打ちに夢中になっていました。それは、「マルチロースター」で必ずや作りたい料理のひとつだったから。午前中から買い出しに行き、早足で帰宅、下準備をして、と自分でも驚くほどの高揚感。

 

牛串はこれまでも、キャンプやバーベキューでは作ってきましたが、家で焼くのは初めて。その原因はやはりニオイと煙。以前、リビングダイニングにコンロを置いて牡蠣を焼いたところ、リビングのソファはもちろん、スライド式のドアを隔てた寝室のベッドにまで生魚のようなニオイが染み付いてしまいました。以降山田家では、ダイニングやリビングでニオイや煙が出る料理はNGになっています。

 

でも!!「マルチロースター」は煙やニオイをしっかり軽減してくれるというじゃないですか!しかも、上下のヒーターで両面を一気に焼いてくれるから、焼いている途中で裏返す必要もないし、火加減を気にする必要もありません。まさに、いいことづくめ!

 

↑タレに漬けた牛肉と、野菜を彩りよく串に刺し、「マルチロースター」を約5分予熱して串を約11~13分焼けば完成。上下からの高火力により、ひっくり返さずともしっかりジューシー。お肉は旨みがギュッと詰まったおいしさで、野菜もみずみずしく絶品!

以前から、焼きたての料理をべランピング仕様にしたベランダで食べたいと思っていたのですが、「マルチロースター」なら完璧にこなしてくれそう。本機は屋外での使用は推奨されてないので、ベランダすぐ横のリビングに「マルチロースター」をセットして焼いてみました。

【詳細なレシピはコチラ→】https://www.zojirushi.co.jp/recipe/list/751.html

 

食べてみるととんでもない非日常体験が!牛肉と野菜のコラボレーションがダイナミックに口の中に広がり、牛肉のやわらかさと野菜のシャキシャキが交互にやってきます。最高!さらに、熟練の焼き師が1本1本を手作業で焼き上げたような丁寧な仕上がりも確かに感じられます。これが自宅で食べられるなんて、想像以上の非日常!

 

個人的には食べるのと同じぐらいテンションが上がったのが、配膳のとき。右手にお酒、左手に牛串を載せたお皿をキッチンからベランダに持ち運ぶときに、香り立つ料理の匂いと、牛串のジュージュー感にすでにメロメロ。「マルチロースター」は「食のエンターテイメント性」も極めて高い製品といえるでしょう。ちなみに、「マルチロースター」でできる料理はお酒とも相性が良いのですが、それは次回の記事でたっぷりお伝えします!

 

さて、「マルチロースター」は煙や嫌なニオイも少ないので、妻や娘からも大好評。これまでのNGがなんだったのか、「あれも焼いてみよう、これも焼いてみよう」のリクエストが続出。製品ひとつで食卓が変わるとはこのこと。

 

さらに、本機はふたが簡単に分解でき、焼き網と反射板、水受皿まで丸洗いできるので手入れも楽々。肉を焼いたあとについた油を落とす作業って大変だと思うのですが、本機ではそんなことなし! この手軽さも、日常的に使いたくなるポイントです。

 

休日の夜に使ってみた:窓付きグリルで絶妙おこげの「焼きおにぎり」に成功

↑髪を乱しながら一心不乱に食べるライブ感をレポート 

同じ日。日中の牛串では美味しさと盛り上がりで、家族全員食べすぎてしまいました。とはいえ、時間が経てば小腹がすいてきます。そこで、夜は軽めの焼きおにぎりに。

 

ということで、「マルチロースター」をダイニングテーブルに移動し、下ごしらえしたおにぎりを調理。調理工程が見える窓付きの仕様なので、ちょうどいい焼き加減に仕上げられること。これがフライパンの場合、絶妙なおこげを付けるのはけっこう難しいんです。

 

焼きおにぎりは、タレの甘く香ばしい風味とかつお節のうまみが合わさって滋味深い美味しさ。ごまのプチッとしたアクセントもたまりません。そして、私はここで別途ダシ汁とねぎを加えて焼きおにぎり茶漬けにアレンジ。サラサラッとしたライトな口当たりと、ほっこりやさしい味わいに癒されます。

↑しょうゆとみりんを加えたご飯に、かつお節と白ごまを加えてさらに混ぜ合わせて成形。約5分予熱した「マルチロースター」で、約7~8分焼けばでき上がりです

【焼きおにぎりは公式レシピもあります→】https://www.zojirushi.co.jp/recipe/list/755.html

 

そして「マルチロースター」が素晴らしいのは、「しまわなくてもいいかな」と思わせてくれる実用性とデザイン性の高さ。ホットプレートや電気鍋は食べたらしまうのが基本ですが、本機は利用シーンが幅広いのでそのままテーブルに出し、翌日も文字通りマルチに活躍してくれます。仕事は忙しいけど、上質なライフスタイルを実現したい層にはうってつけの製品といえるでしょう。

 

月曜日の朝に使ってみた:グルメなトーストで優雅なモーニング

↑「マルチロースター」は本体のとっ手も大きいので持ちやすく、移動が苦になりません。ダイニングテーブルに置いても「画」になります

こうして翌朝、再び「マルチロースター」でお世話になったのはパン調理。本機は本格的なグリルチキンも上下のヒーターで美味しく仕上げてくれるので、トーストもワンランク上のクオリティに焼けることは間違いないでしょう。

 

そこで今回トライしたのが、ナッツハニートースト。おつまみにも重宝するミックスナッツを少々アレンジして具材にする、プチリッチな一品です。

↑ミックスナッツを粗く刻み、はちみつとシナモンをブレンド。バターを塗った食パンにチーズ、ナッツとのせてアルミホイルを敷いた「マルチロースター」で約6~7分焼けば完成です

【詳細なレシピはこちら→】https://www.zojirushi.co.jp/recipe/list/753.html

 

バターやパンが焼ける香りって最高ですよね。しかもこの日はチーズやはちみつも加わって、食卓がエレガントに。月曜日の憂鬱な朝でも一気に様変わりして、一日のやる気があふれてきます。

 

トーストは、カリサクもちっと。そこにとろけるチーズ、クラッシュナッツのコリッとした食感もプラスされ、多彩なテクスチャーが多幸感を演出します。味も、甘みと塩味が香ばしさとひとつになり、ミルク、コーヒー、カフェラテとも相性抜群。最高の朝食となりました。

 

なお、ベースの食パンを4等分などにカットしてハニーナッツトーストにすれば、お酒のおつまみにも。バーボンをベースにしたハイボールや、赤ワインソーダなどがよく合うと思います。

 

外食以上のおうちご飯が叶う。それが「マルチロースター」だ!

我が家に「マルチロースター」がやってきてから、毎日の食シーンがより楽しくエレガントになりました。最近は出社が増えて外出や外食する機会も多くなり、「外食志向」に戻りつつあったのですが、外食以上のクオリティでおうちのごはんを楽しめるパワーがあります

 

そう、「おうち時間」全盛のときに調理家電にハマったのですが、それを今度は「制限のない生活」で実践したくなるような感覚。朝昼晩&休日平日に活躍してくれ、後片付けも簡単だからまた次の料理に使いたくなるーーこれ一台で、QOL爆上がりな「マルチロースター」。

 

私のような家電ファンだけでなくファミリーにもオススメ。プレゼントにもピッタリですよ!

 

まとめ/中山秀明 撮影/高原マサキ フードスタイリング/梶山葉月

「石油ファンヒーターに見えない」スタイリッシュボディ。ダイニチの個室向け「家庭用石油ファンヒーターERタイプ」新発売

ダイニチ工業は10月5日 、個室向けの「家庭用石油ファンヒーターERタイプ(9畳向けの3.2kW機種)」を発売しました。カラーは「プレミアムマットホワイト」「ストーンブラック」の2色展開で、価格は3万3000円(税込)。直販サイト「ダイニチWebShop」限定の取り扱いとなります。

 

「家庭用石油ファンヒーターERタイプ(9畳向けの3.2kW機種)」は、空間に調和するスクエアフォルムで、温風の吹出口は目立たないように前面パネルと一体化。トレンドカラーのマットな白黒の2色を採用し、「石油ファンヒーターに見えない」スタイリッシュなデザインを実現したといいます。

 

機能面では、タンクの上下に取っ手を付けることで両手でしっかり持つことができるほか、ワンタッチで簡単に開け閉めできる「ワンタッチ汚れんキャップ」を採用するなど、給油に便利な機構を取り入れています。

 

また、センサーで室温変化を検知し、燃焼量を自動コントロール。好みの温度に合わせて賢く灯油の消費量をセーブして、快適さを損なうことなく節約できます。

 

暖房の目安は木造(戸建)で9畳(15平方メートル)まで、コンクリート(集合)で12畳(20平方メートル)まで。タンク容量は約5Lで、本体重量は8.5kg、本体サイズは429×371×307mmとなっています。

高い暖房性能と省エネを両立。広範囲に暖かさを届けるファン搭載の「ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fan」

山善は、“twinheat(ツインヒート)シリーズ”から、製品本体の背面にファンを搭載し、より広範囲に暖かさを届ける「ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fan(ツインヒート プラス ファン)DBC-SVM12/EDBC-SVM12」を発売しました。直販価格は2万1800円(税込)。

 

2014年9月から販売している“twinheatシリーズ”は、速暖性のあるカーボンヒーターと、遠赤外線効果のあるシーズヒーターを兼ね備え、秋や春先の少し肌寒いシーズンにはカーボンヒーターを、冬場はシーズヒーターをそれぞれ単体で運転可能。さらに、真冬は両ヒーターを同時にフルパワー運転させることができます。こうした季節に合わせた使い方が可能なアイテムとして人気を博し、累計販売台数は39万台を突破しています。

 

ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fanは、同シリーズの新モデル。製品本体の背面にファンを搭載し、カーボンヒーターとシーズヒーターの輻射熱に加えて、製品本体に溜まった熱をファンで無駄なく前方へ送り出す仕組みを採用しています。遠赤外線が当たった部分を温める輻射熱と、ファンによる暖気の対流により、従来モデルよりも広範囲に暖かさが行き渡り、複数人での使用に適しています。

 

また、首振り機能を使用すると、さらに効率的に部屋を暖めることが可能です。さらに、同シリーズ初となる「ECOモード」により、消費電力を抑えることで、最大約18%の節電を実現。加えて10段階の「出力切替」と、5段階の「温度センサー」により、暖めすぎを防ぐことができます。

商品名 ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fan
型番 DBC-SVM12 EDBC-SVM12
定格 交流100V 1200W
本体寸法 幅320×奥行320×高さ680mm
質量 約6.2kg
電源コード長 1.8m
安全装置 転倒オフスイッチ、サーモスタット
販売ルート 当社が運営するインターネット

通販サイト、全国のホームセンター
など
全国の家電量販店
商品情報 https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00008290

温風で素早く、遠赤外線で芯から温める、ダイキンの新「ハイブリッドセラムヒート」

ダイキン工業は、からだを芯から温める遠赤外線と、温風を素早く吹き出し、広範囲を温める機能を組み合わせた遠赤外線暖房機「ハイブリッドセラムヒート」を発売しました。実売価格は7万3000円前後(税込)です。

 

ハイブリッドセラムヒートは、遠赤外線と温風を組み合わせた「ハイブリッド自動」運転を搭載。起動時に温風で足元から素早く温め、徐々に温風のパワーを抑えながら、からだを芯から温める遠赤外線に切り替わります。寒い朝でも素早く温まるうえに、遠赤外線の効果でぬくもりが持続するとのこと。加えて、遠赤外線による「輻射」運転や、足元から暖かさが広がる「温風」運転など、さまざまなシーンに合わせて選べる3つの運転を搭載。

 

また、安全性については、誤操作を防止する「チャイルドロック」に加え、前面パネルの表面温度を業界で最も低い最大50度以下に制御する「ひかえめモード」を搭載するなどで配慮しています。さらに、エアコンや床暖房などと一緒に使用した際、室温が約22度に到達すると、自動で遠赤外線の出力を抑えた運転をし、省エネ性を向上させています。

 

本体デザインは、暖炉型のシルエットで、暖かさを表現。本体色はダークグレーで、さまざまなインテリアと調和するとのこと。そのほかの仕様は以下のとおりです。

 

出力:ハイブリッド自動/250~1100W(可変式、運転開始時は1250W)、輻射/250~1100W、温風/250~1250W

定格消費電力:0.25~1.25kW

運転音:最大40dB

重量:約10kg

電源コードの長さ:3m

本体サイズ:約幅500×奥行き226×高さ522mm

炊飯・調理の幅が広がる。ハイアールから680W大火力と低温調理対応の5.5合炊きマイコンジャー炊飯器登場

ハイアールジャパンセールスは、甘みを引き出す680Wの大火力炊飯に加え、本格的な低温調理も楽しめる、多機能な5.5合炊きマイコンジャー炊飯器「JJ-M56B」を発売しました。

 

JJ-M56Bは、玄米や雑穀米など、多種多様なお米を680Wの大火力でおいしく炊きあげる12種の炊飯メニューや、「低温調理」をはじめ、簡単な設定だけで1品作れる4種の調理メニューを搭載。毎日の食事をサポートする、“あったらいいな”を詰めたとうたう炊飯器です。

 

680Wの大火力は、5.5合炊きマイコンジャー炊飯器の中でトップクラス。熱伝導性にすぐれたアルミ製の厚釜で効率よく火力をお米に伝えます。また、調圧弁の金属ボールで圧力を抜けにくくすることで、熱と水分を極力逃がさず、お米をふっくらと炊きあげます。

 

全12種の多彩な炊飯メニューは、氷を入れて炊くことで、甘み・香りと艶を引き出してもちもちに仕上げる「氷艶炊き」モードなど、お米をおいしく炊くことにこだわったそうです。さらに、カレーライス用のごはんはかために、子どもや年配の方と食事するときはやわらかめなど、仕上がりのごはんのかたさも調整可能です。

 

4つの調理メニューは、煮込み・低温調理・パエリアなどを搭載。低温調理メニューでは、40~80度の範囲で1度単位の温度設定が可能で、食材を袋に入れ、内釜の水にひたして温度と時間を設定するだけで、本格的な低温調理を楽しめます。また、高速炊飯モードを使えば、約24分(1合の場合)で炊飯が可能。さらに、「4メモリータイマー」を採用し、朝と晩、平日と休日など、異なる時間でもご飯が炊けるように設定できます。

 

◆ 仕様

カラー:W/ホワイト

店頭予想価格:1万円前後(税込)

発売日:2023年10月2日

炊飯容量(L):(白米)0.18~1.0(1.0~5.5合)

メニュー数:16種類(炊飯12、調理4)

炊飯:エコ炊飯・白米・無洗米・玄米・雑穀米・少量大火力・氷艶炊き・炊きこみ・おかゆ・高速炊飯・急速炊飯・お湯炊き

調理:煮込み・低温調理・パエリア・クリーン

内釜:2.0mm厚 黒厚まる釜(内面フッ素加工)

電源電圧(V):単相100

周波数(Hz):50/60共用

電源コード(m):リール式・約1.0

定格消費電力(W):680

電気代7%削減はデカい! 三菱電機「霧ヶ峰」上位モデルが省エネ性能を強化

エアコンは高価な家電ですが、そのぶん高機能モデルには各メーカーが特徴的な機能を搭載しています。そして、三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の特徴的機能といえば、昨年モデルより登場した「エモコテック」。これは、エアコンが室内にいる人間の脈波を計測し、人間の「気持ち」に合わせてエアコンを制御するというSFのような機能です。

 

「人の気持ち」がわかると何が便利になる?

昨年まではプレミアムモデル「Zシリーズ」にのみ搭載されていたエモコテックですが、発表されたばかりの24年モデルではZシリーズのほか、次世代プレミアムモデルである「FZシリーズ」、暖房強化モデルの「ZDシリーズ」と「FDシリーズ」の全4モデルに搭載されます。そこで、ここではエモコテックにできることと、4モデルの違い、そしてエモコテック以外の新機能について解説します。

↑三菱電機が開催した関係者向け展示会「暮らしと設備の総合展」に展示されていた新モデル。左からFDシリーズ、FZシリーズ、ZDシリーズ、Zシリーズ

エモコテックとは霧ヶ峰のセンサー機能のひとつ。バイタルセンサーと呼ばれる「エモコアイ」が、微弱な電波を発することで血管の動きをとらえて室内にいる人の脈波を検知。この脈のゆらぎ方を解析することで人が感じる「快」や「不快」、そして脳の活動量まで推定します。エモコテック搭載モデルのエアコンは、このエモコアイと、室内の温度分布がわかる赤外線センサー「ムーブアイ」を併用することで、さまざまな動きを自動化できるのです。

↑エモコテック搭載のZシリーズ。写真右側に見えるセンサーは「ムーブアイ」。エモコアイは外からは見えない位置に内蔵されています

 

たとえば「A.I.自動(くつろぎ)」設定時は、エアコンの風が人に当たっている状態で「不快」と感じていたら、自動的に風を避ける制御が可能。また、勉強や仕事などの集中したいタイミングで利用する「フレッシュモード」では、エモコアイが脳の活動量をチェック。眠くなるなどで活動量が低下したら、わざと人に風を吹きつけて刺激をあたえてくれます。

↑エアコンの動きを可視化したエモコテック体験コーナー。集中して説明を聞いていると脳の「活動レベル」値がどんどん上がります

 

4モデルの違いは「風」と「暖房強化」

今回エモコテックは4モデルに搭載されましたが、それぞれの違いはなんでしょうか? まず、昨年から引き続きエモコテックを搭載している「Zシリーズ」は多機能なプレミアムモデル。エモコテックだけではなく、エアコンが住宅性能を学習したり、人の手先の温度変化などから「暑がり」「寒がり」までを見分ける「ムーブアイmirA.I.+」というセンシング機能などを搭載しています。

↑プレミアムモデルのZシリーズ

 

一方「ZDシリーズ」はこれらの機能に加えて暖房機能を強化した「ズバ暖」モデル。エアコンは外気温が寒すぎると暖房性能が発揮できないことがありますが、ズバ暖霧ヶ峰なら外気温が-20℃でも吹き出し口の温度を約55℃まで上げられます。

 

「FZシリーズ」もZシリーズと同じく「ムーブアイmirA.I.+」機能などを取り入れた多機能モデル。そして「FDシリーズ」はズバ暖を搭載した暖房強化モデルになります。

↑スタイリッシュな鋭角デザインを採用している次世代プレミアムモデルのFZシリーズ。FDシリーズも外観はほぼ同じです

 

FZシリーズとFDシリーズは、送風ファンに「プロペラファン」を採用しているのが最大の特徴です。一般的なエアコンは、長い筒を横にしたような形の「シロッコファン」で風を生み出しますが、FZ/FDシリーズは扇風機の羽根のようなプロペラファンを2つ内蔵しています。このため、FZシリーズはひとつのエアコンで強い風と弱い風を同時に生み出すことが可能。センサーのムーブアイと組み合わせることで「寒がりさんには弱い風を当て、暑がりさんには強い風を送る」といった送風が可能になるのです。

↑FZ/FDシリーズに内蔵されているプロペラファン。一般的なシロッコファンより省エネ効率も良いため、FZシリーズは省エネ性能の高さも特徴のひとつです

 

省エネが性能アップし、ズバ暖モデルも快適に進化

エモコテックのラインナップが増えた以外にも進化点があります。それが省エネ性能の強化です。霧ヶ峰のプレミアムモデルはそもそも省エネ性能が高いシリーズですが、新ZシリーズとFZシリーズは新「エコスタート」機能を搭載することでで省エネ性能がさらにアップしています。

 

「エアコンは立ち上げ時に一番電気を消費する」と言われていますが、これは起動時にフルパワーで室内温度を快適にしようとするため。なかでも問題になるのが、スタート時に勢いよく運転することで「設定温度に達したのに設定温度より部屋を冷やして(温めて)しまう」というオーバーシュート現象です。

 

そこで、エコスタートではエアコンが過去に使用したデータから家の断熱性能や気密性、広さなどを判断し、設定温度ピッタリになるようにエアコンを制御。これにより従来モデルより冷房なら約8%、暖房は約7%の省エネを実現できるそうです。

↑新旧制御の違いを表したグラフ。新制御で消費電力が抑えられています

 

さらに、従来までは暖房時に「室外機に霜が付いているかどうか」にかかわらず約90分ごとに3分前後の霜取り運転を行っていました。新モデルでは霜が付着しているかをモニタリングすることで、最大600分間霜取り運転なしで連続して暖房することが可能になりました(Z/FZシリーズ)。

 

また、暖房強化モデルであるFD/ZDシリーズは、従来から搭載している「デュアルオンデフロスト回路」を強化。一般的なエアコンは霜取り運転中は暖房が一時的に止まってしまいます。しかし「デュアルオンデフロスト回路」搭載のズバ暖モデルは、熱交換器の半分を霜取り運転し、残りを暖房に利用することで霜取り運転中も暖房を継続できるのです。

 

昨年モデルまではデュアルオンデフロスト回路使用時の霜取り運転中の吹き出し口温度は46℃でしたが、新モデルでは最高温度を50℃まで引き上げています。

↑霜取り運転中のエアコン。左がデュアルオンデフロスト回路非搭載のZシリーズ、右がデュアルオンデフロスト回路搭載のZDシリーズ。吹き出し口温度がかなり違うのがわかります

「ピンポイントで賢い吹き分け」は三菱ならでは

霧ヶ峰シリーズの高機能モデルは、そもそも機能性の高いエアコンです。高機能赤外線温度センサーで人の手先や足先の温度を見分けて「暑がり」や「寒がり」を見分けて吹き分けたり、室温に影響を与える窓に優先的に風を送ることで効率的に空調調整したりと、センサーを駆使した賢い運転にとくに定評があります。

 

一方で、ここ数年、国内エアコンは「センサーを駆使した吹き分け」をするタイプよりも「部屋全体を快適に空調する」タイプが増えています。

 

そんななかエモコテックやムーブアイmirA.I.+を搭載した霧ヶ峰シリーズは貴重な選択肢。必要な場所に必要な温度の風をピンポイントに送ることで、部屋全体を均一に空調するより高い省エネ性能が期待できるメリットもあります。電気代が高騰しているいま「快適性」と「省エネ」を両立できるのはうれしいポイントですね。

Makuakeで注目、20分でタバコの臭いも半減させるカルテックのポータブル型除菌脱臭機

カルテックは、光触媒を搭載した除菌脱臭機の新モデル「TURNED K mini(ターンド・ケイ ミニ)」を発売しました。コンパクトサイズでもしっかりニオイを除去できるとうたう除菌脱臭機です。

 

TURNED K miniは、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、2023年8月1日から先行して応援購入を実施したところ、わずか1か月で1400万円超を達成。「小さいサイズなのに8畳でも効果があるのが驚きでした」「トイレに使っていますが、消臭剤がいらないくらいニオイが無くなりました」など、実際に購入したユーザーからは納得の声が寄せられています。

 

本体はA5ノートほどのコンパクトサイズながら、パワフルに脱臭。カルテック独自の活性炭光触媒フィルターを搭載し、わずか20分でタバコ臭を半減、90分でほとんどニオイ感じないレベルまで脱臭します。さらに、花粉をキャッチするフィルターも搭載しています。

 

適用範囲は最大8畳まで。また、フィルターの交換は不要なほか、お手入れも簡単としています。直販サイトでの価格は2万2000円(税込)です。

象印の「マルチロースター」は旬感家電と命名したい名品ぶり!使ってわかった優秀さ&多才さ

秋は多彩な農作物が旬を迎える収穫の時季であり、さんまをはじめ脂がのった食材も増えていく、まさにグルメなシーズン。このタイミングにドンピシャな注目の最新調理家電が、象印マホービンが9月1日に発売した「マルチロースター EF-WA30(以下、マルチロースター)」です。

 

これさえあれば、前述のさんまをはじめ、“マルチ”の名の通り様々な山海の幸がより美味しく仕上がります。しかも、汚れがちな本体もカンタンにお手入れができ、清潔に使えるのも大きな特徴。

 

象印では以前よりロースター製品を手がけており、グリルやフライパンの調理で発生する手間を低減する家電を提案しています。本機はその最新作であり、得られる体験はいわばまったく新しい食卓価値。スマートな操作で季節の恵みがご馳走になる、“旬感家電”ともいうべき名品なのです!

 

GetNavi webでは全3回の記事で、本機の魅力を全体像から細かいディテールまで徹底解説。初回は、ポピュラーなメニュー3品の調理と実食レポートを踏まえた、基本的な内容をたっぷりお届けします!

 

【今回紹介する製品】

象印マホービン

マルチロースター EF-WA30

【SPEC】●消費電力:1100W●外形寸法 幅×奥行×高さ:約49.5×27×19.5cm●焼き網の寸法 幅×奥行:約35×17cm●本体質量(トレー含む):約4.6kg

 

高性能、扱いやすい、美しい。革新的なロースター!

「マルチロースター」は、高い性能と扱いやすさを兼ね備えた機能美がとにかく魅力。シックで端正なルックスは置く場所を選びません。デザイン性に優れているので、キッチンなどに置きっぱなしでもOK。この手の家電は一度、棚や収納にしまうと取り出さなくなることが多いので、インテリアの一部として映える点は使い続けるうえで非常に重要です。

 

操作は難しいことはなく、水受皿に水を入れて焼き網をセットするなどしたら、あとはダイヤル(タイマーつまみ)を回すだけ。そのダイヤルのすぐ横にはレシピや取扱説明書ページへアクセスできるQRコードがあるので、献立考案や調理時のナビゲーションにも大助かりといえるでしょう。

↑操作は簡単シンプル

 

火力面では、上下のヒーターと「こんがり反射板」の効果で熱を効率的に食材へ届け、パワフルかつムラを抑えた調理を実現。また両面が一気に焼けるので繊細な料理でも裏返した際に形を崩すことなくきれいに仕上げてくれます。

↑赤丸の中がヒーター。緑の矢印で指し示したシルバーの板が「こんがり反射板」

 

ロースターにありがちな課題への対策も抜かりはありません。本機では「高性能触媒フィルター」を搭載することで、煙やニオイ成分を約90%カット(※)

(煙やニオイ成分の除去率は、触媒フィルター単体の試験結果であり、実使用とは異なります。触媒フィルターあり、なしでの象印調べ)
※煙の除去率: NBS発煙性試験装置(ASTM-E662に準拠)により、単位面積当たりの発煙量を測定し算出。触媒フィルターあり:4.0 触媒フィルターなし:46.7 (象印調べ)。
・ニオイ成分の除去率:ガスクロマトグラフィーにより、プロピオンアルデヒド(サンマを焼いた時に発生するニオイのもととなる成分)濃度を触媒フィルター単体で測定し算出。触媒フィルターあり:0.447ppm 触媒フィルターなし:5.000ppm(象印調べ)。
・ニオイのもととなる成分量を測定したものであり、実際のニオイの感じ方を比較したものではありません。
↑天面に高性能触媒フィルターが搭載されています

 

↑高性能触媒フィルターの仕組み。ニオイ分子が触媒フィルターを通過する際に、ニオイのない成分に分解されます

 

また、ふたの脱着がワンタッチで行える仕様になっているため分解しやすく、ユーザービリティにも優れています。さらに分解しやすいふたに加え、ステンレス製焼き網・こんがり反射板・水受皿は丸洗いできるのも嬉しいポイント。手入れにも手間がかからず隅々まできれいにできるところも、「マルチロースター」の革新的なポイントです。

 

この「手間がかからず」という点についてはもう少し説明が必要でしょう。焼き魚や焼き野菜を調理する際、キッチンのガスコンロを使うのが一般的。ですが、「火加減が見づらい」「焼け具合も確認しにくい」「調理後はコンロ内部を分解できないから掃除するのが大変」「拭き掃除だとキレイになる限度がある」など、色々な課題があります。これらの作業を中腰もしくは膝立ちの姿勢で行うのも辛いですよね。

 

これらの手間を、マルチロースターは解決! そして、積極的に焼き料理をしたくなる気持ちさせてくれるのです。

↑ふたの取り外しのシーン。その手順はのちほど紹介します

 

 

旬を迎えた山海の幸を「マルチロースター」で焼きまくる

ここからは、実際に調理したうえで性能や使い勝手、料理の味わいをレポートしていきます。メニューは公式レシピを参考に、1皿目は「さんま塩焼」にトライしました。

 

【オススメレシピ1】さんま塩焼

↑「マルチロースター」を約5分予熱。両面に塩をふったさんまを、焼き網に並べて約13~15分焼けば完成です

 

さんまは長さ約35cmと十分な大きさのもの用意しましたが、「マルチロースター」は3尾がすっぽりと収まる余裕のサイズ感。頭を切り落とさずとも、丸ごと焼けます。高性能触媒フィルターのおかげで焼いている最中は煙やニオイが少ないものの、蓋を開けた瞬間、香ばしい香りが立ち上ってきました。焼き上がりについても両面ヒーターと、こんがり反射板のおかげで外はパリッと、中はふんわり焼けており、焼いている最中と焼き上がりの優秀さを実感。

↑さんま3尾も余裕です

 

焼き上がったらお皿へ。ここで活躍するのが、付属の魚取器。先端が焼き網と同じ間隔なので、スッと差し込んでさんまを抱きかかえることで、長くて折れてしまいそうなさんまもきれいに取り出せます。

↑右のさんまを載せているのが付属の魚取器

 

味わいは、皮はパリッとしていて身はふっくら。旬を感じさせる力強くジューシーなうまみに、ワタの苦味が好アクセントとなって美味しいです。そして、尾に近い部分はカリッとしていてこれまた美味。晩酌などで味わうならビールはもちろん、レモンサワーなどのさっぱりしたお酒がオススメだと思います。

 

さて、2皿目も秋を代表する味覚から、「焼きなす」にトライ。なすのように丸みがある野菜は、上下から均等に熱を入れることが難しいのですが、「マルチロースター」はムラを抑え調理できます。

 

【オススメレシピ2】焼きなす

↑「マルチロースター」は約5分予熱。ヘタをつけたままガクだけ切り取り、数か所穴をあけたなすを焼き網に並べ、約15~17分焼く。あら熱をとり、ヘタを切り落として皮をむき、切り分けたら完成。お好みでしょうゆ、かつお節、青ねぎをかけてください

 

皮の中で、なすそのものの水分だけで蒸し焼きになるので、うまみや甘みに凝縮感があって絶品。食感はとろみのある口どけで、ジューシーな美味しさです。これだけ濃厚な味が楽しめるのは、さすが最旬の秋。濃醇旨口や、ひやおろしの日本酒を冷酒や常温で合わせたいと思いました。

 

ラストの3皿目は、肉料理から「グリルチキン」を作ってみました。

 

【オススメレシピ3】グリルチキン

↑「マルチロースター」を約5分予熱。両面に塩とこしょうを振った鶏の一枚肉を、皮目を下にして並べて約12~14分焼き、仕上げに砂糖じょうゆを塗り1分焼けば完成

 

厚みがある肉は火加減が難しいですが、熱効率を高める「こんがり反射板」と上下のヒーターで両面を焼き上げる「マルチロースター」ならその点も頼りになります。

 

なお、「マルチロースター」は焼き網の高さを2段階で変えられるのもポイント。厚みのある一枚肉でも網が低くなるようにセットすれば焦がしませんし、スライス肉や魚の干物など薄めの食材なら網が高くなるようにセットすればスピーディーに焼き上げられます。

 

食べてみると、力強い火力によって皮はパリッと、身はしっとりプリッとした弾力でたまりません。そのまま噛めば、口いっぱいにジューシーな肉汁があふれ、とろける口どけは感動の美味しさです。鶏肉に四季的な旬はありませんが、美食の秋のご馳走にはもちろん、冬のホリデーシーズンにもオススメ。

 

お酒はピノ・ノワールのような穏やかめの赤ワインやロゼ、またはウイスキーハイボールなどがよく合うと思います。

 

 

お手入れも簡単と優秀すぎ。美食の季節にふさわしい“旬感家電”だ!

3品の調理後は洗浄へ。「マルチロースター」は背面上部にふた着脱用のボタンがあり、こちらを押しながら引き上げると、簡単に取り外せます。

↑背面上部の着脱ボタンを掴んで

 

↑取手を持って

 

↑上に持ち上げるだけで簡単にふたが取り外しできます

 

↑焼き網、こんがり反射板、水受皿は手前に引き出すだけで取り外せます。簡単!

 

そして、分解したふた、焼き網、こんがり反射板、水受皿はすべて丸洗いできるので、汚れをしっかり洗い流せて衛生的にも優秀(ふたのフィルター部分のスポンジ洗いはNG)。

 

ストレスがなく手入れができますし、煙やニオイも気にならないので、本機は良い意味で大がかりな調理家電という印象が湧かず、またすぐにでも使いたくなる身近さがあると感じました。

 

秋はシルバーウィークをはじめ休日が比較的多く、ホームパーティーにも適した季節。デザイン性に優れた「マルチロースター」はインテリアにもなじみますし、調理工程が見える窓付きの仕様はライブ感の演出にも一役買ってくれるでしょう。手間がかからず多才な“旬感家電”の本格グリルで、ワンランク上の美食を気軽に味わいたい方、必見ですよ!

 

 

撮影/高原マサキ フードスタイリング/梶山葉月

お部屋に馴染むアーキテクチャルカラー5色を採用! ダイニチのロングセラー加湿器にWebShop限定モデルが新たに登場

ダイニチ工業は、「ハイブリッド式加湿器ERXTタイプ」を発売しました。価格は3万3000円(税込)。

 

同製品は、同社のロングセラーハイブリッド式加湿器「RXTタイプ」に、日本の住居でよく使用される建築資材のアーキテクチャルカラーを採用した、同社直販サイト「ダイニチWebShop」限定モデルです。

 

カラーバリエーションは、床や家具の木材のグレー「ウォルナットグレー」、壁や床、家具の木材の明るいベージュ「オークベージュ」、玄関のタイルや壁紙の落ち着いたブルー「グレイッシュブルー」、手すりや階段などの鉄材のブラック「チャコールブラック」、窓のアルミフレームの明るいグレー「アッシュグレー」の全5色。

 

トレイに付ける使い捨てのカバー「カンタン取替えトレイカバー」と、使い捨てタイプの抗菌気化フィルター「カンタン取替えフィルター」(別売部品)により、手入れがしやすい仕様です。

 

標準搭載の、手入れをしながら長く使える「抗菌気化フィルター」のほか、汚れたら捨てるだけで手入れ不要の「カンタン取替えフィルター(2個)」がセットになっています。

重量センサー搭載で、オート調理「2品同時あたため」が可能に! 日立「ヘルシーシェフ」MRO-S7B

日立グローバルライフソリューションズは、総庫内容量27Lワイド&フラット庫内の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-S7Bを、9月16日に発売します。市場想定価格は6万6000円前後(税込)。

 

同製品は、従来機種のMRO-S7Aと同じく本体幅483mmながら、総庫内容量は27Lのワイド庫内に進化。庫内幅は39cmで、大きな皿などが出し入れしやすく、奥行39cmの棚にも置くことができます。

 

重量センサーで重さをはかって加熱量を算出するので、食品の重さにあわせてあたため、解凍ができます。オートメニューに「2品同時あたため」を追加。分量が同じ2品をまとめて適温にあたためることが可能です。冷蔵と常温に対応。

 

過熱水蒸気で焼き上げ、ふっくらと仕上げる「過熱水蒸気調理」や、ボウルひとつで簡単調理ができ、メイン料理から副菜まで、分量おまかせのオート調理が可能な「ボウルメニュー」、下ごしらえした冷凍食材や市販の冷凍食品もオートで調理できる「冷凍からラクラクメニュー」、油を使わないヘルシーメニューができる「ノンフライメニュー」、メインディッシュやスイーツなどが10分以内で調理できる「スピードメニュー」などの様々なオートメニューを用意しています。

 

調理後の庫内手入れがしやすい「らくメンテ」を採用。汚れても外して丸洗いできる同社独自の「外して丸洗いテーブルプレート」、シリコン系塗装を施した庫内側面・背面、ヒーターが露出していないフラットな天面、大量のスチームで汚れが落としやすいお手入れコース「清掃」などを搭載しています。

 

250℃ オーブン1段で、スイーツや焼き物も、手軽に作ることができます。あたためやオーブン調理がテーブルプレート1枚ででき、テーブルプレートを庫内から外しておく必要もありません。また、重量センサーで重さをはかるので、レンジ加熱後だけでなく、オーブン調理後など、庫内の温度が高くても、続けてオートのあたためができます。

 

上質なマット仕上げのコンパクトフォルムで、ベーシックな機能をシンプルにレイアウトした、キッチンにフィットするスタイリッシュなデザインが特徴。本体色は、チャコールグレーとホワイトの2色展開です。

これは人力じゃムリでしょ! 毎分約1000回の振動で汚れを落とす約1万円の「電動フロアワイパー」

アイリスオーヤマは、高速前後振動することで手軽に水拭き、電源オフで乾拭きもできる「電動フロアワイパー」を、9月15日より発売します。価格は1万978円(税込)です。

↑電動フロアワイパー

 

高速前後振動で床の汚れや皮脂汚れを落とす

今回発売する「電動フロアワイパー」は、ヘッド部分に使い捨てウェットシートを装着し、足元の電源ボタンを踏むだけで簡単に水拭きできます。毎分約1000回の高速前後振動により、キッチンの油汚れや食べこぼし、ソースやケチャップなどが乾燥した汚れも、短時間でしっかり落とせます。さらに、視認しづらい皮脂汚れもひと拭きで落とせるため、床のざらつきやベタつきも取り除けます。

↑電源オン、オフは足元で簡単に切替可能

 

また、電源をオフにしてヘッドを振動させずに使い捨てドライシートを装着することで、フローリングワイパーとしても活用できます。掃除する場所や汚れの箇所によって水拭きと乾拭きを使い分けでき、ペットや子どもがいるところでも安心して使用できます。使い捨てシートは着脱式で手入れが簡単で、モップを濡らしたり、使用後に水洗いしたりする手間が省けます。

↑振動オン、オフで汚れの取り方の比較。 振動オフにしたシート(左)振動オンにしたシート(右)

 

ヘッド部分に搭載したLEDライトを利用して、家具の下など暗く見えづらい場所の汚れも確認しながら掃除できます。高速前後振動の幅を最適化し、手元のブレを少なくしたことに加え、製品質量は1.0kgと扱いやすいため、床だけでなく窓や網戸などの掃除にも活用できます。さらに、付属の繰り返し洗って使用できるマイクロファイバークロスを装着すれば、壁、タイルの溝や凹凸などの汚れもしっかり落とせます

↑ヘッドのLEDライトは見えづらい場所の掃除に便利

 

実は1Lもいらない? 湯沸かし量のニーズに応えた象印マホービンの電気ケトル

象印マホービンは、電気ケトルCK-SA型(2サイズ)を10月1日に発売します。

 

象印マホービンは、電気ケトルを使用するユーザーにインタビューを実施したところ、満水容量0.8L~1.2Lを使用する全ユーザーの51%、その内1~2人世帯の59%が「0.6Lサイズで足りる」と回答し、満水容量に満たない量でお湯を沸かす人が多くいることが明らかになったそうです。

 

そこで、新製品では、既存のラインアップに加え、0.6Lと0.8Lの2サイズを追加。1~2人世帯に加え、普段満水容量まで使用しない人にもおすすめとする容量のモデルを用意しました。

 

デザインは、丸みのあるやさしい形状で、雑貨テイストの木目調電源プレートを採用。インテリアになじむナチュラルなデザインとしています。

 

加えて、6点の安全設計を採用。倒れてもお湯がこぼれにくい構造、外側が熱くなりにくい本体の二重構造、沸とうを検知して自動的に電源がオフになる機能、空だき防止機能、ロック状態であれば万が一倒れてもお湯もれを抑える機構、湯沸かし時に発生する蒸気の量を抑える機構を搭載しています。

 

このほか、お手入れしやすい「フラットふた」と「広口内容器」や、カップ1杯(140mL)分を約60秒で沸かせる「ハイパワー1300W」などを採用しています。

商品名 電気ケトル
品番 CK-SA06 CK-SA08
市場想定価格 8250円 8800円
満水容量(L) 0.6 0.8
消費電力 湯沸かし時(W) 1300
湯沸かし時間 満水時(約) 3分 4分
カップ1杯(140mL)(約) 60秒
外形寸法

幅×奥行×高さ(約cm)
本体のみ 23×16×16 23×16×17
ベース含む 23×16×17.5 23×16×19
質量(約kg) 本体のみ 0.8
電源プレート含む 1.1
電源コード(m) 1.3
色柄 ダスティグリーン

(-GZ)

サンドグレー
(-HZ)
サンドグレー

(-HZ)

チェスナットブラウン
(-TZ)

シロカ、0.98kgの超軽量クリーナー「かるピカ パワー」に便利なスタンドが付いた「SV-SP371」登場

シロカは、モーターでブラシを回転させる「パワーブラシ」によるパワフルな吸引力に加え、0.98kgの超軽量設計が特徴の「2way コードレススティッククリーナー かるピカ パワー」に、収納に便利な「スティックスタンド」が付いた「SV-SP371」を、10月14日に発売します。

 

SV-SP371は、0.98kgの超軽量クリーナー「かるピカ パワー」と、本体を立てたまま収納でき、充電アダプターを取り付ければ同時に充電もできる「スティックスタンド」がセットになったモデル。スティックスタンドは室内に置いても場所を取らないコンパクトサイズで、うっかり失くしてしまいがちな付属品も収納できる設計です。コードは背面に沿わせてきれいに収納できるので、充電中もすっきりとしたたたずまいを実現しています。

 

パワーブラシは掃除しづらいカーペットや畳などのごみも吸い取り可能。場所を選ばずに使用できて、部屋中すみずみまできれいに掃除できるとうたいます。また、スティッククリーナーとしてはもちろん、ハンディクリーナーとしても使用できます。

 

 

製品名:2way コードレススティッククリーナー かるピカ パワー

型番:SV-SP371

カラー:ホワイト

電源(充電アダプター):〈入力〉交流100-240V、50/60Hz共用〈出力〉直流13.5V、0.65A

消費電力(充電アダプター):本体充電時約10W、本体を外した状態約0.1W

集じん容積(約):0.2L

運転音(約):75dB

コードの長さ(充電アダプター):約2m

本体サイズ(約):幅7cm×奥行8cm×高さ42cm

本体サイズ組み立て時(約):幅21cm×奥行15cm×高さ105.5cm(本体+延長パイプ+フロアブラシ)

本体サイズ スティックスタンド収納時(約):幅23.3cm×奥行20.3cm×高さ111.3cm(スティックスタンドに本体、延長パイプ、フロアブラシを収納した場合)

本体重量(約):0.6kg(本体)、0.98kg(本体・延長パイプ・フロアブラシの合計)

使用電池:リチウムイオン電池(2500mAh、セル数:3本)

充電時間(約):4時間(室温や使用時間などにより異なります)

運転時間(約):強10分、標準25分(満充電時)

古いモノには「魂」が宿る?家電の「付喪神」には要注意

9回目を迎えた「くらしのラボ」と「ムー」のコラボ企画。もはや長寿連載の域である。前回は「風水」をテーマにゲストを呼んで鼎談を実施。家電王・中村剛さんとオカルト王・三上丈晴氏による、交わらないようで交わったトークが展開された。今回は「付喪神(つくもがみ)」をテーマにした家電王vsオカルト王の対談をお届けする。

 

【前回の「風水×家電×オカルト」の鼎談はコチラ】

風水はオカルト?人類の知恵?家電も家具も配置次第で運気が変わる

 

対談は「くらしのラボ」で配信されたコラボ動画で触れられなかった、付喪神の伝承や古い家電の危険性についての話からスタート。なのに、なぜか結論は三上編集長が新しい冷蔵庫を買うという話に……。その辺の脱線具合を含めて、なかなか読むことのできないオカルト談義、家電談義となったので期待して欲しい。

 

【家電王×オカルト王が「付喪神」について語る動画はコチラから】

 

くらしのラボ
くらしのラボYouTubeチャンネル

 

家電への長年の”愛着”が付喪神を生み出す

——それでは、まず三上編集長に伺います。付喪神の定義と、ルーツについてお話し下さい。

 

三上 付喪神というのは道具に宿る精霊と言われていて、茶碗であるとかしゃもじであるとか、箒(ほうき)とかにつきます。付喪神がつくのは家の中でも日常的な、まさに家電的な道具に宿り、キャラクター的にはちょっととぼけた妖怪といった位置づけになりますね。

 

近しいものとして職人の道具があります。こちらは使い手の魂が入りますが、日常的に使うモノにつく付喪神とは若干違うと思います。職人の道具はメンテナンスを重ねて使い続け、捨てる直前に供養の儀式を行うからです。ちなみに消耗が激しいこともあって、昔の時代の大工道具はほとんど残っていません。

 

——家電王は、最近のアニメ作品を見ていて「付喪神」というワードが気になっていたと聞きました。

 

中村 付喪神をテーマにした作品があって、そのキャラが古い家電を連想させました。付喪神にもちょっと悪いものと、人間に寄り添うものがいます。道具である家電も、使い方や付き合い方、そして捨て方ひとつで、人間にとって良くも悪くもなる存在ではないかと感じました。

 

古い家電の買い替えという行動について、世の中に発信していきたかったので、今回のコラボレーションのテーマとして選ばせていただきました。動画でも触れましたが、リサイクルなどをしながら新しいモノを使っていける状態につながればいいと思っています。

 

——編集長に伺います。冒頭で「付喪神というのは道具に宿る精霊」と言っていましたが、付喪神は「霊」なのでしょうか? 「神」なのでしょうか? それともこれらとは違うものなのでしょうか?

三上 これは、日本人の思想や宗教観、世界観が関係します。日本人のものの考え方として、マテリアルな部分と御霊(みたま)的なスピリットのような部分の両面があります。たとえば、人形を作った場合、最後に御霊入れをします。それで初めてものとして完成するという思想があるので、長年使っていると愛着もわきます。

 

ただ、日常で使う家電に関しては御霊入れをしないけれどもスピリット的なものが入ってしまうというケースに当てはまるでしょう。先ほどお話したように、職人が使う道具とはちょっと違います。日常的な道具は、モノとして愛でたり愛着がわいたりするうちに御霊が入ることにつながるのだと思います。

 

中村 気づかないうちに、そういう儀式めいたものがあるわけですよね。世の中で使うモノは何かと考えると、ポジティブな気持ちで選んだモノには思い入れが入りやすくなりそうですが、ぞんざいに選んだらおそらく思い入れのようなものが入る余地がほぼなくなります。道具ではあるのだけれど、きちんと使われることなく放っておかれるという状態になりがちです。

 

——プレゼントはどうでしょう?

 

三上 気持ちが込められているプレゼントは、想いのやり取りになるので、付喪神の一種ではあります。

ただし、古い家電は発火やケガのリスクもある

三上 先ほど話に出た日本古来のもの、茶碗などと家電を比べて決定的な違いは何かといったら、電気ですよね。電化製品は、生物でいえば神経である電気で動きます。神経も電気信号です。だから、電化製品にとって電気というものは神経であり血液であり、体液でもあります。こうしたものが入っているということは、生きていると形容することもできるわけです。電気というエネルギー、御霊のエネルギーですよ。

中村 人間だって、体が衰えてきて最後は老衰や病気で死んでしまいます。家電製品を作るときには、設計段階で10年程度まで持つように考えられます。たとえば「200年持ちます」みたいなことをやってしまったら、価格が高くなるでしょう。消費者からすると無駄なコストでしかありません。適切な耐久性を持たせることが大切なのです。

 

家電が10年くらいのサイクルで買い替えていくのは、安全面からも重要です。古い家電は火災の原因になるケースがあり、人間に危害を及ぼす恐れもあります。14年ほど前(2009年4月)、長期使用製品安全表示という法律が作られました。扇風機だったら、今は設計上の標準使用期間が定められています。やはり新しいテクノロジーを搭載したモノのほうが良くて、便利だし、当然快適に使えます。

 

付喪神に話を戻すと、少し似ている思ったのがIoT(※)やスマートホームです。人が介在しなくても勝手に動くので、江戸時代の人が見たら、神が宿ったと思うかもしれません。人が便利に使いたいのだけれど、なかなか使いづらかったモノが、テクノロジーによってどんどん改善されてきているわけです。

※:家電製品などの”モノ”がインターネットにつながる技術

 

三上 扇風機なんか、なかなか壊れないですね。

中村 扇風機は、仮にメーカーの設計上の標準使用期間が6年だとして、ならば7年目に必ず火を吹くかというと、決してそうではありません。でも、永遠に使っていいわけでもありません。もったいない精神が先立って使い続けてしまうのでしょう。

 

いろいろな電化製品をちゃんと循環させていって、そのための費用を出していく姿勢も大切だと思います。使いづらいモノを長く使っていこうなんていうことはまったく言っていないのに、議論はなぜかすぐそちらの方向に行ってしまいます。

 

——買い替え時の目処みたいなものはありますか?

 

中村 コラボ動画でも言っているのが、ポジティブな買い替えです。冷蔵庫でいうと、10年ちょっと。昔の冷蔵庫は断熱性が悪いので、古いタイプのモノを使い続けていると電気代が高くなります。

 

古いモノは買い替えた方がいいとか、ポジティブな買い替えという発想になったら、他に何に気を付けたらいいかという思考に広がりが出てくると思います。先ほども言いましたが20〜30年前の冷蔵庫は電気代も高いので、いいタイミングで早く買い替えるのがおすすめです。

三上 今は、助成金も出るようですね。後で、どこのメーカーの冷蔵庫がいいのか教えてください(笑)。モノを長く使う行為と、モノを大切に使うという行為とはベクトルが全然違うということでしょうか?

 

中村 モノによっても違うでしょうが、そうした側面はあります。そもそも、今の日本の停滞は「昔は良かった」という幻想に囚われ過ぎているから、新しいモノを買いにくいメンタリティにあるのが原因だと思うのです。

 

SDGsとかカーボンニュートラルとか、言葉にはみんな踊ります。そして、こうしたことを実際にうまくやっていくために、たとえば共通規格(Matter)をちゃんと作ろうという動きが生まれています。Matter対応していれば、Google HomeでもAmazon Alexaでも連携するし、セットアップも容易です。

 

世界では具体的な流れが生まれているのに、日本国内では目立った動きがありません。古いモノを大事にするのはいいことだけれど、それと同じように新しいことにちゃんと目を向けたほうがいいと思うのです。

 

三上 もともと日本人って、新しいモノ好きですよね。飛びついては使い捨てといった姿勢が感じられました。今の時代は消費者側も生産者側もコンサバティブになっているということなのでしょうか。

 

中村 なっていますね。それと、グローバルな視点が足りないために世界の流れから遅れてしまっているのです。国内向けの新しい施策で、日本はどうするのかということをちゃんと考えてくれればいいですね。

 

今、電気代の値上げについていろいろ言われていますが、高くなる要因は何かと言えば、家の断熱性能が悪かったりすることにも原因があるのです。そのあたりを改善していく補助金を準備して対応すれば、改善された部分は機能を発揮し続けます。家電製品を効率的に使おうと思ったら、家の構造もよく考えなければなりません。

 

三上 そもそも、近頃は可処分所得が少なくなってきています。

中村 夏が暑くて冬が寒いと電気代やガス代が上がります。これはさまざまなメディアが、テレビを中心に電気代高騰を伝えているから意識されることなのですが、住宅の断熱性能が高ければその影響は緩和されます。

 

昔ながらの考えをちょっと変えた方がいいんだよということをきちんと伝えて、ちょっとグローバルなところに目を向けていくということが大切だと思うのです。「新しい」というのは、ただ単に扇風機とか家電一個だけが変わったというレベルの話ではなくて、家全体をスマートホーム化していくことでしょう。太陽光を含め、発電システムの最適化にもつながるはずです。

 

三上 電池ではできないのですか?

 

中村 電池を活用するのは、これからまさしく必須になっていくでしょう。ただ、単に溜めて使うだけだと放電するので、効率が悪くなります。

 

三上 そのあたりが課題だとは思うけれど、解決できるんじゃないですか?

 

中村 解決可能です。でも、そのためにはまず、家電同士のスマート化が必要です。先ほどIoTの流れでスマートスピーカーの話が出ましたが、それだけではなくて、すべてが同じプラットフォームでつながれば、家でエアコンを使う時に電源はEVから持ってきたりとか、バッテリーから持ってきたりとか、そのあたりを整理しながら使うことができるようになるでしょう。

 

合理的にやっていいと思うのです。家電の寿命と人の寿命が公倍数で進んでいくわけではないでしょう。だから1年でも長く使い続けてやるぞというモチベーションは無意味かもしれません。でもそういう人は持っている家電製品が壊れたり、まだ使っている途中なのに買わなければならなくなったりすると、がっかりした気分で買いに行くわけです。「お金払わなきゃ」という部分ばかり意識してしまいます。私がポジティブな買い替えと言っているのは、こういう場面を減らしたいという思いなのです。

 

正しい使用期間を考慮してポジティブな買い替えを!

対談のオチも冷蔵庫となったようだ。エコが強く意識される現代、モノを長く使う行為は本当に大切なことなのかもしれない。そういう姿勢であり続けるために、まずは正しい知識を身につけることが必要だ。壊れたり、性能が落ちたりしてがっかりした後ではなく、正しいサイクルを考慮しながら買い替えへのポジティブな気持ちを盛り上げていって、新しい家電を迎え入れるのがベストなのではないだろうか。

 

ポジティブな買い替えという言葉の響きは、三上編集長にしっかりと刺さったようだ。すっかり気持ちが盛り上がり、対談終了後も家電王に対して冷蔵庫に関する細かい質問をぶつけていた事実も記しておく。

 

取材・執筆:宇佐和通 撮影:我妻 慶一

「業界トップクラスの省エネ」どうやって実現? シャープ最新ドラム式洗濯乾燥機の進化を見てきた

コロナ禍が明けて生活様式が変わる一方で、電気料金の高騰と、洗濯を取り巻く環境、およびユーザーの意識が変化しています。そのようななかで、シャープがプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機3モデルを9月14日に発売すると発表。新モデルが新たなニーズにどのように応えていくのか、発表会の内容から探っていこうと思います。

 

業界トップクラスの省エネ性能を実現

国内の洗濯機市場は、2020年の新型コロナウイルス対策特別定額給付金需要の反動により、21年度、22年度はマイナス傾向にありましたが、その間もドラム式洗濯乾燥機は増加傾向にありました。コロナ禍が明けた今年、さらにドラム式洗濯乾燥機の需要は拡大するとシャープは予測しています。というのも、コロナ前の日常が戻りつつあることで、仕事や学校、レジャーなどで外出する機会が増え、洗濯物を外干しする時間がないため、乾燥性能に長けたドラム式のニーズが高まっていると見たためです。

↑徐々にドラム式の市場が拡大しており、今年もさらに伸びると見られている

 

しかしその一方で、電気代の値上げが家計を逼迫するようになり、家電製品の省エネ性能に対して強いニーズが生まれています。

 

今回シャープが発表した3モデルは、最上位機種「ES-X11B」(実売予想価格42万6000円前後・税込)の消費電力量が600Wh(洗濯~乾燥6kg)で前年モデル同様に業界最高水準を維持。ミドルクラスの「ES-V11B」(同39万6000円前後)と「ES-G11B」(同36万6000円前後)は前年モデルより20Wh少ない880Whで業界トップクラスを実現しています。シャープによると、V11BとG11BはX11Bに次ぐ業界2位の省エネ性能とのこと。

↑写真右の2台が最上位機種ES-X11B、左から2番目がES-V11B、左がES-G11B。3機種とも洗濯容量11.0kg/乾燥容量6.0kg。外形寸法はX11BとV11Bが幅640×奥行739×高さ1115mm、G11Bが幅640×奥行728×高さ1104mm

 

↑X11Bは洗濯容量11kgのドラム式において業界トップクラスの省エネ性能で、V11BとG11Bはそれに次ぐ性能とのこと

 

サポートヒーターとAI制御で効率的に乾かす

X11Bが業界最高水準の省エネ性を実現できたのは、乾燥運転時の初期加熱工程を工夫したから。従来はヒートポンプ加熱のみのため、ハイパワーで長い時間をかけて温度を上げていきましたが、新製品ではサポートヒーターを搭載。初期段階のみヒーターの熱を使って温度を上げる手助けをすることで素早く設定温度に到達し、結果としてトータルの消費電力量を抑制することに成功しています。

 

また、パーカーやジーンズなどの乾きにくい厚手の衣類のせいで乾燥運転がなかなか終わらないということがよく起こりますが、これもサポートヒーターとヒートポンプをAI制御することで解決します。

↑X11Bは乾燥工程にサポートヒーターの加熱を利用することで省エネ性を高めている。初期段階だけでなく乾燥終盤にもヒーター加熱することで乾きムラを抑え、ふんわり感が増す

 

また、これまで最上機種のX11シリーズにのみ搭載していた乾燥フィルター自動お掃除機能を新たにV11BとG11Bにも搭載。フィルターがホコリで目詰まりすることにより乾燥時間が延びて電気代が余計にかかることを防ぎます。同機能の搭載が、V11BとG11Bの消費電力量の削減に大きく貢献しているとのことです。

↑従来フラッグシップのみに搭載していた乾燥フィルター自動お掃除機能をミドル機種にも搭載。毎度のフィルターのお手入れが不要になり、電気代も削減できる

 

X11BとV11Bは乾燥ダクトの自動お掃除機能の見直しも行っています。従来はダクト掃除用の水が出るノズルが下を向いていましたが、これを上方に移動し、ダクト内全体を洗浄できるように変更したのです。これにより、乾燥効率の低下や乾燥エラーを防ぎ、無駄に乾燥時間が延びることを抑えます。

↑ノズル位置と形状を変更することで乾燥ダクトの洗浄能力を向上

 

↑乾燥ダクトのカットモデル。ノズルの位置と形状、サイズが大きく変更されているのが分かる

 

「高圧シャワーすすぎ」で節水も実現

このほか、3機種に共通する新機能は2つあります。1つは、ドアパッキン自動洗浄機能。もともと、シャープのドラム式はドアパッキンの内側にホコリがたまりにくい構造だとしていますが、それでも長年放置しておくとドアパッキンの内側にある水抜き穴にホコリが詰まり、水漏れが発生する可能性もあるとのこと。そうならないよう、次の洗濯運転時に洗い流す仕組みを導入したものです。これにより、定期的に手でホコリを取り除くという面倒な手間が省けます。

↑乾燥時に付着したホコリを次の洗濯時に自動的に洗い流す

 

2つめが「高圧シャワーすすぎ」の新開発です。従来のマイクロ高圧シャワーの噴射角度を狭めることで、水圧を分散させることなく高い圧力を保ったまま衣類に噴射。同時にドラムの回転数を上げて遠心力をアップすることにより、繊維の奥に入り込んだ洗剤を残すことなく洗い流せるようになりました。これにより、洗剤残りを抑制するだけでなく、すすぎ効率のアップにより節水も実現しています。

↑すすぎ時の高圧シャワーの噴射幅を狭めることで、水圧が均等になりすすぎ力がアップ

 

↑洗剤残りを大きく抑制するとともに節水も実現

 

なお、V11BとG11Bの主な違いは、スマホ連携によるAIoT機能と液体洗剤・柔軟剤自動投入機能、ワイド投入口(メガマウス投入口)の有無などです(以下の表を参照)。プラズマクラスターは全機種搭載。

↑ドラム式洗濯乾燥機3モデルの特徴比較

 

これからゲリラ豪雨や台風、秋の長雨と、外で干せない状況が増えそうなこともあって、洗濯乾燥機の出番はますます増えそう。当面は電気代が下がる気配もなさそうですし、省エネ性の高いドラム式のニーズは衰えそうもありません。

手を汚さずに捨てられる! シャープの紙パック式スティック掃除機のストレスフリーな使い勝手

シャープは、業界初(※)となる紙パックに触れることなくごみ捨てが可能なコードレススティック掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)<EC-KR1>」を 9月7日に発売する。同機種は、「パックinカップ」構造を採用。さらに、モーター音や駆動音なども低減した。価格はオープン価格で、推定市場価格は7万7000円前後(税込)。

 

※国内販売の紙パック式スティック掃除機において(2023年8月29日現在、同社調べ)

 

掃除機の主流はスティックタイプ、手入れのラクさが決め手

シャープが実施した掃除機の需要動向調査によると、近年の主流はスティック掃除機で2022年度には業界出荷台数596万台のうち428万台と全体の約7割に達した。さらに2023年度には、447万台に達する見込みとのことで、スティック掃除機への需要はますます高まりそうだ。その上で、同社は紙パック掃除機を選ぶ理由についても調査。上位には「掃除機の手入れが少ない」「ごみ捨ての回数が少ない」「捨てるとき手が汚れない」など、手入れやごみ捨ての不満軽減にもとづく理由が挙げられていた。

↑ユーザーが紙パック式掃除機を選ぶ理由のトップは、「掃除機のお手入れが少ない」25%だった

 

これらの理由は、そのまま紙パック式掃除機を使用しての不満につながる。同社は、「紙パックを外すときにごみが落ちる」「紙パックに触らないといけない」などの不満が挙げられていることに着目。SNSに寄せられた意見では、掃除機の手入れの手間や駆動音に不満が多かったことから、これら2つの不満解消に対するニーズに注目した。

↑紙パック式掃除機を使っていて不満な点では、「ごみ捨ての不満」が31%で最も多かった

 

ボタンを押すだけと簡単な「カップinカップ」構造

↑9月7日に発売されるコードレススティック掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)<EC-KR1>」。標準質量 1.3kg、カラーはブラックのみ

 

今回発表されたRACTIVE Air(ラクティブ エア)<EC-KR1>は、紙パックに触れることなくごみ捨てが可能な業界初の「パックinカップ」構造を採用した。新構造「パックinカップ」は、本体から取り外し可能なダストカップに紙パック(集じん容積 0.37L)を装着。ダストカップ本体のボタンを押すだけで、ごみを紙パックごと捨てられるというもの。

↑「パックinカップ」の取り出しイメージ。ダストカップ本体にある黄色ボタンを軽く押しただけで、簡単にフタが開いた。紙パックも、下に向けるだけで抵抗なくスルッと落ちて行った

 

紙カップごと捨てるので、ごみが舞い散らず、フィルター掃除などの手間も軽減されるという。ダストカップは、丸ごと水洗いが可能なので、手軽に清潔な状態を保つことができる。

↑「パックinカップ」の構造。紙パックの取り付けも、カップに入れてカチッと押し入れるだけと簡単だ

 

この新構造により、ごみが溜まった状態下における吸引力低下も抑制される。一般的に紙パック式掃除機は、ごみが溜まると空気の流れる流路がふさがってしまい吸引力が低下する。「パックinカップ」では、紙パックにごみが溜まった状態でも、上下左右に空気が流れやすい流路を確保することで吸引力低下を抑えられるという。

↑流路確保のイメージ

 

不快な音を抑制する独自の低騒音化技術

同機種は、独自の低騒音化により運転時に不快に感じる耳触りな音(ピーク音)の低減(※)も実現した。モーター音を抑える「遮音防振構造」や駆動音を抑える「ダンピングコントロール」を搭載。2022年度の低騒音化技術非搭載機の既存モデル「EC-AR8」と比べ、実音感を約17%低減した。これにより、運転音は64~約57dBという、人はもちろん、より広い可聴域を持ち音に敏感な犬や猫などもペットにも配慮した運転音を実現した。

 

※同社調べ。低騒音化技術非搭載2022年度機種<EC-AR8>の「強モード」と<EC-KR1>の「強モード」との同社運転音評価試験による。ピーク音が低騒音化技術非搭載機種よりも低減されていることを確認。

 

↑低騒音化技術非搭載機の既存モデルと比較すると、ピーク音の抑制効果が著しいことがわかる

 

ブラシは、髪の毛やペットの毛が絡みにくい、高密度縮毛ブラシ「からみにく~いブラシ」。さらに、吸込口の端までブラシが届く「端までブラシ」構造なので、掃除しづらい壁際などのほこりをかき取りながら吸い取れる。付属する「ハンディノズル」と「すき間ノズル」は「新スグトル構造」で、すき間掃除とハンディ掃除の切り替えが、かがまずスムーズに行える。

↑「端までブラシ」構造で、キワぼこりをかき取ることができる。かがまずにアタッチメントを交換できる「新スグトル構造」で棚や階段などの掃除をシームレスに行うこともできるのが嬉しい

 

そのほか、テーブルやイスにサッと立てかけられる「ちょいかけフック」、家具下6cmまで入り込み、低いところも掃除がしやすい「ペタッとヘッド」、本体パイプ部にすき間ノズルを収納できる「ツールホルダー」が備わっている。掃除機を立てた状態で収納できるスタンド台には、付属のノズルも収納可能。充電時間は約4時間で、標準の吸込口での最長運転時間は標準モードで約35分、自動モード約24分、強モードで約9分だ。別売りの抗菌3層紙パックは5枚1210円(税込)。紙パック1枚の交換目安は、1日1回掃除をした場合で約1.5か月。

↑別売りの抗菌3層紙パック<EC-330PN>は、5枚入り1210円(税込)で9月7日から発売開始

 

同社によると、ユーザーの「ラク家事」志向により、お手入れが楽な紙パック式スティックの構成比は伸長傾向にあるという。2023年度には約13%まで構成比が伸びると予測されており、今後も「ラク家事」を重要視するユーザーをターゲットに製品展開を行っていくとのこと。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

憧れの “コーヒー焙煎” を自宅のテーブルで! 浅煎りから深煎りまで初心者も自在に操れる焙煎家電

コーヒーの香りや味わいを左右するのは、焙煎による部分が大きいといわれています。これを家で手軽に楽しめる新型家電が今春発売されました。焙煎というと、繊細なチューニングを必要とするプロの世界という敷居の高さがありましたが、いったいどこまで “手軽” になったのでしょうか? フードアナリストの中山秀明さんに、焙煎にまつわる基本的な情報とともに解説していただきました。

 

コーヒーこだわり派のネクストステップが「焙煎」

焙(あぶ)って煎(い)ると書いて「焙煎」。英語でローストともいいますが、コーヒー豆は焙煎することで芳しい香りや味わいを放つようになります。さらに、焙煎はコーヒーの味の方向性を決定づけるものであるとともに、コーヒーの善し悪しを決めるもっとも重要なポイントのひとつともいえるのだそう。

 

「コーヒーの楽しみ方は十人十色。カフェやコンビニで買ったり、自宅などで手軽にインスタントコーヒーで楽しんだり。はたまた、買ってきた豆をミルで挽いて、ハンドドリップで淹れる愛好家も少なくありません。そんな、こだわり派のネクストステップが自家焙煎だといえるでしょう。

 

コーヒー豆は、より専門色の強いお店に行けば生の状態でも販売されています。その見た目は、やや緑がかった乳白色。この豆を焙煎することで褐色になるのですが、加熱する温度や時間によって浅煎りになったり深煎りになったり。加えて、焙煎したコーヒー豆はその香りもいっそうボリューミー。一般的に焙煎した3日後から7~10日後ごろが飲み頃といわれており、こうしたおいしさのピークをコントロールしながら楽しめるのも、コーヒー焙煎の醍醐味です」(フードアナリスト・中山秀明さん、以下同)

 

サードウェーブは焙煎機の市民権獲得にも影響

自家焙煎にはコンロを使う直火式もありますが、ムラなく狙った煎り加減にローストするには技術が要るもの。そこで便利なのが、電動式の焙煎機です。もともとはプロ用の高価で大型のタイプが主流でしたが、近年では小型で比較的安価なモデルも登場するように。

 

「背景には、社会環境やライフスタイルの変化が深く関係しています。例えばコーヒーのトレンド。2000年以降に高付加価値のスペシャルティコーヒーが日本でも注目を集め、その後2010年代中頃からはより親しみやすいカルチャーとしてサードウェーブコーヒーがトレンドになるなど、こだわりのコーヒーを楽しむ文化が身近に。その流れとともに焙煎所併設の店が続々誕生し、コーヒーを自家焙煎する愛好家も増えていきました。

 

また、インターネット回線の高速化や、スマホ社会の到来も見逃せません。コーヒーに関するマニアックな情報を容易に手できるようになり、焙煎のテクニックも動画などで簡単に学べるようになりました。こうして焙煎に興味を持つ人が増えるとともに、コーヒーのニーズが多様化したことも、家庭用の電動焙煎機発売に大きく関係しているといえるでしょう」

 

いまや市場にはさまざまな製品が存在します。なかでもいま注目度の高い新型モデルが、ストーブや加湿器などでお馴染みのダイニチ工業が作った「MR-F60A」です。

ダイニチ「コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」
3万4760円(税込)

簡単な操作で、5段階から好みのレベルに焙煎が可能。所要時間は1回約25分とスピーディーで、高さ280㎜×幅241mm×奥行186mm、重さ約2.3kgというコンパクトなサイズも特徴。

 

↑熱風の通り道に2つの温度センサーを搭載。上流センサーは熱風を狙った温度に調整し、下流センサーは気温や豆量の変化による温度のズレを修正する。また、渦状に下から噴き上げることで、ムラの少ない安定した焙煎精度を実現

 

↑本体と天窓付きのフタとの間に「チャフコンテナ」というユニットがあり、ここにチャフ(豆の薄皮)が集まる設計

 

使い方は生豆を入れてスイッチを操作するだけ

「MR-F60A」の使い方は至って簡単。その手順一例を紹介しましょう。生豆は各種コーヒー豆の専門店ほか、オンラインショップでも。ダイニチ工業公式の「ダイニチWebShop」でも販売されています。

 

1.焙煎釜に生豆を入れる。

「MR-F60A」のフタを開け、焙煎釜に付属スプーン1杯(約60g)の生豆を投入します。

 

2.仕上がりのレベルを選んで焙煎開始。

フタをしてスイッチをオン(写真下部左端)にし、焙煎レベルを1~5で選択。スタートボタンを押せば焙煎が始まります。所要時間は焙煎運転15分と、冷却10分の計25分ほど。

 

3.ライブ感が楽しめるのも魅力。

熱風で混ざりながら焙煎され、コーヒー豆が徐々に茶色くなっていく様子が天窓から見られます。ちなみに、稼働中はそれなりに音がするので、深夜などは避けたほうがいいでしょう。やがて終了するとブザー音が鳴り、スタートランプも消灯します。

 

4.チャフは自動で分別。

直火式の焙煎機はチャフが燃え煙も出やすいものですが、火を使わない「MR-F60A」は熱風とチャフコンテナにより分けられるため燃えることがありません。チャフはコンテナを裏返して捨てるだけでよく、処理も簡単。

 

5.完成。

焙煎されたコーヒー豆は、本体を傾けて各種容器へ。もちろんすぐ挽いて淹れてもいいのですが、飲み頃は香りや味わい深さが安定する3日後から7~10日後頃だといわれています。

 

左から、焙煎レベル5(深煎り)、3(中煎り)、1(浅煎り)。そして右端が生豆。ぜひ焙煎の違いで飲み比べてみましょう。

 

代表的な5つの産地の豆を3種の焙煎でテイスティング

焙煎レベルの違いによって、味はどのように変化するのでしょうか? 続いて、さまざまな国のコーヒー豆を「MR-F60A」で焙煎し、テイスティングのうえ特徴を解説します。

↑左から、焙煎レベル1(浅煎り)、3(中煎り)、5(深煎り)のコーヒー豆を抽出。飲んでみると、同じ豆でも焙煎度合いに寄って酸味やビター感などに違いが出ることがよくわかる

 

■ ブラジル

コーヒー豆生産量で他を圧倒する世界一の生産国。味の特徴としては苦味と酸味がほどよく調和し、好バランスなのでブレンドのベースにも重宝されます。

・浅煎り
酸味はあるものの主張が弱く、全体バランスもちぐはぐな印象

・中煎り
苦みが出て酸味も落ち着き、コーヒーらしいトーンが伸びやかな味わいに

・深煎り
コクと苦みの力強さが印象的な、正統派のビターコーヒー

 

■ コロンビア

南米、ブラジルの北西部に位置する赤道直下の国。ブラジル同様にバランスが良くブレンドのベースにもされやすいですが、こちらは酸味やフルーティな甘みがより豊かです。

・浅煎り
特有の酸味や、柑橘を思わせるフルーティな甘みがしっかり出る爽やかな味

・中煎り
果実味にコクが加わり、苦味と香りがバランスよく調和

・深煎り
深煎りならではのボディが出るものの、コロンビア特有の果実味は消えてしまい、ポテンシャルが発揮されない

 

■ モカ

「モカ」とは、アラビア半島南部のイエメンとアフリカ中東部のエチオピア産豆の総称。エチオピアはコーヒー発祥の地ともいわれ、果実味あふれる香りや豊かな酸味、甘み、コクが魅力です。

・浅煎り
花を思わせる上品な風味や、優美な果実味が魅力。酸味もクリアでまろやかなテイスト

・中煎り
心地良い果実味にコクがプラス。苦味と香りがバランスよく引き立て合うおいしさ

・深煎り
苦みやコクが出るぶん魅力的な酸味や香りが弱くなり、単調な味わいに

 

■ マンデリン

インドネシアのスマトラ島で採れる高級品種のことを指します。深く上品な苦味とコクがある一方酸味は控えめで、ほんのり香るハーブやスパイスのニュアンスも特徴。

・浅煎り
フローラルかつフルーティな香り。苦味が少なく、酸味と甘みが調和した上品な味

・中煎り
マンデリン特有の優雅なビター感に、華やかな香りが調和

・深煎り
甘みやコクに重厚感がある、堂々としたビターテイスト。ミルクともよく合いそう

 

■ キリマンジャロ

インド洋に面した東アフリカの国、タンザニア北東部にあるキリマンジャロ山が名の由来。しっかりした酸味とコクに加わる、甘やかな香りが魅力です。

・浅煎り
重厚感のある酸味が特徴的。シャープなニュアンスが前面に出た、明るさを感じるテイスト

・中煎り
酸味が抑えられたぶんコク深さが出て、グッとふくよかな味わいに

・深煎り
ナッツのような風味と、心地良い苦みが主張。深く香ばしい、王道のビターテイスト

 

コーヒー豆は生産地によって香りや味わいもさまざまですが、豆によって得意・不得意な風味があります。そういったポテンシャルを引き出すのが焙煎。「MR-F60A」を使えば簡単に煎り分けができ、好みの豆や焙煎度合いも知ることができるでしょう。コーヒーのより奥深いおいしさを知りたいなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

プロフィール

フードアナリスト / 中山秀明

食品全般のトレンドに詳しいライター。コーヒーは得意分野のひとつで、コーヒー豆店、焙煎士、焙煎所、焙煎機、喫茶店、バリスタなど取材経験も幅広い。「MR-F60A」も所持しており、飲み方はハンドドリップはもちろん、愛用のエスプレッソマシンで淹れることも。夏は水出しコーヒーをよく飲む。

【楽天スーパーセール】Roborockのロボット掃除機が最大51%オフ!7月に出た最新機も16%オフで買える!9月11日 01:59まで

GetNavi webで定期的にお伝えしているRoborock(ロボロック)のお買い得セール情報。9月4日から開催中の楽天スーパーセールでも、破格ともいえる価格で買える商品たちが出揃っています。

 

というわけで、編集部が注目したのは全部で7製品。特に注目したいのが、機能と価格のバランスに優れたRoborock Q7+」「Roborock Q7」、そして7月に発売されたばかりの最上位モデル「Roborock S8 Pro Ultra」。

 

今回は、家電カテゴリの記事の一部を担当する私、編集部・松永(小型犬を飼うワンちゃんラバーでもあります)がレポート。というのも、Roborock製品はペットを飼う家庭で活躍する機能がふんだんに盛り込まれているから。家電目線とペットオーナー目線で、お得すぎる情報を紐解いていきます。

 

ロボット掃除機の2in1トレンドを作り出したメーカー

最初にRoborockの簡単な紹介から。同ブランドは中国に本社を置く、ロボット掃除機をメインに開発するメーカーで、世界40か国以上で1300万台以上の販売実績(2022年12月末時点)を誇ります。

 

多くのRoborock製品に共通するのが、ゴミの吸引に加えて水拭き掃除も同時に行なうところ。現在のロボット掃除機市場では、吸引掃除と水拭き掃除の2in1機能がトレンドとなっていますが、そのトレンドを作ったメーカーとも言えるのです。

 

まさにロボット掃除機業界を牽引するメーカーが、只今開催中のビッグセール「楽天スーパーセール」に参戦しています。セールは9月11日(月)01時59分まで。これは逃すわけにはいきません!

 

【目玉商品①】”ちょうどいい”を極めた、Q7+/Q7

<セール価格>

Roborock Q7+:7万1800円 → 4万4800円(37%OFF)
Roborock Q7:5万6780円 → 2万7800円(51%OFF)

↑Q7+(左)とQ7(右)

 

Roborock Q7+/Q7

吸引掃除と水拭きを同時に行う2in1ロボット掃除機で、両者の違いは、自動ゴミ収集ドックの有無になります。2700Paのパワフルな吸引性能を持ち、微細なハウスダストからネコのトイレ砂などの大きめのゴミまで強力に吸い込んでくれるのが特徴。2段階で水量を調整できる水拭き機能により、床をサラサラに保ちます。また、高精度LDSレーザーセンサーを搭載し、部屋を素早くマッピング。無駄のないルート掃除=短時間掃除を可能に。手動での掃除機がけでおこる“掃除残し”を解決してくれます。

37%OFF! 「Roborock Q7+」のセールはコチラ

51%OFF! 「Roborock Q7」のセールはコチラ

↑毎分300回転する高精度LDSレーザーセンサーが、部屋の間取りを正確(※)にマッピングし、効率の良いルートを導き出す。※把握した間取りと実際の間取りの一致率は99%です(Roborock調べ)

 

そして、個人的にもQ7+/Q7が欲しくなるポイントは、3次元に動く柔らかなラバー素材のメインブラシ。ただ回転するだけではないブラシは凹凸のある床面にもフィットし、ホコリやゴミをしっかり掻き集めてくれます。さらに、糸くずや髪の毛などが絡みにくく、お手入れも湿らせた布で拭くだけと簡単! 長毛種のワンちゃんが居る私の家では重宝しそうです!

 

フェルト系のブラシだと、一度絡まったペットの毛や自分の髪の毛(ロング)を取り除くのが手間だったりするので……。

↑メインブラシ(赤い部分)の様子。※動画はS7です

 

ロボット掃除機に欠かせないアプリとの連携もばっちりです。アプリでは、バーチャルウォールによる進入禁止エリアの設定やリモート操作に加え、部屋別に吸引力を設定することも可能です。

↑最大10か所まで進入禁止エリアやバーチャルウォールの設定が可能。特別なセンサーを置いたり、仕切りを設置したりする必要はない

 

先ほども触れましたが、Q7+には自動ゴミ収集ドックが標準装備されています。掃除後に本体がドックに戻ると、自動でダストボックスのゴミを吸い上げてくれる仕様です。ゴミ収集ドックのダストボックスは2.5Lの紙パック式を採用し、約60日間(※)は交換不要。※部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります。

↑2.5Lの紙パック式で、60日分のゴミを収集。さらに0.3μmまでの微粒子(花粉)を99.7%吸引し排気を清浄化する

 

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【目玉商品②】最上位モデルが16%も安い! Roborock S8 Pro Ultra

<セール価格>

Roborock S8 Pro Ultra:22万9900円→19万2000円(16%OFF)

Roborock S8 Pro Ultra

2023年7月に発売されたばかりの最上位モデル。6000Paの強力な吸引力と、2本になった新開発のメインブラシ「デュアルラバーブラシ」により、カーペットの毛の除去率は前機種のRoborock S7 MaxV Ultraより30%アップしています。

 

特に進化しているのが「ドック」。前機種では「ゴミ収集」「モップ掃除」「給水」をやってくれたのですが(それでも十分すぎるほど)、本機ではこれに「乾燥機能」が追加されました。つまり、ゴミを収集して、必要なときにモップを自動洗浄し、乾燥を行い、タンクへの給水まで行うーー全てがドック内で完了する「4way全自動ドック」です。ロボット掃除機にまつわる手間のほとんどから解放してくれるでしょう。

 

16%OFF! 「Roborock S8 Pro Ultra」のセールはコチラ

 

新機能の乾燥機能についてもう少し詳しくみていきましょう。同機能は、洗浄が終わったモップを熱風で乾かしてくれるだけでなく、2時間・3時間・4時間から乾燥時間を設定可能。その時の季節や部屋の状態を考慮した設計になっています。

 

最上位モデルに相応しいのはドックだけではありません。S8 Pro Ultraは「3Dストラクチャードライト&カメラ」「赤外線イメージングシステム」を搭載し、障害物の認識力と回避能力が向上しました。

 

スリッパや電源タップ、さらにはペットの排泄物といった“よく床に置いてあるもの”を認識。幅5cm、高さ3cm以上の物体を認識・回避(※)してくれます。我が家の長毛犬は小型の部類なので高さ3cm以上の排泄物は出しそうにありませんが、大型犬を飼っている家庭ならとても安心ですね!

※障害物の認識精度は環境要因によって異なる場合があり、100%の認識・回避を保証するものではありません。

 

また、水拭き性能もパワーアップしました。前機種では1箇所だった高速振動部分が2箇所に増え、600gの高加重モップと相まって皮脂、花粉、コーヒーなどのしつこい汚れを強力に拭き取ります。振動回数はモードによって異なり、強力で3000回/分、標準で2300回/分、ソフトで1650回/分となっています。

↑特にしつこい汚れを水拭きする際に、吸引掃除を停止して毎秒20cmのゆっくりとした動きで水拭き掃除に専念する「水拭き超強力モード」も搭載

 

もちろん、カーペットエリアの対策も備わっています。カーペットを検知すると、自動的に水拭きモップが5mmリフトアップし(※)、吸引掃除のみを行う仕組みです。加えて、水拭きのみのモードやドックに戻るときにメインブラシを持ち上げる「メインブラシ自動リフトアップ機能」を新開発。これにより、ブラシと床面の接触による汚れを防ぐそう。

※毛足が4mm未満のカーペットの場合に利用可能。毛足が4mm以上のカーペットの場合、アプリで「カーペット回避モード」を選択すると、カーペットに進入せず回避します。

 

個人的にS8 Pro Ultraを欲しいポイントは、駆動時間の長さと充電の速さ! 3時間の連続駆動を可能にするリチウムバッテリーを搭載し、掃除途中でバッテリー切れを起こす心配もなし。また「4way全自動ドック」での充電時間は、同社のS7+/S7と比べて30%も短縮。バッテリー0%からフル充電まで4時間で完了します。

 

掃除後にカーペットだけもう一度掃除する「カーペット念入りモード」も新搭載され、「任せるを、極める。掃除もメンテナンスも「全自動」は、ここまできた。」という製品キャッチコピーにふわさしいロボット掃除機ですね!

 

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まだまだあるぞ! 楽天スーパーセールでお得になるRoborockのロボット掃除機

ここまで「Q7+/Q7」や「S8 Pro Ultra」をお届けしてきましたが、まだ4モデルも対象商品があります。昨年登場の上位モデルS7 MaxV Ultraをはじめ、水拭き機能を搭載したスティック掃除機「Dyad Pro」まで、幅広いRoborock製品がお得にラインナップされています。各機種のポイントを簡単にまとめましたので、自分が欲しい機能と照らし合わせて、ぜひ検討を!

 

<その①>モップ洗浄・給水・ゴミ収集の3way全自動ドック搭載

Roborock S7 MaxV Ultra

セール価格:19万2900円→14万1900円(26%OFF)

今回の目玉商品であるRoborock S8 Pro Ultraの前機種モデル。①水拭きモップの自動洗浄 ②給水の自動化 ③本体ゴミの自動収集を実現した「3way全自動ドック」を搭載。5100Paのパワフルな吸引力と、高速振動による水拭き、カーペットでのモップの自動リフトアップ機能に加え、「ストラクチャードライト&カメラ」による障害物回避機能も搭載し、十分すぎる機能と性能を併せ持つ一台です。

 

<その②>強力で賢い掃除性能と自動ゴミ収集機能を備えた

Roborock S7 MaxV Plus

セール価格:12万3300円→9万9800円(19%OFF)

 

強力な清掃力、障害物の回避機能、ゴミ収集ドックは欲しいという人向けのモデル。掃除機本体の性能はS7 MaxV Ultraと同じで、パワフルな吸引力と水拭き性能に加え、障害物回避機能も備えています。自動ゴミ収集ドックで紙パック式とサイクロン式の2wayを採用し、 両者から好みの方式を選べるのが特徴。紙パック式は60日分(※)のゴミを収集でき、処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。

※部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

 

<その③>パワフルな水拭き性能と自動ゴミ収集機能を備えた

Roborock S7+

セール価格:9万5900円→6万9800円(27%OFF)

 

高速振動によるパワフルな水拭き機能と自動ゴミ収集ドックを搭載、吸引力は2100Paの高性能モデル。Roborock S7 MaxV Plus同様、自動ゴミ収集ドックで紙パック式とサイクロン式の2wayを採用し、 両者から好みの方式を選べます。紙パック式は60日分(※)のゴミを収集でき、処分時にゴミが舞い散るのを抑えます。

※部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります

 

<その④>吸引と水拭きを同時に行う多機能スティック掃除機

Dyad Pro

セール価格:6万2800円→5万3380円(15%OFF)

1万7000Paの強力なパワーで吸引と水拭きができるスティックタイプの掃除機。ローラーブラシが壁ぎわ1mmまで接近・吸引掃除するので隅々までゴミやホコリを逃しません。また、センサーが床の汚れ具合を検知し、吸引力と水量を自動的に調整するため床の状態に合わせた掃除が可能です。別売りの専用洗剤を投入すれば、よりキレイな仕上がりになります。さらに、ドックでローラーブラシを自動で洗浄し、乾燥まで行います。

 

9月11日(月)01:59 まで! 楽天スーパーセール「Roborock」の会場はコチラ

風水はオカルト?人類の知恵?家電も家具も配置次第で運気が変わる

家電とオカルト。それぞれのフィールドのトップランナー二人が顔を合わせる異色対談も今回で8回目を迎えた。いつも通り、主役の一人は2002年に『TVチャンピオン』のスーパー家電通選手権で優勝し、実践的な方法で家電に関する最新情報を発信し続けている中村剛さん。

 

15万人以上のフォロワーを誇る「くらしのラボ」(東京電力エナジーパートナー株式会社主宰)の監修&出演を務め、YouTubeチャンネルに340本以上の動画をアップし、GetNavi webでも数回にわたって登場していただいている。

 

対談の相手は、日本のポップカルチャー界をけん引する月刊誌『ムー』の5代目編集長で別名“オカルト王”の三上丈晴氏。最近は国内外のテレビ番組やYouTubeチャンネルでもすっかりお馴染みになった。

 

今回はパート1がスペイン魔術師・フィリピン祈祷師の孫娘で魔女占い師の叶ここさんを加え、「風水」について語っていただく鼎談、パート2が「付喪神(つくもがみ)」をテーマにした家電王vsオカルト王の対談、という2部構成でお届けする。この風水編、結論から言うと、風水という誰もが聞いたことがある言葉を入り口に、家電とオカルトが絶妙に混じり合う、本コラボにふさわしい内容になった。

 

くらしのラボ
くらしのラボYouTubeチャンネル

 

【家電王×オカルト王×魔女占い師が「金縛り」について語る動画は↓から】

 

 

風水を語るには、山を見よ、川を見よ

——今回の鼎談のテーマは「風水」です。叶さんを含めてディープな話をお伺いしていきたいのですが、まずは風水という言葉について。認知度は高いと思いますが、前提となる基本的な知識をまず叶さんにご説明して頂きたいです。

 

叶 はい。まず基本的に、日本における風水はいわゆる「インテリア風水」と言われています。風水と聞いてお部屋の間取りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。どこに何を置くかということですね。でも、伝統的な本当の風水というのは、もっと大きくとらえて「地形」を見るのです。

 

たとえば、山がどの位置にあって川がどの方向に流れているか。目の前にどんなものがあるのか、ないのかとかいったことを踏まえながら風と水の流れを読み、巒頭(らんとう=地形)と呼ぶ景色を見ます。

 

この巒頭に含まれる水の流れが、金運や人の流れを表します。古代文明は、川が流れているところに栄えますよね。植物が育ったり、洗濯ができたり、水分を確保できるので、豊かで氾濫しにくい川が近くにあるといいです。

叶ここ:スペイン人魔術師の祖父、フィリピン人祈祷師の祖母を持つ、魔女占い師「叶ここ」。自然の力を生かすナチュラルマジックを得意とし、人生を豊かに生きるための方法の1つとして魔法の世界を伝えているhttps://twitter.com/cocokanou

 

山は土地を守る役割を果たしてくれるので、背後に山があるとよい風水とされます。人間でたとえるなら、椅子に座った時に背中を預けられると安心しますよね。そして自分の左右に背もたれより低く、自分の視界より低い、ちょうど手が置けるぐらいの高さ(編集部補足:肘かけ)のものがあると安定します。

 

風水も同じ考え方ができ、目の前が開けていて圧迫感がない状態がよいです。自宅の周辺であれば公園や駐車場が目の前にあるといいでしょう。背もたれになる適度な高さのものというのは、昔だったら山だし、今なら建物ですね。

 

——自分を中心にして俯瞰するときの、それぞれ地形の配置ということですね。

 

叶 そうです。川は流れを表すものであり、必ずしも川である必要はありません。たとえば、道路も川とみなすことができるので、目の前に大きな道路があるといいですね。特にお店を経営なさっている方にとっては、大きな道路が繁栄をもたらす川の役目を果たします。

 

三上 叶さんがおっしゃるように、風水というのは本来個人の家についてのことではなくて、たとえば都(みやこ)をどこに置くかというスケールの話でした。特に中国で発達した思想で、風と水に加えて地脈が流れを見ることが大事なのです。

 

都を置くのに一番いい場所については、オカルトあるいは神秘学の基本で、地形を人体に見立てます。地形を頭やさまざまな臓器になぞらえます。たとえば平安京がそうですね。

個人宅でやるのであれば、中国道教の風水では、空気や水が溜まるのはよくありません。だから家の中も、特に入り口と出口は風の流れがよくなるようにします。あとは水回りもとにかく流れがよくなるようにしておきます。

 

——今の話を聞いて中村さんにお伺いします。家の中で、ここには絶対家電は置かないだろうな、という場所はありますか?

 

中村 それぞれの家電製品というより、家全体の話になると思います。コラボ動画でも言ったのですが、空気が淀んでしまうのはよくありません。人間は空気を取り入れて生きているので、酸素濃度が低くなるのもそうだし、湿度が高くなると不快感が増します。体だけではなく、精神面にも悪いでしょう。家の中の環境をきちんと考えておかないと、睡眠時間もリラックスできません。翌日に悪影響が及ぶこともあるでしょう。

 

風水が都であるとか町づくりにおいて、人体そのものを模したように、家の中の環境もいいところをきちんと取り入れていかなければならないと思います。

 

叶 間取りの話ではないのですが、運気が下がるのは、寝床の下に水が流れているケースがあります。ある物件をお客様に見せていただいたことがあります。立地条件がすごくよくて、すごい人たちしか住んでいないマンションなのですが、間取りを見たら地下鉄が通っていました。

 

三上 風水とはやや違うのですが、井戸は終いの儀式をしなければなりません。寝室の床に水道管が通っているのは大体よくないですね。

 

叶 寝ている間に運気が流れ、生命力も流されていきます。

 

——集合住宅だと自分でできることが限られていると思うのですが、どんなことを心がけたらいいでしょうか。

 

叶 先ほど話が出ていたように、気が溜まらないように風通しを良くすることです。それに、光が入るようにする。

↑コラボ動画でも登場したSwitchBot カーテン。自動でカーテンを開閉してくれるIoTデバイスだ。光を取り入れ、湿気を払うことができ風水的な効果も期待できそう

 

あとは、梁の下で寝ないことも大事です。むき出しの鋭角で刃のような状態になっているものを避けるということですね。梁の一部の、刃のような形状の部分を自分にむけると、いろいろなものがかかってきてしまうということになります。尖ったところと向かい合わないようにすることです。三角は基本的に火を表すので、攻撃的です。

 

三上 香港や台湾で、尖った角の部分が隣のビルから丸見えになっている風景がありますが、あれは意図的な攻撃です。わざとやっているのです。商売仇のビルや、相手が実際に住んでいる場所、そして相手の先祖の墓に向けることもあります。これはもう呪術のレベルになります。

 

——家電王は、そういうことを気になさいますか?

 

中村 私自身はそういう世界を否定しないというか、わかろうとしている側にいます。たとえば、家のことを家族で揃って何かしようという時は、少なくとも仲良くしたい気持ちがあるわけです。

 

その具体的なアプローチの1つとして、風水は適していると思います。自分自身も周りも含めて、運がいい状態を実現するために、風水をきっかけにトライしていくというのは、家作りや暮らし作りにとってよいことだと思いますね。

 

——ここで少し話を変えてみます。運がいい状態であるとか、運気とはどのようなものなのでしょうか?

 

叶 運気には種類があって、自分が持っている自運のほか、天運などを含めると大きく4つあります。全部の運が、ちょうどよく流れている時、これは運がいい状態です。せっかく自分の運を持っているのに、時の運に乗れない場合は運に放されているという場合もあります。

 

これは「タイミングが悪い」と言われるときですね。自分をよくするためにできることなので、風水というのは、環境的な運を良くしていくうえですごくいいと思います。

 

三上 取材でもいっぱいあるのですよ。例えば、T字路のつきあたりはよくないけれども仕方がないとなった時、沖縄では「ヒンプン」という板を立ててしまいます。直進してくるものをこの板で止めるという呪術的な意味が持たされています。それに、辻に石碑が立っていたりもします。

 

叶 要素によって、たとえば火だったら三角、金だったら丸に変えたりしていきます。作用に反したい場合は、火を剋する(編集部補足:攻撃するもの)ものを置き、作用を流したいのであれば、対応するものを配置して緩和させていきます。

↑オーブンレンジが「火」の質で冷蔵庫が「水」の質だから、間に「木」の質である木板を挟むなどして流れを和らげる必要がある。なので、オーブンレンジを置くための耐熱版を挟んだ設計の製品はOK!!

 

中村 

ここに置いてある丸テーブルはガラスと木ですが、この組み合わせはいいのですよね?

 

叶 ガラスと木の組み合わせはいいですね。ガラスが金の質なので、温かみの質のものがあると気がよくなります。冷たさを感じる、ひんやりするものは、温かみが欲しい空間には置かないほうがよいと思います。また、テーブルの形が丸いと「金(きん)」の属性になり、刃物に通じる意味ももってしまう。リラックスするには丸テーブルはおすすめではないんです。

 

中村 世の中にはいろいろな人がいて、暮らしの中で風水的なものを気にする人も気にしない人もいるわけです。繰り返しになりますが、目的としては仲良く暮らしたいとか、楽しく暮らしたいという気持ちを抱くきっかけとして、そういう手段を取ろうとすることに繋がっていくのが、万人にとっていいことなのだと思います。

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現代の風水は、家電を取り入れて運気を補完する

——風水にライフハック的な側面があるとして、オカルト王に聞きます。風水を科学としてとらえるか、スピリチュアル的・オカルト的なものとしてとらえるか。どの角度がよいとお思いでしょうか?

 

三上 形は似ているけれども、思想的には違います。ただ、伝統的な風水は経験上快適に暮らすため、病気にならないで長生きするため、健康的になるような住まいはどういうものか、住みやすい町とはどんなところなのかについて考えていくことなので、非常に合理的です。

 

しかも中国の人たちはリアリストだから、実際に効果がないとすぐに破棄してしまいます。そういう過程を経て残ってきた思想なので、風水は実践的プラグマティズムです。今の時代は湿気が溜まるところには除湿器を置くとか、風の通り道に空気の流れを起こすような家電を置くという形で、風水で見た時によくないところに対して補助的・補完的な手段を講じることができる技術があると思います。

↑一見花瓶のように見えますが、こちらはAladdin Vaseという小型プロジェクター。コラボ動画では寝室にプロジェクターを置くと風水的にもライフハック的にも良いトークが展開されています

 

叶 私が大切にしているのは、見えないものを感じようとすることです。匂いもそうですし、違和感とか、はっきりと目に見えているわけではないのだけれど、なんとなく感じるということがあります。そういうものに対する感覚は誰もが抱くでしょうが、自分の潜在意識の中で無視してしまうこともあるかもしれません。

 

でも、こうした感覚を無視しないことが大切だと思うのです。無視しない行いを積み重ねていく中に、実際にこうしたら空気がよくなったとか、科学的に説明できることが含まれているのだと思います。

 

——お三方にとって、理想の家とはどんなものかお伺いしたいと思います。

 

中村 そうですね〜、さまざまな家電を試さなければならないので、ものは増えます。出しては入ってくるという状態になってしまうので、そこをもう少し整理したいなと思うことはあります。

 

今住んでいるマンションは、向きとしては北東です。よく南側がいいと言いますが、もし南を向いていたら暑くてどうしようもないでしょう。それに猫がいて、午前中には日向ぼっこができるというのが私にはとても大事なことなのです。総合的に、快適に暮らせる場所になっていると思います。

 

風水を含めたいろいろな要素がある中で、どうやったら暮らしをよくしていけるかを考えていくことが大切だと思います。古い冷蔵庫の買い替えのタイミングとか、本当に暑い時期が来る前にエアコンの試運転を早めにしておきましょうとか、私の家自体は、家電を軸にして社会課題になりそうな話題に関する情報を発信していく場所としての位置づけもあります。

 

叶 私は、自分の家は基本的には神殿だと思っています。一番リラックスできる場所で、たとえばお風呂は浄化の場所です。浄化のための場所が汚れているとよくありません。運気をよくするということだけではなくて、自分がその場所を大事にしていくという意志があるかどうかが重要です。

 

私がよくやるのは、家の中で大黒柱にあたる場所を見つけたら、そこに手を置いてご挨拶をしてから住み始めたり、引っ越したりすることを意識しています。住む場所を自分の共同体として、自分と一体となっているものとして意識しながら過ごすということですね。

 

中村 バスタブのお湯を溜めっぱなしの状態にしているのは、風水的にはよくないですよね? 火事に備えてとか、残り湯を洗濯に使うとか用途はあるのでしょうが、汚れた水で汚れたものを洗うというのはまったく反対の意味になってしまうし、ただ溜めておくというのは良くないような気がします。

 

ただ、ここでも「もったいない」という感覚が入り込む余地があるのでしょう。だから、「使えるものを捨てるのはイヤだ」という考え方を切り替える必要があると思うのです。先ほど叶さんがおっしゃったように、お風呂はそもそも浄化の場所でしょう。ならば使った後はきちんと排水して、きれいに保ってまた翌日使うというのが正しいと思います。

 

三上 溜まるという意味だと、冷蔵庫が思い当たりますね。ついついものを溜めてしまうのです。

 

叶 冷蔵庫は胃腸の状態を表す家電で、金運が悪いときは冷蔵庫の掃除をするといいのです。例えば1週間とか2週間かけてゆっくり掃除すると運気が上がりますよ。

自分の暮らしを見直して生活の質をあげよう

鼎談のオチも冷蔵庫となったようだ。同席させていただいて感じたのは、捉え方はどうあれ、風水が生活の質を上げていく上での具体的な手段のひとつであるということだ。生活の質を高めて行くプロセスにはオカルト的な要素が盛り込まれることもあるだろうし、実践的な方法論として新しいテクノロジーを駆使した家電の使用が優先されることもあるだろう。その中でポジティブな買い替えという具体的で能動的な道筋が浮かび上がってくる。

 

すべてを含め、まずすべきなのは、今の暮らし方を見直して、自分自身の生活について改めて問い直してみることではないだろうか。

 

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(取材・執筆:宇佐和通/撮影:我妻 慶一)

シャープ、コンパクトながら大風量、静音の空気清浄機を発売。両面吸い込みの実力とは?

シャープは、本体左右側面から空気を取り入れる「両面吸い込み構造」を採用した、プレミアムモデルのプラズマクラスター空気清浄機 FP-S120を9月7日に発売する。同機種は、コンパクトサイズながら静音性にも優れ、自動運転においても空気清浄機能が最大約5倍(※)に進化した。オープン価格、推定市場価格は11万8000円前後。

 

※同社従来機と比較した場合

 

吸い込み面積約2.4倍で、約53畳まで空気清浄

↑9月7日発売のシャープ プラズマクラスター空気清浄機<FP-S120>

 

新型コロナが5類の区分になったとはいえ、空気環境に対する関心は引き続き高い。そうしたなか、本格的な空気清浄性能を重視する傾向も高まっているという。シャープが2023年3月に実施したWEBアンケートでは「購入重視ポイント」の上位に菌やウイルスの作用抑制のほか、ハウスダストやホコリの集じん、花粉の除去などが並んだ。

 

また「購入時の希望タイプ」においては、加湿は不要あると回答した人が44.6%と半数近くに及んでいる。このことから、同社は「空気清浄」に特化しやすい加湿なしタイプのニーズが高まっていると想定。さらに、導入先の多様化が進んでいる。2年間で空気清浄機の設置率が約2倍まで拡大したことに着目し、一般家庭以外のニーズにも注目した。

 

今回発表されたプラズマクラスター空気清浄機<FP-S120>は、大風量、コンパクトサイズを実現。空気清浄の適用床面積約53畳、プラズマクラスター適用床面積約24畳、最大風量12立法メートル/分、8畳を約6分の清浄スピードで処理することが可能だ。

↑従来機との比較。右端のFU-S50の空気清浄適用床面積は約23畳。FP-S120(右から2つ目)は、倍以上の適用床面積対応でありながらほぼ同サイズというコンパクトさであることが分かる

 

空気清浄機の性能は、部屋の空気を吸い込む「風量」、粒子を空気清浄機へ引き寄せる「気流」、微小粒子を1回の吸引で捕集する「フィルター効率」で決まるという。従来の常識では大風量=大サイズだった。そのため、大空間に対応する性能と省スペース性の両立が課題となっていた。その課題解消のため、FP-S120では左右から空気を吸引する「両面吸い込み構造」を採用。吸い込み面積を同社従来機比約2.4倍まで拡大し、風量5立法メートル/分のサイズ感で空気の吸い込み能力向上を実現した。

↑「両面吸い込み構造」のイメージ

 

サイズを抑えたことで、一般家庭のリビングはもちろん、オフィスや飲食店に設置しても高い空気清浄性能を発揮することが可能となった。

↑公共空間での設置イメージ

 

左右両面からの吸い込み構造ということで、設置場所が気になると思う。これについて、同社 PCIヘルスケア事業部 PIC商品企画部 部長の松村勇樹氏は「本体と左右壁面との距離などは設定していません。従来機は3cm開けていただくようご案内をしていましたが、新機種ではそれより近くに設置していただいても問題ありません」と説明した。

 

3つの高性能フィルターを搭載

空気清浄を行うのは、「静電HEPAフィルター」「ダブル脱臭フィルター」「抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター」の3つ。静電HEPAフィルターは、室内に浮遊している花粉やPM2.5など、0.3マイクロメートルの微小粒子を99.97%以上(※)キャッチすることができる。交換が必要なのは、静電HEPAフィルター(5720円)と脱臭フィルター(4950円)で、交換目安は10年。

 

※フィルターの除去性能

↑FP-S120のカットモデル。左から「抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター」「ダブル脱臭フィルター」「静電HEPAフィルター」

 

また、「プラズマクラスター25000」を搭載しているので、静電HEPAフィルターで取り切れない付着ウイルスや付着花粉アレル物質の作用も抑制される。プラズマクラスターのイオン発生ユニット(3080円)の交換目安は約2年2か月。いずれも家電量販店、または同社公式サイトで購入することが可能だ。

 

「自動」運転時の空気清浄性能は従来機の約5倍

同機種の吸い込み性能の向上は、ファンの回転数抑制にもつながった。その結果、自動運転の最小風量時で、図書館よりも静かとされる36dBの低騒音に抑えながら、空気清浄性能を従来機比最大約5倍まで向上。運転開始30分後の粒子残存率が約9分の1(同社比)になるなど、微小粒子をより多く捕集し続ける進化を遂げた。

↑空気清浄スピード比較。左が「FP-S120」、右が既存モデル「FU-S50」。FP-S120の方は見る間に空気がきれいになっていった

 

また、Alotクラウドサービス「COCORO AIR」に対応し、スマホアプリを通して、曜日や時間ごとに運転モードの設定ができる新機能「タイマー機能」やフィルターなどの交換目安確認など、さまざまな限定機能を使用することが可能だ。

↑AloTクラウドサービス「COCORO AIR」の機能例

 

今後は、年内に台湾を皮切りに、ASEAN各国へ順次展開予定とのこと。2022年度には国内で稼働している空気清浄機の台数が約3000万台に達した。買い替え、買い増し需要は年間300万台を見込んでおり、同社はリーディングメーカーとして新規商品を中心に、2023年度にはプラズマクラスター累計2億台達成を目標に目指すという。

 

※本文中記載の価格はいずれも税込み

 

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「ザ・ショータイムって感じ!」家電のプロが映え系コーヒーメーカー「サイフォニスタ」をチェック

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は「【最新家電レビュー】タイガーの「サイフォニスタ」どう使う?お手入れは?【サイフォン式コーヒーメーカー】」をお届けします!

 

アメリカで好評のアイテムが日本でも発売

今年2月にタイガー魔法瓶は高級コーヒーメーカー市場に参入し、自動サイフォン式コーヒー抽出システム搭載コーヒーメーカー「Siphonysta(サイフォニスタ)」を発売しました。タイガーが培ってきたスチーム技術と熱制御技術を駆使して、サイフォン式コーヒーの抽出を自動化。瞬時にコーヒー粉全体を蒸らすスチームを発生させ、クリアかつ豆本来の香りと旨みを最大限に引き出すといいます。

ミニマルでモダンなデザインの「サイフォニスタ」の隣に座ったサリーさんが、紹介を始めます。

 

「先行してアメリカでクラウドファンディングが行われて、かなりの評判だったようで、満を持してようやく日本でも発売となりました。ここ(シリンダーの背後)がステンレスになっているので、コーヒーが抽出される様子が映ってすごくキレイだったり、普通のサイフォンとは実は粉と水の位置が反対だったりするのが面白い。淹れたコーヒーが上にフーッと上がっていって、まるでショーを見ているようで、そこがすごく楽しいんです。今日はどんな風に淹れるのかを実演しながら皆さんにご紹介したいと思います!」

 

長年培われたヒーター技術で美味しさを引き出す

撮影の際、天気が雨だからということで、UCCの雨の日用ブレンド「CAFE@HOME Rain Sound 雨の日に」を淹れることにしたサリーさん。まずは本体からシリンダーを取り外します。

「これがシリンダー。上に水を入れて下にコーヒーの粉を入れるんですけど、一旦取り外しましょう。はい、こんな風にシリンダーを(上下2つに)分解します。まずは下のシリンダーにフィルターをセットして、ここにコーヒーを入れてフタをします。上のシリンダーはお水を入れてフタをしたら、上下のフタを合わせてぎゅっとひねる。これで、お水とコーヒーの粉がセットできました」

上下のシリンダーをジョイントでつないで1つの筒状になったシリンダーを、本体に戻してセット。そして天板のボタンを押して、メニューを設定していきます。今日はどんな味わいのコーヒーにするのでしょうか?

「酸味か苦味、どちらを強くするか、薄くするか濃くするか。(それぞれ3段階で選べますが)今日はどちらも中ぐらいでいきましょうか。では、スタートを押します。瞬時にスチームが出て蒸らす技術、ここにタイガーさんの電気ケトルのヒーターの技術が使われているそうです」

 

目を楽しませてくれるコーヒーの噴水

蒸気が下のシリンダーに満ちて、コーヒーのいい香りが画面からも伝わってくるようです。出来上がり間近には、お待ちかねのショータイム。上のシリンダーに一気にコーヒーが上がっていきます。

「あっという間ではあるんですけど、わーって噴水みたいに噴き上がる様子が楽しいですよね。ここ(本体上部右)のレバーを引いて、自分で(カップに)入れるのも特徴なんです。そこもタイガーさんのこだわりだったみたいです」

ということで、淹れたコーヒーを実際に飲むことに。果たして、サイフォニスタで淹れたコーヒーのお味はどうだったのか……? このほか、サリーさんは気になるお手入れのしやすさについても解説しています。詳しくは、こちらの動画をチェックしてみてください!

 

このほか、最新動画を見たい方、最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

シャークの「棒みたいな多機能ドライヤー」は実際どう? 夏の旅先で家電ライターが実力チェック!

最近、いわゆる美容家電メーカー以外からの参入が相次いでいるドライヤー業界にまた一社、別業界の家電メーカーが参入します。アメリカ発のシャークニンジャが美容家電ブランド「Shark Beauty」(シャークビューティー)を立ち上げ、その第一弾としてヘアドライヤーを発表しました。同ブランドはすでに欧米では展開されていて、今回、日本に初上陸した形です。

 

シャークといえば掃除機のイメージ。なぜドライヤー? と意外に思う半面、同社のコードレス掃除機を知っている人なら、なるほどと納得してしまう……そんな機能が詰まったドライヤーです。

↑掃除機メーカーとして知られるSharkから、ヘアドライヤーが登場。気になるその機能とは?

 

スタイラーからドライヤーに早変わり

第一弾で登場したのは、ヘアドライからスタイリングまで1台で行えるマルチスタイリングドライヤー「Shark FlexStyle(シャーク フレックススタイル)」。I字型のドライヤー本体に複数のアクセサリーが付属。一見するとスタイリング専用に見えますが、ドライヤー本体の先端をひねると、ヘッドが短いドライヤーに変身し、そのままヘアドライに使えます。発売は9月上旬で、実売価格は3万4980円。

↑クルッとねじるワンアクションで、スタイラーからドライヤーに早替わり!

 

ドライヤーとしてはとてもスリムで、スタイラーモード時(I字の状態)のサイズは、H285×W45×D45mm、本体重量は約370g(コード含まず)で取り回しもカンタン。ブラシレスDCモーターを搭載し、風量は不明ながら風速はパワフルで、地肌までしっかり風が届きます。

 

風温は、髪を傷めにくい温度にこだわり、毎秒1000回の計測を行いながら90℃以下に制御。温度設定自体は、低温(約55℃)・中温(約78℃)・高温(約87℃)とクールモード(冷風)の4段階から選べるほか、押している間だけ冷風が出る「クールショット」ボタンも別に用意。風量は弱風・中風・強風の3段階から選べます。

 

さらにアクセサリーも豊富で機能的。エアカーラー35mm(右用/左用)、「ロールブラシ」「ワイドノズル」「つるツヤローラー」の4種類が付属し、I字型のドライヤーの先端に取り付けることでブローやカール、ストレート、ボリュームアップ、ツヤ出しが実現します。

↑左から、エアカーラー(左用・右用)、つるツヤローラー、ロールブラシ、ワイドノズル

 

「エアカーラー」は、風の力で髪が吸い付き、そのまま巻き付けられるというスタイリングツール。ヘアアイロンに比べて熱の温度が低いので、髪が傷みにくいメリットがあります。右巻きと左巻きがあるため、巻きたい向きに合わせて使い分けます。

↑発表会ではスタイリストによる実演も。髪がカーラーに吸い付くので、その状態でしっかり熱を与えたら、最後にクールショットで引き締めます

 

↑最後にスッと引き抜けば、くるんカールが完成

 

さらにぴょんぴょん飛び出る浮き毛対策も「つるツヤローラー」でなでつけるだけ。風の力で浮き毛が49%抑えられ、ツヤが71%アップするとしています。ほか、天然のイノシシの毛を使った「ロールブラシ」は、ボリュームアップや毛先をカールしたいときに使用。「ワイドノズル」を使うと風量が31%アップし、ピンポイントのブローやスタイリングに活用できます。このように、豊富なアクセサリーでさまざまなスタイリングができるのです。

 

本製品はコンセプト面でダイソンのDyson Airwrap(ダイソンエアラップ)マルチスタイラーによく似ていますが、独自性を感じさせるのは、やはりスタイラーからドライヤーに一瞬で“変身”するところ。ドライヤーとしてもじゅうぶんパワフルなので、もうドライヤーとスタイラー(またはヘアアイロン)を2台持ちしなくて済むかもしれません。そして、この“変身”する発想こそ、コードレス掃除機にパイプが曲がる「FLEX機能」を取り入れたシャークらしさではないかと思います。

↑シャークのコードレス掃除機に搭載された「FLEX機能」。パイプが曲がるので、低い場所も腰を屈めず掃除ができて便利です

 

夏の旅行に「Shark FlexStyle」は役立つか?

↑2泊3日の避暑地の旅行に「Shark FlexStyle」を持って行ってみました

 

この「Shark FlexStyle」は、スリムなので収納しやすいほか、バッグにも入れやすいので持ち運びにも便利、というのがウリの一つ。ということで、夏の旅行に持参してみました。筆者はいつも旅行に行くとき、ヘアドライヤーとヘアアイロンを持っていっていますが、これなら1台で済みます。ヘアアイロンではないので、しっかりカールが作れるか心配でしたが、荷物が大幅に減るのではありがたいです。

↑さすがにアクセサリーを全部持っていくとけっこうな量になりますが、ドライヤーとヘアアイロンを持っていくのに比べたら、だいぶコンパクトです

 

髪を洗った後、まずはドライヤーとして使用しました。風の力が強いので、地肌までしっかり風が届きます。吹き出し口が狭く風が広がりにくいためか、いわゆる速乾ドライヤーに比べると乾燥時間はかかりましたが、それでもいつもの1割増程度。じゅうぶん速乾といえそうです。ただ、スリムなドライヤー特有の、「ゴーッ」という風切り音は大きめ。

 

なお、この後エアカーラーでカールを作る場合は、ヘアドライは8割程度にとどめます。髪は濡れた状態のほうが形がつきやすいため、エアカーラーでカールを作りながら仕上げ乾燥をするイメージです。

↑ヘッドが短くなるので、髪に近づけやすいのも、この形状のメリット

 

Flex機能を使ったら、カーラーをつけ替えずに左右のカールが作れた!

続いては、エアカーラーを使ってカールを作ってみました。私は左利きなので、まずは左側のカールからトライ。髪を少量つまみ、エアカーラーを近づけると、毛先からひゅっと巻き付きます。あとは上下に動かしながら10秒ほど温めて形をつけたら、クールショットを10秒ほど。そっと外すと、しっかりカールができました!

↑毛束が多すぎましたが、しっかり巻き付いてくれました

 

↑なかなか華やかなカールができました

 

ちなみに毛束は少量ずつ取るのが基本ですが、ふだんヘアアイロンで大雑把にカールを作っている私は、つい多めに取ってしまいます。もっと細かく、しっかりしたカールが作りたい場合は、やはり毛束は少量ずつ取ったほうがいいと思います。

 

続いて右側のカールを作るために、カーラーを付け替えます。先ほどまで使っていたカーラーがかなり熱くなっているので、本体を触らないよう先端をつまみ、カーラーにチェンジ。しかし、自動的に巻き付くとはいえ、やはり利き手でない手でスタイリングするのは結構大変です。

 

と、ここでFlex機能が活躍! 再び左側のカールで使ったカーラーに戻し、ドライヤーをフレックススタイルに。すると巻き方の向きが変わるので、左手でもきれいにスタイリングできました。

↑少し角度に工夫が必要ですが、Flexスタイルにすれば、左手で持ったまま内巻きカールが作れました

 

最後に「ロールブラシ」で前髪をふわっと整え、頭頂部付近のバラついた髪を「つるツヤローラー」で押さえ込んだら完成! 1台で全体をきれいにまとめることができました。

↑本来なら、複数のヘアケアアイテムを使うか、少しコツがいるようなスタイリングがたった1台で完成! 多機能ぶりを実感しました

 

ちなみに、出来上がったカールはヘアアイロンに比べると熱が弱いため、やはり落ちやすいです。特に私の髪は細いためか、その傾向が大きいので、崩したくないときはヘアスプレーで固めてゆるふわ状態をキープしています。

 

ちょっと使いにくさを感じたのは、ボタンの位置。温風でカールを作ったあとに、「クールショット」で冷やして固めたいのですが、場所が分かりにくいので、毎回指で探ったり、鏡で確認したりしなければいけません。

↑ちょうど親指の位置に「クールショット」ボタンがありますが、触っても分かりにくいので、いつも探り探りです

 

その点を除けば、トータル的にとても使いやすく、便利なマルチスタイリングドライヤーだと思います。「カール機能は気になるけれど、使いこなせるか心配」という人でも、万一使いこなせなくても、ドライヤーとして、またくるくるドライヤーとして日常的に使えますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

↑カラーは、日本オリジナルの「フラミンゴピンク(HD434JPK)」(中央)ほか、「ストーン(HD434JSL)」(左)、「モカシルバー(HD434JBR)」(右)の3色展開